Aug 18, 2008
キンギョの祖先
東海大と国立遺伝学研究所が「金魚の祖先」をミトコンドリアDNAを分析することで特定(iza!)…お祭りなんかで目にする機会も多いきんぎょではありますが。その祖先は突然変異で赤くなったフナの一種「ヒブナ」と言われてきましたが…くわしいことまでは実は不明で。それが中国産のフナ「ギベリオ」だった、ということが判明しました…。
…ところで。「ギベリオ」というのは一体どんな魚なんでしょ…?
「ギベリオ」とGoogleで検索してみてもほとんどヒットせず。それでも色々調べてみると…ギベリオは「gibelio」と書くことが判明。じゃあ「gibelio」で検索かけてみると…
→Google検索:gibelio
なんかどっかで見たような単語が。日本にもいる「ギンブナ」の学名が"Carassius gibelio langsdorfi "なんだそうで。こういう学名てのは「属名・種小名」と並んでますんで「フナ属(Carassius)ギベリオ(gibelio)」と続きます。…では三つ目はなんだ、というと…この場合亜種になります。「亜種」というのは「種」と分けるには性質が近すぎるモノ同士を言います。例えばお互いで繁殖しても仔が残せるとか見た目はほとんど変わらない、とか。
つまりギベリオというのは中国にいるギンブナの近縁ってことか…。
が、どうにもそう簡単にはいかないようではあります。
他にも色々調べてみるとフナの分類てのは大変にややこしいもののようで。種の確定はもちろん亜種の判定なんかも難しいもんなんだそうで。…てことは簡単に「ギベリオ≒ギンブナ」とやってしまっていいものなのかどうか。自分も専門家や学者ってわけではありませんし…断定はできそうもありません…。
ただ…「金魚の祖先はフナ」てのは多分変わらないんじゃないのかな、と。ギベリオもフナの一種てことには違いないわけですし。
12:30 PM | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
Aug 12, 2008
結構食えるもんです
宮城県は大崎市田尻のビオトープ園「メダカの郷」で小学生が自然観察の後にザリガニ試食に「挑戦」(Yahoo!:毎日)…「挑戦」てのはどうなんだろ、とは思いますが。ザリガニの類は「エクルビス」という名でフランス料理などで食されていますし、アメリカザリガニの本場?アメリカでも「CrawFish」と呼ばれて茹でて食べたりしています。…中華料理でも素材として使うそうですし。食おう、と思ったら結構普通に食えるもんではないか、とは思うのですが。
…それでも、まあ…イメージてのはありますが。特にアメリカザリガニはあんましきれいではないドブなんかにいたりしますんで…そういうとこから敬遠→食えないとなっていても不思議ではありません。
そういう場合はくさみをとります。しばらく清水で飼育する、調理に酒を使う。色々あるもんではあります。
→アメリカザリガニ(Wikipedia)
実際のとこ、食えない動物てのはどれくらいいるもんなんだろう…と思う時があります。セキツイ動物辺りになってくると、自前で毒を作り出すよりも毒をあらかじめ持ってる生物食って自身に毒を貯めていくタイプが多くなってるような。もちろん、例えばヘビの類のように自分で毒作ってるのもいるんですが。…フグやヤドクガエルのように蓄積させていってるのもたしかに多いような。
そんな中で「本当に食べられない生物」てのはどれくらいいるもんなんでしょうか…。
実は植物でも「実はこういう成分が含まれててホントは危険」なんてのが結構いたりします。こないだはアジサイの葉を食べて中毒…なんてのもありましたし。でも動物で、となると。結構イメージで食えない、となってるのも多そうではあります。
例えばブラックバスやブルーギルという外来系の魚食魚とか。キャッチアンドリリースとかそういうのが定着していることもあってか「あれは食べられない」となってますけど別に毒があったりするわけではありません。かのエチゼンクラゲも食べることができます。…そんなに被害がひどいなら食ってしまえばいいのではないか、というのは前にもこの「あれこれ」で書きましたけど…なかなかそう行かないのは皆が食材として欲しがらないからで。需要がなければ供給できるもんではありません。でもこれがもし、何かでブレークしたらそういった被害も減るんでは…と思うのですがそう簡単にいくもんでもありません…。
ザリガニだって似たようなもんで。きちんと処理すれば本当は食べられるのにイメージが良くなくて誰も欲しがらない。非常にモッタイナイことだと指摘されても流通ルートに乗らない程度の小規模な消費じゃ意味がない。不景気な世の中なんですし、何かそういうのを上手く利用できないのかな…と思うのですが。
なお、ザリガニなどには寄生虫がいることがあります。鮭などの川魚にもいたりするんですが、最近はあえて冷凍させることでこっちは生食が可能になってきてます。が、ザリガニはそういうことするくらいなら茹でるなど火を通してしまった方が美味かったりします。…形状はイセエビなどに似てますけど、間違っても刺身にはしないようお願いいたします。
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Aug 11, 2008
二つほど 8/11
様々に二つほど。
一つ目。温暖化の影響で「リンゴの住み分け」崩壊?(Yahoo!:毎日)
日本のリンゴで…有名なのは青森。実は産地としては次に長野が来るんだそうで…青森は主に春先に販売、一方の長野は青森より気温が高いので年末に販売、と両巨頭の販売時期をずらすことでこれまでは「住み分け」できていたんだそうで。
しかし温暖化の影響で青森の気温が上昇(と言っても平均気温1℃程度の差なんですが…実はコレが大きい)長野の年末販売に介入できるようになってしまった、と。…対抗策?として新種の開発や収穫時期の早い品種への移行を検討している、ということなんですが。
…「住み分け」が崩壊すると何がヤバいのか、と言うと値崩れを起こす可能性があるからで。値崩れとは市場に出回る量が多すぎて値段が下がることを言います。もちろん「安くなるならいいんじゃないか」と簡単にはいかないわけで…そうなると安すぎてリンゴ農家の収入が減る→農家の数が減る→リンゴも減って今度は逆に高値に…とあちこちに影響出まくることになります。その辺がどうにも怖いお話ではあります。
二つ目。天敵よりも3倍速く成長する草食恐竜(Yahoo!:JIJI)
角などの「武器」を持たないカモノハシ竜の一種で、天敵となる肉食恐竜よりも速く成長することで優位に立とうとしていたのではないか…ということであります。…生き物てのは色んな手段駆使して生きてるんだな、と感じさせてくれる好例ではないか、と思うのですが…。
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Aug 01, 2008
実物はどんなモノ?
