06/23/2021

それは差別じゃなくて

「気に入らないから排除」なんでは。
戻ってきたマリリン像、物議を醸す(Yahoo!:AFPBBNews)。十年ぶりに展示、とのことですが十年前ならどうだったんだろうか、多分大抵の人々には歓迎されてたんでは・・・と。
もちろん全員が全員マリリン・モンローが好き、というわけではないので、当時も「あんなの展示すんな」という声はあったか、と思われますが。
今もそれと同様の感情なんではないか、と。ただし今は多様性を求めるために多様性を排除する、というかなりややこしい世情にになってきているので・・・感情の行き場がやはりややこしいことになってきているのが現状であります。

嫌なら嫌で、嫌いなら嫌いで別に問題はないわけです。
ただ、「これは性差別に繋がるから悪だ」と周囲の人に押し付けて回るのが迷惑だ、という話であります。だからそういう要求が来た時に「そうですか、でも展示しますね、うちはこれが好きなんで」と突っぱねても問題はない、はずなんですが・・・。
なんでか突っぱねると今度はゴネだして迷惑がさらに重なっていく、というケースがままあったりします。
多様性を求める、というのは「自分はコレが嫌だ」だけではなく「あなたはコレが好き」も認め合っていく、ということであります。小さな許容が積み重なって多様性を守る社会、とかそういうのになっていくはずなんですが・・・↑「自分はコレが嫌いだからあんたも嫌いなはずだ」と許容もへったくれもない考えだけでは多様性のある社会なんてのはなかなか実現しないような。

思い込みの緩和と少しの洞察力、それだけでも違ってくると思うのですが。・・・そもそも十年ぶりに展示、ということは相当数の人間が「復活」を待ちわびていたはずで。その思いを「ヤメろ」とあっさり切って捨てようというのは・・・あまりに酷な気もするんですが。

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01/08/2021

やりすぎ

「民主大国」世界に醜態・・・退任前のトランプ氏に罷免要求の論調(Yahoo!:時事)。次期大統領にバイデン氏を決める議会に支持者が乱入、死者まで出る・・・しかもそのきっかけまで作ってしまっては・・・醜態と言うか何と言うか、というところではあります。
大統領選の選挙結果に関しては、過去にも訴訟騒ぎがあったりしましたが・・・。
その時は負けそうになった側が「これ以上混乱を招きたくない」と訴訟を取り下げた、という経緯があります。しかし今回は明らかにトランプ氏はそういうことをしそうにないですし、さらには扇動まで、となると・・・。

そこまでキレイ事で進むことではない、ということもありますが。
日本の場合、↑こういうことを落選した側がやったりすると一気に批判が集中して後の人生にすら影響を与えそうですが。しかしトランプ氏の場合は自分はそうはならない、という自負?もあるのか・・・さすがにやりすぎ感は拭えません。
なんだかこの「暴走」も行き着くところまで来てしまったような気もします。いや・・・まだこの先、があるのかも知れません。状況によってはさらに悪化していく可能性もあります。

トランプ氏に関しては「次」がある、という話もあります。米大統領になれるのはいくつか条件がありますが「アメリカ生まれであること」と「大統領をすでに2期やっていない」ということがあります。1期は4年で、つまりは8年やってない、と。バイデン氏が大統領になっても「次」でまた・・・と。
・・・でもここまでやってしまって、さらに「次」を目指せるもんなのかどうか。それこそアメリカの「民主観」が問われそうですが・・・?

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11/09/2020

アメリカの、せんきょ

結局は民主党のジョー・バイデン氏が当確となりましたが・・・。
トランプ氏「勝利」ツイートで訴え続ける(Yahoo!:毎日)。競合?相手の現職・トランプ氏はあきらめていない、というのが連日の報道であります。

アメリカの大統領選挙は色々と特殊?な形態ではあります。
まず「有権者がストレートに候補者を選ぶ」という形式ではなく「州ごとに決められた選挙人を先に選ぶ」というカタチになっています。「どこそこ州の何人を誰それがゲット」というのはこのことであります。そしてその選挙人の過半数を得た候補が最有力となって次の「選挙人が選ぶ」本戦?に進む、ということになります。
この選挙人とはあらかじめ「どこ党に投票する」と表明している人たちで、本選挙ではほぼ100%表明している人物に票を投じる、ということになります。
・・・と言うことになってますが「どこ党は応援するけど今回の候補者はイヤだ」と対立する党に投票する例もゼロではないので・・・この本選挙で実は対立候補が有利になる、という可能性も実はゼロではなかったりします。
その他、どうしても決まらなかった場合は~、とか、裁判で連邦に訴えると~、とか色々コマカイ事情が複雑に絡んでいるので、バイデン氏が「勝った」と言い切れないのも事実であります。来年の大統領就任式、その時にその壇上に立った人物が当選、ということになりそうであります。

そしてちょっと面白い?のが通常(と言うかここんとこはほとんど)最初の「選挙人争い」の結果負けた方が勝った方に「あんたの勝ちだ」と電話するいわゆる「敗北宣言」を行う・・・というものであります。一種の通例みたいなもので、明確な決まりはないんだそうですが・・・
多分、トランプ氏は絶対そんなのしたくないんだろうなあ、と。意地でもどうにかしてやる、とかそんな気分なんだろうなあ・・・と。

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11/02/2020

色々ツッコめそうですが

犯人側の技術が高かったのか、医師の方がだまされやすかったのか・・・。
「アラジンのランプ」と偽って約980万円だまし取ったとして逮捕(AFPBBNews)。男二人とどっちかの妻が一人(こちらは逃走中)逮捕、とのことで・・・「医師は、ランプに魔法の力が一切ないことに気付いて警察に通報」(「」内↑記事より引用)というのはなかなかのパワーワードだなあ、と思ったら犯人側は実際に「ジーニー」を呼び出して見せた、と。で、医師の方も「これはホンモノだ」と信じ込んでしまった・・・と。
一体どんなスゴイ技術でもってそこまで信じ込ませたのか、そっちの方にむしろ興味あったりします。ただただ単純に演技が良かった、だけではないでしょうし。何をどうやったらそこまでできたのだろう・・・?

アラジンの魔法のランプ、と言えば某アニメや童話でも有名であります。ランプをこすると(綺麗にしようと磨くと)「魔法の精」が現れてなんでも願いを聞いてくれる。某アニメや映画の影響で青っぽい肌した大男で描かれることも多いですが・・・元々はどんなのだったのやら。
・・・余談ですが自分、この話をなんかの童話絵本で見た時にあの水差しみたいなのがランプだ、というのがどうしてもイメージとして結びつかず。アレの中に油入れて芯垂らして火を灯してたんだ・・・てことを知ったのは結構後になってからだったりします。

そもそもはアラビアンナイト(千夜一夜物語)の一節として知られていますが、実は原典にこの話は存在しないそうで。→アラジンと魔法のランプ(Wikipedia)
じゃあ本当はどこから来たんだ、てなことになりそうですが・・・まあ、雰囲気?重視?だとこういうお話があってもいいかな、とかそういうことになりそうではありますが(ただしアラブではなく中国)。
・・・この「千夜一夜物語」も(設定上の)出自がかなりハードなもので、しかも内容も結構ハードだったりします。何せ語り部の女性が己の命を先延ばしにするために「明日はもっと面白いお話をしますわ」と語り続けて千の夜・・・これは誇張かも知れんのですが。しかしその設定までも含めての「千夜一夜」ではあります。今では童話のように柔らかく紹介されていたりしますが・・・よく考えてみるととんでもない話だったりするのも含まれていたりします。興味のある方は調べてみると面白いかも知れません・・・。

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10/24/2020

役者が一枚上

最後の大統領候補討論会、バイデン候補勝利53%(Yahoo!:CNN)・・・前回の「最低の討論会」の時よりもトランプ大統領の方が追い上げている、という見方もできるんだそうですが、あっちのメディアというのは平気で「どっち寄り」を謳ったりするのでどこまで信用していいかどうかはちょっと分からない・・・。
何せCNNはトランプ大統領から「あんなフェイクニュース」と散々攻撃?されてるメディアですし。それがここまで持ち直している、となるとかえって良くなって?きている、ということなのかどうか・・・。

今回は「冷静な討論会」とかそんな風にも言われてます。相手の発言冒頭2分は自分のマイクが「オフ」されます。つまり、堂々と「割り込み」ができないようになってます。
・・・前回の割り込み上等の状態を改善、ということでしたが。しかし生の声で割り込むことは十分に可能なので(二人の間に距離はあっても声が届かないほどではない)トランプ大統領はそこまでするんではないか、とか言われていたんですが・・・。
フタを開けてみれば借りてきた猫のごとく大人しいものでありました。まあ、実際には結構激しいやり取りもあったようですが・・・双方ともに終始冷静に徹した観があるようであります。

正直なとこ、あのヤンチャな大統領にそんなことできたんか、とか思ったのですが・・・考えてみれば70を超えている上にテレビ司会者なんかも長年やって人気を博していたような人物であります。その辺の「引き出し」はまだまだあったんだろうな、と。やればできるじゃないか、ではなく、こういうこともできるんだよ、まだ他にも色々できるよ、と余裕がありそうなところではあります。
対してバイデン候補にそこまでできるか、と言えば・・・うーむ、。やっぱりトランプ大統領の方が役者が一枚上だったんではないか、と。その辺の「うまさ」がちょっと・・・と。

まあ、よその国のことではあるのですが。しかし今後の日本にも関係してくる話ではあるのですが・・・なんだか先行き不透明になってきたと言うかちょっと分からんなあ・・・と。

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10/21/2020

切り替えてしまう

米候補者討論会にマイク消音導入(Yahoo!:KYODO)。こないだの「罵り合い」への対策の一つとして・・・とのことですが、すでにホワイトハウスの会見では導入されている、という話もあるので・・・そうなると現職の方が慣れているか、と言えばその辺はあのトランプ氏ですから・・・何とも。
実際に導入されて結果?が思わしくなかったら変なシステム導入したからだ、とか言い出しそうですし。
そろそろ詰めの段階であります・・・米大統領選。かなーりキケンな話も出てますが、しかしまあ・・・選挙なんてのはそんなもんかも知れませんけども。日本だって実際のとこは分かったもんではありません・・・。

しかしまあ・・・テレビ討論会てのは大統領選のたびにやってるわけで。その時々に問題になって、「じゃあ切り替えちまえ」となっては・・・来なかったのだろうか、とか思ってしまいますが。
この辺、日本とは事情がかなり違っています。・・・日本の場合「公の場で候補者同士がぶつかり合う」ということはまずあり得ません(あるにはあるんですがかなり限定的)。あるのは・・・規定だらけの録画を深夜放送したりするくらい。捉え方の違い、と言えばそれまでですが。ある意味ではこれが日本の限界とも言えます。現状では日本では各候補者の「生の声」を聴くのは街頭が中心、ということでその内容はあまり濃いものではありません。

じゃあ日本でも・・・となってもテレビでやるにはあまりに限定的、と言うか制約が多すぎますし、じゃあネットで・・・となるとこっちも限定的で数が限られてしまう。まあ、そもそもアメリカがやってるからうちも・・・というのではすぐに破綻するのは明らかでありますが。
ともあれ今回ラストの米候補者討論会。・・・なーんか・・・ミョーなことにならなきゃいいんですが、とか思ってしまいますが・・・大丈夫なのかなあ・・・色んな意味で。

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10/09/2020

なんかモッタイナイ

第2回討論会の開催、流動的(Yahoo!:時事)。アメリカ大統領選のテレビ討論会であります。基本的に二大政党制のアメリカにあって共和党・民主党それぞれの候補がテレビで生放送で意見を述べ合い討論する。一般市民からの質問に答える、といった生々しい?コンテンツもあったりして大統領選のハイライトの一つでもあります。
これにより有利・不利になった候補がいたのはちょっと前にもここで触れましたが・・・同時にこないだのトランプ大統領vsバイデン候補の「泥仕合」についても触れましたが・・・。
直後にトランプ大統領が新型コロナに感染。隔離されたら討論会は難しいか・・・と皆が思っていたら三日で強行退院。・・・新薬含め薬漬けで無理やり退院したのでは・・・となって今に至ってます。

・・・討論会、と言えば飛沫感染のリスクがどうしても拭えません・・・。
そこで主催側は「オンライン討論会」を立案。するとトランプ大統領は「コンピューターの前でやっても意味がない」とこれを拒否。もし本当に「出ない」というのなら延期か、それとも中止か・・・となる、のかも知れんのですが・・・なんかモッタイナイな、と。
↑以前にここでも触れたケネディ候補vsニクソン副大統領の討論会。これはある意味「歴史的転換点」ではありました。・・・それまでは「討論会」と言えばどこかの会場で人を集めての「リアル討論会」が当たり前だったわけです。しかしそれではせいぜい数百人から数千人程度にしか直接話は伝わりません。
そこでテレビであります。・・・これなら数千どころか数万・数百万・・・いや当時であってもそれ以上にダイレクトに話が伝わるわけで。そこにきちんと目を付けて対策したケネディ候補が躍進した・・・ということでもあったわけです。

オンライン討論会、ということになればこれは世界中にも伝えることができるわけです。・・・もちろん一国の大統領選なわけですから、外国のそれも有権者でも何でもない人たちに見てもらっても・・・と、そうなるかと。しかし今後の展望、アメリカの現在の立ち位置からすればこれも一つの世界的躍進へのチャンスなんではないか、と見ることもできると思うのですが・・・。
今回だけにとどまらず今後にも影響を与える可能性を秘めてるオンライン討論会。・・・しかし、まあ・・・信用できない、とかそういうこと言うのなら仕方ないか、と。かつてテレビ討論会を甘く見たニクソン氏もそんな感じだったのでしょうし・・・。

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10/02/2020

やっぱり泥仕合

米討論会、「秩序保つ」対策導入へ(Yahoo!:AFP=時事)。先日行われたトランプ大統領vsバイデン候補のテレビ討論会の初回であります。・・・そのあまりの「カッコ悪さ」に「負けたのは当事者ではなくアメリカ」とかそんな言われ方もしてましたが・・・前回、四年前のトランプ候補vsクリントン候補の「討論会」の時も似たような論調になってましたし、結局はそういった「泥仕合」になるもんなのかも知れません。

有名なのはケネディ候補vs当時のニクソン副大統領の「テレビ対策」の話でしょうか・・・まだテレビが白黒で、今のように浸透してなかった頃(1960年代)で、服装もテレビ映えしない、しゃべり方も意識していない(病み上がりなのにメイクも断ったとか)ニクソン氏に対して「映える」服装にはっきりしたしゃべり方、映り方も研究していたケネディ氏に軍配が上がり・・・それが後の大統領選の勝利に繋がった、と。
無名ながら若いケネディ氏の方が「やり手」だった、という見方もありますが・・・。
そこからアメリカでは大統領選の「テレビ討論会」が一つの目玉となっていきました。これにより投票結果が大きく左右される・・・となってきたのですが、最終的に当選を望む二人の「激突」なわけで、そこに何らかの「発展」を望むのはある意味無意味なことかも、と。

「討論」というのはタテマエ上はお互いの意見をぶつけ合って高め合う、というものですが。これは日本でもそうなのですがなかなかそういった理想的な討論になっていくことはあまりなく・・・大抵はお互いをけなし合い蹴落とし合うことになるものであります。
その中で最も効果的?とされるのは相手の発言の途中に大声で割り込む(あるいは反応するまで一方的に割り込み続ける)ことで・・・これで相手が引いたら「勝った」と勘違いして己の主張のみを押し通す、というものであります。
一応?「そういうことするな」と前フリはしていたようですが、「どうせトランプは割り込んでくる」ということにはなっていたようで。しかも今回はバイデン氏も割り込んでくる、という・・・まあ、回数は全然違いますが・・・他国民からすれば「なんだかなあ」という状態ではありました。

それでもトランプ支持者からすれば「さすが俺たちのトランプだ、圧倒的じゃないか!」と、そういう感触にもなるとのことで。・・・いや、まあ、この辺はどこの国でも変わらんもんなのかも知れませんが・・・。
あまりに強引なこと続けると結局は周囲に悪影響しか与えない、というのもどこの国でも同じなわけですし。・・・見映えを気にしすぎるとやっぱりそういう風になっていく、ということなのかも知れませんが・・・。

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09/29/2020

わやくちゃ

少なくとも日本だったらこんなもんで済まないような。
トランプ大統領、所得税10年納めず? 本人否定(Yahoo!:KYODO)。本人は「これはフェイクニュースだ、民主党の陰謀だ」的なことを言ってますが・・・何でもアメリカの場合、大統領にこういう記録提出の義務はなく(別に自ら開示しても問題はないのでしょうけど)当人に示す意思はないようであります。
大統領選の直前のこの事態なわけですが・・・なんか平穏?すぎるような気もします。

脱税ではなく節税の結果、という見方もあります。
一般人でも「節税」はもちろんできますが、富豪の場合はちょっと色々方法があるようで・・・その一つを実施した結果が所得税をほとんど納めなくてもいい、となるとそれはなんだかやりすぎなんではないか・・・とか思ったりしますが・・・。
「そういう感情を持たれる」ということも含めての「節税」ということなのかどうか。その辺の感覚はやはり違うものなのかも知れません。

選挙のためにあれこれやるのは日本でもそうなのですが・・・あっちの場合はなんだか色々突出しているような気もします。・・・例えばトランプ氏が猛烈に反対している郵便投票。なんで反対してるか、と言えば民主党のバイデン候補の方が郵便投票では有利っぽいから、とのことですが・・・システム的にも色々あるとのことで、さらにはコレに絡んだ裁判も起きるだろう、そのために最高裁判事を・・・とか、まあ、わやくちゃであります。
そもそもアメリカ大統領選のシステム自体が複雑すぎるんだ、とかそんな声も。・・・まあ、その辺の事情は日本も同じようなもんではありますが。

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09/19/2020

いろいろとれる

アメリカ・TikTokのDLとウィーチャットの使用を20日から禁止へ(Yahoo!:AFP=時事)。これは「中国と繋がっているアプリだから」という声とそこまでは・・・という声と、そしてTikTokの普及に関しての色々など、様々な意見が出てくるかと思われます。
ただ・・・実際、中国政府がそういったアプリへの情報提供を求めることはないか、そして企業の側がそれに応じることはないか、となれば・・・日本や欧米とは違う構造の中国であります。そういうことがない、とは言い切れないのが現状であります。・・・思っている以上に中国という国は「中国」だったりします。欧米はもちろん、日本や韓国、あるいは東南アジア諸国とも大分違う国であります。

そういうのを回避するために米企業がTikTokのアメリカ法人を買収する・・・とかそういうことになってたはずなんですが、うまくいかなかったのか・・・。
しかしトランプ大統領の攻勢というのはスゴイもんで。よほど再選を目指したいのでしょうけど・・・なんか必死すぎて、なあ・・・と言うか・・・そこまでナショナリズムに訴えかけるもんなんか、とか。年齢からすれば、まあ、そんなもんかも知れんのですが。
どうにも哀れな独居老人のような気もしてきます・・・。
それでも国家元首なわけで。今後再選かどうか、となってもならなくてもしばらくは影響を与え続けるわけです、世界に。なんか対立候補もなんとなーく、アレだしなあ・・・と。

なんとかうまい落し処はなかったのか、というのが正直なとこであります。某携帯電話関連企業にしても。全くの拒絶! では進むもんも進まないでしょうに。これが再選のための手段の一つ、と言うのなら・・・いざ再選したらどうするんだろう、と。
また何かそういったネタを仕入れてくるのか、それともあちこちにケンカふっかけまくるのか・・・いずれにせよ、あんまし良いことになはならんような・・・。

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09/18/2020

未完成は続く

サグラダ・ファミリア、2026年完成は不可能・・・コロナ禍で(Yahoo!:AFPBBnews)。建築家アントニ・ガウディの手により1882年に起工されたサグラダ・ファミリアですが・・・ガウディ没後100年となる2026年の完成は不可能になってしまった、という話であります。
・・・そもそも?と言うかガウディ自身も「完成には数百年かかる」としていた建物であります。その「未完成さ」も含めてのサグラダ・ファミリアである、とも言われていますが。

それが近年の技術革新により200年足らずで完成できる・・・ということになっていたわけであります。しかしそれも延期、ということに。
・・・個人的にはそこまで急がんでも、とか思ってしまっていたりしますが・・・しかし完成形を見てみたい、というのもないわけではないのですが・・・それでも建造中の美、と言うか作ってる最中も見れる、というのはなかなかないよなあ・・・とか思っていたりもしましたが(でも実物を見に行ったことはないのですが)。
ガウディの建築はよく「自然と一体になっている」とかそういう評が多いのですが、サグラダ・ファミリアに関してはなんかそういうのを超えてしまっているような、そんな気もしてました。それもやはり未完成だから、というのもあるかも知れません。

それでも今後も構築そのものは続く、ということで・・・ここで放棄、とかそういうことになるよりは・・・完成が先延ばしになった、というのはある意味そういう流れ?を持っている建物、ということなのかな・・・とかそんなことを思ったりもして。やはり数奇な運命を持ってるものなんだな、と。
ちなみに。前にこの「あれこれ」でも触れた記憶がありますが・・・建築許可が正式に下りたのは実は2019年になってからだった・・・というやはり妙な話もあったりします。それまで100年以上も実は「違法建築物」だった、という・・・。

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06/06/2020

こちらが品薄

日本だけではなく海外でも?
コロナ禍で自転車が品薄に・・・販売店の8割「在庫を懸念」(CNN) これはアメリカの話ですが、日本でも通勤電車のラッシュを避けたり、あるいは「密」になりにくいのでは・・・ということで自転車に人気が集まっている、とかそんな話であります。
他にもロックダウンが解除されたパリでは自転車専用道路が拡張された・・・とか。
実際、誰かと一緒に「歩く」「走る」よりも自転車の方が距離を取りやすく、「密」になりにくい・・・という側面があるにはありますが。しかし皆が欲しがって皆が所持して皆が自転車で走り回るようになったら・・・それはそれでまた「密」となりそうな・・・。

さらには海外と日本の自転車事情の差、というのもあります。
日本では自転車は自動車と歩行者の中間のいいとこ取り、みたいなイメージがまだまだ多く道交法上では禁止されている行為を平気で行う人もたくさんいます。例えば歩道上を自転車で爆走する、とか。が、海外では大抵の場合それは違反となり・・・場合によってはかなりの処罰を受けることにもなります。
まあ、道路事情の差、というのもありますが。日本の場合車道が極端に狭い場所(しかもクルマがばんばん通る)でも自転車専用路なんかないことも多く、歩道を行かないと逆に危ない、ということも多々あったりしますけども。
それから・・・多分価格も違うんじゃないのかなあ、と。日本だとそこそこの値段で手に入りますが、あっちだと結構いい値段しそうな。そうだと扱いもまた変わってきそうな・・・。

それに・・・通勤でクルマ使ってる人があっちでは多いような気がするのですが、その距離を自転車で走るのか・・・いや、通勤では使わずに、ということなのか・・・単純に運動で、ということなのか・・・。
ちょっと、いや、かなり事情の違う日本とあっちなんですが。しかし・・・自転車は売れている、ということに違いはない、ということになるのでしょうか・・・。

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05/27/2020

意外と単純な要素かも知れない

けれど、まだまだ分からない「ファクターX」
世界がいよいよ首を傾げる「日本はヌルい対策なのに奇妙に成功している」(Yahoo!:現代ビジネス) ・・・成功しているかどうかもまだまだ分からんのですが。ただ・・・別に日本だけ、じゃなくてアジア全体が「奇妙に成功」しているような気もします。

↑記事にもあるように、単純にマスクをする・しないの生活習慣によるものだけ、かも知れんのですが。

自分が個人的に最も気になったのは、どっかで見た「アジア人はすでにコロナウィルスの抗体を得ていた」説であります。これも確かめようもないのですが・・・今世界を脅かしている「新型コロナウィルス」ではなくその原型のウィルスに対する抗体をアジア人はどこかで得ていて、それが役になっているのでは・・・と。
どこかBCGに通じるものもありますが、そういう要素もあるのかも知れません。

あるいは複数の「ラッキー」が重なっての結果、ということも考えられます。いずれにせよ「奇妙に成功」しているだけ、という見方もできますので・・・「じゃあ日本人は新型コロナに強いんだ」と気を緩めまくるとその結果・・・ということになる可能性もあります。
実際にまだまだ分からんことだらけなのであります。もちろんなぜそうなったのか、という正確な検証が必要なのではありますけれど・・・それには時間がかかりそうであります。それよりも今できることを確実にこなしていった方が建設的?なのかも知れない・・・?

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05/03/2020

バカンス・・・

できるのかなあ・・・この夏とか。
欧州、どうなる夏のバカンス? 観光再開へ対応模索(Yahoo!:時事)。日本と違ってあっちは結構長めのバカンスを取るものですし。そろそろどうしようか、どこへ行こうか・・・なんて話も例年なら出てくる頃合なのでしょうけど、状況が状況なので、さて・・・ということになっているようであります。
ただ、国によってコロナ禍への対応もそれぞれであります。強固なロックダウンによって家から基本的に出るな、というところまでやっている国もあれば日本のように「自粛」でもってなんとかしよう、としている国もあります。

夏ころにはどうにかなるんじゃないか・・・。

という思いは世界中、特に北半球の人なら抱くものかと。・・・しかし実際のところはまだまだ分かりません。いまだに感染者は出ていますし、ここで仮に安全宣言なんぞ出しても疑いの目で見られるだけでしょう・・・。
そんな中でも経済活動や観光活動を強行に押してくる指導者、というのもいたりします。その結果がどうなるのか・・・その辺もまだまだナゾ、であります。もしかしたら意外とスッと騒動が収まってしまうかも知れんのですが・・・それはさすがになさそうであります。

しかも日本も状況が芳しい、というわけではなく。・・・しかし物事は少しずつでも変化していくものであります。来月、6月になった頃には・・・何らかの良い材料が見えてきていると願いたいのですが。

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04/30/2020

もう戻らない

しかし失いはしない。
グーグルCEO「世界は戻らない」デジタル化加速予測(Yahoo!:朝日新聞)。この世界の現状で「当面の間」はこの状態が続くかと思われます。一応?5/6までが日本の緊急事態宣言の期限?ですが・・・これもちょっと無理そうな。まだまだ「当面の間」自粛は続きそうであります。
これは世界全体でも言えることであります。一部では「もう規制は終わりだ!」的な盛り上がりを見せているところもありますが・・・今後はその舞台を変えて(例えば北半球が夏になったら今度は南半球が冬)まだまだ「当面の間」は続きそうであります。

それでも明けない夜はないわけであります。
が、その夜明けは果たして以前と同じものなのかどうか。人類の歴史の中でも何度も何度も変換期がありました。技術的な革新から世界的争いの果てに、あるいはちょっとした事象から大きく変わってしまったことも。
今回もその一つとなるのかどうか・・・もちろんまだまだ分かりませんが・・・。
↑デジタル化加速、というのもあくまでも予測であります。もしかしたら全然違う、今ではまだまだ予想もつかない方向へ世界が舵をきるのかも知れません。

それでも失いはしないわけです。
今までの変換期もそうだったように。失いはしません。変わるだけ。そしてそれに適応できたモノがまた新たな存在となって「次」に至る、という・・・ある意味で最もアタリマエなこと、なのかも知れません・・・。

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04/23/2020

色々と難しい

「全てのサーファーの皆さんへ」日本サーフィン連盟「禁止事項を必ず守ってください」(Yahoo!:SANSPO) これは連日の某昼の報道番組の冒頭での江ノ島の海の混雑からの指摘か、と思われますが・・・一種の「魔女狩り」的な行動にはやや恐怖を覚えるところではあります。
いわゆる「三密」を避けるべく、色々な手段が講じられてはいるのですが。
・・・個人的なとこですと、あんまり歩き回るのはなー・・・ということで人とは会いにくい深夜から早朝に歩いたりはしているのですけれど。しかしなんかの用事で昼の日中に出てみると・・・結構な数の人たちと会ったりします。早朝だと犬の散歩とかジョギングの人なんかもいるにはいるのです。が・・・なんで昼日中のそれなりの混雑の中にもジョギングの人がいたりするのだろう・・・?

正直なとこ、来月アタマでの「緊急事態を脱しました!」は無理だろうなあ・・・と。
もちろん早々に終わることを願ってはいるのですが。しかし状況が悪すぎる気がします。基本的に人が集まるようにはしない、というのが目的だったのですが・・・天気が良くなれば皆そういう場には集まる。習慣でそういう場にも集まる。店が閉まるのなら自宅でどうにかできるようにそれ関係の素材を集めるためにスーパーに集まる。
・・・これでは、なあ・・・と。

上からの押し付け締め付けで民がどうにからないのは過去の歴史にある通りであります。江戸期の日本人は大人しかったのか、と言えばそうでもなく。相当数の「反乱」に類する民衆からの動乱も起きていますし決して何もなかった、平穏な時代ではありません。
結局ニンゲンなんてのは目先の欲に飛びつくさもしい生き物なのであります。
じゃあそれを修正してやろう、ではなく、その流れに乗った挙動をしてやれば民衆は動いていくわけです。・・・今回のカギは「カネ」であります。それもスピーディな。・・・ただ・・・忘れてはいけないのは結局は何らかのダメージを国家は負う、ということであります。早急な補償をした、とされるヨーロッパの国々。しかし・・・彼らもやはり何らかの「痛み」を今でも負うことになっていますし。

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04/16/2020

企業によりけり

千差万別であります。
ウーバーやフィアット、自社製品の不使用を促す異例のCM放送(Yahoo!:CNN)。「ウーバー」と言っても日本では「ウーバー・イーツ」つまり食品や料理の宅配サービスが知られていますが、本来は「スマホで空いているクルマをシェアする」サービスであります。専用アプリを使って「近場で空いているクルマ」を探してお互い条件が合えば乗せてもらる、という内容なんですが・・・日本ではこれが「白タク」と見なされて結局導入は流れてしまっています。

CMの内容としては「カーシェアするより家にいよう」ということであります。フィアットも「クルマに乗ってどこかに行くよりは・・・」という内容であります。
これは「CM」という考えからするとたしかに異例ですが・・・昨今のコロナ禍のことからすれば納得できる話ではあります。
本当は今現在仕事で外に出なくてはいけない人たちをもっと家にとどめておきたいところなのですが・・・。
しかしそうもいかない事情もあります。・・・特に仕事に関しては。例えばネット保全事業などは? 水道や電気、ガスなどのライフラインを扱う仕事では? 他にも建築や食料品を扱う店など、全て在宅ではこなせない仕事もあるわけです。

ただ・・・別にそうでもない、ただ単純に適応力が低くて「ネットで仕事なんかできるわけない」という発想のまま今まで過ごしている企業があるのも事実であります。そういう場を変えていければ・・・とは思うのですが・・・。
なかなか変わらないのも事実であります。どうにか、とは思うのですが・・・。

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04/05/2020

近くても遠くても

近くて遠い国、ロシア「伸び伸びラーメン」に「甘いしょうゆ」(Yahoo!:北海道ニュースHUB) いや、まあ、その国事情それぞれなわけで。だるだるに伸びたラーメン・・・例えば福岡のうどんはさぬきうどんのような強いコシはなく、あっちでは柔らかい方が好まれる・・・と某有名司会者の人が強く提言していたりして。日本国内でもそういった差異は結構あるものであります。
だからよその国のことだし、そりゃあ、まあ、そういうこともあるだろうよ・・・と。

・・・いやしかし多分食えないだろうなあ・・・。
そもそも「ラーメン」や「カレー」なんてのは日本古来(どこまでが「古来」か、となると意見が分かれそうですが)のものではなく、舶来の品が日本に定着したものであります。定着していく過程でどんどん日本人好みに変化して、今に至っています。それと同様の過程をあっちでも経ているだけ、ということなのではありますが。
食生活、というのは実は結構みんな保守的なものであります。少しでも違うと「?」となりそれが大抵の場合は拒否へと繋がります。・・・中にはそこから「!」に変化して好みが変化していくこともありますが。しかし結構レアなケースと思われます。

もちろんどんな事象も保守に保守を重ねていけばいくほどどんどん萎縮して、やがては勢いを失っていくものであります。それを防ぐには新しい血、つまりは別の価値観や存在を導入していくのが最も効果的であります。が・・・それがなかなかできない・・・。
ラーメンだって「ロシアラーメン」とか言ってだるだるの伸び伸びの麺を出しても日本では受け入れられないでしょう。しかしそこから「何か」を掴んで日本の「何か」に生かすことができたら・・・?
もしかしたらその「何か」が大きく変わるかも知れません。が・・・失敗することも多々あることではあります・・・。

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03/17/2020

そういう流れ

ベネチアの運河、美しさ取り戻す?(Yahoo!:CNN) 新型コロナ(COVID-19)の感染拡大が続くイタリアでは観光地での観光客激減も続いています。人が来なくなれば観光地への「圧迫」が減って環境が改善されて水が澄んで来た・・・という現地の人の投稿が話題になっている、とのことなんですが。
しかし↑実際にはゴンドラの数が減ったことにより水中の泥も巻き上げが少なくなったことではないか、と・・・。

ベネチアのゴンドラ、とは「人力の舟」であります。今は観光目的がほとんどかと思われますが、かつては輸送の要でもありました。
そもそもが遠浅の海を埋め立ててできた町であります。しかし完璧には埋め立てられず・・・そのため市内には天然の水路が張り巡らされた格好となり・・・利便性も増しました(ある意味では)。
しかし現代になると人力のゴンドラよりもエンジンのついた船の方が便利、ということになります。が・・・そこまで広い水路ばかりではありません。大型の船の頻繁な運用まではできない、という事情はさほど変わっていないかと。

もっとも、太い運河なら運用は可能かと。しかし細く入り組んだ水路も多くあります。
将来的には海水面上昇により本格的に全市が水没してしまうのではないか、という懸念もあったりします。その対策の一つに実は「観光客を減らす」というのもあったりするのですが・・・ゴンドラの運用が減れば水際施設への損傷も減るのでは・・・今回のことはその「試験」という見方もできるかと。
実際、ここんとこ世界中の観光地に人が来すぎている、ということが問題になっていることが多々ありますし。その問題への一石になる・・・のかも知れません・・・。

07:26 PM | 固定リンク

02/24/2020

ポテト・イン

バーガーキングの「フライドポテトバーガー」に賛否両論(Yahoo!:CNN)・・・ニュージーランドでの話で、日本で発売されるか、と言えばそこら辺はまだまだ分からんらしいですが。
ハンバーガーのバンズでフライドポテトを挟む。・・・ベーコンを一緒に挟んだものもあるそうな・・・。
日本だとちょっと考えられない取り合わせかも知れんのですが、実際に「ポテトを挟む」系のパンはあるところにはあるらしいので・・・そういう場所だと違和感なく受け入れられるかも知れません。

よく関東系の人が関西系の人の「お好み焼きをおかずにご飯を食う」にやはり違和感を覚えたりしますが。
これも結局は「そういうものもある」という食文化、と言うかガキの頃からそういうもん食ってれば違和感も何もあったもんではないわけで。・・・これが逆に食のタブーがある人に無理やり食わせると大変なショックとなり、場合によっては命に関わることもある・・・というように人間というのは結構「食習慣」「食文化」に左右される向きがあります。

↑ポテトバーガーも「ああ、そういうのあるよね」で済んでしまう人と「はあ? あり得んわそんなん!」てな人に分かれてしまうのもある意味仕方ないことであります。・・・しかし中には「ヘンだけど食ってみるか」と恐る恐る食ってみてハマってしまった、なんてな人もいるので・・・そこからまた新たな「食」が生まれることもあるので・・・その辺も分からんと言えば分からん、という話だったりします。
個人的には。・・・食ってみたい気もするんですが・・・自分はバーガー系は持ち帰ってそれで一杯、ということもあり・・・その時には必ずポテトも添えるので・・・それが一緒になっちまったらなんか得したような損したような?なんか・・・ミョーな感覚に陥りそうな・・・。

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02/11/2020

実は・・・

クマ?
子犬と思いきや子グマ、庭に置かれた箱から見つかる(Yahoo!:CNN)。アメリカクロクマ、というのは日本のツキノワグマくらいの大きさきらいかと。生態もよく似ていますが、あちらでは比較的ポピュラー?なクマではあります。
ただ、当たり前ですが一般人がほいほい触れられる動物ではありません・・・。
その子グマがトレーナーにくるまれて箱の中に、しかも民家の庭に・・・となると、ナゼ? というのがかなり大きな疑問となります。

「おそらく子グマに偶然出くわした人物が箱に入れたものの、手元に置いておくことができないとわかって男性の家へ置き去りにしたのではないか」(「」内↑記事より引用)
というのがたしかにありそうであります。が・・・これも↑記事にあるように子育て中のクマは非常に神経質となります。グリズリーほどに凶暴、とはいかないクロクマでも十分に脅威となり得ます。そんな状況でどうやって子グマを手に入れてしまったのか・・・?
さらになんで箱に入れて民家の庭に放置したのか、というところもナゾであります。
あるいは、もしかして交通事故などで誤って母グマの命を奪ってしまって、その時に子グマを保護した・・・とかそういうことかも知れません(しかしそれなら関係施設ではなくなぜ民家に放置したのか・・・?)。

それでも↑記事末尾にあるように、子グマの匂いを母グマが辿ってきて・・・という悲劇にならなかったのは非常に幸運ではありました。しかし、一体、ナゼ・・・?

08:21 AM | 固定リンク

02/02/2020

離脱、となったけれど

・・・どうなるんでしょう・・・?
英国がEU離脱、歴史的転換点(Yahoo!:KYODO)。EU初の「離脱」であります。そもそもイギリスはEUには加盟していてもユーロを使わず自国通貨ポンドを使っていたりと結構独特?な立ち位置にありました。
それが・・・国民投票で離脱の意思、そこから離脱推進派の首相たちが行動開始、そして・・・離脱。
・・・↑こう書くとカンタンですが、実際にはかなりの苦悩と苦労と困難があったと思われます。もちろん離脱反対派も相当数国内にはいるわけで・・・今後の「経過様子見期間」内でもそこら辺の混乱はまだまだ続くかと思われます。

まあ・・・ヨーロッパを一つの国みたいにしてしまおう、と。
それまでは(今でも?)国同士の争いが絶えないヨーロッパであります。戦争もたくさん起き、そのたびに国家は疲弊。地域によっては何回も何回も違う国に征服されてはまた別の国が侵攻してきてそしてまた違う国が興きて・・・と日本やアメリカとはかなり事情の違う地帯ではあったわけです。
そしてEUが誕生、通貨も統一、出入国に基本的に制限を付けない、一つの国のように・・・と。

しかしそれでも波はいくつもいくつもぶつかってきては・・・何とかやり過ごし、波が来ては・・・やり過ごし。・・・そのうちにかなり事情が怪しくなってきたりもしましたが(テロや移民の問題などなど)・・・それでも。が、そんな中で英国の・・・離脱。

どうなるんでしょうか・・・ホントに。
たくさんの識者が色々な意見や説を展開しているのですが・・・正直、分からんなあ、と。前例的なもんがないわけではないのですが・・・それでもここまでの規模での「騒動」を国内外で起こしての離脱、ですし。
・・・ホント、どうなるんでしょうか・・・少なからず今後の日本にも影響を与える話でもありますし・・・。

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01/22/2020

懸念が増す

現状ではやや楽観視しすぎているかも・・・。
新型「人から人へ持続的感染」とWHO(Yahoo!)。中国は武漢での新型コロナウィルス感染であります。一部報道では武漢市長が「武漢から出るな、武漢へ来るな」と表明した・・・そこまでのことになっている、という話すらあります。
コロナウィルス自体はそれほど珍しいものではなく。日本でもどこでもフツーにそこらにいるウィルスであります。数十の種がいる中で数種程度が人に「悪さ」をしますが・・・それもいわゆる風邪のような症状が出てそれでおしまい、という程度であります。

が、今回のウィルスはどうもタチが良くないようで。
ウィルスというのは非常に微細な生物であります。かつては「無生物と生物の境界線上」とか言われてましたが、現在では「生物」のカテゴリ内に収まって?いるような。しかしその生活実態は非常にシンプルかつ生き物本来の姿そのものであります。
自己増殖。それだけがウィルスの生きる目的であります。
自己の遺伝子を対象物(何らかの細胞)に打ち込み、自分を増殖させるように仕向ける。その時に身体に良くないことが起きると病気、ということになります(そしてそうでもないのも多数)。そこには悪意も何にもなくただただ己の目的のために生きているだけ・・・であります。

そして世代交代が異常に早い、という特性もあります。ヒトなんぞよりも圧倒的なスピードで世代が変わっていきます。と言うことは何らかの変化が起きるとそれが即座に次世代以降に反映されていく、ということになります。
今回「人から人への持続的感染」が確認された・・・ということは大きな意味があります。これまで新型は人と人の間には感染することはあっても持続的には感染しないのでは・・・とされていました。しかしそれも急速な世代交代によって変化。今後はその強力なウィルスが世界的に伝播、パンデミックが起きる可能性が高くなった、ということになります。

これから中国はあちらの正月・・・春節が始まり大移動が始まります。行く先は日本もその筆頭に上がっています。・・・すでに日本でも感染が確認されていて・・・一人ですが一人でもいる、ということは潜在的にはもっといる可能性も高く・・・。
どこまで拡大を食い止められるか・・・? 実はかなり大変な状況ではあります・・・。

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01/04/2020

ゼロではなく

完璧0.0%じゃなかったはずですし。
「ダイエット」飲料は体重減少を約束しない・・・米控訴裁(CNN)。この「ダイエット」表記に関しては以前もなんか似たような「これじゃ痩せないじゃないか!」的な裁判?告訴?があったような。・・・結構前からある商品名ではありますし・・・「分別のある消費者ならソフトドリンクの商品名に含まれる『ダイエット』という言葉が体重の減少や健康上の体重管理を約束するものではないことは理解できる」(「」内↑記事より引用)というところにも納得できるような。

・・・そもそも痩せたいのならそういうもん飲むなよ、というのもないではありませんが。
日常的にお茶を、緑茶を飲む文化?のある日本だとそこまでそういったソフトドリンク系ばかり飲まれることはなく・・・モノによっては「お茶=砂糖入り」という図式もなり立つこともあるあっちとでは、事情が大分違うという話もあります。まあ、要は甘いもんばかりだ、ということでもありますが。
ただ、そうなるとどうしてもカロリーの過剰摂取となり・・・肥満状態の人がどんどん増えていくことになります。
そこで砂糖の代わりに別のローカロリーの甘味料を、というのが「ダイエット飲料」の基本であります。それがきちんと機能?していれば問題はないのでしょうけど・・・。

個人的にはそれでもそういった「甘いけどカロリーほぼゼロ」というのが入り口になってることもあるんじゃないのかな・・・とか。甘いモノ、というのは好まれる傾向にありますが・・・どうしてもクセになるものではあります。ついつい、口にしてしまう。
結局飲んだだけで痩せるもんなんて早々あるわけない・・・というのも多くの人が認識しているところではないか、と。そういうことなんではないか・・・と思うのですが。

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09/13/2019

・・・奇病?

ノルウェーで犬に謎の病気、少なくとも約200頭発症、25頭死ぬ(AFPBB News)。数だけ見るとそれほど多く見えないかもかも知れませんが、↑記事によればノルウェーでは日本のような飼い犬登録制度がないそうで。と言うことは実数の把握が日本より困難、ということになります。
実際にはもっと発症しているのかも・・・と。数週間でこの数・・・となると。
ウェルシュ菌等による重度の腸感染症は共通しているようですが、それで全容が明らかになったわけではなく。全然別の要因の結果が「腸感染症」というだけかも知れず。しかも症例は様々で・・・複数の要因が関係しているかも知れない、とのことであります。

・・・もうちょっと研究・対策が進まないと何とも言えないところなのでしょうけど・・・。
犬だけに発症するのか、とか・・・ヒトへの感染の兆候はない、となっていますが今後はどうなるか分からんわけです。こういう病気では感染経路と言うか発症経路と言うか、どういう流れで病気が広まっていったか、というところも重要になってくるのですが・・・・その辺もまだまだ未解明なわけです。
もちろん結構あっけなく原因が解明されて、すぐに騒動が収まる・・・という可能性も十分にありますがその辺もまだまだ分からない・・・。

ノルウェー一国、あるいはオスロ周辺だけで収束するのか・・・それとも他の地域にも「飛び火」するのかどうか。・・・実際のところは世の中の病気なんてのは100%解明されているわけでもなく。まだまだ分かってないことの方が多いのが現状ではあります・・・。

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08/31/2019

United States Space Command

トランプ政権、「アメリカ宇宙軍」を復活(engadget日本版)。・・・本当は六つめの軍種、つまり陸軍、海軍、空軍、海兵隊、沿岸警備隊Ñい並ぶような存在にしたかったようですが、議会が難色を示したためとりあえず?統合軍の一つとして・・・復活、と。
「復活」ということは以前もあったのか、と言うと・・・やはり統合軍の一つとして1982年から2002年まで存在していました。いわゆる「米ソ冷戦」真っ盛りの頃であり・・・しかしある意味では皆に最も宇宙開発の熱が入っていた時代、かも知れません。

・・・ただ、まあ、「宇宙軍」と言ってもいきなり某宇宙戦艦だとか某空間戦闘用機だとかがばんばん出てくるわけではなく。
宇宙の軍事関連産業などを把握しておいて今後の「防衛」に役立てる、ということになっています。もちろんそのすそ野は結構広く。例えばサイバー犯罪防止なんかも含まれていたりします。恐らくは復活しても地味な作業が中心で、あまり話題にものぼらないようになるんでは・・・とか思っていますが(一応?日本でも似たような組織が立ち上がってはいますけども・・・こちらもどうなんだろう?)。
それでもやはり「宇宙軍」という響きから結構警戒したくもなってきます。・・・実際のとこ、宇宙関連技術の軍事転用なんてのは相当数ありますし。アメリカでも恐らくはロシアでも秘密裏に軍関係が宇宙で何かやってる・・・というのはその手のSFだけの話ではなさそうでありますし。

もちろん将来的に一般人が軌道上とか他天体への航路に存在できるようになったらなったで・・・その「軍」がまた何か色々あるかも知れんのですが。そこまではまだ、分かりませんどうなるかは。
ただ。やっぱりなんかどっかに「不安」があるなあ、と。いや、まあ・・・この政権だから、というのもありますけど。キナくさいのは技術の関係上ある意味仕方ないとしても。・・・しかしやろうと思ったら(人員と手間とお金さえあれば)結構とんでもないこともできるのが宇宙、というものだったりしますし。

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08/30/2019

その名は回転草

これだけ大量に、となると・・・!
「世界最悪の雑草」がカリフォルニア州を侵略する(Yahoo!:NEWSWEEK)。「タンブルウィード(tumbleweed)」と呼ばれる草の一群であります。よく使われる表現としては「西部劇でコロコロ転がっているアレ」とかそんなところでしょうか。
しかしこれは一つや二つなら風情あるものですが・・・これだけ大量に積み重なってくるなると風情も何もあったものではありません。
しかも↑記事ではオーストラリア産と南アフリカ産のハイブリッド、とのことで・・・大きさも尋常ではない、正に「世界最悪の雑草」であります。

「回転草」転がっているアレは草の一部であります。
この植物は時期が来ると球状になった地上部が枯れて分離します。分離すると風に吹かれるまま転がり出し・・・そして種をまき散らしていきます。当然風が強ければ強いほどあちこちへと飛ばされていくので有利になります。
そのため乾燥地帯に非常に適応しています。・・・逆に言えば日本のような湿度の高い、平原の少ない場所では不利、ということになりそうであります。例え侵入してきた、としても拡大は・・・ない?
・・・いや、その辺はちと分かりません。もしかしたら「高湿度仕様タンブルウィード」が生まれてくる可能性もゼロではありませんし。

実は一口の「タンブルウィード」と言ってもかなりの種が存在しているとのことで・・・それぞれに特性が違うようであります。中には人の役に立つ(食用のもあるとか)ものもあるらしいのですが、↑これほど迷惑なのもある、となると・・・?

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08/24/2019

冗談ではなかった その2

・・・まさか本当に破棄するとは。
日本とのGSOMIAを韓国が破棄、韓国とアメリカはどう報じた?(Yahoo!:HUFFPOST) 色々な問題が重なり合って、そして日本政府と韓国政府の間に「溝」ができて・・・最終的(だとまだいいんですが)にここまで来てしまいました。
・・・まあ・・・なんか個人的感情発露の結果、とかそんな風にも見えますけども・・・。
ここまで来てしまったので、もうどちらも後戻りできない状況ではあります。近くて遠い国、とはよく言ったものですが・・・これが「雨降って地固まる」的な流れになるのか、と言えば・・・どうなんでしょう?

今回の件はカンタンに言えば「軍事機密の一部を共有しましょう」協定を破棄した、ということであります。北朝鮮やロシア・中国の軍事的な動きに対して即応性がなくなる可能性が高まった、ということでもあります。
それはそれであまり大したことではない、という声や、いやいや最近の情勢からするとこれは由々しき事態だ・・・と反応は様々なんですが、これまで基本「日韓」だけのこじれだったとこへ「米国」「中国」「北朝鮮」を巻き込んでしまった辺りが・・・ちょっと。
大丈夫なんかな、というのが正直なとこで。いや、韓国が。
寸前まで伝えられていた「条件付き継続」とかそういうとこにしておいてじっくりやっていけば良かったんでは・・・とかそんなことまで思ってしまったりします。いや、ここんとこの韓国の狂乱ぶりがなんか一周回ってお芝居でも観ているような気になってきてしまって・・・。

しかし日本も正念場であります。ここで折れたら今後に響きますし、むやみに突っ込んでいくとこちらも二の舞になりかねません。
そういうとこの加減は・・・こちらも大丈夫なんかな、と。しかしここまで来たら最後?までいくしかない・・・。

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08/23/2019

冗談ではなかった

てっきりジョークか何かだと・・・。
デンマーク「無礼だ」北欧諸国もびっくりのトランプ大統領グリーンランド購入騒動(Yahoo!)。調べてみるといきない言い出したわけではないようですが。もちろんトランプ大統領の方にも「言い分」があって、もちろんそれなりの理由もあるんですが・・・しかしそれでデンマーク側が突っぱねたら「じゃあ、そっち行くの延期する」というのも・・・たしかに子供じみている、ような。
少なくとも交渉術としては上手ではないような。感情的にこじれてしまってはまとまるもんもまとまらないでしょうに。
今後、この「買収劇」がどう転んでいくかは分からんのですが・・・多分、ちょっと、無理になってしまったんではないでしょうか・・・買い取り。

そもそも「アメリカ合衆国」だってその領土の一部は別の国からの「買い取り」だったりしますけども。
もちろん今とは時代が違います。元来がその土地を所有していた在来の人たちから奪った、と言われても仕方ないような方式であります(しかし当時はそれがスタンダード)その土地を・・・アメリカに売ったりしてたわけです。
さすがにトランプ大統領もその時代の話までは持ち出さない、と思いますが。
時代が進んで1946年にはトルーマン大統領がグリーンランドの購入を打診したりはしています。実際、地政学的には重要な地だったりするのですが・・・それでも領土を「売る」「買う」というのは時代的に合ってないような気がします。

場所によってはかなーりシビアでデリケートな問題になっている「領土問題」をカネで解決する気か、とも取られかねませんし(グリーンランドだって自治領でデンマーク領ではありますが自治政府があったりしますし)そこら辺のイメージ的な戦略は・・・考えてないのかなあ、大統領は・・・?

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08/21/2019

ムカシのテレビ

アメリカ・頭にブラウン管テレビを被った男が、民家の軒先に旧型テレビを次々と置いていく事案(カラパイア)。・・・動画見る限りではホンモノのようで。いや、実際に玄関先に旧型のブラウン管テレビが置いてある、ということですから間違いなくホンモノだ・・・。
日本では現在↑こういうテレビはスイッチ入れても映らない(写るようにはできるけど)のですが・・・あっちではどうなんでしょうね、使おうと思えば使える、と、日本と似たような存在なんでしょうか・・・?

・・・アレ、結構重いと思うのですが。
液晶テレビよりもはるかに重いと思われます(動画の中でも抱え込んでいましたし)それを・・・60台ほども、となると。相当な重労働になりそうなんですが。
そしてその目的。・・・ただのイタズラにしては手が込んでいると言うか何と言うか。
仮に犯人が全てのテレビを所有している、とすると一体どれだけの数保有しているのか、とか? 去年も似たようなことがあった、となってますからさらに大量の「ムカシのテレビ」も持っている、ということに・・・?

ところで。動画を見ていて個人的に気になったのはわざわざテレビの画面の方を民家に向け直していたところ、でしょうか。・・・ただ置いていくだけならべつにどの方向でも良さそうなものですが・・・防犯カメラの中で犯人はくるりと回転して置いているような。さらに放置された後の画像も画面が全て民家の方を向いているような・・・?
だからと言ってそれが何だ、となるとやっぱり分からんのですが。・・・来年もやる、となると・・・さすがになんだか宗教めいたものまで感じてきてしまうのですが・・・。

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08/19/2019

カラスかトンビか

日本だと・・・そんな感じ? ・・・いや、「威力」が違うような?
米フロリダ州・クロコンドルの群れが民家を「占拠」住人も逃げ出す(CNN)。動画見る限りでは本当に「占拠」されているようで・・・これはかなり大変な事態ではあります。
クロコンドル(wikipedia)は北米南部から南米にかけて生息するコンドルであります。それほど大きくはないですが(街中で見るハシブトガラスよりちょい大きいくらい?)この類は非常に大きな翼を持っています。これはトンビなんかと同様に上昇気流を上手く利用するためであります。そのため、実際には結構大きく見えるかと。
習性としてはいわゆる「スカベンジャー」で死肉や腐肉を漁ります。そのためあまり良いイメージで見られなかったりします。

「コンドル」として有名なのはカリフォルニアコンドル(wikipedia)の方でしょうか。このコンドルはメーターを軽く超えるほどもあり、やはり翼も巨大であります。・・・クロコンドルの倍以上の大きさを誇ります。
しかし天然下の個体は非常にその数を減らし・・・目下保護活動により何とか種を存続でているような状況であります。
そのためかクロコンドルのように群れでは行動できず。・・・そう、↑動画の一番怖いところはその数かも知れません。日本でもカラスは群れますが、↑あれくらいの大群が民家に・・・と考えるとやはり相当に怖いことになります。

・・・ではなぜあんなに大群が? ということになりそうですが↑記事によれば、地域の別の住民による「餌付け」が原因ではないか、とのことで。・・・こういうとこは日本でもあまり大差ないのかも知れません。ハトやカラスの害、となると同様のことが言えますし。ただ・・・それだけではないことも往々にしてあるので注意が必要ではあります。

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07/06/2019

構図は意外と複雑

おんどりの鳴き声がうるさくて眠れない! フランスで裁判沙汰に(AFPBBNWES)。単なる?ご近所トラブルからの訴訟・・・という捉え方ももちろんできるのですが、コトはそう単純ではないようで・・・「地元民」vs「移住民」といった様相を呈してきているようであります。
こういうのは日本だと「にわとり」そのものではなく飼い主が被告に、ということになって結局はヒトvsヒトという構図に落ち着くものなのですが、ヨーロッパでは過去にも(結構昔からでも)「動物を被告とする裁判」というのはちょくちょくやっていたりします。その辺は考え方の違い、というものかと思われます。仮に動物に有罪判決出したとしてもその通りに服役したり罰金に応じるか、と言えば結局は飼い主次第、ということになってしまうものですし。

しかもこれが「地元民」vs「移住民」から「文化の捉え方の違い」的なものへと発展していくとまた話が変わって来ることになります。
この辺は日本でもUターンやIターンでのトラブル、といった事例は相当数あるもので・・・やはりこっちでも「文化の捉え方の違い」的なすれ違いからのトラブル、という意味では根っこは同じ、と言えるかも知れませんが。
そういう意味では古今東西、どこにでもあるトラブル、そこからの裁判、ということになる・・・のでしょうか・・・? まあ、今後の展開によってはまた色々と違ってきそうですが。

ところで。↑被告のにわとりモーリス君・・・画像を見る限りではかなり堂々としたものであります。実際、おんどりの朝の鳴き声、というのは結構響き渡るもので・・・やっぱり相当なものなのかなあ・・・。

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06/09/2019

100年以上

違法建築状態。
1882年に建築工事が始まったサグラダ・ファミリアに正式な「建築許可」が下りる(Yahoo!:JIJI=AFP)。137年前に建築が始まっているのですが・・・1885年に建築許可を当時の行政区に申請したところ(建築始まってから3年後・・・)返事が来なかった、と。
許可されたのかそうでもないのか、それとも無視されたのか何か不備があったのか。その辺は分からんのですが・・・。
しかしそれでも工事を続行した、ということになります。現代のようにここまで厳しいチェックが入らない頃だったのかそれともこういう「違法建築」はそれなりの数あったのか・・・その辺も分からんのですが、結局建築工事は現代にまで続くことになります。

違法ゆえに建築限界的なところもあるのかも知れんのですし・・・そもそも税金的にアレはどうなんだ? てな話がずっと上がってきてた、とのことで。
しかしそれでも「発覚」したのが2016年。
・・・その頃ともなると「まさか許可得てないとかあり得ないだろ」という流れになっていたのか。なお1880年代と言えば日本では明治期にあたります(1882年=明治15年)。西南戦争から10年と経っていない頃で・・・日本ではまだまだ明治期の混乱?が続いていた頃でもありました。

・・・いやしかし意外とこういう見落とし?というのは往々にしてあるものかも知れませんが。人間、思い込みというのは結構激しいものですし。しかも・・・許可済み、となっても・・・何か大きく変わるのだろうか、とかそんなことも思いますが・・・別に今までのままである意味問題はなかったんじゃ・・・とか(工事の進行には問題なさそうですが、倫理的法的には問題アリ、ではありますか)。

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05/22/2019

シェイクオンリー?

今日も海外マクドナルド関連なんですが。
スコットランドでEU離脱派候補にシェイクぶちまけ連発、警察がマックに販売自粛要請(CNN)。いまだに混迷のさ中にあるイギリスのEU離脱問題ですが。そんな中で「マックのシェイクを離脱派候補にぶちまける」動画が影響したのか同様の行為が連発。そのため警察からマックに「しばらく売らないでくれ」との自粛要請が・・・と。
これも日本だとちょっと考えらないかも知れません。一企業に官憲が・・・! とかそういう考え方で。
もっとも、自粛要請されたマックだってたまったもんではないでしょうし。自社製品がぶちまけられるために買われている・・・となるとあまりいい気持ちではないはずであります。

ただ・・・こういうのは規制してもまた次、といきそうで・・・。
ライバルのバーガーキングはシェイクの販売を継続。じゃあ、次はこっちか・・・というと多分そうでもなさそうで。恐らくは全然別の何かをまたぶちまけることになりそうではあります。
こういう時によく出てくる?のがタマゴなんですが・・・どうでしょうね・・・。
いずれにしても離脱問題が解決しないとこういった混乱が収まることはないわけで。しかし・・・ここまでこじれてしまうと・・・。

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05/21/2019

一種の連絡係?

オーストリア。パスポートなくしたらマックへ・・・アメリカ大使館が連携(CNN)。ちょっと面白い?と言うか興味深い取り組みであります。「パスポートなくした」だけに対応しているのではなく、ある程度の相談案件に関しても大使館への連絡係的な存在になれる・・・ということかと。
まず日本では(あるいは各国の日本大使館でも)あり得ないような取り組みでしょうし。
一昔前だと結構敷居が高かった観もある大使館なんですが、こういう風にも色々やれる、ということでもあるかな、と。

その一方でなんだか様々意見もあるようで。・・・まあ、仕方ないっちゃあ仕方ないかも知れませんが。これまでの在り方からすると。
しかし場合によってはスマホ丸ごと諸々なくした、とかそういうこともあるわけで。オンライン環境なんてのはその場その場によって違ってくるわけでもあります。ネット通じてない地域というのもあるでしょうし。デジタルデバイスが常に使える状況にある、と言い切れる場所しかないというわけでもないですし。
何かあったらどうにかできる可能性のある場所が一つでも増えるのは・・・決して悪いことではない、と思うのですが。

ただ、やや日本的?に考えるならば一企業にそこまで頼ってしまっていいのだろうか・・・とかそんな風に思ったりもします。緊急時ともなれば使えるもんは何でも使った方がいいのですが・・・それでも、なんか、その辺は・・・ちょっと気になるところではあります・・・。

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05/16/2019

なんでバレた?

南アフリカ。ケンタッキーを1年間タダで食べ続けた男、逮捕(Yahoo!:FINDERS)。無銭飲食、と言っても食うだけ食ってからいきなり逃走、とかそういうのではなく。関係者、それもかなり「上」の人を装って(リムジンまで用意して)視察、ということで商品をサービスさせていた・・・とのことであります。
まあ、もっともこれを1年間、違った店舗で実施・・・という辺りがちょっと「?」なとこではありますが。全然違う、遠くの都市にまで「遠征」してた・・・というのならまだしも。同じ都市の中で年に何度も同じ人が「視察」に来ていたらさすがに怪しまれそうなものですが。
・・・いや・・・その辺は「このエリアのマネージャーですから」とかそんな風に丸め込んでいたのかも知れません。これが何年も・・・となるとやはり怪しまれそうですが、1年くらいだと、まあ、そんなものかも・・・とかそういうことになりそうな。

↑こういう風に堂々としてれば結構バレない、という話もあります。
しかしそこには度胸とか下調べとかそういったクレバーな要素が欠かせません。つまりは頭とテクニックが必要になるわけで。・・・そういうことができるんならもっと他の、人の役に立つようなことやったらいいのに・・・というのもまたちょっと違う話で。こういう「犯罪」だからこそこういうことができる・・・という人間も少なからず存在します。

・・・それでも結局は逮捕されてしまったのですが。
このままそれこそ何年も続けることができていたら・・・どうなったんだろう、とかそんなことも思いますが。ここまで周到な犯人なら結構長く続けることも可能だったでしょうし。・・・しかしこういう時はちょっとしたミス?で見つかったりするものだったりもするのですが・・・。

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05/05/2019

そしてイェティ?

まさか続報が出て来るとは思ってなかったのですが。
インド軍が投稿の「イェティの足跡」ネパール軍が異議(Yahoo!:AFP=時事)。しかもインドとはちょっとビミョー?な距離感のあるネパールであります。ここへ中国が絡んできたりしたら・・・ヒマラヤですからあり得ないとも言い切れない・・・なんか話が違う方向へ行ってしまう?かも知れません。

・・・しかし「異議」の内容としては、まあ、たしかにそんなもんだろうなあ、と。
実際に以前の調査で「熊だ」ということになってますから、今回も「熊だろ」というのは・・・まあ、たしかに。あるいはここでインド軍が奮起?してもっと詳しいイェティの証拠を・・・! とかそういう展開もアリ、と言えばアリですか。
ただ、まあ・・・こういうのは一種ロマン的な事柄なので、「ああ、それ、イェティだよ。うん、うちも見たから知ってる」とかそういう流れになっていってたらなんか印象違ってたかも、とか(ついでのその後「それが何か?」とあえて突き放す、とかそういう反応もアリ、か・・・?)。
↑こういうマジメに「異議」となると・・・なんかもうちょっと遊び心的なもんがあっても、とか思ってしまいます。

もっとも。インドとネパールですからその辺はホントに難しいかもですが・・・さて。

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05/02/2019

そこにイェティ?

ヒマラヤでインド軍が「イェティの巨大足跡」発見(Yahoo!:REUTERS)。当のインド軍では「本物だ」という話になっていますが・・・実はちょっと前に似たような足跡と遺留物?が見つかったことがあって、調査してみたら熊のものだった・・・てなとこがありました。
今回のは・・・たしかに熊とはちょっと違うような気もしますが・・・。
かと言って、イェティの、つまりは二足歩行する毛深い大柄の生き物のか、と言えば・・・その辺も?どうなんだろう?てなとこではありますが・・・???

イェティとは「雪男」とも呼ばれる、UMAの定番生物でもあります。毛むくじゃらで、極寒の中をさまよう。怪力で大柄な・・・生き物。
他の呼び名もあるのですが、興味深いのは「雪の多い地方」では大抵こういった「雪男」的な存在がウワサされていたりします。今回はヒマラヤでしたが北米でも似たような話があります。・・・実際のとこはそれこそ熊と見間違えたんでは・・・とされています。いや、この時期熊は冬眠中だろ、という指摘もありそうですが、まれに冬眠中に起き出してくる熊、というのは実在してます。
・・・実はパッと見た時に「コレほんとに足跡か?」とか思ってしまってたんですが。
奥の方にいくつかあるのに手前には写っていない、とか。・・・まさか誰かが偽造したんじゃないだろうなあ・・・イタズラか? というのが個人的なとこだったりします。軍と言えどもそういうことする人間がいない、とは言い切れませんし。

そして。これもやはりUMAの宿命と言うか。見間違いかそうでないか、というのは必ず水掛け論となり・・・明確な「結論」はなかなか出てこないものだったりします。何、そのものスバリ(この場合イェティ)が出てくればそれでいいじゃないか・・・というのが至極最もな意見なんですが、それがなかなか出てこないからこうなってしまう・・・。
・・・でもまあ。
そういうとこも含めて色々想像して楽しむ、というのもアリかと思ってるんですが・・・さて今回はどうなんでしょうね・・・?

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02/06/2019

100歳から?

タバコは100歳から?
ハワイ州議会、タバコ購入年齢を100歳に引き上げる法案を審議(Yahoo!:CNN)・・・もし法案が可決、ということになるとハワイ州では事実上タバコ販売禁止、ということになる、かも知れませんが。まあ「段階的に100歳以上に」とのことなので、可決後即座に、ということではなさそうですが。
しかし欧米らしい、と言うか何と言うか。・・・100歳から、てのは。
アメリカは日本とちょっと違っていて「州」ごとに法律がビミョーに違っていたりします(日本の「都道府県」とはかなり違う立ち位置)。そのため仮にハワイで「100歳以上から」となっても他の州から買ってくれば問題ない、ということになりますが・・・位置的に、ちょっと。タバコ買いに太平洋を渡らないといけない、という・・・。

ただ、アメリカでも「タバコ税」というのはかなり大きな財源となっているのでその辺の「穴埋め」が必要となります。・・・それが「段階的に」ということなのかも知れませんが。
「たばこは人類史上、最も致死性の高い人工物だと考えられる」(「」内↑記事より引用)
という表現もちょっとアレですが(「身近な人工物」とかならともかく)ある意味では世界の流れ的には最も最先端だ・・・という見方もできます。・・・そして実際にやりそうなのも欧米らしい、と言うか。
日本ではここまで思い切ったことはできないかと。
それでも電子タバコや葉巻、かみタバコは含まれていない、とのことですから・・・もし可決してしまうとタバコ好きはみんなそっちへ流れて、税収面でもある程度ブレーキ?がかかる・・・とかそういうことも狙いなのかも知れませんが・・・?

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02/04/2019

そんなところから

香港・ポテトチップス用の輸入ジャガイモに手りゅう弾(Yahoo!:AFP=JIJI)。フランスから輸入したジャガイモの中に手りゅう弾が・・・たしかに見た目は似ていなくもない?ですが。
モノとしては第1次大戦時のドイツのもので、不発弾だったらしい・・・と。
実際爆発していたら大変なことになっていたわけですが、こういったモノは結構あちこちに眠っているものではあります。

この手りゅう弾も何かのはずみでジャガイモと一緒に「出荷」されてしまったわけで。
地中に眠るモノ、と言えば化石なんかもありますが、どっちかと言うと「遺物」的なものが多いのはやはり人の手が入っているから、かも知れません。耕したり土を入れ替えたりと作物を作るには手間がかかります。
そこへその土地に昔々に存在していた生き物の痕跡が・・・というのはちょっと、と思うのですが(しかし畑から化石、という例もゼロではありませんが)。

それでも意外なところに、そんなところに・・・というのは結構あったりするもので、それが意外な発見に繋がったりもするので侮れない、と言えば侮れないものではあります。

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02/01/2019

のうぎょうとこうぎょう

日欧EPA発効・・・ワイン、チーズなどが値下げ(Yahoo!:JIJI)。日本とEUの間での「関税撤廃」が今日から発効、あちらから輸入されるワインやチーズが安くなる・・・ということになります。
逆に日本からあちらへ輸出する結構な割合の工業製品への関税も撤廃。輸出しやすくなりますが・・・。
と言うことはあっちの「工業」とこっちの「農業」にそれぞれ影響が出る、かも、ということであります。

ざっくり言えばそういうことになるか、と思うのですが。
しかし例えばワインに関してはすでに撤廃されている国もありますし。そもそも欧州産ワインと言えば「高価」というイメージがいまだに残っている品ではあります。・・・高いワイン=美味いワイン、という一種の神話?もまだまだ残っている日本であります。そこでどれだけ「安価な欧州産ワイン」が売れるか、となると・・・?
「安っぽいワインじゃあねえ・・・」
とかそういうのが出てきそうではあります。

それでも一時に比べればそういうミョーな「特権意識」は薄れてきている観もあります。ここで欧州産が一気に攻勢をかけて南米産などの「大衆ワイン」を一掃・・・! といきたいところなのかも知れませんが・・・。
そうなると今度は日本産はどうなる、と。関税撤廃ということはあっちへの輸出もしやすくなる、ということなのですが容量の問題などもまだまだあったりするようですし。そうなると、まあ、そう単純に「安くなってヨカッタ」と喜べる話でもない・・・のかも知れません。

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01/16/2019

「くだらない物に向ける物欲しげな視線に満ちたいやらしさ」

マルタのアーチ岩跡にモニュメントを、建築家が提案(CNN:↑タイトルはこの記事から引用)。まあ、よその国のことなので何とも言えない、というのが真っ当?なところなのでしょうけど・・・。
いや、別にいらんやんか、そんなもん。
てのが個人的なとこだったりします。壊れてしまったのなら・・・誰かが故意に破壊した、とかならともかく・・・それも含めての「自然」なんではないかな・・・と。

まだコンセプトアートとのことなので↑記事での画像もそのものがそこへ確実に建つ、とまではまだ行ってないようですが。
明らかに人工物デス、的なモノを建てちまっていいものなのかどうなんだろうか、と。「モニュメント」「記念碑」とするのなら以前の姿をとどめるような、もっと自然物に近い方がまだいいんではないか、とかそんなことも思ってしまいますが。
・・・こういうのにはやはり生まれ育った国や地域による「考え方の差」が出てきてしまうものではあるのですが。それにしても・・・それでいいんだろうか、とやはり疑問が残ります。

繰り返しになりますが・・・よその国のことなのであまり言えないことではあるのです。が・・・もしこういうのを日本でやる、となるとかなりの反対が予想されます。で・・・よその国の人からしたら「なんで反対するの?」となってしまうんだろうなあ・・・と。

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01/05/2019

粋だけど粋じゃないような

キャセイパシフィック航空、ファーストクラス運賃を95%割引で販売(CNN)。もちろん今後ずっと割引・・・というものではなく。何らかの手違いでそうなって販売してしまった・・・というものかと。
こういう場合、間違ってでも安価で買ってしまった側と売ってしまった側で一悶着あるものなのですが。
キャセイ側はそのチケットも有効だ、とし
「私たちの素晴らしい、本当に素晴らしいサプライズ『スペシャル』を元日に購入された皆様へ。私たちの手違いでしたが、発行された航空券でのご搭乗をお待ちしています。これであなたの2019年も特別な年になりますように」(「」↑記事より引用)
と、粋な計らいを見せたのであります。

過去に日本でも「テレビの売価を安く表示してしまった」とかそういうのがあったものでしたが・・・。
実際「見た目」があり得ないので、普通なら「えー」と敬遠してしまいそうですが・・・逆にその安価で買い占めてやろう、とかそういう動きが出てきて売った側が大慌て、ということに。・・・結局どうなんたんだろう、その売価であの数売ったのかそれとも定価に戻したんだろうか・・・?
↑キャセイの場合は販売数がそれほど多くはなかったのか、「粋」な計らい、ということになりました。

・・・しかし一体どんな「手違い」だったのかその辺が気になるところではあるんですが・・・結構人為的ささいなミス、とかそういうこともありますんで・・・そうなると「粋」じゃあないよなあ・・・とかそんなことも思うのですが。

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01/03/2019

れんたい?

そう「単純」にいくのかどうか・・・?
ドイツ、「連帯税」廃止の声強まる(@nifty:時事)。ベルリンの壁が崩壊して・・・東西ドイツが「統合」されてから大分経ちました。何せ前世紀1990年に壁が崩壊、とのことですから「統一前」を知らない世代も増えている、ということになります。
・・・この辺、当のドイツ国内ではどうなんだろう・・・?
統一前は明らかな「東西格差」があり、それを是正するために導入された「連帯税」ですが・・・すでに意味をなしていない、廃止すべし、という声が高まっている、という話であります。

ドイツという国は第二次大戦で日本・イタリアと共に「敗戦」しています。そこら辺からの「事情」というのは今に至るまで様々残っていたりするのですが・・・「東西ドイツ」というのもその一つでありました。
それが1990年に「壁」が崩壊。
要は自由主義と共産主義の取り合いの結果だった国が統一、これから新しい時代が・・・! というところだったのですが・・・実際に起きたのはその「格差」であります。共産圏の影響を受けていた「東」の方が経済的にも力が弱く、どうにも「西」と馴染めない。・・・それは出身地による「格差」というところまで来るようになった、とのことであります。

どこの国でも「出身地による格差」というのは若干でもあるものなのですが・・・ドイツの場合はそれが顕著に現れるようになり・・・税金による解消へ、と。
・・・しかし今でも残っているとされる「格差」をどうするのか、その辺の話は・・・進んでいるのだろうか、と。よその国のことなので余計なお世話と言えば余計なお世話なんですが・・・やはり、気になるところではあります。・・・一説によれば戦後実は日本も「分割」されていたかも知れない、とかそういう話もあったりしますんで(どこまで真実かは分かりませんが)。

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12/10/2018

かつては粗食

しかし今は・・・。
メタボに苦しむタイの僧侶、半数近くが肥満とのデータも(Yahoo!:JIJI=AFP)。もっとも、正確なデータというのはなかなか難しいようなので、どこまで「肥満」かは分からんようなのですが・・・それでも昔とは事情が違ってきていることに違いはないようであります。
「喜捨」というのは仏教やイスラム教にある概念の一つで、「他へ自ら施しをすることで徳を積む」というものであります。

・・・徳を積んだらどうなるんだ、と尋ねるのはちょいヤボな気もしますが・・・宗教的に満足したり、来世での栄達が約束されたりするようになる、とか。・・・中東のバザール用の昔の建物なんかには地元金持ちが「喜捨」して建てた、なんてのもあったりします。その辺はそれぞれの考え方次第、ということになるかと。
・・・日本の仏教でも「行乞」というのはあるんですが・・・今ひとつ受け入れられていません。これはまたちょっと違った考え方のもとに立っているから、という見方もできます。

しかしタイではこれが当たり前なわけで。そしてお坊さんにはいっぱい食べてもらいたい。・・・ということで最近は高カロリーや高脂質・高糖分なものも増えてきて・・・メタボ、と。
仏教も宗派によっては身体を動かすのも修業の一環、というものもあるんですが(いわゆるカンフー映画で「ナントカ寺」が多いのはその辺りが一因)タイの場合はそうでもないのか・・・どうなんだろう・・・?
いずれにせよそういった「体を動かす」ことも含めて何らかの修業改革的?なものが必要になってきているのかも知れません。今と昔では喜捨の内容も大分違ってきてるのですから・・・その辺も、とか。
・・・まあ、国外の人間がどうこう言えるもんでもないとも思うのですが・・・それでも皆の幸せを願う僧侶にも自身の幸せを願う権利は備わっているはずですし・・・?

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11/22/2018

国情それぞれ

なので「こう!」とは言えませんが・・・。
スイスが「家畜の尊厳」問う国民投票へ(Yahoo!:ロイター)・・・その内容は「家畜の牛の角を除くべきかどうか」
正確には「角を残した農家に国から補助金を出すべき」というものですが、「除角」が通常の状態のようなのにその中で「家畜の尊厳」を守る一つの手として「保角」を推進すべきではないか・・・という発信のようであります。
日本では特に角を切ったりはしないようなのですが、こうしておいた方が良い、という判断がスイスでは従来あったようでこれが国民投票になるくらいになっている、ということであります。・・・なお、状況としては拮抗している、ということは少なからず「切るべきじゃない」と思っていたスイス国民も多かったのか・・・それとも近年の活動からそういう人たちが増えた、ということなのかも知れません。

動物のツノ、特に哺乳類の場合は「骨」が元になっていたりします。・・・もちろん例外はあって、サイの角は毛が密集したようなものだったりしますが。牛の場合は頭骨の一部が伸びたようなものであります。鹿の同じような構造ですがこっちは毎年生え変わるのに対し、牛はモノによっては一生伸び続けます。
・・・ということはやはり切除すると痛い、ということになるか、と。
体の一部を切る、というのはやはり負担のかかるものであります。一部の犬種や猫ではそういった「処置」が当たり前、ということもあったりしますが・・・その辺、やはり「不自然ではないか」という声が出てくるのはある意味当然ではあります。
ただし。家畜は経済動物という見方もできるわけで・・・こう言っちゃ何ですが人間のために生まれて人間のために死ぬ生き物であります。そこにそういう感傷的な話を持ち込むのはどうか、という意見が出てくるのもまた当然ではあります。

・・・そしてそこへその国それぞれの事情も絡んでくるわけで。だだっ広い牧場でゆったりと育成・・・というわけにもいかないのかも知れませんし、スイスにはスイスならではの事情もあるはずで。そこへ自分の国の感情で(うちの国ではやってないから、とか)「かわいそうだ」「あり得ない」と言うのは・・・正にお門違いであります。
結果はまだ出ていませんが・・・しかし「国情」というのもまた時間や状況によって変化していくものであります。「除角」が時代遅れ、ということになればまた事情も変わってくるわけですし・・・さて?

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09/11/2018

はにかむ

低所得者向け「ハチの巣」住宅が物議・・・スペイン(Yahoo!:JIJI=AFP)。日本のカプセルホテルを参考にした・・・とのことですが・・・現在の日本だとこういうタイプよりはもっと広い「ビジネスホテル」か、あるいは逆に狭くて法規制グレーの「ネットカフェ」か・・・と、色々あるような。
↑記事にもあるようにスペイン住居事情というのはなかなかに厳しいものであります。そして日本と少し違うのは「成人しても実家に住み続ける率」が結構高いという事情がある・・・と。
日本でもそれなりにそういう人はいるんですが、あちらの場合家賃が高すぎてそうせざるを得ない場合が多い、とのことであります。

しかしいつまでも実家に住んでるわけにもいかず。自身が結婚してしまったりするとまた話が違ってきますし・・・兄弟姉妹が多い場合はさらに複雑なことになりそうですし。
そこで低所得者向け、と言うより家賃をぎりぎりまで抑えた物件、ということなんではないか↑と思うのですが。いわゆる「風呂トイレ共同のアパート一室のみ」みたいなもので、これは日本でもかつては学生アパートなんかでは主流の方式?でありました。
・・・やはりこれも低所得者向け、だったのですが。貧乏学生向け、ということで。
そういった意味?では家賃高騰への方策の一手、という見方もできなくはないのですが・・・よその国の話ですし、そこへ日本の考えを落とし込むのはいかがなものか、とも思ってしまいます。

さらに↑こういった事情になっている原因の一つに「若年層の失職率の高さ」というのもあるそうで。そういったことへの総体的な対策も必要なのかもですが・・・この辺は日本も似たようなものであります・・・。

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08/24/2018

「プロ」と「シロウト」

世界で「ウーバー」規制の動き・・・タクシー保護、ロンドンも検討(Yahoo!:時事)。ニューヨークでも台数制限などの「規制」があるようで、この動きは世界に広がっていくか・・・という話であります。
「ウーバー」とは配車サービスの一種なんですが、ドライバーはいわゆる「プロ」ではなくその辺の「シロウト」であります。「配車」というより「乗り合い」と言うか、有料ヒッチハイクと言った方が早いかも知れません。
「ドライバー」は事前に会社に登録。町中を運転中に「どこそこで乗せて欲しい人がいる」との連絡を受けて、それが可能なら現場へ。そして「客」を乗せ・・・目的地まで。しかしその場で「料金」を支払うのではなく「客」が会社に支払い、そのうちの何割かを「ドライバー」が受け取る、という仕組みになっています。
フツーに「プロ」に頼むより安いので世界中に広がりつつありますが・・・問題も相当数出てきています。

まず「これは営業運転ではないか?」ということ。・・・報酬を受け取っているので「営業運転じゃないか」と言うのは日本などではそういう見解となっているようで、少し前に「実証実験」的なものが行われたきりで導入?の動きはないようであります。
もちろんこれは国や地域によって解釈が異なります。「営業運転」に対して例えば免許に制限を設けたりクルマにも規制を設けたりする国がある一方、別にそこまで厳しくはないよ、という場所もあったりします。そういう場所ではこういう↑サービスも有効かも知れんのですが・・・。

当たり前ですが「プロ」である「タクシー業界」は猛反発しています(明治期の文明開化『汽車vs人力車』に例えた人もいましたが・・・)。「シロウト」の分、安くなって「客」が奪われてしまう・・・。
同時に「シロウト」の短所も出てきています。事故ったりした場合はどうなるんだ、とか。「プロ」なら保証も色々あるんですが「シロウト」はそこまでできない。さらに「プロ意識」のない「シロウト」の場合は・・・トラブルに発展するケースも出てきています。

そして。これも結構大きいと思うのですが・・・「スマホ」と「クレジットカード」が必須、という点であります。スマホアプリを介して配車したり連絡したり。クレジットカード決済が主、というところも。その方が早くて便利、という一方そういったモノを持ってない人たちは、じゃあ、一切利用するなということか・・・と。
少し展開が早いのかな、という気もします。スマホを介さずに別ツールで参加可能にする、とか、一定以上の「制限」を自主的に導入する・・・とか。ヒトは誰でも安い方に飛びつくもんですが、安いには安いなりの理由があって、そこら辺もきちんと理解してね・・・という啓蒙活動?も必要かと。
ただ・・・いずれにしても「この地域で流行ったからこっちでも流行るだろう」的な発想ではどうしようもなくなることもある、ということでもあるかな・・・と。そんな風にも思うのですが。

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08/12/2018

世代によって

たしかに違うものではありますが。
売り上げは一年で5%減・・・カミソリ業界は「ひげの時代」を生き抜くことができるか(MSN)。記事はアメリカのものですが、日本でも事情は似てきているかと。
かつては「ひげはきちんと全部剃るもの」だったのですが、昨今では若い人を中心に「ひげをたくわえる」世代も増加。・・・いや、なんとなーく「老人になったらひげを」的な流れはありましたか。しかしそれは寿老人辺りのへの憧れであって、実社会で・・・となるとやはり「剃るべし」というのが大勢を占めていたものでありました。

それでもあくまで「ファッション」からの「礼装」ではあります。・・・何度かこの「あれこれ」でも触れた気がしますが・・・江戸期でもひげの文化はなかった、という話があります。ひげの文化があったのは戦国期くらいまでで・・・戦が減ってきた江戸期になると相手を威嚇する必要がなくなり、ひげもなくなっていった・・・と。
・・・代わり?というわけでないのかも知れませんが、江戸期は刺青の文化だった、と。町人を中心に広がっていった・・・という説があるそうで。
それが現代では「ひげ」と「刺青」も文化としては縮小(それぞれに背景がありますが)。しかし「ひげ」の方は盛り返しを見せてきている・・・それも世界的に、と。

今後「ひげ」はその勢力を伸ばしていくと思われます。恐らくあと数十年もすれば「なんで剃るの?」的な流れになっているかも。ただ・・・「無精ひげ」と「整えたひげ」というのはかなり違うものであります。
その辺はやはりきちんとしておきたいところではあります。個人的には生やしてようがどうしてようが別にいいんですが、場の空気によってはきちんとしておけ、とは思うのですが。

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07/30/2018

懸賞金がかかる犬

よほど切羽詰まっているのかそれとも何か別の理由でも・・・?
犯罪組織が麻薬探知犬の「首」に700万円の懸賞金(CNN)。ちらっと記事見た時は「何かのネタかなあ」とか思ってしまったんですが・・・実はホンモノ?の犯罪組織がホントウに犬に懸賞金をかけたようであります。
・・・ということはこの組織は麻薬に関係している・・・ということになるのでしょうけど。
しかしこういう「組織」ということは資金源の一つとして麻薬を扱っているのは普通でしょうし・・・さらにコロンビアとなれば当然、ということかと思われます。

麻薬は言うまでもなくヒトをダメにする薬であります。・・・それがなんでそういった組織の資金源か、と言うと・・・常習性があるから、であります。何とかして一度でも体験させてそこから常習の沼に引きずり込む。そうすればどんな大金でも積むようになってしまう・・・。
そのため各国で厳しく規制されています(なお、「麻薬」と「覚せい剤」は実際には違うモノですが、用途や効能は似ているものが多かったりします)。・・・その方法の一つが麻薬探知犬で、これは日本でも空港など「外」に開いている国の玄関口にいます。

ヒトよりも犬の方が感覚に優れているため、なのですが。
・・・日本でも↑こういうことやりたい組織があるのかも・・・と思いますが・・・懸賞金までかけるかなあ、と。日本てのは実は結構↑こういう組織にとっては厳しい国だったりするので、そういうことしたら色々制限されそうなとこではあります。

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07/25/2018

二つほど 7/25

イギリス・アメリカで二つほど。

一つ目・イギリス。かばんの中身取り出し不要? 空港で新型スキャン装置試験導入(CNN)。実は結構あちこちで試験やら実験やらやっている「空港の新型スキャン装置」であります。・・・そろそろ決定打?的なもんが出ないかなあ、とか思ってたんですが。
2001年9月11日のアメリカ同時多発テロをきっかけに空港での警備が強化されるようになりました。その流れは20年近く経った今でも継承されていて(多少の緩和はありますが)しかしかなりの時間と労力と根気が必要な作業となっています。
もちろん安全に越したことはないのですが。それでもこういった時間はなるべく短縮したい。でも正確さも必要。
そこであちこちが取り組んでいる「新型スキャナ装置」現行のものよりも正確で短時間に検査できる。
・・・本当はそんなものなんか必要のない空の旅を楽しみたいものですが。でもそうも言っていられないのも現状なわけであります。

二つ目・アメリカ。新興企業「竹製歯ブラシ」推進(CNN)。・・・そうは言っても純粋に「竹」だけじゃないしなあ・・・。
↑記事中にもありますが「歯科医が勧めるナイロン製のブラシと金属のステープルを除けば、99%は生分解される」(「」内↑記事より引用)ということは「ブラシ」の部分は今までと同じ、ということに。・・・これはアメリカの記事なんですが、仮に日本でコレが発売された、として。・・・各自治体によっても処分方法は異なりますが・・・ブラシと柄を分解して捨てよう、とはしない人の方が多そうな・・・。
実は江戸期、日本の「歯ブラシ」と言えば竹でした。端をささら状にした竹片でもって歯をこする(ちなみにその際に使うのが「歯磨き粉」で、文字通り「粉」で、現代でも粉でもないのにこの呼び方が残っていたりします)。もちろん使い捨て状態だったのですが、全体が竹ならそれこそ100%生分解されます。・・・でもコレを現代に復活させるのはさすがに意味がないような・・・。
やっぱり「生分解されるプラステチック開発」に戻った方がいいんじゃ・・・とか最近思うのですが。コストの面とか色々あるんですが、一度快適さに慣れてしまうとニンゲン、なかなか後戻りはできないものですし・・・。

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07/15/2018

やはり再び迷宮入り

第2次大戦の退役軍人が8歳児の身元を盗んでいた・・・動機はいまだに「謎」(CNN) 2002年に76歳だった老人が自殺。名前は「ジョセフ・ニュートン・チャンドラー3世」となっていたのですが・・・この名前の正当な持ち主は1945年に8歳で死亡が確認されています。
・・・この老人は1964年に妻と三人の子供のもとから行方をくらまし、ニセの身分と社会保障番号を手に入れ、そして2002年に自殺してしまった、ということになります。

本当の名前は「ロバート・アイバン・ニコルズ」ということまでは分かっています。
これは恐らくは2002年当時ではまだ十分ではなかったDNA検査や家系調査などが、連邦捜査官が事件を引き継いだ2014年には大分成果を上げるようになったから・・・となっています。実際、こういう技術は年々進歩していくもので・・・日本でも冤罪が証明されるようなきっかけにもなった例があります。
しかしこのケースでは「息子が存命で正確な身の上が分かった」というところまでは辿り着いているのですが・・・なぜ「8歳で死亡した男児の身元が必要だったのか」なぜ「家族の元を離れたのか」などは全然分かっていないわけです。

「追われている」的な発言もあった、とされています。アメリカでも「身元を盗む」というのは相応の罰となるでしょうし・・・しかしそこまでする必要があった、ということになるわけで・・・?
↑記事だけでは不透明な部分が多く、推測や推論でしか語れない話であります。・・・ありがち?な方向へ進みそうな気もするのですが・・・何か、ちょっと、どこか違う?ような気もしないではないのですが・・・?

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06/28/2018

たまらん修復

さすがに政府が動き始めましたか。
聖人の彫刻が「恐ろしい姿」に(Yahoo!:HUFFPOST)・・・重厚で味のある彫刻が「修復」によって軽薄な人形のように・・・しかも目の焦点が合ってないのか、どこか不気味?ですらあります。
教会側はあくまでも「清掃」を依頼したのに勝手に「修復」されてしまった、とのことで・・・ということはそういった美術品専門の清掃業者ではないところに依頼したんだろうなあ、と。・・・いやしかしそれでもここまでやってしまうもんなのか・・・勝手に。
スペインと言えば少し前にも似たような騒ぎがありましたが、あれはまだ「依頼」されてた、という態になっているのでまだマシ?なのかも知れませんが・・・。

ついに政府も処罰を検討か、ということになってます。
・・・日本でも実は東照宮の修復後に「アレはちょっと」的な話が出ていたりします。建設当時の姿を再現した、というのが今回の東照宮の修復だったのですが、その「新鮮さ」故かどうにも違和感が・・・ということであります(それ以前の問題だ、という人も)。
当時の姿なんてのは誰にも分からないので、あくまで推測の域でしか語れません。例えばギリシャ彫刻。アレは今では真っ白な彫像ばかりですが・・・実は彩色されていて(しかも肌は肌色に)今とは全然違う印象だった・・・ということであります。
じゃあ、今回のも年月が経てばまた「味」も戻ってくるさ、という見方もできなくもないのですが・・・。

今まで見慣れてきた、しかも崇拝されるべき聖人の像であります。それがこうなっちゃあ・・・。
やっぱりきちんとした専門業者に頼んだら良かったんでは・・・と。多分これを「修復」するとなるとかなりの時間と手間とお金がかかるでしょうし、その辺からもまた問題が出てきそうであります。

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06/13/2018

桂じゃない方

・・・まあ、こんなもんなんですかねえ・・・米朝首脳会談。
完全な非核化への具体策なし・・・世紀の会談は失敗したのか?(Yahoo!:THE PAGE) 「失敗」か、と言えば「失敗」ですが「成功」かと言えば「成功」になりそうな、そんな微妙なとこであります。
少なくとも米朝のリーダーの距離は縮まったな、と。なんか・・・そんなもんですか。
両国の関係正常化を目指す、とか、朝鮮半島の非核化を目指す、とか「こうしていきましょうか・・・」的な文言は並んでいますが「こうしましょう」という文言は出なかったようで・・・。

まあ、それでも今後へ繋がるじゃないか、それを期待しよう・・・という向きもないではありませんが。
しか問題日本の拉致問題(実際には日本だけの問題ではありませんが)も・・・どうなんだろう、取り上げる気があるのかないのか。米朝両リーダーの「思惑」が交錯していく中で、果たして日本はどう渡り合っていくのか・・・その辺も不透明であります。
・・・実際、もう今後に期待するしかないというのが現状なわけですが。それにしてもなあ・・・なんか、もうちょっと「それっぽい結論」出しても良かったんじゃないか、と。例えば朝鮮戦争終結、とか・・・。

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05/23/2018

日本じゃあ

まだまだ無理かも。
Amazonの「レジなし店」サンフランシスコとシカゴにも開設へ(CNN)。・・・要「アプリダウンロード済」というやつなわけですが・・・ということはつまりはスマホ必須、というわけで。
客は確実にスマホを持ってないといけない。現行での普及率はアメリカも日本も5割は超えているかと思われますが・・・10割ではないわけで。と言うことは「万人向け」ではない、ということになりそうな・・・?

新しい試みではあります。
この「レジなし」というのは日本でも某コンビニが試験的に始めていたりします。やはりあらかじめアプリをダウンロードしておいて・・・というものなんですが、これがどこまで浸透するか、と言えば・・・どうなんだろう、というところではあります。
結構不透明?な。
そもそもそこまでスマホアプリに頼って?もいいんだろうか、というソボクな疑問もあったりします。・・・インストールするだけだから・・・とは言ってもスマホ持ってなければそもそもが無理なわけで。場合によっては「アプリをインストール」そのものを理解できない層、というのもありそうであります。

この辺、日米でも「差」が出そうな気がしてます。・・・日本だと持ってない層にも、と言うよりできるだけ幅広い層に対応するでしょうし。いや、アメリカの方が不親切だろ、と言うのではなく・・・そういうのもあえてやってしまうあっちとあえてやらないこっち、みたいな・・・。
しかしやがてはそういう店舗も日本に登場するかと思われます。・・・個人的なとこなんですが・・・スマホが、と言うよりもちっと進んだデバイスが出る頃になるかなあ、と。今よりもっと普及率が上がった頃に・・・とか。

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05/08/2018

ドバイでなら・・・

ドバイでなら実現できるかも・・・?
時速1000キロで荷物を輸送、技術の革新「ハイパーループ」(CNN)
ハイパーループ(Wikipedia)
元々はあの実業家イーロン・マスク氏が提唱していた移送システムであります。もっとも・・・その根底には昔からの「アイデア」があったことは言うまでもなく。ただ当時は技術的にも論理的?にも不可能だったのが現代になって可能になってきた、という見方もできます。

カンタンに言えば「減圧した密閉チューブ内を高速で走らせる」というものであります。・・・しかしこの「減圧」「密閉」というだけでもかなりの技術が必要なわけで。そこへ今度は移動方式は磁力による浮上式。・・・チューブ内では「何か」に触れるとその分非効率になるので「非接触」が優先されるわけですが・・・。
こんなの、構想はあった1970年代にはまだまだ手に届かない技術でありました。それが・・・2000年代ともなると可能になってくるわけです。

ただ・・・可能だからってなんでも実現可能か、と言えばそれはどうなんだろう、と。
実際マスク氏もアメリカで実用化を目指しているようですが・・・どこまで行けるか、となると・・・さて・・・?
そこでドバイなら・・・資金もありそうだしこういう「ムチャ」やってくれそうな雰囲気ありそうなんですが。・・・でもそうは言っても実現したらしたでまた色々しがらみとか出てきそうではありますが・・・どうなるんでしょうか・・・?

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04/29/2018

SAKE

これを「サケ」と読むか「セイク」と読むか・・・。
SAKE蔵元、欧州で続々(Yahoo!:JIJI)。何をもってSAKEつまり日本酒とするか・・・は色々定義が出てきそうではあります。が、日本酒独特の製法・・・酵母に発酵させるだけではなくこうじ菌による糖化も同時に行う・・・をきちんと踏襲していればたしかに「SAKE」となるわけで・・・そういうとこから「欧州産SAKE」というのも今後は出てくるかも知れません。
・・・多分その前に「本当の日本酒とは・・・」的な話から認定機関のようなものが立ち上げられて、なんか、話がややこしくなっていく・・・かも知れませんが。

昨日に続き酒の話ですが・・・酒に弱い人が一定数存在するのに醸造酒にしては度数の高い(理由は↑の製法)アルコール飲料を生産してきた、というのもやはり何かの意味があったのかも・・・?
その辺はともかく。日本酒は第二次大戦以降、どうにもその地位が危うくなってきていたものでした。原料不足などによる劣悪な「日本酒」の増産・・・それによる「日本酒離れ」そりゃあ、みんなウマイもん呑みたいわけです。
そんな中でももちろんいいモノは現代にまで残ってきています。そして・・・それは海外のみならず国内でも進む「日本酒見直し」への足がかりとなっていきました。

最近は法律の改正などもあって、終戦直後みたいなとんでもないシロモノは影を潜め・・・非常にウマイのがたくさん出てくるようになってきています。・・・それをきっかけにたしかに国内でも日本酒の地位が前によりも良くなってきているような。
・・・海外で認められ始めて国内で見直し、というのは・・・ある意味日本らしい、とも言えますが・・・なんか皮肉な話ではあります・・・。

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04/26/2018

なんか引っかかる

自撮りのサルに著作権なし、米控訴裁が判断(CNN)。これは写真家が放置していたカメラでサルが「自撮り」して、それをその写真家が自費出版した写真集に掲載。すると動物保護団体がサルに著作権があるのだから侵害するな・・・と写真家を提訴した、という話であります。
2016年に一審判決「サルに著作権はない」というのが出ましたが・・・動物保護団体が控訴していました。それに対する判断は一審を支持するものでありました。

・・・そりゃあそうだろ、と思うかも知れませんが。
意外と「動物裁判」というのは欧米では歴史?があって例えば「畑を荒らしたモグラに追放刑」とか「食べ物盗んだネズミを有罪に」とかそういうのは中世の頃からあった、という話も残ってます。
まあ、そういう流れ?で保護団体が提訴した、というのとはちょっと違うかも知れませんが。
ただ・・・日本だとフツーに不起訴でそれで終わり、ということになりそうではあります。

しかし個人的に引っかかったのは両者の間で「昨年、和解が成立し、スレーター氏はナルトの自撮り写真で得た収入の25%を、インドネシアのクロザルの生息地保護のために寄付することに同意している」(「」内↑記事より引用)というくだりで・・・いや、それなら別に控訴とかもういいじゃんか、と。
そもそも裁判沙汰にまでする必要あったんかな・・・とかそんなとこまで考えてしまったんですが・・・?

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04/20/2018

automatic teller machine

日本だとちょっと起きそうもないですが・・・分からんかも?
インド・ATMでまた現金払底(CNN)。つまりはATMで現金下ろそうとしても「お札がありません」となる・・・ということであります。
つまりはお札・・・紙幣が足りてないんじゃないか・・・と。
これは前にこの「あれこれ」でも触れた、ような記憶もあるんですが・・・インドでは2016年に突然「高額紙幣の流通、やめるから」と発表。さらに「低額紙幣に換えるなら急いでね」ということで一種の「取り付け騒ぎ(銀行に大量の客が押し寄せて現金を引き出していく騒ぎ)」が起きたこともあります。
なぜそんなことをしたか、と言えば・・・これはこれで日本も無関係ではなく。すでにEUでも高額紙幣の廃止に向かっていたりします。原因は・・・犯罪であります。

マネーロンダリングという行為があります。
これは何らかの事情で「汚れた金」を「綺麗な金」に変える、ということで・・・「汚し方」はもちろん犯罪関係。不当な方法や闇ルートなどで得た現金を「綺麗な」、つまり犯罪とは無関係な現金に変えてしまいます。そうなるとその資金の出どころや流れた先まで分かりにくくなり・・・犯罪組織としては活動資金等への活用が容易になる、と。
その方法の一つとして「他の国の紙幣に換えてからさらに別の国の紙幣に換える」というものがあり・・・そうなると当然高額紙幣の方がやりやすい、ということになるわけです。

実は各国でこのマネーロンダリング対策が活発化しています。その流れでインドでも・・・となったんですが。
・・・それが裏目に出た?のか今度は紙幣不足に。・・・しかし↑記事によれば「アルン・ジャイトリー財務相は国内の貨幣供給量を見直したところ、十分過ぎるほどの量が出回っていることがわかったと指摘」(「」内↑記事より引用)とのことで・・・ATMの機器に何らかの不具合があるのかそれとも特定地域でだけ、ということなのかそれとも・・・?

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04/17/2018

いる・いらない

ホンダの「ロボット芝刈り機」は日本でも普及するのか(Yahoo!:ITmediaNEWS)。ヨーロッパやアメリカでは「芝刈り機」そのものが家庭にも普及しています。その流れでもって売り込めば・・・ということになりそうですが。
しかし・・・日本の場合。
ロボット掃除機にしても「いる・いらない」がかなり明確に出てきそうなところではあります。台所と一間、という・・・いわゆる「1K」とかワンルームとか。そういう部屋でロボット掃除機が「いる」かと言えば・・・まず「いらない」ということになりそうであります。

・・・もちろん事情や状況はそれぞれですんで・・・ワンルームでもロボット掃除機がどうしても必要、というケースもあるかと思われます。
では今度は「ロボット芝刈り機」を・・・となると。ただ「庭がある」だけではなく、一定以上の広さが求められます。そこでまずは事業者から・・・というのはあり得る選択であります。

しかし。ロボット掃除機だって当初は今ほどに普及が見込めるとは思われてなかったはずで。それが最近では家電の一種として認識されつつあります。ではロボット芝刈り機は・・・ということは庭付きの家が売れるようにならないと・・・?
いや、ちょっと違う方向からの攻めで普及するかも・・・? という見方もできなくもないのですが、これが冷蔵庫のように食品に直結もせず、テレビやPCやスマホのようにエンターテイメントに直結する・・・というのとも違うわけですし。
さて・・・どうなりますやら・・・?

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03/22/2018

質の良さって

前に「幸福度ランキング」の話を書きましたが。
世界で最も「生活の質が高い都市」はウィーンが9年連続首位(Yahoo!:ロイター)とのことであります。・・・そしてやはり?日本勢は東京と神戸が50位とのことで・・・コレを高いと見るか低いと見るか、あるいは妥当と見るか・・・結構分かれるところかも知れません。

「世界231都市を対象に、政治的な安定や医療保険制度、教育、犯罪、娯楽、交通などの項目を評価。企業が海外駐在員などに支払う報酬や各種手当を決める際の参考に使われている。」()内↑記事より引用
米コンサルティング会社が調査した結果であります。もちろんこれで即「ウィーンに住めばいいんだ!」的な発想になるわけではありませんが(そこまで短絡的ではないですか)一つの目安となるのは↑幸福度と似たようなものかと思われます。
「幸福度」では北欧勢が優位でしたが「質の良さ」では欧州勢が優勢のようで。
ウィーン・チューリヒ・オークランド(ニュージーランド)&ミュンヘン・バンクーバーと続いてます。アジアではシンガポールが25位で最上位。・・・安定してるような印象も受けます。

しかし・・・どうなんでしょうねえ・・・こういう「ランキング」というのは100%全員が納得できるわけはないわけで。日本の「住みやすい都市ランキング」的なものだってランク外の住人にしてみれば「え?」と思うこともあるもんですし。
まあ・・・やはり「目安」の一つかな、と。どんなところも住めば都なわけですし。

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03/19/2018

そう単純ではない?

「パン屋は一週間に一日は休まなくてはいけない」と法律で定められているそうですが・・・。
フランス・一週間無休のパン屋に「働きすぎ」で罰金(CNN)。この件が制定された1994年以降で初めてのケースだったのかどうかはちょっと分かりませんが。それでも「それくらいいいじゃないか」ということで同情的な意見が集まっている・・・のかも知れませんが。
・・・でも法律でわざわざ定めるほどにフランスのパン屋というのは忙しいものなのか・・・それもちょっと分かりませんが、制定されてる、ということはそういうことなのかも知れません。

日本とは事情が違う国であります。
「フランスのパン製造に関する細事にも及ぶ関連法律は一般的にフランス革命時代にさかのぼるともされる」(「」内↑記事より引用)
とのことであります。・・・日本で・・・例えば酒屋とか八百屋・魚屋でこういう法律を制定することがあるか、と言えばそれはどうなんだろう、というところであります。
それでもやっぱり「なにか」あったんかなー・・・という気がしないでもないのですが。例えば「安息日」関係、宗教関係での制定、という可能性もないわけではないですが、それだったらパン屋だけ、ということではないでしょうし。

しかも今回は罰金まで。・・・そう単純なものではない、何か大きな「事情」でもあったのかな・・・とかそんな風にも思うのですが。

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03/16/2018

しあわせって

何でしょうね。
今年の国連の「世界幸福度調査」日本は54位(Yahoo!:朝日新聞)。1位はフィンランドで・・・近年は北欧勢が上位に多くきている、とのことであります。
このランキング、実は各項目を単純に数値化した、とかそういうものではなく。毎年その国の国民への「あなたはどれくらい幸福ですか?」的なアンケート(もちろん各項目に関連する質問内容)を行い、そのうちの3年間の結果の平均値から割り出す・・・という方式になっています。
・・・「幸福度」というかなりあやふやな、主観的なシロモノをランキング化しよう、というものですからどこかに一種「ひずみ」みたいなものが生まれてしまうのは、まあ、仕方ないことなのかも知れませんが。それでも取り組みの一つとしては大変に興味深いものであります。

156の国と地域が対象となってます。・・・日本はほぼ50位前後。これを低いと見るか(高いとはさすがに見れないか・・・)あるいは妥当と見るか。その辺も個人次第なような気もしますが。
しかも「ランキング上」は幸福でも個人やその周囲がそう感じてなければ「幸福」だ、とは思わんわけで。北欧勢が近年は上位に来る、と述べましたが・・・それも寒いところはちょっと・・・なんてな人にとっては「幸福」とは思えんわけであります。
・・・それでも興味深いところは「じゃあ、これからこうしよう、こうしたらいいんじゃないか」的な話が出てきやすいランキングなところであります。単に「収入が低い」「社会保障が弱い」というだけではなく他の要因とも絡めて認識できる。
しかも「幸福度」という魅惑的?なキーワードまでついてくる・・・。
できるだけ上位にしたいようなランキングではあります。まあ、無理やりな「幸福」というのはまたちょっと意味が違ってくるのでしょうけど。

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02/07/2018

その辺はそれぞれ

そこまでこだわらなくてもいいような、しかし栄誉は栄誉なんですが。
ミシュラン「三ツ星返上」のなぜ(Yahoo!:TBS)。星による評価が始まった1926年以降、「初の辞退」とのことですが・・・名誉なことなのでしょうけど・・・もういらない、と言うのもアリかと。
むしろ100年近くも誰も「もういらない」と言ってなかった、ということの方が驚きなような。・・・向上心がどう、とかそういう問題もあるのでしょうけど、いいかげんイヤになってきたりはしなかったんだろうか、と。

ミシュランガイドと言えば日本でも「グルメガイド」として知られています。タイヤメーカーのフランス・ミシュラン社より発行されており・・・そもそもは1900年のパリ万博にまで時代を辿ることができるとか。
「美味しいレストランを紹介して旅行してもらおう=タイヤを買ってもらおう」的な発想?とも言われていますが、最近では「ミシュランガイド」「星評価」の方が有名になってきている観もあります。・・・まあ、そのため有名になり過ぎた、的なところもあるかと思われますが。

・・・それでも「もったいない」「あり得ない」と言われるのはなあ・・・と。その辺は個人それぞれかと。これ以上は本業に差し障りが出るからもういいや、と言うのならそれはそれでアリかと。よそからとやかく言うことではないと思うのですが。
辞退によってさらにウマイ料理作れるようになるかも知れんのですし。「名」にばかりこだわってもなあ・・・と、そんな風にも思うのですが。もちろん、「名」にとことんこだわる、というのもアリなんですが、その辺はそれぞれ、であります。

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12/28/2017

短くなる?

アメリカ人の平均寿命、2年連続の短縮・・・薬物中毒が影響?(CNN) これはアメリカ人の寿命が短くなってきている・・・というものではなく(記事中にもありますが、2年程度では断定できません)薬物中毒による死者は増加していても、その「上昇分」を心疾患などによる死亡率低下が「吸収」していた、と。
しかしその「吸収分」である心疾患などによる死亡率が近年横ばい状態になり・・・死亡率がその分上がってしまった・・・ということではないだろうか、と。

当然ですが平均寿命が今後天井知らずに伸びていく・・・とは到底思えません。いくら何でも生物である以上ヒトにも寿命があります。必ず死んでしまいます。
しかし平均寿命とは各国の「豊かさ」「福祉の拡充度」などある意味国力を示すものの一つであります。長い方が、こう言っちゃなんですが「良い国」と思われるようになります。まあ、何より「長寿」というのは人間の永遠のテーマの一つではありますし。

それが(短期間とは言え)短くなってきている・・・というのはやはり色々考えしまうものではあります。
例えば日本の場合、ここ数年はきちんと?長くなってきています。が・・・1995年と2011年にそれぞれ、平均寿命が短くなったことがあります(その後上昇傾向に戻りましたが)。
・・・これは1995年は阪神・淡路大震災そして2011年は東日本大震災が影響していると思われます。直接亡くなられた方々、だけではなく色々な方面にも影響を与えていたのです・・・。

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12/09/2017

一つの方法として

こういうのもあります。
絶滅危惧種の追跡調査に飼い犬を抜てき(Yahoo!:JIJI・AFP)。まあ、別に飼い犬でなくてもいいんじゃないか・・・という声尾も出てきそうですが。しかし専門的にこういう犬を育成、となると色々大変ですし何より費用が相当にかかります。しかも結果が出るまで(育成ノウハウも全然ないので)時間がかかりそうであります。
しかし飼い犬から募集、となれば。・・・もちろん「面接」的なことやって、ということだと思われますが。ある程度は「融通」が効きそうではあります。
同時に飼い主にも「科学的なことの協力している」感覚と言うか。ちょっと特別な感触があるかと思われます。それを機に絶滅危惧種への理解を深めてもらえれば・・・的な狙いもあるのかも知れません。

しかしイヌ、というのは実際に猟犬なんかにも使われるわけですし。専門的な「動物探知犬」的なものを本格的に育成してみる・・・というのはアリかも、とか。
従来のように地道にコツコツ証拠を集めて・・・という研究方法の一助になるかと。実際、↑こういう研究と言うのは非常に手間と時間がかかります。さらに・・・やってることがやってることなので(動物の痕跡をひたすら探す)周囲からすれば「何の役に立つんだ?」的な目で見られることも多いかと。
・・・非常に有用な研究であっても「役に立つ・立たない」で判断されちゃあ・・・ちと哀しいものであります。
そういう方面にも一助になれば、と。理解を広めるというのも重要なことであります。

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12/04/2017

国や地域が違えば

こういうやり方ができる国もあるわけで。
イギリス・ホームレス用の自販機設置へ・・・生活用品無料で用意(Yahoo!:CNN)。「無料」なんで自動「販売」機ではない・・・という見方もできないでもないですが、主催の慈善団体からあらかじめ専用カードを受け取ってからの利用、ということで・・・自動「配布」機とかそんなもんでしょうか。
・・・日本じゃあこういうのは無理でしょうねえ・・・。
日本とあっちではまた捉え方が違っていたりします。そのため「無料配布」となると日本ではちょっと違和感が出てくる、かと。

宗教的な意味合いがある場合もあります。キリスト教の「施し」やイスラム教の「喜捨」など。・・・例えば中東では大きなバザール用の土地や建物があったりしますが、ああいうのは豪商の「喜捨」によって無料で建てられた・・・なんてこともあったりするそうです。
これはちょっと日本では考えられないかも知れませんが・・・教会によっては毎週ホームレスなど貧しい人たちに「施し」をするのが通例になっているところもあります。
これは色々な解釈があって(神のもとには皆平等なのだから分け合おう、喜捨によって功徳を積もう・・・などなど)その辺は部外者があまりどうこう言えるもんでもありません。が・・・やっぱり気になるところは気になるものではあります。

こういうのが日本にできたらどうなるんだろう・・・?

日本のホームレスもやはり色々であります。施しを嫌う人いれば、そういうのがあれば楽になる、と思う人も。ただ・・・日本人の考えとして「人生の落後者」的なイメージがあり、そこへあまりタチの良くない人たちが関係してきてる・・・という「暗い部分」があります。海外からホームレス支援的な話が来ても・・・あまり大っぴらにならないのはこの辺に原因があるのかも知れません(雑誌を売ってホームレス救済、とかそんなのも過去にはあったんですが・・・)。
・・・救済策というのであれば日本でも、となるかも知れませんが。しかし日本に設置してもいたずらされて終わり、とかそんな風になりそうな。「はみ出し者」を嫌う風潮、と言いますか「なんであんなののために」とかそういう発想する人たちも相当数存在してるわけです。

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11/22/2017

ゆめ・・・?

ついに未来の夢の車がやってくる・・・? 2018年にアメリカで自動運転タクシーがサービス開始予定(Yahoo!:GIZMODO)。まだちょっとなんかコワイのですが・・・。
それでも交通事情や状況(渋滞がほとんどなく道路も広い地域)を考えた上でのサービス開始、とのことなので・・・今後のテストケースとなるやも知れません。
しかしなんだか「不自然」に見えてしまうのはある意味仕方ないのかも・・・何せ運転手のいない、運転席では自動で勝手に回るハンドルが・・・というのも。

しかしこれで「自動運転元年だ!」的な祝賀ムードに、というのもまだまだ早いわけで。
例えば事故ったらどうすんだ、とか。乗ってた乗客(唯一の人間)が責務を負うのか。あるいは運営会社か・・・多分後者になるとは思いますが。それでもまだ明確な規定は恐らくはあっちにもなかったりします。
↑記事中にもありますがこれで早速日本でも・・・というわけにもいかないでしょうし。
風潮的に世界的な流れ、となる可能性も高い「自動運転タクシー」となりそうですが。今回の件でそれが加速していくかも知れませんが・・・まあ、ある意味「やってみないと分からない」的な話でもあったりしますが。

実現にはまだまだたくさんのハードルがあるかと。何かで一気にそれらを吹っ飛ばせるような「何か」があればまた違ってくるのでしょうけど。
・・・何だって一番の最初の頃、というののは手探り状態なわけで。↑これもまだまだそんな状態なわけですが・・・今後、どうなっていくんでしょうか・・・?

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10/27/2017

どこまで奏功?

米ホノルル新条例・「スマホ見ながら道路横断」に罰金(AFPBBNEWS)。あくまで「通信機器を見ながら道路を横断」の場合罰金、ということなので・・・「スマホ見ながら歩道を普通に歩く」場合は適用されないかと。
しかも「一方で、歩行者は周囲を見わたしてさえいれば、携帯電話で通話をしながら道路を横断してもよいとされている。」(「」↑記事より引用)となっているので・・・スマホいじりながら横断していてもちらちら周囲を見ながらならOK、ということになりそうな・・・。

罰金額は初回の違反で15~35ドル、1年以内に3度目の違反では最高100ドル。回数に応じて(つまりは常習度が高いと)罰金が上がっていくシステムであります。
・・・一種の「見せしめ」と言うか。「こういう風に罰金になるんですよ、気を付けましょうね」的なシステムと言うか。日本の路上喫煙禁止区域での過料に似ているような。実際に徴収はするのでしょうけど、そこまでかっちりはやらない、しかしあまりに度が過ぎると本気で取り締まるからな、という姿勢は見せておく・・・。

・・・「歩きスマホ」は世界的な問題になってきているので、こういうのはアリかと思うのですが・・・なんか、アメリカらしくないような気もします。やるんならもっと厳格にやっていく印象があるんですが。それとも・・・取り締まっても取り締まっても結局減らないのだからソフト路線?にしてみた、とかそういうことなんでしょうか・・・?

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10/25/2017

よく考えてみたら

自国に自前の自動車企業がない国の方が多いわけで。
オーストラリア、自動車の自国内生産終了へ(CNN)。唯一生産していたゼネラルモーターズ傘下のホールデンの工場が最後の一台を生産、これをもって国内生産は全て終了、今後オーストラリア全ての新車は他国産となる・・・と。
ホールデン(Wikipeia)
日本だと当たり前にいくつもの「自国の自動車会社」があるわけですが、オーストラリアの場合このホールデンがほぼ唯一の会社で・・・それもゼネラルモーターズに買収されて今月22日に工場操業を終了してしまったわけです。

まあ、別に自国の企業がなくても輸入できれば問題ない、という見方もできるのですが。専門的な、と言うか・・・モチはモチ屋、と言いますか。技術の粋の塊みたいなもんですから、そういったことのできる外国企業の製品を輸入した方がやりやすいのではないか・・・と、そういう考えもあるにはあります。
『主要な自動車製造メーカーの撤退の背景について、豪州国民が「国内製」の車の価値を尊重しなかったのも一因との見方もある。』『』内↑記事より引用
・・・しかしどうなんだろうなあ、と。
いや、ナショナリズム的に「やはり国内産が一番!」と言い切りすぎるのもどうか、と思いますが・・・なんかここまで割り切られるのもどうかなあ、と。気にならないのかなあ・・・と。
例えば日本だと農産物関係は輸入モノの方がどうしても強くなるんですが、それでも「国内産」となるとちょっと別格扱いになる、と言うか。そういうとこがあると思うのですが・・・?

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10/21/2017

許可証あるからおk

・・・というもんでもなく。
アメリカ・300万人が毎日銃を携帯(Yahoo!:AFP・時事)、900万人が月に一回は銃を携帯してる・・・と。ほとんどは南部に住む若い男性である・・・と。
この数字(毎日300万人が~)を多いと見るか少ないと見るかは結構分かれるところではあります。自分は・・・アメリカってたしか2億人くらい人口だったはずで・・・とすると結構少ないなあ、と。ほとんどは家に置いている・・・クローゼットとかナイトテーブルとか・・・そういうことなんだろうか、と。

ただ、州によって大分扱いが違ってくるので↑そのまま「えー300万人も」「たった300万人か」とやってしまうのはやや早計かも知れません。・・・例えばこないだ乱射事件があったネバダ州は割と銃に対して寛容?というところらしいですし。州によっては銃の所持自体にハードル設けていたりするところもありそうですし。
しかも一口に「銃」と言ってもその種類は様々であります。・・・多分「護身用」ということならいわゆる「拳銃」というものかと。・・・オートはダメでリボルバーならいい、とかそういうこともありそうですけど。
一方でアメリカは狩猟も盛んであります。そういう時に使われる「猟銃」というのもあります。

こないだのネバダの件が問題になったのはその規模もありますが・・・犯人の男性が「自動小銃」それも相当な量を所持していた、というのもあります。拳銃ならせいぜい10発前後で弾切れですし(リボルバーはもっと少なくオートなら10発超)猟銃も基本2発同時(散弾だとまた違ってきますが)自動小銃というのは元来が対人戦闘用なので・・・相当数の弾を撃つことができます。
言い方によっては明らかに「人殺し」が目的なわけです。
そういうのも所持できるんか・・・と。たしか州によっては銃の種類を規制してたところもあったはずで。そうなるとたしかに「護身用」でリボルバー1丁というのもあるのか・・・と思えないこともないですが、やはり銃は銃であります。口径がどう、残弾数がどう、と言っても人を害することができることに変わりはありません。

日本人の感覚からすれば「さっさと規制すればいいのに」ということになるんですが・・・アメリカにはアメリカの事情があります。・・・それでも一頃に比べたらまだ規制は進んでる方じゃないか、とか個人的には思いますが。・・・300万人。昔はもっと多かったんじゃないか・・・と。

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09/19/2017

食い物のナントカ

中東ドバイで「しょうゆ禁止」・・・想定外のその理由(Yahoo!:withnews)。その理由とは「アルコールが入っているから」・・・意外かも知れませんが、醤油にはアルコールが入っています(飲用ではないのでほとんど問題はないそうですが)。そしてドバイはイスラム教が中心なわけで・・・イスラム教では「飲酒」つまり体内にアルコールが入るのを基本的に禁止しています。そのための措置で「禁止」ということなのか、と思うのですが・・・。
実はすでに日本の醤油メーカーは「ノンアルコール」のイスラム圏向け醤油をシンガポールで開発・販売している、とのことで・・・それを使っている限り問題はなさそう、しかしドバイ当局はアルコールを含む日本産醤油を検査したのではないか、と。

「醤油くらい・・・」と思うかも知れませんが、敬虔なイスラム教徒にとってはかなり大事なことになってるわけです。
例えば日本ではあまり昆虫食をしませんが(ある意味タブー?)東南アジアなどではフツーに食ってるところもあります。そういうところへ行って「気持ち悪いから食うな」と言っても無意味で・・・相手方からしたら「アタマ大丈夫?」とかそういう反応に・・・あるいはケンカなどになる可能性もあります。
食い物、というのはそれぞれの文化・風習とさらに個人的好み・そして栄養摂取という生存に必要不可欠な要素が深く絡んでくるので・・・そこに「違い」があって当たり前であります。

しかしそこまで密接に絡み合っているので・・・自分の「都合」を他に押し付けてしまうことも多々。・・・ある意味仕方ない、と言えば仕方ないのですが・・・。
↑醤油の件はどうなんだろうなあ、情報交換がうまくいけばそれほど大きくはならない・・・ような気もするのですが。EUに日本産カツオブシを、よりは・・・いや、やはり色々めんどくさいことになる、かも・・・?

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09/17/2017

食用のもある

ベネズエラ大統領、食糧難に対して「動物タンパク質をウサギ」で(Yahoo!:JIJI)・・・しかし第一陣?を集落に配布したらペットになってた、という・・・そこまでの食糧難じゃないのかも知れない・・・?
しかしウサギは殖え方が尋常ではありませんし(ウサギ=多産の象徴)量は少ないですが、栄養価としても申し分ない。増産して食糧難に対抗・・・というのは悪い手ではないと思うのですが。

日本では「ウサギ=ペット」が今は印象としては強いですが。
それでも過去には食用も毛皮用もありました。そもそも日本で定着している「白い体に赤いお目々」というのは野生のウサギではなく飼育されていた、それも食用のが居ついて?しまったのなんじゃ・・・とか思ってますが。実際、日本で「ウサギ肉」というのはなかなかお目にかかれません。
フランスなんかでは「食用飼育されたウサギ」と「野生のウサギ」と分けて流通してるんだとか。他にもこういった国はまだまだあるわけであります。

・・・でもいくら「食用」と言っても愛玩用に慣れてしまったらなかなか食べられるもんではないのかも・・・?
一つの方策としてはウサギを「そのまま」配布するのではなく「肉」として配布、という手があります。肉になってしまえばウサギだか他の動物だか分からんわけで。・・・いや、よく考えてみたら↑なんで生きたウサギ集落に配ったんだろう・・・? 国家的に養殖する、と言うのならそれなりの部署や企業で計画的にやっていけばいいわけで。集落の個人に「これを育てなさい」と配った、ということなのかな・・・?

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09/12/2017

二つほど 9/12

海外で二つほど。

一つ目。信号無視を遮断!中国武漢の横断歩道に新装置(Yahoo!:CNS・AFP)。「赤信号になると目の前にバーが降りてくる」というシンプル?な装置であります。これで実際に信号無視をする歩行者が減った、とのことで。
・・・中国のことだからなあ、と笑ってもいられない話でもあります。
これは地方や場所柄にもよる、と思うのですが日本でも最近は歩行者の信号無視がかなりヒドい場合が多々あります。特に「赤になっても自動車があまり来ない」信号だと・・・自分の住んでる辺りはほぼ100%無視して渡っていきます。特に若い世代か・・・ということもなく。ある程度のお年寄りでも平然と。以前には信号もなかったため、今でも渡れる時に渡る、という感覚なのかも知れませんが・・・それにしても。
最大級?は都内の首都高の下、正月三が日中だったのでクルマも少ない頃でしたが・・・その三車線くらいありそうな中赤信号を走って渡るトレーニングウェアのおっさん、とか。さすがにクラクション鳴らされてましたがそれでも悠然と走り抜ける。・・・ああ、日本はもうダメか、と。
高見のっぽさんも述べておられましたが、こういうのを大人が続けると子供が必ず真似します。親が平然とやってるんですから子もやるようになる。そしてそれが当たり前になっていく・・・そのうち日本でも↑「赤信号バー」が当たり前になっていくかも知れません。

二つ目。「ハリケーンへの発砲は駄目」米保安官が警告(Yahoo!:JIJI・AFP)。バカなことやるやつもいるもんだ、とは思いますが・・・それだけアメリカでのハリケーン被害が甚大だ、ということかと。
日本近海の台風もそうなんですが、メキシコ湾でもハリケーンが多数発生しています。しかも規模が尋常ではなく・・・台風もハリケーンも。「当たり年だ」と流せるほどではなかったりします。
かと言って人間にはどうしようもない(原因をどうにかできないわけではさそうなんですが・・・今すぐ、というわけにもいかず)話で、被害が少なくなるようになんとかするしか方法がないのも事実であります。
・・・しかしかと言って発砲しても・・・たしかに以前、タマゴ状態の暴風雨に「攻撃(核を含む)」して消そう、という理論だか何だかがあった、という話はどっかで聞いたことありますが。それでも拳銃程度でどうにかなるものではなく。
むしろ流れ弾を心配したくなるような。・・・こういうデマじみた流言はたしかにSNSで拡散されていって、一種の「流行り」となることもよくあるので、何か事件に繋がるのではないか、と危惧されるものであります。
・・・すぐに流行りも廃れるだろ、という声もあるにはありますが。それでも何か起きてからでは遅いわけで・・・。

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08/30/2017

その辺は洋の東西問わない

若者は「インターホン恐怖症」その理由とは(Yahoo!:THE WALL STREET JOURNAL)。・・・これはアメリカの話ですが、日本ともそれほど違っていないような。
スマホなどでのSNSやSMSが中心となり・・・「分かってる」相手とのコミュニケートはできるけれど「分かってない」突然の訪問者との接触を怖がる、という・・・。

日本の場合は「電話応対ができない若者たち」というのはよく言われています。
「電話で応対」というのはビジネスマナーの一種、ということにもなってますが。これは幼少期より「でんわ」というものにある程度でも触れていれば体得はそれほど難しくはないんですが・・・日本では固定電話そのものが減少。家の中で「でんわ」と言うと携帯かスマホということになり・・・さらに親世代ですら固定電話を知らなくなってきてる、となると最近の若者は「知らない相手と電話で話す」ということがヘタすると未知の技術、ということになってしまいます。
・・・↑てことは日本でも「インターホン恐怖症」的なものもある、ということになりそうであります。いや、まあ・・・最近の突然の来客、と言うと宅配便以外は怪しい訪問販売とかそんなんばっかですけども。

こういうのはそういう方向に流れていってしまってるならそれはそれでもう・・・仕方ない、と言うか。「これだから最近の若いもんは」的な感覚持っててもそういう流れには逆らえません。
・・・そもそも電話やインターホンが普及する前、なんてのは直接訪問して会話して意思を確認する、というのが当たり前だったわけで。それが便利な道具が出てきた、ということで「最近の若いもんは会いにもいかない」と当時は思われていた・・・とかそんなもんだったかも知れんのですし。

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08/23/2017

全部隠れた

アメリカで99年ぶり大陸横断皆既日食(Yahoo!:FNN)。直視したトランプ大統領が周囲にあわてて注意される、という一幕も。
アメリカ西海岸から東海岸へ。日食そのものはほんの数分程度なのですが、相当に盛り上がったようであります。ある意味最もインパクトのある天体ショーでありますし。

日食は
通常なら太陽→地球へと届く光が、太陽→月→地球というように月が間に割り込んでくることで起きる現象であります。・・・しかし月は地球よりも小さい天体で、それが地球よりはるかに大きな太陽を覆い隠す、ということで・・・その位置によって一部しか隠れない「部分日食」タイミングがばっちり合って全部隠れる「皆既日食」と種類があります。
月の位置・・・見え方によって変わるので、今回アメリカでも皆既日食だった狭いゾーンとその周囲に広い「部分日食だった」ゾーンが存在します。

日本でも見ることができますが・・・次は2035年9月2日、とのことで。一応?2019年7月3日にもあるんですがこちらは南半球で・・・とのことなので、どうしても、と言う方は現地へ行ってみるしかないわけで。いや、今回も世界中から見物客が集まってますし・・・。

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08/03/2017

ふらすぱ

空飛ぶスパゲッティ・モンスター教、ドイツの宗教裁判で敗訴(Yahoo!:ITmediaNEWS)。「宗教裁判」と言っても過去にあった魔女狩りとか背信者め! とかそういうのではなさそうで。
町の入り口にキリスト教の教会が「何日に礼拝やります」という小さな看板を立てるのが通例なんだそうですが・・・そこへFSM(Flying Spaghetti Monsterism)がうちも立てたい、と申請。
・・・一部では熱心な信者もいたりして、世界各地に「支部」もあったりするんですが・・・そこまで認知されてないから、ということなんでしょうか・・・その申請を自治体が却下するのは適当、という判決が出た・・・と。
空飛ぶスパゲッティ・モンスター教(Wikipedia)

一種の「ジョーク宗教」みたいな見方もされますが。
どっちかと言うと反骨精神から生まれた・・・という風にも取れます。しかし各国にある「支部」は結構ばらばら(それぞれに味がある、と言うか)なようですし。
・・・そもそも宗教なんてそんなもんだったのかも・・・とか思ってしまいます。誰かが非常に「良い」考えを口にして、それを何人かが支持していって・・・と。現在のように権力の象徴的に思考を押し付けたり教義を絶対化して凶悪なことを・・・というのはやはりちょっと違っているような。

その辺はしかし国や地域によっても捉え方が違ってくるので・・・一概にどう、とも言えませんが。年数が非常に経っていると、やはりその場の「文化」となってしまっているのですから。
・・・でも「宗教=怖い」という図式も定着しつつある昨今、こういう↑存在は非常に大事かと思われます。一つの方面だけではなく多方面から色々・・・というのが最も良いのでは・・・とか。

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07/26/2017

21歳から

アメリカ・ニュージランド州・・・タバコ購入可能年齢を21歳に引き上げ(CNN)。これまでは19歳だった、とのことですが・・・アメリカは州によってタバコを買える年齢が違っていたりします。・・・大体18歳か19歳から、なんですが↑記事中にもあるようにハワイ・カリフォルニアは近年21歳に引き上げています。
・・・これはタバコは州によってばらつき?があるのですが飲酒は「21歳から」とどこの州でも決まっているからなんでは・・・とは思いますが、20歳の日本人はあっちへ行ったら飲酒はもちろん喫煙も州によってはダメ、ということになる、ということでもあります。

20歳も21歳もそれほど変わらないじゃんか・・・と思うかも知れませんが。
日本の場合、ほとんどは口頭で確認(コンビニなんかでは画面押したりしますが)する程度ですが、身分を証明できるIDカード所持が結構普通なあっちでは「何か証明書を」と要求されることが多かったりします。いや、見た目で分かるだろ? とゴネても無駄で・・・旅行者の場合パスポートを確認、ということになります。
その辺はっきりしてると言うか合理的と言うか。
ただ・・・まあ、どんな国でも一緒ですが結局はなんだかんだ言って抜け道?的なものはあるわけで・・・何歳だろうと未成年が喫煙・飲酒など年齢不相応?なことやってる、というのはままあることなんですが・・・。

喫煙に関しては年齢制限のない国もありますし。世界的に「禁煙」が流行している昨今なので、何らかの「規制」が入っていくのはある意味当たり前なのかも知れませんが。
・・・WHOは本気で根絶を狙ってるのかも知れませんが・・・なかなか難しいだろうなあ、と。結局人間なんてのはこういう「ムダっぽいもの」が好きな生き物なのですし。

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07/19/2017

意外と気づかないもんらしいですが

それでも手術前に検査とかしなかったんだろうか・・・?
目の中にコンタクトレンズ27枚、手術の日まで気づかず(CNN)。加齢等によって視界に変化が起きたり見えにくくなったりするものであります。「老眼」というのとはまたちょっと違ったりもしますが・・・目をよく使うとされるヒトではやはりその障害度合いは大きくなってしまうものであります。
が・・・ちょっと意外なのは検診などで眼科を訪れて「ははあ、これはかなり見えにくいでしょう、すぐに処置しましょう」となっても当人は「?」で、「別に見えにくくも何ともないけどなあ・・・」というケースが結構ある、ということだったりします。
・・・もちろん、手術等処置したことで目が良くなって「・・・今までの見え方は何だったんだ・・・」的なことになるんだそうですが。いきなり見えにくくなったりするのではなく、徐々にそうなっていくので・・・当人は慣れてしまうことがよくある、ということであります。

さらに↑のケースでは定期的な検診も受けておらず。ということはコンタクトも自分のやり方で使ってた・・・ということなんだそうで。これは日本でもそういう向きがありますが、コンタクトレンズは実際にはシロウト判断で使うにはかなりデリケートな代物だったりします。・・・カラコンとか規制入るようになってるんですが・・・それでも自己判断で使う人はまだまだいるわけですし・・・。
でもそれにしても27枚。
ちょっと状況が読みにくいんですが、さすがに激しい違和感とかあった、のでは・・・と思うのですがそういうのもあまりなかったんだろうなあ・・・疲れ目やドライアイ、と思ってたみたいですし。
・・・これは目に限った話ではないのかも、とかそんなことも思ったりして。「疲れただけかなあ」と思って放置してたらとんでもないことに・・・というのはよく聞く話であります。機会があればそういった検診は積極的に受けるべき、なんでしょうけど・・・何か自覚症状がないと、ちょっとなあ・・・というのは多そうな・・・。

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07/18/2017

まあ、よその国のことですが

中国のネットで「くまのプーさん」が検閲される理由(Yahoo!:AFP・時事)。・・・中国のネット事情は欧米や日本などとはちょっと違っていて「特定のワード」で検索したり「つぶやき」を投稿したりすると検閲されて削除されます。
少し前に民主運動家の劉氏が亡くなりましたが・・・これも関係するワードを徹底的に検閲した結果(現在でも中国政府は正式な発表をしていない・・・)全然関係ないところにまで影響が出て大変なことになった・・・という話があったりします。
「プーさん」の場合は国家主席の習氏を揶揄するのに使われるから・・・ということのようですが、こういうのは他にも色々出てくるのがあちらのネット事情だったりします。

インターネットと言えば世界中と繋がってる、と思うかも知れませんが。
実際には「100%」繋がってるわけではありません。意図的にネットワークから孤立したシステム、なんてのは結構ありますし。・・・その方が最近はセキュリティ的にいいのではないか、という声もあって、しかしそればっかりやってると「インターネット」の本来の意味がなくなってしまう、という・・・。
薬も毒もクソも何もかも全部まとめて転がってるのがネットというものだったりします。そこに何らかの意思が入り込んでも根幹は変わらない・・・。

しかし国や地域によってはどうしても「事情」があるもので・・・そこら辺は現代でも、いや、無制限に広がっている現代だからこそそういった「規制」が出てくるのは仕方ないことなのかも知れません。
日本でも。・・・公式的な「規制」というのはそこまで大きくない、と思われがちですが・・・無意識の規制と言うか検閲してない検閲と言うか。一般ユーザーによるそういった「規制」はきちんと存在していると思うのですが。

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07/03/2017

まだ早いような

そんな気もしますが。
ドバイ警察、自動走行車導入へ(CNN)。先に「ロボ警官」的なものの導入を決まっていてこれは「警察も全自動化か?」とかそういうことにもなりそうですが・・・なんか映画とかSF関連だとそういうのは大抵暗いお話になるのが常で、その辺からもあまり良いイメージでは見られない、そんな気がしないでもなかったりします。
・・・実際にはパトカーも警官もそれほど台数?があるようではないので、まあ・・・現状では「ロボコップの反乱があ!「ロボパトカーが暴走したぞお!」とかそういうのは起きそうもないんですが(そういう方面を期待してるわけではないです、念のため・・・?)。

実際、「ヒトと変わらない動き」ができるロボットなんてのはまだないわけですし・・・。
例えば「歩く」というヒトの基本動作すら再現できてないわけです。ロボット警官、と言っても100%その業務を肩代わりできるわけではない、というのが現状で・・・いや、もちろん今後の技術革新次第ではどうなるか分かったもんではないんですが・・・ちょっと時間が必要だろうなあ、と。・・・技術的な面だけではなく、色々な方面も含めて。
同様に「ロボパトカー」と言っても・・・情報収集・・・迅速な証拠集め?がその一つかなあ、とかそんなことも思ったりして。そもそもがロボ警官が乗ってどう、というのではない・・・んだろうか、とか。

まだまだ過渡期、ということではあります。・・・どこまで「代行」できるのか、というのもまだまだ未知数。いや、「代行」ではなくそのうち越えて行ってしまうんではないか、とかそういう声もありますが・・・そういうとこも含めてまだまだ未知数ではあります。

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06/27/2017

なぜその名にした

記事以上の詳細が分からないので何とも言えないのですが・・・。
インドの小村、「トランプ村」に改名(Yahoo!:ロイター)。これは「村人が皆カード好きだから」とか「将来ギャンブル施設を誘致したいから」とかそういうのではなく、あの「ドナルド・トランプ米大統領」の名前からきているようであります。
インドにトイレを普及させたい団体が資金集めのために「改名」、つまりはこの名やこういった名にした、ということで活動の知名度を上げよう、という取り組みかと思われます。

いや、まあ・・・当の村民も別に反対してないみたいですし。それでトイレ設置など良い方向へ進むのなら・・・とは思うのですが。
当のトランプ大統領やホワイトハウスには許可を取ってない、とのことですが・・・これで「そんなんダメだ、すぐヤメロ」などと文句つけたらどうなるかくらいは分かってるでしょうし。こういった記事にしてもらえることで逆にあっちでも知ることになり・・・「素晴らしいことだ」的なコメントでも出て来て「いい話」に持って行くんでは・・・と思いますが(あるいは完全にスルー)。

・・・ただ、個人的には・・・今後がなあ、と。これはよくあることでもあるんですが、実在の有名人の名前をそのまま子供に付けたらその有名人のスキャンダルが発覚してしまってさてどうしよう・・・と。個人名はまだどうにかなりそうなんですが(もっとも、日本ではちと難しいかもですが)村の名前、となると。
もちろん今後トランプ大統領が何事もなく任期を終える、というシナリオもアリではあります。が・・・ちょっと先が読めないような状況でもあります。
・・・なんか、もうちょっと・・・それっぽい?名前にできなかったのかなあ、とかそんな風に思ってしまうのですが・・・?

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06/18/2017

ワインは安く

しかし他のモノは・・・。
日欧EPA交渉、ワイン関税撤廃で調整(Yahoo!:毎日)。ここんとこ安いチリ産ワインがたくさん入って来るのは関税が安いから・・・というのもあるようであります。が・・・同様にオーストラリアとも同じような(現在チリは価格に対してなら2.3%に対してオーストラリア7.5%・・・一方EUは15%)状況なのですが、あんまり進出?してきていないような。・・・そのうちこちらもたくさん入ってくるようになるのかも知れませんが。
対して「EU」というくくりだと・・・かなりの数の国家が含まれることになります。ネームバリューではそっちの方が有利、ということになりそうですが・・・価格、という面ではどうなんだろう、とかそんなことも思ってしまいますが。

「関税」というのは基本的に「自国内の産業を守る」ためにかけられます。輸入品に関税かけることで価格が上がり、安い国内産の方をみんな買うようになる。
ということは当たり前ですが国内の関連企業・団体は関税撤廃に反対するわけです。しかし「国」としては自分の国のことだけ、というわけにはいきません。そういうこと続けてると他の国から「あいつのとこは売っても意味がない」ということになり・・・色々と弊害をもたらすことになりかねないからです。例えば・・・新技術とか情報とか。物品だけではなくそういった無形のものも「輸入」しにくくなってしまったりします。

その辺はパワーバランスとか駆け引きとか。そういったものも色々あるんですが・・・今回の「ワイン」に対しては「チーズ」もあるようで。つまり、ワインでは譲歩するからチーズではこっちの要望を通してくれないか、と。
・・・「関係ない業種なのに」とかそういう意見もありそうですが・・・こういう「交渉」というのはある意味「どんな手でも使う」というものでもあるので・・・意外なところから意外な進行?があったりするので・・・気が抜けない話だったりします。

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06/11/2017

洋の東西を問わず

それはマナー違反・・・?
脚を広げて座る男性に「NO!」スペインのバス会社が注意書き(CNN)。二人以上座れるのに一人で脚を広げて座っていれば、そりゃあ・・・マナー違反、ということになりそうですが。
日本では少なくともそうなんですが。そしてスペインでもそう・・・ということのようなんですが、↑なんかちょっと事情が違うような気がしないでもなかったりします。

「この新しい表示と同様に、他の乗客の迷惑になるような姿勢を禁止する表示はすでに、世界各地の交通機関に存在している」(「」内↑記事より引用)
マドリードの交通公社の弁ですが。・・・まあ、そりゃあ当然だろう、と。
「マンスプレッディング」というのが「脚を広げて座る」という行為の名前なんだそうで。・・・ただ・・・この「マン」はやっぱり「男」なんだろうなあ、と。女性がそういう姿勢したらイカンだろ、とかそういう話ではなく。別に格好によっては女性だってこういうことしそうなもんではあります。・・・年齢なんかにもよるかと思われますが。でも全くない話ではなさそうな。

「マドリードの公共交通を巡っては、複数の女性の権利擁護団体がマンスプレッディングをなくそうという運動を展開していた」(「」内↑記事より引用)
・・・なんか、そっち方面からか・・・とか思ってしまったんですが。マナー違反はマナー違反なんですが・・・なんか「方向性」が・・・ちょっと。単純に「他の乗客が迷惑だからヤメロ」でもいいんじゃないか、とか。男性も女性もその辺は関係ないでしょうに。

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06/04/2017

いや、「珍事」じゃねえし

どこの国にもこういうのがいるもんであります。
トランプ大統領の謎の単語「covfefe」スウェーデンの企業家が商標出願(Yahoo!:JIJI・AFP)。これはアメリカのトランプ大統領が現地時間5/31のAM00:06に行った「Despite the constant negative press covfefe」というツイートが元であります。・・・ここで途切れているため、明らかにミススペルで多分寝落ちしたんだろうなあ、ということだったんですがこの「covfefe」という単語は少なくとも英語圏にはなく。「なんじゃこりゃ」ということでかなり皮肉めいた反応がネット上にあふれました。
早速「covfefe Tシャツ」作った人までいたそうで。
ツイートは現在削除されてますが、その後「この意味分かるかな? enjoy!」という自虐ネタにしてしまった辺り、トランプ大統領の「ツイッター慣れ」というか「したたかさ」が出ているように思われます。

まあ、ツイートは削除されてますし。「トランプだから」的な印象になって、それきりか・・・と思ったら今度は他国で商標申請。通れば何か商品化?とかする際に許可が必要になる、のですが・・・。
・・・ピコ太郎の件でもそうですが、何でもかんでもメシの種にしようとする人がいるもんであります。
基本的に「出願した人に権利を認める」というものですから・・・そうしないとたしかに意味がなくなるんですが・・・もちろん審査もあるんですが・・・なんだかなあ、と。他人のフンドシそんなに好きか、と。
「ビジネスだから」と言えばそれまで、という言い方もできるんですが。・・・少なくとも自分はあまり親交を深めたくはないです・・・そういう人たちとは。

さらに「(トランプ氏が)『coverage(報道)』を意味していたことは容易に分かるが、私が恩恵にあやかれる珍事となってしまった」(「」内↑記事より引用)という出願氏のコメントに至っては。・・・いや、珍事じゃねえだろ、コレは。別に降って湧いた話ってわけでもねえし。

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05/16/2017

そりゃそういうもんかと

こういうのはモロ影響を受けるもんであります。
アメリカ・新生児命名「ドナルド」不人気(Yahoo!:毎日)。・・・と言うことはあのファストフードのキャラもかー、とかそんなことも思ってしまいますが(あのアヒルも?)。
大統領、ということでその影響?は大きいかと。まあ、単純に支持率=命名の多さ、とはいかないものでしょうけど・・・世相を表す鏡の一種、というところではしっかり出てくるもんであります。

日本では昔、有名政治家と同じ名前にしたらその政治家に汚職が発覚してしまった・・・というのがあったりしましたが。
政治的に不安定な頃、というのはやはり皆政治関連の名前は避ける・・・ということなのかも知れません。元々欧米では聖書や聖人から名前をもらう、というケースが多かったりします(日ごとに守護聖人が決まってますし)。今回1位の「ノア(Noah)」のあの方舟の話から来ているかと(・・・余談ですがこのノア、なぜか「ドリトル先生」シリーズではかなりヒドい扱い受けています。作者に何か思うところがあったのかどうか、てなとこですが・・・)。

そのためか結構同じような名前が多いような印象もあったりしますが。それでも最近?はそうでもなくかなり個性的?な名前も増えてきているような。
日本でも個性的通り越している名前があったりしますが、そういうノリなのかも、とか。
例えば4位の「メーソン(Mason)」は聖人由来でもなく元々はファミリーネームだったのが名前になったものだとか。意味は「石工」で・・・これは何かきっかけあるんだろうか・・・?
やはり世相を反映してると思われますが。・・・政治関連の名前が多くなってきた方が良い世の中、と言えるのかそれともそうでもないのか、というところは・・・ちょっと考えてしまいますけども。

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05/15/2017

「五月」は日本だけ?

まあ、どんな国にも「憂鬱」はあるわけですが。
「五月病」は日本だけ、各国の似た症状(Yahoo!:dot.)。環境が変わって一段落した頃に出てくるのが「五月病」で・・・意味もなく落ち込んだり体調が悪くなったりします。場合によってはさらに重篤な事態となることもあります。
日本では4月に一気に環境が変わることが多く、その翌月である「5月」にそういった症状を訴える人が増えるため「五月病」という名前になってます(学術的な病名ではないのですが)。

国民性か、とかそういう流れになりそうですが。
どこの国でも「落ち込む人」「考えこんじゃう人」というのは一定割合いるものであります。ただ・・・やはり気候風土や文化の影響で方向性が違うと言うか何と言うか。社会的にそういうのが許される流れ、というのはたしかにあるものであります。

ただ、それで結構大きなことに・・・となるとやはりどうにかできないか、という話になってくるわけで。・・・実際、日本の場合はちょっと(いやかなり?)深刻なことになってるわけで・・・。
鷹揚に構えられない人が多い国民性、というのは傾向としてはたしかにあるかと。・・・もっとも、4月になっても別に何も状況変わらん、という人にとってはあんまし関係ない話だったりするのですが。

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04/23/2017

古今東西

黄金というのは人気のあるものでございます・・・。
相次ぐ金塊絡み事件・・・強盗や密輸も(Yahoo!:毎日)。福岡で起きた「約三億円強奪事件」であります。・・・なんで東京の会社員が福岡でそんな大金を下ろしてたんだ・・・? という疑問があったんですが(なんか犯罪関係じゃないだろうな、とか、ダマされてたんじゃ・・・とか)実は金の取引のための資金だったのでは・・・とされています。
・・・それにしても4億円弱。それをキャッシュでとなるとかなりの重量になるはずなんですがそれを一人で・・・というのもなんかちょっと「?」な気もしますが・・・。
ここのところの金の高騰、という背景もあります。その辺でも色々あるようなのですが。

・・・ちょっと意外だったのですが。日本国内に一定以上の「金(きん)」を持ち込むと・・・消費税がかかります。今だと8%。当たり前ですが取り引きの額が額ですからこれでも大きな数字になってしまいます。
どうも「業務」として国内に持ち込む時に税関で徴収される、ということのようなんですが・・・一定量持っていると別に業者じゃなくても「業務だろう」ということにされて徴収、という・・・ことらしいのですがどうにも詳しいことはそっち関係の人間でもないので分かりません。ただ、例えばどこかの金貨一枚、とかそういうのならともかく延べ棒で何本も何本も、ということだと税関で消費税を徴収される、と。
ちなみに「金の売買」でも消費税がかかります。売っても買っても。買う時に8%かかり・・・売った時にも8%返ってきます。・・・もちろん税率が変わると値が変化しますが。

金、というのは昔から「財産の一部」的な扱いをされてきていました。非常に安定していてまず変化しない(酸化鉄や酸化銀はあるのに酸化金は見ない・・・)。現金や貯金は場合によっては消滅しますが、こういう「現物」なら問答無用で無価値になったりしない・・・。
最近の情勢不安からも人気が高まっているとか。そのため↑こういう事件も起きてしまっている、という見方もできます。「不安」と「昔からの信用」ということでの金の高騰、金への人気かと思われますが・・・やはり昔にもこういうことがあった、のかもしれません・・・?

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02/13/2017

かんごくナントカ

アメリカ・アトランタ・・・受刑者が密かに刑務所を出入りして禁制品を持ち込む(CNN)。看守が気づかなかったんだろうか、とか色々あるんですが・・・こういうのは洋の東西を問わず様々な話が出る「監獄」であります。アメリカに限った話ではないのですが。

例えば「監獄」であります。昨今事情からはなんとなく違って思えるかも知れませんが、明治~戦前、そして終戦直後くらいまでは正しく「監獄」でありました。・・・刑務所とかそううのではなく、「監獄」つまり囚人への人権という面では今とはかなり違った状況だったりしたわけです。
・・・かの井上ひさし「ブンとフン」でもありましたか「こんなに楽ならみんな刑務所に入りたがる」的な話の流れ、というのは。昔の「囚人」からすれば今の刑務所、というのは天国みたいなもんかも知れません。

・・・んでも↑こういうのはやりすぎ(むしろやられすぎ)かと思うのですが・・・。
そこまでカンタンに出入りできる、となると・・・いや、保全面とかそういうのの前に「刑務所」としてどうなんだ、とか。場合によっちゃ脱獄もできる、ということになりそうな。しかもアメリカで、となると。これが中南米とか東南アジアで・・・とかそういうことならなんとなく分かりそうな(いやそれでもなんかチガウか)でもここまでユルユルだとなあ・・・。
そしてこういうのだと考えてしまうわけです。日本では・・・? と。大丈夫・・・だろうなあ、と。

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02/06/2017

どうでしょう

中国、春節のお年玉「紅包」電子版利用急増460億件(Yahoo!:AFP=時事)。これが中国全土でどれくらい「電子版お年玉」が普及しているか、とかそういうところまでは↑記事では分からないので「これは全くの電子化だ」とかそういうことはカンタンに言えないのですが・・・前年比約76%増、ということはそういう傾向が高まっている、というのは言えるかも知れません。
日本でも「電子版おさい銭」というのが話題になったりしましたが。しかしあれはあくまでも「実験版」的な立ち位置でしたし。今後日本でも定着していくか、と言えば・・・その辺はどうなんでしょう、と。

日本は「紙幣・貨幣中心」とよく言われております。
これはカードやチェック(小切手)を個人でも支払いの中心とする人の多い海外から見た話なのですが。それでも「実態のあるおカネでの決済」を好む、という傾向はやはりそう言えるかも知れません。目に見えてないモノをなんとなく胡散臭く思ってしまう。あるいは受け入れにくく思ってしまう。そういう傾向はまだまだあるかと。
さらに「お金」というものに対しての独自の「信仰」がある、というのも日本ならでは、と言えるかも知れません。「お金=額面通りの価値」ではなく「それにプラスして何か」ある、という思考法、と言うか・・・。

まあ、あと何年、十何年かしたら変わって来るかも知れんのですが・・・こういうとこも。
それでも「電子おさい銭」にしても定着には「?」が付くような国ですし。↑「電子お年玉」となると・・・そこまで行くかどうか。さて・・・どうでしょう・・・?

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01/31/2017

やりすぎ

しかしもっと怖いのはこれで終わりではないだろう、という・・・。
全米初、大統領を「違憲」提訴(Yahoo!:時事通信)。件の「イスラム圏7か国出身者のアメリカ入国原則禁止」であります。トランプ米大統領が大統領令として発動したのですが・・・あまりにもいきなりな上に結構「ザル」な法令のため、現場で混乱が多発しています。
何しろ「旅客機の乗務員も該当出身者ならダメ」となると。アメリカ路線を持っている航空会社は対応に苦慮することになります。確認ミスで当日そういう乗務員が乗ってしまった飛行機はアメリカに入れない、ということになってしまうことになります・・・。
「大統領令」とは大統領の特権の一つで基本的に何でもできるのですが(もちろん裁判所や議会など強力なブレーキ機能あり)・・・ここまで来るとやりすぎであります。

「てっきり選挙用キャンペーンかと思ってた」
というのが大方の人たちの率直なとこかと。メキシコに対する「壁」にしてもTPPにしても。・・・ある意味「正直」な、真っ当な政治家とも言えますが・・・本当にやってしまうとは。
それも各方面とのすり合わせも何もナシに。
別に極右でも何でも自分の国のためになるなら、ということで選出されたのなら何も言うことはありません。それでもやり方ってもんがあるわけで。例えばイスラム過激派を封じ込めたいのなら関係諸国と連携して(国家的なしがらみ無視して経済的に揺さぶるとか)力を削いでいく、とか。不法移民を減らしたいのなら移民元の国とそれこそ経済的な駆け引きをかましてみるとか。
経済的な手法が得意ならそっちへ引きずり込めばまだやりようもあったのに・・・これじゃどっかの国のナントカと似たりよったりであります。

今後↑こういった提訴も含め、様々な「逆風」が吹き荒れるかと。結果、リコール・・・ということもあるかも知れんのですが・・・支持層はどうなるか、と。白人労働者が、と言っても雇用は増えたけど国家運営は悪化しました、では意味ないわけですし。
・・・意外と任期満了まで行くかも・・・しかしその間アメリカはどこに向かうのか、その辺も気がかりではあります。

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01/22/2017

似てるけどスケールがチガウ

第45代アメリカ大統領、ドナルド・J・トランプが誕生・・・。
トランプ新大統領の就任演説・全文と和訳(Yahoo!:BBC News)
・・・具体的な内容は、とか・・・どんだけ内向きなんだ、とか色々ありますが・・・コレ、「今度こそアメリカは生まれ変わる!」と信じてトランプ大統領に投票した人たちは大喜びなんだろうなあ・・・逆に「こんなんダメだ」てな人たちは中身スッカスカじゃねえか、とか思ってるかも・・・。

なんだかどっかで見たことあるなあ、こういうの、とか思ったんですが。・・・あの民主党勝利の時の日本に似てるような気もします。「これで日本が変わる!」「そんなわけねえじゃん」と大バトルになった挙句何も変わらなかった、という・・・。

アメリカがどっちに転ぶかは今後次第なわけですが。まだまだ「就任した」というだけですし。就任演説の内容はともかくとりあえず?「TPPやめた」とか「カナダとメキシコ? 経済協定見直そうかな~」とかそういう方針?は出てますが・・・。
これだけ「アメリカ第一」と押し出されるとなあ・・・何があってもアメリカ優先、ということなら今後どういう風に世界が変わっていくのか、あるいは全然変わらないのか、ちょっと予想しにくいところではあります。

ただ・・・民主党の時もそうだったんですが、期待が大きければ大きいほどそれが裏切られた時の反発は激しいものがあります。アメリカの、白人労働者に大変な人気のあるトランプ大統領。それが「結局あいつも何もしてくれなかった」ということになって離れて行ったら・・・。
デモや暴動では済まないかも知れません。そういうとこ、日本のあの時とはちょっとスケールが違うような気もしますが。

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01/21/2017

ナゾのビープ音

まるで映画か何かみたいですが・・・。
北極圏の海底から謎の音? カナダ軍が調査へ(Yahoo!:AFP=時事)。周辺の動物が消えた、いなくなった? という話もあります。何かが起きている・・・のかも知れません。
海底から聞こえる、とのことで本当に海底から音がしている、となると相当の音量ということになります。海に詳しいはずのイヌイットですし・・・本当に何かないとさすがに軍までは動かないかと。

・・・何らかの「物体」があるのは違いない、ということでしょうか・・・音を発している、何か。
動物でも機械でも「何か」がそこにある、ということになります。いや、自然現象の一部だ・・・ということでも「何か」がないとそんな大きな音は出てこないかと。
しかも・・・ビープ音て。
電子音的な音、ということでしょうか。何かの鳴き声とかそういう風には聞こえなかった、ということになります。

もちろん、一方で海底からではなく地上のどこかの何かの施設でそういった音が鳴って、それが何らかの事情(気象的な効果とか)でそういう風に聞こえている、という可能性もまだまだあります。
ただ・・・なんか不気味だなあ、というのは変わらんとこで。正体が分からないとやっぱり怖いものではあるのですが。
来月まで調査、とのことで・・・何か分かると良いのですが。「正体不明の音だけど害はなさそう」ってことになったら・・・地元の人たちもたまらんでしょうし。

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01/15/2017

事情がよく分からんのですが

・・・先に普通を通してしまったか・・・。
ブルガリア・列車の遅延に乗客がキレる(Yahoo!:AFP=時事)・・・悪天候のため普通列車が遅延→ようやく動き出したら「急行列車を先に通します」→乗客50人がキレて急行列車の前にたちはだかる・・・。
「先にこっちを通せ!」という乗客たちの要求を飲んで普通列車の先に通した、という・・・。

・・・ダイヤ的に大丈夫だったんだろうか・・・。
単線か複線か、とかどれくらいの頻度で運転してるんだブルガリアは、とかそういうとこでも違ってきますが。少なくとも関東圏内・・・いや、日本の鉄道なら「じゃあ先にこっち通しますね」とは絶対にならなかっただろうなあ、と。これは数分おきに電車が来る都市部でも、1時間に数本の郊外でも変わらないと思います。
その前にそういうことで「列車の前に立ちはだかる」ということは日本ではまず起きないんじゃ・・・という声もありまそうですが、最近のトラブル関係を見聞きしていると・・・将来的にはこういうのも出てきそうな気がします。・・・「なんでこの駅を飛ばしたんだ!」と快速電車の前に立ちはだかり・・・とかそういうのが(でも集団で、というのはないかも・・・酔って一人で、というのはありそうな)。

↑記事には日本の鉄道事件・事故で出てくる「何々人の足に影響が出ました」というくだりがないので、やはり先に通しても問題はなかった・・・ということなのかも知れません。
日本の都市部だと電車は当たり前な存在ですが、日本でも十分な日常の足になってない地域もたくさんあったりします。これがさらに海外となると・・・事情は様々で、こうだ、と言い切れないもんだったりするのですが。

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01/13/2017

偽装? 不適切?

アメリカ・ロサンゼルスのすし店約半分が「不適切表示」(Yahoo!:AFP=時事) この記事だけではどの辺まで「不適切」なのか明らかに悪意のある「偽装」なのかそれとも単なる知識不足による「ミス」なのか、そういうところまでは分からんのですが。
ただ・・・「SUSHI」というのはもう世界的な料理になっています。↑記事は日本のではなくあっちの学術機関のものなので・・・「日本のとは違う」という意味ではなく純粋に「ネタ名が実際の魚とは違う」という意味かと思われます。その辺はたしかに日本とは事情が違うかも、とは思うのですが。

でも日本でもちょっと前に「正しい種名で表記しよう」的な話になって、その結果なんだかよく分からない方向へ進んだ、なんてこともありましたが。・・・サケマスの差なんてのは種名の若干の違いみたいなもんで、料理名とは必ずしも一致しない、その辺は慣習だ、というのがどうにも合致しなかったりもしましたが・・・。
そこまできっちりやる必要があるのか、と言うとちょっと違ってくるような気もします。日本でもアメリカでも。
ただ、きちんとした調査をする必要はあるわけです。実際、種による違い・・・性質や内容の違いは存在しています。そういうとこを科学的にきちんと調べておく必要はあります。

・・・ということは別にコレ、すし店に限った話じゃないんじゃないか・・・とかそんなことまで勘繰ったりしたくなりますが。結構大きな問題になっていく・・・かも知れません・・・?

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01/12/2017

大丈夫か?

うーーーーーーん?
トランプ氏、選挙後初の記者会見「アメリカに最多の雇用生む大統領になる」(Yahoo!:毎日)なかなかにトンデモナイ記者会見でありましたが・・・大統領に当選後「初」の「対面会見」、まあ、何と言いましょうか・・・。

アメリカ、大丈夫か?

選挙戦は派手にぶち上げておいて、当選したら(言い方悪いですが)狡猾に見た目良くやっていく方針かな、と思っていたんですが(実際、そういった会見もありましたし)。それがどうも選挙戦の時のスタンスはあまり変わらない様子であります。
・・・一種の選挙公約みたいなものなので、そういう風にやっていくこと自体、ウソつきではなくなるので間違ってないのですが今回は間違った方がいいんじゃないのかな、と。
あまりにもインパクトが強すぎるわけで。「毒も薬となる」を通り過ぎて毒ばっか飲むはめになりそうで、そうなるとどうなるのかは自明の理であります。

別にツイッターを使って方針掲げていくのはそんなに悪いことだと思わないのですが・・・国の方針をだだ漏れ的に垂れ流すのはいかがなものか、と。個人的なとこをつぶやく、というのならさほど問題ないのでしょうけど。
あらゆる事象にまずケンカ売っておいてそれから様子見る、という手法もなあ・・・企業戦やってるわけではないので、非常にデリケートな国家間の取り決めとか、そういうのに今後どんどん影響してくるわけです(すでに影響出てますが)。・・・いや、ホント、大丈夫かアメリカ・・・。

逆に言えばここまでの「劇薬」使わないとどうしようもない状況になってる、とも言えるわけですが・・・その辺はアメリカだけに限った話ではないのでしょうけど・・・ちょっと行き過ぎかなあ、と。なんかちょっと前の日本の某党政権を見ているようで・・・いや、あの時よりある意味深刻か・・・。

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01/05/2017

身に着けたり話しかけたり

スマホ、話かける「ヒアラブル」が今年拡散?(Yahoo!:毎日) 通話ではなくスマホに「話しかけて操作する」機能であります。すでにこういった機能は搭載されているのですが(CMもしきりに流されてます)これが定着していくか、となるとまだまだ不透明な気もしますが・・・。

状況や事情によっては非常に便利なツールとなり得そうなんですが。
「音声でコントロールするのは便利な半面、人前で使うのは気恥ずかしさも残る。」(「」内↑記事より引用)
という日本ならではの問題もあります。海外ではあまり触れられない「公共交通機関での通話禁止」もその流れの一つ、とも言われてますが(あるいは「話し声」と「通話の声」の性質の差、とも)列車の中でいきなり一人でぼそっとしゃべったりしたら、それはそれでなんかヤバそうに見えないか・・・という意識があるから、ということでもあります。
ただ・・・将来こういう状態が当たり前になってくる可能性もあるわけです。現状、ほとんどの日本人が「なんかアレはなあ、ちょっとなあ・・・」という考え方ですが、年代が変わってくればまた違ってくるかも知れません。

一方で機器を身に着ける「ウェアラブル」は・・・ちょっと普及が足踏み状態のようで(Yahoo!)。スマートウォッチから・・・というのもなんか・・・他の部位からでもいけるんじゃないか、とかそんなことも思いますが。腕輪でも首輪でも、そういうところからでもいいんじゃないか・・・とか。
いずれにせよこういった新しい道具というのは普及に色々あるもんであります。↑「ヒアラブル」だって他の音声拾って対応してくる、という話もありますし(テレビCMの声にいきなり反応してきた、とか)。そういったところの「進歩」がないとまだまだ、ということかと思われます。

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12/25/2016

時節柄

こういうのもあるのか・・・。
アメリカ・テネシー州の銀行でサンタ姿の強盗がキャンディ配った後に現金奪う(CNN)。・・・入って来た時には喜びの声も上がった、という辺り何ともアメリカ?なような気もします。
これが日本だったら。サンタの格好した人が「メリークリスマス! ホーホッホッホホ!」とか言いながら入って来た時点で警備員さんにつまみ出されるか警察呼ばれるか・・・とかそういうことになりそうな。

いや、「それくらいのジョークは解すべき」とかそういうこと言うつもりはないんですが・・・。
実際、日本とあっちじゃその辺の事情から考えから違ってるわけで。あっちでは「サンタ=楽しい人」的な発想が幼い頃から染み込んでいるわけです。日本では・・・そういうことないでしょうし(環境によってはアリかも知れませんが)。サンタの代わりに誰か、と考えてみても。
・・・銀行に事前連絡もなしに乱入してきて皆が笑顔になるような人物、というと・・・誰だろうか、と。

そういう「違い」があって当たり前じゃないか・・・とも思うのですが。しかし・・・昨今の状況からすると↑銀行側ももっと用心すべき、とかそういう話になりそうで、それはそれで・・・なんかさびしいなあ、とも思うのですが。

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12/03/2016

二つほど 12/3

「実物」な二つほど。

一つ目。実物の「トランスフォーマー」競売に・・・トルコ新興企業(CNN)。変形できることは変形できるようですが・・・30秒で変形するらしいのですが。ベースとなるクルマの時点でも多分乗ることは難しそうですし、何よりどこの国でも公道に乗り入れることも難しそう、と。で、当然のことながら変形したロボットを操縦することもできなさそうな。・・・腕や指、頭部はちょっと動かせる、とのことでありますけども。
とは言っても映画のようにダイナミックに変形するのか、と言えば・・・そこまでは無理っぽい話であります。ここはあくまでも「クルマがロボットに変形する」という事象だけを純粋に楽しめ、と。
それでも7000万円弱というのは・・・今後に期待、ということなんでしょうか・・・?

二つ目。実物大の「タイタニック」建造へ・・・中国四川省(CNN)。詳細な設計図は失われているんだそうですが、断片的にでもそれらを収集・建造へ・・・と。目的は観光なんだそうですが。
・・・どれくらい「実物」なのだろうか、とか・・・。
大きさは分かっているのですからその辺は問題ないでしょうし、内装も設計図があるなら、と。しかし推進装置とかその辺までは・・・どうなんだろう、と。さすがに航行できるまでにはしない、ということなのかも知れんのですが。
完成したらどんな感じなのか、ちょっと見てみたい気もします。が・・・場所が場所だけに、なんか・・・コレジャナイ感出てきたりしないだろうか、とか。

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11/13/2016

預金強要?

「預金封鎖」というのがあって、これは「個人の預金を政府が封鎖する」ということなんですが。
インド「高額紙幣は4時間後に無効」12/31までに預金しないと紙くず(Yahoo!:ZUU online)。目的は「高額紙幣の不正利用対策」・・・つまりニセ札対策の一環である、と。
・・・しかし実際のとこは・・・「インドでは主に現金決済がまだ主流とされていて、現金のみを所有し納税しない人による地下経済がGDPの約50%に及ぶとされている」(「」内↑記事より引用)と、そういう事情があっての対策のようで。もちろんニセ札を含む不正利用への対策、というのも目的の一つではあるようですが。

経済改革のようなものでしょうか。現金経済から「信用」経済、クレジットカードや口座間での取り引き推奨、みたいなものへの。
ただ、あまりにもいきなりな話であります。インドのモディ首相による↑の発言は11/8夜のことで・・・すでに高額紙幣は「無効」となってます。高額紙幣を持ってる人は年末までに預金するか・・・誰か好事家?に引き取ってもらうか・・・これから何とかしないといけないわけで。その手間と時間はどうなるんだ、と。

そして・・・経済形態改革はともかくとして。ニセ札などの「不正利用」の話は実は日本でもあり得ることではあります(実際↑記事中には欧州中央銀行の話も)。過去に何度か「新札」になってますがこれはニセ札対策でもあったわけで・・・いくら技術が高い、と言われてもニセ札製造が絶対にできない、というわけではありません。
他人事ではない、とも言えるんですが・・・そこまで今の日本でできるか、と言うと・・・ちょっとまた違った問題になってくる・・・かも知れません?

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11/12/2016

気持ちは分からんでもないですが

カリフォルニア独立? 反トランプ「Calexit」(Yahoo!:産経) アメリカの「州(state)」は日本の「都道府県」とはやや意味合いが違うので(何しろ「合衆国=United States」)これが例えば「安倍首相が気に食わないからうちの県を独立させる」と言うのとはちょっと、いや大分違っていたりします。
んでもここに至って「独立する」てのもどうか、とは思うのですが・・・。
しかしこれが「安倍さんの次はこの男だから」とウソ妄言振りまきまくってるうさんくさい(しかしどこか現実味のある)のが出てきたら、やはりそういう反応になりそうではあります。

・・・が、当のトランプ氏はまだ何も具体的なことは公的には発言してないわけで。
まだ「大統領」でも何でもなく。これまでの発言のどれくらいを実現できるか、その辺もかなり不透明。正式に第45代アメリカ大統領となったその時に何を言うか、というのが問題なんじゃないか・・・と。

でもなあ・・・やっぱりイヤなもんはイヤ、というのは変わらんのでは・・・と。しばらくこの騒動は続くわけですが、しかし、妙なことになってきているものであります・・・。

12:56 AM | 固定リンク

11/10/2016

なるようになるか

アメリカ大統領選挙、トランプ候補がクリントン候補破る(Yahoo!:ロイター)。名実ともに「トランプ米大統領」誕生、ということになったわけですが・・・選挙中は過激な発言も多い氏でありました。
・・・まあ、いざ大統領になった時にもその通りにするか、と言うとその辺が「不透明」なわけですが。
対外的にも対内的にも「強いアメリカを再び」というのが方向性でありました。が、大統領選にありがちなネガティブキャンペーンが今回は(毎回?)非常に激しく「私が大統領になったあかつきには・・・」的な話はほとんど流れて来ず。結局何がしたいのかその辺も不透明・・・。

・・・個人的にはなんか日本の過去の民主党政権に似てるなあ、と。
あの時も「これで日本が変わる」「古い政治家を一掃できる」的な希望?が散々あちこちで聞かれましたが案の定あの政権は何もできず。「ムダを省く」と断言しておいてほとんどできない、とかそんなんばっかりで・・・さらに政治不信が進んだ観もあります(名前変えても中身は同じじゃあ・・・)。
トランプ氏も政治家や官僚といった経験のない(恐らく史上初ではないか、とも)大統領、ということで「これまでの政治を一掃して・・・」という期待が大きいようで。さらに発言の数々もそういうものばかりで、期待はふくらむばかり、というのが今の支持者の気持ちなのかも知れんのですが・・・。
・・・期待が大きいということは落ちる速さも大きい、ということであります。何か一つ、つまずいただけで一気に支持率ダウンとかそういうことにならなきゃいいんですが。・・・その可能性は高そうだなあ・・・とか。

よその国のことなんですが、結構日本にも影響の出る結果であります。ただ・・・クリントン候補が当選していても受け止め方はあまり変わらんかったかも、と。今回の選挙は今後に大きな影響を残すと思われます。
・・・よく考えて投票しましょう、と。いや、よその国だから・・・ということでもなく、日本でもすでに似たことが起きたのですし、今後も同じようなことは絶対起きない、とも言い切れんわけです・・・。

02:32 AM | 固定リンク

11/07/2016

そりゃそうかも知れないけれど

できるのかなあ、そういう風に。
一日6時間勤務、健康も効率も向上か(CNN)。ほとんどの国では「一日8時間勤務」となっています。これを超えると「残業」となり・・・これに対しても企業側は対価を払う必要があり・・・しかしそれを払わないもしくは帳簿上にも記載しない残業を「サービス残業」と呼んで日本では問題になってるわけです。→電通本社と支社を家宅捜索(Yahoo!:時事)
・・・ちなみに「フルタイム勤務」とはこの「一日に8時間勤務する」という意味で、それに対して「8時間の一部分だけ勤務する」ということで「パートタイム勤務」と思われるのですが。しかし用法としては「アルバイト・パート」などのように「社員の一つ下」的な意味合いになってきてます(アルバイトだってそもそもはドイツ語の「働く」の意味で、ドイツ語流用の多い少し昔の学生言葉)。

さて。6時間で回るのかな、というのが正直なとこなんですが・・・一日6時間勤務。
実際↑記事でも場合によっては勤務する人を増やさないといけない、とのことで。つまり新たな雇用が必要、ということになるとそれはそれである意味このご時世では歓迎なんではないか・・・という見方もできますが、それはちょっと前に提唱されてた「仕事シェア」的なアレと一緒なんではないか・・・とか。
仕事を分け合うことで負担も減るし雇用も増えるし、という論調だったのですが最近は全然聞かなくなりました。そりゃあ・・・定着するのはちょっと難しそうな例ではあります。

・・・さらに単純?な問題として時給制の場合どうなるんだ、とか。
人間てのは結構保守的な生き物ですんで、これまで8時間でやってきたもんを、じゃあ、こっちの方がいいらしいから2時間減らすよ、と言われてもなあ・・・と。
本当にそっちの方がいい、となっても実現はなかなか難しいと思われます。まあ・・・誰しも健康的に暮らしてはいきたいもんなんですが。

06:01 PM | 固定リンク

11/04/2016

だまされている

・・・となってもおかしくはないような・・・???
アメリカ。カジノで約44億円の当たりは「無効」(CNN) 代わりにステーキって・・・。
スロットマシーンで4294万9672ドル(約44億円)もの当たりを引き当てて自撮りまでしているのですが、カジノ側からは「あれは機械の不具合で・・・」ということで2.25ドルに(実際は0ドル)。・・・なんだかなあ・・・。

払いたくないからだましてるんじゃないのか・・・。

とかそういうことになってもおかしくないような。そもそもなんでそんな数字がディスプレイ上に出てきたのか、その辺もなんかナゾですし。
ギャンブル関係の機械というのはかなり厳正なものが多いはずで。・・・そうでないと想定外のトラブルを招き入れかねないわけであります。カネが絡むトラブル、というのは場合によってはかなりとんでもない(命に関わったり財産に関わったり)ことになる可能性が高い、というのはどこの国でも一緒なはずなんですが・・・。

真相は・・・やはり分からんのでしょうなあ・・・このままだと。本当に機械の不具合だ、と実証できるのか・・・と言えばその辺もうやむやになりそうな・・・。

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10/20/2016

タブーはタブー

なんですが・・・どこまでか、となると、ちょっと?
マレーシア・「犬」を含む食品名をNGに(Yahoo!:AFP=時事)。つまりは「ホットドッグ」もダメ、ということになります。イスラム教では「犬」は不浄なもの、とされているため・・・ということになってます。
・・・実際、イスラム圏では「飼い犬」がほとんどいない、とされています。じゃあ盲導犬はどうなんだろう? と言うとこちらは一応OKということになってます。
「犬」そのものは過去に大変力のある宗教的指導者が「不浄である」と言い切ったため、現在もその慣習が続いています。が、盲導犬などは宗教的に地位のある人たちが最近「OK」としたので別に問題ない、ということなんですが・・・突き詰めてしまうとどっちも「犬」なわけで、今でもイスラム圏では盲導犬や聴導犬の普及は遅れているとのことであります。

・・・この辺、あまり宗教に興味のない人には理解できないかも知れませんが。
イスラム教に限らず「宗教的にNG」というのは実は結構あったりします。しかし「イスラム教徒は豚肉を食べられない」と「ヒンズー教徒は牛肉を食べない」というのはちょっと意味合いが違っていたりします。前者は「あれは不浄だから」なんですが後者は「あれは神聖なものの一部だから」とか。
さらにユダヤ教になると「これはダメ」というのが相当数あったりします。例えば「ウナギはウロコがないのに水中にいあるからダメ」となってます(実際にはウナギにもウロコあるんですが)。
・・・そういう方面にあまり興味がないと「?」になると思われますが・・・当人たちにとっては真剣でとても大切な問題であります。幼少の頃からそう教育されている場合も多く・・・間違って口にしたりすると身体に変調をきたすこともあります。
部外者が「変なの」と軽く流してしまうようなものではないわけです・・・。

そうは言っても。・・・↑の一種の「言葉狩り」まではなあ・・・さすがにどうなんだろう、と個人的には思ってしまいますが・・・その「モノ」ならまだしも「名前」もか・・・と。でもそこまで敬虔な人たちがいる、ということなのかも知れませんが・・・さすがになあ・・・と。

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10/04/2016

任意の相手には

届けられないんですが、その辺は?
インド・ハト「拘束」首相を脅すメモ運ぶ(Yahoo!:時事)。インドとパキスタンというのは実はかなり険悪な関係だったりします。宗教的な対立や民族的な対立までも。実際、かなり激しい対立になっているのですが・・・。
伝書バト。↑記事によれば相手を「モディ首相」と名指ししているような内容ですが・・・伝書バトというのは「送り手」と「受け手」がきちっと明確になっていないと成立しない情報伝達手段だったりします。・・・「味方」から「味方」なら容易ですが「味方」から「敵方」あるいは「敵方」から「味方」というのはちょっと難しい、ということであります。相手が余裕ぶっこいて「うちの情報が筒抜けになっても構わないんだよ」と相手方からのハトを許可してる、というのなら話は別ですが。

ハトの「帰巣本能」を利用します。これは様々な説があるのですが、カンタンに言ってしまえばハトには独自のGPSのような機能があり・・・自分がどこを飛んでいるか分かる、ということだったりします。そして自分の「巣」の位置も把握しています。そのためどこで放たれても自分の巣に帰ることができます。
・・・地磁気や地形、あるいは匂いなど色々言われていますが。なぜ? という問いに対する確定的な答えはまだありません。が・・・ほぼ百発百中自分の巣に帰って来れる、となれば色々利用できるわけです。

自軍の基地に「巣」を作っておいて出先の兵にハトを持たせておいて・・・何かあったらハトに手紙をくくりつけて送る。そうすると基地に情報を伝えることができる。難点は・・・そのハトを「返信」に使えないことで。一方通行の情報伝達手段なのですが、かなりの距離でも移動できるので中東では重宝されていたとか。
・・・それを今、インド-パキスタンで・・・と。
モディ首相名指しで、という辺りでなんかな・・・と。この「通信」を成立させるには「敵方」が「モディ首相の近くで飼育されているハト」を手に入れる必要があります。・・・いや、パキスタンにそんなのいるんだろうか・・・?

↑記事だけですんで詳細は分かりません。事態はもっと複雑なのかも知れません。が・・・「伝書バト拘束」は・・・多分デモンストレーション的な何かかなあ、と。あるいはパキスタン軍の中でのやり取りが流出したのか・・・それとも坊憎けりゃなんとやら、とか・・・そんな風にも思うのですが。

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09/23/2016

どこだってそんなもん

地震にふるえる韓国、日本製防災グッズなど売り上げ急増(Yahoo!:聯合ニュース)。日本だと「大したことないな」と思ってしまうかも知れませんが・・・「地震」という自然現象を経験したことのない地の人間にとって、非常に恐ろしく不可思議なものだったりします。・・・空からいきなり魚が降って来るという謎の現象がありますが、アレ、実際に経験したらやはり同じように不可思議通り越して恐怖を感じるかと(いや、経験したことないんですが)。

韓国では「観測史上最大」とのことであります。・・・日本だって阪神・淡路大震災以前なんてのは関西では「避難訓練? 何それ?」の世界でしたし、関東の学校では9/1に必ず避難訓練やるし防災ずきんが座布団代わりだ、と言うと「時間の無駄」「何かの罰ゲーム?」とかそんな認識でありました。
が・・・震災以降大きく様変わりしました。
それは関西にとどまらず日本中の人たちの認識だけではなく。法整備から日常の行動まで。ちょっと意外?なとこだと水道の蛇口というのがあります。ひねるやつではなく、上下に上げ下げするタイプ。それまでは「下に押す」と水が出ていたのですが・・・震災以降「上に上げる」と水が出るようになりました。これは地震の時に上から物が落ちてきて水が出っぱなしになるのを防ぐためであります。

気象庁の台風情報にしてもかの伊勢湾台風の大被害から詳しくなってきています。津波情報だって環太平洋で本格的に連携したのはチリ地震による津波から、でした。
何か起きてからようやく・・・というのはどこの国でも地域でもそんなもんかも知れません。
韓国だけではなく実は世界には「地震ってアレだろ、地面揺れるんだろ? エレベーターのちょっと激しいくらいなんだろ?」と、経験ゼロの場所というのは結構あったりします。・・・そういう場所では当然ですが耐震構造なんかなく。避難訓練とか防災グッズなんかもないかと思われます。
・・・今回の地震、韓国はそういった方面へ注意を向ける、ある意味良いチャンスになったのでは・・・と思うのですが。ワクチンみたいなもんで軽い程度の「災い」を経験して以降の重い「災い」に備えられるように、と。

ただ・・・これはどこの国でも同じなんですが・・・人間てのは忘れる生き物であります。世代交代が進めばさらにそれは加速します。「維持」というのもかなり重要な問題だったりするのですが。

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08/24/2016

皆が欲しがるモノ

アメリカの刑務所でラーメンが大人気(Yahoo!)・・・とは言っても刑務所にラーメン屋や屋台があって、囚人に大人気、というわけではもちろんなく。「所内通貨」として「ラーメン」が人気・・・ということであります。
こういうのは「タバコ」と相場が決まっているのですが、それが変化しつつある、ということでもあります。

なぜ「タバコ」だったか、と言えば皆が欲しがったからであります。
通常刑務所では喫煙は難しく、その辺からも人気があったわけで。とすると何かのツテでタバコが手に入ると「それちょっと分けてくれよ、代わりに・・・」という一種の「物々交換」が成立します。タバコ一本で何か、と。相場もある程度決まっているでしょうけど、当人同士の交渉によって変わってきます。場合によっては損をしたり儲けたりもする。
原始的と言えば原始的な経済ですが。しかし最も根源的でシンプルな理屈ではあります。シャバだって似たような理論で動いているのですから。
それが・・・ラーメンという食物になった、というのがミソなわけであります。

実はアメリカは今刑務所がパンク状態だ、と言われています。もちろん囚人を来なくさせるような努力もしているのですが、間に合ってない、と言うか。そこへ刑務所への予算も減る、ということに。となると囚人たちの食事にもダイレクトに影響が出てしまう・・・。
そこで嗜好品であるタバコから食欲を満たせるラーメンへ、と。
・・・ただ・・・コレ、「ラーメン」としか記してありません。もちろん即席めんだと思われますが・・・お湯を注ぐタイプなのか袋タイプなのか。アメリカには両方とも流通しているはずなので・・・でも多分カップめんかなあ・・・お湯くらいはどうにかなりそうですが、火の使用はさすがにできないでしょうし・・・?

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08/23/2016

二つほど 8/23

乗り物・海外で二つほど。

一つ目。ロンドン地下鉄、週末限定で終夜運転(CNN)。これは日本でも何度か話題になっている「24時間運転」であります。ずっと運転していれば消費も増える、ということでやはり経済効果が期待されていますが・・・。
日本の場合。地下鉄じゃなくてバスで試験的にやったことあるんですが。・・・実際には利用客が少なくて(路線にもよるんですが)あまり効果なかった・・・ということになりました。あれ以降、東京都知事選の時にちょろっと出たくらいであまり話題に上ってはいません。
・・・実際、経済効果的には期待できそうなんですが・・・例えば東京の地下鉄とか。それこそ週末限定で終電ナシ、となると、まあ、たしかに。
しかしメンテとかその辺の問題はどうなるんだろうか、とか。うまくシステム化できればできないことではないのかも知れんのですが・・・現状ではなかなか難しいところではあります。色々とあって。

二つ目。海に浮かぶ「フロート空港」実現の可能性は?(CNN) 一応?羽田もそういう意味で「沖合」に建設されたんですが・・・なんか妙な方向になってきてます。やはりあんだけの物体が空を飛ぶ、となると色々あるものではありますけども。
フロート型、というのは実際何度か議論されて・・・「やっぱりなんか不安」ということで先送り、というのを繰り返してきています。技術的な問題は少しずつクリアになってきているのですが、やはり「なんか・・・ちょっとねえ」的な空気がどうしても拭えるものではないようで。
これはどれだけ安全面を確保できる、と説明しても難しいものなのかも知れません。
しかし現状、こういうのがないと立ち行かなくなる場合もあるわけで・・・選択肢としてはやはり入れておくべきだ、とも思うのですが。

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07/19/2016

ネズミにはやっぱり

ネコが一番、ということかも。
全米一の「ネズミ都市」シカゴで駆除に野良ネコが大活躍(CNN)。ある程度の規模の都市ならほぼ必ずいるもんですが・・・ネズミ。今は中世ヨーロッパのようにネズミ媒介の病原菌がそこまで拡散はされていませんが、現代でも一定の「脅威」を持っていることは否定できません。
・・・まあ、それ以前に都会人?のネズミに対する恐怖、というのはなんかちょっと怖がりすぎな気もしますが(これは昆虫などの小動物全般に対して言えるかも)。
そのため自治体は対策として殺鼠剤や罠を提供したりしていたりします。シカゴもそういったシステムがあるようですが、↑記事では少し違ったアプローチを紹介しています。

・・・野良ネコを使ってネズミを駆除する。
要は「ネコ派遣」なわけです。もちろん避妊手術済で、健康管理なども会社の方できちんとやる。ネコが住む場所もキープしておいてそこで管理。・・・たしかにこうすれば野良ネコも減るしネズミも減る、というかなり有用な方法となるわけであります。殺鼠剤や罠だとネズミ以外に害が出ることもありますし・・・何より当局ではここまでケアしてくれないでしょうし。
日本でもネズミが大暴れしている場所は結構あります。こういう方法を導入したら変わってくるかも・・・?
・・・うーん、なんか日本では無理っぽいような気がするんですが。一企業がここまでやる、という辺りからしてなんか、ちょっと、どうかな、と。野良ネコを管理する「場所」でなんか一悶着ありそうですし。どうかなあ、と。

ところでこれはちょっと別件なんですが・・・↑記事中にビール醸造所でネズミ駆除に関してこのネコシステムを導入した、と。「1年半前にやってきた4匹の猫はインターネットで名前を公募。映画『ゴーストバスターズ』の登場人物にちなんでイゴン、ベンクマン、レイモンド、それにゴーザと命名された」(「」内↑記事より引用)となってるんですが・・・。
なんで・・・ゴーザ? ウィンストンじゃないの?

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06/25/2016

離脱!

