06/23/2021
それは差別じゃなくて
「気に入らないから排除」なんでは。
戻ってきたマリリン像、物議を醸す(Yahoo!:AFPBBNews)。十年ぶりに展示、とのことですが十年前ならどうだったんだろうか、多分大抵の人々には歓迎されてたんでは・・・と。
もちろん全員が全員マリリン・モンローが好き、というわけではないので、当時も「あんなの展示すんな」という声はあったか、と思われますが。
今もそれと同様の感情なんではないか、と。ただし今は多様性を求めるために多様性を排除する、というかなりややこしい世情にになってきているので・・・感情の行き場がやはりややこしいことになってきているのが現状であります。
嫌なら嫌で、嫌いなら嫌いで別に問題はないわけです。
ただ、「これは性差別に繋がるから悪だ」と周囲の人に押し付けて回るのが迷惑だ、という話であります。だからそういう要求が来た時に「そうですか、でも展示しますね、うちはこれが好きなんで」と突っぱねても問題はない、はずなんですが・・・。
なんでか突っぱねると今度はゴネだして迷惑がさらに重なっていく、というケースがままあったりします。
多様性を求める、というのは「自分はコレが嫌だ」だけではなく「あなたはコレが好き」も認め合っていく、ということであります。小さな許容が積み重なって多様性を守る社会、とかそういうのになっていくはずなんですが・・・↑「自分はコレが嫌いだからあんたも嫌いなはずだ」と許容もへったくれもない考えだけでは多様性のある社会なんてのはなかなか実現しないような。
思い込みの緩和と少しの洞察力、それだけでも違ってくると思うのですが。・・・そもそも十年ぶりに展示、ということは相当数の人間が「復活」を待ちわびていたはずで。その思いを「ヤメろ」とあっさり切って捨てようというのは・・・あまりに酷な気もするんですが。
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01/08/2021
やりすぎ
「民主大国」世界に醜態・・・退任前のトランプ氏に罷免要求の論調(Yahoo!:時事)。次期大統領にバイデン氏を決める議会に支持者が乱入、死者まで出る・・・しかもそのきっかけまで作ってしまっては・・・醜態と言うか何と言うか、というところではあります。
大統領選の選挙結果に関しては、過去にも訴訟騒ぎがあったりしましたが・・・。
その時は負けそうになった側が「これ以上混乱を招きたくない」と訴訟を取り下げた、という経緯があります。しかし今回は明らかにトランプ氏はそういうことをしそうにないですし、さらには扇動まで、となると・・・。
そこまでキレイ事で進むことではない、ということもありますが。
日本の場合、↑こういうことを落選した側がやったりすると一気に批判が集中して後の人生にすら影響を与えそうですが。しかしトランプ氏の場合は自分はそうはならない、という自負?もあるのか・・・さすがにやりすぎ感は拭えません。
なんだかこの「暴走」も行き着くところまで来てしまったような気もします。いや・・・まだこの先、があるのかも知れません。状況によってはさらに悪化していく可能性もあります。
トランプ氏に関しては「次」がある、という話もあります。米大統領になれるのはいくつか条件がありますが「アメリカ生まれであること」と「大統領をすでに2期やっていない」ということがあります。1期は4年で、つまりは8年やってない、と。バイデン氏が大統領になっても「次」でまた・・・と。
・・・でもここまでやってしまって、さらに「次」を目指せるもんなのかどうか。それこそアメリカの「民主観」が問われそうですが・・・?
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11/09/2020
アメリカの、せんきょ
結局は民主党のジョー・バイデン氏が当確となりましたが・・・。
トランプ氏「勝利」ツイートで訴え続ける(Yahoo!:毎日)。競合?相手の現職・トランプ氏はあきらめていない、というのが連日の報道であります。
アメリカの大統領選挙は色々と特殊?な形態ではあります。
まず「有権者がストレートに候補者を選ぶ」という形式ではなく「州ごとに決められた選挙人を先に選ぶ」というカタチになっています。「どこそこ州の何人を誰それがゲット」というのはこのことであります。そしてその選挙人の過半数を得た候補が最有力となって次の「選挙人が選ぶ」本戦?に進む、ということになります。
この選挙人とはあらかじめ「どこ党に投票する」と表明している人たちで、本選挙ではほぼ100%表明している人物に票を投じる、ということになります。
・・・と言うことになってますが「どこ党は応援するけど今回の候補者はイヤだ」と対立する党に投票する例もゼロではないので・・・この本選挙で実は対立候補が有利になる、という可能性も実はゼロではなかったりします。
その他、どうしても決まらなかった場合は~、とか、裁判で連邦に訴えると~、とか色々コマカイ事情が複雑に絡んでいるので、バイデン氏が「勝った」と言い切れないのも事実であります。来年の大統領就任式、その時にその壇上に立った人物が当選、ということになりそうであります。
そしてちょっと面白い?のが通常(と言うかここんとこはほとんど)最初の「選挙人争い」の結果負けた方が勝った方に「あんたの勝ちだ」と電話するいわゆる「敗北宣言」を行う・・・というものであります。一種の通例みたいなもので、明確な決まりはないんだそうですが・・・
多分、トランプ氏は絶対そんなのしたくないんだろうなあ、と。意地でもどうにかしてやる、とかそんな気分なんだろうなあ・・・と。
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11/02/2020
色々ツッコめそうですが
犯人側の技術が高かったのか、医師の方がだまされやすかったのか・・・。
「アラジンのランプ」と偽って約980万円だまし取ったとして逮捕(AFPBBNews)。男二人とどっちかの妻が一人(こちらは逃走中)逮捕、とのことで・・・「医師は、ランプに魔法の力が一切ないことに気付いて警察に通報」(「」内↑記事より引用)というのはなかなかのパワーワードだなあ、と思ったら犯人側は実際に「ジーニー」を呼び出して見せた、と。で、医師の方も「これはホンモノだ」と信じ込んでしまった・・・と。
一体どんなスゴイ技術でもってそこまで信じ込ませたのか、そっちの方にむしろ興味あったりします。ただただ単純に演技が良かった、だけではないでしょうし。何をどうやったらそこまでできたのだろう・・・?
アラジンの魔法のランプ、と言えば某アニメや童話でも有名であります。ランプをこすると(綺麗にしようと磨くと)「魔法の精」が現れてなんでも願いを聞いてくれる。某アニメや映画の影響で青っぽい肌した大男で描かれることも多いですが・・・元々はどんなのだったのやら。
・・・余談ですが自分、この話をなんかの童話絵本で見た時にあの水差しみたいなのがランプだ、というのがどうしてもイメージとして結びつかず。アレの中に油入れて芯垂らして火を灯してたんだ・・・てことを知ったのは結構後になってからだったりします。
そもそもはアラビアンナイト(千夜一夜物語)の一節として知られていますが、実は原典にこの話は存在しないそうで。→アラジンと魔法のランプ(Wikipedia)
じゃあ本当はどこから来たんだ、てなことになりそうですが・・・まあ、雰囲気?重視?だとこういうお話があってもいいかな、とかそういうことになりそうではありますが(ただしアラブではなく中国)。
・・・この「千夜一夜物語」も(設定上の)出自がかなりハードなもので、しかも内容も結構ハードだったりします。何せ語り部の女性が己の命を先延ばしにするために「明日はもっと面白いお話をしますわ」と語り続けて千の夜・・・これは誇張かも知れんのですが。しかしその設定までも含めての「千夜一夜」ではあります。今では童話のように柔らかく紹介されていたりしますが・・・よく考えてみるととんでもない話だったりするのも含まれていたりします。興味のある方は調べてみると面白いかも知れません・・・。
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10/24/2020
役者が一枚上
最後の大統領候補討論会、バイデン候補勝利53%(Yahoo!:CNN)・・・前回の「最低の討論会」の時よりもトランプ大統領の方が追い上げている、という見方もできるんだそうですが、あっちのメディアというのは平気で「どっち寄り」を謳ったりするのでどこまで信用していいかどうかはちょっと分からない・・・。
何せCNNはトランプ大統領から「あんなフェイクニュース」と散々攻撃?されてるメディアですし。それがここまで持ち直している、となるとかえって良くなって?きている、ということなのかどうか・・・。
今回は「冷静な討論会」とかそんな風にも言われてます。相手の発言冒頭2分は自分のマイクが「オフ」されます。つまり、堂々と「割り込み」ができないようになってます。
・・・前回の割り込み上等の状態を改善、ということでしたが。しかし生の声で割り込むことは十分に可能なので(二人の間に距離はあっても声が届かないほどではない)トランプ大統領はそこまでするんではないか、とか言われていたんですが・・・。
フタを開けてみれば借りてきた猫のごとく大人しいものでありました。まあ、実際には結構激しいやり取りもあったようですが・・・双方ともに終始冷静に徹した観があるようであります。
正直なとこ、あのヤンチャな大統領にそんなことできたんか、とか思ったのですが・・・考えてみれば70を超えている上にテレビ司会者なんかも長年やって人気を博していたような人物であります。その辺の「引き出し」はまだまだあったんだろうな、と。やればできるじゃないか、ではなく、こういうこともできるんだよ、まだ他にも色々できるよ、と余裕がありそうなところではあります。
対してバイデン候補にそこまでできるか、と言えば・・・うーむ、。やっぱりトランプ大統領の方が役者が一枚上だったんではないか、と。その辺の「うまさ」がちょっと・・・と。
まあ、よその国のことではあるのですが。しかし今後の日本にも関係してくる話ではあるのですが・・・なんだか先行き不透明になってきたと言うかちょっと分からんなあ・・・と。
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10/21/2020
切り替えてしまう
米候補者討論会にマイク消音導入(Yahoo!:KYODO)。こないだの「罵り合い」への対策の一つとして・・・とのことですが、すでにホワイトハウスの会見では導入されている、という話もあるので・・・そうなると現職の方が慣れているか、と言えばその辺はあのトランプ氏ですから・・・何とも。
実際に導入されて結果?が思わしくなかったら変なシステム導入したからだ、とか言い出しそうですし。
そろそろ詰めの段階であります・・・米大統領選。かなーりキケンな話も出てますが、しかしまあ・・・選挙なんてのはそんなもんかも知れませんけども。日本だって実際のとこは分かったもんではありません・・・。
しかしまあ・・・テレビ討論会てのは大統領選のたびにやってるわけで。その時々に問題になって、「じゃあ切り替えちまえ」となっては・・・来なかったのだろうか、とか思ってしまいますが。
この辺、日本とは事情がかなり違っています。・・・日本の場合「公の場で候補者同士がぶつかり合う」ということはまずあり得ません(あるにはあるんですがかなり限定的)。あるのは・・・規定だらけの録画を深夜放送したりするくらい。捉え方の違い、と言えばそれまでですが。ある意味ではこれが日本の限界とも言えます。現状では日本では各候補者の「生の声」を聴くのは街頭が中心、ということでその内容はあまり濃いものではありません。
じゃあ日本でも・・・となってもテレビでやるにはあまりに限定的、と言うか制約が多すぎますし、じゃあネットで・・・となるとこっちも限定的で数が限られてしまう。まあ、そもそもアメリカがやってるからうちも・・・というのではすぐに破綻するのは明らかでありますが。
ともあれ今回ラストの米候補者討論会。・・・なーんか・・・ミョーなことにならなきゃいいんですが、とか思ってしまいますが・・・大丈夫なのかなあ・・・色んな意味で。
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10/09/2020
なんかモッタイナイ
第2回討論会の開催、流動的(Yahoo!:時事)。アメリカ大統領選のテレビ討論会であります。基本的に二大政党制のアメリカにあって共和党・民主党それぞれの候補がテレビで生放送で意見を述べ合い討論する。一般市民からの質問に答える、といった生々しい?コンテンツもあったりして大統領選のハイライトの一つでもあります。
これにより有利・不利になった候補がいたのはちょっと前にもここで触れましたが・・・同時にこないだのトランプ大統領vsバイデン候補の「泥仕合」についても触れましたが・・・。
直後にトランプ大統領が新型コロナに感染。隔離されたら討論会は難しいか・・・と皆が思っていたら三日で強行退院。・・・新薬含め薬漬けで無理やり退院したのでは・・・となって今に至ってます。
・・・討論会、と言えば飛沫感染のリスクがどうしても拭えません・・・。
そこで主催側は「オンライン討論会」を立案。するとトランプ大統領は「コンピューターの前でやっても意味がない」とこれを拒否。もし本当に「出ない」というのなら延期か、それとも中止か・・・となる、のかも知れんのですが・・・なんかモッタイナイな、と。
↑以前にここでも触れたケネディ候補vsニクソン副大統領の討論会。これはある意味「歴史的転換点」ではありました。・・・それまでは「討論会」と言えばどこかの会場で人を集めての「リアル討論会」が当たり前だったわけです。しかしそれではせいぜい数百人から数千人程度にしか直接話は伝わりません。
そこでテレビであります。・・・これなら数千どころか数万・数百万・・・いや当時であってもそれ以上にダイレクトに話が伝わるわけで。そこにきちんと目を付けて対策したケネディ候補が躍進した・・・ということでもあったわけです。
オンライン討論会、ということになればこれは世界中にも伝えることができるわけです。・・・もちろん一国の大統領選なわけですから、外国のそれも有権者でも何でもない人たちに見てもらっても・・・と、そうなるかと。しかし今後の展望、アメリカの現在の立ち位置からすればこれも一つの世界的躍進へのチャンスなんではないか、と見ることもできると思うのですが・・・。
今回だけにとどまらず今後にも影響を与える可能性を秘めてるオンライン討論会。・・・しかし、まあ・・・信用できない、とかそういうこと言うのなら仕方ないか、と。かつてテレビ討論会を甘く見たニクソン氏もそんな感じだったのでしょうし・・・。
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10/02/2020
やっぱり泥仕合
米討論会、「秩序保つ」対策導入へ(Yahoo!:AFP=時事)。先日行われたトランプ大統領vsバイデン候補のテレビ討論会の初回であります。・・・そのあまりの「カッコ悪さ」に「負けたのは当事者ではなくアメリカ」とかそんな言われ方もしてましたが・・・前回、四年前のトランプ候補vsクリントン候補の「討論会」の時も似たような論調になってましたし、結局はそういった「泥仕合」になるもんなのかも知れません。
有名なのはケネディ候補vs当時のニクソン副大統領の「テレビ対策」の話でしょうか・・・まだテレビが白黒で、今のように浸透してなかった頃(1960年代)で、服装もテレビ映えしない、しゃべり方も意識していない(病み上がりなのにメイクも断ったとか)ニクソン氏に対して「映える」服装にはっきりしたしゃべり方、映り方も研究していたケネディ氏に軍配が上がり・・・それが後の大統領選の勝利に繋がった、と。
無名ながら若いケネディ氏の方が「やり手」だった、という見方もありますが・・・。
そこからアメリカでは大統領選の「テレビ討論会」が一つの目玉となっていきました。これにより投票結果が大きく左右される・・・となってきたのですが、最終的に当選を望む二人の「激突」なわけで、そこに何らかの「発展」を望むのはある意味無意味なことかも、と。
「討論」というのはタテマエ上はお互いの意見をぶつけ合って高め合う、というものですが。これは日本でもそうなのですがなかなかそういった理想的な討論になっていくことはあまりなく・・・大抵はお互いをけなし合い蹴落とし合うことになるものであります。
その中で最も効果的?とされるのは相手の発言の途中に大声で割り込む(あるいは反応するまで一方的に割り込み続ける)ことで・・・これで相手が引いたら「勝った」と勘違いして己の主張のみを押し通す、というものであります。
一応?「そういうことするな」と前フリはしていたようですが、「どうせトランプは割り込んでくる」ということにはなっていたようで。しかも今回はバイデン氏も割り込んでくる、という・・・まあ、回数は全然違いますが・・・他国民からすれば「なんだかなあ」という状態ではありました。
それでもトランプ支持者からすれば「さすが俺たちのトランプだ、圧倒的じゃないか!」と、そういう感触にもなるとのことで。・・・いや、まあ、この辺はどこの国でも変わらんもんなのかも知れませんが・・・。
あまりに強引なこと続けると結局は周囲に悪影響しか与えない、というのもどこの国でも同じなわけですし。・・・見映えを気にしすぎるとやっぱりそういう風になっていく、ということなのかも知れませんが・・・。
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09/29/2020
わやくちゃ
少なくとも日本だったらこんなもんで済まないような。
トランプ大統領、所得税10年納めず? 本人否定(Yahoo!:KYODO)。本人は「これはフェイクニュースだ、民主党の陰謀だ」的なことを言ってますが・・・何でもアメリカの場合、大統領にこういう記録提出の義務はなく(別に自ら開示しても問題はないのでしょうけど)当人に示す意思はないようであります。
大統領選の直前のこの事態なわけですが・・・なんか平穏?すぎるような気もします。
脱税ではなく節税の結果、という見方もあります。
一般人でも「節税」はもちろんできますが、富豪の場合はちょっと色々方法があるようで・・・その一つを実施した結果が所得税をほとんど納めなくてもいい、となるとそれはなんだかやりすぎなんではないか・・・とか思ったりしますが・・・。
「そういう感情を持たれる」ということも含めての「節税」ということなのかどうか。その辺の感覚はやはり違うものなのかも知れません。
選挙のためにあれこれやるのは日本でもそうなのですが・・・あっちの場合はなんだか色々突出しているような気もします。・・・例えばトランプ氏が猛烈に反対している郵便投票。なんで反対してるか、と言えば民主党のバイデン候補の方が郵便投票では有利っぽいから、とのことですが・・・システム的にも色々あるとのことで、さらにはコレに絡んだ裁判も起きるだろう、そのために最高裁判事を・・・とか、まあ、わやくちゃであります。
そもそもアメリカ大統領選のシステム自体が複雑すぎるんだ、とかそんな声も。・・・まあ、その辺の事情は日本も同じようなもんではありますが。
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09/19/2020
いろいろとれる
アメリカ・TikTokのDLとウィーチャットの使用を20日から禁止へ(Yahoo!:AFP=時事)。これは「中国と繋がっているアプリだから」という声とそこまでは・・・という声と、そしてTikTokの普及に関しての色々など、様々な意見が出てくるかと思われます。
ただ・・・実際、中国政府がそういったアプリへの情報提供を求めることはないか、そして企業の側がそれに応じることはないか、となれば・・・日本や欧米とは違う構造の中国であります。そういうことがない、とは言い切れないのが現状であります。・・・思っている以上に中国という国は「中国」だったりします。欧米はもちろん、日本や韓国、あるいは東南アジア諸国とも大分違う国であります。
そういうのを回避するために米企業がTikTokのアメリカ法人を買収する・・・とかそういうことになってたはずなんですが、うまくいかなかったのか・・・。
しかしトランプ大統領の攻勢というのはスゴイもんで。よほど再選を目指したいのでしょうけど・・・なんか必死すぎて、なあ・・・と言うか・・・そこまでナショナリズムに訴えかけるもんなんか、とか。年齢からすれば、まあ、そんなもんかも知れんのですが。
どうにも哀れな独居老人のような気もしてきます・・・。
それでも国家元首なわけで。今後再選かどうか、となってもならなくてもしばらくは影響を与え続けるわけです、世界に。なんか対立候補もなんとなーく、アレだしなあ・・・と。
なんとかうまい落し処はなかったのか、というのが正直なとこであります。某携帯電話関連企業にしても。全くの拒絶! では進むもんも進まないでしょうに。これが再選のための手段の一つ、と言うのなら・・・いざ再選したらどうするんだろう、と。
また何かそういったネタを仕入れてくるのか、それともあちこちにケンカふっかけまくるのか・・・いずれにせよ、あんまし良いことになはならんような・・・。
02:47 AM | 固定リンク
09/18/2020
未完成は続く
サグラダ・ファミリア、2026年完成は不可能・・・コロナ禍で(Yahoo!:AFPBBnews)。建築家アントニ・ガウディの手により1882年に起工されたサグラダ・ファミリアですが・・・ガウディ没後100年となる2026年の完成は不可能になってしまった、という話であります。
・・・そもそも?と言うかガウディ自身も「完成には数百年かかる」としていた建物であります。その「未完成さ」も含めてのサグラダ・ファミリアである、とも言われていますが。
それが近年の技術革新により200年足らずで完成できる・・・ということになっていたわけであります。しかしそれも延期、ということに。
・・・個人的にはそこまで急がんでも、とか思ってしまっていたりしますが・・・しかし完成形を見てみたい、というのもないわけではないのですが・・・それでも建造中の美、と言うか作ってる最中も見れる、というのはなかなかないよなあ・・・とか思っていたりもしましたが(でも実物を見に行ったことはないのですが)。
ガウディの建築はよく「自然と一体になっている」とかそういう評が多いのですが、サグラダ・ファミリアに関してはなんかそういうのを超えてしまっているような、そんな気もしてました。それもやはり未完成だから、というのもあるかも知れません。
それでも今後も構築そのものは続く、ということで・・・ここで放棄、とかそういうことになるよりは・・・完成が先延ばしになった、というのはある意味そういう流れ?を持っている建物、ということなのかな・・・とかそんなことを思ったりもして。やはり数奇な運命を持ってるものなんだな、と。
ちなみに。前にこの「あれこれ」でも触れた記憶がありますが・・・建築許可が正式に下りたのは実は2019年になってからだった・・・というやはり妙な話もあったりします。それまで100年以上も実は「違法建築物」だった、という・・・。
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06/06/2020
こちらが品薄
日本だけではなく海外でも?
コロナ禍で自転車が品薄に・・・販売店の8割「在庫を懸念」(CNN) これはアメリカの話ですが、日本でも通勤電車のラッシュを避けたり、あるいは「密」になりにくいのでは・・・ということで自転車に人気が集まっている、とかそんな話であります。
他にもロックダウンが解除されたパリでは自転車専用道路が拡張された・・・とか。
実際、誰かと一緒に「歩く」「走る」よりも自転車の方が距離を取りやすく、「密」になりにくい・・・という側面があるにはありますが。しかし皆が欲しがって皆が所持して皆が自転車で走り回るようになったら・・・それはそれでまた「密」となりそうな・・・。
さらには海外と日本の自転車事情の差、というのもあります。
日本では自転車は自動車と歩行者の中間のいいとこ取り、みたいなイメージがまだまだ多く道交法上では禁止されている行為を平気で行う人もたくさんいます。例えば歩道上を自転車で爆走する、とか。が、海外では大抵の場合それは違反となり・・・場合によってはかなりの処罰を受けることにもなります。
まあ、道路事情の差、というのもありますが。日本の場合車道が極端に狭い場所(しかもクルマがばんばん通る)でも自転車専用路なんかないことも多く、歩道を行かないと逆に危ない、ということも多々あったりしますけども。
それから・・・多分価格も違うんじゃないのかなあ、と。日本だとそこそこの値段で手に入りますが、あっちだと結構いい値段しそうな。そうだと扱いもまた変わってきそうな・・・。
それに・・・通勤でクルマ使ってる人があっちでは多いような気がするのですが、その距離を自転車で走るのか・・・いや、通勤では使わずに、ということなのか・・・単純に運動で、ということなのか・・・。
ちょっと、いや、かなり事情の違う日本とあっちなんですが。しかし・・・自転車は売れている、ということに違いはない、ということになるのでしょうか・・・。
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05/27/2020
意外と単純な要素かも知れない
けれど、まだまだ分からない「ファクターX」
世界がいよいよ首を傾げる「日本はヌルい対策なのに奇妙に成功している」(Yahoo!:現代ビジネス) ・・・成功しているかどうかもまだまだ分からんのですが。ただ・・・別に日本だけ、じゃなくてアジア全体が「奇妙に成功」しているような気もします。
↑記事にもあるように、単純にマスクをする・しないの生活習慣によるものだけ、かも知れんのですが。
自分が個人的に最も気になったのは、どっかで見た「アジア人はすでにコロナウィルスの抗体を得ていた」説であります。これも確かめようもないのですが・・・今世界を脅かしている「新型コロナウィルス」ではなくその原型のウィルスに対する抗体をアジア人はどこかで得ていて、それが役になっているのでは・・・と。
どこかBCGに通じるものもありますが、そういう要素もあるのかも知れません。
あるいは複数の「ラッキー」が重なっての結果、ということも考えられます。いずれにせよ「奇妙に成功」しているだけ、という見方もできますので・・・「じゃあ日本人は新型コロナに強いんだ」と気を緩めまくるとその結果・・・ということになる可能性もあります。
実際にまだまだ分からんことだらけなのであります。もちろんなぜそうなったのか、という正確な検証が必要なのではありますけれど・・・それには時間がかかりそうであります。それよりも今できることを確実にこなしていった方が建設的?なのかも知れない・・・?
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05/03/2020
バカンス・・・
できるのかなあ・・・この夏とか。
欧州、どうなる夏のバカンス? 観光再開へ対応模索(Yahoo!:時事)。日本と違ってあっちは結構長めのバカンスを取るものですし。そろそろどうしようか、どこへ行こうか・・・なんて話も例年なら出てくる頃合なのでしょうけど、状況が状況なので、さて・・・ということになっているようであります。
ただ、国によってコロナ禍への対応もそれぞれであります。強固なロックダウンによって家から基本的に出るな、というところまでやっている国もあれば日本のように「自粛」でもってなんとかしよう、としている国もあります。
夏ころにはどうにかなるんじゃないか・・・。
という思いは世界中、特に北半球の人なら抱くものかと。・・・しかし実際のところはまだまだ分かりません。いまだに感染者は出ていますし、ここで仮に安全宣言なんぞ出しても疑いの目で見られるだけでしょう・・・。
そんな中でも経済活動や観光活動を強行に押してくる指導者、というのもいたりします。その結果がどうなるのか・・・その辺もまだまだナゾ、であります。もしかしたら意外とスッと騒動が収まってしまうかも知れんのですが・・・それはさすがになさそうであります。
しかも日本も状況が芳しい、というわけではなく。・・・しかし物事は少しずつでも変化していくものであります。来月、6月になった頃には・・・何らかの良い材料が見えてきていると願いたいのですが。
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04/30/2020
もう戻らない
しかし失いはしない。
グーグルCEO「世界は戻らない」デジタル化加速予測(Yahoo!:朝日新聞)。この世界の現状で「当面の間」はこの状態が続くかと思われます。一応?5/6までが日本の緊急事態宣言の期限?ですが・・・これもちょっと無理そうな。まだまだ「当面の間」自粛は続きそうであります。
これは世界全体でも言えることであります。一部では「もう規制は終わりだ!」的な盛り上がりを見せているところもありますが・・・今後はその舞台を変えて(例えば北半球が夏になったら今度は南半球が冬)まだまだ「当面の間」は続きそうであります。
それでも明けない夜はないわけであります。
が、その夜明けは果たして以前と同じものなのかどうか。人類の歴史の中でも何度も何度も変換期がありました。技術的な革新から世界的争いの果てに、あるいはちょっとした事象から大きく変わってしまったことも。
今回もその一つとなるのかどうか・・・もちろんまだまだ分かりませんが・・・。
↑デジタル化加速、というのもあくまでも予測であります。もしかしたら全然違う、今ではまだまだ予想もつかない方向へ世界が舵をきるのかも知れません。
それでも失いはしないわけです。
今までの変換期もそうだったように。失いはしません。変わるだけ。そしてそれに適応できたモノがまた新たな存在となって「次」に至る、という・・・ある意味で最もアタリマエなこと、なのかも知れません・・・。
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04/23/2020
色々と難しい
「全てのサーファーの皆さんへ」日本サーフィン連盟「禁止事項を必ず守ってください」(Yahoo!:SANSPO) これは連日の某昼の報道番組の冒頭での江ノ島の海の混雑からの指摘か、と思われますが・・・一種の「魔女狩り」的な行動にはやや恐怖を覚えるところではあります。
いわゆる「三密」を避けるべく、色々な手段が講じられてはいるのですが。
・・・個人的なとこですと、あんまり歩き回るのはなー・・・ということで人とは会いにくい深夜から早朝に歩いたりはしているのですけれど。しかしなんかの用事で昼の日中に出てみると・・・結構な数の人たちと会ったりします。早朝だと犬の散歩とかジョギングの人なんかもいるにはいるのです。が・・・なんで昼日中のそれなりの混雑の中にもジョギングの人がいたりするのだろう・・・?
正直なとこ、来月アタマでの「緊急事態を脱しました!」は無理だろうなあ・・・と。
もちろん早々に終わることを願ってはいるのですが。しかし状況が悪すぎる気がします。基本的に人が集まるようにはしない、というのが目的だったのですが・・・天気が良くなれば皆そういう場には集まる。習慣でそういう場にも集まる。店が閉まるのなら自宅でどうにかできるようにそれ関係の素材を集めるためにスーパーに集まる。
・・・これでは、なあ・・・と。
上からの押し付け締め付けで民がどうにからないのは過去の歴史にある通りであります。江戸期の日本人は大人しかったのか、と言えばそうでもなく。相当数の「反乱」に類する民衆からの動乱も起きていますし決して何もなかった、平穏な時代ではありません。
結局ニンゲンなんてのは目先の欲に飛びつくさもしい生き物なのであります。
じゃあそれを修正してやろう、ではなく、その流れに乗った挙動をしてやれば民衆は動いていくわけです。・・・今回のカギは「カネ」であります。それもスピーディな。・・・ただ・・・忘れてはいけないのは結局は何らかのダメージを国家は負う、ということであります。早急な補償をした、とされるヨーロッパの国々。しかし・・・彼らもやはり何らかの「痛み」を今でも負うことになっていますし。
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04/16/2020
企業によりけり
千差万別であります。
ウーバーやフィアット、自社製品の不使用を促す異例のCM放送(Yahoo!:CNN)。「ウーバー」と言っても日本では「ウーバー・イーツ」つまり食品や料理の宅配サービスが知られていますが、本来は「スマホで空いているクルマをシェアする」サービスであります。専用アプリを使って「近場で空いているクルマ」を探してお互い条件が合えば乗せてもらる、という内容なんですが・・・日本ではこれが「白タク」と見なされて結局導入は流れてしまっています。
CMの内容としては「カーシェアするより家にいよう」ということであります。フィアットも「クルマに乗ってどこかに行くよりは・・・」という内容であります。
これは「CM」という考えからするとたしかに異例ですが・・・昨今のコロナ禍のことからすれば納得できる話ではあります。
本当は今現在仕事で外に出なくてはいけない人たちをもっと家にとどめておきたいところなのですが・・・。
しかしそうもいかない事情もあります。・・・特に仕事に関しては。例えばネット保全事業などは? 水道や電気、ガスなどのライフラインを扱う仕事では? 他にも建築や食料品を扱う店など、全て在宅ではこなせない仕事もあるわけです。
ただ・・・別にそうでもない、ただ単純に適応力が低くて「ネットで仕事なんかできるわけない」という発想のまま今まで過ごしている企業があるのも事実であります。そういう場を変えていければ・・・とは思うのですが・・・。
なかなか変わらないのも事実であります。どうにか、とは思うのですが・・・。
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04/05/2020
近くても遠くても
近くて遠い国、ロシア「伸び伸びラーメン」に「甘いしょうゆ」(Yahoo!:北海道ニュースHUB) いや、まあ、その国事情それぞれなわけで。だるだるに伸びたラーメン・・・例えば福岡のうどんはさぬきうどんのような強いコシはなく、あっちでは柔らかい方が好まれる・・・と某有名司会者の人が強く提言していたりして。日本国内でもそういった差異は結構あるものであります。
だからよその国のことだし、そりゃあ、まあ、そういうこともあるだろうよ・・・と。
・・・いやしかし多分食えないだろうなあ・・・。
そもそも「ラーメン」や「カレー」なんてのは日本古来(どこまでが「古来」か、となると意見が分かれそうですが)のものではなく、舶来の品が日本に定着したものであります。定着していく過程でどんどん日本人好みに変化して、今に至っています。それと同様の過程をあっちでも経ているだけ、ということなのではありますが。
食生活、というのは実は結構みんな保守的なものであります。少しでも違うと「?」となりそれが大抵の場合は拒否へと繋がります。・・・中にはそこから「!」に変化して好みが変化していくこともありますが。しかし結構レアなケースと思われます。
もちろんどんな事象も保守に保守を重ねていけばいくほどどんどん萎縮して、やがては勢いを失っていくものであります。それを防ぐには新しい血、つまりは別の価値観や存在を導入していくのが最も効果的であります。が・・・それがなかなかできない・・・。
ラーメンだって「ロシアラーメン」とか言ってだるだるの伸び伸びの麺を出しても日本では受け入れられないでしょう。しかしそこから「何か」を掴んで日本の「何か」に生かすことができたら・・・?
もしかしたらその「何か」が大きく変わるかも知れません。が・・・失敗することも多々あることではあります・・・。
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03/17/2020
そういう流れ
ベネチアの運河、美しさ取り戻す?(Yahoo!:CNN) 新型コロナ(COVID-19)の感染拡大が続くイタリアでは観光地での観光客激減も続いています。人が来なくなれば観光地への「圧迫」が減って環境が改善されて水が澄んで来た・・・という現地の人の投稿が話題になっている、とのことなんですが。
しかし↑実際にはゴンドラの数が減ったことにより水中の泥も巻き上げが少なくなったことではないか、と・・・。
ベネチアのゴンドラ、とは「人力の舟」であります。今は観光目的がほとんどかと思われますが、かつては輸送の要でもありました。
そもそもが遠浅の海を埋め立ててできた町であります。しかし完璧には埋め立てられず・・・そのため市内には天然の水路が張り巡らされた格好となり・・・利便性も増しました(ある意味では)。
しかし現代になると人力のゴンドラよりもエンジンのついた船の方が便利、ということになります。が・・・そこまで広い水路ばかりではありません。大型の船の頻繁な運用まではできない、という事情はさほど変わっていないかと。
もっとも、太い運河なら運用は可能かと。しかし細く入り組んだ水路も多くあります。
将来的には海水面上昇により本格的に全市が水没してしまうのではないか、という懸念もあったりします。その対策の一つに実は「観光客を減らす」というのもあったりするのですが・・・ゴンドラの運用が減れば水際施設への損傷も減るのでは・・・今回のことはその「試験」という見方もできるかと。
実際、ここんとこ世界中の観光地に人が来すぎている、ということが問題になっていることが多々ありますし。その問題への一石になる・・・のかも知れません・・・。
07:26 PM | 固定リンク
02/24/2020
ポテト・イン
バーガーキングの「フライドポテトバーガー」に賛否両論(Yahoo!:CNN)・・・ニュージーランドでの話で、日本で発売されるか、と言えばそこら辺はまだまだ分からんらしいですが。
ハンバーガーのバンズでフライドポテトを挟む。・・・ベーコンを一緒に挟んだものもあるそうな・・・。
日本だとちょっと考えられない取り合わせかも知れんのですが、実際に「ポテトを挟む」系のパンはあるところにはあるらしいので・・・そういう場所だと違和感なく受け入れられるかも知れません。
よく関東系の人が関西系の人の「お好み焼きをおかずにご飯を食う」にやはり違和感を覚えたりしますが。
これも結局は「そういうものもある」という食文化、と言うかガキの頃からそういうもん食ってれば違和感も何もあったもんではないわけで。・・・これが逆に食のタブーがある人に無理やり食わせると大変なショックとなり、場合によっては命に関わることもある・・・というように人間というのは結構「食習慣」「食文化」に左右される向きがあります。
↑ポテトバーガーも「ああ、そういうのあるよね」で済んでしまう人と「はあ? あり得んわそんなん!」てな人に分かれてしまうのもある意味仕方ないことであります。・・・しかし中には「ヘンだけど食ってみるか」と恐る恐る食ってみてハマってしまった、なんてな人もいるので・・・そこからまた新たな「食」が生まれることもあるので・・・その辺も分からんと言えば分からん、という話だったりします。
個人的には。・・・食ってみたい気もするんですが・・・自分はバーガー系は持ち帰ってそれで一杯、ということもあり・・・その時には必ずポテトも添えるので・・・それが一緒になっちまったらなんか得したような損したような?なんか・・・ミョーな感覚に陥りそうな・・・。
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02/11/2020
実は・・・
クマ?
子犬と思いきや子グマ、庭に置かれた箱から見つかる(Yahoo!:CNN)。アメリカクロクマ、というのは日本のツキノワグマくらいの大きさきらいかと。生態もよく似ていますが、あちらでは比較的ポピュラー?なクマではあります。
ただ、当たり前ですが一般人がほいほい触れられる動物ではありません・・・。
その子グマがトレーナーにくるまれて箱の中に、しかも民家の庭に・・・となると、ナゼ? というのがかなり大きな疑問となります。
「おそらく子グマに偶然出くわした人物が箱に入れたものの、手元に置いておくことができないとわかって男性の家へ置き去りにしたのではないか」(「」内↑記事より引用)
というのがたしかにありそうであります。が・・・これも↑記事にあるように子育て中のクマは非常に神経質となります。グリズリーほどに凶暴、とはいかないクロクマでも十分に脅威となり得ます。そんな状況でどうやって子グマを手に入れてしまったのか・・・?
さらになんで箱に入れて民家の庭に放置したのか、というところもナゾであります。
あるいは、もしかして交通事故などで誤って母グマの命を奪ってしまって、その時に子グマを保護した・・・とかそういうことかも知れません(しかしそれなら関係施設ではなくなぜ民家に放置したのか・・・?)。
それでも↑記事末尾にあるように、子グマの匂いを母グマが辿ってきて・・・という悲劇にならなかったのは非常に幸運ではありました。しかし、一体、ナゼ・・・?
08:21 AM | 固定リンク
02/02/2020
離脱、となったけれど
・・・どうなるんでしょう・・・?
英国がEU離脱、歴史的転換点(Yahoo!:KYODO)。EU初の「離脱」であります。そもそもイギリスはEUには加盟していてもユーロを使わず自国通貨ポンドを使っていたりと結構独特?な立ち位置にありました。
それが・・・国民投票で離脱の意思、そこから離脱推進派の首相たちが行動開始、そして・・・離脱。
・・・↑こう書くとカンタンですが、実際にはかなりの苦悩と苦労と困難があったと思われます。もちろん離脱反対派も相当数国内にはいるわけで・・・今後の「経過様子見期間」内でもそこら辺の混乱はまだまだ続くかと思われます。
まあ・・・ヨーロッパを一つの国みたいにしてしまおう、と。
それまでは(今でも?)国同士の争いが絶えないヨーロッパであります。戦争もたくさん起き、そのたびに国家は疲弊。地域によっては何回も何回も違う国に征服されてはまた別の国が侵攻してきてそしてまた違う国が興きて・・・と日本やアメリカとはかなり事情の違う地帯ではあったわけです。
そしてEUが誕生、通貨も統一、出入国に基本的に制限を付けない、一つの国のように・・・と。
しかしそれでも波はいくつもいくつもぶつかってきては・・・何とかやり過ごし、波が来ては・・・やり過ごし。・・・そのうちにかなり事情が怪しくなってきたりもしましたが(テロや移民の問題などなど)・・・それでも。が、そんな中で英国の・・・離脱。
どうなるんでしょうか・・・ホントに。
たくさんの識者が色々な意見や説を展開しているのですが・・・正直、分からんなあ、と。前例的なもんがないわけではないのですが・・・それでもここまでの規模での「騒動」を国内外で起こしての離脱、ですし。
・・・ホント、どうなるんでしょうか・・・少なからず今後の日本にも影響を与える話でもありますし・・・。
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01/22/2020
懸念が増す
現状ではやや楽観視しすぎているかも・・・。
新型「人から人へ持続的感染」とWHO(Yahoo!)。中国は武漢での新型コロナウィルス感染であります。一部報道では武漢市長が「武漢から出るな、武漢へ来るな」と表明した・・・そこまでのことになっている、という話すらあります。
コロナウィルス自体はそれほど珍しいものではなく。日本でもどこでもフツーにそこらにいるウィルスであります。数十の種がいる中で数種程度が人に「悪さ」をしますが・・・それもいわゆる風邪のような症状が出てそれでおしまい、という程度であります。
が、今回のウィルスはどうもタチが良くないようで。
ウィルスというのは非常に微細な生物であります。かつては「無生物と生物の境界線上」とか言われてましたが、現在では「生物」のカテゴリ内に収まって?いるような。しかしその生活実態は非常にシンプルかつ生き物本来の姿そのものであります。
自己増殖。それだけがウィルスの生きる目的であります。
自己の遺伝子を対象物(何らかの細胞)に打ち込み、自分を増殖させるように仕向ける。その時に身体に良くないことが起きると病気、ということになります(そしてそうでもないのも多数)。そこには悪意も何にもなくただただ己の目的のために生きているだけ・・・であります。
そして世代交代が異常に早い、という特性もあります。ヒトなんぞよりも圧倒的なスピードで世代が変わっていきます。と言うことは何らかの変化が起きるとそれが即座に次世代以降に反映されていく、ということになります。
今回「人から人への持続的感染」が確認された・・・ということは大きな意味があります。これまで新型は人と人の間には感染することはあっても持続的には感染しないのでは・・・とされていました。しかしそれも急速な世代交代によって変化。今後はその強力なウィルスが世界的に伝播、パンデミックが起きる可能性が高くなった、ということになります。
これから中国はあちらの正月・・・春節が始まり大移動が始まります。行く先は日本もその筆頭に上がっています。・・・すでに日本でも感染が確認されていて・・・一人ですが一人でもいる、ということは潜在的にはもっといる可能性も高く・・・。
どこまで拡大を食い止められるか・・・? 実はかなり大変な状況ではあります・・・。
12:24 AM | 固定リンク
01/04/2020
ゼロではなく
完璧0.0%じゃなかったはずですし。
「ダイエット」飲料は体重減少を約束しない・・・米控訴裁(CNN)。この「ダイエット」表記に関しては以前もなんか似たような「これじゃ痩せないじゃないか!」的な裁判?告訴?があったような。・・・結構前からある商品名ではありますし・・・「分別のある消費者ならソフトドリンクの商品名に含まれる『ダイエット』という言葉が体重の減少や健康上の体重管理を約束するものではないことは理解できる」(「」内↑記事より引用)というところにも納得できるような。
・・・そもそも痩せたいのならそういうもん飲むなよ、というのもないではありませんが。
日常的にお茶を、緑茶を飲む文化?のある日本だとそこまでそういったソフトドリンク系ばかり飲まれることはなく・・・モノによっては「お茶=砂糖入り」という図式もなり立つこともあるあっちとでは、事情が大分違うという話もあります。まあ、要は甘いもんばかりだ、ということでもありますが。
ただ、そうなるとどうしてもカロリーの過剰摂取となり・・・肥満状態の人がどんどん増えていくことになります。
そこで砂糖の代わりに別のローカロリーの甘味料を、というのが「ダイエット飲料」の基本であります。それがきちんと機能?していれば問題はないのでしょうけど・・・。
個人的にはそれでもそういった「甘いけどカロリーほぼゼロ」というのが入り口になってることもあるんじゃないのかな・・・とか。甘いモノ、というのは好まれる傾向にありますが・・・どうしてもクセになるものではあります。ついつい、口にしてしまう。
結局飲んだだけで痩せるもんなんて早々あるわけない・・・というのも多くの人が認識しているところではないか、と。そういうことなんではないか・・・と思うのですが。
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09/13/2019
・・・奇病?
ノルウェーで犬に謎の病気、少なくとも約200頭発症、25頭死ぬ(AFPBB News)。数だけ見るとそれほど多く見えないかもかも知れませんが、↑記事によればノルウェーでは日本のような飼い犬登録制度がないそうで。と言うことは実数の把握が日本より困難、ということになります。
実際にはもっと発症しているのかも・・・と。数週間でこの数・・・となると。
ウェルシュ菌等による重度の腸感染症は共通しているようですが、それで全容が明らかになったわけではなく。全然別の要因の結果が「腸感染症」というだけかも知れず。しかも症例は様々で・・・複数の要因が関係しているかも知れない、とのことであります。
・・・もうちょっと研究・対策が進まないと何とも言えないところなのでしょうけど・・・。
犬だけに発症するのか、とか・・・ヒトへの感染の兆候はない、となっていますが今後はどうなるか分からんわけです。こういう病気では感染経路と言うか発症経路と言うか、どういう流れで病気が広まっていったか、というところも重要になってくるのですが・・・・その辺もまだまだ未解明なわけです。
もちろん結構あっけなく原因が解明されて、すぐに騒動が収まる・・・という可能性も十分にありますがその辺もまだまだ分からない・・・。
ノルウェー一国、あるいはオスロ周辺だけで収束するのか・・・それとも他の地域にも「飛び火」するのかどうか。・・・実際のところは世の中の病気なんてのは100%解明されているわけでもなく。まだまだ分かってないことの方が多いのが現状ではあります・・・。
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08/31/2019
United States Space Command
トランプ政権、「アメリカ宇宙軍」を復活(engadget日本版)。・・・本当は六つめの軍種、つまり陸軍、海軍、空軍、海兵隊、沿岸警備隊Ñい並ぶような存在にしたかったようですが、議会が難色を示したためとりあえず?統合軍の一つとして・・・復活、と。
「復活」ということは以前もあったのか、と言うと・・・やはり統合軍の一つとして1982年から2002年まで存在していました。いわゆる「米ソ冷戦」真っ盛りの頃であり・・・しかしある意味では皆に最も宇宙開発の熱が入っていた時代、かも知れません。
・・・ただ、まあ、「宇宙軍」と言ってもいきなり某宇宙戦艦だとか某空間戦闘用機だとかがばんばん出てくるわけではなく。
宇宙の軍事関連産業などを把握しておいて今後の「防衛」に役立てる、ということになっています。もちろんそのすそ野は結構広く。例えばサイバー犯罪防止なんかも含まれていたりします。恐らくは復活しても地味な作業が中心で、あまり話題にものぼらないようになるんでは・・・とか思っていますが(一応?日本でも似たような組織が立ち上がってはいますけども・・・こちらもどうなんだろう?)。
それでもやはり「宇宙軍」という響きから結構警戒したくもなってきます。・・・実際のとこ、宇宙関連技術の軍事転用なんてのは相当数ありますし。アメリカでも恐らくはロシアでも秘密裏に軍関係が宇宙で何かやってる・・・というのはその手のSFだけの話ではなさそうでありますし。
もちろん将来的に一般人が軌道上とか他天体への航路に存在できるようになったらなったで・・・その「軍」がまた何か色々あるかも知れんのですが。そこまではまだ、分かりませんどうなるかは。
ただ。やっぱりなんかどっかに「不安」があるなあ、と。いや、まあ・・・この政権だから、というのもありますけど。キナくさいのは技術の関係上ある意味仕方ないとしても。・・・しかしやろうと思ったら(人員と手間とお金さえあれば)結構とんでもないこともできるのが宇宙、というものだったりしますし。
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08/30/2019
その名は回転草
これだけ大量に、となると・・・!
「世界最悪の雑草」がカリフォルニア州を侵略する(Yahoo!:NEWSWEEK)。「タンブルウィード(tumbleweed)」と呼ばれる草の一群であります。よく使われる表現としては「西部劇でコロコロ転がっているアレ」とかそんなところでしょうか。
しかしこれは一つや二つなら風情あるものですが・・・これだけ大量に積み重なってくるなると風情も何もあったものではありません。
しかも↑記事ではオーストラリア産と南アフリカ産のハイブリッド、とのことで・・・大きさも尋常ではない、正に「世界最悪の雑草」であります。
「回転草」転がっているアレは草の一部であります。
この植物は時期が来ると球状になった地上部が枯れて分離します。分離すると風に吹かれるまま転がり出し・・・そして種をまき散らしていきます。当然風が強ければ強いほどあちこちへと飛ばされていくので有利になります。
そのため乾燥地帯に非常に適応しています。・・・逆に言えば日本のような湿度の高い、平原の少ない場所では不利、ということになりそうであります。例え侵入してきた、としても拡大は・・・ない?
・・・いや、その辺はちと分かりません。もしかしたら「高湿度仕様タンブルウィード」が生まれてくる可能性もゼロではありませんし。
実は一口の「タンブルウィード」と言ってもかなりの種が存在しているとのことで・・・それぞれに特性が違うようであります。中には人の役に立つ(食用のもあるとか)ものもあるらしいのですが、↑これほど迷惑なのもある、となると・・・?
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08/24/2019
冗談ではなかった その2
・・・まさか本当に破棄するとは。
日本とのGSOMIAを韓国が破棄、韓国とアメリカはどう報じた?(Yahoo!:HUFFPOST) 色々な問題が重なり合って、そして日本政府と韓国政府の間に「溝」ができて・・・最終的(だとまだいいんですが)にここまで来てしまいました。
・・・まあ・・・なんか個人的感情発露の結果、とかそんな風にも見えますけども・・・。
ここまで来てしまったので、もうどちらも後戻りできない状況ではあります。近くて遠い国、とはよく言ったものですが・・・これが「雨降って地固まる」的な流れになるのか、と言えば・・・どうなんでしょう?
今回の件はカンタンに言えば「軍事機密の一部を共有しましょう」協定を破棄した、ということであります。北朝鮮やロシア・中国の軍事的な動きに対して即応性がなくなる可能性が高まった、ということでもあります。
それはそれであまり大したことではない、という声や、いやいや最近の情勢からするとこれは由々しき事態だ・・・と反応は様々なんですが、これまで基本「日韓」だけのこじれだったとこへ「米国」「中国」「北朝鮮」を巻き込んでしまった辺りが・・・ちょっと。
大丈夫なんかな、というのが正直なとこで。いや、韓国が。
寸前まで伝えられていた「条件付き継続」とかそういうとこにしておいてじっくりやっていけば良かったんでは・・・とかそんなことまで思ってしまったりします。いや、ここんとこの韓国の狂乱ぶりがなんか一周回ってお芝居でも観ているような気になってきてしまって・・・。
しかし日本も正念場であります。ここで折れたら今後に響きますし、むやみに突っ込んでいくとこちらも二の舞になりかねません。
そういうとこの加減は・・・こちらも大丈夫なんかな、と。しかしここまで来たら最後?までいくしかない・・・。
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08/23/2019
冗談ではなかった
てっきりジョークか何かだと・・・。
デンマーク「無礼だ」北欧諸国もびっくりのトランプ大統領グリーンランド購入騒動(Yahoo!)。調べてみるといきない言い出したわけではないようですが。もちろんトランプ大統領の方にも「言い分」があって、もちろんそれなりの理由もあるんですが・・・しかしそれでデンマーク側が突っぱねたら「じゃあ、そっち行くの延期する」というのも・・・たしかに子供じみている、ような。
少なくとも交渉術としては上手ではないような。感情的にこじれてしまってはまとまるもんもまとまらないでしょうに。
今後、この「買収劇」がどう転んでいくかは分からんのですが・・・多分、ちょっと、無理になってしまったんではないでしょうか・・・買い取り。
そもそも「アメリカ合衆国」だってその領土の一部は別の国からの「買い取り」だったりしますけども。
もちろん今とは時代が違います。元来がその土地を所有していた在来の人たちから奪った、と言われても仕方ないような方式であります(しかし当時はそれがスタンダード)その土地を・・・アメリカに売ったりしてたわけです。
さすがにトランプ大統領もその時代の話までは持ち出さない、と思いますが。
時代が進んで1946年にはトルーマン大統領がグリーンランドの購入を打診したりはしています。実際、地政学的には重要な地だったりするのですが・・・それでも領土を「売る」「買う」というのは時代的に合ってないような気がします。
場所によってはかなーりシビアでデリケートな問題になっている「領土問題」をカネで解決する気か、とも取られかねませんし(グリーンランドだって自治領でデンマーク領ではありますが自治政府があったりしますし)そこら辺のイメージ的な戦略は・・・考えてないのかなあ、大統領は・・・?
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08/21/2019
ムカシのテレビ
アメリカ・頭にブラウン管テレビを被った男が、民家の軒先に旧型テレビを次々と置いていく事案(カラパイア)。・・・動画見る限りではホンモノのようで。いや、実際に玄関先に旧型のブラウン管テレビが置いてある、ということですから間違いなくホンモノだ・・・。
日本では現在↑こういうテレビはスイッチ入れても映らない(写るようにはできるけど)のですが・・・あっちではどうなんでしょうね、使おうと思えば使える、と、日本と似たような存在なんでしょうか・・・?
・・・アレ、結構重いと思うのですが。
液晶テレビよりもはるかに重いと思われます(動画の中でも抱え込んでいましたし)それを・・・60台ほども、となると。相当な重労働になりそうなんですが。
そしてその目的。・・・ただのイタズラにしては手が込んでいると言うか何と言うか。
仮に犯人が全てのテレビを所有している、とすると一体どれだけの数保有しているのか、とか? 去年も似たようなことがあった、となってますからさらに大量の「ムカシのテレビ」も持っている、ということに・・・?
ところで。動画を見ていて個人的に気になったのはわざわざテレビの画面の方を民家に向け直していたところ、でしょうか。・・・ただ置いていくだけならべつにどの方向でも良さそうなものですが・・・防犯カメラの中で犯人はくるりと回転して置いているような。さらに放置された後の画像も画面が全て民家の方を向いているような・・・?
だからと言ってそれが何だ、となるとやっぱり分からんのですが。・・・来年もやる、となると・・・さすがになんだか宗教めいたものまで感じてきてしまうのですが・・・。
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08/19/2019
カラスかトンビか
日本だと・・・そんな感じ? ・・・いや、「威力」が違うような?
米フロリダ州・クロコンドルの群れが民家を「占拠」住人も逃げ出す(CNN)。動画見る限りでは本当に「占拠」されているようで・・・これはかなり大変な事態ではあります。
クロコンドル(wikipedia)は北米南部から南米にかけて生息するコンドルであります。それほど大きくはないですが(街中で見るハシブトガラスよりちょい大きいくらい?)この類は非常に大きな翼を持っています。これはトンビなんかと同様に上昇気流を上手く利用するためであります。そのため、実際には結構大きく見えるかと。
習性としてはいわゆる「スカベンジャー」で死肉や腐肉を漁ります。そのためあまり良いイメージで見られなかったりします。
「コンドル」として有名なのはカリフォルニアコンドル(wikipedia)の方でしょうか。このコンドルはメーターを軽く超えるほどもあり、やはり翼も巨大であります。・・・クロコンドルの倍以上の大きさを誇ります。
しかし天然下の個体は非常にその数を減らし・・・目下保護活動により何とか種を存続でているような状況であります。
そのためかクロコンドルのように群れでは行動できず。・・・そう、↑動画の一番怖いところはその数かも知れません。日本でもカラスは群れますが、↑あれくらいの大群が民家に・・・と考えるとやはり相当に怖いことになります。
・・・ではなぜあんなに大群が? ということになりそうですが↑記事によれば、地域の別の住民による「餌付け」が原因ではないか、とのことで。・・・こういうとこは日本でもあまり大差ないのかも知れません。ハトやカラスの害、となると同様のことが言えますし。ただ・・・それだけではないことも往々にしてあるので注意が必要ではあります。
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07/06/2019
構図は意外と複雑
おんどりの鳴き声がうるさくて眠れない! フランスで裁判沙汰に(AFPBBNWES)。単なる?ご近所トラブルからの訴訟・・・という捉え方ももちろんできるのですが、コトはそう単純ではないようで・・・「地元民」vs「移住民」といった様相を呈してきているようであります。
こういうのは日本だと「にわとり」そのものではなく飼い主が被告に、ということになって結局はヒトvsヒトという構図に落ち着くものなのですが、ヨーロッパでは過去にも(結構昔からでも)「動物を被告とする裁判」というのはちょくちょくやっていたりします。その辺は考え方の違い、というものかと思われます。仮に動物に有罪判決出したとしてもその通りに服役したり罰金に応じるか、と言えば結局は飼い主次第、ということになってしまうものですし。
しかもこれが「地元民」vs「移住民」から「文化の捉え方の違い」的なものへと発展していくとまた話が変わって来ることになります。
この辺は日本でもUターンやIターンでのトラブル、といった事例は相当数あるもので・・・やはりこっちでも「文化の捉え方の違い」的なすれ違いからのトラブル、という意味では根っこは同じ、と言えるかも知れませんが。
そういう意味では古今東西、どこにでもあるトラブル、そこからの裁判、ということになる・・・のでしょうか・・・? まあ、今後の展開によってはまた色々と違ってきそうですが。
ところで。↑被告のにわとりモーリス君・・・画像を見る限りではかなり堂々としたものであります。実際、おんどりの朝の鳴き声、というのは結構響き渡るもので・・・やっぱり相当なものなのかなあ・・・。
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06/09/2019
100年以上
違法建築状態。
1882年に建築工事が始まったサグラダ・ファミリアに正式な「建築許可」が下りる(Yahoo!:JIJI=AFP)。137年前に建築が始まっているのですが・・・1885年に建築許可を当時の行政区に申請したところ(建築始まってから3年後・・・)返事が来なかった、と。
許可されたのかそうでもないのか、それとも無視されたのか何か不備があったのか。その辺は分からんのですが・・・。
しかしそれでも工事を続行した、ということになります。現代のようにここまで厳しいチェックが入らない頃だったのかそれともこういう「違法建築」はそれなりの数あったのか・・・その辺も分からんのですが、結局建築工事は現代にまで続くことになります。
違法ゆえに建築限界的なところもあるのかも知れんのですし・・・そもそも税金的にアレはどうなんだ? てな話がずっと上がってきてた、とのことで。
しかしそれでも「発覚」したのが2016年。
・・・その頃ともなると「まさか許可得てないとかあり得ないだろ」という流れになっていたのか。なお1880年代と言えば日本では明治期にあたります(1882年=明治15年)。西南戦争から10年と経っていない頃で・・・日本ではまだまだ明治期の混乱?が続いていた頃でもありました。
・・・いやしかし意外とこういう見落とし?というのは往々にしてあるものかも知れませんが。人間、思い込みというのは結構激しいものですし。しかも・・・許可済み、となっても・・・何か大きく変わるのだろうか、とかそんなことも思いますが・・・別に今までのままである意味問題はなかったんじゃ・・・とか(工事の進行には問題なさそうですが、倫理的法的には問題アリ、ではありますか)。
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05/22/2019
シェイクオンリー?
今日も海外マクドナルド関連なんですが。
スコットランドでEU離脱派候補にシェイクぶちまけ連発、警察がマックに販売自粛要請(CNN)。いまだに混迷のさ中にあるイギリスのEU離脱問題ですが。そんな中で「マックのシェイクを離脱派候補にぶちまける」動画が影響したのか同様の行為が連発。そのため警察からマックに「しばらく売らないでくれ」との自粛要請が・・・と。
これも日本だとちょっと考えらないかも知れません。一企業に官憲が・・・! とかそういう考え方で。
もっとも、自粛要請されたマックだってたまったもんではないでしょうし。自社製品がぶちまけられるために買われている・・・となるとあまりいい気持ちではないはずであります。
ただ・・・こういうのは規制してもまた次、といきそうで・・・。
ライバルのバーガーキングはシェイクの販売を継続。じゃあ、次はこっちか・・・というと多分そうでもなさそうで。恐らくは全然別の何かをまたぶちまけることになりそうではあります。
こういう時によく出てくる?のがタマゴなんですが・・・どうでしょうね・・・。
いずれにしても離脱問題が解決しないとこういった混乱が収まることはないわけで。しかし・・・ここまでこじれてしまうと・・・。
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05/21/2019
一種の連絡係?
オーストリア。パスポートなくしたらマックへ・・・アメリカ大使館が連携(CNN)。ちょっと面白い?と言うか興味深い取り組みであります。「パスポートなくした」だけに対応しているのではなく、ある程度の相談案件に関しても大使館への連絡係的な存在になれる・・・ということかと。
まず日本では(あるいは各国の日本大使館でも)あり得ないような取り組みでしょうし。
一昔前だと結構敷居が高かった観もある大使館なんですが、こういう風にも色々やれる、ということでもあるかな、と。
その一方でなんだか様々意見もあるようで。・・・まあ、仕方ないっちゃあ仕方ないかも知れませんが。これまでの在り方からすると。
しかし場合によってはスマホ丸ごと諸々なくした、とかそういうこともあるわけで。オンライン環境なんてのはその場その場によって違ってくるわけでもあります。ネット通じてない地域というのもあるでしょうし。デジタルデバイスが常に使える状況にある、と言い切れる場所しかないというわけでもないですし。
何かあったらどうにかできる可能性のある場所が一つでも増えるのは・・・決して悪いことではない、と思うのですが。
ただ、やや日本的?に考えるならば一企業にそこまで頼ってしまっていいのだろうか・・・とかそんな風に思ったりもします。緊急時ともなれば使えるもんは何でも使った方がいいのですが・・・それでも、なんか、その辺は・・・ちょっと気になるところではあります・・・。
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05/16/2019
なんでバレた?
南アフリカ。ケンタッキーを1年間タダで食べ続けた男、逮捕(Yahoo!:FINDERS)。無銭飲食、と言っても食うだけ食ってからいきなり逃走、とかそういうのではなく。関係者、それもかなり「上」の人を装って(リムジンまで用意して)視察、ということで商品をサービスさせていた・・・とのことであります。
まあ、もっともこれを1年間、違った店舗で実施・・・という辺りがちょっと「?」なとこではありますが。全然違う、遠くの都市にまで「遠征」してた・・・というのならまだしも。同じ都市の中で年に何度も同じ人が「視察」に来ていたらさすがに怪しまれそうなものですが。
・・・いや・・・その辺は「このエリアのマネージャーですから」とかそんな風に丸め込んでいたのかも知れません。これが何年も・・・となるとやはり怪しまれそうですが、1年くらいだと、まあ、そんなものかも・・・とかそういうことになりそうな。
↑こういう風に堂々としてれば結構バレない、という話もあります。
しかしそこには度胸とか下調べとかそういったクレバーな要素が欠かせません。つまりは頭とテクニックが必要になるわけで。・・・そういうことができるんならもっと他の、人の役に立つようなことやったらいいのに・・・というのもまたちょっと違う話で。こういう「犯罪」だからこそこういうことができる・・・という人間も少なからず存在します。
・・・それでも結局は逮捕されてしまったのですが。
このままそれこそ何年も続けることができていたら・・・どうなったんだろう、とかそんなことも思いますが。ここまで周到な犯人なら結構長く続けることも可能だったでしょうし。・・・しかしこういう時はちょっとしたミス?で見つかったりするものだったりもするのですが・・・。
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05/05/2019
そしてイェティ?
まさか続報が出て来るとは思ってなかったのですが。
インド軍が投稿の「イェティの足跡」ネパール軍が異議(Yahoo!:AFP=時事)。しかもインドとはちょっとビミョー?な距離感のあるネパールであります。ここへ中国が絡んできたりしたら・・・ヒマラヤですからあり得ないとも言い切れない・・・なんか話が違う方向へ行ってしまう?かも知れません。
・・・しかし「異議」の内容としては、まあ、たしかにそんなもんだろうなあ、と。
実際に以前の調査で「熊だ」ということになってますから、今回も「熊だろ」というのは・・・まあ、たしかに。あるいはここでインド軍が奮起?してもっと詳しいイェティの証拠を・・・! とかそういう展開もアリ、と言えばアリですか。
ただ、まあ・・・こういうのは一種ロマン的な事柄なので、「ああ、それ、イェティだよ。うん、うちも見たから知ってる」とかそういう流れになっていってたらなんか印象違ってたかも、とか(ついでのその後「それが何か?」とあえて突き放す、とかそういう反応もアリ、か・・・?)。
↑こういうマジメに「異議」となると・・・なんかもうちょっと遊び心的なもんがあっても、とか思ってしまいます。
もっとも。インドとネパールですからその辺はホントに難しいかもですが・・・さて。
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05/02/2019
そこにイェティ?
ヒマラヤでインド軍が「イェティの巨大足跡」発見(Yahoo!:REUTERS)。当のインド軍では「本物だ」という話になっていますが・・・実はちょっと前に似たような足跡と遺留物?が見つかったことがあって、調査してみたら熊のものだった・・・てなとこがありました。
今回のは・・・たしかに熊とはちょっと違うような気もしますが・・・。
かと言って、イェティの、つまりは二足歩行する毛深い大柄の生き物のか、と言えば・・・その辺も?どうなんだろう?てなとこではありますが・・・???
イェティとは「雪男」とも呼ばれる、UMAの定番生物でもあります。毛むくじゃらで、極寒の中をさまよう。怪力で大柄な・・・生き物。
他の呼び名もあるのですが、興味深いのは「雪の多い地方」では大抵こういった「雪男」的な存在がウワサされていたりします。今回はヒマラヤでしたが北米でも似たような話があります。・・・実際のとこはそれこそ熊と見間違えたんでは・・・とされています。いや、この時期熊は冬眠中だろ、という指摘もありそうですが、まれに冬眠中に起き出してくる熊、というのは実在してます。
・・・実はパッと見た時に「コレほんとに足跡か?」とか思ってしまってたんですが。
奥の方にいくつかあるのに手前には写っていない、とか。・・・まさか誰かが偽造したんじゃないだろうなあ・・・イタズラか? というのが個人的なとこだったりします。軍と言えどもそういうことする人間がいない、とは言い切れませんし。
そして。これもやはりUMAの宿命と言うか。見間違いかそうでないか、というのは必ず水掛け論となり・・・明確な「結論」はなかなか出てこないものだったりします。何、そのものスバリ(この場合イェティ)が出てくればそれでいいじゃないか・・・というのが至極最もな意見なんですが、それがなかなか出てこないからこうなってしまう・・・。
・・・でもまあ。
そういうとこも含めて色々想像して楽しむ、というのもアリかと思ってるんですが・・・さて今回はどうなんでしょうね・・・?
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02/06/2019
100歳から?
タバコは100歳から?
ハワイ州議会、タバコ購入年齢を100歳に引き上げる法案を審議(Yahoo!:CNN)・・・もし法案が可決、ということになるとハワイ州では事実上タバコ販売禁止、ということになる、かも知れませんが。まあ「段階的に100歳以上に」とのことなので、可決後即座に、ということではなさそうですが。
しかし欧米らしい、と言うか何と言うか。・・・100歳から、てのは。
アメリカは日本とちょっと違っていて「州」ごとに法律がビミョーに違っていたりします(日本の「都道府県」とはかなり違う立ち位置)。そのため仮にハワイで「100歳以上から」となっても他の州から買ってくれば問題ない、ということになりますが・・・位置的に、ちょっと。タバコ買いに太平洋を渡らないといけない、という・・・。
ただ、アメリカでも「タバコ税」というのはかなり大きな財源となっているのでその辺の「穴埋め」が必要となります。・・・それが「段階的に」ということなのかも知れませんが。
「たばこは人類史上、最も致死性の高い人工物だと考えられる」(「」内↑記事より引用)
という表現もちょっとアレですが(「身近な人工物」とかならともかく)ある意味では世界の流れ的には最も最先端だ・・・という見方もできます。・・・そして実際にやりそうなのも欧米らしい、と言うか。
日本ではここまで思い切ったことはできないかと。
それでも電子タバコや葉巻、かみタバコは含まれていない、とのことですから・・・もし可決してしまうとタバコ好きはみんなそっちへ流れて、税収面でもある程度ブレーキ?がかかる・・・とかそういうことも狙いなのかも知れませんが・・・?
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02/04/2019
そんなところから
香港・ポテトチップス用の輸入ジャガイモに手りゅう弾(Yahoo!:AFP=JIJI)。フランスから輸入したジャガイモの中に手りゅう弾が・・・たしかに見た目は似ていなくもない?ですが。
モノとしては第1次大戦時のドイツのもので、不発弾だったらしい・・・と。
実際爆発していたら大変なことになっていたわけですが、こういったモノは結構あちこちに眠っているものではあります。
この手りゅう弾も何かのはずみでジャガイモと一緒に「出荷」されてしまったわけで。
地中に眠るモノ、と言えば化石なんかもありますが、どっちかと言うと「遺物」的なものが多いのはやはり人の手が入っているから、かも知れません。耕したり土を入れ替えたりと作物を作るには手間がかかります。
そこへその土地に昔々に存在していた生き物の痕跡が・・・というのはちょっと、と思うのですが(しかし畑から化石、という例もゼロではありませんが)。
それでも意外なところに、そんなところに・・・というのは結構あったりするもので、それが意外な発見に繋がったりもするので侮れない、と言えば侮れないものではあります。
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02/01/2019
のうぎょうとこうぎょう
日欧EPA発効・・・ワイン、チーズなどが値下げ(Yahoo!:JIJI)。日本とEUの間での「関税撤廃」が今日から発効、あちらから輸入されるワインやチーズが安くなる・・・ということになります。
逆に日本からあちらへ輸出する結構な割合の工業製品への関税も撤廃。輸出しやすくなりますが・・・。
と言うことはあっちの「工業」とこっちの「農業」にそれぞれ影響が出る、かも、ということであります。
ざっくり言えばそういうことになるか、と思うのですが。
しかし例えばワインに関してはすでに撤廃されている国もありますし。そもそも欧州産ワインと言えば「高価」というイメージがいまだに残っている品ではあります。・・・高いワイン=美味いワイン、という一種の神話?もまだまだ残っている日本であります。そこでどれだけ「安価な欧州産ワイン」が売れるか、となると・・・?
「安っぽいワインじゃあねえ・・・」
とかそういうのが出てきそうではあります。
それでも一時に比べればそういうミョーな「特権意識」は薄れてきている観もあります。ここで欧州産が一気に攻勢をかけて南米産などの「大衆ワイン」を一掃・・・! といきたいところなのかも知れませんが・・・。
そうなると今度は日本産はどうなる、と。関税撤廃ということはあっちへの輸出もしやすくなる、ということなのですが容量の問題などもまだまだあったりするようですし。そうなると、まあ、そう単純に「安くなってヨカッタ」と喜べる話でもない・・・のかも知れません。
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01/16/2019
「くだらない物に向ける物欲しげな視線に満ちたいやらしさ」
マルタのアーチ岩跡にモニュメントを、建築家が提案(CNN:↑タイトルはこの記事から引用)。まあ、よその国のことなので何とも言えない、というのが真っ当?なところなのでしょうけど・・・。
いや、別にいらんやんか、そんなもん。
てのが個人的なとこだったりします。壊れてしまったのなら・・・誰かが故意に破壊した、とかならともかく・・・それも含めての「自然」なんではないかな・・・と。
まだコンセプトアートとのことなので↑記事での画像もそのものがそこへ確実に建つ、とまではまだ行ってないようですが。
明らかに人工物デス、的なモノを建てちまっていいものなのかどうなんだろうか、と。「モニュメント」「記念碑」とするのなら以前の姿をとどめるような、もっと自然物に近い方がまだいいんではないか、とかそんなことも思ってしまいますが。
・・・こういうのにはやはり生まれ育った国や地域による「考え方の差」が出てきてしまうものではあるのですが。それにしても・・・それでいいんだろうか、とやはり疑問が残ります。
繰り返しになりますが・・・よその国のことなのであまり言えないことではあるのです。が・・・もしこういうのを日本でやる、となるとかなりの反対が予想されます。で・・・よその国の人からしたら「なんで反対するの?」となってしまうんだろうなあ・・・と。
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01/05/2019
粋だけど粋じゃないような
キャセイパシフィック航空、ファーストクラス運賃を95%割引で販売(CNN)。もちろん今後ずっと割引・・・というものではなく。何らかの手違いでそうなって販売してしまった・・・というものかと。
こういう場合、間違ってでも安価で買ってしまった側と売ってしまった側で一悶着あるものなのですが。
キャセイ側はそのチケットも有効だ、とし
「私たちの素晴らしい、本当に素晴らしいサプライズ『スペシャル』を元日に購入された皆様へ。私たちの手違いでしたが、発行された航空券でのご搭乗をお待ちしています。これであなたの2019年も特別な年になりますように」(「」↑記事より引用)
と、粋な計らいを見せたのであります。
過去に日本でも「テレビの売価を安く表示してしまった」とかそういうのがあったものでしたが・・・。
実際「見た目」があり得ないので、普通なら「えー」と敬遠してしまいそうですが・・・逆にその安価で買い占めてやろう、とかそういう動きが出てきて売った側が大慌て、ということに。・・・結局どうなんたんだろう、その売価であの数売ったのかそれとも定価に戻したんだろうか・・・?
↑キャセイの場合は販売数がそれほど多くはなかったのか、「粋」な計らい、ということになりました。
・・・しかし一体どんな「手違い」だったのかその辺が気になるところではあるんですが・・・結構人為的ささいなミス、とかそういうこともありますんで・・・そうなると「粋」じゃあないよなあ・・・とかそんなことも思うのですが。
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01/03/2019
れんたい?
そう「単純」にいくのかどうか・・・?
ドイツ、「連帯税」廃止の声強まる(@nifty:時事)。ベルリンの壁が崩壊して・・・東西ドイツが「統合」されてから大分経ちました。何せ前世紀1990年に壁が崩壊、とのことですから「統一前」を知らない世代も増えている、ということになります。
・・・この辺、当のドイツ国内ではどうなんだろう・・・?
統一前は明らかな「東西格差」があり、それを是正するために導入された「連帯税」ですが・・・すでに意味をなしていない、廃止すべし、という声が高まっている、という話であります。
ドイツという国は第二次大戦で日本・イタリアと共に「敗戦」しています。そこら辺からの「事情」というのは今に至るまで様々残っていたりするのですが・・・「東西ドイツ」というのもその一つでありました。
それが1990年に「壁」が崩壊。
要は自由主義と共産主義の取り合いの結果だった国が統一、これから新しい時代が・・・! というところだったのですが・・・実際に起きたのはその「格差」であります。共産圏の影響を受けていた「東」の方が経済的にも力が弱く、どうにも「西」と馴染めない。・・・それは出身地による「格差」というところまで来るようになった、とのことであります。
どこの国でも「出身地による格差」というのは若干でもあるものなのですが・・・ドイツの場合はそれが顕著に現れるようになり・・・税金による解消へ、と。
・・・しかし今でも残っているとされる「格差」をどうするのか、その辺の話は・・・進んでいるのだろうか、と。よその国のことなので余計なお世話と言えば余計なお世話なんですが・・・やはり、気になるところではあります。・・・一説によれば戦後実は日本も「分割」されていたかも知れない、とかそういう話もあったりしますんで(どこまで真実かは分かりませんが)。
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12/10/2018
かつては粗食
しかし今は・・・。
メタボに苦しむタイの僧侶、半数近くが肥満とのデータも(Yahoo!:JIJI=AFP)。もっとも、正確なデータというのはなかなか難しいようなので、どこまで「肥満」かは分からんようなのですが・・・それでも昔とは事情が違ってきていることに違いはないようであります。
「喜捨」というのは仏教やイスラム教にある概念の一つで、「他へ自ら施しをすることで徳を積む」というものであります。
・・・徳を積んだらどうなるんだ、と尋ねるのはちょいヤボな気もしますが・・・宗教的に満足したり、来世での栄達が約束されたりするようになる、とか。・・・中東のバザール用の昔の建物なんかには地元金持ちが「喜捨」して建てた、なんてのもあったりします。その辺はそれぞれの考え方次第、ということになるかと。
・・・日本の仏教でも「行乞」というのはあるんですが・・・今ひとつ受け入れられていません。これはまたちょっと違った考え方のもとに立っているから、という見方もできます。
しかしタイではこれが当たり前なわけで。そしてお坊さんにはいっぱい食べてもらいたい。・・・ということで最近は高カロリーや高脂質・高糖分なものも増えてきて・・・メタボ、と。
仏教も宗派によっては身体を動かすのも修業の一環、というものもあるんですが(いわゆるカンフー映画で「ナントカ寺」が多いのはその辺りが一因)タイの場合はそうでもないのか・・・どうなんだろう・・・?
いずれにせよそういった「体を動かす」ことも含めて何らかの修業改革的?なものが必要になってきているのかも知れません。今と昔では喜捨の内容も大分違ってきてるのですから・・・その辺も、とか。
・・・まあ、国外の人間がどうこう言えるもんでもないとも思うのですが・・・それでも皆の幸せを願う僧侶にも自身の幸せを願う権利は備わっているはずですし・・・?
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11/22/2018
国情それぞれ
なので「こう!」とは言えませんが・・・。
スイスが「家畜の尊厳」問う国民投票へ(Yahoo!:ロイター)・・・その内容は「家畜の牛の角を除くべきかどうか」
正確には「角を残した農家に国から補助金を出すべき」というものですが、「除角」が通常の状態のようなのにその中で「家畜の尊厳」を守る一つの手として「保角」を推進すべきではないか・・・という発信のようであります。
日本では特に角を切ったりはしないようなのですが、こうしておいた方が良い、という判断がスイスでは従来あったようでこれが国民投票になるくらいになっている、ということであります。・・・なお、状況としては拮抗している、ということは少なからず「切るべきじゃない」と思っていたスイス国民も多かったのか・・・それとも近年の活動からそういう人たちが増えた、ということなのかも知れません。
動物のツノ、特に哺乳類の場合は「骨」が元になっていたりします。・・・もちろん例外はあって、サイの角は毛が密集したようなものだったりしますが。牛の場合は頭骨の一部が伸びたようなものであります。鹿の同じような構造ですがこっちは毎年生え変わるのに対し、牛はモノによっては一生伸び続けます。
・・・ということはやはり切除すると痛い、ということになるか、と。
体の一部を切る、というのはやはり負担のかかるものであります。一部の犬種や猫ではそういった「処置」が当たり前、ということもあったりしますが・・・その辺、やはり「不自然ではないか」という声が出てくるのはある意味当然ではあります。
ただし。家畜は経済動物という見方もできるわけで・・・こう言っちゃ何ですが人間のために生まれて人間のために死ぬ生き物であります。そこにそういう感傷的な話を持ち込むのはどうか、という意見が出てくるのもまた当然ではあります。
・・・そしてそこへその国それぞれの事情も絡んでくるわけで。だだっ広い牧場でゆったりと育成・・・というわけにもいかないのかも知れませんし、スイスにはスイスならではの事情もあるはずで。そこへ自分の国の感情で(うちの国ではやってないから、とか)「かわいそうだ」「あり得ない」と言うのは・・・正にお門違いであります。
結果はまだ出ていませんが・・・しかし「国情」というのもまた時間や状況によって変化していくものであります。「除角」が時代遅れ、ということになればまた事情も変わってくるわけですし・・・さて?
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09/11/2018
はにかむ
低所得者向け「ハチの巣」住宅が物議・・・スペイン(Yahoo!:JIJI=AFP)。日本のカプセルホテルを参考にした・・・とのことですが・・・現在の日本だとこういうタイプよりはもっと広い「ビジネスホテル」か、あるいは逆に狭くて法規制グレーの「ネットカフェ」か・・・と、色々あるような。
↑記事にもあるようにスペイン住居事情というのはなかなかに厳しいものであります。そして日本と少し違うのは「成人しても実家に住み続ける率」が結構高いという事情がある・・・と。
日本でもそれなりにそういう人はいるんですが、あちらの場合家賃が高すぎてそうせざるを得ない場合が多い、とのことであります。
しかしいつまでも実家に住んでるわけにもいかず。自身が結婚してしまったりするとまた話が違ってきますし・・・兄弟姉妹が多い場合はさらに複雑なことになりそうですし。
そこで低所得者向け、と言うより家賃をぎりぎりまで抑えた物件、ということなんではないか↑と思うのですが。いわゆる「風呂トイレ共同のアパート一室のみ」みたいなもので、これは日本でもかつては学生アパートなんかでは主流の方式?でありました。
・・・やはりこれも低所得者向け、だったのですが。貧乏学生向け、ということで。
そういった意味?では家賃高騰への方策の一手、という見方もできなくはないのですが・・・よその国の話ですし、そこへ日本の考えを落とし込むのはいかがなものか、とも思ってしまいます。
さらに↑こういった事情になっている原因の一つに「若年層の失職率の高さ」というのもあるそうで。そういったことへの総体的な対策も必要なのかもですが・・・この辺は日本も似たようなものであります・・・。
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08/24/2018
「プロ」と「シロウト」
世界で「ウーバー」規制の動き・・・タクシー保護、ロンドンも検討(Yahoo!:時事)。ニューヨークでも台数制限などの「規制」があるようで、この動きは世界に広がっていくか・・・という話であります。
「ウーバー」とは配車サービスの一種なんですが、ドライバーはいわゆる「プロ」ではなくその辺の「シロウト」であります。「配車」というより「乗り合い」と言うか、有料ヒッチハイクと言った方が早いかも知れません。
「ドライバー」は事前に会社に登録。町中を運転中に「どこそこで乗せて欲しい人がいる」との連絡を受けて、それが可能なら現場へ。そして「客」を乗せ・・・目的地まで。しかしその場で「料金」を支払うのではなく「客」が会社に支払い、そのうちの何割かを「ドライバー」が受け取る、という仕組みになっています。
フツーに「プロ」に頼むより安いので世界中に広がりつつありますが・・・問題も相当数出てきています。
まず「これは営業運転ではないか?」ということ。・・・報酬を受け取っているので「営業運転じゃないか」と言うのは日本などではそういう見解となっているようで、少し前に「実証実験」的なものが行われたきりで導入?の動きはないようであります。
もちろんこれは国や地域によって解釈が異なります。「営業運転」に対して例えば免許に制限を設けたりクルマにも規制を設けたりする国がある一方、別にそこまで厳しくはないよ、という場所もあったりします。そういう場所ではこういう↑サービスも有効かも知れんのですが・・・。
当たり前ですが「プロ」である「タクシー業界」は猛反発しています(明治期の文明開化『汽車vs人力車』に例えた人もいましたが・・・)。「シロウト」の分、安くなって「客」が奪われてしまう・・・。
同時に「シロウト」の短所も出てきています。事故ったりした場合はどうなるんだ、とか。「プロ」なら保証も色々あるんですが「シロウト」はそこまでできない。さらに「プロ意識」のない「シロウト」の場合は・・・トラブルに発展するケースも出てきています。
そして。これも結構大きいと思うのですが・・・「スマホ」と「クレジットカード」が必須、という点であります。スマホアプリを介して配車したり連絡したり。クレジットカード決済が主、というところも。その方が早くて便利、という一方そういったモノを持ってない人たちは、じゃあ、一切利用するなということか・・・と。
少し展開が早いのかな、という気もします。スマホを介さずに別ツールで参加可能にする、とか、一定以上の「制限」を自主的に導入する・・・とか。ヒトは誰でも安い方に飛びつくもんですが、安いには安いなりの理由があって、そこら辺もきちんと理解してね・・・という啓蒙活動?も必要かと。
ただ・・・いずれにしても「この地域で流行ったからこっちでも流行るだろう」的な発想ではどうしようもなくなることもある、ということでもあるかな・・・と。そんな風にも思うのですが。
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08/12/2018
世代によって
たしかに違うものではありますが。
売り上げは一年で5%減・・・カミソリ業界は「ひげの時代」を生き抜くことができるか(MSN)。記事はアメリカのものですが、日本でも事情は似てきているかと。
かつては「ひげはきちんと全部剃るもの」だったのですが、昨今では若い人を中心に「ひげをたくわえる」世代も増加。・・・いや、なんとなーく「老人になったらひげを」的な流れはありましたか。しかしそれは寿老人辺りのへの憧れであって、実社会で・・・となるとやはり「剃るべし」というのが大勢を占めていたものでありました。
それでもあくまで「ファッション」からの「礼装」ではあります。・・・何度かこの「あれこれ」でも触れた気がしますが・・・江戸期でもひげの文化はなかった、という話があります。ひげの文化があったのは戦国期くらいまでで・・・戦が減ってきた江戸期になると相手を威嚇する必要がなくなり、ひげもなくなっていった・・・と。
・・・代わり?というわけでないのかも知れませんが、江戸期は刺青の文化だった、と。町人を中心に広がっていった・・・という説があるそうで。
それが現代では「ひげ」と「刺青」も文化としては縮小(それぞれに背景がありますが)。しかし「ひげ」の方は盛り返しを見せてきている・・・それも世界的に、と。
今後「ひげ」はその勢力を伸ばしていくと思われます。恐らくあと数十年もすれば「なんで剃るの?」的な流れになっているかも。ただ・・・「無精ひげ」と「整えたひげ」というのはかなり違うものであります。
その辺はやはりきちんとしておきたいところではあります。個人的には生やしてようがどうしてようが別にいいんですが、場の空気によってはきちんとしておけ、とは思うのですが。
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07/30/2018
懸賞金がかかる犬
よほど切羽詰まっているのかそれとも何か別の理由でも・・・?