実際に見てみたい生き物、1位は「オジサン」(iza!)…これはgooで調査した結果のようですが。まあ、この手のヘンな名前てのは結構あるもんで、調べてみるとたしかに興味深いもんがあったりします。
→Google…それぞれ種名でググってみたりイメージ検索してみると面白いかも知れません。
なお、「オジサン」とは記事中にもあるように本州のどちらかと言えば西に分布する魚。二本の「ヒゲ」がありそこから「ヲジイサン」となり「オジサン」となった…とされてるそうですが、さて。
海の生き物は特徴的な名前(和名)がついてるモノが多いことでも知られています。
例えばスベスベマンジュウガニ、カイロウドウケツ、カシパン、などなど。この「カシパン」てのはトゲが分からないくらい短いウニの仲間で砂に潜ったりしてます。このカシパンの類、分類上の項目「科」ではスカシカシパン科になってます。…科の上に「亜目(あもく)」てのがあってこれはカシパン亜目。その上に「目(もく)」という分類項目があるんですが…それは「タコノマクラ目」と言います。結構でかい目で色々なウニが属してるんですが…こういうネーミングセンスてのは一体どこから来るんだろう、と思わせてしまいます。たしかにこの系統のウニは↑カシパンもそうなんですがトゲも非常に短く丸くて砂に埋まってたりして。
タコがちょいと横?になる時に、ぴったりではあります…。
…こういうセンスのある名前をつけて行ったのは東大かどこかの海洋動物の採集に関係してたある人物だ、てな話をどっかで聞いたような、そんな曖昧な記憶があるんですが…どんな方だったっけか、いや、そもそもこの話のソースが自分でも分かんないので調べようもないんですが…どっかの誰かのエッセイだったかなあ…でもそれ以外では聞かない話なんで自分の思い違いかなあ…時々あるにはあるんですが…他の話とごっちゃになってしまうケースてのが。
ところで。↑記事最後の方に載っている「ニッポンダカラ」ですけどこれは「日本だから」ではなくて「タカラガイ」という巻貝のくせに貝殻はあんまし巻いてない、しかしなかなかにキレイな貝の一種のことであります。昔、とある地域ではお金(銭)として使ってた…ということで「タカラ」の名前があるんだとか。
07:53 PM | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
Jul 30, 2008
ヒト以外でも
マレーシアの熱帯雨林、ハネオツバイ(Ptilocercus lowii)は日常的に飲酒(Yahoo!:JIJI)…これはヤシの一種の花の蜜が常に発酵していて、それをいつも呑んでる動物がいる…ということなんだそうで。さらにハネオツバイはアルコール分3.8%の蜜を常食としてきた(Yahoo!:WIRED VISION)とのこと。
…アルコール分3.8%と言えば記事中にもあるようにたしかにビールと同じくらい。いや、日本だとチューハイと同じくらい、と言った方が分かりやすいかも知れませんが…そんなの毎日常に呑んでて酔っ払わないのか? と言えば…血中のアルコール濃度は実は人間だとかなりヤバいレベルなんだそうで。でも、この動物は別に酔ってる様子もない、という…。たしかにアルコールを効率よく分解できる代謝系でも持ってるのかも知れません。
人間はなんで酔うか、と言えば…アルコールが体内に入ってそれを完全に分解しきれないからです。中でもアルコール分解酵素を持ってないヒトは呑んでもアルコールを分解できないので、すぐに酔ってしまいます。この辺、体質がアジア系とヨーロッパ系で違う、という話もあります(あっちの方がアルコールに対して耐性が高い人が多い、とか)けども。それでも大抵の人は自分の適量を守れば問題はありません。
酒、というのも不思議なもので。なぜ人間が呑むようになったか…やはり果物などが酵母によって自然下で発酵したのを呑んだのが始まりではないか、とされています。発酵が進むと独特な香りがしますからそれを好奇心からちょっと呑んでみた…というのが始まりだったのかも知れません。
ところで。「ツバイ」というのは外見はリスとかネズミとかに似ていますが、どっちかと言うとサルに近い哺乳類とされています。前肢の形だとか頭部の形だとか。そういうとこが原始的なサルに似てるから、とされているからですが…実は霊長類つまりはチンパンジーやヒトにも近い、とされてきてました。こういう種から進化してきたのではないか、ということではあります。
そのため「飲酒」もこの頃から連綿と続いてきたのでは…という話もあるようですが…さて? そこまで遡れるもんなんでしょうか…?
05:17 PM | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
Jul 02, 2008
二つほど 7/2
「海外」「生き物」で二つほど。
一つ目。学生の停学や野球部監督の解任などの措置が取られた「イタリアでの落書き」ですが…当のイタリアでは「こんな厳罰あり得ない」という論調(Yahoo!:毎日)なんだそうであります。
理由は…結構あちこちでこういう落書きがされているから、なんだそうで。それくらいは大したことない、ということなのかも知れませんが…。
まあ、こういうのは感覚の違いと言うか国民性の違いと言うか。日本ではそういうのは受け入れられない感覚ではあります。学生でも、ましてや監督が落書きなどもっての他である…と。
…ただ、↑のように落書き容認であってもイタリアの人が日本の建造物に落書きしてった、という話は聞かないなあ、と。空気読んだのかあるいはその辺は理解してるってことなんでしょうか…。
二つ目。寿命5ヶ月程度のカメレオン(Yahoo!:JIJI)…マダガスカルの「ラボーズカメレオン」は卵から孵って3ヶ月ほどで成体になり、翌月には産卵。そしてその翌月には死んでしまう…。一方卵の方は孵るまで約9ヶ月ほどもかかります。つまりは卵の期間の方が長いんだそうで。…しかし全体?の寿命も一年程度しかないんか…。
↑記事中の「3万種近い陸上の四肢動物の中でも、異例の寿命の短さ」(「」内元記事より引用)とあるように例えば魚ですと鮎なんかは一年でその生涯を終えますし、昆虫でもそういう例は見られます。生活史と言うか生活サイクルが他と非常に異なる(例えば幼虫期が非常に長いセミとか)というのはもちろんあるんですが…爬虫類はもちろん、哺乳類や両生類でこういうのは…たしかに今まで確認されたことってあるんだろうか、と。
…生き物てのは、まだまだ未知なことが多いものではあります。
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Jun 28, 2008
最古の四足
ラトビアで最古とみられる四足歩行生物の化石が発見(CNN)されました。年代的には約3億6500万年前と記事中にはあります。…いわゆる「恐竜」が栄えてた、とされるのが2億年くらい前ですから…それよりもずずっと古い話になります。とは言っても…なかなか実感のない数字ではあるのですが。何せ人間の祖先?とされる系統が存在してたのだって1000万年も昔ではないのですし。
今回見つかったのは「四足類」とも呼ばれる生き物であります。名前はベンタステガ・クロニカ(Ventastega curonica)。
系統から言うと「魚類」と「両生類」の間…むしろ「初期両生類」とも呼ばれてどっちかと言うと両生類側の生き物になります(厳密に言えば四足で歩いてるのは全部『四足類』になっちまうんですが…つまり人間は四足類ではない)。