英国民投票でEU離脱派が勝利 日本への影響は(Yahoo!)・・・昨日の昼頃でしたか、大勢が判明したのは。当初は「EU残留」が濃厚、と思われていたのですが実際に開票が進むとシーソーゲーム化。最終的には「EU離脱」が過半数となり・・・「これでイギリスがEU離脱か」ということで世界中の経済にも影響が出ています。
さらにはイギリス国内でも「離脱」「残留」に世論が分裂。残留派の議員が射殺されるという事件が投票前に起きていましたが、さらに険悪な雰囲気が漂い始めている・・・という話もあります。

しかしあくまで「国民投票」なので法的に拘束力はない・・・ということなんですが。
それでもこれを受けて残留派のキャメロン首相は辞意を表明(ただし10月までは首相職続行)。自分の方針ではない結果に「責任取れない」ということでの辞意、との見方もありますが、任期中にEUの会合があるのでそこで事態を「説明」ということになっています。・・・当たり前ですがそう簡単にEU離脱、というわけにはいかず。基本的にEU加盟国全部から「分かった」という返事を得ることが必要になります。その前に「うち、EU抜けるから」と正式に表明しないといけないのですが・・・それをキャメロン首相がやるかどうか、とかそういうところまでも。
仮に表明した、として。2年のうちに決着をつけないといけません。だから報道では「2年後に正式離脱か」という論調が多いのですが、そうすんなりと行くかどうか。そもそも「離脱」するのだろうか・・・とか。

離脱派が勝ったのは大衆の中の「うんざり感」が溜まりにたまったからでは・・・という話もあります。EUというのは加盟国内の行き来は原則自由・関税もナシ、という一種の「運命共同体」みたいなものであります。・・・ということは稼ぎの少ない国から高い国への移動、つまり出稼ぎも自由。いや、出稼ぎなら元の地域に帰ることになりますが・・・その夢の国?に住んでしまうことも可能。そして年収も高く社会保障制度も充実していてなおかつ「英語」という世界で最も有用な言語の一つが使えるイギリスに移民が集中していった・・・と。
もちろんイギリス側もそこまで野放しにはせず、例えば居住するにはそれなりの技能がないと居住できないようになっているのですが。しかしEUに加盟している限りいくらでも居住してしまえます。
自国内での決定よりもEUでの決定が優先される。その事態にそりゃあないだろ、という怒りが溜まっていったのでは・・・ということであります。

もちろん「残留」しても良いことはあります。実際に昨日起きた「世界的な経済不安」こういうのは起きないわけです。離脱、ということは関税が復活する、ということで・・・100%自国内でやりくりできる国ならまだしも、そうでないイギリスは輸出・輸入の際に「関税」が大きくのしかかってくることになるわけです・・・今後。国内産業の衰退もあり得るかも知れない。
さらに「EU内なら行き来自由」で移民が増えて・・・という点も、実はこれまで有能な人材も多くイギリスに来て居住していた、ということになります。そういった人たちまで減ってしまうことになります。人材の行き来の停滞まで起きてしまうかも知れません。

そして・・・国内での「対立」激化。すでにスコットランドが「独立」を求めての国民投票を再び・・・という話もあります。実は地域によっても「残留」「離脱」への捉え方も様々で、地域によっては「イギリス連合から抜けて自分のとこはEUに残る」という方向性を求めていたりします・・・。
まだ「完全にイギリスはEU離脱!」というわけではないのですが・・・それでもこの影響であります。現在日本にそれほど影響は出ていない(株価と円高で、ちょっとヤバめですが)ようなもんですが、今後は・・・? やはり心配は心配ではあります。

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06/21/2016

ところ変われば

いや、そういう問題ではないかも。
パリで見かけたちょっとレアなスマートフォン(Yahoo!:ITmedia Mobile)。自分はスマホではなくガラケーなんですが(それもほとんど使わない)友人たちはスマホで「お前もそろそろどうだ?」という話が出ることもちらほら。こういうのはあれば使うだろ、という考え方もあるんで、まあ、そのうち・・・と答えるんですが。
実際、ちょろっと携帯会社のサイト行ってスマホ見てみたりするんですが・・・。
なんかどれこれも同じような印象だな、と。大きいのはiPhoneとAndroidのどっちにするか・・・というところなんですが、どっちもなあ・・・。Androidの方が若干の「差」があるように見えますがそれにしても。使ってる人からすれば多分違いはあると思うのですが・・・使ってない側からするとどれもこれも似たような金属の板、みたいなもんで。

それがあっち↑行くと結構色んなバリエーション?があるようで。
ただ、日本とあっちの違い、というのは前々から指摘されていることではあります。ガラケーなんか言葉そのものがいい例で、特に機能の違いは色々と指摘されていたりします。それはそれで別に悪いことではなく。そういう面も理解していけばまた違った活用法も思いつく、というもんなんですが・・・。
その割にはなんか日本のスマホは画一的、と言うか。外見上も中身も同じように見えてしまう、と言うか。
ガラケーの方がバリエーションが多彩なような観すらあります。それでもちょっと前の群雄割拠感と言うか・・・色んな方面への爆発的とも言える様々な機種の販売、あれは傍から見てても「お?」と思った記憶があります。

それに比べると昨今は・・・なんでしょうね、メーカーによるのかやはりキャリアの方が強いからそういった「個性」が出にくいのか・・・。
もうちっと「面白く」なるとまた変わってくるんでは、とか個人的には思うのですが。数社で独占状態の現状はやはり停滞を加速させている気もするんですが。

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06/18/2016

そこにバター

最近は日本では品薄ですが。
アイルランド・沼地から2000年前のバターの塊(CNN)。結構な大きさでありますが・・・当時は食用の他に献上品や祭事用としても用いられていた、とのことであります。
沼地になった、というのも供物として埋められていた、と。しかし沼地というのは意外に保存性が良く・・・今日まで保存されていた、とのことであります。もちろん掘り出してしまったので急速に劣化していきそうですけども。
・・・食えないこともない、って話ですが・・・さすがに、ちょっと・・・。

バターは自分で作ることもできます。
ちょっと検索かけてみるといっぱい出てきます。最もカンタンなのは生クリームと塩をペットボトルに入れて(あらかじめ冷やしておくとなお良し、とのこと)5分くらい休まず振り続ける、というものであります。最終的に「乳清(ホエー)」と「バター」が分離すればそれで完成。
・・・なんで生クリームか、と言うと。生乳が手に入るならそっちの方がいいのでしょうけど。「振ればバターになる」ということは普通に売ってる牛乳は輸送中にもれなくバターになっちまう、ということであります。そのためそうならないように加工してあるので・・・乳脂肪を利用するなら生クリーム、それも乳脂肪分の多いやつで、ということになります。

しかしこの「振る」という技法は実は昔から変わらない技法なんだそうで。↑のころも多分似たような方法をとっていた、と思われます。恐らく生乳を輸送中に分離してしまってそれを食べてみて・・・とかそんなところからではないか、と思われますが。

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06/03/2016

中身は変わらないけど

ピカチュウ「改名」に香港のファン猛反発(Yahoo!:AFP=時事)。最初記事のタイトル見た時に「?」となったんですが。まさかまた著作権関係で何かあったとかじゃねーよな・・・と思いながらよく読んでみると「改名」ということで。
・・・いや、呼び方の変更、ということですか・・・。
中国語、と一口に言ってもいくつかの種類があります。日本語での「方言」よりももっと違いのあるものなんだそうで・・・違う「中国語」同士だと話が通じない場合もあるんだとか。
日本でも東北と関西だとそれに近い場合があったりしますが・・・それ以上に「違い」があるんだそうであります。

そのため日本語では「ピカチュウ」でも各地方によって呼び方を変えていた、とのことで。
それを統一。・・・標準中国語、ということで・・・なんか香港の場合、ただ単純に「そんなのピカチュウの名前じゃねえ!」というだけではなくて、中央への反発とかそういうのもあるような気もしますが。その辺は・・・どうなんだろう、とかそんなことも思いましたが・・・さて。

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05/30/2016

あちらでは多発

日本では・・・?
ヨーロッパで落雷被害多発(Yahoo!)、たしかに日本ではあまり(もちろんゼロではありませんが)聞かない「落雷被害」であります。・・・日本の場合、開けた場所がそれほど多くないから落雷被害が少ないのか・・・それとも気象状況上実際は多いのだけれど「被害」が少ないのか・・・その辺は分かりませんが、年間で3ケタもの被害が・・・という国ではなかったりします。

それでも落ちないわけではないわけで。
これから日本でも雷が多くなってくる季節になって行きます。よく「金属を体から離せ」と言われてますが、実際のところはあまり意味がないそうで。どちらかと言えば「高さ」が問題になってきます。雷は高いところに落ちるので、少しでも高いところから離れる、しかし離れすぎると今度は自分が「高く」なりかねない。そこで一定の距離を保ちつつ高いモノから離れる・・・。
・・・しかし実はどんなに「高く」ても相手は結局は電流なので、電気が地面へとスムーズに流れる「道」があれば問題なし、とのことで。例えば自動車の中、なんてのが一番安全だったりします。

同様に建物の中、というのもアリなんだそうで。
前述の「金属を~」というのは「落雷」に対してはあまり意味ないそうなんですが、「電流」に関しては有効、という話もあります。頭に落ちた雷がクツの金具から地面に流れて一命をとりとめた・・・とかそういう話も。
しかし野外でいきなり、そして屋内へ・・・というのもなかなか難しかったりします。やはり事前情報が大事になりそうなんですが・・・いきなり落雷、ということもあるのでやはりいつもから対処法を知っておく、というのが重要なのかも知れません。

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05/18/2016

気が抜けないか心配

ベルギー・古都の地下にビール専用パイプ(CNN)。・・・「みかんジュースが出てくる蛇口」というのがあったりしましたが、こちらはビールであります。ただし、「蛇口からビール」ではなくあくまで輸送用、ということで。
・・・「蛇口からワイン」てのはあったなあ、と。炭酸系、と言うかこういう発泡する飲み物を「蛇口から」というのはやはり難しいとは思うのですが。

ベルギーの古都、ということで歴史のある醸造所で・・・でも設備を新しくしたり場所的な問題があったりする。何しろビールを「輸送」するのにも大変、ということであります。
それならパイプラインで繋いでしまえ、と。
こういうの、日本ならどうするんだろう・・・ということはやはり考えてしまいます。もっと扱いやすい?都市に移転する、とか。いずれにしてもこういうやり方はやらんだろうなあ、と。費用の面もありますが、どちらかと言うと「飲み物が地下のパイプを流れてくる」ということに抵抗を持つ人が出て来そうな、とか・・・。

ところで「ビール」と言うとドイツが有名で、原材料などを限定した「純粋令(現代は無効化)」もあったりしますが・・・ベルギーも実は有名だったりします。ただし、こちらはそういった法律がなかったのでかなり自由にやってる観があります。
日本でも最近はそういうビールが増えてきてますが。某メーカーがベルギービールをもとにした「香料入りビール」を出したりして。あんまりにもヘンでなければそういう方向もアリかと思うのですが。美味ければそれでいいのですし。そこまで「純粋」にこだわらんでもなあ・・・とか。

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05/17/2016

隼匠?

観光客を空から守るフランス・カンヌのハヤブサ部隊(AFPBNews)。カモメなどがホテルの客の食事などを失敬することがあって、それに対して猛禽類である「ハヤブサ」を扱う人たちを配置した、という話なのですが。
タカを扱う「鷹匠」は世界各地で、日本でも知られていますが・・・なるほどハヤブサを扱う「隼匠」というのがフランスにはあるのか・・・と思ったんですが・・・。

いや・・・↑動画・・・これ・・・タカじゃないですか・・・。
ハリスホークかなあ、そこまで詳しくは分かりませんが。飼育したり色々仕込んだりする「タカ」という中では比較的メジャーな種類で、日本でも購入・飼育することができます。もちろん鷹匠でもなくても。
でも・・・これは「ハヤブサ」ではない・・・。

「タカ」と「ハヤブサ」は明確に違いがあります。大きさもそうですが、翼に先端に違いがあります。
先端が、ピン、尖っていればハヤブサで、ばらけていればタカで・・・これは結構カンタンに分かります。ついでに述べると狩りの仕方も大分違っていて、ハヤブサは「飛んでる鳥専門」で・・・獲物の鳥を「蹴り飛ばして」捕まえます。そのためには自身も相応のスピードが必要になります。そのための「尖った羽」とも言われてますが・・・実際、相当のスピードで飛び回ることができます。
対してタカは基本的に「地上の獲物専門」であります。
ただ・・・「たか」と一言にくくるのはかなり難しい話で。「軽自動車」というくくりの中でも様々な種別があるのと同様にその生態は様々であります。「小型の猛禽類」が「鷹」ということなら「隼」もタカの仲間に入ってしまうくらい、なんですが(なお「大型の猛禽類」は「鷲」ということになってます)・・・実際にはその縛りは曖昧なもんだったりします。この辺は「クジラ」と「イルカ」、「オウム」と「インコ」といった種別の難しい連中と同様だったりします。

それでも↑動画の「ハヤブサ」はなあ、と思ってフランス語で「タカ」は何と言うのか、と検索してみたら「faucon」で・・・↑動画の鳥扱ってた人たちの背中には「fauconnerie」という文字が。その「fauconnerie」はまんま「鷹匠」という意味なんだそうですが英語の「falcon」はハヤブサの意であります(タカは「hawk」)。
・・・一種の誤訳的な何か、というものなのかも知れません。まあ・・・もちろんアレはまごうことなきハヤブサで、あの人たちは世界的にも珍しい「隼匠」だ、ということなのかも知れんのですけども?

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05/16/2016

誰が気づいた

アメリカ・コネティカット州・・・脱獄犯を半世紀ぶりに逮捕(CNN)。なんでバレたか、と言うと運転免許証の顔写真が刑務所に入った時の顔写真がどこか似ていて「鑑定」を依頼した結果だった・・・と。
アメリカは日本よりはるかに「クルマ社会」ですから運転免許証は大抵の人が持っています。そのためこの「脱獄犯」も持っていた、と思われますが・・・偽名ではなく実名で所持。しかも少なくとも25年くらい住所は変わっていなかった、とのことであります。

・・・イヤになったのかなあ・・・。
こういうのは映画や小説などにもよくある?テーマなのですが。そういう場合犯人は「俺は完全に逃げ切ってやるゼ!」的な場合と「もうこんな生活イヤだ」となってしまう場合、どちらかになることが多いような。・・・今回の犯人もやはり後者だった、のかも知れません。
この犯人が今後どうなるかは分かりません。やはり再収監と言うことになるのでしょうか・・・?

・・・しかし最初に「アレ?」と思った人物は一体どんな人だったんだろうか、とかそんなとこも気になったりします。
何せ半世紀であります。「脱獄犯」というのはある意味かなり特殊な存在ですから(これが中南米とかなら話は違うかも知れませんが)そう多くはないわけです。でも50年近く前、ということは気づいた人物が大元の事件に関わっていた可能性は・・・それほど高くないと思われます。
もちろん警察もずっと追っていたはずですが・・・そういった人たちが最初に気づいたのだろうか、それとも・・・?
意外なところで意外な出来事、というのは起こるもんであります。ある意味これはよくあることなのかも知れんのですが・・・。

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05/09/2016

どこまで「守る」

ノルウェー・大量殺人犯が「人権」で勝訴(MSN:産経)。77人を殺した犯人であります。それが禁固21年とはなんと軽い・・・と思うかも知れませんが、これが最大に重い刑罰なんだそうであります。何しろ1905年に死刑が廃止されています(1945年に一度だけ復活)・・・そのためこれが最高刑、ということに。
しかし刑務所内での待遇に不満があり提訴。そこで「この扱いは非人道的である」という判決が下された、ということなのですが・・・。

こういうのは人数の問題ではないのですが(日本では量刑に関係している、という話もありますが)人を殺したことに対する刑罰として「死刑」というのは感情的に最も周囲が「納得」する話ではあります(なお、「死刑以上の刑罰」というのは考え方によっては存在しています・・・例えば日本にあった「切腹」と「死罪」は両方とも「死」を課するものですが、心情は全く違っているもので・・・「名誉に死する」といった感情が切腹にはありました)。
死刑廃止・存続論というのは世界中で今でも決着のついていない論争であります。あの国でやってるからこっちの国でもそうすべき、という単純なものではありません・・・。
ノルウェーではこういう方法で100年ほどの間続いてきたわけです。ですからその辺に関して他国者がどう、と言えるもんではないのですが。

・・・どんな扱いを刑務所で受けていたのか、その辺は気になるところではありますが・・・。
実は過去、明治期から昭和くらいまでの日本でも「監獄法」という法律でもってかなり非人道的な扱いを刑務所でやってた、という話があります。・・・禁固刑とは懲役刑とは違ってフリーになる時間もかなり制限されるものですが、本当に「閉じ込めていた」こともあった・・・とか。某北海道の刑務所は今は観光名所ですが実はかなり激しい場所だった、とか・・・。

それでもなあ・・・どうなんだろう、と。非人道的な事件を起こした人間には何やってもいいんだ、とまでは言いませんがある程度「制限」つけるのは当然なんでは・・・と思うのですが、ここまで自由にやる、となると・・・。
・・・そう言えば「刑務所の待遇をどんどん改善していって最終的に国民みんなが囚人になりたがるようになっちまった」てな喜劇小説も昔ありましたけど・・・。

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05/06/2016

ところ変われば

今日もオーストラリア。
外来種の「コイ」に宣戦布告、ウィルスを使っての壊滅も(CNN)。日本で「侵略的外来魚」と言うとブラックバスとかブルーギルとか。捕食性の高い、獰猛なフィッシュイーターが主になるんですが・・・あちらでは鯉が「侵略的外来魚」だったりします。
おとなしそうなのに、と思うかも知れませんが。
コイというのは雑食傾向があります。悪く言えば何でも食ってしまう。口に入れば小型の魚でも食ってしまいます。

オーストラリアにだって魚食性の大型魚がいないわけではないのですが。
マーレーコッド(Wikpedia)
他にもアロワナ系とかハイギョとか。そういうのもいるにはいるんですが・・・何しろ広大な地であります。全部の淡水域にいるわけではなく・・・小型魚ばかり、となるとコイが覇権を握ってしまいます。
・・・こういうとこ、日本でも似たような状況であります。捕食性の強い大型魚、と言うと日本では・・・ナマズか汽水域のスズキかとか。実際にはそんなもんであります。そこへブラックバスなどの強力なのが入って来る、となると・・・。実はオーストラリアでもこういうサンフィッシュ系の外来魚は脅威になっているそうでありますが・・・それ以上にコイが、と。

そしてオーストラリアで捕らえられたコイ、というのは検索かけると結構画像が出てくるんですがなぜかほとんどが「色付き」だったりします。いわゆる「野ゴイ」の黒っぽい深緑色ではなく。
・・・その辺、事情が色々ありそうであります。ところ変われば・・・とは言いますが・・・さて。

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04/24/2016

トラ・・・

アメリカ・テキサス州ヒューストン郊外でトラ出没、捕獲される(CNN)・・・これだけ見ると「アメリカのトラ?」と思うかも知れませんが(いや・・・ないか、さすがに)飼育されているトラが逃げ出したようであります。
トラはアジアに生息するので、野生のトラがアメリカにいる・・・ことはまずあり得ません。さらにワシントン条約によって譲渡など国家間での売り買いが基本的に禁止されているので、うっかり研究用の野生のトラが・・・というのもまずあり得ません。
と言うことは繁殖品か、と。実は条約で規制される前に一種のブリーダー的な人たちが種親として保持していたトラ、というのも存在しているそうで・・・アメリカでは買おうと思えばそこからの繁殖品を購入することも可能なんだとか。

このトラもそういった一頭かと。人に慣れているようですし。
じゃあアメリカでトラ買ったら日本でそれを飼えるのか、と言うと・・・不可能ではないですけど可能性は非常に低い、というものなんだそうであります。野生個体はもちろん、繁殖品でも・・・無理っぽいようで。
・・・届け出など手続きをきちんとすれば「飼育する」ことは国内でも可能らしい? でも買うまでが大変さらに輸入となるとさらに・・・と。
意外な生き物が日本で飼えたりするものですが、やはり難しいものは難しい・・・と、そういうものだったりします。

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04/15/2016

タコは意外と

頭がいい、とか言われますが。
ニュージーランドで水族館のタコが脱走(CNN)
「タコは体が柔らかく、口の先さえ通り抜けられれば非常に狭い隙間でもくぐることができる」(「」内↑記事より引用)
実際、思わぬすき間から逃げ出した・・・というのはよく聞く話だったりします・・・タコ。これがイカだと背中の「板」があるんでそうでもないんですが。ヒトで言うところの「骨」がなく、固まったカタチがなく・・・どんな形状にも変化できたりします。

種によって若干の差異はありますが、タコならこういうことが結構可能だったりします。
それでも種によっては例えば猛毒を持つ代わりに墨を吐かなかったり。あるいは千変万異に形状を変化できたり。しかし最近の研究者が注目しているのはタコの「理性」だったりします。・・・学習能力が極めて高い、とされているのです。
実験では「ビンの中にカニ」で・・・そのビンはねじ式のフタ、というものであります。これをタコは何度か失敗を繰り返しながらなんとか開けることに成功して、中の好物のカニをゲットします。
興味深いのはここからであります。一度成功したタコはその後は迷わずねじ式のフタを開けていきます。・・・そしてその成功している様子を透明な仕切り板の向こうから別のタコに見せていると・・・そのタコも短時間でフタを開けるようになる、と。

分化の伝播と言うか慣習の伝達と言うか。そういうものが確認されているのですが。
・・・ただ、タコの寿命というのは実はかなり短いものが多いもので。マダコは基本的に一年で繁殖活動して死んでいきます。そのため知識のストレージもなかなか貯まりづらいのかも知れません。が・・・将来的にその辺も変わってくるタコが出てきたりしたら・・・またちょっと違ってくるかも知れません・・・?

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04/11/2016

夜の校舎・・・ではなく

店のガラスを割って回る。
アメリカ。ニセ電話で店の窓ガラスを割らせる、ファストフード店で被害続出(Yahoo!:CNN)
「あんたの店にはキケンなガスが充満している。すぐに窓ガラスを割ってガスを追い出してくれ」
・・・的な内容かと思われますが・・・こう書くとただのイタズラ電話であります。

誰かをだます、というのは実は相応の技術が必要なのですが、実際には。
いくら「消防署の方から電話してる」と言ってもそうそうカンタンにだませるわけもなく。軽くイタズラで・・・という程度では門前払いがオチであります。・・・もしかしたら他のどこかで何度か失敗していて、成功例だけがこうやって出てきている・・・という可能性もないわけではないですが。
それにして。・・・ヒマなのがいたもんであります。

店に窓ガラスを割らせるのが目的(何か恨みとかもあるかも知れませんが)ならば次は別の手で来るか・・・あるいは「イタズラ」ということが目的ならまた違う「イタズラ」になるかも知れません。ここまで騒ぎが大きくなってくるともうさすがにだまされないでしょうし。
・・・ここで手を引く? それならそれでまだいいのでしょうけど・・・一度味を覚えてしまうとなかなか足を洗えるもんでもなかったりします。まだ・・・何かあるのかも?

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04/03/2016

忘れそうですが

・・・中国は共産主義国家です。
中国国営通信社「エイプリルフールは中国の信仰体系になじまない」(CNN) 現在はいく分か「規制緩和」的に市場の開放などが行われていますが・・・日本や欧米のように自由主義経済が是、というわけではない国家であります。
ソ連がロシアとなり・・・北朝鮮も微妙、キューバもアメリカと国交を回復した今、純粋な共産主義国家でい続けるというのはやや難しいのかも知れませんが。そのため「こっち」の常識が通用しないこともままあるわけです。
・・・むしろ通じる国の方が珍しいと言えるかも、ですが。郷に入れば郷に従え、という言葉もありますが・・・実際のとこはその国や地域独自のしきたりの方が優先される、というのが常識だったりするもんであります。

それでもエイプリルフールくらいはなあ・・・とか思ってしまいますが、そういうお遊びも・・・不許可ということなんでしょうか。
いや、結構「お遊び」でないことになってるケースも散見されますのも事実ですし。最近は「ウソ広告」とか「ウソサイト」みたいなのが流行りですが、そこでも行き過ぎがあったりして。今年も謝罪してる企業があったりしますから、「なじまない」とする風潮も、まあ、分からんでもないか・・・と。

それでも余裕みたいなもんだと思うのですが、エイプリルフール。それくらいの社会の余裕、と言うかちょっとしたすき間みたいなゆとりはあってもいいんじゃ・・・と思いますが、これも日本にいるからそう思うのかも知れません。

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03/04/2016

投票開始

ニュージーランド、国旗刷新の国民投票始まる・・・今月24日まで(CNN)。しかし「現状維持」つまり今の国旗(ユニオンジャックに南十字星)の方がいい、という意見は6割超を占める、という調査もあります。改定案(シルバーファーン:シダに南十字星)の方は2割超、とのことであります。
このままだと「やっぱり元の方がいい」ということに落ち着きそうなんですが・・・さて。

前にこの「あれこれ」で触れましたが・・・ニュージーランドの国旗刷新。
オーストラリアも似たような国旗(ユニオンジャックに南十字星+七稜星:七つの「ツノ」がある星)で混同しやすい・・・地理的にも近いし、ということもあっての刷新案だったわけです。
・・・候補は前に見たことあるんですが・・・なんかこういうのはどこの国でも同じようなノリ?になるようで。
日本の市町村合併して新しい「市」ができる。じゃあ名前を公募しようか・・・となると一定の割合で「オイオイ」な名前が入ってきます。明らかにノリとかジョークで応募しただろ、的な(意外と本人は大まじめだったりするんですが)。そういった意匠もあったりしました。・・・キーウィにれーざー、とか。

ただ、選ぶ側としてはたまったもんではないわけで、そういうのは。実際、日本でも組織票っぽくとんでもないのが上位に来た時に無視された、とかそういう話もあったりして。
・・・最終的にニュージーランドでは特有のシダとやはり南十字星を最終候補に。
個人的には結構好きなデザインなんですが、選ぶのはニュージーランドの人たちであります。・・・どうなるのか・・・↑の事情を見る限りやっぱり変わらないのかなあ、とか思ってしまいますが・・・それはそれで国民の意志、ということなのではあるのですが。

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03/02/2016

一種のロマン

静かな超音速機、NASAが設計を発注(CNN)。現在「旅客機」で超音速・・・つまり音速を超えて飛行する機体はありません。記事中にもあるようにかつてはコンコルドという超音速で飛ぶことが可能な旅客機がありましたが・・・2003年に全機が引退してしまいました。
・・・なお、このコンコルド、居住性はあまり良くなかった、という話もあったりします。機内が結構狭かったらしい・・・。
さらにやっぱり「騒音」が問題になってしまいます。高速で飛ぶ、ということに対してかなりの問題が出てきますが騒音というのはやはり大きな問題の一つとなってしまいます。

例えば。「超音速で住宅地の上を飛行」というのは物語などで時折見かけますが・・・実際にンなことしたらえらいことになります。・・・いや、「超音速」でなくても、フツーにある程度の速度の物体が住宅地の上空を飛行・・・というだけでも、かなり。そのため航空機が住宅地を飛ぶ時には相応の高度が求められます。
かのコンコルドも超音速運用は限定された地域の上空だけでしたし。
こういう風に実際にはかなり制限の多い飛行だったりします。騒音以外でも結構シビアなもんだったりします。

ただ、騒音はかなり広範囲に渡ってしまうためこういった「静かな飛行機」というのは最近の命題?みたいなもんになってるような。超音速機に限らず。そして最近の傾向としては「中型機でそれなりの人数が運べる」機体になってきています。かつてのように「大型機でばんばん運ぶ」よりもコスト面や小回り性を求められているような。・・・速度は二の次、と言うか。速さの面ではすでに航空機の独擅場なわけですし。そこまでは・・・ということなのかも知れません。
でも「超音速機」と言うとやはりロマンがあります。飛ぶモノの一つの目標「音速」を超える、という辺りが、特に。・・・まだ実験機段階っぽいんですが・・・↑営業運用も視野に入ってるんでしょうかね・・・?

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02/16/2016

やはり不気味

沖合に数千匹のサメの大群、当局が注意呼びかけ・・・米フロリダ(Yahoo!:CNN)。「こんな冬に海なんて」とか思うかも知れませんが現地は常夏のフロリダであります。その沖(とは言ってもかなり近いらしい)に数千、あるいは数万匹ものサメがいる、となると・・・。
カマストガリザメ。日本ではあまり聞かない名前ですが、世界中に生息しています。大西洋では結構知られているサメのようであります。
カマストガリザメ(Wikipedia)

英名「Blacktip Shark」・・・ひれの先が黒いサメ、となるとツマグロザメ・・・これはまた別のサメ(こっちの英名は「Blacktip Reef Shark」)でインド洋に生息していたりします。どちらも1.5m程度でそれほど大きくはなく、性格は臆病だったりします。が・・・カマストガリザメの方は現地フロリダでは何度も人間に軽傷を負わせているサメであります。
ホオジロザメやメジロザメのような大型種ではなく、商業利用されたりゲームフィッシュ的に釣られたりもします。そのため両種とも純絶滅危惧種に指定されていたりします。

かと言って無視できるものでもなく。・・・何せ数が数であります。
イメージ的に「サメ=人を食う」というのが某映画によって定着してしまいましたが、全部のサメが積極的に人を襲うわけではありません。数十センチ程度のサメもいますし大型でもジンベイザメやウバザメなどはプランクトンを捕食するおとなしいサメであります。ごく一部の凶暴ななサメのせいで全部のサメが「恐ろしい」となるのはどうなんだろう、と常々思ってたんですが・・・。
でもこれだけの数、となるとさすがに。海水温の異常とか色々理由が探られていますが明確なものはまだのようであります。・・・実はフロリダ沖を含むメキシコ湾というのはジンベイザメが(恐らく繁殖目的で)大量に集結することが近年になって知られるようになったんですが・・・そういう本来の習性によるものなのか、それともやはり違う何かのせいなのか・・・?

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02/11/2016

二つほど 2/11

国内外から二つほど。

一つ目。国内。「旧三級品」たばこ、4月に値上げ(Yahoo!:THE PAGE)。「わかば」「エコー」「しんせい」「ゴールデンバット」「ウルマ」「バイオレット」の6銘柄であります。このうち「ウルマ」「バイオレット」は沖縄限定ですが、どれも安い煙草でここのところの煙草値上げで需要の高まっている商品でもあります。
「旧三級品」ということで昔は質が良くなかったそうなんですが、「級品」が廃止されている現在はそういうわけでもない・・・とのこと。
じゃあなんで安いんだ(メビウスなど「主要銘柄」は軒並み一箱400円超なのに200円台)というと・・・軽減税率が導入されていた、と。煙草の価格の半分以上は税金ですから、軽減されればたしかに安くなります。が・・・この軽減分が4月に廃止。その後も徐々に値上げしていく・・・ということに。
・・・過去に喫煙していた頃、どうしてもお金がない時にお世話になったもんですが・・・。しかしゴールデンバットって今はそんな値段するんですな・・・昔は一箱100円切ってた頃もあったんですが(その頃はマイルドセブンが一箱200円台)。

二つ目。海外。イギリス警察、謎の英国紳士に「感謝」(Yahoo!:アフロ) ・・・おお、なんかカッコいいぞ・・・いかにも「紳士の振る舞い」的な動作であります。
逃げる密売人の少年の足に、ひょい、と足をかけ・・・何事もなかったように女性と去る・・・。
ただ・・・この動画、警察が公開して「感謝」を述べた、とのことですが・・・。なんかちょっと心配な気もします。密売人ということは組織立って動いてる可能性も高いわけで。仕返し的な何かとか、そういうのがあったりしないんだろうか・・・と。
こういうとこ日本と欧米の考えの違いなのかな、とも思いますが。日本だとここまで公開したりしないような・・・?

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01/29/2016

ちょっとコワイ?

タイで幸運を呼ぶとされる人形が大ブームに(Yahoo!:ロイター)。どの辺まで「大ブーム」か、というのも問題ですが・・・人形からも航空運賃を徴収する(しかし機内で軽食も出す)となるとまたちょっと話が違ってくるような気もします。
こういうのはタイに限らず日本でもブームになったりもしますが・・・。
ただ・・・画像見ると何だかちょっとコワイような気も。こういうとこは国民性みたいなもんが出ますんで、何とも言い難いもんがあるんですが・・・もうちっと可愛い方が日本では流行りそうな、そんな気もするんですが。

ただし「民間航空局は、人形が麻薬の密輸に悪用される可能性があるとして、人形用のチケット販売を禁止する方針を示している」(「」内↑記事より引用)とのことで。
多分中に麻薬などを仕込む、という手口かと思われますが。人気にアテ込んだ犯罪、というのもどこでもあるのでそういう懸念もたしかにあるかと思われます。・・・実際、人気になればなるほどそういった流れ?的なものは多くなるかと。
その辺は日本も変わらんかも知れんのですが・・・。

そういうのは気を付けていたらどうにかなる、というものでもなし。ただ、そういうのに利用される人形はちと可哀想かな・・・と。見た目はちょっとコワイですが、それでも可愛いと思う人にとっては・・・なわけですし。

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01/28/2016

お高いから

イギリス。フランスの難民政策を風刺するバンクシーの作品、二日で撤去(Yahoo!:FNN)。「バンクシー」とは街角などにペイントを施す覆面芸術家で、世界各国で特に風刺画などが目撃されていたりしますが・・・「覆面」でその正体はまだ分かっていません。が、高い芸術性が評価されて高値で取り引きされたり著名人にもファンが多いことでも知られています。
しかしゲリラ的に「落書き」していくわけで。その辺をいくら芸術だから、と言ってもなあ・・・という向きもあったりします。これはスバラシイ、とか言われても勝手にペイントされた側からすれば(持ち主がそういうのに特に興味なければ)本当にただの「落書き」であります。

・・・今回は二日で撤去、とのことで・・・やっぱりその辺の公序良俗とかそういうのかな、と思ったのですが・・・。
実は高値で取引されるものが誰でも触れられる街中に放置?されてるわけで。そこで誰かが持って行こうとしてもおかしくない。実際にそういう形跡もあったようですし・・・そこで建物のオーナーが「保護」した、と。
・・・なんか「風刺」という立場からするとちょっと滑稽な気もしますが、そういう結末。そもそも簡単に撤去できそうな板に描いた、というのもなんだかちょっとよく分からないところではあるんですが。
そう言えばこういう覆面芸術家で「売れる」というのは一体誰が売ったことになってその代金はどうなるのか、そういうとこも不透明なんですが・・・まあ、色々その辺の事情は様々あるかと思われます。

そして。バンクシー関係の話が出るたびに思うのですが。・・・こういうのはそういう「認められた」作品だからもてはやされるのであって、誰もかれもが落書きさえすればみんなバンクシーになるわけでないのです。・・・と、所かまわずスプレーなんぞで壁に落書きして粋がっている連中には理解して欲しいのですが・・・無理だろうなあ、多分。

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01/22/2016

二つほど 1/22

「うーむ」と二つほど。

一つ目。テロの家」とスペルミス、10歳少年聴取に批判・・・イギリス(Yahoo!:時事)。英語の授業で「あなたはどこに住んでいますか?」という問いに対する答えを書く、とかそんな授業だと思われますが・・・「Terraced House(テラス・ハウス:長屋みたいな集合住宅)」を「Terrorist House(テロリスト・ハウス)」とスペルミスした10歳のイスラム教徒の少年に対して学校が警察に通報、事情聴取を受けた・・・と。
やりすぎなんじゃないか、と日本だと思われますが。しかしヨーロッパではあちこちでイスラム過激派によるテロが起きており、そういった兆候に対して学校には当局に通報する義務がある、と。10歳の子供じゃないか、という見方もありますが少年兵によるテロというのも少なからず存在します。
・・・ただ、子供とは言えテロリストがバカ正直に自分の住んでる場所を「テロリスト・ハウス」なんぞと書くかどうか、とか・・・その辺、やっぱり学校の対応に疑問が残るところではあります。
日本だとここまでしないような気もしますが状況の変化でどうなるか分かったもんではありません・・・。

二つ目。「美女と野獣」などの童話、数千年前から存在か(Yahoo!:AFP=時事)。・・・どうやってその「可能性」を立証したのかその辺がちと気になるところではあるんですが。
しかし世界に広く分布している「昔話」は実はかなり長い時間かかってその分布を広めていったのでは・・・ということは十分に考えられます。文化的に交流がなさそうな地域同士でも実は小さな交わりはあったんではないか、とか。・・・例えば洪水伝説。あるいは「鳥に変わって飛んでいった神話」とか。「あっちでこんな話があったらしいよ」の噂話程度の話が語り継がれて肉付けされていった可能性は十分にあります。
・・・と言うことはこれまでに口伝だけで消えていった伝承も相当数ある、ということだったりもしますけども。なんかもったいないような気もします。
現在の西洋の「童話」はグリム兄弟などが丹念に掘り起こしていった結果でもあります。日本の「童話」「昔話」も同様にたくさんの人たちが残してきた結果であります(明治期に大きな改変が入ったりもしましたが)。・・・文字に残すと長期間「残る」ことになりますが・・・一方で「変化」は起きにくくなります。
まあ、それでも遠い未来には「桃太郎」だって全然別の話になってるかも知れんわけで。その辺も「伝承」の興味深いところだったりします。

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01/10/2016

日本で言えば焼酎?

ちょっと違うか・・・立ち位置的にも。
ロンドン・蒸留酒ジンに二度目のブーム到来(AFPBNews)。一度目はいつだったのか、と言えばなんと18世紀の話であります。安価に製造されたため産業革命により多数の労働者がロンドンに流入、「労働者の酒」と呼ばれてましたがそのために治安や風紀が悪化した、とされ・・・反対運動的なことまで起きています。
ジン(Wikipedia)
なお。当時のジンは今のとは製法が違っています。現代主流の「連続蒸留方式」・・・何度も何度も蒸留して純度の高いアルコールを精製する・・・は19世紀に入ってから本格化しています。当時は一度しか蒸留しない「単式蒸留」が主だったので、かなり素材の味が出ていたと思われます。
・・・ちなみに焼酎にも「連続」「単式」の違いがあって、「甲類」が「連続式」で純度の高いアルコールの焼酎に。「乙類」は「本格焼酎」とも呼ばれますが「単式」のため素材の風味が残る出来になってます(高価なのはこっち)。

しかしどこの国でも安酒というのはあまり良くは思われないもんなんですが。
日本の場合「日本酒>焼酎」の図式がかなり根強く残っていました。ちょっと前の焼酎ブーム辺りからようやく薄れてきましたが・・・それでも、なんかちょっと残ってるような気もします。
一方のジンはカクテルベースという方法で生き残ってきました。そのままだとちょっとクセがあって(薬くさい?)好みが分かれるんですが混ぜてしまうことで味の決め手となってきました。・・・どっちかと言えばこっちの方が有名かも知れません。

あくまで嗜好品なんで優劣つけるのもどうかと。好きな人は好きなわけで。特に酒は飲まない人と呑む人の差が激しいもんでありますが・・・実際にはかなり奥深いもんなんで(種類だけではなく)その辺も含めて楽しむ、というのもアリかも知れません。

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01/05/2016

単なる資料

・・・とはいかないでしょうなあ・・・。
ヒトラー「我が闘争」解禁、著作権は去年末に失効(Yahoo!:産経)。基本的に「書いた人没後70年」で著作権は消えて、いわゆる「パブリックドメイン」となります。出版し放題・・・とまではいきませんがこれまでのように各方面への申請や許可取得などの「垣根」が下がるわけです。
しかしモノがモノであります。ドイツのバイエルンなどの州ではそのままの出版は阻止する意向を示していますし・・・他の国でもそういった動きは当然あるかと思われます。

そんな中8日に「注釈付き」それも「批判的注釈付き」での出版、とのことで。
「こんなもの読んではいけない」ではなく「爆発物処理的」にそういった注釈をつけての発行。ページ数も倍以上になる、との見通しであります。
・・・一つの手段ではあるのですが・・・。
しかしどこかから「そういうものであっても出版するなんて注目を集めてまたああなってしまうのでは」といった危惧も出されそうな。書籍そのものは単なる資料にすぎないのですが、内容は、となると。
新たな「火種」となるのかそれとも「鎮火」となるのか。その辺はまだ未知数ですが。・・・でも臭いものにはフタしてしまえ、という逃げの一手よりはまだ・・・とそんな気もします。

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12/24/2015

二つほど 12/24

イブなのに日米政治関係で二つほど。

一つ目。自民・宮崎謙介議員「一か月の育休休暇を」(Yahoo!:毎日) やはり自民の金子恵美議員と結婚していて来年2月に出産予定、とのことで・・・ここで金子議員が育休休暇を、というのはもちろんの話なのですが夫側も育休を・・・となるとどうなんだろう、という話であります。
欧米などでは当たり前になっているようですが・・・夫の育休。
日本では・・・さて? というところではあります。特に国会議員となると・・・という話にもなりそうな。タテマエ上では「いいんじゃないの」的な意見が多くなるかも知れませんが・・・実際のとこは「何バカ言ってんだ議員のくせに」的な感情が主になるのかなあ、と。
・・・男が育休をとる=少子化歯止めになる、と単純なものではないのですが。一つのきっかけになるか、それとも黙殺か・・・さて・・・。

二つ目。米世論調査・有権者の50%が「トランプ大統領なら恥ずかしい」(Yahoo!:時事)。「史上最強の泡沫候補」というのをどっかで聞いたような気もしますが・・・失言オンパレードの米不動産王であります。
アメリカの大統領選挙というのは期間が長く、現段階では氏は「大統領候補」ですらありません。オバマ大統領の民主党に対する共和党の大統領選候補者の一人、という位置づけであります。しかし共和党では現在支持率トップで、↑調査でも共和党内に限れば「恥ずかしい」は20%という話もあります(40%超が「誇らしい」とのこと)。期間が長いため最終的にはどうなるか分からんのですが・・・。
・・・まあ、そうだろうな、と。これで共和党からの大統領候補、とかそんなことになった日にゃ民主党が当確になりそうですし。何がしたいんだかちょっと分からない人物であります。・・・イタリアの我らがベルルスコーニ氏にちょっと似てる気がしないでもないんですが・・・なんか、どぎついなあ、と。ベル氏はまだ愛嬌みたいのがありますけどこっちはなあ・・・。

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12/18/2015

変化はある

米NASAが「世界の大気汚染地図」を衛星データを活用して作成(CNN)。いわゆる「NOx」・・・窒素炭化物の量であります。自動車の排ガスなど化石燃料を使うと排出される、とされていて世界的に削減が求められている物質でもあります。
しかしこういうのの調査、というのは結構あちこちで行われているものなんですが・・・衛星データを活用した上に2005年と2014年をここまで詳細に比較・・・というのはあまりないかと思われます。やはり経済状況の変化、と言いますか・・・国が発展していくとまずこういう方面から変わっていくんだな・・・と。

やはり中国は一気に広まっているんですが。
アメリカなど欧米に注目してみると減っているのが分かります。同じ中国でも広がっているところと減っているところ、双方が含まれていますし。日本は・・・なんか減ってるような気もするんですが・・・?
各国の排出規制というのはやはり効果が出ている、ということの証拠の一つではあります。
ともすると「規制しろ規制しろ規制しろ」と唱えるだけで実際に現在こういう規制しているがこれだけ効果が出ているんだ・・・という話はなかなか流れてこなかったりします。・・・こういうのは例えば日本の警察や消防とか自衛隊とか。活躍はしているのですが、まず不祥事から流れてくるためイメージが微妙なことになってしまう、という・・・。
もちろんこれで世界の今後はオールOKと安心しきってしまうのもまた違うのですが。これを継続してさらに減らすことを望んでいるわけです、みんな。

ところで・・・↑画像で実は一番気になったのはアフリカ南部の赤い点であります。アフリカは全体ではほとんどそういうとこがないんですが、ここにだけは2005年も2014年もしっかり記されてあります。・・・なんか・・・ここだけ本当にNOx排出が多いということなのかそれとも全然違う理由があるのか・・・?

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12/14/2015

良いデザイン?

洗練されてて悪くないと個人的には思うのですが。
ニュージーランドの新国旗候補決まる、来年3月に現国旗と「決選投票」(Yahoo!:ねとらぼ) そうは言っても「国旗」ですから。カンタンに変更するものでもないわけであります。

前にちょろっと触れましたが・・・現ニュージーランド国旗、あれな隣国オーストラリアの国旗に似てるし、ユニオンジャックがあるのは植民地時代を想起させるからどうにからないか、ということで候補が募られていました。
結果、5つの「候補」が選出。その中から一つを選んで現国旗と「決選投票」をしよう・・・ということになりました。

その結果が↑なわけですが。ただ・・・投票率は過半数を割って48%。これで国民の「総意」と言えるのか、という意見があるのももっともではあるのですが・・・。
やっぱり「別にどれでもいいや」的な空気があるのかそれとも「こんなことしても意味ない、現国旗でいいじゃないか」という意思の表れなのか・・・。数十年これでやってきてるわけですし。3月に無事?に決まるのかどうか・・・?
そして・・・こういう話を聞くと「日本は?」と気になってしまうのですが・・・そういう動きがゼロというわけでもありませんし。個人的には変える必要性を感じないのですが・・・さて?

11:38 AM | 固定リンク

12/09/2015

やりすぎ

ちょっと何言ってるか分からないんですが。
米トランプ氏「全てのイスラム教徒を入国禁止に」(Yahoo!:CNN) トランプ氏と言えば来年のアメリカ大統領選で共和党からの指名獲得を狙っている実業家ですが・・・言動にやや「?」のある人物でもあります。ちょっと過激・・・と言うか何と言うか。大統領選は日本の議員選挙とは大分趣きが違うので、こういう風に「目立つ」発言をする候補希望者が結構出てくるもんなんですが・・・それにしても。

・・・全部のイスラム教徒、という辺りがなあ・・・。
実際、一部の「宗教的過激派」がコトを起こしているわけです。全部のイスラム教徒がそう、というわけではないわけであります。・・・これだと「アメリカが今あちこちで軍を展開してるから全部のアメリカ人の入国を禁ずる」という国が出てきても何も言えない、ということになります。
そうなると経済的うんぬんもそうですが、何より国のイメージ的なものも危うくなる・・・?

しかしそうも言ってられない事態になっているのも事実であります。現状「イスラム過激派」と「普通のイスラム教徒」を見分けるのは、しばらく行動を共にしていれば分かるのでしょうけど・・・一目で、というのはまず不可能であります。
人種的にそれっぽく見えるからそうだろう、という決め付けも起きていますが、これもそういった困難さの表れの一つであります。・・・分からないから入国させたら過激派だった、というのが昨今の悲劇を生んでいる、という側面も忘れてはいけないわけです。

宗教には宗教で、と言うか・・・ここんとこで不自然なのはアラブ諸国やイスラムの最高権力者たちは何をやっているんだ、というとこだったりしますが・・・なんで地理的には遠い欧米が空爆繰り返す必要があるのか、とか。宗教的にチカラ持ってる連中が諌めたりできないのか・・・と。
・・・この辺、かなりややこしい事情とそれぞれの思惑が複雑に絡んでいるとのことで・・・今の一種「いびつな構図」が出来ているわけですが。こういうとこ、どうにかできればまた変わって来ると思うのですが・・・。

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12/05/2015

意外と今さら

たしかに共通点も多そうです。
独特の味「ふなずし」東南アジアで好感触(Yahoo!:産経)。食べたことは実はないんですが・・・似たような食品のある土地なら馴染みやすいでしょうし、売り込みやすいのでは・・・と思うのですが・・・売り込んだことなかったのか、とちょっと意外ではあります。

「ふなずし」とは琵琶湖のニゴロブナ(琵琶湖固有種)と塩や飯と漬け込んで作る「発酵食品」であります。発酵する酵母はどこにでもいますから「漬け込む」ことで条件さえ整えば発酵は進んでいきます。これはぬか漬けなんかと一緒で、こういった「発酵」は実はそれほど難しいものでもなかったりします。
・・・一方で条件が合わないと一気にダメになったりしますが。その辺は「技術」だったりしますが・・・。
この「ふなずし」もそういった発酵を上手に用いた食品であります。伝統食品と言ってもいいのですが・・・自分は食ったことないんで分かりませんが・・・やっぱり人によって好き・嫌いが相当に分かれるもの、とのことであります。

名前に「すし」とあります。実際、「すし」の元祖、と言うか・・・そもそも「すし」と言うのはこうやって発酵させることにより日持ちさせることができるようになった食品「なれずし」のことなんだとか。その発祥は正に東南アジア。今でも同じような製法で「すし(なれずし)」が作られています。そのため日本では今は敬遠されがちな食品でも受け入れられやすいと思われます。・・・これがそういうのがほとんどない(ゼロではないんですが)欧米とかだとなかなか難しいかと。チーズとはまた違った風味でしょうし。
なお・・・現在の「スシ」は「握り鮨」で、発酵に用いた飯を「具」と一緒に食べるようになったことが始まりだ・・・という説があったりします。その後江戸期に「屋台飯(庶民がちょっと食べるか・・・というほどの外食で、てんぷらもその一種)」として進化。発酵する手間を省いて飯に味を付けて具を乗せるファストフードとして発展。そのため今の「江戸前寿司」と言えば小ぶりで一口サイズですが、当時は食べごたえのあるもっと大きなサイズだったとか(しかも酢は無色透明ではなかったので色も違っていた・・・かも)。

そんなわけで「sushi」ということで変な誤解とかあったりしないんだろうか・・・とかそんな余計な心配もしてしまいますが。それでもどういう形であれ、こういう海外進出は歓迎したいところでありますが・・・。

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12/04/2015

アメリカの場合

ちょっと事情が違うようですが・・・やってるこたそんなに変わらんかも。
アメリカの子供命名ランキング・・・画像フィルターの名前?(CNN) 日本の場合「漢字」というのがありますんで「漢字(意味)」+「読み」で「?」な名前になることがありますが・・・あっちの場合「読み」だけなので結構シンプルな印象になるんですが。
「アルファベットでも自由に組み合わせたらいいじゃん」
と思うかも知れませんが・・・結構難しいとこだったりします。同じアルファベットを使う国でも「読み方」が違ってくることもありますし。日本のように意図した「読み」になる、とは限りませんし。
例えば「H」を発音しない、「J」が「ジェイ」にならない、など。国が違えば発音方式も違ったりします。

さらにキリスト教の影響とか。日本の場合仏教や神道の関係で名づけました・・・というのはあまりないですが(最近はそうでもない・・・?)あっちではこれが普通にあったりします。聖人などの名前関連、というのは相当以前から続いてきている名前であります。
そういったところから飛び抜けた?名前というのはなかなか出てこないかなあ、と思ってたんですが・・・。

世相ですかねえ・・・画像フィルターの名前。
創作物から・・・というのは前々からあったんですが。有名な創作物から一般的な名前になった、というケースもないわけではありません。ということは・・・「画像フィルターの名前」から一般的に、というケースも今後ないわけではない、ということになりますが。
・・・それでも日本みたいに「こんなん読めんわ」ということはないので・・・多少の発音のズレはあっても・・・その辺はまだマシ、なのかも知れません・・・。

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12/03/2015

Get'im!! 2015

GoogleとMicrosoft(NORAD)のサンタ追跡サイト、それぞれオープン(Yahoo!:ITMedia)
Official NORAD Santa Tracker
Google Santa Tracker
何年か前にこの「あれこれ」でも取り上げましたが。北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)という・・・太平洋を見張る思い切り軍の施設がサンタクロースを「追跡」する、という・・・。
そもそもは「サンタに電話しよう」という民間の企画があって、「直通電話」の番号を掲載したところ・・・それが間違ってNORAD(当時はCORAD)の司令長官に繋がってしまった、とのこと(そんな簡単に電話番号なんて、と思うかも知れませんが1955年の話・・・つまり今年は60周年)。
それが縁?でサンタの追跡を軍の機関が始め・・・当初は電話などで「サンタの所在地」を示していたらしいのですがネット社会になってそれが一気に広まったわけであります。

そんなわけで前から知ってたんですが・・・ここ何年かサイト行ってなかったんですが・・・なんか・・・サイトが進歩?してるなあ、と。
相当前に見た時には「ようやく日本語にも対応しました」的な話があって、サイト行ったんですが機械翻訳みたいな日本語ばっかりでした。それが今や↑こんな流ちょうな日本語に。
しかも「Google」と「Microsoft」で分かれている、というのも。色々あったようであります。

クリスマスには「サンタ追跡映像」も流れてくるはずであります。あちこち寄るので(サンタですし)その辺も見どころかと。日本に寄ったこともあります。・・・ただ・・・ここんとこの世界情勢もありますし。どこまで踏み込んでいくのか・・・そういうとこはちょっと不透明ではありますが。

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11/13/2015

何かチガウ

シアトルに「Amazon書店」オープン・・・目的は書籍販売ではない?(Yahoo!:Forbes JAPAN) 真の目的は「データ収集」ではないか、とのことで・・・そこまでやる必要あるのかどうか、とかそんなことも思ってしまいますが。
・・・リアル本屋なら本屋らしく「Amazonオススメの一冊!」とかそういうのをやるのかと思いきや。「書店」としては体裁を整えただけで実は・・・ということなのかも知れません。

「日本と違いアメリカでは書籍や雑誌の定価販売が義務づけられていないため、通常は書店ごとの値札がついている」(「」内↑記事より引用)
あ、たしかに・・・と妙なとこで感心してしまいましたが。日本の場合ひっくり返せば本の値段を即座に知ることができます。雑誌なら表紙に。これは全国どこでも、ネットでもリアルでも同じ値段になってます(もちろん送料は別、ですが)。それがあっちでは決まっていないので、知ろうとしたら店員さんに聞くのではなく・・・アプリをダウンロードしてバーコードをスキャン。
・・・つまりこれが狙いなんではないか、と。
アプリをダウンロードした時点でIDなど個人を特定できるものを割り振ることになります。そこから「この本をスキャンした」「今度はこっち」「この傾向の本をスキャン」というようにその人の「書籍履歴」を得ることができます。

そうなるとあっちでは書籍の値段は「定価」として決まっていないので・・・安くしたり高くしたりもできる、と。現行日本のアマゾンでもやってる「あなたにオススメ」的な宣伝をより効果的に行える・・・ということになりそうな。そのデータ収集兼テストケースとしての「ビミョーな実店舗」ということなんではないか、と。
・・・ちょっと日本の感覚だとなんかチガウような気もしますが。そこまでデータが欲しいのか、的な。そもそもその「オススメ」データはどこまで信用できるのか・・・現段階でもかなり怪しいもんですし(どこをどうつついたらそんなんがオススメになんねん、てのが結構あったりしますし)。
書店は書店として充実させていけばいいんでは・・・と思ってしまいますが、それ以上の「何か」を得よう、とかそういうことなのかも知れませんが。少なくとも同じような実店舗を仮に日本でオープンさせたとしても・・・続かないだろうなあ・・・。

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11/03/2015

おかねをおくる

アメリカの若者、出費の筆頭はピザ?(CNN) なんだ、あっちじゃビッグデータの活用でピザを買ったとかそういうのまで分かるんかい・・・と思ったら別にそういう話ではなく(そうだったらある意味かなりコワイ話だ・・・)。とある送金アプリ、それがただ送金するだけではなくSNSの側面もあって一文を添えることもできる。その絵文字に「ピザ」が多く使われていた、というお話であります。
「絵文字」は日本発祥のものなんですが、欧米でも特に若い層が最近はよく使っているとのことであります「emoji」というように表記され・・・やはり日本と同じようにそのモノの代わりに文章中に置いたりするそうであります。・・・ちょっと前まで欧米のメール画面は味気ない、といったことを言う人たちもいましたが。最近はそうでもなくなってきているそうであります。

送金アプリ「Venmo」はアメリカ国内に預金口座とSMSを使えるアメリカの端末があれば利用開始可能。それとアプリをダウンロード・実行できるスマホか端末も必要であります。
「送金アプリ」という名の通りお金を送ったり、あるいは入金を督促したりできます。・・・実はアメリカと日本だとちょっと事情が違っていまして。多分↑これだけの説明だと「なんでお金のやり取りをするのにアプリとかいるんだ?」ということになると思いますが・・・日本の場合「現金」が最も信用されますが、あっちの場合「小切手」「クレジットカード」の方が信用されるケースが多々あったりします。
この場合は「小切手」いわゆる「チェック」の代わりにアプリを使う、という感覚のようであります。

チェック、とは専用の用紙に必要事項+金額を記入して相手に渡し、受け取った側はそれを銀行へ持って行くとその金額を受け取れる・・・というものであります。日本では企業間での取引とかそういう場合に使われることが多く、フツーに生活しているとあまり目にすることは少ないものですが・・・アメリカでは個人でもこれを使います。
中にはハブラシ一本買うのにチェック切るおばさんがいたりして。
手続き?的にはVenmoも似たようなものであります。若者が仲間との飲み会での割り勘代を支払ったりするのに使われたりするそうですが、日本でそれを「じゃあ小切手で」とやったら変な顔されそうであります。そういう感覚の違いからあっちではブレイクしているようであります。

・・・だもんで日本ではちょっとどうかなー・・・と思うのですが。
結構こういう「差異」というのはあるもんであります。・・・無理に導入する必要もないかな、と思うのですが・・・欧米のもの・舶来物をありがたがる性質というのはまだ日本に多くあったりしますんで・・・まあ、それでも定着はしないと思いますが。

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10/22/2015

こんなところに

カンガルー。
ニューヨーク市内にカンガルー出現(CNN)・・・もちろん北半球のニューヨークに南半球のカンガルーが実は生息していた、とかそういう話ではなく。ペットとして飼っている人が連れてきたのが鍵を閉め忘れた門から逃げ出してしまった、という・・・。
時々あり得ないはずの場所にあり得ない動物がいる「オーアニマル」?的な?ことがあったりしますが・・・大抵の場合はこんな風に人間が何らかの事情で持ち込んでしまった・・・とかそういうことが多いようではあります(中には正に神のいたずらか? てなケースもありますが)。

外来生物、という意味からすればこれはもうはるか昔から世界中を行き来してたりもします。
例えば・・・日本だとモンシロチョウとかスズメとか。あるいはクサガメもそうだったりします。今は日本でフツーに見られる動物が実は外来種だった、という・・・。
時間が経てば場になじんでくるもんではありますが、それまでが大変だったりします。さらに昨今は色んな意味で「地球が小さくなってきている」わけで。人間が何度も移動するようになるとそういった動物・・・いや、生き物が増えていくことになります。クツの裏についた植物の種子から外来種が・・・ということもあったりしますし。

ところで。カンガルーは日本では飼うことができるそうで(↑ニューヨーク市内では禁止されているらしい・・・)。ただし相当な広さが必要な上にエサ代その他の費用もかなりかかるらしいので個人では難しいかと。小型のワラビーならまだマシかも知れませんが・・・実際はかなり凶暴(特にオスが)らしいので注意が必要かと思われます。
結構色んな生き物を「飼う」ことは日本でも可能だったりします。ただ、「可能」なだけで実際に飼うとなるとかなりの覚悟が必要なようですが・・・場所とか許可とか。でも許可が必要ない動物が多い一方、国内の動物は実は許可が下りにくいものが多い・・・というのもなかなかに興味深い事情だったりします。日本、だからですかね・・・?

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10/19/2015

戦車を買う

ネットオークションで戦車を「衝動買い」(CNN) さらに買った戦車のために家を新しく買うことになった、という・・・当人がそれでもいい、というのなら問題はないのですが。家族とか近しい人たちはどう思ってるんだろう・・・とか。
「戦車の駐車は禁止だった」(「」内↑記事より引用)
いや、まあ・・・そういう規定があるのかどうか、というとこもありますがフツーは停めませんわな。

イギリスでもそうですが、日本でも「戦車を買う」ことは可能であります。買うだけなら問題はなく・・・さらに武装を全部無効化できれば走らせることも可能。
・・・武装がなければただの「クルマ」扱いになるからで・・・輸入もできます。
ただし公道を走るためには道交法を始め様々な日本の法律をクリアする必要がありますし、公的機関の承認も必要になります。さらに・・・資金は相当にかかるかと。

そして・・・実はこっちが問題かと思うのですが、戦車というのは非常に燃費が悪くそして重いものであります。さらに維持費が尋常ではなかったりします。何せそこらの自動車整備工場で・・・というわけにもいかず。となると自分でどうにかするかそういう専門の施設に頼むことになります。・・・やっぱり相当にかかる・・・。
さらに。イメージ的なもんもありそうで・・・日本の公道で、というのは難しそうではあります・・・色々反対されそうな。
ちょっと無理そうなことでも「実は可能」というのは結構あるもんですが(例えばキリンを個人で飼う、とか)実際には色々あって、結構大変・・・なケースが多いようではあります。

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10/16/2015

二つほど 10/16

海外で二つほど。

一つ目。ニューヨークで相次ぐ「チップ廃止」の動き(Yahoo!:CNN)・・・チップの習慣のない日本からするとあまりピン、とは来ない話なのですが。こういう習慣が当たり前の国からすると逆に困ってしまうかも、と思ったりして。・・・チップを渡したいのだけど渡さない方がいいのかしらん・・・?
「心付け」という言い方もあります。何らかのサービスを受けて満足した場合、さらにプラスアルファとしていくらか渡す。あるいはホテルなどでは去る時に置いていく。・・・日本では「金銭を渡す」という行為が場合によっては相手を侮辱している、と見られることがあってこういう習慣が根付かなかったのかも知れませんが。
しかしこういうのが当たり前になっている国でも「ちぇ、これだけか」と明らかに相手の態度が変わったり、「もっとくれ」とすでに意味が違ってきている、とそういうこともあったりします。店が提供している物品に対して対価を払う、というのが「売買」ならばこれは明らかに買い手にとって過剰であってバランスを崩している、という見方もできるわけです。
ただ・・・接客を担当する従業員(ウエィターとか)は他と比べて固定給が少なく、チップがないと収入が減る、とそういう事情があった、という話はよく聞くものであります。
・・・でもそれも店や場合によるのかなあ、と。たしかに↑記事にもある通りテーブルに行ける職種の方がチップをもらいやすいものですし。そこに「不公平」が出るのならたしかにこういうのも仕方ないか、と。でも・・・感謝の意を「心付け」として渡したい、そういう気持ちも禁止、というのはちょっともったいないような気もするんですが。

二つ目。自転車の「ヘルメット着用義務」はかえって逆効果?(Yahoo!:ウォールストリートジャーナル) 事故による怪我などはたしかに減るけど利用率は下がる、という・・・。
たしかに「ちょっとそこまで」でいちいちヘルメット被って自転車、というのはちとめんどくさいような。↑これはアメリカでのケースですが、日本でも過去には原付(総排気量50㏄以下の原動機付二輪車)ではヘルメット着用が義務化されていませんでした。1986年に義務化されましたがその時はやはり「めんどくせ」的な雰囲気が強かったのかな・・・とか。
現在は日本でも13歳以下は自転車でのヘルメット着用は努力義務、となってます。大人は義務化されてないんですがたしかに頭部を守る器具は必要かな・・・という声は日本でも多いようであります。
ただ、そうなるとたしかに「めんどくせ」ということになりそうな。いや、むしろ今はちと数が多すぎるんでコレで数を減らす、というのは・・・いやでも慣れてしまえば原付みたいに別にいいや、てなことにもなりそうな。しかし安全第一、というのはどこの国でも変わらんわけですが。

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10/15/2015

よくある?

あってたまるか(?)
検視直前に目覚めた男性、再び「死亡」・・・インド・ムンバイ(Yahoo!:AFP=時事)。時々こういう「死んでいるはずなのに覚醒」という話を世界中で聞くのですが。・・・死亡認定した医師がミスったのかそれとも「その時」は死んでいて後で本当に「復活」したのか・・・などと思ってしまいますが。
・・・実は生きているのに「死んだことにした」というケースも少なからずあるんじゃないだろうか、とかそんなことも考えてしまいますが・・・まさか・・・ねえ?

こういう場合、どういう扱いになるのかちょっと疑問ではあります。
↑の場合、あわてて集中治療室に運び込んだ、となってます。・・・どっかの死刑囚で、死刑に何回か失敗したら無罪放免、とかそういうのがありましたが・・・これはそういう「強運」ではなく、「その時」は「本当に死んでいた」わけで。
じゃあいつ死んだんだ、というのも問題になる、かも知れませんが・・・こう書くと何ですが・・・インドですからそういうこともあり得るのかも・・・とか個人的には思ってしまったりして。これが日本だったらもっと大騒ぎになってそうであります。
・・・いや、大騒ぎどころじゃないかも。責任問題とかそういうのでかなり大事になりそうな気がしますが・・・?

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09/12/2015

二つほど 9/12

どうでもいいようなどうもでよくないような、二つほど。

一つ目。ハリポタ悪役「ヴォルデモート」発音が違っていた?(CNN) スペルは「Voldemort」で英語読みすると「ヴォルデモート」になります。が・・・原作者J・K・ローリングによれば本来は「tは発音しない」フランス語読みなんだそうで・・・「ヴォルデモール」とかそんな感じが正しいんだそうであります。
・・・いや、まあ・・・今さらそんなこと言われても、と思いますが。
日本だとあまりそういうことはないんですが(メメクラゲが実は××クラゲだった、とか)ラテン語由来の言語の場合、スペルによっては全然違う読み方をする場合が多々あったりします。例えば「Japan」は英語だと「ジャパン」ですがスペイン語「Japon」は「ハポン」と発音します。・・・あっちの映画とかだとこういうのは結構ネタになるのですけど。当たり前ですが和訳すると「?」になります。
なお・・・実は自分なんかは「ヴォルデモー『』」だと勝手に思い込んでいたりしたもんなんですが・・・なんでだか、分かりませんが、脳内で、勝手に?

二つ目。38年ぶりに「世界最速のカメの記録」更新(CNN)。記事中に動画もあって、見ることができるのですが・・・速い、んだろうか・・・比較するもんがないので何とも言えないような気もします。
「カメと言えば鈍足」というのはイソップ物語の頃から言われてきたことなんですが、実際にはそうもないんじゃないのかなあ、とか思うこともあります。アレ、種類によって大分変ってくるように思えるのですが・・・。
もちろん記録を出したのはリクガメであります。これをイシガメとかクサガメのようなヌマガメがやった、とかそういうことならとんでもないニュースになるんですが。「遅い」というイメージがあるのは主にヌマガメの方なんじゃないのかなあ・・・とか個人的には思ってるのですが・・・さて?

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09/03/2015

見慣れたのが一番

ニュージーランドの新国旗、最終4案を提示(CNN)。日本だとちょっと考えにくい話ですが(過去になかったわけではないですが)国旗を変えよう、という動きが本格的になっている・・・という話であります。
ニュージーランド国旗、と言えばたしかに近所?のオーストラリアと似たような意匠で、たしかに紛らわしいと言えば・・・紛らわしい。じゃあ、変えてしまえばニュージーランドのPRにもなるだろう、ということでの変更というわけであります。

かつて「大英帝国」という「日の沈まない国」とまで広大な植民地を誇った大国がありました。・・・今は基本的にイギリスという島だけの国になってますが。その頃の名残・・・と言えないこともないのが国旗だったりします。
ユニオンジャックが一部に入った国旗。
↑記事ではカナダの「国旗変更」の例も。自分は初耳だったんですが、たしかに過去のことは過去のこととして変えてしまおう・・・という流れがあってもおかしくはありません(多分カナダ以外にもこういう例はあると思われますが・・・?)。
そこでニュージーランドも変えよう、ということに。そこで公募(数からすると一般公募?)して・・・最終的に4案が。これと現国旗とを国民投票にかけて決めよう、と。

・・・しかしそうカンタンにいかないのはどこの国でも同じようで。
実際に選ぶのはニュージーランド国民なわけで・・・一日本人がどうこう言うのも何ですが・・・「キウイが目から緑色の光線を放つデザイン」て。「茶色の地に白い線で落書きしたようなネコの絵」てのも・・・そんなん国旗にして大丈夫か? 仮に決まったとして一時期の勢いを後悔したりしないんだろうか・・・? と(↑「」内元記事より引用)。
なんか結局今の国旗に・・・とかそういうことになりそうな気もしないではないのですが。どんな由来であれ見慣れたもんが一番ということなのかも・・・と。

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09/01/2015

二つほど 9/1

国内外で二つほど。

一つ目。2016年用年賀はがき1等「10万円」・・・過去最高額(Yahoo!:時事)。よく考えてみれば「1等10万円」というのは最近はフツーになってるような気もします・・・こういう額なら。今年去年は「1等1万円」だったんですね・・・たしかに昨今の事情?からするとやや少額か・・・となりそうですが。
一種の「自主規制」でありました・・・「景品の規模は100万円」というのは。
それが何年か前・・・だったと思いますが撤廃。当初はそうでもなかったんですが高額の「賞金」が続々と出てくるようになりました。それでも「1等2000万円」というのは見たことありますが・・・この辺、いや「1000万円」くらいが上限となっているようで。一般的な懸賞だとやはり100万円くらいが妥当になっているようで。そこそこ突出?したものもありますが・・・こういうものかも知れません。
でも高ければいい、というものでもなく。『16年用の1等現金を10倍にする一方、当選確率を従来の「10万本に1本」から、「100万本に1本」と10分の1にする』(『』内↑記事より引用)というのは・・・まあ、色々と事情が絡んでくると思いますが、こういうのは。

二つ目。の呼称「デナリ」に正式改称(Yahoo!:時事)。・・・異なる文化が一つの事象に絡んでくると、どうしても力のあるものの方が有利になるものであります。日本だとあまりそういう例は・・・いや、実は結構ある、という話もあります。
しかし北米や南米ではそういうのは顕著に現れます。アジアでももちろん。例えば「エベレスト」も「チョモランマ」などなどで実際に各方面の呼称は相当な数になるとか。
・・・それを戻す、と言うかそもそも使っていた呼称に(今は少数派でも)変える、というのはなかなか難しいことであります。が・・・今回の改称が呼び水となって色々と変わる・・・かも知れません。

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08/31/2015

そんな宿泊形態

野放しにすると問題あるかもだし完璧に「ダメ」にしちまうと圧迫になりそうだし。
「民泊」ビジネス拡大・・・大半が無許可、政府調査へ(Yahoo!:毎日)。「民泊」というのは「民家に宿泊」とかそういう意味・・・なんだかどうか本当のところは分かりませんが、宿泊関係業者ではなく一般家庭が所有する物件に有料で客を泊める、ということかと思われます。
つまり、ホテルや旅館などではなく・・・フツーに持ってる部屋や家が空いてるので泊ってもらう。
もちろんタダではないので(タダだとこういう問題にはならないでしょうけど、ここまで拡大はしなかった)そういう意味での「責任」がついてくる、と思われるのですが・・・その辺、どうなるのか、と。

以前は例えばネットにそういった広告で・・・となっていたのかも知れませんが、今はそれ関係の会社があり、登録しておけば利用したい人を紹介してくれる、というシステムが多いようであります。
・・・日本と外国の法律の差、みたいなものもあると思われますが。日本の「旅館営業法」的なものが他の国にもあるのかどうか分かりませんが・・・やや違う考え方なのかな、とも思います。日本だとこういう空き家の利用法は思いつかないような。どっちかと言うと「空き家を効果的に売る」とかそういう方向に進めそうな。

以前ちょろっと紹介した「スマホで空いた車を呼んで有料でシェア」というシステムにも似ている「民泊」であります。・・・ただ、法律に抵触するかも、となると今後は・・・?
どこかに線引き的なものが必要ではないかと思われますが・・・そういうとこまで行くかなあ・・・業界からの反発もありそうですし。届出が厳しくなるとかそういう方向へ向かうかも知れません。登録会社が海外ならちょっと話がややこしくなりそうですが。
・・・でもなあ・・・こづかい稼ぎとかそれくらいならまあ・・・というとこだと思いますが。明らかに「ビジネス」となると・・・なんか片手間に、というようにカンタンでいいのかな、と。余ったスペースの有効利用は真に結構なんですが、結構大変なことをやってるんじゃないの? 他人を有料で一晩でも面倒見る、ってのは・・・とか思うのですが。

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07/22/2015

去った猫は

アメリカ・不明の猫を7年ぶりに発見、新旧飼い主間で所有権争い(CNN)。こういうのは日本でもありそうな話だと思うのですが。一般的に特定の人物になつかない・・・いや、なつかないと言うより服従しない?・・・とされる猫の場合。引っ越しなどで逃げ出してしまう、というのはよく聞く話であります。
猫は人ではなく家につく、とも言われます。飼い主ではなく飼い主の家に馴染んでいるのだ・・・ということでしょうか・・・。
ペットとしては比較的人との距離を保ちがちで、しかも俊敏とくればこうやって飼い主その1のもとを離れる→飼い主その2のもとへ・・・ということはいかにもありそうなことではあります。

しかし・・・↑記事でアメリカと日本の違いも。
やはり「マイクロチップ」でしょうか。たしかにこういうのがあれば迷い猫となっても探しやすくなります。・・・費用とか規模とかその辺も気になりますが。小さな組織だとあまり意味ないでしょうし、それなりのネットワークがないと効果がなさそうな。技術的な問題、というのはそうでもなさそうなんですが。
でも日本だと普及しないかも知れませんが、ちょっと、心情的に。

そしてこれで裁判になる、ということも。そこまでしない、というのが日本的なのかも知れませんが。でもなんだかんだと「うちのだ」「いや違ううちのだ」と争い続けるよりもこっちの方がいい・・・と言えなくもありませんけども。

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07/10/2015

自転車なんとか

増税、年金削減等々・・・ギリシャ、EUに歩み寄り経済再建策提出(Yahoo!:産経)。「見返り」に7兆2千億円ほどの融資、とのことですが。今月12日までにEUや関連諸機関が「最終決定」を下す、となってます。が・・・今月中にもお金返す期限があるため、まだまだ騒動は続きそうな気がします。

・・・しかし・・・再建策・・・。
↑記事には「付加価値税の増税」「年金支出の削減」の二つが紹介されています(多分これだけじゃないと思うのですが)。「付加価値税」とは日本の「消費税」とほぼ同じような税金であります。何かを買った(あるいはサービスを受けた)時に徴収される税金。ただ、各国によって税率や税のかけ方が違うので、場合場合によって意味合いが違ってくることもあります。
「高価なもんには高い税率、安いもんには低い税率」という考えが主流なような。そのため↑記事でもギリシャではレストランに対する課税率を13%から23%に上げよう、という一例が記されてます。
・・・他の税率はどうなるんだろう、というのが気になるところなんですが。
いずれにしても反発が大きそうな気がするんですが。今までの緊縮に嫌気がさしている現状でさらに締め付けか・・・! と。

年金支出にしても。これは日本もその手の「影」が見え隠れし始めてますが・・・これまでの印象、と言うか自分よりちょっと上の世代とは違った方式になる(手にできる金額も変わってくる)となると・・・やはり反発は免れないような。
これまでの認識を一変させるとかそういうのが必要なのかも知れませんが・・・個人レベルの話ではないですし。一国丸ごと、というのは・・・難しいでしょうし。
でも現状のままでは「借金返済のためにまた借金」からの「踏み倒し」を延々繰り返すことになるわけで。でもどうしようもないっちゃあ・・・どうしようもない。・・・どうなるんでしょうか、やっぱり離脱かなあ・・・でもそうなると連鎖反応的な世界への影響というのは覚悟しないといけないわけです。
もちろん、日本も。必ずどこかで大きな影響が出てくるもんではあります。

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07/07/2015

んじゃどうするんだ

結局ギリシャ国民はEUによる「緊縮策」に「NO」を突きつけたわけですが。
国民投票「NO」疲弊国民が選んだ「尊厳」(Yahoo!:毎日) 8割9割の国民が~と言うわけではなく。割合から言えば投票数の6割ほどが「NO」を選択した、ということであります(でも残り4割が「YES」か、と言えば全部がそうではないんですが)。
何に「NO」か、と言えばEU提示の緊縮策。今よりもさらに出費を抑えなさい、でないと援助はしませんよ・・・という提案であります。

借金まみれであります。国の借金、というのは個人もそうですが信用に直結します。「借りた金も返せない奴なんて」と知り合いを鼻で笑うよりもさらに大規模に信用を失います。・・・場合によっては国が立ち行かなくなるほどに。
さらに周囲の国にも影響を与えます。取引のある国はもちろん、近隣の諸国にまで。・・・場合によってはこれが引き金となって世界的な不況に突入する、という見方もあります。

その原因の一つはEUであります。ヨーロッパ共同体。文字の通り「共同体」で、どれか一国がコケると他の加盟国にも影響が出ます。・・・そのため加入にはかなりシビアな面があるんですが、まあ、その、ギリシャはちょっと。その辺もあるのかも知れませんが、現状では明らかにお荷物になりつつあります。これはもうギリシャがEU脱退すればそれでいい、という問題ではありません。脱退するのならここまでこじれる前にすべきだった・・・のかも知れませんが、なんか現首相の言動を見てるとまだEUにすがるつもり満々なような気もします。

ちょっと日本人には理解しがたい発想なんですが「金貸してくれるならとことん貸してくれ」的な発想と言うか「貸してくれる奴の方が責任負うべきだ」的な物言い、と言うか。今回の国民投票にしても「NO」と言うことはつまりどっかからの金策がついた・・・というのが日本人的な発想と思われますが、どうもそうではなく。
「首相がそれでもどうにかできるって言うから」というのが・・・どうも。

ただ、国民も本気で踏み倒しを連発したいわけではないようで。ただ・・・もう疲れちまった、と。年金はがんがん減らされる、就職口はない。ここからさらに緊縮なんて・・・と。
・・・考えようによっちゃ政府に一番責任があるような気もしますが。数年にも渡って結局何もできなかったわけで(少なくとも表面上は)。こういう国にこれから援助する国、つまり返ってくるアテもないのに金貸してくれるような国や組織があるのか、と言うと・・・。

実はいくつか候補?が出てます。いずれもなかなか一筋縄ではいかない連中であります。大丈夫かな?

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06/21/2015

呑まない方がいいんですが

インド・ムンバイで密造酒による死者が53人に(Yahoo!:AFP=時事)。日本では「一応」法律で「酒を作る」こと自体が禁止されています。作ってもいいのは認可を受けた人たちだけで、例え売るつもりのない、自分だけでこっそりと楽しむためであっても犯罪ということになります。
・・・まあ、それは法律ができた後の話で・・・。
例えば「どぶろく」なんてのはフツーに作っていた、という話もあります。実際、「アルコールを作る」ということだけならそれほど難しいわけではなく。ちょっとした知識とモノがあれば誰でも作れます。ただ・・・それがウマイのか、と言うとまた別の話なわけであります。

しかし↑インドのケースはまたちょっと違っているようで。
実はインドで「飲酒」というのはあまり歓迎されていない、という話があったりします。宗教的にイスラム教徒もいるのですが・・・多くはヒンズー教徒。特に飲酒は禁止されていませんが・・・風土的に、とかそんな話であります。
が、それでも呑む人は呑むわけです。でも先立つモノがない・・・。
低所得者層が呑む、というのは日本でも大変だったりすることがありますが(何を置いても呑む! という人もいるにはいますが)あっちの場合それが顕著に現れたりします。

そこで安い酒を作る。・・・原料をケチればいい。どうせ分からないのだから劇物でも・・・と、一説には毒性の高いメタノールを混ぜるんだそうであります。通常の酒はエタノールですが、メタノールは消毒用にも使われる安価なアルコールで・・・実はインドだけではなくロシアでも一時死者が出たことがあります。
いや、日本でも。終戦直後などにそれが原因で失明した・・・という話があったりします。
そこまでして呑みたいもんか、と飲まない方は思うかも知れませんが・・・。

いやあ、呑みたいですねえ。毒でもいいから・・・というのも実はなんとなーく分かるような気もしてしまうのです・・・。

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06/14/2015

方法を限定

何のためか、最初はよー分からんかったんですが。
ニューヨークタイムズ社、本社勤務社員に対して自社サイト閲覧を携帯もしくはタブレット端末に限定(CNN)。つまり据え置きのPCからは閲覧禁止、というわけであります。
理由は「モバイル機器の活用が同紙の今後の事業展開などで中心的役割を一層果たすことを周知させるのが狙い」(「」内↑記事より引用)とのことで・・・タブレットなどのモバイル機器の有効性を認識してもらう、とかそういうことかと思われます。

・・・いや、これはアメリカのケースなわけですが。
アメリカの、それも最大手と言ってもいい新聞社の話であります。これがもし日本でなら・・・さて? 大手の会社で「自分のとこのサイト見る時はPC使わんといてねー」とやってもほとんどが「?」となってしまいそうな。
普及率の差、的なものもありますが・・・意識的な差、というのが多いような気もします。
もちろん年代によっては特に抵抗や疑問もない、ということになると思われます。そのセンで進めていくと今後二十年くらいしたらそういう取り組みそのものも「あっそ」とかそんな風になってしまうかと。

別に無理にそうなる必要もないんですが。まあ・・・↑記事読んで「そんな風にねえ・・・」と思ってたら末尾にメンテなどでどうしてもアクセスする必要があるなら「自らのメールアドレス経由で1日間だけのアクセスを可能にしている」(「」↑記事より引用)というくだりがあって、まあ、こんなもんなのかなあ・・・とかそんなことも思ってしまったのですが。あんまし・・・意味ない?

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06/01/2015

二つほど 6/1

海外から二つほど。

一つ目。我らがベルルスコーニ元イタリア首相、応援候補者を間違える(Yahoo!:AFP=時事)。色々あって、おとなしくなったかなー・・・とか思ってたらやってくれるもんであります。
ただ、こういうのは結構ありそうな気もしてるんですが、この人がやったからなんかこういう感触の話題になってしまうのかも知れません。
『候補者の名前を尋ねて確認してから「若い皆さん、パオロへの投票を頼みましたよ」と語った』(『』元記事より引用)
・・・しかし・・・ということは本来応援する予定だった候補者を知らんかった、。ということになるんでしょうか・・・? それはそれでまた別の問題になりそうな気もしますが。

二つ目。パリ市当局「愛の南京錠」撤去へ(Yahoo!:AFP=時事)。尋常でない量の南京錠が橋にかけられて、その重みで橋が壊れた・・・なんてこともあったりしました。
そういう「実害」もあったのでこういった処置もやむなし、といったところではあるんですが・・・観光面と言うか集客効果、と言う意味では何とかできなかったのかなあ、とかそういう声もありそうであります。
・・・日本でも某サクラ関係で橋に・・・というのがあったりしましたが。
主軸、と言うか「景観」「集客」と要素によって対応が変わって来る話、とも言えそうであります。ただ、今回はあまりにひどかった、ということになるかと思われます。

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05/19/2015

なんか、塗る

枯れた芝生を緑色に塗る人が続出、大干ばつが続く米カリフォルニア(Yahoo!:AFP=時事)。どっかの国でもやってましたが・・・あれはペンキだったような。こっちは「専用の塗料」みたいなのがあって、天然原料で無害、とのことで。しかも2週間ほどで落ちる、という・・・。
・・・どっちにしても日本人の感覚では「?」ということになりそうな気もしますが。

「素敵なお庭」というのは日本でもそうだとは思うのですが、欧米でも土地評価の一部になったりするようであります。大干ばつで芝生に水をやることもできない。そのため芝生が枯れてしまって場合によっては「For SALE」の時に不利になるかも・・・と。
やはり見た目かなあ、ということなのかも知れませんが。この辺は洋の東西を問わないような気もします。
ただ、芝生にも色々と品種があるので冬場でも青々としたのから寒くなると枯れてしまうのまであります。・・・たしか日本のは(サッカーのグラウンドとかは別として)そういうタイプが多かったような。
でも日本だと「こんな芝生塗ってやる!」とはならないような。その辺は国民性?の違いみたいなもんかと思われます。

・・・余談ですが、↑この記事を読んだ時に「某国」と同時になぜかドリトル先生の「バンポの顔を白くする」話を思い出してしまいました。「塗る」という単語に記憶が反応した、と思われますが・・・どっちも「偽りのための塗布」ではあります。

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05/08/2015

キッドの財宝

本当にあったのか・・・さて。
海賊キャプテン・キッドの財宝発見か、マダカスカル沖(Yahoo!:AFP=時事)。キッドの乗船の一つであった、とされる「アドベンチャー・ギャリー(Adventure Galley)号」とされる船を発見、さらに銀の延べ棒も多数発見、ということであります。
ウィリアム・キッド(Wikipedia)

よくある「海賊」のイメージとは若干違うものだったりします。キッドは元々は「私掠船(プライベーティア)」でしたが・・・後にホンモノ?の「海賊」へと転身していきます。
「私掠船」というのはあまり仲の良くない、戦争状態にあるような国の船に対して「海賊」を働いてもいいよ、と自国から認められた船で・・・某SFでも有名であります(自分も昔ちょろっと書いてましたが・・・そういうの)。「海賊」というより「雇われ兵」的な意味合いが強いものでもありました。何しろ奪った金品は国と分けないといけないのですし。
アメリカ独立の頃はこういった連中が束縛を逃れるために南下して「カリブの海賊」となっていった・・・という話もあります。

名前としては今でも有名なんですが、「キャプテン・キッド」しかしやはり「海賊」と言うと自由を愛する海のならず者・・・とかそういったイメージが強いもんでありますが、実際には犯罪者として処刑されているわけです。・・・当時はどんな風に受け止められていたんだろう、一般的には・・・?

これまでは「キッドの財宝」なんか存在しねーよ、物語の中だけだろ? ということになってたんですが・・・17世紀のことですし。本当のところは分からんわけで。正式な調査結果が出て本当のところが解明されて当時のことがもっとよく分かるといいな、とは思うのですが・・・やはり有名どこですから何かどっかから色んな何か?がありそうで、ちょっと心配?ではあります。
さらに「一方、国連教育科学文化機関(ユネスコ、UNESCO)は直ちに、財宝探しのために貴重な遺跡を損傷した恐れもあるとして、クリフォード氏の財宝探しの手法を批判した。」(「」内↑記事より引用)というのは・・・一体どんな手法とったんんだクリフォード氏・・・。

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05/01/2015

そんな世界最強

「世界最強のパスポート」はどこの国?(Yahoo!:withnews) 「基本ビザなしで入国できる国の多いランキング」で・・・日本は同率8位。143か国に「ビザなし」あるいは「事前の手続きなし」に入国できます。・・・1位はアメリカ・イギリスの147か国なので・・・それほど変わらない、という見方もできます。アジアで1位は韓国の145か国。上位はやはりヨーロッパ勢が占めています。
これは条約うんぬん、というのもあるんですが・・・歴史的な背景から来る結果、と言うか。あるいは「国としての強弱」といったものも浮かんできます。

逆に最下位・・・同率195位はソロモン諸島、パレスチナ自治区、ミャンマー、南スーダン、サントメ・プリンシペの28か国。この辺の40か国前後の国はやはり色々と不安定な国が並んでいます。
日本だって終戦直後辺りはこんな感じだったはずなんですが。外国に行く、というのが今とはだいぶ印象の違っていた時代でしたし。
あるいは地理的な差、というのも大きいかも知れません。よその国と地続きになってる場合、仲良くするか(少なくとも表面上は)犬猿の仲になるか、でまた情勢も違ってきます。ヨーロッパは現在は(表面上は?)仲良くしよう、というスタンスのようですが・・・↑のパレスチナ自治区なんてのは隣国?のイスラエルとどうしても分かり合えないような立場なわけですし。
もちろん今後の展開によってはまた違ってくる可能性もあるわけですが・・・。

究極の理想はパスポートなしで世界どこへでも、という説もあります。あるいはこうやってパスポートがある=国家としての枠組みがきっちりしている現状がベストだ、と人によって説も様々あるんですが。
枠組みがなければどれもこれも似たようなもんになるかも知れんのですし。そうなるとなんだか面白くなさそうな、でも、それはそれでまた違った「最強」が出てくるのか・・・いずれにせよこのランキングが20年30年しても変わらない、というのは・・・まあ、ないんではないか、と。

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04/30/2015

当たり前な安全

「安全な飲み水」世界で8億人分が不足(Yahoo!:毎日)。日本での「おいしい水」と海外での「おいしい水」は若干ニュアンスに違いがあるように思われます。
日本の場合は「水道水よりおいしい水」ですが、海外では「飲んでも安全な水」となっているような。
欧米ではミネラルウォーターが当たり前ですが、これは特定の物質が多い「生水」よりも安全だから、であります。さらにアフリカなどには「生水」は病原菌などが入っている可能性があるのでキケン、というところもあったりします(もちろんそうでない地域もたくさんあるんですが)。

・・・一応、なんですが・・・日本でも「井戸水は加熱して」と言われているところもあるんだとか。これは滅菌された水道水よりもキケンが多いから、なんですが。場所によっては「生水は飲むな」と言われたりします。
川の水をそのまま、というのも実はキケンな場合があったりします。・・・日本でも。
しかし日本は水道水が非常に「優秀」でありそのため「水不足」と言われてもあまりピン、と来なかったりします。

が、海外では「水源地買占めによる訴訟」とか「水による抗争」というのもあったりします。・・・実は日本でも水源となる山地を海外企業が買占めようとしたりすることはままあったりします。日本の場合川から取水することが多いので、「山を買う」と言われても直「水が・・・」とはならないことが多いのですが・・・将来のことを考えると不安ではあります。
そういう事態にいつ巻き込まれてもおあかしくはない、というのが実際のところ、なんですが・・・今後数十年とか時間が経ったら・・・そういうところも変化するかも知れません。

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04/24/2015

GEORGIA

ロシア語読み「グルジア」から英語読み「ジョージア」へ(Yahoo!毎日)。ちょっと前にも触れましたが・・・「Georgia」という国名を今までは「グルジア」と日本では読んできましたが、これからは「ジョージア」になる、という話であります。
・・・場合によってはかなりデリケートになる話でもありますが。
黒海に面した国なのですが、元々はソビエト連邦の一部。1991年に独立しています。となると「親ロシア」か「反ロシア」か、ということになりますが・・・後者、ということになってます。そのためロシア語読み「グルジア」では・・・と。

こういうのはホント微妙な情勢が絡んでくるものなのではあるのですが・・・。
日本で「ジョージア」と言うと某缶コーヒーとか、アメリカ東部の州名とか、そっちの方が有名だったりします。むしろ「グルジア」の方が知られている・・・と言えるかも知れません。
その辺での「混乱」もあるかも知れんのですが。・・・しかし事情が事情ですし。まあ、時間がたてば解決しそうな気もしますけども・・・?

似たような例に「ビルマ」から「ミャンマー」というのもあります。これは今でも「ビルマ」と思い込んでる人もいるんですが、かなり浸透してきている例でもあります。・・・こういう風になる、のかも知れません。
対して「オーストリア」から「オーストリー」あるいは「エースターライヒ」への呼称変更(理由の一つは豪州との混同)、というのも過去にあったんですがあまり広がることもなく。実は今回の「ジョージア」も「絶対そう呼びなさい」というものではないのですが。
・・・定着するのかなあ・・・時間が解決してくれそうな気もするのですが。さて?

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04/14/2015

乱暴な話

たしかに乱暴な話なのですが・・・。
野良犬を見つけたら「殺せ」バリ島の狂犬病対策、批判も(Yahoo!:朝日新聞デジタル)。狂犬病とは簡単に言えば「動物の唾液から感染する病気」です。が・・・長い潜伏期間(数ヶ月から一年)・初期は検査しても分からない・そして何より一度発症したらまず助からない、という恐ろしい病気であります。
最終的に脳にウィルスが入り込み、尋常ではない行動を起こすようになります。例えば水や光を怖がる、といったように。・・・一説には各地の「人狼伝説」は狂犬病患者がもとになったのではないか、とされています。動物めいた行動を取り・・・やがて死に至ります。

かつては日本でも毎年患者が出ていたのですが、半世紀ほど前に「根絶」されました。これは実はかなり珍しいことで、アジア各地はもちろん、世界中でまだ狂犬病は「現役」であります。

狂犬病の最も身近な感染源、それは名前の通りやはり「イヌ」であります。そのため飼い犬への狂犬病の予防接種というのは非常に重要となります。が・・・野良犬となると予防接種もやりにくくなります。そういった背景もあるのですが・・・。
しかし、同時に文化的背景と言うか。イヌに対する見方も社会によって違ってきます。
例えば↑記事にもありますが、基本的にイスラム教ではイヌを嫌います。しかし他の宗教では特にそういったタブーはありません。逆に神聖化したりする向きもあったりします。そういったところから「違い」が出てくることになります。

が・・・だからと言って「イヌを全部殺してしまえばいい」という話でもなく。しかしウィルスを持ってるイヌかどうか、というのも分からないわけで。でもヒトに感染してしまえばやはり・・・と。
非常に判断の難しい話ではあるわけです。現在の日本では縁の薄くなった病気なので「乱暴な話だ」と感じるのも無理はないことであります。でも当事者であるバリ島の人たちからすれば・・・?
すぐ隣にそういう可能性がある、というのは・・・やはりこれも怖い話になってしまいそうであります。

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03/01/2015

二つほど 3/1

「フ」で二つほど。

一つ目。「フクロウ・バー」ロンドンに期間限定オープン(CNN)。常時オープンというわけではないようで。でも好評なら次も・・・ということもあるかも知れません。
ただ、こういう「鳥系」の飲食店となると。やっぱり色々あるんだろうなあ、と。
例のインフルの話もありますし。人によっては嫌悪感を抱くでしょうし。いや、そういう人は初めからそういう店に足を踏み入れるとは思えませんが、訪れた客に対して「×」を出すケースがあるんではないか・・・と。例えば同じ車両に乗り合わせたらどうするんだ、とかそういったことで。
・・・そういうのに関係なく鳥を愛でる店、というのに自分も憧れるんですが。現状としてはなあ・・・と。なかなか難しいだろうなあ・・・と。イヌやネコ・ウサギの方がまだやりやすい?ということなのかも知れませんが。

二つ目。「フロリダへどうぞ」大雪のニューヨーク州、観光サイトが自虐ネタ(CNN)。この冬、日本も雪や寒波が激しいですが・・・アメリカも相当なものであります。元々ニューヨーク州は日本の印象よりもかなり寒い地方で、積雪もあるんですがこれほどまでは・・・と。
一方でフロリダと言えばアメリカの南方に位置するフロリダ半島が主な州で。雪とは無縁の地であります(過去に雪が降った、とかそんな話を某マンガで読んだんですが)。
そこで自虐的に「寒いうちはフロリダへ、暖かくなったらニューヨーク州へ」というのはなんだかアメリカっぽいなあ、と。・・・これを日本の自治体がやるとなんだか演技っぽくなるんですが・・・こういうのに慣れてる?国だからなのかなあ・・・この一種爽快?な印象は。

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02/27/2015

どんな「郵便係」

南極で「郵便係」募集、環境過酷でも応募殺到(CNN)。募集人員「一人」なのかなあ・・・1000人ほどが応募ということでも「殺到」ということになってますし。
「現地の冬季の平均気温は零下10度。水道水、電話もなくインターネットの使用も不可能。通信は無線のみで、数千匹のペンギンだけが日ごろの『友』となる。」(「」内↑記事より引用)
となってますから極地で一人勤務、ということなんでしょうか・・・。

今年11月初旬から来年3月半ばまで、と半年足らず。期間的に「寒い上に冬じゃねーか」と思ってしまうのですが・・・現地は南半球ですから一応「夏」ということになります。が・・・南極ですからそこまで大きな差はないものかと。寒いことは寒いでしょうし、天候も厳しいものと思われます。
そういう場所での「郵便係」って・・・。しかも単独任務っぽい?
配達とか収集とか、そういう仕事が主になるのかも知れんのですが。南極と言っても人が全然いないわけではなく。もちろん南極条約によってどこの国にも属してはいないのですが、各国の施設も相当数ある場所ではあります。

・・・そう言えば前にも孤島に住んでレポートする、とかそんな募集もありましたっけ・・・。
↑も今一つ仕事内容がはっきりしないんですが、やはりそういう「どこかに隔離されて仕事する」という方向性?にあこがれるもんなのかなあ、と。今の自分だとまずあり得ない環境で仕事できる。↑の「郵便係」だって月給で1100英ポンド(約20万3500円)というなかなかの待遇ですし(危険料もあるのかも知れませんが)。
あるいは。未知の状況にあこがれる、というよりもそっち方面のスペシャリストに職を・・・ということなのかなあ、と思ったりして。山岳経験者に高所作業を、と、そういう企業もあることですし。

ところで・・・さらにちょっと気になったのが。
「また、1日に1~2回観光客船の乗客が訪れる。」(「」↑記事より引用)
・・・ペンギンだけが「友」じゃなかったんかい。それとも仕事中はそういう人たちと会うこともできないような状況なのか・・・いずれにせよ、世界には知られてない求人、というのがまだまだありそうであります。

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01/30/2015

なんだそりゃ

・・・と思ったんですが・・・なんだか色々背景がありそうな。
フランス警察、「テロ称賛」発言で8歳男児を30分聴取(AFPBNews)。8歳てことは・・・小学生・・・。
あの出版社襲撃事件であります。「宗教的規制」と「表現の自由」のせめぎ合い、といった報道もされましたが・・・明らかなテロ行為であります。
その犠牲者を追悼する黙とうをフランスの学校内で実施。しかし8歳の男子生徒がそれを拒否。さらに「テロを称賛」するような発言を・・・と。

ただし
『男児は警察に対し、「僕はテロリストの仲間」と発言したことを認めている。ただし、警察が「テロ」の意味を知っているかと尋ねたところ、男児は「分からない」と答えたという。』(『』内↑記事より引用)
とのことであります。

これはどうなんだろう・・・とちょっと困惑?してしまいますが・・・。
フランス国内で起きた事件ですから、日本にいる我々以上に緊迫感や圧迫感があったと思われます。・・・またフランスと日本では「報道」「表現」に対する考えに若干の「違い」がある、という話もあります。
いわゆる「エスプリ」というやつで。「ちょっとしたジョークだよ」と言われても我々だと「えー・・・」と引いてしまうような。そういった空気?と言うか風潮が許される向きもある、と。・・・なかなか実例を引きにくいのですが・・・同様の風刺的出版社は日本では、ちょっと・・・という現状が最も合うかな、とは思いますが・・・なんか違うような。日本だとアングラ扱いされてしまうけどフランスでは世間的にはある程度までは許されている・・・と、そんな感触と言うか何と言うか。
しかしそういった雰囲気までは伝わらない人たちも相当数いる、ということでもあるわけです。

・・・それに対して黙とう拒否「僕はテロリスト」というのは・・・宗教的に同意した、ということでなければ・・・「ちょっとカッコよさそうだから」的な何かかな、とも思ってしまいますが。反体制に対する憧れ、というのは誰でも通る道でありますし。やや早熟にそういった方面・・・だったんだろうか、とか。
でもそれで警察が聴取、というのもなんだかなあ、とは思いますが。しかしテロの現場は同じフランス国内なわけで。こういったことに関して年齢は関係ない場合もありますし(各地で少年兵というのが問題になってます)・・・。

こっちから見たら過敏で過剰に見えるんですが。現場では・・・ということなのかも知れません。実際、日本が「現場」にならない、という保障はすでになくなってきてるわけですし。

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01/16/2015

認可が進む

CNN、報道用無人機利用研究開始・・・米政府が初の認可(CNN)。「無人機」と言っても色々あるのですが、ドローンのような小型機かな・・・と思われます。実はアメリカはこの手の飛翔物体の規制をしている国で、Amazonなどのドローンによる運送がなかなか進まないのはその辺に理由がある・・・とされています。
なぜ規制しているか、と言うと航空機への影響、ということになっています。
・・・いやいや軍事産業で使うからだろう、という勘繰りもありますが。いずれにせよアメリカではこういうのがちょっとややこしい状況になっているようであります。

こないだ某テレビ番組でやってたのはカナダのことでした。・・・カナダでは数年前からドローンなど無人機に対する規制などを各方面から検討、現在ではアメリカよりも認可を得やすくなっているんだとか。
そのためアメリカの企業がカナダで実験したり、とかそういうことまで。ドローン関連の企業も結構あるんだとか。今後の無人機運用に関して一つのテストケースになるのでは、という話もあります。・・・アメリカも今後は認可の方向性で行くんでは・・・という見方もないではありませんが。世界的に進められているお話ではありますし。

では・・・日本は、と。
規制も何も話も始まってないような状況であります。外資系でなくても国内企業でもこういったもんを運用しよう、という向きはあると思うのですが・・・現状の航空法ではちょっと無理っぽい。じゃあ、何らかの抜け道を、とかそういう話になっていきそうな。
安易に認可、というのもどうかと思うのですが・・・全然話も何もない、というのもどうかと。
大量に出回ってから、じゃあ・・・というのでは遅いわけで。そろそろ具体的な話が出てきても、とは思うのですが。

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01/11/2015

ごーすと・わーかー?

インド。24年間「欠勤」の公務員を解雇(CNN)・・・なんか何度も読み直したりしましたが。時系列から言うと
1980年に電気技術者A・K・バーマ氏入局。
1990年にバーマ氏が休暇を取る。
・・・ここで行方不明。
1992年に調査。「意図的な欠勤」と認定される。
・・・が、ここで氏も政府も何もせずに放置。
2014年(もしくは2015年)についに解雇、と。

給与はどうなってたんだ、と思ったら1990年代にストップされていた、と。・・・この書き方もなあ・・・「年代」てことは調査後も支払われていた可能性もあるわけです。
法律上解雇しにくい、というのもあるようですが・・・それにしても。
日本でも時々公務員の不正受給とか出てきたりしますが、↑このケースの場合、不正に給料もらってた可能性よりもなんでこの人はいきなり消えたのか、その辺の方が興味深かったりします。
多分インド国内にはいないのだろう・・・って。
当局もなんだかなあ、と言う気もしますが。調べてみたらこういうケースは結構あります、ということなんでしょうか・・・? 常態化、と言えば聞こえはいいですが、国民性の違いみたいなもんもあるんでしょうか、日本だとさすがにここまでは・・・とか思ってしまうのですが。

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01/07/2015

東西問わず

どこでも似たようなものかも知れません。
厨房でのいじめに「ノン」声上げるフランス一流シェフたち(AFPBNews)。日本でも板前修業は辛いもの、ということになっています。これは修行そのものが、という意味合いもありますが・・・先輩や同輩、場合によっては後輩からの「いじめ」があるから、ということでもある、とされています。
立場的や外見上などの様々な要因から「いじめ」があるのは人間に限った話ではありませんが・・・。
かと言って暴力的ないじめを容認していい、というわけではなく。しかし職場がなあなあな雰囲気で満たされてしまって真剣さがなくなって質が落ちる、というのも・・・どうか、と。

これは厨房に限らず学校や職場での「いじめ」にも言えるかも知れませんが、やはり「程度の問題」になるのでは、と。やっていいことと悪いことの「差」が見えにくくなっているわけであります。
暴力的な、殴ったり蹴ったり、というのは論外でありますが、じゃあ、頭はたくくらいならいいのか。あるいは一度だけならいいのか、モノを使うのも論外なのか・・・。
その場合場合の尺度もその場で決まってるわけで。部外者がどうこう言うのは・・・というところもあります。難しいところではあります。

日本から見ると海外、特にフランスのような西洋ではそういったものはないだろう・・・と思われがちですが、そんなこともないのが実情ではあります。あっちにだって「いじめ」はあります。そして真剣さからくる過剰な「しつけ」も。
そして・・・どこに公的な線を引いていいのか分からないのも同じ、であります・・・。

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12/30/2014

りさいくる?

アメリカ。ニューヨーク市で「発泡スチロール禁止令」?(CNN) 「発泡スチロール」と言うと電化製品など大きなモノを買った時に段ボールの中に一緒に入ってる緩衝材(最近は別素材も多いですが)ですとか、魚介類を入れておく白い箱、といったイメージですが・・・例えばスーパーの肉や魚の食品トレーなんかも同じ素材だったりします。つまり、「禁止」ということになるとそういったモノにも使えなくなる、ということになります。

発泡スチロール(Wikipedia)
対衝撃・断熱性に優れ軽量。しかし一定以上の熱には弱く柑橘系の溶剤にも弱い、という側面も。それでも形成しやすさから現代では幅広く使われています。・・・その「使われやすさ」から逆にゴミになる、ということで色々問題も起きているわけです。
例えば・・・こないだノコギリクワガタを買いまして。送られてきたのは発泡スチロールの箱であります。これは中に保冷剤が入っているからと・・・多少の衝撃でも潰されないように、というお店の配慮からであります。もちろんそれは問題ないのですが・・・いざ中身を出してしまうと残ったのは抱えるほどの発泡スチロールの箱。
・・・何かに使えないかな。
とは思ったのですが。しかしなかなか使う機会がない。そこで捨てることになりました(うちの地域では「プラスチックごみ」扱い)。

調べてみると日本でも「発泡スチロールのリサイクルやってます」というところは多いのですが、「家庭用」となるとあまりないのが現状であります。まあ、業務用の廃棄量に比べれば微々たるものですから「捨てる」ということになるのも仕方ないことではあります。
十分な熱量で燃やせば有害物質が出ることもありません。最近はそういう焼却炉を持つ処理場も増えているとか。
一方で「発泡スチロール」としての回収はやってないのですが「ペットボトル」「食品トレー」の回収はやってます、というところもあります。これは区分が国際的にきちっと決まっていて、それに沿うと順当にリサイクルされる、ということになってます。
PETボトルの識別表示マーク(リサイクルマークン)
この中の「1 PET」というのがペットボトルのマークで、これのついたものはよくリサイクルされています。「6 PS」というのが「発泡スチロール」のマークであります(「5 PP」というのも近い用途で使われてますが)。これを・・・本格的にリサイクルする、ということになりそうなのですが・・・。

実は一部では日本の方がアメリカよりこっち関係のリサイクル率は高い、という話もあったりします。ニューヨーク市での「禁止令」もそういったところから、という見方もできます。・・・これを機にリサイクル率のアップを、と。が・・・猶予期間がある、とは言えなかなか難しいのかも、と思うのですが。
「ヤミ発泡スチロール」とか出回ったりしないんだろうか、とか。なんか、ヘンな方向へ行ったりしないんだろうか・・・と、大都市だけにちょっと心配なのですが。

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12/24/2014

脱クリスマス

「クリスマス騒ぎを避けるために訪れるべき国」トップ10の1位は「日本」(AFPBNews) ・・・まあ、確かに。キリスト教が主体の国ではありませんし・・・「クリスマス」がイベントとして定着してから100年も経っていませんし。
そもそもクリスマスの後の新年で別の宗教施設にお参りして、結婚式も葬式も宗教バラバラで問題なし、という国ですから・・・よその国みたいに真面目にクリスマスやるところからすれば息抜き的なところがある、のかも知れません。

ただ、↑記事の「トップ10」ではイスラム教の国が多く入ってます。主体となる宗教が違えば祝う行事が変わるのが普通であります。・・・状況や場所によっては「メリークリスマス」と口にしたりしたら何されるか分かったもんではない場合もあったりします・・・。
そういう意味?でもイスラム教の国、というのは「脱クリスマス」向けなのかも知れません。キリスト教もイスラム教も宗派などによって宗教に対する姿勢が異なっていますので・・・全部が全部「我が宗教が一番、他は認めん」というわけではなかったりします。

でもこれで12/24に日本を訪れる観光客がなぜか激増・・・とかそういうことになったら面白そうなんですが・・・まあ、そこまではいかないかと。↑記事ではクリスマスの日に日本では「たまに」サンタを見かけるかも、となってますが・・・宗教ではなく商業としてのクリスマスは、もうかなり日本に定着していますから・・・せっかく来てもらってもあまり変わらん、とかそういうことになりそうですし。

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11/26/2014

せくしー?

「くまのプーさん」ポーランドの遊戯場でイメージキャラクターに「待った」(Yahoo!:映画.com) 「これはダメなケース」ということでプーさんが出てきたようですが。・・・しかしなんかそういった思想信条を持った議員がそう言ったんでは・・・とか個人的には思ってしまうんですが。ポーランドの一般常識で「あんな服も着ていないキャラクターなんて」とそうなっているのか・・・だとしたら結構色んな数のキャラクターが「ダメ」ということになりそうな・・・その辺は、ちと分かりませんが、そういった主義主張を持ってる人はどこにでもいるのは事実であります。

・・・かえって服、着ない方がいいのかな・・・。
服を着る、ということで「このキャラクターは人間、もしくは人間を模して目指したものである」という認識に陥ってしまった可能性もあります。・・・そうなるとペットに服を着せるのもどうか、ということになりそうですが。そもそも服を着ていない動物に服を着せる、というきわめて人間っぽいことをすることで「人間」と思わせてしまう。
・・・個人的なとこなんですが・・・そう思い込んでしまった、ちょっとかわいそう?な人たちが言い出したのか・・・。
それともプーさんそのものに何らかの悪意があるのか(別記事では結構エグい意見も出てます。なんで?)なんだかそんなとこかも知れません。

ただ、コレを前例?として認めてしまうと今後かなーりややこしいことになりそうなんですが。その辺はどうなんだろうか、とかそんなことも思ってしまうのですが・・・。

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11/15/2014

パリ郊外に

・・・トラ?
パリ郊外にトラ目撃情報、警察・消防が捜索中(AFPBNews)。記事中に画像(通行人によって撮影)がありますが・・・周囲に大きさを比較できるものがないので大きさのほどもちょっと分からないのですが・・・大型のネコの類?にも見えます。言われてみれば。
しかし足跡も見つかっており、専門家によってトラのものと判定された、と・・・。
現代において野生のトラがパリ郊外にいるわけはないので、もし本物だとしたら逃げ出したか誰かが放したか、ということになります。

もちろん他の動物の可能性もまだ捨てきれんのですが。
例えばヤマネコ。ヨーロッパには実は大型のネコである「ヤマネコ」が野生で存在しています。が、大きさはトラほどもなく。そうなると足跡の大きさが違ってくることになります。・・・さらにヨーロッパヤマネコはほぼ絶滅状態で、本当にパリ郊外で見つかったら別の意味でニュースになりそうであります。
となるとやっぱり本当にトラが・・・?

フランスで個人でトラを飼育できるのかどうか、まではちょっと分からんのですが・・・しかし持ち込む時点でかなり困難そうですし(恐らくどんな種のトラでも輸入には制限がついてるはずで)。ウラっぽい人たちの仕業なのか、それとも・・・?
現場近くには最近サーカス団が訪れていた、という情報もあります。でも一昔前ならともかく、今の移動サーカスならその辺の管理はしっかりしてると思うのですが・・・それに、そういう情報があれば警察が真っ先に調べるでしょうに。
何かの見間違い、というところに落ち着くといいのですが。でも真相が分からないことには不安ばかり募りそうであります。

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11/14/2014

一般に公募

米国防機関、空中空母のアイデアを一般公募(CNN)。米国防総省の国防高等研究計画局(DARPA)が無人機用の「空中空母」のアイデアを募集、というものでありますが・・・。
発表が11/13で締切が11/26。
てっきり「来年の11/26」かと思ったら「今年の11/26」となってます・・・正味2週間ほど。
・・・「一般へ公募」という割には短いなあ、とか思ったんですが。それともこの手の公募(他に同種のがあるとはちょっと思えませんが)はこんなもんなのか。この期間では本当に「思いつき」くらいしか出てこないんでは・・・いや、まあ、それでも別にいいんだろうか。特に賞品や賞金があるわけでもないようですし・・・そこまで本格的な技術的なもんを求めてはいない、ということなのかも知れませんが。

通常「空母」と言えば艦船となるのですが。「航空母艦」つまり飛行機が離発着する船舶であります。
これが登場した影響で軍用の航空機の運用が飛躍的に高まりました。・・・旅客用だとそうでもないんですが、高機動を要求される軍用は積める燃料に限界があります。そのため実際にはよほどの大型機(それこそB-1とかC130とか)でもないとそれなりの航続距離を維持できません。
じゃあ滑走路を持って行ってしまえ的な発想(があったのではないか、と個人的に)で空母ができました。しかし当たり前ですが相当な大きさがないと機能しません。そこで現在でも最大積載量を誇る「船舶」が「空母」になったんですが。
そう言えば「砂漠空母」てのが出てきたマンガもあったっけか・・・。

無人機というのはその特性上とても軽量化できます。が・・・そうなると今度は燃料を積める量がさらに少なくなります。そこで「空中空母」つまり航空機による離着陸さらにメンテもできるように、というのは・・・たしかに船舶よりも大型の航空機の方がいいかも知れません。・・・むしろもっと小型化軽量化して「陸上空母」的な輸送車両の方がいいんでは・・・。
でも航空機の方がスピードありますし。そうなるとやっぱ空を行った方がいいのか・・・。

しかしこういうのを「公募」してしまえるのがアメリカっぽいと言うか何と言うか。日本じゃまず無理でしょうし・・・ロシアとか中国とかなら(別の意味で)もっと無理っぽいような気もするんですが。

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10/28/2014

二つほど 10/28

なんとなく二つほど。

一つ目。2.7キロの金塊、約4300万円で売買成立(CNN)。アメリカはカリフォルニア州で見つかった金塊であります。かの地はかつてゴールドラッシュで有名になったこともありますが、そういったもんと関係あるのかどうか。
しかし「時代」だなあ、と感じたのは買った側が「収集家」だった、という辺りでしょうか。
世が世なら換金して金製品に・・・といったところではないか、と思うのですが。それが収集家が買った、ということはやはり金塊そのものを愛でる、ということ・・・ではないか、と。あるいは相場的なもんはどうなってたんだろう、とかそういうとこまで考えてしまいますが。
日本でもかつて金が見つかっていた(ほとんどは砂金ですが)地域では今でも金が見つかることもあるとか。そういうとこで金塊を・・・というのはやはり夢みたいなもんなんでしょうか・・・。

二つ目。「!? 」「“」「~」「^」の読み方は?(@nifty:All About) 「あまだれ」「みみだれ」で「だぶるだれ」というのは意外でしたが・・・「!」は「雨だれ」「?」「耳だれ」とかそういう由来なんでしょうか・・・。
でもこういう読み方というのはやはり定着しないもんなのかも、とか思ったりして。
「!」だって結局は「びっくりまーく」の方が理解が早そうですし。「?」も「はてなまーく」でしょうし。となると「!?」は「びっくりはてな」とかそんな感じになるんでしょうか・・・?

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10/23/2014

何かチガウ

本末転倒・・・いやそうでもない?
アルコール依存者に街を清掃してもらう→報酬にビール3杯(MSN:ロケットニュース)。さらに金銭的な報酬まで。・・・アルコール依存、ということですから健康ではないわけで。それを治療してからの社会復帰を目指してのプロジェクトなのかそれともこれが治療の一環なのか・・・?
たしかになんでビール、という気もしますが。↑記事には「麻薬中毒者の社会復帰」的な文言もありますが、こういう人たちが清掃してもビールを配布するのでしょうか・・・?

こういった人たちの社会復帰というのはたしかに一筋縄ではいかないことも多いそうですが・・・。
オランダで成功してるとのことですが。どういう方法なんだろうなあ、とか思ってしまうのですが・・・「ビールが報酬の一部」というのはアルコール依存者ではなくていわゆるホームレスの人たちの社会復帰支援、とかそういうのが大元なのか・・・とか個人的には思ってるのですが。
依存者、ということで「依存症患者」ではない、ということはそれほど重篤ではない、ということなのか・・・その辺もちょっと分からないような。

・・・報酬がある、というのはたしかに勤労意欲も増しますが。これがただの無償ボランティアだったらやってる方もたまったもんじゃないでしょうし。社会復帰も進まないような・・・。
でもなあ・・・なんで「ビール」なんだか。ドイツだから、というのもなんかちょっとチガウような気がする・・・。

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10/19/2014

長いのか短いのか

日本人は一生のうち平均52分間探し物をしている(@nifty:@DIME)。これを「たった52分間」と見るか「52分間も」と見るかで生き方?も大きく変わってきそうではあります。
それとも・・・いや、52分間じゃ済まないだろ、という見方もできますか。あくまで「平均」なんでもっと長く探す人もいればさっさとあきらめる人もいる、ということにはなりますが・・・。

・・・もうちっと他の国のデータが欲しいなあ、というところではありますが。
「大切なものを紛失した日本人の多くは感傷的な反応をすることが判明」(「」内↑記事より引用)
いや、どこの国の人でも大切なもん失くしたら感傷的な反応をすると思うのですが。ただ、「感傷的」にも色々あるわけで、完全に自分を見失ってしまう・・・とか、いきなり暴れ出す、とか。そういうレベルからぶつぶつ文句を言う、とか様々あるかと。そういうところにも国民性?みたいなもんが出てくるかも・・・知れません。

ところで。↑記事に「日本人のなくしものトップ10」というのがあって、
1位:ペン
2位:現金
3位:財布・小銭入れ
4位:書籍、ノート
5位:ライター
6位:自転車
7位:衣類
8位:車の鍵
9位:宝飾品
10位:携帯電話
となっているのですが・・・。

「6位:自転車」「7位:衣類」・・・なんか他は小さくてなくしやすそうなモノばかりなんですが・・・なんで「自転車」と「衣類」・・・それは盗まれたり風に飛ばされたり、とかそういうことなんじゃないのか、と思ったりして。
それよりも「リモコン」がないのはなんでだろう、と。最近の日本人が最もよくなくしそうな気がするんですが。

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10/06/2014

呼び名は呼び名

中身とは関係ない・・・とカンタンに言えるものでもなく。
日本でも「ジョージア」に国名変更・・・グルジア(Yahoo!:読売)。英語表記だと「Georgia」になるんだそうで、そのまま「ジョージア」ということになり・・・アメリカに同名の州があったりします。
ちなみに「George」というのは欧米では一般的な男性名であります。ジョージ。
これはキリスト教の聖人ゲオルギウスがもとになっていると思われますが、この聖人ゲオルギウスはたしかイングランドの守護聖人だったっけか、と思ったらモスクワの守護聖人でもある、とのことで。もちろんグルジア(ジョージア)の守護聖人でもあります。
ついでに・・・。
「ジョージ」と呼ぶのが一般的ですがスペイン語だと「Jorge」となって「ホルヘ」と呼ぶようになっていたりします。

しかし国の呼び名というのも色々差異があるもんであります。
そう言えば「オーストリア」を「オーストリィ」と呼ぶようにしよう、というのはどうなったんだか。「オーストラリア」と混同されることが多々あり(『カンガルーはいません』Tシャツとかありましたが)こっちにしませんか的なアプローチもあったはずなんですが。

・・・でもその辺の事情はアジアだとまた違って来てるような気もします。
「にほん」「にっぽん」だって「Japan」という英語表記になってますが・・・コレ、たしか元々はマルコ・ポーロの東方見聞録で「じぱんぐ」となっていたのが流れ流れてこうなった、ということになってますし。同じように「Korea」も高句麗とかその辺でしょうか・・・「China」は・・・清とかそういう辺りから、なんでしょうか・・・?
まあ、それでも別にいいか、ということにはなってるようですし。しかしグルジアの場合はちょっと事情が事情ですからやはりきちんと変えた方がいいかと。すでにほとんどの国ではそうなっているようですし。

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10/03/2014

むなしい・・・?

世界で四番目に広かった湖、現在はほぼ消滅(CNN)。湖の名は「アラル海」で、中央アジアのカザフスタンとウズベキスタンの国境をまたぐ地域にあります。・・・しかしその東半分はほぼ消滅。
「旅をする湖」というのがありましたが・・・アラル海は「消滅」しつつあります。
原因は環境の変化とか温暖化とかそういうのではなく。旧ソ連に属していた1960年代に湖に流れ込む二つの川の流れを運河へ流入させた、という人為的なものであります。

世界で四番目、ということでアラル海には漁師など湖水を利用する人たちもいたんだそうですが、今はほとんど操業は無理のようであります。
さらにこの湖、「海」という名称がつくくらいで若干の塩分を含んでいました。それが大部分が「消滅」して湖面が減ったことにより塩分濃度が上昇。一種の「死の湖」と化してしまった・・・と。
さらに湖底に沈殿していた廃棄物や農薬などが晒されて風に舞う、という事態になっている、という話もあります。

・・・何とか手を打てなかったのか、誰も何もできなかったのか、とは思いますが・・・。
地域的になかなか難しそうなところですし。旧ソ連からロシア、というのも大きいかも知れませんが・・・何と言うか・・・むなしいところではあります。

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09/26/2014

英語苦手

日本の話ではなく。
アメリカ・約10人に1人が「英語が苦手」(Yahoo!:ウォールストリートジャーナル) 「アメリカ人なら母国語の英語話せて当たり前だろ」というのは「日本人なら~」というのとは意味が違ってくるわけです。元来南北アメリカ大陸に住んでいた人たちは英語はもちろんスペイン語もフランス語も話していなかったわけで。それがここ数百年程度で大きく変わってしまいました。そういった言語を話す人たちが入植してきて現在のようになっています。

そうは言っても今は「アメリカ=英語」なわけで。
それが他の言語の方が楽だ、という人が増えてきたのは他の国から移り住んできた人たちが増えている、ということになります。・・・良い悪いではなく。
その辺は日本とは事情が違うわけで。日本の場合、島国ということもあって「他の国から来た人」というのがアメリカと比べると極端に少ないと思われます。・・・これも良い悪いではなくそういう歴史とか事情があるわけで、一種の国民性みたいなもんと言えます。

が・・・日本語などアジア系言語とラテン語系の英語・スペイン語だとなあ・・・習得難易度にも差が出てくるよなあ、と思っておったんですが。
実際、文字数などに違いがあって「アジア→英語」よりは「スペイン語→英語」の方が楽なんじゃないか、と。・・・が・・・実は結構違いがあるもんで、近い言語ならではの困難もあるようであります。多分「英語→スペイン語」とか「英語→フランス語」とかは結構大変そうだ・・・実は英語というのは品詞の変化も少ない(動詞の末尾にsが付くとか過去形は大抵ed付ければいい、とか)んですが、他のラテン語系の場合「男性」「女性」「中性」と品詞が細かく変化したり敬語みたいなのがあったり発音しないのに表記する必要がある文字があったり。
発音も意外に複雑だったりしますし。

そんなわけ?でたしかに今後アメリカで他の言語(スペイン語だけが突出しているわけでもないですし)が優位に立つ可能性は高そうな気もします。
・・・日本は・・・どうなんでしょうか・・・? 実は・・・という可能性もゼロではないのです。

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09/23/2014

二つほど 9/23

秋分の日とは関係なく海外で二つほど。

一つ目。パリ市が「愛の南京錠」対策(AFPBNews)。セーヌ川にかかる橋の金網に南京錠をかけ、カギを川に放る。そういう恋人たちが急増してる、とのことで・・・たしかにろまんちっくな行為ではあるのですが・・・画像見る限りだとロマンとかそんなん通り越しているような気もします。
かえって雰囲気ぶち壊しなような・・・?
さらに南京錠の重さで橋が破損、という事態にまで発展。そのため金網を廃してアクリル板にする、と。・・・ロマンは減るかも知れませんが、安全性からはこっちの方がいいのかも知れません。
なんか日本でもありましたが・・・どっかの桜の橋とか、そんなのが。ただ、そういうのを「観光名所」にして名を上げよう、的な発想が出てくるとまた話は違ってきそうですが。

二つ目。キューバの国営レストラン、約9000店を民間に払い下げ(AFPBNews)。キューバは中国などと並んで今の世界では珍しい共産主義国家だったりします。ということは個人の所有は認められず、全て国家が所有する、ということになります。
なりますが・・・今現在純粋?な共産主義国家というのは存在してるのやら・・・中国も条件はありますが個人所有を認めて一部市場経済を導入してますし。
・・・市場経済。国家が全部所有して個人に分配、という形式のため「誰かと競争して儲けを出す」必要がありません。ただし経済の発展にはなかなか結び付かない。停滞はするけど安定する、という社会構造。向上はほとんど望めないわけです・・・。
そのためキューバでも民間運営のレストランを増やそう、ということになってきたようです。トップが変わると政策も変わっていくのが常ではあるのですが・・・なかなか早急に、とはいかないようであります。

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09/19/2014

独立ならず

スコットランド、イギリスからの独立を否決(Yahoo!:時事)。場合によっては連鎖的に「アラブの春」ならぬ「スコットランドの春」的なヨーロッパ内での独立が多数出てくるのでは・・・とか言われていましたが。
スコットランド、なぜ独立反対派が勝利したか(Yahoo!:THE PAGE)・・・投票者層や支持層の事情もあるようであります。
一方で今回はなんとかイギリスが食い止めた、ということのようでもあります。

個人的に気になっていたのが「なんでスコットランドの住民投票に許可出してしまったんだろう?」というとこであります。イギリスは一種の連合であり(正式名称『グレートブリテン及び北アイルランド連合王国:United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland』)・・・その中で首都ロンドンのあるイングランドがスコットランド・北アイルランド・ウェールズを、まあ、従えるような格好になっています。
しかし数百年の昔から各地方は独立の気運が高く。自治政府もあったりします。そんな中でスコットランドではイングランドとは距離を置きたいスコットランド国民党(Wikipedia)が議会の過半数を獲得、イギリス連合政府との交渉を重ね2014年までに「独立を問う国民投票を実施する」ことを確約した、と。
・・・押し切られたんかなあ、イギリス連合政府。

その結果が「否決」だったわけですが。そうなると黙ってないのが北アイルランド・ウェールズであります。キャメロン首相はイギリス全土での自治権拡大を約束(Yahoo!:AFP=時事)しましたが・・・今後どうなるかはやや不透明な気がします。
今回の「独立騒動」でイギリス経済にはかなりの衝撃が走りまくっています。例えば不動産は停滞傾向に。騒動が収まるまで買い控え、とのことで・・・こういう事例は結構たくさんあります。事態が収まるまで少し様子見よう、ということですが、もちろんそれだけではなく。今後も影響が出る恐れはまだまだあります。
日本への影響もあるかも知れません・・・。
さらに。実はヨーロッパというのはその歴史上、今の国が絶対、というわけではなく。例えばスペインでも三つくらいそういった「地方独立」を目指す動きがあります。・・・いや「地方」ではなくあのバルセロナを含む州にもそういう動きがあります。

これはイギリスの方にもあると思うのですが。イギリス=英語、スペイン=スペイン語、と決まっているわけではなくそれぞれに独自の言語があったりします。言語というのは文化に直結します。文化を守る、というのは独立国家のスタンスの一つであります。

・・・ヨーロッパに独立の飛び火、みたいなのがしばらく続くかも知れません。表面上は穏やかなヨーロッパなんですが、中には過激な独立派、みたいなところもあります。歴史が歴史なんで、中東諸国とはまた違った方向性を見せるかも知れず、ちょっと、いやかなり気がかりなところなんですが。

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08/23/2014

二つほど 8/23

「流行り」で二つほど。

一つ目。「スターバックスで他人にコーヒーをおごる」2日間で750人(Yahoo!:CNN)。「喜捨」とかそういう考え方は実際に欧米では深く根付いていたりするものであります。例えばアメリカの大都市ではホームレスへの炊き出しを教会が行ったり、大企業が慈善団体に相当な額を寄付する、というのはよくあることだったりします。
日本でももちろんそういうのはあるのですが・・・。
↑の「コーヒーおごる」も恐らく一番最初の人は善意からの「一杯」だったかと思われます。しかしなんだか義務めいてくるとまた話は違ってくるわけで。まあ、一種のお祭りみたいなもんかな、とも思いますが。
・・・日本だとこういうのは流行らないかも。まず遠慮する人が多そうで。でも、結構な人数で「おごり合い」とかになってしまうと「じゃあ、自分も」とかそうなって社会的なムーブメントに・・・ということもあるかも知れません。社会的迎合性が高い、と言うか誰かがやっていいのなら自分も・・・とそういう性質は日本人によくあるもんですし。

二つ目。「頭から氷水は強制ではない」日本ALS協会、寄付に感謝も「心配」(Yahoo!:ITmediaニュース) 例の「Ice Bucket Challenge」であります。バケツ一杯の氷水を頭からかぶるか100ドル寄付するか。あるいは両方やるか・・・難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)に対する認知度アップを願って患者の父親がネットに氷水かぶる動画を流したのが最初、とされています。日本だと「なんで氷水?」という微妙な印象ですが、アメリカスポーツ界では祝福を意味する、という話もあり・・・セレブが氷水かぶってる動画が連日アップされていたりします。
ただ、↑と同様、コレもなんだか義務めいてきてます。
スタバの場合は「次の人に」ですが、こっちは次に「氷水か100ドルか」をやる人を三人指名できます(人数に制限はない、という話も)。一般人が有名人を指名する、あるいはセレブがセレブを指名、ということもあるわけで。そうなるとやはり実行せざるを得なくなります。
・・・ちょっと心配なのは「氷水」ということでその冷たさによる弊害もありますし・・・やりたくないのに氷水、なんだノリ悪いなさっさとかぶれよ的なことにならないか、ということであります。実際、やってることは「このメールを何人かに回さないと不幸になります」というチェーンメイルとほとんど同じなわけですし。
・・・これでALSの認知度が上がるのは喜ばしいことなんですが「ああ、あの氷水の」とかヘンなイメージがつくのもどうか、と思いますし。何か事故でも起きれば逆効果にもなりそうですし。
でもあんまり長続きしないような気もしてます(↑も含めて)。一種のお祭りというのは廃れるのも早いもんで。・・・また「次」が出てきてこっちは・・・ということになりそうな。

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08/18/2014

一方日本では

オーストラリアで高まる「日本酒人気」(Yahoo!:TBS系) ・・・一つのお店に数十種類の日本酒。海外で日本食がブームになっていると言われていて、そうなるとやはり「日本酒」にも人気が、ということなのですが。
一方日本酒の「本場」日本では・・・。
ワインは数十種あっても日本酒は、となると。そこまで揃えているお店が普通にあるのか、と言うと・・・?

日本での日本酒のイメージというのはあまり華々しいものでありません。
現在は(正確なデータはないんですが)ビール類やワインに大きく水を開けられているような。そもそもは弥生時代にまで遡る、とされている歴史あるアルコールなのですが・・・つまりは明治期になって他の酒がどんどん入ってくる前までは日本酒と焼酎くらいしかなかったわけですが・・・最近はどうなんだろう、と。
一つにはつい最近まであまり質の良くない酒が出回っていたこともあります。
しかしそれよりも「敷居が高い」というのが大きいかと。それはあまり情報が出回っていない、ということもあるんですが「入門用」から「中堅どころ」の日本酒というのはあるんだろうか、的なとこであります。

これがビール類とかなら手軽に試してみることもできます。最近のワインも安価ですし。そういうのをステップにして例えば地ビールに進むとか産地にこだわったワインに進む、ということもできます。
が、日本酒の場合は・・・たしかに安価な日本酒もあるんですが、そこから次へ、ということになると・・・いや、その「次」がなくていきなり「上」に行ってしまっているような、そんな気がするのです。そういうのは当たり前ですが高価ですし。そりゃあウマイのでしょうけど・・・いきなりかよ、と。

・・・実は個人的にはあまり日本酒は好きではない(過去に色々あったもんで・・・)、というところもあるんですが。それでも日本のお酒、ということで興味はあったりします。それが海外では人気あるけど日本では、というのはなんだかやっぱりさびしい気がするのですが・・・。

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08/10/2014

とあるセルフィー

サルの「自分撮り」画像を巡って法廷闘争へ(Yahoo!:AFP=時事)。写真家のデービッド・スレイター氏が2011年に投稿したもので・・・黒いサルが笑顔?を自分撮りした、とされる画像。これがあのWikipediaの画像データベース(基本的に著作権フリーのものばかり)に掲載され、スレイター氏は「所有権は私にある」として削除を求めている・・・という裁判であります。
その画像はこちらで見ることができます。
Wikipedia refuses photographer's request to remove animal selfie because MONKEY took the picture(Mirror:英語)
氏がインドネアシアで研究グループに同行した際、サルが私物の中からカメラを取り出して「パチリ」とやった、ということのようであります。

単純に考えると「著作権=誰かが作った時点で発生」なので「サルが撮ったらサルもんだろ」ということになります。お父さん所有のカメラで娘が撮影したら「著作権」は娘のものになるかと。
・・・しかし、動物が「作った」のならどうなるのやら・・・?
タイかどっかに「絵を描くゾウ」というのがいましたが、あれは・・・やはりゾウに著作権があるのかそれとも運営している動物園に、ということになるんだか・・・?

Wikipedia側は「アメリカでは動物に著作権を認めていない」ということで「著作権フリー」の画像としています。
一方、スレイター氏は「所有権はカメラを持つ私にある」としています。著作権と所有権。権利関係は実際かなりややこしいですし、国や地域によっても変わるので、どっちがどっち、とも言えないのですが・・・。
最近のカメラは動物でも扱えるほどカンタンになってきてますし。↑この画像はヤラセではなく、本物だとしたら・・・こういうケースは今後も増えてくるのかも知れません。

中世以降のヨーロッパでは「動物裁判」的なこともよくあったそうで。勝手に草食ったからこの牛は有罪、とか。たしか昆虫が被告になった件もあったような。どこまでが本気だったのか、今とはやや事情が違うので何とも言えませんが・・・まさかそういう方向へ転がったりはしない、と思いますが・・・?

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07/22/2014

二つほど 7/22

海外で二つほど。

一つ目。旅客機の「立ち乗り席」5年以内に実現?(CNN) ・・・「立ち乗り」と言うより「よりかかる座席」と言うか。日本だと「立ち乗り」と言うと電車のつり革にぶら下がるようなイメージですが(しかしその姿勢で飛行機、というのはさすがに危ないかも)。
しかしたしかに国際線ならともかく。国内線となるとどこの国でもかなり短時間ということになります。
最近増えてきている「LCC」のような格安の航空会社ではなく、例えば通常の座席と「立ち乗り席」で料金に大きな差が出れば運賃価格競争にも一気に影響が出るかも知れません(今もあるのかなあ・・・座れない分安くなってた「立席特急券」)。
でも安全面や法整備の点でなかなか難しい・・・かも、とか。地上と同じようにはいかない面も多そうですし。

二つ目。アメリカで非婚の若者急増中(CNN)。日本でも増えていそうですが・・・ちょっと事情が違うかも知れません。
「ミレニアル世代(Millennial Generation)」と呼ぶそうで。今の20代から30代の頃で・・・いわゆる「デジタルネイティブ」つまり物心着いた頃から周りにデジタル機器があふれていてそれらに抵抗感がない。そのため上の世代と比べるとそれらを使いこなす能力に長けている、と。
一方で個人主義より集団への帰属を好む、という話も。それなのに非婚が多い、というのは・・・その辺は日本も同様で長引く不況のせいで「経済的に独立しきれていない」と思う人が多いということのようで。日本と違うのは「格差」の内容でしょうか。人種や学歴による「差」がどんどん激しくなっていっているようで・・・結婚する余裕なんかない、と。
・・・しかし一方でいわゆる「事実婚」の状態もよくあるとのことで。日本ではあまり受け入れられない「事実婚」ですが欧米では結構普通にあるようですし。そうなると「結婚」としてカウントされないことになります。
じゃあ少子化問題も安心か、と言えば単純にそうとも言い切れないようであります。・・・過去の考えを変えるべきなのかも知れませんが、なかなかそういう風にはいかないもんでありますし。

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07/13/2014

よく分かりませんが

・・・結構な量なんでしょうね。
人気ドリンクとお菓子の砂糖含有量を比べてみたら(CNN)・・・問題はこのドリンクはどんなのだろう? というのが直感で分からん点ですか。コーラとかそういうのなら分かりそうですが・・・まあ、アメリカの記事ですから。しかし日本のコカ・コーラとアメリカのってやはり成分的に違いとかあるもんなんでしょうか?
それでもちょっと気になったのが「ミリリットル」で、600やら590やら。レッドブルって日本でも売ってますが、470mlも入ってたっけか・・・?

それともう一つ気になったのが単純に「糖分」をカウントしてるのかな、というところであります。100%ジュースの「糖分」と言うと・・・果糖が主になるわけで・・・まあ、砂糖にも入ってますからたしかに体に入ってしまえば結果的には同じ、なのかも知れませんが。
こういうのを日本でやると「ご飯茶わん何杯分」とかそういうことになりそうな。・・・ご飯そのものには糖分はそれほど入ってないのですが、食べると糖になる「糖質」が含まれています。その辺から換算するか・・・それともカロリーで計算、ということになるのでしょうか(砂糖とはあんまし関係なくなりますが)。

実はヒトは「ヒト」としてこの世に登場してからこっち、ずっと飢餓に苦しんでいた、という説があります。しかしここ数百年程度でその飢餓から解放されているヒトが多くなっている、と。しかし身体はまだ飢餓状態をしっかり認識していてカロリーの高いもんや甘い物を食べろ、食べろ、と命令してくる・・・という説もあります。
もしかしたら今後長い時間かけてヒトも適応していく・・・のかも知れません。そうなったら今度は「食べないヒトが急増中」みたいなことになるんでしょうか・・・?

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07/04/2014

完全にニセモノでもない?

「WAGYU」(和牛)アメリカで独自商標乱立(Yahoo!:日本農業新聞)。コトはアメリカだけではなくヨーロッパでも同様の「WAGYU」が流通している、という話もあります。
あるんですが・・・。
日本で定めた「和牛」定義の牛の血が全然入ってない「完全なニセモノ」というわけではなく。どこかに「和牛」の血が入っている牛が多い、とのことで。2007年に品種や「日本国内産であること」などのガイドラインを定めましたが、いささか遅かった、ということになりそうであります。

ところで・・・日本では牛肉には「さし」が入っているものが好まれてきました。肉に脂肪が網状に入ってる方がいい、と。その方が柔らかくなるのも事実であります。
対して欧米では肉を食べるのであって、脂肪を食べるわけではない、という向きがあります(一つには健康志向で脂肪を嫌うということもありますが)。・・・自分も個人的にはこっちの方が好きなんですが。年齢のせいか脂肪がどっさりてのはなあ・・・と。まあ、そんな高級な牛肉なんて食べたことないので、やはりそういう牛なら美味いのかな、とは思いますが。
日本でも最近は赤身肉志向が高まっている、という話もありますが・・・やっぱりまだまだ「さし」の十分に入った牛肉が好まれそうなところではあります。
それでも高級そうに見えるから「WAGYU」ブランドは欲しがる、ということのようなんですが。

・・・実際、放置しておけば日本からの和牛輸出に影響が出るか、ということになるのかも知れんのですが。
品質や価格に相当の差があるので「ホンモノを味わってもらえば分かるはず」というのも分からんでもないのですけど。安価なニセモノ(100%ニセモノではないのですが)が出回ると高価なホンモノが売れず、衰退してしまう・・・ということも考えられます。そういったところも危惧されていたりします。
やはり遅かったんでは・・・というのが個人的なとこなんですが。ここまで広まっちゃあ・・・改善?はなかなか難しそうではあります。

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06/07/2014

いくらあればいい?

アメリカ・年収いくらあれば幸せ?(CNN) 日本とアメリカ、円とドルではちょっと事情が違いますんで単純に比較はできませんが。
それでもほぼ半数が1000万円未満、というのは・・・どうなんでしょう?
なんか日本でやったら3000万円くらい行きそうな気がしますが、さて。

単純に比較できない、というのは物価の違いみたいなもんもあるんですが・・・。
簡単に「1ドルが100円くらいだから・・・」というのはちょっと無理があるかも、と思っていたりします。これはもちろんアメリカと日本の場合だけではなく。他に国でもどうなんだろう、と。
例えば日本の場合「お米何キロがいくら」「ラーメン一杯が」という比較をしたりしますが、そういうとこの事情も国によって違うわけで。実際にその国で色々経験しないとホントウのところは分からないもんだったりします。
・・・でもそういう意味では逆に単純に比較したりする方がいいのかも・・・でも明らかに物価が格段に違っている国で「主食のナントカは3円くらい」とか紹介されて「やっすーい」とか騒ぐ番組、というのは・・・なんか違うだろ、とか思ってしまうわけです。

さらに最近では江戸期の「物価」的なものも現代と比較したりしていますが、あれもどうなんだろう、と。
今とは社会構造から何から全部違うわけで。そもそも10進法でもないし、江戸と大坂での貨幣価値も違う。大判小判で買い物、なんてするはずもなく地方では現物交換もまだまだ残ってるような状況ですし。
「サンピン」というのは武士の最低ライン「三両一人扶持」なんですが江戸ではかなり困窮していた部類に入ります。そこへ「一両は現代でいくらぐらいだから」とやっても比較する対象が違いすぎるので「安い」も「高い」もないもんだろ、と。

価値観なんてのは時代や状況や状態によって大きく変化しますんで・・・アメリカで「年収1000万円くらいで幸せ」というのは・・・しかしそれくらいの方がいいのかな・・・まあ、そんな額稼げるわけでもないんで・・・結局は今よりガッと増えたらそれでいいんかな・・・って、かなり抽象的ですな、これでは。

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06/03/2014

立ち位置が違う?

アメリカ・図書館の消滅は杞憂? 利用増加中(CNN)。電子書籍やネット通販などで「利用者減?」とされている図書館ですが。日本だと某飲食チェーンと組んだりした例もありますが・・・アメリカはちょっと事情が違うような・・・?

単純に「利用者増」というだけではなく、自治体と言うか地域との密着性?みたいなもんがあるのかも、とか。
日本の場合、「図書館」と言うと・・・あまり大きくない建物に本がぎっしり、という印象が自分にはあったりします。・・・これまで行った公的な図書館というのは実はそれほどないのですけれど。いくつか行った印象は・・・蔵書数はあっても展示してあるだけ、といったところであります。
・・・しかし最後に行ったのはもうンン年前とかそんなところですから、今は・・・大分変っているのかな、とは思いますが・・・。

しかし↑記事で見る限りあっちの図書館はかなりスケールが違うような気がするのですが。
ただ本を読んだり資料を調べたりする場所、というだけではないような。・・・飲食チェーンと組む、というのとはまた違う方向性があるような。
・・・実は本屋も日本とあっちではやや様相が違っていたりします。
日本の「本」と言うと表装のしっかりしたハードカバーも文庫本も同じような認識ですが、その「文庫本」は基本的にはあっちには存在せず・・・「ハードカバー」と「ペーパーバック」に分類されています。「ハードカバー」は日本と同じように高価な本なのですが「ペーパーバック」は文庫本よりもさらに安価な、カバーも何もなく紙質も上等とは言えません。日本のように「どんな本でも長持ちさせる」という発想ではなく「ペーパーバック」は「しばらく読んだら捨てる」という発想ではないか、と個人的には思っています。

その分「ハードカバー」に対する愛情?は濃いものがあって、そういうところから図書館に対する考え方も違うのかな・・・と。
↑記事中に幼少期に両親と訪れた図書館の楽しさが根底にあるのでは・・・というくだりがあります。・・・こういうとこでも日本とは違うのかも知れません。日本の図書館も一種知的交流の場になってはいますが、「親に連れられて来る」というよりは「学生になってから調べ物や趣味で訪れる」とかそういうイメージがあるような。
まあ、個人的なとこですけど。
図書館にせよ電子書籍にせよ、コンテンツ・内容に変わりはないわけでその辺の「選択肢」はキープしておいて欲しいなあ、とかそんなことも思うのですが。

01:15 PM | 固定リンク

05/22/2014

やはり「るつぼ」

言語から見えてくるアメリカの「モザイク度」(CNN) アメリカと言えば英語の国ですが、「英語の次に話されている言語は?」という調査を行ったところ大部分の州でスペイン語が第二位だったそうで。
これはやはりヒスパニック系の人たちの台頭などが影響している・・・と思われます。アメリカ本土は英語とフランス語のカナダとスペイン語のメキシコと国境を接していますが、メキシコ以南にはスペイン語を話す国がたくさんあるわけですし。
ではそのスペイン語も除いた「第三位」は・・・となるとかなり地域の特色が出てくるようであります。

16州ではドイツ語。これは移民が多かったから、ということであります。
しかしその他はフランス語からイタリア語から韓国語からベトナム語まで。意外だったのがアジア勢?の言語がかなりある、ということで。これもある意味「移民」とも言えますが・・・4州でベトナム語、というのはかなりの浸透力?と言えるかも知れません。
さらにミシガン州のアラビア語にミネソタ州の東南アジア・ミャオ(モン)族の言語。
これもやはりそういった地方にルーツを持つ人たちが多い、ということになるのかそれとも何か事情があるんでしょうか・・・。

さらにナバホ・ダコタといったネイティブなアメリカン言語。・・・今でも「言語」として残っているというのは意外かも知れませんがそれぞれ居留地があるのでそっち関係で残ってる・・・と思うのですが、それでも第三位になるくらい勢力?が大きいのか・・・。
・・・もっともこの順位づけは「何%」という数字が出てませんので、80%が英語で19%がスペイン語で残り1%を複数の言語で分け合った、となれば耳慣れない言語でも「第三位」になる可能性は高いのですけども。

ただ、こういうとこはやはりアメリカだなあ、とかそんなことも思うのですが。日本だとこういう複雑?な結果はまず出ないでしょうし。

09:12 PM | 固定リンク

04/30/2014

意外な初めて

全米初の「猫カフェ」に一日500人殺到(AFPBBNews)・・・アメリカで「猫カフェ」つまり「何かしら注文してあとは猫と遊べるカフェ」というのはこれが初めて、とのことで。意外っちゃあ意外なんですが・・・なんかこういうのはアメリカから、とかそんな漠然としたイメージもあったんですが・・・しかしよく考えてみたらあまりこういうのはやらない国なのかも知れません。

↑記事にもありましたが、「猫カフェ」と同時に「里親探し」もやってます。
さらに猫への配慮も充実。一人一回一時間まで、とか、昼寝用ワゴン車とか。
日本の猫カフェでももちろん猫への配慮は十分になされていますが、最初からこういうことになってる、というのはなんか欧米だなあ、とかそんなことも思ってしまいました。

あまり馴染みがないのは反対する団体とかがやはり力持ってるのかも・・・とか思うわけです。
「猫を見世物にしている」とか「意に沿わない行動をさせている」という批判は少なからずあるかと思うわけです。もちろん日本やアジアにもそういう団体はありますが、欧米だとなんかそういう勢力?が強そうな気がして。それで今までなかったのかなあ・・・と。
・・・いや、なんか違うかな、そういうのではないかな・・・。
単純な文化の差、とも思えませんし。アメリカだって猫好きは多いわけですし。それが・・・なんで今頃になって「初」なんだろうか、ちょっと疑問に思ってしまったわけです・・・まあ、別にどうでもいいっちゃ、どうでもいい話なんですが。

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04/24/2014

解禁されても

あまり意味ないかも知れない・・・。
中国の「ゲーム機解禁」外資に立ちはだかる壁(Yahoo!:ロイター)。実は中国では2000年から国内での家庭用ゲーム機の製造・販売が禁止されてきてました。理由は「青少年に悪影響を与えるから」という至極?まともなものなんですが。
それにより中国での「ゲーム」とはPCやスマホが中心となってきました。そこへ「家庭用ゲーム機解禁!」と言われても・・・本格的に参入するのかどうか・・・?

さらに中国では「海賊版」の問題もあります。
仮にどっかのメーカーがゲーム機を発売しても、その海賊版が横行するようになるのは目に見えているわけで。もちろんハードもソフトもパクられるだろう、と。・・・そうなったらその対応に追われることになってかなり疲弊することになります。
そして・・・検閲や承認。
少しでも中国を批判するような文言とかシーンとか、そういうところからそもそもは「青少年を守る」という意味合いがあったわけで・・・青少年に向かない、とされればカットや発売不可というのは当たり前に起きてくるわけであります。

・・・それよりも「外資」として入ってくるゲーム企業を当局が承認するのかどうか。
すでにそこら辺から問題になってるわけで。・・・しかし市場として見ればこんなオイシイところはないわけで。人口はケタ違いだし禁止令が解けたばかりだから需要は確実にある。
しかしそれには相応のリスクが存在するわけで。・・・その辺のコトを天秤にかけて考えなけらばなりません。ただでさえ家庭用ゲーム機はスマホやらにおされている現状だってのに。

個人的には無理に参入して火傷負う必要はないかな、とか思ってますが・・・経営側からしたらどうにかしたい、というところなんではないか・・・とか。
あるいは。そのうち「中国独自のゲーム機」とか言ってなんかどっかで見たようなのを大々的に販売しそうな気もするんですが。そうなったらそうなったで今度は訴訟やら何やらで大変なのは変わらんのですけども。

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04/21/2014

夢の国じゃない

封建社会から一気に現代へ…ブータンを変える携帯電話(AFPBBNews)。そりゃあ、便利なものだったらどんどん広まっていくと思われますが。それが「文化の破壊者」的なものであっても…ニンゲンというのは基本的に怠け者なのですから。

ブータン、と言えば牧歌的な風景が広がる穏やかな国…というイメージですが、民主主義が認められた2008年以降、変わりつつあるのも事実です。
「国民総幸福量」(Gross National Happiness:GNH)という指標はある意味で現代の生産重視の姿勢に対して対極にありそうな印象ですが…何かを「作る」「売る」「買う」ということは結局「誰か」との関わりを持つことになります。そういうものが全くない、自国内だけで十分に回っていける…というのも一種の幻想で、実際にはどこかで関わってしまっているものであります。
一例として日本の鎖国があります。
教科書などでは「当時は完全に国を閉ざして…」となってますが実際は長崎にはオランダ人や中国人などが来ていたわけです。さらに西洋のものも入ってきている。完全に100%孤立というの原則としてあり得ないことだと自分は思ってます。

ブータンはようやく外へ目を向けたわけですが…そうなると国外の便利なモノがどうしても欲しくなります。そのうち自国内でも作ろう、とする動きが出てくるかも知れません。
…そうなったからと言っても。なんかイメージと違うなあ、と言われても。別に夢の国ってわけでもないわけですし。そういう流れになっていて、無理に逆らうか流れに乗るかはブータンの人たちが決めることであります。
↑記事だけではどういう風にしていくのか、とかそういうことまでは触れられてませんが。しかし…今後何らかのアクションはありそうであります。…そりゃ、本音では外の国の人たちはほとんどが「夢の国:ブータン」的なものを期待していると思うのですが(自分もそうですし)やはり変わっていくのもまた世界、とかそんなことも思うのです…。

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04/05/2014

別に問題なかったんじゃ

受理しても当選は無理でしょうに・・・。
「ダース・ベイダー大統領」夢破れる・・・ウクライナ(Yahoo!:AFP=時事)。他の国や地域なら話は違っていたのかも知れませんが・・・「渦中」のウクライナということで過敏になっている、ということなんでしょうか。
・・・まあ、本気で当選というのは難しそうですし、さすがに。日本で言えばバルタン星人が立候補した、みたいなもんですが・・・でもなんかそれに類したような人たちが立候補したりしてますが・・・事情が事情ですし。笑って済ませるほどの余裕もないかと思われますが。

クリミヤ問題であります。事実上ロシアに「接収」されてしまったわけで・・・今後のウクライナはどうするか、ということも直結してきます。大まかに言えば「ロシアにつくかEUにつくか」と。
クリミヤはロシアの一大軍港であります。そこを所有していたのがウクライナで(ソ連崩壊以降、色々あったわけです)そして原油パイプラインとかその辺の問題まで。
前大統領は逃亡してしまいました。そこで次の大統領を・・・そこへベイダー卿が、と。

・・・それこそ日本とかアメリカとかならただのジョークで済んだのかも知れませんが、状況がなあ・・・ちと。しかしそれでも身元確認までするってのはやはり政情が政情だから、とかそういうことなのかも。ジョークとか通じる状況ではない、ということであります。
その一方で。
こういうのを受理しておく、というのは対外的には「余裕」を見せられる効果もあったんでは・・・とか思いますが自分は今日本にいるわけでウクライナにいるわけではありません。現地とこっちでは全然違うわけで。無責任にどう、とは言えないわけであります。あんなことまであったわけですし。

でも・・・そういうのを受理できる「余裕」のある国に早く戻って欲しいなあ、とかそんなことは思ってしまうわけですが。ソ連崩壊以降、様々な紆余曲折を経てるわけですし・・・早く平穏を取り戻して欲しいなあ・・・と。

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03/27/2014

二つほど 3/27

海外で二つほど。

一つ目。タンブルウィード大発生で住民大迷惑(CNN)。「タンブルウィード」とは記事中に「回転草」とあるように枯れた後に茎が根から離れ、コロコロと転がっていく習性のある草のことであります。
西部劇のワンシーン。構える二人のガンマン。撃ち合い直前の緊迫する中、風に吹かれて転がってくる・・・とかそういうところでは有名なんですが。
・・・こういうのは一つか二つ転がってくる程度なら風情?もあるのでしょうけど、がんがん転がってきて壁みたい積みあがっちまう・・・となると本当にただの迷惑になってしまうような。
大発生、ということなのでしょうけど・・・原因は何なんだろうな、と思ってしまいますが・・・さて。

二つ目。グーグルグラス開発にイタリア大手眼鏡メーカーと提携(CNN)。着々と開発が進んでいるなあ、と。すでに内部ではなく外観にまで開発が進んでいる、と見ることもできるわけで。試作段階なら別にどんなフレームでも問題はないわけですし。
・・・こうなってくると世界的に発売、とかそういうところはどうなんだろう・・・。
アメリカ国内でも問題ゼロ、というわけではありませんし(使う側や周囲の見方によりますが)世界的に、となるとやはり色々出てくるでしょうし。その辺は・・・どうなるのか・・・まあ、個人的には別にいらんなあ、とかそんなもんですが。使ってみたら便利なのでしょうけどそこまではなあ・・・とか。

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03/08/2014

ウルトラマン禁止

・・・いや、ちょっと違うかも。
マレーシアで「ウルトラマン」漫画、発禁処分に(Yahoo!:ロイター)・・・ただし円谷プロは「当社が正規に許諾した内容・出版物ではございません」(円谷ステーション)としています。・・・ということは海賊版なのかも知れませんが・・・?

もはや「古典」の域にまで達しているウルトラマンであります。・・・こういうのは多いのかなあ、と。
例えばタイの著作権問題とか。・・・ハヌマーン関係でむかーし放映されたのを観た記憶があるんですが。もう恐らく日本国内で公に放映されることはない、と思われますが・・・なんかグロかったのとなんか違和感?を覚えたことだけ覚えてます。かなーり昔の話ですが・・・。
まあ、それでも今のウルトラマンシリーズよりはまだいいのかも、と思ってしまったり。コドモ向けと割り切って製作されちまうとなあ・・・「子供向けだからこそごまかしが効かない」という名言もありますけど・・・なんか最近のは受け入れられなかったりします、個人的に。

そういうとこもありますが。
今回の「発禁」は宗教関係・・・マレーシアはイスラム教徒の多い国ですから。そっち関係で何かあったのではと思われます。何年か前にゲームのBGMでコーランっぽいのを使ったら抗議が来て変更された、というのがありましたが。宗教関係というのは関係ない部外者から見ると「?」なことが多くても、当事者にとっては至極真面目な問題になっていることもあります。その辺、気をつける必要があるのですが・・・。
詳細がまだなんで・・・なんとも。しかも本家は「知らない」と言ってますし。・・・こういうのは意外と多そうなんですが・・・いや、ウルトラマンに限らず、ということで・・・。

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02/17/2014

二つほど 2/17

食べ物で二つほど。

一つ目。韓国で食事風景の生中継がブーム(CNN)・・・某素人でも参加可能な生放送かと思ったらそれなりに「プロ」している人の生放送のようですが。それでも稼げる、というのは一つの才能であります。
画像見る限りモニタに向かって食べてるようで。それがそのまま流される・・・。
食事風景というのはかなりパーソナルなものなわけで。食事、という行為そのものは生命維持に必要ですけど、そこへ「味」「見た目」「匂い」などが加わって非常に個人的な嗜好の強い行為、ということにもなります。その分、こういうのイヤな人はイヤだ、とそういうことでもあります。
日本の大食いタレントはその辺色々気をつけているそうで・・・見た目ほどカンタンな放送ではないと思われます。
・・・そう言えば「孤独のグルメ」というマンガ原作のドラマがあるのですが、これが中国で大人気だった、という話がありました。・・・理由はあっちでは「食事と言えば集団でするもの」という認識があって、中年男性が一人で店に入って独白しながら食う、というのは新鮮なんだそうであります。
韓国もどうも似たような事情のようですが。・・・日本ではそうでもないのはやはり早いうちから「一人で食べる」というのが定着してしまったからなんでしょうか・・・?

二つ目。フランスでハンバーガーの人気上昇中(CNN)。日本だと「ハンバーガー=軽めのファストフード」的な考えがありますが、本場のアメリカでは一品料理以上の存在感があったりします。・・・何せ大きさが尋常ではないですし、中身も豊富であります。
どっちかと言えばフランスもこの系統のようで。・・・フランス料理に限らずやはり庶民的な料理というのはやはり「量」がモノを言うような気がします。
さらに、食習慣の変化もあるようで。
どこでも、と言うわけではありませんがヨーロッパの国には「食事時間を長く取る」というところがよくあったりします。あるいは「一日三回」が通用しない国とか。・・・スペインでは「一日五回」という話があります。朝・昼・晩のそれぞれの間に「軽食」をとる習慣があるんだそうで。そのため生徒の親はそれ用の食事・・・つまり「早弁用」を用意しておくんだとか。そうなると時間がどんどんズレていくのでスペインの晩ごはんは非常に遅い、ということになりますが。
フランスもそういうなかなかに食事にかける時間の長い国ですが・・・世情の流れと言いますか、そこまで時間かけられなくなってきてる、とのことで。そのため手軽に食べられるハンバーガーが人気ではないか、と。
食習慣てのは文化ですから早々変わるもんでもないんですが・・・それでも少しずつ変化していく、というのはどこも同じなのかも知れません。

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01/10/2014

二つほど 1/10

海外から二つほど。

一つ目。ベルギー。最高齢95歳アスリートが「安楽死」(Yahoo!:AFP=時事)・・・実はベルギーでは医師からの薬物による「安楽死」が認められています。もちろん状況や状態によるのでしょうけど・・・一昨年には1200件以上が報告されていますし、12歳を超える子供にも・・・という話もあります。
こういうのはそれぞれの国や文化が色濃く反映されると思うのですが。
日本だと・・・まず無理だと思われます。「どこまでが殺人か分からなくなる」という説もありますが、「死」と「生」はアンタッチャブル、神聖なものだから触るべからず、といった考えが多いからかと思われます。
・・・自分の身近な高齢者が「もう死にたい」と言ったからと言って、いくら苦しまないからと言って安楽死の即座に賛成できるのだろうか・・・?
それでも。それでも・・・議論くらいはしてもいいと思うのですが。こう言っては何ですが選択肢を一つ増やす、という意味合いでも・・・個人的にはそう思うのですが。

二つ目。ドイツ。UFO?で一部の便が欠航(Yahoo!:毎日)。・・・本当に「UFO」かどうかは分かりませんが。それでも・・・一体何だったのやら。
本当かどうかは分かりませんが。
実は空港の管制室では年に何度かこういう「未確認飛行物体」を確認することがあって、それは暗黙の了解にあんってる・・・とかそういう話まであったりするんですが。いや、本当かどうかは・・・戦争中から現代まで、パイロットの多数がそういったものを目撃している、とかそんな話も・・・さて?
警察は航空交通を妨害した容疑で捜査、としていますが。・・・これで本当に宇宙人とかが捕まったら・・・いや、そういうSFネタは実は結構あったりするんですが。

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01/09/2014

あれば食う

古代ローマの都市・ポンペイ・・・キリンやフラミンゴを食べていた(Yahoo!:時事)。・・・まあ、現代から見れば「え?」ということになりそうですけど、考えてみりゃ人間なんてのは何でも食う「雑食」動物の代表格みたいなもんで。その場に「食材」として存在していればどんなもんでも食べちまうような気はするのですが。
ただ・・・地中海のイタリアにあるポンペイに、どうやってキリンやらフラミンゴやらが食材として運ばれてきたのだろうか、とかそんなとこは気になります。

古代ローマ帝国と言えばその版図はかなり広く、ヨーロッパから北アフリカまでもその勢力下にあった、とされています。
・・・しかしキリンやフラミンゴはどっちかと言えばアフリカの南の方に住んでます。フラミンゴなら北の方にもいると思うのですが・・・キリン、ですか。そう簡単に捕まるような地域が北の方にあるのかどうか・・・?
となると南の方とも通常的に交易していた、ということになります。そうでないとそんなもんが「食材」として存在してるわけないわけで。日本の江戸期に象が来たことありますが、これは単発的な「見世物」であって断続的にでも輸入される「食材」ではないわけです。

まあ、そういう疑問?もあるんですが・・・キリンて美味いのかなあ・・・。
どっかの国で食えるところもあるらしいですが。やはり草食動物なんでそっち系の味?なのかな?とか思ってみたりして。
・・・そう言えば古代ローマでは「魚醤」を使っていた、という話もあります。↑記事の「塩漬けの魚」というのはそれ関係のものなのかな・・・とかそんなことも思ったりします。

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01/07/2014

そう言えば最近見てない

マクドナルドCMから消えた「ドナルド」(Yahoo!:J-CASTニュース)・・・そう言えば最近あの道化師見てないなあ、と思ったら日本国内でも2007年6月以降のCMには出てないんだとか。・・・7年前から、ですか。そうなると今の子供たちの中にはあのキャラクターを知らない、という子供も多そうではあります。

↑記事中では2010年頃アメリカで起きた「ドナルド追放運動」について言及しています。
・・・「ファストフード=悪」という図式は別にマクドナルドに限ったことではありませんが。「そういうものを提供するのが悪いことだ」という発想が出てくる辺りなんだか欧米だなあ、とか思ってしまったりしますが。
イヤなら食べなければいいんでは、と。体に悪い、というのなら食べなければいいだけのことなんじゃ・・・と。
まあ、その辺が認識の違いと言うか何と言いますか。「砂糖=悪」というのも根源はこの辺から来てるのかなあ、とか。甘いもんは全部悪だあ、というのも何だかなあ、と。甘いのも全部含めての「味」なんじゃないか、骨と皮だけになって目ギョロギョロさせてる人を時折見かけるんですが・・・なんかそんなこと思ったりもします。

しかしどうもそれだけではないのかも知れません「ドナルド失踪」というのは。
日本では2007年にすでにCMに出なくなっています。「ドナルド追放」運動がアメリカで本格的に起きたのは2010年以降。・・・こういう流れになるのを見越しての「降板」だったのか、その辺は定かじゃありませんが。たしかにこれ以降、マクドナルドのCMはスポーツなどの「さわやか」系「ユーモア」系「慈善」系にシフトしているような印象を受けます。独自のキャラクター路線とはちょっと違ってきてるような・・・。
・・・コカコーラもこんな感じですかね、なんとなく。
戦略と言えばそういうことかも知れませんが。・・・そう言えば日本マクドナルドはトップが変わったらしいですが。どうなるんでしょうか・・・すでに日本の外食産業の重要な一角を占めているわけですが・・・それでも落ちて?行った企業は数が知れんわけで。マクドナルドもいつそうなるか分からんわけですが・・・。

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01/02/2014

だいぶ変わった

海外から見た日本:東京に来る前に知っておくべき11のこと(CNN)。なんか大分変わってきたなあ、というのが実は第一印象だったりします。以前は・・・「日本人は音を立ててスープを飲むが気にするな」とか「鼻をかむマナーが違う」とかそんな風でしたのに。

明治だか江戸末期だか、その辺りの旅行記だと如実にそういうとこが現れてますけども。
特に多いのが「日本人は礼儀正しくて皆挨拶してくる」的なものでしょうか。・・・個人的に邪推?してしまうとガイジンがこっち見てたら愛想笑いの一つでもしながらなんとかやり過ごそうとしてたんじゃ・・・とかそんなことなんじゃなかったのかなあ、とかそんなことも思ってしまうのですが。
ともあれ(?)現代版のハナシであります・・・。

1.チップは不要
2.人も車も交通ルールを守る
3.歩きたばこは厳禁
4.電車とバスの利用はカード1枚でOK
5.至る所にある静かなスポット
6.銭湯
7.よく耳にする「いらっしゃいませ」は歓迎の言葉
8.築地で味わえる最高のすし
9.無料のWi-Fiはまだめずらしい
10.さまざまな料理にベーコンが入っている
11.ビニール傘こそ最高の傘

いくつか「おや?」というのもあったりします。
2.人も車も交通ルールを守る・・・どうでしょうねえ。車はともかく、人は・・・東京でも結構守らない人は増えてます。さらに自転車は最悪のクラスに至ってるようなもんで、あっちの「信号守らない」は最低限周囲の確認してからの「守らない」ですけど、こっちのはそんな確認なんぞしない連中が増えてますし。
5.至る所にある静かなスポット・・・そんなに数がありましたっけ。

一方で「なるほど」というのは
4.電車とバスの利用はカード1枚でOK・・・これはたしかに。基本小銭の必要もなくこういった交通機関が利用できる、というのはよく考えてみればすごいことのような。ただ・・・こういうのは都市圏だけの話なわけではあるのですが。
11.ビニール傘こそ最高の傘・・・ポイ捨ても問題になってますが、たしかに。こういう安価なカサ、というのはあっちではないでしょうし。

・・・なんで築地のハナシが入ってるんだ、とか、「いらっしゃいませ」はそんなに珍しいもんなんか、とかそういうのもありますが。まあ、それでも日本のイメージも変わってきてるような気もします。
逆に・・・日本の海外に対するイメージというのも・・・そろそろ変わるべきでは、とは思うのですが。いつまでもガイジンガイジンしてる場合でもないような。

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12/27/2013

まさに墓穴

米マクドナルド「ファストフードは体に良くない」と従業員に助言(CNN)。これは米マクドナルドの社内サイトに載っていたらしいのですが(現在は閉鎖中)ハンバーガーとフライドポテトとナゾ?の液体が入っているコップの方は「不健康な選択」、サンドイッチとサラダと水の方には「健康に良い選択」という・・・。
自社批判したかったのか・・・いや、健康志向の強い欧米ではやはりそういう風潮がマクドナルドでも多数派なのか。その辺はちと分かりませんが・・・やりすぎ、と言うかなんか哀れだなあ、と。

・・・ソボクな疑問で、ハンバーガーとサンドイッチと、どう違うんだろうか・・・とか。
どっちもパンにはさむ、というとこは変わらんわけです。では何が違うのか、そりゃあ、カタチは違いますが・・・それ以外だと肉になるのかなあ・・・とか。あるいはバターだかマーガリンだか、とかそういう辺りなのかなあ・・・。
なんだか単純にイメージの問題になってるような気がするのです。
肉は健康に悪くて野菜なら良い、砂糖のように甘いものも良くないし、油分などもってほか。
・・・じゃあ何食えばいいんだ、と。しまいには「東洋にはセンニンというスーパーな存在があってこれは空気の一部を食していて大変に健康だったそうな・・・」とかそんな話になってしまいそうで、ちょっと怖いのですが。

・・・でも自分の会社で売ってる商品まで批判しちゃあ・・・意味ないだろ、と。
あるいは「社内サイト」と言っても若干立ち位置が違ってる、とかそんなもんだったのかも知れませんが。・・・それにしてもなんと言うか・・・こういうのを自虐ネタ、と言うのでしょうか。

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12/26/2013

めりくりは誰のもの

日付としては昨日ですが。
アメリカで続く「クリスマス論争」宗教をめぐる価値観の対立(Yahoo!:AFP=時事)。「クリスマス」とはそもそもイエス・キリストの誕生日とされ、その生誕を祝うキリスト教の祝日・・・だったはずであります(もちろん歴史的に、ということ言い出したらキリありませんが)。当然キリスト教徒の多い国では祝祭ムード・・・アメリカもそうだろう、と思われがちなんですが。
建国の頃にキリスト教徒・特にプロテスタントの一派が移住してきたこともあり、その当時からキリスト教色の強い国家ではあります。しかし・・・住んでいるのはキリスト教徒だけではない、というのもまた事実であります。

日本でもそうなんですが・・・政治と宗教は分離すべき、繋がりを持つべきではない、というのは明確に示されています。そのため政治に携わる者が「メリークリスマス」と言っていいのだろうか、ということになってきてる、というのは理由の一つなのですが・・・。
宗教によってはキリスト教と相容れないものもあり、そういう宗教からすればクリスマスを祝うなんてとんでもない、ということになります。・・・こういうとこ、アメリカらしいと言えばアメリカらしい、という気もします。

でも日本では・・・そこまでの風潮はなく。そもそも戦後の高度経済成長期に「くりすます」という行事?が持ち込まれ、世界的にも奇妙な宗教風習が出来上がってしまいました。・・・つまり、12月の25日にはクリスマスを祝い(キリスト教)1月の正月にはお寺(仏教)や神社(神道)に初詣に行く、と。さらに子供が生まれると神社にお宮参り(神道)に行くのに死んだらお寺(仏教)でお葬式が一般的、と言う・・・。
「神」に対する認識が違うからだ、という説もありますが(キリスト教は一神教だけど日本古来の神道は多神教)それにしてもたしかに節操ないなあ、と言われたらそれまでのような気もします。宗教に対して真剣でない、という言い方もできますが・・・その辺が国民性なのかも知れません。

そのためか↑アメリカではこういう宗教論争が・・・と言われてもなんだかあまり実感できてなかったりして。世界では宗教による対立で様々な不幸が起きているのですけど、日本は何と言うか・・・そういうとこ、鈍感になってしまうもんなんですかねえ・・・。

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12/25/2013

どこでも同じ

ツイッターで人生を棒に振らないための8か条(CNN)・・・いやあ、どこの国でも同じようなものですな。日本の場合はバカな画像投稿が相次いでましたが。しかし日本でもブログが炎上、というのは有名人でなくても時折ありますし・・・ツイッターなどSNSの現在の普及からすれば明らかに他人事ではないわけです。

あくまで自分の印象なのですが。
日本の場合、SNSの種類と言うか数が多いような、そんな気がしてます。例えばLINEは最近海外にも進出しましたが、日本では実はツイッターよりも普及しているのではないか・・・とかそんなことまで言われてたりします(ツイッターはもう終わりだ、的な話まであったりして)。
フェイスブックも基本「実名」ということで、ネットではリアルを晒したがらない日本では伸びが今ひとつ、という話も。そのため日本独自のSNSが伸びているのかも知れません。

匿名性、というのは大きな要素ではあります。日本の場合は特に。本名を出さないでもいい、ということはこちらの姿が他には見えてないと思うことになり、失言かましてしまう、というのは実は日本の方が多いのかも知れません(でも特定が難しいので件数?としては少ない?)。
まあ、いずれにしても・・・この↑8か条はほとんどが実生活にも当てはまるものばかりなような。・・・普通に周囲に配慮する生活していれば防げるものだろう・・・という見方もできますが、何かの拍子でつい、ということもあるのでやはり注意が必要だったりします。

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12/14/2013

配達廃止

やはり経費削減ということなんでしょうか・・・。
カナダの郵政公社、戸別配達を五年後までに全土で廃止(AFPBB News)。ではどうやって郵便物を受け取るのか、と言うと地域ごとに「郵便箱」が設置され、住民が自ら取りに行くというカタチに。
・・・拙作「祝祭の日」で「配達局」という似たようなシステムを書きましたが(配達してくれるけど料金が若干高くなるため基本的に皆配達局に取りに行く)。これはこういう方が面白そうだなあ、とか思ったからなんですが。しかし現実問題としてやはり経費削減ということでの戸別配達廃止なんでしょうか・・・郵便料金も上がるみたいですし。それも倍近く、ですか・・・。

・・・日本でコレやったらどうなるんだろ、というのが最初の感想であります。
カナダの事情がちと分かりませんが、例えば小包:ゆうパックとか。そういうものまで取りに行かないといけなんでしょうか。そうなると「郵便箱」のサイズとかそういうのはどうなるんだろう、とか。それとも配送業者が別にあって、そっちの方に任せるのが一般的(あるいは郵便局は手紙だけ、とか)なのかも知れませんが。
あるいは周囲に知られたくない手紙とか・・・。手紙が来た、ということすら誰にも知られたくない(配達員は配ったことを知ってますが)ケースだって皆無ではないのでは、とかそんなことも思ったりして。

それでもまあ・・・慣れればどうってことないことかも知れません。郵便箱が遠すぎて、とか、高齢の人が、とかそういう事情をも勘案してるのなら、ですが。それに実際に現行で一部地域では稼動しているシステムなわけですし。当初は抵抗があってもそのうちは・・・ということになりそうな。
・・・しかしやっぱり家にまで運んで来てもらった方がラクなわけで。そういうとこから今後何かある、のかも知れませんが。

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12/06/2013

こちらも飛ぶ

MITの「案内小型機」というのを前に書きましたが。
米アマゾン、小型無人機による「配達」を5年以内に実現予定(CNN)。やはり小型機で「飛ぶ」ものであります。実現すれば配達センターから16km以内ならその日の内に配達完了、ということになります。

ちょっと前に某情報番組でも特集してたのですが・・・。
そこでも述べられてたのが「鳥は大丈夫なんだろうか」と。たしかにこういうのカラスが好きそうであります(アメリカ全土にカラスがいるわけではないのですが・・・似たような鳥なら)。すると実際に鳥に襲われたりぶつかったりすることがあったとのことで・・・プロペラにカバーを付けているそうで。これなら大丈夫・・・?
後は雨が降ったらどうすんだ、とか。あるいは鳥ではなく人間に「撃墜」されたら・・・とか、色々と。
まあ、一種の「ツール」として・・・と言うか。「可能性」みたいなもんかも知れません。こういうこともやろうと思ったらできるんだよ、という。

なお。日本では150m以下を飛ぶ物体に関しては一般的に届出の必要はない、とのことで・・・これもやろうと思ったら日本でもできそうですが・・・でも16km以内、というのも。その程度だと実際はあんまし意味がない・・・のかも知れません。

02:01 AM | 固定リンク

11/28/2013

どんなのだったっけ・・・

「たまごっち」欧米で復活へ(Yahoo!:AFP=時事)。1990年代に日本で大ブームとなったアレであります。「電子ペット」ととも呼ばれ、小さなゲーム機内で様々な成長をしていく「たまごっち」を見守る、とかそんな感じでしたっけ。
しかしはっきりとどんなんだったか、よく覚えてないような、なんかそんなとこであります。
実際に自分が実機持ってなかったせいでもありますが。なんか変な成長する、とかそんな話を人づてに聞いてた程度で。たしか・・・あの頃でしたか、携行用のゲーム機(今のようなのではなくテトリス一種だけ、とか)が流行ってたのは。キーホルダーやストラップ(携帯は今ほど流通してなかったかな・・・?)にじゃらじゃら付けてた人がいた、とかそんな記憶もあるんですが。

・・・むう、しかし「たまごっち」ですか・・・。
アニメ化されたり映画化されたりしてますが。最近ではカラーになって復活、とかそんな話もあったんですが。↑記事読む限りでは、欧米で発売されるのは白黒のようで。別にカラーまではいかなくてもいい、ということなのかそれとも白黒の方があっちでは売れる、ということなのか・・・。
あっちへ進出するのはもっと早くても良かったのかなあ、とかそんなことも思いますが。
モノがモノだけに(電源は電池ですから)日本から個人的に持って行った、とか小規模な輸出?みたいなもんはこれまでもあったと思われますけども。
これも「クールジャパン」みたいな位置づけとなるんでしょうか・・・いや、そこまではいかないもんなんでしょうか。

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11/18/2013

あ た り ま え だ

「燃料足りなくなる可能性があるから乗客45人は乗れません」・・・乗客激怒(MSN:サーチナ)、当たり前であります。
これは中国の上海浦東空港で、上海からモルディブへ向かう機体。現地時間15日午前7時15分離陸予定でしたが、天候が良くなく燃料が足りなくなるかも・・・ということで運航会社のメガ・モルディブがそういう発表を行った・・・ということであります。中には午前4時から待ってた客もいたそうなんですが、あぶれれば他の飛行機探したりする他ないわけであります。

これはいわゆるLCC(ローコストキャリア)のようなんですが。
恐らくはかなり安い運賃だったと思われます。・・・実際、日本の場合は国内線でも日航か全日空関係の会社ばかりですがヨーロッパからアジアとなるとこれはかなりの数の運航会社が入り乱れております。もちろんLCCの運航が増えた、ということもあるのでしょうけど。
それぞれに特色があるようなので、例えば貧乏旅行したい、という時にはLCCを使う、というのは当然の選択肢なわけで。それはそれでそれぞれの考え次第なのでしょうけど・・・。

ここまでやっちゃあなあ、と。
これが何らかのミスで燃料が少なくなるから泣く泣く45人を乗せない方向で・・・というのならまだ話は分かりますが。それなら代替の機体なり特例の払い戻しなり、さすがにそういうことやりそうですが・・・なんか↑記事読む限りではそういうアクションはないようであります。

燃料が足りないかも知れない、ということは明らかに残量を計算していないか無理なプランか、あるいはぎりぎりしか入れてないか、ということになるわけです。・・・そんな危ない飛行機、さすがに運航しても良いものなのかどうか。
これが機内設備が一部動かない(トイレが使えないとか)座席は固定、とかそういう話ならまだ別なんですが・・・こと燃料となるとこれは場合によっては大惨事に直結するわけです。
やってはいけない安全基準の最たるもんを軽視した、というように見えるわけです。
それでも今後この運航会社は何事もなかったように運航を続けるものと思われます。大きな事故とか起きれば変わるのでしょうけど・・・宇宙の事故は「人災」のみ、と言われますが航空機の事故も地上に比べれば「人災」が多く含まれると思われますが・・・。
その割合を増やしてどうする、と。安全てのは最重要課題だと思うのですが・・・そういう風には思わない、ということなんでしょうか・・・。

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11/10/2013

犯罪二つ

罪に軽いも重いもありませんが・・・。
日本では20年間窃盗で生活してきた男が逮捕(Yahoo!:産経)。「20年間」というのは一人暮らしではなく家族を養い、ローンを返済するために「窃盗」を繰り返していた、とのことで。
それがなんで足を洗おう、と思ったのか・・・。
8月に1570万円を盗み、これで終わりにしようと思ったんだそうで。・・・それくらいで脱け出せるもんなのかどうか、ちょっと分かりませんが。
・・・家族はどう感じているんだろう、というところも気になるところではあります。子供には自分の職業を何て説明してたんだろう、とか。一応?家にお金を入れていたわけで、稼いできた・・・ということで隠していたのか・・・それとも。

アメリカではホームレスが有名ホテルの超高級スイートに進入して逮捕(CNN)。有名ホテルなんだからセキュリティも万全だろう・・・と思うのですが、館内で行事を開催していて無施錠だった扉から侵入、ということになってます。館内をある程度開放していた、ということだと思われます。
しかし問題はこのホームレス、これが初犯ではなかった、ということで。過去にも侵入してきてたようであります。
狙っていたんでしょうか、こういう瞬間を。
・・・こないだ渋谷行った時にも路上に涅槃仏のごとく横たわるオッサンを見たんですが。「横になれるあらゆるところで寝ていた」(「」内↑記事より引用)という、まあ、いわゆる「自由人」とかそーいう心境なんでしょうか・・・。
それでも犯罪は犯罪なわけで。でも、こういう人たちってシャバへ放たれた瞬間、また同じこと繰り返すことが多いような気がするんですが・・・また侵入するんでしょうか?

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10/28/2013

捉え方の差異

アメリカ・ハロウィーンの仮装の啓発活動に賛否(CNN)。・・・個人的にはゲイシャの格好しても別に問題ないんじゃないか、と思いますが。ただ、ポスターのアレはなんかちょっと違うような気がしますが・・・その「なんかちょっと」が「NotOKAY」ということなのかも知れませんが。
しかし「爆弾体に巻いたテロリスト」とかそんな格好されたら・・・さすがにやりすぎかな、と。

「仮装」というのはかなり幅の広いものであります。ハロウィーンの仮装は「魔女」「モンスター」と決まってるわけでもなく。日本はともかくそれこそきちんと「文化」として根付いていて定着しているあっちでは様々な「仮装」もあるわけで、その中には「え?」というのもあって当然ではあります。
・・・お遊びじゃないんだ、文化というのは。
という↑論調のようにも読めます。しかし結局は「祭り」という「遊び」の中の一コンテンツなんではないのかな、と。そんな風にも思うのですが。

「仮装」することが相手をバカにしている、という風に捉えるのは自由ですが、「仮装」することでリスペクトしている、という風に捉えることもできます。
・・・もうちっと鷹揚に構えてもいいんじゃないか、というのが個人的なとこでありますが・・・。
マイノリティに対する微妙な感情、というのはたしかに問題にすべきことではあります。でもそこまでする必要があるのかどうか、となると・・・またちょっと違ってくると思うのですが。

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10/26/2013

これも一つの文化

と言い切れる状況でもないかも。
スペインの「3時間の昼寝付き休憩」なくなる?(CNN) 時間帯変更の問題でもあるのですが。過去の習慣と現在の習慣が食い違ってきている、とかそんな状態なのかも知れません。

「スペイン人は毎日五食食う」
なんてな話もあります。朝・昼・晩だけではなくそれぞれの合間に「間食」を取るからであります。そのため「晩」は日本だとちょっと考えにくいほど遅くなってます。さらにその後夜遊びにも出かけてしまう、という・・・。
それが原因だとは断定できませんが(気質の違い、というのはあると思われますが)不況などから来る失業率はとんでもないことになっており・・・特に若年層では数十パーセントになっている、という話まであります。職が減っていることに加えて伝統的な慣習も多いという風土?も関係してるのかも知れんのですが・・・実はスペインは今、かつてない危機に瀕しております。

その中で「シエスタ」つまり昼寝を含む昼間の長時間の休憩。これも風土が生んだ習慣とも言えんこともないんですが。暑い地方では昼は仕事にならんので休む、というのは合理的ではあるんですが。
オフィスなどだけではなく、場所によっては市場丸ごと休み、なんて場合もあります。そのためかスペインの人は食材を「まとめ買い」する傾向にあるんだとか。一度に一週間分くらい買い込んでおく。そうすれば市場が休みの時でも困らない・・・。
こういう慣習を見直してまでも不況を脱しよう、という考えは日本なら当たり前かと思われます。日本にはシエスタなんてのんびりした習慣はありませんし。昭和三十年代からの経済成長期からの思考からすれば「何甘っちょろいこと言ってんだ」的な発想も多々出てくるかと思われますが・・・。

そういう慣習の元で育ってきた人からすればどうなんだろう、と。
例えば食文化というのがあります。日本では魚をよく食べますが(スペインでも沿岸ではよく食べますが)これを「資源保護の観点から今後一切天然物を食すこと禁止」となったらどうなりますやら。あんまし魚を食わない国の人たちからすれば「へー、そりゃそうだろ、食べなければ減らないんだし」とその程度で済むでしょう。が・・・長年魚食ってきた日本人はどうなるんでしょう・・・?
「冗談じゃない、食べたいもん食わないでどうする」的な発想が起きてもおかしくはありません。

・・・同列に語るのはどうか、とは思いますが・・・スペインでも似たような発想が出てきてもおかしくはないかな、と。もちろんン年後にスペインでも「シエスタ? ああ、昔話のアレね」とかそういうことになってるかも知れませんが。でもそうカンタンにいくもんでもないような。
こういうのは一面だけでは何ともしがたい面もあります。そこら辺から相互理解というのが始まるのかも知れませんが・・・なんともやりきれんなあ、とかそんな思いがあるのも事実ではあります。

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10/25/2013

そうかなあ?

そんなにきっちり定着してるんですかねえ・・・?
日本でも定着しつつある「ハロウィン」(Yahoo!:毎日) 記事中では「八百万の神」による異文化との親和性、というように指摘していますが。あるいはクリスマスやバレンタインやボジョレ・ヌーボーを宗教的背景なしに楽しむ文化がある、というような記事もあったりしますが・・・。

そんなの関係なくただイベントで儲かるかどうか、ということだけだと個人的には思ってます。

「儲かる」と言うとやや語弊があるかも知れませんが。こういう舶来のイベントというのは、こうやって盛り上がったらお客さん増えるんじゃないか、という一種の目論見?のもとに作られてきたんではないか、とそういうことであります。
一例として。恵方巻というのがあります(これは舶来じゃありませんが)。
これは元々関西で「太巻き一本を縁起のいい方角向いて無言で食べる」という節分の行事みたいなもので、それほどメジャーではなかったんですが・・・某コンビニの戦略?により全国化。なんとなく定着してきてます。そりゃ全国展開できる企業がこういうことやれば定着もしやすくなりますし。・・・バレンタインもその好例と言うこともできます。
そしてこういうのは「分かりやすい要素」が重要なわけで。恵方巻なら「太巻き」バレンタインなら「チョコ」といった具合に。・・・しかしハロウィンにはそれがない。

ジャックオーランタンはあくまでもキャラクターですし(しかもクリスマスのサンタほどに善良?でもない)。大きなカボチャもあれは食用ではありませんし・・・一般家庭で生育できるもんでもありません。そもそもはキリスト教の宗教行事ですから日本に馴染みもない。
それでもなんとかして定着させよう、という動きはあるわけで。でもなんだかことごとく空回りしてるような印象で。クリスマスも時間をかけて日本に定着はしましたが、ハロウィンはどうなんだろう・・・というのが正直なとこであります。本場でだって「トリックオアトリート?」なんて最近は子供たちが近所回ったりしてるんだろうか、とか。安全性の面からどうなんだろう・・・と思うんですが、これを日本で無理やりやって、それは・・・どうなんだろう、と。

これが遊園地やテーマパークで、というのならまだ分かるんですが。なんか・・・無理に取り入れようとしてるような気がしてならんわけです。そんなに無理に定着させてもなあ、と。定着させてきた行事、というのはたしかにあるもんなんですが、ハロウィンてそこまで行けるんかな、と。
・・・まあ、それでも何らかの方策で国民的イベントに・・・というのは可能なわけです。5年くらいしたらホントウに当たり前に定着してるかも知れませんし。ただ・・・現行ではなんかそんなことになるんかな、と。楽しければそれでいいのですが、↑こんな風に「定着してる定着してるったら」と言われるとアマノジャクは、ちと、反対意見を述べてみたくなるのです・・・。

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10/24/2013

二つほど 10/24

海外で二つほど。

一つ目。カリフォルニアにリュウグウノツカイ・・・「極めてまれ」(CNN) 太平洋の反対側、みたいなものであります。日本でも最近はちょくちょく見つかっていますが・・・。
地震などの災害がある時に姿を現す、とされています。あくまで通説ですが。
カリフォルニアは実はアメリカでも地震の多い地域でもあります。アメリカというのは特に南部とか中部だと地震がほとんどありません。それがカリフォルニアでは過去に大きな地震も起きていて、対策もとられるようになってきてます。
・・・しかし「極めてまれ」ということはこれが初めてのリュウグウノツカイ、ということになるんでしょうか・・・。
発見した小学生のグループはかなり驚いたんでは、と。何せ4mほどもある細長くて銀色の魚の死体。どう思ったんでしょう・・・なんか変なトラウマにならなきゃいいんだけど、とか余計?なことまで考えてしまいましたが。

二つ目。イラン。絞首刑後に「生存」確認、死刑再執行はせず(CNN)。薬物所持で逮捕、ということで一応?被害者みたいなものがないのでその辺はなんとなく安心?なのですが。・・・もし誰かを傷つける犯行だったら被害者やその関係者はたまらないだろうなあ・・・と。
・・・薬物所持で死刑、というのは日本では考えられませんが・・・東南アジアなどでも禁止薬物所持はかなり重い刑罰になるとか。そういう事情は国それぞれではあります。
それでも・・・絞首刑後に医師が「死亡宣告」したのに実は生きていた、というのも。いくつかそういう話を聞いたことはあったんですが、本当にあるもんなんだな、と。さらに再執行するかどうか、という議論も。・・・一度刑は執行されているのだから二度目までする必要はないだろう・・・という考え方なのか、どうか。
日本の死刑も絞首刑であります。こういう事態が起きない、とは言い切れないわけで・・・その時はどういう判断になるのでしょう・・・?

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10/19/2013

二つほど 10/19

国内外で二つほど。

一つ目。自転車で「右側」を走ってはいけない(Yahoo!:弁護士ドットコム)。何を当たり前なことを、と思っていたら「路側帯」の話なのであります。通常、自転車は「車道」の「左側」を走る、ということになっていますが(例外的に高齢者や道路状況が悪い時のみ歩道を徐行して通行できる)「車道」という区分がない場合、もちろん「歩道」という区分すらない道路では・・・「路側帯」と呼ばれる道路にラインが引いてある区域を走行することになります。
・・・自転車は「軽車両」という基本的に動力のない、人力で動かすものに分類されます(荷車とか馬や牛も含まれます)。これ全般が「路側帯」の左側を走るべし、ということになるわけです。
問題は・・・多分コレ、誰も知らないだろうなあ、と。
歩道のある・なし関係なく走り回っていいのが自転車、みたいなことになってますし。路側帯の右側を悠々と走っていて「はい、罰金」ということになっても何が何だかさっぱり分からないのでは。・・・やはりどこかで教育期間みたいなものを義務教育中にでも設けた方がいいと思うのですが・・・罰金うんぬんよりもやはり事故が怖いのです・・・。

二つ目。「神をたたえよ」アメリカ下院で速記官が突然叫ぶ(Yahoo!:AFP=時事)
House vote disturbance: stenographer kicked off house floor(Fox News:英語)
↑の動画見ると速記官がいきなり立ち上がり・・・つかつかと演壇みたいなところへ行ってマイクを掴んで何やら叫んでいます。後ろの議長と思われる人物が木槌を鳴らしているのが・・・何だろ、やはり混乱してたんでしょうか・・・。
内容は↑記事にあるようにどうもキリスト教関係のことのようで。聖霊(精霊ではなく)から指示受けたらしいですし。フリーメイソンがどう、という時点でかなりキテるような印象ですが。
・・・結局病院へ運ばれたそうなんですが。しかしこういう人物が(速記官としての腕前はともかく)こういう場にいる、というのは・・・いや、ある意味当たり前の光景なのかも知れません。どこにだってああいうのはいるもんでありますし。

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10/17/2013

とりあえずは

回避されたんですが。
アメリカ、デフォルト(債務不履行)回避・・・上下院が合意案可決(Yahoo!:時事)。これでとりあえずは危機?を脱出したことになります。
とりあえずは・・・。
今回の債務上限引き上げは2月までのことで、また2月に今回と同じような「混乱」が起きる可能性が非常に高い、ということであります。

信用の問題、ということになるのでしょうか。
日本もそうですが(若干事情が違いますが)アメリカも基本的に借金して国家を運営しています。その借金の代表格が「国債」であります。これを買ってもらうことで国家の収入にしますが、後で返す、つまり「借金」ということになってます。
しかしアメリカは「借金していい額」の上限が決まっています。そしてそれを毎年引き上げてます。
その「更新」ができないと新たに国債を発行できません。つまり借金ができない。さらに借金ですから貸した人(国債を購入した人)にそのお金を返さないといけないのですが・・・それができなくなります。
そうなると「カネ貸したのに返ってこない」ということになって借りた側の信用が落ちます。

個人ならまだどうにかなりそうなんですが。これがアメリカという世界でも有力な国家が、となると。
アメリカ国債は世界中の国(日本も含めて)が持ってますから、そういう事態になると国債だけではなくアメリカへの信用も揺らぐことになり・・・世界経済への影響も出かねません。いや、実際にはもう出てるのかも知れません。「デフォルトになるかも」というだけですでに株価は乱高下してますし。将来的に思わぬところへ影響が出てくる可能性は十分にあります。

・・・2月になってからがホントウの勝負なのかも知れません。いわゆる「オバマ・ケア」と呼ばれる国民皆保険制度など火種はまだまだあるわけで。あと5ヶ月弱・・・どうなりますやら・・・。

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10/15/2013

休み取り放題

なんかかえってイヤだなあ・・・。
休暇無制限の企業、アメリカで増加中(CNN)。「取り放題」と言うよりも「誰も気にしないから勝手にどんどん取ってもいいよ」的なとこなんでしょうか。あるいはその辺は全部自己管理として各個人に任せるから、仕事はきっちりしないさいよ・・・というとこなのかも知れませんが。
・・・日本だとこういう制度があると逆にみんな休暇取らなかったりして。アメリカだとどうなんでしょう・・・?