犯罪組織が麻薬探知犬の「首」に700万円の懸賞金(CNN)。ちらっと記事見た時は「何かのネタかなあ」とか思ってしまったんですが・・・実はホンモノ?の犯罪組織がホントウに犬に懸賞金をかけたようであります。
・・・ということはこの組織は麻薬に関係している・・・ということになるのでしょうけど。
しかしこういう「組織」ということは資金源の一つとして麻薬を扱っているのは普通でしょうし・・・さらにコロンビアとなれば当然、ということかと思われます。
麻薬は言うまでもなくヒトをダメにする薬であります。・・・それがなんでそういった組織の資金源か、と言うと・・・常習性があるから、であります。何とかして一度でも体験させてそこから常習の沼に引きずり込む。そうすればどんな大金でも積むようになってしまう・・・。
そのため各国で厳しく規制されています(なお、「麻薬」と「覚せい剤」は実際には違うモノですが、用途や効能は似ているものが多かったりします)。・・・その方法の一つが麻薬探知犬で、これは日本でも空港など「外」に開いている国の玄関口にいます。
ヒトよりも犬の方が感覚に優れているため、なのですが。
・・・日本でも↑こういうことやりたい組織があるのかも・・・と思いますが・・・懸賞金までかけるかなあ、と。日本てのは実は結構↑こういう組織にとっては厳しい国だったりするので、そういうことしたら色々制限されそうなとこではあります。
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07/25/2018
二つほど 7/25
イギリス・アメリカで二つほど。
一つ目・イギリス。かばんの中身取り出し不要? 空港で新型スキャン装置試験導入(CNN)。実は結構あちこちで試験やら実験やらやっている「空港の新型スキャン装置」であります。・・・そろそろ決定打?的なもんが出ないかなあ、とか思ってたんですが。
2001年9月11日のアメリカ同時多発テロをきっかけに空港での警備が強化されるようになりました。その流れは20年近く経った今でも継承されていて(多少の緩和はありますが)しかしかなりの時間と労力と根気が必要な作業となっています。
もちろん安全に越したことはないのですが。それでもこういった時間はなるべく短縮したい。でも正確さも必要。
そこであちこちが取り組んでいる「新型スキャナ装置」現行のものよりも正確で短時間に検査できる。
・・・本当はそんなものなんか必要のない空の旅を楽しみたいものですが。でもそうも言っていられないのも現状なわけであります。
二つ目・アメリカ。新興企業「竹製歯ブラシ」推進(CNN)。・・・そうは言っても純粋に「竹」だけじゃないしなあ・・・。
↑記事中にもありますが「歯科医が勧めるナイロン製のブラシと金属のステープルを除けば、99%は生分解される」(「」内↑記事より引用)ということは「ブラシ」の部分は今までと同じ、ということに。・・・これはアメリカの記事なんですが、仮に日本でコレが発売された、として。・・・各自治体によっても処分方法は異なりますが・・・ブラシと柄を分解して捨てよう、とはしない人の方が多そうな・・・。
実は江戸期、日本の「歯ブラシ」と言えば竹でした。端をささら状にした竹片でもって歯をこする(ちなみにその際に使うのが「歯磨き粉」で、文字通り「粉」で、現代でも粉でもないのにこの呼び方が残っていたりします)。もちろん使い捨て状態だったのですが、全体が竹ならそれこそ100%生分解されます。・・・でもコレを現代に復活させるのはさすがに意味がないような・・・。
やっぱり「生分解されるプラステチック開発」に戻った方がいいんじゃ・・・とか最近思うのですが。コストの面とか色々あるんですが、一度快適さに慣れてしまうとニンゲン、なかなか後戻りはできないものですし・・・。
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07/15/2018
やはり再び迷宮入り
第2次大戦の退役軍人が8歳児の身元を盗んでいた・・・動機はいまだに「謎」(CNN) 2002年に76歳だった老人が自殺。名前は「ジョセフ・ニュートン・チャンドラー3世」となっていたのですが・・・この名前の正当な持ち主は1945年に8歳で死亡が確認されています。
・・・この老人は1964年に妻と三人の子供のもとから行方をくらまし、ニセの身分と社会保障番号を手に入れ、そして2002年に自殺してしまった、ということになります。
本当の名前は「ロバート・アイバン・ニコルズ」ということまでは分かっています。
これは恐らくは2002年当時ではまだ十分ではなかったDNA検査や家系調査などが、連邦捜査官が事件を引き継いだ2014年には大分成果を上げるようになったから・・・となっています。実際、こういう技術は年々進歩していくもので・・・日本でも冤罪が証明されるようなきっかけにもなった例があります。
しかしこのケースでは「息子が存命で正確な身の上が分かった」というところまでは辿り着いているのですが・・・なぜ「8歳で死亡した男児の身元が必要だったのか」なぜ「家族の元を離れたのか」などは全然分かっていないわけです。
「追われている」的な発言もあった、とされています。アメリカでも「身元を盗む」というのは相応の罰となるでしょうし・・・しかしそこまでする必要があった、ということになるわけで・・・?
↑記事だけでは不透明な部分が多く、推測や推論でしか語れない話であります。・・・ありがち?な方向へ進みそうな気もするのですが・・・何か、ちょっと、どこか違う?ような気もしないではないのですが・・・?
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06/28/2018
たまらん修復
さすがに政府が動き始めましたか。
聖人の彫刻が「恐ろしい姿」に(Yahoo!:HUFFPOST)・・・重厚で味のある彫刻が「修復」によって軽薄な人形のように・・・しかも目の焦点が合ってないのか、どこか不気味?ですらあります。
教会側はあくまでも「清掃」を依頼したのに勝手に「修復」されてしまった、とのことで・・・ということはそういった美術品専門の清掃業者ではないところに依頼したんだろうなあ、と。・・・いやしかしそれでもここまでやってしまうもんなのか・・・勝手に。
スペインと言えば少し前にも似たような騒ぎがありましたが、あれはまだ「依頼」されてた、という態になっているのでまだマシ?なのかも知れませんが・・・。
ついに政府も処罰を検討か、ということになってます。
・・・日本でも実は東照宮の修復後に「アレはちょっと」的な話が出ていたりします。建設当時の姿を再現した、というのが今回の東照宮の修復だったのですが、その「新鮮さ」故かどうにも違和感が・・・ということであります(それ以前の問題だ、という人も)。
当時の姿なんてのは誰にも分からないので、あくまで推測の域でしか語れません。例えばギリシャ彫刻。アレは今では真っ白な彫像ばかりですが・・・実は彩色されていて(しかも肌は肌色に)今とは全然違う印象だった・・・ということであります。
じゃあ、今回のも年月が経てばまた「味」も戻ってくるさ、という見方もできなくもないのですが・・・。
今まで見慣れてきた、しかも崇拝されるべき聖人の像であります。それがこうなっちゃあ・・・。
やっぱりきちんとした専門業者に頼んだら良かったんでは・・・と。多分これを「修復」するとなるとかなりの時間と手間とお金がかかるでしょうし、その辺からもまた問題が出てきそうであります。
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06/13/2018
桂じゃない方
・・・まあ、こんなもんなんですかねえ・・・米朝首脳会談。
完全な非核化への具体策なし・・・世紀の会談は失敗したのか?(Yahoo!:THE PAGE) 「失敗」か、と言えば「失敗」ですが「成功」かと言えば「成功」になりそうな、そんな微妙なとこであります。
少なくとも米朝のリーダーの距離は縮まったな、と。なんか・・・そんなもんですか。
両国の関係正常化を目指す、とか、朝鮮半島の非核化を目指す、とか「こうしていきましょうか・・・」的な文言は並んでいますが「こうしましょう」という文言は出なかったようで・・・。
まあ、それでも今後へ繋がるじゃないか、それを期待しよう・・・という向きもないではありませんが。
しか問題日本の拉致問題(実際には日本だけの問題ではありませんが)も・・・どうなんだろう、取り上げる気があるのかないのか。米朝両リーダーの「思惑」が交錯していく中で、果たして日本はどう渡り合っていくのか・・・その辺も不透明であります。
・・・実際、もう今後に期待するしかないというのが現状なわけですが。それにしてもなあ・・・なんか、もうちょっと「それっぽい結論」出しても良かったんじゃないか、と。例えば朝鮮戦争終結、とか・・・。
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05/23/2018
日本じゃあ
まだまだ無理かも。
Amazonの「レジなし店」サンフランシスコとシカゴにも開設へ(CNN)。・・・要「アプリダウンロード済」というやつなわけですが・・・ということはつまりはスマホ必須、というわけで。
客は確実にスマホを持ってないといけない。現行での普及率はアメリカも日本も5割は超えているかと思われますが・・・10割ではないわけで。と言うことは「万人向け」ではない、ということになりそうな・・・?
新しい試みではあります。
この「レジなし」というのは日本でも某コンビニが試験的に始めていたりします。やはりあらかじめアプリをダウンロードしておいて・・・というものなんですが、これがどこまで浸透するか、と言えば・・・どうなんだろう、というところではあります。
結構不透明?な。
そもそもそこまでスマホアプリに頼って?もいいんだろうか、というソボクな疑問もあったりします。・・・インストールするだけだから・・・とは言ってもスマホ持ってなければそもそもが無理なわけで。場合によっては「アプリをインストール」そのものを理解できない層、というのもありそうであります。
この辺、日米でも「差」が出そうな気がしてます。・・・日本だと持ってない層にも、と言うよりできるだけ幅広い層に対応するでしょうし。いや、アメリカの方が不親切だろ、と言うのではなく・・・そういうのもあえてやってしまうあっちとあえてやらないこっち、みたいな・・・。
しかしやがてはそういう店舗も日本に登場するかと思われます。・・・個人的なとこなんですが・・・スマホが、と言うよりもちっと進んだデバイスが出る頃になるかなあ、と。今よりもっと普及率が上がった頃に・・・とか。
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05/08/2018
ドバイでなら・・・
ドバイでなら実現できるかも・・・?
時速1000キロで荷物を輸送、技術の革新「ハイパーループ」(CNN)
→ハイパーループ(Wikipedia)
元々はあの実業家イーロン・マスク氏が提唱していた移送システムであります。もっとも・・・その根底には昔からの「アイデア」があったことは言うまでもなく。ただ当時は技術的にも論理的?にも不可能だったのが現代になって可能になってきた、という見方もできます。
カンタンに言えば「減圧した密閉チューブ内を高速で走らせる」というものであります。・・・しかしこの「減圧」「密閉」というだけでもかなりの技術が必要なわけで。そこへ今度は移動方式は磁力による浮上式。・・・チューブ内では「何か」に触れるとその分非効率になるので「非接触」が優先されるわけですが・・・。
こんなの、構想はあった1970年代にはまだまだ手に届かない技術でありました。それが・・・2000年代ともなると可能になってくるわけです。
ただ・・・可能だからってなんでも実現可能か、と言えばそれはどうなんだろう、と。
実際マスク氏もアメリカで実用化を目指しているようですが・・・どこまで行けるか、となると・・・さて・・・?
そこでドバイなら・・・資金もありそうだしこういう「ムチャ」やってくれそうな雰囲気ありそうなんですが。・・・でもそうは言っても実現したらしたでまた色々しがらみとか出てきそうではありますが・・・どうなるんでしょうか・・・?
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04/29/2018
SAKE
これを「サケ」と読むか「セイク」と読むか・・・。
SAKE蔵元、欧州で続々(Yahoo!:JIJI)。何をもってSAKEつまり日本酒とするか・・・は色々定義が出てきそうではあります。が、日本酒独特の製法・・・酵母に発酵させるだけではなくこうじ菌による糖化も同時に行う・・・をきちんと踏襲していればたしかに「SAKE」となるわけで・・・そういうとこから「欧州産SAKE」というのも今後は出てくるかも知れません。
・・・多分その前に「本当の日本酒とは・・・」的な話から認定機関のようなものが立ち上げられて、なんか、話がややこしくなっていく・・・かも知れませんが。
昨日に続き酒の話ですが・・・酒に弱い人が一定数存在するのに醸造酒にしては度数の高い(理由は↑の製法)アルコール飲料を生産してきた、というのもやはり何かの意味があったのかも・・・?
その辺はともかく。日本酒は第二次大戦以降、どうにもその地位が危うくなってきていたものでした。原料不足などによる劣悪な「日本酒」の増産・・・それによる「日本酒離れ」そりゃあ、みんなウマイもん呑みたいわけです。
そんな中でももちろんいいモノは現代にまで残ってきています。そして・・・それは海外のみならず国内でも進む「日本酒見直し」への足がかりとなっていきました。
最近は法律の改正などもあって、終戦直後みたいなとんでもないシロモノは影を潜め・・・非常にウマイのがたくさん出てくるようになってきています。・・・それをきっかけにたしかに国内でも日本酒の地位が前によりも良くなってきているような。
・・・海外で認められ始めて国内で見直し、というのは・・・ある意味日本らしい、とも言えますが・・・なんか皮肉な話ではあります・・・。
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04/26/2018
なんか引っかかる
自撮りのサルに著作権なし、米控訴裁が判断(CNN)。これは写真家が放置していたカメラでサルが「自撮り」して、それをその写真家が自費出版した写真集に掲載。すると動物保護団体がサルに著作権があるのだから侵害するな・・・と写真家を提訴した、という話であります。
2016年に一審判決「サルに著作権はない」というのが出ましたが・・・動物保護団体が控訴していました。それに対する判断は一審を支持するものでありました。
・・・そりゃあそうだろ、と思うかも知れませんが。
意外と「動物裁判」というのは欧米では歴史?があって例えば「畑を荒らしたモグラに追放刑」とか「食べ物盗んだネズミを有罪に」とかそういうのは中世の頃からあった、という話も残ってます。
まあ、そういう流れ?で保護団体が提訴した、というのとはちょっと違うかも知れませんが。
ただ・・・日本だとフツーに不起訴でそれで終わり、ということになりそうではあります。
しかし個人的に引っかかったのは両者の間で「昨年、和解が成立し、スレーター氏はナルトの自撮り写真で得た収入の25%を、インドネシアのクロザルの生息地保護のために寄付することに同意している」(「」内↑記事より引用)というくだりで・・・いや、それなら別に控訴とかもういいじゃんか、と。
そもそも裁判沙汰にまでする必要あったんかな・・・とかそんなとこまで考えてしまったんですが・・・?
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04/20/2018
automatic teller machine
日本だとちょっと起きそうもないですが・・・分からんかも?
インド・ATMでまた現金払底(CNN)。つまりはATMで現金下ろそうとしても「お札がありません」となる・・・ということであります。
つまりはお札・・・紙幣が足りてないんじゃないか・・・と。
これは前にこの「あれこれ」でも触れた、ような記憶もあるんですが・・・インドでは2016年に突然「高額紙幣の流通、やめるから」と発表。さらに「低額紙幣に換えるなら急いでね」ということで一種の「取り付け騒ぎ(銀行に大量の客が押し寄せて現金を引き出していく騒ぎ)」が起きたこともあります。
なぜそんなことをしたか、と言えば・・・これはこれで日本も無関係ではなく。すでにEUでも高額紙幣の廃止に向かっていたりします。原因は・・・犯罪であります。
マネーロンダリングという行為があります。
これは何らかの事情で「汚れた金」を「綺麗な金」に変える、ということで・・・「汚し方」はもちろん犯罪関係。不当な方法や闇ルートなどで得た現金を「綺麗な」、つまり犯罪とは無関係な現金に変えてしまいます。そうなるとその資金の出どころや流れた先まで分かりにくくなり・・・犯罪組織としては活動資金等への活用が容易になる、と。
その方法の一つとして「他の国の紙幣に換えてからさらに別の国の紙幣に換える」というものがあり・・・そうなると当然高額紙幣の方がやりやすい、ということになるわけです。
実は各国でこのマネーロンダリング対策が活発化しています。その流れでインドでも・・・となったんですが。
・・・それが裏目に出た?のか今度は紙幣不足に。・・・しかし↑記事によれば「アルン・ジャイトリー財務相は国内の貨幣供給量を見直したところ、十分過ぎるほどの量が出回っていることがわかったと指摘」(「」内↑記事より引用)とのことで・・・ATMの機器に何らかの不具合があるのかそれとも特定地域でだけ、ということなのかそれとも・・・?
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04/17/2018
いる・いらない
ホンダの「ロボット芝刈り機」は日本でも普及するのか(Yahoo!:ITmediaNEWS)。ヨーロッパやアメリカでは「芝刈り機」そのものが家庭にも普及しています。その流れでもって売り込めば・・・ということになりそうですが。
しかし・・・日本の場合。
ロボット掃除機にしても「いる・いらない」がかなり明確に出てきそうなところではあります。台所と一間、という・・・いわゆる「1K」とかワンルームとか。そういう部屋でロボット掃除機が「いる」かと言えば・・・まず「いらない」ということになりそうであります。
・・・もちろん事情や状況はそれぞれですんで・・・ワンルームでもロボット掃除機がどうしても必要、というケースもあるかと思われます。
では今度は「ロボット芝刈り機」を・・・となると。ただ「庭がある」だけではなく、一定以上の広さが求められます。そこでまずは事業者から・・・というのはあり得る選択であります。
しかし。ロボット掃除機だって当初は今ほどに普及が見込めるとは思われてなかったはずで。それが最近では家電の一種として認識されつつあります。ではロボット芝刈り機は・・・ということは庭付きの家が売れるようにならないと・・・?
いや、ちょっと違う方向からの攻めで普及するかも・・・? という見方もできなくもないのですが、これが冷蔵庫のように食品に直結もせず、テレビやPCやスマホのようにエンターテイメントに直結する・・・というのとも違うわけですし。
さて・・・どうなりますやら・・・?
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03/22/2018
質の良さって
前に「幸福度ランキング」の話を書きましたが。
世界で最も「生活の質が高い都市」はウィーンが9年連続首位(Yahoo!:ロイター)とのことであります。・・・そしてやはり?日本勢は東京と神戸が50位とのことで・・・コレを高いと見るか低いと見るか、あるいは妥当と見るか・・・結構分かれるところかも知れません。
「世界231都市を対象に、政治的な安定や医療保険制度、教育、犯罪、娯楽、交通などの項目を評価。企業が海外駐在員などに支払う報酬や各種手当を決める際の参考に使われている。」()内↑記事より引用
米コンサルティング会社が調査した結果であります。もちろんこれで即「ウィーンに住めばいいんだ!」的な発想になるわけではありませんが(そこまで短絡的ではないですか)一つの目安となるのは↑幸福度と似たようなものかと思われます。
「幸福度」では北欧勢が優位でしたが「質の良さ」では欧州勢が優勢のようで。
ウィーン・チューリヒ・オークランド(ニュージーランド)&ミュンヘン・バンクーバーと続いてます。アジアではシンガポールが25位で最上位。・・・安定してるような印象も受けます。
しかし・・・どうなんでしょうねえ・・・こういう「ランキング」というのは100%全員が納得できるわけはないわけで。日本の「住みやすい都市ランキング」的なものだってランク外の住人にしてみれば「え?」と思うこともあるもんですし。
まあ・・・やはり「目安」の一つかな、と。どんなところも住めば都なわけですし。
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03/19/2018
そう単純ではない?
「パン屋は一週間に一日は休まなくてはいけない」と法律で定められているそうですが・・・。
フランス・一週間無休のパン屋に「働きすぎ」で罰金(CNN)。この件が制定された1994年以降で初めてのケースだったのかどうかはちょっと分かりませんが。それでも「それくらいいいじゃないか」ということで同情的な意見が集まっている・・・のかも知れませんが。
・・・でも法律でわざわざ定めるほどにフランスのパン屋というのは忙しいものなのか・・・それもちょっと分かりませんが、制定されてる、ということはそういうことなのかも知れません。
日本とは事情が違う国であります。
「フランスのパン製造に関する細事にも及ぶ関連法律は一般的にフランス革命時代にさかのぼるともされる」(「」内↑記事より引用)
とのことであります。・・・日本で・・・例えば酒屋とか八百屋・魚屋でこういう法律を制定することがあるか、と言えばそれはどうなんだろう、というところであります。
それでもやっぱり「なにか」あったんかなー・・・という気がしないでもないのですが。例えば「安息日」関係、宗教関係での制定、という可能性もないわけではないですが、それだったらパン屋だけ、ということではないでしょうし。
しかも今回は罰金まで。・・・そう単純なものではない、何か大きな「事情」でもあったのかな・・・とかそんな風にも思うのですが。
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03/16/2018
しあわせって
何でしょうね。
今年の国連の「世界幸福度調査」日本は54位(Yahoo!:朝日新聞)。1位はフィンランドで・・・近年は北欧勢が上位に多くきている、とのことであります。
このランキング、実は各項目を単純に数値化した、とかそういうものではなく。毎年その国の国民への「あなたはどれくらい幸福ですか?」的なアンケート(もちろん各項目に関連する質問内容)を行い、そのうちの3年間の結果の平均値から割り出す・・・という方式になっています。
・・・「幸福度」というかなりあやふやな、主観的なシロモノをランキング化しよう、というものですからどこかに一種「ひずみ」みたいなものが生まれてしまうのは、まあ、仕方ないことなのかも知れませんが。それでも取り組みの一つとしては大変に興味深いものであります。
156の国と地域が対象となってます。・・・日本はほぼ50位前後。これを低いと見るか(高いとはさすがに見れないか・・・)あるいは妥当と見るか。その辺も個人次第なような気もしますが。
しかも「ランキング上」は幸福でも個人やその周囲がそう感じてなければ「幸福」だ、とは思わんわけで。北欧勢が近年は上位に来る、と述べましたが・・・それも寒いところはちょっと・・・なんてな人にとっては「幸福」とは思えんわけであります。
・・・それでも興味深いところは「じゃあ、これからこうしよう、こうしたらいいんじゃないか」的な話が出てきやすいランキングなところであります。単に「収入が低い」「社会保障が弱い」というだけではなく他の要因とも絡めて認識できる。
しかも「幸福度」という魅惑的?なキーワードまでついてくる・・・。
できるだけ上位にしたいようなランキングではあります。まあ、無理やりな「幸福」というのはまたちょっと意味が違ってくるのでしょうけど。
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02/07/2018
その辺はそれぞれ
そこまでこだわらなくてもいいような、しかし栄誉は栄誉なんですが。
ミシュラン「三ツ星返上」のなぜ(Yahoo!:TBS)。星による評価が始まった1926年以降、「初の辞退」とのことですが・・・名誉なことなのでしょうけど・・・もういらない、と言うのもアリかと。
むしろ100年近くも誰も「もういらない」と言ってなかった、ということの方が驚きなような。・・・向上心がどう、とかそういう問題もあるのでしょうけど、いいかげんイヤになってきたりはしなかったんだろうか、と。
ミシュランガイドと言えば日本でも「グルメガイド」として知られています。タイヤメーカーのフランス・ミシュラン社より発行されており・・・そもそもは1900年のパリ万博にまで時代を辿ることができるとか。
「美味しいレストランを紹介して旅行してもらおう=タイヤを買ってもらおう」的な発想?とも言われていますが、最近では「ミシュランガイド」「星評価」の方が有名になってきている観もあります。・・・まあ、そのため有名になり過ぎた、的なところもあるかと思われますが。
・・・それでも「もったいない」「あり得ない」と言われるのはなあ・・・と。その辺は個人それぞれかと。これ以上は本業に差し障りが出るからもういいや、と言うのならそれはそれでアリかと。よそからとやかく言うことではないと思うのですが。
辞退によってさらにウマイ料理作れるようになるかも知れんのですし。「名」にばかりこだわってもなあ・・・と、そんな風にも思うのですが。もちろん、「名」にとことんこだわる、というのもアリなんですが、その辺はそれぞれ、であります。
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12/28/2017
短くなる?
アメリカ人の平均寿命、2年連続の短縮・・・薬物中毒が影響?(CNN) これはアメリカ人の寿命が短くなってきている・・・というものではなく(記事中にもありますが、2年程度では断定できません)薬物中毒による死者は増加していても、その「上昇分」を心疾患などによる死亡率低下が「吸収」していた、と。
しかしその「吸収分」である心疾患などによる死亡率が近年横ばい状態になり・・・死亡率がその分上がってしまった・・・ということではないだろうか、と。
当然ですが平均寿命が今後天井知らずに伸びていく・・・とは到底思えません。いくら何でも生物である以上ヒトにも寿命があります。必ず死んでしまいます。
しかし平均寿命とは各国の「豊かさ」「福祉の拡充度」などある意味国力を示すものの一つであります。長い方が、こう言っちゃなんですが「良い国」と思われるようになります。まあ、何より「長寿」というのは人間の永遠のテーマの一つではありますし。
それが(短期間とは言え)短くなってきている・・・というのはやはり色々考えしまうものではあります。
例えば日本の場合、ここ数年はきちんと?長くなってきています。が・・・1995年と2011年にそれぞれ、平均寿命が短くなったことがあります(その後上昇傾向に戻りましたが)。
・・・これは1995年は阪神・淡路大震災そして2011年は東日本大震災が影響していると思われます。直接亡くなられた方々、だけではなく色々な方面にも影響を与えていたのです・・・。
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12/09/2017
一つの方法として
こういうのもあります。
絶滅危惧種の追跡調査に飼い犬を抜てき(Yahoo!:JIJI・AFP)。まあ、別に飼い犬でなくてもいいんじゃないか・・・という声尾も出てきそうですが。しかし専門的にこういう犬を育成、となると色々大変ですし何より費用が相当にかかります。しかも結果が出るまで(育成ノウハウも全然ないので)時間がかかりそうであります。
しかし飼い犬から募集、となれば。・・・もちろん「面接」的なことやって、ということだと思われますが。ある程度は「融通」が効きそうではあります。
同時に飼い主にも「科学的なことの協力している」感覚と言うか。ちょっと特別な感触があるかと思われます。それを機に絶滅危惧種への理解を深めてもらえれば・・・的な狙いもあるのかも知れません。
しかしイヌ、というのは実際に猟犬なんかにも使われるわけですし。専門的な「動物探知犬」的なものを本格的に育成してみる・・・というのはアリかも、とか。
従来のように地道にコツコツ証拠を集めて・・・という研究方法の一助になるかと。実際、↑こういう研究と言うのは非常に手間と時間がかかります。さらに・・・やってることがやってることなので(動物の痕跡をひたすら探す)周囲からすれば「何の役に立つんだ?」的な目で見られることも多いかと。
・・・非常に有用な研究であっても「役に立つ・立たない」で判断されちゃあ・・・ちと哀しいものであります。
そういう方面にも一助になれば、と。理解を広めるというのも重要なことであります。
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12/04/2017
国や地域が違えば
こういうやり方ができる国もあるわけで。
イギリス・ホームレス用の自販機設置へ・・・生活用品無料で用意(Yahoo!:CNN)。「無料」なんで自動「販売」機ではない・・・という見方もできないでもないですが、主催の慈善団体からあらかじめ専用カードを受け取ってからの利用、ということで・・・自動「配布」機とかそんなもんでしょうか。
・・・日本じゃあこういうのは無理でしょうねえ・・・。
日本とあっちではまた捉え方が違っていたりします。そのため「無料配布」となると日本ではちょっと違和感が出てくる、かと。
宗教的な意味合いがある場合もあります。キリスト教の「施し」やイスラム教の「喜捨」など。・・・例えば中東では大きなバザール用の土地や建物があったりしますが、ああいうのは豪商の「喜捨」によって無料で建てられた・・・なんてこともあったりするそうです。
これはちょっと日本では考えられないかも知れませんが・・・教会によっては毎週ホームレスなど貧しい人たちに「施し」をするのが通例になっているところもあります。
これは色々な解釈があって(神のもとには皆平等なのだから分け合おう、喜捨によって功徳を積もう・・・などなど)その辺は部外者があまりどうこう言えるもんでもありません。が・・・やっぱり気になるところは気になるものではあります。
こういうのが日本にできたらどうなるんだろう・・・?
日本のホームレスもやはり色々であります。施しを嫌う人いれば、そういうのがあれば楽になる、と思う人も。ただ・・・日本人の考えとして「人生の落後者」的なイメージがあり、そこへあまりタチの良くない人たちが関係してきてる・・・という「暗い部分」があります。海外からホームレス支援的な話が来ても・・・あまり大っぴらにならないのはこの辺に原因があるのかも知れません(雑誌を売ってホームレス救済、とかそんなのも過去にはあったんですが・・・)。
・・・救済策というのであれば日本でも、となるかも知れませんが。しかし日本に設置してもいたずらされて終わり、とかそんな風になりそうな。「はみ出し者」を嫌う風潮、と言いますか「なんであんなののために」とかそういう発想する人たちも相当数存在してるわけです。
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11/22/2017
ゆめ・・・?
ついに未来の夢の車がやってくる・・・? 2018年にアメリカで自動運転タクシーがサービス開始予定(Yahoo!:GIZMODO)。まだちょっとなんかコワイのですが・・・。
それでも交通事情や状況(渋滞がほとんどなく道路も広い地域)を考えた上でのサービス開始、とのことなので・・・今後のテストケースとなるやも知れません。
しかしなんだか「不自然」に見えてしまうのはある意味仕方ないのかも・・・何せ運転手のいない、運転席では自動で勝手に回るハンドルが・・・というのも。
しかしこれで「自動運転元年だ!」的な祝賀ムードに、というのもまだまだ早いわけで。
例えば事故ったらどうすんだ、とか。乗ってた乗客(唯一の人間)が責務を負うのか。あるいは運営会社か・・・多分後者になるとは思いますが。それでもまだ明確な規定は恐らくはあっちにもなかったりします。
↑記事中にもありますがこれで早速日本でも・・・というわけにもいかないでしょうし。
風潮的に世界的な流れ、となる可能性も高い「自動運転タクシー」となりそうですが。今回の件でそれが加速していくかも知れませんが・・・まあ、ある意味「やってみないと分からない」的な話でもあったりしますが。
実現にはまだまだたくさんのハードルがあるかと。何かで一気にそれらを吹っ飛ばせるような「何か」があればまた違ってくるのでしょうけど。
・・・何だって一番の最初の頃、というののは手探り状態なわけで。↑これもまだまだそんな状態なわけですが・・・今後、どうなっていくんでしょうか・・・?
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10/27/2017
どこまで奏功?
米ホノルル新条例・「スマホ見ながら道路横断」に罰金(AFPBBNEWS)。あくまで「通信機器を見ながら道路を横断」の場合罰金、ということなので・・・「スマホ見ながら歩道を普通に歩く」場合は適用されないかと。
しかも「一方で、歩行者は周囲を見わたしてさえいれば、携帯電話で通話をしながら道路を横断してもよいとされている。」(「」↑記事より引用)となっているので・・・スマホいじりながら横断していてもちらちら周囲を見ながらならOK、ということになりそうな・・・。
罰金額は初回の違反で15~35ドル、1年以内に3度目の違反では最高100ドル。回数に応じて(つまりは常習度が高いと)罰金が上がっていくシステムであります。
・・・一種の「見せしめ」と言うか。「こういう風に罰金になるんですよ、気を付けましょうね」的なシステムと言うか。日本の路上喫煙禁止区域での過料に似ているような。実際に徴収はするのでしょうけど、そこまでかっちりはやらない、しかしあまりに度が過ぎると本気で取り締まるからな、という姿勢は見せておく・・・。
・・・「歩きスマホ」は世界的な問題になってきているので、こういうのはアリかと思うのですが・・・なんか、アメリカらしくないような気もします。やるんならもっと厳格にやっていく印象があるんですが。それとも・・・取り締まっても取り締まっても結局減らないのだからソフト路線?にしてみた、とかそういうことなんでしょうか・・・?
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10/25/2017
よく考えてみたら
自国に自前の自動車企業がない国の方が多いわけで。
オーストラリア、自動車の自国内生産終了へ(CNN)。唯一生産していたゼネラルモーターズ傘下のホールデンの工場が最後の一台を生産、これをもって国内生産は全て終了、今後オーストラリア全ての新車は他国産となる・・・と。
→ホールデン(Wikipeia)
日本だと当たり前にいくつもの「自国の自動車会社」があるわけですが、オーストラリアの場合このホールデンがほぼ唯一の会社で・・・それもゼネラルモーターズに買収されて今月22日に工場操業を終了してしまったわけです。
まあ、別に自国の企業がなくても輸入できれば問題ない、という見方もできるのですが。専門的な、と言うか・・・モチはモチ屋、と言いますか。技術の粋の塊みたいなもんですから、そういったことのできる外国企業の製品を輸入した方がやりやすいのではないか・・・と、そういう考えもあるにはあります。
『主要な自動車製造メーカーの撤退の背景について、豪州国民が「国内製」の車の価値を尊重しなかったのも一因との見方もある。』『』内↑記事より引用
・・・しかしどうなんだろうなあ、と。
いや、ナショナリズム的に「やはり国内産が一番!」と言い切りすぎるのもどうか、と思いますが・・・なんかここまで割り切られるのもどうかなあ、と。気にならないのかなあ・・・と。
例えば日本だと農産物関係は輸入モノの方がどうしても強くなるんですが、それでも「国内産」となるとちょっと別格扱いになる、と言うか。そういうとこがあると思うのですが・・・?
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10/21/2017
許可証あるからおk
・・・というもんでもなく。
アメリカ・300万人が毎日銃を携帯(Yahoo!:AFP・時事)、900万人が月に一回は銃を携帯してる・・・と。ほとんどは南部に住む若い男性である・・・と。
この数字(毎日300万人が~)を多いと見るか少ないと見るかは結構分かれるところではあります。自分は・・・アメリカってたしか2億人くらい人口だったはずで・・・とすると結構少ないなあ、と。ほとんどは家に置いている・・・クローゼットとかナイトテーブルとか・・・そういうことなんだろうか、と。
ただ、州によって大分扱いが違ってくるので↑そのまま「えー300万人も」「たった300万人か」とやってしまうのはやや早計かも知れません。・・・例えばこないだ乱射事件があったネバダ州は割と銃に対して寛容?というところらしいですし。州によっては銃の所持自体にハードル設けていたりするところもありそうですし。
しかも一口に「銃」と言ってもその種類は様々であります。・・・多分「護身用」ということならいわゆる「拳銃」というものかと。・・・オートはダメでリボルバーならいい、とかそういうこともありそうですけど。
一方でアメリカは狩猟も盛んであります。そういう時に使われる「猟銃」というのもあります。
こないだのネバダの件が問題になったのはその規模もありますが・・・犯人の男性が「自動小銃」それも相当な量を所持していた、というのもあります。拳銃ならせいぜい10発前後で弾切れですし(リボルバーはもっと少なくオートなら10発超)猟銃も基本2発同時(散弾だとまた違ってきますが)自動小銃というのは元来が対人戦闘用なので・・・相当数の弾を撃つことができます。
言い方によっては明らかに「人殺し」が目的なわけです。
そういうのも所持できるんか・・・と。たしか州によっては銃の種類を規制してたところもあったはずで。そうなるとたしかに「護身用」でリボルバー1丁というのもあるのか・・・と思えないこともないですが、やはり銃は銃であります。口径がどう、残弾数がどう、と言っても人を害することができることに変わりはありません。
日本人の感覚からすれば「さっさと規制すればいいのに」ということになるんですが・・・アメリカにはアメリカの事情があります。・・・それでも一頃に比べたらまだ規制は進んでる方じゃないか、とか個人的には思いますが。・・・300万人。昔はもっと多かったんじゃないか・・・と。
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09/19/2017
食い物のナントカ
中東ドバイで「しょうゆ禁止」・・・想定外のその理由(Yahoo!:withnews)。その理由とは「アルコールが入っているから」・・・意外かも知れませんが、醤油にはアルコールが入っています(飲用ではないのでほとんど問題はないそうですが)。そしてドバイはイスラム教が中心なわけで・・・イスラム教では「飲酒」つまり体内にアルコールが入るのを基本的に禁止しています。そのための措置で「禁止」ということなのか、と思うのですが・・・。
実はすでに日本の醤油メーカーは「ノンアルコール」のイスラム圏向け醤油をシンガポールで開発・販売している、とのことで・・・それを使っている限り問題はなさそう、しかしドバイ当局はアルコールを含む日本産醤油を検査したのではないか、と。
「醤油くらい・・・」と思うかも知れませんが、敬虔なイスラム教徒にとってはかなり大事なことになってるわけです。
例えば日本ではあまり昆虫食をしませんが(ある意味タブー?)東南アジアなどではフツーに食ってるところもあります。そういうところへ行って「気持ち悪いから食うな」と言っても無意味で・・・相手方からしたら「アタマ大丈夫?」とかそういう反応に・・・あるいはケンカなどになる可能性もあります。
食い物、というのはそれぞれの文化・風習とさらに個人的好み・そして栄養摂取という生存に必要不可欠な要素が深く絡んでくるので・・・そこに「違い」があって当たり前であります。
しかしそこまで密接に絡み合っているので・・・自分の「都合」を他に押し付けてしまうことも多々。・・・ある意味仕方ない、と言えば仕方ないのですが・・・。
↑醤油の件はどうなんだろうなあ、情報交換がうまくいけばそれほど大きくはならない・・・ような気もするのですが。EUに日本産カツオブシを、よりは・・・いや、やはり色々めんどくさいことになる、かも・・・?
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09/17/2017
食用のもある
ベネズエラ大統領、食糧難に対して「動物タンパク質をウサギ」で(Yahoo!:JIJI)・・・しかし第一陣?を集落に配布したらペットになってた、という・・・そこまでの食糧難じゃないのかも知れない・・・?
しかしウサギは殖え方が尋常ではありませんし(ウサギ=多産の象徴)量は少ないですが、栄養価としても申し分ない。増産して食糧難に対抗・・・というのは悪い手ではないと思うのですが。
日本では「ウサギ=ペット」が今は印象としては強いですが。
それでも過去には食用も毛皮用もありました。そもそも日本で定着している「白い体に赤いお目々」というのは野生のウサギではなく飼育されていた、それも食用のが居ついて?しまったのなんじゃ・・・とか思ってますが。実際、日本で「ウサギ肉」というのはなかなかお目にかかれません。
フランスなんかでは「食用飼育されたウサギ」と「野生のウサギ」と分けて流通してるんだとか。他にもこういった国はまだまだあるわけであります。
・・・でもいくら「食用」と言っても愛玩用に慣れてしまったらなかなか食べられるもんではないのかも・・・?
一つの方策としてはウサギを「そのまま」配布するのではなく「肉」として配布、という手があります。肉になってしまえばウサギだか他の動物だか分からんわけで。・・・いや、よく考えてみたら↑なんで生きたウサギ集落に配ったんだろう・・・? 国家的に養殖する、と言うのならそれなりの部署や企業で計画的にやっていけばいいわけで。集落の個人に「これを育てなさい」と配った、ということなのかな・・・?
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09/12/2017
二つほど 9/12
海外で二つほど。
一つ目。信号無視を遮断!中国武漢の横断歩道に新装置(Yahoo!:CNS・AFP)。「赤信号になると目の前にバーが降りてくる」というシンプル?な装置であります。これで実際に信号無視をする歩行者が減った、とのことで。
・・・中国のことだからなあ、と笑ってもいられない話でもあります。
これは地方や場所柄にもよる、と思うのですが日本でも最近は歩行者の信号無視がかなりヒドい場合が多々あります。特に「赤になっても自動車があまり来ない」信号だと・・・自分の住んでる辺りはほぼ100%無視して渡っていきます。特に若い世代か・・・ということもなく。ある程度のお年寄りでも平然と。以前には信号もなかったため、今でも渡れる時に渡る、という感覚なのかも知れませんが・・・それにしても。
最大級?は都内の首都高の下、正月三が日中だったのでクルマも少ない頃でしたが・・・その三車線くらいありそうな中赤信号を走って渡るトレーニングウェアのおっさん、とか。さすがにクラクション鳴らされてましたがそれでも悠然と走り抜ける。・・・ああ、日本はもうダメか、と。
高見のっぽさんも述べておられましたが、こういうのを大人が続けると子供が必ず真似します。親が平然とやってるんですから子もやるようになる。そしてそれが当たり前になっていく・・・そのうち日本でも↑「赤信号バー」が当たり前になっていくかも知れません。
二つ目。「ハリケーンへの発砲は駄目」米保安官が警告(Yahoo!:JIJI・AFP)。バカなことやるやつもいるもんだ、とは思いますが・・・それだけアメリカでのハリケーン被害が甚大だ、ということかと。
日本近海の台風もそうなんですが、メキシコ湾でもハリケーンが多数発生しています。しかも規模が尋常ではなく・・・台風もハリケーンも。「当たり年だ」と流せるほどではなかったりします。
かと言って人間にはどうしようもない(原因をどうにかできないわけではさそうなんですが・・・今すぐ、というわけにもいかず)話で、被害が少なくなるようになんとかするしか方法がないのも事実であります。
・・・しかしかと言って発砲しても・・・たしかに以前、タマゴ状態の暴風雨に「攻撃(核を含む)」して消そう、という理論だか何だかがあった、という話はどっかで聞いたことありますが。それでも拳銃程度でどうにかなるものではなく。
むしろ流れ弾を心配したくなるような。・・・こういうデマじみた流言はたしかにSNSで拡散されていって、一種の「流行り」となることもよくあるので、何か事件に繋がるのではないか、と危惧されるものであります。
・・・すぐに流行りも廃れるだろ、という声もあるにはありますが。それでも何か起きてからでは遅いわけで・・・。
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08/30/2017
その辺は洋の東西問わない
若者は「インターホン恐怖症」その理由とは(Yahoo!:THE WALL STREET JOURNAL)。・・・これはアメリカの話ですが、日本ともそれほど違っていないような。
スマホなどでのSNSやSMSが中心となり・・・「分かってる」相手とのコミュニケートはできるけれど「分かってない」突然の訪問者との接触を怖がる、という・・・。
日本の場合は「電話応対ができない若者たち」というのはよく言われています。
「電話で応対」というのはビジネスマナーの一種、ということにもなってますが。これは幼少期より「でんわ」というものにある程度でも触れていれば体得はそれほど難しくはないんですが・・・日本では固定電話そのものが減少。家の中で「でんわ」と言うと携帯かスマホということになり・・・さらに親世代ですら固定電話を知らなくなってきてる、となると最近の若者は「知らない相手と電話で話す」ということがヘタすると未知の技術、ということになってしまいます。
・・・↑てことは日本でも「インターホン恐怖症」的なものもある、ということになりそうであります。いや、まあ・・・最近の突然の来客、と言うと宅配便以外は怪しい訪問販売とかそんなんばっかですけども。
こういうのはそういう方向に流れていってしまってるならそれはそれでもう・・・仕方ない、と言うか。「これだから最近の若いもんは」的な感覚持っててもそういう流れには逆らえません。
・・・そもそも電話やインターホンが普及する前、なんてのは直接訪問して会話して意思を確認する、というのが当たり前だったわけで。それが便利な道具が出てきた、ということで「最近の若いもんは会いにもいかない」と当時は思われていた・・・とかそんなもんだったかも知れんのですし。
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08/23/2017
全部隠れた
アメリカで99年ぶり大陸横断皆既日食(Yahoo!:FNN)。直視したトランプ大統領が周囲にあわてて注意される、という一幕も。
アメリカ西海岸から東海岸へ。日食そのものはほんの数分程度なのですが、相当に盛り上がったようであります。ある意味最もインパクトのある天体ショーでありますし。
日食は
通常なら太陽→地球へと届く光が、太陽→月→地球というように月が間に割り込んでくることで起きる現象であります。・・・しかし月は地球よりも小さい天体で、それが地球よりはるかに大きな太陽を覆い隠す、ということで・・・その位置によって一部しか隠れない「部分日食」タイミングがばっちり合って全部隠れる「皆既日食」と種類があります。
月の位置・・・見え方によって変わるので、今回アメリカでも皆既日食だった狭いゾーンとその周囲に広い「部分日食だった」ゾーンが存在します。
日本でも見ることができますが・・・次は2035年9月2日、とのことで。一応?2019年7月3日にもあるんですがこちらは南半球で・・・とのことなので、どうしても、と言う方は現地へ行ってみるしかないわけで。いや、今回も世界中から見物客が集まってますし・・・。
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08/03/2017
ふらすぱ
空飛ぶスパゲッティ・モンスター教、ドイツの宗教裁判で敗訴(Yahoo!:ITmediaNEWS)。「宗教裁判」と言っても過去にあった魔女狩りとか背信者め! とかそういうのではなさそうで。
町の入り口にキリスト教の教会が「何日に礼拝やります」という小さな看板を立てるのが通例なんだそうですが・・・そこへFSM(Flying Spaghetti Monsterism)がうちも立てたい、と申請。
・・・一部では熱心な信者もいたりして、世界各地に「支部」もあったりするんですが・・・そこまで認知されてないから、ということなんでしょうか・・・その申請を自治体が却下するのは適当、という判決が出た・・・と。
→空飛ぶスパゲッティ・モンスター教(Wikipedia)
一種の「ジョーク宗教」みたいな見方もされますが。
どっちかと言うと反骨精神から生まれた・・・という風にも取れます。しかし各国にある「支部」は結構ばらばら(それぞれに味がある、と言うか)なようですし。
・・・そもそも宗教なんてそんなもんだったのかも・・・とか思ってしまいます。誰かが非常に「良い」考えを口にして、それを何人かが支持していって・・・と。現在のように権力の象徴的に思考を押し付けたり教義を絶対化して凶悪なことを・・・というのはやはりちょっと違っているような。
その辺はしかし国や地域によっても捉え方が違ってくるので・・・一概にどう、とも言えませんが。年数が非常に経っていると、やはりその場の「文化」となってしまっているのですから。
・・・でも「宗教=怖い」という図式も定着しつつある昨今、こういう↑存在は非常に大事かと思われます。一つの方面だけではなく多方面から色々・・・というのが最も良いのでは・・・とか。
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07/26/2017
21歳から
アメリカ・ニュージランド州・・・タバコ購入可能年齢を21歳に引き上げ(CNN)。これまでは19歳だった、とのことですが・・・アメリカは州によってタバコを買える年齢が違っていたりします。・・・大体18歳か19歳から、なんですが↑記事中にもあるようにハワイ・カリフォルニアは近年21歳に引き上げています。
・・・これはタバコは州によってばらつき?があるのですが飲酒は「21歳から」とどこの州でも決まっているからなんでは・・・とは思いますが、20歳の日本人はあっちへ行ったら飲酒はもちろん喫煙も州によってはダメ、ということになる、ということでもあります。
20歳も21歳もそれほど変わらないじゃんか・・・と思うかも知れませんが。
日本の場合、ほとんどは口頭で確認(コンビニなんかでは画面押したりしますが)する程度ですが、身分を証明できるIDカード所持が結構普通なあっちでは「何か証明書を」と要求されることが多かったりします。いや、見た目で分かるだろ? とゴネても無駄で・・・旅行者の場合パスポートを確認、ということになります。
その辺はっきりしてると言うか合理的と言うか。
ただ・・・まあ、どんな国でも一緒ですが結局はなんだかんだ言って抜け道?的なものはあるわけで・・・何歳だろうと未成年が喫煙・飲酒など年齢不相応?なことやってる、というのはままあることなんですが・・・。
喫煙に関しては年齢制限のない国もありますし。世界的に「禁煙」が流行している昨今なので、何らかの「規制」が入っていくのはある意味当たり前なのかも知れませんが。
・・・WHOは本気で根絶を狙ってるのかも知れませんが・・・なかなか難しいだろうなあ、と。結局人間なんてのはこういう「ムダっぽいもの」が好きな生き物なのですし。
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07/19/2017
意外と気づかないもんらしいですが
それでも手術前に検査とかしなかったんだろうか・・・?
目の中にコンタクトレンズ27枚、手術の日まで気づかず(CNN)。加齢等によって視界に変化が起きたり見えにくくなったりするものであります。「老眼」というのとはまたちょっと違ったりもしますが・・・目をよく使うとされるヒトではやはりその障害度合いは大きくなってしまうものであります。
が・・・ちょっと意外なのは検診などで眼科を訪れて「ははあ、これはかなり見えにくいでしょう、すぐに処置しましょう」となっても当人は「?」で、「別に見えにくくも何ともないけどなあ・・・」というケースが結構ある、ということだったりします。
・・・もちろん、手術等処置したことで目が良くなって「・・・今までの見え方は何だったんだ・・・」的なことになるんだそうですが。いきなり見えにくくなったりするのではなく、徐々にそうなっていくので・・・当人は慣れてしまうことがよくある、ということであります。
さらに↑のケースでは定期的な検診も受けておらず。ということはコンタクトも自分のやり方で使ってた・・・ということなんだそうで。これは日本でもそういう向きがありますが、コンタクトレンズは実際にはシロウト判断で使うにはかなりデリケートな代物だったりします。・・・カラコンとか規制入るようになってるんですが・・・それでも自己判断で使う人はまだまだいるわけですし・・・。
でもそれにしても27枚。
ちょっと状況が読みにくいんですが、さすがに激しい違和感とかあった、のでは・・・と思うのですがそういうのもあまりなかったんだろうなあ・・・疲れ目やドライアイ、と思ってたみたいですし。
・・・これは目に限った話ではないのかも、とかそんなことも思ったりして。「疲れただけかなあ」と思って放置してたらとんでもないことに・・・というのはよく聞く話であります。機会があればそういった検診は積極的に受けるべき、なんでしょうけど・・・何か自覚症状がないと、ちょっとなあ・・・というのは多そうな・・・。
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07/18/2017
まあ、よその国のことですが
中国のネットで「くまのプーさん」が検閲される理由(Yahoo!:AFP・時事)。・・・中国のネット事情は欧米や日本などとはちょっと違っていて「特定のワード」で検索したり「つぶやき」を投稿したりすると検閲されて削除されます。
少し前に民主運動家の劉氏が亡くなりましたが・・・これも関係するワードを徹底的に検閲した結果(現在でも中国政府は正式な発表をしていない・・・)全然関係ないところにまで影響が出て大変なことになった・・・という話があったりします。
「プーさん」の場合は国家主席の習氏を揶揄するのに使われるから・・・ということのようですが、こういうのは他にも色々出てくるのがあちらのネット事情だったりします。
インターネットと言えば世界中と繋がってる、と思うかも知れませんが。
実際には「100%」繋がってるわけではありません。意図的にネットワークから孤立したシステム、なんてのは結構ありますし。・・・その方が最近はセキュリティ的にいいのではないか、という声もあって、しかしそればっかりやってると「インターネット」の本来の意味がなくなってしまう、という・・・。
薬も毒もクソも何もかも全部まとめて転がってるのがネットというものだったりします。そこに何らかの意思が入り込んでも根幹は変わらない・・・。
しかし国や地域によってはどうしても「事情」があるもので・・・そこら辺は現代でも、いや、無制限に広がっている現代だからこそそういった「規制」が出てくるのは仕方ないことなのかも知れません。
日本でも。・・・公式的な「規制」というのはそこまで大きくない、と思われがちですが・・・無意識の規制と言うか検閲してない検閲と言うか。一般ユーザーによるそういった「規制」はきちんと存在していると思うのですが。
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07/03/2017
まだ早いような
そんな気もしますが。
ドバイ警察、自動走行車導入へ(CNN)。先に「ロボ警官」的なものの導入を決まっていてこれは「警察も全自動化か?」とかそういうことにもなりそうですが・・・なんか映画とかSF関連だとそういうのは大抵暗いお話になるのが常で、その辺からもあまり良いイメージでは見られない、そんな気がしないでもなかったりします。
・・・実際にはパトカーも警官もそれほど台数?があるようではないので、まあ・・・現状では「ロボコップの反乱があ!「ロボパトカーが暴走したぞお!」とかそういうのは起きそうもないんですが(そういう方面を期待してるわけではないです、念のため・・・?)。
実際、「ヒトと変わらない動き」ができるロボットなんてのはまだないわけですし・・・。
例えば「歩く」というヒトの基本動作すら再現できてないわけです。ロボット警官、と言っても100%その業務を肩代わりできるわけではない、というのが現状で・・・いや、もちろん今後の技術革新次第ではどうなるか分かったもんではないんですが・・・ちょっと時間が必要だろうなあ、と。・・・技術的な面だけではなく、色々な方面も含めて。
同様に「ロボパトカー」と言っても・・・情報収集・・・迅速な証拠集め?がその一つかなあ、とかそんなことも思ったりして。そもそもがロボ警官が乗ってどう、というのではない・・・んだろうか、とか。
まだまだ過渡期、ということではあります。・・・どこまで「代行」できるのか、というのもまだまだ未知数。いや、「代行」ではなくそのうち越えて行ってしまうんではないか、とかそういう声もありますが・・・そういうとこも含めてまだまだ未知数ではあります。
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06/27/2017
なぜその名にした
記事以上の詳細が分からないので何とも言えないのですが・・・。
インドの小村、「トランプ村」に改名(Yahoo!:ロイター)。これは「村人が皆カード好きだから」とか「将来ギャンブル施設を誘致したいから」とかそういうのではなく、あの「ドナルド・トランプ米大統領」の名前からきているようであります。
インドにトイレを普及させたい団体が資金集めのために「改名」、つまりはこの名やこういった名にした、ということで活動の知名度を上げよう、という取り組みかと思われます。
いや、まあ・・・当の村民も別に反対してないみたいですし。それでトイレ設置など良い方向へ進むのなら・・・とは思うのですが。
当のトランプ大統領やホワイトハウスには許可を取ってない、とのことですが・・・これで「そんなんダメだ、すぐヤメロ」などと文句つけたらどうなるかくらいは分かってるでしょうし。こういった記事にしてもらえることで逆にあっちでも知ることになり・・・「素晴らしいことだ」的なコメントでも出て来て「いい話」に持って行くんでは・・・と思いますが(あるいは完全にスルー)。
・・・ただ、個人的には・・・今後がなあ、と。これはよくあることでもあるんですが、実在の有名人の名前をそのまま子供に付けたらその有名人のスキャンダルが発覚してしまってさてどうしよう・・・と。個人名はまだどうにかなりそうなんですが(もっとも、日本ではちと難しいかもですが)村の名前、となると。
もちろん今後トランプ大統領が何事もなく任期を終える、というシナリオもアリではあります。が・・・ちょっと先が読めないような状況でもあります。
・・・なんか、もうちょっと・・・それっぽい?名前にできなかったのかなあ、とかそんな風に思ってしまうのですが・・・?
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06/18/2017
ワインは安く
しかし他のモノは・・・。
日欧EPA交渉、ワイン関税撤廃で調整(Yahoo!:毎日)。ここんとこ安いチリ産ワインがたくさん入って来るのは関税が安いから・・・というのもあるようであります。が・・・同様にオーストラリアとも同じような(現在チリは価格に対してなら2.3%に対してオーストラリア7.5%・・・一方EUは15%)状況なのですが、あんまり進出?してきていないような。・・・そのうちこちらもたくさん入ってくるようになるのかも知れませんが。
対して「EU」というくくりだと・・・かなりの数の国家が含まれることになります。ネームバリューではそっちの方が有利、ということになりそうですが・・・価格、という面ではどうなんだろう、とかそんなことも思ってしまいますが。
「関税」というのは基本的に「自国内の産業を守る」ためにかけられます。輸入品に関税かけることで価格が上がり、安い国内産の方をみんな買うようになる。
ということは当たり前ですが国内の関連企業・団体は関税撤廃に反対するわけです。しかし「国」としては自分の国のことだけ、というわけにはいきません。そういうこと続けてると他の国から「あいつのとこは売っても意味がない」ということになり・・・色々と弊害をもたらすことになりかねないからです。例えば・・・新技術とか情報とか。物品だけではなくそういった無形のものも「輸入」しにくくなってしまったりします。
その辺はパワーバランスとか駆け引きとか。そういったものも色々あるんですが・・・今回の「ワイン」に対しては「チーズ」もあるようで。つまり、ワインでは譲歩するからチーズではこっちの要望を通してくれないか、と。
・・・「関係ない業種なのに」とかそういう意見もありそうですが・・・こういう「交渉」というのはある意味「どんな手でも使う」というものでもあるので・・・意外なところから意外な進行?があったりするので・・・気が抜けない話だったりします。
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06/11/2017
洋の東西を問わず
それはマナー違反・・・?
脚を広げて座る男性に「NO!」スペインのバス会社が注意書き(CNN)。二人以上座れるのに一人で脚を広げて座っていれば、そりゃあ・・・マナー違反、ということになりそうですが。
日本では少なくともそうなんですが。そしてスペインでもそう・・・ということのようなんですが、↑なんかちょっと事情が違うような気がしないでもなかったりします。
「この新しい表示と同様に、他の乗客の迷惑になるような姿勢を禁止する表示はすでに、世界各地の交通機関に存在している」(「」内↑記事より引用)
マドリードの交通公社の弁ですが。・・・まあ、そりゃあ当然だろう、と。
「マンスプレッディング」というのが「脚を広げて座る」という行為の名前なんだそうで。・・・ただ・・・この「マン」はやっぱり「男」なんだろうなあ、と。女性がそういう姿勢したらイカンだろ、とかそういう話ではなく。別に格好によっては女性だってこういうことしそうなもんではあります。・・・年齢なんかにもよるかと思われますが。でも全くない話ではなさそうな。
「マドリードの公共交通を巡っては、複数の女性の権利擁護団体がマンスプレッディングをなくそうという運動を展開していた」(「」内↑記事より引用)
・・・なんか、そっち方面からか・・・とか思ってしまったんですが。マナー違反はマナー違反なんですが・・・なんか「方向性」が・・・ちょっと。単純に「他の乗客が迷惑だからヤメロ」でもいいんじゃないか、とか。男性も女性もその辺は関係ないでしょうに。
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06/04/2017
いや、「珍事」じゃねえし
どこの国にもこういうのがいるもんであります。
トランプ大統領の謎の単語「covfefe」スウェーデンの企業家が商標出願(Yahoo!:JIJI・AFP)。これはアメリカのトランプ大統領が現地時間5/31のAM00:06に行った「Despite the constant negative press covfefe」というツイートが元であります。・・・ここで途切れているため、明らかにミススペルで多分寝落ちしたんだろうなあ、ということだったんですがこの「covfefe」という単語は少なくとも英語圏にはなく。「なんじゃこりゃ」ということでかなり皮肉めいた反応がネット上にあふれました。
早速「covfefe Tシャツ」作った人までいたそうで。
ツイートは現在削除されてますが、その後「この意味分かるかな? enjoy!」という自虐ネタにしてしまった辺り、トランプ大統領の「ツイッター慣れ」というか「したたかさ」が出ているように思われます。
まあ、ツイートは削除されてますし。「トランプだから」的な印象になって、それきりか・・・と思ったら今度は他国で商標申請。通れば何か商品化?とかする際に許可が必要になる、のですが・・・。
・・・ピコ太郎の件でもそうですが、何でもかんでもメシの種にしようとする人がいるもんであります。
基本的に「出願した人に権利を認める」というものですから・・・そうしないとたしかに意味がなくなるんですが・・・もちろん審査もあるんですが・・・なんだかなあ、と。他人のフンドシそんなに好きか、と。
「ビジネスだから」と言えばそれまで、という言い方もできるんですが。・・・少なくとも自分はあまり親交を深めたくはないです・・・そういう人たちとは。
さらに「(トランプ氏が)『coverage(報道)』を意味していたことは容易に分かるが、私が恩恵にあやかれる珍事となってしまった」(「」内↑記事より引用)という出願氏のコメントに至っては。・・・いや、珍事じゃねえだろ、コレは。別に降って湧いた話ってわけでもねえし。
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05/16/2017
そりゃそういうもんかと
こういうのはモロ影響を受けるもんであります。
アメリカ・新生児命名「ドナルド」不人気(Yahoo!:毎日)。・・・と言うことはあのファストフードのキャラもかー、とかそんなことも思ってしまいますが(あのアヒルも?)。
大統領、ということでその影響?は大きいかと。まあ、単純に支持率=命名の多さ、とはいかないものでしょうけど・・・世相を表す鏡の一種、というところではしっかり出てくるもんであります。
日本では昔、有名政治家と同じ名前にしたらその政治家に汚職が発覚してしまった・・・というのがあったりしましたが。
政治的に不安定な頃、というのはやはり皆政治関連の名前は避ける・・・ということなのかも知れません。元々欧米では聖書や聖人から名前をもらう、というケースが多かったりします(日ごとに守護聖人が決まってますし)。今回1位の「ノア(Noah)」のあの方舟の話から来ているかと(・・・余談ですがこのノア、なぜか「ドリトル先生」シリーズではかなりヒドい扱い受けています。作者に何か思うところがあったのかどうか、てなとこですが・・・)。
そのためか結構同じような名前が多いような印象もあったりしますが。それでも最近?はそうでもなくかなり個性的?な名前も増えてきているような。
日本でも個性的通り越している名前があったりしますが、そういうノリなのかも、とか。
例えば4位の「メーソン(Mason)」は聖人由来でもなく元々はファミリーネームだったのが名前になったものだとか。意味は「石工」で・・・これは何かきっかけあるんだろうか・・・?
やはり世相を反映してると思われますが。・・・政治関連の名前が多くなってきた方が良い世の中、と言えるのかそれともそうでもないのか、というところは・・・ちょっと考えてしまいますけども。
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05/15/2017
「五月」は日本だけ?
まあ、どんな国にも「憂鬱」はあるわけですが。
「五月病」は日本だけ、各国の似た症状(Yahoo!:dot.)。環境が変わって一段落した頃に出てくるのが「五月病」で・・・意味もなく落ち込んだり体調が悪くなったりします。場合によってはさらに重篤な事態となることもあります。
日本では4月に一気に環境が変わることが多く、その翌月である「5月」にそういった症状を訴える人が増えるため「五月病」という名前になってます(学術的な病名ではないのですが)。
国民性か、とかそういう流れになりそうですが。
どこの国でも「落ち込む人」「考えこんじゃう人」というのは一定割合いるものであります。ただ・・・やはり気候風土や文化の影響で方向性が違うと言うか何と言うか。社会的にそういうのが許される流れ、というのはたしかにあるものであります。
ただ、それで結構大きなことに・・・となるとやはりどうにかできないか、という話になってくるわけで。・・・実際、日本の場合はちょっと(いやかなり?)深刻なことになってるわけで・・・。
鷹揚に構えられない人が多い国民性、というのは傾向としてはたしかにあるかと。・・・もっとも、4月になっても別に何も状況変わらん、という人にとってはあんまし関係ない話だったりするのですが。
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04/23/2017
古今東西
黄金というのは人気のあるものでございます・・・。
相次ぐ金塊絡み事件・・・強盗や密輸も(Yahoo!:毎日)。福岡で起きた「約三億円強奪事件」であります。・・・なんで東京の会社員が福岡でそんな大金を下ろしてたんだ・・・? という疑問があったんですが(なんか犯罪関係じゃないだろうな、とか、ダマされてたんじゃ・・・とか)実は金の取引のための資金だったのでは・・・とされています。
・・・それにしても4億円弱。それをキャッシュでとなるとかなりの重量になるはずなんですがそれを一人で・・・というのもなんかちょっと「?」な気もしますが・・・。
ここのところの金の高騰、という背景もあります。その辺でも色々あるようなのですが。
・・・ちょっと意外だったのですが。日本国内に一定以上の「金(きん)」を持ち込むと・・・消費税がかかります。今だと8%。当たり前ですが取り引きの額が額ですからこれでも大きな数字になってしまいます。
どうも「業務」として国内に持ち込む時に税関で徴収される、ということのようなんですが・・・一定量持っていると別に業者じゃなくても「業務だろう」ということにされて徴収、という・・・ことらしいのですがどうにも詳しいことはそっち関係の人間でもないので分かりません。ただ、例えばどこかの金貨一枚、とかそういうのならともかく延べ棒で何本も何本も、ということだと税関で消費税を徴収される、と。
ちなみに「金の売買」でも消費税がかかります。売っても買っても。買う時に8%かかり・・・売った時にも8%返ってきます。・・・もちろん税率が変わると値が変化しますが。
金、というのは昔から「財産の一部」的な扱いをされてきていました。非常に安定していてまず変化しない(酸化鉄や酸化銀はあるのに酸化金は見ない・・・)。現金や貯金は場合によっては消滅しますが、こういう「現物」なら問答無用で無価値になったりしない・・・。
最近の情勢不安からも人気が高まっているとか。そのため↑こういう事件も起きてしまっている、という見方もできます。「不安」と「昔からの信用」ということでの金の高騰、金への人気かと思われますが・・・やはり昔にもこういうことがあった、のかもしれません・・・?
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02/13/2017
かんごくナントカ
アメリカ・アトランタ・・・受刑者が密かに刑務所を出入りして禁制品を持ち込む(CNN)。看守が気づかなかったんだろうか、とか色々あるんですが・・・こういうのは洋の東西を問わず様々な話が出る「監獄」であります。アメリカに限った話ではないのですが。
例えば「監獄」であります。昨今事情からはなんとなく違って思えるかも知れませんが、明治~戦前、そして終戦直後くらいまでは正しく「監獄」でありました。・・・刑務所とかそううのではなく、「監獄」つまり囚人への人権という面では今とはかなり違った状況だったりしたわけです。
・・・かの井上ひさし「ブンとフン」でもありましたか「こんなに楽ならみんな刑務所に入りたがる」的な話の流れ、というのは。昔の「囚人」からすれば今の刑務所、というのは天国みたいなもんかも知れません。
・・・んでも↑こういうのはやりすぎ(むしろやられすぎ)かと思うのですが・・・。
そこまでカンタンに出入りできる、となると・・・いや、保全面とかそういうのの前に「刑務所」としてどうなんだ、とか。場合によっちゃ脱獄もできる、ということになりそうな。しかもアメリカで、となると。これが中南米とか東南アジアで・・・とかそういうことならなんとなく分かりそうな(いやそれでもなんかチガウか)でもここまでユルユルだとなあ・・・。
そしてこういうのだと考えてしまうわけです。日本では・・・? と。大丈夫・・・だろうなあ、と。
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02/06/2017
どうでしょう
中国、春節のお年玉「紅包」電子版利用急増460億件(Yahoo!:AFP=時事)。これが中国全土でどれくらい「電子版お年玉」が普及しているか、とかそういうところまでは↑記事では分からないので「これは全くの電子化だ」とかそういうことはカンタンに言えないのですが・・・前年比約76%増、ということはそういう傾向が高まっている、というのは言えるかも知れません。
日本でも「電子版おさい銭」というのが話題になったりしましたが。しかしあれはあくまでも「実験版」的な立ち位置でしたし。今後日本でも定着していくか、と言えば・・・その辺はどうなんでしょう、と。
日本は「紙幣・貨幣中心」とよく言われております。
これはカードやチェック(小切手)を個人でも支払いの中心とする人の多い海外から見た話なのですが。それでも「実態のあるおカネでの決済」を好む、という傾向はやはりそう言えるかも知れません。目に見えてないモノをなんとなく胡散臭く思ってしまう。あるいは受け入れにくく思ってしまう。そういう傾向はまだまだあるかと。
さらに「お金」というものに対しての独自の「信仰」がある、というのも日本ならでは、と言えるかも知れません。「お金=額面通りの価値」ではなく「それにプラスして何か」ある、という思考法、と言うか・・・。
まあ、あと何年、十何年かしたら変わって来るかも知れんのですが・・・こういうとこも。
それでも「電子おさい銭」にしても定着には「?」が付くような国ですし。↑「電子お年玉」となると・・・そこまで行くかどうか。さて・・・どうでしょう・・・?
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01/31/2017
やりすぎ
しかしもっと怖いのはこれで終わりではないだろう、という・・・。
全米初、大統領を「違憲」提訴(Yahoo!:時事通信)。件の「イスラム圏7か国出身者のアメリカ入国原則禁止」であります。トランプ米大統領が大統領令として発動したのですが・・・あまりにもいきなりな上に結構「ザル」な法令のため、現場で混乱が多発しています。
何しろ「旅客機の乗務員も該当出身者ならダメ」となると。アメリカ路線を持っている航空会社は対応に苦慮することになります。確認ミスで当日そういう乗務員が乗ってしまった飛行機はアメリカに入れない、ということになってしまうことになります・・・。
「大統領令」とは大統領の特権の一つで基本的に何でもできるのですが(もちろん裁判所や議会など強力なブレーキ機能あり)・・・ここまで来るとやりすぎであります。
「てっきり選挙用キャンペーンかと思ってた」
というのが大方の人たちの率直なとこかと。メキシコに対する「壁」にしてもTPPにしても。・・・ある意味「正直」な、真っ当な政治家とも言えますが・・・本当にやってしまうとは。
それも各方面とのすり合わせも何もナシに。
別に極右でも何でも自分の国のためになるなら、ということで選出されたのなら何も言うことはありません。それでもやり方ってもんがあるわけで。例えばイスラム過激派を封じ込めたいのなら関係諸国と連携して(国家的なしがらみ無視して経済的に揺さぶるとか)力を削いでいく、とか。不法移民を減らしたいのなら移民元の国とそれこそ経済的な駆け引きをかましてみるとか。
経済的な手法が得意ならそっちへ引きずり込めばまだやりようもあったのに・・・これじゃどっかの国のナントカと似たりよったりであります。
今後↑こういった提訴も含め、様々な「逆風」が吹き荒れるかと。結果、リコール・・・ということもあるかも知れんのですが・・・支持層はどうなるか、と。白人労働者が、と言っても雇用は増えたけど国家運営は悪化しました、では意味ないわけですし。
・・・意外と任期満了まで行くかも・・・しかしその間アメリカはどこに向かうのか、その辺も気がかりではあります。
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01/22/2017
似てるけどスケールがチガウ
第45代アメリカ大統領、ドナルド・J・トランプが誕生・・・。
→トランプ新大統領の就任演説・全文と和訳(Yahoo!:BBC News)
・・・具体的な内容は、とか・・・どんだけ内向きなんだ、とか色々ありますが・・・コレ、「今度こそアメリカは生まれ変わる!」と信じてトランプ大統領に投票した人たちは大喜びなんだろうなあ・・・逆に「こんなんダメだ」てな人たちは中身スッカスカじゃねえか、とか思ってるかも・・・。
なんだかどっかで見たことあるなあ、こういうの、とか思ったんですが。・・・あの民主党勝利の時の日本に似てるような気もします。「これで日本が変わる!」「そんなわけねえじゃん」と大バトルになった挙句何も変わらなかった、という・・・。
アメリカがどっちに転ぶかは今後次第なわけですが。まだまだ「就任した」というだけですし。就任演説の内容はともかくとりあえず?「TPPやめた」とか「カナダとメキシコ? 経済協定見直そうかな~」とかそういう方針?は出てますが・・・。
これだけ「アメリカ第一」と押し出されるとなあ・・・何があってもアメリカ優先、ということなら今後どういう風に世界が変わっていくのか、あるいは全然変わらないのか、ちょっと予想しにくいところではあります。
ただ・・・民主党の時もそうだったんですが、期待が大きければ大きいほどそれが裏切られた時の反発は激しいものがあります。アメリカの、白人労働者に大変な人気のあるトランプ大統領。それが「結局あいつも何もしてくれなかった」ということになって離れて行ったら・・・。
デモや暴動では済まないかも知れません。そういうとこ、日本のあの時とはちょっとスケールが違うような気もしますが。
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01/21/2017
ナゾのビープ音
まるで映画か何かみたいですが・・・。
北極圏の海底から謎の音? カナダ軍が調査へ(Yahoo!:AFP=時事)。周辺の動物が消えた、いなくなった? という話もあります。何かが起きている・・・のかも知れません。
海底から聞こえる、とのことで本当に海底から音がしている、となると相当の音量ということになります。海に詳しいはずのイヌイットですし・・・本当に何かないとさすがに軍までは動かないかと。
・・・何らかの「物体」があるのは違いない、ということでしょうか・・・音を発している、何か。
動物でも機械でも「何か」がそこにある、ということになります。いや、自然現象の一部だ・・・ということでも「何か」がないとそんな大きな音は出てこないかと。
しかも・・・ビープ音て。
電子音的な音、ということでしょうか。何かの鳴き声とかそういう風には聞こえなかった、ということになります。
もちろん、一方で海底からではなく地上のどこかの何かの施設でそういった音が鳴って、それが何らかの事情(気象的な効果とか)でそういう風に聞こえている、という可能性もまだまだあります。
ただ・・・なんか不気味だなあ、というのは変わらんとこで。正体が分からないとやっぱり怖いものではあるのですが。
来月まで調査、とのことで・・・何か分かると良いのですが。「正体不明の音だけど害はなさそう」ってことになったら・・・地元の人たちもたまらんでしょうし。
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01/15/2017
事情がよく分からんのですが
・・・先に普通を通してしまったか・・・。
ブルガリア・列車の遅延に乗客がキレる(Yahoo!:AFP=時事)・・・悪天候のため普通列車が遅延→ようやく動き出したら「急行列車を先に通します」→乗客50人がキレて急行列車の前にたちはだかる・・・。
「先にこっちを通せ!」という乗客たちの要求を飲んで普通列車の先に通した、という・・・。
・・・ダイヤ的に大丈夫だったんだろうか・・・。
単線か複線か、とかどれくらいの頻度で運転してるんだブルガリアは、とかそういうとこでも違ってきますが。少なくとも関東圏内・・・いや、日本の鉄道なら「じゃあ先にこっち通しますね」とは絶対にならなかっただろうなあ、と。これは数分おきに電車が来る都市部でも、1時間に数本の郊外でも変わらないと思います。
その前にそういうことで「列車の前に立ちはだかる」ということは日本ではまず起きないんじゃ・・・という声もありまそうですが、最近のトラブル関係を見聞きしていると・・・将来的にはこういうのも出てきそうな気がします。・・・「なんでこの駅を飛ばしたんだ!」と快速電車の前に立ちはだかり・・・とかそういうのが(でも集団で、というのはないかも・・・酔って一人で、というのはありそうな)。
↑記事には日本の鉄道事件・事故で出てくる「何々人の足に影響が出ました」というくだりがないので、やはり先に通しても問題はなかった・・・ということなのかも知れません。
日本の都市部だと電車は当たり前な存在ですが、日本でも十分な日常の足になってない地域もたくさんあったりします。これがさらに海外となると・・・事情は様々で、こうだ、と言い切れないもんだったりするのですが。
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01/13/2017
偽装? 不適切?
アメリカ・ロサンゼルスのすし店約半分が「不適切表示」(Yahoo!:AFP=時事) この記事だけではどの辺まで「不適切」なのか明らかに悪意のある「偽装」なのかそれとも単なる知識不足による「ミス」なのか、そういうところまでは分からんのですが。
ただ・・・「SUSHI」というのはもう世界的な料理になっています。↑記事は日本のではなくあっちの学術機関のものなので・・・「日本のとは違う」という意味ではなく純粋に「ネタ名が実際の魚とは違う」という意味かと思われます。その辺はたしかに日本とは事情が違うかも、とは思うのですが。
でも日本でもちょっと前に「正しい種名で表記しよう」的な話になって、その結果なんだかよく分からない方向へ進んだ、なんてこともありましたが。・・・サケマスの差なんてのは種名の若干の違いみたいなもんで、料理名とは必ずしも一致しない、その辺は慣習だ、というのがどうにも合致しなかったりもしましたが・・・。
そこまできっちりやる必要があるのか、と言うとちょっと違ってくるような気もします。日本でもアメリカでも。
ただ、きちんとした調査をする必要はあるわけです。実際、種による違い・・・性質や内容の違いは存在しています。そういうとこを科学的にきちんと調べておく必要はあります。
・・・ということは別にコレ、すし店に限った話じゃないんじゃないか・・・とかそんなことまで勘繰ったりしたくなりますが。結構大きな問題になっていく・・・かも知れません・・・?
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01/12/2017
大丈夫か?
うーーーーーーん?
トランプ氏、選挙後初の記者会見「アメリカに最多の雇用生む大統領になる」(Yahoo!:毎日)なかなかにトンデモナイ記者会見でありましたが・・・大統領に当選後「初」の「対面会見」、まあ、何と言いましょうか・・・。
アメリカ、大丈夫か?
選挙戦は派手にぶち上げておいて、当選したら(言い方悪いですが)狡猾に見た目良くやっていく方針かな、と思っていたんですが(実際、そういった会見もありましたし)。それがどうも選挙戦の時のスタンスはあまり変わらない様子であります。
・・・一種の選挙公約みたいなものなので、そういう風にやっていくこと自体、ウソつきではなくなるので間違ってないのですが今回は間違った方がいいんじゃないのかな、と。
あまりにもインパクトが強すぎるわけで。「毒も薬となる」を通り過ぎて毒ばっか飲むはめになりそうで、そうなるとどうなるのかは自明の理であります。
別にツイッターを使って方針掲げていくのはそんなに悪いことだと思わないのですが・・・国の方針をだだ漏れ的に垂れ流すのはいかがなものか、と。個人的なとこをつぶやく、というのならさほど問題ないのでしょうけど。
あらゆる事象にまずケンカ売っておいてそれから様子見る、という手法もなあ・・・企業戦やってるわけではないので、非常にデリケートな国家間の取り決めとか、そういうのに今後どんどん影響してくるわけです(すでに影響出てますが)。・・・いや、ホント、大丈夫かアメリカ・・・。
逆に言えばここまでの「劇薬」使わないとどうしようもない状況になってる、とも言えるわけですが・・・その辺はアメリカだけに限った話ではないのでしょうけど・・・ちょっと行き過ぎかなあ、と。なんかちょっと前の日本の某党政権を見ているようで・・・いや、あの時よりある意味深刻か・・・。
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01/05/2017
身に着けたり話しかけたり
スマホ、話かける「ヒアラブル」が今年拡散?(Yahoo!:毎日) 通話ではなくスマホに「話しかけて操作する」機能であります。すでにこういった機能は搭載されているのですが(CMもしきりに流されてます)これが定着していくか、となるとまだまだ不透明な気もしますが・・・。
状況や事情によっては非常に便利なツールとなり得そうなんですが。
「音声でコントロールするのは便利な半面、人前で使うのは気恥ずかしさも残る。」(「」内↑記事より引用)
という日本ならではの問題もあります。海外ではあまり触れられない「公共交通機関での通話禁止」もその流れの一つ、とも言われてますが(あるいは「話し声」と「通話の声」の性質の差、とも)列車の中でいきなり一人でぼそっとしゃべったりしたら、それはそれでなんかヤバそうに見えないか・・・という意識があるから、ということでもあります。
ただ・・・将来こういう状態が当たり前になってくる可能性もあるわけです。現状、ほとんどの日本人が「なんかアレはなあ、ちょっとなあ・・・」という考え方ですが、年代が変わってくればまた違ってくるかも知れません。
一方で機器を身に着ける「ウェアラブル」は・・・ちょっと普及が足踏み状態のようで(Yahoo!)。スマートウォッチから・・・というのもなんか・・・他の部位からでもいけるんじゃないか、とかそんなことも思いますが。腕輪でも首輪でも、そういうところからでもいいんじゃないか・・・とか。
いずれにせよこういった新しい道具というのは普及に色々あるもんであります。↑「ヒアラブル」だって他の音声拾って対応してくる、という話もありますし(テレビCMの声にいきなり反応してきた、とか)。そういったところの「進歩」がないとまだまだ、ということかと思われます。
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12/25/2016
時節柄
こういうのもあるのか・・・。
アメリカ・テネシー州の銀行でサンタ姿の強盗がキャンディ配った後に現金奪う(CNN)。・・・入って来た時には喜びの声も上がった、という辺り何ともアメリカ?なような気もします。
これが日本だったら。サンタの格好した人が「メリークリスマス! ホーホッホッホホ!」とか言いながら入って来た時点で警備員さんにつまみ出されるか警察呼ばれるか・・・とかそういうことになりそうな。
いや、「それくらいのジョークは解すべき」とかそういうこと言うつもりはないんですが・・・。
実際、日本とあっちじゃその辺の事情から考えから違ってるわけで。あっちでは「サンタ=楽しい人」的な発想が幼い頃から染み込んでいるわけです。日本では・・・そういうことないでしょうし(環境によってはアリかも知れませんが)。サンタの代わりに誰か、と考えてみても。
・・・銀行に事前連絡もなしに乱入してきて皆が笑顔になるような人物、というと・・・誰だろうか、と。
そういう「違い」があって当たり前じゃないか・・・とも思うのですが。しかし・・・昨今の状況からすると↑銀行側ももっと用心すべき、とかそういう話になりそうで、それはそれで・・・なんかさびしいなあ、とも思うのですが。
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12/03/2016
二つほど 12/3
「実物」な二つほど。
一つ目。実物の「トランスフォーマー」競売に・・・トルコ新興企業(CNN)。変形できることは変形できるようですが・・・30秒で変形するらしいのですが。ベースとなるクルマの時点でも多分乗ることは難しそうですし、何よりどこの国でも公道に乗り入れることも難しそう、と。で、当然のことながら変形したロボットを操縦することもできなさそうな。・・・腕や指、頭部はちょっと動かせる、とのことでありますけども。
とは言っても映画のようにダイナミックに変形するのか、と言えば・・・そこまでは無理っぽい話であります。ここはあくまでも「クルマがロボットに変形する」という事象だけを純粋に楽しめ、と。
それでも7000万円弱というのは・・・今後に期待、ということなんでしょうか・・・?
二つ目。実物大の「タイタニック」建造へ・・・中国四川省(CNN)。詳細な設計図は失われているんだそうですが、断片的にでもそれらを収集・建造へ・・・と。目的は観光なんだそうですが。
・・・どれくらい「実物」なのだろうか、とか・・・。
大きさは分かっているのですからその辺は問題ないでしょうし、内装も設計図があるなら、と。しかし推進装置とかその辺までは・・・どうなんだろう、と。さすがに航行できるまでにはしない、ということなのかも知れんのですが。
完成したらどんな感じなのか、ちょっと見てみたい気もします。が・・・場所が場所だけに、なんか・・・コレジャナイ感出てきたりしないだろうか、とか。
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11/13/2016
預金強要?
「預金封鎖」というのがあって、これは「個人の預金を政府が封鎖する」ということなんですが。
インド「高額紙幣は4時間後に無効」12/31までに預金しないと紙くず(Yahoo!:ZUU online)。目的は「高額紙幣の不正利用対策」・・・つまりニセ札対策の一環である、と。
・・・しかし実際のとこは・・・「インドでは主に現金決済がまだ主流とされていて、現金のみを所有し納税しない人による地下経済がGDPの約50%に及ぶとされている」(「」内↑記事より引用)と、そういう事情があっての対策のようで。もちろんニセ札を含む不正利用への対策、というのも目的の一つではあるようですが。
経済改革のようなものでしょうか。現金経済から「信用」経済、クレジットカードや口座間での取り引き推奨、みたいなものへの。
ただ、あまりにもいきなりな話であります。インドのモディ首相による↑の発言は11/8夜のことで・・・すでに高額紙幣は「無効」となってます。高額紙幣を持ってる人は年末までに預金するか・・・誰か好事家?に引き取ってもらうか・・・これから何とかしないといけないわけで。その手間と時間はどうなるんだ、と。
そして・・・経済形態改革はともかくとして。ニセ札などの「不正利用」の話は実は日本でもあり得ることではあります(実際↑記事中には欧州中央銀行の話も)。過去に何度か「新札」になってますがこれはニセ札対策でもあったわけで・・・いくら技術が高い、と言われてもニセ札製造が絶対にできない、というわけではありません。
他人事ではない、とも言えるんですが・・・そこまで今の日本でできるか、と言うと・・・ちょっとまた違った問題になってくる・・・かも知れません?
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11/12/2016
気持ちは分からんでもないですが
カリフォルニア独立? 反トランプ「Calexit」(Yahoo!:産経) アメリカの「州(state)」は日本の「都道府県」とはやや意味合いが違うので(何しろ「合衆国=United States」)これが例えば「安倍首相が気に食わないからうちの県を独立させる」と言うのとはちょっと、いや大分違っていたりします。
んでもここに至って「独立する」てのもどうか、とは思うのですが・・・。
しかしこれが「安倍さんの次はこの男だから」とウソ妄言振りまきまくってるうさんくさい(しかしどこか現実味のある)のが出てきたら、やはりそういう反応になりそうではあります。
・・・が、当のトランプ氏はまだ何も具体的なことは公的には発言してないわけで。
まだ「大統領」でも何でもなく。これまでの発言のどれくらいを実現できるか、その辺もかなり不透明。正式に第45代アメリカ大統領となったその時に何を言うか、というのが問題なんじゃないか・・・と。
でもなあ・・・やっぱりイヤなもんはイヤ、というのは変わらんのでは・・・と。しばらくこの騒動は続くわけですが、しかし、妙なことになってきているものであります・・・。
12:56 AM | 固定リンク
11/10/2016
なるようになるか
アメリカ大統領選挙、トランプ候補がクリントン候補破る(Yahoo!:ロイター)。名実ともに「トランプ米大統領」誕生、ということになったわけですが・・・選挙中は過激な発言も多い氏でありました。
・・・まあ、いざ大統領になった時にもその通りにするか、と言うとその辺が「不透明」なわけですが。
対外的にも対内的にも「強いアメリカを再び」というのが方向性でありました。が、大統領選にありがちなネガティブキャンペーンが今回は(毎回?)非常に激しく「私が大統領になったあかつきには・・・」的な話はほとんど流れて来ず。結局何がしたいのかその辺も不透明・・・。
・・・個人的にはなんか日本の過去の民主党政権に似てるなあ、と。
あの時も「これで日本が変わる」「古い政治家を一掃できる」的な希望?が散々あちこちで聞かれましたが案の定あの政権は何もできず。「ムダを省く」と断言しておいてほとんどできない、とかそんなんばっかりで・・・さらに政治不信が進んだ観もあります(名前変えても中身は同じじゃあ・・・)。
トランプ氏も政治家や官僚といった経験のない(恐らく史上初ではないか、とも)大統領、ということで「これまでの政治を一掃して・・・」という期待が大きいようで。さらに発言の数々もそういうものばかりで、期待はふくらむばかり、というのが今の支持者の気持ちなのかも知れんのですが・・・。
・・・期待が大きいということは落ちる速さも大きい、ということであります。何か一つ、つまずいただけで一気に支持率ダウンとかそういうことにならなきゃいいんですが。・・・その可能性は高そうだなあ・・・とか。
よその国のことなんですが、結構日本にも影響の出る結果であります。ただ・・・クリントン候補が当選していても受け止め方はあまり変わらんかったかも、と。今回の選挙は今後に大きな影響を残すと思われます。
・・・よく考えて投票しましょう、と。いや、よその国だから・・・ということでもなく、日本でもすでに似たことが起きたのですし、今後も同じようなことは絶対起きない、とも言い切れんわけです・・・。
02:32 AM | 固定リンク
11/07/2016
そりゃそうかも知れないけれど
できるのかなあ、そういう風に。
一日6時間勤務、健康も効率も向上か(CNN)。ほとんどの国では「一日8時間勤務」となっています。これを超えると「残業」となり・・・これに対しても企業側は対価を払う必要があり・・・しかしそれを払わないもしくは帳簿上にも記載しない残業を「サービス残業」と呼んで日本では問題になってるわけです。→電通本社と支社を家宅捜索(Yahoo!:時事)
・・・ちなみに「フルタイム勤務」とはこの「一日に8時間勤務する」という意味で、それに対して「8時間の一部分だけ勤務する」ということで「パートタイム勤務」と思われるのですが。しかし用法としては「アルバイト・パート」などのように「社員の一つ下」的な意味合いになってきてます(アルバイトだってそもそもはドイツ語の「働く」の意味で、ドイツ語流用の多い少し昔の学生言葉)。
さて。6時間で回るのかな、というのが正直なとこなんですが・・・一日6時間勤務。
実際↑記事でも場合によっては勤務する人を増やさないといけない、とのことで。つまり新たな雇用が必要、ということになるとそれはそれである意味このご時世では歓迎なんではないか・・・という見方もできますが、それはちょっと前に提唱されてた「仕事シェア」的なアレと一緒なんではないか・・・とか。
仕事を分け合うことで負担も減るし雇用も増えるし、という論調だったのですが最近は全然聞かなくなりました。そりゃあ・・・定着するのはちょっと難しそうな例ではあります。
・・・さらに単純?な問題として時給制の場合どうなるんだ、とか。
人間てのは結構保守的な生き物ですんで、これまで8時間でやってきたもんを、じゃあ、こっちの方がいいらしいから2時間減らすよ、と言われてもなあ・・・と。
本当にそっちの方がいい、となっても実現はなかなか難しいと思われます。まあ・・・誰しも健康的に暮らしてはいきたいもんなんですが。
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11/04/2016
だまされている
・・・となってもおかしくはないような・・・???