外見上はワニのようなんでは…とされています。長い口と長い尾があって水中とか浅瀬うろついてりゃ大抵はワニみたいな外見になると思うんですが…食性も魚食だったのでは、とされています。これは歯の形状からでも分かることではあるんですが。
恐らくはエラと肺両方で呼吸していたのでは、とかそういう両生類的な特徴もあったんでは…と推測はされますが、さて、実際はどうなんだろう…? てなとこではあります。化石がめっかった、てだけでは骨格の特徴(基本的に両生類は爬虫類より体高が低い・骨格が貧弱・などなど)で判断できても細かいところまでは分からないわけですし。
それでも今後の研究によってそういうとこも次第に明らかになってくるんでは…と期待されます。何せ最古なわけですし。教科書なんかでは「魚類から両生類に進化して~」と簡単に書かれてますけど、実際はどこがどうなって魚類から進化してきたのか…なんてのはほとんど分かってないのが現状でもありますし。
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Jun 21, 2008
二つほど 6/21
何がなんだかよく分からない話題を…二つほど。
一つ目。ミネソタ州で警官が夜中3時に民家を訪れて「カギ開いてますよ」(CNN)
記事によれば警官二人は二階にまで行って、家の人を起こした…とのこと。やりすぎ感バリバリではあるのですが…ドアのカギもかかってなければ車庫もカギしてない、トラックにはカギ差したままでおまけにテレビつけっ放し、となるとさすがに。ノックしても出てこなかったってな話ですし。
…でもさすがにここまでは、という感じも否めますまい。日本だったらどうなるんでしょう…? 「男性は何か違反を犯したような気持ちに襲われたと振り返っている」(「」内↑元記事より引用)てのもなんだかミョーにリアルなんですが。
二つ目。ドワンゴで「犬にしか聞こえない聴域の着信音」配布開始(Yahoo!:MarkeZine)
要するにネタということなのかも知れませんが…たしかにヒトがたくさんいるところでの着信音が「ヒトには聞こえない」音だったら、たしかにある意味最強のマナー対策ではあるのですけれど。
「可聴域」という言葉があって、これはどれくらいの範囲の音が聞こえるか、というものなんですが…実はニンゲンてのはほとんど聴こえてない生き物なんだ…という話もあります。その点犬は結構広いです。犬笛というのもそういう「犬にしか聴こえない」範囲の音を出す笛なんですが…。
例えば犬のしつけに使うとかそういう用途もありそうですけど。…フツーに着信音としては聞き取れないわけですから…やっぱりネタ扱いってことでしょうか…。
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Jun 06, 2008
ウの話
岐阜県の古田肇知事らがペルーを訪れ、「鵜飼い」を描いた土器などを見学(Yahoo!:中日新聞)。この土器は1400年前のもの、とのことで。1300年以上の歴史があるとされる長良川の鵜飼いよりも古いことになるわけですが。
→モチェ期彩土器/酒器 鵜飼い(天野博物館)
→鵜飼い(Wikipedia)
…実際のとこはどこかで発祥して伝播、というわけではなく各地で自然発生したのではないか…という説も有力なようではあります。
日本に限らず色々な地域で見られる鵜飼いですが。「鵜」という鳥そのものが世界中に分布(種は違って近い種が~ということですが)しているために各地でも見られる漁法となっています。
鵜の特徴と言えば…黒系の羽色に長い首、小さめの頭に鋭いクチバシ…といったところでしょうか。クチバシの形にも特徴があって、↑の彩土器ではその形が再現されていたりします。羽色は、まあ、種や年齢なんかによって違いが出たりしますんで一概に「クロ」とは言い切れなかったりするもんではあるんですが。
その他行動としての特徴に「羽を広げて干す」というのがあります。
普通の鳥なら羽の付け根とかに水よけの脂を出す腺てのがあります(クチバシで羽の手入れする時になすりつけたりします)。これによって水を弾いて体が濡れたりするのを防ぐわけですが…これがあると水の中での動きに影響が出てしまいます。そのため鵜ではこれを利用せず、そのまま水の中へ。そのため羽は水を弾かず濡れてしまいます。で、ちょっと高いとこや日当たりのいいとこで翼を広げて乾かす、という行動が見られるわけです。
もちろん丸呑みする時に食道で一瞬にして魚を気絶させる(そのため無駄に暴れて質が落ちたりしない)、とかそういうのも特徴にはありますけれども…こういうのは海鳥では標準装備だったりするので鵜だけではないような。
それでも日本と海外の鵜飼いでは違いも結構あるようで。↑のWikipediaによれば…例えば日本だと鵜飼いが鵜を操作?しますが中国だと魚捕えた鵜が自分で戻って来る、とか。これは日本では成鳥を捕まえて馴らすのに対し、中国では家禽として飼い慣らしているから…とか。欧州でも鵜飼いは行なわれてたことがあるんですが、漁と言うよりむしろ貴族のスポーツだったとのことですし。
使うもん(鵜)の性質が近いと利用法(鵜飼い)も似てくるんでは…というお話でもあります。
08:50 PM | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
May 31, 2008
ねこねこ
沖縄県竹富町。日本一厳しい、とされる飼いネコ規制案を提出予定(iza!)。これはどういうことか、と言いますと「沖縄県竹富町」というのはあの西表島を含む自治体のことで…飼いネコからイリオモテヤマネコへのネコエイズ等病気の感染を防ぐ目的なんだそうであります。すでに「ネコの登録」「町から配布される首輪の装着」などを義務付ける「竹富町ネコ飼養条例」というのがあるんだそうですが…今回の提案はそれをさらにパワーアップさせたものになるとのことです。
→竹富町ホームページ
「ネコの検査・予防接種」「マイクロチップ埋め込み」「避妊・去勢」などが義務化される、というかなり厳しい内容ではあります。さらに飼いネコ以外のネコへのエサやりなんかも禁止される、とのことで…違反者には罰金などの罰則も制定される予定、と。
ここまでするもんか…と思うかも知れませんが、ここまでしないと飼いネコとヤマネコが接触する可能性を低くできない、という現状もあるわけで。ネコというのはかなり行動範囲が広い(と言うよりも意外な場所へでもするする入って行ってしまう)んで気をつけないと、知らないうちに思わぬ方向へコトが進んでる…ということも十分に考えられる事態ではあります。
ところが。ネコてのは当然都市部にもいます。そこで竹富町だけではなく都市部でもネコ規制ができないだろうか(iza!)、という話が出ているところもあるようではあります。
…イリオモテヤマネコは都会にはいませんから、この場合は単純に「人」と「ネコ」の付き合い方をどうするか、というところが問題になります。しかし…ペットとして飼ってるネコ好きな人も当然いれば、毎日毎日ノラネコにフンなどで苦しめられているネコ嫌いな人も、どっちも多数いる都会で簡単に規制ができるのかどうか、と…。
まずはイヌみたいに登録制にしてはどうか、とか思ってしまうんですが…こういうのも難しいのかなあ、どうなんでしょう…?