個人で働く場、というのならこういうのもアリかも知れませんが。
誰かと組んで、とか、グループで、となるとなかなか難しいような。↑の企業は金融サービス業となってますが・・・どのくらいまで小回り?が効くのかちょっと疑問だったり。それでも複数での仕事が中心、となっていてもそれぞれがきちんと連絡取り合えるような職場なら、とかそんなことも思ってしまいますが。

・・・それでも・・・適度な休暇は必要ですけど、ここまで、となると。
最大のオチ?は↑記事末尾の「毎月くじ引きが実施され、当たった従業員は30日以内に2週間の休暇を取らなければならない。休暇中は職場との連絡を一切禁止されるという」(「」内↑記事より引用)・・・なんかそこまでして社員に休暇を取らせたがる会社、というのも・・・。

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10/09/2013

二つほど 10/9

結構大変なアメリカで二つほど。

一つ目。「給料払って」アメリカ気象局の天気予報に「タテ読み」(CNN) たしかに本文の冒頭が「please pay us」となってます・・・。
いわゆる「ねこだいすき」という「タテ読み」はこないだの半沢直樹の時に新聞のテレビ欄でそうなってるのがあって一時期話題になりましたが・・・そもそもは某巨大掲示板でお遊び的に始まったものであります。当初は「タテ読み」だったんですが時節が進むと複雑さが増し「ナナメ読み」「タテ逆読み」なんてのはまだいい方で「タテナナメクロス(タテに字を拾う→左上から右下まで拾う→右上から左下まで拾う)読み」とか解説されてもよく分からんものが出たりしました。・・・当然ながら元となる数行の文字列があるわけで。これが隠したメッセージとリンクしているほど高度な技術、みたいに言われてましたが。
・・・しかし↑アメリカの場合は切実であります。何せいまだに政府機関の「封鎖」が続いてます。
気象局もその一つとのことで・・・やはり無給で働いているんでしょうか。何か気の利いた対応を政府に望みたいところですが・・・それすらも難しそうではあります。

二つ目。新100ドル札登場(CNN)。こちらは「封鎖」の枠外、とのことで正常?に業務が続いてると思われる米連邦準備制度理事会(FRB)であります。
日本でもそうですが、「新札」は一つは偽造防止のために作られます。こういった技術は日進月歩、優れた技術が確立されればすぐにでも取り入れたい。
特に米ドルは今でも世界中で信用のある通貨であります。そのため世界規模で偽造が行われていると思われます。・・・こういうのはもう、いたちごっこになるのは宿命なのでしょうけど・・・新しい防止策ができる→それを破る→また新しいのを→破る→では違ったのを→破る、というのは延々と続いていくかと。
・・・これで1ドル札と2ドル札以外は新デザインになった、と。
2ドル札って今でも流通してるんでしょうか・・・? アメリカには1ドル5ドル10ドル・・・とあるんですがなぜか2ドル札が存在してたりします。それもかなり流通量は少なく、見つけたらラッキーとかアンラッキーとか色々言われたりしてます。日本で言うところの2000円札みたいなもんかも知れませんが・・・やっぱりそういう札も偽造の対象になったりするんでしょうか・・・?
1ドルならチップとかで使いそうですけど、アメリカって高額紙幣はあんまし使わないんじゃないかな、カードかチェックが多いんじゃないのかな、と思うのですが・・・?

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10/06/2013

憧れるのは罪ではありませんが

アメリカ。10代少女たちの危うい目標「サイギャップ」(Yahoo!:AFP=時事) これは「太もものすき間」という意味なんだそうで、普通にしていてもすき間ができるような太もも・・・つまりそこまで痩せていることに憧れる10代がアメリカで増えている、と。

なんかこういうのは日本でもありそうなんですが。
成長期の中高生がダイエット、とか。当事者?である女性側からすると「痩せている方がいい」となりますが男性側からするとあまり意識してないのも事実。さらに今では「太っている=自己管理ができていない=使えない奴」みたいな構図が成り立っているところもありますが・・・少し昔(と言っても終戦後)だと逆に太っている方がステータスだったりした、とそういう話もあります。
理由は「太っている=食べ物がある」ということなんだそうで。これは日本だけではなく太平洋の島でも似たような感覚があるのだとか。アフリカへ行くと似たような理由で太っている女性の方がモテる地域、というのもあるんだそうな(太っている=栄養をたくさん摂っている=健康な子を産む)。
そんなわけで。太っている=悪、というのはいわゆる先進国での認識とも言われています。

が、いくらそんな認識だからと言ってやりすぎは・・・どうなんでしょう。
特に10代というのはこれからの身体を支えていく「土台」を作る重要な時期なわけです。色々な意味で。そこで不十分な「成長」しかできなかった、となると・・・今後に影響が出る恐れがあります。実際、終戦直後に(もちろん痩せる目的などではなく)十分な栄養を摂ることのできなかった世代と現在の世代を比べてみると、成長に明らかに違いが見られます。・・・若いうちは食っとけ、という古来からの教え?はあながち間違ってはいないのでは、と。

そうは言っても「ああいう風になりたい」というのは世代を問わない憧れですから。それを無理に、というわけにはいかないもんではあるのですが。それでもなあ・・・いや、時々本当に骨と皮だけになってる女性、というのを見るのですが。まあ、事情は色々ありそうですし。簡単にどう、とは言えないのですが。
何らかの事情で仕方なくああなってしまった、というのならともかく。痩せて見栄えよくしたい、というだけであれほどまで不自然な身体になる、というのは・・・と、ちょっと考えてしまうのです。

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10/04/2013

どうするアメリカ

Iza!国際トピックス:政府機関閉鎖・・・与野党対立で政治停滞
前にちょろっと触れましたが、アメリカの政府機関閉鎖であります。・・・そんなに時間かからずに「復活」するかな、と思ってたんですが。どうも長引きそうな感触ではあります。

コトの発端はオバマ大統領vs議会、みたいなもんであります。
アメリカの議会は上院と下院二つがあって、基本的に両方通らないと法案は可決できません。しかし今は「ねじれ」の状態にあってどっちかが通っても残った方が通さない状態であります。・・・日本でもちょっと前にこの状態だったんですが。そして日本でも予算案が通らずに「閉鎖か」と言われた時期もあったんですが、あの時はぎりぎりで通過。しかしアメリカはそれを通さずに予算が出ない、ということで一部政府機関が「閉鎖」ということに。

オバマ大統領が最も通したい「オバマケア」とは国民総保険関連法案で、これは大統領選の時からずっと言い続けてきたことであります。・・・アメリカには「国民健康保険」制度がなく、個人個人の判断で健康保険に加入します。お金がある人はいいんですが、ない人は入れない。すると高額な医療費も払えるわけもなく・・・大変危険な状態に陥ることもあります。
一方で国民全部が保険に入る、ということになると・・・今度はそれ関係の予算も国から出すことになります。いくらアメリカと言えどもそんなに予算が潤沢にあるわけではなく財政は火の車。そこで野党は「そんなカネあるか」ということで法案拒否。予算関係法案も拒否してるため新年度にあたる10/1から予算が出ない、ということに。

さらにアメリカの国としての債務の法定上限・・・つまりは借金を返すために借金できる上限額・・・もオバマ大統領は引き上げよう、としてたのですが「そんなことするならあの金食い法案何とかしろ」ということでまた野党が反発。しかしこれにはさらに「期限」が設定されていてそれ以降に「上限突破」しても意味はない・・・と言うより今度は国際的な信用を失いかねない事態に。
・・・日本だと結構なあなあ?みたいな状況でなんとなーくどうにかなってたんですが。あっちはやることがちょっと違うようでその辺は逆にうらやましい、とかそんな感情もあるんですが・・・。
実際にそんなことになったらたまらんわけで。一刻も早くどうにかしないと国民からの信用も一気に失いかねないような状態でもあるわけです。

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10/01/2013

作ってる最中が一番楽しい

スペイン。サグラダ・ファミリア2026年に大聖堂の最終形態完成予定(Yahoo!:ねとらぼ)
サグラダ・ファミリア(Wikipedia)
1882年に着工。初代設計者が翌年辞任したため、アントニ・ガウディ(当時は無名)が後を引き継ぎました。完成まで300年はかかるだろう・・・ということは2100年代後半くらい?・・・と言われてきてたんですが、ここへ来て完成へのスピードが上がった、ということであります。
あと13年ですか。・・・2026年にはガウディ没後100年という意味合いもあるらしいですが。

まあ、個人的なとこなんですけど。・・・永久に完成しない、というのもアリなのかなあ、と。
ガウディの一連の作品群の筆頭とも言われています。スケールのでかさやその造形の独特さからかなり好悪の分かれる建築物の多いガウディなんですが。でもサグラダ・ファミリアの関連とか色々見てるとコレ、実は「変化」していく建物なのかな、とか思ったりして。そもそもの詳細な設計図などはそれほどなく。しかもその後の戦争などでさらに資料も焼失。一時は建設続行をどうするか、といった議論も起こった(資金面もキツかったらしい)ほどであります。
それが続行となったのは携わってきた職人たちが継承されてきた技術をきちんと持っていたからであり、さらに様々な専門家が当時の資料をなんとか再現できたから、なんだとか。そう思わせる「何か」があった、ということなんでしょうか・・・。

完成しなければ永遠に「変化」していくわけで。日本のように地震が多かったり天候の不安が大きな地域では無理でしょうけど、バルセロナなら大丈夫のなでは・・・と希望的観測ではありますが。その時その時の技術や職人によって作り変えられながら作製していく、という風になってきてたのかなあ、と。
ただ、ガウディ本人はどういうつもりだったのかは分かりません。当時やそれ以前でも相当に年月がかかって完成した建築物、というのはそれなりにあったわけで。特に教会というのはその性質上大量の資金投入、とはいかない場合が多いですし。完成までの見積もりが長くても現代のような驚きにはなってなかったのではないか・・・と個人的には思ってたりしますが。

実はガウディに初めて触れたのは中学生の頃でした。子供向け新聞みたいのが家にあって(マホメットやコミケの話も載ってたりして)それにガウディの話が載っていた・・・はずだったりします。
晩年、ガウディは支援者も失い、世間からは隔絶されたようになりながらサグラダ・ファミリアの作業に没頭。身に着けるものもどんどん簡素化していってボロのようなものばかり。ポケットに木の実をいくつか入れていてそれだけ食べていた、とかそんな話だったと記憶しています。
ガウディの死因は交通事故です。でもそんな格好をしているものだから浮浪者と勘違いされ手当てが遅れた・・・という話もあります。
人はこの世からいなくなっても作ったモノは残る。一つの到達点なのかも知れません・・・表現者としては。

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09/13/2013

だから問題ないってわけでもなく

福島風刺のフランス誌編集長「日本とはユーモアの感覚が違う」(Yahoo!:AFP=時事) 「ユーモアを表現しているからといって、被災者の皆さんを侮辱していることにはならない。ここ(フランス)では、悲劇に対してはユーモアを持って立ち向かうものだが、どうやら日本ではそうではないようだ」(「」内元記事より引用)とも語っていますが・・・。
以前の川島選手への揶揄もそうですが。どうも放射性物質に触れるとニンゲンの体が変質してしまう、というお考えをお持ちのようで。その辺の「勘違い」「心得違い」「無知」から直すべきなんじゃないんですかね。たしかに放射線を帯びると遺伝子への影響が出ることもあります。しかしそれは今ではなく数代後のことですし、何より100%そうなるわけではありません。

ユーモアの定義は国や人によって様々ですが、無知から来るコドモじみたユーモアもどきというのは長く愛されるものではなく・・・一過性の「ふーん」で終わるものであります。年端のいかない子供がその場の思いつきからくる下ネタを好むように。まあ、新聞の風刺画ですからそれでいいのかも知れませんけど。でも過去にも問題になった風刺画がなかったわけでありませんし。いずれにせよ・・・品がない。
悲劇に対してユーモア、というのは物の言い様にしか聞こえません。それはユーモアではなく嘲笑に値するかと。国によって解釈が違うことは分かりますが、一般的なフランス人は本当にこれを見てニヤリとし、「これでフクシマは良い方向へ進むだろう」と思えるもんなんでしょうか・・・?

実際、福島第一原発のタンクから汚染水が漏れ、外洋へ達している可能性がある(Yahoo!:朝日新聞デジタル)のは事実です。それによって様々な憶測が流れています。安倍首相の「コントロールできている」発言に陰りが見えているのも事実です。
・・・そこは直視しないといけないことであります。が・・・外国の新聞の風刺画でおもしろおかしく描いていいもんでもありません。
別ソースによると風刺画の作者は日本ファンなんだとか。何度も日本へ行っている・・・となってましたが・・・その割にはこの批判を予想できなかったようで。まあ、外国人がその国のことを100%理解できるわけではないのですが(日本人も含めて)もうちっとなんとかならんかったんですかね。
これじゃツイッターにバカな投稿してた連中とあんまし変わらん程度だと思うのですが。そんなもんなんですかね。

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08/25/2013

コウモリと鋼鉄

バットマン役にベン・アフレック・・・「スーパマン」との共演映画(CNN)。ああ、そこまで決まっちまったのか、と。普段は映画はほとんど見ず(最近になって衛星放送とか受信できるようになったんで、ちょこちょこ見てますが)最近の映画事情なんかはほとんど分からんのですが。
・・・「スーパーマン」と「バットマン」の競演。まあ、両方ともアメコミの「雄」ではありますし、そっち方面からは興味そそるなあ・・・とか思ってたんですが、どっかの記事にこんな感じのコメントが
『話にならない。スーパーマンは文字通りスーパーな宇宙人だけど、バットマンは基本ただの人間じゃないか』
あー・・・たしかに。でもその辺をうまく映画化する、ということなのかなあ、どうなのかな、色々手はありそうだけど結構ハードル高いのかなあ、とか思ってたんですが。

しかし、バットマン役が決まってもまだまだ色々あるようで。
新バットマン、ベン・アフレックにファンが激怒、降役求める署名活動まで(Yahoo!:AFP=時事)・・・↑前述のように自分、俳優さんとかにも疎いもんで「そういうもんなのかな」とか思っただけなんですが。
たしかにイメージてもんがありますし。それに合わない、となるとファンは黙ってないだろうなあ、と。人気シリーズなわけですし。
しかし実際にフタ開けてみないと分からんのも事実なわけです。散々こきおろしておいていざ封切り、となったら大絶賛、というのもよくあることであります(逆もよくありますが)。

こうなるとちょっと見てみたいような気も。
多分映画館ではなく衛星関係の方で待ち伏せ?することになると思うのですが・・・どうなるんでしょうね。どっちにしろ日本で公開したらかなり入りそうではあるのですが。

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08/22/2013

色々あるんだかないんだか

「世界最悪」のキリスト肖像画修復、82歳女性に著作権収入の49%(Yahoo!:AFP=時事)・・・あくまで著作権「収入」なのですが。著作権そのものはそもそもの作者エリアス・ガルシア・マルティネス氏にあるわけです。・・・商用権とかそういう風に解釈してもいいのかな、とか思いますが。

これはほぼ一年前。スペイン北東部ボルハ市にある教会のキリストのフレスコ画の痛みが激しく修復しよう、とした時に地元に住むセシリア・ヒメネスさんが「善意」で修復を実行。しかしその工程はあまりにもひどいもので、市やそもそもの作者の孫たちが「修復」の中止を敢行・・・。
「この人を見よ」というのが原題なのですが。一部では「このサルを見よ」という風に呼ばれることに。市や原作者の親族は訴訟も辞さない、といったほどの騒ぎになったのですが。

しかしなぜかこの「世界最悪の修復」が世界中で大ウケ。ネットで拡散されて世界中から見物客が殺到(こういうのは宗教的な解釈みたいなもんの差、もあると思うのですが・・・イスラム教系だったらこうはならなかったかも。キリスト教系でも本当はあまり快く思っていない一派もあるのでは、と)。
無料で公開していた教会が一人1ユーロの「拝観料」を取ったり、ワインのラベルだとかカップだとかTシャツだとかの関連グッズが大盛況になったり・・・とか。

・・・カネが絡んでくると事情てのは色々変わってしまうもんなのですけれど。
「善意の修復者」ヒメネスさんも個展を開いたりして(無料)その展示してある絵画がテレビで流れたりしてます。・・・風景画中心とかで、そんなに悪くない絵だと思うのですが。その中には「本当はこういう風に修復したかった」キリスト肖像画もあったりして。
・・・いや、これ・・・なんか元絵と全然違うような。顔の向きから頭の冠から・・・こうしていたらこれまでとは違う意味でさらに注目集めていたんじゃ・・・?

なんかウラにはまだ色々あるんじゃないのか、とか色々勘繰ってしまうのですが。勘繰りすぎですかねえ・・・「無償」にしては色々整いすぎてるような、流れがうますぎる、と言うか。
まあ、そんなもんかも知れませんが。ただ・・・教会のキリスト肖像画、きちんと「修復」・・・いや「復元」したりはしないんでしょうか・・・?

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08/18/2013

お粗末すぎる

中国でライオンの代わりに檻にイヌ(Yahoo!:毎日)。何やってんだかなあ、と。どれくらいの期間「展示」してたのか分かりませんが・・・さすがにイヌとライオンの区別くらいつくだろ、と。そういう指摘は今までなかったんだろうか、と。
「チベタン・マスティフ」というのはその名の通りチベット原産の大型犬で・・・実はかなり高価なイヌらしいです。マスティフ、と言えば大型犬の中でもかなり激しい犬種なのですが・・・これが実は原種なんではないか、とか色々。本場チベットから輸入することは難しいのでイギリスなんかにブリーダーがいるんだとか。そっちから日本でも購入はできる、らしいのですが・・・。
チベタン・マスティフ(Google画像検索)
・・・なんかこりゃたしかにライオンに見えないこともないかも。ただ、↑記事の画像では立っているので明らかにまがいもん、ということになりそうですが(イヌ系とネコ系は明らかに印象が違います)。寝そべってたりしてたら・・・ううむ?

ライオンの単独飼育というのはさすがになさそうなので、他のライオンはどうしてるんだ、とかそんなことを考えたりして。ライオンと同居、ということになったらさすがの大型犬もキケンではないかと思うのですが。

ただ、故意にこういうことやると信用なんか完璧なくなるわけです。言い訳もありましたが、なんかそれもアヤシイですし。素直に「ライオンはちょっと出かけているんだ」とかそんな風に書いておけば良かっただけのことであります。なんでそういうことができないんでしょうか・・・?
さらに。「国家一級保護動物・金銭豹」のおりにキツネ、となると。
「金銭豹」がどんな動物なのか・・・検索かましてみると北京のレストランが多数ヒット。いやそれじゃない、と探してみると・・・「雲豹」とは違うらしい。こちらも中国では国家一級保護動物ですが、すでにワシントン条約でも規制されレッドリストにも記載されている正に一級の保護動物であります。
殺される目的は毛皮。大変に美しい模様のため乱獲されてきました。・・・「金銭豹」も恐らくはそういった感じの「豹」ではないかと思われます。「金銭」ですからそんな感じの紋様か・・・。

でもどう考えたってキツネじゃあ・・・それともそれっぽい模様のあるキツネ・・・そんなのいるかな、まあ、いないとも言い切れませんが、それにしてはなんだかお粗末だなあ、と。真剣に動物見に来る人だっているでしょうに。そこへお粗末なまがいもの展示しておいて言い訳、てのは・・・ちょっと。

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08/15/2013

海水性淡水魚?

その前に。デンマークってそんなに全裸海水浴客が多いんだろうか・・・日本だとそうでもないような気がするのですが。
「睾丸狙う」は迷信? 実際のパクーは(Yahoo!:ナショナルジオグラフィック)。体型からしてピラニアに似てる、というのは実際にパクーの若魚はピラニアの群れにあえて混じって身を守ってる・・・というのはかなり興味深い話であります。まあ、この手の体型の魚、というのは結構いるのですけれど。
むしろ問題はなんで淡水魚のパクーが海水、それもデンマークという北欧の沖合いで獲れたか・・・ということのような気がします。淡水魚と海水魚は体の作りからして違う場合が多いですし。

淡水と海水。カンタンに言えば塩分の差であります。淡水魚の場合は体の外へ出て行く塩分をどうするのか、海水魚の場合は体の中に入ってくる塩分をどうするのか・・・で体の構造に差が出てきます。遡上するサケやアユはしばらく時間を置いて体を変化させていったりしてます。
まあ、実際には淡水と海水の混じる河口域に淡水魚のコイがいたり。あるいは河口から大分遡ったところにイワシや海水エイ(軟骨魚類はまたちょっと違うんですが)がいたこともありますし。・・・酸素量や水質などを人工的に調整すればコイとタイの混泳も不可能ではない、という話もありますけども・・・通常はまずあり得ないことであります。

食性も重要なのかなあ、と。パクーの口の中の映像を見たんですが・・・肉食魚ではなく何か固いものを噛み砕く構造でした。肉食魚というのは代表的なのがピラニアやサメで、鋭利で尖った歯を持ってます。これは捕らえた獲物を逃がさないためであります。・・・余談ですが南米にペーシュ・カショーロという魚がいますけども、これは下あごからの二本の犬歯?がとにかく長い。口閉じてればなんてことない外見?の魚なんですが・・・これなんか明らかに肉食、特に魚食魚の突出した特徴ではあります。
対して、パクーは・・・口の中の映像見て真っ先に思い出したのがクロダイの口でしょうか。あれは門歯?みたいのがあって貝なんかを食べます。ちょっと別の機会があって大西洋産のクロダイみたいな魚の口の中を見たことあるんですが・・・こっちは門歯どころか臼状の歯がずらり。前歯もそんな感じ。まるで人間の歯みたいで・・・貝をすりつぶす、というよりも雑食性が日本のクロダイよりも強いのかも知れません。

パクーもそっちの印象が強いような。たしかに雑食の歯ではあります。人間の歯もそうですが、こういう歯は汎用性が高く色んなことができます。・・・またまた余談ですが、ライオンなどの肉食獣にも牙があります。でもこれは↑と同じで獲物を捕らえるため。ではどこで獲物の肉を食いちぎるのか、というと・・・奥歯の方にそれ専用の鋭い歯があってそっちを使います。人間で言うと・・・ほぼ奥歯の位置。だからライオンは正面から食いつくのではなく、顔を横に向けて肉を食いちぎります。

しかし。それにしても。なんでデンマーク沖合いやねん・・・。
誰かが放したことは間違いないと思うのですが・・・いや、アマゾンからデンマークへ、というのは地理的に不可能ではありません。知らない間に体質を海水魚向けに変化させていったパクーの一群が海流に乗ってついに北欧へ・・・。
・・・どうなんでしょうね。意外とたくましいもんですから誰かが海に放したパクーが生き残ってた、というのがやっぱり有力なんでしょうかね。

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08/05/2013

ビーチにて

全裸でビーチで日光浴するのが好きな国民・・・ドイツ人(CNN)。しかし同時に「泳ぐのが好き」「ビーチで読書」も好きなんだとか。もちろん全部のドイツ人がそうだ、というわけではありませんが。
・・・しかし順当な、と言うかなるほどなあ、と思わせるのが「全裸でビーチ」にあまり抵抗がないのはやはりヨーロッパ勢で(フランス人が最も全裸になりたがらないらしい・・・)アジア勢はかなり抵抗がある、という辺りですか。日本の場合まずあり得ませんし。・・・でも、日本人は銭湯や温泉では平気で全裸になるがあれは恥ずかしくないのか? とヨーロッパの人が真顔で聞いてきた、とかそんな話を聞いたことがあります。
日本人の感覚だと全裸でビーチの方がよっぽど恥ずかしいのでは、と。その辺にも違いがあるのかも知れません。

そして。「ビーチで恐れているもの」では「アメリカ人は盗難、溺死、サメ、クラゲの順で恐れているのに対し、シンガポール人は85%がサメと回答」(「」↑記事より引用)というのは・・・なんとも。さらに「サメがいるから」という理由で4割は海では泳がない、と。しかしアメリカ人で「サメがいるから」と海で泳がない人は7%。
・・・日本だと南の方では時々サメ出現注意、という話が出ますけど、例えば関東や東北ではあまり聞きません。そのせいもあってか、「サメがいるから海では泳がない」という人は日本ではどれくらいいるのだろうか、と。
逆にコレ、オーストラリアとかだったらどうなるんだろうか、と。あっちにはかなりサメが出る地域があるとか。・・・そうなるとやはり「泳がない」という人も多そうなんですが、イメージとしてはアウトドア好きなオーストラリア人ですから、それでも泳ぐ、という人が多いのかも・・・?

こういうとこにも国民性みたいなもんが出るもんではあります。・・・日光浴、と言えば駅の階段の下で日光浴(荷物の上に大の字になってた)してるらしいガイジンさんを見たことがあります。国によっては「日光」というのは非常にありがたいものなんですが、それでもここまでとはなあ・・・とか変に感心したりして。いや、これが日本人の若者だったら周囲から侮蔑の目で見られまくりなんでしょうけど。

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07/28/2013

二つほど 7/28

海外で二つほど。

一つ目。アメリカ。オレゴン州で刃物とバットで銃砲店に押し入った強盗、返り討ちに(CNN)。バットでショーウィンドウを壊す→短銃をゲット→しかし責任者が別の短銃で制圧・・・という流れのようで。なんで銃砲店に押し入ったんだろう・・・別の店でも良かったような気がしますが。
実はこれと似た話、と言うかマンガが紹介されていた記憶があります。
星新一、と言えば言わずと知れたショートショートの名手ですが、昔の新聞や雑誌に掲載されていた海外の一コママンガを紹介していたことがあります。新潮文庫『進化した猿たち』というエッセイ集みたいなもので・・・。
・・・探したら出てきました。3巻の「拳銃でひとこと」という章で・・・鉄砲店に来た客が拳銃を買う→「さあ金をだせ」というのがいきなり冒頭に。この本、新潮版は1982年刊なんですが、本来の早川版は1968年から1971年の間に刊行されてます。つまりこの頃からこういうのはあった、のかも知れませんが・・・それにしても・・・気になるのはなんで銃砲店を襲ったんだろう・・・?

二つ目。カナダ。数百人にコーヒーをおごる「事件」続発(CNN)。「事件」と言うか何と言うか。いや・・・なんなんでしょう?
↑記事を読む限り、最後のカバナフさんの話はなんとなーく分かるんですが。しかし800杯もコーヒー買うもんなんだろうか? 病院内のコーヒーショップなので「スタッフの人が来たら一杯ずつ僕のカードでおごってあげてよ」とかそういう話なのかも知れませんが。まさか800杯もその場でお持ち帰りして世話になった方々に配って歩いた・・・というわけではないでしょうに。
最初の「500人に一杯ずつ」というのも・・・善意なのかも知れませんがかえって不気味なような。何か別の目的があるんでは、とか?
宣伝のための話題づくりではない、としていますが。・・・ある意味逆効果みたいになってるような。フツーのいい話にしては・・・なんかやっぱりちょっとコワイ。

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07/23/2013

二つほど 7/23

海外で二つほど。

一つ目。つづり間違いを振動で知らせるペンがドイツで開発中(CNN)。まだ開発中、とのことで。↑記事ではかなりゴツイ大きさのペンになってますが・・・これが実用化される頃にはもっとコンパクトに持ちやすくなっているかと思われます。
ペンの立体的な動きを感知できる、とのことなので・・・恐らく機能としてはそれによりペンの動きのパターンを解析して誤った動作をすると振動する、とかそういうところでしょうか。
・・・アルファベットなら可能かも知れませんが。日本語とか漢字含むと極端に難しくなりそうな。
なお、これによりつづりを覚えなくなるとかそういう心配?も出てきそうですが、実際には病気や障害をもつ子供の教育用資材となるようであります。

二つ目。アメリカ国防高等研究計画局(DARPA)がヒト型ロボットを披露(CNN)。・・・うーん、どうなんでしょう、動画見る限りでは有線なのかそうでないのか、ちょっとはっきりしなかったんですが。
それでもここまで歩けるくらいになってきてるわけで・・・ロボット技術。
・・・こりゃあそのうち完全自律型のほとんどヒトと見分けのつかないロボットが出てくる日も近いかな、というのはまだ早計かと。
入れ物と言うか身体的なものではかなり進歩してきてますけど、まだアタマ、つまり指令系統が全然できてないわけで。近い将来そういうところがネックになるのかも知れません。どんだけコンピュータを小さくできても全部搭載、というと色々制限が出てきてしまう・・・。
でもその辺も含めて課題を少しずつクリアしてきてるわけですから、やはりそのうち完全自律型が・・・という希望は持っていていいものと思われます。

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07/10/2013

ちゃんとフライパンの上で

って、そういう問題ではありませんか。
「地面で目玉焼き作らないで」アメリカ・デスバレー国立公園(Yahoo!:AFP=時事)。最高気温50℃以上・・・最近日本も暑いですが、「記録上」の温度となるとさすがにここまではいかないような。
・・・「記録上」なだけであります。実際に「公的」に気温を計って「最高気温が~」とやるのは一定の高さのある風通しのいい場所での「最高気温」だったりします。体感温度・・・と言うか例えば猛烈に灼けてるアスファルトの上だったりしたら、そりゃあもう温度は上昇を続けるわけで。40℃超えとかそういうのは普通にあるかも知れません。
それでも・・・53℃となると。そこまで行くのかどうか・・・?

中東辺りだと平気でこのくらい行ってるかも知れませんが。
ただ、あっちは日本や東アジアと比べると湿気がない分、暑さの「質」が違ってきます。・・・乾燥してるとこ、というのは気温が高くても意外と苦にはならなかったりします。「不快指数」みたいなもんですが、日本の場合は湿気がある上に気温が上昇してるので・・・その辺から暑さが厳しいような(同様に東アジアも・・・)。
でも、それにしても気温が高い、ということには変わらんので・・・注意が必要なことにも変わりありません。

そんな暑い中でよく試されるのが「目玉焼き」で・・・暑い中のレールとか、車のボンネットとかで試されてます(しかし場合によっては相当な迷惑ともなります)。
・・・それが・・・なんで地面の上で。
地域的に砂や土ばかりなんでしょうけど・・・熱の伝わり方や水分の保有率なんかからすると、地面の上、というのは若干気温が下がる可能性があります。さらに砂や土の上の目玉焼き・・・誰が食うねん、そんなん。
あくまで「こういう状態ですよ」という動画だったのでしょうに。それを受けて地面で目玉焼き・・・てのは・・・なんなんでしょうか・・・? やっちまった後でもやりきった観を感じられるもんなのか、それともミョーな慙愧だけ残っちまうもんなのか。
こういうのは洋の東西を問わないもんかも知れません。知識の欠落やノリだけで突っ走るとか。でもそれで迷惑してる人たちがいる・・・ということまで考える必要があるのも洋の東西を問わないと思うのですが・・・?

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07/08/2013

二つほど 7/8

色々あるわなと二つほど。

一つ目。大阪湾でアワビが獲れた(iza!)・・・もちろん数年前に稚貝を放流してたのですが、それでもきちんと生育して・・・食用になるまでになった、と。もちろん安全性も確認されています。
実際、大阪湾や東京湾というのは過去には良好な漁場でありました。「江戸前」というのはそのものズバリ「東京湾(当時は江戸湾)で獲れたモノ」という意味でした。今でもある程度ホンモノの「江戸前」も存在していますが・・・それでもなかなか一般的には難しそうな。
大阪もそういう意味合いでの「大坂前」というのがあったと思われます。しかし高度経済成長期からの公害による水質汚染はかなり激しく・・・基本、大都市の近くの河川や海は漁場にならない、というレッテルを貼られてしまいました。・・・それでも細々と漁を続けてきた漁師さんもいるのですが・・・それでも敬遠されてしまう事態になってたわけです。
それが昨今見直されつつあります。これはやはり様々な人たちの努力の賜物だと思って感謝したいと思うのです・・・。

二つ目。空港に一番欲しい施設は「映画館」(CNN)・・・やっぱり待ち時間がまちまちだからなんでしょうか。便や状況によってかなり変わってくる場合もありますし、最近はチェックが厳しいのでそっちにかかる時間も軽視できませんし。
国内線ならともかく。国際線、となると空港のターミナルは一種独特な場所となります。
入国審査の前、つまり飛行機から降りたばっかりだとまだ到着地の国には入ってないけど場所的にはその国になる、という・・・例の南米に亡命を希望している人もそうですが。ロシアの空港にいるらしいのですが入国はしていない、という微妙な立場。
・・・そういう映画もありましたっけ。事情があって空港に「住む」ことになった男性の話。トム・ハンクスでしたか。そういう特殊な場でもあるわけです。
それでも・・・仮眠用の施設とか充実してると助かる場合もあるかも知れません。乗り損なって一夜明かす羽目になった時とか。エライ目にあった、とかそういう話も聞きますし。・・・でもそうなると本当に「住む」人が出てきそうな。そうなると・・・国際観念上ではどうなるのでしょう・・・?

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07/05/2013

家でジョンが待ってるんだ

ジョンって誰かって? そりゃうちの愛犬に決まってるじゃないか・・・。
アメリカでは常識? ラーメンの持ち帰り(iza!)・・・まあ、そういうもんかも知れませんが。たしかに日本人から見ればかなり奇異(のびたラーメンにも抵抗ありますし)ですが、あっちから見ればこっちのその方がオカシイ・・・とかそういう事例もありそうなのではありますが。
持ち帰り用の容器や袋を「ドギー」なんとか、と呼ぶと言う話をどっかで聞いたような。つまり家で待ってる犬に持って帰ってあげるんだ、という・・・実際に犬だけにあげてるわけじゃないと思いますが。

かなり前、まだ大食い番組が全盛だった頃。アメリカからそういった「大食い」兄ちゃんを呼んできて日本で勝負、てな番組があったんですが。対決内容は超大盛りラーメン。・・・その兄ちゃん、何を思ったかラーメンのメンに水をかけながら食う、という暴挙に。要するに熱いから、ということのようですが。どうもスパゲッティ対決か何かと思っていたフシもあってさっさと撃沈(彼はラーメン食ったことあったんだろうか?)。そりゃあ・・・こういう対決ですからスープも飲まないといけないのにそんなに水使ってたら・・・。
実際、こういう「感覚の違い」は多いかと。その辺も含めての「日本食の輸出」なんですが・・・多分、当事者だとかなりハードな話もあるかと思われます。

逆に日本で外国の料理を・・・となるとどうなんだろう、と。大抵の場合はその国のやり方に従う向きがあるかと。
でも例えば手づかみで食べるのが当たり前な国、というのもあるわけです(あれは手で思い切り掴んで食ってる、と誤解されてたりしますが・・・実際は人差し指中指薬指の先の方をスプーンのように使ってる場合が多いです)。そこへハシを持ち込む、というのは・・・手づかみに慣れてる人からすればどうなんだろう、と。
・・・そういうとこでは大抵食器がつくようになってますからそうでもないとは思いますが。食習慣というのはある意味人間の中では最も根源的な感覚の一つですから、こっちが何気なく行った行動が実は向こうからしたら「シンジラレナイ!」ものになってる可能性は非常に高かったりします。

そういうとこも全部含めて「輸出」を! ・・・という声もありますが。そんなカタチだけ取り繕ってもなあ、と。所詮は食い物であって、その幸福度は食べる人が決めるもんであって作る側が決めるもんではなかったりしますし。

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06/21/2013

人類が関係するかどうか

は・・・分かりませんが。ちょっと前に10万年後の話をしましたけど、今回のは2億年後・・・。
2億年後に大西洋消滅の可能性(Yahoo!:ナショナルジオグラフィック)。大陸移動とかそういう話であります。
実は地球上の大陸というのは創世期?から全く一緒の場所にあったわけではなく。何度かくっついたり離れたりを繰り返して現在のカタチになっています。

最も有名?なのは南アメリカとアフリカ西部でしょうか。
正に大西洋を挟んだ二つの地域なのですが、ある学者がこれらの地図を切り取ってくっつけてみたらぴったり合った・・・という話があります。・・・実際、言われたようにアタマの中で組み合わせてみると「なるほど」と思わせるような形状。ここから大陸移動説が動き出した・・・とか。
さらに特定の類似した化石(小型恐竜とか植物とか)が両岸で見つかる、とか。色々あったりします。

が・・・二つの大陸が一つに、どころではなく。かつては全てが一つの巨大大陸だった・・・というのが現在では主流だったりします。パンゲアと呼ばれる「超大陸」があってこれが分裂して今のようになった、と。
この動きは地下のマントルと呼ばれる液体状の物質が動くことで表面化します。
地表からすれば地下ですが・・・地球全体からすれば皮一枚、といったところ。しかしこの皮は何枚かが折り重なっていて、絶えず移動しています。そして重なると軽い方が上へ、重い方が下へ沈み込んだりします。あるいは地中へと引きずり込まれていく皮も。・・・今回、そういった沈み込み帯が新たに発見され・・・場所からして大西洋は大陸がくっつくことで消えてしまうのではないか・・・ということのようであります。

・・・こういうのは結構誤解されるんですが・・・。
地表や地下の動き、というのは大きくて年に数センチ、大抵は数ミリ以下とかそんなもんだったりします。だから、一晩で大陸同士がくっついちゃった、なんてことはありません。
それこそこれから何億年かかけて大西洋を狭めていく、ということになるわけです・・・。

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06/18/2013

売れるものは

どんどん売った方がいい、と思いますが。
「軽自動車」の海外展開計る・・・「ガラ軽」からの脱出?(Yahoo!:毎日) ・・・「ガラ軽」てのもどうかな、と思いますが・・・何でもかんでも「ガラパゴス」付けりゃいいってもんでもないような。逆に言えば「ガラパゴス」は広さの決まっている諸島内で進化したから他にはない特徴が満載の生き物ばっかなわけで。その「特徴」を利点としよう、ということならなんだかここまでのマイナスイメージ?はないのでは・・・とか。

「軽自動車」というのは日本独自・・・の規格ではあります。簡単に言えばクルマの排気量は660cc以下。当然小型車が多くなりますが、実際日本の道路のほとんどは狭い道が多いので・・・ある意味では国土に合っている「大衆車」と言えるかも知れません。
さらに税制面や待遇面でも優遇されています。これはクルマ会社が自社のクルマの売るための戦略の一つだ、ともされてますがビールに対しての発泡酒みたいなもんで(こっちは優遇ありませんが)普及させよう、安く取り回せるようにしよう・・・という様々な行動の結果という言い方もできるかと。

そもそもは某スバルの360が最初かと。これは当時でも珍しかった2サイクルエンジンを積んだクルマでした。当時2サイクルのエンジン積んだバイクはすでにありましたが、エンジン内にカーボンが付着するためしばらく走ると分解整備が必要だったそうで。
・・・まさかクルマで、しかも「大衆車」を目指すクルマでいちいちそんなことしてられません。で、研究チームは試行錯誤の結果「分解整備不要な2サイクルエンジン車」を開発した、という・・・。
その後このカテゴリは増量?され現在の660ccに。しかし海外ではこれで足りない、ということになってるようであります。

しかもアメリカのクルマ会社辺りはあまり良くは思ってないわけです・・・軽自動車。この日本独自の規格があるため自分とこのクルマが売れない、ということになってるようで。
あのTPP交渉でも議題にのぼるかと思われます。関税撤廃、ということは同じ土俵に立つ、ということになり・・・「軽」の規格そのものも危ういのではないか、と。・・・そういうとこは日本の外交力の見せ所ではないか、と思うのですが・・・さて、どうなりますやら・・・?

でも環太平洋以外でも売りたいわけです。・・・そうなると・・・価格ですか・・・ネックは。
「いいモノは高いんだ」というわけにもいかず。各国には各国の内情と事情があります。そういったところも加味しないといけないわけで。地元企業との合弁会社で現地生産、というのは一つの手なんですがなかなかカンタンにはいかないようではあります。
それでも売れるもんならどんどん売り込んでいったらいい、と思うのですが・・・さて。

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06/15/2013

こんな候補者

メキシコ東部ハラパ市でネコが市長選に立候補(CNN)。その名はモリス・・・ネズミどもはうんざりだ、というのがスローガン。
・・・もちろんこれは一種のジョークであります(立候補者リストにモリスの名はないんだそうで)。「ネズミ」というのは腐敗した政治家という隠語になるんだそうで。そういう意味でも風刺ということになるか、と。

日本でもネットでの選挙活動が解禁されますが。
・・・こういうジョークと言うかちょっとおふざけ系はどうなるんだろうな、とか。いくつか出てくるとは思うのですが・・・やっぱり黙殺されてしまうのかな、と。
それはそれである意味当然なような気もしますが・・・なんか惜しいと言うかもったいないと言うか。
せっかくネットでの選挙活動が解禁されたわけですから、その辺から何か動きを・・・とかそんなことも思うのですが。エイプリルフールは結構あちこちでジョークサイトが立ち上がるんですが。

・・・まだ黎明期というか始まったばかりと言うか。実際、参院選の告知が始まるくらい?までは解禁、というわけではないようですし(都議会選ではまだ解禁前なので、ツイッターとかフェイスブックは使えない、という話も)。
まあ、今後どういった方向へ進むか、とかそんなことも分からんのですが。・・・でも↑こういう候補者てのは・・・さすがに出ないかなあ、日本では。

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06/01/2013

にてねー

ヒトラー似のやかん、話題「沸騰」で品切れ(CNN)。・・・似てる・・・のかどうか、ちょっとアヤシイ気もしますが。取っ手が頭(持ち手があの髪型・・・)でフタのつまみがちょび髭、らしいのですけども。
別角度から→ヒトラー似のやかんの広告が物議を(Yahoo!:女性自身)
こっちは高速道路の広告そのものの画像であります。クルマ運転してて・・・ふ、と視線をやったらヒトラーが・・・とかそういうことかも知れません。じっくり見てしまうと「なんだ、違うわい」ということになりそうな。

思い込みと言うか視覚情報の慣れ、と言うか。
例えば日本の場合高速道路の標識で「きょうと」とやるよりも「京都」とやった方が認識が早かった、とかそんな実験もあるんだとか。「こういうカタチの字はこういうもんだ」→「このカタチはこういうものになる」という予測能力は洋の東西を問わずに人間に備わっているかと思われます。
そこから導き出されるモノを脳内で勝手に予測してしまう・・・しかしそのためには何らかの「とっかかり」が必要になります。

今回の「やかん」は一つは「高速道路の看板だった」ということと・・・やっぱり「黒い持ち手」「黒いフタのつまみ」の絶妙な間隔にあったと思われます。こういうモノをちらっとだけ見て、脳内で無意識にこれに非常に似たモノを探すと・・・「ヒトラー」になってしまった、と。そして相当数の人間が同意してしまったわけです。
アメリカだからかな、と言う気もしますが。これが別の国だったら全然話題にもならないか、それとも別のものになっていたかも知れません。

・・・今回は(看板設置した側には不本意でも)ジョークとなりそうなのですが・・・しかし市長は遺憾の意・・・場合と状況によってはかなりおおごとになる可能性もあったりします。結構意外なところに大事件の芽というのは転がっていたりするもんであります。

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05/09/2013

めがねめがねめがね

グーグルのめがね型端末に非難集中(Yahoo!:JBpress)・・・まだ一般向けには発売されてはいないのですが。ベータ版としてアプリ開発者などに渡っている品ではあります。
外見はめがねそのもの。しかし右のレンズに様々な情報が提示される(もちろん透過されているので風景もきちんと見える)ようになっている「未来のめがね」みたいなものであります。基本的に音声操作できるので「ハンズフリーのスマホ」みたいな位置づけにもなってます。・・・ただ、音声操作ということは何もないところでぶつぶつ言ってる明らかにアヤシイ人に見えるので、↑記事にもありますが視線やめがねをタップすることで操作する、そういう形式に落ち着いていくのかも知れません。

さらにコレにはカメラ機能もあるわけで。場合ややり方によっては誰にも知られることなく撮影できてしまうわけで・・・しかもそれをネットに晒すことも可能。知らないうちに自分の画像が・・・ということもあり得るわけです。何しろ携帯にしろデジカメにしろ「構える」動作が必要ですが、めがねならそんなの必要ありませんし。

そして・・・コレ、運転中はキケンじゃないのか? というのがウェストバージニア州であります。すでに運転中の携帯電話操作を禁止している同州ではこのめがねも規制対象に加えよう、ということになってきてます。
ハンズフリーなら携帯操作はOK、というのはほとんど日本と一緒なので・・・今後日本でも同様の議論が起きる可能性はあります(しかし実現までには時間かかりそう)。まだ可決されてないっぽいのではありますが。もし可決されるとフリーウェイでウェストバージニア州に入った瞬間めがねを外さないといけない、とかそういうことになります。

マナーの問題も提起されてます。・・・どうなんでしょうね、携帯電話が出てきた時もやはり「マナー」が問題となって、今はある程度の方向へ落ち着いたような観はあります。画期的なデバイスですから色々使えそうなんですが・・・不自然に視線を動かしていたりぶつぶつ小声で何か言ってる人がいたら、やっぱりあまりいい気持ちはしないと思うのですが。

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05/07/2013

北米のカムルチー

アメリカ・ニューヨークのセントラルパークにカムルチー?(CNN) 「カムルチー」とはライギョの一種で、日本にもいる大型魚であります。本来は中国などに生息しているのですが、日本には食糧確保から人為的に持ち込まれた・・・とされています(未確認ながら亜種が北海道には生息していた?)。
ライギョ(Wikipedia)
最大の特徴は「空気呼吸」ができます。ただし、そっちだけでも生きていけるというわけではなくあくまで補助的な呼吸、ということになります。それでも水中にあんまし酸素がないような状態でも生きていける、ということになるので有利な場合も多くなります。

・・・日本各地に放されていて、色んなものを食べるので(かの釣りキチ三平に寝ている人の指に噛み付く話が)外来種として要注意、ということになってます。
しかし日本の場合、ブラックバスやブルーギルには負けてしまう・・・遊泳性の低さとかでしょうか・・・とのことであんまり生息域は拡大してない、という話もあります。

↑記事では「グロテスク」という表現がされてますが。
英名は「スネークヘッド(snakehead)」で「ヘビのアタマ」ということで・・・実際、アタマはどことなくヘビに似ています。胴体はずんぐりと長くて背びれと尻びれは長い。この「スネークヘッド」はかなり多彩な種類がいる魚でもあります。観賞魚として好む人も多く(性格荒いんで単独がベスト)かなりの数、飼われています。
カムルチーは色彩的にはあまり好まれなさそうですが、もっとキレイなのもいたりしますし。

それでもカムルチーならメータークラスはいくわけで。やっぱり誰かが飼育しきれなくなってセントラルパークに放した、ということなんでしょうか・・・? こういうのはどこの国でもある問題のようであります。

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05/03/2013

悪魔も救世主もダメ

ニュージーランド:子供に悪魔や救世主(メシア)の名を付けてはダメ(CNN)。日本だといそうですけどね「流詩浮亜」とか「芽史阿」とか。しかし宗教的にさすがにNGになるようで。日本だとあまり認識しないところではあるのですが・・・こういう難解な名前をつけるのはやはり世界どこでもあるんなのかも知れません。

日本だと人名用の漢字、というのが決まっててそれ以外は一応使用できないことになってます。ただし、ひらがなやカタカナだと制限も何もないのでやろうと思えば意味不明な名前を付けることもできます。
一方、ニュージーランドなどのようにアルファベットで表現するところは、組み合わせることはできるのでしょうけど、意味的にNGということが出てくるわけです。
・・・いや、↑記事に『「*」で「スターシンボル」、「.」で「フルストップ」と読ませようとした親もいた』(『』内元記事より引用)というのがありますんで、漢字がない分かなりトンデモナイ方向へ進んでしまう・・・のかも知れません。
何せ「ナンバー16バスシェルター」(16番バス停留所)というのは申請が認められた、とのことですんで・・・今でもこの名前の子供がいる、ということに・・・改名とかできるんですかね、あっちでは。

密かに後何年かしたら日本では「改名ブーム」が起きるのでは、と思ってたりしますが。現行でもあまりに社会通念とかけ離れている、と認められれば改名は可能だったりしますが・・・手続きがややこしかったりします。その辺が緩和されるのでは・・・と。
・・・海外でも似たようなもんかも、と。どこの国でも親は同じ、なのかも知れません。

01:19 AM | 固定リンク

04/25/2013

二つほど 4/25

国外で二つほど。

一つ目。フランスで同性婚解禁法が成立(iza!)。これで14ヶ国目だそうですが・・・色々ありそうではあります。
アメリカでも新大統領が選出された時に「是か非か」で問題になったりしましますが、欧米、特にキリスト教圏内ではかなりデリケートな問題となっていることが多々。解釈も色々できるのですが・・・唯一の神様が決めたことを違える、ということになる、という解釈になってしまうからでしょうか(実際はそんなに単純なものではなさそうな)。
これがイスラム教圏だとさらに「とんでもない」ということになり・・・仏教圏だと教義的には「さあ?」という風なことになってしまいます。日本含むアジアだと同性婚は宗教的にどう、というより感覚的倫理的に受け入れられない、ということになるのかも、と。
・・・しかしいずれ日本でも議論が始まる話ではあるのですが・・・その時にどうなりますやら・・・?

二つ目。宇宙空間で濡れぞうきんを絞ったらどうなる?(CNN) そりゃあ・・・絞った水が「落ちる」ことはないから水泡として球形で漂うことになるのかな、「絞った」ということで力が加わってるわけだし・・・とか思ったんですが。
実際は想像を超えてました。
↑記事の動画見たら一発ですが、まるでジェルのようにぞうきん→腕へとまとわりついていく、という・・・。もちろん多少の水泡は飛び散りますが(カメラのレンズにも付着)ほとんどは腕にまとわりついたまま。なんだか「水」という雰囲気ではないような・・・。
しかし飲料水をぞうきんに、てのはISS的にはどうなんだ、とか思ったり。循環水ということで後でまた飲用に回すこともできるから問題ない、とかそういうことなのかも知れませんが。

08:46 PM | 固定リンク

04/17/2013

ボストンで・・・

当初は情報が錯綜していたようですが、「何者か」によるテロと断定されたようです。
Yahoo!海外トピックス:テロリズム
Yahoo!海外トピックス:ボストン・マラソン同時爆発事件
3人の方が亡くなり、176人が重軽傷という惨事となりました。

100回を超える伝統ある「ボストン・マラソン」の終盤近く、ゴール付近で爆発は二度、起きました。それも見物人の多い席近くで。
中継もされていたのでその現場の生々しい映像もあちこちで見ることができます。・・・ある意味ではこれが世界の現実だ、という言い方もできます。イラクではこれ以上(何をもって『以上』と言うかは様々ですが)の惨劇が今なお繰り広げられています。

爆発は二回(当初は三回目は阻止された、とか言われてましたが・・・)。いずれも圧力鍋を利用した爆弾であった、と。殺傷能力を増すために中には色々なモノが入れられてあった、とのことですが、爆薬に小さな金属片やガラス片を入れる、というのは昔からあった方法ではあります。やや方向は違いますが、かつての対人地雷「クレイモア」にはパチンコ玉ほどの鉄球が無数に詰まっていました。そういった細かい物体の方が『対人』としては威力を増す、と・・・。

問題の一つは『誰が』ということであります。
当初から謎、とされていました。某宗教関係なら犯行声明なり何なりが出るのですが・・・それもなし。犯行内容としてはこういった爆発よりも自爆テロのようなさらに耳目を引くやり方を好みそうな、そんな集団も多数いたりしますが。さらに某キタ関連では・・・いや、彼らにそれほどの度胸はないでしょう。

すでに国をあげての捜索が始まっているかと思われます。が・・・これ、日本でも起きてもおかしくはない、という言い方もできます。何かに気をつけるか、と言うよりも心構えはしておいた方がいいかも知れません。

10:30 PM | 固定リンク

04/13/2013

何の応酬?

何でしょうね、このそこはかとない虚脱感は。
アメリカ動物保護団体PETAが無人機で狩猟を監視、狩猟団体は「撃ち落す」(iza!) 狩猟の場ですから例えば湖とか山とかそういう狩りの場に無人機が飛んできて(あるいはすでに飛んでいて)狩猟の現場を押さえて告発・・・という流れ?だと思うのですが・・・。

「無人機はまだ入手しておらず、具体的にいつどこへ飛ばすかも未定」
「無人機は大抵が殺人マシンとして使われるが、PETAの無人機は命を救うために使われる」(「」内↑元記事より引用)
・・・なんだかなあ・・・多分「無人機」というほど大仰なものではなく。ラジコンヘリとかそんなもんじゃないのかな、と。そういった遠隔操作飛翔体にカメラ乗っけるのは結構ある手段ですし。
まさか米軍が中近東などで使ってるような高性能の無人偵察機・・・とかそんなんではありますまい。いくらかかるか、機体だけではなく施設込みで民間で運用なんて、そうそうできるもんではないでしょうに。
と言うことは。ラジコン一機に対して最低限操縦者が一人。さらに監視カメラを一機につき一台つけるとして・・・画面内を分割しても複数人数のモニタ監視者も必要になります。さらに機体運用の専門技術者から回収要員、さらにさらに不測の事態に備えて渉外要員まで・・・。
そんなことまでする必要があるんですかね・・・動物愛護団体が?

「スポーツ射撃団体のウェブサイトはこの発表を受け、PETAの無人機を射撃練習の的として使うよう呼びかけた」(「」内↑記事より引用)
・・・こっちもなんか明らかにジョークと言うか本気では返してないような。単なる脅し・・・とかそんなもんなんでしょうか、さて?

01:27 AM | 固定リンク

03/20/2013

色々出てきそう

キプロス議会、預金課税案を否決(Yahoo!:朝日)。この「預金課税案」とは読んで字の通り「預金」に「課税」する法案であります。今回のは10万ユーロ超の預金には預金額の10%、それ未満には6.75%を税金として一回だけ徴収する、という法案なのですが・・・。
キプロス金融支援の概要(Yahoo!:ロイター)
当たり前ですが預金者は猛反発。一種の取り付け騒動のように銀行から現金を引き出す客が多数・・・閉店後もATMには行列が。

なんでこんなことになったかと言うと。キプロスの過去と最近の国情に関係があります。
キプロスは地中海の最東部、トルコやシリアの沖合いに浮かぶ島国であります(南北二つの国に分かれている、ような事情もありますが日本は北キプロスを承認していない)。地理的や人種的にもギリシャに近く、南部はギリシャ系の人たちで構成されています。
鹿児島県ほどの小さな島国なのですが・・・EUに加盟しています。
それがあのギリシャの財政危機に引っ張られるような形でこっちも財政不安に陥ってしまった、という・・・。

キプロスは「タックスヘイブン」として前々から知られていました。・・・「租税回避地」という日本語があてられてますが、大体は税金が安いところという認識かと。法人税が安く、法規制も厳しくない。海外からの企業が「キプロス籍」となって資金を銀行に置いていく、という例が多いわけであります。EU内なら他の国への進出も比較的やりやすい、というのもあると思われます。
・・・キプロスの場合、ロシアからの預金者が多いそうで。で、こういう「お金がたまるところ」というのはどうしても不透明になりがちで。どうも各国からはあんまりいい目で見られてなかったような節さえあります。

しかし今回の財政不安。EUから融資を受ける、にしても・・・法人税を上げたりすればそれなりの額をキープできるはずなのに、よその国のあまり関係のない市民の税金をあてなければいけないってのは、どうなんだろう? という論議が起きたわけで。・・・じゃあ、全部の預金者巻き込んで一律税金を徴収してしまおう、そうすればEU内の反対意見もどうにかなるのでは・・・と。

・・・が、実際のところは否決。実は過去には「預金封鎖」と言ってさらに乱暴な(いきなり全預金がおろせなくなったり消えたりする)手もあったりしたのですが。あるいは北朝鮮のデノミとか。預金がらみの税収アップ方策というのはどうもいきなり観や無理やり感がぬぐえないものだったりします。そりゃあ、預金してる側からすれば信用して預けてるのにあれこれいじくられちゃたまったもんではありますまい。
今回の「騒動」でキプロスのなんだかもやもやした部分が少しは消えるんではないか、という声もありますが・・・別にキプロスに限った話ではなく。さらに他にも財政の危ない国はいっぱいあるわけで。こういう混乱はまだまだ続くのでは、と。日本も無関係ではいられないだろうなあ・・・。

06:30 AM | 固定リンク

03/17/2013

ゆうびんの電子化

やや性急すぎるような気もしますが。
アメリカ・郵便物をデジタル化するビジネス・・・発展するか(CNN)。「郵便物をデジタル化」と言ってもアメリカの郵便局でそういった試みが始まっている・・・というわけではなく。そういうサービスをする会社が現れた、ということであります。
しかしその方法は依頼主の郵便受けから郵便物を取り出し、スキャンするなどして電子化してメールなどのように発信する、というもので。しかもアメリカの郵政公社はあまりいい顔をしていないようであります。・・・郵便物によっては封筒なんかもあるわけです。が、それも(依頼主の了解があるとは言え)開封して電子化するわけです。
勝手に他人の郵便物を開封するのはアメリカでも罪になりますが・・・「勝手に」ではないとしても・・・郵便関係者からすればあまり聞こえのいいことではないわけです。

・・・実際、どれくらい発展するもんなんだろうか、と。
やや性急すぎるかな、というのはコレ、それこそ郵政公社とタッグを組んで始める、というのならそう悪くないのでは・・・と思うからであります。いちいち郵便受けに郵便物を取りにいくよりも電子化してもらった方が身軽だ、という人もいるかと。しかし現行では一旦配達された郵便物を誰かに頼んで回収してもらってさらに電子化、という流れになるわけです。それだったら郵政公社が電子化までやってくれたらいい・・・という考えもあるわけです。

が・・・なんか今後発展していくんだろうかという疑問も。
「紙の手紙の方がいいよ」というわけではなく・・・↑記事でもありますがコレ、かなり高度なセキュリティを要求されます。手紙というのは個人情報の塊みたいなもんです。その辺大丈夫、問題ない、ということにならないと発展しにくいんじゃないか・・・と。
信用できるかな、ということでもあります。方向性としてはアリなのかも知れませんが・・・やっぱりもうちょっと練ってから?の方が良かったのかも。そもそも電子化し終わった郵便物は・・・どうなるんでしょう、廃棄方法は・・・? 「そのまま依頼主に返す」なんて意味ないことはしないでしょうし。

02:05 AM | 固定リンク

03/14/2013

シャークレスラー?

旅行先でサメを退治した英雄、母国でクビに(Yahoo!:AFP=時事)。これだけ見ると「不当解雇か」とか思ってしまいそうですが・・・いくらかの事情があるようであります。
Shark wrestler: Welsh tourist Paul Marshallsea to the rescue in Australia(BBC)

↑のリンク先に動画もあるんですが。
「英雄」は今年1月にイギリスからオーストラリアへ夫婦で旅行に来ていたポール・マーシャルシーさん(62)で、海岸の子供を守るためにサメと戦った、と。・・・しかし昨年の4月から精神的ストレスを理由に病欠していた、と。さらに妻のウェンディさんも同じところに勤めていて、家に戻ってみたら二人揃って解雇通知が来ていた、と。
実はその「サメとの格闘」が動画に撮られていて(↑の動画はその一部かと)それが「子供をサメから守った英雄」として有名になってしまい、上司に見つかった・・・と。
そりゃあ、病欠(しかも1年近く)なのにオーストラリアまで旅行かい、と。日本とは違うのかも知れませんが・・・日本で言うところの「有給休暇」扱いみたいなもんだったら、そりゃ、上司も「最近のテレビのニュースに流れた映像によると、あなたは病気で働くことができない一方、オーストラリアに旅行するには十分、健康なようだ。サメの尾をつかみ、かまれそうになったらとっさに逃げることもできるようだ」(「」内↑記事より引用)とか言いたくなりそうな。
・・・一方のマーシャルシーさんは医者から旅行を勧められた、と主張。真っ向から反論?してますが・・・例えば裁判とかになったらどうなるんだろうか、とか。

・・・実は個人的にちょっと気になることがありまして。↑動画に少し「退治」の様子が出てるんですが・・・。
なんかアレ、サメの周りうろちょろしてるだけなんじゃないか・・・たしかにサメのシッポ握ってるようですが、それもなんか触ってみただけ、みたいな?
「海岸の子供を守った」となってますけど後ろの方にボート?ジェットスキー?みたいのがいますから、もしかしたら海岸にサメを追い込んで疲れたところに「英雄」が、とかそういうオチ・・・かも、とか。動画の全部を観たわけではありませんし、あっちのサメ退治の流れも分かりませんから(日本だとはえ縄で釣り上げる)あんまし言えないんですが・・・。
あまりにも海岸に緊張感がない、というか。そもそも2m弱のサメが一頭だけで砂浜にいる子供を狙うもんなんか・・・とか色々?

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03/13/2013

リビアで飲酒

日本とはちょっと、いや大分事情が違います。
リビア・密造酒飲んで50人死亡、300人以上が中毒症状(Yahoo!:AFP=時事)。恐らくはメタノール(飲用はエタノール)による中毒症状ではないか・・・とされています。メタノールはよく言われるように大量に飲むと失明する・・・と言われていますが実際にはその他の症状が出て死に至ることもあります。
ロシアかどこかでメタノールと承知で飲んで大変なことになった・・・とかそんな事件もあったような。終戦直後の日本でも闇市で売られていたりしました。飲用のエタノールよりも手に入りやすい・・・からかも知れません。

「密造酒」と言うと日本ではこっそり造られたお酒(犯罪になりますが)というイメージですが、リビアを含むイスラム圏では完全に非合法な飲み物を生産している「悪」となります。
イスラムでは飲酒は「悪」であり・・・それを造る行為も「悪」となります。
対してキリスト教では酒であるワインはごく普通に扱われています。一説にはヨーロッパはあまり水が良くなく、ワインの方が安全だったから、とも。しかし酔っ払ってしまうのでその代わりになる飲料・・・茶を求めた、とかそんな話も。
そのため?かアルコール禁止のイスラムではコーヒーや紅茶が大変に飲まれているようなイメージがあります。

が・・・いくら「禁止」「悪」と言っても飲みたいものは飲みたいわけで。敬虔なイスラム教徒だと一生アルコールを口にしないのでしょうけど、道を踏み外してしまう連中もいるわけです。あるいはイスラム圏外で飲んでしまった、とか。
しかも常習性のあるアルコールは結構な金ヅルになる可能性も高いわけで。・・・この辺はイスラムに限らずどこの国でも「酒」と「金」というのは深い関係でもって語られてます。スコッチの色や香りしかり、アル・カポネしかり。
が、リビア国内で堂々と密造酒やるわけにもいかず。よそで生産して持ち込むことになるのでしょうけど・・・その中にはかなり粗悪な品も出てきます。恐らくは前々からこういったことは続いていたと思われます。それが今回の惨事に繋がってしまった、と・・・。

実はコレ、よその国のことだから・・・と軽く見ない方がいいのかも知れません。
現在世界中でタバコ排斥運動が起きてますけどその発端はWHOの勧告にありました。「タバコは健康に良くないのでやめましょう」的な。
それが最近「飲酒は健康に~」へシフトしてきている、という話があります。タバコは生産地さえ押さえてしまえば密造品などは作りにくいのですが、酒は基本的にある程度の知識があればどこででも造れます。・・・いくら法規制を強化したとしても「密造酒」を根絶させることは不可能なわけで。
・・・酒への規制→密造酒増える→ウラの資金源となる、というどっかで見たような構図が復活するんでは・・・とそんなことも思うのですが・・・。

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03/10/2013

保持できる

米南部ジョージア州ネルソンで「全世帯が銃を保持できる」条例制定案可決(CNN)。別に「銃を持たなくてはいけない」という義務ではないようですが・・・希望すれば銃を持つことができる、ということになります。

町の方ではあくまで「自己防衛のため」としています。強盗が押し入ろうとしても「この町の人間は皆銃を持っているから・・・」ということになれば犯罪が抑止される、という考え方であります。
・・・ただ・・・今のアメリカの流れからすると銃規制の方へ進みそうなので・・・その辺はどうなんだろうかな、と。
日本と違ってアメリカの場合銃はかなり身近なものになっているところもあったりします。州によって規定は違いますが、例えば未成年はダメ、とか。前科者や精神的な障害のある人はダメ、とか。しかし結構曖昧な場合もあって(アメリカ全土で統一されてるわけでもないですし)そこから犯罪に繋がるケースも実際にあるわけです。

日本人だと、多分かなり引いてしまうと思います。実際にとある家庭では息子が立派な大人になったから銃を与える、とそういうところもあったりします。・・・もちろん、その逆もあります。危険物は危険物ですから触らせないようにする、とか。暴発事故も少なくはないですから安全が第一、ということにもなります。
あるいは銃の種類によって規制をかけているところもあります。↑記事の動画では拳銃から自動小銃まで様々出てきてましたが・・・自動小銃を何に使うのだろう、というソボク?な疑問もあります。
狩猟に使う場合は散弾銃などになりますが・・・どこかへ攻め込むわけでもなし。家庭に自動小銃って・・・ああ、スイスは実はそうなっている、という話は聞いたことがありますが・・・あれは永世中立を文字通り「守る」ために必要、ということになってます。陸続きですしどこから攻め込まれるか分からない、ということでもあります。

しかしアメリカは・・・たしかに911もありましたが・・・。
身を守るだけ、というのなら小口径の拳銃でも十分では・・・と思うのですが。そこまで守りたいのならもちっと他の方法でも・・・って、あっちの人から見たら「そんなんでよく平気で暮らしてるよなあ」とか思われてるのかも知れませんし。それぞれの国に合ったやり方、というのはその国の人しか分からんもんではあるのですが・・・。

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03/07/2013

ヒーローは日常へ?

窃盗事件の容疑者を「連行」してきた「バットマン」・・・実は食品配達員(Yahoo!:ロイター)。さらに容疑者の友人で、警察へ出頭するのに同行していただけ、とのことで。

これは英北部ブラッドフォードの警察署に先月25日未明、手配中の容疑者を「連行」してきた男性がバットマンのような格好していてしかも警察の広報官も「彼の正体は不明だ」とコメントしたためちょっとした騒ぎに。
静止画の画像も公開されたのですが。
・・・まあ、たしかに「バットマン」なんですが体格や体の様子は・・・明らかにフツーの39歳のオジサンなわけで。しかも「連行」してきたはずなのに容疑者と争っているような素ぶりもなく至ってフツー。
これは一体どういうことなんだ、ということになってきてたのですが。

正体は容疑者(27)の友人で警察に出頭する彼に付き添ってきただけ、とのことで。
↑の動画とは別の動画も見たんですが・・・なんで「バットマン」なのか、という問いには「ただのジョークだったんだ」と。
まあ、個人的な事情もいくらかあったんだろうなあ、とは思います(その辺まではさすがに掘り下げられないでしょうし)。ただ、やっぱりいつも考えてしまうのがこれ日本だったらどうなるんだろう、と。記事にもならずに追い払われるか・・・それとも何かの違反や罪になってしまうのでしょうか?

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02/27/2013

二つほど 2/27

雑多に二つほど。

一つ目。イタリア総選挙、国民は緊縮財政拒否(iza!)。我らがベルルスコーニ前首相であります。当人はかなりイメージがダウンしているのですが(投票所に氏に対して抗議する上半身ハダカの人が・・・とか)政策面なのかそれとも組織の力なのか。きっちり存在感を出しているあたり・・・しぶといもんであります。
一方でやっぱりと言うか結局と言うか・・・「緊縮財政はヤダ」という声も多数。
これは国の体力がもうヤバイから出費を抑えましょう、という最近では世界中でよくある流れみたいなもんなんですが・・・あまりにも先行きが見えない現状、こればかりやると不安が募ってきます。いつまでそんな状態続くんだろう、と。
だったら思い切って出資して経済回復を目指そう、とそうなってくるわけであります。日本もある意味この路線に転向しつつあります。
が・・・例えばギリシャとかすでに崖っぷちな国がそれやるとあちこちから「えー・・・」てな目で見られるわけで。特にスペイン・イタリアはギリシャに続くかも、と言われてる国だけに、周囲からの不安は世界中の株価にも表れてます。
・・・まあ、よその国のことではあるのですが。それでもイタリアのように影響力のある国がそうなってしまうと・・・さすがに懸念が広がるもんではあります。

二つ目。「キョロちゃん」46年ぶりにデザイン変更(Yahoo!:産経)。「変更」と言うくらいですから結構大きく変わったんかな、と思ったら丸みを強調したデザイン・・・と言うより上下から押しただけ? みたいなもので「マイナーチェンジ」みたいなもんかも知れません。
バリエーションが増えたのも今に始まったもんでもありませんし。
いやでもあえて大幅な変更はしない方がいいのかも知れません。40年以上、今まで続いてきてるわけですし。例えば同じ森永のエンゼルなんてのは結構細かい変更はしてきているのですけれど、印象?はそれほど変わってなかったりして。こういう息の長いキャラクターというのはその分不自由と言えるかも知れませんが・・・それだけ長く愛される、というのも大変にありがたいことではありますし。

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02/23/2013

シーフード詐欺

米国で「シーフード詐欺」が横行、特にすし店で不正表示が(Yahoo!:AFP=時事)。「詐欺」と言っても海産物をネタに架空の儲け話を・・・というものではなく。産地偽装やラベルの不正表示などの話であります。
場合によっては半分以上、いや、それ以上に不正があった、という・・・。
日本人とアメリカ人では(住んでる地域にもよりますが)「海産物」に対する認識が若干違うことがあるので、こういう「詐欺」が横行してるのかも知れませんが・・・。

そういう日本でも起きてましたが・・・ラベル偽装。
実際、切り身になってしまえばそうそう分かるもんではありません。丸のまま一尾出てきたら分かる、というのはどこの国でもそういうもんかと。
・・・↑記事でハタと偽られてた「カイヤン」は熱帯魚屋でも見ることができます。大抵は数センチ程度の幼魚で、目が横に張った遊泳性の高いナマズであります。・・・見た目かわいらしいし安価なので買っていく人も多いらしいのですが・・・一年で数十センチほどにも成長する上に水槽はできれば円形のもの、それも大型の方がよくなります。なぜかと言うと水槽の壁面にがんがんぶち当たって鼻先にケガしまくるからです。しかも大きくなると結構ゴツくなりますし・・・。
でもたしかに身は白いんだろうな、と。切り身で出されたら海洋性のハタと淡水性のカイヤンでもシロウトなら区別はそうそうつかないでしょう・・・。
・・・ティラピアをフエダイ。・・・この辺になると・・・どうなんでしょう、外見も似てるのですが味は・・・? 実はティラピアは「カワスズメ」の名で日本でも流通させようとしていたことがあったりします。ほとんど頓挫したようなもんなんですが、場所によっては今でも川で平然と泳いでたりします。頑強な性質で水質汚染にも強い、ということでの導入だったのですが。

・・・それでもニセモノはいかんですなあ・・・。
そういう「詐欺」を見張れるような組織や団体、アメリカもあるはずなんですが・・・そういったところは機能していないのかそれとも何か事情があるんでしょうか・・・? 衛生管理の方面からでもそういったことへメスを入れることは可能だと思うのですが。・・・いや、日本でもなかなか摘発が難しそうな案件ではありますが。

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02/11/2013

それなりの時間が必要

今すぐ、いや、明日から・・・というわけにはいかんでしょうけど、何か別の手でもいいから打たないといけない・・・。
日本の高齢化・少子化社会、移民受け入れで解決できるか(iza!)。一つの手ではあるわけです。足りないのならよそから持ってくればいい。ただ・・・その「よそ」から持ってくるモノが問題なわけです。

↑の記事は本の紹介なわけで、自分はその本は読んでないので内容に関してはあまり言えないんですが。
別に「ハーフ」でも「ミックス」でもその辺はどうでもいい(イヌやネコの話でもないですし)わけで。言い方を変えてもあまり意味があるとは思えませんし。ただ、国際結婚というものが・・・一部では非合法だったりちょいと非人道的な方向を向いてたりしますが・・・年々身近になってきていて、江戸期以降日本に住んでいなかった人たちの遺伝子を少なからず持っている人たちも増えてきている・・・というのは実感すべきことかと思われます。

いつまでも日本列島だけが全てと思い込まない方がいい、かも・・・?

日本人の場合、言葉が特殊なせいもありますが今でも「ガイジン」を怖がる傾向があります。・・・一昔前と比べても国内には外国の人が大分増えてるわけです。でも、まだ怖がったり敬遠したりする。
・・・疎外感を与えるとでも言いましょうか、こういうのはたしかに日本に限ったことではないのですが・・・長年日本に住んでる外国生まれの人の手記なんか読むと大抵こういうのが出てきます。日本人というのは仲間や身内に篭る傾向があるような。外国行っても日本人同士で組みたがったりしますし。
こういうとこをどうにかしないと本格的な移民なんてのはまだまだ難しいのでは・・・と。

はるか古来を見れば日本だって移民してきたようなもんなんですが。現在では日本人には複数の遺伝子群がある、つまり似通った遺伝子パターンは一つではなく複数ある、というのが分かってます。単一民族なんてよほどの秘境でもない限り大抵の国や地方には存在しないわけですし。
・・・その辺から、じっくりと・・・でも時間がないのも事実なわけで。しかし年と共に大きくなっていく問題ではあります・・・。

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01/26/2013

今さらではありますが

そりゃ、中国ですから。
映画「007」中国では改ざんだらけ(iza!)。最近進歩が目ざましい、とされていますが中国はれっきとした「共産主義国家」であります。日本や欧米(ロシアの前のソ連はそうでしたが)とは国家体系から主義思想まで全然違う国であります。
・・・40年くらい前になりますか、日本に限らず欧米でも共産化への波?みたいなもんが各方面へ流れ出たことはあります。しかしソ連がロシアになった今、共産主義国家と言えば中国の他二、三しかありません。

「個ではなく全体で見る」というのが共産主義、とも言えます。「個」というものがありませんから「全部同じ」になる。資本主義のように働いて賃金を得るのではなく、労働はするけれど成果は皆で分配。そこには上下も格差もない・・・ということになってるのですが。
それやり続けると労働意欲が低下していきます。どんなに働いても、ほとんど働かなくても入ってくるお金は同じ。さらに食料その他は配給制、つまり配ってくれるのですが・・・末期のソ連なんかだとほとんど滞っていてまともに食料なんか手に入らなかった、なんて話をよく聞きます。ヤミ市と言うかそういう組織?が各地にあって裏で密かに売買していた、とかそういう話も。

本来は皆が平等に生きていける社会を目指したはずだったのですが。それが・・・どこで間違えたのか監視社会のような状態になってしまう。

中国はソ連のように崩壊はせず、一部を改変?して発展を目指しました。・・・ちょっとだけ市場経済を導入、本来なら持てるはずのない「個人の所有物」を少しだけ認めて取り引きを認めたわけです。
結果、富裕層が発生。日本にも欧米にも富裕層はいますが中国の場合貧困層との格差が尋常じゃありません。そこまで広がってしまっているのですが・・・中国は今でも「共産主義国家」であります。

そのため国民に「表現の自由」はありません。あんだけ発達していても。だから映画やコンテンツには検閲が入りまくることになってしまい・・・↑記事のように海賊版を求める、というイヤなサイクルになってきてます。さすがに中国も「海賊版天国」みたいなことになってきたらヤバい、と考えているようなのですが・・・現状、規制は無理なようで。
と言うより「均一」だったはずの国民が変わり始めている、という声もあります。・・・そもそも共産主義化だって国民の切なる願いから生まれたはずだったんですが。皮肉と言えば皮肉であります。

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01/17/2013

乗ってしまった・・・?

スウェーデン・女性清掃員が無人列車で暴走、住宅に突っ込む(Yahoo!:AFP=時事)・・・一般的に乗り物好き、とされている男の子なら一度は「運転してみたい」とかそう思ったことはあるかも知れません。実際「列車運転シミュレーター」がゲームで大流行したことありますし。
・・・しかしそれでも本当に乗り込んでみよう、というとこまではいかないような。一つには日本の場合列車や機関車が置いてあるところはかなり厳重にロックされてあるからで・・・清掃の人がほいほい入れるような場所にはない、というのもあったりします。

最初、この記事見た時に「機関車に乗り込んだのかな」と思ってましたが・・・画像では明らかに「列車」なわけで。通勤列車一編成丸々動かしたんかい、と。恐らくは列車庫みたいなところから線路の終わりまで暴走したと思われますが・・・それにしても。
目的もいまひとつはっきりしませんが。ただ乗ってみたかったのか、それとも何か意図みたいなもんがあったのかな・・・とか。

そして。やはり考えてしまうのがコレ、日本だったらどうなるんだろう、と。
あっちでは「公共物を破壊した」罪になる可能性が高いようですが、日本だと「鉄道の運行を邪魔した」「器物を破壊した」「盗難」といったところになりそうな。それでも「最長で禁錮8年」とかそういうことになるんでしょうか・・・? まあ、その辺は国によって違ってくるもんではありますけども。

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01/10/2013

かんしゅー

あまりああだこうだは言えませんが・・・よその国のことですし。
スイス・655年続いた「慣習」を裁判所は無効と判断(Yahoo!:AFP=時事)。これは1357年にコンラート・ミューラー(Konrad Mueller)という男が殺人を犯した後に教会に「聖体ランプ」を寄付。罪を悔い改めるためか遺族からの報復を免れるためか・・・いずれにしてもこのランプの燃料代を「永遠に」負担する、と。もし滞るようなことがあれば自分の土地を教会へ譲る、と約束した、とのことで。
・・・この「約束」は655年もの間ずっと守られてきました。子孫、なのかどうかは定かじゃありませんが土地の所有者たちは毎年教会におよそ70スイスフラン(約6600円)を燃料代として払い続けてきたのです・・・。

しかしどうも教会側が「約束」から「義務」に昇格?させようとしたようで。そこで地主の一人が反対。教会は裁判を起こしたのですが・・・「今では法律も変わってるから、地主サンたちが今後も払い続ける義務はないよ」という判決が下ったわけです。

ヨーロッパてのは歴史が古いもんで、こういうのがよくあったりします。・・・たしかに今の法律ならそんなことしなくてもいいよ、という案件は実際結構あるのかも知れません。
・・・日本ならどうでしょう・・・?
実はこの話を聞いたその時に思ったのが「日本なら払い続けるよなあ」だったりします。例え裁判になって、別に払う義務なんかないんだよ、ということになっても・・・なんだか払い続ける地主サンが一人くらいいてもおかしくないよなあ、とか。
もちろん↑のスイスの地主サンたちにもそういう動きがない、とも言えません(この記事からだけでは分かりませんし)。状況的にこんな意味もなくお金を上げ続けるのは、金額が金額でももうイヤだ・・・ということなのかも知れませんし、教会と何かモメてる地主サンがいたりするかも知れない。

その意味でも今後が気になるところなんですが。日本だったら払い続けてそうなんですが・・・あっちでは? と。なんかそんなことまで考えてしまうのですが。

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12/06/2012

なぜぶちまける

イタリア。高級ワイン台無しに・・・6万リットルを床にこぼして逃走(MSN:産経)。自分もそれほどワインにくわしいわけではないのですが。それでも「イタリア トスカーナ」と言えばイタリアワインでは高級だ、くらいは知っていたりして。まあ、高級ということはお高い、ということになりますんで・・・買ったりすることはないのですが。それほど値の張らないチリとかオーストラリアワインとか、自分に合うのはそういうもんなんじゃないのかな、と。
・・・そりゃ一度は飲んでみたいもんなんですが。
ワイナリー紹介「Case Basse」楽天:トスカニー
こんだけの値段となるとなー・・・さすがに。

しかしなんで床にワインぶちまけたか、というのが問題ではあります。
一番最初に考えられるのが「怨恨」とかそういうので・・・そのため↑記事にもそういった内容があったりしますが当のワイナリーでは身に覚えがない、と。
身に覚えがなくてもどっかで、というのもよくある話ですが・・・。
同業の商売敵、というのもありそうですが、昔から続いてる畑同士、近隣でそういったことはあるもんなんだろうか、とか。売り上げどうこう、というラインではなさそうですし。

・・・なんだか全然別の線が出てきそうな(と言いつつあっさり犯人逮捕、というのもある話ですが)。
日本でも高級さくらんぼが盗まれた、米も盗まれた、というのがあったりしましたが・・・なんだかそういうのとは趣き?が違うような気がしてます。何よりも「ぶちまけた」てのが・・・妙に気になるところなのですが。

12:03 PM | 固定リンク

12/04/2012

二つほど 12/4

雑多に二つほど。

一つ目。新生児の名前に「Apple」や「Siri」が急増中・・・アメリカ(Yahoo!:CNN)。まあ、どこの国でもこういった事情は似たようなもんなんですが。それでもやっぱりなあ・・・子供の将来をそんな親(もしくは親権者)の流行りで左右しちまっていいもんなのかなあ・・・と。
一応、欧米系?の名前にはルールがあります。「男性形」とか「女性形」とか言うアレなんですが。
例えば語尾に「a」がつく名前、というのは女性に多かったりします。しかしこれを日本に当てはめると・・・最後に「あ行」のつく名前てのは男性でも結構いたりしますから、そうカンタンには合致?しなかったりして。・・・こんな風に国によって名前の付け方というのは違うもんなんですが・・・どっかちょっと外れて個性的な名前にしたい、とかそういうのは変わらんもんではあります。
・・・しかし「Apple」て。日本風に言えば「りんご」のまんまなのかそれともちょっとそれっぽい名前になるのかな・・・「Siri」てのも・・・日本だと別の意味になっちまいますし。

二つ目。「どん兵衛」VS「サッポロ一番」(Yahoo!:産経)・・・つまりは日清食品系列がサンヨー食品系列を訴えた、ということであります。ここんとこ「袋ラーメン戦争」みたいのが起きていて次々と新商品が出てきてますが・・・その中の「ストレート麺」での特許侵害があった、とのことで。
・・・この辺、シロートにはよく分からん世界でもあります。
多分実際に食べ比べてみても「?」になるんではないでしょうか。しかし実際に開発した人間にすればその違いは歴然なわけで。しかし「違う」と言ってもどこかで技術を盗用しているに違いない・・・というところにまで至れるわけです。
どうなってしまうのかなあ・・・食品関係の特許侵害、というのはモチの例があったりしますけど。それぞれにファンのついている人気商品が多いだけに穏便な解決を・・・とか願いたくなるのですが、やっぱりきちんとけじめは付けた方がいいのでしょうし。

02:02 AM | 固定リンク

11/15/2012

I spy ?

「スパイ募集中」英国・MI6が新聞1ページを使った募集広告を掲載(iza!)。MI6と言えば007シリーズのジェームズ・ボンド・・・いわゆる「スパイ」として有名ですが。実際の「スパイ」というのはどんなもんなんだろうか・・・とか。まあ、↑この広告は映画に合わせた一種のシャレなのかも知れませんが。逆に本気?でスパイを募集中・・・なのかも知れませんが。

スパイと一口に言っても様々な種類があるようで。↑の場合は国家機密を盗んだりする「スパイ」ですが、スポーツ界でも他チームの状況を探る人たちのことを「スパイ」と言ったりもしますし。あるいは企業に潜り込んで秘密を探る「産業スパイ」なんてのもあります。
どれもこれもあんましいい意味ではないわけですが。
ある意味スパイが一番輝くのは映画の中、なのかも知れません。華麗に活動して魅力的に締める。・・・まあ、どんな職業でもそんな風にできるのがエンターテイメントってやつではありますが。

日本で言うと・・・忍者かなあ、とか思ったり。
こっちでは「忍者」と言えば名前の通り「刃」の下に「心」で忍ぶもの、といった意味合いで・・・悲劇的に扱われることも多かったりします。使い捨ての兵隊みたいだったり、身分の差が出てきたり(もちろん活劇の要素としても活用されますが)。
しかしあっち、海外ではちと事情が違うようで、どうもスーパーマンのような扱いだったりします。クールで寡黙な東洋的な神秘に満ちた超人。これはやっぱりイメージ的なものか・・・それとも「映画」というものの影響が大きいのかな、とか。一度こういうイメージがついてしまうとなかなか変更は難しいものだったりします。

一部の忍者はスパイと同じである種の雇用形態を結んでいた、という話もあります。依頼を受けてそれをこなす。その依頼は暗殺や密書を盗む、とかそういうのだけではなく築城から道路作成といったインフラ整備にまで及んでいた、とか。
・・・でもそれじゃなんだか絵的には、どうも。ということ?でやっぱりスパイは華麗に仕事して、忍者もやっぱり超人的に活動、ということになってしまいそうであります。

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11/11/2012

イメージの問題

橋下、石原両氏の公約で「カジノ」実現?(iza!) どうなんでしょうね・・・まだ両氏共にそういう話はしていない、と思われるのですが。たしかに過去にはそういう話をしてましたけど。

日本という国は基本賭博禁止であります。
認められているのは「公営」の競馬・競輪・競艇といったところですか。パチンコは正確には「賭博」ではなく・・・あくまで取った玉は景品と取り替えてその景品を売る・・・ということになってます。まあ、実状からすればただの言い訳みたいなもんですが。
私的な賭博、例えば賭けマージャンとか賭けバカラとかそういうのは全部違法、ということになります。
それでも賭博というのは原則的に胴元が儲かるようになってますから、暴力団の資金源として秘密裏に・・・というのはよく聞く話ではあります。

じゃあ、日本でもそういうのを「公営」でやったらいいんではないか・・・というのは前に橋下・石原両氏が言っていたことではあります。胴元が、というのもありますけど例えば↑記事で出てきたシンガポールとかラズベガスなんてのはいわゆる経済効果でかなりのお金が動いていたりします。
・・・ただ、日本だとどうしてもイメージがなあ、と。
お金が入る、皆が潤う、ということは分かっていてもイメージとしてあまりいいものではありません・・・賭博。日本だけの事情なのかも知れませんが。そういうとこからまず払拭していかないと例えそういう話が出てきても進まないんじゃないのかなあ、とか思ってしまうのですが。さて。

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11/08/2012

配信状況が気になる

アメリカで日本の「旧作アニメ」のネット配信、来年4月から始まる(Yahoo!:産経)。キモは「無料配信」というところでしょうか。ただし関心をもった視聴者から得る「賛同金」でDVDなどの商品化も目指す、とのことで。
読売テレビ放送があっちで会社を立ち上げて配信サイトも立ち上げる、と。
・・・事実上の無料配信をしているサイトもありますが(もちろん合法的に)そこへ海外で、アメリカとカナダ限定で、ということになるとまた少し事情が違ってくるかも知れません。

利用を国限定にする、というのはそれほど難しいことではありませんし珍しいことでもないのですが(やり方によっては日本からでも利用できたりしますけども)。しかし無料で、さらに「賛同金」ですか・・・。
いや、うまくいくのかなあ、と。
コンテンツは日本の昔のアニメ。ヤッターマンなどがあがってますが、「今」のアニメではないわけで。視聴層と言いますか観ようとする層も若干違ってくるのでは・・・とか。
日本だとなかなか難しそうな気がしますけども、海外ならうまくいく・・・のかなあ・・・?

まあ、余計な心配と言えばそうなんですが。一つのモデルとして定着するのか、どうかとかそういうとこまで気になってしまいます・・・。

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11/07/2012

二つほど 11/7

国内外で二つほど。

一つ目。アメリカ大統領選。オバマ氏再選。
2012アメリカ大統領選挙(Yahoo!海外トピックス)
ついさっきまでテレビで「勝利宣言」が流れてたりしましたが。・・・四年前に当選したオバマ現大統領ですが。あの時もかなりな熱狂ぶりではありました。今回も「勝利」ということでやはり熱狂が続いてるようですが(シカゴは夜中らしいのですが)・・・今回は対立候補のロムニー氏とかなりの接戦だったりしましたし。今後どうなるかはちょっと不透明なような。
アメリカの大統領選はちょっと独特?で「間接選挙」と呼ばれてます。
まず「予備選挙」ここで各党(共和党と民主党の二大政党のみクローズアップされますが)から「大統領候補」を選びます。そして立候補した候補者は選挙運動を繰り広げますが、国民は直接候補者を選ぶわけではありません。あらかじめ選出してあった「選挙人」を選ぶことになります。
「選挙人」はどの候補に投票するか決めてあって、その選挙人に投票する=候補に投票する、という形式にはなってます。候補を支持している「選挙人」の数が多い候補が当選、ということになるのですが・・・。
州ごとの「選挙人」の数は人口の割合によって決まります。つまり、人口の多い州ほど選挙人が多い。
さらに過半数以上の「選挙人」からの支持を得られれば残りの支持しなかった「選挙人」の数も投票としてカウントされ、「支持する州が決まる」システムのため・・・人数の多い州をいかに多く支持に回らせることができるか、も大きなポイントになってるわけです。今回も支持する州の数はロムニー氏の方が多かったのにオバマ氏の方が効率的?にキーとなる州を押さえていったのも勝因の一つとされています。
・・・まあ、どんな風になるかはまだちょっと分からない状況だったりしますが。大統領は二期まで、と決まってるので四年後にはまたこの騒ぎがやってくる、ということに違いはなかったりしますけども。

二つ目。田中真紀子文科相。
「真紀子大臣、暴走?」特集(iza!)
例の大学「未認可」問題ですが。そりゃあ、たしかに今は大学の数が増えすぎてる上に少子化で「大学全入時代」つまりみんな大学に入れちゃうとか言われてますが。しかし色々事情があって大学にみんな入る、というわけではなく。そのため各大学も必死に学生集めようとしたりしてますが・・・それでも「倒産」してしまう大学が今後は増えるかも、と言われています。
まあ、そういう状況ならたしかに新しい大学を増やさなければいいわけです。
しかし文科省の審査によるいわゆる「第一段階」をクリアして「第二段階」文科相の「認可」が出る寸前で「それはナシ」とされたら現場は、受験生はたまったもんではないわけで。
「審査する場の人選にもっと外部の者を」という田中大臣の言も分からんではないですが、なんでそれを今持ち出すのかな、と。さらに新制度を年内に発足させてそれで審査をやり直す、と。・・・そんなんホントにできるんでしょうか・・・? 年内ってもう二ヶ月ないんですが(それとも年度内ってことで五ヶ月・・・?)。
そういうのはもっときっちり練ってから「次の審査からはこうこうこうしますから」ということで来年度から、ということにすればここまで騒動にはならなかったのでは、と。いかにも泥縄な雰囲気が漂っていて、それで皆不審に思っているんじゃないか・・・と。
別に田中氏が大臣だって何だっていいんですが・・・仁義と言いましょうか、「信用」でもって成り立ってたところへいきなり何も知らないヒトが乱入してきたら混乱するでしょうに。・・・早く収束して欲しいところなんですが・・・なんだか長引きそうな気もしてます。いや、また何か引っかき回すようなことを言い出しそうで・・・。

04:22 PM | 固定リンク | コメント (0)

11/06/2012

あの全盛期

新たな携帯型「メガドライブ」がアメリカAmazonに登場(Yahoo!:インサイド)。・・・メガドラ、であります。据え置き型のイメージが強いんですが携帯型(しかし据え置き型も発売される、とのことで)。
日本のメーカー・セガの携帯ゲーム機だったんですが・・・日本国内ではもう生産してなかったような。そもそもセガは日本のゲームハード市場からは撤退してるようなものだったはずなので、こういう多分ライセンス契約結んでる海外企業から出てくるのをファンは待つしかない、とかそういう状況であります。
据え置き型でもサターンとかドリームキャストとかあったんですが。それらも日本では今は昔、みたいなことになってますし。もうセガはそっち方面では復活しないのでしょうか・・・。

何年前、とかすでにそういう時間ではなくなってます。・・・1992年、つまり20年前にはアーケードで「バーチャレーシング」が出て・・・翌1993年にはアーケードで「バーチャファイター」が出てます。
家庭用ではそのさらに翌年1994年に「セガサターン」発売。
セガ(Wikpedia)
しかし2001年にはサターンの後継機でもあったドリームキャストの製造・販売停止。当然それまでのサターンやメガドラも・・・ということに。これ以降、セガは「ハード」ではなく「ソフト」供給会社というような状態になっていってます。

が、海外ではちと事情が違うようで。南米ではまだ現役という話もあったりして。
・・・↑の携帯型メガドラは実は往年のメガドラのようにカセット(あるいはCDロム)をさして・・・というものではなくゲーム内蔵型だったりします(後で増やすことも可能)。それでも80本、とのことで。かなり遊べるもののようなんですが・・・セガ+カプコンてのも。日本国内じゃあまり見られないような抱き合わせと言うか何と言うか。
メガドラ以外にもあのNEO-GEOが携帯型(据え置き型みたいにもなる?)としてアメリカで復活、とかそういうのもあったりして。でもパッドみたいな十字キーでSNK全盛期のあの複雑なコマンド入力できるのかなあ・・・やはりソフト内蔵タイプらしいのですが、飢狼伝説とか侍魂とかあったもので。

09:54 AM | 固定リンク | コメント (0)

10/26/2012

伯版粗忽長屋?

いや、なんだか・・・結構コワイ話かも知れない。
ブラジル。死んだ当人が葬式に訪れ大パニック(Yahoo!:AFP=時事)。「路上でたまたま出会った友人から死んでいなかったのかと驚かれた」(「」内記事より引用)という辺り、落語の「粗忽長屋」をほうふつとさせますが・・・。

「粗忽長屋(そこつながや)」とは落語ではよくある「粗忽者=あわてんぼさん」のお話で、熊と八という二人の「粗忽者」が出てきます(二人とも同じ長屋に住んでいるので「粗忽長屋」・・・?)。
浅草観音詣でに来た八。そこで人だかりに出くわし・・・無理に分け入ってみると行き倒れ。が、その顔を見てみると・・・
「あ、熊の野郎だ!」
知り合いか、それは大変だろうに・・・できれば引き取ってくれないか、という皆の申し出に
「よし、じゃあ、当人に引き取らせましょう」
ということになって、長屋戻って熊を連れて戻ってきて、「自分」の亡骸を連れて帰ることに・・・そこで熊の一言。
「なあ、この仏さんはたしかに俺だが、抱えてる俺は一体誰なんだろうな・・・?」

オチもオチなんですが、どっちかと言うとこの噺、途中の不合理さ?を味わうもんだったりします。
八が行き倒れに会った時に
「あー、こいつも粗忽もんだよなあ、今朝会った時はぴんぴんしてたのに」
と。え、この行き倒れは昨日からここにあったんだ、何かの間違いじゃないのか、と周囲が言っても聞きはしません。
・・・そもそも「当人」に引き取らせましょう、というセリフが出てくる時点で粗忽者通り越してるような気もしますが。こういうところに落語の「味」があるのかも知れません(なお、「粗忽」シリーズは他にもあって例えば「粗忽の使者」は伝令を頼まれた下級武士が伝令の内容はおろか自分の名前すらも忘れてしまって、「腹を切る!」となっても「はて、拙者何を切ろうと・・・?」と忘れ方がどんどんエスカレートしていく、という噺)。

・・・しかし現実の↑方はちとややこしいようで。
間違われた男の方は数ヶ月ぶりの帰宅。しかし死んでた男の方は殺人事件の被害者だったんだそうで・・・家族が混乱してしまっての「取り違え」なのかも知れません。
そして・・・男の家族は大喜びなんでしょうけど・・・殺されてた男はどうなるのやら。その辺が気になるところだったりします(警察が捜査はしてるらしいのですが)。

01:55 AM | 固定リンク | コメント (0)

10/22/2012

だから何?

日本だとこういう反応になりそうな。
ディズニー初の「中南米系」プリンセスに賛否両論(Yahoo!:CNN)。これまでだって白人(アングロサクソン)系以外の「プリンセス」というのはいたのですが、今度は「中南米系」ということでいわゆるヒスパニック層が大喜び・・・かと思いきや「あれじゃなんかヌルイ。もっと正しく中南米系を描くべし」という声まで出てきた、とのことであります。

・・・一応、と言うかCNN本家の方ではプリンセスの映像も流れているんですが。
Backlash for Disney's first Latina princess(CNN.com)
この類の映像を見た人から「肌の色が濃い」と言われてプロデューサーが「彼女は中南米系だからね」と返したことから騒動?が始まった・・・らしいのですが。
個人的には、と言うか多分ほとんどの日本人からすると「どの辺が肌の色が濃いんだ?」となりそうですし、何より↑の動画見ても「他の白人系と何がどう違うんだ?」ということになりそうな。・・・こう言っちゃなんですが、きわめてフツーにお姫様してましたし。話的には一種のシンデレラストーリーらしいのでプリンセスは失敗ばっかしてましたが、別にそれが・・・何か? とそういうことになりそうな。

アジア系ということになるのかどうか分かりませんが、それ系のヒロインだって今までいたような気がしますし。・・・「プリンセス」というのが問題なんでしょうか・・・? まあ、これで人種差別がどう、という論調も出てきそうな気もしますけど・・・なんだかそれもヤボったいような気がしてますけど・・・日本とは事情が違うんで、やっぱり大問題なのかも知れない・・・とか思ったりしてます。

02:05 AM | 固定リンク | コメント (0)

10/16/2012

高いところは、あんまり・・・

個人的にはあまり好きではない「高所」なんですが、実際にはどう見えるんでしょ。
高度3万9000mから「スカイダイブ」、音速突破も(CNN)。なんか映像見るかぎりだと、ほとんど「宇宙」と変わらんような、そんな世界なんですかね・・・高度3万m。旅客機が飛ぶのは1万mでしたっけ。それでも窓の外は青く澄んでいて陽光がまぶしかったりするもんですが・・・それが3万mとなると、さて?

高い所苦手なんですが(高所恐怖症とかそこまでは・・・いかない?)アレはなんでなんだろう、と思ったことがあります。
一つには「下」を見てしまうからでは、と。
飛行機には平気で乗ってるのには「下」を見ないからではないかと思ったわけです。「下」を見てしまうからどうしても足がすくんでしまう。例えば船べりから見下ろす海面だとか。あるいは狭い橋の上から(もちろん手すりも何もあるのに)道路を見下ろす、とか。
・・・しかしよく考えてみたら飛行機だって着陸前とかに旋回して地上が見えることはあるわけで。でもそれほど怖いと思ったことがなかったりします。

多分「現実的な距離」なのかも知れません。
船べりから「落ちる」狭い橋の上から「落ちる」ということを想起してしまうともうダメなんかな、と。だから飛行機から見る景色はなんともないのかな・・・と。

高度3万m。これも認識できそうもないから平気かな・・・って、実際にその場に立ったらまず無理でしょう・・・。
実はこの「スカイダイブ」に挑戦する人がいる、という話は前々から知ってたんですが、成功するのかどうか実は結構不安で。↑実際ヤバそうな場面もあったようですし。成功したらたしかにすごいけど失敗したら・・・とか心配してたりしました(いや、まあ、自分がここで心配してもどうにもならんのですが)。
それが・・・成功。たしかに意味のあることではないかも知れません。高高度ならそれこそ航空機で行けばいいわけで。もちろん安全に帰って来れますし。・・・でも、こういう挑戦を欠かすようになったら人間もおしまいなんではないか・・・とかそんなことも思ってしまうのです。「種」として、と言うか存在?として、とかそんな感じのもので。

12:13 AM | 固定リンク | コメント (0)

10/14/2012

もう二年

いや、まだ二年と言うべきなのかも。
Yahoo!海外トピックス:チリ鉱山事故
あの「奇跡の救出劇」からもう二年経ってしまったわけです。・・・いや、まだ二年しか、と言うべきかも知れんのですが。
しかし救出された33人のうち今回の式典に出席したのは三人だけ。こういうのは人数ではないのですが・・・そういうもんかもな、と。

あの時はリアルタイムで中継とかしていましたが。
色々といい要素が重なっての救出、とも言われていました。33人の中にリーダーシップを取れる人物がいたこと。劇的とも言える生存確認サイン。大統領の支持率・・・などなど。
一方で三角関係だとかおカネの話だとか・・・いまだにトラウマになっている、という人がいる一方でそんな話もありました。たしか鉱山は閉山した、とかそういうことになったんでしたっけ。
・・・これを機にあまり良いとは言えない労働状況の改善を、とかそういう声もあったはずなんですが・・・その辺はどうなったのでしょう・・・?

今年9月には映画作りも決定(Yahoo!:シネマトゥデイ)した、とのことですが・・・これもどうなんだろうなあ、と。なんでもっと早くやらなかったのか、とか、この状況で大丈夫かなのか、とか色々思うのですが。

02:05 AM | 固定リンク | コメント (0)

10/12/2012

日本だったら

もっと高くなりそうですけど。
アメリカで「無宗教者」が五人に一人、若者では三割超(CNN)。こういうのはやはり「国」によって違ってくるものではありますが・・・日本だとどれくらいの割合になるんでしょうか・・・?

「君はブッディスト(仏教徒)か?」
欧米では時々聞かれるんだそうであります。・・・もし自分がそう尋ねられたとして(しかもイヤに期待に満ち満ちた目で)どう答えましょうか? 仏教徒っちゃあ・・・仏教徒なんですけど。神道か、と言われれば・・・神社も行くし。洗礼とか受けてないからキリスト教徒ではないのは確かで。でもクリスマスって日本じゃ冬の一大行事になってますし。イスラム教でもヒンドゥー教でもないのは、まあ、これも確かであります。
しかしあっちの人はどうもこういう答えが気に食わないらしく「一体君は何なんだ!」てなことにもなるそうな。・・・そう言われてもなあ。考え方が違うんだから仕方ない、と言えば仕方のない話ではあります。

よく言われるのは「一神教」と「多神教」の違いだったりします。
キリスト教やイスラム教は「一神教」で「神」を崇めます。しかし日本の神道やヒンドゥー教は「多神教」で「複数の神」を崇めます(ただし宗派というのがあって、場合によっちゃ「一神教」の場合もあります)。
・・・日本の場合、古来からの「神道」と飛鳥時代辺りに入ってきた「仏教」がごっちゃになってる観があるのです。仏も神の一部に入れてしまったりその逆もあったり。
もっとも、こういうのは日本だけではありませんが。しかしそういった地方(南米のブラックアマリアとか)ではきちんと?折り合いをつけているのになんだか日本の場合はなあなあになっているなあ・・・ということからくる曖昧さが問題?なのかも知れませんが・・・。

まあ・・・個人的にはそんなんもアリなんでは、と思ったりもしますが。宗教が隆盛を極める頃、というのは世に悲観的なムードが漂っている時、という話があります。・・・逆に言えば宗教があまり注目されない、無宗教が増える、というのはそこまで悲観的にはなってないからなんじゃ・・・とか。
しかし。宗教も文化であります。無下にはしたくないものではありますが・・・さて。

02:11 AM | 固定リンク | コメント (0)

10/11/2012

二つほど 10/11

海外で二つほど。

一つ目。インド。「焼肉パーティ開催を計画」→首謀者?停学に波紋(Yahoo!:産経)。「焼肉」と言っても焼く肉が鳥とか羊なら問題はなかったのでしょうけど・・・宗教上の理由から牛を食べることがタブーになっている場所の多いインドの話であります。
なぜタブーか、と言えば牛はヒンドゥー教では神聖な生き物だからであります。神話にも多く登場しますし、シヴァ神の乗り物だったりすることもあります(実は普通のウシが神聖なのであってスイギュウは関係ない、という話も・・・)。イスラム教の「豚はダメ」というのとはその辺が違っていたりします。
インドでは多くの州が「牛を殺す」のはもちろん牛肉持ってるだけでも法に触れることになるとか。
しかし、実はインドでも牛肉を生産している、というのは前にどっかで聞いたことがあって。↑記事によれば東南アジアに近い北東部がそう、とのことで。多民族国家(お札に十数の言語が記してあるのは有名)ですし、そういう面があってもおかしくはない、と言えばおかしくはないのですが・・・。
宗教、と言うより幼少期から教え込まれたことと食事に関する習慣というのはなかなか変わらないもんなんだそうで。例えば日本ではお椀を持ち上げますが韓国ではやらない。中でもヒンドゥーの牛とイスラムの豚というのは戒律として守る人が多いことでも知られていますけども・・・。
・・・なかなかこういうことは進まないかと思われます。民主的かどうか、という問題ではなく。文化としての問題になってしまうからであり・・・違う文化圏の人間にとってそれは宇宙人だか異世界人クラスの大きすぎる違いなのですから。

二つ目。中国。カシュガルのタクシー運転手が優しいワケ(iza!)・・・そりゃあ・・・たしかに。しかしこれじゃ「優しい」ってわけじゃなくて単に用心深いと言うか過去にそういうテロがあった、とそういうことなんでしょうか・・・?
ホントかどうかは分かりませんが。「俗説」というやつの一つにレディファーストの話があります。
欧米では常識?でアジアでも富裕層には広まっているようですが、男性がドアを開けてあげて女性を先に通す・・・アレであります。ま、今でも色んな議論がなされているようなんですが、実はアレはキケンがないかどうか女性を先に通しておいて様子を見るんだ、という話があったりして。ホントかどうかは知らんのですが。
他にもモンゴルでよその家に招かれて茶や酒をご馳走になる時に中指だか薬指だかの先にその茶や酒をちょっとだけ付けて、上へ弾いて下へ弾く。これは天上や地下の先祖や神に感謝を捧げる・・・というのは表向きで指に銀の指輪をはめておいて、そこへ茶だか酒だかを触れさせることで毒が入ってるか入ってないか見極める、とかそんな話もあります。いや、ホントかどうかは知らんのですが。
何事にも裏はある、とかなんとか。・・・それでも、そういう理由でもタクシー運転手が「優しく」なった、というのならそれはそれでいいことなのかも知れません。

02:58 PM | 固定リンク | コメント (0)

09/24/2012

月並みにハングリー

なぜ日本人横綱は途切れたままなのか(iza!)・・・答えはカンタンで「弱いから」ということになりますか。努力とか才能とかだけではなく「縁」や「運」も関係してくるか、と。これは別に相撲に限った話ではありませんが・・・。

月並みに「ハングリーさが足りない」というのは、例えばボクシングやムエタイでも言われ続けてることではあります。
サッカーでも。ブラジルなんかで強力な選手がたくさん出てくるのは、貧乏で「サッカーが上手になったらお金持ちになれる」とサッカーばかりやる環境が多いから・・・とか言われてますが、たしかブラジルでもいわゆる「下部組織」というのはあったはずで。一概に「ハングリーさが足りないからダメだ」とも言い切れますまい。全員が全員貧乏だったから、というわけでもないでしょうに。それに下部組織に入るのだって熾烈な競争の果てなわけで、単純にハングリーさだけでは計れないところもあるかと。
もちろん血のにじむような努力の結果スターに這い上がった選手もいます。しかし全員がそういうわけではない・・・。

相撲はまたちょっと違ってきてるような気もします。そもそもは神事でそれが興行に変化。それ故に歴史があって古いしきたりも残っています。その辺からの「硬直」もあってクリーンだけではないイメージもあります。
・・・相撲の場合は下部組織も何もなく、いきなり部屋に入門してから稽古、稽古なわけで。それに生き残るのは大変に過酷でもあります。昔は「腹いっぱい飯が食えるから入門する」なんて人もいたそうですが・・・現状ではそういう人はまずいないでしょう。そもそもスカウトか入門待ちのみ、というのは相撲への興味が薄れがちな昨今ではいささか消極的な手、と言えるかも知れません。

かつて不祥事が相次いだ頃。ちょっと面白い書き込みを見たことがあります。
「神事の相撲と興行の相撲を分けちまえばいいんだ」
神事というにはあまりにもヒトの欲にまみれすぎ、興行というにはあまりにも暗黒面が多すぎる。昔ならその辺の兼ね合いが取れていたのでしょうけど、入門者の数も減り、スポーツの清廉さも求められるようになり・・・昔のままではどうにもうまくいかないようになってきてる・・・。
そういうとこから「変革」していかないとこのままずるずるいくのではないか、と。それでは日本人横綱も早々出てこないのでは・・・。

個人的には別にどこの国の人だって強けりゃ横綱になってそれでいい、と思ってます(かつてはハワイの人が多かった角界ですが、今はほとんどいないそうな)。それが神事としても興行としても「大相撲」ってもんでしょうし・・・何よりその真摯さゆえに今まで人気を繋いできていたと思うのですが・・・?

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09/02/2012

「三人」の意味

ブラジルで初、女性二人男性一人の「三人婚」が受理される(Yahoo!:AFP=時事)。最初に思ったのは、一部地域や宗教で見られる異性を多数めとることができる「多重婚」とどこが違うのだろう、と。男性一人に対して女性複数、というケースが多いアレ(実際にはかなりの甲斐性がないと維持できんものらしい)ですが・・・そういう意味合いではなさそうではあります。
シビル・ユニオン(Wikipedia)

これ、「男×女」だけではなく「女×女」も認める、ということなのかなあ・・・。つまりカタチとしては「・・・女1×男×女2×女1×男・・・」という構図。
「結婚」というのは色々解釈がありますが、「コミュニティ内では法的に同一位置づけになる」という側面もあります。これは日本ですけど、どっちかが死んだ場合、遺産は基本的に配偶者が半分・残り半分を子が分ける、ということになってます(もちろん「基本的に」で・・・その手のもめ事は後を絶ちませんけども)。これは解釈によっては夫も妻も一緒、同じ位置にいる、ということになるわけです。
・・・もちろんこれは「法的」な解釈ということになりそうなので。実際の立ち位置とか亭主関白とか鬼嫁とかそういうのとはまた違った問題であります。

そういったところでの「三人婚」なのかな、と。↑記事を読む限り、ですが。・・・しかし「多重婚」だって場合によっちゃそういうことになりそうですし。その辺はまた違った解釈ができるのかも知れません。多分に同性婚の問題も絡んできてるみたいですし。日本でこういうことができるか、と言えばかなりシビアに法律改正しないと無理でしょうし。

ところで。↑のwikiのページ、上からちょっと下くらいに「同性間のパートナーシップに対する法的見解の一覧」という項目があって、世界地図が色分けされてるんですが。
・・・アフリカや中東は基本、死刑とか終身刑とか重犯罪とか・・・南アフリカだけは「認める」法律が制定されたそうなんですが。・・・こういうとこでも地域差と言うか宗教観の差と言うか。ものの見事にユーラシア大陸のほとんどが「規定なし」てのも何か表しているなあ、とか・・・。

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08/25/2012

笑えない笑い話

むしろ笑ったらなんか悪いような気がする・・・。
「世界最悪の絵画修復」キリスト画に賛否両論(Yahoo!:AFP=時事)。問題の絵はスペイン北東部ボルハ(Borja)の教会にある、スペイン人画家エリアス・ガルシア・マルティネス(Elias Garcia Martinez)が1910年に描いた「Ecce Homo(この人を見よ)」という絵で、キリストが題材となってます。
いわゆる「宗教画」というものでしょうか。いばらの冠をかぶせられたキリストが、やや顔を斜めにして天を仰いでいます。
しかしさすがに100年も経つと劣化が激しくなるもので・・・修復することにしたんだそうであります。

・・・たしかにここでちょっと疑問なのがなんで80歳のセシリア・ヒメネス(Cecilia Gimenez)さんに頼んだのだろうか、と。いや、「善意」で引き受けた、となってますから自発的に修復に取り掛かったのでしょうか。なんだか別記事によれば「2時間」でしかもフレスコ画に「直接」「上書き」していった、とのことですが。
フレスコ画というのは壁に絵を描く方法の一つで、壁面を新しく作りながら(壁土を塗りながら)塗料を染み込ませていきます。描く方も大変ですが(下書きとか難しい)壁土を塗る方にも技術が必要だったりしますが・・・出来上がれば壁の上に絵の具を塗ったわけではないので自然な仕上がりとなります。

その上から描いてしまったわけですが・・・何でどうやって描いたんだろうなあ・・・。
さらに別の、どっかのニュース番組ではアマチュアにしてはかなり上手な方で個展を開いたこともあった、となってましたが肝心の「絵」が出てこなかったので、一体どんな絵を描いてる人だか分かりません。

でもこれが「スペイン」で「教会のキリスト画」というのが、どうも笑ってはいけない話なような気がして。
敬虔な信者が多い国ではあります。セシリアさんもそういった人で、劣化してきたこの絵を新しくして差し上げよう、という宗教心?からこういうことしてしまった・・・のかも知れませんし。我々日本人だと神社やお寺にかかっている「何々神社」とか「何々寺」という額があまりにも劣化してきたから、腕に自信のある篆刻家がその上から彫ってしまった・・・とかそういうことになりそうな。
・・・いや、でもこれはこれでやっぱり笑えないか・・・。そういう気持ちはどこの国にでもある、のかも知れません(当のスペインではギャグ扱いになってるフシもありますが)。

どっかのニュース番組では修復の専門家を呼んで「再修復」できるかどうか検討する、とのことで。まあ、その方がいいのかも知れません。やっぱりあまり「笑って」いいようなお話じゃあ、ないようですし。

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08/23/2012

「変化」って?

どれくらいまでの「変化」なんでしょうね。
「変化を楽しめる」激動の昨今に増える「flux(フラックス)」世代(Yahoo!:ダイヤモンド・オンライン)・・・たしかに現代社会、というよりも21世紀に入ってから世界情勢はその混迷ぶりを明確にしてきています。日本もその例にもれず、これまでの「枠組み」が少しずつ溶けるように崩壊してきている・・・ような印象を受けます。新しい時代が始まっている、という言い方ができるかも知れません。その過渡期にあるのだ、と。
そんな中、その「変化」を楽しんでしまおう、という人たちが増えている、という話であります。

・・・しかし個人的には一体どれくらいまでの「変化」を楽しめるものなのかな、と。
例えば勤めていた会社がいきなり潰れる。多少の補償はあっても基本的に放り出されてしまう。・・・そこである程度スキルや人脈のある人なら「どうにかなるさ」と楽しめるかも知れませんが・・・そういったのが何もない人は楽しむどころではありません。何としてでも働き口を探さないといけなくなります。
あるいは大きな災害が起きて家や資産が消える。犯罪に巻き込まれる。そういう「変化」も果たして「楽しめる」もんなんでしょうか・・・?

恐らく↑記事で言いたいのは社会体制とか旧態依然とした仕組みとか。そういったものを「変化」させていくことを恐れない、そういうことをも「楽しめる」人たちが増えている・・・ということだと思われます。たしかにそういった「変化」はこの激動の21世紀には必要かと思われます。
が、個人的にはそういうことやるんだったらもっと根本から「変化」させろよ、と思うのですが。
一線級でばりばり働く人たちではない、フツーに暮らしてる人たち。そういった人たちを「変化」させていかないと一部のトップの人たちだけが「変化」していったって結局はゆり戻されるだけではないか、と。

まあ、その辺も含めての世相の「変遷」なのかも知れませんが。色々変わっていくというのは世の常でもありますんで、なんとか世代とか言われてもなあ・・・とかそんなことも思ってしまうのです。

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08/16/2012

大変な終戦の日

狙ったんですかねえ。
香港の活動家らが尖閣諸島の魚釣島に不法上陸・逮捕、国内法で裁くべき(iza!)
韓国の李明博大統領の「変身」、過去を払拭したい?(iza!)

尖閣上陸は海上保安庁と警察の連携?で逮捕、ということになりましたが事前に「予告」があった、とのことで。「予告」されていたのに上陸まで許してしまったとなると・・・この辺がある意味では一番の問題かも知れません。
強行突破さえすれば尖閣に上陸できる。
事実上、そういうことになってしまう恐れがあります。さらに尖閣だけにとどまらず他の島、そして沖縄や本土にまで。・・・実際、現状でもし漁船に偽装したりして(明らかな軍用船だったらさすがに警戒されますが)突っ込んできたりしたら・・・上陸されてしまう可能性は非常に高いかと思われます。
さらにどうも逮捕した活動家たちは強制送還されるようで。強制送還ですから日本に再び立ち入ることはかなり難しくなるのでしょうけど・・・見方によってはただ帰しちゃっただけ、みたいなもので。
きっちり裁判なり何なりやるだけでもやっておいた方がいいと思うのですが。

一方の韓国も微妙なことになってます。
李大統領の竹島上陸。・・・これだけでもかなり日韓関係にクサビ打ち込むようなことなんですがさらに「天皇が韓国に来たいのなら当時の反日活動家に謝罪してから」という意の発言まで(これは後に撤回されましたが)。
・・・個人的には↑の演説の時になんで「竹島に上陸してきた。うちの領土だから」とか何とか言わなかったのかな、と思っていたら「上陸したことだけで十分」みたいなことなんだそうで。・・・中途半端だなあ、と。
結局のところ関係は壊したくない(例のスワップは継続ですし)けど人気は取り戻したいからここまでやる、とかそういうことなんでしょうかね。そういういいとこ取りだけが通用するような世界ではないと思いますけど。

中国の方もそうなんですが(南沙諸島なんかもっとひどいことになってます)現行の関係はキープしたいけどやりたいことはやらせてもらう、という・・・なんだかガキみたいな要求が通ってきてるような気がします。まあ、国家間の関係、というか人間なんて突き詰めればそんなもんではあるのですけど。
それに対してガキみたいに反抗する、というのも実は一つの手ではあります。
でも押さえるべきところはきっちり押さえて、後はのらりくらりと相手をかわす、という外交手段だってあるわけです。何が何でも全部自分の欲求を通す、というのではあっちと何ら変わりがありませんし。

・・・そういうのすら今の日本では無理だろうなあ、と。そもそも竹島や北方領土の実効支配をここまで許してしまってる辺りで、もう。しかも識者が何度も何度も警告を発してきても全部基本無視。挙句の果てに上陸をカンタンに許してしまう、となると・・・やっぱり大きな変革が必要なんでしょうか・・・?

02:41 PM | 固定リンク | コメント (0)

08/15/2012

いずれ日本でも

いや、そこまではやらないかな・・・。
「反喫煙法」で業者側敗訴、宣伝一掃は「適法」とオーストラリア最高裁(iza!)。すでにタバコのCMとか新聞雑誌広告とか、そういうのは「禁止」されているのが世界的情勢だったりするのですが。ついにはタバコの箱までも「広告である」という判断が示された、ということになるのでしょうか。

業者側の主張は「知的所有権への侵害だ」というもので、憲法への解釈も求めていたようですが・・・。
・・・オーストラリアだったかどうか、そこまではちょっと思い出せないんですが、どっかで似たような決定がなされていたような記憶があります(それとも検討している、とかそんな感じだったかも)。「タバコの箱に色を付けてはいけない」みたいなもので、文字のフォントもブロック体か何かに限定。もちろん大きさも。そのためどのタバコも同じ白い箱に同じ字体で記される、と。・・・でも同時にタバコの害を示す画像とかそんなんも掲示すべき、とかそんな感じだったような記憶もあるのでただの白い箱にはならんのでしょうけど。

そういったロゴや模様もタバコ会社の知的財産になる、という主張だったわけですが。
・・・いっそのことタバコの販売を禁止しちまえば・・・ってそこまで単純なものではないですか。まだまだかなりの人口が愛用している嗜好品でもあります。さらに「禁止」するとどうしても欲しがる人たちが出てくる→「裏」での取り引き対象となってそっち系の人たちが潤うようになる・・・というのも歴史が証明してきてることではあります。

少しずつ減らしていくつもりなのかなあ、と。「世界最後の喫煙者」とかそういう話題が今後出てくる、かも、知れませんけども。数十年とかじゃ無理でしょうけど。タバコが世界中に定着してから数百年は経ってるわけですし。
国によっても対応が微妙に違うのも、なんとも。日本は「禁煙後進国」みたいなことを言われてます。タバコの箱もそれほど変わってませんし(警告文がやや大きくなっただけ)、価格は上がりましたけど税金目的っぽいですし。自販機から若者を引き剥がす、というのもうまくいってませんし。
どっちかにした方がいいのかなあ、と。なあなあでやっていけるほど甘い世界ではありますまい。

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08/10/2012

段ボール自転車

使用済みの段ボールや梱包材から9ドルで自転車を作る技術を開発(Yahoo!:WIRED.jp)。イスラエルの起業家がスポンサーを探している、とのことであります。
もっとも「9ドル」というのは作る際のコストなので・・・実際に売るには「60ドル~90ドル」と↑記事ではなってます。
・・・1ドル80円換算だとすると「4800円~7200円」くらい、ということになりますか。一台でそれくらい、となるとたしかに安そうではあるのですが。近所のホームセンターやディスカウントショップだと1万円前半から後半くらいが相場ですし。

しかし↑の画像を見る限りでは・・・後ろにブレーキがないような。
自転車の後ろブレーキの形式は基本的に、手元のレバー操作(通常は左)によるものと・・・ペダルを逆回転させるものと二つあります。言うまでもなく日本では前者の方が多いのですが、国によっては後者の方が一般的な場合もあるかと。最近はファッション?と言うか後者の方が外見がすっきりする(ブレーキワイヤが不必要)ので採用してるとこもあるようですけども。
・・・↑の自転車がどっちなのかは分かりませんが。でも安価にするなら前者の方がいいわけで。・・・その辺がイスラエルと日本の違いなのかも知れません。あっちではそこまでブレーキにこだわらなくていい、とかそんな事情なのかも・・・?

そして最も重要なのが「頑丈さ」ではないのか、と思うのですが。
実は紙というのは結構頑丈な素材だったりします(使い方にもよりますが)。それらをきちんと加工してあれば問題はなさそうなんですが・・・どうなんでしょうね、イメージ的な問題と言うか何と言うか。恒久的に使っていける、というものではなくて一定期間しか使えないんじゃ・・・とかそんな風になりそうで。
ジャンボジェットもそうですけど、たしかに新しい技術にはそういった弊害?は付き物ではあります。コンセプトとしては興味深いものですから、個人で所有というよりどっかの自治体でレンタサイクルとして採用、とかそういう方面から入っていった方がいいのかも知れません。

・・・さらに日本の場合、別の問題が。コレ、捨てる時は「自転車」なのかバラして「可燃物」一部の部品を「不燃物」なんでしょうか・・・? それによって大分違ってくると思うのですが。大抵の場合、自転車捨てるのは有料なのですし。

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08/09/2012

よくある・・・こと?

熱戦の続くロンドンオリンピックであります。日本人選手では伊調・小原両選手が金を獲得。伊調選手は三連覇という快挙なのですが・・・。
カメルーンの7選手が行方不明、亡命か?(Yahoo!:産経) ・・・大きな国際大会があるたびに出てくるお話ではありますけども・・・。

「行方不明」になっているのは女子サッカー選手、競泳選手、5人のボクシング選手の計7人。亡命の可能性も高い、とのことですが。
実際過去にもこういうことがあって、理由は色々あるのですが、基本的に自分の国がイヤになって他へ行きたいけどやはり色々な事情があってそれができない。・・・でもこういう大きな国際大会なら大手を振って「国外」に行けるのでそこでどうにかしてしまおう、ということでも。

理由は本当に様々であります。政治的に亡命、というケースもあれば小金欲しさに脱け出した、とか。場合によっては国に戻れば死刑、ということもあったりします。
・・・いずれにせよ事情が事情なので(亡命、ということならむげにはできますまい)はあるのですが・・・なんだか毎回どっかの大会でこういうのがあるような、その辺の「事情」はどうにもならんもんなのかな、と。

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07/31/2012

がらがら

ロンドンオリンピック・完売のはずなのにガラガラ・・・券を買った当人が30分経っても来なければ席を開放する?(Yahoo!:産経) 4年に一度の世界的ビッグイベントですから、特に名の通った競技や人気競技のチケットはすでに完売状態・・・のはずがなぜか競技によっては席がガラガラ、という状態になってるんだそうであります。
理由の一つとして大会関係者やその家族に割り当てられた席、というのがあります。一般に販売するのではない席。関係者ですから優先的にチケットが入手できる・・・しかし試合には来ない。そのため空席が目立つ。一部ではそのチケットを高額で「転売」する関係者もいて、当局が調査に乗り出している・・・とか。
一体どんだけ配ってんだ、という気もしますが。高額なVIP席ががらがら、というのも・・・なんだかなあ、と。

それでもこういう事例はどこでもあるのかも知れませんが。
オリンピックはアマチュアの祭典、と以前は言われてましたが・・・今は競技によってはプロ、つまりその競技でメシ食ってるもしくは収入のある人たちの参加も可能になってます(そのためオールスタープレイヤーが集まりすぎて格が違ってしまう試合も?)。さらに運営側もスポンサー制度を採用。一業種につき一企業、というくくりはありますがスポンサー料をもらって運営する、ということになってます。
これらは別に悪いことではないのですが。ただ、オリンピックの元々の性質、というか存在理由からすると・・・行き過ぎてしまうとちょっとおかしなことになりそうな、そんな気がしています。

商業主義がどう、ということではなくてどっかにおかしな「きしみ」が出てくるのでは・・・と。その一つがこの「ガラガラ」なんではないのかな、と。
もちろん関係者やスポンサーに配るのも別におかしなことじゃないんですが・・・ここまで「ガラガラ」だと相当数配ってることになります。そこまでする必要があったのかどうか、精査してなかった、ということになります。そして恐らくはこのことだけではなく、他にも何かそういう「きしみ」があるのではないか・・・と。表に出ていないだけで。

がちがちのマアチュア主義、というのもどうかと思いますが過度に商業主義に傾くのもなあ、と。その辺のバランスが今後大事になってくる・・・のかも知れません。

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07/30/2012

二つほど 7/30

ついに開幕。ロンドン五輪で二つほど。

一つ目。男子柔道66キロ級、判定覆り海老沼匡選手準決勝へ(Yahoo!:サンケイスポーツ)。なんだか釈然としないでしょうなあ・・・勝った方も負けた方も。
相手は韓国のチェ・ジュンホ選手。双方「指導」で並び、延長戦へ。・・・そして海老沼選手が小内刈りを決めた・・・かに思えたのですが、審判は「無効」の判定。すると会場内がブーイングの嵐、と。そこで再協議の結果「優勢」となり・・・海老沼選手の勝利、ということに。
そのシーンはまだ見ていないので何とも言えないっちゃ何とも言えないんですが。
・・・昨日だったか審判が「技あり」の判定を出したのでここから巻き返しだ(一本にならない限り試合は続きます)・・・と思ったら審判がそれを取り消して「一本」となって金を逃した60キロ級の平岡選手の試合、というのもありました。実際、人間が審判やってる以上「絶対」はあり得ないんですが・・・なんだかちょっと惜しい?なあ、とかそんなことを思ってしまいました。

二つ目。開会式、インドの選手団に「謎の女性」(Yahoo!:AFP=時事)・・・こっちは動画を見たんですが。堂々としているせいか誰も気にしなかったのかな、と。インド選手団からの指摘で発覚、ということは会場のほとんど誰も気づかなかった、ということになります。
しかし・・・何者なのでしょうか。顔立ちはなんとなくインドっぽい?ような気もするのですが。イギリスはその歴史の関係上インドに関係した人も結構いたりします(某マンガでそういうのあったような)。そのためインド、ではなくイギリスの何かに関係して・・・いや、なんだかよく分かりませんなあ、これだけでは。
ただ・・・セキュリティとしては大変な問題であります。明らかにパスも何も持ってない、普通?の女性が選手団に紛れて入り込んでいたのですから。その辺はもう一度見直して頂きたいところなのですが・・・しかし・・・謎だ・・・。

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07/19/2012

ninjaと忍者

って大分違うよなあ、とか思ったり。
Yahoo!アメリカのサーバーがサイバー攻撃を受けて約45万件のパスワードとメールアドレスが盗まれる(Yahoo!:マイナビニュース)。「Yahoo! Voice」というサービスを利用していたユーザが被害者とのことですが・・・日本のYahoo!は大丈夫かのかな・・・昔にID取った記憶はあるんですが、このサービス受けてたっけか・・・?
あ、そうだ昔にオークション用にID取ったんだったっけ。一時停止みたいな状態にしてあるんで、多分問題はないんでは・・・とか。

しかし↑記事ではその流出したパスワードデータ(盗んだクラッカー集団がネット上で公表)をもとに統計をとってみると・・・なぜか「ninja」というパスワードが多かった、と。
もちろんただの数字とか「ぱすわーど」的なものも多かったようですが。10位中4位という話もあってなんで「ninja」なんだろーか・・・と思ってしまったりして。
やっぱりなんかそういう流行りみたいのがあるのかも知れませんが。「ninja」という単語そのものがあっちでもかなり知られている、ということにはなります。色々な創作物にも登場してるみたいですし。

ただ・・・日本の「忍者」とは違うんだろうなあ、と。
日本の「忍者」はどっちかと言うとスパイという感じで闇とか影とかそういうイメージなんですが、どうもあっちの「ninja」は一種のスーパーマン扱いになってるようで。寡黙でクールなヒーローとかそんな感じになってるようであります。
一方で某有名ニンジャアニメやマンガの影響も少なからずあるようですし(あれの主人公は別に寡黙でも何でもないですし)。そういったところからの浸透、というのはあるかと思われますが。
まあ、やや違ったイメージでもそういうもんがよその国でも定着しつつある・・・というのは悪くないことではあります。何、日本でもかなり曲解した外国のモノ、というのがまだ残っていたりするもんですし。

ところで。↑記事でちょっと気になったのが・・・コレ、盗まれて流出したデータをもとに統計とった、わけで。そういうのってOKなのかな、と。当局も捜査とかしてるとは思うんですが、盗品が堂々とまかり通っている、しかも「誰か」のパスワードってのは・・・なんかコワイ?ような?気もするんですが。

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06/24/2012

それはそれで

「ひつじが一匹、ひつじが二匹・・・」では眠れない?(Yahoo!:読売) そりゃあ、そうだろ、とは思いますが。英語「sheep」を日本語に訳してもその意味は伝わっても発声法までは伝わりますまい。何か似たように発音する語句、しかも「ひつじが一匹・・・」と似たような用法になるのがあればそれの変わるかも・・・知れません。そうするには「ひつじ~」はかなり定着してしまっているような(どっちかと言えばネタっぽいところも・・・?)。
しかし快眠へ誘うには腹式呼吸の方がいい、というのはなかなかに興味深いところではあるのですが。何かそういうのを活用できないもんなんでしょうか?

しかし「訳しただけ」というと「本日は晴天なり」とかそういうのもあります。
これはマイクテストなどで実際に使われている語句なのですが、元々は英語で「It's fine today」というもの。やはりマイクテストなどで使われるのですが、こちらは短いとは言え発音のほとんどを網羅していて正に「テスト」に適しているのですが・・・「本日は晴天なり」ではそこまでいってないんだそうであります。
それでも実際に今でも使われていたりします。・・・他の文言でもいいんじゃないか、特にfineとか晴天とかにこだわらなくてもいいんじゃないか・・・と門外漢は思ったりするのですが・・・さて。

「ひつじ~」もなんだかそういう雰囲気持ってしまってますし。なかなか変わらないもんかも知れません。それに・・・ぐっすり眠ろうと思ったら体疲れさせるとか他にも手はありますし。それはそれそのままでいいのかも知れません。

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06/15/2012

たしかに信憑性が、ちと

なんか怪しいなあ・・・。
ドイツ。森の中から現れた謎の少年・・・警察が情報提供を求めて写真公開(CNN)。昨年、2011年9月にベルリン市役所に現れたこの少年は「レイ」と名乗り、覚えているのは自分の生年月日1994年と両親のファーストネーム(父・ライアン、母・ドリーン)だけで他の記憶のない自称17歳。これまで父親のライアンさんと森の中で暮らしていたが、ライアンさんが8月に亡くなったために町へ出てきた、とのこと。なお、母親のドリーンさんは少年が12歳の時に自動車事故で死亡した、とのことで・・・その時のケガか顔にキズがある、という・・・。

ということで↑記事にも写真が掲載されてますが・・・こう言っちゃなんですがそれっぽくはないような。フツーにそこらを歩いていそうな顔と表情をしています。
過去にもこういった「記憶喪失」モノというのは世界各国で出てきたもんなんですが・・・今回はどうなんでしょう・・・?
もちろん「レイ」君の言うことが全部本当でこれまで森の中で暮らしてきていて、父親が亡くなったから出てきた、ということももちろんあり得るのですが。
・・・森の中、と言っても↑記事からだけではどんな規模の森かは分からんわけで。しかも↑記事からだけでは「母親が死んだ時からずっと父親と森の中で暮らしていた」「最近になって父親と森の中へ入って暮らし始めた」のかも、ちょっと分からんわけです。

使える言語が英語とカタコトのドイツ語、というのも。それがドイツのベルリン市役所に来た、というのも・・・ものすごく意地悪な見方をすると「ドイツの森にキャンプに来た英語圏の子供が一芝居うってる」とかそうとも取れそうな・・・。

もし本当ならどうにかして頂きたいところなんですが。でも本当じゃない、としたら・・・さて、どうなるのでしょうか・・・?

6/16追記:やっぱりウソだったようで→森から来た謎の少年の話はでっちあげ(CNN)
20歳のオランダ人とのこと。なお、詐欺ということで法的措置も検討中だとか・・・。

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05/12/2012

変化ナシってとこですか

英BBCや読売調査「世界に良い影響を与える国」日本がトップ(Yahoo!:読売)。「良い影響を与えている」58%・「悪い影響を与えている」21%…まあ、たしかに悪い気はしませんが…なんか日本でいいのかな、という気もします。2008年以来、ということですし去年はカナダ・EUと同率で3位だった、とのことですし。
ただ、この調査「良い」と「悪い」が並んで表示されてますんで…「良い」も「悪い」も高い国、とかそんな感じになってるのは世界的に注目されてるからなのかな、とかそんなことも思いますが。

Views of Europe Slide Sharply in Global Poll, While Views of China Improve(GlobeScan:英語)
これが大元の記事であります。中にはPDFファイルでさらなる詳細を知ることができます。が…
なんか日本の紹介記事とはやや違うような、そんなような。原題「Views of Europe Slide Sharply in Global Poll, While Views of China Improve」をYahoo!の機械翻訳にかけてみると
「中国の眺めがよくなる間、ヨーロッパの眺めは鋭く世界的な世論調査にすべり込みます」
…なんのこっちゃ?

どうも元記事の元記事では「去年は低かった中国の『良い』が増えて、EUの『良い』が減ったよ」ということを言いたいようで。実際、中国の「良い影響を与える」は去年は46%で今年は50%。これはダントツに増えたことになります。対してEUは去年は56%で今年は48%という…調査国の中で最大の落ち幅となってます。
なお。これは『良い』が増えたという話なんですが…『悪い影響を与える』というのも実は『良い』と同率で減ってます。つまり、大まかに言えば去年『悪い』と思った人が『良い』でスライドした…?
…まあ、どっちの国も去年から今年へと色々ありましたし。EUいきなりずどどん、と信用崩されるような事態になってますし…中国も安定期と言うか往時のような活況は…? という状態のようですんで、その辺でも変化が見られるようになってきた…のかも知れません。

しかし日本は。『良い』も『悪い』もわずかずつ増えて1位。…変化ナシ、というのは、まあ、いいことなのかも知れませんが…国際的なとこでもあんまし注目とかされてないのかなあ、とかそんな見方もしてしまうのです…。

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05/10/2012

二つほど 5/10

アメリカで二つほど。

一つ目。ノースカロライナ州は「同性婚」を認めず(CNN)…最近アメリカで出てくる「同性婚を法的に認めるかどうか」であります。すでにマサチューセッツ、バーモント、ニューハンプシャー、コネティカット、アイオワ、ニューヨークの各州とコロンビア特別区は認めていて…ワシントン州でも州法が可決されています。
…しかしほとんどが東部の州なのですな。ノースカロライナも東部の州ですけど。
日本のように生理的に受け付けないから認めない、とそんな感じが多いのではなく。アメリカの場合宗教の問題も深く絡んできています。実際はかなり熱心なキリスト教徒の多い国で、大まかにはプロテスタント系ですが宗派も様々あります。その中には同性婚を認めない、と言うよりも神の定めた摂理に反する…という認識のあるものもあるのでは、と。
こういう認識の違い、というのはどこにでもどんな国にでもあるものなのですけれど。少なくとも議論を始めてどうにかしよう、という人たちがいるだけアメリカの方がマシなのかなあ、とか。日本では話にも出てきませんし、こういう話題。

二つ目。ミッキーなどのぬいぐるみから短銃が(CNN)…4歳児の手荷物から、であります。発見した空港の職員もそうでしょうけど、当の4歳児はどれだけびっくりしたのやら。
短銃は部品の状態で、ミッキーを含む三つのぬいぐるみに分けられてあったとのことで。組み上げれば一丁の銃になる、という…。
これから飛行機に乗る、という時に手荷物検査しますから機内に持ち込まれることは防げたわけで。しかし…なんでこんなもんがこんなところに。国際便でヤバいのを運ばせた…というケースは多々あるようですが。が、そういうのは大抵は見知らぬ人から多額の報酬持ちかけられて手荷物を預かる、とかそういうのが多い、という話ではあります。
…どうにも↑記事の最後あたりの「家庭内のもめごとが原因」というのが気になるのですが。付き添っていた父親は知らない、と言ってるそうですが…さて?

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05/01/2012

コアラ危機?

オーストラリアで初めてコアラが「絶滅危惧種」に(Yahoo!:JIJI)。コアラ、と言うとパンダと並ぶ?「かわいい動物」みたいな位置づけになってますけど…実際はやはりパンダと同様に野生動物でいつもぬいぐるみ然、としてるわけでもないような。でも基本的に一日のほとんどを寝て過ごしてるようなもんなんで…そういう見方ができないこともないのかも知れません。
コアラ(Wikipedia)

ただ…やはりヒトと関わってくるとどんな動物でも何かしら影響は受けるものであります。
コアラがオーストラリアの開発に伴って欧米人の目に触れる頃でも「なんじゃこの動物は」てな感じで見られていたようで。「ナマケモノ」「クマ」「サル」と近しいと思われる動物といくら比較しても、どうにも似ていない(現在でも分類上はかなり独立してます)。さらに現地の人も食料にするケースはあったようですが、あまりウマイものではなかったようで…食ってるのがユーカリだけなので…それほど気にかけてなかったような向きもあります。

しかし時代が進むと毛皮目的での乱獲が始まりました。第一次大戦終了後には職をなくした軍人たちが大量に狩ったり、その後も数が減っているから保護しよう、という動きがあってもなかなか進まなかったり。
…絶滅へ突き進む場合、その動物を何らかの経済的目的で多数の人間が乱獲した、というのがある意味最も多い理由なのではないか、と。それまでさほど注目されていなくても乱獲することで「儲かる」のなら突き進んでしまうケースが多いかと思われます。
コアラもその例にもれず。1900年代前半にはかなり数を減らしていたと思われます。何しろ一日のほとんどを木の上で眠ってるような動物ですから。容易に狩猟できたわけです。
さらに…感染症の問題も。クラミジアやコアラエイズと呼ばれる病気で、これは今でも保護上の問題になっています。

そんなコアラですが実は今どれくらいの数がいるのか、となると…情報はまちまちだったりして。
ほぼ確実?に言えるのは「昔は100万頭は余裕で越えてたのに今は10万頭以下」とかその辺りでしょうか。現在「40万頭」という説もあれば「4万頭」という説もあります。…いずれにしてもその数が非常に減っている、というのは間違いないかと思われます。
…それでも保護活動そのものも実はかなり昔からやっていたようなんですが。…それでも「初めて」危惧種に指定、というのはなんだかなあ、とか思ってしまいます。

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04/18/2012

二つほど 4/18

日中関係で二つほど。

一つ目。石原東京都知事の「尖閣諸島の一部を東京都で買う」が話題になってますが…。
藤村官房長官が「必要なら国による購入もありえる」(Yahoo!:産経) この記事だけでは「東京都より先に国が買う」「東京都から国が買い上げるかも知れない」と、その辺の細かい事情は分かりませんが…たしかに国が重い腰を上げた、ということになるかと思われます。
…やっぱり強気、と言うか意思は示して欲しいところなんですが。別に武力で対抗しろ、ということではないんですが。本当に自分のモノだ、と言い切りたいのならそれなりの行動は必要でしょうに。無用の衝突を避けた…というのは選択肢の一つではありますが、そればっか言ってたら「弱腰」と言われても仕方ないのでは…と。
実際に地権者と都は交渉段階に入っている、とのことで。…まあ、たしかにこれで所有者が変われば色々と変わってくる可能性も高いのですが…尖閣諸島って国が「借りる」というカタチに今はなってるんだそうで。その辺の契約と言うか所有の流れはどうなるのかなあ…とかそういうとこも気になってるのですが。

二つ目。8年かかったそうで…。
「クレヨンしんちゃん」中国での著作権訴訟、双葉社が勝利(Yahoo!:読売)。「クレしん」に限ったことではなく。日本のみならず世界中の「オリジナル」の権利が踏みにじられているのが中国(あるいは特定アジア)の現状ではあります。法整備や国家の経緯など理由はいくつもあるのですが…中には「パクリは文化だ」とか罪の意識もなく堂々と言い切るケースもあって後を断たないのも現状であります。
当局が本腰を入れていない…というより中国の場合はまた事情が違うことも多く。明らかにこっちが作り出した「オリジナル」なのに中国国内では勝手に商標登録され、オリジナル側は活動すらできない、そういうケースも多々あります。
今回の件でそういうのが少しは減るか…という声もありますが、本質的なところは変わってなさそうなので(今回は日本側の粘り勝ち?)今後もこういう「パクリ天国」は続くかと思われます。
…「他人のモノに手をつけるな」は文明国としては最低限のルールだと思ってたんですが…無理なんですかね、まだ。

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04/12/2012

よくあったことじゃないけど

全くのゼロ、とは言い切れないような。
日本人の末裔? スペインの「ハポン(Japo'n)」さんDNA鑑定へ(Yahoo!:読売)。スペイン語では「Ja」は「ハ」に近い発音をするので「ハポン」と言えば「日本」ということになります。…出身地を名前や姓にする、というケースはあちらではよくあることらしいので(ドン・キホーテもそうなんですかね「ドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャ」)、日本から来た人間が「ハポン」と名乗ってもおかしくはないわけです。
ただ…どこからどういった由来で来たのか、というのはたしかに興味をそそる話ではあります。

↑に出てくる「慶長遣欧使節」関連の頃以降、日本は鎖国してしまい海外との窓口は長崎のみ…となってます。そのため外国や世界の情勢を数百年に渡って知ることができなかった…と。そのため明治になって開国すると大変な混乱が起きた、と。
大体はそんなもんだと思うのですが、自分としてはなんかそこまでかっちこちに正に鎖で縛り倒して国を閉じてたわけじゃないんじゃないかなあ…とか思うのですけども。

タイの山田長政の例もありますが。こちらは鎖国前に活躍?した?とされてる人物ですが。
少なくともタイには日本人街があったようで。何かのテレビ番組で何か(何だったっけ…)日本語の名前がついた橋か何かが今でも残っている、とやってたんですが…ソレ見た時にすごく疑問だったのが
「なんでその頃からの日本人の末裔が出て来ないのだろう?」
でした。実際はそういう方々が今もおられて生きてらっしゃるのかも知れません。でもその番組見る限りではそういう話がとんと出てこなかったので…。戦争のこととかもありますんで、そういう事情もあったのかも知れんのですが。

…日本人が海外に全然出なかったわけじゃないのでは、と。…で、その人たちの末裔というのはまだどこかにいるのでは…。

ロシアに漂流した大黒屋光太夫一行でもロシアに残って結婚した人もいます。でもそういった記録が残っていないケースも多々あったのかも知れない。長崎に入る船は役人もかなりきびしく調べますが、出て行く船はそうでもない、という話(シーボルト事件の発端…)もあります。密航が常態化していたとまでは思いませんが、そういう例がいくつかあったのかも知れない…。

「スペイン(バスク)」「日本人」と言えば司馬遼太郎にそういう短編があったような。完全に鎖国する、というのは実はほぼ不可能で、何かしら小さなことでも何でも外から入ってきては…出て行くことも、ある。
世界は実は繋がっているのですから。否応なしに。

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04/10/2012

そっとしておく?

今年で沈没100年。タイタニックに迫る「危機」?(Yahoo!:ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト) 実際、今月15日で100年となるので…それに合わせて当時の雰囲気をできるだけ保って出港・沈没現場付近で式典を行なう(Yahoo!:NNN:動画ニュース)、というイギリスの旅行プランもあるとか。
…まあ、「熱狂的なファン」というのもいるみたいですし、一種のイベント…という見方もできなくはないですけど。まだまだ遺族がご存命、ということを考えると…なんか複雑ではあります。

↑の「危機」というのは潜水艇によってホンモノの「タイタニック」への損傷が増しているのではないか…ということであります。映画「タイタニック」のジェームズ・キャメロン監督が自ら潜水艇に乗ってホンモノを見に行った、という話があります。潜水艇なら潜水に関してシロウトでも潜ることはできます。…と言うよりあんな海底に潜水服着てでも出るのは非常に危険であります。訓練すればそういうことができる、とそういう話もありますが、そこまでやるもんなのかどうか…。
で、観光目的の潜水艇が船体を破損、というのもなあ…ツアーを企画してるディープ・オーシャン・エクスペディションズ社のマッカラム氏の「むやみにぶつけるわけがない」という言を信じたいところではあります。ゴミ…ああ、でもたしかに浮上する際のバラストは多数ばら撒かれてる可能性は非常に高いですか。

しかしそれでも「船体の汚れを落とし、ロボットを使って防汚塗料を塗るための許可を申請しているのだ」(「」内元記事より引用)てなとこまできちまうと。なんだか違った方向へ進んでやしないかい? とか思ってしまうのですが。…そっとしておいてもいいんじゃないか、とか…。
例えば戦艦大和も沈んでる場所が分かってますが、今のところ「船体の汚れを落とし、ロボットを使って防汚塗料を塗ろう」てな話は出てきてません(大和の場合は艦橋が吹っ飛んでて船体が真っ二つになってるから、てのもあるかも知れませんが)。
…その辺、日本人の感覚とは違うのかなあ、とか。でもタイタニックがそういう「海底の電子博物館」になったとして…関係者はどう思うのでしょうか。その辺も、ちと気になります。

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04/01/2012

あったかいorあったかくない

日本でも消費税関連の法案が閣議決定されましたが…。
イギリスの付加価値税(VAT)、かかるかかからないかは気温次第?(Yahoo!:時事) イギリスの「消費税」には一応の「決まり」があります。それは食品など生活必需品にはかけない、というものなのですが。しかしレストランなどの食事代には20%の税がかかってるわけで…。

どこまでが「生活必需品」かそうでないか、ということになってきたようであります。

食料品は基本「生」で買いますから「温度」はほとんど気にする必要がないわけです。しかしいわゆる「お惣菜」となると気温は上がります。そして…そういう物品は果たして生活必需品なのか…と。外食してる、と言えば外食してるようなもんあですから、「室温以上なら外食」ということで課税対象になってしまう…というのは考え方の一つではあるのですが。

…イギリスの外食事情(一般家庭でお惣菜が当たり前のように食されているのか、とか)がよく分からないのであまり大きなことは言えんのですが。
しかしコレ、日本で当てはめてみるとやや、と言うかかなりビミョーな話になりそうで。
例えば「お弁当」ですか。売ってる時は室温程度…いや違うか。手で持ってみてほんのりあったかい、ということはどう少なく見積もっても30℃は越えてるわけで。日本の標準的な気候で30℃越える、ということは夏の盛りのまっ昼間ということになりますが…夕方とかだったらそんなに高いわけもない。

んじゃあ、冷凍食品をまとめてトレイに乗せて「じゃあ、家でチンしてくれ」とかそういう形態の持ち出し前提のレストランなら非課税なんだろうか…。

どうにも穴がありまくり、と言うか何と言うか…すでにそういうのがイギリスではあったりするのかなあ…その辺も、ちと分かりませんが。
ただ。こういうのは万国共通なわけで。国としては税金という名のお金が欲しい、しかし国民はなるべく払いたくない。その辺の駆け引きと言うべきなんでしょうかね。…まあ、どこの国の政治家も似たようなものだと思われますので、税の対象が広がる(あるいは税率アップ)時にヒーローのように現れれば支持する人たちも増えるのでしょうけど。
…ま、結局はなんだかんだでなし崩しに「やっぱ税上げないと」なるんだろうな、と。やはりどこの国も変わらんもんであります。

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03/23/2012

話聞く分には

興味深いと言ったら失礼になりそうですが。でも実際にそんな目に会った「当事者」になってしまったらたしかに「地獄」となりそうな。
米旅客機トイレ故障からトラブル続きで三日がかりで上海へ(CNN)…本来のフライトならばサンフランシスコ→上海で13時間だったとか。

飛行機は3/18午後に離陸。しかしまず最初にトイレが故障。そのためサンフランシスコから北上してアラスカのアンカレジへ。着いたのは3/19になってから、とのこと。
すると今度は機械系統の問題が起き…同日に出る代替機に乗ることに。…しかしこの代替機まで故障。そのため3/20に出る別の便でアンカレジから上海へ…ということになってしまった、と。
しかも機内で1時間半、さらに降りてから4時間経って代替機→別の便になる、ということが決まり…食事券や宿泊券はもらえたものの、手荷物は渡してもらえなかった、という…。

…飛行機、というのは実は結構デリケートな乗り物で、こういう例は結構あるとは聞きますが…ここまで、となると。まあ、安全性をある意味最も重視される「空の旅」ですんで、過剰に見えるほどの安全確認が最優先された結果であった…と言われても仕方ないことなのかも知れませんが。
自分は飛行機何度か乗ってますが幸か不幸かこういう目に会ったことはありません。…海外じゃなく国内便だけだから…というのもあるかと思いますが。

しかしこういう事態になるとアンカレジからサンフランシスコへ引き返す、という乗客もいたそうなんですが…その飛行機が今度は雷に見舞われ続けた、という…。
飛行機がどう、と言うより運の問題なのかも知れません。こういうのは。

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03/22/2012

Eメールではなく

いわゆる「SMS(ショートメッセージサービス)」のことであります。
アメリカ…10代の携帯使用はテキストメッセージが中心(CNN)。6割が毎日親とか友人とかとやり取りしてるとか。…その辺、日本だとEメールでのやり取り、ということになりそうですが…あっちと日本とではやや事情が違うようであります。

日本の場合「メール」と言えばEメールのことですが。
世界的にはSMSでのやり取りが多いとのことで。SMSとEメールはどこが違うか、と言えば簡単に言えばできることが違うようで。…感覚としてはPCでのEメールには「html」と「テキスト」の二つの違い、みたいなものでしょうか。「html」メールは色々と画像を載せられたり制御できたりもするのですけれど、「テキスト」だとそういう機能は一切なく。ただただ文字が並ぶだけ…という仕組みになってます。
そのためPCでは「html」メールの場合重くなりがち・勝手に別サイトに飛ばされたりする・ウィルスが仕込まれやすい…などの理由で敬遠される向きもあります。「テキスト」だとそういう心配はまずありません。

つまりは用件のみ、文字だけで装飾なんかいらないメール、ということでしょうか…。Eメールのようなアドレスも存在せず電話番号に対して発信する、というのもシンプルですし。

日本の携帯電話にもSMSはあったりします(できるのはEメールとあまり変わらない?)。やはり電話番号に対して発信できるのですが…なぜか違う携帯会社に発信することができず(自分の携帯の場合、ほとんどは携帯会社からのお知らせ専用)。そのためか今ひとつ発展していないようではあります。
あるいはEメールでの例えば絵文字とかそういう一種の「文化」が先に根付いてしまったからかも知れません。Eメールアドレスも結構凝ったりする方も多いようですし。
対してそういう装飾系のあまりないあっちの携帯では利便性が重視されてSMSが普及している…のかもしれません。
こういうとこでも国による違い、というのは出てくるものではあります。

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03/10/2012

Grandparent scam

直訳すると「祖父母詐欺」でしょうか…日本の「振り込め詐欺」「オレオレ詐欺」の海外版であります。
アメリカでも「振り込め詐欺」が急増、ナイジェリアなど外国からのケースも(Yahoo!:ロイター)。…これは日本の「オレオレ」を知った外国の人がやってみたのか…それともたまたま似たようなこと考えた人があちこちにいたのか…それとも実はアメリカの方が先で、日本で多発する前に実はアメリカでも起きていた…のか、その辺はちと分かりませんけれども。
…まあ、どこのどんな国でも変わらんなあ、と。やっぱりおじいちゃんおばあちゃんからすれば孫はかわいいもんなんでしょうか…。

あるいは。ただ単にかわいいからだけではなくて微妙な「距離感」もあるのかな、と。
通常の場合、両親が子を育てますから母親や父親だとすぐにバレてしまうかも知れません。日本でもアメリカでも大家族で数世代同居、というケースはなくはないですけどやはり祖父母などは少し離れた土地にいるものではあります。…そうなると多少違っていても気づかないかも…と。
実際は年齢などそういった面もあるのかも知れませんけど…どうなんでしょう…?

しかしいずれにしてもこういう犯罪はどんどん巧妙になっていくものではあります。日本の場合はすでに「おばあちゃん、オレオレ」ではなかなか詐欺にかからなくなってきていて更なる巧妙化の一途をたどっている、とそういう話もあります。
…世界規模でそうなっていくのかどうかは分かりませんが…むしろ、まだまだ誰も知らない未知の詐欺?みたいなものも出てきそうで。実際、人間の欲望と言うのは果てしないもんですから何がどうなっていくかも分からんもんだったりします…。

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03/07/2012

スポーツ?

スタンガンで相手をブロックすることも可能、過激な球技(Yahoo!:ロイター)。動画を見ましたが、両手で抱えられるくらいのやや大きめのボールを相手方のゴールに押し込む、というシンプルな球技ではあります。ボール抱えて走っている、というのはなんだかラグビーみたいですけども。蹴ってもいいのかどうか…あんまりその辺の細かいところまではこだわらないのかも知れません。
ただ、この「アルティメット・タック・ボール(UTB)」の最大?の特徴はスタンガンで相手を攻撃?できるところでしょうか。かなり弱体化(動画の中では昏倒までは行かずにびっくりするくらい)されているようですが…それでもそんなもん持って試合ということでやはり「過激」に見えてしまいます。

そもそも、と言うかスポーツも元々は「過激」だったわけで。でもそんなことばかりやってると競技人口も増えないし、何より選手内の立場が公平にならない。ということでルールが決められていって…そう「過激」でもないスポーツになっていったわけであります。
…例えばサッカーとか。起源的にはかなり広大なスペースでたくさんの人たちがボールを取り合う…というものだったらしく(ボールが一つあればなんとかなる)恐らく当初は蹴っても掴んでも何してもいいもんだったのではないか…と。もちろんボール相手だけではなく。
しかしその後「蹴るだけ」のサッカーや「持って走る」ラグビーなどに分化して行ったんじゃ、と思ってます。そういった細かく分かれていくのはある意味当然なのかも知れませんが。

そういった意味では↑もアリかも知れんのですが。
どっちかと言うと競技と言うよりエンターテイメントなのかな、と。フィールドもそれっぽいですし。ま、それもまたアリなのかも知れません。興行的なスポーツというのも存在してますし。…ただ…スタンガンて辺りでなーんかどっかから横やり?が入りそうな気もしてます。実際インパクトは激しいですが、それ以上の何かもあるわけですし。

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02/27/2012

「規範」とは言うけれど

難しそうですなあ。
日米豪EUが「宇宙活動の国際行動規範」策定へ(iza!)…とは言っても。すでに2007年に「大罪」を犯している中国の参加を求める、てのはかなり難しいことだと思われます。
デブリの大量拡散が確実に起きることを十二分に承知のはずなのに、弾道ミサイルによる衛星爆破実験を行なった国であります。たった5年程度でその認識が変わるとは思えません。

その辺はロケットに限ったことではないのですが。いい捉え方をすれば「規範」の大きな変更ではあります。いわゆる「欧米」中心の世界からアジアへの変換を促す…さらには「キリスト教」中心から「イスラム教」など他宗教へのシフトでもある、と。
…しかし実際のとこは「皆を納得させての変革」ができないから「ゴリ押しで変える」ということになってる…という見方もあります。そもそも紀元前とかそういう年代ではイスラムやアラブの「力」というのはかなりとんでもないものがあって、ヨーロッパなんぞはその下に付いてるに過ぎなかった、とかそういう話もあります。
しかし起源以降、ヨーロッパの力は増しアラブを含むアジアはおちていってしまった…。

それにしても「変わった」理由というのがあるわけで、現状のように単純なカネや力(レアメタルとか人件費とか)だけで変わって行ったわけではありますまい。そういったところを認識している人は当の中国にもいると思うのですが…?
なんかもうちっと「よそ」を見てくれたらなあ、と。無駄な闘争をせずとも「変える」ことはできると思うのですが…そういうとこまでは無理なんですかねえ…。

さらにもう一つ。↑の「宇宙活動の国際行動規範」に…ロシアの名が出て来ないのはなんでなんだろうなあ、と。ある意味中国よりも多大な影響を軌道上に与えている国家だと思うのですが…?
まだまだ色々なしがらみがありそうではあります。

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02/23/2012

…悪くないと思いますが

日本語に「主語」がなくて何が悪い?(Yahoo!:japan.internet.com) いや、別に悪くないとは思いますが。所詮コトバなんてのは相手に通じればいいわけで。その手段?の過程で「主語」を省くのが日本語なら、それはそれでいいんじゃないんですか、と。

たしかに英語などいわゆるラテン語系の文章だとどうしても主語が出てきますが。
むしろ「主語」が、ではなくて「誰が」が重要になってるんではないか、とか。基本、「誰(私とかあなたとか彼とか)」によって次に来る単語…大抵の場合は動詞…が変化しますし。日本人が外国語を学ぶ場合、まずコレを納得とか理解する必要があります。
なんで同じコトバがこんなに変化すんねん。
アタマや並ぶ単語によって色々変化しちまう。ある程度バラバラにしても大丈夫な日本語に比べてやや窮屈に感じたりするものであります。…しかし実際にそういうコトバを使ってる側からすれば今度は
なんでそんなにアバウトなんや。
ということになるかも知れません。

…いや、日本語だって変化はしてるんですが…その変化の仕方が明らかにその場、つまりシチュエーションによって変化してるので、「主語」によって規則的(一部不規則ですが)に変化させるコトバの国の人からすれば…奇異に見えてしまうのでは…とか思ってしまったりして。
いい例が敬語ですけど。あるいは「ある」「いる」の差、とか。敬語はいわゆるラテン語系にだってそういう概念はあるのですが日本語ほどややこしく?はありません。

まあ、こういうとこも含めて「文化」なのだ、と言ってしまえばそれで終わりなのかも知れません。一番「悪い」のは「ややこしいならイラネ」って簡単に捨ててしまうことなんじゃないのか…とか。色々知ってる方が便利だと思うのですがねえ…。

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02/10/2012

何かチガウ?

伝説の海獣の映像? アイスランドの川で撮影(Yahoo!:ANN)…なんだかミョーな映像ではあります。でもたしかに川の表面であんなのがのたうち回っていたらびっくりするとは思うのですが。

…シーサーペントとかそういう部類…ではなく巨大なヘビ?のようなものでしょうか。「worm」とついているのでミミズのばけもん、とかそういう見方もできますが(wormとついてるだけかも知れませんが)実際はどんな感じなんだか。
↑映像を見ると…まあ…たしかに…うねうね進んでるような、気もするんですが…。
なんか前に進んでないような、どっかで出てきた「凍ったロープが何かにひっかかって蛇行している」というのがなーんか正解なような気がしてます。個人的には。

もし仮に何らかの巨大生物だとしたら。
…現行のは虫類や両生類、魚類がまず除外されます。あんな低温の川で悠々と行動できるはずがない。…もちろんそういう場所でも行動できる魚類とかいるにはいるんですが。でもあんなにでかくないし、こんな場所にいるはずもなく。
高体温を保てる哺乳類とした方がまだマシ、と言うか考えやすいのですが。鳥類でもアリですけどあんなでかいのがいるとは…ちょっと。哺乳類なら…一応あの氷の川でも泳げるのが現存してます。

ただ。アレ…フツーに生き物としたらヘビみたいなものであります。となるとは虫類でありながら体温キープできるやつか。あるいはセキツイ動物じゃない本当の「worm」で実は流されてただけなのか…と。

…まあ、いずれにしても無粋な言いがかりではあります。アレはそういう生き物なんだ、ということで落ち着くべきなのかも知れませんが…。
ああいう風にばっちり映っちゃうとなあ、と。もうちっとなんかボカシみたいなのがあれば想像力をかきたてられるんですが…。

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01/30/2012

詳細が楽しみ

バルト海で謎の巨大物体発見?(CNN) 海底80mですから生身の人間が行くには相当に時間のかかる場所でもあります。…たしか特殊な設備やダイバースーツがあれば可能、とかそんな話だったような。しかし訓練に何ヶ月もかかる上に当たり前ですがコストが尋常じゃなかったような。
しかし音波探知機でもこういうのまで分かるというのは…なんだかちょっと驚きであります。

「直径60メートルの円盤形の本体に、長さ400メートルの尾のようなものが付いた物体の画像をとらえた。さらに約200メートルほど離れた場所に、円盤形の物体がもう1つ見つかったという」(「」内↑記事より引用)
…↑記事にはCNNのニュース番組の動画もあって(もちろん英語オンリーですが)そこには探査時に出てきた画像も出てきているのですが…正直なとこ、シロウト目にはちょっと分からないような画像だったりして。
見て真っ先に思ったのが「山か何かの断面を上から見たとこかな?」でした。
「円盤状」というからてっきり横か斜めから見たような図かな、と勝手に思っていたのですが…どうも「上」か「下」から見たような図だったわけです。たしかに円盤状の形状の「何か」が写ってはいます。が、なんだか円形の地形…に見えないこともない。

たしかにこれだけじゃなあ…未確認は未確認ですけど「コレ」とはっきり断定はできそうもないですなあ…。
春には再び探査する、とのことで結構楽しみだったりします。さらに儲け度外視で、というのも。観光資源でも何でもこういう未知のものを調べられるなら何でもいいような。もしかしたら世紀の大発見になる可能性だってあるのですし。
…まあ、世の中にはそっとしておいた方が、真実を暴かない方がいいこともあるのですけれど。でもやっぱりどうなってるのか、そういうとこが出てくるってのは…やはり楽しみではあります。

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01/06/2012

日本じゃ無理

旅券(パスポート)を忘れたカナダ人、iPadの「旅券画像」で国境通過(CNN)。果たして「いい話」なのか「びっくりする話」なのかそれとも「怖い話」なのか、ちょっと判断に苦しみますが。
…少なくとも日本の空港でこんなことやっても相手にされないか、あるいは警備の人たち呼ばれてしまいそうな。アメリカとカナダの国境で…ということで成立?した可能性は高いと思われます。

これがメキシコからアメリカ、とかそういうのでも無理っぽいですが。
アメリカとカナダの行き来は比較的緩やかであります。こういう地続きの国の場合、両国の関係が良好ならこういうところはそれほど珍しくはありません。EUなんてのはいい例で。そもそもが場合によっちゃほとんどパスポートなんかチェックしない、とかそういう間柄だったもので…今でも徹底的に税関でチェック、とかそんなこともなさそうであります。

しかしあんまし良好でない国の国境だと…ちょっと大変そうな。アメリカとメキシコは特に仲が悪い、というのではなく…メキシコから不法に入国してくる連中が後を絶たず。もちろん正規の手続きを踏んできちんと入国してくる人もたくさんいるんですが、それでもイメージとしては税関はかなり厳しそうな。
そういうとこで「パスポート忘れた。でもiPadに画像あるから…」というのは通るんだろうか…。

↑記事末尾の故ジョブズ氏うんぬん、というのはたしかにあると思うのですが。iPadに限らず携帯がパスポート代わり、なんてことも可能かと思われます。もっとも、対応している機器のある国だけに限られそうですが。
…でもその前にデジタル関連のセキュリティを100%近くにまで上げないと。現状では、なんか、ちょっと…まだキビシイような気がするのですが。まだ早い、と言うか。

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12/26/2011

名前のつけ方

興味深いお話であります。日本とは事情がかなり違うようで。
北朝鮮・金一族世襲にみる異常な名前のつけ方(iza!)。金正日氏が亡くなって色々ある北朝鮮ですが。…こういう名前のつけ方は日本だと結構ありそうなんですが…たしかに韓国や北朝鮮の人にはなさそうな名づけ方ではあります。

調べてみると「陰陽五行説」に基づく名づけ方は「トルリムチャ」というそうであります。
韓国の人のいわゆる「名字」というのは日本ほど多くありません。5つくらいでほとんどを占めているんだそうですが…同じ名字でも「出自」が違う場合があるそうです(近年までは「同じ名字の人と結婚してはいけない」と決まっていたんですが、それは「同じ出自の同じ名字の人と結婚してはいけない」という意味だったとか)。
そして同じ出自の同じ名字内で「この世代の子にはこの漢字を用いる」とか「次の次の次の世代の子には『火』にちなんだ字を使う」というのがあらかじめ決まっているんだそうであります。そういう「譜」がそれぞれにきちんと伝えられていて名前を見ると「あ、何代目だ」というまで分かる、とか。
『トルリムチャ』に関連する質問・疑問一覧(OKWave)

しかし最近では韓国では「漢字ではなくハングルを使おう」的な風潮(国家も後押し)もあって漢字を使わない「名前」というのもよくあるそうですし…トルリムチャそのものも用いられない場合もあるとか。まあ、そういう伝統からの脱却というか離脱というか、その手のことはどこの国でもよくあることではあります。

北朝鮮と韓国だとどこまで名づけ方が近いのか、そこまでは分かりませんが…。
国内での順位「1位」の人物がそういう伝統を守らないというのはどうか、とか思いますし。他の家とは違うんだ、神聖なる家なんだ…というのもどうかな、と。祖先をかなり敬う国でそういうことやるかな…とか。むしろ「偉大なるご家族はこのように偉大なる父祖を敬い…」とやった方が人心掌握できそうな。
…実は別の正式な、伝統に則った名前が別にあって今認識されてるのは別の意図があって表に出してるんだ…とかなんかそんな陰謀めいた事情の方が合ってる?のかもしれません…?

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12/25/2011

ナゾの…

アフリカ・ナミビア草原にナゾの球体が落下、しかし「地球外」との関係は否定(CNN)。「既知の高度な技術による合金」が使用されてるってのも…なんだかビミョーというかアヤシイような気がしますが。…高度な技術。となるとやはりあっちかな、とは思うのですが…さて?

↑CNNの記事に動画があって(前半ですな)その球体?が出てます。
…正直「何だろ? コレ?」としか思えないと言うか何と言うか。取っ手みたいのはあるのですけれど、ソレをつかんでどう、というものでもないような気がしますし。何かの部品? 飛行機なんかから落っこちた…?
しかしいずれにしてもあんまり素性の良くないもんじゃないのかなあ、と。宇宙関連だとしたら他から連絡がない、というのも妙ですし。極秘のナニカ、ということになればなおさらではあります。

宇宙関連でない、となると…爆発音はあったけど爆発した形跡がない、ということだとやっぱり飛行中の何かが落したものなのか。それともよそで落ちたか爆発したかしたものがそこまで転がってきたのか…。

…そもそもなんでいきなり「地球外じゃない」と言い切れるのか、その辺もややナゾではあります。初見だと半分くらい期待をこめてそう見てしまいそうになるんですが…。
「南半球では金属製の球状物体が宇宙空間から落下するのは珍しいことではないとも説明している。 」(「」内↑記事より引用)てのも。見慣れてる、ってことなのかそれとも世間一般が知らない「ナニカ」が進行している…のでしょうか? さて。

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12/19/2011

王朝終了?

そんな簡単なもんではなさそうですが。
Yahoo!海外トピックス:金正日総書記死去
69歳とのことであります。移動中の列車内で亡くなった、とされてますが…何かと話題(色んな意味で)になることの多い人でしたから、それを100%信じるかどうか、そういうとこまで「謎」だったりします。

普通、外国の首脳クラスが亡くなると一種のお悔やみモードになるのですが。
今回もテレビはしばらくこの話一色になると思われます。が、その方向がどうにも普通とは違うようで。隣国のことにしては…例えば韓国や中国ロシアの要人が亡くなったというのとは大分雰囲気違ってます。
拉致問題もあります。そして他にも色々と。そういった多数の懸案が今後どうなるのか、というところでかなり予想が困難になっている向きがあります。いきなりがらっと変わってしまうのか、それともこれまで通りなのか…?

韓国は軍が警戒態勢をとっています。中国は特に何も、という感じですが実際のとこはどうだか分かりません。
日本は現在(発表からすでに数時間経ってますが)慎重に事態を見極める、ということになってるようであります。性質上軍と関係の近かった最高指導者の死ですから、何らかの直接行動や混乱があるのでは…と見るのは当然だと思われますが、その時日本はどうするのやら…?

さらに後継者とされている金正恩氏はまだ若年(30歳未満とのこと)ということで…父親が制していた軍、引いては北朝鮮全体を「指導」していけるのかどうか、その辺にも関心が集まってます。…過去、と言うか歴史にはよくあるのですが。二代目三代目で身代(つまり国家)を潰してしまった、というのは(そういう意味では徳川家というのは稀有な例かも)。
しかし正恩氏にも側近はいるはずで、そうなると旧勢力との対立的なことも予想され…やはり混乱か、ということになる可能性も十分にあるわけです。
…まあ、あくまで「予想」の話が飛び交っているだけなので、今後どうなるかは誰にも分からないのですれど。

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12/14/2011

二つほど 12/14

アメリカから二つほど。

一つ目。番組より音量の大きなCMは禁止(CNN)。これはいわゆる業界の自主規制ではなく、米連邦通信委員会(FCC)が正式に定めた規定、ということになります。猶予期間を一年設けてあって、違反しているCMはそれまでに再収録するとかそういった対策を講じないといけなくなります。
…前に中国の「CM禁止」についてちょろっと書いたことありますけど。
アメリカはどうなんでしょうね(日本国内でも時々明らかに向こうのそのまま持って来て字幕だけ付けたな…てのはありますけど)。そんなに長いものがあるとは思えませんが音量が高いものはある、というものなんでしょうか。…日本だと、そこまでは感じない、ような。
しかしそれまでの方策が「うるさいと思ったらミュートにしてくれ」てのがあるってことは…かなりひどいのもあった、ということなんでしょうか…?

二つ目。米国家運輸安全委員会(NTSB)が運転中の携帯電話使用全面禁止を提言(CNN)。こちらはまだ「提言」であって決定ではないようなんですが…アメリカの場合、「州」という行政区域がかなり力を持ってますんで、50州全部がそれを受け入れるかどうかで事情が大分違ってくるわけです。
↑記事にもありますが運転中の携帯電話の使用は州によってかなり違いがあります。フツーに道路走っていて州境を越えたら携帯電話使用オッケー、なんて状況もあるわけです。…もちろんこれは携帯電話に限ったことではなく。飲酒や喫煙ができるようになる年齢、てのも州によってばらばらだっりします。
ぎりぎりの年齢の若者は注意が必要になるわけです。友人の運転でドライブ中に車内で一杯、しかし州境越えた瞬間に違反となってしまう…とか。飛行機内でのアルコール提供も飛んでいる時の州によって年齢制限が変わっていた、とかそんな話もありましたし。
それでも運転中はやっぱり危ないんじゃ…と。いくらアメリカは広いったって大都市だったらクルマも歩行者もいっぱいいる、てのは変わらんわけですし。
『携帯電話の禁止には「不便だ」「連絡が取れなくなる」との不満もあるが、事故で命を落としたらどちらも意味がなくなると強調した』(『』内↑記事より引用)というNTSBのデボラ・ハースマン委員長の意見には同感なんですが。たしかに命あっての運転だと思われますし。

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12/06/2011

ある意味普遍的な

今後はどこの国でも起こりそうなお話なのですが。
アメリカ・カンザス州。女子高生が知事に勝利(iza!)。…最初は今度は女子高生知事(年齢的にムリか…)かよ、とか、なんかの試合で女子高生が知事に勝っちまったのか? と思ったりしたんですが。実際のとこは学習プログラムでの知事の挨拶中に女子高生がツイッターやってた、と。
しかもその文言が『知事に直接あんた最低と言ってやった』とかそういう悪ふざけの類。しかし知事周辺のスタッフにはいわゆるネットやツイッター監視の連中もいて、これを発見(さすがに起訴とか通報とかそういうことまではせずに「残念」の意を伝えるようにしていた、とのことで)。
…が、発見したスタッフが学習プログラムの主催者に通知。そこから騒ぎが大きくなって女子高生は説教・謝罪の手紙を書け、ということになったけどそれを拒否。そのことが「権力者に対抗するジャンヌ・ダルク」みたいなイメージになっていって…。

まあ、何と言いますか。国によって感情や判断てのは違いますけども。個人的には…「お前、何を学習しに行ってたんだ」と。
日本の高校だとあんまし実感ありませんが(出席日数とかテストの点が悪すぎた時とか?)アメリカの場合は大学と同じような「単位制」になってるとこが多いとか。ある程度自由に授業(むしろ講義)をとることができるけど、一定以上の単位を取らないと卒業、場合によっては進級もできない。この「立法の仕組みを学ぶ学習プログラム」もそういった単位取得ができるプログラムの一つだと思うのですけれど。
…そういう場で、まあ、知事は挨拶中でしたけど、スマホ使ってツイッターかよ、と。

さらに「言論の自由」というのも出てきてますが、コレ、別に言論でも何でもないただの悪口であります。しかも陰でこっそりと。目の前に知事がいるのだから、本当に「あんた最低!」と言ったんなら話は違ってくると思いますが…こそこそ隠れて発言しておいて「自由」も何もないもんだ、と。…ツイッターは別に匿名ではないのですけれど。
「責任を持って使えるようになるまでスマホの電源を切りなさい。自分の娘だったら謝罪の手紙を書かせている」(「」↑記事より引用)というワシントン・ポスト紙のコラムニスト、ルース・マーカスさんの意見には大いに賛同であります。

…でもなあ…こういうのって日本でもありそうなのですが。バレなきゃ何してもいいって風潮はいつの時代でもあるのですけれど、ネット関連になるとタガが外れるケースが多いと言うか何と言うか。どんなカタチの社会でも見えないルールは存在していてそれを勝手に破る「空気読めない奴」てのは必ず嫌われる、てのはどこでも一緒だと思うのですが。

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11/30/2011

CM禁止

来年1/1から中国でテレビドラマ中のCMを禁止(Yahoo!:時事)。これでテレビ局にはかなりの損失が出るらしいのですが…まあ、フツーに考えたらドラマ中に頻繁にCMが出てきたらかなりうっとうしいな、とか思ってしまいますが…。
しかし実際には日本と中国ではちょいと事情が違うようで。日本だと「これくらいなら…」といったとこですけどあっちはそれどころではないようであります。

↑記事のYahoo!の関連リンクには「中国ではテレビドラマが2話連続して放送される」と「さらに1話が終わるとCM20本から30本ほどが連続して流される」とあります。さらに「45分番組で1分以内のCMを2本までとする」とかそういう方向性も打ち出しているとか。つまり45分番組で1分以上のCMが多数流れているのが現状、という見方もできます。
日本の場合、45分番組だとCMは二回入ってそれぞれ1分とか1分半とかくらいでしょうか(以前某低予算ドラマ番組が「42分」となっていて、なんでこんなに中途半端に長いんかなあ…と思っていたらCMの量がハンパじゃなかったことありますが)。15秒CMが多い日本では「1分」と言っても大抵は4つ流れるのでそんなに退屈だ、とは思わないような。…ただ…例えば某食品メーカーとか保険関連なんてのは「空いた時間にCMをうつ」契約なんだそうで深夜にばんばん流れていたりします。同じやつを。中には長いのもあったりして。こういう例があるにはありますが日本のは短いのをたくさん流す、という方向になってます。

しかしあっちでは長いのをたくさん流す、というやり方のようで。そうなると日本のとは作り方から大分違ってきてるんだろうなあ、と。さらに日本の「山場CM」が中国では大ブーイング(Yahoo!:NEWSポストセブン)という話もあります。…いや、日本みたいに1分足らずで復帰、しかも複数のCM、とかならいいんですが…長いのをしばらく…となるとブーイングもやむなしなのかも知れません。

…一方で冒頭↑の記事の末尾「中国政府としては、テレビ局への規制を強化して当局の意に沿ったドラマの放映を求め、それをより多くの国民が視聴するよう、CM禁止措置を取ったとの見方もある」(「」内冒頭↑記事より引用)というのもあるので…たしかに当局の宣伝効果?を狙うなら余計なCMはいらん、ということにはなりそうで。でもそうするとテレビ局の運営はどうなるんだろ。あ、でも当局の意向を伝播させる、という目的があるのなら補助金でも何でも当局から援助はできる、ということなんでしょうか…。

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11/22/2011

実は喜劇?

北朝鮮で「チョコパイガイドライン」設定?(Yahoo!:中央日報日本語版) 要するに工場でおやつに配られる「チョコパイ」を持ち帰る人が多く、中には換金したり専門に買い集める人までいる。この辺どうにかならないか…という要請が北朝鮮側からあった、と。
…なんか「チョコパイ」のとこだけ見ると逆にうらやましいと言うかそんなのくれるのか、とか思ってしまったりして。工場勤務でお菓子くれるなんてそんなとこあるんだ、とか。

実は最初に↑記事見た時に「?」ってなってしまいまして。なんで北朝鮮から韓国側にそんな要求が来たんだろ、と。
何のことはない、冒頭の「開城(ケソン)工業団地」を見落としてたようで。開城工業団地とは北朝鮮内なのですが、ちょっと前まで韓国で主流だった「北と仲良くしよう」政策の流れで韓国企業が多数進出して、北朝鮮内で雇用を生み出している工業団地になっています。
…だからチョコパイ配ったりしてるのかも知れませんが。
生活水準はやはり韓国内ほど高いものではないのだと思われます。そこでチョコパイ支給。しかし誰もその場で食べずに家に持ち帰る。当初は「家族とかにあげてるんだろうか」と思われましたが…実際は換金してた、と。そして韓国産チョコパイの人気が高まってくるとその流れが加速。
さらに工場によって「格差」まで生じていて、どうにも妙な雰囲気になってきてる、となると…さすがに北朝鮮側も「どうにかできないか」ということになってきた、というところでしょうか。

なんだか一見どうでもいいようなことなんですが実はかなり重要なことなのかも…とか。しかし。
「チョコパイ配給をやめた場合、勤労者の反発が予想され、北側も積極的に動けないため、南側が供給を中断してほしいと要求している状況」(「」内↑記事より引用)
…うーむ、これじゃなんか喜劇みたいですな。チョコパイで労働者反発…ですか。

01:34 AM | 固定リンク | コメント (0)

11/09/2011

接触なしですって

まあ、そんなもんだと思ってましたが…よく公表したなあ、色んな意味で。
「異星人からの接触はまだない」米政府が異例の発表(AFPBB NEWS)。何と、と言うか市民からの「情報開示」請求に基づいて公表した、とのことで…署名も16000人ほど集めていた、と。

つまり「政府は何か宇宙人について隠しているはずだ。それを公表しろ」と。対して政府側は「そんなもの何もありませんよ。どっかの星に生命体はいるかも知れませんが、それらが接触してくるにはあまりにも遠いでしょ」ときわめて常識的?な回答。
…なんかこういうやり取りだと必ず最後に「いいや。そんなことはないはずだ。必ず隠しているはずだ。今、ここで答えられないのはやましいことがあるはずだ!」と陰謀論ふりかざしてきそうなんですけど。いや、ホントに何もないんだって、と説明しても「絶対に隠しているはずだ!」とこうなってしまう。
「知りたいが調べたくない」「自分の感情だけで世の中は推し量れる」「情報は自然と集まってくるはずだ」の三つが揃うと出所不明のデマは信じるけど人の話は聞かない…といった感じのをどっかで見たんですが。なんかこういう風になってしまいそうだなあ…とか。
自分が納得できない=理解力がない、ということに気づいてないだけかも知れませんが。「陰謀だ!」と断定しちまうと事象のそこから先、つまり今後どういう風に変化していくのか…ということに一切目を向けない、そこで止めてしまうことになって、いささかモッタイナイような気もしますけども。

ところで。宇宙人が密かに米政府と密約を交わしている…というのは一体いつ頃から出てきたんでしょうか…。
前にも書きましたけど、こういう話が嫌いなわけではないのです。むしろ好きな方で(陰謀、となると首傾げる方ですが)ただ純粋に好奇心?でいつ頃なのかなあ…と。
「月面の顔面様建造物」ってまるでヒトの顔みたいな岩が月面写真に写っていたことがあって「これは月面に宇宙人の基地がある証拠だ! 政府はこれを隠しているんだ!」てなことになったことがありますけど…NASAかなんかそっち系の関係者が「これ、影の具合で人の顔みたいに見えるでしょ」って半分笑い話でどっかの記者に話したらそれに尾ひれついて広まった…てな話(真偽は不明)があって、自分はそういう話の方が好きだったりします。

ちょっと前には日本でも「実録! これがUFOだ!」とか某Y氏のいかにもありそうな宇宙人関連の番組やってたもんですが。最近はやらなくなっちまいましたねえ…「世界びっくり映像」とかすでに動画投稿サイトでは知れ渡ってるようなのを今さら紹介する番組では時々出てきたりしますけど。
やっぱり映画とかそっちの影響なのかなあ…何度か「UFOブーム」というのが20世紀、いや19世紀にも「オカルトブーム」的なことが起きるんで(しかし19世紀だとUFO関連はほとんどない)、そこら辺で何か「芽」があって自然発生的に発展して広まっていったのかも…。

今回の発表は「うちは宇宙人と交信したことなんてないよ」という米政府の見解なので、即「宇宙人なんていないんじゃあ」というものでありません。地球以外の生命体の存在はまだまだ完全否定されたわけではないのですが…「宇宙人」として地球にUFOで来る、という壮大なお話にはならないのかも知れません。

12:39 AM | 固定リンク | コメント (0)

11/05/2011

…こっちもどうなりますやら

ロシアの研究機関「2020年代に北朝鮮は存在していない」(iza!) とは言ってもいきなり消滅したりするのではなく、南北統一がある程度でも進行して、現在のような「金王朝」ではない、ということのようなんですが…。

まあ、可能性の話ならいくらでもできますが。
例えば日本だってあと10年、何も全く変わらずにこのままの状態を維持できる…と決まってるわけではありません。何があるか分からない。中東じゃないですけど、いわゆる「反体制派」が大きなコトを起こして現状が変わる…なんて可能性もゼロじゃありません。
ゼロじゃ…ないんですが…。
10年、ですか。人一人が変わるのにも長すぎる時間、と言えるかも知れません。…年代にもよりますが。10代から20代、というのと30代から40代、というのは大分違いますし。

人間の場合は基本「中身」は変わらないのでそういうことになりますが、国家だと。「中身」つまり国民や指導者なんてのはいくらでも変わりますから「10年」というのも大分意味合い違ってくることにはなります。
2020年代、ですか…どうなってるんでしょうね、世界も、日本も。予想はいくらでもできるんですが…確実なことは誰にも分からんことでもあるわけです。

12:08 AM | 固定リンク | コメント (0)

11/04/2011

どうなりますやら

「君の家は大変そうだからお金を貸してあげるよ」
「え、なんか悪いなあ大家さん。たしかにちょっと困ってるんだよね」
「まあ、他の住人のみなさんの意思でもあるからね。でも君の家の人たちは生活態度があまり良くないようだね。そこら辺をどうにかしたらお金を貸す、ということにしよう」
「じゃあ、それでいいかどうかうちのみんなに聞いてみるよ。場合によっちゃずっとこのまんまってこともあるかな。えっと…答えが出るまで何ヶ月かかかるけど、いい?」
「…今現在困ってるんじゃないの?」
Yahoo!経済トピックス:ギリシャ経済危機
…こんなカンタンなものではないのですけれど、実際は。なんだか状況が妙な方向へ空回りしているような気がして…ついに首相も辞任するみたいですし。

ギリシャがEUの一員、ということが大きいのかも知れません。しかしEUは一度加盟してしまうと「追い出す」ことができないらしく(脱退はできる…?)他の加盟国も綿でくるんだような曖昧な言い方しかしてないような。
財政危機、つまり破産寸前なわけです。が、EU内というのは「ユーロ」で統一されています。ギリシャの「信用」がガタ落ちになるとユーロの「信用」までガタ落ちになる。…日本の円高が進行しているのは一つはこれによる「ユーロ安」からある程度でも堅実?そうな円に人気が集まっているからだ…という話があります。同じような理由でEUに加盟していないスイスのスイスフランも高騰してるんだとか。

でもそれじゃヨーロッパがギリシャに引っ張られて奈落の底へ落ちてしまう…。
当たり前ですがそういうわけにはいかないのでギリシャへの融資を敢行。それでもあんまし効果ないので何度か敢行。…でもそれでも効果がなさそうなので「公務員削減」とか改善に向けて色々条件をつけたんですが。そしたらそれでいいのかどうか国民投票やって国民の意見を聞く、と。
…それはそれでなんだか悪くないように見えますが、実際にギリシャで国民投票やる、となると様々なステップが必要なんだそうで。議会での承認やら何やらで何ヶ月もかかる。場合によっては解散総選挙になる可能性もあるので、そうなったらさらに時間がかかっちまう。
正直、そんな余裕は今のEUにはないわけです。だから「援助」か「脱退」かどっちかを選ばせる、とかそういう話までG20で出てきてたらしいのですが…どうなりますやら。EU内でも結構意見が分かれてて「融資? 冗談じゃない」という風な論調になった国もあります。

…ただ…これ、他人事じゃない可能性もあります。日本だっていわゆる借金額はとんでもない額になってます。いきなり破産、とかそういうことになってもおかしくはないほどに。
ギリシャの場合はEUという命綱(ちょっと切れそうですが)があったんですが日本の場合は…? こっちもどうなりますやら。

03:08 AM | 固定リンク | コメント (0)

10/30/2011

新たに作るのは…ムリ?

東京・小金井市、市長の「失言」でゴミ収集危機へ?(Yahoo!:読売) 話の流れとしては、市長選で(ゴミ処理にかかる)4年間で20億円を「ムダ金」と発言→その候補者が市長に就任→周辺自治体が「ムダとか言うならゴミ引き取らないよ」…と。
実は小金井市のゴミ処理施設は老朽化が進み4年前に廃止になってます。そのため1年ごとに周辺の自治体にゴミ処理を委託しています。…当然タダというわけにはいきませんからいくらか払うことになるのですが…それを「ムダ金」と言った人が市長になった、と。
…意味としては「ムダな使い方をしている」とかそーいうこと言いたかったのかも知れませんが。実際に処理を受け持っている側からすればたまったもんではありません…。そりゃ、「じゃあもういいよ。勝手にしな」と突き放したく気持ちも分からんではないですが。

ま、素朴な疑問もあるのですが。…ゴミ処理場、再建したら?
4年前まであった場所にもう一度建てる、というのがしごくもっともな選択肢だと思うのですが…何かあるのかなあ、その土地はもうすでに所有者が変わっているとか。で、新たに土地も探せない…とかそういう状況なんでしょうか? それとも何か別の事情があって再建できない…ってことなんでしょうか?
4年間で20億円…そりゃ、処理場がない現状ではどこかに委託して処理してもらわないと立ち行かないわけです。再建計画なりなんなりは進んでいるんでしょうか…? 予算がない、という話でも計画くらいは進められますし…なんか…その辺も色々あるんでしょうかね。

市民が一番困ってると思うのですが、こういう状況。そしてなんとかできるのは市だけなわけです。…なんとか…ならないもんなんですかね?

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10/25/2011

二つほど 10/25

ロシアとアメリカで二つほど。

一つ目。ロシア。旧ソ連圏の再統一…プーチンの野望(iza!)。大統領と首相がくるくる入れ替わる、というなんだかミョーなことになりそうなロシアですが。今度大統領となることがほぼ確実なプーチン首相は「旧ソ連再統一」を目標とするのでは…ということであります。
現在のロシアは1991年にいわゆる「ソ連崩壊」によって解体されたソ連の…最も主だった部分、ということになりますか。「ソビエト連邦」というくらいですからいくつもの国家が集まってできていたものを「解体」してロシアという一つの国になった…という見方もできます。
そして崩壊後にそれぞれの国家は独立国となりました。
それをもう一回統一させよう…ということであります。たしかに独立はしたけれど国としての運営はなかなか難しく、ロシアを頼っている部分もあるとか。逆にロシアとは様々な事情があって(ソ連時代でも一枚岩というわけじゃなかった…)めちゃくちゃ嫌ってる国、というのもあります。そこら辺の事情も含んでの「統一」ということなのでしょうけども…。
…なんかコワイな、と。正直なとこ。ここで再統一してもEUのようになれるかどうかも分からないんですが、しかしあのプーチン氏か…と。妙に迫力ある人ですし…その辺がコワイな、と。

二つ目。アメリカ。アラバマ州で不法移民取り締まり強化法が発効、労働力のあては…?(iza!) アメリカは地続きなので他国から不法に移民が入ってくる…と、そういうわけではありませんが(日本にだって不法な移民はたくさん入ってきてます)。それでもこうやって一部あてにしてしまう向きはあるわけです。
しかしあくまでも「違法」なのでそれなりの対処をしていかないといけないわけですが。
…なんだか単純?に取り締まり強化による弊害をきちっとシミュレートできてなかっただけなんじゃないのか…とか↑記事読んだ時に思ったりして。一部では重要な労働力になっている、というのは日本でもそうなんですが、ソコが一気に抜けたらそういう事態になるってのは予想できなかったのかな…とか。
来年以降はそういうのもなくなりそうな感じではあるのですが。いや、また別の問題が起きて混乱…とかそういうことにならなければいいのですが。

03:30 PM | 固定リンク | コメント (0)

10/21/2011

狂犬の最期

カダフィ大佐死亡、リビア国民評議会発表(Yahoo!:産経)。「中東の狂犬」「砂漠の狂犬」とまで呼ばれた独裁者・カダフィ大佐の死亡が確定…したようであります。昨日の夜からずっとこの話が出ていたのですが…どうにも確証の持てない内容、と言うか詳細が不明な話ではありました。
しかし独裁政権と争ってきた国民評議会の正式発表。これで42年続いてきた独裁政権に幕が降りることになります。最初のデモや反乱からの流れから言えば「民主化(今までだって民主的国家運営がされてなかったのか…と言えばされてなかった、わけではないんですが。一応)」ということになりそうなのですが…。

これからが大変な道だと思うのです。

中東では例えばエジプトも「独裁政権」を終了させてきています。あるいはイラクも「独裁政権」をアメリカが手助けした、とは言え終了させてきています。しかし…その後は「会派」同士の競合などもあってなかなかスムーズには行ってません。

いや、別に以前のような状態に戻った方がいい、と言ってるわけではありません。ただ…曲りなりにも「独裁者」と呼ばれる人物がいて国が治まっていた、ということはその人物に「何か」あったわけです。カリスマ性と言う言い方もできますし運とも言えますし。あるいは状況が整いすぎてた、という言い方もできます。
それが全部なくなってしまうわけです。一般市民と言うのは実は結構保守的だったりします。現政権は前政権と比較されてアラ探しをされる、というのはどこの国でも変わりません。「脱・独裁者」をした国はそういうことへさらに厳しい目が向けられそうであります。

リビアの情勢は↑以外でもまだまだ不安定だったりします。カダフィ大佐の信奉者というのもまだまだいそうですし(実際の人間関係なんて白黒で決まるもんではないです)。…まだまだ混乱は続く、と言うよりやはりこれからが一番大事で大変な時期到来なのかな…と。
日本も他人事ではありません。国家の急激な変貌、なんてのはいつどこで起こってもおかしくないのですから。

03:48 AM | 固定リンク | コメント (0)

10/16/2011

えそらごと

「反格差」デモの余波? 欧州でもデモ拡大(Yahoo!:毎日)。アメリカの金融の中心地とも言えるウォール街から発生した、とされアメリカ内にも拡散しているとされる「反格差デモ」であります。
デモの主張は例えば「我らは99%である」というもの。これはアメリカの富は1%ほどしかない富裕層によって独占されている、我々残り99%はそんな状況に断固抗議する…とかそういう内容であります。いわゆる「アメリカンドリーム」というのもあって「希望とチャンスの国アメリカ」と言われて挑戦していけばビッグドリームが手に入るかも知れない国、と言われてきましたが昨今はそんなチャンスもない、と年配の方々も今後を憂いてデモに参加してる…なんてニュースも。

こう言っちゃなんですが…コレだけ聞くと世間知らずのガキのたわごとにしか聞こえんのですが。
実際、「経済格差」というのは各国で叫ばれていることであります。その多くは「本当にお金のない人」と「生命維持に必要な分よりはるかに多くお金を持っている人」に分けることができます。日々の暮らしに事欠く…どころではなく。毎日満足に食うこともできない。でも仕事もない。仕方なく今日食ったら明日は食わないでおこう…という人の一方で毎日外食して捨てるほどに食事する人もいる。
それが本当の「経済格差」だと思うのです。
日本という外国のテレビニュースに映っていた、ウォール街に出向いた若者たちはノートパソコンを持ち、ツイッターをし、寝袋もあり、支援者からの物資もあり。…中には「仕事休んで来ました」てな人も。生きてく分にはそれで十分なんじゃないのか? あんたら?