アメリカ。カジノで約44億円の当たりは「無効」(CNN) 代わりにステーキって・・・。
スロットマシーンで4294万9672ドル(約44億円)もの当たりを引き当てて自撮りまでしているのですが、カジノ側からは「あれは機械の不具合で・・・」ということで2.25ドルに(実際は0ドル)。・・・なんだかなあ・・・。
払いたくないからだましてるんじゃないのか・・・。
とかそういうことになってもおかしくないような。そもそもなんでそんな数字がディスプレイ上に出てきたのか、その辺もなんかナゾですし。
ギャンブル関係の機械というのはかなり厳正なものが多いはずで。・・・そうでないと想定外のトラブルを招き入れかねないわけであります。カネが絡むトラブル、というのは場合によってはかなりとんでもない(命に関わったり財産に関わったり)ことになる可能性が高い、というのはどこの国でも一緒なはずなんですが・・・。
真相は・・・やはり分からんのでしょうなあ・・・このままだと。本当に機械の不具合だ、と実証できるのか・・・と言えばその辺もうやむやになりそうな・・・。
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10/20/2016
タブーはタブー
なんですが・・・どこまでか、となると、ちょっと?
マレーシア・「犬」を含む食品名をNGに(Yahoo!:AFP=時事)。つまりは「ホットドッグ」もダメ、ということになります。イスラム教では「犬」は不浄なもの、とされているため・・・ということになってます。
・・・実際、イスラム圏では「飼い犬」がほとんどいない、とされています。じゃあ盲導犬はどうなんだろう? と言うとこちらは一応OKということになってます。
「犬」そのものは過去に大変力のある宗教的指導者が「不浄である」と言い切ったため、現在もその慣習が続いています。が、盲導犬などは宗教的に地位のある人たちが最近「OK」としたので別に問題ない、ということなんですが・・・突き詰めてしまうとどっちも「犬」なわけで、今でもイスラム圏では盲導犬や聴導犬の普及は遅れているとのことであります。
・・・この辺、あまり宗教に興味のない人には理解できないかも知れませんが。
イスラム教に限らず「宗教的にNG」というのは実は結構あったりします。しかし「イスラム教徒は豚肉を食べられない」と「ヒンズー教徒は牛肉を食べない」というのはちょっと意味合いが違っていたりします。前者は「あれは不浄だから」なんですが後者は「あれは神聖なものの一部だから」とか。
さらにユダヤ教になると「これはダメ」というのが相当数あったりします。例えば「ウナギはウロコがないのに水中にいあるからダメ」となってます(実際にはウナギにもウロコあるんですが)。
・・・そういう方面にあまり興味がないと「?」になると思われますが・・・当人たちにとっては真剣でとても大切な問題であります。幼少の頃からそう教育されている場合も多く・・・間違って口にしたりすると身体に変調をきたすこともあります。
部外者が「変なの」と軽く流してしまうようなものではないわけです・・・。
そうは言っても。・・・↑の一種の「言葉狩り」まではなあ・・・さすがにどうなんだろう、と個人的には思ってしまいますが・・・その「モノ」ならまだしも「名前」もか・・・と。でもそこまで敬虔な人たちがいる、ということなのかも知れませんが・・・さすがになあ・・・と。
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10/04/2016
任意の相手には
届けられないんですが、その辺は?
インド・ハト「拘束」首相を脅すメモ運ぶ(Yahoo!:時事)。インドとパキスタンというのは実はかなり険悪な関係だったりします。宗教的な対立や民族的な対立までも。実際、かなり激しい対立になっているのですが・・・。
伝書バト。↑記事によれば相手を「モディ首相」と名指ししているような内容ですが・・・伝書バトというのは「送り手」と「受け手」がきちっと明確になっていないと成立しない情報伝達手段だったりします。・・・「味方」から「味方」なら容易ですが「味方」から「敵方」あるいは「敵方」から「味方」というのはちょっと難しい、ということであります。相手が余裕ぶっこいて「うちの情報が筒抜けになっても構わないんだよ」と相手方からのハトを許可してる、というのなら話は別ですが。
ハトの「帰巣本能」を利用します。これは様々な説があるのですが、カンタンに言ってしまえばハトには独自のGPSのような機能があり・・・自分がどこを飛んでいるか分かる、ということだったりします。そして自分の「巣」の位置も把握しています。そのためどこで放たれても自分の巣に帰ることができます。
・・・地磁気や地形、あるいは匂いなど色々言われていますが。なぜ? という問いに対する確定的な答えはまだありません。が・・・ほぼ百発百中自分の巣に帰って来れる、となれば色々利用できるわけです。
自軍の基地に「巣」を作っておいて出先の兵にハトを持たせておいて・・・何かあったらハトに手紙をくくりつけて送る。そうすると基地に情報を伝えることができる。難点は・・・そのハトを「返信」に使えないことで。一方通行の情報伝達手段なのですが、かなりの距離でも移動できるので中東では重宝されていたとか。
・・・それを今、インド-パキスタンで・・・と。
モディ首相名指しで、という辺りでなんかな・・・と。この「通信」を成立させるには「敵方」が「モディ首相の近くで飼育されているハト」を手に入れる必要があります。・・・いや、パキスタンにそんなのいるんだろうか・・・?
↑記事だけですんで詳細は分かりません。事態はもっと複雑なのかも知れません。が・・・「伝書バト拘束」は・・・多分デモンストレーション的な何かかなあ、と。あるいはパキスタン軍の中でのやり取りが流出したのか・・・それとも坊憎けりゃなんとやら、とか・・・そんな風にも思うのですが。
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09/23/2016
どこだってそんなもん
地震にふるえる韓国、日本製防災グッズなど売り上げ急増(Yahoo!:聯合ニュース)。日本だと「大したことないな」と思ってしまうかも知れませんが・・・「地震」という自然現象を経験したことのない地の人間にとって、非常に恐ろしく不可思議なものだったりします。・・・空からいきなり魚が降って来るという謎の現象がありますが、アレ、実際に経験したらやはり同じように不可思議通り越して恐怖を感じるかと(いや、経験したことないんですが)。
韓国では「観測史上最大」とのことであります。・・・日本だって阪神・淡路大震災以前なんてのは関西では「避難訓練? 何それ?」の世界でしたし、関東の学校では9/1に必ず避難訓練やるし防災ずきんが座布団代わりだ、と言うと「時間の無駄」「何かの罰ゲーム?」とかそんな認識でありました。
が・・・震災以降大きく様変わりしました。
それは関西にとどまらず日本中の人たちの認識だけではなく。法整備から日常の行動まで。ちょっと意外?なとこだと水道の蛇口というのがあります。ひねるやつではなく、上下に上げ下げするタイプ。それまでは「下に押す」と水が出ていたのですが・・・震災以降「上に上げる」と水が出るようになりました。これは地震の時に上から物が落ちてきて水が出っぱなしになるのを防ぐためであります。
気象庁の台風情報にしてもかの伊勢湾台風の大被害から詳しくなってきています。津波情報だって環太平洋で本格的に連携したのはチリ地震による津波から、でした。
何か起きてからようやく・・・というのはどこの国でも地域でもそんなもんかも知れません。
韓国だけではなく実は世界には「地震ってアレだろ、地面揺れるんだろ? エレベーターのちょっと激しいくらいなんだろ?」と、経験ゼロの場所というのは結構あったりします。・・・そういう場所では当然ですが耐震構造なんかなく。避難訓練とか防災グッズなんかもないかと思われます。
・・・今回の地震、韓国はそういった方面へ注意を向ける、ある意味良いチャンスになったのでは・・・と思うのですが。ワクチンみたいなもんで軽い程度の「災い」を経験して以降の重い「災い」に備えられるように、と。
ただ・・・これはどこの国でも同じなんですが・・・人間てのは忘れる生き物であります。世代交代が進めばさらにそれは加速します。「維持」というのもかなり重要な問題だったりするのですが。
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08/24/2016
皆が欲しがるモノ
アメリカの刑務所でラーメンが大人気(Yahoo!)・・・とは言っても刑務所にラーメン屋や屋台があって、囚人に大人気、というわけではもちろんなく。「所内通貨」として「ラーメン」が人気・・・ということであります。
こういうのは「タバコ」と相場が決まっているのですが、それが変化しつつある、ということでもあります。
なぜ「タバコ」だったか、と言えば皆が欲しがったからであります。
通常刑務所では喫煙は難しく、その辺からも人気があったわけで。とすると何かのツテでタバコが手に入ると「それちょっと分けてくれよ、代わりに・・・」という一種の「物々交換」が成立します。タバコ一本で何か、と。相場もある程度決まっているでしょうけど、当人同士の交渉によって変わってきます。場合によっては損をしたり儲けたりもする。
原始的と言えば原始的な経済ですが。しかし最も根源的でシンプルな理屈ではあります。シャバだって似たような理論で動いているのですから。
それが・・・ラーメンという食物になった、というのがミソなわけであります。
実はアメリカは今刑務所がパンク状態だ、と言われています。もちろん囚人を来なくさせるような努力もしているのですが、間に合ってない、と言うか。そこへ刑務所への予算も減る、ということに。となると囚人たちの食事にもダイレクトに影響が出てしまう・・・。
そこで嗜好品であるタバコから食欲を満たせるラーメンへ、と。
・・・ただ・・・コレ、「ラーメン」としか記してありません。もちろん即席めんだと思われますが・・・お湯を注ぐタイプなのか袋タイプなのか。アメリカには両方とも流通しているはずなので・・・でも多分カップめんかなあ・・・お湯くらいはどうにかなりそうですが、火の使用はさすがにできないでしょうし・・・?
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08/23/2016
二つほど 8/23
乗り物・海外で二つほど。
一つ目。ロンドン地下鉄、週末限定で終夜運転(CNN)。これは日本でも何度か話題になっている「24時間運転」であります。ずっと運転していれば消費も増える、ということでやはり経済効果が期待されていますが・・・。
日本の場合。地下鉄じゃなくてバスで試験的にやったことあるんですが。・・・実際には利用客が少なくて(路線にもよるんですが)あまり効果なかった・・・ということになりました。あれ以降、東京都知事選の時にちょろっと出たくらいであまり話題に上ってはいません。
・・・実際、経済効果的には期待できそうなんですが・・・例えば東京の地下鉄とか。それこそ週末限定で終電ナシ、となると、まあ、たしかに。
しかしメンテとかその辺の問題はどうなるんだろうか、とか。うまくシステム化できればできないことではないのかも知れんのですが・・・現状ではなかなか難しいところではあります。色々とあって。
二つ目。海に浮かぶ「フロート空港」実現の可能性は?(CNN) 一応?羽田もそういう意味で「沖合」に建設されたんですが・・・なんか妙な方向になってきてます。やはりあんだけの物体が空を飛ぶ、となると色々あるものではありますけども。
フロート型、というのは実際何度か議論されて・・・「やっぱりなんか不安」ということで先送り、というのを繰り返してきています。技術的な問題は少しずつクリアになってきているのですが、やはり「なんか・・・ちょっとねえ」的な空気がどうしても拭えるものではないようで。
これはどれだけ安全面を確保できる、と説明しても難しいものなのかも知れません。
しかし現状、こういうのがないと立ち行かなくなる場合もあるわけで・・・選択肢としてはやはり入れておくべきだ、とも思うのですが。
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07/19/2016
ネズミにはやっぱり
ネコが一番、ということかも。
全米一の「ネズミ都市」シカゴで駆除に野良ネコが大活躍(CNN)。ある程度の規模の都市ならほぼ必ずいるもんですが・・・ネズミ。今は中世ヨーロッパのようにネズミ媒介の病原菌がそこまで拡散はされていませんが、現代でも一定の「脅威」を持っていることは否定できません。
・・・まあ、それ以前に都会人?のネズミに対する恐怖、というのはなんかちょっと怖がりすぎな気もしますが(これは昆虫などの小動物全般に対して言えるかも)。
そのため自治体は対策として殺鼠剤や罠を提供したりしていたりします。シカゴもそういったシステムがあるようですが、↑記事では少し違ったアプローチを紹介しています。
・・・野良ネコを使ってネズミを駆除する。
要は「ネコ派遣」なわけです。もちろん避妊手術済で、健康管理なども会社の方できちんとやる。ネコが住む場所もキープしておいてそこで管理。・・・たしかにこうすれば野良ネコも減るしネズミも減る、というかなり有用な方法となるわけであります。殺鼠剤や罠だとネズミ以外に害が出ることもありますし・・・何より当局ではここまでケアしてくれないでしょうし。
日本でもネズミが大暴れしている場所は結構あります。こういう方法を導入したら変わってくるかも・・・?
・・・うーん、なんか日本では無理っぽいような気がするんですが。一企業がここまでやる、という辺りからしてなんか、ちょっと、どうかな、と。野良ネコを管理する「場所」でなんか一悶着ありそうですし。どうかなあ、と。
ところでこれはちょっと別件なんですが・・・↑記事中にビール醸造所でネズミ駆除に関してこのネコシステムを導入した、と。「1年半前にやってきた4匹の猫はインターネットで名前を公募。映画『ゴーストバスターズ』の登場人物にちなんでイゴン、ベンクマン、レイモンド、それにゴーザと命名された」(「」内↑記事より引用)となってるんですが・・・。
なんで・・・ゴーザ? ウィンストンじゃないの?
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06/25/2016
離脱!
英国民投票でEU離脱派が勝利 日本への影響は(Yahoo!)・・・昨日の昼頃でしたか、大勢が判明したのは。当初は「EU残留」が濃厚、と思われていたのですが実際に開票が進むとシーソーゲーム化。最終的には「EU離脱」が過半数となり・・・「これでイギリスがEU離脱か」ということで世界中の経済にも影響が出ています。
さらにはイギリス国内でも「離脱」「残留」に世論が分裂。残留派の議員が射殺されるという事件が投票前に起きていましたが、さらに険悪な雰囲気が漂い始めている・・・という話もあります。
しかしあくまで「国民投票」なので法的に拘束力はない・・・ということなんですが。
それでもこれを受けて残留派のキャメロン首相は辞意を表明(ただし10月までは首相職続行)。自分の方針ではない結果に「責任取れない」ということでの辞意、との見方もありますが、任期中にEUの会合があるのでそこで事態を「説明」ということになっています。・・・当たり前ですがそう簡単にEU離脱、というわけにはいかず。基本的にEU加盟国全部から「分かった」という返事を得ることが必要になります。その前に「うち、EU抜けるから」と正式に表明しないといけないのですが・・・それをキャメロン首相がやるかどうか、とかそういうところまでも。
仮に表明した、として。2年のうちに決着をつけないといけません。だから報道では「2年後に正式離脱か」という論調が多いのですが、そうすんなりと行くかどうか。そもそも「離脱」するのだろうか・・・とか。
離脱派が勝ったのは大衆の中の「うんざり感」が溜まりにたまったからでは・・・という話もあります。EUというのは加盟国内の行き来は原則自由・関税もナシ、という一種の「運命共同体」みたいなものであります。・・・ということは稼ぎの少ない国から高い国への移動、つまり出稼ぎも自由。いや、出稼ぎなら元の地域に帰ることになりますが・・・その夢の国?に住んでしまうことも可能。そして年収も高く社会保障制度も充実していてなおかつ「英語」という世界で最も有用な言語の一つが使えるイギリスに移民が集中していった・・・と。
もちろんイギリス側もそこまで野放しにはせず、例えば居住するにはそれなりの技能がないと居住できないようになっているのですが。しかしEUに加盟している限りいくらでも居住してしまえます。
自国内での決定よりもEUでの決定が優先される。その事態にそりゃあないだろ、という怒りが溜まっていったのでは・・・ということであります。
もちろん「残留」しても良いことはあります。実際に昨日起きた「世界的な経済不安」こういうのは起きないわけです。離脱、ということは関税が復活する、ということで・・・100%自国内でやりくりできる国ならまだしも、そうでないイギリスは輸出・輸入の際に「関税」が大きくのしかかってくることになるわけです・・・今後。国内産業の衰退もあり得るかも知れない。
さらに「EU内なら行き来自由」で移民が増えて・・・という点も、実はこれまで有能な人材も多くイギリスに来て居住していた、ということになります。そういった人たちまで減ってしまうことになります。人材の行き来の停滞まで起きてしまうかも知れません。
そして・・・国内での「対立」激化。すでにスコットランドが「独立」を求めての国民投票を再び・・・という話もあります。実は地域によっても「残留」「離脱」への捉え方も様々で、地域によっては「イギリス連合から抜けて自分のとこはEUに残る」という方向性を求めていたりします・・・。
まだ「完全にイギリスはEU離脱!」というわけではないのですが・・・それでもこの影響であります。現在日本にそれほど影響は出ていない(株価と円高で、ちょっとヤバめですが)ようなもんですが、今後は・・・? やはり心配は心配ではあります。
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06/21/2016
ところ変われば
いや、そういう問題ではないかも。
パリで見かけたちょっとレアなスマートフォン(Yahoo!:ITmedia Mobile)。自分はスマホではなくガラケーなんですが(それもほとんど使わない)友人たちはスマホで「お前もそろそろどうだ?」という話が出ることもちらほら。こういうのはあれば使うだろ、という考え方もあるんで、まあ、そのうち・・・と答えるんですが。
実際、ちょろっと携帯会社のサイト行ってスマホ見てみたりするんですが・・・。
なんかどれこれも同じような印象だな、と。大きいのはiPhoneとAndroidのどっちにするか・・・というところなんですが、どっちもなあ・・・。Androidの方が若干の「差」があるように見えますがそれにしても。使ってる人からすれば多分違いはあると思うのですが・・・使ってない側からするとどれもこれも似たような金属の板、みたいなもんで。
それがあっち↑行くと結構色んなバリエーション?があるようで。
ただ、日本とあっちの違い、というのは前々から指摘されていることではあります。ガラケーなんか言葉そのものがいい例で、特に機能の違いは色々と指摘されていたりします。それはそれで別に悪いことではなく。そういう面も理解していけばまた違った活用法も思いつく、というもんなんですが・・・。
その割にはなんか日本のスマホは画一的、と言うか。外見上も中身も同じように見えてしまう、と言うか。
ガラケーの方がバリエーションが多彩なような観すらあります。それでもちょっと前の群雄割拠感と言うか・・・色んな方面への爆発的とも言える様々な機種の販売、あれは傍から見てても「お?」と思った記憶があります。
それに比べると昨今は・・・なんでしょうね、メーカーによるのかやはりキャリアの方が強いからそういった「個性」が出にくいのか・・・。
もうちっと「面白く」なるとまた変わってくるんでは、とか個人的には思うのですが。数社で独占状態の現状はやはり停滞を加速させている気もするんですが。
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06/18/2016
そこにバター
最近は日本では品薄ですが。
アイルランド・沼地から2000年前のバターの塊(CNN)。結構な大きさでありますが・・・当時は食用の他に献上品や祭事用としても用いられていた、とのことであります。
沼地になった、というのも供物として埋められていた、と。しかし沼地というのは意外に保存性が良く・・・今日まで保存されていた、とのことであります。もちろん掘り出してしまったので急速に劣化していきそうですけども。
・・・食えないこともない、って話ですが・・・さすがに、ちょっと・・・。
バターは自分で作ることもできます。
ちょっと検索かけてみるといっぱい出てきます。最もカンタンなのは生クリームと塩をペットボトルに入れて(あらかじめ冷やしておくとなお良し、とのこと)5分くらい休まず振り続ける、というものであります。最終的に「乳清(ホエー)」と「バター」が分離すればそれで完成。
・・・なんで生クリームか、と言うと。生乳が手に入るならそっちの方がいいのでしょうけど。「振ればバターになる」ということは普通に売ってる牛乳は輸送中にもれなくバターになっちまう、ということであります。そのためそうならないように加工してあるので・・・乳脂肪を利用するなら生クリーム、それも乳脂肪分の多いやつで、ということになります。
しかしこの「振る」という技法は実は昔から変わらない技法なんだそうで。↑のころも多分似たような方法をとっていた、と思われます。恐らく生乳を輸送中に分離してしまってそれを食べてみて・・・とかそんなところからではないか、と思われますが。
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06/03/2016
中身は変わらないけど
ピカチュウ「改名」に香港のファン猛反発(Yahoo!:AFP=時事)。最初記事のタイトル見た時に「?」となったんですが。まさかまた著作権関係で何かあったとかじゃねーよな・・・と思いながらよく読んでみると「改名」ということで。
・・・いや、呼び方の変更、ということですか・・・。
中国語、と一口に言ってもいくつかの種類があります。日本語での「方言」よりももっと違いのあるものなんだそうで・・・違う「中国語」同士だと話が通じない場合もあるんだとか。
日本でも東北と関西だとそれに近い場合があったりしますが・・・それ以上に「違い」があるんだそうであります。
そのため日本語では「ピカチュウ」でも各地方によって呼び方を変えていた、とのことで。
それを統一。・・・標準中国語、ということで・・・なんか香港の場合、ただ単純に「そんなのピカチュウの名前じゃねえ!」というだけではなくて、中央への反発とかそういうのもあるような気もしますが。その辺は・・・どうなんだろう、とかそんなことも思いましたが・・・さて。
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05/30/2016
あちらでは多発
日本では・・・?
ヨーロッパで落雷被害多発(Yahoo!)、たしかに日本ではあまり(もちろんゼロではありませんが)聞かない「落雷被害」であります。・・・日本の場合、開けた場所がそれほど多くないから落雷被害が少ないのか・・・それとも気象状況上実際は多いのだけれど「被害」が少ないのか・・・その辺は分かりませんが、年間で3ケタもの被害が・・・という国ではなかったりします。
それでも落ちないわけではないわけで。
これから日本でも雷が多くなってくる季節になって行きます。よく「金属を体から離せ」と言われてますが、実際のところはあまり意味がないそうで。どちらかと言えば「高さ」が問題になってきます。雷は高いところに落ちるので、少しでも高いところから離れる、しかし離れすぎると今度は自分が「高く」なりかねない。そこで一定の距離を保ちつつ高いモノから離れる・・・。
・・・しかし実はどんなに「高く」ても相手は結局は電流なので、電気が地面へとスムーズに流れる「道」があれば問題なし、とのことで。例えば自動車の中、なんてのが一番安全だったりします。
同様に建物の中、というのもアリなんだそうで。
前述の「金属を~」というのは「落雷」に対してはあまり意味ないそうなんですが、「電流」に関しては有効、という話もあります。頭に落ちた雷がクツの金具から地面に流れて一命をとりとめた・・・とかそういう話も。
しかし野外でいきなり、そして屋内へ・・・というのもなかなか難しかったりします。やはり事前情報が大事になりそうなんですが・・・いきなり落雷、ということもあるのでやはりいつもから対処法を知っておく、というのが重要なのかも知れません。
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05/18/2016
気が抜けないか心配
ベルギー・古都の地下にビール専用パイプ(CNN)。・・・「みかんジュースが出てくる蛇口」というのがあったりしましたが、こちらはビールであります。ただし、「蛇口からビール」ではなくあくまで輸送用、ということで。
・・・「蛇口からワイン」てのはあったなあ、と。炭酸系、と言うかこういう発泡する飲み物を「蛇口から」というのはやはり難しいとは思うのですが。
ベルギーの古都、ということで歴史のある醸造所で・・・でも設備を新しくしたり場所的な問題があったりする。何しろビールを「輸送」するのにも大変、ということであります。
それならパイプラインで繋いでしまえ、と。
こういうの、日本ならどうするんだろう・・・ということはやはり考えてしまいます。もっと扱いやすい?都市に移転する、とか。いずれにしてもこういうやり方はやらんだろうなあ、と。費用の面もありますが、どちらかと言うと「飲み物が地下のパイプを流れてくる」ということに抵抗を持つ人が出て来そうな、とか・・・。
ところで「ビール」と言うとドイツが有名で、原材料などを限定した「純粋令(現代は無効化)」もあったりしますが・・・ベルギーも実は有名だったりします。ただし、こちらはそういった法律がなかったのでかなり自由にやってる観があります。
日本でも最近はそういうビールが増えてきてますが。某メーカーがベルギービールをもとにした「香料入りビール」を出したりして。あんまりにもヘンでなければそういう方向もアリかと思うのですが。美味ければそれでいいのですし。そこまで「純粋」にこだわらんでもなあ・・・とか。
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05/17/2016
隼匠?
観光客を空から守るフランス・カンヌのハヤブサ部隊(AFPBNews)。カモメなどがホテルの客の食事などを失敬することがあって、それに対して猛禽類である「ハヤブサ」を扱う人たちを配置した、という話なのですが。
タカを扱う「鷹匠」は世界各地で、日本でも知られていますが・・・なるほどハヤブサを扱う「隼匠」というのがフランスにはあるのか・・・と思ったんですが・・・。
いや・・・↑動画・・・これ・・・タカじゃないですか・・・。
ハリスホークかなあ、そこまで詳しくは分かりませんが。飼育したり色々仕込んだりする「タカ」という中では比較的メジャーな種類で、日本でも購入・飼育することができます。もちろん鷹匠でもなくても。
でも・・・これは「ハヤブサ」ではない・・・。
「タカ」と「ハヤブサ」は明確に違いがあります。大きさもそうですが、翼に先端に違いがあります。
先端が、ピン、尖っていればハヤブサで、ばらけていればタカで・・・これは結構カンタンに分かります。ついでに述べると狩りの仕方も大分違っていて、ハヤブサは「飛んでる鳥専門」で・・・獲物の鳥を「蹴り飛ばして」捕まえます。そのためには自身も相応のスピードが必要になります。そのための「尖った羽」とも言われてますが・・・実際、相当のスピードで飛び回ることができます。
対してタカは基本的に「地上の獲物専門」であります。
ただ・・・「たか」と一言にくくるのはかなり難しい話で。「軽自動車」というくくりの中でも様々な種別があるのと同様にその生態は様々であります。「小型の猛禽類」が「鷹」ということなら「隼」もタカの仲間に入ってしまうくらい、なんですが(なお「大型の猛禽類」は「鷲」ということになってます)・・・実際にはその縛りは曖昧なもんだったりします。この辺は「クジラ」と「イルカ」、「オウム」と「インコ」といった種別の難しい連中と同様だったりします。
それでも↑動画の「ハヤブサ」はなあ、と思ってフランス語で「タカ」は何と言うのか、と検索してみたら「faucon」で・・・↑動画の鳥扱ってた人たちの背中には「fauconnerie」という文字が。その「fauconnerie」はまんま「鷹匠」という意味なんだそうですが英語の「falcon」はハヤブサの意であります(タカは「hawk」)。
・・・一種の誤訳的な何か、というものなのかも知れません。まあ・・・もちろんアレはまごうことなきハヤブサで、あの人たちは世界的にも珍しい「隼匠」だ、ということなのかも知れんのですけども?
02:57 AM | 固定リンク
05/16/2016
誰が気づいた
アメリカ・コネティカット州・・・脱獄犯を半世紀ぶりに逮捕(CNN)。なんでバレたか、と言うと運転免許証の顔写真が刑務所に入った時の顔写真がどこか似ていて「鑑定」を依頼した結果だった・・・と。
アメリカは日本よりはるかに「クルマ社会」ですから運転免許証は大抵の人が持っています。そのためこの「脱獄犯」も持っていた、と思われますが・・・偽名ではなく実名で所持。しかも少なくとも25年くらい住所は変わっていなかった、とのことであります。
・・・イヤになったのかなあ・・・。
こういうのは映画や小説などにもよくある?テーマなのですが。そういう場合犯人は「俺は完全に逃げ切ってやるゼ!」的な場合と「もうこんな生活イヤだ」となってしまう場合、どちらかになることが多いような。・・・今回の犯人もやはり後者だった、のかも知れません。
この犯人が今後どうなるかは分かりません。やはり再収監と言うことになるのでしょうか・・・?
・・・しかし最初に「アレ?」と思った人物は一体どんな人だったんだろうか、とかそんなとこも気になったりします。
何せ半世紀であります。「脱獄犯」というのはある意味かなり特殊な存在ですから(これが中南米とかなら話は違うかも知れませんが)そう多くはないわけです。でも50年近く前、ということは気づいた人物が大元の事件に関わっていた可能性は・・・それほど高くないと思われます。
もちろん警察もずっと追っていたはずですが・・・そういった人たちが最初に気づいたのだろうか、それとも・・・?
意外なところで意外な出来事、というのは起こるもんであります。ある意味これはよくあることなのかも知れんのですが・・・。
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05/09/2016
どこまで「守る」
ノルウェー・大量殺人犯が「人権」で勝訴(MSN:産経)。77人を殺した犯人であります。それが禁固21年とはなんと軽い・・・と思うかも知れませんが、これが最大に重い刑罰なんだそうであります。何しろ1905年に死刑が廃止されています(1945年に一度だけ復活)・・・そのためこれが最高刑、ということに。
しかし刑務所内での待遇に不満があり提訴。そこで「この扱いは非人道的である」という判決が下された、ということなのですが・・・。
こういうのは人数の問題ではないのですが(日本では量刑に関係している、という話もありますが)人を殺したことに対する刑罰として「死刑」というのは感情的に最も周囲が「納得」する話ではあります(なお、「死刑以上の刑罰」というのは考え方によっては存在しています・・・例えば日本にあった「切腹」と「死罪」は両方とも「死」を課するものですが、心情は全く違っているもので・・・「名誉に死する」といった感情が切腹にはありました)。
死刑廃止・存続論というのは世界中で今でも決着のついていない論争であります。あの国でやってるからこっちの国でもそうすべき、という単純なものではありません・・・。
ノルウェーではこういう方法で100年ほどの間続いてきたわけです。ですからその辺に関して他国者がどう、と言えるもんではないのですが。
・・・どんな扱いを刑務所で受けていたのか、その辺は気になるところではありますが・・・。
実は過去、明治期から昭和くらいまでの日本でも「監獄法」という法律でもってかなり非人道的な扱いを刑務所でやってた、という話があります。・・・禁固刑とは懲役刑とは違ってフリーになる時間もかなり制限されるものですが、本当に「閉じ込めていた」こともあった・・・とか。某北海道の刑務所は今は観光名所ですが実はかなり激しい場所だった、とか・・・。
それでもなあ・・・どうなんだろう、と。非人道的な事件を起こした人間には何やってもいいんだ、とまでは言いませんがある程度「制限」つけるのは当然なんでは・・・と思うのですが、ここまで自由にやる、となると・・・。
・・・そう言えば「刑務所の待遇をどんどん改善していって最終的に国民みんなが囚人になりたがるようになっちまった」てな喜劇小説も昔ありましたけど・・・。
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05/06/2016
ところ変われば
今日もオーストラリア。
外来種の「コイ」に宣戦布告、ウィルスを使っての壊滅も(CNN)。日本で「侵略的外来魚」と言うとブラックバスとかブルーギルとか。捕食性の高い、獰猛なフィッシュイーターが主になるんですが・・・あちらでは鯉が「侵略的外来魚」だったりします。
おとなしそうなのに、と思うかも知れませんが。
コイというのは雑食傾向があります。悪く言えば何でも食ってしまう。口に入れば小型の魚でも食ってしまいます。
オーストラリアにだって魚食性の大型魚がいないわけではないのですが。
→マーレーコッド(Wikpedia)
他にもアロワナ系とかハイギョとか。そういうのもいるにはいるんですが・・・何しろ広大な地であります。全部の淡水域にいるわけではなく・・・小型魚ばかり、となるとコイが覇権を握ってしまいます。
・・・こういうとこ、日本でも似たような状況であります。捕食性の強い大型魚、と言うと日本では・・・ナマズか汽水域のスズキかとか。実際にはそんなもんであります。そこへブラックバスなどの強力なのが入って来る、となると・・・。実はオーストラリアでもこういうサンフィッシュ系の外来魚は脅威になっているそうでありますが・・・それ以上にコイが、と。
そしてオーストラリアで捕らえられたコイ、というのは検索かけると結構画像が出てくるんですがなぜかほとんどが「色付き」だったりします。いわゆる「野ゴイ」の黒っぽい深緑色ではなく。
・・・その辺、事情が色々ありそうであります。ところ変われば・・・とは言いますが・・・さて。
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04/24/2016
トラ・・・
アメリカ・テキサス州ヒューストン郊外でトラ出没、捕獲される(CNN)・・・これだけ見ると「アメリカのトラ?」と思うかも知れませんが(いや・・・ないか、さすがに)飼育されているトラが逃げ出したようであります。
トラはアジアに生息するので、野生のトラがアメリカにいる・・・ことはまずあり得ません。さらにワシントン条約によって譲渡など国家間での売り買いが基本的に禁止されているので、うっかり研究用の野生のトラが・・・というのもまずあり得ません。
と言うことは繁殖品か、と。実は条約で規制される前に一種のブリーダー的な人たちが種親として保持していたトラ、というのも存在しているそうで・・・アメリカでは買おうと思えばそこからの繁殖品を購入することも可能なんだとか。
このトラもそういった一頭かと。人に慣れているようですし。
じゃあアメリカでトラ買ったら日本でそれを飼えるのか、と言うと・・・不可能ではないですけど可能性は非常に低い、というものなんだそうであります。野生個体はもちろん、繁殖品でも・・・無理っぽいようで。
・・・届け出など手続きをきちんとすれば「飼育する」ことは国内でも可能らしい? でも買うまでが大変さらに輸入となるとさらに・・・と。
意外な生き物が日本で飼えたりするものですが、やはり難しいものは難しい・・・と、そういうものだったりします。
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04/15/2016
タコは意外と
頭がいい、とか言われますが。
ニュージーランドで水族館のタコが脱走(CNN)。
「タコは体が柔らかく、口の先さえ通り抜けられれば非常に狭い隙間でもくぐることができる」(「」内↑記事より引用)
実際、思わぬすき間から逃げ出した・・・というのはよく聞く話だったりします・・・タコ。これがイカだと背中の「板」があるんでそうでもないんですが。ヒトで言うところの「骨」がなく、固まったカタチがなく・・・どんな形状にも変化できたりします。
種によって若干の差異はありますが、タコならこういうことが結構可能だったりします。
それでも種によっては例えば猛毒を持つ代わりに墨を吐かなかったり。あるいは千変万異に形状を変化できたり。しかし最近の研究者が注目しているのはタコの「理性」だったりします。・・・学習能力が極めて高い、とされているのです。
実験では「ビンの中にカニ」で・・・そのビンはねじ式のフタ、というものであります。これをタコは何度か失敗を繰り返しながらなんとか開けることに成功して、中の好物のカニをゲットします。
興味深いのはここからであります。一度成功したタコはその後は迷わずねじ式のフタを開けていきます。・・・そしてその成功している様子を透明な仕切り板の向こうから別のタコに見せていると・・・そのタコも短時間でフタを開けるようになる、と。
分化の伝播と言うか慣習の伝達と言うか。そういうものが確認されているのですが。
・・・ただ、タコの寿命というのは実はかなり短いものが多いもので。マダコは基本的に一年で繁殖活動して死んでいきます。そのため知識のストレージもなかなか貯まりづらいのかも知れません。が・・・将来的にその辺も変わってくるタコが出てきたりしたら・・・またちょっと違ってくるかも知れません・・・?
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04/11/2016
夜の校舎・・・ではなく
店のガラスを割って回る。
アメリカ。ニセ電話で店の窓ガラスを割らせる、ファストフード店で被害続出(Yahoo!:CNN)
「あんたの店にはキケンなガスが充満している。すぐに窓ガラスを割ってガスを追い出してくれ」
・・・的な内容かと思われますが・・・こう書くとただのイタズラ電話であります。
誰かをだます、というのは実は相応の技術が必要なのですが、実際には。
いくら「消防署の方から電話してる」と言ってもそうそうカンタンにだませるわけもなく。軽くイタズラで・・・という程度では門前払いがオチであります。・・・もしかしたら他のどこかで何度か失敗していて、成功例だけがこうやって出てきている・・・という可能性もないわけではないですが。
それにして。・・・ヒマなのがいたもんであります。
店に窓ガラスを割らせるのが目的(何か恨みとかもあるかも知れませんが)ならば次は別の手で来るか・・・あるいは「イタズラ」ということが目的ならまた違う「イタズラ」になるかも知れません。ここまで騒ぎが大きくなってくるともうさすがにだまされないでしょうし。
・・・ここで手を引く? それならそれでまだいいのでしょうけど・・・一度味を覚えてしまうとなかなか足を洗えるもんでもなかったりします。まだ・・・何かあるのかも?
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04/03/2016
忘れそうですが
・・・中国は共産主義国家です。
中国国営通信社「エイプリルフールは中国の信仰体系になじまない」(CNN) 現在はいく分か「規制緩和」的に市場の開放などが行われていますが・・・日本や欧米のように自由主義経済が是、というわけではない国家であります。
ソ連がロシアとなり・・・北朝鮮も微妙、キューバもアメリカと国交を回復した今、純粋な共産主義国家でい続けるというのはやや難しいのかも知れませんが。そのため「こっち」の常識が通用しないこともままあるわけです。
・・・むしろ通じる国の方が珍しいと言えるかも、ですが。郷に入れば郷に従え、という言葉もありますが・・・実際のとこはその国や地域独自のしきたりの方が優先される、というのが常識だったりするもんであります。
それでもエイプリルフールくらいはなあ・・・とか思ってしまいますが、そういうお遊びも・・・不許可ということなんでしょうか。
いや、結構「お遊び」でないことになってるケースも散見されますのも事実ですし。最近は「ウソ広告」とか「ウソサイト」みたいなのが流行りですが、そこでも行き過ぎがあったりして。今年も謝罪してる企業があったりしますから、「なじまない」とする風潮も、まあ、分からんでもないか・・・と。
それでも余裕みたいなもんだと思うのですが、エイプリルフール。それくらいの社会の余裕、と言うかちょっとしたすき間みたいなゆとりはあってもいいんじゃ・・・と思いますが、これも日本にいるからそう思うのかも知れません。
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03/04/2016
投票開始
ニュージーランド、国旗刷新の国民投票始まる・・・今月24日まで(CNN)。しかし「現状維持」つまり今の国旗(ユニオンジャックに南十字星)の方がいい、という意見は6割超を占める、という調査もあります。改定案(シルバーファーン:シダに南十字星)の方は2割超、とのことであります。
このままだと「やっぱり元の方がいい」ということに落ち着きそうなんですが・・・さて。
前にこの「あれこれ」で触れましたが・・・ニュージーランドの国旗刷新。
オーストラリアも似たような国旗(ユニオンジャックに南十字星+七稜星:七つの「ツノ」がある星)で混同しやすい・・・地理的にも近いし、ということもあっての刷新案だったわけです。
・・・候補は前に見たことあるんですが・・・なんかこういうのはどこの国でも同じようなノリ?になるようで。
日本の市町村合併して新しい「市」ができる。じゃあ名前を公募しようか・・・となると一定の割合で「オイオイ」な名前が入ってきます。明らかにノリとかジョークで応募しただろ、的な(意外と本人は大まじめだったりするんですが)。そういった意匠もあったりしました。・・・キーウィにれーざー、とか。
ただ、選ぶ側としてはたまったもんではないわけで、そういうのは。実際、日本でも組織票っぽくとんでもないのが上位に来た時に無視された、とかそういう話もあったりして。
・・・最終的にニュージーランドでは特有のシダとやはり南十字星を最終候補に。
個人的には結構好きなデザインなんですが、選ぶのはニュージーランドの人たちであります。・・・どうなるのか・・・↑の事情を見る限りやっぱり変わらないのかなあ、とか思ってしまいますが・・・それはそれで国民の意志、ということなのではあるのですが。
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03/02/2016
一種のロマン
静かな超音速機、NASAが設計を発注(CNN)。現在「旅客機」で超音速・・・つまり音速を超えて飛行する機体はありません。記事中にもあるようにかつてはコンコルドという超音速で飛ぶことが可能な旅客機がありましたが・・・2003年に全機が引退してしまいました。
・・・なお、このコンコルド、居住性はあまり良くなかった、という話もあったりします。機内が結構狭かったらしい・・・。
さらにやっぱり「騒音」が問題になってしまいます。高速で飛ぶ、ということに対してかなりの問題が出てきますが騒音というのはやはり大きな問題の一つとなってしまいます。
例えば。「超音速で住宅地の上を飛行」というのは物語などで時折見かけますが・・・実際にンなことしたらえらいことになります。・・・いや、「超音速」でなくても、フツーにある程度の速度の物体が住宅地の上空を飛行・・・というだけでも、かなり。そのため航空機が住宅地を飛ぶ時には相応の高度が求められます。
かのコンコルドも超音速運用は限定された地域の上空だけでしたし。
こういう風に実際にはかなり制限の多い飛行だったりします。騒音以外でも結構シビアなもんだったりします。
ただ、騒音はかなり広範囲に渡ってしまうためこういった「静かな飛行機」というのは最近の命題?みたいなもんになってるような。超音速機に限らず。そして最近の傾向としては「中型機でそれなりの人数が運べる」機体になってきています。かつてのように「大型機でばんばん運ぶ」よりもコスト面や小回り性を求められているような。・・・速度は二の次、と言うか。速さの面ではすでに航空機の独擅場なわけですし。そこまでは・・・ということなのかも知れません。
でも「超音速機」と言うとやはりロマンがあります。飛ぶモノの一つの目標「音速」を超える、という辺りが、特に。・・・まだ実験機段階っぽいんですが・・・↑営業運用も視野に入ってるんでしょうかね・・・?
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02/16/2016
やはり不気味
沖合に数千匹のサメの大群、当局が注意呼びかけ・・・米フロリダ(Yahoo!:CNN)。「こんな冬に海なんて」とか思うかも知れませんが現地は常夏のフロリダであります。その沖(とは言ってもかなり近いらしい)に数千、あるいは数万匹ものサメがいる、となると・・・。
カマストガリザメ。日本ではあまり聞かない名前ですが、世界中に生息しています。大西洋では結構知られているサメのようであります。
→カマストガリザメ(Wikipedia)
英名「Blacktip Shark」・・・ひれの先が黒いサメ、となるとツマグロザメ・・・これはまた別のサメ(こっちの英名は「Blacktip Reef Shark」)でインド洋に生息していたりします。どちらも1.5m程度でそれほど大きくはなく、性格は臆病だったりします。が・・・カマストガリザメの方は現地フロリダでは何度も人間に軽傷を負わせているサメであります。
ホオジロザメやメジロザメのような大型種ではなく、商業利用されたりゲームフィッシュ的に釣られたりもします。そのため両種とも純絶滅危惧種に指定されていたりします。
かと言って無視できるものでもなく。・・・何せ数が数であります。
イメージ的に「サメ=人を食う」というのが某映画によって定着してしまいましたが、全部のサメが積極的に人を襲うわけではありません。数十センチ程度のサメもいますし大型でもジンベイザメやウバザメなどはプランクトンを捕食するおとなしいサメであります。ごく一部の凶暴ななサメのせいで全部のサメが「恐ろしい」となるのはどうなんだろう、と常々思ってたんですが・・・。
でもこれだけの数、となるとさすがに。海水温の異常とか色々理由が探られていますが明確なものはまだのようであります。・・・実はフロリダ沖を含むメキシコ湾というのはジンベイザメが(恐らく繁殖目的で)大量に集結することが近年になって知られるようになったんですが・・・そういう本来の習性によるものなのか、それともやはり違う何かのせいなのか・・・?
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02/11/2016
二つほど 2/11
国内外から二つほど。
一つ目。国内。「旧三級品」たばこ、4月に値上げ(Yahoo!:THE PAGE)。「わかば」「エコー」「しんせい」「ゴールデンバット」「ウルマ」「バイオレット」の6銘柄であります。このうち「ウルマ」「バイオレット」は沖縄限定ですが、どれも安い煙草でここのところの煙草値上げで需要の高まっている商品でもあります。
「旧三級品」ということで昔は質が良くなかったそうなんですが、「級品」が廃止されている現在はそういうわけでもない・・・とのこと。
じゃあなんで安いんだ(メビウスなど「主要銘柄」は軒並み一箱400円超なのに200円台)というと・・・軽減税率が導入されていた、と。煙草の価格の半分以上は税金ですから、軽減されればたしかに安くなります。が・・・この軽減分が4月に廃止。その後も徐々に値上げしていく・・・ということに。
・・・過去に喫煙していた頃、どうしてもお金がない時にお世話になったもんですが・・・。しかしゴールデンバットって今はそんな値段するんですな・・・昔は一箱100円切ってた頃もあったんですが(その頃はマイルドセブンが一箱200円台)。
二つ目。海外。イギリス警察、謎の英国紳士に「感謝」(Yahoo!:アフロ) ・・・おお、なんかカッコいいぞ・・・いかにも「紳士の振る舞い」的な動作であります。
逃げる密売人の少年の足に、ひょい、と足をかけ・・・何事もなかったように女性と去る・・・。
ただ・・・この動画、警察が公開して「感謝」を述べた、とのことですが・・・。なんかちょっと心配な気もします。密売人ということは組織立って動いてる可能性も高いわけで。仕返し的な何かとか、そういうのがあったりしないんだろうか・・・と。
こういうとこ日本と欧米の考えの違いなのかな、とも思いますが。日本だとここまで公開したりしないような・・・?
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01/29/2016
ちょっとコワイ?
タイで幸運を呼ぶとされる人形が大ブームに(Yahoo!:ロイター)。どの辺まで「大ブーム」か、というのも問題ですが・・・人形からも航空運賃を徴収する(しかし機内で軽食も出す)となるとまたちょっと話が違ってくるような気もします。
こういうのはタイに限らず日本でもブームになったりもしますが・・・。
ただ・・・画像見ると何だかちょっとコワイような気も。こういうとこは国民性みたいなもんが出ますんで、何とも言い難いもんがあるんですが・・・もうちっと可愛い方が日本では流行りそうな、そんな気もするんですが。
ただし「民間航空局は、人形が麻薬の密輸に悪用される可能性があるとして、人形用のチケット販売を禁止する方針を示している」(「」内↑記事より引用)とのことで。
多分中に麻薬などを仕込む、という手口かと思われますが。人気にアテ込んだ犯罪、というのもどこでもあるのでそういう懸念もたしかにあるかと思われます。・・・実際、人気になればなるほどそういった流れ?的なものは多くなるかと。
その辺は日本も変わらんかも知れんのですが・・・。
そういうのは気を付けていたらどうにかなる、というものでもなし。ただ、そういうのに利用される人形はちと可哀想かな・・・と。見た目はちょっとコワイですが、それでも可愛いと思う人にとっては・・・なわけですし。
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01/28/2016
お高いから
イギリス。フランスの難民政策を風刺するバンクシーの作品、二日で撤去(Yahoo!:FNN)。「バンクシー」とは街角などにペイントを施す覆面芸術家で、世界各国で特に風刺画などが目撃されていたりしますが・・・「覆面」でその正体はまだ分かっていません。が、高い芸術性が評価されて高値で取り引きされたり著名人にもファンが多いことでも知られています。
しかしゲリラ的に「落書き」していくわけで。その辺をいくら芸術だから、と言ってもなあ・・・という向きもあったりします。これはスバラシイ、とか言われても勝手にペイントされた側からすれば(持ち主がそういうのに特に興味なければ)本当にただの「落書き」であります。
・・・今回は二日で撤去、とのことで・・・やっぱりその辺の公序良俗とかそういうのかな、と思ったのですが・・・。
実は高値で取引されるものが誰でも触れられる街中に放置?されてるわけで。そこで誰かが持って行こうとしてもおかしくない。実際にそういう形跡もあったようですし・・・そこで建物のオーナーが「保護」した、と。
・・・なんか「風刺」という立場からするとちょっと滑稽な気もしますが、そういう結末。そもそも簡単に撤去できそうな板に描いた、というのもなんだかちょっとよく分からないところではあるんですが。
そう言えばこういう覆面芸術家で「売れる」というのは一体誰が売ったことになってその代金はどうなるのか、そういうとこも不透明なんですが・・・まあ、色々その辺の事情は様々あるかと思われます。
そして。バンクシー関係の話が出るたびに思うのですが。・・・こういうのはそういう「認められた」作品だからもてはやされるのであって、誰もかれもが落書きさえすればみんなバンクシーになるわけでないのです。・・・と、所かまわずスプレーなんぞで壁に落書きして粋がっている連中には理解して欲しいのですが・・・無理だろうなあ、多分。
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01/22/2016
二つほど 1/22
「うーむ」と二つほど。
一つ目。テロの家」とスペルミス、10歳少年聴取に批判・・・イギリス(Yahoo!:時事)。英語の授業で「あなたはどこに住んでいますか?」という問いに対する答えを書く、とかそんな授業だと思われますが・・・「Terraced House(テラス・ハウス:長屋みたいな集合住宅)」を「Terrorist House(テロリスト・ハウス)」とスペルミスした10歳のイスラム教徒の少年に対して学校が警察に通報、事情聴取を受けた・・・と。
やりすぎなんじゃないか、と日本だと思われますが。しかしヨーロッパではあちこちでイスラム過激派によるテロが起きており、そういった兆候に対して学校には当局に通報する義務がある、と。10歳の子供じゃないか、という見方もありますが少年兵によるテロというのも少なからず存在します。
・・・ただ、子供とは言えテロリストがバカ正直に自分の住んでる場所を「テロリスト・ハウス」なんぞと書くかどうか、とか・・・その辺、やっぱり学校の対応に疑問が残るところではあります。
日本だとここまでしないような気もしますが状況の変化でどうなるか分かったもんではありません・・・。
二つ目。「美女と野獣」などの童話、数千年前から存在か(Yahoo!:AFP=時事)。・・・どうやってその「可能性」を立証したのかその辺がちと気になるところではあるんですが。
しかし世界に広く分布している「昔話」は実はかなり長い時間かかってその分布を広めていったのでは・・・ということは十分に考えられます。文化的に交流がなさそうな地域同士でも実は小さな交わりはあったんではないか、とか。・・・例えば洪水伝説。あるいは「鳥に変わって飛んでいった神話」とか。「あっちでこんな話があったらしいよ」の噂話程度の話が語り継がれて肉付けされていった可能性は十分にあります。
・・・と言うことはこれまでに口伝だけで消えていった伝承も相当数ある、ということだったりもしますけども。なんかもったいないような気もします。
現在の西洋の「童話」はグリム兄弟などが丹念に掘り起こしていった結果でもあります。日本の「童話」「昔話」も同様にたくさんの人たちが残してきた結果であります(明治期に大きな改変が入ったりもしましたが)。・・・文字に残すと長期間「残る」ことになりますが・・・一方で「変化」は起きにくくなります。
まあ、それでも遠い未来には「桃太郎」だって全然別の話になってるかも知れんわけで。その辺も「伝承」の興味深いところだったりします。
02:46 AM | 固定リンク
01/10/2016
日本で言えば焼酎?
ちょっと違うか・・・立ち位置的にも。
ロンドン・蒸留酒ジンに二度目のブーム到来(AFPBNews)。一度目はいつだったのか、と言えばなんと18世紀の話であります。安価に製造されたため産業革命により多数の労働者がロンドンに流入、「労働者の酒」と呼ばれてましたがそのために治安や風紀が悪化した、とされ・・・反対運動的なことまで起きています。
→ジン(Wikipedia)
なお。当時のジンは今のとは製法が違っています。現代主流の「連続蒸留方式」・・・何度も何度も蒸留して純度の高いアルコールを精製する・・・は19世紀に入ってから本格化しています。当時は一度しか蒸留しない「単式蒸留」が主だったので、かなり素材の味が出ていたと思われます。
・・・ちなみに焼酎にも「連続」「単式」の違いがあって、「甲類」が「連続式」で純度の高いアルコールの焼酎に。「乙類」は「本格焼酎」とも呼ばれますが「単式」のため素材の風味が残る出来になってます(高価なのはこっち)。
しかしどこの国でも安酒というのはあまり良くは思われないもんなんですが。
日本の場合「日本酒>焼酎」の図式がかなり根強く残っていました。ちょっと前の焼酎ブーム辺りからようやく薄れてきましたが・・・それでも、なんかちょっと残ってるような気もします。
一方のジンはカクテルベースという方法で生き残ってきました。そのままだとちょっとクセがあって(薬くさい?)好みが分かれるんですが混ぜてしまうことで味の決め手となってきました。・・・どっちかと言えばこっちの方が有名かも知れません。
あくまで嗜好品なんで優劣つけるのもどうかと。好きな人は好きなわけで。特に酒は飲まない人と呑む人の差が激しいもんでありますが・・・実際にはかなり奥深いもんなんで(種類だけではなく)その辺も含めて楽しむ、というのもアリかも知れません。
12:10 PM | 固定リンク
01/05/2016
単なる資料
・・・とはいかないでしょうなあ・・・。
ヒトラー「我が闘争」解禁、著作権は去年末に失効(Yahoo!:産経)。基本的に「書いた人没後70年」で著作権は消えて、いわゆる「パブリックドメイン」となります。出版し放題・・・とまではいきませんがこれまでのように各方面への申請や許可取得などの「垣根」が下がるわけです。
しかしモノがモノであります。ドイツのバイエルンなどの州ではそのままの出版は阻止する意向を示していますし・・・他の国でもそういった動きは当然あるかと思われます。
そんな中8日に「注釈付き」それも「批判的注釈付き」での出版、とのことで。
「こんなもの読んではいけない」ではなく「爆発物処理的」にそういった注釈をつけての発行。ページ数も倍以上になる、との見通しであります。
・・・一つの手段ではあるのですが・・・。
しかしどこかから「そういうものであっても出版するなんて注目を集めてまたああなってしまうのでは」といった危惧も出されそうな。書籍そのものは単なる資料にすぎないのですが、内容は、となると。
新たな「火種」となるのかそれとも「鎮火」となるのか。その辺はまだ未知数ですが。・・・でも臭いものにはフタしてしまえ、という逃げの一手よりはまだ・・・とそんな気もします。
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12/24/2015
二つほど 12/24
イブなのに日米政治関係で二つほど。
一つ目。自民・宮崎謙介議員「一か月の育休休暇を」(Yahoo!:毎日) やはり自民の金子恵美議員と結婚していて来年2月に出産予定、とのことで・・・ここで金子議員が育休休暇を、というのはもちろんの話なのですが夫側も育休を・・・となるとどうなんだろう、という話であります。
欧米などでは当たり前になっているようですが・・・夫の育休。
日本では・・・さて? というところではあります。特に国会議員となると・・・という話にもなりそうな。タテマエ上では「いいんじゃないの」的な意見が多くなるかも知れませんが・・・実際のとこは「何バカ言ってんだ議員のくせに」的な感情が主になるのかなあ、と。
・・・男が育休をとる=少子化歯止めになる、と単純なものではないのですが。一つのきっかけになるか、それとも黙殺か・・・さて・・・。
二つ目。米世論調査・有権者の50%が「トランプ大統領なら恥ずかしい」(Yahoo!:時事)。「史上最強の泡沫候補」というのをどっかで聞いたような気もしますが・・・失言オンパレードの米不動産王であります。
アメリカの大統領選挙というのは期間が長く、現段階では氏は「大統領候補」ですらありません。オバマ大統領の民主党に対する共和党の大統領選候補者の一人、という位置づけであります。しかし共和党では現在支持率トップで、↑調査でも共和党内に限れば「恥ずかしい」は20%という話もあります(40%超が「誇らしい」とのこと)。期間が長いため最終的にはどうなるか分からんのですが・・・。
・・・まあ、そうだろうな、と。これで共和党からの大統領候補、とかそんなことになった日にゃ民主党が当確になりそうですし。何がしたいんだかちょっと分からない人物であります。・・・イタリアの我らがベルルスコーニ氏にちょっと似てる気がしないでもないんですが・・・なんか、どぎついなあ、と。ベル氏はまだ愛嬌みたいのがありますけどこっちはなあ・・・。
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12/18/2015
変化はある
米NASAが「世界の大気汚染地図」を衛星データを活用して作成(CNN)。いわゆる「NOx」・・・窒素炭化物の量であります。自動車の排ガスなど化石燃料を使うと排出される、とされていて世界的に削減が求められている物質でもあります。
しかしこういうのの調査、というのは結構あちこちで行われているものなんですが・・・衛星データを活用した上に2005年と2014年をここまで詳細に比較・・・というのはあまりないかと思われます。やはり経済状況の変化、と言いますか・・・国が発展していくとまずこういう方面から変わっていくんだな・・・と。
やはり中国は一気に広まっているんですが。
アメリカなど欧米に注目してみると減っているのが分かります。同じ中国でも広がっているところと減っているところ、双方が含まれていますし。日本は・・・なんか減ってるような気もするんですが・・・?
各国の排出規制というのはやはり効果が出ている、ということの証拠の一つではあります。
ともすると「規制しろ規制しろ規制しろ」と唱えるだけで実際に現在こういう規制しているがこれだけ効果が出ているんだ・・・という話はなかなか流れてこなかったりします。・・・こういうのは例えば日本の警察や消防とか自衛隊とか。活躍はしているのですが、まず不祥事から流れてくるためイメージが微妙なことになってしまう、という・・・。
もちろんこれで世界の今後はオールOKと安心しきってしまうのもまた違うのですが。これを継続してさらに減らすことを望んでいるわけです、みんな。
ところで・・・↑画像で実は一番気になったのはアフリカ南部の赤い点であります。アフリカは全体ではほとんどそういうとこがないんですが、ここにだけは2005年も2014年もしっかり記されてあります。・・・なんか・・・ここだけ本当にNOx排出が多いということなのかそれとも全然違う理由があるのか・・・?
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12/14/2015
良いデザイン?
洗練されてて悪くないと個人的には思うのですが。
ニュージーランドの新国旗候補決まる、来年3月に現国旗と「決選投票」(Yahoo!:ねとらぼ) そうは言っても「国旗」ですから。カンタンに変更するものでもないわけであります。
前にちょろっと触れましたが・・・現ニュージーランド国旗、あれな隣国オーストラリアの国旗に似てるし、ユニオンジャックがあるのは植民地時代を想起させるからどうにからないか、ということで候補が募られていました。
結果、5つの「候補」が選出。その中から一つを選んで現国旗と「決選投票」をしよう・・・ということになりました。
その結果が↑なわけですが。ただ・・・投票率は過半数を割って48%。これで国民の「総意」と言えるのか、という意見があるのももっともではあるのですが・・・。
やっぱり「別にどれでもいいや」的な空気があるのかそれとも「こんなことしても意味ない、現国旗でいいじゃないか」という意思の表れなのか・・・。数十年これでやってきてるわけですし。3月に無事?に決まるのかどうか・・・?
そして・・・こういう話を聞くと「日本は?」と気になってしまうのですが・・・そういう動きがゼロというわけでもありませんし。個人的には変える必要性を感じないのですが・・・さて?
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12/09/2015
やりすぎ
ちょっと何言ってるか分からないんですが。
米トランプ氏「全てのイスラム教徒を入国禁止に」(Yahoo!:CNN) トランプ氏と言えば来年のアメリカ大統領選で共和党からの指名獲得を狙っている実業家ですが・・・言動にやや「?」のある人物でもあります。ちょっと過激・・・と言うか何と言うか。大統領選は日本の議員選挙とは大分趣きが違うので、こういう風に「目立つ」発言をする候補希望者が結構出てくるもんなんですが・・・それにしても。
・・・全部のイスラム教徒、という辺りがなあ・・・。
実際、一部の「宗教的過激派」がコトを起こしているわけです。全部のイスラム教徒がそう、というわけではないわけであります。・・・これだと「アメリカが今あちこちで軍を展開してるから全部のアメリカ人の入国を禁ずる」という国が出てきても何も言えない、ということになります。
そうなると経済的うんぬんもそうですが、何より国のイメージ的なものも危うくなる・・・?
しかしそうも言ってられない事態になっているのも事実であります。現状「イスラム過激派」と「普通のイスラム教徒」を見分けるのは、しばらく行動を共にしていれば分かるのでしょうけど・・・一目で、というのはまず不可能であります。
人種的にそれっぽく見えるからそうだろう、という決め付けも起きていますが、これもそういった困難さの表れの一つであります。・・・分からないから入国させたら過激派だった、というのが昨今の悲劇を生んでいる、という側面も忘れてはいけないわけです。
宗教には宗教で、と言うか・・・ここんとこで不自然なのはアラブ諸国やイスラムの最高権力者たちは何をやっているんだ、というとこだったりしますが・・・なんで地理的には遠い欧米が空爆繰り返す必要があるのか、とか。宗教的にチカラ持ってる連中が諌めたりできないのか・・・と。
・・・この辺、かなりややこしい事情とそれぞれの思惑が複雑に絡んでいるとのことで・・・今の一種「いびつな構図」が出来ているわけですが。こういうとこ、どうにかできればまた変わって来ると思うのですが・・・。
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12/05/2015
意外と今さら
たしかに共通点も多そうです。
独特の味「ふなずし」東南アジアで好感触(Yahoo!:産経)。食べたことは実はないんですが・・・似たような食品のある土地なら馴染みやすいでしょうし、売り込みやすいのでは・・・と思うのですが・・・売り込んだことなかったのか、とちょっと意外ではあります。
「ふなずし」とは琵琶湖のニゴロブナ(琵琶湖固有種)と塩や飯と漬け込んで作る「発酵食品」であります。発酵する酵母はどこにでもいますから「漬け込む」ことで条件さえ整えば発酵は進んでいきます。これはぬか漬けなんかと一緒で、こういった「発酵」は実はそれほど難しいものでもなかったりします。
・・・一方で条件が合わないと一気にダメになったりしますが。その辺は「技術」だったりしますが・・・。
この「ふなずし」もそういった発酵を上手に用いた食品であります。伝統食品と言ってもいいのですが・・・自分は食ったことないんで分かりませんが・・・やっぱり人によって好き・嫌いが相当に分かれるもの、とのことであります。
名前に「すし」とあります。実際、「すし」の元祖、と言うか・・・そもそも「すし」と言うのはこうやって発酵させることにより日持ちさせることができるようになった食品「なれずし」のことなんだとか。その発祥は正に東南アジア。今でも同じような製法で「すし(なれずし)」が作られています。そのため日本では今は敬遠されがちな食品でも受け入れられやすいと思われます。・・・これがそういうのがほとんどない(ゼロではないんですが)欧米とかだとなかなか難しいかと。チーズとはまた違った風味でしょうし。
なお・・・現在の「スシ」は「握り鮨」で、発酵に用いた飯を「具」と一緒に食べるようになったことが始まりだ・・・という説があったりします。その後江戸期に「屋台飯(庶民がちょっと食べるか・・・というほどの外食で、てんぷらもその一種)」として進化。発酵する手間を省いて飯に味を付けて具を乗せるファストフードとして発展。そのため今の「江戸前寿司」と言えば小ぶりで一口サイズですが、当時は食べごたえのあるもっと大きなサイズだったとか(しかも酢は無色透明ではなかったので色も違っていた・・・かも)。
そんなわけで「sushi」ということで変な誤解とかあったりしないんだろうか・・・とかそんな余計な心配もしてしまいますが。それでもどういう形であれ、こういう海外進出は歓迎したいところでありますが・・・。
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12/04/2015
アメリカの場合
ちょっと事情が違うようですが・・・やってるこたそんなに変わらんかも。
アメリカの子供命名ランキング・・・画像フィルターの名前?(CNN) 日本の場合「漢字」というのがありますんで「漢字(意味)」+「読み」で「?」な名前になることがありますが・・・あっちの場合「読み」だけなので結構シンプルな印象になるんですが。
「アルファベットでも自由に組み合わせたらいいじゃん」
と思うかも知れませんが・・・結構難しいとこだったりします。同じアルファベットを使う国でも「読み方」が違ってくることもありますし。日本のように意図した「読み」になる、とは限りませんし。
例えば「H」を発音しない、「J」が「ジェイ」にならない、など。国が違えば発音方式も違ったりします。
さらにキリスト教の影響とか。日本の場合仏教や神道の関係で名づけました・・・というのはあまりないですが(最近はそうでもない・・・?)あっちではこれが普通にあったりします。聖人などの名前関連、というのは相当以前から続いてきている名前であります。
そういったところから飛び抜けた?名前というのはなかなか出てこないかなあ、と思ってたんですが・・・。
世相ですかねえ・・・画像フィルターの名前。
創作物から・・・というのは前々からあったんですが。有名な創作物から一般的な名前になった、というケースもないわけではありません。ということは・・・「画像フィルターの名前」から一般的に、というケースも今後ないわけではない、ということになりますが。
・・・それでも日本みたいに「こんなん読めんわ」ということはないので・・・多少の発音のズレはあっても・・・その辺はまだマシ、なのかも知れません・・・。
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12/03/2015
Get'im!! 2015
GoogleとMicrosoft(NORAD)のサンタ追跡サイト、それぞれオープン(Yahoo!:ITMedia)。
→Official NORAD Santa Tracker
→Google Santa Tracker
何年か前にこの「あれこれ」でも取り上げましたが。北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)という・・・太平洋を見張る思い切り軍の施設がサンタクロースを「追跡」する、という・・・。
そもそもは「サンタに電話しよう」という民間の企画があって、「直通電話」の番号を掲載したところ・・・それが間違ってNORAD(当時はCORAD)の司令長官に繋がってしまった、とのこと(そんな簡単に電話番号なんて、と思うかも知れませんが1955年の話・・・つまり今年は60周年)。
それが縁?でサンタの追跡を軍の機関が始め・・・当初は電話などで「サンタの所在地」を示していたらしいのですがネット社会になってそれが一気に広まったわけであります。
そんなわけで前から知ってたんですが・・・ここ何年かサイト行ってなかったんですが・・・なんか・・・サイトが進歩?してるなあ、と。
相当前に見た時には「ようやく日本語にも対応しました」的な話があって、サイト行ったんですが機械翻訳みたいな日本語ばっかりでした。それが今や↑こんな流ちょうな日本語に。
しかも「Google」と「Microsoft」で分かれている、というのも。色々あったようであります。
クリスマスには「サンタ追跡映像」も流れてくるはずであります。あちこち寄るので(サンタですし)その辺も見どころかと。日本に寄ったこともあります。・・・ただ・・・ここんとこの世界情勢もありますし。どこまで踏み込んでいくのか・・・そういうとこはちょっと不透明ではありますが。
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11/13/2015
何かチガウ
シアトルに「Amazon書店」オープン・・・目的は書籍販売ではない?(Yahoo!:Forbes JAPAN) 真の目的は「データ収集」ではないか、とのことで・・・そこまでやる必要あるのかどうか、とかそんなことも思ってしまいますが。
・・・リアル本屋なら本屋らしく「Amazonオススメの一冊!」とかそういうのをやるのかと思いきや。「書店」としては体裁を整えただけで実は・・・ということなのかも知れません。
「日本と違いアメリカでは書籍や雑誌の定価販売が義務づけられていないため、通常は書店ごとの値札がついている」(「」内↑記事より引用)
あ、たしかに・・・と妙なとこで感心してしまいましたが。日本の場合ひっくり返せば本の値段を即座に知ることができます。雑誌なら表紙に。これは全国どこでも、ネットでもリアルでも同じ値段になってます(もちろん送料は別、ですが)。それがあっちでは決まっていないので、知ろうとしたら店員さんに聞くのではなく・・・アプリをダウンロードしてバーコードをスキャン。
・・・つまりこれが狙いなんではないか、と。
アプリをダウンロードした時点でIDなど個人を特定できるものを割り振ることになります。そこから「この本をスキャンした」「今度はこっち」「この傾向の本をスキャン」というようにその人の「書籍履歴」を得ることができます。
そうなるとあっちでは書籍の値段は「定価」として決まっていないので・・・安くしたり高くしたりもできる、と。現行日本のアマゾンでもやってる「あなたにオススメ」的な宣伝をより効果的に行える・・・ということになりそうな。そのデータ収集兼テストケースとしての「ビミョーな実店舗」ということなんではないか、と。
・・・ちょっと日本の感覚だとなんかチガウような気もしますが。そこまでデータが欲しいのか、的な。そもそもその「オススメ」データはどこまで信用できるのか・・・現段階でもかなり怪しいもんですし(どこをどうつついたらそんなんがオススメになんねん、てのが結構あったりしますし)。
書店は書店として充実させていけばいいんでは・・・と思ってしまいますが、それ以上の「何か」を得よう、とかそういうことなのかも知れませんが。少なくとも同じような実店舗を仮に日本でオープンさせたとしても・・・続かないだろうなあ・・・。
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11/03/2015
おかねをおくる
アメリカの若者、出費の筆頭はピザ?(CNN) なんだ、あっちじゃビッグデータの活用でピザを買ったとかそういうのまで分かるんかい・・・と思ったら別にそういう話ではなく(そうだったらある意味かなりコワイ話だ・・・)。とある送金アプリ、それがただ送金するだけではなくSNSの側面もあって一文を添えることもできる。その絵文字に「ピザ」が多く使われていた、というお話であります。
「絵文字」は日本発祥のものなんですが、欧米でも特に若い層が最近はよく使っているとのことであります「emoji」というように表記され・・・やはり日本と同じようにそのモノの代わりに文章中に置いたりするそうであります。・・・ちょっと前まで欧米のメール画面は味気ない、といったことを言う人たちもいましたが。最近はそうでもなくなってきているそうであります。
送金アプリ「Venmo」はアメリカ国内に預金口座とSMSを使えるアメリカの端末があれば利用開始可能。それとアプリをダウンロード・実行できるスマホか端末も必要であります。
「送金アプリ」という名の通りお金を送ったり、あるいは入金を督促したりできます。・・・実はアメリカと日本だとちょっと事情が違っていまして。多分↑これだけの説明だと「なんでお金のやり取りをするのにアプリとかいるんだ?」ということになると思いますが・・・日本の場合「現金」が最も信用されますが、あっちの場合「小切手」「クレジットカード」の方が信用されるケースが多々あったりします。
この場合は「小切手」いわゆる「チェック」の代わりにアプリを使う、という感覚のようであります。
チェック、とは専用の用紙に必要事項+金額を記入して相手に渡し、受け取った側はそれを銀行へ持って行くとその金額を受け取れる・・・というものであります。日本では企業間での取引とかそういう場合に使われることが多く、フツーに生活しているとあまり目にすることは少ないものですが・・・アメリカでは個人でもこれを使います。
中にはハブラシ一本買うのにチェック切るおばさんがいたりして。
手続き?的にはVenmoも似たようなものであります。若者が仲間との飲み会での割り勘代を支払ったりするのに使われたりするそうですが、日本でそれを「じゃあ小切手で」とやったら変な顔されそうであります。そういう感覚の違いからあっちではブレイクしているようであります。
・・・だもんで日本ではちょっとどうかなー・・・と思うのですが。
結構こういう「差異」というのはあるもんであります。・・・無理に導入する必要もないかな、と思うのですが・・・欧米のもの・舶来物をありがたがる性質というのはまだ日本に多くあったりしますんで・・・まあ、それでも定着はしないと思いますが。
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10/22/2015
こんなところに
カンガルー。
ニューヨーク市内にカンガルー出現(CNN)・・・もちろん北半球のニューヨークに南半球のカンガルーが実は生息していた、とかそういう話ではなく。ペットとして飼っている人が連れてきたのが鍵を閉め忘れた門から逃げ出してしまった、という・・・。
時々あり得ないはずの場所にあり得ない動物がいる「オーアニマル」?的な?ことがあったりしますが・・・大抵の場合はこんな風に人間が何らかの事情で持ち込んでしまった・・・とかそういうことが多いようではあります(中には正に神のいたずらか? てなケースもありますが)。
外来生物、という意味からすればこれはもうはるか昔から世界中を行き来してたりもします。
例えば・・・日本だとモンシロチョウとかスズメとか。あるいはクサガメもそうだったりします。今は日本でフツーに見られる動物が実は外来種だった、という・・・。
時間が経てば場になじんでくるもんではありますが、それまでが大変だったりします。さらに昨今は色んな意味で「地球が小さくなってきている」わけで。人間が何度も移動するようになるとそういった動物・・・いや、生き物が増えていくことになります。クツの裏についた植物の種子から外来種が・・・ということもあったりしますし。
ところで。カンガルーは日本では飼うことができるそうで(↑ニューヨーク市内では禁止されているらしい・・・)。ただし相当な広さが必要な上にエサ代その他の費用もかなりかかるらしいので個人では難しいかと。小型のワラビーならまだマシかも知れませんが・・・実際はかなり凶暴(特にオスが)らしいので注意が必要かと思われます。
結構色んな生き物を「飼う」ことは日本でも可能だったりします。ただ、「可能」なだけで実際に飼うとなるとかなりの覚悟が必要なようですが・・・場所とか許可とか。でも許可が必要ない動物が多い一方、国内の動物は実は許可が下りにくいものが多い・・・というのもなかなかに興味深い事情だったりします。日本、だからですかね・・・?
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10/19/2015
戦車を買う
ネットオークションで戦車を「衝動買い」(CNN) さらに買った戦車のために家を新しく買うことになった、という・・・当人がそれでもいい、というのなら問題はないのですが。家族とか近しい人たちはどう思ってるんだろう・・・とか。
「戦車の駐車は禁止だった」(「」内↑記事より引用)
いや、まあ・・・そういう規定があるのかどうか、というとこもありますがフツーは停めませんわな。
イギリスでもそうですが、日本でも「戦車を買う」ことは可能であります。買うだけなら問題はなく・・・さらに武装を全部無効化できれば走らせることも可能。
・・・武装がなければただの「クルマ」扱いになるからで・・・輸入もできます。
ただし公道を走るためには道交法を始め様々な日本の法律をクリアする必要がありますし、公的機関の承認も必要になります。さらに・・・資金は相当にかかるかと。
そして・・・実はこっちが問題かと思うのですが、戦車というのは非常に燃費が悪くそして重いものであります。さらに維持費が尋常ではなかったりします。何せそこらの自動車整備工場で・・・というわけにもいかず。となると自分でどうにかするかそういう専門の施設に頼むことになります。・・・やっぱり相当にかかる・・・。
さらに。イメージ的なもんもありそうで・・・日本の公道で、というのは難しそうではあります・・・色々反対されそうな。
ちょっと無理そうなことでも「実は可能」というのは結構あるもんですが(例えばキリンを個人で飼う、とか)実際には色々あって、結構大変・・・なケースが多いようではあります。
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10/16/2015
二つほど 10/16
海外で二つほど。
一つ目。ニューヨークで相次ぐ「チップ廃止」の動き(Yahoo!:CNN)・・・チップの習慣のない日本からするとあまりピン、とは来ない話なのですが。こういう習慣が当たり前の国からすると逆に困ってしまうかも、と思ったりして。・・・チップを渡したいのだけど渡さない方がいいのかしらん・・・?
「心付け」という言い方もあります。何らかのサービスを受けて満足した場合、さらにプラスアルファとしていくらか渡す。あるいはホテルなどでは去る時に置いていく。・・・日本では「金銭を渡す」という行為が場合によっては相手を侮辱している、と見られることがあってこういう習慣が根付かなかったのかも知れませんが。
しかしこういうのが当たり前になっている国でも「ちぇ、これだけか」と明らかに相手の態度が変わったり、「もっとくれ」とすでに意味が違ってきている、とそういうこともあったりします。店が提供している物品に対して対価を払う、というのが「売買」ならばこれは明らかに買い手にとって過剰であってバランスを崩している、という見方もできるわけです。
ただ・・・接客を担当する従業員(ウエィターとか)は他と比べて固定給が少なく、チップがないと収入が減る、とそういう事情があった、という話はよく聞くものであります。
・・・でもそれも店や場合によるのかなあ、と。たしかに↑記事にもある通りテーブルに行ける職種の方がチップをもらいやすいものですし。そこに「不公平」が出るのならたしかにこういうのも仕方ないか、と。でも・・・感謝の意を「心付け」として渡したい、そういう気持ちも禁止、というのはちょっともったいないような気もするんですが。
二つ目。自転車の「ヘルメット着用義務」はかえって逆効果?(Yahoo!:ウォールストリートジャーナル) 事故による怪我などはたしかに減るけど利用率は下がる、という・・・。
たしかに「ちょっとそこまで」でいちいちヘルメット被って自転車、というのはちとめんどくさいような。↑これはアメリカでのケースですが、日本でも過去には原付(総排気量50㏄以下の原動機付二輪車)ではヘルメット着用が義務化されていませんでした。1986年に義務化されましたがその時はやはり「めんどくせ」的な雰囲気が強かったのかな・・・とか。
現在は日本でも13歳以下は自転車でのヘルメット着用は努力義務、となってます。大人は義務化されてないんですがたしかに頭部を守る器具は必要かな・・・という声は日本でも多いようであります。
ただ、そうなるとたしかに「めんどくせ」ということになりそうな。いや、むしろ今はちと数が多すぎるんでコレで数を減らす、というのは・・・いやでも慣れてしまえば原付みたいに別にいいや、てなことにもなりそうな。しかし安全第一、というのはどこの国でも変わらんわけですが。
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10/15/2015
よくある?
あってたまるか(?)
検視直前に目覚めた男性、再び「死亡」・・・インド・ムンバイ(Yahoo!:AFP=時事)。時々こういう「死んでいるはずなのに覚醒」という話を世界中で聞くのですが。・・・死亡認定した医師がミスったのかそれとも「その時」は死んでいて後で本当に「復活」したのか・・・などと思ってしまいますが。
・・・実は生きているのに「死んだことにした」というケースも少なからずあるんじゃないだろうか、とかそんなことも考えてしまいますが・・・まさか・・・ねえ?
こういう場合、どういう扱いになるのかちょっと疑問ではあります。
↑の場合、あわてて集中治療室に運び込んだ、となってます。・・・どっかの死刑囚で、死刑に何回か失敗したら無罪放免、とかそういうのがありましたが・・・これはそういう「強運」ではなく、「その時」は「本当に死んでいた」わけで。
じゃあいつ死んだんだ、というのも問題になる、かも知れませんが・・・こう書くと何ですが・・・インドですからそういうこともあり得るのかも・・・とか個人的には思ってしまったりして。これが日本だったらもっと大騒ぎになってそうであります。
・・・いや、大騒ぎどころじゃないかも。責任問題とかそういうのでかなり大事になりそうな気がしますが・・・?
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09/12/2015
二つほど 9/12
どうでもいいようなどうもでよくないような、二つほど。
一つ目。ハリポタ悪役「ヴォルデモート」発音が違っていた?(CNN) スペルは「Voldemort」で英語読みすると「ヴォルデモート」になります。が・・・原作者J・K・ローリングによれば本来は「tは発音しない」フランス語読みなんだそうで・・・「ヴォルデモール」とかそんな感じが正しいんだそうであります。
・・・いや、まあ・・・今さらそんなこと言われても、と思いますが。
日本だとあまりそういうことはないんですが(メメクラゲが実は××クラゲだった、とか)ラテン語由来の言語の場合、スペルによっては全然違う読み方をする場合が多々あったりします。例えば「Japan」は英語だと「ジャパン」ですがスペイン語「Japon」は「ハポン」と発音します。・・・あっちの映画とかだとこういうのは結構ネタになるのですけど。当たり前ですが和訳すると「?」になります。
なお・・・実は自分なんかは「ヴォルデモー『ド』」だと勝手に思い込んでいたりしたもんなんですが・・・なんでだか、分かりませんが、脳内で、勝手に?
二つ目。38年ぶりに「世界最速のカメの記録」更新(CNN)。記事中に動画もあって、見ることができるのですが・・・速い、んだろうか・・・比較するもんがないので何とも言えないような気もします。
「カメと言えば鈍足」というのはイソップ物語の頃から言われてきたことなんですが、実際にはそうもないんじゃないのかなあ、とか思うこともあります。アレ、種類によって大分変ってくるように思えるのですが・・・。
もちろん記録を出したのはリクガメであります。これをイシガメとかクサガメのようなヌマガメがやった、とかそういうことならとんでもないニュースになるんですが。「遅い」というイメージがあるのは主にヌマガメの方なんじゃないのかなあ・・・とか個人的には思ってるのですが・・・さて?
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09/03/2015
見慣れたのが一番
ニュージーランドの新国旗、最終4案を提示(CNN)。日本だとちょっと考えにくい話ですが(過去になかったわけではないですが)国旗を変えよう、という動きが本格的になっている・・・という話であります。
ニュージーランド国旗、と言えばたしかに近所?のオーストラリアと似たような意匠で、たしかに紛らわしいと言えば・・・紛らわしい。じゃあ、変えてしまえばニュージーランドのPRにもなるだろう、ということでの変更というわけであります。
かつて「大英帝国」という「日の沈まない国」とまで広大な植民地を誇った大国がありました。・・・今は基本的にイギリスという島だけの国になってますが。その頃の名残・・・と言えないこともないのが国旗だったりします。
ユニオンジャックが一部に入った国旗。
↑記事ではカナダの「国旗変更」の例も。自分は初耳だったんですが、たしかに過去のことは過去のこととして変えてしまおう・・・という流れがあってもおかしくはありません(多分カナダ以外にもこういう例はあると思われますが・・・?)。
そこでニュージーランドも変えよう、ということに。そこで公募(数からすると一般公募?)して・・・最終的に4案が。これと現国旗とを国民投票にかけて決めよう、と。
・・・しかしそうカンタンにいかないのはどこの国でも同じようで。
実際に選ぶのはニュージーランド国民なわけで・・・一日本人がどうこう言うのも何ですが・・・「キウイが目から緑色の光線を放つデザイン」て。「茶色の地に白い線で落書きしたようなネコの絵」てのも・・・そんなん国旗にして大丈夫か? 仮に決まったとして一時期の勢いを後悔したりしないんだろうか・・・? と(↑「」内元記事より引用)。
なんか結局今の国旗に・・・とかそういうことになりそうな気もしないではないのですが。どんな由来であれ見慣れたもんが一番ということなのかも・・・と。
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09/01/2015
二つほど 9/1
国内外で二つほど。
一つ目。2016年用年賀はがき1等「10万円」・・・過去最高額(Yahoo!:時事)。よく考えてみれば「1等10万円」というのは最近はフツーになってるような気もします・・・こういう額なら。今年去年は「1等1万円」だったんですね・・・たしかに昨今の事情?からするとやや少額か・・・となりそうですが。
一種の「自主規制」でありました・・・「景品の規模は100万円」というのは。
それが何年か前・・・だったと思いますが撤廃。当初はそうでもなかったんですが高額の「賞金」が続々と出てくるようになりました。それでも「1等2000万円」というのは見たことありますが・・・この辺、いや「1000万円」くらいが上限となっているようで。一般的な懸賞だとやはり100万円くらいが妥当になっているようで。そこそこ突出?したものもありますが・・・こういうものかも知れません。
でも高ければいい、というものでもなく。『16年用の1等現金を10倍にする一方、当選確率を従来の「10万本に1本」から、「100万本に1本」と10分の1にする』(『』内↑記事より引用)というのは・・・まあ、色々と事情が絡んでくると思いますが、こういうのは。
二つ目。の呼称「デナリ」に正式改称(Yahoo!:時事)。・・・異なる文化が一つの事象に絡んでくると、どうしても力のあるものの方が有利になるものであります。日本だとあまりそういう例は・・・いや、実は結構ある、という話もあります。
しかし北米や南米ではそういうのは顕著に現れます。アジアでももちろん。例えば「エベレスト」も「チョモランマ」などなどで実際に各方面の呼称は相当な数になるとか。
・・・それを戻す、と言うかそもそも使っていた呼称に(今は少数派でも)変える、というのはなかなか難しいことであります。が・・・今回の改称が呼び水となって色々と変わる・・・かも知れません。
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08/31/2015
そんな宿泊形態
野放しにすると問題あるかもだし完璧に「ダメ」にしちまうと圧迫になりそうだし。
「民泊」ビジネス拡大・・・大半が無許可、政府調査へ(Yahoo!:毎日)。「民泊」というのは「民家に宿泊」とかそういう意味・・・なんだかどうか本当のところは分かりませんが、宿泊関係業者ではなく一般家庭が所有する物件に有料で客を泊める、ということかと思われます。
つまり、ホテルや旅館などではなく・・・フツーに持ってる部屋や家が空いてるので泊ってもらう。
もちろんタダではないので(タダだとこういう問題にはならないでしょうけど、ここまで拡大はしなかった)そういう意味での「責任」がついてくる、と思われるのですが・・・その辺、どうなるのか、と。
以前は例えばネットにそういった広告で・・・となっていたのかも知れませんが、今はそれ関係の会社があり、登録しておけば利用したい人を紹介してくれる、というシステムが多いようであります。
・・・日本と外国の法律の差、みたいなものもあると思われますが。日本の「旅館営業法」的なものが他の国にもあるのかどうか分かりませんが・・・やや違う考え方なのかな、とも思います。日本だとこういう空き家の利用法は思いつかないような。どっちかと言うと「空き家を効果的に売る」とかそういう方向に進めそうな。
以前ちょろっと紹介した「スマホで空いた車を呼んで有料でシェア」というシステムにも似ている「民泊」であります。・・・ただ、法律に抵触するかも、となると今後は・・・?
どこかに線引き的なものが必要ではないかと思われますが・・・そういうとこまで行くかなあ・・・業界からの反発もありそうですし。届出が厳しくなるとかそういう方向へ向かうかも知れません。登録会社が海外ならちょっと話がややこしくなりそうですが。
・・・でもなあ・・・こづかい稼ぎとかそれくらいならまあ・・・というとこだと思いますが。明らかに「ビジネス」となると・・・なんか片手間に、というようにカンタンでいいのかな、と。余ったスペースの有効利用は真に結構なんですが、結構大変なことをやってるんじゃないの? 他人を有料で一晩でも面倒見る、ってのは・・・とか思うのですが。
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07/22/2015
去った猫は
アメリカ・不明の猫を7年ぶりに発見、新旧飼い主間で所有権争い(CNN)。こういうのは日本でもありそうな話だと思うのですが。一般的に特定の人物になつかない・・・いや、なつかないと言うより服従しない?・・・とされる猫の場合。引っ越しなどで逃げ出してしまう、というのはよく聞く話であります。
猫は人ではなく家につく、とも言われます。飼い主ではなく飼い主の家に馴染んでいるのだ・・・ということでしょうか・・・。
ペットとしては比較的人との距離を保ちがちで、しかも俊敏とくればこうやって飼い主その1のもとを離れる→飼い主その2のもとへ・・・ということはいかにもありそうなことではあります。
しかし・・・↑記事でアメリカと日本の違いも。
やはり「マイクロチップ」でしょうか。たしかにこういうのがあれば迷い猫となっても探しやすくなります。・・・費用とか規模とかその辺も気になりますが。小さな組織だとあまり意味ないでしょうし、それなりのネットワークがないと効果がなさそうな。技術的な問題、というのはそうでもなさそうなんですが。
でも日本だと普及しないかも知れませんが、ちょっと、心情的に。
そしてこれで裁判になる、ということも。そこまでしない、というのが日本的なのかも知れませんが。でもなんだかんだと「うちのだ」「いや違ううちのだ」と争い続けるよりもこっちの方がいい・・・と言えなくもありませんけども。
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07/10/2015
自転車なんとか
増税、年金削減等々・・・ギリシャ、EUに歩み寄り経済再建策提出(Yahoo!:産経)。「見返り」に7兆2千億円ほどの融資、とのことですが。今月12日までにEUや関連諸機関が「最終決定」を下す、となってます。が・・・今月中にもお金返す期限があるため、まだまだ騒動は続きそうな気がします。
・・・しかし・・・再建策・・・。
↑記事には「付加価値税の増税」「年金支出の削減」の二つが紹介されています(多分これだけじゃないと思うのですが)。「付加価値税」とは日本の「消費税」とほぼ同じような税金であります。何かを買った(あるいはサービスを受けた)時に徴収される税金。ただ、各国によって税率や税のかけ方が違うので、場合場合によって意味合いが違ってくることもあります。
「高価なもんには高い税率、安いもんには低い税率」という考えが主流なような。そのため↑記事でもギリシャではレストランに対する課税率を13%から23%に上げよう、という一例が記されてます。
・・・他の税率はどうなるんだろう、というのが気になるところなんですが。
いずれにしても反発が大きそうな気がするんですが。今までの緊縮に嫌気がさしている現状でさらに締め付けか・・・! と。
年金支出にしても。これは日本もその手の「影」が見え隠れし始めてますが・・・これまでの印象、と言うか自分よりちょっと上の世代とは違った方式になる(手にできる金額も変わってくる)となると・・・やはり反発は免れないような。
これまでの認識を一変させるとかそういうのが必要なのかも知れませんが・・・個人レベルの話ではないですし。一国丸ごと、というのは・・・難しいでしょうし。
でも現状のままでは「借金返済のためにまた借金」からの「踏み倒し」を延々繰り返すことになるわけで。でもどうしようもないっちゃあ・・・どうしようもない。・・・どうなるんでしょうか、やっぱり離脱かなあ・・・でもそうなると連鎖反応的な世界への影響というのは覚悟しないといけないわけです。
もちろん、日本も。必ずどこかで大きな影響が出てくるもんではあります。
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07/07/2015
んじゃどうするんだ
結局ギリシャ国民はEUによる「緊縮策」に「NO」を突きつけたわけですが。
国民投票「NO」疲弊国民が選んだ「尊厳」(Yahoo!:毎日) 8割9割の国民が~と言うわけではなく。割合から言えば投票数の6割ほどが「NO」を選択した、ということであります(でも残り4割が「YES」か、と言えば全部がそうではないんですが)。
何に「NO」か、と言えばEU提示の緊縮策。今よりもさらに出費を抑えなさい、でないと援助はしませんよ・・・という提案であります。
借金まみれであります。国の借金、というのは個人もそうですが信用に直結します。「借りた金も返せない奴なんて」と知り合いを鼻で笑うよりもさらに大規模に信用を失います。・・・場合によっては国が立ち行かなくなるほどに。
さらに周囲の国にも影響を与えます。取引のある国はもちろん、近隣の諸国にまで。・・・場合によってはこれが引き金となって世界的な不況に突入する、という見方もあります。
その原因の一つはEUであります。ヨーロッパ共同体。文字の通り「共同体」で、どれか一国がコケると他の加盟国にも影響が出ます。・・・そのため加入にはかなりシビアな面があるんですが、まあ、その、ギリシャはちょっと。その辺もあるのかも知れませんが、現状では明らかにお荷物になりつつあります。これはもうギリシャがEU脱退すればそれでいい、という問題ではありません。脱退するのならここまでこじれる前にすべきだった・・・のかも知れませんが、なんか現首相の言動を見てるとまだEUにすがるつもり満々なような気もします。
ちょっと日本人には理解しがたい発想なんですが「金貸してくれるならとことん貸してくれ」的な発想と言うか「貸してくれる奴の方が責任負うべきだ」的な物言い、と言うか。今回の国民投票にしても「NO」と言うことはつまりどっかからの金策がついた・・・というのが日本人的な発想と思われますが、どうもそうではなく。
「首相がそれでもどうにかできるって言うから」というのが・・・どうも。
ただ、国民も本気で踏み倒しを連発したいわけではないようで。ただ・・・もう疲れちまった、と。年金はがんがん減らされる、就職口はない。ここからさらに緊縮なんて・・・と。
・・・考えようによっちゃ政府に一番責任があるような気もしますが。数年にも渡って結局何もできなかったわけで(少なくとも表面上は)。こういう国にこれから援助する国、つまり返ってくるアテもないのに金貸してくれるような国や組織があるのか、と言うと・・・。
実はいくつか候補?が出てます。いずれもなかなか一筋縄ではいかない連中であります。大丈夫かな?
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06/21/2015
呑まない方がいいんですが
インド・ムンバイで密造酒による死者が53人に(Yahoo!:AFP=時事)。日本では「一応」法律で「酒を作る」こと自体が禁止されています。作ってもいいのは認可を受けた人たちだけで、例え売るつもりのない、自分だけでこっそりと楽しむためであっても犯罪ということになります。
・・・まあ、それは法律ができた後の話で・・・。
例えば「どぶろく」なんてのはフツーに作っていた、という話もあります。実際、「アルコールを作る」ということだけならそれほど難しいわけではなく。ちょっとした知識とモノがあれば誰でも作れます。ただ・・・それがウマイのか、と言うとまた別の話なわけであります。
しかし↑インドのケースはまたちょっと違っているようで。
実はインドで「飲酒」というのはあまり歓迎されていない、という話があったりします。宗教的にイスラム教徒もいるのですが・・・多くはヒンズー教徒。特に飲酒は禁止されていませんが・・・風土的に、とかそんな話であります。
が、それでも呑む人は呑むわけです。でも先立つモノがない・・・。
低所得者層が呑む、というのは日本でも大変だったりすることがありますが(何を置いても呑む! という人もいるにはいますが)あっちの場合それが顕著に現れたりします。
そこで安い酒を作る。・・・原料をケチればいい。どうせ分からないのだから劇物でも・・・と、一説には毒性の高いメタノールを混ぜるんだそうであります。通常の酒はエタノールですが、メタノールは消毒用にも使われる安価なアルコールで・・・実はインドだけではなくロシアでも一時死者が出たことがあります。
いや、日本でも。終戦直後などにそれが原因で失明した・・・という話があったりします。
そこまでして呑みたいもんか、と飲まない方は思うかも知れませんが・・・。
いやあ、呑みたいですねえ。毒でもいいから・・・というのも実はなんとなーく分かるような気もしてしまうのです・・・。
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06/14/2015
方法を限定
何のためか、最初はよー分からんかったんですが。
ニューヨークタイムズ社、本社勤務社員に対して自社サイト閲覧を携帯もしくはタブレット端末に限定(CNN)。つまり据え置きのPCからは閲覧禁止、というわけであります。
理由は「モバイル機器の活用が同紙の今後の事業展開などで中心的役割を一層果たすことを周知させるのが狙い」(「」内↑記事より引用)とのことで・・・タブレットなどのモバイル機器の有効性を認識してもらう、とかそういうことかと思われます。
・・・いや、これはアメリカのケースなわけですが。
アメリカの、それも最大手と言ってもいい新聞社の話であります。これがもし日本でなら・・・さて? 大手の会社で「自分のとこのサイト見る時はPC使わんといてねー」とやってもほとんどが「?」となってしまいそうな。
普及率の差、的なものもありますが・・・意識的な差、というのが多いような気もします。
もちろん年代によっては特に抵抗や疑問もない、ということになると思われます。そのセンで進めていくと今後二十年くらいしたらそういう取り組みそのものも「あっそ」とかそんな風になってしまうかと。
別に無理にそうなる必要もないんですが。まあ・・・↑記事読んで「そんな風にねえ・・・」と思ってたら末尾にメンテなどでどうしてもアクセスする必要があるなら「自らのメールアドレス経由で1日間だけのアクセスを可能にしている」(「」↑記事より引用)というくだりがあって、まあ、こんなもんなのかなあ・・・とかそんなことも思ってしまったのですが。あんまし・・・意味ない?
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06/01/2015
二つほど 6/1
海外から二つほど。
一つ目。我らがベルルスコーニ元イタリア首相、応援候補者を間違える(Yahoo!:AFP=時事)。色々あって、おとなしくなったかなー・・・とか思ってたらやってくれるもんであります。
ただ、こういうのは結構ありそうな気もしてるんですが、この人がやったからなんかこういう感触の話題になってしまうのかも知れません。
『候補者の名前を尋ねて確認してから「若い皆さん、パオロへの投票を頼みましたよ」と語った』(『』元記事より引用)
・・・しかし・・・ということは本来応援する予定だった候補者を知らんかった、。ということになるんでしょうか・・・? それはそれでまた別の問題になりそうな気もしますが。
二つ目。パリ市当局「愛の南京錠」撤去へ(Yahoo!:AFP=時事)。尋常でない量の南京錠が橋にかけられて、その重みで橋が壊れた・・・なんてこともあったりしました。
そういう「実害」もあったのでこういった処置もやむなし、といったところではあるんですが・・・観光面と言うか集客効果、と言う意味では何とかできなかったのかなあ、とかそういう声もありそうであります。
・・・日本でも某サクラ関係で橋に・・・というのがあったりしましたが。
主軸、と言うか「景観」「集客」と要素によって対応が変わって来る話、とも言えそうであります。ただ、今回はあまりにひどかった、ということになるかと思われます。
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05/19/2015
なんか、塗る
枯れた芝生を緑色に塗る人が続出、大干ばつが続く米カリフォルニア(Yahoo!:AFP=時事)。どっかの国でもやってましたが・・・あれはペンキだったような。こっちは「専用の塗料」みたいなのがあって、天然原料で無害、とのことで。しかも2週間ほどで落ちる、という・・・。
・・・どっちにしても日本人の感覚では「?」ということになりそうな気もしますが。
「素敵なお庭」というのは日本でもそうだとは思うのですが、欧米でも土地評価の一部になったりするようであります。大干ばつで芝生に水をやることもできない。そのため芝生が枯れてしまって場合によっては「For SALE」の時に不利になるかも・・・と。
やはり見た目かなあ、ということなのかも知れませんが。この辺は洋の東西を問わないような気もします。
ただ、芝生にも色々と品種があるので冬場でも青々としたのから寒くなると枯れてしまうのまであります。・・・たしか日本のは(サッカーのグラウンドとかは別として)そういうタイプが多かったような。
でも日本だと「こんな芝生塗ってやる!」とはならないような。その辺は国民性?の違いみたいなもんかと思われます。
・・・余談ですが、↑この記事を読んだ時に「某国」と同時になぜかドリトル先生の「バンポの顔を白くする」話を思い出してしまいました。「塗る」という単語に記憶が反応した、と思われますが・・・どっちも「偽りのための塗布」ではあります。
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05/08/2015
キッドの財宝
本当にあったのか・・・さて。
海賊キャプテン・キッドの財宝発見か、マダカスカル沖(Yahoo!:AFP=時事)。キッドの乗船の一つであった、とされる「アドベンチャー・ギャリー(Adventure Galley)号」とされる船を発見、さらに銀の延べ棒も多数発見、ということであります。
→ウィリアム・キッド(Wikipedia)
よくある「海賊」のイメージとは若干違うものだったりします。キッドは元々は「私掠船(プライベーティア)」でしたが・・・後にホンモノ?の「海賊」へと転身していきます。
「私掠船」というのはあまり仲の良くない、戦争状態にあるような国の船に対して「海賊」を働いてもいいよ、と自国から認められた船で・・・某SFでも有名であります(自分も昔ちょろっと書いてましたが・・・そういうの)。「海賊」というより「雇われ兵」的な意味合いが強いものでもありました。何しろ奪った金品は国と分けないといけないのですし。
アメリカ独立の頃はこういった連中が束縛を逃れるために南下して「カリブの海賊」となっていった・・・という話もあります。
名前としては今でも有名なんですが、「キャプテン・キッド」しかしやはり「海賊」と言うと自由を愛する海のならず者・・・とかそういったイメージが強いもんでありますが、実際には犯罪者として処刑されているわけです。・・・当時はどんな風に受け止められていたんだろう、一般的には・・・?
これまでは「キッドの財宝」なんか存在しねーよ、物語の中だけだろ? ということになってたんですが・・・17世紀のことですし。本当のところは分からんわけで。正式な調査結果が出て本当のところが解明されて当時のことがもっとよく分かるといいな、とは思うのですが・・・やはり有名どこですから何かどっかから色んな何か?がありそうで、ちょっと心配?ではあります。
さらに「一方、国連教育科学文化機関(ユネスコ、UNESCO)は直ちに、財宝探しのために貴重な遺跡を損傷した恐れもあるとして、クリフォード氏の財宝探しの手法を批判した。」(「」内↑記事より引用)というのは・・・一体どんな手法とったんんだクリフォード氏・・・。
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05/01/2015
そんな世界最強
「世界最強のパスポート」はどこの国?(Yahoo!:withnews) 「基本ビザなしで入国できる国の多いランキング」で・・・日本は同率8位。143か国に「ビザなし」あるいは「事前の手続きなし」に入国できます。・・・1位はアメリカ・イギリスの147か国なので・・・それほど変わらない、という見方もできます。アジアで1位は韓国の145か国。上位はやはりヨーロッパ勢が占めています。
これは条約うんぬん、というのもあるんですが・・・歴史的な背景から来る結果、と言うか。あるいは「国としての強弱」といったものも浮かんできます。
逆に最下位・・・同率195位はソロモン諸島、パレスチナ自治区、ミャンマー、南スーダン、サントメ・プリンシペの28か国。この辺の40か国前後の国はやはり色々と不安定な国が並んでいます。
日本だって終戦直後辺りはこんな感じだったはずなんですが。外国に行く、というのが今とはだいぶ印象の違っていた時代でしたし。
あるいは地理的な差、というのも大きいかも知れません。よその国と地続きになってる場合、仲良くするか(少なくとも表面上は)犬猿の仲になるか、でまた情勢も違ってきます。ヨーロッパは現在は(表面上は?)仲良くしよう、というスタンスのようですが・・・↑のパレスチナ自治区なんてのは隣国?のイスラエルとどうしても分かり合えないような立場なわけですし。
もちろん今後の展開によってはまた違ってくる可能性もあるわけですが・・・。
究極の理想はパスポートなしで世界どこへでも、という説もあります。あるいはこうやってパスポートがある=国家としての枠組みがきっちりしている現状がベストだ、と人によって説も様々あるんですが。
枠組みがなければどれもこれも似たようなもんになるかも知れんのですし。そうなるとなんだか面白くなさそうな、でも、それはそれでまた違った「最強」が出てくるのか・・・いずれにせよこのランキングが20年30年しても変わらない、というのは・・・まあ、ないんではないか、と。
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04/30/2015
当たり前な安全
「安全な飲み水」世界で8億人分が不足(Yahoo!:毎日)。日本での「おいしい水」と海外での「おいしい水」は若干ニュアンスに違いがあるように思われます。
日本の場合は「水道水よりおいしい水」ですが、海外では「飲んでも安全な水」となっているような。
欧米ではミネラルウォーターが当たり前ですが、これは特定の物質が多い「生水」よりも安全だから、であります。さらにアフリカなどには「生水」は病原菌などが入っている可能性があるのでキケン、というところもあったりします(もちろんそうでない地域もたくさんあるんですが)。
・・・一応、なんですが・・・日本でも「井戸水は加熱して」と言われているところもあるんだとか。これは滅菌された水道水よりもキケンが多いから、なんですが。場所によっては「生水は飲むな」と言われたりします。
川の水をそのまま、というのも実はキケンな場合があったりします。・・・日本でも。
しかし日本は水道水が非常に「優秀」でありそのため「水不足」と言われてもあまりピン、と来なかったりします。
が、海外では「水源地買占めによる訴訟」とか「水による抗争」というのもあったりします。・・・実は日本でも水源となる山地を海外企業が買占めようとしたりすることはままあったりします。日本の場合川から取水することが多いので、「山を買う」と言われても直「水が・・・」とはならないことが多いのですが・・・将来のことを考えると不安ではあります。
そういう事態にいつ巻き込まれてもおあかしくはない、というのが実際のところ、なんですが・・・今後数十年とか時間が経ったら・・・そういうところも変化するかも知れません。
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04/24/2015
GEORGIA
ロシア語読み「グルジア」から英語読み「ジョージア」へ(Yahoo!毎日)。ちょっと前にも触れましたが・・・「Georgia」という国名を今までは「グルジア」と日本では読んできましたが、これからは「ジョージア」になる、という話であります。
・・・場合によってはかなりデリケートになる話でもありますが。
黒海に面した国なのですが、元々はソビエト連邦の一部。1991年に独立しています。となると「親ロシア」か「反ロシア」か、ということになりますが・・・後者、ということになってます。そのためロシア語読み「グルジア」では・・・と。
こういうのはホント微妙な情勢が絡んでくるものなのではあるのですが・・・。
日本で「ジョージア」と言うと某缶コーヒーとか、アメリカ東部の州名とか、そっちの方が有名だったりします。むしろ「グルジア」の方が知られている・・・と言えるかも知れません。
その辺での「混乱」もあるかも知れんのですが。・・・しかし事情が事情ですし。まあ、時間がたてば解決しそうな気もしますけども・・・?
似たような例に「ビルマ」から「ミャンマー」というのもあります。これは今でも「ビルマ」と思い込んでる人もいるんですが、かなり浸透してきている例でもあります。・・・こういう風になる、のかも知れません。
対して「オーストリア」から「オーストリー」あるいは「エースターライヒ」への呼称変更(理由の一つは豪州との混同)、というのも過去にあったんですがあまり広がることもなく。実は今回の「ジョージア」も「絶対そう呼びなさい」というものではないのですが。
・・・定着するのかなあ・・・時間が解決してくれそうな気もするのですが。さて?
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04/14/2015
乱暴な話
たしかに乱暴な話なのですが・・・。
野良犬を見つけたら「殺せ」バリ島の狂犬病対策、批判も(Yahoo!:朝日新聞デジタル)。狂犬病とは簡単に言えば「動物の唾液から感染する病気」です。が・・・長い潜伏期間(数ヶ月から一年)・初期は検査しても分からない・そして何より一度発症したらまず助からない、という恐ろしい病気であります。
最終的に脳にウィルスが入り込み、尋常ではない行動を起こすようになります。例えば水や光を怖がる、といったように。・・・一説には各地の「人狼伝説」は狂犬病患者がもとになったのではないか、とされています。動物めいた行動を取り・・・やがて死に至ります。
かつては日本でも毎年患者が出ていたのですが、半世紀ほど前に「根絶」されました。これは実はかなり珍しいことで、アジア各地はもちろん、世界中でまだ狂犬病は「現役」であります。
狂犬病の最も身近な感染源、それは名前の通りやはり「イヌ」であります。そのため飼い犬への狂犬病の予防接種というのは非常に重要となります。が・・・野良犬となると予防接種もやりにくくなります。そういった背景もあるのですが・・・。
しかし、同時に文化的背景と言うか。イヌに対する見方も社会によって違ってきます。
例えば↑記事にもありますが、基本的にイスラム教ではイヌを嫌います。しかし他の宗教では特にそういったタブーはありません。逆に神聖化したりする向きもあったりします。そういったところから「違い」が出てくることになります。
が・・・だからと言って「イヌを全部殺してしまえばいい」という話でもなく。しかしウィルスを持ってるイヌかどうか、というのも分からないわけで。でもヒトに感染してしまえばやはり・・・と。
非常に判断の難しい話ではあるわけです。現在の日本では縁の薄くなった病気なので「乱暴な話だ」と感じるのも無理はないことであります。でも当事者であるバリ島の人たちからすれば・・・?
すぐ隣にそういう可能性がある、というのは・・・やはりこれも怖い話になってしまいそうであります。
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03/01/2015
二つほど 3/1
「フ」で二つほど。
一つ目。「フクロウ・バー」ロンドンに期間限定オープン(CNN)。常時オープンというわけではないようで。でも好評なら次も・・・ということもあるかも知れません。
ただ、こういう「鳥系」の飲食店となると。やっぱり色々あるんだろうなあ、と。
例のインフルの話もありますし。人によっては嫌悪感を抱くでしょうし。いや、そういう人は初めからそういう店に足を踏み入れるとは思えませんが、訪れた客に対して「×」を出すケースがあるんではないか・・・と。例えば同じ車両に乗り合わせたらどうするんだ、とかそういったことで。
・・・そういうのに関係なく鳥を愛でる店、というのに自分も憧れるんですが。現状としてはなあ・・・と。なかなか難しいだろうなあ・・・と。イヌやネコ・ウサギの方がまだやりやすい?ということなのかも知れませんが。
二つ目。「フロリダへどうぞ」大雪のニューヨーク州、観光サイトが自虐ネタ(CNN)。この冬、日本も雪や寒波が激しいですが・・・アメリカも相当なものであります。元々ニューヨーク州は日本の印象よりもかなり寒い地方で、積雪もあるんですがこれほどまでは・・・と。
一方でフロリダと言えばアメリカの南方に位置するフロリダ半島が主な州で。雪とは無縁の地であります(過去に雪が降った、とかそんな話を某マンガで読んだんですが)。
そこで自虐的に「寒いうちはフロリダへ、暖かくなったらニューヨーク州へ」というのはなんだかアメリカっぽいなあ、と。・・・これを日本の自治体がやるとなんだか演技っぽくなるんですが・・・こういうのに慣れてる?国だからなのかなあ・・・この一種爽快?な印象は。
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02/27/2015
どんな「郵便係」
南極で「郵便係」募集、環境過酷でも応募殺到(CNN)。募集人員「一人」なのかなあ・・・1000人ほどが応募ということでも「殺到」ということになってますし。
「現地の冬季の平均気温は零下10度。水道水、電話もなくインターネットの使用も不可能。通信は無線のみで、数千匹のペンギンだけが日ごろの『友』となる。」(「」内↑記事より引用)
となってますから極地で一人勤務、ということなんでしょうか・・・。
今年11月初旬から来年3月半ばまで、と半年足らず。期間的に「寒い上に冬じゃねーか」と思ってしまうのですが・・・現地は南半球ですから一応「夏」ということになります。が・・・南極ですからそこまで大きな差はないものかと。寒いことは寒いでしょうし、天候も厳しいものと思われます。
そういう場所での「郵便係」って・・・。しかも単独任務っぽい?
配達とか収集とか、そういう仕事が主になるのかも知れんのですが。南極と言っても人が全然いないわけではなく。もちろん南極条約によってどこの国にも属してはいないのですが、各国の施設も相当数ある場所ではあります。
・・・そう言えば前にも孤島に住んでレポートする、とかそんな募集もありましたっけ・・・。
↑も今一つ仕事内容がはっきりしないんですが、やはりそういう「どこかに隔離されて仕事する」という方向性?にあこがれるもんなのかなあ、と。今の自分だとまずあり得ない環境で仕事できる。↑の「郵便係」だって月給で1100英ポンド(約20万3500円)というなかなかの待遇ですし(危険料もあるのかも知れませんが)。
あるいは。未知の状況にあこがれる、というよりもそっち方面のスペシャリストに職を・・・ということなのかなあ、と思ったりして。山岳経験者に高所作業を、と、そういう企業もあることですし。
ところで・・・さらにちょっと気になったのが。
「また、1日に1~2回観光客船の乗客が訪れる。」(「」↑記事より引用)
・・・ペンギンだけが「友」じゃなかったんかい。それとも仕事中はそういう人たちと会うこともできないような状況なのか・・・いずれにせよ、世界には知られてない求人、というのがまだまだありそうであります。
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01/30/2015
なんだそりゃ
・・・と思ったんですが・・・なんだか色々背景がありそうな。
フランス警察、「テロ称賛」発言で8歳男児を30分聴取(AFPBNews)。8歳てことは・・・小学生・・・。
あの出版社襲撃事件であります。「宗教的規制」と「表現の自由」のせめぎ合い、といった報道もされましたが・・・明らかなテロ行為であります。
その犠牲者を追悼する黙とうをフランスの学校内で実施。しかし8歳の男子生徒がそれを拒否。さらに「テロを称賛」するような発言を・・・と。
ただし
『男児は警察に対し、「僕はテロリストの仲間」と発言したことを認めている。ただし、警察が「テロ」の意味を知っているかと尋ねたところ、男児は「分からない」と答えたという。』(『』内↑記事より引用)
とのことであります。
これはどうなんだろう・・・とちょっと困惑?してしまいますが・・・。
フランス国内で起きた事件ですから、日本にいる我々以上に緊迫感や圧迫感があったと思われます。・・・またフランスと日本では「報道」「表現」に対する考えに若干の「違い」がある、という話もあります。
いわゆる「エスプリ」というやつで。「ちょっとしたジョークだよ」と言われても我々だと「えー・・・」と引いてしまうような。そういった空気?と言うか風潮が許される向きもある、と。・・・なかなか実例を引きにくいのですが・・・同様の風刺的出版社は日本では、ちょっと・・・という現状が最も合うかな、とは思いますが・・・なんか違うような。日本だとアングラ扱いされてしまうけどフランスでは世間的にはある程度までは許されている・・・と、そんな感触と言うか何と言うか。
しかしそういった雰囲気までは伝わらない人たちも相当数いる、ということでもあるわけです。
・・・それに対して黙とう拒否「僕はテロリスト」というのは・・・宗教的に同意した、ということでなければ・・・「ちょっとカッコよさそうだから」的な何かかな、とも思ってしまいますが。反体制に対する憧れ、というのは誰でも通る道でありますし。やや早熟にそういった方面・・・だったんだろうか、とか。
でもそれで警察が聴取、というのもなんだかなあ、とは思いますが。しかしテロの現場は同じフランス国内なわけで。こういったことに関して年齢は関係ない場合もありますし(各地で少年兵というのが問題になってます)・・・。
こっちから見たら過敏で過剰に見えるんですが。現場では・・・ということなのかも知れません。実際、日本が「現場」にならない、という保障はすでになくなってきてるわけですし。
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01/16/2015
認可が進む
CNN、報道用無人機利用研究開始・・・米政府が初の認可(CNN)。「無人機」と言っても色々あるのですが、ドローンのような小型機かな・・・と思われます。実はアメリカはこの手の飛翔物体の規制をしている国で、Amazonなどのドローンによる運送がなかなか進まないのはその辺に理由がある・・・とされています。
なぜ規制しているか、と言うと航空機への影響、ということになっています。
・・・いやいや軍事産業で使うからだろう、という勘繰りもありますが。いずれにせよアメリカではこういうのがちょっとややこしい状況になっているようであります。
こないだ某テレビ番組でやってたのはカナダのことでした。・・・カナダでは数年前からドローンなど無人機に対する規制などを各方面から検討、現在ではアメリカよりも認可を得やすくなっているんだとか。
そのためアメリカの企業がカナダで実験したり、とかそういうことまで。ドローン関連の企業も結構あるんだとか。今後の無人機運用に関して一つのテストケースになるのでは、という話もあります。・・・アメリカも今後は認可の方向性で行くんでは・・・という見方もないではありませんが。世界的に進められているお話ではありますし。
では・・・日本は、と。
規制も何も話も始まってないような状況であります。外資系でなくても国内企業でもこういったもんを運用しよう、という向きはあると思うのですが・・・現状の航空法ではちょっと無理っぽい。じゃあ、何らかの抜け道を、とかそういう話になっていきそうな。
安易に認可、というのもどうかと思うのですが・・・全然話も何もない、というのもどうかと。
大量に出回ってから、じゃあ・・・というのでは遅いわけで。そろそろ具体的な話が出てきても、とは思うのですが。
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01/11/2015
ごーすと・わーかー?
インド。24年間「欠勤」の公務員を解雇(CNN)・・・なんか何度も読み直したりしましたが。時系列から言うと
1980年に電気技術者A・K・バーマ氏入局。
1990年にバーマ氏が休暇を取る。
・・・ここで行方不明。
1992年に調査。「意図的な欠勤」と認定される。
・・・が、ここで氏も政府も何もせずに放置。
2014年(もしくは2015年)についに解雇、と。
給与はどうなってたんだ、と思ったら1990年代にストップされていた、と。・・・この書き方もなあ・・・「年代」てことは調査後も支払われていた可能性もあるわけです。
法律上解雇しにくい、というのもあるようですが・・・それにしても。
日本でも時々公務員の不正受給とか出てきたりしますが、↑このケースの場合、不正に給料もらってた可能性よりもなんでこの人はいきなり消えたのか、その辺の方が興味深かったりします。
多分インド国内にはいないのだろう・・・って。
当局もなんだかなあ、と言う気もしますが。調べてみたらこういうケースは結構あります、ということなんでしょうか・・・? 常態化、と言えば聞こえはいいですが、国民性の違いみたいなもんもあるんでしょうか、日本だとさすがにここまでは・・・とか思ってしまうのですが。
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01/07/2015
東西問わず
どこでも似たようなものかも知れません。
厨房でのいじめに「ノン」声上げるフランス一流シェフたち(AFPBNews)。日本でも板前修業は辛いもの、ということになっています。これは修行そのものが、という意味合いもありますが・・・先輩や同輩、場合によっては後輩からの「いじめ」があるから、ということでもある、とされています。
立場的や外見上などの様々な要因から「いじめ」があるのは人間に限った話ではありませんが・・・。
かと言って暴力的ないじめを容認していい、というわけではなく。しかし職場がなあなあな雰囲気で満たされてしまって真剣さがなくなって質が落ちる、というのも・・・どうか、と。
これは厨房に限らず学校や職場での「いじめ」にも言えるかも知れませんが、やはり「程度の問題」になるのでは、と。やっていいことと悪いことの「差」が見えにくくなっているわけであります。
暴力的な、殴ったり蹴ったり、というのは論外でありますが、じゃあ、頭はたくくらいならいいのか。あるいは一度だけならいいのか、モノを使うのも論外なのか・・・。
その場合場合の尺度もその場で決まってるわけで。部外者がどうこう言うのは・・・というところもあります。難しいところではあります。
日本から見ると海外、特にフランスのような西洋ではそういったものはないだろう・・・と思われがちですが、そんなこともないのが実情ではあります。あっちにだって「いじめ」はあります。そして真剣さからくる過剰な「しつけ」も。
そして・・・どこに公的な線を引いていいのか分からないのも同じ、であります・・・。
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12/30/2014
りさいくる?
アメリカ。ニューヨーク市で「発泡スチロール禁止令」?(CNN) 「発泡スチロール」と言うと電化製品など大きなモノを買った時に段ボールの中に一緒に入ってる緩衝材(最近は別素材も多いですが)ですとか、魚介類を入れておく白い箱、といったイメージですが・・・例えばスーパーの肉や魚の食品トレーなんかも同じ素材だったりします。つまり、「禁止」ということになるとそういったモノにも使えなくなる、ということになります。
→発泡スチロール(Wikipedia)
対衝撃・断熱性に優れ軽量。しかし一定以上の熱には弱く柑橘系の溶剤にも弱い、という側面も。それでも形成しやすさから現代では幅広く使われています。・・・その「使われやすさ」から逆にゴミになる、ということで色々問題も起きているわけです。
例えば・・・こないだノコギリクワガタを買いまして。送られてきたのは発泡スチロールの箱であります。これは中に保冷剤が入っているからと・・・多少の衝撃でも潰されないように、というお店の配慮からであります。もちろんそれは問題ないのですが・・・いざ中身を出してしまうと残ったのは抱えるほどの発泡スチロールの箱。
・・・何かに使えないかな。
とは思ったのですが。しかしなかなか使う機会がない。そこで捨てることになりました(うちの地域では「プラスチックごみ」扱い)。
調べてみると日本でも「発泡スチロールのリサイクルやってます」というところは多いのですが、「家庭用」となるとあまりないのが現状であります。まあ、業務用の廃棄量に比べれば微々たるものですから「捨てる」ということになるのも仕方ないことではあります。
十分な熱量で燃やせば有害物質が出ることもありません。最近はそういう焼却炉を持つ処理場も増えているとか。
一方で「発泡スチロール」としての回収はやってないのですが「ペットボトル」「食品トレー」の回収はやってます、というところもあります。これは区分が国際的にきちっと決まっていて、それに沿うと順当にリサイクルされる、ということになってます。
→PETボトルの識別表示マーク(リサイクルマークン)
この中の「1 PET」というのがペットボトルのマークで、これのついたものはよくリサイクルされています。「6 PS」というのが「発泡スチロール」のマークであります(「5 PP」というのも近い用途で使われてますが)。これを・・・本格的にリサイクルする、ということになりそうなのですが・・・。
実は一部では日本の方がアメリカよりこっち関係のリサイクル率は高い、という話もあったりします。ニューヨーク市での「禁止令」もそういったところから、という見方もできます。・・・これを機にリサイクル率のアップを、と。が・・・猶予期間がある、とは言えなかなか難しいのかも、と思うのですが。
「ヤミ発泡スチロール」とか出回ったりしないんだろうか、とか。なんか、ヘンな方向へ行ったりしないんだろうか・・・と、大都市だけにちょっと心配なのですが。
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12/24/2014
脱クリスマス
「クリスマス騒ぎを避けるために訪れるべき国」トップ10の1位は「日本」(AFPBNews) ・・・まあ、確かに。キリスト教が主体の国ではありませんし・・・「クリスマス」がイベントとして定着してから100年も経っていませんし。
そもそもクリスマスの後の新年で別の宗教施設にお参りして、結婚式も葬式も宗教バラバラで問題なし、という国ですから・・・よその国みたいに真面目にクリスマスやるところからすれば息抜き的なところがある、のかも知れません。
ただ、↑記事の「トップ10」ではイスラム教の国が多く入ってます。主体となる宗教が違えば祝う行事が変わるのが普通であります。・・・状況や場所によっては「メリークリスマス」と口にしたりしたら何されるか分かったもんではない場合もあったりします・・・。
そういう意味?でもイスラム教の国、というのは「脱クリスマス」向けなのかも知れません。キリスト教もイスラム教も宗派などによって宗教に対する姿勢が異なっていますので・・・全部が全部「我が宗教が一番、他は認めん」というわけではなかったりします。
でもこれで12/24に日本を訪れる観光客がなぜか激増・・・とかそういうことになったら面白そうなんですが・・・まあ、そこまではいかないかと。↑記事ではクリスマスの日に日本では「たまに」サンタを見かけるかも、となってますが・・・宗教ではなく商業としてのクリスマスは、もうかなり日本に定着していますから・・・せっかく来てもらってもあまり変わらん、とかそういうことになりそうですし。
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11/26/2014
せくしー?
「くまのプーさん」ポーランドの遊戯場でイメージキャラクターに「待った」(Yahoo!:映画.com) 「これはダメなケース」ということでプーさんが出てきたようですが。・・・しかしなんかそういった思想信条を持った議員がそう言ったんでは・・・とか個人的には思ってしまうんですが。ポーランドの一般常識で「あんな服も着ていないキャラクターなんて」とそうなっているのか・・・だとしたら結構色んな数のキャラクターが「ダメ」ということになりそうな・・・その辺は、ちと分かりませんが、そういった主義主張を持ってる人はどこにでもいるのは事実であります。
・・・かえって服、着ない方がいいのかな・・・。
服を着る、ということで「このキャラクターは人間、もしくは人間を模して目指したものである」という認識に陥ってしまった可能性もあります。・・・そうなるとペットに服を着せるのもどうか、ということになりそうですが。そもそも服を着ていない動物に服を着せる、というきわめて人間っぽいことをすることで「人間」と思わせてしまう。
・・・個人的なとこなんですが・・・そう思い込んでしまった、ちょっとかわいそう?な人たちが言い出したのか・・・。
それともプーさんそのものに何らかの悪意があるのか(別記事では結構エグい意見も出てます。なんで?)なんだかそんなとこかも知れません。
ただ、コレを前例?として認めてしまうと今後かなーりややこしいことになりそうなんですが。その辺はどうなんだろうか、とかそんなことも思ってしまうのですが・・・。
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11/15/2014
パリ郊外に
・・・トラ?
パリ郊外にトラ目撃情報、警察・消防が捜索中(AFPBNews)。記事中に画像(通行人によって撮影)がありますが・・・周囲に大きさを比較できるものがないので大きさのほどもちょっと分からないのですが・・・大型のネコの類?にも見えます。言われてみれば。
しかし足跡も見つかっており、専門家によってトラのものと判定された、と・・・。
現代において野生のトラがパリ郊外にいるわけはないので、もし本物だとしたら逃げ出したか誰かが放したか、ということになります。
もちろん他の動物の可能性もまだ捨てきれんのですが。
例えばヤマネコ。ヨーロッパには実は大型のネコである「ヤマネコ」が野生で存在しています。が、大きさはトラほどもなく。そうなると足跡の大きさが違ってくることになります。・・・さらにヨーロッパヤマネコはほぼ絶滅状態で、本当にパリ郊外で見つかったら別の意味でニュースになりそうであります。
となるとやっぱり本当にトラが・・・?
フランスで個人でトラを飼育できるのかどうか、まではちょっと分からんのですが・・・しかし持ち込む時点でかなり困難そうですし(恐らくどんな種のトラでも輸入には制限がついてるはずで)。ウラっぽい人たちの仕業なのか、それとも・・・?
現場近くには最近サーカス団が訪れていた、という情報もあります。でも一昔前ならともかく、今の移動サーカスならその辺の管理はしっかりしてると思うのですが・・・それに、そういう情報があれば警察が真っ先に調べるでしょうに。
何かの見間違い、というところに落ち着くといいのですが。でも真相が分からないことには不安ばかり募りそうであります。
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11/14/2014
一般に公募
米国防機関、空中空母のアイデアを一般公募(CNN)。米国防総省の国防高等研究計画局(DARPA)が無人機用の「空中空母」のアイデアを募集、というものでありますが・・・。
発表が11/13で締切が11/26。
てっきり「来年の11/26」かと思ったら「今年の11/26」となってます・・・正味2週間ほど。
・・・「一般へ公募」という割には短いなあ、とか思ったんですが。それともこの手の公募(他に同種のがあるとはちょっと思えませんが)はこんなもんなのか。この期間では本当に「思いつき」くらいしか出てこないんでは・・・いや、まあ、それでも別にいいんだろうか。特に賞品や賞金があるわけでもないようですし・・・そこまで本格的な技術的なもんを求めてはいない、ということなのかも知れませんが。
通常「空母」と言えば艦船となるのですが。「航空母艦」つまり飛行機が離発着する船舶であります。
これが登場した影響で軍用の航空機の運用が飛躍的に高まりました。・・・旅客用だとそうでもないんですが、高機動を要求される軍用は積める燃料に限界があります。そのため実際にはよほどの大型機(それこそB-1とかC130とか)でもないとそれなりの航続距離を維持できません。
じゃあ滑走路を持って行ってしまえ的な発想(があったのではないか、と個人的に)で空母ができました。しかし当たり前ですが相当な大きさがないと機能しません。そこで現在でも最大積載量を誇る「船舶」が「空母」になったんですが。
そう言えば「砂漠空母」てのが出てきたマンガもあったっけか・・・。
無人機というのはその特性上とても軽量化できます。が・・・そうなると今度は燃料を積める量がさらに少なくなります。そこで「空中空母」つまり航空機による離着陸さらにメンテもできるように、というのは・・・たしかに船舶よりも大型の航空機の方がいいかも知れません。・・・むしろもっと小型化軽量化して「陸上空母」的な輸送車両の方がいいんでは・・・。
でも航空機の方がスピードありますし。そうなるとやっぱ空を行った方がいいのか・・・。
しかしこういうのを「公募」してしまえるのがアメリカっぽいと言うか何と言うか。日本じゃまず無理でしょうし・・・ロシアとか中国とかなら(別の意味で)もっと無理っぽいような気もするんですが。
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10/28/2014
二つほど 10/28
なんとなく二つほど。
一つ目。2.7キロの金塊、約4300万円で売買成立(CNN)。アメリカはカリフォルニア州で見つかった金塊であります。かの地はかつてゴールドラッシュで有名になったこともありますが、そういったもんと関係あるのかどうか。
しかし「時代」だなあ、と感じたのは買った側が「収集家」だった、という辺りでしょうか。
世が世なら換金して金製品に・・・といったところではないか、と思うのですが。それが収集家が買った、ということはやはり金塊そのものを愛でる、ということ・・・ではないか、と。あるいは相場的なもんはどうなってたんだろう、とかそういうとこまで考えてしまいますが。
日本でもかつて金が見つかっていた(ほとんどは砂金ですが)地域では今でも金が見つかることもあるとか。そういうとこで金塊を・・・というのはやはり夢みたいなもんなんでしょうか・・・。
二つ目。「!? 」「“」「~」「^」の読み方は?(@nifty:All About) 「あまだれ」「みみだれ」で「だぶるだれ」というのは意外でしたが・・・「!」は「雨だれ」「?」「耳だれ」とかそういう由来なんでしょうか・・・。
でもこういう読み方というのはやはり定着しないもんなのかも、とか思ったりして。
「!」だって結局は「びっくりまーく」の方が理解が早そうですし。「?」も「はてなまーく」でしょうし。となると「!?」は「びっくりはてな」とかそんな感じになるんでしょうか・・・?
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10/23/2014
何かチガウ
本末転倒・・・いやそうでもない?
アルコール依存者に街を清掃してもらう→報酬にビール3杯(MSN:ロケットニュース)。さらに金銭的な報酬まで。・・・アルコール依存、ということですから健康ではないわけで。それを治療してからの社会復帰を目指してのプロジェクトなのかそれともこれが治療の一環なのか・・・?
たしかになんでビール、という気もしますが。↑記事には「麻薬中毒者の社会復帰」的な文言もありますが、こういう人たちが清掃してもビールを配布するのでしょうか・・・?
こういった人たちの社会復帰というのはたしかに一筋縄ではいかないことも多いそうですが・・・。
オランダで成功してるとのことですが。どういう方法なんだろうなあ、とか思ってしまうのですが・・・「ビールが報酬の一部」というのはアルコール依存者ではなくていわゆるホームレスの人たちの社会復帰支援、とかそういうのが大元なのか・・・とか個人的には思ってるのですが。
依存者、ということで「依存症患者」ではない、ということはそれほど重篤ではない、ということなのか・・・その辺もちょっと分からないような。
・・・報酬がある、というのはたしかに勤労意欲も増しますが。これがただの無償ボランティアだったらやってる方もたまったもんじゃないでしょうし。社会復帰も進まないような・・・。
でもなあ・・・なんで「ビール」なんだか。ドイツだから、というのもなんかちょっとチガウような気がする・・・。
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10/19/2014
長いのか短いのか
日本人は一生のうち平均52分間探し物をしている(@nifty:@DIME)。これを「たった52分間」と見るか「52分間も」と見るかで生き方?も大きく変わってきそうではあります。
それとも・・・いや、52分間じゃ済まないだろ、という見方もできますか。あくまで「平均」なんでもっと長く探す人もいればさっさとあきらめる人もいる、ということにはなりますが・・・。
・・・もうちっと他の国のデータが欲しいなあ、というところではありますが。
「大切なものを紛失した日本人の多くは感傷的な反応をすることが判明」(「」内↑記事より引用)
いや、どこの国の人でも大切なもん失くしたら感傷的な反応をすると思うのですが。ただ、「感傷的」にも色々あるわけで、完全に自分を見失ってしまう・・・とか、いきなり暴れ出す、とか。そういうレベルからぶつぶつ文句を言う、とか様々あるかと。そういうところにも国民性?みたいなもんが出てくるかも・・・知れません。
ところで。↑記事に「日本人のなくしものトップ10」というのがあって、
1位:ペン
2位:現金
3位:財布・小銭入れ
4位:書籍、ノート
5位:ライター
6位:自転車
7位:衣類
8位:車の鍵
9位:宝飾品
10位:携帯電話
となっているのですが・・・。
「6位:自転車」「7位:衣類」・・・なんか他は小さくてなくしやすそうなモノばかりなんですが・・・なんで「自転車」と「衣類」・・・それは盗まれたり風に飛ばされたり、とかそういうことなんじゃないのか、と思ったりして。
それよりも「リモコン」がないのはなんでだろう、と。最近の日本人が最もよくなくしそうな気がするんですが。
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10/06/2014
呼び名は呼び名
中身とは関係ない・・・とカンタンに言えるものでもなく。
日本でも「ジョージア」に国名変更・・・グルジア(Yahoo!:読売)。英語表記だと「Georgia」になるんだそうで、そのまま「ジョージア」ということになり・・・アメリカに同名の州があったりします。
ちなみに「George」というのは欧米では一般的な男性名であります。ジョージ。
これはキリスト教の聖人ゲオルギウスがもとになっていると思われますが、この聖人ゲオルギウスはたしかイングランドの守護聖人だったっけか、と思ったらモスクワの守護聖人でもある、とのことで。もちろんグルジア(ジョージア)の守護聖人でもあります。
ついでに・・・。
「ジョージ」と呼ぶのが一般的ですがスペイン語だと「Jorge」となって「ホルヘ」と呼ぶようになっていたりします。
しかし国の呼び名というのも色々差異があるもんであります。
そう言えば「オーストリア」を「オーストリィ」と呼ぶようにしよう、というのはどうなったんだか。「オーストラリア」と混同されることが多々あり(『カンガルーはいません』Tシャツとかありましたが)こっちにしませんか的なアプローチもあったはずなんですが。
・・・でもその辺の事情はアジアだとまた違って来てるような気もします。
「にほん」「にっぽん」だって「Japan」という英語表記になってますが・・・コレ、たしか元々はマルコ・ポーロの東方見聞録で「じぱんぐ」となっていたのが流れ流れてこうなった、ということになってますし。同じように「Korea」も高句麗とかその辺でしょうか・・・「China」は・・・清とかそういう辺りから、なんでしょうか・・・?
まあ、それでも別にいいか、ということにはなってるようですし。しかしグルジアの場合はちょっと事情が事情ですからやはりきちんと変えた方がいいかと。すでにほとんどの国ではそうなっているようですし。
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10/03/2014
むなしい・・・?
世界で四番目に広かった湖、現在はほぼ消滅(CNN)。湖の名は「アラル海」で、中央アジアのカザフスタンとウズベキスタンの国境をまたぐ地域にあります。・・・しかしその東半分はほぼ消滅。
「旅をする湖」というのがありましたが・・・アラル海は「消滅」しつつあります。
原因は環境の変化とか温暖化とかそういうのではなく。旧ソ連に属していた1960年代に湖に流れ込む二つの川の流れを運河へ流入させた、という人為的なものであります。
世界で四番目、ということでアラル海には漁師など湖水を利用する人たちもいたんだそうですが、今はほとんど操業は無理のようであります。
さらにこの湖、「海」という名称がつくくらいで若干の塩分を含んでいました。それが大部分が「消滅」して湖面が減ったことにより塩分濃度が上昇。一種の「死の湖」と化してしまった・・・と。
さらに湖底に沈殿していた廃棄物や農薬などが晒されて風に舞う、という事態になっている、という話もあります。
・・・何とか手を打てなかったのか、誰も何もできなかったのか、とは思いますが・・・。
地域的になかなか難しそうなところですし。旧ソ連からロシア、というのも大きいかも知れませんが・・・何と言うか・・・むなしいところではあります。
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09/26/2014
英語苦手
日本の話ではなく。
アメリカ・約10人に1人が「英語が苦手」(Yahoo!:ウォールストリートジャーナル) 「アメリカ人なら母国語の英語話せて当たり前だろ」というのは「日本人なら~」というのとは意味が違ってくるわけです。元来南北アメリカ大陸に住んでいた人たちは英語はもちろんスペイン語もフランス語も話していなかったわけで。それがここ数百年程度で大きく変わってしまいました。そういった言語を話す人たちが入植してきて現在のようになっています。
そうは言っても今は「アメリカ=英語」なわけで。
それが他の言語の方が楽だ、という人が増えてきたのは他の国から移り住んできた人たちが増えている、ということになります。・・・良い悪いではなく。
その辺は日本とは事情が違うわけで。日本の場合、島国ということもあって「他の国から来た人」というのがアメリカと比べると極端に少ないと思われます。・・・これも良い悪いではなくそういう歴史とか事情があるわけで、一種の国民性みたいなもんと言えます。
が・・・日本語などアジア系言語とラテン語系の英語・スペイン語だとなあ・・・習得難易度にも差が出てくるよなあ、と思っておったんですが。
実際、文字数などに違いがあって「アジア→英語」よりは「スペイン語→英語」の方が楽なんじゃないか、と。・・・が・・・実は結構違いがあるもんで、近い言語ならではの困難もあるようであります。多分「英語→スペイン語」とか「英語→フランス語」とかは結構大変そうだ・・・実は英語というのは品詞の変化も少ない(動詞の末尾にsが付くとか過去形は大抵ed付ければいい、とか)んですが、他のラテン語系の場合「男性」「女性」「中性」と品詞が細かく変化したり敬語みたいなのがあったり発音しないのに表記する必要がある文字があったり。
発音も意外に複雑だったりしますし。
そんなわけ?でたしかに今後アメリカで他の言語(スペイン語だけが突出しているわけでもないですし)が優位に立つ可能性は高そうな気もします。
・・・日本は・・・どうなんでしょうか・・・? 実は・・・という可能性もゼロではないのです。
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09/23/2014
二つほど 9/23
秋分の日とは関係なく海外で二つほど。
一つ目。パリ市が「愛の南京錠」対策(AFPBNews)。セーヌ川にかかる橋の金網に南京錠をかけ、カギを川に放る。そういう恋人たちが急増してる、とのことで・・・たしかにろまんちっくな行為ではあるのですが・・・画像見る限りだとロマンとかそんなん通り越しているような気もします。
かえって雰囲気ぶち壊しなような・・・?
さらに南京錠の重さで橋が破損、という事態にまで発展。そのため金網を廃してアクリル板にする、と。・・・ロマンは減るかも知れませんが、安全性からはこっちの方がいいのかも知れません。
なんか日本でもありましたが・・・どっかの桜の橋とか、そんなのが。ただ、そういうのを「観光名所」にして名を上げよう、的な発想が出てくるとまた話は違ってきそうですが。
二つ目。キューバの国営レストラン、約9000店を民間に払い下げ(AFPBNews)。キューバは中国などと並んで今の世界では珍しい共産主義国家だったりします。ということは個人の所有は認められず、全て国家が所有する、ということになります。
なりますが・・・今現在純粋?な共産主義国家というのは存在してるのやら・・・中国も条件はありますが個人所有を認めて一部市場経済を導入してますし。
・・・市場経済。国家が全部所有して個人に分配、という形式のため「誰かと競争して儲けを出す」必要がありません。ただし経済の発展にはなかなか結び付かない。停滞はするけど安定する、という社会構造。向上はほとんど望めないわけです・・・。
そのためキューバでも民間運営のレストランを増やそう、ということになってきたようです。トップが変わると政策も変わっていくのが常ではあるのですが・・・なかなか早急に、とはいかないようであります。
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09/19/2014
独立ならず
スコットランド、イギリスからの独立を否決(Yahoo!:時事)。場合によっては連鎖的に「アラブの春」ならぬ「スコットランドの春」的なヨーロッパ内での独立が多数出てくるのでは・・・とか言われていましたが。
スコットランド、なぜ独立反対派が勝利したか(Yahoo!:THE PAGE)・・・投票者層や支持層の事情もあるようであります。
一方で今回はなんとかイギリスが食い止めた、ということのようでもあります。
個人的に気になっていたのが「なんでスコットランドの住民投票に許可出してしまったんだろう?」というとこであります。イギリスは一種の連合であり(正式名称『グレートブリテン及び北アイルランド連合王国:United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland』)・・・その中で首都ロンドンのあるイングランドがスコットランド・北アイルランド・ウェールズを、まあ、従えるような格好になっています。
しかし数百年の昔から各地方は独立の気運が高く。自治政府もあったりします。そんな中でスコットランドではイングランドとは距離を置きたいスコットランド国民党(Wikipedia)が議会の過半数を獲得、イギリス連合政府との交渉を重ね2014年までに「独立を問う国民投票を実施する」ことを確約した、と。
・・・押し切られたんかなあ、イギリス連合政府。
その結果が「否決」だったわけですが。そうなると黙ってないのが北アイルランド・ウェールズであります。キャメロン首相はイギリス全土での自治権拡大を約束(Yahoo!:AFP=時事)しましたが・・・今後どうなるかはやや不透明な気がします。
今回の「独立騒動」でイギリス経済にはかなりの衝撃が走りまくっています。例えば不動産は停滞傾向に。騒動が収まるまで買い控え、とのことで・・・こういう事例は結構たくさんあります。事態が収まるまで少し様子見よう、ということですが、もちろんそれだけではなく。今後も影響が出る恐れはまだまだあります。
日本への影響もあるかも知れません・・・。
さらに。実はヨーロッパというのはその歴史上、今の国が絶対、というわけではなく。例えばスペインでも三つくらいそういった「地方独立」を目指す動きがあります。・・・いや「地方」ではなくあのバルセロナを含む州にもそういう動きがあります。
これはイギリスの方にもあると思うのですが。イギリス=英語、スペイン=スペイン語、と決まっているわけではなくそれぞれに独自の言語があったりします。言語というのは文化に直結します。文化を守る、というのは独立国家のスタンスの一つであります。
・・・ヨーロッパに独立の飛び火、みたいなのがしばらく続くかも知れません。表面上は穏やかなヨーロッパなんですが、中には過激な独立派、みたいなところもあります。歴史が歴史なんで、中東諸国とはまた違った方向性を見せるかも知れず、ちょっと、いやかなり気がかりなところなんですが。
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08/23/2014
二つほど 8/23
「流行り」で二つほど。
一つ目。「スターバックスで他人にコーヒーをおごる」2日間で750人(Yahoo!:CNN)。「喜捨」とかそういう考え方は実際に欧米では深く根付いていたりするものであります。例えばアメリカの大都市ではホームレスへの炊き出しを教会が行ったり、大企業が慈善団体に相当な額を寄付する、というのはよくあることだったりします。
日本でももちろんそういうのはあるのですが・・・。
↑の「コーヒーおごる」も恐らく一番最初の人は善意からの「一杯」だったかと思われます。しかしなんだか義務めいてくるとまた話は違ってくるわけで。まあ、一種のお祭りみたいなもんかな、とも思いますが。
・・・日本だとこういうのは流行らないかも。まず遠慮する人が多そうで。でも、結構な人数で「おごり合い」とかになってしまうと「じゃあ、自分も」とかそうなって社会的なムーブメントに・・・ということもあるかも知れません。社会的迎合性が高い、と言うか誰かがやっていいのなら自分も・・・とそういう性質は日本人によくあるもんですし。
二つ目。「頭から氷水は強制ではない」日本ALS協会、寄付に感謝も「心配」(Yahoo!:ITmediaニュース) 例の「Ice Bucket Challenge」であります。バケツ一杯の氷水を頭からかぶるか100ドル寄付するか。あるいは両方やるか・・・難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)に対する認知度アップを願って患者の父親がネットに氷水かぶる動画を流したのが最初、とされています。日本だと「なんで氷水?」という微妙な印象ですが、アメリカスポーツ界では祝福を意味する、という話もあり・・・セレブが氷水かぶってる動画が連日アップされていたりします。
ただ、↑と同様、コレもなんだか義務めいてきてます。
スタバの場合は「次の人に」ですが、こっちは次に「氷水か100ドルか」をやる人を三人指名できます(人数に制限はない、という話も)。一般人が有名人を指名する、あるいはセレブがセレブを指名、ということもあるわけで。そうなるとやはり実行せざるを得なくなります。
・・・ちょっと心配なのは「氷水」ということでその冷たさによる弊害もありますし・・・やりたくないのに氷水、なんだノリ悪いなさっさとかぶれよ的なことにならないか、ということであります。実際、やってることは「このメールを何人かに回さないと不幸になります」というチェーンメイルとほとんど同じなわけですし。
・・・これでALSの認知度が上がるのは喜ばしいことなんですが「ああ、あの氷水の」とかヘンなイメージがつくのもどうか、と思いますし。何か事故でも起きれば逆効果にもなりそうですし。
でもあんまり長続きしないような気もしてます(↑も含めて)。一種のお祭りというのは廃れるのも早いもんで。・・・また「次」が出てきてこっちは・・・ということになりそうな。
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08/18/2014
一方日本では
オーストラリアで高まる「日本酒人気」(Yahoo!:TBS系) ・・・一つのお店に数十種類の日本酒。海外で日本食がブームになっていると言われていて、そうなるとやはり「日本酒」にも人気が、ということなのですが。
一方日本酒の「本場」日本では・・・。
ワインは数十種あっても日本酒は、となると。そこまで揃えているお店が普通にあるのか、と言うと・・・?
日本での日本酒のイメージというのはあまり華々しいものでありません。
現在は(正確なデータはないんですが)ビール類やワインに大きく水を開けられているような。そもそもは弥生時代にまで遡る、とされている歴史あるアルコールなのですが・・・つまりは明治期になって他の酒がどんどん入ってくる前までは日本酒と焼酎くらいしかなかったわけですが・・・最近はどうなんだろう、と。
一つにはつい最近まであまり質の良くない酒が出回っていたこともあります。
しかしそれよりも「敷居が高い」というのが大きいかと。それはあまり情報が出回っていない、ということもあるんですが「入門用」から「中堅どころ」の日本酒というのはあるんだろうか、的なとこであります。
これがビール類とかなら手軽に試してみることもできます。最近のワインも安価ですし。そういうのをステップにして例えば地ビールに進むとか産地にこだわったワインに進む、ということもできます。
が、日本酒の場合は・・・たしかに安価な日本酒もあるんですが、そこから次へ、ということになると・・・いや、その「次」がなくていきなり「上」に行ってしまっているような、そんな気がするのです。そういうのは当たり前ですが高価ですし。そりゃあウマイのでしょうけど・・・いきなりかよ、と。
・・・実は個人的にはあまり日本酒は好きではない(過去に色々あったもんで・・・)、というところもあるんですが。それでも日本のお酒、ということで興味はあったりします。それが海外では人気あるけど日本では、というのはなんだかやっぱりさびしい気がするのですが・・・。
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08/10/2014
とあるセルフィー
サルの「自分撮り」画像を巡って法廷闘争へ(Yahoo!:AFP=時事)。写真家のデービッド・スレイター氏が2011年に投稿したもので・・・黒いサルが笑顔?を自分撮りした、とされる画像。これがあのWikipediaの画像データベース(基本的に著作権フリーのものばかり)に掲載され、スレイター氏は「所有権は私にある」として削除を求めている・・・という裁判であります。
その画像はこちらで見ることができます。
→Wikipedia refuses photographer's request to remove animal selfie because MONKEY took the picture(Mirror:英語)
氏がインドネアシアで研究グループに同行した際、サルが私物の中からカメラを取り出して「パチリ」とやった、ということのようであります。
単純に考えると「著作権=誰かが作った時点で発生」なので「サルが撮ったらサルもんだろ」ということになります。お父さん所有のカメラで娘が撮影したら「著作権」は娘のものになるかと。
・・・しかし、動物が「作った」のならどうなるのやら・・・?
タイかどっかに「絵を描くゾウ」というのがいましたが、あれは・・・やはりゾウに著作権があるのかそれとも運営している動物園に、ということになるんだか・・・?
Wikipedia側は「アメリカでは動物に著作権を認めていない」ということで「著作権フリー」の画像としています。
一方、スレイター氏は「所有権はカメラを持つ私にある」としています。著作権と所有権。権利関係は実際かなりややこしいですし、国や地域によっても変わるので、どっちがどっち、とも言えないのですが・・・。
最近のカメラは動物でも扱えるほどカンタンになってきてますし。↑この画像はヤラセではなく、本物だとしたら・・・こういうケースは今後も増えてくるのかも知れません。
中世以降のヨーロッパでは「動物裁判」的なこともよくあったそうで。勝手に草食ったからこの牛は有罪、とか。たしか昆虫が被告になった件もあったような。どこまでが本気だったのか、今とはやや事情が違うので何とも言えませんが・・・まさかそういう方向へ転がったりはしない、と思いますが・・・?
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07/22/2014
二つほど 7/22
海外で二つほど。
一つ目。旅客機の「立ち乗り席」5年以内に実現?(CNN) ・・・「立ち乗り」と言うより「よりかかる座席」と言うか。日本だと「立ち乗り」と言うと電車のつり革にぶら下がるようなイメージですが(しかしその姿勢で飛行機、というのはさすがに危ないかも)。
しかしたしかに国際線ならともかく。国内線となるとどこの国でもかなり短時間ということになります。
最近増えてきている「LCC」のような格安の航空会社ではなく、例えば通常の座席と「立ち乗り席」で料金に大きな差が出れば運賃価格競争にも一気に影響が出るかも知れません(今もあるのかなあ・・・座れない分安くなってた「立席特急券」)。
でも安全面や法整備の点でなかなか難しい・・・かも、とか。地上と同じようにはいかない面も多そうですし。
二つ目。アメリカで非婚の若者急増中(CNN)。日本でも増えていそうですが・・・ちょっと事情が違うかも知れません。
「ミレニアル世代(Millennial Generation)」と呼ぶそうで。今の20代から30代の頃で・・・いわゆる「デジタルネイティブ」つまり物心着いた頃から周りにデジタル機器があふれていてそれらに抵抗感がない。そのため上の世代と比べるとそれらを使いこなす能力に長けている、と。
一方で個人主義より集団への帰属を好む、という話も。それなのに非婚が多い、というのは・・・その辺は日本も同様で長引く不況のせいで「経済的に独立しきれていない」と思う人が多いということのようで。日本と違うのは「格差」の内容でしょうか。人種や学歴による「差」がどんどん激しくなっていっているようで・・・結婚する余裕なんかない、と。
・・・しかし一方でいわゆる「事実婚」の状態もよくあるとのことで。日本ではあまり受け入れられない「事実婚」ですが欧米では結構普通にあるようですし。そうなると「結婚」としてカウントされないことになります。
じゃあ少子化問題も安心か、と言えば単純にそうとも言い切れないようであります。・・・過去の考えを変えるべきなのかも知れませんが、なかなかそういう風にはいかないもんでありますし。
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07/13/2014
よく分かりませんが
・・・結構な量なんでしょうね。
人気ドリンクとお菓子の砂糖含有量を比べてみたら(CNN)・・・問題はこのドリンクはどんなのだろう? というのが直感で分からん点ですか。コーラとかそういうのなら分かりそうですが・・・まあ、アメリカの記事ですから。しかし日本のコカ・コーラとアメリカのってやはり成分的に違いとかあるもんなんでしょうか?
それでもちょっと気になったのが「ミリリットル」で、600やら590やら。レッドブルって日本でも売ってますが、470mlも入ってたっけか・・・?
それともう一つ気になったのが単純に「糖分」をカウントしてるのかな、というところであります。100%ジュースの「糖分」と言うと・・・果糖が主になるわけで・・・まあ、砂糖にも入ってますからたしかに体に入ってしまえば結果的には同じ、なのかも知れませんが。
こういうのを日本でやると「ご飯茶わん何杯分」とかそういうことになりそうな。・・・ご飯そのものには糖分はそれほど入ってないのですが、食べると糖になる「糖質」が含まれています。その辺から換算するか・・・それともカロリーで計算、ということになるのでしょうか(砂糖とはあんまし関係なくなりますが)。
実はヒトは「ヒト」としてこの世に登場してからこっち、ずっと飢餓に苦しんでいた、という説があります。しかしここ数百年程度でその飢餓から解放されているヒトが多くなっている、と。しかし身体はまだ飢餓状態をしっかり認識していてカロリーの高いもんや甘い物を食べろ、食べろ、と命令してくる・・・という説もあります。
もしかしたら今後長い時間かけてヒトも適応していく・・・のかも知れません。そうなったら今度は「食べないヒトが急増中」みたいなことになるんでしょうか・・・?
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07/04/2014
完全にニセモノでもない?
「WAGYU」(和牛)アメリカで独自商標乱立(Yahoo!:日本農業新聞)。コトはアメリカだけではなくヨーロッパでも同様の「WAGYU」が流通している、という話もあります。
あるんですが・・・。
日本で定めた「和牛」定義の牛の血が全然入ってない「完全なニセモノ」というわけではなく。どこかに「和牛」の血が入っている牛が多い、とのことで。2007年に品種や「日本国内産であること」などのガイドラインを定めましたが、いささか遅かった、ということになりそうであります。
ところで・・・日本では牛肉には「さし」が入っているものが好まれてきました。肉に脂肪が網状に入ってる方がいい、と。その方が柔らかくなるのも事実であります。
対して欧米では肉を食べるのであって、脂肪を食べるわけではない、という向きがあります(一つには健康志向で脂肪を嫌うということもありますが)。・・・自分も個人的にはこっちの方が好きなんですが。年齢のせいか脂肪がどっさりてのはなあ・・・と。まあ、そんな高級な牛肉なんて食べたことないので、やはりそういう牛なら美味いのかな、とは思いますが。
日本でも最近は赤身肉志向が高まっている、という話もありますが・・・やっぱりまだまだ「さし」の十分に入った牛肉が好まれそうなところではあります。
それでも高級そうに見えるから「WAGYU」ブランドは欲しがる、ということのようなんですが。
・・・実際、放置しておけば日本からの和牛輸出に影響が出るか、ということになるのかも知れんのですが。
品質や価格に相当の差があるので「ホンモノを味わってもらえば分かるはず」というのも分からんでもないのですけど。安価なニセモノ(100%ニセモノではないのですが)が出回ると高価なホンモノが売れず、衰退してしまう・・・ということも考えられます。そういったところも危惧されていたりします。
やはり遅かったんでは・・・というのが個人的なとこなんですが。ここまで広まっちゃあ・・・改善?はなかなか難しそうではあります。
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06/07/2014
いくらあればいい?
アメリカ・年収いくらあれば幸せ?(CNN) 日本とアメリカ、円とドルではちょっと事情が違いますんで単純に比較はできませんが。
それでもほぼ半数が1000万円未満、というのは・・・どうなんでしょう?
なんか日本でやったら3000万円くらい行きそうな気がしますが、さて。
単純に比較できない、というのは物価の違いみたいなもんもあるんですが・・・。
簡単に「1ドルが100円くらいだから・・・」というのはちょっと無理があるかも、と思っていたりします。これはもちろんアメリカと日本の場合だけではなく。他に国でもどうなんだろう、と。
例えば日本の場合「お米何キロがいくら」「ラーメン一杯が」という比較をしたりしますが、そういうとこの事情も国によって違うわけで。実際にその国で色々経験しないとホントウのところは分からないもんだったりします。
・・・でもそういう意味では逆に単純に比較したりする方がいいのかも・・・でも明らかに物価が格段に違っている国で「主食のナントカは3円くらい」とか紹介されて「やっすーい」とか騒ぐ番組、というのは・・・なんか違うだろ、とか思ってしまうわけです。
さらに最近では江戸期の「物価」的なものも現代と比較したりしていますが、あれもどうなんだろう、と。
今とは社会構造から何から全部違うわけで。そもそも10進法でもないし、江戸と大坂での貨幣価値も違う。大判小判で買い物、なんてするはずもなく地方では現物交換もまだまだ残ってるような状況ですし。
「サンピン」というのは武士の最低ライン「三両一人扶持」なんですが江戸ではかなり困窮していた部類に入ります。そこへ「一両は現代でいくらぐらいだから」とやっても比較する対象が違いすぎるので「安い」も「高い」もないもんだろ、と。
価値観なんてのは時代や状況や状態によって大きく変化しますんで・・・アメリカで「年収1000万円くらいで幸せ」というのは・・・しかしそれくらいの方がいいのかな・・・まあ、そんな額稼げるわけでもないんで・・・結局は今よりガッと増えたらそれでいいんかな・・・って、かなり抽象的ですな、これでは。
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06/03/2014
立ち位置が違う?
アメリカ・図書館の消滅は杞憂? 利用増加中(CNN)。電子書籍やネット通販などで「利用者減?」とされている図書館ですが。日本だと某飲食チェーンと組んだりした例もありますが・・・アメリカはちょっと事情が違うような・・・?
単純に「利用者増」というだけではなく、自治体と言うか地域との密着性?みたいなもんがあるのかも、とか。
日本の場合、「図書館」と言うと・・・あまり大きくない建物に本がぎっしり、という印象が自分にはあったりします。・・・これまで行った公的な図書館というのは実はそれほどないのですけれど。いくつか行った印象は・・・蔵書数はあっても展示してあるだけ、といったところであります。
・・・しかし最後に行ったのはもうンン年前とかそんなところですから、今は・・・大分変っているのかな、とは思いますが・・・。
しかし↑記事で見る限りあっちの図書館はかなりスケールが違うような気がするのですが。
ただ本を読んだり資料を調べたりする場所、というだけではないような。・・・飲食チェーンと組む、というのとはまた違う方向性があるような。
・・・実は本屋も日本とあっちではやや様相が違っていたりします。
日本の「本」と言うと表装のしっかりしたハードカバーも文庫本も同じような認識ですが、その「文庫本」は基本的にはあっちには存在せず・・・「ハードカバー」と「ペーパーバック」に分類されています。「ハードカバー」は日本と同じように高価な本なのですが「ペーパーバック」は文庫本よりもさらに安価な、カバーも何もなく紙質も上等とは言えません。日本のように「どんな本でも長持ちさせる」という発想ではなく「ペーパーバック」は「しばらく読んだら捨てる」という発想ではないか、と個人的には思っています。
その分「ハードカバー」に対する愛情?は濃いものがあって、そういうところから図書館に対する考え方も違うのかな・・・と。
↑記事中に幼少期に両親と訪れた図書館の楽しさが根底にあるのでは・・・というくだりがあります。・・・こういうとこでも日本とは違うのかも知れません。日本の図書館も一種知的交流の場になってはいますが、「親に連れられて来る」というよりは「学生になってから調べ物や趣味で訪れる」とかそういうイメージがあるような。
まあ、個人的なとこですけど。
図書館にせよ電子書籍にせよ、コンテンツ・内容に変わりはないわけでその辺の「選択肢」はキープしておいて欲しいなあ、とかそんなことも思うのですが。
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05/22/2014
やはり「るつぼ」
言語から見えてくるアメリカの「モザイク度」(CNN) アメリカと言えば英語の国ですが、「英語の次に話されている言語は?」という調査を行ったところ大部分の州でスペイン語が第二位だったそうで。
これはやはりヒスパニック系の人たちの台頭などが影響している・・・と思われます。アメリカ本土は英語とフランス語のカナダとスペイン語のメキシコと国境を接していますが、メキシコ以南にはスペイン語を話す国がたくさんあるわけですし。
ではそのスペイン語も除いた「第三位」は・・・となるとかなり地域の特色が出てくるようであります。
16州ではドイツ語。これは移民が多かったから、ということであります。
しかしその他はフランス語からイタリア語から韓国語からベトナム語まで。意外だったのがアジア勢?の言語がかなりある、ということで。これもある意味「移民」とも言えますが・・・4州でベトナム語、というのはかなりの浸透力?と言えるかも知れません。
さらにミシガン州のアラビア語にミネソタ州の東南アジア・ミャオ(モン)族の言語。
これもやはりそういった地方にルーツを持つ人たちが多い、ということになるのかそれとも何か事情があるんでしょうか・・・。
さらにナバホ・ダコタといったネイティブなアメリカン言語。・・・今でも「言語」として残っているというのは意外かも知れませんがそれぞれ居留地があるのでそっち関係で残ってる・・・と思うのですが、それでも第三位になるくらい勢力?が大きいのか・・・。
・・・もっともこの順位づけは「何%」という数字が出てませんので、80%が英語で19%がスペイン語で残り1%を複数の言語で分け合った、となれば耳慣れない言語でも「第三位」になる可能性は高いのですけども。
ただ、こういうとこはやはりアメリカだなあ、とかそんなことも思うのですが。日本だとこういう複雑?な結果はまず出ないでしょうし。
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04/30/2014
意外な初めて
全米初の「猫カフェ」に一日500人殺到(AFPBBNews)・・・アメリカで「猫カフェ」つまり「何かしら注文してあとは猫と遊べるカフェ」というのはこれが初めて、とのことで。意外っちゃあ意外なんですが・・・なんかこういうのはアメリカから、とかそんな漠然としたイメージもあったんですが・・・しかしよく考えてみたらあまりこういうのはやらない国なのかも知れません。
↑記事にもありましたが、「猫カフェ」と同時に「里親探し」もやってます。
さらに猫への配慮も充実。一人一回一時間まで、とか、昼寝用ワゴン車とか。
日本の猫カフェでももちろん猫への配慮は十分になされていますが、最初からこういうことになってる、というのはなんか欧米だなあ、とかそんなことも思ってしまいました。
あまり馴染みがないのは反対する団体とかがやはり力持ってるのかも・・・とか思うわけです。
「猫を見世物にしている」とか「意に沿わない行動をさせている」という批判は少なからずあるかと思うわけです。もちろん日本やアジアにもそういう団体はありますが、欧米だとなんかそういう勢力?が強そうな気がして。それで今までなかったのかなあ・・・と。
・・・いや、なんか違うかな、そういうのではないかな・・・。
単純な文化の差、とも思えませんし。アメリカだって猫好きは多いわけですし。それが・・・なんで今頃になって「初」なんだろうか、ちょっと疑問に思ってしまったわけです・・・まあ、別にどうでもいいっちゃ、どうでもいい話なんですが。
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04/24/2014
解禁されても
あまり意味ないかも知れない・・・。
中国の「ゲーム機解禁」外資に立ちはだかる壁(Yahoo!:ロイター)。実は中国では2000年から国内での家庭用ゲーム機の製造・販売が禁止されてきてました。理由は「青少年に悪影響を与えるから」という至極?まともなものなんですが。
それにより中国での「ゲーム」とはPCやスマホが中心となってきました。そこへ「家庭用ゲーム機解禁!」と言われても・・・本格的に参入するのかどうか・・・?
さらに中国では「海賊版」の問題もあります。
仮にどっかのメーカーがゲーム機を発売しても、その海賊版が横行するようになるのは目に見えているわけで。もちろんハードもソフトもパクられるだろう、と。・・・そうなったらその対応に追われることになってかなり疲弊することになります。
そして・・・検閲や承認。
少しでも中国を批判するような文言とかシーンとか、そういうところからそもそもは「青少年を守る」という意味合いがあったわけで・・・青少年に向かない、とされればカットや発売不可というのは当たり前に起きてくるわけであります。
・・・それよりも「外資」として入ってくるゲーム企業を当局が承認するのかどうか。
すでにそこら辺から問題になってるわけで。・・・しかし市場として見ればこんなオイシイところはないわけで。人口はケタ違いだし禁止令が解けたばかりだから需要は確実にある。
しかしそれには相応のリスクが存在するわけで。・・・その辺のコトを天秤にかけて考えなけらばなりません。ただでさえ家庭用ゲーム機はスマホやらにおされている現状だってのに。
個人的には無理に参入して火傷負う必要はないかな、とか思ってますが・・・経営側からしたらどうにかしたい、というところなんではないか・・・とか。
あるいは。そのうち「中国独自のゲーム機」とか言ってなんかどっかで見たようなのを大々的に販売しそうな気もするんですが。そうなったらそうなったで今度は訴訟やら何やらで大変なのは変わらんのですけども。
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04/21/2014
夢の国じゃない
封建社会から一気に現代へ…ブータンを変える携帯電話(AFPBBNews)。そりゃあ、便利なものだったらどんどん広まっていくと思われますが。それが「文化の破壊者」的なものであっても…ニンゲンというのは基本的に怠け者なのですから。
ブータン、と言えば牧歌的な風景が広がる穏やかな国…というイメージですが、民主主義が認められた2008年以降、変わりつつあるのも事実です。
「国民総幸福量」(Gross National Happiness:GNH)という指標はある意味で現代の生産重視の姿勢に対して対極にありそうな印象ですが…何かを「作る」「売る」「買う」ということは結局「誰か」との関わりを持つことになります。そういうものが全くない、自国内だけで十分に回っていける…というのも一種の幻想で、実際にはどこかで関わってしまっているものであります。
一例として日本の鎖国があります。
教科書などでは「当時は完全に国を閉ざして…」となってますが実際は長崎にはオランダ人や中国人などが来ていたわけです。さらに西洋のものも入ってきている。完全に100%孤立というの原則としてあり得ないことだと自分は思ってます。
ブータンはようやく外へ目を向けたわけですが…そうなると国外の便利なモノがどうしても欲しくなります。そのうち自国内でも作ろう、とする動きが出てくるかも知れません。
…そうなったからと言っても。なんかイメージと違うなあ、と言われても。別に夢の国ってわけでもないわけですし。そういう流れになっていて、無理に逆らうか流れに乗るかはブータンの人たちが決めることであります。
↑記事だけではどういう風にしていくのか、とかそういうことまでは触れられてませんが。しかし…今後何らかのアクションはありそうであります。…そりゃ、本音では外の国の人たちはほとんどが「夢の国:ブータン」的なものを期待していると思うのですが(自分もそうですし)やはり変わっていくのもまた世界、とかそんなことも思うのです…。
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04/05/2014
別に問題なかったんじゃ
受理しても当選は無理でしょうに・・・。
「ダース・ベイダー大統領」夢破れる・・・ウクライナ(Yahoo!:AFP=時事)。他の国や地域なら話は違っていたのかも知れませんが・・・「渦中」のウクライナということで過敏になっている、ということなんでしょうか。
・・・まあ、本気で当選というのは難しそうですし、さすがに。日本で言えばバルタン星人が立候補した、みたいなもんですが・・・でもなんかそれに類したような人たちが立候補したりしてますが・・・事情が事情ですし。笑って済ませるほどの余裕もないかと思われますが。
クリミヤ問題であります。事実上ロシアに「接収」されてしまったわけで・・・今後のウクライナはどうするか、ということも直結してきます。大まかに言えば「ロシアにつくかEUにつくか」と。
クリミヤはロシアの一大軍港であります。そこを所有していたのがウクライナで(ソ連崩壊以降、色々あったわけです)そして原油パイプラインとかその辺の問題まで。
前大統領は逃亡してしまいました。そこで次の大統領を・・・そこへベイダー卿が、と。
・・・それこそ日本とかアメリカとかならただのジョークで済んだのかも知れませんが、状況がなあ・・・ちと。しかしそれでも身元確認までするってのはやはり政情が政情だから、とかそういうことなのかも。ジョークとか通じる状況ではない、ということであります。
その一方で。
こういうのを受理しておく、というのは対外的には「余裕」を見せられる効果もあったんでは・・・とか思いますが自分は今日本にいるわけでウクライナにいるわけではありません。現地とこっちでは全然違うわけで。無責任にどう、とは言えないわけであります。あんなことまであったわけですし。
でも・・・そういうのを受理できる「余裕」のある国に早く戻って欲しいなあ、とかそんなことは思ってしまうわけですが。ソ連崩壊以降、様々な紆余曲折を経てるわけですし・・・早く平穏を取り戻して欲しいなあ・・・と。
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03/27/2014
二つほど 3/27
海外で二つほど。
一つ目。タンブルウィード大発生で住民大迷惑(CNN)。「タンブルウィード」とは記事中に「回転草」とあるように枯れた後に茎が根から離れ、コロコロと転がっていく習性のある草のことであります。
西部劇のワンシーン。構える二人のガンマン。撃ち合い直前の緊迫する中、風に吹かれて転がってくる・・・とかそういうところでは有名なんですが。
・・・こういうのは一つか二つ転がってくる程度なら風情?もあるのでしょうけど、がんがん転がってきて壁みたい積みあがっちまう・・・となると本当にただの迷惑になってしまうような。
大発生、ということなのでしょうけど・・・原因は何なんだろうな、と思ってしまいますが・・・さて。
二つ目。グーグルグラス開発にイタリア大手眼鏡メーカーと提携(CNN)。着々と開発が進んでいるなあ、と。すでに内部ではなく外観にまで開発が進んでいる、と見ることもできるわけで。試作段階なら別にどんなフレームでも問題はないわけですし。
・・・こうなってくると世界的に発売、とかそういうところはどうなんだろう・・・。
アメリカ国内でも問題ゼロ、というわけではありませんし(使う側や周囲の見方によりますが)世界的に、となるとやはり色々出てくるでしょうし。その辺は・・・どうなるのか・・・まあ、個人的には別にいらんなあ、とかそんなもんですが。使ってみたら便利なのでしょうけどそこまではなあ・・・とか。
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03/08/2014
ウルトラマン禁止
・・・いや、ちょっと違うかも。
マレーシアで「ウルトラマン」漫画、発禁処分に(Yahoo!:ロイター)・・・ただし円谷プロは「当社が正規に許諾した内容・出版物ではございません」(円谷ステーション)としています。・・・ということは海賊版なのかも知れませんが・・・?
もはや「古典」の域にまで達しているウルトラマンであります。・・・こういうのは多いのかなあ、と。
例えばタイの著作権問題とか。・・・ハヌマーン関係でむかーし放映されたのを観た記憶があるんですが。もう恐らく日本国内で公に放映されることはない、と思われますが・・・なんかグロかったのとなんか違和感?を覚えたことだけ覚えてます。かなーり昔の話ですが・・・。
まあ、それでも今のウルトラマンシリーズよりはまだいいのかも、と思ってしまったり。コドモ向けと割り切って製作されちまうとなあ・・・「子供向けだからこそごまかしが効かない」という名言もありますけど・・・なんか最近のは受け入れられなかったりします、個人的に。
そういうとこもありますが。
今回の「発禁」は宗教関係・・・マレーシアはイスラム教徒の多い国ですから。そっち関係で何かあったのではと思われます。何年か前にゲームのBGMでコーランっぽいのを使ったら抗議が来て変更された、というのがありましたが。宗教関係というのは関係ない部外者から見ると「?」なことが多くても、当事者にとっては至極真面目な問題になっていることもあります。その辺、気をつける必要があるのですが・・・。
詳細がまだなんで・・・なんとも。しかも本家は「知らない」と言ってますし。・・・こういうのは意外と多そうなんですが・・・いや、ウルトラマンに限らず、ということで・・・。
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02/17/2014
二つほど 2/17
食べ物で二つほど。
一つ目。韓国で食事風景の生中継がブーム(CNN)・・・某素人でも参加可能な生放送かと思ったらそれなりに「プロ」している人の生放送のようですが。それでも稼げる、というのは一つの才能であります。
画像見る限りモニタに向かって食べてるようで。それがそのまま流される・・・。
食事風景というのはかなりパーソナルなものなわけで。食事、という行為そのものは生命維持に必要ですけど、そこへ「味」「見た目」「匂い」などが加わって非常に個人的な嗜好の強い行為、ということにもなります。その分、こういうのイヤな人はイヤだ、とそういうことでもあります。
日本の大食いタレントはその辺色々気をつけているそうで・・・見た目ほどカンタンな放送ではないと思われます。
・・・そう言えば「孤独のグルメ」というマンガ原作のドラマがあるのですが、これが中国で大人気だった、という話がありました。・・・理由はあっちでは「食事と言えば集団でするもの」という認識があって、中年男性が一人で店に入って独白しながら食う、というのは新鮮なんだそうであります。
韓国もどうも似たような事情のようですが。・・・日本ではそうでもないのはやはり早いうちから「一人で食べる」というのが定着してしまったからなんでしょうか・・・?
二つ目。フランスでハンバーガーの人気上昇中(CNN)。日本だと「ハンバーガー=軽めのファストフード」的な考えがありますが、本場のアメリカでは一品料理以上の存在感があったりします。・・・何せ大きさが尋常ではないですし、中身も豊富であります。
どっちかと言えばフランスもこの系統のようで。・・・フランス料理に限らずやはり庶民的な料理というのはやはり「量」がモノを言うような気がします。
さらに、食習慣の変化もあるようで。
どこでも、と言うわけではありませんがヨーロッパの国には「食事時間を長く取る」というところがよくあったりします。あるいは「一日三回」が通用しない国とか。・・・スペインでは「一日五回」という話があります。朝・昼・晩のそれぞれの間に「軽食」をとる習慣があるんだそうで。そのため生徒の親はそれ用の食事・・・つまり「早弁用」を用意しておくんだとか。そうなると時間がどんどんズレていくのでスペインの晩ごはんは非常に遅い、ということになりますが。
フランスもそういうなかなかに食事にかける時間の長い国ですが・・・世情の流れと言いますか、そこまで時間かけられなくなってきてる、とのことで。そのため手軽に食べられるハンバーガーが人気ではないか、と。
食習慣てのは文化ですから早々変わるもんでもないんですが・・・それでも少しずつ変化していく、というのはどこも同じなのかも知れません。
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01/10/2014
二つほど 1/10
海外から二つほど。
一つ目。ベルギー。最高齢95歳アスリートが「安楽死」(Yahoo!:AFP=時事)・・・実はベルギーでは医師からの薬物による「安楽死」が認められています。もちろん状況や状態によるのでしょうけど・・・一昨年には1200件以上が報告されていますし、12歳を超える子供にも・・・という話もあります。
こういうのはそれぞれの国や文化が色濃く反映されると思うのですが。
日本だと・・・まず無理だと思われます。「どこまでが殺人か分からなくなる」という説もありますが、「死」と「生」はアンタッチャブル、神聖なものだから触るべからず、といった考えが多いからかと思われます。
・・・自分の身近な高齢者が「もう死にたい」と言ったからと言って、いくら苦しまないからと言って安楽死の即座に賛成できるのだろうか・・・?
それでも。それでも・・・議論くらいはしてもいいと思うのですが。こう言っては何ですが選択肢を一つ増やす、という意味合いでも・・・個人的にはそう思うのですが。
二つ目。ドイツ。UFO?で一部の便が欠航(Yahoo!:毎日)。・・・本当に「UFO」かどうかは分かりませんが。それでも・・・一体何だったのやら。
本当かどうかは分かりませんが。
実は空港の管制室では年に何度かこういう「未確認飛行物体」を確認することがあって、それは暗黙の了解にあんってる・・・とかそういう話まであったりするんですが。いや、本当かどうかは・・・戦争中から現代まで、パイロットの多数がそういったものを目撃している、とかそんな話も・・・さて?
警察は航空交通を妨害した容疑で捜査、としていますが。・・・これで本当に宇宙人とかが捕まったら・・・いや、そういうSFネタは実は結構あったりするんですが。
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01/09/2014
あれば食う
古代ローマの都市・ポンペイ・・・キリンやフラミンゴを食べていた(Yahoo!:時事)。・・・まあ、現代から見れば「え?」ということになりそうですけど、考えてみりゃ人間なんてのは何でも食う「雑食」動物の代表格みたいなもんで。その場に「食材」として存在していればどんなもんでも食べちまうような気はするのですが。
ただ・・・地中海のイタリアにあるポンペイに、どうやってキリンやらフラミンゴやらが食材として運ばれてきたのだろうか、とかそんなとこは気になります。
古代ローマ帝国と言えばその版図はかなり広く、ヨーロッパから北アフリカまでもその勢力下にあった、とされています。
・・・しかしキリンやフラミンゴはどっちかと言えばアフリカの南の方に住んでます。フラミンゴなら北の方にもいると思うのですが・・・キリン、ですか。そう簡単に捕まるような地域が北の方にあるのかどうか・・・?
となると南の方とも通常的に交易していた、ということになります。そうでないとそんなもんが「食材」として存在してるわけないわけで。日本の江戸期に象が来たことありますが、これは単発的な「見世物」であって断続的にでも輸入される「食材」ではないわけです。
まあ、そういう疑問?もあるんですが・・・キリンて美味いのかなあ・・・。
どっかの国で食えるところもあるらしいですが。やはり草食動物なんでそっち系の味?なのかな?とか思ってみたりして。
・・・そう言えば古代ローマでは「魚醤」を使っていた、という話もあります。↑記事の「塩漬けの魚」というのはそれ関係のものなのかな・・・とかそんなことも思ったりします。
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01/07/2014
そう言えば最近見てない
マクドナルドCMから消えた「ドナルド」(Yahoo!:J-CASTニュース)・・・そう言えば最近あの道化師見てないなあ、と思ったら日本国内でも2007年6月以降のCMには出てないんだとか。・・・7年前から、ですか。そうなると今の子供たちの中にはあのキャラクターを知らない、という子供も多そうではあります。
↑記事中では2010年頃アメリカで起きた「ドナルド追放運動」について言及しています。
・・・「ファストフード=悪」という図式は別にマクドナルドに限ったことではありませんが。「そういうものを提供するのが悪いことだ」という発想が出てくる辺りなんだか欧米だなあ、とか思ってしまったりしますが。
イヤなら食べなければいいんでは、と。体に悪い、というのなら食べなければいいだけのことなんじゃ・・・と。
まあ、その辺が認識の違いと言うか何と言いますか。「砂糖=悪」というのも根源はこの辺から来てるのかなあ、とか。甘いもんは全部悪だあ、というのも何だかなあ、と。甘いのも全部含めての「味」なんじゃないか、骨と皮だけになって目ギョロギョロさせてる人を時折見かけるんですが・・・なんかそんなこと思ったりもします。
しかしどうもそれだけではないのかも知れません「ドナルド失踪」というのは。
日本では2007年にすでにCMに出なくなっています。「ドナルド追放」運動がアメリカで本格的に起きたのは2010年以降。・・・こういう流れになるのを見越しての「降板」だったのか、その辺は定かじゃありませんが。たしかにこれ以降、マクドナルドのCMはスポーツなどの「さわやか」系「ユーモア」系「慈善」系にシフトしているような印象を受けます。独自のキャラクター路線とはちょっと違ってきてるような・・・。
・・・コカコーラもこんな感じですかね、なんとなく。
戦略と言えばそういうことかも知れませんが。・・・そう言えば日本マクドナルドはトップが変わったらしいですが。どうなるんでしょうか・・・すでに日本の外食産業の重要な一角を占めているわけですが・・・それでも落ちて?行った企業は数が知れんわけで。マクドナルドもいつそうなるか分からんわけですが・・・。
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01/02/2014
だいぶ変わった
海外から見た日本:東京に来る前に知っておくべき11のこと(CNN)。なんか大分変わってきたなあ、というのが実は第一印象だったりします。以前は・・・「日本人は音を立ててスープを飲むが気にするな」とか「鼻をかむマナーが違う」とかそんな風でしたのに。
明治だか江戸末期だか、その辺りの旅行記だと如実にそういうとこが現れてますけども。
特に多いのが「日本人は礼儀正しくて皆挨拶してくる」的なものでしょうか。・・・個人的に邪推?してしまうとガイジンがこっち見てたら愛想笑いの一つでもしながらなんとかやり過ごそうとしてたんじゃ・・・とかそんなことなんじゃなかったのかなあ、とかそんなことも思ってしまうのですが。
ともあれ(?)現代版のハナシであります・・・。
1.チップは不要
2.人も車も交通ルールを守る
3.歩きたばこは厳禁
4.電車とバスの利用はカード1枚でOK
5.至る所にある静かなスポット
6.銭湯
7.よく耳にする「いらっしゃいませ」は歓迎の言葉
8.築地で味わえる最高のすし
9.無料のWi-Fiはまだめずらしい
10.さまざまな料理にベーコンが入っている
11.ビニール傘こそ最高の傘
いくつか「おや?」というのもあったりします。
2.人も車も交通ルールを守る・・・どうでしょうねえ。車はともかく、人は・・・東京でも結構守らない人は増えてます。さらに自転車は最悪のクラスに至ってるようなもんで、あっちの「信号守らない」は最低限周囲の確認してからの「守らない」ですけど、こっちのはそんな確認なんぞしない連中が増えてますし。
5.至る所にある静かなスポット・・・そんなに数がありましたっけ。
一方で「なるほど」というのは
4.電車とバスの利用はカード1枚でOK・・・これはたしかに。基本小銭の必要もなくこういった交通機関が利用できる、というのはよく考えてみればすごいことのような。ただ・・・こういうのは都市圏だけの話なわけではあるのですが。
11.ビニール傘こそ最高の傘・・・ポイ捨ても問題になってますが、たしかに。こういう安価なカサ、というのはあっちではないでしょうし。
・・・なんで築地のハナシが入ってるんだ、とか、「いらっしゃいませ」はそんなに珍しいもんなんか、とかそういうのもありますが。まあ、それでも日本のイメージも変わってきてるような気もします。
逆に・・・日本の海外に対するイメージというのも・・・そろそろ変わるべきでは、とは思うのですが。いつまでもガイジンガイジンしてる場合でもないような。
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12/27/2013
まさに墓穴
米マクドナルド「ファストフードは体に良くない」と従業員に助言(CNN)。これは米マクドナルドの社内サイトに載っていたらしいのですが(現在は閉鎖中)ハンバーガーとフライドポテトとナゾ?の液体が入っているコップの方は「不健康な選択」、サンドイッチとサラダと水の方には「健康に良い選択」という・・・。
自社批判したかったのか・・・いや、健康志向の強い欧米ではやはりそういう風潮がマクドナルドでも多数派なのか。その辺はちと分かりませんが・・・やりすぎ、と言うかなんか哀れだなあ、と。
・・・ソボクな疑問で、ハンバーガーとサンドイッチと、どう違うんだろうか・・・とか。
どっちもパンにはさむ、というとこは変わらんわけです。では何が違うのか、そりゃあ、カタチは違いますが・・・それ以外だと肉になるのかなあ・・・とか。あるいはバターだかマーガリンだか、とかそういう辺りなのかなあ・・・。
なんだか単純にイメージの問題になってるような気がするのです。
肉は健康に悪くて野菜なら良い、砂糖のように甘いものも良くないし、油分などもってほか。
・・・じゃあ何食えばいいんだ、と。しまいには「東洋にはセンニンというスーパーな存在があってこれは空気の一部を食していて大変に健康だったそうな・・・」とかそんな話になってしまいそうで、ちょっと怖いのですが。
・・・でも自分の会社で売ってる商品まで批判しちゃあ・・・意味ないだろ、と。
あるいは「社内サイト」と言っても若干立ち位置が違ってる、とかそんなもんだったのかも知れませんが。・・・それにしてもなんと言うか・・・こういうのを自虐ネタ、と言うのでしょうか。
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12/26/2013
めりくりは誰のもの
日付としては昨日ですが。
アメリカで続く「クリスマス論争」宗教をめぐる価値観の対立(Yahoo!:AFP=時事)。「クリスマス」とはそもそもイエス・キリストの誕生日とされ、その生誕を祝うキリスト教の祝日・・・だったはずであります(もちろん歴史的に、ということ言い出したらキリありませんが)。当然キリスト教徒の多い国では祝祭ムード・・・アメリカもそうだろう、と思われがちなんですが。
建国の頃にキリスト教徒・特にプロテスタントの一派が移住してきたこともあり、その当時からキリスト教色の強い国家ではあります。しかし・・・住んでいるのはキリスト教徒だけではない、というのもまた事実であります。
日本でもそうなんですが・・・政治と宗教は分離すべき、繋がりを持つべきではない、というのは明確に示されています。そのため政治に携わる者が「メリークリスマス」と言っていいのだろうか、ということになってきてる、というのは理由の一つなのですが・・・。
宗教によってはキリスト教と相容れないものもあり、そういう宗教からすればクリスマスを祝うなんてとんでもない、ということになります。・・・こういうとこ、アメリカらしいと言えばアメリカらしい、という気もします。
でも日本では・・・そこまでの風潮はなく。そもそも戦後の高度経済成長期に「くりすます」という行事?が持ち込まれ、世界的にも奇妙な宗教風習が出来上がってしまいました。・・・つまり、12月の25日にはクリスマスを祝い(キリスト教)1月の正月にはお寺(仏教)や神社(神道)に初詣に行く、と。さらに子供が生まれると神社にお宮参り(神道)に行くのに死んだらお寺(仏教)でお葬式が一般的、と言う・・・。
「神」に対する認識が違うからだ、という説もありますが(キリスト教は一神教だけど日本古来の神道は多神教)それにしてもたしかに節操ないなあ、と言われたらそれまでのような気もします。宗教に対して真剣でない、という言い方もできますが・・・その辺が国民性なのかも知れません。
そのためか↑アメリカではこういう宗教論争が・・・と言われてもなんだかあまり実感できてなかったりして。世界では宗教による対立で様々な不幸が起きているのですけど、日本は何と言うか・・・そういうとこ、鈍感になってしまうもんなんですかねえ・・・。
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12/25/2013
どこでも同じ
ツイッターで人生を棒に振らないための8か条(CNN)・・・いやあ、どこの国でも同じようなものですな。日本の場合はバカな画像投稿が相次いでましたが。しかし日本でもブログが炎上、というのは有名人でなくても時折ありますし・・・ツイッターなどSNSの現在の普及からすれば明らかに他人事ではないわけです。
あくまで自分の印象なのですが。
日本の場合、SNSの種類と言うか数が多いような、そんな気がしてます。例えばLINEは最近海外にも進出しましたが、日本では実はツイッターよりも普及しているのではないか・・・とかそんなことまで言われてたりします(ツイッターはもう終わりだ、的な話まであったりして)。
フェイスブックも基本「実名」ということで、ネットではリアルを晒したがらない日本では伸びが今ひとつ、という話も。そのため日本独自のSNSが伸びているのかも知れません。
匿名性、というのは大きな要素ではあります。日本の場合は特に。本名を出さないでもいい、ということはこちらの姿が他には見えてないと思うことになり、失言かましてしまう、というのは実は日本の方が多いのかも知れません(でも特定が難しいので件数?としては少ない?)。
まあ、いずれにしても・・・この↑8か条はほとんどが実生活にも当てはまるものばかりなような。・・・普通に周囲に配慮する生活していれば防げるものだろう・・・という見方もできますが、何かの拍子でつい、ということもあるのでやはり注意が必要だったりします。
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12/14/2013
配達廃止
やはり経費削減ということなんでしょうか・・・。
カナダの郵政公社、戸別配達を五年後までに全土で廃止(AFPBB News)。ではどうやって郵便物を受け取るのか、と言うと地域ごとに「郵便箱」が設置され、住民が自ら取りに行くというカタチに。
・・・拙作「祝祭の日」で「配達局」という似たようなシステムを書きましたが(配達してくれるけど料金が若干高くなるため基本的に皆配達局に取りに行く)。これはこういう方が面白そうだなあ、とか思ったからなんですが。しかし現実問題としてやはり経費削減ということでの戸別配達廃止なんでしょうか・・・郵便料金も上がるみたいですし。それも倍近く、ですか・・・。
・・・日本でコレやったらどうなるんだろ、というのが最初の感想であります。
カナダの事情がちと分かりませんが、例えば小包:ゆうパックとか。そういうものまで取りに行かないといけなんでしょうか。そうなると「郵便箱」のサイズとかそういうのはどうなるんだろう、とか。それとも配送業者が別にあって、そっちの方に任せるのが一般的(あるいは郵便局は手紙だけ、とか)なのかも知れませんが。
あるいは周囲に知られたくない手紙とか・・・。手紙が来た、ということすら誰にも知られたくない(配達員は配ったことを知ってますが)ケースだって皆無ではないのでは、とかそんなことも思ったりして。
それでもまあ・・・慣れればどうってことないことかも知れません。郵便箱が遠すぎて、とか、高齢の人が、とかそういう事情をも勘案してるのなら、ですが。それに実際に現行で一部地域では稼動しているシステムなわけですし。当初は抵抗があってもそのうちは・・・ということになりそうな。
・・・しかしやっぱり家にまで運んで来てもらった方がラクなわけで。そういうとこから今後何かある、のかも知れませんが。
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12/06/2013
こちらも飛ぶ
MITの「案内小型機」というのを前に書きましたが。
米アマゾン、小型無人機による「配達」を5年以内に実現予定(CNN)。やはり小型機で「飛ぶ」ものであります。実現すれば配達センターから16km以内ならその日の内に配達完了、ということになります。
ちょっと前に某情報番組でも特集してたのですが・・・。
そこでも述べられてたのが「鳥は大丈夫なんだろうか」と。たしかにこういうのカラスが好きそうであります(アメリカ全土にカラスがいるわけではないのですが・・・似たような鳥なら)。すると実際に鳥に襲われたりぶつかったりすることがあったとのことで・・・プロペラにカバーを付けているそうで。これなら大丈夫・・・?
後は雨が降ったらどうすんだ、とか。あるいは鳥ではなく人間に「撃墜」されたら・・・とか、色々と。
まあ、一種の「ツール」として・・・と言うか。「可能性」みたいなもんかも知れません。こういうこともやろうと思ったらできるんだよ、という。
なお。日本では150m以下を飛ぶ物体に関しては一般的に届出の必要はない、とのことで・・・これもやろうと思ったら日本でもできそうですが・・・でも16km以内、というのも。その程度だと実際はあんまし意味がない・・・のかも知れません。
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11/28/2013
どんなのだったっけ・・・
「たまごっち」欧米で復活へ(Yahoo!:AFP=時事)。1990年代に日本で大ブームとなったアレであります。「電子ペット」ととも呼ばれ、小さなゲーム機内で様々な成長をしていく「たまごっち」を見守る、とかそんな感じでしたっけ。
しかしはっきりとどんなんだったか、よく覚えてないような、なんかそんなとこであります。
実際に自分が実機持ってなかったせいでもありますが。なんか変な成長する、とかそんな話を人づてに聞いてた程度で。たしか・・・あの頃でしたか、携行用のゲーム機(今のようなのではなくテトリス一種だけ、とか)が流行ってたのは。キーホルダーやストラップ(携帯は今ほど流通してなかったかな・・・?)にじゃらじゃら付けてた人がいた、とかそんな記憶もあるんですが。
・・・むう、しかし「たまごっち」ですか・・・。
アニメ化されたり映画化されたりしてますが。最近ではカラーになって復活、とかそんな話もあったんですが。↑記事読む限りでは、欧米で発売されるのは白黒のようで。別にカラーまではいかなくてもいい、ということなのかそれとも白黒の方があっちでは売れる、ということなのか・・・。
あっちへ進出するのはもっと早くても良かったのかなあ、とかそんなことも思いますが。
モノがモノだけに(電源は電池ですから)日本から個人的に持って行った、とか小規模な輸出?みたいなもんはこれまでもあったと思われますけども。
これも「クールジャパン」みたいな位置づけとなるんでしょうか・・・いや、そこまではいかないもんなんでしょうか。
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11/18/2013
あ た り ま え だ
「燃料足りなくなる可能性があるから乗客45人は乗れません」・・・乗客激怒(MSN:サーチナ)、当たり前であります。
これは中国の上海浦東空港で、上海からモルディブへ向かう機体。現地時間15日午前7時15分離陸予定でしたが、天候が良くなく燃料が足りなくなるかも・・・ということで運航会社のメガ・モルディブがそういう発表を行った・・・ということであります。中には午前4時から待ってた客もいたそうなんですが、あぶれれば他の飛行機探したりする他ないわけであります。
これはいわゆるLCC(ローコストキャリア)のようなんですが。
恐らくはかなり安い運賃だったと思われます。・・・実際、日本の場合は国内線でも日航か全日空関係の会社ばかりですがヨーロッパからアジアとなるとこれはかなりの数の運航会社が入り乱れております。もちろんLCCの運航が増えた、ということもあるのでしょうけど。
それぞれに特色があるようなので、例えば貧乏旅行したい、という時にはLCCを使う、というのは当然の選択肢なわけで。それはそれでそれぞれの考え次第なのでしょうけど・・・。
ここまでやっちゃあなあ、と。
これが何らかのミスで燃料が少なくなるから泣く泣く45人を乗せない方向で・・・というのならまだ話は分かりますが。それなら代替の機体なり特例の払い戻しなり、さすがにそういうことやりそうですが・・・なんか↑記事読む限りではそういうアクションはないようであります。
燃料が足りないかも知れない、ということは明らかに残量を計算していないか無理なプランか、あるいはぎりぎりしか入れてないか、ということになるわけです。・・・そんな危ない飛行機、さすがに運航しても良いものなのかどうか。
これが機内設備が一部動かない(トイレが使えないとか)座席は固定、とかそういう話ならまだ別なんですが・・・こと燃料となるとこれは場合によっては大惨事に直結するわけです。
やってはいけない安全基準の最たるもんを軽視した、というように見えるわけです。
それでも今後この運航会社は何事もなかったように運航を続けるものと思われます。大きな事故とか起きれば変わるのでしょうけど・・・宇宙の事故は「人災」のみ、と言われますが航空機の事故も地上に比べれば「人災」が多く含まれると思われますが・・・。
その割合を増やしてどうする、と。安全てのは最重要課題だと思うのですが・・・そういう風には思わない、ということなんでしょうか・・・。
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11/10/2013
犯罪二つ
罪に軽いも重いもありませんが・・・。
日本では20年間窃盗で生活してきた男が逮捕(Yahoo!:産経)。「20年間」というのは一人暮らしではなく家族を養い、ローンを返済するために「窃盗」を繰り返していた、とのことで。
それがなんで足を洗おう、と思ったのか・・・。
8月に1570万円を盗み、これで終わりにしようと思ったんだそうで。・・・それくらいで脱け出せるもんなのかどうか、ちょっと分かりませんが。
・・・家族はどう感じているんだろう、というところも気になるところではあります。子供には自分の職業を何て説明してたんだろう、とか。一応?家にお金を入れていたわけで、稼いできた・・・ということで隠していたのか・・・それとも。
アメリカではホームレスが有名ホテルの超高級スイートに進入して逮捕(CNN)。有名ホテルなんだからセキュリティも万全だろう・・・と思うのですが、館内で行事を開催していて無施錠だった扉から侵入、ということになってます。館内をある程度開放していた、ということだと思われます。
しかし問題はこのホームレス、これが初犯ではなかった、ということで。過去にも侵入してきてたようであります。
狙っていたんでしょうか、こういう瞬間を。
・・・こないだ渋谷行った時にも路上に涅槃仏のごとく横たわるオッサンを見たんですが。「横になれるあらゆるところで寝ていた」(「」内↑記事より引用)という、まあ、いわゆる「自由人」とかそーいう心境なんでしょうか・・・。
それでも犯罪は犯罪なわけで。でも、こういう人たちってシャバへ放たれた瞬間、また同じこと繰り返すことが多いような気がするんですが・・・また侵入するんでしょうか?
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10/28/2013
捉え方の差異
アメリカ・ハロウィーンの仮装の啓発活動に賛否(CNN)。・・・個人的にはゲイシャの格好しても別に問題ないんじゃないか、と思いますが。ただ、ポスターのアレはなんかちょっと違うような気がしますが・・・その「なんかちょっと」が「NotOKAY」ということなのかも知れませんが。
しかし「爆弾体に巻いたテロリスト」とかそんな格好されたら・・・さすがにやりすぎかな、と。
「仮装」というのはかなり幅の広いものであります。ハロウィーンの仮装は「魔女」「モンスター」と決まってるわけでもなく。日本はともかくそれこそきちんと「文化」として根付いていて定着しているあっちでは様々な「仮装」もあるわけで、その中には「え?」というのもあって当然ではあります。
・・・お遊びじゃないんだ、文化というのは。
という↑論調のようにも読めます。しかし結局は「祭り」という「遊び」の中の一コンテンツなんではないのかな、と。そんな風にも思うのですが。
「仮装」することが相手をバカにしている、という風に捉えるのは自由ですが、「仮装」することでリスペクトしている、という風に捉えることもできます。
・・・もうちっと鷹揚に構えてもいいんじゃないか、というのが個人的なとこでありますが・・・。
マイノリティに対する微妙な感情、というのはたしかに問題にすべきことではあります。でもそこまでする必要があるのかどうか、となると・・・またちょっと違ってくると思うのですが。
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10/26/2013
これも一つの文化
と言い切れる状況でもないかも。
スペインの「3時間の昼寝付き休憩」なくなる?(CNN) 時間帯変更の問題でもあるのですが。過去の習慣と現在の習慣が食い違ってきている、とかそんな状態なのかも知れません。
「スペイン人は毎日五食食う」
なんてな話もあります。朝・昼・晩だけではなくそれぞれの合間に「間食」を取るからであります。そのため「晩」は日本だとちょっと考えにくいほど遅くなってます。さらにその後夜遊びにも出かけてしまう、という・・・。
それが原因だとは断定できませんが(気質の違い、というのはあると思われますが)不況などから来る失業率はとんでもないことになっており・・・特に若年層では数十パーセントになっている、という話まであります。職が減っていることに加えて伝統的な慣習も多いという風土?も関係してるのかも知れんのですが・・・実はスペインは今、かつてない危機に瀕しております。
その中で「シエスタ」つまり昼寝を含む昼間の長時間の休憩。これも風土が生んだ習慣とも言えんこともないんですが。暑い地方では昼は仕事にならんので休む、というのは合理的ではあるんですが。
オフィスなどだけではなく、場所によっては市場丸ごと休み、なんて場合もあります。そのためかスペインの人は食材を「まとめ買い」する傾向にあるんだとか。一度に一週間分くらい買い込んでおく。そうすれば市場が休みの時でも困らない・・・。
こういう慣習を見直してまでも不況を脱しよう、という考えは日本なら当たり前かと思われます。日本にはシエスタなんてのんびりした習慣はありませんし。昭和三十年代からの経済成長期からの思考からすれば「何甘っちょろいこと言ってんだ」的な発想も多々出てくるかと思われますが・・・。
そういう慣習の元で育ってきた人からすればどうなんだろう、と。
例えば食文化というのがあります。日本では魚をよく食べますが(スペインでも沿岸ではよく食べますが)これを「資源保護の観点から今後一切天然物を食すこと禁止」となったらどうなりますやら。あんまし魚を食わない国の人たちからすれば「へー、そりゃそうだろ、食べなければ減らないんだし」とその程度で済むでしょう。が・・・長年魚食ってきた日本人はどうなるんでしょう・・・?
「冗談じゃない、食べたいもん食わないでどうする」的な発想が起きてもおかしくはありません。
・・・同列に語るのはどうか、とは思いますが・・・スペインでも似たような発想が出てきてもおかしくはないかな、と。もちろんン年後にスペインでも「シエスタ? ああ、昔話のアレね」とかそういうことになってるかも知れませんが。でもそうカンタンにいくもんでもないような。
こういうのは一面だけでは何ともしがたい面もあります。そこら辺から相互理解というのが始まるのかも知れませんが・・・なんともやりきれんなあ、とかそんな思いがあるのも事実ではあります。
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10/25/2013
そうかなあ?
そんなにきっちり定着してるんですかねえ・・・?
日本でも定着しつつある「ハロウィン」(Yahoo!:毎日) 記事中では「八百万の神」による異文化との親和性、というように指摘していますが。あるいはクリスマスやバレンタインやボジョレ・ヌーボーを宗教的背景なしに楽しむ文化がある、というような記事もあったりしますが・・・。
そんなの関係なくただイベントで儲かるかどうか、ということだけだと個人的には思ってます。
「儲かる」と言うとやや語弊があるかも知れませんが。こういう舶来のイベントというのは、こうやって盛り上がったらお客さん増えるんじゃないか、という一種の目論見?のもとに作られてきたんではないか、とそういうことであります。
一例として。恵方巻というのがあります(これは舶来じゃありませんが)。
これは元々関西で「太巻き一本を縁起のいい方角向いて無言で食べる」という節分の行事みたいなもので、それほどメジャーではなかったんですが・・・某コンビニの戦略?により全国化。なんとなく定着してきてます。そりゃ全国展開できる企業がこういうことやれば定着もしやすくなりますし。・・・バレンタインもその好例と言うこともできます。
そしてこういうのは「分かりやすい要素」が重要なわけで。恵方巻なら「太巻き」バレンタインなら「チョコ」といった具合に。・・・しかしハロウィンにはそれがない。
ジャックオーランタンはあくまでもキャラクターですし(しかもクリスマスのサンタほどに善良?でもない)。大きなカボチャもあれは食用ではありませんし・・・一般家庭で生育できるもんでもありません。そもそもはキリスト教の宗教行事ですから日本に馴染みもない。
それでもなんとかして定着させよう、という動きはあるわけで。でもなんだかことごとく空回りしてるような印象で。クリスマスも時間をかけて日本に定着はしましたが、ハロウィンはどうなんだろう・・・というのが正直なとこであります。本場でだって「トリックオアトリート?」なんて最近は子供たちが近所回ったりしてるんだろうか、とか。安全性の面からどうなんだろう・・・と思うんですが、これを日本で無理やりやって、それは・・・どうなんだろう、と。
これが遊園地やテーマパークで、というのならまだ分かるんですが。なんか・・・無理に取り入れようとしてるような気がしてならんわけです。そんなに無理に定着させてもなあ、と。定着させてきた行事、というのはたしかにあるもんなんですが、ハロウィンてそこまで行けるんかな、と。
・・・まあ、それでも何らかの方策で国民的イベントに・・・というのは可能なわけです。5年くらいしたらホントウに当たり前に定着してるかも知れませんし。ただ・・・現行ではなんかそんなことになるんかな、と。楽しければそれでいいのですが、↑こんな風に「定着してる定着してるったら」と言われるとアマノジャクは、ちと、反対意見を述べてみたくなるのです・・・。
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10/24/2013
二つほど 10/24
海外で二つほど。
一つ目。カリフォルニアにリュウグウノツカイ・・・「極めてまれ」(CNN) 太平洋の反対側、みたいなものであります。日本でも最近はちょくちょく見つかっていますが・・・。
地震などの災害がある時に姿を現す、とされています。あくまで通説ですが。
カリフォルニアは実はアメリカでも地震の多い地域でもあります。アメリカというのは特に南部とか中部だと地震がほとんどありません。それがカリフォルニアでは過去に大きな地震も起きていて、対策もとられるようになってきてます。
・・・しかし「極めてまれ」ということはこれが初めてのリュウグウノツカイ、ということになるんでしょうか・・・。
発見した小学生のグループはかなり驚いたんでは、と。何せ4mほどもある細長くて銀色の魚の死体。どう思ったんでしょう・・・なんか変なトラウマにならなきゃいいんだけど、とか余計?なことまで考えてしまいましたが。
二つ目。イラン。絞首刑後に「生存」確認、死刑再執行はせず(CNN)。薬物所持で逮捕、ということで一応?被害者みたいなものがないのでその辺はなんとなく安心?なのですが。・・・もし誰かを傷つける犯行だったら被害者やその関係者はたまらないだろうなあ・・・と。
・・・薬物所持で死刑、というのは日本では考えられませんが・・・東南アジアなどでも禁止薬物所持はかなり重い刑罰になるとか。そういう事情は国それぞれではあります。
それでも・・・絞首刑後に医師が「死亡宣告」したのに実は生きていた、というのも。いくつかそういう話を聞いたことはあったんですが、本当にあるもんなんだな、と。さらに再執行するかどうか、という議論も。・・・一度刑は執行されているのだから二度目までする必要はないだろう・・・という考え方なのか、どうか。
日本の死刑も絞首刑であります。こういう事態が起きない、とは言い切れないわけで・・・その時はどういう判断になるのでしょう・・・?
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10/19/2013
二つほど 10/19
国内外で二つほど。
一つ目。自転車で「右側」を走ってはいけない(Yahoo!:弁護士ドットコム)。何を当たり前なことを、と思っていたら「路側帯」の話なのであります。通常、自転車は「車道」の「左側」を走る、ということになっていますが(例外的に高齢者や道路状況が悪い時のみ歩道を徐行して通行できる)「車道」という区分がない場合、もちろん「歩道」という区分すらない道路では・・・「路側帯」と呼ばれる道路にラインが引いてある区域を走行することになります。
・・・自転車は「軽車両」という基本的に動力のない、人力で動かすものに分類されます(荷車とか馬や牛も含まれます)。これ全般が「路側帯」の左側を走るべし、ということになるわけです。
問題は・・・多分コレ、誰も知らないだろうなあ、と。
歩道のある・なし関係なく走り回っていいのが自転車、みたいなことになってますし。路側帯の右側を悠々と走っていて「はい、罰金」ということになっても何が何だかさっぱり分からないのでは。・・・やはりどこかで教育期間みたいなものを義務教育中にでも設けた方がいいと思うのですが・・・罰金うんぬんよりもやはり事故が怖いのです・・・。
二つ目。「神をたたえよ」アメリカ下院で速記官が突然叫ぶ(Yahoo!:AFP=時事)。
→House vote disturbance: stenographer kicked off house floor(Fox News:英語)
↑の動画見ると速記官がいきなり立ち上がり・・・つかつかと演壇みたいなところへ行ってマイクを掴んで何やら叫んでいます。後ろの議長と思われる人物が木槌を鳴らしているのが・・・何だろ、やはり混乱してたんでしょうか・・・。
内容は↑記事にあるようにどうもキリスト教関係のことのようで。聖霊(精霊ではなく)から指示受けたらしいですし。フリーメイソンがどう、という時点でかなりキテるような印象ですが。
・・・結局病院へ運ばれたそうなんですが。しかしこういう人物が(速記官としての腕前はともかく)こういう場にいる、というのは・・・いや、ある意味当たり前の光景なのかも知れません。どこにだってああいうのはいるもんでありますし。
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10/17/2013
とりあえずは
回避されたんですが。
アメリカ、デフォルト(債務不履行)回避・・・上下院が合意案可決(Yahoo!:時事)。これでとりあえずは危機?を脱出したことになります。
とりあえずは・・・。
今回の債務上限引き上げは2月までのことで、また2月に今回と同じような「混乱」が起きる可能性が非常に高い、ということであります。
信用の問題、ということになるのでしょうか。
日本もそうですが(若干事情が違いますが)アメリカも基本的に借金して国家を運営しています。その借金の代表格が「国債」であります。これを買ってもらうことで国家の収入にしますが、後で返す、つまり「借金」ということになってます。
しかしアメリカは「借金していい額」の上限が決まっています。そしてそれを毎年引き上げてます。
その「更新」ができないと新たに国債を発行できません。つまり借金ができない。さらに借金ですから貸した人(国債を購入した人)にそのお金を返さないといけないのですが・・・それができなくなります。
そうなると「カネ貸したのに返ってこない」ということになって借りた側の信用が落ちます。
個人ならまだどうにかなりそうなんですが。これがアメリカという世界でも有力な国家が、となると。
アメリカ国債は世界中の国(日本も含めて)が持ってますから、そういう事態になると国債だけではなくアメリカへの信用も揺らぐことになり・・・世界経済への影響も出かねません。いや、実際にはもう出てるのかも知れません。「デフォルトになるかも」というだけですでに株価は乱高下してますし。将来的に思わぬところへ影響が出てくる可能性は十分にあります。
・・・2月になってからがホントウの勝負なのかも知れません。いわゆる「オバマ・ケア」と呼ばれる国民皆保険制度など火種はまだまだあるわけで。あと5ヶ月弱・・・どうなりますやら・・・。
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10/15/2013
休み取り放題
なんかかえってイヤだなあ・・・。
休暇無制限の企業、アメリカで増加中(CNN)。「取り放題」と言うよりも「誰も気にしないから勝手にどんどん取ってもいいよ」的なとこなんでしょうか。あるいはその辺は全部自己管理として各個人に任せるから、仕事はきっちりしないさいよ・・・というとこなのかも知れませんが。
・・・日本だとこういう制度があると逆にみんな休暇取らなかったりして。アメリカだとどうなんでしょう・・・?
個人で働く場、というのならこういうのもアリかも知れませんが。
誰かと組んで、とか、グループで、となるとなかなか難しいような。↑の企業は金融サービス業となってますが・・・どのくらいまで小回り?が効くのかちょっと疑問だったり。それでも複数での仕事が中心、となっていてもそれぞれがきちんと連絡取り合えるような職場なら、とかそんなことも思ってしまいますが。
・・・それでも・・・適度な休暇は必要ですけど、ここまで、となると。
最大のオチ?は↑記事末尾の「毎月くじ引きが実施され、当たった従業員は30日以内に2週間の休暇を取らなければならない。休暇中は職場との連絡を一切禁止されるという」(「」内↑記事より引用)・・・なんかそこまでして社員に休暇を取らせたがる会社、というのも・・・。
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10/09/2013
二つほど 10/9
結構大変なアメリカで二つほど。
一つ目。「給料払って」アメリカ気象局の天気予報に「タテ読み」(CNN) たしかに本文の冒頭が「please pay us」となってます・・・。
いわゆる「ねこだいすき」という「タテ読み」はこないだの半沢直樹の時に新聞のテレビ欄でそうなってるのがあって一時期話題になりましたが・・・そもそもは某巨大掲示板でお遊び的に始まったものであります。当初は「タテ読み」だったんですが時節が進むと複雑さが増し「ナナメ読み」「タテ逆読み」なんてのはまだいい方で「タテナナメクロス(タテに字を拾う→左上から右下まで拾う→右上から左下まで拾う)読み」とか解説されてもよく分からんものが出たりしました。・・・当然ながら元となる数行の文字列があるわけで。これが隠したメッセージとリンクしているほど高度な技術、みたいに言われてましたが。
・・・しかし↑アメリカの場合は切実であります。何せいまだに政府機関の「封鎖」が続いてます。
気象局もその一つとのことで・・・やはり無給で働いているんでしょうか。何か気の利いた対応を政府に望みたいところですが・・・それすらも難しそうではあります。
二つ目。新100ドル札登場(CNN)。こちらは「封鎖」の枠外、とのことで正常?に業務が続いてると思われる米連邦準備制度理事会(FRB)であります。
日本でもそうですが、「新札」は一つは偽造防止のために作られます。こういった技術は日進月歩、優れた技術が確立されればすぐにでも取り入れたい。
特に米ドルは今でも世界中で信用のある通貨であります。そのため世界規模で偽造が行われていると思われます。・・・こういうのはもう、いたちごっこになるのは宿命なのでしょうけど・・・新しい防止策ができる→それを破る→また新しいのを→破る→では違ったのを→破る、というのは延々と続いていくかと。
・・・これで1ドル札と2ドル札以外は新デザインになった、と。
2ドル札って今でも流通してるんでしょうか・・・? アメリカには1ドル5ドル10ドル・・・とあるんですがなぜか2ドル札が存在してたりします。それもかなり流通量は少なく、見つけたらラッキーとかアンラッキーとか色々言われたりしてます。日本で言うところの2000円札みたいなもんかも知れませんが・・・やっぱりそういう札も偽造の対象になったりするんでしょうか・・・?
1ドルならチップとかで使いそうですけど、アメリカって高額紙幣はあんまし使わないんじゃないかな、カードかチェックが多いんじゃないのかな、と思うのですが・・・?
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10/06/2013
憧れるのは罪ではありませんが
アメリカ。10代少女たちの危うい目標「サイギャップ」(Yahoo!:AFP=時事) これは「太もものすき間」という意味なんだそうで、普通にしていてもすき間ができるような太もも・・・つまりそこまで痩せていることに憧れる10代がアメリカで増えている、と。
なんかこういうのは日本でもありそうなんですが。
成長期の中高生がダイエット、とか。当事者?である女性側からすると「痩せている方がいい」となりますが男性側からするとあまり意識してないのも事実。さらに今では「太っている=自己管理ができていない=使えない奴」みたいな構図が成り立っているところもありますが・・・少し昔(と言っても終戦後)だと逆に太っている方がステータスだったりした、とそういう話もあります。
理由は「太っている=食べ物がある」ということなんだそうで。これは日本だけではなく太平洋の島でも似たような感覚があるのだとか。アフリカへ行くと似たような理由で太っている女性の方がモテる地域、というのもあるんだそうな(太っている=栄養をたくさん摂っている=健康な子を産む)。
そんなわけで。太っている=悪、というのはいわゆる先進国での認識とも言われています。
が、いくらそんな認識だからと言ってやりすぎは・・・どうなんでしょう。
特に10代というのはこれからの身体を支えていく「土台」を作る重要な時期なわけです。色々な意味で。そこで不十分な「成長」しかできなかった、となると・・・今後に影響が出る恐れがあります。実際、終戦直後に(もちろん痩せる目的などではなく)十分な栄養を摂ることのできなかった世代と現在の世代を比べてみると、成長に明らかに違いが見られます。・・・若いうちは食っとけ、という古来からの教え?はあながち間違ってはいないのでは、と。
そうは言っても「ああいう風になりたい」というのは世代を問わない憧れですから。それを無理に、というわけにはいかないもんではあるのですが。それでもなあ・・・いや、時々本当に骨と皮だけになってる女性、というのを見るのですが。まあ、事情は色々ありそうですし。簡単にどう、とは言えないのですが。
何らかの事情で仕方なくああなってしまった、というのならともかく。痩せて見栄えよくしたい、というだけであれほどまで不自然な身体になる、というのは・・・と、ちょっと考えてしまうのです。
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10/04/2013
どうするアメリカ
→Iza!国際トピックス:政府機関閉鎖・・・与野党対立で政治停滞
前にちょろっと触れましたが、アメリカの政府機関閉鎖であります。・・・そんなに時間かからずに「復活」するかな、と思ってたんですが。どうも長引きそうな感触ではあります。
コトの発端はオバマ大統領vs議会、みたいなもんであります。
アメリカの議会は上院と下院二つがあって、基本的に両方通らないと法案は可決できません。しかし今は「ねじれ」の状態にあってどっちかが通っても残った方が通さない状態であります。・・・日本でもちょっと前にこの状態だったんですが。そして日本でも予算案が通らずに「閉鎖か」と言われた時期もあったんですが、あの時はぎりぎりで通過。しかしアメリカはそれを通さずに予算が出ない、ということで一部政府機関が「閉鎖」ということに。
オバマ大統領が最も通したい「オバマケア」とは国民総保険関連法案で、これは大統領選の時からずっと言い続けてきたことであります。・・・アメリカには「国民健康保険」制度がなく、個人個人の判断で健康保険に加入します。お金がある人はいいんですが、ない人は入れない。すると高額な医療費も払えるわけもなく・・・大変危険な状態に陥ることもあります。
一方で国民全部が保険に入る、ということになると・・・今度はそれ関係の予算も国から出すことになります。いくらアメリカと言えどもそんなに予算が潤沢にあるわけではなく財政は火の車。そこで野党は「そんなカネあるか」ということで法案拒否。予算関係法案も拒否してるため新年度にあたる10/1から予算が出ない、ということに。
さらにアメリカの国としての債務の法定上限・・・つまりは借金を返すために借金できる上限額・・・もオバマ大統領は引き上げよう、としてたのですが「そんなことするならあの金食い法案何とかしろ」ということでまた野党が反発。しかしこれにはさらに「期限」が設定されていてそれ以降に「上限突破」しても意味はない・・・と言うより今度は国際的な信用を失いかねない事態に。
・・・日本だと結構なあなあ?みたいな状況でなんとなーくどうにかなってたんですが。あっちはやることがちょっと違うようでその辺は逆にうらやましい、とかそんな感情もあるんですが・・・。
実際にそんなことになったらたまらんわけで。一刻も早くどうにかしないと国民からの信用も一気に失いかねないような状態でもあるわけです。
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10/01/2013
作ってる最中が一番楽しい
スペイン。サグラダ・ファミリア2026年に大聖堂の最終形態完成予定(Yahoo!:ねとらぼ)。
→サグラダ・ファミリア(Wikipedia)
1882年に着工。初代設計者が翌年辞任したため、アントニ・ガウディ(当時は無名)が後を引き継ぎました。完成まで300年はかかるだろう・・・ということは2100年代後半くらい?・・・と言われてきてたんですが、ここへ来て完成へのスピードが上がった、ということであります。
あと13年ですか。・・・2026年にはガウディ没後100年という意味合いもあるらしいですが。
まあ、個人的なとこなんですけど。・・・永久に完成しない、というのもアリなのかなあ、と。
ガウディの一連の作品群の筆頭とも言われています。スケールのでかさやその造形の独特さからかなり好悪の分かれる建築物の多いガウディなんですが。でもサグラダ・ファミリアの関連とか色々見てるとコレ、実は「変化」していく建物なのかな、とか思ったりして。そもそもの詳細な設計図などはそれほどなく。しかもその後の戦争などでさらに資料も焼失。一時は建設続行をどうするか、といった議論も起こった(資金面もキツかったらしい)ほどであります。
それが続行となったのは携わってきた職人たちが継承されてきた技術をきちんと持っていたからであり、さらに様々な専門家が当時の資料をなんとか再現できたから、なんだとか。そう思わせる「何か」があった、ということなんでしょうか・・・。
完成しなければ永遠に「変化」していくわけで。日本のように地震が多かったり天候の不安が大きな地域では無理でしょうけど、バルセロナなら大丈夫のなでは・・・と希望的観測ではありますが。その時その時の技術や職人によって作り変えられながら作製していく、という風になってきてたのかなあ、と。
ただ、ガウディ本人はどういうつもりだったのかは分かりません。当時やそれ以前でも相当に年月がかかって完成した建築物、というのはそれなりにあったわけで。特に教会というのはその性質上大量の資金投入、とはいかない場合が多いですし。完成までの見積もりが長くても現代のような驚きにはなってなかったのではないか・・・と個人的には思ってたりしますが。
実はガウディに初めて触れたのは中学生の頃でした。子供向け新聞みたいのが家にあって(マホメットやコミケの話も載ってたりして)それにガウディの話が載っていた・・・はずだったりします。
晩年、ガウディは支援者も失い、世間からは隔絶されたようになりながらサグラダ・ファミリアの作業に没頭。身に着けるものもどんどん簡素化していってボロのようなものばかり。ポケットに木の実をいくつか入れていてそれだけ食べていた、とかそんな話だったと記憶しています。
ガウディの死因は交通事故です。でもそんな格好をしているものだから浮浪者と勘違いされ手当てが遅れた・・・という話もあります。
人はこの世からいなくなっても作ったモノは残る。一つの到達点なのかも知れません・・・表現者としては。
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09/13/2013
だから問題ないってわけでもなく
福島風刺のフランス誌編集長「日本とはユーモアの感覚が違う」(Yahoo!:AFP=時事) 「ユーモアを表現しているからといって、被災者の皆さんを侮辱していることにはならない。ここ(フランス)では、悲劇に対してはユーモアを持って立ち向かうものだが、どうやら日本ではそうではないようだ」(「」内元記事より引用)とも語っていますが・・・。
以前の川島選手への揶揄もそうですが。どうも放射性物質に触れるとニンゲンの体が変質してしまう、というお考えをお持ちのようで。その辺の「勘違い」「心得違い」「無知」から直すべきなんじゃないんですかね。たしかに放射線を帯びると遺伝子への影響が出ることもあります。しかしそれは今ではなく数代後のことですし、何より100%そうなるわけではありません。
ユーモアの定義は国や人によって様々ですが、無知から来るコドモじみたユーモアもどきというのは長く愛されるものではなく・・・一過性の「ふーん」で終わるものであります。年端のいかない子供がその場の思いつきからくる下ネタを好むように。まあ、新聞の風刺画ですからそれでいいのかも知れませんけど。でも過去にも問題になった風刺画がなかったわけでありませんし。いずれにせよ・・・品がない。
悲劇に対してユーモア、というのは物の言い様にしか聞こえません。それはユーモアではなく嘲笑に値するかと。国によって解釈が違うことは分かりますが、一般的なフランス人は本当にこれを見てニヤリとし、「これでフクシマは良い方向へ進むだろう」と思えるもんなんでしょうか・・・?
実際、福島第一原発のタンクから汚染水が漏れ、外洋へ達している可能性がある(Yahoo!:朝日新聞デジタル)のは事実です。それによって様々な憶測が流れています。安倍首相の「コントロールできている」発言に陰りが見えているのも事実です。
・・・そこは直視しないといけないことであります。が・・・外国の新聞の風刺画でおもしろおかしく描いていいもんでもありません。
別ソースによると風刺画の作者は日本ファンなんだとか。何度も日本へ行っている・・・となってましたが・・・その割にはこの批判を予想できなかったようで。まあ、外国人がその国のことを100%理解できるわけではないのですが(日本人も含めて)もうちっとなんとかならんかったんですかね。
これじゃツイッターにバカな投稿してた連中とあんまし変わらん程度だと思うのですが。そんなもんなんですかね。
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08/25/2013
コウモリと鋼鉄
バットマン役にベン・アフレック・・・「スーパマン」との共演映画(CNN)。ああ、そこまで決まっちまったのか、と。普段は映画はほとんど見ず(最近になって衛星放送とか受信できるようになったんで、ちょこちょこ見てますが)最近の映画事情なんかはほとんど分からんのですが。
・・・「スーパーマン」と「バットマン」の競演。まあ、両方ともアメコミの「雄」ではありますし、そっち方面からは興味そそるなあ・・・とか思ってたんですが、どっかの記事にこんな感じのコメントが
『話にならない。スーパーマンは文字通りスーパーな宇宙人だけど、バットマンは基本ただの人間じゃないか』
あー・・・たしかに。でもその辺をうまく映画化する、ということなのかなあ、どうなのかな、色々手はありそうだけど結構ハードル高いのかなあ、とか思ってたんですが。
しかし、バットマン役が決まってもまだまだ色々あるようで。
新バットマン、ベン・アフレックにファンが激怒、降役求める署名活動まで(Yahoo!:AFP=時事)・・・↑前述のように自分、俳優さんとかにも疎いもんで「そういうもんなのかな」とか思っただけなんですが。
たしかにイメージてもんがありますし。それに合わない、となるとファンは黙ってないだろうなあ、と。人気シリーズなわけですし。
しかし実際にフタ開けてみないと分からんのも事実なわけです。散々こきおろしておいていざ封切り、となったら大絶賛、というのもよくあることであります(逆もよくありますが)。
こうなるとちょっと見てみたいような気も。
多分映画館ではなく衛星関係の方で待ち伏せ?することになると思うのですが・・・どうなるんでしょうね。どっちにしろ日本で公開したらかなり入りそうではあるのですが。
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08/22/2013
色々あるんだかないんだか
「世界最悪」のキリスト肖像画修復、82歳女性に著作権収入の49%(Yahoo!:AFP=時事)・・・あくまで著作権「収入」なのですが。著作権そのものはそもそもの作者エリアス・ガルシア・マルティネス氏にあるわけです。・・・商用権とかそういう風に解釈してもいいのかな、とか思いますが。
これはほぼ一年前。スペイン北東部ボルハ市にある教会のキリストのフレスコ画の痛みが激しく修復しよう、とした時に地元に住むセシリア・ヒメネスさんが「善意」で修復を実行。しかしその工程はあまりにもひどいもので、市やそもそもの作者の孫たちが「修復」の中止を敢行・・・。
「この人を見よ」というのが原題なのですが。一部では「このサルを見よ」という風に呼ばれることに。市や原作者の親族は訴訟も辞さない、といったほどの騒ぎになったのですが。
しかしなぜかこの「世界最悪の修復」が世界中で大ウケ。ネットで拡散されて世界中から見物客が殺到(こういうのは宗教的な解釈みたいなもんの差、もあると思うのですが・・・イスラム教系だったらこうはならなかったかも。キリスト教系でも本当はあまり快く思っていない一派もあるのでは、と)。
無料で公開していた教会が一人1ユーロの「拝観料」を取ったり、ワインのラベルだとかカップだとかTシャツだとかの関連グッズが大盛況になったり・・・とか。
・・・カネが絡んでくると事情てのは色々変わってしまうもんなのですけれど。
「善意の修復者」ヒメネスさんも個展を開いたりして(無料)その展示してある絵画がテレビで流れたりしてます。・・・風景画中心とかで、そんなに悪くない絵だと思うのですが。その中には「本当はこういう風に修復したかった」キリスト肖像画もあったりして。
・・・いや、これ・・・なんか元絵と全然違うような。顔の向きから頭の冠から・・・こうしていたらこれまでとは違う意味でさらに注目集めていたんじゃ・・・?
なんかウラにはまだ色々あるんじゃないのか、とか色々勘繰ってしまうのですが。勘繰りすぎですかねえ・・・「無償」にしては色々整いすぎてるような、流れがうますぎる、と言うか。
まあ、そんなもんかも知れませんが。ただ・・・教会のキリスト肖像画、きちんと「修復」・・・いや「復元」したりはしないんでしょうか・・・?
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08/18/2013
お粗末すぎる
中国でライオンの代わりに檻にイヌ(Yahoo!:毎日)。何やってんだかなあ、と。どれくらいの期間「展示」してたのか分かりませんが・・・さすがにイヌとライオンの区別くらいつくだろ、と。そういう指摘は今までなかったんだろうか、と。
「チベタン・マスティフ」というのはその名の通りチベット原産の大型犬で・・・実はかなり高価なイヌらしいです。マスティフ、と言えば大型犬の中でもかなり激しい犬種なのですが・・・これが実は原種なんではないか、とか色々。本場チベットから輸入することは難しいのでイギリスなんかにブリーダーがいるんだとか。そっちから日本でも購入はできる、らしいのですが・・・。
→チベタン・マスティフ(Google画像検索)
・・・なんかこりゃたしかにライオンに見えないこともないかも。ただ、↑記事の画像では立っているので明らかにまがいもん、ということになりそうですが(イヌ系とネコ系は明らかに印象が違います)。寝そべってたりしてたら・・・ううむ?
ライオンの単独飼育というのはさすがになさそうなので、他のライオンはどうしてるんだ、とかそんなことを考えたりして。ライオンと同居、ということになったらさすがの大型犬もキケンではないかと思うのですが。
ただ、故意にこういうことやると信用なんか完璧なくなるわけです。言い訳もありましたが、なんかそれもアヤシイですし。素直に「ライオンはちょっと出かけているんだ」とかそんな風に書いておけば良かっただけのことであります。なんでそういうことができないんでしょうか・・・?
さらに。「国家一級保護動物・金銭豹」のおりにキツネ、となると。
「金銭豹」がどんな動物なのか・・・検索かましてみると北京のレストランが多数ヒット。いやそれじゃない、と探してみると・・・「雲豹」とは違うらしい。こちらも中国では国家一級保護動物ですが、すでにワシントン条約でも規制されレッドリストにも記載されている正に一級の保護動物であります。
殺される目的は毛皮。大変に美しい模様のため乱獲されてきました。・・・「金銭豹」も恐らくはそういった感じの「豹」ではないかと思われます。「金銭」ですからそんな感じの紋様か・・・。
でもどう考えたってキツネじゃあ・・・それともそれっぽい模様のあるキツネ・・・そんなのいるかな、まあ、いないとも言い切れませんが、それにしてはなんだかお粗末だなあ、と。真剣に動物見に来る人だっているでしょうに。そこへお粗末なまがいもの展示しておいて言い訳、てのは・・・ちょっと。
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08/15/2013
海水性淡水魚?
その前に。デンマークってそんなに全裸海水浴客が多いんだろうか・・・日本だとそうでもないような気がするのですが。
「睾丸狙う」は迷信? 実際のパクーは(Yahoo!:ナショナルジオグラフィック)。体型からしてピラニアに似てる、というのは実際にパクーの若魚はピラニアの群れにあえて混じって身を守ってる・・・というのはかなり興味深い話であります。まあ、この手の体型の魚、というのは結構いるのですけれど。
むしろ問題はなんで淡水魚のパクーが海水、それもデンマークという北欧の沖合いで獲れたか・・・ということのような気がします。淡水魚と海水魚は体の作りからして違う場合が多いですし。
淡水と海水。カンタンに言えば塩分の差であります。淡水魚の場合は体の外へ出て行く塩分をどうするのか、海水魚の場合は体の中に入ってくる塩分をどうするのか・・・で体の構造に差が出てきます。遡上するサケやアユはしばらく時間を置いて体を変化させていったりしてます。
まあ、実際には淡水と海水の混じる河口域に淡水魚のコイがいたり。あるいは河口から大分遡ったところにイワシや海水エイ(軟骨魚類はまたちょっと違うんですが)がいたこともありますし。・・・酸素量や水質などを人工的に調整すればコイとタイの混泳も不可能ではない、という話もありますけども・・・通常はまずあり得ないことであります。
食性も重要なのかなあ、と。パクーの口の中の映像を見たんですが・・・肉食魚ではなく何か固いものを噛み砕く構造でした。肉食魚というのは代表的なのがピラニアやサメで、鋭利で尖った歯を持ってます。これは捕らえた獲物を逃がさないためであります。・・・余談ですが南米にペーシュ・カショーロという魚がいますけども、これは下あごからの二本の犬歯?がとにかく長い。口閉じてればなんてことない外見?の魚なんですが・・・これなんか明らかに肉食、特に魚食魚の突出した特徴ではあります。
対して、パクーは・・・口の中の映像見て真っ先に思い出したのがクロダイの口でしょうか。あれは門歯?みたいのがあって貝なんかを食べます。ちょっと別の機会があって大西洋産のクロダイみたいな魚の口の中を見たことあるんですが・・・こっちは門歯どころか臼状の歯がずらり。前歯もそんな感じ。まるで人間の歯みたいで・・・貝をすりつぶす、というよりも雑食性が日本のクロダイよりも強いのかも知れません。
パクーもそっちの印象が強いような。たしかに雑食の歯ではあります。人間の歯もそうですが、こういう歯は汎用性が高く色んなことができます。・・・またまた余談ですが、ライオンなどの肉食獣にも牙があります。でもこれは↑と同じで獲物を捕らえるため。ではどこで獲物の肉を食いちぎるのか、というと・・・奥歯の方にそれ専用の鋭い歯があってそっちを使います。人間で言うと・・・ほぼ奥歯の位置。だからライオンは正面から食いつくのではなく、顔を横に向けて肉を食いちぎります。
しかし。それにしても。なんでデンマーク沖合いやねん・・・。
誰かが放したことは間違いないと思うのですが・・・いや、アマゾンからデンマークへ、というのは地理的に不可能ではありません。知らない間に体質を海水魚向けに変化させていったパクーの一群が海流に乗ってついに北欧へ・・・。
・・・どうなんでしょうね。意外とたくましいもんですから誰かが海に放したパクーが生き残ってた、というのがやっぱり有力なんでしょうかね。
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08/05/2013
ビーチにて
全裸でビーチで日光浴するのが好きな国民・・・ドイツ人(CNN)。しかし同時に「泳ぐのが好き」「ビーチで読書」も好きなんだとか。もちろん全部のドイツ人がそうだ、というわけではありませんが。
・・・しかし順当な、と言うかなるほどなあ、と思わせるのが「全裸でビーチ」にあまり抵抗がないのはやはりヨーロッパ勢で(フランス人が最も全裸になりたがらないらしい・・・)アジア勢はかなり抵抗がある、という辺りですか。日本の場合まずあり得ませんし。・・・でも、日本人は銭湯や温泉では平気で全裸になるがあれは恥ずかしくないのか? とヨーロッパの人が真顔で聞いてきた、とかそんな話を聞いたことがあります。
日本人の感覚だと全裸でビーチの方がよっぽど恥ずかしいのでは、と。その辺にも違いがあるのかも知れません。
そして。「ビーチで恐れているもの」では「アメリカ人は盗難、溺死、サメ、クラゲの順で恐れているのに対し、シンガポール人は85%がサメと回答」(「」↑記事より引用)というのは・・・なんとも。さらに「サメがいるから」という理由で4割は海では泳がない、と。しかしアメリカ人で「サメがいるから」と海で泳がない人は7%。
・・・日本だと南の方では時々サメ出現注意、という話が出ますけど、例えば関東や東北ではあまり聞きません。そのせいもあってか、「サメがいるから海では泳がない」という人は日本ではどれくらいいるのだろうか、と。
逆にコレ、オーストラリアとかだったらどうなるんだろうか、と。あっちにはかなりサメが出る地域があるとか。・・・そうなるとやはり「泳がない」という人も多そうなんですが、イメージとしてはアウトドア好きなオーストラリア人ですから、それでも泳ぐ、という人が多いのかも・・・?
こういうとこにも国民性みたいなもんが出るもんではあります。・・・日光浴、と言えば駅の階段の下で日光浴(荷物の上に大の字になってた)してるらしいガイジンさんを見たことがあります。国によっては「日光」というのは非常にありがたいものなんですが、それでもここまでとはなあ・・・とか変に感心したりして。いや、これが日本人の若者だったら周囲から侮蔑の目で見られまくりなんでしょうけど。
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07/28/2013
二つほど 7/28
海外で二つほど。
一つ目。アメリカ。オレゴン州で刃物とバットで銃砲店に押し入った強盗、返り討ちに(CNN)。バットでショーウィンドウを壊す→短銃をゲット→しかし責任者が別の短銃で制圧・・・という流れのようで。なんで銃砲店に押し入ったんだろう・・・別の店でも良かったような気がしますが。
実はこれと似た話、と言うかマンガが紹介されていた記憶があります。
星新一、と言えば言わずと知れたショートショートの名手ですが、昔の新聞や雑誌に掲載されていた海外の一コママンガを紹介していたことがあります。新潮文庫『進化した猿たち』というエッセイ集みたいなもので・・・。
・・・探したら出てきました。3巻の「拳銃でひとこと」という章で・・・鉄砲店に来た客が拳銃を買う→「さあ金をだせ」というのがいきなり冒頭に。この本、新潮版は1982年刊なんですが、本来の早川版は1968年から1971年の間に刊行されてます。つまりこの頃からこういうのはあった、のかも知れませんが・・・それにしても・・・気になるのはなんで銃砲店を襲ったんだろう・・・?
二つ目。カナダ。数百人にコーヒーをおごる「事件」続発(CNN)。「事件」と言うか何と言うか。いや・・・なんなんでしょう?
↑記事を読む限り、最後のカバナフさんの話はなんとなーく分かるんですが。しかし800杯もコーヒー買うもんなんだろうか? 病院内のコーヒーショップなので「スタッフの人が来たら一杯ずつ僕のカードでおごってあげてよ」とかそういう話なのかも知れませんが。まさか800杯もその場でお持ち帰りして世話になった方々に配って歩いた・・・というわけではないでしょうに。
最初の「500人に一杯ずつ」というのも・・・善意なのかも知れませんがかえって不気味なような。何か別の目的があるんでは、とか?
宣伝のための話題づくりではない、としていますが。・・・ある意味逆効果みたいになってるような。フツーのいい話にしては・・・なんかやっぱりちょっとコワイ。
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07/23/2013
二つほど 7/23
海外で二つほど。
一つ目。つづり間違いを振動で知らせるペンがドイツで開発中(CNN)。まだ開発中、とのことで。↑記事ではかなりゴツイ大きさのペンになってますが・・・これが実用化される頃にはもっとコンパクトに持ちやすくなっているかと思われます。
ペンの立体的な動きを感知できる、とのことなので・・・恐らく機能としてはそれによりペンの動きのパターンを解析して誤った動作をすると振動する、とかそういうところでしょうか。
・・・アルファベットなら可能かも知れませんが。日本語とか漢字含むと極端に難しくなりそうな。
なお、これによりつづりを覚えなくなるとかそういう心配?も出てきそうですが、実際には病気や障害をもつ子供の教育用資材となるようであります。
二つ目。アメリカ国防高等研究計画局(DARPA)がヒト型ロボットを披露(CNN)。・・・うーん、どうなんでしょう、動画見る限りでは有線なのかそうでないのか、ちょっとはっきりしなかったんですが。
それでもここまで歩けるくらいになってきてるわけで・・・ロボット技術。
・・・こりゃあそのうち完全自律型のほとんどヒトと見分けのつかないロボットが出てくる日も近いかな、というのはまだ早計かと。
入れ物と言うか身体的なものではかなり進歩してきてますけど、まだアタマ、つまり指令系統が全然できてないわけで。近い将来そういうところがネックになるのかも知れません。どんだけコンピュータを小さくできても全部搭載、というと色々制限が出てきてしまう・・・。
でもその辺も含めて課題を少しずつクリアしてきてるわけですから、やはりそのうち完全自律型が・・・という希望は持っていていいものと思われます。
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07/10/2013
ちゃんとフライパンの上で
って、そういう問題ではありませんか。
「地面で目玉焼き作らないで」アメリカ・デスバレー国立公園(Yahoo!:AFP=時事)。最高気温50℃以上・・・最近日本も暑いですが、「記録上」の温度となるとさすがにここまではいかないような。
・・・「記録上」なだけであります。実際に「公的」に気温を計って「最高気温が~」とやるのは一定の高さのある風通しのいい場所での「最高気温」だったりします。体感温度・・・と言うか例えば猛烈に灼けてるアスファルトの上だったりしたら、そりゃあもう温度は上昇を続けるわけで。40℃超えとかそういうのは普通にあるかも知れません。
それでも・・・53℃となると。そこまで行くのかどうか・・・?
中東辺りだと平気でこのくらい行ってるかも知れませんが。
ただ、あっちは日本や東アジアと比べると湿気がない分、暑さの「質」が違ってきます。・・・乾燥してるとこ、というのは気温が高くても意外と苦にはならなかったりします。「不快指数」みたいなもんですが、日本の場合は湿気がある上に気温が上昇してるので・・・その辺から暑さが厳しいような(同様に東アジアも・・・)。
でも、それにしても気温が高い、ということには変わらんので・・・注意が必要なことにも変わりありません。
そんな暑い中でよく試されるのが「目玉焼き」で・・・暑い中のレールとか、車のボンネットとかで試されてます(しかし場合によっては相当な迷惑ともなります)。
・・・それが・・・なんで地面の上で。
地域的に砂や土ばかりなんでしょうけど・・・熱の伝わり方や水分の保有率なんかからすると、地面の上、というのは若干気温が下がる可能性があります。さらに砂や土の上の目玉焼き・・・誰が食うねん、そんなん。
あくまで「こういう状態ですよ」という動画だったのでしょうに。それを受けて地面で目玉焼き・・・てのは・・・なんなんでしょうか・・・? やっちまった後でもやりきった観を感じられるもんなのか、それともミョーな慙愧だけ残っちまうもんなのか。
こういうのは洋の東西を問わないもんかも知れません。知識の欠落やノリだけで突っ走るとか。でもそれで迷惑してる人たちがいる・・・ということまで考える必要があるのも洋の東西を問わないと思うのですが・・・?
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07/08/2013
二つほど 7/8
色々あるわなと二つほど。
一つ目。大阪湾でアワビが獲れた(iza!)・・・もちろん数年前に稚貝を放流してたのですが、それでもきちんと生育して・・・食用になるまでになった、と。もちろん安全性も確認されています。
実際、大阪湾や東京湾というのは過去には良好な漁場でありました。「江戸前」というのはそのものズバリ「東京湾(当時は江戸湾)で獲れたモノ」という意味でした。今でもある程度ホンモノの「江戸前」も存在していますが・・・それでもなかなか一般的には難しそうな。
大阪もそういう意味合いでの「大坂前」というのがあったと思われます。しかし高度経済成長期からの公害による水質汚染はかなり激しく・・・基本、大都市の近くの河川や海は漁場にならない、というレッテルを貼られてしまいました。・・・それでも細々と漁を続けてきた漁師さんもいるのですが・・・それでも敬遠されてしまう事態になってたわけです。
それが昨今見直されつつあります。これはやはり様々な人たちの努力の賜物だと思って感謝したいと思うのです・・・。
二つ目。空港に一番欲しい施設は「映画館」(CNN)・・・やっぱり待ち時間がまちまちだからなんでしょうか。便や状況によってかなり変わってくる場合もありますし、最近はチェックが厳しいのでそっちにかかる時間も軽視できませんし。
国内線ならともかく。国際線、となると空港のターミナルは一種独特な場所となります。
入国審査の前、つまり飛行機から降りたばっかりだとまだ到着地の国には入ってないけど場所的にはその国になる、という・・・例の南米に亡命を希望している人もそうですが。ロシアの空港にいるらしいのですが入国はしていない、という微妙な立場。
・・・そういう映画もありましたっけ。事情があって空港に「住む」ことになった男性の話。トム・ハンクスでしたか。そういう特殊な場でもあるわけです。
それでも・・・仮眠用の施設とか充実してると助かる場合もあるかも知れません。乗り損なって一夜明かす羽目になった時とか。エライ目にあった、とかそういう話も聞きますし。・・・でもそうなると本当に「住む」人が出てきそうな。そうなると・・・国際観念上ではどうなるのでしょう・・・?
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07/05/2013
家でジョンが待ってるんだ
ジョンって誰かって? そりゃうちの愛犬に決まってるじゃないか・・・。
アメリカでは常識? ラーメンの持ち帰り(iza!)・・・まあ、そういうもんかも知れませんが。たしかに日本人から見ればかなり奇異(のびたラーメンにも抵抗ありますし)ですが、あっちから見ればこっちのその方がオカシイ・・・とかそういう事例もありそうなのではありますが。
持ち帰り用の容器や袋を「ドギー」なんとか、と呼ぶと言う話をどっかで聞いたような。つまり家で待ってる犬に持って帰ってあげるんだ、という・・・実際に犬だけにあげてるわけじゃないと思いますが。
かなり前、まだ大食い番組が全盛だった頃。アメリカからそういった「大食い」兄ちゃんを呼んできて日本で勝負、てな番組があったんですが。対決内容は超大盛りラーメン。・・・その兄ちゃん、何を思ったかラーメンのメンに水をかけながら食う、という暴挙に。要するに熱いから、ということのようですが。どうもスパゲッティ対決か何かと思っていたフシもあってさっさと撃沈(彼はラーメン食ったことあったんだろうか?)。そりゃあ・・・こういう対決ですからスープも飲まないといけないのにそんなに水使ってたら・・・。
実際、こういう「感覚の違い」は多いかと。その辺も含めての「日本食の輸出」なんですが・・・多分、当事者だとかなりハードな話もあるかと思われます。
逆に日本で外国の料理を・・・となるとどうなんだろう、と。大抵の場合はその国のやり方に従う向きがあるかと。
でも例えば手づかみで食べるのが当たり前な国、というのもあるわけです(あれは手で思い切り掴んで食ってる、と誤解されてたりしますが・・・実際は人差し指中指薬指の先の方をスプーンのように使ってる場合が多いです)。そこへハシを持ち込む、というのは・・・手づかみに慣れてる人からすればどうなんだろう、と。
・・・そういうとこでは大抵食器がつくようになってますからそうでもないとは思いますが。食習慣というのはある意味人間の中では最も根源的な感覚の一つですから、こっちが何気なく行った行動が実は向こうからしたら「シンジラレナイ!」ものになってる可能性は非常に高かったりします。
そういうとこも全部含めて「輸出」を! ・・・という声もありますが。そんなカタチだけ取り繕ってもなあ、と。所詮は食い物であって、その幸福度は食べる人が決めるもんであって作る側が決めるもんではなかったりしますし。
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06/21/2013
人類が関係するかどうか
は・・・分かりませんが。ちょっと前に10万年後の話をしましたけど、今回のは2億年後・・・。
2億年後に大西洋消滅の可能性(Yahoo!:ナショナルジオグラフィック)。大陸移動とかそういう話であります。
実は地球上の大陸というのは創世期?から全く一緒の場所にあったわけではなく。何度かくっついたり離れたりを繰り返して現在のカタチになっています。
最も有名?なのは南アメリカとアフリカ西部でしょうか。
正に大西洋を挟んだ二つの地域なのですが、ある学者がこれらの地図を切り取ってくっつけてみたらぴったり合った・・・という話があります。・・・実際、言われたようにアタマの中で組み合わせてみると「なるほど」と思わせるような形状。ここから大陸移動説が動き出した・・・とか。
さらに特定の類似した化石(小型恐竜とか植物とか)が両岸で見つかる、とか。色々あったりします。
が・・・二つの大陸が一つに、どころではなく。かつては全てが一つの巨大大陸だった・・・というのが現在では主流だったりします。パンゲアと呼ばれる「超大陸」があってこれが分裂して今のようになった、と。
この動きは地下のマントルと呼ばれる液体状の物質が動くことで表面化します。
地表からすれば地下ですが・・・地球全体からすれば皮一枚、といったところ。しかしこの皮は何枚かが折り重なっていて、絶えず移動しています。そして重なると軽い方が上へ、重い方が下へ沈み込んだりします。あるいは地中へと引きずり込まれていく皮も。・・・今回、そういった沈み込み帯が新たに発見され・・・場所からして大西洋は大陸がくっつくことで消えてしまうのではないか・・・ということのようであります。
・・・こういうのは結構誤解されるんですが・・・。
地表や地下の動き、というのは大きくて年に数センチ、大抵は数ミリ以下とかそんなもんだったりします。だから、一晩で大陸同士がくっついちゃった、なんてことはありません。
それこそこれから何億年かかけて大西洋を狭めていく、ということになるわけです・・・。
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06/18/2013
売れるものは
どんどん売った方がいい、と思いますが。
「軽自動車」の海外展開計る・・・「ガラ軽」からの脱出?(Yahoo!:毎日) ・・・「ガラ軽」てのもどうかな、と思いますが・・・何でもかんでも「ガラパゴス」付けりゃいいってもんでもないような。逆に言えば「ガラパゴス」は広さの決まっている諸島内で進化したから他にはない特徴が満載の生き物ばっかなわけで。その「特徴」を利点としよう、ということならなんだかここまでのマイナスイメージ?はないのでは・・・とか。
「軽自動車」というのは日本独自・・・の規格ではあります。簡単に言えばクルマの排気量は660cc以下。当然小型車が多くなりますが、実際日本の道路のほとんどは狭い道が多いので・・・ある意味では国土に合っている「大衆車」と言えるかも知れません。
さらに税制面や待遇面でも優遇されています。これはクルマ会社が自社のクルマの売るための戦略の一つだ、ともされてますがビールに対しての発泡酒みたいなもんで(こっちは優遇ありませんが)普及させよう、安く取り回せるようにしよう・・・という様々な行動の結果という言い方もできるかと。
そもそもは某スバルの360が最初かと。これは当時でも珍しかった2サイクルエンジンを積んだクルマでした。当時2サイクルのエンジン積んだバイクはすでにありましたが、エンジン内にカーボンが付着するためしばらく走ると分解整備が必要だったそうで。
・・・まさかクルマで、しかも「大衆車」を目指すクルマでいちいちそんなことしてられません。で、研究チームは試行錯誤の結果「分解整備不要な2サイクルエンジン車」を開発した、という・・・。
その後このカテゴリは増量?され現在の660ccに。しかし海外ではこれで足りない、ということになってるようであります。
しかもアメリカのクルマ会社辺りはあまり良くは思ってないわけです・・・軽自動車。この日本独自の規格があるため自分とこのクルマが売れない、ということになってるようで。
あのTPP交渉でも議題にのぼるかと思われます。関税撤廃、ということは同じ土俵に立つ、ということになり・・・「軽」の規格そのものも危ういのではないか、と。・・・そういうとこは日本の外交力の見せ所ではないか、と思うのですが・・・さて、どうなりますやら・・・?
でも環太平洋以外でも売りたいわけです。・・・そうなると・・・価格ですか・・・ネックは。
「いいモノは高いんだ」というわけにもいかず。各国には各国の内情と事情があります。そういったところも加味しないといけないわけで。地元企業との合弁会社で現地生産、というのは一つの手なんですがなかなかカンタンにはいかないようではあります。
それでも売れるもんならどんどん売り込んでいったらいい、と思うのですが・・・さて。
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06/15/2013
こんな候補者
メキシコ東部ハラパ市でネコが市長選に立候補(CNN)。その名はモリス・・・ネズミどもはうんざりだ、というのがスローガン。
・・・もちろんこれは一種のジョークであります(立候補者リストにモリスの名はないんだそうで)。「ネズミ」というのは腐敗した政治家という隠語になるんだそうで。そういう意味でも風刺ということになるか、と。
日本でもネットでの選挙活動が解禁されますが。
・・・こういうジョークと言うかちょっとおふざけ系はどうなるんだろうな、とか。いくつか出てくるとは思うのですが・・・やっぱり黙殺されてしまうのかな、と。
それはそれである意味当然なような気もしますが・・・なんか惜しいと言うかもったいないと言うか。
せっかくネットでの選挙活動が解禁されたわけですから、その辺から何か動きを・・・とかそんなことも思うのですが。エイプリルフールは結構あちこちでジョークサイトが立ち上がるんですが。
・・・まだ黎明期というか始まったばかりと言うか。実際、参院選の告知が始まるくらい?までは解禁、というわけではないようですし(都議会選ではまだ解禁前なので、ツイッターとかフェイスブックは使えない、という話も)。
まあ、今後どういった方向へ進むか、とかそんなことも分からんのですが。・・・でも↑こういう候補者てのは・・・さすがに出ないかなあ、日本では。
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06/01/2013
にてねー
ヒトラー似のやかん、話題「沸騰」で品切れ(CNN)。・・・似てる・・・のかどうか、ちょっとアヤシイ気もしますが。取っ手が頭(持ち手があの髪型・・・)でフタのつまみがちょび髭、らしいのですけども。
別角度から→ヒトラー似のやかんの広告が物議を(Yahoo!:女性自身)
こっちは高速道路の広告そのものの画像であります。クルマ運転してて・・・ふ、と視線をやったらヒトラーが・・・とかそういうことかも知れません。じっくり見てしまうと「なんだ、違うわい」ということになりそうな。
思い込みと言うか視覚情報の慣れ、と言うか。
例えば日本の場合高速道路の標識で「きょうと」とやるよりも「京都」とやった方が認識が早かった、とかそんな実験もあるんだとか。「こういうカタチの字はこういうもんだ」→「このカタチはこういうものになる」という予測能力は洋の東西を問わずに人間に備わっているかと思われます。
そこから導き出されるモノを脳内で勝手に予測してしまう・・・しかしそのためには何らかの「とっかかり」が必要になります。
今回の「やかん」は一つは「高速道路の看板だった」ということと・・・やっぱり「黒い持ち手」「黒いフタのつまみ」の絶妙な間隔にあったと思われます。こういうモノをちらっとだけ見て、脳内で無意識にこれに非常に似たモノを探すと・・・「ヒトラー」になってしまった、と。そして相当数の人間が同意してしまったわけです。
アメリカだからかな、と言う気もしますが。これが別の国だったら全然話題にもならないか、それとも別のものになっていたかも知れません。
・・・今回は(看板設置した側には不本意でも)ジョークとなりそうなのですが・・・しかし市長は遺憾の意・・・場合と状況によってはかなりおおごとになる可能性もあったりします。結構意外なところに大事件の芽というのは転がっていたりするもんであります。
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05/09/2013
めがねめがねめがね
グーグルのめがね型端末に非難集中(Yahoo!:JBpress)・・・まだ一般向けには発売されてはいないのですが。ベータ版としてアプリ開発者などに渡っている品ではあります。
外見はめがねそのもの。しかし右のレンズに様々な情報が提示される(もちろん透過されているので風景もきちんと見える)ようになっている「未来のめがね」みたいなものであります。基本的に音声操作できるので「ハンズフリーのスマホ」みたいな位置づけにもなってます。・・・ただ、音声操作ということは何もないところでぶつぶつ言ってる明らかにアヤシイ人に見えるので、↑記事にもありますが視線やめがねをタップすることで操作する、そういう形式に落ち着いていくのかも知れません。
さらにコレにはカメラ機能もあるわけで。場合ややり方によっては誰にも知られることなく撮影できてしまうわけで・・・しかもそれをネットに晒すことも可能。知らないうちに自分の画像が・・・ということもあり得るわけです。何しろ携帯にしろデジカメにしろ「構える」動作が必要ですが、めがねならそんなの必要ありませんし。
そして・・・コレ、運転中はキケンじゃないのか? というのがウェストバージニア州であります。すでに運転中の携帯電話操作を禁止している同州ではこのめがねも規制対象に加えよう、ということになってきてます。
ハンズフリーなら携帯操作はOK、というのはほとんど日本と一緒なので・・・今後日本でも同様の議論が起きる可能性はあります(しかし実現までには時間かかりそう)。まだ可決されてないっぽいのではありますが。もし可決されるとフリーウェイでウェストバージニア州に入った瞬間めがねを外さないといけない、とかそういうことになります。
マナーの問題も提起されてます。・・・どうなんでしょうね、携帯電話が出てきた時もやはり「マナー」が問題となって、今はある程度の方向へ落ち着いたような観はあります。画期的なデバイスですから色々使えそうなんですが・・・不自然に視線を動かしていたりぶつぶつ小声で何か言ってる人がいたら、やっぱりあまりいい気持ちはしないと思うのですが。
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05/07/2013
北米のカムルチー
アメリカ・ニューヨークのセントラルパークにカムルチー?(CNN) 「カムルチー」とはライギョの一種で、日本にもいる大型魚であります。本来は中国などに生息しているのですが、日本には食糧確保から人為的に持ち込まれた・・・とされています(未確認ながら亜種が北海道には生息していた?)。
→ライギョ(Wikipedia)
最大の特徴は「空気呼吸」ができます。ただし、そっちだけでも生きていけるというわけではなくあくまで補助的な呼吸、ということになります。それでも水中にあんまし酸素がないような状態でも生きていける、ということになるので有利な場合も多くなります。
・・・日本各地に放されていて、色んなものを食べるので(かの釣りキチ三平に寝ている人の指に噛み付く話が)外来種として要注意、ということになってます。
しかし日本の場合、ブラックバスやブルーギルには負けてしまう・・・遊泳性の低さとかでしょうか・・・とのことであんまり生息域は拡大してない、という話もあります。
↑記事では「グロテスク」という表現がされてますが。
英名は「スネークヘッド(snakehead)」で「ヘビのアタマ」ということで・・・実際、アタマはどことなくヘビに似ています。胴体はずんぐりと長くて背びれと尻びれは長い。この「スネークヘッド」はかなり多彩な種類がいる魚でもあります。観賞魚として好む人も多く(性格荒いんで単独がベスト)かなりの数、飼われています。
カムルチーは色彩的にはあまり好まれなさそうですが、もっとキレイなのもいたりしますし。
それでもカムルチーならメータークラスはいくわけで。やっぱり誰かが飼育しきれなくなってセントラルパークに放した、ということなんでしょうか・・・? こういうのはどこの国でもある問題のようであります。
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05/03/2013
悪魔も救世主もダメ
ニュージーランド:子供に悪魔や救世主(メシア)の名を付けてはダメ(CNN)。日本だといそうですけどね「流詩浮亜」とか「芽史阿」とか。しかし宗教的にさすがにNGになるようで。日本だとあまり認識しないところではあるのですが・・・こういう難解な名前をつけるのはやはり世界どこでもあるんなのかも知れません。
日本だと人名用の漢字、というのが決まっててそれ以外は一応使用できないことになってます。ただし、ひらがなやカタカナだと制限も何もないのでやろうと思えば意味不明な名前を付けることもできます。
一方、ニュージーランドなどのようにアルファベットで表現するところは、組み合わせることはできるのでしょうけど、意味的にNGということが出てくるわけです。
・・・いや、↑記事に『「*」で「スターシンボル」、「.」で「フルストップ」と読ませようとした親もいた』(『』内元記事より引用)というのがありますんで、漢字がない分かなりトンデモナイ方向へ進んでしまう・・・のかも知れません。
何せ「ナンバー16バスシェルター」(16番バス停留所)というのは申請が認められた、とのことですんで・・・今でもこの名前の子供がいる、ということに・・・改名とかできるんですかね、あっちでは。
密かに後何年かしたら日本では「改名ブーム」が起きるのでは、と思ってたりしますが。現行でもあまりに社会通念とかけ離れている、と認められれば改名は可能だったりしますが・・・手続きがややこしかったりします。その辺が緩和されるのでは・・・と。
・・・海外でも似たようなもんかも、と。どこの国でも親は同じ、なのかも知れません。
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04/25/2013
二つほど 4/25
国外で二つほど。
一つ目。フランスで同性婚解禁法が成立(iza!)。これで14ヶ国目だそうですが・・・色々ありそうではあります。
アメリカでも新大統領が選出された時に「是か非か」で問題になったりしましますが、欧米、特にキリスト教圏内ではかなりデリケートな問題となっていることが多々。解釈も色々できるのですが・・・唯一の神様が決めたことを違える、ということになる、という解釈になってしまうからでしょうか(実際はそんなに単純なものではなさそうな)。
これがイスラム教圏だとさらに「とんでもない」ということになり・・・仏教圏だと教義的には「さあ?」という風なことになってしまいます。日本含むアジアだと同性婚は宗教的にどう、というより感覚的倫理的に受け入れられない、ということになるのかも、と。
・・・しかしいずれ日本でも議論が始まる話ではあるのですが・・・その時にどうなりますやら・・・?
二つ目。宇宙空間で濡れぞうきんを絞ったらどうなる?(CNN) そりゃあ・・・絞った水が「落ちる」ことはないから水泡として球形で漂うことになるのかな、「絞った」ということで力が加わってるわけだし・・・とか思ったんですが。
実際は想像を超えてました。
↑記事の動画見たら一発ですが、まるでジェルのようにぞうきん→腕へとまとわりついていく、という・・・。もちろん多少の水泡は飛び散りますが(カメラのレンズにも付着)ほとんどは腕にまとわりついたまま。なんだか「水」という雰囲気ではないような・・・。
しかし飲料水をぞうきんに、てのはISS的にはどうなんだ、とか思ったり。循環水ということで後でまた飲用に回すこともできるから問題ない、とかそういうことなのかも知れませんが。
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04/17/2013
ボストンで・・・
当初は情報が錯綜していたようですが、「何者か」によるテロと断定されたようです。
→Yahoo!海外トピックス:テロリズム
→Yahoo!海外トピックス:ボストン・マラソン同時爆発事件
3人の方が亡くなり、176人が重軽傷という惨事となりました。
100回を超える伝統ある「ボストン・マラソン」の終盤近く、ゴール付近で爆発は二度、起きました。それも見物人の多い席近くで。
中継もされていたのでその現場の生々しい映像もあちこちで見ることができます。・・・ある意味ではこれが世界の現実だ、という言い方もできます。イラクではこれ以上(何をもって『以上』と言うかは様々ですが)の惨劇が今なお繰り広げられています。
爆発は二回(当初は三回目は阻止された、とか言われてましたが・・・)。いずれも圧力鍋を利用した爆弾であった、と。殺傷能力を増すために中には色々なモノが入れられてあった、とのことですが、爆薬に小さな金属片やガラス片を入れる、というのは昔からあった方法ではあります。やや方向は違いますが、かつての対人地雷「クレイモア」にはパチンコ玉ほどの鉄球が無数に詰まっていました。そういった細かい物体の方が『対人』としては威力を増す、と・・・。
問題の一つは『誰が』ということであります。
当初から謎、とされていました。某宗教関係なら犯行声明なり何なりが出るのですが・・・それもなし。犯行内容としてはこういった爆発よりも自爆テロのようなさらに耳目を引くやり方を好みそうな、そんな集団も多数いたりしますが。さらに某キタ関連では・・・いや、彼らにそれほどの度胸はないでしょう。
すでに国をあげての捜索が始まっているかと思われます。が・・・これ、日本でも起きてもおかしくはない、という言い方もできます。何かに気をつけるか、と言うよりも心構えはしておいた方がいいかも知れません。
10:30 PM | 固定リンク
04/13/2013
何の応酬?
何でしょうね、このそこはかとない虚脱感は。
アメリカ動物保護団体PETAが無人機で狩猟を監視、狩猟団体は「撃ち落す」(iza!) 狩猟の場ですから例えば湖とか山とかそういう狩りの場に無人機が飛んできて(あるいはすでに飛んでいて)狩猟の現場を押さえて告発・・・という流れ?だと思うのですが・・・。
「無人機はまだ入手しておらず、具体的にいつどこへ飛ばすかも未定」
「無人機は大抵が殺人マシンとして使われるが、PETAの無人機は命を救うために使われる」(「」内↑元記事より引用)
・・・なんだかなあ・・・多分「無人機」というほど大仰なものではなく。ラジコンヘリとかそんなもんじゃないのかな、と。そういった遠隔操作飛翔体にカメラ乗っけるのは結構ある手段ですし。
まさか米軍が中近東などで使ってるような高性能の無人偵察機・・・とかそんなんではありますまい。いくらかかるか、機体だけではなく施設込みで民間で運用なんて、そうそうできるもんではないでしょうに。
と言うことは。ラジコン一機に対して最低限操縦者が一人。さらに監視カメラを一機につき一台つけるとして・・・画面内を分割しても複数人数のモニタ監視者も必要になります。さらに機体運用の専門技術者から回収要員、さらにさらに不測の事態に備えて渉外要員まで・・・。
そんなことまでする必要があるんですかね・・・動物愛護団体が?
「スポーツ射撃団体のウェブサイトはこの発表を受け、PETAの無人機を射撃練習の的として使うよう呼びかけた」(「」内↑記事より引用)
・・・こっちもなんか明らかにジョークと言うか本気では返してないような。単なる脅し・・・とかそんなもんなんでしょうか、さて?
01:27 AM | 固定リンク
03/20/2013
色々出てきそう
キプロス議会、預金課税案を否決(Yahoo!:朝日)。この「預金課税案」とは読んで字の通り「預金」に「課税」する法案であります。今回のは10万ユーロ超の預金には預金額の10%、それ未満には6.75%を税金として一回だけ徴収する、という法案なのですが・・・。
→キプロス金融支援の概要(Yahoo!:ロイター)
当たり前ですが預金者は猛反発。一種の取り付け騒動のように銀行から現金を引き出す客が多数・・・閉店後もATMには行列が。
なんでこんなことになったかと言うと。キプロスの過去と最近の国情に関係があります。
キプロスは地中海の最東部、トルコやシリアの沖合いに浮かぶ島国であります(南北二つの国に分かれている、ような事情もありますが日本は北キプロスを承認していない)。地理的や人種的にもギリシャに近く、南部はギリシャ系の人たちで構成されています。
鹿児島県ほどの小さな島国なのですが・・・EUに加盟しています。
それがあのギリシャの財政危機に引っ張られるような形でこっちも財政不安に陥ってしまった、という・・・。
キプロスは「タックスヘイブン」として前々から知られていました。・・・「租税回避地」という日本語があてられてますが、大体は税金が安いところという認識かと。法人税が安く、法規制も厳しくない。海外からの企業が「キプロス籍」となって資金を銀行に置いていく、という例が多いわけであります。EU内なら他の国への進出も比較的やりやすい、というのもあると思われます。
・・・キプロスの場合、ロシアからの預金者が多いそうで。で、こういう「お金がたまるところ」というのはどうしても不透明になりがちで。どうも各国からはあんまりいい目で見られてなかったような節さえあります。
しかし今回の財政不安。EUから融資を受ける、にしても・・・法人税を上げたりすればそれなりの額をキープできるはずなのに、よその国のあまり関係のない市民の税金をあてなければいけないってのは、どうなんだろう? という論議が起きたわけで。・・・じゃあ、全部の預金者巻き込んで一律税金を徴収してしまおう、そうすればEU内の反対意見もどうにかなるのでは・・・と。
・・・が、実際のところは否決。実は過去には「預金封鎖」と言ってさらに乱暴な(いきなり全預金がおろせなくなったり消えたりする)手もあったりしたのですが。あるいは北朝鮮のデノミとか。預金がらみの税収アップ方策というのはどうもいきなり観や無理やり感がぬぐえないものだったりします。そりゃあ、預金してる側からすれば信用して預けてるのにあれこれいじくられちゃたまったもんではありますまい。
今回の「騒動」でキプロスのなんだかもやもやした部分が少しは消えるんではないか、という声もありますが・・・別にキプロスに限った話ではなく。さらに他にも財政の危ない国はいっぱいあるわけで。こういう混乱はまだまだ続くのでは、と。日本も無関係ではいられないだろうなあ・・・。
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03/17/2013
ゆうびんの電子化
やや性急すぎるような気もしますが。
アメリカ・郵便物をデジタル化するビジネス・・・発展するか(CNN)。「郵便物をデジタル化」と言ってもアメリカの郵便局でそういった試みが始まっている・・・というわけではなく。そういうサービスをする会社が現れた、ということであります。
しかしその方法は依頼主の郵便受けから郵便物を取り出し、スキャンするなどして電子化してメールなどのように発信する、というもので。しかもアメリカの郵政公社はあまりいい顔をしていないようであります。・・・郵便物によっては封筒なんかもあるわけです。が、それも(依頼主の了解があるとは言え)開封して電子化するわけです。
勝手に他人の郵便物を開封するのはアメリカでも罪になりますが・・・「勝手に」ではないとしても・・・郵便関係者からすればあまり聞こえのいいことではないわけです。
・・・実際、どれくらい発展するもんなんだろうか、と。
やや性急すぎるかな、というのはコレ、それこそ郵政公社とタッグを組んで始める、というのならそう悪くないのでは・・・と思うからであります。いちいち郵便受けに郵便物を取りにいくよりも電子化してもらった方が身軽だ、という人もいるかと。しかし現行では一旦配達された郵便物を誰かに頼んで回収してもらってさらに電子化、という流れになるわけです。それだったら郵政公社が電子化までやってくれたらいい・・・という考えもあるわけです。
が・・・なんか今後発展していくんだろうかという疑問も。
「紙の手紙の方がいいよ」というわけではなく・・・↑記事でもありますがコレ、かなり高度なセキュリティを要求されます。手紙というのは個人情報の塊みたいなもんです。その辺大丈夫、問題ない、ということにならないと発展しにくいんじゃないか・・・と。
信用できるかな、ということでもあります。方向性としてはアリなのかも知れませんが・・・やっぱりもうちょっと練ってから?の方が良かったのかも。そもそも電子化し終わった郵便物は・・・どうなるんでしょう、廃棄方法は・・・? 「そのまま依頼主に返す」なんて意味ないことはしないでしょうし。
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03/14/2013
シャークレスラー?
旅行先でサメを退治した英雄、母国でクビに(Yahoo!:AFP=時事)。これだけ見ると「不当解雇か」とか思ってしまいそうですが・・・いくらかの事情があるようであります。
→Shark wrestler: Welsh tourist Paul Marshallsea to the rescue in Australia(BBC)
↑のリンク先に動画もあるんですが。
「英雄」は今年1月にイギリスからオーストラリアへ夫婦で旅行に来ていたポール・マーシャルシーさん(62)で、海岸の子供を守るためにサメと戦った、と。・・・しかし昨年の4月から精神的ストレスを理由に病欠していた、と。さらに妻のウェンディさんも同じところに勤めていて、家に戻ってみたら二人揃って解雇通知が来ていた、と。
実はその「サメとの格闘」が動画に撮られていて(↑の動画はその一部かと)それが「子供をサメから守った英雄」として有名になってしまい、上司に見つかった・・・と。
そりゃあ、病欠(しかも1年近く)なのにオーストラリアまで旅行かい、と。日本とは違うのかも知れませんが・・・日本で言うところの「有給休暇」扱いみたいなもんだったら、そりゃ、上司も「最近のテレビのニュースに流れた映像によると、あなたは病気で働くことができない一方、オーストラリアに旅行するには十分、健康なようだ。サメの尾をつかみ、かまれそうになったらとっさに逃げることもできるようだ」(「」内↑記事より引用)とか言いたくなりそうな。
・・・一方のマーシャルシーさんは医者から旅行を勧められた、と主張。真っ向から反論?してますが・・・例えば裁判とかになったらどうなるんだろうか、とか。
・・・実は個人的にちょっと気になることがありまして。↑動画に少し「退治」の様子が出てるんですが・・・。
なんかアレ、サメの周りうろちょろしてるだけなんじゃないか・・・たしかにサメのシッポ握ってるようですが、それもなんか触ってみただけ、みたいな?
「海岸の子供を守った」となってますけど後ろの方にボート?ジェットスキー?みたいのがいますから、もしかしたら海岸にサメを追い込んで疲れたところに「英雄」が、とかそういうオチ・・・かも、とか。動画の全部を観たわけではありませんし、あっちのサメ退治の流れも分かりませんから(日本だとはえ縄で釣り上げる)あんまし言えないんですが・・・。
あまりにも海岸に緊張感がない、というか。そもそも2m弱のサメが一頭だけで砂浜にいる子供を狙うもんなんか・・・とか色々?
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03/13/2013
リビアで飲酒
日本とはちょっと、いや大分事情が違います。
リビア・密造酒飲んで50人死亡、300人以上が中毒症状(Yahoo!:AFP=時事)。恐らくはメタノール(飲用はエタノール)による中毒症状ではないか・・・とされています。メタノールはよく言われるように大量に飲むと失明する・・・と言われていますが実際にはその他の症状が出て死に至ることもあります。
ロシアかどこかでメタノールと承知で飲んで大変なことになった・・・とかそんな事件もあったような。終戦直後の日本でも闇市で売られていたりしました。飲用のエタノールよりも手に入りやすい・・・からかも知れません。
「密造酒」と言うと日本ではこっそり造られたお酒(犯罪になりますが)というイメージですが、リビアを含むイスラム圏では完全に非合法な飲み物を生産している「悪」となります。
イスラムでは飲酒は「悪」であり・・・それを造る行為も「悪」となります。
対してキリスト教では酒であるワインはごく普通に扱われています。一説にはヨーロッパはあまり水が良くなく、ワインの方が安全だったから、とも。しかし酔っ払ってしまうのでその代わりになる飲料・・・茶を求めた、とかそんな話も。
そのため?かアルコール禁止のイスラムではコーヒーや紅茶が大変に飲まれているようなイメージがあります。
が・・・いくら「禁止」「悪」と言っても飲みたいものは飲みたいわけで。敬虔なイスラム教徒だと一生アルコールを口にしないのでしょうけど、道を踏み外してしまう連中もいるわけです。あるいはイスラム圏外で飲んでしまった、とか。
しかも常習性のあるアルコールは結構な金ヅルになる可能性も高いわけで。・・・この辺はイスラムに限らずどこの国でも「酒」と「金」というのは深い関係でもって語られてます。スコッチの色や香りしかり、アル・カポネしかり。
が、リビア国内で堂々と密造酒やるわけにもいかず。よそで生産して持ち込むことになるのでしょうけど・・・その中にはかなり粗悪な品も出てきます。恐らくは前々からこういったことは続いていたと思われます。それが今回の惨事に繋がってしまった、と・・・。
実はコレ、よその国のことだから・・・と軽く見ない方がいいのかも知れません。
現在世界中でタバコ排斥運動が起きてますけどその発端はWHOの勧告にありました。「タバコは健康に良くないのでやめましょう」的な。
それが最近「飲酒は健康に~」へシフトしてきている、という話があります。タバコは生産地さえ押さえてしまえば密造品などは作りにくいのですが、酒は基本的にある程度の知識があればどこででも造れます。・・・いくら法規制を強化したとしても「密造酒」を根絶させることは不可能なわけで。
・・・酒への規制→密造酒増える→ウラの資金源となる、というどっかで見たような構図が復活するんでは・・・とそんなことも思うのですが・・・。
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03/10/2013
保持できる
米南部ジョージア州ネルソンで「全世帯が銃を保持できる」条例制定案可決(CNN)。別に「銃を持たなくてはいけない」という義務ではないようですが・・・希望すれば銃を持つことができる、ということになります。
町の方ではあくまで「自己防衛のため」としています。強盗が押し入ろうとしても「この町の人間は皆銃を持っているから・・・」ということになれば犯罪が抑止される、という考え方であります。
・・・ただ・・・今のアメリカの流れからすると銃規制の方へ進みそうなので・・・その辺はどうなんだろうかな、と。
日本と違ってアメリカの場合銃はかなり身近なものになっているところもあったりします。州によって規定は違いますが、例えば未成年はダメ、とか。前科者や精神的な障害のある人はダメ、とか。しかし結構曖昧な場合もあって(アメリカ全土で統一されてるわけでもないですし)そこから犯罪に繋がるケースも実際にあるわけです。
日本人だと、多分かなり引いてしまうと思います。実際にとある家庭では息子が立派な大人になったから銃を与える、とそういうところもあったりします。・・・もちろん、その逆もあります。危険物は危険物ですから触らせないようにする、とか。暴発事故も少なくはないですから安全が第一、ということにもなります。
あるいは銃の種類によって規制をかけているところもあります。↑記事の動画では拳銃から自動小銃まで様々出てきてましたが・・・自動小銃を何に使うのだろう、というソボク?な疑問もあります。
狩猟に使う場合は散弾銃などになりますが・・・どこかへ攻め込むわけでもなし。家庭に自動小銃って・・・ああ、スイスは実はそうなっている、という話は聞いたことがありますが・・・あれは永世中立を文字通り「守る」ために必要、ということになってます。陸続きですしどこから攻め込まれるか分からない、ということでもあります。
しかしアメリカは・・・たしかに911もありましたが・・・。
身を守るだけ、というのなら小口径の拳銃でも十分では・・・と思うのですが。そこまで守りたいのならもちっと他の方法でも・・・って、あっちの人から見たら「そんなんでよく平気で暮らしてるよなあ」とか思われてるのかも知れませんし。それぞれの国に合ったやり方、というのはその国の人しか分からんもんではあるのですが・・・。
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03/07/2013
ヒーローは日常へ?
窃盗事件の容疑者を「連行」してきた「バットマン」・・・実は食品配達員(Yahoo!:ロイター)。さらに容疑者の友人で、警察へ出頭するのに同行していただけ、とのことで。
これは英北部ブラッドフォードの警察署に先月25日未明、手配中の容疑者を「連行」してきた男性がバットマンのような格好していてしかも警察の広報官も「彼の正体は不明だ」とコメントしたためちょっとした騒ぎに。
静止画の画像も公開されたのですが。
・・・まあ、たしかに「バットマン」なんですが体格や体の様子は・・・明らかにフツーの39歳のオジサンなわけで。しかも「連行」してきたはずなのに容疑者と争っているような素ぶりもなく至ってフツー。
これは一体どういうことなんだ、ということになってきてたのですが。
正体は容疑者(27)の友人で警察に出頭する彼に付き添ってきただけ、とのことで。
↑の動画とは別の動画も見たんですが・・・なんで「バットマン」なのか、という問いには「ただのジョークだったんだ」と。
まあ、個人的な事情もいくらかあったんだろうなあ、とは思います(その辺まではさすがに掘り下げられないでしょうし)。ただ、やっぱりいつも考えてしまうのがこれ日本だったらどうなるんだろう、と。記事にもならずに追い払われるか・・・それとも何かの違反や罪になってしまうのでしょうか?
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02/27/2013
二つほど 2/27
雑多に二つほど。
一つ目。イタリア総選挙、国民は緊縮財政拒否(iza!)。我らがベルルスコーニ前首相であります。当人はかなりイメージがダウンしているのですが(投票所に氏に対して抗議する上半身ハダカの人が・・・とか)政策面なのかそれとも組織の力なのか。きっちり存在感を出しているあたり・・・しぶといもんであります。
一方でやっぱりと言うか結局と言うか・・・「緊縮財政はヤダ」という声も多数。
これは国の体力がもうヤバイから出費を抑えましょう、という最近では世界中でよくある流れみたいなもんなんですが・・・あまりにも先行きが見えない現状、こればかりやると不安が募ってきます。いつまでそんな状態続くんだろう、と。
だったら思い切って出資して経済回復を目指そう、とそうなってくるわけであります。日本もある意味この路線に転向しつつあります。
が・・・例えばギリシャとかすでに崖っぷちな国がそれやるとあちこちから「えー・・・」てな目で見られるわけで。特にスペイン・イタリアはギリシャに続くかも、と言われてる国だけに、周囲からの不安は世界中の株価にも表れてます。
・・・まあ、よその国のことではあるのですが。それでもイタリアのように影響力のある国がそうなってしまうと・・・さすがに懸念が広がるもんではあります。
二つ目。「キョロちゃん」46年ぶりにデザイン変更(Yahoo!:産経)。「変更」と言うくらいですから結構大きく変わったんかな、と思ったら丸みを強調したデザイン・・・と言うより上下から押しただけ? みたいなもので「マイナーチェンジ」みたいなもんかも知れません。
バリエーションが増えたのも今に始まったもんでもありませんし。
いやでもあえて大幅な変更はしない方がいいのかも知れません。40年以上、今まで続いてきてるわけですし。例えば同じ森永のエンゼルなんてのは結構細かい変更はしてきているのですけれど、印象?はそれほど変わってなかったりして。こういう息の長いキャラクターというのはその分不自由と言えるかも知れませんが・・・それだけ長く愛される、というのも大変にありがたいことではありますし。
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02/23/2013
シーフード詐欺
米国で「シーフード詐欺」が横行、特にすし店で不正表示が(Yahoo!:AFP=時事)。「詐欺」と言っても海産物をネタに架空の儲け話を・・・というものではなく。産地偽装やラベルの不正表示などの話であります。
場合によっては半分以上、いや、それ以上に不正があった、という・・・。
日本人とアメリカ人では(住んでる地域にもよりますが)「海産物」に対する認識が若干違うことがあるので、こういう「詐欺」が横行してるのかも知れませんが・・・。
そういう日本でも起きてましたが・・・ラベル偽装。
実際、切り身になってしまえばそうそう分かるもんではありません。丸のまま一尾出てきたら分かる、というのはどこの国でもそういうもんかと。
・・・↑記事でハタと偽られてた「カイヤン」は熱帯魚屋でも見ることができます。大抵は数センチ程度の幼魚で、目が横に張った遊泳性の高いナマズであります。・・・見た目かわいらしいし安価なので買っていく人も多いらしいのですが・・・一年で数十センチほどにも成長する上に水槽はできれば円形のもの、それも大型の方がよくなります。なぜかと言うと水槽の壁面にがんがんぶち当たって鼻先にケガしまくるからです。しかも大きくなると結構ゴツくなりますし・・・。
でもたしかに身は白いんだろうな、と。切り身で出されたら海洋性のハタと淡水性のカイヤンでもシロウトなら区別はそうそうつかないでしょう・・・。
・・・ティラピアをフエダイ。・・・この辺になると・・・どうなんでしょう、外見も似てるのですが味は・・・? 実はティラピアは「カワスズメ」の名で日本でも流通させようとしていたことがあったりします。ほとんど頓挫したようなもんなんですが、場所によっては今でも川で平然と泳いでたりします。頑強な性質で水質汚染にも強い、ということでの導入だったのですが。
・・・それでもニセモノはいかんですなあ・・・。
そういう「詐欺」を見張れるような組織や団体、アメリカもあるはずなんですが・・・そういったところは機能していないのかそれとも何か事情があるんでしょうか・・・? 衛生管理の方面からでもそういったことへメスを入れることは可能だと思うのですが。・・・いや、日本でもなかなか摘発が難しそうな案件ではありますが。
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02/11/2013
それなりの時間が必要
今すぐ、いや、明日から・・・というわけにはいかんでしょうけど、何か別の手でもいいから打たないといけない・・・。
日本の高齢化・少子化社会、移民受け入れで解決できるか(iza!)。一つの手ではあるわけです。足りないのならよそから持ってくればいい。ただ・・・その「よそ」から持ってくるモノが問題なわけです。
↑の記事は本の紹介なわけで、自分はその本は読んでないので内容に関してはあまり言えないんですが。
別に「ハーフ」でも「ミックス」でもその辺はどうでもいい(イヌやネコの話でもないですし)わけで。言い方を変えてもあまり意味があるとは思えませんし。ただ、国際結婚というものが・・・一部では非合法だったりちょいと非人道的な方向を向いてたりしますが・・・年々身近になってきていて、江戸期以降日本に住んでいなかった人たちの遺伝子を少なからず持っている人たちも増えてきている・・・というのは実感すべきことかと思われます。
いつまでも日本列島だけが全てと思い込まない方がいい、かも・・・?
日本人の場合、言葉が特殊なせいもありますが今でも「ガイジン」を怖がる傾向があります。・・・一昔前と比べても国内には外国の人が大分増えてるわけです。でも、まだ怖がったり敬遠したりする。
・・・疎外感を与えるとでも言いましょうか、こういうのはたしかに日本に限ったことではないのですが・・・長年日本に住んでる外国生まれの人の手記なんか読むと大抵こういうのが出てきます。日本人というのは仲間や身内に篭る傾向があるような。外国行っても日本人同士で組みたがったりしますし。
こういうとこをどうにかしないと本格的な移民なんてのはまだまだ難しいのでは・・・と。
はるか古来を見れば日本だって移民してきたようなもんなんですが。現在では日本人には複数の遺伝子群がある、つまり似通った遺伝子パターンは一つではなく複数ある、というのが分かってます。単一民族なんてよほどの秘境でもない限り大抵の国や地方には存在しないわけですし。
・・・その辺から、じっくりと・・・でも時間がないのも事実なわけで。しかし年と共に大きくなっていく問題ではあります・・・。
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01/26/2013
今さらではありますが
そりゃ、中国ですから。
映画「007」中国では改ざんだらけ(iza!)。最近進歩が目ざましい、とされていますが中国はれっきとした「共産主義国家」であります。日本や欧米(ロシアの前のソ連はそうでしたが)とは国家体系から主義思想まで全然違う国であります。
・・・40年くらい前になりますか、日本に限らず欧米でも共産化への波?みたいなもんが各方面へ流れ出たことはあります。しかしソ連がロシアになった今、共産主義国家と言えば中国の他二、三しかありません。
「個ではなく全体で見る」というのが共産主義、とも言えます。「個」というものがありませんから「全部同じ」になる。資本主義のように働いて賃金を得るのではなく、労働はするけれど成果は皆で分配。そこには上下も格差もない・・・ということになってるのですが。
それやり続けると労働意欲が低下していきます。どんなに働いても、ほとんど働かなくても入ってくるお金は同じ。さらに食料その他は配給制、つまり配ってくれるのですが・・・末期のソ連なんかだとほとんど滞っていてまともに食料なんか手に入らなかった、なんて話をよく聞きます。ヤミ市と言うかそういう組織?が各地にあって裏で密かに売買していた、とかそういう話も。
本来は皆が平等に生きていける社会を目指したはずだったのですが。それが・・・どこで間違えたのか監視社会のような状態になってしまう。
中国はソ連のように崩壊はせず、一部を改変?して発展を目指しました。・・・ちょっとだけ市場経済を導入、本来なら持てるはずのない「個人の所有物」を少しだけ認めて取り引きを認めたわけです。
結果、富裕層が発生。日本にも欧米にも富裕層はいますが中国の場合貧困層との格差が尋常じゃありません。そこまで広がってしまっているのですが・・・中国は今でも「共産主義国家」であります。
そのため国民に「表現の自由」はありません。あんだけ発達していても。だから映画やコンテンツには検閲が入りまくることになってしまい・・・↑記事のように海賊版を求める、というイヤなサイクルになってきてます。さすがに中国も「海賊版天国」みたいなことになってきたらヤバい、と考えているようなのですが・・・現状、規制は無理なようで。
と言うより「均一」だったはずの国民が変わり始めている、という声もあります。・・・そもそも共産主義化だって国民の切なる願いから生まれたはずだったんですが。皮肉と言えば皮肉であります。
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01/17/2013
乗ってしまった・・・?
スウェーデン・女性清掃員が無人列車で暴走、住宅に突っ込む(Yahoo!:AFP=時事)・・・一般的に乗り物好き、とされている男の子なら一度は「運転してみたい」とかそう思ったことはあるかも知れません。実際「列車運転シミュレーター」がゲームで大流行したことありますし。
・・・しかしそれでも本当に乗り込んでみよう、というとこまではいかないような。一つには日本の場合列車や機関車が置いてあるところはかなり厳重にロックされてあるからで・・・清掃の人がほいほい入れるような場所にはない、というのもあったりします。
最初、この記事見た時に「機関車に乗り込んだのかな」と思ってましたが・・・画像では明らかに「列車」なわけで。通勤列車一編成丸々動かしたんかい、と。恐らくは列車庫みたいなところから線路の終わりまで暴走したと思われますが・・・それにしても。
目的もいまひとつはっきりしませんが。ただ乗ってみたかったのか、それとも何か意図みたいなもんがあったのかな・・・とか。
そして。やはり考えてしまうのがコレ、日本だったらどうなるんだろう、と。
あっちでは「公共物を破壊した」罪になる可能性が高いようですが、日本だと「鉄道の運行を邪魔した」「器物を破壊した」「盗難」といったところになりそうな。それでも「最長で禁錮8年」とかそういうことになるんでしょうか・・・? まあ、その辺は国によって違ってくるもんではありますけども。
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01/10/2013
かんしゅー
あまりああだこうだは言えませんが・・・よその国のことですし。
スイス・655年続いた「慣習」を裁判所は無効と判断(Yahoo!:AFP=時事)。これは1357年にコンラート・ミューラー(Konrad Mueller)という男が殺人を犯した後に教会に「聖体ランプ」を寄付。罪を悔い改めるためか遺族からの報復を免れるためか・・・いずれにしてもこのランプの燃料代を「永遠に」負担する、と。もし滞るようなことがあれば自分の土地を教会へ譲る、と約束した、とのことで。
・・・この「約束」は655年もの間ずっと守られてきました。子孫、なのかどうかは定かじゃありませんが土地の所有者たちは毎年教会におよそ70スイスフラン(約6600円)を燃料代として払い続けてきたのです・・・。
しかしどうも教会側が「約束」から「義務」に昇格?させようとしたようで。そこで地主の一人が反対。教会は裁判を起こしたのですが・・・「今では法律も変わってるから、地主サンたちが今後も払い続ける義務はないよ」という判決が下ったわけです。
ヨーロッパてのは歴史が古いもんで、こういうのがよくあったりします。・・・たしかに今の法律ならそんなことしなくてもいいよ、という案件は実際結構あるのかも知れません。
・・・日本ならどうでしょう・・・?
実はこの話を聞いたその時に思ったのが「日本なら払い続けるよなあ」だったりします。例え裁判になって、別に払う義務なんかないんだよ、ということになっても・・・なんだか払い続ける地主サンが一人くらいいてもおかしくないよなあ、とか。
もちろん↑のスイスの地主サンたちにもそういう動きがない、とも言えません(この記事からだけでは分かりませんし)。状況的にこんな意味もなくお金を上げ続けるのは、金額が金額でももうイヤだ・・・ということなのかも知れませんし、教会と何かモメてる地主サンがいたりするかも知れない。
その意味でも今後が気になるところなんですが。日本だったら払い続けてそうなんですが・・・あっちでは? と。なんかそんなことまで考えてしまうのですが。
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12/06/2012
なぜぶちまける
イタリア。高級ワイン台無しに・・・6万リットルを床にこぼして逃走(MSN:産経)。自分もそれほどワインにくわしいわけではないのですが。それでも「イタリア トスカーナ」と言えばイタリアワインでは高級だ、くらいは知っていたりして。まあ、高級ということはお高い、ということになりますんで・・・買ったりすることはないのですが。それほど値の張らないチリとかオーストラリアワインとか、自分に合うのはそういうもんなんじゃないのかな、と。
・・・そりゃ一度は飲んでみたいもんなんですが。
→ワイナリー紹介「Case Basse」(楽天:トスカニー)
こんだけの値段となるとなー・・・さすがに。
しかしなんで床にワインぶちまけたか、というのが問題ではあります。
一番最初に考えられるのが「怨恨」とかそういうので・・・そのため↑記事にもそういった内容があったりしますが当のワイナリーでは身に覚えがない、と。
身に覚えがなくてもどっかで、というのもよくある話ですが・・・。
同業の商売敵、というのもありそうですが、昔から続いてる畑同士、近隣でそういったことはあるもんなんだろうか、とか。売り上げどうこう、というラインではなさそうですし。
・・・なんだか全然別の線が出てきそうな(と言いつつあっさり犯人逮捕、というのもある話ですが)。
日本でも高級さくらんぼが盗まれた、米も盗まれた、というのがあったりしましたが・・・なんだかそういうのとは趣き?が違うような気がしてます。何よりも「ぶちまけた」てのが・・・妙に気になるところなのですが。
12:03 PM | 固定リンク
12/04/2012
二つほど 12/4
雑多に二つほど。
一つ目。新生児の名前に「Apple」や「Siri」が急増中・・・アメリカ(Yahoo!:CNN)。まあ、どこの国でもこういった事情は似たようなもんなんですが。それでもやっぱりなあ・・・子供の将来をそんな親(もしくは親権者)の流行りで左右しちまっていいもんなのかなあ・・・と。
一応、欧米系?の名前にはルールがあります。「男性形」とか「女性形」とか言うアレなんですが。
例えば語尾に「a」がつく名前、というのは女性に多かったりします。しかしこれを日本に当てはめると・・・最後に「あ行」のつく名前てのは男性でも結構いたりしますから、そうカンタンには合致?しなかったりして。・・・こんな風に国によって名前の付け方というのは違うもんなんですが・・・どっかちょっと外れて個性的な名前にしたい、とかそういうのは変わらんもんではあります。
・・・しかし「Apple」て。日本風に言えば「りんご」のまんまなのかそれともちょっとそれっぽい名前になるのかな・・・「Siri」てのも・・・日本だと別の意味になっちまいますし。
二つ目。「どん兵衛」VS「サッポロ一番」(Yahoo!:産経)・・・つまりは日清食品系列がサンヨー食品系列を訴えた、ということであります。ここんとこ「袋ラーメン戦争」みたいのが起きていて次々と新商品が出てきてますが・・・その中の「ストレート麺」での特許侵害があった、とのことで。
・・・この辺、シロートにはよく分からん世界でもあります。
多分実際に食べ比べてみても「?」になるんではないでしょうか。しかし実際に開発した人間にすればその違いは歴然なわけで。しかし「違う」と言ってもどこかで技術を盗用しているに違いない・・・というところにまで至れるわけです。
どうなってしまうのかなあ・・・食品関係の特許侵害、というのはモチの例があったりしますけど。それぞれにファンのついている人気商品が多いだけに穏便な解決を・・・とか願いたくなるのですが、やっぱりきちんとけじめは付けた方がいいのでしょうし。
02:02 AM | 固定リンク
11/15/2012
I spy ?
「スパイ募集中」英国・MI6が新聞1ページを使った募集広告を掲載(iza!)。MI6と言えば007シリーズのジェームズ・ボンド・・・いわゆる「スパイ」として有名ですが。実際の「スパイ」というのはどんなもんなんだろうか・・・とか。まあ、↑この広告は映画に合わせた一種のシャレなのかも知れませんが。逆に本気?でスパイを募集中・・・なのかも知れませんが。
スパイと一口に言っても様々な種類があるようで。↑の場合は国家機密を盗んだりする「スパイ」ですが、スポーツ界でも他チームの状況を探る人たちのことを「スパイ」と言ったりもしますし。あるいは企業に潜り込んで秘密を探る「産業スパイ」なんてのもあります。
どれもこれもあんましいい意味ではないわけですが。
ある意味スパイが一番輝くのは映画の中、なのかも知れません。華麗に活動して魅力的に締める。・・・まあ、どんな職業でもそんな風にできるのがエンターテイメントってやつではありますが。
日本で言うと・・・忍者かなあ、とか思ったり。
こっちでは「忍者」と言えば名前の通り「刃」の下に「心」で忍ぶもの、といった意味合いで・・・悲劇的に扱われることも多かったりします。使い捨ての兵隊みたいだったり、身分の差が出てきたり(もちろん活劇の要素としても活用されますが)。
しかしあっち、海外ではちと事情が違うようで、どうもスーパーマンのような扱いだったりします。クールで寡黙な東洋的な神秘に満ちた超人。これはやっぱりイメージ的なものか・・・それとも「映画」というものの影響が大きいのかな、とか。一度こういうイメージがついてしまうとなかなか変更は難しいものだったりします。
一部の忍者はスパイと同じである種の雇用形態を結んでいた、という話もあります。依頼を受けてそれをこなす。その依頼は暗殺や密書を盗む、とかそういうのだけではなく築城から道路作成といったインフラ整備にまで及んでいた、とか。
・・・でもそれじゃなんだか絵的には、どうも。ということ?でやっぱりスパイは華麗に仕事して、忍者もやっぱり超人的に活動、ということになってしまいそうであります。
11/11/2012
イメージの問題
橋下、石原両氏の公約で「カジノ」実現?(iza!) どうなんでしょうね・・・まだ両氏共にそういう話はしていない、と思われるのですが。たしかに過去にはそういう話をしてましたけど。
日本という国は基本賭博禁止であります。
認められているのは「公営」の競馬・競輪・競艇といったところですか。パチンコは正確には「賭博」ではなく・・・あくまで取った玉は景品と取り替えてその景品を売る・・・ということになってます。まあ、実状からすればただの言い訳みたいなもんですが。
私的な賭博、例えば賭けマージャンとか賭けバカラとかそういうのは全部違法、ということになります。
それでも賭博というのは原則的に胴元が儲かるようになってますから、暴力団の資金源として秘密裏に・・・というのはよく聞く話ではあります。
じゃあ、日本でもそういうのを「公営」でやったらいいんではないか・・・というのは前に橋下・石原両氏が言っていたことではあります。胴元が、というのもありますけど例えば↑記事で出てきたシンガポールとかラズベガスなんてのはいわゆる経済効果でかなりのお金が動いていたりします。
・・・ただ、日本だとどうしてもイメージがなあ、と。
お金が入る、皆が潤う、ということは分かっていてもイメージとしてあまりいいものではありません・・・賭博。日本だけの事情なのかも知れませんが。そういうとこからまず払拭していかないと例えそういう話が出てきても進まないんじゃないのかなあ、とか思ってしまうのですが。さて。
11/08/2012
配信状況が気になる
アメリカで日本の「旧作アニメ」のネット配信、来年4月から始まる(Yahoo!:産経)。キモは「無料配信」というところでしょうか。ただし関心をもった視聴者から得る「賛同金」でDVDなどの商品化も目指す、とのことで。
読売テレビ放送があっちで会社を立ち上げて配信サイトも立ち上げる、と。
・・・事実上の無料配信をしているサイトもありますが(もちろん合法的に)そこへ海外で、アメリカとカナダ限定で、ということになるとまた少し事情が違ってくるかも知れません。
利用を国限定にする、というのはそれほど難しいことではありませんし珍しいことでもないのですが(やり方によっては日本からでも利用できたりしますけども)。しかし無料で、さらに「賛同金」ですか・・・。
いや、うまくいくのかなあ、と。
コンテンツは日本の昔のアニメ。ヤッターマンなどがあがってますが、「今」のアニメではないわけで。視聴層と言いますか観ようとする層も若干違ってくるのでは・・・とか。
日本だとなかなか難しそうな気がしますけども、海外ならうまくいく・・・のかなあ・・・?
まあ、余計な心配と言えばそうなんですが。一つのモデルとして定着するのか、どうかとかそういうとこまで気になってしまいます・・・。
11/07/2012
二つほど 11/7
国内外で二つほど。
一つ目。アメリカ大統領選。オバマ氏再選。
→2012アメリカ大統領選挙(Yahoo!海外トピックス)
ついさっきまでテレビで「勝利宣言」が流れてたりしましたが。・・・四年前に当選したオバマ現大統領ですが。あの時もかなりな熱狂ぶりではありました。今回も「勝利」ということでやはり熱狂が続いてるようですが(シカゴは夜中らしいのですが)・・・今回は対立候補のロムニー氏とかなりの接戦だったりしましたし。今後どうなるかはちょっと不透明なような。
アメリカの大統領選はちょっと独特?で「間接選挙」と呼ばれてます。
まず「予備選挙」ここで各党(共和党と民主党の二大政党のみクローズアップされますが)から「大統領候補」を選びます。そして立候補した候補者は選挙運動を繰り広げますが、国民は直接候補者を選ぶわけではありません。あらかじめ選出してあった「選挙人」を選ぶことになります。
「選挙人」はどの候補に投票するか決めてあって、その選挙人に投票する=候補に投票する、という形式にはなってます。候補を支持している「選挙人」の数が多い候補が当選、ということになるのですが・・・。
州ごとの「選挙人」の数は人口の割合によって決まります。つまり、人口の多い州ほど選挙人が多い。
さらに過半数以上の「選挙人」からの支持を得られれば残りの支持しなかった「選挙人」の数も投票としてカウントされ、「支持する州が決まる」システムのため・・・人数の多い州をいかに多く支持に回らせることができるか、も大きなポイントになってるわけです。今回も支持する州の数はロムニー氏の方が多かったのにオバマ氏の方が効率的?にキーとなる州を押さえていったのも勝因の一つとされています。
・・・まあ、どんな風になるかはまだちょっと分からない状況だったりしますが。大統領は二期まで、と決まってるので四年後にはまたこの騒ぎがやってくる、ということに違いはなかったりしますけども。
二つ目。田中真紀子文科相。
→「真紀子大臣、暴走?」特集(iza!)
例の大学「未認可」問題ですが。そりゃあ、たしかに今は大学の数が増えすぎてる上に少子化で「大学全入時代」つまりみんな大学に入れちゃうとか言われてますが。しかし色々事情があって大学にみんな入る、というわけではなく。そのため各大学も必死に学生集めようとしたりしてますが・・・それでも「倒産」してしまう大学が今後は増えるかも、と言われています。
まあ、そういう状況ならたしかに新しい大学を増やさなければいいわけです。
しかし文科省の審査によるいわゆる「第一段階」をクリアして「第二段階」文科相の「認可」が出る寸前で「それはナシ」とされたら現場は、受験生はたまったもんではないわけで。
「審査する場の人選にもっと外部の者を」という田中大臣の言も分からんではないですが、なんでそれを今持ち出すのかな、と。さらに新制度を年内に発足させてそれで審査をやり直す、と。・・・そんなんホントにできるんでしょうか・・・? 年内ってもう二ヶ月ないんですが(それとも年度内ってことで五ヶ月・・・?)。
そういうのはもっときっちり練ってから「次の審査からはこうこうこうしますから」ということで来年度から、ということにすればここまで騒動にはならなかったのでは、と。いかにも泥縄な雰囲気が漂っていて、それで皆不審に思っているんじゃないか・・・と。
別に田中氏が大臣だって何だっていいんですが・・・仁義と言いましょうか、「信用」でもって成り立ってたところへいきなり何も知らないヒトが乱入してきたら混乱するでしょうに。・・・早く収束して欲しいところなんですが・・・なんだか長引きそうな気もしてます。いや、また何か引っかき回すようなことを言い出しそうで・・・。
11/06/2012
あの全盛期
新たな携帯型「メガドライブ」がアメリカAmazonに登場(Yahoo!:インサイド)。・・・メガドラ、であります。据え置き型のイメージが強いんですが携帯型(しかし据え置き型も発売される、とのことで)。
日本のメーカー・セガの携帯ゲーム機だったんですが・・・日本国内ではもう生産してなかったような。そもそもセガは日本のゲームハード市場からは撤退してるようなものだったはずなので、こういう多分ライセンス契約結んでる海外企業から出てくるのをファンは待つしかない、とかそういう状況であります。
据え置き型でもサターンとかドリームキャストとかあったんですが。それらも日本では今は昔、みたいなことになってますし。もうセガはそっち方面では復活しないのでしょうか・・・。
何年前、とかすでにそういう時間ではなくなってます。・・・1992年、つまり20年前にはアーケードで「バーチャレーシング」が出て・・・翌1993年にはアーケードで「バーチャファイター」が出てます。
家庭用ではそのさらに翌年1994年に「セガサターン」発売。
→セガ(Wikpedia)
しかし2001年にはサターンの後継機でもあったドリームキャストの製造・販売停止。当然それまでのサターンやメガドラも・・・ということに。これ以降、セガは「ハード」ではなく「ソフト」供給会社というような状態になっていってます。
が、海外ではちと事情が違うようで。南米ではまだ現役という話もあったりして。
・・・↑の携帯型メガドラは実は往年のメガドラのようにカセット(あるいはCDロム)をさして・・・というものではなくゲーム内蔵型だったりします(後で増やすことも可能)。それでも80本、とのことで。かなり遊べるもののようなんですが・・・セガ+カプコンてのも。日本国内じゃあまり見られないような抱き合わせと言うか何と言うか。
メガドラ以外にもあのNEO-GEOが携帯型(据え置き型みたいにもなる?)としてアメリカで復活、とかそういうのもあったりして。でもパッドみたいな十字キーでSNK全盛期のあの複雑なコマンド入力できるのかなあ・・・やはりソフト内蔵タイプらしいのですが、飢狼伝説とか侍魂とかあったもので。
10/26/2012
伯版粗忽長屋?
いや、なんだか・・・結構コワイ話かも知れない。
ブラジル。死んだ当人が葬式に訪れ大パニック(Yahoo!:AFP=時事)。「路上でたまたま出会った友人から死んでいなかったのかと驚かれた」(「」内記事より引用)という辺り、落語の「粗忽長屋」をほうふつとさせますが・・・。
「粗忽長屋(そこつながや)」とは落語ではよくある「粗忽者=あわてんぼさん」のお話で、熊と八という二人の「粗忽者」が出てきます(二人とも同じ長屋に住んでいるので「粗忽長屋」・・・?)。
浅草観音詣でに来た八。そこで人だかりに出くわし・・・無理に分け入ってみると行き倒れ。が、その顔を見てみると・・・
「あ、熊の野郎だ!」
知り合いか、それは大変だろうに・・・できれば引き取ってくれないか、という皆の申し出に
「よし、じゃあ、当人に引き取らせましょう」
ということになって、長屋戻って熊を連れて戻ってきて、「自分」の亡骸を連れて帰ることに・・・そこで熊の一言。
「なあ、この仏さんはたしかに俺だが、抱えてる俺は一体誰なんだろうな・・・?」
オチもオチなんですが、どっちかと言うとこの噺、途中の不合理さ?を味わうもんだったりします。
八が行き倒れに会った時に
「あー、こいつも粗忽もんだよなあ、今朝会った時はぴんぴんしてたのに」
と。え、この行き倒れは昨日からここにあったんだ、何かの間違いじゃないのか、と周囲が言っても聞きはしません。
・・・そもそも「当人」に引き取らせましょう、というセリフが出てくる時点で粗忽者通り越してるような気もしますが。こういうところに落語の「味」があるのかも知れません(なお、「粗忽」シリーズは他にもあって例えば「粗忽の使者」は伝令を頼まれた下級武士が伝令の内容はおろか自分の名前すらも忘れてしまって、「腹を切る!」となっても「はて、拙者何を切ろうと・・・?」と忘れ方がどんどんエスカレートしていく、という噺)。
・・・しかし現実の↑方はちとややこしいようで。
間違われた男の方は数ヶ月ぶりの帰宅。しかし死んでた男の方は殺人事件の被害者だったんだそうで・・・家族が混乱してしまっての「取り違え」なのかも知れません。
そして・・・男の家族は大喜びなんでしょうけど・・・殺されてた男はどうなるのやら。その辺が気になるところだったりします(警察が捜査はしてるらしいのですが)。
10/22/2012
だから何?
日本だとこういう反応になりそうな。
ディズニー初の「中南米系」プリンセスに賛否両論(Yahoo!:CNN)。これまでだって白人(アングロサクソン)系以外の「プリンセス」というのはいたのですが、今度は「中南米系」ということでいわゆるヒスパニック層が大喜び・・・かと思いきや「あれじゃなんかヌルイ。もっと正しく中南米系を描くべし」という声まで出てきた、とのことであります。
・・・一応、と言うかCNN本家の方ではプリンセスの映像も流れているんですが。
→Backlash for Disney's first Latina princess(CNN.com)
この類の映像を見た人から「肌の色が濃い」と言われてプロデューサーが「彼女は中南米系だからね」と返したことから騒動?が始まった・・・らしいのですが。
個人的には、と言うか多分ほとんどの日本人からすると「どの辺が肌の色が濃いんだ?」となりそうですし、何より↑の動画見ても「他の白人系と何がどう違うんだ?」ということになりそうな。・・・こう言っちゃなんですが、きわめてフツーにお姫様してましたし。話的には一種のシンデレラストーリーらしいのでプリンセスは失敗ばっかしてましたが、別にそれが・・・何か? とそういうことになりそうな。
アジア系ということになるのかどうか分かりませんが、それ系のヒロインだって今までいたような気がしますし。・・・「プリンセス」というのが問題なんでしょうか・・・? まあ、これで人種差別がどう、という論調も出てきそうな気もしますけど・・・なんだかそれもヤボったいような気がしてますけど・・・日本とは事情が違うんで、やっぱり大問題なのかも知れない・・・とか思ったりしてます。
10/16/2012
高いところは、あんまり・・・
個人的にはあまり好きではない「高所」なんですが、実際にはどう見えるんでしょ。
高度3万9000mから「スカイダイブ」、音速突破も(CNN)。なんか映像見るかぎりだと、ほとんど「宇宙」と変わらんような、そんな世界なんですかね・・・高度3万m。旅客機が飛ぶのは1万mでしたっけ。それでも窓の外は青く澄んでいて陽光がまぶしかったりするもんですが・・・それが3万mとなると、さて?
高い所苦手なんですが(高所恐怖症とかそこまでは・・・いかない?)アレはなんでなんだろう、と思ったことがあります。
一つには「下」を見てしまうからでは、と。
飛行機には平気で乗ってるのには「下」を見ないからではないかと思ったわけです。「下」を見てしまうからどうしても足がすくんでしまう。例えば船べりから見下ろす海面だとか。あるいは狭い橋の上から(もちろん手すりも何もあるのに)道路を見下ろす、とか。
・・・しかしよく考えてみたら飛行機だって着陸前とかに旋回して地上が見えることはあるわけで。でもそれほど怖いと思ったことがなかったりします。
多分「現実的な距離」なのかも知れません。
船べりから「落ちる」狭い橋の上から「落ちる」ということを想起してしまうともうダメなんかな、と。だから飛行機から見る景色はなんともないのかな・・・と。
高度3万m。これも認識できそうもないから平気かな・・・って、実際にその場に立ったらまず無理でしょう・・・。
実はこの「スカイダイブ」に挑戦する人がいる、という話は前々から知ってたんですが、成功するのかどうか実は結構不安で。↑実際ヤバそうな場面もあったようですし。成功したらたしかにすごいけど失敗したら・・・とか心配してたりしました(いや、まあ、自分がここで心配してもどうにもならんのですが)。
それが・・・成功。たしかに意味のあることではないかも知れません。高高度ならそれこそ航空機で行けばいいわけで。もちろん安全に帰って来れますし。・・・でも、こういう挑戦を欠かすようになったら人間もおしまいなんではないか・・・とかそんなことも思ってしまうのです。「種」として、と言うか存在?として、とかそんな感じのもので。
10/14/2012
もう二年
いや、まだ二年と言うべきなのかも。
→Yahoo!海外トピックス:チリ鉱山事故
あの「奇跡の救出劇」からもう二年経ってしまったわけです。・・・いや、まだ二年しか、と言うべきかも知れんのですが。
しかし救出された33人のうち今回の式典に出席したのは三人だけ。こういうのは人数ではないのですが・・・そういうもんかもな、と。
あの時はリアルタイムで中継とかしていましたが。
色々といい要素が重なっての救出、とも言われていました。33人の中にリーダーシップを取れる人物がいたこと。劇的とも言える生存確認サイン。大統領の支持率・・・などなど。
一方で三角関係だとかおカネの話だとか・・・いまだにトラウマになっている、という人がいる一方でそんな話もありました。たしか鉱山は閉山した、とかそういうことになったんでしたっけ。
・・・これを機にあまり良いとは言えない労働状況の改善を、とかそういう声もあったはずなんですが・・・その辺はどうなったのでしょう・・・?
今年9月には映画作りも決定(Yahoo!:シネマトゥデイ)した、とのことですが・・・これもどうなんだろうなあ、と。なんでもっと早くやらなかったのか、とか、この状況で大丈夫かなのか、とか色々思うのですが。
10/12/2012
日本だったら
もっと高くなりそうですけど。
アメリカで「無宗教者」が五人に一人、若者では三割超(CNN)。こういうのはやはり「国」によって違ってくるものではありますが・・・日本だとどれくらいの割合になるんでしょうか・・・?
「君はブッディスト(仏教徒)か?」
欧米では時々聞かれるんだそうであります。・・・もし自分がそう尋ねられたとして(しかもイヤに期待に満ち満ちた目で)どう答えましょうか? 仏教徒っちゃあ・・・仏教徒なんですけど。神道か、と言われれば・・・神社も行くし。洗礼とか受けてないからキリスト教徒ではないのは確かで。でもクリスマスって日本じゃ冬の一大行事になってますし。イスラム教でもヒンドゥー教でもないのは、まあ、これも確かであります。
しかしあっちの人はどうもこういう答えが気に食わないらしく「一体君は何なんだ!」てなことにもなるそうな。・・・そう言われてもなあ。考え方が違うんだから仕方ない、と言えば仕方のない話ではあります。
よく言われるのは「一神教」と「多神教」の違いだったりします。
キリスト教やイスラム教は「一神教」で「神」を崇めます。しかし日本の神道やヒンドゥー教は「多神教」で「複数の神」を崇めます(ただし宗派というのがあって、場合によっちゃ「一神教」の場合もあります)。
・・・日本の場合、古来からの「神道」と飛鳥時代辺りに入ってきた「仏教」がごっちゃになってる観があるのです。仏も神の一部に入れてしまったりその逆もあったり。
もっとも、こういうのは日本だけではありませんが。しかしそういった地方(南米のブラックアマリアとか)ではきちんと?折り合いをつけているのになんだか日本の場合はなあなあになっているなあ・・・ということからくる曖昧さが問題?なのかも知れませんが・・・。
まあ・・・個人的にはそんなんもアリなんでは、と思ったりもしますが。宗教が隆盛を極める頃、というのは世に悲観的なムードが漂っている時、という話があります。・・・逆に言えば宗教があまり注目されない、無宗教が増える、というのはそこまで悲観的にはなってないからなんじゃ・・・とか。
しかし。宗教も文化であります。無下にはしたくないものではありますが・・・さて。
10/11/2012
二つほど 10/11
海外で二つほど。
一つ目。インド。「焼肉パーティ開催を計画」→首謀者?停学に波紋(Yahoo!:産経)。「焼肉」と言っても焼く肉が鳥とか羊なら問題はなかったのでしょうけど・・・宗教上の理由から牛を食べることがタブーになっている場所の多いインドの話であります。
なぜタブーか、と言えば牛はヒンドゥー教では神聖な生き物だからであります。神話にも多く登場しますし、シヴァ神の乗り物だったりすることもあります(実は普通のウシが神聖なのであってスイギュウは関係ない、という話も・・・)。イスラム教の「豚はダメ」というのとはその辺が違っていたりします。
インドでは多くの州が「牛を殺す」のはもちろん牛肉持ってるだけでも法に触れることになるとか。
しかし、実はインドでも牛肉を生産している、というのは前にどっかで聞いたことがあって。↑記事によれば東南アジアに近い北東部がそう、とのことで。多民族国家(お札に十数の言語が記してあるのは有名)ですし、そういう面があってもおかしくはない、と言えばおかしくはないのですが・・・。
宗教、と言うより幼少期から教え込まれたことと食事に関する習慣というのはなかなか変わらないもんなんだそうで。例えば日本ではお椀を持ち上げますが韓国ではやらない。中でもヒンドゥーの牛とイスラムの豚というのは戒律として守る人が多いことでも知られていますけども・・・。
・・・なかなかこういうことは進まないかと思われます。民主的かどうか、という問題ではなく。文化としての問題になってしまうからであり・・・違う文化圏の人間にとってそれは宇宙人だか異世界人クラスの大きすぎる違いなのですから。
二つ目。中国。カシュガルのタクシー運転手が優しいワケ(iza!)・・・そりゃあ・・・たしかに。しかしこれじゃ「優しい」ってわけじゃなくて単に用心深いと言うか過去にそういうテロがあった、とそういうことなんでしょうか・・・?
ホントかどうかは分かりませんが。「俗説」というやつの一つにレディファーストの話があります。
欧米では常識?でアジアでも富裕層には広まっているようですが、男性がドアを開けてあげて女性を先に通す・・・アレであります。ま、今でも色んな議論がなされているようなんですが、実はアレはキケンがないかどうか女性を先に通しておいて様子を見るんだ、という話があったりして。ホントかどうかは知らんのですが。
他にもモンゴルでよその家に招かれて茶や酒をご馳走になる時に中指だか薬指だかの先にその茶や酒をちょっとだけ付けて、上へ弾いて下へ弾く。これは天上や地下の先祖や神に感謝を捧げる・・・というのは表向きで指に銀の指輪をはめておいて、そこへ茶だか酒だかを触れさせることで毒が入ってるか入ってないか見極める、とかそんな話もあります。いや、ホントかどうかは知らんのですが。
何事にも裏はある、とかなんとか。・・・それでも、そういう理由でもタクシー運転手が「優しく」なった、というのならそれはそれでいいことなのかも知れません。
09/24/2012
月並みにハングリー
なぜ日本人横綱は途切れたままなのか(iza!)・・・答えはカンタンで「弱いから」ということになりますか。努力とか才能とかだけではなく「縁」や「運」も関係してくるか、と。これは別に相撲に限った話ではありませんが・・・。
月並みに「ハングリーさが足りない」というのは、例えばボクシングやムエタイでも言われ続けてることではあります。
サッカーでも。ブラジルなんかで強力な選手がたくさん出てくるのは、貧乏で「サッカーが上手になったらお金持ちになれる」とサッカーばかりやる環境が多いから・・・とか言われてますが、たしかブラジルでもいわゆる「下部組織」というのはあったはずで。一概に「ハングリーさが足りないからダメだ」とも言い切れますまい。全員が全員貧乏だったから、というわけでもないでしょうに。それに下部組織に入るのだって熾烈な競争の果てなわけで、単純にハングリーさだけでは計れないところもあるかと。
もちろん血のにじむような努力の結果スターに這い上がった選手もいます。しかし全員がそういうわけではない・・・。
相撲はまたちょっと違ってきてるような気もします。そもそもは神事でそれが興行に変化。それ故に歴史があって古いしきたりも残っています。その辺からの「硬直」もあってクリーンだけではないイメージもあります。
・・・相撲の場合は下部組織も何もなく、いきなり部屋に入門してから稽古、稽古なわけで。それに生き残るのは大変に過酷でもあります。昔は「腹いっぱい飯が食えるから入門する」なんて人もいたそうですが・・・現状ではそういう人はまずいないでしょう。そもそもスカウトか入門待ちのみ、というのは相撲への興味が薄れがちな昨今ではいささか消極的な手、と言えるかも知れません。
かつて不祥事が相次いだ頃。ちょっと面白い書き込みを見たことがあります。
「神事の相撲と興行の相撲を分けちまえばいいんだ」
神事というにはあまりにもヒトの欲にまみれすぎ、興行というにはあまりにも暗黒面が多すぎる。昔ならその辺の兼ね合いが取れていたのでしょうけど、入門者の数も減り、スポーツの清廉さも求められるようになり・・・昔のままではどうにもうまくいかないようになってきてる・・・。
そういうとこから「変革」していかないとこのままずるずるいくのではないか、と。それでは日本人横綱も早々出てこないのでは・・・。
個人的には別にどこの国の人だって強けりゃ横綱になってそれでいい、と思ってます(かつてはハワイの人が多かった角界ですが、今はほとんどいないそうな)。それが神事としても興行としても「大相撲」ってもんでしょうし・・・何よりその真摯さゆえに今まで人気を繋いできていたと思うのですが・・・?
09/02/2012
「三人」の意味
ブラジルで初、女性二人男性一人の「三人婚」が受理される(Yahoo!:AFP=時事)。最初に思ったのは、一部地域や宗教で見られる異性を多数めとることができる「多重婚」とどこが違うのだろう、と。男性一人に対して女性複数、というケースが多いアレ(実際にはかなりの甲斐性がないと維持できんものらしい)ですが・・・そういう意味合いではなさそうではあります。
→シビル・ユニオン(Wikipedia)
これ、「男×女」だけではなく「女×女」も認める、ということなのかなあ・・・。つまりカタチとしては「・・・女1×男×女2×女1×男・・・」という構図。
「結婚」というのは色々解釈がありますが、「コミュニティ内では法的に同一位置づけになる」という側面もあります。これは日本ですけど、どっちかが死んだ場合、遺産は基本的に配偶者が半分・残り半分を子が分ける、ということになってます(もちろん「基本的に」で・・・その手のもめ事は後を絶ちませんけども)。これは解釈によっては夫も妻も一緒、同じ位置にいる、ということになるわけです。
・・・もちろんこれは「法的」な解釈ということになりそうなので。実際の立ち位置とか亭主関白とか鬼嫁とかそういうのとはまた違った問題であります。
そういったところでの「三人婚」なのかな、と。↑記事を読む限り、ですが。・・・しかし「多重婚」だって場合によっちゃそういうことになりそうですし。その辺はまた違った解釈ができるのかも知れません。多分に同性婚の問題も絡んできてるみたいですし。日本でこういうことができるか、と言えばかなりシビアに法律改正しないと無理でしょうし。
ところで。↑のwikiのページ、上からちょっと下くらいに「同性間のパートナーシップに対する法的見解の一覧」という項目があって、世界地図が色分けされてるんですが。
・・・アフリカや中東は基本、死刑とか終身刑とか重犯罪とか・・・南アフリカだけは「認める」法律が制定されたそうなんですが。・・・こういうとこでも地域差と言うか宗教観の差と言うか。ものの見事にユーラシア大陸のほとんどが「規定なし」てのも何か表しているなあ、とか・・・。
08/25/2012
笑えない笑い話
むしろ笑ったらなんか悪いような気がする・・・。
「世界最悪の絵画修復」キリスト画に賛否両論(Yahoo!:AFP=時事)。問題の絵はスペイン北東部ボルハ(Borja)の教会にある、スペイン人画家エリアス・ガルシア・マルティネス(Elias Garcia Martinez)が1910年に描いた「Ecce Homo(この人を見よ)」という絵で、キリストが題材となってます。
いわゆる「宗教画」というものでしょうか。いばらの冠をかぶせられたキリストが、やや顔を斜めにして天を仰いでいます。
しかしさすがに100年も経つと劣化が激しくなるもので・・・修復することにしたんだそうであります。
・・・たしかにここでちょっと疑問なのがなんで80歳のセシリア・ヒメネス(Cecilia Gimenez)さんに頼んだのだろうか、と。いや、「善意」で引き受けた、となってますから自発的に修復に取り掛かったのでしょうか。なんだか別記事によれば「2時間」でしかもフレスコ画に「直接」「上書き」していった、とのことですが。
フレスコ画というのは壁に絵を描く方法の一つで、壁面を新しく作りながら(壁土を塗りながら)塗料を染み込ませていきます。描く方も大変ですが(下書きとか難しい)壁土を塗る方にも技術が必要だったりしますが・・・出来上がれば壁の上に絵の具を塗ったわけではないので自然な仕上がりとなります。
その上から描いてしまったわけですが・・・何でどうやって描いたんだろうなあ・・・。
さらに別の、どっかのニュース番組ではアマチュアにしてはかなり上手な方で個展を開いたこともあった、となってましたが肝心の「絵」が出てこなかったので、一体どんな絵を描いてる人だか分かりません。
でもこれが「スペイン」で「教会のキリスト画」というのが、どうも笑ってはいけない話なような気がして。
敬虔な信者が多い国ではあります。セシリアさんもそういった人で、劣化してきたこの絵を新しくして差し上げよう、という宗教心?からこういうことしてしまった・・・のかも知れませんし。我々日本人だと神社やお寺にかかっている「何々神社」とか「何々寺」という額があまりにも劣化してきたから、腕に自信のある篆刻家がその上から彫ってしまった・・・とかそういうことになりそうな。
・・・いや、でもこれはこれでやっぱり笑えないか・・・。そういう気持ちはどこの国にでもある、のかも知れません(当のスペインではギャグ扱いになってるフシもありますが)。
どっかのニュース番組では修復の専門家を呼んで「再修復」できるかどうか検討する、とのことで。まあ、その方がいいのかも知れません。やっぱりあまり「笑って」いいようなお話じゃあ、ないようですし。
08/23/2012
「変化」って?
どれくらいまでの「変化」なんでしょうね。
「変化を楽しめる」激動の昨今に増える「flux(フラックス)」世代(Yahoo!:ダイヤモンド・オンライン)・・・たしかに現代社会、というよりも21世紀に入ってから世界情勢はその混迷ぶりを明確にしてきています。日本もその例にもれず、これまでの「枠組み」が少しずつ溶けるように崩壊してきている・・・ような印象を受けます。新しい時代が始まっている、という言い方ができるかも知れません。その過渡期にあるのだ、と。
そんな中、その「変化」を楽しんでしまおう、という人たちが増えている、という話であります。
・・・しかし個人的には一体どれくらいまでの「変化」を楽しめるものなのかな、と。
例えば勤めていた会社がいきなり潰れる。多少の補償はあっても基本的に放り出されてしまう。・・・そこである程度スキルや人脈のある人なら「どうにかなるさ」と楽しめるかも知れませんが・・・そういったのが何もない人は楽しむどころではありません。何としてでも働き口を探さないといけなくなります。
あるいは大きな災害が起きて家や資産が消える。犯罪に巻き込まれる。そういう「変化」も果たして「楽しめる」もんなんでしょうか・・・?
恐らく↑記事で言いたいのは社会体制とか旧態依然とした仕組みとか。そういったものを「変化」させていくことを恐れない、そういうことをも「楽しめる」人たちが増えている・・・ということだと思われます。たしかにそういった「変化」はこの激動の21世紀には必要かと思われます。
が、個人的にはそういうことやるんだったらもっと根本から「変化」させろよ、と思うのですが。
一線級でばりばり働く人たちではない、フツーに暮らしてる人たち。そういった人たちを「変化」させていかないと一部のトップの人たちだけが「変化」していったって結局はゆり戻されるだけではないか、と。
まあ、その辺も含めての世相の「変遷」なのかも知れませんが。色々変わっていくというのは世の常でもありますんで、なんとか世代とか言われてもなあ・・・とかそんなことも思ってしまうのです。
08/16/2012
大変な終戦の日
狙ったんですかねえ。
香港の活動家らが尖閣諸島の魚釣島に不法上陸・逮捕、国内法で裁くべき(iza!)。
韓国の李明博大統領の「変身」、過去を払拭したい?(iza!)
尖閣上陸は海上保安庁と警察の連携?で逮捕、ということになりましたが事前に「予告」があった、とのことで。「予告」されていたのに上陸まで許してしまったとなると・・・この辺がある意味では一番の問題かも知れません。
強行突破さえすれば尖閣に上陸できる。
事実上、そういうことになってしまう恐れがあります。さらに尖閣だけにとどまらず他の島、そして沖縄や本土にまで。・・・実際、現状でもし漁船に偽装したりして(明らかな軍用船だったらさすがに警戒されますが)突っ込んできたりしたら・・・上陸されてしまう可能性は非常に高いかと思われます。
さらにどうも逮捕した活動家たちは強制送還されるようで。強制送還ですから日本に再び立ち入ることはかなり難しくなるのでしょうけど・・・見方によってはただ帰しちゃっただけ、みたいなもので。
きっちり裁判なり何なりやるだけでもやっておいた方がいいと思うのですが。
一方の韓国も微妙なことになってます。
李大統領の竹島上陸。・・・これだけでもかなり日韓関係にクサビ打ち込むようなことなんですがさらに「天皇が韓国に来たいのなら当時の反日活動家に謝罪してから」という意の発言まで(これは後に撤回されましたが)。
・・・個人的には↑の演説の時になんで「竹島に上陸してきた。うちの領土だから」とか何とか言わなかったのかな、と思っていたら「上陸したことだけで十分」みたいなことなんだそうで。・・・中途半端だなあ、と。
結局のところ関係は壊したくない(例のスワップは継続ですし)けど人気は取り戻したいからここまでやる、とかそういうことなんでしょうかね。そういういいとこ取りだけが通用するような世界ではないと思いますけど。
中国の方もそうなんですが(南沙諸島なんかもっとひどいことになってます)現行の関係はキープしたいけどやりたいことはやらせてもらう、という・・・なんだかガキみたいな要求が通ってきてるような気がします。まあ、国家間の関係、というか人間なんて突き詰めればそんなもんではあるのですけど。
それに対してガキみたいに反抗する、というのも実は一つの手ではあります。
でも押さえるべきところはきっちり押さえて、後はのらりくらりと相手をかわす、という外交手段だってあるわけです。何が何でも全部自分の欲求を通す、というのではあっちと何ら変わりがありませんし。
・・・そういうのすら今の日本では無理だろうなあ、と。そもそも竹島や北方領土の実効支配をここまで許してしまってる辺りで、もう。しかも識者が何度も何度も警告を発してきても全部基本無視。挙句の果てに上陸をカンタンに許してしまう、となると・・・やっぱり大きな変革が必要なんでしょうか・・・?
08/15/2012
いずれ日本でも
いや、そこまではやらないかな・・・。
「反喫煙法」で業者側敗訴、宣伝一掃は「適法」とオーストラリア最高裁(iza!)。すでにタバコのCMとか新聞雑誌広告とか、そういうのは「禁止」されているのが世界的情勢だったりするのですが。ついにはタバコの箱までも「広告である」という判断が示された、ということになるのでしょうか。
業者側の主張は「知的所有権への侵害だ」というもので、憲法への解釈も求めていたようですが・・・。
・・・オーストラリアだったかどうか、そこまではちょっと思い出せないんですが、どっかで似たような決定がなされていたような記憶があります(それとも検討している、とかそんな感じだったかも)。「タバコの箱に色を付けてはいけない」みたいなもので、文字のフォントもブロック体か何かに限定。もちろん大きさも。そのためどのタバコも同じ白い箱に同じ字体で記される、と。・・・でも同時にタバコの害を示す画像とかそんなんも掲示すべき、とかそんな感じだったような記憶もあるのでただの白い箱にはならんのでしょうけど。
そういったロゴや模様もタバコ会社の知的財産になる、という主張だったわけですが。
・・・いっそのことタバコの販売を禁止しちまえば・・・ってそこまで単純なものではないですか。まだまだかなりの人口が愛用している嗜好品でもあります。さらに「禁止」するとどうしても欲しがる人たちが出てくる→「裏」での取り引き対象となってそっち系の人たちが潤うようになる・・・というのも歴史が証明してきてることではあります。
少しずつ減らしていくつもりなのかなあ、と。「世界最後の喫煙者」とかそういう話題が今後出てくる、かも、知れませんけども。数十年とかじゃ無理でしょうけど。タバコが世界中に定着してから数百年は経ってるわけですし。
国によっても対応が微妙に違うのも、なんとも。日本は「禁煙後進国」みたいなことを言われてます。タバコの箱もそれほど変わってませんし(警告文がやや大きくなっただけ)、価格は上がりましたけど税金目的っぽいですし。自販機から若者を引き剥がす、というのもうまくいってませんし。
どっちかにした方がいいのかなあ、と。なあなあでやっていけるほど甘い世界ではありますまい。
08/10/2012
段ボール自転車
使用済みの段ボールや梱包材から9ドルで自転車を作る技術を開発(Yahoo!:WIRED.jp)。イスラエルの起業家がスポンサーを探している、とのことであります。
もっとも「9ドル」というのは作る際のコストなので・・・実際に売るには「60ドル~90ドル」と↑記事ではなってます。
・・・1ドル80円換算だとすると「4800円~7200円」くらい、ということになりますか。一台でそれくらい、となるとたしかに安そうではあるのですが。近所のホームセンターやディスカウントショップだと1万円前半から後半くらいが相場ですし。
しかし↑の画像を見る限りでは・・・後ろにブレーキがないような。
自転車の後ろブレーキの形式は基本的に、手元のレバー操作(通常は左)によるものと・・・ペダルを逆回転させるものと二つあります。言うまでもなく日本では前者の方が多いのですが、国によっては後者の方が一般的な場合もあるかと。最近はファッション?と言うか後者の方が外見がすっきりする(ブレーキワイヤが不必要)ので採用してるとこもあるようですけども。
・・・↑の自転車がどっちなのかは分かりませんが。でも安価にするなら前者の方がいいわけで。・・・その辺がイスラエルと日本の違いなのかも知れません。あっちではそこまでブレーキにこだわらなくていい、とかそんな事情なのかも・・・?
そして最も重要なのが「頑丈さ」ではないのか、と思うのですが。
実は紙というのは結構頑丈な素材だったりします(使い方にもよりますが)。それらをきちんと加工してあれば問題はなさそうなんですが・・・どうなんでしょうね、イメージ的な問題と言うか何と言うか。恒久的に使っていける、というものではなくて一定期間しか使えないんじゃ・・・とかそんな風になりそうで。
ジャンボジェットもそうですけど、たしかに新しい技術にはそういった弊害?は付き物ではあります。コンセプトとしては興味深いものですから、個人で所有というよりどっかの自治体でレンタサイクルとして採用、とかそういう方面から入っていった方がいいのかも知れません。
・・・さらに日本の場合、別の問題が。コレ、捨てる時は「自転車」なのかバラして「可燃物」一部の部品を「不燃物」なんでしょうか・・・? それによって大分違ってくると思うのですが。大抵の場合、自転車捨てるのは有料なのですし。
08/09/2012
よくある・・・こと?
熱戦の続くロンドンオリンピックであります。日本人選手では伊調・小原両選手が金を獲得。伊調選手は三連覇という快挙なのですが・・・。
カメルーンの7選手が行方不明、亡命か?(Yahoo!:産経) ・・・大きな国際大会があるたびに出てくるお話ではありますけども・・・。
「行方不明」になっているのは女子サッカー選手、競泳選手、5人のボクシング選手の計7人。亡命の可能性も高い、とのことですが。
実際過去にもこういうことがあって、理由は色々あるのですが、基本的に自分の国がイヤになって他へ行きたいけどやはり色々な事情があってそれができない。・・・でもこういう大きな国際大会なら大手を振って「国外」に行けるのでそこでどうにかしてしまおう、ということでも。
理由は本当に様々であります。政治的に亡命、というケースもあれば小金欲しさに脱け出した、とか。場合によっては国に戻れば死刑、ということもあったりします。
・・・いずれにせよ事情が事情なので(亡命、ということならむげにはできますまい)はあるのですが・・・なんだか毎回どっかの大会でこういうのがあるような、その辺の「事情」はどうにもならんもんなのかな、と。
07/31/2012
がらがら
ロンドンオリンピック・完売のはずなのにガラガラ・・・券を買った当人が30分経っても来なければ席を開放する?(Yahoo!:産経) 4年に一度の世界的ビッグイベントですから、特に名の通った競技や人気競技のチケットはすでに完売状態・・・のはずがなぜか競技によっては席がガラガラ、という状態になってるんだそうであります。
理由の一つとして大会関係者やその家族に割り当てられた席、というのがあります。一般に販売するのではない席。関係者ですから優先的にチケットが入手できる・・・しかし試合には来ない。そのため空席が目立つ。一部ではそのチケットを高額で「転売」する関係者もいて、当局が調査に乗り出している・・・とか。
一体どんだけ配ってんだ、という気もしますが。高額なVIP席ががらがら、というのも・・・なんだかなあ、と。
それでもこういう事例はどこでもあるのかも知れませんが。
オリンピックはアマチュアの祭典、と以前は言われてましたが・・・今は競技によってはプロ、つまりその競技でメシ食ってるもしくは収入のある人たちの参加も可能になってます(そのためオールスタープレイヤーが集まりすぎて格が違ってしまう試合も?)。さらに運営側もスポンサー制度を採用。一業種につき一企業、というくくりはありますがスポンサー料をもらって運営する、ということになってます。
これらは別に悪いことではないのですが。ただ、オリンピックの元々の性質、というか存在理由からすると・・・行き過ぎてしまうとちょっとおかしなことになりそうな、そんな気がしています。
商業主義がどう、ということではなくてどっかにおかしな「きしみ」が出てくるのでは・・・と。その一つがこの「ガラガラ」なんではないのかな、と。
もちろん関係者やスポンサーに配るのも別におかしなことじゃないんですが・・・ここまで「ガラガラ」だと相当数配ってることになります。そこまでする必要があったのかどうか、精査してなかった、ということになります。そして恐らくはこのことだけではなく、他にも何かそういう「きしみ」があるのではないか・・・と。表に出ていないだけで。
がちがちのマアチュア主義、というのもどうかと思いますが過度に商業主義に傾くのもなあ、と。その辺のバランスが今後大事になってくる・・・のかも知れません。
07/30/2012
二つほど 7/30
ついに開幕。ロンドン五輪で二つほど。
一つ目。男子柔道66キロ級、判定覆り海老沼匡選手準決勝へ(Yahoo!:サンケイスポーツ)。なんだか釈然としないでしょうなあ・・・勝った方も負けた方も。
相手は韓国のチェ・ジュンホ選手。双方「指導」で並び、延長戦へ。・・・そして海老沼選手が小内刈りを決めた・・・かに思えたのですが、審判は「無効」の判定。すると会場内がブーイングの嵐、と。そこで再協議の結果「優勢」となり・・・海老沼選手の勝利、ということに。
そのシーンはまだ見ていないので何とも言えないっちゃ何とも言えないんですが。
・・・昨日だったか審判が「技あり」の判定を出したのでここから巻き返しだ(一本にならない限り試合は続きます)・・・と思ったら審判がそれを取り消して「一本」となって金を逃した60キロ級の平岡選手の試合、というのもありました。実際、人間が審判やってる以上「絶対」はあり得ないんですが・・・なんだかちょっと惜しい?なあ、とかそんなことを思ってしまいました。
二つ目。開会式、インドの選手団に「謎の女性」(Yahoo!:AFP=時事)・・・こっちは動画を見たんですが。堂々としているせいか誰も気にしなかったのかな、と。インド選手団からの指摘で発覚、ということは会場のほとんど誰も気づかなかった、ということになります。
しかし・・・何者なのでしょうか。顔立ちはなんとなくインドっぽい?ような気もするのですが。イギリスはその歴史の関係上インドに関係した人も結構いたりします(某マンガでそういうのあったような)。そのためインド、ではなくイギリスの何かに関係して・・・いや、なんだかよく分かりませんなあ、これだけでは。
ただ・・・セキュリティとしては大変な問題であります。明らかにパスも何も持ってない、普通?の女性が選手団に紛れて入り込んでいたのですから。その辺はもう一度見直して頂きたいところなのですが・・・しかし・・・謎だ・・・。
07/19/2012
ninjaと忍者
って大分違うよなあ、とか思ったり。
Yahoo!アメリカのサーバーがサイバー攻撃を受けて約45万件のパスワードとメールアドレスが盗まれる(Yahoo!:マイナビニュース)。「Yahoo! Voice」というサービスを利用していたユーザが被害者とのことですが・・・日本のYahoo!は大丈夫かのかな・・・昔にID取った記憶はあるんですが、このサービス受けてたっけか・・・?
あ、そうだ昔にオークション用にID取ったんだったっけ。一時停止みたいな状態にしてあるんで、多分問題はないんでは・・・とか。
しかし↑記事ではその流出したパスワードデータ(盗んだクラッカー集団がネット上で公表)をもとに統計をとってみると・・・なぜか「ninja」というパスワードが多かった、と。
もちろんただの数字とか「ぱすわーど」的なものも多かったようですが。10位中4位という話もあってなんで「ninja」なんだろーか・・・と思ってしまったりして。
やっぱりなんかそういう流行りみたいのがあるのかも知れませんが。「ninja」という単語そのものがあっちでもかなり知られている、ということにはなります。色々な創作物にも登場してるみたいですし。
ただ・・・日本の「忍者」とは違うんだろうなあ、と。
日本の「忍者」はどっちかと言うとスパイという感じで闇とか影とかそういうイメージなんですが、どうもあっちの「ninja」は一種のスーパーマン扱いになってるようで。寡黙でクールなヒーローとかそんな感じになってるようであります。
一方で某有名ニンジャアニメやマンガの影響も少なからずあるようですし(あれの主人公は別に寡黙でも何でもないですし)。そういったところからの浸透、というのはあるかと思われますが。
まあ、やや違ったイメージでもそういうもんがよその国でも定着しつつある・・・というのは悪くないことではあります。何、日本でもかなり曲解した外国のモノ、というのがまだ残っていたりするもんですし。
ところで。↑記事でちょっと気になったのが・・・コレ、盗まれて流出したデータをもとに統計とった、わけで。そういうのってOKなのかな、と。当局も捜査とかしてるとは思うんですが、盗品が堂々とまかり通っている、しかも「誰か」のパスワードってのは・・・なんかコワイ?ような?気もするんですが。
06/24/2012
それはそれで
「ひつじが一匹、ひつじが二匹・・・」では眠れない?(Yahoo!:読売) そりゃあ、そうだろ、とは思いますが。英語「sheep」を日本語に訳してもその意味は伝わっても発声法までは伝わりますまい。何か似たように発音する語句、しかも「ひつじが一匹・・・」と似たような用法になるのがあればそれの変わるかも・・・知れません。そうするには「ひつじ~」はかなり定着してしまっているような(どっちかと言えばネタっぽいところも・・・?)。
しかし快眠へ誘うには腹式呼吸の方がいい、というのはなかなかに興味深いところではあるのですが。何かそういうのを活用できないもんなんでしょうか?
しかし「訳しただけ」というと「本日は晴天なり」とかそういうのもあります。
これはマイクテストなどで実際に使われている語句なのですが、元々は英語で「It's fine today」というもの。やはりマイクテストなどで使われるのですが、こちらは短いとは言え発音のほとんどを網羅していて正に「テスト」に適しているのですが・・・「本日は晴天なり」ではそこまでいってないんだそうであります。
それでも実際に今でも使われていたりします。・・・他の文言でもいいんじゃないか、特にfineとか晴天とかにこだわらなくてもいいんじゃないか・・・と門外漢は思ったりするのですが・・・さて。
「ひつじ~」もなんだかそういう雰囲気持ってしまってますし。なかなか変わらないもんかも知れません。それに・・・ぐっすり眠ろうと思ったら体疲れさせるとか他にも手はありますし。それはそれそのままでいいのかも知れません。
06/15/2012
たしかに信憑性が、ちと
なんか怪しいなあ・・・。
ドイツ。森の中から現れた謎の少年・・・警察が情報提供を求めて写真公開(CNN)。昨年、2011年9月にベルリン市役所に現れたこの少年は「レイ」と名乗り、覚えているのは自分の生年月日1994年と両親のファーストネーム(父・ライアン、母・ドリーン)だけで他の記憶のない自称17歳。これまで父親のライアンさんと森の中で暮らしていたが、ライアンさんが8月に亡くなったために町へ出てきた、とのこと。なお、母親のドリーンさんは少年が12歳の時に自動車事故で死亡した、とのことで・・・その時のケガか顔にキズがある、という・・・。
ということで↑記事にも写真が掲載されてますが・・・こう言っちゃなんですがそれっぽくはないような。フツーにそこらを歩いていそうな顔と表情をしています。
過去にもこういった「記憶喪失」モノというのは世界各国で出てきたもんなんですが・・・今回はどうなんでしょう・・・?
もちろん「レイ」君の言うことが全部本当でこれまで森の中で暮らしてきていて、父親が亡くなったから出てきた、ということももちろんあり得るのですが。
・・・森の中、と言っても↑記事からだけではどんな規模の森かは分からんわけで。しかも↑記事からだけでは「母親が死んだ時からずっと父親と森の中で暮らしていた」「最近になって父親と森の中へ入って暮らし始めた」のかも、ちょっと分からんわけです。
使える言語が英語とカタコトのドイツ語、というのも。それがドイツのベルリン市役所に来た、というのも・・・ものすごく意地悪な見方をすると「ドイツの森にキャンプに来た英語圏の子供が一芝居うってる」とかそうとも取れそうな・・・。
もし本当ならどうにかして頂きたいところなんですが。でも本当じゃない、としたら・・・さて、どうなるのでしょうか・・・?
6/16追記:やっぱりウソだったようで→森から来た謎の少年の話はでっちあげ(CNN)
20歳のオランダ人とのこと。なお、詐欺ということで法的措置も検討中だとか・・・。
05/12/2012
変化ナシってとこですか
英BBCや読売調査「世界に良い影響を与える国」日本がトップ(Yahoo!:読売)。「良い影響を与えている」58%・「悪い影響を与えている」21%…まあ、たしかに悪い気はしませんが…なんか日本でいいのかな、という気もします。2008年以来、ということですし去年はカナダ・EUと同率で3位だった、とのことですし。
ただ、この調査「良い」と「悪い」が並んで表示されてますんで…「良い」も「悪い」も高い国、とかそんな感じになってるのは世界的に注目されてるからなのかな、とかそんなことも思いますが。
→Views of Europe Slide Sharply in Global Poll, While Views of China Improve(GlobeScan:英語)
これが大元の記事であります。中にはPDFファイルでさらなる詳細を知ることができます。が…
なんか日本の紹介記事とはやや違うような、そんなような。原題「Views of Europe Slide Sharply in Global Poll, While Views of China Improve」をYahoo!の機械翻訳にかけてみると
「中国の眺めがよくなる間、ヨーロッパの眺めは鋭く世界的な世論調査にすべり込みます」
…なんのこっちゃ?
どうも元記事の元記事では「去年は低かった中国の『良い』が増えて、EUの『良い』が減ったよ」ということを言いたいようで。実際、中国の「良い影響を与える」は去年は46%で今年は50%。これはダントツに増えたことになります。対してEUは去年は56%で今年は48%という…調査国の中で最大の落ち幅となってます。
なお。これは『良い』が増えたという話なんですが…『悪い影響を与える』というのも実は『良い』と同率で減ってます。つまり、大まかに言えば去年『悪い』と思った人が『良い』でスライドした…?
…まあ、どっちの国も去年から今年へと色々ありましたし。EUいきなりずどどん、と信用崩されるような事態になってますし…中国も安定期と言うか往時のような活況は…? という状態のようですんで、その辺でも変化が見られるようになってきた…のかも知れません。
しかし日本は。『良い』も『悪い』もわずかずつ増えて1位。…変化ナシ、というのは、まあ、いいことなのかも知れませんが…国際的なとこでもあんまし注目とかされてないのかなあ、とかそんな見方もしてしまうのです…。
05/10/2012
二つほど 5/10
アメリカで二つほど。
一つ目。ノースカロライナ州は「同性婚」を認めず(CNN)…最近アメリカで出てくる「同性婚を法的に認めるかどうか」であります。すでにマサチューセッツ、バーモント、ニューハンプシャー、コネティカット、アイオワ、ニューヨークの各州とコロンビア特別区は認めていて…ワシントン州でも州法が可決されています。
…しかしほとんどが東部の州なのですな。ノースカロライナも東部の州ですけど。
日本のように生理的に受け付けないから認めない、とそんな感じが多いのではなく。アメリカの場合宗教の問題も深く絡んできています。実際はかなり熱心なキリスト教徒の多い国で、大まかにはプロテスタント系ですが宗派も様々あります。その中には同性婚を認めない、と言うよりも神の定めた摂理に反する…という認識のあるものもあるのでは、と。
こういう認識の違い、というのはどこにでもどんな国にでもあるものなのですけれど。少なくとも議論を始めてどうにかしよう、という人たちがいるだけアメリカの方がマシなのかなあ、とか。日本では話にも出てきませんし、こういう話題。
二つ目。ミッキーなどのぬいぐるみから短銃が(CNN)…4歳児の手荷物から、であります。発見した空港の職員もそうでしょうけど、当の4歳児はどれだけびっくりしたのやら。
短銃は部品の状態で、ミッキーを含む三つのぬいぐるみに分けられてあったとのことで。組み上げれば一丁の銃になる、という…。
これから飛行機に乗る、という時に手荷物検査しますから機内に持ち込まれることは防げたわけで。しかし…なんでこんなもんがこんなところに。国際便でヤバいのを運ばせた…というケースは多々あるようですが。が、そういうのは大抵は見知らぬ人から多額の報酬持ちかけられて手荷物を預かる、とかそういうのが多い、という話ではあります。
…どうにも↑記事の最後あたりの「家庭内のもめごとが原因」というのが気になるのですが。付き添っていた父親は知らない、と言ってるそうですが…さて?
05/01/2012
コアラ危機?
オーストラリアで初めてコアラが「絶滅危惧種」に(Yahoo!:JIJI)。コアラ、と言うとパンダと並ぶ?「かわいい動物」みたいな位置づけになってますけど…実際はやはりパンダと同様に野生動物でいつもぬいぐるみ然、としてるわけでもないような。でも基本的に一日のほとんどを寝て過ごしてるようなもんなんで…そういう見方ができないこともないのかも知れません。
→コアラ(Wikipedia)
ただ…やはりヒトと関わってくるとどんな動物でも何かしら影響は受けるものであります。
コアラがオーストラリアの開発に伴って欧米人の目に触れる頃でも「なんじゃこの動物は」てな感じで見られていたようで。「ナマケモノ」「クマ」「サル」と近しいと思われる動物といくら比較しても、どうにも似ていない(現在でも分類上はかなり独立してます)。さらに現地の人も食料にするケースはあったようですが、あまりウマイものではなかったようで…食ってるのがユーカリだけなので…それほど気にかけてなかったような向きもあります。
しかし時代が進むと毛皮目的での乱獲が始まりました。第一次大戦終了後には職をなくした軍人たちが大量に狩ったり、その後も数が減っているから保護しよう、という動きがあってもなかなか進まなかったり。
…絶滅へ突き進む場合、その動物を何らかの経済的目的で多数の人間が乱獲した、というのがある意味最も多い理由なのではないか、と。それまでさほど注目されていなくても乱獲することで「儲かる」のなら突き進んでしまうケースが多いかと思われます。
コアラもその例にもれず。1900年代前半にはかなり数を減らしていたと思われます。何しろ一日のほとんどを木の上で眠ってるような動物ですから。容易に狩猟できたわけです。
さらに…感染症の問題も。クラミジアやコアラエイズと呼ばれる病気で、これは今でも保護上の問題になっています。
そんなコアラですが実は今どれくらいの数がいるのか、となると…情報はまちまちだったりして。
ほぼ確実?に言えるのは「昔は100万頭は余裕で越えてたのに今は10万頭以下」とかその辺りでしょうか。現在「40万頭」という説もあれば「4万頭」という説もあります。…いずれにしてもその数が非常に減っている、というのは間違いないかと思われます。
…それでも保護活動そのものも実はかなり昔からやっていたようなんですが。…それでも「初めて」危惧種に指定、というのはなんだかなあ、とか思ってしまいます。
04/18/2012
二つほど 4/18
日中関係で二つほど。
一つ目。石原東京都知事の「尖閣諸島の一部を東京都で買う」が話題になってますが…。
藤村官房長官が「必要なら国による購入もありえる」(Yahoo!:産経) この記事だけでは「東京都より先に国が買う」「東京都から国が買い上げるかも知れない」と、その辺の細かい事情は分かりませんが…たしかに国が重い腰を上げた、ということになるかと思われます。
…やっぱり強気、と言うか意思は示して欲しいところなんですが。別に武力で対抗しろ、ということではないんですが。本当に自分のモノだ、と言い切りたいのならそれなりの行動は必要でしょうに。無用の衝突を避けた…というのは選択肢の一つではありますが、そればっか言ってたら「弱腰」と言われても仕方ないのでは…と。
実際に地権者と都は交渉段階に入っている、とのことで。…まあ、たしかにこれで所有者が変われば色々と変わってくる可能性も高いのですが…尖閣諸島って国が「借りる」というカタチに今はなってるんだそうで。その辺の契約と言うか所有の流れはどうなるのかなあ…とかそういうとこも気になってるのですが。
二つ目。8年かかったそうで…。
「クレヨンしんちゃん」中国での著作権訴訟、双葉社が勝利(Yahoo!:読売)。「クレしん」に限ったことではなく。日本のみならず世界中の「オリジナル」の権利が踏みにじられているのが中国(あるいは特定アジア)の現状ではあります。法整備や国家の経緯など理由はいくつもあるのですが…中には「パクリは文化だ」とか罪の意識もなく堂々と言い切るケースもあって後を断たないのも現状であります。
当局が本腰を入れていない…というより中国の場合はまた事情が違うことも多く。明らかにこっちが作り出した「オリジナル」なのに中国国内では勝手に商標登録され、オリジナル側は活動すらできない、そういうケースも多々あります。
今回の件でそういうのが少しは減るか…という声もありますが、本質的なところは変わってなさそうなので(今回は日本側の粘り勝ち?)今後もこういう「パクリ天国」は続くかと思われます。
…「他人のモノに手をつけるな」は文明国としては最低限のルールだと思ってたんですが…無理なんですかね、まだ。
04/12/2012
よくあったことじゃないけど
全くのゼロ、とは言い切れないような。
日本人の末裔? スペインの「ハポン(Japo'n)」さんDNA鑑定へ(Yahoo!:読売)。スペイン語では「Ja」は「ハ」に近い発音をするので「ハポン」と言えば「日本」ということになります。…出身地を名前や姓にする、というケースはあちらではよくあることらしいので(ドン・キホーテもそうなんですかね「ドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャ」)、日本から来た人間が「ハポン」と名乗ってもおかしくはないわけです。
ただ…どこからどういった由来で来たのか、というのはたしかに興味をそそる話ではあります。
↑に出てくる「慶長遣欧使節」関連の頃以降、日本は鎖国してしまい海外との窓口は長崎のみ…となってます。そのため外国や世界の情勢を数百年に渡って知ることができなかった…と。そのため明治になって開国すると大変な混乱が起きた、と。
大体はそんなもんだと思うのですが、自分としてはなんかそこまでかっちこちに正に鎖で縛り倒して国を閉じてたわけじゃないんじゃないかなあ…とか思うのですけども。
タイの山田長政の例もありますが。こちらは鎖国前に活躍?した?とされてる人物ですが。
少なくともタイには日本人街があったようで。何かのテレビ番組で何か(何だったっけ…)日本語の名前がついた橋か何かが今でも残っている、とやってたんですが…ソレ見た時にすごく疑問だったのが
「なんでその頃からの日本人の末裔が出て来ないのだろう?」
でした。実際はそういう方々が今もおられて生きてらっしゃるのかも知れません。でもその番組見る限りではそういう話がとんと出てこなかったので…。戦争のこととかもありますんで、そういう事情もあったのかも知れんのですが。
…日本人が海外に全然出なかったわけじゃないのでは、と。…で、その人たちの末裔というのはまだどこかにいるのでは…。
ロシアに漂流した大黒屋光太夫一行でもロシアに残って結婚した人もいます。でもそういった記録が残っていないケースも多々あったのかも知れない。長崎に入る船は役人もかなりきびしく調べますが、出て行く船はそうでもない、という話(シーボルト事件の発端…)もあります。密航が常態化していたとまでは思いませんが、そういう例がいくつかあったのかも知れない…。
「スペイン(バスク)」「日本人」と言えば司馬遼太郎にそういう短編があったような。完全に鎖国する、というのは実はほぼ不可能で、何かしら小さなことでも何でも外から入ってきては…出て行くことも、ある。
世界は実は繋がっているのですから。否応なしに。
04/10/2012
そっとしておく?
今年で沈没100年。タイタニックに迫る「危機」?(Yahoo!:ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト) 実際、今月15日で100年となるので…それに合わせて当時の雰囲気をできるだけ保って出港・沈没現場付近で式典を行なう(Yahoo!:NNN:動画ニュース)、というイギリスの旅行プランもあるとか。
…まあ、「熱狂的なファン」というのもいるみたいですし、一種のイベント…という見方もできなくはないですけど。まだまだ遺族がご存命、ということを考えると…なんか複雑ではあります。
↑の「危機」というのは潜水艇によってホンモノの「タイタニック」への損傷が増しているのではないか…ということであります。映画「タイタニック」のジェームズ・キャメロン監督が自ら潜水艇に乗ってホンモノを見に行った、という話があります。潜水艇なら潜水に関してシロウトでも潜ることはできます。…と言うよりあんな海底に潜水服着てでも出るのは非常に危険であります。訓練すればそういうことができる、とそういう話もありますが、そこまでやるもんなのかどうか…。
で、観光目的の潜水艇が船体を破損、というのもなあ…ツアーを企画してるディープ・オーシャン・エクスペディションズ社のマッカラム氏の「むやみにぶつけるわけがない」という言を信じたいところではあります。ゴミ…ああ、でもたしかに浮上する際のバラストは多数ばら撒かれてる可能性は非常に高いですか。
しかしそれでも「船体の汚れを落とし、ロボットを使って防汚塗料を塗るための許可を申請しているのだ」(「」内元記事より引用)てなとこまできちまうと。なんだか違った方向へ進んでやしないかい? とか思ってしまうのですが。…そっとしておいてもいいんじゃないか、とか…。
例えば戦艦大和も沈んでる場所が分かってますが、今のところ「船体の汚れを落とし、ロボットを使って防汚塗料を塗ろう」てな話は出てきてません(大和の場合は艦橋が吹っ飛んでて船体が真っ二つになってるから、てのもあるかも知れませんが)。
…その辺、日本人の感覚とは違うのかなあ、とか。でもタイタニックがそういう「海底の電子博物館」になったとして…関係者はどう思うのでしょうか。その辺も、ちと気になります。
04/01/2012
あったかいorあったかくない
日本でも消費税関連の法案が閣議決定されましたが…。
イギリスの付加価値税(VAT)、かかるかかからないかは気温次第?(Yahoo!:時事) イギリスの「消費税」には一応の「決まり」があります。それは食品など生活必需品にはかけない、というものなのですが。しかしレストランなどの食事代には20%の税がかかってるわけで…。
どこまでが「生活必需品」かそうでないか、ということになってきたようであります。
食料品は基本「生」で買いますから「温度」はほとんど気にする必要がないわけです。しかしいわゆる「お惣菜」となると気温は上がります。そして…そういう物品は果たして生活必需品なのか…と。外食してる、と言えば外食してるようなもんあですから、「室温以上なら外食」ということで課税対象になってしまう…というのは考え方の一つではあるのですが。
…イギリスの外食事情(一般家庭でお惣菜が当たり前のように食されているのか、とか)がよく分からないのであまり大きなことは言えんのですが。
しかしコレ、日本で当てはめてみるとやや、と言うかかなりビミョーな話になりそうで。
例えば「お弁当」ですか。売ってる時は室温程度…いや違うか。手で持ってみてほんのりあったかい、ということはどう少なく見積もっても30℃は越えてるわけで。日本の標準的な気候で30℃越える、ということは夏の盛りのまっ昼間ということになりますが…夕方とかだったらそんなに高いわけもない。
んじゃあ、冷凍食品をまとめてトレイに乗せて「じゃあ、家でチンしてくれ」とかそういう形態の持ち出し前提のレストランなら非課税なんだろうか…。
どうにも穴がありまくり、と言うか何と言うか…すでにそういうのがイギリスではあったりするのかなあ…その辺も、ちと分かりませんが。
ただ。こういうのは万国共通なわけで。国としては税金という名のお金が欲しい、しかし国民はなるべく払いたくない。その辺の駆け引きと言うべきなんでしょうかね。…まあ、どこの国の政治家も似たようなものだと思われますので、税の対象が広がる(あるいは税率アップ)時にヒーローのように現れれば支持する人たちも増えるのでしょうけど。
…ま、結局はなんだかんだでなし崩しに「やっぱ税上げないと」なるんだろうな、と。やはりどこの国も変わらんもんであります。
03/23/2012
話聞く分には
興味深いと言ったら失礼になりそうですが。でも実際にそんな目に会った「当事者」になってしまったらたしかに「地獄」となりそうな。
米旅客機トイレ故障からトラブル続きで三日がかりで上海へ(CNN)…本来のフライトならばサンフランシスコ→上海で13時間だったとか。
飛行機は3/18午後に離陸。しかしまず最初にトイレが故障。そのためサンフランシスコから北上してアラスカのアンカレジへ。着いたのは3/19になってから、とのこと。
すると今度は機械系統の問題が起き…同日に出る代替機に乗ることに。…しかしこの代替機まで故障。そのため3/20に出る別の便でアンカレジから上海へ…ということになってしまった、と。
しかも機内で1時間半、さらに降りてから4時間経って代替機→別の便になる、ということが決まり…食事券や宿泊券はもらえたものの、手荷物は渡してもらえなかった、という…。
…飛行機、というのは実は結構デリケートな乗り物で、こういう例は結構あるとは聞きますが…ここまで、となると。まあ、安全性をある意味最も重視される「空の旅」ですんで、過剰に見えるほどの安全確認が最優先された結果であった…と言われても仕方ないことなのかも知れませんが。
自分は飛行機何度か乗ってますが幸か不幸かこういう目に会ったことはありません。…海外じゃなく国内便だけだから…というのもあるかと思いますが。
しかしこういう事態になるとアンカレジからサンフランシスコへ引き返す、という乗客もいたそうなんですが…その飛行機が今度は雷に見舞われ続けた、という…。
飛行機がどう、と言うより運の問題なのかも知れません。こういうのは。
03/22/2012
Eメールではなく
いわゆる「SMS(ショートメッセージサービス)」のことであります。
アメリカ…10代の携帯使用はテキストメッセージが中心(CNN)。6割が毎日親とか友人とかとやり取りしてるとか。…その辺、日本だとEメールでのやり取り、ということになりそうですが…あっちと日本とではやや事情が違うようであります。
日本の場合「メール」と言えばEメールのことですが。
世界的にはSMSでのやり取りが多いとのことで。SMSとEメールはどこが違うか、と言えば簡単に言えばできることが違うようで。…感覚としてはPCでのEメールには「html」と「テキスト」の二つの違い、みたいなものでしょうか。「html」メールは色々と画像を載せられたり制御できたりもするのですけれど、「テキスト」だとそういう機能は一切なく。ただただ文字が並ぶだけ…という仕組みになってます。
そのためPCでは「html」メールの場合重くなりがち・勝手に別サイトに飛ばされたりする・ウィルスが仕込まれやすい…などの理由で敬遠される向きもあります。「テキスト」だとそういう心配はまずありません。
つまりは用件のみ、文字だけで装飾なんかいらないメール、ということでしょうか…。Eメールのようなアドレスも存在せず電話番号に対して発信する、というのもシンプルですし。
日本の携帯電話にもSMSはあったりします(できるのはEメールとあまり変わらない?)。やはり電話番号に対して発信できるのですが…なぜか違う携帯会社に発信することができず(自分の携帯の場合、ほとんどは携帯会社からのお知らせ専用)。そのためか今ひとつ発展していないようではあります。
あるいはEメールでの例えば絵文字とかそういう一種の「文化」が先に根付いてしまったからかも知れません。Eメールアドレスも結構凝ったりする方も多いようですし。
対してそういう装飾系のあまりないあっちの携帯では利便性が重視されてSMSが普及している…のかもしれません。
こういうとこでも国による違い、というのは出てくるものではあります。
03/10/2012
Grandparent scam
直訳すると「祖父母詐欺」でしょうか…日本の「振り込め詐欺」「オレオレ詐欺」の海外版であります。
アメリカでも「振り込め詐欺」が急増、ナイジェリアなど外国からのケースも(Yahoo!:ロイター)。…これは日本の「オレオレ」を知った外国の人がやってみたのか…それともたまたま似たようなこと考えた人があちこちにいたのか…それとも実はアメリカの方が先で、日本で多発する前に実はアメリカでも起きていた…のか、その辺はちと分かりませんけれども。
…まあ、どこのどんな国でも変わらんなあ、と。やっぱりおじいちゃんおばあちゃんからすれば孫はかわいいもんなんでしょうか…。
あるいは。ただ単にかわいいからだけではなくて微妙な「距離感」もあるのかな、と。
通常の場合、両親が子を育てますから母親や父親だとすぐにバレてしまうかも知れません。日本でもアメリカでも大家族で数世代同居、というケースはなくはないですけどやはり祖父母などは少し離れた土地にいるものではあります。…そうなると多少違っていても気づかないかも…と。
実際は年齢などそういった面もあるのかも知れませんけど…どうなんでしょう…?
しかしいずれにしてもこういう犯罪はどんどん巧妙になっていくものではあります。日本の場合はすでに「おばあちゃん、オレオレ」ではなかなか詐欺にかからなくなってきていて更なる巧妙化の一途をたどっている、とそういう話もあります。
…世界規模でそうなっていくのかどうかは分かりませんが…むしろ、まだまだ誰も知らない未知の詐欺?みたいなものも出てきそうで。実際、人間の欲望と言うのは果てしないもんですから何がどうなっていくかも分からんもんだったりします…。
03/07/2012
スポーツ?
スタンガンで相手をブロックすることも可能、過激な球技(Yahoo!:ロイター)。動画を見ましたが、両手で抱えられるくらいのやや大きめのボールを相手方のゴールに押し込む、というシンプルな球技ではあります。ボール抱えて走っている、というのはなんだかラグビーみたいですけども。蹴ってもいいのかどうか…あんまりその辺の細かいところまではこだわらないのかも知れません。
ただ、この「アルティメット・タック・ボール(UTB)」の最大?の特徴はスタンガンで相手を攻撃?できるところでしょうか。かなり弱体化(動画の中では昏倒までは行かずにびっくりするくらい)されているようですが…それでもそんなもん持って試合ということでやはり「過激」に見えてしまいます。
そもそも、と言うかスポーツも元々は「過激」だったわけで。でもそんなことばかりやってると競技人口も増えないし、何より選手内の立場が公平にならない。ということでルールが決められていって…そう「過激」でもないスポーツになっていったわけであります。
…例えばサッカーとか。起源的にはかなり広大なスペースでたくさんの人たちがボールを取り合う…というものだったらしく(ボールが一つあればなんとかなる)恐らく当初は蹴っても掴んでも何してもいいもんだったのではないか…と。もちろんボール相手だけではなく。
しかしその後「蹴るだけ」のサッカーや「持って走る」ラグビーなどに分化して行ったんじゃ、と思ってます。そういった細かく分かれていくのはある意味当然なのかも知れませんが。
そういった意味では↑もアリかも知れんのですが。
どっちかと言うと競技と言うよりエンターテイメントなのかな、と。フィールドもそれっぽいですし。ま、それもまたアリなのかも知れません。興行的なスポーツというのも存在してますし。…ただ…スタンガンて辺りでなーんかどっかから横やり?が入りそうな気もしてます。実際インパクトは激しいですが、それ以上の何かもあるわけですし。
02/27/2012
「規範」とは言うけれど
難しそうですなあ。
日米豪EUが「宇宙活動の国際行動規範」策定へ(iza!)…とは言っても。すでに2007年に「大罪」を犯している中国の参加を求める、てのはかなり難しいことだと思われます。
デブリの大量拡散が確実に起きることを十二分に承知のはずなのに、弾道ミサイルによる衛星爆破実験を行なった国であります。たった5年程度でその認識が変わるとは思えません。
その辺はロケットに限ったことではないのですが。いい捉え方をすれば「規範」の大きな変更ではあります。いわゆる「欧米」中心の世界からアジアへの変換を促す…さらには「キリスト教」中心から「イスラム教」など他宗教へのシフトでもある、と。
…しかし実際のとこは「皆を納得させての変革」ができないから「ゴリ押しで変える」ということになってる…という見方もあります。そもそも紀元前とかそういう年代ではイスラムやアラブの「力」というのはかなりとんでもないものがあって、ヨーロッパなんぞはその下に付いてるに過ぎなかった、とかそういう話もあります。
しかし起源以降、ヨーロッパの力は増しアラブを含むアジアはおちていってしまった…。
それにしても「変わった」理由というのがあるわけで、現状のように単純なカネや力(レアメタルとか人件費とか)だけで変わって行ったわけではありますまい。そういったところを認識している人は当の中国にもいると思うのですが…?
なんかもうちっと「よそ」を見てくれたらなあ、と。無駄な闘争をせずとも「変える」ことはできると思うのですが…そういうとこまでは無理なんですかねえ…。
さらにもう一つ。↑の「宇宙活動の国際行動規範」に…ロシアの名が出て来ないのはなんでなんだろうなあ、と。ある意味中国よりも多大な影響を軌道上に与えている国家だと思うのですが…?
まだまだ色々なしがらみがありそうではあります。
02/23/2012
…悪くないと思いますが
日本語に「主語」がなくて何が悪い?(Yahoo!:japan.internet.com) いや、別に悪くないとは思いますが。所詮コトバなんてのは相手に通じればいいわけで。その手段?の過程で「主語」を省くのが日本語なら、それはそれでいいんじゃないんですか、と。
たしかに英語などいわゆるラテン語系の文章だとどうしても主語が出てきますが。
むしろ「主語」が、ではなくて「誰が」が重要になってるんではないか、とか。基本、「誰(私とかあなたとか彼とか)」によって次に来る単語…大抵の場合は動詞…が変化しますし。日本人が外国語を学ぶ場合、まずコレを納得とか理解する必要があります。
なんで同じコトバがこんなに変化すんねん。
アタマや並ぶ単語によって色々変化しちまう。ある程度バラバラにしても大丈夫な日本語に比べてやや窮屈に感じたりするものであります。…しかし実際にそういうコトバを使ってる側からすれば今度は
なんでそんなにアバウトなんや。
ということになるかも知れません。
…いや、日本語だって変化はしてるんですが…その変化の仕方が明らかにその場、つまりシチュエーションによって変化してるので、「主語」によって規則的(一部不規則ですが)に変化させるコトバの国の人からすれば…奇異に見えてしまうのでは…とか思ってしまったりして。
いい例が敬語ですけど。あるいは「ある」「いる」の差、とか。敬語はいわゆるラテン語系にだってそういう概念はあるのですが日本語ほどややこしく?はありません。
まあ、こういうとこも含めて「文化」なのだ、と言ってしまえばそれで終わりなのかも知れません。一番「悪い」のは「ややこしいならイラネ」って簡単に捨ててしまうことなんじゃないのか…とか。色々知ってる方が便利だと思うのですがねえ…。
02/10/2012
何かチガウ?
伝説の海獣の映像? アイスランドの川で撮影(Yahoo!:ANN)…なんだかミョーな映像ではあります。でもたしかに川の表面であんなのがのたうち回っていたらびっくりするとは思うのですが。
…シーサーペントとかそういう部類…ではなく巨大なヘビ?のようなものでしょうか。「worm」とついているのでミミズのばけもん、とかそういう見方もできますが(wormとついてるだけかも知れませんが)実際はどんな感じなんだか。
↑映像を見ると…まあ…たしかに…うねうね進んでるような、気もするんですが…。
なんか前に進んでないような、どっかで出てきた「凍ったロープが何かにひっかかって蛇行している」というのがなーんか正解なような気がしてます。個人的には。
もし仮に何らかの巨大生物だとしたら。
…現行のは虫類や両生類、魚類がまず除外されます。あんな低温の川で悠々と行動できるはずがない。…もちろんそういう場所でも行動できる魚類とかいるにはいるんですが。でもあんなにでかくないし、こんな場所にいるはずもなく。
高体温を保てる哺乳類とした方がまだマシ、と言うか考えやすいのですが。鳥類でもアリですけどあんなでかいのがいるとは…ちょっと。哺乳類なら…一応あの氷の川でも泳げるのが現存してます。
ただ。アレ…フツーに生き物としたらヘビみたいなものであります。となるとは虫類でありながら体温キープできるやつか。あるいはセキツイ動物じゃない本当の「worm」で実は流されてただけなのか…と。
…まあ、いずれにしても無粋な言いがかりではあります。アレはそういう生き物なんだ、ということで落ち着くべきなのかも知れませんが…。
ああいう風にばっちり映っちゃうとなあ、と。もうちっとなんかボカシみたいなのがあれば想像力をかきたてられるんですが…。
01/30/2012
詳細が楽しみ
バルト海で謎の巨大物体発見?(CNN) 海底80mですから生身の人間が行くには相当に時間のかかる場所でもあります。…たしか特殊な設備やダイバースーツがあれば可能、とかそんな話だったような。しかし訓練に何ヶ月もかかる上に当たり前ですがコストが尋常じゃなかったような。
しかし音波探知機でもこういうのまで分かるというのは…なんだかちょっと驚きであります。
「直径60メートルの円盤形の本体に、長さ400メートルの尾のようなものが付いた物体の画像をとらえた。さらに約200メートルほど離れた場所に、円盤形の物体がもう1つ見つかったという」(「」内↑記事より引用)
…↑記事にはCNNのニュース番組の動画もあって(もちろん英語オンリーですが)そこには探査時に出てきた画像も出てきているのですが…正直なとこ、シロウト目にはちょっと分からないような画像だったりして。
見て真っ先に思ったのが「山か何かの断面を上から見たとこかな?」でした。
「円盤状」というからてっきり横か斜めから見たような図かな、と勝手に思っていたのですが…どうも「上」か「下」から見たような図だったわけです。たしかに円盤状の形状の「何か」が写ってはいます。が、なんだか円形の地形…に見えないこともない。
たしかにこれだけじゃなあ…未確認は未確認ですけど「コレ」とはっきり断定はできそうもないですなあ…。
春には再び探査する、とのことで結構楽しみだったりします。さらに儲け度外視で、というのも。観光資源でも何でもこういう未知のものを調べられるなら何でもいいような。もしかしたら世紀の大発見になる可能性だってあるのですし。
…まあ、世の中にはそっとしておいた方が、真実を暴かない方がいいこともあるのですけれど。でもやっぱりどうなってるのか、そういうとこが出てくるってのは…やはり楽しみではあります。
01/06/2012
日本じゃ無理
旅券(パスポート)を忘れたカナダ人、iPadの「旅券画像」で国境通過(CNN)。果たして「いい話」なのか「びっくりする話」なのかそれとも「怖い話」なのか、ちょっと判断に苦しみますが。
…少なくとも日本の空港でこんなことやっても相手にされないか、あるいは警備の人たち呼ばれてしまいそうな。アメリカとカナダの国境で…ということで成立?した可能性は高いと思われます。
これがメキシコからアメリカ、とかそういうのでも無理っぽいですが。
アメリカとカナダの行き来は比較的緩やかであります。こういう地続きの国の場合、両国の関係が良好ならこういうところはそれほど珍しくはありません。EUなんてのはいい例で。そもそもが場合によっちゃほとんどパスポートなんかチェックしない、とかそういう間柄だったもので…今でも徹底的に税関でチェック、とかそんなこともなさそうであります。
しかしあんまし良好でない国の国境だと…ちょっと大変そうな。アメリカとメキシコは特に仲が悪い、というのではなく…メキシコから不法に入国してくる連中が後を絶たず。もちろん正規の手続きを踏んできちんと入国してくる人もたくさんいるんですが、それでもイメージとしては税関はかなり厳しそうな。
そういうとこで「パスポート忘れた。でもiPadに画像あるから…」というのは通るんだろうか…。
↑記事末尾の故ジョブズ氏うんぬん、というのはたしかにあると思うのですが。iPadに限らず携帯がパスポート代わり、なんてことも可能かと思われます。もっとも、対応している機器のある国だけに限られそうですが。
…でもその前にデジタル関連のセキュリティを100%近くにまで上げないと。現状では、なんか、ちょっと…まだキビシイような気がするのですが。まだ早い、と言うか。
12/26/2011
名前のつけ方
興味深いお話であります。日本とは事情がかなり違うようで。
北朝鮮・金一族世襲にみる異常な名前のつけ方(iza!)。金正日氏が亡くなって色々ある北朝鮮ですが。…こういう名前のつけ方は日本だと結構ありそうなんですが…たしかに韓国や北朝鮮の人にはなさそうな名づけ方ではあります。
調べてみると「陰陽五行説」に基づく名づけ方は「トルリムチャ」というそうであります。
韓国の人のいわゆる「名字」というのは日本ほど多くありません。5つくらいでほとんどを占めているんだそうですが…同じ名字でも「出自」が違う場合があるそうです(近年までは「同じ名字の人と結婚してはいけない」と決まっていたんですが、それは「同じ出自の同じ名字の人と結婚してはいけない」という意味だったとか)。
そして同じ出自の同じ名字内で「この世代の子にはこの漢字を用いる」とか「次の次の次の世代の子には『火』にちなんだ字を使う」というのがあらかじめ決まっているんだそうであります。そういう「譜」がそれぞれにきちんと伝えられていて名前を見ると「あ、何代目だ」というまで分かる、とか。
→『トルリムチャ』に関連する質問・疑問一覧(OKWave)
しかし最近では韓国では「漢字ではなくハングルを使おう」的な風潮(国家も後押し)もあって漢字を使わない「名前」というのもよくあるそうですし…トルリムチャそのものも用いられない場合もあるとか。まあ、そういう伝統からの脱却というか離脱というか、その手のことはどこの国でもよくあることではあります。
北朝鮮と韓国だとどこまで名づけ方が近いのか、そこまでは分かりませんが…。
国内での順位「1位」の人物がそういう伝統を守らないというのはどうか、とか思いますし。他の家とは違うんだ、神聖なる家なんだ…というのもどうかな、と。祖先をかなり敬う国でそういうことやるかな…とか。むしろ「偉大なるご家族はこのように偉大なる父祖を敬い…」とやった方が人心掌握できそうな。
…実は別の正式な、伝統に則った名前が別にあって今認識されてるのは別の意図があって表に出してるんだ…とかなんかそんな陰謀めいた事情の方が合ってる?のかもしれません…?
12/25/2011
ナゾの…
アフリカ・ナミビア草原にナゾの球体が落下、しかし「地球外」との関係は否定(CNN)。「既知の高度な技術による合金」が使用されてるってのも…なんだかビミョーというかアヤシイような気がしますが。…高度な技術。となるとやはりあっちかな、とは思うのですが…さて?
↑CNNの記事に動画があって(前半ですな)その球体?が出てます。
…正直「何だろ? コレ?」としか思えないと言うか何と言うか。取っ手みたいのはあるのですけれど、ソレをつかんでどう、というものでもないような気がしますし。何かの部品? 飛行機なんかから落っこちた…?
しかしいずれにしてもあんまり素性の良くないもんじゃないのかなあ、と。宇宙関連だとしたら他から連絡がない、というのも妙ですし。極秘のナニカ、ということになればなおさらではあります。
宇宙関連でない、となると…爆発音はあったけど爆発した形跡がない、ということだとやっぱり飛行中の何かが落したものなのか。それともよそで落ちたか爆発したかしたものがそこまで転がってきたのか…。
…そもそもなんでいきなり「地球外じゃない」と言い切れるのか、その辺もややナゾではあります。初見だと半分くらい期待をこめてそう見てしまいそうになるんですが…。
「南半球では金属製の球状物体が宇宙空間から落下するのは珍しいことではないとも説明している。 」(「」内↑記事より引用)てのも。見慣れてる、ってことなのかそれとも世間一般が知らない「ナニカ」が進行している…のでしょうか? さて。
12/19/2011
王朝終了?
そんな簡単なもんではなさそうですが。
→Yahoo!海外トピックス:金正日総書記死去
69歳とのことであります。移動中の列車内で亡くなった、とされてますが…何かと話題(色んな意味で)になることの多い人でしたから、それを100%信じるかどうか、そういうとこまで「謎」だったりします。
普通、外国の首脳クラスが亡くなると一種のお悔やみモードになるのですが。
今回もテレビはしばらくこの話一色になると思われます。が、その方向がどうにも普通とは違うようで。隣国のことにしては…例えば韓国や中国ロシアの要人が亡くなったというのとは大分雰囲気違ってます。
拉致問題もあります。そして他にも色々と。そういった多数の懸案が今後どうなるのか、というところでかなり予想が困難になっている向きがあります。いきなりがらっと変わってしまうのか、それともこれまで通りなのか…?
韓国は軍が警戒態勢をとっています。中国は特に何も、という感じですが実際のとこはどうだか分かりません。
日本は現在(発表からすでに数時間経ってますが)慎重に事態を見極める、ということになってるようであります。性質上軍と関係の近かった最高指導者の死ですから、何らかの直接行動や混乱があるのでは…と見るのは当然だと思われますが、その時日本はどうするのやら…?
さらに後継者とされている金正恩氏はまだ若年(30歳未満とのこと)ということで…父親が制していた軍、引いては北朝鮮全体を「指導」していけるのかどうか、その辺にも関心が集まってます。…過去、と言うか歴史にはよくあるのですが。二代目三代目で身代(つまり国家)を潰してしまった、というのは(そういう意味では徳川家というのは稀有な例かも)。
しかし正恩氏にも側近はいるはずで、そうなると旧勢力との対立的なことも予想され…やはり混乱か、ということになる可能性も十分にあるわけです。
…まあ、あくまで「予想」の話が飛び交っているだけなので、今後どうなるかは誰にも分からないのですれど。
12/14/2011
二つほど 12/14
アメリカから二つほど。
一つ目。番組より音量の大きなCMは禁止(CNN)。これはいわゆる業界の自主規制ではなく、米連邦通信委員会(FCC)が正式に定めた規定、ということになります。猶予期間を一年設けてあって、違反しているCMはそれまでに再収録するとかそういった対策を講じないといけなくなります。
…前に中国の「CM禁止」についてちょろっと書いたことありますけど。
アメリカはどうなんでしょうね(日本国内でも時々明らかに向こうのそのまま持って来て字幕だけ付けたな…てのはありますけど)。そんなに長いものがあるとは思えませんが音量が高いものはある、というものなんでしょうか。…日本だと、そこまでは感じない、ような。
しかしそれまでの方策が「うるさいと思ったらミュートにしてくれ」てのがあるってことは…かなりひどいのもあった、ということなんでしょうか…?
二つ目。米国家運輸安全委員会(NTSB)が運転中の携帯電話使用全面禁止を提言(CNN)。こちらはまだ「提言」であって決定ではないようなんですが…アメリカの場合、「州」という行政区域がかなり力を持ってますんで、50州全部がそれを受け入れるかどうかで事情が大分違ってくるわけです。
↑記事にもありますが運転中の携帯電話の使用は州によってかなり違いがあります。フツーに道路走っていて州境を越えたら携帯電話使用オッケー、なんて状況もあるわけです。…もちろんこれは携帯電話に限ったことではなく。飲酒や喫煙ができるようになる年齢、てのも州によってばらばらだっりします。
ぎりぎりの年齢の若者は注意が必要になるわけです。友人の運転でドライブ中に車内で一杯、しかし州境越えた瞬間に違反となってしまう…とか。飛行機内でのアルコール提供も飛んでいる時の州によって年齢制限が変わっていた、とかそんな話もありましたし。
それでも運転中はやっぱり危ないんじゃ…と。いくらアメリカは広いったって大都市だったらクルマも歩行者もいっぱいいる、てのは変わらんわけですし。
『携帯電話の禁止には「不便だ」「連絡が取れなくなる」との不満もあるが、事故で命を落としたらどちらも意味がなくなると強調した』(『』内↑記事より引用)というNTSBのデボラ・ハースマン委員長の意見には同感なんですが。たしかに命あっての運転だと思われますし。
12/06/2011
ある意味普遍的な
今後はどこの国でも起こりそうなお話なのですが。
アメリカ・カンザス州。女子高生が知事に勝利(iza!)。…最初は今度は女子高生知事(年齢的にムリか…)かよ、とか、なんかの試合で女子高生が知事に勝っちまったのか? と思ったりしたんですが。実際のとこは学習プログラムでの知事の挨拶中に女子高生がツイッターやってた、と。
しかもその文言が『知事に直接あんた最低と言ってやった』とかそういう悪ふざけの類。しかし知事周辺のスタッフにはいわゆるネットやツイッター監視の連中もいて、これを発見(さすがに起訴とか通報とかそういうことまではせずに「残念」の意を伝えるようにしていた、とのことで)。
…が、発見したスタッフが学習プログラムの主催者に通知。そこから騒ぎが大きくなって女子高生は説教・謝罪の手紙を書け、ということになったけどそれを拒否。そのことが「権力者に対抗するジャンヌ・ダルク」みたいなイメージになっていって…。
まあ、何と言いますか。国によって感情や判断てのは違いますけども。個人的には…「お前、何を学習しに行ってたんだ」と。
日本の高校だとあんまし実感ありませんが(出席日数とかテストの点が悪すぎた時とか?)アメリカの場合は大学と同じような「単位制」になってるとこが多いとか。ある程度自由に授業(むしろ講義)をとることができるけど、一定以上の単位を取らないと卒業、場合によっては進級もできない。この「立法の仕組みを学ぶ学習プログラム」もそういった単位取得ができるプログラムの一つだと思うのですけれど。
…そういう場で、まあ、知事は挨拶中でしたけど、スマホ使ってツイッターかよ、と。
さらに「言論の自由」というのも出てきてますが、コレ、別に言論でも何でもないただの悪口であります。しかも陰でこっそりと。目の前に知事がいるのだから、本当に「あんた最低!」と言ったんなら話は違ってくると思いますが…こそこそ隠れて発言しておいて「自由」も何もないもんだ、と。…ツイッターは別に匿名ではないのですけれど。
「責任を持って使えるようになるまでスマホの電源を切りなさい。自分の娘だったら謝罪の手紙を書かせている」(「」↑記事より引用)というワシントン・ポスト紙のコラムニスト、ルース・マーカスさんの意見には大いに賛同であります。
…でもなあ…こういうのって日本でもありそうなのですが。バレなきゃ何してもいいって風潮はいつの時代でもあるのですけれど、ネット関連になるとタガが外れるケースが多いと言うか何と言うか。どんなカタチの社会でも見えないルールは存在していてそれを勝手に破る「空気読めない奴」てのは必ず嫌われる、てのはどこでも一緒だと思うのですが。
11/30/2011
CM禁止
来年1/1から中国でテレビドラマ中のCMを禁止(Yahoo!:時事)。これでテレビ局にはかなりの損失が出るらしいのですが…まあ、フツーに考えたらドラマ中に頻繁にCMが出てきたらかなりうっとうしいな、とか思ってしまいますが…。
しかし実際には日本と中国ではちょいと事情が違うようで。日本だと「これくらいなら…」といったとこですけどあっちはそれどころではないようであります。
↑記事のYahoo!の関連リンクには「中国ではテレビドラマが2話連続して放送される」と「さらに1話が終わるとCM20本から30本ほどが連続して流される」とあります。さらに「45分番組で1分以内のCMを2本までとする」とかそういう方向性も打ち出しているとか。つまり45分番組で1分以上のCMが多数流れているのが現状、という見方もできます。
日本の場合、45分番組だとCMは二回入ってそれぞれ1分とか1分半とかくらいでしょうか(以前某低予算ドラマ番組が「42分」となっていて、なんでこんなに中途半端に長いんかなあ…と思っていたらCMの量がハンパじゃなかったことありますが)。15秒CMが多い日本では「1分」と言っても大抵は4つ流れるのでそんなに退屈だ、とは思わないような。…ただ…例えば某食品メーカーとか保険関連なんてのは「空いた時間にCMをうつ」契約なんだそうで深夜にばんばん流れていたりします。同じやつを。中には長いのもあったりして。こういう例があるにはありますが日本のは短いのをたくさん流す、という方向になってます。
しかしあっちでは長いのをたくさん流す、というやり方のようで。そうなると日本のとは作り方から大分違ってきてるんだろうなあ、と。さらに日本の「山場CM」が中国では大ブーイング(Yahoo!:NEWSポストセブン)という話もあります。…いや、日本みたいに1分足らずで復帰、しかも複数のCM、とかならいいんですが…長いのをしばらく…となるとブーイングもやむなしなのかも知れません。
…一方で冒頭↑の記事の末尾「中国政府としては、テレビ局への規制を強化して当局の意に沿ったドラマの放映を求め、それをより多くの国民が視聴するよう、CM禁止措置を取ったとの見方もある」(「」内冒頭↑記事より引用)というのもあるので…たしかに当局の宣伝効果?を狙うなら余計なCMはいらん、ということにはなりそうで。でもそうするとテレビ局の運営はどうなるんだろ。あ、でも当局の意向を伝播させる、という目的があるのなら補助金でも何でも当局から援助はできる、ということなんでしょうか…。
11/22/2011
実は喜劇?
北朝鮮で「チョコパイガイドライン」設定?(Yahoo!:中央日報日本語版) 要するに工場でおやつに配られる「チョコパイ」を持ち帰る人が多く、中には換金したり専門に買い集める人までいる。この辺どうにかならないか…という要請が北朝鮮側からあった、と。
…なんか「チョコパイ」のとこだけ見ると逆にうらやましいと言うかそんなのくれるのか、とか思ってしまったりして。工場勤務でお菓子くれるなんてそんなとこあるんだ、とか。
実は最初に↑記事見た時に「?」ってなってしまいまして。なんで北朝鮮から韓国側にそんな要求が来たんだろ、と。
何のことはない、冒頭の「開城(ケソン)工業団地」を見落としてたようで。開城工業団地とは北朝鮮内なのですが、ちょっと前まで韓国で主流だった「北と仲良くしよう」政策の流れで韓国企業が多数進出して、北朝鮮内で雇用を生み出している工業団地になっています。
…だからチョコパイ配ったりしてるのかも知れませんが。
生活水準はやはり韓国内ほど高いものではないのだと思われます。そこでチョコパイ支給。しかし誰もその場で食べずに家に持ち帰る。当初は「家族とかにあげてるんだろうか」と思われましたが…実際は換金してた、と。そして韓国産チョコパイの人気が高まってくるとその流れが加速。
さらに工場によって「格差」まで生じていて、どうにも妙な雰囲気になってきてる、となると…さすがに北朝鮮側も「どうにかできないか」ということになってきた、というところでしょうか。
なんだか一見どうでもいいようなことなんですが実はかなり重要なことなのかも…とか。しかし。
「チョコパイ配給をやめた場合、勤労者の反発が予想され、北側も積極的に動けないため、南側が供給を中断してほしいと要求している状況」(「」内↑記事より引用)
…うーむ、これじゃなんか喜劇みたいですな。チョコパイで労働者反発…ですか。
11/09/2011
接触なしですって
まあ、そんなもんだと思ってましたが…よく公表したなあ、色んな意味で。
「異星人からの接触はまだない」米政府が異例の発表(AFPBB NEWS)。何と、と言うか市民からの「情報開示」請求に基づいて公表した、とのことで…署名も16000人ほど集めていた、と。
つまり「政府は何か宇宙人について隠しているはずだ。それを公表しろ」と。対して政府側は「そんなもの何もありませんよ。どっかの星に生命体はいるかも知れませんが、それらが接触してくるにはあまりにも遠いでしょ」ときわめて常識的?な回答。
…なんかこういうやり取りだと必ず最後に「いいや。そんなことはないはずだ。必ず隠しているはずだ。今、ここで答えられないのはやましいことがあるはずだ!」と陰謀論ふりかざしてきそうなんですけど。いや、ホントに何もないんだって、と説明しても「絶対に隠しているはずだ!」とこうなってしまう。
「知りたいが調べたくない」「自分の感情だけで世の中は推し量れる」「情報は自然と集まってくるはずだ」の三つが揃うと出所不明のデマは信じるけど人の話は聞かない…といった感じのをどっかで見たんですが。なんかこういう風になってしまいそうだなあ…とか。
自分が納得できない=理解力がない、ということに気づいてないだけかも知れませんが。「陰謀だ!」と断定しちまうと事象のそこから先、つまり今後どういう風に変化していくのか…ということに一切目を向けない、そこで止めてしまうことになって、いささかモッタイナイような気もしますけども。
ところで。宇宙人が密かに米政府と密約を交わしている…というのは一体いつ頃から出てきたんでしょうか…。
前にも書きましたけど、こういう話が嫌いなわけではないのです。むしろ好きな方で(陰謀、となると首傾げる方ですが)ただ純粋に好奇心?でいつ頃なのかなあ…と。
「月面の顔面様建造物」ってまるでヒトの顔みたいな岩が月面写真に写っていたことがあって「これは月面に宇宙人の基地がある証拠だ! 政府はこれを隠しているんだ!」てなことになったことがありますけど…NASAかなんかそっち系の関係者が「これ、影の具合で人の顔みたいに見えるでしょ」って半分笑い話でどっかの記者に話したらそれに尾ひれついて広まった…てな話(真偽は不明)があって、自分はそういう話の方が好きだったりします。
ちょっと前には日本でも「実録! これがUFOだ!」とか某Y氏のいかにもありそうな宇宙人関連の番組やってたもんですが。最近はやらなくなっちまいましたねえ…「世界びっくり映像」とかすでに動画投稿サイトでは知れ渡ってるようなのを今さら紹介する番組では時々出てきたりしますけど。
やっぱり映画とかそっちの影響なのかなあ…何度か「UFOブーム」というのが20世紀、いや19世紀にも「オカルトブーム」的なことが起きるんで(しかし19世紀だとUFO関連はほとんどない)、そこら辺で何か「芽」があって自然発生的に発展して広まっていったのかも…。
今回の発表は「うちは宇宙人と交信したことなんてないよ」という米政府の見解なので、即「宇宙人なんていないんじゃあ」というものでありません。地球以外の生命体の存在はまだまだ完全否定されたわけではないのですが…「宇宙人」として地球にUFOで来る、という壮大なお話にはならないのかも知れません。
11/05/2011
…こっちもどうなりますやら
ロシアの研究機関「2020年代に北朝鮮は存在していない」(iza!) とは言ってもいきなり消滅したりするのではなく、南北統一がある程度でも進行して、現在のような「金王朝」ではない、ということのようなんですが…。
まあ、可能性の話ならいくらでもできますが。
例えば日本だってあと10年、何も全く変わらずにこのままの状態を維持できる…と決まってるわけではありません。何があるか分からない。中東じゃないですけど、いわゆる「反体制派」が大きなコトを起こして現状が変わる…なんて可能性もゼロじゃありません。
ゼロじゃ…ないんですが…。
10年、ですか。人一人が変わるのにも長すぎる時間、と言えるかも知れません。…年代にもよりますが。10代から20代、というのと30代から40代、というのは大分違いますし。
人間の場合は基本「中身」は変わらないのでそういうことになりますが、国家だと。「中身」つまり国民や指導者なんてのはいくらでも変わりますから「10年」というのも大分意味合い違ってくることにはなります。
2020年代、ですか…どうなってるんでしょうね、世界も、日本も。予想はいくらでもできるんですが…確実なことは誰にも分からんことでもあるわけです。
11/04/2011
どうなりますやら
「君の家は大変そうだからお金を貸してあげるよ」
「え、なんか悪いなあ大家さん。たしかにちょっと困ってるんだよね」
「まあ、他の住人のみなさんの意思でもあるからね。でも君の家の人たちは生活態度があまり良くないようだね。そこら辺をどうにかしたらお金を貸す、ということにしよう」
「じゃあ、それでいいかどうかうちのみんなに聞いてみるよ。場合によっちゃずっとこのまんまってこともあるかな。えっと…答えが出るまで何ヶ月かかかるけど、いい?」
「…今現在困ってるんじゃないの?」
→Yahoo!経済トピックス:ギリシャ経済危機
…こんなカンタンなものではないのですけれど、実際は。なんだか状況が妙な方向へ空回りしているような気がして…ついに首相も辞任するみたいですし。
ギリシャがEUの一員、ということが大きいのかも知れません。しかしEUは一度加盟してしまうと「追い出す」ことができないらしく(脱退はできる…?)他の加盟国も綿でくるんだような曖昧な言い方しかしてないような。
財政危機、つまり破産寸前なわけです。が、EU内というのは「ユーロ」で統一されています。ギリシャの「信用」がガタ落ちになるとユーロの「信用」までガタ落ちになる。…日本の円高が進行しているのは一つはこれによる「ユーロ安」からある程度でも堅実?そうな円に人気が集まっているからだ…という話があります。同じような理由でEUに加盟していないスイスのスイスフランも高騰してるんだとか。
でもそれじゃヨーロッパがギリシャに引っ張られて奈落の底へ落ちてしまう…。
当たり前ですがそういうわけにはいかないのでギリシャへの融資を敢行。それでもあんまし効果ないので何度か敢行。…でもそれでも効果がなさそうなので「公務員削減」とか改善に向けて色々条件をつけたんですが。そしたらそれでいいのかどうか国民投票やって国民の意見を聞く、と。
…それはそれでなんだか悪くないように見えますが、実際にギリシャで国民投票やる、となると様々なステップが必要なんだそうで。議会での承認やら何やらで何ヶ月もかかる。場合によっては解散総選挙になる可能性もあるので、そうなったらさらに時間がかかっちまう。
正直、そんな余裕は今のEUにはないわけです。だから「援助」か「脱退」かどっちかを選ばせる、とかそういう話までG20で出てきてたらしいのですが…どうなりますやら。EU内でも結構意見が分かれてて「融資? 冗談じゃない」という風な論調になった国もあります。
…ただ…これ、他人事じゃない可能性もあります。日本だっていわゆる借金額はとんでもない額になってます。いきなり破産、とかそういうことになってもおかしくはないほどに。
ギリシャの場合はEUという命綱(ちょっと切れそうですが)があったんですが日本の場合は…? こっちもどうなりますやら。
10/30/2011
新たに作るのは…ムリ?
東京・小金井市、市長の「失言」でゴミ収集危機へ?(Yahoo!:読売) 話の流れとしては、市長選で(ゴミ処理にかかる)4年間で20億円を「ムダ金」と発言→その候補者が市長に就任→周辺自治体が「ムダとか言うならゴミ引き取らないよ」…と。
実は小金井市のゴミ処理施設は老朽化が進み4年前に廃止になってます。そのため1年ごとに周辺の自治体にゴミ処理を委託しています。…当然タダというわけにはいきませんからいくらか払うことになるのですが…それを「ムダ金」と言った人が市長になった、と。
…意味としては「ムダな使い方をしている」とかそーいうこと言いたかったのかも知れませんが。実際に処理を受け持っている側からすればたまったもんではありません…。そりゃ、「じゃあもういいよ。勝手にしな」と突き放したく気持ちも分からんではないですが。
ま、素朴な疑問もあるのですが。…ゴミ処理場、再建したら?
4年前まであった場所にもう一度建てる、というのがしごくもっともな選択肢だと思うのですが…何かあるのかなあ、その土地はもうすでに所有者が変わっているとか。で、新たに土地も探せない…とかそういう状況なんでしょうか? それとも何か別の事情があって再建できない…ってことなんでしょうか?
4年間で20億円…そりゃ、処理場がない現状ではどこかに委託して処理してもらわないと立ち行かないわけです。再建計画なりなんなりは進んでいるんでしょうか…? 予算がない、という話でも計画くらいは進められますし…なんか…その辺も色々あるんでしょうかね。
市民が一番困ってると思うのですが、こういう状況。そしてなんとかできるのは市だけなわけです。…なんとか…ならないもんなんですかね?
10/25/2011
二つほど 10/25
ロシアとアメリカで二つほど。
一つ目。ロシア。旧ソ連圏の再統一…プーチンの野望(iza!)。大統領と首相がくるくる入れ替わる、というなんだかミョーなことになりそうなロシアですが。今度大統領となることがほぼ確実なプーチン首相は「旧ソ連再統一」を目標とするのでは…ということであります。
現在のロシアは1991年にいわゆる「ソ連崩壊」によって解体されたソ連の…最も主だった部分、ということになりますか。「ソビエト連邦」というくらいですからいくつもの国家が集まってできていたものを「解体」してロシアという一つの国になった…という見方もできます。
そして崩壊後にそれぞれの国家は独立国となりました。
それをもう一回統一させよう…ということであります。たしかに独立はしたけれど国としての運営はなかなか難しく、ロシアを頼っている部分もあるとか。逆にロシアとは様々な事情があって(ソ連時代でも一枚岩というわけじゃなかった…)めちゃくちゃ嫌ってる国、というのもあります。そこら辺の事情も含んでの「統一」ということなのでしょうけども…。
…なんかコワイな、と。正直なとこ。ここで再統一してもEUのようになれるかどうかも分からないんですが、しかしあのプーチン氏か…と。妙に迫力ある人ですし…その辺がコワイな、と。
二つ目。アメリカ。アラバマ州で不法移民取り締まり強化法が発効、労働力のあては…?(iza!) アメリカは地続きなので他国から不法に移民が入ってくる…と、そういうわけではありませんが(日本にだって不法な移民はたくさん入ってきてます)。それでもこうやって一部あてにしてしまう向きはあるわけです。
しかしあくまでも「違法」なのでそれなりの対処をしていかないといけないわけですが。
…なんだか単純?に取り締まり強化による弊害をきちっとシミュレートできてなかっただけなんじゃないのか…とか↑記事読んだ時に思ったりして。一部では重要な労働力になっている、というのは日本でもそうなんですが、ソコが一気に抜けたらそういう事態になるってのは予想できなかったのかな…とか。
来年以降はそういうのもなくなりそうな感じではあるのですが。いや、また別の問題が起きて混乱…とかそういうことにならなければいいのですが。
10/21/2011
狂犬の最期
カダフィ大佐死亡、リビア国民評議会発表(Yahoo!:産経)。「中東の狂犬」「砂漠の狂犬」とまで呼ばれた独裁者・カダフィ大佐の死亡が確定…したようであります。昨日の夜からずっとこの話が出ていたのですが…どうにも確証の持てない内容、と言うか詳細が不明な話ではありました。
しかし独裁政権と争ってきた国民評議会の正式発表。これで42年続いてきた独裁政権に幕が降りることになります。最初のデモや反乱からの流れから言えば「民主化(今までだって民主的国家運営がされてなかったのか…と言えばされてなかった、わけではないんですが。一応)」ということになりそうなのですが…。
これからが大変な道だと思うのです。
中東では例えばエジプトも「独裁政権」を終了させてきています。あるいはイラクも「独裁政権」をアメリカが手助けした、とは言え終了させてきています。しかし…その後は「会派」同士の競合などもあってなかなかスムーズには行ってません。
いや、別に以前のような状態に戻った方がいい、と言ってるわけではありません。ただ…曲りなりにも「独裁者」と呼ばれる人物がいて国が治まっていた、ということはその人物に「何か」あったわけです。カリスマ性と言う言い方もできますし運とも言えますし。あるいは状況が整いすぎてた、という言い方もできます。
それが全部なくなってしまうわけです。一般市民と言うのは実は結構保守的だったりします。現政権は前政権と比較されてアラ探しをされる、というのはどこの国でも変わりません。「脱・独裁者」をした国はそういうことへさらに厳しい目が向けられそうであります。
リビアの情勢は↑以外でもまだまだ不安定だったりします。カダフィ大佐の信奉者というのもまだまだいそうですし(実際の人間関係なんて白黒で決まるもんではないです)。…まだまだ混乱は続く、と言うよりやはりこれからが一番大事で大変な時期到来なのかな…と。
日本も他人事ではありません。国家の急激な変貌、なんてのはいつどこで起こってもおかしくないのですから。
10/16/2011
えそらごと
「反格差」デモの余波? 欧州でもデモ拡大(Yahoo!:毎日)。アメリカの金融の中心地とも言えるウォール街から発生した、とされアメリカ内にも拡散しているとされる「反格差デモ」であります。
デモの主張は例えば「我らは99%である」というもの。これはアメリカの富は1%ほどしかない富裕層によって独占されている、我々残り99%はそんな状況に断固抗議する…とかそういう内容であります。いわゆる「アメリカンドリーム」というのもあって「希望とチャンスの国アメリカ」と言われて挑戦していけばビッグドリームが手に入るかも知れない国、と言われてきましたが昨今はそんなチャンスもない、と年配の方々も今後を憂いてデモに参加してる…なんてニュースも。
こう言っちゃなんですが…コレだけ聞くと世間知らずのガキのたわごとにしか聞こえんのですが。
実際、「経済格差」というのは各国で叫ばれていることであります。その多くは「本当にお金のない人」と「生命維持に必要な分よりはるかに多くお金を持っている人」に分けることができます。日々の暮らしに事欠く…どころではなく。毎日満足に食うこともできない。でも仕事もない。仕方なく今日食ったら明日は食わないでおこう…という人の一方で毎日外食して捨てるほどに食事する人もいる。
それが本当の「経済格差」だと思うのです。
日本という外国のテレビニュースに映っていた、ウォール街に出向いた若者たちはノートパソコンを持ち、ツイッターをし、寝袋もあり、支援者からの物資もあり。…中には「仕事休んで来ました」てな人も。生きてく分にはそれで十分なんじゃないのか? あんたら?
まあ、これは直接現地のことを知る由もない人間の考えることであります。実際にどうなっているか…日本だと当たり前の制度がなかったりあるいは逆もある外国であります。「本当の実情」というのは日本にいては分からんもんではあります。
で、この「格差デモ」が日本でも起きた…ということなんですが。
…なんで「原発反対」を盛り込むのか…その辺からどうも怪しいんですが。これが原発事故があったから私は職を失った、収入が減ったんだ、だから原発なくせ、とかそういうハナシならまだ理解できるんですが…それとこれとは別問題じゃないんですか?
さらに。「格差解消」というとすでに何十年か前にそういう「デモ」が起きてます。海外でも日本でも。死者も出ています。そしてそういう「楽園」を目指した国家もありました。…その国家は今どうなっているのか? 最大の北の国家はちょっと前に方針転換して大きな痛みを負ってます。その南の人口の多い国家は部分的に方針転換して…かえって「格差」に悩まされています。発展はしてるんですが…なんかちぐはぐ。唯一カリブ海の島国だけが継続してますが各国からの経済制裁は今でも続いています。
…最後に個人的なとこなんですが…なーんかうさんくさいんです。言ってることはまともで正論なんですが…そりゃ、自分だって経済的に裕福なわけじゃないです。でもなんか受け入れられない。
「甘え」と言ったらいいんでしょうか。少なくとも日本で報道される限りを見てると…「偽善者」の香りがぷんぷんと。ま、偽善者でも「善」なんですけども。
10/09/2011
あめりかのこと
カリフォルニアでフカヒレの保持・及び販売を禁止する条例が可決(Yahoo!:CNN)。すでにアメリカではハワイでのフカヒレの保持や提供が禁止されていますし…フカヒレの獲得を目的としたサメの捕獲がほぼ全域で禁止されていたりします。…第一義として「サメ類の保護」があるわけですが…一律「ダメ」というのはどういうもんなのか…特に中華系の多いカリフォルニアでは色々あるかも知れません。
「フカヒレ」とはまんま「サメのヒレ」であります。主に大型のサメ(ジンベイザメやウバザメが重宝されるそうな…他にもイタチザメやアオザメと言った獰猛なサメも)のヒレを使います。部位(胸びれ・背びれ・尾びれが主)によっても違ってきたりしますが、これは獲ったサメのヒレをそのまんま使うわけではなく。乾燥させて「干した」ものを使います。
日本では気仙沼が有名ではありますが…どうなんでしょうか。なお、日本ではヨシキリザメのヒレを使います。
基本的に無味とされます。しかし軟骨魚類ゆえのゼラチン質の食感が楽しめます。なおかつ「干物」のくせ?に「戻し」、つまり再び水分を含ませて元のような状態に戻す作業が肝要となります(その時の味付けが重要)。…正直、かなりめんどそう…。
→ふかひれ(Wikipedia)
…まあ、中華食材で「干し」と言うと大抵そんなもんですが。
それに…自分は食ったことないんでホント、どんなんかは分かりません。しかしあれだけの人たちが長年愛好しつ続けてきたわけですから、美味なんではないか、と思うのですが…さて?
なんだかコレを重ねて思い起こされるのが例のデモであります。いわゆる「経済格差」をなくす…デモ。
日本とアメリカですから国情と言うかそれぞれ事情が違います。例えば日本では当たり前…と言うかほとんどの人が入っている「健康保険」、自ら入るのと企業で入るのとで違いはありますが大多数の人が入ってます。これによって安く診療してもらえます。…こういう「国家規模での健康保険」はアメリカにはなかったりします(これは先の大統領選でもテーマになってました)。希望する人は保険に入ればいい、ということなんでしょうか。
そのため診察代がとんでもないことになる人もいて、日本とは違った意味での「無料診察」というのがあったりします。
そんな中でもアメリカの人はやるこたやってます。…その一つがデモなんですが。
ただ。個人的な印象なんですが、なーんか言ってることが1970年代とかそれ以降の「オンリー理想主義者」と似てるような気がして。「戦争がなくなれば即平和な世の中が訪れる」とか「今の腐った社会を改めればいい世の中になる」とか…そんなフレーズ。
日本で報道されてる限りから受けたもんなんで、実際のとこは分かりません。
でも…そんなカンタンなもんなのかな、と。銀行がどう、とか、税金の不均衡がどう、とかそういう話がよく出てくるんですがそれがどうしたんだろう、と。やたら「アメリカンドリーム」を口にしますけど一人の成功者の影に落伍者が無数にいることくらい、どこでも常識でしょうに。
デモにあつまった人たちが「フツー」の格好してるのも…なんだか。たしかアメリカはヒッチハイクを多くの州で禁止していると聞いていたんですが、どうやってニューヨークやらワシントンD.C.やらにまで来たんだろうか? その寝袋や荷物、場合によってはPCはどうやって手に入れたの? 支援者が支援物資を送ってくれるらしいけど…どんな人たち? 名も無い一般市民がそんないきなり組織立って動けるもんなのか…。
どーにもなんだか…信用できない、と言ったらよその国ことですし、言いすぎかと思います。
でも…文化への折衷案もナシに禁止とか「中東の政府転覆と同じさ」と気軽?に言い放つとか…。なんだかアメリカ合衆国にとってはそれでいいのかい? と。融合とか妥協とか最低限の要求とか…そういう「交渉」てのはないんですかね…?
10/01/2011
お試し?
メキシコの市議が「2年婚」許可制度を提案(Yahoo!:ロイター)。「2年婚」ということなので2年間だけ結婚するってこと? …いや、そう単純なことではなく。結婚してもどうせ離婚してしまうのだから、最初から結婚生活の期間を決めておいて、それが過ぎたらすっぱり別れてしまおう、と。「2年間」というのはメキシコシティではカップルが2年以内に別れることが多いから…ということのようであります。
もちろん生活が続くようなら「延長」も可能、とのことで。…そりゃあ、まあ、一生のことですからそういう制度もアリ、なのかも知れませんが…最初から離婚すること前提の結婚、というのもなんだか妙な話ではあります。
メキシコという国は日本から見れば南国の騒がしい国、みたいなイメージもあったりしますが…実際は敬虔なキリスト教徒の多い国であったりもします。アメリカ合衆国は基本、プロテスタント系ですが、こっちはカトリック系になります。南米にはカトリックの信者が多いのですが、土着の信仰と融合して独特な「キリスト教」になっている場所、というのもあったりします。
しかしそれでも根はカトリックなわけで…ごくごくざっくりと示すのをお許し頂けるなら(本当は厳密な教義があって、それらをきちんと理解なさってる方に教えて頂くのがいいのですが)…神様の前で誓ったことは絶対、ということになります。つまり結婚する、ということは神様の前で誓いの言葉を述べるので、離婚なんてもって他、ということに。
…しかし現状、そこまでかっちりできるわけではなく(イギリス正教の例もありますし)…でないと半分くらい離婚してるメキシコの人たちはどうなるんだ、とか…。
↑のような制度をもし日本で導入…というのはなんだか無理そうな。
日本の場合はカトリックでない方の方が多いので、離婚しても問題なし…と言いたいところなんですが、「家」の問題というものがよその国より大きくのしかかってきます。つまり同じ家の人になる、と。ということは裏切ってはいけない…と。
やはりどこに行っても離婚というのはあまりいい目で見られないものなのかも知れません。状況や場合によって結構判断は変わってくると思われるのですが…その辺も、なかなか難しいもんであります。
09/18/2011
二つほど 9/18
海外から二つほど。
一つ目。「第三の性」オーストラリアのパスポートの性別欄が三つに(CNN)。これまであった男性「M(Man)」と女性「F(Female)」に加えて「X」が増えた、とのことであります。これは「中間」もしくは「未確定」ということですので、病気などによる「正当な」理由による「X」ではないか、と個人的には思ってるのですが…。
確たる理由もなくファッションだから、とかそーいう理由でコレを選択できる、となるとそれはそれで問題になりそうな。深刻な状況にあって本当にどちらかを選ぶことのできない人がそうするならまだしも。遊びでやられちゃあなあ…と。
…そんな風に自分は思うのですが。↑記事だけでは例えばオーストラリアでは公的な文書でも「X」が認められたんだろうか…いやそれは違うかパスポートだけかな、と詳細が分かりません。ただ、方向としてはそういう方向を向き始めた、とかそんなもんなのかも知れませんが。
二つ目。金(きん)高騰で新たなゴールドラッシュに沸くアメリカ(CNN)。日本で言えば江戸時代後期頃にアメリカではいわゆるゴールドラッシュが起きています。正に一攫千金を狙う連中がそういった河川に集まってきた…というものであります。場所によってはそれで町ができたりした、とかそんな話も。
…ただ、色々読んだりしてみると、どうも「一攫千金」というより↑記事のボブ・ガスタフソン氏のように地道にこつこつと砂金や金粒を集めていった、とかそんなもんのようで。いくら金が出る、と言っても川に流れてくるものですからそんなに大きなモノはないのでは、と(結構デカいのが見つかったりはしてるんですが)。それでもそういったのを集めていけばやがて一財産にはなる…かも。
日本でもそういう川はあるそうで。しかし大抵の場合地主に許可もらったりしないと勝手な採掘ができなかったりします(なんか見つかった時に大モメ、とか)。たしかアメリカもそんな感じだったような…でもどこかの川では一般人が採掘できる、とか…世界で唯一一般人が採掘できるダイヤモンド鉱山って、アメリカ…でしたっけどこでしたっけ…?
09/11/2011
10年
長いようで短いような。
9/11の米中枢同時テロ、その後の対応は「過剰反応」?(iza!) 「過剰だ」と感じている人は世論調査でも少数派、ということになってますが。…同時多発テロからイラク戦争へ、という流れからするとたしかに「過剰」という見方もする人もいると思われます。でも、首謀者とされる人物が逮捕されたからこれでおしまい、と簡単に決めてしまえるものではないような。
実際、現在のアルカイダには当時ほどの勢力威力はない…というのが最近の見方になってきてます。
大きな組織だったのですが、元々一枚岩だったわけではなく(こういうとこどっかの政党に似ているような?)各国が対応してきたり情勢が変わったりしてどんどん分裂していってしまってます。
さらに指導者的立場にいた、とされるウサーマ・ビン・ラディン容疑者の死亡…。
そういったことが続いて弱体化、もしくは細かい組織への分裂が進んでいるのも事実だと思われますが…さて。
たしかにここ最近では例えばアメリカやEU内などでは大きな「テロ」は起きていません。…いや、起きているのですが明らかに「アルカイダ」と言えるわけではない場合が多いようで。
…しかし9/11で一種の先鞭をつけてしまった、という見方もできます。ああいうことができるんだ、と。イスラム系とかアルカイダとかそういうのはもう関係なくなってきてるのでは…とか。一つの勢力として(国家というくくりではなく)「テロリスト」を見るならば、これはまだまだ大きな事件が起こる可能性があると思われます。
9/11にアメリカでテロを行なう、そんな情報もあったとか(どこでとか誰が、とかは分かりませんが)。いつ現状の一見平穏に見える状態が覆されるか分からない…それを世界に知らしめたのが10年前の今日だった、と思っています。ホント、先というのは見えないものであります…。
08/19/2011
二つほど 8/19
日米の乗り物?で二つほど。
一つ目。米大統領専用装甲バス登場、お値段日本円で約8400万円(CNN)。ちょっと意外だったのですが、これまでは「リース」つまりバスを借りてそこへ専用機材なんかと積んでいた、とのことで。しかし「リース」ですから返す時が来る。その時に元に戻す手間も費用もバカにならないので「買う」ことにした…と。
…こういうの、日本ではあまり聞きませんが。たしかにオバマ大統領が就任パレードやった時にゴツイ黒塗りの明らかに「装甲車」というのに乗ってましたけど。立場の違いなんですかねえ…米大統領ともなると命を狙われる危険が日本の首相より、ぐん、と高い、ということなんでしょうか…。
こういうのが必要になる、というのはある意味ではあまり好ましい状況と言えないとは思いますが。しかし世界状況的に見るならばやはり考えた方がいいのかなあ…とか。でもそうなったらこんな値段では反発必至、ですか。
二つ目。競走馬「ニンジャ」伊賀と甲賀が応援団結成(Yahoo!:毎日)。ありそうで今までなかった名前、かも知れません。「なんとかニンジャ」とか「ニンジャなんとか」というのはありそうですが、そのものずばり、となると。
…そう言えば深夜の通販番組で「ニンジャ」ってフードプロセッサー、やってましたっけ。もちろんあっちの番組を翻訳してるのですけれど。なんで「ニンジャ」なのか…日本だったら逆にこういう名前は付けないような気もしますが(バイクにはありましたが)。
どうもあっちの人にとって「ninja」というのはスーパーマンか何かのように見えるらしく。覆面してたり手裏剣放ったりするんですけどやってるこた明らかに「ヒーロー」なわけです。…日本だとどっちかと言えば「スパイ」とかそういう暗いイメージもあるのですけれど、あっちはそうでもなかったり。
まあ、それでも競走馬ということなら走って頂きたいとこであります。伊賀と甲賀…これも講釈モノの流れなんですが、それでも何か話題があるというのはいいもんであります。
08/17/2011
どう出るんでしょ
グーグルが米モトローラ子会社を買収…「黒船」を恐れる日本勢(Yahoo!:フジサンケイビジネスアイ)。すでに「大手検索サイト」というくくりには収まらなくなってきてるグーグルですが。スマートフォン向けのOS「アンドロイド」も開発・流通してますし(日本の場合はアイフォンかアンドロイドの二択)。それがモトローラの携帯電話端末子会社を買収。ということは中身(OS)と外側(携帯電話)の双方を手に入れることになり…いわばアップルと似たような状況になるわけです。
モトローラ、と言えば老舗中の老舗であります。何しろ「携帯電話」そのものを開発した会社ですし。ちょっと前までは海外だとモトローラかノキアというのが一般的ではありました。が、スマートフォン市場に乗り遅れた、という話もありやや低迷の観があったようで。しかしここへ来てグーグルの子会社買収。
…それでも…「黒船」まで行くんだろうかな、とか個人的には思ってしまいますが。一般市場にとって。
日本のケータイ事情が「ガラパゴス」と呼ばれ海外とは全く違う方向・性質への道を辿っているのは↑記事にもある通りで。今はそうでもないそうなんですが、例えば海外の携帯には「着メロ」なんかありませんでした。携帯専用サイトの数もそれほどなく。発色できる色数もそんなに多いものではありませんでした。…つまりは「会話」に特化、という電話としては当たり前な機能だけ充実していたわけです。
あちらからすれば、なんで日本の携帯はそんな会話とは関係ない機能がいっぱいついてるんだろう…と奇異なものに見えてたのではないのかな、と。
そんな日本の「ガラパゴス」にはやはりよその国とは違う風習?みたいなのがあります。「キャリア」と「メーカー」の違いであります。
日本の場合、ドコモ・ソフトバンク・auの三つの「キャリア」がほぼ市場を独占しています。そして「メーカー」はその「キャリア」に従う、と言うかそれぞれの販売戦略に乗った携帯端末を提供。…こないだようやくできるようになりましたが「キャリア」間での電話番号のやり取りもできなかったんです。つまり一度どれかの「キャリア」に乗ってしまうとなかなか他へ変更できない。そしてそういう状況に対して「メーカー」は基本何もできない。
だからアイフォンが日本に入って来た時はちょっとした騒ぎになったわけです。「メーカー」であるアップルの方が明らかに強い。ソフトバンクが「キャリア」になってますが、これは販売網の関係と免許取得がややこしかったからじゃないかな…と個人的には思ってます。一応、どんな事業体でも「キャリア」になることはできるんですが…帯域の問題などでかなり手間取るらしい、というのはよく聞く話であります。実際、自由化されてから参入してきた企業、となると…?
同様にグーグルが日本進出、となると…モトローラの名前は日本でも有名ですが「キャリア」ではありません。てことは新たに免許取得するかそれともドコモかauと組むか。…結局アイフォンとやるこたそんなに変わらないんじゃないのかな、と。
これがもしグーグルが組んだ相手にしかアンドロイドを供給しない、とか言い出したらまた違ってきますが。「メーカー」という立場で供給する、となると…アップルと同じなわけであります。
…そうなると。「黒船」となるのは同じ「メーカー」にとって、ということになりますか。現在のとこ日本製「メーカー」はかなり行き詰った状況だ、という話もあります。知名度で言えばはるかに大きなモトローラやグーグルが参入してきたら…?
結構意外なことになったりするもんですが。事前に心配していたことと全然別のことが起きたりして。良い悪いは別にして。…しかしそれもどう出るかによって変わってくるもんでもあるんですが…。
07/30/2011
ビールは酒
日本では何を当たり前のことを…と、そういうことになりますがロシアではそうではなかった…いや、これからそうではなくなる、とのことで。
ロシアで清涼飲料水扱いだったビールが「酒」扱いに(Yahoo!:産経)。これまでロシアではアルコール度数15以上が「酒」ということになってました。しかしビールは大抵は3とか5とか多くて7とか。10超えるのもあるそうですが…あんまし一般的ではありません。そこで「食料品」の「清涼飲料水」扱い…ソフトドリンクだったわけです。
ロシアでも酒類の販売には規制があります。販売時間が決まってるようなんですが…当然のことながら清涼飲料水なら時間制限はありませんでした。が、今後は決まった時間内でしか買えなくなってしまう…。
…しかしこの法律、施行は2013年からなんだそうで。今すぐそうなるわけじゃない、というのがある意味ミソなのかも知れません。
ロシアと言えばウオツカのような強い酒が有名。厳密にはウオツカではないですしポーランド産なんですが96度のスピリタスなんて酒もあります。火が着きます。フタを開けておくと気化してなくなっていきます。…そして飲んでみると口の中が「痛い」という…。
そういう酒が多いせいで度数の低いビールは酒扱いされてなかったのか…と言うと個人的にはそれはどうかな、と思ってます。ウオツカが強い、と言っても度数は45とかそれくらいで実は度数から見ればそんなに強いもんではありません。中南米のラム酒にも度数の強い酒がありますが…やはり40とか50くらいが普通で。テキーラも強い酒、と言いますが度数からすればそんなに高いもんではありません。
ただ、飲んだ時の衝撃と言うか何と言うか。かなり強い刺激?があるので「強い酒」というイメージが定着したのではないかな、と。そしてビールを酒扱いしてない国てのはまだまだありそうで。かつてヨーロッパでは水代わりにワインを飲んでたらしいですが(水が悪くてワインの方が安全だから、という説も)それがビールになっただけなんじゃ…とか。
↑記事にもありますが昔のロシアのビールは大変に不味かったらしく、椎名誠の紀行文か何かで「馬のなんとかビール」と揶揄されてました。…しかし最近はそうでもない、とのことで…機会があったら飲んでみたいものであります。
…ところで。ロシアは2013年からアルコール度数0.5以上の飲料を酒とする、となりました。ちなみに日本ではアルコール度数1以上で「酒」となります。まあ、1でも0.5でもそんなに変わらんのですが。実は日本より厳しくなるのだな、とか思ってしまったりして…。
07/29/2011
分からない
中国でのいわゆる「中国版新幹線」の衝突事故。多数の犠牲者が出て、事故後の対応にも国内外から批判や疑問が出ていたのですが。
「鉄道省は残れ」温首相の記者会見直後に中国記者から怒声が飛ぶ(iza!)。…事故としては大変に痛ましいものだったのですがどうせ中国のことだからテキトーなこと述べてテキトーに幕引きはかるんだろう、と思ってました。国として個人の表現の自由を認めていないわけですから、最終的には上が風化を狙って筋も通さず沈静化させるんだろう…と。幼稚な国だから仕方ないんかなあ、犠牲者の家族はやりきれんなあ、と思ってたんですが。
何かここへ来て「変化」が起きてるような…そんな気もします。
そもそも犠牲者が何人か分かってません。
そこで自分の親族や関係者が乗っていたはずのに遺体がない…と抗議が始まってる、という話がありました。その時に、おお、やる時はやるんだな…とか思ってしまいました。
実は中国というのは急速に成長したせいか、恩恵を受けてる都市部と切り離されてる農村部の格差がハンパじゃありません。日本で「経済格差をなくそう」とか言ってるのとはレベルが違います。
…しかも日本以上に役人の堕落がひどい、という話もあったりして(これもまあ、全部100%の役人がワイロくれるんならなんでもやる、というわけではないのでしょうけど)。民衆の怒りやストレスは場所によってはかなりなものになり…デモや暴動が相当数起きている、という話があります。
…しかし当たり前ですがそんなもの対外的に見せるはずもなく。
表向きは国家に素直に服従する人民、というのを見せ続けてきたわけです。それが公然と抗議している姿が世界中に流された…。
そして↑記事。温首相は知らんぷりしたのでしょうけど…怒声、というのは穏やかじゃありません。日本でも福知山線の事故の時に記者の怒声が飛びましたけど…あれはまた何か記者の側が勘違いしてたふしがありましたが、この場合は明らかに「上」に対しての怒声なわけで。表現の自由が曲りなりにも保障されている日本ではなく、共産主義国家の中国での怒声。
そう言えばニュースで「温首相が記者会見を~」てな時に記者会見の映像流れなかったなあ、と思っていたらそういうことがあったのか、と。…なんかウラで動きそうな気もしますけど…さて。
しかしこの「怒声」ですら国家の何らかの方針でやらせたものではないか、という見方もできます。ほら、うちはここまで自由なんだよ、人民を押さえつけたりしてないんだよ…と。その可能性もありますんで、本当に記者が本心からそういうことしたのかは…やはり分からない。
ただ、幕引き狙うにしてはなんかちぐはぐだなあ、とか。第三国の事故調査委員会(と言いつつロシア辺りとか)を入れるとか。あるいは事故車両を報道陣に公開する(と言いつつ中国本土の報道社限定とか)とか。あえて大掛かりなことやって一気に幕引き…ってそんな簡単なものではありませんか…。
07/19/2011
めちる
やっぱりそうなっても呑んじまうもんなんでしょうか…。
エクアドル。密造酒で21人死亡、7/17から72時間アルコール販売禁止の「禁酒令」を発令(CNN)。どういう製法をしていたのか、ちょっと分かりませんが本来飲用となる「エチルアルコール」ではなく有毒の「メチルアルコール」を飲んでしまった…ということのようであります。
日本では酒を個人で造ることは禁止されています(販売目的でなくても禁止)が、世界各地だと事情がそれぞれあるもんなので、個人で「密造酒」を造ることが許されている…ところもあるかと思われますが、なんでわざわざ有毒なのを呑んでしまうのか…。
いや、この手の話はエクアドルに限ったことではなく。他の国でも時々出てきたりします。
ロシアかどっかで「酒がなくなったらメチル飲む」とかそう公言している人がいる、とか。飲んだ人の話によると刺激感?と高揚感?がたまらないんだ、とか。フツーのお酒に飽きた人が最終的に辿り着くのがメチルだ、とか何とか。怖いもの見たさ、と言うか飲みたさ、と言うかそんなんもあるかも知れませんが…それにしても。
…日本でも終戦直後にはそういう粗悪な酒が出回っていた(工業用メチルを混ぜるとか何とか)、という話もあります。そもそも醸造した酒にアルコール(こっちはエチル)を混ぜる、という現代でもまだ行なわれている技法は戦中から終戦直後のモノのない時代に酒の量をカサ上げするために行なわれていて、なんで今でもそんなことしてるんだろう…という疑問もあったりしますけども。
…なんで人間はサケを呑むんだろう、というのは実は結構深いテーマではあるんですが。ウサ晴らし、というだけでは語れない何かがあるのかも知れません。まあ、自分みたいに習慣になっちまってるとそれはそれで問題だったりしますが…。
いずれにしても酒は楽しく、が基本であります。明らかに「害」となるモノまで飲むのは、ちと、意味合いが違ってくると思うのですが…?
07/12/2011
これをこのタイミングで
今、やるのか…。
オーストラリアのギラード首相「炭素価格制度」導入方針示す(CNN)。なんかもう「方針」という段階ではなく、今年中に法案成立とかそういうとこまでいってるようではありますが。
これはカンタンに言えば「二酸化炭素を排出した分に税金をかける」というものであります。二酸化炭素を含む温室効果ガスの排出、というのは環境問題の観点からも世界中で問題になってきてます。で、コレを出した分カネ払え、ということになれば排出量を抑えるようになるだろう…という考えなわけであります。
なお、これに類した法案はたしか日本でも提出が検討されていたような…なんかそんな話を聞いたように思います。
これが半年、いや今年2月までなら受け入れられていたかも知れません。
しかし…福島での原発事故。これにより世界の原子力発電情勢は大きく変わりました。何かあった時の周囲への影響が大きすぎる。そのため「脱原発」を掲げた国もあります。でも…原発ヤメてしまうと代わりの発電方法が必要になるんですが…それが確定できていません。
…実は原発というのは二酸化炭素などの温室効果ガスをほとんど出さないので「環境にやさしい発電方法」とか前は呼ばれていたりしました。…日本でも発電方法を原発にシフトすることで環境に配慮しよう、とそういう動きが主流だったんですが…現在の状況では原発の維持も難しい状況になってきてます。
現在の生活レベルが維持できるのなら、大半の人は別に原発でなくてもいいんです。ただ…その代わりとなる発電方法が見つからない。
そんなわけ?で日本では止めている(もしくは動かせない)原発の代わりに火力発電所を復活させていたりします。そうでないと必要な電力を確保できないから、なんですが…そうなると二酸化炭素の問題がまた浮上してきます。ヨーロッパのように他の国から電気を「買う」ことのできない日本では現状、そうするしかないんですがそれでも足りていないのも現状だったりします…。
…オーストラリアは大丈夫なのかな、と。よその国のことなんですが。ほとんどの国で二酸化炭素関連法案が表向き姿を隠しているのにこれをこのタイミングで出してくるか、と。経済活動への影響ももちろんあるんですが(二酸化炭素排出規制、となると相当数の企業が何らかの影響を受けます)発電所とかそういうとこはどうなるんだろうな…と。どこかの国みたいに世界情勢無視しても自国の発展のためには原発も作る、というわけにもいかないでしょうに。
06/20/2011
オーパーツ?扱い
ムバラク元大統領があの世で「フェイスブックに殺された」(iza!) 実際に命を落としたわけではないのですが、政治生命という意味ならばたしかに「フェイスブックに殺された」という意味は合っているかと思われます。
→ホスニー・ムバーラク(Wikipedia)
まあ、こういうのはどれもこれも「オーパーツ」つまりはその時代にはあり得ん遺物≒立場が違ったら理解できんような代物ではあるのですけれど。今回のエジプトでの騒動にしても、ネットのことをよく知らない世代からすれば正しく「オーパーツ」なわけで理解なんかできんだろう、というのが↑記事の論調なわけですが…コレがもし数百年、いや百年や数十年もしたら今度は全然別の、違う「何か」が出ていてちょっと前の世代からすれば「そんなんあり得ん」ということになってるかも知れんのです。
逆の例を挙げてみましょう。
今回の騒動では首謀者や政治思想がはっきりしない、「フツーの一般人」が起こした反乱だ…みたいなことも言われてますが、こういうのは世界各地でこれまでも起きてますし、日本でも起きてます。
江戸期の「打ちこわし」です。
これは政治的な遠因などもあって米の価格が上昇したことに伴い、庶民(江戸市民)が米を売ってる米屋を「打ちこわし」て米や家財道具なんかを使えなくした…という騒動であります。さらにこれが発展?して裕福な商家も軒並み「打ちこわされ」たりしてますが…庶民が武器でもって蜂起した、とかそういうものではなくただ「打ちこわした」だけだったりします。何せ商家の方に人的被害はほとんど出てない、という話もあります。江戸期末期の幕末の騒乱…とはまた違った趣き?のある騒動であります。
これも本当に首謀者ははっきりしていません(一応何人か江戸処払いとかになってますが)。↑のフェイスブックうんぬんと同様に自然と湧き上がってきた「反乱」と言える…のかも知れません。
決して新しいムーブメントではなく。こういうのは世界中どこにでも起こり得ることであり…為政者は常に気をつける必要があるかと思われます。
「権力」というのは魔物となって人に取りつき、何でもできるような錯覚を植え付けるが実際はその人は何にも変わっちゃいない…。
幸か不幸か自分はそういう立場になったこと、なんですが。…実際にそうなってしまうと本当に周りが見えなくなってしまうもんなんだそうであります。今のどっかの国の首相のように。
06/14/2011
そう特殊なもんじゃない
独裁国家などが監視できないネット網の開発に着手、とオバマ米政権(Yahoo!:読売)。既存の電話回線なんかとは完全に独立したネット網を構築する…ということなのかな、と思われます。既存の回線ならたしかに検閲は可能ですが(日本でだってやろうと思えば全回線を監視することは可能、ですが…)それとは完全に切り離してしまえば監視はかなり難しくなります。どこを見張ったらいいのか分からない状態?
ただ…こういうことやっても結局はいたちごっこになるんじゃないのかな、と。完全独立したネット網を構築→それに対応した監視システム構築→それとは別の独立ネット網→やはり対応させた監視システム…とかそんなもんで。
しかし考えようによってはネットの特性を殺しているわけで。
ネットの特性の一つに「オープン性」というのがあります。これはどんな場所でも人物に対しても公平に内容を公開する、というものであります。そもそもは電話回線というどこにでもあるモノを使って情報交換しよう、というのが目的だったわけで。それから大きく外れることにはなります。
…が、そうも言ってられないのが世界の現状でもあります。
日本は一応は言論や思想の自由、というものが認められていてある程度は言いたい放題できる国であります(やり過ぎはイカンのですが)。そのためか今ひとつ認識されていないのが「全部の国がそういうわけじゃない」ということであります。例えば中国には原則そういう発想はありません。そのため検索大手Googleが撤退する、という事態にまでなっています。
独裁国家やそれに類する国家が恐れるのは民衆の結集であります。制度上、いくら分離させてもネットという強固なコミュニケーションツールがあればいつでも連絡を取り合い、反国家的な発言もできてしまう。そうなると国が大きく変わってしまうこともあり得る。
が。それも…全部が全部そうなってしまう、というわけではないわけで。「ネットの海は広大だわあ」じゃないですけど、誰に対してもオープン、ということは送り手・受け手の窓口が尋常じゃない数あることになります。一万とか十万とかそういうレベルではなく。世界が相手ですから億単位あることになります。…そうなると埋没してしまう意見や思考というのも尋常じゃない数あることになります。
そういうのを拾い上げて、拡散して、有効な手段にしてしまう方法もあるにはあります(そこら辺が恐れられてる原因の一つ)。ですがリアルと一緒で100%成功するものではありません。そういうとこも含めてネットてのはやはり普通の世界の一部であって特殊なもんでもなんでもないんだな、とか個人的には思ってるのですが。
…その一方で。こういうことをやらなければならないほどそういう国家てのはキツイのか…と、また違う方向の感想を持ったりしているのですが。
06/07/2011
もやし?
EUで広がりを見せている腸管出血性大腸菌O104の感染ですが…現在のところも感染源の特定には至っていないようであります。
→Yahoo!海外トピックス:欧州で大腸菌O104感染拡大
当初はスペイン産のキュウリが感染源とされましたがこれは誤報とのこと。しかしこれによりスペイン産野菜は購入が大幅に減り…損害は1週間で2億ユーロとも…スペイン政府はEUに補償措置を求める考えもある、とのことであります。
そんな中、感染源はドイツの「もやし」あるいは「もやし類」ではないか…と。
しかし大腸菌なら加熱に弱い。日本で「もやし」と言えば生では食べずに炒めたりするのが普通。じゃあ、向こうではもやしを生で食うのか、とか思ってしまいましたがこれはどうも違うようであります。…と言うよりなんでアレを「もやし」として報道しているのか、なんだかちょっと疑問なんですが。
普通にスーパーで見る「もやし」は工場で徹底した管理生産されていて雑菌の入る余地がほとんどない、てな話をどっかで聞きましたし。
「新芽野菜」「スプラウト」というのがどうもこの「もやし類」のことなんだそうで。広い定義では「もやし」も「新芽野菜」に入るのであながち間違いではない、らしいのですが。
実は「かいわれ」もこれに含まれてます。…過去に日本でも腸管出血性大腸菌の大きな被害が出てますが、その時に感染源として疑われたのが「かいわれ大根」でした。しかし実際には感染源ではなく。当時の厚生大臣…えーっと…なんか最近詐欺師みたいなことやったカなんとか首相…が記者の前で食べてみせるパフォーマンスやったのは有名な話であります。
スプラウトは生で食べることが多く、と言うより生で食べることが前提だったりします。火を通してしまうとせっかく生成された栄養素が逃げてしまったり変成してしまったりするからであります。まあ、カンタンに言えば種から発芽しただけの「新芽」ですからそのまま食べられるほど柔らかいものではあります。
しかしその分生産には注意が必要であります。
発芽させる前の段階で殺菌処理をする、という話もあります。これをやっておくと雑菌がつかない。しかし発芽率がかなり落ちるらしく、そういうところで一種のせめぎ合いがある、とかそんな話もありますが…。
実際のとこはまだ分からんのです。かいわれの時も結局確たる感染源は特定できませんでしたし。新種の可能性もある今回の件でも…もしかしたら全然別の意外なところから感染している、のかも知れません。
05/30/2011
そのぴらみっど
オリジナルの世界七不思議(一般的には:ギザの大ピラミッド・バビロンの空中庭園・エフェソスのアルテミス神殿・オリンピアのゼウス像・ハリカルナッソスのマウソロス霊廟・ロードス島の巨像・アレクサンドリアの大灯台)のうち唯一現存しているとされるギザの大ピラミッド。クフ王のピラミッドとも呼ばれていますが「秘密の小部屋」に謎の印があることが発見(CNN)されました。
「秘密の小部屋」とはピラミッド内にある文字通り「小部屋」なのですが、そこへ至るトンネルは到底人が通れるものではなく。そのため探査用のロボットを使って調査していたりします。
…なんでそんな「小部屋」があるのか、というのもあるのですが。
実は「ピラミッド=王の墓」という認識もすでに最近では「?」が付き始めている、という説もあります。一昔前にもそういう「何のために作ったのだろう?」という謎?になっていたのですが「王の墓」ということで論争に一段落してます。が…最近になってまた諸説が出始めたような観があります。
そもそもこのピラミッド、純粋に高さだけでも14世紀までは人工物の中で世界一だった、というほどデカいものであります。
その製作には大量の人員と時間が必要だったとされています。やはりちょっと前には「たくさんのドレイをこき使って建てられた」という話になってたんですが…どうもそういうのではなく。きちんと雇用して報酬を払っていた、というのが最近の研究で明らかになってきてます。ピラミッドの周辺には作業員たちの町や村のようなものもあって、雇用促進の効果もあったのでは…とかそういう説もあります。
しかし何分にも建てられたのがかなり昔、紀元前なわけで実情が分かってないのも現状なわけで。例えばピラミッドとスフィンクスの関係にしてもなんだかピラミッドを守っているように見えたりしますが、実はスフィンクスの方がはるかに古かった…という説があったり(ギザの三大ピラミッドとはほぼ同年代という説も有力)。あるいは今は砂漠みたいになってますが実はあの辺は当時は緑豊かな土地だった…とか色々諸説あったりします。
…まあ、歴史なんてそんなもんではありますが。
その分「遺構」として残ってるピラミッドは大変に重要な証拠となり得るわけです。
それでもまだまだ分からんことばかりなわけで。…全部解明できるのは…と言うよりそんなん無理なのかも知れません。でも知りたがるのは人間の本性なわけで…そういうとこはいくら年月が経っても変わらんもんなのかも知れません。
05/28/2011
じーえいと
閉幕。やはり福島のこともあって原発や原子力発電に関する話が多かったようですが…日本の菅首相は一体何をしてきたのか、今後はどうなるのか…気になるところではありますが。
「思いつき」のエネルギー戦略にG8各国冷たい目(iza!)、なんて話もあるのであんまし期待はできません。
→Yahoo!海外トピックス:G7・G8
ぶっちゃけて言えば各国、今後原発をどうしたいか、というのが焦点の一つだったわけです。
フランスのように原子力技術を「輸出」までしている国もありますし、アメリカも原発を後押ししています。そういう国は当然「原発推進派」となるわけですが…自国民もフクシマのことを知っているでしょうからこれまでのように手放しでそれを容認、とはなりません。そこで「安全な原発」というのをアピールしていく、という戦略になってきてるようで。例えば今までよりもさらに多重のセーフティシステムを作るとか。そういったところから始まっていくと思われますが…。
なかなか難しいのでは、と。今回の日本の騒動や現状は知ろうと思えば外国からでも知ることはできます。いや、むしろ距離がある分、日本で感じる以上に原発に対してさらなる嫌悪感を募らせることになるかも知れません。
例えばドイツがいい例?であります。ドイツは今後「脱原発」を目指す、とのことで。…しかし同様に「脱原発」を1980年代に成し遂げてしまったイタリアがどうなってるか、と言うと。結局フランスなどから電力を買っていたりします。…国内に原発がなくなってもよその国の原発でできた電気を買うことになってる、という…やや皮肉な事態ではあります。
日本では菅首相が「自然エネルギーを20%~」とやってしまったのは昨日も書きましたが。
大きいのは「まだ原発の処理が終わってない」状態でG8、というところでしょうか。それで今後、と言われてもなあ…と。まずそこをなんとかしないと話が始まらないだろ、と思われてるのかなあ…ホントに大丈夫なのかなあ…。
ところで。イアリア首相と言えば我らがベルルスコーニ氏であります。相変わらず色々やらかしてくれてたのですが…今回のG8ではオバマ大統領に「うちの司法界は独裁体制だよ、やってらんねえ」とグチってた(iza!)、という…さすがと言うか何と言うか。やはり、と言うべきでしょうか、こういうとこ。
05/19/2011
花実が咲くものか
スイスで「自殺手助け防止法案」が住民投票により「否決」(CNN)
…最初は、スイスで「自殺手助け禁止法案」が住民投票により「可決」とかそんな風に思ったんですがその逆、つまり「スイスでは自殺を助けてもいい」ということになります。…日本人からしたら、いや、他の国からしたら…かなり妙で理解しがたい法案に見えると思うのですが判断にしくい…。
個人が自殺する権利を認めている、ということだと思われます。スイスでは。
1941年から医師以外なら自殺ほう助、誰かが自殺することを手助けしてもいいことになっているそうで。そのため外国から「自殺旅行」しに来る人もいる、と。日本でも少し前に七輪や硫化水素などがありましたけど…そのための「自殺サイト」のようなものもありましたけど…ううむ。
正直なとこ受け入れられません。が…日本でも年に何万、という方が自殺で亡くなっています。そういった人たちが苦しみながら死ぬのならそれをほう助することで楽に旅立てるなら…と、そういうことなのかも知れませんが。
そこまで追い詰められたことないってことなんですかね…自分。
お遊びで自殺(いや、中にはいると思うのですよ…死ぬ気ないのに自殺行為とか)というのは論外ですが、もう行き詰って行き詰ってどうしようもない…という人もたくさんいて「自殺」を選んでしまう、というケースはたしかにあるかと思われます。
でもなあ…「死んで花実が咲くものか」何か、あると思うのですよ。と言うより、信じていたいのですよ。今日が辛くても明日は何か楽しいことがある。状況は変わらんでも何かある。それを信じていたいのです。
05/10/2011
日付がずれる
ニュージーランドのほぼ東に位置する島国。サモアが国際日付変更線の「西側」へ(CNN)。これだけだと「なんだあ」で済んでしまいそうですが、これにより様々な効果…いや影響が出る可能性があります。
「国際日付変更線(単に日付変更線とも)」とは太平洋上の、大体経度180度の南北に続く線であります。
→国際日付変更線(Wikipedia)
これは一体何のためにあるか、と言うと。カンタンに言えば地球をぐるりと一周すると実は日付が一日異なってしまう(経度で15度違うごとに約1時間時差が出る)ことに対する処置からであります。そりゃ、全世界で同じ時刻ならこういう問題は起きないのですが…日本と12時間ほども違うブラジルも同じ時刻、となるとあっちの人の生活はめちゃくちゃなものになります。それに、一体どこの地域の時刻を「標準時」にするか。皆が納得する答えはありますまい。
日本ではどこへ行っても同じ時刻ですが、国によっては国内でも時差がある場合もあります。
そういった時差の積み重ねによって一日ずれてしまい、それを修正するために一本線を引いておく。それを越えたら一日プラスかマイナスする、という風に決めたわけです。
しかしこの国際日付変更線も常に一定ではありません。最近では1995年にキリバスが東側から西側へ変更となりました。そのため地図上の「線」がやけに東に出っ張ったカタチになってしまいました。それ以外にも経度180度線というのはアメリカのアラスカを通っているためここでは大きく西へ曲がってます(アメリカは東側に位置)。が、アラスカは元々はロシア領だったので…1867年までは西側になっていました。
こういう変更は例えばどこかの「国際日付変更線委員会」に提出して受理されたら…というものではなく。そもそも国際日付変更線にしても正式に認知?されたのは1884年のワシントンの万国子午線会議。イギリス・グリニッジを「経度0度」が通る、ということになり…「じゃあ反対側、つまり経度180度を日付変更線にしようか」ということになり暫定的に決まったとのことであります。
いわゆる大航海時代辺りから「どうしても日付がずれる?」というのは皆が知っていたらしく、どっかで人為的に日付をずらさないといけない、ということになってました。が、陸上でそれやると隣町とうちとで日付が違う、ということに。そこで太平洋の真ん中辺りに「線」を引こう、と。さらにちょうど経度0度の反対側で経度180度で…と。
ただ。国の境目とか太平洋の島々が完全に認識される前はそれで良かったのですが。
国境がしっかり決まって島でもどこの国の島か、というのがはっきりしてくると同じ国の中で日付が違う、というのはやはりやっかいなことになってくるわけです。そこで国によってちょっと日付変更線をずらそうか、と。その国での国内法を改正すれば変更はできるのですからそんなに大きなことではない、と。
そこでサモアもこれまで東側にあったのを西側に変更。しかし「サモア」というのはもう一つ「米領サモア」というのがすぐ東にあって、こちらはそのまま。…名前は一緒ですが(同じサモア諸島ですし人種も同じ)これは分割統治された結果、片方が独立した、というもので…別の国?みたいなもの。でも行き来はできるので。「西側のサモアで誕生日を祝い、それから東側のサモアに飛んでまた誕生祝いをすればすばらしい記念日になるだろう」(「」内↑記事より飲用)ということが可能になるわけです。
なお。サモアは2009年にクルマの右側通行を左側通行に変更してます。そして…同年、サモア沖地震(Wikipedia)が起きました…。
05/06/2011
他人事じゃない…?
中国政府がネット上の情報規制強化、新組織設立(Yahoo!:ロイター)。以前からそっち関係の規制の厳しい国だったのですが。これがさらに…ということになりそうであります。
が、どうもこれ他人事、と言うかよその国のことだから…と言ってもいられない状況になるかも知れない、という話があります…。
日本でもそういう「規制」を入れようか、ということになってきてます。
法整備、という具体的な話も出てきていますがなんだかまずは概念、と言うか人の考えから…という風になってるかと。子供がそういったサイトを見ないようにするフィルターとか。あるいは児童ポルノなどそういうのがあれば通報できるように、とか。著作権関係でもそういうのはあるんですが…いかんせん著作権というのはグレーゾーンが多すぎるのであまりはっきりした動きは出ていません。
対して児童ポルノとか名誉毀損とか。…あまり報道されたりはしていませんが、恐らくネット関係での裁判というのは相当数起こされているかと。人と人がいれば何かしらいざこざが起きるもんなんですが、そろそろネット上でも何かしら対策…いや、きっちりしたルール設定…とか、そういうのが必要な時期が来ているのは間違いないかと思われます。
しかし、一方では別にネット上と言っても完全匿名でもない、という捉え方をする人もいます。素顔はよく見えない仮面で会って話しているようなものだ、と。ある程度「これは自分ではないから何やってもいい」という風になったりしますが、実際のとこは結構筒抜けだったりするわけです。
それに人と人がいればいざこざもありますが、ルールも自然発生します。…まあ、それを馴れ合いだ、自治だ、とかそういう風にくさす人もいますが。それでも全くの無法地帯で全くの匿名でやりたい放題言いたい放題できる世界ではない、というわけであります。
日本では「表現の自由」というのが認められてますんで、最低限日本の法が適用できる(サーバーが日本にあるとか運営が日本にあるとか)んですが…中国の場合はそういうのが認められてません。そのため国家にとって不利益になる、とされた情報は規制しても違法にはなりません。
ですが…「ほんとのこと」を知りたい人たちにとってそれは耐え難いことであります。…しかし。日本でも全ての真実をネットから得ることができるのか、と言えば…それも難しいことであります。事実と事実でないものが混在しているのがネットであり、そして…世界でもあります。
まあ、結局のとこ規制してもまたどっかから情報を得てきて、それをまた規制して…と、そういうことになるのでは、と思われます。ただ、中国の場合は重罪となる可能性がありますけども、日本の場合そこまではいかない。
それでも意図的にネットワーク上の情報を遮断、てのはどこの国でもあり得そうだな…とか思ってしまうのですが。どういう意図があれ…今までネットに限らずそういうことはいっぱいあったんですから。
05/03/2011
サツガイ
昨日、5/2の日本時間昼ごろ、アメリカのオバマ大統領が緊急会見を行いました。内容は…「アルカイダ指導者のオサマ・ビンラディン容疑者を殺害した」というものでした。
→Yahoo!海外トピックス:アルカイダ
→Yahoo!海外トピックス:米国対テロ戦争
→オバマ大統領演説要旨(Yahoo!:読売)
→President Obama on Death of Osama bin Laden(YouTube)
ニュース番組などではホワイトハウス前やグラウンドゼロ前で「USA! USA!」を連呼して歓喜する市民の映像なんかも流されてましたが…自分はちょっと複雑な気分になったりしてました。
2001年9/11と言えばアメリカのみならず世界が震撼した日でもあります。イスラム原理主義組織アルカイダの指示によると思われる旅客機乗っ取り、そして主要な建物への旅客機による自爆テロ。3000人近い人命が奪われました。
特にニューヨークの真ん中にあったビルへの自爆テロは大変にショッキングな出来事でありました。それから9年余り。その主導者とされる人物の殺害をうけて
「我々の勝利だ、全て終わった」
ニュース番組の街頭インタビューで、こういう感じで答えてたアメリカ国民(ニューヨーク市民?)もいましたが、これは実は大きな始まりなのではないか…と個人的に思ってしまったのです。よくある「憎しみの連鎖」これにアメリカもついに取り込まれてしまったか…と。
911テロ以降、各国はテロ封じ込めに全力を挙げてきました。実際、中東を除くと大規模なテロ行為(例えば爆弾積んだ車が主要な建物に突っ込む、とか)はほとんど起きてません。ゼロではないです。ただ、大規模ではないです。アルカイダはビンラディン容疑者が隠遁生活を送ることになったせいか、細かい組織に分かれてしまって勢力としてはさほど大きくなくなってしまった…という説もあります。主導者が引退同然で自然分裂してしまった、というわけです。そのため大規模なテロが起こしにくくなってしまったのでは、と。
もちろんそれでテロの根が断てるわけではなく。細分化された分小回りが利くのでかえって厄介になった(追求しにくい)という話もあります。
が、今回の「真のトップ」殺害でそういったテロが息を吹き返すのではないか、という懸念がでてきました。そのため各国はさらに警戒を強めています。…日本も。
この大きな揺り戻し?が最後のテロとの戦争だ、という一種安楽的な見方もあります。…そこまでカンタンなものではない、というのはアメリカ自身がよく知っていることかと。ベトナム、そして中東。「憎しみの連鎖」は今でも断ち切れていません。しかし何もせずに座して忍ぶわけにもいかない…。
ところで。ビンラディン容疑者の遺体、すでに水葬か(Yahoo!:ロイター)…これもわけが分かりません。オバマ大統領の演説では「遺体は収容」されたみたいなことを言ってましたが。恐らくは本人と確認後水葬に…ということだろうと思われますが。
イスラム教には墓を立てる習慣がない宗派もあると聞きます(墓碑や墓石は偶像崇拝にあたるので)。そのための水葬か…あるいは埋葬するとそこが「聖地」になるための水葬だ、という話もありますが。
…なんだか…違和感が、ちょっと。実は自分、最初「ビンラディン容疑者殺害」の報を聞いた時「ホントかね」とかなり疑ってました。なんだかその疑いが更に深まりそうな。
本当なら拘束して(オバマ大統領の指示は「殺害」か「拘束」)厳重な管理下に…という方が理にかなっていたのかも知れません。が、もう遅い。すでにコトは始まってしまったのです。
05/02/2011
二つほど 5/2
海外から二つほど。
一つ目。一人乗り超軽量飛行機「フライナノ」今夏発売(CNN)。記事中にもありますが、たしかに「羽根の生えたジェットスキー」であります。
すでにドイツの航空ショーで公開され、夏に発売する予定ですが予約で完売状態だとか。
画像を見る限りではやはり「ジェットスキー」で、車輪がないため海上もしくは水上から飛び立つ専用のようであります。…軽量化ということなんでしょうか、そういうとこ。以前に「飛行機に変化するクルマ」というのをこのあれこれで紹介したことありますけど(ガレージに収まる、というのがコンセプトでしたが重量関係でなんかごたごたしてたような)あれとはちょっと違った印象ではあります。広い海上を飛び回ったら気持ち良さそうではあります…。
ただ、日本だとどうなるんでしょ、こういうのは。管轄はどこ、届出はどこ、とやっかいなことになりそうで。やっぱり飛行機の操縦免許か何か必要、ということになるそうな。まあ、↑記事でも明らかに航空機操縦の経験者が対象、となってますんでもし日本で発売、ということになってもやはりそういう人たちがターゲットになるのかも知れません。
二つ目。ビールだけで46日間の修道僧生活(CNN)。正直「いいなあ」と言うのと「大変そうだなあ」というのが混在してしまいました、自分の中では。ビール好きなんですが、それだけで一ヵ月半となると、やはり色々偏りそうで。
復活祭に先立つ「四旬節」、日本ではあまりなじみがありませんがキリスト教では節制が求められます。仏教やイスラム教だと戒律や断食などがあるのが知られていますが、キリスト教でもこういうのはあったりします。
…ヨーロッパビーバー、という動物がいまして。河に住んで木でダム作るげっ歯類であります。アメリカビーバーは有名で数もいるんですがこちらは絶滅寸前だったりします。理由は環境破壊と乱獲とされていますが…実は獣の肉を食べることを禁じていた修道僧が「あれは泳ぐから魚だ、食べてもいいんだ」ということで相当数獲っちまったからだ…という説があったりします(日本のウサギは飛ぶように走るから鳥だ、てのと似てるような)。実際には毛皮目的もあったようで、修道僧だけが、というわけではないようですけど。
日本のお寺とは違ってヨーロッパの修道院というのはお酒と関係してるところもあったりします。仏教は飲酒を禁じてますけどキリスト教はそうでもない、というところから来る違い、というところでしょうか…。
そういう関係から「ビール」なのでしょうけど。しかしよく↑記事読んでみたら飲み放題飲む、というわけではないようですな。一日4回(休日は5回)飲むんですが340mlだけ。通常の缶ビール一コだけ、ということになります。これで46日間はたしかにきつそうだ…。
こういう断食とか節制生活する時には医師の診断が欠かせません。そして終わった時は流動食のようにペースト状にしたもので少しずつ胃を慣らしていくのですが…「妻が2人の子どものために用意したハムのごちそうを前に、たまらずハムとマッシュポテトとグレイビーを食べてしまったという」(「」内↑記事より引用)…大丈夫だったんでしょうか…?
04/25/2011
無理に煽らんでも
いいんじゃないのかな、と。この手の話題を見聞きするたびに思うのですが。
日本ではなじみの薄い「イースター」とは(iza!)…「復活祭」というのが日本名?ではあります。はりつけにされたイエス・キリストが「復活」したことを祝うお祭りで、キリスト教圏ではポピュラーと言うか非常になじみの深いお祭りであります(もちろん宗派によって違いはあります。敬虔な宗派だと様々な習慣や儀式をおごそかに行なったりします)。…しかしキリスト教の行事なわけです。日本の大部分の人のように特に信仰する宗教はないよ、てな国だと若干意味合いが違ってくるのでは、とか。
勘違いして頂きたくないのは↑記事はそういうわけではなく、純粋にイースターの紹介記事であります。こういう行事なんですよ、と。
ただ…どうも戦後しばらくしてから導入された「クリスマス」とか製菓会社の陰謀とも言われる「バレンタイン」とか、そういうのと同様に日本に定着させたらカッコよかろ、みたいなノリを他の行事にまで持ち込むのはどうかなー…と個人的に思っているのが「ハロウィン」と「イースター」であります。
別にそういう行事に飢えて?いるわけでもないでしょうに。なぜかその時期になると情報番組で取り上げたりするのがどうも受け入れられなかったりします。
それぞれに象徴みたいなものがあって「ハロウィン」はカボチャで「イースター」は卵になります。…もっとも、ハロウィンのカボチャはアメリカで流行りだしてから、という説もあります。例の「お菓子かいたずらか」てのも昨今の住宅事情ではなかなか怪しまれますし(本場のアメリカでも最近は色々意見が出てるそうで)。
イースターの卵はきれいに飾りつけた卵を草原なんかに隠しておいてそれを探し出す遊び、みたいのもあったりしますが…こういうのも日本ではあまりできそうもありません。幼稚園とかそういうとこでちょっと、というのならまだしも。
…そういう事情と言うかあんまし日本と合わないなあ、と個人的に思ってるんですがなぜかハロウィンの時は「仮装パーティだ!」みたいな煽りがあったりして。イースターの時は「卵を飾り付けて…」みたいな。いや、意味も知らんとそういうことしても意味ないと思うのですが…純粋?なキリスト教徒が見たらなんと思うやら。
そういう行事もあるんだよ、という↑記事のような話ならいいんですが。なぜか「騒げ!」みたいなノリになるのが、どうも。あんまし賑やかなのが好きじゃないせいもありますか。
ちなみに。モアイの石像のある「イースター島」というのはイースターの時に見つかったからそうなった、という話があります。そのノリ?なのか「クリスマス島」というのもあったりします。
04/15/2011
わにのそらなみだ
初見はどこだったっけかな…たしかドリトル先生シリーズの脚注?みたいとこだったと思うのですが。
ロシアの支援は「ワニの空涙」(iza!) 記事の内容としてはロシアや中国が震災に対して支援してくれるのはありがたいけど、一種の「偽善」ではないか…という論調であります。いや、まあ…外交なんてそんなもんじゃないのか、とは思いますが。どの国だって自国の利益を最優先に考えるのは当たり前な話であって、冒頭の「支援してもらってるからロシアの領空近辺での飛行に抗議しない」というのはたしかにあり得ない話であります。…どこの国の政府なんだか、という疑問すら沸いてきます。
が…実は自分がミョーに気になったのは「ワニの空涙」であります。
たしかドリトル先生の…何だったかなあ、ワニ(ジム?)が先生とさよならする時にぼろぼろ涙を流して、その脚注?に『ワニがエジプト人の子供をさらって食べながら「かわいそうに」と涙を流したことからワニの涙は空涙とされる』とかそんなことだった、ような記憶があるんですが…原本、手元にないんで確認できません。
ただ、この脚注?を読んだ時に「何のこと?」と思った記憶はあります。
「空涙」という文言が当時意味不明で。今なら「ウソ泣き」とかそういう意味だ、というのは分かりますが、多分、その頃はかなりガキで、そこまで思い至らなかったはずで。「…空色の青い涙?」とかそんなこと考えた…のかも知れません。…ただ、ワニと先生のお別れ、というのはかなり悲しいシーンだったはずで、そこへ「ワニが流す涙はウソの涙だ」みたいな脚注?がある、というのも…???
どっかで記憶違いしてるのかなあ…やっぱり。なんか色々外れてきてるような気がします。
調べてみるとワニが何か喰う時に涙を流すことがある、というのは事実なようで。ただ。ワニはあまり地上で食べることはありませんからなかなか確認ができない。なんかの拍子?に目撃された「食べる時に流す涙」が「ワニの空涙」になったのではないか…ということのようであります。
03/30/2011
海外から
日本国内で起きた災害なのですが、海外からも多数暖かい手が差し伸べられております。
タイの発電所、丸ごと日本へ無償貸し出し(Yahoo!:TBS)。日本製の発電施設で、現在はピーク時以外は使っていないとのことで…分割して船で運ばれてくるそうです。ガスタービン発電というのは東電の方でも開発が検討されている発電施設であります。発電量が大きい、というわけではないのですが設置が容易でこういった「持ち運び」も容易な施設になります。大規模な発電所を丸ごと移送…というのはまず無理ですが、こういったことができる発電施設もあるということでもあります。
今年8月に稼動開始予定、とのことで…感謝であります。
他にも韓国から発電機が届けられた、など実は東電から国内外へ現況が発信されているとのことで。そのため今後もこういった支援を受けることができるのかも知れません。
そして…義援金であります。海外でも募金が多数行なわれています。
→Yahoo!国内トピックス:募金、義援金
こういうのは金額の多寡じゃない、とよく言われますし善意に値段はつけられないものですが、一つの形として表されるものだと思います。…日本の場合、金銭でのやりとりに抵抗を覚える方がいたりします。が、国によっては募金という行為を当然と受け取っていたりします。キリスト教でもクリスマスの募金であるとかイスラム教の喜捨とか…そういう国の人からすれば誰かが困っているのなら援助する、というのはやはり当然のことになるのかも知れません。
いずれにしてもありがたいことであります。今後…何か、お返しができれば良いのですが。
もちろん日本国内でも募金が行なわれております。基本、集められた義援金というのは被害者に分配されるのですが…何かゴタゴタしているらしくまだそういう具体的な行動には出れない、とのことで…何やってんだか、というところであります。
02/21/2011
あり得ないのは
ギョーカイの方なんじゃ。
あり得ない、「Sexy」な力士がクルマのCMに(Yahoo!:レスポンス)。まあ、今の日本ですと八百長やら何やらでこういうのはたしかに「あり得ん」とは思いますが…CMやってるのはスバル・カナダなわけで。これが日本のスバルのCMだあ、と言うのならたしかに「あり得ん」というかモラルを疑いますが、外国で流す分には別に「あり得ん」こたないんじゃないか、と。むしろこういう使い方もあるんか…とちょっと感心してしまった次第であります。
大分前なんですが。ビートたけし氏のラジオ番組だったと思うのですが。
「オイラならパンクか何かで路肩に止まったクルマの横をさ、びゅーって意地悪そうなトラック通らせるね。でもそのトラックもオーバーヒートで困っちまう。その横を直ったクルマがスマートに駆け抜けるってCMにするね」
とかそんな内容だったかと(当然ですが当時の音源なんかないので内容は定かじゃありません)。その時の話題は「クルマのCMってなんであんなにスカしてるのか」的なものだったと記憶しています。で、氏が↑のようなことを語ったわけですが…。
たしかにクルマのCMってそのクルマが走ってるだけ、というのが多いですな。最近になって砕けて?きたような(鹿さんとかミニバンの家族バージョンとか)気はしますが、やっぱり他と比べると自由度と言うか作り込み度と言うか、なんかそんなのが少ないような…。
でも海外だと違うんだな、と。力士うんぬんをのけても↑こういうCMを国内で流せるのかどうか。一説には「上が許してくれない」つまりいくら独創的なCM作っても上層部のお許しが出ないため、どれもこれも似たようなものになってしまう…とのことであります。上、というのもありますが実際に作ってる部署が強い、とかそういうのもあるのかも知れません。
まあ、最近はそうでもないのかな、とは思いますが。
でもたしかにちょっと前まではみんな似たようなCMばっかで。これで売れるのかな、とか思ったりしてましたが…。
しかしまあ…こういうのはクルマのCMに限ったことではないのかも知れませんが。固まっちまうとなかなか進めないもんなんですが…そういう悠長なことも言ってられないのが現状だったりもするわけです。
02/19/2011
二つほど 2/19
「残念」で二つほど。
一つ目。アメリカのフロリダ高速鉄道、計画が暗礁に(Yahoo!:フジサンケイビジネスアイ)…日本の「新幹線」も売り込みをしていた路線であります。最初は新幹線にはしない、とかそういうことかと思ったんですが、実は高速鉄道計画そのものが頓挫してしまった(その可能性が高い)ということであります。
高速鉄道の技術は日本だけが持っているわけではなく…レベルや内容はそれぞれですが…各国が売り込もう、とやっきになっているのがこの路線でもありました。
しかしどうも「海外の鉄道建設案件は事業費が十分確保されていない場合も多くリスクが高い」(「」内↑記事より引用)とのことで。十分に決まっていないうちに話だけが進んでいく、とかそういうとこなんでしょうか。「が、フロリダ案件は別格」(「」内↑記事より引用)ということで期待?はされていた、ようなんですが…。
…まあ、この案件に関してかどうかは分かりませんが日本の新幹線ではまず起こり得ない状況(列車にクルマとかそういう物体がぶつかっても乗員乗客の命が保障できるか、とか)を想定する必要もあった、とかそんな話もありますし。また新たに顧客?を開発していくしかないのかな、とは思いますが…。
二つ目。シーシェパードの妨害により調査捕鯨中止…広がる不安や反発(Yahoo!:毎日)。…やっちまったな、というのが個人的なとこであります。なぜ自衛隊なり何なりの「護衛船」を実現できなかったのか、外交ではなーんもやらなかったのか(結果が出なければどんなにやったって意味ないです)、経済や同盟意義的に何かできなかったのか…。
結局何もせずに丸腰で南氷洋まで行かせてしまったわけです。そりゃあ、不安でしょう…たしかに乗組員の安全を考えるなら中止、というのも選択肢の一つではあります。
が、実際に中止したらどうなるか分からんわけではありますまい。鯨肉の不足、というのももちろんありますがただでさえ近隣諸国からナメられ始めているのにさらにナメられることになります。メンツというのは非常に大事であります。個人でも…国家でも。それを守るために何でもする人もいますが、特に国家の場合は国民全体の生命や資産にかかわる可能性もあるので、どの国でも非常に大事にするものなのですが…。
あっさり放棄しちまいました。シーシェパードの増長はもちろん、他の国だって「こんなもんか、日本なんて」とか思うことでしょう…それでこそ日本だ、他の国や団体を思いやる優しい国だ…と、どっかの元首相みたいなこと言う人もいるかと。でも…優しいだけじゃダメなんです。守るべきものはきちっと守らないと。
逆に。本当の優しさってのはそういうもんじゃないんでしょうか? ただ甘えを通すだけじゃなくて、きちんとオノレを持ってスジを通す。そして守るべきものを最優先に守る。そうなってから自国だけではなく他国も思う。それでこそ「優しい日本」ではないか、と個人的には思うのですが。
02/15/2011
正にドミノ
エジプトの「政変」は健康状態も心配される(さらに息子同士の争い?も心配される)ムバラク氏の大統領辞任、ということで一旦の幕、ということになりそうですが…エジプトに近い中東や北アフリカで民衆によるデモが拡大中、いわゆる「ドミノ倒し」状態?に(Yahoo!:CNN)。「民主化ドミノ」とも呼ばれています。一種の独裁政権にあった中で民衆が現在の政権打倒を目指して立ち上がる…という構図になってます。
発端のエジプトでは現在軍が政権を掌握中。
そこで「本当は軍が画策したクーデターだったのではないか?」という話も出てきています。たしかに本来なら鎮圧すべきところをうまく立ち回ったなー…という見方もできんこともないのですが、いかんせんそういうところの情報、と言うか事情の見極めが難しく何とも言えないような気がしています。エジプトの情報を詳細に知ってる人なら別なのかも知れませんが。実際のとこはどうなんだろう…? というのが自分の中では正直なとこだったりします。
ただ、ムバラク元大統領は軍との繋がりが深い人物であった、とのことで。何かしらのあつれきがあってこういうことになった…という可能性は捨てきれないかと思われます。
その軍は「今は暫定的に政権を掌握しているだけだ」と。しかし混乱はまだまだ続きそうであります…。
これに影響を受けた、というよりこれまで火種は多数くすぶっていたのがエジプトに触発されて一気に燃え上がっているのが周辺各国であります。
実際、結構な数の「独裁国家」があったのだな…と。その規模や実情というのはその国それぞれですんで、絵に描いたような「独裁」が行なわれていたのか、その辺は定かではありません。しかし例えば「形骸化した代表者選挙」とかそういうことになると…あまり他人事ではないのかも知れません。
日本だっていわゆる「首相選挙(首班指名)」は決まりきった状態で決まるわけですし。形式上は天皇陛下から任命される、ということになってますが実情は最大与党の党首が自動的になる、ということになってます。一応…と言うか多数決で決まっているんですが、「最大与党」ですから一番数が多くなるのは自明の理なわけです。
地方でも中央でも、大抵の場合勝負は最初から決まってるような状態で選挙やることになります(最近はそれでもサプライズ?が多くなりましたが)。こういうとこだけ抜き出してしまうと…日本も一種の「独裁」と言えないこともない…どうでしょうか…?
どっかの追い出され政治家がよく口にする「民主主義」ですけど、本当に本当の100%「民」のための政治なんかできっこありません。「政」と「民」の綱引きでもって決まっていくもんなんですが、これが半分以上「政」に傾くと「民」は圧迫を覚えることになります。さらに比率が増していくとその圧迫はさらに増え…完全に「政」のために「民」が動く、ということになると100%独裁、ということになります。ま、100%そういう状態になる…というのは現実世界ではなかなか難しいことではないか、と思うのですけれど。
ただし。「民」が別にそれでもいいや、という状態ならそれはそれで良いわけです。はたから見れば独裁でも実際はそうでもない…そういう状況もあるかと。国の内情、というのは実際に住んでみたり身近に関係者でもいない限りなかなか類推が難しいもんであります。
02/12/2011
逃げた?
混乱の続くエジプトであります。反大統領のデモが多数起こり、情勢も不安定であります…。
そんな中ムバラク大統領が首都カイロを脱出?(Yahoo!:毎日) という情報があちこちから出てきています。家族も一緒、という情報もあるんだそうですが…まだ未確定。ホントかどうかは分かっていません。
ただ…こういう状況ですから。逃げた、ということはあるかも…知れません。
長らく続いたいわゆる「独裁政権」で、反大統領のデモが起きたのはつい最近のことであります。
…あまりの勢い?にムバラク大統領は当初「じゃあ、次の選挙に出ない」と発言。しかしデモの勢いは衰えず。「即時退任」を掲げて広がっていきました。
ムバラク政権の強さの一つには軍を掌握していた、という面があったそうで。しかしデモを止める側のはずの軍はやがてデモに参加する側へと回った、という話も流れてきてます。実際、軍の上層部はどうだか分かりませんが、末端の兵士はやはりデモに参加している側の民衆と近いものがあったのでは…と。そのため一部では「反大統領派」と「大統領派」の橋渡し?みたいなことやってるような、そんな雰囲気もありましたが。
しかし…ホントに逃げたのかな、ムバラク大統領。
一昔前なら「亡命」という手段もあったように思います。主義主張や政治理念の違いから、命の危険もあるため別の国に逃亡。主義主張の似ている国がその人物を人道上の措置からもかくまってあげる…というものでした。いわゆる「冷戦」の頃は特にそういうのがあったもんですが…最近はあまり聞かなくなりました。
エジプトの現状に関しては他の国もあまりいい顔をしていません。「独裁体制」になっている国、というのは実はかなりの数あるんですがそういうところから「独裁者」が亡命、とかそうなると…EUとかアメリカとかそういう国々はまず受け入れないでしょう。自国の評価を落とすことになりかねませんから。
あ…でも逆にそういう事態だからこそ受け入れる、とかそういう国が出てきそうではあります。今ここで恩を売っておけば後々何かに使えるんでは、とかそういう思惑で。外交なんてのはしたたかとずぶとさで渡っていくもんですから、そういう国が表向きは笑顔で受け入れてくれる…とかそういうことはありそうであります。
追記:ムバラク大統領、国内保養地に到着(Yahoo!:毎日)。別に国外に逃げた、ってわけじゃなさそうで。しかし今後が気になります。
追記2:ムバラク氏、辞任(Yahoo!:産経)。ついに来たか、というところですか…。
02/02/2011
三つほど 2/2
気になっていたのを、群馬二つ+エジプト一つで三つほど。
一つ目。群馬・中高生の「夜間外出禁止令」喫煙窃盗増加で逆効果?(Yahoo!:産経) 平成19年に制定された県の条例で、午後10時~午前4時まで18歳未満の青少年が「(通学など正当な理由がない限り)外出しないようにしなければならない」というものでした。大抵のこの手の条例の場合、対象は「青少年」そのもので「保護者が認めれば外出しても良い」というもの。この条例は「保護者」に「外出させてはいけない」とし、しかも「原則外出禁止」という厳しいものになってます。
…では効果?があったのかと言うと。深夜にうろつき回ってるのを補導した件数は減少しましたが…窃盗・喫煙は逆に増加している、という結果に。
まあ、たしかに条例が直接関係してるのか? と言えばそれは「深夜徘徊」が減った、ということだけにはなりそうですけども。窃盗も喫煙も真夜中だけに行なわれているものではありませんし。喫煙はともかく、窃盗に関しては真夜中よりも他の客も増える他の時間帯の方が多いような、そんな気もしますし。
ただ…「これじゃまるで青少年限定の戒厳令じゃないか」とまでは言いませんが…禁止さえしちまえばそれでOKてのはなんか違うように思います。とりあえず禁止しておいてその間にじっくりと根本からの解決を図る…というのならまだしも…そこまでしないようにも思いますし。
二つ目。国有林のスギの一部を伐採して放置…自然の力で回復を待つ(Yahoo!:読売)。モデル地域は群馬県の1万ヘクタールの人工林のうち2000ヘクタール。根元からスギを伐採して後は広葉樹などが茂るのを待つ、という手法であります。
たしかにヘタに植林なんぞするよりもはるかに自然な気はするのですが。スギなどは成長も早く、木材として活用しやすいので戦後以降盛んに植林された経緯があります。現在でもその植林されたスギを利用している地域もありますが…関東近縁では安い輸入物の木材に押され、ほとんど伐採されずに放置されているのが現状でもあります。
そうなると…スギ花粉が。今年は飛散量が10倍になる地域もある(Yahoo!:医療介護CBニュース)とのことですし。関東はそこまではいかないようですが、それでも増えることは増えそうですし…。
そこで伐採してくれ、という声は以前から強く上がっていました。しかし伐採した後どうするのか。いくら保水力が低いとは言っても丸坊主の山ではどんな弊害が起きるか…不安もあります。ですから伐採そのものができない地域、というのも存在してると思われます。
今回のはモデル地域、ということで壮大な実験になるかと。今年伐採して来年生える、てなもんではありませんし。でもこれで全国の放置人工スギ林に何らかの道筋がつけられればいいのですが。
三つ目。エジプトのネット遮断・米グーグルがネット接続なしでもツイッターに投稿できるように(Yahoo!:ロイター)。昨日、ここでも述べたんですが、エジプトでは反大統領デモが急速に広がりネットが遮断される事態になってます。カイロなどでは数十万人規模のデモが始まり(Yahoo!:毎日)さらに混乱は増しているような状況であります。
…ネット接続がダメ、ということはツイッターもダメ、ということだったんですが。米グーグルでは「電話で話すとその談話を自動的にテキストに起こしてツイート」できるシステムをエジプト向けに開始した、とのことで。ちょっとした綴りのミスとかそういうのはありそうですけど、大まかでも意味は通ると思われます。ううむ、行動が早い…。
しかし…平和的に収束できるのでしょうか…? どこかの国みたいに武力で完全鎮圧、とかそういうことがなければいいのですが…そうなると新政権(仮にムバラク現大統領が退任したとしても)に対してもまた不満が爆発、とかそういうことになって延々と続いていきそうで。
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02/01/2011
人の口に戸は立てられず
今さら感もありますが。
中国共産党機関紙、人民日報が「インターネット上での悪意の病毒」を批判(iza!)。今回のはややマイルド?な表現になっているかと。以前のはイメージとしては「ネットで言ってることなんかウソばっかだから絶対に信じちゃダメだ」的な論調だったように…ああ、でもこういう「批判」は中国に限ったことではないですか。どこの国でも、日本国内でもこういう話は出てくるものではあります。
ただ…いわゆる「ネット検閲」やって不適当なサイトは見せないようにする…というところを国でやっている、となるとそう数はないかと。
こないだから反政府デモが激しくなっているエジプトではついに「ネットのほぼ完全遮断」が行なわれました(Yahoo!:ギズモードジャパン)。どうやったか、てのは専門的になるようなので説明は省きますが、要するにほぼ全部(推定93%)はアクセスすることができない…エジプト国内からでも国外からでも…という状況になっている、と。
過去にも、と言うか一部現在も混乱が続いているようなチュニジア、あるいはイランでも似たような措置がとられたことはあるそうですが、ここまで「遮断」したことはない…とのことで。
なぜ遮断したり規制したりするか、と言えば恐らくは真実を知られたくないからなんじゃ…ということになってしまいます。そういうことをすると逆に「知られたくない何かがあるんだ」と勘ぐられるのは世の常でもありますし。
…一つには世代的な「違い」というのもあるかも知れんなあ、と。日本でもそうですが一定以上の年齢になると途端にネットや携帯が使えなくなります(理解できる率も激減)。これはいつ自分の身近にこういうのが来たか、ということにに由来すると思われます。物心ついた頃からすで携帯が身近にあるような年代と、大人になってからようやく(ムカシは高かった…)携帯手に入れたような年代では認識に差が出るのも仕方ありますまい。
そういう「認識できない」世代から見りゃネットも携帯も全部「悪」になってしまうのかな…何せ人間てのは自分が理解できないモノは基本拒絶しますから。
まあ、国家単位で考えるにはそれはちと不似合いかも知れませんが。しかし最近では内乱などが起きてもすぐにツイッターやフェイスブックなどで世界中に伝えられたりします。実際に目の前で起きている「事実」なわけですから変なバイアスかかった新聞記事やテレビニュース以上の迫力・説得力でもって世界中に発信されてます。
…対して規制したい側は? こういうのは古代中国の焚書や国家批判禁止制度でもって歴史上何度も何度も繰り返されてきたんですが…結局「事実」「真実」が漏れ出て後世に伝わっています。もちろん全部ではありませんが…それでも伝わっています。
ヘタな規制するよりは何とかして利用してやろう…そういう動きもゼロではありませんが、それにしてもなんかお粗末なような。ダメだダメだと否定するばかりじゃなく、もっといいように利用しよう、とは思わないものなんですかね…?
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01/28/2011
1位はラブラドール
…日本でやったら何が何位になるんだろう…。
アメリカ。2010年で一番人気の犬種はラブラドールレトリーバー(Yahoo!:REUTERS)。順位は以下の通りになってます。
1.ラブラドールレトリバー
2.ジャーマンシェパード
3.ヨークシャーテリア
4.ビーグル
5.ゴールデンレトリバー
6.ブルドッグ
7.ボクサー
8.ダックスフント
9.プードル
10.シーズー
…なんかでけえ犬ばっかですな。小型犬と言うと3位のヨークシャーテリアと4位のビーグルと8位のダックスと…あれ? 結構ありますな。プードルやシーズーも小型犬っちゃあ、小型犬ですし。上位に大型犬が集中してる、ということなんでしょうか。
6位のブルドッグも小型…あれは中型犬とかそういうことになるんでしょうか。
主催のケンネルクラブの広報担当によると、ブルドッグが同クラブに初めて登録されたのは1886年で、6位という順位は過去100年で最高なんだそうであります。犬種、というのは実際はかなり古いことも多いものだったりします。よく知られている犬種のほとんどは作られてから100年とかそれくらいは平気で経っているんではないか、と。
もちろん新しい犬種もあるそうですが。
「イヌ」というのはどの犬種でも全部「イヌ」であって他の種ではありません(実はいくらか違ってる、てな説もありますが)。ヒトにとって最も長い付き合いになる動物とも言われ…様々な犬種が作られてきました。意図的に作り出す場合もありますが偶発的にできてそれを固定した、というのもあります。いずれにせよヒトの良きパートナーとしてこれまで過ごしてきたのですが…。
やっぱり国民性とか性格とか、そういうので色々違いは出てくるもんであります。アメリカで大型犬が人気なのはそれなりにスペースを確保できるからで…今の日本だと小型犬に集中しそうではあります。でもちょっと前には「大型犬ブーム」みたいのがあって、見栄でシベリアンハスキー飼う人なんかもいましたが…やはり環境に合った飼い方接し方をきちんと考えた方がいいかと。でないとヒトもイヌもどっちも不幸になりそうではあります。
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01/18/2011
どんな味だったんだろ
ちょいと気になるところではあります。意外と現代のとそんなに変わらないもんなのかも知れませんが。
アルメニアで世界最古のワイン醸造所発見…6100年前のもの(ナショナルジオグラフィック)。これまで「醸造所」として確定されていたものの中で最古だったのはイスラエルの3600年ほど前のものだった、とのことで。一気に3000年ほども過去に遡ったことになりますが…ワインの存在そのものは↑記事によればさらに1000年も遡れる(ただし醸造所跡は見つかっていない…)らしいので、今後の研究・発見によってはまだまだ昔のものが出てきそうではあります。
アルメニア、という国は位置的には中東になりますか。旧ソ連邦の一員だったのですが、独立。トルコ・イラン・グルジア・アゼルバイジャンに囲まれた国ですが、アゼルバイジャンの飛び地に挟まれていたり領土内にも飛び地があったりする、という…さらに隣国トルコとも色々あった国でもあります。
→アルメニア共和国(外務省)
→アルメニア(Wikipedia)
実は301年に世界で初めてキリスト教を国教として認めた国でもあり、現代でも国民のほとんどがキリスト教徒という、中東ではあまり見ない?国になっています。
ワインと言えば世界最古の酒、ということもあって世界中で飲まれている飲料なわけですが…↑記事で重要なのはそこが「醸造所」だったらしい、ということであります。…つまり、その頃すでにブドウを栽培してワインを作る施設があった、ということであります。遺跡から見つかった「足踏み式ブドウ圧搾法」はたしかについ最近まで行なわれていた方法ですし。今でもそういう風にやっている醸造所、というのはあるのかも…?
効率を重視してかなり大掛かりな施設だったのかも知れません。そういうものがあった、ということはつまり飲む人も多かった、需要もあった、ということになります。
酒を造る、というのはどこでもいつの時代でもバクチ要素があるものではありました。それを原材料からきちんと確保して一定条件下で失敗の少ないように造る…という「方式」もやはりどこでもいつでも考えられてきたものであります。
日本酒もそうですし、ワインもそうであります。…そういう施設が6000年前にはすでにあったわけです…。
ただ、↑なんだか現代と事情がやや違うのかも知れません。醸造所付近は墓地だったらしいですし。そうなると皆が通常普通に飲むためのものではなく、何らかの儀式などにワインを供していたのかも知れません。実際、酒と宗教やそういった関連というのは結構多いものではあるのですが。
今後の研究を待ちたいところではあります。しかし…一度飲んでみたいものであります。6100年前の人たちが飲んでいたワイン。ほんと、どんな味がしていたんだろう…?
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01/17/2011
行ってみたいですか?
ロシア。ソユーズによる「民間宇宙旅行」2013年より再開予定(Yahoo!:REUTERS)。2009年以降、実は行なわれてなかった、というもので…再開が確定されれば4年ぶり、ということになるのでしょうか。
「旅行」と言っても宇宙空間を自由自在にうろつき回れる…というものではもちろんなく、国際宇宙ステーション(ISS)に滞在できる、というものであります。それにしたって一般人にはまず無理な「旅行」で、行けるのはお金持ちで時間のある人に限定されます。費用は庶民には到底手の届かない金額ですし…行く前からテストや訓練が山のようにあるって話ですし。たしか適性検査みたいのがあって、それに合格しないといくらお金があってもダメとかそんな話も聞いたような。いくら半分くらいは宇宙開発事業の宣伝のためとは言え(残り半分は…まあ、見当がつくかと)やはり安全は最優先されるということのようであります。
しかしISS滞在。しかもソユーズ。アメリカのスペースシャトル・オービターのラストフライトも決定された今、一番主力の「シャトル」ではあります。ヨーロッパのESAや日本も開発はしていますが、さすがに有人飛行となるとノウハウがモノを言いますし。さっと作る…しかもISSにきちんと到達可能、というのはなかなか難しいものではあります。
…ちょっと前は「弾道飛行」くらいは簡単にできるようになるんじゃないか、と言われていました。
「弾道飛行」とはカンタンに言えば「打ち上げて」「そのまま落ちてくる」飛行になります。ロケットででも何ででも打ち上げていわゆる「宇宙空間」まで到達して…そのまま地表へ降りるだけ。数分程度の無重量体験はできますし、何よりISS滞在ほどの訓練は必要ないかと思われます(もちろん全く何もなし、というわけにはいかんでしょうが)。…こういうのが近い将来盛んになるのではないか…と。
まあ…欲を言えばISSをさらに進化させて軌道上に汎用の宇宙ステーションをいくつか…と。そうしたら「宇宙旅行」と言うより「ステーションに行く」ということになってフツーの地上の名所と変わらんようになるんでは…そうなったら今みたいにバカ高くなることもないでしょうし、フツーに一般人が行けるんでは…と。
その前にやらないといけないことがたくさんあります。まずは…機体の開発でしょうかね。しばらくソユーズ頼み、というのは性能がどう、とかそういう話ではなく…色々と不安が出てきてしまいますし。何らかの事情でロシアが打ち上げられない、となったら大変なことになりますし。
03:34 AM | 固定リンク
01/12/2011
三つほど 1/12
海外から…乗り物?関係で三つほど。
一つ目。アメリカ・シャトル修理にめど…最終打ち上げは2月下旬(Yahoo!:読売)。
ついに年をまたいでしまったオービターの打ち上げであります。万全を期して有終の美を飾って欲しいところなんですが…これで「繰り返し使える」コンセプトの機体がなくなってしまうのか…と思うと複雑ではあります。そりゃあ、コストの面とか色々ありますんで…高価な機体にさらにメンテの費用かけるか、安価な機体で使い捨て、のどっちが効率いいか、てのは分からんでもないんですが。
…まあ、一般社会でも自家用車で維持費用かかるのとタクシー呼ぶのとでは、実は長い目で見たらそんなに変わらん、という話もありますし。
それでも。お疲れ様でした、と。一時代を築いた機体に違いはありません。願わくば無事に帰ってきて頂きたいものです。
二つ目。インド・エアバス180機を「大人買い」(Yahoo!:読売)…これが例えばインド政府が国費でもって買い上げて国内の会社に安く払い下げて航空業界の活性化を図る…というのなら、なんとなく分かる?んですが(いや、それでもなんかビミョーなとこですか)。
買ったのはインドの格安航空会社インディゴ・エアラインズ社、とのことで。当たり前ですが航空機てのは機体だけ買えばいい、というわけではなく。たしかパイロットの免許も各型番ごとに違うものが必要、とか。それに機体整備のための施設やそれ関係の企業とも契約を結ばないといけません。もちろんさらに細々したのがたくさんあるわけで…。
日本のJALは今、ちょっと体力落ちてる状況ですんでこういうのは無理だろうなあ、と。ANAでもそこまでできるんだろうか…とか。やはりインドのパワー恐るべし、というところなんでしょうか。
三つ目。ロシア・建築家アレクサンドル・レーミゾフ氏が「水上都市」を設計(CNN)。画像を見ると面白そうな形状ではあります。水上に浮かべるタイプや恐らく海底に固定できるタイプなんかがあるようで。今後土地問題がどうしても出てくるから水上に都市を…というのは結構前々から言われていたことではありますが。
…このまま移動できたらさらに面白いかなあ…とか思ってしまいましたが。
でも一万人収容できる施設が浮かぶ海、てのも。さすがにそこまでしてしまうと色々問題出てきそうな。ぱっと思いついたのは…しけになったらどうなるんだろう、とか。揺れの対策してあっても100%は無理でしょうし。居住区によってはわずかでも揺れるところがあって、そこだけ安くなるんじゃないのかな…とか。
しかし今後、本当にこういうコンセプトの都市計画が出てくる可能性は十分にあります。地上の人口は着実に増えているわけですから。そして水上の他には…やっぱり上、軌道上でしょうかねえ…。
04:06 PM | 固定リンク
01/07/2011
二つほど 1/7
ネタかよ、で二つほど。
一つ目。ハイジャック騒ぎ、実は機器にコーヒーをこぼしたから(Yahoo!:CNN)。アメリカ・シカゴ発ドイツ・フランクフルト行きの米ユナイテッド航空機が「ハイジャック警報」を発信…すわ一大事かと思ったら、実は操縦士が機器にコーヒーをこぼす→通信機器の一部が使えなくなったことを報告しようとする→間違って「ハイジャック警報」を発信、という…。
最近は一昔前ほどに聞かなくなったハイジャックですが(乗っ取って強引に借りるようなものだからハイジャック=拝借、なんてネタがありましたが)しかしまだまだ現役?ではあります。911のテロの時もハイジャックされた飛行機が突っ込んだのですから。
それでも一昔前みたいに「とにかく逃げろ」っつったって今はGPSもありますから容易に姿を消すこともできませんし。身代金…と言ってもマニュアルや交渉役がしっかりしているのでなかなか難しいでしょうし。そういう意味では消えつつある犯罪なのかな…とは思いますが。
二つ目。サウジアラビアでスパイの「ハゲワシ」が捕まる(Yahoo!:毎日)。理由:GPS発信器と「R65テルアビブ大学」と記された目印がついていたから。
そりゃあテルアビブ大学が行く先知るために放鳥しただけや…。
まあ、サウジですから。イスラエルのテルアビブ大学となれば、何かあるのか、と疑る気持ちも分からんではないですが。しかもGPS発信器がついてるから「何らかのスパイ活動を?」とやはり疑る気持ちも分からんではないんですが…もうちっと余裕持てないかなあ、とか思ってしまったり。しかしある意味戦時下ですからそんな悠長なこと言ってられないのかも知れんのですが…。
当のハゲワシ氏が一番心配だったりします。一応…捕虜ってことになってるんでしょうか…待遇…きちんとしてるといいんですが。
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01/03/2011
多い少ない
絶滅の危機に瀕している「ブルトン語」フランスは多様性に向き合えるか(Yahoo!:CNN)…「ブルトン語」というのはフランスは北西部ブルターニュ地方で話されている言語なのですが…話し手の高齢化もあって数が年々減っていっている、とのことであります。こういうのは世界的には「少数言語」とか「地方言語」と呼ばれる場合もあります。その国の主要ではない言語をそういう風に呼ぶこともあるのですが。
…なんで減ったのか、というのはそれはまた各国の事情がありますんで一概にこう、だからああすれば絶滅を防げる、というものではなかったりします。
ブルトン語の場合はやはり歴史が絡んできます。
現在のフランスの公用語であるフランス語は大まかに言えば「ラテン語系」に分類されます。これは兄弟?に英語だとかスペイン語だとかドイツ語だとかがある言語「ラテン語」がもとになった言葉で…「ラテン語系」でくくっちまうと世界のほとんどをカバーできるくらい現在は広まっている言葉であります。
しかしずっとラテン語系ばっかりだったわけではなく。ヨーロッパは過去にケルト系民族が大量にいた時代があり…その名残で「ケルト系」言語、というのも残っています。ブルトン語もそれに含まれることになります。つまりケルト系に支配されていた頃のヨーロッパの言語はみんな「ケルト系」だったんではないか…と。
ただ、最初はケルト系だったフランスですが後にラテン語化。ところがその後に再びケルト化することになり…そして再び再びラテン語化、という歴史をたどっていたりします。
これらは全て10世紀以前の話で…ブルゴーニュが正式?にフランス領となったのはフランス革命後の18世紀後半も大分過ぎてから。まだまだブルトン語は残っていたのですがほとんど禁止されたような状態になり…フランス語に淘汰されていってしまった、ということのようであります。
これがまた日本だと事情が違うわけで。ご存知のように日本の方言というのは相当数あるんですが、明治になって「標準語」ができあがるとコレ一色に全国塗りつぶされることになります。…いや、そこまで厳密なものじゃなかったんですが(一説によると軍役を実施する際、命令系統が混乱する可能性があったからコトバも統一した、名字も名乗らせた…とか)ほとんどの国民の「方言度」は均一化されることになりました。まあ…その方が良かった、という見方もあります。
江戸期も後半に入ると庶民もあちこちへ旅行に出かけるようになるんですが、それより前からずっと旅行していたのは武士でした。自分の地元と江戸を往復してたわけです。…しかし場合によっては言葉が通じない…何せ薩摩藩なんてのは藩の外から隠密が入ることのできないようにわざと難解な「薩摩言葉」を作り上げてた…とかそういう説もあるくらいですし。標準語化がかなり進んでいる今でも時々分からない言葉があったりするのに、もっと純度の高かった江戸期なんかはもっと分からなかったんじゃないのかな…と。
それでも方言は文化だ、という言い方もできます。その文化が薄まってしまったのは標準語ができたからだ、という見方もあるにはあったりします。
たしかに特定の言語がなくなるのはさびしい限りなんですが…使わないものを無理に使ってでも残す、というのも…なんだか若干意味が違ってしまうような、そんな気もするんですが。でも…やっぱり残せるものなら残していきたい、と思うのは人間のサガというやつなんでしょうか。
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12/27/2010
二つほど 12/27
海外から二つほど。
一つ目。中国…謎のショートメール・中国のスパムメール(iza!)。在北京記者のコラムなのですが、やはりうちにも大量に来ている中国発のスパムメールについてのなのか…と思ったら、なんか、懐かしい?内容で。
もうそんなに前になっちまうんですかねえ…「キューツーダイヤル」って。
「9」が二つ並ぶことからついた名前なんですが、情報料として利用者(かけた側)がいくらか払う仕組みになっていて…今でもあるんでしょうかね、例えば有効な情報を録音しておいてそれを有料で聞かせる…という使い方を目的としていました。
が。実際はえっち関係とかそっちで使われることが多くなり、一時期はそういう関連の代名詞みたいにもなってしまいました。…さらに巧妙?と言うか時代に即した手口も現れたりしました。いわゆる「ワンギリ」というやつで、一回だけコールする。携帯の場合は着信履歴がありますから「何だろ?」とかけ直してしまう。するとそっち系のに繋がってしまって多額の情報料を支払わされる羽目になる…。
これと似た手口でネットの接続を海外回線に回す、というのもありました。以前は電話回線で正に電話をかけるようにネット接続していたのでその設定をいじくってやはり多額の回線料を支払わせる、というものでしたが…こちらは常時接続が当たり前となった昨今では消えてしまいました。
…中国もそういう詐欺が増えているのでしょうか。しかし…フツーよく分からん番号に電話したりはしないと思うのですが…その辺はやはり「記者」ということなんでしょうか。
二つ目。アメリカ…空港の保安対策・37%が「靴脱ぎがイヤ」(CNN) 何度か取り上げてますが空港の防犯対策であります。例のテロ以降、世界の空の安全を守るため各地の空港で乗客のチェックが厳しくなってきてます。例えば飲料の持込みが制限されたり最低限の刃物(ハサミなど)も機内持ち込み禁止になってしまったり。
しかも国際線だけではなく国内線でもチェックが厳しくなってきてます…。
ボディチェックなどをしなくてもいいように「透視機械」を設置しよう、という動きもあったりして。でもこれはさすがにプライバシーの面でどうなんだ、ということになってます。しかし人を害する技術てのは年々進歩してきています。一昔前なら爆発物=ダイナマイト=筒に導火線がちょろり、だったのが今は爆発物、と言ってもその形状は様々であります。映画などでよく出てくる粘土状の物体に雷管つけて…とか。
そのため見破る方もどんどんエスカレートしていくわけですが。その中の一つに「靴の中」というのがあります。コレ、日本人なら抵抗なさそうなんですが…アメリカの人は寝る時や入浴時以外はほとんど靴を脱ぎませんから、やっぱりそういうとこが気になってしまうんじゃないかな、と。日本人相手に調査したらまた違った結果が出そうな気がします。
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12/15/2010
二つほど 12/15
海外から二つほど。
一つ目。中国、「鶴と空の椅子」などの写真掲載新聞の本音は?(iza!) 曲りなりにも「表現の自由」「報道の自由」が保証されている日本や欧米とは違い、中国には一般市民はもちろん報道機関にも発言の自由はありません…そりゃ、例えば飲んでる場での個人間でのやり取り、とかそういう細かいところまでは規制できないでしょうけど。新聞やテレビであるとか、あるいは著名人の発言などにもかなりの規制が入ってるのが現状でもあります。
ノーベル平和賞を受賞した劉暁波氏(54)…民主化運動の活動家であり、現在服役中ですが、この方関係の報道は全て批判的なものしか流されない、ということになってます。まあ、ニセモノの平和賞まで作り出したりしてましたし。国家の流れからするとこういう風になるのは当然かと思われますが。もちろん最近はネットという「穴」もあってその辺の規制でグーグルともめたりもしてたんですが…。
中国広東省の有力紙、南方都市報が件の「鶴と椅子」の写真を掲載したのは12日のこと。
『空席の椅子は、10日の平和賞授賞式に出席できなかった劉氏のために壇上に用意された椅子を連想させ、「鶴」は中国語で「祝賀」の「賀」と同じ発音』さらに『手のひらを鶴に向けた関係者も写っており、鶴や「掌(てのひら)」とそれぞれ発音が近い「和」「奨」で「和平奨(平和賞)」だとの解釈もネットに書き込まれ』(『』内ともに↑記事より一部引用)…ということでちょっとした騒ぎになってます。こういう方法を取る報道機関もあるのか、と。ずっと抑えつけられてるだけじゃないんだな…と。誰だって自由に思ったことは発信したいでしょうし。
こういうとこから少しずつ変わっていくのかも知れません。しかし…まだまだ本格的な動きになるのかどうか。何か大きなきっかけでもあれば…とは思いますが、まだまだ未知数ではあります。
二つ目。イタリア、ベルルスコーニ首相の不信任案を下院が僅差で否決(Yahoo!:毎日)。久しぶりに我らがベルルスコーニ首相の話題を書いてます。いや、ホントに久しぶりだなー…。
ここんとこもずっといつものように?お色気っぽい話から離婚から失言から、と話題性には事欠かないお方だったんですが。さすがに支持率も低下してきて…さらに色んなことで突っ込まれまくっていて。なんだかかなり怪しい?状況になってきてます。時代的にもおう合わないのかなあ、とかそんなことも思ってしまいます。強力な個性でもって皆を引っ張る、というより皆で一緒に引っ張る、というスタイルに世界中が変わりつつあるのかなー…とか。
まあ、たしかに日本の首相がこんな感じだったらかなーりイヤなんですが(オイオイ、一個人として海外の首相として…と見るとこれほど面白い人物はいないと思ってます。そもそもなんで再選できたんや、とその辺からイロイロあった人ですし。
んむ…でも…なんか最近お疲れ気味?っぽく見えるのがなんか心配であります。そろそろ正念場ってやつなんでしょうか…?
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12/10/2010
チャイニーズジョーク
ぽかーん…。
まさかこんなことまでやるとは思いませんでしたが…ある意味、と言うか色んな意味でスゴイなあ…。
ノーベル平和賞に対抗して急きょ「孔子平和賞」設立、しかし受賞者は拒絶(iza!)。記事では「茶番」となってましたが、これは…マトモな神経の持ち主なら「ネタ」ということで誰か(誰だろ?)の笑いを取ろうとしたんじゃないか、と思ってしまうレベルなんではないか、と。
拒絶したのが台湾の連戦氏、というのもなんだかなあ、という気もしますけども。…ホント、なんだかなあ…。
中国が自国の方針?から今年ノーベル平和賞を受賞した劉暁波氏を認めない、授賞式にも出さない(服役中ですし)、他の国も認めるな、とだだをこねたのは周知の事実というやつで。他にも色々きなくさい話もあったんですが…まさかニセモノを作り出してしまうとは。
…この辺、なーんか某どっかの夢の国のネズミっぽいのやら未来から来た耳のない青いロボットやら、そんなんが自由に闊歩していた中国のなんとか遊園地(現在閉鎖中…のはず)を思い出すんですが。あえてチャチい塔をぶっ立てて注目を得ようとしていた、というよりもやはり笑いを取ろうとしていた、という風に見るのが自然なのかな、と。それならそれでなんとなく納得…できるかなあ…。
授賞式に肝心の受賞者が来ない。で、仕方ないんで無関係の少女にトロフィー渡しておしまい。…ここまで来ると「笑い」の域を超えているような気もするんですが。そもそもその女の子は何の因果でこんなとこまで来ていたんだろう、とか。
受け取ってどう思ったんだろう、とか。「光栄です」とか100%の笑みで言われたりしたらこれもまたジョークの続きでこれがオチか、とか思えるんですけど…なんかそういうこともなさそうで。
楽しいというか何と言うかこれじゃあ、笑えないもんではありますけども。
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12/08/2010
二つほど 12/8
愛らしい?で二つほど。
一つ目。中国で「余ったパンダ」を野生に戻す試みが本格化(Yahoo!:毎日)。しかし記事を見るとなんだかアヤシゲなパンダが子パンダをつまみあげている…? 実はこれ、人間に懐かないように飼育員がパンダの着ぐるみを着て作業しているんだそうであります。
実はこういうのは他の動物でもやったりします。例えば…海鳥の類とか。
人工飼育された個体を放す場合もそうなんですが、現地でエサなどをやったりする時は「親のくちばしに似せた」長い手袋を使ったり。あるいはヒナの周りをやはり鳥の着ぐるみ着て走り回ってみたり。これは人間でないもの、ということでなるべく野生の状態に近づける一つの方法として確立されてるんだそうで。特に鳥の場合は「初めて見た動くものを親とする」いわゆるインプリンティングがあるので、人間に懐かれないためには有効な手段、とも言えますが…。
はたから見たら結構楽しそう…というよりやや不気味にも思える光景ではあります。人間はすぐにニセモノだ、と気づいてしまうんですが動物は場合によってはほとんど気づかない、って話もあるんですが…。
二つ目。国内のコアラが激減中(Yahoo!:毎日)。コアラはオーストラリアの野生動物保護法によって「輸出」が禁止されています(特別に貸したりすることは可能)。つまりオーストラリアに住む野生のコアラを日本へ持ち帰ることはほとんど不可能ということになります。そのため他の動物園から「もらう」か「買う」ということになるんですが…「数」そのものが減っている現在、そういうのはなかなかないんではないか、と思われます。たしかラッコも似たような状況だったような…。
しかもなんかコアラの病気が流行している…とかそういう話もあったりしますし。
個人的には特に好きな動物、というわけではないんですが(ユーカリしか食べないとか習性は非常に興味深いんですけど)…パンダも別に好きな動物でもないんですが…なんだか少しずつ減ってきている、というのが何か惜しい?ような気がしてます。一般には大変人気のある動物なわけですし…なんとか回復できないものか、とは思うのですが…難しいんですかね、やはり。
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11/26/2010
ジョークにしちゃあ
なんか行き過ぎかな、と。
外信コラム:エジプトの「自殺サイト」期日を過ぎても何もなく…(iza!)まあ、何もなかったのなら何より、とか思ってしまいますが事態は実はそこまで安寧?ではないのかも知れません…。
日本でも一時あちこちで出てきた「自殺サイト」であります。何月何日にどこそでみんなで自殺しませんか…というもので、当時練炭や硫化水素による集団自殺があちこちで起きており…それを見越して、と言うかそれに乗っかった観すらありました。最近はあまり聞かないのは何より、とそれこそ思ってしまいますが、こういうのはふとしたきっかけで再燃焼してまた…ということも起きないわけではないので、その辺なんだか不安だったりしますけど。
その頃のいわゆるコメンテーターという専門家?がよく口にしていたのが「最近の若者は命を粗末にしすぎる」的なことでしたが。…自殺する人に年齢も何もあったもんではないので(実際年齢若い方が自殺する、というデータはないです)何わけのわかんないことを、とその頃は思ってましたが…。
これ、エジプトだとまた事情が違ってくるわけです。↑コラムにもありますが。
エジプトで大きな宗派となるイスラム教とキリスト教では自殺を禁じています。教義や神学的にも色々あるのですが…基本は「神から与えられた命を勝手に自分で消すな」ということになります。地域や状況によっては寺院や教会で葬式を上げてもらえない…つまり神から見放されたような状態で送られることになります。周囲の人間にも厳しいことになります。
そういう国で「みんなで自殺してみんなの目を引きませんか?」てのは…かなり論議を呼ぶのではないか、と。日本だと…ちょっとニュアンスが違うかも知れませんが、とあるお寺へ行って墓石をなぎ倒して中身全部ぶちまけて社会の目を引きませんか? という…のとは…大分違うかも知れませんけども、かなりの「不敬」になることは間違いないと思われます。
軽々しく扱える問題ではないわけです…。
…でも結局何もなかったらしい、というのは…何でしょう、ジョークだったのかそれとも途中でやめてしまったのか。あるいはアクセス数アップを狙っただけだったのか。その辺は分かりませんが…人騒がせだなあ、と。まあ、ネットなんてのはそんなもんばっかり、と言えばどこの国のでもそんなもんばっかりですが。
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11/08/2010
いずれは日本でも
アメリカ・カリフォルニア州で「ハッピーセット禁止条例」制定見込みへ(CNN)。これは…日本だとマクドナルドが毎週とかそれくらいのペースでやってるキャンペーンであります。人気アニメやマンガとタイアップしてちょっとした景品をつけたセットを販売。…中には時々「?」なものがあったりしますが、対象は明らかに子供向け(大人のコレクターもいるんだそうですが)であります。まあ、何種類かあってコンプしようと思ったら何度も足を運ばなくてはならない、というのはこういうのの常ではあります。
最近の…と言うかここのところ、アメリカなどではこういった「高カロリー」食品に対して風当たりが強くなってきてます。ちょいと前だとトラックのタイヤみたいなピザとか日本の数倍は余裕でありそうなハンバーガーやでっかいバケツみたいな紙コップに入ったコーラ、なんてのが結構当たり前にあったような気がしますが。現在ではややサイズダウン、もしくはかなり小さくなって販売されてるようです。…そう言えば「Lサイズ販売禁止条例」みたいのもあった…ような記憶があります。
なんでこうなるのか、と言うと肥満が社会問題になってるからです。
いわゆる先進国ほど多いとされる「肥満」であります。ものすごく単純な表現を許して頂くなら「いいもん食って動かなきゃ太る」ということになります。高いカロリーのもん食って自分の足を使わずクルマばかりじゃ太るだろ、と。
…実際のとこは色々出てるんですが。肥満に関しては。高カロリー食品だけが決定的な原因じゃない、とかそんな話もありますが…やっぱり高カロリーなもんが肥満の原因の一つ、というのは揺ぎない現実になりそうであります。
肥満になると様々な病気を起こす「もと」になる。というのは世界でも共通した認識であります。じゃあ、そういうのを販売しているところへ圧力をかけていこう…。
ということ?で高カロリーなファストフード、しかも子供向け、なんてのは格好の攻撃材料になったようで。…個人的には↑記事末尾にあるように子供が食うものは親(もしくは親権者)がきちっと管理していけばいいだけだ、とは思うのですが…すでに市長が拒否権発動しても意味ない状況にまでなってるとは。
それにこういうのが進むとこまで進むと肉食うな、野菜だけ食ってろ、とかそういうことには…さすがにそこまでは、とは思いますけどなんだか想像してみると恐ろしいものがあります。
で、こういうのは大抵日本でも出てくるもんなんですが…いずれはそうなってしまうんでしょうか…?
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11/04/2010
二つほど 11/4
えんたていめんと的に二つほど。
一つ目。作家の村上龍氏が電子書籍制作・販売会社設立へ(Yahoo!:読売)。こういう著名な方がアクション起こすことでさらに前へ進むかも知れんのですが。すでに欧米などではがんがん進んでいるような印象もある「電子書籍」ですが…日本で定着するにはもっと大きな、大掛かりな動きが必要かと思われます。
前にも何度かこの「あれこれ」で述べてますが。
本に対する「思い入れ」の強い日本では紙ではない、電子化された書物はモノによっては受け入れられるのでしょうけど…よく言われているような100%てのは無理なんじゃないか、と。「○年後には紙の本は消滅している」とか言われたりしてますけど、そこまでは行かないでしょうに。規模は小さくなっても必ず残るもんだと思ってます。
活字信仰みたいのもありますけども。世界的な動きだから、環境のためだから、というだけで全部の本好きが電子書籍に移るってもんでもありますまい。
そして。…ハードより先にソフトが充実しないと。折角立派な会社やリーダーが立ち上がっても実際に読むもんがない、では続かないと思うのですが。
二つ目。タコのパウル君二世登場(@nifty:kyodo)。こないだ惜しまれつつ亡くなったドイツの「予言タコ」パウル君でしたが…このほど「パウルII」が登場した、とのことで。
しかもまだ生まれて5ヶ月ほど。まだ2年以上頑張ってくれそうなとこであります。
…しかし。こういうのは実績がモノを言うわけで。↑記事の末尾に関係者は慎重になってる、とありましたが…たしかに予言が当たらないと意味がない。いきなり外してしまったらどうなるんだろう…とか思ってしまいますが…まあ、当タコにとってはどうでもいい話なんで、それならそれでもいいのかな…と無責任に思ってしまったりします。
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10/29/2010
隠すもんですし
マサチューセッツ工科大学の研究チームが発表「見た目で投票する傾向あり」(CNN)…調査はもちろんアメリカで行なわれたものですが、記事によれば他の国でも似たようなもんではないか、と。そして調査対象にはなってませんが、日本でも似たようなもんではないかなー、と思うのですが。
一例として、タレント議員というやつですか。ネームバリューだけで当選してしまう。もちろんタレントですから顔がいい場合も多いんですが、それよりも具体的な政策よりも顔と名前を知ってるから、だけで投票されちまうわけであります。
一頃は大変にもてはやされたものですが。…そう言えば大分前になっちまいますが、海外在住の一週間くらいで議員辞めた某大物タレントとか、そんなんもいましたか。なんか辞める時に周囲からクサい芝居の引き止めやってて、アレには吐き気すら覚えたものですが。…いや、海外在住そのもの、と言うかたしか日本国籍持ってなくてしかも指名手配中とかそんな人を立候補させたこともありましたっけ。なりふり構ってられない、と言うか意味も何もない、と言うか。もちろんタレントでもきちんと仕事して結果出してくれりゃいいんですが…最近では結局二足のわらじを履きこなせなかったタレント議員サンもいましたけど。
さすがに最近は名前だけ、というだけではなかなか当選しにくくなってる…ような気がします。ある意味さびしいもんですが、そろそろ国民もだまされてばかりじゃないんだぞ、ということを政治家のおエライセンセー方は分かってきて…なさそうな。
ただ、選挙で政策もなんも分からん、そんな中で立候補者を見比べた場合。どうしたって顔のいい人を選ぶのはある意味当然だと思われます。↑のタレント議員ですと、悪役とかやり続けた人が立候補…てのはあまり聞かないような気がします。芸能関係ならなんか力のありそうな人とか正義の味方的な役をやっていた人、とか。スポーツ関係というのは日本ではかなりストイックに見られるので成功例が多いかと思われますけども。
本当は政策面できちんと判断した方がいい、というのはみんな分かってると思うんですが、ねえ…いかんせんそういうのを隠して「国民の皆様のため」「不正をぶっつぶし」なんて実現できるか分からんようなこと、平然と言われりゃ判断に迷うってなもんじゃないんでしょうか…?
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10/27/2010
二つほど 10/27
色々あって二つほど。
一つ目。「予言ダコ」パウル君、死ぬ(Yahoo!:JIJI)…サッカーW杯で「予言」を全て的中させた(単にタコには明るい色を選ぶ=優勝したスペインの国旗は暖色系、という説もありましたが)ドイツのタコ、パウル君でしたが…死んでいるのが発見されました。年齢は2歳9ヶ月で、タコの寿命は3年ほどと言われていますから天寿を全うした…と言えるかも知れません。
毎年様々な話題の出るW杯ですが。こういう話題が出てきてたのはなんだか微笑ましくて良かったなあ、と。なんかウラであのチームがこのチームが、審判の誰それは何かウラがあったんじゃないのか、国家の威信にかけてどう、とかそういう話題聞くよりゃ断然マシではあります、こういうお話の方が。
…ただ…なんかパウル君に続け! とばかりに色々出てきたのには閉口しましたが。それもまあ、終わってみれば、ああ、あったなあ…ということになりますが。
タコの人工繁殖というのは難しいのかなあ…やっぱり。タコの寿命は3年ほどなんですが、繁殖すると死ぬ、という話を聞いたことがあります。パウル君2世というのは無理だったんでしょうね。なお、現在は冷凍保存してあるそうなんですが、埋葬するとか火葬するとか話が分かれております。記念碑みたいのを建てるとかそんな話もありますが。
いすれにせよ。楽しい時間をありがとう、安らかに…とお礼を言いたいところであります。
二つ目。今度は国内。事業仕分けのサイト、広告募集したら2件しか来なかった(Yahoo!:読売)。要するに予算削減のために事業仕分けのサイトに広告載せよう…としたら22件も枠があるのに総計で2件しか来なかった、と。…なんか分かるような気がしますが。広告出そうとする側だって仕分けされた団体と何かで関係あったら気まずいでしょうし。一部ではパフォーマンス化している、とされている事業仕分けですからあんまり良く感じてない企業だってあるんじゃないでしょうか…?
政府や民主党は「悪代官をこらしめる正義の味方ショー」にしたいのかも知れませんが。そんなどっかの時代劇じゃあ、ないんですからそんなものが実在していないことくらい、みんな分かってるはずなんですが。例の時代劇でよく見る勧善懲悪じいさんだって全部が全部正義だったわけではないのですし。
…こういうとこで予算削減、てのは分からんでもないんですが…これは世間がどんな目で見ているか、その一端ではないか、とかそんなことも思ってしまったり。国民全部が諸手を挙げてるわけじゃないんだよ、と。…まあ、でもこうやってニュースになると広告出してみようかな、とか思う企業がたくさん出てくるようになる…のかも知れんのですが。
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10/18/2010
しえすた
スペインはマドリードで「シエスタ全国大会」が開催(CNN)。シエスタとは要は「昼寝」のことであります(「午睡」とも)。昼ごはんを食べたその後、1時間とか場合によってはもっと長く昼寝を含む休憩を取る習慣で…スペインや南米では普通の習慣となっています。そのため午後3時頃(昼食の時間が日本より遅い)は市場や店が閉まってしまう…つまりはみんな休んでいる…という事態にもなるんだそうで。そのためあちらでは毎日ではなく一週間に一度食材を「買いだめ」する、とそんな話を聞いたことがあります。いざ買いに行こうと思っても店が閉まってるんじゃあ買い物になりませんし。さらに他の施設も閉まってることが多い、とのことで。
イメージとしては南国の強い日差しの下、そこかしこの木陰でだるそうに体を横たえる人々…とかそんな感じですか。実際、スペイン本国ではなく年中気温の高い島なんかでは、日中は暑くて仕事にならんので寝ることにしてるところも多いらしいのですが…まあ、そういうとこは夜になっても仕事はほとんどしない、と言う声もあったりしますけども。
仕事の合間や昼食の後にちょっと眠る…というのは実は身体をリフレッシュさせる効果があって、その後の仕事もスムーズになる…という説があるんだそうであります。眠る、と言っても完璧熟睡モードに入ってしまうわけではなく。ちょっとだけ寝るということで、そんなに深い眠りでなくても効果は得られるとか。
ただ…日本の場合、例え昼休みであっても仕事場で寝るなんて…! という考えも少なからずありますし、「寝る=怠ける」といった構図で見られることも多いものではあります。「寝るのは家で」というのはスペイン以外のヨーロッパなどでも通常の考えのようですし。さらにスペインはあまり景気が良くなく(失業率約20%…)寝てる場合じゃない、働かなきゃ、という風潮も強くなってきてるんだそうで…シエスタは廃れつつある、という見方もできるんだそうであります。
そのため↑こういう「大会」を開催してシエスタを見直そう、というようになったらしいんですが…よく眠れるなあ、ショッピングセンターで、って。結構他の人の目が多そうなんですが…。
日本人からするとなんとなく理解しにくい慣習なのですが、これも文化の一つ、という見方からすれば…何らかの形で継承していく必要があるのかも知れません。
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10/14/2010
33人
全員無事に救出成功…! 69日ぶりに全員地表へ…!
→Yahoo!海外トピックス:チリ鉱山事故
いや、「無事」ではないようですが。7人に集中治療が必要で、1人が急性肺炎、さらに2人が全身麻酔が必要なほど歯の感染症にかかっている、とのことで…33人全員が健康となってそれぞれの場所に帰ることができるのを祈っております。
事故が起きたのは今年の8/5、チリ北部のサンホセ鉱山で大規模な落盤事故が発生。地中で働いていた33人は生存が絶望視されましたが…調査用ドリルの先端に全員生存を示すメッセージを発見。らせん状の鉱路(落盤でふさがってしまった)以外の方法で地下400m付近にいる33人を救出する、という人類史上初とも言える救出劇が始まったのでした…。
実際、鉱山というのは条件が過酷なわけで。地表より高い温度・湿度。そして閉塞感。今回は避難所に逃げ込んで無事だった、とのことですが、その避難所にしても広いものではありません。一人頭一畳程度、という情報もありましたし(ただ、ずっとそこに押し込められっぱなしだったわけじゃない…という話も)。長期間狭い場所に閉じ込められる、というのは肉体面もそうですが精神面にも非常に大きなダメージを与えるものであります。
…こういうのは例えば中世あたりの漂流記とか。有名どこだとロビンソン・クルーソーとか大黒屋光太夫とか。「意図せずに狭い場所や知らない場所に放り込まれる」という話に共通するかも知れません。未知の苛酷な場所。そこから生還するには…何か目標を掲げるのが有効、と。
ロビンソン・クルーソーと大黒屋光太夫は「帰る」というのが目標でした。そのためにどうしたらいいか、どう動けばいいか…と様々色んなことをやって、最終的には母国に帰ることができたわけです。
今回の事故で例えば仲間同士の大ゲンカとか(あったのかも知れませんけど…公表はされてませんな)そういうのがなかったのは「皆に目標をきちっと持たせて」「規則正しく生活させた」ことにある、とされています。人間、なんかやることがあるうちは変な考え起こさんもんだよ…というのとはちょっと違うかと思われますが。いずれにせよ統率のとれた集団であったことが生還へ結びついた…とも言えるわけです。中でゴタゴタしていたら救出もスムーズには進まなかったでしょうに。
とりあえずこれで一段落、というところなのですが…なんか他にも補償やら訴訟やら家族問題とか色々あるって話ですし。映画化も決定しててあちこちから手記だのインタビューだのひっぱりだこ、って話もありますし。早く平穏な日常に戻れればいいのにな…とは思いますが…しばらくは無理なのかも知れません。
なお…ホントはこの事故、8/5から知っててニュースも追ってたんですが。なんだか全員救出されるまでココに書かないでおこうかな、と思いまして。理由は…なんか起きたらイヤだなあ、と。最後の最後にみんなハッピー、ってことになったら書こう、と思ってたもんで…。
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09/24/2010
やっちまったか
…尖閣諸島付近で海保の巡視船と衝突した中国漁船船長を釈放(Yahoo!:毎日)。「国内法に照らして粛々と…」じゃなかったんですか? 一応「処分保留」ということですんで証拠が不十分とかそういうことで「保留」で「釈放」になったと思われるのですが…。
中国の軍事管理区域内へ侵入? 日本人社員4人が当局に拘束(Yahoo!:産経)。「多分」尖閣とは無関係なのでしょうけど。「多分」たまたまかち合ってしまったのでしょうけど…非常に安否が気になる情勢ではあります。これに対して日本政府はきちんとアクションを起こすのでしょうか? 報道で初めて知った、という方もおられるようですが。
あるいはガス田開発やレアアースのことも。中国で産出するレアアースはたしかに重要なもので、ちょっと前から資源保護の意味もあって輸出規制をする、ということは言われていましたが…「では対日本輸出に対してだけ規制する」とかそういう話になってきてます。
…相手は次々とカードを切ってきてます。温首相がニューヨークで釈放を求める発言、てのも立派なカードではあります。各国の注目がどうしても集まる場での発言。多方面へ効果的に伝わる方策とも考えられます。
対して日本は…米軍との協調を確認(これ自体は非常に有効な揺さぶりではあります)。そして…拘置延長、だったんですがこれは那覇地検の「我が国民への影響・日中関係を考慮して~」という理由で消えてしまいました。どう見ても日本は自分で自分に非がある、ということを認めた形になってしまいます…尖閣諸島はどうなるんでしょう…?
…なんだか…事なかれ主義と言うか日本的甘さだけ、とか。もう少しきちっとした対応や筋道立った交渉とかができないもんなのかな…と。実際、外交関係の部署はかなり働いていたと思われます。でも…結局相手に配慮して釈放してしまった。今後、尖閣諸島は日本の領土です、と胸を張って言えるのかどうか…? その辺すらも怪しくなってきてると思うのですが。
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09/22/2010
安いことは
…どうなんでしょうね。
羽田-クアラルンプールが期間限定で片道5000円の航空会社が参入(Yahoo!:産経)…マレーシアのエアアジア(参入してきたのは傘下のエアアジアX)という航空会社でいわゆる「LCC(Low-Cost Carrier)」では大手のようであります。…ちょっと前に全日空がLCCの子会社を作る…という話を載せましたが。アジアやヨーロッパでは結構当たり前になってるLCCがついに日本にも本格参入か…! ということで話題になりそうではあります。
羽田-クアラルンプールが片道5000円。ただし期間限定であり…しかも実際はもうちっと何やかんやで費用がかさむとのことで。某ニュース番組では「8000円くらい?」とやってましたが1万切ったらそれだけで相当に安いことになります。…ちょっと某航空会社で「東京-クアラルンプール」と検索してみたんですが…。
1万超えたって余裕で安いじゃねえか…。
ただし、安いには安いなりの理由があるんだそうで、その辺を理解してから乗った方がいいようであります。
まず機内での飲み食いは全部有料。多分新聞とかそういうのも全部有料なんじゃないのかな…と予想してますが。まあ、いらん、と言えばいらんもんではあるのかも知れませんが。飛行機乗るから一食浮かそう、てな方法がきかないことにはなります。
それから座席が狭い。…一機に積み込む乗客数を増やせばその分コストが下がります。たしかに道理っちゃあ、道理なんですが…ニュース番組でその様子を紹介してたんですが、かなり狭そうな。リクライニングが使えないほどの狭さになってました。まあ、自分は飛行機乗っても座席倒さない方なんで問題はない…のかも知れませんが。
他にも色々あるようで。…そういうのでも構わない、俺は私は安く海外へ行きたいんだ…という人にはうってつけのようであります。
こうい