ちなみに。元々飼いネコの祖先はリビア辺りだった…という説があります。そして個体数もそれほど多くはなかった、と。そのため相手に出会えるチャンスが少なく、その少ないチャンスでもって子孫を増やすため多産系になった、という説も。…また違った見方もありますんで、コレが真実かどうかは分かりません。しかし、現在のネコがたくさん仔を産むのは事実なわけで…やはり増えすぎてしまうのも事実ではなんではあるんですが。
11:38 AM | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
May 30, 2008
ナゾの甲殻類
謎のプランクトン…1899年に発見されて以来、成体の確認ができていなかった「Y幼生」の人工変態に成功(Yahoo!:産経)。その幼体は「Y」からとって「イプシゴン(ypsigon)」と命名されました。これは「Y」をギリシャ語で表すと「イプシロン」になることから、だそうではあります。
正直なとこ…一体何がどんな話になってるんだかよく分からんかと思います。…自分も甲殻類の専門家ってわけでもないんですけども、調べてみると色々と面白いことが出てきたりするもんではあります…。
ノープリウス(Nauplius)・キプリス(Cyplis)
これらは一体何か、と言えば甲殻類(簡単に言えばカラを持った基本水棲の動物たち)の子供のことであります。なんで子供に複数の名前がついてるか、と言うと…カタチや性質が違っているからで。
ノープリウス幼生と言えば甲殻類では最も基本的な幼生…と言うか甲殻類は最初はみんなノープリウス幼生になります。で、そこからさらに色んな「幼生」へと変態を繰り返してやがて成体となる、というのが甲殻類の簡単な生活史ではあります。なお、ほとんどの幼生がプランクトン…つまりは水の中を浮遊していて、ミリ単位やそれ以下のごくごく小さい生き物ではあります。
例えばカニやエビなんかも甲殻類。もちろんノープリウス幼生もあるんですが…その後にも多数の幼生期を経て成体となります。
カニ:ノープリウス→ゾエア→メガロパ→
エビ:ノープリウス→ゾエア→ミシス→
…エビはミシスの後が種によってまちまち(イセエビなんかゾエアにならずにフィロソーマという別の幼生になりますし)だったりするので、まあ、これは一般的に共通っぽい幼生たち、ということになりますか。しかも…どの段階でタマゴから生まれてくるかもその種次第。極端な例だとサワガニはタマゴから成体とほぼ同じカタチの子ガニが生まれてきます。これはそういう幼生期を全部タマゴの中で済ませてしまうからではあります。
さらに同じ幼生の時でも何回か脱皮する種もいたりして。表記によってはミシス→ミシス→ミシスとかそういう方が正しい?場合があったりするようで。こういうとこ、「節足動物」という非常に大きなくくりだと一緒になる昆虫と似たようなところがあります。
↑の「Y幼生」の場合ノープリウス幼生からキプリス幼生へと変態することが確認されています(フジツボと同じタイプ)。で、今回は人工的にキプリス幼生から変態させた…ということが話題になっているわけです。ただ、この新しいカタチも成体ではなく幼体らしいのですが…。
うまくいけば百年来の難題?に回答が出るのかも知れませんが。
「成体が確認されていない」幼生の成体を確認するのに最も適した方法は、と言うと…飼ってみることになります。特にこういう小さな生き物の場合そうしないとドコ行ったか分からなくなったりしますし。が…百年経っても結果が出てないってことは何か特殊な条件が必要なんでしょうか…?
変態した幼体は「バーミゴン」という幼体に似ている、とのこと。
これはフクロムシという甲殻類がやはりノープリウス幼生→キプリス幼生と変態を繰り返してなる幼体で、コレがカニの体内に侵入してやがて成体になります。…フクロムシてのはカニに寄生する甲殻類なんです。てことはイプシゴンもやはり寄生するタイプなのか…。
その辺も含めてまだまだ分かってません。まあ、自然界なんてのは分かってないことの方が多いもんではあるんですが。
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May 27, 2008
実際は千差万別
夜型生活を改め、朝型生活にすることでメタボ対策にもなる(iza!)…「朝型の方が仕事の効率も良い」という本もあったりするそうで。たしかに「早起きは三文の得」とは言いますけども(せっかく早起きしてもたった三文しか得にならんのかいっ! ってネタがどっかにあったような)。
昼行性(朝型)か夜行性(夜型)か、てのは一般的に動物では感覚器の対応度合いによって違ってきたりします。まあ、一般的に、ですけど…視覚(目)に頼る動物は昼に行動して聴覚(耳)や嗅覚(鼻)に頼る動物は夜に行動する…と。たしかに明るい昼間は視覚が鋭い方が有利ですし、逆に暗い夜は視覚に頼らない感覚の方が有利ではあります。
が、もちろん例外も多数存在してるわけで。
例えば…メガネザル。顔に対して非常に大きな目を持ったサルの仲間ですが夜行性。少ない光でも見えるように目が大きくなったとされています。あるいは犬てのは嗅覚中心の生き物ではあるのですが基本昼に行動します(ヒトが飼い慣らした結果なのかも知れませんが)。昼に行動する聴覚中心のアナフクロウなんてのもいますし…こういうのの線引きてのは結構あいまいなのかも知れません。
ではヒトはどうか、と言えばこれは明らかに昼行性なわけで。視覚中心なのは言うまでもなく。特に現代人は暗闇では何も感知することができず行動すらできません…。
じゃあ、そんなわけならやっぱり朝型で生活するのが自然の道筋にも合ってるんじゃないのか…となるんですがそう簡単にいかないのもまた現状なわけで。ヒトの生活てのは文化的文明的にも複雑怪奇?に絡まり合ってしまっていて「昼」「夜」とこれも簡単に分けられるもんではなくなってしまっています。…夜型になる人の最もシンプルな理由が「仕事があるから」でしょうか。夜に起きていて仕事するんなら寝るのは昼になります。これを元々が昼行性なんだから朝型にしろ、仕事明けの朝からも起きて行動しとけ、と言われても無理が出てしまって逆に不健康になっちまいます。
その方が体にいい、自然なあり方なんだよ、と言われてもなあ…事情てもんがありますんで、なかなかに難しいもんではあります。
…もっとも…フツーにただ夜更かし大好きなだけで夜は遊びまわってて職場や学校でも昼間は半分寝てます…なんてのは論外ですが。そういう人たちこそ朝型にすべきなんでは、と思ってしまいますが。
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May 26, 2008
大きな、タマゴ
まだ被害の続いている四川大震災。やはり深刻な被害の出ている彭州市の小魚洞村では、地震の影響かニワトリが通常の5倍ほどもあるタマゴを(iza!)…。
災害の起こる前、というケースも多々ありますが…予期せぬ事態に見舞われた時に生き物が思わぬ行動をとる場合もあったりします。このニワトリもそういった例なのかも知れません…。
例えば植物だと「開花」という行動があります。
正確なとこはまだ分かってないようですが…樹を植え替えたりした場合。普段なら花なんか咲かせないはずなのになぜか開花してしまった…というケースがあったりします。状況が一変してしまったのでまず最初に「子孫を残そう」と思ってしまったのか…どうか。