まあ、これは直接現地のことを知る由もない人間の考えることであります。実際にどうなっているか…日本だと当たり前の制度がなかったりあるいは逆もある外国であります。「本当の実情」というのは日本にいては分からんもんではあります。

で、この「格差デモ」が日本でも起きた…ということなんですが。
…なんで「原発反対」を盛り込むのか…その辺からどうも怪しいんですが。これが原発事故があったから私は職を失った、収入が減ったんだ、だから原発なくせ、とかそういうハナシならまだ理解できるんですが…それとこれとは別問題じゃないんですか?

さらに。「格差解消」というとすでに何十年か前にそういう「デモ」が起きてます。海外でも日本でも。死者も出ています。そしてそういう「楽園」を目指した国家もありました。…その国家は今どうなっているのか? 最大の北の国家はちょっと前に方針転換して大きな痛みを負ってます。その南の人口の多い国家は部分的に方針転換して…かえって「格差」に悩まされています。発展はしてるんですが…なんかちぐはぐ。唯一カリブ海の島国だけが継続してますが各国からの経済制裁は今でも続いています。

…最後に個人的なとこなんですが…なーんかうさんくさいんです。言ってることはまともで正論なんですが…そりゃ、自分だって経済的に裕福なわけじゃないです。でもなんか受け入れられない。
「甘え」と言ったらいいんでしょうか。少なくとも日本で報道される限りを見てると…「偽善者」の香りがぷんぷんと。ま、偽善者でも「善」なんですけども。

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10/09/2011

あめりかのこと

カリフォルニアでフカヒレの保持・及び販売を禁止する条例が可決(Yahoo!:CNN)。すでにアメリカではハワイでのフカヒレの保持や提供が禁止されていますし…フカヒレの獲得を目的としたサメの捕獲がほぼ全域で禁止されていたりします。…第一義として「サメ類の保護」があるわけですが…一律「ダメ」というのはどういうもんなのか…特に中華系の多いカリフォルニアでは色々あるかも知れません。

「フカヒレ」とはまんま「サメのヒレ」であります。主に大型のサメ(ジンベイザメやウバザメが重宝されるそうな…他にもイタチザメやアオザメと言った獰猛なサメも)のヒレを使います。部位(胸びれ・背びれ・尾びれが主)によっても違ってきたりしますが、これは獲ったサメのヒレをそのまんま使うわけではなく。乾燥させて「干した」ものを使います。
日本では気仙沼が有名ではありますが…どうなんでしょうか。なお、日本ではヨシキリザメのヒレを使います。

基本的に無味とされます。しかし軟骨魚類ゆえのゼラチン質の食感が楽しめます。なおかつ「干物」のくせ?に「戻し」、つまり再び水分を含ませて元のような状態に戻す作業が肝要となります(その時の味付けが重要)。…正直、かなりめんどそう…。
ふかひれ(Wikipedia)
…まあ、中華食材で「干し」と言うと大抵そんなもんですが。
それに…自分は食ったことないんでホント、どんなんかは分かりません。しかしあれだけの人たちが長年愛好しつ続けてきたわけですから、美味なんではないか、と思うのですが…さて?

なんだかコレを重ねて思い起こされるのが例のデモであります。いわゆる「経済格差」をなくす…デモ。
日本とアメリカですから国情と言うかそれぞれ事情が違います。例えば日本では当たり前…と言うかほとんどの人が入っている「健康保険」、自ら入るのと企業で入るのとで違いはありますが大多数の人が入ってます。これによって安く診療してもらえます。…こういう「国家規模での健康保険」はアメリカにはなかったりします(これは先の大統領選でもテーマになってました)。希望する人は保険に入ればいい、ということなんでしょうか。
そのため診察代がとんでもないことになる人もいて、日本とは違った意味での「無料診察」というのがあったりします。

そんな中でもアメリカの人はやるこたやってます。…その一つがデモなんですが。
ただ。個人的な印象なんですが、なーんか言ってることが1970年代とかそれ以降の「オンリー理想主義者」と似てるような気がして。「戦争がなくなれば即平和な世の中が訪れる」とか「今の腐った社会を改めればいい世の中になる」とか…そんなフレーズ。
日本で報道されてる限りから受けたもんなんで、実際のとこは分かりません。
でも…そんなカンタンなもんなのかな、と。銀行がどう、とか、税金の不均衡がどう、とかそういう話がよく出てくるんですがそれがどうしたんだろう、と。やたら「アメリカンドリーム」を口にしますけど一人の成功者の影に落伍者が無数にいることくらい、どこでも常識でしょうに。
デモにあつまった人たちが「フツー」の格好してるのも…なんだか。たしかアメリカはヒッチハイクを多くの州で禁止していると聞いていたんですが、どうやってニューヨークやらワシントンD.C.やらにまで来たんだろうか? その寝袋や荷物、場合によってはPCはどうやって手に入れたの? 支援者が支援物資を送ってくれるらしいけど…どんな人たち? 名も無い一般市民がそんないきなり組織立って動けるもんなのか…。

どーにもなんだか…信用できない、と言ったらよその国ことですし、言いすぎかと思います。
でも…文化への折衷案もナシに禁止とか「中東の政府転覆と同じさ」と気軽?に言い放つとか…。なんだかアメリカ合衆国にとってはそれでいいのかい? と。融合とか妥協とか最低限の要求とか…そういう「交渉」てのはないんですかね…?

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10/01/2011

お試し?

メキシコの市議が「2年婚」許可制度を提案(Yahoo!:ロイター)。「2年婚」ということなので2年間だけ結婚するってこと? …いや、そう単純なことではなく。結婚してもどうせ離婚してしまうのだから、最初から結婚生活の期間を決めておいて、それが過ぎたらすっぱり別れてしまおう、と。「2年間」というのはメキシコシティではカップルが2年以内に別れることが多いから…ということのようであります。
もちろん生活が続くようなら「延長」も可能、とのことで。…そりゃあ、まあ、一生のことですからそういう制度もアリ、なのかも知れませんが…最初から離婚すること前提の結婚、というのもなんだか妙な話ではあります。

メキシコという国は日本から見れば南国の騒がしい国、みたいなイメージもあったりしますが…実際は敬虔なキリスト教徒の多い国であったりもします。アメリカ合衆国は基本、プロテスタント系ですが、こっちはカトリック系になります。南米にはカトリックの信者が多いのですが、土着の信仰と融合して独特な「キリスト教」になっている場所、というのもあったりします。
しかしそれでも根はカトリックなわけで…ごくごくざっくりと示すのをお許し頂けるなら(本当は厳密な教義があって、それらをきちんと理解なさってる方に教えて頂くのがいいのですが)…神様の前で誓ったことは絶対、ということになります。つまり結婚する、ということは神様の前で誓いの言葉を述べるので、離婚なんてもって他、ということに。
…しかし現状、そこまでかっちりできるわけではなく(イギリス正教の例もありますし)…でないと半分くらい離婚してるメキシコの人たちはどうなるんだ、とか…。

↑のような制度をもし日本で導入…というのはなんだか無理そうな。
日本の場合はカトリックでない方の方が多いので、離婚しても問題なし…と言いたいところなんですが、「家」の問題というものがよその国より大きくのしかかってきます。つまり同じ家の人になる、と。ということは裏切ってはいけない…と。
やはりどこに行っても離婚というのはあまりいい目で見られないものなのかも知れません。状況や場合によって結構判断は変わってくると思われるのですが…その辺も、なかなか難しいもんであります。

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09/18/2011

二つほど 9/18

海外から二つほど。

一つ目。「第三の性」オーストラリアのパスポートの性別欄が三つに(CNN)。これまであった男性「M(Man)」と女性「F(Female)」に加えて「X」が増えた、とのことであります。これは「中間」もしくは「未確定」ということですので、病気などによる「正当な」理由による「X」ではないか、と個人的には思ってるのですが…。
確たる理由もなくファッションだから、とかそーいう理由でコレを選択できる、となるとそれはそれで問題になりそうな。深刻な状況にあって本当にどちらかを選ぶことのできない人がそうするならまだしも。遊びでやられちゃあなあ…と。
…そんな風に自分は思うのですが。↑記事だけでは例えばオーストラリアでは公的な文書でも「X」が認められたんだろうか…いやそれは違うかパスポートだけかな、と詳細が分かりません。ただ、方向としてはそういう方向を向き始めた、とかそんなもんなのかも知れませんが。

二つ目。金(きん)高騰で新たなゴールドラッシュに沸くアメリカ(CNN)。日本で言えば江戸時代後期頃にアメリカではいわゆるゴールドラッシュが起きています。正に一攫千金を狙う連中がそういった河川に集まってきた…というものであります。場所によってはそれで町ができたりした、とかそんな話も。
…ただ、色々読んだりしてみると、どうも「一攫千金」というより↑記事のボブ・ガスタフソン氏のように地道にこつこつと砂金や金粒を集めていった、とかそんなもんのようで。いくら金が出る、と言っても川に流れてくるものですからそんなに大きなモノはないのでは、と(結構デカいのが見つかったりはしてるんですが)。それでもそういったのを集めていけばやがて一財産にはなる…かも。
日本でもそういう川はあるそうで。しかし大抵の場合地主に許可もらったりしないと勝手な採掘ができなかったりします(なんか見つかった時に大モメ、とか)。たしかアメリカもそんな感じだったような…でもどこかの川では一般人が採掘できる、とか…世界で唯一一般人が採掘できるダイヤモンド鉱山って、アメリカ…でしたっけどこでしたっけ…?

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09/11/2011

10年

長いようで短いような。
9/11の米中枢同時テロ、その後の対応は「過剰反応」?(iza!) 「過剰だ」と感じている人は世論調査でも少数派、ということになってますが。…同時多発テロからイラク戦争へ、という流れからするとたしかに「過剰」という見方もする人もいると思われます。でも、首謀者とされる人物が逮捕されたからこれでおしまい、と簡単に決めてしまえるものではないような。

実際、現在のアルカイダには当時ほどの勢力威力はない…というのが最近の見方になってきてます。
大きな組織だったのですが、元々一枚岩だったわけではなく(こういうとこどっかの政党に似ているような?)各国が対応してきたり情勢が変わったりしてどんどん分裂していってしまってます。
さらに指導者的立場にいた、とされるウサーマ・ビン・ラディン容疑者の死亡…。
そういったことが続いて弱体化、もしくは細かい組織への分裂が進んでいるのも事実だと思われますが…さて。

たしかにここ最近では例えばアメリカやEU内などでは大きな「テロ」は起きていません。…いや、起きているのですが明らかに「アルカイダ」と言えるわけではない場合が多いようで。
…しかし9/11で一種の先鞭をつけてしまった、という見方もできます。ああいうことができるんだ、と。イスラム系とかアルカイダとかそういうのはもう関係なくなってきてるのでは…とか。一つの勢力として(国家というくくりではなく)「テロリスト」を見るならば、これはまだまだ大きな事件が起こる可能性があると思われます。

9/11にアメリカでテロを行なう、そんな情報もあったとか(どこでとか誰が、とかは分かりませんが)。いつ現状の一見平穏に見える状態が覆されるか分からない…それを世界に知らしめたのが10年前の今日だった、と思っています。ホント、先というのは見えないものであります…。

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08/19/2011

二つほど 8/19

日米の乗り物?で二つほど。

一つ目。米大統領専用装甲バス登場、お値段日本円で約8400万円(CNN)。ちょっと意外だったのですが、これまでは「リース」つまりバスを借りてそこへ専用機材なんかと積んでいた、とのことで。しかし「リース」ですから返す時が来る。その時に元に戻す手間も費用もバカにならないので「買う」ことにした…と。
…こういうの、日本ではあまり聞きませんが。たしかにオバマ大統領が就任パレードやった時にゴツイ黒塗りの明らかに「装甲車」というのに乗ってましたけど。立場の違いなんですかねえ…米大統領ともなると命を狙われる危険が日本の首相より、ぐん、と高い、ということなんでしょうか…。
こういうのが必要になる、というのはある意味ではあまり好ましい状況と言えないとは思いますが。しかし世界状況的に見るならばやはり考えた方がいいのかなあ…とか。でもそうなったらこんな値段では反発必至、ですか。

二つ目。競走馬「ニンジャ」伊賀と甲賀が応援団結成(Yahoo!:毎日)。ありそうで今までなかった名前、かも知れません。「なんとかニンジャ」とか「ニンジャなんとか」というのはありそうですが、そのものずばり、となると。
…そう言えば深夜の通販番組で「ニンジャ」ってフードプロセッサー、やってましたっけ。もちろんあっちの番組を翻訳してるのですけれど。なんで「ニンジャ」なのか…日本だったら逆にこういう名前は付けないような気もしますが(バイクにはありましたが)。
どうもあっちの人にとって「ninja」というのはスーパーマンか何かのように見えるらしく。覆面してたり手裏剣放ったりするんですけどやってるこた明らかに「ヒーロー」なわけです。…日本だとどっちかと言えば「スパイ」とかそういう暗いイメージもあるのですけれど、あっちはそうでもなかったり。
まあ、それでも競走馬ということなら走って頂きたいとこであります。伊賀と甲賀…これも講釈モノの流れなんですが、それでも何か話題があるというのはいいもんであります。

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08/17/2011

どう出るんでしょ

グーグルが米モトローラ子会社を買収…「黒船」を恐れる日本勢(Yahoo!:フジサンケイビジネスアイ)。すでに「大手検索サイト」というくくりには収まらなくなってきてるグーグルですが。スマートフォン向けのOS「アンドロイド」も開発・流通してますし(日本の場合はアイフォンかアンドロイドの二択)。それがモトローラの携帯電話端末子会社を買収。ということは中身(OS)と外側(携帯電話)の双方を手に入れることになり…いわばアップルと似たような状況になるわけです。
モトローラ、と言えば老舗中の老舗であります。何しろ「携帯電話」そのものを開発した会社ですし。ちょっと前までは海外だとモトローラかノキアというのが一般的ではありました。が、スマートフォン市場に乗り遅れた、という話もありやや低迷の観があったようで。しかしここへ来てグーグルの子会社買収。

…それでも…「黒船」まで行くんだろうかな、とか個人的には思ってしまいますが。一般市場にとって。
日本のケータイ事情が「ガラパゴス」と呼ばれ海外とは全く違う方向・性質への道を辿っているのは↑記事にもある通りで。今はそうでもないそうなんですが、例えば海外の携帯には「着メロ」なんかありませんでした。携帯専用サイトの数もそれほどなく。発色できる色数もそんなに多いものではありませんでした。…つまりは「会話」に特化、という電話としては当たり前な機能だけ充実していたわけです。
あちらからすれば、なんで日本の携帯はそんな会話とは関係ない機能がいっぱいついてるんだろう…と奇異なものに見えてたのではないのかな、と。

そんな日本の「ガラパゴス」にはやはりよその国とは違う風習?みたいなのがあります。「キャリア」と「メーカー」の違いであります。
日本の場合、ドコモ・ソフトバンク・auの三つの「キャリア」がほぼ市場を独占しています。そして「メーカー」はその「キャリア」に従う、と言うかそれぞれの販売戦略に乗った携帯端末を提供。…こないだようやくできるようになりましたが「キャリア」間での電話番号のやり取りもできなかったんです。つまり一度どれかの「キャリア」に乗ってしまうとなかなか他へ変更できない。そしてそういう状況に対して「メーカー」は基本何もできない。

だからアイフォンが日本に入って来た時はちょっとした騒ぎになったわけです。「メーカー」であるアップルの方が明らかに強い。ソフトバンクが「キャリア」になってますが、これは販売網の関係と免許取得がややこしかったからじゃないかな…と個人的には思ってます。一応、どんな事業体でも「キャリア」になることはできるんですが…帯域の問題などでかなり手間取るらしい、というのはよく聞く話であります。実際、自由化されてから参入してきた企業、となると…?
同様にグーグルが日本進出、となると…モトローラの名前は日本でも有名ですが「キャリア」ではありません。てことは新たに免許取得するかそれともドコモかauと組むか。…結局アイフォンとやるこたそんなに変わらないんじゃないのかな、と。

これがもしグーグルが組んだ相手にしかアンドロイドを供給しない、とか言い出したらまた違ってきますが。「メーカー」という立場で供給する、となると…アップルと同じなわけであります。
…そうなると。「黒船」となるのは同じ「メーカー」にとって、ということになりますか。現在のとこ日本製「メーカー」はかなり行き詰った状況だ、という話もあります。知名度で言えばはるかに大きなモトローラやグーグルが参入してきたら…?

結構意外なことになったりするもんですが。事前に心配していたことと全然別のことが起きたりして。良い悪いは別にして。…しかしそれもどう出るかによって変わってくるもんでもあるんですが…。

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07/30/2011

ビールは酒

日本では何を当たり前のことを…と、そういうことになりますがロシアではそうではなかった…いや、これからそうではなくなる、とのことで。
ロシアで清涼飲料水扱いだったビールが「酒」扱いに(Yahoo!:産経)。これまでロシアではアルコール度数15以上が「酒」ということになってました。しかしビールは大抵は3とか5とか多くて7とか。10超えるのもあるそうですが…あんまし一般的ではありません。そこで「食料品」の「清涼飲料水」扱い…ソフトドリンクだったわけです。
ロシアでも酒類の販売には規制があります。販売時間が決まってるようなんですが…当然のことながら清涼飲料水なら時間制限はありませんでした。が、今後は決まった時間内でしか買えなくなってしまう…。
…しかしこの法律、施行は2013年からなんだそうで。今すぐそうなるわけじゃない、というのがある意味ミソなのかも知れません。

ロシアと言えばウオツカのような強い酒が有名。厳密にはウオツカではないですしポーランド産なんですが96度のスピリタスなんて酒もあります。火が着きます。フタを開けておくと気化してなくなっていきます。…そして飲んでみると口の中が「痛い」という…。
そういう酒が多いせいで度数の低いビールは酒扱いされてなかったのか…と言うと個人的にはそれはどうかな、と思ってます。ウオツカが強い、と言っても度数は45とかそれくらいで実は度数から見ればそんなに強いもんではありません。中南米のラム酒にも度数の強い酒がありますが…やはり40とか50くらいが普通で。テキーラも強い酒、と言いますが度数からすればそんなに高いもんではありません。
ただ、飲んだ時の衝撃と言うか何と言うか。かなり強い刺激?があるので「強い酒」というイメージが定着したのではないかな、と。そしてビールを酒扱いしてない国てのはまだまだありそうで。かつてヨーロッパでは水代わりにワインを飲んでたらしいですが(水が悪くてワインの方が安全だから、という説も)それがビールになっただけなんじゃ…とか。

↑記事にもありますが昔のロシアのビールは大変に不味かったらしく、椎名誠の紀行文か何かで「馬のなんとかビール」と揶揄されてました。…しかし最近はそうでもない、とのことで…機会があったら飲んでみたいものであります。
…ところで。ロシアは2013年からアルコール度数0.5以上の飲料を酒とする、となりました。ちなみに日本ではアルコール度数1以上で「酒」となります。まあ、1でも0.5でもそんなに変わらんのですが。実は日本より厳しくなるのだな、とか思ってしまったりして…。

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07/29/2011

分からない

中国でのいわゆる「中国版新幹線」の衝突事故。多数の犠牲者が出て、事故後の対応にも国内外から批判や疑問が出ていたのですが。
「鉄道省は残れ」温首相の記者会見直後に中国記者から怒声が飛ぶ(iza!)。…事故としては大変に痛ましいものだったのですがどうせ中国のことだからテキトーなこと述べてテキトーに幕引きはかるんだろう、と思ってました。国として個人の表現の自由を認めていないわけですから、最終的には上が風化を狙って筋も通さず沈静化させるんだろう…と。幼稚な国だから仕方ないんかなあ、犠牲者の家族はやりきれんなあ、と思ってたんですが。
何かここへ来て「変化」が起きてるような…そんな気もします。

そもそも犠牲者が何人か分かってません。
そこで自分の親族や関係者が乗っていたはずのに遺体がない…と抗議が始まってる、という話がありました。その時に、おお、やる時はやるんだな…とか思ってしまいました。
実は中国というのは急速に成長したせいか、恩恵を受けてる都市部と切り離されてる農村部の格差がハンパじゃありません。日本で「経済格差をなくそう」とか言ってるのとはレベルが違います。
…しかも日本以上に役人の堕落がひどい、という話もあったりして(これもまあ、全部100%の役人がワイロくれるんならなんでもやる、というわけではないのでしょうけど)。民衆の怒りやストレスは場所によってはかなりなものになり…デモや暴動が相当数起きている、という話があります。
…しかし当たり前ですがそんなもの対外的に見せるはずもなく。
表向きは国家に素直に服従する人民、というのを見せ続けてきたわけです。それが公然と抗議している姿が世界中に流された…。

そして↑記事。温首相は知らんぷりしたのでしょうけど…怒声、というのは穏やかじゃありません。日本でも福知山線の事故の時に記者の怒声が飛びましたけど…あれはまた何か記者の側が勘違いしてたふしがありましたが、この場合は明らかに「上」に対しての怒声なわけで。表現の自由が曲りなりにも保障されている日本ではなく、共産主義国家の中国での怒声。
そう言えばニュースで「温首相が記者会見を~」てな時に記者会見の映像流れなかったなあ、と思っていたらそういうことがあったのか、と。…なんかウラで動きそうな気もしますけど…さて。

しかしこの「怒声」ですら国家の何らかの方針でやらせたものではないか、という見方もできます。ほら、うちはここまで自由なんだよ、人民を押さえつけたりしてないんだよ…と。その可能性もありますんで、本当に記者が本心からそういうことしたのかは…やはり分からない。
ただ、幕引き狙うにしてはなんかちぐはぐだなあ、とか。第三国の事故調査委員会(と言いつつロシア辺りとか)を入れるとか。あるいは事故車両を報道陣に公開する(と言いつつ中国本土の報道社限定とか)とか。あえて大掛かりなことやって一気に幕引き…ってそんな簡単なものではありませんか…。

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07/19/2011

めちる

やっぱりそうなっても呑んじまうもんなんでしょうか…。
エクアドル。密造酒で21人死亡、7/17から72時間アルコール販売禁止の「禁酒令」を発令(CNN)。どういう製法をしていたのか、ちょっと分かりませんが本来飲用となる「エチルアルコール」ではなく有毒の「メチルアルコール」を飲んでしまった…ということのようであります。
日本では酒を個人で造ることは禁止されています(販売目的でなくても禁止)が、世界各地だと事情がそれぞれあるもんなので、個人で「密造酒」を造ることが許されている…ところもあるかと思われますが、なんでわざわざ有毒なのを呑んでしまうのか…。

いや、この手の話はエクアドルに限ったことではなく。他の国でも時々出てきたりします。
ロシアかどっかで「酒がなくなったらメチル飲む」とかそう公言している人がいる、とか。飲んだ人の話によると刺激感?と高揚感?がたまらないんだ、とか。フツーのお酒に飽きた人が最終的に辿り着くのがメチルだ、とか何とか。怖いもの見たさ、と言うか飲みたさ、と言うかそんなんもあるかも知れませんが…それにしても。
…日本でも終戦直後にはそういう粗悪な酒が出回っていた(工業用メチルを混ぜるとか何とか)、という話もあります。そもそも醸造した酒にアルコール(こっちはエチル)を混ぜる、という現代でもまだ行なわれている技法は戦中から終戦直後のモノのない時代に酒の量をカサ上げするために行なわれていて、なんで今でもそんなことしてるんだろう…という疑問もあったりしますけども。

…なんで人間はサケを呑むんだろう、というのは実は結構深いテーマではあるんですが。ウサ晴らし、というだけでは語れない何かがあるのかも知れません。まあ、自分みたいに習慣になっちまってるとそれはそれで問題だったりしますが…。
いずれにしても酒は楽しく、が基本であります。明らかに「害」となるモノまで飲むのは、ちと、意味合いが違ってくると思うのですが…?

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07/12/2011

これをこのタイミングで

今、やるのか…。
オーストラリアのギラード首相「炭素価格制度」導入方針示す(CNN)。なんかもう「方針」という段階ではなく、今年中に法案成立とかそういうとこまでいってるようではありますが。
これはカンタンに言えば「二酸化炭素を排出した分に税金をかける」というものであります。二酸化炭素を含む温室効果ガスの排出、というのは環境問題の観点からも世界中で問題になってきてます。で、コレを出した分カネ払え、ということになれば排出量を抑えるようになるだろう…という考えなわけであります。
なお、これに類した法案はたしか日本でも提出が検討されていたような…なんかそんな話を聞いたように思います。

これが半年、いや今年2月までなら受け入れられていたかも知れません。
しかし…福島での原発事故。これにより世界の原子力発電情勢は大きく変わりました。何かあった時の周囲への影響が大きすぎる。そのため「脱原発」を掲げた国もあります。でも…原発ヤメてしまうと代わりの発電方法が必要になるんですが…それが確定できていません。
…実は原発というのは二酸化炭素などの温室効果ガスをほとんど出さないので「環境にやさしい発電方法」とか前は呼ばれていたりしました。…日本でも発電方法を原発にシフトすることで環境に配慮しよう、とそういう動きが主流だったんですが…現在の状況では原発の維持も難しい状況になってきてます。

現在の生活レベルが維持できるのなら、大半の人は別に原発でなくてもいいんです。ただ…その代わりとなる発電方法が見つからない。
そんなわけ?で日本では止めている(もしくは動かせない)原発の代わりに火力発電所を復活させていたりします。そうでないと必要な電力を確保できないから、なんですが…そうなると二酸化炭素の問題がまた浮上してきます。ヨーロッパのように他の国から電気を「買う」ことのできない日本では現状、そうするしかないんですがそれでも足りていないのも現状だったりします…。

…オーストラリアは大丈夫なのかな、と。よその国のことなんですが。ほとんどの国で二酸化炭素関連法案が表向き姿を隠しているのにこれをこのタイミングで出してくるか、と。経済活動への影響ももちろんあるんですが(二酸化炭素排出規制、となると相当数の企業が何らかの影響を受けます)発電所とかそういうとこはどうなるんだろうな…と。どこかの国みたいに世界情勢無視しても自国の発展のためには原発も作る、というわけにもいかないでしょうに。

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06/20/2011

オーパーツ?扱い

ムバラク元大統領があの世で「フェイスブックに殺された」(iza!) 実際に命を落としたわけではないのですが、政治生命という意味ならばたしかに「フェイスブックに殺された」という意味は合っているかと思われます。
ホスニー・ムバーラク(Wikipedia)

まあ、こういうのはどれもこれも「オーパーツ」つまりはその時代にはあり得ん遺物≒立場が違ったら理解できんような代物ではあるのですけれど。今回のエジプトでの騒動にしても、ネットのことをよく知らない世代からすれば正しく「オーパーツ」なわけで理解なんかできんだろう、というのが↑記事の論調なわけですが…コレがもし数百年、いや百年や数十年もしたら今度は全然別の、違う「何か」が出ていてちょっと前の世代からすれば「そんなんあり得ん」ということになってるかも知れんのです。

逆の例を挙げてみましょう。
今回の騒動では首謀者や政治思想がはっきりしない、「フツーの一般人」が起こした反乱だ…みたいなことも言われてますが、こういうのは世界各地でこれまでも起きてますし、日本でも起きてます。
江戸期の「打ちこわし」です。
これは政治的な遠因などもあって米の価格が上昇したことに伴い、庶民(江戸市民)が米を売ってる米屋を「打ちこわし」て米や家財道具なんかを使えなくした…という騒動であります。さらにこれが発展?して裕福な商家も軒並み「打ちこわされ」たりしてますが…庶民が武器でもって蜂起した、とかそういうものではなくただ「打ちこわした」だけだったりします。何せ商家の方に人的被害はほとんど出てない、という話もあります。江戸期末期の幕末の騒乱…とはまた違った趣き?のある騒動であります。

これも本当に首謀者ははっきりしていません(一応何人か江戸処払いとかになってますが)。↑のフェイスブックうんぬんと同様に自然と湧き上がってきた「反乱」と言える…のかも知れません。
決して新しいムーブメントではなく。こういうのは世界中どこにでも起こり得ることであり…為政者は常に気をつける必要があるかと思われます。

「権力」というのは魔物となって人に取りつき、何でもできるような錯覚を植え付けるが実際はその人は何にも変わっちゃいない…。

幸か不幸か自分はそういう立場になったこと、なんですが。…実際にそうなってしまうと本当に周りが見えなくなってしまうもんなんだそうであります。今のどっかの国の首相のように。

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06/14/2011

そう特殊なもんじゃない

独裁国家などが監視できないネット網の開発に着手、とオバマ米政権(Yahoo!:読売)。既存の電話回線なんかとは完全に独立したネット網を構築する…ということなのかな、と思われます。既存の回線ならたしかに検閲は可能ですが(日本でだってやろうと思えば全回線を監視することは可能、ですが…)それとは完全に切り離してしまえば監視はかなり難しくなります。どこを見張ったらいいのか分からない状態?
ただ…こういうことやっても結局はいたちごっこになるんじゃないのかな、と。完全独立したネット網を構築→それに対応した監視システム構築→それとは別の独立ネット網→やはり対応させた監視システム…とかそんなもんで。

しかし考えようによってはネットの特性を殺しているわけで。
ネットの特性の一つに「オープン性」というのがあります。これはどんな場所でも人物に対しても公平に内容を公開する、というものであります。そもそもは電話回線というどこにでもあるモノを使って情報交換しよう、というのが目的だったわけで。それから大きく外れることにはなります。
…が、そうも言ってられないのが世界の現状でもあります。
日本は一応は言論や思想の自由、というものが認められていてある程度は言いたい放題できる国であります(やり過ぎはイカンのですが)。そのためか今ひとつ認識されていないのが「全部の国がそういうわけじゃない」ということであります。例えば中国には原則そういう発想はありません。そのため検索大手Googleが撤退する、という事態にまでなっています。

独裁国家やそれに類する国家が恐れるのは民衆の結集であります。制度上、いくら分離させてもネットという強固なコミュニケーションツールがあればいつでも連絡を取り合い、反国家的な発言もできてしまう。そうなると国が大きく変わってしまうこともあり得る。

が。それも…全部が全部そうなってしまう、というわけではないわけで。「ネットの海は広大だわあ」じゃないですけど、誰に対してもオープン、ということは送り手・受け手の窓口が尋常じゃない数あることになります。一万とか十万とかそういうレベルではなく。世界が相手ですから億単位あることになります。…そうなると埋没してしまう意見や思考というのも尋常じゃない数あることになります。
そういうのを拾い上げて、拡散して、有効な手段にしてしまう方法もあるにはあります(そこら辺が恐れられてる原因の一つ)。ですがリアルと一緒で100%成功するものではありません。そういうとこも含めてネットてのはやはり普通の世界の一部であって特殊なもんでもなんでもないんだな、とか個人的には思ってるのですが。

…その一方で。こういうことをやらなければならないほどそういう国家てのはキツイのか…と、また違う方向の感想を持ったりしているのですが。

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06/07/2011

もやし?

EUで広がりを見せている腸管出血性大腸菌O104の感染ですが…現在のところも感染源の特定には至っていないようであります。
Yahoo!海外トピックス:欧州で大腸菌O104感染拡大
当初はスペイン産のキュウリが感染源とされましたがこれは誤報とのこと。しかしこれによりスペイン産野菜は購入が大幅に減り…損害は1週間で2億ユーロとも…スペイン政府はEUに補償措置を求める考えもある、とのことであります。

そんな中、感染源はドイツの「もやし」あるいは「もやし類」ではないか…と。
しかし大腸菌なら加熱に弱い。日本で「もやし」と言えば生では食べずに炒めたりするのが普通。じゃあ、向こうではもやしを生で食うのか、とか思ってしまいましたがこれはどうも違うようであります。…と言うよりなんでアレを「もやし」として報道しているのか、なんだかちょっと疑問なんですが。
普通にスーパーで見る「もやし」は工場で徹底した管理生産されていて雑菌の入る余地がほとんどない、てな話をどっかで聞きましたし。

「新芽野菜」「スプラウト」というのがどうもこの「もやし類」のことなんだそうで。広い定義では「もやし」も「新芽野菜」に入るのであながち間違いではない、らしいのですが。
実は「かいわれ」もこれに含まれてます。…過去に日本でも腸管出血性大腸菌の大きな被害が出てますが、その時に感染源として疑われたのが「かいわれ大根」でした。しかし実際には感染源ではなく。当時の厚生大臣…えーっと…なんか最近詐欺師みたいなことやったカなんとか首相…が記者の前で食べてみせるパフォーマンスやったのは有名な話であります。

スプラウトは生で食べることが多く、と言うより生で食べることが前提だったりします。火を通してしまうとせっかく生成された栄養素が逃げてしまったり変成してしまったりするからであります。まあ、カンタンに言えば種から発芽しただけの「新芽」ですからそのまま食べられるほど柔らかいものではあります。
しかしその分生産には注意が必要であります。
発芽させる前の段階で殺菌処理をする、という話もあります。これをやっておくと雑菌がつかない。しかし発芽率がかなり落ちるらしく、そういうところで一種のせめぎ合いがある、とかそんな話もありますが…。

実際のとこはまだ分からんのです。かいわれの時も結局確たる感染源は特定できませんでしたし。新種の可能性もある今回の件でも…もしかしたら全然別の意外なところから感染している、のかも知れません。

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05/30/2011

そのぴらみっど

オリジナルの世界七不思議(一般的には:ギザの大ピラミッド・バビロンの空中庭園・エフェソスのアルテミス神殿・オリンピアのゼウス像・ハリカルナッソスのマウソロス霊廟・ロードス島の巨像・アレクサンドリアの大灯台)のうち唯一現存しているとされるギザの大ピラミッド。クフ王のピラミッドとも呼ばれていますが「秘密の小部屋」に謎の印があることが発見(CNN)されました。
「秘密の小部屋」とはピラミッド内にある文字通り「小部屋」なのですが、そこへ至るトンネルは到底人が通れるものではなく。そのため探査用のロボットを使って調査していたりします。

…なんでそんな「小部屋」があるのか、というのもあるのですが。
実は「ピラミッド=王の墓」という認識もすでに最近では「?」が付き始めている、という説もあります。一昔前にもそういう「何のために作ったのだろう?」という謎?になっていたのですが「王の墓」ということで論争に一段落してます。が…最近になってまた諸説が出始めたような観があります。
そもそもこのピラミッド、純粋に高さだけでも14世紀までは人工物の中で世界一だった、というほどデカいものであります。
その製作には大量の人員と時間が必要だったとされています。やはりちょっと前には「たくさんのドレイをこき使って建てられた」という話になってたんですが…どうもそういうのではなく。きちんと雇用して報酬を払っていた、というのが最近の研究で明らかになってきてます。ピラミッドの周辺には作業員たちの町や村のようなものもあって、雇用促進の効果もあったのでは…とかそういう説もあります。

しかし何分にも建てられたのがかなり昔、紀元前なわけで実情が分かってないのも現状なわけで。例えばピラミッドとスフィンクスの関係にしてもなんだかピラミッドを守っているように見えたりしますが、実はスフィンクスの方がはるかに古かった…という説があったり(ギザの三大ピラミッドとはほぼ同年代という説も有力)。あるいは今は砂漠みたいになってますが実はあの辺は当時は緑豊かな土地だった…とか色々諸説あったりします。
…まあ、歴史なんてそんなもんではありますが。
その分「遺構」として残ってるピラミッドは大変に重要な証拠となり得るわけです。

それでもまだまだ分からんことばかりなわけで。…全部解明できるのは…と言うよりそんなん無理なのかも知れません。でも知りたがるのは人間の本性なわけで…そういうとこはいくら年月が経っても変わらんもんなのかも知れません。

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05/28/2011

じーえいと

閉幕。やはり福島のこともあって原発や原子力発電に関する話が多かったようですが…日本の菅首相は一体何をしてきたのか、今後はどうなるのか…気になるところではありますが。
「思いつき」のエネルギー戦略にG8各国冷たい目(iza!)、なんて話もあるのであんまし期待はできません。
Yahoo!海外トピックス:G7・G8

ぶっちゃけて言えば各国、今後原発をどうしたいか、というのが焦点の一つだったわけです。
フランスのように原子力技術を「輸出」までしている国もありますし、アメリカも原発を後押ししています。そういう国は当然「原発推進派」となるわけですが…自国民もフクシマのことを知っているでしょうからこれまでのように手放しでそれを容認、とはなりません。そこで「安全な原発」というのをアピールしていく、という戦略になってきてるようで。例えば今までよりもさらに多重のセーフティシステムを作るとか。そういったところから始まっていくと思われますが…。
なかなか難しいのでは、と。今回の日本の騒動や現状は知ろうと思えば外国からでも知ることはできます。いや、むしろ距離がある分、日本で感じる以上に原発に対してさらなる嫌悪感を募らせることになるかも知れません。

例えばドイツがいい例?であります。ドイツは今後「脱原発」を目指す、とのことで。…しかし同様に「脱原発」を1980年代に成し遂げてしまったイタリアがどうなってるか、と言うと。結局フランスなどから電力を買っていたりします。…国内に原発がなくなってもよその国の原発でできた電気を買うことになってる、という…やや皮肉な事態ではあります。

日本では菅首相が「自然エネルギーを20%~」とやってしまったのは昨日も書きましたが。
大きいのは「まだ原発の処理が終わってない」状態でG8、というところでしょうか。それで今後、と言われてもなあ…と。まずそこをなんとかしないと話が始まらないだろ、と思われてるのかなあ…ホントに大丈夫なのかなあ…。

ところで。イアリア首相と言えば我らがベルルスコーニ氏であります。相変わらず色々やらかしてくれてたのですが…今回のG8ではオバマ大統領に「うちの司法界は独裁体制だよ、やってらんねえ」とグチってた(iza!)、という…さすがと言うか何と言うか。やはり、と言うべきでしょうか、こういうとこ。

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05/19/2011

花実が咲くものか

スイスで「自殺手助け防止法案」が住民投票により「否決」(CNN)
…最初は、スイスで「自殺手助け禁止法案」が住民投票により「可決」とかそんな風に思ったんですがその逆、つまり「スイスでは自殺を助けてもいい」ということになります。…日本人からしたら、いや、他の国からしたら…かなり妙で理解しがたい法案に見えると思うのですが判断にしくい…。

個人が自殺する権利を認めている、ということだと思われます。スイスでは。
1941年から医師以外なら自殺ほう助、誰かが自殺することを手助けしてもいいことになっているそうで。そのため外国から「自殺旅行」しに来る人もいる、と。日本でも少し前に七輪や硫化水素などがありましたけど…そのための「自殺サイト」のようなものもありましたけど…ううむ。

正直なとこ受け入れられません。が…日本でも年に何万、という方が自殺で亡くなっています。そういった人たちが苦しみながら死ぬのならそれをほう助することで楽に旅立てるなら…と、そういうことなのかも知れませんが。
そこまで追い詰められたことないってことなんですかね…自分。
お遊びで自殺(いや、中にはいると思うのですよ…死ぬ気ないのに自殺行為とか)というのは論外ですが、もう行き詰って行き詰ってどうしようもない…という人もたくさんいて「自殺」を選んでしまう、というケースはたしかにあるかと思われます。
でもなあ…「死んで花実が咲くものか」何か、あると思うのですよ。と言うより、信じていたいのですよ。今日が辛くても明日は何か楽しいことがある。状況は変わらんでも何かある。それを信じていたいのです。

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05/10/2011

日付がずれる

ニュージーランドのほぼ東に位置する島国。サモアが国際日付変更線の「西側」へ(CNN)。これだけだと「なんだあ」で済んでしまいそうですが、これにより様々な効果…いや影響が出る可能性があります。

「国際日付変更線(単に日付変更線とも)」とは太平洋上の、大体経度180度の南北に続く線であります。
国際日付変更線(Wikipedia)
これは一体何のためにあるか、と言うと。カンタンに言えば地球をぐるりと一周すると実は日付が一日異なってしまう(経度で15度違うごとに約1時間時差が出る)ことに対する処置からであります。そりゃ、全世界で同じ時刻ならこういう問題は起きないのですが…日本と12時間ほども違うブラジルも同じ時刻、となるとあっちの人の生活はめちゃくちゃなものになります。それに、一体どこの地域の時刻を「標準時」にするか。皆が納得する答えはありますまい。
日本ではどこへ行っても同じ時刻ですが、国によっては国内でも時差がある場合もあります。
そういった時差の積み重ねによって一日ずれてしまい、それを修正するために一本線を引いておく。それを越えたら一日プラスかマイナスする、という風に決めたわけです。

しかしこの国際日付変更線も常に一定ではありません。最近では1995年にキリバスが東側から西側へ変更となりました。そのため地図上の「線」がやけに東に出っ張ったカタチになってしまいました。それ以外にも経度180度線というのはアメリカのアラスカを通っているためここでは大きく西へ曲がってます(アメリカは東側に位置)。が、アラスカは元々はロシア領だったので…1867年までは西側になっていました。
こういう変更は例えばどこかの「国際日付変更線委員会」に提出して受理されたら…というものではなく。そもそも国際日付変更線にしても正式に認知?されたのは1884年のワシントンの万国子午線会議。イギリス・グリニッジを「経度0度」が通る、ということになり…「じゃあ反対側、つまり経度180度を日付変更線にしようか」ということになり暫定的に決まったとのことであります。

いわゆる大航海時代辺りから「どうしても日付がずれる?」というのは皆が知っていたらしく、どっかで人為的に日付をずらさないといけない、ということになってました。が、陸上でそれやると隣町とうちとで日付が違う、ということに。そこで太平洋の真ん中辺りに「線」を引こう、と。さらにちょうど経度0度の反対側で経度180度で…と。
ただ。国の境目とか太平洋の島々が完全に認識される前はそれで良かったのですが。
国境がしっかり決まって島でもどこの国の島か、というのがはっきりしてくると同じ国の中で日付が違う、というのはやはりやっかいなことになってくるわけです。そこで国によってちょっと日付変更線をずらそうか、と。その国での国内法を改正すれば変更はできるのですからそんなに大きなことではない、と。

そこでサモアもこれまで東側にあったのを西側に変更。しかし「サモア」というのはもう一つ「米領サモア」というのがすぐ東にあって、こちらはそのまま。…名前は一緒ですが(同じサモア諸島ですし人種も同じ)これは分割統治された結果、片方が独立した、というもので…別の国?みたいなもの。でも行き来はできるので。「西側のサモアで誕生日を祝い、それから東側のサモアに飛んでまた誕生祝いをすればすばらしい記念日になるだろう」(「」内↑記事より飲用)ということが可能になるわけです。

なお。サモアは2009年にクルマの右側通行を左側通行に変更してます。そして…同年、サモア沖地震(Wikipedia)が起きました…。

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05/06/2011

他人事じゃない…?

中国政府がネット上の情報規制強化、新組織設立(Yahoo!:ロイター)。以前からそっち関係の規制の厳しい国だったのですが。これがさらに…ということになりそうであります。
が、どうもこれ他人事、と言うかよその国のことだから…と言ってもいられない状況になるかも知れない、という話があります…。

日本でもそういう「規制」を入れようか、ということになってきてます。
法整備、という具体的な話も出てきていますがなんだかまずは概念、と言うか人の考えから…という風になってるかと。子供がそういったサイトを見ないようにするフィルターとか。あるいは児童ポルノなどそういうのがあれば通報できるように、とか。著作権関係でもそういうのはあるんですが…いかんせん著作権というのはグレーゾーンが多すぎるのであまりはっきりした動きは出ていません。
対して児童ポルノとか名誉毀損とか。…あまり報道されたりはしていませんが、恐らくネット関係での裁判というのは相当数起こされているかと。人と人がいれば何かしらいざこざが起きるもんなんですが、そろそろネット上でも何かしら対策…いや、きっちりしたルール設定…とか、そういうのが必要な時期が来ているのは間違いないかと思われます。

しかし、一方では別にネット上と言っても完全匿名でもない、という捉え方をする人もいます。素顔はよく見えない仮面で会って話しているようなものだ、と。ある程度「これは自分ではないから何やってもいい」という風になったりしますが、実際のとこは結構筒抜けだったりするわけです。
それに人と人がいればいざこざもありますが、ルールも自然発生します。…まあ、それを馴れ合いだ、自治だ、とかそういう風にくさす人もいますが。それでも全くの無法地帯で全くの匿名でやりたい放題言いたい放題できる世界ではない、というわけであります。

日本では「表現の自由」というのが認められてますんで、最低限日本の法が適用できる(サーバーが日本にあるとか運営が日本にあるとか)んですが…中国の場合はそういうのが認められてません。そのため国家にとって不利益になる、とされた情報は規制しても違法にはなりません。
ですが…「ほんとのこと」を知りたい人たちにとってそれは耐え難いことであります。…しかし。日本でも全ての真実をネットから得ることができるのか、と言えば…それも難しいことであります。事実と事実でないものが混在しているのがネットであり、そして…世界でもあります。

まあ、結局のとこ規制してもまたどっかから情報を得てきて、それをまた規制して…と、そういうことになるのでは、と思われます。ただ、中国の場合は重罪となる可能性がありますけども、日本の場合そこまではいかない。
それでも意図的にネットワーク上の情報を遮断、てのはどこの国でもあり得そうだな…とか思ってしまうのですが。どういう意図があれ…今までネットに限らずそういうことはいっぱいあったんですから。

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05/03/2011

サツガイ

昨日、5/2の日本時間昼ごろ、アメリカのオバマ大統領が緊急会見を行いました。内容は…「アルカイダ指導者のオサマ・ビンラディン容疑者を殺害した」というものでした。
Yahoo!海外トピックス:アルカイダ
Yahoo!海外トピックス:米国対テロ戦争
オバマ大統領演説要旨(Yahoo!:読売)
President Obama on Death of Osama bin Laden(YouTube)
ニュース番組などではホワイトハウス前やグラウンドゼロ前で「USA! USA!」を連呼して歓喜する市民の映像なんかも流されてましたが…自分はちょっと複雑な気分になったりしてました。

2001年9/11と言えばアメリカのみならず世界が震撼した日でもあります。イスラム原理主義組織アルカイダの指示によると思われる旅客機乗っ取り、そして主要な建物への旅客機による自爆テロ。3000人近い人命が奪われました。
特にニューヨークの真ん中にあったビルへの自爆テロは大変にショッキングな出来事でありました。それから9年余り。その主導者とされる人物の殺害をうけて
「我々の勝利だ、全て終わった」
ニュース番組の街頭インタビューで、こういう感じで答えてたアメリカ国民(ニューヨーク市民?)もいましたが、これは実は大きな始まりなのではないか…と個人的に思ってしまったのです。よくある「憎しみの連鎖」これにアメリカもついに取り込まれてしまったか…と。

911テロ以降、各国はテロ封じ込めに全力を挙げてきました。実際、中東を除くと大規模なテロ行為(例えば爆弾積んだ車が主要な建物に突っ込む、とか)はほとんど起きてません。ゼロではないです。ただ、大規模ではないです。アルカイダはビンラディン容疑者が隠遁生活を送ることになったせいか、細かい組織に分かれてしまって勢力としてはさほど大きくなくなってしまった…という説もあります。主導者が引退同然で自然分裂してしまった、というわけです。そのため大規模なテロが起こしにくくなってしまったのでは、と。
もちろんそれでテロの根が断てるわけではなく。細分化された分小回りが利くのでかえって厄介になった(追求しにくい)という話もあります。
が、今回の「真のトップ」殺害でそういったテロが息を吹き返すのではないか、という懸念がでてきました。そのため各国はさらに警戒を強めています。…日本も。

この大きな揺り戻し?が最後のテロとの戦争だ、という一種安楽的な見方もあります。…そこまでカンタンなものではない、というのはアメリカ自身がよく知っていることかと。ベトナム、そして中東。「憎しみの連鎖」は今でも断ち切れていません。しかし何もせずに座して忍ぶわけにもいかない…。

ところで。ビンラディン容疑者の遺体、すでに水葬か(Yahoo!:ロイター)…これもわけが分かりません。オバマ大統領の演説では「遺体は収容」されたみたいなことを言ってましたが。恐らくは本人と確認後水葬に…ということだろうと思われますが。
イスラム教には墓を立てる習慣がない宗派もあると聞きます(墓碑や墓石は偶像崇拝にあたるので)。そのための水葬か…あるいは埋葬するとそこが「聖地」になるための水葬だ、という話もありますが。
…なんだか…違和感が、ちょっと。実は自分、最初「ビンラディン容疑者殺害」の報を聞いた時「ホントかね」とかなり疑ってました。なんだかその疑いが更に深まりそうな。

本当なら拘束して(オバマ大統領の指示は「殺害」か「拘束」)厳重な管理下に…という方が理にかなっていたのかも知れません。が、もう遅い。すでにコトは始まってしまったのです。

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05/02/2011

二つほど 5/2

海外から二つほど。

一つ目。一人乗り超軽量飛行機「フライナノ」今夏発売(CNN)。記事中にもありますが、たしかに「羽根の生えたジェットスキー」であります。
すでにドイツの航空ショーで公開され、夏に発売する予定ですが予約で完売状態だとか。
画像を見る限りではやはり「ジェットスキー」で、車輪がないため海上もしくは水上から飛び立つ専用のようであります。…軽量化ということなんでしょうか、そういうとこ。以前に「飛行機に変化するクルマ」というのをこのあれこれで紹介したことありますけど(ガレージに収まる、というのがコンセプトでしたが重量関係でなんかごたごたしてたような)あれとはちょっと違った印象ではあります。広い海上を飛び回ったら気持ち良さそうではあります…。
ただ、日本だとどうなるんでしょ、こういうのは。管轄はどこ、届出はどこ、とやっかいなことになりそうで。やっぱり飛行機の操縦免許か何か必要、ということになるそうな。まあ、↑記事でも明らかに航空機操縦の経験者が対象、となってますんでもし日本で発売、ということになってもやはりそういう人たちがターゲットになるのかも知れません。

二つ目。ビールだけで46日間の修道僧生活(CNN)。正直「いいなあ」と言うのと「大変そうだなあ」というのが混在してしまいました、自分の中では。ビール好きなんですが、それだけで一ヵ月半となると、やはり色々偏りそうで。
復活祭に先立つ「四旬節」、日本ではあまりなじみがありませんがキリスト教では節制が求められます。仏教やイスラム教だと戒律や断食などがあるのが知られていますが、キリスト教でもこういうのはあったりします。
…ヨーロッパビーバー、という動物がいまして。河に住んで木でダム作るげっ歯類であります。アメリカビーバーは有名で数もいるんですがこちらは絶滅寸前だったりします。理由は環境破壊と乱獲とされていますが…実は獣の肉を食べることを禁じていた修道僧が「あれは泳ぐから魚だ、食べてもいいんだ」ということで相当数獲っちまったからだ…という説があったりします(日本のウサギは飛ぶように走るから鳥だ、てのと似てるような)。実際には毛皮目的もあったようで、修道僧だけが、というわけではないようですけど。
日本のお寺とは違ってヨーロッパの修道院というのはお酒と関係してるところもあったりします。仏教は飲酒を禁じてますけどキリスト教はそうでもない、というところから来る違い、というところでしょうか…。
そういう関係から「ビール」なのでしょうけど。しかしよく↑記事読んでみたら飲み放題飲む、というわけではないようですな。一日4回(休日は5回)飲むんですが340mlだけ。通常の缶ビール一コだけ、ということになります。これで46日間はたしかにきつそうだ…。
こういう断食とか節制生活する時には医師の診断が欠かせません。そして終わった時は流動食のようにペースト状にしたもので少しずつ胃を慣らしていくのですが…「妻が2人の子どものために用意したハムのごちそうを前に、たまらずハムとマッシュポテトとグレイビーを食べてしまったという」(「」内↑記事より引用)…大丈夫だったんでしょうか…?

07:32 AM | 固定リンク | コメント (0)

04/25/2011

無理に煽らんでも

いいんじゃないのかな、と。この手の話題を見聞きするたびに思うのですが。
日本ではなじみの薄い「イースター」とは(iza!)…「復活祭」というのが日本名?ではあります。はりつけにされたイエス・キリストが「復活」したことを祝うお祭りで、キリスト教圏ではポピュラーと言うか非常になじみの深いお祭りであります(もちろん宗派によって違いはあります。敬虔な宗派だと様々な習慣や儀式をおごそかに行なったりします)。…しかしキリスト教の行事なわけです。日本の大部分の人のように特に信仰する宗教はないよ、てな国だと若干意味合いが違ってくるのでは、とか。

勘違いして頂きたくないのは↑記事はそういうわけではなく、純粋にイースターの紹介記事であります。こういう行事なんですよ、と。
ただ…どうも戦後しばらくしてから導入された「クリスマス」とか製菓会社の陰謀とも言われる「バレンタイン」とか、そういうのと同様に日本に定着させたらカッコよかろ、みたいなノリを他の行事にまで持ち込むのはどうかなー…と個人的に思っているのが「ハロウィン」と「イースター」であります。
別にそういう行事に飢えて?いるわけでもないでしょうに。なぜかその時期になると情報番組で取り上げたりするのがどうも受け入れられなかったりします。

それぞれに象徴みたいなものがあって「ハロウィン」はカボチャで「イースター」は卵になります。…もっとも、ハロウィンのカボチャはアメリカで流行りだしてから、という説もあります。例の「お菓子かいたずらか」てのも昨今の住宅事情ではなかなか怪しまれますし(本場のアメリカでも最近は色々意見が出てるそうで)。
イースターの卵はきれいに飾りつけた卵を草原なんかに隠しておいてそれを探し出す遊び、みたいのもあったりしますが…こういうのも日本ではあまりできそうもありません。幼稚園とかそういうとこでちょっと、というのならまだしも。
…そういう事情と言うかあんまし日本と合わないなあ、と個人的に思ってるんですがなぜかハロウィンの時は「仮装パーティだ!」みたいな煽りがあったりして。イースターの時は「卵を飾り付けて…」みたいな。いや、意味も知らんとそういうことしても意味ないと思うのですが…純粋?なキリスト教徒が見たらなんと思うやら。

そういう行事もあるんだよ、という↑記事のような話ならいいんですが。なぜか「騒げ!」みたいなノリになるのが、どうも。あんまし賑やかなのが好きじゃないせいもありますか。
ちなみに。モアイの石像のある「イースター島」というのはイースターの時に見つかったからそうなった、という話があります。そのノリ?なのか「クリスマス島」というのもあったりします。

05:32 AM | 固定リンク | コメント (0)

04/15/2011

わにのそらなみだ

初見はどこだったっけかな…たしかドリトル先生シリーズの脚注?みたいとこだったと思うのですが。
ロシアの支援は「ワニの空涙」(iza!) 記事の内容としてはロシアや中国が震災に対して支援してくれるのはありがたいけど、一種の「偽善」ではないか…という論調であります。いや、まあ…外交なんてそんなもんじゃないのか、とは思いますが。どの国だって自国の利益を最優先に考えるのは当たり前な話であって、冒頭の「支援してもらってるからロシアの領空近辺での飛行に抗議しない」というのはたしかにあり得ない話であります。…どこの国の政府なんだか、という疑問すら沸いてきます。

が…実は自分がミョーに気になったのは「ワニの空涙」であります。
たしかドリトル先生の…何だったかなあ、ワニ(ジム?)が先生とさよならする時にぼろぼろ涙を流して、その脚注?に『ワニがエジプト人の子供をさらって食べながら「かわいそうに」と涙を流したことからワニの涙は空涙とされる』とかそんなことだった、ような記憶があるんですが…原本、手元にないんで確認できません。
ただ、この脚注?を読んだ時に「何のこと?」と思った記憶はあります。
「空涙」という文言が当時意味不明で。今なら「ウソ泣き」とかそういう意味だ、というのは分かりますが、多分、その頃はかなりガキで、そこまで思い至らなかったはずで。「…空色の青い涙?」とかそんなこと考えた…のかも知れません。…ただ、ワニと先生のお別れ、というのはかなり悲しいシーンだったはずで、そこへ「ワニが流す涙はウソの涙だ」みたいな脚注?がある、というのも…???

どっかで記憶違いしてるのかなあ…やっぱり。なんか色々外れてきてるような気がします。

調べてみるとワニが何か喰う時に涙を流すことがある、というのは事実なようで。ただ。ワニはあまり地上で食べることはありませんからなかなか確認ができない。なんかの拍子?に目撃された「食べる時に流す涙」が「ワニの空涙」になったのではないか…ということのようであります。

02:00 AM | 固定リンク | コメント (0)

03/30/2011

海外から

日本国内で起きた災害なのですが、海外からも多数暖かい手が差し伸べられております。

タイの発電所、丸ごと日本へ無償貸し出し(Yahoo!:TBS)。日本製の発電施設で、現在はピーク時以外は使っていないとのことで…分割して船で運ばれてくるそうです。ガスタービン発電というのは東電の方でも開発が検討されている発電施設であります。発電量が大きい、というわけではないのですが設置が容易でこういった「持ち運び」も容易な施設になります。大規模な発電所を丸ごと移送…というのはまず無理ですが、こういったことができる発電施設もあるということでもあります。
今年8月に稼動開始予定、とのことで…感謝であります。
他にも韓国から発電機が届けられた、など実は東電から国内外へ現況が発信されているとのことで。そのため今後もこういった支援を受けることができるのかも知れません。

そして…義援金であります。海外でも募金が多数行なわれています。
Yahoo!国内トピックス:募金、義援金
こういうのは金額の多寡じゃない、とよく言われますし善意に値段はつけられないものですが、一つの形として表されるものだと思います。…日本の場合、金銭でのやりとりに抵抗を覚える方がいたりします。が、国によっては募金という行為を当然と受け取っていたりします。キリスト教でもクリスマスの募金であるとかイスラム教の喜捨とか…そういう国の人からすれば誰かが困っているのなら援助する、というのはやはり当然のことになるのかも知れません。
いずれにしてもありがたいことであります。今後…何か、お返しができれば良いのですが。

もちろん日本国内でも募金が行なわれております。基本、集められた義援金というのは被害者に分配されるのですが…何かゴタゴタしているらしくまだそういう具体的な行動には出れない、とのことで…何やってんだか、というところであります。

04:20 PM | 固定リンク | コメント (0)

02/21/2011

あり得ないのは

ギョーカイの方なんじゃ。
あり得ない、「Sexy」な力士がクルマのCMに(Yahoo!:レスポンス)。まあ、今の日本ですと八百長やら何やらでこういうのはたしかに「あり得ん」とは思いますが…CMやってるのはスバル・カナダなわけで。これが日本のスバルのCMだあ、と言うのならたしかに「あり得ん」というかモラルを疑いますが、外国で流す分には別に「あり得ん」こたないんじゃないか、と。むしろこういう使い方もあるんか…とちょっと感心してしまった次第であります。

大分前なんですが。ビートたけし氏のラジオ番組だったと思うのですが。
「オイラならパンクか何かで路肩に止まったクルマの横をさ、びゅーって意地悪そうなトラック通らせるね。でもそのトラックもオーバーヒートで困っちまう。その横を直ったクルマがスマートに駆け抜けるってCMにするね」
とかそんな内容だったかと(当然ですが当時の音源なんかないので内容は定かじゃありません)。その時の話題は「クルマのCMってなんであんなにスカしてるのか」的なものだったと記憶しています。で、氏が↑のようなことを語ったわけですが…。
たしかにクルマのCMってそのクルマが走ってるだけ、というのが多いですな。最近になって砕けて?きたような(鹿さんとかミニバンの家族バージョンとか)気はしますが、やっぱり他と比べると自由度と言うか作り込み度と言うか、なんかそんなのが少ないような…。

でも海外だと違うんだな、と。力士うんぬんをのけても↑こういうCMを国内で流せるのかどうか。一説には「上が許してくれない」つまりいくら独創的なCM作っても上層部のお許しが出ないため、どれもこれも似たようなものになってしまう…とのことであります。上、というのもありますが実際に作ってる部署が強い、とかそういうのもあるのかも知れません。
まあ、最近はそうでもないのかな、とは思いますが。
でもたしかにちょっと前まではみんな似たようなCMばっかで。これで売れるのかな、とか思ったりしてましたが…。

しかしまあ…こういうのはクルマのCMに限ったことではないのかも知れませんが。固まっちまうとなかなか進めないもんなんですが…そういう悠長なことも言ってられないのが現状だったりもするわけです。

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02/19/2011

二つほど 2/19

「残念」で二つほど。

一つ目。アメリカのフロリダ高速鉄道、計画が暗礁に(Yahoo!:フジサンケイビジネスアイ)…日本の「新幹線」も売り込みをしていた路線であります。最初は新幹線にはしない、とかそういうことかと思ったんですが、実は高速鉄道計画そのものが頓挫してしまった(その可能性が高い)ということであります。
高速鉄道の技術は日本だけが持っているわけではなく…レベルや内容はそれぞれですが…各国が売り込もう、とやっきになっているのがこの路線でもありました。
しかしどうも「海外の鉄道建設案件は事業費が十分確保されていない場合も多くリスクが高い」(「」内↑記事より引用)とのことで。十分に決まっていないうちに話だけが進んでいく、とかそういうとこなんでしょうか。「が、フロリダ案件は別格」(「」内↑記事より引用)ということで期待?はされていた、ようなんですが…。
…まあ、この案件に関してかどうかは分かりませんが日本の新幹線ではまず起こり得ない状況(列車にクルマとかそういう物体がぶつかっても乗員乗客の命が保障できるか、とか)を想定する必要もあった、とかそんな話もありますし。また新たに顧客?を開発していくしかないのかな、とは思いますが…。

二つ目。シーシェパードの妨害により調査捕鯨中止…広がる不安や反発(Yahoo!:毎日)。…やっちまったな、というのが個人的なとこであります。なぜ自衛隊なり何なりの「護衛船」を実現できなかったのか、外交ではなーんもやらなかったのか(結果が出なければどんなにやったって意味ないです)、経済や同盟意義的に何かできなかったのか…。
結局何もせずに丸腰で南氷洋まで行かせてしまったわけです。そりゃあ、不安でしょう…たしかに乗組員の安全を考えるなら中止、というのも選択肢の一つではあります。
が、実際に中止したらどうなるか分からんわけではありますまい。鯨肉の不足、というのももちろんありますがただでさえ近隣諸国からナメられ始めているのにさらにナメられることになります。メンツというのは非常に大事であります。個人でも…国家でも。それを守るために何でもする人もいますが、特に国家の場合は国民全体の生命や資産にかかわる可能性もあるので、どの国でも非常に大事にするものなのですが…。
あっさり放棄しちまいました。シーシェパードの増長はもちろん、他の国だって「こんなもんか、日本なんて」とか思うことでしょう…それでこそ日本だ、他の国や団体を思いやる優しい国だ…と、どっかの元首相みたいなこと言う人もいるかと。でも…優しいだけじゃダメなんです。守るべきものはきちっと守らないと。
逆に。本当の優しさってのはそういうもんじゃないんでしょうか? ただ甘えを通すだけじゃなくて、きちんとオノレを持ってスジを通す。そして守るべきものを最優先に守る。そうなってから自国だけではなく他国も思う。それでこそ「優しい日本」ではないか、と個人的には思うのですが。

12:06 AM | 固定リンク | コメント (0)

02/15/2011

正にドミノ

エジプトの「政変」は健康状態も心配される(さらに息子同士の争い?も心配される)ムバラク氏の大統領辞任、ということで一旦の幕、ということになりそうですが…エジプトに近い中東や北アフリカで民衆によるデモが拡大中、いわゆる「ドミノ倒し」状態?に(Yahoo!:CNN)。「民主化ドミノ」とも呼ばれています。一種の独裁政権にあった中で民衆が現在の政権打倒を目指して立ち上がる…という構図になってます。

発端のエジプトでは現在軍が政権を掌握中。
そこで「本当は軍が画策したクーデターだったのではないか?」という話も出てきています。たしかに本来なら鎮圧すべきところをうまく立ち回ったなー…という見方もできんこともないのですが、いかんせんそういうところの情報、と言うか事情の見極めが難しく何とも言えないような気がしています。エジプトの情報を詳細に知ってる人なら別なのかも知れませんが。実際のとこはどうなんだろう…? というのが自分の中では正直なとこだったりします。
ただ、ムバラク元大統領は軍との繋がりが深い人物であった、とのことで。何かしらのあつれきがあってこういうことになった…という可能性は捨てきれないかと思われます。
その軍は「今は暫定的に政権を掌握しているだけだ」と。しかし混乱はまだまだ続きそうであります…。

これに影響を受けた、というよりこれまで火種は多数くすぶっていたのがエジプトに触発されて一気に燃え上がっているのが周辺各国であります。
実際、結構な数の「独裁国家」があったのだな…と。その規模や実情というのはその国それぞれですんで、絵に描いたような「独裁」が行なわれていたのか、その辺は定かではありません。しかし例えば「形骸化した代表者選挙」とかそういうことになると…あまり他人事ではないのかも知れません。
日本だっていわゆる「首相選挙(首班指名)」は決まりきった状態で決まるわけですし。形式上は天皇陛下から任命される、ということになってますが実情は最大与党の党首が自動的になる、ということになってます。一応…と言うか多数決で決まっているんですが、「最大与党」ですから一番数が多くなるのは自明の理なわけです。
地方でも中央でも、大抵の場合勝負は最初から決まってるような状態で選挙やることになります(最近はそれでもサプライズ?が多くなりましたが)。こういうとこだけ抜き出してしまうと…日本も一種の「独裁」と言えないこともない…どうでしょうか…?

どっかの追い出され政治家がよく口にする「民主主義」ですけど、本当に本当の100%「民」のための政治なんかできっこありません。「政」と「民」の綱引きでもって決まっていくもんなんですが、これが半分以上「政」に傾くと「民」は圧迫を覚えることになります。さらに比率が増していくとその圧迫はさらに増え…完全に「政」のために「民」が動く、ということになると100%独裁、ということになります。ま、100%そういう状態になる…というのは現実世界ではなかなか難しいことではないか、と思うのですけれど。
ただし。「民」が別にそれでもいいや、という状態ならそれはそれで良いわけです。はたから見れば独裁でも実際はそうでもない…そういう状況もあるかと。国の内情、というのは実際に住んでみたり身近に関係者でもいない限りなかなか類推が難しいもんであります。

05:54 PM | 固定リンク | コメント (0)

02/12/2011

逃げた?

混乱の続くエジプトであります。反大統領のデモが多数起こり、情勢も不安定であります…。
そんな中ムバラク大統領が首都カイロを脱出?(Yahoo!:毎日) という情報があちこちから出てきています。家族も一緒、という情報もあるんだそうですが…まだ未確定。ホントかどうかは分かっていません。
ただ…こういう状況ですから。逃げた、ということはあるかも…知れません。

長らく続いたいわゆる「独裁政権」で、反大統領のデモが起きたのはつい最近のことであります。
…あまりの勢い?にムバラク大統領は当初「じゃあ、次の選挙に出ない」と発言。しかしデモの勢いは衰えず。「即時退任」を掲げて広がっていきました。
ムバラク政権の強さの一つには軍を掌握していた、という面があったそうで。しかしデモを止める側のはずの軍はやがてデモに参加する側へと回った、という話も流れてきてます。実際、軍の上層部はどうだか分かりませんが、末端の兵士はやはりデモに参加している側の民衆と近いものがあったのでは…と。そのため一部では「反大統領派」と「大統領派」の橋渡し?みたいなことやってるような、そんな雰囲気もありましたが。

しかし…ホントに逃げたのかな、ムバラク大統領。
一昔前なら「亡命」という手段もあったように思います。主義主張や政治理念の違いから、命の危険もあるため別の国に逃亡。主義主張の似ている国がその人物を人道上の措置からもかくまってあげる…というものでした。いわゆる「冷戦」の頃は特にそういうのがあったもんですが…最近はあまり聞かなくなりました。
エジプトの現状に関しては他の国もあまりいい顔をしていません。「独裁体制」になっている国、というのは実はかなりの数あるんですがそういうところから「独裁者」が亡命、とかそうなると…EUとかアメリカとかそういう国々はまず受け入れないでしょう。自国の評価を落とすことになりかねませんから。

あ…でも逆にそういう事態だからこそ受け入れる、とかそういう国が出てきそうではあります。今ここで恩を売っておけば後々何かに使えるんでは、とかそういう思惑で。外交なんてのはしたたかとずぶとさで渡っていくもんですから、そういう国が表向きは笑顔で受け入れてくれる…とかそういうことはありそうであります。

追記:ムバラク大統領、国内保養地に到着(Yahoo!:毎日)。別に国外に逃げた、ってわけじゃなさそうで。しかし今後が気になります。

追記2:ムバラク氏、辞任(Yahoo!:産経)。ついに来たか、というところですか…。

12:01 AM | 固定リンク | コメント (0)

02/02/2011

三つほど 2/2

気になっていたのを、群馬二つ+エジプト一つで三つほど。

一つ目。群馬・中高生の「夜間外出禁止令」喫煙窃盗増加で逆効果?(Yahoo!:産経) 平成19年に制定された県の条例で、午後10時~午前4時まで18歳未満の青少年が「(通学など正当な理由がない限り)外出しないようにしなければならない」というものでした。大抵のこの手の条例の場合、対象は「青少年」そのもので「保護者が認めれば外出しても良い」というもの。この条例は「保護者」に「外出させてはいけない」とし、しかも「原則外出禁止」という厳しいものになってます。
…では効果?があったのかと言うと。深夜にうろつき回ってるのを補導した件数は減少しましたが…窃盗・喫煙は逆に増加している、という結果に。
まあ、たしかに条例が直接関係してるのか? と言えばそれは「深夜徘徊」が減った、ということだけにはなりそうですけども。窃盗も喫煙も真夜中だけに行なわれているものではありませんし。喫煙はともかく、窃盗に関しては真夜中よりも他の客も増える他の時間帯の方が多いような、そんな気もしますし。
ただ…「これじゃまるで青少年限定の戒厳令じゃないか」とまでは言いませんが…禁止さえしちまえばそれでOKてのはなんか違うように思います。とりあえず禁止しておいてその間にじっくりと根本からの解決を図る…というのならまだしも…そこまでしないようにも思いますし。

二つ目。国有林のスギの一部を伐採して放置…自然の力で回復を待つ(Yahoo!:読売)。モデル地域は群馬県の1万ヘクタールの人工林のうち2000ヘクタール。根元からスギを伐採して後は広葉樹などが茂るのを待つ、という手法であります。
たしかにヘタに植林なんぞするよりもはるかに自然な気はするのですが。スギなどは成長も早く、木材として活用しやすいので戦後以降盛んに植林された経緯があります。現在でもその植林されたスギを利用している地域もありますが…関東近縁では安い輸入物の木材に押され、ほとんど伐採されずに放置されているのが現状でもあります。
そうなると…スギ花粉が。今年は飛散量が10倍になる地域もある(Yahoo!:医療介護CBニュース)とのことですし。関東はそこまではいかないようですが、それでも増えることは増えそうですし…。
そこで伐採してくれ、という声は以前から強く上がっていました。しかし伐採した後どうするのか。いくら保水力が低いとは言っても丸坊主の山ではどんな弊害が起きるか…不安もあります。ですから伐採そのものができない地域、というのも存在してると思われます。
今回のはモデル地域、ということで壮大な実験になるかと。今年伐採して来年生える、てなもんではありませんし。でもこれで全国の放置人工スギ林に何らかの道筋がつけられればいいのですが。

三つ目。エジプトのネット遮断・米グーグルがネット接続なしでもツイッターに投稿できるように(Yahoo!:ロイター)。昨日、ここでも述べたんですが、エジプトでは反大統領デモが急速に広がりネットが遮断される事態になってます。カイロなどでは数十万人規模のデモが始まり(Yahoo!:毎日)さらに混乱は増しているような状況であります。
…ネット接続がダメ、ということはツイッターもダメ、ということだったんですが。米グーグルでは「電話で話すとその談話を自動的にテキストに起こしてツイート」できるシステムをエジプト向けに開始した、とのことで。ちょっとした綴りのミスとかそういうのはありそうですけど、大まかでも意味は通ると思われます。ううむ、行動が早い…。
しかし…平和的に収束できるのでしょうか…? どこかの国みたいに武力で完全鎮圧、とかそういうことがなければいいのですが…そうなると新政権(仮にムバラク現大統領が退任したとしても)に対してもまた不満が爆発、とかそういうことになって延々と続いていきそうで。

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02/01/2011

人の口に戸は立てられず

今さら感もありますが。
中国共産党機関紙、人民日報が「インターネット上での悪意の病毒」を批判(iza!)。今回のはややマイルド?な表現になっているかと。以前のはイメージとしては「ネットで言ってることなんかウソばっかだから絶対に信じちゃダメだ」的な論調だったように…ああ、でもこういう「批判」は中国に限ったことではないですか。どこの国でも、日本国内でもこういう話は出てくるものではあります。

ただ…いわゆる「ネット検閲」やって不適当なサイトは見せないようにする…というところを国でやっている、となるとそう数はないかと。

こないだから反政府デモが激しくなっているエジプトではついに「ネットのほぼ完全遮断」が行なわれました(Yahoo!:ギズモードジャパン)。どうやったか、てのは専門的になるようなので説明は省きますが、要するにほぼ全部(推定93%)はアクセスすることができない…エジプト国内からでも国外からでも…という状況になっている、と。
過去にも、と言うか一部現在も混乱が続いているようなチュニジア、あるいはイランでも似たような措置がとられたことはあるそうですが、ここまで「遮断」したことはない…とのことで。

なぜ遮断したり規制したりするか、と言えば恐らくは真実を知られたくないからなんじゃ…ということになってしまいます。そういうことをすると逆に「知られたくない何かがあるんだ」と勘ぐられるのは世の常でもありますし。
…一つには世代的な「違い」というのもあるかも知れんなあ、と。日本でもそうですが一定以上の年齢になると途端にネットや携帯が使えなくなります(理解できる率も激減)。これはいつ自分の身近にこういうのが来たか、ということにに由来すると思われます。物心ついた頃からすで携帯が身近にあるような年代と、大人になってからようやく(ムカシは高かった…)携帯手に入れたような年代では認識に差が出るのも仕方ありますまい。
そういう「認識できない」世代から見りゃネットも携帯も全部「悪」になってしまうのかな…何せ人間てのは自分が理解できないモノは基本拒絶しますから。

まあ、国家単位で考えるにはそれはちと不似合いかも知れませんが。しかし最近では内乱などが起きてもすぐにツイッターやフェイスブックなどで世界中に伝えられたりします。実際に目の前で起きている「事実」なわけですから変なバイアスかかった新聞記事やテレビニュース以上の迫力・説得力でもって世界中に発信されてます。
…対して規制したい側は? こういうのは古代中国の焚書や国家批判禁止制度でもって歴史上何度も何度も繰り返されてきたんですが…結局「事実」「真実」が漏れ出て後世に伝わっています。もちろん全部ではありませんが…それでも伝わっています。
ヘタな規制するよりは何とかして利用してやろう…そういう動きもゼロではありませんが、それにしてもなんかお粗末なような。ダメだダメだと否定するばかりじゃなく、もっといいように利用しよう、とは思わないものなんですかね…?

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01/28/2011

1位はラブラドール

…日本でやったら何が何位になるんだろう…。
アメリカ。2010年で一番人気の犬種はラブラドールレトリーバー(Yahoo!:REUTERS)。順位は以下の通りになってます。
1.ラブラドールレトリバー
2.ジャーマンシェパード
3.ヨークシャーテリア
4.ビーグル
5.ゴールデンレトリバー
6.ブルドッグ
7.ボクサー
8.ダックスフント
9.プードル
10.シーズー
…なんかでけえ犬ばっかですな。小型犬と言うと3位のヨークシャーテリアと4位のビーグルと8位のダックスと…あれ? 結構ありますな。プードルやシーズーも小型犬っちゃあ、小型犬ですし。上位に大型犬が集中してる、ということなんでしょうか。

6位のブルドッグも小型…あれは中型犬とかそういうことになるんでしょうか。
主催のケンネルクラブの広報担当によると、ブルドッグが同クラブに初めて登録されたのは1886年で、6位という順位は過去100年で最高なんだそうであります。犬種、というのは実際はかなり古いことも多いものだったりします。よく知られている犬種のほとんどは作られてから100年とかそれくらいは平気で経っているんではないか、と。
もちろん新しい犬種もあるそうですが。

「イヌ」というのはどの犬種でも全部「イヌ」であって他の種ではありません(実はいくらか違ってる、てな説もありますが)。ヒトにとって最も長い付き合いになる動物とも言われ…様々な犬種が作られてきました。意図的に作り出す場合もありますが偶発的にできてそれを固定した、というのもあります。いずれにせよヒトの良きパートナーとしてこれまで過ごしてきたのですが…。

やっぱり国民性とか性格とか、そういうので色々違いは出てくるもんであります。アメリカで大型犬が人気なのはそれなりにスペースを確保できるからで…今の日本だと小型犬に集中しそうではあります。でもちょっと前には「大型犬ブーム」みたいのがあって、見栄でシベリアンハスキー飼う人なんかもいましたが…やはり環境に合った飼い方接し方をきちんと考えた方がいいかと。でないとヒトもイヌもどっちも不幸になりそうではあります。

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01/18/2011

どんな味だったんだろ

ちょいと気になるところではあります。意外と現代のとそんなに変わらないもんなのかも知れませんが。
アルメニアで世界最古のワイン醸造所発見…6100年前のもの(ナショナルジオグラフィック)。これまで「醸造所」として確定されていたものの中で最古だったのはイスラエルの3600年ほど前のものだった、とのことで。一気に3000年ほども過去に遡ったことになりますが…ワインの存在そのものは↑記事によればさらに1000年も遡れる(ただし醸造所跡は見つかっていない…)らしいので、今後の研究・発見によってはまだまだ昔のものが出てきそうではあります。

アルメニア、という国は位置的には中東になりますか。旧ソ連邦の一員だったのですが、独立。トルコ・イラン・グルジア・アゼルバイジャンに囲まれた国ですが、アゼルバイジャンの飛び地に挟まれていたり領土内にも飛び地があったりする、という…さらに隣国トルコとも色々あった国でもあります。
アルメニア共和国(外務省)
アルメニア(Wikipedia)
実は301年に世界で初めてキリスト教を国教として認めた国でもあり、現代でも国民のほとんどがキリスト教徒という、中東ではあまり見ない?国になっています。

ワインと言えば世界最古の酒、ということもあって世界中で飲まれている飲料なわけですが…↑記事で重要なのはそこが「醸造所」だったらしい、ということであります。…つまり、その頃すでにブドウを栽培してワインを作る施設があった、ということであります。遺跡から見つかった「足踏み式ブドウ圧搾法」はたしかについ最近まで行なわれていた方法ですし。今でもそういう風にやっている醸造所、というのはあるのかも…?
効率を重視してかなり大掛かりな施設だったのかも知れません。そういうものがあった、ということはつまり飲む人も多かった、需要もあった、ということになります。

酒を造る、というのはどこでもいつの時代でもバクチ要素があるものではありました。それを原材料からきちんと確保して一定条件下で失敗の少ないように造る…という「方式」もやはりどこでもいつでも考えられてきたものであります。
日本酒もそうですし、ワインもそうであります。…そういう施設が6000年前にはすでにあったわけです…。

ただ、↑なんだか現代と事情がやや違うのかも知れません。醸造所付近は墓地だったらしいですし。そうなると皆が通常普通に飲むためのものではなく、何らかの儀式などにワインを供していたのかも知れません。実際、酒と宗教やそういった関連というのは結構多いものではあるのですが。
今後の研究を待ちたいところではあります。しかし…一度飲んでみたいものであります。6100年前の人たちが飲んでいたワイン。ほんと、どんな味がしていたんだろう…?

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01/17/2011

行ってみたいですか?

ロシア。ソユーズによる「民間宇宙旅行」2013年より再開予定(Yahoo!:REUTERS)。2009年以降、実は行なわれてなかった、というもので…再開が確定されれば4年ぶり、ということになるのでしょうか。

「旅行」と言っても宇宙空間を自由自在にうろつき回れる…というものではもちろんなく、国際宇宙ステーション(ISS)に滞在できる、というものであります。それにしたって一般人にはまず無理な「旅行」で、行けるのはお金持ちで時間のある人に限定されます。費用は庶民には到底手の届かない金額ですし…行く前からテストや訓練が山のようにあるって話ですし。たしか適性検査みたいのがあって、それに合格しないといくらお金があってもダメとかそんな話も聞いたような。いくら半分くらいは宇宙開発事業の宣伝のためとは言え(残り半分は…まあ、見当がつくかと)やはり安全は最優先されるということのようであります。

しかしISS滞在。しかもソユーズ。アメリカのスペースシャトル・オービターのラストフライトも決定された今、一番主力の「シャトル」ではあります。ヨーロッパのESAや日本も開発はしていますが、さすがに有人飛行となるとノウハウがモノを言いますし。さっと作る…しかもISSにきちんと到達可能、というのはなかなか難しいものではあります。
…ちょっと前は「弾道飛行」くらいは簡単にできるようになるんじゃないか、と言われていました。
「弾道飛行」とはカンタンに言えば「打ち上げて」「そのまま落ちてくる」飛行になります。ロケットででも何ででも打ち上げていわゆる「宇宙空間」まで到達して…そのまま地表へ降りるだけ。数分程度の無重量体験はできますし、何よりISS滞在ほどの訓練は必要ないかと思われます(もちろん全く何もなし、というわけにはいかんでしょうが)。…こういうのが近い将来盛んになるのではないか…と。

まあ…欲を言えばISSをさらに進化させて軌道上に汎用の宇宙ステーションをいくつか…と。そうしたら「宇宙旅行」と言うより「ステーションに行く」ということになってフツーの地上の名所と変わらんようになるんでは…そうなったら今みたいにバカ高くなることもないでしょうし、フツーに一般人が行けるんでは…と。
その前にやらないといけないことがたくさんあります。まずは…機体の開発でしょうかね。しばらくソユーズ頼み、というのは性能がどう、とかそういう話ではなく…色々と不安が出てきてしまいますし。何らかの事情でロシアが打ち上げられない、となったら大変なことになりますし。

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01/12/2011

三つほど 1/12

海外から…乗り物?関係で三つほど。

一つ目。アメリカ・シャトル修理にめど…最終打ち上げは2月下旬(Yahoo!:読売)
ついに年をまたいでしまったオービターの打ち上げであります。万全を期して有終の美を飾って欲しいところなんですが…これで「繰り返し使える」コンセプトの機体がなくなってしまうのか…と思うと複雑ではあります。そりゃあ、コストの面とか色々ありますんで…高価な機体にさらにメンテの費用かけるか、安価な機体で使い捨て、のどっちが効率いいか、てのは分からんでもないんですが。
…まあ、一般社会でも自家用車で維持費用かかるのとタクシー呼ぶのとでは、実は長い目で見たらそんなに変わらん、という話もありますし。
それでも。お疲れ様でした、と。一時代を築いた機体に違いはありません。願わくば無事に帰ってきて頂きたいものです。

二つ目。インド・エアバス180機を「大人買い」(Yahoo!:読売)…これが例えばインド政府が国費でもって買い上げて国内の会社に安く払い下げて航空業界の活性化を図る…というのなら、なんとなく分かる?んですが(いや、それでもなんかビミョーなとこですか)。
買ったのはインドの格安航空会社インディゴ・エアラインズ社、とのことで。当たり前ですが航空機てのは機体だけ買えばいい、というわけではなく。たしかパイロットの免許も各型番ごとに違うものが必要、とか。それに機体整備のための施設やそれ関係の企業とも契約を結ばないといけません。もちろんさらに細々したのがたくさんあるわけで…。
日本のJALは今、ちょっと体力落ちてる状況ですんでこういうのは無理だろうなあ、と。ANAでもそこまでできるんだろうか…とか。やはりインドのパワー恐るべし、というところなんでしょうか。

三つ目。ロシア・建築家アレクサンドル・レーミゾフ氏が「水上都市」を設計(CNN)。画像を見ると面白そうな形状ではあります。水上に浮かべるタイプや恐らく海底に固定できるタイプなんかがあるようで。今後土地問題がどうしても出てくるから水上に都市を…というのは結構前々から言われていたことではありますが。
…このまま移動できたらさらに面白いかなあ…とか思ってしまいましたが。
でも一万人収容できる施設が浮かぶ海、てのも。さすがにそこまでしてしまうと色々問題出てきそうな。ぱっと思いついたのは…しけになったらどうなるんだろう、とか。揺れの対策してあっても100%は無理でしょうし。居住区によってはわずかでも揺れるところがあって、そこだけ安くなるんじゃないのかな…とか。
しかし今後、本当にこういうコンセプトの都市計画が出てくる可能性は十分にあります。地上の人口は着実に増えているわけですから。そして水上の他には…やっぱり上、軌道上でしょうかねえ…。

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01/07/2011

二つほど 1/7

ネタかよ、で二つほど。

一つ目。ハイジャック騒ぎ、実は機器にコーヒーをこぼしたから(Yahoo!:CNN)。アメリカ・シカゴ発ドイツ・フランクフルト行きの米ユナイテッド航空機が「ハイジャック警報」を発信…すわ一大事かと思ったら、実は操縦士が機器にコーヒーをこぼす→通信機器の一部が使えなくなったことを報告しようとする→間違って「ハイジャック警報」を発信、という…。
最近は一昔前ほどに聞かなくなったハイジャックですが(乗っ取って強引に借りるようなものだからハイジャック=拝借、なんてネタがありましたが)しかしまだまだ現役?ではあります。911のテロの時もハイジャックされた飛行機が突っ込んだのですから。
それでも一昔前みたいに「とにかく逃げろ」っつったって今はGPSもありますから容易に姿を消すこともできませんし。身代金…と言ってもマニュアルや交渉役がしっかりしているのでなかなか難しいでしょうし。そういう意味では消えつつある犯罪なのかな…とは思いますが。

二つ目。サウジアラビアでスパイの「ハゲワシ」が捕まる(Yahoo!:毎日)。理由:GPS発信器と「R65テルアビブ大学」と記された目印がついていたから。
そりゃあテルアビブ大学が行く先知るために放鳥しただけや…。
まあ、サウジですから。イスラエルのテルアビブ大学となれば、何かあるのか、と疑る気持ちも分からんではないですが。しかもGPS発信器がついてるから「何らかのスパイ活動を?」とやはり疑る気持ちも分からんではないんですが…もうちっと余裕持てないかなあ、とか思ってしまったり。しかしある意味戦時下ですからそんな悠長なこと言ってられないのかも知れんのですが…。
当のハゲワシ氏が一番心配だったりします。一応…捕虜ってことになってるんでしょうか…待遇…きちんとしてるといいんですが。

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01/03/2011

多い少ない

絶滅の危機に瀕している「ブルトン語」フランスは多様性に向き合えるか(Yahoo!:CNN)…「ブルトン語」というのはフランスは北西部ブルターニュ地方で話されている言語なのですが…話し手の高齢化もあって数が年々減っていっている、とのことであります。こういうのは世界的には「少数言語」とか「地方言語」と呼ばれる場合もあります。その国の主要ではない言語をそういう風に呼ぶこともあるのですが。
…なんで減ったのか、というのはそれはまた各国の事情がありますんで一概にこう、だからああすれば絶滅を防げる、というものではなかったりします。

ブルトン語の場合はやはり歴史が絡んできます。
現在のフランスの公用語であるフランス語は大まかに言えば「ラテン語系」に分類されます。これは兄弟?に英語だとかスペイン語だとかドイツ語だとかがある言語「ラテン語」がもとになった言葉で…「ラテン語系」でくくっちまうと世界のほとんどをカバーできるくらい現在は広まっている言葉であります。
しかしずっとラテン語系ばっかりだったわけではなく。ヨーロッパは過去にケルト系民族が大量にいた時代があり…その名残で「ケルト系」言語、というのも残っています。ブルトン語もそれに含まれることになります。つまりケルト系に支配されていた頃のヨーロッパの言語はみんな「ケルト系」だったんではないか…と。
ただ、最初はケルト系だったフランスですが後にラテン語化。ところがその後に再びケルト化することになり…そして再び再びラテン語化、という歴史をたどっていたりします。

これらは全て10世紀以前の話で…ブルゴーニュが正式?にフランス領となったのはフランス革命後の18世紀後半も大分過ぎてから。まだまだブルトン語は残っていたのですがほとんど禁止されたような状態になり…フランス語に淘汰されていってしまった、ということのようであります。

これがまた日本だと事情が違うわけで。ご存知のように日本の方言というのは相当数あるんですが、明治になって「標準語」ができあがるとコレ一色に全国塗りつぶされることになります。…いや、そこまで厳密なものじゃなかったんですが(一説によると軍役を実施する際、命令系統が混乱する可能性があったからコトバも統一した、名字も名乗らせた…とか)ほとんどの国民の「方言度」は均一化されることになりました。まあ…その方が良かった、という見方もあります。
江戸期も後半に入ると庶民もあちこちへ旅行に出かけるようになるんですが、それより前からずっと旅行していたのは武士でした。自分の地元と江戸を往復してたわけです。…しかし場合によっては言葉が通じない…何せ薩摩藩なんてのは藩の外から隠密が入ることのできないようにわざと難解な「薩摩言葉」を作り上げてた…とかそういう説もあるくらいですし。標準語化がかなり進んでいる今でも時々分からない言葉があったりするのに、もっと純度の高かった江戸期なんかはもっと分からなかったんじゃないのかな…と。

それでも方言は文化だ、という言い方もできます。その文化が薄まってしまったのは標準語ができたからだ、という見方もあるにはあったりします。

たしかに特定の言語がなくなるのはさびしい限りなんですが…使わないものを無理に使ってでも残す、というのも…なんだか若干意味が違ってしまうような、そんな気もするんですが。でも…やっぱり残せるものなら残していきたい、と思うのは人間のサガというやつなんでしょうか。

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12/27/2010

二つほど 12/27

海外から二つほど。

一つ目。中国…謎のショートメール・中国のスパムメール(iza!)。在北京記者のコラムなのですが、やはりうちにも大量に来ている中国発のスパムメールについてのなのか…と思ったら、なんか、懐かしい?内容で。
もうそんなに前になっちまうんですかねえ…「キューツーダイヤル」って。
「9」が二つ並ぶことからついた名前なんですが、情報料として利用者(かけた側)がいくらか払う仕組みになっていて…今でもあるんでしょうかね、例えば有効な情報を録音しておいてそれを有料で聞かせる…という使い方を目的としていました。
が。実際はえっち関係とかそっちで使われることが多くなり、一時期はそういう関連の代名詞みたいにもなってしまいました。…さらに巧妙?と言うか時代に即した手口も現れたりしました。いわゆる「ワンギリ」というやつで、一回だけコールする。携帯の場合は着信履歴がありますから「何だろ?」とかけ直してしまう。するとそっち系のに繋がってしまって多額の情報料を支払わされる羽目になる…。
これと似た手口でネットの接続を海外回線に回す、というのもありました。以前は電話回線で正に電話をかけるようにネット接続していたのでその設定をいじくってやはり多額の回線料を支払わせる、というものでしたが…こちらは常時接続が当たり前となった昨今では消えてしまいました。
…中国もそういう詐欺が増えているのでしょうか。しかし…フツーよく分からん番号に電話したりはしないと思うのですが…その辺はやはり「記者」ということなんでしょうか。

二つ目。アメリカ…空港の保安対策・37%が「靴脱ぎがイヤ」(CNN) 何度か取り上げてますが空港の防犯対策であります。例のテロ以降、世界の空の安全を守るため各地の空港で乗客のチェックが厳しくなってきてます。例えば飲料の持込みが制限されたり最低限の刃物(ハサミなど)も機内持ち込み禁止になってしまったり。
しかも国際線だけではなく国内線でもチェックが厳しくなってきてます…。
ボディチェックなどをしなくてもいいように「透視機械」を設置しよう、という動きもあったりして。でもこれはさすがにプライバシーの面でどうなんだ、ということになってます。しかし人を害する技術てのは年々進歩してきています。一昔前なら爆発物=ダイナマイト=筒に導火線がちょろり、だったのが今は爆発物、と言ってもその形状は様々であります。映画などでよく出てくる粘土状の物体に雷管つけて…とか。
そのため見破る方もどんどんエスカレートしていくわけですが。その中の一つに「靴の中」というのがあります。コレ、日本人なら抵抗なさそうなんですが…アメリカの人は寝る時や入浴時以外はほとんど靴を脱ぎませんから、やっぱりそういうとこが気になってしまうんじゃないかな、と。日本人相手に調査したらまた違った結果が出そうな気がします。

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12/15/2010

二つほど 12/15

海外から二つほど。

一つ目。中国、「鶴と空の椅子」などの写真掲載新聞の本音は?(iza!) 曲りなりにも「表現の自由」「報道の自由」が保証されている日本や欧米とは違い、中国には一般市民はもちろん報道機関にも発言の自由はありません…そりゃ、例えば飲んでる場での個人間でのやり取り、とかそういう細かいところまでは規制できないでしょうけど。新聞やテレビであるとか、あるいは著名人の発言などにもかなりの規制が入ってるのが現状でもあります。
ノーベル平和賞を受賞した劉暁波氏(54)…民主化運動の活動家であり、現在服役中ですが、この方関係の報道は全て批判的なものしか流されない、ということになってます。まあ、ニセモノの平和賞まで作り出したりしてましたし。国家の流れからするとこういう風になるのは当然かと思われますが。もちろん最近はネットという「穴」もあってその辺の規制でグーグルともめたりもしてたんですが…。
中国広東省の有力紙、南方都市報が件の「鶴と椅子」の写真を掲載したのは12日のこと。
『空席の椅子は、10日の平和賞授賞式に出席できなかった劉氏のために壇上に用意された椅子を連想させ、「鶴」は中国語で「祝賀」の「賀」と同じ発音』さらに『手のひらを鶴に向けた関係者も写っており、鶴や「掌(てのひら)」とそれぞれ発音が近い「和」「奨」で「和平奨(平和賞)」だとの解釈もネットに書き込まれ』(『』内ともに↑記事より一部引用)…ということでちょっとした騒ぎになってます。こういう方法を取る報道機関もあるのか、と。ずっと抑えつけられてるだけじゃないんだな…と。誰だって自由に思ったことは発信したいでしょうし。
こういうとこから少しずつ変わっていくのかも知れません。しかし…まだまだ本格的な動きになるのかどうか。何か大きなきっかけでもあれば…とは思いますが、まだまだ未知数ではあります。

二つ目。イタリア、ベルルスコーニ首相の不信任案を下院が僅差で否決(Yahoo!:毎日)。久しぶりに我らがベルルスコーニ首相の話題を書いてます。いや、ホントに久しぶりだなー…。
ここんとこもずっといつものように?お色気っぽい話から離婚から失言から、と話題性には事欠かないお方だったんですが。さすがに支持率も低下してきて…さらに色んなことで突っ込まれまくっていて。なんだかかなり怪しい?状況になってきてます。時代的にもおう合わないのかなあ、とかそんなことも思ってしまいます。強力な個性でもって皆を引っ張る、というより皆で一緒に引っ張る、というスタイルに世界中が変わりつつあるのかなー…とか。
まあ、たしかに日本の首相がこんな感じだったらかなーりイヤなんですが(オイオイ、一個人として海外の首相として…と見るとこれほど面白い人物はいないと思ってます。そもそもなんで再選できたんや、とその辺からイロイロあった人ですし。
んむ…でも…なんか最近お疲れ気味?っぽく見えるのがなんか心配であります。そろそろ正念場ってやつなんでしょうか…?

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12/10/2010

チャイニーズジョーク

ぽかーん…。

まさかこんなことまでやるとは思いませんでしたが…ある意味、と言うか色んな意味でスゴイなあ…。
ノーベル平和賞に対抗して急きょ「孔子平和賞」設立、しかし受賞者は拒絶(iza!)。記事では「茶番」となってましたが、これは…マトモな神経の持ち主なら「ネタ」ということで誰か(誰だろ?)の笑いを取ろうとしたんじゃないか、と思ってしまうレベルなんではないか、と。
拒絶したのが台湾の連戦氏、というのもなんだかなあ、という気もしますけども。…ホント、なんだかなあ…。

中国が自国の方針?から今年ノーベル平和賞を受賞した劉暁波氏を認めない、授賞式にも出さない(服役中ですし)、他の国も認めるな、とだだをこねたのは周知の事実というやつで。他にも色々きなくさい話もあったんですが…まさかニセモノを作り出してしまうとは。
…この辺、なーんか某どっかの夢の国のネズミっぽいのやら未来から来た耳のない青いロボットやら、そんなんが自由に闊歩していた中国のなんとか遊園地(現在閉鎖中…のはず)を思い出すんですが。あえてチャチい塔をぶっ立てて注目を得ようとしていた、というよりもやはり笑いを取ろうとしていた、という風に見るのが自然なのかな、と。それならそれでなんとなく納得…できるかなあ…。

授賞式に肝心の受賞者が来ない。で、仕方ないんで無関係の少女にトロフィー渡しておしまい。…ここまで来ると「笑い」の域を超えているような気もするんですが。そもそもその女の子は何の因果でこんなとこまで来ていたんだろう、とか。
受け取ってどう思ったんだろう、とか。「光栄です」とか100%の笑みで言われたりしたらこれもまたジョークの続きでこれがオチか、とか思えるんですけど…なんかそういうこともなさそうで。

楽しいというか何と言うかこれじゃあ、笑えないもんではありますけども。

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12/08/2010

二つほど 12/8

愛らしい?で二つほど。

一つ目。中国で「余ったパンダ」を野生に戻す試みが本格化(Yahoo!:毎日)。しかし記事を見るとなんだかアヤシゲなパンダが子パンダをつまみあげている…? 実はこれ、人間に懐かないように飼育員がパンダの着ぐるみを着て作業しているんだそうであります。
実はこういうのは他の動物でもやったりします。例えば…海鳥の類とか。
人工飼育された個体を放す場合もそうなんですが、現地でエサなどをやったりする時は「親のくちばしに似せた」長い手袋を使ったり。あるいはヒナの周りをやはり鳥の着ぐるみ着て走り回ってみたり。これは人間でないもの、ということでなるべく野生の状態に近づける一つの方法として確立されてるんだそうで。特に鳥の場合は「初めて見た動くものを親とする」いわゆるインプリンティングがあるので、人間に懐かれないためには有効な手段、とも言えますが…。
はたから見たら結構楽しそう…というよりやや不気味にも思える光景ではあります。人間はすぐにニセモノだ、と気づいてしまうんですが動物は場合によってはほとんど気づかない、って話もあるんですが…。

二つ目。国内のコアラが激減中(Yahoo!:毎日)。コアラはオーストラリアの野生動物保護法によって「輸出」が禁止されています(特別に貸したりすることは可能)。つまりオーストラリアに住む野生のコアラを日本へ持ち帰ることはほとんど不可能ということになります。そのため他の動物園から「もらう」か「買う」ということになるんですが…「数」そのものが減っている現在、そういうのはなかなかないんではないか、と思われます。たしかラッコも似たような状況だったような…。
しかもなんかコアラの病気が流行している…とかそういう話もあったりしますし。
個人的には特に好きな動物、というわけではないんですが(ユーカリしか食べないとか習性は非常に興味深いんですけど)…パンダも別に好きな動物でもないんですが…なんだか少しずつ減ってきている、というのが何か惜しい?ような気がしてます。一般には大変人気のある動物なわけですし…なんとか回復できないものか、とは思うのですが…難しいんですかね、やはり。

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11/26/2010

ジョークにしちゃあ

なんか行き過ぎかな、と。
外信コラム:エジプトの「自殺サイト」期日を過ぎても何もなく…(iza!)まあ、何もなかったのなら何より、とか思ってしまいますが事態は実はそこまで安寧?ではないのかも知れません…。

日本でも一時あちこちで出てきた「自殺サイト」であります。何月何日にどこそでみんなで自殺しませんか…というもので、当時練炭や硫化水素による集団自殺があちこちで起きており…それを見越して、と言うかそれに乗っかった観すらありました。最近はあまり聞かないのは何より、とそれこそ思ってしまいますが、こういうのはふとしたきっかけで再燃焼してまた…ということも起きないわけではないので、その辺なんだか不安だったりしますけど。
その頃のいわゆるコメンテーターという専門家?がよく口にしていたのが「最近の若者は命を粗末にしすぎる」的なことでしたが。…自殺する人に年齢も何もあったもんではないので(実際年齢若い方が自殺する、というデータはないです)何わけのわかんないことを、とその頃は思ってましたが…。

これ、エジプトだとまた事情が違ってくるわけです。↑コラムにもありますが。
エジプトで大きな宗派となるイスラム教とキリスト教では自殺を禁じています。教義や神学的にも色々あるのですが…基本は「神から与えられた命を勝手に自分で消すな」ということになります。地域や状況によっては寺院や教会で葬式を上げてもらえない…つまり神から見放されたような状態で送られることになります。周囲の人間にも厳しいことになります。
そういう国で「みんなで自殺してみんなの目を引きませんか?」てのは…かなり論議を呼ぶのではないか、と。日本だと…ちょっとニュアンスが違うかも知れませんが、とあるお寺へ行って墓石をなぎ倒して中身全部ぶちまけて社会の目を引きませんか? という…のとは…大分違うかも知れませんけども、かなりの「不敬」になることは間違いないと思われます。
軽々しく扱える問題ではないわけです…。

…でも結局何もなかったらしい、というのは…何でしょう、ジョークだったのかそれとも途中でやめてしまったのか。あるいはアクセス数アップを狙っただけだったのか。その辺は分かりませんが…人騒がせだなあ、と。まあ、ネットなんてのはそんなもんばっかり、と言えばどこの国のでもそんなもんばっかりですが。

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11/08/2010

いずれは日本でも

アメリカ・カリフォルニア州で「ハッピーセット禁止条例」制定見込みへ(CNN)。これは…日本だとマクドナルドが毎週とかそれくらいのペースでやってるキャンペーンであります。人気アニメやマンガとタイアップしてちょっとした景品をつけたセットを販売。…中には時々「?」なものがあったりしますが、対象は明らかに子供向け(大人のコレクターもいるんだそうですが)であります。まあ、何種類かあってコンプしようと思ったら何度も足を運ばなくてはならない、というのはこういうのの常ではあります。

最近の…と言うかここのところ、アメリカなどではこういった「高カロリー」食品に対して風当たりが強くなってきてます。ちょいと前だとトラックのタイヤみたいなピザとか日本の数倍は余裕でありそうなハンバーガーやでっかいバケツみたいな紙コップに入ったコーラ、なんてのが結構当たり前にあったような気がしますが。現在ではややサイズダウン、もしくはかなり小さくなって販売されてるようです。…そう言えば「Lサイズ販売禁止条例」みたいのもあった…ような記憶があります。
なんでこうなるのか、と言うと肥満が社会問題になってるからです。
いわゆる先進国ほど多いとされる「肥満」であります。ものすごく単純な表現を許して頂くなら「いいもん食って動かなきゃ太る」ということになります。高いカロリーのもん食って自分の足を使わずクルマばかりじゃ太るだろ、と。
…実際のとこは色々出てるんですが。肥満に関しては。高カロリー食品だけが決定的な原因じゃない、とかそんな話もありますが…やっぱり高カロリーなもんが肥満の原因の一つ、というのは揺ぎない現実になりそうであります。

肥満になると様々な病気を起こす「もと」になる。というのは世界でも共通した認識であります。じゃあ、そういうのを販売しているところへ圧力をかけていこう…。
ということ?で高カロリーなファストフード、しかも子供向け、なんてのは格好の攻撃材料になったようで。…個人的には↑記事末尾にあるように子供が食うものは親(もしくは親権者)がきちっと管理していけばいいだけだ、とは思うのですが…すでに市長が拒否権発動しても意味ない状況にまでなってるとは。
それにこういうのが進むとこまで進むと肉食うな、野菜だけ食ってろ、とかそういうことには…さすがにそこまでは、とは思いますけどなんだか想像してみると恐ろしいものがあります。

で、こういうのは大抵日本でも出てくるもんなんですが…いずれはそうなってしまうんでしょうか…?

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11/04/2010

二つほど 11/4

えんたていめんと的に二つほど。

一つ目。作家の村上龍氏が電子書籍制作・販売会社設立へ(Yahoo!:読売)。こういう著名な方がアクション起こすことでさらに前へ進むかも知れんのですが。すでに欧米などではがんがん進んでいるような印象もある「電子書籍」ですが…日本で定着するにはもっと大きな、大掛かりな動きが必要かと思われます。
前にも何度かこの「あれこれ」で述べてますが。
本に対する「思い入れ」の強い日本では紙ではない、電子化された書物はモノによっては受け入れられるのでしょうけど…よく言われているような100%てのは無理なんじゃないか、と。「○年後には紙の本は消滅している」とか言われたりしてますけど、そこまでは行かないでしょうに。規模は小さくなっても必ず残るもんだと思ってます。
活字信仰みたいのもありますけども。世界的な動きだから、環境のためだから、というだけで全部の本好きが電子書籍に移るってもんでもありますまい。
そして。…ハードより先にソフトが充実しないと。折角立派な会社やリーダーが立ち上がっても実際に読むもんがない、では続かないと思うのですが。

二つ目。タコのパウル君二世登場(@nifty:kyodo)。こないだ惜しまれつつ亡くなったドイツの「予言タコ」パウル君でしたが…このほど「パウルII」が登場した、とのことで。
しかもまだ生まれて5ヶ月ほど。まだ2年以上頑張ってくれそうなとこであります。
…しかし。こういうのは実績がモノを言うわけで。↑記事の末尾に関係者は慎重になってる、とありましたが…たしかに予言が当たらないと意味がない。いきなり外してしまったらどうなるんだろう…とか思ってしまいますが…まあ、当タコにとってはどうでもいい話なんで、それならそれでもいいのかな…と無責任に思ってしまったりします。

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10/29/2010

隠すもんですし

マサチューセッツ工科大学の研究チームが発表「見た目で投票する傾向あり」(CNN)…調査はもちろんアメリカで行なわれたものですが、記事によれば他の国でも似たようなもんではないか、と。そして調査対象にはなってませんが、日本でも似たようなもんではないかなー、と思うのですが。

一例として、タレント議員というやつですか。ネームバリューだけで当選してしまう。もちろんタレントですから顔がいい場合も多いんですが、それよりも具体的な政策よりも顔と名前を知ってるから、だけで投票されちまうわけであります。
一頃は大変にもてはやされたものですが。…そう言えば大分前になっちまいますが、海外在住の一週間くらいで議員辞めた某大物タレントとか、そんなんもいましたか。なんか辞める時に周囲からクサい芝居の引き止めやってて、アレには吐き気すら覚えたものですが。…いや、海外在住そのもの、と言うかたしか日本国籍持ってなくてしかも指名手配中とかそんな人を立候補させたこともありましたっけ。なりふり構ってられない、と言うか意味も何もない、と言うか。もちろんタレントでもきちんと仕事して結果出してくれりゃいいんですが…最近では結局二足のわらじを履きこなせなかったタレント議員サンもいましたけど。
さすがに最近は名前だけ、というだけではなかなか当選しにくくなってる…ような気がします。ある意味さびしいもんですが、そろそろ国民もだまされてばかりじゃないんだぞ、ということを政治家のおエライセンセー方は分かってきて…なさそうな。

ただ、選挙で政策もなんも分からん、そんな中で立候補者を見比べた場合。どうしたって顔のいい人を選ぶのはある意味当然だと思われます。↑のタレント議員ですと、悪役とかやり続けた人が立候補…てのはあまり聞かないような気がします。芸能関係ならなんか力のありそうな人とか正義の味方的な役をやっていた人、とか。スポーツ関係というのは日本ではかなりストイックに見られるので成功例が多いかと思われますけども。

本当は政策面できちんと判断した方がいい、というのはみんな分かってると思うんですが、ねえ…いかんせんそういうのを隠して「国民の皆様のため」「不正をぶっつぶし」なんて実現できるか分からんようなこと、平然と言われりゃ判断に迷うってなもんじゃないんでしょうか…?

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10/27/2010

二つほど 10/27

色々あって二つほど。

一つ目。「予言ダコ」パウル君、死ぬ(Yahoo!:JIJI)…サッカーW杯で「予言」を全て的中させた(単にタコには明るい色を選ぶ=優勝したスペインの国旗は暖色系、という説もありましたが)ドイツのタコ、パウル君でしたが…死んでいるのが発見されました。年齢は2歳9ヶ月で、タコの寿命は3年ほどと言われていますから天寿を全うした…と言えるかも知れません。
毎年様々な話題の出るW杯ですが。こういう話題が出てきてたのはなんだか微笑ましくて良かったなあ、と。なんかウラであのチームがこのチームが、審判の誰それは何かウラがあったんじゃないのか、国家の威信にかけてどう、とかそういう話題聞くよりゃ断然マシではあります、こういうお話の方が。
…ただ…なんかパウル君に続け! とばかりに色々出てきたのには閉口しましたが。それもまあ、終わってみれば、ああ、あったなあ…ということになりますが。
タコの人工繁殖というのは難しいのかなあ…やっぱり。タコの寿命は3年ほどなんですが、繁殖すると死ぬ、という話を聞いたことがあります。パウル君2世というのは無理だったんでしょうね。なお、現在は冷凍保存してあるそうなんですが、埋葬するとか火葬するとか話が分かれております。記念碑みたいのを建てるとかそんな話もありますが。
いすれにせよ。楽しい時間をありがとう、安らかに…とお礼を言いたいところであります。

二つ目。今度は国内。事業仕分けのサイト、広告募集したら2件しか来なかった(Yahoo!:読売)。要するに予算削減のために事業仕分けのサイトに広告載せよう…としたら22件も枠があるのに総計で2件しか来なかった、と。…なんか分かるような気がしますが。広告出そうとする側だって仕分けされた団体と何かで関係あったら気まずいでしょうし。一部ではパフォーマンス化している、とされている事業仕分けですからあんまり良く感じてない企業だってあるんじゃないでしょうか…?
政府や民主党は「悪代官をこらしめる正義の味方ショー」にしたいのかも知れませんが。そんなどっかの時代劇じゃあ、ないんですからそんなものが実在していないことくらい、みんな分かってるはずなんですが。例の時代劇でよく見る勧善懲悪じいさんだって全部が全部正義だったわけではないのですし。
…こういうとこで予算削減、てのは分からんでもないんですが…これは世間がどんな目で見ているか、その一端ではないか、とかそんなことも思ってしまったり。国民全部が諸手を挙げてるわけじゃないんだよ、と。…まあ、でもこうやってニュースになると広告出してみようかな、とか思う企業がたくさん出てくるようになる…のかも知れんのですが。

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10/18/2010

しえすた

スペインはマドリードで「シエスタ全国大会」が開催(CNN)。シエスタとは要は「昼寝」のことであります(「午睡」とも)。昼ごはんを食べたその後、1時間とか場合によってはもっと長く昼寝を含む休憩を取る習慣で…スペインや南米では普通の習慣となっています。そのため午後3時頃(昼食の時間が日本より遅い)は市場や店が閉まってしまう…つまりはみんな休んでいる…という事態にもなるんだそうで。そのためあちらでは毎日ではなく一週間に一度食材を「買いだめ」する、とそんな話を聞いたことがあります。いざ買いに行こうと思っても店が閉まってるんじゃあ買い物になりませんし。さらに他の施設も閉まってることが多い、とのことで。

イメージとしては南国の強い日差しの下、そこかしこの木陰でだるそうに体を横たえる人々…とかそんな感じですか。実際、スペイン本国ではなく年中気温の高い島なんかでは、日中は暑くて仕事にならんので寝ることにしてるところも多いらしいのですが…まあ、そういうとこは夜になっても仕事はほとんどしない、と言う声もあったりしますけども。

仕事の合間や昼食の後にちょっと眠る…というのは実は身体をリフレッシュさせる効果があって、その後の仕事もスムーズになる…という説があるんだそうであります。眠る、と言っても完璧熟睡モードに入ってしまうわけではなく。ちょっとだけ寝るということで、そんなに深い眠りでなくても効果は得られるとか。
ただ…日本の場合、例え昼休みであっても仕事場で寝るなんて…! という考えも少なからずありますし、「寝る=怠ける」といった構図で見られることも多いものではあります。「寝るのは家で」というのはスペイン以外のヨーロッパなどでも通常の考えのようですし。さらにスペインはあまり景気が良くなく(失業率約20%…)寝てる場合じゃない、働かなきゃ、という風潮も強くなってきてるんだそうで…シエスタは廃れつつある、という見方もできるんだそうであります。
そのため↑こういう「大会」を開催してシエスタを見直そう、というようになったらしいんですが…よく眠れるなあ、ショッピングセンターで、って。結構他の人の目が多そうなんですが…。

日本人からするとなんとなく理解しにくい慣習なのですが、これも文化の一つ、という見方からすれば…何らかの形で継承していく必要があるのかも知れません。

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10/14/2010

33人

全員無事に救出成功…! 69日ぶりに全員地表へ…!
Yahoo!海外トピックス:チリ鉱山事故
いや、「無事」ではないようですが。7人に集中治療が必要で、1人が急性肺炎、さらに2人が全身麻酔が必要なほど歯の感染症にかかっている、とのことで…33人全員が健康となってそれぞれの場所に帰ることができるのを祈っております。

事故が起きたのは今年の8/5、チリ北部のサンホセ鉱山で大規模な落盤事故が発生。地中で働いていた33人は生存が絶望視されましたが…調査用ドリルの先端に全員生存を示すメッセージを発見。らせん状の鉱路(落盤でふさがってしまった)以外の方法で地下400m付近にいる33人を救出する、という人類史上初とも言える救出劇が始まったのでした…。
実際、鉱山というのは条件が過酷なわけで。地表より高い温度・湿度。そして閉塞感。今回は避難所に逃げ込んで無事だった、とのことですが、その避難所にしても広いものではありません。一人頭一畳程度、という情報もありましたし(ただ、ずっとそこに押し込められっぱなしだったわけじゃない…という話も)。長期間狭い場所に閉じ込められる、というのは肉体面もそうですが精神面にも非常に大きなダメージを与えるものであります。

…こういうのは例えば中世あたりの漂流記とか。有名どこだとロビンソン・クルーソーとか大黒屋光太夫とか。「意図せずに狭い場所や知らない場所に放り込まれる」という話に共通するかも知れません。未知の苛酷な場所。そこから生還するには…何か目標を掲げるのが有効、と。
ロビンソン・クルーソーと大黒屋光太夫は「帰る」というのが目標でした。そのためにどうしたらいいか、どう動けばいいか…と様々色んなことをやって、最終的には母国に帰ることができたわけです。
今回の事故で例えば仲間同士の大ゲンカとか(あったのかも知れませんけど…公表はされてませんな)そういうのがなかったのは「皆に目標をきちっと持たせて」「規則正しく生活させた」ことにある、とされています。人間、なんかやることがあるうちは変な考え起こさんもんだよ…というのとはちょっと違うかと思われますが。いずれにせよ統率のとれた集団であったことが生還へ結びついた…とも言えるわけです。中でゴタゴタしていたら救出もスムーズには進まなかったでしょうに。

とりあえずこれで一段落、というところなのですが…なんか他にも補償やら訴訟やら家族問題とか色々あるって話ですし。映画化も決定しててあちこちから手記だのインタビューだのひっぱりだこ、って話もありますし。早く平穏な日常に戻れればいいのにな…とは思いますが…しばらくは無理なのかも知れません。
なお…ホントはこの事故、8/5から知っててニュースも追ってたんですが。なんだか全員救出されるまでココに書かないでおこうかな、と思いまして。理由は…なんか起きたらイヤだなあ、と。最後の最後にみんなハッピー、ってことになったら書こう、と思ってたもんで…。

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09/24/2010

やっちまったか

尖閣諸島付近で海保の巡視船と衝突した中国漁船船長を釈放(Yahoo!:毎日)。「国内法に照らして粛々と…」じゃなかったんですか? 一応「処分保留」ということですんで証拠が不十分とかそういうことで「保留」で「釈放」になったと思われるのですが…。
中国の軍事管理区域内へ侵入? 日本人社員4人が当局に拘束(Yahoo!:産経)。「多分」尖閣とは無関係なのでしょうけど。「多分」たまたまかち合ってしまったのでしょうけど…非常に安否が気になる情勢ではあります。これに対して日本政府はきちんとアクションを起こすのでしょうか? 報道で初めて知った、という方もおられるようですが。

あるいはガス田開発やレアアースのことも。中国で産出するレアアースはたしかに重要なもので、ちょっと前から資源保護の意味もあって輸出規制をする、ということは言われていましたが…「では対日本輸出に対してだけ規制する」とかそういう話になってきてます。
…相手は次々とカードを切ってきてます。温首相がニューヨークで釈放を求める発言、てのも立派なカードではあります。各国の注目がどうしても集まる場での発言。多方面へ効果的に伝わる方策とも考えられます。

対して日本は…米軍との協調を確認(これ自体は非常に有効な揺さぶりではあります)。そして…拘置延長、だったんですがこれは那覇地検の「我が国民への影響・日中関係を考慮して~」という理由で消えてしまいました。どう見ても日本は自分で自分に非がある、ということを認めた形になってしまいます…尖閣諸島はどうなるんでしょう…?

…なんだか…事なかれ主義と言うか日本的甘さだけ、とか。もう少しきちっとした対応や筋道立った交渉とかができないもんなのかな…と。実際、外交関係の部署はかなり働いていたと思われます。でも…結局相手に配慮して釈放してしまった。今後、尖閣諸島は日本の領土です、と胸を張って言えるのかどうか…? その辺すらも怪しくなってきてると思うのですが。

03:51 PM | 固定リンク

09/22/2010

安いことは

…どうなんでしょうね。
羽田-クアラルンプールが期間限定で片道5000円の航空会社が参入(Yahoo!:産経)…マレーシアのエアアジア(参入してきたのは傘下のエアアジアX)という航空会社でいわゆる「LCC(Low-Cost Carrier)」では大手のようであります。…ちょっと前に全日空がLCCの子会社を作る…という話を載せましたが。アジアやヨーロッパでは結構当たり前になってるLCCがついに日本にも本格参入か…! ということで話題になりそうではあります。

羽田-クアラルンプールが片道5000円。ただし期間限定であり…しかも実際はもうちっと何やかんやで費用がかさむとのことで。某ニュース番組では「8000円くらい?」とやってましたが1万切ったらそれだけで相当に安いことになります。…ちょっと某航空会社で「東京-クアラルンプール」と検索してみたんですが…。
1万超えたって余裕で安いじゃねえか…。
ただし、安いには安いなりの理由があるんだそうで、その辺を理解してから乗った方がいいようであります。

まず機内での飲み食いは全部有料。多分新聞とかそういうのも全部有料なんじゃないのかな…と予想してますが。まあ、いらん、と言えばいらんもんではあるのかも知れませんが。飛行機乗るから一食浮かそう、てな方法がきかないことにはなります。
それから座席が狭い。…一機に積み込む乗客数を増やせばその分コストが下がります。たしかに道理っちゃあ、道理なんですが…ニュース番組でその様子を紹介してたんですが、かなり狭そうな。リクライニングが使えないほどの狭さになってました。まあ、自分は飛行機乗っても座席倒さない方なんで問題はない…のかも知れませんが。
他にも色々あるようで。…そういうのでも構わない、俺は私は安く海外へ行きたいんだ…という人にはうってつけのようであります。

こういうLCCが日本に来にくかった理由の一つに空港使用料の高さがある、とされています。そういうのが安いアジアなどでは今、LCCによる貧乏旅行者…一昔前のヒッチハイク専門のバックパッカーとかさらに昔のヒッピーとか…そういうのに通ずるものがあるように思われます。そういう人たちが増えているんだそうで。
その辺をなんとかする、というのも観光客を日本へ呼ぶ一つの方策かも知れんのですが。…でもなかなかそういう「変革」は望めないものかも知れません。でも、様々なLCCが風穴をあけてくれる…かも知れません。

04:59 AM | 固定リンク

09/14/2010

何が

大事なんでしょう…?
中国側の「軟化」を期待して船長以下を帰国→しかし中国は態度を「硬化」(iza!)、なーんかこうなるのは分かってたよーな気がするんですが。いつまでこういうことを続けるつもりなんでしょうか?
尖閣諸島付近の日本のEEZ内で操業中の中国漁船と海上保安庁の巡視船が「接触」した事件であります(絶対普通にぶつかった、ではないと思われますが)。船長以下の身柄を確保「日本の法に照らして判断する」という見方が示され、おお、今回はきちっとやるんかな、と思っていたら…
中国側の在中日本大使の4度による「呼び出し」…日本も「呼び出し」ていますけど「遺憾の意を伝える」にとどまってます。あっちは「船長以下の身柄の返還を要求」ということまで言ってましたが。…それを受けたのかあるいはあんましあっちを刺激したくない、というこれまで通りの姿勢なのか。あるいは現政権・民主党があっち寄りなんでなあなあで済ませたかったのか。
…結局船長以外の乗員を帰してしまいました。ああ。

↑記事でいくつか気になったことがあります。(以下「」内↑記事より引用)
「弁護士出身の仙谷氏が最も懸念したのが、法的手続きの瑕疵(かし)で外交問題に発展することだったという」
…法的手続きも何も。領海内で違法操業していたら即しょっぴくのはどこの国でもやってると思いますが。
「漁船の違法操業との関係でガス田協議を中止するといわれても困る。私の予測では、14人と船がお帰りになれば、また違った状況が開かれてくる」
…困るっつーか…いつものあっちの手段、と言うか老獪な中国…いや、この程度、どこの国同士の交渉でもあり得るんではないですか? それに対してこっちも適切な外交カードを切っていく。そういうのも国同士の付き合いでは当たり前だと思うんですが…特に日本は色々こじれやすい要素持ってるんですし(裏を返せば相手もそういうカードを持ってるってことになりますけども)。その辺から切り崩せないってのは…なんか情けない限りではあります。
しかも「お帰りになれば」て。基本、こういう言い方すると相手方が格上という風に受け取られてしまいますが…いいんですか? 国家の閣僚が犯罪者より下で?

自分は特に右だ左だ言うつもりはありませんが…これはちょっとひどいんではないか、と。尖閣諸島は日本の領土、と明言したいのならきちっとした対応を取らないとどこの国も相手にしてくれなくなりそうで。…しかも尖閣だけじゃないんですし。
それと…「民主党代表選(14日投開票)を控える菅直人首相らが軟着陸を模索しているためだ」「代表選に追われる首相に代わり」「代表選があるので今は中国と荒波を立てたくないのだろう」…って。ここで代表選すっ飛ばしてもきちっとした対応が取れていれば…代表と国家とどっちが大事なんですかね…?
今日、その首相もご執心だった代表選の結果が出ます。…結局どっちになってもやるこた変わらんのだろうな、と自分は思ってますが…さて?

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08/22/2010

とぶヨット

フランス人デザイナー・イェルケン・オクチュリ氏がボタン一つでジェット機になる「空飛ぶヨット」の構想を発表(CNN)…反応は上々のようであります。実現したい、という申し出もあった、とのことで…もしかしたらちょっと未来にはこういう風に洋上からそのまま空へ…なんて乗り物が普通になってる?かも知れません。

コンセプトとしては「マストを翼にする」といったところでしょうか…マスト内部に帆を収納する、というのはスーパーヨット「マルタの鷹(Maltese Falcon)」から取り入れた、とのこと。このスーパーヨットはヨット、と言うには非常に高いマストを三本持っていてそのマストに帆を収納できるのですが…全長88mという巨大さにも関わらず全てコンピュータ制御で航行できるという、実在するハイテクヨットであります。
…その「マルタの鷹」がそのまま空へ…というわけではもちろんなく。普段はマストとして使用→帆を中に収納するとこは「マルタの鷹」から→そしてマストを翼にして飛ぶ…ということであります。

前にも「とぶクルマ」や「船になるクルマ」とかそんな話を紹介してきましたが。今回のが他とちょっと違うなーと思ったのはまずはその大きさでしょうか。全長46m。かなり大きいんですが、これも海の上を走るヨットならではなのかも知れません。クルマが飛ぶ、となると一般の道路から飛ぶ(こないだアメリカで認可が通ったのはそこまでは無理っぽいですが)ということになりそうですが…昨今の各国の道路事情からするとなかなかに難しそうではあります。
しかし広い洋上ならその辺の問題はありません。…どっか近海の湾内で…とかそういうことになったらたしかに大変そうなんですが。

ただ…まだ構想の段階である、というのはなんだか惜しい限りではあります。考えるだけなら、アイデアだけなら結構な数、あちこちにあるような気がしているのですが。星の数ほどもあるその中から実現に向けて動き出せるのはほんの一握りしかないわけで。
…コレもそうなって埋もれてしまうんでしょうか…? もったいないなあ…。
↑記事中で「SFの域を出てない」と書かれてますけど。ま、クルマも宇宙機も最初はみんな「SF」だったわけで。こういうとこから「未来の乗り物」が生まれてくるんじゃないのかなあ…と期待しているのですが…さて。

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08/21/2010

名前のこともありますし

「オバマ大統領はイスラム教徒」の回答…アメリカ国民のほぼ5人に1人(CNN)。一方で正しく「オバマ大統領はキリスト教徒」と答えたのは三分の一なんだそうで。つまりは約33%。「ほぼ5人に1人」ということは約20%なわけで…まだ「キリスト教徒」と答えた人の方が多いじゃないか…と思ったら昨年は「10人のうち約1人」つまり約10%だったんだそうで。相当数そういう認識をしている人が増えてきている、ということになります。
なお、この調査は例のニューヨークのモスク建設問題に関して大統領が容認する発言をする前に実施された、とのこと。…もし今実施したらまた数値が変動するかも知れません…。

日本人からするとどーでもいいような問題に思えるかも知れませんが。麻生元首相もキリスト教徒(カトリック)ですが、在任中はあんまり触れられることはありませんでしたし。宗教、と言うと最近の日本ではあまり触れない方がいいもの、何かアヤシゲなもの…というあまり良くないイメージがあるせいかも知れません。が、普段はそんなに気にして行動するわけではないものではあります。
基本、アメリカもそうなんですが。日本もアメリカも「信仰の自由」はきちんと定められてあるのですが。だからオバマ大統領もニューヨークのモスクを兼ねた施設建設には特に反対しなかったのですが…。

例の911のテロであります。イスラム教徒が飛行機乗っ取ってニューヨークのビルに突っ込んだ…。その現場近くによりにもよってモスクを建設する、という…さすがにちょっとまずいんでないかい…と皆が思ってしまう。
あのテロ以降、イスラム教徒に対する風当たりと言うか不信感と言うか、そういうのが増したように思われます。アメリカだけではなく世界各国で。でもイスラム教徒と言っても全員が全員闘争を好む武闘派であるわけではなく。それに宗派もたくさんあって、戒律の非常に厳しいものもありますが中にはほとんど「縛り」のない宗派もあるんだとか。
…こうなるとごくごく一部の人たちが悪いことやると、その他大勢の普通の人たちもそのイメージで見られてしまう、そんなケースの例となってしまっているような気さえしてきてしまいます。

…しかしアメリカはいいですなあ…日本みたいにころころ指導者が変わることもないですし(大統領のリコールてのは可能なんですが)。日本も、もうちっと腰を据えてやって頂きたいところではあるんですが…?

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08/14/2010

二つほど 8/14

国内外で二つほど。

一つ目。「ゼロ系」コーラ商戦過熱(Yahoo!:産経)…炭酸飲料市場の4割を占めている「コーラ飲料市場」でゼロ系、例えばカロリーゼロとか糖類ゼロとか、そういった「機能性」コーラ飲料を各社が売り出して好調なんだそうであります。
…普通、と言うか「コーラ」と言えば「コカコーラ」なのでしょうけど。一般名称として「コーラ飲料」というのはすでに定着しきっているようで。明確な定義…とかあるんでしょうか…? 黒っぽい炭酸飲料…いや、なんかそれだけじゃないような気もしますが。特定の香料とか原材料を含んでないといけない、とか。
それはともかくとして「ゼロ系」ですか。…最近こういうのは飲んでないんですよねえ…炭酸は基本焼酎を割るモノ、というようになってますんで…それ単体で、というのはまずないような。近所に安いトコがあって1.5リットルのペットボトルでまとめ買いしてます。当然、そういう場合は最近の売れ筋なんかは安くならないので(しかも1.5リットルというのはまずない)なおさら触れる機会が減ってるような…。
うーむ…年齢のせいかなあ、こういうのは。単体で飲むなら炭酸飲料よりお茶や水の方がいい、とか思ってしまうのは。

二つ目。北朝鮮、ニンジンで負債返済を提案(@nifty:共同)。もちろん「ニンジン」と言っても赤い西洋ニンジンではなく滋養に良いとされる朝鮮人参のことなんですが…。
いや、普通受けないだろ、と思っておったんですが相手のチェコは受け入れを検討中、とのことで。いいビジネスになるだろう…というのはニンジンの質がそれだけイイということなのかあるいはニンジン相場?が今はそれだけオイシイ、ということなのか…それともそれでもいいから貸した分返してくれ、ということなのか…。
個人間の取り引きというわけではありませんので、こういうのもアリかな、とは思うのですが(借金を現物で返す、なんて個人の間じゃあ、まず無理でしょう…よほど近しい人でも)やっぱりそこまで切羽詰ってるんかなあ…北朝鮮、と、そっちの方が気になってしまったりします。大丈夫なんでしょうかね? 色々と…。

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07/27/2010

香港は両方とも2位でした

女性は日本が25年連続で1位、男性の1位はカタール…なんのことかな、とお思いでしょうけど「平均寿命」のお話だったりします。日本人女性の平均が86.44歳で世界1位、日本人男性平均は79.59歳で世界5位(iza!)…日本人男性は去年は4位だったんですが転落、ということになりました。転落、と言ってもここんとこずっと10位内はキープしてるはずなんで、よそから見れば長寿の国ということにはなりそうであります。
なお…香港は男(79.8歳)女(86.1歳)ともに世界2位だったりします。
男性1位は中東カタール。平均81歳なんだそうで、前年の76.7歳からわずか1年で大幅に伸びたんだそうであります。何があったんだろう…ちょっと気になるところではありますが。

まあ、コトは「平均寿命」のお話なので…みんながみんなその年齢まで生きるはず、とかそういうお話ではありません。しかし平均値が高い、ということはそれだけ長生きしている人たちがいる、ということであるわけで。と言うことは長生きできる社会や環境が整っている、ということの証拠の一つにもなります。
実際、平均寿命が50歳に満たない国もある、と聞きます。日本では戦国期の織田信長が「人生五十年~」と舞った、とされていますが…当時から江戸期くらいまでは50歳から60歳くらいが平均寿命だったのでは、とされています。「古希」とは70歳のお祝いですが意味は「昔から(70歳になる人は)珍しいとされている」とかそういうことになります。さらに戦国期以前はもっと短かった、という話もあります。

そういう意味?ではこんにち80歳とか90歳まで生きるているのは、ヒトとしての寿命を大幅にオーバーしているのではないか、だから色んなところで無理が出てくるのではないか…という言い方をしたりもしますけれど。
…長生きできるってことはそれだけ色々なところが優れている、ということでもあるので…素直に「長寿」を喜んでもいいんでは、とは思いますけども…さて。

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07/23/2010

二つほど 7/23

色々とツッコミたくって二つほど。

一つ目。中国警察、陳情者と「勘違い」して政府高官夫人を袋叩き(Yahoo!:ロイター)。最初この記事見た時「ネット上でヘンなことでも言ったんかな」とか思ったんですが…まさかリアルで「袋叩き」だったとは。
しかも6人から16分ほども。…場合によっちゃ、命にかかわりますぜ…。
以前、なんかの報道番組で中国の農村の「直訴」の様子を見たことがあるんですが。…素直?に官公庁の建物行こうとしてもまず警官がブロック。さらに近づくと追い払われる。それでも入ろうとすると、なんだかんだ理由をつけて追い返される。…結局「陳情」なんてのはほとんど無理なようになってましたが。
地域差もあるんでは、とか特定の役所がそうなんでは、とかそういう風にも考えたいんですけども。…いきなり「袋叩き」にされるような場所が実在してるんじゃあ、ちょっと信用できませんなあ…↑記事末尾「警察は高官の妻を殴るのはいけないが、一般市民には暴力を振るってもいいということなのか」(「」内↑記事より引用)というのはしごくマトモな意見で、これがマトモではないとしたら色んな意味で問題だと思うのですが…対外的にも。

二つ目。アルゼンチン。資金不足で監視不足の刑務所から脱獄(Yahoo!:時事)。これも最初はネタかと思ったんですが。監視員代わりの人形、と言うからマネキンにでもやらせてたのか、と思ったらサッカーボールに帽子かぶせただけ、って。出来の悪いカカシみたいなもんなんですか…。
いや、ここだけではなく国全体として刑務所てのがそういう状況だったとしたら。脱獄と言うか単純に囚人が逃げ出すことなんて日常茶飯事なんではないか、と。そうなると抑止力としての刑務所なんて全然意味をなさないわけで。捕まってもすぐ逃げられるなら犯罪やり放題ですし。そうなると囚人が増えてまた予算が足りなくなってまた犯罪が増える、というイヤなスパイラルが出来上がってしまうような。
…しかし。日本も実は最近は刑務所の数が足りないんだそうで。こういうのは新たに作る、と言っても場所もそう簡単には見つからないえしょうに(周辺住民にからは理解を得にくいでしょうし)。しかも「そんなところに税金使いやがって」みたいな声も出てくるでしょうし。
でも…そういうところもきちんとしていかないと回るもんも回らなくなる…そんな気がするのですが。

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07/22/2010

なまる

「お国訛り」に発言の信頼性も左右する可能性が(iza!)。これはアメリカの話になるのですが。実際、非常に広い国ですし人口も2億以上。さらにそもそもは移民が基本の国だったわけで…各地方で話されている英語にもかなりの違いが出てきてしまっています。
記事中にあるようにシュワルツネッガー知事はドイツ訛りですが…他に有名なとこですと、ブッシュ前大統領はテキサスなのでモロ南部訛りだったりします。西部劇を字幕で見るとああいう発音の人がいっぱいでてきたりして。一般に東部(ニューヨークとか)の人は早口で、南部や西部はゆっくりと話す、と言われてますが実際のとこは人それぞれだったりなんですが、発音やイントネーションにはかなりの違いが見られます。
さらに話す人がネイティブ(アメリカ生まれ)でない場合。しかも母国語が別にある場合。その国々での「訛り」が出てきます。

基本は母国語にない発音が省略されます。
日本語→英語だと「r」「th」の音でしょうか。日本語にはそういう発音法がないので「r」「l」や「th」「s」などはよほど意識しないと発音に違いが出ません。「rain(雨)」と「lain(lieの過去分詞形)」は日本人にとっては同じような発音の言葉ですが、英語圏の人からすれば全然違う言葉になります。
…まあ、そういうこと言い出すときりがない、という話もありますが。スペイン語なんて「r」の発音法が三つあったりしますし。逆にラテン語圏の人にとっては「なんで書き文字がこんなにたくさんあるんだ」「文法が全然ちげー」とかそういうことになってしまいますし。
でもそんな違いがある人たちが一緒に暮らしているのがアメリカでもあります。たしかに聞き取りにくいと「?」にはなってしまうでしょうけど。なんか、それなりに呑み込んでしまいそうな、そんな気もするんですが。

…では日本では?
大まかに分けると「関東」「関西」といったところでしょうか。基本、明治以降にできた「標準語」ベースなのが関東、昔から続く言語っぽいのが関西。…そもそも標準語てのも方言だらけだとお互いが理解できないから政府が作った、ということになってますけども。時代劇では各地を巡ってもそれほど言葉に苦労してませんが、実際はかなり土地土地での訛りがひどくて話が通じないケースもあったんでは…とか。その辺も忠実な時代劇とかやってみると字幕が必要になりそうであります。
現代は江戸期以前に比べると人の流通?が激しくなってますんで、そんなに苦労はしなくなってます。…特有の言い回しがあったりはしますけど、まあ、なんとか通じるような。
標準語があるせいなのかどうか、ちょっと分かりませんが…↑のアメリカのように「信用性」がどう、という話にまではなっていないような気がします日本では。ただ…なんだか言葉の勢いと言うか感情の込め方と言うか。ドスきかせた物言いの時にそれっぽい関西弁とか使う、とか…なんだかそういう方向での違いはあるように思います。

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07/21/2010

二つほど 7/21

「方向」で二つほど。

一つ目。下水道の排水でエビが減少する?(Yahoo!:ナショナルジオグラフィック) エビには「暗い方へ進む=負の走光性」があるのですが、こういった抗うつ剤の成分などの影響で「明るい方へ進む=正の走光性」が強くなってしまう可能性がある、ということのようで。しかしそっちへ進むと捕食者の餌食となってしまう…。「抗うつ剤」には気持ちを上向きにする成分が入っているのは事実なわけで。エビの気分が過度に上向いてしまって普段ならとらない行動をとるようになってしまうのかも知れません。
…日本の下水道ではどうなんだか、ちょっと分かりませんが。ただ、世界一般的に下水処理に抗うつ剤と同じ成分が使われてる、となると日本でもそういうことは起こり得ることになります。
いや…その他の物質というのも要注意かも知れません。結構意外なモノが意外な影響を及ぼしていたりしますし…。

二つ目。インドネシア。「祈る方向を間違えた」イスラムの評議会(Yahoo!:CNN)。世界中のイスラム教徒はモスクなどで祈りを捧げる時に「メッカ」の方を向いて祈ります。日本だと大体「西」「南西」ということになるのでしょうか…メッカは中東にありますから。
しかしインドネシアの場合、そのまま「西」向いて祈るとアフリカになってしまいます。が、評議会が「西」と今年3月に宣言したので皆が「西」向いて祈っていた、と。そこで訂正したわけですが…。
インドネシアと言えば東南アジアでも有数のイスラム国家だと思うのですが。メッカの方角というのはそうそう変わらないものだと思うのですが…もちろんインドネシアの位置も。だったら一度宣言してしまえばもう変える必要はないんではないのかな…? と異教徒は考えてしまったりするんですが。
それとも一定の期間で宣言のやり直しをする必要がある、とかそういうところなんでしょうか…? いやはや、世界は広いものであります…。

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07/10/2010

二つほど 7/10

環境問題っぽく?二つほど。

一つ目。スイスの「ソーラー・インパルス」試作機が夜間飛行に成功(Yahoo! Photo:時事)。この飛行機は太陽電池のみで飛行、しかも昼間に蓄えた電気で太陽光発電のできない夜間でも飛行が可能…というシロモノであります。2012年には世界一周も計画しているとか。
…画像で見る限り…やはり表面積の大きな飛行機ではあります。
これだけなければ必要な電力を確保できない、と見るかあるいは、もうこれだけの面積で夜間飛行(しかもかなりの余裕をもって)が可能なのか、と見るかは人それぞれだと思いますが。コレを拡大していけばやがては旅客機が太陽光発電のみで飛ぶようになるのかも…と思うのもまた人それぞれですが、なかなかそうはいきますまい。
技術的に十数年前、いや数年前からでも革新的に進歩している太陽光発電用装備ですが、それでも化石燃料や通常の発電設備に比べたらその効率には大きな差があります。…大分向上してはいるんですがね…太陽電池の大幅な小型化&効率アップ、なんてかなりの技術革新とは思われるのですが、それでも屋根中に設置しても完全に家一軒賄えるわけではありません…。
まあ、今後の技術力アップに期待、というところでしょうか。やがてはホントに太陽光発電「のみ」で飛ぶ旅客機、なんてのも出てくるかも知れませんが…ああ、そうなると産油国は黙っていないでしょうなあ…そういうとこも問題山積なわけであります。

二つ目。山を真っ白に塗って氷河再生(CNN)。「氷河」と言ってももちろん白鳥座のアレではなく。いわゆる地球温暖化によって姿を消しつつある…とされているアレの方であります。
↑のエドゥアルド・ゴールド氏の実験は山を白く覆うことで山全体の気温を下げ、消えてしまった氷河を復活させよう…というものであります。たしかに「白」は太陽光を反射して対象の温度が上がるのを防ぐ効果がある、とは言われてますが(逆に黒は太陽光を吸収して温度が上がる)それを山に対して塗ったからと言って氷河の再生にまで至れるのか、と言うと…?
さすがに懐疑的な意見も出ているようで。ただ…理屈的には間違ってないわけで。しかし実際に効果があるのか? と言われれば…なんだか首を傾げてしまいます。そんなにカンタンにいくものなんだろうか?
しかし…それでもこういう行動に移す力、というのは評価したいと思います。いくら懐疑的な連中がいても結果が出れば文句はありますまい。もちろん、氷河が消えている理由を科学的にきちっと突き止め、それを徹底的に排除していく方が確実なのでしょうけど、それにはとてもとても時間がかかる。それならばこういうアイデアと行動力も必要なんではないでしょうか…?

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07/03/2010

チャンスとか機会とか

サッカーW杯。日本の選手も岡田監督も帰国してきましたが…今後に関しては色々ある様子であります。「ベスト16はすごい」「あれでベスト8に行けないなんて」とか迎える側もやはり色々あるわけですが…まあ、4年後に期待しましょう、というところになるんでは、と思われますが…今回の内容でも十分「次」へ繋げることは可能なんではないか、と。期待できると思うのですが。
…しかし海外ではまたちょっと事情が違うようで(iza!)。やはりサッカー大国みたいな国では負けるとかなりのブーイングでしょうし。あるいは監督経験が長いとそれをかわす術も持っていたりして。しかしその中でもちょっと異質?に見えるのがナイジェリアの反応でしょうか…。

6/30に「ナイジェリアのジョナサン大統領がナイジェリア代表の国際大会出場を2年間禁止する」というニュースがありまして。「いや、スポーツの盛んな国なのかな」と半分感心、半分呆れてたんですが(なお、FIFAはスポーツへの政治介入として反発の声明を出してます)。…↑記事見たらどうもなんか違うような気がしてきたのですが。
ナイジェリアはグループB(アルゼンチン・韓国・ギリシャ・ナイジェリア)で1次リーグ敗退。しかも勝ち点1(韓国と引き分け)で4位、最下位、という…結果でした。
勝負てのは時の運だから負けもあれば勝ちもある…という言い方もできますが。負けて(特にこんな大きな舞台で)悔しくない選手や監督や関係者なんかいるわけもなく。「代表」ですからその国の人間だって悔しい。当然皆が大変に悔しい思いしてたんですが…。
どうもナイジェリアの場合、代表のスポンサーが「国」だったようで。普通、たしかに負ければスポンサーは降りるか継続の条件を出してくるもんなんですが。「国」なものですからさらにその思いは強く…「2年間の出場停止」を求める始末になってしまった…というわけのようです。

「スポンサー」という点から見れば理解できなくもないんですが…国で、それやっちゃうと…次の芽というのは果たして出てくるものなんだろうか…。
その辺ははっきりとは言えないことではあります。経験不足でも何かで補うことは可能ですし。ただ、チャンスと言うか機会と言うか、そういうとこから見たらさすがにどうなんだろう…と思ってしまうわけです。

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07/02/2010

とぶくるま…販売

前に「飛んだ」とか書いた…よーな気がしますが。アメリカで「自動車+飛行機」が販売されるようになった、というお話であります。
「とぶくるま」アメリカ連邦航空局が認可へ特別措置(Yahoo!:レスポンス)。従来なら「600kg以下」でなければならない軽量の「ライトスポーツ」カテゴリで、55kgオーバーしていたこの機体「トランジション」を特別措置で認可することになった…とのことで。これでこの「トランジション」は20時間ほどの訓練飛行で「飛ぶ」こともできるし、もちろんクルマとしても「走る」こともできる機体として市販することが可能になったわけです。
そのお値段は…日本円で約1720万円。そして…当たり前ですが仮に買えたとしても日本では飛べません。輸入車、ということで公道を走ることはできそうですが…いや、こっちも日本では認可されるんかなあ…翼とかあるわけですし。日本国内の保安基準内でセーフなのかどうか…さて?

↑記事のリンクからは画像も見ることができますが…ああ、やっぱりちょっと前にこの「あれこれ」で書いてたかも。初飛行が2009年3月ですし。それから一年半ほどで市販できるかも、というとこまで来たのはさすが、というところでしょうか。日本でもこういうクルマに関する研究やら開発やらてのはやってそうなんですが…実際に市販、となるとなあ…色々問題がありそうではあります。
トランジションは現行では二人乗り。さらにカテゴリ上の問題でこれ以上重量を増やすわけにはいかないでしょう(今回はあくまで特別措置ですし)。てことは例えば4人乗りでパパが日曜操縦士…とかそういう風にしたいならさらなる軽量化が必要になります。
その関係でどうしても軽量化ができずにカテゴリが上がる…とかそういうことになれば「日曜操縦士」なんてのはまず無理になります。…訓練飛行時間が相当数必要になるでしょうし。学科試験とかそういうのまで…? クルマの免許と同様にそういう「飛行自動車免許」とか新しいカテゴリ作って…とかそこまではさすがにアメリカでもかなり難しいような。

日本だと…もっともっと難しくなるのは容易に想像できます。
そもそも「飛行自動車」つまり公道から飛び立つことのできる自動車、という発想自体が受け入れにくいんでは、と。一つにはそんな長くて安全な道路なんかそうそうなさそうですし。着陸時はどうするんだ、公道へ降りるのか…そんなキケンな、ということになりそうであります。実際に目の前の道路にいきなり飛行機(でもクルマっぽい外見)が舞い降りてきたら、誰でも相当にビックリしそうな。
ただ…↑記事にはないんですが、トランジションも公道での離着陸までは認可されてないんでは…とは思われますが。軽飛行機用の小さな飛行場から飛び立つとか。ああ…でも…そういうのって…日本ではそんなにたくさんはないんですよねえ…施設としては。

なんか「未来の乗り物」っぽくてなかなかイイんですが…日本での実現はやはり難しそうですねえ…色々と。

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06/26/2010

BLUE SAMURAI

どうにも自分、アマノジャクなもんで…本当はスルーしようかと思ってたんですがサッカーW杯。しかし日本が決勝トーナメントに進めることになり…あえて一日遅れで記してみようか、とか思ってしまいました。
Yahoo!スポーツトピックス:サッカー日本代表

日本が勝った、というのはもちろん嬉しいんですが…なんだか岡田監督のことが気になってきたりして。あれだけボロクソに言われてて、ここで勝ったんで今度はサッカー協会の会長とか幹部とかに…とか言われてるんだそうで。南アフリカ行く前に「もう引退する」とかそんな発言もあったらしいんですが。…個人的にはもういいんじゃないのかな、したいようにさせてあげようよ、とか思ってるんですが。
個人技の格闘技ならいざ知らず。団体でしかもチームプレイが重要なカギとなり得る(個人技で突っ走れるチームもありますが)球技で監督変える=常勝なんて甘い公式が成り立つわけありますまい。それが特にサッカーの場合は練習試合ででも負けると「監督変えろ」「変えないと勝てない」とかそういう声が出てくるのは…なんか不思議に思えてしまうのです。
別に自分、サッカーの経験なんてほとんどありませんし…球技全般があまり好きではない(やるのも観るのも)ので完全にアマノジャクの門外漢の独言になってしまうんですが。
変えたらチーム内の雰囲気とかそういうのもガラっと変わることになり…もちろん選手はプロですからそういうコトも想定しているはず(移籍とかありますし)なんですが。それでもせっかく積み重ねてきたものを壊しちまうというのは…なんだかもったいないような…。
まあ、こういうのは結果が全て。負けたら叩かれるのは当たり前、ではあるんですが。なんか、こう…カンタンに首をすげ変えろ、と言われてるのを見てるとなんだかなあ、と思ってしまうのです。

そして日本に負けたデンマークでは「青いサムライに夢を切り裂かれた」「忍者戦隊」(Yahoo!:Sportsnavi:産経)とか言われてるそうで。…ううむ、なんか…日本のイメージなんですかねえ、こういうのは。そう言えば「Sushi Kicker」とかそんな表現してるとこも見たんですが…いい意味なんでしょうかね。ちょっと考えてしまったりして。

次の試合は6/29のパラグアイ戦ですか。…やっぱり勝って欲しいなあ、とは思うのですがやはり南アフリカということで不慮の事態に…とかそういうことにならないことを祈っていたりします。

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06/23/2010

二つほど 6/23

アマノジャク?に二つほど。

一つ目。エベレスト登頂に年齢制限設定(Yahoo!:時事)。まあ、当然じゃないんでしょうか…と素直?に思っちまいましたが。ちなみに今回設定したのは中国側で18~60歳までにする、というものであります。
ちょっと前に13歳のアメリカ人少年が登頂に成功したんだそうですが。特に問題はなかったようなんですが、どうもそれが「エベレスト低年齢登頂レース」を開催するきっかけになってるんでは…という危惧もあったりして。↑記事によればネパールの著名登山家が9歳の息子を登頂させよう、と計画しているとのことで。今後さらに低年齢化していくのは間違いなんでは…とするとああいう苛酷な環境にまだ身体も精神も出来上がっていない子供(そういうオトナも結構いますけど)を放り込む機会が増えてしまうかも知れない…。
ということでの設定で9月から始まる次期シーズンから導入予定、ということであります。
…ところでエベレストには実はもう一つ登山ルートがあって、これはネパール側からになります。こっちのルートはすでに16歳以上のみ、と決まってるんだそうで(痛ましい事故があったそうです…)。しかし、こっちのルートは上の制限がありません。あっちからは60歳以上はダメ、ということになるってのに。
てことは今後61歳以上のエベレスト登頂希望者はネパールからのみ、ということになります。低年齢もあるんですが、最高年齢での登頂、というのもまだあると思うのですが…。

二つ目。南アフリカ、フランスを下す…! しかし1次リーグ敗退(Yahoo!:産経)。そして初の開催国の1次リーグ敗退が決まってしまいました…これは同じ1勝1敗1分けのメキシコが得失点差のために有利になった、ということであります。…今後もこういうケースは出てくるかも知れません。何せPKなどで必ず決着が付くわけではありませんから。
ただ…初の開催国1次リーグ敗退、と言われてもなあ、と。もちろん当の南アフリカはとても悔しいのでしょうけど…ある意味これも世界的の流れの一つかも、と思ってしまったりします。…いや、W杯てのは今後も色んな国々で開催していくわけです。今回はアフリカ初の大会。これからもFIFA世界ランクの低い国でやる機会は増えてくるんじゃないんでしょうか…?
某どっかの国の体育大会みたいに開催地が必ず勝つ、とか(一応最近は少し変わってきてますが)そんな既定路線よりは真剣味があってより興味深いと個人的には思っておりますけども…さて?

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06/05/2010

本物だったら

すごいんですが。
バットマン・スパイダーマン・ドナルドダック・Mr.インクレディブル・シザーハンズなどなどがハリウッドで検挙(CNN)。しかしシザーハンズだけはその場で解放…ってどこの世界の話だ、と思うかも知れませんがこれが「映画の都」ハリウッドでのお話でございます。
Hollywood crackdown nabs faux superheroes(CNN:英語)
…要はコスプレなんですが。ハリウッド周辺では有名キャラクターの扮装をして観光客との記念撮影なんかに応じる人たちもいるんだそうで。ほとんどはチップを払って(1ドル程度?)撮影、というものらしいんですが中には悪質なのもいるらしく当局が取り締まりに打って出た…と。
日本でもコスプレしてる人、というのは結構いますが。それでも某マーケットとか「コスプレイベント」とかそういう場限定になってることがほとんどで。…いや、そーいうこと専門の店、というのもあるにはありますがアレはまた違う方面と言うか。↑のようなチップ稼ぎと言うのとはまた違うような。
その辺、日本とあっちではまた違うような気もしますが。某イベント会場なんかで「一回撮ったら千円ね」なんてやる人は…いるかも…? でもそれなりにでも名が知られてる人でないと稼ぎにはならんような気がしますが、日本では。

チップの習慣の違い、てとこなんでしょうかね…そういうとこは。
あっちではウェイターの固定給は意外と少ない、なんてな話があったりします。それだけではとても食べて行けないだろう、と。でも「チップ」ということでお客さんが去る時にいくばくかを置いていってくれる。それが実は結構な額になるので生活していける…と。
日本でも以前定着させよう、と言うか「チップ」を理解しよう、みたいな動きもありましたが…無理なんではないか、と。
日本人は「現金を渡す」という行為に一種神聖さを感じていると思われます。そうカンタンにやり取りするもんではない、と。その現れの一つが「袋に入れて渡す」というものではないかと。小さな紙袋。お年玉なんかでのポチ袋もそれに当たりますが「現金」を隠して渡しているわけです。…別件で「お金をそのまま見せるのに抵抗がある」というのもあるかも知れませんが。こういうとこは「習慣」というより「儀礼」として残っているように思われます。
買い物する時に小銭なら平気でカウンターに放るような若い人が増えてますけど。それでも葬式や結婚式などの時には「袋」に包んで渡す、という「儀礼」はまだまだ残っているわけです(金額が金額だから、てのもあるでしょうけど)。
…まあ、考え方の違いやんけ、と言われてしまえばそれまでなんですけど。日本のレストランで「とても美味しかったわ、とっておいて頂戴」と千円札をハダカで手渡されても悪い気はしないでしょうし。…でも外人の客が去ったテーブルに五百円玉が置いてあったら忘れ物と勘違い…したりはしないんでしょうか…やっぱり。

でもそれとはまた違う問題として。生活の道の一つとしている場が奪われる…コスプレして撮影されてチップもらう、というのは立派な職業なわけで…というに対してやはり反感は出るものと予想されます。…いや、出るでしょうに。その辺、どうにかすることはできんのかな、とは思いますが…さて。

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05/27/2010

お疲れ様でした

と言うのはちと早いですか。少なくともまだあと2回はあるのですし。
スペースシャトルオービター「アトランティス」任務終了(Yahoo!:時事)。「ディスカバリー」「エンデバー」もそれぞれ1回ずつの飛行を残すのみ、となりました。年内でのオービター全機退役は確実のものとなってます。

「何回も繰り返して使える宇宙機」というコンセプトで開発・就航した機体でしたが…何回でも使える、ということは維持、つまりメンテも相応に必要ということになります。それまでの「使い捨て」の機体ならそういった作業は必要ないので手間もお金もそこまでかかりません。しかし毎回飛んで帰ってくるたびにかなりの時間と費用を食い、なおかつ一機のお値段も非常に高いものとなってしまいました。
そして「コロンビア」「チャレンジャー」の事故。
宇宙開発には危険が付き物とは言っても…かなりの衝撃ではありました。安全性を高める、という方向性からも「使い捨て」への回帰は有力となってきていました。何回でも使える、ということは危険に遭う確率もどうしても高くなってしまうものですし…。

タクシーと自家用車で例えられたりもします。クルマを一台買って維持するよりも、使う頻度によっては実はその都度タクシー呼んだ方が安上がりになることもある、と。
…それでも個人的には「何回でも使える」機体の開発を終了して欲しくはないのですが。たしかにムダが多いのも事実なんですが…例えばあの翼。アレ、軌道上では何の役にも立ちません。役に立つのは大気圏突入後の大気中でのみ。そのため後継機とも言える(使い捨て型ですが)アレスには翼はありません…。
しかし今後本格的に軌道上の開発が進むとなると、「使い捨て」ではない方向の機体がどうしても必要になってくるのではないか…とか思ってしまうわけです。いちいち打ち上げてほとんどを廃棄、では間に合わなくなってくるのではないか…と。
今年で全て退役してしまえばその開発の根も消えてしまうのかな、と。その辺がさびしくももったいなくもあります。

そんなオービターですが退役後の展示にアメリカ各地の博物館20以上が確保に名乗りを上げている(CNN)とのことで。一番有望?なのはスミソニアンかな…とか思ってたんですが意外なことに財政難からなかなか難しい情勢なんだそうで。となるとNASAの施設であるケネディかジョンソンか…いずれにせよ余生を静かに送れる場所は確保できそうで、ホッとしているような次第ではあります。

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05/20/2010

二つほど 5/20

理解しにくく二つほど。

一つ目。携帯電話で脳腫瘍、関係なしの研究結果に疑問の声も(CNN)。携帯電話は会話中はどうしてもアタマの近くにあって、常に電磁波を放っているから脳腫瘍になりやすい…と言われてきましたが実はあんまし関係ない、という研究結果が先ほど発表されていたんですが。しかし調査方法などに疑問がある、というような意見も出ている、という…。
…個人的には「過激なアクションゲームやそういうビデオを観ると凶暴な人格になる」と並ぶ「先入観から来ていて科学的裏付けに乏しい思い込み」だと思っていたんですが。携帯使いすぎると脳腫瘍になる、てのは。一度きちっとした調査をやればいいのに…と思っていた矢先ではありました。
それでも調査結果が出ても…やっぱり批判というのはあるもんではあります。この辺は仕方がないことなのかな、と思います。…しかし、となると。「真実」てのはどこにあるんかなー、と。あるいは「なる」「ならない」どころか「なりやすい」「なりにくい」というラインを引くということ自体がすでに誤った方向なのかも知れない、とか思ったりします。考えてみりゃ脳腫瘍になる要因なんてのは無数にあるわけですし。携帯電話もその中の一つになる、のかも知れないしならないのかも知れない。それより他の可能性の高い要因を考えた方がいいんじゃないのかな…とか。

二つ目。ジンバブエ→北朝鮮に「ノアの箱舟」(CNN)…とは言っても別にジンバブエが水没するから貴重な動物をペアで助ける、というのではありません(いや、色んな意味で沈没しかかってるとも言えますが)。
ジンバブエの動物保護区の動物全種類をペアで北朝鮮へ贈る、と。
なんで? というのが率直なとこなんですが…何か経済的な援助とか(どっちもどっちなような)あるいはレアメタルとか武器とかそういう「見返り」を期待しての「贈呈」なんだろうか…と。単純に相手国の国威発揚のため、とかそういうことなら時代遅れではあります。どっかの国も希少動物をレンタルすることで関係を深めよう、とかしてますが…環境問題や自然保護が相当に優先される昨今、まるで贈り物や貢物みたいに生きてる動物をやり取りしても世間からは冷ややかな反応しか返ってこないんではないでしょうか。
個人間でのやり取りではなく国家間のやり取りですからどうしても外交的な「何か」がかかわってきていると思うのですが…どうにも理解しにくいことではあります。しかも生態を軽視しての「贈呈」とか…よく分からんとこではあります。

12:18 PM | 固定リンク

05/07/2010

追い付き追い越され

イギリス・スコットランド。いわゆる「スコッチ」の本場で行なわれたテイスティング大会で最高位となったのは台湾産ウィスキー(iza!)…本場でそれですか、と落胆されそうですが。それでも色んな見方ができそうではあります。本場のスコッチの質が落ちた、台湾産であっても質が上がっている、これは今後の業界が発展するための苦いステップだ…とか。しかし地元は冷静なようで、その辺なんだかイギリスらしい?ような気もしますが。

そう言えばフランスでも過去にワインで似たような対決?があったとかそんな話を聞いたことがあります。
相対したのはフランスワインとアメリカワイン。今では結構あちこちの産地ものが気軽に手に入ったりしますけども(銘柄や産地にこだわらなければ一本1000円前後のテーブルワインにそんなに差はない、とかそんな声も)当時はやはりワインの名産地と言えばフランスだったそうなんですが…。
結果としてフランスは大敗。審査方法は↑スコッチと同じく銘柄が分からないようにしてのテイスティングだったそうなんですが。…で、さらにその後何回かフランスはリベンジを果たそうとしますが快勝することはできず。さらに世界的にもフランス以外のワインもどんどん流通するようになってきて…近所のスーパーではフランス産のワインよりも他国産の方がはるかに多いような状態になってます。ま、最後のは個人的な話なんですが。それでもフランス一色ではなくなってきているのがワインの現状なんではないか、と。

そういうとこ、スコッチでも似たようなものかも知れませんが…いや、こういうのはお酒だけではなく、地域性と言うか各国の独自性と言うか、そういうのがどんどんなくなってきているのが昨今の現実なのかも知れません。

↑の台湾のスコッチ製造法にしても。元来は気温の低い土地柄(日本でも高原とか寒冷地とか多いですな)での製造が適していたようですが、気温などを工場で完璧に管理できる…となれば別に寒いとこでなくてもいいわけで。たしかに水は問題ですが、それもやろうと思えば名水と成分を合致させるなんてのは不可能ではありません。そうなるとドコで作ってもあんまし変わらんような、そんな風になってくるのかも…。
それでも技術、いやランクとしてこういうのは追い付き追い越されていくのが当たり前な世界ではあります。…次は全然別のブランドが勝ったりすることもよくあることだったりもしますし。

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05/01/2010

変化のきざしアリ

…ってほど難しいもんでもないのかも知れませんが。
ワインのボトル、ビンからペットボトルや缶へ(iza!)…もちろん「コルク」栓についても変化してきています。ひねって開ける「スクリューキャップ」が増えてきているんだそうで、慣れないと「なんか安っぽいなあ」とか思ってしまいそうですが、それでも時代の流れと言いますかこうやって変わっていくもんなんだろうなあ…とかワインにあまりこだわりのない自分は思ってしまいますが。
「ツウ」はやはりビンでコルクにこだわるんでしょうか…。

ワインは「世界で一番古い酒」とも言われています。これは最も古く文献に登場するからで、紀元前4000~5000年ほど昔の古代バビロニアの「ギルガメッシュ叙事詩」に出てくるんだとか。…実際はもっと昔から飲んでたんではないか…ともされています。
ワインてのはカンタンに言えばブドウを発酵させたもの、なのでブドウがありさえすれば(非常に乱暴な言い方ですが)ワインができてしまいます。ブドウをしばらく放置しておいて偶然アルコールを含む液体が出来た…ということからワイン造りが始まったんでは、と。
…その当時から現在のような「ワインボトル」に「コルク」があった、とはとても考えられないことではあります。それぞれ「ガラス」「コルク」の存在そのものは紀元前から確認されてるんですが…歴史が長い分、色々なモノに入っていたんではないのかな、と。樽詰めにしたって色々ありそうではあります…。

すでにヨーロッパではそれほどビンとコルクにこだわっていない…という話もあります。日本よりもワインに親しんでいる土地ですしやはりそういう簡便さが求められる、と言うか、やっぱり変わって行くもんなんじゃないのかなあ…と。あと数百年、いや、数十年ほどしたらビンでコルクのワインは珍重されているのかも知れません。ペットボトルのワインとかそういうのが当たり前になっているのかも知れませんから…。

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04/30/2010

一方オーストラリアでは

たばこの箱にブランド名・商標や宣伝文句を印刷することを禁止する(iza!)法律を2012年7月には導入する予定、ということで…業界側は猛反発しているとのことであります。…一体どんな箱になるのやら、これだけではちょっと分からんのですが、どれもこれも無地の真っ白な箱になっちまうんだろうか…とか思ってたんですが別記事(Yahoo!:時事)によると、かなりの国で採用されている「たばこを吸い続けるとこういうことになりますよ」というヒドい写真は継続して表示されて、その脇へよくある書体でちょこっと小さく銘柄とかが表示される程度になる、とのことで。
…そりゃあ…業界は反発するでしょうな。↑これだけ見たらグロ画像だけがついた小箱ですから、誰も新規に買おうとは思わないでしょうに。もっとも、ヘビースモーカーは自分の吸う銘柄だけしか買わないもんなので、そちらにはあまり意味がないかも知れませんが。

オーストラリアでの喫煙、というのは実はかなりキビシイものらしく、喫煙率そのものもかなり下がっているとのことで。
Google検索:オーストラリア たばこ
滞在した方の話で多いのが「吸ってるとまずねだられる」とのことで、あっちでは屋外でも場合によっては規制されるため特定のスポットではたばこ吸ってる人間が多い、ということになり…もちろんたばこそのものも高いので「一本くれない?」ということになるんだとか。こういうのはアジア関係の旅行記にはよく出てくる話なんですが…オーストラリアでもそういうことが増えてるんかい、とちょっと複雑な気もします。いや、日本でもそうなってくるのかなあ…今度の10月以降、もう何回か値上げはありそうですし。

さらに興味深いな、と思ったのが「巻きたばこ」が普通にある、というものであります。値段的には紙巻よりもやや安め、とかそれくらいになるようで。もちろんこれも高くなっていってると思われますが、自分で巻く「巻きたばこ」が既製品の紙巻のたばこ以上になることはないでしょうし、かなりお得な商品なような気はします。
「たばこの葉」「フィルタ」「紙」がセットになっていて…これを「紙」で「フィルタ」と適量の「たばこの葉」をくるくると巻いていくんだそうで、慣れると歩きながら片手でできるんだそうですがそこまではなかなか難しい。「巻き器」みたいなのも安価であるんだそうですが。
…しかしどっかで聞いた話だな、と思っていたらベトナム戦争とか戦争モノの映画で米兵がよくやってたアレですな。紙の端をぺろっとなめておいて葉乗せて、くるくる…っと。ついでに木の枝に刺して回し吸いするとまんまあの光景になりそうではあります。

それにしても。こういう禁煙の流れは世界的なものなのである意味仕方ないかな、とは思うのですが…業界の反発に「タバコは格好がいいものではない。タバコは人を殺すもの。だから政府は、何をしても謝る必要などない」(「」内↑iza!記事より引用)と返すラッド首相、てのは…なんかやりすぎなような気もせんではないです。

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04/20/2010

氷河の火山噴火

約1週間ほど前になるのでしょうか、アイスランドで火山が噴火しました。…個人的には「そのうちなんとかなるだろ」とかお気楽に考えておったんですが…火山灰はヨーロッパの大部分に降り、飛行機の発着ができないような状況に。そして1週間ほど経った現在。明日くらいからは段階的に空港機能を回復させていこう、てな具合になってたんですが…火山の活動が再び活発になった、という話も出てきました。
Yahoo!海外トピックス:アイスランドの火山噴火

「火と氷の国」とも呼ばれるアイスランド。氷河と多数の火山があるためにそう呼ばれてますが、極北の地でありながら地中の活動が盛んなためこういう真逆?な表現が同居していたりします。…今回の噴火にしても普通なら「○○火山が噴火」という言い方がされるのに「アイスランドの火山が噴火」というような曖昧?な言い方がされてます。…実は今回噴火したのは「エイヤフィヤットラヨークトル氷河」の火山、つまり氷河で覆われた火口で、標高は高いんですが(1666m)我々が普通に考える「山」が爆発したものではないようなのであります。
エイヤフィヤットラヨークトル氷河(Wikipedia)
火山の火口の上に氷河がある…ということで噴火の際に洪水や鉄砲水が起きることもある、とのことであります。

しかしその火山灰はヨーロッパの空を広く覆ってしまっています。
日本のようによその国から色々と輸入している国の場合、船でも飛行機でも輸送手段が途切れた場合、どうしても影響が出てきてしまいます。さらに、今回のような飛行機の場合は貨物だけではなくヒトの行き来にも問題が。国際的なイベントや会議が開けなくなったりしていますし、原産地直送の食材の確保にも影響が出てきています。
もちろん普段食卓に上る食材となるとヨーロッパよりアジアや南北アメリカやオセアニアの方が多いのですが。例えばイタリア料理店だとかそういった専門的な料理となるとやはり現地の食材が欲しいところなんですが…代替品すら手に入らない、など相当に影響が出てるケースもあるんだそうで。
…オレ、外食しねえから別にいいや、という問題ではなく。
こういうのは意外なところで繋がっているものなので…ふと、気付くとそんな状況に…なんてこともあり得ますので注意が必要ではあります。他の国や地域と全然繋がってない、なんて国はまずありませんし。今の自分も特に何かある、というわけではないのですが…ここまで長引くとやや不安を覚えてしまいます。
…そんなわけで早い回復を願いたいのですが…コトは自然災害ですから確定ができません。まだまだ不安は続きそうであります。

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04/15/2010

二つほど 4/15

なんだかなあ…と、二つほど。

一つ目。消費者庁、使い捨てライターの回収を検討(iza!)。最近は「100円」ぽっきりじゃないですもんねえ…「100円ライター」って。しかも安全基準を設ける分、値が上がるんではないか、という話もあったりします。
さらに。ここのところ相次いでいるライターの誤動作による被害を受けて、家庭にある使い捨てライター(多分使用後のもの?)を回収をできないか…という話になったようです。実際、思わぬところで事故になったケースもあり注意が必要なものではあります。
自分もタバコ吸ってた頃はもちろん使ってたんですが…途中からジッポに変えてからは使わなくなったりして。便利は便利なんですけどたしかに使い終わった後は処置に困ると言うか何と言うか。…分解して石だけ他で使う、なんてな話もありましたけど、キケンですし結局残骸が残ることに変わりはありませんし。
手軽が売りの一つだったのですが。しかしこの状況ではそうは言ってられないようですし。動作などが増えて割高になってもたしかに命にはかえられないとは思うのですが…。

二つ目。トヨタ、レクサスSUVの生産を一時停止(iza!)。アメリカ向けモデルとのことで日本では発売してないようなんですが。こないだのプリウスのリコール遅延問題から、今回は即座に「一時停止」措置に踏み切った、と。
なぜかと言えばアメリカの消費者団体専門誌で「これは買うな」と酷評されたから、とのことで。実際、この「コンシューマー・リポート」というのはあちらではかなり権威ある雑誌らしく(例えば評価が偏るから広告収入なし)、相当の信頼性がある、とされています。日本での「雑誌記事か…」という感覚とはまた違ったものがあるようで。なお、過去には逆?にプリウスが「これは買うべき」と評価されたこともあるらしいんですが。
過敏になるのは分かるんですが。事情が事情ですし。ただ…いきなり「停止」させられた開発技術者はどんな気持ちなんだろう…と。この件は特に何か重篤なクレームがあったわけではない、とのことですし。士気と言うかやる気とかどうなんだろう、と。
きちんと精査してから決めます、でも良かったんでは、と。…ただ…前回はそれやって失敗したわけですし。そうなると「一時停止」で様子見してからどうするか決める、という今回の決定の方がむしろ良かったのかな…とは思うのですがなんだかなあ、とか思ってしまった次第ではあります。

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03/30/2010

二つほど 3/30

「生き物」「鳥」で二つほど。

一つ目。放鳥トキ、初の自然下産卵か(Yahoo!:時事)。今現在日本の空の下には30羽のトキが舞っていることになります。30羽。そりゃあ、日本原産ではないですけれど。でも遺伝子的にもそれほど差異もない(飛行できる生き物ですから地理的隔離も起きにくいでしょうし)と思われますし、何よりあそこまで減ってしまった種が復活していくのが単純に嬉しい…。
2008年から人工飼育した個体を野に放つ「放鳥」が行なわれています。…死んでしまったりしたケースもありましたが。あるいはどっか勘違いした自治体が「うちの近くからよそへ行くなら捕まえて連れ戻す」とか言い出したりしてましたが。それでも30羽が無事に生きています。
そして…営巣。1ペアだけではないようで、これも期待が持てそうな。しかも産卵の可能性が非常に高い、と。順当にいけばヒナが孵るのは1ヶ月ほど先のこと。それまで楽しみに待ちたいと思います。

二つ目。南米ブラジル・リオデジャネイロの海岸のペンギン漂着が増加中(Yahoo!:CNN)。ペンギン、と言うと極寒の南極でしか生きられないというイメージもあるかと思われますが。種によっては赤道直下で生きてるのもいますんで、全部が全部寒くないと生きられないわけではありません。もっとも、寒さとはまた違った要因もあるんだそうですが…それを克服してるからこそ日本でも動物園で大きなペンギンが見られたりします。
空を飛ぶことをやめて海中を飛ぶように泳ぐようになったのがペンギンとも言われています。地上ではよちよち歩きで非常にユーモラスですが、一旦水中に入るとその動きは俊敏そのもの。短くなった尾やあの羽は水の中でこそ生きるものではあります。
…そのペンギンが大量に漂着。記事からすると生きて辿り着いたものが多数のようなので、その辺は一安心なのですが…理由が、たしかに(しかしあっちの空軍はペンギンの輸送もしてくれるのか…)。オンダンカで全部片付けちまうのもなんかしっくりこないような気もします。意外なところにあったりするもんではあるんですが…さて?

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03/28/2010

SPAM・スパム・SPAM

某所で「スパムメール」のもとになった、とされる某コメディ観たんですが…ありゃたしかにうぜえ(笑。スタッフロールにまでSPAM付いてましたし。これとスパムメールを結びつけた人ってどんな人なんだろう…とか思ってしまいましたがある意味ベストマッチではあります。
通称「いらねーメール」とでも申しましょうか。意図していない相手からのメールで、ほとんどはただの広告なんですが、中には開けたPCに不幸をもたらす大変に危険な内容だったりするものもありますスパムメール。しかし。そのスパムメールを「ついつい」開けてしまう人が約半数ほどもいる、という調査結果が(iza!)。しかも全体の80%ほどは「危険なものかも知れない」という認識があって(残り20%は全然認識してない、ってことなんでしょうか)の開封なんだそうで。
…調査は欧米で行なわれたものなんですが。日本でもそう変わらない結果が出る…のかも知れません。『特に、「自分は電子メールセキュリティに詳しい」との意識が強い35歳未満の男性は、スパムを開いたり、リンクをクリックしてしまったりするといった危険行為に出てしまう割合が、ほかの年齢層よりも高かった。』(『』内↑元記事より引用)てのは日本でも当てはまるかも知れません。いや、なんか各世代にそういう人たちが一定数はいそうな気がするんですが。

自分の場合は、まず自分宛に来ることがあり得ない英字やロシア文字や中国語の表題のメールは問答無用で受信拒否リストに載せて破棄することにしています。ここんとこはプロバイダ側のフィルタが非常に優秀と言うかかなりの精度で振り分けてくれるので…そういうメール自体あまり目にすることもなかったりしますけども。
問題は表題が日本語のメールだったりして。
まあ、自分の場合、それほどあちこちからメールが来ない(…何人かの友人と…家族と…)んで受信必須のメルマガとかそれこそ本当の広告メールくらいしかないんですが。時々そういうのが混じって来ます。なんかそっちっぽいえっちなもんだったら受信拒否かまして破棄するんですが…年に数回程度、判断に困るようなのが来たりして。
そういう場合は仕方なく開けるしかない…本当はすんごくイヤなんですが。まあ、今んとこ実害はないんですが…ちょっと前にマルウェア対策ソフトを切っちゃって(ネットがいきなり重くなったんで)アンチウィルスソフト一本になってるんでちょっとコワイんですが。…多分あれからいくつか仕込まれてるんだろうなあ…。

多分なくなることはないだろうとされているスパムメール。…こうなってくると郵便やらメール便やらで実際に届くいらねー広告の方がまだマシなのかも知れません。

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03/13/2010

牛乳は飲む

インド。乳牛→肉牛への「転売」が横行、将来の牛乳不足も?(Yahoo!:産経) …とは言っても乳の出なくなった牛を肉牛として売ることは別に不正でもなんでもないようなんですが。ただ、まだ乳の出る牛を「転売」することが増えている、と。なぜかと言えばその方が儲かるから、と。
インドは宗教上の理由から牛を食べない、と聞いていたのでなんで「肉牛」が存在してるのかな…と思ったら輸出用のようで。インド全体の29州のうち10州は牛の解体を禁止していません。逆に言えば全体の3分の2ほどの州では牛の解体は禁止されていて行なわれていない、ということになります。

しかしその禁止がほとんどの場合無視されて肉として牛が輸出されている、というのが現実なようであります。
インドで多くの人が信仰しているヒンドゥー教では牛は神聖な動物となっているので食べない、というのは有名な話ではあります。市場で野菜なんかを売っていても「野良牛」に食べられてしまうとか、あるいは店の中にも入ってきて食べ散らかされたりしても…相手が相手なのでそっと出て行くように仕向けるだけ…とかそういう話を聞いたことがあります。
一説には牛はヒンドゥー教での最上位シヴァ神(ビシュヌ神という説もあり)の乗り物だから、あるいはその化身だから(シヴァ神やビシュヌ神は多くの姿が伝えられています)大変に神聖な生き物なのだそうで。イスラム教の豚を食べない、というのとはまた違った方向性になっています。

その一方でインドというのは世界有数の牛乳消費国でもあります。2007年度からは世界トップの生産量を誇ります。が…効率はあまり良くないんだそうで。昨今は飼料も高騰してきてるんだそうであります。
しかし最近はまた色々な産業や経済の発展が目ざましいのもインドであります。…そこで輸出産業の発達を願うため「輸出奨励策」がとられてるんですが。…乳牛育ててもあまり実入りが良くない。じゃあ、その牛を輸出用の肉として売り払ってしまえ…! という流れが起きている…。

…牛乳てのはインドではかなり重要な産物だと思われるのですが…そういった方面の保護、というのはやらないのでしょうか…。よその国のことなんですけど、なんか気になった次第ではあります。日本も高度経済成長期に色々失くしてきてますし。

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03/05/2010

真面目な話

これはイカンでしょう…。
アメリカ・ニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港で「こども管制官」(iza!)。これは特別に空港側が許可出して児童を招待して交信(それですらヤバいですが)したわけではなく。管制官の父親が無断で自分の子供を管制室に入れてしかも交信までさせてしまった、という…。一応許可取れば管制室に子供が入ることはできるのでしょうけど、さすがに交信までは許可されないでしょうに。
基本的にどこの空港でも管制室と言えば大忙しなのではと思われますが。しかも舞台はジョン・F・ケネディ国際空港…世界のニューヨークですぜ。そんなのほほん、とした職場とは思われないのですが。

コトの発端は交信記録(多分音声付き)がネット上に流れたことであります。
…この時点で「?」なんですが…不本意に流されたのかあるいは誰かが意図的に「公開」したのか、その辺によって状況も変わってくるような。↑の記事中では「公開」となってますが…まさかそういう交信記録を公開する義務がある、とも思えないのですが…?
こども管制官?とパイロットのやり取り、そして父親の「今日は子供の学校が休みなんだ」という言葉。
…そこまでヒマがあるんかいなあ、と。いや、ヒマがゼロってことはないでしょうけど、そういうやり取りができるほどの時間があるのかなあ、と。父親?が何か話したってことは横から話しかけた?ってことなんでしょうけど…そういうことも可能(技術的に、ではなく)なんだろうか、と。

周りの関係者はどう思ったんだろう…その辺が一番気になるところではあります。無断で子供連れて入ってあまつさえ業務の一部を子供にやらせる。そういうことに寛容な職場なんだろうか、と。我々一般人からは秒刻みで細かい指示を出していく、相当に神経を使う職場のように思うのですが。実際はそうでもないんでしょうか…?
解雇ではなく停職処分。…妥当かどうか、そこまでは部外者には裁定できますまい。でも空の安全はやはりスペシャリストにお願いしたい、というのはどこの国でも共通する思いなんではないでしょうか…?

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03/01/2010

バンクーバーにて:閉会

今、閉会式やってます…。
Yahoo!スポーツトピックス:2010バンクーバーオリンピック

結果だけで語るのはなんなんですが。
日本は金0、銀3、銅2、という結果になりました。選手団長を務めた橋本聖子団長は金メダルが取れなったことを悔やむコメントを出してます。…いや、結構良い競技内容だったからそんなん別にいいよ、てな気持ちと、やっぱり金取らないとこれまでの努力が報われんよなあ…とかそんな思いが交錯してしまったりして。前回が金1でしたし(しかもそれだけ)数の面では増えたから、その辺は良かったのかな…とか妙なことまで考えてしまったりして。

でもまあ…これで終わりじゃあないんですよね。もちろん、選手として引退とか次の選考には入らないだろう、とかそういうこともあるのですけれど。4年後には現在の選手がレベルアップした姿や、あるいは今はまだ無名の実力ある選手が登場してくるわけです。さらに4年後も、そのまたさらに4年後も。
…そうやって連綿と続いていくのだなあ、と。そんなことも考えてしまうオリンピックでありました。

最後に。選手の皆さんはもちろん、IOCや関係者の皆さん、本当にお疲れ様でした。そして…ありがとうございます。また4年後を楽しみにしております。

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02/22/2010

バンクーバーにて:カーリング

熱戦の続いておりますバンクーバー冬季五輪。日本勢はやや劣勢のような印象を受けますが…それでもスピードスケートで長島が銀、やはりスピードスケートの加藤と男子フィギュアで高橋が銅など着実に実績を上げつつあります。
Yahoo!スポーツトピックス:2010バンクーバーオリンピック

そんな中…注目を集めているのがカーリングであります。日本は女子に前回でも活躍の「チーム青森」が「クリスタルジャパン」として出場しております。
前々回の冬季五輪くらいからでしょうか。注目が集まり始めたのは…。
Yahoo!スポーツトピックス:カーリング
ストーンと呼ばれる漬物石?みたいな石を目標へ向けて滑らせる…。競技としては「いかに円の中心に自チームのストーンを置くか」というのが目的になります。そのために相手チームのストーンに当てて押し出しても可。その辺の駆け引きから「氷上のチェス」とも呼ばれているそうで。
…個人的には冬にヒマになった人たちが凍った川の上かなんかで、石を滑らせて遊んだりしてたんかな…それがそもそもの始まりなんかな…とか想像したりしてしまいますが。どんな場所からでも「遊び」を見つける人間の素晴らしい?ところではあります。

冬季五輪では一次リーグが10ヶ国総当りのリーグ戦で上位4チームが勝ち残りとなります。日本時間で今日、日本はロシアとドイツ、2試合があったのですが…ロシアには勝ったんですがドイツに負けてしまいました。これで3勝3敗。順位的には4位のままなんですが…うーむ、惜しい。
でもまだまだ負け、と決まったわけではないので、頑張って順位を上げて行って頂きたいとこであります。

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02/18/2010

二つほど 2/18

海外のことで二つほど。

一つ目。イギリスで機密解除文書に多数のUFO目撃情報が(Yahoo!:時事)…うーん…どうなんでしょ、そういう事例が多数あるからイギリスにはUFOがたくさん来ている、とは言い切れませんし。日本でも以前「UFOが飛来したら防衛省としてどうするか」なんて話になったこともありますが…。
話としては好きなんですけどね。UFOとかそういうの。
ただ、公的にそういうのがたくさん出ているから、チャーチルも興味を示していたからこれで実在の可能性が…というのはまたちょっと違うような。それでもそういう文書が公開された、というのはやはり興味深いのですけど…他の国のも公開したらそれはそれでやはり興味深いことになりそうなのですが。

二つ目。アカデミー賞で「泣くこと禁止」?(Yahoo!:シネマトゥデイ) 「泣くな」ではなくて「あまり感情をあらわにしない方がいい」とかそういうことなんでしょうか…? 受賞したら誰だって嬉しいもんでしょうし、そうなったら自然と泣いたりする人も出てくるんじゃないなのかな、とは思うのですが。
そういうとこ日本とは若干違うのかも知れませんが。人間の感情なんだから無理やりに押さえ込む、てのはどうかな…と、なんか、違和感感じてしまったりするのですが…。

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02/13/2010

バンクーバーにて:開幕

いよいよ2010年冬のオリンピックが開催されます。開幕式が始まってて、コレ書いてる最中テレビではその様子が流れているんですが…最初のビデオ?っぽいのは何だったんだろうなあ…とか思ってしまったりして。カナダの紹介っぽい映像だったんですが、ああいうのは会場にも流れていたんでしょうか…さて。
五輪いいとこ取り観戦ガイド(Yahoo!:夕刊フジ)
Yahoo!スポーツトピックス:2010バンクーバーオリンピック
…初の屋内での開会式とか色々話題もあるのですが。今日から26日間続く世界最大のスポーツの祭典ではあります。

直前練習中の痛ましい事故もありましたが。日本選手団だと服装の乱れ→ふてくされ会見でブーイング、なんてのもありました。…あれはなんか勘違いしてる、ちょっとイタい選手なんでしょう、多分。
日本関係と言えば個人ジャンプ・ノーマルヒルで4人が予選を通過しております。期待、してもいいもんなんでしょうか…モーグルやスピードスケート、フィギュアスケートもそれぞれ期待できる、という話になってきてるんですが…トリノの雪辱は果たせるのでしょうか…?

…今、テレビでは先住民族の踊り、というのをやっております。日本人の目からするとアイヌっぽいなあ、とか思ってしまうような。あっちでは北方の先住民族のイメージというのはこういうのなのかな…と思ってたらいきなり白一色から赤、そしてさらに青へと会場のライトが変化。非常に華やかであります…。

もうじき各国選手団入場・そして聖火が入ってくるんでしょうかね。一番の盛り上がりポイントではあります。…なんだか早いとこ競技の結果が知りたいような、このままもう少し開幕式を見ていたいような…なんか微妙な気持ちだったりします。
…まあ、何はともあれ。日本、頑張って頂きたいとこではあります…。

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02/12/2010

七つほど 2/12

気ーにーなーるー?