あるいは台風や嵐で葉っぱを根こそぎ散らしてしまったサクラが季節外れの狂い咲き、というのは少し前にニュースでもありましたが。これは葉っぱを維持するコストが行き場を失って開花したのでは…ともされてるようですが、やはり詳しいことは分からないものではあります。
しかもコトは植物に限ったことではなく。…人間でもそうかも知れません。パニクった時に意識せずにあり得ない行動取ったりするのも、外からの大きな刺激を遮断するための一種の防衛行動だ…とかそういう話もあったりしますし。生き物の行動というのはまだまだ分からないことの方が多いものではあります。
…なお、余談ですが。タマゴを保存する場合はそのままでは中身が腐ってしまうので、小さな穴を開けて中身を全部出して、できれば中を洗浄すると良いんだそうです。
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May 13, 2008
暑いのか寒いのか
年々地球の気温は上昇している…とされています。そういう気温関係てのは結構デリケートなもんですから、暑くなってしまうと何かと不都合が起きたりするもんではあります。…でも、そういう「温暖化」を逆手にとってビジネスチャンスとしてしまう企業もある(iza!)ようではあります。…人間てな、なかなかにしぶといもんでもあります…。
自分も植木をいくつか持ってるもんで…暑さに対しても色々とあったりします。
→サンパチェンス(サカタのタネ)
マンションなんですが窓が西に向いてます。てことは日中は日が差さず夕方になって直射日光が情け容赦もなく降り注ぐ、という…なかなかにややこしい環境。しかも夏の日中はエアコン使う関係もあって外のベランダは酷暑状態。…暑さに強いのならいいんですが、そうでもないのだと確実に枯れてしまいます…。
そこで完全に室内置きにしてしまってます。しかも耐陰性があったり日影を好むようなのばかり揃えて。たしかに見栄えはあんまし良くないんですが(日中の光量がどうしても足りないんでみんな窓の方へ窓の方へと伸びてしまう)ここまで色々やってるんでなんとしてでも最後まで付き合ってやろう…とか考えてます。あれこれいじるのは結構楽しいもんですし。
しかし…暑さと言えば逆にここんとこの寒さはどうにかならんもんなんでしょうか…3月の中旬とか下旬とかテレビの天気予報では言ってましたが。てことは…2ヶ月くらい逆戻りしてるってことですか。まあ、もう数日したら平年どおりになるんでは、ということですが。
やっぱり適正?な気温の方がいいのかな、とかそんなことを思ってしまったりしてます…。
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May 10, 2008
二つほど 5/10
ちょいと長めに二つほど。
一つ目。聟島(むこじま)に移送のアホウドリのヒナ、もうすぐ巣立ち(iza!)。これは国の天然記念物でもあり絶滅危惧II類にも指定されているアホウドリ、これの保護のために鳥島から聟島へ10羽のヒナを移送する計画があって…その経過ということになります。
ご周知の通りアホウドリは1949年に一旦「絶滅宣言」が出されたものの二年後に鳥島で再発見される…という劇的な復活?を遂げた鳥でもあります。…絶滅の原因は人間が乱獲した、というのが一番大きいです。名前の通り地上では重い体を持て余すことが多く大量に殺されて羽毛を採取されていきました…。
海上に出ればその長い翼で悠々と長時間飛び回ることもできるのですが。
そのため繁殖地は離島のような地に限られてきました。人間だけではなく他の動物…例えば犬や猫の類であるとか。ネズミの類ですら卵の脅威になり得ます。火山島である鳥島はそういう意味でも繁殖地に適していたのですが…それが裏目に出るのではないか、という危惧もつきまとっていたわけです。
現在、アホウドリの大きな繁殖地というのは切り立ったガケの下、さらに傾斜地になってる場所なんだそうで。こういう場所だから「復活」できた、人間に見つかることもなかったのでは…とされていますが「傾斜地」のため卵が転がり落ちることもあり、別の候補地への誘導(デコイ:模型を使った誘導)も進んではいます。が、何より鳥島は火山島なので噴火してしまえば何らかの影響が出るのではないか…という懸念も。そこで噴火の心配のない聟島への移送が計画された、と…。
アホウドリてのは自分が育った場所へ戻ってきて営巣する習性があります。聟島でのヒナが育ってそして聟島で繁殖していってさらに数を増やしていけば…と強く願っていますが…さて。
二つ目。水晶ドクロ、まがい物と判明(iza!)…有名なオーパーツの一つでもある「水晶髑髏」なんですが。アステカ文明の栄華の極み、と言うかなんでこんなのが当時作られたなんだろう、ということで世界の謎的にも紹介されることもありますが…。
世界にはいくつかコレがあって、そのうちフランスのケ・ブランリ美術館蔵のものは16世紀のアステカどころか19世紀末くらいに作られたものだ、となってしまったわけで。…他のやつはどうなんだろう、とは思いますが。
…まあ、こういうのははっきり「まがい物だぁ」と言われるよりもその過程を愛でる、というかそのナゾめいた存在感を楽しむ、というか…無理に現実に引き戻さなくてもいいんではないかい? ってのはちと言いすぎですか…。
それでもああいうのが本当にあり得ない時代に造られたのかどうか、ってのにも実は興味あったりしますし。その辺のアンバランスさと言うかいいかげんさが人間の性なんかなあ、とも思ってしまいます。
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May 05, 2008
やっぱりなんか違うような
最近多摩川で捨てられたペットと見られる「外来魚」を多数発見、生態系への影響も懸念(Yahoo!:産経)…少し前からその傾向があったんですが…最近また増えてきたようではあります。コトは首都圏の多摩川だけではなく。全国でもこういうことは起きていたりします…。
「最期まで面倒見ろ」
基本的にはコレしか言いようがないわけですが。ただ、一部で指摘されているような「売りたいがために十分な説明もせずに大型魚の幼魚を売りつける」ショップであるとか…あるいは↑記事にもあるように「ゲームフィッシュとして繁殖目的で放流を繰り返す」ちょっとアタマの変な釣り人とか。…そうなるとまた別の言い方が必要になってくるのかも知れません。
一応、と言うか。日本の河川や池や湖では熱帯系の魚は冬を越せない、とされてきました。
実際熱帯系の魚は気温が下がると一気に調子が悪くなって、死んでしまいます(日本と緯度の近い温帯系の魚は大丈夫なんですが…↑記事中のガーパイクやノーザンパイクとか)。それが一部の河川では生活排水や工業排水なんかで常時気温の高いスポットがある…という話になってきたのは数十年前からでしょうか。小型魚の繁殖が確認されたりもしたものではあります。
しかし。排水が規制されるようになったのか…しばらくはそういう話も聞かなかったんですが(実際はまだまだ生き残っているらしいんですけども)…ここんとこまた聞くようになってきました。それも大型魚ですかい…。