一つ目。大雪のアメリカ首都・ワシントンで(iza!)。関東の南部でも昨日、ちょこっと降りましたけど…積もるには至らず。しかしアメリカでは約100年ぶりとかそういう大雪に見舞われてるんだそうで。まあ、東京でも5cm積もっただけでも大混乱になりますけども。
…大都市というのは意外なところで弱いもんではあります。あ…モスクワとかヘルシンキとか、寒さに強そうなとこだとこういうことは起きないかも知れませんが。

二つ目。退役した「しらせ」船橋港で環境基地に(Yahoo!:時事)。南極観測船と名高かった「しらせ」ですが。老朽化のため引退、となり…予算関係ですったもんだあったんですが…ようやく新しい「しらせ」も就航。普通なら先代「しらせ」は解体されてそれでおしまい、なんですが。
民間の気象観測会社が買い取って環境基地として活用する、ということでなんだかホっとしている次第ではあります。実は「しらせ」というのは所属は海上自衛隊だったりします(砕氷艦「しらせ」)。だから「引退」ではなく「退役」扱いだったりして。…でも管理なんかは文部科学省がやってる、という…ちょっとややこしい?艦だったりします。

三つ目。調査捕鯨船に迫るシーシェパード、しかし政府は(iza!)…基本、動かない。今度はマグロ漁船にも目をつけ始めてるって話もあったりしますが。マグロ漁船も一般人が乗ってて武装なんかしてないんですが、調査捕鯨船だって乗ってるのは自衛官でも海上保安官でもありません。委託受けた一般人なんですが。
武器も護衛も何もなしに色んなもん投げ込んできたり船ぶつけてくる乱暴者に対処しないといけない。
以前に比べたらまだ対応がマシになってきてるったって、現場では命張ってる現状に変わりはないわけです。もっとなんかできると思うのですが…政府の方でも。色々と。何もしないで「逃げろ」だけてのはちょっとひどいんではないか、と。

四つ目。陸上自衛隊幹部「信用してくれだけでは同盟は維持できない」(Yahoo!:毎日)しごく真っ当な意見だと思うのですが。きれいな言葉だけ並べるよりも一つの誠実な行動の方が信用されます。てのは一般的な常識だと思うのですが…。
発言場所が日米合同演習の開始式、てのも。しかも一応?内閣総理大臣てのは自衛隊の最高指揮官になってますからたしかにこれは上官への反抗?と見られても仕方ないのかも知れませんが。…それでも個人的には特に問題ないと思うのですけれども。それくらいの懐の広さを示してもいいんではないか、と。

五つ目。モノサシスト(iza!)。…なんのこっちゃ、と思ってたんですが記事見て納得。べん、べべん、というかびょん、びょびょん、と言うか。たしかノコギリで演奏する人もいる、って話もあったような。ああいう音で演奏する、というのはそういう技能もさることながら、センスとか感性とかそういう方面が豊かでないとできないんでしょうね…。

六つ目。自転車による事故が多発中。保険の特約でカバーも(iza!)。いや、小学校とか中学校とかで「交通実習」てのをやった方がいいんではないかと。…自転車=軽車両、つまりは車道も走るし速度もかなりある金属の塊に乗ってるってのを全然分かってないバカやアホがあまりに多すぎる気がしますもので。
自分は今は自転車しか乗ってないんですが…過去に原付乗ってたことがあって、逆に自転車の怖さを思い知りました。マナー、と言うか「歩いてる感覚」で自転車乗って「誰かに見られている」感覚も何もなし、というのは非常に危険であります。…警察の取り締まりも強化すればいいのに…でもなあ、そうなるとヘンな方向だけ強化されそうな。防犯登録証の確認とかそういうのだけ強化されたりして。

七つ目。琉球列島在来の「フナ」、およそ100万年前に分化(Yahoo!:琉球新報)。沖縄てのは海に囲まれた島ですから淡水魚は隔離されやすい傾向にあります。本土だと例えばイワナやヤマメなど渓流に住む魚。小さな川ですし地理的に繋がってないので隔離がどんどん進んでいきます。…が、こちらは体の模様の違いで確認できますけど、フナの場合は…そこまではっきりした確認はなかなか難しいわけで。そこでDNA解析、と。
…意外に外来種が多い、というのはなんとなく納得できるのですが…そんな風に混じりあっていくものなのかな、てのと純粋なのを保護した方がいいんだろうな、というのとなんか複雑だったりします。本土の方だとどうなんだろう、とか思ってしまいましたが…「雑種」の割合もやっぱり高いんかな…とか。

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02/02/2010

寛大な処置を

実際の「現場」というのは我々には絶対分からないものなのですが。でも情報のやり取りの中では…さて…?
アフリカサッカー協会が、銃撃を受けアフリカ選手権大会の出場を辞退したトーゴに今後2大会の出場停止と罰金を科す(Yahoo!:CNN)。これはトーゴのチームがアンゴラへ向かう途中にテロリストに襲われ関係者3人が死亡、という痛ましい事件の結末であります。そういう事態となったためトーゴのチームは選手権を辞退し、帰国。
しかしその行為に政府からの指示があったのではないか…ということで、サッカーへの政治介入を禁止した条項に触れる、ということで出場停止や罰金などのペナルティを科した、ということなのですが。
…当然と言えば当然ですがトーゴ側は猛反発、処分は「非道だ」(Yahoo!:サンケイスポーツ)という談話を発表しています。

実は日本でも似たような(銃撃されたわけではありませんが)ことがありまして…女子サッカーの国際大会で北朝鮮のチームが日本に来ることになったのですが…経済制裁中ということで入国が認められないかも知れない、という当時の閣僚の発言がありました。…それに対してワールドカップ日本代表に対しても何らかのペナルティを科すのではないか、とかそういう話にまでなったりしました。結局は北朝鮮のチームは来日できて問題はなくなったんですが…。
スポーツへの政治・国際的な思惑の介入に対してかなり敏感になっている向きもあるわけです。
アフリカサッカー協会にしてみれば帰国の指示が本国から出ているならばそれは政治介入とみなしてペナルティを科さないと意味がない、という思いだったのではないかと思われます。示しがつかない、というところなのではないかと。

ただ…今回は事情が事情なわけで。テロリストに襲われて仲間が死んで、選手の何人かも負傷。それでも何もなかったような顔でプレーできるのか、と言えばかなり難しいのではないかと。スポーツにはメンタル面も重要ですし…何よりきちんと弔ってあげたいでしょうに。さらに今後の警備に関しても不安があった、という談話も出てきています。
…寛大な…と言うよりトーゴの選手の心情を汲んであげて欲しいな、と個人的には強く思います。誰に言われて帰国したのか、という事柄もあまり重要ではないような気がします。フツー、そういう事態になったらまず帰国を考えるものなんではないのかな…と。
規則や条項も大切なのですが、最も大切なのはヒトなんじゃないのかな…と、やっぱりそう思ってしまうのです…。

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01/13/2010

二つほど 1/13

「メン」関係で二つほど。

一つ目。長崎ちゃんぽんの「リンガーハット」がタイに出店(iza!)…現地タイはバンコクで地元食品会社と合弁会社を設立、4月上旬にも1号店を出店予定…とのこと。どうなるんでしょうねえ…なんでも前に一回失敗してるそうなんですが。
水が合うと言いますか相性と言いますか。くいもんでもやはりそういうのはあるように思います。「これが本場の味だ!」と言われても口に合わなかったり。逆に日本でよく食ってた○○だけど、本場行って食べたら全然違うものでそっちの方がはるかに美味かった…とか(でもその○○を日本に取り寄せてみたらそんなでもなかった…てな話もよくありますが)。
個人で出店、というのならかなり小回りきくと思いますんで現地の味に合わせて様子見ながら改変、ということもできそうですがチェーン店となると。さて?
それでもこういう風にどんどん日本の味が海外へ行くのなんだか嬉しいもんがあるんですが…そう言えば近所に「リンガーハット」あったっけか。ああ、でも一度も食べに行ってないなあ…長崎ちゃんぽんそのものは昔よく食べてたんですが。

二つ目。「チキンラーメン」35円、「カップヌードル」100円、限定で販売(Yahoo!:読売)、創業者生誕100周年記念、ということだそうであります。各1000万食。「35円」「100円」てのは発売当時の値段なんだそうで…今はチキンラーメンは「100円」でカップヌードルは「170円」が相場であります。
…なんだか比べてみてもそんなに値段設定自体は変わってないのかな、という気もしますが。気軽に買える値段という点ではそんなに変わっていないような。まあ、最近は即席めんやカップめんには色んな種類があって、結構お高く感じるもんもあったりしますけども。
世界に誇る日本の発明でもあります。やはり創業者・安藤百福氏からの苦労と努力があったんだろうなあ、と思わせてしまいます…ああ、でもやっぱりこっちも最近食ってないんですチキンラーメンもカップヌードルも…。

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01/05/2010

さじょうのろうかく

砂上の楼閣、とかやっぱり言われちゃうんでしょうかね。
「ブルジュ・ドバイ」828mで世界一高いビルとして完成(Yahoo!:時事)…これまでは「ブルジュ・ドバイ」ということで「ドバイの塔」とかそう言う意味だったんですが。いざ完成してみると「ブルジュ・ハリファ」となるんだそうで…「ハリファ」とは同じアラブ首長国連邦(UAE)のアブダビ首長の名。ドバイは先日の経済危機の際に首都アブダビからも助けられてるため、らしいのですが…さて。

これまでの世界一は509mの101階建ての「タイペイ101(台北国際金融センター)」で、台湾は台北市にあります。ここをいかに早くてっぺんまで駆け上がれるか、なんて大会も開かれていたりして。当たり前ですが階段を走って上るわけで…尋常じゃない足腰が要求されたりします。
今回完成した「ブルジュ・ハリファ」は828mの162階建て。
テレビのニュース番組でやってましたが1階から162階までエレベーターがあるんですが、これも世界最速の時速40km。しかしこれでもてっぺんまで2分かかってしまう、という…フツーにエレベーター乗ってる時って、意外と長く感じるもんですがさすがに1分はいってないわけで(もちろん階数にもよりますが)。日本で1分程度乗らないといけないエレベーター、となると…なんか探したらどっかにありそうな気もしますが…さすがに2分となると。日常的に例えば通勤通学なんかに使ってるエレベーターだとそうそうないような気がします。むしろあったら大変なような気もしますけども。

しかし…この「ブルジュ・ハリファ」も順調にここまで来たわけではなく。例の「ドバイショック」の影響で何度か工期が延期されてますし。こういう「塔」の本来の目的である「地所の販売」も景気の後退で一時期はキャンセルが相次いでガラガラになったんじゃないのか…と言われてたんですが、90%くらいは埋まってるとのことで。存続は可能、というところのようであります。
…なんか噂?ではコレを超す1000m級の「塔」の建設も予定されてたようなんですが…中東。でもオイルマネーもそこまではさすがに無理らしく計画は凍結されていて、今後はコレ以上の「塔」はしばらくできないだろう、ということになってるんだそうで。
日本では…色んな意味で無理っぽいですけども。特に地震がなあ…東京スカイツリーも色々やってるはずなんですが。

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12/24/2009

二つほど 12/24

時節柄で二つほど。

一つ目。今年もやって参りました…サンタ追跡プロジェクト「NORAD Tracks Santa 2009」(Yahoo!:RBBTODAY)…毎年NORADがやってるイベント?なんですが。
なんだか穏やかな企画ですがNORADと言えば「北米航空宇宙防衛司令部」という立派な軍事組織なわけで。
NORAD(Wikipedia)
カナダとアメリカが共同で北アメリカの空を防衛している組織なんですが…1955年(当時はCONAD)からずっと継続してサンタを追跡しています。
今年はグーグルアースでも追跡できたり動画サイトにも出てくるなど多彩?な方面にも進出しているようであります。…自分は残念ながら夜通し追跡、というのはできないんですが。まあ、こういうノリ?もアリだと思ってクリスマスの夜を楽しんでみるのもいいかも知れません。

二つ目。ちょっと早い初詣に関して…成田山新勝寺「左側通行」→「三分割通行」へ(Yahoo!:毎日)。関東では毎年大変な人出となる成田山ですが。…去年からその通行方法に一種規制ができてたとは知らなかった…以前は何度か行ってたんですが、ここんとこ行ってなかったんです…。
いわゆる「参道」になりますか成田駅から新勝寺へ向かう道すがら(山に入ると途中にお稲荷さんもあるんですが)、たしかにヒジョーに混雑していた記憶もあります。あれじゃあ迷子もたくさん出そうですし、スリとかケンカとかそういうのも多発しそうではあったんですが。中には聖書の一節をパネルにして掲げてる外人さん、なんてのもいたりして。一種異様な混雑ぶりだったんですが…。
左側通行、ということは山へ向かう人たちは左側を通ることになります。破魔矢とかおみやげ買ったり何か食べたりするのは、普通はたしかに初詣を済ませてからですから向かって左側の商店はたしかにお客が入りにくいことになります。
…でも…だからって三分割して真ん中を山へ向かう流れにする、というのも。行きすがら買い物する人だってゼロじゃないでしょうし。何よりあれだけの混雑ぶりなのにそう簡単に誘導したりできるんだろうか…とかやや心配になってしまうのですが。

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12/11/2009

二つほど 12/11

海外モノから二つほど。

一つ目。価格約20万円、インドのタタ自動車「ナノ」日本上陸(iza!)。もちろん新車でのお値段でございます。が…日本でこのまんま発売するのは難しいんじゃないのかな、と思われます。ドアミラー一個だけって時点で認められそうもないような…実際、記事中の写真ではナンバープレート発給されてませんし。イベントなんかに出すのなら問題なさそうですが公道は走れないんだろうなあ…。
「ナノ」はインドの会社が発売して脚光を浴びてます。明らかに収入が日本などより低いあっちでは、富裕層以外はなかなかクルマなど買えはしません。そこで極限までコストダウンしたクルマを売り出そう…! という狙いだと思われます。
…今の日本だってデフレですし中古で20万、とかそういうクルマだってありそうですし(ありゃ乗るためのもんじゃない、という話もありますが)不都合な点はクリアして日本で低価格販売…とはいかないもんなんでしょうか。当然ですが20万円は上回るでしょうけどはるかにお安く提供できるんでは…。
まあ、そうなると日本国内のメーカーの反発とか必至ですか。んでも一種の刺激にもなるんでは、とか…?

二つ目。アメリカ・オバマ大統領主催の晩餐会に紛れ込んだ夫婦、議会の召喚状に拒否の姿勢(Yahoo!:産経)。今オスロにノーベル平和賞受賞に行ってるオバマ大統領主催の晩餐会。そこへ招待状も何も持ってない夫婦が潜り込んでしまった…!
という事件がちょっと前にあったんですが。当然警備担当者は大目玉喰らった、とかそういう話でこりゃ警備体制のスキというのは意外とあるもんなんだな、とか思っておったのですが。でも、まあ、この件はこの夫婦にも何らかの罰が課せられてそれでおしまい、と。そんなもんだと思っておったのですが…。
公聴会や召喚状に対して「行きたくない」という意思表示。もちろんそういう権利は真っ当な市民ならあるわけですから、行使しても問題はないんですが。ただ…単なるイタズラで忍び込んだわけじゃなくて、何らかの意図があって潜り込んだのかな、とミョーな勘ぐりをしてしまうわけです。政治的な意図とか。オバマ大統領に直接何か言いたいことがあった、とか。
…まあ、ちょっと思いつきで忍び込んでみたら「ちょっとツラ貸せや」とか言われたんでムッときて反発、とかそういうオチなのかも知れませんが。でも自分たちがしでかしたことの大きさ、てのは…理解できないもんなんでしょうかね…?

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11/24/2009

アイルランドでも

日本でも最近は「家飲み」「巣ごもり」など言われてきてますが…。
アイルランドで「宅飲み」増加、伝統のパブは減少(iza!)。これには日本とはまたちょっと違った原因があるようではあります。

例の世界的経済危機による影響、というのも当然あります。
「パブで一杯」というのが伝統的(日本の仕事帰りに飲み屋で一杯、というのも似てはいるんですが)だったのですが…まずは2004年のパブでの禁煙。そして経済危機。実はアイルランドは近年かなりな成長を記録していた国だったそうなんですが、ここんとこはそういう傾向も失速気味なんだそうで。経済的な成長度合いが大きかった1990年代はあちこちにパブもできてたんだそうですが…最近はちょっと、という状態のようであります。
まあ、日本も似たようなものかも知れませんが。

ただ、日本の飲み屋とアイルランドのパブはまたちょっと違った関係にあるのもまた事実で。日本だとサラリーマンが仕事帰りに、というイメージですけどあっちでは色んな立場の人たちが自分の「行きつけ」を持っている…てな話をどっかで利いたような。男性に限った話ではなく女性でも老人でも…と。そうなるとすでに文化になっているような観すらあります。
…もしかしたら日本でも今後「飲食店全面禁煙」が法令化されたら、それがきっかけになって一気に飲み屋さんも潰れていくのかな…とか思ったりして(すでに一部ではそういうことになってきてますけど)。
でも、まあ、どこの国でもそういうことが起きるのはちと、悲しいなあ、と思うのですけど…なんとかならないもんですかね。

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11/22/2009

二つほど 11/22

なんだかなあ、と二つほど。

一つ目。京都大で「常識」の授業始まる(Yahoo!:読売)。他の大学でも広まりつつあるようですが…「そんなことまでやらんとあかんのか」という思いはさすがに大学側にもあるようですが。一般常識と言うかモラルと言うかマナーと言うか。その辺のとこが欠落してる学生サンが増えている、というのは事実なようであります。
昔から「若気の至り」とかそういう言葉もありますけど。
希望に満ちあふれた年齢の若いうちはなんかで「はっちゃけて」しまうことが多々ある…というのは、まあ、誰でも実感できることではないかと。しかし薬物だの何だのと法に触れることまでするようになっては、ちょっと、というのもあるかも知れません(そのラインも「若気の至り」でくくってたりもしますが)。
…いいオトナなんだから、というにはちと早すぎる人たちが多い、とも言えるかも知れません。あるいは苛酷な受験戦争から解放されて、つい…というのもあるかも知れませんが。でもなあ…一般常識まで大学で教育し直す必要あるのか、というとかなり意見が分かれそうな気がします。京大が実施、ということで全国に広がる速度が上がるかも知れませんが。
本当はこんなもん、実生活や実家である程度は身に着けておくべき、とは思いますが…そーいう考えそのものも今の時代では少数派なのかも知れません…。

二つ目。アメリカ刑務所・受刑者の高齢化進む(CNN)。なんか近い将来日本でもこうなりそうな気もしますが。高齢者の犯罪が増えているせいもあるようですが…またちょっと事情が違うようなんであります。
『90年代に多くの州で、罪を3回重ねた被告に自動的に終身刑を言い渡す「三振法」が導入されたことなどが要因とみられる』(『』内↑記事より引用)
…そんな制度があったんですか。日本には終身刑がありませんから(無期懲役はまたちょっと意味が違います)こういうことには、司法制度が大きく変わらない限りならないんですが。そりゃ、受刑者も増えていく、ってもんではあります…。

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11/15/2009

とりあえず解決…?

となりますかどうか。
Google書籍データベース化、修正和解案提出…基本英語圏限定(Yahoo!:読売)。前々から物議を醸していた「書籍の電子データベース化」でしたが。しかし火種はまだまだくすぶり続けそうな印象ではあります。

Googleが構想?していたのは「アメリカ国内での全書籍データベース化」というものではなく「絶版書籍のデータベース化」というもののようで。ただしアメリカ国内での絶版…ということなんですが拡大解釈していけば全世界の書籍をもデータベース化するんではないか…ともとれるわけで。扱いが「アメリカ国内では入手できない=アメリカ国内では絶版」という解釈ならどこの国のでもデータベース化できるってことなんじゃ…と。
ということで日本を含む各国から反発が起きてました…しかも基本「自動登録」で、データベース化して欲しくないならこっちへ連絡してくれ、というあっち側本位の姿勢も批判されてました。

今回の修正案はアメリカ・イギリス・オーストラリア・カナダの出版物に限定し、さらにGoogleだけがこういうことできないような仕組みを作る…というものでひとまずは「日本の書籍が勝手にデータベース化」は避けられる、ということにはなりました。
…でも…なんかまだまだ先がありそうな。まだ完全解決とはいかないような気がしてるんですが…さて。

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10/24/2009

…不安だ

国際宇宙ステーション(ISS)アメリカは2016年で予算打ち切り(CNN)…実際ISSに物資やら人員やらを運んでいるオービターは2010年には「退役」する予定。その後はロシアのソユーズのみで安定供給を支えないといけなくなる可能性も高かったりします(日本のHTVが頑張ってくれればいいんですが)。…これはブッシュ前大統領の政権の時に決まったことで。オバマ現政権が何らかの修正を加えるのは可能なのですが…この秋にも正式に現政権からの発表があるそうなんですが。
Yahoo!サイエンストピックス:国際宇宙ステーション(ISS)
ただ、ブッシュ政権時にはISS→月・火星探査へ予算をシフトしようとしてたらしいんですが、月や火星探査のお金もない(Yahoo!:毎日)という話も出ているんだそうで。ヘタするとアメリカの宇宙開発完全脱退…とかそういうあんまり考えたくない未来も想像できてしまいます。ロシア・EU・東アジアだけでちょろちょろと…てのはなかなかに難しい状況になってしまうと思われるのですが。

軌道上になんか建物と言うか施設を「置いて」おく、というのは今後の宇宙開発においては重要なことだと思われます。そこを足がかりに月へ向かうこともできますし。必要な資材や人員をプールできるようになればバカ高いカネかけて地上から打ち上げる必要もなくなります。…むしろ火星探査するつもりがあるんならISSをそこまで大きくすればいいじゃん、とか勝手に思っておったのですが。無人ならともかく有人で行くつもりなら一回の打ち上げじゃあ、足りないでしょうに。何回も何回も打ち上げて火星へ向かう最中に組み上げるとか…かなりのムダが出そうなんですが…。
…そう、お金がかかるのです宇宙開発。非常に。
何億とか何十億とかかけて開発していざ打ち上げ時にドカンで全部パーになります(開発プロセスとかそういう面で役立つ何かは得られますが)しかも『打ち上げ失敗!何十億のムダ!』とかで散々叩かれます、世間からは。…その割に成功するとなんか扱い低いんですよね…ニュースでもちろっとしかやらなかったりしますし。

かつては大金をかけられる大国だけの「宇宙開発」だったんですが、最近は技術の向上もあって民間企業でも幾分かを肩代わり?できるようになってきてます。しかし…それでも全部というわけではなく。総合的な宇宙機開発から宇宙飛行士などスタッフの育成まで、あらゆることを全部できるのはやっぱりある程度カネ出せる国家、ということになってしまってます…。
しかし財政難はどこの国でも一緒なわけで。その波がアメリカにも覆いかぶさってきてるわけで…これでももしロシアも「そろそろやめよっか」とか言い出したらISSは…そこから繋がる宇宙開発は…。
オバマ政権が明るい見通しを示してくれればまた違ってくると思うのですが…先行き、やっぱ不安だなあ、と。そう思ってしまう次第であります。

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10/19/2009

色々とミビョー?

「気球騒動」…実は「やらせ」で両親提訴(CNN)。結構あちこちでニュースになってましたけど…これはアメリカ・コロラド州で10/15に起きた「観測用気球に5歳の子供が乗ったまま飛んで行ってしまった」という事件?で州軍が出動する騒ぎにまでなりました。当の気球は無事?保護されしたけど子供の姿はなく。実は子供は気球に乗っておらず、叱られるのが怖くて屋根裏に隠れていた(実は公園で遊んでいたとか)…という結末になりました。
ところが。この「事件」は売名を狙った両親の「やらせ」「狂言」ではないか…という可能性が出てきました。そして当局が両親を立件へ、という運びになったわけであります。

…ニュースでちろっと見てたんですが。気球(銀色のぺしゃんこの風船みたいなの)が流れ流れてついには落下、というところも。最後は誰かが駆け寄って中の無事を確認してましたが…。
まあ、今さら感はありますがなんかその時気になったのは:『子供はどこに乗ってたんだろう?』
通報(両親がしたそうですが)があったってことは気球に5歳の子供が乗ってるか乗り込む「現場」が目撃されてたんじゃないのか…と思ったわけです。明らかにヒトなんか乗れるようなスペースもないようにしか見えない気球。気象観測用らしい、とのことですからそんな空間があるわけもなく。気球というより出来の悪い空飛ぶ円盤みたいな形状で…どこかに子供が入り込むすきまみたいのがあったのかしらん? と。
あるいは「子供が乗ってる」という思い込みで確認する余地もなんもなく通報したのかな…とか。そんなことをぼおっと考えていました。

でも子供は後から出てきて「ああ、そりゃ良かった」と思っておったんですが。
後に両親の自作自演が判明、と。…別の記事では奥さんは日本出身では?(Yahoo!:産経)とかそういうのも出てましたが別にそれはどうでもいいことではあります。こういうちょっと足りない?親てのは洋の東西を問わずどこにでもいるもんなんだなあと実感させられました。
ただ…もう一つ気になったことが。子供の名前は「ファルコン」君なんだそうで。…ハヤブサとかその類になりますけども…日本でも「隼人」とかそういう名前はありますけど「ハヤブサ」そのもの、てのは…どうなんだろうな、と。なんか、そういうとこも洋の東西を問わないもんなのかな…とか。

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10/02/2009

いぐ・のーべる 2009

「バカバカしいけど真剣な研究」に与えられる賞、それが「イグ・ノーベル賞」であります。…今年ももうそんな季節かあ、と思ってましたけども…なんと今年も日本人が受賞、これで3年連続なんだそうであります。で、受賞内容は、と言うと「ジャイアントパンダのふんから採取した菌で生ゴミの質量を90%以上削減する技術」で田口文章北里大名誉教授が「生物学賞」を受賞(Yahoo!:JIJI)した、とのことで。目下実用化に向けて研究中だそうであります。
Improbable Research(イグ・ノーベル賞発表サイトの大元:英語)

イグノーベル賞受賞者の一覧(フレッシュアイペディア)
これを見ると2007年から3年連続…ではなくて日本人は2002年からこっち2006年以外は毎回受賞しているということになります。中にはもちろんユニークなものもあるんですが(と言うよりユニークなのしかないんですが)、有名なとこでは2005年にはあの「ドクター中松」氏も「栄養学賞」を受賞しております。他にも「たまごっち」「バウリンガル」などでも受賞していたりします。

この「あれこれ」でも何度か取り上げてる「イグ・ノーベル賞」なんですが。
すそ野が広すぎて何がどうなってるのかよく分からん、というところも魅力だったりします。↑過去の受賞者を見てみてもイギリス海軍があったりインド及びパキスタンの首相もいたり。皮肉の意味もあるのでしょうけど、それにとどまらない「好奇心」の深さが興味を引く要因なんではないか…とか。人間の発想力にはまだまだ素晴らしいもんがあるものであります。

…まあ、あんましコムズカシイこと考えずに普通に「へー」とか「はー…」とかびっくりしながら見て行ったらいいんではないか、とも思いますが。

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09/22/2009

一応医療機器

最近はコンタクトレンズなんかもありますが。メガネの需要というのはまだまだあるものでしょうし…それは世界中でも言えることなのかも知れません。
イギリスの物理学者が「自分で度数調節のできるメガネ」を開発(CNN)。20年以上の研究の成果、ってそんなに時間かかるもんなのか…とか思ってしまいそうですが、液体をレンズとして使用してそれを調節することによって度数を整える…てのはアイデアもさることながら技術的にも確立はかなり困難だったんでは…と。新しいコトというのは言いだしっぺが一番大変だったりします。

さらに日本だとちょっと歩けばメガネ屋の一軒や二軒(あるいは広告)はすぐに見つかる場所、というのは多そうですが。テレビのCMでもチェーンのメガネ屋というのはそれなりに流れますし。一昔前は検眼もなかなかにややこしかったのですが、今ならひょい、とメガネ屋に飛び込んでもすぐに調べられる仕組みになってます。…さすがにその場で受け取り、とかそういうとこまではいかないのでしょうけど。
でも一つだけ昔から変わらない事柄があります。やっぱり高価だ、ということで。安売りのものもありますけど、長く使うものですからある程度はお金はかけておきたいものではありますし。

↑記事の調節可能メガネ、というのは日本などメガネ屋があちこちにある国ではなく、そもそもメガネをいじれる人がいない国(ガーナでは800万人に1人しかそういう人がいないそうですし)のお話になります。でもそういう国でも目の良くない人は存在しているわけで。そうなると仕事の作業効率が落ちるのはもちろん、安全上の問題なども出てきます。しかしそういう「メガネ職人」を養成するには時間と手間がかかりますし(先輩が多数いる日本とはまた事情が違うわけで)…ではメガネを調整できるようにしてみよう、と。通常なら固体のレンズで材質はガラスやプラスチックなので素人にはまず無理ですが、液体ならそういうことも可能になります。

しかし。そこにもまた価格の問題が出てきています。まだ商品化していないみたいですし、ある程度でも量産がきくのなら値段も落ち着いてきますけども…まだ難しい状況のようで。こういうのは本来なら国際機関レベルで生産して安くあげるとかそういうもんなんじゃないのかな、とは思いますが…そこまでは無理なんでしょうか…。

04:24 PM | 固定リンク

09/20/2009

撤去しても大丈夫なんだろうか

というのが正直なとこだったりします。事故が…というよりも小さないざこざ?とか増えそうで。
イギリス・ロンドンの一部で信号機撤去の動き、交通安全目的で(Yahoo!:時事)。市長の公約の一環なんだそうですが…信号機の撤去だけではなく標識の削減も行なう、とのことで。
オランダやドイツでも実行されているんだそうですが「Shared Space(共有空間)」、ただお国柄と言うかドライバーの意識と言うかそういうとこが非常に試されそうな制度ではあります。

日本でだってどっかの町で細い道のセンターラインを消してみたら逆に事故が減った…なんて話を聞いたこともありますが。センターラインがないからクルマが堂々と真ん中を走る…意外とそういうことはなくてクルマの方は中央よりに(もちろんすれ違える程度に)走るので道路の脇を歩く歩行者への危険が減ったのだとか。
↑の信号撤去もそういう意外?な盲点を利用している、みたいなところだと思いますが…。

ただ、例えば信号のない十字路を数台のクルマが通ろう、としている時に。お互いが1台ずつ1台ずつファスナーみたいに通していけばそれでいいんですが、大抵の場合どれか一つが2台、3台とどんどん勝手に進んで行って別方向へ進むクルマは待ちぼうけ…という事態になるような。で、待たされたクルマが今度は強引に割り込んで進む、当然その後ろのクルマも続けて強引に進む、また待ちぼうけ、そして強引に…と「不機嫌な連鎖」が延々と続いていくことになりそうな。
…日本だとこういうことになりそうで、ちょっとコワイなあ、と。交通法規に限らず「誰かに文句言われない限り何やってもいい(しかも注意されたら逆ギレ)」と手前勝手な理屈で物事押し通す人が増えているような気もしますし。まあ、そういう人というのはいつの時代も同程度存在しているもので、人口が増えるとその数が増えるので「増えてきた」ように感じる…という話もありますんで日本に限った話ではないのかも知れませんが。

…でもすでに事故減少など信号撤去が効果を上げている国があるのも事実ではあります。↑記事によれば信号を止めてみて大丈夫かどうかテストしてみる、ということもやってみるようですし。全部の信号取っ払っちまえ、という乱暴なものではないようではあります。
日本でもやってみたらそれなりの効果は期待できそうなんですが。でも、線引きと言うかどの信号なら大丈夫、この信号はダメだろう、という判断が難しそうな。↑のようなテスト、というのも実施からして難しそうですし。

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09/13/2009

二つほど 9/13

世界的に二つほど。

一つ目。米・オバマ大統領「核兵器のない世界」実現を目指す(Yahoo!:時事)…24日の国連安保理首脳級会合(新首相最有力視の鳩山氏も参加予定)での決議を目指すのだそうですが。今のところは決議案を各方面に配った、というところのようであります。
核兵器のない世界。…今のところ一番核兵器持ってる国のトップが「なくしましょう」と言ってるわけで。てことは真っ先に出てくる指摘が「じゃあ、まずあんたのとこが廃棄してくれ」になりそうな。ただ、一番カンタンな理屈なんですが…なかなかこれが実行できないだろうなあ、と。個人的な見解ですけど。
某北の国にしてもそうですけど、誰だってようやく手に入れた強力な兵器を捨てたくはないわけで。できれば自分のとこだけがそういうモノを持っておきたい、と考えたりするもんではないか、と。恐らく↑の決議案が通ったとして、一番最初に核廃棄を表明・実行した国てのは各方面から賞賛は受けるでしょうけど…色々と複雑な感情が渦巻くんだろうなあ…その国の国民にしても「よくやった」「冗談じゃない」両方の意見が出てきそうではあります。
…ない方がいいのはみんな分かってることなんですが。強大な力というのはなかなかに扱いの難しいものではあります…。

二つ目。一回の接種で免疫を高めるワクチンを豪製薬大手が開発(Yahoo!:読売)。よくよく思い出してみれば…小学校辺りでインフルエンザの予防接種やった時ってたしかに二回やったような…あれ? 別のやつだったかな…? それでも免疫を高めるためには二回の接種が必要、というのはなんだか納得できるような気がします。
それが一回でいい、となると。日本の新型に対するワクチンはまだ量の確保が完全ではなくしかも有料となることが予想されます。それも普通?の季節型よりも高価になるでしょうし。そういう方面からも「一回だけでいい」はそっちの方がイイような。
こうやって世界から続々と対インフルエンザ対策が出てきてます。これから予想されてる大流行…なんとか乗り切っていきたいものではあります。

04:27 PM | 固定リンク

09/11/2009

ハトに負ける

…いや、日本の自民党の話じゃないんですが。
日本も出場を決めた2010FIFAワールドカップ。4年に1度のサッカーの世界最大級の国際祭典であり…あんましサッカーに興味ない、てな人にも知られている大会に関して、であります。毎回各国持ち回りで開催する(2002年には日韓共同開催)のはオリンピックなんかと一緒なんですが次の2010年には初となるアフリカ大陸での開催となりました。場所はアフリカ大陸南端・南アフリカ共和国。
…治安とかインフラとかちょっと色々不安があるようなんですが…噂ではまず町中には出られないだろう、とか。ホテルとスタジアムをただ往復するだけになるんじゃないんだろうか、とか…。
そんな中、ヨハネスブルグでこんな実験が行なわれました。どうもネットの速度が遅い、という苦情?のようなものがあるらしく「ネットでの伝達速度」と「ハトでデータカードを運ぶ速度」を比較しよう、という…そして結果は伝書鳩の方がはるかに速かった、と(Yahoo!:ロイター)

↑記事によれば80kmの区間を用意。そこでハトを放し、終点(多分そこが巣)で回収。恐らくほぼ同じ区間、終点付近でダウンロードを開始した、ということだと思うのですが…「80km」の定義と言うかハトはほぼ直線でぶっ飛んで行ったのでしょうけどネットは多分有線でしょうからどっか基地局とか経由していれば「80km」になるんかどうか、とか。直接比較するのはちょっと無理があるんじゃないのかな、と。
…でもハトのウィンストンが到着した時にまだ全体の4%しかダウンロードできてなかった、てのは…言い訳も何もあったもんじゃなく。明らかに完敗ではあります。

じゃあこれでハトの通信網を作って…というのはまた別の問題になります。ハトというのは自分の巣に向かって飛ぶことはできるんですが(そういうレースは昔から盛んに行なわれてます…日本でも)指定した「どこか」に向かって飛ぶことはできません。…つまりは「ダウンロード(しかも場所限定)」はできても「アップロード」はできない、という…まあ、ハトでそういうのができるなら、世界の通信網てのは電信ではなくまた違った方向へ進んでいたのかも知れません。

一応、と言うかワールドカップ前に対策?はするみたいですが。…どうなんでしょうか、話によると日本や韓国なんかのようなブロードバンドの環境はあんまり整っていないみたいですし…さて。

01:41 PM | 固定リンク

09/10/2009

しゅわしゅわっと課税

米・オバマ大統領が糖分の入った炭酸飲料などに対する課税(炭酸飲料税?)導入に前向きな姿勢(iza!)。いささか乱暴な言い方ですが炭酸飲料(糖分入り)がタバコと同じような立場にある…ということでもあります。タバコほどでもありませんが常習性がある、とかそういう話もあったりしますし(専門的に立証されてるのか、と言われれば…そこまでは、ちょっと分からんので…そういった話もあるよ程度なんですが)糖分の摂りすぎで肥満になる、とかそういう批判は前々からあった飲料なのですが。
…まあ、あっちはサイズがちと尋常ではなかったりしますんで(それでも最近は改善?されてるそうですが)あんなデカいのでがっぽがっぽ飲んでりゃ、そりゃ体には良くないな…と思わせたりもしますが。
課税されれば消費量も減り、健康上の害も減るんではないか、と。もちろんそっち関係の業界は猛反発しておりますが…たしかに政府に飲むものまで決定して欲しくはないですわな。

ただ、オバマ政権はそういう健康面だけで炭酸飲料に課税しよう、としているわけではありません。今かなり白熱した議論となってる医療制度改革に財源的にも有利になるからではあります。
医療制度改革というのは以前からアメリカでは議論されてきた問題ではありました。何が? と言えばあっちには日本のように国単位での医療保険とかそういうのが存在していません。逆に会社単位での医療保険や任意加入の保険などはかなり充実しているようなのですが、そういった保険に加入することができない、つまりはクビになったり就職できない、そしてお金のない人たちは無保険での診療となり…やはりかなり高額となってしまいます。
こないだからの不景気でそういう人たちはかなり増えているらしいのですが、診察料が高いのでめったなことでは医者に行かなくなります(だから慈善で無料診察する、というお医者さんが話題になったりします)。…そして治るものも治らなくなってしまう…。

なんか日本の感覚からすれば「多少負担があってもいざという時のためのそういう医療保険があってもいいんじゃない?」ということになりそうですが。日本だってかなり昔からこういう制度が出来上がっているのでそういう風にも考えられますけど…いざ創設、さあ月にいくら払ってちょうだい、と言われればさすがに抵抗があると思うのですが。
もっともあっちの場合は「なんで政府の言うこときかなあかんのや、うちらは主権持っとる国民やで」という、権力への反発精神?みたいなものもあるのでは…という話もありますが。上からトップダウン的に何かやるのがある意味当然になってる日本と建国の時から自分たちでどうにかしてきたアメリカとでは、またちょっと、いや大分考え方も違っているのでは…という見方もある、ということではあります。

それでも課税すればその商品の消費が減る、という図式はどこでも安泰?なわけですが…そしてどこでも反発が出るのが必至な図式でもあるわけなんですが…少なくとも日本じゃちょっと導入しづらそうな「炭酸飲料税」に関して、でした。

02:29 PM | 固定リンク

09/04/2009

意味あるのかな

「ながら」は実際はあまり効率的ではない(iza!)…ちょっと前には「ながら族」という言葉もあったりしましたが。これは基本テレビ見「ながら」ごはん食べ「ながら」新聞読む…とかそういうもので。なんか行儀悪いなあ、とかそういう批判だったと思いますが…最近はそうでもないのかも知れません。テレビ見ながらごはん、なんてのはどこでも当たり前になってそうですし。

↑記事ではコンピュータなどのIT関連でのお話で「マルチタスカー」という呼び方になってます。…なんかカッコいい名前ですが、やってるこた「ながら族」と変わらんわけです。で、「それはやっぱり効率悪い」という研究結果が出た、ということなんですが。
…なんか大分前にも似たような研究結果が出てたような気もするんですが…いや、それ以前にニンゲンてな複数の事柄に集中できるほど完成された生き物じゃない、てのはほとんどの人が分かってる、と思うんですが…。
例えば最近の国内の事例だと歩き「ながら」なんとか、とか。携帯操作もそうですし音楽を大音量で聴く、とかそういう「ながら」をやってると注意力が散漫になって事故に遭いやすくなる、というもので(それを受けて「ながら」を修正するんじゃなくて、歩きながら操作する「何か」の方を規制しよう、という動きが出てきたのにはちょっとびっくりしましたが)。
いや、こういうことはみんな分かってて、でもなんだかんだと便利っぽいし別にアタマに入らんでもいいからやってる、とかそんなもんじゃなかったのかなー…と。

実際、大変に忙しい人とか複数の仕事を抱えないといけない人とかなら↑のような「マルチタスカー」もなんとなく(なんとなく、ですが)理解できるんですが。なんかほとんどの場合は「そんな俺ってカッコいい」とか思ってるだけなんじゃないのかな、とか思ってしまいますが。歩きながら携帯とか店の中でも携帯とか会計の時も携帯とか。もっと余裕持てよ、と。
ITにしても当人がそれで理解できてるんならいいんですが…ただの「ポーズ」だったら意味も何もないような。効率下がってもそれでも問題ない、てことならいいんですがそれで逆にやること増えちまったら意味も何もないよなあ…と。

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08/21/2009

二つほど 8/21

なんだかヤバそうに二つほど。

一つ目。昨日、アフガニスタンでは大統領選挙が行なわれましたが…テロも多発(Yahoo!:時事)しました。テロを実行しているのは旧勢力と呼んでいいのかどうか…反政府武装勢力タリバン関係だと思われます。
多分「そんなアメリカ主導の選挙など無効だ!」ということでも示したいのでしょうが…かえって逆効果になってるような気もします。これだけ国内外に伝えられて、しかもカルザイ現大統領が「暴力には屈しない!」と外国メディアの前でアピールするくらいですから…テロに少なからず脅威を感じている人たちは許すまじという感情がさらに育ってるんではないか…とか。もちろん国内外を問わずに。
立候補者は2ケタほども、という話もあったりして。そしてそんな中でもカルザイ現大統領が再選、ということになると。…他候補が当選となっても色々ありそうなのですけれど、さらに何か重篤な事件なんかが起きそうで…。
…こういうのを見たり聞いたりするたびに日本てのは平和な国なんだな、と思わせられますが。少なくとも投票所を吹っ飛ばすようなバカまでは日本にはいませんし…。

二つ目。最近じわりじわりとその流行度が上がってきている新型インフルエンザですが。「新型」故にワクチンも抗体もなくまず普通の季節性が流行らない夏場に流行してるのでは、とも言われてますが…。
新型に対するワクチン、優先順位は妊婦か子供か若年層か(Yahoo!:毎日)…アメリカなどでは妊婦や子供優先、と考えられているようですが。若年層での感染が広まっている、とされている日本ではこっちも考慮に入れた方がいいのではないか、という意見も出ているということではあります。
ところで。「ワクチン」とはヒトの体内に抗体を作らせる目的でわざと体に入れる「弱った病原体」「死んだ病原体」などのことであります。コンピュータ関連ですと「ウィルス」に対抗する「ワクチンソフト」はかかってしまった後、つまり「事後」の対応でも使われますが、実際の病気では「事前」つまり予防の意味で使われます。すでにインフルエンザにかかってしまっている人にワクチンを使っても意味がない…というよりも悪化させることも考えられます。
この「ワクチン」、人口の多い北半球が秋から冬を迎える9月くらいには世界的に大量生産できるかも…と言われてたんですがなぜか日本では用意できる量が大分少ない、ということが判明してしまいました。そこで「誰に先に使うか」ということでの議論が始まっているわけであります。
…輸入も視野に入れているそうですが。いざ輸入するとなると検疫や認可の問題も出てきますし。そもそも輸入ささせてくれる国があるのかどうか…いや、どこか生産が好調なとこもあるのかも知れませんが…。
現在では弱毒型で季節性とほぼ変わらない症状ですが…やはり既往症によっては死者も出ています。それなりに健康なら過敏に反応する必要はありませんが、やはりある意味未知の病気にはなるわけで、警戒が必要ではあります。

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08/15/2009

マグロの乱高下

ちょっと前にクロマグロの輸出入禁止を欧米が検討(Yahoo!:読売)というのがありました。…ああ、クジラの次はマグロか、何せ世界で一番マグロ食ってる国は日本だもんなあ…という空気があちこちで流れたりしたものですが(一応、日本サイドとしては禁輸出入反対のスタンスなんですが)…まあ、例えばスーパーや回転すしのマグロは消えないんではないかい? という楽観?予想もあったりするもんであります。
クロマグロと言えば「海の宝石」「黒い宝石」とかそんな呼び方もされるほどの高級魚。大間のクロマグロとか(国内で捕獲して消費する分には問題ないのかなあ…完全養殖にも成功してるのですけど)そういった類はとんでもなく高価だったりします。…その分大変に美味らしいのですが、自分は食ったことないのでどんなんか分かりません。

実はクロマグロてのは日本で流通している「マグロ」の中でも主流ではないんだそうで。…理由は…当然高価だからで。やはり大衆魚てのは安くないといけません。そういった意味での本当の「高級魚」、規制が始まってしまったらどんどん高嶺の花のなってしまいそうではあります。
メバチマグロとかその辺が「大衆魚」としての「マグロ」でしょうか…この辺りはまだ資源としては十分にある、という話もあってスーパーや回転すしで「マグロ」が食えなくなる…ということはなさそうではあるのですが。

その「大衆魚」と「高級魚」の真ん中、と言うか場合によってはクロマグロの代用みたいに扱われることもあるのがミナミマグロ(インドマグロ)と呼ばれるマグロになります。もちろん、魚のプロが見たら一目瞭然なのでしょうけどトウシロが見てもどっちがどっちなんてのは早々分からなかったり。ましてや切り身になっちまうと、とてもとても。食べ慣れた人なら分かりそうですけど…なかなか難しいもんではないか、と。
このマグロはその名の通りインド洋を中心に生息しています。しかもクロマグロのような規制を受けることもなさそう、ということで注目されているんだそうですが…築地市場でオーストラリア産養殖物が大量入荷、値崩れも(Yahoo!:JIJI)という事態になってるんだそうで。養殖、と言ってもタマゴから孵す養殖ではなくて幼魚を捕らえてきて育てる「畜養」だと思うのですが…それにしても。
色々な事情が重なってくるのでしょうけど。なんか上がったり下がったりでマグロ市場というのもなかなかに大変なのだな、とか思ってしまったのでした。

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08/11/2009

歩くんだ…

現在世界中のコウモリは約1100種ほどもいるそうで。が、その中に2種だけ「歩く=地上を脚を使って移動する」ことのできるコウモリがいるんだそうであります。
そのうちの1種、ニュージーランドの「ツギホコウモリ」に直接の先祖がいたことが判明(Yahoo!:ナショナルジオグラフィック)。…どういうことか、と言いますと。コウモリてのは「飛ぶ」ことに対して大変に優れた身体を獲得しています。軽くなった骨格、丈夫な皮膜、適応した消化器系、そして種によっては超音波による探知まで。鳥類とはまた違った方向で「飛ぶ」ことに適応してきました。
…しかしそんな可能性をあっさり捨てた(全部捨てたわけじゃないようですが)のが2種現存しているわけです。ようやく飛べるようになったてのに、なんでまたわざわざ歩く必要があんねん、と。

ニュージーランドでも限られた地域に住むツギホコウモリは地上に天敵がいないんだそうであります。…そうなると動物も人間も似たようなもので。なんとかして楽をしよう、という風に進化していくことがあります。鳥は飛べなくなったり、俊敏な動作もいらなくなるんで体が鈍重になったり。…このコウモリもそういう「地上が楽園」なので「歩く」ようになった、とされてきました。苦労して飛び回るより地面の上を歩き回った方が楽にエサもとれますし。
が…直系のご先祖様が過去にはニュージーランドだけではなくオーストラリアにもいた、ということになると…あっちにもそういう「楽園」があったんだろうか? いやいやオーストラリアには結構アブナイのが存在してたらしい。そんな中で生き延びてきた、となると相当にすばしっこい、かなりのやり手だったのではないだろうか…と。
しかしニュージーランドだとそういう天敵はいません。1500万年前に始まった寒冷期で何かと忙しいオーストラリアの先祖は絶滅、結局「楽園」のニュージーランドでのみ生き延びることができた、のではないか…ということのようであります。
…なんだかこういう話は人間の世界でも聞いたことがあるような…とか思ってしまったり。意外な方向へ変化した人が意外なとこで能力を発揮したりして…。

なお。「歩く」もう1種は南米のナミチスイコウモリであります…前にも書いたかも知れませんが…このコウモリ、名前の通り血を吸います。が、どっかの小説のように颯爽と現れて美女の首元から血を吸う…というわけではなく。鋭い歯で皮膚を噛み切って血を舐めとっていきます(この時に感染症や伝染病を媒介するんで、怖いと言えば怖いのですが…)。そして満腹になると…あまりの重さに飛べなくなって歩いたり跳ね回ったりする、という…あんまりカッコいいもんではなかったりします…。

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07/31/2009

二つほど 7/31

海外なんだけど日本にも関係すること二つほど。

一つ目。F22、事実上の生産中止へ(Yahoo!:JIJI)…F22ラプター。高いステルス性・攻撃性を持ったアメリカの戦闘機で、日本としては次の主力戦闘機にしたいなー…という方向だったのですが。そもそも軍事機密がこれでもかってくらい満載で「他国への輸出は、ちょっとなー」とアメリカ側はあまり乗り気ではなかったんですが…そのアメリカ自身もF22を生産会社から買う予算を組まない、ということになり…結局事実上の「生産中止」、と。
まあ、日本が買うにしても「意味ないんではないか(あくまで戦闘機なんで)」という意見はありましたし、何より高額であります。1機のお値段で現行のF15が10機買える、とかそんな話まであって…だったらもっと安くて使いやすそうなやつはどうだ、と例えば戦闘機というカテゴリにはちょっと収まらない万能型のF35なんてのがオススメされてたりします。あるいはヨーロッパ産のユーロファイターとか。もちろん、これらの方がはるかに安価ではあります。
…本当は国産機がベストなんだと思うんですけどね…F2の次ってあるのかしらん。今のうちに開発しておかねばってかなり昔から言われてたんですけど…やるんならそろそろ本気出してもらわないとな…と思ってるんですが。

二つ目。夜郎自大。「夜郎」の本当の位置はどこ? 中国の三つの県で争奪戦(Yahoo!:産経)。「夜郎自大」の意味は日本でも中国でも同じなんだそうで。「身の程知らず・世間知らずで自信過剰なさま」となります。…これは前漢の時代、中国南西部の山奥にあったとされる「夜郎」という小さな国が当時強大だった漢の使者(時代からして「前漢」ですし)を迎えた時に「我が国夜郎と漢、どっちが大きいのかね?」と自信たっぷりに夜郎国王が言い放って使者たちの失笑を買った、というのが由来なんだそうで…かの「史記」にその記述があるとされています。
しかし何分にも昔のこと。今はどこが「夜郎」なのかは分からないわけで。「史記」の記述でも確実には…と。
そこで三つの県が立候補?県おこしのために色々やってるらしいんですが…こういうのは日本でも、いや、どこの国でもあることなんかもなー、と。なんかヘンな暴動とか亀裂とか生まなきゃそれはそれでいいんでは、とか思ってしまいますけども(逆に馴れ合いのワザとらしい握手なんてのもどうかと思いますが)。
どうせ最終的には「分からん」ことになるわけですし。それでかえって3県とも潤ってくれたりしたら、それはそれでイイことなんでは…と。

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07/03/2009

二つほど 7/3

「なんじゃそら」で二つほど。

一つ目。ニュージーランド航空、機内ビデオで乗務員が…(Yahoo!:REUTERS)まあ、たしかに「ハダカ」と言えば「ハダカ」ですが。登場する人物全員が制服のようなボディペイントをしての機内ビデオ登場。カメラアングルや設定によって特に「下品」なところは見えないように(最後だけはいわゆるサービスだったのかなあ…)なってます。
…むしろ何も言われずにコレ見たら別に何とも思わないんじゃなかろうか、とか。なんか首周りがおかしいけど…何だろね、という感じで。
それよりも気になったのがBGMの方で。歌詞も何だかビミョーなんですが、こんなノリノリの曲で機内ビデオ流すのならそういうことまでせんでも結構皆が注目しそうな気がしますが…内容も時々ジョークとか入ってますし。全体的に明るいですし。
…日本のだといかにも業務業務してるんですけども。でも日本でこういうのでボディペインティングとかそういうのはさすがに無理、でしょうねえ…。
ちなみに冒頭でCAのお姉さんが言っているのは「Kia-Ora」で現地語での挨拶なんだそうであります(ハワイのアロハみたいなもの?)。一瞬スペイン語かと思って「ニュージーランドって英語圏だったよな」とやや混乱してました(¿Que hora es? で何時ですか? という風に聞こえてしまって…)。

二つ目。パズルを解いてから使うUSBメモリ(Yahoo!:ギズモードジャパン)…遊び心満載! とも言えるんですが実際のとこどーなんだろー…と。仕事なんかでさっさと使いたい時には全然意味ないわけですし。
しかも16GBで100万円ですと。差し込む予定のPC本体より高価って場合も多そうなんですが…。まあ、ほんとにお遊びという面から見たら興味深いモノではあります。しかし実用という面から見たらこれほど意味のないモノもないなあ、と。

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07/01/2009

二つほど 7/1

どうでも良さそうな、そうでもないような。

一つ目。「にほん」「にっぽん」どっちでもOK(iza!)…まあ、読みやすけりゃどっちでもいいんではないかい? とか思うのですが。英語表記の「ジャパン(Japan)」にしたってスペイン語だと「ハポン(Japon)」ですし。日本そのものが読み方一つで変化するわけでなし。
これは民主党の岩國哲人衆院議員の質問主意書に答えたものなんだそうですが。
…なんかもうちっと他にすることないんかい、とか思ってしまいますが…どうなんでしょうね。

二つ目。「新・世界七不思議その2」、死海は候補から外れる(Yahoo!:毎日)。これは大昔にギリシャかどっかで決めた「世界の七不思議」の現代版をやろう、という試みですでに「新・世界の七不思議その1」は2007年に発表されてます。
「チチェンイツア:メキシコ」「キリスト像:ブラジル」「円形劇場:イタリア」「タージマハル:インド」「万里の長城:中国」「ペトラ遺跡:ヨルダン」「マチュピチュ:ペルー」…なお、候補に「清水寺:日本」がありましたけど落選…。
で、今度は2011年に「その2」をやろう、ということで「死海」も候補に入ってたそうなんですが。ただこの「死海」というのは複数の国と接してます。そのうちヨルダンとイスラエルは問題なかったそうなんですが…もう一つ「パレスチナ自治政府」がどうも問題視しているようで…基本的に所属国が公式に支援しないといけないらしく、その辺で死海は候補から外れてしまった、と。
…選ばれたからどうなんだ、てな冷めた意見もありますけど。選んでもらわんでも世界中から観光客なんかわんさか来そうな土地ばかりなのでしょうし。世界遺産というのもありますし…。
それでも試み的には嫌いじゃなかったりします、個人的には。ただ…やっぱり政治的意図を持ち込むんか…とちょっとその辺が残念だったりします。

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06/28/2009

輸出されるお酒たち

お酒と言えば優れた発酵食品(飲料)で人類が古くから付き合ってきたモノではあるのですが。古くから、ということでやっぱり地域性と言うか近隣での関わり重視と言うか。身近なとこでまとまってしまうケースも多いんですが…。
キリンとアサヒがビール需要の拡大しているロシアで販売拡大を目指す(Yahoo!:読売)、とのことで。ロシアと言えば蒸留酒であるウオツカが有名であります。非常に度数の高いものも多く(一部のウオツカがそうであって、全部が全部高いわけではないんですが)寒い地方と暑い地方は極度に強い酒を好むもんだ、ラムなんてカリブ海という南国の酒じゃないか(これも一部のラムが異様に強いだけなんですが…ありゃ酒好きの海賊とかその辺から来たんじゃないのか…)とか言われてますが実際のとこは分かりません。寒いとこではさっさと温まりたいから強い酒ばかりなんだ、とかそういう方が説得力あるような気がしてますけども。暑いとこでは緩やかに酔いたいからかえって度数の低い醸造酒系のビールがもてはやされるんではないか(とある書物によるとビールは水代わりなんだとか)とか勝手に思ってますが…こういうのはやっぱりお国柄や歴史が出てくるもんなんで、一概にどう、とは言えないような気がしてます。

…日本だって古来からなら日本酒オンリー、とか思われてそうですけど。でも昔の日本酒はどっちかと言えばどぶろくみたいなもんで今のとは違ってたはずですし。濁ってない清酒が出てくるのは江戸期以降でしかも一般的になるのはさらに後ですし(映画「七人の侍」では白濁酒のみ…さすがだ…)。さらに現代みたいな処理をしないのを飲んでたなら発泡性もあってビールみたいなものだったと思うのですが。ただ、日本酒てのは製法上度数高めの強いお酒になりますんで現代のビールのような飲み方ができたか…と言うとまたそれとも違っていたのかも知れません。
焼酎はまた違った歴史持ってるんですけども。それでも日本でも日本酒だけー、てなわけではなく色々な楽しみ方があったんではないか、と個人的には思っていたりします。

しかしロシアでビールは、と言うと…ちょっと前の紀行文なんかだと大抵とんでもなく下品な名称(馬のなんとか)になってるのが普通だったりします。あんまり飲まれてなかったんでしょうねえ…いや、生産してるってことは需要はあった、ということなのか…それとも「うちでも作ってみたい」ということでのビールだったのか…。
が…ここでも地域性と言うか国民性と言うのが出てきちまいます。
よく聞く話なんですが。海外で「これは美味い!」と思ったビール(別にビールじゃなくてもいいのかな)が日本でも売られていたので買って飲んでみたら全然美味しくなかった…と。現地の雰囲気みたいのもあるのでしょうけど輸出する際に作り直し?をしてるケースもあるんだとか。その国の人向けのタイプとかそういうのがあるのでそういう風に改変?されてて飲んでみたらちょっと、ということもある、ということです。

なんだかだらだら書いてきましたけど。日本のビールがロシアに輸出…あっちの人の口に合うんかいな、とか思ってしまったわけです。ある意味究極の嗜好品ですから合わなかったやっぱダメだろうなあ、と。
…いや、それ以前に値段のこともあるのかな…やっぱり高すぎたら買いませんわな。そういうのは万国共通だと思うのですが。

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06/14/2009

一方アメリカでは

一応?日本では2011年7月に完全移行が決まっている「地上波デジタル放送」ですが。アメリカでは現地時間で6/12にアナログ波は停止され、デジタルオンリーとなりました。
が…相談窓口に電話殺到、一日で全ての問題が解決はしないだろう(CNN)という騒ぎに。アメリカと日本ではテレビ事情はちょっと、いや大分違うんですが…それでもこういうことは将来日本が地デジ化した時には十二分に起こり得ると思うのですが。

日本の場合。屋根の上でもテレビの上でもアンテナ立てて電波を受信してテレビを観るのが普通であります。一方、アメリカは電波が届きにくい場合もあってケーブルテレビ、つまり有線で観るのが普通だったりします。チャンネル数も非常に多いですし、何より気象条件に左右されない(例外もありますけど…基地局?によっては影響受けたりするらしいです)というメリットがあります。
反面、当たり前ですが工事など(有料)が必要になります。テレビ買ってきて適当にアンテナ立てて電源入れりゃそれでOK、てなわけにはいかないわけです。
このケーブルテレビ、アメリカではほとんど…9割以上の家庭に普及しているんだそうで。それならばケーブルテレビ会社から「このままでは視聴できなくなる可能性が…」という連絡も届きやすいでしょうし。デジタル機器への移行も比較的容易ではないかと。日本でも暫定的にケーブルテレビでアナログ放送を流す、という取り組みがあったりしますし。

しかし日本はそういう構造?にはなってなかったりします。大部分はアンテナによる受信。…アメリカさんにはちょっと悪いんですがこれはいい教訓になったのではないかと思われます。チューナーの確保や対応の徹底など。そういうところまで今のうちにきっちりやっておかないと2011年7月には大混乱が起きそうな気がするのですが…。

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05/31/2009

二つほど 5/31

「うーん?」で二つほど。

一つ目。イタリア・ベルルスコーニ首相と女性の写真を検察当局が「差し押さえ」(iza!)…何かと話題の絶えない我らがシルヴィオ・ベルルスコーニ首相(72)なんですが。今回はどうにも「やっちまったなあ」感が強いと言うか何と言うか。
20歳年下のベロニカ夫人に洗いざらい女性関係をぶちまけられた形なんですが(夫人は離婚するために準備してるんだそうで)…まあ、その前からもこういったはれんち?な話題の尽きない首相ではあったんですが…どうなるかなあ、やっぱり辞職かなあ…個人的には好きなんですけどここまで騒ぎになっちまうとなあ…難しいですか現役続行。
日本ならまず考えられない首相…というより政治家でもまず無理。政治家どころか官僚や実業家とか顔の出やすい職業はまず無理でしょうに。ただ、こういうオープンなとこはイタリアらしくてイイんではないか…とも思ってるんですが…ちょっとやりすぎだなあ、やっぱり。

二つ目。新型インフルエンザ「最初の患者」の像がメキシコに(Yahoo!:時事)。南東部ベラクルス州ラグロリア村というところに墨米合弁の養豚場があるんだそうで…そこが世界で初めて患者が出た農場ということになってます(もちろんメキシコ政府はそのことを否定)。そして付近に住むエドガー・エルナンデス君(5)がその「最初の患者」ということになってるんだそうですが…。
日本では感染者が出た学校に誹謗中傷の電話が相次いだり、修学旅行の生徒に暴言吐いたり、と異常反応示すケースが多々あるんですが。実際には強毒型ではない現在の新型インフルエンザは通常の季節型とそんなに変わらないから全く無視しろ、とは言えませんがそこまでこだわるほどのものではない…という見解が少しずつ広まってきてるんですが。
なんかメキシコの場合はちょっと違うようで。↑の養豚場が観光地化していてその功績によりエドガー君の像を建てよう、という動きが出てきている、と。…観光地化? いいんかい、ンなことして…世界で最も早く症状の出た地域ってことになりますから鎮静化も世界一早いはずなんですが…それにしても。
エジプトでは議会で可決された「豚の全頭処分」が結局実行され、町から豚肉が消えました(Yahoo!:読売)。豚肉を扱う業者には補償も何もなく途方に暮れているそうです。ヒト-ヒト感染が確認された時点で豚とはもう関係ないってのに。まあ、ちょっと事情が違っていてエジプトはイスラム教の国なんで豚肉に対する嫌悪感?みたいのもあったかも知れませんが…一部のキリスト教徒は豚肉を食います。それなのに…。
こういうのは国や地域によってやっぱり捉え方に違いが出てくるもんなんでしょうか…。

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05/13/2009

加速…?

なんかいつも通り?のスピードに戻って落ち着いてしまうような気がしますが。
北方領土問題「双方が納得する形での解決方法を探る」との合意を確認、解決への交渉加速(Yahoo!:時事)。…「加速」と言われても。どうも「これまで通り『合意に向けて交渉はする』ということを確認」「でも具体的に何をどうやって解決に導くのかは不透明」とかそんなとこなんじゃないのか、とか思ってしまうのですが。
Yahoo!国内トピックス:北方領土問題

「北方領土問題」というのは「北方」つまり北海道の北東に位置する歯舞諸島、色丹島、国後島、択捉島(北方四島)の帰属に関する問題のことです。日本とロシアがそれぞれ領有を宣言しています。
そもそもは江戸中期の幕府の蝦夷開拓政策辺りにまで遡るのですが…最上徳内とか間宮林蔵などが活躍した蝦夷開拓。当然北方四島にも足を踏み入れていて、たしか自作の地図まで残っていたような。
それが第二次大戦の末期も末期に参戦してきた当時のソ連によって「強制編入」のような形になり…一種空白地帯のような扱いになってます。が、ロシアは日本よりも色んな意味でかなりうわてなので例えばロシアでビザを取得すれば四島に立ち入ることも許しています(日本からは基本的にダメ)。…人道支援でビザなし上陸は以前はOKだったんですがねえ…またごたごたが起きてます、この辺も。
しかし日テレ系支局長がロシアでビザ取得して択捉島に入島(Yahoo!:毎日)して厳重注意を受けた、なんてこともあったりしましたが…。

こういうのは他にも竹島(韓国と対立中)尖閣諸島(台湾・中国と対立中)という「領土問題」もあります。領土問題、とは若干違うような気もしますが鳥島の状況について、とかそういうのもあったりしますが。
なぜ「島」か、と言うと。簡単に言えば「領海」という海の領土が広がるからであります。どこの国だって領土を広げたいだろう…という思いもあるのでしょうけど、ここで自国の「領海」を広げておくと漁業などによる産業の振興の他にも国際法律上も有利になることになります。海底に眠っている資源だって掘りやすくなります…。それとは別に当時のソ連は不凍港、つまり海が凍らない港が欲しかったんだ…という話もありましたが。
陸続きでない分かえって領土の線引きが難しいこともあるようであります。

こういうのは話し合い、というよりも駆け引きが重要になってくると思うのですが…日本はその辺大丈夫なのかな、と。ロシアなんてのは昔から百戦錬磨の外交手腕を発揮してきてるんですけど戦後の日本はなあ…弱腰とかなんとか言われてますし。
それが「加速」と言われても。結局は「解決はしたいんだけどね」で終わってしまいそうな、言いくるめられてしまいそうな気がするんですが。

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04/25/2009

対岸の火事

ではないかも知れません。
メキシコとアメリカの一部の州で「豚インフルエンザ」への集団感染が発生、死者数十人も(Yahoo!:毎日)…メキシコとアメリカのウィルスの遺伝子構造が一致した、ということで同一の型の流行である可能性が高くなってきました。
今回の「豚インフルエンザ」は主として「ブタ-ブタ」という豚と豚の間での感染があるもので、ブタ→ヒトはごくまれに起きることはあっても(鳥インフルエンザもヒトには全然感染しない、というわけではないですし)それほど多くは起こらないとされてきました。
が…今回はどうやらブタ→ヒト→ヒトという人から人への感染が起きているらしい…ということになっています。実際確認されたウィルスは「H1N1亜型」という従来のものとは少し違うものになっています。
メキシコ及び米国の一部の州:H1N1亜型由来豚インフルエンザの発生について(外務省)

そして現在WHO(世界保健機関)が設定しているパンデミックインフルエンザ警報フェーズは「3」となっています。
インフルエンザパンデミック(国立感染症研究所)
これは全世界におけるインフルエンザの脅威を示す一つの基準ではあるのですが…これが「4」になると日本でも対策本部を設置する(Yahoo!:毎日)ということになってます。そしてこれは新型…つまりは異なる動物間の感染などによって新たにヒト-ヒト感染が確認されたものが広がることに対する警報でもあります。新型になるとまず免疫力がないため相当数の患者が出ることが予想されるからです。

インフルエンザに限ったことではないのですが、ウィルスというのは個々の活動期間(寿命とでも言ったらいいのやら)が非常に短いものだったりします。…そのためウィルスとしての情報も非常に早く更新されていくことになり…こっちでは対応できない「新種」も非常に早いサイクルで出現することになります。
その辺も非常に恐ろしいところで。
さらに。メキシコやアメリカなんて太平洋の向こうの話じゃないか、とか思っていても…その広大な太平洋をカンタンに横断できる飛行機なんてのは今は無数に飛んでますし。ほんの数日経っただけで一体何十人…いや何百人何千人、ヘタしたら何万人単位で世界の中をヒトが行き来してるのか、と考えると。すでに日本にも入ってきてるのではないか…と考えることもできます。

ただ…その恐ろしいウィルスが速攻で日本入ってきてて、今日か明日には日本でも死者が続発する…というものではありません。現段階ではメキシコ・アメリカのウィルスもまだ完全に「ヒト-ヒト」感染する、と確定したわけではないわけで。まだ100%確実にヒトに感染する、となってるわけではありません。
でもパンデミックの可能性はまだ捨てきれないわけで。そこまで大騒ぎする必要もありませんが(メキシコ産やアメリカ産豚肉食ったら即感染、なんてことはありませんし)、心構えだけはしておいた方がいいと思われます。

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04/14/2009

タイの騒乱

ちょっと前からかなりな話題になっている「タイ」のことであります。
…デモ隊と軍の衝突、という事態にまで発展してきてますけども。「デモ隊」と言う割にはやってることがほとんど暴動状態のやりたい放題なような気もしますが。治安維持のための軍が出動して幹部の逮捕、ということにはなったのですがなんだか緩いというか国や場合によっては相当数の死傷者が出るんじゃないのか、とか…。
そんな中デモ隊の発砲により住民二人が死亡、110人超が負傷(Yahoo!:時事)という情報も。これはすでに「デモ」とかそういうレベルじゃないような気がするのですが。
Yahoo!海外トピックス:タイ

実はこれは確執?のある二つの「派」の対立でもあります。タクシン元首相を信奉する人たちとそうでない「反タクシン派」の人たち。今回騒動を起こしているのは「タクシン派(赤)」で、去年タイの空港を占拠したのは「反タクシン派(黄色)」の人たちになります。
今現在当のタクシン氏は海外逃亡中。アピシット現首相は反タクシン派なのですが…ここのところ政権状態が安定してきた、と言われているそうで。そこへタクシン派から何か炊きつけるような発言があって今回の事態になったのでは…とされています。
そして海外の要人が集まるASEAN(東南アジア諸国連合)の会合の場に「デモ隊」が乱入、日程中止という…これ以上ない大恥をかかせる、ということにまで。外から見てる自分らは「とんでもねえことやっちゃったな」と思うくらいですが、タイが国際社会から失った信用は計り知れないものがあります。治安維持のための警察や軍が役に立たなかったということを立証しちゃったわけですから。
…今後はこういった国際会議のようなものがタイで開かれるのかどうか。直截的にはそんな話も、あるいはタイ国民はもちろん外国人の安全も守られるのだろうか…という不安がどうしても湧いてくることになってます。

…そして現状ですが。タクシン派デモ隊の指導者が「デモ中止」を表明(Yahoo!:ロイター)…ンな簡単にやったりやめたりできるもんなんか…とちょっと呆れてしまいますけども。またこういう「騒乱」が起きる可能性は高い、ってことなんでしょうか…?

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03/30/2009

かいじんのしょうたい

ドイツでのお話。40件以上の犯罪現場から検出された女性のDNA。ハイルブロンの女性警察官殺害にも関与したとされ、ドイツにとどまらず隣国オーストリアからも検出、しかし目撃情報は全くなく「ハイルブロンの怪人」と呼ばれ捜査官を悩ませてきた凶悪犯の正体とは…?
凶悪犯の正体…それは綿棒(Yahoo!:JIJI)
…もちろんあの小さな綿棒が殺人事件やった、とかそういうのではありません。綿棒に付着していた女性従業員のDNAが捜査のたびに検出され(当たり前ですが当人は現場にいたわけではありません)「これは一体誰のDNAなんだ」と大騒ぎになった…ということであります。

多分試験体を採取する時に綿棒を使って、それがDNA検査の時に引っかかったということだと思いますが。
…たしかにお粗末な話ではありますけども。ドイツだけではなくオーストリアからも…というのはオーストリアの警察も同じ業者から仕入れていたのか…いや、もしかしたらドイツのその警察がオーストリアに出向いた時に検出してしまった、とかそういうことかも知れません。綿棒の業者てのがそこまで手広くやってるとは…いやいや、EU内てのは結構狭いもんですから。もしかしたらそういうのもあり得るかも知れません。…てことは意外なところでまた「怪人」が現れることも考えられるかも…?

まあ、「DNA検査に目が向きすぎて実際の捜査がないがしろにされてきたツケだ」てな声も出てくるかも知れませんが。最新の技術ったって所詮は人間のやることですから「絶対」なんてないんだよ…と、そういうことではないのかな、とも思うのですが。

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03/26/2009

すごいパトカー

アメリカの「ハイテクパトカー」お披露目、警察官ならではのアイデアも(CNN)。…なんだか色々な装備が付いてるパトカーであります。でもなんか笑っちゃった(失礼)のは護送中の犯人が後ろで「粗相」をしても大丈夫なように前と後ろを分割して洗浄できるようにしてある、ってとこで。やっぱりそういう事態になると人間そういうことをしでかしてしまうもんなのか…とか。幸いにしてそういう状況に陥ったことないんで分かりませんが…相当にテンパってる犯人、とかそういうのもいそうではあります。
しかしそういうことって警察官が困ってしまうほど多数起きているんだろうか…とか変なことも考えてしまいましたが。

日本でもそうですがあっちのパトカーも基本は一般車両なんだそうで。もちろん回転灯だとかそういう設備は後付けになるんでしょうけど…ボディやら何やらは普通にそこら走ってるのと一緒なわけです。
理由は多分安いからなんではないか、と思われますが…。
車体そのものの値段、というのもあるのでしょうけど。なんかでぶっ壊れた時に、さあ、修理だ…となって車体が特殊すぎて部品が無い、てなことになったらヤバいような。一般車両と同じだったら部品の調達も容易になります。その分、経費も削減できますし。
…そういうことも計算?に入れてるんかな…いや、本当のトコはどうだか分かりませんが。

ただ、↑記事の写真見る限りだと結構ゴツい車になってます。ちょっとかっこいいかな、とか思ったんですが実際使うとなるとどうなんだろ、と思ってしまったり。警察官のアイデアが盛り込んである、と言っても全部の警察官が完全に納得できるか…というと。さて?
…日本でもこういうの作ったりしないのかなあ、とも思うんですが…色々しがらみっぽいのがあって難しいのかそれともやっぱり予算の関係で難しいのかなあ…と。今のご時勢ですから余分なとこでお金は使えないでしょうし。

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03/22/2009

グルジア…ジョージア…

むしろ「ゲオルギア」とか「ジョルジア」ってのは…ダメですかね? たしかに「ジョージア」にするとアメリカの州名もそうですけど缶コーヒーもイメージとして出てきそうで。
「グルジア」の呼称、「ジョージア」に変更要請(Yahoo!:毎日)。正式に外務省に「変えてくれ」と要請したのかどうかは、ちょっと分かりませんが。しかし外相会談でそういうのが出たってことはある意味正式な要請になるのかも知れません。

グルジアはご存知の通り旧ソ連がロシアへ変わった時に生まれた国の一つであります。…いや、別にソ連の一部だったわけじゃねえよ、てな言い方もできますか。ソ連てのは基本的にはいくつもの国家の集合体みたいな面もありましたんで、そう言う意味では「独立」ではない…と言えるかも知れません。
ただ、言語や文化はどうしてもソ連…ロシアに近くなってしまうもので。グルジアという読みもロシア読みなんだとか。しかし今はロシアとは関係ないんで(むしろ嫌い)英語読みの「ジョージア」に変更できないか、と。グルジア内でもロシア語は公用語ではなくなっているそうですし。

…なんかどっかでこういう話を聞いたなあ、と思ったら「オーストリー」というのが以前ありました。「あれこれ」にもちょろっと書いたような。
Google検索:オーストリー
ヨーロッパのオーストリアが南半球のオーストラリアと混同されるのを防ぐため日本語表記を「オーストリー」にできないか…と大使館が発表した、というものでした。が、どうもこれは外務省に正式に申し込んだとかそういうものではなく、それなりに年月経ってるんですが「オーストリー」は定着せず、普通にオーストリアになってます。

グルジアの国名は現地の言葉では「サカルトベロ」と言うそうで。オーストリアも「エースターライヒ」「エステルライヒ」という現地語での呼称があるにはあるんですが。そっちを使った方がいいんでは? と、まあ、そう簡単にはいかないようではあります。
日本も「ニホン」という呼称は日本国内が中心ではあります。ラテン語系表記「Japan」は英語では「ジャパン」スペイン語では「ハポン」となります。アジア系になるとそれぞれで違った呼び名があったりして。…これを「ニホン」に変える、となると…相当に難しいでしょうし何より別にそんなことやらなくても良さそうではありますし。
…まあ、日本とは大分状況の違う案件ではないかと思うのですが…こういうのはやっぱり簡単にはいきそうにないものではあります。

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03/17/2009

1おく6500まん

アメリカのAIG(American International Group,inc.)、幹部職員へのボーナス支給済み(Yahoo!:時事)…で、このことに関してオバマ大統領や議会から総スカン食ってるような状態になってます。…当たり前っちゃ当たり前なんですが。なんでこんな神経逆なでするようなことするんだろう? 単純に疑問に思ってしまいますが。
AIGと言えば日本では保険関係で知られている会社ではあります。が…今ちょっとややこしいことになってる企業ではあるのです。
…コトの起こりは例のサブプライムローン問題となります。…詳しいことは省きますが、要するにピンチになってしまったわけで(日本の保険関係事業なんか売却決定してますし)…そこで公的な資金、つまり税金でもって援助しよう、ということになったわけです。
AIG(Wikipedia)

ところが。とりあえず公的資金投入が決まった矢先に「豪華接待会合」が発覚。投入後一週間後に豪華リゾート地での関係者との会合、という…しかも中止もせずに敢行?したものだから批判が集中しました。…そりゃあ、自分たちが払った税金使ってリゾート地での会合たぁいい身分ですなあ、と誰でも思うでしょうに。しかも当初は「いつもやってることだから」と正当性を主張、しかしあまりに批判が集中してくると「前もって知っていれば中止した」と妙な弁明へと移行。
…そりゃ、批判も集まろうというものですが…。

で、今回はさらに重役へボーナスを出す、と。総額1億6500万ドル(約160億円)という巨額なもので…「おいおい」というツッコミが大統領からも議会からも入りまくったわけです。が、もうすでに支給してしまった、という報告がAIGから上がってきたわけであります。
…これを受けて…ではないかも知れませんがタイミング的に多分これを受けてるんだろうなあ…AIG支援計画に修正が入る(Yahoo!:ロイター)とのことで。理解できるっちゃあ、理解できるもんではあります。

しかしここでどうにも気になることが。これはアメリカでの話なわけですが…日本でもこういう話、ありそうな気がしてるんですが…公的資金というと銀行などに注入、というのは少し前にあったりしました。注入、と言ってもタダであげる、というわけではなく一応貸す、ということになるので後で返してもらうことになっていて、すでに返済も終了しているはずなのですが。
…いや、こういう注入もそうなんですけど…なんとか団体への補助金とか援助金とか。なんかそっちの方でもこういう「ウラ」があるんではないか…とか勘ぐってしまうのですが…さて?

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03/14/2009

実在はしていない…と思う

イタリアのベネチア。「吸血鬼」の頭蓋骨が見つかる(Yahoo!:ロイター)…とは言ってもホンモノの吸血鬼の頭骨が見つかった、というわけではありません。疫病(ペスト?)で亡くなった女性が吸血鬼と疑われて?口にレンガを押し込まれた状態で見つかった…とのことで。中世ヨーロッパの魔女裁判と同様に「吸血鬼制裁」とも呼べるようなことを行なっていた、という伝承なんかはあるんだそうですが…こういう考古学的に明確な証拠が見つかるのは初めてのことなんだそうであります。
「吸血鬼」の頭骨を発見(ナショナルジオグラフィックニュース)

吸血鬼、というとドラキュラ伯爵なんかが有名ですが、あれはどっちかと言うと小説や映画のイメージが強いようであります。黒いマントはおってコウモリに化けたりして…美女の血を吸いに夜な夜な徘徊する…。
おかげでコウモリのイメージもすっかり悪くなっちまいましたが。チスイコウモリというのは中南米に実在しますが音もなく首筋に噛み付いてきて血を吸う…というよりもケガした動物の傷口から血を舐めとる、というのが本来のスタイルなんだそうで。血を吸われるよりも傷口からの感染症の方が怖い、という…しかも血を吸うだけ吸うと飛ぶことができなくなり丸っこい体で地面を這いずり回るだけになるんだそうであります。

中世ヨーロッパの吸血鬼はまた違ったイメージだったのではないか、と思われます。何だろ、土着の妖怪のような? 決して親しみやすいとかそういうわけではないんですが「死」という身近にあるものに深く関わっていて、ふと、気づくとすぐ隣にいそうな。自然に対する恐れのようなものもあったのでしょうけど、疫病によって死んでいった人たちが悪鬼となって甦らないように口にレンガなどで栓をしてしまう。日本だと「憐憫」とか「哀れみ」とかそういう感情なのでしょうけど、あっちではどうなんだろう…とかそんなことも思ってしまいますが。

…なんかちょっととりとめなくもなってきました…。
まあ、実在はしてなかった、いや、してないとは思うのですがね吸血鬼。色んな意味での吸血鬼は…でも伝承や記録に残ってるってことは何かそういう人たちが存在してた、って…ことなんでしょうか。世界には解かれていない謎がまだまだたくさん眠っていたりしますし。

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03/09/2009

不景気なんでしょうな

ラスベガス、と言えばアメリカでも有数のカジノやショーの町、なんですが。
ここ数ヶ月で企業主催の会議やイベントが激減(CNN)しているんだそうで。理由はもちろん世界的な不況のためであります。この大変な時にンなことやってるヒマあるかい、ということになりますか。
…オバマ大統領も「この非常時に」的な発言をして、ちょっとした物議を醸しているようですが。

イメージの問題もあるんではないか、とか。ラスベガスと言えばやっぱり一攫千金を狙うカジノやら派手なショーやら。ちょっと昔だとカジノ一辺倒(日本では公営以外で基本的に賭け事ができないんで海外のカジノへ行く…てな人が以前はそれなりにいたような)だったんですが最近はショーなどイベント?事にも力が入ってきています。一都市まるごとアミューズメントパークみたいな表現もあったりしましたが。
そもそもがあまり豊かな土地ではないネバダ州ではあります。こういう生き残り方もアリなんでは…とか。
ただ、現状としてはやっぱり厳しいんだろうなあ、と。当たり前ですが収入が減る、ヘタしたら仕事もなくなるかも知れない、てな時に豪勢に遊んだりはできますまい。そういうのは世界共通でしょうし。

そういう時だからこそ逆にワっと遊んでしまえ、的な発想もありますけども。…みんながみんなそういう思いになってしまったらある意味コワイな、とか思ってしまいますが。一種の末期状態って言うんですか…。今は大変だけど未来に希望があるから耐えられる、ってのが↑こういう「倹約」の基本思想なんじゃないのかな、と思うのですが。

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02/23/2009

自動で煙が

消えるタバコ?
オーストラリアでタバコは「自動消火型」のみに規制しよう、という動き広まる(Yahoo!:JIJI)。これは先日から報道されているオーストラリアでの大規模な山火事が原因とされていますが。現在はほとんど鎮火されているようですが…災害規模が尋常でない背景の一つには火元が複数あったからではないか、とされています。そのうちの一つは「タバコの火の不始末」でほぼ確定している、とのことで…そのため放置していても火の消える「安全タバコ」を前倒しで導入しよう(AFPBBNews)、という動きになってきている、と…。

前々から「安全タバコ」導入の動きはあったようなんですが。ただ、世論もどうやらそれを後押しするような形になってきているようではあります。
一般的に山火事は自然発生する、と言われてきてました。非常に乾燥した状態で何かが接触しての発火とか。あるいは不安定な天候下で例えば落雷による残り火が引火とか。場所によっては山火事は自然現象の一つのようなもので、生態系を保つためには必要なもの、ともされていました。火で焼かれるような刺激を前提としているのではないか…という植物もいたりしますし。
ただ、今回のような山火事になるとまた話は違ってきます。何より人為的に発火した、となると。これは到底許せるものではありますまい…。

そこで規制しよう、という動きになってるようではあるのですが。
↑のAFPBBNewsの記事には図入りで「安全タバコ」の記事が載ってます。コレによるとどうもフィルターではなくタバコを巻いている紙の方に仕掛け?がしてあって酸素の供給量の低い紙を一部に使うことで消火するようになってるようであります。
他にはどんな…と検索してみると。今度はフィルターの方に仕掛け?がしてあるものがあったりします。火がどんどん進んで行って、最終的にフィルターに辿り着くと…熱で液化する物体が仕込んであって消火、とか。あるいは火の消えやすい物質で消火、とか。
…どっちがいいんだろう、とは思いますが。フィルターに辿り着くのを前提にするってことはちょっとだけ吸ってそのままポイ捨て、なんて悪質なことやられたら他へ燃え移る可能性が高くなりますし。紙の方だと今ひとつ消火機能?と言うかそれで本当に消えるのかな? とか思ってしまいますし。

それより前に喫煙者のマナーが問題なのかも、とも思いますけども。「故意」に放火ではなく「ついうっかり」であんだけ高温なものをポイ捨てする、となると…やっぱり常識と言うよりも良識、いや、アタマを疑ってしまいますが。…実在しますからねえ…火の着いたタバコを平気で車窓から放るヒトてのはいくらでも。日本でも。

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02/22/2009

失礼ですけど…最初呆れて

それからなんだか笑ってしまった…。
韓国で警察が作った偽札が流通という大失態(Yahoo!:産経)が。誘拐事件で人質の身代金としてGPS付きのカバンに7000万ウォンの札束を用意→身代金と引き換えに人質は無事に解放→しかし犯人を取り逃がしてしまう…。
そしてその犯人、どうも途中で偽札に気づいたらしく受け取った身代金を使い始めている、と。逃走用のバイクを買ってまた売却とか。…カバンはどうしたんだろう、と思うんですが所在を突き止めてないってことは多分どっかに捨ててしまっているんでしょうか…。

最初は「バッカでえ」とか呆れてたんですが…なんだか途中からどうにも可笑しくなってきた次第ではあります。
逃走用のバイクを買い替えたショップで偽札が使われているんですが。恐らく韓国でも日本と同様に「偽札作ったら有罪」で「偽札使っても有罪」なんだと思います(日本の場合は知らずに使っても一応有罪になるらしい…?)。が…「偽札使われた側」はどうするのか。そこも問題になってるようで損害賠償の問題も浮上中、と。たしかに警察が作った偽札で被害てのは…前例ないでしょうし。店側が警察に損害賠償求めてもいいのでしょうけど…使ったのは現在逃走中の犯人なわけで。そういう場合どっちに請求するのやら…?

なんかたしかこういう「身代金」の場合一番上だけホンモノ、もしくは半分だけ刷った「見せ金」使うんじゃ…とか思ったんですが(映画なんかだとよくありますね)実際はどうなんだろうなあ、と。明らかに「ニセ」と分かっちまったら犯人が逆上しかねないからこういう風に偽札使うのが一般的?なんでしょうか…?
そうだとしたらどうにも笑えないな、と。
日本でもどこでも起きる可能性がある、ってことになりますし…でも札束ばんばん取り出しながら(封筒入りとは言っても…)即金でバイク買ってく人を怪しいとは思わなかったんだろうか…とか、なんか、色々なことまで考えちまいますが。

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02/16/2009

自分とこのものを買う

アメリカの景気対策法案には「バイ・アメリカン」条項が盛り込まれている(Yahoo!:読売)ことが判明、一種の懸念?が表明されています。
「バイ・アメリカン(buy American)」とは読んで字の如く「アメリカ製を買う」ということで、たしかに経済対策として一つのやり方ではあります。アメリカもここんとこ安い中国製などに押されているらしいのですが…公共事業など公的なとこで自国製品を買っていく、というのならある程度の効果は期待できそうですし…何より姿勢を示すことにもなります。
日本でもパナソニックが「バイ・パナソニック」を課長級以上の幹部に通達(Yahoo!:産経)、というのがあったりします。…こっちは…まあ…そこまで効果が期待できるのか、一国家じゃなくて一企業の話だもんなあ…と、ちょっと疑問もあったりもします。自社製品を(性能に関係なく)優先的に買う、というのは自分のとこを信頼しているからこそできるんだ、他へ勧めるのなら当然だろ、という声もあるにはありますが。でも実際には必要もないのに自腹切らされてるケースとかもありそうで…そうなると意味ないと言うか本末転倒と言うか。

アメリカの方は実はまたちょっと意味合いが違ってきてます。
自国の製品を優先的に買っていく、ということは企業にとっては大変に有利なお得意様ができることになります。公的なものですから言っちゃなんですが食いっぱぐれがない。ただ、そうなると他国の製品を締め出す結果になりはしないか…という懸念もある、ということになります。
実際にはアメリカには自国製品を売る企業が一つとか二つとかしかなくて、優遇されると一気に自国製品の価値が上がる…とかそういうわけではないんですが。状況もケースバイケースになりますし、「うちのモノを優先して買おうよ」という動きそのものにはそれほど目くじらを立てる必要もないんではないか…とも思われますが。

ただ、ちょっとタイミングが悪いと言うか何と言うか。こないだローマで行なわれたG7では「自分のとこだけ守ろう、他はどうでもいいや、ってのはなるべく避けようね(意訳)」という流れになったようで。世界的な不況なもんでどこの国も自国産業を守ろうと必死なわけです(当たり前…と言うより当然ではありますが)、そこへ一種キーとなってる国であるアメリカがそういうこと言い出すとなあ…なんか、示しつかないっしょ? とかそういう論調になってるとのことで。
…アメリカのことですから結局押し通す、ということになるのかも知れませんが。その辺、なんかありそうで気になってる次第ではあります。

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02/05/2009

でっかいヘビ

「史上最大」のヘビの化石、コロンビアで見つかる(Yahoo!:ロイター)…長さは13mほどもあり、エサはワニやカメだった…という何ともスケールのでかい話ではあります。現在の「記録」が9~10mとされていますんで(それでも十二分に大きいですが)それをはるかに上回る「記録」となります。生息していたのは恐竜が絶滅した、とされる年代後の6500万年前くらいになんだそうで。

ヘビ、というのは人によっては大変に嫌がられる生き物ではありますが…見ようによってはこれほど興味深い生き物もいなかったりします。なんせ、脚(手足)がない。
動物というのは基本形というのがある、という話があります。四本の脚(手足)を持っていて尾がある。そして頭は一つで目と耳は二つで鼻と口は一つ…。
しかしこれだけだと不十分になります。地球上で現在「動物」と分類されてるのは脊椎動物だけではありますまい。そこでこの基本形に節足動物などを加えてみると、↑この設定はいとも簡単に崩れてしまうことになります。脚の数は不定だわ顔のパーツもバラバラだわ、と。
…そこで人によってはそういう「崩れ」に不快感を感じる人がいるのでは…ということなんだそうで。虫が嫌い、というのもなくてもいい場所に脚があったりするから、とかそういう話もあったりします。
…ま、そこまで簡単に割り切れてしまうもんでもないんですが。人によってはヘビはダメでも芋虫は平気、てな人もいますし。過去の経験から好みが分かれることだってありますし。

そんなヘビが脚を捨てた本当の理由、というのまだ完全には解明されてないんじゃないかと思われます。基本的に生き物てのは不要なものから捨てていきます。使わなくなった部位がだんだん小さくなっていって最終的には消えてしまう。…脚が全然いらなくなった理由、というのは…一体なんなんだろうか、と。
しかし逆に考えてみたらこれほど移動に優れた手段はないのではないか、という見方もできてしまったりして。脚がない分移動に制約がなくなります。移動面に体をべたっとくっつけておかないといけない、という制約が逆に増えてしまいましたけど…木にも登れる、障害物も越えられる、泳ぐこともできる…と実は汎用性の非常に高い身体なのではあります。
そういう意味では相当に進化した生き物なのかな、とも思ってしまいますが。いや、進化の方向なんて決まってるもんじゃないのかも知れません。退化もまた進化、なんて言い方したりもしますし。

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02/04/2009

二つほど 2/04

海外ネタ?で二つほど。

一つ目。ロンドン。「お代は自由に決めてもらって結構です」レストラン(@nifty:ロイター)…客の方が値段を決められます。美味かったらたくさん払ってください、そうでなかったらそれなりに…ということでしょうか。値段設定はイギリスでの最低通貨1ペニーから50ポンドまでとのことで。
これ、意外とみんな安くしないんじゃないのかなあ…と思ったら「これまでのところ、客は実際の代金より20%多く支払っている」(「」内元記事より引用)なんだそうで。こういうとこ、洋の東西を問わないもんなのかも知れません。…「安くしてもいいんだよ」と言われると逆に相場っぽい値段をつけてしまう。実際にはそれより高く見積もっちまう、てのもなんだか妙に納得してしまえるような。
ただ、群集心理とでも言うんでしょうか。誰かが「1ペニーで」と値段をつけて。それを見た客が連鎖的に「俺も1ペニーで」「私も1ペニーで」とか皆が言い出してそれが止まらなくなったりしたらそれで定着してしまいそうな、そんな気もしますが…こういうのは日本的な考えなのかも知れませんけども。

二つ目。ライプツィヒ。旧東ドイツ時代のアパートの一室そのまま発見される(CNN)…1989年にいわゆるベルリンの壁崩壊が起きて。当時東西二つに分かれていたドイツは急速に統一へ向かうことになったのですが…。
ベルリンの壁崩壊(Wikipedia)
そのアパートの壁にかかったカレンダーは1988年8月のまま。「壁崩壊」は翌1989年冬のことですから…1年強待てば状況が変わっていたのかも…知れません。所有者の男性は何かトラブルを抱えていた、とのことですが。
今年で20年となる「壁崩壊」、それに対する一種のタイムカプセルのような感慨も受けますが…なんだかとてもさびしい思いもあります。いや、もの哀しいと言った方がいいかも知れません。
こういうのって、実は日本でも結構あるんじゃないかと思われますが…どうなんでしょう?

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01/31/2009

本日は雨天なり

なんだか久しぶりに大雨になってます関東地方。気象庁の「解析雨量・降水短時間予報」を見ると日本列島がすっぽりと青い「雨か雪」のエリアに覆われてて、しかし関東近辺だけ激しい雨を示す黄色とか赤になってる、という状況ではあります(1/31 07:00現在の情報)
気象庁
関東地方、特に東京だけだったらこんなサイトもあります。
東京アメッシュ
…しっかしなんだかホントに久方ぶりの大雨なような気がしてます。本格的な冬になってからこっち、結構安定してたんですが空模様。

太平洋側は接近しつつある低気圧の影響をモロに受ける形で明日までこんな感じなんだそうで。でも日本海側や太平洋側でも東北地方は、と言うと…大雪になるので警戒が必要とのことで。すでにかなり降っている地域もあるのでは、と予想されます。
恐らくは南下してきた上空の寒気団が北の方にとどまっているためだと思われますが。
これがさらに南下してきていたら関東や東海でも雪になっていた可能性があるわけです。…今現在がこういう激しい降り方してますんで、もし雪になってたら…週末とは言えかなりの影響が出ていたんでは、と予想されます。それでも関東地方で雪が降るのは大抵2月とか3月とかこれからの時期なわけで。…春はまだまだ先、ということになりそうではあります。

一方南半球で夏の最中のオーストラリア。こちらでは記録的な酷暑のため停電や山火事が相次いでいる(iza!)のだそうであります。…その温度は43度とかとんでもないことになっています。気象関係で気温を測る時、てのは多分どこの国でもそれほど差異はないのでは、と思われますが…日本では草地の上で一定の高さにあって直射日光に当たらない場所で計ります(実際はもっと細かい条件がたくさん付きます)。そのため、例えばアスファルトの上とか陽射しががんがん当たるとか、そういう場所で実際に計ってみると温度が全然違う、なんて場合もよくあるんだそうですが…。
オーストラリアはどうなんだろう、と。もしかしたらもっと高い場合てのもあるんじゃないだろうか、と…。

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01/23/2009

二つほど 1/23

移植や疾患で二つほど。

一つ目。厚生労働省が骨髄移植器具4ヶ月分を確保(iza!)。少し前から気になってたことなんですが…とりあえず確保はできて良かった、とホッとしております。…別に身近に骨髄移植関係者がいる、とかそんなんじゃないんですが。でもなんとなく不安だったもんで…。
コトはアメリカ・バクスター社が器具製造部門を売却したことに始まります。売却したのは2007年のことなんで、昨今の世界的不況が原因というわけではなさそうなのですが。まあ、こういう会社で一部門を売却というのはよくある話でもあるのですが…。
ところが。業務を引き継いだドミニカの工場が安全確認に手間取ってしまうという結果になります。当然順調に操業できるわけもなく…世界9割というシェアのため、骨髄移植に必要な器具がそろわなくなる…という可能性が高まっていたわけです。場合によっては今年3月以降の手術は取りやめなければならないのでは…とまで言われてました。
それが今回別会社の製品を使うことでなんとかセーフになりそうではあります。ただ…今回確保した器具は正式認可がまだ下りてないとのことで。手続きを急ぐ、としてはいますがもしかしたら保険適用外で全額負担というまた新たな不安が出てくるかも知れません。

二つ目。インド人には心臓病が多い(Yahoo!:NNA)。…最初は香辛料がどう、とかそういう話かと思ってたんですが。実は心臓病を引き起こしやすい遺伝子を持ってる割合が世界で一番高い、ということなんだそうで。
それでもインドの人全部が即座に心臓病になる、というわけではないわけで。ただ、確率としてどうしても高くなってしまう…ということのようであります。それでも2010年までに世界の心臓病患者の6割がインド人になるかも、てのは…なんか、当のインドの人たちにとってはあんまり良い気分がしないんでは、と思ってしまったり。
でもこういう遺伝子関係てのは意外なとこで出てきたりしますんで要注意ではあります。まあ、ホント確率の問題なんで絶対全部の人がどうにかなる、というものではないんですが。

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01/21/2009

だいとうりょうっ! 2009

日本時間の今日の朝早く(むしろ昨日の深夜)アメリカ第44代大統領が誕生しました…47歳。実父がケニア生まれでアフリカ系初の大統領となります。さらに初の「1960年代生」「ハワイ州出身」の大統領でもあるとのこと。
Yahoo!海外トピックス:オバマ政権
CNN.co.jp:米政権移行
バラク・オバマ(Wikipedia)

なんだかんだ言って世界に大きな影響を与えるであろうアメリカ大統領。いや、すでに何カ国かでは水面下と言うか明らかに意識してる動きもあったりして。やっぱり重要な案件?ではあるような。もちろん今後の日本の動向にも色々関わってくるのは確実なんではないか、と。日本でもテレビではずっと「オバマ特集」やってたりして、今のところ注目度はかなり高いものになってます。
…その日本でよく言われるのが「あっちはあんなに盛り上がってていいなあ…」てなことですが。
状況が大分違うんで、仕方ないっちゃ仕方ないような。あっちは基本的に有権者が直接投票して選んでますけど、こっちの首相は基本的に所属政党が選んで天皇陛下が指名、ということになってますし。政党が選んでるってことで間接的に国民が選んでる(国民が議員選ぶ→その議員が首相候補選ぶ)んじゃないか…という声もあるにはあるんですが、ンなもん直接選んでるとこから見たらなんだかワンクッション置いてて頼りないなあ…と思われてるような気がしてしまったりします。

そして温度差と言いますか何と言いますか。…あっちのように例えば有名歌手だとか有名人が駆けつけての盛大な就任式、とかやったとしても。こっちの場合は政党のパーティなんかでよくあるような「お手盛り感」と言いますか「わざとらしさ」がどうにも鼻についてしまって、特に若い人受けは悪いんではないか、と。作ってる観ばりばりでしらけ半分人為的な盛り上げ半分の就任式なんかどうやってもあっちのようにはならないと思うんですが…。
日本も首相を直接選挙制にしよう、という動きは今でもあるんですが…実現は無理っぽいなあ、と。これまでのしがらみを断ち切って前へ進もうとするのはなかなかに難しい世界ではあるようですし。

その一方でアメリカ。これで本当に「CHANGE」となるのかどうか…結構とんでもねえ問題が山積みなわけですが(いつものことと言えばいつものことですが)解決していけるのかなあ…期待はしているんですが、実はちょっと不安もあったりします。

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01/19/2009

切実なもんだい

…ま、今に始まったことじゃないんですがね…かれこれ○○年間くらいこういう状態なんですがね…。
WHO(世界保健機関)が生活習慣病に対する新基準として「腹囲」を採用(Yahoo!:毎日)。胸囲じゃないです腹囲。地域によって生活習慣病の発症状況が異なるので、危険度の見直しとして大まかに分けた地域ごとの腹囲を新基準にしよう…ということのようで。欧米「男性100cm前後、女性90cm前後」・アジア「男性85cm前後、女性75cm前後」・どちらでもない「男性95cm前後、女性80cm前後」というのが新基準なわけですが。
Yahoo!サイエンストピックス:メタボリック症候群
…アジアで腹囲85cm。うーむ…余裕でぶっちぎってるんですよねえ…自分。

ただ、これは生活習慣病に関して今までのBMI(体重を身長の2乗で割る:kg/mxm)では対処しきれない部分があるのでこっちにします…というものであります。いわゆる「メタボ」とはまた違った基準なんだそうですが。
…でも「メタボリック症候群」の基準てのも簡単に言えば「腹囲が男性で85cm以上(女性で90cm以上)」で「血圧・血中脂質・血糖のうち2項目以上が基準値を上回る」とそう判断される、というものなわけで。そもそもメタボは内臓脂肪が多くて今はそうでなくても将来的に生活習慣病になりそうな人への忠告…とかそんなもんじゃないのかと個人的には思っていたんですが。なんだか言葉が一人歩きして「メタボ=悪」とか「腹出てる奴はダメ人間だ(いや、まあ、そういう捉え方もアリっちゃあアリなんですけど)」とかそういう風になってきてるような気がします。
医者や健康診断では改善を指示されるはずなんですけど…体質的にどうしてもそうなってしまう(自分は違いますが)、BMIだけでは計りきれない、とかそういうところもあってそう簡単に割り切れるもんでもないのですが…。

もうちっと細かい分類があってもいいんじゃないのかな、と思ってしまったりして。「アジア」「欧米」「それ以外」てのもなー、と。数値的に絞り込みたい、基準となる値をたくさん作るとかえって混乱する、とかそういうとこは分からんでもないんですが。
…でもま、いくら基準作っても結局は本人の心がけ次第なわけで。定期健診とかそういうのはやってない自分なんですが…なんとかしないといかんのかな…やっぱり。

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01/14/2009

後退なんだか前進なんだか

神奈川県での「屋内喫煙規制」条例、規制緩和での施行検討(Yahoo!:時事)。結局骨抜きかよ…という声も聞こえてきそうですが。…「屋内」つまり建物内での喫煙を禁止する、というのはすでに例えば駅であるとか庁舎であるとかそういう「公共の場」では実施されています。が、フツーの店とかレストランとか。そういう一般の場?での喫煙は禁止されていないのが日本なわけで(イギリスなんかパブでの喫煙も禁止されてしまいました)、そこも禁煙しよう、というのが神奈川県の条例案だったんですが…。

正式には「受動喫煙防止条例」というもののようで。つまりは単純にタバコ禁止、というわけではなく「ここでタバコ吸うと他の人にも迷惑かかるから禁止」というもののようであります。
となると全面的に屋内での喫煙を禁止しないと意味がないわけですが…今回の「譲歩」は「小規模飲食店やマージャン、パチンコ店などを規制の適用除外とする」(「」内元記事より引用)というもので。これじゃあ、あんまり変わらんではないか…と言われても仕方がないような。一応、これらの店にも「努力目標」ということで「できるなら全面禁煙に向けて努力してみてね」という方向性が与えられてますけど…この程度じゃ守らんでしょうねえ…やるんなら徹底的にきちっとやらないとなかなか難しいと思われます。
さらに一応…3年後には「完全禁煙」を実施する予定、とのことではありますけども。

一方海外はアメリカではこんな統計結果も…アメリカの2007年の喫煙率20%を切る(CNN)。これは過去50年で最低とのことで。禁煙が進んだ結果とも言えるかも知れません。ただ…日本とアメリカでは若干事情が違うので簡単に比較してどう、というわけにはいかないのですけれど。

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01/12/2009

二つほど 1/12

今年最初の二つほど。

一つ目。アメリカ・ニューヨークの「推定」140歳のロブスター海へ帰る(Yahoo!:ロイター)。これはメイン州(ニューヨークより北…アメリカ東海岸では最北の州)で二週間前に捕獲されたロブスターなんだそうで。シーフードレストランに買われていきましたが…レストランでは食材にはせずにその巨体を生かして一緒に記念撮影する、などの一種マスコットとしていたんだそうで。しかし動物保護団体の勧めもあって海へ返すことにしたとのこと。
まあ、そのままレストランで生き続けるか海へ帰るか…どちらがいい、とも言えないような。そりゃ、その動物保護団体からすりゃ帰した方がいいのでしょうけど。
でもちょっと気になったところが。…140歳ってどうやって判定したんだろ? と思ったら「重さで判断できる」とのことなんですが。これは同レストランのオーナー氏の弁なわけですが。長年食材を見てきた氏にしてみれば当然、ということになるんだかどうなんだか…? 個人的にはなんだか怪しいなあ、と思ってしまったんですが…その辺はたしかなことも分からないんで細かくは、なんとも。
貝類なんかのようにはっきり年齢の分からない甲殻類はそういう判断が難しそうだなあ…と思っていたんですが…さて。

二つ目。「くまのプーさん」の続編、80年ぶりに出版(iza!)。え…! 原作者ミルンの未公開原稿でも発見されたんか…! と、期待したんですが…。
なんか、どうも違うようで。イギリスの脚本家がストーリーを担当、挿絵も本家とは別に描き起こす、と。
…どうもなー、そういうのを聞くとなー、色々不安になってしまうんですけどねー…。某別視点から見た野球マンガとか某王子(王女)物の続編とか。あるいは実写化されるアニメとか。そういうのは日本の例であってイギリスじゃあそんなんにはならないよ、という声もありそうですけど…やっぱり不安を感じるのは変わらんわけで。「2」は大抵コケるもの、という法則めいた格言?もあったりして。
プーさん、と言えば版権がモメにモメたことでも知れられています。今は、一応?落ち着いてるみたいですけど(だからこういう話も出たのかな…)好きな作品でもあるので…日本語訳(岩波版)が特に素晴らしい海外作品てのもなかなかないような…あんまりいじくり倒して欲しくないなあ、そっとしておいて欲しいなあ、と切に願ってしまうのですが…。

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01/10/2009

よく見えない

やはりよその国同士のことですんで、よく分からんのは当然なのかも知れませんが。
ロシア・ウクライナ間でロシア産天然ガスを巡ってトラブル…いや、すでにトラブルとかそういうレベルではない状況で。コトはロシア産天然ガスに頼っていたヨーロッパ各地でこの寒いのに暖房できない、などの深刻な状態になってるところもあります。
Yahoo!海外トピックス:ロシア産天然ガスの供給問題
ただ…この問題、単純にどっちがどう、と簡単に言い切れそうもないような。実際のとこ、日本からではよく見えないのが実情ではあります。

ウクライナ、という国が問題になってます。
ロシアがソ連と呼ばれていた頃は「ソ連」の一部でした。…と言うと若干御幣があるようで。実は「ソ連」なんつー「国」は存在してなかった、という言い方もできるんだそうで。何せ正式名称が「ソビエト連邦」というもので、いくつもの「邦(国)」が集まってできてたんだ、ウクライナも国だった、と。しかし実情は強力な中央(党本部とか)に牛耳られてたわけで、その辺、結局「ソ連=国」みたいなもんだったんじゃねえか、とも言えそうですが。
ちなみに。アメリカも正式には「アメリカ合衆国」で。これも実は中央の政府はせいぜい各州の連絡程度にとどめておくつもりだったのが、いつの間にか強力になってしまった…とかそんな話をどっかで見たような(ソースがねえ…どうにも思い出せんので確定情報じゃありません。噂です噂)…結局はどこも似たようなもんなのかも知れません。
が、そのソ連も崩壊。ウクライナも一つの国家として独立しました。同時にいくつもの「国」ができたのはご周知の通りであります。

…でもその「国々」とロシアは仲が良いのか、と言えば。過去には己の一部だったのが独立、ですから子供みたいなもんか、と言えばそうではなく誰かが勝手に体の一部をもぎ取って行ってしまった…とかそんな風に思ってるのかも知れません。「返せ」意識と言うか同化意識はかなり強いように思われます。
例えば選挙なんかあると「反ロシア」「従ロシア」で割れたりしますし。当たり前っちゃ、当たり前ですがソ連時代から反ソ勢力てのは根強いもんでしたし。…ウクライナも過去には現大統領のユシチェンコ氏が選挙中に毒を盛られた、なんてことがありましたし…いや、これは犯人確定してませんでしたっけ…。

で、天然ガスですが。どうにもその辺からのもやもやも関係してるんでは…と個人的には思っておるんですが。発端としてはウクライナの「ガス代未払い」というものですが、さらにロシアからの「欧州向けのガス盗んでるだろ」疑惑も起きたりして…ウクライナの「そんなの知らんし一部は払った」に対してもロシアは供給停止を加速させたりしてますし…。
地理的にロシアとヨーロッパの間に位置してるのがウクライナでもあります。ほとんどのガスパイプラインはロシアからウクライナを経てヨーロッパに向かってます。ロシアがウクライナ向けのガスを止めると、ウクライナがヨーロッパ向けのガスを止める、そしてお互いがお互いのヨーロッパにおける評価低下をも狙う、と…。
すでに調停にEUなどが動いてますけど…仮にロシアが供給開始したとしても「根」は残りそうな気がしてます。国てのは大抵隣国と大なり小なり何か抱えてるもんですけど、これはどうしても長引きそうな。

…しかしロシアもウクライナもタフだなあ、と。きちっと主張通してますし駆け引きも上手。…一方で日本は…さてさて…? 外交問題ゼロってわけでもないんですが…ここまでやれるのかどうかってことになると…?

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01/04/2009

よその国のこと

なのではありますが。
1/2、アメリカの「Commonwealth:自治連邦区」プエルトリコで州昇格を目指す新進歩党の党首が知事に就任(iza!)。プエルトリコ、とはアメリカ南方はカリブ海に浮かぶ島の名でアメリカ自治連邦区となってます。これはアメリカの「州」という区分ではないのですけどアメリカ市民の権利も一部認められてて自治も認められてる、という…やや曖昧?な地域になります。もし「州」となるのなら1959年のハワイ以来51番目の州となることになります。ちなみにグアムはアメリカの「準州(organaized unincorporated territory:自治的未編入地域)」となってます。
プエルトリコ(Wikipedia)
なお…プエルトリコはほとんどスペイン語しか通用しないんだそうで。もし州になったら英語圏以外の地域がアメリカ史上初めて州になる…ということになりますがそう簡単に行くのかどうか、と。全部英語に直させるとか。言語てのは文化を構成する重要な要素の一つでありますんで、ヒスパニックの文化に影響が出るんでは、という声もあるわけで。

プエルトリコの人全員がアメリカの州になることを望んでいるか、と言えば必ずしもそうではないようで。通貨はアメリカドルが使えますけども所得税を本国に納税する義務はありません。しかしアメリカ大統領選への選挙権はないけどもパスポートはアメリカのもの、という…日本人から見るとやや理解しにくい状況ではあります。
そんなプエルトリコでは基本、三つの勢力と言うか考え方があります。アメリカの「州」に昇格して正式なアメリカ国民になろう、とする派。いや、プエルトリコはプエルトリコとして独立して一国となるべき、という派。いやいや、今のような立場でもいいからさらに自治の権限を勝ち取って行こう、と主張する派。↑今回は「州昇格」を目指す派が知事になったわけです。

…こういうとこ、かのチベットに似ている、かも知れませんが…「独立」「昇格」「高度な自治」を目指す辺りが。むしろ、こういう地域てのは世界の情勢や歴史からすれば当たり前なのかも知れません。きっちりかっきり決まった国境線やら境界やらがある、と考える方が間違ってるんかなー、と。
日本だってそういう問題を全然抱えてないってわけではありませんし。…国同士、いや国と地域間での問題てのはどうしても色々複雑になってきてしまうもんではあるんですが。

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12/29/2008

二つほど 12/29

「お金」で二つほど…。

一つ目。「無責任な飼い主を減らす」目的?で「ペット税」導入を自民党の動物愛護管理推進議員連盟が検討中(Yahoo!:読売)。実際、飼い主の勝手な理由で捨てられて「処分」されるペットというのは年々増加してるんだそうで、こういう税をかけることで本当に防ぐことができるのならそれは喜ばしいことなのですが…。
…なんかまた「取れるところから税金取る」方向の考えなような気がしてならんのですが。
「ペット税」とは今現在イヌやネコを飼ってる人から新たに徴収するわけではなく、新規でペットを買う時に値段に上乗せする形で考えてるんだそうであります。つまりは買う側してみれば単純な値上げにしかならないような。もちろん、値上げ分は↑記事によれば鑑札やマイクロチップの普及・動物収容施設の収容施設期間延長・マナー向上啓発運動費…などにあてられる、とのことですが。…でも実際にどういう風に成果が上がるのか↑ちょっと分かりにくいような気もしてます。マナー向上啓発って言われてもなあ…今までだってそういう活動を全然してきてないわけじゃないでしょうに。
…なんだか対症療法だけやってそれで終わり、ということになりそうな。税金取ればそれでいい、というもんではないと思うのですが。

二つ目。アメリカ。買ったお菓子の箱から1万ドルが(Yahoo!:JIJI)…スーパーでお菓子買ったら箱の中から1万ドルが出てきた…というお話なんですが。でもよく読んでみるとツッコみどころ満載なような。
コトの発端は現在も進行中の金融危機なんだそうで。これにより地方銀行の行く先に不安を抱えたおばあさんがお菓子の箱に現金を仕舞いこんでしまう。しかもそれを箱ごと持ち歩く…しかし、なぜかその「お菓子の箱」を現金が入ったままスーパーに返品してしまう、という…色んな意味で大丈夫なのかな、と心配になってしまいますが。一旦現金を収めたってことはいくらのり付けし直したとは言え開封済みなわけですし。それをよく確かめもせずに(普通だったら中身減ってないかとか気にするんでは)返品として受けてそのまま陳列してしまうスーパーもスーパーですし。日本より高額紙幣のあるアメリカですが、それでも数十枚も紙幣が入ってりゃかなり外見が違って見えると思うんですが…まさか小切手で入れてた、とか…? でも記事では「現金」となってますよねえ…。
…ある意味では何も知らずに買った人が正直に届け出た、てのが一番大きいのかも知れません。ある意味美談なんですけど昨今の事情からするとある意味哀しいお話ということになってしまうのかも…。

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12/27/2008

二つほど 12/27

「そんなに…?」で二つほど。

一つ目。アメリカ・オバマ次期政権での就職希望者殺到中(CNN)…ホワイトハウスや各省庁で働く人を募集したところ30万人以上の応募が…とのことで。もちろん一緒に政治活動をやる人を募集してるわけではなく。8000人程度のスタッフを募集、ということのようですがそれにしても。30万人以上…多いのか少ないのか、と思ったら↑記事によれば2001年のブッシュ氏の場合は4万4千人。1993年のクリントン氏の時は約10万人だったそうで。…しかも両氏の数字は大統領就任式直前のものなので、これからまだまだ増えそうなオバマ氏はまた違った結果になりそうではあります。
これも一種の公募ということになるのでしょうか…。
やはり日本の場合と比べてしまいますが。例えば首相公邸で働く人を募集、とかやったら面白そうではあるんですが…それこそハロワとかで。無論のこと東京在住でないといけないのですが…学歴はやっぱり大卒以上で資格はこれくらい、とか色々細かい条件が付きそうな。新卒採用ではなく転職限定にしたらそれはそれで面白いことになりそうなんですが…もちろんウラ?では素行調査もやる、と。
…でもそういうのですら無理そうな雰囲気ではあります。それに日本でそういうことやっても結局は出来レースで終わりそうな気もしますし。

二つ目。9本脚のタコ、展示始まる(Yahoo!:紀伊日報)。いわゆる「脚」の数と言えばタコは8本、イカは10本と決まっているのですが…今回のタコは9本あるんだそうで。こういうのの生きてる状態での展示、というのはなかなかないのではないか、と思いますけども。
ただ…全てのタコの脚がきっちり「8本」と決まってるわけではないようで。↑記事中にもあるようにタコの脚てのはちょん切れても自生できます。その際に何かあって一本増えてしまったんではないか…とそういう例もあるんだそうで。実際、脚が「96本」あるタコ、てのも見つかってるんだそうで…そうなってくるとどんな脚なんだかよく分からんような状態になってそうな。泳いだりする時に邪魔にならんのかな、とか…。
なお。↑のヒョウモンダコとは毒のあるタコとして知られている種類であります。10cm程度とそんなに大きくはなく、体に青く光る小さな輪が浮き上がるのが特徴(だから豹紋)ですが…強い毒を突き刺す器官を持っているので場合によっては命にかかわる危険なタコです。かなり浅瀬にいることもあるので注意が必要だったりします。

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12/25/2008

二つほど 12/25

「一応、定番?」で二つほど。

一つ目。「もみじマーク」の義務化撤回(Yahoo!:時事)…75歳以上の高齢運転者に車体への貼り付けが義務付けれられていたマークであります。ま、初心者の「若葉マーク」に対して「枯葉マーク」なんぞとも呼ばれてたのは確かですが…「いじめ」ってほど大きな動きがあったのかどうか、となるとちょっと疑問だったりしますけども。
昨年義務化が決定して、今年6月の道交法改正時に施行、という流れだったのですが…義務化に対してあまりいい意見が出なかったりしたもので「じゃあ、今年一年は貼ってないクルマがあっても取り締まらないよ」という珍妙なことになってました。…違反であっても取り締まらない、軽く注意するだけ、という…ある種警察が抜け道使ってもいいんかい状態ではあったのですが。
しかも今回の「撤回」も再び改正案を出して条文なりを削除、ではなくて付則をつけて「コレはしばらく適用しないからね」というものに。…なんだかまたなあなあで済ますのかなあ、とやっぱり一種不安になりますが…。
…実際はこういう例って多いのかなあ、と思ったりもします。条項にはきちんと書いてあっても付則やら何やらで「あ、コレナシね」ってのは。明記されてあっても実際は全然活用されてない、てのよりはまだマシなのかも知れませんが。

二つ目。Get'im!! サンタクロースを捕まえろ!…Official NORAD Santa Tracker
これも何年か前からこの時期には「追跡」してきた行事?なんですが。でも最近は全然リアルタイムでは「追跡」してないなあ…。
NORAD(北米航空宇宙防衛司令部)はその名の通り北米(アメリカ・カナダ)の空を守る立派な軍事組織であります。そのためさんたくろーすなんぞと言う未確認な飛行物体も当然捕捉済みなわけで…世界のどこにサンタさんがいるか、ということも分かってしまうわけです。
…「北米」の組織がなんで全世界の空の詳細まで知っとんのや…というツッコミは、まあ、ヤボってことにしといてください…。
英語だけではなく日本語を含む複数の言語版があるので英語分かんなくても楽しめます。…以前は、なんかどっかアヤシイ日本語(それはそれで逆に雰囲気あったんですが)だったんですが、最近はきちんと?したのに変わってるようであります。
やっぱ、こういうのはリアルタイムで楽しんだ方がいいのかも知れません。来年こそは…「追跡」できるかなあ…?

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12/19/2008

かなり…いやそうとうキビシイ

たばこ規制枠組条約締結国会合が三つのガイドラインを新たに採択(iza!)…。
「病気や死亡の原因となり、社会的病害や貧困を増大させることが科学的に立証されている製品を製造販売するたばこ産業の権益は、公衆衛生政策が目指す利益と根本的に相反する」(「」内↑元記事より引用)
ちょっと分かりにくいんですが大まかに言うと
「あぶねえ商品と分かっててもうけを出してるたばこ関連産業なんて、他のみんなのこと考えてない自分勝手なヤツばっかだ」
ってとこでしょうか…かなり厳しい内容だ…。嫌煙家は大喜びでしょうけど、愛煙家からすれば「またかい」と肩を落としたくなるような内容ではあります。ただ、現時点では法的な拘束力はないわけで…つまりいきなりJT解散、とかそういうことはなく。世論をそっちへ持っていくための起爆剤としてあえてこういう過激な表現とってるんかなー…と勘ぐってしまったりしてます。

多分もっと細かい内容がさらに今後出てくると思われますが…今回の「三つ」てのは大体こんなとこのようで。
1.販売促進に繋がるから、たばこ産業の社会的に目立つ行動はダメ。
2.店頭陳列・自販機も販売促進に繋がるからダメ。たばこ産業の人道支援も販売促進に繋がるからダメ。
3.たばこの箱ってカラフルだよね。でもそれだと販売促進に繋がるからダメ。もっと地味に。
これは自分が結構意訳的に表現直してますんで、本来の意図とは若干違ってくるかもしれませんが…どうせいっちゅうんじゃ、てのは変わらんような。本気でたばこ産業潰しにきてるんかなー、と。
実際、これを受けてかどうかは分かりませんが2011年からイギリスではたばこの陳列販売を禁止する(iza!)ようですし。てことはたばこ買う時はダミーか何か並べておくのかあるいはなんだか秘密酒場みたいに「あれ…」とか暗号とかで買うようになるんだろうか…昔、まだたばこのテレビCMがOKだった頃にラークか何かで合言葉ネタがあったように記憶してますけど…まさかあれが現実のものになるかも知れんとは…。

まあ、実際のとこ↑が正確に実施されれば日本に限らず世界的にたばこ産業が壊滅状態に陥ることは間違いないと思われますが…どうなんでしょ。法的拘束力はないから大丈夫だろ、と楽観視できるような状況ではないですし。かと言ってそこまでやるのはなあ…となんだか同情的?にもなってしまうのですが。自分は現在は喫煙者じゃないんですが…こういう流れだと次は「たばこすってるシーンがある映画はダメ」とかそういう方面に走りそうで(一部そうなってるってな向きも)ちょっと怖いんですが。
…でも世論の波ってきちんとじっくり作っていけばここまでできるんだな、という一種の見本ではないかな、と…って、これもちょっと怖いですか。一度やり玉に上がるとこういうとこまで来ちまう、と言う…。

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12/17/2008

使い分け

イギリスの「ヤード・ポンド法」継続へ(iza!)。こういうのは日本ではちょっと理解しにくいかも知れませんが…ある意味習慣の勝利とでもいうんでしょうか。やっぱり慣れ親しんだものの方がイイ、ということなのか…あるいは伝統や文化を守り育てていく気風がある、ということなのかも知れません。
…古いもんをただ守っていくだけで変化させないってのは怠慢だ、という声もありますが。まあ、新旧どっちに傾きすぎてもいかんような気はします。ヤード・ポンドの方が皆慣れてるし文化の一部だから残す、というのもアリですし逆に他の国との兼ね合いを重視したいからメートルにする、というのもまたアリなんではないか…と。
Google検索:単位変換

日本でも昔はメートル法は使ってませんでした。明治になってから変更されましたが…今でも使うところでは使ったりします昔の測定法。着物の丈なんかもそうですけど…釣りでも。両手を広げた長さを「一ひろ」と言いますが、これは沖釣りなどでタナ(魚がいる深さ)を表す時に使ったりします。
「今日はどれくらいかねえ?」
「そうだな、十ひろくらいかな」
と聞くと糸を両手で広げて調整したりします。…ま、最近では魚群探知機の小型便利化とか電動系の発達も目ざましいもんがありますんで、場合によっては使わないもんかも知れませんが。
…しかも当たり前ですが「両手を広げた長さ」てのは個人差がありまくることになります。正確ではないわけですが…それでも魚釣れるんならそれでもいいんじゃないかな、と。魚だってきっちりンmンcmの位置にいる、ってわけじゃありませんし。

ただ、そういう風に正確でなくても構わない場合と、そうでない場合があるわけで。重要な取り引きの場合は正確さが要求されることになりますし。国際的なもんだとさらに単位は統一してあった方がスムーズか…と。
場合によって使い分けることができたらそれでいいんではないかな、と思うのですが。無理に均一化しちまうのもなんだかもったいないような気がしますし…。

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12/09/2008

どっちでもいいってわけには

いかないんでしょうなあ…。
ギリシャvsマケドニア、国名論争まだまだ続く(iza!)…「マケドニア」の名は紀元前のアレクサンダー大王の時代に隆盛を誇った国の名前。当時はギリシャも支配下に置いていたため(むしろ統合と言うか吸収と言うか同化と言うか)現ギリシャの「マケドニアはギリシャの一地方」という主張も分からんでもないんですが。
アレクサンドロス3世(Wikipedia)
「古代」マケドニアはアレクサンダー大王の死後分割、そのうちの一つが現・マケドニアになってるわけですが…民族的に「古代」とは繋がりはないんだそうであります。

古代マケドニア王国のアレクサンダー大王と言えば東征による「東西融和」でも知られています。
地中海から東へ東へ…とその版図を広げて行ったわけですが、行く先々には当然ですが自分たちとは全然違う文化があります。宗教的にも人種的にも様々。古代マケドニア軍は非常に強力でそういった各地を平定していったんですが…そこで取る選択肢は二つ。自国の文化を押し付けるか相手の文化を取り込んでしまうか。
…結果として後者を選び、東端の日本にまで影響を及ぼす「東西融和」文化が生まれることになったわけであります。
…実際のとこ、どうだったのかな…と思うことはあります。これ、その当時からしてもかなり珍しいと言うかなかなか受け入れられない考えだったんではないかなー…と。普通は征服した土地に勝者側の文化を持ち込んで、敗者側の文化が同化はしていくけども勝者側の色が濃く残ってしまう、ということになるんではないかと思うのですが。
もちろん古代マケドニアのだって勝者と敗者半々てわけでもないのでしょうけど。…当時は非難とか反発とか結構あったんでは…とか。
一つには時間もあるのかも知れません。紀元前、ということでざっと2000年以上。それだけ経ってしまえば当時は突飛なことでも少しずつ受け入れられていって何とかカタチになっていくもんではないか、と思うのですが。

国家間の問題てのもそういうものかも知れません。…時間が経てば色々と変化していく…すっぱり解決とかそういうのではなく。少しずつカタチを変えて皆に浸透していくもんなのかも知れないなあ…と。

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12/03/2008

柳の葉の魚

「柳葉魚」と書いて「シシャモ」と読むそうな。由来はアイヌ語からで、川に柳の葉を流したところ転じた魚がこのシシャモだったから、とされるそうな…。
この「シシャモ」ですが。居酒屋でも「子持ちシシャモ」は定番メニューですし場合によってはスーパーなどで安く買うこともできます。…しかしコレは本当の「シシャモ」ではない、というのはよく言われていることで。「カペリン(カラフトシシャモ)」という別の魚が流通のほとんどを占めていて本当の「シシャモ」はごくわずかであります。
…そのカペリンですが今後安くなる可能性があるんだそうで。資源保護のため5年間禁漁していたノルウェーが漁を再開するためで今春から輸入が再開されるのでは…と(Yahoo!:フォーサイト)

↑記事によればノルウェーが再開した漁業枠の1割を日本に輸出しただけで供給過剰になる恐れがある、とのことで。…もちろん自国内での消費も見込まれるのでしょうけど。例えばアイスランドでは貨幣のデザインになるほど親しまれている魚ですし、ノルウェーでも食べられているのではないかな、と。
それでも輸出に参入してくるとなると安くなるのかな、という期待感?もあったりします。物価高騰と言いつつ実は探せば安くなってたり割安感が高くなってたりする食材や資材も多い昨今ではありますが…シシャモ(カペリン)は今よりも安くなるのかな…と。
ちょっと、楽しみではあるんですが。さて。

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11/24/2008

二つほど 11/24

「動物?」で二つほど。

一つ目。イギリス…約400年前に絶滅したビーバーを復活させる試みが(CNN)。すでに絶滅→他の国からペアを複数もらってくる…というのは日本ではトキがその例になりますか。…トキは放鳥後も順調のようですが…ビーバーはどうなんでしょう…?
ビーバー、と言えばネズミやリスと同じげっ歯目ですが木で小さな「ダム」を作って水をせき止め、やはり木で作った巣の入り口を常に水の中にキープする、という習性でも知られています。
ビーバー(Wikipedia)
…実は南米アルゼンチンはフエゴ島では過去に導入したビーバーが増えすぎて困ってるんだそうですが。しかし逆にスコットランドでは絶滅を復活させるために色々とやってる、ってのもなんだか不思議な話ではあります。なお、「ビーバーはアメリカ大陸にしかいない」という認識も結構一般的だったりしますがヨーロッパビーバーというのも相当数存在していました。
一説によると戒律により肉食を制限されていた宗派の修道士が「あれは尾にウロコがあるから魚だ(魚食はOK)」ということで捕えまくって食べまくって数が激減した…というのもあるんだそうであります。…似たような話に「ウサギはなぜ一羽二羽と数えるか?」てのがありますが。こっちはウサギは飛ぶように走るから鳥だ、獣ではない…ということにしてやっぱり食べてた、とかそんな話ではあります。

二つ目。中国…パンダに抱きつこうとして噛まれる(CNN)。なんで檻の中にまで入ったんや…と。2mの柵を乗り越えて、てのは呆れを通り越して感動ですらありますが。…しかも過去に似たようなことがあった、てのも…。
ぬいぐるみなんかで見るとかわいいものではありますが、パンダ。ただ…性格は実は結構荒いんだそうであります…腕力も相当なものらしいですし。竹食ってのほほん、というイメージもありますが…ああいう草食は量をこなさないといけないので食うのに必死であります。同じようなギャップ?にクマがいますけど、こちらはまだ猛獣と認識されてるんで↑こういうことはなさそうではありますが。
目、見たらなんとなく分かるような気がしてるんですが。テレビのパンダ特集とかでも成獣の目、てのは結構怖いような…。
しかし幼獣の愛らしさ、というのは世界共通なようで変わらず人気があります。…コレ、実は力のある他の動物(例:ヒト)に守ってもらうよう「可愛い」方へわざと進化していったんでは…という説もあるんだそうであります。

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11/22/2008

すでに一つのビジネス

「海賊ビジネス」…アフリカ東部沖合いで船舶を襲撃→身代金を要求、という海賊行為がすでに一つのビジネスと化しています。タンカーのような大型船舶まで襲撃されたニュースもありましたが、身代金交渉は現在も続いていたりします。
Yahoo!海外トピックス:海賊
つまりは突発的に犯罪として船舶を襲うのではなく…集団で計画的に船舶を襲って代理人を通じて交渉、身代金目的で条件次第で人質や船舶を返す、ということで。推測ですが相場とかそういうものも存在してるかと思われます…。

映画なんかでよく見る「海賊」ですが。航海中の船を襲って積荷を奪い、それを売り払ったら後は豪快にドンチャン騒ぎ…というのがよくある流れ?になってますが…実際はどうだったのか、となると。結構色んな資料も出てたりしますけども、やっぱり現実はそう簡単なものではなかったようで。…まあ、だから創作上の「海賊」の方が↑こういう夢?とロマン?に満ちあふれたものになってるのかも知れません。
海で船舶などを襲う、というのは恐らくは船の行き来が盛んになってきた頃からよくあったことではないかと思われます。それが組織立ってきたのは大航海時代以降から。対立する国の船を襲わせて積荷や人質を奪う「私略船」というのが出てくるようになります。これは略奪許可証という国の正式なお墨付きをもらった「公認海賊」で…奪った金品の何割とかそういう相場で雇われてました。
…すでにこの辺りからビジネスとして成り立っていたわけで。
中にはこういう「海賊」から海軍に昇格したり軍人になったり市長になったりするケースもあったりしたんだそうで…。

ところが時代が下ってきて事情が変わってくると、そういう連中を切り捨てるようになってきます。あぶれて食い詰めた連中が思うままに暴れまわる…。そこで本当の意味での「海賊」つまりは「海の盗賊」が出てくるようになります。その舞台の一つがあの「カリブ海」で。…実は相当に残虐な行為も働いていたとかそういう話もあります。海賊は捕まり次第縛り首、てな伝統?もこの辺りの時代から来てるんではないか、と思われます。
…この辺も、まあ、一種のビジネスなんですが。ただ、どこの海でもこういう手合いがごろごろしてた、というわけではなさそうで…その辺も現代にも通じていますか…後に来る産業革命以降、じょじょに姿を消していったようではありました。

が…最近になって増加。アフリカ東部のソマリア辺りが温床とされてますが…一年間に身代金などで144億円払っているとかそういう話もありますし。当然色んな国の海軍が出張ってはいるんだそうですが統一ルールがあるわけではなく、他の国の船籍の船には臨検できない、とか。各国同士で連携ができるわけでもないのでバラバラに行動して意味がなくなってる…とか。
政情的にも不安定な地域なので「海賊」に転身する者が多いのも問題の一つ。…こういうのは各国でまとまって色んな方面から協議して行かないとなかなか解決しないと思うのですが…難しいのかなあ、やっぱり。↑の「カリブの海賊」も各都市の連携によって減っていった、とかそんな話もあるんですが。

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11/16/2008

高いハードル

12/1に発効する日本とフィリピンの経済連携協定(EPA)によるフィリピン人看護師・介護福祉士受け入れが来春にもスタートする予定なんだそうですが…日本はハードルが高くて就労意識が薄くなる(iza!)、という批判が向こうにはあるんだそうであります。

最も「ネック」となっているのはやはり言葉の問題だそうで。
日本で看護師・介護福祉士として働くには当たり前ですが日本のそういった国家試験に受からないといけません。もちろん全部日本語。しかしフィリピンてのは現地語もあるんですが英語が主流で。…なかなか日本語が理解できない…と。そのため勉強した候補生が日本へ行くよりは英語の通じそうな他の国へ行く、というケースが増えてるとのことで。
…ある意味これは仕方ないことなんでは、と思われますが。よくある設問に「頭が痛い」は英語で「headache」ですが、じゃあ「しくしく痛む」「ぎりぎり痛む」は…? てのがあります(自分も分かりませんが)。日本語しかできないとこへ英語しかできない看護師がいても意味ないでしょうし、英語しかできない介護福祉士がガイジンなんか見たこともないお年寄りのとこ行っても何もできないでしょうし。前に別件で書きましたけど、日本語てのは大系が英語などとはかなり違って互換性がゼロに近いので、全然知らん者同士でお互いがしゃべってることを理解することはほぼ不可能に近いことではあります(もちろん人間同士ですんである程度のコミュニケーションはとれるでしょうけど…日常会話じゃなくて専門的な場でンな悠長なことやるわけにもいかんでしょう)。
言い方はちょっと酷ですが…そういう「壁」を乗り越えられる人でないと日本に来ても意味がないような。「ニホンゴムズカシイ」のだったら日本でこういう専門的な職場では長続きしないのでは…と。コトは日本語だけではなくさらに日本独特の風習や慣習にも通じていかないといけなくなるのですし。

でも…記事中の「介護福祉士は大卒か看護大卒が受け入れ条件」(「」内↑元記事より引用)てのは…さすがにどうか、と思われますが(看護師の方は特にないのかな…?)。普通に日本で介護福祉士になろうとすると、通常は専門の学校に行くか3年以上の実務経験を積めば国家試験の受験資格を得ることができます。…学歴あんまり関係ないじゃねーか、と。それでもこれでも大分規制緩和された方だ、という意見もあるらしいのですが。

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11/13/2008

水の、おはなし

来月にも和製「水メジャー」立ち上げへ(iza!)。「メジャー」と言っても野球のそれではなく。「major」つまりは大きいとか大部分とかそういう意味を持ち…世界的に影響のある組織と言うか企業集合体のことを言います。有名なとこでは「石油メジャー」とか「穀物メジャー」とか。
現在でも実は問題あるとこではかなり問題のある「水」に関してもこういう「メジャー」が存在している、というお話ではあります…。

水というのは空気と一緒で人間の活動には欠かせない物質でもあります。
日本の場合ですと、常に水のない地域、というのは…まずないんではないか、と。瀬戸内海地方は雨も少なくニュースなどでも時々「渇水」と報道されたりしますが…それだって年がら年中、というわけではありますまい。世界で見ると「水を得るのに困難な地域」というのは実は結構あったりもします。
そういう地域はどうするのか。と言えば…どこかから持ってくるしかないわけで。例えば井戸を掘る。水のある地域から水道を引っ張ってくる。あるいは海水や飲用に適さない水を処理して使えるようにする、とか。
しかしそういう地域は「技術」がない場合も多く、どうしても「技術」のある集団の助けを借りないといけなくなります…。

日本と欧州では、ちと事情が違うようで…今は、いわゆる「水メジャー」というのは欧州の企業連合に対して使うことがほとんどです。これは水の精製から水道の敷設、さらには水道料金の徴収まで行なってくれるという、至れり尽くせりな連合。日本ではお上が水道作ってその使用量に応じてお金を払う(しかも料金はそれほど高くないように設定されてる)のでそういう「水を全部自分たちで管理しよう」という概念そのものがなかなか定着しないような、そんな気もします。そもそも水をビジネスチャンスとして捉える、ということ自体が難しそうな。…蛇口ひねれば100%ほぼ確実にきれいな水が出てくる環境、てのが実は相当に恵まれている環境なんだ…というのを皆に認知させるのは生半可な説明では無理なような気がします…。
そこで欧州の「水メジャー」に世界の水は牛耳られているのが現状なのではあります。

しかし日本には他にはない「技術」があります。じゃあ、その技術でもってその「水メジャー」に殴り込みを…と言っても↑のように管理を全部やる、というのはなかなかに難しい。でも「技術」はあるからこのまま行くと「下請け」だけで終わってしまう可能性が…という危機感から「和製メジャー」を、ということになったわけです。
…今後は日本でだって水資源の減少てのはあり得るかも、知れないことではあります。こういう方面から切り込んで行くというのはかなり有効な気がするんですが…さて。

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11/06/2008

二つほど 11/6

「よく分からん」で二つほど。

一つ目。アメリカのミネソタ州で「貯金箱8コ」を盗んだ男を逮捕(CNN)。容疑は「不法侵入」となってますが、そのうち「窃盗」になるのかも…。
記事をパッと見た時は何が何だかよく分からんかったのですが。
男が不法侵入して(別件の不法侵入で保護観察処分中)貯金箱8コ盗む→銀行行って紙幣に換える→女友達と盗んだ金で買い物→不法侵入で逮捕…という流れのようで。紙幣に換えてもらう間ずっと待ってた、てのもなんだかマヌケな話ではあるのですが。しかし貯金箱8コって…金額からすると結構重いんじゃないのか、とか思ってしまいますが。目に付いたものがそれしかなかったのか、あるいは現金がなかったのか…。
なお、記事中の『ブタの形をした貯金箱の可能性がある。』(『』内元記事より引用)てのはなんなんだろう、コレが一番わけ分からんとこではあるのですが。

二つ目。「Batman」が「Batman」を訴える(Yahoo!:産経)。著作権侵害とかそういうのではなく「名称の不許可使用」なんだそうで…トルコの「バトマン」市が映画「バットマン」を訴える、というものであります。
最初は何か映画に中で勝手にバトマン市でも出てきたのかな…と思ってたんですが、そうではなく。実際にアルファベット表記だと両方「Batman」になるんだそうで(読み方の違いかあるいは慣習上の表記でトルコの方がバトマンになってるようで)。…そりゃあ、まあ、たしかに許可なく勝手に名前使った、というのも…一理あるような気はするのですが…。
なんで今さら、と。しかも「映画」の方で。バットマンは元々マンガ原作ですんで、やるならそっちからじゃないのかな…とか。なんか別の意図があるならまた話は違ってきますけども。

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11/05/2008

大統領っ! 2008 結果

2008年アメリカ大統領選挙、民主党のオバマ氏が勝利宣言…。
Yahoo!海外トピックス:アメリカ大統領選挙
これで黒人初…と言うよりも初の白人ではないアメリカ大統領が誕生したことになります。歴史的に見ても大きな「変革」となるのでは、と思いますが。「いくら事前に評判が高くても黒人だから当選できないだろう」なんてな噂があったくらいですし。大統領になれるのは人種や性別・宗教で最初から決まってる、という話はまことしやかに伝わっているものですし。それを破ったが故に暗殺された大統領もいる…という話もあったりしましたし。

ただ、これで日本とアメリカの関係がどうなっていくのだろう…という漠然とした不安?のようなものも新たに生まれてきてしまいます。表面上、というかコメント上では「日本とも仲良くする」とかそういう姿勢が出てくると思うのですが…実際のとこはどうなんだろ、と。外交で表面と中身が違うことなんてのはよくある話ですし…なんか、決定的な一言なり行動なりが欲しいとこではありますが。アメリカにとっても対アジア政策てのは重要な案件のはずですし。特に中国が台頭してきてる昨今、どう動くのか…やはり気になるところではあります。
…やはりアメリカ、というのは世界の中で一、二を争う大国なわけで、こういうとこも世界から注目されてしまうわけであります…。

たしかに色々「変革」してくのでは、と思われます。こういう「変革」、日本でも起きないかなー…と個人的に期待すしてるんですが…例えば永田町の年齢刷新とか…なかなか難しいものになりそうではあります。

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11/04/2008

大統領っ! 2008

大体?今日の夜から明日にかけて結果が出そうなアメリカ大統領選挙。民主党のオバマ氏、共和党のマケイン氏のデッドヒートが連日伝えられております。どっちかが大統領となるのは間違いない情勢でオバマ氏が勝てば史上初の黒人大統領、マケイン氏が勝てば史上最高齢の大統領誕生、となりますが…。
Yahoo!海外トピックス:アメリカ大統領選挙
なお、アメリカ大統領になれるのは「native」つまりアメリカ生まれの人だけ。あとたしか何歳以上とか年齢制限もあったと思いますが別に民主党とか共和党とかに所属してなくても立候補できます(ただし当選は…)。無所属で何度も何度も立候補している、という人の話をどっかで聞いたように思うのですが。

一応アメリカは二大政党でやってますんで、民主共和それぞれが「じゃ、うちから誰出す?」てことで予備選というのをやります。うまくいくとすんなり決まるんですが、もつれにもつれたのが今回の民主党。「黒人初」のオバマ氏と「女性初」のクリントン氏の二大勢力がぶつかり合い、一時期は民主党が割れるんではないか…とかうわさされるほどになりました。普通(毎回とか常に、ってわけじゃないんですが)対立候補を副大統領に指名したりするんですが…さすがにクリントン氏はそうはなりませんでした。一説には4年後8年後(大統領は一期が4年で二期まで)を狙ってる、という話もありますが…さて。最近めっきりテレビなどへ出てくることのなくなったヒラリー・クリントン氏なんですけども。

しかしアメリカの大統領選のことを見るたびに日本とは違うよな…とつくづく思ったり。日本では政権最高責任者を直接選挙で選ぶわけではないせいもありますが…それにしても。あっちは過激すぎて逮捕者が出たりするような始末。…ちょっとやりすぎなところもありますけど…誹謗中傷合戦とか暴露合戦とか。それでもあのパワーは、ちと、分けてくれんかな…とか。まあ、国民性の違いてのもありますけど。

今後の世界情勢にも大きく影響してくるアメリカ大統領選挙。今現在は、まあ、誰がなってもそう変わりはないのでしょうけど…後々、日本にもどう影響してくるか。注目ではあります。

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10/31/2008

万聖節の前の日

万聖節…キリスト教で全ての聖人と殉職者を記念する日で「諸聖人の日」とも呼ばれます。英語では「All Hallows」「Hallowmas」となります。で、これの前の日つまり「Hallow Eve」がハロウィン(Halloween)なわけであります。万聖節は11/1ですんで今日、10/31がハロウィンということに。
諸聖人の日(Wikipedia)
ハロウィン(Wikipedia)
キリスト教系の行事なんですが…そもそもはケルトの人たちの行事だったのをキリスト教が取り入れたもの、とされています。が、厳密にキリスト教の行事だ、というわけでもないせいかどこの教会行っても必ずやってる、というものではないんだそうで。アメリカのアレは有名ですが、国によってはあんまり良い目で見られてなかったりもします。

「アレ」てのはつまり仮装行列やらお菓子やらイタズラやら、てことで。
日本では最近は自治体のお祭りのような形でフツーに仮装やったりするようになってきてますが…個人的にはどうなんだろ、と思ってたりします。結構あっちの文化てのは形はどうあれ日本にも根付いてきてるんですが(例えばクリスマスとか)ハロウィンはなあ…なんか、合ってないと言うか…ただお祭りにしたい人たちがなんとか根付かせようとしてるだけなんじゃないのかな…とか。
昔々から続いてきてる伝統的な行事や慣習ならともかく、こういう「外へ向かう」タイプてのはなかなか難しいんでは、と。「仮装」も「お菓子」も誰か、それも知らない人と関わらないと成立しないもんばかり。そういうのは昨今の日本では根付きにくいんじゃないのかな…。そんな気がするわけであります。

しかも何かと忙しい10月末ですし。ただの仮装パーティなら別にこの時期限定にする必要もないわけですし。
さらに…去年はアホな外人が山手線で大騒ぎして迷惑かけまくって、今年は厳戒態勢とか(Yahoo!:産経)なんだかそういうマイナス要素も出てきてしまってますし。
…無理に広める必要もないんではないか…と。合うモノなら自然と吸収されてそのうち何かの形になるもんではないんだろうか、と思っているんですが。

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10/30/2008

二つほど 10/30

あんまし関係なさそうなのを二つほど。

一つ目。アフリカ・ナミビアで象牙の競売、日本と中国が8トンを落札(CNN)。1989年から全面的に取り引きが禁止されてきた象牙ですが。理由はもちろん象牙を持つ「象」の減少にあります。が、一定数でも象の生息数が回復したと確認されたのかいくつかの国では象牙輸出を再開した、とのことで…今回の落札に繋がったようです。
これまでも象牙の輸出というのは非合法で行なわれていたのでは、と思われますが。今回のは「合法」となるんでしょうけども…色々と議論を呼びそうではあります。今後も継続していくのかどうかは分かりませんが、そうなればなったでなんやかんやありそうですし。

二つ目。年賀はがき本日発売(Yahoo!:毎日)。今秋もっとも厳しい冷え込みとなった今日、年賀はがきが発売となりました。もうそういう季節にまで来ています…一年てのは早いものではあります。
昨今のはがき離れと言うか手紙離れと言うか、そういう事情もあるにはあるんですが。それでもまだまだ健在なような気がしてます。メールなんかがいくら発達してもこういうコミュニケーション手段てのはなくならないような。メールじゃ味気ない、てな人もまだまだたくさんいそうですし。
…そろそろ年賀状の図案を考えないと。12月なんてのは気がつくとあっと言う間に来てしまいます…。

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10/27/2008

マグロ漁の存続

なんだかちょっと気になるニュースが。
…クロマグロに関する「規制」というのはこのあれこれでも何度か取り上げてますし、テレビのニュースなんかでも盛んに流れていたものですが。「マグロが食べられなくなる?」とかそういった論調だったのですが…。
この手の「マグロ管理」を国際的にやってるのが「大西洋まぐろ類保存国際委員会(ICCAT)」(外務省)という団体であります。「大西洋」とアタマについている通り大西洋を中心に活動してますが、最近話題になってる地中海の畜養事業なんかにも提言している団体ではあります。…もちろん他にも太平洋系やインド洋の「まぐろ類保存国際委員会」てのは存在しています。
で、このICCATに関して一昨日の10/25の午後2時くらいの記事ではクロマグロ漁獲枠(地中海と東大西洋)の半減を提言(@nifty:読売)だったのですが…これが昨日の10/26の午後5時くらい、約1日後の記事ではクロマグロ漁(地中海と東大西洋)の中止を勧告(@nifty:共同)ということになってしまいました。相当に切羽詰っている状況のようであります。

来月にICCATは年次会合を開く予定なんだそうで、そこでは恐らくクロマグロの漁獲枠削減が出てくるんだろうなあ…という予想は結構あちこちで立ってたんですが。実際、諸事情あって世界的に消費量が増えている魚ではあります。皆が欲しがれば値が上がり、値が上がれば皆が獲るようになる。皆が獲れば数は減る…。
しかし…中止まで行く可能性も出てきましたか…。
コトはクロマグロという高級魚に関してなので、例えばスーパーで並んでいる別の種のマグロ刺身なんかに影響はない、という見方もできます。が…クロマグロだけがこういう事態になってるとは思えません。保存対象は「まぐろ類(カジキ類を含む場合もあり)」なんで安いマグロもそのうち規制対象になる…かも知れません。そもそも世界的に食用の魚は激減している…理由は環境変化や消費増加など様々…とされてますんで、「保存」するとすれば他の魚も対象になってきそうな勢いではあります。

やはりこのあれこれで何度か紹介している「完全養殖」も成功しているのですが。食卓にのぼるマグロ全部をこれで補えればある意味問題解決になるのかも知れませんが…それにはまだまだ、時間が必要なようであります。

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10/24/2008

電波の規制

アメリカ・サウスカロライナ州のお話。州管轄の刑務所で携帯電話の電波妨害装置設置を検討中…だが反対も(CNN)
なんで反対なのか、いわゆるなんとか団体の人権がどう、とか自由がどう、とかそういうことなんかいな…と思ったら携帯の電波が規制されたら刑務所周辺にもその影響が及ぶから、とのことで。考えてみたら範囲をかっちり区切って電波を規制する、なんてことはかなり難しいことですし、どこかに影響が出るのは避けられないわけではありますし…。
って、その前に刑務所内で囚人の携帯電話使用が許されてるわけもない(↑記事中でも身体検査やってるとのこと)のですけれど。

こういう「電波の規制」と言うと…日本だとATMの周辺での携帯電話使用禁止があります。
例の振り込め詐欺被害の拡大を止める一手、となってますが。ただ「禁止ですっ!」てな紙貼ってもどれだけの人が、どれだけのお年寄りが手にしていた携帯を切るか、というのはやはり疑問なわけで。そういう貼り紙を無視するってかっこよくね? とか考えるバカは置いといて…犯人に非常に切羽詰った状況を作り出されて、今携帯で連絡取りながら慣れないATM操作しないと息子が…! となってたりしたらATMの前で携帯使うのは当然、と言えば当然、となりそうではあります。人間、周りが見えなくなる瞬間てのは結構あるもんではあります。
そこでATMの周辺に携帯電話の電波に対する規制装置を設置して、強制的に携帯を使えなくしてしまおう…という取り組みがあったりします。すでにどっかで試験的に導入されてた…ような気もしますが。これだと携帯が一切使えなくなるので詐欺の被害も減るのではないか、と期待されています。

…実際は最近はATMとは違う、別の現金運搬方法使った詐欺出始めていますし、こういうのは結局はいたちごっこになるんで携帯禁止されてもその穴を見つけられるのは時間の問題だ、という言い方もできるんですが。
↑のニュースと絡めて考えてみると…そのATM周辺では携帯電話が使えなくなるかも、あるいは使いにくくなるかも…とかそういうのはないんだろうか、とちょっと不安になったりもします。ATM自体はそんなに大きくないハコですんで、範囲をきっちり設定できれば問題ない、とは思うんですが…本格的に導入するのならそういうところもきっちり示して周辺住民に知らせた方がいいのかも知れません。

ところで。↑記事の刑務所ですけど。携帯の電波規制するってことは刑務所側の携帯電話も使えなくなるってことなんですが…さすがにそういう方面への対策は練ってある思うのですが…?

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10/22/2008

二つほど 10/22

「携帯」「イエティ」で二つほど。

一つ目。ナンバーポータビリティ、利用者予想の半分程度(Yahoo!:産経)。今月24日で二年目になるんだそうですが…携帯電話のナンバーポータビリティ制度。以前は何らかの事情で携帯電話会社を変える場合、番号も変わっていたんですがこれを他社にも「持ち運び」できるようにしたのがこの制度であります。
始まった当初は結構話題になってたんですが。この「あれこれ」でも取り上げましたが…。番号そのものは持ち運べるんですが、実はメールアドレスを半分?しか持ち出せないのがどうもネックになってるようで。
例えば「n」社の○○○@dxxoxx.xxxというアドレスがあってこれを「a」社に変える場合。アタマの○○○は持ち運び先で他に使ってる人がいなければ問題ないんですが@以降は必ず@xxwxb.xxxとなってしまって結局はメアド変更と変わりない、ということになってしまいます。一度アドレス帳に登録してもらったメアドをいちいち変更してもらわないといけないわけで…これは大変な手間になってしまいます。たしか通知サービスみたいのもあったような記憶があるんですが…それにしたって結局変更しないといけないのは変わらないわけで、同じっちゃあ同じではありますし。

二つ目。日本の捜索隊がネパールでイエティの足跡?を撮影(iza!)。こういうお話は好きな方なんですが…今回は…?
前々から何度か目撃されている「イエティ(もしくはその足跡)」なんですが…↑記事の写真(20cmほどだそうな)見る限りでは…足跡っつーかその丸い穴はなんだ、と言うか。しかも三つだけて。あるんならもっとたくさん並んでるもんじゃないのか、とか。天候条件その他で三つしか見つからんかった、とかそういうことなのかも知れませんが。
…こういうので一番信憑性高いと思われるパターンは「全然関係ない調査(例えば地質調査とか植生調査とか)で訪れた科学者チーム(もちろんイエティのイの字も知らない)がこういうモノを発見」なんではないか、と思っておりますが…そういうこと言うのはヤボかも知れません。
お話はお話として楽しんでおけばいいのさ、というのはもっともではあるのですが…なんかなあ、そろそろ決定的なやつが欲しいなあ、と。それも存在否定派を一撃で黙らせてしまうようなのが…!

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10/16/2008

二つほど 10/16

「スポーツ」で二つほど。

一つ目。王特別顧問「日本人メージャーリーガー全員出場を」(Yahoo!:西日本スポーツ)…来年3月に開催されるWBC(World Baseball Classic)、つまりは野球の「ワールドカップ」の体制検討会議で、こないだ現役を引退して特別顧問になっている王貞治氏の意気込みであります。…第一回大会となる前回では監督として日本を優勝に導き、しかしその後体調不良などもあって現役を引退…今回も監督就任を、と(なんかどっかのおエライさんがトンチンカンな発言かましてましたけど)いう声もあったんですが特別顧問という形で日本チームを見守ることになりました。
…前回は…何人か来なかったんですが。日本人メジャーリーガー。
でも来たからと言って優勝できるか、というのとはまたちょっと違ってくるのか…いやいや、各個人の能力アップというのはある意味で最重要課題ですから、能力の高い選手、それもスター級がたくさん出場すればいい成績も望めるというものではあります。
しかし。それよりも問題なのはやはり監督でしょうか。…あのどっか抜けたおエライさんの言にうなずくのはなんかシャクなんですけどやはり王さんが一番適任だったのかな…とか。
若い世代でそういう人たちがいない、というのが本当は最も問題とすべきとこなのかも知れませんけども。

二つ目。フランス・スポーツ相「仏国歌斉唱中に口笛などで侮辱されたら国際試合でも中止する」(Yahoo!:産経)
フランス国歌「ラ・マルセイエーズ」(Wikipedia)
日本とはまた違った感覚で「国歌」「国旗」を敬う国がある、ということであります。例えば一見そういうことにも自由そうに見えるアメリカですが、国歌や国旗に対しての思い入れというのは相当なものがあります。前の五千円札の肖像にもなった新渡戸稲造の「武士道」が英訳されて向こうに渡った時。当時の大統領が大変に気に入って周りの子供たちにも勧めたんだそうですが…「忠義とか忠誠とかはよく分からない単語だろう。それは国旗や国歌に対する我々の気持ちだと思えばよい」と語ったんだそうであります。
まあ、成立が日本とは大きく異なるものですから、そういった違いはある意味仕方ないと思うのですが…こっちではなんでもない行為があっちではとんでもない行為になることもある…ということでもあります。

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10/12/2008

米国発世界金融恐慌…? #2

やっぱりまだまだ続きそうではあります…株価の暴落から「お金」の価値の変化から。今はまだまだ実感わいてない、というのが現状ではあります。が…これまでの値上げ攻勢というのは別件によるものでした。それがしかしこの金融不安でさらに拍車がかかるんでは、という見方もあります(実際にもう影響出てる、とか…)。…意外なところに影響が出るのも「お金」の動きの興味深いところではあります。

例えば環境保護活動。今後、環境保護活動への支援が削減される可能性があり、活動そのものにも何らかの影響が出かねない(Yahoo:ナショナルジオグラフィック)のでは、という懸念も出てきています。実際、自分のとこもどうなるか分からんという状況だと直接関係のない、他のところまで手が回るか…という論調は出てくるんでは、と思われます。
…まあ、自分のとこも「支援」できない組織が他のとこまで無理に「支援」する必要はないだろう、という言い方もできますが…。

一方ではこんなネットオークションも開催されてます。「アイスランド」売ります(ロイター)…アイスランドという国丸ごと一コ売ります、というオークション。記事によると10/10の午前には最高1000万ポンド(約17億円)の値がついてたんだそうで。…今はもっと上がってるんでしょうか…どこまで本気なのかは分かりませんが。但し書きに「ビョークは含んでいません」てのもなんだか逆にうさんくさくなってくるんですが…。
それでも本当に落札されたらどういう風に進むのか、というのは興味ありますけれど。
そこまで切羽詰ってる状況、ということになるのでしょうか…日本でもじわりじわりと出てき始めている影響なんですが…やはり、まだまだ続きそうではあります。

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10/04/2008

米国発世界金融恐慌…?

とりあえず回避、というところでしょうか…まだまだ分からんのですけども。
アメリカ議会、金融安定化法が成立(iza!)。これは最大7000億ドル(約75兆円)の公的資金を使って、金融機関の回収の見込みのなさそうな「不良債権」を買い取る…というものです。いわゆる「コゲ付き証文」を買い取っていくとでも言いましょうか、金融機関はほぼ無傷で債権を回収できることになりますから、これで一気に巻き返せるか…と期待がかかってますけども。
そもそもは証券会社の破綻から…いや、その前の低所得者向け住宅ローンの件もありましたか。そういうのが連綿と続いて今回の混乱に結びついているような…考えようによってはイラク派兵のことだって無関係ではない、と考えることもできます。色々と繋がっているもんではあります。
↑記事中にもありますように、実はこの法案先月29日に米下院で決をとったのですが…まさかの否決。それで今回は一般消費者向けの案件も盛り込んでの採決だったようなんですが。

なんで一回目はダメだったか、と言えばアメリカ国民感情のもつれ、と言いますか…「オレらの税金、なんでそんな連中のために使わなあかんのや」という反発があったから、とか。ついでに選挙も近いんで議員がそういう国民感情に配慮して否決に回った、てな話も。何せブッシュ大統領の所属する共和党からも多数の「造反者」が出たんだそうで、任期満了も近い大統領の求心力にも疑問が呈される始末。…非常に悪いタイミングと言えるかも知れません。これが違った時期ならまた違った結果になったのかも…。
市場はもちろんこの法案に期待していたんですが、まさか否決されるとは、と落胆。ニューヨーク株式市場では777ドル安という過去最大の下げ幅を記録(それまでの最大下落幅は911テロ直後の2001/9/17の684ドル安)する、という事態になってしまいました…。
法案通ったから一安心てのも、なんか違うような。…まだまだ混乱は続きそうな気がしてるんですが…どうなってしまうんでしょう…?

お金というか「お金の繋がり」というものは非常に興味深いもので。正に対岸の火事であるアメリカの混乱がそのままアジアやヨーロッパにも飛び火してきてます。…日本だって株価は下がってますし…どっかで何か起きるとあっちにもこっちにも影響が出てくる。そういう意味で「世界は一つ」だと思うんですが、さて。

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09/25/2008

二つほど 9/25

「印鑑」「ダイヤモンド」で二つほど。

一つ目。ユニークな印鑑、ネットで人気に(iza!)…たしかにこういうのもアリなんでは、と思いますが。
印鑑…「なにかにはんをおす」という行動は世界中にありますが…ここまで「印鑑社会」なのは日本くらいなんだそうで。フツーにそこらで売ってる「認印」からその人専用にこしらえてもらう「実印」など。…何かちょっとした時にぽん、と押す、というのはスーパーなんかで領収書発行してもらう時にも見かけたりします。署名よりは早いし印字品質も毎回同じですし。ただ、どれもこれも似たような字形になるのでやや格式ばった印象があるのもまた事実ではあります。
そこへ一つの遊び心を…というのはなかなかにイイんでは、と思いますが。自治体によっては印鑑登録もできるとのことですし…。

二つ目。大きさ4.68カラットのダイヤモンドを米アーカンソー州立公園で発見(CNN)
最初はてっきり誰かが落としたダイヤモンドを拾ったんか、とか思ってましたが。実はこの公園、世界で唯一入園者がダイヤモンドを探すことができる、という…うらやましいんだか大変そうなんだかよく分からん公園ではあります。
日本だとこういう公園は…って、日本ってダイヤとれたっけか…いや、ダイヤでなくてもいいんなら…たしか東北かどこかで砂金発掘体験ができるとか石見で銀山体験とかそういうのはありますけども。そういうのに参加してたら偶然にダイヤモンドを発見してしまった…という感じではないような。明らかに狙って来てますよね…この夫妻。
しかしハリケーンで探しやすくなるってのも…意外と言えば意外ですけどかなり納得できるもんではあります。世の中、何がどう繋がってるか分からんもんではあります。

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09/20/2008

国それぞれ

になってしまうのかも知れませんが。…それでもこういう発言はさすがにヤバいだろ、と。
ドイツ・バイエルン州のベックシュタイン州首相が「ビール1リットルくらいなら飲んで運転しても問題ない」発言(Yahoo!:毎日)…そりゃ、日本よりもはるかに厳しい基準でビール造っててビール消費も世界で3位とか4位とか。中国アメリカに1位2位は渡してしまってもやっぱり「ドイツ=ビール」という構図はそうそう崩れない…と、そういうお国柄であってもなあ…こういう「飲んで運転してもいい」と取れるような発言を公人がすべきではないと思いますけども。
なお「州首相」とは…ドイツは州それぞれが一つの国家のように機能しているので「州」の「首相」が存在していることになる、ということであります。

こないだの改正で日本の場合は呼気1リットルあたり0.15mg以上0.25mg未満と0.25mg以上の二段階で「酒気帯び」と判断されて処罰されます。これとは別に明らかに酔った状態では「酒酔い」と判断されてさらに重い罰が課せられることになってます。
飲酒運転の罰則等(警視庁)
…こういうのは国によって違うものではありますが…↑記事によればドイツは0.25mg以上で飲酒とのこと。
でもって他の国のこととなるとこれはやっぱり千差万別色々あるわけであります。
ECE 構成国におけるアルコール規制値(道路交通関係条約集)
呼気・血液中アルコール濃度の上限が「0.0」になってる国があるってことは、その国では酒飲んでないけど何かで反応が出ちゃった…てな場合も処罰されるんかな…いや、その辺は事情説明したら分かってくれるんだろうか、とか余計な心配をしてしまったりします。
本当ならそういう懸念?があっても「0.0」がベストなんではないか、とも思いますが…やはり難しいのかな…。

なお、当然ですが飲酒運転はかなりタチの悪い犯罪です。事故を起こすとか起こさないとかそういう話ではなく…自分の肉体を完全にコントロールできない状態での運転なんて危険以外の何物でもありません…。

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09/17/2008

りーまん・しょっく

段々じわじわと世界中へ広がってます。…158年続いたアメリカの投資銀行及び証券会社である「リーマン・ブラザーズ(Lehman Brothers Holdings Inc.)」が破綻しました。
リーマン・ブラザーズ(Wikipedia)
日本にも法人のある組織なんですが社員も「何も知らない」などと驚きが隠せない様子(iza!)だった、とのこと。
…そもそもは日用品店だったそうなんですが。それが金融関係での発展をとげてこれまでのような大企業になったんですが…例のサブプライムローン問題辺りからどうも雲行きが怪しい、というような噂が出てきて。ついに破綻してしまったわけです…。
そして。アメリカのことだし、別に金融商品買ってるわけじゃないから特に関係ないっしょ、と日本も楽観視できない、かも知れません。リーマン・ショックによる影響で世界的な不況→給料削減なども?(Yahoo!:産経)

どこでどう繋がってるのが分からないのが金と縁なわけですが。
今回の破綻で大きな影響を受けるのはアメリカ国内はもちろんなんですが…実は世界中の金融機関だったりします。簡単に言えば世界中の銀行から金借りてるわけです。日本もその例に漏れず。多数の金融機関が融資していてその総額は1700億円にのぼる(iza!)とのことです。…つまりは日本の金融機関の場合約1700億円リーマンに貸していたわけです。が、相手が破産?しちまったんでその分回収しきれそうもないんでは…と。
実際は丸々1700億円てわけじゃないようなんですが。当たり前ですけど、貸す場合てのはある程度のリスクは覚悟してるはずですし保険なんかもあります。が…それでも全額保証されるわけないでしょうし。金融庁が日本法人に対して期限付き業務停止命令と「資産、勝手によそへやるなよ」って命令も出してますが…それでも十分とはいえないでしょうし。もちろん、こういう事情は日本だけではなく世界中にあるわけです。
世界的な不況の引き金になるのではないか、という恐れもあるわけです…。

経済金銭的な不安ももちろんですけど、怖いのは今後連鎖的に思いもよらないところから何か出てくるんでは…という不安かも知れません。「風が吹けば桶屋がもうかる」ではないですけど、こういう大手の「金」「縁」を扱うところが潰れてしまうと…一体どんな影響がどこから出てくるのか、ちょっと分からない向きがあります。そんなに影響ないだろう、というのといやいや、十分に気をつけた方がいいという意見が色んなところから出てきてて(何かありそうだから気をつけろ、という意見の方が多いような気もしますが)てんやわんやでもあります。
…個人的には楽観視はできないんですけど、しばらくは注意深く動静を見守っていきたいと思ってます。ホント、何が出てくるか分からん状態なんではあるんですが、ここで慌てても仕方ない、てのもまた事実ですし。

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09/01/2008

カリブ海では

また深刻な被害が出そうであります…ハリケーン・グスタフ。
日本時間で明日9/2にも米本土上陸か…カテゴリ5へも?(Yahoo!:毎日)三年前にルイジアアナ州ニューオリンズなどに多大な被害をもたらしたハリケーン・カトリーナ。その傷跡も完全に癒えてないのにまた強大なハリケーンが…!

「とにかく逃げろ」
厳密にそう言ったわけではありませんが…ニュースでニューオリンズのネーギン市長が全市民に対して非難「命令」を出す映像をやってた時は、ほとんどそういうニュアンスでした。「今世紀最大の嵐だ。やり過ごせると思うのは大きな過ちだ」(「」内↑記事より引用)…実際、ハリケーンから逃れるために大変な混雑になっているようです。
なんで最近はこういう巨大ハリケーンの被害が増えているのか…地球温暖化等の環境の変化をあげる声もあるんですが…まだ確定とは言えません。いや、確定したって結局今までと変わらん、てことだったら意味はないですし。

一方日本では全国的に続いていた雨も一部地域を除いてようやく一段落、というところではあります。…8月の前半は猛暑、後半は雨が…ということで結局平均気温は平年並みになってしまった、という…今後の予想が気になりますがやはり秋が深まっていくとなると気温が下がっていくのか、あるいは暑さが復活するのか(こないだの気象庁の予想では秋口から暑くなる、となってましたけど…さて)。ちょっと気になるところではあります。

そして今日、9/1は関東大震災があった日であり…「防災の日」でもあります。
関東や東海では地震に対する避難訓練や小学校では防災頭巾を常時椅子にくっつけておく、てなことをやってたんですが…関西圏に渡った時はそういうのは一切なかった記憶があります。が…あの阪神淡路大震災。そして全国的に起きている大きな地震。海外でも津波や地震の被害が出てきています。
…無理に恐怖感を煽るつもりはないんですが。でも、備えておけば憂いは減るわけで。これを機会に様々な災害と向き合って色々考えてみるのもいいかも知れません。

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08/25/2008

北京のオリンピック:終

ということで昨日、北京で行なわれていたオリンピックが閉幕しました。
Yahoo!スポーツ:2008北京オリンピック
まあ…色々あったな、というのが率直なとこなんですが。オリンピックてのはスポーツの祭典ですから、例えば日本がいくつメダルとったとかそういう話が中心になりそうだったんですが…なんか、そういう話はあまりなく。開会式での「疑惑」「詐称」とか中国の姿勢とか、そういうのが大きく取り上げられてたような気がします。考えてみりゃ妙な話ではあるのですが。純粋にスポーツ観戦を楽しむ、てのはもう無理なんかなー…とか。国際的に相当の注目が集まる大会ですんで、世界情勢と無縁のままでいるってのはさすがに難しいのでしょうけども。
…まあ、某新聞なんかは見出しで「みんな踊らされすぎ」とかとんちんかんな批判してましたけど。別にこういう機会だからこそ踊って楽しめばいいじゃねえの? とか思ってしまうのですが。

それでも今大会限りで公式種目から外れる2種目…野球とソフトボールでは分かれた明暗が話題となったりしました。周知のようにソフトボールは三大会連続金メダルのアメリカを日本が破って最初で最後の金メダル獲得(普通のトーナメント方式とは若干違います)…でも野球の方はプロばかりなのに韓国に敗れて結局4位。
他にはフェンシングで太田選手日本初銀メダル、という話題もありました。柔道では谷選手が銅メダルに終わるも金メダルも出る健闘ぶり。レスリングも連続記録を伸ばしている競技ではあります。…そして競泳平泳ぎの北島選手。安定した泳ぎで堂々の二種目制覇、と。
外国人ではやはり競泳のフェルプス選手とか。あるいはジャマイカの新星と言ってもいい陸上のボルト選手。天から与えられた才能、というやつなんでしょうか…ああいうやり方でも金メダルがとれるというのはすごいもんではありました。

…結局のとこ…やっぱり競技としては見所満載だったんだなあ、と。世界中の超一流アスリートが集まってくるわけですからつまんないわけはない。そこへ競技以外のややこしいことを持ち込んで来るからわけ分かんなくなっちまうんでしょうか…。
次は2012年にロンドン。…どうなるんでしょうか…?

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08/22/2008

世界的には

どうなんでしょ。アメリカはロサンゼルス市議会でファストフード店の新規出店を一年間禁止する条例案が可決(Yahoo!:Sankei)。理由は「ファストフードは太るから」で。当然のごとく外食産業は「別にうちだけが原因ってわけじゃねえだろ」と猛反発してます。
ただ、これはロサンゼルス全域で…というわけではなく。低所得者が多いとされる南ロサンゼルス地区限定のようなんですが。この地区で最近肥満が増えているから、ということなんですが…低所得で太る人が増えてるってのも…なんだかある意味コワイ気がしますけど。なんか別の要素があるような、思いがけない原因があったりして、とか…?

ちょっと前から「ファストフードは太る」と言われてきてます。その影響か各店では「デカイ」メニューを消してみたり。あるいはカロリー表記を徹底したりもしてますが、ああいうのは結局は食べる側の問題なわけで。提供する側がいくら対策講じてラージメニュー減らしたってその分大量に食われたら意味ないわけで。
んでも高カロリーなモノばかり出してたらさすがに言われてしまいますか…しかも安いわけですし。
出店禁止、てのは乱暴な気がしますけどやり方の一つではあるわけで。でも…これで住民の肥満率が下がるのか、と言われればそれもどうなんだろう、と思ってしまいますが。たしかにファストフードだけが肥満の原因てわけじゃないんですし(ファストフードの進出してない国てのはまだまだあるんですけど、そこでは肥満はゼロなんですか? とか)。

*明日8/23は更新をお休みさせて頂きます。大変申し訳ありません…。*

11:58 AM | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

08/20/2008

誰も守ってないのかー…

アメリカで飲酒可能年齢引き下げを求める呼びかけに、100以上の大学の学長が署名(iza!)。これはちょっと知らなかったんですが、アメリカ全体での「飲酒可能最低年齢」てのがあったんですね…21歳。記事によれば1970年代のベトナム戦争時に「兵隊になるのに酒も呑めないのか」ということで各州が18歳に引き下げ、でもその後10代の飲酒問題が多発して1984年に21歳に引き上げ…と。
州によって細かい違いがあるらしいのできっちりかっきり「21歳未満は呑んじゃダメ」というわけではないのかも知れないのですが。世界的に見ると20代からお酒OKてのはやや高い印象を受けるものらしいのですが。ヨーロッパは大抵10代からですし。まあ、サウジアラビアのように宗教上の理由で飲酒そのものが禁止されてる国、てのも世界にはあったりしますけど。

なんでこういう規定が設けられてるか、と言いますと…酒呑むとニンゲンは酩酊状態に陥るからです。各感覚系が鈍くなって論理的・理性的な思考や言動ができなくなる。ヒトによっては「第二の人格」っぽいのが現れて人間関係に影響を及ぼしたりもします。暴力や犯罪に至るケースも少なくなく…一回限りの酔っ払い行為が一生続く後悔と懺悔の道へと繋がることもあります。
日本では結構「まあ、あの人は酔ってるんだから」ということで大目に見られたりもしますが。国が違えば慣習が変わるのも当たり前で、欧米では「自己管理もできねえのか」とめちゃくちゃに白眼視されますし、イスラム圏だと飲酒自体が背徳行為になる場合があります(自分がイスラム教徒でないと証明できれば飲酒も問題ないらしいんですが…)。場合によっては非常に良くないことになる可能性もある、ということではあります。
ではそういうことにならないためにどうするか。自分の飲酒をコントロールできればいいわけです。これ以上呑むとヤバイ、ここまでなら大丈夫、と。
そういうことが確実にできるようになるには非常に時間がかかります。こういうのは誰かに「君はここまでしか呑めないね」と教えられてできるもんではありませんし…何度も何度も呑んで自分の体に教え込まないといけない。だからもっと若いうちから飲酒を可能にすべきだー…!

…てな主張かと思ってたんですがー…いや、そういう主張も含まれてはいるようなんですが。でも「どうせ誰も守ってないじゃないか、こんな法律」が理由に出てくるってのも。
自分は飲酒可能年齢引き下げには「基本的に」賛成だったりします。いつまでもダメダメ言われ続けてようやく可能な年齢になって呑んで溺れて酔っ払って一生癒えない傷負うくらいなら、もっと若い頃から「訓練」させた方がイイ、と。…でも若年層の飲酒による弊害(精神的にも肉体的にも)てのはたしかに存在してますんで…簡単には賛成できない。…でも反対ってわけでもないし。だから結果的には「保留」とかそうなってしまいそうではあります、自分。

↑これはアメリカでの話なんですが。日本でこういう動きは…出てきそうもないですね。飲酒は20歳から。区切りもいいし(?)定着してしまっているんでこれを引き下げ、とは今後もならないような。そんな気がしてます。

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08/15/2008

二つほど 8/15

海外で二つほど。

一つ目。アメリカ。紙幣に不信感、硬貨で自動車を購入(CNN)…気持ちはなんだか分からんでもないんですが。でもツッコミどころ満載のような気も…硬貨で足りない分小切手って。紙幣はダメだけど小切手はいいんかい、とか。
日本よりも小切手やカードの普及が高そうなアメリカではあるのですが。歯ブラシ一つ買うのにチェック(小切手)切る人がいる…とか。現金は持ってないけどカードはある、とか。一説にはあんまり治安が良くない地域では現金を持っていると狙われやすくなるからカードや小切手が主流になった、とかそんな話もありますけども。
それでも電話とか使う場合にはコインがいりますんで紙幣はないけど硬貨は持ってる、という人はいそうではあります。
…日本の場合ですと商法で「売る側は硬貨21枚以上を拒否できる」となってますんで↑こういう事態にはならないのかも知れませんが。某警官マンガでリュック一杯の一円玉で支払う(預金だったかな?)てのもありましたが…。

二つ目。こちらもアメリカ。「ビッグフット」の遺骸が見つかる(CNN)。「ビッグフット」とは山奥などでまれに見られる直立して歩く謎の猿人の一種、とされています。目撃情報は多数あるのですが決定打に欠けるため、まだ存在が確定されてはいません。ネアンデルタール人の生き残りとか説はたくさんあるんですが。
その遺骸、となると。…本当なら大発見なんですが…どうなんでしょう? こういう話は好きな方なんですが信憑性は、となると…さて?

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08/08/2008

北京のオリンピック

ということで、あと1時間半ほどで開幕となります「2008北京オリンピック」
Yahoo!スポーツトピックス:2008北京オリンピック
前の大会でメダルとった日本人選手も多いですし、連続メダルか…! という期待も高い種目も多いものではあります。結果としてのメダルだから、それまでの過程が一番大事、てな声もありますが…それでもやはり出場するからにはトップを狙って欲しいもので。頑張って頂きたいと素直に思ってしまいます。

しかし。今回は最近の傾向?としてただの「スポーツの国際祭典」というわけにはいかなくなってきています。「スポーツで国際交流を」という動きももちろんきちんと存在しているんですが、その「国際」ならではの脅威とでも言いましょうか。テロや騒動の標的にもなっています。
Yahoo!海外トピックス:北京五輪の警備対策
すでに爆破予告とかそういう情報も入ってきています。…公表しているだけでもすでにいくつかあります。ということは…実際にはもっとそういった報告は入ってるんじゃないか、と思われます。
無事に進行して欲しいな、と願うのは当然なんですが。
ただ…今回のオリンピック、ある意味非常に難産だったわけで。その辺、オリンピックが終わってしまえばそれで全部オッケー、てなことにせず少しでも各問題に対して進めて行って頂きたいところなんですが…。

ところで…あの五輪おじさんが今回の北京で引退(Yahoo!:産経)するんだそうで。1964年の東京オリンピックから44年。日の丸振って横断幕掲げて応援してきた「名物おじさん」だったんですが…今年はチケットが取れないような話も聞いてたんで、ちょっと心配してたんですが今日、北京入りしたとのことで一安心ではあります。
でも今回で引退ってのも…さびしい気もします。でもお年もお年ですし…次回はテレビで応援、となるんでしょうか。今回は悔いのないような応援をして頂きたいとこではあります。

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08/06/2008

なんだかなあ

中国で回収した「天洋食品」製ギョウザ食べて中毒(iza!)。薬品・メタミドホスによる中毒のようで日本で起きたのと同様の症状のようです。…これによりギョウザへの薬品混入は向こうが主張していた「日本国内での混入」ではなく「中国国内での混入」の線が濃厚になってきました。なんだか時期的に微妙ではあるのですけれど、実際にギョウザに毒入れた「誰か」てのはまだ存在してるわけで。その辺、これできっちり裁くことができるのならそれはそれでいいか、とも思ってしまうのですが…。

このニュース見た時に真っ先に思ったのが
「なんで流通させたんやろ?」
でした。今回の件で中国の天洋食品はこれまでの在庫を回収しています(当たり前と言えば当たり前ですが)。フツーなら回収した在庫は検査や調査の後に処分すると思うのですが…それが、なんで中国国内ででも流通してたんだか。
「自分に非はない、ってことなんじゃねーの?」
ってな意見もあるんだそうですが。つまりは薬品が入ったのは日本国内だから中国国内の在庫分は問題ない、だから売ってしまっても問題ないだろ…と。そういうことなんじゃないのか、と。
それにしたって平気でそういうことやれるてのはどういう考えなんだろうか、と不安になってしまいます。…普通は、普通ならこういう「怪しい」在庫は処分すると思うのですが。問題が起きたから、というだけではなく人道的な観点からもそうすると思うんですが…。

でも。こういう問題は実は対岸の火事と楽観視できないのもまた事実ではあります。…日本国内でだって偽装事件がたくさん起きてます。
「バレなきゃ何やってもいいんだ」
てな発想は日本にもたくさんあるってことになるんでは…と。ある意味、やってるこたあっちとこっちでもそんなにかわらんのではないか、と思ってしまったりしてます。

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08/04/2008

二つほど 8/04

「運動」関係で二つほど。

一つ目。幻の「ラジオ体操第三レコード」発見(Yahoo!:西日本新聞)。終戦直後に1年4ヶ月だけ放送された「第三」のレコード。NHKにも現存せず「幻」とされてたそうなんですが…過去に市民から寄贈されたレコードに入っていたのがこの度発見された、と。
ラジオ体操と言えば小学生の夏休みの定番、とかそんなイメージがあるんですが。今はどうなんでしょう…スタンプ集めに毎朝近くの公園なんかに行ったりするんでしょうか。
実際にはかなり歴史のあるもので戦前からあったものなんだそうで。しかも二回も改定されてた、てのは知らなかったりします。さらに「第三」まであったんかー…と。長い間皆に愛されてきたものですからこういう「ウラ」っぽい要素もあるのかも知れません。…ただ…ちょっと気になったのは今回発見されたレコード。ジャケットなんかが明らかに偽装されてるんですが…何か、隠さないといけない事情でもあったんだろうか…と。

二つ目。魚怖い、で棄権の可能性あり?(iza!)イギリスの選手なんだそうですが。今回の北京オリンピックから正式種目となった「オープンウォータースイミング(Wikipedia)」というプールではなく自然下の湖や川で泳ぐことを競う競技の選手なんだそうですが。それが…魚怖いて。北京では人工池で泳ぐんだそうですが…魚とかいるんかいな。誰かが放したとかそういうのがいそうではあるんですが…。
「もし大きな魚を見たら怖い。彼らは人間じゃない。歩き回らないし、普通じゃない」(「」内↑元記事より引用)…昔夜釣りに行った時に、暗い海面をライトが照らしてて。そのぼんやりとした光の中を「何か」が無数に泳ぎ回ってて。それ以来「夜の水を照らす明りの中に何かいる」という状況がどうも苦手な自分なんで、↑の前半はなんとなーく理解できるんですが。後半が。…逆に泳いでる最中に人間が水の中歩いてて、にこやかに手振ったりしてきたらそっちの方がコワイがな…。
こういう競技に向いてないんじゃないのか、とか思ってしまいますが。魚怖いならそういうとこで泳ぐなよ、てのはしごく自然な意見だと思うのですが…こういう場合。

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07/26/2008

Strange tiny people

とかそんなんかと思ったんですが…「little people who look strange to us」が原文では正しいようで。…あーでも、なんか文法的にもあやしいかなー「Strange tiny people」…どうなんでしょう。
さてこれは一体何か、と言いますとアメリカ元宇宙飛行士のエドガー・ミッチェル氏(77)が「NASAは宇宙人の存在を隠している」と証言(Yahoo!:JIJI)、その中で「彼らは『奇妙で小さな人々』と呼ばれていた」というくだりで…これは和訳なわけで本来はどういう英語だったんかなー…と考えてしまった結果ではあります。
→記事の原文:'Aliens have visited Earth' says ex-NASA astronaut Dr Edgar Mitchell(Yahoo! UK&Ireland)
もちろんNASAは否定してるわけですが、こういう話については。

個人的には宇宙人とかUFOとかそういう話は好きな方なんですが。
少し前にも永田町で「UFOが来たらどうするか」といった話題が盛んになったこともありましたし…未確認飛行物体で村おこしや町おこしなんてとこもあったりしますし。それでもなんか一種眉唾物と言うかみんな本心では信じてないよ、とかそんな感じがどうしても拭えないものではあります。
そりゃー…ホンモノが確認されてないからなわけで。基本的にニンゲンてのは目で見たモノしか信じない生き物ですんで(そうやって取捨選択してかないと雑多な情報に押し潰されてしまうから、なんて説もあったり)いくら写真が、会ったヒトが、と言われてもなかなかに信じないものではあります。逆に言えばそういう経験を一度でもしてしまうとあっさり信じてしまう…ということでもあるのですが。例えば幽霊なんか絶対信じない、てな人が一回だけそういう体験しただけで「いや、幽霊は絶対いるんだ」と転向?してしまうのもよく聞く話ではあります。

一説によると(あくまで一説ですが)宇宙飛行士というのは地球に戻ってくると宗教とかいわゆるオカルトとかに走りやすくなる…んだそうで。地球を本当の意味で外から見れる人、というのは現代ではかなり限定された人々になります。初めてそういう場に立った時、今までの自分を大きく変えるような衝撃を感じたとしても不思議ではありますまい。…ただ…なんだか逆に職業作業的にさばさばと「ああ、こう見えるんだ。ふーん」で特に感じない、てな人がいたとしてもそれはそれで納得のできるもんでもあるんですが。

…でも本当に存在してて、なんかどっかの国家と密約したり陰謀に加担してたりするんだろうかなあ…。
なんかそこまで来ると個人的には首を傾げてしまったりします。別に他の星に生き物がいて高度な文明持ってて時々地球にも来てる、とかそういうのならすすっと対抗なくアタマに入ってくるんですが…実はカゲからどう、とかそういう話になってくるとなんだかなあ、と思ってしまったりするんです、自分。

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07/25/2008

二つほど 7/25

今日も今日とて二つほど?

一つ目。滋賀県の古刹で江戸期の「今後落書きはしません」誓約書発見(Yahoo!:京都新聞)。例のイタリアの件でもそうですが…落書き、というのはいつの時代でもあったんだなあ、と妙に納得してしまったお話ではあります。
どんな内容の落書きなのか記事中にはないのですが(まさか夜露氏苦とかそんなんではありますまい)やっぱり自分の名前とかなのかなあ、と。お寺という場所が場所ですんでそういうのは敬遠されるだろう…というのは現代の我々の感覚なのかも知れません。江戸期のお寺というのは単なる宗教施設ではなく戸籍登録所であり集会所であり相談所であり。庶民の出生から結婚から葬式まで全部お寺の「人別帳」で管理してましたから結構色々とお世話になる場所だったわけで。
…てことはそんな場所に落書きなんかするわけない…ですか。ある程度タブー?というか「触れてはいけない」ような場所ほど落書きてのは多いような気がしてるんですが。やっぱりお寺は今も昔も荘厳であるべき場所だった、ということになるのでしょうか…。

二つ目。ニュージーランドで「フラ・フロム・ハワイ」は少女の人名として不適格、改名を認める(CNN)…海外でもやはりあるんですなー…こういう珍名騒動てのは。
DQNネーム(子供の名前@あー勘違い・子供がカワイソ)
これ↑は日本の場合ですが。例えば当人も別に意識してなくて(意味合い的に「オイオイ」な名前でもなく)周囲も、まあ、認めてて読みがちょっとややこしい名前、とかならまだいいんですが…明らかに当人が嫌がってるようなら裁判起こすまでもなく改名OKとかにしてもいいんでは、とか思ってしまいますが。…あー…でもそれ認めると珍名と普通の名の線引きが難しくなりますか…。
記事によればニュージーランドは不快感を与えるような名前をつけるのを法律で禁止してるとのこと。日本の場合は名前用の人名漢字というのがあってある程度ブレーキにはなってますが、それでもひらがなやカタカナならつけることは可能ではあります。…あんまりなのは役所で受理しない、とそういう風になってると思ってたんですが。今は…どうなんだろう? ↑のサイト見る限りじゃ、なんだかそういうこともなく結構フリーになってきちゃってるのかな、とも思いますが。

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07/20/2008

モカが日本から消えるかも

本当にそうなるのかも知れません…モカ、とはコーヒーのモカのことであります。
モカのエチオピアからの輸入、事実上ストップ状態で再開のメド立たず(Yahoo!:毎日)…モカの産地にはエチオピアの他にイエメンもあるのですが、エチオピアの方が圧倒的に多いとかで…このまま輸入禁止が続けば「モカ」の名を持つコーヒーは在庫を使い切って限りなくゼロに近づいてしまうだろう、ということであります。

そもそもなんで「モカ」と言うか、と言えば。
イエメンに「モカ」という港町があってそこからコーヒー豆を出港していたからでありますが…今は別にそこから出港していなくても「モカ」と名乗るコーヒーもあるとのことで。人によっては「これはモカと呼ぶべきではない」と特にエチオピア産にそう言うらしいですが…産地や名前にはあまりこだわらない自分なんかにとっては、まあ、別に「モカ」でもいいんではないか、とか思ってしまいますけども。…まあ、そういうこだわりがあるのもコーヒーの魅力の一つなのかも知れません。
その「モカ」、一般的に「モカ」と言われているコーヒーですが。エチオピア産の方が大量に生産できるようになってイエメン産はややかすんでしまっているような状況。↑記事によれば日本に輸入されてくる「モカ」の98%以上がエチオピア産とのことですし…。

しかしそのエチオピア産から基準を越える残留農薬が検出され続け…厚労省は5/19から検査を強化。現地に調査団を派遣するも豆そのものからの検出か麻袋からの検出か特定できず。さらにエチオピア側は「なんで日本はそんなことまで言ってくるのか」と日本側の改善要求に疑問を持ってるようで…何らかの対策が取られない限り輸入再開には繋がらないのではないか、と。
…このままいくとブレンドコーヒーなんかにも当然影響が出ますし。「モカ」が品薄になることでの他のコーヒーへの影響も考えられますし。最近色々なものが値上げされてますけど…それとはまた違った意味で何かありそうで、ちょっと心配なのではあります。

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07/16/2008

二つほど 7/16

なんやかんやで二つほど…。

一つ目。オランダ。今月1日から飲食店での喫煙を禁じる法律が施行されたそうなんですが、それに対抗して「うちでは喫煙は宗教的行為だから問題ない」とするカフェ店主が(iza!)…色々考えると言うか何と言うか。ここまで来てしまうと宗教観と言うか…宗教とは一体何だろう? とかそういう方向へ行ってしまいそうな気もします。
日本とオランダですから違いは出てくると思うのですが。
日本のように宗教観が多岐に渡るケースもありますが(ヒトによっては信じられないんだそうで…節操ない、と)オランダはどうなんだろう…? キリスト教のプロテスタントなので結構解釈に幅があるようで、一宗派として↑こういう「宗教」は認められる…んだかどうなんだか。司法の判断とか待った方がいいのかも知れません、こういうのは。

二つ目。台風7号(カルマエギ)が発生、7/16 15:50気象庁発表によれば「マニラの北北東 約600km」に位置し中心気圧は「985hPa」で「北に時速15km」で進んでいる…とのことです。
気象庁 | 台風情報
現在位置が本州とはだいぶ離れているので「まだ大丈夫じゃねーか」とか思ってしまいそうですが…すでに先島諸島はその影響範囲に入りつつあります。しかも予報円がなんだか少しずつ東へズレて行ってるような。となると本州への影響も、今すぐではありませんが今後あるんではないか…と。
実際、どーもこの「海の日」含む三連休には何らかの影響が出る可能性も…。
特に海上は台風が遠くても危険な場合が多くあります。皆様、どうかお気をつけて。

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07/09/2008

違反でヘルメット

洞爺湖のサミットでは我らがシルヴィオ・ベルルスコーニ首相も来ていたりして。某ニュースでは初来日とかそんなこと言ってましたが…なんだかちょっと驚きではあります。なんだか来てたような気がしてたりしてたんですが、日本。まあ、なんだかんだと逆風の多そうな?イタリア首相なんですが…めげずに頑張って欲しいものではあります。個人的には好きなんですよねえ…「一代で財と名声を築き上げた」ヒトってのは…色んな意味で。

そのイタリア。映画「ローマの休日」でもたしかあの二人、メットなんかかぶってなかったように思いますが…二輪運転時のヘルメット着用がなかなか普及しないようで。2000年に着用が義務付けられたてのも遅いっちゃあ、遅いんですが…そんな中南部プーリア州のバリ市で「ノーヘルで捕まったらヘルメット進呈」を決定(Yahoo!:レスポンス)した、とのこと。7/7から9/30までの間限定らしいのですが。
…なんかヘンじゃないか、ということで疑問の声も当然のように出てきてるらしいんですが。
ただあげるってなわけではもちろんなく。罰金払って60日間の当該車両の運行禁止を経てからの贈呈、となるんだそうで(てことは別のバイクなら乗ってもいいのか、とか)。ヘルメットの代金は罰金でまかなうので財源は問題なし、とのことではあります。…まあ、なんかイタリアらしいっちゃあ、イタリアらしいんですが。しかもそのヘルメットには「市の紋章が入っているので、着用すれば違反したことがバレバレになってしまうのは事実だ」(「」内↑元記事より引用)ということですんで…かぶってたら恥ずかしい思いをする、ことになるのかな…? あるいは案外そうでもないかも知れません。実施期間が三ヶ月弱なんで逆にプレミアとかついてしまったりしないんだろうか…とか。市の紋章入りのヘルメットてのもそうそうないように思うんですが。

日本では自転車に小さい子供乗せる時にメット推奨、みたいなことになってますけど。…それでもこんな法令は…まあ、出ないだろうな、と。逆に出てきたら出てきたで神経疑ってしまうかも。…こういうとこ、国民性の違いとかそういうのが色濃く出るもんだな、とは思うのですが。

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07/05/2008

さみっと 2008

というわけで?7/7から北海道は洞爺湖でいわゆる「サミット」が始まります。
Yahoo!国内トピックス:北海道洞爺湖サミット
「サミット」とは「summit」であり…山の頂上とかそういう意味になります。つまりは世界のトップ(文字通り)が集まる会議ということになります。G8、世界でのトップ8ヶ国が集まることになりその動向はやはり注目されるところなんですが。なお、参加国は日本・ロシア・アメリカ・フランス・ドイツ・カナダ・イタリア・イギリス…そしてEU。ちなみにこの順番はプロトコルオーダー(公式国際儀礼順序)と呼ばれ、まず左に議長国・次に大統領制の国(左から在任期間の長い順)・そして首相制の国(同じく左から在任期間の長い順)・最後にEUとなってるんだそうな。
2008北海道洞爺湖サミット
てことは日本は議長国でない時は後半のグループに入る、ということになりますか…王制の国はどうなるんだろ、とか思っちゃったりしますが。

話し合う議題はもちろん世界的に取り扱われるものになります。今回は「環境」をテーマにしてるんだそうで、例えば会場の冷房にあらかじめ貯めておいた雪を利用する…などそういった配慮がなされています。
んが。コトはそうクリーンに運ぶはずもなく。基本的に人間てのは「うまみ」がないと積極的には動かない生き物ですんで…各国の利害がどうしても押し出されてくる形になります。各国それぞれの利害は形が違いますから押し出されてくれば当然衝突があるわけで。国際問題、てのはほとんどがこういった「利害のぶつかり合い」から発生することになります。
しかし、表向きでも各国は協調路線を取ってるということにしておかないとわざわざ開催する意味がなくなってしまいます。トップがごたごたしていては組織の進行にも影響が出るってもんですし。
そこで「シェルパ」と呼ばれる水面下であれこれ交渉する人たち(つっても一般人じゃないですが事務次官とかそういう人たちですが)がいるんだそうで。…サミットで安全に登るためにシェルパ、という…なかなかに気の利いたネーミングではあります。

ところで今回日本は議長国なんですが…イギリスの新聞が「日本はサミット主催国の割には何をやってるかよく分からない」(iza!)という「辛口」の記事を掲載しました。…結構金や力があるくせになんで前に進まないんだ? てなとこでしょうか。まあ、こういうのは開催前にはよく出てくるもんだと思いますが…何せサミットてのは金や力のない人たちから見れば「ふざけんじゃねえ」と唾棄すべき場でもある、と言うことだってできるんですから。

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07/02/2008

二つほど 7/2

「海外」「生き物」で二つほど。

一つ目。学生の停学や野球部監督の解任などの措置が取られた「イタリアでの落書き」ですが…当のイタリアでは「こんな厳罰あり得ない」という論調(Yahoo!:毎日)なんだそうであります。
理由は…結構あちこちでこういう落書きがされているから、なんだそうで。それくらいは大したことない、ということなのかも知れませんが…。
まあ、こういうのは感覚の違いと言うか国民性の違いと言うか。日本ではそういうのは受け入れられない感覚ではあります。学生でも、ましてや監督が落書きなどもっての他である…と。
…ただ、↑のように落書き容認であってもイタリアの人が日本の建造物に落書きしてった、という話は聞かないなあ、と。空気読んだのかあるいはその辺は理解してるってことなんでしょうか…。

二つ目。寿命5ヶ月程度のカメレオン(Yahoo!:JIJI)…マダガスカルの「ラボーズカメレオン」は卵から孵って3ヶ月ほどで成体になり、翌月には産卵。そしてその翌月には死んでしまう…。一方卵の方は孵るまで約9ヶ月ほどもかかります。つまりは卵の期間の方が長いんだそうで。…しかし全体?の寿命も一年程度しかないんか…。
↑記事中の「3万種近い陸上の四肢動物の中でも、異例の寿命の短さ」(「」内元記事より引用)とあるように例えば魚ですと鮎なんかは一年でその生涯を終えますし、昆虫でもそういう例は見られます。生活史と言うか生活サイクルが他と非常に異なる(例えば幼虫期が非常に長いセミとか)というのはもちろんあるんですが…爬虫類はもちろん、哺乳類や両生類でこういうのは…たしかに今まで確認されたことってあるんだろうか、と。
…生き物てのは、まだまだ未知なことが多いものではあります。

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06/25/2008

使えりゃなんでも

いい、とか思ってしまうのですが…必要な人にとっては非常に必要なもんではあるわけですし。仕事とかプライベートとか関係なく。
日本の携帯市場、本当の敵は「iPhone」ではなく「NOKIA」?(Yahoo!:ダイヤモンド・オンライン)
…NOKIAというのはフィンランドの携帯電話メーカー会社で、端末の世界シェア約4割を占めている…というある意味とんでもない企業ではあります。
ノキア・ジャパン

こういうのを見聞きするにつけ、なんだか日本の企業の動向というのが小さく?見えてしまうのですが。何せ相手は世界規模でのメーカー(iPhoneだって世界的規模のメーカーですし)なわけで…本気で攻勢しかけてきたら結構ヤバいんでないかい?とか思ってしまったり。
日本人、基本的に舶来モノに弱いですしねえ…。
ブランドで勝負となったらまず勝ち目ないような気がしますノキアもアイフォンも。では何で勝負すべきか、となると…やはり内容でしょうか。普通のバッグとかそういうものではないわけで、携帯端末としての機能で勝負…とか。あるいは日本人向けに内容強化、とか…。

って。コンテンツ的にはアイフォンは結構便利そうですし。ノキアもこれまでの実績からすれば期待できてしまうんではないか…ううむ…。
まあ、個人的には携帯電話は持っててもほとんど使わない人間ですんで、別にどうでもいい(オイ話ではあるのですが…なぜか気になる。こういう一種独占状態へ外部からの侵攻。そしていかに巻き返すか…? とか…そういうとこが、なんか、気になってる次第ではあります。

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06/24/2008

あっちでも

ガソリン高騰なわけです。
アメリカ。安いガソリン求めて国境越えてメキシコへ行くカリフォルニア南部住人(CNN)…日本だとちょっと考えにくいですが。たしか下関とか広島から韓国は釜山行きのフェリーとかがあるはずなんで…ソレに車乗せて向こうで給油? いや、さすがに乗船代がバカにならんような。あっちのように車で行き来できるんならたしかにこういう手もアリかも知れませんが…さて。

↑記事によるとアメリカ側では1リットル約131円が、メキシコに入れば1リットル約88円…。こんだけ差があったらそりゃ考えますわな。
たしか、アメリカ→メキシコへの入国は結構簡単だったような。ビザもいらんでしょうし…ドルも向こうでは使えそうな。…逆のメキシコ→アメリカ(しかもメキシコ人が移動)は色々あったような気がしますが…今は…どうなんでしょう…。
しかし、それでも実はあんまりクルマには良くない、と記事では忠告?しています。それでもあんまし聞く気はなさそうですが…記事で紹介されてた方は。

こういう「ガソリンの高騰」というのは世界的な流れになってきてますんで、値段が下がるまではこういう色んな手を使ってでも安く上げよう…てのは実はあんまり良い方法ではないのかも知れません(もうそろそろこんなバカげた高騰は収まるよー、なんてな話もないわけではないんですが)。上がっちまったもんは仕方ねえ、なんとか適応してかないといけねえよな、なんてのはクルマ持ってない人間の勝手な思い込みではあります。
…実際には生命線に関わるケースもありますんで、そろそろ何か動きがあって欲しいとこなんですけども…日本でも海外から安い「ガソリン(原油ではなく)」を買い付ける、とかそういうことになるのかも…って、できるんかな、そういうことって…?