魚を飼う、というのはある程度の設備投資があればそれほど難しいものではありません。そりゃ、高いのは天井知らずでン百とかン千万とかしますけどそういうのはめったにお目にかかれません。大型魚を飼うのだってフツーに会える魚そのものはどんなに高くたって万単位の話で、大きな水槽と浄化装置を合わせたって…何十万、とはいかないのではないか、と。
…以前なんかで代議士が逮捕されて。その息子が熱帯魚マニアだったらしく「億単位を魚に使ってました」とか報道されてましたが…一体何に使ったんだろうかと当時不思議に思ったもんではあります。逆に現在ならそれくらいかかるかも、てのはありますが。輸入規制やら何やらで異常に値が張るのがいるのも事実ですし。
しかも問題は魚だけではなく。魚よりもさらに設備投資の安い「鳥」ですとか「哺乳類」なんかでも似たようなことが起きています。…今でもいるんかなー…多摩川のセキセイインコ群やワカケホンセイインコ群。元々集団で生活するタイプだとカラスや何かにも襲われにくく、繁殖しやすい種類だとあっという間に二世三世が生まれてしまう、という…。
ある意味では当たり前なのかも知れませんが…将来的には当たり前に要にそういう魚が泳ぎ、そういう鳥が飛んでるのかも知れませんが。…やっぱりなんか違うような気がしてます。土着の種を守るとか生態系が、とかそういうのではなく。こっちの勝手な都合で無理やり連れ回しているような、なんかそんな感じで。
…まあ、ペットなんてのはそもそもがそういうもんではあるんですが。
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Apr 29, 2008
三つほど 4/29
「サイエンス」「生き物」「歴史」で三つほど。
一つ目。マレーシアで遺伝子操作した「蚊」の自然界放出を計画中(Technobahn)。
これは何が目的か、と言うと…蚊の撲滅です。遺伝子操作によって純然たる「不妊オス」を作り出して在来のメスと交配させる。できた卵から生まれた幼虫(ボウフラ)はもれなく死滅する…というものです。一部、というより柑橘系を荒らすミバエでは放射線などによって「不妊メス」を作り出して駆逐する、というのはこれまでも行なわれてきてます。が、遺伝子操作してまで…というのは前例がなく。…大丈夫なんだろうか、と、ちと不安になってしまいますが…。
二つ目。「一個5000円」のタネなしビワ、初出荷(iza!)。↑の遺伝子操作とは違ってこれは品種改良の成果の賜物ではあります。
ビワとと言えば真ん中に大きなタネがごろごろと入っていて、たしかにコレがなかったらどれだけ実が増えるんだろう、とか思ったりもしましたが。…それでも個人的には特に邪魔だなあ、と思ったことはないんですが。でもこれはこれで食べてみたいような気もします。味や香りも良い、とのことですし。…でも高いなあ…5000円あったら普通のビワが何個買えるんだろう…。
三つ目。インカ文明で見られる「頭部穿孔」は呪術的な意味ではなく高度な外科手術の跡(Technobahn)。某三つ目漫画では第三の目の跡、とやってましたが…実際は手術の跡ではないか、と。
昔々の文明となるとなんだか現代よりも劣っているんではないか…とかそういう風に思われがちですが、尺度が違うと言うかなんと言うか。ある部分においては現代より劣っていてもある部分においては現代より勝っていたりします。逆にこういう技術を現代でも応用して、というのは一つのやり方でもあるのですが。
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Apr 20, 2008
…怪物?
口はブタ、体はキツネ、目はウサギの『怪物』、中国は江西省宜春市の動物園で飼育中(Yahoo!:Record China)…しかも正体不明のまま七年間も飼育されていて、今も元気なんだそうです。飼育員の方の話だと「何でも食べてどんどん大きくなっていっている」とのことですが…。
Yahoo!記事のコメントにもあるんですけど、これって「怪物」でも何でもなくハクビシンのアルビノ(白化個体)なんじゃないのかな、と。
若干耳の形が違うような気もしますが、溝があるような独特な鼻の形してますし…全身真っ白で赤い目はアルビノの特徴ですし。尻尾が長いのもハクビシンの特徴の一つでもあります。ただ、こんな外見じゃあ最も大きな特徴である「鼻筋に白い線がある」てのが分からないもんであります…。
→Google イメージ検索:ハクビシン
日本にもいますが「ハクビシン」、これは台湾名で「白鼻芯」ということから付いた名前ですが…中国本土名では「果子狸」となるそうで。これはこの獣が食材として扱われている地域があるからなんではないか、と思われますが(あるいはジャコウネコ科特有の匂いのせい?)…かのSARS騒動の時に感染源の一つとされたのがこのハクビシンでした。だから今でも普通に食材として売られているのかどうかは…微妙なとこではあります。
日本では畑を荒らす害獣扱いされていてアライグマなんかと共に専門の駆逐業者がいたり、畑の方で捕獲したりしているんだそうです。
…そのアナグマやアライグマ、あるいはタヌキと間違われることも多いです。本来はあんまり町中などには出てこない方なので知らない人も多い動物ではあるんですが…近年になって意外と近い場所で見つかったりするようにもなってきます。「イヌだ」「ネコだ」「いや、なんだありゃ」と大騒ぎになったりしてたりします…。
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Apr 17, 2008
おすすめサイト「動物」
なんだか天気がヤバそうな関東地方ではありますが。今夜から明日にかけて強い雨や雷なんかも鳴るんだそうで、用心が必要ではあります。
…と、いうのとはあんまり関係ないんですが…カテゴリに「おすすめサイト」を追加してみたので、そのお披露目?を兼ねて二つくらい「おすすめサイト」を紹介してみたいと思います。なお、本サイト「信天庵」のリンク集にもリンクを貼らせて頂いています。
まずは…我孫子市鳥の博物館
千葉県は我孫子市にある鳥の博物館のサイトになります。ここの売り(というか特徴というか)は「ライブカメラ」でしょうか。やはり鳥に特化していて、フクロウとシジュウカラの巣箱をほぼリアルタイムで覗くことのできる「ライブカメラ」もあります(ただしフクロウは夜間はカメラ停止中)。その他「景観カメラ」という周辺の景色を見ることのできるカメラもあります。
見ていて即座に何かある、というわけではないのですけれど。…でもでも何かあるんじゃないか…とついつい長いこと見てしまったりします…。
次に…市場魚貝類図鑑 ぼうずコンニャク
魚名をGoogleで検索かけると必ずと言っていいほどここでヒットする、という…「あれこれ」でも何回か引用させて頂いている魚貝類ではピカ一のサイトです。
しかも。その魚貝類に関する知識だけではなくて、「食べる」というのがキーワードの一つになっています。ものによっては料理法が載っていたりしますし。さらに各地方での様々な呼び名に触れられるというのもかなり大きい要素ではあります。
元々こういう「お魚図鑑」には弱い方でして…やはりついつい知ってる魚名探して長いこと見てしまうサイトではあります。
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Apr 13, 2008
毒を持つ
本来熱帯や亜熱帯中心に発症してきた食中毒「シガテラ中毒」が本州でも(Yahoo!:読売)…元々は毒のない魚なんですが、特定のプランクトンを食べ続けるとそのプランクトンが持っていた「毒」が体内に蓄積していって結果、毒のある魚になってしまう…というのが「シガテラ毒」のメカニズムとされています。
→シガテラ食中毒について(沖縄県衛生環境研究所)
フグのように最初?から毒を持ってる、と分かる魚ではなく普通に食卓にのぼる可能性のある魚が毒を持っている場合がある、ということです(毒を持ちやすい魚というのが一応特定はされていて、獲っても食べたり流通させたりしないようになってるらしいんですが)。…そのフグだって自身の毒は特定の生物を食うことによって体内に蓄積させて行ってる…てな話がありますんで(だから無毒のトラフグを作ることも可能らしい…)こういう「食べて体内に毒を蓄積させる」というやり方はある意味普通なのかも知れません。
…そうは言っても食べる人間の側からすればたまったもんではないわけで。
何年か前にテレビでこの「シガテラ毒」のことをやってた記憶があります。太平洋かどっか、サンゴ礁に囲まれた南の島での言い伝え。『島周辺で船が難破したら近場の魚を食べてはいけない』…これを検証しよう、というものでしたが。
船が難破する=サンゴ礁に傷がつく=サンゴ礁に付着している特定のプランクトンに影響が出ているのでは…というものでした。ここにシガテラ毒が関連しているのでは…と、そういう風にもやっていましたが、いかんせん決定打に欠けるためはっきり言い切れない…と、結んでいた記憶があります。
シガテラ毒も実際にある程度のメカニズムは分かっているようですけど、じゃあ、どういう風に伝播していくのか、とかどれくらいの期間そういうプランクトン食ったら毒持つのか、なんてのは全然分かってません。ただ、そういう「毒を持つ生き物食った魚がやがて毒を持つようになる」ということが分かっているだけで…。
元々は熱帯亜熱帯中心で、それが本州つまりは温帯にまで広がってきている、というのはいわゆる地球温暖化の影響を懸念する声もあります。…その辺も実際はどうなんだか…まだまだ分からんもんではあります。どっかで気温が1℃上昇しただけで何らかの影響が出る場合もありますけど、3℃上がったって影響が出ない場合だってあります。
そう簡単に全部が分かってたまるかい、とは思うのですが…でも魚好きの自分としてはどうにかできんのかな、予防てのはやっぱり難しいのかな…と、やっぱり不安になってしまうのです。
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Apr 11, 2008
10万年の半分
四国のツキノワグマは本州のものとは異なる遺伝子タイプを持っている(Yahoo!:産経)…独自に進化、と記事中では紹介されています。そして、そういう希少種ゆえに保護策を…と続いています。すでに数十頭程度しかいないとのことですし。早急にそういう策を講じるべき、という意見には賛成であります。
ところで。そうは言っても本州産と四国産、外見上だと双方並べて見比べてみても見分けがつかないのではないのかな、と。シロウト目でもともかく、本州産にはない遺伝子タイプを持っている…という程度?ではなかなか判別できるもんではないんでは、と。
でも、ちょっと驚いたのは5万年で遺伝子レベルで差異が出てきちまうのか、ということで。もっと年数?必要なんかと思ってましたが。まあ、生物の状況や環境なんかによっても違ってくるのでしょうし、もっと短い単位で変化するのもいるのかも知れませんが。
外見上に明らかな違いが出るには…どれくらいかかるんだろう、と思ってしまったり。10万年の半分くらいじゃあ、まだまだなんではないのかな…と。
最近はどうなんだか知りませんが、以前は「動物園のサルはしばらくするとヒトに進化してしまう。そうなったらどうするんだ?」と本気で心配する方がいたそうですが。サルでもヒトでも一個体がいきなり別種になってしまう、ということはまずあり得ません。もしあったとしたら、そりゃ「進化」ではなく「変化」です。他の種になる「進化」というのは非常に長い年月を必要とします。それこそ百万年や一千万年という気の遠くなるような年月。
人間が類人猿と共通の祖先と分かれたのは…これは諸説ありますが400万年前とか800万年前とか言われております。そこから大量の時間を使って「ヒト」になってきたわけです。…西暦だって2000年程度、紀元前合わせたって1万年も経っておりますまい、いわゆる人間っぽい生活ができるようになってから、てのは。まだまだそんなもんではあるわけです。
さて…四国と本州。こういうのは地理的隔離とかそんな風にも言われますが。
一定数の個体がある程度の広さ(十分に生活・繁殖できる広さ)に「隔離」されてしまうと、元の集団とは違う方向へ進化、あるいは変化する…ということです。例えば離島であるとか。あるいは地震とか海面上昇など何らかの事情で生活域が分断されてしまった場合とか。そうなると元のとは違ったモノになる可能性が高くなります。
かのガラパゴス島のダーウィンフィンチは食性や環境からクチバシなど体の形を変えて行って、現在の十数種にまで分化していきました。…今では別の種になっているので適応した進化した、と言ってもいいかも知れません。が、これは相手は鳥なので地理的に隔離されただけでこうなったとは言いにくいものがあります。全くないってわけではないんですが。…それでも鳥ってのは実はそういう「どっかで何かの原因で分かれちまった」ケースが多いんではあります。地名+種名で名づけられてる亜種、てのは結構ありますし。
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Apr 10, 2008
あぶなげな両生類
ボルネオ島(カリマンタン島)で肺のない成体のカエル、発見(Tecnobahn)…写真(Yahoo!:REUTERS)
通常、カエルというのは幼生のオタマジャクシの段階では肺を持たずエラで呼吸、後に成体となって陸に上がると肺呼吸となる…と水から陸へ生活の場をシフトしていく、というのが基本的?な流れになります。…そういう普通のカエルとは大分違うなあ、と思うかも知れませんが…生物関係てのはこういう例が結構あったりするものではあります。
→両生類(Wikipedia)
このカエルは恐らくは肺の代わりに皮膚で呼吸をしているのではないか、とされています。…他に方法ないわけでもありますが。水の中にいるならばエラ呼吸が一般的ではありますけども、外見上もエラはなさそうですし。となると皮膚呼吸オンリーで呼吸してる…ということになりそうではあります。
…しかし…逆に肺があるくせにずっと水の中にいるカエル、てのもいたりして。ツメガエルの類なんかは成体になっても水の中、です。
そもそもカエルとかイモリとか、両生類てのはなんだか危うげ?あぶなげ?な印象を受けるモノが多いような気がしてます。一時有名になった(何年前の話やねん)ウーパールーパーというのもアホロートルという両生類のネオテニー(幼形成熟)で、しかもアルビノなので体が真っ白という代物でした。これは幼生(カエルで言うところのオタマジャクシ)のまんま性的に成熟(つまりは繁殖可能…通常のオタマジャクシなら無理)してしまった個体で、現在は原産地のメキシコでは保護されていて輸出はほとんどないのに日本のデパートのペット売り場で売っているのはきちんと?繁殖しているからで…つまりは幼生状態でも卵を産むことができる、ということになります。
なんでそんなことするか、と言えばその方が種にとって有利だから、です。こうすると一生水中にいることができるので、その方がいいんだそうで野生の個体はほとんどがこのネオテニーなんだそうで。でも、飼育下でも周囲の環境をいじくるとやはりきちんと?成体になって特徴でもある外に飛びだしたエラも消えるんだそうではあります。
が…そんな風にほいほい幼生・成体を選べてしまっていいのかどうか(当人?達は意識してないとは思いますけど)なんだかえらい不安定な連中だなあ、と思ってしまうわけです。
…いや、でも…生物に限らず物事なんてのはそんなもんなのかも知れませんが。決まりきったカタチなんぞなく、常に変化し続けるのが当然、というやつで…。
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Apr 07, 2008
マグロ立県
長崎県が2013年までに「マグロ養殖日本一の県」になる計画を発表(Yahoo!:毎日)しました。これは地域的にも有利なことに加えて昨今のクロマグロ事情もある、とのことで…減少している海産資源の一つとして今後に期待がかかるところではあります。
マグロの養殖というのは幼魚を獲ってきて育てる、というのが一般的なんだそうで。
「あれこれ」でも取り上げた「マグロの完全養殖」…つまりは養殖したマグロが卵を産んで、さらにそれを育てる…というのは近畿大学が成功しています。が、全国的に流通させたり食卓に普通にのぼるようになるにはまだまだ早い段階ではあります。…ウナギもそうなんですが…卵からかえってもうまく成長しなかったり、孵化率そのものも低かったり。なかなかうまくはいかないもんなんではあります。
一方で幼魚や若魚を捕えてきて育てる、というのは海外を拠点としても行なわれているんですが…こっちも結局は乱獲に繋がってしまう、ということで制限が設けられた地中海のケースもあったりしてなかなかに難しい情勢になりつつあります。クロマグロの漁獲高を抑えよう、という国際的な動きもありますし。
長崎県でもそういった事情を考えて、「完全養殖」も視野に入れての今回の「マグロ養殖日本一」なんだそうで…うまく行ってくれればいいなあ、と思います。
その他、ウナギもどっかがやってくれないかなあ…と密かに思っておるのですが…こっちも難しそうではあるんですが。マグロとは若干事情が違って、天然物の方が少ないのがウナギではあります。が、ヨーロッパや台湾からの稚魚輸入がなかなかに困難になってきてます。育てる稚魚がなければこれまでのような供給は見込めないわけで。こっちも完全養殖が成功はしていますがなかなか商業ベースに乗るほど大掛かりにはなってません。
…今後、こういうケースが増えていきそうでちょっと、いや、かなり心配ではあります。マグロやウナギの他にはタラとか。近海のサバも実はなんだかちょっと…てな声もありますし…。
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Apr 02, 2008
イメージの問題
「クローン家畜は安全かどうか」厚生労働省が内閣府・食品安全委員会に諮問(Yahoo!:読売)…技術的には「可能」でも実際は色々と問題のある「クローン」ですが。一応、米食品医薬品局(FDA)が「安全である」という宣言を今年1月に出してまして、それを受けて「クローン牛でも安全性に差異はない」(Yahoo!:産経)という判断が欧米でもなされています。
…これが日本でも承認される、となると流通が可能になるんですが。ただ、いくら安全性が認められても、ねえ? というのはあると思うのですが。
「あれこれ」でも何度か取り上げているクローンですが。基本的なとこをおさらいがてら記してみましょう…いや、正直書いてる自分も混乱してきたりするもんで(オイ。
最も基本的な事柄…「クローン」とは何か? 一般的な意味では「生物体を複製したもの」として使われます。最も身近な例としてはバナナでしょうか。食用バナナは実がなってもタネがならず、株分けなどによって栽培されてます。…つまりは今あるバナナの株は最初の親株のクローンだ、という言い方もできます。むしろ植物で株分けによって増えるのは全部クローンだ、とも言えます。
では動物ではどうだ、と言えばこれは単細胞動物辺りの細胞分裂による自己増殖とか。…若干意味合いが違うかも…あるいは単性生殖の…って、これは大分違うか。構造が複雑?になる分動物では自然界でのクローン、というのはなかなかお目にかかれるもんではありません。
では人間が作ってしまおう…というので受精卵に注目。受精卵も細胞であります。で、細胞には核という遺伝情報が入ってるケース?がある。じゃ、それを他の細胞…他の受精卵に移してみたらその核の情報を丸ごと入れ替えられるんじゃ…それを成長させて出来たのが「受精卵クローン」になります。こちらはすでに流通してるんだそうですが。
…しかし。実はこれ、流れ的にはフツーに仔が生まれるのとそれほど変わらないわけではあります。
そこで注目されたのが「体細胞クローン」で、これは成体の身体の一部の細胞の核を受精卵の核と入れ替えてしまおう、そうすれば元の身体情報と同じものを「複製」できる…! ということで1996年7月に初めての哺乳類体細胞クローン羊、ドリーが話題になったわけであります。
それから時代も技術も進んで、クローンてのは相当数作られるようになってきてます。それでもまだ100%成功、というわけにはいかないようでありますし…成功しても寿命が短い、などの弊害はまだまだ残っています。
ところで…そういう人為的に作られたモノを食って大丈夫なのか? という疑問は常について回るわけで。人間だけではありませんがよく分からないモノは口にしたくはないわけで。しかもクローン、というと必ず出てくる「独裁者が自分のクローン人間を大量に作って世界を支配する」という怪しげなイメージ(クローン作っても全部が赤ん坊なんで独裁者当人と全く同じにはなれない…)。そういうのが先行している今、果たして流通できるのかどうか? と。
…まずは正確なクローンの情報を周知させることから始めた方がいいのかなあ、とか思ってしまったり。別に無駄に怖がったりするもんでもないんですが、それでもやっぱりイメージの問題てのは大きそうですし。いくら国が承認したから、と言っても売れないんじゃ誰も流通させようとは思わないでしょうし。
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Mar 30, 2008
コシヒカリの祖先は…
実はあんまし美味くなかった、というお話。
日本で最も人気のあるコメの品種「コシヒカリ」のDNAを調査した結果、粘りのもとは「愛国」という品種に由来(@nifty:毎日)している、ということが分かったとのこと。「粘り」というのはご飯として炊いた時に重要視される要素の一つで…特に日本では粘りのあるコメの方が人気があります。
大まかには粘りのあるジャポニカ種、さらさらしているインディカ種、と分けることのできるコメの系統なんで