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06/21/2008

二つほど 6/21

何がなんだかよく分からない話題を…二つほど。

一つ目。ミネソタ州で警官が夜中3時に民家を訪れて「カギ開いてますよ」(CNN)
記事によれば警官二人は二階にまで行って、家の人を起こした…とのこと。やりすぎ感バリバリではあるのですが…ドアのカギもかかってなければ車庫もカギしてない、トラックにはカギ差したままでおまけにテレビつけっ放し、となるとさすがに。ノックしても出てこなかったってな話ですし。
…でもさすがにここまでは、という感じも否めますまい。日本だったらどうなるんでしょう…? 「男性は何か違反を犯したような気持ちに襲われたと振り返っている」(「」内↑元記事より引用)てのもなんだかミョーにリアルなんですが。

二つ目。ドワンゴで「犬にしか聞こえない聴域の着信音」配布開始(Yahoo!:MarkeZine)
要するにネタということなのかも知れませんが…たしかにヒトがたくさんいるところでの着信音が「ヒトには聞こえない」音だったら、たしかにある意味最強のマナー対策ではあるのですけれど。
「可聴域」という言葉があって、これはどれくらいの範囲の音が聞こえるか、というものなんですが…実はニンゲンてのはほとんど聴こえてない生き物なんだ…という話もあります。その点犬は結構広いです。犬笛というのもそういう「犬にしか聴こえない」範囲の音を出す笛なんですが…。
例えば犬のしつけに使うとかそういう用途もありそうですけど。…フツーに着信音としては聞き取れないわけですから…やっぱりネタ扱いってことでしょうか…。

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06/05/2008

だいとうりょう…?

混迷に混迷を極めてたアメリカ大統領選挙…の民主党予備選。結局のところオバマ氏が「勝利宣言」して「民主党大統領候補」の座を勝ち取りました。で…対戦相手だったヒラリー・クリントン氏は、と言うと…。
Yahoo!ニューストピックス:アメリカ大統領選挙
昨日の夜(日本時間)の時点だと「まだ決まっていない」と、そんな感じだったのですが。…副大統領、ですか…さて…?

結構剣呑な泥仕合と化してた予備選ではありました。共和党の方はやけにすんなり?とマケイン氏が大統領候補となりましたが…「史上初黒人」「史上初女性」の対立図式が人々の関心を呼び、色んな方面でエスカレート。たしかに興味深い二人の候補者ではあったのですが(例えばオバマ氏とイスラム教、とかヒラリー氏のだんなのこと、とか)それがここまで長引くとは…関係者は結構困ってたんではないか、と。関心呼びすぎてオーバーヒート、なんてシャレにならない状況ではありますし。
しかも…日本でネットで関連ニュースを漁ってみても、政策とかそっち方面はあまり語られてないような。それよりも熱い駆け引きだとか暴言だとか陳謝だとか。あんまり選挙とは関係ない話が多いような…さすがに向こう、アメリカは違うとは思いますが。

なんだか、このままだとクリントン氏の支援者はオバマ候補には投票しないのではないか…とかそんな声もあるんだそうで。同じ党内の対立候補が副大統領候補に…というのはよくある話なんですが。でもこの二人だとな…なんか組んだら組んだで最強のバッテリーになるかそれとも不協和音出まくりコンビになるか、極端にどっちかになりそうで…もっと安定感のある人の方がいいんでは? とか勝手に思ってしまっています…。

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06/03/2008

二つほど 6/03

「海外」で二つほど。いやあ、世界てのは面白いもんですなあ…。

一つ目。GPSを使って地上に絵を描くアーティスト達(Yahoo!:WIRED VISION)。スウェーデンの方はニセモノだったようですが。それでも描けるもんなのか、それともやっぱり記事中にあるようにちょっちヤバめなもんが出来上がるんだろうか…。
GPSとは「Global Positioning System」の略で、日本語では「全地球測位システム」「汎地球測位システム」のことで…カンタンに言えば人工衛星から現在地のデータを受け取ることができるシステム、というところですか。それにより自分(GPS機器持ちの場合のみ)が地球上のドコにいるか知ることができます。最近は携帯電話なんかにも付いてますし、カーナビも結構普及してますし。目にすることが多い(と言うより見聞きする機会が多い)モノではあります。…元々はアメリカが開発してた軍事衛星の名残り、っつーか別件で利用されるようになっちまった、という…なんだかインターネットに通じるものがあるシステムではありますが。
そのGPSから受信した電波を記録できる装置、というのがあるんだそうで。で、製作者はあらかじめ地図上に自分の描きたいモノを下書きしておく。後はそれに沿って記録装置と一緒に歩けば、はい完成…と。
実際は記事中にもあるようになかなか難しいもんのようで。…特に日本でやろうとしたらなんだかんだ色々と困難にぶち当たりそうな、そんな気もします。

二つ目。イギリス、ロンドン地下鉄全面禁止直前の車両内大宴会、行き過ぎて騒乱に(CNN)…何やっとんじゃい(笑、てのが第一印象ですか。いくら全面禁止になるからってそこまでやっちまうんかい、と。
ここんとこタバコに続いてなんだかアルコールの方も少しずつ、少しずつ規制が入ってきてるような気もしますが…そういう方向に行ってしまうんかなあ…はぁ…。
まあ、日本でも泥酔して周りに迷惑かけてる人、てのは結構いたりしますんで…もしかしたら本当にそういう方向へ進むかも知れません。いや、それより先に車内や構内での酒販売の停止の方が先になりそうですけれど。
もし、仮に日本も全面禁止、とかそういうことになったらどっかで車両内大宴会とかやるんだろうか。
…いや、なんだかそういうのはやりそうにないなあ、と。「今日からダメです」と言われてさびしげに缶ビールをしまうお父さん、とか…想像するとちょっと哀しいもんがあります…。

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05/29/2008

ユメぶち壊し

と言うか真実なんてそんなもん、と言うか。なんだかもったいない?ような気もしますが。

以前5/10に「二つほど」でちょろっと書いた「水晶ドクロ」ですが。あれはフランスのケ・ブランリ美術館蔵のものでしたが…19世紀に作られたニセモノということが判明してしまいました。…今度はスミソニアンと大英博物館にそれぞれある「水晶ドクロ」もニセモノではないか、という疑惑が持ち上がってます(Technobahn)。これで世界にあるうちの3コは「ニセモノ?」となってしまったわけで…まだ他にもいくつかあったと思うんですが…そっちの方も調査のメスが入るんかなあ、そっとしといた方がいいんかなあ、とか思ってしまったりしてます。

その他にもジェームズ・マディソン米4代大統領に贈られた「隕石製ピストル」、実は…(Technobahn)
これは決闘用に二丁が一組になったピストルで、隕石でできている、もしくは銀製である、ということだったようなんですが。英オックスフォードシェアの粒子加速器(ISIS neutron source)まで使って解析した結果そのどちらでもなく実は東南アジア辺りでよく見られる粗悪品だった、と。
その後ジェームズ・モンロー米5代大統領にまで引き継がれたピストルではあるのですが…。
「いったいどういった経緯で、安物のピストルが隕石製のピストルということになり、果ては米国大統領にまで寄贈されるまでに至ったかに付いては不明だと述べている」(「」内↑元記事より引用)
…こりゃあ、ミステリとかそういう系統の話になりそうではあります。
なお、某アニメでもおなじみの隕鉄あるいは隕石で打った刀、というのは実在してるらしいんですが…実際は強度が足りなくて実用向きではないとかそんな話をどっかで聞いたような。…現存、してるんだろうか…?

いかにも、というオーパーツの類もそうなんですが、今まで詳細不明とされてきたモノがこうやって科学的に解明されていく…てのは一種の達成感みたいなもんもあったりするんですが…逆に罪悪感のようなものも漂ってきてしまいます。いや、そこまでやらんでもいんじゃないのかな、とか。
これが詐欺とか誰かをだます目的とかで語られたもんなら徹底的にやったれ、とか思ってしまうのですが。
…謎は謎のままの方が美しいのかなあ、と。水晶ドクロも隕石製ピストルも「それはそれでこういうもん」と、そっとしておいたらそれが真実になってたわけですし…。

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05/28/2008

二つほど 5/28

「海外と日本」で二つほど。

一つ目。四川大地震で漢方薬に大打撃、日本に影響も?(Yahoo!:医療介護情報CBニュース) 実は四川省は漢方薬(生薬)の一大産地なんだそうで…このまま事態が十分に収拾しない場合、中国の外にも何らかの影響が出る可能性がある…とのこと。
さらに日本国内での生産は過大には期待できないんだそうで。土壌とか環境とか、そういうのとの兼ね合いもあるでしょうし、中国産の方が質が良い、ということなら国産だけにこだわるってわけにもいかないんでしょうか…こういうとこ、例のギョーザやなんかとは真逆になっているのも興味深いものではあります。

二つ目。ナイジェリアに「蚊帳」工場建設予定(iza!)…時代遅れ?のように感じるかも知れませんが。実際に使ったことある…という方は現代日本ではかなり少数になってしまうかも知れません。…自分も使ったことないですし。
しかし殺虫剤を撒くわけでもなく(↑製品は殺虫成分を繊維に含んでますが)就寝時にほぼ完璧に蚊を防ぐことのできるスグレモノではあります。たしかにこれなら蚊が媒介するマラリアの感染減少を期待できそうだ…。
さらに現地に工場つくることで現地雇用もアップ、というオマケ?がついてるのもなんだかイイなあ、とか思ってしまった次第ではあります。

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05/21/2008

マークが使えない

かも知れない…と言うよりこれは日本にとってだけの問題じゃなくなるような気がするんですが。
北京五輪。国旗や商用マーク以外の「シンボルマーク」の使用禁止を厳格化?(iza!)つまりは日本サッカー協会のシンボルマークである「ヤタガラス」を着けての試合はできなくなるかも知れない…ということです。結構あちこちから色々と反対が出そうな気はするのですが…どうなりますやら。コトはサッカーだけではないのでしょうし。
財団法人日本サッカー協会

ところで…日本サッカーと言えばこれは「ヤタガラス」で…この鳥は架空の鳥ですが日本神話にも登場しています。カムヤマトイワレビコ(後の神武天皇)の道案内をした…とされています。
八咫烏(Wikipedia)
しかし日本サッカー協会の方はこの「神武東征」とは違う、また別の理由でヤタガラスを1931年にシンボルマークにしたようで。…日本に近代サッカーを紹介した中村覚之助氏に敬意を表し、氏の出身地である和歌県那智勝浦町…そこにある熊野三山のシンボルであるヤタガラスを引用した…となっています。
それとはまた別に神武東征に関係してゴールや勝利へ導く存在、という意味でヤタガラスなんだ、という話もあります。それはそれで大変に興味深い話ではあります。

ただ。その…色々ググってみると。なーんか…ミョーな話が出てきたりします。…日本サッカー協会のシンボルマークであるアレは「八咫烏」ではなく「三足烏」なんだ、と。肝心の協会のマークの説明文にも「日本神話にも出てくる~」というくだりは無く、「中国の古典より~」となっている、らしい…と。
で、探してみたんですが…JFAのサイト↑内でシンボルマークの由来を探してみても、どこにもない…。
自分の探し方が悪いのかも知れませんが。ただ、後になって説明文に「日本神話にも烏が出ていて親しみやすい」というような内容が付け加えられた、とのことで。でも…それじゃあアレは本当に日本のヤタガラスなのか、どうか、と…まあ、どうでもいいと言われりゃそれまでなんすけど…なんか、気になっている次第で…。
Google検索:三足烏 八咫烏

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05/18/2008

大衆迎合?

博報堂生活総合研究所が世界の8都市で環境に関するアンケートをとった結果、東京では「温暖化への危機を感じている」が88%で最高値、しかし「温暖化防止のために便利な生活を犠牲にするのはイヤ」も42%で最高値(Yahoo!:毎日)…つまりは「東京の人は『環境意識は高いけれど実際に行動には移さず』ではないか」と記事ではしています。さもありなん、と言うか何と言うか。その辺に人間の本音と言うか本性が表れてるなあ、とか思ってしまいますが。
環境やらエコやらが定着しつつある昨今ではあります。これが今から20年とか30年とか昔だったら「環境の保護? 寝言言ってんじゃねえ」とかあっさり切り捨てられそうな。発展していくのに地球や周囲のことなんか考えてられっかよ、というのが当然のような風潮で(環境保護活動てのはそれより以前から始まっていた、とどっかで聞いた気はするんですが)規制も何もなしに有害物質やら炭素ガスやら垂れ流していた時代ではあります。…その頃からすれば水も空気も段違いにキレイになって、皆が周囲のことを考えるようになってきてるんではないか…と思うのも今日この頃だったりします。

が…やっぱりなんか違う方向へ走るヒトもいるわけで。個人的に「個人環境テロリスト」とか「環境エゴイスト」とか呼んでますけども。
例えばレジ袋削減、ということでマイバッグ持って行く人がいます。これは、まあ、特に問題あったりするわけではないんですが…仲間内で持ってこない人がいると「意識が足りない」とか文句垂れたりして。当然その人の事情なんか考慮しませんわな。あるいは店員サンが袋に商品を入れると無言でその場で袋を投げ返すヒト、とか(つまりはレジ袋はいらないという意思表示ができない)。何だか「環境保護してるんだから自分はものすごくエライ」とか言いたげなヒトが増えてるのもまた事実だったりします。

…こういうのはそれこそ20年とか30年とか前の「環境保護とか寝言こいてんじゃねえ」の裏返しなんではないかと。そういう時代時代の「流れ」があるのは当たり前なんですが、それに乗っている限り自分はエライ、そうでない奴はダメなやつだ…とそういう性質が非常に強いヒトってのが…まあ、いつの時代もいるもんではあるわけですけども。
特に日本人はそういうのが顕著なのかなあ…と思う時もあります。だから東京の人のアンケート結果も「意識はあるけど行動しない」になるんかなあ、と。もし誰か有名人とか著名人が率先してやったらみんなやるようになるんかなあ…とか思ってしまったりするわけです。

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05/11/2008

いずれにしろ

状況は変わらんわけですが。
アメリカ・シェーファー濃霧長官が世界的な食料高騰の理由の一つとされる「バイオ燃料原因説」は誤りだ、と反論(iza!)。まあ、それこそ世界的にバイオ燃料推進してるアメリカが言ってもなあ、というのもありますが。
こういうのはいきなり今年になって、ぽこん、と出てきた問題ではないわけで。兆候というのは何年か前からあったんではないか…とは思うのですが。

しかも別にバイオ燃料だけが原因じゃないわけですし。
その他大きな原因としてはオーストラリアの大規模な干ばつ、中国やインドなどの発展による消費拡大が指摘されています。さらにバイオ燃料のことが併せて言われることが多いわけで。今さらそこだけを「ちがう」と言われてもなー…と。複合的に事象が絡み合って現れたもので、どれか一つの原因を否定してそれで済む、というものではありますまい。
記事中では3年はこの高値が続くだろう…としていますが。それにしたって分からない問題ではあります。じゃあ3年後には価格が全部以前のように落ちるのか、と言えば…それは難しそうですし。干ばつが収まって穀物が大量に採れるようになった…でも他の事情はそのまま、とかそういう事態だったら意味はないわけですし。
個人的にはまだまだ続くんではないか、と思っております。
今後にだってもっと大きな環境の変化というのもありそうですし。意外なところである意味「見落とし」がありそうな気がしているんですが。

テレビ見ていてちょっと気になったんですが、まあ、こういうのは編集次第なんでしょうけども。「最近値上げが多いですよねえ」的なニュースで街角の人にインタビューすると、何人かに一人は「政府がどうにかしてくれないとね」というのが返ってきます。
…モノにもよるんですが…ガソリン関係なら、まあ分からんでもないんですが…別に日本政府がただ無策に全部値上げしてるってわけでもないでしょうに。特に穀物関係は世界的な高騰が続いてるんで、どうしてもそれに関連して思わぬところで物価が上がってしまうだけで政府にはあんまり関係ないような。
逆に、というとヘンですけど値上げしていない主要産物てのも日本にはあるんですが。…コメです。さすが自給率100%以上てなとこですか。たしかに現在の食料自給率はどうにかしないといけないものなんですが。

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05/06/2008

明後日は「万国赤十字デー」

5/8は赤十字の日、この機会に赤十字マークに対して正しい理解を(Yahoo!:JIJI)…実は結構奥深い?赤十字のお話です。
ではなぜ5/8が「赤十字の日」か、と言うと…赤十字社を設立したジャン・アンリ・デュナンの誕生日だから、なんだそうであります(ちなみに第一回ノーベル平和賞受賞者)。
アンリ・デュナン(Wikipedia)

白地に赤い十字のマーク。イスラム圏では白地に赤い新月のマーク。
これが赤十字のマークで、知らない方はほとんどいないかと。なぜこのマークになったか、と言うと赤十字社設立者のデュナンの生国がスイスで、その国旗の色を逆転させた…という説が有力なんだそうですが、他にもいくつか説があるにはあるようではあります。
そしてこのマークの本当の意味。
「救急車」「病院」「命」とかそういうのを表すのではなく、ジュネーブ条約でこのマークが掲げられた施設は「中立的で人道的な活動をしている」ということで攻撃が禁止されます。…つまりは戦争時など非常時に有効なマークであって安易に使うものではない、ということでしょうか…。
↑記事では日本の場合、赤十字社以外でこのマークを使うと罰則が課せられる、とあります。ただし適用された例は過去にはない、と。

実際の目的と異なった使用をされる、というのは色んな方面でよく聞く話ではありますが。このマークに限ってはいざという時に無用な混乱や弊害をもたらしそうで…たしかに正しい理解が必要になりそうではあります。ただ…こういう機会に、というのもありだとは思うのですが…もっと日常的に広める機会はないんだろうか、とか思ってしまいます。あんまり知られていないものではありますし。例えば世界史の教科書とか(…もう載ってるのかも知れませんが)。あるいは国語とか英語とかでやってもいいんじゃないんだろうか、と。

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05/02/2008

二つほど 5/2

とりとめもなーく、二つほど。

一つ目。80年前に作られたロボット「学(本来は旧字)天則」の復元作業が終了(Yahoo!:ギズモード・ジャパン)。実は結構あちこちで扱われてる「学天則」なんですが。記事中の「帝都物語」もそうなんですが、たしか椎名誠のマンガにもパロで出ていたような。古い古いロボット(人の代わりという意味でもロボットになりますか)の割には知名度が高いものでもあります。
初代?は行方不明…というナゾめいたところも興味をそそるものなのかも知れません。
…何ですか、今年7月に大阪市でオープンする科学館の目玉、になるんですか…実際に見てみたいもんではあるんですが、大阪かあ…ちょっと、距離があるんですよねえ…。

二つ目。水中での息止め世界記録17分4秒達成。しかし…(Yahoo!:スポーツ報知)なんだか疑惑?も持ち上がってるようで。…実はトリックじゃないのか? と…。
でも仮にこれがトリックだとしても。バレなかったらそれはトリックじゃないわけで。…まあ、もしそうなら心情的にはかなーり複雑にはなりますけども…ホントのとこは、どうなんでしょ? 個人的には純粋に記録達成を喜んであげたいとこなんですが。
…水って…実はダメなんです、自分。泳ぎも得意じゃあないんですが、それとは別に「水中」にミョーな恐怖心?があって。釣りは好きで以前はよく行ってたんで「水面」はどうってことないんですが(それでも夜中の海にライト照らしてその中を動き回る魚の影、てのはどうも受け付けないんですけども)…映画とかでも潜水艦が海の底で閉じ込められて~…とかそういうのはやっぱりダメ、なんであります。単に一方的に身動きできなくなってしまうとか、そういうシチュエーションがダメなのかも知れませんが…さて。

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04/30/2008

イヤなスパイラル

現在のようなバイオ燃料の急速な利用拡散は世界の食料問題に多大な影響を与えるだろう(Technobahn)…まあ、何を今さら感がめちゃくちゃ漂ってきますが。世界はもちろん日本でも様々な品が値上げの嵐の真っ最中ですが(ガソリンはまた事情が違いますけども)その大きな要因の一つ、とされているのが「バイオ燃料」になります。そもそもは環境にイイ、枯渇しつつある化石燃料を保護?できる…ということで各国で研究や開発が進んでいた「未来の燃料」だったのですが。
…何がどこでどう間違ったのかかえって高騰した挙句に色んなとこに影響を及ぼしまくる、という結果になってしまっています…。

前にもちょろっと述べたんですが。この「バイオ燃料」、原料はトウモロコシなどの農作物になります。
考え方の一つとして「植物は成長過程で二酸化炭素を吸収する。だから植物由来の燃料の二酸化炭素の放出量は差し引きゼロになる」というのがあります。…個人的にはなんだかちょっと怪しいなア、とか思っておるんですが。化石燃料だって太古の昔の生き物の残骸?なわけですし。その頃吸収した二酸化炭素を今排出してる…というわけにはいかんのかな、とか(実際はそうカンタンなものではなさそうなんですが)。
その辺は門外漢が個人的にちょっと思っただけ、なんですが…。

で、その「バイオ燃料」を作るために必要なトウモロコシが足りない→じゃあ別の作物の畑ツブしても作ろう→まだ足りない→トウモロコシの値段が上がる→もっと他の畑ツブそう→今度はその作物が足りなくなる…例えばコレで激減した作物にオレンジというものがあります。中南米辺りでオレンジからトウモロコシに鞍替えした農家が続出。そのため日本でもジュースを値上げ…それも他のオレンジではないジュースも値上げ、という結果になりました。
さらに拍車をかけたのがオーストラリアの干ばつでしょうか…小麦の値段の異様な高騰、というのはこっちの要因の方が強いのかも知れません。何せ今年だけの問題ではなくここ数年の問題になってきてる、とのことですし。

モノが少なくなればその値は上がります。そうすると皆がそのモノを生産しようとする。しかし諸事情あってそう簡単に生産できるもんではない(トウモロコシの場合土地がない、とか)じゃあ、どっか無理してでも作ろうじゃないか…と。
大抵の場合はモノが少なくて値段高騰→過剰生産で値が下がる、を繰り返すもんなんですが。今回の件はどうも長引きそうで…その辺がどうにも心配ではあります。乱暴なことを言えば一旦バイオ燃料生産を止めてみる、とか…しかし逆に言えばここまで発展してきてるのに水を差すようなまねは、ちょっと…とか。
まだまだ続きそうな値上げ攻勢ではあります。…でもなあ…もし何かでいきなり事態が好転したとしても…一度上げたもんを下げる、ってことはないんでしょうねえ…。

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04/26/2008

…せいか

と言っても京都の精華町のことでもなければ古代中国の西夏のことでもなく。
…今日、長野で行なわれた聖火リレーのことになります。
騒然!長野聖火リレー(iza! フォト特集)
Yahoo!海外ニューストピックス:北京五輪聖火リレー
総体的?と言うかショージキな感想を述べさせて頂くなら「みなさん、何やってんだろ…?」と。それぞれが求めてるモンがあまりに食い違うと、ここまでなんだかよく分からん事態になってしまうのか…と。

今回の聖火リレーは言うまでもなく今年開幕の北京オリンピックに向けてのもので。いやがおうにも世界中から注目されてしまうオリンピックのこと。開催国は必ず成功させよう、と頑張るものなんで…場合によってはかなりの無理や無茶がまかり通ることになってしまいます。…日本だって東京オリンピックがありましたけど、実はかなり無茶やってます。今では半分笑い話になってますけど。
で…それと関係があるのかないのか微妙なとこですけどチベットで暴動が発生。当然中国当局が鎮圧。…ところがそこへいくつか虐殺疑惑だとかねつ造疑惑だとか「ウラ」の事情が絡んできて…さらにチベットの独立を目指す一派もこの機会に、と活動を活発化。現在も亡命中のダライ・ラマ十四世(実はこれまで何度も来日してます)は関与否定のコメントを出したんですが…中国側は疑いの目を向け続けている、と。
そういう混乱が世界に広まると、以前からチベット問題を重要視していた有名人や最近の急速な発展を見ている各国重鎮などを中心に中国に対する不審の目が増加。すでに開会式のボイコットを決めてる国もあります。特にフランスはそれが顕著で、中国側も反発を見せたりしています。

まあ、タテマエ上はオリンピックは平和なスポーツの祭典。政治とか思想とかを持ち込むようなヤボはやめましょうよ、となってるんですが…。
過去にだって政治上の対立から多数の国がボイコットしたりしてますし。平和、と言いながら選手村が襲撃されて選手が死亡とかそういう事件だってありましたし。そういうのを完全に切り離すというのは不可能なんじゃないのか、と思います。人間生きてる以上何らかの思想は持ってるもんですし、スポーツだって根本には闘争本能があるわけですから完全に「平和」というわけにもいきますまい。

それでも…オリンピックと言えば出場する選手にとっては夢の舞台なわけで。…今回、色々と問題があるのはたしかなんですけど…選手の方々のチャンスを潰すようなことだけはして欲しくないなあ、と。これのために人生の大半を費やしてきた人だっているわけなんですし。

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04/25/2008

二つほど 4/25

とりとめもなーく二つほど。

一つ目。ジンバブエ、超インフレで5000万と2500万ジンバブエドル札を発行(Yahoo!:毎日)…5000万ジンバブエドルでも125円て。めちゃくちゃ簡単に言えばお金に対する価値が下がっているため↑こういうなんだか滑稽にも見える状況になってしまっています。第二次大戦中のドイツでもこういう状況だったらしく「コーヒー一杯の代金はトランク一杯の札束」とかそんなのもありましたが。
…なんでこんな風になったのか、というとどうも事実上独裁政権を敷いているロバート・ムガベ大統領の強硬な「黒人優先」政策に端を発しているようで。土地の強制収用だとか株の強制分配だとか…色々出てきます。一種異様な状態にあることには違いないようです…どうなってしまうんでしょうか、大統領選も行なわれたようなんですが…結果というか結末が結末なようですし。

二つ目。約7万年前、人類は絶滅寸前にまで追い込まれていた?(Technobahn)…これは細胞内のミトコンドリアのDNAを調べることで人類の起源を探る「ジェノグラフィック計画」の一端ではあります。
全ての人類は約20万年前にアフリカにいた「ミトコンドリア・イブ(mitochondrial Eve)」を起源に持ち、約6万年前に世界に散らばって行って現在のような多様性をもつようになった…と、大まかに言うとこういうことになります。…しかしその「約20万年前から約6万年前の間」は一体どうなっていたのか…ということで研究が進んでいるわけで。その一端として人類の数が激減していた時期があったのでは…と。
今の人類は60億は平気で越えてますが。新参者?の頃は結構ヤバい時期もあった、ということでしょうか…。

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04/24/2008

ゴミ出しから種の爆発まで

イギリス。ゴミ回収箱のフタが10cm開いていた男性(4人のパパ)に罰金225ポンド(Yahoo!:産経)…なんでもイギリスのゴミ回収というのは「ゴミ集積所へ各個人が持って行く」ではなく「回収箱が各家に割り当てられていて、当局が回収に来る」という形が基本なんだそうで。そう言えばちょっと前にNHK教育でやってたイギリスの海外ドラマ「Dr.WHO」でもそういうシーンがあったような。
マンションのような集合住宅の場合は、ちょっと分かりませんが…一戸建ての場合はそれぞれの家の前に回収ボックスがあるのが当たり前の光景なんだそうで。でも入れすぎてフタが閉まらない場合は罰金、と。で…この男性も罰金になったんですがそれを無視したため裁判所で有罪、と。…素直に払っておきゃ良かったのに…と後悔しても後の祭りというやつではあります。日本でもゴミ出しに関するトラブルというのは結構あるもんですし、簡単に笑い飛ばせる(当人にとってはたまったもんではないんですが)もんでもないのかも知れません。

ところで…↑の事件の舞台になったのはイギリス・イングランド北西部カンブリア州。「ああ、あのカンブリアか」と古生代区分の名前「カンブリア紀」が出てきそうなんですが
カンブリア紀(Wikipedia)
…実はこの「カンブリア」とはまた違う場所なんだそうで。「カンブリア紀」の方のカンブリアはウェールズでイギリスでは西部になります。↑こっちのカンブリア州は北西部にあるんだそうで…また違う地方ということになりそうです。

…そのカンブリア紀と言えばやはり「カンブリア爆発」と呼ばれる種の爆発的増加ですか。
カンブリア紀に入って文字通り爆発的に多数の動物区分が出揃った、分類する上でキーともなる連中がたくさん出現した、ということなのですが…通常ならなかなか残らない組織や部位が残った地層から「?」と研究者の頭を悩ませる生物が見つかったのもこの年代になります。
Palm Top Anomalocaris 手のりアノマロカリス
そういった連中はやはり突発的?に姿を消してしまっていて、まるでミステリーのように語られることも多いのですが…こういう歴史の積み重ねが連綿と現代にまで続いてるのもまた事実ではあります。

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04/20/2008

…怪物?

口はブタ、体はキツネ、目はウサギの『怪物』、中国は江西省宜春市の動物園で飼育中(Yahoo!:Record China)…しかも正体不明のまま七年間も飼育されていて、今も元気なんだそうです。飼育員の方の話だと「何でも食べてどんどん大きくなっていっている」とのことですが…。
Yahoo!記事のコメントにもあるんですけど、これって「怪物」でも何でもなくハクビシンのアルビノ(白化個体)なんじゃないのかな、と。
若干耳の形が違うような気もしますが、溝があるような独特な鼻の形してますし…全身真っ白で赤い目はアルビノの特徴ですし。尻尾が長いのもハクビシンの特徴の一つでもあります。ただ、こんな外見じゃあ最も大きな特徴である「鼻筋に白い線がある」てのが分からないもんであります…。
Google イメージ検索:ハクビシン

日本にもいますが「ハクビシン」、これは台湾名で「白鼻芯」ということから付いた名前ですが…中国本土名では「果子狸」となるそうで。これはこの獣が食材として扱われている地域があるからなんではないか、と思われますが(あるいはジャコウネコ科特有の匂いのせい?)…かのSARS騒動の時に感染源の一つとされたのがこのハクビシンでした。だから今でも普通に食材として売られているのかどうかは…微妙なとこではあります。
日本では畑を荒らす害獣扱いされていてアライグマなんかと共に専門の駆逐業者がいたり、畑の方で捕獲したりしているんだそうです。
…そのアナグマやアライグマ、あるいはタヌキと間違われることも多いです。本来はあんまり町中などには出てこない方なので知らない人も多い動物ではあるんですが…近年になって意外と近い場所で見つかったりするようにもなってきます。「イヌだ」「ネコだ」「いや、なんだありゃ」と大騒ぎになったりしてたりします…。

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04/19/2008

ホントの安全

毎年流行するインフルエンザはアジアで生まれて南米で命果てる(Yahoo!:時事)…途中で色んな国を巻き込んで行く、ということですが。もちろんアジアから太平洋を一直線に渡ればその年の流行はそれでもうおしまい、なんてなことではないわけではあります(そんな風に簡単に済めばそれはそれでイイかも知れませんが)。
…それでも、これは現代だからそうなったのかな、という疑問もあります。ここまで早くあちこちに感染しまくれるようになった、てのはつい最近なんじゃないのかなあ、と。例えば…やはり交通機関の充実、とかそういうのは影響としては大きなもんがあるんではないか…と。

…ここまで世界が狭くなっちまうと色んな病原体も短い時間であちこち行けてしまう状況に、すでになっちまってます。当然のことですが各国には税関という機関があって、よその国から入り込む様々なモノを食い止めることができるようになってます。
んが。相手は肉眼では見えないほどのモノなので…完全確実に禁止する、というのは不可能であります。
そのため各国は「完全に防御」するのではなく「入ってきたらどうするか」を念頭に色々策を講じることになります。例えば最近何かと騒がれている新型インフルエンザ。これに対する恐怖、てのはどこの国でも持ってるもんなんで、薬品の備蓄とかそういう活動は盛んに行なわれています。でも…患者ではない一般国民に対する啓蒙活動とか…そういうのにはかなりのばらつきがあるような。どっかで発症して爆発的に広がり始めてしまったら…日本でも結構簡単?に大流行してしまいそうではあります…。感染しきってしまってからでは遅いんですが。

こうなってくるとホントに安全な国てのはないのかも…とか思ってしまったりして。でもどの国も限りなく「ホントに安全な国」にしようと努力してるわけで。そういうとこ、希望は持てるとは思うのですが…。

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04/18/2008

ネタではなく

2007年…イラクに「配属」された武装ロボットが反逆?で11時間で撤収(Technobahn)。これは「Swords」という名で、自律型のロボット兵士…とかそこまで進んだものではなく。遠隔操作で敵を発見、攻撃できる、というものだったらしいのですが。
それが勝手に味方に銃口を向けるなどの「反逆」行為を…。
考えてみりゃ結構コワイもんではあるんですが。いや、ロボットの反乱とか反逆とかそういうのではなく。…『SWORDSが味方に銃砲を向けた理由は明らかにされていないものの、ソフトウェア上の不具合か、遠隔操縦用の電波に混線が生じたものと見られている』(『』内↑元記事より引用)って、そういう代物が世に出てきてるという事実が…なんとなくコワイなあ、と。
…多分もう大分年月が経ってますんで改良されてるんだろう、とは思うのですが。またどっかで設置しようとしたら「反逆」した、なんてことにならなきゃいいんですが…。

そう言えば?日本でも「ロボットスーツHAL」なるものが開発されたんだそうで。これはどっちかと言えばパワードスーツとかそういう強化服のようなもので、当然ですが戦闘目的ではなく医療や介護を目的としていて、つくばに量産工場ができる、とのこと(Yahoo!:オリコン)です。こっちも暴走とかそんなことが起きないよう祈ります(オイオイ。
…しかし…「HAL」に「サイバーダイン」て…SF映画好きな人が関係者にいるのか、と。でも両方ともあんましいいイメージないんですよねえ…逆な意味で狙ってるんだろうか、とか…。

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04/14/2008

二つほど 4/14

イギリスとイタリアで、二つほど。

一つ目。「ビスケット」か「ケーキ」なのか…判決は「ケーキ」(iza!)
「別にどっちでも…むしろそんなんで裁判?」とか思われそうですが。これはどっかの主婦が焼いたコレは一体どっちなんだ、見分けがつかないじゃないか…とかそういう裁判ではなく。企業が製品として売り出しているコレは一体どっちに分類すべきか? という裁判です。…20年以上も「ビスケット」だったらしいんですが、今回「ケーキ」という判断が下った、と。
どこに違いがあるのか、と言えばそれは税金。「ビスケット」だと17.5%の付加価値税がかかるんだそうですが「ケーキ」だと無課税。…そのため企業側は「これはケーキである」として争ってきてた、とのこと。もし最終的に「ケーキ」だ、ということになればこれまで収めてきた税金を返さないといけなくなるかも知れない…。
…日本でもこういうケースがありそうな気がしますが。こっちに分類されると税金かかるけど、こっちならかからないって…あ、ビールがそうか。発泡酒が生まれた理由の一つではありますものねえ…。

二つ目。イタリアで総選挙、結果は日本時間で4/15(Yahoo!:REUTERS)
我らがシルヴィオ・ベルルスコーニ氏率いる中道右派「自由の人民」と、ベルトローニ前ローマ市長の中道左派「民主党」が一騎打ち状態なんだそうで。しかもベルルスコーニ氏はやはり首相職を狙っている、ということで…相変わらずお元気なようでホッとしております。…こういう「しぶとさ」のある方には魅力を感じる方なんです、自分。
結果が気になるところではありますが…さてどうなりますやら?

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04/05/2008

二つほど 4/05

裁判員宣伝やら海賊やらで、二つほど。

一つ目。「裁判員 参上!」をセンス悪いと批判した鳩山法相、「友達の友達が裁判員」を却下(iza!)。「参上!」てのは東京の法務省祝田橋庁舎のフェンスに掲げられてるんだそうで、平成21年度には裁判員制度が始まることなども記されてあります(iza!)。…まあ、センスがどう、とかそういう問題ではないとは思いますが。…一方の「友達の友達~」てのは鳩山法相が去年「友人の友人がアルカイダ」と発言したのを受けて、ってなるのかどうか。職員から出た案、らしいんですが…これも悪ノリとかそういう問題ではないような気もします。
なーんか、結局はいつものようなお役所仕事で終わってしまいそうで。やるんなら地デジくらいにばんばんTVCMはるとか。たかだか一庁舎だけに掛け看板かましたくらいでは認知度も上がらないでしょうに。…民間のそういうCM広告会社とか、そういうとこに外注出してもいいと思うんですが。こういうとこにお金使うべきなんでは、と思うのですが…どうなんでしょうねえ…。

二つ目。ソマリア沖でフランスの豪華帆船が乗っ取り、乗員を人質に(iza!)…「え? 今どき?」とか思うかも知れませんが、プライベーティアやバッカニアの時代ではなく、今現在でも海で略奪行為を行なう「海賊」てのは存在しています。
ちょっと前にも東南アジアで日本の船が襲撃されたりしてますし…似たようなとこでは「環境テロリスト」とでも言うような「自然や環境のためなら何やってもいい」てな団体が他国の船を襲ったり、とか。
船、てのは大量に輸送できる反面、速度が遅くなります。そのため外部から容易に近づくことができます。…例えば飛行機を襲う「空賊」となると古き良き時代のプロペラ機ならまだしも、現在のジェット機ではなかなか同じような速度、というわけにはいきますまい。他の自動車とか陸路での「山賊」はたしかに現代でも時折見聞きしますが…船一隻狙った方が一度に大量の物資を手に入れることができます。
しかもソマリアと言えば現在はかなり治安が悪く、ほぼ無政府状態。外務省からも退避勧告の渡航自粛が出てたりします。
外務省:ソマリア民主共和国
そこへもってきて帆船。乗客をおろした後だったらしいんですが…いいカモになってしまった、のかも知れません…。

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03/25/2008

ロシアではなく「ソ連」

こないだ大統領選挙もあって、新しい大統領も決まったロシアですが…旧ソ連時代を懐かしむパーティが大人気(iza!)なんだそうではあります。もちろんそういうのをひらけるのはいわゆる「お金持ち」なわけですが。記事ではそういうことを笑い飛ばせるようになった、としていますが…なんだか日本の「昭和懐古ブーム」とはまた違った湿っぽい印象を受けてしまうような。そういうこと、やってもいいんだろうか、まだまだ傷つく人たちも多いんではないだろうか、とか。
…旧ソ連がなくなった、体制が崩壊したのは事実上1991年12/25のこと。もう17年も前のことになってしまいます…。

ハタチ前の若い人たちには「旧ソ連時代」を知らない人たちが増えている、ということにもなります。日本だと今年が平成20年で、そろそろ「昭和を知らない」世代が台頭してくる時代になりつつある、とも言えるのですが…それとある意味似てるのかも知れません。
しかし、ロシアで「ソ連パーティ」やってるのはそういう若年層ではないわけで。
一部の富裕層、となってますんでそれなりの年齢の方々なんでしょう。てことは昔のことも十分に知ってるはず。てことは…もうああいうのは全部過去のこと、と割り切って?笑い飛ばせるようになった、ってことなのかなあ…ま、「ソ連の良い面は強調するが、不快にならないよう悪い面は見せないようにする」(「」内元記事より引用)とかそういう演出もなされているようですし、何より「パーティ」ですし。そこまで深く考えることでもないのかも知れません。

それに「そうそう、こんなんあったよな」と「懐かしい」と思うこと時はどんなことにだってあるわけで。それが良い思い出でも悪い思い出でも(むしろ悪い思い出の方が心に強く残ってるんで、後々から懐かしい…と強烈に思ったりしますが)。…そういう意味では時代の流れ的にはアリ、なのかも知れません…。

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03/19/2008

だいぶおかしい

オーストラリア在住のイアン・アッシャー氏(44)が「家や車やジェットスキーなどなど…それに友人達まで人生の全部売ります」宣言(Yahoo!:ロイター)。記事中には『オークションのことを聞きつけた別れた妻からは「少しおかしいのではないか」と言われたことも明かした』(『』内元記事より引用)というくだりもあったりして。
…「少しおかしい」のではなく「大分おかしい」んではないか、と思うのですが…。

www.alife4sale.com(英語)
コレが当人のサイトになります。で、
" Ian is selling his life: car, bike, jetski... as well as his house and everything inside. Buy it and he will walk away with only the clothes on his back. "
というサブタイトル?まで着いてます。「イアンは人生を売り出しています。車、バイク、ジェットスキー…家にあるものは全部。これらを買ってくれれば少しの服だけでイアンは旅に出ます」…てなとこでしょうか。サイト内には他にもこういう文言が並んでいるんですが…。
ちょっと前に流行った「アーリーリタイアメント」みたいなもんなんでしょうか…まだ40代だってのに。(定年よりはるか前にさっさと引退して悠々自適に過ごしたい、というライフスタイル?が一種の羨望と共に語られたりしてたんです、まあ、金持ち限定ですけど)
そもそもサイト冒頭の文章がいきなり「オレの人生、欲しいものは全部手に入れちまったぜ…」的なもんで始まってますし。「欲しけりゃ持ってけ」とかそんな風に続いてますが。

販売はオークション形式で今年の6/22正午(多分現地時間)に開始。
…気持ちはなんとなく分からんでもないんですが…別にいらねーよ、俺の人生は俺が造るもんであんたのを買うほど落ちぶれちゃいない、てのが個人的感想てなもんで。
まあ、一切合財全部叩き売ってオレは新天地に羽ばたくぜ(単に逃げてるだけ、てな話も)てのはそこはかとなく合意できそうな部分もなきにしもあらず、と曖昧なとこではあるんですが…。しっかし、このイアン氏、モノが全部売れたとして、今後どうするんだろう? 仮に身の回り品だけ持って旅に出たとして…うまくやっていけるんだろうか? またぞろ旅先で手に入れたもん全部売ったりすることになるんじゃないのかなあ…と余計な心配までしてしまったりして。

なお、販売項目に「友人達」というのがあって、これは日本ではちょっと受け入れられないなあ…と思いますけど、これは「友人になる権利」とかそういう程度のもんじゃないのかな、と思います。別に無理やり友達になれ、ってんじゃなくて「知り合いの輪に加われる」とか…そんなもんでは、と。
…あるいはジョークの類かも知れませんが。「人生全部」とうたってますから友達はずすわけにいかんだろ、とかそういうわけ?で加えちまった、とか…。

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03/17/2008

クマが有罪

マケドニア。はちみつを盗んだクマに有罪判決(Yahoo!:REUTERS)…とは言っても野生のクマなんで罪をつぐなえるはずもなく。かわりに国が罰金を払う、という判決になった…と。
こういうのをどっかで聞いたなあ、と思ったら「動物裁判」というのが中世ヨーロッパの記録には残ってます。文字通り被告は「動物」で、ジョークでも何でもなく大真面目に裁判やってたんだそうで…被告に弁護士がつくケースもあったんだとか。
動物裁判:Google検索結果

現代の我々からしてみれば「何遊んでんだか」とか思うかも知れませんが。でも、まあ、こういう「考え方の違い」てのは歴史上いくらでも出てくるものではあります。現代では何気ない行為が百年ほど前ではとんでもない行為だったり、あるいはその逆とか。数百年も経ってしまうとさらにその差は広がっていったりもします。
当時では常識であったんでしょうか…動物が裁判にかけられる、ということが。
そう言えばドリトル先生シリーズにもそんな話があったような。あれはイギリスのお話ですが、犬が証言者席に座る…というくだりが。もちろん犬は人間の言葉はしゃべれませんので、ドリトル先生が通訳をする、というもので。でも検事はそれを信用しなくて、じゃあ、まずは検事の飼い犬でテストしてみようか…とかそういう感じでしたか。

一方で…この「動物裁判」、現代では一部復活してたりします。…森林伐採の被告として「樹木」が出てきたり、あるいは絶滅寸前の動物が出てきたり。あるいはペット関連の裁判ですとか。ただ、日本では人間以外が訴えを起こすことはできないので裁判になる前に却下されますけども。

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03/16/2008

ある告白

今頃になって…という観も強いのですが。でも、当人にとっても関係者にとっても辛かった数十年ではないか、とは思いますが…。
「サンテグジュペリを撃墜したのは私だ」元ドイツ空軍パイロットが証言(Yahoo!:読売)。「星の王子様」や飛行機モノで有名なフランスの作家・サンテグジュペリですが。第二次大戦末期に連合国のロッキードP38ライトニング(胴体が二つある特徴的なカタチ)の偵察型F-5Bに乗っての偵察任務中にその消息を絶ち行方不明…とされています。
こないだその機体ではないか…とされるものが海中で見つかって、引き揚げ作業が始まったりしていますが…。

それでも、実はこういう「最期がよく分からないケース」というのは結構あるものではあります。日本だと坂本龍馬とか。慶応3年11月15日(1867年12月10日)に京都の近江屋で陸援隊の中岡慎太郎ともども暗殺されましたが…この事件の主犯?はいまだに謎とされています。…「私がやりました」と元見廻組隊員・今井信郎が明治になって告白しましたが…これも本当なのかどうか、現在でもあれこれ憶測が絶えない案件ではあります。
しかし…もし本当に今井氏がやったとして…後の明治になってから告白した、というのは↑のホルスト・リッペルト氏と同様に苦しんだのかなあ…どうなんだろうか。

サンテグジュペリに関しては箱根に「星の王子様」のミュージアムがあったりして。世界的にファンも多いんですが、飛行気乗りだった作者らしく他にも飛行機モノの小説も出しています。
…実は「星の王子様」って、通しで全部読んだことがない、という…エセファンではあります、自分。逆に飛行機モノの小説の方は読んだことあるんですが。かなり細かい描写までされてあって、さすがは飛行機乗り、と妙な感心してしまったのを覚えてます。

それにしても…、「あの操縦士が彼でなかったらとずっと願い続けてきた。彼の作品は小さいころ誰もが読んで、みんな大好きだった」(「」内↑元記事より引用)てのは…哀しいものがあるもんではあります…。

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03/08/2008

折り合いをつける

イギリスで今年秋から指紋や顔写真などバイメトリックス情報が記載された「生体認証IDカード」の取得促進を開始(Yahoo!:産経)。最終的には英国民のほとんど、という形にもって行きたいのでは…と思いますが。まずは移民など外国籍の人たちから始めてパスポート申請者、空港で働く人、銀行口座を開設する学生…と。
んが。やっぱりと言うか何と言うか。「人権侵害だ」ということで反発もすでに出ているようで…その辺は仕方ないのかなあ、とは思いますが。

日本でもこういう取り組みは行なわれています。生体認証とかそういうのまでは行ってませんが…住民基本台帳カード。以前、確定申告がPC上でできる…という話の時に紹介したことがあります。
…このカードは合憲か違憲か、で裁判まで起きてますが(カードだけじゃなくて制度そのものが相手だったようですが)、最高裁の判断は「合憲」でした。…憲法じゃなくて個人情報保護法のはんちゅうじゃないのか、とか思ったりもしましたが。
でもこのカード、普及率が低い、とか全国的に使えない、とか結構首を傾げてしまうような状態(そりゃ、使うアテがなければ誰も取得はせんでしょうし…各自治体限定、とか意味あるんかな、と)ではあります。以前に某県がシステム侵入実験を行なって「結果は言えない」という何がしたいんだかよく分からんかった話まであったりして。
こういうので必ず出てくるのが「安全性」なわけです。もし漏れたらどうするんだ…と。

日本の住基カードの場合、項目がまだ少ないので(将来増やす予定ではあるそうですが)漏れたらそれなりの被害が出る可能性はあってもレベル的にはダイレクトメールと同程度ではあります。
が…イギリスの生体認証情報まで来てしまうと、もし漏れてしまえばかなりな被害が出ることも予測されます。
100%完全に完璧に安全なシステムなんてのは存在してないわけで。「絶対大丈夫なのか」と問われても「絶対大丈夫」とは返答できない状態。「そんな不安なシステムならやめてまえ」となってしまうのも、まあ、うなずける状態でもあるわけです。
でも…。
利便性、と言うか全国どこでもカード一枚で情報のやりとりができたらこれほど便利なもんはない。例えば前述の確定申告とか。PC上だけではなく住基カード一枚でさっと終了できるようなシステムだって作ろうと思えば作れるわけです。役所での書類申請とかそういう煩雑で時間のかかる作業だってどんだけ短縮できるか分からない。いや、やり方によってはもっと色んなことに使えるんではないか…と。

一種の分岐点なのかなあ、とも思います。便利さを追求すれば安全性で不安が出る。安全性を追求すれば便利さが減る。もっと強固なセキュリティシステム作ったとしてもいずれは破られるもので100%ではない。一方で「安全じゃないから実行できない」では諸事情あって役所に行くこともできない人たちの書類申請は困難なまま。
とりあえずシステム運用してしまえ、というのもある意味一つの手ではあるわけです。トラブルを一つずつ潰していきながら限りなく100%に近い安全を確保できるようにする。時間はかかりますが何もしないよりはマシではあります。
どっかで折り合いをつけないといけないんですが…それは一体どこなんだろうか、と。その辺の話はまだ出ていないようではあるのですが。

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02/21/2008

おおきなカエル

約7000万年前の白亜紀のカエル化石を発見、体長は約40cm(CNN)。…現在のところギネス認定の世界最大のカエルはゴライアスガエルで体長36.8cm(全長87.6cm)、体重3660g…とのこと。しかし↑で研究され、発見となった「Beelzebufo ampinga」は体長が40cm越えていたのでは…とされています。
なお、世界最大のカエル、となると実は結構色んな話があったりします。例えば日本でもよく見るウシガエル(いや、最近はそうでもないかな…?)、これは普通は体長20cmほどで後ろ肢を含めた「全長」だと50cmくらいなんですが…全長91cmという大物が捕まったこともあるんだそうで。ウシガエルてのは後ろ肢、つまり跳ねたり泳いだりするための肢が発達してますんで…全長で90cm越え、ってことは…後ろ肢を含めない体長でも40cmくらいは楽にあった、ということになりそうな…こっちも、デカイ。
巨大動物図鑑

対して日本の土着のカエルで最大は…と言えばやはりヒキガエルの類になるでしょうか。大体体長が15cm程度、ってなとこなんですが後肢はそれほど発達してませんので全長はそれほど長くはない、ということになります。
…これが興味深い?んですが…カエルてのはみんな全部飛んだり跳ねたりするもんだ、と思ってる方が結構多いようで。
実はカエルでも跳ねない種類があります(跳ねない、というよりそっち方面はあんまり得意ではない)。その代表格がヒキガエル。のそのそと歩いて昆虫やミミズなんかを食べます。ちなみに一種の「毒」を目の後ろに持っていて目に入ったりすると結構キケンではあります。…ニホンヒキガエルではなくオオヒキガエルという中南米原産のカエルも日本では帰化しているんですが…こいつはこの「毒腺」が非常に発達してるカエルではあります。
アマガエルもこういう「跳ねない」タイプ。しかもアマガエルは実は水が嫌いで…いや、水分は好きなんですが。好き、と言うかないと困るんですが。基本樹上性のようなもんなのでさっさとどっかに登って行ってしまいます。

「跳ねるカエル」代表格は…やはりトノサマガエルですか。
ただ、この種は実は関東地方では近縁のトウキョウダルマガエルとの混血が進んでしまって、実は純正種はほとんどいない…てな話もあります。背中の模様でトノサマ・ダルマ・混血てのは見分けられるそうなんですが…シロウト目にはなかなか難しそうな。
…なお…ギネス公認の世界最大カエルのゴライアスくんですが。実はこの方も「跳ねる」タイプになります。それどころかかなりのジャンパーらしい、とかそんな話まで。そんな巨体で跳ねるんか…ウシガエルも一応跳ねる系だしなあ…迫力、ありそうだ…。

後肢の使い方によって色々見分けられるカエルなんですが…「跳ねないカエル」の究極形態とでも言うか「動かないカエル」てのもいます(全然動かないんではなくてほとんど動かない)。…冒頭のカエル化石もこの系統なんかなあ…と想像図見ると思うんですが…さて。

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02/20/2008

ある種の温度差

みたいなものがあるとは思うのですが。
ロンドンのケン・リビングストン市長がボトル入り飲料水ではなく水道水を飲むよう主張(Yahoo!:ロイター)。水道代よりもボトル入りの水の方が安いのは明らかなわけで。たしかに環境への配慮やら何やらが出てくると「たしかに」となってしまうのですが。

元々日本てのは水資源が豊富、と言われていて「水を買う」なんてあり得ない、とされてました。が…海外へ行くとこれはまた事情が違ってくるわけで。欧米では当たり前に「水を買って」ます。これは水質の問題なんかもあってある意味当然ではあります。個人的には安心できるから買ってるんじゃないのかな、と思ってたりして。欧米、と言っても様々な地域があって特性も様々。水が合う、合わないで困るくらいなら最初から品質一定なものを買った方がいい、とかそういうことなんじゃ…と。
…日本ほど「水」と「安全」が簡単に手に入る国はない、とかそんな感じのフレーズもあったりしたような。
当たり前に「水を買う」ところから日本へそういう習慣が輸入されてきたわけで、今ではスーパーやコンビニなどではかなりの数、水が売られてます。当初は「売れるわけがない」と反対ばかりだった…とかそんな話も。もちろんただ置いただけでは売れるわけはないので、営業努力とかテレビ番組の力とかもあるわけですが、それはそれでアリなんでは、と思ってます。

ただ、日本では「そんなもんだろ」と思われててもイギリスでは違うのかなあ…とか。向こうの水道水事情てのはよくは分からんのですが日本とはまた違った事情があるんでは、と。ただ…なんでリビングストン市長はそこまでボトル入りの水を嫌うんかな、と若干疑問ではありますが(水道関連と関係がある、と記事には書いてありましたが)。

自分は時々買うんです、水。ヘンな味もついてませんし(水だから当たり前かも)。タバコやめた直後に味覚と嗅覚がいきなり鋭くなって、その頃に飲んだ水の美味さ、というのがどうにも忘れられない、というのもあったりしますが。あー…あれは美味かったなあ…。なんか、それまでの自分がえらい損をしていたような気分になった記憶があります。

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02/19/2008

鉄も値上がり

最近は色んなものが値上げしてきてますが。こういうものも値上げしてきてます…。
鉄鉱石輸入価格、65%値上げを新日本製鉄などが受け入れ(Yahoo!:毎日)。日本国内でも採れないことのない鉄鉱石なんですが…いかんせんその量が少ないために輸入がそのほとんどを占めることになります。そのため原産国が値上げしてしまえばそのままストレートに打撃がきてしまう…。

とは言ってもあちらさんがいきなり「上げる」と言い出してきたわけではない、と思うのですが。
石油なんかもそうですけど大多数のヒトの生活に密着してるものの原材料、てのはみんなが欲しがります。いや、欲しがるというのとはまたちょっと違って…みんなが必要になります。ないと困るもんばかりですから。当然、そういうものを国内で採ることのできる国は優位に立てることになります。
が。それが非常に希少価値の高いモノでその国でしか産出しない(まれなケースですけど)というのならともかく。今回の鉄鉱石にしろ石油にしろいくつかの国で採れているので、じゃあ、値上げするならよそから買う…という選択肢を選ぶこともできます。
…が。これもまた簡単にはいかないわけで。みんなが必要、と大多数の国家や組織が絡んでくるとどうしても「きまりごと」ができてきます。その性質上、「きまりごと」はあまり表に出ないことも多く…例えば陰謀ネタなんかにも使われたりすることもあったりして。

まあ、そう簡単にはいかんのでは、ということなんですが。原産国だってそういう資源てのは主要産業になってる場合がほとんどですから本音ではあんまり値上げなんかしたくないんではないか…と思っておるのですが。
それでも今回は上げ幅が上げ幅ですからクルマ業界や家電業界はもちろん、その他の業界にまで影響が飛び火する可能性も十分にあります。今現在は影響なくても数ヶ月、数年単位で何か出てくる、と言うことも考えられます。そのものが一般的に流通してるわけではなく、それを原材料にした製品から何かが…ということもあるんではないか、と。
…これからも何かまた別のモノが値上げされそうで、怖いところもあるんですが。次は一体何だろうか、と…。

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02/09/2008

ギョーザは悪くない

んですが…やっぱりなんだかそういう方向へ話が進みそうではあります。しかも…まだまだ収拾はつきそうにもないのが現状でもあります。
Yahoo!海外トピックス:中国産食品・薬品の安全性
状況的にやはり現地での混入か…というのが流れになりつつあります。その辺、きちっと調査して欲しいもんなんですが…どこまで踏み込めるのかなあ、という不安があるのも事実ではあります。何せよその国のことですし、コトは二国間の経済問題にまで発展しそうですし。…でも人命の危機にまで関係してきてるわけですから、やるこたしっかりやって欲しいんですが。

そういう「毒ギョーザ問題」で国内にも色々な動きが出ています。
「毒ギョーザ」分析依頼多数で検査機関が悲鳴(iza!)。そりゃ、そういう検査機関は大変だろうなあ…と。自治体だけではなく企業とか他の方面からの依頼なんかもありそうですし。
これに関連したのだと、手作りギョーザの人気再燃…とか。テレビのニュースでやってたのだとギョーザの「皮」を作る会社がラインフル稼働なんだとか。…普通より長く動いてて従業員の方が「こんなに忙しいのは初めてです」と苦笑してたりして。
あるいは「ギョーザパック」と呼ばれるカンタンにギョーザを包むことのできるグッズが密かに人気なんだとか。
Google検索:ギョーザパック
お値段も1コ数百円程度とお手頃。…別に手でやりゃいいじゃねーか、とか思うかも知れませんが。実際やってみると結構めんどい…いや、コツのいる作業なんではあります。数こなさいといけませんし、最初はどうしてもいびつになってしまいますし。そうなると破けたり火の通りにもムラが出てしまいますし。これを機?に手作りやってみようか…なんてな場合にもオススメではあります。

…今日、スーパー行ったらパックもののギョーザが半値で山積みになってたりしました。…冷凍モノは電子レンジ持ってないんで買いませんし、そうでなくてもあんまりそういうのは買わない方なので(製品それぞれで焼き方のコツが違ってくるんでかえってややこしいような…シューマイなら蒸してしまえばいいんで、こっちの方が楽だったりして)、まあ、別にいいや、てなとこなんですが…世相を反映してると言うか何と言うか。
ほんと、ギョーザは悪くないんですがね。悪いのはそういう製品作って出荷してしまったとこなんですが、ね…。

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02/05/2008

いぎりすのちょうさ

イギリスのあるテレビ局の調査。「ウィンストン・チャーチルは架空の人物」…23%、「シャーロック・ホームズは実在の人物」…58%(Yahoo!:時事)…シャレなんじゃないの? と思うんですが。そう言えば以前どっかで「シャーロック・ホームズの住所には今でも事件依頼の手紙が多数届く」てな話を読んだような。…あれ、でもベーカー街のあの住所って、たしか現存しないんじゃなかったっけか…? 北欧かどっかで、サンタクロース宛の郵便には郵便局が気を利かせて返信してるって話がありますけど…こっちはどうなんだろう…?

ウィンストン・チャーチルと言えばイギリスでも有名な政治家で、平民としては初の国葬になった方でもあります。
ウィンストン・チャーチル(Wikipedia)
…やや強権的なところを批判されたりもしますが…何か一定のことを成し遂げて他国の国民にもそれなりに認知されてる辺り、一種の「英雄」と言ってもいいかも知れません。…まあ、「英雄」の定義なんてのはかなーり曖昧ですんで、色々と見方もあるもんではありますが。
一方のシャーロック・ホームズですが。
シャーロック・ホームズ(Wikipedia)
これは説明不要なくらい有名な探偵ではあります。彼の愛好家は「シャーロッキアン(イギリスではホームジアンなんだとか)」と呼ばれて世界中にいます。…その一方である意味最も嫌われてる探偵なんではないかな、と。結構人によって分かれるもんではあるんですが…ホームズ好きか嫌いか、てのは。鼻につく性格してますし、不健康な生活してますし。
…個人的には好きなんですけどねー…多分生まれて初めて触れた探偵物てのがホームズシリースだったはずなもので。あんまりおどろおどろしてなくて(内容的にはかなりヤバいのもあるんですが)すぱっと終わってる辺りが好みなのかもしれません。推理小説てのは「読者が一緒になって謎を解く」「探偵の鮮やかな推理に驚嘆する」という二つの楽しみ方があって、作品によってその割合が違うもんだ、と勝手に思ってるんですが…ホームズ物てのはある意味元祖なんでその両方ができてお得なんではないか、と、これも勝手に思っております。

なんだかちょっと脱線してしまいましたが…。
やっぱりこの結果はあちらの人たち特有のシャレなんじゃないのかなあ、と。日本だったらもっと四角四面な結果が出てきそうですけど…イギリスですし。それに6割の人が「いる」って答える架空のキャラがいる、ってのも…なんだか逆に憧れてしまいそうな。そういう余裕?みたいなものがあるってのはある意味スゴイな、とか思ってしまうのですが。

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02/02/2008

二つほど 2/2

本当にとりとめもなく二つほど。

一つ目。「高級志向」炊飯器、続々(iza!)…内釜にこだわった作りとか、そういう炊飯器が増えてきている、とのこと。値段だって従来の10倍とかするそうですが。いわゆる「団塊の世代」がターゲットとのことで。…大量退職ということで、お金と時間に余裕がでてきてる人たちが増えてるわけで、そういう人たちを狙った?商品てのは最近多くなってきています。
炊飯器。…昔は自分も使ってたんですが今は土鍋にシフトしてます。実はどっちがいいんだろ? てな疑問もまだ残ってたりするんですが。炊飯器の飯がどうも…ってことで炊飯器→文化鍋→土鍋になったんですが…。
本当に美味い飯、というのはまだ食ったことがなかったりします。でも土鍋だと時折「おおっ!」とかそういう炊き具合が出ることもあって、そういうのを再現しよう再現しよう、と挑戦してみるんですがなかなかウマイこといかず。…炊き方だけではなく例えば米の状態とかそういうのも関係していそうでなかなか難しいもんではあります。本当は玄米の状態で冷暗所に保存・炊飯の直前に精米…というのが美味い炊き方だ、てな話を聞いてぜひ試してみたいなあ、とは思ってるんですが…。

二つ目。台湾で両手両足の「指紋」のない一族が(Yahoo!:RecordChina)…五世代に渡って「無指紋」だったんだそうで。
なんかこういう話はどっかで聞いたような気が…とか思ってるんですが。でもここまできっちり?とした話が出てくるってのはこれまでなかったような。…ギネス申請ってのは…なんでやねん、とか思ってしまいますが。
なんでニンゲンの指には指紋があるのか。
一説には樹上生活の名残りなんだとか。はるか昔々、人間は木の上で生活していました。それがやがて平原を二足で歩くようになり、空いた前肢、つまり「手」の発達によって様々な発展がなされるようになったのでは…という話があります。…木の上で生活してた時に「手」は主に何してたか、と言えばそれは体を安定させるために枝やら幹やらを掴んでいたわけで。その時に滑り止めの役割として指紋が役に立っていたんでは、と。
…まあ、他にも指紋の形状によって出身地域が特定できる、とか色々あるにはあるんですが。
ただ、結構色んな方に指摘されてますけど…指紋がなくて証拠が残らないから犯罪起こしても捕まらないのでは…てのはたしかにどうかな、と。指紋がないならないで逆に特定されやすくなっちまうでしょうに、と。

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01/24/2008

やるべきときは

やってもらいたいものではあるのですが。
今年7月に洞爺湖畔で行なわれる「洞爺湖サミット」で会場を標的とした航空テロが発生した場合、該当航空機の撃墜も視野に入れて検討中(Yahoo!:読売)。例のアメリカの911テロを引き合いに出すまでもなく。テロリストによって乗っ取られた旅客機がサミット関連施設、会場そのものや宿泊地へテロをしかけるのでは…という恐れは十分にあります。
すでに国際大会…オリンピックとか、そういう人のたくさん集まる場所での警戒というのはかなり厳しくなってきてます。各国の首脳が集まるサミットなんてのは格好の場、となってしまいます…。

これがもし日本でない国だったら「撃墜」という選択肢があってもそれほど不自然ではないのでは、と思いますが。名目上「軍隊」を持っていない日本ではどうしても活動の場が限定されてしまいます。海外派遣一つにしてもあれだけ国内でごたごたした挙句に「銃は撃つな」とかそういう縛りも厳しくなってしまいましたし。…そんな国で「撃墜も視野に入れて~」となると…。
別に誰も積極的に撃ち落せ、と言うとるわけではないんですが…ね。
以前に日本の核武装が話題になった時にも(この時も「武装も視野に入れて~」だったんですが)「そんな話するなんてとんでもない」という声が政界なんかでも噴出。…いや、議論するのがそんなに悪いんか、と個人的には呆れてしまいましたが。別に誰も「核武装しろ」と言ってるわけでもなかったんですけど、ねえ…。
あらゆる可能性を視野に入れて柔軟に議論なり何なりして欲しいなあ、と思ってるわけです。

ただ…やっぱり「撃墜」となると…心情的に抵抗があるのもまた事実です。
各方面でも警備や警戒して、そうならないために努力されてるわけですが…最終的にはそういう判断が下される可能性がある、というのはやはり悲しいことではあります。
でも。もしそういうことをやらなかったら…と考えると。それはそれで国際的にどうなんだ、ということにもなりますし。やるべきときはきっちりやらないといけないんでは…とは思うのですが。

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01/23/2008

たかが蚊、されどカ

ブラジルの首都・ブラジリアで黄熱病を媒介する「蚊」が激増、ついに軍を投入しての撲滅作戦展開へ(iza!)…向こうは南半球なんで今は夏。気温が低ければ活動も鈍いもんなんですが、夏だとやはり活発になってしまいます。その辺も関係してるのかも知れません。
「なんだ、たかがカ程度で」と思うかも知れませんが、実は結構厄介な存在ではあります…蚊。

以前はアメリカでも、西ナイルウィルス熱というやはり蚊が媒介する病気でニューヨークかどこかで大規模な掃討作戦が展開された、とかそういう話があったような。下水道や小さな溝に至るまでボウフラの湧きそうな場所は全部しらみ潰しに薬撒いて潰していく。…はたから見たらあんまりカッコいいものではないかも知れませんが…これも一種の災害救助、という見方もできます。
日本でも例えば日本脳炎であるとか(この病気、こんな名前ですが別に日本固有の病気…てわけでもないです)蚊が媒介する病気てのは実は結構あります。昨今問題となっている地球温暖化がさらに進めば、蚊が媒介する南方系でもっと厄介な病気も日本に来るのではないか…という話すらあります。

ではなぜ蚊がそんな厄介なもん運ぶか、と言えばこれは別に蚊本人(?)に悪意はないわけで。ただヒト刺す前に刺した相手が悪かった、とかそういうことではあります。
例えばインフルエンザ。これの感染経路の一つに豚→ヒトてのがありますが、これに蚊が絡んでる場合もあります。ヒト刺す前に豚刺した蚊がいてそこからウィルスが…と。ハエも似たようなもので生息域に感染源があってそれに触れたハエが食物にくっついて、そこへ病原体が…というのが「ハエはばっちい」メカニズムの一つではあります。

…実は今後「蚊」が重要な案件になるんではないか、とかそんなことも思ってしまいます。前述のように日本だって今後ずっと他人事と済ましてしまえるのか…と言えばそうでもないわけですし…。

06:45 PM | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

01/20/2008

二つほど 1/20

今日も今日とて二つほど。カワイイのからキモカワイイのまで二つほど。

一つ目。ドイツのニュルンベルグ。「クヌート」に続く白くまの赤ちゃん「フロッケ」の一般公開決定(Yahoo!:JIJI:写真アリ
母親に育児放棄されたドイツの白くま「クヌート」は、自然に反していると安楽死を望む声が出るほどの話題となりましたが…こちらの「フロッケ」は小熊を食べてしまう事故が起きたため隔離・飼育されたとのことです。なお「フロッケ」とは「粉雪」の意とのこと。
再び同様な人気が出るのかどうか…とか、その辺はちと、分かりませんが。
実際「クヌート」ももう立派な成獣になってますし、こちらも無事に育ってくれればそれでいいんでは、と。あんまり騒ぎ立てんでも…とやや心配ではあります。

二つ目。秋田県秋田市。カブトムシの幼虫のカタチそっくりのチョコレートが大人気、一時間で売り切れ(Yahoo!:秋田経済新聞:写真アリ
カナダかどっかには「スラッグ」チョコレートがある、という話を聞いたことはありますが。ええと、スラッグてのは…ナメクジのことですが。…それ言ったら「食虫」の分化てのは世界中にあるわけだし日本でだってイナゴやハチノコ食うやんか…とか言われそうですが。
こっちはチョコだもんなあ…珍味じゃないですし。やっぱり抵抗ありそうだ…カタチも結構リアルでよく出来ていますし。
…いや、まあ、時期も時期ではあるんですが。あとひとつきほどもしたらそーいう時期ではあるんですが…。でも物珍しさで売れてるだけなんだろうか、それとも味が良いんで売れてるんだろうか、どっちなんだろうかな…とか。

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01/04/2008

よく分からん…

海外では日本とはチョット…いや、大分事情が違うようで。よく分からんことが起きてたりします。

中国で宝くじに当たった学生、大学を去る(iza!)
まあ、日本円で約7700万円、↑記事によれば都市部での年収が22万円の地方では7万円の国でそんな金が…ええと、日本だと大体400万とかくらい…かな?平均年収? 単純に400万÷22万で大体18倍くらいですか。7700×18=138600で…約14億かよ…。
計算が怪しい上に平均年収がそんなもんなのかどうか、正確にはわかりませんが…どっちにしても大金てことにはなります。…一体どんな宝くじだったんだろ…よく分からん。
ただ、たしかに学業に戻った方がいいのかな、とは思いますが。金は使ったらなくなっちまいますが学問は使ってもなくなることはないんですし。

モンゴルでは新年に偽の酒が出回り11人死亡(Yahoo!:時事)
記事ではお酒の生産ラインで日本では劇物指定されているメチルアルコールが混じったのではないか、としていますが…怖いものではあります。
でも意図的?に混入しない限りお酒にメチルアルコールが混じるとは思えないんですが(そりゃ、現地の事情に詳しいってわけでもないんで、何かがどうかすればこうなる、てのもあり得るんですが)…こちらもよく分からんものではあります。
メタノール,エタノール,消毒用エタノール(高杉製薬)

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12/24/2007

サンタ追跡 2007

…今日は12/24ということで明日はクリスマス。一応キリスト生誕祭ということで、キリスト教徒にとっては聖なる日になるんですが…多神教・多宗教の日本ではフツーにお祭りの日とかパーティとかそういうイメージが強いもので、あんまり宗教的なことは知らん、というのが現状ではあります。
しかしそんな日本でも誰もが知ってるクリスマスのキャラクターと言えば…サンタクロース。そして今年もアメリカNORAD(北米航空宇宙防衛司令部)が開催しているイベントが…サンタクロースを追跡する、というもの。
NORAD TRACKS SANTA 2007
…なんか去年とか一昨年とかは「サンタを捕まえろ」的な感じだったんですが。今年はなんだかそういうサツバツ?とした雰囲気が薄れているような…まあ、その方がいいのかも知れませんが。

NORADと言えば北アメリカの防空の要でもあり、世界的に核やら戦略爆撃機やらを監視している真面目な組織なのですが。
北アメリカ航空宇宙防衛司令部(Wikipedia)
たしか間違い電話とか何とかそういう流れで始まって、50年も続いているイベントではあります「サンタ追跡」。こういうのをすんなりやれる辺り、なんだかスゴイなあ、と正直に思ってしまうものではあります。…日本だとなんかどっかぎくしゃくしてしまって素直に楽しめないような気がします…。
今年は色々ミニゲームなんかもあるようです。組織はもちろん北米のものなんですが、日本語版もあって苦手な方でも大丈夫です。…以前はかなーりヤバげな日本語だったんですが、直訳っぽいのもあったりして。でも今回のはそうでもないようで…やっぱり進化していくもんではあります。

時差の関係でまだ始まってないようですが…お時間のある方は時折のぞいてみるのもいいかも知れません。ただ、GoogleEarthの導入なんかも始まっているんで、あんまりそういうの入れたくないなあ…てな方はご注意を。結構重いもんですし。

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12/16/2007

連続殺大熊猫事件

中国・四川省ではジャイアントパンダを射殺する事件が相次いでいるんだそうで…国家林業局が現地関係機関に徹底した捜査を指示した、とのことです(Yahoo!:RecordChina)
…記事の内容だけでは「どこで」とか「どんな状況で」というのは分かりませんが…四川省と言えば世界で最もパンダの多い地域。それでも「連続」がつくほどに多数見ることができて、しかも村人が銃で殺したりすることが可能な状況なんだろうか…と若干の疑問を持ってしまいますが。成都にパンダ保護センターというのがあって、たしか、ここで育てた個体を野生に放している…とかそんなこともしてたと思うんですが。それでもそこまでの数、放していたのかどうか、となると…。

当たり前ですが世界的に保護されている動物ではあります、ジャイアントパンダ。生息数も少なく、野生の個体は非常に少数と言われてます。基本的に単独で行動し…成獣となると大きさも大きさですし、実際はかなり気性も荒く用心深い性格とも言われています。
なぜ数が少ないか、と言うと…その大きな要因の一つは繁殖期の短さにあります。某番組で「この動物は増えていく気があるのでしょうか?」と呆れられてましたがたしかにその通りで、一年に数日とか一日とかしかメスは発情しません。しかもオスもメスも単独行動。出会う確率が極端に低い上に繁殖も難しい、となると…。
…一方でその容姿から人気の高い動物でもあります。
中国のパンダ外交、という言葉もあるそうで。つまりは仲良くしたい国や地域にパンダを贈って友好を深める、というもの。日本も国交が回復した時につがいを贈られてます。…最近では色々とややこしいことになってる台湾に贈る、という話があってやっぱりすったもんだの挙句話は立ち消えになりましたが。そういう使われ方もされているんで、今回のような「事件」が起きるとさすがに真剣になります。

…んでも…実際はどうなんでしょう。やっぱり村人が射殺したのかなあ…なんか、ヘンな意図とかなきゃいいんですが。

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12/15/2007

海賊伝説の原型

とでも言うべき人でしょうか「海賊キッド」、その持ち船の一つとされる「クェダ・マーチャント号(Quedah Merchant) 」と見られる船がドミニカ共和国沖で発見されました(Yahoo!:産経)。水深3mほどの浅い海中なんだそうです。
ウィリアム・キッド(Wikipedia)
…キッドって元々はイギリスのプライベーティアだったんか…知らんかった…。

色んな作品に登場してきてる「海賊キッド」ではありますが(名探偵コナンの「怪盗キッド」だって元ネタはそれっぽいような)なんだかWiki見る限りでは結構悲惨な最期となっているようです。
たしか「海賊は吊るし首」てなイメージの定着の一つにはキッドがそういう末路をたどったから…てな話をどっかで聞いたような気がします。さらにカリブ海行ってバッカニーアになったけど部下の謀反が…てのもやはり海賊ではありがち?な話ではありますし。…そういうとこの大元になった人でもあります。
一方で海賊、と言うとどっか突き抜けた明るさがあるのもまた事実。
映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」は直接キッドをモデルにしてる…というわけではありませんが、どっかに宝を隠した海賊がいて…というのはキッドにもそういう伝説があるからで。それを探しに行くのはやはり陽気な連中、と相場は決まっているものではあります。

…でも意外なところにあるもんだなあ、という気がせんでもないんですが。ドミニカ沖のカタリーナ島近海でしかも3m程度の水深だったら例えば観光客のダイバーとかが偶然発見した、とかでもアリなような。いやでも、こういうのはそれこそ意外な盲点で…というものなのかも知れません。

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12/12/2007

強力風力発電

イギリスのハットン商業相は10日、温暖化対策の一環として2020年までにイギリスの全世帯の電力需要を風力発電で賄うことが可能になる、と発表(Yahoo!:時事)しました。
…日本での考えだと「えー、あんなんで全世帯の電力賄う? 無理なんじゃ?」と思ってしまいそうですが。実際のとこ、イギリスてのは島国である利点もあって、洋上風力発電ならそういうことも可能なんではないか…とされているんだそうで。

例えば北欧なんかではかなり実用化が進んでいるらしいですし(でも実際は一国の風力発電だけで自前の電力需要を全部賄う、てのは難しそうではあるんですが)、ドイツやスペインでもそれなりの電力を供給しているのが現状でもあります。
風力発電てのはめちゃくちゃ簡単に言えばでっかい風車を回してそれで発電します。
風の力を使うので火力や原子力のような燃料費はかかりません。しかも有害物質も排出しない、という、その点だけは非常に優れているのですが…当たり前ですが大量の電力をキープしようと思えばでっかい風車が必要になります。でも大きいと不意の突風などで壊れやすい。じゃあ、小さめのやつを多数配置しよう…てなことになります。
が…どこにンなもん設置するんじゃい、てなことになって、じゃあ、洋上に…ということになります。実は回転する際に出る騒音てのも結構問題になっていたりするんです…。

イギリスでは今後大規模な計画を推し進める予定ですが…日本はどうするんでしょうか…。
例の国連の気候変動枠組み条約第13回締約国会議(COP13)もなんだか微妙な頃合になってきてますし…やっぱり何かこういう大きなやつをどーんと打ち出した方がいいのか…いや、下手にできなそうな言うよりは(日本で風力発電というのはなかなかに難しいそうですし)堅実にやってもらった方がいいんでは…とか。

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12/08/2007

実は他人事じゃない

中国の江蘇省で12/7、一つの家庭から二人の鳥インフルエンザ感染者が出た、という発表がありました(@nifty:RecordChina)
…お一人は特に家畜との接点がなかった、とのことで…しかも同一家庭から二人、ということで…。
ヒト→ヒトへの感染が非常に疑われるケースになってしまいます。

確認されているだけで世界で4例目になります、鳥インフルエンザのヒトからヒトへの感染。
インフルエンザというのは基本的に「鳥」なら鳥のみ、「ヒト」ならヒトのみに感染し、それぞれのくくりの中で感染していきます(もちろん例外は多数あります。豚は「鳥」「ヒト」両方にかかるって話ですし)が…なぜか時々?全く関係なさそうな別の連中に感染することがあります。
…これが非常に恐ろしいわけで。
全世界でやっきになってインフルエンザの感染に目を光らせているのは、もちろんこの病気が場合によっては命にもかかわるようなものでもあるから、なんですが…「鳥」がヒトに感染した場合、非常に強力な型が生まれる可能性があるから、です。

インフルエンザに限らずウィルスてのは世代交代のスピードが尋常じゃありません、てのは前に何度かこの「あれこれ」でも述べたんですが。
よく「不老不死になりたい」とかそういう願望を持ったダレかが世界をどうこう…てな秦の始皇帝みたいな話がマンガや小説にありますけど、ウィルスてのはそれとは真逆の発想?持ってます。つまり変化するのを前提にして生きている、と言うか…個体の変化=全体の変化、と言うか。不老不死では個体の変化はほとんど起きませんけど、世代交代を頻繁に繰り返せば個体が積み重ねてきたわずかな変化を簡単に後の世代にフィードイバックできます。そしてわずかだった変化が世代を重ねるごとに大きくなっていく…。
…もちろん知識とか経験とか、そういう後付けで得たモノ(…ウィルスにそーゆー概念はないと思いますけど)は後の世代には伝わらないんで、ヒトと簡単に比べるにはちと、無理があるかも知れませんが。

もし仮に「鳥」がヒトに感染して…ヒトの中で↑のような変化を具現化して今度はヒト→ヒトへと感染して行ったら…これは「新型」になってしまうわけです。それもまだ人類が体験したことのない「型」に。しかも強力な「型」に。その可能性は非常に高いのが現状です。
しかもこれは中国に限った話ではなく。日本でもどこでも世界中で起こり得るのです…。

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12/01/2007

ちょっとコワイかも

外見は「ヒョウ」、中身は「ネコ」? 米でハイブリッド大型ネコ発売中(Yahoo!:REUTERS)。ヒョウ、というには少々小さめかも知れませんが…大型犬くらいにはなるんだそうで。

元々大型のネコ科の動物とネコをかけあわせる…。
てことは繁殖能力はないっぽいんですが。トラとライオンの仔、というのは今は知りませんが以前は動物園でも展示されていましたが、一代限りの命ではありました。これは種の固定と言うか何と言うか。違った種間での「雑種」を避けることで己の種の保存に努める、というものなんですが。
…一方で新種てのはそういう雑種から生まれた、てな説もありますんで、この辺はまだまだよく分からん世界でもあります。亜種間(例えばイヌてのは基本同一種で、品種という間柄ですし)では仔に繁殖能力があります。一定のラインみたいなのがあってそれより近いと(亜種や品種)繁殖できて、それより遠いと(違う種)繁殖できない…みたいなもんなのかも知れませんが、実は例外も相当数あったりするんで、はっきりこう、とは言えないもんでもあります。

…とまあ…そういう話はいいんですが…。
大型犬クラスのネコ。
販売したり流通したりしてますんで、例えば性格の大人しい系を選んで生み出させる、とかそういうことはやってると思うので…噛まれて大ケガとか引っかかれて大ケガとか、そういう事故はそんなに起きないのでは…と思うのですが…。ちょっとコワイ印象はあります。
でも日本じゃ売れねえだろうな、これ。
値段も値段なんですがやっぱり生命倫理とかそういうのが先走ってしまいそうで…こういうのは国民性の違いかなあ、と。あんまりいじくられたモノを好まない、と言うか…。以前クローンのネコを米で売り出した時もやっぱりこっちでは冷めた評判でしたし。

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11/20/2007

ヤマトのタンゴ

クロネコを救え…「黒い猫は縁起悪い」は迷信、イタリアで「クロネコ」イベント(Yahoo!:REUTERS)。…イタリアでは年間に6万匹ものクロネコが殺されているんだそうで。それを見かねた動物愛護団体が…とのことのようです。

日本ですと例えばアニメ「魔女の宅急便」で黒猫のジジが出てきたり。某配達業者がマークに使っていたり。あるいは「黒猫のタンゴ」なんて歌もあって、最近これを音源に使った新しい曲が出てたりもしますが。
「黒猫=魔女の使い魔」
という構図は欧米ではかなりしっかりとした形で定着しているようで(だからジジも黒猫なんですが)キリスト教の宗教観ともあいまって事情はやや、日本とは違うようではあります。…ンでもまあ、「魔女」の定義とか「黒いモノへのイメージ」とか。そういう曖昧なもんも含んでの事情ではあるのですけども…。
やはり中世の「魔女狩り」が大きく関係しているのではないか、とも思えるのですが。
宗教的に罰せられる女性に付き従う黒、もしくは醜い生き物。黒猫やカラス、ヒキガエルなどを使い魔としていて怪しい…と。そもそも魔女裁判てのがどれくらいの頻度で行なわれていたのか、とか、ヨーロッパの全ての都市で普通にそういうことが行なわれていたのか…などが分かりませんので、当時はどこまで周知されていたのかも分からないんですが。でもそういう話が伝わるにつれ「怪しい」「不幸」というイメージも定着して行ったんではないか…と。
そういうイメージが現代にまで残ってしまっているわけです。
でも…逆にクロネコは幸運を招くとかそういう迷信もある、てな話をどっかで聞いたこともありますし。何も殺すまでしなくてもなー…とは思うのですが。

もう何百年も前からのイメージが定着してしまってなかなか拭えない例の一つ、でもありますクロネコは。
…てことは…今、現在何気なく触れている事柄だってはるか未来には奇妙に思われる「何か」の母体になってる可能性もある、ということではあります。

なお。蛇足ですけどアメリカに「カラス(Crow)」は広く分布していなかったりします(全然いないわけではないですし、ワタリガラス:Ravenがいる地方はありますけど)。しかしそういう地方にもBlackBirdというカラスではないけど黒い鳥が存在したりしてます…。

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11/11/2007

二つほど 11/11

「おいおい」な事柄を二つほど。

一つ目。鳩山外相「私の発言にウソはない」(Yahoo!:毎日)…いや、そりゃ…ウソはないのでしょうけど。
↑この場合の「ウソ」はアルカイダがどう、という発言も含む恐れがあります。何せ「治安に関する私の発言」とやってしまっているので…そりゃ、まあ、そういうのを啓蒙しよう、というのは分からんではないのですが…。
いわゆる「空気読めてない」と言うか何と言うか。
誰か近い人が注意とかしなかったんかなー…とか。官房長官から注意はされたようなんですけど、それも結局は功を奏していないような形ですし。こういう「ヒトの意見聞かない」「自分の発言がどういう影響を周囲に与えるか考えたことがない」てな方は結構いますけど。…でも一国の法務大臣がやっていいことじゃないと思うのですが。
それこそ「ウソ」でもいいから空気読んでくれ…と思うのですが…無理かなあ、やっぱ。

二つ目。イギリス人の父とフランス人の母を持つ兄弟。両親の離婚でフランスに引き取られる…しかし裁判でイギリス在住が認められる(iza!)。ここまで見ると普通にありそうな?お話なのですが。この兄弟、父の住むイギリスの方がいい理由てのが「学校も近いし宿題も多くないから」という…。
…いや、ホントかどうか分からんのですがね。もっと家庭内の闇に根ざした何かがあったのかも知れませんし。それでもこういうことを堂々と言える、てのは…おいおい、と言うか何と言うか。

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11/02/2007

変化なんだか

世界的な北極冒険家ボルゲ・オウスランド氏(45)が、温暖化の影響により夏の氷河を渡って北極点へと向かう旅は今後難しくなるだろう…との見方を示しました(Yahoo!:ロイター)。北極点へは気候の緩む?夏に氷河を渡って行くわけですが、温暖化によって氷河も溶けてきてるのでカヤックも持って行った方がいい…ということのようで。
実際、いくつかそういう影響も見え始めている温暖化ですが(ツバルの水没化とか)、実感はなかなかわかないものではあります。。今年の北極の氷は過去最大規模の収縮を見せた、とのことですが…。

一方で今後北極の氷が減り続けるなら新たな北極航路のあり得るんではないか…という話もあったりします。現行のようにスエズ運河を使っての運行よりも早く着ければその分燃料の節約となり、それだけ温暖化促進を緩めることにも繋がる…という皮肉、と言えば皮肉な話でもあるのですが。
さらに。温暖化が進むとこれまでは寒冷地すぎて作物も何も育たなかった地域での栽培が可能になる…とか。そんな声まであったりしますが…さて。
…まあ、↑のように楽観的な話、というのも悪くはないとは思うんですが…これまで通りの生活ができなくなる人の方が多くなりそうではありますんで…やはり少しずつでも食い止められる取り組み、というのは続けて行くべきなのでしょうけれども。

どうなるのかなあ…これから。やはり不安が多い「温暖化」なのですが…実際に目に見えてどう、というのはなかなかなかったりするもんではあります。しかしそういう今すぐ「変化」が起きるわけではない、というのがミソなのかも知れません。今はまだ北極点に着くまでの方法が変わってくる、という程度なのですが…今後どうなってくるか、と言うと…結構コワイものではあります。

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10/29/2007

二つほど 10/29

とりとめもなく二つほど。

一つ目。アメリカ・ホワイトハウスで幽霊?(Yahoo!:時事)…ブッシュ大統領の娘さんであるジェンナさんが見た、とのことで。しかも幽霊がオペラを歌ったり1950年代のピアノ曲まで聞こえてきたとのことで…。
個人的には「幽霊」と言うのは半信半疑、というか「いても別にいいんじゃない?」というか。存在を全否定する気もなければ無条件で肯定するつもりもない方ではあります。そのテの体験てのも…過去に一回、なんだかヘンなことがありましたけど(うたた寝してたら腰の辺りを何かに引っ張られるような妙な感覚が)それ以外には特に、というやつですし。
…でも…古い建物てのはなんかあるんじゃないか…と思わせることは多々あります。特にアメリカのホワイトハウスだもんなあ…なんかあっても不思議じゃあないですなあ…。

二つ目。最近、万年筆が静かなブームに(Yahoo!:産経)。これまではお年を召した方にやはり人気があったそうなんですが、ここへ来て若い人にも人気が出てきた…とのことで。
文房具てのは、こういうPC全盛のご時勢でなかなか触る機会がなくても、なんだか、惹かれるものがあるのですが。
別にこれは文房具のことだけじゃないんですが…例えばホームセンターなんかに立ち寄った際に。特に買う気なんかないんですけどふらりと工具のコーナーに寄ってみたりして。ドライバーだとかレンチだとか。…いや、ホントに必要ないんですけど…ついつい眺めてしまったりして。
なんだかこういう感覚に似ているような気もするんですが…万年筆。むしろ文房具全般、とか。使うアテもないのにふと気づくと机の引き出しの中にはボールペンがいっぱいとか(って、これはただの片付け不精ってやつですか…)。

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10/25/2007

こりゃ厳しい

…それだと英語が母国語の人しか来なくなるような。場合と場所によって多少のランク差?みたいなの設けないと誰も来なくなるんじゃないんだろーか…?
イギリス。来年から外国人就労希望者に「英語検定」を実施、特定のラインに達していない場合就労できない可能性も(Yahoo!:産経)…つまりはEU(欧州連合)域外から来る就労者希望者に「ふるい」をかけてその分英国人労働者の雇用枠を確保しよう、ということなのですが。
↑記事中で例に引かれているのが「日本の寿司職人」で、英語が話せなければイギリスでは営業できないかも…と。…大変に優秀な技能を持っていても英語できないから就労できない、となれば少なからずイギリスにとってもマイナスになるんでは、と思うのですが…どうなんでしょう。

しかし。こういう「外国人就労者」問題てのはイギリスに限ったことだけではなく。アメリカでもこの間メキシコ国境からの就労者(この場合不法就労者も多いんですが)に対して文字通り「カベ」作って対応したり、法整備かましたりしてましたが。日本だって例外ではなく…町の人のかなりの割合が南米からの就労者で日本語通じない人も相当数いる、という場所だってあったりします。そしてそういう場所ではやはり多数の軋轢が見られます。
「人類皆兄弟」…と簡単にいかないのものではあります。
それでも何か新しいモノやヒトが入らないと物事てのはどんどん硬化していくんでは…と。時々こうやって引っかき回す「棒」のようなのが必要では、とも思うのですが。

…それにしても↑の英検2級、TOEIC650~700点程度ってのは…かなり厳しいラインだと思うんですが。向こうの義務教育終了資格程度、と言われてもこっちにとっては高校終了資格程度よりもはるかに上のスキル要求されてるわけですし。日本語の場合英語とは言語体系が全然違うんで習得する側の労力が、ラテン語系の国の人とはケタ違いになってしまいます。…中国などアジア系やアラブ系の人なんかもやはり苦労しそうな…。
英語なんざできなくてもコミュニケーションはかろうと思ったらできるもんなんですが。でも、こうやって数字で示されてしまうと、ちょっと。なかなか難しいものではあります。

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10/20/2007

カニ、好きですか?

…私は嫌いです。子供の頃一種のアレルギーだったもんで。
そのカニの中でも濃厚な味わいで知られる「上海ガニ」が今年は高嶺の花に(iza!)…なるかも知れない、とのことです。上海は中国ですんで(当たり前だ)こないだからの検疫強化のために経費が増えたのが原因で…25%ほども値段が上がるのでは、とされているんだそうです。

何回かこの「あれこれ」でも紹介している上海ガニ。和名では「チュウゴクモクズガニ」と呼ばれています。
「チュウゴク」がつくということはただの「モクズガニ」もいるということで、これは日本にいます。…かなり似た種同士のようで普通の人にはほとんど区別はつかんらしいのですが。
小林博士のモクズガニ生態図鑑
実は結構面白い生き物ではあります、カニてのは。節足動物系はどうも…という人には受け入れられにくいものではあるのですが。それでも昆虫が好きでなおかつ魚も好き、なんて方にはうってつけなのかも知れません。

それでもまあ…「食べる」となるとまた別の話ではあります。
しかも中国江蘇省の陽澄湖産というブランド物ではあるわけで…そうなるとまた別の要素も加わってしまいます。でもそういうのも味のうちに入ってしまうもんなのかも知れませんが。
そう言えば…この上海ガニ、国内の休耕田などで養殖しよう、とかそういう話が昔にあったような。しかし実はこのカニは船のバラストタンクに紛れて世界各地に流出?してしまっていて生態系への影響が懸念されていて…たしか、規制か何かあったようにも記憶しているのですが…。

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10/19/2007

ぼーえーぐんを呼べ

もし宇宙人を見つけたりUFOなどからコンタクトがあった場合。まずどこへ連絡したらいいのか…?
そういう場合の日本での「通報先」を話し合う会議が来月4日に兵庫県立西はりま天文台で開かれます(Yahoo!:YOMIURI)。↑これは「日本の場合」なのですが。てことは世界規模だとそういう「通報先」があるのかどうか、と言うと。国際天文学連合(IAU)によれば、そういう情報が来ればまず慎重に調査して確実な結果が出るまで外へ漏らしてはならない、と。そして各天文台などと連絡を取り合って、ホントにホントなら国連事務総長らに報告する、と。
…つまりは「まずは天文台へ」ということになるんでしょうか。…だったら日本でも天文台でまず精査、でいいんじゃないのか…とは思うのですが。

それでもこういう取り組みは個人的には好きな方でして。
宇宙人…地球外知的生命体てのはいる、とされてますけど存在を公的に確認・証明できたことはありません。見た、会った、という人の話も多数あるのですけれどどれも決め手に欠けるということになってます。
…こういうとこ、難しい、というか…世界的な命題になってる、と言うか。
当然ながら世の中には宇宙人否定派という人たちもいます。「いるなら証拠出してくれ」と。でも証拠はほとんどないのが現状なわけで。でも、確率とか色々考えてみると「いるんじゃないのかなあ?」となってしまう。でもでも確実性はない、という…。
いるんなら実際に目の前に現れてくれりゃ話は早いんですけどね。…いや…今まで出てきていないってことは…これは「宇宙人いない」証拠になるんだろうか? いやいや、そりゃ証拠としちゃ弱すぎだろ…。
なんだか答えなんか出ないのかも知れませんが。

フランスは国で集めたUFOの資料をネット上で公開したりしてますし。過去にいくつもあったガセ話もなんとなく淘汰されてきたような観もありますし、真面目…と言ったら語弊があるのかも知れませんが「学問」としての研究が始まってきたような観もありますし…。
今までとは、ちょっと違う方へ動いているのかも知れません。

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10/15/2007

しのびよる「デング熱」

台湾南部でデング熱が猛威をふるってます。台南市では500人以上の感染を確認、媒介する蚊を撲滅するために軍も出動する事態に(Yahoo!:Record China)…。
元々台湾はデング熱にかかりやすい土地とされていたのですが…ここへきて大流行の兆しが…ということのようです。
デング熱(厚生労働省検疫所)

デング熱の主な症状と言えば発熱から始まって頭痛、関節痛、筋肉痛、発疹…となります。この発疹が特徴的ではあるのですが、一般的に症状が風邪に似ているためデング熱と分からなかった…というケースもあるとのことです。潜伏期間が早くて3日、遅くて2週間程度と長いのもその理由の一つではあります。
大抵の場合は↑のような症状の後、治ってしまいます。
なんだ、それほど難しい病気じゃないじゃないか…と思われそうですが、この病気、ワクチンや特効薬がありません。一度かかってしまえば症状を抑えるクスリを飲むしかなく、予防法に至っては蚊に刺されないようにするためだけ、というなかなかに消極的な状態。
…体力の少ないご老人や病気の方、あるいは乳幼児が…と考えると怖いものがあります。さらに同じように蚊が媒介する「デング出血熱」という、デング熱に似てはいるのですけれど激しい症状と高い致死率を持った病気もあり…やはり油断はできません。

地球の温暖化が原因で、こういう熱帯性の病気が北上しているのではないか…という話もあります。…日本でも将来こういう病気が常在化するのではないか、とされていますが…さて?

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10/11/2007

あっちもこっちも立たない

あっちを立てればこっちも立たず…というのとは、若干意味合い違いますけれども…ドイツ。イラン系ドイツ人サッカー選手の「イスラエル戦拒否」で広がる波紋(iza!)…このアシュカン・デジャガー選手(21)を「イラン人」とするならばイスラエル戦出場拒否は当然なことになりますが、「ドイツ人」とするならば出場拒否はとんでもないことになります。
日本ですと、今は永続的な二重国籍は認められていなかったような。日本人を両親として例えばアメリカで生まれた子供の場合。たしか…18歳までは日米両方の国籍を持つんですが、18歳になったらどっちかを選ばないといけなかったような。あ、でも、両親の国籍が違う場合はどうなるんだったけか…やはり国籍を一つに決めないといけなかった気がしますが。
こういうのは国によって違いがありますけれども。

国籍も、もちろんあるんですが…国と国同士のしがらみとか思惑てのが絡んでくる象徴的なケースてのが↑ではないかと。イランからしてみればイスラエルは宗教的思想的に相容れない国。ドイツからしてみれば過去を清算した民族が建てた国。そして…両方と深い係わりをもつデジャガー選手。
どう選んでも当事者ではない我々には何も言えないような。でも当事者の一つであるドイツでは…批判も止むなし、という形になるんでしょう…やはり。ユダヤ系とか議員さんとかそういうのだけではなく、ファンにしてみれば彼のプレーしてる姿を見れない、というのは非常に残念なことでしょうし。

本当はこういうのの全くない、純粋?にサッカーをプレーできる環境というのが理想なんでしょうけど。しかしなかなかそううまくはいかないもので…どこの国でも起こり得る話なんじゃないのかな…サッカーに限らず、とか思ってしまった次第ではあります。

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10/07/2007

ミャンマーの行方

国連安保理での協議。ミャンマーの問題に関して米中で対立も…つまりは「積極的に介入すべき」という米と「積極的に介入すべきではない」という中国の対立姿勢が出てきた、ということなんですが。同じ国籍を持つ方が一人、射殺されてる側からすると…結構複雑な面持ちではあります。ついに日本も無関係ではなくなってしまった、ということでもありますし…。
Yahoo!海外トピックス:ミャンマー

ミャンマーは現在軍事政権が権力を握っています。
こういう国は実は少なくはないんです。日本だって内閣総理大臣は自衛隊に関しては最高責任者になります(ただし自衛隊関係の人がなれるものではないんですが)んで、見方によっては…いや、でも、大抵の国のトップがそういうもんのなんで、これは意味が違うということになりますか…。
それでも軍の最高責任者が国のトップ、という国は結構あります。考えてみたら本当の意味での「力」持ってる人になるわけで。そういう人が権力握るのはある意味当然ではあります。…あんまりイイ感じはしないですけども。
その中でもミャンマーは前々から色んな意味で注目されてきてました。
民主化指導者アウン・サン・スー・チーさんの長年に渡る軟禁などはその例でもあります。…こういう事態にならなければ国連の事務総長特別顧問との対面などあり得なかったでしょうし、軍事政権側から対話の用意もある(Yahoo!:REUTERS)などという談話は出なかったでしょう(←ただ、対話の用意があるってだけで条件がかなりキツいんですが…)。
このままなし崩しに民主化、というのはあまりに性急な気がしますし。まだまだ軍事政権はその威力を保っているままですし…。

すでに国連だけではなく米中も巻き込みつつあります。一体ミャンマーはこれからどこへ行くんだろうか…と考えると…やはり日本も無関係ではなくなるんではないか、と思ってしまうわけです…。

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09/27/2007

よその国のことですが

とは言っても日本とは無関係な国なんて世界にはなく。そして状況が状況ですのでどうにもただ傍観、というわけにはいかないような。
軍事政権下のミャンマー。物資値上げに反対する市民デモに仏教の僧侶が参加。一般市民は基本的に政府を批判することを許されていない国なので、デモなど起こせば即逮捕なのですが…皆から尊敬を集める僧侶にはおいそれとは手が出せず。デモは数万人単位にまでふくれ上がりました。
しかし軍はついに実力行使…3人の僧侶が死亡(別の記事によれば3人以上)、70人以上が負傷、という事態になってきています。
Yahoo!海外トピックス:ミャンマー
外務省:ミャンマー連邦

こういうのを見るたびに日本は…と思ってしまいますが。
江戸期が終わったのだって200年も前じゃないわけで。明治維新の攘夷志士、と言っても昭和の年代まで生きていた人だっています。その頃は…いや、もっと時代が下がって終戦直後だってこういう動きはあったんではないか、と。いやいや。考えようによってはさらにその後に起きた様々な思想への目覚めとも言える時期(つまりは共産主義への憧れっつーか何と言うか、な時代)でも…日本でだって「暴動」「デモ」は起きていたわけで。
…一部地域では暴動なんざ当たり前よ、なんてな話もあるにはあるんですが。デモだってやってるとこは毎日やってるじゃない、とか。でもほとんどお祭り騒ぎで考えもなしに暴れる程度とか、予定調和で緊張感のカケラもなくみんなにこにこしながら片手振り上げて練り歩くだけ、とか…。
なんか、真剣に本気で言いたいこと言ってる状態ってのはなかなかないんではないか、と思ってしまうわけです。個人的に、ですが。

…別に暴れろ、とか言っとるわけではないのです。ただ…誰かに踊らされて言いたいこと言ってるふりをするのはいかがなもんでしょうか、と。
まあ…この「あれこれ」だって自分の思ってることそのまんま書いてるわけではないですし(ンなことしたら皆ドン引きですがな)そういうのもアリ、ではあるんですが。ただ…なんか最近の日本人ておとなしいんじゃないのかなー…とか。

きれいごとではないんですがね。ただ、こういう混乱まで起きてしまったミャンマーは今後どうなるんだろう、そして日本は…とか、ふと考えちまったもんで…。

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09/19/2007

いんせき

ペルー南部のカランカス近郊。隕石と思われる落下物でできたくぼみから有毒ガスが発生?住民約600人が頭痛や吐き気(Yahoo!:読売)…こういう事例は過去になかったわけではない、と思うのですが…。なんだか映画か何かでこんなのがあったような。
原因は恐らくは記事中にもあるように土中の有害物質が熱で溶け出して…ということではないか、と思うのですが。でも実際に調査してみると、思わぬことがあったりするもんではあります。

隕石というのはご周知の通り地球の外から降ってくる「石」です。…石の定義はどうする、とか、降ってくるんなら衛星軌道から地球に帰還してくるスペースシャトルだって「降って」きてるぞ、とかそういうツッコミもありますが…まあ、そこはそれ。一般的な意味での「石」が降ってくる、と。
…隕「鉄」てのもありますが…まあ、それもそれとして…。
この隕石は実は結構地球に降り注いでいる、という話もあります。でも実際はそんな被害は出てません。…答えは地球の表面にある大気圏に突入する際、ほとんどが燃え尽きてしまうから…です。○○座流星群、てのは○○座の方角からたくさんの微量なチリやら何やらが地球に降り注いできて、それらが燃え尽きることによって流れ星がたくさん見える、という現象ではあります。
しかし。
モノによっては燃え尽きずに地上に落ちてきてしまうのもあります。…それが今回の原因ではないか…と。

…インフルエンザは隕石によって地球にもたらされた…とかそういう説もあったりしますし、いや、そもそも生命は太古の地球に落ちてきた隕石から始まった…とかそういう説まであります。隕石、というと何やら宇宙の神秘が詰まってるようなイメージもあるんですが…さて。

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09/17/2007

タイでお茶

タイに日本企業が続々進出、売り込む商品は「お茶」(iza!)…ここで言う「お茶」とはペットボトルなどに入った緑茶のことですが…ウーロン茶なども視野に入れている、とのこと。
しかし…なぜタイ? 別に他の国でもいいんじゃないのか、とかシロウトは思ってしまうわけですが。日本の国内シェアはもうほとんど飽和状態なんだそうで、こうやって外国へ出ていくってのは、なんとなく分かるんですが…。

行ったことはないんですが…タイ。
茶を飲む習慣がない、というわけではもちろんないんですが。しかし聞くところによると現地では甘いお茶が好まれているとのこと。すでにタイで販売されてる「お茶」も日本のものそのままとは違って甘くしてあるとのことです。
…ちょっと喉が渇いたな…てな時買うのはいつも「お茶」なんですが。個人的にはこの「甘い」「お茶」というのが、どうも。以前砂糖入り抹茶てのを缶で飲んだことがあります。これはこれでそれほど不味い、というわけではなかったのですが(考えてみたら抹茶アイスてのもありますし)これが煎茶などの緑茶系だったら…と思うとなんだか微妙な感覚で。
一度飲んでみたい気もしますが…「甘い」「お茶」、どんな味なんだろうか…。

一方で、自分が家で飲むやつ、というと実は「麦茶」だったりします。昔はペットボトルの「お茶」やら「ウーロン茶」やら買ってきてたんですが。何かの機会に「煮出し」の麦茶を飲んだら美味かったので、それをずっと続けてます。とは言ってもパック入りのはなんだか味が薄かったりヘンに感じてしまったりするので、麦の粒のまんま売ってるやつをやかんでコトコトと。…微妙な加減で味が変わったりするんで、逆にそういうとこが面白かったりします。
ただ…結構じっくり煮出す方なんで色が真っ黒でなんだかコーヒーみたいになっちまってます。知らない人が見たらなんて思うのやら。…ま、それはそれでまた香ばしいので美味かったりするんですが。

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09/05/2007

たいふうとはりけーん 9/5

強い台風9号(フィートウ)はコレ書いてる時点で八丈島の南約350kmにあって、北北西にゆっくりと進んでいます。進路の予想を示す予報円は昨日よりもやや西寄りに変化、それでも明日あたりに東海から関東にかけて上陸する恐れは変わらず…。
気象庁
こういう「日本列島真下から」ルートだと特に関東や東海は直撃するケースが多そうではあるのですが。これまでが九州や近畿ばかりだったのでついに来たか、という観もあります。

こないだ某ニュース番組のお天気コーナーで「東経140度を越える(東経139度以下になる)台風は日本に影響を与える可能性が高い」と言ってました。その時はちょうど140度のライン上だったのですが…現在はすでに越えてしまってます。…そのせいかどうかは分かりませんが…やはり上陸コースを辿ってます。
予報円も完全に日本列島にかぶってます。それでも、これから最も東よりのコースをとったら…もしかしたらそれるかも知れないのですが…なんかそれはないような気もしてます。
やっぱり直撃かなあ…。

一方でアメリカのハリケーン・フェリックス(FELIX)。最強のカテゴリまで勢力を増していましたが熱帯性暴風雨に勢力を落とした、とのことです。
Yahoo!海外カテゴリ:ハリケーン
あちらの方は一段落、といったところですがこっちの台風はこれから、ということで…皆様お気をつけて。

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09/01/2007

意外なところから

マツタケが。
中国・北朝鮮産マツタケの需要激減で北欧産マツタケに注目が(Yahoo!:産経)…カナダ産なんかもあったような気がするのですが。中国はいわゆる「食への不信」から需要が減り、北朝鮮からは「経済制裁」により輸入禁止となり…そこで注目されてきたのが北欧産とのことです。
…日本のショーシャが熱心に買い付けに走り回ったのかな…と思ってたんですが↑記事を見ると、あちらからの売り込みもあったようで。たしかにお互いに色々と「益」がありそうではあります。

マツタケ…食ったことはあるんですが…味や香りの記憶がほとんどないです。
昔はフツーに食べられてた(あるいは雑キノコ扱い)という話もあったりしますが。…個人的には特に食いたいとも思わないモノの一つではあります。しかし世間的にはマツタケと言えば高級食材なわけで。ちょっとゼイタクしてみようか…なんてケースもあるんではないか、と。
しかも人工栽培ができない。過去に一例だけ成功した例があった、てな話もどっかで聞いた気もしますが、たったそれだけでは商業ベースに乗るわけもなく。今でも取り組みは続いていると思いますけど…数が少なくて皆が欲しがれば値は上がっていきます。従って国産物は貴重なものとなり一般人の手の届かない領域へ…。
そんなわけでの輸入品。質が落ちるとか形が悪いとか言われてますけど、こちらの方が馴染み深いのかも知れません。

…マツタケを買いに行って高いから商品を分割してく貧乏な父さん、てのは誰のコントだったっけか…。

それでも意外なところから来たなあ、と。こういう「なさそうで実はある」ネタ?てのはまだまだ結構あちこちにありそうではあります。

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08/25/2007

気遣い、無用?

クジラを観る「ホエールウォッチング」。その船の目の前でクジラを捕獲(Yahoo!:毎日)…なんか色々とあちこちで騒がれそうな気もしますが…さて。

記事によればホエールウォッチングに来た客の目の前で捕鯨やっちまったようで。双方の距離は約100m。最初は500mほど離れていたんですが、最終的にこの距離までお互いが近づいた、という話もあります。
クジラを見せる観光船は全部で3隻。うち1隻は子供が泣き出してUターン。海面が真っ赤に染まった、という話ですんで子供でなくても気が滅入る人もいたと思われます。
…結局は捕鯨の現場をクジラ愛好者?に見せることになってしまったんですが。これはさっさとその海域を離れるとか、お互いが気づいて回避、とかそういうことはできんかったんかなー…と。

捕鯨云々に関しては、まあ、色々ありますんでここでは省きますが。
なんだかお互いの「配慮」が足りてなかったような気もするんですが…この件は。そりゃ、立場はお互いに完全に真逆なわけで、ホントウの意味での相互理解なんか不可能ではあります。観光牧場で牛の屠殺シーンでも見せられたような気分でしょうし、観光船の方は。
捕鯨船の側からすれば仕事場にシロウトが入り込んで来たような感覚かも知れません。クジラてのは大きさが大きさですから作業にはかなりの危険が伴います。結構ぴりぴりしてる場へのんびりと観光に…となると。
…まあ、実際はどんなもんだったのかは分からないんですがね。それでも相容れない者同士でも何か、気遣いみたいなのがあっても良かったんじゃないかな…と。

↑記事中では「観光船が接近し、大変危険だった。危険運航に当たると思われるので、注意してほしい」(「」内元記事より引用)となんだか突き放したっぽい書き方されてますが、他の記事では「クジラが暴れると、船では危険だから…」という書き方もされてます。その辺もなんだかあれこれあるんだろうかな…とか。
ただ、どの記事でもやっぱりお互いがなんだか険悪なムードなわけで。そういうとこ、どうにかならんかな、と思っておるのですが…こういうのは別にこういう事件に限ったことではないのかも知れません、昨今は。

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08/20/2007

一応一輪車

1873年の「一輪車」を再現(GIZMODO JAPAN)…「一輪車」と言っても一つしかない車輪の「上」に乗るタイプではなく、「中」に入るタイプのようです。

ハンドルもサドルもきちんとあって、どちらかと言えば自転車のような一輪車…とか言うべきなんでしょうか。フツーに自転車をこぐような感覚で運転できそうな気もします。自転車ならペダルをこぐことでチェーンを通して後輪へと力を伝達させるんですが、こちらはチェーンはなく…ペダルが直接タイヤを回すような感じになってます。…てことは…こいだ分だけ走る、ということで結構キビシイもんがありそうではあります。現代の自転車はギアによって、こいだ分と走った分はイコールではなく少しの力で進めるようになってますから。
…しかし、これ、ブレーキはどこにあるんだろう…前方の下方向にでっぱり?があるんで、それがブレーキに関係した部品なのかしらん…?
しかもなんだか乗る時も大変そうではあります。一人じゃ無理っぽいような。

なお、コレ、ネットオークションのeBayに出品されていたそうで。…もう終了してますけど。誰か、買ったんだろうか…? で、乗ってみたんだろうか…?

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08/16/2007

これからメヒコが

これから、もしかしたらメキシコ産のモノが日本では当たり前になるかも知れません…。

メキシコ、対日輸出に意欲(Yahoo!:産経)、関税が撤廃されて成田への直行便も出るようになれば状況は大きく変わってくる…というのが当然と言えば当然ではあります。
主に農作物、あるいは海産物…というのが主流になりそうではあります。現在ですとアジア系が多いのですが、安い輸入物…しかしこれからは中南米のメキシコも出てくるかも…という話ではあります。

しかし…と、なんだか不安も感じるものではあります。
いや、品質がどう、とかそういうのではなく。イメージの問題と言うか何と言うか。フツー一般的な日本人が持ってるメキシコと言うと…どんなもんなんだろうな、と。南国? ピラミッド? アメリカとの微妙な関係? とか…でもやはり観光地的なもんが強そうな気がしてるのですが。そういう国からの輸入品、ではあります。
…個人的なとこで言わせて頂くと…。
別にどこでもいいんじゃねーの、安けりゃ、てのが本音であります。中国産が危ない、とか言われても…安いんなら当然なんかあんだろ、と。今さら体に良くないとか言われてもなー…安さ承知で買ってたんじゃねーの、と。『中国産は怖いからイヤ』とかブッてみたって…それじゃあ国産なら無条件で100%安全でOKなのか、大体地球上どこにでも汚染物質が蔓延してるこの時代にナニ言ってんだかなあ、ンなこと言い出したら空気まで自前で規制しないといけなくなるんじゃねーの…とか。
中国産はダメで国産がOKてのはなんだかイメージが先行してるような気がしてます。そこへ「メキシコ産です」とやるとどうなるんだろうかなあ…受け入れられるんだろーか…と。

ま、安けりゃ買います。高かったら…買いません。

自分はこんな感じでやってこうと思ってます(そりゃ、確実に?キケンなものはいくら安くたって買いませんが)。安全を求めること=全部を疑ってかかること、とは思ってませんし。それにニンゲンてのはそこまでヤワな生きもんではない、と思ってますんで…しぶといんですよ。多少のことではびくともせずにここまで種として存続してきてるんですから。
これからもしぶとく生き延びていくはず…と思っています。

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08/15/2007

ぱっぱいや、まんごー

ここのところ…と言うか、むしろ最近流行りの果物となりつつある「パパイヤ」「マンゴー」などの熱帯系の果物たち。これらの輸入が急増しているという背景もあります(Yahoo!:読売)。特にマンゴーは「マンゴープリン」などのスイーツ系での知名度もあり、さらに某県知事の積極的なPRもあってさらに名前が浸透してきてますが。
…なぜ、こんなに流行ってきてるか、な…と。

一つには輸入量の増大、というのがあります。
実は果物というのは輸入するのに結構ややこしいものの一つではあります。理由はへんな虫や病気なんかを持ち込ませないため。モノによっては一撃で日本国内の果物に大打撃を与えることができたりするんで、かなり厳しい検査になってます。…実は返還前の沖縄(返還は1972年)から本土への農作物の持込みもかなり厳しいもんがあった…てな話を聞いたことがあります。が、今はその対象が海外になっています。
マンゴーなんかもそういった果物の一つなんだそうで。気候的に日本では栽培しにくい(だから沖縄とか南九州とか)もんなんですが、日本から南下していけばそういう国はいくらでもある。そこから輸入すれば…と簡単にいかないのが現実なわけで。ヘタすると10年以上も時間かけてようやくOKが出るとかそういうレベルとか。
ま、これからその辺は緩和されるだろう、となってますが…。
そういった輸入に厳重な規制がかかっていたのが最近になってその規制が解けてきた、では本格的に輸入を…という一種の「黎明期」にあたってるのかも知れません、ここ最近は。

個人的には嫌いではないんですが、こういう果物。
なんだかメロンを思い出すなあ…というのはやっぱり古いんでしょうか。アレも昔はかなーり高価だったんですが、各地で栽培が本格化して数が出揃ってくると庶民の手に届くモノになってしまいました。
…パパイヤとかマンゴーも数が出てきましたからねえ…それでも高いやつは高いんですが。気軽に食えそうもない金額のブランドもんとか結構ありますし…。

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08/08/2007

二つほど 8/8

今日は「海外」で二つほど拾ってみました。

一つ目。エジプト。「母乳を5口飲ませなさい」に大混乱?(Yahoo!:COURRiER Japon + hitomedia)…別にそういうシュミとかそんな話ではなく。「宗教見解(ファトワ)」と呼ばれるイスラム教の見解のお話です。
男女七歳にして…というのは孔子の言葉ですが。イスラム教では基本的に男女の接触、特に結婚していない者の接触を嫌う傾向にあります。…傾向どころか大罪のような扱いになるケースもあります。まあ、地域や宗派によって色々と違ってくるものらしいのですが。
しかし。最近の情勢では女性の社会進出も著しいものがあります。…場合によっては男女二人きりで仕事しないといけない場合も出てくる。それはちょっとイカンのではないか…? ということから考え出されたのが↑のような見解らしいのですが。
母乳を飲めば近親者扱いとなって一緒にいても問題なくなる…ということなんでしょうか…。
当然?と言えば当然ですが、実行に関しては色々と問題が出てくるので大混乱、と。ヘタしたらなんかそういう団体からの批判とか、そういうのも出てきそうではあります。
…まあ、宗教はもちろんそうなんですが、国が違えば文化や習慣にも違いが出てくるものではありますんで、簡単に「そんなのおかしい」とは言えないもんではあるのですが。

二つ目。タイ。違反警官に着用させる予定だった「キティちゃん腕章」、断念(Yahoo!:時事)。規定に違反した警官にカラフルで愛らしいキティちゃんの腕章をつけさせることで「恥ずかしい」と思わせて違反を減らす…というのが目的だったようなんですが…実はサンリオに話通してなかったようで。さすがに著作権上ヤバいだろ、と却下されることになった、と。
…なんかそれ以前にも効果を疑問視する声はあったようなんですが。なんか…方向が微妙にズレてるような、いや、これはこれでタイっぽい?んでいいんではないかい? とか色々思ってしまった次第ではあります。

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08/03/2007

二つほど 8/3

さて「インターネット」で気になったことを二つほど。

一つ目。米アマゾン・ドット・コムが生鮮食品の「通販」を試験的に開始(Yahoo!:ロイター)。ホントに「試験的」なもののようでシアトル周辺くらいの客限定とのことですが。
こういうのはたしかに特に目新しい、というわけではないのですが。普通の食品、タマゴだとか肉だとかではない、保存がききそうなモノなら通販で購入できるサイトは、それこそ星の数ほどありますし。でも…アマゾンがやる、となると…という妙な期待感?みたいなものがあります。問題ゼロというわけではないのですが、それはまあ、ああいう大所帯の証みたいなもんですし…色々手広く扱っているんで、そういうとこでなんか期待できそうかな、と。
ただ…日本の場合だとどうなるのかな…と。生鮮食品の配送システムてのももちろんすでに存在しているのですが、なんか規制とか厳しそうではありますんで…。

二つ目。米グーグル副社長「日本は戦略的に重要な地域だ」(iza!)…これは検索エンジン「グーグル」で、というよりもこないだ傘下に入った動画投稿サイト「ユーチューブ」に関して…ということのようです。日本版も始まってるらしいですし。
好きな動画を投稿できて、コメントも付けられる。動画と言えば重いのが相場だったんですが、投稿されたファイルを軽くして展示することで見やすくなってます。こういうとこ多数のユーザーに支持されてるとこではないでしょうか。
ただ…著作権の問題というのは変わらず関わってきてます。
著作権は各国によって微妙に違ってきてます。ユーチューブの場合、本家はアメリカにありますんで(分家もアメリカか…)裁量はアメリカの著作権法に従うことになります。…そこまで詳しくはないのですが…向こうでは特に問題ないようても日本ではかなりヤバいことになってる動画なんてのもあって、削除されてたりしましたが。あるいは某選挙の政見放送がUPされてて著作権とは別の意味で削除、とか…。
その辺の問題はどうするのか、というのも今後の展開のキーではあるのですが…どうなんでしょう…?

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08/02/2007

二つほど 8/2

今日は「変えてみる」で二つほど。

一つ目。白が当たり前だった世界に「黒」を(iza!)…トイレットペーパー、まな板、歯ブラシ、綿棒…今まで「白」が当然だった品々ですが、これをあえて「黒」に変えてみることでまた新しい世界が…と。
やっぱり先入観、というか概念、と言うか…あるべき場所にその色がないと落ち着かないというのは結構ある話ではあります。
例えば、白いご飯をあえて青いふりかけで食べることでダイエット、とか。
ふりかけと言えばタマゴの黄色とかノリの黒などはあっても目の覚めるような真っ青、というのはどうにもギャップがあって受け入れにくいもんではあります。そういうのをわざと狙うことによって食欲を減退させよう、という作戦なわけです。…なんだか効果は疑わしいなあ、とか思いそうですが。実は結構効果あるんだそうで。無理に薬品なんかに頼るわけではないので重宝してる人も多いとか。
まあ、それでも「黒」ですか。↑に紹介されてる中で個人的にどうにも…と思ったのはやはり歯ブラシで。やはり口に入れるもんだからかなあ、と思いますが…実際に使ってみないと分からんもんではあります。

二つ目。旅客機ぶった切って船に(Yahoo!フォト:ギズモード・ジャパン)…飛行機を変えてしまった一例?
なんだかこういうのはどっかで見たような気がするんですが…ここまで原型とどめたまんま、というのもそれっぽくて嫌いではないです、個人的に。ただ…これ、きちんと動くのかな、と。これで船としての機能も十分に発揮できます…となるとさらに面白いと思うのですが。

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07/28/2007

二つほど 7/28

ちょっと?フシギ?な話を二つほど。

一つ目。ちょっと前に官公庁などに数万円が「寄付」として置き去られていたことがありましたが…今度は東京のマンションと秋田の県職員公舎でも封筒に入った現金が郵便受けに(iza!)。どちらも拾得物扱いとなっているそうですが…そう言えばマンションから現金バラ撒いた、なんてのも最近ありましたっけ。
こういう話が出ると「うらやましい」てなことがよく言われますが…これは置いてった人に対して「そんな余分なお金があってうらやましい」ということなのか、あるいは郵便受けに入れられてた人がうらやましい…のか。どっちなんでしょうね…?
テレビのニュース見てたらたまたま↑の東京のマンションの人がインタビューに答えてて「入ってない方が良かった」と言ってました。…そりゃそうでしょう…気味悪いもんです、いきなり現金が放り込まれてるってのは。しっかし…一体何が目的なんでしょうか…? やってる人てのは…? フシギなもんです…。

二つ目。アメリカ…患者の死を予知する猫・オスカー君(Yahoo!:時事)。彼は定期的に院内を「回診」して患者の匂い?を嗅ぎ…そのまま立ち去れば問題なし、じっとそばでうずくまるとその患者は死んでしまう…。
落語でそんな話があったような気がするんですが。…死神に枕元に居座られるとじきに死んでしまう。だから死神をうまく言いくるめて布団を回転させて追い払ってしまう、とか何とか。予知とはまた少し違うんですが、なんとなく思い出してしまいました。
…でも…こっちの猫のオスカー君の場合。↑こうやって写真も出て記事にもなっちまったら患者にナイショにしとく、なんてのはもう無理なんじゃないのか、と思うのですが。…知ってしまった患者さんのストレスてのは大変なものになると思うのですが…どうなんでしょう。
たしかに猫てのは神秘的な動物ですんで、こういうのもアリなんではないか…とか思ってしまいますけど。それでもフシギなもんです…。

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07/23/2007

高いところは

個人的には好きではないのですが。
ドバイで建設中のビル「ブルジュ・ドバイ」が高さ512mを越え、世界最高層のビルに(iza!)…まだ建設中なんですが世界一。完成時にどれくらいの高さになるか、というのは公表されてはいないそうなんですが…700mから1000mまで様々な憶測が飛び交っているんだそうで、どれくらいになるかは分からないとのこと。…どこまで伸ばすつもりなんでしょうか…。
なお「ブルジュ・ドバイ」とは「ドバイの塔」という意味なんだそうであります。

こういうのは人間のサガ、と言ってしまえばそういうもんなのかも知れませんが。
古くはバベルの塔の故事からも。あるいは実存してる各種ピラミッドだってそうなのかも知れませんが…こういう「塔」や「高層建築物」なんかを造るてのが好きな生き物なのかも知れません、人間てのは。ま、煙となんとかは高いところに登りたがる、なんて皮肉めいた言葉もあったりして。
…実際にはこういう高いもん建てたって意味なんかなさそうなんですが。塔内での移動手段だって大変なんだろうし造る資金だって尋常じゃないでしょうに。…いや、地球上の土地てのは限られてるんだ、こういう空間利用して何が悪い…とかそういう言い方もできますか。それでもなんだか後付けっぽい理由ではあります。

こういうのの最終形態?が「軌道エレベーター」ではないかと。地上と地球の周回軌道を結ぶ超超距離エレベーターのことで、SFなんかでは結構当たり前な設定になってます。…実際に作る、となると…まだまだ無理っぽいんですが…いずれはできてしまいそうな。そんな気もしてきたりします。
…何せこの「ブルジュ・ドバイ」、今は世界一なんですが…クウェートには1000m級のビル建設予定がある、いや他の地域にだってある…てなことになってます。どうもこれで競争終わりってわけでもないようなので…。

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07/22/2007

三つほど 7/22

気になったことを国内一つ、海外二つで三つほど。

一つ目。日本脳炎、免疫のない子供増加…厚労省注意喚起(Yahoo!:読売)。…予防接種により副作用が出たために積極的なアピールは控えていた、とのこと。…これって予防接種が義務付けられてたよーな記憶があるんですが…ンで、自分の場合なんか熱出して受けられなかったよーな記憶もあるんですが…今はどうなってるんだろう…?
日本脳炎とはコガタアカイエカなどの「蚊」が媒介する病気で、脳がウィルスにやられてしまいます。発症率はそれほど高くない、と言っても完治はかなり難しいわけで…意識障害やマヒなどの後遺症も恐ろしい病気です。
発症を抑える最善の手段は蚊に刺されないこと。
刺されたら必ず発症するわけではありませんが、不快な害虫には違いないわけで。身近にちょっとでも水をためない、とか(放置していた植木鉢の水受けとか排水溝のちょっとした水たまりとか)定期的に殺虫剤まくとか。色々手はあるもんではあります。
なお、日本脳炎はブタ→蚊→ヒトと伝播していきます。「近くにブタなんかいないから大丈夫だぜぇ」と安心もできません。蚊てのは結構長い距離飛びますし、長距離トラックや列車なんかに紛れ込んで到達…ということもあり得ますんで…。

二つ目。アメリカ…8月から一般ライターの飛行機内持ち込みを可に(CNN)。これはテロ警戒のためにライターの機内持込みを禁止していたのを緩和しようか…ということです。さらに授乳用の母乳に関しても緩和の動きがあるとのこと。
…実はこのライター、というのは結構なくせもの?なんだそうで。
これが国際線で成田や羽田から飛ぶ場合。持ってた場合は没収?というような形になります。しかしモノによってはそのまま手元から消してしまいたくないモノもあります。…じゃあ、郵送で自宅まで送り返そうか、となるんですが…ライターてのは封筒にそのまま放り込んでの郵送はできないんですな、法律上危険物になるんで。そのため成田空港で大量のライターが…てな話をどっかで聞いたことがあります。…今回のでそういうのも減るんではないか、と思うのですが。さて。

三つ目。ヨーロッパで摂氏40度超えの酷暑…ルーマニアでは9人死亡(CNN)。日本ではまだまだ全部がこれから夏だー…という状況ではないんですが。しかし…ちょっと前の「酷暑」を思い出します。今年の夏は暑くなるんでしょーか…。

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07/20/2007

スパムが来る

ソフォス社が最新の「スパムメール送信国ワースト12」を発表しました(Yahoo!:Scan)。1位はアメリカで、以下中国、韓国、ポーランド…と続いていきます。もっとも1位のアメリカでもその率は19.6%とめちゃくちゃ高い値というわけではないようなのですが。ただ、最近はヨーロッパからのも増えているとのことで、その辺の事情は以前とは少し変わってきているようではあります。

スパム、と言えば…。
個人的なとこで…うちにも相当数、来ているんですが。一日3ケタくらい平気で来る時もあります。…プロバイダ側のフィルタが最近は良い感じになってきてるので(学習して精度が上がっていくタイプで…でも数値上の精度はあんまり良くないってことになってるんですが)あんまり気にしないで過ごせるようになってきてます。
でももしかしたら大事なメールを破棄しちまってるんでは…という不安は常にあったりして。
それでも最近は少なくなってきてるのかなー…とか。最近とある事情で別のアカウントとったんですが、そっちには全く来てません。まだとってから間がないからなのかも知れませんが。…もうしばらくしたらこっちにも来るようになるんかなー…。

自分は↑のとは別に複数のメアド持ってるんですが…それぞれに来るメールに特徴があったりします。内容は見る気にもならない(うかつに開けるとヤバいのもありますし)んで速攻で廃棄するんですが、どうしても目についてしまうものに「タイトル」というのがあります。
これがなぜか英語などラテン語系表記のがよく来るアカウントと、日本語のばっか来るアカウントと分かれてしまうんです…なんでなんでしょう…?
取得した時期がそれぞれ違うんで、敵に確保された時期も違っていて、それでそういう差がでてしまうんだろうか…なんだか爬虫類の一部は卵がある場所の温度で性別が決まる…とか?なんだか?そんなのに似てるなーとか考えてしまうのですが。…まあ、知ったからってスパムが減るわけでもないのですが。ただ、なんだかミョーに気になることではあります。

その他、スパムと言えば…スパムトラックバック。なぜか月アタマに集中するような。…今月はかなりヒドいもんではありましたが…ココログでは独自にフィルタかけてるとのことなんで、それが最近は功を奏してきたのか、ここんとこは全然ないので安心してます。来月はどうなるんだろう…?

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07/09/2007

新しい「七不思議」

民間団体の呼びかけで新たな「世界七不思議」を決めよう、という動きがあり…七つがインターネット投票などで決定しました(Yahoo!:JIJI)。しかし世界遺産などを管理しているユネスコからは異議も出ています(Yahoo!:毎日)

本来?の「世界七不思議」とは:
・ギザの大ピラミッド
・バビロンの空中庭園
・エフェソスのアルテミス神殿
・オリンピアのゼウス像
・ハリカルナッソスのマウソロス霊廟
・ロードス島の巨像
・アレクサンドリアの大灯台
というのが一般的ではあります。→世界の七不思議(Wikipedia)
しかしこの中で現存しているのは「ギザの大ピラミッド」のみ。しかも「世界の」となっている割には地中海周辺に限定されてるため、現代事情にそぐわないという声は結構前からあったような。…なんだか「新」七不思議てのにはすでに何回かお目にかかってるような気もするんですが…。

今回の「新」七不思議は
・中国の万里の長城
・インドの廟堂タージマハル
・ローマの古代競技場コロッセオ
・ヨルダンの古代都市遺跡群ペトラ
・リオデジャネイロの巨大キリスト像
・ペルーのインカ帝国遺跡マチュピチュ
・メキシコのマヤ遺跡チチェンイツァ
となっています。日本の清水寺も最終候補の一つだったそうなんですが、選に漏れた、とのことで。

…別にこういうのを決めてもいいんじゃないのかなー…とは思うのですが。そもそもはタリバンの石仏破壊から始まった「文化救済」の一環らしいですし(その辺もユネスコが認めない理由の一つらしいですが)。でも選ばれなかった地域からは歓迎されないんでしょうね…やはり。

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06/23/2007

誰でもいいってわけじゃ

なさそうですが。
欧州宇宙機関(ESA)が有人火星探査を目指して行うシミュレーション実験のボランティア被験者を募集(Yahoo!:REUTERS)…ただし520日間外との接触は完全にナシ、食料も携行宇宙食というもののようですが。
…やっぱり誰でもいいってわけではなさそうなんですが…それでもこういう実験を考えることができる時代になってきてる、ということではあるわけで…。

アニメやマンガなんかでは結構カンタンに行けてしまう火星ではあるのですが。
今の技術で行こうとしたら…もちろん莫大な費用もかかりますけど…ものすごい時間と手間が必要になってきます。そもそも月だって行くのにかなりな時間、かかってしまうのですし。地球上の空港からひょい、と月へ…というのはなかなか実現しないものではあります。
これが無人ならまだマシ?なことになります。実際に今、火星の地上では無人の調査機が走り回ってますし。
ニンゲンがいると空気が必要になります。さらに水も。もちろん水だけではダメで食料も不可欠。人間てのは機械じゃありませんから精神面のケアもできる「何か」もあった方がいい。生物にとってキケンなモノもいっぱいあるし、それからそれから…と、どんどん増えていきます。どれだけ制限したって無人の探査機とは比べ物にならないくらいでかくなってしまいます。

…じゃあ、有人での打ち上げはあきらめるか、と言えば…それもなんだか夢のない話ではあります。たしかに調査や探査だけなら無人のキカイに任せておけばそれでいいんでしょうけど…やっぱり誰か乗って行って欲しいよなあ…という思いを持ってる人てのは結構多いんではないか、と。いや、できることなら自分自身が乗って行きたいなあ…というのも多そうではあります。

一般人にはまだまだ手の届かない金額ではありますが、広義での「宇宙観光旅行」ができる時代にはなってるわけですし。…壁はいくつもいくつもあるんですけど…どうにかならんもんかな、フツーに現代の海外旅行感覚で月くらいには行けるようにならんもんかな…と個人的には思っておるのですが。

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06/22/2007

一番じゃ…ない?

ブラジル政府機関の研究者がアマゾン川の新たな源流を発見、それによると「世界で一番長い川」はアマゾン川に(iza!)
アマゾン川(Wikipedia)
これまで…と言うか今のところ「世界で一番長い川」はアフリカのナイル川、「世界で一番流域面積の広い川」は南米のアマゾン川、というようになっています。しかしナイル川とアマゾン川の「長さ」の違いと言うのは実は数百キロメートルしかなく(実際は結構な距離ですが)本当のとこ、どっちが長いのか…というのは結構あれこれ言われていました。
…しかもアマゾン川の広さというのはハンパではないわけで。調査されてない支流なんてのもまだまだありそうな世界ではあります。

これが日本の河川ですと落差があって、流れが急で、短い川が多いのであんまり「世界で一番長い」とかそういうことには関係してこないのですが(中国かどこか大陸系の人が瀬戸内海を見て「日本にも広い川はあるのですね」と言った、とかそんなジョークもありますが)世界的に見れば(当然ですが)そういう例に事欠かないものではあります。
そんなわけでどうにも「川」として認識しにくいもんなんだそうで。日本人がアマゾン川なんか見ても。対岸ははるか彼方ですし、水は基本的に濁ってますし。
…ついでに動植物も豊富。しかも気候が気候なので川の位置も変わりやすい。蛇行を繰り返すケースも多いらしく三日月湖(蛇行して曲がった川が直線に戻った際に取り残された水が湖になる)もたくさんある。…でもその三日月湖も日本の場合と違ってすぐに繁茂する植物に覆われて土に戻ってしまう。しかし、また川が蛇行すれば三日月湖に…と。↑のWikipediaの文中にこういうプロセスが載ってましたが…こんな川で正確な調査と言っても…とかそういうことになりそうな気もしてます。

そんなアマゾン川では計測によってかなり数値に差があるんだそうで。従って今回のもどうなんだろう…? という声も出そうな。しかも国家とかそういうのも絡んできそうではありますし…。

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06/20/2007

ナンバー競売

人気のあるナンバーだと日本でも起きそうな勢いではありますが…中国の上海市ではナンバープレートを競売によって落札・入手する仕組みになってます。が…ナンバープレートの価格が小型車1台分の価格を上回ってしまっている(Yahoo!:ロイター)、とのこと。
元々は人気のあるナンバーを競売制にしていたそうなんですが、そのうちに昨今の中国経済の状況などによって自動車の数が一気に増加。交通関係の不便性やら環境への配慮などから自動車数を制限するために全面的に「ナンバー競売」に踏み切った、そうなんですが…。
供給が減れば需要が伸びるのは言うまでもないことなわけで。発展著しい上海のこと、クルマを欲しがる人も増えています。で、ナンバープレートの額はそうやって↑上がっていくんですが、どんどん安くなって行ってる自動車の値は↓下がってしまってついに…となってしまったようです。
Yahoo!海外トピックス:中国自動車産業

日本でも問題にはなってますが…自動車の多さ。
でも地域によってはないと困るわけで。公共事業の煽り?をうけてあちこちに道路ができて、それを利用するにはクルマが必要。さらに地域によっては鉄道やバスがほとんど役に立たない場所もあったりしますんで…さらに自動車の需要は大きくなっていきます。しかも一部ではステータスとしてクルマを買う人もいますし、他にも色々と事情はあるわけです。
…それでもなんか多すぎるような気もしてますが。こっち(関東)に越してきてから思ったことの一つに鉄道やバスの便利さ、てのがあります。こんだけ便利なら別にクルマいらねーじゃねーか…とか思ってしまったんですが。でも仕事で使う場合も多いですし。それにある程度収入が安定してくると、そろそろいいクルマを…てな方向に行くケースも多々あるわけなんですが…さて。
その日本では特に自動車数を制限する、というような対策は取られていませんが、都市部にクルマ進入禁止エリアを設けている国なんてのもあります。上海のナンバー競売もそういう手の一つではあるのですが。

さらに中国の場合都市部と地方部の「差」が出てきてしまいます。これは日本とはまた違った、というか比べようもないものではあるんですが…そこらへんまで整合させるとなると、また、難しいもんになるんではないか、とか…。

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06/19/2007

モスクワ1位東京4位

「世界で最も生活費がかさむ都市は?」
という調査をアメリカの人事コンサルティング会社マーサーが毎年実施してます。それによりますと…最も生活費がかさむ都市はロシアのモスクワ、とのこと(CNN)
2007年 世界生計費調査 – 都市ランキング(MERCER)
東京は去年3位だったそうなんですが。今年は4位に転落…いや、「転落」じゃあないか。なお、最下位…って別に悪い意味じゃないんですが…はアルジェリアのアルジェとなりました。

この調査は海外へ駐在員を送り出す際の参考になれば…という目的で始められたものだとか。
従って↑コレの通りモスクワでは何が何でもどうやったって生活は苦しくなるんだー…とかそういうものではありません。基本はニューヨークを「100」としていくつかの要素を加味しての数値を出している、ということです。…しかしやっぱり何と言っても物価が大きな影響を与えることには違いないようで。モスクワは「世界で最も物価の高い都市」になってます。なお…「世界で最も物価の安い都市」はパラグアイのアセンシオンで、これは5年連続の快挙?とのこと。

昔のどっかのクイズ番組じゃあないんですが…
「大体○○○円と考えて頂ければ目安になるでしょう」
というのは実は結構落とし穴なわけで。旅行番組なんかでも円に換算して「やっすーい」とか言ってますけど、実際に暮らすとなるとまた問題は違ってきてしまいます。物価が安いから暮らしやすいか、と言えば…そう簡単にはいかないのもまた現実なわけです。言語の問題もありますし、食いもんは安くても居住費がベラボーな場合とか。あるいはこれは数値化というのは難しいですけど治安のこととか。

対象が通り過ぎるだけの旅行者ではなく、実際に生活していかなくてはならない駐在員ということでの調査結果ではないのか、まあ、住む機会なんかなさそうだし目安ってやつですか…とか。…それでも東京4位の大阪8位。それぞれ東京は前回3位の大阪は6位だったんですが。…やっぱり住みにくいのかなあ、日本の都会は…とか思ってしまうのは仕方ないことなのかも知れません。

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06/09/2007

海産物危機、さまざま

マグロの規制に関しては、以前ちょろっと書いたことがあります。カニの危機?についても。…ロシアが活カニの輸出を禁止した、というものだったんですが…。
今度はウナギがヤバいことになりそうです(iza!)…ウナギの成魚は海で獲ってるわけじゃあ、ありませんが。それでも海と無関係てわけでもありませんし。

事の発端?は現在オランダで開かれているワシントン条約締結国会議。これは生き物関連だと絶滅の恐れのある生物の輸出入などの取り扱いに関して定めた条約になります(軍事関連だと1921年に締結された軍艦保持数を定めたワシントン海軍軍縮条約)。
ここで発案されたのが…ヨートッパウナギの漁獲制限でした。
なんで「ヨーロッパ」ウナギが日本に関係してくるか、と言うと…現在日本で食べられているウナギのほとんどは養殖物になります。さらにその養殖物も中国産に頼っています(基準値以上の薬品が…なんて報道もありましたが)。で、その中国産ウナギの稚魚、つまりシラスウナギはどこから来るか、と言うと…四分の一弱はヨーロッパから輸入しているもんなんだそうで。
完全養殖には成功しているウナギなんですが、商業ベースに乗せるにはまだまだ先の話。そうなればまた話は違ってくるのでしょうけど…。

提案された削減量は今後4、5年で出荷量を40%減…このままシラスウナギを獲り続けると10年くらいで絶滅するのではないか、とまで言われてます。そのためにかなり厳しい目標となってるようではあります。
…約半分。まだ正式に採択されたわけではないのですが、↑記事によれば採択される見通しだそうですし。
値上げは必至という情勢になりそうではあります。ウナギが完全に食べられなくなる、というわけではなさそうですけど手が届かないものになってしまいそうな。

クジラもそうなんですけどね。IWC総会でも解禁は難しいようですし。…アレも各国の事情が複雑に絡んでいるようでマグロやウナギと比べるとさらに白熱してしまうようではあります。それでもなあ…ますます海産物や漁業に対して厳しい状況になりつつあるようです…。

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06/07/2007

さみっと:特許の場合

現地時間で6日夕方(日本時間7日未明)にドイツはハイリゲンダムでサミット(主要国首脳会議)が開幕しました。
Yahoo!海外トピックス:ハイリゲンダム・サミット
ちなみに「サミット(summit)」とは「頂上」とかそういう意味になります。

開幕前は多数の反対デモなどもありましたが…とりあえず?無事に開幕してます。
今回は昨今の情勢などもあって環境問題が大きく取り上げられているようです。二酸化炭素などの温室効果ガス排出削減を求めた京都議定書の流れをどうやって継承していくか…? ということでもあるんですが、やはりと言うか何と言うか。「そろそろ具体的に数字出そうや」という欧州各国と「いやいや、そこまでは…ねえ?」と温室効果ガス削減→企業のやる気が下がる→経済活動の萎縮…を懸念する米国の間の溝はどうにも埋まらない様子ではあります。…採択とかできるんかいな、こんな状況で。
その一方で米国が歩み寄った?形になってる事例があります。
サミットで「世界特許」実現へ足がかりが(Yahoo!:産経)。これは米国が200年ほども遵守してきた「先発明主義」を他の国が実施している「先願主義」へ移行する…と昨年発表したことから期待されていることではあります。

「先発明」と「先願」とは何か、と言いますと…全く同じ特許申請があった場合:「先に発明した方」「先に申請してきた方」どっちを優先するか? ということで、米国だけは「先に発明した方」を優先してきていたわけです。
「…いや、発明してから申請するんだから『先に発明した方』を優先するのが当然だろ?」
と思うかも知れませんが…実際には後で申請してきて「実はこの発明、ワタクシが先に発明してましてね。これ、この通り開発記録などの証拠も…」とやる例もあるんだそうで。他の国ならダメですが米国では調査や裁判の結果によっては、後出しで申請しても認められるケースもあり得る。
ですが…これ、大変に時間がかかります。数十年かかってしまうこともある。その間対象物件の特許権の所在は不安定になってしまいますし、結果によってはさらに特許期間延長なんて場合もあります。…となると他の国ではもうとっくに特許期間は切れているのに米国でだけは存在している、ということになります。

現在は特許は国ごとに申請する必要があります。国際的な物件の場合、その手続きは当たり前ですが煩雑極まりないものになります。…では「世界特許」、つまりどこかに申請すればそれで世界中認められるようにできないか…? という声はかなり前からあったようではあります。それが「先申請」で各国が揃うなら実現しやすくなる、と。
…まあ、今回のサミットでいきなりそうなるわけではないのですが。
米国側としてもまだまだ自国内での議論の余地はあるようですし(何せ200年来守ってきたことですから)各国間での細かい折衝もまだまだあるわけですし。でも足がかりができただけでも大きなことだと思うのですが。

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06/05/2007

ウラシマタロウ?

…いや、どっちかと言うとリップ・ヴァン・ウィンクル…?
ポーランドのワルシャワで事故にあった男性が19年ぶりに意識を回復…民主化前から一気に現代社会へ(CNN)。家族の喜びというのは大変なものだったんではないでしょうか…しかし、19年も経ってしまうと周りの変化というのはとんでもないものになるわけで。しかもポーランドという共産圏→民主化へ変化した国ならなおさら、ではあります。

表題の「浦島太郎」は言うまでもなく日本の伝統的な童話の一つ。カメを助けた浦島太郎が海底の竜宮城へ連れて行ってもらって、三日ほど遊んで帰ったつもりが地上では三百年経っていた…というお話です。細かい違いがあるバージョンもあって、例えば恒例?の玉手箱を開けるとおじいさんに…ではなく鶴になってしまうパターンもあったりして。…桃太郎と同じように昭和期辺りに大幅な改編があったんではないか、とも思われますが…そのSFちっくな内容は万人に親しまれているお話ではあります。
一方の「リップ・ヴァン・ウィンクル」は…。
のん気者(怠け者という話も)のリップ・ヴァン・ウィンクルはある日愛犬と共に銃をもって森に狩りに行くのですが…その森の中で球技を楽しんでいる老人達に会います。そこで酒を呑んだリップは(酒盛りという話も)ぐっすりと寝込んでしまい、ふと、目を覚ました時には20年もの歳月が過ぎてしまっていた…というお話です。ラストがこれまたいくつかあるようで、元々恐妻家だったリップが「ああ、これで妻に怒鳴られなくてすむ」とホッとするという…なんだか落語っぽく落としてあるのから、当時はまだ子供だった娘が孫連れて現れるという感動系?なものもあります。

なお、バーボンで「ヴァン・ウィンクル」というのがあります。が、これは別の人の名で、このバーボン発展のために大きな功績のあったジュリアン・パピー・ヴァン・ウィンクルという人からきてます。さらにヴァン・ウィンクル家がこのバーボンを販売してるんだそうで。
飲んだことありますけど、よく言われているように「男性的」な味でした。「スモーキーフレーバー」と呼ばれる焦がした味わいというのはバーボンでは特に重要視されるものではあるのですが、これがかなり強かった記憶があります。それが一本あけた頃はクセになってしまって、しばらく探してみたんですけどそれ一本きりで結局手に入らずじまいでもうかなり飲んでません。
…いや、むしろ、最近はバーボンなんか飲んでないような。ビールとか焼酎とか軽め?なのを時間かけて飲むというのがクセになってきてるんで…でも久々に飲んでみようかな…とか。

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06/04/2007

そんなところにコカイン

イタリアの首都ローマ。古くからの観光地であり、文化・芸術的にも魅力ある街なのですが…ローマの大気中にはカフェイン・ニコチンの他にコカインの粒子も含有(Yahoo!:REUTERS)という研究結果をイタリア学術会議の研究者らが発表しました。
量は冬季で1立方メートル当たり0.1ナノグラム(1ナノグラム=1グラムの10億分の1)…微量、と言えば微量なのですが。

最も高かったのがサピエンツァ大学周辺ということで、やはり薬物汚染が大学内にも…となりそうですがこれに対しては「まだ早計」という意見もあるとのことで。大気中の「量」にしても即座に害があるものではない、という学者もいるとのことですし。ローマ行ったら即中毒、というわけではないようです。
ただ…フツーに考えたらあり得ないわけで。
別の調査では北部トリノではポー河からコカイン成分が出た、という話もあります(こっちは廃棄に困った人が捨てたせい、とのことですが…)けども。大気中や河の水からそういう「人為的な」成分が出てくる、というのは…って、よく考えてみたらそういう一種の「汚染」てのは今に始まったわけじゃないですか。北極のシロクマから汚染物質が見つかってる、てのはかなり前から言われてたもんですし。

ただ、今回は内容が内容ですし…イタリアの都市部てのはこういう「薬物」にはずいぶんと悩まされてきてますし。
…こういうのを他の国の大都市とかで大々的にやったら…どうなるんだろう。なんだか怖いような気もしますが。場所によってはもっととんでもない数値が出てきそうで…。

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05/15/2007

重さと厚み

アメリカの郵政公社が5/14から料金体系を改定する、と発表しました(CNN)。…今回の改定の目玉?は「重さ」だけではなく「厚み」も料金に響いてくる、というもの。…ま、それ以前に基本的にどれも値上げ、という形になってしまっているようなんですが…。
USPS - The United States Postal Service (U.S. Postal Service:当然ですが英語)

「ファーストクラス」と呼ばれる…日本で言うところの「定型内郵便」とでも言ったらいいのか…これにも「厚み」の要素が加わってます。今までは重さで決まっていて1オンスまでは39セントだったそうなんですが、大きさや重さプラス↑記事内の規定内の厚みであれば41セントで行けるようになったとのこと。そのため企業とか会社関係はてんてこまいなんだとか。これまでは重さが基準でしたからなるべく軽くしておけば良かったのですが、これからは厚みも考えなきゃならない…。
ただ、面白いなあ…と思ったのは「額面ナシ」の切手が今回発売される、ということです。
一体いくらなんだろ、勝手に記入できるとかそんなんじゃねーだろーし…と思ったら"USA FIRST-CLASS FOREVER"の文字。つまりは定型内の郵便物であれば将来どんなに値が上がってもこの切手は最少額の切手として通用しますよ…ということなんだとか。お値段は今回の改定を受けて41セント。これ貼っておけば大抵の封書はOKということになります。日本で言うと…「永遠80円切手」とかそんな感じになるんでしょうか。

その日本でも「厚み」に関して共通っぽい変化が起きてます。
運送会社各社がやってる「メール便」です。これは郵便関係の法律スレスレの配達物で、「信書」簡単に言えば個人に宛てた手紙は送れません(送っていいのは郵便局だけ、になってるもんで)。が、そうでない簡単なモノは送れますよ…と。料金は一番安いのが大体80円、と封書と同額になってます。
当初はコレも重さでやってたんですが…こないだ一気に改定されました。…「大きさ」と「厚み」で料金決定、と。そのため某ネットショッピングサイトなんかは大変だったんじゃなかろうか、と。いくら以上は送料無料、なんですが…たくさん買う、てことは送れない「厚み」になっちまうわけで。それまではメール便だったのに普通の配達にしないといけなくなっちまったわけですから…。

なんだか変化の方向が同じだなあ、と妙に感心してしまった事柄でした。

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05/11/2007

ご当地食材

と言うのとは、ちょっと違いますか…。
アメリカ・シカゴのすし屋14店で「レッドスナッパー(Red snapper タイの標準英名)」を頼んでも「レッドスナッパー」は出てこない(Yahoo!:JIJI)…じゃあ、何が出てくるんだ、と言うと4店では「レッドシーブリーム(Red seabream)」が出てきて9店ではティラピアが出てくるそうです。DNA検査までかました結果のようですが…さて。

ちょっとややこしい調査結果ではあります。「レッドスナッパー」は実は日本で言うところの「マダイ」とは違った魚なんだそうで。「レッドシーブリーム」の方が英名としては「マダイ」になるんだそうで。でも、「マダイ」を「レッドスナッパー」と呼んでも間違いにならない。標準的に呼ばれているのがこっちだから…と。
つまりは14店中4店はホンモノを出してた、ってことじゃないのかな、と。
シカゴは立地上海に面してませんので(ミシガン湖には面してますが)、魚…海水魚という食材はどっかから運んでくることになります。これが例えばニューヨークやボストンだったら問答無用?で大西洋から水揚げされて、サンフランシスコだったら太平洋から水揚げされるんですが…内陸(一応)の都市の場合、言ってみればどこからでも運んで来れます。
太平洋と大西洋。いくら地球の海はどことでも繋がっている…ったって限界というものがありそうな。同じ太平洋内だって地理的に隔離されてると言ってもいい場合だってあるわけですし。日本とアメリカだと回遊魚系でないと同じ魚の調達てのは困難になりそうではあります。
で、マダイの場合はどうなんだろう、と。大西洋やアメリカの太平洋沿岸に同種と判断できる種がいるのかどうか、となると…難しそうですし。そうなると純正?のものを使えない場合も出てくるわけで、それなら代替品として似た食材を使うのはアリなんではないのかな…とは思うのですが。

ただ、タイとティラピアは明らかに違うモノなわけで。その辺の表記は…と言っても日本の安いスシネタでもティラピアを「イズミダイ」といって出してる場合もありますし、あからさまに「タイ」と銘打って(マダイじゃありませんから)出してるケースもあるそうですから…まあ、あんまり純正純正言えたもんではないのですが。
…でも「ティラピアの握り」っつーて…初めて見た人が何の抵抗もなく食えるか、というと…これもまた難しいところではあります。日本だとさらに敬遠されそうではありますし。
別にマダイにこだわらんでも美味かったらそれでいいんでは…とは思うのですが。でもやっぱりイメージてもんもありますし、産地表記とかそういう面から見たら問題、ではありますか…。

ところで↑の調査。14店で調査して9店がティラピアで4店がレッドシーブリーム。残り1店は…なんだか判別できなかったとのこと。…ある意味そっちの方が大問題なような気がするんですが。

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05/08/2007

三つほど 5/8

微妙なのから惜しいのから三つほど…。

一つ目。「ふるさと納税」制度、安倍首相意欲示す(Yahoo!:読売)…現在、個人住民税は納税者が住んでる自治体に納入することになってますが、これを納税者の故郷などにも納入できるようにしよう…という取り組みです。
たしかに特定の自治体(ヒトの多い都会とか)に税収が集中するのを緩和できるかも知れませんが…。
正直…なんだかよく分からん、と言うかなんと言うか。出身地に限定ったって…それが結局都会だったら意味なさそうな。こういうなんだか無理っぽい?やり方よりも、もっと他に何かあると思うのですが…。

二つ目。混戦を極めたフランス大統領選挙、右派のサルコジ氏が当選確定。
Yahoo!海外トピックス:フランス大統領選挙
敗れた左派のロワイヤル氏は「親欧・労働者重視」と言われ、右派のサルコジ氏は「親米・企業重視」とか言われてましたが。…実は両方とも前の大統領であるシラク氏ほど親日ではない、という話もあって今後の日仏に影響が出るのではないか…という噂も。まあ、実際に会談なり何なりしてみないと分からんわけですが。
ただ…某公営放送では「これでアメリカに対する一種の抑止弁がなくなったということで懸念が…」とか言ってましたが。…ナニ期待しとるんでしょーか、他国の指導者に?

三つ目。時代劇作家の池宮彰一郎氏が死去(Yahoo!:毎日)…83歳でした…。
「四十七人の刺客」はものすごく好きだったんですが。とある騒ぎの後に新作はほとんど出ず(騒ぎの内容が内容でしたので…)、なんだかさびしい気持ちだったのですが。
…ご冥福をお祈りいたします。やっぱりもったいないよなあ、と思います…。

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05/06/2007

ミツバチの怪

アメリカの半分以上の州でミツバチが大量に失踪しています(Yahoo!:JIJI)。さらに…農作物の受粉時期への影響も(Yahoo!:産経)…。
昨年の秋ごろから全米で「怪現象」とされてきた「ミツバチの大量失踪(蜂群崩壊症候群:CCD)」ですが。すでに27州で報告があるそうで、色々な方面への影響が懸念されています。
やはり大きいのは養蜂業界への影響…となりそうではありますが他にも何かあるのでは、と。直接ハチミツ採ってるハチにプラスして「受粉」を受け持ってもらっている農産物への被害も大きくなるのではないか…ということです。

ハチに限ったことではないのですが。「虫媒」と呼ばれる方法で受粉している植物がいます。
簡単に言えば花の中に虫に入ってもらう→おしべの花粉を体にくっつけさせる→めしべまで運んでもらう…という流れです。同じ花の中にあるめしべに運んでもらったり、あるいは別の花のめしべに運んでもらったり。その方法は種によって様々ですが(オーストラリアのハンマーオーキッドの類なんか、特定の虫とっつかまえて花粉運ばせたりしますし)、その中には主にミツバチが運んでいた花粉というのもあるわけで…むしろ栽培されてる方々は積極的にこういうハチなどを利用してきたわけで。受粉してくれないと大打撃になってしまいます。
日本でも輸入マルハナバチによる受粉、というのが問題になってきたりしています。これは逃げ出して在来種がおびやかされる危険があるから、ですが…。

しかしこの大量失踪。原因はある種の寄生性の病原菌の名が上がっているのですが、まだまだ確定というわけではなく。しかしこのままでは、少し前のオレンジに続いて今度はリンゴやブルーベリーなども値が上がってしまう可能性もあるわけで。
アメリカのことですけど日本にも少なからず影響が出るんではないかな…と。少し、心配ではあります。

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05/04/2007

一人ぼっちじゃない

ガラパゴスゾウガメの類の話。
ピンタ島で捕獲された最後の一頭「ロンサム・ジョージ("Lonesome George ")」が実は「ロンサム(一人ぼっち)」ではなかった(Yahoo!:時事)…という発表が。ピンタ島にかつて存在していただろうゾウガメと全く同じ種のカメが見つかった、というわけではなく。隣のイサベラ島にいるゾウガメの調査を行った際、ピンタ島独自のDNA配列を雑種として持っているカメが複数見つかった…ということです。
ロンサム・ジョージ(Wikipedia)

「ロンサム・ジョージ」はその名の通り「一人ぼっちのジョージ」でした。
ピンタ島には現在ゾウガメは存在していません。最後の二頭が人間に捕まった後に発見されていない、と言います。動作の鈍さからくる乱獲や環境の大きな変化によりその数を減らしてついには…と。ガラパゴス「諸島」という名の示す通り地理的な隔離の大きな場所でもあります。長年分断されてしまうと種として同じとは言いがたくなってやがて遺伝子的にも別種になってしまう、その格好のテストケースでもあるわけです。
ガラパゴスフィンチのくちばしの形なんてのはその好例でもあります。
そうやって隔離されてきて、最後に残ってしまった一人ぼっちのジョージ。しかしひょんなことから遠い親類が見つかった、と…。

しかし当のジョージはかなりの高齢で繁殖は無理っぽいとされています。人工繁殖とかそういうことになるのかも知れませんが…残しておきたい気持ちとそこまでする必要は…という気持ち、個人的には両方あるんですが。以前アメリカかどっかの研究者が少数民族の血液検査をやった時「あれは遺伝子情報を得るための手段だ、その民族が消えてしまっても複製するためなんだ」てな批判があった、とか。
…正確にはそれとは違うのでしょうけど。日本のトキも結局はよそからの「血」を入れて復活させる道を選ぶことになりました。それがいい、悪いではなく…そこまでする必要があるのかな、と、どっか何か小骨が引っかかってるわけです…でも絶滅はイヤなんですよねえ…。

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04/24/2007

やはり時代の変革

…と言うよりも…変わってしまったのは母国なのか当人なのか。
ロシアのエリツィン前大統領が死去…死因は不明、しかし心臓に持病あり(Yahoo!:毎日)「皇帝(ツァーリ)」と呼ばれた男の人生が終わる(iza!)
…こう言うと失礼ですが、なんとなく憎めないオッサンといったところで嫌いではなかったのですが…ご冥福をお祈りしたします…。

外見は憎めなくてもやったことには世界的に非常に大きな意味がありました。
ソ連→ロシアへの移行。もう10年以上も前になってしまいますんで、お若い方の間ではもうすでに「ソ連」より「ロシア」の方が通りが良くなってるのかも知れません…とか考えると時代を感じてしまいますが。共産主義から民主主義への大移行。そんなことはもちろん一人でできることではなく。それでも主な舞台に立ったのはゴルバチョフ書記長、後の大統領。そしてその次がエリツィン氏でした。
「ペレストロイカ」と呼ばれる大変革の、最後の一押しをやってのけるようなタイミング。
これにより世界最大規模の共産主義国家・ソ連は消滅し、民主化への第一歩を恐る恐る踏み出したかつての大国・ロシアが誕生しました。後にやはり共産圏では最大規模を誇った中国も一部民主化を認める方向へ動くことになり…その遠因もたくさんあるのですが(例えばベルリンの壁崩壊)…やはり大きいのはロシアの移行もあるのだろうな、と。純粋?な意味での共産国家というのは、現在の世界ではほとんど見ることができません。
そういう大きなことをやった(いや、エリツィン氏一人でやったわけではないのですが)わけですが…。

その評価はあまり芳しいものとは言えず…今のプーチン大統領にいきなり「丸投げ」の交代かましてから数年間はあまり音沙汰のない方ではありました。健康面での不安とか、そういう話はあったんですが…。
時代てのは変わっていくもんです。が、やっぱり寂しいものではあります、こうやって自分が記憶している方が一人ずついなくなっていく、というのは。ましてやそれが非常に個性的かつ大きなことを成し遂げた方なら、なおさらのことではあります。

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04/18/2007

銃が…

…ご冥福をお祈りいたします…。

伊藤一長・長崎市長(61)が銃撃、そして昨日の午前2時頃に亡くなられました…。凶弾は数発発射されたという話もありますが、命を奪う結果となった二発は心臓を貫通していたとのことです。
…市長が二代続けて銃撃されるということになってしまいました。しかも選挙活動中の銃撃。これからあちこちで地方選もあって、市長選も行われます。…影響がなければいいのですが…。
Yahoo!地域トピックス:長崎市長銃撃事件
一方、アメリカはバージニア州のバージニア工科大学では学生による銃乱射事件が起きました。韓国人の犯人は32人を殺害後、自殺。大学側の対応などにも批判は集まってますが…犯人の動機や背景解明もまだまだ進んではいないようです。
Yahoo!海外トピックス:米バージニア工科大銃乱射事件

どちらも「銃」による殺害事件となっているのですが…。
日本とアメリカでは考え方の違うモノではあります。一概に「悪」と決め付けることもできないものでもあります。場合によっては『持っていたから事件が起きた』でも『持っていなかったら事件はさらに大きくなった』という言い方もできるケースもあります。…今回のは明らかに銃を凶器として使用しているもので、弁明の余地など一切ないものではありますが。
…簡単に殺せてしまうという「事実」が一番恐ろしいような気がしてます。タダの金属のかたまりなわけです、銃なんか。それがいとも簡単に人の命を奪ってしまう…。

本当に恐ろしくて、やるせないことではあります。

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04/15/2007

アパートの一室で

アメリカ。アパートのリビングを使った舞台公演、口コミでうわさ広がる(CNN)…実際に人が住んでいる一室を利用しての舞台(アパートが題材)。日本だとちょっと考えられないような話ではあります、色々と。

当初は資金不足から始めた、とのことですが…意外と内容にもマッチしていて面白い、とのこと。ただ、当たり前ですがそんなに集客力が望めるわけもなく、↑記事によれば「1回につき10-40人前後」(「」内↑記事より引用)なんだそうで。
…10人とか…40人?
この辺で、まず違いが出てきちまいます。日本の四畳半とか六畳間のアパートという感覚ではないわけです。どっちかと言えばマンションとか。それもワンルームなんかではもちろんなくて、いくつもの部屋を持つ、広いやつ。…いわゆる「億ション」とかそういうレベルになっちまう…。
でも、そういう広い部屋はむしろ向こうでは当たり前なんではないか、と(映画なんかでもそうですし)。こっちみたいにバカ高いわけでもなく値段的にも折り合いがつくものなんでしょうし…だから向こうの人が日本のアパートを見たら驚くわけで。「ウサギ小屋か(古いなぁ…)」と。

そりゃま、狭いなら狭いなりのやり方、というのもありますんで、日本でもこういうのがもしかしたらこういうのが出てくるのかも知れません。…ただ、周りの理解?というのもありそうな。例えば隣の兄ちゃん(別に姉ちゃんでもいいんですが)がいきなり「明日うちの部屋で舞台やりますんでよろしくお願いします」と来たら…どうします?
「ああ、そうですか。いいですね。良かったら観せてください」
という反応はなかなか難しいのではないか、と。…なんだか自治組合の話し合いとか、事前の告知が甘いとか、そーいうのが出てきてしまいそうな気がしてます。

どっちかと言うと…日本の場合だと、どっか小さな公共スペース使ったお芝居、というのが合ってるような気がします。例えばデパートやショッピングセンターのちょっとしたスペースとか…って、そう言う場所でのライブとかってのは、すでに結構あちこちでやってるもんではありますか…。

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04/08/2007

二つほど 4/8

気になったことを二つほど無節操に。

一つ目。シロクマのクヌート(Knut)の人気衰えず、グッズ商戦も本格化(Yahoo!:時事)…ドイツのベルリン動物園のシロクマの子、クヌート。母親が育児放棄したため人工飼育で育てられたことでも有名になりました。
シロクマ、というのは飼育下でも相当数繁殖はするのだそうですが…無事に育つ個体が少ないんだそうで、こういう「人工飼育」の技術というのは注目されつつあります(人工飼育そのものもとても難しいのですが)。日本でも「ピース」というシロクマが人工飼育で成獣にまでなりましたが…日本初ということで苦労が絶えなかったとか。
さらに自然下での絶滅も懸念されてる動物でもありますし。
ただ、クヌートの場合は某動物愛護団体が「人工飼育するくらいなら安楽死させた方がその仔のためだ」というクレーム?がついたことで、皮肉にも有名になってしまったクマでもあります。
…ま、人の考えはそれぞれなんですが…「殺せ」てのはやりすぎだろ、と。そこまでしても守るもの、てのは…何なんでしょう?

二つ目。北海道の納沙布岬でロシア人が不法入国で逮捕されました。…ビール買うために上陸したんだそうで…(Yahoo!:毎日)
気持ちは分からんでもないですが。ただ、彼らは仕事中だったわけで。…その辺の仕事中のアルコールとか、そういうのは国によって違いますんで何とも言えませんが…宴会中に酒切れたから不法入国、だったら…なんかこれもあり得そうな気がしてます。そりゃ、悪気も何もないわな。のんべが酒飲む理由なんてのは万国共通ではあります。
しかし…ビール飲みながら待つんですか。同僚が上がってくるのを。寒風吹きすさぶ海の上で。
…ただ、このロシア人、どうなるんだろうなあ、と。不法入国には違いないわけですからしかるべき処置があるはずだとは思うのですが…「酔ってんのか。じゃあ、しゃーないな。もうするなよ?」って普通のヨッパライと同じようにちょいと叱ってそれで放免、なんてのは…ないですよね?

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04/03/2007

ホンモノの陸の孤島 完結

中国は重慶市で自宅が正に「陸の孤島」と化すまで立ち退きに抵抗していた楊武(ヤンウー)さん一家ですが…ついに立ち退きに同意した(Yahoo!:RecordChina)とのことです。4/10に立ち退きの強制執行があるかも…てな話がありましたが、その前に立ち退きに同意する形となったようです。
4/2に九龍坡区裁判所立ち合いのもと、九龍坡区人民政府との間で立ち退きに同意する文書に署名した…とのことです。

いつの間にやら「史上最強の居座り事件」とかそういう名前までついてしまっていますが。
結構中国の今の世相を反映してるなあ、と思うのですが。ちょっと前だったら問答無用で排除されていたイメージがあるのですが…最近起きてる変化の一つではないのだろうかな、と。こうやって外国のメディアにまで紹介?されて事件の名前までついて…まあ、イイとかワルイとかそういう問題ではなく。中国という国が変わってきてるのかな…と個人的には思ってしまいます。
最近のニュースなんかでも流れる、日本とは比べ物にならないくらいの様々な「格差」が生じている昨今の事情も併せてみると…やはり変わってきてるんだろうな、と。みんなビンボでみんな個人の所有が認められてなかったら(状況的にあり得ませんが)こんな「事件」が起きるはずもないのですから…。

楊さんの家はこれから取り壊されて再開発の事業が進められます。
…なんだか↑の記事によればこの経緯と立ち退き条件に関して裁判所が会見を開く、とのことで。…いや、そこまでする必要…あるんだろうか…とか、少し疑問を感じてます…。

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03/27/2007

ホンモノの陸の孤島

中国。重慶市でビル建設のための立ち退き拒否した夫婦の家、「陸の孤島」に(Yahoo!:RecordChina)…三日くらい前でしたか。どっかの新聞でちらっと見た記憶があるんですが…なんだかその時よりひどくなってる? 気のせいかな…?

商業ビルの建設予定地に指定されてしまった楊さん一家。立ち退きの際の保証金で折り合わず拒否→開発業者が工期を急いでるため周りを掘る→ビルの基礎工事まで始めちまう→孤島化→再度立ち退き命令→拒否→ついに強制執行…となったようなんですが、実際には強制執行にまでは至っていないとのこと。
中国は共産主義国家ですから、基本的に「個人の持ち物」が存在しません。基本的に。
が…そうは言っても全部が全部「国の物」というわけにはいかないわけで。さらに昨今は資本主義中心の世界情勢を受け入れつつありますんで、いくつか限定的に「個人の物」を認めていこうか…という流れになってきてます。
その流れの一つが↑記事中にもあるように住宅などの私的財産を保護する法律の制定、というもので…つまりは今までは家ですら国家の物だったわけです…こういうのが制定されてくる、しかも国内外からも注目されてきてる、ということでさらに立ち退きは難しくなるのではないか、と…。

日本でもこういうのはありましたけどね、以前。イカダで海上生活したいけど条例で禁止されてて、灯油かぶって抗議したオジサン、とか。↑の楊さんのケースだと…ちょっと、周辺の事情と言うか…家族の本音とか、どうやって生活してるんだろう、とかそういう細かいところが分からないんでなんとも言えませんが。
…無条件に同情できないアマノジャクな性分なもんで…なんかあるんじゃないんか? とつい、疑ってしまいます…。

ただ、純粋に、いつまで続けられるんだろう…と興味はあります。行政的にはさっさとビル建てちまいたいんでしょうけど…でも楊さん的には立ち退きたくはないでしょうし。んでも今後のことを考えたら…? なんか結構な額ふっかけている、という話もチラ、と聞きましたが…さて? どうなりますやら…?

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03/20/2007

意外なところで

栃木県のブランド梨「にっこり」が香港で大人気(Yahoo!:フジサンケイビジネスアイ)…2004年度の海外への「初出荷」時には1.3トンだった輸出量も今年度は6トンにも迫る勢いとのこと。

なんで香港で売れるのか? と言えばこれは風水に関係があるものなのだそうで
1:「黄色」は「金運を招く色」とされている。
2:大きな丸い形は縁起がいい。
とのことで。さらに
3:日持ちがするので旧正月(今年は2/18)にも使える。
という理由まであるとのことで。いや、何がどこでどうなるか分からんもんではあります。

…こういう例を見るにつけ、結構意外なところで意外なモノが流行ったりするもんなんだよなあ…とか思ったり。「これは絶対に無理だろ」的なもんが意外にあっさりと受け入れられてロングセラーになったり。あるいは「これは絶対に大丈夫」的なもんが逆に受け入られることもなく風化して消えて行ってしまったり。
ままにならないのが人生、とかそんな気分になってしまったりします。

ところで…梨。日本の梨、というのは西洋のいわゆる「洋ナシ」とはまた大分違いのあるもので。手に入りにくい地域では結構渇望されてたりするもんじゃないのかなあ…と思うのですが。海外在住の日本人、とか。
日本食というのはかなり独自性、と言うか日本でないと食べられないモノというのが相当数あります。…梨もその一つなんではないか、とか思ってるのですが…。それなりに手に入るもんなんでしょうか…?

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03/17/2007

新種?

なのか…と、ちょっとびっくりしたのがこれです。
ボルネオ島で発見された「ウンピョウ」、実は別種(Yahoo!:ロイター)
写真見る限りでは「ウンピョウ」なんですが…これで新種かい、と。やはり最新の研究てのは侮れないもんではあります。…恐らく属名(Neofelis)も変更になるんではないか、とは思いますが。

ガキの頃は図鑑やら動物関係の本やらよく見てたもんです。別に勉強目的でもなく…ただ眺めるのが好きだっただけで。実際に手にできるのは昆虫なんかが主になりますから、それこそヒョウなんかは動物園にでも行かないとお目にかかれることもない。でも実際に動物園行ったのって…中学生くらいになってから…だったか? その前って…水族館は行ったっけか、とかそんなもんで。
その頃図鑑なんかから得ていた「印象」と言うんでしょうか。たしか写真の図鑑ではなかったような記憶がありますんで、特徴を捉えた絵が載ってて、そこから「何か」もらってたはずなんです。
ウンピョウだと…漢字で「雲豹」? ヒョウにしては柄がなんだかはっきりしていないっぽくて黒っぽいような印象があって…でもニシキヘビみたいな紋様に特徴あって、中国とか東南アジアとかだったか生息地は…とかそういうのが自然と頭の中に貯まって行ったわけで。

もちろん古い記憶ですんで間違いも多々あったりしますけど(↑今回のだと生息地、中国の奥地限定だとばっかり思ってました)それは、どこかできちんと修正できればいいわけで。そういうのからして見たら↑の写真、ウンピョウなんだけど、そうか、違うのか…といささかショック?受けてるわけではあります。

新種てのもワクワクさせてくれるもんではありますが、こういうのもあるってことではあります…。

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03/13/2007

なんか違うような

来年2008年にオリンピック開催国となっている中国。…「一矢報いる」など「戦争用語」は放送禁止(iza!)…って、なんか違うような気がしますが。それともこれが向こうの流儀なんでしょうか…?

オリンピック開催、ということで国をあげてマナーの向上などに努めている中国。
例えば毎月11日は「列を作って並ぼう」の日、なんだとか。中国全土でやってるのかどうかは分かりませんが…こないだ見たニュース番組では、多分北京だと思うのですが、ボランティアの方々がヒモを地面に置いてみたり。あるいは「列を作ろう」と呼びかけたりしてました(編集の都合があったのかも知れませんが、その直前に「はぁ? そんなの知らないわよ」とバスの入り口に群がる映像が流れてましたんで、ある意味逆効果…)。列を作る、もそうなんですけど道につばを吐いたりも日常的なんだそうで…その辺の改善も、と当局がやっきになってる観があります。

まあでも、こういうのは関係なーい、とか思ってても日本でも昔はそうだったわけですし。あるいは昨今のマナー軽視の風潮だとか。…そういう意味ではあんまり変わらんなあ…とは思いますけど「一矢報いる」がヤバい、というのは…ちょっとなあ、分かりまへん、よく。
さらには「『友情のため』などとイッキ飲みを強要する中国式の乾杯も外国人には非礼」(「」内↑元記事より引用)てのも。学生がハメ外してイッキ、イッキ、てなわけでもないでしょうに。そういう歓迎の仕方だってあるんではないのかなー…と。何が何でも全部ダメ、てなことになると面白くなくなってくると思うのですが。

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03/12/2007

やっぱり摂りすぎは…

「ハンバーガーは静かなる殺し屋だ」とマレーシア・チュア保健相(Yahoo!:時事)…すでに同国では広告が禁じられている酒やタバコと同じように扱うべきだ…と発言した、とのことです。
実は結構こういうのに対して厳しいマレーシアなんですが。ただ、そこまでできるのかどうか、と言えば…?

肥満の元凶、と世界中で言われているファストフードですが。特にその中でもハンバーガーは最もやり玉にあげられそうな食べ物ではありますが…まあ、それも某国ではテロの対象になったりとか、あるいは有名シェフが逆に褒めちぎってた、だとか。あるいは「何日食い続けることができるか?」的な映画まで作られたり。
日本だと「ちょっと食べる」程度の認識なんですが…本場?とされるアメリカなんかだと日本のとは比べ物にならんくらい大きなやつが出てきたりします。ああなると一食=ハンバーガーと言うかなぜそこまでして食うのか…と疑問を抱きそうになったりします。

俗説では「何食っているんだ?」を「どこから来たんだ?」と聞き間違え、ハンバーグ食ってた人が「ハンブルグ(ドイツ)」と答えたのでハンバーグという名称がついた…となってます。実際はどうなんだか分かりませんが…貧しいドイツ系アメリカ移民が安いミンチでこしらえた料理、という話もあったりして。
これをパンにはさむ、というのはなかなか面白い発想だとは思うのですが。かのサンドイッチ伯爵も似たようなことされてますが、持ち運びしやすいですし普及もしやすくなったのではないか、と。

それでも脂や油が多いので、脂肪分やカロリーが高い→肥満、という構図は世界中で広がってます。まあ、それも事実なわけですが。ただ…ソレばっかり食ってる人てのはやはり太るんじゃないのかな、とは思いますけど…時々食う分にはそれほど問題ないんじゃないのかなあ、要は摂りすぎはイカン、ということなんじゃないのかなあ…と。

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03/03/2007

ある失踪

「失踪」かどうかはまだ分からんようですが。
アメリカでミツバチが消える怪現象が多発(Yahoo!:産経)…行方をくらます「失踪」なのか、あるいは集団で死んでしまったのか…謎ではあります。

養蜂業者、と言えばハチミツをとるためにミツバチの巣箱を抱えてあちこちへまわるケースが多いようで。大手?になると蜜用の花まで用意しておいたりするようですが…そういうハチミツ用だけではない養蜂、というのも盛んなようではあります。
…↑記事中にもあるように受粉させるための養蜂です。アーモンドやブルーベリーなんかがアメリカでは主流のようではあります。
日本でもやってるはずなんですが…これほど大掛かりだったかなあ、と。マルハナバチを送粉者として利用するケースは知られているんですが(トマトなんかでも質が良くなるとかそういう効果があるんだそうで)日本のマルハナバチと外国のセイヨウマルハナバチで送粉のやり方にも違いがあったりとか、生態系への深刻な影響…単純に入れ替わるってだけじゃあ、ないんです…が懸念されてたりします。
ミツバチは…どうなんだろ、ミツバチにも日本土着のと西洋由来のと二種類いるんですが。

それでも「失踪」てのは…なんなんでしょう。ホントにノルマがイヤになって逃げ出したのか…あるいは何かとんでもないことでも進行しつつあるんでしょうか。沈没船から逃げ出すネズミみたいな?とか? 実は結構昔から起きてたらしいので自然現象の一つ?と割り切ってしまった方がいいのかも…とか?

ちなみに養蜂、と言うと今は網戸のようなのを何枚も重ねた中へミツバチに巣を作らせて、蜜がたまってきたらその網戸を取り出して遠心分離機みたいなので回転させて蜜を取り出す…と、簡単に言えばこういう仕組みなんですが。昔はもちろんこんなのはなくて木のウロなんかに作った巣を破壊して蜜をとってたわけで。ハチの巣の素材てのは別に毒じゃあないんですが、ミツの中にはかけらがボロボロ浮いてる状態だったわけです。今の半透明なだけなのとは大分印象が違う。
…実はある養蜂業者の青年が恋人に、その、巣のかけらだらけのハチミツをプレセントしたら「汚い」とフラれてしまって…泣く泣く開発したのが↑の仕組みだった、てな話をどっかで聞いたんですが…。

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03/02/2007

白熱電球の禁止

…オーストラリアで、ですが。
オーストラリア政府は白熱電球の2010年までに段階的に使用を禁止していく、と発表(Yahoo!:毎日)。あと3年ほどで白熱電球を廃止させる、というものですが…さて。

とすると代替は蛍光灯かLEDか、ということにはなりますか。
結構勘違いしてる方も多いのですが、白熱電球と蛍光灯、というのは仕組みが全然違います。同じように明るくて同じように熱くなるから一緒だ…てな場合も多いような。
むちゃくちゃ簡単かつ乱暴な言い方を許して頂ければ、蛍光灯てのは中を満たした気体の中に無理やり電気を通すことで発光します。最初に電流を流した瞬間が一番電気を喰う瞬間であり…その後はさほど電気を喰わない、とされています。だから一説によると15分以上だったら頻繁に付けたり消したりよりも、つけっ放しの方が消費電力は少ない…でもまあ、物事には限度てもんがありますんで、一日中つけていたりしたら意味ないと思いますが。
いずれにせよ、電力消費の度合いが、ちと違うんだそうであります。白熱電球はスイッチ入れたらほぼ変わらない量電気を喰い続けていきますが、蛍光灯には波がある、と。
形状も「芯」がありませんし。何よりも「自然っぽい」光である、というところが白熱電球とは違うところではあるのですが…寿命も長いですし…その分ややお値段高めではあるのですが。

場所や場合によって変えていったらいんではないかな…とか思ってたんですが、オーストラリアでは廃止の方向、ですか。
白熱電球てのはかのエジソンが祖になりますから相当歴史があることになります。で、世界中に製造会社があるんではないか…と思うんですが、オーストラリアの白熱電球製造してる会社はどう思ってるんだろうかな、と。今時白熱電球オンリーてな会社はまずない、とは思いますんでコトが進むなら一部門閉鎖、てな感じになるのかも知れませんが…影響ゼロてわけでもないわけですし。
…「○○も温室効果ガスを削減できる」…てのはよく言われるんですが。そりゃなんだって効果はありますがな。エコにいい、とされてる自転車だって廃止すれば製造や処分の時に出るはずの温室効果ガスを削減できます。が…自転車よりも自動車の場合はどうなんだ、てのもあるわけで。白熱電球だけでこれだけ、て言うんなら何か別のものを廃止したらもっと削減できるんじゃないのか…とか。

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02/27/2007

なんとも

言いがたいモノがありますが。
タイで豚肉の価格が下落、子豚をワニなどのエサに「公開処分」する業者も(Yahoo!:時事)。…「かわいそう」と言うのは非常に簡単なのですが。欧米あたりの動物愛護団体からクレームが付きそうではあるのですが…。

事態はかなり切迫している、ということではないか、と。
当たり前ですが豚肉業者てのは出荷することを大前提として豚を育ててます。そして豚を出荷する=お金が入って生活が成り立つ、と。もちろんいくつか違うケースもあるのでしょうけど(副業があるとか)、基本は自分が育てた豚を売る、と…。
それが売っても意味ない、ということになれば?
普通なら何らかの工夫をするとか、あるいは耐え忍ぶとか。豚と人間の係わり合いてのはハンパじゃない年数かかってますんで、業者数がとんでもないほど飽和状態になったとしても「養豚」事業が消える…とかそういうことはあり得ないでしょう。…個人で廃業、というのは十分にありそうですけど。だから何らかの「手段」があるんではないか、と。
でも…そういう「手段」は全部出尽くして、もうお手上げ、ということなのかも…と。
あるいはそういう業者がいましたよ、ワニに子豚食わせてましたよ…でもそれはほんの一部なんだよ、話題づくりみたいなもんなんだよ…ということで、ほとんどの業者は必死に対応に追われてるんですよ…てなとこなのかも知れませんが。

日本でも過剰に育った野菜なんかを廃棄してますが(たしかいくらか補助金?が出たはずなんですが)…好きで廃棄してるって業者はほとんどいない、と思ってます。豚だってそうなわけで。これから手塩にかけて育てて、立派に出荷…しようとしてる子豚を「公開処分」てのはまずやらない、いや、やりたくないだろ、と思うのですが…色々と事情があるもんではないのかな、と…。

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02/24/2007

進化・適応・変化…

アフリカで、チンパンジーがヤリを使って狩りをする行動を確認(Yahoo!:読売)。オスと比べて力の弱いメスがその差を補うために使っているのではないか…という話も。木の枝を噛んだりして「自作」するそうです。

…で…こういう記事が出るとなぜかこーいう話も出てくるんですが…。
「祖先のサルが道具を使うように進化してきてる、そのうち人間を追い越しちまうかも?」
って、あのー…「ヒト」と「サル」は共通の祖先から進化してきてるんで、別に現行のチンパンジーとかオランウータンからヒトが「できた」わけではないです。
「サル→ヒト」ではなくサルとヒトの共通の祖先を根っこにしてサルとヒトがそれぞれ別の枝として伸びてきた…ということです。血族関係で言うと「親子」ではなく「いとこ同士」とかそういう感覚の方が近いのではないか、と。
それに今現在チンパンジーとして生きてる連中がいきなり二足歩行開始して言葉を覚えて人間に逆襲する…てのはお話としては面白いんですが、実際には起こり得ません。

「進化」てのはとてつもなく長い時間かかります。少しずつ、少しずつ「変化」を積み重ねて初めて表に出てきます。その小さな「変化」てのは今現在でもどの種でも起きています。もちろんヒトでも。でもあまりにも小さすぎて「進化」とはまだ呼べないような状態。それらがカタチになるのは数万年とか数百万年とかそういう単位の時間が必要になります。昨日今日でいきなり、ということはまずあり得ません…。
逆に言えば今から数百万年とかそういう時間が経ったら…どんな生き物が地球にいるのか。それこそ「進化」して別の生き物が今とは全然違う生き方をしている可能性も十二分にあるわけです。だからそれくらいの時間かけてサルから進化した「何か」とヒトから進化した「何か」がそれこそ争っている…てな話ならあり得ますけど…。

もちろん例外もあります。放射線で遺伝子ぶっ壊してバクチで子を産ませてみるとか。あるいは他の生物の遺伝子を組み込んだ「遺伝子組み換えチンパンジー」を作るとか。…そりゃ、もしかしたらヒトを超える「スーパーチンパンジー」ができるかも知れませんけど…悪趣味すぎてイヤだな、こういうのは…。

むしろ今回の件で注目すべきはチンパンジーの社会性であるとか(オスメスの性差を認識してることとか)、あるいは常に武器としてヤリを使用した狩りをしているなら、それの応用は?とか。例えば身内のケンカでヤリ持ち出すのか、とか。…足りない分を他で補う、てのはダーウィンフィンチの例もありますんで、あまり珍しいことではないと思ってるんですが。
…かしこい≠ヒトと同じことをする、とも思ってるもんで。力が足りないならその辺の枝加工してヤリ作るくらいするだろ、と。これが人間の持ってる銃奪って獲物射殺した、とかなら驚きですが。…いや、そういうこともやりかねんなあ…あいつらは。

ところで…コレ、テレビのニュースでも見たんですが。その時「小型のサル(ガラゴ)を捕獲して…」にえらくアナウンサーの方が食いついてました。さて。
…それくらい捕まえて食うだろ、と。そもそもチンパンジーは雑食て話じゃなかったっけか? カバだってシマウマ襲うし、サギがシギ呑みこんだ例だってあるし。食性っつっても厳密なもんじゃないんじゃねーのか、と。
分からないことの方がまだまだ多いんですから地球上てのは。

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02/20/2007

一言「すげえ」

人間ってすげえ…いや、「なんて幸運な」とでも言うべきか…。
オーストラリアでパラグライダーを練習中の女性、高度約1万メートルから生還(Yahoo!:時事)。もちろん自力(パラグライダーは無動力ですが)で上昇したのではなく、嵐に巻き込まれて無理やり上昇させられた…ということらしいのですが。

この女性はドイツ人のエバ・ウィスニエルスカさん(35)。パラグライダーの世界選手権に備えて練習中に嵐に巻き込まれたとのこと。
一分間に約400メートルの速さで上昇、気がついたら高度6900メートルのところを流されてた…て、これだけでもすごい話なんですが、計器は高度9946メートルまで上昇していたことを示していた…ということで約1万メートルにまで到達していたことが分かったわけです。
高度1万メートルと言えば普通に旅客機が飛んでる高度。場所や状況によって違いはありますが…気圧は地上の四分の一程度(約0.25気圧)、つまりは酸素の濃度もそれくらい低い。気温はマイナス50℃くらい。…バナナで釘が打てるとか、そういうレベルではない状態ではあります。…だから飛行機では密閉して与圧かますわけですが…そういうところまで生身で上がる、というのは非常に危険なわけです。

それでも無事に戻ってこれたんだから、すごい。
ただ…どうやって着地したんだろう、とかそういう疑問もあるにはありますが。
「誰に感謝していいのか…。天使にかな」(「」内元記事より引用)
とはウィスニエルスカさんのコメント。もしケガの回復が間に合えば選手権大会に出たい、とおっしゃてるそうですが…その辺もすげえなあ、と。よっぽど好きなんでしょうな、パラグライダーが。

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02/16/2007

ストでタダ

…なんだかよく分からん話ではあるのですが…。
世界的に有名な「モナ・リザ」のあるフランス・ルーブル美術館。そこで職員によるストライキが起きて入場無料に(Yhaoo!:スポーツ報知)…て、どうも、職員側がチケット売り場を封鎖→入場料無料、となったようなんですが…。
ルーブル美術館

映画「ダヴィンチコード」などで「モナ・リザ」も有名になり、その警備でおおわらわ…ということでの賃上げ要求。しかし経営側は認めず、スト突入…と。たしかに美術館てのは(美術館だけではないのですが)フラッシュ撮影禁止が原則…むしろ写真撮影そのものが禁止なんではないか、と。一気に客が増えてしまってその対応が…てのもなんだかかわいそうな気もします。
まさかこんな風になるとは思ってなかったでしょうし。
ルーブル美術館は敷地もかなり広かったはずなんで(一日で全部見て回る、なんてのはまず無理なんだそうで)警備なんかも大変そうではあります。

ただ、ちょっと分からないのが「チケット売り場封鎖」で「入場料無料」てとこで。チケット売り場でしか入場券売っちゃいけない、とかそういう決まりでもあるんだろーか、と。どっか他の場所にブースか何か建ててそこで売ればいんではないかい、とか。
それとも何か歴史的な何かがあるんだろうか…。
…それでも無料なら行ってみたいような気もしてます。まあ、その前にフランス行きの旅費と時間作らにゃいけませんが。

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02/15/2007

デビュー!

アメリカで「新」1ドル硬貨が2/15からデビューします(Yahoo!PHOTO:JIJI)。紙幣・硬貨共に記すことが決めれているアメリカの標語 「"In God We Trust ":英語:我らは神を信ずる」( "E Pluribus Unum ":ラテン語:多数から一つへ、という標語もある)の文字が初めて側面に刻まれ…なんだか旧500円玉のような様相を呈しております。
今回は初代大統領ジョージョ・ワシントン、二代ジョン・アダムズ、三代トーマス・ジェファソン、四代ジェームズ・マディスンの四人の大統領が登場。今後も毎年四人ずつ就任順に順次登場していくそうなので…ブッシュ現大統領が出てくるのは2017年とのこと。
ただ、1ドル硬貨って…使うか? 重いし? とあんまり歓迎はされていない様子ではあります。

アメリカの硬貨は1セントの「ペニー」から始まって5セントの「ニッケル」、10セントの「ダイム」、25セントの「クォーター」、50セントの「ハーフダラー」、そして1ドルの「ダラー」となっています。大きさはやはり安い方から高い方へと大きくなっていく…はずなんですが、ダイムよりニッケルの方が厚さがあるのでなんだかここだけ逆なような印象もあります。
フリーウェイでの制限速度が時速55マイルのなので「ダブルニッケル」と呼んでみたり。くだらない三文小説のことを「ダイムノヴェル」と言ったりもします(10セント=三文?)。…やはり、と言うか…洋の東西を問わず生活に根付くもんではあります、こういうお金関係というのは。
その硬貨の中でも最もよく使われるのは25セント玉。クォーターというやつです。日本円に直してしまうと30円くらいになってしまうのですが…実際の価値と額面てのは連動しない場合が多いもんで、公衆電話や複数枚が自販機で使われたりしてます。
一方で1ドル硬貨、てのは…使われるんだろうか…とか。50セント玉に至ってはほとんど伝説?と化しているような部分もあったりして。紙幣で言うところの2ドル紙幣のようなもので、滅多にお目にかかれないんだそうではあります。…1ドル硬貨も似たようなもんだ、という話もあって…そんなもん、新たに造って意味があるのか、と。
さらに大きさも25セントや50セントと似たようなもんなので間違えやすいという声もあるんだとか。

日本だとあんまり気にしない話ではあるような気がします。カタチの違いがこれほどはっきりしてる国てのもなかなかないのかも知れません…穴が開いてる硬貨てのも珍しいもんです。
ついでにアメリカてのはキャッシュレスが進んだ国ですんで、日本のように万札何枚も持ち歩く…向こうだと100ドル札何枚も持ち歩く?…てことはほとんどありません。クレジットカードや小切手が主流で、せいぜい小銭としてクォーターが少々、とか。そこへ1ドル硬貨、となると…。

ちなみにアメリカでは2004年から紙幣の更新も始まっています。去年の段階で10ドル、20ドル、50ドルが新札になってます。…それまで単色に近かった紙幣に様々な色がついて、大分イメージ変わってます。
U.S. Bureau of Engraving and Printing

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02/09/2007

横断中につき禁止

アメリカのニューヨーク市で道路横断中にiPodなどの使用を禁止する法案が提出(Yahoo!:YOMIURI)されました。…まだ提出された、というだけで法として成立したわけではないので、今からニューヨーク市に行って道路横断中にiPod使ったらいきなり罰金…というわけではありません。
Law would ban iPods when crossing street (Yahoo!:AP):英語
法案はiPodの他にも携帯ゲーム機や携帯電話なども禁止する予定、とのこと。実際にこういった機器が原因と見られる事故が起きているから、らしいのですが。

「え? 操作しなかったらいいんじゃないの?」
と思ってたんですが…例えば道路横断中に手元でiPod操作していて、つい不注意を…とそういうのを減らすためかと思ったらどうもこの法案、横断中は聴くのも見るのも禁止、というもののようで。…じゃあ、道路横断する時にはiPodのイヤホン外さないといけないのか、とこうなってしまうような気がします。そうだったら結構めんどいもんではあります。
こりゃ、愛好者からは反発されそうな。
日本でもよく見る光景ではあるのですが…道路横断中にニヤニヤしながら携帯電話で話してたり、あるいは真剣な顔してメール打ってたり。向こうとは普及してるモノが若干違うので、こちらでは携帯のことになるかなあ、と。…自転車乗りながらメール、ってのも最近よく見ますし。危ないことこの上ない。
そういうのを取り締まるきっかけになってくれればいいんだが…と、こんな風にも思いますが、何分↑これは仮に成立してもニューヨーク市限定になるんで、そこまで影響はないのかも。

日本だと自動車運転中の携帯は禁止、となってますが(守ってないのも多いですが。…多少強引でも取り締まって欲しいのですが)…これは欧米では結構以前から、とのことで。自転車乗りながら携帯、てのはそこまでは決まってないんではないか、とは思いますが…向こうでは自転車は車道を走るものですから、ンなことしてたら危険以外の何物でもないんでそれほど多くはないのかも知れません。
むしろiPodなんかの普及率は向こうの方が高そうではあります。日本だと携帯電話、向こうではiPod、のような。

…ところで、もし、仮にこの法案が成立した、としたら…。
なんだか携帯用音楽プレーヤーとしてのiPodの意味がなくなるような気もしてるんですが。道路横断のたんびにいちいち外さないといけない、となったら…歩きながら聴きにくくなくなりますがな。そうなったら…何をメインに使うんだろ、データ持ち運び用、とか…?

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02/07/2007

買うや買わざるや

米国でクローン製品を「オーガニック(有機食品)」表記できるかどうか議論中(Yahoo!:フジサンケイビジネスアイ)…クローン? 食品? と思うかも知れませんが、米国では昨年末にクローン牛や豚の安全性を米食品医薬品局(FDA)が確認(iza!)したばかり。つまりはクローン技術で生産された牛や豚を有機飼育したら「オーガニック」食品として認められるかどうか? ということです。

オーガニックとは「有機生産」…つまりは合成された農薬や化学肥料などに頼らず、土地の力や有機肥料などを使って生産された、主に野菜などに対して使われます。家畜の場合は飼料など飼育環境全般にそういう有機的なものを使う…ということになりましょうか。
もちろんどの国でも(日本でも)規定がきっちりと設けられていて、認定もされずに勝手に「オーガニック」とか名乗ることは許されていません。…まあ、そうしないと意味のない表記ではありますが。

一方の「クローン」とはどっちかの親の性質をそのまま発現した個体…という言い方もできます。簡単に言えばある個体をまるでコピー機にかけたごとくいくつもいくつも作り出せる技術。…実際はそう簡単ではありませんが。現在のとこ、植物はともかくとして動物のクローンてのは簡単にほいほい作り出したりできるもんではありません。そりゃ、未来はどうなってるか分かりませんが…今のところ流通ベースに乗るかどうかはまだまだ未知数ということになります。それでも学術的な意味合いだけではなく商業的な意味合いで存在してるクローンてのも、すでに実在してるはずなわけです。
近い将来、いずれは大量生産が可能になるだろう、とはされています。そこでその「クローン」家畜を「有機的」に成育させたら(もちろん認定されることが前提)「オーガニック」食品と銘打ってもいいのだろうか…と問題になってる、ということです。オーガニック食品の前提の一つに「遺伝子組み換え作物ではない」というのがありますが、クローンと遺伝子組み換えは違うもんだろ、というのがFDAの見解のようですが。さて。

…ただ…まだまだ世間一般では受け入れられないだろうな、と。普通にスーパーに買い物に行って、そこで「クローン牛大安売り」とかあっても…どれだけの人が抵抗なく購入できるだろうか、と。例え安全性が確認されてもそれなりの時間をかけないと抵抗てのは消えないような。さらにコトは宗教的なところまで発展してるケースもありますし。
少し気の早い話のような気がしてます。議論する分には早すぎるということはないのでしょうけど。今現在、仮に販売できたとしても…すげえ高価なものになりそうですし。何せ成功が確約できていない技術なもんですから…普通に買えない額になるんじゃないのかな…と。そりゃ、今の技術の話ですから未来はどうなってるかは分かりませんが…。

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02/04/2007

味はどうなんだろうか

アメリカ。ノースカロライナ州のロバート・ボハノン氏がカフェインを含むドーナツやベーグルを開発(CNN)。カフェの経営者でもあり医療検査用品会社の経営者でもあり、分子生物学の博士号も持ってる、と。氏の開発した技術によればカフェインの苦味も消えて舌触りも滑らかに…とのことですが。
…いや、なんだか単純に美味なのかどうかなあ、と。

そもそもコーヒーなど以外からもカフェインを摂取できないか、ということから始まったようですが…。
素直にコーヒー飲んどけばいいんじゃない? とか思いそうですが、そこはそれミルクにドーナツでは「カフェインによる効果が期待できない」と思ってしまった方ですし…一見こういうどうでもよさそうな?発明からまた意外な結果も出てくるもんではあります。
ただ、このカフェインというのも記事中でも指摘されてますが、ただ摂ればイイというものでもないわけで。一種の興奮作用があることは確認されていて、結構一般的に眠気覚ましとして認知されてるものではあるのですが、実は少々やっかいなものではあります。
…なんでもそうではありますが、過剰に摂りすぎると弊害が起こる可能性があります。昔よく言われてた「子供にコーヒー飲ますな」というのもここら辺に原因が…いや、あれは大人の飲むものを子供が飲むな! てなことだったのかも知れませんが。

別にカフェインが毒(致死量はありますんで…そういう見方したら毒だらけになりますがな)というわけではないのですが…どうなんだろうかな、と。そういう健康面での不安が解消されるのであればこういうのもアリではないか、と思うのですが。それよりも味はどうなんだろうかな、と。フツーにドーナツだったら意味ない…かも?
ただ、こういう一種の刺激にはニンゲン、すぐに慣れてしまうもんで。慣れてしまうとより強いのを求めるようになる。当初は一杯で済んでたコーヒーがやがて二杯、三杯と…。

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02/02/2007

世界で禁煙

昨日、2/1からフランスでは「公共の場」が原則禁煙となりました(Yahoo!:産経)。罰金は68ユーロ(約1万600円)、安いと思うか高いと思うかはそれぞれ、という額。
原則禁煙、というのは屋内の公共施設になります。公共施設、と言ってもどうも複数のヒトが集まる場所は基本的に禁煙、といったもののようで(職場も含まれてますし)屋内はほとんどダメ、という状況になるようです。レストランなどの飲食店は年末までの「猶予期間」が与えられてますが…。

これを受けてあちこちでも加速しそうですが、全面禁煙。
以前にも書きましたが…私の理想は「分煙」です。吸いたい人と吸われたくない人を完全に分けてしまえ、ということです。屋内禁煙ならどっかに喫煙スペースを置く、とか。んでもなかなかこういう方向へは行かないのが現状ではあります。そりゃ、いちいち喫煙施設作るの、大変だもんなあ…。
香港でも今年1/1から公共スペースが禁煙となりましたが(iza!)こちらは屋内だけではなく公園や海水浴場も含まれています。…屋外でも禁止、となると…喫煙はかなり難しく?なってきそうではあります。なお、香港での喫煙罰金は5000香港ドル(約7万5千円)となってます…。

いずれも「屋内はダメ」というのが基本スタンス(香港はさらに屋外施設も一部含んでますが)ではあるのですが…なんか、いずれは「外もダメ」てな方向へ進みそうな気がしてます。
でも、ちょっと面白いな?と思ったのはフランスのドビルバン首相が「たばこ代替物の購入費など1人年間50ユーロ(約7800円)までの補助を行うことを明らかにした」(「」内元記事より引用)ことですか。そうそう簡単に代替品なんて…酒とか、かなあ…とは思いますが。それでもただダメ、と宣言するよりは救いがあるんではないか、とも思いますが。

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01/30/2007

ンなもん飲めるかっ!

とかそうなりそうですけど。
オーストラリア北東部のクインズランド州の一部、下水をリサイクル処理した水を2008年から使用すると決定(Yahoo!:読売)。もちろん害はないのでしょうけど、かなりの抵抗が予想されます。…リサイクル処理済の下水導入に対しての是非を問う住民投票、てのも予定されてたそうなんですが「それどころじゃない」と事態は切迫している模様です。

日本だと…どうなんでしょう。瀬戸内海地方だと「断水」というのはシャレにならんくらいあったりしますが(昔々からそういう状況だったんで、雨水を貯めるため池てのが多数残ってます)…他ですと例えば工事のために、とか事故で…とかそういう止むを得ずに水道が止まる、ということはあっても↑のように切羽詰るとか、てのは…上水道の整備された近年はなかったように記憶してます。
それでも水不足というのは今後は環境絡みで出てきそうな問題ではあります。世界の水資源も無限ではありませんし。たまたま?日本は水資源が豊富ですけどそうでない国てのはたくさんあるわけで。あと○○年で地球の水資源は枯渇する…! という警告はあちこちでも目にします。節水を心がけよう、とかそういう取り組みも多々あります。
…それでも↑までは切羽詰ってませんが。

あるいは来るべき宇宙時代(古いフレーズだなや)、宇宙では水は貴重品。ここは完全リサイクルで宇宙船内で水を回して利用しよう…という取り組みはすでに始まってますし、やろうと思えばかなり実用できるとのことですが(その手の実験用宇宙船には二人が乗る。一人は水を飲む被験者。そしてもう一人はこれは安全で安心だ、と納得させる心理学者だ…なんてジョーク?もあったりして)…これは一人とか多くても十人未満での話。多数の人間に応用するのはまだまだ無理な話ではあります。

…それでもなんかン年くらいして、世界的に本格的に水資源がヤバくなって。そういうシステムが定着してしまうと当たり前になってしまうような、そんな気もしているんですが。「オリジナルの水だ!」とか言ってめったに降らない雨を奇跡でも見るように崇め奉る、とか…。

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01/28/2007

電子レンジいろいろ

電子レンジでスポンジ消毒ができると発表→苦情多数(CNN)。米フロリダ大の研究結果なんだそうですが…ばいきんを大量に含む水につけたスポンジを電子レンジでチン、とやるとばいきんのほとんどが死滅していた…ということのようで。しかし、この実験に対して「スポンジに火が着いた」「匂いがとれない」といった苦情が殺到している、とのこと。

…実際にできるのかどうか、ちょっと確かめようもないんですが…。うち、電子レンジないし…ばいきんの多さを計るてのも…個人じゃ難しそうな。ある程度設備があるならできそうではあります。ただし、その際はスポンジを十分に濡らしておく必要があるとのことです。でないととんでもないことになります。
自分の家には電子レンジないんですが、よそのは何回か使ったこと、あります。
…個人的にはあんまり信用できない面もあるなあ、とか思ってるんですが。「あっためる」という感覚というか概念というか…その辺が普通に火であっためるのとは全然違うもんなんですな。だから、例えばフツーに両面グリルなんかで焼くのと同じように考えてしまう方とかいますけど、根本的に違うもんです。あったまり方からして違いますから、その辺はご注意を…って、毎日使ってる人からみれば当然のことではありますか…。

なお、↑の実験、スポンジあっためるだけなら家庭でもできます。が、必ず「やっても大丈夫」と自分で十分に責任が取れる時のみ行ってください。何か不都合が起きてもうちでは一切の責任は取れません。ご了承ください。

そしてこちらは軍事利用…米国防総省がマスコミ集めて暴徒鎮圧用武器の公開実験(Technobahn)。これはめちゃくちゃ簡単に言えば電子レンジを照射するもんなんだそうです。あくまで鎮圧が目的なので非殺傷(…程度の問題っつー声もありますが)。耐えがたいほどの不快感を与えるそうなんですが…たしか、こういうのって旧日本軍か何かで研究してた、とかそういうのがあったような…?

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01/19/2007

まんじ

ドイツの「鉤十字禁止」EU拡大にヒンズー教徒が反発(CNN)…ドイツでは学術的などの特に必要な場合を除いて「鉤十字(ハーケンクロイツ)」の公的な展示なんかはできないんだそうで。特に「右まんじ」はタブーとされていますが…。

まんじ、ハーケンクロイツ、スワスティカ…「卍」です。
右巻き、左巻きがあってそれぞれ意味が違います(一説には右巻きが「力」で左巻きが「愛」)。日本のお寺のマークとして使われるのは「左巻き」で、ナチスのそれは「右巻き」です。全部が全部そう、というわけではないそうなんですが。ナチスの方で左巻きてのもあるそうですし。
日本の場合ですと「まんじ」と入力して変換させると左巻きの方が出てきます。…右巻きの方は出てきません。記号として存在してるらしいんですが。
卍(Wikipedia)

知らない人から見ればよく分からん記号の一つ、ではあるのですが…ユダヤ人にとっては仇敵とも言える、かのアドルフ・ヒットラーがナチのシンボルとして使用したことから禁止や廃止を求めるようになっています。当時のナチ党というのは当然もう存在していませんが「ネオナチ」と呼ばれる過激な右翼組織は存在していて、今でもこの「鉤十字」を使っているそうです…。
一方で、この「まんじ」は仏教やヒンズー教では別の意味を持っていました。幸福のシンボルという意味合いが強いとのことで…実は日本でも家紋にまんじを使ってるケースがあります。津軽氏や吉田松陰、阿波蜂須賀家などがそうです。

と、いうわけでそもそもは悪いイメージではなかったんじゃ…と考えたくなりますが。
しかしユダヤ側から見れば…悪、というのは大きいわけで。でも単なる渦巻き紋みたいなもんだろ、とデザインだけ見ることもできるわけで。…こういうのは結果出しても結局どっちも納得しない、という方向へ行くのが常ではあるのですが(例えばここでドイツの主張を完全に採ったとして…ヒンズー教徒は簡単に納得できるのかどうか、と)…やっぱり水掛け論になってしまうような。そんな気がしてます。
…日本でも時折出てくるんですがね「まんじ」関連。某格闘技の紋章とか…。

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01/15/2007

ドラキュラ城はいかが?

ルーマニアのトランシルバニア地方。別名「ドラキュラ城」と呼ばれるブラン城が売りに出されました。価格は6000万ユーロ(約93億円)(Yahoo!:JIJI)
現在の所有者はかのハプスブルグ家の血を引く方で米在住とのこと。これまではブラン城のあるブラショフ市に売却を打診していたそうなんですが…結局公式に売りに出す、という形になったようです。地元のブラショフ市はもちろん、すでに各方面からの関心を得ているようですが…さて。
日本の場合、個人所有の城となると自分で建てたものになってしまいますが…あっちでは結構こういうのがあったような。昔の貴族の末裔、という方がオーナーなわけです。が、それも現代では過去のような暮らしができるわけもなく売っちまおう…というケースも多々あるとのこと。
なんかの日本企業がどっかの城買った、とかそんな話を昔聞いたような気もします。バブルの頃だったかな?

ブラン城はドラキュラのモデルとなったブラド(ヴラド)・ツェペシュ候に深く関係しているとされている城ではあります。地元の観光地にもなってますが…
「吸血鬼ドラキュラ」そのものはあまりブラド候を意識していない、という説もあったりして。しかも「串刺し公」ともあだなされダークな印象のあるブラド候ですが…地元では残虐なイメージよりもむしろ名君としての名が残っているんだとか。そのためブラン城が「ドラキュラ城」として公開された時、地元は複雑な感情だったとのことで。
イメージとしては東欧の神秘的な…というところからもらったんでしょうけど、実際は少し違っていたんでは? ということなのかも知れません。
ドラキュラ(Wikipedia)
ブラム・ストーカー(Wikipedia)

…そー言えば藤子不二雄A氏の作品にはドラキュラ出ててきてますけど、F氏の方ではドイツの古城へ行く、とかそんな話があったように記憶してるんですが…。

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12/27/2006

死刑の確定

イラクのフセイン元大統領が死刑確定…確定後30日以内に執行される規定だそうで、年内に執行されるのでは…という声もあるとのことですが…さて。
Yahoo!海外トピックス:フセイン元大統領

「死刑」の「理由」は一審の死刑判決を高等法廷が支持した、ということです。控訴審も行われましたが、こちらでも結局判決は「死刑」となっています。やはり一審の判決を支持、ということのようで。…もちろん一つや二つの裁判ではないわけで。日本で言うところのオウム裁判と同じような経過となっているようです。日本では全ての裁判をやるのかどうかが問題になってきてますが…死刑になってしまえば残りの裁判は事実上できなくなります。
「独裁者」としてのフセイン元大統領として考えれば「死刑」は当然、と見ることもできます。
しかし一方で30日以内に死刑が執行されてしまうと「証人」としてのフセイン元大統領はどうなるんだ…という声もあります。来年以降、今後も裁判は続くわけで、その時の被告に対する証言がないと事実を正確に把握できなくなるのではないか、真実が見えてこないのではないか、と…。

あるいは死刑執行の影響。現在でもバグダッドでは車載爆弾などのテロが頻発しているとのこと。これがさらに拡大していくのではないか…という懸念もあります。
ひどい言い方をすればこれで一気に芽を摘んでしまえ、執行で一時増えてもこれでテロが減ることになるんなら多少の犠牲は仕方ない…と、あんまり良くはない考えもできてしまうのですが…さすがにこれはどうかと。
本来なら最後の裁判まで生かしておいて全てを法の下に裁く、というのが正道ではあります。が、その間にもテロは起きていきます。なるべく早い解決を…! と言っても今日明日で決着つくようなものではないわけで…。

実際のところ、どういう判断が「正しい」のか…よく分からない状況ではあります。フセイン元大統領を「独裁者」として今まで散々苦しめられてきた、とするならば死刑は当然であり報復などもっての他、となります。しかし信奉者からすれば死刑などとんでもない、むしろ今の混乱を招いたアメリカなど外国への制裁を…となります。
まあ、こういうものには答えなんかないとは思うのですが…難しいところではあります…。

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12/22/2006

…陰謀?

トルクメニスタンという国があります。位置的にはカスピ海に面してしてイランの北、アフガニスタンの南西。さらにウズベキスタンやカザフスタンとも国境を接している…という中央アジアの国です。
トルクメニスタン(外務省)
この辺りはソ連崩壊によって大きく変わってしまった国が多く、「さてどこのどんな国だったっけ…」と不安になりがちなんですが、このトルクメニスタンには一つ、大きな特徴がありました。
…1990年に初の直接選挙。その時に大統領に選ばれたのがサパルムラト・アタエヴィチ・ニヤゾフ氏。そこから「独裁的」とも言える政治が始まりました…。
そしてそれ以降この国は永世中立国となったり(1995年)しましたが…2002年に憲法が改正され、ニヤゾフ大統領が終身大統領となりました。つまりは死ぬまで大統領の地位にあり続ける、と。

手元にCOURRIER Japon(クーリエ・ジャポン)の004(2006年1月19日号)があります。そこにいくつか事例が載っているいるので紹介してみましょう。
1.入国には「招待状」が必要
普通、入国する時にはビザが必要なわけですが、これを簡単に発行してくれません。地元の観光局からの「招待状」があって初めて発行してくれる、とのこと。ジャーナリストの入国もかなり厳しいんだそうで、外国人が入るのはかなり難しいそうです(トルクメニスタン人と結婚するには3万ドルの結婚税が必要)。
2.独立広場と魂の書
独立広場にはニヤゾフ大統領の像が立ち、大統領をたたえる美術館があり、そして大統領が自身の言葉をつづった「魂の書(ルフナマ)」はテレビで朝昼晩三回朗読され…。

…なんだかもうお腹いっぱいではあります(苦笑。
なお、例えばビールのラベルに顔が載る、なんてのは当たり前のようで。国中に大統領の顔があふれ返ってる…と、どっかの独裁国家まんまの状況なわけで。

じゃあ国民はなんで黙ってるんだ、と言えば天然ガスなどの豊富な地下資源があるので電気や水道などの公共施設が非常に充実してるんだそうで。さらにガソリンも安いし住宅も安い。つまり黙っていればそのまま裕福に暮らせるということらしいです。…総人口490万人の国ですからそうなってしまうのかなあ、とは思いますが。億単位で人口がいる場合とは、ちと事情が違うようです。
ただし、国民の所得はそれほど高いわけではありません。必要最低限のライフラインは確保されてるけど、それ以上は望めない、ということになります。国民は高価な輸入品なんかには手が出せません。しかし生活がある程度保障されてるなら…と。

そんな中でのニヤゾフ大統領の急死。享年66歳。
Yahoo!海外トピックス:トルクメニスタン
暗殺未遂事件もあったりしましたが…向こうの発表は「心臓停止」のみ、とのことで。しかもベルドイムハメドフ大統領代行は「独裁」路線継続を発表、と。
独裁が必ずしも「不幸せ」というわけではなく。気分的、感情的には別としてですが。民主主義だって万能てわけじゃありません。仮に、もしクーデターが起きて路線変更、となってもみんなが幸せになれる保障はありません。

…だからっつーて放っておいていいのか、的な話も出てくるんですが…やはり最終的に選ぶのは当事者である国民なわけで。大国が介入してにっちもさっちも行かなくなってる国てのが、すぐ近くにいくつもあるわけですし…。

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12/18/2006

YOU

アメリカのTIME誌が毎年選んでいる「Person of the YEAR(今年の人)」は「あなた」(Yahoo!:ロイター)…発売されたタイム誌の表紙は鏡のような加工がしてあって、手に取った人の顔が写るようになっているという…なかなか凝ったシカケになってます。
…どっかの動物園で「世界で最も怖い猛獣」という名札のあるオリがあって、「どれどれ」とのぞいてみると鏡があった…なんて話とか。温度で冷やすと文字が浮かんでくるマンガ雑誌なんてのもありましたっけか…。

「あなた」とした理由は今年は一般のいわゆる名も無き人たちの活躍が目立ったから、ということのようです。特にネット関連。
「グローバルなメディアの手綱を握り、新しいデジタル民主主義を支え、無報酬でプロ顔負けの仕事をしている」(「」内↑記事より引用)
一定のプロセスやら他の人間やらを介することなく、自身の言葉や表現をそのまま不特定多数の人たちに発することができる。そういったネット最大の特性がようやく最近になって認知されてきたのかなあ…という気もします。そういうのが顕著に出やすいアメリカでまずタイム誌の表紙を飾り、そして次は…? てなとこでしょうか…?

まあ、ネット関連てのは全部が全部皆がもろ手をあげて受け入れるものばかり…というわけでもないんですが(そういうエセっぽいのは逆に信用できない、という声もありますが)。世界的なうねりというのは、もう、消せないもんではないかと。
来年もこの方面からの話題がたくさん出てくるとは思いますが…浮き沈みっつーか変化の激しい世界ですんで、何か大幅に変わる可能性もあって、やはり目の離せんもんではあります。

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12/10/2006

美味いのかどうか

ブラジル。昨今のコーヒー豆不足を受けて、政府が貯蔵している豆を全て売却することを決定(excite)…ただしモノは1970年代後半に収穫された「30年物」、とのこと。

日本でも過去に「コメ不足」というのがありまして(減反政策と政府の目論見が甘かったせい、とされてますが)その時にはいわゆる「備蓄米」というのを放出、さらに海外からコメを輸入してその場をしのぐ、なんてこともありましたが。…結果、粘りの少ないインディカ米が出回ることになり、結構混乱したもんですが…。
この「備蓄米(ジャポニカ種)」はもちろん新米ではなく古米、古々米、などと呼ばれるもので。たしか…何年かのサイクルで入れ替えはしているが、そういうことがない限り市場へは出さずに「備蓄」しておくもんだ、てな話は聞いたことがあります。あるいは何か支援が必要な国に無償で送ったり、とか。
そういうのが収められてる倉庫てのは温度・湿度共に管理がきっちり行き届いてるとのことで。そうでないと長期保存なんかできないのですが、米てのは。

一方…ブラジルのコーヒー。
「ビンテージ物」というカテゴリがコーヒー関連ではメジャーなのかどうか…ちょっと分かりませんが(あるにはあるようです)、30年も保管してて大丈夫なんだろうか…? と余計な心配までしてしまったりして。実際に取引されている、ということは需要がある、ということにはなりますが。
むしろ気になるのは味や香りの方で。ちょっと飲んでみたい気もします。…コーヒーてのは鮮度が命とされているので30年経っちまうと…どうなってるんだろうか、と。

…最近コーヒー自分で淹れてないもんなあ…久しぶりに一式引っ張り出してみようかしらん…?
日本の米の不作てのは数十年周期で起きる、とされています。江戸期の飢饉もそうでしたが。一方のコーヒーにもそういうのがあるんでしょうか…?

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12/09/2006

イラク見直し

米軍によるイラク政策の見直し。
国防長官がラムズフェルド氏からゲーツ氏に変わります。すでに米政府内でも「2008年までに米軍の段階的な撤退は可能」という見方も出ている現況。…米国が引く、として…それからどうなるのだろうか、と。
Yahoo!海外トピックス:イラク戦争

すでに「開戦」から三年。フセイン「独裁」政権打倒のため…ということでアメリカやイギリスなど多国籍軍がイラクへ「侵攻」、南から上陸、北上する形でバグダッドを落とし…フセイン像を引きずりおろす映像は世界中に流されました。…ここまではそれほど時間経ってなかったような。
ただ、その後フセイン元大統領本人の捕縛や残党の処理、そして新政権発足までに時間がかかりすぎた観があります。本当なら(と言う言い方は、ヘン、ですが)全てを一ヶ月から三ヶ月くらいの間にやってしまってさっさと撤退…というのが一番だったのではないか、と。もちろんきちんと「ヒモ」を新政権にくっつけておくのは忘れずに。そうしないとなぜイラクに行ったのか、意味がなくなってしまいます。

しかし。
結果として米軍やその他の国の軍がずるずると居続けることになり…反対する意味でもテロが頻発。それはイラクにとどまらず世界中へと飛び火する結果にもなってきてます。

…各国の思惑というのも多分に交差するもんですから、簡単に「撤退だぁ」とか「居続けだぁ」と言えるもんではないんですが。ただ、現状は明らかに米軍のトップやブッシュ大統領が思い描いていたもんとは違うんではないか…と。世論の波の大きさ、というのもありますけど、まさかここまでアメリカが悪者にされるとは…とか。
日本も陸自は撤退しました。空自が補給任務についていますが、これもいつまで続くのやら。そして他の国も、イギリスですら撤退の話が出ています。…もういいじゃないか、疲れたよ…。

国防長官の交代により恐らくアメリカも撤退への道を探っていくと思われますが。しかし…ベトナムの二の舞みたいなものになってしまいそうなイラク戦争。まだまだ影響は残しそうです。

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11/30/2006

シンカンセンじゃない

台湾「新幹線」トラブル続出、開業式典三度目の延期(Yahoo!:読売)。紆余曲折色々あって建設が続いていた台湾高速鉄道なんですが。ポイントの操作ミスなどで脱線事故が…などトラブルが。まだ開業はしていないのでお客さんを乗せた車両は行き交っていません。が…無事に開業、となるのかどうか。

開業の「条件」として「12月下旬まで試運転を無事故で走りぬく」という項目も追加されたとのことで(Yahoo!:サーチナ)、ますます状況は厳しくなってきてます。
原因の一つではないか、とされているのが「多国籍技術の複合化」?とでも言うべき問題ですか。
車両や管制システムは日本の新幹線の技術で作られてます(テレビのニュースによると、乗務員用の出入り口がなかったりと違いはあるらしいですが…)が、その他はフランス・ドイツなどの技術も同時に組み合わさってます。もちろん作業員や乗務員などは台湾の人がやるわけですけど、現段階では日本はもちろん欧州の人も現場にいるわけで…そういう「多国籍化」による伝達の複雑化、とか。
さらにシステム上でもこういう「多国籍化」が起きてしまっているとのことで。

どうも↑の事情で管制室と車両と整備の連係がきちんと取れずに脱線などが起きたのでは…ということのようです。
色んな国のいいとこ取りの予定が逆に歯車が噛みあわなくなってしまった、と。

小泉前首相や陳水扁総統へ招待状も送ってしまったという開業式典だったんですが。もちろん欧州のVIPも呼ぶ予定だったとか。…しかし、一ヵ月後どころか年内はまず無理なんではないか、という声も上がっているんだそうで…。

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11/27/2006

再び「海外」二つほど

…昨日に続き、海外モノを二つほど…。

一つ目。カナダで交際相手の生後十ヶ月の赤ん坊を冷凍庫に入れる(excite)…これだけ聞くと幼児虐待のニュースのようですが。しかしこのデリック・ハーディ(21)氏は赤ん坊が急に発熱してしまったため、どうしてよいか分からず冷凍庫に入れてしまった…としています。
結構ツッコメそうな箇所もあるんですが。
例えば…なんで「冷凍庫」やねん、とか。別に冷蔵庫でも良かったんじゃねーか(いや、それも良くはないか)とか。しかも凍傷てことはそれなりの時間入れてたってことで(当人否認してますが。ドアは開けてた、って…)そんなに動転してたのかい、とか。自分が風邪引いたこととかなかったんかい…と。
当の赤ん坊は命に別条はない、ということで安心しましたが。…これじゃほとんどコントの話なようで。…いや、なんかどっかのホームコメディか何かでありそうだな、こういう話。ネコを電子レンジに…となるとまた話が違ってきてしまいますが…。

二つ目。イタリアのベルルスコーニ前首相、演説中に倒れる(Yahoo!:REUTERS)…我らがシルヴィオ・ベルルスコーニ氏なんですが。もう70歳ですし…体には気をつけて欲しいもんではあります。
シルヴィオ・ベルルスコーニ(Wikipedia)
言動や経歴もとんでもないんですが、行動もなー…個人的に好きなんですよ、こういう「あけっぴろげにワルイことする人」…いや、悪事やる人が好きなんじゃなくて堂々と世間を驚かせる人とか。ワルイったってネガティブな意味じゃなくてどこか憎めない明るい悪さ、とか。コセコセ悪いことやってるのはあんまり好きじゃありません。
今年の5月に選挙で負けて「前首相」になってしまいましたが…その時もきっちり?と「この選挙は無効だ!」と騒いでくれました。また何かやってくれないかな…と期待している方の一人なんですが…体調良くないのかな、心配ではあります。影響力の低下、というところも気になります。
やはり元気にイロイロなことしてる氏の話を聞くのが一番ではあるんですが。

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11/26/2006

「海外」三つほど

海外関連で「三つほど」抜き出してみようかな、と。

一つ目。→Yahoo!海外トピックス:ロシア
ロンドンで不審な死を遂げた元ロシア情報機関員アレクサンドル・リトビネンコ氏。各報道では「毒を盛られた」とされ、旧ソ連時代からの「旧悪」といった論調も目立ってる事件ですが…死の直前に自分をつけ狙っていたとされるロシア情報部員の名を明らかにしていた、と。
…深く掘り下げて行けばどんな暗い「闇」が出てくるか分からない話ではあるのですが。実際のところ、真相の究明というのは難しいのでは…という気もします。しかもこれはロシアだけに限った話ではない、というのはあちこちでも言われてることで…。

二つ目。→Yahoo!海外トピックス:ベネズエラ
12/3に大統領選が行われるベネズエラ。強固な反米路線を掲げるウゴ・チャベス大統領の再選が確実ではないか、と見られているとのこと。
中南米、というのは元々アメリカの影響が強い地で。単純に地理的に見ても近いですし、地下資源も豊富。そこへ最近出てきたのがチャベス大統領を始めとする反米派。国連での演説時にはブッシュ大統領を「悪魔」呼ばわりしたり、とその勢いは他の国にも出てきてたんですが…さすがにそう簡単には行かせてくれないようで。他国での反米派が落選したりしてますし。
イラクでの失敗からアメリカ失速の現在が最も有効な時期ではあるのですが…さて。

三つ目。→Yahoo!海外トピックス:韓国
本場のはずがキムチの貿易収支が赤字に。
…これはどうも安い中国産の輸入が急激に増え、その影響で韓国産のものが売れなくなった、ということのようで。本場のはずが「輸入国」になってしまった…という皮肉な?結果になってしまった、とのことで。
近年では自分の家でキムチを漬ける家も少なくなってきてるそうなんですが…って、これは日本も同じような。自分の家で漬物、例えばヌカ漬けなんぞを漬けている家、てのは昔と比べたら一体どれくらいあるんだろうか、と。

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11/22/2006

いらねーメール

いわゆる「スパムメール」、中国がアメリカに次いで生産?第二位に(Yahoo!:Record China)…表題が文字化けこいてたり意味不明な漢字だらけだったりするのが目立つなー、というのは個人的に感じていたのですが。
他にもロシア系も多いなあ、とか思ってたんですが…世界規模で広がってる、と見るよりも「メール」というものの性質上国境を感じにくいからかな、とか。基本は電話回線で接続されてるわけですから世界のどことでも繋がってしまいます。携帯電話も例外ではありますまい。
しかし日本も実はスパム生産上位国だったとは。ううむ。

以前にも触れたことのある話題でもあります。…二年くらい前かな。あの頃はまだ一日数十通くらいだったんですが…今では立派?に3ケタ台に乗ってます。毎日来る「いらねーメール」…それほどメールの来る方ではないんでプロバイダのフィルタをほぼ信頼してますが。自動的に「迷惑メール」に仕分けされた分は、表題すら見ずに削除というのは毎日のルーティンワークでもあります。受信箱の中からいらない奴を選別→迷惑メール認定→いらねーメールも削除、と。
300とか500とか毎日来てるわけではないんですが。それでもさすがに最近は頭打ち、というか数の変化が少なくなってるような気はします。3ケタ越えた辺りでなんだかストップかかってきてるような。このまま横ばい?で増えないんだったらその方がいいなー…と。やっぱりあんまり気持ちのイイもんではありませんから。

どっかで昔々?読んだか見たのに「スパムメールは時代遅れになってきている」というのがありました。効率が悪い、とか何とか。愉快犯ならともかく商業として今後成り立っていくのかどうか…という論調だったように記憶してますが、ドコで読んだのか見たのかはっきりせず、ちと、曖昧な話ではあります。
…少なくなってくれりゃそれはそれでいいんですが。しかし…また別の「何か」が出てくるとなると、それはそれで厄介なもんではあります。こういうのって、なかなかなくならないもんでしょうし。

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11/18/2006

36年ぶりの発病

日本では1970年以降患者のいなかった「狂犬病」、36年ぶりに京都で発病しました。…患者の男性は死亡、と伝えられています。
Yahoo!サイエンストピックス:感染症と衛生

狂犬病、と言っても日本ではあまりピン、とくる病気ではありませんが…世界の大部分では依然として猛威をふるっている病気です。
基本的に
・ヒトを含む全ての温血動物に感染→噛まれることによって伝染
・潜伏期間がある(噛まれた状況や種によって差あり)→発病したら致死率がほぼ100%
・発病すると水や光を怖がったり、異常な行動をとったりする
・ヒトからヒトへは伝染しない
となっています。
感染源となる動物がいて、これに噛まれてウィルスが体内に→しばらく潜伏→発病…という仕組みです。神経を伝わって脳に到達する性質で、脳に至ってしまうと発病します。そして…そうなると助かりません。

予防法としてはそういう動物に近づかない、というのが一番ではあるのですが。あらかじめワクチンを接種という方法もあるんだそうで。さらに疑わしい動物に噛まれた場合も傷口の治療はもちろん、早期に対処ワクチンを接種することで発病を抑えられる、とされています。できるだけ早い処置が必要です。

…一部の国…日本も含めて何カ国かでは「撲滅」に成功しています。飼い犬の登録・狂犬病予防接種の徹底。輸入動物の検疫徹底。一番の感染源が「犬」なのでこういう方法は効果的ではあります。が…長く発病例がないと安心してしまうのもまた事実。コスタリカでも30年ほど発病していなかったのですが、その対処があまりにお粗末なものなってしまっていた…という話もあります。
今回の件も日本国内での感染ではないようなので、少し、安心なのですが…お一人亡くなっているのも事実。気を引き締めていきたいものです。

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11/17/2006

名称変更アリ?

オーストリア。オースト「ラ」リアではないです。ヨーロッパの方で大洋州の方ではありません…。
この度「オーストリア大使館商務部」が「オーストリー大使館商務部」に名称を変更しました。同時に日本における「オーストリア」の名称を「オーストリー」に変更しよう、とのことなんですが…。
オーストリー大使館商務部
日本語表音表記の変更について(PDFファイル:「駐日オーストリー大使」のサイン入り)

書面によると「オーストリア」と「オーストラリア」をよく混同されるからだ、とのこと。
例えば「オーストリアにはカンガルーはいません」というジョークをプリントしたTシャツ、なんてのも実在します(どっかで見たんだよなあ…)が。しかし自国名を間違えられ続けられたらあんまりイイ気持ちはしないのでは、と。どっちも成り立ちも場所も全然違う国ですし。
ただ…これ、日本だけだったかなあ…と。
英語の発音でも、場合によっては両方とも近いもんがあるんで(英語だけ、ではありませんが)時折間違ってしまう…ような話は聞いたことがあります。映画でのジョークなんかでもあったような。
「どっから来たんだい?」
「オーストリア」
「オーストラリア! いいねえ、カンガルー好きなんだよ、俺」
「いや、オーストリアだ」
「だからオーストラリアだろ? うちの嫁さんはコアラが好きでねえ」
「…もういい」
とかこんな感じで。まあ、これは大げさかも知れませんが。

ただ、オーストリア公用語のドイツ語だと"Österreich"は「オーストリア」とは読まず、アタマのÖは…ウとオの中間のような発音…だったっけ…ちょっとウロ覚えですが。「エースタライヒ」「エスタライヒ」というように読むそうです(こっちもウロ覚えです、念の為)。そうなってくるとまた、話は違って来そうではあります。
オーストリア(Wikipedia)

…ところで、コレ「商務部」の方では「オーストリー」表記なんですが「大使館」の方ではまだ「オーストリア」表記のままではあります。外務省の情報もそうですし。…まだまだ普及の真っ最中、ということなのかも知れません。

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11/15/2006

クルマ…

自動車が「新車」として登録され、抹消されるまでは平均約11年(Yahoo!:読売)…長いと見るか短いと見るか。少しずつ伸びてきているんだそうですが…「寿命」、それでも大体10年くらいしたら買い替え、といったところなんでしょうか。
…でも、よく考えてみたら10年もつ、というのはやはり長いことになるんでは。普通の家電やそれこそPCなんかで10年現役でもってるってのは…あんまりないような気がします。

平均での話ですから短いケースもあれば逆に長いケースもある、ということにはなります。結構キビシイとされる日本の車検をくぐり抜けていまだにン十年前のクルマが現役…というケースも時折聞いたりします。慣れてしまっているし、もちろん愛着もあるので買い替えなんてとんでもない…とか。それでも諸事情あって手放してしまった古いクルマ。そういうのの軌跡を辿っていく「昔のオーナーを訪ねる旅」みたいな番組をどっかで見たような。
ただ、こういうのどか?な雰囲気なのは日本だからかなあ…という気も。
例えばキューバなんかですと、経済的な封鎖が激しいんでなかなか新規のクルマ、というのが市場に出回りません(むしろほとんど不可能?)。もうメーカーに部品なんかありそうもない戦前のクルマ、とかが平気で走り回ってるんだそうです。もし故障なんかすると町の修理屋さんはなんとしてでも直そうとするんだそうで。そうしないと他に直せるアテがない。
…こういうのはヨーロッパでもそうだ、という話を聞いたことがあります。車検の仕組みが違うんで、結構そういう古いのが今でも走ってる国がある、とか。

私はクルマ持ってないんで、そういうとこ、あんまり詳しくはないんですが。
こういうのは場合場合によって違ってくるんでは、とは思いますが。余裕があるなら買い替えもいいんではないか、とか。古いのを無理に使い続ける必要もないわけで。効率とか安全とかそういう点から見ると新型の方がイイ。でも…環境とかそういうとこから見たら古いのを長く使うこともアリなわけで。
モノをきっちりと使い切ってあげる…使う側と使われる側の状況を天秤にかけながら、バランス良く…という考えは必要なんではないか、とも思いますが…どうなんでしょう…?

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11/13/2006

切手のことなど

アメリカ。20万ドル(未使用時)の切手が封筒に、でも今は確認できず(CNN)…最初読んだ時は「なのこっちゃ」と思ってしまったんですが。…つまりは不在者投票用に郵送されてきた封筒に珍しい切手が貼ってあった(らしい)→当然普通の不在者票と同様に開封して処理→中身はともかく封筒は…→しかし州法により選挙後22ヶ月は封筒に触れない…と。確認したいんだけど確認できない、もしかすると高額な切手なのかも知れないのに、と。

切手は「Inverted Jenny」と呼ばれる豪快なミスプリ?の切手です。1918年発行の24セント。図象の飛行機が上下さかさまに印刷されている、という…例えが古いですけど昔流行った王冠のズレみたいなもんでしょうか(…ちょっと違うか…)。
当然高価なもので未使用なら20万ドル(約2360万円)なんですが…使用済みなら半額以下から一割程度に目減りしてしまいます。まあ、そういうのは切手に限らず古銭でも似たようなもので。ギザつき十円玉には10円以上の値がつく…とかそういう話は今でも流れたりしますけど、それは最低限「未使用」、つまり人の手がほとんど触れてない、宝物のように扱われたモノに限られてたりします。普通にお釣りでもらった十円玉ではダメだ、ということです。

そう言えばこの↑切手、よく見ると「コイル切手」なんですな。自販機専用の上下もしくは左右にミシン目がない切手で…自販機の販売口からぺろっと出てきたのを必要な枚数分切る、というもの。自販機内部にコイル状に巻かれた切手が入ってるんでこの名前があります。
切手の自販機というと…アメリカでも日本でもこういうのだったと思いますが…最近見てないな、切手の自販機。以前住んでたとこには郵便局の前にあったんですが(なぜかほとんど売り切れだったような…)あれはいわゆる「大きな郵便局」だったからかなあ…こっちでよく利用するのはそれほど大きくはないのばかりです。
切手の博物館(「切手を知る」→「切手の豆知識」→「第6回コイル切手」)
…ちなみに日本初の自販機は「切手」の自販機でした。
自動販売機(Wikipedia)
海外では日本ほど自販機が発達しておらず(それこそ切手とか…ガムとか)、技術的にも怪しい?のも多くて「賽銭箱」状態のもあるので要注意なんだとか。
…海外旅行の際はぜひ、ご注意を。方法が各国によって違うので(投入→金額分の商品出てくる、ではなくお釣りなしで投入された全額分の商品が出てくる場合とか)大慌てになるケースも少なくないんだそうで…。

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11/10/2006

議論はOKかダメなのか

麻生外務大臣や中川昭一自民党政調会長が「核保有に関する議論くらいはしておくべきだ」発言で、野党は麻生外相の罷免を要求(Yahoo!:毎日)…中川政調会長に対しても何らかのリアクションがあるかも知れません。自民党内でも賛否両論が巻き起こっている様子ですし。
Yahoo!国内トピックス:政局

そもそもの発端は北朝鮮による核実験。そこから「持つ持たないの話し合いくらいしても良いのではないか…」と外相が発言。政調会長も同調。すると「そんなことはとんでもない」という声があちこちから…と。実は昔の故小渕首相の時にも同様なことがあったそうで。その時はほとんど問答無用で発言者が辞任(外相じゃないですが)ということになったんだそうで。…それから考えるとまだ「議論のための議論」がなされている、という現状は当時とは大分違ってきているんだなあ、という気はします。
個人的にはなんで
核武装の議論をする→即座に保有決定→日本も核保有国に
という流れがまるで確定されてるかのような意見が出てくるのか…非常に疑問なんですが。持つことを前提に話し合いが進むに違いない、て考えもどうにも理解できません。
隣国(一国はさんでるという見方もできますけど)が強大な武器を持ったらしい、となったらそれに関する議論くらいしておくのは当たり前なんじゃないのか、と思うのですが。いざ何か起きた時に慌てるのは誰だってイヤなはずと思うんですが…。
まあ、これは個人的な意見にすぎんので、おエライさんがどう考えてるかは知ったこっちゃないんですが。

ただ、この件に関しては太平洋の向こうの「隣国」も微妙な反応示しています。あっちは「議論=保有」という考えではないようですが…それでもあんまり興味を持ってくれるな、うちでなんとかするから…的なけん制?をかましてきてます。

…最終的に「保有」なんて結論が出てくるわきゃないと思うんですがね。唯一の被爆国である、というのは想像以上に国民全体に浸透してます。特定の地域や団体だけではないです。そこへ無理にそういう乱暴な結論をねじ込む…てのは、どうも考えにくいんですが…。

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11/09/2006

アメリカの、選挙2006

大統領選の「狭間」とも言えるアメリカ中間選挙。やはり注目は現・ブッシュ大統領(共和党)の政策の是非を問う…というものでしたが、上院下院ともに民主党が過半数越え、という結果になりました。
Yahoo!海外トピックス:アメリカ中間選挙

日本とアメリカでは選挙の形が大分違います。
日本の場合ですと基本は「議員選挙」で、参議院衆議院の議員を選ぶ→有利な政党から人材を首班指名して「首相」を選定する…という流れになります。さらに政党の数も二つというわけではないので有権者は「議員」か「政党」かで選ぶこともできます。
アメリカの場合は「大統領選挙」と「議員選挙」の二つがあります。大統領は任期が4年ですので、2年ごとに議員選挙をやります。が、これは任期2年の下院の話。上院は6年の任期があります。しかし上院も2年ごとに三分の一を入れ替える選挙をやるため、結局は2年ごとに選挙があることになります。
また、日本では衆議院の解散→総選挙、という首相ならではのイベント?がありますけど、大統領にはこういった権限はありません。議員になったら任期の年数通り勤め上げることになります。

まあ、国によっては大統領と首相が同時に存在してる国もあったりして…政治や選挙の形なんてのはそれぞれ違いがあるもんなんですが。
アメリカの場合、大統領vs議会というのはかなり露骨な形で現れます。日本だと与党vs野党なんですが。…大統領だからと言って好き勝手できるわけでもなく。自らが通したい法案があっても議会から「ダメ出し」されると通りません(無理やり通すことも一応できるんですが…)。だから自分の政党(ブッシュ大統領なら共和党)が過半数を越えているかいないか、というのは重要な問題になってきます。

…今回、共和党は大幅に議席削減状態。理由は…他にもいくつかりそうですが、やはりイラクでしょうか。
長引く戦争に国民感情も世界情勢も嫌気がさしてきてる状況なわけで。…しかしここで引くわけにもいかない。この選挙の結果受けて次の大統領選は大きく動く可能性がありますけど…逆に難しいのかも知れません。上手に幕を引かないと後々まで引きずってしまうことになりかねません。
大統領は3期できない、という決まりがあるのでブッシュ大統領は今の任期が終了した時点で再選なし、ということになります。あと2年。そのブッシュ大統領はラムズフェルド国防長官を「更迭」したり、とこれまでの政策の失敗を認めるような発言をしています(Yahoo!:毎日)
…この選挙結果もそうですけど、次の大統領選でももちろん日本に影響が出てきます。極東地域への政策、てのは結構人によって温度差があるものですし…。

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11/04/2006

海外で二つほど

二つほど海外のヘン?な事件を紹介しようかと。

一つ目。ドイツ。すぐにボロボロになってしまうユーロ紙幣が(excite)…かなり生々しい写真もついてますが。ATMでおろすと穴だらけになってしまうケースもあるんだとか。
原因は「酸のような物質が溶かしているのでは?」が有力なようですが(誰かが塗った、汗に反応して…うんぬん)実際のところは分からないようです。ただ、紙幣を印刷した時、ではなく流通してから何らかの細工が…というのもののようで。
しかしドイツだけ、てのも気になりますし。やはり何かの証拠隠滅なのか、とか。
…それにしたっていきなり溶ける(むしろ本当にボロボロになる)てのも…目の前でそういう現象が起きた人ってのは一体どんな反応示したのやら。自分の目の前で起きたら…ううむ。

二つ目。ポーランド。強盗が警備員に逆襲され警察に助け求める(excite)…警備員、と言っても警棒持ってる人ではなくて…斧、なんだそうで。
…なんだかどっかのホラー映画かい、と。正直、コワイ…。
まず斧(刃がついてない方)で強打→強盗、車で逃げる→警備員運転手席側の窓を破りハンドル引っ張る→強盗、車に閉じ込められる…て。
普通こういう「盗みに入ったくせに警察に命乞いかよ」みたいなヘタレな強盗の話なら笑ってそれで終わり、なんですが…ここまで来たら笑うのを通り越してると言うか何と言うか。一体何がその警備員さんにあったんだろう? よほど触れてはいけない部分にその強盗が触れてしまったんだろうか? 心の傷をえぐるような一言とか? などと色々考えてしまいます。
↑記事の内容からすると強盗は一人で建物に侵入した様子。そこへ斧持って(いつも持ってたのか…)警備員が…もちろん夜中のことで。やっぱコワイ…。
当然強盗は不法侵入で懲役10年の罰を受けるんだそうですが…警備員の方も過剰防衛で何らかの罪に問われる可能性もあるとのことです。

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11/03/2006

「ただしい」日本食

海外の「日本食レストラン」に日本の農水省から認証制度を(Yahoo!:読売)…日本ではない国での「日本食レストラン」にいわゆる「お墨付き」を与えよう、という動きです。海外ではヘルシー・低カロリーの日本食がブーム、というのは結構前から言われていたことなんですが。その分、「おいおい」てな日本食レストランがあるのも事実。そこで農水省が認証することで日本食に対して「ただしい」認識をしてもらおう、ということなんでしょうか…。

これはまだ今すぐ世界中のそういうレストランをチェックして…というレベルではありません。農水省の方で有識者会議を招集する、ということが決まったくらい。今月下旬に会議やって、具体的な基準を検討。来年2月くらいには結論を…という流れです。
1.日本食の定義
2.対象とする国や都市
3.日本産食材の使用割合
4.調理方法や接客技術の具体的な基準
(上記4項目↑元記事より引用)
などを話し合って決めていくのではないか、とされています。
たしかにこういうのが決まっていないと認証なんかできないわけで。あんまり厳しいとどこも認証できなくなりますし、逆に緩いと今度は乱立することになります。

…実はこの話、テレビのニュース番組で見たのが最初だったんですが…日本産食材の利用拡大を狙ってのことではないか…という論調だったもんで、ちょっと気になってました。↑の項目見る限りでは「使用割合」を決めるということで「日本の食材使ってないとダメ」てなもんではなさそうではあるのですが。ただ、ニュース内の記者会見映像では、はっきりと「日本産食材の輸出拡大を~」てなことを言ってたんで…少し、気になってます。
食材に関して言えば日本産である必要はない、と思ってます。
しかしこれは当の日本食レストランがどういう立ち位置なのか…によって違ってくるわけで。長期の単身赴任の日本人が多く、周りにそういうレストランもない。懐かしい日本の味をなんとか再現できないか…という店なら多少割高になっても日本産の食材を入れるでしょう。でも、主としてその国の人たちが相手なら、逆にその国の食材を使った方が安くて馴染みやすいのではないか、とか…。
こういうのは簡単に「コレ使ってないからダメ」てなもんではないわけで。その辺の柔軟性?はどうなんだろうかな、と。

一方で日本の外国食レストランてのは…どんなんもんでしょう。いや、そういう専門っぽい?とこで食ったりしないんであんまり良く知らない世界ではあるのですが。…やっぱり該当国の人からしたら「おいおい」てな料理もあるのかも知れません。

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11/01/2006

協議…復帰?

ホントに復帰すんのかなあ…とか思ってしまいますが。
北朝鮮、6ヶ国協議に復帰の意向を示す(Yahoo!:毎日)…これは北京で内密に中・朝・米3ヶ国の6ヶ国協議担当者が話し合った結果とのことで。米のブッシュ大統領が「歓迎」を示したりしてますが、その内容からするとどうも中国が北朝鮮と米国の仲立ちをして今回の「復帰」となった…ようではあります。
なお、映像として日本の一般家庭の流れるのは米国による発表、と…もしかしたら夕方くらいに中国のニュースでのスポークスマンの発表、というのがあるかも知れませんが…それくらいではないか、と。北朝鮮の方は…情報の切れ端っぽいのがどっかから出てくるかも知れませんが、例えば大物による国際的な発表、なんてのはなさそうではあります。

米国は北朝鮮への「無条件での復帰」を、北朝鮮は米国へ「金融制裁の解除しない限り復帰しない」と主張し続けてました。あんまり米国が話を聞かないので(二国間での協議てのは実現してません)核実験までかまして気を引こう、としましたが…「失敗だろう」とのことでやっぱり相手にされず。しかも国連での非難決議を受けて各国も制裁を発動しつつあります。さらに…昔からの「アニキ」であった中国の顔まで潰してしまってる現在、とりあえず「そっか。じゃあ、そろそろ金融制裁解除…考えてもいいかな」という米国の言葉に乗ったんではないか、という見方が主流なような。
「協議に復帰したら金融制裁解除してくれるんだな?」
「だからさっきから言ってるじゃないか。考えてもいいと」
…なんだかこういう悪役同士っぽい会話が浮かんできましたが。さらに
「考えてもいいと言っただけだ。実行するとは言ってない」
と、こんな定番のセリフまで後で出てきそうではありますが…。

まあ、これで今のまま進めば年内には6ヶ国協議再開、となりそうなんですが。後は日本・韓国・ロシアがどう出るか…まあ、最大の障害が「出る」と言ったらしいんですからテーブルにはつくと思うんですが…。
ホントに出るのかなあ、再開なんかできんのかなあ、と。
「復帰するなんて言ってない。米が金融制裁解除を確約するまでそんなことはあり得ない」
とか、しばらくしたらこういうことを言い出しそうな気がしてはいるんですが…。

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10/28/2006

名産?二つほど

「名産」に関して二つほど。…「名産」と呼べるかどうかは、ちょっと疑問のあるのもありますが。

一つ目。「地域団体商標」第一弾52件が認定(Yahoo!:毎日)。→地域団体商標に係る登録査定について(特許庁)
日本全国の「名産」を地域名+商品名(サービス名)で商標登録しよう…というものです。今年4月に制度自体はスタート。今まで出願のあった374件のうち52件を第一弾として認定したのが今回のコレ↑です。…若干地域に偏りがあるようにも見えますが…まあ、そこはそれ、「第一弾」ということで。次に期待、というところでしょうか。
しかし↑記事にもあるように「地域で一本化されていない」のも事実なようで。同じ内容のものが複数団体から出願されていたり。こういうとこは仕方ないかも知れないんですが…ヘタすると同地域の団体同士でも確執?がある場合もあるでしょうし。

二つ目。これは「名産」になるのかどうか…「フライド・コーク」がお目見え(Yahoo!:ロイター)Deep-fried Coca-Cola (boing boing:英語)
英語記事の方には写真も出てます。…つまりはコーラ味の揚げドーナツにコーラ味シロップ+生クリーム&チェリーでトッピング、という代物。なんだかアメリカらしい、と言えばアメリカらしい食い物ではあります。日本だと添え物的にコーラ風味の生クリームを使ったケーキとか、あるいは生地に練り込んだアイスとか。実際に「コーラなんとか」とかそういう怪しい?お菓子類も結構出てるんで(紙パック入り乳酸菌飲料のコーラ、てのは見たことがあります)ある意味違和感ないのかも知れません。
しかし。考案者のゴンザレスさんの「体重を気にする人向けにダイエット・コーラ版も試作中だとしている」(「」内元記事↑より引用)てのは…ジョークなのか本気なのか…。

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10/19/2006

米国3億人突破

10/17に公式に全土の人口が3億人を突破した、とアメリカで発表がありました。で、3億人目の赤ちゃんはどこだ!と各地で捜索が過熱(Yahoo!:ロイター)してるんだそうで。ちなみに2億人目は1967年のジョージア州都アトランタで中国系のロバート・ウー氏だったそうなんですが。それからほぼ40年で1億人増えるてのは…さすがにいわゆる先進国にもかかわらず人口が増加している国、ではあります。

なお、2005年の合計特殊出生率は日本が1.25ですがアメリカはなんと2.05となってます。
この合計特殊出生率というのは15~49歳までの女性の出生率を合計することによって年代の隔たりをなくし、純粋に一人の女性が何人の子供を産んでいるのか…を求める数値です。基本的に男性と女性2人で子供を産みますからこの数値が「2」以上なら今後もヒトは増えていく…となるんですが、諸事情あって「2.08」より高いと「自然増」低いと「自然減」となるんだそうです。
合計特殊出生率(Wikipedia)
じゃあ米国も2.05だから「自然減」かい、となりそうですが…1990年代からずっと「2」よりやや上を横ばいしてるんで誤差…みたいなもんではないか、と個人的に思っております。
図録▽合計特殊出生率の推移(日本と諸外国)社会実情データ図録 Honkawa Data Tribune

しかし人口増加てのは別に赤ちゃんが生まれてくるから、だけではないわけで。特にアメリカの場合。急増してきているとされているヒスパニック系の移民があります。アメリカ国歌をスペイン語にしたりして話題になったり、様々な法整備が進んできて規制が厳しくなってる、という報道もありましたが…全員が非合法に密入国してきたわけでもなく。中南米の生活水準も変化してきているが故の移民…という見方もできます。移住したいからきちんと手続き踏んでアメリカ来た、てな人も増えているということです。
…永住とか市民権とかになるとまた、別の話なんでしょうけど…アメリカ生まれならそういった権利も持ってるわけですし。大統領選や知事選で大きな勢力になりつつある、というのもうなずける話ではあります。

日本でも「移民」を受け入れては…という話もありますが…こういうとこ、国民性が出るというか陸の国境がないからと言うか。なかなか難しい状況ではあります。進めば色々問題出そうですし…進めないと人口増えない。移民も含めて何かイイ手があればいいのですが…。

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10/15/2006

対北制裁:国連より

日本時間では今日の早朝になりますか…国連安全保障理事会で「強制措置」を認める第七章を含んで北朝鮮への制裁決議案が全会一致で採択されました。懸念?でもあった「武力行使(42条)」は、結局「経済制裁(41条)」に限定するといった形になりました。○○を輸出してはいけない、人の往来を制限すべし、核兵器関連と見られるカネの流れを遮断…といったものになるのですが、元々北朝鮮寄りの中国やロシアは「6ヵ国協議に戻ってくれば制裁を解除する」と発表しています。
Yahoo!国内トピックス:北朝鮮への経済制裁問題
日本では独自の制裁案をすでに実行、二本立て?での制裁となるわけですが…さて。

さらに細かいところになると、例えば北朝鮮の船が兵器と見られる怪しい物を積んで領海内に来た時。強制的に船を調べる「臨検」をどうするか…という議論もなされたようで。中国からの「あまり刺激しては…」という声もあり、「必要と判断すれば…」とやや抑えた表現になったりしています。
この「臨検」は実は日本の独自制裁でも問題になってたりしてます。どうしても「強行突破」的なことをやらないといけなくなってくるので日本の海保で対処しきれるのかどうか、とか。海自がどこまで介入?していいものかどうか、とか…米軍の後方支援限定という声も出ているようですが、こちらもどうなるのやら…。

そして肝心?な「本当に核実験は行われたのか?」という素朴な疑問。北朝鮮は「成功した」と発表しましたが、地震の規模が小さいので失敗だったんじゃないのか…というのは前にも述べました。
アメリカからはそれっぽい微量の放射性物質を採取(Yahoo!:読売)という連絡はありましたが…これも「まだ確定ではない」という条件が付いてます。…実際のとこはどうなのか…。
まだまだ未確定な情報の多い対北制裁。…どう転がって行くのか…まだまだ分かりません…。

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10/14/2006

賭博・ギャンブル・ばくち

アメリカで「ネットカジノ」を規制する法案が可決(Yahoo!:読売)…で、業界が大ピンチ…となってますが米国内の「業界」ではないようで。「米国では、もともとネットなどの通信手段を使ったカジノは禁止されている。」(「」内↑元記事より引用)とのことで、解釈によってはネットカジノそのものも違法なんではないか、ともとれます。
というわけ?で欧州のネットカジノ経営会社の株が暴落(フジサンケイビジネスアイ)という事態にまでなってます。
なお、日本では基本的に賭博行為そのものが違法です。許可された公的団体(競馬とか宝くじとか)以外は、ですけど。パチンコは…もらった景品買い取ってもらってるだけだから賭博行為では…ない? さて?

でも日本でもネットカジノをやることは可能です。開催してる会社は海外にあるわけですし。各国によって法律てのは色々と違いがあるもんですが、基本的にそのサイトを運営してる会社やサーバーが置いてある国の法律に従うことになってます。…日本ではダメだけど欧州ならOKという場合もある、と。
アメリカでもそういうケースなようで、実際にやってるのはイギリスなどのギャンブル会社。賭博行為…と言うか、こういうギャンブルに対する考え方、てのは各国によって大分違いがありますんで(アメリカだと州によっても差があったりして)ギャンブルを認めてる国なんか自堕落極まりないに決まってる! と簡単に決め付けてしまえるもんでもないわけで。…そういう国の人から見たら日本はなんてツマラナイ国なんだ、ギャンブルもできないなんて! と思われてるかも知れません。
それでもギャンブルで身を持ち崩す人が出るからどうしても規制の方向へ走ってしまうわけですが…。

個人的には公的にしろネットにしろギャンブルはやらない方なんですが。
そもそもギャンブルとはどういう定義なんだ? と思ってたら「リスクを承知でリターンを期待する」行為だ、という話をどっかで聞きました。諸説あるとは思うんですが、コレに当てはめて考えてみると投資もギャンブル、保険もギャンブル。…いや、そこまで行ったら人生そのものだってギャンブルなんではないかい、とか…。

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10/13/2006

小麦の危機?

…となるかどうか。すでに動きは出始めているのですが…オーストラリアで大規模な干ばつ、GDPにも影響か(Yahoo!:ロイター)。ハワード首相からの声明で、他の良い部門があれば相殺されるだろうが、いずれにせよ干ばつにより生産量が落ちるだろう…と。
干ばつということで当然小麦も凶作となる可能性が高くなってきてます。25年ぶりの低水準となる恐れもあり、とのことで…。

日本は基本的に食物輸入が前提の国家ですので(イイとかワルイとかは…また別問題で)小麦もほとんどが輸入に頼っています。1位はアメリカですが、2位はオーストラリア。全体の25%弱がオーストラリアからの輸入になってます。ちなみに3位はカナダです。(2003年)
主要作物の貿易構造農林水産省:食物需給情報ステーション
実際に小麦そのものを例えば米のように使ってる…という人はそれほど多くないのかも知れません。しかし、小麦粉として加工されたり、小麦を原料として作られた食品…パンや麺類に接してる人は多数います。
小麦と言っても侮れないもので。今でも続いてますが、原油高騰のあおりを受けてクルマ関係に影響が出るのは分かりますが…チーズやケーキにまで影響が出たりしてます。こういう例もあるもんですから小麦絡みで今後がどうなるのか、ちょっと怖いくらいではあります。

でもまあ…今日明日中にいきなりパンの値段が上がる、というものではなさそうです。それでもじわりじわりと値上がり含む色々な影響は…避けられないんでしょうねえ…。
さらにこんな事態も起きてます。ウクライナで小麦の輸出停止(Yahoo!:フジサンケイビジネスアイ)…と、これは干ばつとかそういう自然災害ではなく、政府と企業の対立によるものなんだそうですが。

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10/12/2006

日本独自の対北制裁

基本的な三つは以下の通りです。…まだ決定、てなわけじゃありませんが。

1.北朝鮮からの全品目の輸入全面禁止
2.北朝鮮船舶の全面入港禁止
3.北朝鮮国民の原則入国禁止

閣議決定などを経て14日に発動予定となってますが…額面通り?発効されるのかどうかは、まだ分からない状況ではあります。
Yahoo!国内トピックス:北朝鮮への経済制裁問題

一方で国連で議論されている対北朝鮮への制裁決議案は12日に安保理非公開協議での決議案正式提出→13日採決…という流れになってきています。原案通りの日本やアメリカの「強硬」姿勢がかなり色濃く、中国やロシアの「穏健」路線はどうも影が薄いような状況。まあ、まだ真偽は確定していないとは言っても「核実験やりました」と発表してしまったので…いくらなんでもかばい通せるようなものではないのかも知れません。
Yahoo!海外トピックス:北朝鮮核実験

業種や業界によっては影響が出ることも予想されている対北朝鮮への制裁ですが。こういうのは「オレには直接関係ない」と思っていても、まわりまわって深刻なダメージを受けたりすることも往々にしてあることなので、注意が必要ではあります。
で…さらに「核実験」の影響からか各国では「核兵器保有の是非」といった話が出始めています。特にやはり東アジア方面で。特に韓国は今回最も危機感を募らせている、と言われてますが(何せ地続きの隣国)そういう核保持に関する議論も起きているという話もあります。…南北統一したら北の核兵器も取り込むことになる、という話もありますが…さて。
日本ではどちらかと言うと、触れてはいけないような雰囲気の話題ではあるのですが。唯一の被爆国ですし。でもここら辺できちんと認識しておく必要があるのかも知れません。闇雲に「ダメ」と言い続けるだけではなく、正しい知識を持つということ。例えば世界の現状から見た「他を納得させることのできる不保持の理由」を考えてみるとか。
核がタダの兵器ではない、ということは今回のことでもよく分かると思うんですが。…「実験した」と言うだけでこれだけ混乱を起こさせることができる。持ってるだけで相手をこれだけ効果的にビビらせることができる。こういうのは他にはありません。

ところで…ここで北朝鮮が「ウソウソ。核実験なんかやってません」と言い出したら制裁決議案はどうなるのだろうか、と。引っ込めるのかそれとも貫き通すのか…でも、もしそういう方向へ話が進む、となったら北朝鮮の対外信用はさらに落下することになってしまいますが…。

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10/11/2006

キタのカク

北朝鮮の核実験、「二回目は誤報?」
10/9に一回目の地下核実験を成功させた、と発表した北朝鮮ですが…「二回目」は東北地方の地震だったのではないか…という声も。さらに一回目も実は失敗していたのではないか、成功していてもごく小規模なものだったのではないか…という話も出てきています。地震計によってその時の振動が多数の地域で確認されているのですが、核実験にしては小さすぎるのだそうで。
さらにアメリカや日本の自衛隊、韓国でも大気中のチリを採取して放射性物質を観測していますが…今のところ確証はない、とのことです。
Yahoo!海外トピックス:北朝鮮核実験

…こうなってくるとこれはタダのはったりか?という論調まで飛び出してきそうなのですが。
しかし、実際に該当時間帯に何らかの「振動」、しかも地震とは違う「振動」が各地で観測されたのは事実なわけで。「何か」が爆発した、と見る方が自然と言えます。…それにしたって波形が異常に変わった地震ではない、とは言い切れないわけで。あるいは以前あった列車爆発事故のようなことがあったのかも知れませんし。
それでも。実際に核実験をしたのかどうかよりも北朝鮮が「実験した」と発表したこと、そのものが問題になってきています。世界的に核廃絶に動いてる昨今。持ってる国でも簡単に実験などできないような状況。その中で強行、てのは…。
しかも味方?であった中国とロシアも、以前よりも格段に厳しい国連の非難決議案を容認する方向で動いてきてますし。

そして…北朝鮮からはいくつもの声明が出てきてます。が…基本的に「アメリカや他国が悪い」という姿勢。…そのうち誰も相手にしてくれなくなるんではないか…といらん心配しそうな勢いではあります。
…一体これからどこへ転がって行くのやら。一国だけで済む問題ではないのに。

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10/09/2006

空気読めてない

北朝鮮で地下核実験が行われた模様…朝鮮半島での実験による地震も観測、北朝鮮の国営朝鮮中央通信は「成功」「放射能漏れはない」と実験の成果を報道。日本はもちろん、6ヵ国協議国である米・露・中・韓もそれぞれ対応に追われています。
Yahoo!海外トピックス:北朝鮮核問題
個人的に言わせて頂きますと…北朝鮮、空気読めよ、と。

これまでも強気な外交を進めてきた北朝鮮ですが。
米も結構あちこちに強気な外交かましてますが、あれはあれでスタンスの一種と言うか。それなりのバックボーンがあるんでああいう真似ができます。…外交の最も根幹にあるのはやっぱり人間vs人間という構図ではないかと。国家ったって人間の集まりに過ぎんわけですから突き詰めていけば各個の人間に行き着きます。どんな人間と人間の間にだってパワーバランスてものは存在してます。…強いもんと弱いもんが。逆に個人から拡大していけば国家同士にもそういう力関係が存在する、ということになります。
米は強い方に立てるので、強気なコト言えます。そうできるにはきちんとワケがある、と。これまで長い時間かけて蓄積してきた技術と実績。もちろん最近ではイラク、一昔前ならベトナム、と失敗もしてきていますがそれをどうにかカバーできる「力」もあります。
しかし…北朝鮮にそこまでの「力」があるのかどうか、と。

米の「力」てのはそこらのチンピラが暴力振りかざして他人を服従させる、というものではないと思ってます(まーこの辺、状況や主義によって見方が色々ありますんで…私個人の見方、ということで)。他人をきちんと巻き込んでいける「力」。見返りをちゃんと提供し、持ちつ持たれつを根付かせる。焦ることなく地道に続ける交渉(時には暴発してますが)…と。
こういうのが北朝鮮にあるんだろうか、と。味方である中国に対しては今回の実験でメンツ潰した形になってしまってますし、ロシアは…段々と態度が硬化してきているようにも見えますし。韓国は北との融和政策をとってきてますが、さすがに核実験となると世論がヤバそうな。米は…ハナから相手にしていないと言うか。

念の為に申し上げておきますが、私は米や日本や北朝鮮やその他の国々、どれが「正しい」とは言えないと思ってます。どこも自国が一番大事なわけで、極端に言えば他国なんかどうなったっていい。ただ、それをそのまま推し進めるわけにはいかない、そんなことしたら孤立してしまいます。…そうなると逆に自国がヤバくなってしまう…意味がない、と。
自国の利益・損害と他国の損害・利益。時には自国が泥をかぶる時もあるし、他国が危険を肩代わりしてくれる時もある。義理人情でもあるし損得勘定でもある。簡単なものじゃないです。そういう丸太の橋を渡るような危ういバランスを保ってきてたとこへ…核かよ、と。
周りの空気読めよ、と。なんだか子供がダダこねているようにも見えてしまう…。

今後、日本を含めて様々な状況に陥る可能性もあります。どうなるかは分からんのですが…冷静に見据えてきたいと思います。なんだか色々と転換期なのかも知れません…。

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10/07/2006

いぐ・のーべる 2006

まず人を笑いに誘い、そして考えさせることのできるモノに贈られる賞…それが「イグ・ノーベル賞」です。過去には日本の「バウリンガル(犬の気持ちが分かる装置)」や「なぜ特定の銅像には鳥のフンがつかないのか?」といった研究にも贈られてきました。
今回は…やはり色々出てきてます。例えば「直腸を刺激してしゃっくりを止める」など(CNN)。さらには高周波雑音発生機「モスキート」これはその名の通り蚊の羽音を発生させる機械。しかしこれを着メロに…などなど。
こういう「バカバカしいことを大真面目にやる」姿勢というのはとても大好きなんです。しかも結果が出てますし。一般から見れば理解しがたい研究や装置の開発…実はこういうところから様々な産業や文化・文明が生み出されてきてるんじゃないのか…とか思ってしまったり。クソ真面目も不必要ではありませんが、それだけで前に進めるもんでもないんじゃないのかな、と。
The Ig Nobel Prizes (Improbable Research)

よく考えてみたら…こういう研究てのはどこでもあるような。もちろん日本でもあるはずで、…実在してはいないんですが例えば夏目漱石の「我輩は猫である」に出てくる寒月君とか。ああいうどこかユーモア流れる研究…でも多分、誰も評価はしてくんないんだろうなあ…とか。
己の信念に従って突き進む…とかそういう悲壮な雰囲気ではなく、「ああ、面白そうだからやってみよっかなあ」とかそういう空気とかノリでやってる、一種の自己中とも言える実験や開発の数々。探せばいくらでも出てきそうな気がしてます。…↑のイグ・ノーベル賞はどうしてもある程度名が知られた人や機関になってしまうのですが…ホントに世間の片隅で自分一人の満足(てのもどっか違うよーな気はしますが)のためだけに、誰にも知られずに続けてる…というケースも多々あるんではないか、と。
実際問題として収入だの立場だの、てのはあるはずなんですが…その辺もなんとなくクリアしていそうで、ある種の憧れすら抱いてしまいそうです。

…ともあれ。来年も楽しみな「イグ・ノーベル賞」、今度はどんな研究や装置が楽しませてくれるんでしょうか。

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09/23/2006

ドイツで…

ドイツのリニアモーターカー事故。死者は23名に…人的ミス?(Yahoo!:) リニアモーターカーが推定時速200kmで作業用車両に激突した事故ですが…なぜそんなところに別の車両があったのか…謎ではあります。
Yahoo!海外トピックス:ドイツ
トランスピッド(Wikipedia)
当初は情報が混乱していたせいか「死者1名」となっていましたが…29名の乗客(というより試乗ですが)と作業用車両の2名を含めた31名のうち23名が死亡、残り8名も病院へ…という事態になってしまいました。ご冥福をお祈りいたします…。

もちろん原因は探るわけですが…「人的ミス(あるいは人的要因)」というのも気になるところではあります。
早朝のテレビニュースで初めて知ったのですが、その時も「人的~」の可能性がある、となっていました。これが単純?にミスで軌道上に作業用車両を置いたままだった(中に作業する人もいたわけですし)…ではなくて例えばリニア計画に異を唱える人たちの一種の自爆テロだった…となると話が違ってきてしまいます。
…まあ、そこまでは考えすぎなんではないか、とは思うのですが。
しかしこのタイプ(厳密には違うらしい…)は中国の上海で営業運転しています。…何か影響とかなければいいのですが。

日本でもリニアモーターカーの研究・開発は進んでいるのですが(タイプは違いますが)…子供の頃の「未来はこうなる!」的なお話には必ず出てきてたもんですが…実用化はまだまだ先の話。片付けなければならない問題は山積みなのが現状ではあります。…その中に「安全」の問題がさらにクローズアップされてきそうな、そんな気がしています…。

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09/22/2006

タイのクーデター

先日タイで起きた「クーデター」、やはり大きな騒動もなく(いつものことだ的な声も)流血の事態もないようで…軍の幹部を国王が評議会議長に承認、という流れになってきてます。渦中?のタクシン首相はニューヨークの国連総会から戻る途中で留学中の娘や妻のいるロンドンへ。
「行く時は首相だったけど、帰る時は失業者だよ」
…結局タイには戻っていないわけですが、これは亡命ではないか、という噂もあります。
Yahoo!海外トピックス:タイ

国王はクーデターを承認、首相は総選挙を要求…というなんだか妙な事態になってきてます。
クーデターそのものがほとんど武力を伴わず、軍部の暴走とかそういうものではないものだったのでなんとなーく気だるい、というかのんびり、というか。そんな雰囲気があるような。実際、直後のバンコク市内では何が起きているのか分からない観光客というのも大勢いたとのことで。
しかし、戒厳令が出されていたり、首相からは非常事態宣言が出されていたり。見た目も内容も混乱が起きていない、というだけでクーデターはクーデターなわけで。軽く見ていいものではありません…。

政権を交代するのなら民主的な方法、例えば選挙で…というのがいわゆる世界的なやり方でもあります。他の国から見れば「クーデターで、なんて…」という声もあるわけで。特に自国で何度もクーデターが起きて政権が何回も引っくり返ったり、結果軍が政治を掌握してしまった…などの経験がある場合はなおさらではあります。
日本でも過去には何度かそういうことがありましたが…。
今回の場合も本当なら選挙で…てなとこだったんでしょうけど、選挙そのものがアレでは。というとこなんでしょうか…。

大規模な混乱が起きてないので例えば国連の介入であるとか、あるいは他国からの何か、というのもなく粛々?と進んで行きそうではあります。…それがいいことなのか悪いことなのか、それはタイの人たちが決めることで我々がとやかく言えることでもないんですが…さて。

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09/20/2006

タイと自民党

気になることが二つ、あったので両方記してみます。どっちもかなり重要なことではあるのですが。

1.タイでクーデターが発生。…しかし
Yahoo!海外トピックス:タイ
現職のタクシン首相に不満を抱く軍部や警察で組織された「民主改革評議会」が放送局やバンコク市内の重要施設を占拠して「実権掌握」。さらに戒厳令を敷きタクシン首相を解任した、と発表。…しかし当のタクシン首相は国連総会に出席するため当時ニューヨークに。全土に非常事態宣言を発令、首謀者とされるソンティ陸軍司令官を解任、と指示を出したようですが実効はないという声も。そして急きょ帰国の途に着いたとのことですが…すでにタイに着いてるのかどうか…。
発端はタクシン首相の「不手際」と言うか何と言うか。一族による株取引での不正が発覚、その後一旦は退陣を表明したのですが結局続投。…今年4月の選挙で与党以外候補者がいない地区が続出、しかも結局得票率の規定:20%に満たないにもかかわらず「与党勝利」を宣言して総スカン食って、国会で首相指名されても受けないと「退陣」を決意、してたのですが…その後選挙がやり直し、となると続投を表明…となかなかしぶといことやってます。

それでも今回の「クーデター」、流血の事態も起きていなければ大混乱も起きていないという「静かなクーデター」となってます。今後の軍部・首相の対応でどうなるか分からないのですが。タイで軍部を統率するのはプミポン国王ですが…どうも黙認している、という話もあってこのまま一種の政権交代へ…ということになるのかも知れません。
なお、外務省はバンコクへの渡航は「是非を検討してください」としています。

2.自民党新総裁に安部晋三氏。
Yahoo!国内トピックス:自民党総裁選挙
こちらは…まあ、予想通りと言うか何と言うか。対抗馬として出ていた麻生氏と谷垣氏にかなりの差をつけて圧勝。初の戦後生まれの自民党総裁となるんだとか。…今後対抗馬だった二人をどう取り込んでいくのか、とか色々あるにはあるのですが。自民党の総裁=内閣総理大臣というのはほぼ決定ですんでそっち方向でどうにか、というところもありそうですし(一人はすでに入閣します発言してたりしますし)。
まだ確定したわけではない「安部首相」なわけですが。しばらく動向が気になるところではあります。もちろん安部氏と…とにかく反対しとけばいい、てな人々の。

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08/31/2006

やはり…アメリカ

『海外旅行に行ってみて良かった国』1位は…アメリカ(Yahoo!:オリコン)。まあ、なんだか当然なような気もしますが。アメリカ本土はもちろんハワイも含まれる、とのことで。てことは…グアムも含んでの数字だったのかなあ、と。
大勢の人の行く機会が増えていけばおのずとそういう「高感度」はアップしていきそうな。そんな気もします。「付き合い」は長い国ですから。日本とアメリカ。…でもアメリカ人が最も多く訪れる外国は日本じゃないんだろうなあ…。

ただ、どうしてもこれまで色々関係してきた、てことだけではこういう調査結果を出すのはなかなか難しいわけで。どの国や地域行ったってすんなりと受け入れることも難しく、二度と見たくない習慣があったりする時もあります。国民性とでも言いましょうか…なかなか合わない雰囲気なんかがある場合も多いわけで。…逆に「なんていい所なんだ…」と自分の中でのナンバーワン海外が決まっちまう瞬間を得るケースもあるわけで。
そういうのも一つの運なのかも知れませんが。
見知らぬ地で何か琴線に触れるモノに会う。それはそれでイイことだとは思います。

さて1位はアメリカでは2位は? というとイタリア、しかも年喰ってからの方が「良さ」が分かるようになってきてるんではないか…とのことで。最近のヨーロッパ人気というのも何かあるのかも知れません。で、3位はオーストラリア。こちらは不動の人気国なような気がしますが、実は意外と飛行機では近い国だったりします。

…個人的には…海外はもちろん、日本国内でも最近は旅行なんぞしてないもんで。旅をすることはもちろん嫌いじゃあないんですが…色々とやることがあったりしますんで…とか言い訳考えているうちは旅行に行くことなんか無理なのかも。さっさと実行に移さないと、こういうのの実現は難しいのかも知れません…。

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08/14/2006

中東と英国テロ未遂

…ここのところ世界に発展して欲しくない話題が、いくつか出てきています。

中東情勢。イスラエルとレバノンのイスラム系組織ヒズボラによる一ヶ月以上にもわたった戦闘に対して…国連での安保理決議が採択され「(基本的に)双方の攻撃停止」というところまでこぎつけたのですが、イスラエル→攻撃継続・ヒズボラ→相手が中止するならこっちもやめる、というやはり泥沼な返答。それでも折衝の結果日本時間で本日8/14の午後二時に停戦する、ということに双方が合意しました。
…と言うことはつまり今日の午後二時までは戦闘する、ということで…かなり激しい戦闘があった模様です。
Yahoo!海外トピックス:中東情勢

一方では英国のテロ未遂。実は20数件ほども重大なテロ計画があった…という声もあり、まだまだ予断を許さない情勢ではあります。今回発覚した計画の一部には子連れの夫婦で哺乳瓶の中に液体状の爆発物を入れ、親子ともども自爆する…という計画もあったことが判明してます。なりふり構わないやり方にまでなってきているのが現状です。
ロンドンではテロ警戒レベルを一つ、下げました。が…これもどうなるのか、再び引き上げられる可能性もあります。一部報道では今回の逮捕の際、逃げた連中もまだいるとのことで…しばらくはこういう混乱が続くのかも知れません。
Yahoo!海外トピックス:英旅客機爆破テロ計画

中東の火が直接日本に来ることはまずないのですが、飛行機を使ったテロは日本に飛んでくることはあり得ます。しかも中東のことが原因で回りまわって日本の「何か」に影響を及ぼしてくることは十分に考えられます。…いや、実際にすでに影響して来てます。例えば…ガソリンであるとか。世界最大の産油地帯は中東です…。
しかし…こういうのを見るにつけ日本は大丈夫なのかな、と。きちんと守ることはできるんだろうか、自衛隊とか軍隊とかそういうことだけではなくて、普通に暮らしてる我々はどうなんだろうか、と。
いつかは対岸の火事では済まなくなる時が来るんではないだろうか、そうなったらどうなるんだろう…と。

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08/11/2006

英国テロ未遂

8/10、英国で複数の航空機爆破計画を摘発、20人以上を逮捕(Yahoo!:読売)。これは米国へ向かう航空機内に液体状の爆薬を持ち込み、空中で爆破させる…という計画でした。しかも10機ほどが標的となっており、数機ずつ時間差で爆破させる予定だった、とのことです。
これを受けて世界のあちこちの空港が厳戒態勢となっています。成田空港も例外ではなく液体の機内持ち込みが制限されています(Yahoo!:毎日)。国内線の場合、持ち込んでもいいようなのですが…米国の航空会社や米国へ向かう便の場合はジュースなどはもちろん、化粧品もダメで、ジェルなども不許可とのことです。さらに英国や米国からこちらへ向かう便にも厳しい制限が設けられているそうです。
Yahoo!海外トピックス:米国対テロ戦争
Yahoo!経済トピックス:航空業界

爆発させるのは「液体状」の爆薬。これならたしかに空港のチェックもすり抜けやすいわけです。爆薬に限らず技術というのは年々どころか日々進歩していますので、どんな形状のものが出てきても、ある意味不思議はないのですが…。
なお、この爆薬は例えば時計などの電池で起爆する仕組みだったのではないか、とのこと。

今回は水際の瀬戸際で阻止されましたが…これがもし日本で起きたとしたら? と不安を感じてしまいます。いや、世界どこでもそうなんでしょうけど、これがもし自国内で起きたら。自分のとこの対応部署はきちんと機能してくれるんだろうか…と。アメリカだって911のテロは防止できなかった、今回のだってもしかしたら…と。

もしかしたら…そういう風に思わせて不安をあおり、混乱を招くこともテロのうち、なのかも知れません。

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08/03/2006

アツイ…

しかし関東ではまだまだ、ですか。
中部や関西、それ以南になるとここんとこ30℃超えの猛暑が続いております。一方、ようやく梅雨の明けた東北はともかくとして…関東はなんだか秋を思わせるようなひんやりとした天気でした。まあ、それも今日辺りからじわじわと気温も上がってきてるようで、ようやく夏本番というとこでしょうか。
…個人的には暑さが大嫌いなもので。あの涼しげなのがもっと続いてくんないかなー…とか思ってたんですが。はぁ。

一方アメリカでは、とんでもないほどの猛暑が特にカリフォルニアなどの西海岸で続いていました。体温を超えるほどの大猛暑で100人以上もの死者が出てしまったそうです。…この酷暑が今度は東部へと移動、ニューヨークでも102℉(華氏。ファーレンハイト度。摂氏だと約38℃)を超える猛暑を記録しているそうです。
Yahoo!海外トピックス:米国の猛暑
華氏というのは映画のタイトルで使われたこともありますが、あまり日本では見慣れない表記ではあります。基本はヒトの平熱は100℉よりやや低いという概念。アメリカではこれが当たり前(むしろ摂氏の方がマイナー)なもんで、いきなり「100度超えた」とか言われると、水が沸騰したんかい、とか思ってしまったりして(華氏では212度が水の沸点)。
華氏(Wikipedia)
国際的には摂氏(セルシウス度)の方を使うべし、となっているんですが…華氏と摂氏て互換性がないに等しいんで…長年の慣れ、というか習慣上いまだに華氏を使う国てのは結構あるんだそうです。

ニューヨークの酷暑では冷房の使える施設を一時開放して市民の熱中症対策としている…とテレビのニュースではやってましたが。西海岸のこともあるんで、こういう対策をさっとできる辺りさすが、と言うか何と言うか。
その一方日本では中央官公庁で36℃超える場合も(Yahoo!:産経新聞)。省エネ普及の観点からまずは官公庁がお手本を…ということで冷房の設定温度を一律28℃にしたら、OA機器などの放熱で部署によっては36℃にまで気温上昇とのことで。
…何やってるんだかなあ、というとこではあります。これからまだまだ気温が上がるってのに…。

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07/30/2006

輸入の再開

今月の27日に政府は米産牛肉の輸入再開を正式に決定、ほぼ半年ぶりに米産牛肉が日本へと入ってくることになります。…すぐに店頭やら飲食店やらに出回る、というわけではなく。本格的?に再開されるのは8月もなかば頃くらいとのことですが。
Yahoo!経済トピックス:米国産牛肉輸入問題
…一部では牛丼チェーン同士のちょっとしたいざこざ?があったりしてるわけですが。ただなあ…別にそこまでして牛丼食わなくてもいいじゃねーか、と個人的には思ってるんですけど…。

…輸入再開されたら買いますか?→やっぱりねえ、なんか不安でしょ? 買わないかなあ…てなやり取りがしばらくテレビのニュースなんかでは流れてたりして。外食チェーンも導入には結構二の足を踏んでいるのが現状でもあります。外食産業がこういう状況ですんで、実際に生肉目にするスーパーなどではさらに導入を見合わせるとこが増えそうです。…むしろそこまで勇気あるところがあるのかどうか、という雰囲気すら漂ってきてます。何せ産地を表記しないといけないので「アメリカ産」とばっちり出てくるわけですし。
でも…仮に普通にスーパーなんかに並んだとして。値段はどうなのかな、と。安全うんぬんのことももちろん大きいのですが、値段はどうなんだろ、と。
普段私のよーな者が買っているのは激安の肉なわけで。米産牛肉が輸入されたってそれよりも安くなるとは思えないんですが。今の状況だと輸入量も少なさそうですし、そうなると値段も上がりそうですし。

安けりゃ買います。が私の率直な考えです。でも…気にならないわけではない「安全」てのもやっぱり優先事項としてあるにはあるんですが…。

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07/22/2006

宇宙の観光

ここのところ「一般から募集して宇宙観光」という動きが特にアメリカで出てきてます。

国際宇宙ステーション(ISS)を利用して宇宙遊泳を(Yahoo!:Kyodo)…という企画があります。地上からはソユーズを使ってISSまで。そこで「追加オプション」として宇宙遊泳を楽しんでもらう…という好きな人にとってはなかなかたまらない企画ですが、全部で40億円ほどかかります。まあ…妥当と言えば妥当な金額なのですが…個人で払えるとなるとかなーり限定されてしまいそうな。
しかもこの企画、アメリカのISS運行元であるNASAは「知らない」とコメントしてるそうで。ロシア側はどうなんだかちょっと分かりませんが…これで一般の人にもISSのこと知ってみらおう、いや、あそこはそういう場ではないだろう、と意見が分かれそうなところではあります。

一方、「スペース・シップ・ワン(Wikipwdia)」とも関係のあるヴァージン・グループが「準軌道宇宙観光」を企画、2008年にも初フライトを(Yahoo!:REUTERS)…こちらの費用は約2000万円。40億円に比べりゃずん、と安くなってます。…それにしたって結構な額ではあるのですが。
これは宇宙遊泳がどう、というものではなく。ロケットを使った打ち上げよりもはるかに安くあがる「他の飛行機に吊り下げてもらって途中まで運んでもらう」という方式を採用しています。そして限界高度で本体である宇宙機を切り離してそこから「宇宙」へ…と言いたいところですがそんなに長くいられるわけではありません。…数分間といったところでしょうか。いわゆる「弾道飛行」というやつで行って帰ってくるだけ、という仕様ではあります。

それにしたってスゴイもんではあるのですが。今までならめちゃくちゃなお金を払うか、専門の人間でなければ到達できなかった世界。そこへわずかでも行けるのなら約2000万円だって安いもんではあります…いや、高いもんは高いんですけど、よく考えてみたら、ということで…。
それでもやっぱりまずは軌道上開発から、とは思うのですが。ISSにしろ他に計画中のステーションにしろ、地上との往復が当たり前になってきたら、また、色々とできるのではないか、宇宙観光もぐっとお安くなるんではないか…と思うのですが…。

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07/20/2006

酷暑と梅雨

ヨーロッパ各地で猛暑・酷暑を記録、6人死亡(Yahoo!:Sankei)…場所によっては40℃を超えたところもあり、警戒が必要とのことです。
…しかもこういう「異常」な気象てのはどこか一地域だけで終わる…のではなくて世界規模・地球規模で気象に変調をきたすこともよくあるわけで。少し前の日本の夏予想は「冷夏」だったんですが。日本も去年みたいにとんでもねー暑さになるのかなー…と思うと、ちょっとイヤです。

こういう場合の体調の不良というのはほとんどが「熱中症」と呼ばれる症例になります。簡単に言えば体内に熱がこもってしまって内臓などがうまく働かなくなってしまう、その状態が長く続くと死に至るケースもよくある…というものです。
高温よりもむしろ高湿度の時に起こりやすいとされている「熱中症」(30℃より低い気温でも可能性あり)、もし日本でもこれから酷暑が始まるとなると、注意が必要ではあります。

で、一方の日本では今、梅雨の最後の本降り?が始まっております。…むしろ行き過ぎている観もあるんですが…。→Yahoo!ニューストピックス:風水害
豪雨による被害は死者13名、不明10名にまで拡大しています…。

今回の梅雨は九州・長野・北陸など被害が集中している地域がかなり限定される傾向があります。
梅雨前線が意外と移動しなかった・台風にによる湿った空気の補給…などの原因があるようで。一旦停滞してしまうとなかなか動かない。しかも強力な雨を降らしてしまう。しかも停滞する場所が固定されてる…という厄介な状況ではあります。
気象庁

来週くらいには梅雨明けではないか、とされていますが…さて。まだまだ油断はできないような…。

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07/16/2006

さみっと開幕

第32回主要国首脳会議(サミット)がロシアはサンクトペテルブルグで開幕しました。簡単に言えば世界の色んなことを8ヶ国の代表間で話し合う会議なわけですが…今回は直前に様々なことが起きているので、そちらの動向も気になるところではあります。
Yahoo!海外トピックス:G8サンクトペテルブルク・サミット

まずは北朝鮮問題。→Yahoo!海外トピックス:北朝鮮ミサイル開発問題
ご存知の通り北朝鮮が数発の「ミサイル発射実験」を行い、日本海に着弾。それを受けての制裁決議案を日米が国連安保理に提出。…しかし常任理事国の中ロがそれに反発。特に中国は拒否権を発動するとまで明言。…5つの常任理事国のうち一つでも「拒否権」を発動したらその案は無効になります。で、各国が駆け引きやら腹の探りあいやらやってたんですが…。
結果として国連憲章第7章(要約すると脅威と認めた国家に経済的・直接的に制裁を加えることができる)適用の文言を削除、しかし口頭で制裁を確認した「非難決議案」が全会一致で採択されました。…何の拘束力もない議長声明に比べたら一定の拘束力のある非難決議をもぎ取れたんだから勝ちだ、いや、内容が大分下がったからやっぱり負けだ、と色々出てきてますが…骨抜きやら勝ち負けやらよりも、今後実際にどうやっていくのか、が問題なんではないか、と。

そして中東問題。→Yahoo!海外トピックス:中東情勢
レバノンのイスラム組織「ヒズボラ」への攻撃、イスラエル軍によるベイルート攻撃。そして報復攻撃。どうやっても止まりそうもない中東情勢ではあるのですが…ここへ来て加速の度合いを深めてきています。日本や欧米には直接銃弾が飛んでくるわけではないので「対岸の火事」的な捉え方がどうしても多くなってしまうのですが…回り回って影響が出てくるケースもあるので(石油とか)大変に重要なことになります。

こういう問題に対して一定のカタチが残せればサミットは成功なんではないか、と思いますが…それも残せるのかどうか。小泉首相にとっては最後のサミットではあります。何らかの成果を期待したいところではあります。

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07/11/2006

The Straw Millionaire:FINAL?

今年の4月頃にちょろっと書きました「The Straw Millionaire」、カナダの青年が赤いクリップ(とは言っても結構大きなもんですが)一つを次々と交換していって、最終的には家にしたい…という現代のカナダ版「わらしべ長者」だったんですが…ついに家を手に入れた(Yahoo!:Itmedia)とのことです。…単純に「すげえ」と感心すべきなのか、あるいはアマノジャク的に「ネットってすげえ」とこっちに感心すべきなのか。

「あれこれ」に書いたのは今年の4/24でしたが、この青年カイル・マクドナルド氏がネット上で「このクリップを何かと交換しませんか?」とやり始めたのは去年の7/12のことだとか。本当に家と交換できるようになった、と氏がブログに掲載したのが今年の7/8ですんで、ほぼ一年で目的に届いたことになります。
最初はやっぱり誰も相手にしてくれなかったのかなあ…。
しかしあちこちで話題になり、最終的な交換項目には「ハリウッド映画に出演できる権利」とか色々出てくるまでになってました。…ううむ。

前に「リアルでネット上で知り合いとよく会う気になるなあ…」と書きましたけど、こういうとこ、国民性?みたいなのが出てくるもんなのかも知れません、やっぱ。例えばコレが日本であったとして。このクリップ(別に画びょうでも木工用ボンドでもいいんですが)と交換してくれませんか? 実は家までいきたいんです…的なことやったとして…喰いつく人はいても、それが「町の一日名誉町長」だとか「町の記念日」だとかまでに発展するもんなんだろうか、と。
テレビで話題寄せパンダみたいに扱われて終わるんじゃないのかなあ…とか。まだまだ日本ではネットに対する偏見?のようなものは強いですから。

ともあれ、そこまで辿りついたことには「おめでとう」と言いたいです。どんな事情にせよ、簡単にできることではないです…。
で、もし聞けるなら「次に何やりたい?」と聞いてみたいもんではあります。…いや…「次はこの家を何かと交換したい」とか言われたらどうしようか…。

*7/11の14:00~7/13の14:00の3日間、niftyのココログで大規模なメンテナンスが行われます。明日7/12は確実に更新できないようです…7/13も無理かも知れません。どうか、ご了承ください。*

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07/09/2006

日本産フンボルトペンギン

フンボルトペンギン(Yahoo! きっず図鑑)というペンギンがいます。…写真見たら「ああ、どっかで見たような」と思うかも知れません。動物園で小型のペンギン、というとコレの場合も多いようです(もちろん他の種の場合もありますが)。
どっかの幼稚園で飼育・繁殖させてたような…そんな番組を見たような記憶もあります。あれは…マゼランペンギンだったかな…? こちらも日本では多くいる種ではあります。
通常、ペンギンと言えば南極の氷の上で生活している、と思われがちですが、実際はそうでもなく。全部で17種(16種とも18種とも)いるペンギンは全てが南半球に生息。そのうち極寒の地に住むのは…4種?か5種?くらいでしょうか(これくらいだと思ったんだけどなあ…アデリー、ヒゲ、コウテイ、オオサマ、あとは…?)。それ以外では熱帯に住むものもいたりします。

フンボルトペンギンもそういう「寒くなくても生きていける」種の一つ。しかし住環境の変化や乱獲などよく目にする原因により野生における個体数は激減。国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストで絶滅の危機が増大している絶滅危惧2類にまで指定されています。が…日本では孵化の技術が確立、皮肉にも繁殖の抑制まで行われている(Yahoo!:読売)という…増えすぎ状態なわけです、日本では。

寒くする必要がない、ということはそれだけ設備投資が少なくてすみます。温度を下げるだけではなく病気対策なんてのもあったりして。…基本的に低い気温では病原菌も活動しにくくなります。
さらにペンギンというのは見た目もユーモラスですし(性格は置いといて)単独ではなく集団でなら飼育しやすい、ということで少しずつ国内の動物園などに広がって行ったようです。人工飼育下での繁殖も多数確認されるようになってきたりして。…飼育下で繁殖する、ということはそこの環境が非常に適している、という証拠の一つではあります。

技術的に確立してるのならどんどん役立てた方がいいのでは? とは思いますが…色々あるもんではありますから、即実行、というわけにはいかないのかも知れません。あるいは外国の動物園てフンボルトペンギンはそれほどいないのかしらん…?
ところで余談ですけど…某女性漫画家の方(漁港付近出身)がエッセイで「南極付近にまで行く漁師の人たちが昔、生きたままのペンギンをよくおみやげに持ってきてた」と書いておられましたが…まさか、どっかでまだ生きてて繁殖したりしてねーだろーなー…て、そんなことになってたら即ニュースになりますか。

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07/07/2006

ググれ

「ググる」と言えば検索エンジン「Google」で語句や用語を検索すること(Googleに限定せず検索エンジンそのものを使用する、の場合もあり)ですがこれが海外だとどうなのか、と言うと…動詞として"google"が存在しているようで。さらにウェブスターの英語辞典で見出し語にまでなっている(Yahoo!:CNet Japan)とのことです。
ウェブスターと言えば日本で言うところの広辞苑くらいの(向こうはこの手の有名・大型辞典が多いんですが)相当に権威のある辞典の一つです。そこにまで載ってるんだ…と驚きではあります。
では広辞苑では、と言うと…手元の第四版には当然載っておらず。確認してませんが、第五版以降でも無理なんじゃないのかなあ…と。

一方で↑記事には新語として登録されたことによる、企業の弊害についても指摘しています。
つまりあまりに有名になってしまうと商標登録等ができなくなってしまう、あるいは取り消されてしまうケースがあるんだとか。例えばある企業がある単語を自社商標として登録→商品売れる→他に定義しようがないので商標名=商品を含むモノの呼称となる→一般的に知られているので商標登録却下…という流れです。
これは日米関係ないことだと思いますが、一般的に知れ渡っている語句は商標には登録できません(その辺の判断は国のよっても違ってしますし、社会的状況によっても微妙に変化していきます)。…ウチの商品は「水」だからこの名はよそに使って欲しくない、だから登録だぁ…と言っても通るわけないです。皆が使ってる単語を一人占めするようなもんだからです。

過去にもそういう事例があって、googleもそうなるんではないか…ということです。しかし"google"は"Google"を使う時の動詞であって、ネット上で検索するという意ではない…ということでGoogle側は今のところ辞典登録も受け入れているんだそうです。
もしかしたら何年か後にはまた状況が変わってきて一般化されちまって使いづらくなっちまうのかも知れませんが。でも、ま…そうなったらそうなったで別の単語が出てきそうな雰囲気ではあります。

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07/06/2006

ライバル会社

というのはどこの業界でも必ずあるもんですが。
ペプシコに「秘密」売ろうとしたコカ・コラーラ社員逮捕(Yahoo!:Kyodo)。普通の「社員」ではなく経営幹部の秘書、という立場にあった女性が…とのこと。しかし打診?を受けたペプシコ側がFBIに通報、逮捕ということになったようです。
持ち出されたコカ・コーラ側にも不手際がないと言い切れないし、そのまま黙って買い取っておけば…てなわけにもいきませんわな。こういうとこ、アメリカの企業はしっかりしているというか…いやむしろ、スキを見せない方針というのが徹底されているものではあります。

今はどうなんだか知りませんが…一昔前のアメリカでのテレビCM。コカ・コーラ側には悪役でペプシコが出てきて、逆にペプシコ側にはコカ・コーラがヒールで出てくる、なんてのはよくあったそうで。ストレートなのは「赤い」ロボット対「青い」ロボットの対決CMとか。あるいはどっちかを一口飲んで「うぇっ」と吐き出して、もう一方を満足げに飲む…とか。たしか…人類滅亡の原因の一つにまであげる、とかそんなものあったような。
日本ですといくらライバル会社でも相手企業の名前を出すのはルール違反、という暗黙の了解(訴訟にまで発展するケースもありますんで、暗黙ではないかも…)があるのですが…向こうはその辺おおらかと言うかなんと言うか。
お互いにただならぬ間柄…とでも言ったらいいのでしょうか。「コーラ」系の飲料としては世界を二分するライバル会社ではあります。

ところで…通報したペプシコ側は「「競争は激しくても、公正で法に基づいたものであるべきだ」(「」内↑記事より引用)とコメント。こういうのをは見習ってほしい団体や企業てのは結構ありそうな気がしてます…。

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07/05/2006

みさいる…

今日の未明から午前中にかけて北朝鮮からミサイル数発(7発以上?)が日本海へ向けて発射、全部日本海に着弾(日本近海からロシア沿岸まで)…イージス艦ではたき落とした、なんて話もありましたが、どうも発射失敗だったのではないか、とのことです。ミサイルの種類は最近アメリカからも発射が懸念されていた弾道ミサイルでアメリカも射程圏内に入るテポドン2、あるいは中距離のノドン、さらに近距離のシルクワーム等ではないか…とされていますが、数が数なだけに一種だけではないのではないか、という声もあります。
Yahoo!海外ピックス:北朝鮮ミサイル開発問題

「発射」に対して各国から声明が出されています。特に打ち上げが7/4の独立記念日近辺だったのでアメリカからは強い懸念の内容が。…金融制裁などもやってますし。銀行口座凍結とか。北朝鮮は特にアメリカとの二者協議を望んでいましたが、それをずっと拒否されてきてたので、今回の発射はそれに対する不満の表れでは…とも。
ロシアも「信頼構築に影響する」と外務省のミハイル・カムイニン報道官がコメント。特に沿岸近くにまで着弾しており、どちらかと言えば北朝鮮寄りだったロシアの今後の対応が変わってくる可能性もあります。
韓国も非難する声明を発表。…一番影響が出る国ですが、融和政策をとっている最中なのですが…。
中国は沈黙してますが…ミサイル開発を自重するように求めた直後の発射。結果としてメンツを潰されたことになります。

そして日本ではいくつかの措置が発表されました。
政府の「当面の対応」要旨(Yahoo!:Kyodo)
万景峰92入港の半年間禁止や、さらには北朝鮮への「出金」を認可制にしようという動きまで。経済制裁までには至らないような雰囲気ではあるのですが…今後の対応次第というところでしょうか。国連安保理に対する働きかけなどにも注目が集まりそうです。

コドモじゃないんだからきちんと責任とってきちんと幕引いてくれ、というのが個人的な考えです。まあ、一朝一夕に簡単に解決するような問題でもない、数十年単位で考えるべき問題なのかも知れないんですが…。

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06/25/2006

保管の後に

ノルウェーで世界の農作物の種子を集め保管する「植物版ノアの箱舟」構想が(CNN)。絶滅に備える意味ももちろんありますが、例えば大規模な気候変動などで大量に失われた場合の補完や多様性の確保、といった意味合いもあるそうです。実はこういう「箱舟」は他にもかなりあるんだそうですが、全世界規模での種子バンク設立…というのはこれが初めてとのこと。
種子バンク設置予定地は北極圏内。通常時は低温できちんと管理されますが…緊急に何かあってシステムがダウンしても低温はキープできるという、自然の冷蔵庫(むしろ冷凍庫)。しかもホッキョクグマの警備員付き、という…。

植物の場合は種子、という比較的周りからの影響を受けにくいカタチをとることができます。もちろん種によってその性質は様々ですが、それでも物理的な衝撃にも強く温度・湿度などの環境の変化にも強い。日本の例だと「オオガハス」という数千年前の遺構から発見された種子から今も元気に育っているハスもあったりして。
あるいは…都市伝説系でよくある「体内で発芽しちまった」パターン、とか。これも頑強でどんな場所でも生きていける強い種子、というイメージから来てるんではないか、というのはちょっと行き過ぎですか…。

一方で動物はその点ぜいじゃく、というかひよわ、というか。もちろんクマムシのクリプトビオシス状態なんて尋常でない頑丈さもあるんですが通常の動物、特にセキツイ動物辺りになるとそんなのは無理なわけで。…プランクトンなんかの方がこういう場合は「頑丈」で強い、とも言えます。
しかし…実は動物版「ノアの箱舟」も存在してる、という話もあります。
どうやってか、というと…遺伝子だけ残しているんだとか。後にクローン技術使って甦えらせるために…か、あるいはパターン記録のためかは分かりませんが。…これには遺伝子だけ残しゃそれでいいんかい、後は絶滅しちまってもいいんかい、と異論もあります。たしかに↑でも出た「多様性」を完全に保管するのは動物では難しいです。植物だって完全には無理ですが…それでも数の論理である程度は保管することができます。

こういう「箱舟」に対しては反対意見があるのも事実。自然な状態で残せばいいじゃねーか、消えちまったらそれが運命なんだから仕方ない、また別の方法探せばいい…人間なんてそうやってここまで来てるんだから、と。

どっちがどっち、と言うつもりはないのですが。ただ…保管しとけばそれでOKてのは、無駄にPC内に画像貯め込んだり(もちろん再び見ることはほとんどない)、ハードディスクレコーダーに見もしない番組溜め込んでたりする「とりあえず保存」と…なんだか似てるような気はするのですが。

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06/24/2006

生き物二つ

ちょいと気になった「生き物」関連を二つほど…。

一つ目は「世界最高齢のカメ、死亡(Yahoo! 写真ピックアップ)」…以前に「せかいさいこうれい(05/11/16)」ということでこのハリエットさんの175歳の誕生日のことを書きましたが…亡くなってしまいました…。
かのチャールズ・ダーウィンが一緒に連れてきた最後のカメだったわけですが…やはり寄る年波には勝てなかったのでしょうか。今月の22日ということは南半球は冬なわけで。やはり寒さをしのぎきることができなかった、のかも知れません。
…ところで↑の写真記事中では「176歳」となってます。たしか11/15が誕生日だったはずなんですが…どっかで計算違いでもしたのかしらん?

二つ目は「ヤシャゲンゴロウ」のことです。これは…はるか昔に「日記」で書いたっけかなあ…「あれこれ」には記事が載ってませんでした。もしかしたら書こうと思ってたけど何か別のことを書いてそれっきり…というパターンだったかも。
このヤシャゲンゴロウ(Acilius kishii )は小型のゲンゴロウの一種です。が…生息しているのは名前の通り日本の福井県の夜叉ヶ池のみ、という分布限界種です。他には類縁?と見られる種はいてもこの種は存在してません。
魚もいない夜叉ヶ池でほそぼそ…というわけでもなく天敵のいないこの池でじっと暮らしています。数はそれなりに確認されているのですが、何せ他にはいない種なので何らかの拍子で一気に絶滅、というケースも考えられ、危惧されてきました。
それが早ければ三年後にも人工繁殖を(Yahoo!:Kyodo)…という研究が進んでいるとのこと。人工繁殖、というやり方そのものには色々声が出てきそうですが、それでも何かやらないよりはマシなわけで。きちんとした技術できちんとした保護を期待しております。

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06/22/2006

「信頼」とは

日本の米産牛肉輸入再開問題。全米肉牛生産者協会会長が「日本は信頼できない」発言(Yahoo!:JIJI)…なんだかなあ、という気もしますが。何が「信頼」できないのだろう…とか。

アメリカでBSE感染牛が発見されて…米産牛肉の輸入を停止してから昨年に一回停止措置を解除しました。が…直後に禁止部位とされている脊髄が混入してることが発覚(香港でも同様なことが)、再び輸入停止となりました。しかし永遠に輸入停止というわけにもいかないので協議はずっと続いていたんですが…ここへ来て再開のメドが立った、という状況になってきてます。
が…
日本とアメリカでBSEに対する基準は違います。日本では全頭検査やりますけど、アメリカではやりません(むしろ不可能に近い)、あるいは出荷時の年齢や食べさせてるモノなど。そういう細かい違いを解消していかないと輸入再開なんかできないのでは、と思うのですが…。

普通はこういう場合、買う側が強いのかな、と一般の消費者は思うのですけれど…なんだかんだ言ってやはり強気なアメリカさんなわけで。それで「信頼が~」となってきてるようです。さらには輸入再開しないと対日制裁も発動するぞ、とかそういうとこまで来てます。…正になんだかなあ、と。
じゃあ、こっちも買わないよ…でいいじゃねーか、といきたいのですがそうもいかない。各国のしがらみてのもありますし。そう簡単にはいかないのが実情なのではあります。

その一方で…仮に今、米産牛肉輸入再開したとして…ダレが買うんだろうか、と。安けりゃいい、という声もありますけど…どう考えたってしばらくは安くならないわけで。数も少ないでしょうし質が以前のとは違うわけですし。…某牛丼チェーンは買うでしょうけど…一般の消費者には手が届かないんじゃないのかな…と。
そして。
日本産牛肉の対米輸出はどーなるんでしょーか…うちのは買え、あんたんとこのは買わないけど、とかそーいうことになってるんでしょーか…。

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06/14/2006

平均で3.9年

世界のどこかで新薬が開発・販売されて…日本で認可されるまでの年数が平均で3.9年(薬事日報)かかるそうです。さらに世界で売り上げ100位以内の薬品のうち3割が日本では未承認(Yahoo!:読売)…という話もあります。↑と記事中の内容に若干の違いがありますが、やはり認可されるまでの年月が長すぎるというのがその原因の一つになっている、とのこと。

なんだか日本人の体質?のようなもので失敗がないようにじっくりと時間をかけて調査してるような、そんな感じがしますが(あるいは悪く言えば責任回避?)…最近は審査の期間そのものは短くなってきてるんだそうで。それ以上に時間がかかるのが…申請に至る道すじ、のようで。つまりは「コレを広く売りたい」という製品のチェックよりも、「売りたい」と持ってくるまでに時間がかかってしまう…ということでしょうか。
そういうとこはなんとかできそうなんじゃないのかなあ…と、素人には思えてしまうんですが。例えば審査機関の簡素化とか。あるいは逆に門戸を広げてみるとか。
でも…やっぱり難しい面も多そうではあります。何せ、ヘタすると人命に直接関わってきてしまいますんで…慎重にならざるを得ないような。新薬、と言っても簡単に造れるもんではないですし。

さて…
国内産?はどうなんだろう…と思うんですが。国内で開発された薬品てのはどれくらいで認可されて販売(普通に買える一般薬ではなくても)や流通されるもんなんだろうかなあ…と。こちらも結構時間がかかっているような気がするんですが…なんだか色々としがらみ?やら何やらがありそうで…。

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05/18/2006

空母→岩礁

退役空母を沈めて人口岩礁に(Yahoo!PHOTO:JIJI)…人為的?に「沈没」したのは空母「オリスカニー(Oriskany:愛称 Mighty O.)」で、1950年に大西洋艦隊に編入…その後太平洋艦隊に再編され朝鮮動乱とベトナム戦争二つを経験することになりました。その頃には日本の横須賀にも寄港しています。1976年には予備役編入、1989年に除籍、となっていました。
エセックス級航空空母(Wikipedia)
この空母は最終的には解体される予定で係留されてたようなんですが…2003年には米艦としては初めて人工の岩礁になるのでは? という記事にもなってます。
Once sold for scrap, USS Oriskany could become reef(uticaOD.com:英語)

もちろん沈めるためには内部の徹底的な掃除やら洗浄やらが必要になりますし(例えば燃料なんか残ってた日にゃ…)ただ古くなった船を、どぼん、と沈めりゃいいもんではないわけで、それなりに費用がかかります。
それでも…ただ解体してしまって、クズ鉄として処分してしまう、というのは…なんだかさびしい話でもあります。こうやって「何か」が残せるのならその方がいいのではないか、と。ロシアなんかですと旧ソ連の時の結構ヤバげな潜水艦なんかが処分待ち状態のままごろごろしてる港がある、とか…あるいはどうせスクラップにするんなら、ということなのかどうかは分かりませんが艦砲射撃の標的になる艦船もあったりします。そういうのよりはまだマシな末路…と言えるのかどうか。あるいは本領とも言える戦場で沈むのが本当の「末路」なのかも…とか。

その辺のところは微妙なんですが。それでも…沈んだ船が良い場所になってくれることを祈ります。

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05/13/2006

つーゆー&たいふー

今年もそろそろそういう季節になってまいりました…全国で最も早く奄美地方が梅雨入り。昨年よりも8日遅く、例年と比べても3日遅いとのことです。
一方で今年初となる台風一号(チャンチー)も発生しました。
台風情報(気象庁)
こちらの方はフィリピンで警告を無視した船が転覆して被害が出ているようです(CNN)…。

台風も梅雨もそうですけど、こういうのがないと困る業界?というのもあるわけで。普通に生活してる分だと梅雨=カビが、とか、台風=暴風雨で被害が…とか、そういう思いがどうしても先行してしまいますが。
例えば農業関係なんてのは梅雨の雨をあてにして計画たてたりしてますんで、これがカラ梅雨だと生産どころか経済の方にまで影響を与えかねません。…日本国内だけに限ったことではなく。日本てのはあちこちから食料を輸入してますんで(良いとか悪いとかは関係なく)相手国の気象も絡んできます。単純に値段が上下する、というだけではなく他にも色々と。
…いや、全世界の国に日本と同じように梅雨や強力な低気圧がある、というわけでもないんですが。でもまとまった雨やら何やらてのはどこでも必要なような…。

なんだか、ちっとばかし?変な方向へ話が進んでしまいましたが。
今年はこれからきっちり雨が降って、夏が暑くなって(個人的にはイヤなんですが…)、台風も来て…と順当に進んで欲しいな、と。…まあ、そう簡単にいかないことの方が多いのいも事実ではあるのですけれど。

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05/08/2006

未確認な飛行物体

イギリスの国防省がUFO(unidentified flying object)は存在しない、そういう現象は全て自然現象に由来、と結論(Yahoo!:Kyodo)。「当たり前だぁ」という人もいれば「いや、違う。存在する。俺は見た」てな人もいるわけで。こういう機関が否定したからと言って本当に完全に存在しない、というわけでもないですし…。

今回の調査は2000年から2004年まで4年間かけて行われ、結論を出したのが2004年、そしてこのほど機密指定が解け…請求していた研究者に公開された、と。何かと密約があったんだ、とか、うさんくさい?から、とかで機密指定されていたわけではないようで。フツーに国防関係だったら機密になって当然ではあります。…ただ、こういう調査結果がある、ぜひ詳しく知りたい、と情報公開法に基づいて公開請求してきた研究者というのもある意味すごいな、と。よく知ってたよなあ…いや、よく考えてみりゃ、詳細は無理でも「こういう調査してます」てのは調べりゃ分かりそうではありますか…。
ちなみに日本でも「情報公開法」てのは存在してます。資料や研究目的で公的機関の調査結果や内部資料などを請求できます。が…請求は受け入れても個人名を黒く塗りつぶしてあったりするんで、問題になってたりします。

さて。UFO…と言えば時折ブームを巻き起こしていきますし、真面目に存在を信じてる方や団体もあります。
「空を飛ぶナゾの物体」てのはかなり昔から取り沙汰されてきてますんで、一体なんなんだろう…という素朴な疑問てのも昔々からありました。例えば「かぐや姫」という昔話。あるいは「飛ぶもの」系のお話。世界中でそういうのはあるんですが…その中から自然にUFO=宇宙人の乗り物、という考えが出てきたんではないか、と個人的には思ってます(某A氏に関しては色々疑惑があるもんで…)。
だからイギリスの国防省が否定したって「ああ、やっぱり存在してないんだ」と別に断定しなくたっていいような気もしてるんですが…いや、存在してたって別にいいやん、と。その方が面白いし。

私個人はUFOとかそういう類の存在は半分信じてる方で。実物がないとどうも信じられない部分があるので半分。でもそういう話を見たり聞いたりするのは好き、という…なんだか中途半端なファンではあります…。

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05/05/2006

自分以外はみんな○○

アメリカの公立小中学校で炭酸飲料と全乳(脂肪分を減らしていない牛乳)の販売を停止(Yahoo!:読売)…2009年までに、という話。まあ、日本とはちょっと学校事情が違うところではあります。小中学校で校内に自販機なんかあったっけか…と日本では思ってしまったりしますが、向こうだと平気で食堂にあったりしますもんねえ…。
まあ、何事も摂りすぎはイカンのではないか、とは思いますが。一日数リットル単位でがぶがぶ飲んでりゃ、そりゃ、どれだけ健康にイイものでも悪影響及ぼしちまいますがな。

これは肥満対策、というやつで。子供の肥満が増えている、とされているアメリカでまずは学校から…ということのようです。ただ、コレ、日本も他人事ではないわけで。基本的にいわゆる「先進国」では肥満が増えます。時間とお金と物資が必要十分以上に確保できるとなると、「喰う」「呑む」ことに意欲を燃やす人が増えます。
…これがお金も物資も少ない、それらを得るために大量の時間を費やさないといけない国では…太るヒマなんて、という話になります。しかし、一方、そういう国では太っていることが一種のステータスになってたりして。たくさんイイものを食べてる、ということになりますから。
その「先進国」の先頭切ってるようなアメリカですから、以前から肥満のことは色々言われてきてたんですが…ファストフード会社が訴えられるとか、恒常的にダイエット方法・商品が流行るとか。アメリカ発のエクササイズてのも結構日本に入ってる気がします。

それではアメリカではどれくらい肥満を認識してるのか、という調査を行ってみたところ…政府統計とは明らかな「ズレ」が出てきたとのことで。自己申告してくる「体重」値がどう見ても少なく、「身長」は高く見積もってくる、と。「肥満社会になってきてはいるが、自分はそうではないと思っている人が多いのではないか」(Yahoo!:REUTERS)…という結果も発表されてたりします。
…気持ち的には分からんでもないんですが。多分、どこの国でも(いわゆる「先進国」なら)同じような調査結果になるんではないかい、と思うのですが。私だって「自分は太ってねーよなー」とか思ってても周囲からは「腹出すぎ」と言われてしまったりしてるわけで…。

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05/04/2006

役に立たねー量換算

世界最大級の豪華客船「フリーダム・オブ・ザ・シーズ」が完成、5/3にニューヨークで命名式が(CNN)…。全長340m、総重量15万8000トン、海面からの高さ34m…なぞとあんまりピン、と来ない数字が並んでますが。

340mと言えば東京タワーが333mですからアレを横倒しにした程度…て、これでも分かりにくいですか。よく使われる例え:東京ドームだと…グラウンドだけの広さが外野センターまで(グラウンドをひし形として考えると対角線に近い)が公式で122mだそうですんで…約コレ三つ分弱。ただし、コレはグラウンド「だけ」の大きさなので、客席やら施設やらがくっついた「東京ドーム」としての大きさ、とすると…大体二つ並べたくらい、てなとこでしょうか。
東京ドームシティ公式サイト | 施設概要 施設規模

さあ、どんどん行きましょう(オイ
総重量15万8000トンと言えば…先月中頃に北京に大量に降り積もっていた「黄砂」、日本にも風に乗って流れてきていました。ゴビ砂漠など内陸の砂が巻き上げられたりして起こる一種の季節の風物詩?だったんですが…今年は尋常でない。ピーク時には一日に約30万トンから約33万トンもの砂が。…つまりは逆に考えると↑の豪華客船約二杯分が北京に降り積もった、と。
…意味ねー比較だ…。

最後の海面からの高さ34m。ビル一階分が約3mとされてるようなので、大体ビル10階分といったところでしょうか…消防で使われる「はしご車」は、昨今の建築事情(それこそ高いビルが増えてるので)により30m届くものもあります。
はしご車(株式会社モリタ)
で…そこから見た光景がこれです(40mのですが)。
はしご車に乗ってみよう(宇都宮市消防本部)
実際はこれより少し低い…ったってそんなに変わらんと思いますが。

と、言うわけ?であんまり意味のない比較をしてみました。…超がつくほどの豪華客船ですもんねえ。乗れる機会なんてありそうもないんですが…乗って航海を経験してみたい気はします。
ちなみに同じ会社が「フリーダム・オブ・ザ・シーズ」よりもさらに大きな「ジェネシス(総重量22万トン)」をすでに発注してます。完成予定は2009年。…でかそうだ…。

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05/03/2006

全部で何連休?

ということで(?)今日、5/3から本格的にゴールデンウィークがスタートしました。…いや、一応先月末から始まってはいたのですが。月火と平日を挟んでしまいましたんで、今日から、という方も多そうではあります。それではヒトによっては9連休となるわけで…正に「黄金週間」ではあります。
ただ、それに伴って道路は混雑の様相を呈してきておりました。
道路交通情報Now !!(日本道路交通情報センター)
今日の午前中に50キロほどの渋滞がちらほらと。今は解消されているようですが。全部関東から地方へと向かう「下り線」でしたので、今度は今週末辺りに「上り線」で渋滞が発生するおそれもあります。…こういうのは時間や気持ちに余裕を持って、とは言ってもなかなか難しいものなんだそうですが(幸か不幸か最近そういう渋滞を経験していないのもんで…)、それでもできたら余裕があった方がイイとは思うのですが…難しいもんではあります。

一方で世界的に展開しているテーマパーク「ディズニーランド」では全世界での入場者数が20億人を突破、その20億人目は12才の少女(Yahoo!:JIJI)、と。家族全員に全世界の11パークへの生涯パスが贈られた、てのも…さすが、と言うかすごいと言うか何と言うか。
東京ディズニーランドは多分今日あたりから本格的に混雑が始まるとは思いますが。…以前別の時期に行ったことあるんですが、なんだかこういう時でなくても必ず混んでいそうなんで、人ごみキライな私にとってはあんまり行きたくない場所になってしまってます…そもそも遊園地とかあんまり行かない方ではあるのですが。

さて…ゴールデンウィーク(一部放送では大型連休)、休みの方も多いんですが…別に普段どおりじゃあ、という方も多いわけで。それでもいつもとはどこか違う町の様子が見れる、てのはある意味貴重なもんなのかも知れません…。

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04/29/2006

英国の鶏

一時輸入禁止措置に(Yahoo!:毎日)…最近はあまりお目にかからなくなってきましたが、まだまだ世界のあちこちで(もちろん日本でも)密かに流行している「鳥インフルエンザ」関係です。
英国てのは実は日本へ大量の鶏を輸出している国なんだそうで…今回の「禁輸」は生きた鶏だけではなく鶏肉も含まれるとのこと。ただし、それほど毒性は高くないタイプのようで、それほど長引かないのではないか…とされています。
英国からの家きん肉等の輸入一時停止措置について(農林水産省)
インフルエンザウイルス(Wikipedia)

前にも書きましたが…『インフルエンザ』と大きくくってしまえば、もちろん人間にも感染するウィルスではあります。冬場の「カゼ」というのは大抵コレだったりします(風邪というのは症状の名前であって病気の名前じゃない、という話も)。毎年規模の差はありますが流行を繰り返し、そして毎年死者が出ている病気でもあります。身近ではあるのですが実はコワイ病気。結構こういうのは多いものだとは思うのですが…。
インフルエンザ最大?の武器はその「多様性」でしょうか。
モノとイキモノの間に位置するとも言われる「ウィルス」はとても寿命の短い、弱々しい存在でもあります。自分の遺伝子を別の生物にコピーさせてそれをばらまく。まるで単純作業のようにそれを繰り返して「生きて」います。自己複製を後世に残す、というのは生物全般の究極の目的の一つなんで、そういう欲望?に最も忠実な存在なのかも知れません。
それがなんで「多様性」か、と言うと…尋常でないスピードで複製を繰り返すため去年とはまるで違った(ある程度のタイプ分類内ではあるのですが)個体が現れる可能性が非常に高いのです。以前に使ったワクチンが効かないこともあります。インフルエンザのワクチンてのは冬前に流行を開始した地域を調査して、タイプを予想してから大急ぎで作ります。それでも場所と場合によっては効かなくなったり足りなくなったりすることもある…。

一方「鳥」インフルエンザは鳥同士で感染するインフルエンザウィルス。高病原性となると大量死に繋がったりしますし、何より畜産業界に大打撃を与えることになります。現在最も有効な手段は感染した鳥が見つかった施設内の鳥を全て処分すること。他へ広がらないための方法ではあるのですが…生活の手段を奪う結果にもなります。実際、それで路頭に迷う結果になってしまった業者、というのは東南アジアなどではよく聞く話になってきています。
この鳥インフルエンザ、今までの「定説」を破って最近ではヒトへの感染が確認されています。現在はまだ確定されてませんが、ヒトからヒトへ感染する、となると…また新たな脅威となる恐れもあります。

相手を知っていれば必要以上に恐れる必要もないものです(今回のことで英国産の鶏を毛嫌いするとか)。季節的に縁遠くなってしまう話ではあるのですが、まだまだ世界のどこかではこういうこともある、ということで…。

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04/27/2006

お金をキレイに

欧州の単一通貨である「ユーロ」。EU加盟国内なら全て同じ通貨で同じ単位ということになってから4年ほど経ってます。当初はやはり混乱もあったようですが(慣れ親しんできた自国の通貨単位が消滅するわけですし)、最近はあまり聞かなくなってきました…使う側も使うのを見てる側も慣れてきた、てとこでしょうか。ただし、今でも旧紙幣の無料両替は各国の銀行で行われています。が…それも2012年までがメドということのようで。さすがにその頃にになると通貨と言えばユーロしか見たことのない、てな世代も増えてくるのでしょう。
しかしそのユーロ。スペインで最高額紙幣の500ユーロ札が大量に集中していることが判明、脱税やマネーロンダリングの可能性も(Yahoo!:Kyodo)。「大量」とはどれくらいかと言うとユーロ使用圏内の実に四分の一もの500ユーロ紙幣が集中しているとのことで…紙幣としては最低額の5ユーロの流通量の2倍にまでなっている、という…。

「マネーロンダリング」とは「お金」を「洗濯」するという意味(money laundering)で、非合法な方法や、あまり外聞の良くない経路で入手した「お金」を例えば預金して口座を転々とさせたり、株券や証券を購入したりしてその「お金」素性をキレイにしてしまうことを言います。
資金洗浄(Wikipedia)
「お金キレイにしたって別に構わねーじゃねーか」
と、思われそうですが実は「お金」の流れというのは重要な事項です。もちろん「お金」そのものはタダの信用・基準・価値でしかないのですが、その流れ…動きからは色々なことが分かります。
例えば…まあ、何か仕事に就いてる(あるいはバイトでも何でも)人がいるとして。当然、給料日になればお金が入ります。つまり働き先からその人の手元に一定額の「お金」が「移動」してきたわけです。
その「移動」してきた事実というのは調べればすぐに分かります。普通のサラリーマンではあまり意識してませんが、会社側は人件費という「支出」として給料の「移動」をばっちり記録してます。銀行振込みなら銀行の記録にも当然残りますし、手渡しだって金融機関を介していないだけで記録は残ります。
で…その記録を調べるとその「お金」がどこから来たのか、どうやってその人の収入になったのか…が分かってしまいます(簡単に調べられるわけではないのですが)。もちろん、給料を払った働き先だって同じ。働き先が得た収入はどこからどうやって…てなとこまで調べればさらに分かるわけで。

…てことは、ヤバイ仕事で入った「お金」てのは自分の首をシめることになりかねない。ヘタに調べられてヤバイことのシッポつかまれるわけにもいかない。
で、「お金」を複数の金融機関を転々とさせて素性を分かりにくくする。外国の銀行、それもあまり関連がなさそうなところが使われます。預けられる側は知らんかった、てなケースもよくありそうな。あるいは自国ではなくこれも外国の株に変えてしまう。そこから利益が出ればキレイになった、と。いや…利益が出なくても、株ですからしばらく待ってから売却すればそれでOK、と。

日本でも口座を開設する時の審査が厳しくなったりとか、複数の口座を持てないようになったりとかしています。コトは一国内だけではなく。国際的な問題にまで発展する可能性もあったりしますから…。

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04/24/2006

The Straw Millionaire

カナダの青年が海外版「わらしべ長者」に挑戦中(CNN)…クリップ一個(記事中の写真で見る限りでは、結構大きなものですが)から「物々交換」のみで家一軒を目指す、というこの試み。最初はウェブ上でひっそりと募集してたそうなんですが…すでに「家を一年間無料で借りる権利」なんてのも手に入れてたりして。現在も続行中とのことです。

「わらしべ長者」と言えば…夢の中で神様から「一番最初に手にしたものを大事にしなさい」と言われた男が転んで、ふと、手にしたわらしべをまず手に入れる。そこから色んなものと交換していって最後は長者になる…というお話。たしかドラえもんにも「長者わらしべ」という道具があったような。わらしべ長者を体験できる?ものだったと記憶してます。
今回のカナダの青年のには、「インターネット」という要素が加わってます。
フツーに考えてみりゃ、どこにでもいそうな男性が「クリップ一個と何かを交換してくれ」と町々を訪ね歩いても、反応してくれる人の方がまれ、ほとんど相手にされないでしょう。が、ネット上でさらすことで、実際に会ってまわるよりもケタ違いの数の人々の目に触れることになり、中には「あ、いいかも」と思ってくれる人が出てくるわけで。そういう人たちと交渉して成立すれば次へ…と進むことができるようになります。
ネットに関してはそういう使い方もある、ということではないのかな、と。まあ、結局こういうのは「道具」ですから使い方次第によってはとても役立つこともあればその逆もあり得る、のではないか、と。
…以前も何回かこういう取り組み?は聞いたことあったのですが…。中にはあんまりタチの良くないものもあったような。ほとんど「不幸の手紙」と変わらんレベルのものだとか。詐欺っぽいのもあったり。いわゆる「悪い」使い方もできます、ということです。
いくつかそういうサイトもありますけど、内容をきちんと理解してから参加しないと楽しめるものも楽しめなくなってしまうこともあります…。

で、↑記事読んでふと思ったのは…カナダやアメリカの人たちてのは、ネット上の知り合いとリアルで会うのことにそれほど抵抗ないのかな、と。ネットオークションのように「基本的に会うことはない」というものではないようですし。あるいはこの青年がその辺のとこ、抵抗ないのかも知れませんが…。

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04/18/2006

北極圏の宅配ピザ

アラスカの業者が北極圏へのピザ宅配を開始、評判は上々(CNN)…まさか日本みたいにバイクで、というわけにはいかない地域。飛行機で宅配するそうです。店の名前は「エアポート・ピザ」、↑記事内の写真の看板に「You Buy! We Fly!」 と書いてあるのがなんとなくイイ感じです。さらに電話番号までも…番号がアルファベットに対応してる国ならでは、ではあります。
値段そのものは若干高めなんだそうですが、値段に空輸代が含まれていないってのもなんだかすごいもんではあります。協力してくれてる航空会社が無料で運んでくれるんだとか。…そこら辺もイイ感じではあります。

…ピザの宅配、というと…「火事のマンションに取り残された男がイヤミでピザ屋を呼ぶ」なんてのがあさりよしとおのマンガにあったりしましたが。日本だと「いついつまでに届かないとタダ」とかそういうのもあったりしますが…そこまではさすがにない…と思いますが。いくらなんでも「空輸」ですし…しかし、実際のところ…注文受けてからどれくらいの時間で届くもんなんでしょうか。
あるいは今日中にとかそういうのではなく、期日を決めておいてそれに間に合うように飛ぶ、というものなのかも知れない…? ううむ。
それに…冷めちまわないんだろーか。場所も場所ですし。アラスカですぜ。
写真見る限り保温にはかなり気を使ってるようなんですが。でも…日本みたいにバイクでひょい、という距離ではないわけで。その辺、何か独自の方法でもあるのかしらん…。

機会があれば喰ってみたいものではありますが…行くまでが大変そうですな、こりゃ。

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04/15/2006

実は50年の歴史

HDD。ハードディスクドライブ。実はこれの最初のモデルとも言うべきモノが登場したのは1956年9月1日でした(Yahoo!:ITmedia)。今年の9月でHDDは50周年を迎えることになります。
「ハードディスク」とは何か、というと「磁性体を塗った円盤へ磁気で書き込む、あるいは読み込む装置」とでも言いましょうか。中で円盤(ディスク)がグルグル回転しててそこへ必要な情報を書き込んだり、あるいは既にある情報を読み出したりできる装置です。…「hard」なのは素材が硬いから。最近はあんまり言いませんが「floppy」は元々「ペラペラした」という意味で素材が柔らかいことに由来しているんだとか。
HDDもフロッピーも「補助記憶」を目的としている…という点では一緒です。まあ、そこまで広げてしまうとCDRであるとかDVDR、MD、フラッシュメモリの類なんかもやはり「補助記憶」を目的としてはいるのですが。
それぞれに利点と欠点があるので上手に使い分ける必要がありますけども。

HDDの利点は「大容量」「安価」で、欠点は「振動・衝撃に弱い」…でしょうか。ディスクをかなり高回転(性能のイイやつほど回転数が高い)させながらピンポイントで読み込んでいるため、どうしても振動や衝撃などがそこに影響してきてしまいます。…でもそんなこと言ってたらノートや携帯に使えないんで、最近のは大分良くなってきているようです。対抗策もとられてきてますし…いきなりトンじまった、てなことはそうそうないような。
そう。…HDDは「とぶ」ことがあります。
これは確たる原因はない、とまで言われています。使用環境や周囲の機器との相性、あるいはメーカーの差やユーザーの所業。色々言われているんですが…せっかく今まで長い時間かけて貯めてきたHDDの中身が全部吹っ飛んでしまって、復旧に時間がぁ…それすらもできなぁい…と泣いた方は数知れず、とされています。「とぶ」のは当然の成り行きだからバックアップはとっておけ(重要なファイルは定期的にDVDに焼いておく)とか、HDDを複数セットしておいてばらけておけ、とか…。
私は幸か不孝かまだ「とんだ」ことはないのですが…大容量化が進む昨今。「とばない」自己対策もかなり重要な案件なのかも知れません。

それでも例えば今後の展開としては「HDDを持ち歩く」なんてのもあります。つまり端末としてのPCは外出先に普通に配備してあって、そこへ簡単に着脱可能なHDDを持って行ってPCを利用、また別の場所でも利用可能、と。
次の50年…とまでは言わないのではないのでしょうか、HDDのまた違った使い方が現れるのは。

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04/11/2006

イタリアの…

「政権交代」がかかったイタリアの総選挙。我らがベルルスコーニ首相率いる与党・中道右派勢力「自由の家」は当初不利が伝えられていましたが…ここへ来て大接戦の様相を呈してきています。一方プローディ元首相の野党・中道左派勢力「連合」も上院での勝利を宣言(得票率:野党49.8%・与党49.7%)。しかしこれには与党側からクレームがついたりしています。…どーなるんだ、イタリアの首相。
Yahoo!海外トピックス:イタリア

イタリアの総選挙は日本とはかなり違います。二大政党制で上院と下院があるのはアメリカと同じですが、上院315人(本当は322人。でもうち7人は終身議員)、下院630人の議員をそれぞれ投票によって選びます。有権者はどっちかの政党に投票する「比例代表制」。その結果出た得票数をもとに(ボーナスがつくこともある独特な計算法)議席数を決定・名簿順に議員が決定…という流れです。
日本のように衆議院通過後参議院で否決→法案不成立、と両院で違いがあるわけではなく、能力的?に上院と下院は同じです。
選挙は上院下院両方で行われます。「与党」となるにはもちろん両院で勝利=過半数以上の議席を獲得する必要があるわけですが…。

で、下院は与党が277議席、野党が341議席獲得(計算方法が独特なんで、総数がまだ合ってない…でも野党が余裕で過半数超え)で…野党勝利。ここまでは問題ないようなんですが…上院は、と言うと与党155議席の野党154議席。お、与党1議席の僅差で勝利か…と言うとそうではなく、まだ6議席の「余り」があります。野党側は当然下院の勢いがあるのでゲットできる、と強気なわけですが(勝利宣言までしてます)…与党側から「まだまだ分からん」と猛反発喰ってる状況。
この上院下院の勢力図てのは後の新首相にまで影響してくることになります。さらに…法案可決の状況にまで。この僅差の状況だと混乱するのではないか…という予想もあります。ううむ。

政権発足から5年の我らがベルルスコーニ首相。今回もきっちり?やってくれてます。敵対する野党へ投票する有権者への暴言だとか色々。以前からこーいう「暴言」は数々あった方なんですが。何せ「一代で財をなして首相にまでなってしまった人物」ではあります。各方面からの反発もキツイもんがあります。…そーいうとこが逆に人間らしくてイイなあ、とか思ってるんですが…コレ、よその国だから言えるんであって、自分の国の首相だったらイヤなもんなのかも…知れません。

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04/10/2006

フランスの…

暴動→政府歩み寄り→暴動激化→懸案再考…という事態になってしまったフランスですが。
そもそもは20代の若者の失業率拡大に悩むフランスで打ち出され、可決された一つの法案。それは26歳以下の若者を採用する際「試用期間」を設けることによって企業側が雇いやすくする、というものだったのですが…これだと一回雇っておいても企業側が勝手に首を切れる、と解釈できるわけで…暴動が起きてしまいました。若者、特に将来を考えている学生にとってみればたまったものではないわけで。就職しても意味がなくなってしまう可能性すらある…。
…↑はかなーり簡単にしてしまっていますけど、実際は移民の問題だの社会保障の問題だのが複雑に絡み合ってますんで、こういう場でフランス人でもない人間が断定的に述べていいもんでもない、とは思うのですけど。それでも、フランスで就職に関しての暴動が起きて、首相の辞任だとか与党の責任だとか、そういう方面へ話が広がって行ってしまっている…ということは事実なわけです。
Yahoo!海外トピックス:フランス

で、フランスのドビルパン首相が修正案を今日中にも発表する予定とのこと。内容についてはまだ明らかにされていませんが(日本時間だと今日の午後3時半くらいに発表、らしいので…夜のニュースなんかでやるのかも知れません)…政府側としては「修正案」としたい。しかし、反発してる側としては「撤回」を要求している様子。この辺、どうもやっぱり食い違いが起きてしまう可能性があります。「修正案」を示しても「そんなのではダメだ」と再び暴動激化…と、そういう結末になってしまう恐れもあるわけで。まだまだ予断を許さない状況なような。

…日本だと、どうなるんだろうかな、と。雇用対策てのは日本でも大きな問題の一つなんですが。
暴動が…とかいう前に、取り組み方の違いがありますんで簡単には比べられないもんではあるのですが…あそこまで真剣にやられちまうと、さすがに色々と感じるものがあるわけですけど…。

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04/06/2006

9000年前にも歯科治療

…が、あったのではないか、という発見がパキスタンでありました。きりなどで生存中に穴が開けられた形跡のある成人の奥歯11本を確認(Yahoo!:Kyodo)。「治療」された後も使っていた、と(つまり口開けてきり?で歯に穴開けて何かやって、その後も食べる時などにその歯も使ってた、と)されていて、虫歯の治療だったのではないか…ということなんだそうで。

ところで。
↑記事中に「歯科治療の幕開けを約4000年もさかのぼらせる発見だ」(「」内元記事より引用)というのがありますんで、今までは約5000年前ほどから歯の治療てのは始まっていた、てことになってたのか…と、別の意味でびっくりしてたりして。考えてみりゃ医者てのは古くからある職業なわけで。何かやって報酬をもらう、という形態はある程度の社会性、というか何人かで一緒に生活しているような状況でないと発生しないわけで。…まあ、ニンゲンが社会性を持ち始めたのは数千年どころかもっと昔から、なのではあるのですけれど。
まあ、「世界最古の職業」は18禁系な職業とされてますけど、医者もそれに劣らず古いんではないか、と。ただ、その中でも歯の治療てのは…どうだったんだろうか、と。他とはちょっと違う技術?が要求されそうですし。だからもうちょっと時代が新しくなってから本格化したのではないかな…とか思ってたんですが。

麻酔普及のきっかけになったガス吸入による全身麻酔、てのは実はアメリカの歯医者さんが始めたものなんだそうで。やはり昔々から…それこそ数千年前から歯の悩み、てのは尽きないもんだったのかも知れません。

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03/24/2006

フランスの暴動

フランスはパリで高校生や大学生によるデモ→一部が暴徒化、その他の都市にも拡大、420人が逮捕(Yahoo!:読売)…コトの始まりはフランス政府の若者雇用促進政策「初期雇用契約」(CPE)でした。いわゆる「若者」の失業率が高いフランスでは(テレビで見た時には23%とか言ってましたが)そっち方面への雇用対策も重要視されてきました。で、企業が26歳以下の人を2年間「試用期間」で雇うことができるようにする→雇用拡大、というのを狙っていたらしいのですが。
…「試用期間」てことは2年間務めた後に、保障も何もなくクビを切ることもできるわけで。そこからデモに発展して行ったようです。

よその国のことですから、簡単に「わぁ、いきなりクビたぁ、なんてヒドイ法律なんだぁ」とか言えないわけではあります。フランスと日本にはかなりの違いがあるわけですし。
それでも…そもそもなんでンなややこしく「試用期間」なのか? と思ってしまうわけです。一説にはいわゆる先進国の方が雇用に対する保障が厳しく、企業が一旦雇ったヒトを簡単に解雇できなかったりします。雇われる側も生活かかってますけど、雇う側にしたって必死なわけですからいざ雇うって時は慎重になるわけですが…それでも色々事情や理由があって解雇しなくてはいけない場合も出てくる。でも色々あって解雇できない場合てのも出てきてしまうわけです。
そうなると…「雇用」に対してどんどん慎重になってしまいます。「雇い控え」とでも言いますか、そういう現象が積み重なっていくとやがて失業率も上がってきてしまう…。
そこで企業が安心して雇ってみてダメだったら解雇できるシステムを…雇う側が活発になれば失業率も…ということだったんでしょうか…。

しかし、まあ、雇われる側、特に26歳以下にとってはたまったもんではないわけで。「何の理由もなく解雇」てのは厳密に考えりゃあり得ないわけですけれども、それにしても。正式採用がなくなってしまう…という風にも見てとれてしまいます。26歳以下が就職する時はまず2年間「試用」でそれから「正式」、でも正式採用されなくても保障は何もない、となると。…単に失業率という数字を操作するためだけのシステムなんでは? とか勘ぐってしまいそうではあります。

日本時間の今日、労組と政府間で話し合いが持たれるそうなんですが…どうなりますやら。政府側は廃案は全然考えてないようですし…。

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03/23/2006

ヤバいリスト

EU(欧州連合)が「安全ではない」航空会社のリストを公表(Yahoo!:Kyodo)…つまりは「国際的な安全基準を満たしていない」と判断された95社、ということになるわけですが。そのほとんどがEU内での離着陸や上空飛行も禁止、とのことです。
A-LIST OF AIR CARRIERS OF WHICH ALL OPERATIONS ARE SUBJECT TO A BAN WITHIN THE COMMUNITY(英語:PDFファイル)

記載されたのはほとんどがアフリカの航空会社、となってます。もしかしたら他国に間借り?してるのも入ってるのかも知れませんが。それでもやはり安全基準を満たしてない、となると…不安にはなってくるもので。EU内のみならず世界中へと広まる可能性もあるのではないか、とは思います。
一方でこうやって「営業妨害」じみた公表しちまっていいんだろーか、と心配になってきたりして。
実際、旅客機が一機墜落しただけで乗員乗客の生命はもちろん、墜落現場付近の安全てのも相当に脅かされます。破片等による「直接的」な被害はもちろん、その航空会社の信用が減る→投資家への損害などの「間接的」な被害もあり得ます。そして…何より痛ましい事故として無数の人間の心刻み込まれてしまいます。

だから早いとこ国際的に信用されるようになれるよう、努力せぇよ。

…と言う、一種ハッパかけてるようなとこもあるのかも知れませんが。効果があるのかどうかは分かりませんが。公表して実際に排除?されて…素直に改善するもんなのかどうか。三ヶ月ごとに更新されるそうなんで、リストから消えてくこともある、ということではあるので、それを狙ってもいいわけなんですが…どうなんだろう、かえって開き直ってそのまま運行したりしてしまうもんなのかも知れません。EU飛べなくたって別にいいや、てな会社もありそうですし。

しかし…こういうのが出ると毎回思ってしまうのですが…日本だとどーなんだろうか、と。最近航空関連での不祥事?てのは結構相次いでますし。別の国の航空会社であっても事故が起きればそれはやはり大惨事に繋がってしまうものではあるのですけど、そういうとこ、何か動きはあるのだろうか、と。

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03/11/2006

未知の…エビ? カニ?

まあ、別にどっちゃでもいいのかも知れませんが(オイオイ
南太平洋の海底2300mで見つかった新種の甲殻類、既知の種と似たところがないため「科」「属」を新設(CNN)
フランス国立海洋開発研究所(仏語)
写真(Yahoo!:AFP)

まるで毛皮をまとったよう…というこの甲殻類の名前は「キワ・ヒルスタ(Kiwaidae hirsuta )」、「キワ」はポリネシア神話に出てくるエビなどの女神の名で、「ヒルスタ」は「毛むくじゃら」を意味するラテン語から、とのこと。…和名だとどーなるんでしょうか。「キワエビ」「ヒルスタガニ」とか…でも、海洋生物系は結構ユニークな和名が揃ってますんで(カイロウドウケツとかスベスベマンジュウガニとか)、もしかしたらもっとイメージに合った和名が付けられるのかも知れません。
さて、しかし。
新しい「科」まで行きましたか…たしかに深海にいる生物てのは「隔離されてた期間が長い」「生育環境が通常とは大きく異なる」などの理由でかなり個性的?なものが多いです。例えば有名なオウムガイなんてのも深海生物ですし(そこまで深い、というわけではありませんが…)、たしか…金属系の組織を持ってる貝だか何だかも…どっかの深海で発見されてたような(ウロ覚え…)。そういう意味ではまさに「人智を超えた」世界が広がってるわけです。
ただし、ほとんどが生息していた場所から離れることができないわけで。特化に特化を重ねた結果、とでも言いましょうか。

今現在では「新種」の発見と言えばこういう深海など未知の世界か…あるいは人目につかない(目の前に存在してても気づかれなかったら意味ないですがな)場所でのひっそりとした発見が主です。分類体系の見直しだとか修正なんかで新設される、というケースはあるんですが、まんま「新種」しかも「属」「科」も新設てのは…なかなかないような。
今後の研究が期待されるところではあるんですが…逆にこういう場所で生きてる連中の生態、てのは調査しにくいですし、よく分からんことの方が多いわけで、やっぱりなかなか解明されないもんなのかなあ…。

ところで。↑の写真(特にYahoo!)なんですけど…なんだかベロ出した顔が落書きされてるようにも見えるんですが。なんか、そんな気がしたんですが…。

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03/03/2006

コーヒーも値上げ

4月から家庭用コーヒー豆が値上げされる見通しとなってしまいました(Yahoo!:毎日)。大体10%前後ですから1割ほど上がる会社が多いようです…上げないところもありますが、状況が厳しいのは変わらないわけではあります。
原因は…昨今の原油高騰のあおりや円安もあるんですが、コーヒー豆の値段そのものが国際的に高騰しているから、とのことです。元値が上がっていたのではどうしても売値に影響出ざるを得ない…。

コーヒーの起源てのはいくつかあるようですが(文献に出てくるのは10世紀くらいから?)、まあ、アラブ辺りの中近東から世界中に派生…というのはまず間違いないようです。一説には酒を飲むことが禁じられているイスラム教徒が酒の代わりにコーヒーを飲むようになった、とかそういうのもあります。また、アメリカでコーヒーがよく飲まれているのは「ボストン茶会事件」がきっかけの一つになったとされています。
ボストン茶会事件てのはまだアメリカがイギリス統治下の頃。茶に多額の税金をかけるようになったイギリス本国に腹を立てた人たちが、船に積んであった茶を次々に海に放り込んだ事件です(その時はいわゆるインディアンに変装して行った)。これを機運に独立への向きが強まった…そうなんではあります。なお「ボストン茶会事件」てのは英語では BostonTeaParty と言います。…「茶会」てのは実は誤訳なんだそーで。優雅にお茶会してたってわけでもないわけで…。
ともかく、中近東から世界中へと広がったコーヒーではあるのですが(ペーパーフィルター発明したのはドイツのご夫人です)…高騰ですか。

生産抑制のあおりを受けた、という見方もできます。作り過ぎてたのでそれを見直して畑を一部廃棄した、とのこと。しかしそれがこういう形になってくるとは。
今回はいわゆる「豆」の値段で、インスタントコーヒーや缶コーヒーには影響出てないんですが…今後も全く影響がない、とは考えにくいわけで。どっかからかじわじわ影響が出てくる可能性もあります。
…しかしこの原油高騰関連の値上げ。ガソリンはもちろんチーズやコーヒーにまで波及。まだまだ何か上がってくんでしょうか…?

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02/22/2006

買いだめ

ロシア中部各州で市民による塩の大量買いだめが起きています(Yahoo!:Kyodo)…これはこの地方に塩を卸している会社が担当業者を変更、それによる一時供給減少、という流れかららしいのですが。実はその会社というのがウクライナの会社で、最近ロシアと天然ガスやら何やらなどのことで、ちょっと、もめてますんで…そこら辺から噂?が飛び火して行った…のかも知れません。

普通によく見るメルカトル図法の地図で見ると、ロシアはユーラシア大陸の最北にあって海に接している海岸が非常に広いように感じます。…メルカトル図法は南北の端と赤道周辺あたりを「広く」作成する図法ですんで、実際に感じるほど広いわけではないのです、面積上は。しかし、海には面している、わけなんですが…。
…実際にはほとんどが凍り付いてしまう「氷海」のようなもんで。歴史的にロシア帝国辺りから南下を繰り返しているのは「不凍港」、つまり凍ることなく一年中船の出入りが可能な港が欲しかったから、という話があるほどです。

小規模ではあるのですが近年になって発達してきてる海水から塩を作るプラント、なんてのは難しい。さらに岩塩を採取できる場所も少ない。塩田や純粋な塩作る工場を作る余地もない…となると他から持ってくるしかない。日本ではかなり前から工場で作られた精製塩が安く手に入るようになってますが…こういう、塩の入手が困難な場所というのは世界中では結構あるもんらしいです。…いや、日本だって昔は塩は貴重品だったんですが。「敵に塩を送る」というのも意味合いは今回のと若干違ってきてますが、貴重品でないと成立しませんし。
…旅人にはパンと塩でもって歓迎する。
というのはロシアのこういう地域では最高のもてなしなんだとか。貴重なモノ、というのは場所によって違ってくるもんではあります。

だから「塩の買い占めがあると戦争が起きる」という言い伝えになってしまうのかも知れません。ただ、今回のは事情が事情ですんで…いや、分からんもんではあるんですが。意外なことから意外な結果が出てくるというのはよくあることですし…。
…そう言えば日本ではトイレットペーパーの買いだめ、というのも昔にありましたが(タダの噂から出た騒動)。別にその後何か大きな出来事は起きなかった…かな???

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02/21/2006

○○○のちがい

イスラム教の預言者ムハンマド(マホメット)の風刺画を掲載した新聞の文化部長「謝罪拒否」(Yahoo!:JIJI)…暴動、というか行き過ぎた抗議行動の発端となった風刺画ですが。基本論調は「表現の自由とは?」という問いかけであり、宗教上重要な人物を貶める目的ではない、というものです。
Yahoo!トピックス:ムハンマド風刺漫画問題
しかし…イスラム教徒からしてみればとんでもない行為なわけです。預言者を描く、という行為は。

その掲載された?とされた風刺画を見ましたけど…本当にそれが掲載されてたかどうかまでは確認できませんが…もしこれが掲載されてた、としたらホントに「風刺」なだけでムハンマドを、ましてやイスラム教を卑しめる目的ではなく。むしろ昨今の世界情勢から生み出された、たしかにそうだよなあ…と思わせるものでした。
でもこれは見たのがイスラム教徒ではない、タダの仏教徒もどきの無宗教な人間だったから、です。
イスラム教というのは非常に偶像を嫌います。イスラム教の礼拝堂であるモスク。あれには精緻な紋様が施されてあって荘厳な雰囲気になりますが…あれも「絵」という偶像化を嫌うため。文字や記号で全てを表そうとしているためです。…少し意向が変わってきますがタリバンが世界遺産でもある仏教洞窟を攻撃して破壊したのもあそこに「偶像」があったから。昔は仏教国だった地域がイスラム教国になると、基本的に仏像が破壊されます。…顔が削り取られた無残な仏像、てのはこうして出来上がります(もちろんそれだけではないのですが、そういう例もある、ということで)
この「偶像崇拝」を嫌うにはもちろん様々な理由があるんですが…一つにはそれが真の神ではない、写し取られたものだから…ということになるでしょうか。

…↑のような大ざっぱな説明だけではもちろん説明し尽くせるものではないのですが…イスラム教徒からして見ればムハンマドを絵として描く、という行為はどんな目的であれ許されないことになってしまうのです。「それくらいいいじゃん」とかそういう話でもない。彼らにとって全てであるコーラン(神の言葉)を真っ向から否定することになってしまうのです。
ちなみにムハンマドは「預言者」です。「予言者」ではないです。神からの言葉を預かって実行する神の代理人。未来のことを語る人ではないです。

極論で言えば表現の自由がある国ならばムハンマドの像を描こうがそれは問題ない。ただ、イスラム教徒にとってそれはしてはならないこと。そういう人たちの目に触れる可能性がありながら、そこまでして問題提起すべきもんなのかどうか…と。
実際にヨーロッパでどこまでそういう言論の不自由?が起きてるのか分かりませんし、イスラム教徒の怒り?がどこまで体感できるもんなのか分かりません、が…イヤだって言われるのが分かってんならやんない方がいいんでないかい?とか思うのですが。

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02/15/2006

パブも禁煙

イギリス下院で「屋内の公共の場での喫煙を禁止する」法案が可決しました(Yahoo!:JIJI)。今後上院での審議もあるのですが…通過は確実とのこと。施行されれば2007年夏からはパブも全面禁煙ということになるとのこと。
…ヨーロッパでは他にノルウェーやイタリアなんかが屋内禁煙になってます。たしか程度の差(喫煙所を設ける義務があるとかなんとか…)はあったように思いますが…基本的に「部屋の中での喫煙はダメ」という方向に向かっているようです。

シャーロック・ホームズでは「パブは情報の源だ」と、よく変装したホームズがパブを訪れたりしてました。まあ、ホームズ自身も大変なヘビースモーカーで(ヤバいのもやってましたが)、喫煙の描写があちこちに出てきます。
…まさかこういうのにまで検閲?が入ったりとか、そーいう事態にまではならないと思いますけど…。
屋内での喫煙は禁止、となると屋外で喫うしかないわけで。となると…パブの外に一服する人たちが並びまくるとかそういうことになるのか…あるいは隠れてこっそりと…てのも無理かも。そういうとこ、厳しそうなお国柄ではあります。
ただ、以前喫ってて今はやめてる外国人の素朴な疑問なんですが…なんで全面禁煙なのかなあ、と。何がなんでも全部ダメ、ではなくて「喫煙可」の場所もどっかに残しておいてもいいのではないか、とは思うのですが。それともやはり完全に喫煙は消してしまう方向へと世界が進んでいるんでしょうか。「分煙」も悪くはないと思うんですが…ダメなのかなあ。なんか、さびしいです。

ところで、こういう法律。日本では…どうなんでしょうか。やっぱり…いずれは全面禁煙とか、そーいうふうになっちゃうんでしょうか…。

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01/26/2006

そりゃやりすぎだろ

アメリカ。バージニア州下院で州内の運動施設の使用時間を厳しく制限する、という法案が提出されました(U.S.Frontline)。これだけだと「時間厳守のためか」と思われそうですが…「月~土のPM6:00~AM8:00もしくは日曜日に外でスポーツをやる場合、半径20m以内の周辺住民全員の許可を必要とする」など、そういう内容なんだそうで。もちろん破れば罰金ヘタすると損害賠償もん…という法案。
まだ法案提出という段階なんで州の法律として確定したわけじゃあないんですが…成立前に(見込みなさそうですが。提出した議員本人が「疑問がある」て…)スポーツ関連団体などから抗議が殺到してるとのこと。そりゃそうだろうなあ…。

そもそもはグラウンドをセミプロチームに貸し出している学校の隣に住む男性が、昼夜を問わない練習に対して行った陳情から。よっぽど腹に据えかねていたのか「男性は、法案の名称や本文も用意してきた」(「」内↑記事より引用)とのこと。
で…こういう「陳情」から上がってきて「法案」になる例、というのはもちろんあるわけで。そこまでは?問題ないんでしょうけど…さすがにやりすぎなこの内容でよく法案提出まで持って行ったもんだ、と。抗議も出るでしょう、その学校周辺だけじゃなくてバージニア州全土で、ということになるんですから。

日本でもこういう「陳情→法案」というのはよくあります。…いや、国会議員だけではなくて例えば県議会議員とか、政治家に対して陳情、というのは結構よくあることなんだそうで。まだまだくすぶっている耐震偽造疑惑の某社長が「○○氏の秘書にも相談した」と大物政治家の名前出して、当人が「知らん」と言ってる件がありますけど。あれも例えば電話して秘書が出てその段階で相談終了、てな場合でも「相談した」ことになってしまいます。
政治家も人なわけで、できることとできないがあります。そうなると「陳情」というのもなかなか難しい。できないことを「やる」とはそうそう言えませんし。力もカネもない場合にコネを最大限に利用できる、有効な手段なんでしょうけど…なんだか他力本願に見えてしまうのであんまりいい目でも見られませんし。うまく使えばいいのでしょうけど…。

さて…この法案。多分通らないとは思いますけど。でも…なんだか日本だと条例案で出てきそうな気がします。いや、ここまで限定はしないでしょうけど…「特定の場所での○時以降の練習は控えましょう」とか。

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01/20/2006

NASAは打ち上げ

打ち上げが延期されてはいましたが、冥王星への初の探査機となる「NewHorizons」の打ち上げにNASAが成功しました(Yahoo!:Kyodo)。…しかし今打ち上げてすぐに冥王星に近づけるわけではなく。再接近(一万キロ)するのは順調に行って9年後。もし成功できればアメリカは地球以外の太陽系の全惑星に最初に接近した、ということになるんだそうですが…実は冥王星(時期によっては海王星)の外にもう一つ、惑星があるという説もあります。確定したらそっちへも送る…ということになりそうではあります。
冥王星(Wikipedia)

冥王星が「発見」されたのは1930年、クライド・トンボーによって、ですが…それより前にパーシヴァル・ローウェルによって存在が予言されていました。これは簡単に言えば「惑星間の間隔」によるもので、水星と金星の距離から天王星と海王星の距離まで一定の法則にそった間隔に並んでいます…いや、一直線に太陽から並んでいるわけではないのですが…まあ、各惑星間の間隔、ということで。その間の距離の比率がある法則にのっとっている…ということです。→ボーデの法則(Wikipedia) しかし実際に計測してみるとわずかに「ズレ」が生じている。外から何かが「引っぱって」いるのではないか…。
その見地から見ると海王星の外にもう一つあってもおかしくない。ということから冥王星の存在が予測されていた、とされています。

まあ、そういう法則自体、存在が怪しい…という声↑もありますんで、実際はどうなんだか分かりませんが。
それでも実際に冥王星探査まで(冥王星そのものも惑星ではないのではないか?という説も)まだまだ時間がかかってしまいます。その頃まで…楽しみに待つとしましょう。
で…NASAは打ち上げ成功したんですが。日本のHIIAは…22日以降まで順延(Yahoo!:Kyodo)となってしまいました…。

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01/19/2006

さーむい

あすは「大寒」というやつだそうで。
同時に大学入試センター試験(共通一次と呼んだら年がバレる)も明日から二日間。今日はちょっと用があって日中に東京の方へ出たんですが…なんだか下見っぽい学生サン?のような若い方々が結構歩いておられました。すでに一種の風物詩になってきてるような気はします、こういう風景。

しかし…関東地方はどうも、明日は天気が良くないようで。→気象庁東京の天気予報
明日は基本的に「曇り」なんですが。その次の明後日が…どうも。雪になるんではないか、とのこと。西の方から低気圧がゆっくりと近づいてきてますし、さらに大陸からの寒気(コレが日本海側に雪降らせている元凶です)も吹き込む様子。この「西からの低気圧」と「大陸からの寒気」のタイミングが合ってしまうと…太平洋側でも雪になる恐れがあります。…まあ、今のところは積もるほどではないのではないか、とされてますけど…お天道様のことですから何がどうなるか分かりません。

しかし。「大陸からの寒気」はそもそもドコから来るかと言えばそれは大陸から(オイ。
大陸=ロシアやヨーロッパ・中国・韓国では例年にない大寒波に襲われております。気温がマイナス30℃以下とかマイナス50℃以下とか…日本の関東地方程度の寒さで「さーむい」とか言って手をさすさすしてたら笑われてしまいそうなレベルではあります。
…そのロシアのモスクワ郊外で暖房が停止。被害者まで(Yahoo!:JIJI)…日本のように各戸ごとに暖房があるのではなくて、複数のアパートをまとめて暖める集中暖房施設があるのが普通のロシア。その方が経済的ですし、メンテもやりやすいんですが…その施設が故障、となると…一時非常事態宣言まで出されたようです。
昨日だったか今日だったか、たまたまテレビのニュース見てたらモスクワの様子やってまして。寒波がきついけれど交通事故が増えたくらいで市民生活にそれほど影響はない、皆、慣れているから…てことだったんですが…。

日本ではそこまで行きませんが…雪が降る恐れはあるとのことで。明日、明後日とセンター試験のある方々は天候の情報には十分お気をつけて。それから…縁起物というわけではありませんがおめでたい黄金?のビワコオオナマズが琵琶湖で捕まったとのことで→Yahoo!写真ニュース:JIJI
では頑張ってくださいませ…。

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01/09/2006

いわゆる「不敬」?

モーツァルト(1756-1791)と言えば誰でも知っている有名な作曲家。直接結びつかなくても「ああ、なるほど」といつかどこかで聴いたことのある曲ばかりです。
そのモーツァルトの遺骨とされている頭蓋骨を鑑定、結果は「立証できず」(Yahoo!:JIJI)
写真(Yahoo!:JIJI ドクロそのものなんで、耐性のない方は見ない方がいいかと)

…どういう経緯でそういうものが存在するのか、ちょっと分かりませんが(なんだか死後に掘り起こした…てな話をどっかで聞いたような気はするのですが)、生誕250年にあたる今年、200年もの間真贋が争われてきた論争に終止符を…!! てなとこだったようですが、いわゆる「歴史の闇」に沈むことになってしまったようです。
たしかに昨今の鑑定技術てのはモノスゴイ勢いで発展してきてるものではあります。
同じ音楽家ですとベートーベンの頭髪。現存しているもので、「本物」とされているものがあるのですが…それから「当時のワインに含まれていた毒物」中毒で亡くなったのではないか、と鑑定されたり。実はあのアインシュタインの脳も部分部分があちこちで保管されている、という話もあったりします。…あんまり気持ちのいい話ではありませんが。

一方で…なんでしょ、こういうのは国民性の違い…とでも言うのでしょうか。
例えば日本で「奥州藤原三代のミイラを掘り起こして実際に検証!」てな番組が果たして放送されるんだろうか、そもそも製作できるんだろうか、とか。仮に放送できたとして…受け入れられるんだろうか、とか。
なんだか一種のタブーに触れてしまっているような、とてもいけないことをしているような…生理的に受け付けないことをしているような、そんな気分になってしまうのです。死者に対する礼儀…とか。そういう面で欧州と日本、やはり違いが出てくるのかも知れません。

でもでも一方では…その骨が果たして本物なのか知りたい、という思いもあったりして。日本でも遺跡発掘しないと過去のことは分かりません。でも遺跡ってのにはもちろん墓も入ってるわけで…。

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01/06/2006

ナゾの野人

マレーシアで謎の「野人」発見か?(@nifty:Kyodo)…複数の「二足歩行の…」「毛むくじゃらの…」といった目撃情報が出ているようですが。「観光当局は観光客誘致に使えないかと思案中」(「」内元記事より引用)てのはなあ…さっそく客寄せに使おうてのも、なんだかなあ、とは思いますが。

こういうのだと数十年前にやはり同じような「原始民族発見」みたいな事件もありました。
これは明らかな詐欺だったわけなんですが(結構おエライさんまで関係してたような)、こういう話はいつでもどこでも出てくるので…よくあるのが「中国奥地で」というパターンとか。今回のも果たして本当なんだろうか、とか思ってしまいます。
…いや、別にこういう「○○現る」話が嫌いなんじゃなくて…大好きなんですよ、実は。
未知の生物てのはそれこそ深海やら密林の奥地やらには確実に存在してるわけですけれども、↑のような「原人」「野人」クラスになると、まず見つからない。鳥類なんかいつも飛び回ってて確認難しそうに見えますけどここんとこ新種なんか見つかってません(同じ種だと思ってたのが別種だった…てのはあるんですが)。さらに大型の生物になると…難しいもので。哺乳類だとオカピとかコビトカバあたりが最新の新種、てなことになってしまうかも知れません(こちらも種の変更なんかはあったりするんですが)。

数の問題とかエサの問題とか、そういう方面からのアラ探してのはいくらでもあるんですが。たしかに数頭単位では今まで見つからずに生きてこれたとしても、長くは続かないし…喰ってるエサによっては人間に見つからない方がおかしい、てな場合もある。そういうとこは、まあ、色々とあるんですけど…たしかに。
それでもどっかにまだまだ誰にも見つかってない動物がいて欲しいなあ、とは思うわけです。欲を言えばどっかの湖の古代竜が実在とか、分類体系ひっくり返すような発見とか…そういう期待はしているんですが…。

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01/05/2006

スペインの禁煙法

2006年の1/1からスペインで「禁煙法」施行(Yahoo!:REUTERS)。これは基本的に大きな建物での喫煙を禁止(禁煙エリアを設けることを義務付け)したもので、敷地面積100平方メートル以下の小規模な店舗はそれぞれの判断に任せる、というものです。
つまりは…小さなバー(ビストロとか)なんかでは禁煙になることの方が少ない、というわけでしょうか…。

↑の記事中にもありますが「他の欧州諸国の類似の禁煙法より規制はかなり緩い」(「」内元記事より引用)わけで。流れから言うと「建物内禁煙と言ったら全部禁煙!」とか、そうなりそうな勢いがあるもんなんですが…小さな店舗での判断は各自に任せる…って、そうなったら普通は禁煙なんかにしませんがな。酒呑みながらタバコというのはこれ以上ないくらい合うものですし。それに欧州二位の喫煙国で「全面禁煙」なんてことしたら客足遠のいちまいますがな…。
大きな建物では「禁煙エリアを設けるべし」というのも…どうなんでしょう。
実はコレ見た時に「あれっ、逆なんじゃないのか?」と思ったもんです。普通、「建物全部禁煙」にして「喫煙エリア」を設けるんじゃないのかな、と。その方が効率よく?禁煙エリアを確保できるんですが…。

「徹底的な分煙」派の私ですが。以前喫っててもうヤメタ私ですが。
なんだか…どこか中途半端なような、そんな気がしてます。下手したらそのままなしくずしに禁煙法は事実上無効化されてしまいそうな。大きなお世話ではあるんですけど…うわべだけ禁煙にしても…意味ないんではないかな、と。しかし大量の喫煙者がいる国。そうそう禁煙というわけにもいかない…少しずつ進めて行こう、ということなのかも知れません。
たしかに、こういうのは焦らない方がいいのかも知れません。じっくり、確実に成果を上げていった方がいいのかも知れません…。

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12/30/2005

お酒は楽しく

周囲に迷惑をかけないようにマナーは守って。さもないと孤島に置き去りにされますよ(Yahoo!:Kyodo)…てのは、ちょっと違いますか。別に「孤島」というわけではないようですし(んでも「砂漠の島」ではあるようなんですが)…でも、乗務員にここまでさせた酔っ払いてのも。
飛行機はチャーター便で乗客210人、ということは定期便ではないので、何かの会合とか…あるいはカナリア諸島行きの人を集めた便だったのか。いずれにしても…この数だったから取り回しできたのかも知れません、が…。

しかも降ろした直後他の乗客から喝采を浴びた、てぇのも…。

日本でもよくありますけどね、特にこの時期は。忘年会だぁ、新年会だぁ、で。
酔っ払いてのは酔ってる当人は(少なくともその瞬間は)すげぇイイ気持ちなわけで。醒めてしまってから青くなる…というのはよくあるパターンではありますが。それでも醒めても一切合財覚えていない、だからなんでオレ、こんなとこで寝てるんだ…というのもよくある話ではあります。この時期、特に最近は冷え込みがキツいんでそこらで寝たりするととんでもないことになったりしますが。
日本の場合は酔っ払いには結構寛容なんですが。しかし欧米はかなーりキビしい対応なんだそうで、もし、そっちへ行く機会とかそういう方たちと呑む機会があるようでしたら注意が必要です。「酒入ってるから大目に」は通用しません。下手するとそれまで苦労して積み上げてきたもの、全部を自分でぶち壊すことにもなりかねません。

しかし、普通の「酔っ払い」ならまだいいんですが。中には病的に暴力やら絡みやらを繰り返す人もいます。こういう人ほど普段はとても大人しかったりするんですが…性格的に酒に飲まれやすいのか、甘えが入ってるのか…とか色々言われますが本当のところは当人にしか分かりません。酒を呑むことで一種のスイッチが入っちゃって後はもう、どうしようもなくアルコールが身体を駆け巡る…てな体質?かも知れませんし。
↑のアイルランド人もそーいう人だったのか、どうなのか。
地元警察の事情聴取後、さらに二日後にカナリア諸島へ向かったそうですけど…まさか、また呑んでから行ったりしてねーだろーなー…。そうだとしたら、また同じことの繰り返し、てことも…。

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12/27/2005

チェチェンの奇病…

ロシア南部チェチェン共和国で女性や子供ばかりがかかる「奇病」が発生(Yahoo!:Sankei)…症状は呼吸困難やヒステリー症状などのようですが。後遺症が残ったり死に至ったりするような病気…なのかどうかも分からない状況のようです。

チェチェン共和国は現在のロシアがまだ「ソ連」と呼ばれていた頃(あるいはもっと前から)独立・拮抗運動を展開していた地域ではあります。そしてそれは現在も続いています…モスクワで起きた劇場占拠事件や、あるいは学校占拠事件。『チェチェン独立派』による、とされているテロ行為は少なくありません。
ロシアが民主化した後もやはりこうやって色々と物騒なことをやっているのですが…ロシアもそのまま黙って見てたわけでもなく。議会選挙などでは親ロシア派が勝利をおさめたりしてます。もちろんそれはチェチェンだけでできることではなく。やはりどこからか介入されている、ということだとは思うのですが…。
しかし。そうなるとテロが激化するのではないか…という不安は常にありました。

そういう中でのこの奇病。
何か体に悪いものが意図的に撒かれているのではないか…という声も当然ありましたが確証はなく。工業薬品エチレングレコールとの関連も報道されたそうなんですが、それも打ち消し。関連不明。さらに化学兵器ではないかという声、心身症の一つではないかという声…。
が…どれもこれも決め手に欠けるというのが現状。なぜ女性や子供にだけかかるのか、直接生命にかかわるような症状は出てないようですけれど…そもそもの原因は何なのか。そういうところは一切が不明…。

…こうなるとオカルトの分野にまで話が進んでしまいそうなんですが…インフルエンザやエイズの地球外由来説なんてのもありますし。未知の病気てのはいつ出てもおかしくはないわけで。しかしなんでチェチェンに…と。
詳しい続報を待ちたいと思います。

11:18 AM | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

12/26/2005

今日で一年…

スマトラ沖地震によるインド洋大津波から今日で一年。被災地では追悼式典が開かれました(Yahoo!:YOMIURI)。→Yahoo!ニュースカテゴリ:スマトラ地震・津波
こういうのは災害を受けた人の数などだけでは、その大きさをはかれないものなのですが…数十万人以上の人たちが犠牲になり、そして現在も復興は続いています。

去年の年末…いきなりでした。
日本では当然揺れを感じることもなく。たしか…普通に帰宅してニュースを見てたら一報が入ったように記憶してます。…いや、ネットニュースだったかな? とにかく突然飛び込んできたのは覚えています。
それからしばらくして…多数の映像が配信され始めました。ネット上ではかなりストレートな画像や動画が真偽も分からぬまま流されたりしていましたが。それでも普通にテレビのニュースで流れた映像も衝撃でした。
超高速と言ってもいい高潮の速度。周囲から沸き起こる恐怖の声。
車が軽々と押し流され、水位はみるみる増していく。…実際に自分がその場にいたら…と考えると恐ろしい限りです。たぶんそのままなす術もなく水に呑まれていったのではないか、と思います。

そして日数が進むにつれて、救助とともに対策がとられ始めました。インド洋などあちらの地域では津波に対する警戒がほとんどありませんでした(当日真っ先に詳細を発表したのはアメリカの観測機構)。それが今回の災害を受けて国家レベルで監視装置や警報設備の設置、あるいは周辺国家との連携…という流れになってきました。日本でも津波監視の増強が行われています。
しかし、いくつか行き違いのようなものもあります。例えば「沿岸から30m以内に建物を建てることを禁止する」ということを決めたところもあります。…ですが…そうなると今まで住んでいて、津波で家などを失った人たちはもう、そこに再建することができない。以前の暮らしに戻りたいのにそれができない。
一部では頑丈な高級ホテルのみ再建を許可して、安宿の再建は許可しない、これも安全の確保からだ…というところも。完全に誰もが望む形で進んでいかないのが現状のようです。

それでも…少しずつ、復興は進んでいきます。そのまま放棄されてしまう場所もあるかも知れません。すでに移住してしまった人も多いでしょうけど…それでも。復興は進んでいきます。粛々と。

そして…被害に遭われた方々に一日も早く安らぎが訪れることを祈ります…。

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12/24/2005

Get'im!!! 2005!!

今年も早いものであと一週間。そして今日は12/24。世界的に有名なクリマスマスイブ、というやつで。
…そして毎年恒例?のこの行事が。
サンタクロースをつかまえろ!

主催サイト?はこちらです→NORAD Tracks Santa 2005
英語表記だけではなく日本語の案内もあります。どっか怪しい日本語ですが。完璧に直訳なのもありますし。…なんか去年よりも案内の言語が増えてるような…気もしますが。それだけメジャーになったのか…ってこの無意味なまでに過剰なフラッシュはなんなんだー…とか。こういうのはお祭りなんで、こういう派手派手してた方がいいのかも知れません。
で…主催?のNORAD。正式名称「北アメリカ航空宇宙防衛司令部」→北アメリカ航空宇宙防衛司令部(Wikipedia)
つまりはカナダ・アメリカの空から宇宙までをカバーするバリバリの軍事組織です。24時間体制で監視してます。…核ミサイルとか戦略爆撃機とか…たぶん軍事衛星なんかも。

つまりはサンタの撃墜(オイオイ)か…というわけではなく。純粋?に世界中を飛ぶサンタさんを追跡してます。
発端は一本の電話から、と↑のNORADのサンタ追跡サイトには載ってます。そこからどこがどうなって50年以上もこんなこと続けているのか…てのはサイトを参照してみてください。

去年も書きましたけど…こういう「真剣にバカやる」姿勢は大好きなもんで、注目してます。時差の関係でまだまだ始まってませんけど…楽しみです。はい。

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12/21/2005

紐育のSTRIKE

地下鉄とバスが全面ストライキに入ってしまったニューヨーク(Yahoo!:Sankei)そのニューヨーク州地裁がストを起こした都市圏交通公社(MTA)に対してスト一日ごとに100万ドルの罰金を払うように命じました(Yahoo!:Kyodo)。100万ドルと言えば1ドル=100円以上と考えたらなら1億円以上。…それを毎日払う必要がある、ということになります。なお、ニューヨークでの地下鉄・バスのストは1980年4月以来の25年ぶり。

そもそもは労使交渉の決裂というやつで、そこからストに発展することはアメリカだけではなく世界中、日本でもよくあることなんですが…少し、違うのはニューヨークの都市圏交通公社には「スト権」がない、公共交通機関職員のストは州法で禁じられている、ということです。そのためブルームバーグ市長は厳しく非難しています。
経済やファッションの世界最先端と言ってもいい大都市・ニューヨーク。
特に今はクリスマス前の「かきいれどき」なわけで。試算によれば経済的な損失は一日約4億ドルとも言われています。時期的に何か配慮(…配慮ってなんだよ)があればまた違ったのかも知れませんが…こればっかりは仕方がない。こういうのはタイミング?が命ですからやる時はやる、てなことになってしまいます。

…しかしこういうとこ、どうなんでしょう…日本だと、どうもどっかじとっとした雰囲気があって「本当は俺たちもこんなことしたくないんだ。でも…でも、仕方ないじゃないか…」と、ものすごく悪いことをしているような空気になってしまうもんなんでしょうけど…やはり違うのかな、自分たちの正当な権利を行使してるんだ、と胸張っておおらか?にコトが進んでいくもんなんでしょうか? …でも…公社にスト権ないのを知ってるはずなのにスト、ですし。州法の不備を告発する、という意味合いもあるんでしょうか…。

ストということでマンハッタンなど中心部は大変な混雑・混乱・渋滞になってるようです。
しかし、ニュース番組などを見ていると、向こうの交通整備ってやつぁ…と感心しきり。「4人以上乗ってない車はラッシュ時にはマンハッタンには入れない」厳守とか、タクシーの乗降整理を警官が平然とやってたりとか。日本だとまずできないだろうな、こんなこと。警官無視して勝手に乗り入れるヤツとか順番無視して勝手に乗ってくヤツとか続出しそうな。
…それ以前に日本でも東京の地下鉄でこういう大規模なスト、というのは…過去にあったんだろうか、とか。もし…そういうのが今起きたとして…どう、対応していくんだろうか、一般市民の皆さんは、と。ひたすら行政のせいだけにする、というわけにもいかないでしょうし。やはり…こちらでもああいう風にもくもくと東京目指して歩き続ける羽目になるのかな…とか。

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12/08/2005

赤いひし形

スイスのジュネーブで開かれていた国際赤十字締結国会議は、異例の投票による賛成多数で「赤ひし形」を第三のマークとして承認(Yahoo!:Kyodo)。…赤十字社(Wikipedia)
これにより「赤十字」「赤新月」とともに「赤いひし形」を赤十字(赤新月)活動のマークとして使うことができるようになりました。

「赤十字社」についての詳しい成り立ちなどは↑のWikipediaなどを見てもらうとして。
元々はスイスの国旗(赤地に白の十字)からとったもの、それが赤十字ではあります。現代では「救急」や「医療」のマークのように使われていますが…本来は国や地域など全てに対して中立な立場で医療などの支援活動を行う赤十字活動を示すマークであった、ということです。しかしそのカタチから十字→十字架とイメージされてやっぱり「救命」といったイメージで一般にも定着していったんではないか…とか。
それでも「十字架」というのは宗教上どうしても受け入れられない地域もあるわけで。そういう場では「新月」を使います。これはトルコが発案したもので…「新月」というより日本人からするとむしろ「三日月」に近いような形(新月の夜は真っ暗ですから、あえて月の輪郭の一部を残すことでそれを表現してるような)ではあります。これでどうしても赤十字は…というところの組織でも活動に参加できるように。
が…「十字」「新月」どっちもイヤ、という場所もあります。そのため第三のマークが数年前から検討されていました。それが「赤いひし形(盾を表すとのこと)」で、このたび承認された、と。

しかし今回は「全会一致原則の同総会では異例である」(「」内↑Wikipedia記事より引用)投票によって承認…てのも。反対したのはシリアだそうですが。…何があったんだろう…。

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12/07/2005

どんな動物に見えます?

カリマンタン島(英名:ボルネオ島)で新種の肉食獣を発見(CNN)…発表したWWFのサイト(英語)。こちらには二枚、写真が載ってます。前からと後ろからと。
…イタチかオオジャコウネコ…の一種ではないか、と↑記事には出てますけど。…最初の一枚目(こっち見て目が光ってるやつ)見た時には「キツネザル?」とか思ってしまいましたが…実際はどうなんでしょう。

新種の生き物、というのは実は結構見つかっています。一般的なニュースにならないだけで。深海調査でもかましてみれば「未知の種」どころか分類体系すら判別できない「未知の生物」すら見つかる可能性があります。そして、こういう局地での調査ではなくて身の回りの微生物や植物などでも分かっていない種、というのはまだまだありますし…発見もされています。
ただ、↑のような哺乳類で肉食獣(別に草食でも雑食でもいいんですが)で新種、というのはなかなか見つかりません。ある程度の大きさで…それなりの数がいて。これくらいの動物(人間含む)だと一頭だけで存在し続けるのはまず不可能です。必ず何頭かの群れ…いや、群れてなくても…それなりの個体数がないと「種」として存続していけません。そうなるとどうしても人目につくわけで。「地元の人は知ってるけど外の人は知らない」動物となるケースが多いです。
しかし、まあ…全部が全部そういうわけではなく、今回↑の「地元民は知らない」ケースというのも当然あり得るわけで。ただ…一部では今回の新種発見は「開発を阻止するためのでっちあげじゃないか」という声もあって、正式な鑑定結果を待ちたいところではあります。

そのためにはまず確実に存在しているという証拠がいります。…「種」として登録するには論文とか色々と必要なんですが…指標となる「標本」、つまり現物をとっつかまえる必要もあります(絶対、というわけではないんですが…)。それが一番確実な証拠ともなりますし。しかし…果たしてうまくいくのかどうか。詳細な続報を待ちたいところではあります。

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12/05/2005

同性婚…ではない?

イギリスで「同性市民パートナー法」が成立、同性間での「結婚」が可能に(Yahoo!:Kyodo)…これを受けてで同性婚を熱望する一部有名人などが「結婚」する予定とのことですが…実際は一定以上の関係(親子など、となってますが…どの程度?)で16歳以上の同性同士での登録も可能、とのこと。遺産相続での優遇税制などもあるんで、どこまでが「結婚」なのか、とかそういう問題に発展しそうな勢いではあります。
同性結婚(Wikipedia)

基本形?は生物学上の男女がペアを組む、ということで。そこから派生するのが「子孫を残す」といった事柄。これは別に人間に限ったことではなく生物全体の大前提…すなわち「自己の複製を後世に残す」目的に沿ったものです。生物てのは突き詰めればコレだけのために存在している、とも言えるわけで。ほんの数日とかそれ以下で世代交代を繰り返すウィルスなんかその極致ではあります。
しかしそれとは180度違う立場を取るのが「同性婚」…無意味、と言えば無意味になってしまいます。
よく「野生の動物はそういう感情を持たない。だから同性を好む人は異常だ」てな声がありますけど、実際は野生の動物でもいわゆる「ホモ」てのは結構存在してます。未成熟なオスとか、他とは著しく違う環境で育った個体とか。そういうとこは人間と違いはないもんなんで…「自然の摂理に反してる」云々は…どうなんだろう、と思ってしまいます。たしかに結果は残せないのですが、それ自体は別に「不自然」ではないような。

ただ、人間の場合はいくつか野生動物とは違う面が出てきます。
例えば宗教。厳粛なキリスト教の教えだと同性婚は絶対にダメになります。神の定めた摂理に反する、ということで。あるいは倫理観の違いとかで同性婚を嫌う人もいます。こういうのは同じ「人間」の中でもどうしても起きてしまう「違い」の一つではあるので…仕方ない、と言えば仕方ないのかも知れません。まあ、逆に言えば無理に認め合う必要もないとは思うんですが。それがオーバーな感情のもつれに発展しない限りは。
…で、さらに出てくるのが…モノとお金。つまりは遺産相続などの「もらう権利」。
同性婚ということは子供ができません。つまり遺産を残したり各種手当てをもらえるのは相手のみ、ということになります(養子をもらう…という手もありますけど、それを実子と同じに扱うかどうかでまた一悶着…)。で…それを認めてもいいものかどうか、と。認めちまったらそれこそ何にでも遺産相続ができちまうんじゃねーか…とか。

そういう↑のような事情を全部のけて純粋に「あいじょう」から同性婚を望む人たちも、もちろんいます。ただ…それを受け入れるだけの器が世間にないと存続は難しいような。以前、アメリカはカリフォルニア州で同性間での結婚を受理する役所てのがあったんですけど、すぐポシャりましたし。
今回の法は「同性婚を認めたものではなく、パートナーを認めるという法」ということらしいのですが…どこまで法的拘束力があるのか、とか。例えばコレでパートナーとなった相手が異性と正式に結婚する、となったらどうなるんだ、とか。それこそ養子のコト、とか。

…とまあ、色々あるわけですが。ただ…コレ、日本じゃ絶対無理なような。土壌的に受け入れられないような…。

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11/17/2005

ついに…

中国で鳥インフルエンザのヒトへの感染による死者2人を確認(Yahoo!:YOMIURI)…出てしまいました、鳥インフルエンザのヒトへの感染。いつかは起きるんではないか…とされてましたが…。

亡くなった二人はニワトリやガチョウなどの「家禽」の死骸に触れた(死んでしまった鳥を片付けていた)ことがある…ということで、その方面からの感染が予想されています。
…気になるのはそのウィルスは今、どこにいるのか、ということで。
日本でも感染例は報告されていますが、比較的毒素の弱いタイプ。だからと言って軽視はできませんが。どういう経路で入ってくるのかは、まだ、分かりません。
イギリスで台湾から輸入したソウシチョウより鳥インフルエンザウィルスを検出(Yahoo!:毎日)
ソウシチョウ(想思鳥→Google検索:想思鳥)は家禽というより鳴禽というやつで。きれいな声で鳴く「中国のカナリア」とも呼ばれてる美しい小鳥ですが…これにも感染。なお、台湾より輸入されたものだったのですが、台湾側は中国本土からの密輸入の可能性を指摘してるそうです…。

実はもう日本にも入ってきてるんではないか、という声もあります。全部が全部ヒトに感染するわけではなく、主には飛沫感染(唾液などに触れて感染)ですんで、鶏肉を喰う分には問題ないです。ウィルスてのは寄生虫みたいなもんですんで、宿主が死んでしまえば基本的に死滅します。精肉として出回ってる分には問題ないんですが…例えばタマゴの食べ方とか。ナマは…ヤバイかも…。

それとは別に新型インフルエンザの話もあります。…今年の冬は、気をつけないといけないのかも知れません。

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11/16/2005

せかいさいこうれい

世界で最高齢のガラパゴスゾウガメが15日、175歳の「誕生日」を(CNN)写真(Yahoo!:REUTERS)…どうやって「誕生日」を知ったんだか…ちょっと疑問ですが。ギネスブックにも載っているカメとのことで、名前は「ハリエット」、捕獲当初はオスと思われていて「ハリー」だったそうなんですが…メスです。

かのチャールズ・ダーウィン(Wikipedia)がガラパゴス諸島で捕獲してイギリスへ連れて帰った三頭のうちの一頭がこのハリエット。…で、捕獲されたとされる年が1835年。2005-1835=170。つまり捕まった時は満年齢で5歳だったわけです。その三頭は後にオーストラリアへ移って(残りの二頭はすでに死亡)現在に至る、と。
…そう言えばこのハリエットさんはドーム型のゾウガメですけど…ガラパゴスゾウガメには食性の違いによってドーム型とクラ型、二種類の甲羅の形があって、ガラパゴス諸島のどれかの島特有のやつでクラ型のやつがいて、でもその種類は一頭だけしか生き残っていないとか…そんな話があったんですが…あれは、もう絶滅しちまったのかなあ…。

さて、動物(植物はともかく)の長寿、となるとやはりこのゾウガメが一番ではないか…とされていますが。「同一個体が長く生きる」ことだけで考えたら…「ベニクラゲ」がいます。これは直径1cmにならないほどの小さなクラゲで、温帯や熱帯の浅い海に生息。日本にもいます。
普通、クラゲというのは幼生→ポリプ→クラゲと成長していきます。幼生をつくるために「有性生殖」を行ってその個体が死ねばパーで、長寿とはならないのですが…このベニクラゲは、生殖とかそういうことなしでクラゲ→ポリプと逆戻りする習性があることで知られています。さらにそのポリプからまたクラゲになり、そしてまたポリプへ逆戻り。さらにまた…と「若返り」が繰り返されているのではないか、自然死のない動物なのではないか、と。
乱暴に言えば、大人になってから子供(正確にはその前?)にまで逆戻りしてまた大人になる、という…。

身近なとこではミミズなんかもいつ死んでるんだ、干からびてるやつだけじゃないのか、なんて話もありますが。まあ…↑のベニクラゲの例だけではなく、例えば細胞分裂だけで増えてく単細胞生物なんかどうなるんだ、てな話もありますんで(てめえの体をちぎってちぎって生き延びてるんだから全部同一個体、という考え方)一概にドレが最高齢の動物だ、とは言えないのかも知れません…。

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11/14/2005

ほんまかいな

…と思ってしまいました…。
25歳の英国人男性、エイズを自然治癒?(Yahoo!:JIJI)…HIV感染が「陽性」と出た後に複数の栄養補助食品の摂取を始めてたそうですが…約一年後「陰性」に…ほんまかいな、と。

よく言われる「エイズ(AIDS)」と「HIV」、意味的には同じ、ようなものなんですが一応説明を。
エイズ(後天性免疫不全症候群)というのは病名で、HIV(ヒト免疫不全ウィルス)というのは病原体です。ヒトが「HIV」に感染してしまうと「エイズ」になります。…あるのかどうか知りませんが、HIV感染なしでも症状が認められれば「エイズ」になることがある…ということです。「後天性」の「免疫不全症候群」ですから。たしか…「先天性」の「免疫不全症候群」てのもあったような。つまりは基本的に遺伝とは関係なく後付けで発症した場合が「エイズ」で、その主な感染源は「HIV」というウィルス、ということになります。
このHIVは訴訟にもなっていますが、なぜエイズとは別に騒がれるかと言うと…輸血の際に感染する例があったからです。エイズが世間に認識され始めた頃「身に覚えのある方は検査を」てな厚生省(当時)の新聞広告が話題になってましたが…そういう「身に覚え」がない方でも輸血などでもHIVに感染してしまうケースがあった、いや…あるわけです。気がついてみたらエイズ患者になってしまった、という…。

さて。
今後、この英国人男性の自然治癒?が解析されてエイズ治療の突破口となるのかどうか…。しかし…いくら現在でも治療法が確立されてないったって、なんだかこんなことがあるもんなんだろうか、どっか検査にミスがあったんじゃないだろうか…とか。たしかに、人間の身体てのはまだまだ謎が多いものではあるんですが…。
それでも何か役立つことに繋がればいいな…と期待はあります。はい。

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11/09/2005

自由平等博愛と…暴動 #2

ついにフランスの一部では夜間外出禁止令が発令されました(Yahoo!:毎日)…これで落ち着きが見え始めたようですが…さて。このまますんなりと収束へ向かってくれるのかどうか…。

いわゆる「戒厳令」とは、ちょっと違うようですが「夜間外出禁止令」、「緊急事態法」という大きなくくりの中にあるようです。
『知事に夜間外出禁止などを宣言できる権限を与える』
というもので発効すれば12日間時間帯を決めて住民の夜間の外出を禁止できる…というもの。他にも未成年のみの夜間外出禁止やガソリン販売禁止などがあるようですが、やってることはいわゆる「戒厳令」に近くなってしまうような。ま、そこまで厳しくない、というところなんでしょうか(戒厳令下だったら外出してる人間は片っ端からタイホされます。そこまでしないと治安が維持できない状態ということです)。
しかし…発効すると「警官が令状なしでも捜査・捜索ができる」てのは…やはり過敏な反応が出そうな気がします。暴動を起こしている移民系の若者からの反発だけではなく、例えば外国の目、とか。
フランスのベルトラン観光相が外国の「パリは燃えている」報道へ反論しましたけど。実際に暴動が起きているのはフランス全土と言ってもごくごく一部の地域。そうでもない、平穏な地域の方が圧倒的に多いわけですが…ここまでコトが大きくなってくると。やはり影響は避けられないのではないか、と。そこへ「夜間外出禁止」の都市まで出てくる、となると…。
まだ軍隊が出るような騒動ではない、としていますが。これも混乱を示さないためのポーズ、と言えばそうなってしまうような。

もっと根本的な改革が必要、ということなのかも知れません。ドビルパン首相が移民向けの政策を発表しました(Yahoo!:YOMIURI)が、これもどこまで沈静化を進めることができるのでしょうか…。

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11/07/2005

自由平等博愛と…暴動

フランスで起きている移民系住民による暴動は十日を超え、パリでは一晩に車1000台が炎上(Yahoo!:REUTERS)フランス全土への拡大の懸念も(Yahoo!:毎日)。どう収拾がつくのか、まだ分からない状況のようです。

そもそもの発端は警察から逃げ出そうとした移民系の若者2人が変電所に侵入、感電死したことによるもの。それをきっかけにして主に北アフリカからの移民の二世・三世が暴動を起こした…ということのようです(Yahoo!:毎日)。「花の都」だの「自由の国フランス」だの、なんだか華やかなイメージのあるパリやフランスですが、これでも様々な歴史とあつれきを現代でも多数抱えているヨーロッパの一国には違いないわけで。
フランスは一時期北アフリカを統治していた時代があり、その頃から「移民」としてその地方の人たちを受け入れてました…別にアフリカからだけではなく、例えばベトナムだとか、アジア系からも移り住んだ人たちはいますけど…そのため、黒人のフランス人という方は結構います。
が…そう簡単に受け入れられるものではないわけで。これはフランスに限ったことでもないですが(日本でもあります)○○人が何か極悪な犯罪やらかすと○○人全員が悪者だ…となってしまうことは、多々、あります。これは人間のサガみたいなもんなんで、仕方ないと言えば仕方ないのですが…たまったもんではないのはきちんと真面目に暮らしている○○人の人たち。

最近ですと…イスラム教徒が例になります。
テロやらでダークなイメージを植え付けられてしまって、何もしてないのに迫害を受けてるイスラム教徒もいます。自分が信仰してない宗教てのはどこかアヤシゲに見えてしまうもんなんですが…それにしても。さらにこういう例は近しい民族の間でもよくあることで。…台湾と中国本土とか。とにかく何か違いがあれば即白眼視、というのはどこにでもあります。

こういう事情からも、日頃からたまりにたまっていたうっぷんが暴動になって噴き出した…というところのようです。…こりゃあ…長引くかも知れません。外務省は特に海外渡航に関する情報で、危険とかそういうのは出してませんが→外務省:海外安全ホームページ
それでも…やっぱり気にはなりますわな。危険らしいのには違いないのですから…。

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10/29/2005

稼ぎ頭はプレスリー

すでに亡くなっている有名人の今年一年の収入、1位はエルビス・プレスリー(Yahoo!:REUTERS)…ちなみに金額は約4500万ドル。50億円超。この金額は去年10月から今年の10月まで、当人が生きていたとして出版物やレコードなどによる収入を試算したもの。本当は…遺族の方々とか支援団体とか、そういうところが受け取っているのでしょうけれど。
試算をまとめたForbesの記事→Top-Earning Dead Celebrities(英語:Forbesのトップページに飛ばされることがあります)

1位はエルビス・プレスリー。で、2位は…チャールズ・M・シュルツ。名前だけだと誰だか分からない方が多いかと思いますが「Peanuts」の作者です。…と言うよりスヌーピーの生みの親、と言った方が早そうです。
日本とアメリカてのはマンガの事情がだいぶ違います。例えば週刊のマンガ雑誌なんかありません(ちょっと昔の話…今はあるかも)。その代わり新聞の週末版にめちゃくちゃな量のマンガ(comicではなくてcartoon)がついてきます。それこそスヌーピー(Peanuts)だとかスーパーマンのような類だとか。基本的に「アメコミ」ばっかです…て、当たり前ですか…。
こういうのはアメリカ全土に配給?されてるので流通量は尋常じゃないです。
昨今は日本のアニメが輸入されたり、影響を受けた作家とかもいるようですのでまた事情が違ってきてるとは思うのですが。例えばポケモンが大ブーム、とか。あるいはドラえもんの英語版があるとか。しかし、捉え方が日本とは少し違うのでまた扱いが違ってきてます。

余談ですが。…このシュルツ氏が学校の同窓会に出た時。「卒業後何をしているか分からない人」リストに自分の名前が載っていたんだとか…そういう話をどっかで読んだような。絵柄も独特で世界的にファンも多い作家なんですが…。

・・・さて。こういうのを日本でやったらどうなるんでしょう…? 上位は手塚治虫か…いや、やっぱり音楽関係が上位に来そうな。こういうとこ、やはりどこの国も変わらないようで。

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10/24/2005

ブラジルの否決

銃犯罪の多発しているブラジルで、銃器及び火薬の販売禁止を問う国民投票が…結果は否決(Yahoo!:JIJI)。日本では銃刀法という法律があって規制されてる銃ですが。アメリカではオールOK…というわけではなく、州によっては入手が難しい場合もあります。が…「基本的に使ってもいい」というのが日本と違うところ。ブラジルもそうだったわけで、それを「原則として使ってはいけない」にする法案だったわけですが。

↑記事の中の「銃の買取」てのは…どっかで聞いたことがあります。…どこだったっけ、貧困から銃を手にしての犯罪(銃を買える国では安い銃てのも結構あります)が増えてるので、手持ちの銃を政府とか大きな組織とかが買い取って銃と犯罪減少を目指す…とか。いや…どっか、別の国だったかな…いずれにしても手段の一つではあります。
そして銃規制。当初はブラジルでも賛成の動きが強かったらしいのですが、そのうちに規制反対派が動き始めて世論を巻き込んでの国民投票は結局「否決」。
…銃による悲しい事件は世界中で多数、起きています。アメリカなど銃容認の国でも銃規制を求める声は無数にあります。日本は珍しく?銃の規制が厳しい国で、ホンモノを見ることはまずないです。だから、ブラジルでこういう結果が出ると納得しにくいものがあります。なんであんな危険なモノを…と。

しかし…どうなんでしょう。
自分の身を守る、という観点から見ればこれほど優れた武器はないです。実際に発砲しなくても見せるだけでも効果がある場合もある。相手に危害を加えてしまう可能性もありますが、素手で対応できない事態になってしまったら? 犯罪が多発している場所ではこれほど心強いものもない…。
実際にブラジルの「規制反対派」がどのようなキャンペーンをうって出たのか、具体的には分かりません。あっちは昔から銃がある国なわけで。そういうところ、うまく突いたんではないか…とは思いますが…。
本当はない方がいい、というのは誰でも、規制反対派でも少しは思ってるんではないだろうか…とは思いますけど。…でも、国ってのはそれぞれ事情があってそれらが様々に絡み合ってるんで、他国の者がどうこう言えるもんでもないんですけど…。

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10/15/2005

三つほど

何を書こうか…と、少し迷ってました。ない時は徹底的にないもんなんですが…ある時は重なってくるもんです、ネタって。そこで、今日は三つほど書いてみようかと。

郵政民営化法案、参院通過・可決へ(Yahoo!:YOMIURI)…その差は34票。微妙…?
いわゆる造反議員の方々は一人が途中退場した他は全員が賛成にまわりました。まあ、政治的判断つーか何と言うか。なんだか顔に無理やり笑みを貼りつかせたまま「私は賛成票を投じます」とか会見してた方もいらっしゃいましたが。…処分はこれからですね。どうなるんでしょう…?
この一件、単に郵政事業を民営化して様々な改革を…という前にセイジカという人間たちにレッテルを貼ってしまう結果になったような。いい意味でも悪い意味でも。

イラクの新憲法に対する国民投票を控えて国境封鎖(Yahoo!:REUTERS)…時間的にはもう始まっている?国民投票。さて…。
これまで多数のテロがこの投票反対を示すために行われてきましたが…今日は送電線爆破しただけで大きな騒ぎはなかった、とさっきニュースでやってました。しかし「投票する奴はテロの標的だ」というテロリストの声明もあり、予断を許さない状況です。
さらに新憲法の内容も。当初は欧米諸国にならったような形?だったんですが少しずつイスラム色が強くなってきて…さらに各派や民族間のしがらみが。…こちらもどうなるんでしょう…?

村上ファンドの村上氏、横浜ベイスターズ売却を提案(Yahoo!:スポーツ報知)…ここまで来るとやりすぎなような。
報道関係の基本姿勢は「株買占め=金の亡者の悪行」てなスタンスのようですが。しかし…TBS社長の「なんでアンタらうちの株買ったんや、知らんかったで」的な発言は…どうも。じゃあ上場なんかしなければよかったじゃねーか、誰でも株が買えるような状態にしておいて、何を今さら…と。
で、そのTBSが株を持つベイスターズの売却を提案、と。楽天の三木谷オーナーは何か言ってるんだろーか…しかしここまでやるとなあ…株主の理論だけで全部押し通すようにしか見えなくなっちまうような。ある意味、こういうことは「よくあること」なんで、そんなに大騒ぎすることではない、と思ってるんですが…いやはや、話が大きくなりすぎてしまいそうで。タイガースも日本シリーズ直前だってのに…どうなってしまうのやら…?

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10/14/2005

ちょっと、くやしい…

中国の有人ロケット「神舟6号」は12日、無事打ち上げられ地球を周回する軌道に乗りました。→Yahoo!ニュースカテゴリ:中国宇宙開発
…正直、ちょっと(だいぶ?)悔しいです…むしろうらやましい。有人宇宙機の打ち上げから次は月への有人飛行、そして軌道上の施設建設…と実現できるのかどうかは別として、国家元首の口からこういう景気のいい話がぽんぽん出てくる、となると。
日本では小泉首相のそんな談話はありませんし…報道関係からもやれ予算がどうの、やれ何の役に立つんだ、と冷ややかな反応しかないってのに。(アメリカもそんな感じになってきてますけど…)

前回の「神舟5号」は打ち上げてすぐに地球へ帰還。しかも打ち上げ映像も帰還後の宇宙飛行士のコメントも何もなく「ホントに行ったのか?」という憶測まで飛び交ってましたけど。今回は発射プロセスから打ち上げ・ロケット切り離しまできっちり?映像として流されました。
…なんだかちょっと古め?な印象を受けてしまいましたが。
しかしそれでも人間を「宇宙」にまで送り込んだのは事実でしょう。対して日本は…まあ、国家のありかた、とかそーいうところから違う国ですんで、簡単に比べてしまえるもんでもないのですが。国家プロジェクトですぜ、向こうは。日本も「国家プロジェクト」ですけど部署があって予算がある、というだけで向こうのような国あげてのプッシュなんかないわけで…。

実はロシアが日本に宇宙関係の技術提携を打診してきている(Yahoo!:KYodo)とのことで。…受けるのかなあ、どうなのかなあ…ホントは日本独自の軌道往還機を作って、運用して欲しいんですけど…無理っぽいしなあ。今のままだと。アメリカとかロシアとか、あるいは欧州とか。あるいは…中国。そういうところと連携組んで実績あげていかないと進まないもんなのかも知れません。

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10/10/2005

実は低かった

低い、と言っても3.7mですが。
世界最高峰エベレスト(中国名:チョモランマ、ネパール名:サガルマータ)が従来の標高8848.13mより3.7m低い8844.43mだったと中国国家測量局が発表(Yahoo!:Yomiuri)…でも別に「世界最高峰」の冠がはずれるわけではありません。正確な調査の結果、というやつです。
Wikipediaエベレスト

エベレストのい高さについては以前から諸説あったそうで、実際は何mなのか、というはっきりした数字はなかった(むしろたくさんありすぎた?)とのこと。…そうは言っても数メートルの差、なのですが。山、というのは信仰の対象になったりするせいか、国や地域の複雑な事情が絡んでくる場合があります。…日本でも富士山が二つの県にまたがっていたりとか。
しかも今回のは「世界の屋根」ヒマラヤの話。さらに国家間のメンツ?が絡んできてる…のでしょうか。例えば今回の「中国当局」の発表をネパールあたりがどう捉えるのか。「いや、ウチの方が正確」とか言って別の測量結果を持ち出してくるとか…『今回の数字が国際基準になるかについて、陳局長は、「認知には一定のプロセスが必要」と語った。』(『』内上記記事より引用)となってますし。まだどうなるか分かりません。

インド亜大陸がユーラシア大陸にぶつかって、押し上げているとされているヒマラヤ。現在も少しずつインドが押し上げてます。…エベレストも今後まだまだ高くなっていくわけで。いや、地球温暖化が進めばむしろ低くなる…という声もあったりして。
…でもまあ、未来のエベレストの標高が今と違ってくるのは間違いなさそうではあります。

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09/29/2005

なんだか…がっかりだ…

アメリカ航空宇宙局(NASA)のグリフィン長官が「シャトル計画は誤りだった」と発言(Yahoo!:毎日)…さらにISS(国際宇宙ステーション)についても「私の決定であれば、現在のように軌道上では建設しなかっただろう」(「」内記事より引用)と。宇宙ステーションの方は地上で各施設を組んで軌道上でそれらを組み合わせる、ではなくて軌道上で1から組み上げるべきだった…という意味かも知れんのですが…シャトルの方は。ううむ…。

別にこれからNASAは宇宙関連の計画を全部やめる、とかそういうことを言ってるわけではないのですが。
たしかにスペースシャトル・オービターの「後継機」が発表されましたが…外見も打ち上げ方法も従来のロケットと変わらず。オービターの技術は生かされるんでしょうけど…軌道上と地上を複数回往復できる飛翔体…には見えませんでした。そんな中NASAは2018年には月へ宇宙飛行士を送り込むと発表(Yahoo!:Kyodo)。↑の「後継機」もそういう目的で使われるとのこと。

…個人的なところで言わせていただきますと…月なんかどうでもいいんです。まだ。
軌道上のそれこそISSだとか、設備開発だとか。そういう「地ならし」してから月なり深宇宙だのへの探索を本格化して欲しかった。月へ宇宙飛行士を送り込む…ったって常駐は無理だし継続的に月面にヒトを送り込めるわけでもなし。金喰い虫だったアポロ計画を見直すためにオービター計画が始まって、でもやっぱりこっちもお金かかるから(もちろん情勢の変化、てのもありますけど)元に戻そうか…というも。なんだか…がっかり。
他国の国家的プロジェクトですから…予算も膨大ですし、部外者がどうこう言えるものでもないんですけど。

でも…やっぱり、なんか悔しいような気分。一つの飛翔体が地上を去って軌道上へ行く。そしてそのまま戻ってくる。大がかりな打ち上げは例えば巨大な資器材を運ぶ時くらいで、ほとんどは通常の飛行機感覚で…という未来を想像していた者としては。
一機で複数のエンジンが必要になるためメンテが大変、費用が尋常ではない…しかし、民間で開発が進んでいる「大型機が背負ってそこから小型機発射」タイプとか。そういう新しい打ち上げ方法は他にもまだまだあるんではないか、と…。

…最低限ISSから抜ける、とか言わないで欲しいな、と。折角ここまで進んできたってのに…。

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09/22/2005

情報だけじゃないかも

先進国と発展途上国…というと間にいくつもの問題が横たわってます。
その中の一つが情報格差(デジタルディバイド)で、これは例えば技術の格差であるとか教育程度の差であるとか。そういったものとも関わりが深いもので、実際に格差による不利益の差は相当に出てきているものではあります。
…実はもっとも簡単かつ単純な「差」は…カネがあるかないか、ですか。直截的かも知れませんが、これが一番しっくりきそうな。カネがあれば情報収集の手段(例えばインターネットとか)も思いのまま。カネがなければそんなのは無理無理…。

と、そう言ってても仕方ない。世界的な動きでは「世界情報社会サミット(第二フェーズ)」の第三回準備会合がすでにスイスはジュネーブで始まっています。今回は「インターネットは誰が管理するべきか?」が議題とのこと(Yahoo!:Kyodo)。…大きなお世話だって言やぁ、そうなってしまいそうな。「統治」だの「管理」だの、てのが呆れるほど似合わない単語だと思うのですが。インターネットて。

しかし…↑の「情報格差」の面から世界的に情報伝達の平等化を計るならば、これはもっと話し合うべきことなのかも知れません。複数のてんでんばらばらな方向性であちこちへと情報をただ、ばら撒くだけならある程度きちっとした方向性を持たせてみる。そうすれば皆に均一(てことはないか、平等?)に情報をもたらすことができる…。
やり方は色々あるもんですから、↑のように格差をなくすやり方、てのもたしかにあるとは思います。

ただ、なんだか。「情報格差」てのは例えば日本国内でも十分に存在してるんではないかと。こうやって世界的にどうにかしよう、という動きがある一方で、PCはヘタに触ると爆発すると思ってる方とか、インターネットには詐欺師しかいない(ある意味真実)と思ってる人とか。いらなきゃいらないで構わないと思うんですが…いざ、何かで必要となった時とかどーするんだろーか、とか。
世界より先に国内でも何かやった方がいいんではないかな…とか。ううむ。

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09/21/2005

Rita The Hurricane?

熱帯性暴風雨「リタ」にフロリダ沖からメキシコ湾へと進む途上でハリケーンとなる恐れが(Yahoo!:Reuters)…猛威をふるったカトリーナの被害もまだ癒しきれていない今。強さや大きさはカトリーナより弱そうですが…しかし。不安です。
一方、ようやく住民の帰還計画が動き出した、ニューオリンズは…リタが来るため一日で前言撤回、全市に再び避難命令(Yahoo!:Kyodo)。動きの遅い連邦政府に対抗しての早めの強行帰還計画だった…という話もありましたが。裏目に出てしまった…というより、なんでこんなにハリケーンが来んねん…。

政府の対応が遅い、というのはドコでも同じだと思うのですが…ドコだって「一応」は緊急時に対する備え、というものはしています。ただそれがきちんと発動しきれていない、あるいは発動しているのだけれどもそう捉えられていない…ということではないかと。
ハリケーンだって今回が初めて来たわけでもないですし。
それでも「想定の範囲外」だった…という見解が発表されると「やっぱり政府は…」となってしまいます。アメリカのルイジアナ、テキサスあたりがどの程度のハリケーンを予測して準備してたか、までは分かりませんが…こないだ東京であった大雨。一時間あたりの雨量が想定の約二倍だった…となってから、まあ、「やっぱり政府は…」という論調が渦を巻きだしました。
そこまで想定して計画したらしたで「カネが…税金が…」となるんでしょうけど。こうなってくると無理やりにでも重度の予防策張っておいた方がいいんだろうか。なんだかバクチっぽいんですけど…今後、大型の台風や暴風が増えるという話もありますし。

どっか、何かが違ってきてるのかな…何もしなかったわけじゃないのにな…答弁に苦慮するブッシュ大統領を見て、そう思ったりしてました。

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09/19/2005

一応の「共同声明」?

4回目となる「6ヵ国協議(日本、中国、米国、露国、韓国、北朝鮮)」で初となる「共同声明」が採択されました(Yahoo!:毎日)。毎回毎回難航が報じられていた「6ヵ国協議」でしたが。ここへ来ての急激な展開…となるのかどうか。

いわゆる「極東」における六つの国が同じテーブルにつく…と大きな期待もあったこの協議。
しかし、ここのところは「米対北朝鮮」の「核兵器」と「軽水炉」問題に終始してます。…北朝鮮による拉致問題(日本人だけじゃなかったはずなんですが…)などはおあずけ状態。他にもまだ早いような気もしますが日本・韓国・中国・露、それぞれにある領土問題だとか、そういうのもあるんですが…色々としがらみがあるようで、その他の問題がどうにも印象が薄いのが実情。
その「核問題」、これは米「まず核兵器捨てろや」、北「まずうちに軽水炉の権利残せや」と対立。軽水炉、てのは原子力発電所の種類の一つなんですが核兵器への転用も可能なもの。日本の原発もコレなんですが、北にコレを許してしまうと結局核兵器認めてるのと同じなんではないか…ということのようです。
まあ「核兵器捨てろ」と言ってる側がまだ核兵器持ってたりするんですから、あんまり説得力もない。
で、仲介役に立ったのが中国。第六次案まで提示して(Yahoo!:毎日)なんとか声明採択へ…となったようですが。…では米と北どっちを優先したのか? となるとこれもどっちでもないような様子。第五次案には北の軽水炉保持を明記してたそうなんですが、第六次案ではそこら辺が明記されてない、とのこと。
軽水炉のことは将来的に話し合うとして、まずは核兵器の破棄。核拡散防止条約(NPT)への早期復帰。国際原子力機関(IAEA)の核査察受け入れ。とこっちで実績?を作っていきたい考えのようで。

…結局北は「核兵器とその計画は破棄しますけど、軽水炉は持ちます」ということになりそうです。実際あちらの電力事情なんかもありますんで一概にダメとも言えない。しかし……と、なんか、どこかに小骨が引っかかってるような状態になりそうな。

ところで…共同声明採択しちまったらそれで閉会なんだろうか、と。次の第5回6ヵ国協議は11月上旬という予定になってるようですが。ホントに次があるのかどうか。まだまだ他の問題も山積み状態でそろそろどっかに崩れ落ちていきそうなんですが。

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09/13/2005

中東の…撤退

イスラエルのガザ地区撤退完了…38年間に及ぶガザ占領は解除されてガザ全域がパレスチナ領へ(Yahoo!:Kyodo)。…パレスチナからしてみりゃ「不法占拠」だったわけなんですけど。イスラエル側からしてみりゃ…。

イスラエルの完全撤退を受けてガザには多数のパレスチナ人(…と呼び切ってしまっていいのか、という疑問はありますけど。まあ、ここはパレスチナ自治政府を支援する反イスラエルを掲げた人たちということで)が乱入、ユダヤ教の宗教施設であるシナゴーグを破壊したりの「乱行」が目だってきたので、今度は治安維持のため治安部隊まで…という騒ぎになっています。
一方で…。
イスラエルはガザから撤退した。だから今度はパレスチナが何とかしてくれ、的な意見もあちこちから聞こえ始めてます。イスラエルのガザ撤退で中東もいくぶん静かで穏やかに…という見方も強いようですが。個人的にはなんだかそういうのはアマイ考えではないか、と思うのですが。一応?軍隊だの警察だのが入ってガザは安定しかしその他の地方は・・・となってしまいそうで。
こういうのは世代を越えて語り継がれてしまいます。今、ガザから追い出された(そう思う人は多そうな)イスラエル人は…今度はどんな行動に出るのか。

こういう連鎖はどっかで断ち切らないといつまでもループし続けるもんなんですが。…簡単に善悪なんか決められない、なかなか難しいもんでもあるんですが…。

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09/02/2005

Katrina The Hurricane

フロリダからルイジアナ近辺に再上陸したハリケーン「カトリーナ」、その被害は被害者数だけでも数千人と言われ、被災者は万人単位と言われています。→Yahoo!ニューストピックス:ハリケーン
最大風速や雨量も過去最大級というこのハリケーン。すでに本体は東へと抜けて威力も大幅に衰えていますが…そのツメ跡はまだまだ残っています。

ルイジアナ州…有名なところではジャズの聖地でもあるニューオリンズ。フランス系(ルイジアナ州より北方面は元々フランスの植民地。独立したアメリカが購入)の色合いが強く残るこの地域も壊滅状態だとか。町そのものは昔のような造りのものばかり…というわけではなく、人口も多い大都市ではあるので、それなりに都市化が進んでいます。しかし…ハリケーンはそれらにも大きな被害を与えています。そして住む場所を失った人々が暴徒化、略奪なども多数行われている…という報道もあります。
そんな中、隣のテキサス州が避難民の受け入れを表明(Yahoo!:Kyodo)。大手企業などからも義援金が相次いでいるそうです。

一方、ブッシュ大統領は「非常事態宣言」を発令。緊急予算を計上して政府としても救援や援助に力を注ぐ、としています。しかし…なぜかベネズエラのチャベス大統領がブッシュ大統領(名指しはしてませんが)を非難(Yahoo!:REUTERS)…避難計画が用意されていない、とかそういうのは理解できますが、他はなんだか個人的にウラミでもありそうな言い方ではあります。これが何か国際的なごたごたに発展しなければいいのですが。

ここのところ世界で増えている「大規模災害」。被災地の方々に一日も早く安らぎが訪れますように…。

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08/29/2005

はりけーん 8/29

アメリカ南部に超大型ハリケーン「カトリーナ」が再上陸の恐れ(Yahoo!:Kyodo)…一旦フロリダに上陸して(7人の犠牲者が出る)メキシコ湾へ抜けたハリケーンだったのですが。その時は5つある強弱を示すカテゴリは「3」、しかしルイジアナ周辺へ再接近を図っている現在は…最強の「5」となっています。
ブッシュ大統領はルイジアナ州に非常事態宣言を発令。ニューオリンズでは全市民に対して避難命令が出てます。さらに、アメリカでも有数の原油や天然ガスの施設があるこの地域…次々と一時閉鎖されています(Yahoo!:Reuters)。原油の価格にも影響が出そうです…。

さて…基本的に「台風」という呼び名はアジア近辺、「ハリケーン」はアメリカ周辺…ということになりますが、正確には「サイクロン」を低気圧の総称としてその中で分類されてます。「台風」は「北半球の東経100度から180度の間にある熱帯性低気圧」で、「ハリケーン」は「北半球の東経180度より東の太平洋・大西洋および南半球の東経160度より東にある熱帯低気圧」になります。ちょっと分かりにくいですが…東経180度を境にして西が「台風」、東が「ハリケーン」になる…というところでしょうか。ちなみに「ハリケーン」が東経180度を越えて西進すると「台風」になります(呼び名はそのまま)。
上記以外の熱帯性低気圧(温帯性低気圧とはまた別モノ)は「サイクロン」と呼ばれています。だからインド洋やオーストラリア辺りのは基本的に「サイクロン」と呼ばれています。

そういう低気圧の強さ、てのは風速で決まります。雨量ではないのでご注意を。
なお、「カトリーナ」の最大風速は時速で250km以上。日本気象庁の台風の基準だと「猛烈な」ということになります。あんまり聞き慣れない表現ですが、日本の気象庁の場合風速が時速63km以上で「台風」となり、193km以上で「猛烈な台風」になります。…しかし250km以上て。秒速だと70m超えてるんだそうで。…秒速40mだとヒトがとぶ、と言われてますが…コワイ。
デジタル台風:台風やハリケーン、低気圧などに関して詳細な知識が得られます。

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08/22/2005

例のPianoMan…結末?

今年4月、イギリスの海岸で保護された「PianoMan」実はドイツ人で同性愛者(Yahoo!:Yomiuri)…これが本当の結末、真実ってやつですかい、とがっかりなようなホッとしたような…。

以前(5/19)に書きました「例のPianoMan」、この時は「ピアノの絵を描いた」「ピアノの演奏が得意」「何もしゃべらない」…というものでしたが、絵は「ただ思いついただけ」、演奏は「同じキーをずっと押してた」、しゃべらないのは「精神科医をだますため」…となると。たしかにどこか報道が密室風?ではあったんですが。どーにも怪しいから詳しく公表しなかったのかなー…とか思ってしまいます。
プロの(言い方、ヘンですが)精神科医をだますてのは相当難しいんだそうで。何せ相手は一般人が想像もつかないようなほど多種多様で様々な患者に接してます。それにほとんどのお医者さんてのは洋の東西を問わずに責任感が強いもの。間違った判断を下さないように慎重に診察します。しかし…患者?が精神医療関係者だったとなると。ある程度抜け道?みたいなものも知っていた、ということでしょうか。

英当局は診察代請求などもろもろを含めての訴訟を検討中。
…そりゃ、もし本当ならそうでしょう。バカにされてたってことですし。ただ…なんだか当初からどこか不透明だった(私もころっと引っかかってましたけど…)この事件。何か…どこかにまだウラがありそうな…。

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08/21/2005

こっちも撤退

連日混乱が続いているイスラエルのガザ撤退。→Yahoo!ニュース:中東情勢
こういうことは善悪だとか正義だとか、そういうもので簡単に分けてしまえるものではないのですが…どっちにも味方しにくい(あるいは理解しにくい)日本では、どうも報道の方も今ひとつ。まあ、他にも大きなニュースがごろごろしてるから、という声もありますが。

そんな中、イスラエルの動物愛護団体が置き去りにされたペットなどの動物を救出する(CNN)…という話が。もちろん大混乱の最中である今ではなく、全入植者が撤退したその後、ということのようです。
…動物愛護、という精神には全然違和感?ないのですが。
中にはとんでもないのもあるので、どうも最近「○○団体」とかそういうのを見ると、つい、勘ぐってしまいます。例えば…「魚は友達だから食べるのをやめよう」と主張する動物愛護団体もあるそうな。…魚には有害物質が蓄積してる場合もある(以前、ちょっと述べましたけど)、というのもその理由の一つ。が…本当の理由は「魚には知性もあれば感情もある。そういう動物を食べてはいけない」というものだそうで。
…どーも…こういう近視的視野限定思考というか…オノレの考え=世界のスタンダートと思い込んでる人たち見てると、嫌悪や怒りよりも激しく脱力感を覚えてしまうのですが。

イスラエルの動物保護、はそういうことではない…と思いますが、なにぶんにも詳細がないもので、どうも。
いや、そういう行動を批判しているわけではなく、最近ヘンな団体が多いなあ…と、そういうことです。私自身も動物や植物大好き人間ですんで、気持ちは分からなくもない。けど…やりすぎたら意味ないんではないかい?と。

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08/17/2005

748日超

今現在ISS(国際宇宙ステーション)に滞在中のセルゲイ・クリカリョフ氏(46)が宇宙滞在の世界記録を更新しました(Yahoo!:西日本新聞)。もちろんこの記録は二年間連続で宇宙に滞在した…というわけではなく今までの滞在時間を累計した結果、ということになります。それにしても…スゴイ。
…昔、宇宙に長期間に渡って滞在した宇宙飛行士が、やっと地球に帰ってきて…お祝いの花束すら持てなくなるほど筋肉や骨格が弱ってた、てな話を聞いたことがあるんですが(いや、ホントかどうか知りません)、最近はそういう方面のリカバーはどうなってるんだろう、とか。

さて、「宇宙時代の到来」とか言われてても、まだまだ一般人が気軽に宇宙に行けるわけではないのはご存知の通り。そうなるためにはいくつもの関門があるわけですが…それでも、難関ではあっても宇宙へ行ってる人たちもいるわけで。特に…宇宙開発研究の歴史があるアメリカとロシア。
大人気ないほどの競争を展開してた時代もありました。人類の初飛行や月面着陸。この頃は正に湯水のごとくカネを使いまくって競争してました。そのおかげで現在の技術が開発できたんだ、てな話もありますが…そのせいで「宇宙開発には大金が必要」という認識が一般には植えつけられてしまった…という声もあります。まあ、その辺は色々と捉え方があるもんではあります。

そのアメリカとロシアも、時代が移ってくると関係が変化してきたりして。そんな頃にロシアが打ち上げたのが長期滞在も可能なミール(現在は廃棄)。そのミールの頃から軌道上へと行っていたのがクリカリョフ氏。ベテラン、ということになります。
現在宇宙で長期滞在できる施設はISSだけ。言い方はヘンですが滞在時間を稼げるのもここだけ(スペースシャトルみたいに軌道周回で稼ぐこともできますが)。長期間滞在したからなんなんじゃい、と言われればそれまでですが…それだけ宇宙が身近になっていくことの一つの指針ではないか、と思うのですが。

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07/29/2005

原油が高い

昨今の原油高騰のあおりを受けて、JALが収益の低い6路線の10月からの運休を決定(Yahoo!:YOMIURI)しました。飛行機なんか使わねーよ、てな人でも確実に影響を及ぼしつつある「原油高騰」。ガソリンのじりじりとした値上げはもちろんとして…ガス・電気代の値上げ(Yahoo!:REUTERS)、あるいは笹かまぼこに追い討ちをかけてみたり(Yahoo!:河北新報社)、と。このまま行くとさらに深刻な状況になる…という見方もできます。一体全体日本に限らず世界がどれだけ中東の石油に依存しているのやら…?

別に石油は中東だけでとれるのではなく、アメリカやロシア、あるいは日本でもとれます。ただ…量が少ない、質が良くない、ルートが確立してない…などの難点があります。中東はその点大量かつ良質で、今まで長い間積み重ねてきた実績がありますんで、好都合と言えば好都合。
…そりゃ、石油のことだけ見れば、ですが。
実際は色んな国の思惑が複雑に絡み合って、様々な弊害が出まくってるのは言うまでもないことで。言い方失礼ですが…他にいい産業がない分石油に頼らざるを得ない…と、そういう面もあったりして。さらには歴史や宗教の面まで。
そういうことも全部考えていかないといけないわけで。一面だけ見て全部を知ることはできないわけですが。そういう様々な、色々な事象が原油高騰にも繋がってきている…と言えないこともない。…複雑なものです。

しかし実際問題として過去に例を見ないような原油高騰(Yahoo! 経済トピックス:原油価格動向)。これを機に一気に太陽光発電などのクリーンなエネルギーに!…てな声もありそうですけど、まだまだ石油に頼らないと立ち行かないのも現状。難しいものです…。

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07/23/2005

エジプト…

エジプト・シナイ半島のシャルムエルシェイクで23日、爆発物を積んだトラックが高級ホテルに突っ込み、爆発しました(Yahoo!:毎日)。時期が時期なだけにロンドンの同時テロ(関係者にエジプト人がいる、という情報もあり)との関連もささやかれていますが…まだ分からない状況です。

今のところ「高級リゾート地」を狙った地元の組織…という見方が有力なようです。
エジプトは1997年にルクソールで観光客を狙った銃乱射のテロがあり、日本人も犠牲になりました。政情的には安定している国、という印象があるのですが…地理的には色々あった国でもあります。イスラム系と遊牧民系、さらにはユダヤ教・キリスト教系のそれぞれの間でゴタゴタがなかった国、というのは…中東ではほとんどないです。産油国が多いという大きな要素もありますけれども、位置的にちょうど違った文化や思想が入り乱れやすい地域…なのかも知れません。

ある意味で、悪い方の意味で「スタンダード」になりつつある世界的なテロ行為。次はいつ、どこで…考えたくはないのですが、身近で起きる可能性は否定できません。

…関係者の方々に一日も早く安らぎが訪れますように…。

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07/22/2005

こんなとこまで

アメリカ・ニューヨークの地下鉄で7/22から乗客の手荷物検査を行うと発表(Yahoo!:YomiuriOnline)。方法は無作為に乗客を「選出」して手荷物を検査する、というもの。一応「任意」ということになってますが、拒否したら乗車を認めない、てことは…事実上「義務」ということのようで。

ロンドンでは21日にまた地下鉄・バスでテロと見られる爆発がありました(Yahoo!:毎日)。これが前回と同じ連中の仕業なのか、あるいは模倣犯や愉快犯のたぐいなのか。あるいは…全然違う連中からのものなのか。その辺はまだ分かりません。ただ…ロンドン市民の不安は計り知れないものがあります。
ニューヨークでの「地下鉄手荷物検査」はそういう状況から出たもの。
利用客が平日でも一日450万人とかそういうレベルの場所。ここで、もし…という思いは9/11のテロを経験してしまっているニューヨーク市民は皆、持っているのではないかと。用心にこしたことはない、と、すでにそういう雰囲気ではなくなってしまっています。徹底的に排除していかないと、いつ、また、あの惨劇が起きるか分からない…。

しかしこれで地下鉄の利用者はどうしても減ってしまうでしょう。わずらわしさもムダな時間も増えそうですし。
さらに「選出」の基準が「無作為」とはなっていますが例えば人種的に差はないのか、とか…そういう抗議もあるようで。そして大きな「プライバシー」の壁。ンなこと言ってる場合じゃ…という声ももっともですが、ある程度線引きは必要になるのではないか、と。テレビのニュースで見る限りでは女性警官の姿もありました。そういう「配慮」は、やはりあるようです。
こんなとこまで来ている国際テロ対策。…日本では…やはり…こういうことは無理ですか。

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07/13/2005

ロンドン… #2

犠牲者52人になってしまったロンドンのテロ、自爆テロでしかも英国人の可能性が(Yahoo!:毎日)…当初は「高性能な時限爆弾」と言われてきましたが、ここへきてパキスタン系イギリス人4人による自爆テロ、という見方が強まってきました。

イギリス警察当局は北部リーズで容疑者、とされる3人を逮捕(別に関係者1人も逮捕)、家宅捜索を行ったとのこと。このリーズという町はイスラム系の住民も住んでいて、過去にトラブルがあったという話もあります。
…地下鉄キングスクロス駅などの防犯カメラからの解析結果となっていますが…実行犯とされる4人はキングスクロスから地下鉄に乗って東西南北四方へと散り、うち3人は地下鉄内で。残り1人は北へ向かう地下鉄が止まっていたためバスの乗っている最中に爆発…ということのようです。

なお、アメリカの時もありましたが、イスラム系住民への偏見、という懸念はやはりここでも出てきそうです。すでに起きている、という話もあります。

おそらく犯人の遺体も発見されていると思いますが…自爆テロ、となると。しかも犯人は英国で生まれ育った可能性が高い、となると。やはり日本だとどうなるんだろう…と考えてしまいますが。こういうことは日本でも起こりうるわけで。そうなると「対岸の火事」で済まなくなってくるわけで。
何か、対策を考えなければいけないのでしょうけど…そこらへん、どうなんでしょうか…今の日本。

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07/11/2005

知床が世界遺産

ユネスコの世界遺産委員会が南アフリカで開催、13日にも知床が世界遺産に登録される見込み(Yahoo!:Kyodo)世界遺産活動(ユネスコ)
これはこれでいいことだと思うのですが…さて。

そもそも世界遺産てのは登録されることにより、その地(あるいは施設など)に込められた文化や歴史、人との関わりなどを知り、保護だけにとどまらない理解を…と、簡単に言えば「こういう興味深い場所をみんなで守っていきましょう」という呼びかけのきっかけ、ではないかと思ってます。別に名誉とか観光目的とか、そういうことではないと思ってるんですが。
もちろん世界規模な活動ですから、色々と思惑が連なってきます。例えば北朝鮮のある場所を世界遺産に登録して、そこから国際社会への理解を深めてもらおうとか。あるいは「負の遺産」を登録して戦争の愚かしさを…とか。そういうのもあるわけです。

日本では12の場所が登録されてます。知床が加わると…13。
しかし登録される→観光化→人が増える、という流れからかあちこちで問題も起きてきてます。屋久島の縄文杉への破損行為とか、熊野山道の樹木への落書きとか。一部のアホの仕業から死活に関わる深刻な問題まで。基本的に「世界遺産」と言い切ってしまえばそこは完全に保護対象(もちろん区域はあるんですが。ここからここまでは保護、とか)になってしまって生活圏ではなくなってしまう。
知床ではどうなんだろう…と。以前からあそこは何回も開発対象となり、全部ではないにしろ幾度もその流れから抜け出してきました。今回、世界遺産として登録されればそういうことはなくなるのでしょうけど…さらに、登録によって観光地化して欲しくない、という思いもあります。名前売るためだけの登録ならしない方がいい、と。

一応の一区切りなんではないかと。今後はどうなるかホントに分かりませんけど。
昨今の流れだと知床はそのまま保護していくべき対象で、世界遺産にふさわしいと思います。でも…その流れが変わってしまったら。実際、「保護? 何寝言言ってんだ」てな時代もあったわけですし。

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07/09/2005

ディズニーの「戦争」

戦争と言うほど大げさか、どうか。いわゆる「お家騒動」…みたいなものですか。
ディズニーと創業者一族、和解(Yahoo!:YOL)。こういうのはどこでも結構あるもんなんですが。…創業者が苦労して立ち上げて身内に譲ったら、創業者に深い関係のある人物とイザコザが…とか。組織がでかくなってくると、特によくありそうな。

しかし今回はあのディズニー。
ココも結構色んな噂話(著作権延長の件とか…著作権侵害に対する報復とか)を聞くんですが、それほど所帯はでかいし何より世界中で有名。遊園地やアニメ、キャラクターだけではなく色々なコトやってるところでもあります。
…まあ、個人的にはあまり好きではないんですが。
どれもこれも同じような「ディズニーブランド」にはめ込んで固めてしまうのが、ちょっと。特に好きなお話のキャラを固められてしまうと…なんだかガッカリで。原作とか知らない場合はそれはそれでいいんですが…なまじ知ってるのがあると、どうも、受け入れられません。例えば「くまのプーさん」とか。原作にはとても素敵なさし絵が載っているのですが、それもディズニー化。なんだかバタ臭くなっちまって、まあ…。
実際「プーさん」は版権巡って少し前に裁判沙汰にまでなったりしてます…和解はしましたけど。実はこういう裁判てのが多いのも事実ではあります。

まあ、それで何かが進んでいくんならそれでイイのかも知れません。…子供の夢が壊れる、とか言って下手に隠したりするよりゃ、マシかも知れないですし。
「アメリカのでかい企業なんかそんなもんでは?」
とかそういう意見もありますし…そういうもん、と言ってしまえばそれまで、ですか…。

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07/08/2005

ロンドン…

…犠牲になった方々に一日も早く安らぎが訪れますように…。
ロンドン中心部の複数個所でほぼ同時にテロと見られる爆発(当初は7ヶ所との報道でしたが、実際は4ヶ所のようです)、多数の死傷者が出ています。→Yahoo!ニュースカテゴリ:ロンドン同時多発テロ
ブレア英首相はグレンイーグルズより一時官邸に戻り、テロへの強い非難を発表。時期が時期だけにサミットへの抵抗が目的ではないか、とされています。

ロンドンの治安維持レベルを政府が下げていたことによる「虚をつかれた」観がある…という意見もあります。
今回のテロはすでにアルカイダが関与している(犯行声明?を受け取ったところもある)とされていますが、英国内で組織的にテロをする能力はないのではないか…という見方もあった、とのこと。スペインの列車爆発事故からもすでに一年以上経ってます。「もう大丈夫だろ」という甘さがあったのではないか、と。こういうところは批判が集まりそうです。

さらに…2012夏のオリンピックがロンドンに決まったその矢先の出来事。
オリンピックを狙ったものではないらしい…という見方が強いですけど…当事者としては複雑なようで。開催地決定のお祭りムードは吹き飛ばされ、しかも安全面での課題が…と。開催予定地でテロが起きてしまうとなると…いや、安全面を強化する時間はまだ、あります。

地下鉄とバスへのテロ、しかも通勤時間帯ということで日本でも東京メトロが駅のゴミ箱を撤去したりしてます。たしかにそういう警戒は常に続けていくべきではあるのですが。何か…どっか「消極的な」印象は拭えないような。もっと広範囲に…というか根本的なところと言うか。例えば鉄道各社が独自にやるんではなくて関係省庁も巻き込んでの対策部署作るとか。国際的なテロに対して何かアクション起こすとか。
日本はすでに地下鉄のテロは経験済(イヤな言い方ですが)なわけで。そういうところも何か、できないのかなあ…とか思うのですが。

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07/06/2005

頂上…

小泉首相も今日向かったイギリスはグレンイーグルズでのサミットが事実上6日から(日本時間だと7日から)開幕します。言うまでもなく「サミット(summit)」とは「頂上」という意味で、各国の首脳クラスが集まる頂上対決、頂上会議、頂上決戦…の場、ということになります。→Yahoo!ニュースカテゴリ:グレンイーグルズ・サミット

今回のサミットで問題の一つとなっているのが「貧富の格差問題」で、世界の経済格差、つまりは国民の所得や総生産に差がありすぎるという問題…そこから進めてアフリカなど貧困が問題となっている地域をどう支援するか、ということにもなってます。ただカネだけぼんぼん出してもいいものかどうか、とか、今まで先進国は散々環境破壊やってきたのにいざこっちが始めると規制かよ、とか。どこにでも格差というものは存在するもんなんですが、それが国家単位となると。色々と意見が出てきます。
これに関してはすでにイギリスで大規模なデモが起きたりしています。…アレをデモとかそういう穏便な言葉でくくれるのかどうかは…ちと、問題ありそうですが。

ところでこの頂上会議。ちょっと別なところでヘン?な問題が出てきてます。
サミットを前にしてシラク仏大統領・プーチン露大統領・シュレーダー独首相がロシアのカリーニングラードで会談。その際シラク大統領が料理になぞらえて米英を批判(Yahoo!:YOL)した…というもの。
実際いくつかの問題が仏英・仏米の間にはあるわけで。歴史的にもゼロじゃない。まあ、個人的には「ハンバーガー…」には笑ってしまったんですが…このタイミングで国家元首がこんなこと言っちまうと…さすがにヤバそうな。サミット前で…ねえ?
もしかしたら個人的な会話の時にでも飛び出したものなんだろうか、とかその場にいたはずのシュレーダー独首相のリアクションはどんなもんだったんだろう…とか少し、疑問もあります。何らかの波紋が…広がるかも、知れません。

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07/04/2005

Force of July

7/4。この日はアメリカの独立記念日です。今から229年前のことになりますが。正確には「独立宣言を発表した日」ということになりますが、いわゆる「誕生日」と同じ扱いにはなります。…日本の場合だと…建国記念日とか紀元節とかありますけど、まあ、いずれも神話の世界になってしまうもので。正確に「いつ」なんてのは分かりません。

さてその独立記念日。アメリカの無人探査機が彗星に観測機を放出、彗星にぶつけて飛び散った物質から彗星の、ひいては太陽系の成り立ちまでをも調べよう…という試みが現実化しました。→DeepImpact(NASA:英語)
すでに彗星の核に激突させることに成功した(Yahoo!:YOL)とのことで…今後の詳細な研究が待たれます。何せ彗星てのは太陽系成立当時からの物質抱え込んだまま太陽の周りをまわっている、とされていますから。本当に太陽系の成り立ちなんかに関することまで明らかになるかも知れません。

一方でついにスペースシャトルが13日に打ち上げ再開。これには日本人宇宙飛行士野口さんが搭乗します。そして…日本でもM5ロケットの打ち上げ準備が着々と進んでます。それぞれ、うまいこと行ってくれればいいんですが…。

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07/01/2005

受け入れられるかどうかは

別、として。スペインで同性同士の結婚が合法となりました(Yahoo!:毎日)。オランダ、ベルギーに続く世界で3ヶ国目。そしてこないだ法案が下院を通過、制定確定なカナダ(Yahoo!:YOL)も含めてしまうと…世界で4ヶ国ということになります。

「気持ち悪い」とか「ありえない」とか、受け入れられない場合も多いわけで。さらに宗教的に「神の定めた摂理に反する」という解釈が優先されると、これは絶対に反対になってしまいます。…意外に思うかも知れませんが、実はこの「宗教上の理由から同性婚は認めない」最先鋒はアメリカだったりします。ブッシュ大統領も「絶対認めん」と明言してますし。以前、カリフォルニアで認めたことがありますけど…後に撤回、さらに届出無効、とかなりエグイ?ことまでやってます。
…ンじゃあ認めた国は宗教上何の関係もないのか、と言えばそうでもなく。
今回のスペインなんてのはバリバリ?の宗教国家(なんかヘンだな、この言い方)で、敬虔な信者が多数いる国でもあります。↑の採決も賛成反対がほとんど拮抗してたんだとか。採決後も反対運動なんかが起きてる、って話もありますし。

スペインだけではなく認めてる国が制定した理由は…「憲法の解釈」です。つまりは万人が等しく公平な立場である、と定めるならば同性婚も認めるべきではないのか、と。恋愛は異性間のみに存在する、と決めてしまうのではなくて個人の考えを尊重する…。
この辺の解釈も難しいわけですが。賛成を認めるなら反対も認めないといけない。同性婚賛成を認めるなら同性婚反対も認めないといけなくなります。この「線引き」てのはこの問題に限らずドコの国の憲法でも起きてる問題ではあるのですが…日本でもあるんですよ。同性婚のことじゃあ、ありませんが。

何はともあれ同性婚を望む人たちにとっては朗報です。が…財産の相続や養子までも認めてますんで…なんか、こっちの方で別の問題が起きそうな気がしてるんですが。例えばヤバい相続を偽装結婚で可能にしちまう、とか…。

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06/30/2005

跡地に建設、修正案決定

2001年9月11日のアメリカ同時多発テロの際、飛行機が突っ込んで破壊された世界貿易センタービルの跡地、通称「グラウンド・ゼロ」に新しく建設されるビルの新設計案が発表されました(Yahoo!:Kyodo)。名前の「フリーダムタワー」や、高さはアメリカが独立を宣言した年にちなんでの1776フィート…などは変わりませんが、安全面での考慮などがデザインに反映されてるようです。そして完成は2010年、とのこと。

実は少し前からこの「フリーダムタワー」の構想は発表されてました。
ただ、前の案だと例えば爆弾を積んだ自動車による自爆テロの標的となる恐れがある…道路からの距離が1メートルと狭すぎる…などなどあちこちから「ダメ出し」されていました。それがさらに安全面を考慮した造りの修正案となって発表されたわけです。

日本人が考える以上に向こうの人にとって「9/11」てのは深刻、かつ重要な話題ではあります。過去にアメリカ本土が直接攻撃されたことと言うと…第二次大戦の時は本土はほぼ無傷でした。それがニューヨークのど真ん中での白昼のテロ。ショックは大きすぎるものがあります。
そのため跡地である「グラウンド・ゼロ」の使用案もいくつかあったのですが。例えば記念碑を造る。あるいはこのままサラ地のままにしておく、などなど。たしか…「フリーダムタワー」建設に関してもどっかで一悶着あったように記憶してます。

テロの脅威てのは別にアメリカだけに限った問題ではありません。日本でだっていつ、どこで起きるか分からない状況ではあるのですが…。

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06/21/2005

そこにある流出

アメリカで約4000万人分のクレジットカード情報が流出、うち14万件は日本国内の個人情報とのことで…すでに約560万円の被害が出ている、という話も(Yahoo!:YOL)。当初はMasterCardのみ、ということでしたがVISAの情報も流出していることが分かりました。

…実は、考えようによってはかなり深刻な事態なんですが。
少し前(5年くらい?)にはネットやる、というとクレジットカード持ってないとできませんでした。後に色々と手段が増えてきましたけど、その頃からネットやってる人は必ずクレジットカードを持ってるわけで(私もそう)当然そういう人たちの情報も流れちまってる可能性が…。
アメリカでの流出ですが、日本のカード会社にも大きな影響が出ます。日本のクレジットカードてのはアメリカのMasterCardやVISA、あるいはアメックス(最近は…)の「信用」を借りてる形になってます。…そうでないと日本でしか使えない、世界では使えない…そんなカードになっちまいます。
それでは困る場合も多いので、カード会社に限らず例えば銀行や郵便局のカードなどもアメリカの有名カード会社と契約(言い方…ヘンかな…)してそっちから使えるようになってます。…てことは個人情報もあっちへ行ってるわけで。
もちろん、アメリカの世界規模のカード会社なわけですから、セキュリティも尋常じゃない。それでも流出しちまった。…原因なんかはまだ報道されてませんけど。誰かが悪意を持って流したのか、ついうっかりでこうなってしまったのか。

まだまだ被害や流出情報が出てきそうな勢いではあるのですが。カード会社の方からは基本的に損失があれば補填する、と言ってますし。何かあっても、とりあえずは、大丈夫そう…ではあるんですが。しかしまだまだ安心はできない、そんな状況のようです。

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06/20/2005

20-14=6

F1世界選手権第9戦米国GPが現地時間で6/19にアメリカはインディアナポリスで行われましたが…出走20台のうち14台が事実上ボイコット、残り6台で争う異常事態に(Yahoo!:YOL)。これは別に何か思想的にどうたら、とかそういうことではなく…ボイコットしたのはミシュラン製のタイヤを使うチームでした。
ミシュランからの合同声明(繋がりにくいかも…)

この前々日の練習走行中にタイヤ破裂による追突事故があって、ミシュラン社が調査を開始。翌18日には全チームが予選を走ったんですが…当日になって長距離走行中の安全を確保できない、とミシュラン社から。ミシュラン使用チームからはシケインを設置してほしいなどの要請もあったようですが、却下。
実はレギュレーションの変更があって、戦略的なタイヤ変更が禁止(給油はOK)になったとのことで全周同じタイヤで走らないといけない。→オーストラリアグランプリ//ミシュランの戦略(ミシュラン)
当然タイヤに負担が…。そこで、安全確保からボイコットになったようです。

…ある意味仕方ないことなのかも知れませんが…やりきれないだろうなあ、ファンもチームも。一番やりきれないのはミシュラン社かも知れませんが。↑によると去年自分達が提案した「1レース1タイヤ」によってできた新レギュレーションだったのに。
F1(もちろん他のモータースポーツも)てのは一回どこかで開催されるたびにお金や人も動きますが、色々な「技術」も動きます(それが今回の事態につながった、とも言えますが)。完成した技術なんてのは存在しませんから、常にいい方へと動かしていかないといけない。その舞台の一つがF1だったのですが…。

6台で争われた結果M・シューマッハが勝利。どんな気分だったんだろう…本当のところは。

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06/19/2005

今日は「父の日」

6月の第三日曜日がそれです。…やっぱり影が薄いようですが(Yahoo!:JIJI)。まあ、食いもん関係の祝日の方が思い出として残りやすいから…てのもあると思うんですが。正月におせち食って、節分で豆食って。土用の丑でウナギ食って。しかも接する時間が少ない場合が多いんで、父親の方がどうやったって贈り物はもらえそうもない…とか。まあ、色々細かい事情はあると思うんですが。

由来なんかはあっちゃこっちゃで出てますが…代表的なところでWikipediaの父の日の項目を紹介させて頂きます。
…面白いのは、両方とも発祥はアメリカなんですが…母の日の方が先に祝日として1914年に認定。父の日正式認定はなんと1972年。…日本でもすでに知られていた頃ではあります。
贈る花も、いくつか。母の日は赤いカーネーションとなってますけど…父の日は何なんだか。
調べてみると色々あります。一般的なのは「バラ」のようです。↑のWikipediaの記事にあるように由来となったドット夫人が「白い」バラを父の墓前に捧げたから「バラ」。そのため亡くなった父には「白い」バラ、元気に生存してる父には「赤い」バラ、という話もあります。…じゃあ、「黄色」は?
日本ファザーズ・デイ委員会が「素敵な父に感謝の意を」という趣旨から日本メンズファッション協会とともにベストファーザーの選出・表彰をやってます(今年は…)。その賞が「イエローリボン賞」。そんなところからも「黄色い」バラもどうぞ…ということになったようです。
実はタンポポだ(黄色繋がりではなくアメリカのイベントで参加者が胸につけて…とのこと)、という話もあるんですが…さて。

実際どっか影薄い父の日。まあ、それで母優位だの女性が強いなど言われても…とか思うんですが。ただ浸透しきってないだけで…しかもそーいう「記念日」てのは男女や人間に関係なくいっぱいあるんですが…。

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06/14/2005

マイケル無罪

あのマイケル・ジャクソン氏の裁判:10の容疑全て無罪…しかし残る深い傷(Yahoo!:毎日)。少年に対する虐待などが取りざたされた裁判だったわけですが。…訴えた母親とマイケルのどっちが正しいのか…は、分かりません。ただ、今回のはその母親が陪審員を納得させるだけの証言や証拠を提示できなかった…のではないか、という声もあるとのこと。

日本とアメリカなどの裁判の違いの一つに「陪審員」がいるかいないか、てのがあります。
代理人に任せて判決は裁判官に一任してしまう日本に対して、最終的な結論は一般大衆から選ばれた陪審員が出すアメリカ。どっちがいいとも言えないのですが。たしかに専門的な知識はあっても見方が一辺倒になり勝ちな裁判官が判決下すよりも、様々な見方が期待できる陪審員の方がいいんではないか、とか。しかし陪審員も結構大変な役目なわけで。ヘタすりゃそれで他人の一生が決まってしまうのでうかつなこともできない。裁判中はほとんどカンヅメ状態なんで日常生活に支障をきたす、などの弊害もあります。今回の裁判も時間、かかってましたけど…ホント、陪審員も大変です。
さらに…人種的な問題とか。
例えば個人的にマイケルが嫌いな人が陪審員にいれば、どうしても結果に影響が出てきてしまいます。いくら公平な立場を…ったって完全には無理です。実際、今回の裁判でも人種構成が一部で問題になってたりしました。
日本でも陪審員とはまた少し違う「裁判員」制度を取り入れる、という話もありますけど。これもどうなるんだか…ちょっと。制度的に日本に合わない(定着させるのにえらい時間と苦労がかかるだろうなあ、と)のではないか、よく分かんねーし、というのが今の状況ですし。

疲労感どっぷりのマイケル・ジャクソン。これが創作活動などに影響しなければいいんですが。やっぱり曲出してナンボではないかとも思うのですが…。

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05/30/2005

結局何だったのか

詐欺かでっちあげかそれともどこかですれ違い?があったのか…。
第二次大戦中に戦地にとり残され、終戦を知らずに現在まで過ごしてきた元日本兵(未帰還兵)がいる…という情報。しかし二人いる、とされていた元日本兵と大使館や外務省、厚労省職員との直接面会は果たせず…日本から来た職員は一旦引き上げ、一区切りへ、と。
Yahoo!トピックス:元日本兵生存情報

そもそもは現地の方が「接触した」としてフィリピンで遺骨採取をしている団体に連絡→そこから日本政府にも話が行っていた…となっています。これが去年の10月ごろとのこと。それとは別に「仲介役の男性(日本人)」が「直接二人に会った」として「二人は帰国を熱望しているが…」という情報を伝えてきました。これを受けて日本から多数の職員を派遣。直接の面会を望んでいましたが…それも果たせず。
現地はイスラム系反政府ゲリラが支配する土地。まともな交渉どころか立ち入ることすら難しい…というところから調査は難航、「仲介役の男性」次第というところだったのですが。

…なんでかこの「仲介役の男性」がカネを要求してきたり、多数の報道陣が来たから落ち着いてから交渉を再開したい…ということになったりして。どうにも意図がつかめず…さらにこういう「元日本兵が山に隠れ住んでいる」というのは一種の都市伝説のようにフィリピンでは時折出てくる噂なんだ、という話まで。
こうなってくると、元日本兵が生存してるってのは…個人情報をどっかで知ったゲリラが資金調達のためにでっち上げた話なんではないか…とかそういう見方までしていまいそうな。戦後も60年経ってます…。

しかし遺族の方々が一番残念なような。職員引き上げても調査は続行する、とのことですんで…結局何だったのか、きっちり見極めて欲しいところではあります。

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05/24/2005

70人

新大陸(アメリカ大陸)へ最初に移住した男女は約70人(Yahoo!:Kyodo)。約1万4千年前に当時陸続きだったベーリング海峡を渡って移住した、とされているモゴロイド系米大陸先住民族。その祖が70人、とすると渡ってきた集団は200人ほどだったではないか、という説もあるんだとか。

実際、向こうには今でもこっち(アジア系)に見た目も近い人たちってのは結構います。モンゴロイド系の特徴とされている蒙古班(赤ん坊の時に尻にできる青アザのようなもの:出ない人もいるらしいですが)もあるんだとか。いわゆる白人系の中に混じっていきなり見慣れた顔が出てくるってのは…なんだか不思議な感触です。
で、そのモンゴロイド系の人たちはユーラシア大陸から渡ってきた…てのは結構前から言われていたことなんですが、今回の調査でも年代は以前からの説とほぼ一致した、とのこと。

DNAの比較調査と言えば以前にあったのが「ヒトの祖先を探す」というもの。DNA(その時はミトコンドリアDNA)を比較調査、さらに比較調査、もっと比較調査…とやって行ってついにアフリカの一女性に行き当たった、というものでしたが。他にも「○○人のルーツ」を探すとかそういう時にも使われたりして。日本人の祖先の「型」をいくつかに分けて、というのもありましたが。

しかし…70人の成人男女を含む集団が渡ってきてた、と。一体どんな道のりだったんでしょう。出発点とか終着点とか、そういうところは分かりませんが…一世代だけで終わるような旅ではなかったのかも知れず。集団が少しずつ各地にバラけて行ったのか…あるいはどっかにとどまってそこから散らばって行ったのか。
そういうところも気になってしまいます。

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05/20/2005

スターウォーズで経済損失

「スターウォーズIII シスの復讐」(日本公開は7/9)の公開で経済損失658億円(Yahoo!:nikkansports)…って、例えば関連商品やらの売り上げで経済的に「プラス効果」はあっても「損失」なんてあるんだろうか…とか思ったら、コレ、映画を見るために会社休む人が続出、それによる経済的損失が…ということなんだとか。
なんだか半分くらいジョークで発表したんじゃないのか、とも思うんですが。

映画「スターウォーズ」を知らない人はほとんどいないと思います。世界的にも有名な宇宙SF大作。宇宙を舞台にした作品のバイブル的な存在でもあります。ちなみに映画はこれで6作目で今回が最終作、となるんですが…本当はもっと原作のシリーズはあるんだそうで。
→amazon:スターウォーズストア
実際ファンは大変?そうな。色々とジャンルがありますし。でもそういう苦労?が楽しいんだろうなあ、とか。…そう言えば以前、イギリスで「あなたの信仰する宗教は?」というアンケートがあって、中に「ジェダイ」と答えた人が相当数いた、とかそんな話があったような。

まあ、「宇宙西部劇」とか「内容薄い」とかそういう批判もあるにはあるのですが(アンチがいる、ということはそれだけ多くの人が関心持ってるということだ…なんて声もあります)、これだけ存在感をもって迎えられる映画てのもそうそうありませんよ、と。そうでないと↑こんな経済的損失の試算も出ないでしょうし。
でも…日本で公開されたら見に行く…かなあ、どうなんでしょう。さ来月のことですし、その頃にまた考えてみるとしましょう…って、やっぱり最近映画館に行ってない…。

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05/19/2005

例のPianoMan

結構あちこちで報じられている"PianoMan" 、まだ身元は判明していないそうです(Yahoo!:YOL)。→BBCニュース(英語:情報受付窓口も)
映画化、とかそんな話もあるそうなんですが…さて。

結構あちこちで報じられてる…ということと、最近の映像が出てない、ということもあって(某ニュース番組では「最近の映像がないですからねえ…ちょっと、疑ってしまいますねえ」などと言ってましたが、常におびえた状態の人を報道関係者にほいほい会わせるわけないでしょうに)実に様々な憶測が飛び交っているようで。
演奏したピアノの楽曲も「白鳥の湖」他いくつか名前があがってますけど、当初は「自作っぽい曲」とかあった…とかそんな話もあったりして。あるいはそこまで上手でプロ級なら失踪した時点でニュースになりそうなもんだ、とか…色々と。実際にはもう一ヶ月も経ってしまってますし。
すでに三ケタ台で各国から情報が寄せられているそうですが…果たして彼は何者なのか。やっぱり音楽関係者なのか、あるいは逆に音楽から去りたい人なのかも、とか…たしかに色々想像できてしまいます。実際にこういう症例というのはあるようですし、ここまで長期間に渡ってウソをつき続けている…というのもなんだか納得しにくいですし。
…ただ、彼が描いたピアノの絵、というのが。なんだか音楽ではなく絵画の関係者なんでは…? とか思ってしまいましたが演奏も上手、となると…。

まあ、事実が分かってしまうと「そんなものかな」となってしまうのはよくあることではあるのですが。しかしこの方の場合状況が状況ですし…って以前、日本でもこんな話があったように思うんですが。…誰だったっけ(オイ、結構有名な人だったような。何ヶ月か記憶がない時期があったとか、海岸近くで見つかったとか何とか…。

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05/04/2005

かけ違い?

台湾、パンダを拒否(Yahoo!:毎日)…中国本土から友好のためパンダ一つがいを、しかし台湾はいらん、と。
もちろんこれはパンダが行くだけの問題ではありません。…パンダ外交てのもなんだかなあ、とは思いますが。いやでも日本も一つがい、もらったんでしたっけ…1982年。

これは中国共産党の胡錦濤総書記と台湾の最大野党・国民党の連戦主席の「中台トップ会談」からの流れ、ということになってます。→会談内容(Yahoo!:Searchina)
こういう中国と台湾の「トップ会談」てのは60年ぶりということで注目されましたが…よく考えてみると中国本土に行って会談したのは最大野党の国民党の連主席。陳水扁総統がやったわけではないわけで。言葉の意味合いだけで言うと民主党の岡田代表とアメリカのブッシュ大統領が会談を行って「日米会談」とか言ってるような。…だいぶ、意味合い違いますけど。ただ、役職の意味だけで言うと…ということです。
ここで胡錦濤総書記と陳水扁総統がどこか中国以外で会談をもった、ということになるとたしかに注目すべきことではないか、とは思うんですけど…元々「本土寄り」の野党の党首が、となると。なんだか説得力がないような。さらにパンダまで突っぱねられてますし。…これも当たり前なような。台湾の「独立」を目指してる方ですし。

「一つの中国」というのは中国共産党がずっと言い続けてることではあります。台湾はその最先鋒になるのですが。バチカンのローマ法王のこととかアメリカのこと、あるいは日本のこと…といくつかの要因が重なっての会談→パンダ、となったわけですが…コトは台湾だけではないわけで。そういう地域は他にもいくつか…。

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04/27/2005

十徳ナイフ

と言うとなんだか古くさく感じてしまいますか。赤い本体に多数の機能を備えた折りたたみ式のナイフで、「スイスアーミーナイフ」「スイスアーミー」とか呼ばれることもあります。…愛用者も非常に多いのですが、「?」と思った方でもどこかに一本、転がっているかも知れません(うちにも一つ、あります)。何せ小さいものなら小指ほどのものまであります。
世界的に有名なのはビクトリノックス(VICTRINOX)ウェンガー(WENGER:英語)の二つなんですが…このほど合併されることになりました(Yahoo!:Kyodo)。形としてはビクトリノックスがウェンガーを買収した、ということになります。それでも「ウェンガー」の名は残るとのこと。

そもそもこのナイフはその名の通り、今でも徴兵制のスイスで兵役に就く際に支給されるものだったとか。そのため基本のカラーは赤、そして白か銀の十字がマークとして入ってます。
そのうち一種の「お土産」として定着。しかしばりばりの実用性と洗練された形状から世界中に愛好者を持つようになります。…実際に使わなくてもコレクターズアイテムとしても興味深いものではないかと。それほど高いものでもありませんし。
それが…あの911の同時多発テロ以降、事情が変わってきました。
機内持ち込みの制限が厳しくなったのはもちろん、免税店からも姿を消す有様。最近はようやく持ち直してきたそうなんですが…911直後はほとんど売れない状況だったとか。機内に持ち込まずに預ける荷物へ入れてしまえばいいわけですが、うっかり持ち込もうとすると、没収…。

同様にワインも機内持ち込みには制限があります(例えば中身をガソリンなんかに替えて機内へ…とか)。他にも色々とこういうのはあるにはあるんですが。ううむ。

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04/23/2005

今回だけ

本当は無視したかったんですけど…『今回だけ』書きます。日本・中国・韓国の最近の動き。
戦争てのはどっちもどっち、どっちも人殺したのは変わらんわけですから…それをどうこう言われても、というのもあります。しかし勝った側がいれば負けた側がいる。当然勝った方が優位に立ちますわな。そこから色々な事象が動き始めるわけですが…60年経っても終わらんこともあります。人のウラミてのは時として時間を越えてくこともあります。そういうとこ、分からんでもないです。
ただ…勝手に認定して美味いとこだけもらっちゃおう、てな態度は正直「イヤ」です。

島根県の「竹島の日」認定から端を発した韓国の抗議、日本の国連常任理事国入りに反対する中国の反日運動。もちろんそれ以前から火種はごろごろしてましたがここへきて急速に爆発。ゴールデンウィークを前にして両国への渡航は減少、さらに中国ではない外国でもデモ(Yahoo!:YOL)、と。
竹島に関しては「200カイリ問題」てのもありますが…一部の話によると「抗日」の象徴なんだとか。つまりは日本の「植民地支配」に対する反抗の象徴。だからあそこまで固執する、と。まあ、数十年にも渡ってほたくってりゃ「あれはうちのもんだ」と言われても仕方がないような。これは日本の今までの態度にも問題があります…領土問題とは関係ないですけど。しかしどう決着つけたとしてもモメにモメそうな。時代が時代ならそれこそ宣戦布告になってしまいそうな。

中国では多数のデモが展開。念のために言っておきますと中国は「共産主義国家」です。基本的に「個人が所有する財産」はありません(最近の中国は資本主義を取り入れてきてますんで、ちょっと意味合いが変わってきてますが)、そしてそれは国民の思想や考えも同様で、「表現の自由」はありません。…中国ではネットも同様で(1億人がネットしてるIT大国!てな報道もありますが…人口13億の国の1億…)非常に強固な検閲がかかってます。もちろんこれは文書も同様で。国家に批判的なこと著した思想家が逮捕・投獄…というのはよくあります。
だから「デモ」やるって言うと…自然発生的にはできないだろう、となってしまいます。ありゃただのガス抜きだよ、中国当局が扇動してやってんだ、統制とれなくなってきたら規制始めるし。…という声も否定できせんわな。しかも被害出しても知らん顔、てのも…。

そんな中でのジャカルタのバンドン会議。小泉首相が過去の村山首相の発言を踏襲する形で「おわび」を表明(Yahoo!:YOL)。国内でも賛否両論ありますが…公の場で謝罪を表明。しかし韓国は「あれは謝罪ではない」(Yahoo!:毎日)…そうですか。さようですか。

報道やら情報やら見てるとまず「中韓は日本を嫌っている」となってそれから「でも日本と仲良くしたい」となってます。経済的なもんや文化的なものを中心に結びつきが強まっていて、今、例えばここで国交断絶とかそういう事態になったら困る…ということのようです。それはそれで、日本だっていきなりそんな事態になったら困るわけですし。分からんでもないんですが…なんかな、向こうのトップの態度が「仲良くしてやる」的なものばっかりで(ニュースでも流れるあたり相当なもんではないか、と)とにかく日本を貶めてやろうとしてるようにしか見えなかったり。そんなにイヤなら関係絶ったらどうなんだろ、とか思うんですが。でも関係は保って、アンタ嫌いだけど経済やら文化やらだけはちょうだいね、って…。
そういう「美味いところ」だけもらって行こうというのがなあ…なんか、イヤです。

今回だけ…にします。この問題は実は根が異常に深くて、個人で触れるには重い話なもので…。

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04/22/2005

ロシアも?

日本の少子化も問題になってきてますが…実はロシアの少子化はさらに深刻、40~50年で一億人を下回る(Yahoo!:JIJI)とのこと。日本とロシア、歴史はもちろん、前提やら国情などが全然違うんで簡単に比較するわけにもいかないんですが…それにしても。こういうのはやはり国際的な問題になりつつあるんだろーか…。
ロシアの男女別人口と平均年齢(ニジェガローツキー・ドヴォール)

例えば第二次大戦後。日本ではベビーブームが起きて人口増える→少しずつ減っていく→数回ほど死亡数より出産数の方が大幅に増える時期が…といった状態でしたが、現在では結局一組の夫婦から生まれる子供の数が2人を下回ってしまい(1人、ちょい)どんどん人口が減っていく…ということになってます。
ロシアの方はまた違うようで。第二次大戦後に国情が大きく変化。社会主義から民主主義へ移行(さらにその前は王制でしたし)して、領土の再編のようなこともしてますし、経済的にどうしても安定しなくなったり。都市ごとに流入?していく人口、というのにも大分違いが出てます。…日本だと単純に都会の東京や大阪なんかに集中していきますけど、あっちの場合モスクワはともかくとして…その、新たに国家となった国にも移動して行ってしまうわけで。
そして医療やら何やら。そういう問題まで。

…やっぱり減っていくもんなのかなあ、とか思ってしまいますが…いや、もしかして…逆に増えてる国とかないんだろーか、とか。保障制度のしっかりしてる先進国とか内情の安定してきた発展途上国とか。…あるいは…世界的に人口って減ってきてるもんなんでしょうか…?

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04/21/2005

いたりあのしゅしょう

勝手に有名人認定してますイタリアのシルヴィオ・ベルルスコーニ首相。以前に何回かここでも書いたことがあります…えーと…「あるイタリア首相(04/12/12)」、これは首相就任前の贈賄疑惑に灰色の無罪、と。それから「病院送り、って…(04/08/29)」これはイギリスのブレア首相にサッカーの試合で蹴られて病院送りになった話でした。それ以前にも「税率50%以上なら脱税したい、と考えるのは適当だろう」という発言をしたこともありました。プライベートではなく、記者会見の場で。(このブログの前身の「江ノ口信天の怪しい日記」の04/02/20に書いてます)

なかなか味のある人物だと思ってるのですがこの方。→ベルルスコーニ・イタリア首相の横顔(外務省)イイ意味で「人間ぽい」というか「豪快」というか(悪い意味でも同じようなもんか)。実際に首相としてイタリアではどうなんだろう、とか、タダの成金じゃねーのか、とかそういうのは…よく知らんので分かりません(オイ。こういう言動を観察してるのが楽しいというか非常に興味深くて。実際にお会いできる機会とかあったら…いや、そういうのはない方が良さそうですか…。

今回はついに首相を辞任されてしまいました。いや、別に過去に何かあったとかそういうのではなく、ただの?地方選挙の惨敗を受けての引責辞任。…ちょっと、期待はずれではあります(失礼!)
とか思ってたら結局は大統領から再指名を受けて返り咲き、内閣再組成を始める…とのことで。実は最大与党を率いているこの方。一旦やめてそれから巻き返しを計るおつもりのようです…。こういうのはイタリアだけではなく民主主義の国ならどこでもあること。政権維持ってのは難しい…!

それでも何か、やってくれそうな…とか勝手に思っております。来年で70歳というお年。どうか、体には気をつけて色々とやって頂きたいものです…応援しております。

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04/20/2005

法王の選出の決定

…時間かかるんかいな、とか思ってたんですが。意外とあっさりと(失礼)決まってしまいました。
新法王はドイツ出身のヨーゼフ・ラッツィンガー枢機卿(78)に決定(Yahoo!:YOL)、法王としての新しい名前は「ベネディクト16世」→ベネディクト(怪しい人名辞典)

高齢でばりばりの保守派。キリスト教に限らず宗教てのは「現状維持最優先=保守的」になるのは、まあ、当然なのですが(でないと開祖のお言葉を守りきれない…)その中でもさらにカトリックは「保守的」な要素が強いような。…後にプロテスタントが分かれた原因もこういうところにあるような。
しかしカトリックの関係者全部が全部「保守的」で「古いものを厳格に守る」人ばかりというわけでもありません。中には古いものを踏襲しつつ新しいものを取り入れていく考えの人とか。そういう人もいます。…これは別に宗教に限ったことでもなく、どこのどんな団体でも全く考えの同じ人間ばかりなわけはありません。
ただイメージとして「保守的」「革新的」「リベラル」とかそういうのがあるだけで…。

新法王に対する思い、というのも色々あって当然。…でも、なんだか「つなぎ」みたいな扱いてのは…どうか、とは思うのですが。純粋に選出を喜んでいる方々もいるわけですし。

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04/19/2005

法王の選出

前法王ヨハネ・パウロ二世の死去による次期法王選出の儀「コンクラーベ」第一回の結果は「白煙」(Yahoo!:YOL)。煙突から黒煙が出れば新法王の決定、白煙は「今回は選出ならず」なんだそうで。テレビのニュースで見てたら最初白煙→すぐに黒煙だったんで、たしかにこれは期待してしまうかも…。

「コンクラーベ」とは元々「鍵で閉めた場所」という意味。その昔、二年もダラダラと法王選出会議やったことがあって、市民が枢機卿達を缶詰にして「早く決めろ」とせかしたのが始まりなんだとか。そのためかどうか、今でも枢機卿は鍵で厳重に閉ざされた場所にこもって投票します。
今選出権を持つ枢機卿は119人いるんだそうですが、うち2人が欠席を表明。117人で行うことになります…枢機卿は欧米の方たちだけではなく、様々な国の人がいます。日本人もいます。
全体の三分の二以上の得票があれば新法王ですから…78人の枢機卿が選んだ人が当選。決まるまで一日4回投票を続けます。で、無事?に結果が出るとその投票用紙を燃やして煙に。決まらなかったらわざと薬品で黒煙に。決まればそのままで白煙に、と。
一日4回の投票でも決まらなかった場合、これを延々と繰り返すことになります。

バチカン市国は地理的にはイタリアはローマの中にありますんで、やはりイタリア人の法王を…というのは大きいようで。故ヨハネ・パウロ二世はポーランド出身で、これは何百年ぶりのイタリア人ではない法王だったそうですが。…外国の、それもキリスト教徒でもない人間からすれば、ドコの国の人でもきちっとした方ならいいんではないかい? とか思ってしまいますが…やはりそこは地元(?)。一般の人たちの話題でも占める割合は多そうではあります。

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04/14/2005

虫の名前が大統領

ブッシュ大統領と側近2人が新種の虫の名前に(CNN)。…どんな虫か、というとキノコムシというキノコを主に食べる甲虫です。そのうち新種三種にブッシュ、チェイニー、ラムズフェルド、とそれぞれの名前が付けられたとのこと。
…細かいところで言うと「タマキノコムシ科のAgathidium 属の新種三種」なのですが。ちなみに大体こんな姿で、かなり小さな昆虫です→TheProbertEncycropedia(英語)…もちろんこれは見つかった新種の画像ではありません…。

動物に二名法で命名する際、種小名を人物由来にする場合、末尾に「i 」を付けなくちゃいけないってのは知らなくて、ちょっとびっくりしました。命名の方法てのは動物や植物それぞれでも違いがありますし、その他色々細かい制約があることは知ってたんですが…こんなのもあったとは。
…たしか…共通してたのは属名にしろ種小名にしろ一度消えたら復活しない。つまり別種だ、と思われてても他の研究者が同種である…と証明できた場合どっちかの名前が消滅します。その際消えた名前が復活することは原則あり得ない…とかそんなのがあったと思います(例外もありそうですが…系統が大幅に離れた場合とか)。
ブッシュ大統領反対派はなんとかしてこの虫が別の種と同じである、と研究してみたらどうでしょう。もしかしたらBushi の名を消滅させられるかも…。

今回の命名は純粋にブッシュ大統領礼賛から来るものであって、別に皮肉でつけたとかそういうもんではないとなってます。
…最初は「ここまでブッシュさんは嫌われてるんかー!」とか思ってしまったんですが。考えてみりゃ日本だと虫に尊敬する人の名前をつける(研究者同士とかは別ですが、一般的な場合)となると抵抗ありそうですが…向こうはそうでもなさそうな。しかも今回の命名者はれっきとした昆虫の研究者。冗談でもやるわきゃないですな…。

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04/12/2005

そこまでやります

アメリカ上空を通過する旅客機に対して「不許可」(CNN)…オランダのアムステルダムからカナダを南下してメキシコへ向かうオランダの飛行機。その中に「要注意人物」2人がいたことから米の当局は「通過不可」を通達。結局、飛行機はアムステルダムまで引き返して2人を下ろして再出発、件の2人は別ルートでメキシコ入りした、とのこと。
なお、当然と言えば当然ですがオランダはこの件に関して強い不快感を表明してます…(CNN)

…見方は色々とできると思うのですが。「うむ。そこまでやる必要あるだろう」「え? そこまでやる必要あるの?」と。上空通過の際にそういう「要注意人物」が乗ってるだけで拒否、てのはどうか…いや、今のご時勢、ここまでやらないとテロは防げんだろ…などなど。
理由に関してはなんとなく納得できそうな…できないような。しかし実際に自分がそういう状況になったら…ものすごくイヤだろうな。相当長い時間飛行機に乗って、大西洋横断した辺りでまた引き返してって。急ぎの旅でなければまだ、良かったのかも知れませんが。重要な用事で一刻を争う…てな状況だったら…。
でもこれはアメリカだからできたことかも知れません。他の国ならここまでできるのかどうか。自国内に着陸するってんならまだ別ですが(それ以前に詳細な「ヤバい人物リスト」を自前で作成してる国がどれだけあるか、てな話も)。

世界的にこういうことまでやる事態になってる…とも言えるかも知れません。イラクの戦争以降あんまりそういうことが大々的には報道されなくなってきてますけど、中東が火種抱えまくってる状況は全然変化してませんし、世界的に有名なイベントの時の警備のものものしさはスゴイことになってきてます。
いつ、どこで大規模なテロがあるか分からない。
大地震などの自然災害と同じような「人災」になりつつある、わけですが…。

心情的には、そこまでピリピリした?世界になって欲しくはないんですが…。

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04/08/2005

法王の葬儀

先日亡くなったローマ法王ヨハネ・パウロ二世の葬儀が日本時間の今日午後5時、始まりました(Yahoo!:Kyodo)。キリスト教の総本山とも言えるバチカン市国にあって、他の宗教や色々な国々を巡ったことで「空飛ぶ法王」と呼ばれた人物の死。出身はポーランドで、イタリア人ではない人物が法王となるのは実に数百年ぶりとのこと。その遺書では祖国ポーランドではなくバチカンへの埋葬を希望…。

日本ではそうでもありませんが、欧米などキリスト教国家にとっては一大事です(キリスト教てのも一つの大きな宗教、というわけでもないので様々な思惑はあるのですが)。宗教と政治の結びつきがどうこう、というものでもなく。純粋に「偉大な人物の死」という風に捉えてもいいかも知れません。
…そこまで簡単なものでもなく…なんだろう、一番頼りになる家長の死、とでも言いますか…日本だと皇族とかそういう方たちが近いのかも知れませんが、あそこまで純粋にその死を悼む対象、というと…。

その一方?で葬儀には各国の元首クラスが集結。ヘンな言い方を承知で言うならばここまで集まることは、ちょっと珍しい。宗教的に対立していた国からも重要な人物が来訪。セキュリティの面でも大変なことになっているようです。…台湾からは「総統」が。実はバチカン市国てのは欧米でも珍しく?台湾を認めている国家。普通は中国本土に配慮して認めない。そのために来訪…しかしバチカンではすでに台湾排除の動きがある…という話も。この辺り、やはり世界の動きと無縁な土地はどこにもないんだな、と。

ところで…日本からは誰が行くのか、小泉首相か、と思ったら…川村元外相(現首相補佐官)。…いいのかな。なんか…違うような。法王が来日したこともあったのに…。

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04/03/2005

たこ焼きのたこ

その昔は明石でしたが。今はモロッコ(外務省)となっています。食感などがたこ焼きに適している…とのことですがこれもまたヤバい状況になってきてます(Yahoo!:Sankei)

タコなんかどこのでも同じ、と言えばそれまでですが。たしかに「種」としてのマダコは「同じ」と言えないこともないのでしょうけど、実際は細かい差異が出てくるもので。…これはタコに限った話でもなく産地による差、があるためにどこそこの何々が最高だ、なんて言い方が成立してしまうわけです。ついでに季節だとか捕獲方法なんかも加わるとそれこそ千差万別。「種」は同じでも全く別モノになってしまったりもします。
モロッコのタコに関しても長年に渡って日本のタコの代替品(失礼)を探した結果のこと。一年や二年でホイっと見つかったもんではありません。それが…あまりに乱獲が過ぎてついに「全面禁漁」を宣言。これは恒久的な措置ではないようですが、それが単発的にでも輸入してる日本にとっては打撃になってしまいます。
さらに日本の漁船が出かけて行って獲っているのではなく、現地の漁師から買い上げる形。あまりに頻繁に禁漁となると現地の方にも影響が出てきてしまいます。

↑の元記事には去年の4月まで8ヶ月禁漁だったとのことですが…今は解除されてるんでしょうか…?
仮に解除されてた、としても…状況的にまた禁漁になるのは火を見るより明らか。で、すでに代替品(失礼)の代替品(失礼)を探し始めている様子。一ヶ所から集中的に獲るんではなくあちこちから…という方が資源的にはイイのでしょうけど、コストや品質保持から考えたらあんまり。さらに「世論」とかそういうのまで絡んできそうです。
実は日本には以前、東南アジアである種のエビを絶滅させた経歴があります。そういう事態にまでは行って欲しくないのですが…でも、一旦始めたことを簡単にチャラにするわけにもいかず。なんとかうまい解決方法が見つかればいいのですが。

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03/23/2005

ロシアだけかよ

現在軌道上で実験・建設が進んでいる国際宇宙ステーション(JAXA)、常駐している宇宙飛行士は米露の2人。少しずつでも前に進んでってくれたら、とか思ってたら。
露「ソユーズ」を米の宇宙飛行士が来春から使用できない可能性が(Yahoo!:YOL)…米が使用できない、となると…日本も使えなくなります。日本人宇宙飛行士ったって乗ってるのは米の宇宙船ですし…今回のは理由が理由なもんで。

そもそもはイランの核です。これが
米のイランへの核不拡散法→関わってる国への資金援助禁止→露はイランへ核関係の技術援助してる→じゃあ、露にも資金援助禁止→ところでソユーズの無償輸送が今秋にも終わる→今後は露に金払わんとねー…→いや、それ無理。露には資金援助ができんから
…というのが大まかな流れのようです。つまりは中東のゴタゴタが軌道上にまで飛び火しちまった、と。

大体露の宇宙船ばっかに頼ってるのもイカンじゃないか、ンなこと言うんだったら米もスペースシャトル飛ばせや、なんて言い方もできますけど。米はコロンビアの事故からこっちシャトル計画を実質凍結中状態。ようやく今年5月に再開するメドが立ったんですが…このままだとロシアだけで何とかしてもらわんといけなくなくなります、国際宇宙ステーション。
いや、スペースシャトルがきっちり運用再開されて無償輸送の期限後も頻繁にステーションへの輸送ができるようになれば…という見方もできるんですが…そろそろ米もスペースシャトルそのものを見直すつもりのようで。下手すると数年ほど「飛ばす船がない」状態になってしまいそうな状況。

つまりは軌道上と地上を往復できる機体はロシアのだけ、という可能性が。

政治のヘンな思惑を持ち込んでもらいたくはないんですが、軌道上だって世界の一部なわけですし。どうやったって無関係でいられるわきゃないんですが…なんかなあ、タイミング悪いというか何と言うか。いや、色々な意味で。
これを機会に民間の宇宙機開発がどーんと発達…なんてことになるとそれはそれでイイような気もしてますが…どうなるのかなあ…国際宇宙ステーション。頓挫だけは避けて頂きたいのですが。

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03/21/2005

解放と地震と

マラッカ海峡で拉致された日本のタグボート「韋駄天」の3人、無事解放(Yahoo!:YOL)…一時「解放された」という情報も流れましたが、誤報でした。しかし、今回のは確かな情報。無事に保護されて…本当によかったです。
今後は向こうの警察や軍、といったところから事情を聞かれてそれから例えば実行犯はどうなるか、ということになりそうですが。最近この海域ではこういうことが増えているらしいですし(他国でぶんどった船を使っているから海賊と分からなかったんじゃないか…とかそういう話も)、こういうことは一つの国家だけでどうにかできる問題でもなし。複数の国家が向き合う海域でもありますし…いきなり「海賊は捕らえ次第縛り首」とかそういう話でもなし。根本的な対応策というのが必要になってきてるような、そんな気もします。…簡単に済む問題でもないような、まだまだ時間が必要なような。

遠い南の方の国のお話、では済まないかも知れません。…何がどこで身近な「何か」に絡んでくるのか分かりませんし…。

そして「韋駄天」を所有する会社のある福岡では…107年ぶりとなる大きな地震(気象庁)が。こういうのは被害者の数では計れないのですが…死亡1人、負傷者400人以上となっていて、今後も増える恐れがあります。さらに震源に近い玄海島では多数の家屋が倒壊。島、ということで救助手段が限られてきてしまってます。
「地震空白地帯」と呼ばれていた地域の大きな地震。いつ、どこで地震が起きるのか…予知は無理でもあるていどの予測ならできます。例えば東海沖や関東、南海沖を震源として定期的に起きるとされている地震。常に観測は続けられていて、何らかの異常があればすぐに手をうてるようになっています。
しかし…過去に大きな地震が例えば何十年おきにあった、という地域ではない場合…活断層があれば地震は起きる、ということになってしまいますか…こういう予測は困難になります。今回の地震はそういう意味ではきわめて珍しいとのこと。

何にしたって普段の生活が壊されてしまったのは事実なわけで。そして…いつ何時、こういう事態が自分の身にも降りかかってくるのか、と考えると…。

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03/15/2005

マラッカの海賊

マラッカ海峡で3/14、日本籍のタグボートが海賊の襲撃に遭い、日本人2人とフィリピン人1人が拉致(Yahoo!:毎日)…「海賊」なんて今でもいるのか、と思うかも知れませんが…マラッカ海峡てのは世界有数の海賊出現地域なんだそうです。日本籍の船や日本人に対する被害も過去に何度かありましたし、1999年には「アロンドラ・レインボー号事件」という日本人2人を含む17人を拉致・六日間監禁・救命ボートで放り出す、という事件もありました。

一時ほどではないのですが、某少年マンガ誌の某人気連載のおかげか「海賊ブーム」みたいのがありました。(それとは関係ないんですが、私の場合、本サイトに一時休止中?のが一本あったりします)帆船に乗ってどこか優雅にロマンチックに。豪快に生きて時には優しく時には凶暴に…てなイメージ。
実際の現代の海賊はそんなんじゃありません。…いや、中世ヨーロッパとかの「本物」の海賊も同じようなもんだったんではないかと。非合法(合法的な海賊てのもいましたけど)なわけですから、どっかで必ず無理をしないといけない。当たり前ですが無関係のいわゆる善良な方々にも迷惑をかける。現代のテロリストのように純粋に暴力に走るわけではなく、食う金欲しさに乱暴へ、と。「仕事」なわけですからどんな汚いことでもやります。むしろ汚いことの方が多いわけで。

マラッカ海峡はそういう海賊の被害が以前からありました。で、例えば見張りを置く。怪しい船が近づいてきたら即座に通報する。停泊中の船が狙われることが多いそうでそういう対策はしてあったんでしょうけど…それでも襲われる時は襲われてしまいます。インド洋大津波の影響でしばらくは被害が減っていたようですが、最近また復活してきてるとのことです。
最近は手口の凶悪化なども指摘されてきてますが…まだまだこういう海域(地域)がある、というのも事実です。

拉致された3人の無事な帰還を願っています。…交渉がうまくいけばいいのですが…やはり情報が錯綜しまくっているようで、把握が大変な様子。いい方へと進むことを願います。

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03/11/2005

ナメられたもので。いやむしろ…

みもふたもない、というか何と言うか。
「アジア人には黒人の見分けつかない」とアフリカ諸国の外国人、他人のパスポートで出国図る(Yahoo!:YOL)。7人の黒人男女が不法滞在の上、他人のパスポートで出国しようとして…「写真と顔が違う」「年齢が違う」ということで捕まった、と。似ているパスポートをそれぞれに用意してることから、こういうのを斡旋してるブローカーが存在してるようですが。

まあ、実際のところ普通の場合なら見分けつかないかも。アジア系はなんとなく、という人は普通にいそうですが…。でも、欧米の人から見れば全部「モンゴロイド」なわけで(ヘタすりゃアジアは全域で同じ言葉しゃべってる、と思ってる人なんかいそうです。中央・南アメリカの人たちはほとんど同じ言葉使ってますから…)。向こうからしたら見分け、つかないかも。↑引用記事の最後に専門家の話が載ってますけど…確かに普段から見ていない顔だと判別難しそうです。
…動物園のサル山担当飼育員とかニホンザルの研究一筋の学者なんかになると、サルの顔がそれぞれ見分けられるそうな。こうなってくると…こういう混乱?は人間だけではなさそうな。

逆に考えてみると、じゃあ、全ての国の人を見分けられるヒトってのは…いるんだろうか、とか。ふとそんなことを思ってみたりして。例えば国連の方とか。普段から白人・黒人・黄色人種、全部と付き合っているんなら…期間にもよるでしょうけど…ある程度はイケるのではないかと。あるいは外資系企業で結構上のヒトとか(どんなたとえだ…そういう職種ってことかい)。
それ以上に環境によっては色々な人に会うのが当たり前、という人もいるわけで。小さい頃から海外住んでるとか、ハーフの人とか。そういう人たちがこういう話を聞くと逆に「なんで?」と不思議がるかも知れない。

立場ってのは結構曖昧なもんなんですが。
ただなあ…実は今までに何度かあって、実は出国に成功してた、とかそーいうことがあったんじゃないだろーな…とか思ってしまいました。いやまさか、そんなことはないよなあ…と。過去に成功したことあったから今回もやろうとした、とか…。

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03/10/2005

牛肉のことなど

ブッシュ大統領が小泉首相に米の牛肉輸入早期再開を要請、首相は「努力する」と返答(Yahoo!:JIJI)。これだけ見ると「早期再開確定を約束」みたいに見えますが、「努力はしますけどね」ということで…別に問答無用で即座に再開、というわけじゃないようで。

日米間の牛肉の取引は現在基本的に停止されています。そのあおりを食らって某外食チェーンなんかが牛肉メニューを停止したりしてます。…別にアメリカ産じゃなくたっていいじゃないか、というのはあくまで一消費者の声であって、何かと不都合があるのは事実。そこで、まあ、早く再開して欲しい、という意見はアメリカからだけではなく日本国内でも出てきてます。…アメリカから輸入できねーだけなんで第三国経由して輸出、とかそーいう手もありそうではあるのですが。

しかしあの「狂牛病(BSE)」の問題があります。日本は全頭検査やってますが、アメリカはそういうことをしていない。一応生後20ヶ月以下なら輸入可にしよう、ということで基本合意はしていますが…まだ完全に再開、というわけには。日米で検査に対する差がありすぎるから、なのですが。(他にもなんだかんだと色々なしがらみやら何やらもあるらしい…)
ほとんど意地の張り合いみたいになってます。アメリカも日本の牛肉輸入再開してませんし(狂牛病が出たから、とか)…検査内容がほぼ同じのカナダからの輸入も停止してたりするんですが。

で、日本でも狂牛病由来の「変異型クロイツフェルト・ヤコブ病」患者が出てしまいました。厚生労働省でも「1980
~1996までの間、一日でも英仏に滞在したら献血禁止」とかそういう動き(厚生労働省)
が出てきてます。どこの肉からか、ということはまだ完全には分かってないのですが…こうなるとさらに世論は硬化、輸入再開への道も険しくなりそうではあります。
そんな中での日米電話会談。…この二つの国も色々あるんですけどね。簡単に再開する、しない、だけ決めてしまえないほどに。…どうなるんでしょうね、なんだかずっとこじれたまま時間だけが過ぎていきそうだ…。

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02/28/2005

車にもブラックボックス

EUで自動車にも「ブラックボックス」をつけることを検討中(Yahoo!:Kyodo)、日本ではどうなるんだか分かりませんが。なお、ブラックボックスと言っても飛行機のそれと同じようにボイスレコーダー積んで音も録音…ではなくスピードやアクセル、ブレーキの状況といった車の状態を記録、事故時の損害補償などに役立てよう、というものです。

実際イギリスのパトカーなんかでは導入しているようですが。EU内で導入できたとして…これが日本にもそういう動きが出てくることになるのかどうか。例えばこういうものもあります→日本交通事故鑑識研究所 ドライブレコーダー
これはフロントガラスのミラーに取り付けて、一定操作以上の危険な運転をすると警告音、さらに万が一の事故が起きると衝撃前の12秒、そして衝撃後の6秒の計18秒を自動的に録画、というもの。すでに導入しているタクシーもあるとのことで、今年春~夏には個人向けも発売予定。
これも一種の「ブラックボックス」と言えるわけですが…EUのと比べてみると…どうなんでしょう?

どうもこういうものを付けると「監視されているようでイヤ」という声もあったりします。逆に「悪いことしてないのなら問題ないだろうに」という声もあって。こういうのは法整備とかそういう時に必ずと言ってもいいくらい出てくる「声」ではあります。
私は車乗らない(免許もない)んで直接どう、とは思わないんですが…ある程度こういうのもあった方がいいんではないか、とは思います。交通事故てのは車社会の現代ではある意味一番身近な惨事です。しかも「天災」ではなくて「人災」。起こされた方も起こした方も無事では済まない。…そういう状況が緩和できるんなら…とは思うのですが…一方的な押し付けではなくてきっちり話し合って決まるんならそれでもいいような。
…こういうの取り付けるのはドライバーの義務ではないか、という人もいます。ここんとこ、捉え方が各人色々あるんで難しいとは思うんですが…議論とかそういうところで、そろそろ始まってもいいいような。日本もすでにそういう時期に来てるわけですし。

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02/27/2005

そりゃ、販売停止にもなるだろ

とは思うのですが…車に轢かれて死んだ動物の形したお菓子、販売停止へ(excite:REUTERS)。場所はアメリカ。いわゆる「グミ」と呼ばれるゼリー…というほどではないのですが、ガムほど硬い噛み心地ではないお菓子です。結構ハマってしまう人が多いという話も聞きますが。→販売元:Kraft

そのグミの名前はまんま「ROAD KILL(MCTwholesale)」というもので…どれだけ「グロい」ものだったのか、とかそういうところはちょっと分かりませんが。意外とマンガちっくにかわいく?仕上げてあったのかも知れません。が…それでも動物愛護団体にはやはり許せないモノだったのか…?
「轢死体」とかリアルに書かれたら誰だって買わない(それでも買う人は買うかな…結構スゴイ形のもあるんだそうで)わけで。しかし…例えばあの「ハリー・ポッター」でだってかなり「ヤバめ」な内容のお菓子が出てきてたりして。いわゆるジョークの中、ということで済んでしまう…ということだったのかも。

でも日本じゃまず無理だろうな、口に入れるモンをそういう形にするってのは…キャラクターもんとかだったりしても拒否反応、強そうだ…。

それでも今回の発端となった「動物愛護団体」がアメリカのではなくてニュージーランドの、というのがミソなのかも知れません。こういうことに敏感そうな。そんな気がするのですが…。

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02/20/2005

2年3ヵ月ぶりの再開

まだまだ先ですがアメリカ航空宇宙局(NASA)が、凍結していたスペースシャトル計画を再開すると発表(Yahoo!:YOL)。打ち上げ予定は5/15、「ディスカバリー」で、日本人宇宙飛行士野口聡一氏も乗り込むとのこと。

スペースシャトル・オービターシリーズ「コロンビア」が地球への帰還途中に謎の爆発事故を起こしてから…もうそんなに経ちますか。さらにそれ以前の「チャレンジャー」の事故。こういう開発事業には事故がつきものとは言っても。実際に人身事故を起こしてしまえば、どうしてもなんだかんだと風当たりが強くなってしまいます。
事故調査委員会はもちろん事故当時から活動を開始。いくつか原因と思われる要素が出てきてます。…こないだどっかのテレビ番組でやってたのは一種の落雷が原因ではないか…というもの。もちろん普通の落雷ではなく(通常の航空機では機体への落雷はよくあること)もっと大きな威力を持ったもの、らしいのですが。そして…再開すべき条件として提示してた15のうち7項目(別ニュースでは9項目)をクリア「残された項目の多くは、間もなく作業が完了する」(「」内↑元記事より引用)とのことで、今回の再開へと繋がりました。

しかし宇宙産業(まだ『産業』とは呼びにくいもんですが)の環境はその間にも変化、簡単に言えば「飛ばしにくい」状況になってきてます。…それでも「飛ばさない」といけない状況でもあります。国際宇宙ステーションは? 様々な人工衛星は? そして、月などの他の天体のことは…?
国際宇宙ステーションはロシアがなんとか頑張ってるような状態。ヨーロッパの方も頑張ってきてるんですが。…やはり実績のあるアメリカが参加してくんないとなー…という観はあります。

日本のも頑張ってほしいとこなんですが。ホントは。でも…まだ無理かなあ…。

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02/16/2005

発効はしたけれど

京都議定書が今日(2/16)から正式に発効、日本もCO2などの温室効果ガスの削減へ(Yahoo!:REUTERS)。1997年に京都で締結されたこの「条約」、簡単に言えば工場なんかから出てる煙を減らそう、という動き(←簡単すぎ)なわけですが。しかしアメリカは不支持(Yahoo!:Yomiuri)…クリントン大統領は支持してたけどブッシュ大統領になってから離脱…の姿勢は崩してないわけで。今後各国の足並みがどうなるのか、まだまだ分からんもんではあります。
なお「温室効果ガス」とはCO2などの「(結果として)地球の温度を上昇させる気体」のことです。温室のように地球を覆って暖かさを外へ逃がさない=温室効果のもとになる気体で…特に産業革命以降、少しずつ地球全体の温度が上がってきているとされています。ちなみに去年の夏の酷暑とか、ああいう風にいきなり上がったりはしません。気づかないほどなんですが…じわじわ、じわじわと上がってます。

さて、京都議定書では「2012年までに1990年水準の5%以上温室効果ガスを削減する」というのが目的になってます。CO2などの温室効果ガスを大量に排出しているのはいわゆる「先進国」なわけで、そういう国が集まって全体で1990年比5%以上、減らそうじゃないか…というものでしたが。ちなみに日本は6%減らす、というのが当初の予定でしたが…2003年度の測定値から%が増えて今は14%削減、ということになってます(Yahoo!:Sankei)…。
温室効果ガスを減らす、ということはつまりは工業地帯など産業の活性を低下させることにも繋がります。煙もくもく吐いてる煙突ぶった切って潰して回るわけにもいかんので、そういうガスを抑制する装置が必要。それの購入・維持・操作…と出費はかさみます。日本では、そういう企業を支援する目的で「環境税」を導入してはどうか…という案もありますが、まだまだ議論中の段階。いくら「エコ」ばやりの昨今でも話が税金となってくると…反対も多そうな。

さらにアメリカの離脱。地球上で最もそういうガス吐いてる国なもんですから…困る。しかもこの国際協定は「先進国」での話。今後、いわゆる「発展途上国」にもこういう協定を守ってもらおう、という動きもあるのですが…冗談じゃねえ、なんでてめえらが今までやってきたことのツケを払わないといけねえんだ、俺らだってイイ暮らしがしてえんだ…と、やはり「産業の抑制」には二の足を踏むだろうな、と。
「地球全体の問題だから」と言って押しつけるわけにもいかず(押し付けるべきだ、てな人たちもいますが…)さらにアメリカのことも…放っておくわけにもいかず。このままでは片手落ちですし。

発効はしましたけど…問題はまだまだ山積み。日本だって14%削減を実行しきれるのかどうか…。

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02/09/2005

イスラエルとパレスチナ

イスラエルのシャロン首相とパレスチナ自治政府のアッバス議長が「相互に停戦宣言」(Yahoo!:YOMIURI)。最近は、以前にクリントン元米大統領の肝煎りで行われた「停戦宣言」から数歩も下がってしまったような状況でしたが…これでまた「和平」へ進行してくのかどうか。…そう言えば和平交渉の時に米へ招かれたイスラエルとパレスチナのお二人、もう亡くなってるんですね…。

前にもここでも書いたかも知れませんが、イスラエルとパレスチナの「抗争」は宗教問題から経済的な問題、それから各国との様々な「しがらみ」。そういうものが複雑に絡み合って今日まで来ています。「戦争反対」のお題目だけで解決するような単純な問題ではありません(…国家間のモメ事で単純なもんなんかありませんが)。
直接的ではありませんが…石油に関することも大きいです。何の因果か中東てのは他の産業が発達しにくいのに、産業に不可欠な石油が出ます。もちろん、中東のドコ掘っても即座に原油が間欠泉のごとく噴き出してくる、ってわけではないのですが…あの辺り(なんて大ざっぱな)に世界中で使ってる石油の大部分が埋まってることには違いありません。…アメリカなんかにもあるんですが…やはり中東の方がデカイ…。
というわけで「あの石油が欲しい」という人たちがいつも出てくるわけで。欲しい、と言っても石油を文字通りその手に「独占」してしまう…というよりそれを「売りさばく権利」が欲しい。そうすれば莫大な「利」が転がりこんできます。
実際、中東の石油ってのはヨーロッパを始め色々な国や組織に牛耳られてきた、という歴史があります。最近ではそういうのは表立ってきてはいませんが、それでも隠然とした勢力は保ってきてるわけで。今でもどっか「ヒモつき」観が拭えない。これはイラクもそうなんですが…自分の足で立たせてもらえないような印象。

一方でイスラエルとパレスチナは直接石油どうこう、というより二つの宗教上の聖地の問題や民族のことの方が大きくなってきてしまいますが。しかし全く無関係ではないわけで。周辺の国家の動きいかんによってはどんな影響が出てくるか…分かったものではありません。乱暴な言い方ですが、イスラエル消滅というシナリオだってあり得るわけです。あるいはパレスチナの強制解体とか。…本当に極端な言い方なんで、まず起きないだろう、とは思いますが。しかし可能性はゼロではない、この先何が起きるか分からない…。

…一部イスラム系組織は「停戦宣言には拘束されない」と反発してきてます。停戦宣言そのものがまだまだ作り?が甘いという声もありますし。何らかでも前進してくれればいいのでは、と思うのですが。しかし…まだまだ泥沼が続く予兆なのかも知れません…。

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02/08/2005

有名どころなのに

葉巻のイメージが強いキューバで、2/7から公共の場での喫煙が禁止に(Yahoo!:REUTERS)。カストロ議長あたりのイメージ…ですか、悠然と葉巻くわえて…ってのは。しかし議長も20年前に禁煙してた、とのこと。

キューバ(外務省)といえばかつての「キューバ危機(当時、米と対立関係にあったソ連が核兵器をキューバに配置した事件)」から社会主義国家、といった見方まで色々あったわけですが…「冷戦」という言葉もあまり聞かなくなった昨今では観光地としても有名ではあります。実は日系の方々もおられます。
…↑の外務省の基本データによると通貨単位は「ペソ」で、為替レートは1ペソ=1米ドル。しかし…これは公式レートであって、非公式レートだと「1ドル=約26~28ペソ」って。約30倍。つまりはそこまでペソが弱いのか…ってのは、まあ、当たり前なのかも知れませんが。日本だって1ドルが100円ちょいしますし(ちょっと意味が違う…)。

そんなキューバの主な輸出品目には「タバコ」の文字が。最近では国家あげて禁煙やってるとこもありますが…キューバとトルコだけは禁煙やらないだろうなあ…とか思ってたんですが。だって、自分で自分の首絞めることになりそうで。アメリカはまだ他のところで取り返せますからいいんですけど(オイオイ。
しかし…やっぱりこういうのは世界的な流れ、というやつなのか。それでも元記事によれば過去にも何回か禁煙の試みがあった、とのことで…生産と消費は別、というサッパリと割り切った?考えなのかも知れません。

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02/06/2005

ある意味ありがち

カナダで「愛国心」をあらわすピンバッジ、実は中国製(excite:REUTERS)。なんか、どっかかけ違えたような話ですが…まあ、ある意味ありがちな話でもあるような。
なんで中国製か、というと安かったから、なわけですが。それでも納得しないのは質問してきた議員。カナダ国内で生産すると国際貿易上よくない…てなことになってますが、実際はコストが割りに合わんのだろうなあ…と。

ここでやはり「こういうものは自国内生産でないと」「いやこういうものは形や形式ではない」と、こういうお話になっていきそうです(実際そういう流れでちょっとした騒ぎになってるわけですが)。…これはカナダの話ですが、日本だとどうなるのかな、とは思います。「愛国心」て言い方がどうも受け入れられてませんが…。
一種の「執着心」かな、いや…これだともっとマイナスイメージかな…。
言い換えたって内容は同じ「どこまで日本が好きか」ということで、別に軍隊とかそっちとは関係ないわけで。自分が住んでる(あるいは生まれた国)が好きか、と聞かれて「いいや」というのはよほどのヘソまがりか移住を決意してる人か、あるいは何か別の目的を持ってる人か。嫌いだったら他の国へ行けばいいわけですし。
…無理に愛せよ、と言ってるわけではありません。ただ…なんか、テレビなんかでこういう問題になると別の方へ、別の方へと話を持って行きたがる方が多いような。「好き」は「好き」なわけで他にはなく…また「愛する」というのとも、ちょっと違うような。その辺は言葉の違いだけでは済まないのですが…そこまで「重くはない」といった感じでしょうか。
長く関係した土地には、どうしても愛着が沸いてきてしまうものではあります。

しかしカナダのこの問題は…どうするんだろう…そのまま、ということにはなりそうなんですが。

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02/04/2005

そういうコウモリではなく

ペルーで狂犬病にかかったチスイコウモリが人間を噛み、少なくとも11人が死亡。噛まれた数は1000~2000人以上か(Yahoo!)…なんだかヒッチコックの「鳥」ばりに吸血コウモリが大挙して人間を襲った・・・てな風にも見えますが、実はそういうことではないようで。「チスイ」ったって首筋に噛み付いて…ではなく皮膚を小さく噛み切って、そこから流れ落ちる血液を舐めとります。しかし、今回のように噛んだ時に狂犬病などの病原体が入りこむことがあるので、そういう意味では注意が必要ではあります。

血液てのは非常に栄養に富んでいて、しかも吸収しやすい「良いエサ」ではあります。
コウモリの仲間で血を吸うのは現在三種が知られています。うち二種は鳥の血を吸うのが専門なので、哺乳類の血を吸うのはナミチスイコウモリ(Desmodus rotundus)のみになります。なお、このコウモリ、自重に対して大量すぎるほどの血液を一気に体にため込むので体が丸くなり、飛べなくなります。実は通常でも「飛ぶ」より「跳ぶ」ことの方が多いという話も。しかも余分な水分(血漿とか)を排出しながら懸命に血を舐めとるんだとか…。
その他の血を吸う動物、というと身近なところでは蚊、ノミ、などになりますか。「血液」の定義を広げて「体液」にしてしまうとサシガメなどカメムシの類は獲物(ムシ)の体液を吸い尽くすんで、こういうのも入ることになりますけど…そこまでは。
鳥類でも血を吸うのがガラパゴス諸島にいます。これはカツオドリなんかから血を吸います。

今回のは「吸血」というよりも感染してしまった「狂犬病」と…現地での医療に問題があったような。
狂犬病は今は日本にはない、とされている病気です。…もちろん断定はできないわけで、どこにキャリアの動物がいるか分からないわけですが…公式にはない、と。しかし他の国に行けばまだまだ現役で恐怖な病気ではあります。
名前に犬はついてますが、犬に噛まれた時にだけ伝染するわけではなく、今回のコウモリを含めて哺乳類に噛まれた時に唾液から感染します。しばらくの潜伏期間の後に発症すると…まず助かりません。症状も水や光を怖がったり、動物じみた異常な行動を取ったりするので印象的にも大変に怖い病気です。

…現地では近代医療を信用せず患者が増えている…ということのようですが。でも「チスイコウモリ=血を吸い尽くすお化けコウモリ」というイメージのある私たちだって…似たようなもんかも知れません。例えばどっかの研究機関とかからチスイコウモリが逃げ出した…とかそういうことが起きたら。一体どんな騒ぎが起きるのやら…?

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01/31/2005

イラクのせんきょ

フセイン政権崩壊後のイラクで初の選挙。シーア派が優勢?(Yahoo!)。フセイン政権は少数派のスンニ派でもって体制を維持してましたから…今後はシーア派とスンニ派の位置付けが逆転するのではないか、とされています。

選挙の投票率は60%ほど、と言われていますがこれは非公式な情報をもとに算出しているとのことで、正確なとこは分かりません。しかし、だいたいこれぐらいではないか…という声もあります。結果そのものも正式に出るにはあと十日ほどかかるようですし…本当の「結果」てのは選挙が終わったばかりの現時点ではまだ、出ないもんなのかも知れません。
一方で選挙の妨害が目的、とされているテロも多発。今まで力のあったスンニ派にとっては「数で来られたら負ける」てのは火を見るより明らかなわけで…選挙実施の引き伸ばしも要求していましたが、テロという実力行使にまで発展してしまいました。…自国内での勢力争いだけではなく、どうしても大国の「ヒモ」がちらちらと見えてしまうわけで…そういう事情に反対するテロも起きています。今後もそういう活動が活発化する恐れもあります。

選挙そのものは「選挙は全体的に良好な状態で行われ、不正は極めて少なかった」(「」内↑記事引用)というNGOの声明もあったように非常にイイ状態で行われたようで(ま、不満を言う人はどこにでもいますが)…しかし、国民への告知という点でどうなんだろうか、ということがしばらく前に言われていました。投票所がどこか知らされていない、候補者の氏名も分からない、どんな考えを持った人が立候補しているのか…といったことなど(安全上の理由でそういう細かい情報はあえて直前まで流さなかった、という話も)。その辺はどうなったのだろう…皆がある程度でも理解できた上での選挙だったのだろうか、と。
どこでも選挙てのは大変なもんなんですが。少しずつでも変わっていく、という意味では大変に意義のある選挙だと思うのですが…どこかの形骸化してしまった選挙よりはまだ、明日が見えてくるんじゃないのかなあ…と。

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01/19/2005

だいとうりょうっ! 就任式っ!

現地時間での1/20、アメリカ大統領の就任式が行われます。就任するのはもちろん再選を果たしたブッシュ大統領(TheWhiteHouse:英語)。何かと問題?が多いとされている方ではありますが…空前の警備体制が敷かれるとのことです(Yahoo!)。まあ、当然と言えば当然ではあります。一部では「戦争を起こした極悪人」ということになってるわけですし。

一般的には例の「911」の報復でイラクを攻撃した…ということになっているようで。国連の査察を拒否してまで隠し続けたとされる「大量破壊兵器」も結局見つからず、捜索は断念。一気に決着つけてさっさと終わらせる予定だった戦争は泥沼へと突入。一応暫定政権へと引き継いでさらには現地有権者選挙による指導者選びへと流れはできつつありますが…長引けば長引くほど世界中の世論はなんだかイヤぁなムードへ、と。次々と撤退していく各国軍隊、テロにつぐテロ…。
実際は別口になってるとは思うのですが「911」と「イラク」。
たぶん911が起きなくてもアフガンに続いてイラクも攻撃してたでしょうし。たしかに何を好き好んで親子で中東にくちばし突っ込みたがるんだ、とかそんな風にも思いますが。…でもあのままいわゆる「恐怖政治」のまま放っておく、というのには様々な利権や土壌が絡みすぎる中東の情勢。ただの正義感だけで戦争しちまった、てなはずはないわけで。国家が大きく動く時ってのは何か思惑…それもその国の利益になる「何か」が必ずあるはずなんですが…。
…正確な判断…むしろ審判は後世の方々に任せてしまうべきなのかも。今の我々には判断できない、いや、してはいけないことなのかも知れません。過去の歴史から未来のまだ見ぬ結末まで連綿と続く「何か」のごく一部の出来事、なんではないか、と。

と、まあ、内外から色んな意味で注目されてる二期目のブッシュ政権。なんだか間の悪い時期に車に立てこもった人もいましたが(Yahoo!)。テロではない、て…一瞬、なんか関係あるのか、とか思っちまったじゃねーか…なんでこんな時にそんな場所でやるんだか。興奮…むしろ逆上して周りが何も見えない状況になっちまってたのかなあ…でもそういう人間て結構多いような気もしてますが。もちろんアメリカだけではなく。

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01/12/2005

インド洋の、地震 #5

連日のように被害が報告されてますが…国家間でも支援の取り組みの枠組みができあがってきてます。例えば貸したお金の返済を先に延ばす、とか。それだけにこだわってしまうわけにもいきませんが、ないと困るのもお金。で、各国が競って「援助したる、カネ出してやる」ということで集まる予定のお金は37億ドル(Yahoo!)…これが1/6の時点での緊急首脳会議でのお話。ちなみにこの時日本は5億ドルを提示(これが出せる限度額だ、という声も)。
しかし…結果は7億ドルで支援国会議は閉会(Yahoo!)。日本は全体の3分の1にあたる2億5千万ドルを提示してますが…。

別に金額でどうこう、という問題ではないのですが。ただ、国連は過去にも同様な苦汁をなめたことがある(CNN)ようで、「ミスコンじゃねえんだ」というような発言があったのもうなずけるというもの。いくらいくら出す…って言っといて一部しか出さない、もしくは払いもしない…てなことになったらイヤになりますがな。今回は本当に払ってくれんだろうか…? てな疑いに満ちた目で会議の結果見てても仕方がないような。

今回は個人での寄付も大きいようです。小国の寄付額超えるような額、寄付してる「個人」もいたりして。元々欧米の方々は寄付に抵抗がない、という話もあって(例えばクリスマスの寄付、とか)こういう場合に有名人が寄付するのはある意味自然なんだそうですが…その割にはブッシュ大統領の寄付額が…てなことまで取りざたされたり。
…だから金額じゃねえんだって。「もうこれ以上寄付はいらない」と宣言した団体もあったりしますし。
とは言っても…気にはなるわけで。タダでは復興はできません…。

しかしこの「7億ドル」の支援も各国はきちんと払うのだろうか。…一度言った以上は守ってほしいのですが。

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01/06/2005

インド洋の、地震 #4

数では計れないことなんですが…津波の被害は15万人を超える可能性(Yahoo!)日本人も23人の犠牲者が確認されました(Yahoo!)。しかし実数はまだまだ把握しきれていないのが現状です。日本人だけでも千人近くと連絡が取れていない…という話まであります。旅行会社のツアーならまだしも個人旅行や現地在住の方々などの場合、完全な把握はきわめて難しい状況です。遺体の確認、ったって…もうだいぶ日数経っていますし、何せ数が。津波にさらわれた友人を探している、という日本人の方がテレビに出ていましたが…三ケタ以上も確認しないといけない、と。
タイのプーケットでは追悼集会に一万人が(Yahoo!)。仏教、イスラム教、キリスト教合同で行われたとのことです。

数日間漂流して助かった、というホッとするニュースもありますけど、今回の津波では動物の被害が少なかった、という話もあります。観光でゾウに乗っていた家族が、ゾウがいきなり高台に走り出して助かった…とか。電磁波絡みで地震などを予知しているのではないか、という説もありますが、はっきりしたところは分かっていません。昔から言われていたことではあるのですが…精度がまだ今ひとつ。しかしあちこちで研究されていることではあります。

そして…疫病が広がる恐れもあるのですが、さらに犯罪が増えているとのこと。一部では被災して家族から離れてしまった幼い子供を連れ去ってしまうケースもあるとのこと。…連れ去られた子供はどこかに売られることになります。こういう人身売買はもちろん非合法なので、表立って動けない組織の資金源になっていたりします。
中にはタイ人の子供ではなく観光で来ていた外国人の子供も被害に…という話もあります。そういう方面への対策もとってはいるそうなのですが…状況が状況ですし。

今日、小泉首相も行った支援会議。各国からの資金援助が続々と決まっています…こういうことはお金ではないわけで。でもお金がないと何もできないわけで。どっちだけでも、どっちが欠けても進みません。
…復興なんてアッという間…とは言いますけれど。復興の緒に至るまでが…長くて辛いような。それでも、一日も早く現地にやすらぎが訪れることを切に願っております。

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12/30/2004

インド洋の、地震 #3

スマトラ島沖を震源とする地震による津波の被害が連日報道されてます。国際赤十字によると被害者は10万人を超えるのではないか(Yahoo!)とされています。こういうことは被害者の『数』だけで決めてしまえるものではないのですが…史上最悪の津波被害となってしまったことに違いはありません。さらに疫病の蔓延(今、冬の日本とは違いあちらは高温多湿)を防ぐために外国人も含む全ての遺体を荼毘に(Yahoo!)という決定がタイではなされた、とのこと。理由が理由なので理解はできるのですが…心情的には納得できない、そんな気がします。ましてや被害者の遺族からしたら……。

国際的な援助も着々と進んでいて、日本からもすでに援助隊が行っています。インド洋で補給作戦を展開中だった自衛隊の護衛艦も輸送のため現地へ。さらには米軍の空母も向かいました。空母が災害援助に、ってのは初のことだそうです。…そんなものが役に立つのか、と思われるかも知れませんが。航続距離の短い航空機(無給油で地球半周できる機体…ってぇと…さて何種あるのやら)からの輸送も可能になりますし、何より船舶による物資輸送てのは莫大な量を送ることができます。そのつど輸送機飛ばすよりも早いですし。それにいちいち言い合ってる場合じゃない。
そして…これでインド洋沿岸の国々にも津波警戒システムへの話し合いが具体化していくのではないか、と。昨年はだめだった(Yahoo!)ようですが…今後こういう被害が広まらないよう、前向きに進むことを祈ります。
日本だとどんな地震が起きても、速報などにすぐ「津波の心配はありません」とか「津波の恐れがあります」と出るのが普通になってます。さらにヤバい場合は即座に警報が出ます(それでも海岸に近づくバカはいますが)。この環太平洋の警戒システムだって1960年のチリ地震による津波被害が出てから本格化してきてます。

…人災の側面もあるとは思うのですが。そりゃゼロじゃないでしょうけど。でも地震てな自然災害です。それ由来の津波も。不十分な予報は可能でも、予測は不可能な自然現象相手に「あの時誰それが迅速に動けば」とか「なぜ警報システムを作らなかった」なんてがよく出てきますけど。
そりゃ、後からなら誰だって言えるんです。100%当たる予言てのは後付けだけです。
ある程度でも予測して防災機構作っても、結果出なきゃ叩かれるんです。こんなムダなもんて。たしかにムダで済めばそれでいい。でも、もし、これで被害が減るなら…と。そう考えて運営してる方々もおられると思います。

直接被害があった方々なら、「あの時…」と責めても仕方ないと思います。だけどそうでもない人たちが「あの時…」て言っても。ましてやとりあえず国とかそういう組織に言いたいことだけ言って…それで終わり、ってのも。もっと前向きに責めるんならまだしも、と思うのですが。

…まだまだ色んな「災」はあります。正直なとこ、来年は一つでもそういうのが減りますように……。

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12/28/2004

結・ほとんど革命

混迷が続いていたウクライナの「やり直し」大統領選挙は野党のユーシェンコ氏が当選、与党のヤヌコビッチ氏が敗北宣言(Yahoo!)写真(Yahoo!)という結果になりました。
結果としては親欧米派が勝利したわけで。旧ソ連時代からどうしても続いてしまっていた「親ロシア(『これまでのこともあるし…ロシアを好きになって当然♪』てな空気)」に対していくぶん変わった空気が流れ込んできたのかも…と完全な部外者は思ってしまったりして。実際はどんなもんだったんだろう、やっぱ旧ソ連としてのロシアは嫌だったのか、それともロシアという大樹にまずは寄ってみてから、ということだったんだろうか…。

一部ではユーシェンコ氏の端正な顔立ちが一変、あばただらけの醜い顔に変わったのは一服盛られたからだ、とされ…実際にヤバい数値の毒素(ダイオキシン?)が体内から検出されたとのこと。そういう同情票をも取り込んでの今回の勝利とされています。
…でもなあ。
本当に毒殺するつもりだったのか。それならもっとバレにくい毒(病気と見せかけるとか)ってのもあるのに。いくらでも。

なんだかんだ言って国際関係てのは相互の利害関係です。人間関係と同じです。利があれば動き、害があれば排除する。
世界平和うんぬんたってまず自国の利益、それから相手の利益、と考えるのは当たり前、当然のこと。隣家より自家のことをまず考えるのは不自然ですか? それとも…自分の家のことは放っておいてもまずは他人の家のことを優先してしまいますか…? 自家の心配がある程度でも消えたら隣家、そして周囲、さらに環境を心配する…てのは当然ではないかと。
…そう思うのですが…さてさて。

ウクライナはこれでなんとか決着しそうな勢いです。一時は革命じみた騒ぎにまでいくんではないか…とされていましたがとりあえずは…このままで。「親」の対象が欧米へと。…ある意味転換期なのかな…てのは部外者の独り言。今まででも「反」ソ連に転じた国家がないわけではない…。
世界…万物ってのは流転して、過去に影響されて、そして様々に変化していくもんだなあ、と。
そんな風に感じてしまった次第ではあります。

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12/27/2004

インド洋の、地震 #2

死者1万3千人超、スリランカやモルジブで非常事態宣言(Yahoo!)タイのビーチは壊滅状態(Yahoo!)邦人にも被害が(Yahoo!)…地震の規模をあらわすマグニチュードも8.9から9.0に変更。9以上となると歴史上でもめったになかった大地震になります。太平洋をはさんで、日本にまで津波が届いた1960年のチリ地震が9.5で最大とされています。あの阪神・淡路大震災でも7.3でした。

いくつかの旅行社が企画を組んで年末の旅行で行っていたようです。さらには個人での旅行も。20人が安否不明(Yahoo!)という情報もありますが、実際のところは混乱が続いているようで正確な情報はまだ、というのが現状のようです。現地のスタッフも存在の把握が精一杯。個々の情報までは…。
日本を含め各国からの援助も決まってきてます。

しかし…なぜか日本国内での扱いが低いような。口の悪い言い方をすれば「日本人が被害に遭わんと動かんのか」…というのはやっぱり言いすぎですか。年末の忙しい時でもあり、テレビも特番多数。しかも確定の情報も少ない、となると…こうなってしまうのでしょうか。所詮は対岸の火事、という風には思いたくないのですが。
亡くなられた方々のご冥福と被害に遭われた方々の平穏をお祈り申し上げるとともに、これが今年最後の大災厄となることを切に願っております。「災」の字がここまでつきまとうってのも…。

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12/26/2004

インド洋の、地震

インドネシア・スマトラ島沖で深さ30km、マグニチュード8.5の地震が発生、スリランカでは津波による被害も(CNN)CNN本家(英語)
気象庁の地震データ、マグニチュードが8.0のままになってですが。この後さらにマグニチュード7.3の余震?も起きています。

インド洋沿岸の広い地域にわたって影響が出そうです。
まだ細かい情報が伝わってきていないのが…逆に不気味です。津波の高さは十数メートルという話もあり、数人から数十人がさらわれた…となっていますが海岸沿いではどうなったのか、分からないのが現状です。被害者の数も数百人…とされていますが実際は分かりません。被害の範囲が広く、地震そのものの揺れとさらに津波の両方での被害拡大が懸念されます。
日本人関連(震源近くのアチェには邦人二人がいたそうですが)は被害の報告はない…と言っても年末で海外に行っている場合もあるわけで。プーケットとか大丈夫なんだろうか…。

今後の詳細な情報を待ちたいと思います。まだ確定してはいないのではないか、と。それにしても…現時点でどこのテレビでもやってないってのは…何なんだかなあ…。

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12/24/2004

イブどす

というわけで(?)クリスマスイブというやつです。以前にここでも紹介したNORADのサンタ追跡サイトではこれを書いてる現在「サンタさんは準備中」ということで…しばらくしたら開始されるんだとか。参加…つーか見てみたい方は今からRealPlayerを用意しておきましょう。rmやramファイルが再生できればそれはそれでいいんですが。…私はちょっとリアルタイムでは難しいかも…。

ところで実はアメリカではこんな場合もあるんだとか。クリスマスの宗教的表現をめぐる論争が…(Yahoo!)と。「メリークリスマス」もいかんのではないか、クリスマスキャロルを歌うのもどうなんだ? ということのようです。一部ではブッシュ大統領再選も影響してる、とか。…まあでもアメリカ全土で…ということではないのではないか、とも思いますが。
日本人は比較的「宗教に甘い」民族と言われています。神道、仏教、キリスト教などがごたまぜになって特にどれを信仰するというわけでもない。こういう状況は敬虔な信徒にとっては信じられないことだそうで。そんな日本ではクリスマスと言えば「恋人同士」「プレゼント」「パーティ」とかそういうキーワードが出てきて、あまり宗教宗教してません。どっちかと言えば…ただのお祭り。

アメリカって国は実は結構敬虔なキリスト教徒の多い国ではあります。…いや、欧米てなそういう国ばかりかも知れませんが。そんな中でも「純粋に教義を求める」人たちから見たら「クリスマス」てのはキリスト教本来の祭ではないそうな。
…あれ? キリストの誕生日だったんでは? ってなりそうですが、実はイエス・キリストがいつ生まれたか…てのは分かってません。ドイツの方だと12月上旬にクリスマスを祝う地方もあります。じゃあそもそも12/25は何の日だったのか…というと。
元々この日はミトラ教で「太陽の誕生」を祝う日だ、という説があります。古代ローマ時代にまで遡るこの宗教は太陽を信仰していました。12/25あたりには「冬至」があります。今年はつい二日前がそうでしたが…この日を境に昼間が長くなります。つまり太陽が新たに生まれた…というわけなんだとか。これとキリスト教やらさらに他の風習やらが混じったのがクリスマス、とされています。ちなみに「ミトラ」は仏教では「弥勒菩薩」になったとされているとのこと。

宗教的にはかなり曖昧なクリスマス…むしろ古くから伝わってきている行事なんてのはこんなものかも知れませんが。サンタの赤い服だって某飲料会社の宣伝からだ、いや元になった聖者が赤い服を着ていたからだ…と色々。
まあ、楽しけりゃそれでいいんではないかい…てのは明らかに日本の考えですか。それでも、ま、何かイイことのきっかけになればいいんではないのかなあ、と。

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12/21/2004

Get'im!!!

NORADと言えば米軍とカナダ軍が共同で運用する北米航空宇宙防衛司令部で、もちろんバリバリ?の軍組織。そして今年が記念すべき50回目となるあるプロジェクトが。
サンタクロースを追跡せよ!!!

…冗談でも何でもなく、いや、ある意味壮大なジョークではあるわけですが…ホントに追跡するらしいです。12/24に。こちらのサイトもどうぞ。一応?NORADの一部になるんで当然英語だけか、と思ってたらなんと日本語版もあります。さらにクリスマス音楽のmp3無料配信(演奏してるのが…)や「なんでこんなこと始めたの?」に対する答えまで。
なんだかちょっと怪しい日本語ではあるんですが。…まさかなー…ホントにそんなことあったん?とかゲスが勘ぐってしまいそうな理由。知りたい方は↑のサイトへどうぞ。

って、別に宣伝してるわけじゃあないんですが…こういうのって好きなもんで。「真剣にバカやる」のが好きっつーかなんと言うか。ノーベル賞に対する「イグノーベル賞」とか。でもこういう感覚はあっちならではなんではないか、と。日本でやったらなんかウソっぽくてべたべたなただの「イベント」で終わっちまいそうな。…悲しいことではあるんですがー…色々あるんで、しゃーないっちゃあしゃーない。

正式?な追跡はもちろん12/24。もっと早く見つけときゃよかった…。当日はどんな状況になるんだろう…?

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12/17/2004

おそらく世界最古

三万年前とされる世界でも最古となり得る象牙のフルートを発見(Yahoo!)。ドイツ南西部で、象牙といってもマンモスの牙。しかも今でも音が鳴るとのこと。保存状態もかなりよかったようです。

象牙の加工というのは結構難しい技術なんだそうで。
今ではほとんど輸入できない状態になってますが…日本だと印鑑が有名なところで。一昔前、まだ象牙が自由に輸入できた頃は「やはり実印は象牙でないと」ということで例えば成人の記念とか出世の記念とか。そういう場合に高価な象牙で印鑑を作ったりしてました。丈夫で磨り減りにくい。朱肉の乗りもいい…ということでしたが…印鑑社会の日本で大量に象牙を消費すると「ハンコで象が絶滅する」とまで言われてしまったり。
ま、象牙の輸入がほとんど禁止されてる現代では別の材料に変わってるようですが。

当然用途は印鑑だけではないわけで。装飾にも多用され、もちろん日本だけではなくヨーロッパでも珍重されてました。アフリカに「象牙海岸」てのが…今でもこう呼ぶのかどうかは知りませんが…そこから象牙を搬出していたのではないか、と。

しかしフルートかあ…現代のとは違う形なんでしょうけど。横笛、ということなのかな。
てっきり最古の楽器てのは打楽器だと思ってたんですが。こういう管楽器もあったんだ。…他にも色々と楽器はあったんでしょうか。どんな音楽を奏でていたのかってのも…気になりますけど三万年前。さすがにそこまで再現てのは無理っぽいですね。

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12/15/2004

塔より高い

世界一高い橋がフランス・ミヨーで開通、エッフェル塔よりも高い343m(Yahoo!)写真(Yahoo!)
つまりは東京タワーよりも10m高いわけで。実際に車が走る高さは270mとのこと。…それにしたって高い…。

2001年から着工、ということで三年の工期になります。しかもコンコルドと同様にフランス・イギリスの共同開発。これでバカンスで訪れる車の渋滞を緩和できる…ということですから、今までは相当にヒドい状況だったんだろうなあ…と。南フランスで気候もいいのに渋滞じゃあ…バカンスの意味もありませんわな。…日本でもシーズン中に渋滞するのは、まあ、当然みたいになってますけど。
長さは2.5km。車線は…一車線なんだろうか。ちょっと別のこの写真(Yahoo!)からでは分かりませんが…そんなに広いもんを作るはずもなく。費用がかさんでしまいますし。そんなもんかも知れません。

実は、ちょっと、高いところ苦手なもんで…写真見る限りでも相当に高い(当たり前だ)わけで。遠くから見る分には良さそうなんですが、実際に走るとなると…???

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12/12/2004

あるイタリア首相

現・イタリア首相のシルヴィオ・ベルルスコーニ氏(外務省)「時効」ということで政界入り前の贈賄罪を無罪に(Yahoo!)…記憶に間違いがなけりゃ、この方、色々と物議をかもしてたような。脱税、がどうこうとか。

↑の略歴を見るかぎりでは相当に「オイオイ」な人物です(いい意味で)。
首相や大統領など国のトップに立つ方ってのはどこか「純粋培養」的なイメージがつきまとうもんで、なんだか生まれた時から政界にいた、ような錯覚すら覚えることがあります。…あ、二世やら三世の議員てのはそんなもんか…。
若い…下手すりゃ幼少の頃からそういう世界を体験してりゃ、たしかに何かと融通がきくようになるもんではありますし…何より対応しやすくはなりますわな。まったく見覚えのない人間よりも馴染みの人間の方がとっつきやすいもんですし。
これがちょっと年食ってから全然知らない別の世界に飛び込むとなると、反応が鈍る、余計なことばっかする、ということでどうしても周りが敬遠→退いてく、ということになります。
本当のところはこういう新しい血と古い血が適度に混ざり合う、というのがいいのでしょうけど。新しすぎると機能しなくなり、古すぎると停滞してしまう。その辺はどの世界でも一緒のようで。

それにしてもこの方は…建設会社設立だのACミラン会長だのはいいとしても…歌手? なんだか似合わない単語が。それはそれで面白い(失礼)ところなんですが…実際はどんな人物なんだろう。見てみたいようなみたくないような。

ところで裁判の方は贈賄、収賄があちこちで乱舞してて収拾がつかなくなってるような。「灰色の無罪」てのも。…かえって動きにくくなってる気もするんですが…どうなんだろ、イタリアてのはそういう首相でも大丈夫なんだろうか…とか。

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12/09/2004

じえいたいのことなど

サマワへの派遣は一年間延長、ということで閣議決定されました(Yahoo!)。…例によって?色々と騒ぎ?がありそうですけど…なんとか一区切り、という気はします。3月でオランダ軍が撤退するのはどうするんだ(オランダの防相は、一応イラク南部担当のイギリスに言っとくとは言ってましたが)とか、さらに来年はどうするのか…てのはそれこそ鬼が笑う話ではあります。
で、さらに与党幹部がサマワに行ったわけですが。
地元の警察のおエライさんと会見しなかったのは…「ぬかっていた」ではすまんでしょうに。まさか警察機構がそこまで復活してると思ってなかったってわけでもないでしょうに。なんか、ちょっと、片手落ちだなあという観は拭えないのではないか、と。
滞在していた時間は、まあ、あんなもんではないかと思います。仮に半日だの三日だの行ったとしても「たったこれだけで安全宣言かぁ?」的な反応は変わらんと思いますし。まあ…今行くのが妥当かどうかってのは、捉え方によって違ってくるもんではありますが。

で、財務省と防衛庁との陸上自衛隊員数削減の攻防ですが…5000人減の15万5000人で合意(Yahoo!)ということで。
一説によると防衛庁が示した数字(16万2000人)てのは災害援助も含めた数字で、これだけいれば全国速やかに災害援助活動が展開できる…という名目もある、とか。…新潟の件もあったわけですが…なんか…ちょっと、タイミングが悪いというかなんというか。数字として出された15万5000人も実際にはその全部が動けるわけではないとのこと。何割かは目減りして考えるもんなんだとか。
予算の方は初のマイナス増加となりました。こっちもこれはこれで色々と騒ぎ?がありそうなんですが。…装備の方は…どうなるんだろうか…。

きっちり守りだけは固めて欲しい、と思うのですが…ううむ、難しいもんです。

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11/28/2004

カレーの中国進出

大塚食品のボンカレー、といえばレトルトカレーの定番なわけですが、このほど中国の工場が完成、あちらでの販売も開始するとのこと(Yahoo!)

カレー、といえばインド料理と思う人も大勢いるわけですが、すでに日本料理と言ってもいいかも知れません。…ホントかどーか分かりませんが、ある日本の人がインドの人にカレーライスをご馳走したら「これはおいしい日本の料理ですね。なんていう料理ですか?」と真顔で聞かれたとか何とか。そもそも向こうでの「カレー」てのは日本での「醤油」や「だし」に近いもんがあって、各種香辛料を混ぜた調味料的なものになるんだとか。つまりは「カレー料理」ってのは…日本だといわゆるカレー味がついた料理になりますが…「醤油料理」とかそういう意味合い?になるようで。
中国の人ってのは独自のコミュニティをしっかりと形成するんで、世界各国どこでも生きていける…と言われてます。日本人の場合は…ちまちまっと小規模なコミュニティしか作らない(作れない?)んでそれほど大きな「日本人街」はない…ブラジルなど南米の移民はまたちょっと、違ってきますが。
一方、インドの人は、中国人の「華僑」に対して「印僑」と呼ばれて、東南アジアでは一つの勢力になってます。国によっては中枢にまで食い込んでいる場合があるとか。

…って、なんでレトルトカレーから印僑のことになってんだ。

えーと、つまりはこういうのを受け入れてくれるのかなあ、と。もちろんメーカー側は味覚から値段から十分に研究を重ねた結果の売り出し、なわけで、余計なお世話だー! と言われりゃそれまでなんですけど。いや、それに中国でもこういうのが普通に売られるようになると、保存食とかそういう意味でも便利になるんではないか、とか。うまく根付いてくれたら地元の人だけではなく…何かで長期滞在する日本の人も嬉しいでしょうし。
それだけに最近の情勢から見ると…なんか、ちょっと、不安だったり。
コンビニも北京にできましたし。色々とお互い交換してったらいいんではないか、とか思うのですが。

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11/26/2004

ほとんど革命

ウクライナの野党陣営、臨時政府を立ち上げ(Yahoo!)。結構ヤバい状況が続いています。→外務省の安全情報

そもそもは大統領選から起きたことで…野党指導者のビクトル・ユシチェンコ候補とビクトル・ヤヌコビッチ首相の間で投票が行われました。結果はヤヌコビッチ氏の勝利。しかし「投票に不正がある」と野党側が指摘。もちろん勝利者側は無視。…そこからデモやウクライナ最高裁などを巻き込んでの混乱へ。さらには「臨時政府」を立ち上げ、現職のクチマ大統領へ「政権を渡せ」と…。

こうやって見るとなんだか革命じみてきてますが。実際は…どうなんだか。

ウクライナ(外務省)ってのは当然のことながらロシアと深い関係があります。ポーランドにルーマニア、ベラルーシ、モルドバに囲まれ、さらにはロシア連邦にも接しています。そして…黒海にも面しています。これも大きなポイント一つ。ロシアにしてみれば黒海の石油というおいしいものが…。
当然、大統領もロシア寄り…というかロシアの影響を受けやすい人物が、ってとこでしょうか。憶測ですけど、やはり脱ロシア?みたいなことを考える人も大勢いるのではないか、と。

今回の選挙では「不正があった」とされ、それが火種になっているのですが。噂によると「投票率ほぼ100%の地方がある」とか「いや、投票率が100%超えてる」とかそういうものまで。某大国の選挙不正がどうたら、ってのはとはまた違ってきてるようです。…あっちはバレてねえだけだ、って人もいますけど。

…なんだか個人的には選挙のことは口実の一つで、本当の目的はこうやって攻撃?することだったんじゃないのかな、とか。一定の力を見せつけるというか何というか。こっちはこれだけ本気なんだ、と。
日本から見るとどっちが「いいもん」なのかどうかは分かりません。ただ、ここまでやっちまったら…国際的には色んな意味でヤバいんじゃないかと。まだまだ混乱は続きそうで…。

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11/11/2004

…パレスチナ#2

パリ郊外の病院に入院していたPLOのヤセル・アラファト議長が亡くなりました。75歳でした(Yahoo!)。遺体は一旦エジプトのカイロは運ばれ、そこからパレスチナ自治区のラマラに葬られる、とのこと。埋葬の件についてはイスラエル政府も了承済み、と。

半世紀近くも一つの組織の「長」であり続けた人物の死。
彼の手腕もさることながら、何か「カリスマ性」のような強烈な魅力がないとやっていけなかったと思います。そういう人物がいなくなってしまうと…やはり問題になってくるのは後継者問題。色々と難しい立場にある組織だけに難航しそうな感じではあります。
入院中から現幹部がお見舞いに行こうとすると…「生きたまま埋葬するつもりだ」と夫人が断固拒否した、とか、誰が「長」になるのか、誰でも同じだ…とか様々な声が出てます。
一般民衆の側からすればそういう権力争い?はどうでもいいことなんでしょう。ただきっちり決めておかないと後々まで尾を引きそうで。

中東の歴史が変わった瞬間かも知れません。いくつか予想はできても実際にどうなるのか…は分かりません。

個人的には好きな人物だったんですがアラファト議長。いつも立派な姿勢なんですがどこか愛敬があって。昔、某突撃企画番組に出てカラオケ歌ったりしてましたが…。
ご冥福をお祈りいたします。一日でも早く中東問題に一区切りがつくといいのですが…。

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11/09/2004

イラクで総攻撃

イラク・ファルージャで米軍が大規模な作戦を展開(Yahoo!)、双方に多大な被害が出ると予想されています。少し前から米軍がファルージャのテロリストに総攻撃かけるのではないか、されていましたが…先月なかばから始まっているラマダンの最中の攻撃となりました。

「ラマダン」というのはイスラム教の宗教上の習慣の一つで、太陽が出ている間、つまり昼は一切の食物を口にしてはいけない、という一ヶ月。別名「断食月」とも呼ばれていますが一切飲んだり食べたりしてはいけないわけではありません。太陽が隠れた夜になると食べてもいいことになっています。細かい違い(例えば断食しなくてもいい場合とか)は立場や状況、宗派の違いや地域によっても色々とあるとのこと。
…お祭りのような雰囲気で行われる場合もあるようですが、そこはやはり宗教行事なわけで。敬虔なイスラム教徒にとっては神聖にして厳粛な一ヶ月間です。
しかしこの習慣がない人からしてみれば理解しにくい。特に戦争状態など特殊な場合はなおさら。
実際、アメリカを筆頭とした各国の軍がイラクを最初に攻めた時も「ラマダンはどうするんだ」が問題の一つでした。近年のラマダンはこの時期で、気候の厳しい中近東では最も安定している時期。なおさら問題になってました。今、攻めたいのだがそうするとラマダンにぶつかる…と。一般市民を敵に回したくはなかったわけです。
あの時はその前に決着をつける、と急いだりしていましたが。
しかし…今回はラマダンの最中に攻撃開始。さらに重要な期間にまで(Yahoo!)
これにはテロとは関係ない、むしろ被害者となってきた一般のイスラム教徒も反感を隠せないようです。

そこまで追い詰められているのか…という気もします。先に書いたように今のこの時期が気候的に一番攻めやすいですし、あるいはパレスチナ情勢との絡みからすると…そして石油価格の安定は…とか。早期決戦が一番。さっさと終わらせてしまいたいのでしょうけど…。
なんだか逆効果になりそうな。すごくイヤですけど、このまま泥沼化していきそうな。そうなると…。

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11/08/2004

コートジボワールの仏軍

コートジボワール共和国(外務省)という国が西アフリカにあります。ギニア、ガーナ、リベリアなどに挟まれた国です。…ふつうに知っている人の方が少ないかも知れません。一部では「西アフリカ」といえば結構知られているのですが…風光明媚なリゾート地、とかではなくて…言い方悪いですけど…「混乱」という意味で。

元々この地域(アフリカは大概そうですが)は大航海時代からヨーロッパ各国の植民地、もしくはそれに準ずる地域でした。今でも残ってる「象牙海岸」(いいかげん改名したっけか…???)という地名はその名残。象からとれた象牙を船積み・搬出あるいはこの地域へ搬送してきたことからこの名前がついたとのこと。…こういうのは探すといっぱい出てきたりします。
で、第二次大戦後になってようやく独立…という国が多いわけです。
やっとヨーロッパの「鎖」から脱出…となっても簡単にその「鎖」を切ってくれるはずもなく。そこで色々な内乱から混乱…物理的にも政治的にも経済的にも…が起きてしまっています。あまり日本では報道されてませんけど…無論アメリカはどっかで噛んでいるんで例えば映画の題材になったりはしています。

コートジボワールは外務省のデータ↑の通りそういう国の一つです。
共和国としての独立は1960年8月7日。その後いくつもの騒乱→和解…を繰り返してきてます。そして…今月6日。簡単に言えば、政府軍がフランス軍を攻撃。シラク大統領が増援と攻撃を指示(Yahoo!)、と。これだけだと???なんですが、2002年の政府軍と反政府軍との内乱を鎮めるため、国連とフランス軍が治安維持軍として駐留してたわけなんですが、これに対して政府軍が攻撃。そしてフランス軍が反撃。アビジャン市内では大規模な混乱が…ということです。しかもフランス軍はアビジャンの「市内制圧」まで発表しています…そこまでやるか…。
なお、日本人(62人)は全員無事とのことです。

ただ、問題というか疑問…というか。なんで国連と合同でフランス軍が来たのか、反発も多かっただろうに、と。歴史的には因縁の浅からぬ国同士。そういうところからもこういう混乱が生まれてきてるのではないか、とも思いますが。

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11/05/2004

…パレスチナ

パレスチナ解放機構(PLO)のアラファト議長が危篤、後継者争いが(Yahoo!)…。
長年に渡って争いの絶えない中東地域のイスラエルとパレスチナ。その一方の象徴とも言える人物でしたが、最近は体調もすぐれず(ほとんど軟禁状態だったそうですが…)パリの病院に入院していた、とのこと。

象徴的な指導者、ということで今後が懸念されているわけですが。
しかし…こういう人物がいなくなってしまうと…やはり混乱は避けれられないのかな、と。あるいは派閥に分裂してしまう恐れもあります。一定の「重し」がない組織ってのはバラバラになりやすいもんで。いや、「重しになる人物」…というよりもこの場合は「頂点に立てる人物」と言った方がいいでしょうか。並の人物ではここまで引っ張ってこれないでしょう。

今後はどうなってしまうのか。イスラエルとの戦闘は激化の一途をたどっています。一時アメリカの呼びかけで歩み寄りが実現しかけた、こともあったのですが…今は以前のような泥沼状態に戻ってしまったような。原因は一つや二つの単語でくくれるような単純なものではありません。
が…そういう状況の中でも非常に重要な位置にあった人物が…。

日本も関係ない、ではすまされないような状況だと思うのですが。

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11/04/2004

だいとうりょうっ! 結果っ!

米大統領選:ブッシュ氏vsケリー氏。結果はブッシュ現大統領の勝利(Yahoo!)、という結果になりました。
一時はオハイオ州でのもたつきによる、結果確定の長引きも予想されてたんですが…フロリダ州での前回が前回だったもんで。しかし結構あっさり?とケリー氏が「敗北宣言」それを受けてのブッシュ氏の「勝利宣言」。これで確定、ということになりました。

今回の選挙は投票率が60%近くと高めなのでは?(Yahoo!)とされています。意外かも知れませんが、実はアメリカ大統領選挙ってのは投票率がメチャクチャに高い(80…90%とか)わけではなく、50%未満だったこともあります。→アメリカ大統領選挙(Wikipedia)
派手派手なキャンペーンや世代を超えた熱い議論などが多く流れたりするんで、国民みんながそういうことに関して高い意識を持ってる…とかそう見えてしまいますが。実際のところは日本とそんなに変わらない…のかも知れません。政治的に安定してる国ってのはそんなもんかも…。

ところで今回はブッシュ氏が再選となったわけですが。
どうもケリー氏が大統領になったら世界平和が訪れて全てが良くなる…ってのは大げさですが、そういう過剰な期待?をしてた人たちもいたようで。そりゃ、新しい大統領になれば政策も変わりますし、何より党が違うし考えも違う。その辺はあるのですが…見た目、そんなに大きく変わらないだろう、とは思うのですが。もちろん変化はあったでしょうけど。
あちらでは「この国はもう終わりだ」的な声もあるとのこと。日本でも、ちらちらテレビ番組見てたら明らかに「ケリー氏が大統領になるのは当然だ」という論調のもあったりして。…やはりブッシュ氏のイメージがあんましよくないからでしょうか。…戦争始めた大統領ですし…しかも親子二代でそれぞれ。さらに財政の先行き不安やら何やら。あの映画「華氏911」も関係してるのかも知れませんが(でもあの監督サンってただのイチャモンおやじのような)。

そういうことも含めて誰がなっても劇的には変化しないのではないか、と。例えばもし、今回ケリー氏が大統領になっていたとしても、もしかしたら一年もしないうちに「ブッシュ氏の方がよかった」てなことになっていた、かも知れませんし。…まあ、そういうこと言い出したらキリがないわけですが。

それでもやはり…なんかうらやましいような気もしてます。やっぱり日本も元首を選挙で選んだ方がいいのかな、とか。でもなあ…日本の選挙活動ってなんか型にはめこんで定型句ばっかり並べ立ててるだけ、のような。言うこともやることも。そんなんで選挙やってもなあ…結局同じことの繰り返しになってしまいそうな。

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11/02/2004

だいとうりょうっ!

アメリカ大統領選挙、日本時間で明日の未明には投票…で、即時開票そして集計。そして結果…。
今回は共和党のブッシュ氏と民主党のケリー氏。日本のように複数の政党でやるわけではなく、二大政党と呼ばれる共和党と民主党、この二つで争っていきます。
細かい点で日本とは違います→米国大使館「2004 大統領選挙の日程」
そんな中ではクラッキングによる妨害も懸念されています(Yahoo!)

まあ、関心の一つとしてはイラク関係など対外活動に関することも出てくるわけですが…結構「イケイケ」なブッシュ氏に対して「慎重な」ケリー氏、という印象を受けます。このままブッシュ氏が政権を握り続ければ「強いアメリカ」を表明し続けて混乱を招く(アメリカだけではなく)という声もあちこちから。そもそも中東問題は…とかそういうことで。
一方ケリー氏ならどうか。こういう国際的な波乱をおさめて平和な(意味は色々と)世界を…とか何とか。
…どっちがなっても一緒なような気はしますがね。一国の元首がまず自国のことから考えんで世界のことから考えたら…その時点でその国は終わりですがな。まず自分の国。それから周りの国々。そして世界のこと。てめえのことも含めて、身近な人々のこともしっかり考えられないよーな権力者に何ができますか。

ちなみに…日本語での「大統領」ってのは「大棟梁」から来てるって説もあります。幕末…まではいかないペリー来航の時。フィルモア「プレジデント」からの親書。この「プレジデント」どう訳すか。「国王」「皇帝」「大王」ってのはどうも選挙で選ばれた元々人民にはふさわしくない。…じゃあ、人民のエラそうな人、職人の頂点で「棟梁」から…って感じで。なんだか当時江戸城内では色々とあったようです、身分関係のお話とか何とか。

結局はアメリカ国民のことなんで、こっちからどうこう言うことはできません…念のために言っときますと、アメリカの大統領ってのは「NATIVE」つまりアメリカ生まれでないとなれません。
それでも世界の趨勢にはどうしても絡んできてしまうお話。一体どうなってしまうのやら…?

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10/31/2004

続・ついにイラクで

日本人の人質が出てしまいましたが…結果としては最悪になってしまいました(Yahoo!)。なぜこんな時期に危険なイラクへ?などの疑問は尽きませんが、ご冥福と…そして家族の方々の安息を祈ります。気丈なコメント(Yahoo!)でしたが…想像もできないほどの苦痛だと思います…。

今回のことは報道の混乱もさることながら現地からの情報の錯綜…米軍からの情報があまりにもひどい勘違い?だった、とか…あるいはテロ組織の迷走もあるのではないか、と。実際には外国人を拉致しては要求を突きつけ、そして殺害を繰り返してきているのは迷走どころではないのですが…今回のことにはいくつか不可解な部分がある、という声もあります。
その一つは…なぜこの結末をネット上ででも流さなかったのか。
自らの手で行ったのなら結果を誇示するのではないか、ということです。そうしないとここまでやる意味がないのではないか、あるいはそうできるほどの余裕が今、ないのだろうか…?
米軍による大規模な掃討作戦が展開される、という話もあります。その影響もあるのでしょうか…。

そして今後も出てくるであろう「自衛隊派遣」の問題。…今回は撤退してもこういう結果になったのではないか、という説もあります。仮に48時間で撤退できたとして、その確認から解放までのプロセスをきちっと把握できたのだろうか…あれだけ連絡のつきにくかった組織なのに? 実際に撤退して人質が解放された国もありますから一概には言えませんが、どうも、なりふり構ってないような気がします。何がなんでも要求を押し通す、そのためにはどんな手段でもとる。
さらに…日本はもう遅い、という声も。
もう派遣してしまった以上日本国内にいても完全に安全ではない。9/11でもう「100%安全な国」というのは存在しなくなってしまいました。…海外の日本人だけではなく、日本が狙われる可能性はゼロではにわけで。
…しかし…では具体的に我々はどうしたら自分の身を守れるのか、というと…???

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10/27/2004

ついにイラクで

起きてしまったか…という観のある日本人人質事件が発生(Yahoo!)しました。48時間以内に日本の自衛隊を撤退させるように要求、受け入れられなければ人質の男性の首をはねる、と。
これに対して小泉首相は要求を断固拒否という姿勢をとっています。

人質救出への水面下での交渉は進みつつあるようですが…一方で犯人グループとされているザルカウィ氏関連の集団は残虐な殺害をするということで知られています。…慎重にならざるを得ないわけですが…まだまだ予断は許されない状況です。48時間という期限も、具体的にいつ、とは分かっていないのですから。
そして国内では自衛隊を撤退させるかさせないか、という議論になってしまうわけですが…少し微妙な変化?が起きています。共産、社民は「撤退すべきだ」ですが、民主は「撤退すべきではない」(Yahoo!)…というもので、民主党の鳩山氏によれば「自衛隊派遣は反対だがテロに屈しないという思いには賛同する」とのこと。
…今までの姿勢からすると???な気分ですが。問答無用で「さっさと撤退させろ」になると思っていたのですが。

以下、あくまで個人的な思いですけど。
…拉致された男性はニュージーランドに語学留学をしていた(Yahoo!)、という話もあって…家族の方々もなぜイラクに、と驚いていることです。それがヨルダン経由でイラク入り。犯人グループは「自衛隊員だ」と言っていたそうですが、実は自衛隊とは関係ない(若干関係あり、という声も)方。…なんでこんな時にイラクにいたのか。
見殺しにしろ、とは言いません。どうにかして助け出してほしい。それは当然なのですが…素朴な疑問として…誰がどう見ても危ない地域になんで素人がのこのこと入り込んでいくのか。そこが、ちょっと疑問なわけです。…ホント、なんで行くのかなあ…?

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10/25/2004

5300年の幽囚

「アイスマン」という名称をご存知でしょうか? 某保険調査員兼考古学者のマンガに出てくるランナーではなく、オーストリアとイタリアの国境付近の雪山で1991年に発見された氷漬けのミイラ?です。→アイスマンのDNA鑑定(関西医科大学法医学講座)

通常の、古代エジプトなんかのミイラとは違い、「遺跡」として当時の風習などを探る資料として現在でも研究が続けられています。こういう場所だったので…当初は「餓死したのでは…」「行き倒れになったのではないか」などと推測されていたそうですが、今は恐らく背後から射られた矢が原因で死亡したのではないか…とされているとのこと。他にも様々なことが分かってきています。成果によっては色々な事実が解明されていくでしょう。
現在、アイスマンはDNA鑑定によって判明した自身の故郷、とされている地域の特殊な冷凍庫の中に安置されているとのことです。

さて…このアイスマンを発見したのはオーストリアのヘルムート・ジーモン(シモン)氏。氏は1991年当時、奥さんと一緒に山歩きをしている最中にこれを発見、通報したとのことです。その時は誰もまさかこれがそんなに古いものだとは思わず…10年ほど前の遭難者の遺体だと思っていたそうです。

しかしこのジーモン氏は今年10/23にオーストリア国内のバードホフガスタイン近郊で登山中、滑落死が確認されたそうです…。

書籍:アイスマン―5000年前からきた男

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10/21/2004

キレイナランキング?

ドイツのNGOが世界146の国・地域の「汚職指数:汚職に対してどれだけ清潔か」ランキングを発表…日本は24位(Yahoo!)。→TransparencyInternationalによるランク付け(英語)
高いんだか低いんだか微妙なとこです。ちなみに「汚職に対して最も清潔な国」ランク1位はフィンランド、最下位の145位はバングラデシュとハイチになってます。日本はいわゆる先進国の中では過去五年間で最低…ということになってますが…さて。
見てみると北欧が上位。それからいわゆる先進国がちらほらと。そしていわゆる発展途上国へ…という印象を受けます。下位になるほどダンゴ状態になってくるってのも特徴でしょうか。

ところで…どうなんでしょう、単純に「汚職」とは何じゃい、ってなことになると国によっては微妙に認識にズレ…がありそうな気がしてます。カネが不正に(どういう風に不正かってのも国によって基準が違ってくるような…)行き来する、何らかの便宜を計ってもらうためにウラ工作をする。こういうところがいわゆる「汚職」になると思うのですが。
…ってそりゃどこの国でもそういう概念なような。要するに「キタナイ働きかけ」。

でも基本はそうでも、いくつものいくつもの事情が複雑に絡んでくるとまた状況が違ってきます。一つのアクションに対して、一つしかリアクションが返ってこないってことはないわけで。例えばどうしても、仕方なくそういう「キタナイこと」をやってしまった。悪いことは悪いことなわけで当然罪には問われますが…量刑やその後の生き方なんかは国によって違ってくると思います。いや…同じ国の中でもこういう違いはあるわけで。そうでなかったら裁判なんぞ一回で終わってしまうでしょう。
歴史風土から連綿と繋がってきている国の違い。さらには一人一人が持ってる「イメージの違い」というやつにまで発展して行ってしまうと…。

…どこまでを「不正」とするか。とかそういうところまで行ってしまいそうです。…発言力を持つ人間ならどんなキタナイことやってもいい、ということを明文化している国はたぶんない、と思いますけど…本心からでもそうでなくても、事実上は容認されてる国ってのは…。

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10/05/2004

うちあげ(?)成功

宇宙船「スペースシップワン」の打ち上げ…というより宇宙への飛行?が無事成功(Yahoo!)。これで賞金1000万ドル(約11億円)を獲得することに。…金額はあまり問題ないかも知れません。開発費全額をまかなえるわけでもないようですし…。

「三人乗りが可能で二週間以内に二度、高度100キロに達すること」
が賞金獲得の条件でした。もちろんアメリカのこの会社だけではなく他国の数々の企業が参加。しかし結局勝ったのはここのようで。英バージンエアが2007年から約2000万円で宇宙飛行を(Yahoo!)ってのもこの技術によるものなわけで。
普通のロケットは上(正確には真上ではない)に打ち上げ。そしてそのほとんどをバラ撒きながら人工衛星なり何なりを宇宙へと運ぶわけですが、今回の「スペースシップワン」の場合
力のある飛行機が宇宙機を吊り下げたまま離陸→必要高度になったら切り離す→宇宙機、高度100キロへと自力で飛行
という運びになってます。これだといちいち打ち上げの際にロケット切り離して…ってのがないですし、その他普通に飛行場から飛び立てるなどコストが大幅に削減できる、メンテナンスがやりやすい、などのメリットがあります。まあ、今回は飛行機・宇宙機を独自に開発したりしてますんでその辺の費用は別口になりますが。

たしかにこの方法がきっちり確立すれば宇宙旅行も夢じゃない…ってのことになるんですが…。
ただただいわゆる「宇宙空間」に行って、そいですぐに帰ってくる、ってな「トンボ返り」だけでいいならそれでいいわけです。しかしそれだけでいいのかどうか。やはり地球衛星軌道上に宇宙ステーションを置いておくとか、そういう方面も研究してほしいところなんですが…いや、国際宇宙ステーションってのもすでにあるんですけど、規模はまだまだお寒いもんですし。
こういう技術でイッキに開発促進…てことになって欲しいわけです。ただただ高度百数キロ行って、すぐに帰ってくる宇宙飛行?だけで「おおおおお宇宙旅行じゃあ!!!」てな感じで満足してないで。
たしかに宣伝も必要ですけど…もっと色んなことに使えると思うんだがなあ…。

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10/03/2004

いぐ・のーべる 2004

バカバカしいけど真面目な研究や開発に贈られる「イグ・ノーベル賞(TheIgNobelPrize)」(英語)、今年はカラオケの発明者が受賞しました(Yahoo!)

「バカにされていると思われたら受賞は取り下げます」というのが基本姿勢。しかし実際はかなり真面目な姿勢で、例えば日本だと過去には「ハトが寄り付きにくい銅像の調査結果」とか「犬の感情を表す機械の開発(バウリンガル)」も受賞してます。あの「たまごっち」関連の研究も過去に受賞してたりして。
他にも遊び心、というか真剣に楽しい?研究などが多数受賞してます。毎年毎年世界中からよく見つけてくるもんではあります。

実際のノーベル賞に合わせて寸前まで発表しない、とそこまで徹底してたりして。
…こういうのって結構好きなんですが…いかがでしょう?

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09/26/2004

指紋と顔写真

9/30からアメリカ入国の際に指紋と顔写真が(Yahoo!)…イヤな時代になったもんです。…いや…今までが甘かった、のかも知れません。

これはテロ対策の一環、というやつで、短期のビザ不要の観光客も対象になるとのこと。日本もその中の一つではあります。さらには10/26からは機械読み取り式のパスポートでないと渡航不可。ヨーロッパなんかだとむちゃくちゃ古い(本人の写真が赤ん坊、とか)のを持ってる人がいたりしますけど…あれもダメになるんだろうか…。
来る人間全部を疑ってる…といううがった?見方もできるわけですけど、どっちかというと三年前から今までの流れからしたら遅いような気もしてます。…航空各社に「国内線でも乗った客全員の顔写真保存しろ」なんぞと言い出したらさすがに、どうかな、とは思いますけど。いわゆる「水際での阻止」って効果はあるのではないかと。
…まあ、入国してから極秘裏に手術なんかされちゃったら意味はないわけですが。抜け道ってのは、そりゃ、考えた数だけあるわけですが…。

日本の場合はどうなんだか。
指紋に関しては過去の「外国人の指紋登録」てのがあって、今は廃止してますけど、その影響からか嫌悪感を示す人がたくさんいます。で、さらに顔写真を撮る…なんてのは難しそうな。最近の手荷物検査の厳しさであれだけ時間かかってるところを見ると…日本ではこういうのはやっぱり難しいかな、と。アホな客なんかが騒ぎ出しそうだ…。
なんか日本でも考えて欲しいところなんですが。…抜け道だけではなく対応策ってのも考えた数だけあるもんですから。

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09/21/2004

文字通りの地下

フランスはパリの地下に秘密の映画館などが。…文字通りの地下組織があるのでは?(Yahoo!)
…なんだか映画とかの題材になりそうな話ですが、実際にパリの地下ってのは穴だらけなわけで。しかも最近のことではなく古代ローマ時代からの名残なんだとか。

ある程度の大きさの都市なら多かれ少なかれこういう「文字通りの地下」ってのはあるもんで。東京だって地下鉄もありますし、いくつもある川が氾濫した時にあふれた水を流し込む「穴」もあります。元々江戸は湿地帯だったんでこういうのは今でも必要なんだとか。
パリの場合は古代の石切り場だったそうです。
どんどん地下に穴掘って行って石を切り出す。その坑道が今でも残っていて、カタコンペ(地下墓地)などになっていたりします。そういうのが迷路のように走っていて…時折陥没事故なんかも起きるとのこと。

今回は電気の不正使用を疑って判明したという…なんとも現代的?なもの。
それでも捜索してみると「われわれを探すな」というはりがみがあったりした、というのですから…結構でかい組織なのかも知れません。手入れ直前に逃げ出せるってことはそれなりに情報を仕入れる手段がある、ってことですし、数名程度の小規模な団体では長期間隠れつづけるのは無理でしょう。
こういうのは日本でもたまに聞いたりしますが(日本のは…江戸時代以前から山奥に隠れ住んでいる集団がある…とかそういうのだったような)…どうなんでしょう、ちょっと憧れてしまったりしてしまいますが。そりゃ、実際にそういう状況になってしまうと大変とかそーいうレベルではないほど大変なんでしょうけど…。

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09/16/2004

便乗?

イギリスの議会に活動家6人が乱入(Yahoo!)…ちょっと前にバットマンの格好した男が宮殿に乱入したばっかりで、警備体制の甘さが責められそうです。
活動家の乱入はキツネ狩の禁止に反対する(Yahoo!)ため…とのこと。なお、バットマンのコスプレしてた方は「離婚した父親にも子供と会う権利を」という趣旨の会の人で、キツネ狩とは関係ありません。

イギリスのキツネ狩といえば1000年もの伝統を誇る「貴族のスポーツ」とされています。…一昔前の「なんだかお金持ちっぽい」「外国の優雅な方々」なんかは大抵キツネ狩をやってました…って漫画とか小説とかの話ですが。実際に普通の庶民ができるようなもんなのかどうかはちょっと分かりませんが…そう簡単にできそうなもんとも思えないのですが。
最近有力になってきた「自然愛護」の運動がこれを禁止という方向へ向かわせた…ってなことになってます。法案としては可決してしまった、とのこと。

しかし今回の騒ぎはどうもそういう「伝統を重んじる人たち」が起こしたわけではないようで。どうも現ブレア政権が気に食わないって人たちが多数混じっているような。イラクやら何やらであちこちきしみ…が出ているのはどこの国でも同じなようです。
しかし簡単に入られちゃったわけで。…毎度毎度ですけど…日本だったら…国会議事堂でこーいうのが起きたら…どうなるでしょう…すんなり侵入されるのかなあ…やっぱ。

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09/11/2004

はい、三年

三年前の今日、2001年9月11日。アメリカはニューヨークの貿易センタービルにハイジャックされたと見られる旅客機が突入、爆発。同時に国防総省(ペンタゴン)にも突入、他にも同様の旅客機と思われる墜落が…。→Yahoo!
ということで各地で追悼式典などが行われています。
アメリカの対テロ政策を決定づけた事件であり、世界中で「イスラム教」に対する認識(誤解も含めて)が変わってしまった事件でもあり…人の集まる場所での安全対策が叫ばれるようになって、特に空港では厳重な警戒が。いくつも世界中を変えてしまいました。

さらには色んな説も流れています。…本当かどうかはそれこそ当人に聞いてみないと分からないものばかりですが。ただ一つ確実に万人が「真実」と認められるのは「世界最大級の都市のど真ん中でもテロは起きる」ということですか。旅客機で自爆テロ、というあの映像を見てしまったわけですから…。
「うちは多分大丈夫」
が通用しない状況になってきてるわけで。…こう言っちゃなんですけど…日本でも起きる可能性はあるんですけど…どうなるんだろう。きっちり動けるのかなあ…色々と。
不安がったって、まあ、しょうがないわけですが。いざ起きちまったら多分何もできずにあの世行き…かも知れないですし。

…どうなるのかなあ…ホント。

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09/04/2004

ベスランの災厄

ロシア連邦を構成する連邦構成主体の一つ、北オセチア共和国の首都ベスランの学校でテロリストによる占拠から連邦特殊部隊の突入…そして一部制圧。この三日ほどでそういう出来事が起きました。→(Yahoo!)
数百単位での死傷者が出ております。しかもテロリストのほとんどが逃走、人質を確保したまま銃撃戦を散発的に展開している…という情報もあります。

犯人とされている二十人ほどのグループはロシア連邦からチェチェンの独立を目指すグループではないか、とされています。先の「ロシア機墜落」でも関与を疑われているチェチェンの武装勢力ですが…まだ確定された情報があるわけではなく(学校占拠時の人質人数だって数百人から千五百人まで変化しまくったほどですし)はっきり「こいつら」と断言できるわけでもないのですが。
それでもロシア連邦の特殊部隊(どっかのテレビではスペツナズって言ってましたが)が突入して現場を確保、テロリストは各自撃破中…って二十人のうち十人以上が逃走中?ってのも。しかし…劇場を制圧するために人質に危害を加えまくった…ってな前例もあったわけで。やはりこういう現場での完全な制圧ってのは難しいようです。

さて今回の画像でいくつか気になったのは「なんで逃げてきた人で、服着てない人が多いの?」ってのが一つで。なんだかアブナイ趣味の人が不謹慎に喜んでしまいそうな絵が流れてましたが…どうもテロリストが、人質が逃げにくいようにああいう格好にさせた、というのを某国営放送ではやってました。…たしかにそういうやり方もありそうではあります。ああいう現場ではなりふり構ってられないのかも知れません…目標を達成するためならどんなことでもやる。

…ある意味では今後のことを示しているような気がします。日本でもこういうことは「絶対起きない」とは言い切れないわけで。そういう場合に対応できるのか…ロシアは、結果はともあれ、きっちり対応してます。じゃあ、日本では?

本当はイヤなんですけどね。こういうこと考えるのは。
…でも…何か…こういうことが起きたら…どうなるんだろう…???

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08/29/2004

病院送り、って…

イギリス・ブレア首相がイタリア・ベルルスコーニ首相を病院送りに(Yahoo!)…って、はぁ? 何があったんかいな…とか思ったらサッカーでのこと、ですかい…。

休暇でイタリアを訪れていたブレア首相夫妻。その途中でベルルスコーニ首相の別荘に招かれてサッカーの親善試合をしたんだとか。その時にブレア首相に蹴られたベルルスコーニ首相が負傷した、と。
日本だとあんまり聞きませんが(アメリカもそうかな…?)ヨーロッパの場合は閣僚が休暇で他の国を訪れるケースがよくあるようで、最近はイタリアを訪れる方が多いようです。ま、地続きの国が多い上に昔から色々と関係の深い国も多いですから「他の国」という意識は日本とはまた違うものなのでしょう。
…いいとか悪いとかの問題ではないとは思いますが、なんとなくうらやましいような気もしてます。

ところでこのベルルスコーニ首相、今年の始めくらいに「税率50%以上なら脱税したいと思っても当然だろう」てな発言を記者会見の場でやっちゃったような。一代で財産築いたスゴイ人物らしいのですが…その一方で「植毛疑惑」もあるんだとか。結構色んな話題になってる方、ではあります…。

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08/27/2004

ロシア機墜落

現地時間8/24深夜(日本時間8/25未明)に相次いで墜落したロシアの旅客機二機。89人の乗員乗客は全員死亡という結果に。…ご冥福をお祈りいたします。

この二機同時、ということで米国の9/11同時多発テロを模したテロではないか? という可能性が示唆されてきてます。当局は関連を否定する動きが強いようですが、新聞報道などは当初から「ロシア版9・11」とテロへの疑念を表に出しています。
そしてこういう時、検証に役立つフライトレコーダーですが…今回はすぐに停止していたとのことで(Yahoo!)情報はなし。…しかしここへ来て不審な女性が捜査の対象となっているとか(Yahoo!)。何かと騒がれているチェチェンのあるカフカス地方出身の女性で、親類からの問い合わせなどがまったくないという…。

それだけで決め付けるわけにもいかないわけですが。しかしチェチェンの武装勢力といえば、ロシアでも地下鉄や劇場など、多数のテロを起こしてきています。どうしても警戒は強くなってきますし、組織側が関与を肯定するような動きも(Yahoo!)出てきています。

首都や都市では覆面で出歩く者は射殺してもいい(Yahoo!)という指示が出るほどのチェチェン共和国なわけですが。宗教だけにとどまらない武装抵抗勢力。日本も決してカヤの外ではない、と思うのですが…。

05:15 PM | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

08/03/2004

そこまで厳重

飛行機内で「自爆(SuicideBomb)」とメモしただけの日本人男性、一時拘束(Yahoo!)。
この男性(60)は機内で英字新聞を読んでいてこの単語を見つけ、あとで辞書を引いて意味を調べよう…とメモしたところを他の乗客が驚いて乗務員に知らせて空港に引き返すまでになった、とのこと。

いくぶんやりすぎ的な感じもあるんですが、ここまで来てしまっている…という実感もあります。飛行機の厳重なチェックは特に今年はオリンピックもありますし、さらに厳しくなってきているような。あるいはイメージの増幅のようなものもあるのかも知れません。飛行機の中で何かあったら即テロだ…という強い概念のようなものが。一種の「思い込み」のようなものですが、これもテロの余波、と言えるのかも知れません。
…まだまだこういう事件は続きそうな気がしてます。

一方で、あの同時多発テロ以降三年間閉鎖されていた自由の女神像の一般公開が再開されました(Yahoo!)。
…でもやっぱり警戒は厳重なんでしょうね…。

07:13 PM | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

06/29/2004

The MIDDLE EAST

イラクへの電撃的主権移譲(Yahoo!)
…って6/30じゃなかったんかい!ってな突っ込みをヨソに移譲完了。立ち合いは6人だったらしいってのは他のニュースでもやってましたが。そりゃどー考えても予定してた6/30に予定通りに式典とかやればテロの嵐が吹き荒れますがな。たしかに二日前倒しってのは策の一つではないかと。

主権がイラク国民に移譲された、ということでアメリカ含む多国籍の統治からイラク人民の、人民による、人民のための政治がこれから始まることになります。

…ただ…額面通りにそれを受け入れるかどうかは、また、別の問題ですが。
遠く離れた日本であーだこーだ言っても仕方ないわけですが…どうしても他国(特にアメリカ)の「ヒモ」がついてしまうのはある意味当然なのでしょう。中東にはそういう国が現在でもいくつもいくつもありますし。
見方によっては今の日本もアメリカの「ヒモ」付きなんだそうな。無理もないことではありますが。

国同士ってのは個人の人間関係と似たようなもんで、どうしても力のある集団が有利に物事を運んでいきます。
ただし…力は別に暴力やら軍事力だけではない。
色んな「力」がこの世の中にはあるわけで。そのうちの一つをアメリカ含む多数の国家が行使→さて次は???ってな次第になってます。色々ありますわな。カネも力、資源も力、歴史も力。なんでも有効に使うことができれば「力」になっていきます。が…
どうなんでしょうね、日本はどんな「力」を使って行けるのやら…。

05:40 AM | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

06/24/2004

誤認…

フランス・マルセイユで、猫とクロヒョウを間違えて騒ぎに(CNN)

「クロヒョウ?らしい動物がいる」
と噂が流れ始めたのが三週間前。目撃者も少しずつ増えていき…ついには20人ほどに。中には警察官もいた、とのこと。しかしよくよく確認してみると体長60cm、10kgほどの普通の「ネコ」。警察まで出動する騒ぎになった、ようなんですが…。

普通の猫にしてはたしかに大型ではあります。ヒョウは尾っぽの先まで入れると1mは軽く越えてしまいますから(体重は30kg以上)ちょっと小型のヒョウ、ということだったのかあるいはヒョウの幼獣…それともいきなり正体不明の動物を見て、びっくりして大きめに見えてしまったのか…「釣り逃した魚は大きい」と同じようなものでしょうか。
…いや…ちょっと違うか…。

ただ…このネコがまだ捕まっていないってのが…どうなんだかなあ…と。実際に捕まえてみたらやっぱりネコじゃなかった、なんて…。

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06/17/2004

財政的軌道修正

宇宙事業への民間企業の参入を(Yahoo!)…という報告書を米の大統領委員会が発表。
財政負担軽減のため、NASAが全ての宇宙事業を管理・独占するのではなく、例えば低軌道への無人船の打ち上げなどは民間企業や非政府組織(NGO)に任せてもよいのではないか…ということです。うまく機能すればNASAは実現可能だけども予算や時間のかかる計画…例えば火星への有人飛行とか…に専念できる、と。これは一月にブッシュ大統領が発表した「宇宙開発計画」に基づくもので、より具体的な内容となっています。

実際ドコの国でも宇宙開発にかかるコスト削減には頭を悩ませているわけで。1970~80年代のようにばかすか、じゃんじゃん湯水のごとくお金を費やせる時代でもない。…1989年にパパ・ブッシュ大統領が有人火星探査計画をぶち上げてあまりの巨額の予算に議会の猛反発をくらってますし。最近だと日本もいい例で。低予算で失敗→「また失敗」と叩かれまくる→なんとか成功→…ほとんど無視…となりゃイヤになってくるでしょうし、さらには責任問題(Yahoo!)だの何だのと…。

ちょっとズレてしまいました…いかんいかん。

で、今よりもさらにロケット打ち上げコストが下がらないとまだまだ実現は難しそうな話ではあります(いや、思い切って民間に任せちまった方がコスト下がるかな…?)が、方法がないわけでもありません。普通の飛行機のように飛び上がってそのまま宇宙へとか(数種類のエンジン積むんでメンテが大変ですが)、大型の飛行機から宇宙機だけを放り上げるとか(軌道上にある程度の設備が必要ですが)…宇宙産業ってのが広がってくにはまだまだ問題はありそうなんですが、でももっと身近になってくるといいなあ…と思うわけです。

12:42 PM | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック