07/07/2021

禁止してはみるけれど

どこまで「効果」があるのかどうか・・・。
アメリカザリガニ・ミシシッピアカミミガメ、特定外来生物に指定へ(Yahoo!:朝日新聞)。とは言っても一種の「別枠」扱いで、物流・放出は禁止するけど飼育は禁止しない、というものであります。・・・ここで「飼育も禁止!」とやってしまうと恐らくは大量の野外放出が全国的に始まってしまって、法の趣旨とは違ってきてしまうわけで・・・。

それに↑記事にもありますが、子供がそこらの川で獲ってきちまった、これを放したら規制対象か、とかそういうところも詰めないといけないわけであります。
さらには釣りエサや肉食動物のエサとしての需要、とか。販売が禁止されると業者はもちろん、そういったモノが欲しい、という人たちにも影響が出てくることになります。代替品を含めてやはりある程度の混乱が予想されます。

すでに数十年も日本に存在してきてしまった両種であります。これを「元に戻す」にはやはり数十年、いやそれ以上はかかるわけで・・・すでにそういったところにまで影響を与える存在になってしまってるわけであります。
その辺の「混乱」をどう乗り切っていくのか。その辺も今後の課題ではあります・・・。

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04/23/2021

共感・・・

実はこういうのが一番難しいかも知れません。
ワクチン「説得」は逆効果? 善意の「おすすめキャンペーン」の落とし穴、カギは「共感」(Yahoo!:withnews) 実際、一度相手に意見を受け入れてから・・・というのは方法の一つとして存在するわけですが、これが結構難しいことだったりします。
相手を「否定」して「説得」する、というのはそれに比べたらカンタンであります。
が、一度相手を「受け入れる」ということは仮?にでも一度は「賛成」することであり・・・「いや、そうじゃないんだ」というのが心のどこかに残ってしまっています。そして、人間は感情の生き物であります。そういった微細な「差異」を感じ取って「こいつ、うさんくせえ」と思って「共感」の意すら拒否してしまうこともあります。
・・・もちろんそうでないケースもあるのでしょうし、その辺は個人の経験やスキルにもよるところが大きいかと。ただ・・・自分ならそういうことキチンとできるか、となると・・・なかなか難しいだろうなあ、と。

新型コロナのワクチン、というのはちょっと特殊?な方法で作成されています。基本的にワクチンは「生ワクチン」といって病原体そのものを弱らせたものを身体に入れて、一種の「予行演習」をやらせる・・・というのが王道みたいなものでした。
が、今回はそういうこと言ってられないので(そもそも新型コロナウィルスそのものが入手困難)ウィルスに対抗する「武器」を作る設計図を身体に送り込んでそっちで作ってもらおう・・・という方法がとられています。これはかなり新しい技術なので、まだまだ未知数なところがあるのも事実であります。その辺からどうにも不安が広がってしまうのもまた実情であります。
・・・実は新型コロナの「生ワクチン」の研究開発というのも進んでいます。が、まだ実用化には至らず。じゃあ・・・ということで新方式のワクチンを、となるとこれまでは違う方式ということで不安が・・・となってしまう。

それを「共感」によって少しでも拭い取れないか、というのがキモになるかも、なんですが。・・・実際にはどこまで接種が進められるか・・・やはり難しいところではあります・・・。

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04/21/2021

常識のモンダイ

カブトムシは夜行性じゃない? 小学生が根気で常識覆す発見(Yahoo!:HUFFPOST)。たしかに深夜帯の方がカブトムシなど樹液を求める昆虫が多い、ような気がしていて自分もその「常識」の範囲内にいるのだな、と思ってしまいますが・・・。
考えてみりゃその「常識」そのものも人間がある意味勝手に設定したもんだったりします。
例えば「カブトムシやクワガタ類に黒いのと赤いのがいるのはなぜか?」というまだまだ未解決とされる案件があったします。・・・自分がコクワ飼い始めたきっかけの一つが「赤いコクワガタ」でしたので・・・色々調べてみたんですが・・・コレといった発生条件は見当たらなかったりしています。

「赤い方が目立つから捕食されやすく、黒い方が残った」
というのが定説?だそうであります。クワガタ類は昼間は土の中には潜らず、木の枝なんかにいることもあるので昼行性の鳥に見つかることもあってそれで赤い方が・・・という論調なんですが。が・・・じゃあ赤い方は壊滅的に減るはずなのに(実際コクワなどの系統は黒の方が完全に主流)相当数今までも残っているのはなぜか、という疑問も湧いてきます。・・・地域的に赤い方が多い、とかそういうところもあったりするわけで。やはり遺伝的にそうなっているだけ、なのか・・・しかし赤コクワ同士をかけ合わせても仔が全部赤になるわけではないらしく・・・それとも何か別の条件が・・・???

夜行性、という特性にしても実のところはどうなんだろう・・・というのもあったりします。実際、深夜から明け方にかけても活動が盛んなのではあります(うちのクワガタ連中もその時間帯は非常に活発)。しかし昼に動いていないわけではなく。これが「夜行性の熱帯魚」とかそういうホントにこいつ昼は動かねーな、というのとは虫はちょっと違っているような印象が、個人的にはあったりします。
まだまだ分からんことだらけだな、ということではあります。・・・今後も「常識」がどんどん覆っていくことになるか、とは思いますが・・・なかなか覆らないから「常識」なんだ、という見方もできるわけで・・・。

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04/07/2021

結構あいまい

徳山動物園がメンフクロウの性別を訂正、雄のはずが産卵(Yahoo!:みんなの経済新聞)。・・・こういうのは実は結構あるものだったりしますが・・・動物園のような場で、というのはなかなかないかも知れません。
鳥類の場合「キレイな方が雄で地味な方が雌」とよく言われます。もちろんそういう方面で目立つ鳥もいるんですが、個人的にはほとんどの場合パッと見だけではどっちがどっちだか分からない方が多いように思われます。・・・身近なとこだと例えばスズメとか。あるいはヒヨドリやカラス、というのは行動からある程度は判別できるのですが、枝や電線にとまってる二羽を見て「さあどっちがどっち?」と言われても正直分からんかったりします。
ツバメならある程度は・・・雄の方が尾羽が立派?なくらい?分かりそーなもんだったりしますが。意外と鳥の雌雄というのは分からんかったりします。
・・・中には記載された時には別種だ、と思ったほどに雌雄の差が激しくて、後で詳しく調べてみたら同種の雌雄だった、なんてなケースもあったりします・・・。

さらにDNA検査でも・・・サンプル少なかったら100%とはいかんもんでしょうし。
さらに非常にレアなケースで「後で性転換」ということもないわけではありません。この辺、実は意外と曖昧なもので・・・一部の魚類のように結構頻繁に性転換する連中もいれば、非常に稀な場合もある、ということではあります。
雌雄の差、というのは絶対的なものではない、という見方もできたりします。・・・それでも実際には鳥類や哺乳類ではホントにレア中のレアな事態、ということになるのでやっぱり結構決定的?なものになるとは思うのですが。

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03/18/2021

40年くらい前だったら

「科学のすばらしい発展」「ヒトの技術もついにここまで」とか称賛っぽい反応が多かった・・・かも?
月面に「ノアの方舟」建設を(Yahoo!:CNN)・・・地球滅亡に備えて670万種の生命を保管。記事中にもありますが、北欧の方に約100万種の「タネ」を大事に保管しているしている施設はすでにあります。が、こちらは動物をも含めた670万種を保管、それも月面に・・・ということでかなり大きなプロジェクトということになりそうではあります。
当たり前ですが「植物のみ」と「動植物両方」とでは保管方法がかなり違ってきます。言うまでもなく後者の方が手間も費用もケタが大分違ってきてしまいます。

そもそも「月面」という時点でかなりハードルが上がるわけで。・・・仮に全部無人で月に探査機から物資運搬用機から何から全部運び込んで作業、というのは字面ではカンタンですがまだまだ技術的にはこれも相当に困難な話ではあります。
じゃあ、有人で・・・となるとハードルはさらにとめどもなく上がっていきます。
サンプルがどう、という前に月面開発から始めないといけないわけで、そっちの方が大変なんではないか、と。

さらに↑記事コメントに多い「いや、別にそこまでしなくても」的な意見であります。
ホントに少し(とは言っても数十年単位)前なら結構皆に受け入れられていたのかも・・・特に日本では・・・と思うのですが。しかしここんとこの情勢ではどうにもあまり良い目では見られてないような。・・・環境問題への取り組みとかそういうのもありますが、どっちかと言うと皆、現状にかなりのリソース喰われてて未来への展望へ回す余力がないんでは・・・とか。
先にそっちの方、世論をどうにかしないといけないんではないか、そういう科学的技術的な課題よりも前にやっとかないといけないことの方が多いような気がしますが・・・?

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03/10/2021

意外とありそうでなさそうな

ヒトだって部分的には再生できますが・・・。
ウミウシの一種、自切後に頭から胴体を再生(Yahoo!:時事)。通常?の「アタマと胴体を分離」の場合だと胴体の方からアタマが生えてくる、ということが多いのですが・・・こちらはアタマから臓器を含む胴体丸ごと再生した・・・と。これがプラナリアのような再生力の強い連中だと、胴体の方からもアタマが生えてきてしまうのですが。このウミウシはそこまではいかず胴体からアタマが生えてくることはなかった、とのことであります。
ファンタジー物などでよくある「多頭性モンスター」の定番である「首切り落としてもまた生えてくる」の逆、という風にも言えますか・・・何せこの手の連中への対処法は「切り落としたアタマからは再生しない」が前提になっていることが多いものですし。

ただ、↑この話には少し特殊?な事情があったりします。
例えばトカゲも尻尾を自分で切って再生します。が、これはさすがに「尻尾」どまりで・・・胴体を切ってしまえば死んでしまいます。あるいはヤモリの類だと手足を再生できるケースもあったりします。が・・・こちらもいくら何でも臓器を含む胴体丸ごと再生したりはできません。
構造の単純な・・・と言うとなんか語弊がありますが・・・プラナリアやゴカイといった連中は結構タフ?な再生できるのですが、これが少し複雑な部位になると再生が難しくなる、ということがままあるということであります。
・・・ヒトだってケガした部分は再生できますが、大ケガしたら無理であります。しかし↑このウミウシは明らかに複雑そうな部位すらも再生してしまった・・・という辺りが特殊?ということであります。

恐らくは自分で切ったら100%再生できる、というものではなさそうではあります。最終手段みたいなものかも知れません。
こうなるといずれはこの技術をヒトにも・・・とかそういう論調になってきそうですが。考えてみれば幹細胞からの再生医療というのはすでに始まって進んできている分野であります。やはり近いうちには・・・ということにはなるかも、ですが・・・?

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03/07/2021

夢の中へ

夢の中と交信できるかも(Yahoo!:GIZMODE)・・・そっちの意味で「夢」のような話ですが、ここで言う「夢」とは「明晰夢」のことであります。
カンタンに言えば「あ、コレ夢だ」と自覚できている夢、ということであります。
そんな中で外からの問いかけに反応できないだろうか・・・という試みなわけです。そのためには一般人の場合は一定の訓練を受ける必要があり・・・フツーの人が見ている夢の中へ・・・と、そこまではまだ、ということのようであります。

古今東西を問わずヒトの文字通り夢想を駆り立ててきた存在でもあります・・・夢。
ヒトは寝ると必ず夢を見ている、という説もあります。これは身体を休めているその間に脳がその日のうちの出来事を整理しているからだ・・・という話ですが、これもまた確証はありません。昔々から夢とはナゾの存在でありました。
例えば↑「明晰夢」ですが・・・自分は一度も見た記憶がありません。いや、夢は結構見ているのですが、そのほとんどを覚えておらず。覚えていても断片的に「ナニカの名前」とか「なんかのブツ」とかそんなもんばかりであります。
あるいはよく言われれていたのが「見る夢に色が着いているかどうか」ですが・・・これも覚えていません。自分にとって夢とは正に雲をつかむがごとくの「夢」であって・・・それの中へ、とか反応する、とか、と言うのは・・・一体どんなことになるのだろう、とかそんな風にも思ってしまいます。

将来的には無意識下の意識、と言うか・・・そのヒトが本当に抱え込んでいるモノに触れる、とかそういう病理的な方向へ進むかも知れんのですが・・・自分としては↑記事のコメントにもあるような「夢を見ている人と会話してはいけない」という・・・なんか、そっちの、ホントウは触れるのに細心の注意が必要な分野なんではないか・・・とかそんなことも思うのですが・・・。

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01/22/2021

実はコワイ

ネコにマタタビの謎、蚊よけ成分を身に付けるため(Yahoo!:朝日)。ネコにマタタビの類を与えると酔ったように身体をこすり付ける・・・というのは昔からよく知られている行動であります(酔っ払い方?にもネコの個体差があるそうですが)。
ちょっと意外なところでは実はキウイもマタタビの類なんだそうであります。そのため、野良ネコを呼んでしまうこともあるんだそうで。
が、なぜそこまでネコがこだわるのか、そこら辺の詳しいところはまだまだ分かってなかったわけであります。

その理由の一つが蚊よけではないか、ということであります。
「なんだ蚊か」と思われるかも知れませんが。実はヒトもその害に関しては例外ではなく。ある調査結果では「最もヒトを殺した動物」1位はぶっちぎりで「蚊」だったりしました。身近にいる害虫の中ではトップクラスにヤバい奴、ということになります。
その怖さのほとんどは蚊本来のものではなく。刺す前に吸った「別の血」に潜んでいた病原体を媒介することであります。だから、もし仮に全く何もない状態のもとで血を吸わせた蚊ならそれほど恐れる必要もない、ということになりますか・・・。
しかし自然天然下ではまずそういうことはないので、やはり蚊は「身近に潜む最恐の存在」だったりするわけです。

その一方で。蚊を防ぐため・・・その物質が分かった、というところはあるんですが、じゃあ、なんであんなに酔っぱらったみたいになるのか、というのは・・・? そこまではまだ分かってない、とのことで。・・・結構意外なところに理由があるのかも知れませんが・・・さて・・・?

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01/16/2021

デンキの集団で

デンキウナギが集団で狩り(CNN)・・・「大発見」と研究者。
南アメリカはアマゾンに住むデンキウナギであります。名前の通り「電気」を発生する習性を持つ魚であり、その電気を攻撃に使うことでも知られています。
デンキウナギ(Wikipedia)
・・・正確には「電気を発する」生き物、というのは結構多数に渡るものであります。ヒトも含めて。神経系の伝達には微弱ではありますが電気を伴うものではありますし。

世界でもいくつかの魚類では「デンキ」を利用する種が知られています。しかし大抵は微弱な電気でもって電場を形成して、それでもってエサや敵を感知する・・・というものであります。
実は熱帯魚関係では結構知られていたりします、この手のサカナは。その中にはアフリカ産のデンキナマズとか南アメリカならエレファントノーズとか。デンキナマズは実際に取り扱いに注意が必要なほどですが、エレファントノーズはおとなしい魚だったりします。が、ちょっとした静電気(髪を梳かした櫛とか)でびっくりする、とかそういう話もあるので飼育には注意が必要だったりします。
しかし本格的に「攻撃」に使うとなると。やはりデンキウナギ、ということになりそうであります・・・。

名前は「ウナギ」ですがかば焼きにするアレとは全然別の魚であります。空気呼吸もできますし(ニホンウナギもある程度はできますが)。
その身体はかなり独特であります。↑にもありますが身体のほとんどが「発電体」となっていてホントにそれに特化した身体になってます。・・・ある意味で本当にそれ専用の、であります。それでも分かってないことの方が多い魚ではあります。
その生態は今までは単独で狩りをしていたのでは、となってました。・・・実は結構気性の荒い魚としても知られていました。そのため単独で~となっていたのですが、まさか集団で狩りをしていた、とは・・・。
攻撃用電気(ただし持続時間が非常に短い)という他にはない特性を持つ生き物であります。それがこういう形で・・・というのは驚きではあるのですが、これで人間を積極的に襲うか、となると・・・その辺はどうかな、と思ってしまうところではあります。

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01/13/2021

そう簡単には

いかないのでしょうけど・・・。
新型コロナ集団免疫、2021年内の達成「なし」WHO警鐘(Yahoo!:AFPBBNews)。「集団免疫」とは集団、つまりは全人類のうち相当数の人たちが免疫を持つことでその病気を抑え込んでいくことなんですが・・・ワクチンは少しずつ出来てきても、さすがに今年だけでは・・・ということになりそうであります。
数としてはワクチンを揃えること自体は可能かも知れません。必ずしも今すぐ全人類分のワクチンが必要、というわけではないのですし。
ただ、普及にはどうやっても相当の時間と手間が必要で・・・その「確保」にも時間がかかる、ということであります。

一つにはワクチンの効果?がまだ見えていない、ということもあります。
↑記事にもありますが、今回の「ワクチン完成」のスピードというのは近年ではなかなか見られないほどの高速度であります。・・・その分、安全性がないがしろにされてきたのではないか・・・という懸念がどうしても付きまとうことにはなります。
医療品は安全が第一であります。が・・・そうも言ってられないのが現状でもあります。
100%の安全はあり得ません。が、限りなく100%に近づけることは可能で、それを例えばインフルエンザなどでは相当の時間と手間をかけて現在のレベルにまで持ってきています。それを一気にコロナでやれ、と言われても・・・ということであります。

それでも特効薬もない現状ではワクチンに頼らざるを得ない、というところなんですが・・・個人的な予想?いや予感では2022年になっても集団免疫はなかなか完全にならないんじゃないか・・・とか思ってます。もっと、時間がかかりそうな・・・。
誰でもよく分からん注射はしたくないものであります。じゃあ、分かるようになれば・・・というのが最も良い方法なのですが、悲しいことに人間というのは全部が全部そういう方向には進みません。「コワそうだからヤだ」でワクチンを拒否する勢が一定数いるだけでも集団免疫への道は遠くなってしまう・・・。

それでも、時間がかかってもいつかは終焉の時が来るものであります。近い未来には「コロナ? カゼだろ?」と笑ってしまえるような、そんな世の中になる・・・と、信じています。

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01/11/2021

言われてみれば

たしかにミミズで釣れる魚ではあります。
川のウナギ、雨で流されてきたミミズをパクパク(Yahoo!:朝日新聞)。一般的なミミズ(イトミミズはまた別の種)は陸上、それも土中に生きる生き物であります。落ち葉などを食べて分解して土壌を豊かにしていく、穴を掘るので空気の通りが良くなる・・・など植物や農作物関係では「益虫(昆虫ではないけど)」扱いされている生き物であります。
一方で雨の後に大量に道路上で干からびていたり、足も何もない姿からあまり良いイメージでは見られていなかったりもします。まあ、この辺は好みがどうしても出てくるので、仕方ないっちゃあ、仕方ない話ではあるのですが。

アスファルトなどの上で干からびているのは、通常?なら土の上に出て来ていたのがそういう「良い場所」に巡り合えず止む無く死んでしまったのではないか・・・と。実際には増えすぎると土中から出て新しい場所を探しに行く、という話もあります。
しかしその一環?で水に入ることもあるのでは・・・と。そしてそこでウナギを含む魚のエサになっているのでは、ということであります。
釣りのエサとして使われるのは一つにはその外見。基本的に魚(植物食でない限り)は動いてるモノに反応します。そして臭い。それらに合致するのが生きたミミズ、ということでエサになっているのか、というところだったのですが・・・ミミズの方から水に入ることもあり、それが魚たちの琴線に触れ続けてきたことで釣りのエサにもなっている、という風にも考えることができます。
泳げるわけでもなくただただ水中でもがき続けるミミズ。これほどの捕食しやすいエサはありますまい・・・。

ただし、どの魚も、全ての若いウナギがミミズばっかり食ってるわけではなく。しかし主食の一つとしてこうやって成り立ってきたのか・・・という興味深いお話ではあります。

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12/27/2020

時間はかかる

今すぐに、というのは無理な話であります。
新型コロナ、ワクチン効果の実感は4、5年後(Yahoo!:KYODO)。あるいはそれ以上かも・・・という話であります。
ワクチンというのは一種の「予防薬」なので、今、コロナの影響下にある人に打ってもあまり意味はありません(むしろキケンなことになるかも)。感染していない人たちが体内に入れることで免疫を得て、そういった「免疫を持つ人たち」を増やしてやがては感染しても皆が平気なようにしていく・・・という戦法であります。そのためには時間がかかります。
仮に今すぐ全世界の人口分のワクチンを確保できたとして。どこかの強権的な影響力でもって無理にでも全世界の人にワクチンを打つことができたとしても。それでも、じゃあ、今からみんな新型コロナに対して最強だ! もう安心だ! というわけにはいきません。新たに生まれてくる命やウィルスの変異、さらにはワクチンが効かないケースから副作用まで。・・・まだまだ関門は多く残ることになります。

現状、ワクチンの生産数はそこまではいかず。さらにはみんながみんな打ちたい、と思っているわけではなく。しかし相当数の人たちが継続的に打ち続けていくことで・・・その最中でも色々なことが起こり得ますが・・・それでもいつかはウィルスに打ち勝つことができる。そういう息の長い戦法の、今はようやくスタートラインが見えてきた、というところであります。
先は・・・長いと思われます・・・。
しかし過去にもそうやって病魔を克服してきたのが人類の歴史でもあります。そして・・・今回はそういった過去から累積されてきた知識+新しい技術やノウハウがさらに盛り込まれていっています。

それでも時間がかかるのが現状なのであります。何とか・・・何とか耐えるしかない、のであります・・・。

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12/09/2020

まずはおかえりなさい

はやぶさ2のカプセル、JAXA到着(Yahoo!:毎日)。6年越しの「帰還」であります。・・・ただし本体はカプセル放出後に別の天体調査(こちらは10年くらい後)に向かってしまったので・・・先代はやぶさのように燃え尽きてしまったりはしていませんが。
小惑星リュウグウの物質が少しでも入っているか・・・? というところに今後の期待が集まるところではあります。
結果が出るのは来年の6月頃、ということで・・・非常に楽しみではあります。

ただ・・・ちょっと気になっているのが・・・今回のミッションの目的は「帰還」ではなく「検体採取」、ということであります。
長い旅からの「おみやげ」ということで、まずはおかえりなさい、というのは当然なのですが「カプセル来た! これでOK!」みたいな雰囲気はちょっとなあ・・・と。本来の目的が果たされてこその「はやぶさ2」なのではないか、と。
リュウグウの物質が微小でも欲しい。
これに尽きると思うのですが。・・・もっとも、詳細な結果、正式な報告が来るのは来年なわけで・・・それまでは「おかえりなさい」と祝うのは当然と言えば当然ではあります。

しっかし、ここまで来たのですね・・・宇宙開発。他の天体、それも小惑星に着地して検体を持ち帰る。字面にすると、まあ、シンプルな話なんですが・・・非常に困難なミッションであります。時間も・・・根気も、何もかも。
こうなってくると「次」を期待してしまうのはやはり欲張りなんでしょうか・・・しかし・・・期待したいですなあ・・・。

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12/04/2020

陸を歩く

意外なところで意外なことが起きているものであります。
「陸を行進するエビ」の謎を解明、タイで話題に(Yahoo!:ナショナルジオグラフィック日本版)。寡聞にして知らなかったのですが、タイでは雨期の一時期になだけ「陸を行進するエビ」というのがいて、観光名物にもなってるんだそうで。
・・・どんなエビなんだろう、ザリガニとかロブスターみたいな結構しっかりした連中かな。
とか思って動画見てみたんですが・・・意外?とフツーに「エビ」してる連中でありました。ヌマエビの系統?のような。さらに「陸地」と言うからにはまさかカラッカラの道なんじゃ・・・と思ったらきちんと?川沿いの湿った、流水のそばである意味一安心?したりしてますが。

たしかに動画にはかなりの激流も映し出されてあって、言われてみればたしかにコレを迂回していたんでは・・・と。
しかしこういうのは「言われてみれば」の世界であって、実際に何年もの間の地道な研究の成果であります。そもそも「陸の上をヌマエビの系統の生き物が行進する」という事態そのものが・・・かなり考えにくい話だったりします。
・・・まあ、東南アジアには「陸の上でも結構平気な魚」とかそういうのがいたりしますんで・・・やはり意外なところに意外なモノが・・・というのは当たり前なことかも、と。自分らの考えられることなんて結構チッポケなものではあります。

その小さな考えでもっても・・・多分こういう話が出てくるんでは・・・とか勝手に思ったりしてますが・・・このエビが今後陸上に進出して「リクエビ(仮名)」になっていくのか、となるのか、と言えば・・・かなり疑問なような気がします。相当な年月かければ可能か、とかは思ってしまいますが・・・。
まだ?生活圏が水の中っぽいですし。そこまでは・・・いやしかし、いや・・・どうなんでしょうね・・・?

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12/03/2020

ケンカ・・・

に見えるようなそうでもないような?
2種類の「カニのケンカの攻防」が面白い・・・何を争っているのか白浜水族館に聞いた(Yahoo!:FNN)。最終的には抱擁?のような形になってしまいますが、ある意味「千日手」のような「詰み」のような気がしないでもないような。
それぞれが特徴的な形状をしており、↑コメントにもあるような「攻撃重視」「防御重視」の争い、のようにも見えます。なお・・・ざっと調べてみたところ両種とも南太平洋にいるらしい上に砂地に潜る性質があるので、自然下でも邂逅の可能性がある・・・のかも知れません。

実際のとこはカニに聞いてみないと分からんケンカ?ではありますが。
それでも↑基本的に「背中が何かに触れている方が安心する」というのはカニ系、と言うかこういった生き物の基本的な姿勢なんだなあ、と思い起こしてみた次第であります。・・・かつて自分も熱帯魚飼っていましたが。ほとんどがナマズ系だったので、基本的にみんなどっかに隠れてしまってました。彼らも↑こうやって「何かに隠れている方が安心する」という性質だったんだろうなあ・・・と。

違う種同士、というのは実は結構ミョー?な影響し合ったりすることもあるので・・・その辺は興味深かったりします。

ちなみに。↑カニ両種は食用は可能らしい、という種ではあります。ほとんど流通しないそうですが。
カニの類ではほぼ唯一「スベスベマンジュウガニ」という名前だけは美味そうなのが毒持っていたりします。・・・ただ、このカニそれほど大きくはなく(五百円玉くらい・・・?)コレをわざわざ獲って食べよう、とする人はいないと思われますが。

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11/26/2020

Gの誤解

だから・・・ソレじゃないってのに・・・。
ゴキブリ2新種見つかる、国内35年ぶり(Yahoo!:KYODO)・・・当たり前ですが↑記事リンク先には該当のゴキブリ画像があります。どうしてもイヤ、という人は見にいかない方が賢明かと。
逆に「どんなのだろう・・・?」という興味のある少しでも虫に耐性のある方は見に行ってみることをお勧めしますが。
実はこの話はある意味で「よくあること」なので、別にこの「あれこれ」で触れるまでもないか・・・と、思ってたんですが某SNS上で某社と某社(どっちもムシに関係あると言えなくもない企業)が「やーねー、またGが増えたんだって」的な発言をして、それに対して虫愛好者が「はあ?」と反駁している・・・という構図になっていたりします。いや、だから、たしかにそのGじゃないってのに・・・。

「ゴキブリ」という名称そのものは実は明治期以降とかヘタしたらもっと近代になってから一般化した・・・という説もあったりします。江戸期は「御器被り(ごきかぶり)」と呼ばれていた・・・という話もあります。つまりは食器のある場所に出入りしていた虫、と。
約3億年前からその祖先を持ち、基本食性は「何でも」「素早く移動」できて「繁殖効率も良い」という正に生き残る特性を有する現代をしたたかに生き抜く虫界の究極サバイバラー! というような言われ方をすることもあります。が・・・本当の姿は森の中など湿気のある場所を好み、分解者として有能な、ひっそりと暮らす「森の隠者」でもあります。

・・・しかし一部がヒトの生活圏で発展。ゴキブリの弱点は「乾燥」「薬剤」であります。ヒトの家、というのは近代になればなるほど密閉性を増して湿気を蓄えていく傾向があります。さらに雑食性の強い彼らにとってはご馳走の数々がいくらでも。時々薬剤による駆除が行われても100%というわけではないし耐性を身に着けられるほどに世代交代も可能、となれば・・・。
そして狭い場所にも潜り込めるその扁平さに黒い姿。ムシが生活圏から遠くなった昨今では嫌悪の対象としか見られなくなってしまいました・・・。
・・・というのは実は地域にもよる、という話もあります。実はゴキブリは↑二つの他に「寒さに弱い」という弱点があります。そのため寒冷地では温暖地ほどには存在しておらず。逆に温暖過多な熱帯の地では様々な種が存在していて中には大変に美麗な種がいたりもします。しかし中途半端?に温暖な温帯の都市部ではそこまでは望めず、大多数の人からはやはり嫌悪の対象でしかなくなってしまう・・・。

いや、でもなあ・・・全部が全部そういう黒いヤツ、というわけではないのですが。そこら辺、どうにも説得?と言うか理解してもらうのは難しそうであります。マイナーなジャンルのゲームや映画の話しても「でも結局はみんな同じなんでしょ?」と興味のない人からすればみんな同じ、つまらんもの、ということになってしまうのは・・・それこそどんな対象物でも同じであります。
差異を認められない人、というのはある意味どーしよーもないので、まあ、ほっとくしかないのですが(その分人生のいく分かを損している、とこっちは思っていても当人たちが損してるとは思ってないので意味もない)それでも超えて欲しくない一線、というのがあったりするのです・・・。

まあ、そんなこと言ってる方も誰かの「違い」を認められなかったりするので、お互い様と言えばお互い様ですが。でもなあ・・・あそこまで一緒くたにされっちまうとなあ・・・さすがに、ちょっとなあ・・・考えて欲しいなあ・・・と。

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11/20/2020

宇宙(そら)から

野口聡一さん、ISSから記者会見(Yahoo!:KYODO)。スペースX社の往還機「クルードラゴン」によって民間初のISS(国際宇宙ステーション)ドッキングが成功、今後ISSへ行く選択肢?が増えた、ということになります。
これまではロシアのソユーズのみでしたし。
アメリカのスペースシャトル・オービターは2011年に退役してしまいましたから・・・それ以降はソユーズ「しか」なかったのであります。

↑記事には載っていませんが、野口さんは記者会見で「僕はこれまでオービター・ソユーズ・クルードラゴンの三つに乗っています。これから第四の往還機が出るのが楽しみ」といったことも言われてました。
・・・第四、ですか・・・。
日本も含め、複数の国家で運用している研究施設であります。ロシアだけ、というのは体制上無理がある・・・と言うより負担面でも無理が出る可能性があります。じゃあ日本でも・・・となりそうですが、有人機は・・・なかなか難しいだろうなあ、というのが正直なとこであります。
宇宙開発は失敗の連続からようやく成功を掴み取るものなのですが、日本の場合一回の失敗だけでも散々叩かれるので・・・まあ、難しいだろうなあ、と(スペースX社の力の一つには「失敗を恐れない」精神がある、という話もあるんですが)。それに現状では予算もつきそうにないですし・・・。

そういう?こともあってアメリカの「ISS関連は民間企業に任せてNASAなど国家機関は火星や月を目指す」という姿勢はたしかにアリなのかなあ、とか最近は思ってしまったりもします。いやあ・・・考えてみれば飛べればどこでもいいんじゃないか、とか・・・。

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11/05/2020

まだまだナゾが多い

謎多き歯「親知らず」とは(Yahoo!:オトナンサー)。・・・一応?自分の場合下の二本を抜歯しています。
・・・痛かったです。
どっちの方だったかは忘れましたがどうにも麻酔が効きにくく(痛かったら手を・・・とかそういうレベルではない)歯科医の先生が「仕方ないなあ」的になんか黒くてでっかい麻酔の注射器持ち出してきた時はどうしようか・・・とか思いましたが、実は親族には親知らずを抜くために入院した人がいたりします。人によってはかなりのおおごとであります。
自分の場合は痛み止めもらって、しかし特に腫れることもなく抜歯直後からフツーに仕事してたら「唇の端に血が・・・」と言われて知らないうちに出血してた、なんてことにもなったりしてました。

・・・しかしたしかになんであんなムダ?な歯があるんだろ、とは思ってましたが。まだまだよく分かってない、ということのようであります。
たしかに自分の場合、上二本は特に問題はなく。・・・とは言っても噛み合わせの問題上、とか、隣の歯がちょっと・・・とか検診のたびに言われてはいるのでやがては・・・ということにはなっています(本心では抜きたくないなあ・・・というのが正直なとこですが)。
それでも特に「悪さ」はしてなかったりします。
・・・でも結局のところはあってもなくても問題はない歯、ということに変わりはないわけであります。同様なところでは足の小指とか盲腸とか、というのも出てきたりしますが・・・これらは実際には知られていないだけできちんと役割がある、という説もあったりします。しかし親知らずは・・・?

もしかしたら今後の人類では親知らずは生えてこないのが当たり前になってるかも知れません。・・・それどころか今はフツーにあるものがその頃には・・・なんてこともあるかも。実際、まだまだよく分かってないことの方が多い、というのは人体もそんなもんだったりしますし。

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10/26/2020

水清ければ

何とやら。
瀬戸内海「きれい過ぎ」是正、水域設け対策(Yahoo!:JIJI)。↑コメントにもありますが、別に瀬戸内海がまるで南洋のリゾートかどっかのように澄み切って底まではっきり見渡せる海になってしまった・・・というわけではなく。魚介類が生育するのに必要な成分が足りなくなってきている・・・という話であります。
ゴミがあったり濁ったりしているところはやはりキタナイわけであります。
ただ、実は結構深刻な問題であり・・・もちろん単純に「見た目がキレイならそれでいいじゃないか」という問題でもなく。実はそこら辺のバランスが結構厄介なところだったりします。カンタンなところでは海の生態系を支える小さな生物たち。彼らが一体何を食っているか、と言うと・・・ある種の「汚れ」であり、そういったものを除去してきたのがここ数十年の人の歴史の一部であります。

時折記録映像なんかでも流れたりしますが、高度経済成長期の頃・・・今から60年くらい前まではたしかに「キタナイ」海や川ばかりでした。いや、これは見た目がどう、というだけではなく質的にも。これを長年かけて「浄化」してかつてあった水質に近づけていった結果が今の海や川であります。
その影響も少なからずあるとは思われますが・・・状況は多面的であります。どこかの「ナニカ」が最終的には海の環境を変えてきている可能性も非常に高いかと思われます。
単純に「きれい過ぎるからちょっと汚れを・・・」というだけではない、ナニカがあるのでは・・・と。しかし現状としては一定レベル以上の富栄養化は必要なわけで、対症療法的にもそういった行動は必要かと思われですが、ただ・・・なんか誤解されそうだなあ、と。その辺が色んな意味では心配であります。

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10/17/2020

それでもカエルは山頂を目指す

踏まないでね! ヒキガエル1万~10万匹、なぜか山頂を目指す(Yahoo!:読売新聞)。福岡県にある宝満山(829m)という山であります。ヒキガエルはどっちかと言えばあまり水を好まず(とは言っても活発に泳いだりはしない、という意味で乾燥には弱い)湿った山の中などにいたりするので、カエルになったら大量移動が始まる、というのはよくあることなんですが・・・。
なぜ山頂を目指す?
結構高さのある山であります(高尾山でも600m弱)。それでも「初心者向け」ということになっているらしいのですが・・・軽く検索してみただけでも「実は結構キツイ山なんじゃ?」とか思ってしまったりして。そもそもは修験道の場で長い石段もあるみたいですし。もっとも・・・そういう険しいコースとそうでないコースがあるようなんですが、カエルが登りやすい方を選ぶだろうか、とか・・・。
1万~10万匹が100~1000匹にまで減ってしまう辺り、やはり過酷な登山なのかと思われます。

ヒキガエルは成体は大型のカエルであります。大人の両手で作った輪っか、胴回りがそれくらいになったりします。しかしそのオタマジャクシは1㎝ほどの真っ黒な小さなもので・・・そこからカエルになったばかりの仔カエルはやはり1cmほどの小さな黒いカエルだったりします。
これはやはり大型になるウシガエルはオタマジャクシも大型になるのとは大きく違っています。・・・ウシガエルはカエルになった後も水場に残るためあらかじめ広い水場が必要ですが、ヒキガエルはカエルになると陸上で生きていきます。そのため成体が生きていける陸の場に近い狭い水場でも生育できるよう、オタマジャクシが小型になっていった、ということなのか・・・その辺は定かではありませんが、さて?
陸上性のため意外なところで見つかったりします。もちろん乾燥した場所はNGなのですが土中で冬眠するので土を掘り返したら出てきた、なんてこともあったりします。そして・・・仔カエルは数年かけて大きな成体となって自分の生まれた水場に戻ってきて卵を産む、とされています。

里山保全の際には重要な要素ともなり得るカエルなのですが・・・↑この山は明らかに「里山」といった感じではないですし。明らかに登山のリスクの方が多そうなのですが・・・それでも山頂を目指す、というのは・・・さて・・・??

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09/30/2020

老いるべきか

科学的根拠が示す「老いなき世界」のリアル度(東洋経済オンライン)。正直なこと・・・この記事に示されていることを実践すれば即老いないようになる、とはちょっと思えないのですが(結構資金も必要なようですが)。まるで古代中国の皇帝のように不老不死をそこまで求めるか、というところもあります。
どっちかと言うと「その後」であります。いざ人類が不老を手に入れたとして・・・その後は? と。老いない、ということは死も遠くなる、ということであります。際限なく増え続ける人口、となるのかそれとも新たな社会規範を生み出し続けることになるのか・・・?

老いとは疾患である、というのはたしかに一理ある考え方であります。人間どうせ老いていくのだから仕方ない、とあきらめるよりははるかに建設的な考え方であります。
「不老」を促す要素を摂取していく、あるいはそういった活動をしていく、というのは現代でも実践する人がたくさんいるところであります。それをさらに進めて考えてみる・・・というのはアリかと。
ヒトが文明を得てからとその前では文明も何もなかった方がはるかに長かったりします。そして文明を得てからは一気に発展を遂げています。・・・ほんの数百年前まではあきらめるしかなかった重病が今では予防や治癒が可能になっていたりします。その重病の中に「老い」も加えてしまう、ということはたしかに今後は可能かも知れません。
・・・神の領域だ、と言われても過去の人から見れば「神の御業だ」という技術があふれているのが現代であります。未来ではそういった技術が出て来ても不思議ではない・・・。

ただそこまでカンタンなもんじゃないだろうなあ・・・と。そこらのコンビニやスーパーで気軽に「不老サプリ」が手に入るようになるか、と言うと・・・どうなんでしょうね、個人的には・・・そこまでやる必要があるのか・・・いやしかし需要はたしかにあるわけですし・・・はるかな昔から・・・。

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09/16/2020

あくまでも痕跡の可能性

まだ「金星人」がいる、というわけでは・・・。
金星に生命の痕跡か(Yahoo!:AFP=時事)。ホスフィン、という地球上では生命体によって生み出されるガスの成分が金星の大気中に存在する可能性がある・・・というお話であります。何らかの生命体が有機物を分解している可能性がある・・・と。
つまりはなんかの生き物がいるかも? ということであります。地球上では有機物を分解=生き物がなんか食ったりしている、ということなんですが。
ただ・・・ホスフィンという物質そのものは生命体が有機物を分解した時にしか出ない、というものでもないようですけども。

他の惑星に生命体を求める、というのは古今から人類が求めてきた「夢」の一つではあります。そこからちょいと進むと「ヒト型」の~、とか「超文明」の~、とかそういう方面に至っていくことになります。
しかしそういった大規模?なものではなく。構造の単純な生命体というのは実はどっかに存在しているのではないか、その痕跡は意外と身近にあるんではないか・・・というのも昔からある考えの一つであります。

これには「地球上の生命体はどこから来たのか」という永遠の問い?も関連しています。地球上で偶然に偶然を重ねた奇跡的な正に「神の一手」的な何かで発生してしまったのか・・・あるいはフツーに普遍的な、今の地球上でもありふれた反応で出てきたのか。
それとも地球外から降ってきたのか。他の惑星でも同じような痕跡が見つかればこっちの説が有力になる、のかも知れません・・・?

もちろんこれはあくまでも「地球上の生命体と同じような反応の痕跡が見つかったっぽい」という話なので、全然違う系統の発生論があっちではフツーだったら、そりゃあ分からんわけです。それこそ可能性の話になってしまいます。が・・・まずはそこから、地球というこっちで有利?な土俵から解析していこうじゃないか・・・と、そういう話かと個人的には思ってます。

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08/28/2020

袋小路にはまる

ナイフとフォークを持つヘビを発見(Yahoo!:朝日新聞デジタル)。セダカヘビの類、というのは南西諸島なんかにもいて、こちらはカタツムリを食べるのに特化した顎を持っています。・・・たまたま海外の生き物番組でやってたんですが・・・左右の長さの違う顎でもってカタツムリの「身」を引っかけて器用に引っ張り出して食べてしまってました。
ただしこのヘビ、右巻きのカタツムリに対してはほぼ完全に適応していますが・・・左巻きになるとなかなかうまくいかなくなります。そのため、その地域では左巻きのカタツムリが増えている、という話もあったりします。

↑こちらのセダカヘビの場合は「ナイフ」つまりは獲物を切り取るようなカタチになっているかと。・・・カタツムリとタニシの違いは「フタ」であります。これがない場合はカタツムリで、あるとタニシになります(そのため↑捕食するのはオカタニシ・・・だと思うのですが、ヘビって結構水陸両用の性質が強いのが多いので、もしかしたら水生のタニシも食らうのかも知れません)。
・・・引っ張り出すだけではなく「切ってフタを外す」あるいは「フタをはがす」という工程が必要になります。
そういった方向に進化していった、ということになるのですが・・・。

・・・何かの事情でタニシが手に入らなくなった場合。あるいは(巻き方向の変化など)獲物が変化してしまった場合・・・一気に存在が不利になる可能性があったりします。それの一点に完全に適応すればするほど「幅」が減ってしまう。
袋小路にはまってしまう、という言い方もできますが・・・これは別にヘビに限った話でもなく。ヒトの生き様にも言えることだったりします・・・。

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08/26/2020

二度目も三度目もある?

香港で新型コロナ再感染を確認(CNN)・・・しかし二回目は一回目よりも症状が軽く無症状、とのことであります。
・・・通常?なら一度かかって治ったら免疫を得るので二回目はないか、と考えてしまうものですが・・・。
やはり新型コロナにはいくつかの「型」があるのではないか、ということのようであります。これはインフルエンザも同様で、型が違うとワクチンの効果も激減してしまうものであります。

・・・インフルエンザも毎年ワクチンを打つことが推奨されています。
これは「ウィルス」というのがどんどん変異していく存在だからであります。「新型」がどんどん出てくる、ということでもあるのですが同じ型でも変異がどんどん起きていくので、ヒトの身体でも完璧な免疫を得ることが難しい・・・というのは新型コロナでも時折指摘されていることであります。
さらには「型」の存在も。大きく分けて欧米とアジアでは「型」が違うんではないか、アジアでの感染度合いが比較的?軽いのはそういう「型」なんではないか・・・と。
↑今回の再感染も違う「型」ということならインフルエンザでも例のあることであります。

将来的にはインフルエンザのように新型コロナも「今年はこの型のワクチンを・・・」というようになるかも知れません。そうなると毎年の流行が~というように一般化?していくかも知れんのですが・・・そういう事態にまで落とし込む?までが大変そうではあります・・・。

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07/28/2020

ナゾの種子

米国「種子の入った不審な郵便物に警戒を」(CNN) 中国からかも知れない、ということですが・・・結構コワイ話だったりします。
パッと見、なんだか柑橘類の種子、のようにも見えないでもないのですが・・・実際のところは多分撒いてみないと分からないかと。しかし目が出てみたら出たでこれはヤッカイなことになるかも、知れません。
侵略的外来種の可能性もあります。あるいはあまりタチの良くない植物の可能性も。・・・成長が早く毒物をまき散らす、生物兵器的なナニカ、とまではいかないとは思いますが(そんな最重要機密をばら撒くような真似はしないでしょうし)・・・。

国外からの持ち込みで、意外と気を使うのが実は「土」「植物」だったりします。
国によっては「鉢植えの植物」がNGというところもあったりします。土、というのは何が入っているか分からん、というのもありますが・・・この場合は混入している微生物が問題だったりします。送る側にそういった意図はなくても送られてきた側にとってはヤバい、ということもある、ということであります。
送る側ではフツーに生息している微生物が、送られた側ではとんでもない疫病神だった、とか・・・。
そのため盆栽の輸出というのはなかなかハードルが高い、とかそういう話もあったりします。

その辺の問題もあるのですが、今回の場合はさらにダイレクトな「種子」であります。
それも今あんまり仲の良くない中国から米国へ、となると。・・・しかしそれだけにとどまらない可能性もあります。・・・いきなりナゾの種子が送り付けられてくる、それも日本でも・・・ということがない、とは言い切れないのですから・・・。

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07/19/2020

実は結構喰らう

金属「食べる」細菌、米研究者が偶然発見(Yahoo!:CNN)。「偶然」とは言ってもある意味「研究の末」みたいなもんなんですが・・・シロウトだと「シャーレの黒ずみ」をただの汚れ、と判断してしまいそうですし。抗生物質とかそういう話の中でも「偶然」というのはなんだかこう言っちゃ何ですが「神の恵み」的な何か、と言うか・・・。

しかし生き物というのはどんどん適応していくものではあります。
石炭、と言えば大昔の樹木がそういった「石」的なものに長い時間かけて変化していったもの、となっています。じゃあ、今から樹木をどこかに埋めておいて億単位の時間かければ石炭になるのか・・・と言えばそういうものではないらしく。今の通説では当時には樹木を分解できる微生物がいなかった、ということになっています。
今なら大抵の場所には樹木を分解する微生物がいます。
そのため放置しておいた樹木は腐ってやがては土と化していきます。・・・が、そういう生物がいなければどれだけ待っても分解されず。やがて木ではなくどっちかと言うと石、という風に変質していけるほどの時間そのままになっていく、というのが最近の説であります。

なんかこれに似た話があるなあ、というのが人工物であるプラスチックであります。これも今の微生物では完全に分解はできず、長い時間残り続ける・・・ということになっています。
・・・すでに一部では「プラスチックを分解できる微生物がいる」ということになっていますが・・・そこまで一般的ではないようで。
しかしこれも長い年月を経れば地球上に生まれてくる、のかも知れませんが・・・それは非常に長い時間を必要とします。

数億年単位での話になるかも知れんので・・・やっぱり対策的にはヒトがどうにかしないといけない、と、そういうことになりそうであります・・・。

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07/11/2020

なかなか難しい

なんか・・・いわゆる首長竜とは違うような・・・。
ネッシーの撮影についに成功!? 決定的瞬間?を捉えた画像に議論紛糾(Yahoo!:FINDERS)。スコットランドはネス湖のネッシー、と言えば日本では数十年ほど前に大ブームが起き(かの国民的マンガにも登場)その後も長々と続いて来ている「フシギの元祖」的な存在であります。
近年の様々な研究や調査によると「やっぱいねえんじゃね?」ということになっています。
何かの「大きな生き物」がネス湖にいるのは間違いなさそうなんだけど、それは大型の魚類であったりアザラシの類ではないか・・・というのが定説になりつつあります。・・・↑記事の画像撮った本人もそう思っているのが、なんか・・・ちょいさみしい気もしますが。

昔から言われているのが「一頭だけで存在できないだろう」だったりします。
当たり前ですが永遠に生き続けることは地球上の動物にはまず不可能であります。それが巨大な生物だとしたら、特に。しかしネッシーの目撃情報に「複数で」というのはまず存在せず。それほどに巨大だったらもっと頻繁に「複数」が見つかっていてもいいはずなのに・・・と。
さらには「これがネッシー!」と銘うった写真が実は捏造でした、というのが多数でてきたりして(中には本人が死の間際に・・・というのも)やっぱり実在はしてないんではないだろうか、と。

個人的には実はこういう話は大好きなもので・・・実在してるかどうか、というのはあんまし関係ないような気もしてます。
それよりも「いるとしたらどうやって存在し続けているのか?」というのに興味あるのですが。・・・存在系統と言うか現生の地球上の生物とはどこか微妙に違う生き物だったら・・・? とかそういう方面の話になって行かないかなあ、とか。
そんなことも思うのですが・・・「いる・いない」の話の方がやはり皆の興味を引くようではあります・・・。

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06/12/2020

乗り切る

省エネ、と言うかほとんど活動はできなくなるのですが。
人工冬眠、筑波大がスイッチ発見(Yahoo!:朝日新聞)。「冬眠」というのは読んで字の通り「冬に眠る」ということで、食物の少ない冬に余分な活動をしないことで何とか乗り切ろう、とする動物の手法であります。
これに対して「夏眠」というのもあります。やはりじっとして動かなくなるのですが、こちらは夏の乾期にハイギョの一種などが泥の中に繭を作って水のない時期を乗り切る、というものであります。
いずれにしても「燃費のバランスが崩れた時期を乗り切る」ための方策の一つ、ということであります。

生き物というのは外からナニカを得て活動していきます。
そのナニカは生き物にとっては様々。植物のように光と養分の両方、という方式のものもあればウィルスのように養分はいらない、その代り一代一代は非常に短い、という生き方を選んだものもあります。・・・その中で長期間の不摂取に何とか耐えよう、という方式を開発したものもある、ということであります。
爬虫類や両生類・魚類のようないわゆる変温動物だと外の温度に沿うようにしていけば自動的?に体温も落ちていきます(生存ぎりぎりのラインを保つのにテクニックが必要ですが)。が、哺乳類や鳥類となるとこれがちょっと事情が違ってきます。
自前で温度をキープできるような、常にエンジン動かしているような状態なわけです。そのため、寒さなど環境の変化にも強くなりました。しかしその一方定期的にナニカを外から得ないと活動できなくなります。体内の組織も何もかもその「高温」でないと生きていけなくなっているから、であります。
それでも冬眠する哺乳類は一定数います。意識的かあるいは無意識か、身体のエンジンの回転数を落として何とか乗り切ろう、とする。それは変温動物よりももっとシビアな調整を必要とします。・・・誤れば生命の危機にも直結します。

そのためその正確なメカニズムは今まで不明でありました。・・・たしかにヒトが冬眠できるようになれば色々なことが可能になりそうであります。が・・・コレ、仮に技術的には可能になっても社会通念上とか因習的には・・・とか、そういう方面の方が色々めんどいことになりそうな・・・。

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06/08/2020

変化の行き先

1億年前から虫を食べてた? 食虫植物の遺伝子を解明(Yahoo!:朝日新聞)。「虫」自体は1億年どころかもっと前、数億年前から地球上に存在していましたからコレを食べていた、ということには何の疑問もありません。
が・・・食虫植物、というかなり特殊な植物がその時点ですでに存在していた、と。

言うまでもなく「虫を食べる植物」であります。さすがに動物のように能動的ではないにせよ、基本は「罠」をしかけてそこに虫などの小さな生き物が来るの待ち、そして捕えて自分の栄養にしてしまいます。
そのため栄養状態の悪い地でも生き抜くことができます。・・・皮肉なことに何らかの事情で栄養状態が「改善」されてしまうと他の植物との争いに負けてしまうとか。貧栄養状態の地への足がかりとなる植物、という見方もできますが・・・そういう場所にそこまで多くの小動物がいるとは思えず。そういう意味では制約の多い植物、とも言えます。

そのため個人的にはある程度進化した連中がやせ地に適応してそういう姿になったのか・・・とか単純に思ってたんですが。実際にはそういうもんではなく、もっと様々な事情や状況があったような・・・かなり複雑な来歴がある、のかも知れません。

モウセンゴケなどは鉢植えとしても人気があります。無理に虫を捕えてくる必要はなく、特に肥料も必要のないものが多いとか。ただし高温に弱かったり日当たりの良さを求めたりするので・・・その辺に注意が必要であります。実は以前に購入を考えていたことがあったのですが、今の自分の住環境ではちと難しそうな、ということで断念してしまいました。
他の手段?でもあればまた別の話になりそうですが・・・そういうところは植物は結構気難しかったりするものであります。

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06/07/2020

夏の熱波では滅しない?

夏の熱波、新型コロナ阻止の可能性低い(CNN)。米国立保健研究所(NIH)の所見ですが、たしかに暑い夏くらいでこの騒動が収まるか、と言えば・・・ちょっと微妙なような気もしてます。
季節が北半球とは逆の南半球では全く流行していない、というわけでもないのですし。
しかしたしかに某大統領のように「夏になればどうにかなってるだろう」という楽観的観測は皆がどこかで持っていたものであります。オリンピックもそういう感じでしたし。が、現状としては「これはちとヤバいぞ・・・」というじわじわした恐怖を皆、抱えつつあったりするわけであります・・・。

ウィルスは完璧に「他者依存」であります。
その活動は「自身の遺伝子をばら撒く」という非常にシンプルかつ最も重要な目的のみに特化しています。そのため、というわけではないのでしょうけど余計な活動は一切しない。摂食もせずただただ他の生き物に己の複製を作らせる。
その一方でこれほど脆弱なものもなく。重度の「他者依存」のため「外」では長く活動できません。・・・紫外線や様々な要因で死滅してしまいます(ただしその期間はまだまだはっきりしたことまでは分かっていませんが)。
そのため夏になって暑くなればいくら新型と言っても・・・と皆がそう思っていたわけです。

しかし夏が終われば秋になり、そして冬が来ます。紫外線も温度も湿度も低い季節、というのはウィルスにとってはかなり最適な環境であります。たしかに夏場には活動が弱まる可能性は高い、と思われます。が、期待されたほどではなく・・・実際には結構活動状況は活発で・・・それが秋以降になってさらに活発化したら・・・。
というあまり考えたくないシナリオもあり得る、ということであります・・・。

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05/08/2020

変わってきている?

外出自粛でねずみの行動に変化か(NHK)。繁華街などの飲食店の営業が減る=生ごみが減る=行動範囲が広がったりするなどの変化・・・という流れがあるようであります。
実際には住宅街にだって相当数のねずみはいるのですが・・・その辺にも変化が起きている、のかも知れません。
そしてコトはねずみだけではない可能性もあります。例えばカラス。繁華街の生ごみが減る、ということはそれを狙っているカラスの方にも行動に変化が起きるかも・・・ということでもありますし。

日本よりもっと基準の厳しいヨーロッパでもそういった事例が出てきたりもしていましたが。
中には「このまま外出自粛が続いた方が地球にとっては優しいんじゃないか」という、ちょっと笑えないジョークまであったりしています。・・・これが少し昔、1800年代とかならそういうことでも(ある意味では)良かったのかも知れませんが・・・今の現代ではそれはそれでまた新たな混乱を呼びかねないのも事実であります。
ねずみもカラスも今はヒトが繁華街で十分に飲んだり食ったりしてくれないと困るわけであります。
もちろん、今のような状態がもっと長い期間・・・それこそ100年200年・・・続くようならそれに適した変化が起きていくのでしょうけど。今の彼らでは現状のような状態では、なかなか厳しい状況となってしまいます・・・。

そこで新たな「狩場」を得るためにあちこちに進出していく、というのは十分に考えられる話であります。・・・あるいは人間の知らぬところでさらなる「狩場」を狙っているのかも知れない・・・。
今後、この騒動が収束してその後にも実は全然違う方向性が彼らに備わっていく可能性すらあります。どういう方向に変わっていくかまでは・・・ちょっと分かりませんが・・・?

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05/02/2020

皮肉な話

冷戦時代の核実験。その副産物から解明されつつあるジンベイザメの寿命(MSN:GIZMODO)。まだまだ研究段階、と言うかサンプルがまだまだ少ない、ということもあるのでしょうけど・・・少なくとも50年は生きる、と。
その手法は過去の冷戦時代・・・アメリカとソ連(今のロシア)が覇権を争った時代・・・と言えば聞こえはいいですが、かなりきわどい方法の応酬でもありました。単純にあいつにだけは負けたくない、とかそういうのではなく・・・場合によっては滅ぼしてしまえ、と。
その一つが核兵器であります。
これは近年になったようやく「ちょっと止めようか」という雰囲気が広がってきたのですが、それがなかなか進まない(進んでは戻るを繰り返しているような?)核軍縮、それの大元であります。・・・結構無作為の海洋、それも離島やあまり船の来ない航路などで核実験を行っていたのです・・・。

今はさすがに爆発まではさせていませんが(カンタンに言えば本格的な爆発の前に止める)当時は本当に大爆発させてキノコ雲が上がっていました。・・・その時にまき散らされた放射性物質が実はジンベイザメなどの海洋生物の年齢を計ることに役立つ、というのは・・・かなり微妙なところではあります。
そこまでしないと分からない、というのもありますが・・・。
何度かこの「あれこれ」でも述べてますが、海の中の生き物、というのは実はかなりの謎に満ちています。正確な寿命の分からん連中はもちろん場合によっては別種だ、と思ったら同種だった、とか、こういう生活しているのだろう・・・と思ったら昼夜で全然別の習性持ってた、とか。
なまじ水の中というヒトにとっては生きるのに難しい環境のため、どうしても研究が進まないのであります・・・。

↑今回の研究も・・・やっぱりなんかちょっと引っかかるところはありますが・・・こういう方法でも使えるものは全部使ってでも解明したい、ということであります。・・・いや、ホント分からんことだらけなのであります・・・。

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04/14/2020

6739m

富士山の倍・・・まではいかない程度。
標高6739mの山頂にネズミ、塗り替わる生息地の最高記録(Yahoo!:ナショナルジオグラフィック)。アタカマ砂漠、と言えばたしかに過酷な地としても知られています。さらに高山ということで各種悪条件に加えてエサもほとんどない。一体どうやって生活しているんだろうか・・・?
いや、「住めば都」という言葉もありますし。彼らにとっては悪条件ではない、のかも知れない・・・?
でも当のキジリオオミミマウスは平地にも生息している、とのことであります。その平地個体と高山個体のどこかに違いが出ているのかも知れませんが・・・単純にエサの多い平地からなぜ高山に向かったのだろう・・・? あるいはホントウは高山にいた連中が山を下りた、のか・・・?

いわゆる「悪条件」の場に生息している種、というのは結構います。その理由は「生存競争に負けて追いやられた」「競争相手のいない場を目指した」というのが一般的であります。
そしてそういった場に適応した種、というのはかなり特殊な適応しているケースがほとんどであります。恐らくは過去にはもっと多種の生き物が存在していてもほとんどが消え、さらに少なくなった種が少ないエサを奪い合い、また種が減る。そういうことを繰り返していくうちに特殊な器官や習性を身に着けた連中がようやく定着できた、と。
・・・そしてこういう特殊な適応をした連中は、その特殊さ故に環境がちょっとでも変わると適応しきれなくなる可能性が高かったりします。例としてはトキにのみつくトキウモウダニというダニがいますが、日本でトキが絶滅した時に同時に絶滅した・・・とされています(もちろん何らかの「変化」を起こして全然別の場で生き残っている可能性もありますが)。

↑キジリオオミミマウスもそういった特殊な適応をしている、と思われます。しかし平地にも生息している・・・。
何らかの手段でもって(それもまだまだ我々が知る由もない手段)生き残っていることに違いはないわけです。個人的にはそれが人類の役に立つとかそういう話ではなくなて、純粋に「どうして?」の答えが解明されないかなあ・・・とか思ったりしているのですが。

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04/10/2020

普通にいる

人が消えた渋谷でネズミ走り回る報道(Yahoo!:デイリー)・・・いや、別にヤバくはないと思うのですが。
いるところにはどこにでもいるものですし、渋谷のような繁華街ならなおのこと。もちろん、それが良いことだ・・・というわけでは衛生観念上もあるわけはないのですが、そこまで驚くのもなー、と。
同様にゴキブリもそうであります。フツーにどこにでもいるのですが・・・なぜか皆「いない」と思っている、という・・・。

結構色々なのが都会にも生息しているものなのですが。
小さな昆虫はもちろん、カラスやハトなども。野鳥、と言ってもその種類は様々なんですが・・・これもあまり知られていないような気もします(結構レア?なのがいたりすることも)。大抵の場合は小さな鳥は「スズメ」ちょっと大きなのは「ハト」黒くて大きいのは「カラス」と片付けられてしまいます。
カラスは日本には実は大きくは二種(実際にはもっと)いて、都会でぎゃーぎゃー鳴いているのはハシブトガラス、というのもあまり知られていません。さらにアメリカだと「カラス」そのものが実はかなりレア(BlackBirdという別種の黒い鳥はいる)というのもあまり知られていなかったりします。

そもそもネズミだって人間の身近にいるのは多く分けると二種(場合によっては三種)なんですがこれもあまり知られてなかったりしますけども。・・・まあ、別に知らなくてもフツーに生活する分には困らんのですが。
それでもそういうことを「知る」だけでも世界が変わる・・・と言うと大げさかも知れませんが、違いが理解できるとちょっとだけでも感覚が変わる、ということもあったりします。そういう見方をしてみるのも面白いかと思われるのですが。

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03/24/2020

様相が変わってきた

WHO「中年・若年層も警戒を」新型コロナで「若い人は無敵ではない」(Yahoo!:KYODO) 新型コロナ(COVID-19)であります。致死率に年齢差がかなりあることから、「10代はまず重症化しない」といった風潮になってきていますが・・・それとて絶対ではない、ということであります。
もちろん「年齢差によって致死率・重症化率が違う」というのはきちんと存在しているのですが。
しかしゼロではありません。しかも無症状の若い人から年寄りへ感染、という事態はすでに起きているのでやはり注意が必要であります。

今回のCOVID-19は何が一番恐ろしいか、と言うとワクチンがないことであります。
インフルエンザだって毎年死者の出ている病気であります。が、これにはワクチンや治療薬があり、改善が期待できます。しかし「新病」であるこの病気にはそういうものがありません。・・・もちろん各国の関係機関が今一生懸命開発や実験を続けています。そのうち役に立つ薬が出来上がることでしょう。
しかしそれまでの間、なんとか被害を食い止めないといけないわけです。

恐らくWHOでも今回ほどに事態が深刻化する、とは思っていなかったのでは・・・と。注意すべきはもちろんですが、ここまでウィルスの多様な変化性に振り回される羽目になるとは・・・と。その中には「若年層は、まあ、大丈夫だろう」というのもあったと思われます。が・・・様相が違ってきています。そこから、若年層からさらに感染が広がる可能性が多分にあるわけです・・・。
もしかしたら今後、さらなる「変化」が出てくるかも知れません。そうなるとかなり厄介なことになるかも知れません。・・・まだ油断はできない、そういうことでもあります・・・。

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03/18/2020

ネコの範囲

外へ出たネコはどこへ行く?(Yahoo!:ナショナルジオグラフィック) ネコのなわばりは「面ではなく線」とか言われたりしますが。実際には数キロとか遠くまで行ってるわけではなく・・・自宅の周辺をうろうろしていることが多い、とか。
そう言えば自分の家の飼いネコだ、と思っていたら周囲数軒でも同じネコが同様に思われていた、なんてな話を聞いたりしまうけども。

しかしネコの「外飼い」は最近では推奨されることではなかったりします。
周囲に生息している野生動物への害は言うまでもなく。・・・ネコ、というのは家で見る姿とは別の優れたハンターの一面を持っています。この辺がイヌとはやや違うところで・・・いや、イヌも実際には優れたハント性能持ってますが・・・時折見せる野生の一面?はかなり厳しいものではあります。
その一方で病原体を体内に保有したり当のネコ自身が身体の調子を崩したりすることにも繋がります。ネコの寿命を縮める一因はそういった外でもらってきた要因もある・・・という話もあります。

それでもいわゆる「野良猫」を決定的に減らすことは難しい話であります。・・・「野良犬」は大分減ってきているのですが。
繁殖力の強さに生存能力の高さ。結果としては結局「捕える」が効果的となってしまいそうであります。その前に「野に放たない」という認識を徹底できればその数を減らすことは十分に可能になりそうなのですが・・・。

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03/13/2020

鳥なんだか恐竜なんだか

史上最少の恐竜か、琥珀から7.1㎜の頭骨見つかる(Yahoo!:AFP=時事)。琥珀から恐竜、と言うと某映画にもそのエッセンスが使われていたりしましたが、実際にもこうやってタイムカプセル的な存在だったりもします。
通常の「化石」ではここまで微細な構造は残らないでしょう・・・。
もっとも、一口に「化石」といってもその存在方法から作成方法までは様々ですので・・・もしかしたらまだまだ未知のタイムカプセル的なモノ、があるのかも知れませんが。

ところで「恐竜」と「鳥」の違い、というのは・・・どこで決まるんだろうか、と。
一般的には「羽毛があって」「嘴があって」「飛ぶ要素がある」となると「鳥」ということになりそうですが・・・最近の恐竜は小型種でも羽毛があった、という説が有力なのでその辺がだんだん曖昧になってきています。
「飛ぶ」ということになると。今の鳥ほどではないにしてもある程度でも「飛べた」恐竜もいた、のではないか・・・とされていますし。
さらに最近では恐竜の進化した先が鳥ではないか、ともされているのでその境界は結構ぼやけたものになってきています。

↑琥珀の中の存在もどっちなんだろうか、ということになりそうであります。
どっちでもいい、という見方もあります。「古代に生きていた羽毛のある軽量の生き物」といった位置づけでも・・・と。しかし馴染み?という観点からしてもどっちかに決めておいた方がいいのかも知れません。まあ・・・たしかにどっちでもいいかな、とか個人的には思ってしまうのですが。

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03/09/2020

もっと短かった

古代人が食べていた魚から検出された「水銀やカドミウム」の謎(Yahoo!:Forbes)。「古代の食生活」と言うと現代のように公害も何もない、クリーンでヘルシーなイメージがありそうですが実際はそうでもないケースもある、ということであります。
もちろん古代にそういった有害物質を垂れ流している施設なんかがあったわけではなく、事情があっての害、ということなのですが。
色々調べてみるとこういうことは結構ありそうな気もします。ただ・・・平均寿命が短かったからあまり害はなかったかも、というのは・・・なんだかミョーな感覚になる話ではあります。

実際、現代のヒトは長生きしすぎているんでは、という話もあったりしますが。
例えば江戸期辺りの日本でも家督相続というのは大体40代くらいでやっていた・・・という話があります。現代から見ると相当に早いように思えますが、江戸期より前になると今度は平均寿命がそれくらい(織田信長で有名な「人生五十年~」というのは大抵がそんなもんだったから、という説も)になるので・・・当主が死ぬ前に継いでいたわけです。
・・・これがさらに昔の「古代」ともなるともっと短かったのでは・・・ということであります。

しかし、まあ・・・長生きできればそれが幸せか、と言えばそれも分からんもんですし。短くても充実した生き方ができていれば・・・とかそんな風にも思うのですが・・・?

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03/01/2020

周囲を回っていれば

衛星、と言えなくもない。
地球に「第2の月」見つかる(Yahoo!:朝日新聞)・・・とは言っても「月」と同じほどの大きさではなく。直径2~3mの小惑星、とのことであります。
三年ほどの前に地球に「捕まり」しばらく周回してた・・・と。
しかしそのうち地球を離れる軌道に乗っているようで、恒常的に「第2の月」というわけにはいかないかも知れません。

が・・・こういうのは結構あるのでは、と。
2~3m程度なら相当数が飛んでいそうであります。そのうちのいくつかが惑星に「捕まり」うまく軌道に乗ることができれば「衛星」となりますが・・・間違って突入してしまうと隕石となります。
・・・恐竜などの大量絶滅を起こした、とされる隕石衝突もそういった一類であります。
もっと小さな、チリのような物体は日常的に地球に降り注いでいる、とも言われています。流れ星の正体はそういった「宇宙からの飛来物」であり・・・大気圏に突入した際に発光したものであります。

そう考えるといつ何時そういったものが降って来るか・・・実は結構何度かそういった「地球の危機」があった、という話もありますし・・・。

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02/25/2020

他者依存

ホタルの幼虫を食べて毒を得る蛇(Yahoo!:朝日新聞)・・・毒のある他の生き物を食べることで自身の「毒」にする、というのは結構な数いたりします。身近?なところではトラフグとか。これは海中の毒成分を持つ微生物を食べることであの猛毒を自分のものとします。
・・・じゃあその微生物食わせなければ毒なくなるんじゃ・・・?
ということで研究や開発も進んでいるのですが(一部では無毒フグは成功している、という話も)さすがに認可は下りないらしく、まだまだ「無毒トラフグ」は出回っていません。

しかし↑ヤマカガシの一種の場合は・・・「攻撃用の毒は自分で作る」「防御用は他からもらう」という方式となっているようで。
ヤマカガシは日本にもいる蛇であります。色彩が豊かで赤の要素が強く、そっち系の名称があることもあります(逆に赤の要素が全然ない青っぽいのもいます)。かつては無毒な蛇とされ・・・日本の本土地方での毒蛇はマムシだけ、あの三角形の頭に気を付けろ、とされていたのですが実は前面の牙ではなく奥歯に強い毒がある、ということが分かってから少し様相が変わってきました。
それでも日本の蛇のほとんどは無毒なんですが。まあ、蛇の場合はあの姿形がどうも・・・という人も多い生き物だったりしますけども。

実際、こういう「他からもらう」というのは毒だけではなく結構色々あるものだったりします。・・・そもそも生き物は他の生き物を食べないと生存できないものがほとんどであります。そこには良いとか悪いとかそういう概念はなく・・・ただただそういうものだ、という認識だけであります。
しかしそこに「妙」がある、と言うか・・・興味深さがあったりするのです・・・。

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02/06/2020

うさんくさいから

「グレタ・トゥンベリは生理的にムリ」と話すオジサンの主張(Yahoo!:PRESIDENT Online)。ここかしこに「オジサン」「日本の無理解な男性中高年」に対する嫌悪感、と言うか・・・まあ、そういうのが気に食わない人が書いたんだろうな、と思わせる記事であります。
・・・それはそれででーでもいいんです。その程度の認識なんだろう、と。
ただ、あの子はただただ「うさんくさい」んです。そういう違和感を多分分かってないなんだろうな、と。

正論であります。今の地球の環境問題はのっぴきならないところまで来ている。それを推進してきたのはあんたら大国のエゴだ、だから今から改めろ・・・というのは本当に正論中の正論であります。・・・ただ、それに動かされた「オトナ」が一体どれだけいたのか、その辺はかなりのナゾであります。
で、それに追随した若者が蜂起、という話もあったりします。で、それもそれでどーでもいいんですが・・・。

なんで声高にキレた表情でまくしたてる「だけ」なのか。

そこが個人的に問題だったりします。言うだけなら誰だってできます。行動? 帆船だか列車だかで国連本部やらに移動するのが「行動」ではありますまい。
本当に行動したいのなら、なんでもっと世界的に、経済的かつ覇道的に行動しないのか・・・。
繰り返しますが言うだけ、ならどんなガキにでもきるんです。じゃあ、「世界を変えたいからあらゆる組織に干渉できる最強の組織を作ったる」てな感じで世界規模の「環境企業」や各国の中枢にまで食い込んで、誰も何も文句言えそうもないような「絶対的組織」を作ろう、とは誰も言い出さない。
やってるのは・・・キレて見せるだけ。「やれやれ」言うだけ。
口で語るだけ。そんなうさんくさい連中・・・誰が信用しますかいな・・・。

本当に世界環境が危ういならどんな手段使ってもいいはずであります。「どんな」と言っても直接的な暴力ではなく。今の世なら経済的・政略的にいくらでも利用応用は効く、と思うのですが・・・そういうことは全然せず。ただただ「あんたらが悪い」「あんたらがどうにかしろ」「あんたらがどうにかできるはずだ」だけ。
・・・もう、そういうのはいいんですよ。皆が欲しがっているのは(そう、動かない大衆が欲しがっているのは)真摯に地道に行動する人たち、です。本当に実のある行動。・・・できますかね・・・グレタ何とかにとどまらずいわゆる「若い運動家」諸氏に? 
もっとも、これは若い連中だけではなく、年喰った連中にも言えることであります。コトバだけで動くほど人間、カンタンではないのですよ・・・。

ここからは非常に個人的なことなんですが。・・・こういうとこでツンベリの名が出てきて欲しくなかったりします。
スウェーデンのツンベリ、と言えば江戸末期の日本で色々やった偉大な博物学者カール・ツンベルグがまずは出てきます。シーボルトと並ぶ日本における西洋人博物学者なのですが・・・。
なんか・・・ヘンなイメージが付きそうで・・・そこら辺が、なあ・・・。この尊敬すべき御大に・・・。

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01/30/2020

飲んでも効かない

液体のり「がん治療に効果」大反響・・・メーカーが注意喚起(MSN:FNN)。こういうのが必ず出て来るとは思ってましたが・・・やはり。
たしかにいくら治療技術が発達してきた、と言ってもがんはまだまだ怖い病気であります。実際、民間療法めいたものも今でも多数実行されていたりしますし・・・そこへ「液体のりががんに効く!」といったニュースが出てくれば、そりゃあ・・・こうなるだろうなあ、と。

あくまでも「液体のりに使われている素材と同じ成分を治療に活用する」というものであって、液体のりそのものを使っているわけではなく。
これと似たような話はいくらでも出てきます。例えば・・・ウイキョウ。八角という中華スパイスの一種にもなるのですが、これがインフルエンサに効く、として一時期買い占め?的な騒動が起きたことがありました(もちろんそのまま飲むだけでは効果はなし)。
これもやはり成分が効く、という話であったのですが・・・そう思い込んでしまうと人間、なかなか知識を更新できないものだったりします。

これが普通?にただの思い込み程度であれば(メーカーさんは大変でしょうけども)そのうち鎮火していくだろう、というようにも思いますが・・・詐欺などの犯罪に使われる懸念も出てきます。・・・がん患者やその家族に向けた詐欺、とか。
ちょっと加工した液体のりを高価に売り付ける、とかそういう方式だけではなく色々な要素を絡めての詐欺、というのもありそうで・・・そこら辺にも注意が必要かと思われます。

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01/26/2020

ヒトより若いかも

進化の最新形態? 海底を「歩くサメ」新たに4種を発見(CNN)。200万年前、となると・・・たしかヒトもそれくらいか、いや、もっと古かったはずですからモノによってはヒトよりも「若い」種、ということになるのかも知れません。
・・・実際にはそういう種は結構いそうではあるのですが・・・。
これが「サメ」というのが非常に興味深いところであります。↑記事中にもありますが、サメは軟骨魚類という比較的古いグループに属していて、その発生はそれこそ数億年も前になります。ヒトの大大大先輩にあたる生き物であります。

この「歩くサメ」そのものはたしか、当初はここから地上を「歩く」ようになった、そのさきがけではないか・・・とかそんな説があったような。しかしDNA検査によればそれは完全に否定され、逆に非常に若い種で、ある意味現状での「最新形態」である・・・と。
生き物は周囲の環境や状況に応じて進化していきます。
しかしそのメカニズムはある程度分かっていても、「こうなったら確実に進化する」というどこかのゲームのような条件は恐らく確定できないかと。何しろ「偶然に発生した性質を長い年月かけて磨き上げて新たな種とする」というのが、まあ、定説なのですが・・・誰がそれを見届けるのか、となると。それこそ数百万年もの時間が必要となります。

それでも生き物は変化して進化していきます。・・・それはヒトも同じであります。
SFなどには「未来の人類」という発想がいくつも出て来ていますが・・・個人的にはどれも当てはまらないんじゃないか、とか思ってます。・・・多分現状の人類が思いつける程度の「変化」ではないんじゃないか、と。思いもよらない・・・と言うか発想の外、と言うか。考えることもできないような状態や状況に適応した「新人類」になっているのでは・・・と。

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01/21/2020

1000ml=1000立方センチではなく

1リットル牛乳パックには実は1リットル入っていない?(Yahoo!:FNN) 正解は「1000立方センチは入ってないけど1リットル(1000ml)は入っている」というものであります。計算上はおかしいけれど実際に計ってみたら入っていた、というお話であります。
実際、商品の容量というのは実は少し違っていたりします。
表記上のもの、そのままずばりが入っているわけではなく少し多めに入っているものが多いとか。これは「なんだこれは少ないじゃないか!」よりも「なんだ多いのか・・・」の方が心象的にも良いしクレームにもなりにくい・・・という配慮の一種のようであります(それでも時たま「多く入っているじゃないか!」というクレームもあるにはあるそうな)。

そして「1000ml=1000立方センチ」というのは水(それもきちっとした条件下での)の話であって、液体全部がそうなるわけではなく。
まあ・・・その差は結構ビミョーなものなので「1000ml=1000立方センチ」という認識もあながち間違いではないかも知れませんが。実生活ではほとんど影響ないレベルですし。
しかし↑のように「少ない容量に押し込んでいる」ケースもあるわけで。そういう意味ではある程度は認識しておいた方がいいのかも知れません。

結構誤解?されている向きもありますが・・・状況や状態によっては「1+1=2」ですら誤りのこともあります。例えば・・・「それは本当に『1』なのか」という場合とか。しかし世間一般で「それは『1』以外あり得ない」という認識になってしまうとそっちが主流となってしまったりします。
でも実際は・・・ということも多々あったりして。その辺はある意味で認識と常識の兼ね合いと言うか何と言うか。あまりにこだわり過ぎて問題になるのもどうか、とか思ってしまいますし・・・。

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01/08/2020

言っても分からない?

でも言われないともっと分からない。
博物館で飲食しちゃダメ! 理由を説明した掲示が話題に(Yahoo!:withnews)・・・「飲み物一滴が虫を呼び・・・」というのはたしかに普通の人には分からんかもなあ、と思います。たかが食べ物飲み物じゃないか・・・と。しかしその一かけら、一滴が展示物に害を及ぼすこともある・・・。

 

公共の場での飲食、というのは少し前の世代の人にはちょっと考えにくいものだったりします。
歩きながら、あるいは立ったままでの飲食は行儀悪い、そういう風潮もあったりしました。そういう意味では駅などにある「立ち食いそば」というのは一段低い飲食店、といったイメージで見る人も多く。あんなものはそばではない、本当のそばはそば屋できちんとしたものを食え・・・とか。
それが時代が進んで行くと歩きながら・立ったままでの飲食は日本でも当たり前になっていきました。今ではほとんどの人がこういうのは行儀が悪い、とは思わなくなっています(もちろんそう思う人たちはまだまだたくさんいますが)。

 

・・・同時に「どこで食べてもいい」的な発想も定着してきたような。
例えばコンビニの店前。入り口前の地面に座って食べる。あるいは電車内の床の上。駅の階段。そういうのに抵抗のない世代が増えて、それが子供の世代にも伝播していったわけです。・・・これは「文化の変遷」の一つであります。過去にはダメだったことが今はOKになっている、という事例は他にもたくさんあります。
ただ・・・それが↑どうしてもダメな場所もあるのだ、ということまではまだまだ伝播されていません。多分↑注意された人たちの中に「なんで? 別にいいじゃん」と不思議に思う・あるいは逆ギレするようなケースも多々あるのではないか、と。
今後そういうことも定着していけば・・・と願うばかりですが、それまでに何らかのトラブルで貴重な展示品に害が及ばなければいいのですが・・・ホント、ちょっとしたことでも影響が出るものばかりなのですあります。

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12/29/2019

どこに線を引く?

環境省、タガメの売買を禁止へ・・・趣味や研究用の採集はOK(Yahoo!:KYODO)。とは言っても大量に採集している現場で「いや、これ、自分が飼うんす」と言い切られてしまえばそれまで、ということになりまそうな。
売買そのものは例えばネットショップなどでも規制は可能なわけで。小さなペットショップまでは難しいかも知れませんが周知徹底されていけばそのうちなくなっていくかと思われます。が・・・個人同士での売買、となると。そこまでの規制は難しいことであります・・・。

タガメは「田亀」とも書くように田んぼなどに住んでいる水生昆虫で・・・日本最大を誇ります。そして水生昆虫に多いカメムシの仲間であります。
この仲間の特徴の一つは「吸う」ことであります。固いクチバシのような「吻」を持ち、食べるモノに刺して吸う。これが植物相手だとカメムシなんですが動物相手になるとタガメなどの水生昆虫が主となります(陸生でもサシガメのように肉食カメムシもいますけども)。
中でもタガメはその大きさからカエルやフナまでもがっちり押さえ込んで体液を吸います。一方で親はタマゴを孵化まで見守るという慈愛に満ちた一面も。その豪快かつ繊細な姿からファンも多い昆虫なのですが・・・。

皆が欲しがればどんどん値は上がります。そして住める場所の激減などの環境の変化によってその数を減らしつつある昆虫の一つ、ともなれば・・・さらに希少性が増す、というものであります。そこへ禁止、となると・・・かえってヤミ取引的なものが増えるかも・・・?

他方で。実はタガメ(日本のとはやや別種なんですが)って東南アジアなどではフツーに食べられていたりします。昆虫食の普及を今後考えていくのなら養殖などの手段も考えていいのかも知れません・・・?

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12/27/2019

いずれは日本も

米国人の肥満率、10年以内に50%超える恐れ(Yahoo!:CNN)。ここんとこの健康志向で結構持ち直したんじゃないのかな・・・とか思ってたんですが。実際のとこはまだまだ肥満傾向は続く、ということのようであります。
・・・しかしこれはよその国のことだから、ということではなく。日本でもこういった事態になる可能性は非常に高いかと思われます。

一般的な「肥満」とは入って来るエネルギーが出ていくエネルギーより多く、それが継続されてどんどん体内に溜まっていく・・・カンタンに言えばそんなイメージかと(病気などによって太ることもありますが・・・)。
ヒトという種が生まれて数百万年。それは他の野生動物同様、飢餓との戦いでありました。
ペットのイヌやネコでも今でもそうなんですが・・・彼らはエサを与えると与えられた分だけ食べようとします。これは「食べられる時に食べておかないと」という行動原理が働くからであります。そしてこれはヒトにも言えることであります。
つい数百年ほどであります。今のように大多数のヒトたちが食べ物をいつでも手に入れられるようになったのは。
しかし身体は数百万年の「飢餓」を忘れていません。そこで摂って余った分は貯めておけ、ということで体内にどんどん蓄積されていき・・・「肥満」となっていきます。

アメリカはそうでもないと思うのですが、日本ではかつて肥満は裕福の証し、ということでもてはやされた時期があります。
太っている方が貫録あるし生活にも余裕があるのだろう、と。しかし現代では逆になってきています。が・・・その辺の事情はまだ完全には逆転しきっていないように思われます。・・・いつ日本も肥満大国となるのか、いや・・・それはもうすでにそうなりつつあるのかも・・・?

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12/22/2019

けいけんちがまだたりてない

顔認証、人種で正確さに違いが・・・アジア系・黒人は誤認しがち、米調査(Yahoo!:JIJI)。まだまだ経験値が足りてないんじゃないのかな、と思いますが。システムもそうですし、技術の方も。まだまだ生まれたばかりのものなのですから。

顔のパターンを認識して開錠、というものであります。
当然ながら人間の顔のパターンは数十億にものぼるわけです。中には双子のようにほぼ一緒、というケースもあり得ます。が、それで誤認証しちまったら意味ないわけで。最終的には双子どころか幼児の頃に登録した顔でも開錠、とそこまで至る必要があります。
そこには「人種」「性別」「年齢」というのは非常に些末な問題であります。・・・いや、些末にしないといけないわけです。
とあるテレビ番組で3Dプリンタで出力した「顔マスク」で突破できるか・・・というのをやっていましたが、あっけなく開錠。まだまだそんなもんなのであります。これに様々な重要情報を預ける、というのはまだまだ非常にリスキーなほどに。

これから発展させていけばいいわけで。・・・こんな状態でいきなり実装、とかそういうことではまだまだないでしょうし。今後に期待したいところであります。

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12/20/2019

何もなかったわけではない

5700年前の「チューインガム」分析、かんでいた女性の外見や食生活が明らかに(Yahoo!:CNN)。よほどDNAの状態が良かったのか、それとも5700年前という比較的近い?年代だったからか・・・かなり詳細なことまで分かってきているようであります。
しかしそれはそれとして・・・この「チューインガム」今のとは大分違うんだろうなあ、と。
ただの樹液の塊、それも何らかの「治療」的な意図があった、とするならばなおのこと無味だったでしょうし。現代のように甘いお菓子の一種、という位置づけではなかったのかも知れません。

現代にも「歯みがきガム」的なものはありますし。
今の時代の方が色々なモノがあるから恵まれている・・・というのはどうなんだろう、というのが最近思うところであります。例えば↑ガムにしても「甘くも何ともないガムなんて・・・」と、そんなものしかなかったのか・・・という見方もできますが、実際には歯のために良い、ということを十分に理解した上での行為かも知れません。
もしかしたら他に我々の知らないもっと美味いもん食ってたかも知れんのです。
たしかに文明・文化は時間が経つほどに発達していきます。過去にあったのは「今」に至るまでの道程の一部にしか過ぎない、と。が、だからと言ってその道の先に立っている我々が過去にあったモノ、全てを把握しきっているわけではありますまい。いつの間にか失われてしまったモノの中には我々の思いもつかないようなモノがあったのかも知れない・・・。

本当は当時の人たちの方が今の人たちより色んな意味で「豊か」だったのかも知れません。そういうとこも分かってないわけです。ただ、我々が今回知ったのは「あの頃の人たちもガムみたいに何かを噛んでいたんだなあ」ということとちょっと詳細な個人情報だけ、であります。・・・まあ、そこからずんずん進んでいくのもまた学問の役割でもあるのですが。

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12/11/2019

実はチガウ

アシカとアザラシは祖先が別・・・それぞれの事情で海に適応(Yahoo!:毎日)。実は「海に還った哺乳類」というのは還った年代の違いから三世代ある、とされています。もっとも早くに還った「第一世代」はクジラやイルカ。その次の「第二世代」がアシカやアザラシ、そして「第三世代」はラッコやカワウソ・・・と。当然のことながら先に還った方が水に適応しています。
いずれも一度は陸に上がった連中が、何らかの事情で海に還った・・・とされています。
その中でも「第二世代」のアシカやアザラシ。クジラほどには水に適応しておらず、ラッコよりは水に親しむ哺乳類であります。・・・それでも姿形はアシカもアザラシもほぼ似たようなものなので・・・近縁と考えてられてきてたわけです。

「アシカ」耳がある・後ろ脚を前に曲げられる
「アザラシ」耳がない・後ろ脚は前に曲げられない

というのが大まかな違いであります。その他、顔つきとか体つきとか(アシカの類の方がすらっとしている)受ける印象でも結構違っていたりします。
ただ・・・↑記事だけでは共通の大祖先がいるけどどの辺りで分岐したのか、とか・・・あるいは全然別の、本当に違う連中から進化してきたのか・・・そこまではまだ分からない、ということかと。そこら辺まで分かるようになればなあ、とかそんな期待もしてしまうのですが。
結構分からんことだらけなのであります・・・生物学てのは。いや、どの学問でも(確立したのもあるっちゃありますが)分からんことの方がはるかに多いもんではありますけども。

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12/09/2019

水清ければ

・・・結構当たり前かと思ってたんですが。
瀬戸内海「きれい過ぎ」ダメ? 「豊かな海」目指し水質管理に新基準(Yahoo!:神戸新聞NEXT)。たしかに透き通るようなキレイな海、というのは一種の憧れでもあるのですが。しかし「キレイ」なのはまだいいのですが「キレイ過ぎる」と今度は何も住めなくなる・他からも生き物が寄り付かない水環境になってしまう・・・というのは熱帯魚などを飼ったことのある人には実感があったりします。
飼い方によっては水槽の中が見えないくらい緑色一色にしてしまう方法もあります。
そもそも「キレイな水」なんてのは人間が勝手に思っているだけで、実際に中に住んでいる連中からすれば「とんでもない!」ということもある、ということであります。

もちろん過去のキタナイ海に戻せ、という話ではなく。程度の問題、ということであります。
「磨かれた水」といった表現が使われることも熱帯魚飼育関連ではあったりします。透明度はあるんですがそこまで「透明!」というのではなくどことなーく黄色と言うか茶色と言うか。しかし見た目は決して悪くなく。もちろん臭いなどもありません。適度に微生物が繁殖して、適度に水をキレイにしてくれる。適度な飼育数も守ることでさらに水はキレイになります。

・・・ただ、勘違いして頂きたくないのはこれはあくまでも「水環境」の話であります。
飲用の水、となるとこれはまた別の話になります。・・・なぜかヒトはナマモノに弱い、という特性があるのはちょっと前にも述べましたが。水も例外ではなくいわゆる「生水」を飲むと食あたりしたりすることもあります。そうならないために色々やっているのが水道水その他飲用の水なのだったりするのです。

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12/07/2019

もちろん楽観視はできませんが

サンマ水揚げ量史上最低の見通し、8~11月で昨年比68%減(Yahoo!:KYODO)。たしかに今年は「初動」が大変に悪く、8月終わりから9月初頭にかけては近所のスーパーでもほぼゼロの日が続いたりしてました。しかもどれもこれもかなり小型。そのため去年からの解凍サンマが安く並んでいたりしましたが・・・それがここのところへ来てようやく価格も安定した「生サンマ」が並ぶようになりました。
・・・しかしこれで楽観、というわけにもいかず。来年は・・・どうなるんでしょうか・・・?

乱獲、この一言に尽きる、というのが大勢の見方であります。
外国籍の船もそうなんですが、そもそも枯渇してきているサンマ資源を奪い合ってどうするんだ・・・といったところであります。そもそもは時期に大量に獲れるために「大衆魚」となっていたサンマであります。それがそうではなくなるのかも・・・と。
一方で地球規模での環境の変化を挙げる声もあります。
これは様々な要因が複雑に絡み合っていて、「コレ」というものありません。「コレ」さえやっとけば全部オッケー、てなカンタンなものではなく。・・・しかしその変化にサンマが付いていけていない、そのために数が減ったのでは・・・と。

漁業というのは多分に自然に左右されるので、こういう都市もあるさ、と楽観的な見方もできなくはないのですが・・・それにしても。
恐らくは今後十年から数十年単位でこういった「変動」が起きるかと。もしかしたら近年まれに見る大豊漁、という年がそのうち来るかも知れません。が・・・とてもそこまで楽観できるような状況ではないわけで・・・。

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12/05/2019

線引きが難しい

ゲノム編集して妊娠、禁止へ(Yahoo!:朝日新聞)。いわゆる「デザイナーベイビー」を作るのを禁止する、ということなのですが・・・ゲノム編集そのものは禁止されていないので、どこからどこまでを禁止するのか、という線引きが難しくなりそうではあります。

「ゲノム編集」とはカンタンに言えば遺伝子であるDNAを「編集」できる技術であります。近年の発展により、かなり的確に狙ったような性質を仔に持たせることができるようになっています。
これは農作物で例えば特定の害虫に強い作物を作るとか。そういった目的でも使われていますが・・・規制の枠組みはもちろんありますが・・・今後は遺伝病などの根本治療にも使えるのではないか、という期待?もあります。
・・・ただ・・・この技術は通常の遺伝関係技術、かけ合わせによる品種改良などとは違って今後や周囲への影響を計り知ることができず。そして倫理観への抵抗もかなりあるため(天然自然の摂理に人間がそこまで踏み込んでも良いものなのか・・・)現在でもかなり微妙な立ち位置にある技術、という言い方もできます。

そのためもあっての「法整備」ということになります。国によってはかなり前から色々やっているところもあれば・・・そうでもないところもあったります。この辺は、やはりその国の事情や倫理観などの違いによるものなのですが。
日本の場合はちと初動?がいつものように遅い傾向にありましたが。それでもここへ来てこの方針、ということになります。
が・・・治療用とデザイナー用、どこに線を引くのか、いや、そもそも編集そのものをどこに「置く」のか・・・そういうところはまだまだ問題山積なのであります・・・。

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11/26/2019

その果てはナシ

血液一滴でがん13種99%検出可能、東芝が2020年から実証実験(Yahoo!:KYODO)。前にここでも触れた「線虫によるがん検出」と並ぶ画期的ながん検出技術の開発であります。来年にも実証実験、ということはかなりのところまで開発が進んでいる、ということになりますか。
将来的にはがん検出が健康診断と同時に、カンタンに・・・というところまで行って欲しいところであります。

現行のがん検診というのは基本的に単一のがん専門であります。ナントカがんがあるかどうか調べるためにコレを、こっちのカントカがんのためにはコレを、というようにそれぞれに対応した検診をする必要があります。
そのため受ける側としては・・・かなりの手間であります。当然、費用もそれぞれにかかりますし。
さらには検診そのものがかなり負担になることも多々、であります。そのためなんとなーく敬遠されてしまって(見つかったらイヤだな、という心理的負担も大きいですし)そのため手おくれに・・・ということも。

がん、というのは基本的には細胞の異常による身体の不調であります。元々は自分自身の一部だった存在が通常とは違う挙動を始めてやがては・・・という病気であります。そのため、検出もかなり困難でありました。これが体の外から来た異物質ならまだ検出の難易度も下がってくるのですが。
昔は身体に目立った異常が出てきてから、つまりは症状が現れてから対処・・・だったのですが、大抵のがんはそうなると手おくれのことも多いのです・・・。
そのため初期段階での検出が重要となります。最近は技術も格段に進歩してきて昔ほどの「致死の病」ではなくなってきている観もありますが・・・それでもなかなかに難しいところであります。何しろ病原体的なものがないので天然痘のように「完全に駆逐」が不可能なのです・・・。

カンタンに、そして効果的に検出を・・・というのが今のがん治療の方向性であります。そのためには「これで完全にOK」ということはあり得ない、果てのない道なのであります。

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11/25/2019

あくまで基礎システム

「味が変わる手袋」とは(Yahoo!:テレ朝)・・・バナナの味が変わる、味を濃くしたりできる手袋、であります。たしかにこれは非常に画期的で・・・いや、こういうのを「手袋だけ」で、というのはなかなかなかったような。もっと大がかりなキカイ?があれば・・・とか。
ただ、これはあくまでも基礎システムだと思うのです。
例えばこの手袋をもっと小型化して市販したとしても、現状では生活習慣病関連で「塩分減らせますよ」とかそれくらいのことしかできないわけで。「これが一体何の役に立つのか」とか言われてしまうのが関の山かと。・・・問題はここから先の「応用編」ではないか、と。

味覚をある程度操作できる、というのは一見あまり意味ないように見えて実は結構重大なことだったりします。
直球に味覚障害の人への救済、というのはもちろんですが。「食」というやはり一見ムダ(栄養摂れればそれでいいんだろ、味なんかどうでもいいんだ、という人は結構います)に見えて実はストレス緩和になったり趣味としても確立されつつあるこの分野に寄与できるのです。
そもそも食産業というのは外食だけにとどまらず。家庭での調理なども含めると人間の産業のほとんどがコレに絡んでいる、と言っても過言ではありません。原初に火を得た人類が「食材に火を通す」ことを広めたのは殺菌のためだけではありますまい。その方が「美味い」ことを知ったからではないでしょうか・・・?

そこに何らかの影響を与えることができる、かも知れない技術であります。・・・まあ・・・そうは言っても個人的にどうしたい? と聞かれても・・・「味の記憶の完璧な再現」とか? あの時のあの味を再現したいのに、どうしてもできない、という時のため・・・てのもなあ、なんだかなあ・・・。

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11/23/2019

必要だから

初期のヘビ、7千万年に渡り後脚があった(Yahoo!:CNN)。従来の考え方では「トカゲのような爬虫類から手足(前後脚)がなくなってヘビになった」=「脚がない方が生きていくのに有利だった」ということで、例えばニシキヘビにあるような脚のような爪のような器官は「痕跡器官」と呼ばれて「消える途中のモノ」という認識でした。
そういう意味では7千万年かけてゆっくりと脚をなくしていってたんでは・・・とかそんな見方もできるのですが。
後ろ脚だけでも有利な状況にあった、ということでもあり・・・いや、どんな状況だったのだろう・・・? ということでもあります。

環境への適応としてヘビは前後脚をなくしていった・・・と考えるのが自然だ、というのが従来の考え方であります。が、恐らくは↑少なくとも7千万年の間後ろ脚だけ残っているヘビの類がいた、ということで、じゃあ、そいつらはどういう状況下で生きていたのか、というところも問題になりそうであります。
脚のないヘビの有利な点は「どこでも行ける」ということであります。ただし細かい作業には向かず、あくまでも「移動」に特化しています。
ヘビの類は陸上はもちろん、水上の移動も得意であります。中には空を飛ぶ・・・むしろ跳ぶ・・・ものまでいますし、ウミヘビになると海中を泳いだりします。・・・この特性を利用したロボットもあるくらいで、コンパクトな身体で移動が有利になります。
・・・やっぱりヘビの脚のない身体の方が進化してるんでは・・・と思ってしまいますが。そうでもない場合が出てきた、ということになりますか・・・。

何らかの必要性があって脚を残していたわけですが、それが一体何なのか・・・? まだまだナゾは多そうであります・・・。

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11/10/2019

意外と分かってない

暖かくて勘違い? ノコギリクワガタ成虫現る(Yahoo!:紀伊民放) ・・・しかしたしかにこういうこともありそうであります。なお・・・ノコギリクワガタは成虫で越冬することはない、となってますので↑この個体も本格的な冬になる頃にはもう・・・ということになるかと。
ただ、ミョー?な時期に羽化してくることがあるのも事実であります。

通常、ノコギリクガワタは夏ごろに産卵して幼虫になり・・・その幼虫は一年ほどかけて翌年の夏前に蛹になります。そしてその蛹から10日ほどもすれば成虫が羽化してくるのですが・・・なぜか羽化してすぐに活動開始しません。また一年、蛹室の中でじっと過ごし・・・さらに翌年の夏、ついに外へ出て相手を探して交尾して・・・そして次世代に命を託します。
・・・この習性、たしか自分がガキの頃には知られてなかったような。だから「ノコギリクガワタの繁殖はかなり難しい」ということになってたような。同時に難しい、とされるミヤマクガワタも近年ではプロではなくても繁殖できるようになってます。ただ・・・こっちは用土が特殊なのと、条件が厳しいのがネックですが。何せ、関東地方だと夏場の高温に耐えられない・・・。

↑記事のノコも一年ほど蛹室で過ごして出てきたのか・・・と、いうのが正道?ですが。実はそうでもない、「じっとしている」はずの時期にひょいひょい出てくる個体もいたりします。早期に活動を開始するのもいる、ということであります。
自分のとこでも蛹になって、羽化してすぐに出てきたメスがいました。・・・ただ・・・このメスは食事を一回したっきりでそのまま・・・という悲しい結果になってしまいました。理由は今でも分かりません。
意外と分かってないことが多い、ということかな・・・と思ってます。
実はノコも自然下では早期に出て来たりえらく遅い時期に出てくる、そういった一群が存在していて何らかの方法で命を繋いでいるんじゃないか・・・とか。飼育下ではほとんどあり得なくても実は・・・というのは結構ありそうな気がしているのですが。

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11/08/2019

慣れることは慣れるが・・・

阪大研究チーム、暗闇で目が慣れるシステムを解明(Yahoo!:毎日)。・・・どっちかと言うと「暗闇で目が慣れるシステム」=「明暗順応」の「明暗順応は生物にとって重要な機能だが、網膜の損傷や老化を招く一因にもなる」(「」内↑記事より引用)の方が衝撃?だったような。職業や場合によっては明るい場所から暗い場所へ結構頻繁に移動、ということがありそうなので・・・大丈夫なんだろうか、とか。
まあ、どの程度の頻度で実際に明確な影響が出てくるのか分からんのでどうしようもないですが。個人差も結構ありそうですし。

しかし明暗順応って単純に瞳孔が開くだけ、てなわけじゃなかったんか・・・。
目、というのはかなり鋭敏な器官であります。実際には明暗順応の他にも網膜やその他組織を傷つける可能性のある要素は結構ありそうな。強烈な衝撃を受け続ける(例えばボクサーとか)、強い光を受け続ける(日光を直視し続けるとか)、そういった色々なものがでてきます。
・・・そう考えると健康な状態をずっと続けるというのはなかなか難しいことになりそうであります。
一時期眼科に通っていた頃があった(今でも定期健診で通ってますが)のですが。行くたんびに思うのが患者さんの年齢の高さであります。やはり長い間使い続けると色々弊害が出てくるものではあるわけです・・・。
ただ、逆に子供も多いような印象もあって中ほど?の若年層が最も少ないような印象もあったりしましたが。

ヒトは視覚中心の動物なので、この器官の能力が低下するとどうしても活動に支障をきたしてしまいます。色々気を付けていきたいところなんですが・・・実際には思ってもみないところからいきなりガツンと来ることもあるので、その辺は注意が必要であります・・・。

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10/26/2019

それほど変わらない

人間も動物ですし。
ネズミがクルマの運転を取得、新たなスキル獲得による満足感も?(Yahoo!:AFPBBNews) もちろんヒトが運転するような「クルマ」ではなく。小さなハコに車輪を付け、ネズミが移動して銅線に触れると通電するような仕組みのクルマであります。この銅線の位置は前後左右に対応していて、ネズミが「進みたい」方向の銅線に触れるとそっちへ動く・・・ということであります。
・・・もしかしたらただデタラメに銅線に触れまくって、それで動いてるだけなんじゃ・・・と、思うかも知れませんが。
そこはもちろん「ごほうび」を用意しておいて、こっちへ進んだらいいモノあげるよ・・・という風に学習させていったようで。その結果、クルマの運転を(ある程度でも?)覚えてそれが「喜び」にも繋がっているのでは・・・と。

さらに実験対象のネズミは大きく二種に分かれています。「研究室の閉鎖空間で育ったネズミ」と「より自然に近づけた『豊かな環境』で育ったネズミ」と。・・・そして『豊かな環境』のネズミの方が驚くほど運転がうまくなった、と。

この実験結果はあくまでもネズミ17匹での結果であって、「じゃあ『豊かな環境』に置けばどんな動物でもカンタンな運転はできるんだな」とか「人間も『豊かな環境』に置くべきだ!」とかそういう短絡的な行動を促すものではありません。
ただ・・・ネズミにもそういった「感情」はある、ということと、そしてそんなに人間と変わらないんじゃないか、という・・・まあ、ある程度でも生き物に触れてきた方ならなんとなく理解できる内容を、ある意味裏付けた、ということなんではないか、と思われます。

そんなに変わらんもんであります。人間も動物なのですし。
ただ生き方の方向性と言うか生存方法の複雑さと言うか。違うことは違うわけです。ただ、多くの人が思っているように「人間>動物」であってあいつら何にも考えてないからラクだよな、とかそういう存在ではない、ということであります。
・・・いや、たったそれだけなんですが・・・いまだにテレビ番組やなんかでちょっとヒトに近い動きができる動物がいると「まあ賢い!」とかそういうニュースになるのは・・・その辺がヒトとしての理解の限界?みたいなもんかも知れません。

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10/15/2019

やはり・・・癒し?

じゃあ猫はどうなんだ、とかそういう話も出てきそうですが。
犬を飼うと早死にのリスク低減、米研究誌(CNN)。これはやはり「ペットを飼っている」ということが原因なのか・・・とも思われますが、比較するにはかなりの時間がかかりそうではあります。・・・しかもオペットは犬や猫だけではないですし。
やはり「他の存在」が大きいのかなあ、とかそんなことも思いますが、さて?

ただ、この手の話は以前から結構聞かれていた・・・ような気もするのですが。
生き物というのは正しく多種多様で、方向性はバラバラであります。これは例えば我々ヒトが「社会性があって、集団で行動するのを好む」という特徴?がある、とされていても・・・そうでもない個体もいれば逆に他の存在べったりなのもいる。全体がそうだからと言って、個々もそうとは限らない・・・というものであります。
そのため↑報告も「そういうこともある?」といったものなのかな・・・とか。ペットの存在が癒しとなるのはかなりの人が同意しそうですけど、全人類100%が完璧に同意するわけではありませんし。

でもそういった「要素」はあるのかなあ・・・いや、コレ、実は結構複雑な事象に見えるのです。程度、と言うかどれくらい被験者と犬が関わったらリスクを低減できるのか・・・そこまでは分からないのですし。そういう結果が出たけど、どこまで踏み込む?べきか・・・とか。
盲信も慎むべきですし、しかし笑い飛ばすわけにもいかなさそうな。
結局「癒し」ということで、程度の差はあれ人類にはそういう要素が備わっている・・・いやしかし個人差は? と、なんか色々考えてしまうのです・・・。

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10/11/2019

意外なところで

走行中の車から不審な臭いと音、ボンネットを開けてみたら・・・(Yahoo!:CNN)クルミが200個ほど。どうやらリスが1週間ほどで車の中にため込んだ、とのことであります。
リスの類は冬に備えてクルミなどをちょっとしたスペースにため込む習性があり、その流れから・・・と思われますが、たしかに危険なこともあるかと。もちろんリスに悪意があるわけはないので、その辺は人間が気を付けていく必要があるかも知れません。

・・・こうやってため込まれたクルミなどの木の実はため込んだ当のリスの冬の食料にもなるか、と思われますが・・・。
恐らくは(仮にでも車の持ち主が一冬車を放置したとしても)全部食べることはできないだろうなあ、と。それだけ大量にあると他のリスやら動物やらが嗅ぎつけるのは時間の問題でしょうし。・・・たしか時々ため込んだことを忘れることもあるという話ですし。
こういった習性は他の動物にもあります。
例えばモズは「はやにえ」と呼ばれる「木の枝に獲物?を刺しておく」習性があります。これから冬の時期に見られるようになる光景だったりします。・・・これも食料としてため込んでおいてある、らしいのですが・・・やっぱり忘れ去れらて長時間そのまま、ということもあるんだそうであります。

実際、結構そういう例があるにはあるのですが。そういう習性によって実が離れたところに運ばれたり土中に埋められることで発芽を促したり、ということにも繋がったりするので意外なところで役立っている・・・ということもあったりします。

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10/09/2019

日本全土にはいない

四国のツキノワグマ危機、生息わずか16頭から24頭と推測(Yahoo!:朝日新聞)。もちろん四国のどこかにこれまで一度も発見されてないツキノワグマ個体群が潜んでいる、という可能性もゼロではありません。が・・・どっちにしても危機的状況に違いはありません。
ツキノワグマ、と言えば日本では「本州のクマ」というイメージなのですが(北海道はヒグマ)現状で生息が確認されているのは、基本的に東北地方と本州中央部、そして中国地方・紀伊半島・四国の一部くらい・・・ということになっています。
九州や太平洋側では絶滅したのでは・・・ということであります(発見例?もなくはないのですが)。そして四国では絶滅寸前・・・。

行動力のある動物であります。そのためこのツキノワグマに連なる種はアジアからアメリカまで広く分布しています。
・・・とは言っても遺伝的な地域差は必ず出てくるものであります。
例えば東北地方などではツキノワグマ出没の情報が相当数あったりします。・・・じゃあ、そのクマを捕らえて四国や九州に放せばいい、と、そういう意見も出て来たりします。が、それをやると本当の意味での「遺伝的多様性」が失われてしまいます。「元来あった環境を保持する」ことが目的ならそれは意味のないことになってしまうわけです。
もし、仮に・・・「ただそのドーブツの数を増やせばいい」というだけならたしかに移住もあり得ますが。しかしそれは非常に乱暴な話であります。

ニホンメダカという魚がいます。これは東京都では絶滅危惧種なのですが・・・「メダカ」なら安価で売っています。じゃあ、これをそこらの川に放せば・・・というのも意味がないんですが、それとこれはある意味で全然別モノだ、という理解が進んでいないので(どっちも同じメダカだろ、となってしまう)往々にしてこの乱暴な行為は、しかし善意から行われていたりします。
恐らくは四国のツキノワグマも数が少なすぎて絶滅への道を確実に歩んで行くかと思われます。本当ならば早急に対策を講じるべきなのでしょうけど・・・そこまで手が回らない、というのも現状なのだろう、と。そして・・・クマを保護するなんて、あんなキケンな動物を・・・! という認識も世の中にはまだまだ残っているのです・・・。

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10/07/2019

一種の自己責任

「機能性表示食品」2000品目突破、特保の倍に(Yahoo!:健康産業速報)。近年たしかに増えてきている「機能性表示食品」であります。こういった効果がある、こういう実験結果に基づいてこういことが期待できる・・・と、そういう表示ができる「食品」ですが、特保(特定保健食品)とは違う食品であります。
特保は国がきっちり審査して効果にOK出した食品ですが・・・機能性表示食品はメーカーなり企業なりがその効果を保証した食品であります。
その辺、なーんか信用ないなあ・・・ということもあるので、なんとなーく「序列」的なものを感じることもありますが、それぞれに長所・短所があるので自分で色々調べてみて有効な使用方法を見つけるのが肝要、ということになります。

前にも何度か触れてますが・・・日本では「食品」「薬品」と口に入れるものを大きく区別しています。当然ですが「ナントカに効く!」と大っぴらに書いていいのは「薬品」ということになります。そしてその効能は国がきっちり審査してかっちり確認してから世に出てきます。
・・・それじゃあ、遅い。時間がかかり過ぎるしお金も手間もかかりすぎる。ということで特定保健食品、つまりは特保ができました。
これも国が効能をチェックしますが、薬品ほど重篤な効能ではなく(特定の病気に効く、とかそういうのではなく血糖値に良いとか脂肪減少に効く、とか)そこまで手間も時間もかかりません。そこでこの特保もどんどん伸びていったのですが・・・。
・・・これも、遅い。結局時間はかかるわけです。じゃあ、と言うことで国は最低限しかチェックしないけどその代りメーカーなどの企業の方で責任持ってくれるのならそういう「食品」もアリにしよう・・・と。それが機能性表示食品であります。

↑結構ざっくりとした説明ですが。しかし手続きがカンタンな方がやはり企業への負担も少ない。ということでやはり増えてきているわけですが。
・・・でも入りやすくても結局はその効果に責任を持たないといけない、ということには変わらんわけで。安易な気持ちで参入、というわけにももちろんいかんわけです。
ある意味こっちの方が大変なんじゃないか、とか思うこともあります。何かあったら真っ先に関連企業への追及が始まるわけで。・・・自己責任で、ということなのですがこれは購入する側だけではなく作成する側にもあるんでは・・・とか・・・。

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10/02/2019

本格的な実用化が待たれますが

「線虫」でがん検査、実用化へ久留米市と小郡市で試行(Yahoo!:九州朝日放送)。前にこの「あれこれ」で触れたかも知れませんが、「線虫」という主に土中に住む1cmほどの小さな生き物・・・「虫」と言っても昆虫のようでもなく、白いうねうねと動く「線」のような生き物・・・を使ってがんを見つける、という取り組みでありました。
↑記事にもありますが尿が一滴あればそれで検査できます。
線虫には健常なヒトの尿からは逃げ、がん患者の尿には寄って来る、という性質があり・・・その鋭い嗅覚でもって本格的ながん検査ができる・・・と。

その確率は85%から90%ほど。・・・かなりの精度かと思われます。
費用も1万円弱と大変にリーズナブルであります。しかも15のがんにも対応。現状ではそれぞれのがんに対応した検査方法があって、しかも全部合わせるとこんな価格での実現は不可能かと。しかもそれが尿一滴あればできる・・・。
もちろん問題もあります。・・・↑記事ではそこまで出ていませんが、前に読んだ記事だと「がんの特定まではできない」つまり「15のがんのうちどれか(もしくは複数)にかかっているが、どれかは分からない」ということでありました。
・・・それでもここからを足がかりに本格的な検査に進めばいいわけで。何も分からない状態でがん検査をいくつもいくつも繰り返すよりは・・・大分マシにはなる、と思われます。

早いとこ本格的に実用化されないかなあ・・・。

尿検査と同時にがん検査、ということも可能なわけです。ただ・・・これは↑記事では述べられてますが・・・現行の医療制度にはまだまだなじみづらいところもあり・・・その辺でなんか妙な方向に進んだりしなきゃいいのですが・・・。

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09/25/2019

いつかは戻って来る?

欧州に戻って来るオオカミ「汚名返上」果たせるか(Yahoo!:47NEWS)。地域で言えば「ヨーロッパ全体」ということになり・・・その地域の中での移動による結果、という見方もできます。が・・・100年ぶりに発見、となるとたしかに大きな騒ぎになりそうではあります。
日本だったらどうなっていたんだろう・・・とかそんなことも。
ニホンオオカミも明治期の頃に絶滅が確認されています。・・・しかし生存の可能性はゼロではない、という説も依然として強く残っています。もしかしたら・・・というのもないわけではないのですが。

しかし例え「復活」したとしてもそれはそれで色んな騒ぎになりそうな。
アメリカでは「放流」の話もあったりします。カナダなどの方にいるオオカミの一群をアメリカに放したことがあります。・・・元々オオカミがたくさんいた地域だったのですが、それが絶滅してしまったために移設。居場所は毎年トレースしていますが・・・それでも賛否両論は今でも出まくっています。
・・・これが日本でも実行されていたら・・・かなりネガティブな意見が多くなりそうな、個人的にはそんな気がするのですが。

オオカミのマイナスイメージは日本でももちろんあって(そのために絶滅した、とも)もし再発見がなされてもそれはまだまだ続くかと。・・・実際にはヨーロッパやアメリカ大陸のものよりもかなり小型で、「ヤマイヌ」は別名、という説があるくらい山の中で暮らしていたらしいのでそれほどヒトとの関わりはなかったんじゃ・・・とも推察されますが、やはりイメージというのは怖いものであります。特に定着しきっている現状では仮に再び発見されても・・・あまり良い結果にはならないかも知れません。

食物連鎖の最上位グループの一角、という意味での復活を望む声がある一方で激しいマイナスイメージもある。・・・さて、もし本当に戻ってきたら・・・どうなるのでしょう・・・?

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09/20/2019

失敗?

ただの失敗で済めばいいのですが。
遺伝子組み換えされた蚊を野生に放ち撲滅する実験が失敗、予想外の結果に(GIGAZINE) 。カンタンに言えば「繁殖したらヤバい遺伝子持つ仔を作るようにしちまおう」という実験でありました。遺伝子操作したオスを放ってメスと交尾させる。「ヤバい」と言うとかなり範囲が広くなりますが、元来の目的は「蚊の撲滅」で、ここで言う「ヤバい」とは仔が生まれても長生きできず繁殖する前に死ぬ、というものでした。
・・・が・・・どうも事態がミョーな方向に。
調べてみたらそれほど数が減っていない。しかも「致死遺伝子」のはずがそれを持っている成体がいる、と。当初はそういうオスをメスが避けているのでは・・・とされていましたが、そういうところでもないらしい・・・?

遺伝子操作、ということで当初から賛否両論がありました。今でも議論は続いています。
蚊という動物は最も多くの人間を殺している動物としても知られています。もちろん蚊の小さな口吻で人間を刺し殺すわけではなく。病原体を媒介することによって結果として刺された人間を死に至らしめる・・・というものであります。だから正確にはその病原体が最も多くの人間を殺しているのだから蚊はランク外だ、と言う人もいますがそうなると二番手が一番手に繰り上がることになります(二番目に人間を殺しているのは人間・・・)。
しかし原因には違いないわけで・・・病原体を撲滅するよりも蚊を撲滅した方が早い、ということで各国で研究や実験が進んでいます。

・・・ということでの遺伝子操作による実験だったのですが・・・。
思われているほどコトは単純ではない、ということかも知れません。もっと細かくて繊細な要素が絡んでいる可能性もありますし・・・何より現代の技術ではまだまだ、ということもあるかと。・・・先は長い、ということであります。これで一気に解決・・・! なんてなことには早々ならんわけであります・・・。

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09/13/2019

・・・奇病?

ノルウェーで犬に謎の病気、少なくとも約200頭発症、25頭死ぬ(AFPBB News)。数だけ見るとそれほど多く見えないかもかも知れませんが、↑記事によればノルウェーでは日本のような飼い犬登録制度がないそうで。と言うことは実数の把握が日本より困難、ということになります。
実際にはもっと発症しているのかも・・・と。数週間でこの数・・・となると。
ウェルシュ菌等による重度の腸感染症は共通しているようですが、それで全容が明らかになったわけではなく。全然別の要因の結果が「腸感染症」というだけかも知れず。しかも症例は様々で・・・複数の要因が関係しているかも知れない、とのことであります。

・・・もうちょっと研究・対策が進まないと何とも言えないところなのでしょうけど・・・。
犬だけに発症するのか、とか・・・ヒトへの感染の兆候はない、となっていますが今後はどうなるか分からんわけです。こういう病気では感染経路と言うか発症経路と言うか、どういう流れで病気が広まっていったか、というところも重要になってくるのですが・・・・その辺もまだまだ未解明なわけです。
もちろん結構あっけなく原因が解明されて、すぐに騒動が収まる・・・という可能性も十分にありますがその辺もまだまだ分からない・・・。

ノルウェー一国、あるいはオスロ周辺だけで収束するのか・・・それとも他の地域にも「飛び火」するのかどうか。・・・実際のところは世の中の病気なんてのは100%解明されているわけでもなく。まだまだ分かってないことの方が多いのが現状ではあります・・・。

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09/06/2019

その謎はまだ解明されない

「ネッシー、存在せず」・・・正体は巨大うなぎか(Yahoo!:時事)。この間紹介した「ネス湖の残存DNA調査」の結果ですが・・・いわゆる「ネッシー」としての古代竜的と思われるDNAは出てこず。代わり?に大量のうなぎの存在を示す証拠が出てきた、と。
もちろんこれで100パー完璧に「ネッシーなんぞいない! あんなものはただのでっちあげだ!」と言い切れるわけではない、というのは↑記事内でも述べられています。可能性の一つとしてのDNA調査であり・・・相当な水深を誇るネス湖全ての水を調査した、というものでもありませんし(全ての水域で調査する、となると一体どれだけの時間・人手・資金がかかるのやら・・・)。

まあ・・・「ネッシー不在」の説、というのはこれまでも多く語られてきていますけども。
有名になった写真のフェイク説や捏造説。あるいは生物学的観点から「そんな希少すぎる生物が中生代から代を重ねて来れるはずがない」説。「ネッシーがいる」という報道以降一気に増えた目撃証言、とか(もし実在してるなら報道されようがされまいが関係なくそれなりの数の目撃証言が出て来ていたはずだ・・・と)。
こういうのはやはり昔々から出てきていたものであります。

「いる」「いない」論争、というのはかなり昔からずっと争われてきたわけで・・・じゃあ、↑発表で一旦の終息を見るか、と言えば・・・まだまだ続くだろうなあ、と。「確定ではない」と↑言い切ってますし。
すでに「伝説」として根付いてしまっている向きもあります。言い伝えでそういうのがある、そこへヤボなもの持ち込むなよ・・・と、そういう考え方もあるわけです。謎はナゾのまま、それでもいいんじゃないか、と・・・。

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09/05/2019

ある騒音

音だけが問題じゃない! 「いびき」は健康の赤信号(Yahoo!:Medical Note)。自分も昔はかなりいびきがうるさかったはずなんですが、最近は・・・どうなんだか、ちょっと。
・・・「いびきがうるさい」と言われると言うことはつまり「うるさい」と言ってくれる人が身近にいる、ということが前提であります。夫婦や家族の場合ももちろん、深夜遅くまで遊べる友人がいる・・・とか、そういう状況でないと「うるさい」とは言われないわけであります。
自分の場合は友人とゲームなんかしてて寝落ちして・・・「なんかすっげえいびきだったぞ」とか言われる、とか。あるいはかつて寮で共同生活していた頃は「うるさい」と散々言われてたりしていたものだったのですが。
今は・・・そういうこと言ってくれる人もいません。で・・・どんな感じだかちょっと分からない・・・。

昔に「睡眠時無呼吸症候群じゃねえの?」と言われたことはあります。
実際、寝落ちしてた時に「息が止まってた」とか言われていたのです。が・・・あれから現在はどう変わっているのか。自分ではちょっと分からなかったりします。体重や生活環境なんかはその頃とは大分違っているので、多分改善されてるんじゃ・・・? とか思ったりするのですが・・・。
いびきは時々かいているようではあります。あの頃ほどではありませんが、起きた時に「あ、さっきまでいびきかいてたな・・・」という自覚があることもあるので。
例えば夜、寝ている自分を録音・・・とかそういう手法もあるのですが、なんだかコワイので(結構寝ぼけるんです、自分)ちょっと二の足踏んでます。

自分のような独り身でない方の場合は↑かなり参考になるかと。・・・日常のなんでもない、ちょっとしたことが実は・・・! というのは結構よくあることではあるのですし・・・。

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08/30/2019

その名は回転草

これだけ大量に、となると・・・!
「世界最悪の雑草」がカリフォルニア州を侵略する(Yahoo!:NEWSWEEK)。「タンブルウィード(tumbleweed)」と呼ばれる草の一群であります。よく使われる表現としては「西部劇でコロコロ転がっているアレ」とかそんなところでしょうか。
しかしこれは一つや二つなら風情あるものですが・・・これだけ大量に積み重なってくるなると風情も何もあったものではありません。
しかも↑記事ではオーストラリア産と南アフリカ産のハイブリッド、とのことで・・・大きさも尋常ではない、正に「世界最悪の雑草」であります。

「回転草」転がっているアレは草の一部であります。
この植物は時期が来ると球状になった地上部が枯れて分離します。分離すると風に吹かれるまま転がり出し・・・そして種をまき散らしていきます。当然風が強ければ強いほどあちこちへと飛ばされていくので有利になります。
そのため乾燥地帯に非常に適応しています。・・・逆に言えば日本のような湿度の高い、平原の少ない場所では不利、ということになりそうであります。例え侵入してきた、としても拡大は・・・ない?
・・・いや、その辺はちと分かりません。もしかしたら「高湿度仕様タンブルウィード」が生まれてくる可能性もゼロではありませんし。

実は一口の「タンブルウィード」と言ってもかなりの種が存在しているとのことで・・・それぞれに特性が違うようであります。中には人の役に立つ(食用のもあるとか)ものもあるらしいのですが、↑これほど迷惑なのもある、となると・・・?

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08/29/2019

チキンも

植物由来の「フライドチキン」米ケンタッキー・フライドチキンが試験販売(CNN)。前にやはり米バーガーキングが植物由来の「ハンバーガー」を販売する・・・という話を紹介しましたが。今度はフライドチキンだそうであります。
ファストフード、と言うとあまり良い印象がないので・・・なんか健康に良くなさそう、とか・・・その辺を覆す意味でも「植物由来」ということなのかも知れません。
カロリーや価格などの詳細は不明ですが、多分・・・値段としてはちょい高めだろうなあ、と。カロリーは・・・どうなんだろう?

まあ、コマカイところ言うとコレはフライド「チキン」ではない、ということになりそうですが。
しかし植物由来の「肉」を使っているのは間違いなく。それが鶏肉似なら「チキン」でも問題はない・・・ような気もしています。これをホンモノだ、と偽って販売したらそれは犯罪ですが。しかしンなことする意味はないわけで・・・何せまだまだ普通の肉の方が安いわけです。
ここら辺がどうにかなってくるとまた話の方向が違ってくると思うのですが・・・。
恐らくはそういった植物中心の食生活を送っている(あるいは送る必要がある)人たちならまだしも。フツーに生きている人たちならフツーの肉で問題ない、という人がほとんどではないか、と。別に無理に植物由来にしなくてもいいじゃん、と。

しかし今後の世界情勢からしてフツーの肉、がフツーではない、特別な肉となる可能性も十分にあります。食糧危機がいつ起きるか、何か拍子で肉がいきなり遠い存在になってしまうかも知れない・・・。
そういう時に人工的に肉を作成できる技術があれば・・・植物由来でも何でも。また方向が変わってくることになりそうであります。
・・・もちろんそういう事態になっても「植物肉」がいきなりメジャーには・・・ならないと思いますが。今後の可能性の一つとしてどんどん進めておくべき研究や産業分野だとは思うのですが。

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08/25/2019

その謎の解明

ネッシーの謎、ついに解明? 科学調査の結果、来月発表(Yahoo!:JIJI)。もっとも、調査隊はネッシーには遭遇していない、とのことですから・・・やっぱりそういうことなのかも知れませんが。
・・・いや、でも、ネス湖の水に含まれる生物由来のDNAを調べ上げた、とのことですからその中にはもしかしたら・・・ということも?

一般的?には古代の首長竜の生き残りではないか、とされています・・・ネス湖のネッシー。
有名になったのは1930年代頃から、ですが・・・日本では大分後、いわゆる「オカルトブーム」が起き始めた1970年代から1980年代頃にあちこちで取り上げられていった・・・ような観もあります。・・・何せ「ドラえもん」にもネッシーを釣ろう、とする話があったくらいですし。
その後、日本でもあちこちで「未確認生物」が発見?されていき・・・特に湖のナントカ、となると「ッシー」を付けるのが習わしとなっていきました。

それから時代が進むとこういう曖昧なモノはやや敬遠されていくようになっていきましたが・・・。
それでもこういうのはそこにそういう話が在る、というだけでそれで十分なような気もしているのですが。特に正体を暴きたてるのではなく、ソレ関連の話を集めたり聞いたり話したりして・・・楽しむ。そういうのもアリだろ、科学的調査なんか無粋だねえ・・・と思ったりして。
・・・でも他方では実在を確認するためにはそれなりの調査をしないといけない、というのも分かってるわけであります。
特にそういうのはいなかったよ、ただの見間違いやデマだね、ということになってもそこのそういう話が「在る」のならそれはそれで・・・と、まあ、科学の目でも見えない「ナニカ」があるんじゃないか・・・と思っていたいものだったりするのです。

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08/15/2019

メスだけ

まあ、分かってないことの方が多いですし。
貴重なオスのナナフシ(Yahoo!:FNN)。全国で今まで12例目。・・・雌雄揃っての繁殖、というのが一般的な多細胞生物の繁殖の在り方、というのが常識ではありますが・・・意外とこういうのはそこそこあったりするもんであります。
・・・そもそも「オス」「メス」と分けて繁殖するメリットよりもデメリットが勝った場合・・・どうなるんだろうか、と。
極端な例としてはすごく特殊な環境下ですごく特殊な出会いしか同種に求められない場合、とか。つまりは異性にめったに出会えない。地理的な要因やら何やらでそういうケースは多々あります。でも・・・同族を殖やさないと今後がヤバイ。
という場合には「単為生殖」つまりはどっちかの性だけで繁殖・・・まあ、基本はメスだけ・・・でそういうことしたりします。

日本で有名なのはギンブナでしょうか。
最近は数が減った、とされていますがそれなりの小川や湖沼などにはまだまだ存在していたりします。・・・しかしこれのほとんどがメス。メスだけで繁殖します。オスも確認されてはいますが、↑ナナフシ同様やはり極端に数は少なかったりします。
・・・しかしギンブナは戦後以降はその生息域の大幅な減少から数を減らしていますが、それ以前はやはり相当の数が全国に存在していたはずで・・・なんでそういう生態になったのか、疑問が残ることろではあります。
↑ナナフシにしても。・・・ナナフシとは小枝に擬態する昆虫であります。その擬態はかなり精巧なもので、パッ見、専門家でないとなかなか難しいほどであります。・・・じゃあ、こっちもそこまで「小枝」が減ってきたのか、と言うと・・・いや、そこまではなあ・・・と言うのが現状ではないか、と。ここ数十年単位で起きてきた変異に対する適応ではなさそうだ、というところではあります。

もちろんヒトの考えることですから天然自然下での魚や昆虫の「危機」を察知できていたのか・・・と言えばそれは分からないことであります。しかしそれでもギンブナやナナフシは実は結構前からこういう習性を持っていたのではないか、と思われます。いや、ここまでの大きな「変革」となるとヒトが天然自然下に影響与える時間から考えると・・・なかなかそこまでは至らないのではないか、と。
・・・もちろん我々の全く知らないところで何か大きな変化があって、それに適応して・・・というのもないわけではありませんけども。それにしても・・・分からんことばかりなのであります、自然というのは。

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08/12/2019

実は知らんぷり?

名前を呼ばれても知らん顔の猫、分かっていて無視?(CNN) 個人的には猫に名前付けて呼ぶ、というのはどうなんだろう・・・とかちょっと前まで思ってたんですが(何せ猫も犬も飼ったこともない)実際には室内飼いも増えた昨今、モノによっては「犬みたいな飼い猫」というのも実在するそうで・・・それなら名前付けて呼んであげるべきだろうなあ、と思うようになってきています。
・・・犬はしつけることができても猫は・・・というのもあったのでしょうけど。

が・・・やっぱり呼んでも反応しない場合も多々、とのことで。
しかしそれらも実は聞こえていて無視してたのでは・・・というのが↑記事であります。元々「音」として「自分の名前」を認識することはできるのでは、とされていましたがやっぱり無視してたんかい、と。
・・・そうなると今度は「なんで無視してたのか」という疑問が湧いてきたりしますが。
やっぱりめんどくさいのかそれとも余計なことに首突っ込みたくない、そういう性質なのか・・・あるいは不用意に反応すること自体が一種の禁忌?となっているんだろうか・・・?
そこら辺も解明できればまた猫との距離が縮まりそうなんですが。いや・・・でもある意味ではあまり深くいじくらない方がいいのかも知れません。猫独特のあの雰囲気、というのは・・・そういうとっつきにくさ?も含まれていそうですし。

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08/10/2019

じっと見つめる

人間の食べ物を狙うカモメ、撃退方法は「じっと見ること」英研究(Yahoo!:REUTERS)。・・・考えてみりゃ結構当たり前なことかも知れません。相手のカモメはヒトよりもはるかに小さな存在であります。それが自分より大きな存在から食べ物を奪おう、とするならそれなりの「スキ」を突く必要があります。
言い換えればこっちに注意が向いていない時をひたすら待つわけです。
ヒトの目というのは立体視ができるように二つ、平面(顔)上に並んでいますが、そのために視野は真横から真横、つまりは180度・・・いや、それ未満しかありません(その分両目で立体視できる範囲は非常に広い)。一方のカモメは顔の横についています。これだと立体視できる範囲はヒトとは比べ物にならないくらい狭いのですが、その分単眼視できる範囲は非常に広くなります。・・・360度、とまではいきませんが。270度は余裕で超えてるかと(なお、鳥の中には単眼視で360度、両目で立体視できる範囲がアタマの前と後ろ両方にある、なんてのもいます)。

極端に言えば背後から襲えばカモメはヒトから食べ物を奪いやすいわけです。
が・・・そこはそれ、獲物である食べ物が身体で隠れるため視認しにくい、とか、帽子なんかがあったら、とか。そこでカモメは待って待って待って・・・そして注意がそれたスキに食べ物を奪うわけです。そこに視野の広さ・狭さが関わっているのは言うまでもないことであります。どっちの方が気づきやすいか・・・と。
そこで「相手をじっと見る」となるとカモメはなかなか攻撃しにくくなります。意識的に「お前の存在は分かってるぞ」ということを思ってるだけでも結構相手は戸惑います。・・・そしてもっとカンタンに狙えそうなのにターゲットを変更していくわけです。

ただ「中には人間にじっと見られていることに全く気づかないカモメもいた」(「」↑記事より引用)とのことですから・・・まあ、その辺にも個体差があるかと。ヒトにも注意深いヒトとそうでもないヒトがいるわけですから。

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08/09/2019

生きてるとは言っても

クリプトビオシス状態なんですが・・・。
探査機に乗せていたクマムシ、月面で生きている可能性も(Yahoo!:CNN)。イスラエルの無人月面探査機が着陸に失敗して月面に墜落・・・その中にいた「クマムシ」が生存している可能性がある、という話であります。
このイスラエルの探査機には月面探査の他に「月面情報保管庫」といった役割もあり、「地球に関する3000万ページ分の情報を記録したディスクや、人間のDNAサンプルなど」(「」内↑記事より引用)も搭載されていて、その中に「クマムシ」もいた、とのことであります。・・・探査を終えるとそのまま機体ごと残して「月面保管庫」とする予定だったんでしょうか・・・。
しかし機体は墜落。そのため他のサンプルはどうなったかは知れず。しかしクマムシなら「生きて」いるかも知れない・・・?

「クマムシ」とは「ムシ」とついてますが昆虫などではなく。緩歩動物(かんぽどうぶつ)・・・緩やかに歩く動物・・・という一群に属しています。画像なんかで出てくると結構ゴツそうな印象ですが、実際には1mm程度かそれ以下、といった非常に小さな生き物であります。
決して特殊な生き物でもありません。そこらの湿った道端に生えるコケ。そんな中にいたりすることもあります。基本こういった湿った環境を好むのですが環境と言うのは変化するものであります。乾燥が進んでしまうこともあります。そうなるとクマムシは「クリプトビオシス」というがちがちに防御を固めた状態になって、それをやり過ごそうとします。

このクリプトビオシスが強固なのは各種の実験で分かっています。耐乾燥はもちろん、高温から極低温(151℃から絶対零度の約-273℃)や高圧力(真空から75000気圧)に高線量の放射線にも耐える、という・・・。
しかしこの状態では「死なない」ということであって「生きて動き回る」ことはできません。極度の乾燥状態なので、水があれば「復活」することはできます。が・・・これも完璧に元の状態に戻って生命活動を再開できる、というものではなく。しかもそういった過酷な環境にさらされた全個体が確実に復活する、というものではありません・・・。

・・・仮に月面に墜落した機体の中のクマムシが生存している、として。未来に月面に到達した人類かそれとも何らかの存在が水を与えたら復活するかも知れませんがそれは「復活できる」というだけであってその後の活動までは保証できない、ということでもあります。
ただ。クマムシ以上に過酷な環境に耐えられる一部の微生物群というのも存在しています。直接目には見えない彼らがひょっこり紛れ込んで月面へ・・・という可能性もゼロではありません。どっちかと言うとそっちの方が心配?な気もしてます。と言うか・・・実は月面にはすでに生きて活動している生命体というのは存在しているのではないか、とか・・・?

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08/08/2019

意外と分かってない

魚、いや、生き物の年齢。
112歳の魚を発見、淡水魚の長寿記録更新(Yahoo!:ナショナルジオグラフィック日本版)。コイなんかは比較的長生きで、それこそ100年くらい生きる、とかそういう話があったりしますが・・・これは飼育下の話であります。どう考えても飼育下の方が環境は良いだろうし、やはり天然自然下ではもっと寿命が短いのでは・・・? ということになってます。
それが当たっているのかそれともそうでもないのか。あるいは一部の種には当てはまるけどこっとのは違う、ということなのか。実際にはその辺のことも明確には分かっていません。
一体どれくらい生きるのか、そこには個体差もあるでしょうしさらには種によって、そして環境によっても全然違ってきます。・・・そして魚の場合、さらに年齢計測がやっかいだったりします。

基本的に↑記事にもあるように主に「耳石」を使います。これは平衡感覚を司る器官で・・・実際に「石」が頭の下辺りに入ってます。
「イシモチ」という魚がいますが、これは特に大きな「石」を持ってます。・・・この耳石に年輪のように刻まれていく「年齢」を数える、という方法が取られています。しかし当たり前ですが耳石を取り出すとその魚は死んでしまいます。
その他ウロコにも同様の紋様がありますが、明瞭でなかったりウロコがないのがいたり。あるいはニシオンデンザメ(500歳超まで生きるそうな)のように水晶体と角膜の関連性から導き出せるものもいますが・・・あまり一般的ではないようであります(放射性同位元素の測定も)。

そして。今回112歳が見つかったのですがこれは結構小さな個体だとか。じゃあ、もっと長生きしているのがいるかも知れない・・・?
しかしそこに新たな問題が出てきています。・・・この種はどれこれも皆それなりの大きさがあるのですが・・・もっと小さな、幼魚が見つかっていない。しかもこれだけ長生きしている個体が多数いるのに・・・つまりは繁殖がうまくいっていない?
もちろんその場にいないだけ、どこか別の場所で繁殖・・・というケースも考えられますが、広大な海水域ならまだしも淡水域となると・・・いやいやもちろんまだ未踏査区域もあるのですけれど・・・可能性は低そうな。
長生きできればそれでいい、というものでもなかったりするわけです・・・。

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08/01/2019

サイズ的には

そういうこともないわけではないのですが・・・。
クジラがトドを丸飲みに・・・米カリフォルニアで撮影(Yahoo!:CNN)。極めて珍しい画像、ということになります。ザトウクジラがトドを食べてしまった・・・!
・・・実際にはザトウクジラはいわゆる「ヒゲクジラ」で、海水中のプランクトンなどの小さな生物をこし取って食べます。これがもしシャチとかマッコウクジラのような「ハクジラ」ならそれこそサイズ的にありそうな話、ということになります(一般的なイルカの類も歯がありますが、こちらさすがにサイズ的に無理)。

一見すると効率悪そうに見えます・・・ヒゲクジラ。小さな生物を大量にこし取って食べる。大きな獲物追って捕らえた方が一気に栄養も摂れるんでは・・・と。しかし大型のクジラやサメなどはこの方式のものが多かったりします。
理由はその身体の大きさ故、とも言われています。このサイズで獲物を追いかけて捕らえて食べる、しかも失敗の可能性もある、というのより・・・ただただ泳ぎ回っているだけでどんどん捕まえられる獲物をどんどん蓄積させていく、しかもほぼ失敗しない。こっちの方がかえって効率いいんでは・・・? と。
ただ。元々こういった食生活だったから巨大化したのか、それとも巨大化していく過程でこの食生活を身に付けていったのか、という「ニワトリが先かタマゴが先か」といった疑問は付きまといますが・・・。

ところで・・・↑記事のトドは恐らく無事に吐き出されたのだろう、ということになっています。・・・実はこういう「意外なモノ食った」的な話は結構あちこちにあったりします。ハト食ったペリカンとか、シマウマ食ったカバとか。でもまあ・・・肉食だ、と思われているイヌやネコでも草食うこともありますし(事情があってのことですが)。意外と決まり切ってはいない、ということなのかも知れません・・・。

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07/20/2019

しゅうれんしんか?

中指が異様に長い古代の鳥を発見(Yahoo!:ナショナルジオグラフィック日本版)。「化石」というのとはちょっとイメージが違っていて、この鳥の一部は琥珀に封じ込められて発見されています。
虫が入っていることは知られていますが(その虫、蚊のような虫から古代の恐竜のDNAを採取して・・・という映画もあったりして)鳥などが入っていることは極めて珍しく、さらにここまではっきりと確認できるものも相当に珍しい・・・と。

鳥の脚だけ、なのですが・・・。
その中指にあたる指は非常に長い、とのことで・・・現行の鳥にはもちろん、過去の記録にある鳥にもこういった特徴は見られません。あえて、あえて似ている種をあげるなら・・・ということでアイアイが↑記事中でも触れられています。
アイアイはマダガスカル島のキツネザルの一種。童謡でもその名が知られていますが・・・アレはメガネザルか何かと勘違いしたんでは・・・とか何とか。実際のアイアイは夜行性で目が大きく、そして・・・中指が非常に長い。そのため現地ではあまり良いイメージで見られていない、とか。

しかしその中指は非常に優秀な道具でもあります。木の幹の中にいる虫を鋭い聴覚でもって発見すると・・・虫が潜り込んだ穴や近場からでもその長い中指でもって探り当て、引きずり出して食べてしまいます。・・・これが「指」ではなく「くちばし」ならキツツキの類だとか、絶滅してしまって正確な資料もほとんどないとされる「オスだけクチバシが長い鳥」とか、そういう鳥はそれなりにいたりします。
収斂進化、と呼ばれるものであります。
あまり関係なさそうな生物の一群が、進化の過程で似たような機能や容姿を持つことを言います。例えばイルカとサメとか。探してみると結構そういうのがいたりします。
・・・まあ、↑この鳥は一部しか見つかっておらず、しかも琥珀ということで宝石として高値で売買される代物であります。もし他の琥珀にとんでもない発見が・・・! となっても知らずに加工されてしまったり・・・とか。そういう心配は実は琥珀だけではなく、化石でも言えることなので・・・その辺、何とかならんもんなのかな、とは思いますが・・・。

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07/16/2019

飛び交う仮説

猫はなぜ人間と暮らすのか? 日本にはいつ頃からいる?(Yahoo!:NEWSポストセブン) 奈良時代から平安時代の頃、ネズミから経典を守るために中国から持ち込まれた・・・というのがかつての定説でしたが。それよりももっと古い時代から日本にいたのでは、という説が有力になってきています。
さらには中国に猫が来た時期とほぼ変わらない時期に日本にもいた・・・という可能性も高く、中国を経ずにどこかから日本に渡来したのでは・・・? という説も出てきています。
そもそもは日本にはいない動物でしたから。それが現代の日本にいる、ということはどこかから持ち込まれたわけであります。
・・・もっとも、「実は日本に日本猫の祖先がいて~」とかそういうことになっている・・・という可能性だってゼロじゃないのですけども。

猫と双璧を成す?とされる犬だって「直接の祖先」はまだ完全には判明していなかったりしますし。
その点猫はリビアヤマネコという原種が判明してはいます。中近東辺りで飼い慣らされた個体があちこちへ伝播して現在の「イエネコ」んなっていった、とされています。しかし同時多発的にいくつかの種が原種となって・・・という可能性もあるんでは・・・とか個人的には思っているのですが。
もちろん「リビアヤマネコ原種説」にしても同一個体が「全てのネコの母」となっている、と唱えているわけではなく。いくつかの個体が、いずこかに持ち込まれた際に「あ、あれいいな」となってその土地で似たような動物を飼い慣らしてみた・・・とかそういうこともあったんじゃないのかな・・・とか、そんなことも思うのですが。

事実は完全に闇の中、であります。今後DNA検査なども進むでしょうし、そうなると色々な新事実も出てくるかと。でもそれでも100%完璧に分かるにはそれなりの時間とかなりの手間がかかってそうカンタンにはいかないでしょうし。それまでは様々な仮説が飛び交うのも悪くないんでは・・・とか。

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07/10/2019

しょくぶつのひみつ

挿し木ができる秘密・・・幹細胞に戻すスイッチを担う遺伝子を発見(Yahoo!:毎日)。「挿し木」とは農業だけではなく園芸でもよく使われる技法であります。・・・モノによってはかなりカンタンに根付くものもあったりします。
ただ、植物によっては全然そういうのができなかったり(ウメとか)これを発展させた「接ぎ木(土台の木に別の木の枝を挿す)」という技法もあったりします(リンゴとか)。いずれも種類によっては・・・というもので全ての植物ができる、というものではありません。
・・・個人的にはうちにあるヤマアジサイ、これは挿し木が非常に有効だったりします。若い木なら剪定した枝をテキトーに切って刺しても根付くこともあったりしますし。もちろんアジサイも種子を残すことができるのですが・・・基本的には挿し木で増やしていく植物だったりします。

なぜ挿すだけで根付くのか、と言えばこれは切り口から新しい根が生えてくるからであります。
この発根を促す薬剤、というのも園芸品店で売っていたりします。が、↑記事はそこからさらに掘り下げ、発根=幹細胞、つまりは何にでもなれる細胞へと、普通の細胞が変化していく・・・その発現を担う遺伝子を発見した、ということであります。
だから仮に「これにはステミンが豊富に含まれていましてね・・・」とかそんな謳い文句の商品が出て来ても、それは眉唾物、ということであります。あくまでも遺伝情報を含んだ物質、ということなので・・・それ相応の作業(例えば遺伝子操作でどこかに組み込む)が必要となります。そのものを摂取したって意味はないわけです。

今後の利用法としてはそのステミンの発動を促す薬剤とか。そういう方面の開発が期待されそうであります。・・・それにプラスして従来の発根促進剤を使う、とかそういうのもアリ、かも知れません。

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07/08/2019

川でも

サメがいることはあります。
沖縄・住宅地付近の川にサメ(Yahoo!:琉球新報)・・・さすがに成魚が川で見つかった、という記録はないそうですがメーター未満の幼魚はそれなりに河口でも見つかる、とのことであります。
・・・サメは海にしかいない?
ほとんどのサメは海水で生きていますが、↑記事にもあるオオメジロザメは川を遡上することがあることで、世界中でその記録があります。・・・そしてもちろん、かなり危険なサメなので・・・川でサメに襲われた、という記録もゼロではありません・・・。

まあ、こういった危険なサメ・・・ホホジロザメとかイタチザメとか、それこそオオメジロザメとか・・・そういうサメには十分に注意が必要ですが、世界にはそうでもないサメも結構いたりします。
小型のネコザメとか。そういったヒトを襲うことのないサメですら「サメが出た!」と大騒ぎするのはどうかなあ・・・と。ウバザメなんてかなりでかくなる上にカタチもそれっぽいですが、まずヒトは襲わないサメだったりします。・・・ジンベエザメは結構周知?されてきていてあまりそういう騒ぎになることはないようですが、数で言えば圧倒的に少数の「人喰いザメ」がサメ全体を代表している現状は・・・やはりなんだかもったいないものであります。
その原因は言うまでもなくあの映画なのですが・・・あれは、たしかにかなり恐怖ではありますが・・・。

サメそのものはかなり古い時代からその祖先が地球上に現れていたことが知られています。・・・例えば「歯」という器官が脊椎動物の多くには見られます。もちろんヒトにもあります。が・・・コレ、発生的?には皮膚の一部だった、という説があったりします。かつて魚類の祖先に外骨格的な構造を持つ連中がいて、それは「ウロコ」としても残っていきますが・・・体表を覆っていた固い皮膚、これが口の中に残って「歯」になったのでは、と。
現生のサメ口の中でどんどん新しい歯が出てくる仕組みになっていますが、古代ザメの中にはこれを「外側」つまり口の外から中へ新しい歯がどんどん生えてきていた・・・というのもいたそうで。これはそういうのの名残だったのではないか・・・と。
・・・いや、実際、サメてのはかなり興味深い存在であります。が・・・今のこの恐れられっぷりはなあ・・・と、やっぱりもったいない気になってしまうのです・・・。

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07/04/2019

自己イメージだけではなく

そんなに単純なものでもなく。
グレインフリーの餌、犬の心臓病と関連か(Yahoo!:AFP=時事)。グレインフリー、つまりは穀物由来ではない、ということであります。人間が食う食事でも時折触れられることのあるコトバだったりしますが・・・単純に「穀物が悪いから」で切って捨ててしまえるほど単純な話でもなかったりします。
1+1=2に必ずなるわけではない、とも言えますか・・・。
「ナントカが身体に悪い(もしくは良い)」となると親の仇のごとくそれらを摂らなくなったり、あるいは過剰なまでに求めてみたりしますが・・・実際にはそんな単純なことではなかったりするものであります。

例えば「犬は肉食だから肉しか食べない」というのは定説?みたいになってますが。
実際には限定的に、ホントに「肉(動物の筋肉部位)」のみを食べて命を繋いでいる哺乳類はまずいないでしょうし。ライオンなんかも獲物を捕らえるとまず内臓から食っていく、という話もあります。
犬はどっちかと言うと雑食傾向が強く、猫の方がまだ・・・という見方もあったりしますが。しかしこれもどうなんだか・・・猫は魚好き、というのも実際のところはそうでもない、というところですし。
脊椎動物のように複雑な機構を抱えている生き物だと「肉!」「魚!」と決まりきっている、とは言い切れない場合も多そうな気がします。

・・・いやでも例外もあるし。単食傾向の強い、いわゆる「偏食する動物」というのも存在していたりしますが・・・。
少なくとも「最近グレインフリーで健康になるって話だからうちの犬にも・・・」と、そういう単純な話ではない、というところではあります。・・・せめて専門家、ペットショップの人や獣医さんに相談してみるとかそういうところから始めてみるのがいいんでは・・・とかそんなことも思いますが・・・。

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06/19/2019

適応できるものだけが

生き残る・・・。
巧みに人を操る「子犬の目」オオカミにはできない表情(Yahoo!:AFP=時事)。これを「進化」と呼ぶか「変化」と呼ぶかはそれなり?に議論になりそうですが(進化にしては時間の経過が少なすぎる?)それでも「変わっている」ことに違いはなさそうな。
イヌがヒトと共に生きるようになって数千年から数万年とも言われています。・・・その中でイヌは「表情」を手に入れつつある、と。
これは前に「キツネをヒトのそばで累代飼育し続けると顔が丸くなる傾向がある」とも共通する事象と言えるかも知れません。こうすることによってヒトからの加護を得られやすくなる、ということであります。

状況や状態に応じて「変わっていく」のが生き物ではあります。
かつては何もなかった、とされています。感覚器も消化系も・・・神経も筋肉も。それらを少しずつ手に入れて、そして「変えて」現在に至っています。そしてこれは今も続いています。今後、ヒトも含めて何らかの「変化」が起きる可能性もある、ということであります。
・・・ただ、その「変化」にはあまりにも多くの時間が必要であります。
↑のイヌのような件は結構レアと言えるかも知れません。この短期間でよくぞ・・・! とか。

しかしこういった変化はまた別の問題も生むものであります。例えば・・・何かの事情でヒトが一気に絶滅してしまったら・・・↑のようにヒトの加護を得てきたイヌはどうなるのか、とか。多くは共に滅んでしまうかも知れません。が・・・
そんな中でも新しい環境に適応できたイヌはきちっと生き残っていくわけです。そして・・・これはイヌに限った話ではなく。ヒトもまた・・・同様であります。

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06/16/2019

湧いてくる湧いてくる

あー・・・うちもそろそろかなあ・・・。
知らない間に大発生、コバエはどうして湧いてくるのか(Yahoo!:ウェザーニュース)。梅雨時から夏場にかけてうちでもいつの間にか大発生しています。ただ、うちの場合クワガタがいるので殺虫剤も撒けませんし、燻煙剤なんてもっての他だったりします。
そのためコバエが大発生すると・・・大抵は生ゴミから湧くので・・・小さめのゴミ袋を用意しておいてなるべく早く捨てる・袋の口を結んでおいて捨てる時だけ開ける・・・という行動を繰り返すことになります。

かつてパスツールが鶴の首の形をしたフラスコで実験して見せたように「湧く」といっても何もないところからコバエが発生してきているわけではありません。
必ず何か「原因」があるわけで。それを突き止めて解明しさえすれば問題はないわけです。
ただ・・・結構めんどい、というのが難点ではあります・・・。

最近はコバエを捕殺する道具もたくさんあるので、まあ、そういうのを使ってもいいのですが。
ですが・・・↑結構めんどいだけのことはあって、効果があるので・・・また今年もそうしないといけないのだろうなあ、とか。それでコバエが出て来なくなるのならそれでいくしかないか、と・・・。

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05/26/2019

比較はしてみたいけど

日本に入って来るのかどうか。
バーガーキングの「人工肉バーガー」とオリジナルのワッパーを比べてみた(Yahoo!:BUSINESS INSIDER JAPAN)。日本国内では一斉閉店?が話題になっているバーガーキングですが。ちょい縁?があって本場アメリカのを食ったことがあるのですが・・・いや、デカい。それまでの某日本国内でのシェア一位のファストフード・バーガーと比べたら・・・大人と子供とかそういうレベルでないほどデカかった記憶があります。
それからちょい時間が流れてから・・・日本にもバーガーキングが上陸(一時撤退しましたが)。あ、あの時のとはちょっと違うけど(なんかマイルド?になってるような)やっぱデカいな、と。

最近はあちこちの国で「人工肉」の研究が盛んであります。植物由来のこの「肉」の類はすでに日本でも売られていたりします。大豆由来の、とかそういうのも。ただ・・・あんまり売れてはいないような。
まだまだ「正規肉」の方が安心できる、と言うか信頼できる、とかそんなところなのでしょうか・・・。
将来陥る可能性のある食糧危機の恐怖からも、そういった「選択肢の増加」はやっておくべきことではあるのですが・・・。

そういう意味合い?もあってたしかに一度食べてみたい気もします・・・「人工肉」ワッパー。
しかし気になるのはやはり価格なような気もします。「正規肉」と同等かもしくはそれより安ければ普及も速そうなのですが・・・さて?

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05/25/2019

アルコールの体内製造

「緊張すると体からアルコールが出る」飲酒運転での逮捕、容疑を否認(Yahoo!:神戸新聞NEXT)。そんなバカな・・・と思ったら「症例」としては存在しているようであります。が・・・これにはいくつかの条件が重なって体内に酵母菌が「居着いて」しまって、何か食べると体内で発酵が進むようになってしまった・・・という例が知られているようであります。
酵母が体内に常駐して働いているのなら24時間常に発酵を行っていることになり・・・「緊張すると」というのとはちょっと違った状況、ということになります。
実際、体内くらいの環境だと酵母は元気?に活動するものなのですが。しかし基本的に酵母は人間の体内には居着かず、そのため大変に珍しい症例、ということになるのだそうであります(なお、抗菌剤を投与したところその症例は収まった、とのこと)。

しかし・・・よく考えてみたらキリストの奇跡もアルコールの体内製造ではありますか・・・。
完璧にあり得ない、100%ねーよ、そんなん、というわけではない、ということであります。もしかしたらそういう(↑のような事情以外で)人間がいるかも知れない。いない、とは言い切れないわけです。
ただ・・・なんだろ、ホントにそういう「緊張するとアルコールが出てくる」体質とかだったら馴染み?の研究機関とか主治医とかきちんといそうですし。そもそもそんな人がどうやって免許取ったんだろう、と。実地教習とか明らかに緊張しまくるわけで。そんな時にアルコールが出てきてしまったら・・・合格なんかできるんだろうか・・・?

まあ、当人がそう言うのなら医療機関でしっかりと調べてもらったらよろしいかと。そしてその結果いかんによって今後の行き先を決めたらよろしいかと・・・。

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05/24/2019

意外と食ってる

海のサメが陸の小鳥を常食・・・どうやって?(Yahoo!:ナショナルジオグラフィック) 答えは「渡りの途中で脱落して海に落ちた個体を捕食」とのことで・・・これを目当てに親が産卵している可能性もある、とのことであります。
意外なところで意外なつながりがあるのも生き物であります。一見結びつかないような「海のサメ」と「陸の小鳥」ですが、存外思わぬところに接点があったりします。もちろん、どっちかがどっちかの領域へ「進出」していないといけないわけですが・・・まさかサメが陸の上に出向くわけにもいかず(小型のサメの中には潮だまり間を「歩いて」移動するものがいたりしますが)そうなると小鳥の方が海へ行くしかない、というのはカラクリ?を知ってしまうと容易に納得できるものではあります。

イタチザメは日本近海にも生息しています。沖縄方面では駆除の対象として・・・何しろ凶暴なので漁の時にキケン・・・捕獲されたりもしています。そのキモは良質の肝油にもなるんだそうであります。
今回はその幼魚か若魚であります。小型故に食べられるものが限定されます。その中に脱落した渡り鳥が・・・と。
アンコウなどの底生魚でも鳥を捕食したりすることが知られてしますが・・・これはカモメなどの海鳥であります。あるいは淡水魚のヨーロッパオオナマズがハトを常食としている地域もあったりします。ハトが集まりそうな浅瀬付近でじっと待ち・・・行ける、となると一気に捕食。名前の通りのかなり大きな個体が結構な浅瀬に潜んでいたりするそうであります。

今回のはそういった「能動的」なものではなく。さすがのサメでも飛んでる小鳥を狙うのは難しいですし。一種の棚ボタ的なものではありますが・・・しかしこういった偶発的なものまでも利用するのが生き物だったりします。

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05/15/2019

栄養とは

「鳥にパンを与えてはいけない」(Yahoo!:life hacker) この記事ではいくつかの示唆があるのですが、その中の一つに「パンは栄養がないから」というのがあります。つまり、いつも鳥が食べているモノの方が栄養があるので、パンではそれが足りなくなってしまう・・・というものなんですが。
・・・どんな栄養なのだろうか、と。
単純にカロリーの話ではないようで。鳥の代謝組織は哺乳類とそれほど大きくは違わないはずなので(少なくとも爬虫類とか昆虫とかとは全然違うでしょうし)単純に「カロリー」として考えるとパンでも十分なような気がします。
・・・栄養素の多様さ、なのかなあ、と。
自然天然下の食事、特にカモの類ならばかなりバラエティに富んでいます。種によっては植物食のみ、動物食のみ、というのもありますが大抵の場合はどっちも食べていたりします。・・・そういう意味では「パンは栄養が足りていない」ということになるかと。加工した「麦」ですから麦そのまま食うよりも「栄養素の量と多様さ」という面ではたしかに「栄養が足りない」という認識になるかと思われます。

基本的に野生動物は常に飢餓状態であります。・・・ヒトも例外ではなく。ここ数千年程度で今のような「飽食状態」になってきただけで・・・古代の人類のほとんどは常に飢えていました。だから、身体の仕組みも今でも基本的に「食ったら貯める」方向であります(だから肥満が問題になってきていたりして)。
食を得られる機会があれば貪欲に活用します。・・・そんな中で気前よく盛大に「パン」ばら撒いてくれる、苦労してエサ探さなくてもいい、となれば鳥でも何でも群がることになります。で・・・「あ、こいつにくっついていけばカンタンにエサが手に入る」と思ってパンばっか食うようになって、それで栄養のバランスが崩れてしまう、というのは十分に考えられることであります。
・・・余談ですが家畜、というのは当初はそんな感じ?で人間と関わってきたんじゃないのかなあ、とか。とっ捕まえて飼い馴らす、よりはメシで釣って胃袋掴んだ方が効率良さそうですし。

・・・だから、というわけでもないのですが・・・パンばっかでなけりゃいいんじゃないのかなあ、と。
↑記事でも白鳥の「パンでも問題ない話」が出てきています。他に食べられるモノがあるとか、無尽蔵にパンばら撒いてないんじゃ、とか、そういう風にも考えられます。要は・・・完璧に人間べったりじゃなけりゃいいんじゃないか、と。
これはやはり人間にも言えることですし。ウマイから、といってソレばっかり食っていたら、そりゃあ、体調崩します。・・・まあ、もっとも「偏食家」な動物、という特定のモノしか食べないのも存在ますんで・・・その辺は種にもよるのですが。

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05/14/2019

いっちょういったん

縄文人ゲノムを高精度解析、「酒に強い」などの特徴も(Yahoo!:JIJI)。・・・日本人など東アジアにはいわゆる「下戸」の人が多い、とされています。酒が飲めない、好みの問題で飲めないのではなく・・・体質的に受け付けない人たちが多い、ということであります。
これは特定の酵素などが関係している、とされています。アルコールとはぶっちゃけ「毒素」なのでこれを分解する機能が人間には備わっています。が・・・「下戸」の人たちはアルコールを分解する酵素などを持っていなかったり阻害する物質を持っていたりする、とのことであります。
対して欧米系の人たちはそういう傾向の人は少なく(ゼロではない・・・)その辺、何か事情があるのでは・・・とされてきています。

そもそもそういう能力がないため、いくら「毎日少しずつ飲んでいれば酒に強くなるぞ」とかそういうムチャなことしても・・・心身共にダメージを受け続けるだけで何の意味もないことになります。
これは元来がアルコールのない環境にいたためか・・・あるいは全然別の要素、こっちでは生存に非常に有利になる機能なんだけどこれがあるとsルコールに対して非常に弱くなる・・・とかそういう事情も考えられます。
アフリカ系によくある赤血球異常も実はマラリアにかかりにくい、という「裏の事情」があったりします。そういうのも関係してるのかも知れません。

もしかしたら日本の「下戸」の由来は後から入って来た弥生系由来・・・? まあ、そこまで明確に決まってるもんでもなさそうなんですが・・・縄文人全体の特徴で「酒が強い」ということなら・・・もしかして?

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05/03/2019

状況によるかもですが

イヌは自己中心的? オオカミの方が仲間思いとの研究結果が(Yahoo!:AFP=時事)。群れの規模であったり(イヌを多頭飼い、とは言っても10頭までは行かんでしょうし)飼い主や仲間との関係性もその時々や状況によって様々でしょうから・・・一概に「イヌの方が仲間思いではない」と言い切れるもんでもないかも知れんのですが・・・まだまだ研究中、とのことですし。
実際、イヌの祖先=オオカミ、というのは実証されていなかったりします。これだけ遺伝子研究なんかが発展してきている現代においても、です。

しかしオオカミはイヌの祖先の一つではないか・・・とはされています。
明らかに「家畜化」されている動物の一つでありますイヌ。同様に扱われることの多いネコはリビアネコ辺りが祖先ではないか、とある程度は(こっちも100%てわけじゃないそうですが)分かっています。が、イヌはリカオンなどなど「候補」がたくさんいたりします。
恐らくは・・・複数の種から「イヌの祖先」的な存在が現れ、それらがさらに交わることで現在の「イヌ」になっていったのではないか・・・とされてますがやはりはっきりとは分かっていません。もしかしたら現在確認できていない・・・絶滅したのかそれともまだ発見されていないのか・・・「本当のイヌの祖先」的な動物がいる、もしくはいた、のかも知れません。

それでも現在のイヌがヒトにとってベストパートナーの一つ、ということに変わりはなく。そういうところからも「仲間思い」の一面をやはり持っている、ということにも変わりはないわけであります。ただ・・・やはりその性質はどこ由来なのか、という疑問に対して純粋に答えを求めたくなるのはまたヒトのサガ的なものかも知れませんが。

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04/17/2019

「予知」というより「予言」

それが世界的な知見なのかも知れんのですが。
地震「予測」が岐路に「いつ起こるか明言できない」研究者の苦悩(Yahoo!:西日本新聞)。こうなってくるとやはり人間の手には負えない領域なのか・・・とも思ってしまいます。
例えばアメリカなどではすでに「予知」から「いかに効果的に対応できるか」と「起きてしまった後の対策」へのシフトが始まっているとか。・・・実はアメリカは大陸の中央部ではめったに起きませんが、カリフォルニアなど太平洋側では結構大きな地震も起きています。そのため過去には予知の研究もやっていたそうなんですが・・・「起きた後にどう対応していくか」の方に重きを置くことにしている、とか・・・。

地震「予知」に関しては日本は最先端だ・・・とはよく言われているのですが。
しかしいくら「予知」ができても当たらなければ意味はありません。現行の「緊急地震速報」も数分前とかそれくらいであります。これはこれで心構えを・・・ということで十分に意味のあることだとは思いますが、中長期的に「起きる」と言い切れない現状ではたしかに「予知」とは言い難いところがあります。
そのため↑記事中でも述べられてますが・・・いくら「この地域に地震が起きる可能性が高い」と説いて回っても誰にも信じてもらえない。ある意味それは仕方ないことかも知れませんが・・・むしろ起きない方がいいのですが・・・「結果」が出せないのも現状だったりします。

じゃあ他の国のように「対策重視」にしてしまえば・・・という意見もありますが、個人的にはそれは「予知」との両輪でやっていくべきではないか、と。ここまで積み上げてきた知見やノウハウを捨てて一気にシフト、というのもどうかな、と。
地震発生のメカニズムすら100%分かってないのであります。少しでもそれに関連する研究は続けた方が良いのでは・・・とも思うのですが。

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04/06/2019

取り残されている?

桜開花宣言、取り残されている滋賀県・・・原因は不明(Yahoo!:毎日)。周囲の岐阜・福井・京都などではすでに先月末までに「開花済み」なのですが、なぜか滋賀県だけが桜咲いてないんだそうであります。
実際、結構バラつきのあるものではあるのですが・・・桜の開花。
単純に「南から咲いていく(桜前線北上)」というものでもなく。意外と早いのが高知だったり関東だったりします。・・・これは一つには地理的に「でっぱって」いてこの地域だけ例えば気温が高いとかそういうことがあるからだ・・・とか言われていますが。やはり実際のとこはよく分かっていません。ヒートアイランド現象は・・・まあ・・・影響ゼロではないのかも知れませんが・・・。

桜、特にソメイヨシノは「休眠打破」という過程を経て花を咲かせます。花芽が一定期間寒さを経験して・・・そこからあたたかくなると一気に開花する、というものであります。その方が花本来の目的である「受粉」からの「結実」そして「種子を残す」という行動に移りやすい、とされています。鳥や虫が頻繁に訪れるようになれば「花」としての機能も十分に果たせるからで、そのためには一定以上の「気温」つまりあったかくなって来ないとなかなか難しい・・・。
同様に種子が「休眠打破」しないといけないカエデ、なんてのもあります。やはり気温が上がってからの活動を期待・・・ということかと。

ただ、この↑話はあくまでも「こういう方法で咲く」ということであって完璧にコレ通りに進む、ということではありません。ごくまれにですが、真冬でも何らかの事情で高温になった時に開花した、とか、台風の直後に開花、とかそんな話もあったりします(もちろん満開になったりはしませんが)。ここ辺りの事情は結構複雑に絡み合っていて「コレだから絶対咲く」と、カンタンにいくものでもなかったりします。

↑滋賀県のケースもそうではないか・・・と思われます。こう書くとナンですが人智の及ばぬナニカがあるのでは・・・と。
それでも列島上空の極寒気団はそろそろ去りそうですし、そうなれば咲いてくるんでは、と。全然桜が咲かなかった年てのは・・・さすがにないと思われますし。

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03/30/2019

消えたわけではない

71年間、痛みや不安を感じずに生きてきた女性(Yahoo!:HUFFPOST)。この女性の生き方や環境がそういうものだったから・・・というわけではなく。生まれつきそういう感情を得ることができない体質になってしまっていた・・・という言い方もできそうであります。

不安も痛みも感じないなんてなんて幸せな人生なんだろう・・・と思うかも知れませんが、↑記事で女性自身が述べているようにこのこと自体は実は結構キケンなことに繋がる可能性があります。
ヒトの感覚は基本的に「危機回避」のためにあります。危ないモノを「見て」「嗅いで」「聴いて」「味わって」回避します。その中には「触れて」回避する方法もあります。が・・・これがマヒしてしまうとキケンなものに触れてもそのまま、ということになります。
しかも↑この女性の場合、触覚だけではなく他の感覚も鈍化していた・・・ということのようなので、その辺りでもキケンが増すことになります。
感じていなくてもキケンが去ったわけではなく。依然として目の前に存在し続けているのです・・・。

これは脳の機能の問題、ということなり・・・そこへのアプローチと言うか「痛み」の克服、といった方面への期待も持たれています。もしかしたら「痛みを完全に取り除けるクスリ」的なものがこの事例によって完成する・・・かも知れません。が・・・それはそれで上手く使っていかないとかなりヤバいことになりはしないか・・・とかそんなことも思ってしまいます・・・。

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03/02/2019

やっぱり食ってまえ

駆除したシカ、動物園のライオンのエサに(Yahoo!:朝日新聞)・・・来園者の9割が意義を理解、とありますが・・・確保してきたシカを生きたまま放してライオンに追わせる・・・とかそういうことしてるわけでもなし。しごく当然な、ごくごく自然な方法だと思うのですが・・・やはり反対意見も出てくるものなのかも知れません。

厄介な外来生物は食べてしまえ・・・というのはよく言われることですし、この「あれこれ」でも何度か取り上げていたりします。
ブラックバスなどの魚は、いそうな場所に「ポスト」を設置して釣り人に放り込んでもらう・・・と、そういう方法が取られていたりします。ただ・・・そういう魚は全て食用にされるわけではなく処分されることも多々ありますけども・・・。
あるいはホンビノス貝のようにちょっと違った方向へ進んでいるケースもあったりします。
船のバラスト水などから東京湾に定着しつつあるホンビノス貝なのですが・・・これが肉厚で美味なのに安価、ということで人気が出てきてやや品薄の時もある・・・とかそういう事態まで。外来種は駆除が基本ですが、「食べてしまおう」ということになるとまた違った要素が入って来るのも事実であります。

シカの場合は捕獲に許可などが必要だったり、モノ自体がかなり大型で・・・その辺の「制限」というのは他の生き物よりも厄介なことになっていたりします。が・・・「ジビエ」のように根付いていけばやはり「食ってしまえ」ということになっていく、とは思うのですが・・・。
そしてそれはヒトだけではなく。それによって動物園にも益があるのならどんどんやっていけばいいのでは・・・シカに限らず他のも・・・とか思うのですが、やはり反対意見的なものも根強く出てくるものなのでしょうか・・・。

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02/14/2019

色々広がる

海に行かずに人工の水で育ったベニザケ、出荷へ・・・岡山理大が養殖(Yahoo!:KSB瀬戸内海放送)。ベニザケとはヒメマスの降海型、つまり海へ降った個体、ということになります。
サケの仲間というのはちょっと面白い?習性があって「川に残る」連中と「海に降る」連中と分かれることがあります。同じ川で同じように育っていても一部は海へ、しかし一部は川で・・・と。もちろん全部のサケの類がそうなるわけではなく。主に海に降るものもいれば主に川に残るものも、もちろん様々であります。
ヒメマスは基本的に川に残るのですが、海に降ることもあり・・・それがベニザケと呼ばれています。

この二つは何が違うかと言うとまずサイズが違ってきます。・・・海へ降ったものの方がはるかに大きくなります。そして一部に例外はありますが・・・一度海へ降って産卵のために川へ戻ってくると、そこで一生を終えます(産卵は生涯に一度だけ)。が、川に残ると小型のままですが産卵後も生き残ってまた繁殖できる、という・・・。
恐らくは遠い未来には別種になってしまうのかも知れませんが。今現在では「習性」の範囲内に収まっています。こうすることで様々な状況に対応して子孫を残しやすくなります。

今回は「好適環境水」という特殊な水を使っての繁殖であります。これはヒトが調整した水で、淡水でも海水でもないのだけれど双方への親和性が高い、と言うか・・・淡水魚と海水魚を同居させることのできる水、としても知られています(上半分と下半分で塩分濃度が違うから同居可能、という某湖とは違う方式)。
これを使っての養殖、ということなんですが・・・実際にできるようになるとまた話が変わってくるだろうなあ、とは思うのですが・・・。
・・・いや、結構保守的?な空気もまだまだある業界ですし(最近はそうでもなさそうな気もするんですが)これで軌道に乗って色々と広げていってもらったら・・・とは思うのですが、技術的にはいけても流通面はどうなっていくんだろう、とその辺の方が心配になっていたりして・・・。

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01/23/2019

意外と決まってない

胴体から「足」のスルメイカ(産経)・・・画像だけだと「?」となりそうですが。多分実際に水揚げされた時はそこまで注目されなかったんだろうなあ、と。下ろされた時も気づかれなかったでしょうし。
しかし実際に仕入れた側は「え?」ということになった、のでは・・・。

ご存知の通りイカには10本の「足」があります。・・・と言いたいところですが実はそのうち2本は「腕」だったりします。獲物を捕らえる「腕」が2本あって、形状が大きく違っている種もあります(イカが獲物を捕らえている動画なんかで、シュッと伸ばしているアレが「腕」)。
分類としては「頭足類」と呼ばれる一群で、タコもこちらに分類されます。・・・アタマから足が生えている、という意味なのですが・・・アタマの一部が「足」「腕」になった、という解釈だったらしいのですが・・・今はちょっと違った解釈になっているようです。でも名前は残っている、という・・・。

それでも「足」は頭部から生えています。しかし↑身体から生えることもある。
・・・こういうとこ、生き物らしいなあ、とか思ってしまいます。「こうだ」「こうなるはずだ」というのは人間が勝手に思い込んで決めつけたもので、該当する生き物にとっては知ったこっちゃないわけです。・・・そもそも人間の知っていることなんて微々たるもんであります。
海洋生物なんてそのほとんどの生態がよく分からないことばかりですし。中には↑身体から足が生えているのがいてもいいんじゃないか、と。
ただ、↑こういうのが出てくるとなんかミョーな方向に結び付けよう、という動きがあったりもしますので、その辺がちょっと心配?だったりします。いや、ホントかっちり決まってないものの方が自然天然下では多いのですけども。

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01/14/2019

世の流れ、と言うだけではなく

動物園・水族館の類には「生き物を保全していく」という役割もあるわけで。
水族館、イルカは「購入」から「繁殖」の流れへ(Yahoo!:長崎新聞社)。・・・とは言っても野生動物であります。ヒトが長い年月をかけて確立してきた「家畜による養殖・繁殖技術」だけではうまくいくわけもなく(うまくいったケースもないではないですが)。どこも試行錯誤を繰り返しつつなんとかして「繁殖」にこぎつけよう、としているのが現状であります。
「捕獲」から「購入」が残酷かどうか、と言うのはまたちょっと別の問題になってしまうのですが。
しかしそれでも世界的な流れだから、というだけではなく・・・動物園・水族館の類というのはただの見世物小屋ではなく。様々な施設や技術でもって生き物の「方舟」たり得る場所を目指していくものであります。

過去にはシフゾウの例もあります。・・・これは野生下では絶滅した、とされていたのですが実はとある動物園に生き残っていた、という・・・。
・・・実際には「動物園」ではなく「貴族が趣味で集めてた動物」の中にシフゾウがいた、というところですがそれでも絶滅を免れたことに違いはありません。
その他にも天然下では絶滅していたかも知れないが・・・という例もあります。そういう方向へ舵を切るのは至極当然、とも言えるところであります。

ただ・・・やはり新技術などが必要になるわけで・・・そうなると予算が・・・と。経営が楽な場所なんてのは多分存在しないでしょうから、その辺がどうにかなれば・・・とは思うのですが。

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01/11/2019

減少中・・・

米カリフォルニア・オオカバマダラの生息数が86%減少(CNN)・・・カリフォルニアはオオカバマダラの越冬地でもあるので、ここで減少、となるとその次の世代も減少、ということになります。
オオカバマダラ(Wikipedia)

このオオカバマダラという北米産の蝶は少し、いや、かなり変わった習性を持っています。
「渡り」をする蝶として知られています。その距離は北はカナダ付近から南はカリフォルニアやメキシコまで北米大陸を文字通り「縦断」していきます。・・・鳥だとキョクアジサシという北国圏と南極圏を往復したりするのもいますが・・・蝶、という昆虫が、となるとかなり珍しい部類に入ります(近縁種は渡ったりしないみたいですし)。
しかもこの渡り、北から南へは1世代、つまり同じ個体が飛びますが・・・北から南へは3、4世代ほどかけて飛び継いでいきます。そのため「南下個体」と「北上個体」では寿命も違います。後者の方がはるかに短く1ヶ月ほどですが前者は数ヶ月生きて越冬もします。
・・・なんでこんなめんどくさい?ことするのか。一つには幼虫が食草を食べ尽さないように、とされていますがまだまだよくは分かっていません。

その越冬地の一つがカリフォルニアで、ロッキー山脈西側の蝶はこちらに、東側の蝶はメキシコで越冬する、とされています。その数が減る、ということは次世代つまりは北上していく個体の数も減る、ということになるわけであります。
色々理由は考えられるのですが。何らかのサイクルで増減を繰り返すケースもありますが・・・どうすれば増えるのか、その辺もやはり分からないままだったりするのです・・・。

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12/31/2018

それは見直しではなく

新造・・・? ねつ造とまでは言いませんが。
環境省、トキの「野生絶滅」指定見直しを検討(Yahoo!:KYODO)。トキと言えば日本産のトキはすでに「絶滅」していますが、現在中国産ペアから殖やして放鳥してきた個体が野生下で生息しています。
どちらも「トキ」であります。学名上も同じ。
同じ、なんですが・・・全然違う地域で育った個体、というのはどこかに「差異」があるものであります。外見上、人間が観察する限りでは「全く同じ」でも遺伝情報などには多少の違いが出るものであります。
・・・言い方を変えれば「全く同種」=「全く同じ個体」というわけではなく。「同種」というのはあくまでもそのグループを分類したものであり・・・「同一個体」ではない、ということであります。

これは我々「ヒト」も同様であります。世界中に「ヒト」はいますが全て同じ「ヒト」ではありません。
「全部同じヒトなんだから同じように扱おう」
ということになったらどんな事態になるか・・・・
これは「個体」の話ですが、これを「個体群」にやや拡大したのがトキの話であります。トキは渡りなどはせず、他の個体群との接触程度はかなり低いと思われます。しかも日本と中国というかなりの距離がある場所であります。・・・とすると遺伝的に「差異」が現れていない、とも言い切れません。それでも「同種」なのには間違いない。でもそれはあくまでも「トキ」というくくりの中の話であって、「日本産トキ」ではない、という見方ができる・・・ということなんですが・・・。

この辺、ちょっと説明しにくいというのが正直なとこであります。・・・「どっちも一緒じゃん」というのが世間一般的な感覚なんじゃないのかな、と。
例えば絶滅が危惧されている「ニホンメダカ」ですが・・・コレ、ペットショップで安価に大量に売られています。しかしこれは絶滅が危惧されている「ニホンメダカ」ではなく大量に養殖できる「ニホンメダカ」であって、どっちにもたしかに違いは見受けられないようなものなのだけど、実際には違うところがあって、その辺からの「絶滅危惧」なんだけど・・・と説明はなされているのに川に買って来たメダカ放す人が後を絶ちません(しかも当人は善意からだったりする・・・)。
その点から、最も残念?なのは環境省もそういう感覚なのか・・・と。これが別の省庁ならまだしも。環境省が言い出すかー・・・と。

まだ検討中なので、例えば「野生では絶滅したけど移入して復活」枠新設するとかそういう風になっていけば、まだ・・・と。よく考えてみたらトキはいまだに「野生絶滅」なわけで。野生どころか日本産は全て絶滅しているのですからその上の「絶滅」カテゴリになるべきなのでは・・・とか、そういうことも思うのですが。

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12/28/2018

そんなに変わらないんじゃ

チンパンジーも「薬草」を食べる・・・自己治療、種を超える習慣か(Yahoo!:京都新聞)。自身が消化できない系統の「草」を飼い犬がいきなり食べ始めて嘔吐、どうも調子が悪いのでわざと「吐いた」のではないか・・・とかそんな話もあったりしますし。
薬効がある、と経験上や知識上(周囲からの示唆?)で「知って」いればそれを利用するのは別にヒトに限った話ではないのでは・・・と。「生きる」ということに関しては彼らの方が我々よりもはるかに貪欲であります。

そもそもヒトの「治療」だって偶然から始まったものかも知れんのですし。何かの拍子で口に入れてしまった草が、その時の体の不調に役立った、とか。
しかしあくまでも口伝え、つまりは個体から個体への伝承しかできないその他の動物に対してヒトの場合は「書き残す」という行為ができます。つまり、「知識の蓄積」ができるわけで、一回一回いちいち試してみる、という場合によってはかなりの負担となる行動を省略することができます。
・・・ただ・・・その「ため込まれた知識」が果たして正しいのかどうか、とかその辺の判断もしないといけない、という新たなリスクも抱え込むことにはなるのですが。それはある意味で仕方なかったりするのですが。

むしろ↑記事で興味深いのは後半の、チンパンジーが病気やケガに悲観していない、とされる姿勢だったりします。そういった「差異」を「差異」と認識しないのが当たり前、ということのか・・・それともそういう感覚を表に出さないだけ、とかそういうことなんだろうか・・・?
ヒトだって他から見たら「かわいそうな状況」なのにそれを微塵も見せない(ただし内心どう思っているかは分からない)ということもあるわけですし。・・・そこまで来ると心理学とかそういった方面での研究、というのも重要になってくるかも知れません。
ただ単純に「動物がヒトっぽい」とかそういう話ではないのですし。

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11/29/2018

先の見えない不安

「神の領域」とか「人が触れてはいけないもの」とかそういう風には言いたくないのですが。
中国の「ゲノム編集で双子」研究者、説得力ある説明せず(Yahoo!:毎日)。これは中国の南方科技大の賀建奎副教授が「ゲノム編集した遺伝子を持つ双子が生まれた」と発表し・・・その経過なり成果なりを報告したのですが、なんだかはっきりしない説明に終始した、という話であります。
ゲノム編集とはカンタンに言えば遺伝子操作であります。
SF関連などではよく出てくる言葉ですが、実際にはかなり高度な技術であります。が・・・各国の研究者が研究を続けている技術であり・・・さらには国際的に「基本的にヒトに使うのは禁止」となっている技術でもあります。
やりようによってはとんでもなくキケンな存在を生みだすことになりかねないから、なんですが・・・使いようによっては人類の救世主ともなり得る可能性も秘めていたりして、やはり各国で研究が進んでいる分野でもあります。

方法としてはDNAの一部を「切って」再接合される時に新たなDNAを「生成させる」というもの、とのことであります。ヒトゲノム、つまりヒトの遺伝子地図は解明されているので「ここを切ればこういう効果がある」というのは分かっているわけです。
ただ・・・それが100%正確か、と言えばそこに100%の保証はありません。もしかしたら全然別の要素も含んでいるかも知れない。そこをいじることで考えもつかない結果となる、かも・・・という、SF的な話が現実になる可能性すら秘めています。

・・・かと言って完全にアンタッチャブルにもできない。そういうブラックボックス化してしまうと一切進歩せずに、今度は暴発の可能性も高くなっていきます。それでは意味がない・・・。
その辺の「曖昧さ」も今回の件では問題にもなっています。いくら「全面禁止」とは言ってもなあ・・・と。
さらに今回はどうにも怪しいと言うか何と言うか。・・・明確な結果が出ているのならそれなりのデータを示して「どうだ!」とやってもいいんですが・・・なんだかなあ、と。・・・まあ、それならそれで「そんなもんか」で済むんですが、その裏で実は成功してました、とかそういうことになってるとまた話がややこしく・・・。

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11/23/2018

それが大好き、というわけでは

「猫=魚好き」は間違い? 日本人の食生活が原因か(Yahoo!:NEWSポストセブン)。要は子猫の頃の食生活が一生の「好み」を決める、ということであります。この辺は人間も一緒かも知れませんが・・・。
たしかに基本的に水に入らない猫がなんで魚好きか、と言えば。それは人間が与えていた(あるいは人間に近い生活圏内で奪っていた)わけであります。
逆に言えばそういう場にいない、室内飼いで、幼少期の頃に食べてないのなら・・・魚を好きではない猫、というのがいてもおかしくはないわけであります。

対して欧米では「猫=肉好き」なようで。・・・かのドリトル先生でも「ネコ肉屋」マシュー・マグなる人物が出てきていました。本来の肉屋で余ったクズ肉などを仕入れて犬や猫のために売る職業だそうで・・・子供心に「そんなので儲かるんだろうか」とか思ってたんですが。よく考えてみたら今のようなペットフードも多くは流通していない時代ですし。当時なら需要もあったんだろうなあ、と。
しかし「ネコ」肉屋なわけで。日本だったら「イヌ」肉屋になっていた・・・かも知れませんが。

猫=魚好きではない、となっても例外はもちろんあって、例えばスナドリネコなんてのは野生ですが積極的に水に入って魚を獲ります。さらに大型のネコ科ともなれば水を怖がらない種もいたりしますし。
・・・「猫は水が嫌い」というのも実は・・・とかそういうのもあったりする、かも知れません。ネット上だとそれほど怖がらない猫、というのも結構いますし・・・意外?と柔軟性?のあるものかと思われます。

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10/19/2018

コピーミスを繰り返して

ホタルの発光能力、1億年以上前に獲得(Yahoo!:毎日)。しかも遺伝子の「コピーミス」が繰り返されることで獲得できたのでは、とのことであります。
「遺伝子のコピー」つまり「遺伝子をどんどん複製していく」作業と言うのはどの生物の中でも起きています。もちろんヒトでも。毎日毎日コピーしていくのですが・・・時折「ミス」が起きます。その「ミス」がそのまままたコピーされていくか、あるいは「修正」されるか。・・・大抵の場合は修正されていきます。例えば結果として細胞がガン化するとかそういうことになれば攻撃されたりしますし。

・・・しかしこういった「小さな変化」が積み重なって「大きな変異」となることもあるわけで。
元来「生物の性質」というのはそんなものかも知れません。現在、多数の動物・植物が持っている「感覚器」にしても・・・目とか耳とか・・・何らかの事情・状況で獲得したものであります。
諸説あるのですが、そこに「遺伝子のコピーミス」が関係している可能性もゼロではありません。何らかの「間違った情報」がやがては「正しい情報」となって複製を増やしていく。
いや。そこに「間違い」「正しい」なんて関係ないのかも知れません・・・。

ところで。1億年前、ということはいわゆる恐竜が地上にいた頃であります。ああいった巨大な生物が闊歩する下でホタルの祖先は光っていた、のか・・・それとも獲得したばっかりで大した光でもなかったのかあるいは全然別の存在だったのか。
少なくとも今のホタルがそのまま飛んでいたのか、と言うと・・・いやいや、それすらも分からない。もしかしたら夏の夜のあの情景はそのまま白亜紀でも見ることができていた、のかも・・・?

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10/13/2018

「次」に繋げる話

オス2匹の遺伝子情報からマウス誕生(Yahoo!:読売)。早くも一部のそういった人たちにとっては朗報か? とかそんな声も出て来てますが・・・これはどっちかと言うと「そういうこともできる」とかそういう話かと思われます。
基本的に雌雄がはっきりしている種の場合、雌雄で仔を作った方がいいわけで。
・・・ただ・・・生物というのは常に「革新」を求める存在であります。「オスとメスがいないとダメだ!」とかそういう理屈を笑い飛ばして(むしろ存在すら意に介さずに)メスだけで繁殖、とかそういうことができるようになったりします。
雌雄、と言うより複数の存在から仔をなす、というのは「多様性」を求めるからであります。同一の存在から「分裂」すると結局は同じようなモノしか生まれてきません。しかし異なる「何か」を持った存在同士なら・・・と。

つまりはオス同士でも違う遺伝情報を持つ同士、ということでそこから発生はできる・・・と。
乱暴に言ってしまえば「遺伝情報」さえあって、「代理母」的な存在があれば仔を作ることはできます。ただ、雌雄と雄雄だと若干違ってくるものがあるので(染色体とか)その辺は・・・ということであります。
↑の場合は「片方を卵のように振舞わせた」とかそういうところでしょうか・・・。
繰り返しになりますが・・・これはあくまでも「こういう可能性もある」ということなんだと思われます。この技術を使ってどうこう、というのではなく・・・この「次」に繋げていく、その一歩になるのでは・・・と。

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09/22/2018

その可能性もありますが

なんか、別の要因があったりはしないだろうか・・・と。
殺菌洗剤で子供が肥満に? カナダ研究(CNN)。「殺菌洗剤」により腸内環境が変化して子供の肥満が増える・・・という論調であります。昨今の過剰なまでの「嫌菌傾向」への一石、となるのかも知れませんが、↑これだけでは何とも言えないところもあるかと。
・・・そもそも「殺菌洗剤」とは何だろうか、と。
文字通り捉えるなら「菌」を「殺す」洗剤ですが・・・家庭用程度の洗剤にそんな強力なものがあるとは思えず。通常ならば「減菌」とかそんな程度なもので・・・業務用の強力なやつでも「殺菌」というのは結構大変な作業だったりします。

まあ、それでもそういった成分が口から腸へと至り、その結果腸内フローラに変化をもたらす・・・というのも可能性としてはアリでしょうけど、そこまで劇的な効果が出てくるんだろうか・・・と。
そして↑記事の「子供の肥満」というのはどうも3歳児のBMIということのようで。・・・どっちかと言うともう少し育ってからのBMIの方が値としては安定しているのでは、と思うのですが。あれくらいの子供だと結構ころころ身体が変わっていくものですし。
できれば成人、とまではいかなくてももう少し先の未来まで追って欲しかったような。

しかしそういった成分が全く何も影響ない、ゼロだ、というのもおかしな話ですし。・・・いや、「別に問題ないだろ」と思い込んでいたことが実は・・・というケースも結構あったりするので、「洗剤=肥満の元」とする前にもう少しなんかこう・・・環境面とか精神面とか調査しても良かったんじゃ・・・とか?

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09/17/2018

逆に好きな人は

午後7時35分には家にいるようにしましょう・・・って、イギリスの話ですが。
クモが怖い人は午後7時35分には家にいない方がいい(Yahoo!:The Telegraph)。・・・統計とった結果の考察、ということで・・・100%クモがいるわけではないのでしょうけど。しかしイギリスではその傾向が強い、ということにはなります。・・・日本だとどうなるんだろう・・・? ↑記事からすると巣を張るタイプのジョロウグモとかその系統のような気もしますが。

アラクノフォビア(Arachnophobia)という症状?があります。一応?精神病的な扱いにはなるようですが、正式な病名?というわけではないようで。しかし異様にクモを怖がる人、というのは実在します。
これは昆虫や虫全般を怖がる(もしくは嫌う)のとは似ているような、そうでもないようなところがあります。・・・特定の一群を「怖がる(嫌う)」人がいるのですが、それらにはある程度の共通点があり・・・いや、そこまで大げさなもんではないですか・・・古来から忌み嫌われていた存在と結びつけられているケースが多いような気がするのです。
クモはその容姿からか一種「黒魔術」的な伝承と結び付けらえることが多かったりします。他にもハエの「悪魔」傾向とか。・・・ゴキブリは・・・アレ、結構好みに地域差があったりします。日本人ほどのゴキブリ嫌いはいない、という説もありますし。

一説にはヘビを怖がる(嫌う)理由の一つに「あんなものが存在することはあり得ない」という一種の思考の拒否反応があるのだとか。手足がなくてうねうね動く。クモも脚がたくさんあって巣を張ってたりする・・・。
これは経験則から、というのもあるのですが人間は実は生来「ドウブツとは脚が四本でこうこうこうやって動く」という概念が固定化されていて、それに反するものに拒否反応を起こす・・・という説もあるようであります。別に頭が固いとかそういうのではなく。経験則や学習からそうなったのか(大昔に何かあったからなのか)とかそういうことだけではなく・・・「そういうもんだから」的な発想の固定?のようなものがある、ということであります。
似た考え方に「シミュラクラ現象」というのがあります。
これは「∵」のように三点が並ぶと「あ、顔だ」と思ってしまう、という・・・こういった「固定」がクモにもあるのでは・・・と。そういうもんがあるのではないかと思っているのですが・・・さて?

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08/28/2018

ザリガニが増えると蚊が増える

外来種・アメリカザリガニで蚊が増加(Yahoo!:ナショナルジオグラフィック)。これは桶屋が~というものではもちろんなく。アメリカザリガニがヤゴを食べる(もしくはヤゴを怯えさせる)→捕食者の勢力が弱くなる→ボウフラが増える・・・という論法によるものであります。
無論のこと天然自然はそこまで単純なものではありませんが。
しかし何らかの「影響」は出てくるものであります。特にその地域では全く未見の「外来種」それも強力なものが入り込んで版図を急速に広げて行った場合。単純に捕食される側が危機、というだけではなく・・・そこから何らかの「影響」が周囲に出てくることがある、ということであります。

・・・しかも思いもかけない方向に。
外来種の場合、特にそのネガティブな面が強調されがちですが・・・「侵略的外来種」とか・・・これとは逆のパターンも存在しています。植物なんかだとシロツメクサなんかその部類とも言えますか。
漢字では「白詰草」で、ワレモノなどの緩衝材として江戸末期から明治期に利用されていた、とされています。当時は船便でしたが、そこで運ばれてきたものが日本に定着。時折「食われる」側になっていたりします。
このように色々なパターンが存在していたりします。

かと言って急激な「変化」はちと困るものであります。・・・↑の場合、蚊を減らすための一助としてザリガニを駆除した、として。今度はヤゴが増えまくって底生生物が激減・・・とかそういうことも考えられますし。あるいは・・・思いもつかない、意外なところに影響が出てくることもあり得ます。
なかなかカンタンにはいかないものであります。そして・・・一度進んでしまったらもう後戻りはできません。元の状態に戻す、なんてことは絶対にできないことなのです・・・。

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08/22/2018

二つほど 8/22

「生き物」で二つほど。

一つ目。サメよけに磁石が威力発揮(Yahoo!:ナショナルジオグラフィック)。いく種かのサメにはある程度の大きさがあれば有効、とのことですが・・・その「程度」はまだ分からないようであります。
たしかに方法を確立できればサメによる漁業被害を防ぐことはもちろん、大型サメによる「害」も防ぐことができそうであります。潜水する時に「磁石持ったか?」とかそういうことになるかも知れません。
「サメよけ」にはいくつか伝説めいたものもあって・・・例えば「サメは自分より大きなものは襲わない。だから足に衣服をくくりつければ・・・」とか「鼻先にパンチを食らわせれば・・・」とか。実際に検証したかどうかは別として。実際に自分の周囲を数メートルもあるサメがうようよ泳いでる中で、そんなことしてる余裕があるか、と言えば・・・?
それに対して「近寄らない」方法が、それも↑こんな安価な方法を確立できればかなりの安全も確保できそうであります。
もちろん漁業方面としても。・・・しかし結構意外なところにこういった方策が転がってるものであります・・・。

二つ目。ガンを防ぐ遺伝子、ゾウで発見(Yahoo!:ナショナルジオグラフィック)。正確には「ガンになりそうな細胞を発見して滅するシステムがゾウの類は他よりも拡充している」といったところでしょうか・・・。
「ガン細胞」とは通常の細胞が「エラー」を起こしたような存在であります。通常の細胞とは違い、無軌道に増殖を繰り返しどんどん拡大していく。・・・そしてその生き物そのものをやがて殺してしまいます。
しかしガン細胞というのは実はちょっと特殊な存在で・・・「HeLa細胞(Wikipedia)」というヒトの子宮頸がん組織から分離・培養された細胞は今でも存在しています(採取元の女性は1951年に死去)。
それでも生き物にとっては脅威に変わりはないものであります。が、ゾウの場合、一種の「早期発見」「早期排除」が可能である、と。これをもしがん治療に役立てることができたら・・・とは誰もが思うのですが・・・。
・・・どこまで行けるかなあ・・・遺伝子操作となると色々問題が出てくることになりますし。

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08/17/2018

よそのこと言えない

中国・養殖ニジマスは「サケ」業界団体が偽装表示受け表明(Yahoo!:JIJI=AFP)・・・「ニジマス」と表記せず「サケ」と表記する例が相次いだためあえて「ニジマス=サケ」としてしまった、とのことであります。
・・・これは実際日本でも過去にあった・・・いや、まだ続行中と言うか進行中と言うか・・・そういう事例だったりします。学術的な名前としては「ニジマス」という「マス」であって「ニジサケ」ではないのですが、マスとサケはどこが違うんだ、となると長年の慣習上、としか言えないものですし。・・・これに英語の「サーモン」「トラウト」が絡んでくるとさらにやっかいな上に「サーモントラウト」という呼称もあるわけで・・・。

通念上?と言うかあくまでも一般的な?と言うか。
大きくて海に下ったものを「サケ」下らなかった小型のものを「マス」と、そんな印象かな・・・と思いますがこれもあくまで一例に過ぎません。「なんとかマス」「なんとかサケ」という和名準拠にこだわるケースもまだまだありますし。こうなってくると「名前」とは一体なんなんだろう、とかそんなことまで考えてしまうような。
日本の場合もニジマスを「サケ切り身」として販売するのはいかがものか、というものでした。これは「ニジマスはサケではない」という論の上に立っているのですが・・・この場合の「サケ」がまんま「Oncorhynchus keta シロザケ」のことなのかそれとも「サケの類」のことを示すか、によって変わってきます。・・・広義の「サケのなかま」とするならば「ニジマス=サケ」ということになってしまう・・・。

ニジマスも海に下ると大きくなります。それは「サケ」と呼んでもいい風貌なのですが・・・和名はあくまでも「ニジマス(降海型)」であって「サケ」は付きません。・・・その辺からも今でも日本でもちょっとややこしいことになっていたりするのですが。
・・・中国の方は今さらあれこれやるくらいなら・・・ということで認めてしまった、とかそんなものかも知れません。しかしこれも一手かなあ、と。食う側にしてみれば正確な種名とかどうでもいい話でしょうし。

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08/13/2018

まみれています

夏場のペットボトル、口をつけて飲むのは危険?(Yahoo!:BuzzFeedJAPAN) 飲むのは別に問題ないのですが、放置すると危険な場合がある、ということであります。
除菌だ滅菌だ、と言っても相当数の「菌」が人体には存在しています。・・・いや、そこら中に存在しています。これらから完璧に「守る」ことは不可能ではありませんが、かなりの手間と時間とお金がかかります。・・・そんなことするくらいなら共存した方がなんぼかマシ、であります。
「菌」と言っても全部が悪さするわけではなく。ほとんどはそこに「存在してるだけ」的なものであります。・・・ただ・・・何らかの「スイッチ」が入ると激変することがあります。その一つが「口飲みで放置」だったりします。

水でもお茶でも(程度の差はありますが)いずれにしても栄養素を含むわけで。そこへ口の中の菌が入り込み・・・増殖。そういうのを飲むのはさすがにちょっとヤバそうなんですが、これが内部の空気を膨張させてペットボトルを破壊・・・という事例もある、ということであります。
一つの対抗策?として「口飲みをしない」というのがあります。
唇から離して少し上から口の中へ注ぎ込むように飲む。慣れると結構カンタンなものらしいのですが。
・・・スペインやアラブの方で時々見かける革製の「携行用のワイン入れ」があって(名前なんだったけかなー)仲間内で回し飲みするためのもの、とのことですが飲み口が非常に細くなっています。・・・まず上を向いて革製ボトルを押して、その細い飲み口からワインを口の中へ注ぎ込む、と、そういう飲み方が正式なんだそうで。
こういうのでいきなり吸い付いたらかなり怒られそうであります。

そういう方法で・・・というわけにもいかないので、やはり早々に飲み切ってしまうのが一番かと。「もったいない」と思っても長期間の保存には向いていない、と割り切った方がいいかと思われます。

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07/28/2018

意外と多い

ピンク色のクビキリギリス、単為生殖での繁殖を確認(Yahoo!:千葉日報)。天然自然下でも結構あるんじゃないか・・・とか思ったんですがクビキリギリスの単為生殖。いや、実際のとこはペアでないと絶対に生殖できない(ペアの方が有利は有利でしょうけど)というのは法則として100%決まっている、というもんではなかったりします。
哺乳類とかだとあまり聞きませんが・・・しかしヒトだって「体細胞クローン」というヒトならではの技術を使えば(色々問題はあるのですが)不可能というわけではないわけで・・・。

有名なとこだとオスがほとんど確認されていないギンブナとか。あるいは単為生殖が習性の一つ?になっているザリガニ:ミステリークレイフィッシュとか。
動物に限らなければ植物では園芸では「挿し木」「接ぎ木」の技術は割と普通に見られます。種子は採りにくいけど枝一本あれば土に挿して殖やすことができる。そういう植物は結構あったりします。
こちらの有名なとこでは・・・サクラとか。花見で一般的なソメイヨシノはこれで殖やします(サクラの全部の品種がそうやって殖えてくわけではありません)。
・・・しかし一見カンタンに殖えそうで繁殖に有利なようにも思えますが・・・ある意味仔が全部「クローン」なわけで。親の弱いとこも全部きっちり受け継ぐので病気が流行ると一気に激減することもあります。・・・バナナとか・・・ワイン用のブドウとか・・・。

それでも貴重な個体をこうやって↑継続させることができる、というのはなかなかに頼もしいところではあります。・・・願わくばピンクのオスをどっかで見つけて・・・とかそういうことも思うのですが・・・こういうのは同じ系統だからいけるだろう、と思ってペアにするとなぜかその性質が現れなかったりすることも多いもので・・・。

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06/30/2018

そんなに延びなくても

そう長くなくてもいいような気もする・・・。
ヒトの最高寿命、まだ「上限」に達していない可能性(Yahoo!:AFP=時事)。現代は技術などの発達によって、それまでよりもはるかにヒトの寿命が延びた、とされています。
「人生五十年」
というのも戦国期辺りでは当たり前だったらしく。もちろん日本に限った話ではなく、たしか古代ギリシャ辺りで「男が一人前になるのは40代」的な言葉があって・・・しかし当時の寿命からすると「一人前」の期間はかなり短いものであった・・・とかそんな話もあったような。

最近では「健康寿命」という言い方も出てきています。・・・つまりはどんな長寿になっても健康でなかったら(色々と不自由となると)意味がない、という考え方であります。実際、かなりの高齢にもかかわらず大変に元気なご老人、というのは増えているような印象を受けます。
・・・同時に行動にいささかの「難」があるご老人も増えているような気もしますが。これは・・・まあ、仕方ないことではあります。

しかし個人的にはなー・・・別にそこまで長生きしなくてもなー・・・とか思ってしまいますが・・・。無理に「生かされている」ケースも少なくはないのです・・・。
健康で長生き、というのがたしかに理想ですが。「不老長寿」・・・というのもなあ・・・なんか、そういうのもまた違っているような気もするのです。

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06/27/2018

高度な集団的戦略?

そりゃあ・・・そういうのがないと「狩り」なんてのは難しいと思いますが・・・?
ネアンデルタール人、集団で狩り・・・獲物に忍び寄り槍で突く(Yahoo!:AFP=時事)。世間で認知されているところの「原始人」といった風合いではあります・・・ネアンデルタール人。やや後のクロマニヨン人(年代的に重なっていた説も有力)と比べると「粗暴」「原始的」といったイメージが強いのですが・・・実際には繊細で綿密な「戦略」をもって生きていたのではないか・・・と。
・・・とは言えそういうイメージは後世の我々が勝手に付けたもので。現生人類だって後の世の知的生命体に「戦争ばっかしてた知能の低い連中」とか言われることになるのかも知れんわけですし。

ともあれネアンデルタール人・・・我々のそのものずばりの直系の先祖、というわけではなく・・・しかし無関係とも言えない。現生人類に対して旧生人類的な扱いもされることがあります。
姿形は現代のヒトと比べるとやや猫背で筋肉質、しかしすでに葬送などの文化的?生活も営んでいた・・・ともされています。・・・実際にはそれほど違いはないのかも知れません、我々と。
が、実は投擲能力、つまり「何かを投げる」能力がなかったのではないか・・・ともされています。槍のような武器は見つかるのだけど「投げて使ってた」かどうかはよく分かっていない。・・・実は「投げる」能力というのはほぼヒト独特の能力で(類人猿のは「放る」?)手先の器用さから脳の連携など・・・ちょっと、いやかなり複雑な方式?が要求されます。

それが今回「忍び寄って槍で突く」ということなんではないか・・・ということになったわけですが。
しかし投げるよりもそっちの方がはるかに大変なわけで。それには単独では無理。現在のヒトの狩猟だって単独で可能になったのは銃器があるからで・・・そういうもののない世界ではなかなか困難であります。・・・だから「粗暴で野蛮な原始人」的なイメージ、というのはこれを機会に改めてみたら・・・とか思うのですが・・・。
・・・まあ、無理だろうなあ、と。ヒトというのはイメージの生き物ですから。なかなかそこからは離れられない・・・。

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06/19/2018

この地震

昨日大阪北部を震源とする地震があり・・・最大震度6弱となりました。これは観測開始からの史上初、とのことであります。
一方で「政府の地震予測を信じるな」専門家が問題提起(MSN:AERA.dot)、という話もでてきています。数日前に群馬でも大きな地震があったのですが、これも地域としては該当しておらず。あくまでも「予測」なのですが・・・すでに日本のどこで起きてもおかしくはない状況になっているのでは・・・ということであります。

阪神淡路の時もそうだったのですが、「うちの地域は大丈夫」「地震の起きない地域だから」という一種の神話が特に関西方面では残っていました。が・・・それも今は崩壊しています。
東北地方でも地震や津波に関しての民話などが残っていましたが、それも十二分には生かせませんでした。
一方関東では大正期に大きな地震があり、かろうじてその「記憶」が残っている状態ではあります。・・・それもやがて風化していくと思われますが。時が経てば記憶は薄れていくものではあります・・・。
・・・しかし皮肉にも阪神淡路から東日本の間にもそれ以降にも熊本などで相当数の大きな地震があり・・・今回の地震でも対応力がついてきている向きがあります。政府の対策本部の立ち上げなども非常に早かったですし。阪神淡路の時とは比べ物にならないくらいに。

本当は地震なんか起きて欲しくはないのですが、しかし、この地に住んでいる以上そうも言っていられません。そこで↑予測という方法を日本では採ってきているのですが・・・それも十分ではありません。
あくまで「予測」であります。・・・心構えはしておけ、ということではないか、と。盲信は慎むべきかと。

ただ・・・災害に対する対策や対処法は後世に引き継がれていくべきですが、個人の悲しい記憶は薄れていって頂きたいと思います。被災された方々に一日も早く安らぎが訪れますように・・・。

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06/15/2018

意外と分かってない

眠気の仕組み一部解明・・・脳内たんぱく質群を特定(Yahoo!:時事)。「眠気」からの「眠る」という行為そのものも、実は100%解明されていなかったりします。そもそも、なんで動物は眠るのかというところさえも。
例えばゾウは野生下では立って寝ることが知られています(しかも時間も短い)。しかし飼育下になると安全だと理解するのか横になって眠ります。
考えてみればこんな無防備な状態を敵の前にさらすからには何らかのメリットがあるはず、なんですが・・・。

最も有力?なのは脳をはじめ身体を休める、ということであります。
いくら組織組成的に優れた「生体」であっても無補給・無調整で長時間動き続けることはできません。そこで一時活動内容を縮小して「休む」ことをしているのではないか、と。特に「脳」という器官は非常に忙しく働いています。一説にはヒトが一日の三分の一、8時間ほども眠るのはこの脳を休めるためだ・・・とも。
・・・もちろん全然別の要素で長時間眠る連中もいますが。コアラとかナマケモノとか。この連中は食物を消化するのに時間がかかるため、その間じっとしているか・・・眠っていたりします。

逆に非常に眠りの短い動物と言えば・・・イルカなんてのは脳の右半分と左半分を交互に眠らせて航続距離を伸ばしている、とも言われてますし。やはり警戒を怠らない草食動物は浅くて短く眠る、とされています。
哺乳類や鳥類以外だと「眠る」の意味が違う場合もあります。
変温動物である爬虫類や両生類は気温が下がったら眠るのではなく動けなくなるから、ですし。虫の系統に至ってはやはり気温などの条件によって「休眠」したりすることが知られています。

ただ・・・↑こういった様々な事情があるとしても、ヒトの場合は眠らないと身体に異常が生じてくるわけです。しかし事情によってはよく眠れない・眠ることができない、といったことも多々あったりします。・・・↑その辺の「改善」に脳内たんぱく質群特定、というのが役に立てばいいのですが・・・。
まだまだ、かも、と。これで有効的な睡眠導入剤とかが開発できるのか、と言えば・・・分からないことの方がまだまだかなり多いので、すぐにそういったところには・・・というのが現状ではないか、と。

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05/16/2018

記憶というより

性質?
「記憶を移植」米研究者らがアメフラシで成功(Yahoo!:BBC)。たしかにこれで「記憶」を移植できる、となると色々なことが可能となります。病気などによる「記憶の欠損」をあらかじめ確保しておいた「予備」で補う、とか。あるいは「記憶の共有」により情報の伝達をスムーズにする、とか。
・・・しかし↑記事中のコメントにもありますが・・・これは「獲得した性質の移植」といった意味合いであり(それでもかなりなことですが)いわゆる「記憶」というのとはちょっと違うかも・・・?

実際、「記憶」というのはかなり曖昧なものだったりします。
精神的や心理的、と言うか。そのものが人間の体のどこに収納されているかも分からない。そういうところまで分かればそれこそ移植も可能になるかも、ですが。・・・↑記事では神経細胞のシナプスや核にある、とされています。が・・・これも確定ではなく。
結局のところ、まだまだ分からんことばかり・・・だったりします。

しかも個人的資産と言うか、結構デリケートなものでもありますし。・・・もし本当に「個人の記憶の移植」が可能となったら・・・それは実はかなりキケンなことだったりもしそうではあります・・・。

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05/09/2018

ある意味当然

鳥の「渡り」省エネが目的か(Yahoo!:AFP=時事)。「渡り」というのは鳥類だけではなく昆虫や魚類・哺乳類などでも行う行動の一つですが、鳥類の場合その特性上移動距離が多くなる傾向にあります。
・・・やはり「飛べる」というのは大きいもので・・・ある種の蝶なんかは数世代をかけてアメリカ大陸縦断したりします。その「飛ぶ」ことに長けた鳥類には北極付近と南極付近を行き来する、なんてのまでいたりします。
身近なとこではツバメとか。春先に民家の軒下なんかに巣作りしますが・・・これも東南アジアから日本に渡って来る鳥であります。日本で仔を育てて東南アジアへ仔と共に渡り・・・そして成熟すると仔もまた日本へ、と。

しかしなぜ渡るのか、となると・・・最も言われていたのは「食べ物」「温度」などであります。その地方の食べ物の多くなる、暖かくなる時期に合わせて移動する。・・・じゃあ、それなら冬になって食べ物減ったら鳥が全部どっか行ってしまうか、と言えば・・・「留鳥」という一年ずっとそこに留まる鳥もいる。
・・・その辺はその鳥によって「渡るか渡らないかどっちが得か」を判断?している、ということであります。つまり「入るエネルギー」の方が「出るエネルギー」よりも多くなる地域を選択しているのでは、ということかと。
まあ、ある意味当然ではあります。効率の良い方を選ぶのは生き物全般に言えることであります。

例えば「ヒヨドリ」という鳥がいます。日本ではごくフツーに都市部でも見られる鳥で、大きさはスズメより大きくカラスより小さい程度。「ヒーヨ・ヒーヨ」と甲高い声で鳴き・・・波型に飛ぶ、灰色で頬がオレンジ色の鳥であります。
この鳥は基本「留鳥」でその地方に通年いるものらしいのですが・・・。
自分が住んでた所では昔は「冬鳥」でした。寒くなり始めるとあっちこっちから「ヒーヨ・ヒーヨ」と聞こえ始める。暑くなってくると聞こえなくなる。そういうもんだったんですが・・・最近では夏にもいるようになりました。
これは種にもよる。ということでもあります。完全に「渡る!」と決めている種もあれば「渡れれば渡るかなあ」という種もある、と。↑どっちの方が効率的か、ということを「選択」して次の代にも伝えていっていると思われます。
色々な要素が原因としてはあります。基本「食い物」が中心となりますが・・・それでもあえて厳しい環境を選ぶこともあります。その辺は事情が結構複雑なもので、意外性に富んでいたりもします。
それでも・・・結局は「こっちの方が生きやすいだろう」という結構シンプルな理由から選択して・・・違ってたらまた選択して・・・と繰り返している。
・・・まあ、それだけのことなのかも知れません・・・。

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05/01/2018

意外と分かってない

世界最高齢43歳のクモ、死ぬ(Yahoo!:AFP=時事:記事中にクモの画像あり)。・・・前にどこかで見たか読んだかしたような記憶もあるんですが(この「あれこれ」でも触れたっけか・・・?)オーストラリアの長寿グモが死んでしまいました。
・・・しかしその死因は老衰ではなく。ハチに刺されたから、というものであります。
生き物の寿命というのは実はよく分かってないことも多かったりします。生涯での呼吸数が決まっていて、呼吸の速い小型の動物は短命で、呼吸の遅い大型の動物は長命だ・・・とも言われますが、これはそういう傾向にある、という話であります。
実際には個体差がかなり大きいものであります。・・・ヒトだって今は70歳前後、と言われてますがそれ以上の場合もそれ以下の場合もあります。さらには生きる環境によっても大きく変化していきます。・・・織田信長の「人生五十年」というのは暗喩でも何でもなく。その当時の日本人はそれくらいの年齢が死ぬのが普通だったから・・・という説が有力であります。

脊椎動物はともかく。さらに謎なのはクモを含む節足動物・・・昆虫もそうだったりします。
さらにはもっと小さな連中とか。あるいは海中の微小な生き物たち。そういう研究の進んでない生き物の場合はさらに分からなくなってきます。
短いだろう、と思っていても実は・・・というケースもありそうですし。↑記事のトタテグモにしても通常は「5年~20年」と結構な幅があったりします。・・・そういうとこも、意外と分かってないもんだったりするのです・・・。

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04/28/2018

何か意味がある

けれどそれが何かは分からない・・・。
「酒に弱い日本人」が増えるように進化(Yahoo!:朝日新聞デジタル)、しかもこれは現在も継続中であります。それこそあと100世代ほども代を重ねるとどんどん「酒に弱い日本人」が増えていく可能性が高い、と。
しかしこれが一体何の役に立つのか、と言うと・・・?
酒、という一種の「劇物」を継続して体内に入れないようにしている・・・というのはなんだか弱いですし(別に酒に限った話でもないですし)。何らかの「原因」があってそうなってきている・・・というはずなんですが・・・。

↑記事での「マラリアにかかりにくい~」というのは赤血球に異常が出る遺伝病であります。この状態では酸素を運ぶ赤血球が異常なので例えば運動がしにくかったりする。そのままでは他の地域では淘汰されていったでしょうけど・・・この状態だと今度はマラリアにかかりにくくなる。
そのためアフリカのその地域ではまだ残っている、ということになってます。
状態的にマイナスなんですが、どこかに「プラス」があってそのため継続・・・というのは実はいくつか例があります。そのほとんどは意外な繋がり?のあるものばかり。
・・・日本人の酒に弱い、というのも・・・なんかありそうなんですが・・・なんなんでしょうか・・・。

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04/14/2018

朝か夜か

夜型人間が無理に朝型にすると死亡リスクが高まる?(Yahoo!:AFP=時事) そうは言っても夜型の方が死亡リスクそのものは朝型よりも高い、とのことですから・・・結局長生きしたければじっくり朝型にするとかそういうことした方がいい、とかそういうことなのかも知れませんが。
いや・・・夜型は夜型でそのままでいいのかも知れませんが。無理に変えても変えなくても・・・?

「ヒトは昼間活動する」
というのが大前提であります。・・・まあ、これはヒトの「視力中心」な特性とか、そういうところからも(歴史から類推してみても)昼行性であることは間違いないわけで。そのため現代人も「昼間に行動すべき」ということになっています。
しかし社会の多様化などにより夜、つまり太陽のない時に活発に活動するヒトも出現してくるようになりました。
・・・これはいわゆる「変化」というやつで・・・と言うよりそんなに大騒ぎ?することかな、というのが個人的なとこなんですが。そこまで大きくは違わないような気がしてるのですが・・・しかしヒトの体内では大きな「変化」が起きている、と。やはり朝から太陽を浴びて生活する方が自然である、ということになってます。

恐らくは今後ヒトはもっと多様性を得るように「変化」していくと思われます。しかしそれは明日とか来年とかそういう話ではなく。ヒトの生活の中で夜が明るくなったのは産業革命以降、とするならまだまだ数百年程度のことであります。数百万年もあるヒトの歴史からすればつい最近のことで・・・やはり昼行性の方が合っている、という見方もできます。
他方でそういう時間の経ち方の話ではなく、数世代の間でも心身共に慣れてきたかどうか・・・という風に考えるとまたちょっと違ってきます。・・・先祖よりも近しい世代からの「慣習」によって「変化」していくのではないか・・・とか。

長生きかどうか、というのは傾向の話に過ぎず、夜型が全員短命に終わるというわけでもなく。それよりもストレスとか規則正しさとかそういうところに注目すべきでは・・・と、そういう意見もあります。
・・・実際のとこ・・・どうなんでしょうね、自分は↑前述のように「そこまで気にすることかな」とかそんなもん?なんですが。

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03/26/2018

骨との「ギャップ」

骨と動物とのギャップ・・・頭骨との印象が違い過ぎ(Yahoo!:ねとらぼ)。ただ、これは当然ですが動物の種によってはそうでもなかったり、あるいは「・・・?」となるもの、と色々であります。
例えばヘビなんてのは骨格そのままであります。しかし例えばカエルなんかになると・・・哺乳類と比べると肋骨が不十分なので結構スカスカ?な印象を受けます(頭骨はしっかりしてるんですが)。そういう意味では魚も「見た目通り」が多い、と言えるかも知れません。
見た目と大きく変わるのは「骨のない器官」がある場合であります。ゾウの鼻なんてのはいい例だったりしますし・・・鳥類なんかかなり違った印象を受けたりします。

・・・ということは「骨だけ」という生物が存在していた証拠だと・・・かなり見誤る可能性が高い、ということになります。・・・化石であります。
現在は二足歩行となっているイグアノドンが当初の予想図では四足歩行だった(尖った親指の骨は鼻の先に角としてついていた)というのはよく知られています。
・・・実際、誰も実物を見たことがないわけで。最近の「復元図」は大きくは間違ってないだろうけど・・・100%ホンモノというわけではありません。よく言われるのが「ティラノサウルスの姿勢が変わった」とかそういうのもあります(直立だったのが頭と尾が水平に近くなった)。

もしかしたら今後また変わる可能性も十分にあるわけです。・・・例えば羽毛とか。色や肌の質感なんてのもよく分からないわけで・・・それこそ「ギャップ」が問題になりそうではあります。

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03/24/2018

やりすぎかそうでもないのか

ニュージーランド・世界遺産の島で「脱ネズミ宣言」(Yahoo!:時事) 世界遺産「ニュージーランドの亜南極諸島」の一部であるアンティポデス諸島(Wikipedia)で最大の島・アンティポデス島に殺鼠剤65トンを撒いて外来ネズミを根絶・・・という話であります。
なお、最近ぶち撒いて即ネズミ滅殺、というわけではなく。撒いたのは2016年でその後の調査でネズミが確認できなくなったため「脱ネズミ宣言」をした、ということであります。なお、アンティポデス諸島は無人島ばかり。しかも現在は入島が厳しく制限されている島々でもあります。

・・・実際、いきなり他の(しかも生命力の強い)動物が少数入り込んだことで島の様子が一変してしまった、という話は結構あったりします。中には飼い猫一匹が島内の固有種を壊滅させたと思われるケースもあったりします。特に「島」というのは逃げるチャンスが減るためそういった「壊滅状態」になりやすい傾向があったりします。
中から出にくい、ということで外から入りにくい、そのため独自の変化が・・・という要素にもなるのですが。
それでもこの状況を放っておくわけにもいかず。そこで殺鼠剤散布、というかなり乱暴な手段になった、と思われるのですが・・・直接捕獲やわなでは間に合うはずもないわけで・・・。

他の生き物や生態系への殺鼠剤の影響はないのか、とか色々不安材料もあります。それも今後の経過次第でまた事情が変わって来ると思われます。
さらに。・・・いくら入島を制限しても別の「何か」が侵入して来ない、とも限らんわけで。ネズミはもちろん、何か・・・昆虫や植物などでも。それへの「備え」はやはり必要なわけであります。

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03/14/2018

退化ではなく

あくまでも「逆転」「進化」であります。
「逆転進化」していたワタリガラス、2つの種が一つに(Yahoo!:ナショナルジオグラフィック)。一度別の種になるほどにまで進んでも、どこかで交わって「逆転」してしまう・・・という非常にまれなケースと言えそうであります。
・・・しかし実際のとこ、ヒトの得ている知識なんてのはほんのちっぽけなもんなんで、「種が違うと交雑しても子孫は残せない」というのだって経験則から、みたいなものに過ぎなかったりしますし。
まだまだ分からんことの方が多い、ということであります。いつ常識が引っくりかえるか分からんもんだったりします・・・。

実は雑種から新種が生まれてくるのではないか、というのは結構前からあった説だったりします。
↑記事でも触れられてあるフィンチの類。いわゆる鳴禽の類で・・よく鳴く種も多く、ペットになっていたりもします。これのダーウィンフィンチに関する話で・・・あれは元は一つの「フィンチ」だったのに諸島内の様々な環境や状況により色々な方向に「分化」していってやがては別種になっていた、ということになっています。
恐らくはこれも間違いではないと思われます。が・・・実は別種になっていたのにいつの間にか交雑してそこから新たな種が生まれてきていたのではないか・・・というお話があったのであります。

もちろん、基本的にこういう雑種は繁殖能力がない、とされています。しかし・・・それが絶対と言えるのかどうか。鳥の類は交雑種が多い動物であります。翼があるため生息域が広く、少しの姿形が違うだけ種が同じような環境で暮らしていたりします。そこで「まちがい」が起きる可能性は非常に高い・・・。
そこから「新種」が、ということなんですが。
・・・しかし↑ワタリガラスの例はさらに複雑で、一度分かれたのにまたよりを戻して同じ種に・・・と。やはり複雑怪奇と言いますか、ヒトの思惑なんか軽く吹っ飛ばされるもんであります。

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03/11/2018

これも縁みたいなもの?

古代ローマの「地獄の門」動物が死ぬ理由を解明(CNN)。カギは「二酸化炭素」であります。これが放出されている地点があり、そこから奥へと進むにつれ二酸化炭素の濃度が上がって行く・・・。
しかし「洞窟」ということであまり空気は動かず。そこで重い二酸化炭素は底へとたまり・・・二本足で歩く聖職者よりも四本足のいけにえの動物の方が地面に近く・・・その影響を受けてしまう、というものだそうであります。
世界各地にいわゆる「呪いの地」と言うか「入ったら死ぬ」的な伝承がある場所がありますが・・・それらは「ただの伝説だから」と片付けるわけにもいかないような事情があったりするものであります。

二酸化炭素、と言えば通常我々が呼吸している空気にも含まれますが・・・もちろんこれも濃度が上がれば死に至ることもあります。・・・なお、この物質は結構安定しているのですが、酸素が一つ欠けた状態「一酸化炭素」となるとこれはかなり不安定で・・・なんとかして「二酸化炭素になろう」と近場の酸素を奪おうとします。
これが「一酸化炭素中毒」で・・・やはりキケンな状態であります。いずれにしても一種の「毒」なわけであります。

ただ。こういう風に解明されてしまうと「なんだあ」とか思ってしまったりもしますが、実際にはかなりの偶然が積み重ならないと成り立たないものだったりします。
人間が再現しようとしてもできなかったり、とかそういうことも多々あったりして・・・こういうとこにも「縁」が関係してる、と言えないこともないような・・・?

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03/08/2018

ロマンチックではあるのだけれど

「瓶入りの手紙」132年ぶりに発見(Yahoo!:JIJI)。確認された限りでは最長記録だそうであります。
「message in a bottle」というもので、瓶の中に手紙などを入れて海へ放つ。いつか誰かが拾ってくれることを願って・・・となるとどこかロマンチックな話ですが、↑これは「海流瓶」という代物だったりします。世界の海流の調査をするために流した「調査用の瓶」であります。

実際にはかなりの数が「放流」されていたそうで。
瓶は密閉すれば水に浮きます。しかしそれだけだとあまり目立たなかったりコルク栓だと長時間はもたなかったりします。そこで重りで調整して口が上を向くようにする、とか。・・・あるいは逆に海の底を流れる海流調査用に「沈むけど海底をさまよう」程度の重りをつける・・・とか色々工夫があるようであります。
今も同じ方法でやってるのかどうかはちょっと定かではないのですが・・・原理的?には似たようなもの、とのことであります。

・・・でも今は環境問題的に「瓶」はヤバいのかなあ・・・。
関係があるようなないようなとこだと。鳥類などの調査では「足環」を付けたりします。何らかの状況ででも入手した人は連絡を・・・というものであります。実際、これにより大変な発見があった・・・なんてこともあったりします。

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02/19/2018

100%ではない

そんな数値が出てきたら逆に真贋疑われる・・・?
米研究、インフルエンザ予防接種の「予防」効果は36%止まり(CNN)。ただし「劇症化からの重症を軽減する」・・・つまり重い症状にならずに済む確率はもっと高い、と。もちろんこれも確実に100%防げるようになる・・・というものではありませんが、それでも効果はかなり大きいかと。
インフルエンザとは人が死ぬ病気であります。
高齢の方や乳幼児がその牙にかかることが多いのは事実ですが、その年代以外だと絶対に死ぬことはない、という病気ではありません。それだけやっかいな病気でもあるのです。

病院など指定された医療機関に特定の期間内、一日平均何人インフルエンザ患者が訪れたか・・・で「流行」の状態を決めています。一週間で平均1.0人以上。これが日本の「流行」のサインなんですが・・・。
こないだまで50人以上が訪れていました。正に「大流行」であります。・・・ここんとこ減って来たとは言え40人くらい。・・・まだまだ、ですか。
・・・インフルエンザはインフルエンザウィルスに感染することで起きる「風邪症状」が主な症状の病気であります。ただ・・・これが「ウィルス」という非常に微小で、しかも短期間で世代交代を繰り返す生命体ということから治療を困難にしています。「型」だけではなく様々な「変異」がカンタンに起きてしまい、仮に今のインフルエンザウィルスに効く薬ができたとしても、それが来年のに効くかどうかは分からない・・・。

しかし対抗策としてワクチンがあります。これを接種してあらかじめ体内に「抗体」を作っておけば大丈夫・・・と言いたいのですが、その「抗体」の「型」も合わないと意味がない。今季大流行しているのは二つの「型」が同時に流行しているから、だとか。予防接種は通常一つの「型」にしか対応しないので、違う「型」にはかかってしまう可能性が高い・・・。
まだまだ警戒が必要なようであります・・・。

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02/11/2018

実は白くなかった

1万年前のイギリス人の祖先、肌の色は黒かった(CNN)。そもそものヒト発祥の地はアフリカとされています。そのためやはり現在のアフリカ人のような外見をもった人たちが世界各地へ散らばり・・・やがて色々と変化していった、ということに違いはなさそうなんですが。
結構前から・・・最低でも数万年前とかそれくらいから・・・そういう風に変化していた、というのがこれまでの「通説」だったのですが、今回の調査で実はもっと最近に変化したんでは、と。

現在の欧米人のような特徴、というのは寒冷地に合うように変化していった、となっています。
高い鼻は吸い込んだ空気を湿らせるため。白い肌や色素の弱い目は少ない陽光のため。・・・と、そういう風に変化していった、ということなんですが。実際、結構な変化であります。かなり時間が必要なように思われるのですが・・・。
しかし結構最近になって変化していったのでは、ということに。劇的な変化・・・というのはあまり起きないもんなんですが、その辺もどうなんだろうか、と。

祖先はどうだったんだろう、判別にしていこう・・・というのは実は結構難しいものだったりします。証拠もそうなんですが・・・先入観と言うか。願望と言うか。
・・・イギリス人だから白い肌・・・ということになってたのが、実は・・・となると、まあ、色々論争を呼んでしまうわけです・・・。

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01/15/2018

でもイメージが

寄生虫で難病を治療、2018年から安全性試験開始(Yahoo!:時事)。ヒトには害をなさない寄生虫の卵を飲み、それが腸内フローラにどう影響していくか調べる、ということなんですが・・・。
・・・コレ、どうやってもイメージ悪そうだよなあ・・・。
例えばこの治験が非常に効果的で、かなり広範囲のアレルギーなどにも効果がある・・・とかそういうことに仮になったとしても。自分の体に寄生虫を入れる、ということに非常に抵抗があるかと。それが無害な生き物だ、としてもなかなか理解されないだろうなあ、と。

生野菜でサラダなどを作る時はその野菜を洗います。
これは何らかの有害物質がくっついてる場合があるから、なんですが・・・すでにヒトの糞を肥料として使ってない現在でも洗うことが推奨されています。・・・かつてはこの「野菜」も寄生虫のライフサイクルの一部だったことがあり・・・ある意味その名残が今でも残っている、とも考えられます。
それに限った話ではなく。「防菌」「除菌」「滅菌」は日本では当たり前のキーワードになってます。そりゃあ、不潔なのは良くないのですが、そこまでするか・・・的なところも正直あります。

・・・昨今のそういった風潮からすると・・・「寄生虫療法」がどこまで日本で受け入れられるのかなあ、とやや不安ではあります。まあ、それも時間が経てば解決するかも、ですが。寄生虫が当たり前になった世代が世に出てくる頃になれば問題はないかな、と。
ただ・・・かなり未来の話になりますけども・・・。

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12/11/2017

意外なところに「毒」

「ビワの種食べないで」農水省が注意喚起(Yahoo!:ITmediaNEWS)。自分は知らなかったのですが、「ビワの種が健康にいい」的な話が出てきていて・・・それで中毒になる可能性がある、ということであります。
よくある「ビワ茶」というのはビワの葉から抽出した飲料、なわけですがこれにはもちろん何の問題もありません。
一方で「タネに毒がある」というのは実はよくある話で。・・・考えてみりゃ当たり前なわけで・・・植物にとって最も重要な部位なわけです、次世代に繋ぐには。そこで「毒がある」ということを学習させて食べられないようにしよう・・・という手法に出る植物がいてもおかしくはない、と。

問題はその逆がある、ということで。あえて動物に種を食わせて遠くへ運ばせる・・・なんてのもいるわけです(もちろんそういう場合は胃酸に溶かされないように加工してますが)。
よくある例だと「梅」があります。・・・アレ、種には毒があります。が・・・「梅干し」にしてしまうとそこまで激しくはなくなります。こういう例は実は結構あって、実際には自分たちは「毒」に囲まれて生きているようなもの、という・・・。

ちょっと特殊?ですが自分がベランダで育てている「フユサンゴ」これはすでに実生から二代目以降になってますが・・・何年ここにいるんだろ、てなもんですが・・・この実はミニトマトみたいに橙色で丸い、ちょっと美味そうではあります。
実際、カラスが時々食っていったりしますが・・・実は毒があります。命に関わるほどではないと思いますが、何らかの障害が残る可能性はあります。・・・が、この低木、実は結構あちこちに生えてます。日本原産ではなく霜に弱かったりしますが(うちのもそろそろ部屋の中に入れないと・・・)結構頑強なんです。
それでも誰も注目しない。いや・・・こういうのって、実は結構あるもんだったりします。・・・知らない方が幸せ、と言うか・・・実は・・・ねえ・・・?

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12/09/2017

一つの方法として

こういうのもあります。
絶滅危惧種の追跡調査に飼い犬を抜てき(Yahoo!:JIJI・AFP)。まあ、別に飼い犬でなくてもいいんじゃないか・・・という声尾も出てきそうですが。しかし専門的にこういう犬を育成、となると色々大変ですし何より費用が相当にかかります。しかも結果が出るまで(育成ノウハウも全然ないので)時間がかかりそうであります。
しかし飼い犬から募集、となれば。・・・もちろん「面接」的なことやって、ということだと思われますが。ある程度は「融通」が効きそうではあります。
同時に飼い主にも「科学的なことの協力している」感覚と言うか。ちょっと特別な感触があるかと思われます。それを機に絶滅危惧種への理解を深めてもらえれば・・・的な狙いもあるのかも知れません。

しかしイヌ、というのは実際に猟犬なんかにも使われるわけですし。専門的な「動物探知犬」的なものを本格的に育成してみる・・・というのはアリかも、とか。
従来のように地道にコツコツ証拠を集めて・・・という研究方法の一助になるかと。実際、↑こういう研究と言うのは非常に手間と時間がかかります。さらに・・・やってることがやってることなので(動物の痕跡をひたすら探す)周囲からすれば「何の役に立つんだ?」的な目で見られることも多いかと。
・・・非常に有用な研究であっても「役に立つ・立たない」で判断されちゃあ・・・ちと哀しいものであります。
そういう方面にも一助になれば、と。理解を広めるというのも重要なことであります。

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12/07/2017

それでも存在する

雪男「イエティ」の正体、骨などのDNAを調べた結果(Yahoo!:朝日新聞)・・・「熊」だった、ということが判明。ヒマラヤ山脈の・・・ですが。
それでも全てのいわゆる「UMA(Unidentified Mysterious Animal)」がこれで解明された、というわけではなく。むしろこれからが「勝負」か・・・とかそんなことも思いますが。

実はこの手の「見つかってない」「個体がはっきり確認できていない」動物、というのは世界に結構いるもんなんですが、しかしあまりにミステリアス=数が極端に少ない、ということになり・・・そんな動物が今後生き残っていけるんだろうか、とかそんな話になっていったりします。
何しろ20世紀ちょっと前から21世紀の現在に至るまで。地球上で人類が足を踏み入れていない地、となると・・・相当に限られてしまいます。そんな場所にだけ生息する動物、となるとそっちもかなり限られてしまいます。
もちろん、生物の「新種」というのは毎年かなりの数が発見されています。が・・・それらのほとんどはかなり小さい生物であったり↑ちょっと思いつかないような場所で生息していたり。一定以上の大きさや行動範囲を持つ脊椎動物の・・・爬虫類とか哺乳類となるとなかなか見つかるものではありません。

しかし。それでも・・・それでも。実は思いもよらない地に存在するんではないか・・・という期待はあるもんであります。
所詮はヒトの考えることですから、それを超えた何かが・・・というのもあります。
実際、ヒトが知り得たことなんてほんのかすかな一握り以下、なものであります。だから・・・こういった「ナニカ」が存在していてもおかしくはない、と、信じてしまったりするわけです。

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11/16/2017

食性ばらばら

ヤシガニって鳥も食べるのか・・・海鳥の寝込みを襲う映像がショッキング(Yahoo!:ねとらぼ)。・・・いや、別にショッキングでもないかも。「肉食」「草食」というのはきっちり分かれている種も多いのですが・・・実際のとこは結構アバウト?で幼少期には草食うこともある肉食獣とかそんな例もあります。
そもそもライオンとかヒョウとか、豪快な狩りの様子が放映されたりしてますが・・・狩ってから真っ先に食うのは「内臓」であります。そっちから植物性の栄養素を得ている、という話もあります。現代のヒトは基本的に「筋肉」を優先的に食べますが、内臓、つまりホルモン料理というのは結構あちこちにあったりします。・・・まあ、それ以前にヒトは結構「悪食」と言うかクセのある雑食性だったりしますけども(あまり好まれないタマネギ食ったりする割に雑菌への耐性が低い)。

それはともかく。
あまりかっちり食性の決まってない類、というと・・・↑節足動物系とか鳥とか。・・・これはクワガタ飼ってる人には常識みたいなもんらしいのですが。クワガタ、というのは成虫は樹液なんかを舐める種が多いです。それに適したスポンジというかブラシみたいな口をしていたりします。が・・・メスがオスを「食う」ことがある、と。
実際に見たことないですし、どの辺まで「事実」なのかちょっと分からないのですが。でも栄養が不足する産卵期にオスの脚を齧って食べてしまうことがある、と。
・・・あの口でどうやって「食べる」のか、興味はありますが・・・さて?

他にも「ハトを食うペリカン」とか。あるいは「小鳥を食うサギ」とか。結構曖昧な食性?持ってる連中がいるので、↑ヤシガニが鳥食ってもなあ・・・と。ただ・・・あの速度で「襲う」んかい、というのはあります。生きてるのを能動的に襲って食う、というのは・・・あ、でも、昔家で飼ってたカメが水のみに来たスズメ襲って食ってた、なんてなこともあったんで・・・実はよくあること、なのかも知れません。

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11/11/2017

想像外

誰にも「事実」は分からないわけですし。
ネアンデルタール人「野蛮」は間違い? 相互扶助の存在を確認か(Yahoo!:GIZMODO)。文明が発達していない→力で物事を進める→野蛮、というイメージ先行型、と言ってもいいかも知れません。
・・・繰り返しますが。誰も分からんわけです、ネアンデルタール人のホントの生活なんてのは。
出土した骨などから類推していくしかないのですが・・・「文明なんかない時代」ということになると、どうしても「野蛮人」的なイメージになってしまうわけです。ある意味・・・これは仕方ないことではあるのですが。

時々そのイメージ通りにならないと違和感を感じて文句を言う人もいますが。
多分に人間はイメージの生き物であります。なまじ「類推する」ということができるために他人や世界の他の要素を「想像」してしまうのです。・・・しかしその「想像」はあくまでもその個人の見識の範囲内のみであって、それ以上外に広がることはありません。
そのため大抵の場合「考えてたのと違う」ということになったりします。

ネアンデルタール人にとどまらず・・・類人猿、チンパンジーやゴリラにしたって通常思い浮かべるイメージとはかなり違う姿をしていたりします。例えば・・・チンパンジーというのは結構エグい性格や行動している、とか(幼い個体のあどけないイメージが先行しているせい?)。ゴリラも乱暴者ではなく結構臆病、とか(某映画の影響ですな)。
いや・・・考えようによってはこの世界というのはほとんどがそういった「想像外」に満ちあふれているのかも知れません。そして、その「想像外」に出会った時。
「そんなのあり得ない」「そんなのもあるのか」
で、その後の見識もまた変わってきたりするのです。

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11/09/2017

ある意味普遍的?

奇跡? 見た目は子ヤギ実は・・・(Yahoo!:MBS)ヒツジとヤギの仔、という・・・たしかに「あり得ない」組み合わせではあります。
見た目の似ている両種ですが、系統的にはちょっと離れています(草食動物とかそういう大きなカテゴリ内では一緒ですが)。いわゆる「近縁種」なら・・・というのは↑記事でも触れているレオポン(ヒョウとライオンのハーフ)ならまだしも。あるいは「亜種」という非常に密接な関係にある種同士なら、と。
しかし属も違う種とのハーフ、というのは非常に珍しいことであります。

が・・・実はこういうのは「絶対に起きない」ことではない、のかも知れません。
あまりに系統的に離れている場合、生殖してもほとんど失敗します。型が違いすぎる、と言うべきでしょうか。なかなか合致しない、ような。・・・それでもゼロではありません。
実は新しい種、というのはこういった「雑種」から生まれる、という説もあったりします。今まであった「種」が長い時間をかけて「変化」して「進化」していく・・・というのが主流とされていますが実際のとこは分からないわけです。
全くあり得ない、とは言ってもゼロではない。そこで「何か」が起きているのでは・・・と。

ただ、コレ、立証はほとんど不可能であります。人為的に交配させる・・・人道的にどうだ、という声も最近だと出てきそうですが・・・それだとあまり意味がないわけです。自然交配的に「生まれる」ことが重要で、そうでないと研究室外、天然自然下でのホントウの「新種誕生」とはならないわけですし。
・・・遺伝的にいじったらどうだ、とか言われそうですが。そりゃあ、やろうと思えばそういうこともできる昨今であります。しかしそれもどうかな・・・と。

今回のケースは「こういったことは絶対起きない」がゼロではない、ということの証明とも言えます。そしてこれは案外フツーに起きていることなのかも、と。ヒツジとヤギに限らず。意外なところで意外な接点があったりするものではあります・・・。

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11/04/2017

意外と分からない

「すぐ分かるから大丈夫さ」というのは早計の場合も。
触るなキケン! ハオコゼ、ヒョウモンダコ、ゴンズイ・・・毒を持つ海の生き物に注意(Yahoo!:佐賀新聞)。知識として「こういう魚はキケン」というのはかなり浸透してきているかな・・・と。結構色々な場で紹介されてますし。
ただ・・・実際に見てみると結構違っていたりします。
例えばヒョウモンダコ。興奮すると非常に綺麗な青色のリングが現れます。・・・しかし海に潜っているわけではない、釣りに来て潮だまりで・・・という場合、上から見下ろすと「ただの小さなタコ」であります。「あ、タコだ」と思わず掴んでしまうと・・・大変な目に遭うことになります(海水浴の場合、踏んでしまうこともあるそうな・・・)。
・・・なお。このタコ実はスミを吐かなかったりします。強力な毒があるので別に逃げる必要ないや、とそういうことになってる・・・のかも知れません。

ゴンズイはかなり独特な見た目(海にいるナマズ、というと身近ではこいつくらい)ですし、フグの系統はさすがに見た目ですぐ分かります。エイも・・・その見た目は独特であります。
ただ、ハオコゼは↑記事にもあるように見た目はフツーに背びれの高い魚であります。アイゴも・・・背びれに強力な毒がありますが、体型としてはタイのような魚。知らずに触ってしまう可能性が非常に高いと思われます。・・・いくら「これがハオコゼ、これがアイゴ・・・」と画像で覚えていても、実際に目にすると結構印象が違ったりするもんだったりします・・・この辺。

一番良いのは海や釣りに慣れた友人知人と一緒に行くことだったりします。シロウト感触ではちょっと・・・という場合が往々にしてあるのです・・・。

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10/22/2017

事情や状況は様々ですが

できることくらいは体動かした方がいいのでは。
家事は命を救う? 1日30分で死亡率低下(Yahoo!:ニューズウィーク日本版)。これは「家事をする人間が長生きする」という話ではなく「家事のような作業でも十分運動になる」ということであります。1日30分のそういった軽い運動・・・場合によっちゃ家事てのはかなり激しい労働にもなりますが・・・でも効果はある、と。
無理にジム行ったり走り込んだりする必要はそれほどない・・・と。
実はニンゲンというのはフツーに生活していても結構体を動かしているものだったりします。・・・もちろん、ラクしようと思えばいくらでもできるんですが・・・日常的な動作でも「軽い運動」くらいになるものは結構あったりします。

よく言われるのが・・・階段ですか。
エスカレーターではなく階段を使う。・・・コレ、自分は実は「下りエスカレーター」というのがちょっと苦手で・・・メガネ変えた直後にコケそうになった、からかも・・・元来が高いとこがあまり好きではないので、特に某駅の長いエスカレーターとか。ああいうのは避けられるなら避けたい、と思っている方だったりします。
その影響かどうか・・・基本、エスカレーターは使いません。駅によっては「行列に並んでもエスカレーターの乗る」という・・・いや、そっちの方が早いから乗るんじゃないのか? それとも楽だからか・・・? そういうのを横目に階段を降りたりしてます。
あるいは「目的の駅の一つ前で降りて、歩く」とか。・・・これは自分の場合単純に「あー、あの駅まで歩いてみようかなー」とかそういう時期?があって、近隣の駅付近まで歩いてみたことがありました。その結果・・・「なんだ、結構歩けるもんだな」となって最近はそっち方面には歩いて行く、ということになってます(そのため自転車も処分・・・歩けない範囲=電車利用ということなので、もはや使わない)。

ただ、↑こういうのは時間がある程度ある場合に可能なわけで・・・フツーに勤め人の場合なかなか難しいケースもあるかと。主婦なら(専業なら)時間あるかも・・・と言ってもなかなかできるもんではない場合もあるかと。
・・・「健康にいいから」と無理したら意味ないわけです。ただ・・・そういう場合でも何か「いい手」があるかも知れません。その辺は・・・色々探ってみるのもいいかも知れません。意外と意外な方法が、ひょい、と見つかったりするもんであります。

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10/13/2017

二つほど 10/13

「飲む」で二つほど。

一つ目。米・シカゴ「ソーダ税」4ヶ月で廃止(Yahoo!:時事)。前に・・・扱ったかなあ、どうだったかなあ・・・いずれにせよ「糖分を含んだ飲料に課税する」という税金であります。
目的は財政確保、というより健康増進で。糖分を大量に含んだ飲料の流通を抑えよう、という狙いもあったのですが・・・そういう飲料はたくさんある上に「税金をかける=価格が自動的に上がる」ということでの批判も集まってました。
・・・日本だったら・・・どうなるんだろうか、とか。
実は「糖分を控えろ」というのはWHOからのお達しでもあります。WHOは世界的に「禁煙」を広めた「実績」もあり・・・もちろん肥満が増えるのはあまり良くないことなんですが・・・肥満抑止のために糖分を・・・ということになってるわけで。・・・しかしなんか直接的と言うかそのままと言うか。肥満抑止ならもうちっと柔らかい?方法もあるんでは・・・と。

二つ目。「豚の乳、なぜ飲まぬ?」(Yahoo!:十勝毎日新聞) そう言えばたしかに。牛はもちろん、山羊の乳も沖縄では利用されたりヨーロッパではチーズになったりしています(そう言えば馬の乳の酒、というのもどこかにあったような)。・・・同じ哺乳類家畜の豚の乳は・・・飲まれません。
↑たしかに搾乳方法がめんどい、となると。現在日本で生産されている「牛乳」だとこんなややこしい方法とるまでもなく、さらに乳のたくさん出る品種もあったりします。流通、となるとその方が良いわけであります。
・・・それともう一つはイメージの問題かなあ、と。牛馬や山羊と比べると日本でも「やや下」に見られることもあります・・・豚。あまりキレイな環境で育ってないようなイメージもいまだにありますし(さらにイスラム教ではタブー)。その辺もあって利用されてこなかった・・・のかも知れません。
それでも今後例えば有用な物質が見つかる・・・とかそういうことになったらまた違ってくるのでは、とか?

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09/23/2017

かたいきょうせい

ゾウムシの硬い体は共生細菌のおかげ(Yahoo!:毎日)。ゾウムシとはカブトムシなどと同じく「甲虫」と呼ばれる昆虫であります。このグループは非常に硬い外殻を持っているのですが・・・その中でもゾウムシはトップクラスに硬いことでも知られています。・・・むしろ「硬い」と言うより「すき間がない」とも言えます。寄生バチと呼ばれる他の生き物を昏睡状態にしてから卵を産んで幼虫に食べさせる昆虫がいるんですが、ゾウムシ専門の連中はほんの一瞬だけ、外殻にスキのできるその瞬間を狙って針を打ち込むのだとか。他の昆虫だと比較的?楽に針を刺せるんだそうですが・・・。

動きやカタチがユーモラスなのでファンも多い昆虫ですが、↑実際には害虫も多いです。何しろ植物食なもので・・・作物を食べてしまう。しかもこの外殻なので農薬なんかも効きにくい。
しかしその外殻は共生細菌の協力のもとに・・・と。
これはある意味生物では当たり前なことだったりします。ヒトも例外ではなく・・・腸内に多種多様の細菌を保持しているのはよく知られています。いや・・・腸内だけではなく。もしヒトの身体の細菌全部を殺菌・・・てなことになったら生きていけるのかどうか、かなり怪しいところであります。
だから最近の「とにかく除菌なんでも殺菌、細菌はゼロに・・・!」的な動きを見ていると、ちょっと恐ろしくなってきます。たしかに悪さをする細菌も多く、そういった方面から身を守るのは当然であります。が・・・全部の細菌がヒトにとって「悪」というわけではなく。少し、「余裕」を持ってみてもいいのでは・・・と。

ところで↑記事で最も気になったのは「細菌のゲノム(全遺伝情報)配列を解析したところ、自分が生存するための物質やエネルギーを作るための遺伝子をほとんど全て失っているのに、チロシンを合成するのに必要な遺伝子群だけは残っていた。」(「」内↑記事より引用)というくだりで。それは・・・ゾウムシの一器官となってしまっているのかそれとも確立した生き物なのか。いや・・・実はヒトも含めて諸器官諸組織は実は別の生き物を取り込んでそうなってきた・・・という説もありまして・・・。

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09/06/2017

きちくのしょぎょう

英研究・カッコウの「狡猾さ」があらわに(Yahoo!:JIJI AFP)・・・今さら「狡猾」とか言われてもなあ、というのが個人的なとこなんですが・・・カッコウ。
一般的に「カッコウの仲間」と呼ばれる鳥は世界のあちこちにいて日本にも4種確認されています。カッコウ・ツツドリ・ジュウイチ・ホトトギス・・・どれもハトよりやや大きいくらいですが「シュッ」とした外見していて非常によく似てます。パッと見ではなかなか判別できないくらいですが・・・鳴き声で区別しやすかったりもします。・・・実は日本では「ハト時計」ですがアレは海外では「カッコウ時計」で、実はあの鳴き声はカッコウのものであります。

しかしほとんどの種が「托卵(たくらん)」という習性を持っています。日本のだけではなく・・・世界中のカッコウの仲間、は。
これは別種の鳥の巣に自分の卵を産み込み、自分は世話をせずに産み込んだ巣の親鳥に(全然別種のため大きさも全然違うのに)世話をさせて巣立たせる、しかも元の巣にあった卵は全部外へ放り出す、という・・・見方によっては「鬼畜の所業」であります(鳥は卵を「数」で認知するので一つだけ入れ替えてもなかなか分からない)。実際、そのためあまりいいイメージで見られないことも多かったりします・・・カッコウ。

でもそれは自然天然下で種が生き残っていくために編み出した生存戦略の一つに過ぎず。そこにヒトの「好き嫌い」はあまり意味を成しません。
むしろ実際にはこの「托卵」は非常にリスクが高い行為だったりもします。・・・もし仮にこれが100%うまくいってしまえば托卵された側は異常に数を減らすことになります。そうなると今度は「托卵する側」が困ってしまう。
しかも托卵される側もバカではないので(こっちだって生き残るのに必死)結構な確率で産み込まれた卵を察知して放り出します。つまり托卵される側も慣れてくる。そうなると今度は新しい相手を探すことになる・・・。

これは日本でもすでに研究されていて、かつてはホオジロへの托卵が多かったのが今はほとんどなく(つまりほとんどの親鳥がカッコウの卵を放り出している)代わりにオナガへの托卵が始まったけど・・・最近ではこっちも対策を立てるようになってきた、と。
托卵の条件の一つに「卵を似せる」というのがあります。産み込んだ時に一つだけ全然違う見た目だったらさすがに親鳥に異変を気づかれます。しかしそう簡単に卵の模様を変えられるわけもなく。しばらくの間は成功率が低くなってしまう・・・。

壮大ないたちごっこであります。・・・じゃあ自分で育てろよ、となりそうですが・・・その辺も含めてあんまりよく分かってないのが現状だったりします。そもそも托卵は生きてくのに楽なんだかそうでもないんだか、その辺も確たる論は実はなかったりします。
↑リスクが高い、と書きましたがこれも一つの論だったりします。・・・でもめんどくさそうなのは事実なわけで。いちいち「狡猾さ」でもって托卵する相手をだまくらかしてなんとか産み込んで・・・でも察知されて卵放り出されたらそれでまた最初から。素直に巣作りすればいいのでは・・・と思う気持ちも分からんでもないです。その方が「楽」なんじゃねえの? 本音では?
・・・まあ、そこにヒトの感情なんて入れても意味を成さないんですが。そういう「意味不明」なところがまた興味深い世界だったりもします・・・。

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08/26/2017

意外とすぐでかくなる

熊本・阿蘇西小でプールから巨大金魚を捕獲(Yahoo!:RKK)。元からこの小学校にいたそうなんですが、去年の熊本地震の時に水槽が壊れとっさの判断で先生がプールへ。・・・それから1年4ヶ月、10㎝ほどだったのが30㎝に・・・。
・・・え、あの小さな金魚が? と結構多くの人が驚きますが(海外でも似たような反応するとか)実際にはキンギョは環境が整えば結構短期間で大きくなります。
自分の記憶だと・・・祖母の家(もうないんですが)にキンギョがいて、一抱えほどの水盆のような石をくり抜いたような場所で飼われてたんですが・・・行くたんびに大きくなってたような、そんな記憶があったりします。祖母は「ごはんあげすぎちゃったかねえ」と笑っていた記憶もあるんですが・・・。

いくつかの条件の一つには「エサの量」と「エサの質」というもあるんですが、住環境つまり飼われてる場所にもよる・・・という説もあります。つまり大きな容器で飼った方が大きくなる。
これは熱帯魚でもほとんどの種で言われているんですが、あえて小さな水槽で飼うことで逆に巨大魚の成長を抑え込んでしまおう、と。メーター超が当たり前のキャットフィッシュを90㎝くらいの水槽で半分以下にとどめてしまう。まるで清国の纏足のようですが・・・これは実はかなりの経験と技術が必要だったりします。当たり前ですが元々は大きな魚を無理に小さくしてしまうのですから、体調面や精神面でどれだけ影響が出ているか・・・と。実際、短命になる、という話もあります。

・・・もちろん、キンギョの方は元々大きくなる素養があるのだからその辺を「伸ばして」やれば・・・ということでもありますか。しかし大抵の人が「キンギョ=小魚」というイメージがあるため「大きなキンギョ」は珍しい、ということになってしまってます。実際は・・・結構いるんですが。もちろんメーター超えとかそういうのになると・・・???
キンギョは他にも低酸素の水中を乗り切るワザ、とかそういうのも持っている、という話もあります。実は結構色んな可能性持ってる魚なんですが・・・いや、こういうのはどの生物にも言えることかと。「つまらない生き物」なんてのは存在していないのですから。

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08/23/2017

全部隠れた

アメリカで99年ぶり大陸横断皆既日食(Yahoo!:FNN)。直視したトランプ大統領が周囲にあわてて注意される、という一幕も。
アメリカ西海岸から東海岸へ。日食そのものはほんの数分程度なのですが、相当に盛り上がったようであります。ある意味最もインパクトのある天体ショーでありますし。

日食は
通常なら太陽→地球へと届く光が、太陽→月→地球というように月が間に割り込んでくることで起きる現象であります。・・・しかし月は地球よりも小さい天体で、それが地球よりはるかに大きな太陽を覆い隠す、ということで・・・その位置によって一部しか隠れない「部分日食」タイミングがばっちり合って全部隠れる「皆既日食」と種類があります。
月の位置・・・見え方によって変わるので、今回アメリカでも皆既日食だった狭いゾーンとその周囲に広い「部分日食だった」ゾーンが存在します。

日本でも見ることができますが・・・次は2035年9月2日、とのことで。一応?2019年7月3日にもあるんですがこちらは南半球で・・・とのことなので、どうしても、と言う方は現地へ行ってみるしかないわけで。いや、今回も世界中から見物客が集まってますし・・・。

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08/18/2017

減っている

仕方ないと言えば仕方ないのですが。
「動物いなくなる」動物園にも高齢化の波(Yahoo!:NNN)。元来その土地にはいないはずの動物を多く展示しているわけで、と言うことは「どこか」から連れて来られたわけで。1頭だけだと子を残すこともできないですし、元々もの土地を離れるとなかなか繁殖できないケースも多かったりします。
・・・その動物が年齢を重ねていけば当然のことながらやがては世を去ることに。そうなると「次」がないこともよくあることだったりします・・・。

絶滅が危惧される動植物のよその国との商取引を基本的に禁止した条約もありますが・・・以前ほど動物の国際的な売り買いが難しくなってきている現状があります。・・・つまりは高価になってきている、と。
これは↑ワシントン条約のような国際枠組みの影響もあるのですが、ブローカー的な組織の存在だとかやはり対象(野生動物そのもの)の数の減少などもあります。希少な動物の方が人気は高くなりますがその分皆が欲しがるので高くなる・・・。

しかし動物園には営利目的として「動物を陳列する」という面とは別に「動物の繁殖等の研究」という側面もあります。実際、これまでも動物保護に貢献してきていたりします。極端な例では自然下では完全に絶滅してしまった、と思われた動物が私的な動物園で生き残っていた・・・なんてケースもあったりします(シフゾウ)。
そこまでいかなくても環境を整えやすく、条件も揃った状況を作り出しやすい動物園では相当数繁殖に成功しています。が・・・それが全部の種、というわけにはいかないのです・・・。

重大な岐路、と言えるかも知れません。エンターテイメントとして種の数を絞って陳列していくかそれとも希少な生物を保護する機関に集中するか。あるいは両方を兼ね備えた施設を目指すべきなのか・・・動物園の状況や事情によってその辺は様々なんですが・・・動物を見ることのできる場、というのはなかなかないものであります。一気に減少、とかそういうことになる前になんとか・・・と思うのですが。

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08/08/2017

それは血の代用品

釣りエサから奇跡の担い手に? ゴカイがヒトの代替血液に貢献の可能性(Yahoo!:AFP・JIJI)。海釣りをやったことのある人なら見たことはあるかと思われます・・・ゴカイ。最近はルアーやジギングの流行でさて? という方も多いかも知れませんが、エサ釣りではある意味最もポピュラーな釣りエサではあります。
その姿形は・・・小さな「ヒレ」がたくさんついたミミズ、みたいなもので・・・好き嫌いが結構分かれるところではあります。エサ釣りが特定の年齢層にあまりヒットしない理由の一つがコレなんじゃないか・・・と個人的には思ってたりしますが。うねうねと動き回るコレを釣り針に刺さないといけないのですし。

そんなゴカイですが・・・その血がヒトの代替血液、つまり血の代用品として有効なんではないか・・・と。
もちろんそのまま輸血、なんてことではないのですが。あくまでも「ゴカイの血のヘモグロビンを活用」ということであります。ヒトだと赤血球に含まれるヘモグロビンが血液中に存在。ということは血液型が問題になりにくい。しかも「酸素を運ぶ」というヘモグロビンの能力がヒトのそれより40倍以上高い・・・。
有効に活用できればたしかに有利であります。

ただ。ちょっと気になったのが「子牛の胃袋」みたいにならないのかな・・・ということだったりします。・・・「小牛の胃袋」、牛には四つ胃がありますが、子牛の第四胃からはレンネットという酵素が取れます。これをチーズ製造に凝固剤として利用してきました。
・・・ということはチーズを作るためには子牛の胃袋が必要、ということであります。当然それだけの数、子牛そのものを利用しないといけない・・・。
今は微生物や植物由来のレンネットもあるのでそこまでは・・・ということになってますが。・・・これと似たようなことになりはしないか、とかそんなことも思ってしまったりしてます。いや、ゴカイ一体は非常に小さな生き物ですからそこから血を・・・となると相当量必要、ということになりますし。

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08/01/2017

ジャパニーズビートル

「日本の虫」・・・しかしやはり不名誉な名ではあります。
マメコガネ、スイスで発見温暖化で北上か(Yahoo!:読売)・・・たしかにあちこちで見るコガネムシ類であります。
マメコガネ(Wikipedia)
多分実物を見た人も多いかと。しかしこれが実はあちこちで害を及ぼしている生物で・・・しかも「日本発」のそういった生物がいる、というのは新たな驚きかもかもしれません。
が・・・こういうのはどんな状況でも起こり得ることではあります。ほんの少しの時間が経てば「あの日本産のナントカめ!」ということになるかも知れなかったりします。北米産のナントカに外来種で迷惑がかかってるから・・・と言ってもいても実は日本産でも・・・というのはよくあること、になっていく、ということではあります。

世の中知らないことばかりなのです。
今は「無害」な生き物でも今後「有害」になっていかないか・・・と言えばそんなこと誰にも分かりません。えらい大学のセンセイにだって分かりません。逆に今は全く無害で何もしない生き物が将来人類を脅かす「ナニカ」になる可能性だってあるんですが・・・それも誰にも分かりません。
何を勘違いしてるのか知りませんが。世の中なんて「分からない」ことが9割以上で「分かってる」ことなんて1割以下も以下、ほんの数%以下の以下だったりします。いや・・・0.000000000000・・・もっと以下%だったりします。分かってないことの方がはるかに多い。

外来種は問題であります。それを「駆逐」するか「共存」するかはまた色々な判断のもとに下されるべきであります。「外来種だから完全に排除すべき」という方式もあれば「外来種でも共存していく」という方式があってもいい。
・・・だって、分からないんですから。人間の理解の範疇ではないんです、こんなん。
定義を広めていけばモンシロチョウもスズメも「外来種」です。でもそれを排除するか。「イシガメ」は在来種ですが「クサガメ」は外来種らしい・・・ではそこまで排除しますか。外来種として日本に入って来た種が定着して現在の種になっているケースも多い。・・・それでも「外来種は悪だ」とするのかどうか。

個人的な話でありますこれは・・・「時間が解決する」と言うか・・・マメコガネが日本ではそれほど注視されないのは「外敵」がきちんと設定されているからであります。それに類した存在が設定されれば海外でも・・・と。
一番適しているのは「ヒト」かと思うのですが・・・ブラックバス関連を見る限り「捕獲」におは優れていてもそれ以降には「うまみ」がないとなかなか進まないなあ、と。
・・・指定外来種一体につきいくら、とやったらまた違ってくるのかなあ、財源難しいか、とかそんな風にも思いますが。

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07/27/2017

実は逃げてないかも?

名古屋・東山動植物園・・・約半年前に「逃亡」したニシキヘビ、成長して戻る?(Yahoo!:毎日) なんか実は「逃げたと思ってたらその辺にいただけ」とかそういうことだった、ような気がするんですが。
今年1月に「逃亡」した時は約50㎝。しかし戻った時には113㎝に成長。
逃げた時は幼体でしょうからきちんと?食べていれば半年でこれくらいにはなりそうですが・・・「逃亡してから数カ月は冬眠状態にあり、5月ごろから活動して、敷地周辺の昆虫やヤモリなどを食べていたのでは」(「」内↑記事より引用)・・・たしかに活動できるような気候になってから、ということならそういうこともあり得るわけですが。

「逃亡当時は大騒ぎだった。来園者の皆さんにもご迷惑をかけたため、優しく『お帰り』とは言いづらい」(「」内↑記事より引用)
ニシキヘビですから毒はありません。しかもメーターもないほどの大きさですからそれほど恐れるほどもないのですが・・・やはりイメージの問題、と言うか。「ヘビが逃げた」というだけでも(それがどんな無害なヘビでも)場合によっては大騒動になってしまうこともあり得ます。
・・・世間のイメージというのは時によってはかなりこっけいなものなのですが・・・数が数なので侮ると大変なことになったりします。
例えば「サメが出たぞ」とかそういう話が出てきた時。「なんだネコザメか」と大したサメじゃない、おとなしいし人を害することもないし・・・と何とも思わない人に対して世間一般のイメージはどんな小さなサメでもそれは全てジョーズの如き人食いサメであり、恐れるべき存在、ということで大騒ぎになってしまったりします・・・。

・・・戻ったこと自体は素直に喜ぶべきことかと。ただ・・・動植物園という場所柄やはり手放しでは・・・管理体制のこともあるでしょうし・・・と。やや複雑なとこではあります。逃げてないのならそれはそれで良かったのでは・・・とも思いますけども。

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07/24/2017

その祖先は

飼い犬の祖先、2万~4万年前にオオカミの一個体群から枝分かれか(CNN)。最古の「飼い犬」の骨は1万4700年前のドイツのもの、とされています。野生のオオカミなどとは明らかに違う形態が故に「飼い犬」という判断が下されたのかと。
・・・もちろんシロウト目には判別つかないと思われますが。
現生オオカミともその頃のオオカミともまた違った特徴があるかと思われます。が・・・「イヌ」というのは外見よりも中身が全然違う動物なわけで。その辺の「変化」はどうやって獲得してきたんだろう・・・というのはかなり惹かれる疑問ではあります。

前に「キツネを飼育し続けて『イヌみたいなキツネ』が出てきた」という話を紹介しましたが・・・どこかで「野生のナニカ」を飼い慣らしてイヌにしたのは間違いないわけです。
それがいつの頃か、どんな動物からか・・・という問いにはまだ決着がついてません。↑ゲノム解析というのは非常に有効な方法なので、これで決着か・・・というのもあるんですが・・・「いや、それとも違う」的な反論が出てくる↑のもよくある話であります。
決着、実は永遠にしないもんかも知れない・・・とかそんなことも思ったりしてます。

ちなみに。2万~4万年前、というのは人類にとってはつい最近なのかそれとも結構時間経ってる感あるのか・・・とかそんなことも思ったりしてます。ヒトが明確に文化・文明を持ったのはここ1万年くらいですから・・・そう考えるとそんなもんか、いやしかしヒトそのものは数百万年前からそれっぽいのが存在してたわけで・・・そうなると結構新しい方なのか、まあ・・・どうでもいいっちゃどうでもいいことではあるんですが。

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06/20/2017

火の蟻

いつか来るとは思っていたのですが・・・ついに。
南米大陸原産の「毒アリ」生息域拡大の恐れ(Yahoo!:MBS)。「ヒアリ(火蟻)」というアリであります。見た目の通り赤いアリですが、「火」の意味はそれだけではなく。噛まれると(正確には毒針で刺されると)非常な痛みと共に様々な障害が起き、場合によっては死ぬこともあります。
アナフィラキシーショックというものであります。スズメバチの怖さの一つもこれで・・・一度毒を体内に入れてしまうと身体の方で「抗体」を作って次に備えようとします。が、その「次」の時に身体が過剰に反応してやはり命に関わる大事に至ることもある、という・・・これもヒアリの毒の特徴の一つであります。

「そんなに怖いアリなら触らなければいいじゃん」
てのが一番効果的なのですが。「赤いアリ」というのは日本にも相当数いるもので、ヒアリでない限りそこまで恐れる必要はなかったりします。・・・逆に言うと無害なアリか、と思ったら・・・ということもあり得るということであります。
それ故に無害なアリで無駄な大騒ぎに・・・ということも懸念されます。ある意味ではヒアリそのものよりもこちらの方が恐ろしいかも知れません。

今回は巣のようなものはあったけど女王アリや卵は確認できず、ということで一安心、ということになりそうですが・・・すでに日本のどこかに入り込んでいて、密かに繁殖している・・・という可能性は非常に高いかと思われます。
世界中から色々なモノが行き来するのが当たり前の時代であります。きちんと知って、きちんと対応できるようになれば・・・そこまで恐れる必要はない、と思われますが・・・しかしコワイものはコワイものではあります・・・。

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06/09/2017

マダコも

日本水産、マダコの完全養殖に成功(Yahoo!:時事)。あまり知られていませんが、数年前に「タコショック」的なものがあったりしました。国産の大不漁もあり、外国産タコも輸入が困難になったことがあったのです。その時に海外の新漁場を開拓したりして、現在はそれほど「ショック」でもないような状況になってきています。
が・・・それも将来どうなるか分からないわけで。陸上とは違い海中など水中の生産物というのはよく分かってないことの方が多かったりします。・・・よく分からないのに食べてる、ということもよくあったりするわけです。

タコは実際にはそこまで「闇の中」ということではなかったりしますが・・・。
産卵シーンなんかはよく撮影されていますし。そもそも近海にいるので馴染みもある。・・・しかし卵を得て幼生が出て来てもその先が進めない。「幼タコ」にならない。それをどうにかして「完全養殖」にまで至ることができた、というのが大きいところであります。
完全養殖。得た仔が親になって仔を成し・・・さらに親になっていく。これを技術として確立できれば絶滅が危惧されている種だけではなく環境丸ごと「保全」の方向へ進むことも可能かと。

しかしそれだけのかなり困難が伴います。今回のマダコにしても「幼タコ」にするにはまだ量が十分ではないようですし。が、いずれはこの辺も解決されていく、と期待したいところであります。
そしてやがては主要海産物の「完全養殖物」が当たり前の世に・・・というのも決して絵空事ではない、と思うのですが。

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05/29/2017

そうカンタンなもの?

米粉が世界に「グルテンフリー」ブームで日本農業に新たな希望(Yahoo!ホウドウキョク)。「グルテン」というのはあくまでも小麦粉由来ですんで、米を使えばたしかに「グルテンフリー」つまりはグルテンを使っていない食品、ということになります。
・・・ただ・・・それでいいんだかどうなんだか、と。有名セレブがやってるから、というだけで「小麦粉は敵!」と決めつけるのはどうなんだか、と。小麦も米も結局は似たような炭水化物系の要素を持っているわけで・・・「小麦粉だけを排除」とやってもそれでいいんだろうか・・・とか。

自分と他人は違うもんなんだけどなあ・・・。
「糖分」「炭水化物」「脂質」と、ヒトが生きていく上で必要な栄養素は多々あります。が・・・いわゆる「炭水化物系」は「摂取したら太る」ということで一部の人から蛇蝎のごとく嫌われていたりします。それはそれで個人の好み、と言ってしまえばそれまでなんですが・・・困るのはこういった人たちはなぜか他人に勧めたがることだったりします。個人の事情はそれぞれなんで、あなたとわたしが全く同じ条件下で生活して全く同じもんを食って完璧に同調した行動をとってるわけでもないんですが・・・。
そこへ体質とか遺伝とか環境とかそういうもんが加わると全く「別もん」なんですがその辺が理解できなかったりします。・・・当人にとっては「親切」なのが・・・特に。

そんな中に含まれそうな・・・グルテンフリー、これは小麦粉の「グルテン」をなくしたモノ、ということでいわゆるセレブも「グルテンフリー」やってる、ということでの流行から「じゃあ米粉も・・・」という流れなのであります。
が・・・どっちも「炭水化物系」じゃんか、と言ってしまえばそれまでなわけなんですが・・・そこら辺りはどうなんだろうか、と。
なんか世の中「体重減らせればそれでいい」という流れになって(分からんでもないんですが)それを全部食い物に持ってきてるような気がして。いや、適切に食って適切に身体動かせばそれでいいんではないか・・・と思うのですが、なかなかそうもいかない人たちもいる。
それがどう頑張ってもそういかない・・・体質的に無理、とか・・・そういうのだけではなく。「なんかお気軽にやせたいなあ」とばりばり食いながら寝ながら言われてもなあ、と。それでセレブがやってるからじゃあグルテンフリー・・・てのはどうなんだか、と。

もっとメンタルな面かと思うのです。「コレ食ったらやせる」「こうしたら絶対やせる」とかそういうのではなくて・・・「わたし、やせたい」と真剣に思ってそのためにどうしたらいいかを真面目に考えて・・・実践して、そして継続していく。時間が必要、そんな即座にやせたいなら脂肪除去手術とかそういう方法をとらざるを得ない、と。
元々ヒトは「栄養を貯めこむ生き物」であります。なんでそうなったか、それは天然自然下では食い物は少なく・・・食える時に食って体内に蓄えておく。しかしヒトは文明を持って食い物に困らないようになってきた。しかし「栄養を貯めこむ」体質はそうそう変わらない。だから太ってしまう・・・。
そこら辺の「心と体の戦い」的なもんはどうなんだろう、と。単純に「ぐるてんたべなきゃやせるんだー」というカンタンなもんじゃない、と思うのですが・・・?

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05/24/2017

サルが祖先ではなく

ヒトはサルと共通の祖先を持ってる、という話であります。
人類の類人猿からの分岐、アフリカではなく地中海で起きた?(Yahoo!:AFP=時事) じゃあその「祖先」とやらはどこから来ていつチンパンジーなんかと分かれて「ヒト」になったのか・・・という問いに対して実は明確な答えは出ていません。
「通説」としてはアフリカの方で分かれて世界中に分散して行った・・・ということになってます。
・・・なんだか「消防署の方から来ました」的な表現ですが。しかし現状ではこんなもん?であります。

それでも一頃と比べると調査も研究も大分進んだ観はありますが。
現代のような科学的な方法がなかった時代は「自身の発想が正しいかどうか」だけでありました。例えばアリストテレスという高名な学者がいましたが・・・彼はとある本の中で「馬の尻尾の毛が抜けて川に入ってウナギになる」と記していたりします。
「科学的」という客観的な・・・誰の目でも明らかになりやすい手法を得てから人類の知識は飛躍的に進歩した・・・という見方もできます。
・・・その一方で「誰にでも理解できる」ということで知識のため込みが進み・・・それによる格差めいたものまで起きてしまってますが。それは、まあ、ある意味仕方ないことなのかも知れません。

それにしたって新しい「事実」が出て来て証明されてしまえばそれまでの「事実」は「事実」ではなくなってしまうものであります。・・・もちろんその新しい「事実」がホントウに正しい「事実」ならば・・・ですが。返り咲くことだってあるのです。
こんな風にまだまだ不確定なことだらけなのが世の中で・・・ヒトの持ってるもんなんてホントちっぽけなもんなんだったりします。

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05/21/2017

いや、買ってこいよ

真っ先にそう思ったんですが・・・。
「スイセン」と「ニラ」見分けられる?(Yahoo!:THE PAGE) 一番良い?方法は引っこ抜いてみて球根があったら「スイセン」でなかったら「ニラ」らしいのですが・・・真っ直ぐな葉だけ、という状態だとシロウト目にはまず判別は不可能であります。
・・・一番は店で「ニラ」買ってくること、じゃないのか・・・。
実は過去にニラの栽培地にスイセンが混入した、という事件?もあったらしいので完璧に大丈夫か、と言われれば疑問が残るかも知れませんが・・・シロウトが野外で採取してくるよりはよほど信用できます。そもそも栽培地でもない野外に野生のニラ、というのはポピュラーなんだろうか・・・?

実際には身近な植物というのは実は毒があったりします。
例えばアジサイ。これは葉に毒があり・・・以前アジサイの名所付近の飲食店で知らずに飾りでアジサイの葉を皿に乗せてしまって大騒ぎになったことがあります。あるいは・・・スズラン。これも葉に毒があります。
他にもうちにフユサンゴというナス科の低木があって、これにはミニトマトみたいな橙色の可愛らしい実がいくつもなるんですが(サンゴの名の由来?)これにも毒があります。食っても死ぬほどではないらしいのですが・・・一時期なぜか付近のカラスかヒヨドリたちがこれを気に入ってしまって半分餌付け?状態になってしまって、しばらく室内に引っ込めてたことがあります。
・・・若いイルカはあえてフグをいじめてその時に流出するわずかな毒を吸い込んでまるでドラッグみたいに遊ぶ、なんて話があるんですが・・・あの時の鳥たちもそんなもんだったのかも知れません。

意外なところに毒、というのはあるもんであります。それを回避するためにヒトは栽培を工夫してきています。・・・やっぱりきちんと買った方がやはり安全なんじゃないか・・・採取というのはそれなりに、いや、相応のリスクを覚悟しないといけないものではあります。

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05/20/2017

思い込みって

てっきりシーボルトとかツンベリーとかがすでに記載してたもんかと。
日本産サザエ、実は学名がなく事実上「新種」(Yahoo!:毎日) 別の地域のサザエと同種かと思ってたら実は違ってた、というのは実はよくある系統の話なんですが・・・ここまでポピュラーな種なので「すでに種として誰かが記載してるだろう」という風に皆が思い込んでた、と。
通常は知られていない、新しく見つかった種が「新種」なんですが。今回はある意味盲点と言うか何と言うか・・・「皆がよく知っている新種」ということになってしまいました。

・・・ある意味これはよくある話、ということかも知れませんが。
そもそも「種」の概念てのは人間が勝手に考えたもので、別に天然自然下ではあまり意味のない事項だったりします。「種名」にしても「学名」「和名」色々ありますが・・・別に知らなくても生きていくのに困難はありません。大体の「区別」・・・「じゃがいも」「さつまいも」の違いとか「キャベツ」「レタス」の違いとか。その辺くらいが分かっていればさほど困るもんでもありません。
が・・・役立つとか役に立たないとか、そういう話でもないような。「名前をつける」という行為は逆に言えば人間にしかできないことであり・・・様々な「関係」を思考していける、そのとっかかりだったりもします。そういうとこ、どうしても必要な人には必要なのかも知れません。
でも、まあ・・・別にいらんだろ、と言われたらそれまで、ではあるのですが、やはり。

ところで。今回の学名は「Turbo sazae 」になるのでは、とされています。「サザエ」という日本語からの命名なんですが、コレを見たある関係者が「誰への献名なんだ?」と言ったとか。・・・「-e」と語尾につくと誰か有名な人へ謝意や尊敬を示す意味になることがあったりするのですが・・・。
・・・どっかに「fuguta」も入れてたら日本国民の大部分が納得?したかも知れない・・・?

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05/14/2017

それは「復活」か「模造」か

絶滅危惧種・アマミトゲネズミのiPS細胞から卵子と精子作成成功(Yahoo!:毎日)。iPS細胞・・・人工多能性幹細胞であります。ご存知の通り病気や怪我などを「自分の一部」から治すことができる技術であります。日本発の技術として注目されていますが、この「自分の一部で自分を治す」という発想は世界各国でも研究されています。
これを「医療」ではなく「保護」に使えないか・・・。
というのは発想としては十分に考えられることなんですが。ただ・・・これは何らかの障害により失われた自分を修復する、ということではなく丸々全部を新しく「創製」しよう、ということになっていくわけです・・・。

・・・↑記事で述べられてあるのは「卵子と精子から新たな仔を得た」ということではなく。一種のクローン生成のような過程で仔を得ています。まあ、方法はいくらでもあるのでこれもそのうちの一つ、とも言えるわけですが。
ただしこれはあくまでも一個体の一部から・・・ということであり、その辺の「多様性」はどうなるんだ、とそういうことにもありそうであります。ただ・・・それ言い出すと今度はヒトの祖先(いわゆるミトコンドリア的な『母』)も一個体だった、という説もあるわけで、それとどこが違うんだ、とかそういうことになりそうな・・・。

今回のこの方法はあくまでも「アマミトゲネズミ」という「器」を作ることに成功しただけじゃないか、という見方もできます。「生物機械」という言葉もありますが、そんなカンタンな構成ではないことは皆も分かっているわけで・・・そんな複雑怪奇なもんをこれだけで全部掌握したつもりか、と、そういう方向にも進んでいきそうな。
・・・実はかつても同様のことが行われていました。絶滅しそうな動物や民族の「血」を採取して冷凍しておく。いずれ技術が進歩したらいわゆるクローン体を作って「復活」させる・・・と。
だから別に今失われてもいいや、的な論調まで。そうなってくると本末転倒、と言うか・・・それで本当にいいのか? と。

絶滅しそうな動物は希少だから・・・というのもまた少し違うような気がします。保護するならその動物、絶滅しそうな動物だけではなく丸ごと全部、環境も何もかも全部ひっくるめて守っていく必要があります。・・・単純な話なんですが・・・仮に「復活」できたとして。生育していく環境はどうするんだろう、と。結局全部ヒトが面倒見ていかないといけないのか・・・と。
何を守りたいのか、そういう基本的なところまで今一度立ち戻る必要があるのかも知れません。・・・立派な技術があってもそれを律する「思い」がないとそれはそれで意味のないものになってしまうものですから。

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04/21/2017

二つほど 4/21

CNNから二つほど。

一つ目。カエルの粘液からインフルエンザの特効薬?(CNN) ただし全てのインフルエンザの型に効く、というわけではなく特定の型のみでは・・・とのことであります。これはそのカエルが元来防ぎたいウィルスのタイプと似ているのがあったから、とのことで。
一種の偶然かも、とか思ってしまいますが・・・表層を変化させていって予防策を防いでいっているインフルエンザウィルスにとってはある意味盲点かも知れません。偶然?にも対応策を持っていたのがいた、と。
ただしこれで即座にインフルエンザ特効薬(ただし特定の型限定)完成! とも行かないわけで。しかも恐らくはこのカエルがどこにでいる、というわけではないでしょうし。その物質を特定して研究して試験して・・・と、かなりの時間がかかることかと思われます。・・・ちょっと不安なのは以前に「インフルエンザに効果のある物質をあるスパイスから発見した」というニュースが流れた直後にそのスパイスの値段が高騰、無許可採取などが相次いだ、ということがあって、このカエルも大丈夫かな・・・とか。

二つ目。パスワードはもう古い? フェイスブックが復旧の新ツールの試験版公開(CNN)。・・・いや、これだとあんまりパスワードと違いはないような。つまりは当人しか知り得ない情報をフェイスブックのサイト上で確認できる・・・というものかと。従来ならメールで確認していたのを、その辺の安全面も改良した、というかと思われますが。
・・・パスワード以外で確認、となるとたしかに結構大変なものではあるんですが。
セキュリティにも重要度の差、というのが存在します。その「差」は利用者やそのサイトなどによって様々ですが、例えば「お金」という最もストレートなものもあります。
クレジットカードの入力画面とか。次も入力を省けるようにサイト上もしくはcookieなどに記録できたりもしますが・・・これも100%安全ではありません(入力する、というだけでも100%安全ではありませんが)。完璧を目指すのならこういった手段を使わない、というのも一手ですがそれだとかなり煩雑になってしまいます。
↑こういうサイトを「重要度高」とするのなら。名前だけ、捨てアドでも問題ないメアドだけ、というのは「重要度低」と見ることもできます。もちろん、それすらもイヤだ、という場合はその限りではなく。その辺が利用者次第、ということではあります。
そんな風に「重要度」を各人で把握して分類しておく、というのも必要なことなんではないか・・・とかそんなことも思いますが。・・・あと30、いや20年もしたら加齢によって「パスワード忘れた」報告が、ぐん、と増えるでしょうし。その前に対策が欲しいところではあるのですが。

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04/12/2017

一匹からでも

殖える殖える・・・。
メスだけで繁殖できる「ミステリークレイフィッシュ」日本に上陸(Yahoo!:THE PAGE)・・・「上陸」って結構前からあちこちで飼われてるし手ごろな値段で売ってるやん・・・と思ったら愛媛県松山市の川で確認された、ということであります。もちろん日本土着のザリガニではないので、ペットとして飼っていたものが放された・・・ということであります。
ザリガニと言えばアメリカザリガニもウチダザリガニも外来種であります。日本土着のニホンザリガニはこれらの外来種に追いやられて希少種になってしまっています。そこへさらに・・・ということになるかも知れんのですが、このザリガニは他にはない特徴を持っています。

「単為生殖」メスだけで殖えることができます。・・・ググってみると結構飼育もカンタンで、それほど苦労せずに「繁殖」してしまうそうであります。
こういう生き物は他にもいないわけではないんですが・・・やはり珍しい種、ということに違いなかったりします。
が・・・このミステリークレイフィッシュ、原産地など詳しいことは分かっておらず、ペットとして流通している種が突然変異でこういった特徴を得たのでは?とされていたりします。あるいはよく似ている種と混じって流通してしまった・・・とか。これも実は全くない話ではなく。観賞魚なんかだと「現地採集個体」というのが結構あったりします。当たり前ですが水の中にいる生き物ですから「同じ種だ」と言っても近いけれど別の川から採ってきた、ということになると似てはいても違う種、ということもあったりして。あるいは場所によっては今でも新種が・・・というところからの採取となって学名も何も全然分からんでも流通、ということがあったりします。
これは節足動物なんかでも同じようなもので。ブリーダーのもとで繁殖・・・という生き物でない場合、こういう「未知の要素」が入り込むことは結構あることだったりします。

しかしいずれにしても「一匹いれば自身のクローンを生み出せる」という特筆すべき特徴を備えていることに違いはなかったりします。それもそれほど難しくもなく。ペット以外の利用価値も相当にありそうなんですが・・・それ以前に「放流」がかなりの問題になりそうな気もします。
・・・↑記事の画像だけ見たら「アメリカザリガニとは大分違うっぽいし、すぐ分かるな」と思うかも知れませんが、いざ野外で見かけても「アメザリの幼体か」で終わってしまいそうな。・・・すでに相当量が日本の野外にもいるんでは・・・と個人的には思ってますが、正確な調査というのもまだまだ無理でしょうし・・・。
唯一?の弱点は比較的高い水温を好む、というところで。関西以南の方が生育しやすい、とかそんなことなのかも知れませんが・・・あまり意味ないかなあ、日本で飼育する上で室内なら特に保温設備は必要ないようですし。

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04/03/2017

速いだけでなく

近大水産研、「クエタマ」養殖成功(Yahoo!:毎日)。「クエ」と「タマカイ」をかけ合わせた品種、とのことであります。
>タマカイ(ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑)
「クエ」と言えば言わずと知れた高級魚であります。しかし成長が遅い。そこで成長の速いタマカイとかけ合わせよう・・・という試みであります。

・・・両方ともマハタ属なんで、近縁と言えば近縁なんですが。
実はこういう魚のカタチは相当数の魚と同じだったりします。・・・背びれの前の方がトゲトゲしていて後ろの方が丸い。やや高さもあって流線形の体。尻びれと腹びれにも大きなトゲのようなものがある。
スズキとかタイとかもこんな感じだったりします。・・・そこへ持ってきて近縁の「クエ」「タマカイ」となると・・・外見上はシロウトではまず区別つかないかと思われます。いや、だから意味ないんじゃないか・・・と言いたいのではなく。味もクエ並、ということですんで・・・これはこれで楽しんだらいいんじゃないか、と。
通ぶって「クエはね・・・」とかそういう食べ方よりも「このクエタマって美味しいねえ」でいいんじゃないかと。

水産資源は少しずつ危機に向かっています(水産だけではないかも)。それに対する人類の叡智の一つが「養殖」であり・・・今後どんどん重要になっていくかと思われます。そこへただ食糧確保という意味だけでの養殖ではなく、食を楽しめるような養殖、というのもあっていいと思うのです。

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03/31/2017

どっちが先か

ヒトの脳の巨大化、果物が後押しか(Yahoo!:AFP=時事)。「使用する必要があるから大きくなった」「大きくなったから栄養を必要とするようになった」・・・で、果物を食べるようになった、というのが従来の説だったんですが・・・「栄養のあるものを食べるようになった」「使用の幅が広がった」というのが今回出てきた説であります。
ヒトの脳、というのは実際身体に対して非常に大きな器官となっています。
よく使う器官は基本的に大きくなります。ヒトは脳を使うことで発展してきた動物で・・・ということなのですが。

「甘いもの」が脳の活動には不可欠であります。果物に多く含まれる「糖」が脳の活動に一役買ってきた・・・ということなんだそうですが。
・・・ある程度脳が発達してから「甘いもの」が必要になってそれで加速、じゃないのかな、という従来説が個人的にも選択したいところだったんですが。先に「甘いもの食ったから」というのは・・・ニワトリとタマゴの話みたいで。こりゃあ、結論出ないかも知れません。
ニワトリはタマゴから生まれますが、そのタマゴはニワトリが生んだもの。ではどっちが先にこの世に現れたんだ? という有名な問いであります。

個人的にはこの↑論争は無意味だろう、と思ってます。突き詰めれば「タマゴ」じゃないものから「ニワトリ」が発生したんだろう、と。その原初ニワトリから初めてのタマゴが生まれた・・・じゃあニワトリが先じゃないか、となりそうですが・・・その原初ニワトリを生み出した「タマゴじゃないもの」は実は「タマゴ」つまり「卵じゃなくてニワトリを生み出す存在じゃないのか?」と問われると・・・その「卵じゃなくてニワトリを生み出した存在を生み出したのは将来原初ニワトリになり得る可能性を持ったナニカ」ということになって、結局堂々巡りになってしまいます。
すでに生き物の概念すら突破してくような。あまり・・・意味がないような気がするのです。

↑この「使用が先か甘いものが先か」も似たようなもんかも、と。進化圧によって「使用」を迫られた旧人類が~となっても結局「甘いものによって脳が~」となっていくわけですし。・・・やはり・・・結論出ないかも・・・?

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03/18/2017

知性あるモノ

・・・ヒトもイヌも動物ですし。
イヌはヒトに「戦略的なウソ」をつく(Yahoo!:ナショナルジオグラフィック日本版)。何度かこういう話を「あれこれ」で取り上げてますが・・・ヒトもイヌもそれほど変わらんもんでは、というのが自分個人の考えであります。欲しいモノがあればどうやっても手に入れようとする。それこそウソついてでも。

ただ、そこには「差」が存在します。・・・↑記事のように「協力的なヒトをうまく利用する」ということなら例えばヒト同士だとコミュニケーション能力でどうにかしよう、とします。ウソどころか脅しとか取り引きとか、そういった技術を駆使していくわけです。
一方でイヌの場合はそこまではできません。・・・延々吠えて困らせる、という方法はあるかも知れませんが、そこまで複雑な「交渉」はできないわけです。

この辺から「やはりイヌは・・・」的な発想になってしまいます。しゃべれない=能力が低い、という認識になってしまうことも多々ある、ということであります。
実際にはイヌにはヒトにはない能力もありますし、そういった能力をヒトが利用したりもしているわけです。・・・自分の認識で全て計る、というのはどこでもあまり推奨されることではありませんが・・・コトが「ヒト」「動物」となるとそういう方向性が顕著に出てくる、というのは・・・なんだかなあ、とか思ったりするんですが。

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03/16/2017

「G」

ワモンゴキブリ、メス3匹以上で単為生殖増進(Yahoo!:毎日)。やや小型のワモンゴキブリでは1匹だけのメスよりも3匹以上を一緒にしておいた方が卵鞘を形成しやすい、つまりは単為生殖しやすい・・・なんだそうであります。
意外と知られていませんが、ゴキブリは単為生殖・・・つまりメスだけで繁殖できたりするものがいます。
よく見るクロゴキブリもそういった種。しかしこちらも小型のチャバネゴキブリはそうでもない・・・とかそういう説もあったりしますが。

自然界で「単為生殖」というのは結構あったりします。無脊椎動物だと当たり前にあったりしますが(アブラムシなどは習性の一つ)脊椎動物でも存在します。
有名なところではギンブナとか。これはもう日本国内で「オス」そのものの数がほとんどいない、とされていて、ほとんどの地域でメスのみで卵を産んで孵化します。その仔はほとんどがメスで、また単為生殖する・・・という流れになってます。
・・・単為生殖だと産む仔の数そのものは少ないんだそうですが、チャンスを増やしやすくなります(何せペアが揃う必要がないので手間が省ける)。が・・・多様性、という意味では不利になる可能性が考えられます。違う要素を持った遺伝子をかけ合わせた方が色々な要素を仔に受け継がせやすくなります。
・・・ただ、「単為生殖」と言ってもメス一体のみの場合と複数体によって・・・といくつかケースがあるので、その辺で事情は違ってきますが。

↑ゴキブリの場合は・・・そのチャンスを優先したいから、ということなのかも知れません。
しかしこの動物の場合どうしても「駆除」を考えないといけません。最近「メスのフェロモンでオスを誘引」という方式のものも出て来ているんですが、これだとあまり意味がない、ということになり・・・その辺は「手直し」が必要、ということかも。・・・身近な生き物なんですが、まだまだ未知の習性もあったりするものであります。

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03/11/2017

逆に知る

ネアンデルタール人、歯痛に「鎮痛薬」使用か(Yahoo!:AFP=時事)。そりゃあ、そういう効果がある、ということになればヒトだろうがネアンデルタール人だろうが使うだろう・・・と思うのですが。
ヒト系統だけではなく。例えばアフリカでゾウなどが体調管理のために土を食べてミネラル分を補ったりします。それはヒトがサプリで栄養を補う行為とそれほど違うものではなく。ただ「簡単かそうでないか」とかそれくらいの差しかないのでは、と。

そもそも「薬効あるかどうか」というのは過去からの経験と知識によるところが大きいわけで。もちろん調べてみたら何の意味もありませんでした・・・というのもあったりしますが。それでもネアンデルタール人の頃でもそういった蓄積はすでにあったでしょうし。現代のような科学的検査ではないから・・・というだけで「野蛮で未開な」的なイメージで見てしまうのはどうなんでしょう・・・?

それほど変わってないのでは、というのが個人的なとこであります。効くんならどんな存在でも利用するでしょうし、それが単なる思い込みでも使う場合は使うでしょう。
むしろ、過去のそういった行動を逆に現代に生かせないだろうか、とかそんなことも思ったりします。失われてしまった知識、というのも相当数あると思うのですが・・・?

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03/04/2017

眠り眠るなら

野生のゾウ、睡眠時間は1日2時間程度(Yahoo!:AFP=時事)・・・哺乳類で最短、との説も。ただ「哺乳類最短睡眠時間」は他の種でも出ているので・・・さて? というところではありますけども。
ヒトは大体1日6時間から8時間とされています。・・・長時間、と言うとコアラ辺りでしょうか。1日20時間という話もあり・・・ほとんど寝ていることになります。
これはもちろん各動物の生活サイクルや代謝機能などが大きく関わっています。コアラはユーカリの葉を食べますが、これを消化していくのは非常に時間のかかる作業だったりします。基本的にこういった「特殊な食生活」していたり「特殊な行動」する連中は長く眠る・・・いや、そうカンタンに分類できる、というわけでもないところが生き物の深いところだったりしますか・・・。

なぜ「眠る」のか、と言えば脳を休めるためだ、というのが一般的であります。脊椎動物は基本的に睡眠していてマグロが泳ぎながら眠る、とか色々あったりします。
脳を半分ずつ眠らせる、とか。当たり前ですが睡眠というのは身体がほとんど動かなくなりますので・・・かなり無防備となります。危険も増えます。
それでも眠らないといけない。・・・「眠る動物」を起こしたままにしておくと大抵の場合ろくでもないことになります。行動がおかしくなったり寿命が縮んだり。そこまで万能?じゃない?ということなのかも知れませんが・・・?

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03/02/2017

「始祖」じゃなかったかも

始祖鳥以前の化石に飛翔の可能性(Yahoo!:ロイター)。約1億5千万年前の「始祖鳥」と言えば「鳥の祖先」として知られていますが、もっと前から飛んでたのがいるんではないか・・・というのが実はここのところの認識?だったりします。
始祖鳥の化石、何がスゴイか、と言うと・・・目視で確認できるほどの羽毛が残っていたからであります。
これまでも小型の爬虫類系の化石ではなんとなく鳥に似ているなあ、というのはあったかと思われます。が、さすがに羽毛がないと「鳥」とは言いにくいわけで。さらに↑記事にもあるように最近の探査技術の飛躍的な向上によっても新たな事実が見つかってきています。
・・・そもそも「化石」というのは形成されることの方が珍しいものであります。数億年も前の生き物の痕跡、なんてのが現代にまで残る確率は非常に低いもので・・・今までに見つかっているのは氷山の一角のさらに一角の一角・・・とかそんなものだったりします。

だから飛躍的?な考えしてみると「恐竜なんかいなかったのかも」とかそういう考えもできてしまいます。・・・そこまで行かなくても現行の認識とは全然違ってたんじゃないか、というのは往々にしてあることだったりします。
前に「あれこれ」でも述べましたが。例えば「肉食恐竜の立ち姿」とか。昔(自分がガキの頃とか)だと上半身を起こした姿が主だったんですが、最近では頭と尾が同じくらいの高さになっています。これも研究が進んだ結果であります。・・・さらに昔になると今とは全然違った復元図になったりもしてます。

「鳥」にしても「恐竜が祖先」というのは最近になって詳しくなってきた話だったりします。ちなみに・・・鳥類が爬虫類系から派生、と同様に哺乳類も中生代に爬虫類から・・・となってますがこの辺も最近は違った話がでてきています。白亜紀の前、ジュラ紀にすでに哺乳類がいたのでは・・・という説があり、そうなるとどこまで遡れるのか分からない。爬虫類から、というのは間違いないかもだけど実際はかなり古い存在だったのかも・・・とか。何せジュラ紀の前には「哺乳類型爬虫類」がいた、という話ですし。
・・・そういうとこもあるんですが、「鳥」というのは骨も弱く、羽毛も化石に残りにくいということでこれまであまりよく分かってこなかった生き物で、その辺が最近新技術や新発見で分かってきた・・・と。

羽毛は結構持ってるやつが多かったのかも(鳥でも爬虫類系でも)しかし飛べたか、となるとまた話が違ってきます。始祖鳥にしても今の鳥ほどに飛べたのか、となるとまだまだ分からんわけですし。
・・・こういう「奇跡に近い確率で出土する証拠」に頼らないといけない研究、というのはどうしてもあっちこっちへ議論が飛んで、色々と説が出るものでありますが・・・そういう経過を含めての「事実」の究明、というのは本当に終わらないものだったりします。

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02/28/2017

まだまだ不安?

と言うか未知の要素がまだ強すぎるような。
ゲノム編集技術による家畜改良、専門家の期待と警鐘(Yahoo!:AFP=時事)。カンタンに言えば「人間にとって都合の良い家畜を生み出しやすくなる技術」ということであります。
・・・これまでだってそういう技術はあったのですが。↑記事でも出てますが・・・。
非常に時間と手間とお金がかかる作業であります。まず、目指したい性質を持つ個体を選び出し・・・それも複数、多ければ多いほど良い・・・それらをかけ合わせて仔を得ます。その仔にその性質がきちんと受け継がれていればまた作業を繰り返してその性質の「純度」を高めていきます。
では仔に現れなかったら? ・・・しかしその仔の仔に現れるかも知れず。結局最初からやり直し、ということも多いですし何より成功の保証というものがまずありません(性質の方向性にもよりますが)。
やるだけやって結局ダメだった、というケースも少なくありません。時間・手間・お金のどれかが尽きてお蔵入り・・・ということも多いかと。

もちろんその分「うまみ」はあるわけですが。生物によっては結構頻繁に使われる技術だったりします。世代交代にかかる時間が少なければ少ないほど有利ではあります。
それがゲノムを編集できる、となると。いきなり欲しい性質を持った個体を生み出すことも可能で、探す手間が省けます。さらに精度が上がれば仔に受け継がせることも十分に可能になると思われます。・・・これまでのような地道な努力も何もなしに欲しい性質を持ったものをいくらでも生み出せる・・・!

・・・と、まあ、簡単にはいかないのですが。
現行の技術ではまだ「思いのままに生物を作り変える」とまでは行ってないようです。ただ・・・技術は常に進歩していきます。現状の研究進行度合いだと時間の問題であります。近い未来には当たり前の技術になって、小学校の授業もやる、とかそういうことになっているかも知れません。
その分「警鐘」も必要であります。
完全にコントロールできる、となっても想定外の性質が生まれる可能性は否定できません。さらに思うような性質ができた、と喜んでたらそれもやはり想定外の結果をもたらしてしまった・・・とかそういう事態も起きかねません。現状では「これこれこういうことやったらこうなるからダメだ」という明確な線引きもまだできなかったりします。正直、何が起きるか分からない・・・。

でも起きてしまったらもう遅い、ということでもあります。だから運用は慎重に・・・となってるのですが、人間てのは実はそれほど頭のいい生き物ではないようで、どうも・・・なんかやらかしそうで、まだまだ不安だったりします・・・。

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02/16/2017

線引きは元々あいまい

原始爬虫類の腹に胎児「進化史書き換える」化石(Yahoo!:AFP=時事)・・・いや、そこまで革新的なもんなのかどうか。現行のいわゆる「卵生」の動物にも「胎生」「卵胎生」のものは多数いるわけですし。
・・・ただ、↑記事中にもありますがこの「胎児」が果たして母体の「エサ」だったのかあるいは「仔」だったのか・・・というのはたしかに大きな問題であります。頭部の向きから「胎児」と判断したようですが、たしかにエサとして丸呑みしたモノ、という可能性だってゼロではない話であります。まれに逆向きに飲み込むことだってないわけではいですし。

動物は「卵生」つまりタマゴを生んで繁殖して、その後「胎生」つまり仔を生むようになった、とされています。
乱暴なこと言えば「体内でタマゴを孵すようになった」ということであります。卵というのは基本的に野外で放置、なわけで。そうなるとなかなか守りにくい。そのためあえて大量に生んで食われる数を減らすとか親などの「守護者」を置く、といった方策が取られてきましたが・・・ある意味究極的なのが「自分の体の中で守る」ということであります。哺乳類はその最たるもので、自分の子宮内である程度まで仔を大きくしていきます。
・・・じゃあみんなその「胎生」にした方が子孫を楽に残せるんじゃ・・・と思うかも知れませんが、実際は卵生にだってメリットはあります。胎生の方が絶対有利、というわけでもなかったりします。

・・・しかし「卵生」「胎生」の線引き、と言うか・・・なんかその辺はなんとなく曖昧であります。例えば哺乳類には「有袋類」というグループがあって、これは体内ではなく体外の袋で未熟児を守って育てます。・・・体の中でタマゴを孵して外の袋で育てる、という見方もできるわけで・・・これは厳密に胎生と言えるのかどうか、と細かいところ言ってしまえばそんなところまであったりします。
原始爬虫類なんかだとそこら辺も色々ありそうで。明確な生態なんぞ分からないものばかりなわけですし。もっと思いもよらない方法をとっていたのもいるかも知れませんし。・・・あるいは今後、相当な未来には全然違う方法で仔を育成してるかも知れません。そこには人間の分類なんぞ意味のない世界が広がっている・・・のかも、知れません?

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02/12/2017

ぽーらーろう

台風のアジア名ではなく。
「冬のミニ台風」が日本海に出現(Yahoo!)
ポーラーロウ ~冬の海上の不思議なうずまき~
「極小低気圧」みたいなもんでしょうか・・・珍しい現象のようですが、場合によっては突風などの災害を引き起こすこともあり注意が必要です。

・・・ここんとこ「冬の嵐」に見舞われてます・・・日本列島。
関東地方平野部でも降雪(積雪までは、さすがに)。しかし日本海側では連日の「積雪」情報。この時期、関東地方平野部は乾いた風が吹き降りてくるため・・・湿り気は山の向こう、つまり日本海側に置いてきてしまう・・・乾燥が激しく、雨もほとんど降らなかったりします。
実際、東京ではこの間の「みぞれ」が何十日かぶりの「水分」だったりしました。・・・まあそろそろ季節が動き始めるので、そうなると状況も変わってくるものではありますが・・・。

↑のような現象も起きたりしてます。まだまだ注意は必要かと。季節の変わり目、というのは実は天候が荒れることも多かったりしますし・・・まだ一荒れ、あるのかも知れません・・・?

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02/10/2017

求ム証拠

どうでもいい、キレイならそれで・・・と言われればそれまでかも知れんのですが。
「月」誕生諸説、決め手無し・・・「巨大衝突説」から「複数衝突説」へ(Yahoo!:毎日)。「月」というのは地球にとって最も近い天体、という言い方もできます。夜空に浮かぶ白い月。それだけで大変な存在感を発し・・・昼の太陽との対比で夜の月というのは各地方の神話などにもなっています。
結構特異な存在だったりもするのですが・・・。
自身が回転する「自転」と母星?をの周りを回る「公転」のタイミングにより「一定の面しか地球上には見せない」という特性があります。そのため「月の裏側」というのは長いこと謎、とされ・・・宇宙人の基地があるとかそんな噂まであったりしました。それがはっきり視認できるようになったのは、ほんのつい最近のことっだったりします。

そんなわけ?で「なんであんなのが地球の周り回ってるんだろう」というのも昔々からの謎でありました。
神話などでは太陽と対になっていることも多く(実際には相当な距離差があるのに見かけ上は同じようなもんですし)なってますが、後の時代になると様々な説が出てくるようになってきました。
その中で「地球の一部が吹っ飛んでできた」というのは実際に月の石が採取される前からあった説・・・もちろん何かがぶつかって~というのではなく、その辺の原因も様々・・・ではありました。が、その後「アレは他の天体でたまたま太陽系に入って来たのを地球が捕まえた」という説が有力に。
しかし実際に月の石の組成が明らかになってくると「やっぱ地球の一部だったんじゃ・・・」という説に戻ってきた、と。

それでも「ジャイアントインパクト」つまり相当な大きさの天体が地球に~というのはどうなんだろうか、というのもやはり疑問としては残ってきていました。そのため「小さな天体がいくつもいくつもぶつかって、飛散した地球のかけらが固まってできた」説が有力になってきた・・・というわけであります。
・・・が、コレだって完璧に説明できるか、となると・・・やはり「物的証拠」的なものが欲しいところではあるのですが・・・しかし一体どんな証拠を探し出したら良いものやら・・・?

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02/05/2017

「良いモノ」

「ウコンは効かない」論文を読んでみた(Yahoo!)。・・・まあ、そんなもんだろうなあ、と。「ウコンは二日酔いに効く」という話がありますが「ウコンだけが二日酔いに効く」というわけではなく。民間伝承と言うか「かも知れない」ラインでいいのなら「柿」から「朝のコーヒー」から「迎え酒」まで色々あります。
「コレコレをとれば絶対に効く」
というのは例えば
「斬首したらヒトは絶対死ぬ」
というほどの決定性はない、と思うのですが・・・。

やはりヒトは健康にこだわるようで。分からんでもないですが、その辺の「貪欲さ」には時折ヒいてしまうこともあります。
納豆とかバナナとか。そういう食品絡みの「健康」から何から。しかしウコンに関しては実際に薬効がある、的な話は昔々からあったもので(同時に摂り過ぎたらアカン、というのも)それと結びついての「ウコン信頼」だったのかも知れません。

しかし実際には↑「ウコンが効かない」という話ではない、という論調であります。これまでにウコン飲料的なものを飲んで二日酔いがスッキリした、という方なら今後も飲んでいけばいいですし・・・そうでもなかった、という方は何か別の方法を・・・ということなような気がしてます。
そもそも人間が知ってる知識なんてちっぽけなもん(ちっぽけ以下、か)なんで。その中のさらに小さな事項をあーだこーだ言ってもなあ・・・と。よほどの大病しての治癒薬、というのならまだしも。摂ってみて効いたら自分にとっては「良いモノだった」でいいんじゃないか、と思うのですが。

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01/31/2017

日本にもやがて

導入されそうな。
インドで「肥満税」導入を議論、来年度予算案に計上か(Yahoo!:SankeiBiz)。欧米では結構見られ始めた「肥満税」であります。国民の肥満が進めば結果的に医療費がかさむことになります。それ以前に国民の健康を守りたい・・・ということで砂糖の多い食品などに税金をかけていくというものであります。
タバコ規制も根っこにはそういうとこがあるのかも知れませんが・・・。

実はヒトという動物はほんとつい最近になって飢えなくなった、という経緯があります。つい最近・・・千年未満、場合によっては百年とかそれくらい、という見方もできます。ヒトが地球上に登場してから数百万年経っているのですが・・・そのほとんどは他の動物と同じく飢餓との戦いでありました。それが・・・いきなり満たされるようになってしまった。高栄養のものを大量に摂取できるようになってしまったのです。

それまで入手が難しかった高栄養分なので、身体の方では何としてもそういうものを体内にとどめようとします。その場で使う分はもちろん、余った分はいざという時のために貯めておく。いつ飢えても大丈夫なように。特に哺乳類や鳥類は行動しやすくするために体内で常に「何か」が活動しています。
逆に爬虫類や両生類・魚類などは「何か」を止めておく期間を設けることで省エネになっています。・・・その辺はそれぞれに長所短所があるものであります。
ともあれ哺乳類であるヒトは「何か」活動しているために栄養の補給が重要になります。そこで貯めておけるシステムが確立しているのですが・・・つい最近になってそのシステムが「行き過ぎ」になってしまったのです・・・。

逆にそれが身体の不安へと繋がるようになってしまっています。ある意味本末転倒。それだけヒトの変化のスピードが速すぎる、ということでもあるのですが。
・・・それが世界的なスタンダードになりつつある、と。もちろん世界にはまだまだ飢えている国や地域もありますが・・・。そういう意味ではいいことなのかも知れません。しかし結果的にはどうか、と・・・。
やがて日本でもこういう流れになっていくかと。・・・税金は一種のきっかけであって、実際にはヒトの「意識」の問題になっていく・・・と思われますが・・・?

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01/28/2017

まだ始まったばかり

ですが・・・こういうのは非常に進歩の速いものであります。
人間の細胞を含むブタ胎児作製成功(Yahoo!:読売)、これとはまた少し違う方面からの記事・・・ヒトの細胞もつブタ胎児作成成功(CNN)というのもあります。
いきなりブタから・・・ではなくマウスの体内にラットの幹細胞を・・・ということから始めています。こちらは近縁種ということで親和性?も高かったようですが、ヒトとブタとなるとかなり離れた種同士、ということになります。実際、「では臓器を作らせて移植を・・・」というところまではまだまだであります。

ただ・・・将来的には「ヒトの臓器をもつブタ」というのを作るんだろうなあ、と。そして臓器移植へ役立てるのだろうなあ・・・と。
自分はその技術自体にはさほど問題はない、と思ってます。しかし。もし自分の身体に何かあって移植しないといけないけど、ブタの中にできた臓器しかない・・・となったら・・・移植に踏み切るか?と。自分ではなく家族の誰かが意識を失った状態でそういう臓器を移植、ということになったら・・・?
↑記事にも出てくる「倫理観」の問題であります。・・・もしかしたら未来の世界ではそういった臓器移植は当たり前になっていて、現在の我々の悩みなんぞちっぽけなものだ、なんでそんなこと気にする? と笑われるようになっているかも知れません。が・・・まだそういう時代ではありません。
現在当たり前に行われている輸血だって人や思想によっては「邪悪」となっている場合もあります。他の動物からの臓器、となると・・・。

さらにその動物は、ただ臓器を取られるために生まれるのか、とかそういうところも問題になります。いやしかし食肉用の動物はどうなるんだ、とかそういう反論も出てくるわけで。
ある程度の法整備はクローンへの扱い同様、必要かと思われます。が・・・実際のところ、どこまで? となると・・・まだまだ未知の領域であります。でも・・・一度動き出すともう止められるものではありません。まだまだ始まったばかりの技術ではありますが・・・今後のことも考えていかないといけないものではあります。

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01/26/2017

二つほど 1/26

なんとなく?二つほど。

一つ目。「笑い」はがんに効く? 実証実験、吉本や松竹も協力へ(Yahoo!:朝日新聞デジタル)。これまでも「効くのではないか・・・」といった話はよくありましたが、科学的にここまで詳細な実証実験というのはなかったような。
特にがんとの関連に絞って、となると。
「病は気から」とも言います。落ち込んだりストレスが過剰になると身体の方に悪い影響が出る、というのはある程度立証されている向きもあります。笑う、つまり口角を上げることで刺激となり・・・という話もあったりします。
しかし笑って暮らすことを願ってみんな色々やってきたはずなのに、実際は眉間にしわ寄せてしぶい顔ばかり・・・。
こういう実験で「笑い」の効能的なものがはっきり出てくればまた違ってくるかなあ・・・と期待したいところなんですが・・・さて。

二つ目。伊勢に「しゃべる金魚」「うったえる金魚」(Yahoo!:MINKEITV) なんや、どうせ小さな水音かなんかやろ・・・と思ったら結構大きなはっきりした音で「しゃべって」ます。
喉にある喉頭歯で何らかの音を出しているのか・・・という説もあるようですが、よく分かりません。いや、もしそうならもっとメジャーに「しゃべる金魚」がいてもおかしくはないような・・・?
しゃべる時に泡が出ているような、そんな気もするのでその辺に何かあるのか・・・それとも水面近く(水面直下ではなく)にいる時に「声」を出しているような・・・なんかその辺にあるのかも・・・知れませんが・・・???
しかも周囲の状況を「察して」しゃべったりすることもある、とのことで。・・・これまでの見識とはかけ離れた存在、なのかも知れません。

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01/24/2017

その名はアイスマン

5300年前のミイラ「アイスマン」最後の食事は「ヤギのベーコン」か(Yahoo!:AFP=時事)。これまで何度かこの「あれこれ」でも取り上げたような気もする「アイスマン」こと「エッツィー(Oetzi)」であります。
何者かに襲撃されて殺された、とされる古代人の遺体であり・・・これ自体が「遺構」とも言えます。
アルプスの山中で氷漬けの状態で発見。そのため当時は近年に遭難した人の遺体ではないか、とされたりしていました。

埋葬されている、つまり墓なら相当数見つかっています。が・・・このように事件性?に富んだ「遺構」というのは非常に興味深いものであります。・・・墓や居住地で見つかる品々とは違い、アイスマンが身に着けていたのは死ぬ直前まで彼が実際に使っていた器具であり、日用品であります。当時の人たちがどんな道具を使ってどんな暮らしをしていたのか・・・どんな書物や伝承よりも雄弁な「証拠」と言えます。
今回は「食べ物」であります。
野生のヤギのベーコン。・・・現代のようにくん製された肉、というわけではなく干し肉と思われます。狩猟によって得た肉を加工して保存しておく。
意外と思うかも知れませんが・・・実は結構多彩な食生活を送っていた、という話もあります。加工や調理というのは原理的には今も昔もさほど変わっていないと思われます。

さらに・・・胃潰瘍、ですか・・・。
こういうとこも変わらんもんかも知れません。人間の生活なんてそんなに大きく違わないもんなのであります・・・。

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01/13/2017

偽装? 不適切?

アメリカ・ロサンゼルスのすし店約半分が「不適切表示」(Yahoo!:AFP=時事) この記事だけではどの辺まで「不適切」なのか明らかに悪意のある「偽装」なのかそれとも単なる知識不足による「ミス」なのか、そういうところまでは分からんのですが。
ただ・・・「SUSHI」というのはもう世界的な料理になっています。↑記事は日本のではなくあっちの学術機関のものなので・・・「日本のとは違う」という意味ではなく純粋に「ネタ名が実際の魚とは違う」という意味かと思われます。その辺はたしかに日本とは事情が違うかも、とは思うのですが。

でも日本でもちょっと前に「正しい種名で表記しよう」的な話になって、その結果なんだかよく分からない方向へ進んだ、なんてこともありましたが。・・・サケマスの差なんてのは種名の若干の違いみたいなもんで、料理名とは必ずしも一致しない、その辺は慣習だ、というのがどうにも合致しなかったりもしましたが・・・。
そこまできっちりやる必要があるのか、と言うとちょっと違ってくるような気もします。日本でもアメリカでも。
ただ、きちんとした調査をする必要はあるわけです。実際、種による違い・・・性質や内容の違いは存在しています。そういうとこを科学的にきちんと調べておく必要はあります。

・・・ということは別にコレ、すし店に限った話じゃないんじゃないか・・・とかそんなことまで勘繰ったりしたくなりますが。結構大きな問題になっていく・・・かも知れません・・・?

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01/06/2017

それだけではなく

大型恐竜、卵のふ化に半年・・・絶滅の一因か(Yahoo!:時事)。小型恐竜でも3か月程度はかかっていた、とのことで・・・つまりは無防備な卵という状態が長かったことも絶滅に繋がったのではないか、ということであります。
この「半年」が長いかどうか、というのはちょっと分かりにくいとこかも知れません。が・・・ニワトリは20日ほど、ダチョウが40日ほどでふ化するのでかなり長いという見方もできます。
ただし。現生のワニでもふ化までに3か月ほどかかるものもいるらしいので・・・そこまで長いか、と言えば・・・どうだろう、やはり「一因」ということのかも知れません。

恐竜とは広義では「爬虫類」に含まれるので、一応?変温動物ということになり・・・卵を産んでも恐らくは現生のワニのように巣に産みっぱなして親が周囲を守る、という形態なんではないか、とされています。
卵や生まれたての恐竜の化石も見つかっています。それらが↑こういう状況になってたため多分そうなんだろう・・・ということになってます。が、当たり前ですが全種の「巣」が見つかってるわけではないので本当のところはまだまだ分かっていないのが現状でもあります。
例えば。マウスブリーダーという魚がいます。これは自分の口の中で卵や幼魚を育てる魚なのですが・・・コレ、化石で見つかっても「ああ、育ててたんだな」と分かるかどうか、となると。口の中に小さな魚がいる、ということは分かってもそれがエサか幼魚かどうかは判断に苦しむところでしょうし。そういった事例は多いかと思われます。

・・・よく分かってないのが恐竜でもあります。いや、恐竜に限らず。化石てのはごくごく一部の運のいい?のが後世に残っただけ、みたいなものなので・・・手がかりのほとんどない中犯人捜しをする探偵、みたいな状態だったりするのです。

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12/26/2016

そんなに単純じゃない

ビールを飲んでも血糖値は上がらない?(Yahoo!) そういうこともあるかも・・・といったところでしょうか。これは「ビールを飲むと」という話なので・・・例えばビールを飲みながら何かつまみを・・・となるとまた違った話になってくるでしょうし。飲む量によってもかなり違ってくるかと思われます。
「これこれこうやったら健康になる」
という話はそれこそ星の数ほどありますが・・・これらは「そういった事実は確認できるけども」という話であって、実行すれば100%実現できるものではなく。場合や状況によっては全然効果がないこともあったり、あるいは逆に効きすぎることもあります。

自分の場合、減量をやってました。
それで色々調べてみたのですが・・・結局「食わなきゃいいんだ」ということで一時酒やめて飯の量も減らしてました。後は「歩く」それだけでそれなりに体重が落ちていきました。・・・ということはこれをキープしないといけない。
糖質制限もやってみたのですが・・・コレやっても自分の場合あまり効果はなく。逆にスタミナがほとんどなくなってきて持続力が極小になり・・・生活に支障が出てきたので今はやめてます。
・・・どうも自分の場合「体重減る時期」「減らない時期」というのが交互にやってくるようで・・・減らない時期に何したって減らない、ということに気づきました。そういう時はおとなしくして節制しておく。そのうち減る時期が来るからそうなったらもっと飲んだり食べたりしたらいい。まあ、そういう体質なんだろ、と言われればそれまでですが・・・減らない減らない無理にでも減らそう、とか考え込むよりはそう考えた方がマシかな、と。

そういうものだと思うのですが・・・「何かしたら絶対こうなる」というもんでもない、と。その人に合った方法があればそれでいいわけで(もちろんさらなる効果アップを目指しての情報収集は欠かせませんが)やっきになって「流行ってるから・・・」と無理やり実行するのもどうかなあ、と。
・・・↑ビールにしたって飲み過ぎたら結局意味はないわけです。やはり過ぎたるは・・・というもんでもあるんですが、そこまで悟りきれないのもやはり人間というもので・・・。

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12/22/2016

無駄に必要

再確認・・・といったところでしょうか・・・。
「無駄多い」生物の有性生殖の存続理由は「病気予防」(AFPBNews) 元来は「無性生殖」・・・細胞分裂のように「自分と同じモノを生成」でしたが、その後他の遺伝子を取り込む「有性生殖」になっていった、と考えられています。簡単な事象から複雑な事象へ、ということでもあります(最低限2つの個体が必要な「有性生殖」の方が複雑)。
・・・一方で多分本当は「有性生殖」だったろうけど、何らかの事情で「無性生殖」できるようになっちまった、なんてな例もあるので生き物というのは侮れないものであります。

次代に遺伝子を残す、というのが生き物の最終的な目標の一つであります。
同時に「自分の命も守る」という・・・一種相反した目標も持ってます。自分の遺伝子を継いだ存在(つまり子供)が危険な状態の場合、遺伝子を託した存在(つまり親)はどうするか? というのは非常に興味深い行動になっています。・・・いわゆる「高等」と言われる哺乳類などでは次世代を守り、魚類などでは特定の条件下でなければ自身を守る、というのが一般的とされています(状況や種によって色々な結果が出てますけども)。
それでも「次」を生かす。それが生き物ではあります・・・。
「無性生殖」できる連中だって完璧に同じ遺伝子を次代に継いで行ってるわけではなく、どこか少しずつ違ってきてると思われます。そうでないと「変化」できないわけで。「変化」できないと次の次が難しくなるかも知れない・・・?

無駄はあっても最終的に良い方向なら・・・というのも生き物の「戦略」の一つだと思うのですが、さて。

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12/16/2016

イワシのアタマ

当人がそれでいいのなら全然構わないんですが。
「健康増進」水素水表示で国民生活センター改善求める(Yahoo!:NNN)。ようやくこういう動きが来たか、という観もあります。実際「水素を含んだ水」というのは「効果ゼロ」ではない、ということではあります。ただ、「どの辺が健康増進」に繋がるのか、と言えば・・・その辺が「?」なわけで。効果的な摂取方法から適正な分量まで、まだまだ分からんことばかりなのに乗っかってしまって「コレさえ飲んでおけば健康になれる!」とやってしまっている・・・ということであります。
・・・ちょっと前に某情報系番組での「こじつけ」「やらせ」による「コレさえやっておけば(やらなければ)健康になれる!」が希薄な根拠のもとに構成されてた・・・となったことがありますが、その頃と全く変わってない、ということなのかも知れません。・・・いや、ニンゲンなんてのはそんなもんなのかも知れませんが。

水素水に関しては前にちょろっと書きましたが・・・さすがに最近は「水素を含んだ水を飲めば体内の活性酸素と結合して水になって無害化できる!」と、そういう明らかに自然の法則を無視した論法を繰り出すのはなくなってきてますが。
ただ・・・時間が経ち過ぎてるのかなあ、水素水そのものへのブームも去ってきてるようで。コレ自体の話も最近聞かないような気もしますが。
・・・飲んだ当人に何らかの「益」があって(例えそれがただの思い込みであっても)それで当人が満足なら別に問題はないと個人的には思うのです。ただ・・・それによって何らかの、例えば金銭的な不具合とか精神的な苦痛とか。そういったもんが周囲に及ぶようになってくるならそれはすでに「健康増進!」とかそういう「良い話」ではなくなってくる、と。

・・・繰り返しますが当人がそれでいいなら水素水だろうが泥水だろうがそれはそれで別にいいんです。それが周囲を巻き込んで「これいいから飲め」とかそういう話になったり多額の支出が家計を圧迫しない限りは・・・。
ウマイ話なんかそうそうないんです。人間の身体・・・動植物の身体なんてのはプラスマイナスでカンタンに計れるもんでもないんです。何か一つのことやったらこうこうこうなる、と決まりきったもんでもないんです。いくつものたくさんの要因が複雑に絡み合って現在の、今の身体が出来上がっているのであって、今後もそれは続いていくんですが・・・。
なかなか、そうはいかないもののようで。やはりニンゲン、カンタン単純なものの方へ傾いていくものであります・・・。

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12/07/2016

今さら?新種

ピラルクーの新種「発見」、複数存在か(Yahoo!:ナショナルジオグラフィック日本版)。こう言っちゃなんですが、初記載(Arapaima gigas )は1829年であのキュビエ・・・その後乱獲などから絶滅が危惧されて保護対象とはなってますが現地ではまだ捕獲が続いている、という・・・知ってる人は大変によく知っているアマゾンの古代魚であります。非常に有名な種なわけであります。
ピラルクー(Wikipedia)
それがここへ来て新種。・・・いやしかし、ある意味これは大変に当たり前な話、とも言えますか。何せ人間が自然界の何を知っているか、と言えばそれは「全然知らないことを知っている」程度なわけですし。

世界最大の淡水魚とも言われますが、確定値?ではないようで。しかし非常に大きくなります。しかも非常に早く。さらに肉食魚の割に性格が温和で(肉食と言っても小魚を食べる程度)しかも原始的な肺まで持っていて水中でじっとしていると「溺れる」けどもそのため水中の溶存酸素量が少なくなっても平気で生きていける・・・。
ある意味養殖に適した魚でもあります。問題は水温とか水質とかその辺でしょうか・・・実際、ブラジルでは養殖されていて食肉用に出荷されています(日本でも食える場所があるそうな)。
・・・その新種。

遺伝子による判定、というのはいかにも?な気がしますがこれも真実へと近づくためには大きな一歩となり得ます。何せこれまでの「見た目」ではどうしても見えなかったところまで見えてくる。・・・実際、アマゾンとか東南アジアとかだとまだまだ未研究の場所なんかたくさんあったりしますので・・・そういうところだと結構こういうことがあるのかなあ、と。
特に「水」というのは地理的に分離されやすいですし。日本でもアマゴなど渓流に住む魚は水系によって別種か、と思うほどに模様が違っていたりします(この辺の遺伝子調査とか、そういうのの研究結果とかすでにありそうだ・・・)。そう考えると意外と身近?なもんかも知れません・・・新発見てのは。

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11/02/2016

二つほど 11/2

色々と二つほど。

一つ目。ヘビが再び足を生やした謎を解明(Yahoo!:ナショナルジオグラフィック日本版)。遺伝子を発現させるか・させないか、というのは実際生き物にとっては大きな選択であります。それによって形態だけではなく生き方そのものも大きく変わってしまいます。
・・・ただ、よく勘違いされるのですが。仮に「ヒトに角が生える遺伝子」というのがあったとして。それが何らかの条件で発現した、として・・・即座にツノが生えてくるか、と言えばそれはどうなんだろう、と。条件次第ではあるのですが早々起きることではなく。発現した、としても次の世代で・・・とかそんなもんだったりします(あるいはもっと先の子孫)。
生き物の「進化」はもちろん時間経過の少ない「変化」であってもそんなカンタンには起こらないものだったりします。・・・考えてみりゃ当たり前で。そんなほいほい形が変わったりしたらどこにどんな影響が出てくるか分かったもんではなく。安定して子孫を残す、なんてのも難しくなってしまいます。
意外と保守的なものであります。でも時折大胆に変わってしまう。
・・・ところで↑遺伝子が「ソニック」て・・・妙な繋がり?があるもんでありますメガドラの新型が発売(Yahoo!:ねとらぼ)されたりしてますし。

二つ目。マイクロソフト、AR HMD「HoloLens」の日本提供を発表(Yahoo!:ITmedia PC USER)。「拡張現実ヘッドマウントディスプレイ」ということで要はメガネの親玉みたいなのを付けるとバーチャルな体験ができる、ということであります。
しかもどうも無線接続のようで。PCに接続、となるとコードが邪魔かな、と思うのですがそういうのもなさそうであります。
MR(Mixed Reality)複合現実・・・ということで実際に目の前にある「ナニカ」に仮想現実的な「ナニカ」を重ねて表示できる、と。・・・未来の技術的な話では必ず出てくる「ヘッドマウントディスプレイ」なんですが・・・そういう時代になってきた、ということなんでしょうか・・・。
・・・でも普通に「あー未来だねえ」とかそれだけで終わらないのが現実であります。一般に浸透するまでにかなり色々ありそうで・・・付けたままで事故、とか、トラブル、とか。こなれる?まではやはり時間がかかりそうであります。

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10/17/2016

こんなのもある

鹿児島・黒島で「咲かないラン」発見(Yahoo!:毎日新聞)。鼻が咲かないランなんてあっても意味ないんじゃ・・・と思うかも知れませんが。いや、商業的にはたしかに意味はなさそうではありますが・・・「多様性」という面では非常に意味のある発見であります。

ランという植物は・・・いや、ランに限らず実は「植物」の中で「地中に根を張る」連中はほとんどが菌に依存しています。自身の根の周りに菌を住まわせてそこから栄養を得る・・・特に有名なとこではマメの仲間はこういった「根粒菌」を上手く利用して栄養のない土壌でも生育することができるようになってます。
ランも同様なことをしますが、↑の「咲かないラン」はそれから一歩?進んだ形態のようで。「花が咲く」ということには虫などを引き寄せて受粉させる目的があります。しかし自家受粉するためその必要がなく・・・その「花が咲く」エネルギーを他に使える、ということになります。
しかも光合成もやめてしまってるのでさらに経済的?ではあります。

もちろんこういった「他者依存」には大きな短所があります。その相手が消えてしまうと自分も倒れてしまう、ということなんですが・・・実際のとこ、単独で生育できる生き物、というのは程度の差はあれ、存在していません。多かれ少なかれ何かを何か(誰か)に依存しています。ヒトの場合だと衣食住はほぼ全部「何か(誰か)」に頼らないと成立しない、という言い方もできます。

そういうのが顕著に出ているのが↑の新種なわけでありますが・・・まあ、見栄えはしないので例えば花屋に並ぶはずもなく。あまり知られることもないとは思いますが・・・実際には生き物のほとんどがそんなもんだったりするのも事実ではあります。

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09/17/2016

謎の一端の一端

ホホジロザメが子宮で「授乳」、未知の「胎児」も(ナショナルジオグラフィック日本版)。ホホジロザメ(ホオジロザメ)であります。映画「ジョーズ」のモデルともなったサメであり・・・この映画によって「サメ=キケンな魚」という認識が世間に定着してしまい・・・数十センチのサメにも大騒ぎするような始末になってしまっています。
それとは別にホホジロザメそのものは5m程度の体長もあり、かなり獰猛なサメであることには違いないのですが。
ホホジロザメ(Wikipedia)

しかし・・・生態が分からない。
当たり前ですが陸上での活動が基本となる人類と、海中(もしくは水中)でないと生きられないサメとでは調査にもかなりの困難が予想されます。いくら潜水ができるようにアクアラング背負っても数百メートルもの深海へは行けませんし(不可能じゃないんですが)潜水船使って行っても活動範囲はかなり限定されてしまいます。
実際、ホホジロザメに限らず「うみのいきもの」というのはいまだに分からんことが非常に多かったりします。

サメやエイのような「軟骨魚類」、これは一種「原始的」な魚類とされ・・・ここからアジやタイのような「硬骨魚類」へと進化していった、とされています。
・・・そのせいか、あるいはそのためか。軟骨魚類の産卵・繁殖活動関係は非常に豊富であります。基本、受精させて産卵、そこから守るか放置するか、という硬骨魚類からすると・・・なんでこんなことまで、的な複雑怪奇さすらあります。
あるものは体内で卵を孵します(ホホジロザメもこの類)。・・・硬骨魚類にもこういう「卵胎生」はいるんですが、サメの一種の場合その幼魚のエサは一緒にいる他の幼魚、とかそういうことやったりします(カエルにもそういうのいますけども)。あらかじめヨークサック(お弁当)用意しておくことの多い硬骨魚類とはちょっと違った方向性。

一方でホホジロザメは「子宮」で幼魚を育て・・・しかも「母乳」すら与える、と。・・・しかしサメの類だったらこういうことやってもおかしくはないなあ、とかそんなことまで思ってしまいます。
でもこれでもまだ「謎の一端」のさらに「一端」ほんの一部なわけで・・・全部を解明、というのは人類の究極の目標、なんですが・・・限りなく不可能に近い目標、と言えないこともなかったりします。だから面白くて興味深いんですが。

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09/10/2016

結構不安定

「実は違う種だった」「実は同じ種だった」てのはよくある話なんですが。
キリン、単独種ではなく実は4種だった(Yahoo!:AFP=時事)。首の長いジラフであります。これまでは「1種」で「複数の亜種」と考えられてきましたが・・・6亜種とか9~12亜種・・・これが「4種」である、ということになる、と。・・・最も、複数ある亜種の存在が今後どうなるのかまでは分かりませんが。「4種」内に「複数亜種」ということになるのかも・・・?
キリン(Wikipedia)

昔は「アミメキリン」「マサイキリン」とかそんなもんだったような。この両亜種は模様が全然違うので簡単に識別できます。・・・アミメの方が茶色くて大きめのタイル模様、マサイの方が薄茶色の細かい不規則な模様。
「種」の判別というのは大体がこういった「見た目」によるものであります。まあ、当たり前と言えば当たり前ですが。それが進んでいくとどんどん細分化されていきます。もっと小さな、もっともっと小さな違いを・・・と、分類していくようになっているわけで・・・それは専門家でも意見が分かれるくらいの微妙で微小な差異だったりします。シロウトにはまず分からないようなものも多々。
そして・・・最近は遺伝子による識別も盛んであります。いや、むしろこっちの方が確実だったりして。遺伝子は必ず「親から子へ」と伝承されていくので(実際には若干違うこともあり得ますが)詳しく調べると正に「進化の系統樹」まで作成できます。・・・かなりの時間と技術が必要になりますが。

実際、キリンもここまで時間がかかってます。研究者も相当数いるはずで、世界各地で研究が進んでいるはずなのに・・・。
逆を言えば今後さらに「変化」がある可能性もあるわけで。それも思いもよらぬような「変化」が。・・・「分類」というのは人間が勝手にやってることなんで、天然自然の複雑怪奇さの前には非力、なものなのかも知れません・・・。

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09/08/2016

過ぎたるは

及ばざるがごとし、とは言いますが。
アメリカで「販売禁止」抗菌せっけん、政府が効果を調査へ(Yahoo!:ANN)。これは少し前にアメリカ「効果の科学的証拠なし」、抗菌せっけんの販売禁止(Yahoo!:AFP=時事)ということがあり・・・それを受けての措置、ということであります。
もちろん全部の「抗菌せっけん」がダメだ、というわけではないようですが。しかしそれほど効果が期待できないばかりではなく、身体の免疫系に影響を与える可能性もある、という・・・ことでの措置であります。・・・こういうとこ、あっちは対応が早いもんであります。

・・・しかし「抗菌」であります・・・。
勘違いされてる向きもありますが、「抗菌」と「殺菌」は全然違います。こういう「対菌」関連の商品のCMでは「全ての菌に影響が出るわけではありません」的な注意書きがあったりしますが・・・「殺菌」は文字通り「菌を殺す」ことなのですが、「抗菌」は「菌がそれ以上増えないようにする」といった意味だったりします(ちなみに「除菌」は「菌を減らす」とかそんな感じ)。
そのため「抗菌せっけん」というのは元から手や皮膚にいる菌の増殖を防ぐだけ、ということになります。使用した直後はそれでいいのでしょうけど・・・しばらくしたら結局増殖開始、ということならあまり意味はない、ということになるかも知れませんが。

個人的にはこーいうグッズにはあまり意味を見いだせない方であります。・・・いや、だって、そこら中にいくらでも「菌」なんて存在してるのに「家に菌を持ち込まない」「知らず知らずのうちにお子様の口に菌が・・・!」とか言われてもなあ、と。ヒトの口の中なんて菌の宝庫みたいなもんですのに。
だからと言って「じゃあそんなの全部やめちまえ」というわけでもなく・・・ある程度の「清潔」は重要であります。でもそこまで過ぎた「清潔」はどうなんだろう、と。
他に何かすることはないんだろうか・・・とか。
その時間を他のことに割いた方がいいんでは、とか思ってしまうのですが・・・しかしそういうグッズが好きな人はとことん好きなわけですし(その逆の人もいる、ということも知って欲しいのですが)他人に迷惑かかってないのならそれはそれでいいのかも知れません。

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08/16/2016

カメェェェェ!

カメ祖先、最古の化石か・・・南アフリカの2億6000万年前の地層から(Yahoo!:時事通信)
画像:カメ祖先で最古? の化石(Yahoo!:時事通信)
カメと言えば甲羅で覆われた背中、というイメージがありますが先に腹側の「甲」が完成していた、とのことであります。さらにそもそもアレは何なんだ・・・と言うと肋骨が変化したものであります。本来胸部を守り、呼吸をしやすくする肋骨ですが・・・これで全身を守る、という方向へ進化させたのがカメであります。

・・・考えてみれば結構スゴイことのような。
爬虫類てのはカメもそうですがヘビのように「外見上」どこか「突き抜けた」タイプが多いような気がします(両生類は「内面的に」どこか「突き抜けてる」ような?)。姿形を変えて有利にもっていく、と言うのは一つの戦略なわけですが・・・脊椎動物というのは結構融通の効かない?カタチをしているので・・・四本の脚に頭と尻尾があって・・・とか・・・その辺の制約?を受けての「変化」「進化」ということになりそうな。
これが無脊椎動物だとかなり自由にやっていけるもんなんですが。複雑になっていく分不自由さが増す?みたいなもんであります。

カメもそうやって「守りに有利な外見」を手に入れました。そのおかげで陸にも水にも対応できています。・・・もっとも、ウミガメの系統では甲羅がジャマになったり、あるいはスッポンみたいにあえて柔らかくして行動の自由度を増す、なんてことをしてるのもいますが。
・・・それもまた「進化」と言えない・・・こともないわけではあるのですが。奥の深いもんであります。

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08/13/2016

長寿とは

約400歳のサメが見つかる・・・脊椎動物では最も長寿(Yahoo!:ナショナルジオグラフィック日本版)。今回の調査で見つかったのは300歳前後、とのことで(それでも相当に長寿ですが)記録上6m超のものもいて・・・これくらいあると400歳は超えるだろう、とのことであります。
これまで確認されている中で最も「長寿」はホッキョククジラの211歳、無脊椎動物ではアイスランドガイの507歳。両方とも放射性同位元素による調査・・・アイスランドガイは貝殻の年輪も加味・・・しての結果だそうで。しかしサメなどの軟骨魚類はそういう調査に適した部位がなかなかないんだそうで、それが今回の調査は眼球の水晶体を使うことで可能になった・・・とのことであります。
余談ですが、ニシオンデンザメは目に寄生虫がいてほとんど見えてない個体もいるんだとか。大きさが大きさなのですが動きが非常に鈍く「世界一のろい魚」とも。この辺は北極海という極限の水域にいるからかも知れんのですが・・・捕まえても暴れることはほとんどない、という辺りから絶滅を危惧する声も上がっています。

成熟するまでも100年以上・・・。
たしかに「長寿」なんですがそれが生存戦略の一つなのか、と言えばどうなんだろう、と。生き物というのは基本「変化」していく存在なんですが同じ個体ではなかなか変化しにくかったりします。そこで「次代」に新たな要素を加えて期待する・・・という戦法をとってます。
例えば一日の内でも余裕で数代が世代交代してしまうウィルスとか。インフルエンザのワクチンてのは効いたり効かなかったりしますがこれは世代交代による「変化」によって効く・効かないの差が出て来てしまうからであります。

あまりに短い世代交代、というのもあまりにせわしないもんですが。でも↑ニシオンデンザメのように100年単位での交代、となると・・・変化や適応に問題出たりしないんだろうか、と。
今と100年前、さらには200年前と環境と言うのはかなり違ってきています。そういうとこも含めて「変化」していかないといけないのですが・・・これだけ長寿だとほいほい変わるわけにもいかず。対応する能力に「遅れ」も出て来てしまいます・・・。
さらに北極海ということで調査も進んでいません。胃の内容物から動物性のエサを食べている、ということは分かっています。・・・アザラシを襲う、という話なんですが・・・「世界一のろい魚」がどうやってあのすばしこい動物を捕らえるのか。寝てる時を襲うのか・・・それとも実は死んだのだけ食べてるのか。それすらもはっきりしていません。
・・・まあ、こういうのは海の動物全般にも言えることなんですが・・・人間の知ってることなんてほんのわずかなもんで、これからそれを明らかにしていくには・・・やはり時間と努力とお金が必要になるでしょうし、なかなか難しいところだったりします。

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08/07/2016

どこにでもいる

いやホント、どこにでもいるのになあ・・・。
豊かな家ほど節足動物も豊富、虫にも「ぜいたく効果」(Yahoo!:ナショナルジオグラフィック日本版) 豊か、と言うより色んなものがある、と言った方がいいのでしょうか・・・そういう家ほど様々な小さな動物が住み着いている、という話であります。
いや、いるんですってば。
毎日掃除しているから~蚊取り線香もあるし~とかそういうのはほとんど関係ありません。見た目どんなにキレイでもいる時はいるもんであります。

そのほとんどは数ミリとか1ミリ以下とかそんなもんであります。
デカいのは例の「アレ」とかそういうのになりますが・・・そういうのはたしかに駆除していくことができます。が、実際にはいるのに認識されていない(あるいはしたくない)虫だと・・・「駆除する」という考えすら起きずに知らず知らずのうちに「同居」ということになります。・・・ほとんど見えないようなもんですから・・・仕方ないと言えば仕方ないことなんですが・・・。

イヤな人はとことんイヤなんだろうなあ・・・。
地球上でフツーに過ごしている限り細菌の類にはがんがん触れてますし、分類上最も数の多い「虫」系統の生き物にもがんがん触れて生きているはず、なんですが・・・なぜか「人間は人間だけで生きてきた」ということになっているようで。体の中も外も極小の生き物が数えきれないほど存在している、と説明しても・・・理解してくれないだろうなあ・・・。

・・・それならそれでいいか、とか最近は思ってしまいますが。知らない方が幸せなんでしょうし。
ただ、現状は現状として知識の一片くらいは片隅に置いておいても・・・て、こういうのも無理なんだろうなあ・・・。

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07/18/2016

実際のとこは

誰にも分からんわけです・・・事実は。
恐竜、吠えずにハトのように「クークー」鳴く説が浮上(CNN)。「化石」としての恐竜はこれまでもたくさん見つかっていますが、「生体」としての恐竜は一体も見つかっていません。化石、とはあくまでも生物の痕跡の一部であり・・・全ての生き物が長い時間をかければああやって後世に発見されるわけではなく。かなりの偶然によって「たまたま」発見されたものから現代の「恐竜」は出来上がっています。
ホントウに当時に行ってみないと分からんわけです、誰にも。
「恐竜=でっかいは虫類」という認識が長いことあって(「恐竜」という言葉自体がそうですし)例えば体温を高温に保つことができない、体中ウロコに覆われている、タマゴを生む・・・というのが一般的な恐竜に関する常識になりつつあります。

が・・・実際はどうだったか、なんてのは誰にも分からんわけです。どんな偉いセンセイにだって。

「恐竜羽毛説」というのもあります。あるいは「恐竜恒温説」というのも。いずれもまだ「説」の段階から抜けていませんが・・・古生物に関してはどれもこれも全部「説」なわけです。確実なのは・・・ああいうなんかでっかい生き物がこれくらい昔に地球上にいた、らしい、ということくらいですか。・・・いや、それだって実は宇宙人が別の星からああいう死体を運んできたんだ、とか言われたらどっちも(否定派も肯定派も)確実な証拠なんか出せなかったりします。

だから今回の↑「鳴き声」にしても・・・考えてみたらコレ、一番分かりにくい要素なんじゃないか、と。声帯なんて残ってるわけもないですし。数億年前の録音装置でもないと「これだ」というのはないわけですし・・・。
そういう理由もあってか、エンターテイメントの方面ではかなり苦労した、という話を聞きます。それで「大部分の人が巨大な恐そうな生き物の声」ということから今の「おたけび」的な声が出来上がっていったんだろうな、と。それはそれでエンターテイメントの話なのではありますが。ただ・・・「やっぱり恐竜はこういう声だったんだ」と刷り込まれていく人たちがどんどん育っていくのは事実なわけで。そこへ「いや、あんな声では鳴いてない」と言われても「ウソだ!」となるんだろうなあ、と。
でも↑こういう話を受けて「じゃあ今後の恐竜映画はハトの声で」ということはまずないでしょうし、そうする必要もないかと。それはそれで「真実」なわけです。・・・だって、誰も知らないんですよ、本当の声。じゃあ・・・どんなんだって「真実」ということになるわけです。それはそれで間違いではないのですから。

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07/15/2016

いしをつかうぶんか

700年前のサルの「道具」発見、100世代に渡って継承か(Yahoo!:ナショナルジオグラフィック日本版)。そして「サル真似ではなかった」と続いてます。・・・これは↑記事中のオマキザルが~ということなんだろう、と思いますが。そうでないとチンパンジーとかそういう系統のもそうなんか、ということになってしまいますが・・・「サルが道具を使うのはヒトを真似たからだ」というのが通説だった、と。
つまりはサルは猿真似してただけだ・・・と。
・・・これはどうなんだろう、そんな認識で大丈夫なんだろうか、と正直思ってしまいますが。道具を使う動物はヒトを除けばサルだけか、と言えばそういうわけでもなく。・・・むしろ「道具」とは何ぞや、という話にまで巻き戻ってしまいそうであります。

↑のオマキザルは叩くための「石」と「受け皿」がきちんとそろっていていかにも道具然、としてますが。
これが一部の小鳥にもチンパンジーにmp見られる「細い木の枝使って木の中の虫を捕る」という行為ならどうなんだろう、と。明らかに使い捨てであります。でも似たようなのを探し出してまた使う。・・・これも「道具」ということになりますが・・・ダーウィンフィンチがヒトから学ぶ・・・いやいやその前に「木の中の虫を細い木の枝使って捕る」ヒト、それもそういうことを日常的にやってるヒトがどこにいるんだろう・・・ということになってしまいます。

ヒトも動物の一種であって、「手近に良さそうなもんがあったらから使ってみた」的な感覚はある程度「知性」のある動物ならどれでもやるんでは、と。・・・その「知性」だって人間が勝手に認定してるだけで、実際のところは分からんわけです。脳、という神経の塊みたいなもんがない生き物はそんな複雑なこと思考したりしないだろう・・・というのも一種の思い込みかも知れません。
あるいは我々がまだ知らない方法で「思考」しているのかも知れない・・・。
・・・まあ、でもそういうこと言い出すとキリがないですし・・・何より実証できないわけで。そういう違った「知性」が何か、というのも全然分からん現状では何をどう実証すべきか・・・ということも分からんのですし。

・・・何度か「あれこれ」で触れてますが。人間というのはどうも他の動物を見下す傾向があって「まあ、なんて賢いワンちゃん」と言えば何らかの芸をするイヌ・・・それも人間っぽいしぐさだったりします。それは・・・なんか哀しい話だなあ、と。
それぞれに適した、とても美しい行動や表情があるのに「いかに人間に近いか」が判断基準になる、というのは・・・やっぱりなんか切ないのです・・・。

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07/13/2016

そこまでウナギに

ナマズそのものの味は?
流通大手イオン、「ウナギ味のナマズ」を発売(Yahoo!:時事)。土用の丑に合わせる形での販売、とのことであります。
ご周知の通り、ニホンウナギはここのところ数を減らし・・・天然物は大変に貴重な存在となっています。さらに養殖物も・・・「養殖」と言ってもウナギの稚魚を捕まえてきて育てる、という方法なので・・・じょじょに貴重になりつつあります。稚魚をとってくる、ということは結局は天然物が増えないと意味ないからであります。
・・・その稚魚にしても日本産はやはり数が減っているので「輸入」ということになりますが・・・こちらも色々あったりします。じゃあ成魚を輸入・・・となると今度は安全面とかやはり色々ありますし。
「日本のウナギ料理」の見通しは決して明るいものではないのです・・・。

そこで近畿大学が「ウナギ味のナマズ」を開発。・・・クロマグロの完全養殖(成魚が卵を産み、稚魚になってそれらを成魚に育ててまた卵を生ませる)に成功した研究機関ではありますが、ウナギの完全養殖にはまだ本格的には成功していません。そこで、まあ、言っちゃなんですが代替品で「ウナギ味のナマズ」を・・・と。
ウナギと違ってナマズは完全養殖が非常に安易な魚であります。ただ、やはり食味や食感に違いがあり・・・特有の「泥臭さ」がある、とされてきました。日本という国はちょっと面白い?国で海洋魚の需要は非常に高いのですが、淡水魚の需要はそれほどでもなかったりします(ウナギは例外)。理由は・・・多分一種の「格」かなあ、と。海洋魚の方がなんか「格が高い」的な感覚があったのかも、と。
例えばどこの川や池にもいるフナを好んで食べる、というと・・・今はどこだろうか、と。そんなもんであります。
そのためナマズもあまり需要は高くなく。これがウナギの代替品という立場でも需要が伸びてくればまた話が違ってくると思うのですが・・・。

いや、ナマズそのものはどうなるんだろう、と「ウナギ味」でも「代替品」でもない、ナマズは・・・。
なんかいまだにそういうのを引きずっているのかなあ、もったいないなあ、と。ウナギに手が出にくいなら他の食材を考えよう、となったはずなんですがそれがなぜかこういう方向へ進んでしまっている。・・・食文化というのは結構保守的なもので、なかなか変わらないもんなんですが・・・それでもなあ、と。
・・・自分もナマズ食ったことないんで、実はあんまし大きなことは言えんのですが・・・こう言っちゃなんですが・・・あのタレで味付けしたらそれほど変わらないんじゃないのかなあ、と。「ナマズのかば焼き」でもいいんじゃないのかなあ、と。そこまでウナギにこだわる必要ってなんなんだろうなあ、と。

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06/24/2016

実は遠出してない

マンタ大回遊せず、定説覆る(Yahoo!:ナショナルジオグラフィック日本版)。マンタとは和名「オニイトマキエイ」という大型(超大型?)のエイであります。耳?のついたひし形の大きな白い座布団・・・みたいな印象ですが、泳ぎ回りながら海水を口に取り入れて小さな生物を濾しとって食べます。
エイ、と言うと日本では底生のアカエイなんかが知られていますがマンタはばりばりの回遊性で(食性上そうでないと困りますが)ゆったりと泳ぎ回る姿はダイバーにも人気があります。アカエイのような毒針もありませんし、性格もおとなしいですし。

・・・その高い遊泳性から「多分あちこち行ってるんだろうなあ」となってたのですが。
海の巨大魚、と言うとほとんどが海中の微生物を濾しとって食べる食性を持ってます。有名なところではジンベイザメ。「サメ」と言うと某映画の影響でほとんどの人が食われる、と怖がりますが・・・このサメは人間含む大型の動物を捕食できるような牙は持っておらず。海中で濾しとるのに適した大きく開く、しかし歯のほとんどない口を持っています。
そしてこのサメはかなりの距離を泳ぐことが知られています。じゃあ、似たような食性のあるマンタもそうだろう、と。

しかし実際はそうではなかった、という・・・たしかに意外な気もしますが、エサの選り好みがあるとかそういう習性がない限り・・・海中ならある程度の差はあってもどこにでもこういう小さな生物はいるわけで。食うものが確保できるのならそう遠くに出向く必要もない、ということなのかも知れません。
が、そうなると今度は「多様性」の方でちょっと問題が出てくるわけです。
同じ種であっても実は小さな「差」が存在しています。その「差」は蓄積していくとやがて「別種」「亜種」として違うものだ、とされるようになることもあったりします。海は世界中繋がっているから、と言っても例えば東京湾とメキシコ湾に全く同じ遺伝情報持った魚がいるか、と言えば・・・その辺はかなり難しい話ではあります(全くないわい、と言い切れないのですけど)。
・・・狭い海域にしかいない、となると保護の在り方も変わってくることになりそうであります。しかし・・・実際海の中というのはよく分かっていない世界なのであります・・・。

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06/23/2016

線香ではなく

マイクロソフトが「蚊取り器」を開発、ジカ熱などの対策に期待(CNN)。「蚊取り器」というと「ああ、蚊を駆除するやつか」と思ってしまいそうになりますが・・・これは「蚊を捕獲するためのキカイ」となってます。捕獲した時の天候などのデータをクラウドに蓄積していって研究にも役立つように、将来的には種も特定して「ヤバイ」のを捕らえたら一般に警報を出せるように・・・と。
要するにデータ収集のため、ということのようであります。現状では64もの小部屋を持つ・・・いや、なんかこういう誘蛾灯?みたいなの、あったような。炭酸ガスを放出して蚊を誘い込み・・・その時のデータをクラウドにアップ。

たしかに「蚊が媒介」と言っても全部の「カ」がそうだ、というわけではなく。血を吸う、という特性にしたって全部の蚊ではありません。基本的にメスのみが吸い、しかも吸わない種もあります。
・・・中には「デカい蚊だ!」と現れた瞬間からパニックを誘うガガンボなんてのもいますが、血を吸うわけでもなく・・・それなのに怖がられるという不憫な虫であります。
しかし多くの蚊は血を吸い・・・その時に病原体をばら撒くことがあります。もし種までも完璧に特定できて、さらにデータも集まるのならそういう「蚊取り器」は日本にも必要なのかも、と思いますが・・・。

仮にマイクロソフトが販売したとして・・・どれだけ購入するかなあ、日本だと。
費用もあるとは思いますが・・・「たかが蚊ごときに」といった目で見られてそれきり、とかそういうことになりそうで。・・・デング熱の話だってまだまだあるのですし、こういった研究は日本でも進めていくべきだと思うのですが・・・。

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06/15/2016

ひだりカレイ

新潟県上越市水族館で「左向きカレイ」展示(Yahoo!:毎日)。「左ヒラメに右カレイ」と言います。目があって体色の濃い方をオモテ、目のない白っぽい方をウラとして・・・腹側を手前の「オモテの状態で左を向くのがヒラメ、右を向くのがカレイ」ということになります。・・・要は目のある黒っぽい方を表側に置いた時にどっち向くか、ということなんですが。
・・・当然ながら例外もあります。ヌマガレイという淡水域から汽水域にまで生息する「カレイ」は↑この状態でも左を向くことで知られています。
当たり前ですが「カレイとヒラメの差」というのはどっち向くか、だけで決まってるわけではないわけです。

一つは「口の大きさ」というのがあります。一般的にヒラメの方が口が大きく、カレイの方が小さかったりします。これは食性の差みたいなもんで・・・両方とも砂地に潜ることが多いのですが、ヒラメは主に魚を、カレイは主にゴカイなどの小動物を捕らえます。そのため大きさも一般的にはヒラメの方が大きい、となっているのですが・・・。
やはり例外があって、最大で2m超にもなるオヒョウ(ハリバット)はカレイの仲間だったりします。
・・・ただ、「オウムとインコ」「クジラとイルカ」みたいに過去の慣習とか呼称時に混乱ありそうだから、ということで分かれていたりはせずに分類上「カレイ科」と「ヒラメ科」があるので(他にも「なんとかカレイ科」「なんとか科」というのは「カレイ目」の下にいっぱいあります)そういう方面での分類がきちっとしている・・・とも思われます。・・・思われます、というのは生物の分類てのは結構アバウトなことが多く、頻繁に変わったり逆にそうでもなかったりするもんで・・・。

なお、カレイもヒラメも稚魚のうちは普通に両側に目があって普通にタテに泳ぐことが知られています。成長につれて体のどっちか側に目が寄っていくんですが・・・この時に何らかの事情があって本来右に寄るべきところが↑左に寄ってしまった個体がいた、ということになります。
・・・ただ、この辺も種によっては「左右不定」みたいなのもいるのでやはりよく分かってない、ということなのかも知れんのですが・・・そもそも「何か有利なことがあるからそういう方向へ変化していった」というのが進化の大きな原因の一つのはずで。「砂地に潜る」ということでタテの体をヨコにして扁平にした、でも目は両方「上」しておかないと・・・という方向ならなんで種によって「左」「右」と違いが出てくるのか、というところもまだよく分かってなかったりします。

海の生き物なんてこんなんばっかりだったりするんですが・・・商業利用としてのカレイ・ヒラメならヒラメの方が高価だったりします(日本では)。これは通常魚を置く時は「腹側を手前にかしらを左向き」にとするのだけど、カレイはそうすると裏側になってしまう。しかしヒラメだとちょうどいいので需要が高まって高価になった、という説もあったりして。
これが行き過ぎるとヒラメの乱獲が進んで「左向きの魚」が減っていってカレイが残るように・・・って、ことはないですか。養殖はヒラメの方が盛んですし。総数から言えば・・・どうなんだろう?

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06/09/2016

食べられてるのか利用してるのか

クラゲに閉じ込められながらも泳ぐ魚、オーストラリアで撮影(CNN)。最初はたしかに「おお、なんてスゴイ魚なんだ」と思ったんですが・・・記事中にもあるように実は元からこういう習性を持った魚だった、ということなら・・・意外にフツーな話になってしまうわけです。
そしてそういう魚がいてもおかしくはないわけであります。

有名なとこだと映画で有名になったカクレクマノミ。イソギンチャクの中に住んでいます。・・・イソギンチャクは毒のある触手を持っており、普通の魚なら毒に侵されてエサになってしまいます。が・・・この魚は平気で毒の触手の林から出たり入ったりしています。
・・・実際にはかなりスゴイことなんですが・・・意外?とこういう事例というのはあっちこっちにあったりします。例えば毒ヘビ。同種の毒ヘビが噛み合うとどうなるのか、死ぬのかそうでもないのか・・・実は大丈夫なのとそうでもないのとあるんだそうで。噛まれるとヤバい方ではケンカは丸で某アニメの某ギヌスの某槍のように二匹が絡まるだけ絡まってにらみ合うだけ、とかそんな風になる・・・んだとか。

そういう色々な事例もありますんで、「わざとクラゲに捕まって防御服にしてしまう」という魚がいてもおかしくはないのですが・・・。
・・・・どうなんでしょう、↑の魚は本当にそういう種なのかそれともたまたま毒に当たらなかったラッキーな魚だったのかそれとも何か他の要因があったのか・・・さて・・・?

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05/29/2016

その効能や効果よりも

風評被害的な曲解への心配が・・・ちょっと。
厚生労働省、ブタからヒトへの移植を容認(Yahoo!:時事)。以前からブタとヒトの類似性?は指摘されてきました。かなり前から実験的に「移植」も行われてきてます。そして最近になって海外での実例も出てくるようになったのですが・・・そういうのが出てから、というのもナンですが・・・日本でも容認、ということになりました。ようやく。
臓器移植はもちろん、組織移植やさらに細胞の利用ですらヒトからヒトへ・・・というのは結構困難があったりします。それがブタから、となるとかなり敷居が下がることになるのですが・・・。

・・・色んな意味で難しそうだなあ、と。
単純に「他人からの移植」というだけでも移植する側・される側双方で色々とあるのが現状なわけで。それがブタから、となると・・・そんなの冗談ではない、という向きが出てこないとも言い切れません。
ウィルスうんぬんを抜きにして、です。あなた、もしくはあなたの家族の誰かの体内にブタの「何か」が移植、ということになったら・・・どう思うでしょうか・・・? いくらそれが合理的で問題はない、となっても・・・納得できるでしょうか・・・?

コレ、結構容認の度合いも分かれてくると思われます。すんなりと受け入れられるかどうか・・・ちょっと難しくなるのでは、と技術よりもそっちの方が気になってしまうのですが。

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05/28/2016

それぞれの「色」がある

多分、説明しても理解されにくいだろうなあ・・・。
「無知の放流」が「東京めだか」を絶滅状態に(Yahoo!:THE PAGE)。一応累代飼育してるわけだし、それをどんどん放流していけば「東京めだか」は復活するのでは? と思うかも知れませんが。この現状ではいくら「東京めだか」を放してもすぐに他の地域めだかとの混血が起こり・・・純粋な「東京めだか」はやはり姿を消していく、と思われます。どこかで一種「隔離」できるような場があればまた違ってくるのでしょうけど・・・。

問題の一つはペットショップ行けば非常に安価で「メダカ」を売っていることだったりします。あんなにたくさんいるものがなんで絶滅? とこう思われてしまうわけです。
じゃあアレとこっちのは別種か、違う種か、と言われても・・・たしかにそういうわけでもない。種としては同じ「メダカ」であります。交配すればきちんと次代を残すことができます。・・・「種」の差には、一つにはこの「次代を残せるか」というものがあったりします。いくら姿形が似ていても(見分けがつかないほどであっても)違う「種」同士を交配しても基本的に「次代」には繋がりません(基本的には、ですが。・・・実はこの辺も色々あるんですが・・・実際のところは)。

それでも同種であっても地域でそれぞれが世代を重ねることで積んできた「中身」は違う・・・。
例えばイワナやアマゴなどでは川によって模様が若干違ったりします。こういうのがあればまだ分かってもらえそうなんですが・・・メダカはあの大きさですし。見た目ではまず無理であります。
それでも違うもんは違うんですが・・・。
実は同様のことは他の小さな生き物でも起きています。自分の飼ってるコクワガタやノコギリクワガタでも。体系化されてないだけでそれぞれの「色」というのはあるもんなんですが・・・。
やっぱりなかなか理解されないだろうなあ・・・。

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05/27/2016

勝手なイメージ

初期ネアンデルタール人、複雑な地下構造物を建造(Yahoo!:AFP=時事)・・・いわゆる現生人類、ホモ・サピエンスとは違った種とされる旧人類ネアンデルタール人であります。位置的には大分違いますが「共通の祖先を持つ」という意味ではチンパンジーやゴリラと現生人類の関係にも似ています。
・・・とか言っても実は過去に混血してたんじゃないのか、クロマニヨン人その他との関係はどうなんだ、とか色々あって、実際のところはまだまだよく分かってない、というのが実情ではあるんですが・・・。

これまでの「ネアンデルタール人」と言えばやや背中を丸めて歩き回り、あまりアタマの良くなさそうな行動ばかりで・・・というものでありました。それが実は「構造物」を作れるほどの知能があった、と。
・・・結構勝手にイメージ作ってたところがあります。その辺、今後は変わっていく・・・かも知れません。今後研究が進めばさらに新しい事実が出てくるかも知れませんし・・・そうなるとさらに変わっていく可能性もあります。教科書通りとはいかないもんであります。

ただ、直近の縁者とも言えるネアンデルタール人がこんな扱いだったわけで・・・となるとまだまだ他の事象についても分からんことの方が多いんだなあ、と。世の中知らないことばかりであります・・・。

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05/20/2016

ウソでも効果あると言うのなら

それはそれで別にその人の勝手なんですが・・・別にいらない、と言う人にも当たり前のように勧めてくるのはどうにかならんもんか、と。
過熱する「水素水」ビジネス(Yahoo!:BuzzFeedJapan)・・・最近よく聞くようになった「水素水」であります。どうも通常の水よりも多く水素が入っている水、というものらしく・・・これがなんだか健康にいい、ということなんだそうで。
しかしフツーに水に水素ぶち込んでも(水中に管通してそこから水素送り込むんだそうな)若干は溶け込むのですが、すぐに抜けて行ってしまう。何しろ水素というのは最も若い番号を持つ、最も小さい原子なのですからペットボトル程度だと貫通してしまうんだそうであります。
そこでアルミパウチとかそういうのに入った「水素水」も売られています。

ではなぜ水素が体にいいのか。・・・自分が一番最初に聞いて爆笑したのが「体内の活性酸素と結びついて水になって排出されるから」というものでした。つまり水は「水素二つに酸素一つ」なんで、水素を多く体内に送り込めばそれだけ酸素がなくなる・・・というものなんでしょうけど。
・・・どんな身体の作りを求めているんだか・・・ちょっと。そのうち「燃焼とは酸素と結びつくことだから、水素水飲んで熱い風呂に入ると効果が上がる!」とか言い出しそうで、しばらくすると逆に心配になってきたもんでしたが。

「ナントカは体にいい」というのはよく聞く話で。こういう「健康ネタ」はそれを探す専門家がいるらしく、最新の論文とか実験などからでも上手に探してきます。が・・・こういうのは「最新」すぎて十分な論証もまだ、とか、初期の実験段階に過ぎない、とかそういうのも多々あったりします。しかし「ナントカが体にいい」となるとうまく売り出せば皆とびついてくるわけです。
・・・こういうのは水素水にとどまらずいくらでも実例が出てくるのですが・・・もちろん全部が全部ウソ、とは言いませんが少しは効果あるのもあるんでは、と思いますが・・・一度馴染んでしまうと後で「アレは実はまだ確証がない」となっても皆が信じてしまうと撤回は不可能だったりします。

水素水にしてもどこかの企業か研究所がきちんと実験やって効果ある・ない、をはっきりさせればいいわけですが・・・それやってもし「こんなんウソだ」となると今まで積み重ねてきたモノが崩壊しかねない。そういうとこをやはり恐れているのかも知れませんが・・・。
そういう「賭け」を経てホンモノになったらいいんでは、と思うのですが・・・そこまではやらないのかなあ・・・。

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05/19/2016

三つほど 5/19

色々と三つほど。

一つ目。アサヒ飲料、あったかくもつめたくもない自販機増設へ(Yahoo!:ニュースイッチ)。とは言っても300台ですが。「常温」という第三のカテゴリが通常の自販機にも導入できればまた事情が違ってくると思うのですが。
・・・ただ・・・コレ、「いらない」と思う人、多いだろうなあ・・・。
自分だってコレあっても買うことはないと思います。でもどうしても「常温が欲しい、冷えてないのがいい」という人もいるのは事実であります。冷え症はもちろん、胃腸の弱い人など。スポーツドリンクで水分やミネラルを摂りたいけど冷えてるとちょっと・・・という人もいます。
そしてこれもあるんですが。容量の問題で・・・「これだと多すぎる」という人も。一昔前の缶入りだと大抵200mlだったんですが、今のペットボトルは500ml。中間?の缶でも350ml程度だったりします。
最近は低容量のも増えてきましたが・・・それももっと普及してくれれば・・・と。

二つ目。アメリカ・イエローストーン国立公園で「善意」の結果バイソンの仔が安楽死(Yahoo!:AFP=時事)。・・・これは・・・「善意」となってますがただの無知から来る「暴挙」であります。そして悲しいことにこういう「暴挙」は結構身近でもあったりするものであります。
「やはり野に置け蓮華草」・・・ちょっと意味がズレますが、これが真意の一つだったりします。
生き物というのは元来が非常にしぶといものであります。しぶとく生き残るために様々な進化を遂げ、工夫をこらしております。だから・・・美しいのであります。それらはヒトからすると「みじめ」に見えることもありますが、そういった諸々は基本的に全て織り込み済みで生きています。
これが大地震とか大噴火とか、そういった明らかに日常と大きくかけ離れた大災害ならともかく。その地で長い間生きてきているバイソンが低温を知らないわけはなく・・・その対策はその身に刻まれているはすであります。・・・これを「善意」で、というのはそんなバイソンに対しても失礼な話であります。・・・この世はヒトだけが生きているわけではない・・・。
これがヒトの手によって完全飼育下に置かれている、というのならまた話は若干でも違ってくるのですが・・・野生動物であります。「見守る」ことの重要性、というのも見直さないといけない人たちもいる、ということになるかと思われます。

三つ目。こちらもアメリカの・・・メイン州・夜空が一瞬で昼に?(Yahoo!:JNN) 隕石の墜落かと思われますが、ここまでくるとすごいものであります。以前にロシアでも同じような映像が撮れたことがありますが・・・あの時も、やはり。
隕石は「新鮮さ」が重要だとも言われております。博物館が最初に持ってきてくれた人に賞金を・・・というのもある意味当然かと。たしか・・・ロシアの方はまだ見つかってなかったんじゃ・・・?
「空からのお客さんが友好的であることを願おう」(「」内↑記事より引用)
という警察官のコメントも・・・なんかアメリカっぽいなあ、とか。・・・日本じゃこういうのは出てこないだろうなあ、と。

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04/19/2016

栄枯盛衰

とどめだった?
小惑星衝突前から恐竜はすでに「衰退」していた?(CNN) ・・・小惑星が衝突(メキシコ湾辺り)地球上の天候が大きく変化し、恐竜など生物の大量絶滅が起きた・・・というのが最近の定説なんですが。
それより前にすでに種としてのピークを過ぎていたものが多く、小惑星衝突は絶滅へとどめを刺した・・・ということなのかも知れない、と。
恐竜に限らず「種の大量絶滅」というのは地球の歴史上何度かあった、とされています。それにより古い種が一掃され(文字通り一掃)新しい種が繁栄してきました。恐竜などが絶滅した白亜紀末の絶滅は実は恐竜以外に海生生物なども大量に絶滅しているのですが・・・後の現代哺乳類繁栄に繋がっています。

生物の種、というのは一定期間繁栄を続けると衰退していく・・・というのは結構前から言われていたことなんですが。・・・もちろん例外もあって、数億年前とその姿が変わっていないように見える「生きた化石」と呼ばれている種もあるにはあります。それでも100%完璧に当時と同じ形態を保っているのか・・・となるとやや疑問があったりします。
変化は必ずある、ということであります。変わっていって・・・そしてそれが「次」に受け継がれていくわけであります。そのためには古い種は淘汰されないと続かない・・・。

そうなると気になるのは「ヒトの次」と言うか「ヒトの絶滅」ということだったりしますが。年代的なとこで言うと1億年も経っていない「ヒト」にはまだまだ先がある、とも言えるのですが・・・何がどういうきっかけでどうなるか分からなかったりするもんではあります。・・・まあ、それでも明日とか一週間後に・・・とかそういうことにはならない・・・と思いたいのですが?

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04/17/2016

九州の地震

まだ収まる気配が・・・。
4/16に発生したマグニチュード7.3の地震は4/14の地震が誘発か(Yahoo!:毎日)・・・最初に大きな地震が来て、次以降はそれに比べて小さな「余震」が続く、というのが通常でありました。が・・・昨日の地震は4/14のものより大きいものでした。
「本震」からマグニチュード1程度小さい「余震」が続く・・・。
というものらしいのですが、今回はそれが当てはまらないようであります。
マグニチュード(Wikipedia)

「震度」と「マグニチュード」とは全然別物であります。「震度」は「どれくらい地震が影響を与えるか」で「マグニチュード」は「どれくらい地震が大きい(強い)か」ということであります。そのため、マグニチュードが小さくても震度は大きい、ということもあり得ます。
それでも今回の「震度7」というのは尋常ではないのですが・・・。
日本の場合の「震度」は日本独自のものですが(一応?世界基準の震度もあるのですが)マグニチュードは世界基準の一つとなっています。しかしそれでも地震のことが完全に解明されているわけではなく、「マグニチュード」という尺度にも複数の方式が存在していたりします。・・・まだまだ分からないことの方が多いのです。

そして・・・↑記事の「今後」であります。
地震が地震を呼ぶ、というのはよく言われることであります。太平洋の津波・地震対策の出発点ともなったチリ大地震の「余震」は今でも続いている、という話もあります。もう百年も前の出来事なのですが・・・それでも地球の歴史からすればほんの一瞬のことであります。
しかしその一瞬に我々は生きているわけで。・・・100%こうなる、というのはやはり分からんわけです。他の地域でも「誘発」されるのかどうか、とか。・・・備えるしかない、ということなのかも知れません・・・。

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04/15/2016

タコは意外と

頭がいい、とか言われますが。
ニュージーランドで水族館のタコが脱走(CNN)
「タコは体が柔らかく、口の先さえ通り抜けられれば非常に狭い隙間でもくぐることができる」(「」内↑記事より引用)
実際、思わぬすき間から逃げ出した・・・というのはよく聞く話だったりします・・・タコ。これがイカだと背中の「板」があるんでそうでもないんですが。ヒトで言うところの「骨」がなく、固まったカタチがなく・・・どんな形状にも変化できたりします。

種によって若干の差異はありますが、タコならこういうことが結構可能だったりします。
それでも種によっては例えば猛毒を持つ代わりに墨を吐かなかったり。あるいは千変万異に形状を変化できたり。しかし最近の研究者が注目しているのはタコの「理性」だったりします。・・・学習能力が極めて高い、とされているのです。
実験では「ビンの中にカニ」で・・・そのビンはねじ式のフタ、というものであります。これをタコは何度か失敗を繰り返しながらなんとか開けることに成功して、中の好物のカニをゲットします。
興味深いのはここからであります。一度成功したタコはその後は迷わずねじ式のフタを開けていきます。・・・そしてその成功している様子を透明な仕切り板の向こうから別のタコに見せていると・・・そのタコも短時間でフタを開けるようになる、と。

分化の伝播と言うか慣習の伝達と言うか。そういうものが確認されているのですが。
・・・ただ、タコの寿命というのは実はかなり短いものが多いもので。マダコは基本的に一年で繁殖活動して死んでいきます。そのため知識のストレージもなかなか貯まりづらいのかも知れません。が・・・将来的にその辺も変わってくるタコが出てきたりしたら・・・またちょっと違ってくるかも知れません・・・?

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04/12/2016

日常の作業

コウモリの「複数検知能力」ドローンなどに応用も?(Yahoo!:京都新聞) コウモリがエサである虫を捕らえるために超音波を利用していることはよく知られていますが・・・これを単一の獲物に対して使う仕組み、ということもよく知られています。
獲物に対して超音波を発して返って来る様子で獲物の位置を感知して、捕らえる。
しかし複数の獲物に対してはどうなんだろう、ということであります。やはり超音波を使うのでしょうけど、その最適なルートの選定は・・・と。

↑記事中では「コンピュータのような」となってますが・・・個人的にはなんか違うような気もするんですが。
そこまですごいもんなのか、と言うか。こういうのは例えば人間でも地図を見て「ああ、こっちのこの道を行った方が早そうだな」と理解する・・・空間把握能力?とかそんなもんの延長のようにも思ったりします。
・・・そこまでスゴイもんでもないんじゃないか・・・とか。当のコウモリはフツーにこなしている日常の作業なんでしょうし。
それでも思考方法と言うか選別作業の法則と言うか。そういうのを解明できれば色々役立つわけで・・・研究が進むことを期待しています。

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03/31/2016

「飼い犬」とは

シベリアの永久凍土から「子犬」発見(AFPBNews)・・・とは言っても見つかったのは2011年のことであります。シベリアの永久凍土と言えばマンモスが氷づけで見つかったりしますが、これは非常に珍しい二頭の「子犬」の氷づけであります。
化石や遺構のように骨だけ、ではないのが大きいところであります。実際に何を食べていたのかなど生活に近いことが分かるのはもちろん、DNAの採取なども可能であります。それも損傷の少ない、非常に状態の良いものが。
・・・しかしイヌのことがこれで分かる・・・といっても種としての「イヌ」ではなく。これは「飼い犬」だったのではないか、という説が出ているのであります。

これだけヒトの身近にいる「飼い犬」ですが、本当の「祖先」はまだはっきりと分かっていません。オオカミやリカオンなど様々な説がありますが・・・決定打になっていません。
分かっているのは数千年前くらいにヒトがイヌを飼い始めた・・・というくらいであります。身近なものほど意外とその出自が知られていないもんではあります。
この「子犬」は1万2460万年前のものであります。研究が進めば何らかの「事実」が掘り起こされる可能性は高い、と期待されています。

・・・まあ、でも。別にどんな祖先でもいいじゃんか、という声があるのも事実ですが。
それでも謎は解いてみたくなるものであります。・・・個人的に気になっているのは「野生のキツネを累代で飼育していったら人なつっこいのばかりになった」という話で。しかもどんどん顔が丸っこい、いかにも人に好かれそうな外見になっていった・・・とか。
イヌの原種もそんな感じだったのかどうかは分かりません。が・・・実は我々が思っている以上に生き物というのはもっとしたたかに生きていけるもんなんじゃないのかな・・・とかそんなことも思うのですが。
↑でも「子犬」の胃の中に肉ではなく草があった、とあります。・・・イヌって雑食傾向がある、というのは結構知られています(肉食動物でも獲物はまず内臓から食う)。それも実はヒトのそばにいようとしてそういう傾向が強くなった・・・のかも知れませんし。

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03/10/2016

未来は誰にも

分かりません・・・と言ってしまえばそれまでですが。
「コンピュータは愛情などを得て人間を超えるだろう」米発明家予想(CNN)。どっちかと言うと「コンピュータ」よりも「ナノボット」の予想の方が大きい?ような気もしますが。
ただ、この方はこれまでもいくつか「未来予想」を発表していて、それらが「恐ろしいくらい当たる」・・・ということなので、実際にそうなるかも知れませんが、さて。

「コンピュータ」というのもちょっと曖昧な存在に思えますが。
対して「ナノボット」の話、となるとたしかに未来にはそういった技術があってもおかしくはなさそうな(ただナノボットを制御するにはコンピュータが不可欠なわけで、その辺での話でもあるのかも?)。実際、実験段階ではありますが極小サイズのロボットで体内から治療する、という構想は存在しています。

まあ、それでも・・・意外と未来てのは思ってたほど快適でもないし理想のみのものでもない、というのはしばらく生きていると実感できるものではあります。レコードがCDになり映像も記録できるようにBlu-rayになった。でも・・・実際にはそこまで「未来」なものかどうか、とか。
黒くて重かった電話は手のひらサイズで色々なことができるようになりましたが。・・・この辺も・・・さて?

ただ、一つ確実なのは2029年には今とは違う「何か」があるだろうな、と。一般に普及しているか、とか、未知の新技術が、と言うのではなく・・・「何か」が。ほとんどのモノは過去に予想もつかなかったモノだったりします。だから今予想してもなあ・・・その時に驚いてもいいんじゃないか、とかそんなことも思ってしまったりするのです。

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03/09/2016

意外とそういうもの

マリアナ海溝最深部で調査、海底1万メートルは騒音だらけ(Yahoo!:ITmediaニュース)。意外とそういうもんかもなあ、と。イメージの問題、と言いますか・・・「海底=静かな場所」という印象は結構多くの人が持っていそうであります。
いや・・・自分も勝手にそう思ってたんですが。
Seven miles deep, the ocean is still a noisy place(NOAA)
↑ここで音の一部を聴くことができます。が・・・何だかよく分からない音ではありました・・・。

場所が場所ですんで、そこの状況が一般的に広まるには少し難しいわけで・・・しかし実際は違う、ということで。
・・・こういうのは例えば夜の山とかそういうところも「静かだろうなあ」と思ってたら意外とうるさかった、というのと似てる・・・ような。こういった場所は結構あちこちにあるものかも知れません。
逆に「うるさそうだな」と思ってたら実際は静かだった、とかそういうのもありそうであります。

↑の実験は画像ナシの音のみ、とのことで・・・今後は画像も一緒に撮るんだそうで。そうなるとまた違うイメージが出てくる・・・かも知れませんが、それはそれでまた新しい姿が出てきた、ということでもあったりします。

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02/16/2016

やはり不気味

沖合に数千匹のサメの大群、当局が注意呼びかけ・・・米フロリダ(Yahoo!:CNN)。「こんな冬に海なんて」とか思うかも知れませんが現地は常夏のフロリダであります。その沖(とは言ってもかなり近いらしい)に数千、あるいは数万匹ものサメがいる、となると・・・。
カマストガリザメ。日本ではあまり聞かない名前ですが、世界中に生息しています。大西洋では結構知られているサメのようであります。
カマストガリザメ(Wikipedia)

英名「Blacktip Shark」・・・ひれの先が黒いサメ、となるとツマグロザメ・・・これはまた別のサメ(こっちの英名は「Blacktip Reef Shark」)でインド洋に生息していたりします。どちらも1.5m程度でそれほど大きくはなく、性格は臆病だったりします。が・・・カマストガリザメの方は現地フロリダでは何度も人間に軽傷を負わせているサメであります。
ホオジロザメやメジロザメのような大型種ではなく、商業利用されたりゲームフィッシュ的に釣られたりもします。そのため両種とも純絶滅危惧種に指定されていたりします。

かと言って無視できるものでもなく。・・・何せ数が数であります。
イメージ的に「サメ=人を食う」というのが某映画によって定着してしまいましたが、全部のサメが積極的に人を襲うわけではありません。数十センチ程度のサメもいますし大型でもジンベイザメやウバザメなどはプランクトンを捕食するおとなしいサメであります。ごく一部の凶暴ななサメのせいで全部のサメが「恐ろしい」となるのはどうなんだろう、と常々思ってたんですが・・・。
でもこれだけの数、となるとさすがに。海水温の異常とか色々理由が探られていますが明確なものはまだのようであります。・・・実はフロリダ沖を含むメキシコ湾というのはジンベイザメが(恐らく繁殖目的で)大量に集結することが近年になって知られるようになったんですが・・・そういう本来の習性によるものなのか、それともやはり違う何かのせいなのか・・・?

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02/13/2016

イヌだけではなく

吸血コウモリにかまれた子供12人死亡・・・ペルー(Yahoo!:AFP=時事)。多分いくつか「誤解」があるかと思われますが・・・「吸血コウモリ」と言っても颯爽?と飛び回り美女の生き血を吸う・・・というものではなく。鋭い牙はありますが、ちょっとそういうイメージではなかったりします。
夜、寝ている動物に近づいてその牙で皮膚を切ります。そして流れ出る血液をすする。
・・・結構ホラーじゃないか、と思うかも知れませんが・・・実はこのコウモリ、血をすすった後はほとんど飛べなくなります。・・・腹いっぱいになるとまるでボールのような姿でよちよち這って身を隠すんだそうであります。

それでも厄介な生き物に違いはありません。・・・血を吸われたからと言って吸血鬼になることはありませんが、病気を媒介することがあります。
狂犬病もその一つであります。感染した動物(哺乳類)が「噛む」ことでだ液から感染します。・・・日本は稀有な例で国内での感染が限りなくゼロになってますが、南米や東南アジアにとどまらず、世界のほとんどの場所でかかる可能性のある病気であります。
最も恐ろしいのは・・・この病気はかかるとほぼ死にます。確実な治療法もなければワクチンもない。さらに潜伏期間が長いので対処も遅れがちになります。
「狂犬病」と名が付いてますがイヌだけから感染するわけではなく・・・↑このようにコウモリからも感染します。

・・・日本ではほぼ根絶されてますが、いつ何時「再上陸」するか分からなかったりします。用心にこしたことはなかったりします・・・。

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01/21/2016

本当の9番目?

太陽系に「第9番惑星」存在か(Yahoo!:AFP=時事)・・・かつての「第9番惑星」は冥王星でしたが現在は「惑星」というカテゴリから外れています。・・・その「空席」を埋める存在、ということになるのでしょうか・・・?

『「プラネット・ナイン(Planet Nine)」の通称で呼ばれているこの天体は、地球の約10倍、冥王星の約5000倍の質量を持ち、「太陽系外縁部の異様な、非常に細長い軌道」を巡っている。』(『』内↑記事より引用)
地球で言うところの「一年」が「1万年から2万年」かかる、とのことですからたしかに「異様な」ほどの細長い軌道ということになります。
太陽に近いほど「一年」は短く、遠いほど長くなるもんですが・・・それにしても。
ただ、この「惑星」の存在はあくまで可能性の段階だったりします。実際に確認されて初めて「第9番惑星」ということになると思われます。・・・しかしそこまで行くのにはちょっと時間が必要なようであります。

実際、まだまだ分からんことだらけなわけで。これは太陽系など「宇宙」に限ったことでもないんですが・・・今後の研究に期待、というのは夢のある言葉でもあるんですがその一方で「知識の深淵」的なある意味怖さを感じるフレーズだったりもします・・・。

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12/21/2015

決める何か

ワニの性別決める関連分子を特定(Yahoo!:朝日新聞デジタル)。ワニなど爬虫類の一部では卵を育てる時の「温度」によって生まれてくる仔の性別が決まります。
・・・そのため温暖化によって極端に性別が偏るのではないか、と心配されていますが・・・。
そういうことになる、というのは無数の実験によって実際に確認されていますが・・・それは一体どんなメカニズムで? となると詳細はまだまだ分かってなかったりしました。その一部が今回の成果で解明されてきた・・・ということであります。

なんだか奇妙な話のようですが、実は我々ヒトも「フィフティフィフティ」で男女が生まれてくるわけではない、という話があります。
実は男子の方が生まれてくる確率が高い、という・・・。
これは乳幼児の段階での死亡率が、実は女子の方が低いことに関係しているのでは・・・とされています(一姫二太郎の理由でもあります、初子は育てやすい女子の方がいい)。つまり・・・こう言っちゃなんですが・・・成人までに男子が減って男女の数が合う計算になる・・・という説であります。
実際にはそうカンタンに文字通り割り切れるもんでもなかったりするんですが。長年の国の方針によって成人男子が異常に増えてしまった国、なんてのもあるわけですし。これも立派?な人為的淘汰と言えるかも知れませんし・・・?

これもまた要因の一つであります。・・・もっと色々な要素が複雑に絡み合ってるのが世界だったりしますんで、もしかしたら・・・? というのはまだまだあるのだと思いますが、さて?

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11/27/2015

せいぞんせんりゃく

「顔」で相手を識別する魚(Yahoo!:時事)・・・アフリカ・タンガニーカ湖のカワスズメ(シクリッド)の一種で「プルチャー」という魚であります。数十匹の群れで生活をしていて縄張り意識が強い。他の群れから来ると激しく攻撃しますが・・・自分の仲間には攻撃しない、という特性があります。
これは何によって「仲間」と認識しているのか・・・この魚、個体によって頭部などの模様に違いがあるんだそうで、この「差」によって「見慣れている」魚と「初めて見た」魚を見分けている、と。もちろん見慣れていれば攻撃せず(してもすぐに収める)初見は攻撃する・・・ということであります。
その判断は0.5秒という短い時間で行われます。これは人間もほぼ同等、ということでありますが・・・。

・・・魚てのは世界中で無数の種があるものであります。その中の「プルチャー」という魚の話であって、全部の魚類が「顔」で見分けているわけではありません。モノによっては匂いや水の振動なんかを感知して見分けている、というのがいてもおかしくなかったりします(あるいはいくつか複合させる、とか。ヒトもそうですし)。
アフリカのタンガニーカ湖と言えばシクリッドの一大産地として知られています。ほぼ陸封のような状態で、相当数の魚がひしめき合うため「生き残る」ということに関しては尋常でない「知恵」を持った魚が多数いたりします。
例えば。口の中で稚魚を育てる、とか。
これは結構有名なんですが、実はこの先を考えた魚もいます。稚魚を口の中で育てる、ということはあらかじめ受精卵を口の中に含む、という作業が必要になります。・・・そこでその瞬間を待ち構えて自分の卵を紛れ込ませる、という・・・もちろん先に孵化して「宿主」の卵を食ってしまう。親がそろそろ孵化したかな・・・と吹き出してみると別種の稚魚がうようよ、という・・・。

こういうとこですんで、自分と同じ種の中でも同一でない連中には容赦しない、という仕組みが出来上がっていったのではないか、と。そのため高速で仲間を認識する必要があったのでしょう。・・・ある意味でこれは非常にsりふれた一幕なのかも知れません。
生きていく、という目的のためだけに身に着けた能力。・・・人間だって例外ではありません・・・。

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11/23/2015

尾崎ではない

平野部で紅葉進まず・・・イベント延長も(Yahoo!:読売)。ここんとこの高温の影響のようであります。関東や関西の平野部で最高気温20℃超とか結構ありましたし。山間部ではそれなりに気温が下がってきて、そちらの観光地などでは紅葉も出てきているようなんですが。
しかし、まあ、そろそろ冬が来そうな・・・そんな感じではあります。でも今冬は暖冬なんではないか、という話があちこちで出て来ているので・・・まだまだ、かも知れません。

紅葉、と言えばツイッターの方にうちのカエデの画像をUPしましたが。

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これも実は同じカエデ(同じ葉っぱではないんですが)の画像だったりします。ただし、4ヶ月ほど前のもので・・・なぜか新葉が出てきたので、夜にも関わらず撮ってしまった・・・というものであります。本来は春先に新芽が動き出して、そして葉が出てきます。これくらいの季節だとほとんどが緑色で落ち着いてしまうんですがなぜか今回は真っ赤なのが・・・。
いや、実はそうでもなく。うちのカエデの新葉は真っ赤だったりします。それが緑になってまた赤になる、という・・・。

カエデの品種は相当数あるんですがうちのはなんだかよく分かりません(実家の庭で近所から飛んできたらしい種子から生えた若木をもらってきた)。しかし調べてみると「紅葉を愛でる」ものと「若葉を愛でる」もの、あるいは「新葉を愛でる」ものと色々あったりします。うちのはどうも「紅葉を愛でる」タイプのようなんですが、新葉も結構赤くなってキレイになります。
若葉も若葉で結構さっぱりした緑色になるんですが。あれも悪くはないんですが。
・・・うちの部屋、というのは西向きなんで直射日光が相当にキツい場所だったりします。そのため基本「草系」はダメになっちまいます(今までどれだけ枯らしたか・・・)。「木系」もちょっと勢いが落ちると落ちてしまいます。
そんな場所なので・・・一応スダレをかけているんですが・・・カエデの葉っぱはほとんどがちりちりになってしまいます。秋の紅葉の頃にはまともなのは数枚程度に。
それでも今年は良かった方であります。去年は・・・散々でしたから。

・・・そしてもう一つ。「うちのカエデ」と書きましたが実はもう一本あります。だから正確には「うちのカエデたち」 同種のカエデだと思うのですが。生えてた場所も同じでしたから。つまり実家から二本もらってきたんですが。
こちらのカエデは赤くなりません。どっちかと言えば黄色。・・・そっちの画像は? と思うかも知れませんがどうにも見た目が良くないのです。葉の周辺はちりちりに枯れて、ちょっとだけ黄色くなって・・・中心部はただれた緑色。直光が原因で上手く紅葉できないんだろうか、と思ってるのですが・・・。
『カエデの紅葉には赤と黄色があって葉の糖鎖の違いによる血液型によって変わる』
という話が最近出てきまして。そういうことなのかなあ・・・よく分からんのですが。ただ、この二本、幹の色からして違うので(赤=茶色・黄=緑色)品種からして違うのかも知れません。
いずれにしても毎年なんとか上手に紅葉させたいなあ、と。平野部のここでも紅葉していることはしてるんですが・・・まだまだかな、と。

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10/24/2015

両目は実は少数派

オーストラリア研究・ワニは片目を開けて眠ることがある(Yahoo!:AFP=時事)。実際、鳥類やワニだけではなく、イルカもそうやって眠ることがある、とされています。人間のように「両目をつぶって眠る」というのは少数派なんではないか・・・というのは前々から言われていたことでありました。
考えてみれば「両目をつぶって眠る」「熟睡する」というのは非常に危険な行為であります。
人間以外の哺乳類でも数時間こういった無防備な体勢になるのは少ないですし。例えばキリンやゾウは野生下では立ったまま眠ることが多いんだそうですが、動物園のように安全な場所だと座り込んで眠るようになる・・・とか。やはり条件によって違ってくるということのようであります。

なんで動物は眠るのか、というのは実はまだ100%解明されていません。
活発に働いた脳を休めているんではないか、と言われてますが・・・それだと脳という器官を持ってる動物はきちんと眠る必要がありますが、人間のように数時間も・・・というのは前述のようになかなかいません。かのドリトル先生の話の中ではオウムのポリネシアが「何回かまばたきをするくらい」的なことになっていて、当時は「まさか」と思ってたんですが実際にはそんなもんかも知れない、と思ってます。
種によって「睡眠事情」というのは大分違ってくるもんであります。
・・・無脊椎動物とか。人間のような「脳」を持ってるわけではありませんが神経系はあります。じゃあ眠るのか、と言えば・・・冬眠は温度が下がって動けなくなるようなもんですし。動物にとどまらず植物となると・・・「寝てる」という話もありますが(休眠期という状態はある)まだ確実ではありません。

今後解明が進むことによって例えば不眠症に対する治療とかそういう方面に役立つことになるかも知れません。が・・・そういう方面だけではなく別の方向、生命の進化の行く末とかそういう方面にもメスが入るかも、と実は個人的には思ってますが・・・何せこんだけ身近なのに実はほとんど分かってない事象、というのは・・・いや、結構あるかも、そういうのは。

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10/18/2015

二つほど 10/18

各地の生き物で二つほど。

一つ目。「雪虫」北海道白老で大量に飛ぶ(Yahoo!:苫小牧民報)。「ゆきむし」というのは秋の終わりから冬の始め頃に舞う小さな昆虫で、トドノネオオワタムシなどが主だったりします。
大きさは数ミリ程度。アブラムシに近く大きさもこれくらいであります。羽があって飛びますが、白い粉のような物質を分泌します。・・・雪の降る前に舞うことから「雪虫」とも呼ばれているわけですが・・・繁殖のために飛んでいたりします。
・・・白い小さな虫が寒空に舞う。なかなかにロマンチックな光景なんですが。しかしこれも大量にばんばか飛び回る、となるとロマンも何もあったもんではなく。かなり大変なことになってるようであります。成虫の寿命は一週間程度と言われていますので、そんなに長く続くわけではないのでしょうけど・・・。

二つ目。関西国際空港、鷹匠とタカでバードストライク半減(Yahoo!:毎日)。「バードストライク」は世界中の空港の悩みのタネだったりします。ジェット推進による飛行機が当たり前になった頃からあったんでは、と思いますが。ジェットエンジンはその構造上どうしても空気を吸い込む必要があります。が、その時に鳥も一緒に吸い込んでしまう。
そうなるとエンジンに支障をきたすことになり・・・場合によっては大事故に繋がることもあります。飛行中に吸い込んでしまうことが多く、さらに安全面に不安が出てきます。
・・・例えば吸い込み口に金網?みたいなもん付ければ・・・という案が出てきたりしますが、そうなると今度は十分な吸気ができなくなります。さらに飛行中だとそんな金網程度では意味がなくなってしまいます。・・・相当なスピードで吸い込むので・・・多分原形とどめていない・・・。
そこで「空港の周辺に鳥を居つかせない」という方法も色々考えられてきました。鷹匠に頼む、というのは前に成田かどこかでもやっていたような。しかしここまで効果が出る、というのはさらに一考の価値あり、ということになりそうな。
そして・・・コアジサシ。絶滅危惧種であります。営巣地・・・どっか近辺で見つかるならそれでいいんですが・・・このままだと一番ワリ食うのがこの鳥なような気がして・・・。

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10/10/2015

有用な技術までには

ゾウにがんが少ない理由を解明・・・米研究(Yahoo!:AFP=時事)。たしかに体が大きい=細胞の数が多い、ということですからがんにかかる可能性も高くなるわけですが・・・たしかにそう考えるとゾウの場合その危険性が高くなるはず、なのですが。
しかしゾウはがんになる率が低い。これは初めて知りました。
そうなると「なんで?」と思うわけで。それが今回解明されたわけです。

がん(癌)という病気は今のように理由がはっきりする前は悪霊とか天罰とか色々言われていましたが・・・現在では「がん細胞による様々な不具合」ということが分かっています。ウィルスなどの感染症ではなかったりします(ウィルスが原因で・・・ということはありますが感染症とはまた違う)。
しかしこの「がん細胞」、誰でもどんな動物でも持っているものだったりします。通常の健康な細胞がある日突然「がん細胞」になって悪さを始めます。・・・中にはさほど悪さをしない場合もありますが、悪さをするものを「がん細胞」と呼ぶわけであります。
これを治すために人類は大変に努力してきました。昨今は早期発見なら完治することもあり・・・「不治の病」とは100%言えないほどにまでなっています。が・・・それでもまだ怖い病気には違いありません。

それが・・・ゾウには少ない、と。それには遺伝子が関係していて、その結果腫瘍形成を抑制するタンパク質の生成力が人間よりも高い、と。さらに腫瘍化した細胞を駆逐するシステムも充実している、と。
・・・今後、こういう研究を生かしての「がん征圧」への研究も進むと思われます。
ただ・・・安易に「遺伝子組み込もう」とかそういうことにはならないで欲しい、とは思いますが。・・・有用な技術となるにはやや時間が必要だと思われます。それでもじっくりと研究を進めて頂きたいところであります。

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10/07/2015

二つほど 10/7

いや、昨日は大変な日でしたな・・・。

一つ目。ノーベル医学・生理学賞に北里大特別栄誉教授の大村氏(Yahoo!:産経)ノーベル物理学賞に東大教授の梶田氏(Yahoo!:産経)・・・立て続けの受賞、ということになりました。
大村氏はアフリカの風土病でブヨが媒介する「オンコセルカ症」に効果がある薬の開発に尽力され・・・この病気は2020年には根絶するのではないか、とまで言われています。フィラリアという線虫の一種が失明などに至らせる病気ですが・・・元々は動物用の薬だったものを発展させて3億人を救った、とのことであります(なお、氏は地元・山梨に美術館や温泉施設を作ったことでも有名)。
梶田氏は質量ゼロとされてきた素粒子・ニュートリノに質量があることを岐阜県のスーパーカミオカンデで実証。これは実は大変なことで、当時(5年前)は色々と扱われたのですが・・・それが今回の受賞に繋がりました。
・・・実はまだノーベル賞の受賞発表は続くのですが、日本関連は・・・どうなんでしょう・・・?

二つ目。環太平洋パートナーシップ協定(TPP)大筋合意(Yahoo!:毎日)。とりあえず、ということで各国合意、ということであります。まだまだコマカイところは色々あるようで、明日からいきなり安い牛肉やワインが店頭に並ぶ、というものではありません。
「関税」というのは自国産業を守るために「輸入する時に高い税をかける」というものであります。そうすることによって「輸入品は高い」ということになって安い国産品を守ることができるのですが・・・そればっかりやってると国内産業のみになって様々な事柄が停滞したり、よその国がいい顔しなくなったりするのでこれまで話し合われてきた、というわけであります。
今後食品関係はこっちの関税がかなりゆるくなる(逆に工業関係はあっちの関税がゆるくなる)のでじわじわと影響が出てくると思われます。あるいは薬品関係とか。開発した新薬の保持期間にも変化が起きるので・・・その辺にも影響が出ると思われます。・・・結構色々なところで思わぬ影響が出る可能性もあったりします。
そして。実はまだまだ話し合わないといけない項目は山ほどあったりしますし・・・このTPPあの中国と韓国が参加してません(韓国はちょっと関係してますが)。その辺の駆け引き的な色々もまた今後ありそうであります。

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10/02/2015

二つほど 10/2

生き物で二つほど。

一つ目。蛍光色放つウミガメ、南太平洋で見つかる(CNN)。画像見る限りでは、まあ、蛍光っぽいけどペンなんかによくある「蛍光色」とかそんな感じかなーとか思ってたんですが。動画見てもそこまで発色してませんし。・・・しかし、コレ、夜の海で撮影されたわけで、それでここまではっきり見える、ということはやはり「発光」している、ということになります。
ウミガメはタイマイで、過去にはべっ甲細工などに甲羅が使われ絶滅に瀕している種であります。
・・・光る生物と言うのは結構な数いるんですが、こういう風に「蛍光」となると。タイマイの亜種的なものなのかそれとも別種で新種か。あるいは何らかの変異でこういうタイマイが生まれて今まで生き延びてきたのか。
実際、海の中のことなんてほとんど分かってないことばっかですんで・・・そういう特異な例があり得ない、とは言えないもんだったりしますが・・・。

二つ目。奄美大島・捕獲マングース過去最低の71頭(Yahoo!:西日本新聞)。「え、それだけしか獲れなかったの?」ということではなく。獲れる個体数がそこまで減ったのではないか・・・ということであります。
かつては一万頭はいた、とされていたのですが100頭ほどに減っている、という話もあります。ということは全頭駆除も間近か・・・と言うと、そこまでカンタンではなさそうであります。導入された当初も数十頭だったのですから。
マングースはそもそもハブ退治のために島に導入された、となっています。しかし実際はほとんどハブなんぞ獲らずに希少種や固有種の小型動物を獲りまくるようになってしまいました。環境としてこういった肉食獣がいなかったので、マングースにとっては正にパラダイスだったわけです。労せずしてエサにありつける。
そのため希少種や固有種が激減。そこで駆除が始まったわけであります。人間に連れて来られて人間に駆除される、というのは明らかに人間のエゴで、あまり気分のいい話ではありませんが・・・放っておくわけにもいきません。
・・・しかし実際、ここからが正念場かも知れません。あちらも必死なわけで、捕獲しにくくなっているそうですし。「全滅宣言」出して数年後にひょっこり・・・ということもないわけではないのです。

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10/01/2015

娯楽用ではなく

・・・そもそもは娯楽用だったようですが。見世物に使われていたとか。
「笑気ガス」を厚生労働省が規制へ(Yahoo!:TBS)。むしろまだ規制してなかったのか(販売には許可が必要ですが)・・・という観もあります。
何せ「笑気ガス」と言えば近代的な麻酔のはしり、みたいなもんだったりするからであります。医学、と言うか医術の進歩は100年も過ぎれば比べ物にならないくらいになってしまうもので。でも100年前と200年前を比べてもやはり進歩の度合いは激しいものだったりします。
笑気麻酔(Wikipedia)

そもそもの「麻酔」というのは紀元前から記録としては残っているとか。例えば日本でも華岡青洲の例などもありますが・・・実際にはかなり難しいものでありました。その後西洋医学はさらに進みましたが「病巣を取れば回復する」ということは分かっていても即「手術」というわけにはいきませんでした。
・・・実際、江戸後期に西洋医学は日本にも入ってきましたが・・・「手術=麻酔なし」なので万人に行うわけにもいかず。さらに術後の経過も今より相当に悪かったと思われます。

しかし1844年にアメリカの歯科医師ホーレス・ウェルズが友人相手に親知らずの抜歯を、笑気ガスを用いて成功。痛みゼロ、とまではいきませんが緩和はできたのでは、と(ただし翌年マサチューセッツ病院で行った実験は失敗)。ある意味これは大きな前進であります。これを使えば外科手術などにも応用できる・・・!
が、しかしそうカンタンには行かないもので。いくつか欠点(単独で完全に『麻酔』できない、術後の不快症状など)があるため現在はほとんど使われていないとのことであります。

そんな笑気ガスが今、ちょっと違った方向に使われています。・・・名前の通り吸うと顔が笑ったようになるためドラッグ代わりとして。実は他にも用途があるのですが(健全な方向のもの)それではなく、ちょっと違った方向であります。
・・・なんか過去の英雄が落ちぶれていくような、そんな気になったりします。ただ・・・販売に許可がいるのに「規制」というのもなあ、と。たしかにネット販売なら許可も何もあったもんではありませんけど・・・。

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09/13/2015

読んで聞かせる

幼児期の「読み聞かせ」で左脳が活発に(CNN)。ただし「左脳が活発になる」=「将来天才になる」とかそういうスーパーマン的?なことではなく。読み聞かせをすることで読解能力の向上などは期待できますし、何よりも活字に慣れていくことができる・・・と。
子供の将来を考えたら・・・ということでもあります。

ただ。こういう記事が出てくると「何が何でも読み聞かせしなきゃ」ということで眠そうな子供を叩き起こして自分もよく分かってない難解な本を意地になって読み聞かせる・・・とかそういう話が出てきそうで、ちょっと。
↑記事にもありますが『両親が本に触れる機会の多い環境を作っている家庭の子どもでは、脳の活動がさらに活発になっていると指摘』(『』内↑元記事より引用)ということであります。一番触れる機会を増やす方法は、親が自分で本を読んでいる姿を見せること。自分も読んでないのに読み聞かせだけは張り切って、さらに識字能力のついた頃に「さあ、これを読め(ただし自分は読んだこともない)」というのでは・・・ただの「本嫌い」が出来上がるだけであります。

・・・自分のことを思い起こしてみると。・・・実家にまだ残ってますが、世界のナントカ全集(児童向け)というのがあってコレを読んでいたような。読み聞かせ? は・・・小学生の頃にそういう記憶あるんですが、その前は・・・ちょっと。
何より実は両親が「楽しみながら本を読む」という姿を見た記憶がほとんどない、という・・・仕事で使う専門書とかそういうのを見たことがあるんですが、そもそも文芸書と言うか両親のそういう本を見たことがない、という・・・。

そんなんだから逆に自分は活字に対してそれほどアレルギー?もなく。さらに「別に活字にこだわる必要ないやんか」という思考になっていったのかも知れません。・・・親が本を読む姿、というのは子供に良くも悪くも影響を与えるわけで。それがなんかイヤで本嫌いになった・・・とかそういうケースもあるんじゃないんだろうか、とかそんなことも思ったりしてます。

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09/11/2015

二つほど 9/11

サイエンスで二つほど。

一つ目。ビタミン投与で暴力抑制、オランダ刑務所で研究開始(Yahoo!:AFP=時事)。実際、通常の施設よりもこういった「暴力抑制」が多く求められる現場かと。それでもビタミン投与だけでおとなしくなるものなのか・・・とそんな風にも思ってしまいますが。
・・・むかーしなんかのグルメ漫画(まったりとか親子対決ではない)で「ヤクザは鉄砲玉に単純な食事ばかり与える」というくだりがあったような。鉄砲玉とは敵方に無理やり突っ込む役どころで、相当に「キレて」る必要があります。怖がってたりしたら使い物になりません。
これが本当なのかどうかは分かりませんが、食事によってある程度こういった「攻撃性」をコントロールできる、ということはあるのではないか、と思います。そのため↑も成分から何から研究して乱暴さとかそういったところをある程度でも引っ込められる、という方向性になると思われます。
もしかしたら「キレないアメ」みたいなのが今後一般に販売されるかも知れませんが・・・刑務所とかそういう特殊な場でない場合は周囲の環境でもって「キレない」方向へ持って行ってもらいたいもんであります。

二つ目。マウスの学習成果を「消す」ことに成功(Yahoo!:毎日)。いや、どっちかと言うと記憶を「甦らせる」方がいいんですけど・・・とか思ってしまいますが。
コレは別に「今見たことは忘れてもらう」とかそういうのが目的ではないわけで。PTSDなどの記憶障害などの改善に役立つのではないか、ということであります。原因となる記憶を直接消去、ということもあるのかも知れませんが、どちらかと言えばそのメカニズムの解明に役立ちそうな。
記憶や学習の成果を「消す」ということは「どこに記憶があるか」を詳細に知る必要があります。脳の仕組みは100%完璧に理解されているわけではありません。そういった方向にも役に立っていくことになりそうであります。
・・・まあ、将来的には「イヤな記憶コレで消せます」みたいな技術ができるかも知れんのですけど。それでも「イヤな記憶」が「いい思い出」に変わったりするのもまた人体の神秘の一つなんで・・・そう無理に消していく必要もなさそうではあるんですが。

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09/05/2015

熱帯性嵐

太平洋にカテゴリー4(「非常に強い」とほぼ同等)のハリケーン3つが存在(Yahoo!:ナショナルジオグラフィック日本版)。「カテゴリー4」「非常に強い」というのは台風もしくはハリケーンの「風速」の話であります。それだけ速い風が吹く、ということで台風もしくはハリケーンの強さの基準の一つになっています。
今回の三つは「イグナシオ(Ignacio)」「ヒメナ(Jimena)」「キロ(Kilo)」で、この「キロ」が日付変更線を越えたので日本では「台風17号」と呼ばれるようになってます。・・・もしかしたら今後日本に影響がある、かも知れません。
なお、この17号より前に「台風11号」というのがあってこれらは「越境台風」と呼ばれます。実は日本の気象庁はこう言うと何ですが・・・日付変更線より東の「激しい熱帯性低気圧」には着目しません。それらはただのハリケーン扱いなんですが・・・日付変更線を越えると台風として認識するようになります。「キロ(17号)」と「ハロラ(Halola:11号)」の二つが同年に、というのも珍しかったりします。

・・・今回ちょっと注目したのは通称「台風名」であります。今回の三つ「イグナオシオ」「ヒメナ」「キロ」となってますが・・・「イグナシオ」「ヒメナ」は「太平洋北東部」に発生したハリケーン名なんですが「キロ」はハワイはホノルルに本拠地を置く中部太平洋ハリケーンセンターの定める「太平洋北中部」のハリケーン名、ということになってます。
ついでに。大西洋は大西洋でまた別の名前があったりします。
Tropical Cyclone Names(National Hurricane Center:NOAA:英語)
人名なんですが過去に「白人の名前が多すぎる」とかそういう指摘があったせいかヒスパニック系も増えています。今回の「Ignasio」「Jimena」もそういう系統です(Jiを「ジ」ではなく「ヒ」と読む辺り)。太平洋北西部も人名ですがこれはハワイの伝統的な名前なんだそうであります。
そして日付変更線を越えると日本の気象庁が台風と認定。「アジア名」をつけます。・・・こちらは太平洋に面する各国(アメリカ含む)が提案してきた名前で、人名以外も多数。ちなみに日本は星座名由来。
台風の番号の付け方と命名の方法(気象庁)
これはアジア全般で使うようになってるらしいのですが、日本の天気予報ではまず報道されなかったりします(理由は・・・???)。これとは別にフィリピンも近づく台風に独自に名前をつけています。

ただ・・・この「名づけ方」にも序列?みたいなもんがあるようで。今回の「キロ」や「ハロラ」のようにこっちへ来た場合はアジア名が付かず、中部太平洋ハリケーンセンターの名前をそのまま使うことになりますが・・・大西洋で発生したハリケーンが太平洋に「越境」すると太平洋北東部用の名前を新たにもらう、ということになります(太平洋→大西洋の場合も大西洋の名前に変更されますが)。
フィリピン名はアジア名と併用されるようですが。しかしいずれの場合もあらかじめ名前のリストがあって、その順番通りに名前を付けていく・・・ということになってます。

・・・もっとも、大西洋と太平洋北東部の名前リストは毎年必ず「A」から始まりますが・・・太平洋北中部では前年の続きから。アジア名も続きから始まります。そのため結構バラバラ?な印象もあります。
なお。アルファベットは数に限りがあります。大西洋ではQ・U・X・Y・Z、太平洋北東部ではQ・Uがアタマにつく名前を除外するので大西洋は21個、太平洋北東部は24個の名前しかない、ということになります。・・・じゃあそれ以上の数が来たらどうするのか?
今度はギリシャ文字を使うとのことで・・・アルファ、ベータとなっていきます。それ以上になるとまだ決まってないとのことですが・・・大西洋で21+24=45、太平洋北東部で24+24=48もあれば、まあ、大丈夫だろう、と・・・。
・・・ところが2005年の大西洋。12/31の大晦日に27番目となる「ゼータ(Zeta)」が発生。それでも今後45番目の「オメガ(Omega)」までは・・・と思われますが・・・いや、まさか、ねえ・・・?

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08/25/2015

自律飛行

・・・能動的飛行? というのもちょっと違いますか・・・いずれにしてもそういう「飛行」ではなくあくまでも「滑空」であります、これは。
糸を使わずに飛ぶクモを発見(Yahoo!:ナショナルジオグラフィック)。・・・なんで「糸を使わないで空を飛ぶ」「クモ」というのが珍しいか、と言うと。実はクモ(基本的に網を張るクモ)は「糸を使って空を飛ぶ」ことができます・・・幼少期ですが。
卵から孵ったクモの仔たちは高いところに上ります。そしてお尻から糸を出して・・・風をつかまえて乗ります。つまり「滑空」であります。
これは同じ場所に多数の仔がいるよりも散らばった方が効率がいいからでもあります(場合によっては共食いするので)。そしてばらばらに散った先で大きくなってまた仔を作るわけです。もちろん、その頃にはもう飛ぶことはできません。小さくて体重の軽い仔の頃だけの話であります。
当然のことながらこの手のクモは日本にもいます。いや、フツーにいます。春先に仔グモが固まっていたらこれから飛ぶか、あるいは風の影響で集まってしまったのか・・・そのどっちか、ということがよくあったりします。

対して↑のクモは習性として「滑空」しています。・・・たしかに「飛ぶ」・・・自らの意思で浮力を得る・・・いや、浮力は得てるから翼などの器官を利用して空中を移動、しかも能動的に・・・というのとはちょっと違っていますが。それでもムササビとかヒヨケザルとかトビトカゲなんかと同じ方法であります(逆に言えば鳥やコウモリとは違う、ということになりますが)。
・・・もちろんこの方法だと一回高いところに上る必要がありますけども。
そのため「上から落ちても地面にまでは至らないように」ということでこういう習性になったのかも知れません。樹上生活に「専念」するため・・・とか。ああいう熱帯雨林では樹の「てっぺん」「中ほど」「根近く」で生活相が大分異なるもんであります。その「差」は思う以上に大きいもので・・・注意を要するものだったりします。人間で言えば他の星に行くようなもんでしょうか・・・そのためこういった「回避策」は重要なわけです。

ところで。↑落下実験「自由自在に滑空できる虫を探している。調べ方は単純で、高いところから虫を落としてみるだけだ。」(「」↑記事より引用)というのは・・・結構乱暴に見えますが、一つの方法だったりします。もちろんその虫の適性とか行動を熟知していないといけませんが。実際、アリなんかだとかなり上手に「滑空」する、というのは前々から知られていたことでありました。なんでかと言うと・・・まあ、やっぱり「実験」があった、ということだったりします・・・前々から。

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08/13/2015

明日全滅するわけでは

ないんですが。
大量絶滅期、全生物種が危機的状況に(Yahoo!:AFP=時事)・・・「現在」は生命誕生から数えて六回目の大量絶滅期に突入しつつある、ということであります。なお、直近の五回目の絶滅期は6600万年前のいわゆる「恐竜絶滅」の時のもので・・・これの直接的な原因は「隕石衝突」と言われています。
・・・そして今は「六回目」、と。
だからと言って明日にも地球規模の大異変が起きて「うわーちきゅうももうおわりだー」となるわけではなく。少しずつ少しずつ変化は進行していくものであります。今生きている人類が存命のうちにそういった完璧なまでの危機的状況になってるか、と言えば・・・そこまでいかないのでは、と思われます。「五回目」の時だって「絶滅のプロセス自体は比較的短期間だったとされる。」(「」内↑記事より引用)のですが・・・数十年とかそういうスパンではなく、ましてや数百年とか数千年でも怪しい限りであります。

以前には「小氷河期」とも呼ばれてました、現代(いやこれはまだ呼ばれてる最中ですか)。「氷河期」と言うと地球全土が氷に覆われてしまう、というイメージがありますがいわゆる「間氷期」という「氷結の中休み」的な期間があって、現在そうではないか、とされています。・・・もちろんこれも数十年とかそういう短いスパンではありません。
と言うことはやがて本格的な氷河期が来るんでは、ということになります。
↑記事はそれとはまた別に、ということなんではないか、と。現状の様々な環境から何からの問題からすると・・・実際に生物種は確実にその数を減らしていますし・・・「六回目」の最中ではないか、ということかと思われます。

大量絶滅の原因は様々で、どうやったら防げるとかそういう話でもありません。もちろん、現行の環境問題等への対策などは意味なし、と言ってるのではなく・・・ある意味どうしようもない、人智の及ぶところではないのではないか、ということであります。
人間なんてのは実にちっぽけなもんで、地球に対して自然に対してどうこうできるほど壮大な力は持ってません。でもだからこそできることもあるわけで。完全放棄するよりは何かできることをやっていった方が前向きだと思うのですが・・・。
ただ・・・色々手を打ってもこのまま数億年とかそれくらい「現生人類」が今のような状態を継続して繁栄していけるか、と言うと・・・そこまではどうかな、と。大量絶滅というのは避けようもないもんなんで・・・また違った解決策?と言うか救済策?と言うか。その辺を未来の人類?に期待はしたいところなんですが。

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07/31/2015

なんこう

環太平洋パートナーシップ協定(TPP)であります。やっぱり難航する・・・。
新薬データ保護「12年」「5年」米と各国ぎりぎりの交渉(Yahoo!:毎日)。著作権は「没後70年」「非親告罪」という方向に落ち着きそうなんですが(これだってそれなりの騒ぎは覚悟する必要がありますが)「新薬データ保護」も結構荒れそうな勢いではあります。

「新薬データ保護」とは新しいクスリを開発した場合。その詳細なデータを他の企業などが利用できないように「保護」することで、特許のようなものであります。
こういう薬品の開発に限らず新しい技術の開発というのは日進月歩で、常に新しい技術が開発されてそして拡散していきます。そういう意味では数年も経ってしまえば「古い技術」と言えないこともないのですが、クスリですからまだまだ役に立つわけです(もちろん薬の方向性や内容にもよりますが)。
テレビでCMやってたりする某有名な痛み止めとか。第一類で市販薬にまでなってますが、すでに「後発医薬品」つまり「ジェネリック医薬品」が出ていたりします。直接開発した会社ではなく他の会社から安く発売される。

・・・ということは国際的にも安く買えるわけであります。保護期間が過ぎて他の会社が安く開発したら安く買えるようになる。しかし薬を開発する側すると保護期間が長い方が「儲け」を長いこと独占できます。・・・あえて「儲け」としましたが、単純に利益だけの話ではなく。新薬の研究や開発には相当な資金が必要であります。それが回収しにくくなる、となれば企業の方にもダメージが溜まっていくことになります。
開発する側にとっては長い方がいいんですが、買う側かられば短い方がいい、という・・・その辺から交渉が難航しております。

米や日本は「開発する側」ですから長い方がいい。でもオーストラリアなどは「買う側」ですから短くしたい。
・・・こういうのは他の関税関係でも出てくる問題と同種であります。「国家の利害」というのはその国特有のもので言っちゃなんですが他国からすれば「どうでもいい」ことで・・・なるべく自国の益だけを手にしたい。
今後もこういうのが続くと思われます。見方によっては醜い争いにも見えますが・・・こういうのはどこにでもある話っちゃあ、話なんで。個人間でもあることではあります。その辺から「外交」を考えてみるのも興味深い、かと。

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07/29/2015

六つめ

「第六の味覚」は「脂味」・・・米パデュー大研究チームが発見(Yahoo!:ねとらぼ)。甘味・酸味・塩味・苦味・うま味に続く六つめの味覚は「脂味」ということになるんでしょうか・・・。
甘味や苦味、となると実際に何か食べた時に感じることのできる感覚、という・・・ある意味かなり直感的な感触なんですが。「うま味」は食べたものの中に「アミノ酸」を感じることができる感覚、ということで・・・「脂味」は「脂肪(脂肪酸)」を感じることができる、というような解釈になります。

いわゆる「五感」のうちかなり限定的な感覚とも言えます・・・味覚。
人間の場合舌や口内でしか感じ取ることはできません(全身で味覚を感じ取れる魚とかそういうのもいますが)。その目的はそもそもは「危険察知」だったのではないか、と言われています。摂取しても大丈夫かどうか試すための感覚。
・・・まあ、五感てのは身体の外と中を繋ぐためのもの、という見方もできますんで。そういう意味では全部「危険察知」が本来の目的だろ、と言われればそれまでですが。
が、感覚には優先順位?みたいなもんがあるのも事実であります。ヒトの場合は視覚から、とも言えますが触覚は全身で感じることもできたりします。

その中でも「味覚」というのはある意味最も本来の目的から離れてしまった・・・と言えるかも知れません。現代の人類ならば「危険察知」よりも「美味しいもんを選ぶため」に味覚を使いそうな。そのため実際には七つめ八つめもあるのかも知れません。・・・いや、数で分けるもんでもないのかも知れませんが。
ところで。
コレ・・・「あぶらみ」「あぶらあじ」とでも読むんでしょうか、日本語では? 欧米では油を意味する「オレオ(Oleo)」と味覚を意味するラテン語の「ガスタス(Gustus)」を組み合わせて「オレオガスタス(oleogustus)」になってるようなんですが・・・まさか「しみ」ってことは・・・ないでしょうし。

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07/24/2015

だそく

「蛇足」とは読んで字のごとく、ヘビの足のように余計なもののことであります。
前後の肢の残る原始的なヘビの化石ブラジルで発見(Yahoo!:時事)。白亜紀初期であります。
画像:前後に足が残る原始的ヘビ化石(Yahoo!:時事)
ヘビ、というのは非常に特徴的な生き物で・・・前後肢、つまり手足に相当する部位がありません。特殊に進化した体を使って這い回りますが、かえって手足がない分器用に動き回っている印象もあります。・・・もちろん「何かを掴む」とかそういった動きは絶対にできないわけですが。それでも移動手段という点からは非常に有効な体となっていたりします。

現生ヘビの中でも原始的とされるニシキヘビなんかにはツメのような器官が胴体に埋まるようにあったりして。後肢の名残ではないか、とされていたりします。
たしかに大昔には四足あった、とされています。これは特に脊椎動物には一種の「共通フォルム」があって、これから「引き算」することで今の姿形を得た、ということになっているからであります。そのカタチは「頭」「胴体」「四足」「尻尾」がある、というもので・・・ヒトは「尻尾」を引き算した、とも言えます。
ヘビはこのうち「四足」を引き算することであの独特な動きのできる体を手に入れてます。

・・・と言うことは「四足のあるヘビの化石」は必ずあるはずだ・・・ということなんですが。それがようやく見つかった、というわけで。
しかも陸上性。海の中の生活に適応して四足がなくなった・・・という考え方が完全に否定されたわけではありませんが、かなり有効な「証拠」となるわけです。洞窟や岩場を移動しやすいように四足がなくなっていった・・・というのが有力な仮説になりそうであります。いずれにしても研究が進めば新事実も出てくるかも知れません。
ところで。
ヘビは「足のない爬虫類」なんですが・・・「足のないトカゲ」というのも実在します(アシナシトカゲ)。「ただのヘビやん」と言われそうですが、よーく見てみると頭の形とかたしかにトカゲだなあ、とか思ってしまったりして。さらにあの特徴的な体も無脊椎動物なら結構普通にあったりしますし。
・・・実は「特徴的」ではないのかも・・・とかそんなことも思ってしまいますが。そうなると何が特殊なモノなんだか、とやや戸惑ってしまいます・・・。

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07/16/2015

とうちゃく

米探査機、冥王星に到着(Yahoo!:毎日)・・・2006年に打ち上げられた「ニューホライズンズ」であります。9年以上の時間をかけてようやく目的地?である冥王星に到着しました。
この「2006年」には妙な符合?があって、「ニューホライズンズ」打ち上げ当時には冥王星はまだ「惑星(太陽系第九惑星)」でした。しかし打ち上げられた後に「準惑星(発表当時は矮惑星)」となってしまいました。・・・それでも重要性が高いことに変わりはないんですが。何しろ知名度としては惑星以外の天体ではトップクラスでありますし。
なお。冥王星が見つかった年に某イヌのキャラクターが生まれ・・・「プルート」と名付けられたのも有名な話であります。

今回「ニューホライズンズ」はちょっと特殊な到達方法をとってます。
通常、惑星などに探査機を派遣する場合一旦「周回軌道」に乗せます。その天体の周りをぐるぐる回る、衛星となって詳細なデータを取り続けます。こうすることによって時間的にも余裕ができますし何度かトライすることもできるのですが・・・今回は「すれ違い」となってます。つまり、冥王星の衛星にはならず高速ですれ違い様に画像などのデータを取って地球に送る一発勝負、ということに。
これはいくつか理由があったのですが、冥王星に本来ある5つの衛星。これとの軌道的な兼ね合いなどもあった、とのことで。一気に突っ込むにしても軌道計算が相当に複雑で困難だったとか。止むなくこういう形になった、ということだと思われます。

さらに間の悪いのことに冥王星到達直前に「ニューホライズンズ」に不調が発覚。なんとか直前に修復したようですが。
冥王星を通り過ぎた「ニューホライズンズ」はもう戻って来ることはありません。これから動力(あまりに遠いので太陽光発電ではなく原子力発電)が続く限り他の天体のデータを取り続け・・・かの先輩たち(パイオニアとか)のように太陽系外を目指します。そのために物理的なディスクではなく、搭載されているメモリに地球から太陽系外に向けてのメッセージを送信して記録させる予定、とのことであります。・・・なんで後から記録するか、と言えば今はメモリが作業で手一杯なので作業が終了して空きができてから、なんだそうであります。

再び・・・なお。「ニューホライズンズ」には冥王星の発見者であるクライド・トンボーの遺灰の一部が納められてあるとのことであります・・・。

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06/26/2015

奇妙奇天烈動物

よくあることっちゃあ、よくあることなんですが。
「ハルキゲニア」の「本当の頭」見つかる・・・実は上下逆(engadget日本版)。「バージェス動物群」という非常に特徴的な生物の一群があります。生きていたのは約5億500万年前のカンブリア紀中期頃で、かの「カンブリア大爆発(生物の多様性が爆発的に増した時期)」の少し後になります。

「バージェス」というのはカナダの地名で、同様なものは中国やオーストラリア・グリーンランドでも発見されていますが、何よりも最初に見つかった場所、ということでこの名前が有名だったりします。
その特徴は・・・「なんじゃこりゃ」という外見。「ピカイア」とか「アノマロカリス」もこの一群に含まれています。
このハルキゲニアにしても名前(属名)に「夢想」とか「幻覚」とかそういった意味合いを含んでいたりします。化石として見つかっていますから当然復元されるんですが、「丸っこい頭に細長い胴が繋がってて背中に細長い無数の触手を背負い、たくさんの鋭くて長いトゲを足にしたイキモノ」ということになりました。

が・・・研究の結果「背中の無数の触手」が実は「足」で「たくさんの鋭くて長いトゲ」を背負ったイキモノ、ということに。そして「丸っこい頭」は体の一部ではなくて・・・その下に細い「本当の頭」があった、と(別ソースでは「丸っこい頭」は身体の内容物が飛び出た跡で、こっちが体の後部(AFPBNews)とのこと)。
上下さかさまで想像されていた・・・ということなんですが。

まあ・・・こういうのは例えばイグアノドンみたいに今では「二足歩行で親指が立ってる草食恐竜」が発見当時は「四足歩行でツノのある恐竜」だった、とかそういうのもありますし(なんでツノが二本あるんだろう、とかそういう話だったらしい・・・しかも脊椎が足の下、とかスゴイ想像図まで)。
二足歩行の肉食恐竜の姿勢とか、四足歩行のいわゆる「雷竜」の頭部と尻尾の関係とか。羽毛にしても可能性の範囲内で色々言われてたりします。・・・何分にも昔々のことですし。分からんことの方が多いので仕方ないことでもあるんですが・・・。
「前はこうだったのに」とかそんなこだわり?を示す人もいたりして。いやあ・・・世の中って分かってないことばかりなんだ、と言っても信じない人って結構多かったりするもんですが。

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06/11/2015

呑むチンパンジー

ヤシ酒を飲むチンパンジー、「飲み会」も(Yahoo!:AFP=時事)。もちろんチンパンジーが発酵のことを知っていてヤシ汁から酒を作っている・・・というわけではありません。地元の人間が甘いヤシ樹液を採取する容器。そこへたまった樹液が天然の酵母によって発酵してできた「酒」を好んで呑むチンパンジーが現れ始めた、ということであります。

酒、とはつまりアルコールを含んだ飲料であります・・・。
日本では法律で禁止されていますが、実は「酒」というものを作るのはそれほど難しくはありません。・・・単純に「アルコールを含んだ飲料」というだけならパン作りに使うアレと熱帯魚飼育には不可欠な器具かコタツがあればカンタンに作ることができます。
・・・繰り返しますが・・・日本では↑これだけでも違法です・・・。
これがギニア辺りならアレだけあればこういった糖を含むものはアルコールを発生させやすいと思われます。アレはどこでにもあるものですし。目には見えませんが。

するとここへ来てちょっとした疑問が湧いてきます。アルコールという物質そのものは生命活動には必須、というわけではなく。これを酒として楽しむのはまた別の目的から、ということになるのですが・・・じゃあなんで呑むようになったのだろう、と。言っちゃ何ですがなくても生命活動は維持できます。
アルコールを分解する機能、というのは人間は持ってます(持ってなかったり機能の弱い人もいますが)。チンパンジーもどうやら持っているらしい。そこで共通の祖先からこの遺伝的特質を受け継いだのでは・・・というのが↑記事の論調であります。これにより酒を呑んでもカロリーなどを獲得できるようになった、と。

・・・あらかじめこういう機能があったのか、それとも「共通の祖先」とやらが獲得していたのか・・・しかし動物(哺乳類)では結構よくある機能のようですし。実際、好んでアルコールを摂ろうとする動物も結構いたりします(甘そうでウマそうだから、というだけかも知れんのですが)。
本当は・・・なんか別の目的?があって獲得したけど結果的にアルコール分解能力になったのかも・・・とか色々考えてしまいます。生き物というのは後天的に獲得した性質を遺伝的に継承できることが、実は・・・100%不可能というわけではなかったりしますし。

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05/31/2015

しかしまだナゾ

スイスチーズの「穴」の謎、解明・・・原因は「干し草」(Yahoo!:AFP=時事) チーズに空いてる「穴」であります。某ネコとネズミの仲良くケンカするお話でよく出てくるアレであります(実際にはネズミはそれほどチーズが好きではない、という話もあったりしますが、まあ、あれば食べるでしょう・・・)。
「ネズミが齧った」とか言われてましたが、1917年に「バクテリアが放出する炭酸ガス」が原因とアメリカの学者が論文を発表。しかしどうも納得されてなかったらしく、今でも研究が続いているんだとか。
・・・なんかどーでもいい(失礼)話なような気もしますが。しかし「意味なし」と切って捨てるのは・・・なんか惜しい?ような気もします。気になりませんか? あの「穴」? 見逃せばそれでおしまい、なんですけど・・・一度知ってしまうとなんか気になるオブジェクトではあります。

・・・日本で「チーズ」と言うと大抵はアルミ箔にくるまった「プロセスチーズ」なもんで、ああいう「ナチュナルチーズ」は物語の中だけ、とかそんな風に昔は思ってたんですが・・・最近はそういったチーズも手に入るようになりましたし。
念のため:「プロセスチーズ」というのは基本的に各種チーズをブレンドして加熱したりして発酵を止めたものであります。そのため環境の変化に強く、多少合わない環境下でもそれほど大きく品質が変化したりはしません。逆に「ナチュナルチーズ」はそういった加工をしていないので、うかつなことをすると一気にダメになることもあります。
栄養補助や滋養のための食品でもあるのですが、嗜好品の要素も強い食品であります。・・・例えば「青かび」とか。好きな人は好きらしいんですが、そうでもない人は敬遠してしまいます。

そういった「チーズ」なんですが・・・↑記事ってよく読んでみると「干し草が原因で『穴』ができる」と記してあるんですが、まだ踏み込んだことまでは記されてありません。昔ながらの開放状態のバケツの方が「穴ができやすい」ということになってますが、じゃあ、現状の密閉式の搾乳機だと一切「穴」はできないのか・・・と言えばそうでもないようですし。ただ「穴が減ったり小さくなったりする」ということのようですし。
・・・まだまだこの謎は続いていくと思われます。完全解明、と・・・いくんでしょうか? いつかは?

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05/17/2015

温血魚

・・・というのは、なんか、ちょっと違いますか。
アカマンボウが「温血」だった・・・魚類で初の発見(Yahoo!:ITmediaニュース)。どこまで「温血」なのか、などなどまだ疑問はありますが・・・体温がほとんど変化しないんだろうか、とか・・・「変温動物」である通常の魚とはちょっと違った立ち位置にある、ということはたしかに大きな発見であります。
今のところ「鳥類」「哺乳類」が「温血」もしくは「恒温」動物と分類されております。周囲がどんな状況でも一定以上の体温をキープできる。そのため環境が変わっても一定以上の運動をキープできる、などの「恩恵」があるわけであります。
・・・ガラパゴス島のウミイグアナなんかエサとるために海に潜りますが・・・体温がどんどん下がっていくので戻って来ると必死にひなたぼっこするんだとか。「温血」だとそういう方面も改善されるんですが・・・。

実はちょっと面倒なことがあります。・・・どうやって体温を維持するのか、という・・・。
「変温」なら周囲がヤバくなると動かなければいいわけです。例えば「冬眠」もちろん安全上のリスクはありますが・・・それほど生きていくためのコストもかからない。だけど「温血」をキープするためにはそれなりのコストがかかります。・・・そのため哺乳類や鳥類は周囲から摂取を欠かすことができません。つまり・・・食べ続けないといけない。
・・・哺乳類の「冬眠」と変温動物の「冬眠」が違うのは哺乳類の場合、あらかじめ体内に取り込んでいた栄養を使い続けるのが「冬眠」だ、ということだったりします。カエルやヘビ・昆虫の「冬眠」は本当に動けなくなって眠るわけで・・・冬眠中は死んでるのと同じような状態であります。
もちろん、例外もあります。例えばげっ歯類のヤマネ。これは冬眠に入ると身体の機能をほとんど停止させて「仮死状態」みたいになって過ごす、という・・・ハチドリは毎晩この状態だ、という話もあります。

アカマンボウがどこまで「温血」か、はまだ分からないわけですが。哺乳類や鳥類のそれとはちょっと違っているのかも知れません。が・・・実際科学というのはこういう「例外」の方が多いのかも、と。「あるわけない」と止まっていたらそれまで、ということかも知れません。

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05/13/2015

もう少し待ってみよう

科学捜査に新たな「指紋」? 体内細菌群で個人特定(Yahoo!:AFP=時事)・・・そう言えば「もやしもん」で似たような話がありましたっけ。菌の見える沢木が常在菌をちらっと見ただけで「あの二人付き合ってますね」とか「特定」しちまう、という・・・。
そこまでカンタンなものではないようですが。しかし体内の細菌群のDNAを特定することから個人をも特定できるかも・・・というのはあながち無理な話ではないような気がします。

一体ヒトの体にはどんだけの細菌などの極小の生物がいるんだろう・・・。
テレビなどで「減菌」「除菌」などのCMがよく流れてくる季節になってきましたが、食器とかテーブルとかの前に自分の体の細菌を培養してみた方がいいんじゃないの? とか思ってしまいますが。・・・まあ、清潔に保つための商品のCMですからまずはそれっぽい場所?がどんだけキタナイか、というところから始めるのは分からんではないのですが。実際、口の中へ入る可能性は高い場所ばかりなわけですし。
・・・ちょっと前に「キーボードって本当はキッタネエんだよ」的な話があったりしましたが・・・どっか一か所だけ「滅菌」しておいてそれでOKというのもどうか、と。完全に「殺菌」できたとしてもそれが永続するとは限らんわけです、これだけ菌が無数に存在する地球上では。

しかしそれだけ多いということは様々なパターンがある、ということであります。人間個人個人にとって「固有のパターン」的な配列、と言うかDNAパターンなりがあってもおかしくはないわけです。
・・・でもそれにはまだ正確さが不十分なのかも、と。細菌群のDNAを調査、ということはどこかで細菌群に入れ替えなどがあったらそれはそれでまた違ってくるわけですし。
腸内の方が皮膚より正確さが高い、というのも・・・だったら指紋でもいいんじゃないか、とかそういう話になりそうですし(条件や場合によって違ってきますが)・・・もう少し技術の進歩を待った方がいい技術・・・なのかも知れません。

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05/12/2015

複雑化

ウグイス、競争がないとさえずりが簡略化?(Yahoo!:朝日新聞デジタル) ちょっと特殊な事例、と言えるかも知れませんが(少なくとも現在こういう実験を行うのはかなり難しそう)日本からハワイに放たれたウグイスの話であります。
「場」が変わると生き物には変化が起きることがあります。・・・これもその一つ、と言えそうではあります。

日本にいるウグイスは季節ごとに移動します。春先に「ホーホケキョ」と鳴くのはオスで、これは縄張り宣言でもあります。そしてメスを誘って繁殖するわけです。
その時に競争が起きるとどんどん複雑化していく、という話があります。基本的にメスは技巧的なさえずりをするオスに惹かれる、とされています。そうなるとオス同士が競い合ってどんどんさえずりが複雑化していくことになります。複雑なさえずりのできるオスの方がモテる、となればみんな複雑なさえずりを目指すようになる・・・というのはどこのオスでも同じであります。人間でも。
・・・ということは複雑化しないハワイではそういう「競争」が少ない、ということになるんでしょうか・・・?

あるいは何か他の要因があるのかも知れません。
↑のような話だと、最初のウグイス?というのはかなりカンタンなさえずりをしてた、ということになります。80年ほどでここまで「差」が出てくるのなら・・・江戸期から明治までも流行っていたとされるウグイスの「鳴き合わせ」は今の方が複雑なんでは・・・と思いますが、その辺はどうなんだろうか、とか。
ちょっと確かめるのが難しいとこではあるのですが。今、日本のウグイスは保護鳥(勝手に採取できない)ですし。しかし江戸期辺りのウグイスの声が今ほど複雑ではなかった、というのは・・・なんだか乱暴なような気がします。そんなに変わってないんでは、というのが個人的なとこで。

いずれにしても詳しく研究が進むのが待たれるところであります。いや、実際、こういう事例はなかなかないものでしょうし・・・非常に興味深いとこではありますし。

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04/09/2015

復活のブロントサウルス

まだ確定ではありませんが。
「ブロントサウルス」が帰ってくる? 別種だとする最新の研究結果(ITmedia ニュース)。分かりにくい方には分かりにくいと思われますが・・・昔々に「ブロントサウルス」という恐竜の名前があったんですが、今は「アパトサウスル」になっていいます。が、それぞれ違う種の恐竜ではないか・・・ということになってきてる、ということであります。
自分らがガキの頃恐竜図鑑とかそういった番組なんかには必ず登場していた「ブロントサウルス」であります。でっかくて首と尾の長い草食恐竜。「草食」か「肉食」か、というのはやはり好みが分かれるものであります。当時も「どっちがカッコいい」「こっちの方が強そうだ」「いや、こっちが好き」など古生物好きなガキは色々言い合ってたもんであります(自分はミョーなのが好きで、例えば古代亀アーケロンとか小型のオルニトレステスとか・・・これも当時と今ではかなり設定?の変わった連中だったりします)。
体がデカすぎて陸上じゃ活動できないだろう、ということで浮力を求めて水中で生活していた、とかされてました。でも、同じような「ブラキオサウルス」は頭のてっぺんに鼻の穴があるのにこいつにはそういうのがないのはなんでだろう? とかそういう話もありましたが・・・。

現在の研究ではこういうデカくて首と尾っぽの長い連中も陸上に住んでいた、ということになってます。デカいということだから体も重かったんだろう・・・ということなんですが、これを軽くする機能があった、ということでの変更であります。ただ・・・ブラキオサウルスの「頭のてっぺんの鼻の穴」はやはり存在していたらしく、なんでこんなもんがあるのか今でも謎らしいですが。

しかし「ブロントサウルス」の名前は消えてしまいました。これは「同じ種に名前付けた場合、先に発表した方を優先するね」という分類上の取り決めからで・・・そうしないと同じ種なのに別の名前、というのが乱立してしまう・・・先に見つかっていた「アパトサウルス」が「ブロントサウルス」と同じ種、ということになり消滅したわけです。
さらに。「ブロントサウルス」が発見された頃には化石は高く取引きされていました。今でもいますが「化石ハンター」的な者も多く、各地で採掘競争が激化。買い取り額は新種の化石の方が当然ですが高くなります。・・・そこで初期の「ブロントサウルス」の化石には「アパトサウルスの胴体」に「カマラサウルスの頭骨」が乗ったりとかそういうねつ造的なものもあり・・・その辺の事情もあって「ブロントサウルス」の名前が消えてしまったわけです。

ところが実は「アパトサウルス」と「ブロントサウルス」は実は違う種ではないか、という話が出てきたわけです・・・。
実は生物の分類というのは結構アバウト?なもので・・・そもそも自然界には存在しない「人間が勝手に付けた名前」で分けよう、という話ですし・・・前にあった名前が変わったり消えたり、というのはよくあることだったりします。複数の種が実は同じだった、とか・・・。
例えば「クロウミガメ」というウミガメがいるんですが。これが独立した種かそれとも「アオウミガメの亜種」かということでまだ決着ついてなかったりします。こういうケースは結構あったりします。モノによっては数年単位で学名変わったり消えたり逆に増えたり。

さらに化石の場合は証拠が少ないわけで。今生きている連中ならそのものを入手することは可能ですが、化石となってしまうと・・・そもそも「化石になる」というのはそれ自体が非常にまれなことだったりします。サンプル数が非常に少ない中で判断しないといけない。
だから今後もこういうことは起こるかも知れません。あの「ティラノサウルス」だってなんかの事情で名前が消えてしまう、ということがあるかも・・・?

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04/08/2015

メスだけ

日本のミジンコ、固有種ではなく北米からの外来種だった(Yahoo!:ITmedia)・・・外国からの移入種だった、というのはそれほど驚くことではなく。このミジンコ(学名:Daphnia pulex)は実は北半球でも広く分布しているので日本だけに、ということはないだろう・・・と。
しかしこの種が実は8種くらいの種の「集合体」であって日本にいるのはそのうちのドレなんだろう、ということになるとまた話が違ってきます。・・・そして今回の調査の結果は「北米にいるのと同タイプ」「祖先は4個体」「メスだけで増殖してきた」というものでした。
ミジンコはたった4個体を起源とする北米からの帰化種だった ―日本に生息する生物の意外な由来―(東北大学)

ミジンコと言えばたしかに理科の教科書にも載っている有名な微生物であります。数ミリ程度の大きさですが広い意味ではエビやカニと同じ。そこらの水たまりでも見ることができるポピュラーな節足動物であります。
しかしその生活史はかなりパワフル?なもので。
「普段はメスばかり」「メスだけで卵を産むが生まれるのはメスばかり」・・・そして例えば水たまりが干上がるとか環境が悪くなると「環境の変化に耐えられる卵(休眠卵)を産む」「休眠卵からはオスも生まれる」というもの。この「休眠卵」は水底に沈みますが乾燥などにも十分に耐えるので、再び水たまりができるまで待つことができます。
そして環境が整うとオスとメスが交尾して新たな個体が・・・ということだと思われてきたのですが。

実際はこのオス、あまり意味がない、ということのようで。オスとメスが揃っていても環境が良いのならメスはメスしか生まれない卵を産み、悪いならまた「休眠卵」を産む、と。
じゃあオスは何のためにいるか、と言えば・・・他タイプのミジンコと雑種を作るためにいるらしいのですが。ただ、今回の調査でそれがどうも機能していないらしい、と。つまり日本へ入って来た時と変わらないまま今に至っている・・・と。

「祖先が4個体」というのは遺伝子の配列を調べた結果であります(メスに代々受け継がれるDNA)。そのうち2個体は最近になって日本へ来たらしいのですが、残り2個体は700~3000年くらい前に北米から日本へ来た、と。・・・最低でも700年前。当時はアメリカ合衆国がまだありませんから船にくっついて結果的に人間が運んできた、というのはちょっと難しいところであります。
渡り鳥の足にくっついて北米から日本へ・・・というのも「休眠卵」なら可能なのですが、700年前までは往来があって今はぱったり、ということになるわけで・・・その辺の実証ができないわけです。

言ってみれば日本国内のこのミジンコは全部「クローン」なわけで、そういう生き物は他にもいますが何かの拍子に危機に立たされることもあり得ます。進化の過程、と言うよりも状況の流れと言うか事情の蓄積でこういう風になってしまった・・・とも言えるのですが。
と言うことはまた何か「変化」が起きればまた違った方向へ進むこともあり得る・・・ということでもあるんですが。この小さな生き物が今後そういった「変化」を起こすかどうか・・・そこら辺も含めて「ナゾ」であります。

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04/04/2015

いつから楽しむ

人類最古の「楽器」動物の仕業だった(Yahoo!:ナショナルジオグラフィック日本版)。たしかに実際に「楽器」として使っている姿を確認できない限りそれが「楽器」である、と断定できない場合もあるわけであります。
↑の場合は穴の開いた骨なわけですし。
いくら規則正しく開いていた、としてもそれを「楽器」として使っていたかどうか、となるとまた違った問題になってしまうわけです。
ただし、↑で冒頭のネアンデルタール人のケースではなく、現生人類の「最古の楽器」として紹介されてる方は・・・明らかに人為的に加工された跡があるわけで、そうなると少なくとも何らかの「道具」であったことは間違いなさそうであります(もちろんそれが「楽器」か、となると・・・)。

しかし「最古の楽器」が「笛」というのはちょっと意外だったりします。てっきり打楽器的な何かか、と思ってたんですが。あるいはそういうのもあったかも知れませんが「遺構」として残っていない、とか。その辺の石や木を叩いてた、ということならそれが「楽器」だったかどうか、なんてのはほとんど分からんわけですし。
「楽器」である、ということが分かる形状だと「笛」が一番そうと分かりやすいからなんでしょうか・・・。

同じようなことは「文章」にも言えます。「現存する最古の文章」と言うと・・・「文字」というくくりならいくつか古代文字的なものが出てきますが、これが「伝え語り」も含む、となるともう分からないわけです。伝承として現代まで伝わっているものも多数あるのですが、それが正確に「いつ」からあるのか・・・というのは全然分からないわけで。
・・・そうなるとエンターテイメントの起源、というのはなかなか難しいものかも知れません。確たる証拠がほとんどないわけですから。・・・まあ、そういうのはあまり関係なく楽しめればそれでいいのでは、と言われればそれまでなわけですが。

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04/02/2015

いにしえの

約千年前に開発された薬で耐性菌が死滅(CNN)。「Bald's LeechBook」という10世紀頃、アングロサクソン人の医学書に載っていた眼病に対する治療薬をできる限り再現してみたところ、耐性菌・・・カンタンに言えば薬に慣れ過ぎて薬に効かなくなってきている菌・・・に対して有効だった、とのことであります。
まだ詳しい仕組みや詳細な効果は出てきてないようですが。今後何らかの方法で現代の医学の役に立つのではないか・・・という期待もできます。

温故知新・・・という風にも言えますか。しかしそれでも約1000年前・・・。
日本だと平安時代。紫式部が源氏物語を著したのが大体この辺り(と、されていますが詳細な年代は不明)になります。・・・医学書みたいなものは日本にもあったと思われますが・・・どんな感じだったんでしょうか。
イメージとしては占いやまじないめいた内容が多いんだろうか、とか。
が、その辺りは日本も外国もあまり変わらなかったんでは・・・と思われますが。それでも中には現代に通用するものもある、ということかと。と言うことは探してみればまだまだこういう例があるのかも知れません。
あるいは失伝してしまったものもあるかと。タイムマシンでもない限りもう二度と世に出ることはないわけであります。

逆に言えば現代の「知識」というものもはるか未来では「おお、こんなことが」的な風に捉えられることがある可能性もあるわけですけども。・・・どういう風に伝わっていくのやら・・・?
なお。「LeechBook」の「Leech」とはあの「蛭(ヒル)」のことであります。古来(近年も?)医療目的で使われてきたことから医学書をこう呼ぶらしい、とのことであります。

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03/31/2015

見えーる?

「暗闇で50メートル先が見える目薬」を開発(Yahoo!:ITmediaニュース)・・・「目薬をテストしたところ、1時間程度で効果が現れ、暗闇の中10メートル離れた場所に表示した記号を当てるテストで高い正答率を出し、さらに森の中で50メートル離れた先の人を見分けることができたという」(「」内元記事より引用)
効果は永続するわけではなく、一晩寝たら元に戻った、とのことであります。服用から20日ほど経っても特に体に変化は現れなかった、とも。ただし効果が出ている間はサングラスが欠かせなかったそうで。暗視能力を一時的にアップさせる目薬、ということになりそうですが。

・・・何かに使えるかな。

真っ先に思いついたのはやはり「軍事」でしょうか。暗視スコープなしでも(簡易的にでも)暗いところで目が効くようになるわけですし。ただ・・・突発的事態に備える常備薬のような形でいつも持っていないといけないのか・・・でも暗視スコープなら最初からソレ目的なわけで、そういう意味では・・・さて?
緊急用、という意味合いなら軍事でなくても使用できそうではありますけども・・・。

しかしこの薬の開発の本来の目的は「暗いところでも見える目薬をどう使うか」ではなくて「科学をもっと身近に」ということであります。若干ズレているかも知れませんが、でんじろう先生のイベントのようなものであります。「科学はこういうこともできるんだよ、一部の企業や学者だけのものではないんだよ」と。
そのための「目薬」であります。ということは他にもこういった「発明品」があるのかも知れません。
が、いずれにしてもこういうのを日本で発売、とかないんだろうか・・・とは思いますが。臨床試験とか色々検査があると思うのですが・・・まあ、通ったとしても一般薬では販売できないでしょうし。じゃあ、医者に処方箋書いてもらって・・・となると一体何の治療に「暗視」を使うのか、とかそういう疑問も涌いてくるのですが。

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03/15/2015

げんぼくの原木

もうすぐシーズンですが。
「ソメイヨシノ」上野公園に並ぶ兄弟木・・・これが元祖か?(Yahoo!:毎日) お花見の桜であります。一口に「さくら」と言ってもその種類や品種は実はかなりの数があります。
そんな中で最も有名なのは「ソメイヨシノ」でしょうか。
特徴の一つとして「花の後に葉が出る」というのがあります。桜の系統によってはヤマザクラなどのように「花と葉が一緒に出る」というのもあります。これはこれで趣きがあるのですが・・・花だけパッと咲いた方が見栄えがいいのは事実であります。

しかしこのソメイヨシノ、実から増えることはない、と言います。
接ぎ木などで増やします。つまり、全国の「ソメイヨシノ」は全部「同じ」ということになります。・・・比ゆ的表現でも何でもなく。一本の原木があって、それと全く同じ遺伝子配列を持つ木が全国に植わっている、ということであります。それが上野公園にあるんではないか、と。
・・・これと同じようなケースに「バナナ」があります。今現在主流となっているバナナの品種も「原木」から増やされたもので・・・そのため病気などになると一気に広がる恐れがあります(実は「バナナ危機」というのが過去にあったりします)。

同様のことはソメイヨシノにも言えます。虫害や病気など、何かあると一気に全国の桜が枯れることもあり得ます。その辺の対策、というのも実は重要だったりします。

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03/12/2015

限りないグレー感

「虫を寄せ付けない」は証拠不十分・・・各メーカーの「言い分」(Yahoo!:産経) ちょっと前に触れた「吊るすタイプの虫よけ」に対して消費者庁が「宣伝文句がちょっとねえ・・・」と「改善命令」を出した件であります。
条件・・・例えば強風下とか解放されてる場所で、とか。そういう条件でも同じようにそんな大きな効果があるんかい、という点と・・・「ユスリカ」「チョウバエ」には効くだろうけど「シマカ」とか「ニクバエ」には効くんだろうか? という点が大きなところかと思われましたが。

・・・まあ、薬品成分的には「効果ゼロ」ではない、というのは各メーカーも消費者庁も、さらには消費者も理解しているところかと。「虫を寄せ付けない」効果はたしかに「ある」んでしょうけど・・・。
それがどれくらいか、となると。そんなに長く効くんだろうか、とか・・・そんな広範囲に、とか。
この辺は実際に実験を繰り返す必要がありそうなのですが(第三者機関で)問題はその「内容」で、ゴキブリはともかく一般的に飛び回っている「カ」「ハエ」に効果があるのかどうか、ということであります。

『空間用虫除け剤が対象としている虫は、ユスリカやチョウバエなどの「不快害虫」で、ハエや蚊、ゴキブリ、ダニなど人体に影響を与えかねない「衛生害虫」とは区別される』(『』内↑記事より引用)
どうもメーカーとしては最初からユスリカなどの言ってみれば「軽度の害虫」を寄せ付けないのが目的で、一般的なカやハエのような「重度の害虫」忌避が目的ではない・・・と。
・・・ヒトを刺すことのないユスリカはともかく。チョウバエはゴミにもたかりますからニクバエやギンバエとほぼ同等の位置づけをしても、まあ、ある意味問題はなさそうなんですが・・・でもチョウバエはいる・いないの差が結構激しい(どっちかと言うと戸外)のでそれを含めてしまうのはどうなんだろうなあ・・・と。

最初から「この商品はカやハエでは実験していません」なんて書いておいたらそりゃあ売れないでしょうけど。
だからと言ってなんだかこんな中途半端な、というのは・・・こうなったら本気で「シマカ・ニクバエ忌避」の空間虫よけ剤を開発する、というのはどうでしょうか・・・?

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02/24/2015

すねいく

ヘビ、超大陸「パンゲア」分裂で多様に進化か(Yahoo!:時事)。「ヘビ」というのは見た目もかなり特殊なものであります。いわゆる「生物の基本形」の一つでもある「四本の足」を捨て去った外見、さらには毒を持ったりもします。
そのため特殊に進化した、最近(とは言っても数千万年単位)登場してきた動物か・・・と思われるのですが、最古の化石は1億6700万年前から1億4300万年前と推定されています。これはいわゆる恐竜の世代だったりします。

・・・たしかにヘビの頭、というのは特徴的であります。
アシナシトカゲ、という・・・「足がないトカゲ」といういささか混乱を招く生き物がいたりします。動きはヘビとそれほど変わらない(基本的に土の中)んですがたしかに頭の形がなんか違うなあ、とか思ってたんですが。それだけ特徴的、ということでもあります。
最古のヘビの化石もアタマだけ、ということなんですがすでにその頃から今のヘビの特徴を備えているんだとか。
つまりその頃からあまり変わっていない、と言うよりすでに完成されていた、ということでしょうか。・・・数千万年、いや、数億年単位で基本的なとこは変わってない、という生き物は結構いるんですが。それでもヘビが・・・というのはちょっとした驚きであります。本当の意味での「ヘビの始祖」というのは一体どんな生き物だったんだろう・・・?

まあ、その辺から考え始めたらきりがない話ではありますが。特異な外見の祖、となると・・・特に。

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02/19/2015

時間が必要

まだまだ先の話になりそうであります。
「無花粉スギ」効果発揮は数十年後?(Yahoo!:R25) 「無花粉スギ」「花粉の少ないスギ」「飛散量の少ないスギ」と、スギ花粉症に対抗したスギ、というのは実はすでにかなりの品種があるんだそうであります。
が・・・まだ実数、つまり本数が少ない、というのが現状なんだそうで。
さらに問題なのはすでにあるスギであります。過去に日本では山に植林しまくった時期があり、スギなどの針葉樹もその頃に大量に植えられました。・・・理由は木材目的が主でしたが・・・当時と今では国内産樹木の需要が大きく違っています。それに伴って林業に携わる人の数も。
そのため放置されたスギ林やスギ山が残っています。これを・・・どうするか・・・?
さらに。減ったとは言えスギの植林は現在も行われています。その際に以前のスギ品種を植えることも多いとか。そこで林野庁が2015年度から「無花粉スギ」の植え替えに補助金を出す(Yahoo!:読売)ということになりました。

・・・スギが花粉を飛ばすのは自然の摂理だから仕方ない、という声もあります。しかし何か人の手でできるなら・・・それにどこか無理がないなら・・・やってもいいのでは、と個人的には思います。
例えば麦、という植物があります。言うまでもなく世界中で穀物として栽培され、世界中で主食の一部となっています。
しかしこの麦、本来は熟すと穂が弾けて実が地面に散らばるようになっていたとか。そうなるとかなりの手間ですし、収穫量も減ってしまいます。・・・それを人類の祖先が「散らばらずに固まったまま成熟する」麦を見つけて集中的に栽培することで現在のカタチになった、という話があります。
あるいはトウモロコシ。これも同様に弾けて実を散らばらせる仕組みがあったのでは・・・とされていますが現在ではその「原種」も見つかっていません。人の手による淘汰が現在まで続いた結果、とも言えます。

100%に近い人たちに影響が出てるわけでもなく、直接生命活動に関係している「食」とも関連はないスギ花粉ですが。・・・でも何か改善策が出せるならなあ、と。何とか折り合いをつけて「無花粉」増殖、と言う風にはいかないもんなんでしょうか・・・?

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02/18/2015

二つほど 2/18

国内で二つほど。

一つ目。話題?の「狩りガール」免許取得10年で倍増(Yahoo!:産経)。なんだ肉食系の話か・・・と思ったらそのまんま「狩猟」の話でした。ただ、「話題」というまでにはまだなってないんじゃないかなあ、と。
一般的に男性が多いとされる「狩猟」であります。やはり動物を狩る「釣り」とはちょっと趣きの違う趣味でもあります。
免許取得はもちろん、設備などでも余裕が必要だったりします。加えて日本は基本的に「銃はダメ」という国ですからその辺のしっかりとした心構えから準備なども・・・必要であります。
さらに・・・銃が身近にない日本ですから銃に対する偏見、と言いますか・・・「誤って撃たれたらどうするんだ」とか「そんなキケンなものを」といった周囲の目、というのもあります。釣竿持ってても別に何とも思われませんが・・・猟銃担いでいたら(地域にもよりますが)かなり奇異な目で見られるか・・・と。
しかしこれもやはり地域によりますが必要な存在になっていることもあるわけであります。どんなきっかけでも必要、なのかも知れません。

二つ目。琵琶湖に新たな難敵「アメリカナマズ」捕獲数急増(Yahoo!:産経)。こちらは確実に「増えている」ようではあります・・・いわゆる「チャネルキャット」というナマズの一種で、主に北米原産であります。しかし一時期日本でも養殖されていたのですが(特産にしよう、という向きもあったのですが)「特定外来種」に指定され・・・今では「飼育」や「輸送」が原則禁止されています。
元々日本にはいなかったわけで、誰かが何らかの目的・・・いや事情で放した、ということになります。
琵琶湖はこれまでもブラックバスやブルーギルなどの「外来種」の影響を大きく受けてきました。個人的にはそういうのは捕らえて食べてしまえ、と思っているのですが・・・習慣などの事情からなかなかそうは行かず。駆除、という方向になっています。
それでも少しずつ効果は出ているようなんですが、ここへ来てまた別の難敵が・・・と。終わりはないもんなんでしょうか、こういうのは・・・。

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02/16/2015

ロンリー?「52」

果たして孤独なのかどうか。
「世界一孤独なクジラ」発見プロジェクト(CNN)。「52」というのは周波数の値のことで、通常のナガスクジラの類より高い周波数で「歌って」いるために他のクジラには聞こえていない、ということになります。
クジラやイルカは水中で「歌う」ことが知られています。
これは仲間とのコミュニケーションが最大の目的ではないか、とされています。陸上の動物も声を発しますが、水中の方がより遠くまで聞こえます。さらに周波数を限定できれば「内緒話」も可能。
ただし。そこまでやっているのかどうかはまだ100%解析されてるわけではなく。基本的に陸上の動物も「音」をそういった手段に使っているため(例えば警戒とか愛情とか)水中でもそうではないか・・・という類推に過ぎない、という話もあります。もしかしたら全然違うように「歌って」いるのかも知れない。

ツイッターでこの「52」のことを知ったんですが・・・たしかに不思議な存在であります。
海中ということで視界はあまり良くないわけで、本当に仲間に声が届くことを願って「歌って」いる可能性ももちろんあるわけです。その場合は・・・本当に「孤独」であります。本当はたった数メートル離れただけの場所に仲間がいるのかも知れないのに、声が届かなくてすれ違い続けている・・・なんて可能性もあるわけです。
しかし本当はいつでもコミュニケートできるのにあえてそうしていない、という可能性もあるわけです。その辺は本当に当のクジラに尋ねてみないと分かりません。

「ITとソーシャルメディアの時代に警鐘を鳴らしているのかもしれない。人間はかつてなくつながるようになって、常にコミュニケーションし続けている。しかし実際には、誰も耳を傾けず、気にさえ留めていないと」(「」↑記事より引用)
・・・いや、まあ、そこまでは・・・とか思ってしまいますが。わざわざ海中から陸上に警鐘鳴らさんでも、とか。しかし本当のことは分からんわけで・・・海の中で笑っているのかも知れないのです・・・そんな人間どもを知って。

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02/04/2015

道筋がつけば

遺伝子組み換え「蚊」放出に住民抗議(Yahoo!:AFP=時事)。アメリカはフロリダの話であります。デング熱などを媒介するネッタイシマカ。そこへ「不妊となる」ように遺伝子を組み換えたオスを放って次世代の蚊が生まれにくくする、という試みであります。
実際に効果は出ていて、そのためフロリダでも導入・・・となったのですが「何が起きるか分からない」と住民が反発している・・・ということであります。

デング熱は去年東京でも発生しましたが・・・ネッタイシマカは日本だと南方にしかいないらしいんですが、近縁種のヒトスジシマカは東京でも見ることができます。・・・そこからか? という話もありましたが・・・詳細は不明のまま冬になってしまいました。
これが熱帯となるとネッタイシマカが媒介する可能性は非常に高いわけで。・・・最近は輸送網の世界的発達で特定地域にしかいなかった生き物が、気が付けばこんなところに・・・というのはよくある話になってきています。それは病原体も同じことであります。

そこで「不妊オス」を利用して・・・というのは実は結構ポピュラーな方法だったりします。が・・・「遺伝子組み換え」となるとやはりまだ抵抗がありそうな・・・。
実績があるのならそこから説明していって納得してもらう、時間かかっても、という手もあるんですが。そういう方向に行くのかそれとも・・・? ↑記事だけではどういう方向か、というのはやや不透明ではあります。
こういうのは結果は良くても実は・・・ということが往々にしてあったりしますし。・・・実は日本とも無関係でなくなるかも知れない話ですし・・・将来的には。何らかの道筋がつけばいいのですが・・・?

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01/31/2015

二つほど 1/31

あれこれと二つほど。

一つ目。「東京駅記念Suica」購入申し込み開始(Yahoo!:ITmediaニュース)。例の大騒動になったSuicaであります。一枚2000円(デポジット500円+チャージ1500円)で一人三枚まで、ということになってます。
「東京駅開業100周年記念Suica」発売のお知らせ(JR東日本)
2/9まで。ちなみに今申し込んでも実物が来るのは3月になってから、とのことであります。
・・・どうしようかな、というとこなんですが・・・関東圏に住んでいるので使う分には問題ないですし、それこそ記念に取っておくのもいいかも知れない。・・・でも・・・なんだかそこまでして欲しいかなあ、と。前は「一枚くらい買ってみようかな」とか思ってたんですが。
しかしネットで申込みできる、ということは直接東京駅に来ることのできなかった人でも手に入る、ということであります(そういう場合使用は難しいかも知れませんが)。実際、すでにちょっと混んでいるようですし・・・そういった面でも人気あるのかも知れません。

二つ目。「ガラス=液体」?説、ついに決着か(Yahoo!:R25)。「決着」と言うより「固体の証拠を見つけたぞ!」ということなんで液体かも、ということが言えなくもない、という・・・。
ややこしいなあ。
自分も知らんかったんですが「ガラスは固体である」というのはいわゆる一般常識の範囲内、ということだったようで。分子配列などの見地から「液体と言えなくもない」的な説もあった、と。・・・まあ、実際に窓や食器に使う分には別に液体だろーが気体だろーが使えりゃ何でもいいわけですが。厳密に「何だコレは」ということになると・・・たしかにこういった研究は必要であります。
・・・しかし。よく考えてみたら世の中のことなんて分からんことの方が多いわけで(水の厳密な立ち位置とか)。それを解き明かしていくのが「科学」なわけで。将来役に立つとか就職に有利とかそういうのとはまた違った話になってしまうわけで・・・。

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12/28/2014

まだ一山も二山も

ありそうですが。
ヤバすぎる? 培養肉ハンバーグの衝撃(Yahoo!:東洋経済オンライン)。考えてみりゃ添加物だの知らない成分だのがなくなるわけで。ある意味で「純粋100%」なわけで・・・「分からないモノが入ってるからなんとなくコワイ」とかそういう人たちにとっても朗報かも知れません(・・・その前に逆にヘンな情報仕入れてきて「培養肉なんかコワイ」とか言い出しそうですが)。

・・・時間が経てば・・・100年くらい経てばたしかに普通になってるかも知れません。技術としてはもちろん現時点でも革命的なものなんですが、普及してしまえば「普通」になってしまうものかと。
ただ。そこへ至るまでにかなりの「山」があるかと思われます。・・・一番大きな山は「なんとなくコワイ」という感覚かも知れませんが。

産業として現行の農業や漁業からシフトしていく、というのは例えば明治期の日本の「駕籠や馬から鉄道」とかそういう先例はいくらでもありますんで・・・しかも来年すぐにそういうことが起きる、というものでもないので・・・そういうもんかな、と思われます。
どういう風に変化していくのか分からんわけです。あれこれ予想立てても結局全然違う方向へ進むかも知れんのですし。今から考えてもなあ、とか思ってしまうわけで。
それよりも「品質」的には、あるいは「味」や「食感」はどうなんだろう、と。ホンモノと間違うくらいのモノになり得るのだろうか、と。その辺も、まあ、まだ分からんと言えばそれまでですが。

・・・しかし↑記事でちょっと気になったのは宗教としてのベジタリアンの人たちにも受け入れられている、という点で。「殺生」を戒律上禁じているからこそ肉食をしないわけなんですが・・・そもそもの「幹細胞」を「命」と見るならば結局は「殺生」ということになってしまうのか・・・それとも「幹細胞は細胞の一つであって命ではない」という認識なんだろうか、と。
単細胞の生物だって存在しているわけで。どうなんだろうか・・・と。・・・まあ、これも実際に出回るようになってから公式?な見解が出されるべきかも知れません。まだまだ先は長いのです・・・。

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12/21/2014

何かに使える

ようなそうでないような。
嵐の到来を察知して回避する鳥の行動(AFPBNews)・・・微弱な気圧や気温の変化、それも観測機器でも認識できない程度をも察知して回避したのか、それとも全然別の「何か」を察知して回避したのか・・・。
しかしこういう事例は過去も何度かありました。・・・動物が危険を察知してそれを回避する・・・。

例えば地震の予兆ですとか。動物が騒ぎ出してから・・・という話はよく聞きますし。
「ナマズが地震を起こす」
というのは江戸期では割と真剣?に信じられていたりしました。もちろんナマズにそんな能力はないのですが、地震が来る前に暴れる、という行動は実際に確認されています。
ただ・・・100%ではなかったりします。そういう時もある、という程度だったりします。
そのためか「地震予知に動物を使おう」という取り組みも過去には盛んだったようなのですが、最近ではあまり聞きません。どこまで有効なのか? がまだ不明瞭なためであります。

↑記事の鳥の行動もどこまで「確実」なのか、で話が違ってきそうなのですが。
どんなささいなことでも「危険回避」に繋げたい昨今なのですが・・・もちろん今後大発見でもってかなりの信頼性を得られる可能性はまだまだあるんですが、実際はどうなんだろうなあ、と。現状ではまだまだ難しいような。
もちろん、今後の研究に期待したいところなんですが・・・そりゃ、何かに使えるなら、とは思うのですが・・・どうなんでしょう・・・?

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12/20/2014

ないです?

STAP細胞?
再現できず、事実上「さじを投げた理研」(Yahoo!:毎日) 明確に「ない」「存在しない」とは言い切ってませんが。しかし「見ることのできないもの」は「存在しない」わけではありませんが、「存在を感じ取れない」のならそれは「存在しない」のではないか・・・と、いささか哲学的な考えすら出てきてしまうわけで。
現時点において「再現できない」ということは現時点において「存在しない」と限りなく近いことではないか・・・と。

万能細胞、つまり「何にでもなれる細胞」の一つとして発表されたSTAP細胞だったのですが。
論文の資料に誤りが見つかったり、さらには論文を撤回することになったり(撤回、と言っても提出先から削除されるわけではなく)。そして再現実験・・・それも本人を加えての・・・でも再現できない、という結果に。
「コツがある」
というのならそれを示さないと意味はないわけであります。

「ある」ことを証明する最も有効な方法は現物を提出することであります。これとは逆に「ない」ことを証明する「悪魔の証明」だと全ての可能性を潰さないといけないため、非常に困難を極めますが・・・「ある」ことを示したいのなら結果は一つで十分であります。

・・・正直なとこ・・・残念なのですが・・・コトはSTAP細胞に限らず、日本の若くてコネや経験のない研究者のあり方についても照明が当たりつつあるところだっただけに。
もしかして今後実験内容や方法そのもの(まるで犯罪者扱い、とか)に対して何らかのアクションがあるかも知れませんが・・・STAP細胞そのものについてはこれで幕、ということになりそうであります。そこもまた、残念なんですが・・・。

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12/04/2014

分からん

「人工知能の開発は人類の終わりの可能性を意味するかも知れない」・・・スティーブン・ホーキンス博士が警告(AFPBBNews)。・・・さて・・・どうなんでしょうか。
分からん。
というのが個人的なとこであります。一つにはこの記事だけで判断できるもんでもない、というところもあります。博士がどこからどういった情報によってこう思ったのか・・・というのもちと不明ですし。
さらに「こんなこと続けていたら人類が終わってしまう! だから人工知能の開発なんかやめるべきだ!」というスタンスなのか「こういう研究を続けていけば人工知能は飛躍的に発展して、やがて人類にとって代わるものとなるだろう・・・だからもっと慎重になるべきだ」というものなのか、その辺の詳細も分からんもんではあります。

実際、ストーリーの「題材」としては・・・すでに陳腐なものになりつつあります「人工知能」。
「人間の代わりに判断してくれる」というシロモノで、人間が楽をするため・・・と言うより人間が判断しようもない場面で有用なものだったりします。例えば・・・宇宙空間。通信もままならない空間で自律判断して即座に「良い」方向へ判断してくれるならそれに越したことはない、と。
実在する人工知能でも、モノによってはかなりシャープな判断をするものもあります。
それらがやがて人類を越えて、さらに人類を終わらせる「新生物」となるだろう・・・というのも実はすでに相当数のストーリーがあったりします。

でもなあ・・・だからと言って実際にそうなってしまうのかどうか、となると(そうなってしまってからでは遅い、という声もありますが)。
所詮はヒトの頭の中で思い付いた思考や空想の結果の産物、という言い方もできるわけで。その辺の「危機」を言い出したら工業用ロボットだって「危険物」ですし、打ち上げ成功しましたが・・・大気圏外に向かうロケットだって「危険物」になってしまいます。
・・・しかし。すでに「空想の産物」ではなくなっている技術もありますし(世界中で規制はされているヒトクローンとか)。そういう意味では人工知能に対して「規制」めいたものも必要なのでしょうか・・・。

・・・実感ない、というのもありますが・・・分からんなあ、まだ。何も。どこかにとっかかりめいたものも・・・ある、かなあ・・・?

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12/01/2014

二つほど 12/1

色々と二つほど。

一つ目。地球上、全人類の0.01%の人しか持っていない「黄金の血」とは(GIGAZINE)。「誰にでも問題なく輸血できる血液」を持つ、ということで確認されてるだけで現在43人世界にいます(そのうち6人が輸血することに同意)。
赤血球の表面にある「抗原」これのタイプや組み合わせによって「血液型」は決まります。一種の「アレルギー反応」で・・・大きく異なっていると輸血しようとしても血液が固まったり赤血球が溶けてしまったりします。いわゆる「ABO式血液型」では「O型の人は誰にでも輸血できる」とされていますが・・・実際にはそうカンタンなものではなく。抗原のタイプが合わないと非常に危険であります。
その抗原を一切持たない「Rh null」型がある、と。抗原がないのでそういった反応は一切起きないことになります。
・・・しかし・・・黄金かなあ・・・この人たちは「輸血される」ことはできないんじゃ・・・自身が大怪我した時には。そういう意味ではどうなんだろう、とか思ってしまいますが。ちなみに「Rh」というのはアカゲザル(Redhaired monkey)の意で、このサルの血と混ぜて「固まる」と+「固まらない」と-と判断したことに由来しています。ほとんどの人が「+」だったりします。

二つ目。「初代ユニットバス」が都内に現存していた(Yhoo!:withnews)。製造元のTOTOの本社のある北九州に「里帰り」するんだそうであります。
1964年の東京オリンピック。この時に様々なモノが造られてきましたが・・・その中に「建造物」特に「大型住居」があります。マンションやホテルの建造ラッシュがあったわけです。特にホテル(旅館ではなく)は外国から来る人たちをもてなすために必要でした。しかも短い工期で完成させる必要も。しかし現場でいちいち作っていたのでは間に合わない。
そのためバス+トイレ+洗面所をあらかじめ組み上げておいて、それをはめ込む、というシステムをTOTOが開発。これを「ユニットバス」と呼びました。
・・・現在では「バスとトイレと洗面所が一部屋に収まってる」という意味で使われることも多いのですが、本来は工法の名前みたいなもんであります。
それの「初代」を発見。画像見る限りでは現代のものとそんなに変わらないような(浴槽のへりの高さでしたっけ、今は転倒防止でもっと低くなってる、とか?)・・・まあ、目的もそんなに変わってないのでそれほど大きく変わるわけもないもないのですが。・・・こういう一種の「消耗材」はなかなか残りにくいわけで・・・よく考えてみたら他にもこういう事例はありそうであります。

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11/29/2014

どこにでもいる

イギリスで販売の鶏肉、70%に食中毒菌(AFPBBNews)。カンピロバクターという菌で、健康な人ならいわゆる「食中毒症状」が出るだけですが、高齢者や病気などで弱っている人は死に至ることもあります。ただし、この菌は加熱に弱くきちんと火を通していれば問題はない、とのことであります。
自然天然下では動物を中心にどこにでもいる菌なんだそうで。ヒトの近くにいる家畜にも当然いるわけで・・・その辺からも注意が必要ではあります。
カンピロバクター食中毒予防について(Q&A)(厚生労働省)
日本でももちろん発症例があります。が、例えば牛乳からの感染は日本ではほとんどが加熱殺菌してあるので・・・十分に火を通してなかったとかそういうことから、が主になるのでしょうか・・・↑記事ではイギリスでは毎年28万人の食中毒のもと、となってますが日本では↑年間3000人ほど、となっています。

あるいは鶏肉の扱い方、とかそういうのもあるかも知れませんが。
日本だと丸のままの鶏、というのはまずお目にかかれません。大抵は部位ごとに切り分けられてパック詰めされています。しかし↑記事の画像もそうですが、国や地域によっては丸のままさばいた鶏一羽売ってるケースもあるわけで・・・その辺で「直接触れる頻度」というのに違いが出てくる・・・のかも知れません。
これからそういった「丸のままの鶏」が大量に流通する季節になりつつありますし。

それでもこういった菌はどこにでもいるものであります。日本でも↑検出されているわけですし。扱いにはやはり注意が必要のようであります。

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11/16/2014

嗅覚と禁煙

むしろ「条件付けと禁煙」ですか。
腐った卵の臭いで眠っている間に禁煙?(AFPBNews) この「腐った卵の臭い」というのはそのものを嗅がせると禁煙できる、とそう単純なものではなく。「イヤな臭い」を条件づけることで禁煙できるかも、ということであります。当人がイヤと思うのなら特定の花の匂いでもいいのかも知れません。
研究ではこれを嗅がせるタイミングについても調査しています。
一種の睡眠学習?みたいなもんでしょうか。タバコのにおい=イヤな臭い、ということにしてしまえれば禁煙しやすい、ということではありそうですが。

しかし、コレ、禁煙に限った話ではないのかも。
何らかの行動に「条件付けする」というのは結構色々使われていたりします。身近?なとこだと歴史の年号などの暗記とか。ヘンなこじつけみたいな覚え方がありますが・・・アレもその一種かと。聞き覚えのありそうな、と言うより耳に入ってきそうな、なんとーなくでも覚えてしまうフレーズと重要な単語を結び付けてしまう。
その辺でも何かと使えそうな話ではあります。睡眠学習みたいになりそうではありますが。

・・・そうなると・・・別に嗅覚でなくてもいいのかなあ・・・。
でも睡眠時、となると目はダメですし、やはり耳か鼻、ということになるのでしょうか。そういうところから「条件付け」というわけで。・・・まあ、でもそうカンタンにはいかないのが現状なわけで。今回の論文がニュースになる、ということはそれだけ大変な結果だった、ということですし。

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11/02/2014

欧州とアジア

ヨーロッパの両生類大量死、原因はアジア原産の病原菌(Yahoo!:AFP=時事)。「カエルツボカビ病」というのは少し前に日本でも話題になっていました。カエルが大量死してしまうとされるカビの一種で、日本に入ってきたらどうなるのだろう・・・という話だったんですが。
これがなぜか日本のカエルにはこれに対する耐性があった、ということに。そこで日本国内ではあまり問題にならなかったんですが。
アジアのカエル類にも耐性があった、ということだったんですが・・・これの一種が欧州の両生類の大量死に繋がっている、ということであります。・・・あの時のツボカビ病の蔓延と関係があるのかどうか、その辺は分かりませんが・・・アジア原産、ということはやはりアジアのカエルが耐性持っていた、ということとも関係があるのか知れません。

しかし同時に・・・ペットの輸入による弊害、というのは両生類に限らない話であります。ただ、一口に「ペットの輸入」と言っても種や環境や状況によって大分違うもんではあります。
例えばイヌやネコ、となるとこれはほとんどは「品種」の輸入、ということになりますが・・・検疫関係はあっても同じ「イヌ」(ネコはちょっと違っていたりしますけども)なわけで。しかし昆虫となると輸入方法は簡潔になりますがよく似た種も多く、遺伝子の独立性を保てなくなる・・・という懸念もあったりします(一方で輸入、と言うか持ち込みが厳しく制限されている虫の類もたくさんあります)。
魚となると。水の輸入は制限があまりないので比較的容易だったりします。が・・・これはペットではありませんが、盆栽など鉢植えは土の「輸入」というのは国によっては非常に厳しく制限されるので、輸出入がかなり厳しい場合もあったりします(そんな時は種子で取引するんだそうですが)。
ペットの幅というのは実は結構広いものなので、外来種による害、というのも含まれる場合もあります。

・・・そういう事情もあるのですが・・・今回は「アジア→欧州」という構図ですけど、「欧州→アジア」というのも何かどっかで出てくる・・・のかも、とか。こういうのはどこでどうなるか突発的に何か・・・というのは誰にも予想できないものではあります。

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10/26/2014

こう言っちゃ何ですが

本気だったのか(オイオイ。
MIT博士過程研究チーム「火星移住計画:マーズ・ワン計画は失敗するだろう」(MSN:ギズモード・ジャパン) ちょっと前に触れましたが(2013/5/12『やって欲しいのだけど』)「マーズ・ワン」とはオランダの会社が「2023年に火星に片道切符で移住する」と発表したもので、実際に人員の募集を行っていたりします。
・・・あれから進んだのかどうか、ちょっと分からなかったんですが・・・どうもきっちり?進行していたようであります。

自分としては「失敗」と言うより「挫折」っぽく終わるんではないか、と思ってたんですが。
資金面はどうにでもなるわけです。しかし現状そこまで技術があるのかどうか、が大きなポイントであります。アメリカのNASAが国際宇宙ステーションなど軌道上からは撤退して地球外を目指す、と発表しましたが・・・もちろん国家機関なのでそれなりに資金は確保できるのですが・・・それは今までのノウハウをきちんと活用できるから、でもあります。これまで宇宙産業をけん引してきた二大巨頭の一つですから(もう一つはもちろんロシア)地球外の惑星へ、という話が出ても信憑性は増すわけです。

が・・・オランダのこの会社の計画はどうなんだろう、と。

もちろん「絶対ムリだ」と言い切ることは誰にもできはしません。が・・・「大丈夫なんかな」と心配することはできます。いや、もちろん、こういう計画を民間で成功させて欲しい、とは思ってるんですが・・・。
やっぱり大丈夫なんかなあ。どうなんだろうなあ。成功・・・できるのかなあ・・・???

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10/25/2014

二つほど 10/25

国内で二つほど。

一つ目。クラブ規制緩和、照度による分類閣議決定(Yahoo!:毎日)。結局「照度10ルクス超か以下か」での分類、ということになりそうであります。「風俗営業法」という法律の「縛り」から逃れられるかどうか・・・そうでないと営業時間などかなりの制限を受ける・・・というとこでクラブの方でも動きがありそうであります。
「10ルクス」とは「上映前後の映画館並み」の明るさ、とのことですし。演出として「暗闇」を使ってきていたクラブはどうするのか・・・?
さらに立地条件や何かでも規制を受けることになります。しかも↑分類がかなり複雑っぽいので、いくらかの混乱があるかと思われます。
ただ。これで明治期からの「ダンスなんて不良のするものだ」といわれなき規制を受け続けてきた健全なダンス教室が一息つけるわけで。その辺は良かったなあ、と思うのですが。

二つ目。「日本消滅レベル」の大噴火、今後100年で「1%」の確率(Yahoo!:ITmedia)。「じゃあ今後100年で日本は消えるんじゃあ!」という勘違いが起きそうですが。あくまで確率の話なんで・・・そんなこと言い出したら「宇宙人のUFOがぶつかって地球消滅」だって「宇宙人の完全不在」が立証されていない今、確率ゼロではありますまい。
これは九州で巨大噴火が起き、さらに巨大地震も発生・・・という最悪のシナリオを想定してものであります(しかし完全な虚構というわけでもなく、実際に約7300年前の縄文期にこれに類した大災害が起きている、という・・・)。火口付近はもちろんなのですが、火山灰による被害は北海道の一部を除く日本全国に及ぶ、とされています。
火山灰というのはただの灰やホコリではなく。例えばちょっと前に起きたアイスランドでの噴火によるヨーロッパの混乱は記憶に新しいものであります。火山灰による航空機障害から農作物への影響・・・。
噴火による直接的な被害ではなく連鎖的な被害・・・今後はもっと広い視野での想定が必要かと思われます。

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10/20/2014

青かったり赤かったり

ちょいと前に「黄色いアサガオ」のこと書きましたが。
「青色ニホンザリガニ」国内で初繁殖に成功(Yahoo!:毎日)。これまでは栄養面の問題で青くなるのでは? とされてきましたが実は遺伝(劣性遺伝)によるもの、とのことであります。青色同士をかけ合わせていって、その仔も青くなってきているわけですし。
ニホンザリガニは絶滅危惧2類に指定されています。・・・よく見るザリガニはアメリカザリガニという外来種で、こちらは容易に繁殖しますが(熱帯魚のエサや釣り餌としても安価で販売)ニホンザリガニは繁殖どころか飼育もなかなか難しく、例えば「青いザリガニ」ということで大量に繁殖させてペットに・・・というわけにはいかない種だったりします。
ただ・・・「青いザリガニ」というのは別にニホンザリガニに限った話ではありません(色素欠乏?)。アメリカザリガニにも存在していますし、日本以外に生息するザリガニにもいるので・・・この技術や知識でそういうのを「品種」として確立させる、とかそういうことは可能かと思われます。

前にも書きましたが、実は「何色のナントカ」というのはそれぞれの業界?で色々言われていたりしますが・・・自分が最近気になっているのは「赤いコクワガタ」であります。
探そうと思えば関東地方の都市部でも見つかりますし、安価に購入することもできるいわゆる「本土コクワ」と呼ばれるコクワガタは基本、真っ黒。自分が今飼育しているのもコレで・・・成虫として羽化直後は真っ赤なんですが体が固まる?とやはり真っ黒になってしまいます。

これが最後まで赤いコクワがいる、という・・・。

いわゆる離島産と呼ばれる一群(亜種とも)に多い、いや、紀伊の方には赤いのがいる、いやいや離島産でもオキナワの方のは種が違う・・・と、色々なんですが。
しかし実際にフツーに飼育していて「赤いコクワ」が出てくることもある、と。・・・もちろんそうなると珍しいものですから累代飼育しようとします。しかし生まれた仔は真っ黒。・・・単純に「赤くなる血統」がいる、というものでもないらしい、ということであります。
何らかの因子が関係してる、というのは間違いないのでしょうけど・・・それが分からない。
・・・自分もそういうコクワを出してみたいなあ、とは思いますが・・・さて。気になるのは気になっているのですが。

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10/11/2014

二つほど 10/11

雑多に二つほど。

一つ目。Amazon初の「実店舗」オープンへ(@nifty:J-CASTニュース)。・・・必要なのかどうか、というのはまた別の話なのかも知れませんが。ネット通販という「虚店舗」がある意味魅力?のAmazonで「実店舗」と言われてもなあ、とか。
「小型ヘリによる宅配」とかそういう話題もある米Amazonであります。・・・どうなのかなあ、こっちは実現はそれほど難しくはない(用地買収とか何とかなりそうですし)でしょうし。
まあ、米Amazonの話なので、日本でどうなるかは分かりませんが・・・。
ただ、「実物を手にして購入できない」というある意味ネット通販の根幹を揺るがしかねない、でも最大の欠点でもあるコレをどうにかしてしまう、というのは・・・いや、やっぱり実店舗はいいや、何かと買いにくいものもあるし・・・とかそんなことも思うのですが。

二つ目。幻の「黄色いアサガオ」再現(Yahoo!:時事)。遺伝子導入、とのことなので他からそういった因子を埋め込んでの再現、ということ・・・なんでしょうか?
「黄色いアサガオ」は江戸期には存在していた、という話があります。実は江戸期には一大アサガオブームが起きたことがあり、当時の絵入り文献には他にも現代では失われているアサガオも載っているんだとか。
・・・一説にはウィルスによるRNA転写が原因でここまで変化が起きるようになった、とかそういうのもあるんだそうですが・・・さて?
ところで「黄色いアサガオ」は幻だったんですが(花が咲くメカニズム上かなり不可能に近いらしい)・・・「黄色いアジサイ」というのも実は幻であります。これはアサガオとアジサイの咲き方というのは実は似たようなものだから、同じようになるらしいのですが。
他にも「赤いセキセイインコ」というのもあります。セキセイインコの原種は緑色や黄色が中心ですが、これが失われると青くなります。そこまでは普通にいるんですが・・・赤い色素は持ってないので「赤いセキセイインコ」というのも幻なんだそうであります(紫色のセキセイインコてのは存在してるんですが)。

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10/08/2014

どってんかいめい

米ハーバード大で「冥王星は惑星か?」討論(CNN)・・・結論:冥王星は惑星、とのことで。今さら、という観もありますが・・・。
2006年に国際天文学連合が「惑星ではない」と「準惑星」という新しいカテゴリを作ってまで決定しました。その時は結構な騒ぎになったものですが・・・世間一般からしてみれば遠い星の話なわけで。特にどっちでも感が強かったような。
しかしアメリカではちょっと事情が違っていたようで。例えばディズニーのキャラクター「プルート」は冥王星が見つかった1930年が公式デビュー。発見者はアメリカ人の天文学者トンボーで・・・その辺からも一種の執着?があるのかも知れません。

まあ、たしかに「降格」扱い、ということにはなってますけども。
「もし地球が冥王星の場所にあれば、地球も降格されるだろう」(「」内↑記事より引用)という「冥王星の降格を認めない専門家」の意見、というのも・・・どうなんだろう、という気もしますが。単純に位置関係、というよりも大きさとかその辺からも来ているような。
冥王星にはカロンという「衛星」があるんですが、これが実は本星・冥王星の半分以上あったりします。そのため「連星」・・・「二つの星が連なって存在している」と見られることもあります。

しかし実際のとこはまだまだ分かってないことも多かったりします。何せ地球からの距離が距離ですから。

今度探査機が接近する、とのことで・・・新発見もあるかと。しかし「降格解除」となるかどうかは・・・さて?

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10/05/2014

ただのばいきんじゃねえよ

いや、ある意味「ただのばいきん」ですが。
オランダ・アムステルダムに世界初の「微生物動物園」オープン(AFPBBNews)。様々な展示があったり、エボラウィルスの巨大模型もあったりするそうで。
さらに来園者の身体をスキャンして存在する微生物の情報を提供してくれる・・・。
まさかサンプル採取して培養、というわけではないでしょうが(時間がかかりますし)・・・身体を「見て」存在しそうな微生物の情報を、ということかも知れません。
いずれにしても、かなり面白そうなんですが・・・オランダ。ちょっと行ってくる、というわけにもいかないなあ・・・。

こういう海外の施設?を見るたびに「日本だとどうなるかな」と考えてしまうのですが。
・・・ちょっと無理かなあ・・・。
こういう事情は海外も日本もそう変わらんと思うのですが、「身体に微生物」と言うと「有害なばいきんがいる」とかそういうことになって「除菌」や「殺菌」を、とかそういう流れになりそうな。実際には微生物の全部が全部害をなすわけでもなく(そもそも「害をなす」という発想そのものが人間からの視点なわけで)むしろ「益になる」場合もあるんですが・・・なかなか理解してもらえそうもないような。

しかしそれでもこういう「動物園」がオープンできる、というのは・・・なんか欧米だなあ、と。
例えばBSやCSであっちの科学ドキュメント番組をやってますが、中には寄生虫の番組なんてのもあるわけです。もちろんその映像には寄生虫が出てくるわけで・・・そういう番組だから当たり前なんですが・・・こういうの、日本じゃ絶対公的には放映できない、いや、やらないだろうな、と。
捉え方の違い、と言いますか。何だろう、不特定多数の捉え方の違い、とでも言いますか。
「こういうのを楽しめる人たちがいる」ということを理解している・・・ような。日本の場合「とにかく大勢を楽しませられればいい」という発想が主になっているような・・・?

多分日本で「微生物動物園」やっても最初はマスコミも取り上げて繁盛しても、そのうち閑古鳥、とかそういうことになりそうで。送り手と受け手の違い、みたいなもんもあるかも知れません。
・・・でもこういうのでもきちんと運営できるような素地を、やはり日本にも育てていった方がいいとは思うのですが・・・やっぱり無理かなあ・・・。

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09/21/2014

二つほど 9/21

色々と二つほど。

一つ目。ジャガイモ毒素の遺伝子発見(Yahoo!:時事)。結構知られていますが、ジャガイモには「毒」があります。日光に当たると緑色になるアレであります。もちろん致死量もありますが・・・かなりの量食べる必要があります。
何キロとかそんな単位だったような・・・。
ただ、これはあくまで「致死量」なのでそれくらい食べないと毒素に対して体が反応しない、ということではありません。微量でも過敏に反応する人もいますし、何らかの影響が出る可能性もあるわけです。
そのためその毒素を減らすことができれば、ということで研究が続けられてきました。その成果の一つなわけです。その遺伝子の働きを止めることができれば毒素は大幅に消えます。・・・ただ、コレ、考えようによっては「遺伝子操作うんぬん」ということになりそうで・・・その辺はでまた何かあるかも知れません。

二つ目。日本初、アバターで通える通信制高校(Yahoo!:ねとらぼ)。通信制高校とは基本的に登校はせず、課題などは自宅でこなして最終的には高卒資格を得ることのできる教育機関であります。
諸事情あって登校できない人などが利用するわけですが。
そういう「学校」をネット上で、というのは実際にやっていそうな話なんですが。・・・アバター、ですか。
・・・どうなんでしょうね、ただのオマケ的な要素、ということなのか・・・それとも。なんか一部からは猛反発食らいそうな気がしてるんですが。遊びじゃねえぞ、的な。
これでも別に勉強がはかどるのなら問題はないと個人的には思うのですが。最終的にはバーチャルリアリティ的な登校、とかそういう方向になるのかも知れませんし(それはそれでまた何かありそうな気もしますが)。
実は個人的にちょっと心配?なのは思ったほど生徒が集まらないとか色々あって「やっぱやめます」とかそういう風になることで。「日本初」なんですし、最後?までやり通して欲しいなあ、やるんなら、とか思ってたりします。

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09/12/2014

飼育下と天然下

ウーパールーパーが絶滅の危機に(AFPBNews)・・・メキシコであります。ウーパールーパーとは一定以上の年代の人には有名ですが、最近の人だと・・・「妙な生き物」とかそういう印象を持ちそうであります。予備知識も何もなしにその姿(↑記事にたくさん出てますが)見たら何が何だかよく分からない、一体どんな生き物なんだろう・・・とかそういう風に思うかも知れません。
正式な和名は「メコシコサラマンダー」・・・「サラマンダー」というのはファンタジー系だと「火竜」とかそんな感じで「火を吹く」的なイメージがあります。生き物関係だとトカゲの仲間にそんなのがいたりします(火は吹きませんがかなりゴツいトカゲ)。
片方は確実に爬虫類で、空想上のもなんだか爬虫類っぽい「サラマンダー」ですが・・・こっちの「メキシコ~」は両生類で、タマゴはカエルのようなものを水中に生みます。

タマゴだけではなく親になっても水中にいます。・・・こういう両生類はイモリとかサンショウウオなどと同類で。大人になると陸に上がるカエルの類とはちょっと違う両生類であります。
・・・いや、↑メキシコサラマンダーの場合、「親」にはなりますが「大人」にはならない、という・・・奇妙?な習性を持ってます(人為的に「大人にする」ことは可能)。一生子供のまま、みたいなものであります。
しかしそれでも様々な実験に使われる、特異な性質を持った生き物だったりします。

日本でも購入できます。特に届出も必要なしに。これは日本国内で養殖されているからで、現在輸出入は禁じられています。
が、原産地メキシコでは生息できる湖が激減。今はソチミルコ(Wikipedia)周辺のみ、となってしまった・・・。
これは日本のメダカみたいなもので、飼育下だと結構な数がいるのですが天然下では激減している、という・・・こういう生き物は増やすのがなかなか難しかったりします。元々の生息地が特殊な場合が多く(メダカの場合農薬の少ない小さな川)保護が難しかったりしますし・・・しかも飼育下だとフツーに見ることができるので「危機」という意識もなかなか芽生えない。

・・・そのうち「飼育もの」「天然もの」で性質なども変わってしまうのではないか、とかそんな風な考え方も。ただ飼育してたのを放せばいい、という問題でもないのであります。

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08/17/2014

二つほど 8/17

「容器」で二つほど。

一つ目。中が見える鍋、発売(MSN:ギズモード・ジャパン)。・・・便利かどうかはちょっと分かりませんが・・・まあ、たしかに中身がどんな風に煮えているのか、とかそういうのを確認できるのは興味深いところではあります。
多分「透明なフタ」と似たような材質なのかなあ・・・。
鍋の材質、というのは食材に影響を与えることもありますんで、場合によっては気をつける必要もあります。しかしガラス質だとたしかに影響はほとんど与えないわけで。「落としたら割れる」という弱点をクリアできれば意外と使えるもんかも知れんのですが・・・しかし汚れてしまったらあんまし意味ないかも・・・。

二つ目。Twitterで話題「すぐ飲めてずっと冷たいペットボトル飲料」(Yahoo!:ねとらぼ) 発想の勝利、というやつであります。たしかにペットボトルごと凍らせるとずっと冷たいまんまであります。これをどう溶かすか。流水に浸す、短時間お湯につける、など方法はありますが・・・そもそも冷たくしたくて凍らせたのに「溶かす」というのはなんだか本末転倒でもあります。
しかし「先に中身を半分取り出しておいてナナメに凍らせて、戻す」というのは、たしかに。当たり前ですが凍った中身に触れている限りずっと冷たいままであります。
・・・まあ、一気に全部飲んでしまったらやはり意味ないんですが。でもこれだとそれなりの時間もちそうですし。結構色々使える方法なのかも・・・?

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08/03/2014

「ご当地」のサーモン

「ご当地サーモン」続々とブランドが登場(Yahoo!:毎日)。トラウトサーモンいわゆる「ニジマス」系であります。これはエサなどの管理や海水面で肥育することで寄生虫が出にくくなり、生食に適している・・・とされているいわゆる「サーモン」であります。
スシネタや刺身で目にすることもあります。
・・・個人的にはあんまり好きではないのですけれど。脂っぽい刺身は最近、どうもウマイと思えなくて・・・ブリなら刺身よりも照り焼きかな、とか思ってしまいますし。マグロもやはり赤身の方が・・・年ですかねえ。

↑のご当地サーモンにはあまり脂っぽくないのもあるそうですが。
しかし基本的にニジマスを肥育させているわけですが。でも↑記事に載っている「絹姫サーモン」は三倍体のトラウト(ニジマスではない)ですし、「伊根サーモン」に至っては養殖されたギンザケだったりします。
三倍体、というのはカンタンに言ってしまうと「繁殖のためのエネルギーを自分のために使える」ということで、子孫は残せませんが体格や肉質が良くなったりします。従来の方法では無理なところまで育てることができます。遺伝子組み換えとかそういうのではなく・・・あくまで「三倍体」であって実はマレに自然下でも発生します(当たり前ですが子孫を残せないのであまり意味はないですが)。

・・・トラウトサーモンではない魚種で、というのは・・・難しいのかなあ、ギンザケは例がありますけど。その方が「ご当地」っぽい気がするのですが。
海水面で肥育することで寄生虫の心配を取り除いているわけですが、実は一度冷凍しちまう、という方法もあります。火を加えれば一撃なんですがそういうわけにもいかない。冷凍させても寄生虫を駆除できるんですが・・・そうなるとやはり価値が下がるんでしょうか・・・まあ、やはり、需要がないと供給もないわけではあるのですが。

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08/02/2014

二つほど 8/2

CNNで二つほど。

一つ目。血液検査で自殺予防?(CNN) 実用化されて、例えば定期健診の項目にそういうのが普通に加われば・・・「自殺」そのものが減る、のかも知れませんが。
本当はその自殺の原因を取り除いていくのが本来の方法かと。
・・・しかし全ての人の「不安」を完璧に解消することなど不可能であります。できるだけ解消に近づけていく・・・というのはこれまでも団体や個人で実行されている方々がおられます。その一助ともなれば、また違うのかも知れませんが・・・。
・・・数値が高い、ということで逆に追い詰められたりしないだろうか、とかそんなことも考えてしまいます。あまりにも心のデリケートな部位に踏み込んでしまいそうで・・・。

二つ目。家具が自由に動く「ルームボット」の開発進む(CNN)。・・・よく考えてみたら普通に生活できる人にとってはあんまし役に立たないような気がします。部屋の模様替えに時に楽かな、とかそんなもんで。何かの度にいちいち家具の形が変わってしまったら生活しにくそうな。
これは体の不自由な人たち・・・高齢者や障害者向け、とのことであります。車いすで部屋の中を進んでも家具が自動で道を開けてくれる。自力では排することのできないものを自動で・・・ということであります。
もちろんこれは普通の人が使ってもいいものでもあります。
「動く」ことを承知の上で生活するならば、逆に色々有利なこともあるかと。ただ・・・多分かなりなお値段しそうなんですが。動力の面とか(多分電力でしょうけど)その方面からもまだまだ開発の余地はありそうであります。

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07/31/2014

単純から複雑へ

もはや観光名所? ドイツに出現した「ミステリーサークル」(Yahoo!:AFP=時事) 実はかなり前から「ミステリーサークル」は報告されていた、ということなんだそうであります。ただ、有名になったのがここ最近・・・最近、てこともないですか、20世紀末くらいに名が知られるようになってきた観があります。

畑や草原など平面な地(小さな丘程度にもあったりしますが)に一晩にしていきなり「サークル」が現れる。
多くは草が特定の方向に倒されて、上空から見ると幾何学文様みたいになっています。一つだけ、ということもなく複数の「サークル」が連なってみたり小型のものを従えていたり。かなり精緻なものもあり・・・芸術とも呼べる出来栄えのものもあります。
そのためUFOが着陸した跡だ、宇宙人の仕業だ、とも言われています。

しかし一部では「ミステリーサークル制作キット」みたいなものもあったりして。草を任意の方向へ効率的に倒すことができれば一晩で作ることも不可能ではなく。ローラーのようなものや人が踏みながら進む、などの方法で「自作」されたものも多数報告されています。別に秘密にする必要がなければ人海戦術で一気に仕上げることも可能なわけです。

こういうのは世の中に知られ始めると情報が加速する、と言いますか・・・複雑化していく傾向があります。
当初の「サークル」はホントにただの「サークル」・・・輪だったのですが、最近では↑のようなものも多くなっています。・・・UFOというのは「何か分かっていない飛行物体」の総称なんですが、これも某A氏の影響で「宇宙人の乗り物」を表すようになってしまいました。
「某A型」という空飛ぶ円盤のカタチがありますが(丸い天井がついた円盤の下に複数の半球状の物体がくっついている)これは某A氏が存在を主張する前はほとんど見られなかったのですが、それ以降宇宙人の乗り物としての「UFO」のスタンダードタイプになってしまいました。その後、種々な種類の「UFO」が報告されるようになっていきます。

実在するかしないか、というのももちろん大きな問題ですが・・・広まるとどんどん複雑化していく好例がUFOとミステリーサークルなような気がします。
となると気になるのは「行き着く先」なわけで。さらに複雑化が加速するのかそれとも原点回帰?して単純化するのか。いずれにしてももう少し時間が必要ではあります。

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07/29/2014

さらに細かく

気象庁がゲリラ豪雨対策に「高解像度降水ナウキャスト」を来月7日から開始(Yahoo!:ねとらぼ)。これまで1キロ四方だったのが250m四方に。・・・これだけでもかなりすごいことなんですが・・・。
平成26年7月25日報道発表資料(気象庁)
30分程度ならゲリラ豪雨の予想も可能、ということで。各方面への「期待」も高まるところではあります。

上空と地表面での温度差から起きるとされているゲリラ豪雨ですが(なお、この名称は公的なものではありません・・・)。
いわゆる「入道雲」と呼ばれる巨大な積乱雲であります。晴れ渡る青空に白い雲がむくむくと湧き上がる。これは別に今に始まった光景ではなく・・・昔々からある光景であります。「ゲリラ豪雨」と呼ばれる前から「夕立」というのは夏の日本の風物詩でもありました。
が・・・昨今はちょっと事情が変わってきています。
ヒートアイランド現象などによる各方面の高温化。それによる降る雨は尋常ではない量になり・・・被害も拡大。それにより気象庁も今回の「細かい予想」を出すに至った・・・ということであります。「状況」というのは日々変化しています。「昔はこうだったから今もこう」というのは通用しない場合も多々ある、ということでもあります。

それを出してくれる、というのは非常に助かるのですが。
・・・PCならともかく。スマホでは、という話になっているようで。この件を見た情報番組でもスマホで専用サイトを・・・となってました。まあ、情報量から言えばその方がいいのでしょうけど。
・・・自分みたいなガラケーユーザーでもそういう情報がすぐに手に入ったりしないもんかな、とか。スマホとは別に携帯用のそういうサイトみたいなもん、とか・・・。
幅広く役立てるならそういうとこも、とは思うのですが・・・どうなんでしょうね・・・。

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07/24/2014

大きいことは

いいことなんだかどうなんだか。
世界最大級・翼長21㎝のヘビトンボ(CNN:ムシの画像アリ)。大人の顔が隠れるくらいの翼長なんだとか。水生昆虫では最大級、となってます。他の昆虫だと・・・どれくらいまでいくのかなあ、たしか銃で撃ち落とした蝶がいたとかそんな話もありましたが。結構でかいのもいる、ということではあります。

が、二畳紀とかそれくらいには翼長メータークラス(75㎝ほどのは確認されてます)のトンボとか飛んでたそうで。正に映画の世界ではありますが・・・当時は今とは違う状況だったのでは、というのが現在の通説であります。ンなでかい昆虫、現代の地球上では飛べないか生きていけないんでは・・・と。
「重力が小さかった」という説があります。
そのためもっとラクに飛べたんでは、ということなんですが・・・たしか他にそれっぽい証拠もなかったはずで、ちょっと雲行きが怪しい説になりつつあります。
「酸素が多かった」説・・・。
これはCS系の海外のドキュメンタリー番組を見ていたらはっきりそう言ってたんですが・・・どうなんでしょうか・・・?

カンタンに言いますと・・・実は昆虫の場合、栄養や酸素の運び手が血液ではなく細胞間で移送しているだけ、みたいなもんだったりします。血管があって(一応あるんですが)だーーーっと運んでいるのではなく。細胞の間を手渡しで移送しているようなもんだったりします。
そのため現在では巨大化できません。栄養や酸素が行き届かない細胞がどうしてもできてしまうためであります。
例えば脊椎動物にあるような「血管」システム的な何か、があればまた話は違ってくるのでしょうけど。あるいは酸素が多ければ一回の呼吸で吸う量が増えるので巨大化・・・できるんだろうか・・・?

・・・いずれにしても太古の昔の話であります。あちこちのシステムが今とは全然違っていたのかも知れませんし。今、考えられているモノとは全然別物の可能性もあります。
でも↑結構でかいなあ・・・やっぱり思いもよらないものがまだまだあるのが天然自然下だったりします・・・。

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07/20/2014

過ぎたるは・・・何とか

血液型と性格に関連付けなし・・・九州大講師発表(Yahoo!:読売)。前々から言われていたことで、今さら?的な感触もあったりしますが。
いわゆるABO式の血液型占いというのは日本では認識されていますが、海外では「?」ということになります。
・・・それでも例えば話のきっかけとか。あるいは酒の席で盛り上げる方法の一つとして、というのなら微笑ましいのですが・・・「何型なの? だからこういう性格なんだ」とか「何型と何型は相性が悪いから付き合っちゃダメ」と全ての人間が4つに分類できる、とまるで宗教のように語られると・・・ちょっと。
「まじめ」「おおらか」「いいかげん」とか言われても自分の性格100%そうだ、という方はまずいないでしょうに。場合や状況によって違っている人だってたくさんいます。それを「何型だからこういう性格のはず」と決めつけられてもなあ・・・。

そもそもABOだって絶対、というわけではないのですし。
AAとBBからOの子は産まれない、というのもごくごく少数ですが例外があるようですし。判断方法も古くさいものであります。しかも人間の「血液型」というのは4つだけではなく。本格的に分類すると億は軽く超える、という話もあります。・・・やるんだったらその「億」くらいの数の血液型占いをやって欲しいところですが・・・占う方も見る方も大変なことになります。自分の「本当の血液型」を見極めてそれから億を超える占い結果から自分の占い結果を探し出す・・・一日で出てくるんかな、結果。
だから4つくらいでボヤっとした誰にでも当てはまりそうな占い結果で楽しむ、というのは決して悪くはないと思うのですが。

本格的な、それこそ自分の将来を左右するほどの占いではなく。血液型や十二支、星座など。朝のテレビで見たら今日はラッキーなんだ、いや、今日はあんまし運勢良くないんだ・・・とかそういうささやかな楽しみでいいと思うのですが。占い結果が違っていたからクレーム、とかそういう野暮もやめたいところですし。
・・・とは言っても・・・今の熟年世代辺りでしょうか、盲信している方をよく見かけます。いや、当人は「楽しい」のでしょうけど・・・周りがヒいてしまっている、というケースも多々。
当たるも八卦、当たらぬも八卦、と、そんなもんでいいと思うのですが。

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07/19/2014

二つほど 7/19

なんだか色々と二つほど。

一つ目。auが「歩きスマホ」を警告する無料アプリを配布(Yahoo:マニナビニュース)。・・・いや、そんなん歩きスマホが危ないとか思ってないユーザーが入れるわけないんですが・・・一種の「うちでは歩きスマホ対策やってます」というポーズなのかな、と思ったりして。
多分携帯・スマホユーザーのほとんどが「歩きスマホは危ない」という認識はあるかと思います。でもついついやってしまう。で、いざ何かが起きてしまった時に後悔するわけです。・・・やらなきゃよかった、と。
正直「甘え」以外何物でもないのですが、悲しいことにこういうのはニンゲンの性質だったりします。「今まで何もなかったから今後も大丈夫だろう」という・・・もちろん毎日歩きスマホやっても何もなかった、という人の方が多いのは事実ではあります。
・・・でも。それで重大な事故や事件に巻き込まれる可能性は非常に高くなるわけで。本来なら購入時に標準装備・・・とかそういうことになれば本格的な対策、ということになるのでしょうけど(そういうアプリを外す方法、というのも流行りそうですが)・・・そこまではやらないでしょうし。結局何の落ち度もない周囲が気を使わなければならない、ということになりそうであります。

二つ目。蚊から身を守るために知っておくべきこと(Yahoo!:WIRED.jp)。えーと・・・そういうこと全部知るよりも「虫よけスプレー」とか「携帯用蚊取り線香」とかそういうのを持っていれば一発なんじゃ、とか思ってしまいますが・・・。
過去に最もヒトを殺した動物ナンバーワンだったりします、蚊は。
様々な病気を媒介することでも知れらています。その中にはマラリアからデング熱まで。あるいは日本脳炎といった厄介な病気も媒介します。かまれたらそういう病気が伝染してしまう可能性が高い、と。
・・・ただ、蚊本体は結構モロい昆虫だったりします。見た目もか弱いですし、生涯も短い。・・・ライフサイクルが短い分、「変化」を起こしやすかったりしますが・・・基本的な殺虫成分の入ってるものならどんなもので大抵効果があったりします。
しかし一方で抵抗性のある蚊、というのも出てきてますし、冬眠せずに活動する成虫、というのも。軽く見てはいけない存在ですが・・・基本をきちんと押さえていれば問題のない害虫だったりします。

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07/09/2014

へんなひと

・・・「変な人」ではなく「方向性のある人」と言うか「専門オンリー」と言うか・・・。
総務省が募集する「異能vation」って?(Yahoo!:ITmediaニュース) ただの「変な人募集」というわけではなく何らかの才能(独自の才能)を持っているけど社会的に馴染むことのできない、そういう意味での「変な人」を募集しよう、という試みであります。
公的機関なのに最終学歴は「義務教育卒業以上」つまり基本的に中学を卒業していればOK、ということになります。その他、いくつか条件がありますが・・・どれもかなりハードルの低いものになっています。

ただ・・・だからと言って誰でも参加できても通るとは限らないわけで。
他の誰もが思いつかなかったことを思いつける、というのはたしかに才能であります。そしてそういう発想のできる人間はなかなか社会に馴染めない、というのもある話ではあるんですが・・・引きこもりやニートを募集しているわけではなく。研究者として「何かができる」人をこれまでとは違う方向から探そうとしているわけです。そういうところから新しい「何か」が生まれる、というのはたしかに期待したいとこではあります。

でもちょっと気になるのは・・・その後どうなるんだろうか、と。
資金的な支援を受けてもその後、その「芽」を発展させきれなかったら意味はないわけで。もちろん総務省の方でもバックアップはしていくのでしょうけど。でもその他の関連企業とかで組織的に馴染めない人物をそこまで持ち上げてくれるのかなあ、と余計な心配をしてしまったりします。
基本的に企業は結果主義ですが、それだけではない面もあります。いくら優れた技術を開発できてもそれを「製品」にまで作り上げるのは開発者だけではないわけで。関わる人間の数は尋常ではなく・・・その辺で妙な軋轢とか生まれたりしないもんなのかな・・・と。
まあ、余計なお世話と言えばそれまでですが。

実際、コトの黎明期てのは「変な人」ばかりいるもんであります。そのうち皆が周知して一般的になるとそうではない「変じゃない人」が育てていくことになります。
マンガとかアニメとかゲームなどのエンターテイメントから科学や様々な技術まで、そういう一面はあります。
最終的にはそういうとこまでいくと思うのですが・・・「変な人」てのは誤解も多いもんですからやっぱり気になってしまいます。

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07/03/2014

二つほど 7/3

なんだかよく分からなく二つほど。

一つ目。STAP研究論文、Nature誌が撤回(Yahoo!:ITmediaニュース)。世界的に権威ある科学誌なんですが・・・「撤回」という選択をすることになってしまいました。なんだかんだあっても結局掲載してしまったのはNature誌で、その辺も何かあるのだろうか・・・と思ってたんですが、こういう事例は実は少なくない、という話もあります。
最先端の科学なのでどうしてもかっちり確定、というわけにはいかないのでしょうか・・・。
しかし理研はまだ検証実験を終了した、とは言っておらず。論文は撤回されたけどSTAP現象そのものは実在する、ということを証明するのかそれとも「ない」ことを証明することになるのか。
・・・なお、論文を「撤回」というのは削除されてなかったことになるわけではなく。「撤回」(Retraction)の注付きでサイト上にも載ってるそうですし・・・データとしても今後残っていくことになります。消えないのです・・・。

二つ目。兵庫県議会の野々村竜太郎県議(47:無所属)の三年間で345回の「切符代」は(Yahoo!:産経)・・・何だったんだろう、あの会見は。
要するに使途不明のお金があり(通常なら添付すべき領収書がない・何をしていたかも不明・県政へのフィードバックもなさそう)それに対して「何に使ったか言いなさい」という会見だったわけです(ちなみに・・・「領収書がない」というのはケースによっては認められることもあるそうですが・・・回数が回数ですし、しかも金額が金額)。
それが途中から号泣。
「号泣」というのは大きな声で泣く、ということではなく本来の意味は「泣き叫ぶこと」つまり「大きな声を上げながら泣く」ことになります。だから今回の会見は正しく「号泣会見」だったのですが・・・何だかなあ・・・。正直、引いてしまうと言うか、何が言いたかったのか。自分はここまで苦労して議員になったんだ、とか言いたかったのか・・・?
感情が高ぶってああなってしまったんだろうとは思います。何があってそうなったかは分かりませんが。ただ、ああいう場では誰も止めないもんなのかなあ、と。
見苦しいですし。議会への印象も悪くなりそうですし。・・・そもそも野々村議員サイドにはこういう事態に対して動いたりアドバイスしたりできるブレーン的な存在はいなかったんでしょうか・・・? あれじゃ今後何やっても言っても全部マイナスになりそうなんですが。

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06/19/2014

摂りすぎれば

何でも毒、ということではありますが。
シナモンロールの有害性?分類変更でEUでの規制回避(AFPBB News)。長期間にわたって摂取すると身体に影響が出る、とされていて食品添加物として各国で規制されている「クマリン」という物質が論争の原因であります。
・・・なんだか可愛らしい?名前ですが。
シナモンの芳香のもとにもなっているので(桜餅の芳香のもとでもあります)当たり前ですがシナモンロールにはこれが含まれています。が、長期間摂取すると肝臓や腎臓に悪影響が出る(肝毒性)とされ・・・各国で規制されているわけです。
クマリン(Wikipedia)
直接このクマリンを使っているわけではありませんがいわゆる「クマリン系」殺鼠剤というのもあります。

その他、ウォツカの「ズブロッカ」とか。
ズブロッカ(Wikipedia)
ああいう系の匂い、と言うか風味と言うかそういうのの「もと」になっているのがクマリンなのですが。

・・・それを規制しよう、というのは分からんでもないんですが・・・。
焼き菓子1キロ当たり15ミリグラムというEUの規制。これを「シナモンロールとその類似製品は伝統的なデンマークの菓子パンとみなされ、最終製品1キロ当たり50ミリグラムまでのクマリン含有が認められることで合意に達した」(「」内↑記事より引用)というのは・・・なんなんだろうなあ、と。
健康上問題ありそうだから、ということで規制してたはずなんですが・・・それが3倍以上の含有量でOK、というのは。伝統食や時折しか口にしない、というのが理由の一つらしいのですが・・・食うところだともっと食ってるんじゃないのかなあ・・・。

例えばアメリカでもクマリンは規制されていて、↑ズブロッカはアメリカで発売されているものはクマリンを含む主原料バイソングラスを使わず、合成されたものを使って芳香を醸し出しているんだとか。
そういう規制もあるにはあるんでしょうけど・・・だったら「脱クマリン」シナモンロールと「伝統食」シナモンロールと分けてしまった方がいいんじゃ・・・? それともそういうのはやはり難しいのでしょうか・・・?

実際、こういう意外なとこでの規制、というのはほんと意外に身近なとこにもあるものですけれど。きちんと迂回?できるかどうかはまたちょっと色々あるようであります。

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06/02/2014

毒、あります

オーストラリア・山火事後に生え広がった野草を食べたヒツジがまるで薬物中毒のように(AFPBBNews)・・・「大丈夫だろう」とヒツジに食べさせたら被害が広がった、とのことで。食べたヒツジはしばらくすると「まるで薬物中毒」のような症状となり・・・死んでしまうこともあるようです。

これは決して新種の毒草が生えてきたわけではなく。恐らくはフツーに生えていた、と思われますが・・・。
山火事によって一気に表層の植物が焼き払われます。そしてその後から植物は順次復活していくわけですが・・・ここで真っ先に繁茂できた植物はある意味アドバンテージを得ることになります。・・・日の光を大量に得ることができるわけで、そうなると後々も有利になります。
ただ、それも長くは続かないのが常でもあります。成長は遅くとも高くまで生育できる「木」が生え始めると「草」はどうしても立場が弱くなり、勢力を削がれていくことになります。
そのため草原をキープしたい場合、定期的に「野焼き」「山焼き」をするところもあったりします。その方が背の低い植物にとっては有利なわけです。

しかしヒトが管理できるわけもない山火事。焼き払った後にどんな植物が台頭してくるか・・・その辺の予想はかなり難しいものと思われます。
さらに「毒のある植物」というのは実は結構身近にあるもので。例えばアジサイ。これは葉に「毒」があり、ヒトは食べると危険だったりします。モノによっては命にかかわるものもありますし、あまり知らない草を口にするというのはヒツジだけでなくヒトにもあまりオススメできないものだったりします。

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05/13/2014

吉報であってほしい

小笠原諸島・媒島(なこうどじま)でアホウドリと見られるヒナを確認(Yahoo!:産経)。まだ確定されたわけではありませんが、小笠原諸島でアホウドリが・・・となると戦後初めて、ということになります。
現在では伊豆諸島の鳥島とあの尖閣諸島でしか繁殖は確認されていないアホウドリであります。
海鳥で最長の翼を持ち、海原を滑空するスタイルのアホウドリですが・・・地上では動きが非常に鈍く(そのためアホウドリとも)簡単に捕まえられて羽毛や肉を消費されていきました。江戸期や明治には相当数のアホウドリが日本近海にも生息していたのですが。各地の方言で「アホウドリ」というのも結構数があったりします。そのためかなりの数がいた、とされるのですが後に絶滅が宣言されるほど数を減らしました。

ところが終戦後に鳥島で生息が確認・・・。
しかし鳥島の繁殖地は急な傾斜地の上にいつ火山が噴火するか分からない。そのため安全な小笠原諸島・聟島に繁殖地を移す計画が進行中であります。やり方としてはちと乱暴かも知れませんが・・・鳥島からヒナを連れてきて聟島で人工飼育する、というものであります。アホウドリは己が育った地に戻って繁殖する習性があるためこういう方法をとっています。もちろん、軌道に乗れば(恒常的な繁殖地となれば)そんなことする必要はないんですが。

実はワンペアのアホウドリが何度か繁殖活動をしているのですが・・・なかなかうまくいってないのが現状だったりします。オスの方は聟島で人工飼育された一羽なんですが姉さん女房のメスは尖閣の生まれらしい、と。生まれや年齢の差もあってなかなかうまくいかないのでは・・・と言われてもいますが・・・。
しかし聟島で飼育されていたのはこの一羽だけでなく。これまでも多数が旅立っています。その中の一羽か・・・あるいはペアが媒島へ・・・ということなんでしょうか・・・?

まだ確実にアホウドリのヒナと確定されたわけではない(あの手の海鳥のヒナの同定作業はかなり難しそうな・・・)ですし、親鳥が近くにいない、というのもなんか不安なんですが。
「信天」の名をもらった者としては幅広く活動していって欲しいなあ・・・と願うばかりであります。

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05/06/2014

まだまだ未解明

「雌ウナギ」を作り出せ・・・資源保護で養殖プロジェクト(Yahoo!:時事)。養殖されたウナギのほとんどが雄だった、というのはちょっと驚いたんですが・・・やはり温度などが影響しているんでしょうか・・・。
例えば爬虫類のほとんどは卵が孵化する時の「温度」が雌雄の決め手となります。アリゲーターは低いと雄になったりしますが、カミツキガメでは低いと雌に(それほど高くないと雄に)。逆に低いと雌に、高いと雄になる種もいます。

こういうのは「性染色体」、つまり遺伝的に「雄」「雌」とかっちり分かれているものと温度など環境によって性別が決まったりします。・・・もっとも、性染色体を持ってるのに生育環境で変化する、なんてのもあったりしますが。
有名なとこでは映画で有名になったカクレクマノミとか。
基本的に群れは全部「雄」なのですが・・・その中で一番大きな個体が「雌」になって卵を産みます。
・・・これはクマノミの生態、つまり「イソギンチャクの中で生活する」と深い関係があります。イソギンチャクは海の底に点在していてそれほど大きくありません。幼魚が運よくたどり着いてもそこには先輩?がいっぱいいますが・・・それは狭いイソギンチャクの中の話であります。
もし雄と雌が決まっていたら。片方しかたどり着かなかったら繁殖できません。普通の魚ならもっと頻繁に同種が行き来できますがイソギンチャクがないとまず生きていけないクマノミは・・・それが期待できないわけです。

そのため一つのイソギンチャクの中で繁殖できるように雌に変化するようになった・・・と考えられています。体が大きい方がたくさん卵を産めるので一番大きいのが雌に。
ただ・・・コレ、クマノミに限った話ではなかったりします。クロダイも似たような生態持ってるんですが・・・こちらは別に一か所に集まって暮らしているわけではありません。・・・それぞれ事情があったのでは・・・と思われますが、さて?

ウナギの場合、そういうとこも全然分かってないわけで。まだ解明されてないことの方が多い・・・いや、生き物なんてほとんどがそんなもんかも知れませんが。ヒトのことだって100%解明されてるわけではありませんし。

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04/16/2014

転換期の予兆?

世界のバナナ生産に「甚大な被害」が出る恐れ、パナマ病が拡大中(AFPBBNews)・・・ついに、と言うかやっぱりと言うか。こういうことになるんではないか・・・と色々言われていたのですが・・・。

バナナは世界にいくつもの種類がありますが、最も流通している「フルーツ」としてのバナナは実は一種だけだったりします。
しかもこのバナナ、種がありません。
どうやって増やすのか、と言うと株分けであります。ある程度生育したバナナの「木」から株を分けてよそで栽培するわけです。・・・この方法でずっとやってきたわけですが・・・。

株分けのメリットはある程度育った状態なので外部からの刺激にも強い。そして何より親株と同等の資質を持つ、ということにあります。ほとんど「クローン」のようなものなわけです。
全部が全く同じ、ということで品質の「ぶれ」がほとんどありません。その資質が優れていれば優れているほど有利なのですが・・・そこには落とし穴も。
全く同じ、ということは弱点も全く一緒なわけです。

つまり大変な難病が流行ると一気にかかって一気に滅ぶ可能性が高い、と。・・・病気のかかりかたも一緒なので、そういうことのないよう、業者を始め皆が注意していたのですが・・・今回は、ちとヤバいかも知れません・・・。
過去にも似たようなことがあって「種を変更」したりしてます。・・・もちろんそんなことがカンタンにできるわけもなく。時間と手間もそうですが、何より「被害」の甚大さ、というのが・・・。
もしかすると今から十年くらいしたらバナナがそれまでとは違ってきているかも知れません。基本的には変わらんのですが・・・どこかが違う。
それでもバナナはバナナなんですが。・・・そういう作物だと思うしかない、ということなんでしょうか・・・?

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04/13/2014

されどハエ

ハエたたきから身をかわすハエの動きを解明(Yahoo!:AFP=時事)。「早い動きだとかわされるが、ゆっくりした動きだとかわされにくくなる」とかそういう説もありましたが。しかし体が小さい、というのも有利なのかな、とか思ってしまいますが。

ハエ、というのは実は昆虫の中でも「飛行」に特化した連中であります。
ハエの大きな特徴の一つは「羽が二枚」ということ。一説には過去、太古の昔の昆虫の祖先は羽が六枚あったんだそうで。それが最も普通の「四枚」になった、と。そしてさらにハエは二枚捨てた・・・。
痕跡のような出っ張りが体の側面に残ってるんだそうであります。
二枚になったことで安定性は失いますが、その分軽快になります。さらに体を小さくしていけば重さも軽減できるし敏捷性も増します。
そうやってハエはどんどん増えていった・・・器用に飛べれば外敵からの襲撃もかわしやすくなりますし・・・と思われます。

が、人間にとってはちょっと厄介な存在であります。かの蝿の王ベルゼブブも本来は別の神なのですが、キリスト教に取り入られた時に「蝿の王」ということになってしまった、という話があります。
古来からハエが媒介する病気、というのはかなり知られていたのかも知れません・・・。
まあ、現代の「ハエ怖い」はなんかそういうのとは違うような気もしますが。ちょろっと飛んだだけで毒虫のごとく忌み嫌い騒ぎ立てるのはどうか、とも思いますが。

・・・↑記事のような機動を、例えばロボットに役立てられないか、というのはもう始まっていそうではあります。昆虫というのは実はかなり不思議な生き物で・・・羽にしても本当はあれじゃ飛べない、という説もあったりします。でも飛んでる・・・しかも高機動。そういうところからも色々できそうなところではあります。

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04/10/2014

事実だけ欲しい

くだんのSTAP細胞であります。
→Yahoo!IT・科学カテゴリ:STAP細胞
昨日重要人物である小保方氏の会見が行われ、在京キー局は例の一局を除いてほぼ生中継、という状態になりました。・・・自分はちょっと生で見ることはできなかったのですけど。・・・なんと言うか・・・もどかしいなあ、と。
あるのかないのかはっきりしてくれ→ある
では詳細な作り方を→それはちょっと
他に作った人は→いるけど名前言えない
・・・逆に疑われるように進んでる気がするのですが。

STAP細胞とは(論文によれば)単純な刺激や処理で通常の細胞(リンパ球の細胞)がいわゆる「万能細胞」に変化する・・・ということになっています。例えば山中教授のiPS細胞はもっと複雑な手順を必要とするのですが、そういうのをすっ飛ばしてしまえる正に「夢の細胞」ということになります。
「万能細胞」とはカンタンに言えば「何にでもなれる細胞」ということであります。最近研究が進んでいる自身の細胞を使う再生医療では必要不可欠なものですが・・・そう簡単に作れるものではないわけです(どんな人間でも最初は一つの細胞だったわけで、考えようによってはどっかにロックがかかっていて普通の細胞は万能細胞にはなれない、という見方もあります)。

・・・それが、まあ、こういう事態に。
あくまで個人的な感想なんですが、山中教授がノーベル賞受賞した頃にアメリカかどっかで「私はiPS細胞で治療を施した」とかウソついてたあの男に似てるような気がするんですが。もちろん外見ではなく・・・やってることが。中途半端な言い訳を積み上げていくところとか。
臨床例の数とか最初は10前後とか言ってたのに最終的には1になりましたし。
科学者としての矜持、と言うか・・・真摯に研究して真摯に向き合う、とそういうものが見えてこない気がするのです。

理研側もなんか不透明ですし。たしかに若い研究者が組織の中で結果を出すのはなかなか難しいかと思います。が・・・そういう周囲の事情はどうでもいいわけで。科学者は真実の鉱石を探し歩く探求者だ、と言われます。必要なのはその鉱石を見つけた「事実」だけでいいのです。
なんかそういう思惑?しがらみ?みたいなのが見え隠れしていて・・・もどかしい話であります。

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04/01/2014

なんか、ないかなあ・・・

調査捕鯨中止・・・クジラ文化消えるのか、広がる懸念(Yahoo!:毎日)。こうなっちまったか・・・というのが正直なとこであります。裁判でどんな風なやり取りがあったのかは分かりませんが・・・オーストラリア側はきちんと「科学的調査」に基づいてクジラ漁を続ければクジラが減る、ということを明言したんでしょうか・・・?

ハーグの国際司法裁判所は「国同士で裁判」する場でもあります。
やることは基本的に裁判所と変わらんのですが、訴えた側と訴えられた側双方がきちんと出廷する必要があります。そのため日本も他人事では済まなくなりつつある領土問題の場合、大抵訴えられた側は出てきません。そのため裁判にならない、という・・・。

欧米は基本的に「反捕鯨」ということになっていて(例外はありますが)オーストラリアはその急先鋒であります。国の要人クラスが堂々と「捕鯨反対」を口にしたりします。・・・理由はクジラが減っているから、で・・・そんなものを獲るなんて、ということであります。
・・・一部では「反捕鯨は牛肉食わすための陰謀だ」ということになってます(鯨肉と牛肉を比べるということはある意味野生動物と家畜を同列に語るようなもんで、やや現実味に欠けるかと思われますけども)。

控訴はできない仕組みなのですが・・・なんか方法ないかなあ、と。今回は「南極海だけ」ですんで他の海なら問題ない、ということになります。が・・・またあの正義漢ぶった連中が横槍入れてくると思うと・・・なんだか悔しいような。ああいう手合いはなぜ自分の考え「だけ」が正しい、とあそこまで思い込めるのか。理解に苦しみます。
・・・逆提訴・・・できないだろうなあ・・・普通に考えたら不利なら出廷しなければ良かったんですが、どうも日本側には勝算があったようで。そこら辺を突かれたのかなあ・・・。
・・・いずれにしてもちょっと難しい状況ではあります。・・・なんか、ないかなあ・・・。

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03/27/2014

二つほど 3/27

海外で二つほど。

一つ目。タンブルウィード大発生で住民大迷惑(CNN)。「タンブルウィード」とは記事中に「回転草」とあるように枯れた後に茎が根から離れ、コロコロと転がっていく習性のある草のことであります。
西部劇のワンシーン。構える二人のガンマン。撃ち合い直前の緊迫する中、風に吹かれて転がってくる・・・とかそういうところでは有名なんですが。
・・・こういうのは一つか二つ転がってくる程度なら風情?もあるのでしょうけど、がんがん転がってきて壁みたい積みあがっちまう・・・となると本当にただの迷惑になってしまうような。
大発生、ということなのでしょうけど・・・原因は何なんだろうな、と思ってしまいますが・・・さて。

二つ目。グーグルグラス開発にイタリア大手眼鏡メーカーと提携(CNN)。着々と開発が進んでいるなあ、と。すでに内部ではなく外観にまで開発が進んでいる、と見ることもできるわけで。試作段階なら別にどんなフレームでも問題はないわけですし。
・・・こうなってくると世界的に発売、とかそういうところはどうなんだろう・・・。
アメリカ国内でも問題ゼロ、というわけではありませんし(使う側や周囲の見方によりますが)世界的に、となるとやはり色々出てくるでしょうし。その辺は・・・どうなるのか・・・まあ、個人的には別にいらんなあ、とかそんなもんですが。使ってみたら便利なのでしょうけどそこまではなあ・・・とか。

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03/26/2014

ねむい・・・

と思っても状況や状態が、ちと。
厚労省が「新睡眠指針」世代ごとに適切な睡眠を(Yahoo!:毎日)。もちろん「個人差はありますが・・・」という前置きが付きますが。各世代ごとの「標準的な睡眠時間」は・・・。
・「若年」10代前半までは8時間以上
・「勤労」25歳が約7時間、45歳が約6時間半
・「熟年」65歳が約6時間
といった感じであります。

改定そのものは11年ぶりなんですが。
しかしこういった「指針」というのは前々から発表されていたものであります。そのためか、あるいは「噂」が「定説化」したりとか、そういった事情もあって様々な「睡眠説」があるのも事実であります。
・・・紹介してた情報番組でやってたのは・・・「必ず8時間眠らないといけない」
年をとるにつれ睡眠時間が短くなるのはよく知られているはずなんですが、なぜか高齢の方も「8時間眠らないといけない」と思い込んでいるケースが多いとのことで。そうなると無理に寝床に入るわけで、もちろん眠れない。
それよりも適度な運動をして8時間にこだわらずにきちんと眠る。そういうことが重要なんではないか、と。

あるいは「昼寝」も推奨されています。特に「勤労」世代で昼にちょっとだけ眠る。がっつり眠るわけではなくあくまで「昼寝」というのがミソなんだそうであります。
ただ・・・こういうのは習慣として根付いてる国もあったりしますが日本ではどうなんでしょう・・・? 職業によっては昼にしっかり「昼休み」をとったりするので昼飯食ったら一眠り、というのはできそうなんですが・・・そういうことのできない職場もあるでしょうし。

そして「若年」世代はもっときっちり眠れ、と。「寝る子は育つ」と言いますが、睡眠は成長に欠かせないものであります。しかし寝床に入ってもケータイやらゲームやらでは意味がなくなってしまいますので、その辺も注意されています。

・・・が、個人的に気になったのはやはり「昼型の行動にすべし」というのがやはり基本になってしまうのが・・・ちょっと。そもそもヒトは昼行性だから、というのは分かるんですが・・・ここまで生活が多様化しちまうとなかなか難しい面もあるんではないか、と思うのですが・・・そういうとこはどうにかなんないのかなあ・・・。

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02/06/2014

カロリーよりも

厚生労働省が一日に食べる量を定めた「食事摂取基準」カロリー準拠からBMI準拠へ(Yahoo!:朝日新聞)
肥満って、どんな状態?(厚生労働省)
これまでのように一日に何キロカロリー摂るべし、というのではなく、BMIによる肥満度からどれくらい食べるべき、いやここまでは食べずに・・・ということのようなのですが。
・・・カロリー準拠の時に十分対応できていなかったから、ということなんですが・・・。
BMIだってあくまで目安なわけで。「身長」と「体重」というあくまで身体の要素の一つに過ぎない値から全部を判断する、というのは・・・どうなんでしょうか?

例えば170cmで80kgの男性がいたとして・・・この人は「肥満」と見なされます。身長170cmだと標準体重は64kgほど。10数kgも太っている、と。
しかしこの男性がアスリートで体重のほとんどは脂肪ではなく筋肉だったらどうなるんでしょう・・・。
・・・まあ↑コレはちょっと極端なケースなんですが(実際の検査では例えば腹囲も測ります・・・アスリートの場合腹囲はかなり絞られてるのでは、と)かなり「均一化」しているなあ、という印象が少なからずあったりします。

そもそも食事摂取基準そのものも目安、と言うとナンですが・・・そこまで絶対的なもんでもない、ということなのかも知れませんが。でも厚生労働省から、ということなのでかなり信用性が高くなってしまいます。
・・・健康診断なんかの時にコレを引き合いに出しながらアドバイス、とかそういうことならまだ問題ないと思うのですが・・・なんかどっかで盲信されちまってとんでもない話になった、とかそんな事件?が起きなければいいんですが・・・。

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02/03/2014

バナナと

イギリスの動物園でサルの餌にバナナを禁止(CNN)。これは「人間用」の甘いバナナだとサルにあまり良い影響を与えないのでは、ということからであります。
・・・記事中では原種に近いバナナを提供できる業者がいなかったから、となってますが・・・。
日本などでは食用のバナナはほぼ一種となってます。が、東南アジアなんかだともっと多品種のバナナがあったはずなんですが・・・中にはあまり甘くないバナナも。そのままフルーツとして食うのではなく、主食として食べる、あるいは発酵させて「バナナ酒」にする用、なんてのもあったはずなんですが。

日本では一時期の「朝食にバナナを」というブーム?からバナナが定着した、という説があります。
もちろんそれ以前からバナナはあったんですが、勢いづいたのがあの騒動?なのかな、とか。
当然のことながらそれらはフルーツ用の甘いバナナなのですが。・・・前にも書きましたけど、現在栽培されているこういうバナナは実はほとんど一種(キャベンディッシュ種)で、しかもタネからではなく株分けによって増やしているので全世界のフルーツ用バナナは「全部同じ個体」という見方ができたりします。
そのため品質にブレがない、という利点もあるのですが・・・病気が一気に広まったりすると止めようがない、という不利な点もあったりします(実際に過去にそういった事例がありましたし)。

・・・それでも世界中で愛されているのは変わらんわけですが。でも「サルにバナナ」というのはどっかで出来上がったイメージのような気がするんですが・・・何か由来があるんでしょうか・・・? 例えばサルの生きる北限に近いニホンザルなんてバナナとはずっと無縁だったはずなんですが。

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02/01/2014

どこでも呑みすぎは

いかんのでしょうけど。
ロシア・男性の早死の原因の一部は「ウオツカ」(Yahoo!:ロイター) 記事中では「ロシアでは25%の男性が55歳までに死ぬ」ということになっていて、その「一因」がウオツカ、ということになってますが・・・「喫煙」+「ウオツカ」という調査法のようですし、アルコール摂取による直接的な身体への影響(内臓への影響とか)による「死」だけではないようではあります。
だから「ロシア人はウオツカばっかり飲むから早く死ぬんだ」とは言い切れない、という捉え方もできます。飲酒による暴力とか事故、というとまた別の話ですし。

ただ・・・やっぱり呑む人は呑むものであります、欧米の人は。
実は日本人を含むアジア系とはちょっと体のつくり(構造的なもんじゃないんですが)が違っていて、あっちの人たちはきちんとアルコールを体内で分解できます。もちろん個人差はありますが、アジア系のような「下戸」がほとんど存在しません。
「酒に酔う」というのは体内で処理しきれなかったアルコール関係の物質が体内を巡って悪さすることを言います(アルコールそのものは実は劇薬みたいなもんで、直接体内に入れるとかなりキケンです)。・・・この「酔う」という状態は欧米系だろうがアジア系だろうがみんな起きます。アルコール処理能力に個人差があるためであります。
しかし「下戸」というアジア系の人たちは酒が飲めません。アルコールを分解する能力そのものをゼロに近いほどほとんど持っていないため・・・一口飲んだだけでキケンな物質が体内を駆け巡ることになります。

・・・なんでこんな体質が遺伝しているのか、その辺はまだはっきりとは分かっていないのですが。
こういう例は実は他にもあります。生まれつき赤血球が変形してしまう遺伝病、というのがアフリカにはあるそうで、赤血球の酸素運搬能力に影響が出てるらしいのですが・・・この病気の人は逆にマラリアにかからない、とのことで。そういった「遺伝的に有利」なものがこの「下戸」にもあるのでは・・・という研究は進んでいるんだそうですが。

まあ・・・いずれにしても呑みすぎは体にあまり良くない、というのはどこの国でも同じであります。
日本の場合は「下戸」の存在もあるんですがその割りに「酒優位」社会みたいなもんであります。飲める奴がエライ、みたいな風潮はちょっと前まで当たり前に存在してましたし、酒飲んだ上での粗相だから・・・という変に鷹揚な文化もあったりしましたが・・・。
・・・実は↑記事読んで真っ先に思ったのは「日本はどうなんだろう?」ということでした。
実際にはかなりの数、酒関係の事件や事故起きてるわけですし。・・・やはり55歳未満の喫煙男性の25%・・・とかそれくらい実は死んでるんじゃないんだろうか、とか・・・いや、そんな数字になってたらイヤですけど。

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01/28/2014

知ること

京都・鴨川のヌートリア捕獲調査へ(Yahoo!:京都新聞)。ヌートリアとは記事中にもあるように大型のげっ歯類で・・・平たく言えばネズミに近い仲間、ということになりますが・・・単純に日本では近い仲間が後はリスとかそんなもんになるので「ネズミ」を例えに使うんですが・・・こうすると妙なイメージがつきまとうことになってしまう・・・。
そもそもは毛皮目的で輸入、しかしその後毛皮産業の衰退や業者の倒産などによって野生化した個体が川べりで繁殖しています。そして・・・特定外来生物に指定されています。

指定の理由は環境への影響であります。
例えば↑記事にもあるように二枚貝を大量に捕食したりする。あるいは川べりに大きな穴を開けてしまったり。環境への影響が少なくない、とされています。
が・・・コレで調査開始、ということはあまり知られていない側面がある、のかも知れません。
「敵を知り、己を知れば百戦危うからず」というのは孫子の兵法ですが。十分に知らないで「駆除だ!」というのはちょっと早計かも知れません(兵は巧遅より拙速を尊ぶ、というのもありますが・・・)。

例えば・・・なんかに利用できないかなあ・・・とか。
一番手っ取り早い外来生物駆除法は「食う」ことだったりします。ブラックバスやブルーギルなんかはうまくこの方法で軌道に乗せてしまえば結構な効果が期待できると思うのですが・・・魚好きのはずの日本人なのになぜかこの魚を食いたがらない。「食えない」と思ってる人も多数。「泥臭い」とかそういうのもありますが・・・きちんと調理すれば(ちゃんと火を通す)非常に美味だ、という話もあります。
・・・何より先入観が、どうも。食べる、というのは自身の中へ食物を取り入れるわけですから、あまりいいイメージのないもんを早々口にしたりはしないわけで。その辺、文化とかそういう話にまで発展していきます。

ヌートリアは・・・「ネズミ」という先入観があまりに強すぎて日本では無理なんじゃないか、と。・・・いや、現地ではどうなんだろうか、アレ食用になってるんだろうか・・・?
輸出・・・いや、そこまでは無理ですか。しかし「知って」いけば何らかの方策も見つかるのではないか、という期待はあったりするんですが。

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12/11/2013

花粉のないヒノキ

何年か前に「花粉のないスギ」というのを書きましたが。あれは富山の話でしたが、今回は神奈川であります。
「無花粉ヒノキ」神奈川県で発見(Yahoo!:毎日)。スギと同様にやはり雄花の方に何らかの「異常」があって花粉を飛散させることができないヒノキのようです。
ただ、今回は挿し木などで増やす・・・とのことで。本数の関係とか色々あるのだと思われます。

しかし挿し木だとやはり時間かかってしまうんでしょうか・・・。
「無花粉スギ」にしてもこの「あれこれ」で触れたのは2009年のことであります。あれから4年ほど。しかし・・・実際はどうなんでしょうか・・・? この「無花粉スギ」を増やして通常のスギと入れ替えていく、なんて話ののはずだったんですが。
・・・よく考えてみたら一体どれくらいの手間と時間とお金がかかるのだろうか、と。そう容易に進む話ではないことは想像に難くありません。どこかの自治体だけ、とかそういうレベルでは間に合わないと思われます。

むしろこの「無花粉」から花粉症治療への「何か」が見つからないだろうか、とかそんなことも考えてしまいますが・・・しかし花粉症はスギやヒノキだけではなく。他にもたくさんあるわけで。そういう方面への「何か」という根本的な解決法を見つけていかないと進まないのかも知れません。

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11/17/2013

どこから来たイヌ

イヌ家畜化はヨーロッパ起源?(Yahoo!:ナショナルジオグラフィック) 別にどこでもいいじゃん、とか思われそうですが・・・これだけヒトと身近に接していながら実は「どこからきたのか」という単純な疑問に対して明白な答えがなかったりします。
もちろん「仮説」はあります。
最近は「オオカミが変化」というのが主流ですが、ちょっと前は「リカオン」「ハイエナ」など犬系の動物に対して様々な推察がなされていました。しかしどれにも決定打がない。

最近注目されてきているのが「デンプン消化能力」であります。
肉食動物でも植物を食べることはあります。一説には肉食獣は仕留めた獲物のどこからまず食べるのか。・・・内臓から、と。肉、というたんぱく質の塊からでは摂ることのできない栄養素を補うために・・・。
オオカミやリカオンやハイエナだって植物由来であるデンプン質を消化できるのでしょうけど、イヌほどではないようで。そこで「オオカミ系の動物がヒトの集落でゴミあさりをしていてイヌになった」というのが最近の流れのようであります。

そこで「ゴミ」つまり残飯が出る、ということはやはり農耕が始まってからだろう、と。それもアジアの方からではないのか、と。
しかしヨーロッパのオオカミ、古代のオオカミのDNAを調べたところ、現代のイヌに近いことが判明。現代のオオカミよりも古代のオオカミはイヌの方に近かった、と。そのため「起源」としてはヨーロッパではないか・・・。

・・・まだ確定はできないのでしょうけど。古代のオオカミの詳細な生活データなんてあるわけないですし(実は現生オオカミとイヌってかなり違いがあるそうで)。それに「別にいいじゃん」という声も多く出てきそうなんですが・・・。
それでも知りたいと思うのはヒトの性なんでしょう。何かの役に立つからとかそんなんではなく知りたい。
イヌだけでなくネコもリビアネコ辺りが先祖だ、とされていますがこちらも未確定だったりするんですが・・・。

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10/30/2013

よーしょく

と言っても洋食ではなく。いや、洋風の調理法もアリか・・・。
近大マグロが銀座進出・・・養殖魚専門店開店(MSN:産経)。「近大マグロ」というのは近畿大学の関連施設で生産されるマグロで、世界でもほぼ唯一・・・いや、完全に唯一でしょうか。タマゴから生まれた稚魚を若魚から成魚にまで育て上げ、そしてまたタマゴを生ませる。そして代を重ねていく「完全養殖」のクロマグロであります。

「天然物」というのは基本的に天然自然下で生育してきたモノを捕らえてきたものであります。
それとは別に「養殖物」というのがあります。しかしこれは大きく分けて「完全養殖」とそうでないものがあって・・・タマゴから成魚まで、そしてまたタマゴへ・・・というサイクルを実現させたのが「完全養殖」、それとは違って幼魚や若魚を捕らえてきて育てる養殖もあります。
資源保護的な観点からすれば「完全養殖」が最も好ましいわけですが。技術的などもろもろの事情があって、クロマグロは若魚を捕らえてきて育てる「畜養」が主流になっています。これと似たような状況にあるのがウナギで、やはり幼魚(シラスウナギ)を捕らえてきて育ててます。・・・一応?完全養殖に成功はしたのですが、まだ商業ベースに乗せるまで行っていないのが現状であります。

そんな養殖物なのですが・・・あまりいいイメージがないのも事実。
実際、過去には結構ヒドいことやってたこともあるようですし。この辺は「冷凍物」と似ているかも知れません。
こんな話があります。終戦直後の食べ物のない時代にタラか何かの冷凍物が安く入ってきたのですが・・・当時の技術はまだヒドいもので。とても食べられないほどの悪臭を放っていたとか。
その件以降日本人は冷凍物に対して偏見を持つようになった・・・という説?があるほどに。
養殖物も一頃は「何を食べさせているか分からない」「奇形がたくさん出ているんだ」といった噂が流れ・・・「やはり天然物が一番」といった風潮が出来上がっていったのは、某偏り飽食マンガからだけの影響ではありますまい。

実は養殖物の方がウマイ、という話もあります。理由はカンタンで・・・ウマくなるように「作る」ことができるからです。さらに品質を均一に近づけることもできますし、安定供給も可能。そしてこれが大きいのですが、技術の進歩やノウハウの蓄積によって安全性も確保できる。
天然物至上、というのはたしかに無視できるものではありません。でも選択肢として「養殖物」そして「冷凍物」を入れても全然問題ないところにまで来ているのではないか、と。もうそういう時代になってきている、ということでもあります。

全面禁漁になってどこから来たのか分からないモノ食うよりはるかに信用できるわけです(って、まあ、そんなことにまでは・・・ならない?)。
品質の面ではもうひけを取らない。後は実績と言うか信用と言うか。別に天然物を駆逐しろ、というのではなく。ただ、もう肩を並べてもいんではないか・・・と、そんなことも思うのですが。

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10/29/2013

歯のトラブル

・・・こういうのは古今東西、しかもヒトだけに限ったことではないのです・・・。
ネアンデルタール人が歯科治療?(Yahoo!:ナショナルジオグラフィック) ネアンデルタール人というのは約20万年前に登場し、3万年ほど前に絶滅したヒトの「親類」であります。最も近い「親類」とも言えるかと。ただ、あくまでも「親類」なのでヒトの直接の先祖ではない、ということになってます(混血してる可能性はあるのですが)。
復元された姿かたちは「原人」そのものですが・・・会話していたり埋葬したりしていた可能性があります。ある程度の社会性もあった、とされていて「原人」のウッホウホしたイメージとはかなり違うものだったりします。

そして歯科治療の可能性も。
当たり前ですが自然界に「歯科医」は存在しません(魚にはそれに近いことするのもいますが)。痛くなったら抜く、とかそういうことしかできないのですが・・・柳の枝に含まれる物質に鎮静作用があり、それを正に「楊枝」にして痛みを和らげていたのでは、ということであります。
その鎮静作用のある物質は「アスピリン」の名で今でも薬として存在しています。
もちろん現代の歯医者さんのようにはいきませんが。それでもある程度は・・・痛みが和らいだのでは、と。

・・・自分もこないだ親知らず二本抜きましたが・・・アレ、麻酔ナシだったらどうなっていたか。笑気ガスによる全身麻酔は歯科医によって始まった、というのもなんとなく納得してしまったんですが。こういうののない頃、歯が痛くなったらどうしていたんでしょう・・・。
食生活はやはりかなり違いますんで、現代人ほど虫歯になったかどうか・・・その辺は疑問ですが。しかし霊長類に限らず動物は基本的に加齢と共に歯が磨り減ったりして弱くなってきます。そういう時にどうしていたか・・・というのは・・・実際にはあんまし変わらないもんかも知れません。
現代だったら薬や医者ですが、当時は柳の枝を利用していたかも知れない。あるいは全然見つかっていない別の方法だったのかも知れませんが・・・さて。

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10/24/2013

二つほど 10/24

海外で二つほど。

一つ目。カリフォルニアにリュウグウノツカイ・・・「極めてまれ」(CNN) 太平洋の反対側、みたいなものであります。日本でも最近はちょくちょく見つかっていますが・・・。
地震などの災害がある時に姿を現す、とされています。あくまで通説ですが。
カリフォルニアは実はアメリカでも地震の多い地域でもあります。アメリカというのは特に南部とか中部だと地震がほとんどありません。それがカリフォルニアでは過去に大きな地震も起きていて、対策もとられるようになってきてます。
・・・しかし「極めてまれ」ということはこれが初めてのリュウグウノツカイ、ということになるんでしょうか・・・。
発見した小学生のグループはかなり驚いたんでは、と。何せ4mほどもある細長くて銀色の魚の死体。どう思ったんでしょう・・・なんか変なトラウマにならなきゃいいんだけど、とか余計?なことまで考えてしまいましたが。

二つ目。イラン。絞首刑後に「生存」確認、死刑再執行はせず(CNN)。薬物所持で逮捕、ということで一応?被害者みたいなものがないのでその辺はなんとなく安心?なのですが。・・・もし誰かを傷つける犯行だったら被害者やその関係者はたまらないだろうなあ・・・と。
・・・薬物所持で死刑、というのは日本では考えられませんが・・・東南アジアなどでも禁止薬物所持はかなり重い刑罰になるとか。そういう事情は国それぞれではあります。
それでも・・・絞首刑後に医師が「死亡宣告」したのに実は生きていた、というのも。いくつかそういう話を聞いたことはあったんですが、本当にあるもんなんだな、と。さらに再執行するかどうか、という議論も。・・・一度刑は執行されているのだから二度目までする必要はないだろう・・・という考え方なのか、どうか。
日本の死刑も絞首刑であります。こういう事態が起きない、とは言い切れないわけで・・・その時はどういう判断になるのでしょう・・・?

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09/27/2013

そのアゴはどこから?

最古の「顔」を持つ魚、顎骨の構成は現生とほぼ同じ(Yahoo!:ナショナルジオグラフィック)。つまりはヒトも含む魚類の一部から哺乳類までの共通のご先祖の「顔」が見つかった・・・という話なのですが。
現在の「魚類」は大まかに二つに分けることができます(こまかーく分けるとまた少し違う)。硬い骨を持つ「硬骨魚類」と柔らかい骨を持つ「軟骨魚類」であります。・・・普段普通に魚屋さんで丸ごと見てるのは硬骨魚類がほとんどであります。アジやサバ、サンマもそうですし・・・サケマスの類からマグロまで。「軟骨魚類」はエイやサメといった連中で丸のまま、というのは地域や地方が限られそうではあります。
そしてこの硬骨魚類が陸に上がり両生類となり・・・さらには爬虫類から鳥類・哺乳類に進化していった、ということになっています。骨格を見るとたしかに共通する部位がたくさんあります。

さらに従来の定説では硬骨魚類は軟骨魚類から進化した、ということになってます。
これは構造的にも軟骨魚類の方が硬骨魚類よりも原始的・・・と言うかシンプルになってるからでもあります。そこから複雑に進化して現在の哺乳類にまで行き着いた、ということでもあります。
が、↑の発見は実はその軟骨魚類の祖先も硬骨魚類であり・・・軟骨魚類→硬骨魚類ではなく、共通の硬骨魚類祖先から枝分かれしていったのだ、と解釈できるんだそうで。つまり、進化の過程で「硬骨」を捨てたのが軟骨魚類、ということに。

・・・実際のとこ数億年前の事実を100%分かる、なんてのは現在では不可能なわけで。論拠さえあればそのためどんな説や解釈も出すことはできるわけですが・・・。
いや、単純な問題で。軟硬共通の祖先が「アゴ」を持っていた、というのなら・・・軟骨魚類はアゴなかった、とされてましたし・・・そのアゴはどこから来たのだろうか、という疑問が。・・・進化てのは基本的に単純→複雑へと変化していきます。退化を進化とするとまたちょっと違ってきますが。しかも現行のサメなんかは一度アゴを捨てて、それから再び得た、ということになるのかそれとも別の系統樹が存在していて、そっちはアゴを継承していってたのだろうか、と。
アゴの形状や構造と言うのはかなり複雑なものであります。
円口類、というヤツメウナギなんかが属しているグループがあって、これが現在でもアゴのない連中だったりします。名前の通り丸い口に歯がびっしり。↑の仮説が正しいのならアゴを捨ててこうなったわけで・・・たしかにシンプルな仕組み。こういう方向の「進化」もアリなのでしょうけど・・・さて?

まあ、即座に「定説」となるわけではないでしょうけど、色んな意味で論議を呼びそうな話ではあります。ホント、人間の知ってることなんてほんのわずかでしかないわけで・・・残りはまだまだ見つかってもいないのですけども。

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09/19/2013

ぶしょね

ワインの風味を落とす物質は微量で嗅覚を遮断する(Yahoo!:時事)。「2,4,6-トリクロロアニソール」と呼ばれる物質で「TCA」と呼ばれています。
ワインではコルク臭がする、というように表現され、このTCAがごく微量あるだけでも元のワインの香りを打ち消すほどに強力なものだ、という風に解釈されてきました。
が・・・実はこの物質は嗅覚をマヒさせるような働きがある、とのことで。つまりワインの香りはきちんと存在しているのに感覚として得ることができない状態になってしまうわけです。

・・・まあ、自分もそれほどワインに通じてるわけでもないんですが。
一時、「コルクでなければコルク臭は出ない」ということでワインの栓はコルクか樹脂かプラスチックかはたまたスクリューキャップか、という論争が起きたことがありました。いや、今でも継続中ですか。さらにコルクを使うことは森林伐採に繋がるから自然保護の観点からも廃止すべきだ、という声もあったりして。
・・・自然保護うんぬんはコルクの農園での採取方法からすれば全くの見当違い(言い出した団体が修正・謝罪したほど)だったんですが。しかし効率よく生産できる「栓」があればたしかにその方がいいかも知れない・・・という流れを加速させたのは事実かと。
ワインの場合。他のビン製品と違うのは「長期保存」がある、ということであります。数年程度なら問題なくてもそれ以上となるとどうなるのか・・・? そこら辺にはまだ問題がありそうではあります。

さて、件の「TCA」ですが。
これはコルクに付いた微生物と塩素類などが反応してできる、とされています。・・・実際には別にコルクじゃなくてもできる時はできるものらしいのですが(微生物やそれ系の物質はコルクだけに含まれているわけではありませんし)。これをいかにして防ぐか、というのがこれまでの方法ではありました。
しかし単純に防ぐだけではなく・・・もし嗅覚をマヒさせうような働きを確実に引き出せるならそれはそれでまた別の分野での応用も効くかも知れません。方向性が違っていても同じ物質を研究する、となるとそこから新たな方向性が生まれて、ワインの風味をさらに損なわなくなるようなこともできるかも・・・知れません。

まあ、酒呑みは基本、ウマイ酒が呑めればそれでいいのですけれど。どんな物質でも知ったこっちゃない、とかそんなもんなんですが・・・でもそこから違った方向性が出ればそれはまた興味深いことなんではないか・・・とかそんなことも思ってしまうのです。

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09/15/2013

みにくい・・・?

世界で「最も醜い生き物」にブロブフィッシュ(CNN:画像あり)。・・・実際、醜い・・・と言うよりなんかどっかのキャラクターでこんなのいたよな、とか思ってしまうのですが。「ブロブ」というのはSF映画がもとになった「スライムみたいなモンスター」的な意味合い(某女神転生でもそんな感じ?)か・・・あるいは「謎の漂着肉塊」というなんともオソロシゲなものもあったりします。
ブロブ(Wikipedia:曖昧さ回避ページ)
まあ、一般的?には「どろっとしたあまり見た目が良くないモノ」といった印象ではあります。

ブロブフィッシュもそういう外見ではあります。全身がゼリー状・・・というのは深海魚ではよくある性質ではあるのですが、こういう外見だと・・・醜い、の、かな・・・?
他にノミネートされてるのの一部を見ることもできる↑のですが。
・・・「醜い」という感覚が若干違うのか・・・それとも「醜い動物保存協会」流のシャレなのか。例えばテングザルなんてのはたしかに天狗のように鼻の高い(高いと言うか大きい)サルなんですが、表情がりりしかったりしますし他はフツーにサルしてるんで別に「醜い」とはなあ・・・アイアイはたしかに悪魔じみた外見してますが「醜い」というよりむしろ「恐ろしい」ような。現地であまり好かれていない、というのもこんな形相の動物が真っ暗闇から飛び出してきたら(基本夜行性なんで)誰だってびっくりして怖がりますがな。↑に載ってはいませんがタスマニアデビルなんかやはり真っ暗闇の中で正にケモノのうなり声やら叫び声やら上げて肉を喰らうんですから・・・これもやっぱり「恐ろしい」・・・。

この辺、日本人とは違うのかな・・・それともやっぱりシャレなのかな・・・。

日本流に「醜い」動物、となると。何でしょうねえ・・・基本的に「生きて生存活動している動物」というのはキレイに見えるもんなんですが。哺乳類なら毛並みも良かったり。鳥は羽毛のツヤが違います。両生類なら皮膚のてかり。魚類もウロコの輝きですか。昆虫にしても「生きている」モノは基本的にとても良く見えるもんなんですが・・・。
そうなると「死んだ動物」・・・とかそういうことになるんでしょうか・・・いや、なんか違うな。そうなると↑のような解釈のできる「醜い動物保存協会」というのは・・・ある意味でかなり突っ込んだ活動している、とも言えるかも知れません。

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08/29/2013

北の異変

海に異変、サンマ漁でイワシ(Yahoo!:読売)。北海道で近海のサンマ漁に出たらアジが大漁だった・・・とかそういう別情報もあったりします。今年の酷暑(まだ終わってないっぽいですが)がやはり影響してるのでは、と。

今年のサンマはやはり不漁となりそうなのですが。
海水温の変化、ということが理由の一つとして上げられています。水温というのは魚によって好みの差があり・・・夏場はどうしても水温が上がるため北上する魚もいれば、低水温を嫌って南下したりする魚もいます。・・・まあ、そこまで単純なものでもないのですが。違う水温からの逃げ場がないためいきなりとんでもないところに出てきた、という例(↑記事のブリとか)もありそうですし。
さらに水温は「南が高くて北が低い」とかっちり決まってるもんでもありませんし。海流や海底、あるいは陸上の状況などによっても様々だったりします。

それでも・・・今年はやはり色々違ってきているようで。
サンマは和歌山沖辺りから日本沿岸を離れて北上。やがて海水温の下がる太平洋側を北海道から順次南下していくという性質があります。・・・しかし今年は北海道周辺(特に南部)の海水温が平年より高いために南下できないのでは、と。
高いと言っても3度とかそれくらいなのですが、これでも影響を与えるには十分であります。
・・・何年か前にも似たようなことがあったのですが。やはり酷暑でサンマが不漁、と。こればっかりはおてんと様のことなんで人間にはどうしようもない(少なくとも今年の海水温を人為的に変える、なんてことは・・・)わけで。仕方ないことなのかも知れませんが・・・それにしても。やっぱり暑いのはイヤだなあ・・・。

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08/17/2013

新種の哺乳類

南米で「テディベア」似の新種哺乳類(Yahoo!:AFP=時事)。「発見」というのはちょっと違うかも知れませんが。これまでずっとオリンゴと思っていた一群が実はオリンギトという別の動物だった・・・ということですし。
それに・・・コレ、テディベアかなあ・・・正面から顔だけ見てそう言われたら「そうか」と思うかも知れませんが。・・・体の方は長いシッポに細い体ですし。

実はこういう事例は結構あったりします。
有名なとこでは・・・イワナとアメマスとか。サケ科の魚は降海、つまり川から海へ下る性質があります。しかし海へ行かずに川に残ったまま一生を終えるものもいます。・・・こっちがイワナで、大抵の場合それほど大きくなりません。
一方で海へ下ってまた川に帰ってきた個体、アメマスは大きくなります。メータークラスのイワナ、というのはこっちの方になります。
・・・が、古い図鑑だと別の種、ということになっていたりして。実際見た目は全然違うわけですから・・・研究の進んでいなかった頃は仕方ないのかも知れません。

あるいはオスとメスであまりにも羽の色が違うため長い間別種とされていた・・・とか。
今回のオリンギトもオリンゴということで動物園なんかにいることもあるようですし。よく調べてみたら全然違う種だった・・・というのは今回に限らずまだまだあると思われます。・・・世の中なんてまだまだ分かってないことの方が多いわけですし。

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08/12/2013

二つほど 8/12

生き物で二つほど。

一つ目。オランダで140年ぶりのオオカミ・・・東欧から(Yahoo!:AFP=時事)。日本では絶滅してしまいましたが・・・オオカミ。ヨーロッパでも地域によっては絶滅してしまっています。
オランダもそういう国の一つなんですが、北部のルッテルヒースト(Luttelgeest)近くの道端にメスの死骸が。オランダ国内ではもういない、とされているオオカミなわけで話題になってたのですが。・・・実はイタズラじゃないか、とかそういう話もあったようで。そこで専門的に調査したところ・・・東欧から来たのではないか、ということに。
前にオオカミの特集番組を見たことがあります。こちらはカナダからアメリカ、という話で。カナダの方からアメリカへとオオカミが南下してきている・・・という内容でした。研究者によっては大歓迎なんですが、実際に来られる地域の農場関係者にとってはたまったもんではない、ということでその辺の葛藤のようなものも出ていました。
・・・東欧からオランダ、となると・・・やはりそういう問題も出てくるのかな、と。一頭だけで渡ってきたわけではないでしょうし。

二つ目。鳥羽水族館で「ワン」と鳴くカエルを展示(Yahoo!:毎日)。和名がないため「イヌガエル(仮)」なんだそうですが。
日本初展示!「ワン」と鳴くイヌガエルの鳴き声(YouTube)
本当にイヌの鳴き声のような声であります。ワン、と澄んだ声ではなくやや濁ったような声で、なんかその辺がカエルっぽいなあ、とか思ってしまいましたが。
でもカエルは「ケロケロ」としか鳴かない、というのはかなり狭い解釈なのかも知れません。日本にもカジカガエルというまるで虫の鳴き声みたいに綺麗な声で鳴くカエルもいますが・・・人里にはいませんし。人里にいるのは「ケロケロ」とかそういう系統で鳴くカエルばかりであります。
・・・いや、ウシガエルがいましたか。海外だとかなりバリエーション?が豊富なような。そういうとこだとカエルはどういう風に鳴く、とされてるんでしょうか・・・?

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08/11/2013

まがいもの駆逐

トクホじゃないのに「食品機能性表示」(iza!) これまでは、そうであると認可された「薬」以外は「なんとかに効く」「こういう効果がある」と表示していけない、ということになってました。・・・トクホ(特定保健用食品)以外は。それにしてもトクホと認められるにはかなりの時間と手間がかかるものであります。「条件付きトクホ」という一定の条件下でその効能が認められる・・・というのもありますが、コレ表示してもあまりいい印象を受け取られないのか・・・そういう商品はあまり目にしなかったりします。

過去にはトクホみたいな広告をうつ商品、てのもありましたが。
人間は弱いもんだ、とまでは言いませんが・・・「なんとかに効く」という商品の方が、何もない商品よりも聞こえがいいのはたしかであります。
それを普通の食品にも・・・というのが今回の話なのですが。実際には「なんとかに効く」というのではなくて「こういう効果があります」というもののようですが。
これが例えば生鮮食品、野菜とか肉や魚、というのなら効果は公的、と言うか食品成分表示などからも分かるのですが・・・製品、となると。どこまでOKになるのかなあ、と。

これまでトクホのみに注意していた「まがいもの」の幅が広がってしまう・・・。
と、まあ、そこまではいかないかも知れませんが。あくまでも「規制緩和」ですし。どこまで表示できる、というのは今後明らかになっていくと思われます。その上でどうなるか・・・という話になっていくと思われます。

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08/09/2013

誤報で何より

昨日の緊急地震速報のことであります。
「関西で震度7」気象庁・地震計トラブルで誤報(Yahoo!:時事)。出先でちょっと忙しい時間帯だったのですが、基本みんな携帯やスマホを持ち歩いてない場なのですが・・・一人だけスマホから例の地震速報の音が鳴り響いたので何事か? ということになったのですけれど。
一段落してからどんな速報だったのか聞いてみたら「奈良だって」という返事。ここは関東圏ですからそのスマホは一体どこのどんな速報受信してんだよ、と笑い話?になってたりしたんですが。
・・・そりゃあ、奈良で震度7なら関東圏もかなり影響を受けます。だから緊急地震速報が広範囲にわたって出されることになったわけですが・・・。

それでも誤報で何より、であります。
東日本大震災直後にはあの地震速報の音がかなり頻繁に鳴っていました。今はそれなり?の地震でないと鳴らないようになってますが当時はまだまだ敏感?で。しかも誤報もかなり多かったような。あの頃と比べると・・・精度もかなり上がってきてるかと思われます。
この速報は予報ではありません。めちゃくちゃカンタンに言えば地震の時に起きる特定の地下の波(二つあって、先に届く方)を感知して、もう一つの特定の地下の波(遅く届く方)の来る前に出すことができます。
・・・ただ・・・コレ、当たり前ですが100%ではありません。地面の下なんてのは複雑ですから波がどう伝わるか、なんてそれこそ100%解明されてるわけではありません。先・後とは言っても両方同時に来るいわゆる直下型(震源地が真下)だったら意味ないですし。
しかも出てもほんの数秒とか1分ほどしか時間はありません。

それでも・・・それでも全く何もないよりは前進していると思うのです。今回の誤報からもまた、前に進むことができると信じています。そしてそのほんの数秒が命を救うことに繋がることを・・・願っています。

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08/08/2013

ぐっすり寝てますか?

結局はそういうことなのかも。
「睡眠不足で太る」脳のメカニズム、米チームが研究(Yahoo!:AFP=時事)。要は「睡眠が不足してくると高カロリーのものが欲しくなってくる」ということだと思われます。睡眠が足りない→高カロリーのもんばっかり食べるようになる・・・ということが繰り返されて太ってしまう、と。

・・・どっちかと言うと「睡眠不足」と言うよりも「睡眠の内容が良くない」ということなのかな、とか。
これは夢見が悪い、とかそういうのではなくて。きちんと体も心も休めるような「質の良い睡眠」が十分なら「時間」はあまり関係ないのかも、ということで。
例えば久しぶりに丸一日何もしなくてもいい休みがもらえた、として。「今日は寝まくるぞー!」とふとんに入っても結局いつも起きる時刻に起きてしまう。いやいや、今日は休みで何もしなくてもいいのだから、まだ寝てやろう・・・とふとんかぶってもなんだか寝付けない。
しまいにはなんだか寝るためにああだこうだ考え始めてしまって・・・貴重な休みがなんだかもったいないことになってしまった・・・。

そういうのとも関係ありそうな。色々とストレスとかプレッシャーとか様々なものに襲われ続ける現代人ですから、そういう眠りをなかなか得ることができなくなって、高カロリーなものを求めてしまう・・・とか。
なお。「質の良い眠り」には生活のバランスや一定のリズムが必要、とされています。本当は太陽ののぼる時間に起き、沈む頃に眠る。でもなかなかそういうのは実現が難しい。
・・・テントで一週間野宿すればその感覚・・・つまりは元々備わっていた人間本来の時間感覚・・・が戻る、とされています。テントで一週間。それ自体の実行がムリや、という声もありますが・・・感覚も何もせっかく本来のものに回帰できても、結局いつもの通りの不規則な生活に戻ったんじゃ・・・意味はないかも知れませんが。

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08/06/2013

口飲み厳禁

とは言ってもなあ・・・500mlだったらそう時間はかからないような気がしますが。
直接口をつけて飲んだペットボトルの飲み残しに注意(Yahoo!:フジテレビ)。日本各地で酷暑であります。そのため水分補給が重要、ということでペットボトル飲料が盛況なわけで。割れずに丈夫なペットボトルなんですが、その一方で「飲み残し」ということでしばらく置いておく、という行為もあるようなんですが・・・。
リッターや2Lのペットボトルならたしかに一気に飲めそうもないんですが。500mlで「飲み残し」というのもなあ・・・とか思ってしまいますが、でも、そういう事例もゼロではありますまい。

結構勘違いされてる方も多いようですが、ヒトというのは全身の表層に細菌などを大量にまとった状態が常であります。
除菌とか抗菌とかそういうグッズもありますけど、100%防ぐのは不可能で。むしろ故意に「防ぐ」のはどうなんだ、という声もあったりします。・・・だからと言って逆に細菌まみれになるほど不潔にしろ、というのもまた違った話で。程よく細菌などとお近づきになり、程よく清潔な状態がベストとされてますが・・・どうなんでしょうね。
中でも最も細菌が増えるのは「口」であります。ここから体内(実際には『体内』ではない、という見方もできますが)に入るわけですから・・・防御システムも充実してますが、ペットボトルの口飲み、となるとあんまし意味がないわけです。

様々な雑菌が飲料に混じって繁殖して、場合によっては体内に入っていくわけで・・・その辺はたしかに注意が必要であります。
ただ、必要以上に恐れるのもどうかな、とは思いますが。別に不潔を推奨するつもりはないんですが・・・正しく「コレはヤバい」とそういう知識を持てばいいわけで。雑菌が繁殖するから即死ぬんだ、とかそういうわけではないわけです。中にはキケンな菌もあるので要注意、ということではありますけども。

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06/28/2013

一滴の血液から

1滴の血液からクローンマウスを誕生させることに成功(理化学研究所プレスリリース)・・・なんかどっかで誤解されてそうですが、これは「一滴の血液からクローンを直接大量に生産できる」というわけではなく。「一滴の血液中の特定の白血球を使って体細胞クローンができる」ということであります。

よく物語などで目にする「クローン」というと、例えば髪の毛一本から本体を再生したりしていますが。
現在主流?なのは「体細胞クローン」という技術であります。・・・これでも大変な技術だったりするのですが。
まず複製したい動物の「細胞」を手に入れます。そしてその遺伝情報だけを同種あるいは良く似た動物の受精卵(ただし核を抜いてある)に挿入。・・・つまり遺伝情報だけを入れ替えてしまうわけです。
後はその受精卵を戻して生まれてくるのを待つ、と・・・複製したい動物の遺伝情報を持った子供が生まれてくる、ということになります。

・・・と、言葉だけだとカンタンなんですが、実際は受精卵との不適合があったり「細胞」の採取が難しかったり。世界初の体細胞クローン成功例はヒツジのドリーですが、明らかに短命で終わってしまいました。そういったクリアしないといけない条件がまだまだあるわけです。
ただ、今回の成功は採取の容易な血液を使う、ということ。その中の白血球の中から高確率で「非リンパ(遺伝情報が再構成されていない)」を選び出せること、などがあります。つまり体細胞クローンであっても従来よりもぐんとやりやすくなった、ということであります。

将来的にはもっと違った方向へ進むかも知れないクローン技術ですが。・・・今回の成功にしても「絶滅動物の複製に・・・」というのがあちこちで聞かれますが。
・・・まだそこまでは難しいんじゃないか・・・とか。絶対的な領域、というか技術としてはまだまだ未完成なんじゃないか、とは思うのですが。

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06/21/2013

人類が関係するかどうか

は・・・分かりませんが。ちょっと前に10万年後の話をしましたけど、今回のは2億年後・・・。
2億年後に大西洋消滅の可能性(Yahoo!:ナショナルジオグラフィック)。大陸移動とかそういう話であります。
実は地球上の大陸というのは創世期?から全く一緒の場所にあったわけではなく。何度かくっついたり離れたりを繰り返して現在のカタチになっています。

最も有名?なのは南アメリカとアフリカ西部でしょうか。
正に大西洋を挟んだ二つの地域なのですが、ある学者がこれらの地図を切り取ってくっつけてみたらぴったり合った・・・という話があります。・・・実際、言われたようにアタマの中で組み合わせてみると「なるほど」と思わせるような形状。ここから大陸移動説が動き出した・・・とか。
さらに特定の類似した化石(小型恐竜とか植物とか)が両岸で見つかる、とか。色々あったりします。

が・・・二つの大陸が一つに、どころではなく。かつては全てが一つの巨大大陸だった・・・というのが現在では主流だったりします。パンゲアと呼ばれる「超大陸」があってこれが分裂して今のようになった、と。
この動きは地下のマントルと呼ばれる液体状の物質が動くことで表面化します。
地表からすれば地下ですが・・・地球全体からすれば皮一枚、といったところ。しかしこの皮は何枚かが折り重なっていて、絶えず移動しています。そして重なると軽い方が上へ、重い方が下へ沈み込んだりします。あるいは地中へと引きずり込まれていく皮も。・・・今回、そういった沈み込み帯が新たに発見され・・・場所からして大西洋は大陸がくっつくことで消えてしまうのではないか・・・ということのようであります。

・・・こういうのは結構誤解されるんですが・・・。
地表や地下の動き、というのは大きくて年に数センチ、大抵は数ミリ以下とかそんなもんだったりします。だから、一晩で大陸同士がくっついちゃった、なんてことはありません。
それこそこれから何億年かかけて大西洋を狭めていく、ということになるわけです・・・。

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06/13/2013

誰にも分からん

人類の10万年後の顔・・・目が大きくなり色黒になる(Yahoo!:レコードチャイナ)。・・・どうでしょうね、10万年程度でここまで劇的?に変わるもんなんかなあ・・・。

結構前からこういう「未来の人類」というのは描かれてきてたんですが。
よくあるのが「頭が大きくなる」「手足が細くなる」というもので、これは機械に頼った暮らしをするようになるから、というものでした。↑記事の「目が大きくなる」というのも地球外惑星で暮らすようになり、光量が少なくなるため・・・としていますが。
・・・そこまで人類が地球外でフツーに暮らしてるのなら人工光でも何でももっと光量増やすんじゃないかなあ・・・。
「紫外線を浴びるようになるため色黒になる」というのも・・・もっと人間が生活しやすい環境に設定できるようにならないと地球外、他の惑星での生活なんて無理なわけで。しかも紫外線防御なら真っ先に考えられそうな。・・・個人が宇宙服着て建物外で活動するのが普通、とかそういうことならなんとなく分かるんですが・・・居住スペース作るなら地球上と同じような環境を求めるでしょうに。それこそ技術の限りを尽くして。
技術の進歩のスピードがそのまま現代とイコール、というわけではない可能性もあります(10万年、という時間があれば見たことも聞いたこともないようなとんでもない技術が出来上がってるだろう・・・というのはあくまでも希望的予測みたいなもんで)。

それでも・・・「いわゆる黄金比率を持つ整った顔の子供が増える」というのは・・・なんかすでに現代でもありそうな感じなんですが。
遺伝子工学の進歩によって好みの体や顔ができる、というのはすでにあり得ない話ではなくなっています。可能性の話なら、ですが。まだまだ現代の技術では不可能ですが、その芽はある、というわけです。もしかしたら・・・という希望的予測ならできない話ではないわけで。
もちろん、それによる社会的・倫理的な問題はまた別の話ですが・・・選別とかそういうことに繋がりますし。

実際のとこ、誰にも分からんわけです・・・10万年後。
ただ、人間を含めた生物の「進化」という話になると短すぎる、ということになります。せいぜい「変化」とかそんなもんで。10万年前の人類がどんな姿をしていたか、というのはある程度までは分かっています。そこから現生人類に「変化」してきています。それが今度は10万年後、となると・・・。
そもそも今の人間がそのまま生活してるんかなあ、とかそんなことも。「種」としてすでに全然違うもんが今の人類の立場と同じになってるかも知れませんし。
・・・今の人類が今のような繁栄を築いてこれたのはせいぜい数千年前から、なんですから。これから数千年後ですら確実な予測が立たないのに10万年後、と言われても、ねえ?

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06/09/2013

人知れず

「封印」されていた遺伝子組み換え(GM=genetically modified)小麦、米オレゴン州で自生(Yahoo!:産経)。なんでこれが大騒ぎになるか、と言うと・・・遺伝子組み換え作物、いわゆるGM作物というのは一時かなり研究もされていたんですが、やはり遺伝子に手を加えた作物の安全性が確認できない、という世論もあってある意味縮小しています。
認可されている作物・されていない作物が明確になっているわけです。
そのうちアメリカではトウモロコシや大豆などが普及しています。が、小麦は普及どころか商業的に開発したり販売したりもしておらず。しかもアメリカだけではなく他の国・・・日本でももちろんそういうことはなかったりします。現在では入手すら困難な状況なのに・・・なんで今頃「自生」してたんだ、と。

実はアメリカでは農業バイオ大手のモンサント社がGM小麦を開発していたんですが・・・8年前にそれも終了。その時に何らかの事情で外に持ち出されたのがオレゴン州の小麦農家の畑のごくごく一部で「自生」してたのでは・・・と。
・・・なんで気づいたのか、と言えばこのGM小麦は特定の農薬に強くなる、というもので。農家の人が農薬撒いてみたら畑の一角だけ薬の影響のない小麦が生えている。それで調査してみたら・・・というものだったようです。
しかしこの「効力」と「8年」もの長い間どうして気づかなかったのか、ということから色々な憶測が飛び交っているようであります。
・・・例えば妨害工作とか。あるいは何かの陰謀とか・・・。
オレゴン州の小麦農家たちがモンサント社を相手に訴訟を起こした、という話もあります。遺伝子組み換え、GM作物というのは今はあまりいいイメージがないからでしょうか・・・一時は救世主のようにもてはやされたのですが。

一応、この小麦は流通には乗ってない、ということになってます(ただ過去8年の調査なんてできないでしょうから・・・昔の収穫物は・・・分からない?)。さらに食べても問題はないだろう、と。
日本はアメリカから小麦を輸入している関係上、どうしてもこういうとこ過敏になるかと。・・・しかしよく考えてみたら遺伝子組み換え関連はもちろん、そういった植物に関する実験なんて過去100年だけでも相当な数やってるわけで。

・・・その中の一つが何かの拍子で外へ・・・そして人知れず今も・・・というのは決してない話ではない、と思うのですが。

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06/02/2013

無理に甦らせなくても

いいんでは。もう少し技術が成熟してからでも・・・。
マンモスの死骸から液体状の血液?を採取、クローンによる復活が近づく?(CNN) 実際、シベリアのマンモスと言えば氷漬けなものがほとんどで、保存状態が極めて良いものが多かったりします。ホントかどうか分かりませんが、発掘した氷漬けマンモスの肉をイヌにあげたら喜んで食べた・・・とかそんな話もありますし。
ただ、その「液体」が血液なのかどうか。マンモスに限らず動物の体内には様々な「液体」がありますんで、「血液」なのかどうか(別に血液である必要もないんですが)。・・・気温がマイナス7度から10度だったから「マンモスの血液は不凍液だったんだ!」てのはなーんか怪しい限りですが。たしかに不凍液のような役割を持つ血液を持つ動物、というのは存在しますけど・・・マンモスがねえ・・・哺乳類がねえ・・・?

もし仮にその「血液」からクローンマンモスを造る、となると。恐らくは「体細胞クローン」ということになります。
これは基本的にどこの細胞でも組織でもいいんですが、遺伝情報のある部位を「核」にして近縁のゾウの受精卵の「核」と入れ替える、というものであります。生まれた子ゾウはマンモスの遺伝子を持つことになります。・・・こう書くとカンタンですがヒツジのドリーが誕生するまで相当な時間と手間がかかってます。しかもこうして生まれたクローンは短命なことが多く、まず子孫を残すのも難しそうであります。
クローン技術というのは今、現代でもまだまだ未熟な技術であり・・・そうカンタンにいくもんではありません。
よくある「髪の毛からその人間をぞろぞろ複製」みたいことは現代でもまず不可能です。基本的に何かや誰かから「生まれる」というカタチをとるため、当人と等しい年齢になるまで時間がかかります。さらに一体ずつしか造れない(マウスのように複数頭生まれるのなら話がちょっと違ってきますが)。

そして・・・黄教授ですか。・・・大丈夫なのかなあ、色んな意味で。
黄禹錫(Wikipedia)
いや、韓国の人だからどう、と言うのではなくて。一度こういう「不義理」をしてしまった研究者というのはなかなか立ち直れないものであります。しかも一般人よりも貼られたレッテルは重いわけです。ああ、アレやった人か、というのが。・・・そのためどんな手段でも取りそうで・・・大丈夫なのかなあ、と。逆に言えばここで復活できたらスゴイんですけども。

・・・そりゃ、クローンマンモスとか本当にできるのなら見てみたいのですが。色々応用できそうですし。ただ、現在の技術ではまだ不透明なんではないか、とそんなことを思うのですが。やるならきちんとしたカタチで甦って頂きたい。

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05/28/2013

カユイ

「かゆみ」のメカニズム、意外な事実が判明(Yahoo!:ナショナルジオグラフィック)。「弱い痛み」ではないか・・・ということだったんですが、実は「痛み」と「かゆみ」は違うメカニズムで発生していた、ということであります。
特定の分子がかゆみを引き起こす、ということでもあります。こういったメカニズムを完全に解明できれば病気などの治療にも応用できるわけです。

人間の体の場合。各感覚器は「外」もしくは「内」からの異常を感知して、それを除去するために使われる・・・のが基本であります(しかしそれ以外でも使われてます)。
例えば「痛み」は身体を害するナニカを排除するために。「味」や「匂い」はやはり害を与えるナニカが体内に入らないように。
・・・では「かゆみ」は。
弱い「いたみ」というこれまでの通説なら程度問題だったんだろう、で済むんですが。別モノとなると・・・ちょっと話が違ってきます。

皮膚にたかるナニカを排除するために「かゆみ」がある・・・というのもたしかにあるんですが。蚊の場合はどうなるんだろうか、とか。あれは刺されるとたしかにかゆくなりますが、それが偶然ヒトの体ではそうなるだけ、なのかそれとも何らかの目的があってあえて蚊はそういうことしているのか・・・?
実際、これまでの経緯ではよく分かってなかった感覚ではあるわけです。しかしそれでも重要な感覚でもあり・・・解明が進むことを期待したいところであります。

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05/05/2013

脚のあるイルカ:その後

2006年にこの「あれこれ」で触れた「脚のあるイルカ」ですが・・・4月4日に突然死(iza!)、ということに。
原因などは調査中、ということのようであります。「はるか」という名前(はるか昔から来たイルカということで)を付けてもらって大切に飼育されていたようなんですが・・・残念ではあります。

「先祖がえり」と呼ばれる現象が往々にして起きます。
これはカンタンに言えばその生物には存在しない器官などが存在しているのだけれど、恐らく先祖はその器官などを持っていたのではないか、それが突然「復活」したのではないか・・・ということであります。
しかし「はるか」のようにはっきりした「腹びれ」が付いていて、しかも機能しているっぽい。さらに生きている個体、となると。奇跡に近いことかも知れません。

そのため「はるか」の子孫を残そう、という動きも。「はるか」は野生の個体ですので直接の母系・父系は分かりません。それなら「子」を・・・ということなんですが。
もちろん「子」に「脚」が出るかどうかは分かりません。しかしその遺伝子は受け継がれる、ということになっていたのですが・・・その機会も失われました。
こういう「実例」というのは何ものにも変えがたい存在ではあります。人間の理解している事象なんて、ほんのわずかなものしかないのです・・・。

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04/26/2013

二つほど 4/26

技術や何やで二つほど。

一つ目。新書シリーズ「ブルーバックス」創刊50周年(iza!)・・・なんかもうちっと前からあったような気がしてたんですが。実は昭和38年創刊だったとは。
「科学書の入門書」的な位置づけではあります(キャッチコピーが「科学をあなたのポケットに)。専門書はさすがに難解でもこれなら分かる・・・ということで以前から知名度は高かったかと。・・・それでも最近のはかなりとっつきやすく?なってるかと思いますが・・・以前のにはそれでもやはりむつかしい書も多かった(それはそれで逆?に楽しかったりして)ような記憶もあります。
自分はちょろちょろ読むくらいだったんですが、家族の一部で流行していた新書ではあります。そう言えばブックカバー、たしか誰かがゲットしてたような・・・?
それでも最近読んでないなあ、とか。いい機会なんで何か読んでみますかね・・・?

二つ目。自販機にスマホかざして動画・・・コカ・コーラが無料アプリ(iza!)。これだけ見ると(シロクマにかざすと動画が見れる)別に大したことない、むしろジャマな機能に見えますが・・・やり方次第で色々できそうな機能ではあります。
広告、として見たら例えば協賛企業のCMなんかも流せるわけです。
飲料系意外のCMとか、そんなんがいきなり流れてきたらインパクト大ですし。あるいはすでにありますが原材料や関係資料をさらに掘り下げて表示する、とか。
色々できそうなんですが、こういうのは。ただ・・・現段階ではどうなんだろう、と。皆が皆スマホ持ってるってわけでもありませんし。

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04/23/2013

二つほど 4/23

生き物で二つほど。

一つ目。性差発現遺伝子抑制でカブトムシのメスに角が(Yahoo!:時事)。「素体」と言いますか「そもそもの造形」と言いますか。ベースではカブトムシは角があるものだった・・・ということかも知れません。
あるいは遠い祖先は雌雄共に小さい角があった、とか。その後性差が確定?していったために現在のようなカタチになった、とか。
雌雄異体の種なら程度の差はありますが必ず「性差」があるわけです。外見上ほとんど差のない種も多数いますが、内面・・・カラダの構造には必ず違いが出てきます。
そういった「差」を解消する、ということでカブトムシの場合交尾器も変形してしまっていたのでしょうか・・・? 他にも色々起きるもんなのかも。

二つ目。名古屋城のシカ、今や2頭に(Yahoo!:朝日)。これは知らなかったんですが、名古屋城の内堀にはシカが放し飼いになされているとのことで。江戸期にはすでにいた、という記述もあるそうですが・・・「内堀」なのだからかつでは水があって「城と」しての役割がなくなって空堀になったからシカが放たれたのか、と思ったのですが。
名古屋城の内堀は築城当時から空堀か(中日新聞)、という記事もあったりして。そもそもは徳川家康の時代に築かれて長く尾張徳川家の居城でした。もし仮に築城の頃から住んでいたということなら相当長く代を重ねてきたことになりますが・・・さすがにそこまではないですか。
それでも少なくなってる、とのことで。他から移住、というのもアリなのかな、と。新しい血が入った方がいい、ということもありますし。

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04/16/2013

二つほど 4/16

サイエンスで二つほど。

一つ目。電子顕微鏡で生きたままの虫を観察(Yahoo!:毎日)。自分も知らなかったんですが、かなりの高倍率で観察できる電子顕微鏡ですが・・・対象を真空内に設置しないといけない、とのことで。
これが無生物なら別に問題はないのですが、生物を使う場合水分が蒸発してしまって干からびてしまいます。生きているそのままの姿を観察できていなかったわけです。
浜松医科大の針山孝彦教授のチームは、ショウジョウバエの幼虫は真空中でも生きていることに注目。何らかの「膜」が保護しているとして「膜」の再現に成功。従来なら生きたままの観察ができなかったハムシの観察にも成功しました。
・・・よく考えてみたらかなり大きなことだと思うのですが。真空中、ということである意味「真の姿」ではなかったモノをそのまま観察できるわけですから。今後の成果に期待したいところではあります。

二つ目。国際天文学連合、有料での系外惑星の「名称公募」に難色(Yahoo!:sorae.jp)。結構微妙な問題になってきているような気がするのですが。国際的学術的には認められていない系外惑星の「名称」ですが、「愛称」ということで非公式に・・・ということなら折り合いがつけられそうですし。でも課金制の有料で、というのは何だかなあ・・・と。
これが個人サイトが趣味的に「名前付けようぜ」とかそういうことやってる、ならこういう風にはならなかったと思うのですが。
民間団体が一定のおカネを取って(発見者の了承を得ているとは言え)系外惑星の「命名権」を売る、というのは・・・さすがにどうなんだろう、と。取り決めで名前は付けない、ということになってるのに。
昔「月の土地売ります」とかそういうのがあったりしましたが、今回のコレはそういうレベルではないわけで。・・・やっぱり今後微妙なことになりそうな気がするのですが。

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04/07/2013

ゆめをみる

大きなお世話のような気もしますが・・・医療方面でも応用きくかも知れません。
「夢解読」どんな夢を見ていたか、解析に成功(Yahoo!:科学雑誌Newton)。これは脳活動を解析して、夢を見ている時と同じ活動が起きるモノを特定する、ということのようで。脳活動が夢の中と同じようであればそれが夢に出てきたモノだ・・・と。
特定個人はともかく、パターン化してさらに解析を重ねていけば、例えば「夢判断マシーン」みたいのを作れるかも知れません。

夢、というのは眠っている間に脳の中で整理しきれない情報があふれ出してきてしまうようなもの、というのを某まんがサイエンスでやっていたような。基本的に脳というのは起きている間に起きたことをほとんど記憶しているのですが、不必要な記憶というのはしまい込まれてしまってなかなか取り出せない→忘れてしまうことになります。
しかし夢の中では忘れてたことが出てきたりして。意思とは関係なく情報があふれ出している・・・という言い方もできるかと。
そのため夢というのは支離滅裂なことが多く、ほとんどはとりとめもない内容ばかり。一説にはヒトが眠っている間には何らかの夢を必ず見ているもんなんだそうですが・・・大抵の場合は覚えていなかったり、夢を見た、ということすら記憶になかったりします。

そういう「夢」の解析ができる・・・。
SFなんかではよくある設定ではあるのですが。・・・便利?機械?として、となると別にいらないような気もしますが・・・精神関係や神経関係の医療では治療に使えるのかな、とか。そういった方向へ話が進んだりは・・・するんでしょうか?

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03/31/2013

呼吸が止まる

当たり前ですがかなり苦しいらしいのですが・・・。
睡眠時無呼吸症候群、女性や肥満でない人も気をつけて(Yahoo!:ヨミドクター)。自分はコレなんではないか、とちょっとびっくりしたことがあります。
もう何年も前なのですが。
たまたま後輩が遊びに来ていて、自分はついうとうとと。先に寝てしまったわけです。しばらくして目が覚めると後輩が非常に驚いた顔して
「どうしようかと思いましたよ、息止まってましたよ?」
寝始めてからすぐにいびきをかき始め、それからピタッと呼吸が止まった、とのことで。後輩がどうしよう、起こした方がいいのかな・・・と思ったら呼吸が始まった、と。
実際自分は太っている方ですし、いびきをかく方なので↑こういう病気に関係してるのかも・・・と。止まる回数はそれほど多くなかったようなのではありますが。

しかし現状、と言うか今どういう状態で自分が眠っているのか分からん状態でして。・・・いやーに眠りの浅い時とか数時間で目が覚める(喉がカラカラに乾いて目が覚める)とかそういうのはあるんですが。
ちょっと前には全然眠れない時もあったりしたんですが。三時間以上睡眠できない。そんな頃もあったんですが・・・。
眠っている間てのは意識ありませんから、どうなっているのか自分でも分からない。・・・昨日も止まってたのかなあ、今日も止まるのかなあ、とか考えるとやっぱり不安になってしまうのですが。

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03/28/2013

カワイイ古代哺乳類

国内最古の哺乳類、学名「カワイイ」(Yahoo!:産経)・・・とは言ってもこれは最近あちこちでよく出てくる「カワイイ」ではなく。学名の命名法と言うか慣習?でこうなってしまった「カワイイ」だったりします。

地球上の生物には名前があります。
が、それぞれが勝手に名前付けるとどれが同種か分からなくなったりして混乱するので「名前の付け方」というのは国際的にきっちり決まっています。「二名法」と呼ばれるもので・・・「属名」「種小名」の二つ(ほとんどの場合は「種小名」のみ)を決めます。そして並びも最初に「属名」次に「種小名」と(実際にはその後に「命名者」を記載することになってるので三名法という話も。ちなみに「L.」というのは命名法を提唱したリンネのみに許された特権?)。
「ササヤマミロス・カワイイ」だと「ササヤマミロス」が「属名」で「カワイイ」が「種小名」になります。
「属名」は一つ上の分類項目なので今後「ササヤマミロス・なんとか」という種が出てくる可能性はあります(属名は結構頻繁に統廃合されるので消える可能性もありますが)。しかし「カワイイ」というのはこの種にのみ与えられた名前なので「ササヤマミロス・カワイイ」が二つ出てくる、ということはあり得ません。しかも一度使った名前はもう二度と使えないルールですし。

で・・・「カワイイ」ですが。
命名には現在地球上では使われてない言語であるラテン語を使うことになってます。まあ、過去からの慣習みたいなもんだと思いますが・・・ラテン語というのは現在のいわゆるラテン語系の基礎みたいな言語なので、そっちを使ってる国の人の方が馴染みが深いかと思われます。
英語もいわゆるラテン語系なのですが。
それでもちょっとルールが違っていたりするのでややこしい、と言えばややこしいとこだったりします。

その一つは「語尾によって変化させる」というもので・・・学名でもこれが適用されます。
「カワイイ」は実は篠山(ささやま)市出身の世界的な霊長類学者、河合雅雄氏にちなんだもので(属名の「ササヤマミロス」は発見された篠山層群下部層と「臼」を意味する「ミロス」から)、「河合」をアルファベット表記にすると「Kawai」ということになります。
命名法のルールでは人名にちなんだものの場合、基本的に「母音(a,i,u,e,o)が最後にきたらiをつける」ということになってるので「kawaii」ということになり・・・これを「カワイイ」と読むわけです。

そんなわけで実際は「可愛い」とは何の関係もないんですが。しかしなんか妙?にはまってしまった例になる・・・んでしょうか?

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03/19/2013

正解がない

と言いながら実は正解がありそうな。
麻布中学「ドラえもんが生物ではない理由を述べよ」問題(Yahoo!:プレジデントファミリー)・・・「99年後に誕生する予定のネコ型ロボット「ドラえもん」。この「ドラえもん」がすぐれた技術で作られていても、生物として認められることはありません。それはなぜですか。理由を答えなさい。」という問題だそうで。
単純に「ロボットだから」ではなくて「なぜロボットと生物は違うのか」というところから答えを導き出す、ということのようであります。前提としてコレの前の問題文に
1「自分と外界とを区別する境目をもつ」、2「自身が成長したり、子をつくったりする」、3「エネルギーをたくわえたり、使ったりするしくみをもっている」
という生物の必須条件が出ていてそれを理解していれば答えが出てくる・・・と。
まあ、記述問題なのではっきり「正解!」が出るわけではないのですが(採点も細かくなってたとか)・・・結果としてそっち方面(生物の必須条件)へ向く、ということならそこらに「正解」がありそうな気もしますが。

自分と外部との区別とか、代謝やエネルギー消費はともかくとして。成長や繁殖というのは生物の証のようなものでありますが・・・道具を使っての自己複製=繁殖、というのはどうかな、とか思ってしまいましたが。
生物の目的は「後世に自分の一部を残す」ということであります。そのために生き延びてオノレの一部を何としてでも残そうと努力する。しかし残すモノは全く同じ、というわけではなく。オスメスのある有性生殖は明らかに多様性、つまり様々な可能性を抱き込むために作られたシステムであります。化学反応、というと意味合いが違ってくるかも知れませんが、異なるモノ同士を組み合わせてさらに異なるモノを生み出す。・・・「変化」であります。

オノレの一部を残すために変化していくわけです。
単性生殖の一種でもある「分裂」にもどこかでこの「変化」の手が加わっているかと思われます。全く、完全に完璧に同じモノが延々と数千万年や数億年単位で続いてきてるとは考えにくく。「変ってきているけれど変わらないモノ」を求めていくのが生物だ・・・といささか詩的な表現がもっとも当てはまる・・・のかも知れません。

実際「コレがこうなるからこうならないといけない」というすっぱり割り切った答え、なんてのは存在しないのかも、とか思ってます。ヒトは「数字」という割り切るモノを手に入れた頃から「全ては割り切れる」と思い込んでしまったのかな・・・とか。1+1=2は絶対ではないんではないか、とか。いや、現在の人間活動の基本中の基本ですからこれをないがしろにしちゃいかんのですが。
そういうとこから「正解がない」のかなあ、とか思ったり。まあ、こういうのは色々とありますからそれこそ割り切れるもんでもないんですけど。

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03/02/2013

かふんしょー・・・

イヤな季節になって参りました。いや、別に自分は花粉症というわけではないのですが。
花粉症に有効なのは市販薬か通院か(Yahoo!:@DIME)。ちょいと前までは市販薬に頼らず通院を、みたいな風潮もあったと思うのですが・・・技術の進歩というのはスゴイもんであります。以前医療品で処方箋が必要だった薬が市販薬として薬局で売られているわけですから。
OTC(Over The Counter)薬、という・・・たしかに色々同様の薬が出てきてます。

家族に花粉症の人間はいますけど、自分はそうでもない。
実際に花粉症の人間からすると「じゃあ、それでいいじゃないか」とか言われますが・・・花粉症ではない、ということはつまり将来花粉症になる可能性がある、ということになります。すでにスギ花粉症になってる人間はスギ花粉症になることはない・・・といささか極論めいたことまで考えてしまったりして。
・・・スギ花粉症+他の花粉症、ということもあるそうなのであんまりいい例えとは言えませんが・・・。
発症にはどうも年齢とかそういうのは関係ないらしく。かなり高齢になってから発症した、という人もいます。これまでが大丈夫だったから今後も・・・と、そう簡単にはいかないのではないか、と。

アレルギーなら他に持ってたりするんですが、花粉症は、特に。
・・・今年は特にスギ花粉の飛散が多い、とのことですし。既にかかってる方はお気をつけて。そして・・・かかってない方々も・・・お気をつけて。「花粉症デビュー」てのはあんまし嬉しいことではないですし・・・。

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02/20/2013

一瞬でさめる

米研究チームが開発「酔っ払い状態」が一瞬で「シラフ」に(MSN:J-castニュース)・・・まだマウスでの実験段階ですし、人間への実用はかなり先になりそうですが(現段階ではある意味劇薬?)・・・ちょっと先の未来では「酒に酔ってうんぬん」という事故や事件が大幅に減ることになる・・・のかも知れません。

酒、というのは妙なもんで人間を含めて「毒」となる成分を持ってます。・・・いや、「ヒトを狂わせる飲み物」という意味の「毒」ではなく実際に体にいい影響を与えない意味での「毒」であります。だから、身体は酒が入ってくるとそれを浄化しようとします。
もしそれで即座に、完璧に消えてしまえるのなら「酔い」なんて存在しないのですが・・・。
実際にはいくらかの時間がかかります。さらに人によってはその機能があまり良く働かない人も。そのため色々と体の機能に影響を与える物質が体内を流れて「酔っ払い」ということになってしまいます。

これまでにも「酔い覚まし」のクスリというのは存在してます。その方法は「身体を浄化する」機能を助ける、というもの。この方法でもかなり有効なのですが、↑のクスリは自らが「身体を浄化する」というものだったりします。・・・実用化されれば特にアジアの一部では歓迎されるかも知れません。生まれつきそういう機能がほとんどない、という人たちはアジアに多いのですし。

・・・しかしある意味ではなんだかさびしいような気もしますが。
酔っ払いによる事件や事故、という悲しい結末もあるわけで。こういうクスリが出回るようになればそういった悲劇も減るかと思われます。
しかし・・・なんで人間は酒を飲むんだろう、と。
美味いから、というのもありますが「酔い」もコミで楽しむからなんでは・・・と。
少なくとも自分はあんまり服用したくはないなあ、とか。酒飲む意味がなくなってしまいそうで、なんかさびしい・・・いやもったいないような気がするもので。

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02/02/2013

ウナギのかば焼きは消えない?

環境省がニホンウナギを「絶滅危惧1B類」に分類(Yahoo!:毎日)
第4次レッドリストの公表について(汽水・淡水魚類)(お知らせ)(環境省)
これまでは「DD」つまり「情報不足」というカテゴリで、これは「気にはなるけど情報少ないんだよなあ」的な分類で、今回の見直しでは「ドジョウ」が新たに入ってます(もちろん日本産ドジョウなんですが外国産ドジョウが入ってきてる現状からこうなった、とか)。
汽水・淡水魚類の注目される種のカテゴリー(ランク)と変更理由(環境省)

ウナギもそうなんですが、興味深いのはクニマスで。元々は秋田県田沢湖に生息していたんですが、田沢湖の水質変化により絶滅。しかしその前に山梨県西湖に移されていた個体群が生き残っていて、あのさかなクンが再発見した・・・というのは有名な話であります。それが今回「絶滅」から「野生絶滅」に変更、と。
・・・結構な数生き残ってるらしいし(地元でフツーに食ってたとかそんな話も)なぜに「野生絶滅」かな、と言うと。そもそも田沢湖に生きていた「クニマス」と今回西湖で見つかった「クニマス」は果たして同じ「クニマス」なのだろうか、と。当たり前ですが田沢湖の「オリジナルクニマス」のサンプルなんてないようなものですから、DNAの比較もできない。外的特徴はたしかに「クニマス」なんだけど本当に正真正銘の「クニマス」であると決定はできない・・・ということで「野生のクニマス」がいた田沢湖では「絶滅」してるので「野生絶滅」・・・と。

そしてニホンウナギであります。
・・・実際、この分類には法的効力(例えばシラスウナギでも獲ったら罰せられるとか)はありませんから、今後も食卓にニホンウナギは上り続けると思われます。しかし・・・実際問題として数が減っているのは事実なわけです。シロウト目には区別のつかないヨーロッパウナギも輸入は難しくなってます(不可能じゃないですが)。
ウナギの養殖は稚魚を捕らえてきて育てます。育てた場所によって「なんとか産」というのが決まるため、中国でも台湾でもシラスウナギ争奪合戦は盛んであります。
完全養殖・・・。
それが一番なのですが。ここまで来てしまうと次はワシントン条約か、とかそういう声も出てきそうで。しかしそこまで至ってない現状ではちと間に合わないかも・・・?

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01/24/2013

まだ分からない

家畜のイエイヌは野生オオカミと比べてでんぷん消化能力に優れていた(Yahoo!:AFP=時事)・・・つまり農耕を始めていた人間の集落の「ゴミ」を食べてることのできた野生オオカミが、少しずつ飼い慣らされて家畜のイエイヌになったのでは・・・ということであります。
食性というのは非常に重要であります。肉食傾向が強いオオカミに対して雑食傾向が強い、とされているイエイヌであります。でんぷんという植物性の食料を十分に消化できるかどうかでオオカミの中からイヌになるものが出てきたのではないか・・・?
・・・なお、実はイヌよりネコの方が肉食性は強いんだとか(ねこまんまなんてのもありますが)。ネコはそれこそ人間が農耕生活中心になってきた頃に、貯蔵している穀物をネズミから守るために飼い慣らした・・・ということになってますけども。

しかしこれで現在あちこちで飼われているイヌの祖先がオオカミだ、と決定されたわけでもなく。
実際のところまだまだ分かってないことも多々あります。イヌの社会性とオオカミの社会性の違いとか。イヌは一頭もしくは少数の「ボス」に率いられて暮らします。飼っている人間がこの「ボス」となって導いていくわけです。・・・一方オオカミも群れを作りますがイヌほどではなく。しかし他方ではイヌに近い生活スタイルを持つイヌのような動物もいる。

個人的にはあっちゃこっちゃで色んな「イヌ系」の動物を飼い慣らして、それが交わって今の「イヌ」になったのかなあ・・・とか思ってますが。情報の伝播と言いますか「あっちの集落では役に立つイヌとかいうのがいるらしい」というのがじわじわと伝わっていってイヌそのものも伝わったり現地で近い動物を飼い慣らしてみたり、とか。
一万年ほど前と言ってもそこまで隔離されたコミュニティばっかりじゃないでしょうに。近代文明の基礎みたいなものは出来上がりつつあったと思われます。

そして↑記事だと農耕が始まってからイヌは飼い慣らされた、ということになりますけど実際はどうだったんだろう・・・狩猟の時に一種の猟犬みたいに使われたりはしなかったんだろうか・・・?

まあ、今現在イヌは世界中に広まっていて、一部地域を除いて人間の良きパートナーとなっています。それでいいじゃないか、という声もあるにはあるのでしょうけど・・・なんだか出自の気になる動物ではあります。

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01/14/2013

それは「たくあん」なのだろうか

辛み成分ゼロの大根作成に成功、臭わないたくあんできます(Yahoo!:朝日新聞デジタル)。たくあん独特のにおい、アレは実は大根の辛み成分がもとなんだそうで。つまり「辛くない大根」を作ることができれば同時に「におわないたくあん」も作ることができる・・・ということになります。

ちょっと前に某ニュース番組でも取り上げてましたが。
実はまだ新品種として確定しているわけではないので、来春辺りから「におわないたくあん」を大々的に・・・というわけではありません。しかしスタジオでの試食では「甘い」「辛くない」という意見が出てましたから、そのうち商品化されていくもの、と思われます。こうやってメディアで取り上げられれば研究も進むでしょうし。
・・・まあ、でも。
「におわないたくあん」というのはそのまま「たくあん」と呼んじゃっていいのだろうか、とか。あるいは辛くない大根なので大根おろしにしても劣化しない、という特長もあるんだそうですが・・・辛くない大根おろしかあ、と。それはそれでどうなんだろう・・・とかそんなことも。

品種、というものであります。例えば今から数百年前に「沢庵漬け」として発生した「たくあん」は今とはかなり違っていた、と思われます。製法もそうですが原料の大根が違うからであります。・・・現在では「たくあん用の大根」もあるんだとか。そういうのと比べてみたらどうなるんだろう・・・と。
時代の変化と言えばそれまでですが。頑なに古いのを守り続けるのもどうかとは思いますが。・・・でも「におわないたくあん」てのは・・・なんだか別のものになっていくような気もするのですが。

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12/24/2012

やっぱり難しい?

近畿大学とサントリーHDがJR大阪駅北側に養殖魚の専門料理店をオープン予定(Yahoo!:産経)。これは「近大マグロ」とも呼ばれている日本で、いや、世界でも他に類を見ない「完全養殖クロマグロ」を供する店、ということであります。
「養殖マグロ」というのはフツーに見ることができますが、これは「完全養殖」ではなく。マグロの若魚をつかまえてきていけすで太らせる・・・「畜養」と呼ばれる方法だったりします。この方法でも安定供給は可能なのですが・・・どっか外から獲ってきてることに変わりはなく。やはり資源枯渇が懸念されている現状では他の方法を考えざるを得ません。

そこで・・・「完全養殖」つまり若魚を親魚にまで育て、卵を産ませる。そして卵からかえった幼魚が若魚になり・・・その若魚も親魚になって卵を産む。こうやっていけすの中で世代交代が連結してしまえば自然界の資源を心配する必要は、とりあえずはなくなります。
ただ。当たり前ですがこの技術、なかなかに難しいものであります。
現在フツーに「完全養殖」が行われている魚、となると。キンギョとかメダカとか。食用だと・・・ヒラメやタイはどうだったっけか。いずれにしてもあまり大舞台に立っているわけではありません。

しかもクロマグロとなると。成魚の飼育もかなり難しい魚であります。
近畿大学は30年以上の年月をかけてようやく「完全養殖技術」を開発しました。そして実際に育てたクロマグロを卸したりしています。・・・実はもう何年もこういう風に卸しているのですが。研究成果も内容が内容ですからかなり知名度もあります。その割には・・・なんか今ひとつ盛り上がってない、と言うかそういう会社立ち上げた、とかそういう話がほとんどない、というのは・・・?

一つには技術としてはまだまだ浅い、というのもあります。もっとペイできるような技術でないと起業家もなかなか食いつかないのでは、と。・・・それでも個人的にはそろそろそういうことになってきてもいいんじゃないの、という期待があったりするのですが・・・やはりまだ、難しいんでしょうかね、色々と。
逆に「近大」がブランドになる、というもどうかな、とは思いますが。あるいはまだ数が少ない、とか。もっと大掛かりにできるようになればそれこそ「庶民のクロマグロ」になるかも・・・いや、それともこういった技術がまだ社会的に受け入れられてないとかそういうことかも知れませんね。

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12/19/2012

それで満足?

別に科学者が副業で芸人やるとかDJやるとかそんなんならどうでもいいんですが。
「虚言」森田氏iPS芸人に?(日刊スポーツ) ノーベル賞をとった山中教授が開発した「iPS細胞」であります。カンタンに言えば「どんな細胞にでもなれる可能性のある細胞」ということで再生治療、つまり欠けた部位を再生させていく治療への望みとなっている研究であります。
が、現行ではまだまだ臨床実験へも辿り着いておらず(作成などに多数の困難があるのです)実際に病院などで受けられるのはもう少し未来になってから、ということになっています。

しかし森田氏はすでに臨床実験・・・どころか複数の患者への「治療」を施した、と発表。・・・ところが報道され始めるとその勢いはトーンダウン、「複数例」が「一例」に肩書きも何回も変更、最終的には所属していた研究機関から追放、ということに。これには報道の姿勢、というものも問題視されましたが・・・やはり当人の姿勢が最も重要なものであります。
今さら「本当に成功したんだ!」と強調されても誰も信じないとは思いますが・・・。
結局のところ実際はどうだったのか、というところはなんか曖昧にされたような観があります。

再生治療というのはある意味で最終的な医療行為であり・・・万人が望む治療法でもあります。この技術が進めば臓器移植という、現行では高度な技術や施設が必要な上に後遺症などのリスクを負わなくてはいけない治療からのシフトも可能になります(さらには倫理観の相違やブラックマーケット的な存在も小さくできる)。
そういった未来のある技術、たくさんの患者さんが待ち望んでいる技術に対して、己の売名を目的としてウソついた人物が今度は芸能界に、ですか・・・。

ちょっと前に有名女優との離婚騒動で少し名が売れて、今でも地方で芸能活動やってるヒトがいますけど、状況としては似たようなものだと思ってます。
が・・・内情が、どうも。こっちのヒトはまだ自分と自分の周囲だけに迷惑かけ続けてるだけで済みますが、森田氏の場合、そういう衆目にさらされるということは、さらに技術が療法に変わることを待ち望んでいるたくさんの患者さんたちにも迷惑かけることになるんでは、と。一度やってしまったら取り返しのつかないことだってあるんです。
実は一ヶ月ほど前には「テレビ出演も」とかそういう話もあったとか。
・・・これが数十年くらい経ってiPS細胞に関する技術も成熟に近づいた頃合に「昔こんな話がありましてね、その方は今もご存命なんですよ」とかそういう番組ならまだしも。いくら金がないったって・・・。

名前的にはありふれたものであります。ニュースも時間経ってますから知らない人も多いでしょう。食っていくだけならなんとかなるんじゃないですかね? それこそ皿洗いでも何でもやって。研究を続けたい、と言うのならまた別の研究で頑張ってみればいい。
こんな風に中途半端に名前(それも汚名)だけで売ろう、というのでは・・・長いこと続かないでしょうし、それで満足なんですかね?

05:43 PM | 固定リンク

11/28/2012

効果あるのかないのか

さて、どうなんでしょう?
シャープ「プラズマクラスター」掃除機、「効果なし」と消費者庁(NHK NEWSweb)。これが「掃除機」だけ、ということなのかそれとも「プラズマクラスター」技術全般・・・空気清浄機とか・・・ということなのか、その辺の事情によっても違ってきそうではあります。
↑記事見る限りでは「プラズマクラスター」掃除機、ということになりそうですが。

浄化のしくみ|プラズマクラスター:シャープ
要は菌などのたんぱく質を分解することで無害化する技術、ということなのですが。
実際にこの技術が有効なのか、ということよりも、むしろ「本当に効能があるのか」というその前段階にまで疑問が行きそうな観があります。掃除機のみ、ということで掃除機に何らかの欠陥があって「プラズマクラスター」技術が十分に発揮できなかった、ということならまだいいのかも知れませんが・・・「プアラズマクラスター」技術そのものに欠陥がある、ということになるとこれはまた別の問題となってしまいます。

日本の家電業界は今、右肩下がりとされています。シャープもその例に漏れず。台湾の有力な企業からの融資話が立ち消えになったとかそういう話もあったりしますし。ここでこの打撃は大きい・・・かも知れません。
それでも本当に効果があるのかないのかははっきりさせて頂きたいところではあります。しかしタイミング的に、と言うかここでこれか・・・というある意味心配な事態になってるのでは・・・とかそんなことも思ったりもします。

04:15 PM | 固定リンク

11/21/2012

印象第一

ノンシリコンvsシリコン、効能をめぐって論争勃発(Yahoo!:ダイヤモンドオンライン)。髪を洗うシャンプーの話であります。自分のとこのはどうだったかな、と思ったんですが・・・そんなに高いものを使ってるわけでもなく。確かめてみたらシリコンの入ってないやつで・・・それでも安いやつでした。
・・・自分としては別にどっちでもいいかなあ、とか思ってしまったりして。このシャンプーだって安いから買ってるようなものですし。

この「論争」の争点はシリコンが害を及ぼすかどうか、というところであります。
食品とは違うので、いささか・・・と言うか自分みたいに「安けりゃいいや」てな人にはそれほど緊迫感?のない論争だったりします。・・・当事者・・・開発会社はもちろん、利用者・・・にとっては大きな問題にはなりそうですが。しかし実際のとこはどうなんだろうなあ、と。
この手の商品でよくあるのですが。印象第一、と言うかまず「コレはカラダにイイ」という印象を植え付けてしまったらそれが実際はウソでもホントになる、ということが往々にしてあるわけです。

例えば某「関節にいい」とされる某物質とか。
テレビCMでもよく流れるのですが、あの物質は結構大きな(要するにたくさんの物質がたくさん組み合わさってる)もので、あんなもん口から摂っても消化分解されちまうんでは・・・? という話があったりして。その辺の研究とかどうなってるんだろうなー・・・とか思ってたんですが。
・・・最近CM見たら「その物質」+「その物質誘導体」が入ってます、って・・・。
大きな物質てのは体内で作り出すことになります。しかし材料だけあっても「くっつけるもん」がないとうまくいかない。・・・いや、経口摂取で大丈夫だから中に入ってたんじゃなかったんかい、と。誘導体も一緒に、ってやっぱり大丈夫なのかな・・・とか。

しかし。その薬・・・じゃなくて健康食品でホントに効果があった、という声も実際にあるわけです。科学的にどう、という話ではなく・・・効果があった、ということになればそれはそれで「真実」になります。
そういうとこに印象の力は働いてないのかな、と。
思い込みというのに近いかも知れませんが。イワシの頭も信心から、とは言いますが。
「これこれに効く!」と言われて実際に数%でも効能が現れればそれで「真実」になってしまうことも、この世の中多いわけです。注意が必要、というのにはいささか事例が多いような気もします。

かと言って・・・全部が全部そうカンタンに割り切れるもんでもなく。「科学万能」なんてのは高度経済成長期の謳い文句に過ぎません。でも何らかのカタチは出てくると思うのですが・・・願わくば印象操作で二束三文のモノがもてはやされないことなんですが。

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11/10/2012

意外に大丈夫かも

知れんのですが、さて?
鳥羽水族館の「ダイオウグソクムシ」3年11ヶ月絶食中(Yahoo!:みんなの経済新聞ネットワーク)・・・リンク先には「ムシ」の画像があるので、苦手な方はご注意を。
グソクムシというのは「でっかいダンゴムシ」・・・というより「でっかいワラジムシ」かも知れません。ワラジムシというのはダンゴムシと一緒にいることも多いのですが、丸くなることができません。草鞋のような形をしているから「ワラジムシ」なのですが、「グソクムシ」もこれ繋がりなのかも知れません・・・「具足むし」と書くのかも。具足とは日本の甲冑の足に着けるいわゆる「レッグガード」なのですが。↑画像のグソクムシとはあまり似た形をしていません。「でかいワラジ」ということでグソクなのかな・・・とか?

グソクムシは深海に住む生き物であります。
光すら届かない暗黒の世界。そのため光合成のできる植物がいません(光合成しない植物はいそうですが)。そのため極端にエサが少なく・・・そのためこれだけ長く絶食していても大丈夫なのかも・・・と思うのですが。
グソクムシに限らず深海の生物は「上」から落ちてきたモノを食べたりします。
マリンスノーと呼ばれる微細なものもあるのですが、場合によってはクジラ丸ごと一頭落ちてきたりするそうで。そこで特殊な生態系・・・鯨骨生物群集(Wikipedia)を形成したりします。いや、ダイオウグソクムシそのものとは関係ない、らしいのですが・・・深海というやはり特殊な条件下ではちょっと想像しにくい事態となっている、ということでもあります。

だから地上のヒトの常識に全部当てはまるか、と言えばそれはどうなんだろう、とか思ってしまうわけです。
・・・でも絶食続けて結局力尽きた、なんてのもイヤではあるのですが。

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11/04/2012

イヌが役に立つ

縄文時代早期にイヌを埋葬・・・国内最古(Yahoo!:JIJI)。「埋葬した」ということが分かっているということですから通常的に食材だった、とかそういうわけではなく・・・何らかの役に立っていた、ということになります。
それもかなり深い仲?でないと埋葬なんかしないわけで。その辺、どんな間柄だったんでしょうか・・・。

イヌはヒトとの繋がりが最も深い動物の一つであります。
恐らくは狩猟採取が主だった時代に一種の猟犬のような存在だったのか、あるいは番犬的な意味合いが強かったのか。現在は正しくコンパニオンアニマルとなってますが(一部では違いますが)何かしらの「役」に立ってないと繋がりが深まることはなかったのではないか、と。
ネコの場合は農耕が始まってネズミの害が出るようになった際に役立ち始めた・・・という説があります。ニワトリやウシ・ヒツジなどは言うに及ばず。何らかのカタチで役に立っていた、と考えられるわけです。

そしてもう一つ。イヌという動物はどっから来たのか、という疑問も。
オオカミやリカオンなどのような野生の動物を飼いならした、ということになってますが・・・世界で同時進行的に飼いならしが行われていたのか、それとも一部の地域で成功した「飼いならしたイヌの祖先」が広まっていったのか。・・・実は「イヌ」というのはほとんどがほぼ一つの種、と言われています。カタチは様々に変わっても大元は一つではないか・・・と。そうだとしたらどこから来てヒトに関わるようになったのでしょう・・・?

日本の縄文期のイヌ。土着だったのかそれとも・・・。実は結構ナゾの多い生き物だったりします。

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10/27/2012

そんなにバッチイのか

携帯電話は病原菌の温床(Yahoo!:ウォール・ストリート・ジャーナル)・・・翻訳状況があまり良くなかったのか「スマホ」と「携帯電話」をかなり混同しているような向きのある記事ですが。前にもたしか「キーボードはキタナイ」というのがあって、やはり欧米発信だったと思うのですが・・・。
そりゃあ、まあ、キレイなもんではないかも知れませんが。そこまでキタナイもんなのかな、と。

多分「耳」「口」などを近づける・・・特に「口」を近づける可能性が高い故の「危険」かと思われますが。
大抵の病原菌というのは経口感染、つまり「口」から入ります。逆に言えば口をガードできればかなりの確率で感染を防げる・・・というわけでマスクは有効だ、とされています(マスクには別の、これ以上病原菌を「口」からばら撒かないようにする・・・という用法もありますが)。
・・・もちろん全ての病原菌の侵入を防げるわけではなく。100%病気にかからない、というわけでもないんですが。
電話機というのはその点ではかなり「キケン」なわけです。人によっては電話の時にマスク取りますし。場所によってはかなりの不特定多数が使用しているわけですから、感染の危険性も十分にある・・・!

・・・でもなんか、あんまり言われてきてなかったような気がします。
携帯やスマホだとどうなんでしょう、使う人はかなり限定・・・不特定多数ではない、という意味で・・・されそうな。一応?携帯電話てのは個人で使うことが多いでしょうし。そうなると自分→自分への感染、ということになり・・・そこで大腸菌群か、と。
どうなんでしょうね。スマホになると特に顕著か、と思われますがすでに電話として使ってない人も多そうな。メールとかネットとか。そうなると口を近づけることもないですけども・・・そりゃあ、指で盛んに触ることになりますからスマホで菌が増殖、と考えるのなら指から口へ、というのはあり得んわけでないと思うのですが・・・。

個人的なとこなんですけど。なんか・・・大丈夫かな、と。そういう事例で言うなら例えば椅子の肘掛けとか。普段使ってる食器とか(いちいちアルコール消毒してる家てのは・・・最近はあるかも・・・?)。そういうのだってそういう見方したら「バッチイ」んじゃないのかな、と。
そもそも人間そのものだってかなり「バッチイ」生き物なのに、と。そこまでキレイにしてどうするんだろう・・・と(もちろんこれは健康体だから言えることではあるのですけれど)。

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10/24/2012

予知は予告ではない

・・・と言うより今回のこのケースは「予知できなかったじゃねえか!」ではなくて「なんであの時あんなこと言ったんだ!」というところを問題にされたような。
2009年イタリア中部ラクイラ地震で危険性を警告しなかったとして地震予知専門家7人に禁錮6年の実刑判決(Yahoo!:読売)。たしかに地震の予知で100%ということはあり得ませんから、予知の情報を出すたびに100%を求められても・・・という気はしますが。

しかし規模の大きな地震が起きる前に続いていた群発地震。専門家たちは「今後大きな揺れに繋がる可能性は低いだろう」と発表。
記者「では住民は自宅でワインを飲んでくつろいでいてもいいのですか?」
専門家「もちろん。銘柄はラクイラ特産のものをね」
と、イタリアっぽいジョークで返したその6日後に規模の大きな地震が・・・と。

これが即「予知は予告でなければならない」クラスの縛り?に繋がるとは思えませんが・・・イタリアでは政府の防災諮問機関「防災委員会」のルチャーノ・マヤーニ委員長が判決に抗議して辞任。余波はイタリア国外にまで及んでいる、という話もあります。
神サマくらいしか分からんわけです、地震がいつ起きるか、なんてのは。
しかし「専門家」というくくりがある以上、その言葉には責任を持たないといけません。こういった事情は各国共通かと思われますが、テレビなどのショー的番組での発言ではなく政府の公式な発表の場での発言。まあ、ジョークはともかくとして・・・それなりの「重み」がある、ということを理解していたのかどうか、とか。

弁護側が控訴した、とのことですからまだ続くわけですが・・・どういう結末になるのでしょうか、場合によっては世界的に動きが出るかも、知れません。

02:08 PM | 固定リンク | コメント (0)

10/23/2012

じんさい?

昨年5月のスペインでのM5.1地震、「人災」と呼べるかも・・・?(Yahoo!:ロイター) 過去50年の地下水くみ上げにより帯水層の地下水位が約250m低下、とのことでこれが地殻に影響を与えたのでは、ということであります。
別の記事では「シェールガス採掘」に関しても警鐘を。これは地下の天然気体資源を採取する際に、大量の水を流し込むことがあるからであります(あるいはただの水ではなく汚染水の場合もあり、これはこれで別の問題になりそうな)。そういった人為的な水の移動?が地震の引き金になるのでは・・・ということなのですが。

実際、分からんことの多い地震ではあるのですが。今分かってることだって「ほとんど分かってない」レベルみたいなもんでしょうし(自然現象なんてそんなもんではあるのですが)。
シェールガス採掘に関しては一部(カリフォルニアとか)を除いてそれほど地震とは縁のない北アメリカ大陸で、これ関係ではないか・・・とされる地震が増えている、という話もあります。ま、地球どこにいても「地震」というものと無縁、というわけにはいかないものですから、これにしても特別視するかどうかとなると微妙なとこではあるのですけれど。
・・・阪神淡路大震災の時は某橋の橋げたを打ち込んだために活断層が・・・てな話もありましたが。

ただ、いずれにせよ全部の地震が「水くみ上げあるいは流し込み」によるものではない、ということであります。今から地下水くみ上げているところは即刻中止すれば地震は起きない、とかそういう話ではないわけです。・・・可能性の一つとしてこういうことも考えられる、ということではないか、と。
どこでどんな影響を与えているのか分かったもんではないのも現状なわけです。これ以外にもまだまだ「人災」が出てくる、のかも知れません。

02:01 AM | 固定リンク | コメント (0)

10/13/2012

白黒はっきり

どうにもなんだかよく分からないのですが。
Yahoo!サイエンストピックス:「iPS心筋移植」の成果に疑義
京都大の山中教授がノーベル賞を受賞した「iPS細胞」ですが、これを使って「臨床研究」つまりマウスなどではなく人間、それも患者に対して実際に治療を行った・・・という話が出てきたわけです。研究者の森口尚史氏という方で、ハーバード大客員教授・・・となってましたが当のハーバード大は「10年くらい前まで関連施設のマサチューセッツ総合病院の客員研究員だったがそれ以降は関係ない人物」と否定。
さらに平成22年に東京医科歯科大学と共同でiPS細胞を使ってC型肝炎の治療法を発見した、という報道は虚偽(iza!)という発表も。それまでほとんどiPS細胞の研究もしていなかった、という話もあり・・・どうなってるのかな、と。

実はこの「iPS心筋移植」の話、テレビのニュースでちらっと見たのですが・・・。
ちょっと気になった点がありました。「日本だったらこういう研究はできなかった」となってたんですが
「日本だと税金が使われるから失敗が許されない。でもアメリカは投資家がリスクを負ってくれるからここまでできた」
とかそんな内容で。
・・・いや、税金だろうとどっかのスポンサーだろうと結果出せなかったらそこまでじゃないの?と。たしかに投資家、つまりスポンサーはリスクを負う覚悟で投資するわけですがそういう意味じゃないだろう・・・と。
なんかそれでちょっと気になってたんですが。

・・・実際、こういう話は多いのかも知れませんけども。どこの業界・世界でも。
本当にそういう結果を残しているのなら胸を張って全てを見せたらいいわけで(かのゴッドハンドの例もありますが)。それがなーんか怪しいなあ、ホントウかなあ、とかそういう雰囲気になってるのは事実なわけで。白黒はっきりつけた方が森口氏だけではなく、今後の科学界にとってもいいことだと思うのですが。

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10/09/2012

前に進める?

京都大の山中伸弥教授(50)にノーベル医学・生理学賞・・・!
Yahoo!サイエンストピックス:山中伸弥氏にノーベル医学・生理学賞
実は結構早い受賞だった、という声もあります。ノーベル賞に限らず何らかの形で表彰される、というのは大変な名誉なことなのですが・・・相当な年数かかってようやく認められた、というものがほとんどだったりします。一生を捧げて真理を追求する、というのは科学者の姿勢の一つだったりします。

iPS細胞(なんで先頭のiが小文字か、というとiPodやiPadにあやかったからなんだそうで)が受賞の理由になっています。これはカンタンに言えば「何にでもなれる細胞」というものであります。「何にでも」というのは過言ではなく。京都大では先ほどコレで卵子を作り、マウスの体外受精に成功して仔が生まれています。・・・つまり全身iPS細胞由来の細胞でできたマウス、ということで「何にでも」という論拠の一つになりました。

しかしまだ研究が完全に進んでいるとは言えない状況であります。
最終的には「再生医療」を目指す、となってます。病気やケガにより破損した臓器を再生する。コトバだと非常にカンタンですが、実際には相当に困難な療法だったりします。iPS細胞も現状ではまだまだ研究段階で実用段階には至っていません。↑のマウスにしても受精の確率が低かったりするそうですし・・・作製にがん細胞を使う(現在は使わない方法もありますが)ことでの弊害もあります。

こういった研究の場合、非常にお金がかかるものなのですが・・・日本の場合公的に資金を得ることはかなり難しく、何か別の方法でお金を稼ぐ、というのがある意味普通になってます。そうなると当たり前ですが研究時間が減るわけで。いかに素晴らしいアイディアがあってもそれを実際に研究に移す、となると・・・かなり限定された人たちしかできない、ということになってしまいます。
山中教授の場合は国からの資金援助を得ています。しかしこれもただ漠然と得たものではなく。自ら動いて得たものであります。・・・それでも十分とは言えない中で研究は続けられ、今回の受賞となったわけですが・・・今後も研究から実用化へ進めていくためには他の資金源を探る必要がある、とされています。

まだまだ道は長いわけです。
「まだ一人の患者も救っていない」
これからたくさんの患者を救うことができるのかどうか。いや、これを機に他の研究にももっと着目されないか・・・できれば今の科学業界の一種の閉塞感を打ち破れないだろうか・・・とか。これで前に進めないだろうか・・・と思ってしまうのです。

01:21 PM | 固定リンク | コメント (0)

09/27/2012

こよみのうえでは

というのを、まずなんか別のコトバにした方がいいのでは。
「日本版二十四節気」俳句界などの反発で「解説作り」に方向転換(Yahoo!:毎日)。・・・実は知らんかったんですが。日本気象協会が「日本版二十四節気」を作ろう、としていたことを。
まあ、たしかに現行の「二十四節気」だと全部が全部現在の日本の季節と合ってないのは明白なわけで。じゃあ、新しく日本版を作ろう、というのも分からんでもないのですが。

今までコレでやってきたわけですし・・・。
無理に作り直すのもどうかな、と。単語としてもなかなか綺麗なものも多い二十四節気ではあります。これを日本的?に作り直すとなると、なんだか違和感が出てきそうな気もします。
じゃあ、コトバは現行のままで月日だけをずらす、というのも・・・なんだかもったいない?ような。
かっちり合わせなくてもいいんじゃないのかな、と。こういう表現方法もあるんだよ、と。それでいいんじゃないのかな・・・と。

一方で仮に日本気象協会が「新・日本版二十四節気」を発表したとしても、旧来の方がいい、という人たちは
「あっそ」
で使わなきゃいいんではないかとも思います。別に従う必要も義理もないでしょうに。

個人的には「暦の上では」というのがどうにもネックになってるような気がします。今の暦ではない、という注釈がどうしても必要になるわけで。そんなんだったら「こういう呼び方もありますね」とかそういうスタンスでいいのではないかな・・・とか。
無理にこだわる必要もないでしょう、でも必要としている人たちがいるならば残せばいい・・・とそういうことではないか、と思うのですが。

02:30 PM | 固定リンク | コメント (0)

09/20/2012

コロンボではなく

キリストの発言を記したパピルス片発見「私の妻は」の記載も(CNN)。「うちのカミさんは」ではなく、とまあそういうことで。
パピルスというのは現在の「紙」とはやや違う「紙」ではあります。起源は古代エジプトの頃とされ、西暦800年頃に現在の「紙」の製法が広まるまで使われていました。
パピルス(Wikipedia)
だから2世紀くらいとされるキリストに関することがパピルスに書かれていても不思議はなかったりします。

西暦元年というのはキリストの生まれた年、という伝承がありますが、実際は数世紀ズレているということになってます。
さらに当たり前ですが2000年くらいは昔の人なので・・・確実な資料というのもそれほど多くは残っていません。聖書にしたってやはり大昔からのもので、記載されている内容が今とは違っていた可能性は高かったりします。途中で削られた内容とか新たに加わった記述とか、そういうのも相当数あるかと思われます。
それでもキリストに関するもの、というとやはり聖書、ということになってしまうかと。

今回はそれとは別のパピルス片から、というところがミソなのかも知れません。
恐らく真贋の鑑定にかなり時間と手間がかかったのでしょうし。ニセモノも多そうな気もしますし。しかも内容が「私の妻は」となると。キリストが結婚していた、という説は前々からあったようですが・・・しかしこれも確定ではないようで。まだまだ証拠としては不十分、ということになりそうであります。
さらなる証拠が出てくるのが本当はベストなのでしょうけど。モノがモノだけにそう簡単にはいきそうもないような。

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09/15/2012

=絶滅

というわけではなさそうですが。
ニホンウナギ「絶滅危惧II類」に指定の方針?(Yahoo!:産経) 「絶滅危惧II類」とは「絶滅」が「危惧」されるカテゴリー(三つある)のうち最も絶滅から遠い、ということになります。・・・とは言ってもそういうのに指定される、ということはやはり「危惧」されてしまうものではあるのですが。
一方でニホンウナギ「準絶滅危惧」指定か?(Yahoo!:読売) というのもあって、環境省もどっちにするのかまだ決めきれていないようではあります。

しかし「絶滅危惧」と「準絶滅危惧」とでは大分違いがあるような。
「準」の方は種としてちょっと弱いかな、というところらしいんですが・・・「絶滅危惧II類(別名:危急種)」となると近い将来ちょっとヤバいかも、という風に変化していきます。ちなみにII類の上は「絶滅危惧I類」というのがあって、これが「IA類(別名:絶滅寸前種)」と「IB類(別名:絶滅危惧種)」に分かれています。当然ですが、上つまりIBよりIAの方がヤバい、ということになります。
・・・そのさらに下に「準絶滅危惧」があるわけで。
例えば同じ魚類でも「準」の方にはヤマメやアマゴ(もちろん双方とも降海型を含む)やオショロコマがいたりしますが「II類」となるとニゴロブナとかイトウとかアカメとか。・・・しかしムツゴロウとかチワラスボも含まれているあたり、様々な判定基準がありそうではありますが。日本でも環境省だけではなく都道府県ごとのレッドリストというのもありますし。

実は今までニホンウナギは「情報不足」でした。つまりはよく分からんので分類できない、と。・・・しかし最近の研究や状況によってこういった指定が検討されているわけで。恐らくこれまでのように「天然物」を食すことはできるのでしょうけど(↑の例もありますし)何らかの「ブレーキ」がかかる可能性はあるわけです。
・・・そういったところからも「完全養殖」というのは推進されそうなんですが・・・まだまだ無理、でしょうかね。こうなると輸入物でも・・・あ、あっちも色々ありましたっけ・・・。

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08/29/2012

絶滅と絶滅危惧

かなり大きな違いがあるかと。
ニホンカワウソ、「絶滅危惧」から「絶滅」へレッドリスト記載変更(Yahoo!:毎日)。他に哺乳類で「絶滅」となっているのはオキナワオオコウモリ・オガサワラアブラコウモリ・エゾオオカミ・ニホンオオカミの4種。これらは昭和より前までは生息が確認されていた種なのですが・・・昭和以降も生息が確認(公式には1979年が最後)されていた種が「絶滅」となるのは初、とのことであります。
第4次レッドリストの公表について(お知らせ)(環境省)

実際、最後に目撃された高知県須崎市では「非公式」にはそれ以降の目撃情報があったりしますが。
ニホンカワウソというのはイタチの仲間ですが、↑記事にもあるように1mを超える、結構大きな動物だったりします。そのため見間違いは少ないかと思われますが・・・それでも目撃情報はあってもそれを十分に確認できていません。
同様なことはニホンオオカミにもあります。
今でも「非公式」な目撃情報はあるのですが、やはり確認できていません。・・・それぞれには熱心に保護活動を続ける団体もあります。しかしまだ確定できていないのが現状でもあります。

一方で「絶滅(野生絶滅)」から「絶滅危惧」への昇格?を目指している動物もいます。トキがそれで、現在放鳥事業が進んでこの間野生でのヒナが初めて誕生・巣立ちまで至りました。が・・・「5年くらい様子を見た方がいい」という国際自然保護連合(IUCN)の方針もあって今回は見送りとなりました。

その他↑の環境省の資料を見ると意外なことがあったりするのですが・・・「ハマグリ」とか。純正?の「ハマグリ」が絶滅危惧種に。いや、普通に売ってるのは別種なのでそこら辺は問題ないのでしょうけど、なんか複雑な気もします。
「ゲンゴロウ」も準絶滅危惧から絶滅危惧へ・・・やはり乱獲が原因のようで。前にテレビ番組で取り上げてましたけど、詳細な場所を示すとみんな獲りにくるから周囲はぐるっとモザイクかかってましたが・・・分かる人には分かるのかも、と。こちらはまだそういう動きはないようですけど、オオクワガタもやはり場所を秘す、みたいなことになってますし。

・・・こうやって少しずつ種が減っていくわけであります。・・・それを自然の成り行きと捉える向きもありますけど・・・やはりさびしいもんではあります。

01:02 AM | 固定リンク | コメント (0)

08/28/2012

これも創作物

「シイタケ菌」違法コピー撲滅へDNA検査(Yahoo!:毎日)。書籍とか楽曲だけではないのです・・・法律として「やってはいけない」と規定されてるコピーを行った時点で犯罪であります。
・・・とは言っても書籍をバラしてコピー、とか、CDやDVDの中身だけをコピー、というのとはまた違った「コピー」なことに違いはありませんが。ある程度のスキルがないとできない、というところは同じなのかも知れません。

一部の園芸用などの植物の「種」には一代限り(ある意味コピーガード)となるように「処理」が施されている、という話もありますが。
栽培用だとそうはいかないのかな、と。育成者権を持つ人物や団体から「認可」を受けて「種」「苗」「種菌」を栽培できるわけですが、その次も栽培する、となると一代限りというわけにはいかない・・・ということなのかも知れません。・・・完璧に管理を徹底したいのなら全品種そういうことにする必要があるかとは思いますが・・・そこまでするのは難しいかと思われます。
しかも「種」の場合、一度生育して「種」を採れる状態にする必要があります。が、「種菌」ならば培養して増やせばいい、ということはもっと簡単に「コピー」ができてしまうわけです。

・・・やはり取り締まり強化、ということで地道に検査していくしかないのかも知れませんが・・・。
法的な罰則の強化、ということも出てくるかと思います。が・・・これも網の目をかいくぐろう、とする連中は後を絶たない、という点では解決にはならないわけです。・・・こういうとこ、やはり創作物と同じ、と言えるかも知れません。
あっちもこっちも、どうにかすぱっと解決・・・というわけにはいかんもんでしょうかね。なかなか難しいとは思うのですけども。

12:36 PM | 固定リンク | コメント (0)

08/08/2012

二つほど 8/8

食べ物飲み物で二つほど。

一つ目。特産魚の「おいしさ」を科学で解明へ(Yahoo!:紀伊民報)。実際、「ブランド魚」というのは結構あったりしますけれど。
数値化、というのは一つの目安?にはなると思うのですけれど、どこまで具体化できるのかなあ、とか。
いわゆる「うまみ成分」と呼ばれるアミノ酸類とか。そういった物質がどれくらい含まれているか、季節によってどれくらい違うのか、体長や年齢によってもこれだけ違う、というのはたしかに調査すれば出てくる話ではあります。が・・・それで全部決まってしまうのかなあ、と。
食べる時の状況とか状態とか。突き詰めればそういったメンタル的なとこまでも関わってきそうですし。極端なとこでは「うまみ成分が多い=美味」という公式だって果たして正しいのかどうか・・・とか?
結構微妙なバランスの上に成り立っているような気もするのですが・・・さて。

二つ目。コーヒー入り炭酸、ゼロカロリーブームを受けリバイバル(Yahoo!:毎日)。そう言えばなんか前にもこういうのあったような・・・でも28年も前のことだったかしらん? 別メーカーのだったのかな・・・。
最初は「なんでコーヒー入り炭酸とカロリーが?」と思ってたんですが、炭酸飲料というのは基本カロリーがそれなりにあるものばかりなわけです。そこへゼロカロリーが出てきて・・・「飲んでみようか」という層が増えてきた、とこういうことだと思われます。
・・・個人的にはそこまで「ゼロカロリー」にこだわらなくてもいいような気もしますが。
普段から食事制限をきっちりかましていて、口に入るモノ全てを管理しきっているなら話は別ですが。「カロリーがないから飲んでも太らない」だけで食事に制限も何もないような状態なら意味ないんでは、と。色んな分野でこういった商品が出てきてますけど・・・その辺はどうなんでしょう・・・?
ところで「コーヒー入り炭酸飲料」・・・「炭酸入りコーヒー」という表記でないのは何か意味があるんですかね。なんか、ちょっとこれも気になったんですが。

10:19 AM | 固定リンク | コメント (0)

08/05/2012

陸か水か

陸で、ということになりそうであります。
ヘビは水中ではなく陸上で地面に穴を掘っていたトカゲの子孫だった(Yahoo!:AFP=時事)。・・・実は知らなかったんですが、ヘビの出自に関しては「水中で泳ぐため」と「陸上で穴を掘るため」の二つがあって、意見が分かれていたんだとか。それが今回陸上説を決定づける化石が見つかった、と。

考えてみれば奇妙な生き物ではあります。
セキツイ動物というのは「基本形」がある程度決まっています。その中でも特徴的なのが「4本の脚」で・・・見た目は「脚」のない魚類も胸ビレと腹ビレで4本・・・いや、この場合は「2本」と「一つ」ですか、それでも位置関係は哺乳類などと同じようなものになってます。
それがヘビには全然ないわけです(痕跡として残ってるのはありますけど)。
そのため独特の体をうねらせて進む方法を編み出しました。これは最近では「ヘビ型ロボット」という、せまいすき間にでも入っていける、災害救助の現場などでも活用できるロボットに応用されたりしています。

・・・まあ、その姿形ゆえにあまりいい目で見られないのも事実ですが。あるべき場所にあるべきものがない、ということでやはり古来から珍妙に思われていたのでは、と。

しかし一体どんな生き物からこんな風になったんだ・・・というのも論争の的ではありました。それが今回ある程度の方向性が出てきたことになります。今後さらなる化石などの証拠が出てくるともっと深く分かってくるかと思われます。

なお。ややこしい?ことに「アシナシトカゲ」という四肢のないトカゲも現存しています。中にはペットとして流通しているものもあったりして。
この「アシナシトカゲ」と「ヘビ」の違いはまぶたのあるなしであるとか、頭の形、尾の自切などにあるのですが・・・やはりヘビの出自とも関係があるのでは・・・とか。

01:27 AM | 固定リンク | コメント (0)

07/26/2012

暗い夜は寝るべし

ということなのか、どうか。
「薄暗い部屋にテレビと同程度の照明」4週間いたハムスターがうつと類似症状に?(Yahoo!:ロイター) ちょっと短い記事ですんで・・・どこら辺まで解釈?していいものなのかどうか理解しにくいところもありますが。
まあ、つまり「昼は起きて夜は寝ろ」ということなのかなあ・・・と。↑記事のコメントにありますが、たしかにハムスターはPCもテレビもみないもんなんですが。

「同程度の照明」というのがキーなのかも知れませんけども。
「薄暗い部屋」でPCやテレビ、つまり深夜にPCやテレビ、ということだと思われます。が・・・全ての夜型の人がそういうすごし方をしているわけではありますまい。日本の場合「明るい部屋」でPCやテレビ、ということになりそうな。「暗い部屋で本を読んだりすると目が悪くなる」という習慣?があって(実際は因果関係は不明らしいんですが)その名残りで明かりをつけてPCやテレビ、というのが多いように思いますが。
・・・例外として映画館とかそういうのもあります。・・・てことは深夜営業の映画館に通いつめるとうつになる、とかそういうことに…??

恐らくはもっときちんとした調査なり研究なりだったと思われます。ただ「薄暗い部屋でPCやテレビ」「うつになる」というところだけが掴みだされてしまった、と言うか何と言うか。
最近よく言われ始めてる「人間は元来昼に活動する生き物だから夜は寝るべし」という、なんだかそういう流れに乗せられてしまった・・・とかそんな気がしないでもないのですが。生物の生態てのは箱に収めるみたいにカンタンに決められるもんではない、とも思うのですが。

01:50 PM | 固定リンク | コメント (0)

07/20/2012

エイが川をのぼる

アカエイの大群が千葉県の夷隅川を遡上(Yahoo!:毎日)・・・しばらくしたら姿を消した、とのことですが。地元ではそれなりに見ることもある、という話もありますけども。実際、アカエイの産卵期(卵生じゃなくて卵胎生・・・子供を産む)は夏で、浅瀬で産むのでそのノリ?で河口に入ってしまったということはあるそうなんですが・・・結構な大群だったようで、ここまでくると「迷い込んだ」では済まないのではないか、と。

エイを含むいわゆる「軟骨魚類」は基本海に住んでいます。
例外は南米はアマゾン河に住む「淡水エイ」の仲間で、熱帯魚ショップなんかで売ってる場合もあります。しかしこれ以外はまず海にいるのでそれが淡水の川に、というのは大丈夫なのかな、とか思ってしまいそうなんですが・・・。
水と生命「魚と水」 水大事典 水と生きるSUNTORY サントリー
カンタンに言えば
「海水魚→体内から勝手に水が出ていく→水(海水)を飲む→塩分を排出」
「淡水魚→飲まなくても水が体内に入ってくる→水分を排出」
ということになります。これは「浸透圧」というものによるものであります。水分中の塩分濃度てのは「海水>体内>淡水」となっているので「淡水→体内→海水」の方向へ水分が「移動」していくことになります。そのためこういう仕組みにならざるを得ないわけで、魚によってはこういう機能を持ったり持たなかったりするので、キンギョを海に放せば死んでしまいますが・・・アユやサケは時間をかけて「慣らし」を行うことで体内の機能を変更、淡水から海水そして海水から淡水への移動を可能にしています。
が・・・これらはキンギョやサケなどいわゆる「硬骨魚類」の話であります(ちなみに海生の鳥や哺乳類には『塩管』というのがあって、海水を飲んでもそこから塩分その他を排出することができます)。

ではサメやエイなどの「軟骨魚類」はどうしているか、と言うと・・・ほとんどが海に住んでいるのでそのままでは体内から水分が勝手に失われていくことになります。
そこで体内に尿素を蓄積させて「浸透圧」を海水とほぼ同等にする、という荒業?を使ったりしてます。いや、年代的には塩分排出機能よりもこっちの方が古い可能性が高いので、そもそもはこういうやり方だった・・・のかも知れませんが。・・・なお、この方法では体内に尿素やアンモニアがたまることになり・・・特有の臭みが出てきますが、逆にこのせいで腐りにくくなり、鮮魚の手に入らない山間部などでは重宝されてきた・・・という妙?なことになったりしてます。

でもそれで海生エイがいきなり淡水エイに変わるわけではないのでやっぱり「遡上」というのは何かの拍子に・・・ということなのかな、とか思いますが・・・実際のとこはよー分からんのでしょうなあ。魚、というのは日本人にとっては身近な生き物なんですが、実は解明されていないことも非常に多い生き物だったりするのです。

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07/15/2012

約70年ぶりの里帰り

正確には「近所に里帰り」でしょうか。
約70年ぶりに富士河口湖町の西湖で確認された「クニマス」、秋田県仙北市に「里帰り」(Yahoo!:毎日) 本当の「里帰り」なら同市にある田沢湖に戻らないといけないのでしょうけど・・・まだまだ強い酸性の湖水は変わらず。中和作業もそこまでは至っていないのが現状のようです。

クニマス、という魚は秋田県の田沢湖に住んでいた、とされます。
しかし田沢湖が近くの玉川・・・温泉を含み、かなり酸性・・・の水を一手に引き受けて水質改善をする、となった時に姿を消してしまいました。それが1940年のことであります。
が、その前に有志によって受精卵が採取され、いくつかの湖へと放されました。西湖もその中の一つ。でもどこの湖からも(西湖からも)クニマスが育った、という報告はなく・・・やっぱり絶滅してしまったか、ということになっていたわけです。
それが2011年。東京海洋大学客員准教授でもあり魚に造詣の深いさかなクンが、西湖のヒメマスをイラストを描くために取り寄せたところ・・・中に黒いマスが。西湖では時々こういう黒いマスが上がることがあり、クロマスと呼ばれていたとか。・・・これを京都大学の中坊徹次教授に送り、確認をとったところ・・・あのクニマスだ、ということが分かったわけです。

あれから一年半ほど経って、大分研究が進んだようなんですが・・・肝心の田沢湖はまだまだ、とのことで。絶滅した、という種が実はかなりの数生きていた、というのはめったにあるもんではなく。それだけでも大したことなんですが・・・できたら本当の故郷に里帰りして欲しいなあ、とは思うのですが。

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07/11/2012

これでホントに禁煙できる?

これで禁煙? ニコチンを無害化できるワクチン(Yahoo!:WIRED.jp)。「ワクチン」と言っても病気に対するそれに似た機能を持つ、ということで・・・ニコチンを取り込むことのできる抗体を生成させることのできるモノ、という言い方もできます。
なぜタバコをやめられないのか。その一つに「体の各器官がニコチンなどの刺激を欲しがってしまう」というのがあります。その刺激が一定量ないと体が一種の禁断症状を起こしてしまうわけです。そのためイライラしたり集中できなくなったりして・・・つい、タバコに手が伸びてしまう。やめよう、やめよう、と思っても体がその刺激を欲してしまう・・・。

この「ワクチン」は抗原抗体反応として体の中のニコチンを「食って」しまう抗体を作り出すことができるようになる、というものであります。一度摂取すれば一生効果が続く、とのことで。
体内を循環するニコチンが減ればその分「刺激」は少なくなります。そうすればいくらタバコを吸っても「刺激」は得られない、ということになり・・・やがて禁煙に繋がる、という仕組みかと。現行の方法の一つ、ニコチンをタバコとは別方法で体内に入れて、それを少しずつ減らしていくことで禁煙に繋げる、というのとはまたちょっと違った方法ではあります。

が・・・どうなんでしょ、なんか別の可能性も出てきそうなんですが。
ニコチンの「害」を無害化できる、ということでもあるわけです。パックマンのようにせっせと体内のニコチンを「食って」くれるわけですから。そうなると・・・いくらニコチンを体内に入れても問題ない、ということにもなりそうな。
タバコをやめられない人の中には↑のように「ニコチンの刺激が欲しい=ニコチン中毒」な人だけではなくて、「タバコを吸うという習慣がやめられない」という人もいたりします。つまり、「タバコを吸う」という行動そのものが「中毒」になっているだけで、別にニコチンが欲しいわけではない。
・・・そういう人にとっては体内のニコチンが減ってくれるのならこれからばんばんタバコ吸ってもいいんだ、てなことになりそうな、そんな気もしてるのですが。

まあ、発売されたとしてもその辺の薬局で誰でも簡単に購入できる・・・とかそんなもんじゃないと思いますし。医師によるきちんとした診察によって処方、もしくは処置されるものと思います。そうなると禁煙への方法が一つ増える、ということになってそれはそれで喜ばしいことではあります。
・・・ただ、まだコレ、マウスでの実験段階なわけで。一般に適用されるのは・・・まだまだかなり先のことになりそうなんですが・・・。

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06/30/2012

オトモダチニナリタイノ

とかそんなんではなさそうですが。
なぜ日本の技術者は「人型」のロボットにこだわるのか(Yahoo!:nippon.com)。「そんなにこだわってるかなあ」とか思ったりもしますが・・・たしか、アメリカかどっかの軍関係で「イヌのようなロボット」というのがあったような。四足でがっつり走るわけですが、なんだかスマートではない。後に改良版?が出てそれなりに「イヌっぽく」なってましたが・・・アレ、日本のロボット関係者がリメイクするとなるとどんな風になるんだろ、とか思ってしまいましたが。

個人的には「人型」にこだわってるわけではないような。まず作ってみたのが「人型」だった、とかそんな印象なんじゃないのかな・・・と、まあ、自分は別にそっち関係の技術者でも何でもないんですが。ただ、心のどっかで「ヒトそっくりに動く機械」というのを望んでいる・・・のかも知れません。他の国だとまず別形態が出てくるのに、まず人型が出てくる。
年代にもよると思いますが・・・自分たちくらいだと(もう少し上まで)アトム辺りの影響が大きいのかも知れません。あるいはある意味SF全盛期でしたからそういう方面からの影響も。

しかしそれより前。例えば戦前とかそれくらいの頃はどうだったんでしょうね。
推測に過ぎませんが、「根っこ」みたいなものはあったと思います。各種の精巧なからくり人形もありましたし。ただ、あくまでも「人型」、つまりヒトを再現しようとする試みがあったか、と言うと・・・寡聞にして知りません。そこまでいかなくてもそういう思考はあったか、とかそういう方面だと・・・ううむ、どうなんでしょう。なんだかこういうとこまでくると洋の東西を問わないような。考えたことのあるやつはどこにでもいつでもいたんじゃないか、とか・・・。

・・・拙作「マズルカ・マズルカ」でも人型だけどヒトじゃない存在が出てきます。でもこれは当初は「人型」を再現しよう、という目論見があったのかも知れませんが、もう時代が進みすぎてそういう存在が当たり前な時代にしてしまっています。そこまで来てしまうと「人型」とかそういう考え自体に意味がなくなってしまう・・・のかも知れません。
『充分に発達した科学技術は、魔法と見分けが付かない』
とはアーサー・C・クラークの定義。ま、魔法も理解できちまえば科学になるもんなのかも知れませんけども。

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06/24/2012

それはそれで

「ひつじが一匹、ひつじが二匹・・・」では眠れない?(Yahoo!:読売) そりゃあ、そうだろ、とは思いますが。英語「sheep」を日本語に訳してもその意味は伝わっても発声法までは伝わりますまい。何か似たように発音する語句、しかも「ひつじが一匹・・・」と似たような用法になるのがあればそれの変わるかも・・・知れません。そうするには「ひつじ~」はかなり定着してしまっているような(どっちかと言えばネタっぽいところも・・・?)。
しかし快眠へ誘うには腹式呼吸の方がいい、というのはなかなかに興味深いところではあるのですが。何かそういうのを活用できないもんなんでしょうか?

しかし「訳しただけ」というと「本日は晴天なり」とかそういうのもあります。
これはマイクテストなどで実際に使われている語句なのですが、元々は英語で「It's fine today」というもの。やはりマイクテストなどで使われるのですが、こちらは短いとは言え発音のほとんどを網羅していて正に「テスト」に適しているのですが・・・「本日は晴天なり」ではそこまでいってないんだそうであります。
それでも実際に今でも使われていたりします。・・・他の文言でもいいんじゃないか、特にfineとか晴天とかにこだわらなくてもいいんじゃないか・・・と門外漢は思ったりするのですが・・・さて。

「ひつじ~」もなんだかそういう雰囲気持ってしまってますし。なかなか変わらないもんかも知れません。それに・・・ぐっすり眠ろうと思ったら体疲れさせるとか他にも手はありますし。それはそれそのままでいいのかも知れません。

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06/22/2012

第三のヌマガメ

神戸市立須磨海浜水族園が4月下旬から約1カ月、ミシシッピアカミミガメ(ミドリガメ)で入園料無料になる「アカミミガメ・パスポート」を実施したところ500匹ものカメが(Yahoo!:産経)・・・なんやそんなに入場料惜しかったんかい、という話ではありません。約500匹のうち75%が野生のものでさらに40%が昨年秋に生まれた個体である、と。
アカミミガメ(Wikipedia)

かなり前から日本に定着しているのでは・・・とされてきてましたミシシッピアカミミガメですが。繁殖しているのでは・・・と言うよりすでにしているはずなんですがなかなか調査されない、というのが現状でもありました。
日本在来種であるイシガメと外来種としては先輩とされるクサガメが現在の日本では「二大ヌマガメ」だったんですが・・・1970年代から1980年代頃、アメリカからの輸入が増加。夜店でも幼体をミドリガメとして安価で販売されるようになり・・・やがてそれらが逃げ出したり放されたりして日本の河川に定着していくようになり、その勢力を増していくようになりました。
・・・自分も小学生の頃、デカいミドリガメを川で捕まえたことがあります。ありゃミドリガメなんてものじゃない・・・。
甲らの長さが・・・30cmくらいだったのかなあ(記憶の中では50cmくらいあった、みたいなことになってますがさすがにそれは)。友達と石のすき間に追い込んでゲット。・・・しかし甲らの一部に丸い穴(パンチか何かで開けられたような)があったり、あまりにも大きいのでなんだか薄気味悪く?なりしばらくしてから同じところに返してしまいました。
それが良かったのかどうかは、ちょっと。つい最近、その現場?を訪れたんですが・・・なんか上を高速道路が通ってるわ、護岸工事されてるわ、でなんだか記憶とは大分違ってる場所になってました。

成体は大きさから言えばイシガメやクサガメとそれほど変わらんのですが、目から首へ赤い線が入っているのがほとんどなのでそこから容易に区別できます。なお、イシガメの場合は甲らの後ろの方にギザギザがあり(ガメラのモデルはイシガメで、そのためガメラはギザギザの甲らを回転させて戦う?)、クサガメは目の後ろに黄色い筋があるくらいで全体的に黒っぽい、というところから区別できます。
・・・ただ・・・最近はまた別の外来種カメが放されている、という話がありますんで、全然違うカメがいる可能性もあります。

で、なんで日本でこだけ増えたのか・・・と言えばやはり「夜店のミドリガメ」が大きいかと。しかし元々は北アメリカ原産。ということは輸入されてきたのですが・・・↑のwiki見てたら興味深い記述が。

1950年代アメリカで養殖が始まり、1970年代にかけてアメリカ国内で流通
1975年以降、感染症の原因とされて4インチ以下の幼体の流通規制
・・・国内では流通規制、ということで輸出増加、1980年代以降日本などに大量に輸出

で、現在はその放された個体の子孫が繁栄している・・・ということになってるようです。

実はミシシッピアカミミガメは世界的にも危ないとされていてオーストラリア・韓国・南アフリカ共和国でも輸入が禁止されていて、さらに世界の侵略的外来種ワースト100にも載っているんだそうであります。
・・・日本の外来生物法ではその管理や移動に厳しい制限がかけられる「特定外来生物」ではなく今後そうなるかも知れない「要注意外来生物」に指定されています。・・・一説には「特定外来生物」に格上げ?しちまうと大量の捨てカメが発生してさらに生態系に悪影響を与えるのでは・・・とのことですが。

性質上駆除もしにくい上に研究もほとんどされていない。まあ、外来種だから、と一緒くたに排除しちまっていいのか、という声もあるにはあるんですが。実際、クサガメだって共存してきたじゃないか、と。
いずれにしてもほとんど知らない、では今後の対策も立てようもないわけです。そういうとこから始めないといけないのでしょうけど・・・よく考えてみたらコレ、別にミシシッピアカミミガメだけに限った話ってわけでもないんじゃ・・・?

12:01 AM | 固定リンク | コメント (0)

06/20/2012

薬ではありません

特保(特定保健用食品)への過度な期待はNG(iza!)・・・バランスのいい食事とか適度な運動とか。そういった地道な経過を積み重ねて健康になれるのでは・・・と。
いくら「特保」マークがある飲料を飲んだから、と言って即座に健康になれるわけではない、ということでもあります。

「特保」というのはカンタンに言えば「何らかの効能が認められた食品」ということになりますか。
・・・「もやしもん」でしたか・・・日本では人の口に入るモノを「薬」か「食品」かで分類している、と。ぶっちゃけ「薬」なら「これこれこういう症状に効果がありますよ」とやってもいんですが、「食品」の場合だとそれがアウトになってしまう。「特保」なら食品でありながら一定ラインまでの「効能」を示してもいい、と。

・・・この「食品」だと効能を表示することが許されていない、というのが最も顕著に出てきているのが深夜なんかのテレビ通販ではないでしょうか。
「これは個人の感想です」
と一部の人が使ってみてそう思ったわけで多くの人に効果がある、とは断言してませんよ・・・という一種の予防線になっているわけです。
ま、モノによっては効能どころかイメージだけで押してくる、といういかにもな商品もありますけど。最近はなくなりましたがサメの肝臓エキスか何かで「どうです、サメと言えば強そうじゃないですか」・・・って、深海ザメと表層域にいるサメを一緒にするなっつーに。他にも「日本では珍しい硬水のミネラルウォーターで・・・」とうたっておきながらなんで硬水が体にいいのかは説明されない、とかそういうのもあったりしますが(しかも大自然のエネルギーだかパワーだかがどう、とか)。軟水に慣れてる日本人にはちとキツイと思うのですが。

しかし「特保」を取得できればある程度までは効能を説明できるわけです。・・・そりゃあ、「何々に効く!」とやった方が商品は売れますがな。そのため各社がしのぎを削ってあの「トクホマーク」取得に向けて研鑽しているわけです。実際、ああいう商品は一年や二年で、ほい、と出来上がるようなものではなく。場合によっては相当な年月をかけて取得するものなんだそうで(当たり前ですが審査はかなりキビシイ)。
・・・今現在でも各食品会社では研究が進められているものと思われます。

・・・ま、でも・・・そんな背景があったとしても利用する側からしたら意味なんかないわけで。「効く」という話だけが大きくなっていくのは世の常でもあります。が、そればっかり飲んだりしていても果たしてそこまでの効能が期待できるのか、と言えば・・・さて? あくまでも「食品」であって「薬」ではないのです。
それにそんなカンタンに健康やらいい調子やらが手に入るわけないじゃないですか。人類の歴史上、一体どれだけの人や時間がその追求に費やされてきたのか、ということから考えても、です。

12:20 PM | 固定リンク | コメント (0)

06/05/2012

誤解されそうな

まーた、なんかそういう「女性至上」の方々が喜びそうな話なんですが。
男性のオフィスはバクテリアだらけ(Yahoo!:ナショナルジオグラフィック)。「だらけ」と言うよりも単純に「量が多かった」というだけのことなんですが…女性だけのオフィスにだってバクテリアはいるんですが…なんかそういうとこ、誤解されそうな。

「バクテリア」とは真正細菌(単に『細菌』とも)のことで…まあ、ぶっちゃけて言えば「ものすごく小さくても自分で生きてるイキモノ」ということになりますか。例えばウィルスなんかはまた違ったモノになりますし…カビなどの菌類もまた違ったモノになります。
が、どうにもあまりいいイメージでは見られていません。
病気となるものもありますし。実際100%のバクテリアがいわゆる「善」なわけではありません(その辺は人間の勝手な分類ですが)。何よりも肉眼では見ることができず、時折テレビなんかで出てくる顕微鏡写真とかだと結構イキモノ離れしたものだったりするので…どうしてもいい印象は持たれないのでは、と。

しかし…このバクテリアはどこにでもいるもので、こういうのを全部排除しよう、というのはまず不可能であります。
…が…どうにもこういう「ばっちい」ものは自分とは無縁だ、と宣言したがる人間は多いもので。そのバロメーターの一つとして↑記事のようなのが使われちゃたまらんな、とかそういうことを思ってしまうのです。
地球上なら基本、人間が到達できる部位ならどこにでも「イキモノ」は存在してます。むしろ到達できない部位(地中奥深くとかでも)にもいたりします。…そしてそういうところにいるのはバクテリアなどの類だったりするわけです。
どんなに綺麗に掃除した部屋でも殺菌処理をほどこした食材でも、こういう「イキモノ」はすぐに存在し始めます。

別に不潔にしとけ、と言ってるわけではないのですが。目に見えないからと言って存在していないわけではありません。知ってさえいればそんなに恐れるもんでもありませんし…そういう余計な心配もしなくていいと思うのですが?

04:22 PM | 固定リンク | コメント (0)

05/19/2012

くくりが難しい

ニホンヤモリ、実は外来種か(NHK)…ヤモリと言っても最近ではあまり馴染みがないかも知れません。「イモリ」というのは両生類で川とか池とかいる、腹の赤いやつですが…「ヤモリ」は爬虫類でかべや天井にはりついて、明かりに寄ってくる昆虫などを食べます。
…前になんかの番組で火災報知機の赤いランプ、あの中にヤモリが入ってた…とかそういうのを見たことがあります。一体どこから入ったんだ? と。実はPC関係でもよく聞く話で、ケースの中でいつの間にかタマゴ産んでた、とかそういう話もあったりします。

…ああ、だからPCの中なのか、と。
元々南方系であったかくないと生きていけないわけです。PCの中、というのはパーツが熱を持つものが多く、実は結構あったかいもんなんで。それで中に入ってって…だからどっから入ったのかなあ、と。その辺の疑問はやはり消えないもんではあります。

さて…外来種、ということになるとあまりいいイメージでは見られないかも知れませんが。
何度か書いてますが…モンシロチョウとかスズメもそもそもは外来種だったりします。そうなってくるとどこからどこまでが「外来種」でどこまでが「在来種」になるのか、その辺も一定の認識があった方がいいのかも知れません。極論から言ってしまうとどんな生物でも「外来種」と呼べなくもない…わけですし。
その辺のくくり、と言うか、まあ、なんかどうでもいい部分なのかも知れんのですが。ヤモリの場合何か悪さをするから「外来種」というわけでもないのですし。

ただ、どこから来たのか、というところに興味はあります。逆に言えば今は存在していないけど過去には当たり前にいた「外来種」てのもあるのかも知れんのですし。

02:02 AM | 固定リンク | コメント (0)

05/15/2012

前脚が気になる

キューバと日本の合同チームが絶滅したと思われていた「キューバソレノドン」の捕獲に成功(カラパイア)。大まかにはモグラやトガリネズミに近い哺乳類で…ハイチにも似たような種がいます。しかしソレノドンの大きな特徴は哺乳類では数少ない「毒を持つ」ということで、今回の調査では毒を含むだ液の採取にも成功したとか。

トガリネズミやモグラよりは大きい方で、主に地上で生活。主食は昆虫などだそうで…大きくせり出した鼻で獲物を嗅ぎ当てて捕食します。
…生活形態がなんかニュージーランドのキーウィに似てるなあ、と。まあ、「地上性」「昆虫食」となると似たようなもんになるとは思いますが。
以前から「毒」に関しては知られていたようですが、なんでそんな物騒なもん持ってるか…というところはまだ分かっていないそうであります。歯をつたって毒が流れ落ちる仕組みになっている、とのことですんで、噛み付いた時に毒を注入もしくは付着ということなのでしょうけど…実際のとこはまだ不明。毒の強さとかそういうのもまだ分かってないそうで、今回のだ液採取に期待がかかります。どうやって「毒」を得ているのか、というのもありますし。ヘビのようにいわゆる「毒腺」を持ってるのか…それとも「毒」のある何かから「毒」を得ているのか。
近縁種のハイチソレノドンに関してもそういった研究はまだ進んでいないようですし。

実は↑記事の画像でミョーに気になったのが頑丈そうな前脚だったりします。
モグラに近い、ということは土に潜るのか…というわけではなさそうですし。長い爪は明らかに土中では生活しにくいでしょうし…トガリネズミは体の大きさのせいもありますけど、一般的にはあれほど頑丈な脚は持っていません。
…何だろ、獲物を押さえつけるのに有利なのか…それとも四足歩行を楽にするため…にしては爪の長さが気になる。そもそも体形からして走り回るようなカタチではありませんし。ネズミやリスのように前脚が小さくなってるのは前脚を別件、つまり歩いたり走ったりではなく別の方法で使いたいからだと思われます。例えば掴んだり持ったり。大抵はそういう用途に変化していくんですが、明らかに太くて頑丈であります。

後はアレかな、アリクイみたいにアリ塚…か、それに類する朽ち木とか…を壊すためかなあ、とか。でもなんか形状がそれっぽくないような。何か特殊な用法でもあるのかな…跳ぶ? 締める? なんでしょうね…?

実は最初に画像見た時に「鼻行類」という架空の哺乳類の絵を思い出しまして。これは「鼻」が発達して鼻で歩くようになった、という設定で。…もちろんそういうのの絵ですからみんな逆立ちしてて違和感があったのですが、でも、なんかどこかで納得できそうな印象もあって。
…なーんかそれと似たような印象を受けてしまったのは…やっぱり前脚がああいう感じだったせいなのかも知れません。

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05/13/2012

多分…見ない

むしろ気がついたら終わってた、とかそんなもんかも…自分の場合。
「金環日食は暗くない」天文協議会(Yahoo!:JIJI)。2012年の5月21日ですから…月曜日、ということになります。関東地方は大体朝の6時過ぎくらいから「部分食」つまり少しずつ太陽が欠け始め…7時半前後に「金環食」が始まります。そして日食そのものは9時くらいまで続きます。

しかしこれは「金環日食」というものであります。
「日食」とは太陽→月→地球のように並んだ時に、月が太陽の光をさえぎる現象のことで。太陽-月-地球間の距離は一定ではありませんから太陽の光を隠す「月」の見え方もその時々で変わってきます。地球上の場所によっても大きく変動することになります。
今回は太陽よりも月が小さく、なおかつ日本の太平洋側ではぴったりと重なる瞬間があるため「金環食」つまり金の輪っかのように見える日食であります。これが月の方が大きいと「皆既日食」になります。

この「皆既日食」というのは太陽の光がほぼ遮断されてしまうので、昼でも暗くなります。そのため各地の神話や説話などにも登場してるのでは、とされています(アマテラスオオミカミの天の岩戸とか)。
が、少しでも太陽の出ている「金環日食」ではそこまで暗くなるわけではなく。…ヘタしたら本当に気づかない可能性もあります。知らない場合。

そのため観察する時は注意が必要であります。直接見る、というのはNG。専用のメガネもあるそうですからそういうのを利用した方がよろしいかと。…実は太陽の光というのは、ほんのちょっとだけ…と言うのならまだしも。今回のようにじーっと見続ける可能性が高い場合はあまり目に良くなかったりします。場合によっては大変キケンなことになるかも知れません。
特に小さい子供は要注意なんだそうで…対策はきちんとしておいた方がいいかと思われます。

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05/05/2012

意外と多いかも

とかそんなことも思ったんですが。
「高速で泳いでいた」?新種シーラカンス、カナダで発見(Yahoo!:ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト)。シーラカンス、と一口に言っても現在生きている種とはまた違った種が存在していた可能性は非常に高いかと思われます。そもそも「生きた化石」と言われていますがアレがあのまんま何億年前の海を泳いでいた、というわけではなく。アレに近い種が泳いでた…非常に似た化石が出てきてる…ということであります。
…それだって非常に珍しいことなのですけども。化石で出てきた生き物とほぼ同じ形態のが生きてる…というのはよく考えたらすごいことではあります。

そんな現生シーラカンスなのですが。…生きて泳いでる姿、というのは実は結構長い間ナゾで。何しろ相手はかなり深い海にいますし数もそれほど多くない。そこで一番多く出てきた意見が「胸ビレと腹ビレを使って海底を歩いている」というものでした。たしかにシーラカンスの類は胸ビレ・腹ビレなどに「柄」があるのでこれを使っているのでは…とされたのでした。
しかし後に泳いでるフィルムが公開されると。そこにはゆったりと泳ぐ(あんまし泳ぎが上手そうではない)姿が。時折逆立ちしたりして…ヒレの使い方がなんだかマンボウみたいな泳ぎ方でした。

が…どうも時代が時代となると↑違うようで。このシーラカンスは体形的に高速で泳ぎ回っていた可能性が高い、と。
大量絶滅後のライバルが減った海でそういった進化を遂げたのでは…と。たしかに生き物てのはそれぞれが密接に関わってるもんなので、どれかどこかが欠けるとそれを埋めるように何かが変化する…というのはありそうな話ではあります(しかし数百年とかそんな簡単に変化したりはしませんけども)。
しかし。そんな「高速シーラカンス」もやはり後からもっと「性能」のいい種が出てくるとやがて消えていってしまった…恐らく活躍していた期間というのは非常に短いと思われます。そんなピンポイントな期間の化石、というのもなかなか見つかるものではありません…。

…いや、でも…実はこういう「壮大なる失敗作」というのは意外に多いかも、と個人的には思うのです。もしかしたら身近な生き物が実は…とかそんな可能性もゼロではありませんし。

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05/03/2012

歯のある魚

神奈川県厚木市の善明川でピラニアが見つかる(Yahoo!:カナロコ)。実際、愛好家の多いピラニアなんですが…やはり心ない飼育者が捨てたと思われます。10cm前後ということは買った直後かそれともある程度育てた後(3cmくらいの幼魚を売ってることもあります)なんでしょうか。
現地から直接この川にのぼって来ることはあり得ない魚であります。日本で飼育しようとしてしきれないから捨てた、というのは許されない行為であります。一度そういう命を預かる、と決めたのならば殺処分を考えないといけない場合だってあるのです…。

↑の画像はピラニア・ナッテリーという最も一般的な種類で、最も大きな特長としては喉から腹部にかけて橙色になってます。ただ、コレも特定の条件が整わないと持続しないらしいので(水質とかエサとか)全身銀色のナッテリー、というのも存在まします。
ピラニア(Wikipedia)

しかしこの魚ほど誤解されてる魚も…って、サメの方がひどいですか。
よくある「人喰い」というイメージは映画や小説などで着いたものと思われます。実際、獰猛な性格のものもあって、大型の動物も襲って食べる、ということになってますが…そういうのは相当数に群れでいる時の話で。個人の飼育下だとせいぜい10匹足らず、というところですけども、共食いの習性があるのでそんなに群れさせたりはできないもんなんだそうです。
本当のとこはかなり臆病な魚でエサをやってもすぐには食べない。こっち、つまり水槽の向こうにいる人間の姿が怖いらしくて姿を消すと食べるんだそうで。もちろん、慣れてくれば人前でも食べますが。

以前聞いた話だと、水槽の前に一人しかいないと何事もないように振舞うのに、三人いると怖がってしまう、とか…。自分も過去にピラニアじゃないけどそれなりに大型魚飼ってましたけど、自分ひとりだと何ともないのに何人か友達が来た時にびっくりして水槽から飛び出した、なんてことがありました。意外と水槽の中からこっちを見てるということでもあります。

しかし…その歯はたしかに鋭いものであります。何かの拍子にかすっただけでもかなり出血しそうなほどに。
そのため↑の放流ピラニアも早急に回収する必要がありそうですけど…実は熱帯魚なので日本ではまず冬を越せません。しかも最近の善明川では水温は20度いってないらしく、生存は難しいだろう、と…。
…と、断言できりゃいいんですが。実は日本の川にも20度以上を常にキープ、というスポットがままあるらしく…そういう場所に辿り着くと生き残る可能性もあります。実際、例がないわけではありません…。

ところで。世界淡水魚水族館アクア・トトぎふには「カフェ&レストラン AROWANA GARDEN」が併設されていて「ピラニアのからあげ甘酢あんかけ」がメニューにあるのだとか。一日10食限定で5/6までなんだそうで。現地では食用になっているピラニアではあります。食べてみたいとこなんですけど…岐阜かあ…。

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04/28/2012

無知は恥でも罪でもない

でも誇るな。自慢するな。
「鳥インフル」の論文から科学の倫理を問う(Yahoo!:読売新聞)。実際にこういう事例は多々あるかと思われます。「同業」である学者からすれば他の学者の論文というのはインスピレーションや発想の源であり…良くも悪くも活用方法はいくらでもあるアイデアの泉でもあります。特許とかそういうのは技術としてある程度確立しないと認可されないものではありますし、欲望やしがらみで「悪用」する学者がいない…とは限らないのはどこの世界・業界でも似たようなものかと思われます。

要は学者に限らずヒトの用法次第だと思うのです…。

最近よくニュースで流れる痛ましい事故に「クルマによる歩行者への危害」というのがあります。多くはガードレールなどの設備のない(作りようもない?)場所で…運転する側が無免許だったりぼおっとしていたり、というなんともやるせない事故であります。
…しかしこれに「自動車が悪いから全部なくそう」という意見が出てきたりするとほとんどの人は「?」となるかと思われます。実際に危害をくわえたのは「自動車」なのですが…罪は運転していた人間にあるからです。
自動車…動力を自前で持っていて線路なんかに頼らず制御は人間がやるクルマ…というモノは18世紀頃から存在していたとも言われますが…その頃すでに「自動車事故」というのはあったでしょうけど↑のように故意ではない人身事故、あるいは故意に殺人を狙う、そんなこともできるモノになる…とは誰が想像したでしょうか…?

科学というのは一部の専門的な知識や経験を持つ人たちだけのものではなく。この世に存在している全ての人たちと密接に関わっている事象群であります。そしてそれらはただそこに「ある」のです。ただ「在る」だけ。それをどう活用するか、良くも悪くも人間次第なのであります。
それを悪用しない・させないためにはどうするか。「知れば」いいだけなのです。知らないことは別に恥ずかしいことでも何でもないんですが…なぜかそこで止めてしまうケースの多々。あるいは「そんなことは知らない。だけどこれでいいんだ」とかそういう荒唐無稽な方々がおられるのも事実。
…そういう人たちはそれが真実なのでしょうけど。でもそれは事実じゃない。

そういうのはなんだかとってももったいないなあ、と思うのですけれど。こういう問題はプラトンのうさぎのノミの話の頃からあるので…人間の宿命みたいなもんなのかなあ、とも思うのですけれど…やっぱりもったいないなあ、と。
知ろうとすればいくらでも知ることはできるのに…なんで止めちまうのかなあ、と。↑記事よりやや離れてしまいましたけど、なんかそう思うのです。

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04/20/2012

二つほど 4/20

「実はよく分かってない」で二つほど。

一つ目。太陽の南極も北極もN極に?(Yahoo!:科学雑誌Newton) …実際、まだ分かってないことの方が多いのでは。
太陽、と言うと燃えてるだけ、みたいなイメージがありますがアレは何かが燃えているわけではなく…様々な化学反応によって「光って」いるだけ、という言い方もできます。…過去には「燃料を補給しないと太陽はやがて燃え尽きてしまう」的な発想でもって色んなことが行なわれていたらしいのですが。例えば日食なんてのはその手の思考からすると大変な出来事だったらしいのですが…。
まあ、そういう事例があってこその「太陽」なのかも知れません。
今では科学的に調査(太陽観測衛星「ひので」もありますし)されていくつか分かってきたこともあります。黒点が増大して太陽の活動が活発になる「極大期」やその逆の「極小期」のことなど。
場合によってはいわゆる「地球温暖化」もコレで説明できるのでは…いや実は地球は温暖化ではなく寒冷化しているのだ、とそういう説もあったりします。…要はまだまだ分からんことだらけ、ということなのであります。

二つ目。ガガンボ、2新種を白神山地で発見(Yahoo!:毎日)。ガガンボ(『蚊の母』の意で「カ」ガンボが正しいという説あり)というのは都会でも結構目にする昆虫なのですが…しかし見た目から「でっかい蚊だ!」と大騒ぎしたりすることもありますが…血を吸うこともなく、ふらふら飛ぶだけの実はハエに近い昆虫だったりするのです。
成虫は水や花の蜜を吸ったりします。幼虫は根をかじる害虫のものもいたりします。
…基本的には何の害もないものなんですが。なんであんなに驚いたり怖がったりするんでしょうかね。ガガンボに限らず小さなカナブンとかでもそうですけど。まあ、生理的に受け付けない、という人もいますけども。自分なんかはガキの頃からずっとフツーに触ってたんでそんな感情はないんですけども。
そんな実は身近にいる昆虫ですが、こちらも実はよく分かってないことが多かったりします。何でもかんでも全部分かってる、教科書に載ってるわけじゃないもんだったりする…というところでもかなり興味深いんですが…やっぱり嫌いな人は嫌いなんでしょうなあ…。

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04/08/2012

食中毒に関与する動物性自然毒はすべて魚貝類由来

腐った肉食って食中毒になった…というのは違う、ということであります。現行の陸上動物を食べても食中毒的な意味での「毒」はなく…しかし魚貝類には食べると「毒」となるものがある、ということであります。…個人的にはかなり興味深い話ではあるのですが。
自然毒のリスクプロファイル(厚生労働省)

長崎県の男性がアオブダイを食べて死亡(Yahoo!:JIJI)…食中毒では、とのことであります。
アオブダイと言えば全身は基本青くて額が出っ張っていてクチバシを持つ、どこかユーモラスな魚ですが温暖な海では重要な食用魚でもあります。しかし…時折食中毒が出ることもある魚ではあります。
…陸上動物同様、海産の動物である「魚」も本来は食中毒になるような「毒」を持つことはほとんどないと思われます。そのためよそから「毒」を体内に持ち込むことになります。

有名な「フグ毒」もその中の一つ。日本では古来から食べられてきましたが、江戸期には表向きには食用が禁じられた魚でもあります。理由は激しい「毒」を持つからで…特に毒素が溜まる肝臓は現代でも厳重に管理されているところもあります。
肝臓、というのは人間でもそうですが体内の浄化装置となってます。食物由来で体内に入った毒素は分解されたりここに止め置かれてしまいます。…フグが自分?でそうやってるのかどうか、それとも壮大な偶然?だったのかは分かりませんが…その特異な体形と「毒」によって「これはキケンな魚だ」と認識されて食べられにくくなってる、とも言われています(学習能力の差、とか色々ありますけども)。

他にも「シガテラ毒」とか。↑も「パリトキシン様毒」というアオブダイやハコフグなどに特有な「毒」ではないか…とのことであります。特定のイソギンチャクなどを食べ続けることで体内、特に肝臓に毒素がたまっていきます。この手の毒は煮ても消えることはなく、逆に煮汁に染み出していったりもします。

…そう言えば昔からちょっと疑問に思っていたことに「魚のモツ煮がないのはどうしてだろう?」というのがありました。塩漬けにすることあっても魚の内臓を食べることは…丸ごと以外はまずないわけです。…やっぱり↑のような事情があるから…なのかも知れません…。

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03/26/2012

そういうのアリ?

絶滅の危機にあるユキヒョウの体細胞からiPS細胞の作製に成功(Yahoo!:読売)。iPS細胞とは「新型万能細胞」と記事中でも書かれてるように、様々な細胞へ分化できる可能性のある細胞であります。
…技術的にはかなり困難、というかかなりレベルの高いものが要求されますが。しかし結果としてはフツーに採取した細胞から組織などを作製することも可能になってます。
そのため↑記事ではユキヒョウの体細胞からiPS細胞が作製できた、ということはこれを生殖細胞作製に応用できれば(すでにマウス実験では精子作製に成功)絶滅に瀕しているこの種を救うことができるのではないか、という論調なのですが…。

いや、そういうのアリなのかな…とか疑問を持ってしまうわけです。
例えばよくこういうのの比較に使われる「クローン」ですが。現行の技術では毛一本から本人や動物を複製する、ということは可能になっていません。「体細胞クローン」というのはたしかに被験動物のフツーの細胞を使いますが、それを加工して受精卵、つまり母胎が必要となります。…と言うことはいずれにしても「親」が必要なわけで。数の減っている動物にこういうことをするのはあまり効率の良いこととは思えません。

しかし体細胞を生殖細胞にすることが可能ならば…例えば仮親を立ててもいいわけです。うまくいけば猫でも実施できるかも知れない。数を増やす、ということだけが目的ならばそういうこともできるのでしょうけども…なんかな、なんだかな、と。
絶滅に瀕している動植物を救う、というのはただ数を増やせばいい、というわけではありますまい。
過去にも少数民族ややはり絶滅に瀕している動物の「血液データ(遺伝子データ)」を集めているのではないか…という話はあっちこっちで出ていたりしました。それこそiPS細胞のような「万能細胞」がもっと使いやすくなればそういった方法によって数の減ったものを復活させよう、と、そういう狙いもあったんでは…と言われている方法ではあります。そういったあまりにも即物的な方法とあまりにも似通っているような。

「種」というのはヒトも含めて単独では成立し得ません。絶滅から守るには長い時間をかけて環境を整備し、きちんとアフターケアをして見守っていく必要があります。数さえ増えれば…とそんな簡単なものではない、と思うのですが。
それに体細胞からiPS細胞→生殖細胞ということは遺伝情報はかなり、いやほぼ同一の可能性が高いです。性質のかなり近しい個体が増えることにもなります。そうなると多様性はどうなるんでしょう…?
そういうとこまで突っ込んだ議論がなされているのかどうか。たしかに「増やす」方法としては最適かも知れませんが…それからどうするのか、その辺も慎重に考えていく必要もあると思いますが。

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03/20/2012

やはり奥が深い

アメリカ。「大都会」ニューヨーク市で新種のカエル見つかる(CNN:カエルの画像あり)。なんでもヤンキースタジアム付近に生息しているヒョウガエルの一種なんだそうで。このヒョウガエルは北米に広く分布するカエルではありますが…さすがに以前ほどには広く生息してはいないとのことで。それでもかなりの低温にも耐え、都会の水場にも集まってくるとか。
…画像を見る限りではトノサマガエルかダルマガエルっぽい印象でしょうか。後肢が発達してるので泳いだり跳ねたりが得意そうで、ヒキガエルやアマガエルのようにあまり泳がないタイプではないようであります。

カエルに限ったことではありませんが…こういう動物が都会で新たに発見される、というのは珍しいことではあります。…動物以外なら実は結構ありそうな気はしてるのですが。植物だと…自分もまだまだどの葉っぱがどの種のだ、と明言できるほどじゃあ、ありませんけども…その方面のスペシャリストでないと発見に繋がることは少ないかと思われます。そのため、日頃見慣れている風景の中に実は新種が…というケースもあるかも知れません。
…あるいはミクロの世界だともっとそういう「発見」は多いかも。顕微鏡下、とまでいかなくても世に知られていない生物というのはたくさんいるものですし。

しかし…この新発見のカエル(↑記事の全米科学財団のレスリー・リスラー氏の話からすると新種なのかどうかはまだ未定っぽいですが)が「隠蔽種(いんぺいしゅ)」だった、というのはちょっと驚きました。いや、「隠蔽種」というのを実は初めて知ったからであります。
「隠蔽種」とは外見や行動はほとんど見分けがつかないほど似ているのに、特定の要因によって交雑が起きることがない種…つまりそっくりなのに「種」として同じではない、もしくは近しくもない、ということになります。

↑のカエルでは「鳴き声」が上げられてます(それで発見されたようなものですが)。
いわゆる「かわず合戦」というやつでオスの鳴き声にひかれてメスが集まってきて交尾するのですが…鳴き声が違えばいくら似ていてもメスは同種しか集まって来ません。そのため交雑が起きる可能性がかなり低くなっているわけです。
似たような例ではやはり北米産のホタルとか。やはり姿形は非常に似ているのですが、オスの光り方が違うとか。これによってやはり交雑を防いでる、とか。
その他ホンシメジも実は生育条件に違いのあるものがあって、違うタイプ同士の胞子が共存することができない。…ホンシメジというのは安く出回っているブナシメジとは違って「味シメジ」の本当のシメジであります。近年まで人工栽培のできない、非常に高価な(場合によってはやはり人工栽培のできないマツタケよりも)キノコだったのですが、こういった研究によって人工栽培物がようやく出回るようになったキノコではあります。

こういうのを見てるとどうも完全にかっちり決まってるものの方が実は少ないんじゃないか…とか思ってしまったり。生き物は例外だらけ、というのは前々から知ってたつもりなんですが、いや、それじゃまだまだ甘い。

「輪状種(りんじょうしゅ)」というのも今回調べててやはり初めて知った分類なんですが。
円をぐるぐるっと二重に描いてみて…内側の円の中に「A」という種。
内側の円と外側の円の間に「B」という種。
外側の円の外に「C」という種がいるとして…。
「A×B」「B×C」という交雑は可能で間柄としては「同種」「亜種同士」となるのに…。
なぜか「A×C」という交雑はなかなか難しい、こっちは「同種ではない」「亜種でもない」という…なんだか矛盾?を含んだ種関係?になってます。「B」が特異点?になってると言うか。空間的に隔離されてると言うかなんと言うか。

いやあ、やはり奥が深いものでありますね…。

12:08 AM | 固定リンク | コメント (0)

03/19/2012

二つほど 3/19

サイエンスで二つほど。

一つ目。深海に生息するダイオウイカやダイオウホウズキイカの目が大きいのは捕食者から逃れるため(Yahoo!:時事)。目玉の直径30cmほど…たしかにサッカーボールほどもあります。
たしかに深海と言う場所は本来は正に漆黒の闇の中、のはずで。
調査船や探査機が潜る時は(当たり前ですが)人工の照明を使ってますから、テレビなんかで見る時は色々なものが見えます。でもあれ全部が本当は闇の中に存在してるわけです。
しかしそこを逆手に取って発光する生物は多いとか。暗闇の中の光は非常に目立ちます…。情報伝達に使われるケースもかなりあるかと。
ダイオウイカ類もそういった「光信号」を利用している、ということになります。しかも「天敵のマッコウクジラが接近してくるのを感知したプランクトンが発する光を察知する」という…いささかややこしい?方法ではあるのですが。

二つ目。今年5/21の「金環日食」肉眼で直接見ないで(Yahoo!:時事)。あと2ヶ月ほど、ということになります…「金環日食」これは太陽が全部隠れてしまう「皆既日食」とはちょっと違っていて、少しだけ太陽の輪郭だけが残っていて「金の輪」のように光る、という日食であります。
しかしその分「皆既日食」よりも光は強い、ということになります。そして…太陽を直接見ると目に悪い影響が出てくることがあります。…特にこういうイベントがあると、皆が凝視することになるので…大変な障害が起きる可能性も高くなります。
必要なものはそんなに高額なものでもないようですし。今後のことも考えて購入しておく…というのもアリなのかも知れません。

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03/05/2012

二つほど 3/5

なんだかんだと二つほど。

一つ目。東日本大震災の津波によって岩手県沿岸の砂浜に内陸性の植物が増加(Yahoo!:毎日)。実際にどれくらい「入れ替わった」のか分からないところではあるのですが…場合によるとかなりやっかいなことになる可能性はあります。
津波によって砂浜も大きな被害を受けました。その被害には海浜性、つまり砂浜に多く生える植物も含まれています。津波によって押し流されてしまった…しかし陸地に押し寄せた津波が海へ戻る際の「引き波」によって今度は内陸性の植物が砂浜に増えつつある、ということであります。
…生態系への影響、という点ではたしかに憂慮すべきなんですが。もしかしたらこういうケースは他の、意外な場所でも見つかるかも知れません。あれだけ大きな災害だったのですから、どこがどう変わったのか…把握しきれるとは思えませんし。
一方で。海浜性の植物というのは例えば塩に強いとかそういう特性があるわけで。内陸性の植物にはそういうのがない場合も多々。例えば砂浜全部が内陸性の植物で埋め尽くされる…というようにはならないかも知れません。でも何らかの事情で定着してしまって、震災前とは砂浜も違ってきてしまう可能性もあるわけです。そうなると事情が違ってきてしまいます…。

二つ目。アメリカ・スマートフォンの所有者数が普通の携帯電話を上回る(CNN)。いずれは日本もこうなってくるのでしょうか…?
クルマのバイオ燃料なんかもそうですけど、アメリカの場合広がり始めると一気に広がって色々と一気に変わるような、そんな印象を受けます。日本だと一部からじわじわ、じわじわと広がっていって…いつの間にか多数派、なんてことが多いような。
スマホに関しても日本でも広がってますけど、↑そこまではまだ行ってないような。…契約の内容とかやっぱり違うのかなあ…スマホの場合、アプリによってはかなりの料金がかかる場合がありますし。でもアメリカでも低所得層の所有率はあまり高くないようですし。
今後そういった問題…他にもバッテリーとか…が解決されていけばさらに世界中に広まる可能性もあります。…まあ…個人的には普通の携帯もほとんど使わないような状況ですんで、あまり関係ないっちゃ関係ないんですが。

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02/28/2012

実は身近?

大分大、狂犬病ウィルスを破壊する酵素を開発(Yahoo!:毎日)。人間への応用はまだまだ先のようですが…もし有効ならばたしかに「不治の病」ではなくなることになります。

「狂犬病」とは犬などウィルスを保持している野生動物に噛まれたりすると伝染する病気で…発症したらほぼ100%死ぬ、とされています。
狂犬病について(厚生労働省)
潜伏期間が長いのも特徴の一つであります。症状は当初は風邪のようですが…いくつかの段階を踏み、水や強い光を恐れたりするようになります。その様子はまるで獣のようでもあり…一部では月を見て変身する狼男伝説は、狂犬病患者がもとなのでは…とされています。実際、世界のほとんどの地域で見られる病気ではあります。

でも日本ではあまり聞きません。…1950年に狂犬病予防法が制定され、飼い犬には狂犬病の予防接種が義務付けられました。さらに野良犬の駆除なども。…最近「野良犬」というのを見かけなくなりましたが…そういうところから効果があって、日本は世界でも珍しい「狂犬病のほぼない国」になってます。
…何度か「海外で野生動物に噛まれ」て帰国してから発症、というケースはありますが。

それでも長い年月をかけてようやく現行のようになったわけで。飼い主が予防接種を怠ったり(犬が注射を痛がるから…とかそんなんがありそうな)すると以前の段階に戻ってしまう可能性もあります。
そういう時のためにも↑のような薬ができるといいのですが…まだまだ研究段階なわけで。実用化はまだまだ先のようであります。しかし狂犬病以外にも応用がきく、とのことですからそっち方面でも期待が持てそうではあります。

03:49 PM | 固定リンク | コメント (0)

02/21/2012

二つほど 2/21

色々と二つほど。

一つ目。握力が強いほど長生きする?(Yahoo!:読売) …どうなんでしょう、今後のさらなる研究を待ちたいところではあるのですけれど。
「握力が強い」ということはどういう身体の状況になるのか…その辺が問題となるのかも知れません。
例えば…なんかちょっと離れてしまいそうですが「サイフの中のお札の向きが一定の人は金持ちになる」という言い伝え?噂?みたいなのがありますが。コレは「お札の向きを一定にする」が本当の目的ではないんだそうで。常にお金について関心や興味を持っていて、現状を何とかできないか…と考える人になるのが本当の目的みたいなもんなんだとか。そういう人は自然と自分が現在持っているお金に目が行く。自然と向きをそろえるようになる…とか何とか(ちなみに自分はそんなめんどくさいことやりません…だからお金ないのか…)。
「握力が強い人は長生き」なのではなくて「何かがあって握力が強くなっているので結果長生き」なんではないかな、と。…単純に「握力強い=長生き」だとまた世間で「握力強化が寿命アップ!」とかそういうことになって、握力系健康器具が品切れとかそういうことにもなりそうなもので…。

二つ目。ドクガエルの毒は甘くて苦い?(Yahoo!:ナショナルジオグラフィック) …かなりカエル好きの研究者のようですが、自分で舐めて試したわけではないようです。従来のようにカエルの皮膚をそのまま試料とするのではなく、電気的刺激によって分泌された物質を試料とするわけで。たしかにこの方がカエルにも負担が少なくて済む話ではあります。
しかしそれによってまた別の問題が出てきてしまったわけです。…なんで「糖」と「胆汁酸」なんだろう、と。
毒を持つ生物てのは大きく二つに分けられます。一つは自分で毒を作るもの。もう一つは他から毒をもらうもの。前者は脊椎動物となると…いるんでしょうかね、特定の植物とか食って体内で反応させちまう…とかそんなんはいそうですけど毒を作るバクテリアのように正に「作る」タイプはほとんどいないと思われます(アレ? ヘビは…どっちだったっけ?)。
トラフグの毒もそういうバクテリア由来ですし。基本は。…そのためドクガエルもほとんどが後者「他から毒をもらう」タイプなのでしょうけど…。
この手の生き物には宿命が付きまといます。摂取した毒に自分がやられるかも知れない…。
そのための対抗手段としての↑物質かも知れん、と。実際、「毒がある」ということは分かっていても「どういう由来でこんなもんが」というのは実はまだよく分かってなかったりするのです。…だからこういう↑発見は意味が大きいのですが…新たな謎が増えてしまった、という…。

04:04 AM | 固定リンク | コメント (0)

01/21/2012

予兆なのかも知れないけれど

公的に大きく発表しにくいだろうなあ…。
「ゆっくり滑り」大地震の予兆か(Yahoo!:時事)。イメージとしては海底の地表がゆっくりと滑っていく、とかそんな感じだと思われます。カテゴリ?的には「地震」に含まれるのだと思いますが、ほとんどの震度はかなり低いものであります。多分起きてもほとんど感じないほどかと。しかしこれがやがて来る大地震の予兆となっているのかも知れない…。

東日本大震災の前にもこういう「ゆっくり滑り」が何度も起きていて、小さいながらも最後の一押しとなった可能性もある、とされています。
…しかしまだまだ確証はないわけです。今さらそんな話されてもなあ、というのもありますけども。
でもこういう調査がきちんとなされていて、あの3/11直前にそういう「予兆」があったとして。世間に発表したとしても…多分相手にされなかったのでは、と。今現在はこうやって地震の恐怖が知れ渡っていますけれど、それでももし「明日大地震が起こるかも知れません、こういう予兆がありました」という公式な発表があったとして…一体どれだけの人が活動を開始するのだろうか…と。

まだまだ100%の情報は発信できない、というのもありますけれど。
そのせいかそういう情報が出てきても話半分、と言うか100%信じることはできなさそうな、そんな気がしています。…↑の「ゆっくり滑り」は実はここ最近東北→関東沖で何度か起きている、という話もあります。しかし大地震に直結するのか、と言うとまだ分からない。地震予知は完璧でなければならないわけで…でも自然界に「100%」なんてのはまずあり得ない。その辺の矛盾と言うかジレンマと言うか…難しいとこではあります。

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01/15/2012

アリなのでしょうけど

まあ、法的慣習的には問題なさそうな…当人がどう思うかは分かりませんが。
黄金のお尻をもつアブの一種に歌手のビヨンセさんの名前(Yahoo!:時事)。名前、と言っても学名のことであります。…いや、その方がなんだか大変っぽいですか。でもこのアブ、そういう学名ではなく和名は…ビヨンセアブとかになるんでしょうかね。

学名は二名法に則ってつけられます。順序で言うと前の「属名」と後ろの「種小名」で。「属名」の方はもうどうしようもない(見つかった時点で新種でも似たような種のグループがあればその「属」に所属させられます…「新属」というのもあるにはありますけども)んですが「種小名」はその種を表す名前ですから、比較的自由に付けられます。
…この手の話で最高峰?なのがシーボルトでしょうか。
彼は日本で、今で言うところの「ヤマアジサイ(あるいはフツーにアジサイ)」を新種として記載。その時(属名含む…)に「オタクサ」と命名。何のことはない、日本でのいわゆる愛妾「お滝」の名前からとった、という…。
ちなみにこの「おタクさん」はシーボルトとの間に後に日本最初の女医とも言われる「おイネ」を出産。彼女はその後も数奇な運命を辿ることになりますが…さて。

種の命名に関しては色々な話があったりします。現行「二名法」となっていますが正確には「三名法」と呼ぶべきかも知れません。「属名・種小名」の後に「命名者」を記載することになっているからです。
日本の動植物の多くはツンベリーというスウェーデンの学者が「命名者」になっていたりします(もちろんシーボルトのもありますが)。彼は日本に来て採取を続けていたのですが…それ以外、となると明治以降の牧野富太郎博士とか。当たり前ですがそういう風習?知らない江戸期の学者の名前がつく…というのはまずあり得ないことかと思われます。
むしろ「種小名」にその名を残しているのかも…とか。実際、色々な種小名を見てみるとなんだかミョーなものもあったりしますし。

ちょっと前にはビヨンセが好きだからビヨンセ、とかそういうのはあんまし歓迎されない…とかそういう話もあったんですが。まあ、学者さんの世代交代もあるわけですし。今後はこういうのが増えるのかも…知れません。
ただ。一つ。生物の種というのは結構あいまいなもんで。別種だと思っていたら同種だったとか。全然違う生き物だろ、と思っていたら実は近縁で同属だったとかそういうのはよくあります。…せっかく新属として名前がついたのに統合されて消えてしまった場合は…基本的に二度と復活しないんだとか。そういうところも気をつけて?命名すべきかなのかも知れません。

02:12 AM | 固定リンク | コメント (0)

01/13/2012

小さいことは…

世界最小の脊椎動物、7.7mmのカエル(Yahoo!:ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト )。1cmないわけです、このカエル。画像の10セント銀貨は日本の硬貨だと…1円玉くらいですか(そんなもんだと思うのですが、むしろ1円玉より小さいかも)。それに乗ってしまうカエル。
もちろん成体であります。…たしかに見つけるのは難しそうだ…。

かえって大きい生き物の方が見つけやすいもんかも知れません。
この大きさのカエルをしかも鳴き声で探す、てのも。たしかにある意味では最も効果的かも知れません。肉眼での確認は困難でしょうし(1円玉くらい、と言っても1円玉を山の中で探してるわけではなく…)。鳴き声である程度アタリをつけて土壌や落ち葉ごと、というのはやはり小さなムシの類もこうやって探しているのでしょうか…?
いや、鳴き声がある分こっちの方がまだマシなのかも知れません。

しかしなんでこんな大きさに? の理由ものエサが小さかったから」というのも。…たしかにありそうなんですが…適応のために小さくなったのか、あるいは全然違う理由があるのか。個人的にはなんかまだちょっと深刻?な理由とかあるんじゃないのか…とか思ってしまったりしますが。
まあ、個人的なとこではあります。しかし実際のとこはどうなんでしょうね。…大きくならずに小さくなる、というのは自然の摂理みたいな何かに反している?ようでかなり興味深いのですが。

12:17 AM | 固定リンク | コメント (0)

01/05/2012

ただのザッシュではなく

世界初・交配種サメ、オーストラリアで見つかる(AFPBBNews)。こういうことは実は世界中どこででも起きていて、たまたま目に止まったのがオーストラリアのサメだった…とか真実はそういうものかも知れません。多分サメ研究の専門家でもないと「雑種」かどうかはおろか元の2種ですら判別(同定)は困難でしょうし。

実は「種」というのは意外と不安定なのかも…と思うことはあります。
言うまでもなく「種」とは生物を分類する際の「ほぼ」最小単位の区分になります(コレよりさらに下には「亜種」とか「品種」とかもあります)。…まあ、その生物を生物たらしめている「名前」がそのまま使える場所?でもあったりします。例えば「ヒト」というのは種の名前であってそれより上だと「ヒト属」「ヒト科」という具合になります。
↑のサメ2種は…最初非常に近縁な種である「亜種」かと思ったんですが、実はそうではなく。しかし姿形は似ているようであります。そうでないとなかなか「交雑」は起きにくいものですし。
…カモの類だとまれに見られたりします。「交雑」…似たようなカタチで似たような生活しているのでマチガイが起きる可能性が高いのかと。ただ、カモ類は基本的に繁殖期のオスなら容易に「交雑」が判断できますが…メスだとなかなか難しそうな。オスでもエクリプスでも同様ですけど。

しかし「交雑」してしまうと基本的には繁殖能力はない、とされています。が、↑のサメは数十頭もいてこれから純血種の存在を脅かすまでになるかも知れないということは…新しい「種」として確立されつつある、ということなのかも知れません。…逆にまだまだ「種」として成熟していない、ということで純血種に駆逐される可能性もある…ということでもあります。何せ数的優位はまだ純血種にあるのですから。

…実はこういう「交雑」「交配」が新しい「種」を生み出すきっかけの一つだったのではないか…という説があります。近縁の種同士の場合、仔が繁殖能力を持つことが時々あります。そういった仔同士が同時に複数生まれてさらに次の世代を残すことができれば「新種」となる可能性は十分にあります。
それでもそういう流れ、というのは数万年とか数十万年、いや数百万年とかそういう年月が必要ではあります。今、現在ようやっと生まれたらしいサメの「新種」がこの先どうなるかは…やはりまだまだ分からん、ということでもあります。

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01/02/2012

思い出ではなく

一つの方法ではあるのですけれど…。
冷凍保存した精子や卵子を保存した「冷凍動物園」(iza!) こういう取り組みそのものを批判するつもりはありません。ただ…「これで保存されてるからそれでいいじゃん」という一種あきらめに繋がるのがちょっと怖いな、と。

実は似たような取り組み、と言うか試みと言うか。コレとよく似た人間版が進んでいる…という話もあります。
少数民族のDNAを保存しておいて、それで「保護」とする…というものであります。どこまで本当か、とかそういうのまでは分からん「噂」レベルではあるのですけれど。もし実際に本当に進んでいるとしたらこれはなんだかヤバい話になりそうな。いや、遺伝情報を克明に記録できればその種は滅んでもいい、とかそういう風になりそうな。
…実際の姿が失われると、その多様性も同時に失われることになります。そこまで再現できる「遺伝情報」はありません。そういうことまで消してしまうのか…と。

一方で畜産業界で当たり前、となっているのには訳があります。「生産の安定性」であります。優秀な個体をかけあわせれば優秀な個体が生まれてくる確率はぐん、と上がるわけで。そのためにそういう情報を保存しておくのはある意味当然かと。そうでなければ生きていく意味のない個体が生まれていくことになりかねません。
…生きていく意味、というのは非常に大事だと思うのですが。
それで食べている人たちにとっては…ただのペットではないわけです。そういう意味でも「生産性」というのは非常に大事になるのでは…と。

しかし一方では滅んだ生き物は滅ぶべくして滅んだ…という見方もあります。例え遺伝情報なり精子卵子なりを半永久的に保存できたとしても…その後、生き残れなければ意味はない。
…まあ、生き物てのは非常にしたたかですんで。保護、とかそういうのがアホらしいくらい強靭なものだったりしますけども。こうやってあれこれ考えるのがバカらしくなるくらいですけども。

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12/30/2011

人造ビール

…いやなんか違うか。ビールはどう造っても「人造」ですけど。しかし従来のような方法でなくても造れてしまうようになる、のかも知れません。
ホップの「苦味」成分を作る遺伝子を発見(Yahoo!:マイナビニュース)。「ホップ」というのはビールを醸造する際に使われる…一種のハーブと呼んでもいいんでしょうか、あの特有の「苦味」を作り出すもととなる植物であります。しかもビールの他ではまず使われない。そのためかなり生産地域が限定されるのでは、と思いますが…日本でもたしか栽培してるとこがあったような。
…と思って調べてみたら苗も売ってて自家栽培とかできるんですな。ちなみに和名はセイヨウカラハナソウ(西洋唐花草)でアサ科の多年草なんだそうであります。
Google検索:ホップ 栽培

遺伝子が特定できれば、ホップそのものでなくても「作成」することも可能になります。遺伝子操作、というと構えてしまうかも知れませんが…極端な例では「ホップの苦味を作れる細菌」なんてのも作れます。あるいは↑記事中にもあるような優れた苦味を作れるホップを作り出す、とか。そういうことも可能であります。
あるいは最近流行のノンアルコールビールに役立ててみる、とか。これまでどうやってあの「苦味」を再現していたのかは分かりませんが…もっと安価で効率の良い方法が見つかるかも知れません。そうなると価格はもちろん、品質にも良い影響が出る、かも知れません。

まあ、まだ「発見」という段階ですんで…来年の夏にはそういう美味いビールなりノンアルコールビールが! というわけにはいかんと思いますが。それでも期待はできそうな気がするのですが。

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12/03/2011

ただの区切り

マヤ暦による「2012年12月終末」説、ただの区切りに過ぎないとマヤ専門家(Yahoo!:ロイター)。いや、まあ、そんなもんだろ、と思ってたんですが。なぜかこういう「いついつに世界が終わる!」的な話になると真面目に食いつく人が多いのは…どこの国でも変わらんもんかも知れません。
そもそも「暦」という人間が作ったもんになんで世界が、地球が従わないといけないのか、その辺からして実は疑問だったりするんですが…ちょっと無粋かも知れませんけども。

ただ、今回の「マヤ暦」は「終末」とされる「2012年12月」はマヤ暦を西暦に直したもの、ということになってます。
…いや、以前あったのは大抵が「西暦何年はこの数字が並ぶから…」とかそういうのが多かったものですから。かのノストラダムス(日本では有名ですが世界ではそうでもない、という…)の「1999年7月」にしてもなんかそういう匂い?がありましたし。
そもそも数字とかそういうのは人間が勝手に作り出したもんなんで、それと天然物が絡む、というのは何か誰かの意図がない限り偶然になってしまう、と思ってます。だから「西暦何年は魔の数字が並ぶから」とかそういうのは信じないのですが話だけは聞くことにしてます。

…以前にも書きましたが。こういう話は嫌いではないのです。興味深い、と言った方がいいかも知れません。だから否定はしないんですが…「そうだ、あんたも何それ様にお布施を払って助かろう」とか言い出されたらさすがに逃げますが。

最近ないネタに天文もの、というのがありまして。一番大きかったのが「グランドクロス」というやつで太陽系の惑星が直列だか十字だかに並ぶと天変地異が起きる、というものでした。
過去数十億年ほども存在していればそういう並びになることはあるだろうに…そういう記録が一切残っていないのはなぜなんだ、と。当時本気で信じていて本気で怖がってた同級生がいましたけど。今はどうしているのやら。
…しかし最近こういうのがないのは時代なのかな、とか思ってしまったりして。
UFOの番組とか最近やりませんし。やっぱりクレームとか来るんですかね。それはそれでやっぱりさびしいなあ、とか思ってしまうのですが。

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11/24/2011

「ある」「ない」じゃない

聞き慣れない「ND」数値化要求も(iza!)。「ND」とは「Not Detected」つまり「不検出」という意味になります。最近何かと騒がれている放射性物質の調査などで、探査機械がそういった物質を検出できない時にこういう表示になるらしいのですが…たしかに「ゼロ」じゃあ、ありません。
…たしかに放射性物質なんかの中には自然界に存在しない、なんてものもありますんで「ある」「ない」表示が可能な場合もあります(ただし存在する時間が一瞬に近いとかそんなもんばかり)。しかし現行で問題視されているセシウムとかそういうのは自然界にも存在しており、それが異常に高い数値ならまだしも「ND」となっているなら震災前と変わらん、ということになると思うのですが。

「ND」があくまで不検出、ということだ…ということが分かればそれでいいのでは、と。
小数点以下何ケタまで探知可能、とかそういう意味のない開発に時間とお金をかける必要もないでしょうし。いい加減「ある」「ない」だけで単純に済むものなんか世の中にはなかなか存在しない、ということを認識して欲しい人って多いような。「可能性がある」ってだけ話の「可能性が」を切り落として「ある」だけが独走する、とか…。

いわゆる米ソ冷戦時にはあちこちで核実験やってました。後半?は地下で行なうようになり、さらにさすがにヤバいと思ったのか臨界前核実験、つまり実際に爆発を起こさない核実験をやったりするようになりましたが…最近はほとんど聞かなくなりましたけども。
当初は人のいない南海の孤島なんかでやってたんです。露天とかそれに近い状況で。日本の漁船が被曝(被爆に近い?)したこともありました。
地球の空気や水というのはぐるぐると循環しています。バタフライ効果じゃありませんが多かれ少なかれ当時の放射性物質というのは全世界にバラ撒かれてることになります…現在も。
米ソ冷戦というのはソ連がロシアになり多数の国家が民主化していくことでることで一応の終わり?になってます。それが1990年代初頭くらいでしょうか。いくら後半は地下や臨界前ばかりだったとは言え、それまでに一体どれくらいバラ撒かれたんでしょう…。

さらにコトは放射性物質だけじゃありません。ヒトが生み出した多数の化学物質はすでに数えることのできないくらいあちこちにばら撒かれてます。もちろん現在は製造・流通が厳重に禁じられていたり法的に規制されていたり。あるいは除染作業が進んでいたりします。昔に比べればそういったモノは減っているように思われます。

が…それもゼロじゃないのです。減らすことはできますが消すこともできない。
そういう中で我々ができるのは正確な知識を身に着けることだと思います。「ND? 何それよく分からないから数字にして」とかお気楽なこと言う前に。NDがどんな状態を示すか調べればいいだけのこと。そして理解すればいい。
本気で子供や未来を守りたい、と思うならそれくらい難しくないと思うのですが、ね。

12:46 AM | 固定リンク | コメント (0)

11/16/2011

二つほど 11/16

サイエンスで二つほど。

一つ目。アゲハチョウが産卵する植物を選別する仕組みを解明(Yahoo!:毎日)。いわゆる「食草(食樹)」と呼ばれるもので、特に葉などを主食とするチョウやガの幼虫は親がそのエサとなる植物を選んで直接産卵することが多いです。
しかしどうやってそれを選んでいるのか? ということに関してはいくつか説があり…例えば光の波長とか。実は昆虫の眼、というのは人間とは大分違っていて見え方も全然違っていたりします。さらには見える波長の範囲も広かったりするので…モンシロチョウなんかは雌雄の違いをそれで見分けてるんだとか。人間が見てもどっちも白いチョウなんですが、チョウにとっては全然別に見えるわけです。
そのうちの植物の表層にある物質を感知して選別、という方法が解明されてきたわけであります。聞いてみたら「なんだ、そういうことか」と思ってしまうのですが…コロンブスの卵、というやつですな。実際にはかなりの努力と時間がかかっていると思われます。
…↑記事中にもありますが、これはやり方によっては農作物の虫害を防ぐこともできるようになるかも知れません。ただ…そうするには遺伝子組み換えをやる必要があるので、また別の問題も抱え込んでしまうのかも知れんのですけども。

二つ目。富山の立山に氷河?(Yahoo!:読売) 氷河、というのは読んで字の如く「氷の河」であります。溶けることのない氷が長期間少しずつ少しずつ動く、というもの。当然ですが動かないと氷河にはなりませんし…春になったら溶けた、ではこれも氷河とは呼べません。
当然ですが北と南の極に近い地方でしかお目にかかれません。はるか昔、氷河期だった頃(今もそうなんですが)には日本にもあった、とされていますが。
それが現在の日本にもあるかも知れない…。
一ヶ月で30cm程度動いた、とのことで。もちろん↑の条件はかなり大まかなものですからこれから精密な調査が始まるものと思われます。…もし「氷河」ということになれば現在はカムチャツカ半島とされる南限が大幅に下がる、ということになり…大発見ということにもなるんですが。

04:59 PM | 固定リンク | コメント (0)

11/15/2011

一対多い

「第四のひれ」を持つバンドウイルカ「はるか」、「腹びれ」の骨をX線で確認(Yahoo!:紀伊民報)。以前にこの「あれこれ」でも取り上げたこともあります「ひれが一対多い」イルカであります。従来なら胸びれと背びれ、そして尾びれしかないのですが…腹に一対「腹びれ」を持っています。が、不思議と違和感がなく…なぜだか自然に見えてしまう。
…前にテレビで「手の指が6本ある男性」というのを紹介してたんですが…こちらも全然違和感がなく、ぱっと見では違いが分からない。実際、その男性も「ほとんどの人がまず気づかないね」と。本来ならあり得ないことなんですが、なぜかそう思えないケースというのはあるようであります。

「はるか」の場合は「先祖がえり」ではないか…とされています。
これは実際にそういう例が存在する、とされています。例えば「尾」のある人間、とか。現在の人間の「尾」というのは「尾てい骨」という骨が残る程度で外見からは分かりません。が、ごくまれに尾があると分かる赤ん坊が生まれる、という…。
はるかな昔、直立する前くらいまでは恐らく「尾」はあったはずなので、それが発現したものではないか…とされています。もちろん例としては非常に少なくなるでしょうから、研究しようにもなかなか進まない、と思われます。

イルカもはるか昔のご先祖は陸上で生活していた、とされています。生物というのは海から産まれた、とされていますが陸上の環境が整うと陸へ上がっていくものも出てきました。哺乳類、というのはそういった「海を捨てた」動物から進化した、とされています。しかし、なぜか一部の哺乳類は捨てたはずの海へと帰っていきました。それがクジラやイルカの祖先とされています(余談ですが。海へ帰った時期は大きく分けて三つあって、クジラやイルカの次にアザラシやアシカ、その次がラッコ類…と古ければ古いほど、時間がかかればかかるほど海に慣れてきてるんだとか)。
陸上にいたのなら前脚と後脚でもって歩いていたはずで…哺乳類は四足歩行が基本…そうなるとクジラやイルカにも後脚があったのでは、とされていました。
…たしかクジラによっては痕跡っぽく残ってるのがある…とかそんな話だったような。
それが「はるか」は骨もきちんとあって実際に機能している可能性もある後脚がそのまんま残っているわけで。…大変な発見だ、ということにもなってくるわけです。

「先祖がえり」の理由はまだ分かってません。有力なとこですと遺伝子てのは全部が全部発現しているわけではなく、眠っているものもある、と。それは大抵の場合一生どころか子々孫々発現することはないんだそうで。しかし何らかの条件(発現を抑えている物質が消えた、とか)で発現することもある…と。
そしてそういう「眠れる遺伝子」というのは実はかなりの数になっていて、それらを解析できれば様々な可能性が拓ける…という話もあります(一方でそういうことしたら秩序も崩壊するし何より何が起きるか分からない、パンドラの箱だ、という警告もあります)。

ま、実際のとこはよー分かってないわけです。ただ、事実として目の前にそういうイルカがいる、ということだけだったりもするわけです。

06:14 AM | 固定リンク | コメント (0)

11/14/2011

イヤなら食べなきゃ

いい、ということでもあるのですが…実際はそうカンタンではないようで。
遺伝子組み換え「GMパパイヤ」来月から解禁(Yahoo!:毎日)。これは元来生物が持っている「遺伝子情報」に人間が後付けで新しい情報を組み込んだ作物、ということになります。現行でもいくつかの作物ではこういった「遺伝子組み換え」作物は承認されており…加工物という形で流通していたりします。
納豆では原材料表示欄に「大豆(遺伝子組み換えではない)」といった表記を多く見ることができます。…ただ…過去には実際には遺伝組み換え作物を使用していたのに「遺伝子組み換えじゃない」とウソの表記をしていた例もあったんですけども。

なぜ遺伝子組み換えをするのか。目的はいくつかありますけど、大きいのは病気や害虫を避けるため、だったりします。
↑のパパイヤもそういう例なわけです。他にも増産目的とか。大きくしたりたくさん実をつけるように遺伝子組み換えを行うわけなんですが…。
果たしてそれで安全なのか? というのはずっとつきまとっていた疑問ではありました。実際のとこ「遺伝子」というのは結構解析はされてますけど、それでその生き物全ての「設計図」が手に入ったわけではないのです。図面の入手には成功したけどその全てを理解することができない状態、といったところでしょうか。もし、完璧に理解できるのなら完全に再現できるはずなわけです…その生き物を。

そんな断片的な状態でも十分役に立つ情報もあるわけで。それが現在行なわれている「遺伝子組み換え」だったりします。ただ、確実に効果は出ているのですが…何があるか、副産物としてどんな物質が出てくるか…とかそういうところまで100%「ない」とは言い切れません。
…もっとも、自然界の物質だって100%「安全」なんてものは存在していませんから、その辺は似たようなものだったりするのですけども。食品安全、なんてのはまだまだ未確定な分野であります。そこに100%を求めると、どうしても無理がでてきます。

今回のパパイヤはこういった遺伝子組み換え食品としては初の「ナマモノ」になります。そのまんまを食すので、食べるか食べないかは消費者次第ということになります(加工品としても利用されますが、その際も表記が必要)。つまり、イヤなら食べなきゃいいわけなんですが…。
どうも「遺伝仕組み換え」と言うと食った当人の遺伝子も組み換えられてしまってとんでもない病気になってしまう…とかそういう風に思い込んでる人もいたりして。あるいはそういうものを食べると子孫にもずっと影響が出続ける、とか…。
さすがにそういう問題はありません。ただ、いささか未知な部分が多すぎて「ある」「ない」とはっきり言い切れない、というだけだったりするのです。そしてそれは遺伝子だけじゃなくて世の中全般にも言えることだったりするんですが。

03:05 PM | 固定リンク | コメント (0)

10/26/2011

危険が分からん

というのが実情でしょうか。
外来生物法の特定外来生物等一覧記載の「カオジロガビチョウ」千葉で見つかる(Yahoo!:Sankei)。画像みる限りだとツグミ…? とか思ってしまうのですが明らかに違う部分もあったりして(つぐみはあそこまで顔に白い部分が多くなかったような)。
ガビチョウ(Wikipeda)
特定外来生物等一覧(環境省)

大きさはヒヨドリ程度。…分かりやすく言うと「スズメよりも大きくてカラスより小さい」ってとこですか。
ヒヨドリは関東では冬鳥として知られていて、灰色っぽい体で頬にうっすらと橙色の模様があります。柿とかそういう実を好み、その手の木の枝にとまっててスズメにしちゃデカイなあ…なんか威張ってるなあ…さらに「ヒーヨ、ヒーヨ」とでっかい声で鳴いたらほぼ間違いなくヒヨドリだったりします。ついでに飛ぶ時に波型を描くことでも知られています。つまり飛んでる最中になぜか翼を収めるので…一旦上がって一旦下がる、を繰り返すわけです。
これよりちょっと小さいのにムクドリがいますがこちらは深いこげ茶色の体で頬は白、クチバシは黄色の上に集団で行動してますんで見分けがつきやすい冬鳥ではあります。飛ぶ時も普通ですし。

一方のツグミ…ですが。長らく?食用ともされてきた野鳥なんですが現在では「一応」捕獲が禁止されています。
これは大きさはヒヨドリ程度なんですが、木の上よりもどちらかと言えば地上を好みます。で、そこで虫とか実なんかを食べてます。冬に日本にやってくる鳥なんですが…場所でないとお目にかかれない鳥だったりします。
…↑の「カオジロガビチョウ」の英名は「White-browed Laughingthrush」直訳すると「マミジロワライツグミ(ガビチョウ=画眉鳥なんでやっぱり眉の存在が大きい?)」という…ツグミとは分類上は離れてしまうんですが(両方ともスズメ目なんですがこれが異常?にすそ野が広い…何せヒヨドリもスズメ目)似ているところからこういう英名がついたのかそれとも適当な鳥名がなかったからこうなったのか…その辺は分かりませんが格好としては似ているんでは…と思えるものではあります。

このガビチョウには「カオジロ」の他に「ガビチョウ」と「カオグロガビチョウ」という三種があります。…「カオグロ」と言っても別に顔が黒いガングロなわけではなく…いや、実際に黒いか。英名で「Masked Laughingthrush」直訳すると「カメンワライツグミ」という…本当に顔だけ黒い鳥だったりします。
このガビチョウというのは良い声でさえずる、と中国では人気なんだそうで。そこで日本でも輸入してみたところ…やはり声は良いらしいんですが、その声がデカい。中国なんかの金持ちの鳴き合わせならいいんでしょうけど、日本の住宅事情だといささか合わない。
さらに日本で鳥を飼う、となるとジュウシマツとかセキセイインコとかブンチョウとか。大抵はスズメサイズなんですがこれは…ちょっと大きい。さらにむき餌(普通に小鳥屋さんで売っている皮むいた穀物)ではなくすり餌(すり下ろした穀物などを水などで溶いて与える…和鳥のメジロなどでは当たり前のエサ)しか食わない、ということで段々と面倒がられてきた、とのことで。そりゃあ…デカイ声で鳴く上にいちいち自分ですり餌こさえないといけない、となったらイヤになってくる人も多いかと。
…この辺のとこ、昭和50年代辺りに人気のあったスピッツという犬に似ているような。白いふわふわした毛で可愛らしい犬なんですが鳴き声が高くて鋭い。番犬としてはたしかに優秀なんでしょうけど室内犬の愛玩犬となるとちょっと…と敬遠されて現在は消えてきてる犬種なんだとか。

そういうわけでガビチョウそのものもカオジロガビショウもいわゆる「かご抜け」という飼育下から逃げ出した個体が各地で繁殖。ガビチョウは高雄山でも見ることができるそうな。そして群馬県か茨城県だけ、とされてきたカオジロガビチョウも千葉県へ…?

…藪や低木で営巣、ということで恐らく現行でヒトにはなーんも被害があるとは思えません。しかし…ガビチョウ三種とソウシチョウ(中国から入って来た鳴禽)を含むチメドリ科、というのは実は↑の環境省の特定外来生物等一覧で唯一載っている「鳥類」だったりします。
ハワイでの前例もあります。その辺から警戒を…明らかに図体でかいですから同じように藪で営巣するウグイスなんかにとってはたまらん事態になるかも知れません(ヒトに限らず体が大きい方が明らかに有利)。それに今では予測もつかないようなことになる…かも知れません。その辺は、たしかにまだ分からんのですけども。

…推移だけは見守っていって頂きたいなあ…とは思うのです。何かあってからでは取り返しもつかない。だけど何があるか…まだ確証はない。そういう状況なんですがなんかそれなりの手(非常にあやふやですが)ってのはないもんかな…とか思ってしまうのです。…今はまだ、その危険が分からなくても。ホント、こういうのは何が起きるか分からんもんばかりですし。

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10/13/2011

たしかに愉快だ

巨大イカ「クラーケン」太古の海に実在?(Yahoo!:ナショナルジオグラフィック) 船を捕食したり巨大クジラを食ったりする、とされる巨大なイカ「クラーケン」の伝説、というのがあります。まあ、実際に非常に大きなイカ(数十メートルなんてのはまだ見つかってませんが)は発見されてますんで…そういうのを見た船乗りが広げたオハナシ、ということになってます。

そのクラーケン級の巨大イカは実は何億年か前には実在していて、やはり巨大な15mクラスの海生は虫類を捕食していた…。
ネバダ州にあるバーリン・イクチオサウルス州立公園に整然と並んだ脊椎骨…つまり背骨の骨(太鼓みたいな形した骨)が正に太鼓を並べたようにきちんと並んでいる光景が。この骨自体はイクチオサウルス類の骨、ということは分かっているのですが。
マサチューセッツ州にあるマウント・ホリヨーク大学の古生物学者マーク・マクメナミン氏によれば、この並べられた骨は古生クラーケンが捕食した後自らの吸盤の配列を模して並べた「最古の自画像」である、と…!

古生クラーケンと言うかその頃にイカ類がいたのかどうか、というのは恐らくはっきりと分かってはいない、と思われます。イカ、というのは貝類から進化した、とされてます。アンモナイトとかああいう連中が(直接ではないにしろ)祖先なんではないか…とされてますが、いかんせん物的証拠(化石)の乏しい生き物ではないか、と。
化石の生成には基本「骨」という非常に頑強な物体が必要なのですが…それでも全ての「骨」のある生き物が化石になれるわけではありません。むしろ残った方が奇跡に近い。…「骨」のほとんどないイカのような生き物の化石、となると…一体どれくらい出ているのやら。
何しろ内側でなく外側に「骨」を持つ虫の類も実はそんなに多く化石になってません。固そうに見える外の「骨」も実は結構モロいもんなんだそうであります(だから虫を含む琥珀にはそっち関係の学者も興味持ちます)。

そのため今、化石として見つかってる生物よりもさらにたくさんの生物が生きていた可能性は非常に高いわけです。現生の生物とは似ても似つかぬ想像を振り切ったようなものとか…そういうのがいてもおかしくはありません。クラーケンのような生き物がいた、としてもおかしくはないのですが…。

…巨大なイカが暗い海底でその触手でもってちまちまと脊椎骨を並べていく。それも自分の触手にある吸盤見ながら…ってたしかになんか愉快な話だな、と。そもそもイカの目ってそんなに精度高かったかな…いや当時?のは今のとはまた違ったもんなんだろうな…目じゃなくて触手で探りながら「自画像」完成させてたのかな…? とか色々出てくることは出てくるんですが。

02:21 AM | 固定リンク | コメント (0)

10/04/2011

犬向けCMって

スイスに本社のあるネスレがオーストリアで「犬向け」CMを放映開始(Yahoo!:ロイター)。これは人間が見ても普通のCMだと思われますが、高周波音を同時に流すことで犬の注意を引くCMになっている…ということであります(動画を見てみましたが、フツーにCMしてますね。ただ、コメント欄には「犬が反応した」「うちの猫が」逆に「全然反応しねえ」とか色々あって興味深いもんであります)。
犬の可聴領域(音として感じることのできる周波数域)は人間より幅が広くなっていますから、犬には聞こえても人間には聞こえない音を出すことは可能です。実際、「犬笛」という高周波音を出して犬を訓練する道具、というのもあります。人間にはまず聞こえない音なので警察犬などにも使われますし…競技用や俳優犬にも使われることがあるとか。

この可聴領域というのは実は個人差があります。個人、というのは「人それぞれ」ということなのですが。その個人差には「年齢」が含まれていたりします。年が若いほど高周波音を聞きやすい、とされ…その性質を利用して夜間にたむろする若者を撃退する「モスキート音」を出す装置をそれっぽい場所に設置、というのもありましたが。「モスキート音」というのは蚊の羽音のことで、そういうあんまし気分の良くない音が聞こえてくるので若者が去る、というものでした。…効果はある程度は期待できた、とかそういう話を聞いたような。
その他、例えばコウモリなんてのはさらに高い音波を出して、それが跳ね返ってくる状態によって状況を判断したりします。人間だと「音」というのは主にコミュニケーションの手段となってますが、それ以外に使う動物も結構いたりして。
…ま、音の他に色とか。可聴領域とは別に「可視領域」というのもあって、人間は赤外線や紫外線を目視することはできませんが、虫の類にはそっち「だけ」しか見えないものもいる、とか。これも生きてくためにはそっちしか必要ない、ということなのかも知れません。

…そういう事情?があるにはあるんですが…一体何のCMなんだろう…?
と記事読む前は思ってました。日本で「ネスレ」と言えばインスタントコーヒー。しかし↑記事冒頭には「ペットフード世界最大手」と(動画でもネスレの名前は出てきませんでしたし)。…あっちではそういう風になってるんかい、と。ということは…このCM、日本じゃやらない…のかも。あるいは他の会社に援助して、とかそういうのならアリかも知れませんが。

05:42 AM | 固定リンク | コメント (0)

09/07/2011

そんな大発生

「幻のクラゲ」マミズクラゲが埼玉県で3年連続大量発生(Yahoo!:産経)。「マミズクラゲ」とは読んで字の通り真水、つまり淡水に生息するクラゲであります。
マミズクラゲ(Wikipedia)
海の中にいる、と思われがちなクラゲですが、実は淡水にも生息してます。ただ…このマミズクラゲ、まれに大量発生することもあるんですがなぜか連続では発生しなかったりします。そのため↑記事は珍しい、ということになってるんですが実際は日本全国どこにいてもおかしくはないクラゲだったりします。

しかしその大きさは最大で2cmほど。しかも成体は2週間ほどしか生きない、ということで発見も難しいクラゲではあります。…まあ、こういう「幻」系の生き物なんてのは大概そんなもんではありますが。身近にいるのに気づかない、という例は結構あちこちにあったりしますが…モノによっては新種発見がかなりの頻度で起こっている、なんて動植物も実はあったりはするんですが。
クラゲ、というとそれでもある意味結構目立つもんなんで、それなりに見つかるんじゃないのか…と思われがちかも知れませんが。実際のとこはなかなか目につかない生き物だったりします。

一つには…やっぱり「海の生き物」というイメージが強いかと。堤防とかそういったあまり波のない場所でぷかぷか浮いてる丸い傘に四つの薄く白い斑紋が見えるのは「ミズクラゲ」というやつで、最もポピュラーなやつであります。…一部で誤解されてますがクラゲの毒、てのは全部が全部強いもんではありません。一部異様に強い連中(カツオノエボシとか)がいますけどもミズクラゲ程度なら全然問題ありません。
…ただ…このミズクラゲ、時々大発生して港中ミズクラゲだらけ、とかそーいうことになったりします。外洋を漂流している巨大なエチゼンクラゲとはまた違った意味合いで迷惑になったりもします。

が、そんな「海の生き物」ではないクラゲもいるわけです。…でも発見、てのはなかなか難しいだろうなあ、と。2cmですぜ。しかもほとんどはそれ以下。さらに成体の寿命が短い、となると…かつて発生したところでポリプ(クラゲの幼体みたいなもん…とはちょっと違うけど似たようなもん)を期待して岩とか拾ってくるか、それとも卵を期待して水を採取するか…。
さらに「あんなとこにクラゲがいるわけないだろ」という周囲の思い込み?みたいなもんもあるわけです。さらに連続発生しない方が多い、となると…。

実際には地球上の生物で全生活史が判明してる方が少ないわけで。こういうのは研究者がホント一生かけてようやくちょろっと分かる、とかそんなもんなわけです。もちろんそのほとんどはカネにはなりません…。
でもこういう地道な研究の上に今の「学問」は成り立ってるわけで。そういうとこ、もっと色々と注目してもいいんでは…とか。学問てのは「役に立つ」ことが前提じゃあ、ないんですから。

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09/06/2011

何に使えるのだろう

ちょいグロい話かも知れんのですが。画像も含めて。
脳や身体を透明化する試薬、ヒトへの応用も可能?(Yahoo!:ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト) ネズミの胎児を透明化、ということでたしかに効果は明らかなんですが…コレ、何に使えるのだろう…という素朴な疑問が湧いてきてしまうのです。

細胞や組織にシグナルを発する「マーカー」を送り込む、というのは生物や医学の分野ではよく行なわれる手法であります。極端なとこでは発光できるような因子を埋め込んでおいて発生直後からのその部位の動きを探る、とか。特定の薬物に反応する物質を体内に取り込む、というのもよく知られた方法ではあります。
身近なとこですと腹部のレントゲン撮影。バリウムを飲んだりしますが、アレもこういう方法に類するかと。要は実際の体内は何がどうなっているかを端的に判断できればいい、ということではあります。医学方面ですと患者や被験者の感想から得ることもできますが、実際に目で見て判断できた方がかなりマシではあります。
CTスキャンとかはその延長なのかな、とか思ったり。あくまでCG再現ですがそれでもかなり精度は高いものだったりします。

…しかしなんかそれと今回の「透明化」はなんか違うような気がしているのですが…。
例えば一度透明化したら元に戻るんだろうか、とか。一種の「毒」扱いらしく現在では臨床実験なんかとても…ということのようですが、その辺も大丈夫なのかな、とか。弱毒化しても透明化がうまくいかないようになったら意味ないんではないか…とか。
…一体どういう風に「実用化」するのだろう…?
一時的に「透明化」できてしかも安全、となるとたしかに色々できそうなんですが…一般的な技術として確立されるまでにはかなり時間が必要っぽいところではあります。来年とかさ来年とかに何かそれに関した技術が出てくる…とかそういうわけにはいかないような。

まあ、最新技術なんてそんなもんだろ、と言われればそれまでなのですが。しかし個人的にここまで先?の予想がつきにくい技術というのもなんだかなあ、と。いや、その分自分のチンケな予想なんざはるかにしのぐ素晴らしい技術となって世の中に出てくるのかも知れませんが。

04:26 AM | 固定リンク | コメント (0)

08/27/2011

なんとかインザスカイ

銀河系内に「ダイヤモンド星」が存在?(Yahoo!:ロイター) 「ダイヤモンド」と言っても地球から約4000光年離れたところに光り輝く天体が…というわけではなく。このい星を構成している炭素、この密度が非常に高いためダイヤモンドのような状態なのではないか…という話であります。

…ううむ、なんだか前にどっかでこんな話を聞いたような。
で、この「あれこれ」に書いたような、そんな断片的な記憶まであるんですが…思い出せない。記事を検索してみてもそれらしいのが出てこないし…?

まあ、いずれにしても「ダイヤモンドの星」となるとこの不景気のご時世えらく景気のいい話に聞こえますんで、某情報番組でも紹介してたんですがやはり「価値は…」という話になってました。単純に比較するととんでもない金額になるわけです。
…普通に考えればそんな巨大なダイヤ、仮に地球上に持ってこれたとしても「ダイヤ」の価値がガタ落ちになることは目に見えているわけで…隠しておいて少しずつ、いや、どこに隠すんだか、とかそんな話になってしまいます。
それに「4000光年」というと代表的な天体よりも近く感じますが(大抵なん万光年とかですし)…光の速さで4000年。往復8000年。無人機飛ばしてもいつになるか。物体は速度が上がると質量が変化するらしいので、帰りにダイヤはどうなるんだ…とか余計なことまで考えてしまったりして。

むしろ高密度の炭素がある星、というのは一体どんな場所なんでしょうか…実際、ちょっと思いもよらないようなシチュエーションがごろごろしてそうで、宇宙というのは本当にナゾに満ちているようなのでございます…。

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08/25/2011

こんぜつ

与那国島のナスミバエの根絶を発表(Yahoo!:琉球新報)。いわゆる「ミバエ」の類であります。大きさは1cmにも満たないものが多く、しかしそのほとんどは美しい縞模様や派手な色彩を持っている(ハチへの擬態とも)ハエであります。しかし…このちっぽけなハエは場合によってはその地方の農業に大打撃を与える可能性があるため、現在でも細心の注意が払われています。
↑記事にもあるようにこの「根絶」によって島トウガラシやナス、トマト、ピーマンなどの与那国島からの持ち出しが可能になりました。これまでは一切持ち出しができなかったのです…ナスミバエの拡散を防ぐために。

例えば沖縄の「ゴーヤー」つまりニガウリ。これも実は1990年までは沖縄本島のものが、1993年までは八重山産のものが「禁帯出」でした。こちらはウリミバエというやはりウリの仲間に害をなすミバエの影響ですが…今は「根絶」されて持ち出し可能になってます。
他にもチチュウカイミバエとかミカンバエとかこの手のミバエが生息あるいは活動している地域からの、影響のありそうな農産物の「持ち込み」は原則禁止されています。もちろん日本国内に限ったことではなく、海外でも同様であります。

どういう「害」かと言うと。幼虫が中身を食い荒らします。出荷などできないくらいに。
ハエなどの小型生物に多い繁殖サイクルの短さが一つの強みとなっているわけです。モノによっては成虫は一週間ほどしか生きられません。その間に何をするか、と言えばひたすら繁殖します。幼虫も期間は短いのですが…正にネズミ算的に爆発的に増えるので、気づいたら手遅れ、というケースも多かったりします。
実際、↑のナスミバエも与那国島では根絶しましたが沖縄本島への侵入が確認されています。
しかし。その繁殖力を逆手にとったのが「不妊虫放飼法」であります。
これはあらかじめ「不妊」つまり生殖能力を失ったミバエを放して野生のミバエと交尾させる。すると卵を産んでもそれは孵化しないので数が減っていく…という方法で、実際にかなりの成果が上がっている方法でもあります。もちろんこれだけではなく他の様々な方法と一緒にやる必要があるのですが…コレがなかったら植物の側が耐性つくまで世界中の農作物に被害が出まくっていた…かも知れません。

それでもいたちごっこに変わりはない、という声もあります。しかし黙って自滅の道を選ぶわけにもいきません。今後はさらに効果が上がるような改良を期待したいところであります。

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08/21/2011

そりゃあ、人間とは違うんだし

本当は恐ろしいペットにNGな食べ物(Yahoo!:web R25)。…そりゃ、イヌやネコなわけですし。人間と違うところも多々ある…ということを知った上で飼うべきだ、と思いますが。
ペットに洋服を着せる、という人もいます。実際に着せている人からすると「家族が寒い思いをしているから」とか「雨に濡れないように」とか…かえって「オシャレでしょ」の方がいいんではないか、とか思ってしまってますが。まあ、その方がより身近に感じられて「繋がり」も深まる、というものらしいですからあんなもん禁止しろとかそういうことを言うつもりはありません。
ただ…自然のままでも健康で満足している個体は十分に美しいのに、なんかもったいないなあ、とかそんなことを個人的には思ってしまうわけです。

そんなペットは飼い主からエサをもらわねば生きていけません。
↑記事にもあるように「玉ネギ」というのは実はあんまり他の動物が食べない植物だったりします。場合によっては命にもかかわってしまう…「あんなの食う物好きは人間くらいだ」という話もあったりして。ネギ系というのはイヌネコにとっては大変に危険な食材だったりします。
他にも「塩分」とか「濃い味」というのもあるとか。ヒトにとっては良い塩加減、ほど良い味付けでも動物にとっては強すぎる、ということもあるんだそうで。ペット向けの料理、というのも結構ありますが…実際人間が食ってみると味が薄すぎてもの足りないんだそうであります。

イヌネコ以外でもNGなエサ、というのもあります。
魚食魚に小赤、つまり小さい金魚をエサとして与えすぎると病気になる(サイアミナーゼがビタミンB1を破壊する、とのことで)と言われてたんですが。…今は飼ってませんが自分も昔魚飼ってまして。その頃によく聞いたんですが小赤は結構維持がややこしく、しかも人工飼料に餌付いてたんでそんなにあげることもなかったものでした。
…これもどこまでがホントウか、とかそういう話になっているとか。…そんなに普遍的なもんじゃないんじゃないか、と。ただ栄養が偏るとかそういうことから出てきたのでは…いや、実際に症例がある、とか色々。

いずれにせよ飼ってる以上は責任があるわけで。どっかのCMにもありましたが、今後その動物は一生飼い主が与えてくれたモノだけを食べていくことになるわけです。…色々知っておいてペットの幸せに繋げてあげる、というのは決して悪いことではないと思いますが…相手は人間じゃないんですから人間の論理がそのまま当てはまるわけではないのですから。

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08/11/2011

求めすぎない方が

いいんではないか、とか思ったりして。
「健康そのもの」の104歳女性、長寿は遺伝子由来?(CNN) お年寄り特有の視力や聴力の衰えはあるものの、現在も仕事していてカラダそのものは元気で問題なし。長寿のために何かやっていた、ということもなく秘訣を聞かれても「さあ?」と。
こういう長寿のお年寄りが増えているような気もします。…日本の場合老人の数が純粋に増えているから割合としてそんなに変わらない「元気」な人が増えて見える…というのもたしかにあると思うのですが。そのため個人的な感情から、なのかも知れませんが、やはり増えてるのかなー、と。

ただ、そうなると「なんでだろう?」となるのは世の常で。↑記事によれば「環境」「遺伝」二つがあるのではないか、と。
…こないだテレビ番組で「長寿遺伝子」というのをやっていましたが。そういうのも全部「遺伝のせい」にしちまうのはなんだかなあ、と。一つとか二つではない、もっとたくさんの要因が複雑に絡み合って長寿になっているのでは…?
いや。なんで人間は基本的に「この歳くらいで死ぬ」となっているのか…平均寿命ですな。ということはやはり「個体差」というのは結構あるもんなんではないか、とか。そうなるとやはり遺伝とか環境とか、そういう要因が大きくなってしまいます…。

…個人的に思ってるのは「無欲」なんじゃないのかな、と。長寿でセコセコ、というのはあまり聞きませんし。いにしえの某皇帝みたいに世界中に不老不死を求める、ではないですけど得よう得ようとするとかえってつかめないもんなのかも知れないな、と。
個人的にはそんなに長く生きたくはない、と思ってます。それでも「研究が進めば人類の寿命は飛躍的に伸び…」てのは未来予想だと必ず出てくる文言だったりして。そんなに長く生きたいもんなのかな、とか思ってしまったりするんですが。

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07/11/2011

高い低い

国内トップ級、170cm超の縄文人(Yahoo!:ヨミドクター)…現代だと、まあ、普通の身長ではあります。男性、とのことですし。しかし縄文人の男性は平均で150cmほど、されていますので…170cmとなるとかなりの長身、ということになります。

昔の日本人は背が低かった、とされています。…とは言っても統計の取りようなんかないので、諸説色々あったりします。例えば。江戸期の頃から明治にかけては身長はそれほど高くなかった(それこそ150とか160とか)けども、それより前、戦国時代辺りは結構長身の者がいた…という説があります。
これは食生活が原因ではないか、と。戦国時代は肉も魚も何もかも食べていたのに江戸期に入ると肉食が禁止されたから背が低くなった…というものであります。
…肉食に関しては江戸でも「ももんじや」として食ってた、てな話がありますし…実はよく言われるように「肉食なんてもっての他」と肉食全面禁止とかそういう話じゃなかったんじゃないのかな…と個人的には思ってます。もし本当に肉食なんぞしたら自分が四つ足になっちまうからダメ! ってなことだったらマタギの存在はどうなるんだ、とか。
俗説を引き合いに出すならば「ウサギは飛ぶように走るから鳥の一種で食っても良かった」なんてのもありますし。そこまで厳しいもんじゃなかったんでは…と。ただ、明治に入っても肉食する際に神棚を紙で覆った、なんて話もありますんで、宗教的習慣的にタブー視してた人たちもいたのは事実だと思ってます。

…ちょっとわき道へそれましたが。
日本人の身長が飛躍的に伸びたのはやはり昭和に入ってから、とされています。食の欧米化とかそういうのもありますが、やはり栄養が豊富になったから…というのは大きいかと(だから戦国期の方が身長高かった、てのはあながちウソではない…?)。
「六尺豊かな大男」という比喩?表現があります。一尺は30cmほどですから現代風に言えば「180cmほどの大男」ということになりますが…これくらいだと現代なら結構あちこちにいそうであります。
実は江戸期以前、立派な人、というのは身長が高い、とされてきました(そのせいか身長に関する記録というのはなかなか真贋が分かりにくい?)。有名人などは皆身長が高くなってます。…例外、と言うか恐らくは他からモレてしまった…と思われるのが豊臣秀吉でしょうか。まあ、太閤サンはその方が親しみがあっていい…という声もありますけども。

しかしそれでも180cmなわけです。…やはりその頃は背が低かったから180cmでもかなり高い部類になっていたんだ、いやいやあくまで言葉遊びの一環だろ? 語呂が良さげだから「六尺豊か」なんだよ…。
…結局のところはっきりしたところは分かってないんじゃないのかなあ、と。なんだかんだ言っても縄文人にだって背の高い人くらいいただろ、と言われればそれまでなんですが。

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06/25/2011

二つほど 6/25

暑いとアイスで二つほど。

一つ目。猛暑の関東地方、熱中症での搬送相次ぐ(iza!)。昨日も書きましたがこれでも「まだまださわり」の暑さではあります。しかし…暑いことには変わりない…。
理由の一つとして太平洋上の高気圧があります。さらに南から湿ったあったかい風が…状況的に猛暑になるは当たり前、というものだったそうなんですが。
今年はさらに「節電」の要因もあって、熱中症の人が増えるのでは…とされています。昨日と一昨日の「酷暑」を教訓?に色々と対応を考えてもらえたらな…とか。何しろ東電の発電余力が10%を切るほどの暑さだったようですし。これからこういうケースはどんどん増えていくのではないか、と思われます。
…なお、今日の関東地方はそれほど気温が上がらず梅雨に逆戻り、てなことなんですが。その方が季節相応?ではあるのですが…さて。

二つ目。イタリア・アイスマンの最後の食事はヤギ(Yahoo!:ナショナルジオグラフィック)。アイスマン(エッツィ)は5000年ほど前のハンターとされています。そして1991年にアルプス北部の山中で凍ったまま見つかった…。
普通、古代の人というのは墓から見つかります。もちろんそのことからでも色々分かるのですが…生きている最中のこと、というのはなかなか分かりません。その点、彼は不慮の死亡を遂げた直後に冷凍されてしまった…。
たしかにこういう場合でないと何を食べて生きていたのか、なんてことは分かりますまい。そのため大変に貴重な「遺物」として知られているのですが実はまだまだ謎も多かったりします。
↑記事の胃の位置もそうですが…なんで他のハンターに射殺されたのか。実際には結構食ってるようなのになんで逃げないといけなかったのか。どういう所属意識だったのだろう…? などなど。
完全に知ろうとするなら現場に行くしかない…。まあ、実際はこういうことは結構身近でもあったりするんですが。江戸期の人たちが何食ってたか、というのは実は完全には解明されてなかったりしますし。

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06/11/2011

まだまだ知らんことばかり

「何万年も生き続けてるってすごいよねえ、どれだけ長生きなんだろ?」と、「生きている化石」とかそういう話になるとそういうボケ(実はマジかも)が出てきたりしますが。いわゆる「古代魚」というのは種として何万年も生きてきた、というだけで目の前の個体が何万年も生きてきたわけではありません…というツッコミは、まあ、なんか無粋な場合もありますか。
シーラカンスは個体としても長生き、その寿命は百年以上?(Yahoo!:ナショナルジオグラフィック) シーラカンスというのは主にセーシェルとマダガスカルに挟まれた島国コモロの近海などに生息する「古代魚」であります。化石でも似たような魚が見つかっていて、ある意味世界で最も有名な「生きている化石」かも知れません。

1938年にアフリカ沖で捕獲された一匹は当時でも世界中の話題をさらったとか。何しろはるか太古の昔、ヒトどころか恐竜さえもいなかった魚類から両生類へ進化していった辺りの頃とほぼ変わらない姿で生きていたのですから。
…ただ…現地の人に言わせれば「時々かかる魚」とかそんなもんだったらしく。あんまし美味くないとかそんな話をどっかで聞いたような気がします。
まあ、こういうのはよくある話だったりします。研究者が必死の思いで新種であることを突き止めたら、現地では貴重どころかその辺にいくらでもいるような動物だった、とかそういうのは。

シラーカンスはその生態が今でも謎に包まれているのは↑記事の通りであります。
例えば泳ぎ方。シラーカンスの胸ビレは通常の魚とは違い、「柄」があります。これで海底を歩いているのではないか…? とかそういうことも考えられていたのですが、実際に泳ぐ映像が公開されると…なんか、そういうのではなく。結構ゆったり~ゆったり~と背ビレを使って泳いだり。あるいは急に逆さになってみたり。近くに海底はあるのに歩くようなことはないだろうなあ…と思ったものでした。

それでもたしかに詳しいことはまだまだ…どころか全然分かってない魚ではあります。…いや、何度かこの「あれこれ」でも魚を取り上げてますけど…実はまだまだ分からんことの多いんではないか、とか。よく知っている魚でもそんなのがごろごろしてますんで、「生きている化石」クラスになると本当に全然分かってないことばかり、というものなのかも知れません。

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06/07/2011

もやし?

EUで広がりを見せている腸管出血性大腸菌O104の感染ですが…現在のところも感染源の特定には至っていないようであります。
Yahoo!海外トピックス:欧州で大腸菌O104感染拡大
当初はスペイン産のキュウリが感染源とされましたがこれは誤報とのこと。しかしこれによりスペイン産野菜は購入が大幅に減り…損害は1週間で2億ユーロとも…スペイン政府はEUに補償措置を求める考えもある、とのことであります。

そんな中、感染源はドイツの「もやし」あるいは「もやし類」ではないか…と。
しかし大腸菌なら加熱に弱い。日本で「もやし」と言えば生では食べずに炒めたりするのが普通。じゃあ、向こうではもやしを生で食うのか、とか思ってしまいましたがこれはどうも違うようであります。…と言うよりなんでアレを「もやし」として報道しているのか、なんだかちょっと疑問なんですが。
普通にスーパーで見る「もやし」は工場で徹底した管理生産されていて雑菌の入る余地がほとんどない、てな話をどっかで聞きましたし。

「新芽野菜」「スプラウト」というのがどうもこの「もやし類」のことなんだそうで。広い定義では「もやし」も「新芽野菜」に入るのであながち間違いではない、らしいのですが。
実は「かいわれ」もこれに含まれてます。…過去に日本でも腸管出血性大腸菌の大きな被害が出てますが、その時に感染源として疑われたのが「かいわれ大根」でした。しかし実際には感染源ではなく。当時の厚生大臣…えーっと…なんか最近詐欺師みたいなことやったカなんとか首相…が記者の前で食べてみせるパフォーマンスやったのは有名な話であります。

スプラウトは生で食べることが多く、と言うより生で食べることが前提だったりします。火を通してしまうとせっかく生成された栄養素が逃げてしまったり変成してしまったりするからであります。まあ、カンタンに言えば種から発芽しただけの「新芽」ですからそのまま食べられるほど柔らかいものではあります。
しかしその分生産には注意が必要であります。
発芽させる前の段階で殺菌処理をする、という話もあります。これをやっておくと雑菌がつかない。しかし発芽率がかなり落ちるらしく、そういうところで一種のせめぎ合いがある、とかそんな話もありますが…。

実際のとこはまだ分からんのです。かいわれの時も結局確たる感染源は特定できませんでしたし。新種の可能性もある今回の件でも…もしかしたら全然別の意外なところから感染している、のかも知れません。

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05/30/2011

そのぴらみっど

オリジナルの世界七不思議(一般的には:ギザの大ピラミッド・バビロンの空中庭園・エフェソスのアルテミス神殿・オリンピアのゼウス像・ハリカルナッソスのマウソロス霊廟・ロードス島の巨像・アレクサンドリアの大灯台)のうち唯一現存しているとされるギザの大ピラミッド。クフ王のピラミッドとも呼ばれていますが「秘密の小部屋」に謎の印があることが発見(CNN)されました。
「秘密の小部屋」とはピラミッド内にある文字通り「小部屋」なのですが、そこへ至るトンネルは到底人が通れるものではなく。そのため探査用のロボットを使って調査していたりします。

…なんでそんな「小部屋」があるのか、というのもあるのですが。
実は「ピラミッド=王の墓」という認識もすでに最近では「?」が付き始めている、という説もあります。一昔前にもそういう「何のために作ったのだろう?」という謎?になっていたのですが「王の墓」ということで論争に一段落してます。が…最近になってまた諸説が出始めたような観があります。
そもそもこのピラミッド、純粋に高さだけでも14世紀までは人工物の中で世界一だった、というほどデカいものであります。
その製作には大量の人員と時間が必要だったとされています。やはりちょっと前には「たくさんのドレイをこき使って建てられた」という話になってたんですが…どうもそういうのではなく。きちんと雇用して報酬を払っていた、というのが最近の研究で明らかになってきてます。ピラミッドの周辺には作業員たちの町や村のようなものもあって、雇用促進の効果もあったのでは…とかそういう説もあります。

しかし何分にも建てられたのがかなり昔、紀元前なわけで実情が分かってないのも現状なわけで。例えばピラミッドとスフィンクスの関係にしてもなんだかピラミッドを守っているように見えたりしますが、実はスフィンクスの方がはるかに古かった…という説があったり(ギザの三大ピラミッドとはほぼ同年代という説も有力)。あるいは今は砂漠みたいになってますが実はあの辺は当時は緑豊かな土地だった…とか色々諸説あったりします。
…まあ、歴史なんてそんなもんではありますが。
その分「遺構」として残ってるピラミッドは大変に重要な証拠となり得るわけです。

それでもまだまだ分からんことばかりなわけで。…全部解明できるのは…と言うよりそんなん無理なのかも知れません。でも知りたがるのは人間の本性なわけで…そういうとこはいくら年月が経っても変わらんもんなのかも知れません。

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05/29/2011

二つほど 5/29

動物と植物で二つほど。

一つ目。ニュージーランドで白いキーウィ生まれる(Yahoo!:JIJI)
動画:白いキーウィの赤ちゃん、お披露目(Yahoo!:TBS系)
1万分の1の確率、とのことで。「本来なら白くないのに白い」生き物というのは基本二つに分けられます。色素欠乏などによる「アルビノ」とそうでないものとに。…例えば白いウサギ、てのは実は前者だったりします。あるいは白いコリドラスとか。こういうのはすでに「品種」として確定しているもので、ほぼ子々孫々白い個体が生まれますが「アルビノ」だったりします。対してセキセイイインコなんかだと「アルビノ」と「ホワイト」というそれぞれ違う過程でそうなった、なんてのもあったりします。
…こういうのの見分け方というのは目が赤いかどうか、とされてるんですが。色素がない場合、目の色素もなくなってしまって血管を流れる血の色がそのまま出てくるため「白い体」に「赤い目」となるもんなんですが(前述の「ウサギ」「コリドラス」もそうです)…↑の動画や画像見る限りでは目は黒いですな。どっちなんだろう…と思うのですが…さて。アルビノは基本体が弱い、ということになっているので無事に育って欲しいところなんですが。

二つ目。「つる性植物」のが品薄状態に(Yahoo!:Web R25)…いわゆる「緑のカーテン」というやつであります。植物というのは葉っぱからでも水分を吸収したり放出したりしてますんで、一種の「気化熱」となって間を通る空気が冷やされる効果があります。環境問題や節電の昨今、これは使えるのではないか…ということで設置する家や企業も増えているんだそうですが…そのため品薄状態にまでなっている、とのことであります。
夏に間に合わせるためには今頃かもうちょっと早い時期に植えるもんなんだそうで。小学校の時にアサガオの観察、なんてのがありましたが春先にタネ植えて、夏休みに花が咲いてましたし。しかしたしかにゴーヤなんかだと実を食えるわけですから楽しみも増えます。
…うちでも植えてみようか、と思ったことがあります。ただ、うちのマンションはベランダの天井に物干し竿を引っかける金具がなく…窓の横に物干し竿を通すようになってます。洗濯物だと問題ないんですが、ここにツルを這わせる、となるとやや低いような。しかも結構風が強かったりするので夏が終わった後、かなりの枯れ葉やツルがあちこちへ飛ばされるんではないか…とか思ってしまって二の足踏んで、結局やらずじまいだったりします。何せ今自分が育ててる植物てのは落葉するのが多いので、秋口辺りからベランダに枯れ葉がよくたまったりするもので…これがさらに大量にあちこちへ飛んでいくことになるか、となるとちょっと考えてしまうわけです。
…よしずでも張ってみようかな、と。こっちの方向で考えてますが…これも飛ぶ時は飛んでいくわけで。しっかり結びつけるとかヤバそうな時は取り込むとか。そういうとこも考えないといけなかったりします。

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05/11/2011

ありふれてる新種

実際はそんなとこじゃないか、と思うのですが。
人気のペット「TigerRay」新種と認定(Yahoo!:ナショナルジオグラフィック)。これはアマゾン流域に生息する淡水エイの一種で、黄色と黒の配色やトラを思わせるような縞模様からこの名前がついたとか。
…たしかに派手だなあ、とは思いますが。淡水エイてのは結構色々あるもんで水玉模様みたいなのもいたりしますし。まあ、実際に調査してみないと分からんとこというのはあるかと思われます。
しかしこのエイ、ペットとして普通に流通してるとのことで。
Google検索:淡水エイ タイガー
お値段はそれなりしますけども。購入することができる、しかも新種を…というのは珍しいものかと思われそうですが、実際はそうでもなかったりします。

一口に「アマゾン川流域」と言ってもその面積は広大であります。しかもアマゾン川は一本の河だけで流れてるわけではなく。支流がいくつもあります。「種」としては同じ…かな? という魚でも支流が違えば少しずつ差異が出てくるものであります。
日本でもヤマメやイワナという魚がいますが、あれも実は地方によって微妙な差があります。…食通や研究者はその微妙な差(はっきりしてる場合もありますが、ほとんどは微小な差)でもってどこそこ産、いやこれはあの川のだろう…とやってるんだそうであります。
これは生息する川がほぼ独立していることから起きる「変化」であります。「種」としては遠い未来に分化して別の種になるかも知れない…という程度でまだ「別種」ではありません。

アマゾン川でも支流や流域によって同じような「変化」が起きてます。ただ…あちらはちと、スケールが違いすぎるもので明らかに違うだろ、みたいなものも多数あったりします。…いや…アマゾン川の魚類全部確認・分類、なんて多分無理だと思われるほど多種多彩な生き物が住んでる場所なんですが…。
そういった魚が入荷してくるのはやはり熱帯魚屋になります。飼育するのに適している魚、というのは一つにはあまり泳ぎ回らない、遠くに移動する習性のない魚だったりします。その方が設備が小さくて済みますし、一般家庭でも飼育しやすいですし。
つまりは同じアマゾン川でも支流が一つ違えば相当に特徴が変わってきてしまってるわけで…動き回らないので他の支流のと接触しにくい…外見上でも様々な変化が起きていたりします。

例えばコリドラス。これは2、3センチほどの可愛らしい魚で主に水槽の底にいます。数匹で飼うと一匹が泳ぎ始めると他が後に続く、という習性があってこれも愛らしいものです(ウィンクに似た行動したりとか)。性格もおとなしく、大きさや性質が合えば他の魚との混泳も問題なし。むしろ食べ残しを食べてくれるので大助かりだったりします。
熱帯魚屋さんでも数百円…そこまで行きませんか。百何円とかそれくらいで買えます。白コリ・黒コリなどは養殖されていてそれで安いんだと思うのですが…。
実はこのコリドラス、アマゾン川の支流によって様々な模様・性質・種類があることでも知られています。中にはとんでもなく大きくなってしかも性質が荒いやつとかいたいりして。細かい模様の差異はそれぞれにマニアがいるほどだったりします。
こういうのは一種の「お魚ハンター」みたいな人たちがいて、現地で採取したり、あっちで人を雇って運んで来てもらったりしているそうで。しかし。いざ店に並ぶ時に名前がないのです。学者よりも先に採取しているケースが多く、コリドラスの…何? というやつが多数。そういうのには「Corydoras.sp」という「コリドラスの一種だと思うけどよく分かんない」という名前がつけられます。

そういうのの中から↑の淡水エイみたいに新種に「昇格」するのももちろんあるんですが。…実はこれ、エイやコリドラスに限った話ではなくて、他の魚でも似たような例はたくさんあります。…熱帯魚屋さんによってはスタッフさんの知識不足からかテキトーな名前がついてることもあったりして。長いことこの名前だ、と思って飼ってたら全然違うのだった、ということも多々ありそうであります。
…まあ、これも実は魚に限った話ではなく。生物の分類なんてのは毎年変わるのもありますし…新種だ、といちいち騒ぐのもどうか、という声もあります。実際はそんなに珍しいもんでもないんだよ…と。ただ、やはりなんと言うか一種の「ロマン」みたいなものはあると思うのですが。特に哺乳類とか鳥類てのはなかなか新種が、特に国内では出ませんし。

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03/29/2011

どうでも…よくない

東日本大震災により地震計など計測機器が多数ダウン(Yahoo!:毎日)。これによる最も身近な弊害の一つが「緊急地震速報」の誤報であります。いきなり携帯が鳴り出して、すわ地震か…! と身構えても何もない。あるいは速報が出るほど大きな揺れもない。これは観測機器網が崩壊して精度が落ちているのが原因の一つ、とされています。

あれだけ大きな地震だったのですから、観測機器の入ってる建物だって全部無事なわけはありません…たしかに。
地震計もそうですが津波関係の機器にもかなり大きな被害が出た、と聞いています。どれくらいの高さの津波か、というのを計る機器があるんだそうですけど、それも相当数壊滅。そのため実際にはどれくらいの高さの津波が襲ってきたのか、正確には分からないのだそうであります。
そこで現地を調査して被害状況から類推する、という方法がとられています。
これは過去の地震や津波の被害を調べる時にも使われている手法ではあります。まだ観測機器も何もない江戸期やそれ以前にも大地震や津波は起きていました。その時の規模(マグニチュード)はもちろん計測はできませんが…被害から割り出すことはできます。

例えば高知市に「宝永町」という地名があります。伝承によればこれは江戸期の宝永四年亥10月4日(1707年10月28日)に起きた宝永地震(Wikipedia)による津波の被害が激しかったからだ、とか、その後津波を防ぐための堤防が築かれた場所だからだ、とも言われています。何しろこの津波は高知のお城下を海に変えてしまうほどだったそうです…。
この宝永地震も当然ですが現代のような記録は残っていません。古文書や地形の変化などから割り出していった結果、西日本では最大級の被害をもたらした地震だった…というのが分かってきています。

…震度とかマグニチュードとか、そういう数字はどうでもいい、実際に困っている現場を救うことだけ考えよう、というのは間違いとは思いません。全部は。でもこういう数字や調査の積み重ねから次の災害を守る手立ても生まれてくるものではあります。
もう「今後」のことも考え始めるべきだと思うのです。100年に一度、1000年に一度なんだから…と突き放してしまうのではなく。少しでもいいから被害を減らせる方法が出てくることを願います。

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02/09/2011

「弱い相関関係」って?

どこまで「関係」しているのやら。
3歳までの食生活がIQに関係している可能性アリ(CNN)。イギリスで1万4000人の子供とその親に対して、3・4・7歳時の食事内容を追跡調査。そして8歳半の時点でIQを調査して食事内容がIQにどれくらい影響を与えるか…を調べたものであります。その結果3歳の時に加工食品とか糖分・脂肪分の高いものとかそういうのを食べていた、という回答を得た子供はIQに影響が出ている可能性がないとも言えない、と。4歳・7歳の時にそういう回答が出た子供にはあまり影響が見られない、と。
つまりは小さな頃からヘンなもんばっか食わせてるとアタマ悪くなるぞ、と言うことを言いたいのかな、と思うのですが…どうにも歯切れの悪い?論調になってます。

「米小児科学会で肥満対策部門を率いるサンドラ・ハシンク博士はこの研究結果について、加工食品とIQとの間に因果関係が確認されたわけではないと述べる一方、3歳までの生活環境が発達に与える影響の重要さを示していると評価した。」(「」内↑記事より引用)
というのが、なんとも。研究結果によって3歳時の食生活が今後に影響を与えかねない…というのが出たのならそれを信じてきちっと判断すりゃいいのになあ…実際に調査・研究したイギリス側も「弱い相関関係にある」とかそういうとこにとどまってますし。
まあ、たしかにこういう結果が出て、世間一般に広く認知されてしまえば世のお母さんはできる限り子供に与える食事を考え直しますわな。そうなると色々とあちこちに影響が出る恐れがありますから、まだ確定じゃないし…ということで自重したのかな、と個人的には思ってますが。

でも明確に「事実である」と分かったならば(ンなはっきりばっさりした事象なんざ、世の中にはほとんどありませんが)しっかりと公表して、例えばWHOあたりでも議論して欲しいな、とは思いますが…実際、そういう食事、つまり加工食品ではなくてローカロリーな食事を摂ろう、とするとかなり手間と時間とお金がかかってしまいます。収入の少ない家庭ではどうするんでしょうか…? そりゃもちろん子供のことは一番に考えたい。でも実際問題として両親ともに働きに出ないと家計が支えられない。そんな場合は…?
…いや、世界的に見たらそんな悩みもぜいたくかも知れません。職がない、食い物もない…。

…そこまで行くと、ちと、↑とは論調が違ってきてしまいますか。でもこういうのもケースバイケースなんではないかな…と。↑の記事を丸呑みしちまうと3歳未満の子供に生のまま食わす親、とか出てきそうで、ちと怖かったりします。

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01/25/2011

偏食防止

順調?に進んでいるかと思われていたトキの放鳥事業ですが。
ここへ来て順化ゲージの2羽に異常が見つかり、別ゲージに移した(Yahoo!:毎日)とのことで。1羽はゲージに衝突して羽を骨折とのことですが…もう1羽はビタミン欠乏症とみられ、ビタミン注射をした、とのこと。
…実は2羽ともビタミン欠乏症なんじゃないか、という見方もあったりしますが…まあ、良くなってくれればその辺はどっちでもいいような?気もします。
しかしその原因は「エサ」にあるのでは、とされています。冬場で生餌が減ってドジョウ中心になったからでは…というものであります。

熱帯魚飼ってる方なら一度は聞いたことあるのではないでしょうか…「小赤ばっかり食わすと体調が悪くなることがある」てのは。
「小赤」というのは小さい金魚のことで。大抵は2、3センチあるかないかで熱帯魚屋さんで非常に安く売ってます(これより一回り大きいのを「姉金」と呼ぶことも)。…分かりやすく言うと夜店の金魚であります。
これをどうするのか、と言うと魚食魚に与えます。配合飼料に慣れてる魚でも魚食魚はやはり生餌を好みますので、時折与えた方が良かったりします。飼料に慣れない魚、というのもいるので…その場合はもちろん与えます。この手の魚てのは大抵の場合、自然下でエサを毎日捕食できる…ということはまずないので毎日与える必要はありませんけども。

ただ…この小赤、ビタミンB1破壊酵素チアミナーゼ(サイアミナーゼ)を豊富に持っている、とされています。…と言うより魚介類はドジョウも含めてこういう系統の酵素を多かれ少なかれ皆持っているんだそうであります。つまり、ビタミンB1(チアミン)を体内で作り出すことのできない動物…人間も含めてこういうのばっかり食べていると欠乏症を起こす可能性が非常に高まる、ということになります(100%なるってわけじゃないです)。

人間の場合は「脚気」という足がむくんだりする病気になります。ネコにイカを与えてはいけない、腰を抜かす、というのも実はこのビタミンB1破壊酵素を長期に渡って摂取することによって骨や神経に異常をきたすから、という話もあります。イカにも大量に含まれるからなんですが、エビや貝にも多く含まれるのでその辺は要注意、と。
…ただ。この酵素、熱には弱いそうで。加熱してしまえばその効力を失うので煮たり焼いたりすれば問題はありません(干物はそこまで加熱していないのでアウトらしい…)。しかし加熱した「生餌」を与えても意味ない場合もあるわけで。小魚を追う魚食魚もそうですし、順化中のトキは自然下でのエサ捕り訓練の最中なわけですし。

どっかで聞いた話「小赤にビタミン豊富なエサを腹一杯食わせた直後に生餌にする」というのもありますけど。↑で述べた飼料に慣れない魚へ配合飼料を食べさせる方法の一つ、として紹介されていたものであります。生餌を丸呑みにするものなら有効そうではあります。
いずれにしても偏食は良くないのかなあ…とか。
魚食魚の場合は小赤ばかりではなくメダカ(これも安く売ってます…絶滅危惧種とはちょっと違うモノ)の方が例の酵素が少ない、という話もあってそっちを食べさせた方がいい、とか。魚以外のものにする…とか(それでも持ってるのは持ってるそうですが、酵素)。自然下では様々なモノを食ってたわけで。やはり不自然な状態である「飼育下」では色々知恵を絞らないといけないようであります。

03:03 PM | 固定リンク

01/16/2011

いめーじのもんだい

大分・豊後大野市がオオカミを使ってイノシシやシカの駆除を検討中(Yahoo!:毎日)。実はかなり前からそういう構想があるらしい、という話はあちこちで飛び交って?いたのですが。実際に調査費として予算を計上する、というところまできているというのは…知らんかった…。

…いや…イメージの問題だと思うのですよ、これは。

オオカミ、と言うと童話「赤ずきんちゃん」なんかのイメージで…ずる賢くて残忍で、人も襲う、というのが定着していたりします。実際、オオカミというのは世界中で数が減っているのですが、その大きな原因は人間…つまり狩ってしまった、というのがほとんどだったりします(環境の影響で獲物が減った、てのもたしかに人間のせいではあるんですけど)。その理由は…「人を襲うから」「害獣だから」というものであります。
家畜が襲われるケースが多かった頃はたしかにそういうイメージが正統だったと思われます。↑記事でも「家畜に対する被害は?」てのが出てますし(しかし答えが放牧しなければ問題ない、てのはなんかお粗末な気がしますが)。昔は家畜を襲っていて、その時にヒトに被害が出たこともあった…というのは事実だと思われます。

しかし現在のような社会構造で…家畜と密接に暮らす人間は昔ほど多くはなくなり…山野に住む人間も減ってきている。その当時の事情と同じように語っていいもんなんだろうか、と。オオカミは基本群で暮らしていて、実際はかなり神経質で人間を自分から襲うことはまずない、とされています。あっちのテリトリーに侵入すれば何されるか分かったもんではありませんが、そういうことさえしなければ、それで農作物の被害が減るのならいいのではないか…?

…でもそこでイメージの問題が出てくるわけです。あんな猛獣放すなんて冗談じゃない、と。
実際の姿と違っていて、でも一般の人はそれを知らない、というのは腐るほどあるケースであります。でも世の中てのは多数決が基本ですから「間違った」姿でもそれが多数の人間が支持していればそれは「正しい」姿になってしまいます。もちろん、それを変えていくことは可能ですが…すんごく時間がかかります。現市長の任期中に…なんてのはまず無理。何せ世界中のオオカミのイメージを一新しないといけないのですから。数百年とか…千年とか…要するにこれまで人間にイメージが植え付けられていったのと同じくらいの時間が必要なわけです。

それでもあえてやってみるか、それとも別の手を考えるか。一回放しちまえばもう後戻りはできません。マングースの例もあります。イエローストーンと大分県では条件が違いすぎます。
…どうするんでしょうか…? かなり大変な決断になると思うのです。

12:04 AM | 固定リンク

12/26/2010

目的はこれから

アフリカなどに生息するオリエントスズメバチ(Vespa orientalis)の太陽光発電の仕組みを解明(Yahoo!:ナショナルジオグラフィック 日本語サイト)。イスラエルはテルアビブ大学のチームが発見した、とのことで…記事によればリーダーのマリアン・プロトキン氏の師にあたる故ヤコブ・イシャイ氏の頃からこの発電現象は知られていたんだそうですがその仕組みはまでは分かっていなかった、とのことであります。
ただ、その発電効率は0.335%と非常に低い…。
しかも。オリエントスズメバチが日照の強い時間帯に活発に活動していることから、何らかの生命活動なり何なりが有利になるための「発電」と考えられるのですが、その目的はいまだに不明なのであります。

…日本のオオスズメバチやキイロスズメバチなんかとは同属になりますオリエントスズメバチ。だから見た目もそんなに変わらないんじゃないのか…とは思いますが↑記事の写真見る限りでは茶色の強い体(実際に光を「捕える」のは全身の茶色の細胞なんだそうで)しているので、全然違って見えるのかも知れません。
発電する、というと魚類のデンキウナギとかデンキナマズとかエレファントノーズとか、そういうのはいますけど…昆虫ではたしかに聞く話ではありません…いや、むしろ「生き物」と「電気」というのはなんだかあまり似つかわしくないような気さえしてきます。「電気」というとあまりにも人工的なものに思えてしまうからでしょうか…まあ、家庭で使うほどまでにいかなくても、微弱な静電気程度ならいつでもどこでも自然に起きているものですから、本来はそこまで違和感をもつ必要はないのかも知れません。

ただ。やはり一番気になるのは「なんで電気作ってるんだ」ということで…まさか電気で動いてるわけではありますまい(それにしては微弱ですし)。やはり食べ物か何かに関連しているのか、それとも繁殖とかそういう方面なのか…あるいは全然違う方面で活用しているのか。
気になるのですが、それも今後の研究に期待、お楽しみに…というところであります…。

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12/14/2010

今年は…やや早い?

花粉症の方にとってはイヤな話であります。
スギ花粉、今年の飛散開始はやや早めの2月上旬頃か(Yahoo!:読売)。この記事は一週間ほど前のものなのですが、それでも大勢としての変更はないらしく。テレビのニュースなどでもそういった話になっているので、今年はやや早いか…と思われます。
しかも飛散量が多い、とのことで。近畿や東海では例年の10倍以上という話もあります。関東甲信や中国地方では2倍から10倍程度…いずれにしても多めの飛散は確実なようであります。
スギ花粉というのは前の年の夏の暑さが影響する、とされています。前の年が暑いほど春先の花粉量が増える、ということで…今年は相当な酷暑でしたから来年の春はかなり多くなるのでは、ということであります。

前にも書きましたが、自分は花粉症ではなかったりします。家族には花粉症の者がいたりするんですが。
その他周囲にも何人か。しかしアレは血縁や年齢に関係なくいきなり「花粉症デビュー」するケースもある、とのことで。つまり花粉症になってない自分はいつなるか、今年か来年か…と少々おっかながりながら春を迎えたりしております。…でもなりたくはないなあ、と思うのは人間のさがではあります。

実は花粉症が社会現象?になってからかなりの年数が経っていたりします。もちろん日本だけのことではなく、海外でも。身近な症状ですからその間様々な原因解明が行なわれてきました。曰く、アレは世界的な戦争が終わって人間のライフスタイルが変化したから出てきた病気だ、特に食生活は大きい、とか。その他にも色々あるんですが、今、はっきり分かっている(それでも100%ってわけじゃない)のは「アレは花粉を異物とみなす過剰なアレルギー反応だ」というものであります。
つまり体内に花粉が入ってくると、別に悪さするわけでもないのに体内に備わっている「免疫」つまり「アレはいけないものだから排除しよう」という働きが活発すぎて逆に身体に影響を与えてしまう…ということになってます。

そのため治療法も多数あります。残念ながら決定打、というものはないようですがそれでも少しずつ治る方向へ向かっているような、そんな気もします。
そんな中。バナナで花粉症が改善される?(Yahoo!:読売) という話が。まだまだマウス実験の段階で、人間に効くのかどうかも分かりませんし、今年中にでも理論として確立・成分を抽出して薬として販売、とかそういうものではありません。実際に役に立つのかどうかは、まだまだ未知数なのであります。
でも…期待はしてしまいます。アレはなんとかならんもんかな…と。花粉症の人たち、見てるとホントに大変そうですし。

03:37 AM | 固定リンク

11/17/2010

快挙!

小惑星イトカワを探査した「はやぶさ」が地球外の物質採取に成功していた…!
Yahoo!サイエンストピックス:小惑星探査機「はやぶさ」
「点数はない」というプロジェクトリーダー・川口淳一郎宇宙航空研究開発機構(JAXA)教授の言葉もうなずけるものであります。計画段階では、もしイトカワのサンプルを採取することに成功していたら500点満点、とおっしゃっていたそうですが…ここまでくると点数は付けようがないのでは、と思われます。

小惑星探査機「はやぶさ」は…すでに説明も不要かと。でもカンタンに、少しだけ。
探査、と言っても外から観るだけではなく。小惑星「イトカワ」のサンプルを採取すべく到達時に「球」を表面に激突させてその破片を採取する…というユニークな方法が取られました。が、着地面など様々な問題から結局その方法では採取はできず。そしてたくさんの困難の後に地球に帰還…カプセルだけを地上に届けました。「帰還」という意味でも大変に意味のあった計画とも言われています。普通ならあきらめてしまっていたかも知れないのですが、正に研究者や技術者の不屈の心意気でもってトラブルを一つずつ解決していっての「帰還」となりました。

しかし採取計画そのものは失敗したわけで。でも…地上に届いたカプセルには「イトカワ」着地時に破片のごくわずかな一部でも混入しているのではないか、まだ分からない…ということで期待が集まっておりました。それが…明らかに地球外の物質が含まれている、と。
人類が月以外の天体から初めて持ち帰ったモノ、ということになります。
今後の研究によってはさらなる大発見に繋がる可能性もあります。…期待、できそうであります。

なお「はやぶさ」は過去の事業仕分けで大幅に予算を減らされた経緯があります。今回こうやって誰にも文句を言わせない立派な結果を出せたので、そっち関係での評価?も上がるかと思われますが…この技術は昨日今日ぽん、とできたものではなく。長年の地道な研究や実験の結果辿り着いたものであります。そしてこういう技術はこれだけではありません。…これがきっかけとなって、カンタンに切れるもんとそうでないもんがある、ということを仕分けに関係する人たちがよく知ることができたら幸いだと思います。

02:42 PM | 固定リンク

11/14/2010

いや、そこまで

「考えて」飲んでるとはさすがに思えないのですが。
ネコは水を飲む時流体力学を活用して飲んでいる(CNN)。…ネコ自身が「流体力学としてあーだからこーだからこーして飲めば最も効果的に…」なんて考えながら飲んでるわけではない、と思うのですが…いや、まさか↑記事中のアリストフ氏もそういう意味でコメントしたわけではありますまい。これは一種のジョークなんではないか、と。
実際のとこ、特にそういった理論とか「なんとか学」とか知らなくてもいつの間にか自然にそういうものの恩恵を受けている…というケースは少なくなさそうではあるのですが。人間だって動物だって、植物だって科学全般の「くくり」からは逃れられないものであり、その一種不自由?な状態で活動しているものではあります。

…とは言っても。全部が全部完璧に解明されたわけではないわけで。学問として「確立」したもの、というのもありますけど一般的には「奥が深い」ということでまだまだその深遠の奥底は見えていないものではあります、科学を含む学問というものは。天然下に埋まっている鉱石や宝石を掘り起こすようなものだ…という表現をどこかで見たことがありますが、どこにその鉱石が埋まっていてどれくらいあるのか、とかそんなのも全然分かってないわけです。今まで発見されてきたものだって全体の何%なのか…もしかしたら「限りなく0%に近い」とかそんなもんなのかも知れません…。

なんかネコの水の飲み方からヘンな方へ行っちまいましたが…。

それだって大変に興味深い発見なのですが、またぞろ「何かの役に立つのか」とか無粋なこと言い出す人が出そうで、その辺も…ちょっとなあ、と。こういうのは発見することそのものが楽しいのであって、それ以上のことはまた別の問題だろ、と思うのですが、さて?

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11/07/2010

植物の救世主…

になるのかどうか。さすがにそこまで来ると大げさですか。
園芸植物「ペチュニア」の近親交配を避けるためのシステムを奈良先端科学技術大学院大学の高山誠司教授、久保健一研究員らのグループが解明(Yahoo!:時事)。これはどういうことかと言いますと…植物というのは花粉が受粉して種子ができる(…おおざっぱですなあ…)わけですが、同じ花の花粉を自家受粉してしまうこともあり得ます。さらに受粉どころか枝分け株分けで増える植物となると、遺伝的にはほとんど同じ…いや、全く同一と言ってもいい場合もあります。そうなると遺伝的に均一、つまりみんな同じ性質になっちまって病気なんかはあっという間に広がっちまう、ということも考えられるわけです。
しかしペチュニアにはそれを防ぐ、つまり自分の花粉を受粉しない遺伝的なシステムがある、とそれを応用すれば他の植物でもそういった「遺伝的均一によるぜい弱」を防ぐことができるのではないか…と。
Google画像検索:ペチュニア

残念ながら記事中にはその具体的なシステム内容までは載っていませんが。
例えばバナナ、てのがあります。これは株分け、株分けで増えていく典型的な植物で…バナナの種、というのを見たことがあるでしょうか? 品種によっては種のあるものもありますが(バナナてのはとある地方では主食だったりします。甘いだけじゃなくて色々なバナナがあるとか)基本的に日本で食べられているタイプ、と言うより世界で最も食べられているタイプには種ができません。三倍体、といいこれはマスの養殖でも使われる「子孫を残せない」タイプになります。その代わりマスでは非常に大きくなったり美味になったりしますけども。
バナナの場合、すでに遺伝的な病気の進行が進みつつある、とされています。株分けで増えるバナナは全部が同じ遺伝子を持ってます。そのため、一度病気が広がり始めるととどまることなく爆発的に蔓延してしまいます。…すでにそういう病気が進行中という話もあります。一説によると今世界で一番食べられているキャベンディッシュ種はあと10年で絶滅する…というところまで来てるんだとか。

そういうことにならないための一助になるんではないか、というのが今回のペチュニアの研究であります。…しかし種ではなく株分けや枝分けで増える植物、てのは実は多いんですよねえ…バナナの他にもたくさんあるんで、そっちも心配だったりします。

12:01 AM | 固定リンク

10/24/2010

いらないことはない

と、思うのですが。
20~30代の若者に調査:三割が「薬箱を持っていない」と回答(Yahoo!:産経)。まあ、これで「もう今後常備薬は不要になるんじゃ…」てのはちょっと行き過ぎな気がしますが。
調査は全国の20~60代男女が対象(有効回答620人)。「常備薬は置いていますか?」という内容で、ラッパのマークの正露丸、大幸薬品が主催しました。
結果として全体の87.1%が「置いている」と回答。しかし「薬箱は…」となると28.9%が「持ってない」とのこと。つまり八割強「常に薬は置いている」けど「薬箱で持っている」は七割ほど、ということになるのでしょうか…そう言や、うちも実家には薬箱ありますけど、手元に薬箱はなかったりしますな。↑記事でも「薬箱持ってない」は20代で35.5%、30代で31.5%…年代が上がるほどに薬箱を持つもんなのかも知れません。なお、常備薬そのものは20~30代でも八割強は置いている、ということなんで…実は結構な数、家に薬を置いているような気がしますが。

置き薬(自宅にクスリが置いてある)というのは東洋では結構普通なような気がしますが…西洋ではかなり奇異に見えるらしく。なんでそんなにカンタンにクスリが置いてあるんだ…と。あっちでは医者に処方してもらうのが普通な上、かかりつけ医師が決まってる場合が多いです。その医者に言ってクスリを処方してもらう。緊急の場合はかかりつけ医を叩き起こすか救急車を呼ぶ。ただ、日本のように健康保険加入がほぼ全員とかそういう国ではない国もあったりするので、医者にかかるのは高額だ…というイメージはまだあるようで(だから慈善事業で無償の医者、というのがあるような)。また、国営と私営で大きく違ってくる、とかそういう国もあったりして。
日本で言うところの「薬局=drug store」はそういう処方せんを持っていく場所で、その場でひょい、と見知らぬクスリを買う場所ではなかったりします。

こういう違いは文化、と言うより歴史の問題になってしまいそうな。受け入れ方の違い、とか…。

置き薬の習慣はそれでもなかなかなくならないと思います。あったら便利なわけですし。そもそも八割も家に置いてるんならそれほど心配することないんじゃないのか、とか…まあ、薬箱が減ってきている、という点ではたしかに不安要素もあるかも知れんのですが。

03:17 PM | 固定リンク

10/15/2010

長距離移動

「哺乳類」で最も長い距離を移動したザトウクジラ(Yahoo!:ロイター)…もっとも、人間は除きますが。そうでないとどんな生物をもぶっちぎってヒトが一番長い距離を移動してます。
…ただ…「最も長い距離を移動した哺乳類」とやりますと、世代交代を含めて、つまり「種」全体としての移動…とかそういう解釈もできちまいますんで、この場合は「同じ個体で」とかそういうのをくっつける必要があるかと思われます。

件の雌のザトウクジラはブラジル沖からマダガスカル沖まで9800キロ以上の距離を回遊しています。ただし1999年8月にブラジル沖で最初に確認され…2001年9月にマダガスカル東岸とサントマリー島の間で追確認されています。
どうして同じ個体だ、ということが分かったかと言うと一つは体の模様があります。この模様は基本的に同じものがなく(ヒジョーによく似たのはありますが)比較することである程度個体の識別が可能になります。ある程度、てのは…年月が経つと体形の変化などで模様の位置が若干変化したりするからで。しかしこの方法はザトウクジラに限ったことではなく、結構色々な生物の識別に使われていたりします。
もう一つはDNA。…てことは体液でも採取してたんでしょうか…そういう「断片」があれば同一である、という断定は容易になります。何せ遺伝子関係てのは「不変」が大きな特徴の一つですから。

しかしこういう長距離移動、となると陸上の動物ではなかなか難しいところがありそうな。海の中だからできたことなのかも知れません。

なお…海よりももっと移動が楽?な空では32000キロを移動したりするのがいます。しかも多分一年くらいで。キョクアジサシ(Wikipedia)ハシボソミズナギドリ(Wikipedia)などがそうで、北極から南極へ、とか結構とんでもない渡りを繰り広げております。

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09/25/2010

二つほど 9/25

温故知新?で二つほど。

一つ目。カナダ・「オーニソプター」人力での長時間はばたきに成功(Yahoo!:REUTERS)。「オーニソプター」というのは羽をはばたかせて飛行する飛翔体のことであります(鳥のように、と言いたいところですが実際の動きは鳥とは大分違うようで)。しかしご存知のように人力で…例えば腕に羽つけて上下に振っても空は飛べないわけで。まあ、羽を動かすにも何らかの動力が必要だったわけであります。
それが人力での長時間飛行に成功。画像がないのでどんな風に飛んだのかは、ちと分かりませんが…興味深いことではあります。
ところで。なんでこれが「温故知新」なのかと言いますと。佐藤さとる「コロボックルシリーズ」に小人のコロボックルがオーニソプターで空を飛ぶ、という話があったもので。読んだのも大分前になってしまうんですが…これが「オーニソプター」という言葉に触れた最初だったりして。作中では優れた足の力を利用して飛んでいたものでした…。

二つ目。約2億年前の原始的なウナギ発見(Yahoo!:産経)。今度は本当に「温故知新」であります。
このウナギは約2億年前に現在のウナギと共通の祖先から枝分かれしたのですが、その枝分かれした辺りの姿をほぼ維持しているんだそうであります。こういう例だと有名なとこではシーラカンスがありますけど。やはり地上よりも環境の大幅な変化が少なく、外敵も少ない(その代わりエサも少ない)海の方がこういう生物でも生き残りやすいのかも知れません。海には世に知られていない生物がまだまだたくさんいそうであります。
そしてさらに今回は新しい「科」の設立。ウナギの類では約70年ぶりとなります。
生物の分類は「科」「属」「種」と分けていきます。例えば「ヒト」は「ヒト科」「ヒト属」「ヒト(種)」というように分類されていくんですが…ヒトの場合でも「ヒト科」の上は「ヒト上科」でさらにその上には「狭鼻下目」「真猿亜目」「霊長目」と「目(もく)」にも色々あったりしますけども。「種」にしたって「亜種」「品種」とか色々あるもんなんですが。それでも新しい種「新種」が見つかるとこれまでの「属」「科」に似たところはないか、と調査して…動物では何らかの「属」「科」に収まる傾向が強いように思います…どうしてもないようなら「新属」「新科」が作られることになります。
が…たしかに「新科」というのは他の動物でも…あったかな、なかったかな。いずれにしても大変に珍しいことになると思います。

02:00 AM | 固定リンク

09/20/2010

かえる…

たしかにそう言えばアレはどうなったんだろう…?
両生類に脅威、カエルツボカビ菌はアジアから?(Yahoo!:産経) こういう見出しだとなんか悪い菌がアジアから全世界に広がっていった、みたいなあんましイイ印象は受けないんですが、実はそうでもないような?お話ではあります。
ちょっと前に「あれこれ」で書いた、ような記憶があります「カエルツボカビ菌感染症」、これはカエルやサンショウウウオなど両生類がかかる病気なのですが、その致死率と拡散率が尋常じゃないことから「世界的に両生類が危ない」ということに…。そしてついに日本上陸した(ペットのカエルから見つかった)んですが…。

なぜか「大量死」などが起きていない、ということに。
↑記事にもありますようにカエルなどが感染すると皮膚呼吸ができなくなってしまってやがて死に至る…という病気であります(ヒトには感染しない、というより感染しても意味がない)。皮膚呼吸が重要な両生類にとってはかなり危険な病気になんですが…アジアの両生類にはあまり「脅威」となっていないようなのであります。
これはこの菌が古くからアジアにいて、その対処法…と言うか一種の免疫のようなものをアジアの両生類が持っているのではないか、ということではないか、と。そのため日本のオオサンショウウオがアメリカに渡っていたりします。…なんで今さらアメリカにオオサンショウウオなんだろうな、と思っていたんですが…こういうことだったとは。オオサンショウウオから何らかの対抗手段が見つかれば、世界的にも両生類を危機から救うことがでることになります。

…が…ちょっと気になったことが。日本にも外来生物として入ってきて定着しつつある「帰化カエル」がいるんですが。例えばアメリカ原産のウシガエルとか。ああいうのは大丈夫なんでしょうかね…? 日本産のカエルやサンショウウウオが遺伝的に対抗手段を持ってる、とするならそういうのはウシガエルにはないことになるんですが…?

12:27 PM | 固定リンク

09/19/2010

2625円

「学研の科学」がWEB講座で復活(iza!)。今年の3月に休刊となってしまった「科学」ですが。特定の年代の方々(自分も入ってますけど)にはかなーり懐かしい雑誌ではありました。それがWEBで復活…6回で15750円。お高く見えてしまいますが、恐らく教材も込みの値段でしょうから、まあ、これくらいはするのではないかと思われます。

この「科学」と「学習」てのは他にはない特徴がありました。…書店で買うのではなく「学研のおばちゃん」という専属の配達人がいたのです。当時はどこからともなく現れて楽しみにしていた雑誌を届けてくれる…というイメージでしたが当然ボランティアではなく。現行の近いところで言うとヤクルトの配達人、みたいなもんだったんでしょうか。各地にソレ関連の事務所みたいなところがあって雇われた人たちが配っていたようであります。
…自分のとこは低学年のうちは取っていた、ような、記憶があるんですが…なんかその後取らなくなってしまったような…そんな記憶があったりします。何か事情があったようなんですが…何かあったのかな、その辺はちと分かりません。

付録として付いてくる教材も楽しみだったんですけど、現在実家で生存?してるのが一つもない…と言うかどんなのがあったか、今思い出そうとしても全然思い出せんのです。やっぱりあんまり長くは取っていなかったのかも知れません。
かわりに、と言うと何ですが同じ学研の「○○のひみつ」シリーズはやけに記憶に残っていたりして。特に「うみのひみつ」だったかなー…えらく気に入ってしまって表紙がぼろぼろになるまで読んでいた、ような記憶があります。あれはさすがにもう残っていないだろうなあ…。

とまあ、懐古趣味?満載になってしまう「科学」ですが。WEBになっても何年とか何十年とか経って「あの頃あんなコンテンツがあって…」と語る人が出てくるんでしょうか? それはそれでなんだか正しく?伝承されているようで楽しみではあります。

12:02 PM | 固定リンク

09/18/2010

二つほど 9/18

「生き物」で二つほど。

一つ目。コウノトリ、放鳥はしたけれどスネかじり(iza!)。兵庫県の県の鳥はコウノトリ、新潟県はトキ…。
兵庫県立コウノトリの郷公園(豊岡市)で行なわれているコウノトリの野生復帰事業であります。新潟は佐渡島でトキの放鳥も行なわれてますが…トキは2003年に日本産最後の個体(キン)が死んで絶滅、コウノトリは1971年に日本産最後の個体が死んで絶滅、ということになってます。ただ、トキの場合は野生の個体が飛んでくる可能性は非常に低いんですが…コウノトリはまだ何度か野生の個体が飛んでくる可能性がありました(そういうのを捕獲した例もあり)。
どっちも中国産でも日本産でも生物学的に差はないので中国から(コウノトリはロシアからも)贈られたペアから繁殖を試みています。
そしてコウノトリの郷公園では十分に育って訓練を受けたコウノトリを放っているんですが。周囲には無農薬の田んぼなども作ってエサも豊富にあるらしんですが。
放したコウノトリのうち85%がまた飼育舎に戻ってきてしまうんだそうで。そりゃ、安定してエサ食える方がいいのでしょうけど…なんだかなあ、と。まさか無理に追い払うわけにもいきませんし。

二つ目。シロクマがミドリグマに(iza!)…これは動物園のホッキョクグマがいきなり別種に変異した…とかそういうお話ではもちろんなく。この暑さで藻が繁茂しちまって「ミドリ」に見えるようになってしまった…ということであります。
実はシロクマの毛というのは白くないんだそうで。
透明な毛になっていて中はマカロニのように中空となっていて空気をためこめる構造になっていて保温にも役立っているんだとか。…しかしこのチューブ状の毛、というのは時々藻なんかも入り込んでしまい…ミドリグマになるのは実はそんなに珍しくないらしいんですが。
しかし今夏の酷暑によって藻の繁茂状態が尋常でなく良いらしく、ここまで「ミドリ」になったのはあんまりないんじゃないのかな…と思いますが。藻が生えることによって当クマ?はどう思ってるんだか分かりませんが…意外と気にしてないかも知れませんけども。でも個人的には見た目あんまりキレイじゃないんで、できれば元のシロクマに早く戻って欲しいな、とも思いますが。

01:12 AM | 固定リンク

09/05/2010

二つほど 9/5

真相や本心に迫りつつ二つほど。

一つ目。世界最古のビール? バルト海の難破船から(Yahoo!:CNN)…同時に「世界最古のシャンパン」も見つかっていたいたそうで。十分飲用可能らしいんですが…どうなんでしょ、ビールの中にはワインのようにあえて寝かせておいてうまみを増すように造ってあるものもありますけど(もちろんフツーに売ってるビールを寝かせても意味はありません)そうでないモノだったら…? でも船に載せてる時点でそれなりなビンテージ物を目指していた…のかも知れません。
どっちかと言うとマニア向けのコレクターズアイテムみたいになってしまうのかも。飲むんではなく。
自分としては中身よりもむしろラベルとかビンの在りようとかそっちの方が興味あります。シャンパンの方は今はもうすでにないメーカーのものだったらしいですし。ビールも大昔の製法とか、わりとそういうとこが分かっているものですけども、それでも1800年代のはどんなんだったのかなー…とか。
他にも色々載っていたとのことで、今後が楽しみではあります。

二つ目。負けた相手のがっかりした顔を見る→脳内で喜びが増す(Yahoo!:読売)。…人間の本心と言うか何と言うか。道徳的?観点からすればあんまり大っぴらにはしない方がいいかも知れんのですが。でも人間の本質なんてそんなもんだ…と言われればそれまでではあります。
他人の不幸は蜜の味…?
そういうあまりおおやけにしない方がいい感情てのは、誰でも持ってるものであります。そういったモノ全部をひっくるめて「人間」なんではないか、とは思うのですが。「そういうことを公然と口にしてはいけない」というのは賛成ですが(そりゃあ…あんまり気持ちのいいものではありますまい)「そういうのは全部いけないことだから考えるのもダメだ」と完全タブー視してしまうのはどうか…と。
↑記事にしても「相手の表情を認識できる」ことが大前提になってます。つまり相手が自分もしくは自分と相手の間に起こったことをどう思っているのか、それを類推できることが重要。そういうことが平然?とできるのは人間とか類人猿くらいのもので(他の生き物はまた違った方法で相手を認識します)…その辺は人間特有のコミュニケーション能力とも言えるものであります。
…まあ、全部が全部そういうネガティブ?なもんばっかりでもなく、ポジティブなとこも併せて人間なんではないか…とか思ってますけども。

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07/20/2010

いでんし・けんさ

家庭用遺伝子検査キットには限界が…専門家が指摘(CNN)。これはCNNなのでアメリカのお話なのですが。最初、読んだ時はなんだかピンとは来なかったんですが。家庭用遺伝子検査キット? そういうのが普及? …で、だ液サンプルを送り返した、というくだりでなんとなーく判明。
つまり家庭でサンプル(だ液とか)を採取して会社に送り返すとその結果を知らせてくれるサービスのことか、と。
日本でもたしか…なんかの病気(なんだったけ…)でそういうサービスがある、と聞いたことがあります。でもアメリカのように遺伝子検査で特定の項目を調査してくれる、とかそんな大掛かりなものじゃあなかったように思います。と言うか…↑記事にもありますけどホントに大丈夫なんでしょうか…?

遺伝子検査、と言うと日本の場合は「遺伝子捜査」の方が先に頭に浮かぶかも知れません。昔の技術の行き届いていない遺伝子捜査で冤罪になった人がいる…という痛ましい事件もありましたし。
が、これは当然ですが遺留品から「誰か」を特定するための技術であります。
↑の検査とは例えば遺伝子が原因で起きる病気。遺伝的に親から子へ受け継がれていく遺伝子ですが、中にはあまり受け継いで欲しくないものもあります。…そういった遺伝子を保持しているかいないか、というのはたしかにだ液サンプルからでも調べることは可能であります。
…さらにもっと掘り下げていけば。単なる病気ではなく性質であるとか能力であるとか。そういったところまで調べて次に受け継ぐかどうかも分かってしまいます…。

しかし。実際は「これこれの遺伝子があるから即こーなってあーなってしまう」と100%言い切れないのも現状であります。「遺伝的にこういうモノを受け継ぐことになる」ということは断言できますが「だからこういう病気になったりする」とまでは言い切れないケースもゼロではない、と。
いや…多分100%言い切れるケースもあると思うのですよ。担当した技術者やその会社が持ってるノウハウによっては…ですが。でもそこまで確実に100%絶対間違いなく言い切れる、ってのは…そんな多数ではないんではないか、と思うのですが。

実際は日本でもそういうキットは入ってきてると思われます。ただ、基本こういうことに腰の重い日本の厚労省ですから仮に認可、となるまでにはかなりの時間が必要かと。いや、その前に認可するかどうか。かなり及び腰になるんではないんでしょうか…。
こういうのはイイ場合も悪い場合もありますんで、それこそ「絶対」ダメ、とも言い切れません。遺伝関係の疾病というのは相当に複雑なものが多いですし…。

04:49 AM | 固定リンク

07/08/2010

せいぶつのうやく

ナスやピーマンの害虫を食べる昆虫を「生物農薬」として商品化へ(Yahoo!:琉球新報)。その名は「コミドリチビトビカスミカメ」というカメムシの一種(とは言っても数ミリ程度と非常に小さい)であります。
…なんか長い名前だなあ、どこで切るのかな、と思って調べてみたら「コ」「ミドリ」「チビ」「トビ」「カスミカメ」…あるいは「コ」「ミドリ」「チビ」「トビカスミカメ」とかそういう感じなんではないか、と。「カスミカメ」というのは「カスミカメムシ」という一群があって、そこへ属しているからのようで。「チビ」は小さい、「ミドリ」は緑色してるから…じゃあ、アタマの「コ」は何だろ…? 「ミドリチビトビカスミカメ」てのがいてそれより小さいからなのかな…? そもそも「トビ」てのは? 「トビカスミカメ」とくくってしまうこともできるようなんですが…なんかその辺はよく分かりません。
こういうのを「和名」つまり日本でのみ通用する名前と言うのですが。これとは別に「学名」というのがあって、こっちは世界的に通用するのですが(コミドリチビトビカスミカメは "Campylomma chinensis")。…和名の方は時々ミョーなのがあって調べてみると結構興味深かったりします。まあ、これは和名に限ったことではないんですが。

ところでこういう「害をなす生き物を駆除する生き物」ことを「生物農薬」と言います。
生物農薬(Wikipedia)
その方法は様々。しかし一般的なのはやはり「捕食」つまり害虫などを食っちまうことでしょうか。そういう天敵を利用した生物農薬を「天敵農薬」と呼んだりします。↑のコミドリチビトビカスミカメの場合、複数の害虫に効果がある、ということで話題になっているようであります。
生き物の特性を巧みに利用した戦法なんですが…やはりそこは相手は生き物、なかなかカンタンにいくようなものではないようで。…そういうとこをなんとかできればもっと色々効果がありそうなんですが…なかなか難しいのが現状のようでもあります…。

02:30 PM | 固定リンク

06/24/2010

あまり知られていませんが

実はアジサイの葉には毒があります。つぼみや根にもある、とされていますが…食べるとめまいや吐き気などの中毒症状が出ます。ヒトはもちろん牛や馬なんかもそうなってしまうんだそうで、ペットの犬や猫がちょいと葉っぱを…となると結構ヤバい場合もあるそうです。
そのアジサイの葉の食害が神奈川県内で進んでいる(Yahoo!:カナロコ)という話があります。アジサイの毒性というのは実はあまりよく分かっていないらしく「青酸配糖体」が関係している…とされていましたが厚生労働省から「違うかも」という見解が出されてはっきりしなくなってます。しかし食べるとキケンなのは言うまでもありません(なお、青酸配糖体を含む例として青梅があります。梅干しにする前の梅の種の中に多量に含まれてるんだそうです)。
実際には他にも毒を持つ意外な植物というのは身近にあったりするんですが。例えばスズランとか。あるいは…自分、鉢植えのヤマアジサイをいくつか持ってるんですが、他に「フユサンゴ」という木も一緒に栽培してます。これが時期ともなればミニトマトみたいなキレイな実をつけるんですが…これにも毒があります。アルカノイド系の毒で、やはり中毒症状が出るんだそうであります。…が…この木、外に出すとカラスが実を全部食っちまうんですよねえ…大丈夫なのか、カラス。

ところで。↑のアジサイは虫に食われたとのこと。…そういう「毒」が虫に効くもんなのか、と思っていたら実は虫にも有効らしい、とのことで。ただ、例えばそういう「毒」でもって身を守ろうとしていてもその「毒」を消すことができるのならそれは意味がない、ということになってしまいます…。
「タデ食う虫も好き好き」とは言いますが。これもヤナギタデが自身を守るために非常に強い辛味を獲得した、と思われますが…それでも本当にコレ専門に食う虫がいたりします。それならアジサイを食う虫が出てきてもおかしくはないわけです。
でも今までなかった(ゼロってわけじゃないんですが)のに最近になって…というのはやはり妙ではあります。…環境の変化かそれとも何か意外な要因が…?

ちなみに。↑記事で食害の犯人?とされてる「アオドウガネ」、「ドウガネブイブイ」と近縁とのことですが…「ドウガネブイブイ」これから街灯なんかによく集まってくるカナブンみたいなやつ(比べると違いが分かるんですけど)で、名前を知らなくても見たことはあると思います。
ただ…なんでそんな名前になったんだか。飛ぶ時の音とかやや特殊な習性のせいとか色々あるみたいなんですが…ちょっと疑問だったりします。

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06/22/2010

地上最強

ボツリヌス菌の毒素を使ってしわを取る「ボトックス療法」で未承認薬多数(iza!)。実は現在ではある意味地上最強の毒で、スプーン一杯くらいあったら全人類をあの世へ送ることも可能…とか言われてる(実際はそこまでオーバーじゃないらしいんですが)ボツリヌス菌の毒「ボツリヌストキシン」ですが、ここのところは美容整形の分野で活躍?している毒素ではあります。
…美容整形、と言っても切ったり手術したり、というものではなく。乱暴に言えばしわの部分(例えば目の下)に「毒」を注射して筋肉の動きを抑えたりして「しわ取り」したりするものなのですが。そのため効能の不安な「未承認薬」や技術の低い医師による「健康被害」も相次いでいる…ということであります。
全部が全部そういう怪しいものばかり、というわけではないのですが、気をつけるべきところは気をつける、というのはある意味当たり前なように思われます。…自分の身体にナニかを入れるわけですからもっと興味を持つべきなんではないか、と。

しかしこういう「美容」もそうなんですが「健康」だとかそういうモノに対する一種の「執念」と言いますか。昔々から人間が持ち続けてきた欲望?というのはすごいものがあります。
はるか昔は科学的に立証されていない…と言うよりイメージで植えついた効能がそのまま広がったりしているケースも多々あったりしましたが(錬金術的意味合いから水銀と硫黄が身体にいい、とか)近代から現代にかけてそういったものは淘汰されてきました。もっとも「これはねーだろ」的に思われていたものが実は科学的にも納得できるものだった…てな例も多数ありますが。

そんな中でも「よく考えたよなあ」てのがこのボトックス療法だったりします。食中毒の菌を使ってしわを取る。…ボツリヌス毒素による中毒、というのは主に食べて感染します(だから注射しても問題ない…てことではありません)。が、この毒素、熱に弱かったりします。つまりきちんと加熱していれば大丈夫。さらにボツリヌス菌自体は「嫌気性」で酸素があるところでは活動が鈍り毒素を放出したりしません。ボツリヌス毒素も空気中ではどんどん「毒」ではなくなっていく性質があります。そういうわけで空気があって加熱できていれば問題ないわけですが…。
逆に言えば空気がなくて加熱されない場所なら活発になれる、と。
真空パックした食品から検出され、死者まで出たケースもあります。やはり侮れん毒ではあるわけで…地上最強の名はダテではないわけであります。

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06/21/2010

二つほど 6/21

なんとなーく二つほど。

一つ目。イネの遺伝子研究・加速中。ゲノム解析で品種改良にも変化が(Yahoo!:産経)。これまでのように経験と勘に頼った品種改良ではなく、遺伝子工学を利用した品種改良へとシフトしていくのかも知れません。
…遺伝子工学、とは言っても映画とか小説のように、怪しい植物作り出したりするわけじゃないんですが。
「○○という遺伝情報を新品種に上手に受け継がせられるか」…がキモとなります。ゲノムを解析、ということでどこにどんな遺伝情報があるのか、ということはすでに分かっているわけです。じゃあ、その情報(例えば病気に強い、味が良い、背が高い、などなど)を有利になるように組み合わせていけばイネの品種はどんどん進化していくことになるわけです。
が…それでも実際の作業はやはり根気の必要なものになるだろうと思われます。ブロックを入れ替えるようにカンタンに出来上がるもんでもないですし。植物の場合はどうしても生育までに時間が必要になりますし。…これまでよりもちょっと方向性が定まってきて確実性が増した…とかそういうところではないかと個人的には思ってます。やはり一筋縄ではいかんもんなんではないか…と。

二つ目。「制携帯」厳しい規制でも人気(Yahoo!:産経)。記事からではどの辺まで「きびしい」のかちょっと分かりませんが。でも学校指定で学校でも使っていい携帯、というのはある意味真っ当な流れだと思っています。あれもダメ、これもダメ、全部ダメ、というよりはマシなんではないかと。人間、規制されるとやりたくなるもんですから、携帯禁止→こっそり持ち込む→トラブルになる…なんてのは既定路線なような気がします。
個人的に持つ、私用の携帯は別にしておいて学校にいる時は学校用の携帯を持つ。
…悪くはないと思うのですが…もっと機能を限定しても…いや、そうすると逆に意味がなくなるかも。情報教育という観点からすればある程度そういう方面へのアクセスができる必要があるわけですし。
「制携帯はまだできたばかり。運用しながら規制や機能については改善を重ねたい」(「」内↑記事より引用)という理事長の言葉にもまだまだこれから…という意識が感じられます。今後が気になるお話でした。

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06/14/2010

「オカエリナサイ」

「イ」はやはり裏返しの方がいいのかも…。ありがとう、そして…さようなら。
工学実験探査機「はやぶさ (MUSES-C)」の任務完了…「神がかり的だった」(Yahoo!:毎日)
はやぶさ、地球へ! 帰還カウントダウン(JAXA)
はやぶさ (探査機)(Wikipedia)
Yahoo!サイエンストピックス:宇宙開発
七年。本当ならもっと早く帰ってこれたのですが、様々なトラブル(↑参照)により一時は通信途絶による「宇宙の迷子」状態にまでなっていました。しかしそんな状態からも復活、そしてついに帰還を果たすことができました。

たくさんの功績を残しているのですが、やはり最大は「月と地球以外の天体に着地して帰ってきた」ことではないでしょうか。月面着陸はアメリカのアポロによる有人着陸が有名ですが、その他の天体となると…距離的技術的なこともあって無人でもそうそうありません。いや、「到達」はしているんですが「帰還」の例がなかったのです。
旅というのは帰ってきて初めて旅だ、という言葉もあったりしますが。
その言葉通りなら「はやぶさ」はきちんと旅をしてきたことになります。道中はトラブル続きでしたがそれも技術者たちによるアイデアと先見の明により回避。ついには帰還を成し遂げた、ということになります。

「ケガだらけの子供がお使いから帰ってきたようなものだ」的なコメントがテレビ番組などでは使われています。が…某所では「でもその子供自身は帰って来ないんだぜ、玄関先に買い物カゴだけ置いてあって…」という返しがあったりして。本来の目的の一つである「小惑星イトカワのサンプル」が入っている可能性のあるカプセルは無事、発見されました。しかし「はやぶさ」本体は大気圏への突入の際に…融解。
…コレに関しても色々な声があったようなんですが…本来の使用目的、というか「はやぶさ」の任務からすればこうするのが一番、ということになると思うのですが。…そりゃあ、感傷的なこと言っちまいますと回収もアリかな、とは思いますが。でも今回のミッションで得た様々な情報は次へと受け継がれていきます。そしてその「次」もまたその「次」へと。
そういう意味では「はやぶさ」は不滅と言えるのではないでしょうか…もちろん、こういうことは「はやぶさ」だけではなく。技術も芸術も全て「次」へと継承されていくものではあります。

他方で「高価な砂運び」と揶揄されてもきたミッションではありましたが。まあ、こういう宇宙開発は成功してナンボ、失敗すれば盛大に叩かれる、と相場は決まっていて(しかも予算は少ない)そういうのもいつものことだ、と言えばいつものことなんですが…。
今回に限っては二つの言葉で反論?しておきたいと思います。

『あなたは赤ん坊に何を期待しているのですか?』(ある科学者が実験を公開。そこで「これは何の役に立つのか?」という質問に対して)
『立つこともできない幼児に走り方を教える親がいるでしょうか!?』(山本貴嗣「セイバーキャッツ3」P112より引用)

人を感動させるのが技術開発の目的ではありません。でも、真っ当なモノというのは黙っていても人に感動を呼ぶものなのであります。

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05/13/2010

実は続いていた

「バージェス頁岩」層で発見された「奇妙な動物たち」、実は繁栄が続いていた(Yahoo!:時事)…カンブリア紀(5億4000万~5億年前)の頃、とされる「バージェス頁岩」で見つかった「奇妙な動物たち」ですが。それよりも後の時代となるオルドビス紀(5億~4億4000万年前)にも似たような動物がいたのでは、という発見であります。
太古の世界 - カンブリア紀 - (ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト)
「カンブリア大爆発」とも呼ばれるように多種多様な生物が増えたともされている時代でありますし、逆に何度も大規模な絶滅が起きた時代でもあります。…まあ、ウン億年とかそーいう単位ですんで…そういうことが起きてもおかしくはないのかも知れません。ヒトなんてのは数百万年しか「種」としては生きていませんから若輩者もいいところだったりします。

カナダのバージェス頁岩(頁岩というのは本のページのように薄く層状に割れる特長のある岩)層や中国などでも見つかっているカンブリア紀の「奇妙な動物たち」、当然ですがこの頃はまだ生き物は地上へ進出していないので全部海の中で生きていたのですが。その中でも代表的なのがアノマロカリスになります。
Palm Top Anomalocaris 手のりアノマロカリス
…いや、当時実際に↑こーいう風に泳いでいたのかどうかは確定できんわけですが。でもこんな感じじゃないだろうか…と予想はできます。
「エビに似ている」と言われてますが(アノマロカリス="Anomalo-caris" で「奇妙なエビ」の意)。…一体どんな生き物なんだろう? というのは学者はもちろん皆が「?」だったわけです。そりゃあ、化石ですし。化石てのは基本身体の固い部分しか残りませんし。しかも…2m以上あるとかそんな話もあるほどデカイ。しかし地道な研究の結果、「アノマロカリスは二本の触手を持ち、食物連鎖の頂点に立つ可能性のある動物」ということが分かってきました。
アノマロカリス(Wikipedia)
しかしアノマロカリスは現代にその血統を残していない、とされています(新発見があれば別ですが)。もちろん現代にもよく似た動物が残っている例もあるんですが(ピカイア→ナメクジウオ)5つの目があってゾウの鼻のような管状の「触手もどき」を持つオパビニア、とかそんなのまでいるのでさすがにそこまでは残らないだろう、と。

その奇妙さ故にカンブリア紀で終わった生き物は多かったのでは、とされてきたのですが…。
今回カンブリア紀以降もこういった生き物が生息してた、ということが分かってきました。てことは…まだまだ現代にそういうモノたちの子孫が残っている可能性もある、のかも知れません。…人間の知らないことなんてまだまだたくさんあるわけですし。

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05/08/2010

二つほど 5/8

全然関係なく二つほど。

一つ目。ネアンデルタール人、現生人類と混血の可能性も(Yahoo!:毎日)。現生人類とはつまり「ヒト」のことであります。今現在数十億が地球上に存在していてその隆盛を誇っているような状態ではあります。
そんなヒトにも進化の流れ、というのは存在しています。哺乳類としてここまで進化してきたわけですが、その途中近縁とされる種も相当数枝分かれしていっていると思われます。…有名なとこだと類人猿と呼ばれるサルでしょうか。チンパンジーやゴリラてのは共通の祖先を持っていて、途中で別の方向へ進んで行った、というのがヒトとの関係であります。…サルが進化してヒトになったわけではありません…。
枝分かれした種の中で最もヒトに近いんでは…というのがネアンデルタール人になります。これはモロ「原始人」という外見とされていて、簡単な道具を使っていたり、コミュニケーション能力もあったんでは、とされています。かつてはこれもヒトの祖先とされていたのですが…研究が進んで共通の祖先持ち、と言うことになってます。
そのネアンデルタール人との混血の可能性。↑記事ではアフリカ以外のヒト…ヒトてのはアフリカ発祥とされてますから、アフリカから出て行った後にそういうことになったのでは…と。しかし数%の遺伝子がそっち由来、と言われても。どこら辺で発現してくるか、とかそういうことも分かればまた違った見解になるのかも知れませんが…今後の研究によってはまた違った展開もありそうな、そんな気もしてきます。

二つ目。京都・嵯峨野の常寂光寺で「新緑」のモミジが見頃(iza!)。モミジ、と言えば赤や黄色に染まる紅葉が有名ですが。実はこの時期の「新緑」のモミジも結構良い感じだったりします。
自分の部屋にも2株、モミジの鉢植えがあるのですが。実家の庭でどこからともなく飛んで来た種。それが発芽したやつを二つもらってきて育ててます。…実はこれはリベンジでして。何年か前に同じように持って来た1株は温度管理に失敗して枯れ、今度は種から、と休眠打破を試みたんですがこれも失敗。去年の春先に「今度こそ!」と育て始めたのがこの2株だったりします。
去年は順当に伸び…そして紅葉。冬は葉を落とし・・・今年の春もきちんと芽を出してくれました。それが今は大変に鮮やかな「緑」の葉になって茂ってます。これが夏を過ぎればまた今年も紅葉を楽しめるなあ、と今から楽しみだったりします。
にっぽんのもみじ
…実は「新緑を楽しむ」「発芽の色合いの方が素晴らしい」とかそういうモミジも存在していたりします。やはり奥が深いもんではあります…。

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04/09/2010

ウナギも

ウナギ(ニホンウナギ)の完全養殖に初めて成功(Yahoo!:産経)…サイクル確立、ということで今後「完全養殖ウナギ」が食卓に上る日も近くなった、ということになります(まだまだ問題山積ですが)。一応の輸出入制限ナシとなったクロマグロもすでに完全養殖が始まっている魚であります(とは言ってもまだまだ規模は小さいのですが)。そのマグロとともに資源枯渇が危ぶまれている魚の一つでもあるウナギ。よその国との摩擦めいた事情もあったんですが、これが光となるのでしょうか…?

ウナギは通常は稚魚(シラスウナギ)を河口で捕まえてきて、それを養殖してから販売されます。全国にある「養鰻場」というのは文字通り稚魚を成魚に養って育てる場のことになります。
…こういうのはやり方がそれぞれだったりします。例えばサケは人工的に採卵・採精して人工授精・稚魚を成育・放流、という流れになってます。サケはほとんどが生まれた川へ戻って来ますんで放流した稚魚が海で成魚になって戻ってきたところをまた捕まえて…というサイクルが確立していたりします。まあ、ほとんどを天然下の海や川に依存していますんで…養殖、というのにはちと難しいかも知れませんが。
ウナギの場合は稚魚を育てて売る、というやり方だったんですが…。
その稚魚がどうしても国内では生産量が減ってきた、と。原因は環境破壊とか色々あるんですが実際問題として量が減ってきてる。じゃあ、よその国から輸入しよう、となったんですが…主な産出国である中国や台湾がどうにも難色を示してきたりして。さらにヨーロッパ産は輸出禁止みたいな措置をとられてしまってさらに確保が難しくなってくる…。

さらにウナギの「○○産」というのは最終的にドコにいたか、というのが問題なので中国で成魚になるまで育てておいて、最後の一ヶ月とか一週間とかそれだけ日本で過ごさせて「日本産」と表記する…なんて手口まで出てきたりして(これはウナギに限ったことではなく)。「日本のどこそこ産」だと「中国産」よりも値段のケタが違ってくるのはスーパーなんかでもご存知の通りであります。そりゃあ、高く売りたいのはどこでも同じなんですが…それじゃ産地表記の意味がない。
これがきっかけの一つになって産地の証明が厳格化されたりしました。でも自分はちょっと前にカツオのたたきに「太平洋産」と記してあって、びっくりしたことあります。一体ドコやねん、と(今はもうそんな表記はないでしょうけど)。
そして中国産(本当の意味での)ウナギに違法薬品使われてた件、とか。色々あったのがウナギ関連なんですが…。

そのウナギ、実は成熟個体(つまりは卵や精子持った個体)が内陸や近海では見つかっていませんでした。生活史としては海で生まれて川へ来て、そこで大きくなってまた海へ産卵に行く…ということになってますがニホンウナギの産卵場が見つかったのもついこないだですし。まだまだ謎の多い魚ではあります。
いや…魚なんてのはほとんどがそんなもんかも知れません。実験室内と実際の海中の条件が大きく違うのはもちろん、フツーに家庭で飼育されている熱帯魚だってよく分かってないこととか多そうですし。

そこでウナギの完全養殖では実験室内で成熟させて卵と精子を作らせるところから始めたようで。そして受精…ここら辺は実績あったんですが…生育・そして仔の成熟、と。この辺りが困難だったようであります。かなり前にどっかでどうしても成功しない、というのを見聞きした記憶があるんですが。そこら辺を克服しての「完全養殖」と…。
とは言っても来年辺りから即座に安いウナギが出回るとかそういうことにまでは、まだならないんではないか、と。ただ、これで未来への展望が少しだけですが開けたような気がします。動きとしてはどうなんだか分かりませんが、例えばウナギ類の徹底保護論が国際的に高まってくるとか。シラスウナギを国内だけで賄わなければならなくなったり、とか…そういう事態になっても、なんとかなるんではないか…と、そう思えるようになってきたように思えるのです。

09:55 AM | 固定リンク

04/08/2010

二つほど 4/9

ミョーなとこで二つほど。

一つ目。「あっちむいてホイ」などに関して北大医学部が視床との関係を解明(Yahoo!:毎日)…こう書くと北大医学部が「あっちむいてホイ」の必勝法を科学的に証明したのか…とか思うかも知れませんが。「あっちむいてホイ」あくまで例えの一つであって、それとはまたちょっと違った研究結果であります。
…「あっちむいてホイ」に勝つ、つまりは目の前で起きていることに従わない(ここでは指で指された方を向かない)時に目や脳はどういう動きをしているのか…。
ということが解明された、ということになります。ということはそういう方面の病気の治療にも役立つのでは、ということで期待されそうであります。

二つ目。給食の紙パック牛乳、「ストロー」か「直飲み」か(Yahoo!:読売)。いや、たしかにストローくらいでエコだ、言われてもなあ…てのはあります。しかも給食の、ですから家族みんなで飲む1リットルのやつを誰かが直飲み、とかやったんなら問題にはなりそうですが。…でもたしかにマナーの面と言うかストロー使った方が見栄え?はいいんですが…。
事情が分かってて、空気を読むことができる…こういう場ではストロー、うちでは直飲み、なんて使い分けることが小学生にできるとは思えませんし。…いや、そこまではやらんでもいいか…。
多分見た目の問題(エコとか衛生ではなくて)になってくるんだろうなあ、と思います。受け入れられるか受け入れられないか、みたいな。…ああ、でも…コップに注いだらそれで問題ないのかなあ…それだと余分な手間がかかりますんでかえってエコじゃあ、ないですか。

05:25 PM | 固定リンク

04/07/2010

二つほど 4/7

色々と二つほど。

一つ目。生命の起源は宇宙から…その証拠を発見(Yahoo!:読売)。この「生命宇宙飛来説」というのはかなり前から唱えられていたものではありますけども。地球上で自然発生した…わけでなければどっかから飛んで来た、というのは流れとしては自然なものではあります。ただ…じゃあ、その宇宙から来た生命はドコでできたんだ、という素朴?な疑問も常につきまとっておりましたが。
今回の「発見」は生命そのもの(この定義も実は難しそう)ではなく生命を作る?際に必要となるアミノ酸のことであります。
アミノ酸に「左右」がある、というのは例えば「味の素」といううまみ調味料でもそうなんだ、という話をどっかで聞いたような。どっちだったかな…多分「右」の「味の素」は味がしないんだそうで。天然由来(コンブとか)から精製するときちんと味のあるものしかできないのに、化学的に合成すると両方ができてしまう…とかそんな話でしたが…どこで見たんだか読んだんだか…ちょっと確認ができない話ではあります。
これを「円偏光」という光によって「左」に固定してしまうのではないか、というのが今回の発見ではあります。もちろんこれだけで「生命の起源」が解明されたわけではないのですが…今後の研究に期待が持てそうな話ではあります。

二つ目。LED街灯でアナログテレビやFMラジオに受信障害(Yahoo!:読売)。最近エコや電気使用量の少なさで注目を集めつつあるLEDですが。今後大量に生産されていけばもっともっと価格も下がってきて普及も進むのではないか…と思われますが現状ではやっぱり高いなあ、と。
そのLEDなんですが。多少なりとも↑こういうノイズが出るものらしい、とのことで。まあ、ほとんどの場合は体感できない程度のものだと思われますが…対策もしっかりできているようですし。
…ただ…意外とこういうもんなのかも知れんなあ、と。新技術てのは便利なもんですがどっかに意外な「穴」があったりして…。

02:27 PM | 固定リンク

03/26/2010

危機回避、一応の確定

クロマグロの禁輸が議題として提出され…一応委員会段階で「否決」となったカタールでのワシントン条約会議ですが。反対した国が本会議で再投票を申請するもできたのですが、それもなく。これで今回は「大西洋及び地中海クロマグロの禁輸」は完全否決、ということになりました。
Yahoo!経済トピックス:マグロの漁獲規制
…それでも影響ゼロってわけじゃあ、ないんですが。ここまで「禁輸反対」とやっちゃった以上、世界第一のマグロ喰い国家としても保護策などをきちんと提出していかないと顔向けできないでしょうに。昨日のテレビのニュースでは「保護や完全養殖に対して支援を…」とやってましたが、どこまでできるんだろうか…? というのはまだまだ未知数なような気がします。実際、密漁なんかも相当数あるって話もありますし、コトは大西洋だけではなく太平洋にも影響出そうですし。

しかもマグロだけではなかったのが今回の会議であります。
サメ類8種と宝石サンゴを「輸出許可制」にして規制しよう、という案も出ていたりしましたが…これは委員会段階でニシネズミザメ一種を規制対象にするということで可決。しかし本会議で逆転否決、ということになり今回での規制案は全て否決された、ということになります。
クロマグロの「禁輸」に比べると「輸出許可制」の方が軽い?ような印象を受けます。しかもサメというのは食材ではあるんですが一般の人にはなじみが薄いですし。宝石サンゴだって特産品ではあるのですがまさかクロマグロほどに認知されているわけではないでしょうに。
サメはフカヒレの材料に(ただし、ニシネズミザメは日本ではそれほど使用しないらしい…)サンゴは宝飾品に。いずれにしても「ぜいたく品」とか呼ばれそうな品々ではあります。それでも日本の産業の一端を担っているのは間違いないわけで。…てことは今後こういう意外なところで規制→意外なところで生活に影響、てなケースが出てくることも予想されます。

本来ワシントン会議は絶滅しそうな動植物を保護するのが目的です(例えばアフリカゾウの象牙は現在当然のことながら原則全面禁輸ですが…自然死したゾウの象牙、というのが相当な量の在庫になってるから一回だけ輸出OKにしてくれないか→否決、というのもあったりします。その象牙が本当に自然死のゾウのものなのか確認できないところから、かも知れませんが)。決して経済活動や伝統を阻害するのが目的じゃあ、ないんです。
そういうとことも密接に結びついているのが世界ではあります。だからこそ難しい一面もあるんですが…。

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03/22/2010

二つほど 3/22

色々と二つほど。

一つ目。正しく「目薬をさしている人」全体の5%ほど(Yahoo!:毎日)。二階から何とか、ではありませんが…「目をぱちぱちさせる」「数滴垂らす」などはあまり良くなかったり意味がなかったりするそうです、点眼。
正しい方法は「一滴」で「さした後目頭を軽く押さえる」なんだそうであります。
目をぱちぱちするとせっかくの薬液が流れてしまうので、目頭を押さえて流出?を防ぐのが正しいとのことで。
…自分の場合。…目薬…何年か前に急に目が疲れ始めたことがあってその時に数回さしたような。PCの前に座ってるだけで目の奥が痛くなるような感じで。でも、しばらくしたらそういうのもなくなって…目薬もどっか行っちゃいました。そう言えばそれまでも全然お世話になってなかったような。だから、どうしても上手にさせず(薬液が目にどうしても入らない…)顔中びちゃびちゃになったりしてましたが。

二つ目。東京で桜(ソメイヨシノ)開花(Yahoo!:時事)。…もうそういう時期ではあります。
東京の桜(ソメイヨシノ)開花の基準木は靖国神社にあるんだそうで。これに5、6輪くらいでしたっけ、いくつか花が着けば開花とみなされます。昨日くらいまでは2輪ほどだったんだそうで…気温、高かったですからねえ、関東地方。それで開花となったようであります。近所の土手に桜並木?があるんですがあれもそろそろ咲くのかなあ…今日見た時はまだまだだったんですが。
それでも関東地方はまたちょっと冷え込んだりするようではあります。花冷え、というやつでしょうか。まあ、この季節はどうしても気温の乱高下が激しかったりするもんなんですが。

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03/19/2010

とりあえず危機回避

というところでしょうか。
大西洋クロマグロ輸出規制、反対多数で否決(iza!)。クロマグロの輸出入に関係している国が他にもいくつもあった、というところではないかと思われますが。考えてみりゃ日本は基本「買う」だけなんですが、輸出規制がかかると一番困るのは「売ってる」側なのかなあ…と。そういうところを日本を含む数カ国でまとめていった成果なのかも知れません。
…まあ、結局メンツが潰れてしまった形になってしまったアメリカとか、環境保護の観点からという名目で過激な行動するちょっとオカシイ人たちが今後どうするのか…というのはまだ分からんわけですが。それでもちょっと事情が変わってきたんではないか…と思うのはまだ時期尚早ですか。

実際、クロマグロは減っているんだ…というデータもある、という話なんですが他方では結構いい加減な調査だ…みたいな噂もあって。しかし海産物の減少というのは世界有数の魚喰い国家である日本ではそれなりに知れ渡っているんではないかと。特定の種の漁獲高が上下するのは地球環境とは関係なく普通にあることなんですが…それにしても、というのが現状ではあります。
では減ったらどうすればいいのか。獲らなければいい…。
ということで例えば各国に漁獲枠を設けてそれ以上は獲らない、とか。日本各地でも名産となってる魚では漁協の方で自主的に禁漁期を設けて実際に増えた…というケースもよくあるんだそうであります。
ただ。それを大西洋や地中海丸ごとでやるってのはどうなんだろう…と個人的にも思ってしまいますが。さらにクロマグロは現在に至るまで多くの人が口に運んでいる「食材」なわけで、「食材」ならば必ずどこかに「取り引き」の現場があり…それは国の経済にも関連してくることになります。

そういう諸々の「事情」があるクロマグロを簡単に輸出禁止にできるか、というと。
それはなかなかに難しいんじゃないのかなあ、と。人は理想だけでは生きていけませんし、現実だけでは味気ないわけで。その辺のバランスを取るのは非常に困難であります。種の保護という理想だけでこれだけ反対が出て。でも現実だけ突き進んで行ったらクロマグロ絶滅の可能性も高くなるわけで。
…今後、日本から漁獲枠制限とかそういう発案をしてもいいんでは…と思うんですが、そういうとこまではやらないのかなあ、どうなんでしょう…?

ところで。
ワシントン条約(CITES)(経済産業省)
ワシントン条約付属書(動物界)(経済産業省:PDF)
これ↑の左側「付属書 I 」に載っているのがパンダとかシーラカンスなどの基本的に国家間取り引き禁止の動物なんですが。…「個体」ではなく「標本」という見方がなんかそれらしいなあ、と思いましたが…クロマグロなどの硬骨魚類って少ないんだな…と。いや、魚類自体も少ないような。やはり調査がまだまだ行き届いてないとかそういう面が大きいんでしょうかね。

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03/16/2010

別件なら

映画館でセキが止まらなくなるのはどうして?(iza!) やっぱりホコリとかそういうのが多そうだから、というのが大きいかも知れません。月に、いや週に何度も何度も足を運ぶ(案外そういう方はいそうなんですが)というのなら慣れてしまいそうですけど時々行く、という程度なら慣れてない場所なんで未知の刺激?みたいな感じで体が敏感になってしまう…のかも知れない、とか思いましたが。
ああ、でも「ここでセキしてはいけない」てな場所でごほげほセキが出てしまって止まらなくなる…というのはなんか実感できるような気がします。

自分は映画館でセキ…というのは経験ないんですが。まあ、そんなに頻繁に映画館そのものに行ってないんですけど…最後に行ったのは…たしか「もののけ姫」だったかな? やっぱりチケットもそれなりにするのでDVDを待ったりすることが多かったりします。
でも他の場所でならそういう「しちゃいけないんだけどセキが」体験をしたことがあります。
あれは…まだインフルエンザ、特に新型が猛威を振るっていた頃で。列車に乗って遠出することになったんですが、どうにも体調が良くない。声が出ないくらいの状態で、当然げへごほやってたわけです。…そういう人が列車に乗るとなると、やっぱりマスクしてのど飴も完備しないといけないでしょう。時間も空いてる時間にして…いざ、出発。
…最初の頃はそうでもなかったんですが。なんか…セキしたくなってきたんです、猛烈に。
空いてたんですが立って電車の窓を向いてる状態。周囲にあんまし人がいないことを確認して…そろっと喉だけ鳴らすようにセキを一つ。そしたらいきなりむせ返るような感覚でセキがセキがセキが…。

いや、途中で一回降りようか、とか思ったほどで。涙目になりながら、でも窓の方をにらむような形でセキを押さえ込むのに必死でした。でもどうにか収まって。しかも不思議なことにそれ以降、セキが出なくなりました(もちろんセキの連発もナシ)。あれはなんだかよく分からん状況でしたが…何せマスクも外そうか、てなほどで。でも声が出ないのは変わらない、というちょっと悲劇的な状況でもありました。何せ当人に自覚ないのに「カゼで声が…」とささやかないといけなかったんですから…。

…そう言えば「太陽を見上げるとくしゃみが出る」人がいる、という話を聞いたことがあるのですが。自分、あれもちょっと分からなかったりします。…実際に見たこともあるんですが…なんとも不思議そうな感覚なもので…。

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03/03/2010

二つほど 3/3

ひなまつりとは関係なく二つほど。

一つ目。チリ地震により一日の長さが変わった可能性も(iza!)…とは言っても100万分の1.26秒という微細な値ですが。さらには地軸がずれた可能性もあるんだそうですが、こちらは8cm。「傾きがずれた」という表現ですんで現在の「傾き」が加速された、と見るべきなのでしょうか…まさか「傾き」を修正?する方へ8cm、ということではありますまい。
しかしそれでも。↑これくらいだと実生活においては違いなんか感じない程度だったりしますけども。
今回のチリ地震でこういう風になる、ということは過去にもやはり起きているんだろうなあ、と(2004年のスマトラ沖地震:マグニチュード9.0についても試算したそうなんですが)。まあ、通り一辺倒の単純なものではないのが地球というものだったりしますけれど。

二つ目。和歌山県太地町のくじらの博物館から名古屋港水族館へ雌のシャチ「ナミ」が5億円で譲渡(Yahoo!:スポーツ報知)。金額はなんかどうでもいいような気がするんですが。国内に8頭しかいないシャチ。しかも捕獲するのはなかなか難しい現状ではこういう「譲渡」もアリなのでは…と思われます。
テレビや映画では平然、と群れるシャチの映像があったりしますが…。
ああいうのがあるからと言って簡単に捕獲できるわけではなく。許可が下りても準備や実行には時間もお金もかかりますし何よりシャチやイルカの類というのは皮膚がかなりデリケートだったりします。さらに大型のものになると陸上向きの体組織ではないので(例えば陸に上げると内臓に負荷がかかってしまう)扱いが尋常でなく難しくなってしまいます。
そして…なんか黒いボートに邪魔されそうですし。昨今の現状からすると。
国内で繁殖できればたしかに良いことなのですが…シャチの数そのものも減ってますし。今後に期待したいところではあります。

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02/21/2010

竜宮の使い

実際、深海魚なわけでやっぱりホントに「竜宮」から来た、とも言えるのかも知れませんが。
「リュウグウノツカイ」日本海側を中心に謎の「大漁」(iza!)…とは言ってもアジやサバのように網に無数のリュウグウノツカイが…というわけではなく。これまで「幻」とされていたのは捕まった個体数が少ないからで。それが捕獲された例も急増、大変に貴重な泳ぐ姿まで目撃されてしまいました…。
リュウグウノツカイ(Wikipedia)

しかしたしかに↑記事中にあるように皆が興味を持つようになって、マスコミが取り上げるようになってきたから「目撃例」も増えた…つまりは今までもそれなりの数が揚がっていたのだけれど、誰も注目していなかったんでは…というのもあるかも知れません。
ただ…リュウグウノツカイてのは記録としての最長は11m(タチウオという魚を知っている方ならアレをぐーーんと引き伸ばして顔の形を変えていくつか付属品?を付けたような魚と言ったら分かりやすいかも知れません。泳いだ時の動画もやはり長い背びれを波打たせてましたし)。通常?に揚がってくるものでも5mくらいはあるもんなんだそうで。…かなりデカくないかなあ、と。それともそれくらいの魚が普通に獲れる漁場ならたしかに誰も注目したりしないかも知れませんが。
実はそれ以上に大きくなるのではないか、ともされていますが。たしかに生態なんかそれこそ闇の中で全然分かってないわけですし、これで最長、と言い切るわけにもいきますまい。

そしてその神秘的な姿から色々伝説もくっついてきてます。「見たら幸せになる」というのもその一つなんですが、日本の場合だと「コレが出てくると大地震が起きる」というもので。ただ、↑記事の今年はかなり広範囲で見つかっているので地震とはあまり関係ないのでは…という指摘もなんだかうなずけるものがあります。
さらに泳ぐ力が弱いので海が荒れると浅いところにも出てくるんだそうで…。
それも今回はあまり関係ないのでは、とはされてますが…さて。

なお、リュウグウノツカイというのは食べられる(基本、魚てのはどれも食べることは可能ですが)らしく、結構「食った」話がネット上では取りざたされています。
Google検索:リュウグウノツカイ 食べる
美味、という話もあるんですが。なんか食べちゃいけないような雰囲気もあったりして珍しすぎて食べられない(iza!)というところもあるんだそうであります。

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02/10/2010

「めたぼ」

と言えば…何でしょう、「太った人」とかそういうイメージが出てきますか、やはり。
メタボリックシンドロームで「腹囲検診」の根拠ゆらぐ(Yahoo!:毎日)。メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)のヒト=肥満体ではないのではないか、というのは実はかなり前から言われていたことではあります。現行の日本の「メタボ検診」だと「腹囲が、男性:85cm以上、女性:90cm以上」プラス「血圧・血中脂質・血糖のうち2項目以上が基準値を上回る」だとそう診断されます。
…その中で特に注目されているのが「腹囲」で、つまりはお腹が出ていると「メタボ」ではないか、と周囲からも疑われる風潮?になってきています。

しかしその腹囲がある≒メタボという認識が正しいのかどうか…ちょっと疑問視する声も出てきたわけであります。メタボてのはその名の通り「内臓に脂肪がくっついてきて何か起きてるもしくは起きそうな」状態なわけです(内臓脂肪よりも皮下脂肪の方が多かったら違うんかい、なんて思ってしまったり)。別に肥満の別名というわけではありません。
他の国ではここまで腹囲にこだわっていない(国際的な基準からすれば日本はちと変とかそういう話も)、とか。さらに…例えば運動選手なんかの場合はどうなるんだ、と。格闘技の選手だと腹囲90cm以上なんてのは結構普通だったりします。でもそれは脂肪ではなく筋肉なわけで。しかし何らかの事情(腹囲とは関係なく)で血圧・血中脂質・血糖のうち二つがわずかでも基準値を上回ってしまうと「メタボ」となってしまう…。
逆にそれを売りにする、とかそういう道もあるのかも知れませんけども。もう少し「現場」の事情を鑑みてもいいんではないか、というのは前々から言われていたことでありました。

ただ。腹囲を今までとは違って他の三項目と同等扱いにして「この中のどれか三つに当てはまる」にしよう、という案もあるんだそうですが…そうなると「隠れメタボ」てのが今まで以上に出てきそうではあります。別に太ってないけどメタボ、という…。
現在日本では男性よりも女性の方が腹囲の数値が高いのですが、これも「女性:80cm以上」にしよう、という動きもあるんだとか。その方が国際的基準にも合ってくるんだそうですが。

自分もちょっとお腹出てきてますし。最近検診とか受けてないので正確な数値は分かりませんが血中脂質辺りはなんかヤバいかもなー…とかそんな印象だったりします、身体。以前はコレステロール値が相当にヤバくて別件で医者にかかった時に「あんた死ぬよ」とか言われてあわてて野菜食うようにしたりしてたもんですが…まあ、年喰ってくるとどっか身体はおかしくなってくるもんではあります。
ただ、腹出てるから即メタボってのはなー…とか軽い抵抗感?みたいのを感じてたりして。健康管理の面から言えばメタボうんぬんに関わらず「肥満」には十分に気を使うべきなのですけれど。

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02/06/2010

結局人間のお話

スポーツ関係のドーピングと言えば通常は筋肉の反応を良くする薬だとか興奮剤のようなものを摂取、となってますが表題のようなドーピングも最近は出てきているそうで、オリンピックにも影響を与えるかも知れない(Yahoo!:ナショナルジオグラフィック)とのことですが。
遺伝子にドーピング、と言うとなんだか人間じゃない別の生き物に進化しちまうんではないか、とかそんな誤解も生みそうではあります。が、個体の遺伝子を丸ごと変えちまおうというのではなく。特定の遺伝子を送り込むことで競技に有効な物質を多く作り出せるようにしよう…という現在でも行なわれている遺伝子療法をもとにしたドーピング、という言い方もできるものではあります。

そして最も困難なのは…このドーピングをやられても確実な検査方法がない、ということだったりします。
理由の一つとしては体内に作られたその「違反物質」はそのほとんどが「体内由来」つまり人間の体には(多少の差はあっても)フツーに存在している物質、ということだったりします。これまでの「違反物質」は基本的に人間の体では作ることができなかったり、無理やり体内で作用するような「不自然」な物質ばかりでした。…そのため血とか尿とかを検査すればその「不自然さ」が検出されてたわけです(全部が全部、ってわけじゃないんですが…今後もそういう「いたちごっこ」はまだまだ続くと思われます)。

しかし遺伝子ドーピングの場合。体内でもフツーに生成できるなど「自然」な物質だったりするのです。しかもそういう物質が自然の状態で増えることは絶対にない、とは言い切れないのも現状だったりして。…もしかしたらそういうドーピングではなくてなんか別の理由で増えたんだよ、とか言われても通っちゃう可能性だってあるわけです。…うがった見方をすればそれも人体の一部、つまりは「違反」じゃないんではないか…とか。フツーにメシ食って身体作るのとどこが違うんだよ、と…。

それでも無理な増強が身体にいいわけありませんし(すでに実害も多数)。何より自分が持ってる能力を一気に超えちまうことに、その人自身に異存はないのか、と。数日とか数ヶ月程度で劇的な変化なんか(肉体にも精神にも知能にも)起きるわけない、ってことを真っ当な人間ならよく分かってるからこそ日々鍛錬して精進していく…んではないでしょうか。もちろん努力したから全てが報われるわけじゃないのも事実。そして…今自分たちが生きているのはそんな非情な世界であることを知りつつも。
結局人間なんだなあ、と。そういう欲深さも勝手さも弱さも含めて。でも、それに立ち向かう意志も持ってるのも…やはり人間ではなんだなあ…とか色々考えてしまった次第ではあります…。

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02/05/2010

ヤボかな

「先に動く」よりも「相手を見てから動く」方が早い(Yahoo!:時事)という研究結果がイギリスで発表されました。研究内容としてはボタンを「ただ押す」と「相手が押してから押す」の二つのグループに分けて比較したもののようで、結果として「後から押す」方が0.02秒早かった、ということになったようであります。反射神経の勝利、と言うか先の先とはかくあらん、と言うか…早かった、ということはつまり相手押す前の「押しそうだ」という雰囲気でも押せる、ということか…とかヘンなこと考えてしまいましたが。
しかし↑記事の末尾では西部劇などでよくある「相手に先に拳銃抜かせて、後から抜いて倒す」というのは難しい、となってますけども…?

そりゃあ、「ボタンを押す」と「拳銃抜いて相手を倒す」ではプロセスが違いすぎるからではないかと思われますが。プロセスの「数」が違うからではないかと。
「ボタンを押す」というのは恐らく指をボタンに置いた状態でしょうから単に「押す」だけで一回の動作で済みます。が…「拳銃を抜いて相手を倒す」場合:「ホルスターから抜く」「撃鉄を起こす」「相手を狙う(コレは省略できそう)」「撃つ」という3つとか4つくらいのプロセスが必要になりそうであります。…いや、これはいわゆる西部劇限定なわけで。例えば現代の軍隊だったらオートの拳銃使いそうですから「撃鉄を起こす」が「安全装置解除」に変更されそうな。たしか、携行の時オートだったら安全装置は入れておく、リボルバーだったら撃鉄は起こさない、というルールみたいなものがあったと記憶しているのですが…そうでないと暴発が怖いですし。

あ。待てよ…いわゆるカウボーイとかそういう人たちが活躍してた頃にはそれほどリボルバーが普及していなかった、とかそういう話もあるんでしたっけ。保安官は常に「副保安官」という助手を連れていて、そいつは何をするかと言えばあらかじめ先込めしておいた銃を持って歩くのが仕事だった、とか…なんかそんな話をどっかで聞いたような。お互いが先込めの銃で決闘、となったらどんな事態になるんでしょうか。
…意外にあっさり決着つくかもなあ、と。何せ「抜く」「撃鉄起こす」が省略できますから。お互いが弾や火薬詰めた状態でお互いに狙いを定めてから「撃つ」ことになるわけで。そうなると相手の指が動いたかどうか、撃つのはいつか…という瞬間の探りあいになるわけです。そうなるとプロセスは「撃つ」という一つだけになって相当に単純になりそうで、↑前述の「ボタンを押す」とほぼ同等になるんでは…?

まあ、実際の決闘?になったら他の要素も無数に絡んできますんで、研究どおりにはそうそうならないような気もしますが。
それに…「西部劇」なんだからやっぱり夕陽の下で「先に抜けよ…」とやっておいて、リボルバーでずどん、そしてハッピーエンド…というのがやはり定番であって納得できるってもんではあります。…これと似たようなのに「銃弾飛び交う中、隠れた場所から飛び出して撃ち返すと敵が倒れる」というのもありますけど。…無理だろ。人間には。あるいは相当の幸運が重ならないと。
それでも実際にはどんな困難な状況でもエンタテイメントならアリ、というのはよくあることですんで…そういうとこにツッコミ入れるのはやはりヤボかな、とか思ってしまったりして。

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01/26/2010

四枚の翼

二枚ではなく四枚の翼を持ち、滑空していたのではないか(Yahoo!:時事)想像図(Yahoo!:時事)
中国遼寧省の約1億2500万年前の地層から見つかって、2003年に発表された「ミクロラプトル・グイ」が後ろ足も翼として利用していたのではないか…という研究結果が発表されました。これまでも前足だけではなく後ろ足にも羽毛がある、とされている化石はいくつか見つかっていますんで、もしかしたらその年代には四枚の翼でもって滑空する生物が普通にいたのかも知れません。

なんだか昆虫にも似たような話があったなあ、とか思ってしまいましたが。
現行の昆虫ですと羽根は四枚が主流になってます(ハエの類は後ろ羽根が退化して基本二枚)けども、古代には六枚の羽根があった巨大昆虫もいたんだとか。鳥の羽は前足から変化した、とされてます。昆虫も脚関係から変化して行ったので脚の数に合わせて六枚の羽根が…とかそういう話だったような。
今回の「ミクロラプトル・グイ」は後ろ足が「斜め後ろ」へ伸ばせる構造になってるのが分かったんだそうで。…それまでは羽毛のある後ろ足は、やはり羽毛のある前足にぴったりと寄り添って滑空の補助をしたんではないか…とされてましたが模型を作ってみたら四枚の翼での滑空もアリだった、ということになったようであります。
…模型、というのはなんだかちょっと気になるところではありますが。資料が極端に少ない古代の生き物では模型を利用するケースは結構あったりします。例えば…恐竜の重さとか。身長とかならともかく、実際にはまず分からない項目なんですが、精巧な模型を作ることで類推したりしてます。

…まあ、そういう話もあるんですが…こうなってくると「は虫類(むしろ古代の恐竜)」と「鳥」の差はどこになるんだろう…とかそんなことも思ってしまったり。今だと「羽毛があって」「翼があって」「クチバシがある」とかその辺が一般的な鳥の特徴になってますけど。…それくらい?だったら↑の古代の小型恐竜だかは虫類でも持っていそうですし。飛べるか飛べないか…というのもなんだかちょっと違うような気がしてます。
やはり恒温性とか代謝機能の差とかそういう内面的な違いになるんでしょうか…それだと化石だと立証が難しそうな気がします。
なお、「翼にツメがある鳥」というのは現在でも実在してたりします。もちろん樹上生活が主なんですが…なんて名前だったっけ…? すいません、ちょっと失念してしまいました…。

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01/02/2010

二つほど 1/2

新年ネタで二つほど。

一つ目。元日配達の年賀状が3年ぶりに減少(Yahoo!:時事)…まあ、元日配達分ということはそれなりに早く(12/25まででしたっけ)出した分、ということになりますが。でも全体でも減少、ということにもなるのかも知れません。…そうは言っても前年比0.5%減、という数値なわけですが。しかしどんだけわずかでも減ったら気になりますわな。
メールで済ますから年賀状は減っている、とは言いますけども。
ハガキとしての需要はまだまだ相当にあるもんでは、とは思いますし。年賀状くらいは出した方が…というのは風習と言うか感覚と言うか、それくらいはまだまだ残っていきそうですし。完全に電子的な何かに切り替わってしまう…というのはなかなかあり得ないように思えます。
配達業務というのはもちろん今でもきちんと機能していて、例えばネット通販でも実際に自宅に送ってくるのは宅配便や郵便なわけですし。そういう「荷物」系だけ生き残って「ハガキ・封書」系は消えてしまう…というのはなかなか考えにくい現象ではあります。年賀状もハガキの一種ですからそういう意味でも今後もきちんと残っていくのではないか…と思われますが。
個人的には継続さえしてくれれば多少パーセントが減ってもいいんじゃないか、とか思うのですが。数値として出てきてる以上、やっぱり色々な考えが出てきそうなもんではあります。

二つ目。史上初、元日の月食(Yahoo!:産経)。いや、全然知らんかったんですが…たしかに月が大きいなあ(関係ないんですが)とか思ってたんですが。
…あーでも午前4時くらいですか。気付かなくて当然だったかも…寝てましたし、その時間は。
ただ、↑記事でちょっと気になったことが。「史上初」というのはどうも明治になって太陽暦になってから…という意味なようで。それ以前の太陰暦では新月、つまり月が全く見えない日がついたち(朔日)となって最もきれいに満月になる日が15日(十五夜)で、再び月が見えなくなる日が月の最終日(晦日)になります。太陽暦だと月の出方はぶっちゃけどうでもいいんで、たしかに昔は元旦は確実に月の出ない日、だったわけですが。
…いや、月食て今はいついつに起きる、てのは計算で全部分かるはずなんでは? てことは過去の「太陽暦」での1/1に月食起きた、とかそっちで比べるべきだったんじゃないのかなー…とか思ったりして。まあ、無粋っちゃあ、無粋なんですが。たしかに「史上初」ではあるわけですし。

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12/21/2009

年末年始のインフルエンザ

ちょっと緩和されてきたかな…という期待もあるにはあるのですが。
インフルエンザ定点医療機関当たりの全国の患者報告数が2週間連続減少(Yahoo!:医療介護CBニュース)。これはどういうことかと言いますと、全国の「定点医療機関」つまりは特定の病院や診療所などにインフルエンザで訪れた人の数が減ってきている…ということになります。
「定点医療機関当たりの全国の患者報告数」とは大まかに言えば「指定された医療機関に訪れた患者の平均数」ということになります。各自治体には指定された医療機関があるので、患者数÷医療機関数=で出た数値、ということになります。これが「1.0」以上つまりは平均で一人以上になると「流行開始」、「10.0」以上で「注意報」レベル、「30.0」以上で「警報」レベル…というのが一応の目安なんだそうであります。
…まあ、このやり方だと特定の病院やら診療所やらを訪れなかったインフルエンザ患者は厳密にはカウントされてないんで、↑記事中にもあるように「推定患者数」というのも併せて使われたりしますが。それでもそっちも減少傾向にはある、と。

さらにタミフル・リレンザに続く第三の治療薬「ペラミビル」が来月にも承認(Yahoo!:読売)とのことで。これは「飲み薬」タミフル、「吸引薬」リレンザに対して「点滴注射薬」になります。点滴と同時に体内に入っていく薬、ということで例えば飲み込む力の衰えている患者さんとか、そういう場合にも効果を発揮しそうであります。
ワクチンの接種も始まっていますし。こういう風に選択肢が増えるのは喜ばしいことなのですが。
減少傾向にある、とされているのは新型の方だったりします。で、今後は新型は減るけど通常の季節型が増えるんではないか、という予測もあったりします。…緩やかな増加後に急激な増加、そして急激に減少してから緩やかに減少、という「ちょっと急な山型」グラフで推移する、とされているインフルエンザ。実はまだしばらくは警戒が必要なような気がしてます…。

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12/14/2009

二つほど 12/14

無関係に二つほど。

一つ目。ロンドン大学ロイヤル・ホロウェイ・カレッジのサイモン・ブラックバーン数学教授が「縦列駐車の完璧な公式を発見」と発表(Yahoo!:CNN)。これを使えば「駐車できる最も小さなスペースを算出できる」(「」内元記事より引用)なんだそうですが。
記事中にアドレスが記してあって、PDFファイルでの論文?を拝見することができるのですが。
「中学生までに習う算数の範囲で理解できる」(「」内元記事より引用:原文ママ:日本だと算数じゃなくて数学?)という触れ込みだったんですが。…自分、どーにもやはりこうういう数式とかそーいうのが苦手なもんで、どういうことかさっぱりだったりします。でもとりあえず読めて(英語ですから)数式を理解できる人ならばこれで縦列駐車も今後はラクショーか、と期待はできそうなんですが。いや、その辺も含めてどうなんだろうか…?(なお、縦列駐車は英語でparallel parking なんですが過去に日本の一部ではplease park vertically :垂直に駐車してください となっていたとかいないとか)
ただ、この記事のキモは次の一文ではないかと思われます。「同教授自身はまだ、試していない」(「」内元記事より引用)…いや、試せよ。まず試してみろよ。話はそれからなんじゃないの?

二つ目。お年玉は「デフレ知らず」?(iza!)。お正月の風物詩ではあります。大体20歳くらいまでなんでしょうか、お年玉がもらえるのって。過去にはそれで一財産?築いた小学生やら中学生やらいたもんなんですが…最近はそこまで行ってないらしく、それでも平均18000円程度はもらっている、と。1万円くらいが相場、ということなんでしょうか。
しかしこのお年玉↑記事によれば「金額が減る」と答えたのは10%未満…「変わらない」が69%、「増える」は21%なんだそうで。この不景気にお年玉もさぞ寒くなるんだろうなあ…と思っていたんですがそうでもない傾向がうかがえるような。
…まあ、縁起物ですしお年玉くらいは…というのもありますし。こういうのまで減らされるとなるとたしかになんかさびしいもんがありますし。でもあげる側からすれば…やはりキビシイもんがあるのかも知れません、実情としては。

03:31 PM | 固定リンク

12/10/2009

二つほど 12/10

いきもの関係で二つほど。

一つ目。「腹びれ」を持つバンドウイルカ・はるか繁殖へ(Yahoo!:毎日)。通常のイルカは「胸びれ」「背びれ」「尾びれ」しかないのですが、この「はるか」は「腹びれ」がありいわゆる先祖返りではないか…とされていました。ただ、「はるか」が繁殖しても子供にも腹びれがあるかどうか…確定できるもんではないようですけども。
ヒトで言うと「胸びれ」=「手」で、「腹びれ」=「足」となります。これは普通に腹びれのある魚なんかも同様であります。…しかし普通のイルカには「腹びれ」はない。と言うことは必要なくなったからどんどん小さくなって行って見えなくなってしまった(たしか骨は残っていたような)…と考えるのが妥当なところではあります。
…前に捕獲された時の写真を見たことあるんですが(このあれこれでも取り上げましたっけ…?)全然違和感がなかったので妙に感心した記憶があります。普通、余計なもん?がくっつくと何かしらヘンに思うものなんですが。そう言えば以前なんかのテレビで「指が六本ある男性」てのを紹介してましたが、あれも違和感なくて自然でした。そのため六本あるのに気付かない人も多いんだそうですが…バランスとかそういうものなのかも知れません。

二つ目。クマムシのゲノム解析終了、乾燥耐性解明へ(Yahoo!:時事)。クマムシというのは「ムシ」と付いてますけど昆虫の類ではありません。1mmにも満たないような、足のたくさんあるずんぐりとした微細な生物で…実はそこら辺にも生息してたりします。こないだ、某公共放送で「苔の生えたアスファルトを顕微鏡で調べる」的な番組やっていたんですが、そこにもきっちり出演?してました。…しかしあんな生物がある意味地上最強とは。生き物というのは奥が深いもんであります。
一種の「極限生物」とでも言いましょうか。強力な放射線や高温低温など様々な環境下でも生き残れるクマムシなんですが、その秘密の一つが自分自身を「乾燥」つまり自分で水分を抜いてしまって数年とか経ってしまっても水を与えれば再び甦る…という奇想天外なものだったりします。当然ですが人間がそんなことやったら死んでしまいます(即身仏…)。
遺伝子数が約15000でそのうち約12000が固有のもの、というのもなんか分かるような気もしますが。この「乾眠」のシステムが解明されて技術的に応用可、となると細胞などを乾燥保存することもできて現在の冷凍保存よりもコストも手間も抑えられる可能性があるんだそうであります。
…やっぱりスゴイなあ、と素直に感心してしまった次第であります…。

05:21 PM | 固定リンク

12/06/2009

現実的に

考えて、ということなんでしょうか…ちと惜しい気もしますが。
イギリス国防省のUFO調査部門、廃止(Yahoo!:REUTERS)。理由は「予算面で」となってますけど、本当に必要だ、ということになってるのなら何が何でも存続させるでしょうに。「英国にとって脅威となる証拠や地球外生命の存在は何も発見されなかったとしている」(「」内↑元記事より引用)ということで有益?な情報がなかったから、ということになるんでしょうか…。

ちょっと前にフランスで政府機関がUFO(未確認飛行物体)の情報の公開をネット上で始めた…なんてのもあったんですが。当時の日本の防衛大臣が「そういうことがあれば我が国でも対策を…」と発言してやはりこれもちょっとした話題になったりもしたんですが。
まあ、ウワサ話レベルならどこの国でもこういう研究はやっていて(もちろん秘密裏)中には宇宙人を捕まえた、とかすでに政府高官と会談もしていて技術の流用も行なわれている…となってますが。

…そりゃあ、そういうのの真偽というのは、まあ…色々あるもんなんですが。例の有名な円盤で下に丸い突起がいくつかあるUFOにしても実は発見者の創作だった…とか言われてたりしてますが。単純な話、そんなに頻繁に来ているのならもっと身近になっていてもおかしくないのではないか…という至極まっとうな意見もあります。
でも。個人的には。
そういう話が大好きなもんで、実在して欲しいなあ、と。で、そういう方面に予算割いてる国てのもなんか好感持てるんですが…イギリスでは廃止、ですか。

なんか…惜しいなあ、と。それが素直なとこだったりします。防衛予算から出てるようで、アフガニスタンとかそっちに、とか…年間650万円のコストが削減できる、てのもなあ…。
現実的であります。よその国のことですし悪いとは言えないんですが。…やっぱ惜しいなあ、と。これまでの50年間分の資料とかどうするんだろうなあ、とかそういう余計な心配までしてしまいますが。

01:32 PM | 固定リンク

11/06/2009

17291

何の数字か、と言いますと。
「国際自然保護連合(IUCN)」が発表した今年の絶滅危惧種の数になります(Yahoo:毎日)。調査した47677種の36%にあたり、去年よりも363種増え、すでに絶滅した種も6種増えて875種に。少しずつ少しずつですが生物の「種」が減っていることになります。
新規に「種」が増える可能性というのも一応ゼロではないんですが…一つの「種」として確立するまでにはとんでもないほどの時間…数百万年とか数千万年とか…が必要になります。進化した、と言っても某キャラクターのように目の前でその姿が変わることはなく(これじゃ変化、ですかな)ホントに小さく、ごくわずかに変わって、それが積み重なっていきます。

それがほぼ一瞬(ヒトが今まで生きてきた時間なんてそんなもんであります)で絶滅してしまうのですから…はかない、と言えば儚いものではあります。
逆に、そういう風に滅ぶ運命にあるのだから無理に人間が生き永らえさせることはないんではないか…という意見もあるにはあります。
…どっちが正しいなんてものではないのでは、と。どっちにしろ種が減ることには変わらんのですから…。

人間だって例外じゃあ、ありません。絶滅しない「種」というのは存在しません。必ずいつか滅ぶ時は来るもんであります。でも。ただ滅ぶだけじゃありません。ヒトなら「次のヒト」や「ヒトに代わる何か」にその痕跡を残して去ることになります。…ま、それでも消えてしまうことに変わりはないんですが…しかも何も残せずに絶滅してしまう「種」もたくさんあるのですし…。

05:17 AM | 固定リンク

10/27/2009

二つほど 10/27

ひょろひょろと二つほど。

一つ目。「青色照明」効果はホンモノか(Yahoo!:産経)…LEDによる「青色照明」というのがちょっとした話題になっています。「青」には人間のたかぶった感情を抑える働きがあるとされ、犯罪や事故の減少に効果がある…ということで例えば駅のホームや踏み切りなどにも導入されるようになってきています。
そして実際に数値上では犯罪や事故の件数は減っているのですが。
もっと科学的な検証を、というのが↑記事の主旨でもあります。例えば1年程度の設置で件数が減ったからと言って即座に「効果がある」と断言できるものではないでしょうし。場所によってはあまり効果が見られなかった場所や場合もあるんではないか、とか…あるいは全然別の要因が絡んできてるのでは、とか。そういうとこ専門的な検証というのはやはり必要なように思われます。
…でも効果そのもの、と言うか実際に件数が減ってる現場というのも存在してるわけで「効果」を軽視できるものでもありますまい。海外でも効果があった、という例は結構あるようですし。

二つ目。Appleが「広告付き無料OS」の特許出願?(iza!) これはもし実現したならば「一定期間内に広告が現れ、利用者がそれを確認するまで機能を無効にする」というものであります。現在そういったソフトもいくつかあるようですし、まあ、それで無料で使えるようになるんなら仕方ないか、と言う気もしないでもないんですが…。
かなりうっとうしい気もします。何かの作業中にいきなりCMが流れてきて作業いきなり中断するわけですし。まあ、それも無料なんだから…と言われりゃそれまでですが。何回かそういう目に会ったら広告のない有料のやつを速攻買いに行きそうではあります、自分。
実際、OSクラスになると高価ではあるのですが(そのためか海賊版も多数あったりしますし)…ホントに実装するのかどうかは…ちょっと疑問ではあります。

02:01 PM | 固定リンク

10/22/2009

免疫、アリ

カエルの子はオタマジャクシであります。
オタマジャクシを飼育していると、やがて足が生え尾が消え手が生えてカエルになるのはみんな知っていますし実際に監察した経験のある方もおられるかと。…ではその「尾」はどうやって消えているのか…? 「体内に収納されていく」「周辺の細胞に取り込まれてしまう」とか色々言われていたのですが。
オタマジャクシの尾は免疫拒絶によって消えることを新潟大のチームが解明(Yahoo!:毎日)
…つまりはカエルになる時、オタマジャクシは自分の一部である尾を「異物」とみなして「分解」していっていた、という…。

免疫機構というのは最近のインフルエンザ関係でもよく報道されたり特集されたりしていますが。
基本的に言ってしまえば「体の中になんかヘンなモノが入ってきたらそれを撃退するシステム」ということになります。が…もちろんその形態や機能は様々で。まだまだ解明されていないことも実は多い分野ではあります(完全に、完璧に解明されたらアレルギーを抑制することも可能になったりするんですが)。
↑この場合の免疫は病原菌などを特定して撃退、というものではなく特定のタンパク質を認識→然る後に免疫機構によってそのタンパク質を含む部位(つまりオタマジャクシの尾)を分解していく、というプロセスになります。
たしかに…オタマジャクシの尾、というのはいきなり切れてしまうものではなく(カエルになった時に水槽の底に尾の切れ端が沈んでる、ということはありませんし)少しずつ少しずつ小さくなって消えてしまうものではあります。そういう免疫機構で「分解」してた、とは…正直びっくりではあります。こういう使い方?もあるんか…と。

ところで。ちょっと気になったのが当のオタマジャクシは尾が消える時どんな状態になるんだろう…? と。一応痛覚はあると思うので…もしかしたら痛いんじゃないだろうか、と(痛点とか痛み感じるとこがそんなに多いとは思えませんが、尾って骨やら神経やら通ってるはずですし)。体の一部が免疫機構であっても「分解」される感覚というのは日常ではまず理解できませんが…多分「分解」というのはアメーバのような捕食細胞が排除すべき対象を取り込みながら「分解」していくと思われるので…。
かなり、いや大分痛いんではないかと思うのですが…どうなんでしょうね?

05:11 AM | 固定リンク

10/12/2009

二つほど 10/12

「食べる」ことで二つほど。

一つ目。養殖クロマグロの国内生産2倍に(Yahoo!:時事)。「海の黒ダイヤ」のような形容もされているクロマグロですが。こないだヨーロッパの方であった取り引き制限に関する採択では一応の制限回避、ということになりましたが…。世界的に「数」が減っているのはどうにも避けようがないわけで。今後も「マグロ食い」である日本にとってはクロマグロ事情は厳しい風が吹きそうなのが現状だったりします。
そこでクロマグロの国内生産が増えている、と。要するに国内での養殖になるわけですが、↑の欧州での決議は「国家間での輸出入を禁止しよう」というものでした。そのため日本国内で生産できれば問題はない、ということになるわけです。
…が…クロマグロの完全養殖(タマゴから育てて成魚にまたタマゴを産ませる)は全国展開できるほどにはまだ至ってないはずですし。てことは「国内生産」と言ってもどっかから稚魚を入手して育てる「畜養」形式になるんでは、と。…日本の領海内でクロマグロの稚魚ってそんなに大量にとれるもんなんだろうか、と。
さらに。クロマグロてのは実は日本のマグロの主流ではありません。もっと安価な別のマグロが流通しているんですが、こっちの方は大丈夫なのかなあ…とかちょっと心配になってくるのですが。

二つ目。猛毒「カエンタケ」に注意(Yahoo!:毎日)。こちらは「食べてはいけない」キノコであります。関西を中心に広がっているのでは? とされているのがカエンタケであります。棒状で真っ赤なキノコ。見た目が「火炎」のように見えることからこの名がついたのでしょうか。
もともとはそんなに頻繁に目にするキノコではなかったようで。しかし病原菌によってナラが枯れる「ナラ枯れ」の際に、病原菌を運ぶカシノナガキクイムシが胞子も一緒に運んでいるのではないか…という説もあり少しずつその勢力範囲を広げているようではあります。
見た目が見た目なので一般の人はかえって違和感感じて避けそうなのですが…キノコというのは結構いろんな形状してるもんで、見た目が怪しくても実は美味、というケースもままあるもんではあります。非常に強い毒性を持っていますので…キノコ狩りなどでも決して口にしないように、とのことであります…。

04:56 PM | 固定リンク

10/11/2009

色んな方法

アホウドリの一種マユグロアホウドリはシャチの「おこぼれ」を狙っている(Yahoo!:読売)…言わずと知れた大型の海鳥のアホウドリですが。日本近海にも住むアホウドリやや小型になるのでしょうか…マユグロアホウドリは。それでも翼を広げると2mは楽に超える大きさとなってます。
その大きさ故に盛大?に潜水はせずに海の表層を漂うエサをすくい取るのが主なエサ取りの方法ではないか、とされていたのですが…国立極地研究所の高橋晃周准教授らの調査によれば、シャチを追うことによって自身がまず潜るのことできないほどの深い海にいるエサをとることができるのではないか…と。

実際、これまでも「なんでこんなエサをとって来れたんだろう?」というのはよくあったんだそうで。
そこで高橋准教授のチームはアホウドリの背中に小型のカメラを搭載。基本、アホウドリは飛ぶのが主な行動で(陸上では動きが極端に鈍い)飛ぶことに関しては非常に優れています。そこでどういう風に飛んでどんな風に暮らしているのか期待が寄せられました。
…総収録枚数は実に2万8725枚以上、しかしほとんどは暗すぎて使い物にならなかったそうで。さらに6600枚は羽毛がじゃまでよく分からない画像に…こういうとこ改良の余地がまだまだあるということではあります。
それでも残った画像にはシャチの背びれを追うアホウドリの姿が。しかもその後には水に触れたような記録も。恐らくはその優れた飛行技術でもってシャチを追い、潜水したシャチが深い海から取ってきたエサの「おこぼれ」を浅い海で狙っているのではないか…。

…「こういう方法もあるんか」と驚いた、てのが自分の正直な感想だったりします。考えてみりゃ、別に自前の翼や身体だけで全部のエサを確保しなけりゃならないわけでもなく。陸上の動物にもこういう行動とる連中はザラにいますし。海鳥の場合アジサシのように自身が深く潜水するのが多かったりするのでそういうもんだ、と勝手に思い込んでいたのかも知れません。
やっぱり思ってた以上にしたたかなもんであります、生き物てのは。ああ、もちろん…ヒトだってそれなりにしたたかなもんなんですが。

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09/24/2009

それもアリ?

アリっちゃあ、アリなんですが…そこまで言い切りたくはないような。
英BBCの司会者で動物学者でもあるクリス・パッカム氏「パンダは自然に任せて絶滅させるべきだ」(iza!) …うーん、どうなんでしょうね。絶滅は生物の種の定めではあるのですが。絶滅しない生物というのは基本、存在しないんではあるんですが…手をかければ絶滅からまぬがれられるかも知れないのにそういった「支援」を止めてしまう、というのは…なんかもったいないような気もしますし。

パンダに関して言えば。…これは実は非常に存続?の難しい種だったりします。
繁殖期間が非常に短い・食性が限定的・意外と気性が荒い…などなど保護していくには気難しい動物ではあります。中国の世界最大のパンダ保護センターでも現在のように繁殖させることができるようになるまでには相当な苦労があったのではないか、と。それでも頭数を爆発的に増やすことはできません…。
…こういう動物、結構いることはいるんですが。保護も難しいし…かと言って放っておくわけにもいかない。そりゃあ、お金もかかりますし手間もかかるんですけど…なんかできることがあるのにそれをしない、というのは怠慢と言うか驕りと言うか。やっぱりもったいないなあ、と。

その一方でパンダに関してはまた別の話があったりします。あのツートンカラーとずんぐりむっくりした体格。特に幼獣の頃はそうなんですが…わざとああいう「かわいい」様子にしておいて他の動物から保護してもらおうという一種の「進化」なのではないか…という話があったりするのですが。
これは一概にはデタラメ、と言い切れなかったりします。
動物、特に哺乳類の幼獣というのは基本的に目が大きくて丸い顔をしています。これは種が違っても似たような、自分の子供と思わせるような印象を与えて保護欲をかきたてて、捕食者など害を与ようとする外敵から身を守るようにしているのではないか…という説があるんだそうで。パンダはその延長線上でああいう「かわいい」容姿になってるんではないか、と。
まあ、実際のとこは分からんのですけども。ただ、なんだかどこか納得できるような気がするのですが…。

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09/02/2009

二つほど 9/2

鳥と魚で二つほど。

一つ目。トキ二回目放鳥へ…20羽を仮設ゲージへ(Yahoo!:毎日)。放鳥予定は9/29とのことで。順調にいけばあとひと月ほど、ということになります。
佐渡トキ保護センター
今回は「ソフトリリース」という方法がとられます。ゲージの戸を開けておいてトキが勝手に出て行くのを待つ、という…もし飛んでかなかったらどうするんだろ、とか余計なこと考えちまいますが…やはり飛ぶまで待つんでしょうか。
前回の放鳥も色々ありましたがきちんと生き残っている(まだ一年ですし定着しているわけでもないんですが)個体もいるわけで、今回も放しても生きていける可能性は非常に高いことを示したのではないか…と、将来に希望を持っていたりします。
今回はメスを多めに放して戸外での繁殖を狙うようであります。…毎年こうやって放鳥できればなあ、と。「あれ、トキいたんだ」てな感じでごく自然に身近に存在できるようになって頂きたいものであります。好きな鳥の一つなもんで…トキ。

二つ目。米ぬか成分で育てたクロマグロでメタボ解消(Yahoo!:医療介護CBニュース)…まさか稚マグロに米ぬかだけ食べさせて育てる、というお話ではありません。米ぬかの成分「オリザノール」はメタボ解消の効果が期待できるんだそうで。これを大量に含んだエサでマグロを育てて付加価値をつけよう…という狙いなんだそうであります。
マグロ食ってメタボ解消。たしかにイイ響きなんですが…。
別にクロマグロじゃなくたっていいんじゃないか、とか。たしかに世界的に数も減っていて規制の対象にもなろうか、という魚ではありますが↑は養殖は養殖でも稚魚をとってきて育てる「畜養」のようなんですが。これが卵から育ててまた産卵までさせる「完全養殖(近畿大が成功してます)」ならまた違うのでしょうけど…他のやりやすい魚や手に入りやすい魚でもいいんじゃないの? とか思ってしまいますが…養殖もんったってクロマグロですもんねえ…結構お高くなるんじゃないのか、とか思ってしまいますが。

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09/01/2009

まわーれ

位置を確認できるものが何もないところや真っ暗なところを歩いていると、やがて円を描いて回るようになる(Yahoo!:JIJI)…よく言われていたんですが実は実験なんかはやってなかったんかー…と。ドイツの研究者が森や砂漠、目隠しをも使って実験したそうなんですが。
「リングワンダリング」とか呼ばれてる現象のことでしょうか、これって。→リングワンダリング(Wikipedia)

↑記事ではちょっと興味深いことも書かれてあります。
「左右の脚の長さの微妙な違いが原因ではなく、太陽や月、山などの手掛かりがないと、方向や身体バランスの感覚のずれを修正できず、ずれが次第に大きくなってしまうためと考えられるという」(「」内↑元記事より引用)
…これまではヒトには「利き足」というのがあって(利き目、利き耳は実在します)そっちの足の方がわずかに強いため、右足が利き足なら左方向へ円を描く…と言われてたりしたんですが。たしかに感覚のズレというのもあってそれを修正できないと回ってしまう…。
もしかしたらいくつか総合的なことで(例えば感覚のズレ+利き足とか)迷って回ってしまうんかなー…とか思ったりして。実際のとこはどうなんでしょ。

他にも「目隠しをした15人のうち、一定の方向に歩くことができたのは3人だけで、12人が何回もぐるぐると回った」(「」内↑元記事より引用)てのもあるんですが。…いや、この3人というのはどんな人たちなんだろう、と素朴な疑問を感じてしまいましたが。これ、目隠しをした状態で平らな場所を50分間ひたすら歩く、という実験なんですが…それでも真っ直ぐ歩ける人っているもんなんだな、とヘンなとこで感心したりもしてました。
…自分なら…多分ぐるぐる回ってるような気もします。いや…50分全部歩き倒す、てこと自体がすでにムリかも。最近あんまし歩いてませんから…。

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08/13/2009

笑い話…じゃない

絶滅したはずの鳥が実は別の名前で生きていた(Yahoo!:ナショナルジオグラフィック)…なんかウソのようなホントの話とか笑い話とかそういうお話になりそうですけど。実際についこないだ解明された「事実」なんだそうであります。

モノは「タスマンアオツラカツオドリ」と「アオツラカツオドリ」で、前者の方はすでに乱獲などによって絶滅した…とされていたのがどうにもよく似ている後者と比較してみると、こりゃびっくり同じ種ではないか…! ということが分かった、と。
この手の海鳥、てのは飛ぶことに関しては非常に上手なんですが陸の上だと、どうも動きがよくありません。自分の「信天」の由来になってるアホウドリなんかその典型で滑走路がないと飛べない、陸上ではよちよち歩くだけ…なもんですからほとんど絶滅寸前にまで追い詰められてるのが現状だったりします。

カツオドリもその系統なんですが…こっちはどっちかと言うとさらに「海中」に適した身体を持っています。…↑記事の写真だとちょっと分かりにくいかも知れませんが…クチバシがすらっと伸びていて、顔全体が三角錐のような形になっています。普通、例えばアホウドリでもクチバシと顔は別パーツ?みたいになってるんですが、こいつらはほぼ同一パーツ?に収められています。
…これで何するか、と言えば。
高高度(そんなに高くないですけど)から一気に急降下して魚を狙います。アタマから海面に突っ込むため、その衝撃をやわらげるためにああいうカタチをしているんですが…さらにちょっとくらいなら海中を泳ぎ回れる、という特技も持っています。

…でも地上ではノロイ…。
そこで絶滅した、と思われてたんですがここに来て復活?ということになりました。
実は、ちょっと…個人的に、なんですが。
記事中でどうにも「?」な部分があって。絶滅したはずのタスマンアオツラカツオドリのDNAって…どこにあったんだろうか、と。数百年とかそれくらい前に絶滅…どっかに骨とか残っててそこから解析したんだろうか…? 標本はあるはずですからそこから…? いやでも…いくらなんでもそこまでできるもんなんだろうか、と。

そういうとこ、ちょっと疑問ではあるんですが。それでも記事中の「ここ数十年の間、古生物学者と生物学者との間でコミュニケーションが不足していたことが原因だ」(「」内↑元記事より引用)てのには、ちょっと笑わせて頂きました。そういうこと言い出したらきりがないんじゃないの、とか、もっと別分野の連中ともコミュニケーション図ってみた方がいいんじゃないの、とか…。

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08/11/2009

歩くんだ…

現在世界中のコウモリは約1100種ほどもいるそうで。が、その中に2種だけ「歩く=地上を脚を使って移動する」ことのできるコウモリがいるんだそうであります。
そのうちの1種、ニュージーランドの「ツギホコウモリ」に直接の先祖がいたことが判明(Yahoo!:ナショナルジオグラフィック)。…どういうことか、と言いますと。コウモリてのは「飛ぶ」ことに対して大変に優れた身体を獲得しています。軽くなった骨格、丈夫な皮膜、適応した消化器系、そして種によっては超音波による探知まで。鳥類とはまた違った方向で「飛ぶ」ことに適応してきました。
…しかしそんな可能性をあっさり捨てた(全部捨てたわけじゃないようですが)のが2種現存しているわけです。ようやく飛べるようになったてのに、なんでまたわざわざ歩く必要があんねん、と。

ニュージーランドでも限られた地域に住むツギホコウモリは地上に天敵がいないんだそうであります。…そうなると動物も人間も似たようなもので。なんとかして楽をしよう、という風に進化していくことがあります。鳥は飛べなくなったり、俊敏な動作もいらなくなるんで体が鈍重になったり。…このコウモリもそういう「地上が楽園」なので「歩く」ようになった、とされてきました。苦労して飛び回るより地面の上を歩き回った方が楽にエサもとれますし。
が…直系のご先祖様が過去にはニュージーランドだけではなくオーストラリアにもいた、ということになると…あっちにもそういう「楽園」があったんだろうか? いやいやオーストラリアには結構アブナイのが存在してたらしい。そんな中で生き延びてきた、となると相当にすばしっこい、かなりのやり手だったのではないだろうか…と。
しかしニュージーランドだとそういう天敵はいません。1500万年前に始まった寒冷期で何かと忙しいオーストラリアの先祖は絶滅、結局「楽園」のニュージーランドでのみ生き延びることができた、のではないか…ということのようであります。
…なんだかこういう話は人間の世界でも聞いたことがあるような…とか思ってしまったり。意外な方向へ変化した人が意外なとこで能力を発揮したりして…。

なお。「歩く」もう1種は南米のナミチスイコウモリであります…前にも書いたかも知れませんが…このコウモリ、名前の通り血を吸います。が、どっかの小説のように颯爽と現れて美女の首元から血を吸う…というわけではなく。鋭い歯で皮膚を噛み切って血を舐めとっていきます(この時に感染症や伝染病を媒介するんで、怖いと言えば怖いのですが…)。そして満腹になると…あまりの重さに飛べなくなって歩いたり跳ね回ったりする、という…あんまりカッコいいもんではなかったりします…。

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07/10/2009

カメノコーラ

理化学研究所の発生・再生科学総合研究センターの長島寛研究員らが、カメの甲羅の形成プロセスを解明(Yahoo!:毎日)。これはどういうことかと言いますと。カメ、と言えば特徴的なのはあの「コウラ」であります。パッと見、なんだか皮膚の一部が固くなってるんじゃないのかなあ…とか思ってしまいますが、あれ、実は肋骨が変化してできたもの(もちろん骨むきだし、てなわけじゃないんですが)だったりします。
こういうのに若干?似た例にウシとシカの角の話があったりします。…ウシの角は頭蓋骨から直接伸びた骨に皮がかぶさっていて一生伸び続けますが、シカの場合は「骨のようなもの」でできていても基本皮膚で毎年生え替わったりします。まあ、そんなこと言い出したらサイの角は毛ですし…色々あるもんなんですが。
角(Wikipedia)

カメの甲羅についてはなんかどっかで骨格標本を見たことがあったような記憶があって…甲羅のところが骨の板みたいになってたんで「こういう作りなのかな」とか思ってました。後に詳しい人に話を聞くと「あれは肋骨だ」とのことで。その時に漫然と想像してたのが怪人とか怪獣にありそうな「ケガではなく骨の一部が飛び出しているのが正常」な姿とステゴザウルスのあの背中に立っている骨の板、でした。
恐らくは肋骨で作ることで甲羅に強度を持たせることができるようになったんではないか…とか個人的に思ってますが、どうなんでしょ。肩甲骨だけだとやや弱いような。肋骨だと背骨も使えるんで全身に圧力を分散できる…というのはシロウト考えですか。

しかしその肩甲骨と肋骨が入れ替わっていたとは。考えてみりゃ肩甲骨の方が肋骨より背中側にありますし。どっかで入れ替わらないと肋骨=甲羅にはならんわけですが…よくこんな性質獲得したよな、と。肋骨と肩甲骨の入れ替わりが不完全な化石、というのも見つかってるらしいんですが…。
いやはや。人間が考える以上に生き物てのは複雑怪奇であります。

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07/08/2009

激しい日食

あと2週間となりました…日食。日本全国で見ることができて、場所によっては皆既日食となる天体ショーではあります。
2009年7月22日皆既日食の情報(国立天文台)
関東地方でももちろん見ることができます。東京は午前10時前から12時30分くらいまで続くことになってます。…これはこの時間帯全部日食になってるわけではなく。少しずつ太陽が欠け始めて最終的には元に戻る、という仕組み?になってます。東京の最大食分は0.749でかなりはっきりと意識できるのではないか、と思われます。当日は昼間なのに暗くなってくる…ということになりそうで。
日本では南に行くほど太陽が欠ける度合い(最大食分)が大きくなっていきます。それでも札幌でも0.506ありますんで…やはりかなり大きく欠けることになりそうではあります。

日食とは太陽と地球を結ぶ直線上に月が入り込むことで起きる現象です。月が太陽を隠してしまう、という言い方もできますか。太陽と月の位置関係は地球から見る場所によって若干異なるので、全部隠してしまう皆既日食(あるいは全部隠し切れない金環食)や一部だけ隠す部分日食は日時や場所によって違ってきます(当然ですが地球上全部の地域で見れる日食、というのは存在しません)。
今回は日本では屋久島などで皆既日食となるのですが。中でも悪石島はその食分が非常に高く(1.039)普段は人口も少なく宿泊施設もそれほどない小さな島に世界中から観光客が集まるのではないか…と自治体が準備におおわらわになっていたりします。

しかし。日食には見る際の注意事項、というものがあります。とても珍しいものですからどうしても肉眼で直接仰ぎ見てしまいそうですが…これが目にはあまり良くありません。サングラスや黒い下敷きも同様にNG。ではどうするか、と言うと木漏れ日による確認法が安全(Yahoo!:京都新聞)なんだそうで。
要するに直接太陽を見ない、というのが鉄則になります。専用の「日食グラス」というのも販売されているそうなので、興味のある方は探してみるのもいいかも知れません。

ただ…ちょっと気になることが。7/22って…梅雨が明けるかどうかの瀬戸際なわけで。大抵梅雨明け前てのは大雨が降ると相場が決まっていたりして、その辺が、ちょっと。当日雨とか降ったりしたらあまり意味なさそうですし。その辺が心配ではあります…。

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07/04/2009

二つほど 7/4

サイエンスっぽく二つほど。

一つ目。東京大学に「植物病院」ワンコインで「診察」(iza!)…例えば「樹木医」という職業もありますし、記事中にあるように「植物保護士」という国家資格もあります。でもそういうのではなくあくまで「相談」という形で治療は行なわないけどアドバイスはできる…という「植物病院」なんだとか。それでもスタッフは現役の研究者たちなわけですから、これはかなり興味を引かれる話ではあります。
…ネットが普及してる昨今でも、業者などではなく普通に植物栽培を楽しんでいる一般人の場合はなかなか厳しい場合があったりします。犬や猫のように病院があちこちにあるわけでもなし。よく知られている植物ならともかく。あんまり知られていない植物の場合、何かあってもどうしようもないことが多いのも事実だったりします。…意外とデリケートな面があったりしますし(頑強な植物のはずなのに日光の管理間違えて全滅、とか…逆に何もしてないのにどんどん勝手に殖えていく、とか…)こう言っちゃなんですが「色々やってみないと分からない」世界だったりもします。
だから↑こういうのはどんどん普及していくと助かる人も多いのではないか、と。ただ…事業面と言うか商売として考えたら…なかなか難しそうではあるのですが…。

二つ目。「体内自走式内視鏡」実用化目指す(Yahoo!:毎日)。自分は幸いにしてまだお世話になったことないんですが…内視鏡。かなり前なんですが経験した人の話によると「大変だった」とのことで。今はまた技術も進歩してますんで昔のように「大変」ではなくなっているらしいのですが。
しかしいくら進歩しても「管を体内に入れる」という事実だけはどうしようもなかったわけですが。
そこでカプセルタイプの「飲む内視鏡」というのは以前どっかでそういう話を聞いたように思います。薬を飲むような(でも実際はそこまで小さくはない)感覚で内視鏡を使える、ということだったんですが…考えてみりゃたしかに「飲む」だけだと通り一辺倒に探ってそれでおしまい、なわけで。こういう「自走式」なやつだと色々見れて便利そうではあります。
ただ…直径14mmの全長48mmてのは…まだかなり大きいような気がしますが…形状からして飲みやすくなってる、とかそういうことなんでしょうか。あるいは三年後の実用化時にはもっと小さくなってるとか。理想を言えば錠剤くらいの大きさで自走式なんでしょうけど…そこまではまだ無理、なんでしょうか…。

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06/19/2009

なんかフクザツ

どうにも喜んでいいのか悲しむべきなのか、複雑な心境なのですが。
アメリカ。9・11の「英雄犬」をクローンで「復活」(Yahoo!:JIJI)…この犬はジャーマンシェパードでオスの「トラッカー」といい、カナダの捜索救助犬でこれまでにも多数の功労がありました。中でも9・11のアメリカ同時多発テロでは最後の生存者を探し当てた「英雄」犬なんだそうであります。
「トラッカー」本犬?は今年の四月に死去した、とのことですが…。

アメリカのバイオ企業「バイオアーツ・インターナショナル」が「トラッカー」の体細胞クローンを作成、と。そして「トラッカー」の元々の飼い主も「小さな点までまったく同じ。トラッカーのように人々を助けるため、この子たちを捜索救助の道へ進ませたい」(「」内↑元記事より引用)とコメント。

まあ、お国柄とか考え方の違いとか色々ありますんで…こっちは日本であっちはアメリカですし…こうだ、と言い切れないもんなんではありますが…。
なんか複雑だな、と。これが「英雄」として銅像を建てた、とかそういう話ならなんとなく納得できるような気はするんですが。現在作成する技術や理論はきちっと存在していてビジネスにもなってる体細胞クローン。それで「英雄」の複製を作り上げて。そりゃ素質や資質はそのまま「トラッカー」のものでも、それは「トラッカー」本犬?じゃないだろ、と。しかも他のケースでは体質的な差異の可能性も指摘されてるってのに捜索救助犬に、て。

それとやはり倫理的にもどうにも抵抗があります。そういうとこ日本の考えと違うんだろうなあ、と。こういうクローンビジネス、特にペットのクローン作ります、というのはアメリカではすでにこうやって実際に営業していたりするんですが…日本だとなんだか流行らないような気がするんですが。
それもまた国の違いと言うか考えの違いなんですが…逆に言えばアメリカの人から見たら「なんでそんなにクローン犬に抵抗あるんだ?」と不思議がられるのかも知れないのですが。

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06/15/2009

朝か夜か

「朝活」…チョーカツとでも読むのでしょうか、最近朝の時間を有効に使おう、という動きがあるんだそうで。
あなたの生活スタイルは「朝型」「夜型」?(Yahoo!:Business Media 誠) …割合から言うとやはり「夜型」の方が多いんだそうであります全体的に。そしてやはり昨今の経済情勢によっては生活スタイルの変化があった人も結構いるようではあります。
Yahoo!経済トピックス:雇用、就業

自分の場合はカンペキ「夜型」なんですが。
これは実生活上しゃーないと言うか何と言うか。どうしても夜でないとアタマが働かない…というわけではなく主な仕事の時間帯が夜だからであります。朝方帰って来て一杯やって寝るわけで。
…そのため例えば上の階とかお隣さんとかがリフォームとかで工事、となると…ああいうのは基本昼間にやりますから…眠れなかったりするわけです。
まあ、こういう事情の場合はこうなってしまうと思うのですが。しかし人間と言うのは昼行性の動物であって日の出ない夜に行動するのは間違っている、という意見もあったりします。…そうは言っても一度多様な生活形態を手に入れてしまうともう後戻りはできないわけで…もうちょっと早い段階で警告すべきだったんじゃないのか、もう遅いだろ、とか思ってしまいますが。

それでも翌日朝から仕事があって、それでも夜遅くまで起きてしまってた…で、朝ばたばたするよりは余裕を持って早起きした方がする、というのは生活スタイルとしては結構理想的なような気がします。そしてその早起きした分を何に使うか。↑記事の1位は「ニュースのチェック」なんだそうですが…。

自分の場合は帰って来た時が正にその時間帯なもんで。ニュースチェックしながら一杯やって寝る、という…「夜型」なんだけど「朝型」の「朝活」の一部もやってしまってる、というなんだかミョーな「夜型」になってます。

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05/27/2009

もう対岸の火事じゃない #3

「弱毒型」「症状は普通の季節性インフルエンザとほぼ同じ」「政府もこれまでの強毒型対策を転換」…という流れになってきて、やや収まり?を見せつつある新型インフルエンザですが。湿度が上がると活動が緩やかになるのでこれからの北半球では収束していくのではないか…ともされていますが。
実際のとこはそうアマイもんではないのでは、と。まだまだ可能性の話ではあるのですが…最悪のシナリオというのも存在しています。…ぶり返しと言うか逆襲と言うか。今は弱毒型でそれほど症状もきつくないのですが、ヒト-ヒト間感染を繰り返すことで毒性を増したインフルエンザが今秋にでも来襲するのでは…? という話が出ているのであります。

…ただ…これ、確定事項じゃあ、ありません。今年の秋口に必ずそういう恐ろしいインフルエンザがやってくる、というわけではないのです。もしかしたら来るかも…という予想の一つに過ぎません。実際に秋になってもなーんもなかった、という可能性だって十分にあるわけです。
でもそれもこんなことやってたら意味がないと言うか最悪へ助長してどうする、と言うか…シンガポール・国立神経科学研究所の教授が「弱毒型の今のうちに感染しておけば強毒型に変異しても免疫が…」(iza!)って、たしかに天然痘予防で昔はそういうやり方ありましたけど。変異の幅が尋常でなく広いインフルエンザにンなもん効くわきゃない(全然効かないのか、と言われれば実はそうでもないんですが)。何のために各国が毎年毎年インフルエンザの流行タイプを予想してワクチン用意してるんだか…タイプが違えばワクチンも効かないってのにそんなカンタンに免疫得られたら苦労はしませんがな…。
ちょっと前にアメリカでもこういう集まり?があったそうなんですが。変異を防ぐために封じ込めやってるってのにそれを無視してンなことやられたらたまったもんではないと思うのですが。

ところでこんな話もあちこちで出ています。
…新型が変異するのなら通常の季節性も変異するのでは…?
もちろんこれも変異して強力なのに変わる可能性はあります。が…新型よりもはるかに情報が多いですしワクチンもある。対処は相当にしやすいと思われます。新型の怖いところは「何がどうなるのか分からん」ところだったりします。もちろん、研究者が必死に解明しようとしてますが…全解明てのはまず不可能でしょうし…。

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05/26/2009

二つほど 5/26

なんやかんやで二つほど。

一つ目。「抜け毛」に深くかかわる遺伝子特定(Yahoo!:毎日)…これで抜け毛の悩みが全て解消! とかそういうことではなさそうなんですが…研究が進めば何らかの効果が出てくる可能性はあります。効果の期待できる治療薬とか。
ただ、特定されたその遺伝子がないと毛が抜けやすくなる…ということなので増毛や育毛ではなくて脱毛防止、とかそういう方面になりそうではあります。しかもまだまだマウスによる実験のお話なので果たして人間だとどうなのかなあ…という心配もあったりして。
さらに。遺伝子だけじゃあないですし脱毛の原因。やっぱりそういう総合的なとこから攻めて?いく必要があるのかも知れません。

二つ目。小笠原諸島・聟島のアホウドリのヒナ無事に巣立つ(Yahoo!:産経)…アホウドリとは大型(翼広げると3m近くある…)の海鳥で、現在繁殖地が確認されているのは伊豆諸島・鳥島と尖閣諸島のみ、という非常に危うい鳥ではあります。若鳥は色も茶色から黒っぽいんですが…成熟した成鳥はクリーム色にやや黄色がかって大変に美しい鳥となります。
しかしこの鳥は一度「絶滅宣言」が出されました…何せ体が大きすぎて地面からそのまま飛び立つことができない。そこで容易に捕えることができて主に羽毛の原料とされ…その数を急激に減らしてしまいました。しかし、その後思いがけず再発見。今はその数を増やす活動が続いています。
アホウドリ 復活への展望(山科鳥類研究所)
聟島からの巣立ちもその一つだったりします。何せ最大の繁殖地・鳥島は火山島のためいつどんな被害が出るか分からない。同じ鳥島内での繁殖地移転は成果が上がっているので、では安全な島へ移住させてみよう…という活動の結果の一つが今回の「無事巣立ち」になります。
ただ…今回巣立ったのは実はまだ「聟島生まれ」ではありません。他で生まれたのを聟島で育てて聟島を故郷と思わせて繁殖を促そう…という試みの一環だったりします。
…うまくいけばいいんですが。何せ「江ノ口信天」の「信天」てのはこのアホウドリから頂いた名前だったりしますし…。

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05/21/2009

クズリと…

ラーテル。この辺りが色んな意味で「最強」なんではないか、と個人的には思ってますが。ただ「史上」最強となるとなあ…こういうのはやっぱりウェイトと言うか体の大きさも関係してくると思うのですが、一応現在のところ「史上最大」はシロナガスクジラということになってます。…でもなんか「最強」というイメージとは程遠いような。
そもそも生物の「最強」というのは単純に戦って勝った方が強い、というカンタンなものではないような気がしてます。ライオンやトラ、というのがよく上がるのもよく知られた肉食獣だからですし。実際のとこ現在の生息域が違いすぎるのでこの両者が出会ってバトルになる…ということはまずなかったりします。さらに戦闘?方法も大分違いますし。…ライオンは集団で狩りをしますがトラは単独での狩り。ライオンは平原ですがトラは密林。どっちのレギュレーションでやるかによって結果は全然違ってくるんでは…ホームかアウェーかで明らかに結果が違ってくるなら試合にならないような…。

ではどこに主眼を置くか、というのも重要なポイントになります。
例えば「何人殺せるか」という物騒なポイントで見るならトラフグとかボツリヌス菌なんかいい勝負になります。…いや…「何人」とかそういうくくりじゃねえだろ、勝負になるんかいって話もありますが。ボツリヌス菌が保有してる毒素はスプーン一杯あったら地球上の人類なんか全滅しちまうほどだったりします。ただ、嫌気性で普段の空気中ではそういった「悪さ」はしないんですけども。
じゃあ個体の強さか、と言うと。
単純に腕力と言うか物理的にモノを壊す力は…なんか前に海外のそういう番組が紹介されてましたが。ワニの噛む力とかとんでもなく強いらしいんですが…これにしたって爬虫類特有のあごの構造があって、ライオンなんかとは単純に比較できなかったりします。いや、噛む力そのものは強いんですよ。ただ…構造上獲物が外れやすいと言うか「噛み切る」ことが難しいと言うか。そのためワニは噛み付いてから自分の体をぐるぐるっと回す、という行動を取ったりします。体を回す遠心力も利用して肉を噛み千切るんだそうで。…当然ですがライオンはそんなめんどくさいことする必要もありません…。

…地球上の生物てのは本当に多種多様ではあります。これじゃあ比べるのも難しそうな。結局個人の主観であーだこーだ決めるしかないんかな、と。
そこでクズリやラーテルの持つ「獰猛さ」が「最強」になるんでは…と個人的には思っております。両者ともイタチの仲間ですが大きさは1m程度。クズリは北アメリカから北ヨーロッパに生息しますがラーテルはアフリカから中東にかけて生息してます。なお、クズリの英名は「Wolverine」で某アメコミキャラクターはこれ由来なんだとか(ラーテルは「Honey badger」で…実はハチミツ好き)。
なりは小さいですがやってるこた獰猛そのもので気性も荒い。噂によればクズリは自分の数倍もある獲物を倒すんだそうで(ピューマに勝ったとかグリズリーから獲物奪ったとか)「ヒトも襲う」とされていた、とかそんな話がいっぱい。ラーテルに至っては生息域の重なるライオンにも向かって行くとのことで。しかもライオンが逃げ出すケースもあるんだそうであります(逆に返り討ちに会うこともあるらしい…)。さらにコブラの毒にも耐性を持っているんだとか。
…まあ、これで「最強」かい、と言われると…なんだかちょっと怪しいような気もしますが。何せ詳しい生態が良く分かってない動物でもありますし。噂が先行してるところもありそうで。…それでもこういう獰猛さてのは最強に繋がるんではないかな…とか個人的には思っておるんですが。

…あ、でも考えてみたら「史上最強」て人間なのかも知れんなー…とか。これだけ色々悪さ?やってる生き物てのはこれまで地球上にもいなかったんではないかなー…と。



コネタマ参加中: 「史上最強の動物」って何だと思う?

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05/20/2009

みっしんぐ・りんく?

ヒトと猿の「共通祖先」か…全身骨格を公開(Yahoo!:CNN)
その全身骨格というのは→こちら(Yahoo!)
約4700万年前の霊長類の化石になります。霊長類、と言えば簡単に言えば猿の仲間なんですが…例えばキツネザルのように一般的な猿のイメージとはちょっと違った種も含まれていたりします。尾っぽが長かったり顔つきがまんまキツネっぽかったり。しかし中には爪がヒトのように扁平なのもいたり、目が前に寄っていたりと猿の特徴を備えていたりもします。

ツバイという猿…原猿類に分類されていた動物がいます。見た目は猿というよりイタチとかそっちの方が近いと思われるのですが、たしか尾っぽも長くてアイアイだとかそういう系統の外見に近かったような(こういう系統の猿は進化の過程で取り残された…という見方もできるんだそうで)。
↑のキツネザルとはまたちょっと違った系統になるんですが、このツバイも爪が平たかった、と記憶してます。…ネットで検索かけてみたんですがなぜか画像が出て来ないもんで、なんだかあやふやな記述になってしまっています…前になんかのテレビで特集やってたはずで、こんな感じの動物だと思ったんですが…?

ともかく。そういった「原始的な猿」から最終的にはヒトへと進化した、とされています。チンパンジーであるとかそういった類人猿はヒトとは違った方向へ進化したいわば「兄弟」ではないか、と。サルからヒトが進化したのではなく同じ先祖から進化して途中で分かれたのがサルとヒト、というのが一般的な見方ということになります。
では一体いつごろ分かれたのか。そもそも共通の先祖てのは一体どんなのだったのか…。
そのうちの一つの答えになるのが今回公開された化石になります。これほど一体が完全(ちょっと欠けているそうですが)に保存されてるのは非常に珍しいとのことで。まあ、化石になれる生き物てのは全体から見ればごくごく一部にすぎないわけで。さらにそれが人の目にさらされる確率はどんと下がるもんなんで生物の歴史てのも実はかなり資料の少ない分野になります。
逆に言えばそれだけ新発見も多い分野なんですが…。

枝分かれした後のヒトの祖先の骨もいくつか見つかってますがそれでも何百万年前に祖先が~てのはここ数年でもかなり変動(むしろどんどん古くなってます)してますし。しかしその前、つまり猿と共通の祖先から枝分かれした辺りとかその辺の化石なんかはまだ見つかってなかったりして。
こういうの「ミッシング・リンク」直訳すれば「見つからない繋がり」ということでパズルのなくしたピースみたいな扱いになっています。…まあ、ヒトに限った話ではないんですが、こういうのは。

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04/29/2009

今からでも間に合う?

かどうかは当人の頑張り次第、なのかも知れませんが。
外国語を勉強する際の「文法習得」、左脳の一部が関係(Yahoo!:毎日)…年食ってきたから外国語が覚えにくくなった…のではなくて(文法に関しては)左脳の「下前頭回」次第によって覚えの進み具合が変わる、ということのようで。つまりはもって生まれた資質も関係してるということになるのでしょうか…。
なお、語彙(ボキャブラリー)は↑記事では「一方、つづりなどの語彙(ごい)テストでは、脳の形状との関係はみられなかった」(「」内↑元記事より引用)ということですんでやっぱり単語は覚えていかなあかん、ということになりそうですが。

トロイ遺跡を発見したシュリーマンなんてのは語学の天才であった、とされています。十数カ国の言葉を苦もなく覚えて操ることができたそうな。ロシア語を学ぼう、という時はロシア語しか話せない人を雇って延々ロシア語で話しかけてもらったんだそうで。もちろんその時のシュリーマンはロシア語は分かりませんから彼が何言ってるか理解できません。が…そんなことを続けていくうちにやがて理解できるようになってしまったんだそうであります。
シュリーマンと言えば子供の頃からトロイ戦争の遺跡を発見することを夢見ていた人。じゃあ、トロイに関係してるギリシャ語を真っ先に覚えたのか、と言えば実はかなり後になってから覚えたんだそうで。なんで?と言うと…
「私が憧れのギリシャ語を覚えようとしたら他のことが手につかなくなってしまう」
からなんだそうであります。
…まあ、なんか若干伝説入ってるようなお話ではありますが。それでもこういう人てのは実際にいそうではあるのですが。

シュリーマンではないんですが…ちょっとスペイン語をやってみようか、ということで某「テレビで~」を週一で見たりしてます。本格的に習得したろう、スペインや南米行って困らんくらいになろう、原書を読もう、とかそういうものではないので軽く見てるだけなんですが。まあ、そんな程度なんで番組見てても字幕がなけりゃ何言ってるか全然理解できません。…多分、自分はそういう文法関係習得に関係した脳の一部があんまし発達してないのかも。
でも端々の単語やら文の流れやら聞いてると「慣れ」てはくるもんで。気がついたら二年目ですし。そりゃあ、ちっとは慣れるってもんではないかと。まあ、今後もそんな感じでちょろちょろスペイン語やっていきたいな、と思っておるんですが。
例の小学生の英語教育もそんなもんでいいんじゃないかと思いますが…個人的には。日本語の土台がある程度でもできてりゃその上にテキトーに英語積んでもなんとかなるんじゃないのかな、と思うのですが。

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04/28/2009

やはり対岸の火事じゃない

メキシコ・アメリカで流行の兆しを見せ始めている豚由来の人感染インフルエンザ。WHO(世界保健機関)が新型インフルエンザの世界的大流行に対する警戒レベルを「フェーズ3」から「フェーズ4」への引き上げを発表(Yahoo!:REUTERS)しました。…どうもこれまでの「フェーズ3」は鳥インフルエンザに対する警戒レベルだったらしいのですが。豚由来のインフルエンザの流行がかなり進行していることから「フェーズ4」へ移行することになったようです。
Yahoo!サイエンストピックス:豚インフルエンザ

「フェーズ4」移行にともなって日本でも内閣主導の「新型インフレルエンザ対策本部」を設置。
Yahoo!国内トピックス:日本の豚インフルエンザ対策
すでに日本に入っているのでは…という見方もあります。いや、もう世界中にウィルスそのものは蔓延してしまっていて、後は発症するだけだ…という悲観的な見方もできます。前にも書きましたけど、実際世界てのは狭くなってます。飛行機使えば一日とかそこらで地球の裏側へ行くことも可能であります。日本に限らず国際空港にはのべ万単位での乗客の行き来があるわけで。…誰か一人でもいい、そこへ新型インフルエンザのウィルスをもった人が入ってくれば一気に拡大する恐れもある…。

実際のところぼつぼつとメキシコ・アメリカ以外の国からも報告が出てきています。
が…今のところ(今のところ、ですが)重篤な被害にはなっていないようで。いずれも軽症で済んでいるとかすでに回復しているとか。メキシコでの流行は現地の医療体制の不備によるものじゃないのか、なんて声も出てきています。医者にかかっていれば治っていたかも知れないのにそれができない人たちが被害にあっているんでは…と。そういうところは各国の事情がありますんで、一概にどう、とは言えないものではありますが…。

豚肉への風評被害も懸念されていますが…なんだか鳥インフルエンザの時は「食べても全然問題ない」口調だったのに、なぜか今回は「十分に加熱して~」「生では食べないでしょうから」という慎重?な口調が多いのがどうも気になったりします。
ウィルスてのは基本的に弱い「生き物」で生体でしか「生存」できません。…これが生きた豚に触れる、というのならたしかに警戒すべきなのでしょうけど、食肉として入ってくる豚肉にそこまで懸念するのはどうか、と思うのですが…たしかに可能性はゼロじゃあありませんが。でもそれ言い出したらどんな輸入品だって可能性はゼロじゃあないんですし。

もしかしたら今はまだ嵐の前の静けさなのかも知れません。今後世界中で嵐が吹き荒れるかも知れません…すでに経済関係では影響が出てきてますし。でもやはり対岸の火事ではないのです…。

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04/05/2009

ウィルス=毒じゃない

アメリカ・マサチューセッツ工科大学(MIT)でウィルスを利用したバッテリーを開発、実用化の可能性も(Yahoo!:ITmediaニュース)…さすがに詳しい原理まではちょっと分かりませんが、ウィルスを電極として利用する、とのことで。普通の電池…と言うか一般的に使われてる電池というのはめちゃくちゃ簡単に言えば「何か」を電極の間で行き来させることで起きる反応を利用してます(かなーり乱暴です、この説明)。
Google検索:リチウムイオン 電池 原理
しかしその中の電極の役割を特殊なコーティングを施したバクテリオファージに任せてしまう、と。…とんでもねえこと(ホメ言葉)考えるもんではあります。

この「バクテリオファージ」というのは何か、と言うと…これもカンタンかつ乱暴に言ってしまえば細菌に寄生するウィルスの一種、ということになります。
ファージ(Wikipedia)
…いや、この説明でもなんかちょっと違うような。「ウィルス」というのは元の意味はラテン語で「毒」を指します。つまりは昔は病気のもとの毒、みたいな意味だったんですが…全部のウィルスがそういう「毒」ではない、ということになって元の意味は消滅してます。
で、そのウィルスですが「生物でもあり生物でもない」という…よく分からん物質だったりします。自己複製はするけど生物っぽくない特性もきちんと持ってる、という。しかし大元で共通するのは「ウィルスは寄生する」ということだったりします。なんでウィルス感染で病気になるか、と言うと正常な細胞にコレが入り込むことで異常をきたすからであります(これも簡単かつ乱暴に言えば、ですが)。なお…カゼをひいて熱が出る、というのはウィルスが直接発熱させているのではなく、ウィルス排除のために身体の方で発熱させていたりしますけども。

個人的にはウィルスてのはただの「遺伝子の運び屋」なんじゃないかと思ってますが。
生物、というのは非常に面白い存在なんですが、じゃあなんでこんなもん(自分も含めて)が存在してるんだ…という答えの一つに「己の遺伝子を残すため」というのがあったりします。人間も含めて全ての生き物に当てはまりますが、これに一番忠実なのがウィルスではないかと。何か食べたり飲んだりすることはありません。ただ、対象に「寄生」して己の遺伝子複製させて(つまり自身では遺伝子を複製できない)それでおしまい。後は生まれた「子」がまた同じように対象に遺伝子複製させて…をえんえん繰り返していくだけです。
その時にちょっとした悪さ、と言うか宿主にとって不都合なこともしたりするわけで…それが病気になったりする原因になりますが。当のウィルスにとっては良いも悪いもないわけで。ただそこで生きてる(この表現すら怪しいんですが)だけであります。

…多分、ですけど↑の「ウィルス電池」が実用化された、として。名称がまんま「ウィルス」だったら変な噂がついたりして普及しないんだろうなあ、と。現在使用されてる電池の製造工程の方がよっぽど危ないと思うんですが…イメージの問題でこっちの方が危ない、何が起きるか分からん、電池から病原体がわらわら出てくるぞ、とかそんな風になりそうな。
「微生物電池」とかそういう名称なら大丈夫なのかな…それでも難しいのかも知れませんが。そういうとこ、開発よりも大変なのかも知れません。

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04/03/2009

安全と環境

方法の一つとしてはアリなんではないか、と思いますが。原子力発電所。
スウェーデンが「脱原発」政策を転換(iza!)。スウェーデンは1980年に「現行の12基の原発を2010年までに全面閉鎖する」と国民投票で決定しました。が…すでに「2010年までに」という項目は延長が決定されているそうで。そしてさらに今回の「建て替え容認」の決定、ということで国としての「原発廃止」方針が転換された、と。
その理由は温暖化対策。原発は二酸化炭素などの温室効果ガス排出がきわめて少ない発電方法でもあるのです。

実際、ちょっと昔には「クリーンなエネルギー」ということで注目されてた原子力なんですが。
現在主流となっている火力発電は石油などの化石燃料を燃やすために、どうしても排出されるガスが問題になってきてました。排出規制技術も相当に進んできていて、一頃と比べると放出される量はかなり減ってきているんですが…ゼロにはできないわけで。その点、原子力発電ならそういった心配をする必要がそれほどありません。
もちろん水力発電とか風力発電とか、そういう心配をしなくてもいい発電方法が他にもないわけではありません。が…数が少なかったり効率が悪かったりしますんで…そういう点では原子力が有利になってくるわけではあります。

しかし。くっついてくる問題がある意味一番多いのは原子力発電だったりもします。
…生物の基本情報とも言える遺伝情報。これは遺伝子上に正確に記録されています。この遺伝情報、物理的化学的衝撃には非常に強いものでそうカンタンには壊れないようになってます。が…放射線には非常にもろい構造になっています。自然下でも一定量の放射線てのは存在しているんですが、その許容量を超えてしまうと遺伝的に異常をきたした生物が増える可能性がグンと高くなってしまうことになります。…もちろん人間も例外ではありません。
技術の進歩によって原発からこういった「害」が出ることはまず考えられなくなりましたが…100%絶対に出ないってわけではありません。可能性はゼロではない。そこのところがどうにも抵抗感のあるところなんではないか、と思われます。

そもそもは温室効果ガス削減目標から来てるとも言える「原発容認」の動き、なんですが。日本もその動きから除外されてるわけではないんですが…なんか今ひとつ方向性が定まっていないような観もあります。どうするんでしょうか…?

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03/30/2009

かいじんのしょうたい

ドイツでのお話。40件以上の犯罪現場から検出された女性のDNA。ハイルブロンの女性警察官殺害にも関与したとされ、ドイツにとどまらず隣国オーストリアからも検出、しかし目撃情報は全くなく「ハイルブロンの怪人」と呼ばれ捜査官を悩ませてきた凶悪犯の正体とは…?
凶悪犯の正体…それは綿棒(Yahoo!:JIJI)
…もちろんあの小さな綿棒が殺人事件やった、とかそういうのではありません。綿棒に付着していた女性従業員のDNAが捜査のたびに検出され(当たり前ですが当人は現場にいたわけではありません)「これは一体誰のDNAなんだ」と大騒ぎになった…ということであります。

多分試験体を採取する時に綿棒を使って、それがDNA検査の時に引っかかったということだと思いますが。
…たしかにお粗末な話ではありますけども。ドイツだけではなくオーストリアからも…というのはオーストリアの警察も同じ業者から仕入れていたのか…いや、もしかしたらドイツのその警察がオーストリアに出向いた時に検出してしまった、とかそういうことかも知れません。綿棒の業者てのがそこまで手広くやってるとは…いやいや、EU内てのは結構狭いもんですから。もしかしたらそういうのもあり得るかも知れません。…てことは意外なところでまた「怪人」が現れることも考えられるかも…?

まあ、「DNA検査に目が向きすぎて実際の捜査がないがしろにされてきたツケだ」てな声も出てくるかも知れませんが。最新の技術ったって所詮は人間のやることですから「絶対」なんてないんだよ…と、そういうことではないのかな、とも思うのですが。

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02/24/2009

花粉症にならない方法

ただし子供限定ですが。オトナですでになってしまっている場合は当てはまらないそうで…。
将来子供が花粉症にならないようにするための九ヶ条(Yahoo!:医療介護CBニュース)。詳しい内容は記事を見て頂くとして。内容は「適度に汚くする」…と言うとちょっと語弊がありますか。しかし昨今の行き過ぎた清潔から花粉症が「都会病」として増えてきたのではないか…というのはなんだか分かるような気もします。

コトは程度の問題なんじゃないのかな、とも思いますが。
例えばインフルエンザ。これはウィルスが感染して起きる病気ですが…基本的に感染者からの飛まつ感染でヒトにうつっていきます。じゃあ、そういったものに触れなければいい。人ごみは避ける、帰ってからのうがい・手洗い…と、こういう予防策はもちろん有効なわけです。しかし。これがどんどんエスカレートして行ってしまいには誰かが触ったものには触れることができなくなる、出かけて外気を吸い込むことにすら嫌悪感を覚えるようになる、と…これはまた違った方向に進んでいることになってしまいます。
もちろん、予防がいけない、と言っているわけではありません。ただ、行き過ぎるとかえって身を滅ぼすこともあるのでは…ということであります。行き過ぎても足りな過ぎてもいけない。ちょうどいいバランスを自分で見つけることも大事なのでは、と思います。

ただ…シロウト考えですけど↑の記事見てなんか違和感を覚えたのもまた事実なんですが。たしかに子供の時の環境で花粉症などのアレルギー体質が決定される、ということはあると思います。が…なんだかそれだけで全部が決定されるわけじゃないんでは? とも思うのですが。
人間に限らずイキモノの体質なんてのは環境や状況で結構左右されるような。地方で暮らしてる分には何ともなかったのに都会に出てきたら花粉症になった、という話はよく聞きますし。それに兄弟がいても花粉症になる(しかも末の方が)なんて話もゼロではありますまい。
…傾向として幼児期の環境がキレイすぎるとアレルギー体質になりやすい…と、そういうことなんではないかと個人的には思っております。まあ、自分もそっち関係の専門家ではありませんし、こういうのは明確に「こうだ」と言い切れるもんじゃないのかも知れませんが。

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02/20/2009

二つほど 2/20

「海のもの」で二つほど。

一つ目。神奈川県三浦市周辺の浅瀬でホッケやホタルイカが…(Yahoo!:産経)本来はもっと北の方や深い海の方にいる生き物なんですが。しかしこういうのがあると「すわ、異常気象か?」とか「環境破壊がここまで…」とかそういうことになりそうですが(無論そういう側面も否定できないんですが)↑記事によれば南下してくる親潮の影響もあるようですし…今まで全くこういうことがなかった、というわけではないようですし。
ただ、ここまで浅いところにまで来るとは…と。珍しいことは珍しいわけで。
実際、海てのは世界のどことでも繋がってますし。…そうは言っても生き物にはそれぞれに適した環境というものがあって、どうにも苦手な環境(例えば水温とか溶存酸素量とか)があると一種「壁」になって移入を阻む、ということはよくあることではあります。…三浦市沿岸のこのケースにしても。ホッケやホタルイカがそのまま浅瀬に居着いてしまう…ということにはならないようであります。
むしろ居着くとなるとそれこそ本格的な「異常気象」ということになりそうなんですが。そしてそういうケースは実はゼロというわけではないのですが…。

二つ目。世界的不況でサメ被害が減少?(CNN) まだまだ世界的な不況は進行中ではあります。伝統ある会社が倒産してしまったり一国の産業にも影響を与えるような企業が赤字に転落してしまったり…。
そんな中である意味最も影響を受けて実績が落ち込んでしまっているのが観光業界でしょうか…カネもないのに旅行なんか行けるかい、てな状況になりつつあります。個人消費の落ち込みというのも世界的に進行しているような。
…それが意外?な形で現れているのがサメ被害なのでは、というお話であります。たしかに一理あるような。海に行く人が減ればサメ被害も減るわけですし…。

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02/17/2009

花粉のないスギ

スギ花粉症の人にとっては朗報となりますか…自分は幸いにして花粉症ではないのですが。
「無花粉スギ」大量生産の技術、富山森林研究所が確立(Yahoo!:読売)。花粉症のもととなるスギ花粉てのは、スギが受精して種を残すためにはどうしても必要なものではあります。なぜ大量に飛散するか、と言えばそれは他の木の雌しべに効率よく受粉させるためなんですが…それがアレルギーのもととなる人もいる故に起きる悲劇なのではあります…。

…てことは「無花粉スギ」はどうやって殖やすんだろう、という話にもなります。花粉がなかったら受粉できず、種もできないわけですし。
花粉がない、とは言っても種子、つまり花粉が受粉すべき「相手」はきちんと存在しています。で、そこへ他のスギ品種(木材の質が良い品種が用いられるそうで)の花粉を受粉させて種をとる…というやり方になります。ただ…この方法だと無花粉スギは五分五分、確率としては2本に1本しか発生しなんだそうで。となると選別技術というのも重要になってきます。
そもそもなんで花粉ができないのか、と言うと…これは「雄性不稔」ではないか、とされています。何らかの事情で雄しべが正しく機能せず花粉ができなくなる状態なんですが…園芸ではあえてこういう状態のを選び出すこともあるんだそうで。例えば自家受粉の植物の場合。雄性不稔で花粉ができなければ他の花からの花粉を容易に受け入れることができ、そこから新しい可能性を見出していく・・・とそういう風な使われ方もしているとのことです。

これで「無花粉スギ」が大量に出回れば花粉症の被害も減る…となってくれればいいんですが実は問題はまだまだあったりします。…これから植えていくのは「無花粉」でも今現在大量に生えているのは普通のスギなわけです。これをどうにかしないと花粉症はなくならない…。
東京都では普通のスギを伐採して「無花粉」に入れ替える計画というのを発表してますが、どうやっても来年とかさ来年に全部入れ替え終了、とかそういう簡単な話にはなってません。大分時間が必要なようではあります。実際、東京近郊のスギてのはすでに採算が合わなくなってきてて、採れば採るほど赤字になるような状況だそうですし。この辺からどうにかしないと本格的には進まないのかなあ…とか思ってしまいますが。

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02/14/2009

信じる信じない

というレベルではないのかも知れませんけど。しかし日本とは大分違った印象を受けるものではあります。
実は一昨日2/12はチャールズ・ダーウィン生誕200年だったりしました。ダーウィンと言えば「進化論」で有名であります。めちゃくちゃ簡単に言えば…「生き物とは変化していくもの」という大前提がありますよ、ということで、日本だと学校でフツーに習うので「進化」というのは結構すんなりと受け入れられていて、進化論そのものもさほど違和感ないものではあります。しかしアメリカではこの進化論を信じない人が急増している(iza!)とのことで。
…なんで? とか思ってしまいますが…コトは宗教関係に発展している、ということのようで…。

この辺もめちゃくちゃ簡単な説明になります。深い説明や解説は専門家のサイトやブログを検索してみてください…何せ自分はキリスト教徒ではありませんし、生物関係もちょろっとかじっただけではありますし。
…なぜ進化論が受け入れられないか、と言うと全ての人や動物や植物は神が造り給うたものの一部であり、それは不変である…というキリスト教の教えに行き着くんだそうであります。つまり、変化していくことが前提の進化論は間違ってる、という考えがアメリカでは増えているらしい、と。
日本ではフツーに理科の授業(中学生くらいですかね…?)で「ダーウィンの提唱した進化論によって生物が進化していくことが明らかになった」とやってますが向こうではそうストレートにはやらない場合もあるんだそうで。…全州の学校でそう言う風になってるのか…というと地域差がありそうですが。敬虔なキリスト教徒の多いとこだとそういうことになりそうな…そんな気もします。
ダーウィンが進化論を「種の起源」という本で出版した時もキリスト教側からは大変な反発がありました。…むしろ当時は教会の方が強かったんでかなり風当たりが強かったらしい、という話もあります。実際、バチカンが「進化論も神の御業の一つ」と認める発言をしたのはつい最近のことですし。

…日本のある大学で生物学科の学生さんが入学時に「どんな研究をやりたい?」と教官に聞かれて「進化論をやりたいです」と答えたら「進化論は基本中の基本だ。研究するとかそういうものではない」と怒られた、てな話を聞いたことがあります。
一方のアメリカでももちろん研究者は進化論を土台にして研究してるわけで。じゃあ、敬虔なキリスト教徒の生物学者はどうしてるんだ? と言うと「あまり気にしていない」「進化論も神の一部」となんかそれほど深く悩んでいるようではない、というのをどっかで読んだ記憶があります。

さらにヨーロッパでは進化論とキリスト教の「融合」は進んでいる、と↑記事中にはありましたけど。…アメリカ、と言うとみんな自由にやりたいことやってる、ってなイメージありますけど実際は色んな人がいるわけで。中にはそういう風にこだわる人もいるんだろうなあ、とは思いますが。
事実は一つですけど真実は一つじゃないわけで。そういう考えもアリ、と言えなくもないんですが…個人的には「何やってんだろうなあ」と呆れてしまったりしますが。実際、進化論全否定しちまうとそこで生物関係は全部止まっちまうわけで。進みもしないし退きもしない。万物流転とか色即是空空即是色とか…そういうとこで日本人には受け入れやすかったのかな…とかそんなことも思ってしまいますが。さて。

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02/05/2009

でっかいヘビ

「史上最大」のヘビの化石、コロンビアで見つかる(Yahoo!:ロイター)…長さは13mほどもあり、エサはワニやカメだった…という何ともスケールのでかい話ではあります。現在の「記録」が9~10mとされていますんで(それでも十二分に大きいですが)それをはるかに上回る「記録」となります。生息していたのは恐竜が絶滅した、とされる年代後の6500万年前くらいになんだそうで。

ヘビ、というのは人によっては大変に嫌がられる生き物ではありますが…見ようによってはこれほど興味深い生き物もいなかったりします。なんせ、脚(手足)がない。
動物というのは基本形というのがある、という話があります。四本の脚(手足)を持っていて尾がある。そして頭は一つで目と耳は二つで鼻と口は一つ…。
しかしこれだけだと不十分になります。地球上で現在「動物」と分類されてるのは脊椎動物だけではありますまい。そこでこの基本形に節足動物などを加えてみると、↑この設定はいとも簡単に崩れてしまうことになります。脚の数は不定だわ顔のパーツもバラバラだわ、と。
…そこで人によってはそういう「崩れ」に不快感を感じる人がいるのでは…ということなんだそうで。虫が嫌い、というのもなくてもいい場所に脚があったりするから、とかそういう話もあったりします。
…ま、そこまで簡単に割り切れてしまうもんでもないんですが。人によってはヘビはダメでも芋虫は平気、てな人もいますし。過去の経験から好みが分かれることだってありますし。

そんなヘビが脚を捨てた本当の理由、というのまだ完全には解明されてないんじゃないかと思われます。基本的に生き物てのは不要なものから捨てていきます。使わなくなった部位がだんだん小さくなっていって最終的には消えてしまう。…脚が全然いらなくなった理由、というのは…一体なんなんだろうか、と。
しかし逆に考えてみたらこれほど移動に優れた手段はないのではないか、という見方もできてしまったりして。脚がない分移動に制約がなくなります。移動面に体をべたっとくっつけておかないといけない、という制約が逆に増えてしまいましたけど…木にも登れる、障害物も越えられる、泳ぐこともできる…と実は汎用性の非常に高い身体なのではあります。
そういう意味では相当に進化した生き物なのかな、とも思ってしまいますが。いや、進化の方向なんて決まってるもんじゃないのかも知れません。退化もまた進化、なんて言い方したりもしますし。

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01/29/2009

流行しています

あんまりいい意味での「流行」ではないのですが…。
東京都がインフルエンザの流行「警報」を発令中(iza!)。つい最近でもじわじわと患者数が増えている…という報道もあったりしましたが。ピークは来月上旬くらいではないか…とも言われてましたが。
こういう「増えている」かどうか、というのは簡単に言えば「インフルエンザで病院や診療所にどれくらい人が来たか」で決まります。指数、と言いますか一定数以上来たら「流行」と判断されます。…でも実際はその数以上の人がかかってるわけで。病院に行けない人てのも実は結構いるわけで…。

こないだ…何の番組だったかな、報道系の番組でしたか。インフルエンザやカゼでは定番のマスクの話をしてました。自身の予防や周囲への配慮としては必要な品なのですが…外国の人から見ると一種異様に見えるようで。じゃあ、あっちではカゼやインフルエンザにかかって、それでも仕方なく外出しなければならない場合どうするのか、という質問が出たんですが…
「そういう時は家で寝てます。外出しないです」
という返答。そりゃあ、できればその方がいいんですが。そうできないのはなんか国民性とかそういうのもあるのかなあ…とか思ってしまったりして。まあ、例えばアメリカなんかは日本の「国民健康保険」とは制度的に違ってますんで、日本のようにほとんどの人の診察料が安くなるってわけではないんだそうで。…そうなるとお金のない人は病院に行かない、ということになって、じゃあ自力で治そう、とすることになります。そうなると日本の方が気軽?に病院行けていいのかなあ…とか思いますけどこういう「流行」の時に病院行くとそりゃあもう大混雑なわけで。それはそれで大変に疲れてしまいます。

カゼの場合はともかく、インフルエンザには例のタミフルなどの薬が使われますが…最近ではこれが効かないタイプも増えつつあるとのこと。ウィルスてのは寿命が短い分「変化」のサイクルも早くなるんでこういう芸当もできてしまいます。
そこで厚生労働省研究班が「万能ワクチン」を開発(Yahoo!:読売)したとのこと。これは比較的変化の少ない部位を利用してワクチンを作ることで「変化」にも対応できる…というものです。しかし実用化にはまだまだ時間が必要、とのことではありますけども。

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01/20/2009

それだけじゃ

ないんですが、これはこれでアリかも知れません。
タバコの葉がニコチンを蓄積していく仕組み解明、「ニコチンなしタバコ」もできる?(Yahoo!:産経) 特定の遺伝子が関係していたそうで、このことを上手に利用できればニコチン成分を含まないタバコ、というのも可能になるんだそうですが…。

ま、タバコの害になる成分てのはニコチンだけではありませんし…。
それでも依存成分と言いますか習慣化してしまう成分はニコチンらしいので(ニコチンによる一種の刺激を体、特に脳が覚えてしまって何回もその刺激が欲しくなって習慣化してしまうんだそうで)ニコチンを含まないタバコ、というのがもし本当にできるのなら大分違った方向へ進みそうではあります、世界的な禁煙の流れというものも。
なんでか、と言いますと…ニコチンがないってことは依存性が一気に落ちる、ってことで。つまりは誰もタバコを継続しては買わなくなるんじゃないか、と。ノンアルコール飲料で味もお酒そっくり、てのはありますけど呑んべはそれだけじゃあ満足できますまい。同様にニコチン含まないタバコを愛煙家が好んで買うだろうか、と。今後喫煙人口を増やさないようにする「防煙タバコ」にはなってもすでにガンガン吸ってる人への「禁煙タバコ」にはならないような。

その辺は開発次第で「タバコそっくり」にできるかも知れませんけども…さて?

こういう「配慮したタバコ」てのは昔何かのゲームで「無煙タバコ(煙が出ないのでスペースコロニーでも大丈夫、とかそんな感じだったような)」てのが出てきたりしてましたし、タールもニコチンも最低限にまで落としたタバコ、てのもある意味そういう方向性なのかも知れません。
が…そういうのはなんだか暖をとるために自分の家の壁燃やしているような、ちょっと方向性が違うような気もして。そんな軽いの吸うくらいなら止めればいいのに、とか…思ってしまいますが愛煙家の中にはまた違った考え方をする人もいそうではあります。…そういうのでもいいから吸いたいんだよ、と。
となると。タバコからニコチンなくなっても吸う人はやっぱり吸うのかなあ…。

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01/15/2009

玩具ではないのだけど

イギリスの愛犬家団体が犬の「健康重視」新基準を発表(Yahoo!:産経)。これによると例えばブルドッグは現在のように皮膚にしわが多いような状態だと呼吸しづらくなって短命になるので、ブルドッグはもっとすっきりすべきだ…などなど。実際、特徴を際立たせるために特に血統書付きの純血種なんてのは近親で交配を重ねることも多く、そうなると様々な障害が出る(ケースによっては子々孫々にまで遺伝してしまう…)ことも多くなる、というのはよく言われていたことなのですが。
↑の愛犬家団体は「ケネル・クラブ」と言ってイギリスでは代表的な愛犬家団体なんだとか。そこでの新基準ということで世界的な影響も避けられない、となるのかも知れませんが…?

自分は犬や猫は飼ったことないんですが…鳥や魚は飼ったことあります。
特に熱帯魚は好きな方で。しかし今は事情があって飼えず、代わりと言っちゃ何ですが植物を飼って、いや栽培してます。鉢の数は10前後あって…いつの間にか増えてしまうもんではあります。でもうちの部屋は西向きで日中も十分な日光が得られず。でも夕方、特に夏の日差しは厳しいという…。そこであんまり日に当てないでもいいのを選んでカーテン閉めたりしてますけど…それでもなかなか上手に育てることができず、幾鉢かは枯らしてしまいました…。
それでもこういう環境に向いてない植物でもやり方によっては上手く育てることはできるんではないか…と思っています。例えば主な枝を決めてしまって余計な枝は切ってしまう。こうすることで日光が足りなくても栄養を集中できます。あるいは植え替えや肥料のやり方を考えてみる、とか。それでも植物てのもそれぞれによって特徴や習性が違いますんでそう簡単にいくもんではありません。毎回毎回が試行錯誤の連続だったりします。
…でもこうやって人の手を加える、ということに違和感を感じる人もいます。植物は自然のままに生きているのだからそのままが美しいんだ、人間の余計な手なんかいらないんだ、と…。

自分も以前はそう思っていたんですが。熱帯魚飼ってた頃なんてのは水槽内の掃除は最低限でしたし。…でも、なんかの番組で金魚のことをやってて。誰か芸能人が金魚飼ってる話をしていたんですが。それはそれは丁寧に、しかし色々と手をかけて美しく見せるようにしていたんです。
しかしその方も昔は自然のままがいい、と水槽もコケだらけ水替えもしない、という状態だったとか。しかし
『手をかけて美しくなるものもあって、その一つが金魚なんです。金魚は長い間人とかかわって美しくなってきた。その手助けを怠るのは逆に金魚にとっても良くないことなんではないでしょうか』
とある人に言われて…それから手をかけることの重要さに気づいた、とのことで。

自分もその話を聞いて…伸び放題だった植物の枝を切って、土を見直して肥料を見直すようになりました。…ま、地植えならともかく鉢植えなんで、結構手間かけないと植物の生存にもかかわることもある…ということを知ったのはさらにその後のことなんですが。ただ植えときゃいいってもんでもないわけです。
…単純に植物と犬を比べるわけにはいきませんが。手をかけるったって無理に何かさせるわけではありませんし。ただ、相当に長い年月かけて現在の姿になったのにそれを簡単に捨ててしまっていいんだろうか…と思ってしまったり。でも犬の健康のことも考えるとたしかにその辺も考える必要はあるわけで。実際、近親交配の少ない雑種(最近ではミックスとも言うそうな)は健康的で長生きするらいしいですし。

分けてしまえばいいんでは、という声も出そうですが。美しさを求めて不健康でも生きる犬種と健康を求めて美しくはない犬種。でもコトはそう簡単ではなさそうであります…。

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01/11/2009

「ダメ」というよりも

正直なとこ、コワイんですが…よく自分の顔に自分から注射なんかできるなあ、というのが率直なとこでもあります。
ヒアルロン酸による「シワ取り」自己注射は絶対にダメ(Yahoo!:毎日)…「ヒアルロン酸」というのは最近のCMなんかでもよく耳にする単語ではあります。…基本的には体内に「水分」を保持する物質で、加齢と共に減少していくとか何とかそんな話で。コラーゲンなんかと一緒でこれを摂ると肌に保湿成分が戻って張りが違ってくる…んだそうであります。
この手の「保湿成分」というのはニンゲンの体においては美容とは関係なく必要なものだったりします。関節の潤滑油的な役割を果たしていたり、組織の接着剤みたいなこともしていたり。…ニンゲンに限らず動物てのは本当に身体に必要なものは自前で作り出せるようになってます。が…全部が全部自前で賄うわけにはいかないのでこうやって外部から摂る必要がある、と。その意味ではこうやって外からヒアルロン酸を摂るのは別に悪いことではないのですが…。

やり方がなあ、と。自分に注射してまでやるもんなのか…と。サプリでもそういうのもあるだろうに…あ、でもコレはこうやってピンポイントで注射する療法なんか…でも素人がそう簡単にできるもんではない、ってとこまでは考えが至らなかったんでしょうか…。
「美容」「不老」に関する執着心てのは洋の東西、古今を問わずに存在してますから今さら驚くことではないんですが。錬金術で始原的な意味合いを持つ水銀と硫黄を摂りすぎて逆に命を落とした話とか。秦の始皇帝が不老不死の妙薬を探すために世界中に使者を放ったけど、帰ってくる前に亡くなってしまったとか。クレオパトラは目の前で真珠を溶かした液体を飲んでた、って話ですが…てことは結構強い酸なはずで、そりゃあ体にも良くないんでは…とか。
…人間なんてのはそんなに変わってないもんなのかも知れませんが。こうなると。現代でもボツリヌス菌系の猛毒(一説には地上最強)を使ってシワをとる、なんて技術もあるそうですし。

恐らくは近いうちに何らかの法的リアクションがあるんでは、と思われます。法律的にも色々ありそうですし。
でも…その前にやっぱりコワイなあ、と。注射が嫌いで医者に行きたくない、とかそういうことまでは言いませんが、できるなら注射は避けたいなあ、とか思ってたりするもので。自分の中に針が入っていく感覚ってのが、どうも精神的にも受け付けなくて。…いや、そういう感覚が好きってのはごくごく少数なんではないか、とは思いますけども…。

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01/06/2009

神の領域、人の領域

体細胞クローン牛・豚に関して内閣府食品安全委員会の専門家ワーキンググループが「従来の牛と豚に比べて、差異はない」と発表(iza!)。これまでは受精卵の細胞を使う「受精卵クローン」は流通が認められてきましたが、フツーに生きてる身体の一部から取り出した「体細胞」を使うクローンに関しては安全性が認められていませんでした。成功すれば受精卵クローンより大量に同一の性質(遺伝情報上は)をもった動物を作ることができるようになりますが…色々と反対も多くこういうのに先進的なアメリカでも認められてなかったのですが。
↑こういう発表により一気に研究が加速してクローン動物の安定供給が可能に、とかそういうことになるかも知れんのですが…やっぱり反対多そうだなあ…。

ここで簡単に(ごく簡単に)クローンのおさらいをしておきますと。
まずフツーに受精した牛の卵と丈夫な牛の母体を用意→お目当ての性質を持つ牛の細胞をゲット→その細胞を卵に埋め込んで母体に戻す→お目当ての性質を持つ仔、つまりクローンが誕生…。
…なんか、こう書くと結構インパクトありそうな危ない実験みたいな印象を受けてしまいますが…それでも畜産関係てのは一般人から見ると結構「えええ?」みたいなことやってますんで、ある意味これで普通なのかも知れませんけども。
ま、話を戻しますと「お目当ての性質を持つ牛の細胞」をどこから持ってくるか、で受精卵クローンと体細胞クローンに違いが出てきます。数も違いますし入手方法の難易度も違う。受精卵てのはまんまそのままの意味なので「お目当ての性質を持つ牛」を交配させないと得られません。しかも「交配」てことは相手がいるわけで…純粋な意味での「お目当て」にはならなくなってしまいます。一方身体のどこかの細胞を使う「体細胞」なら間違いなくその「お目当て」の遺伝情報を持ってることになります。最低限?遺伝情報は全く同一になるのできちんと育て上げれば「お目当て」そのものの牛が出来上がることになります。

しかし…現在体細胞クローンてのは実験で相当数作られてますけど生存率が低い、とか色々問題があったりします。そして、技術的な問題だけではなく倫理上・宗教上の問題も。日本だと宗教上よりも倫理的にどうなんだ、てなことになりそうなんですが…欧米だと宗教的にかなり激しい反発がありそうではあります。神の作りしものにヒトが手を加えるべきではない、とか…。
むしろ日本の場合はいざ販売する時に「クローン牛」と表記しないといけない、となって…皆が気味悪がって買わない、結局クローンの進出?断念とかそんなことになりそうな気がしてます。ちょっと前の遺伝子組み換え作物の表記でもかなりすったもんだありましたし。なんだかよく分からないものを食べたくないなあ、というのは分からんでもないんですが…それ以前に正しい知識を求めろよ、とか思ってしまいますが。でも人間てなイメージの動物ですからそこんとこはどうしようもないのかなあ…やっぱり。

今でも「クローン」というと「同じ顔の人間をいっぱい作る技術」となって「ヒトラー量産」とかそういう話が出てきますけども…今現在の技術では成人の細胞使って即座に成人を作り上げることはできません。植物のクローンてのはかなり前からありますけど、これもバラバラにした細胞から一種の「タネ」を作る技術でやっぱり育った植物を即座に作り出す、なんてのはやはり神の領域の仕事になってしまいます。
…いや、でも…数百年前とかだったら現行のクローン技術だって神の領域だったわけで。てことは…将来そういうコピーでも作るようにクローン作れる技術、なんてのが出てくるのかも…知れません。

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11/12/2008

「マジー」の原点っぽいもの

「マジー」というのは自分の本サイト「信天庵」に連載してる「マズルカ・マズルカ」という似非SFのことであります。一応(ってなんだ)「機械と生命の融合」とかなんかその辺の怪しいテーマも含んでいたりするんですが…実際は本編は微妙なボケとツッコミかましてるだけ、というのが現状であります(自分で書いててワケ分からん状態になってきた…嗚呼)。
その原点、と言うか発想の一つの元になったのが動物、特にヒトの脳というものではありました。こう述べてしまうと簡単なんですが、実は再現することが技術的には非常に困難なものなのであります。…その理由の一つに「大きさ」というのがあります。もし、ヒト一人分の脳を完全再現するんなら家一軒どころかもっとでかくなっちまうんではないか…と。
そんな中「ネコの脳を模倣する」計画にIBMが参加表明(Yahoo!:WIRED VISION)、と。ネコだってヒトに劣らないほどの脳活動?をしてる動物なわけで。むしろ哺乳類クラスになると、その特性のおかげでどれもかなり高度な活動ができるようになってるんではないか、と思われます。ネズミ一匹分だって脳の完全再現なんてのはまだまだ不可能の領域の中なのですし。
…まあ…記事中には「完全再現する」なんてことは載ってないのですが。あくまで「模倣」なのですけども。

それでも技術なんてのはいつの時代も不可能を可能にしてきたわけで。今回の「ネコの脳を模倣(まずはネズミの脳を模倣してしてから)」が成功すれば次はさらに複雑かつ高等なことやってくれるんじゃないか…という期待が持てたりします。それこそ後数百年とかしたらマンガやアニメでよくあるような「完全自律型ロボット」とかが普通に町を歩いてるかも知れない…。
しかしなんとなーく漠然と不安?みたいなものはやっぱりあったりします。
そもそもこういうものって教科書には載ってますけど実際はまだまだ分からんことだらけで。脳にしたっていまだに新発見が山ほど出てくる素材ではあります。「どこそこが何々を司っている」という脳地図みたいなものが出てきたのだってかなり最近になってからのことですし。全部が全部解明され尽くしているってわけではないのです。
そんな状況で↑のような「みらいのせいかつ」が再現できるようになるのか、と言うと…やっぱり時間が必要なのかな、自分が生きてるうちなんかでは到底無理なのかな…とか思ってしまうわけです。

安易に「大自然の神秘」「人体の深遠」とかそういうのに走る気はないんですが。そういう分からないことは全部ブラックボックス化、というのはただ逃げてるだけですし。
人間、分かってることはごくごくわずかで考えてることもやってることも原始時代とそんなに変わりゃしないよ…と。前に進むにはまだまだ膨大な時間が必要で、じっくりやっていけばいいさ…。
…とかそんな殊勝?なこと考えて「マジー」書いてるわけではないんですが。あれはどう転んで行くのか、実は自分にもさっぱり分からんかったりします…実は。

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11/07/2008

なんかそんなもの

小学一年生から英語を学び始めた生徒の方が、中学生から英語を学び始めた生徒より英語を理解できる(iza!)…というなんだか「今さら」な(失礼)研究結果が発表されました。ただ、この研究のキモは「長く勉強した方がいいんだぜい」というものではなく触れている期間が長い方が「脳が働かなくても英語を理解できる」(「」内↑元記事より引用)ようになる、ということではないか、と思われます。実際英語がペラペラな人てのは脳内で
あの赤くて丸い物体=りんご→apple
と日本語から英語へ変換してるわけではなく
あの赤くて丸い物体=りんご=apple
と、ぽん、と英単語そのものはもちろん話す時の文法処理なんかも意識せずに自動的に行なって会話してるんだそうで。考えてみりゃ日本語で会話する時にいちいちアタマの中であれこれいじくったりはしませんわな。それと同じことではあります。
そういう風になれればいいなあ、色んな言語を理解してみたいなあ…てのは誰にでもある願望ではあります。

しかし…「英語を6年以上学ぶと、考えなくても答えが出る“省エネ脳”になる。6年以上、英語に接する重要性を示唆するものだ」(「」内↑元記事より引用)てのはどうなんだろうな、と思ってしまいますが(省エネ脳というのは↑で述べた、ぽん、と全部出てくる脳だと思われますが)。6年…別に時間は関係ないんじゃないか、と。ただ単純に触れてる時間が長い方が有利なだけなんじゃないか、と。
多分「6年」てのは小学校で英語を学んできた生徒が対象だから、と思われます。小学校から英語に触れることで英語を話せるようになる。それは国際人としての第一歩…というところだと思うのですが…。
正直言いますと、これには反対であります。
まず国語やっとけ、てのが個人的に思うところで。日本人だから、というより母国語を一つ持っておいた方がいい、ということであります。日本語てのは面白い言語で世界に似たような言語があんまり存在してません。現在世界を席巻している英語などのラテン語系言語とは使う文字、文法すら違います。…日本語は当然としてさらに英語を覚えれば違う系統の言語を二つ、理解できることになります。これは結構大きいと思いますし、幼児期から英語やって英語>日本語になって日本語メインの実社会で苦労するよりはマシ…とも思うのですが。

英語学習を6年以上…って言ったって内容によっても違ってくるでしょうし。自分らの世代は英語の授業で今ほど会話は重視されてませんでした。読み書きはできるけど話せない…というやつで。これは一説には明治辺りの頃は授業でも原書を使う機会が多かったからまず英語を読むことから始めた…とかそんな話もありますが…。そういう内容でも6年続けりゃモノになる…んだろうか、と。某教育テレビに英会話番組がありますが…一週間に30分弱。極端な話、これを6年続けたらそれでいいのか? とか。
まあ、記事は小学生から~ということですんで、これはちょっと脱線ですか(苦笑。
でもやるんなら日本語も英語もきちんとやって欲しいと思うのですが。…個人的な感触なんですけど…「英語の方が日本語なんかより断然スゴイ!」と盲目的に思い込んでる方が結構いるような気がして、なんだかさびしいなあ…と。
某熊楠のマンガに「犬の鳴き声を真似させてみたまえ。馬鹿ほど上手に真似る」(原本が手元にないんで正確かどうかは、ちょっと)という語学に関してのセリフがあって。
…結局誰でも話しているもんなんだよなあ…学問として研究とかするならともかく、フツーに話すんならそんなに構えなくてもいいんじゃないのかなあ…と。将来的にどう、とかそんなのもなんか野暮なような。必要があればどんな環境でも覚えるし、やる気がなければ授業重ねたって意味はない。ただ、外国を知るツールとしては最強のものだからあった方がいいことはいいよなあ…。
なんか、そんなものだと思うのですが。さて。

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10/26/2008

随意に記憶消去

アメリカの研究者がマウスの記憶を「選択」して消去することに成功(Yahoo!:REUTERS)した、とのことで。アタマ開けて消去、というわけではなくタンパク質のレベルを調整することによる…何だろ、化学的な処置とでも言うんでしょうか、これは。
応用すれば消し去ってやりたいあんな記憶もこんな記憶も消すことができる…と思われそうですが、実際は成功させた研究者が「同じ方法がヒトでも成功するか分からない」としてますんで、例えば実用化なんてのとはちょっと違う話なのかも知れません。

記憶…というと実はまだまだよく分かってない分野でもあります。
記憶(Wikipedia)
↑の記憶操作?にしてもSFなんかではよく見られる光景ではありますが、実際に現在の技術ではどこにこういう記憶があって、こっちにこういう記憶が眠ってる…なんてのすらまだまだ明確には分かってなかったりします。
今のところ…記憶には三種あることが分かってます。「短期」「中期」「長期」
「短期」は数十秒単位で忘れてしまいます。「中期」は脳の海馬と呼ばれる場所で記憶されて数時間とか数週間程度。「長期」となると一生モノの記憶となります。…もちろん「短期」「中期」であっても「長期」の記憶となり得る(つまりはいわゆる「長期記憶保管庫」とでも呼ぶべき部位への移動は可能)なんですが…そのまま何もせずに放っておいても「長期」にはなりません。刺激とか関連付けとか一定の手順や方法を経ないと「長期」にはならなかったりします。
特に年齢が増すごとにその傾向は強くなるんだそうで。若い頃の方が脳も活発だ、てなことかも知れません。

しかし…記憶てのは曖昧なもので。結構カンタン?にねつ造や改変ができてしまいます。…そうでなかったら世の裁判てのはほとんどがなくなってしまうような。意図的にウソついていない、当人が思いこんでいるだけ、てな証言や証拠てのは結構あるような気がしてます。
こういうのは「あれはああいうものだったんだ」という思い込みからも来ますが、異なる記憶を「くっつける」ことからも発生してしまいます。例えば「デジャブ(概視感)」という「あれ、どっかでこの風景見たような、でもこんなとこ行ったこともないのに…」という不思議な感覚があります。これ、目の前の風景と似たような風景を脳内検索してる時に、実は全然違うのに複数の似たような風景(建物の位置だけ似てるとか日光の具合だけ似てるとか)をごっちゃにして思い出しているんではないのか、という説があるんだそうで。…まあ、これも本当にこれが正しい、というものではないようなのですけれど。

思い出してみると実は違ってた、てのはよくあることなんですが…そういう場合の「消去」てのはどうなるんだろう、と↑記事見て考えてしまったりして(多分そういう意味での「記憶消去」ではないと思うのですが)。一部だけ、とか関連付けしてる記憶が根こそぎ消えてしまうのかなあ…とか。
ある意味記憶は宝だと思ってるのですが。いいもわるいも全部ひっくるめてその人の歴史なわけですし…むやみに消すのはもったいないなあ、と。

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10/18/2008

でかい地図帳

オーストラリアの出版社ミレニアム・ハウス社がタテ61cm×ヨコ47cm、重さ30kg超のでかい地図帳を出版(CNN)しました。厚さに関しては記述がないんですが、↑記事中の写真見る限りでは相当なもんではないかと。
…赤ん坊と一緒に撮影、と言うのは比較としてはなかなかにインパクトのあるものではあります。やっぱ、でかいなあ…。

この地図帳「EARTH」はその名の通り世界中の地理はもちろん、歴史や文化まで網羅しているとのこと。
地図帳、と言うとなんだか学校で使う薄っぺらで地理だけしか載ってない(白地図なんてのもありましたっけか)ようなイメージがありますが、結構色んな種類があって色んなことが載ってるものも多かったりします。…もちろんピンからキリまでたくさんあるんですが…専門書のように多量の詳細な情報を求められるものだとそれこそ天井知らずにお高いものもあるような。
今回の「EARTH」も豪華版は日本円で約56万円(廉価版?は約35万円)。
…結構興味あるんですけどねえ…こういう本は。しかしそこまで出せる余裕はないし…第一ンな本、どこに置けばよいのやら。

ところで地図帳のことを「アトラス(atlas)」と言いますが、これは元々はギリシャ神話で天空を支える役目を負ってしまったアトラスという神に由来しています。…1595年にメルカトルという人物の息子が、前年に亡くなった父の遺志を継いで世界中の地図を統合した地図帳を完成させます。その名前が「アトラス」で、父の遺言によってその名前になったんだとか(当時は地図帳の表紙には天空担いだアトラスの絵を載せてたらしいんですが)。
その影響で「地図帳=アトラス」となった、と言うお話ではあります。

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10/11/2008

片方だけで仔ができる

サメの「処女懐妊」、2例目を確認(CNN)…とは言ってもオスのサメがタマゴを持ってたというのではなく(当たり前ですな)メスのサメが死んでしまって、解剖してみたら子供がいた(サメにはタマゴではなく仔を産む種類があります)…ということであります。ただし、このメスは同種のオスとの接触が長期間なく、他種のサメとの仔かも知れない…となっていたんですがDNA鑑定の結果メスだけの遺伝子を持っていることが判明した、とのこと。
…実はこういうケースてのは結構あるんだそうで。雌性繁殖とか言うんだそうで。魚類や爬虫類や両生類で相当数確認されているんだそうであります。
サメではありませんが魚の中には一定の条件を満たすと雌雄が逆転しちまうのもいたりしますし(カクレクマノミとかクロダイとか)「オスメス」のくくりなんてのは曖昧なもんかも知れません…が、片方だけで繁殖できるてのは…なんだか意味があるようなないような気がしてしまいます。

日本でも似たようなのがいます。前にも書いたよーな記憶があるんですが…ギンブナというやつで。淡水魚としては非常にポピュラーな種で、どこにでもいます。
が、ある地域以外にはほとんどオスがいない種ではあります。…それでも繁殖しないと生きていけませんからメスはタマゴを生みます。生むには生むんですがその時に他の種のフナなどの精子に接触することで卵の発生が始まります。でも、その他種のオスの精子と「受精」したわけではなくただのきっかけに過ぎず、生まれてくるのはメスのギンブナばかり。…クローンと言うと若干意味合いが違ってきますが元々の資質は全く同じの魚が生まれてくる、という習性になってます。
…なんでこうなったのか、一説にはこのギンブナは三倍体というやつでこれは雑種の特性でもある。その雑種が生き残るためにこういう性質を会得したのではないか…と。実際のとこはまだまだ分かってないのですが。

ただ…これも前に書きましたバナナのお話。実は農園などで栽培されて出荷されているバナナのほとんどは株分けで増やされたものです。…つまりはこれもクローン?状態なわけで、みんながみんなほぼ同一の遺伝性質を持ってることになります。つまり、病気などが流行ったら一気に絶滅してしまう恐れもある…と、そういう警告が出されたこともあります。
↑のサメもギンブナもそういうとこ危ないな…と。言い方が大変に微妙ですけど、単細胞生物が細胞分裂かましながら自分の複製作っていってる…と、そういう風にも言えてしまうわけで。せっかく違った遺伝子混ぜて仔の獲得性質を変化させられる機会があるのになあ…と変なところでモッタイナイとか思ってしまうわけであります。

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10/03/2008

二つほど 10/03

「生き物」で二つほど…。

一つ目。地球温暖化の影響?で増えるメス、短期的には有利な場合も(Yahoo!:ナショナルジオグラフィック)
これは爬虫類でよく見られるんですが、タマゴから生まれる仔の性別が温度によって変わる…という現象についてのお話であります。基本、温度が高ければメスが増え、低ければオスが増えます。…実際、ウミガメなどではメスが増え始めている…とのことで、爬虫類の未来にとっては暗雲そのものではあります。
性別の割合てのはオスメスが1:1になることが望ましい、とされています。その方が多様性に富んだ子孫を残しやすくなるし、数の調整もほどよく行なわれる…と。
でもまあ、ニンゲンだって厳密には1:1じゃあ、ありませんし(生まれる数は若干オスの方が多く…でも生育後につじつまが合うんだそうで)。一夫一妻、一夫多妻、多夫一妻…と、繁殖形態てのは種によってバラバラですんでその辺は種によって違ってくるとは思うのですが。
ただ…短期的には有利、という状況が…と。どういう形態にしろ増えすぎれば自分の首しめることにはなるわけで。その辺も実はさじ加減が難しいものではあります。

二つ目。粘菌に最短ルートで迷路を解く能力があることを発見した日本人教授たちに「イグ・ノーベル賞」(Yahoo!:JIJI)…日本人の受賞は2年連続になりますイグ・ノーベル賞。過去には「なぜ特定の銅像にはハトが寄り付かないのか」「犬の感情が分かる装置」「ヒグマ撃退スーツ」などなどが受賞した賞であります。
こういう「一見役に立ちそうもないんだけど実は非常に有効」なモノてのは個人的に大好きな方であります。
粘菌てのは分類上は植物なんですが…まるでアメーバのように動く(つったって目の前でうにょうにょ動き回るわけではなく、ほんの少しずつ少しずつ動く)ことで知られています。かの南方熊楠が研究し「Minakatella」という新属まで作ってますが…これは今でも有効な属名なんだろうか…実は探せば結構あちこちにいる生き物という話もあったりします。それほど珍しい生き物ではないんだそうで。
ではこのことが一体何かの役に立つんだろうか、となると。…あんまし役には立たないような。でもそういうところが逆にイイんでは、と思ってしまうのですが…さて。

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09/30/2008

二つほど 9/30

「噛む」や「台風」で二つほど。

一つ目。しっかり噛むことでやせることもできる(iza!)…なんだか基本のような気もしますが。たしかに世の中には「せっかち=美徳」となんかどっか勘違いしてる人もいるので、こういう指摘は当たっているのかも知れません…。
実は一説にはヒトのあごは他の霊長類と比べると小さめになっているんだそうで。
これは噛むことによる衝撃を脳へ伝えないようにするため、なんだそうですが…かなーり昔に聞いた話なんで、今はどうなっているんだか分かりません。ただ、実際のとこチンパンジーやゴリラの方があごは頑丈そうには見えますが。ヒトというのは頭でっかちでどこか弱々しく見えてしまうもんではあります。
…それでも噛む力はきちんと備わっているんで使えるもんは何でも使った方がいいんでは、と思いますけども。やはり昔よく見た「未来の人間像」てのには大抵「柔らかい食事ばかりになってあごが退化する」てのがあって顔の下半分が極端に退化した絵があったりしましたが…ああいう風にはなりたくはないですし…。

二つ目。台風15号(チャンミー)が九州に接近、九州から東海にかけて暴風雨の恐れが…。
気象庁 | 台風情報
どうにも台湾の人たちが大変そうなのですが…台湾辺りでいきなり東進の流れとなっております。13号がそうだったんですが(14号はそのまま大陸へ行きましたけども)どうも15号もその流れを辿りそうではあります。上陸して消えた風速25m以上の暴風域も復活してしまいましたし…これから海上を進むとなるとさらに勢力を増す恐れもあります。
そして秋雨前線も健在であります。これから雨や風の威力が増していくと思われます…皆様お気をつけて。

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09/23/2008

ウナギの捕獲

こないだニホンウナギの産卵場所がマリアナ諸島付近だった…ということが解明されたばかりなんですが。今度は成熟した親魚がやはりマリアナ諸島付近で見つかりました。
水産庁漁業調査船開洋丸によるニホンウナギの産卵生態調査の結果について(水産庁プレスリリース)
特筆すべきは「海洋上で」と記事内にある「世界初となる成熟ウナギの捕獲に成功」(「」内↑記事より引用)というところでしょうか。実はウナギは成熟個体(つまりは生殖可能な状態になったウナギ)が自然下では見つかってなかった…という魚でした。海で産卵することは知られていたので川などから下っている「下りウナギ」という一般に目にするウナギとはちょっと違う外見のウナギを秋から冬にかけて見ることはあるのですが。
この「下りウナギ」は下り始めとでも言うべきなんでしょうか…これから川を下って海へと進み、マリアナ諸島付近の海域へと向かうのですが、まだ卵巣や精巣は成熟しきっていません。下り始めたら一切何も口にせず、夏の間体にためた栄養素を全てそっちへ回す…という話もあったりします。

しかし…最近何かと目にする「ウナギの産地偽装」のお話。たしか養殖の話だったんじゃ…と思うかも知れません。
これはウナギの仔魚であるシラスウナギを河口で獲ってきて、それを育てて(畜養)出荷したものを「養殖物」と呼んでます(なお、「養殖物」の産地はそのウナギが一番長くいた地域になります…だから中国でも育ったんだけど日本で育った時間の方が長いから日本産、と言い切れるわけで)。親魚に卵を産ませてできた仔魚を育ててまた卵を産ませる「完全養殖」はウナギではまだその方法は確立されてません。…だから今回の「成熟個体の捕獲」というのは大きいわけです(人為的に成熟させた個体、てのはあるんだそうですが)。完全養殖への道が大きく開けたようなものです。
言ってみりゃ赤ん坊は見つかってるし、そこから育てた姿や若者の姿は見たことあるんだけど…自然界で大きくなったそれ以上の年齢の姿は誰も見たことがなかった…という…ほとんどUMA(Unidentified Mysterious Animal:未確認生物)のノリ。謎の多い生き物ではあります、ウナギてのは。

それでも実際のとこ、こういう例は多いような。前に述べましたけどアナゴだって成熟個体は見つかってませんし…。自然界てのもまだまだ分からんことだらけで。人間が知ってることなんてほんのちょっとしかない、というのが現状であったりするわけです。

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09/18/2008

ミドリムシで世界を救う

ミドリムシ…ミドリムシ植物門 ミドリムシ綱 ミドリムシ目に属してます。学名の属名は「Euglena」で、「Euglena proxima」が代表的な種になります。
ミドリムシ(Wikipedia)
池や水たまりなど、淡水なら大抵のところにはいます。楕円形というか細長い円形というか。「鞭毛」と呼ばれる毛(ヒトの髪の毛なんかとは全くの別物)を使って移動、眼じゃないけど赤い「眼点」があるのも特徴ではあります。とは言っても大きさは0.1mmにも満たないものも多く肉眼での観察は難しく顕微鏡で見るのが普通です。
…この手の単細胞生物(多細胞のもいますが)の観察って昔はよくやったような記憶があるんですが…最近はやってないのかなあ、どこの水にでも…外に置いてる植木鉢の皿とか、そういうとこにでもいるのがこの手の生き物なんですが。

で、このミドリムシ(ムシとつきますけど昆虫ではないです、為念)最大の特徴は「鞭毛運動をする」「葉緑素があって光合成する」という動物・植物双方の要素を併せ持ってることにあります。↑現在は分類上「植物」ということで「ミドリムシ植物門」になってますけど過去には「原生動物門」ということで「動物」に分類されてたこともありました。…分類てのは結構アバウトっつーか人それぞれな面がありますんで、たしか、ミドリムシて「動物でも植物でもない生き物」に分類するケースもあったような。あるい生物分類項目上一番上にある「界」、これを動物界植物界以外にも作る場合があって…その時はなんか別の界になる…んだったかしらん? 資料も手元にないですし記憶も定かじゃないんですが。なんか、そういうこともあったような。

そのミドリムシ、実は非常に強力な二酸化炭素の固定効率と栄養素生産能力を持っていて、これで世界が救えるかも(Yahoo!:産経)知れない、という…たしかに記事中の二酸化炭素固定効率(30%)とかすごいもんがあるんですが。しかしまだまだ実用化までには至っていないようで…そういうとこ、惜しい限りではあります。
こういうのはやっぱり国家単位で取り組むべきことなんじゃないのかな、とか思うのですが…難しいのかなあ、世界に先駆けてこういうことやるのもかっこいいと思うんですが。

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09/12/2008

なんか乱暴

「牛のげっぷに税金を」なんてな話もありましたが…国連「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」のパチャウリ議長、肉を食べない「休肉日」や中国に「肉食税」導入を提案(iza!)。このパチャウリ氏はインド出身で菜食主義者なんだそうでありますが。肉食をすることで地球温暖化が進む、という考えの持ち主のようでもあります。

…まあ…人それぞれっつーか何と言うか。
菜食主義者が「肉食うな」と言っても、ちょっと…というのもあります。自分の趣向を他人に押し付けてるだけじゃねーか、とそういう風にもとれたりもしますし。記事中の人類が排出する温室効果ガスの18%が食肉関連、てのも。こういうのはその食肉関連をバッサリと切り捨てれば、今後排出されるであろう温室効果ガスの18%が即座に消えてなくなる…というわけではありません。コトは人間が有史以来築いてきた文化の一部ですから廃止や禁止すればあちこちにどれだけ影響が出るか分かったもんではないわけで。関わってる人間の数だって尋常じゃあありません。

それから…なんで中国? てのも。
記事の最後の「中華料理は肉がなくても~」てのも明らかに自分の感想なだけですし。いや、むしろ大きなお世話のような。たしかに人口は世界でもダントツに多い国ですからここで消費を抑えることができれば、そりゃ、そういう効果は望めるのかも知れませんが…なんか乱暴だなあ、と。

いっそのこと人口世界第一位の中国だけではなく第二位のインドもそういうことやったらいかがです? と思うのですが。肉、というのは場合によっては菜食料理より安くなりますんで、低所得者向けにまず経済の改革が必要ではあります。…食事もまともにとれない状態ではそういうのは進みますまい。次に食肉業界への補填。消費が減る、ということはつまりその業界の人たちはその分収入が減ることになります。減った分はどうしますか…? これ以外にも色々とやらないといけないことはあると思うのですが…その辺、どうなんでしょう…?

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08/15/2008

二つほど 8/15

海外で二つほど。

一つ目。アメリカ。紙幣に不信感、硬貨で自動車を購入(CNN)…気持ちはなんだか分からんでもないんですが。でもツッコミどころ満載のような気も…硬貨で足りない分小切手って。紙幣はダメだけど小切手はいいんかい、とか。
日本よりも小切手やカードの普及が高そうなアメリカではあるのですが。歯ブラシ一つ買うのにチェック(小切手)切る人がいる…とか。現金は持ってないけどカードはある、とか。一説にはあんまり治安が良くない地域では現金を持っていると狙われやすくなるからカードや小切手が主流になった、とかそんな話もありますけども。
それでも電話とか使う場合にはコインがいりますんで紙幣はないけど硬貨は持ってる、という人はいそうではあります。
…日本の場合ですと商法で「売る側は硬貨21枚以上を拒否できる」となってますんで↑こういう事態にはならないのかも知れませんが。某警官マンガでリュック一杯の一円玉で支払う(預金だったかな?)てのもありましたが…。

二つ目。こちらもアメリカ。「ビッグフット」の遺骸が見つかる(CNN)。「ビッグフット」とは山奥などでまれに見られる直立して歩く謎の猿人の一種、とされています。目撃情報は多数あるのですが決定打に欠けるため、まだ存在が確定されてはいません。ネアンデルタール人の生き残りとか説はたくさんあるんですが。
その遺骸、となると。…本当なら大発見なんですが…どうなんでしょう? こういう話は好きな方なんですが信憑性は、となると…さて?

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08/11/2008

二つほど 8/11

様々に二つほど。

一つ目。温暖化の影響で「リンゴの住み分け」崩壊?(Yahoo!:毎日)
日本のリンゴで…有名なのは青森。実は産地としては次に長野が来るんだそうで…青森は主に春先に販売、一方の長野は青森より気温が高いので年末に販売、と両巨頭の販売時期をずらすことでこれまでは「住み分け」できていたんだそうで。
しかし温暖化の影響で青森の気温が上昇(と言っても平均気温1℃程度の差なんですが…実はコレが大きい)長野の年末販売に介入できるようになってしまった、と。…対抗策?として新種の開発や収穫時期の早い品種への移行を検討している、ということなんですが。
…「住み分け」が崩壊すると何がヤバいのか、と言うと値崩れを起こす可能性があるからで。値崩れとは市場に出回る量が多すぎて値段が下がることを言います。もちろん「安くなるならいいんじゃないか」と簡単にはいかないわけで…そうなると安すぎてリンゴ農家の収入が減る→農家の数が減る→リンゴも減って今度は逆に高値に…とあちこちに影響出まくることになります。その辺がどうにも怖いお話ではあります。

二つ目。天敵よりも3倍速く成長する草食恐竜(Yahoo!:JIJI)
角などの「武器」を持たないカモノハシ竜の一種で、天敵となる肉食恐竜よりも速く成長することで優位に立とうとしていたのではないか…ということであります。…生き物てのは色んな手段駆使して生きてるんだな、と感じさせてくれる好例ではないか、と思うのですが…。

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08/07/2008

二つほど 8/07

「よーわからん」なことで二つほど。

一つ目。腎結石の恐れがある人はアイスティーを控えるべき(Yahoo!ヘルスケア)。腎結石とは文字通り腎臓に石ができてしまう病気で…当たり前ですが非常に注意すべき病気ではあります。腎臓や肝臓は病気にかかったとしても目立った症状(患部の痛みとか)が少なく、他の部位の症状…なんかダルいとかそういうのの他に、例えば皮膚や目の色が黄色くなってくるとかそういうのがきっかけで見つかるケースも多く。…発見遅れて手遅れ、という非常に悲しい案件が多いのも事実ではあります。
が…なんでアイスティーなのか。
記事中にはアイスティーは腎結石の原因となるショウ酸塩の含有量が非常に多く、気をつけるべきだ、となってますが…じゃああったかい紅茶なら大丈夫なのか。冷やすとショウ酸塩が増えるからアイスティーはキケンなのか。それとも茶系統は基本的にダメなのか…?
そういうとこがどうも分からんのですが。そういう原因となるモノは取りこみたくないのですが…なんか、いきなりアイスティーはダメ、と言われてもねえ…と。いささか疑問を持ってしまう自分はやはり門外漢なんでしょうか。

二つ目。人間のあくびは犬にも伝染する(Yahoo!:ロイター)という研究結果がイギリスで発表されました。ヒトのあくびの伝染てのはいくつかの説がありますけど個人的にうなずいてしまうのが「誰かがあくびをする→ということはこの場はあんまり刺激的ではない→ではわたしもあくびしてしまおう…」と無意識に空気読んでるんではないか、という…さてどこで見たんだかそれこそ分からんのですが…という説ではあります。他にも…誰かがあくびをするってのは何らかの事情でその場の空気の酸素が薄くなって深呼吸したくなるからだ…とかそういうのも聞いたような気がするんですが…一体どこだったか思い出せない。ソースがはっきりしない情報てのは怪しい限りですんで、あまり本気にしない方がいいとは思います。
んでも…犬にもあくびが移るってのは…なんだか犬が空気読んでる気がするんですけども。
そういう意味ではかなり賢い動物ではあります、犬。特に人間べったりの場合はそういう芸当?もしてしまいそうに思うのですが…よく分からん話ではあります。

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08/01/2008

実物はどんなモノ?

実際に見てみたい生き物、1位は「オジサン」(iza!)…これはgooで調査した結果のようですが。まあ、この手のヘンな名前てのは結構あるもんで、調べてみるとたしかに興味深いもんがあったりします。
Google…それぞれ種名でググってみたりイメージ検索してみると面白いかも知れません。
なお、「オジサン」とは記事中にもあるように本州のどちらかと言えば西に分布する魚。二本の「ヒゲ」がありそこから「ヲジイサン」となり「オジサン」となった…とされてるそうですが、さて。

海の生き物は特徴的な名前(和名)がついてるモノが多いことでも知られています。
例えばスベスベマンジュウガニ、カイロウドウケツ、カシパン、などなど。この「カシパン」てのはトゲが分からないくらい短いウニの仲間で砂に潜ったりしてます。このカシパンの類、分類上の項目「科」ではスカシカシパン科になってます。…科の上に「亜目(あもく)」てのがあってこれはカシパン亜目。その上に「目(もく)」という分類項目があるんですが…それは「タコノマクラ目」と言います。結構でかい目で色々なウニが属してるんですが…こういうネーミングセンスてのは一体どこから来るんだろう、と思わせてしまいます。たしかにこの系統のウニは↑カシパンもそうなんですがトゲも非常に短く丸くて砂に埋まってたりして。
タコがちょいと横?になる時に、ぴったりではあります…。

…こういうセンスのある名前をつけて行ったのは東大かどこかの海洋動物の採集に関係してたある人物だ、てな話をどっかで聞いたような、そんな曖昧な記憶があるんですが…どんな方だったっけか、いや、そもそもこの話のソースが自分でも分かんないので調べようもないんですが…どっかの誰かのエッセイだったかなあ…でもそれ以外では聞かない話なんで自分の思い違いかなあ…時々あるにはあるんですが…他の話とごっちゃになってしまうケースてのが。

ところで。↑記事最後の方に載っている「ニッポンダカラ」ですけどこれは「日本だから」ではなくて「タカラガイ」という巻貝のくせに貝殻はあんまし巻いてない、しかしなかなかにキレイな貝の一種のことであります。昔、とある地域ではお金(銭)として使ってた…ということで「タカラ」の名前があるんだとか。

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06/28/2008

最古の四足

ラトビアで最古とみられる四足歩行生物の化石が発見(CNN)されました。年代的には約3億6500万年前と記事中にはあります。…いわゆる「恐竜」が栄えてた、とされるのが2億年くらい前ですから…それよりもずずっと古い話になります。とは言っても…なかなか実感のない数字ではあるのですが。何せ人間の祖先?とされる系統が存在してたのだって1000万年も昔ではないのですし。

今回見つかったのは「四足類」とも呼ばれる生き物であります。名前はベンタステガ・クロニカ(Ventastega curonica)。
系統から言うと「魚類」と「両生類」の間…むしろ「初期両生類」とも呼ばれてどっちかと言うと両生類側の生き物になります(厳密に言えば四足で歩いてるのは全部『四足類』になっちまうんですが…つまり人間は四足類ではない)。
外見上はワニのようなんでは…とされています。長い口と長い尾があって水中とか浅瀬うろついてりゃ大抵はワニみたいな外見になると思うんですが…食性も魚食だったのでは、とされています。これは歯の形状からでも分かることではあるんですが。
恐らくはエラと肺両方で呼吸していたのでは、とかそういう両生類的な特徴もあったんでは…と推測はされますが、さて、実際はどうなんだろう…? てなとこではあります。化石がめっかった、てだけでは骨格の特徴(基本的に両生類は爬虫類より体高が低い・骨格が貧弱・などなど)で判断できても細かいところまでは分からないわけですし。

それでも今後の研究によってそういうとこも次第に明らかになってくるんでは…と期待されます。何せ最古なわけですし。教科書なんかでは「魚類から両生類に進化して~」と簡単に書かれてますけど、実際はどこがどうなって魚類から進化してきたのか…なんてのはほとんど分かってないのが現状でもありますし。

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06/04/2008

「きぼう」実験室設置成功

ついに、という観もあります。ISS(国際宇宙ステーション)の日本実験棟「きぼう」の「船内実験室」が星出彰彦宇宙飛行士によって設置に成功しました。スペースシャトル「ディスカバリー」一機を借り切って?の打ち上げでした。
「きぼう」日本実験棟(JAXA)
Yahoo!サイエンストピックス:日本実験棟「きぼう」
すでに資器材を保管する「船内保管室」の打ち上げ・設置には今年3月に成功、これで残すは2009年5月に打ち上げ予定の「船外実験プラットホーム」ですか。今後、日本人宇宙飛行士によるISSへの長期滞在てのも決まってますし。…官民共同開発のGXロケットが結局開発中止か見直しか、とかそういうちょっと暗い?ニュースしかなかったんですけども、なんだか明るいニュースで嬉しい限りではあります。

ご周知の通りISSとは複数の国によって運営・管理される「宇宙ステーション」で…将来人類が軌道上から宇宙へと飛躍するためには(今のところ)なくてはならないモノではあります。…いや、他になさそうなんですがね、今のところこういう「みんなでやっていきましょ」的な場、というのが…。
が、しかし。いわゆる冷戦終結後からソ連崩壊、米国の世界への影響変化、などなど世界情勢は絶え間なく動き…結局のとこ現在はアメリカ・ロシアの宇宙飛行士を中心に細々?と運営しているような現状で。長期滞在のための人員や物資の輸送のための打ち上げも、こないだまでのスペースシャトル凍結の影響でロシアだけがやっぱり細々?とやってたような状況でしたし。…シャトル解禁、ということでようやく華やか?になってきたなー…というのが個人的感想だったりします。

今後はどうなるのか…計画ならESA(欧州宇宙機関)が無人でISSなどへ物資運搬などもできる機体を開発中、とかNASAも現行のオービターに替わる新機種「オリオン」を発表したりしてますが(しかしなんだか以前のカタチに戻ったような→想像図(Yahoo!:JIJI))…こういうのも含めてどうなってしまうんだろうか…と。
日本だって自前で宇宙飛行士や物資を運べたらいいなあ…と思うのですが、なかなかに難しそうで…。

ともあれ、「船内実験室」設置成功おめでとうございます。事情は様々ですが、今後が非常に楽しみではあります。

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05/30/2008

ナゾの甲殻類

謎のプランクトン…1899年に発見されて以来、成体の確認ができていなかった「Y幼生」の人工変態に成功(Yahoo!:産経)。その幼体は「Y」からとって「イプシゴン(ypsigon)」と命名されました。これは「Y」をギリシャ語で表すと「イプシロン」になることから、だそうではあります。
正直なとこ…一体何がどんな話になってるんだかよく分からんかと思います。…自分も甲殻類の専門家ってわけでもないんですけども、調べてみると色々と面白いことが出てきたりするもんではあります…。

ノープリウス(Nauplius)・キプリス(Cyplis)
これらは一体何か、と言えば甲殻類(簡単に言えばカラを持った基本水棲の動物たち)の子供のことであります。なんで子供に複数の名前がついてるか、と言うと…カタチや性質が違っているからで。
ノープリウス幼生と言えば甲殻類では最も基本的な幼生…と言うか甲殻類は最初はみんなノープリウス幼生になります。で、そこからさらに色んな「幼生」へと変態を繰り返してやがて成体となる、というのが甲殻類の簡単な生活史ではあります。なお、ほとんどの幼生がプランクトン…つまりは水の中を浮遊していて、ミリ単位やそれ以下のごくごく小さい生き物ではあります。
例えばカニやエビなんかも甲殻類。もちろんノープリウス幼生もあるんですが…その後にも多数の幼生期を経て成体となります。
カニ:ノープリウス→ゾエア→メガロパ→
エビ:ノープリウス→ゾエア→ミシス→
…エビはミシスの後が種によってまちまち(イセエビなんかゾエアにならずにフィロソーマという別の幼生になりますし)だったりするので、まあ、これは一般的に共通っぽい幼生たち、ということになりますか。しかも…どの段階でタマゴから生まれてくるかもその種次第。極端な例だとサワガニはタマゴから成体とほぼ同じカタチの子ガニが生まれてきます。これはそういう幼生期を全部タマゴの中で済ませてしまうからではあります。
さらに同じ幼生の時でも何回か脱皮する種もいたりして。表記によってはミシス→ミシス→ミシスとかそういう方が正しい?場合があったりするようで。こういうとこ、「節足動物」という非常に大きなくくりだと一緒になる昆虫と似たようなところがあります。
↑の「Y幼生」の場合ノープリウス幼生からキプリス幼生へと変態することが確認されています(フジツボと同じタイプ)。で、今回は人工的にキプリス幼生から変態させた…ということが話題になっているわけです。ただ、この新しいカタチも成体ではなく幼体らしいのですが…。

うまくいけば百年来の難題?に回答が出るのかも知れませんが。
「成体が確認されていない」幼生の成体を確認するのに最も適した方法は、と言うと…飼ってみることになります。特にこういう小さな生き物の場合そうしないとドコ行ったか分からなくなったりしますし。が…百年経っても結果が出てないってことは何か特殊な条件が必要なんでしょうか…?
変態した幼体は「バーミゴン」という幼体に似ている、とのこと。
これはフクロムシという甲殻類がやはりノープリウス幼生→キプリス幼生と変態を繰り返してなる幼体で、コレがカニの体内に侵入してやがて成体になります。…フクロムシてのはカニに寄生する甲殻類なんです。てことはイプシゴンもやはり寄生するタイプなのか…。
その辺も含めてまだまだ分かってません。まあ、自然界なんてのは分かってないことの方が多いもんではあるんですが。

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05/27/2008

実際は千差万別

夜型生活を改め、朝型生活にすることでメタボ対策にもなる(iza!)…「朝型の方が仕事の効率も良い」という本もあったりするそうで。たしかに「早起きは三文の得」とは言いますけども(せっかく早起きしてもたった三文しか得にならんのかいっ! ってネタがどっかにあったような)。

昼行性(朝型)か夜行性(夜型)か、てのは一般的に動物では感覚器の対応度合いによって違ってきたりします。まあ、一般的に、ですけど…視覚(目)に頼る動物は昼に行動して聴覚(耳)や嗅覚(鼻)に頼る動物は夜に行動する…と。たしかに明るい昼間は視覚が鋭い方が有利ですし、逆に暗い夜は視覚に頼らない感覚の方が有利ではあります。
が、もちろん例外も多数存在してるわけで。
例えば…メガネザル。顔に対して非常に大きな目を持ったサルの仲間ですが夜行性。少ない光でも見えるように目が大きくなったとされています。あるいは犬てのは嗅覚中心の生き物ではあるのですが基本昼に行動します(ヒトが飼い慣らした結果なのかも知れませんが)。昼に行動する聴覚中心のアナフクロウなんてのもいますし…こういうのの線引きてのは結構あいまいなのかも知れません。

ではヒトはどうか、と言えばこれは明らかに昼行性なわけで。視覚中心なのは言うまでもなく。特に現代人は暗闇では何も感知することができず行動すらできません…。
じゃあ、そんなわけならやっぱり朝型で生活するのが自然の道筋にも合ってるんじゃないのか…となるんですがそう簡単にいかないのもまた現状なわけで。ヒトの生活てのは文化的文明的にも複雑怪奇?に絡まり合ってしまっていて「昼」「夜」とこれも簡単に分けられるもんではなくなってしまっています。…夜型になる人の最もシンプルな理由が「仕事があるから」でしょうか。夜に起きていて仕事するんなら寝るのは昼になります。これを元々が昼行性なんだから朝型にしろ、仕事明けの朝からも起きて行動しとけ、と言われても無理が出てしまって逆に不健康になっちまいます。

その方が体にいい、自然なあり方なんだよ、と言われてもなあ…事情てもんがありますんで、なかなかに難しいもんではあります。
…もっとも…フツーにただ夜更かし大好きなだけで夜は遊びまわってて職場や学校でも昼間は半分寝てます…なんてのは論外ですが。そういう人たちこそ朝型にすべきなんでは、と思ってしまいますが。

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05/23/2008

消えてなくなる

富士山の永久凍土の下限が、この30年間で約300mも上昇(iza!)。つまりは少しずつ、少しずつ下から溶けていってしまっている…ということなんだそうであります。

永久凍土、とは読んで字の如く「いつまでも凍っている土」となります。夏が来ても氷がゆるむことのない大地、という言い方もできますか。フツーに日本で暮らしてる分には当たり前ですが意識することはまずない世界ではあります。
南半球の方は高緯度地域にあんまり陸地がなかったりするんですが…北半球の方はユーラシア大陸のいわゆるシベリアもそうですし、北欧の国々だとかアラスカとかカナダとかグリーンランドとか結構そういう地域が多いものではあります。
そういう地域では見ることのできる永久凍土。そうなるともちろん作物なんかも容易には栽培できませんし、例えば埋葬なんかも困難になってきます。色々と不都合も多い永久凍土ではありますが、地球温暖化に関して一種の指標となってる向きもあります。

実は北極の地下には豊富な鉱物資源が眠ってます。で、昨今の温暖化の影響で永久凍土のみならず北極の氷も減少している、とされています。では今が開発の絶好のチャンスではないか…と各国が虎視眈々と狙っているとかそういう話もあります。…人間てのはしたたか、と言うかなりふり構わない、と言うか…。
富士山の方もこのままいけば永久凍土消滅、というのもあり得るんだそうで。富士山の永久凍土てのはもちろん山頂にもあるわけで。今後の影響次第によっては3776mの標高にまで関係してくる…のかも知れませんが…。

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05/08/2008

何もそこまで

しなくてもいいんではないんかなー…と。
特定脳酵素の働きを阻害することで「満腹感」を得たり「空腹感」を抑制させたりすることに米研究者が成功(Technobahn)…。こういうのがダイエットに利用できればたしかに効果はありそうなんですが…さて。

「脳」という器官は非常に興味深いものではあります。
ヒトに限らず神経系を持つ動物というのは色んなモノを「刺激」として外界から受信・脳でそれを処理して何があったのかを「理解」できるようになります。…逆に言えば脳で処理して「理解」できるなら実際には存在していないものでも「そこにある」と「理解」できてしまう…ということになります。
例としては事故などで腕や脚を失ってしまった場合。しかしその失った腕や脚がまるで存在しているかのように脳が処理してしまって痛みなどを感じてしまう「幻肢痛(ファントムペイン)」があげられます。
…で、まあ、これも脳に「もうお腹いっぱいだよ」「腹、減ってないよね」と思い込ませることでそういう状態になっているということを「理解」させてしまえる、ということになるのですが。

普通に普通の人がダイエットするのにそこまでする必要、あるんかいな…と一抹の疑問を感じてしまったりして。物理的?に満腹感だけ得たいのならそういう商品はいくらでもあるわけですし。
しかしこれが記事中にもあるように過度の肥満や糖尿病などの治療、となると。こういう思い切った?手も必要なんではないか、と思ってしまうわけではあります。…それでも実用化とかそういう話になると…今すぐ、というわけにもいかないものではあるのですが。

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05/07/2008

あるいは一番手っ取り早い

かも。
子供に「読み聞かせ」ることで親子共に脳内が活性化(iza!)…読んで聞かせられてる子供の方だけではなく、読んでいる親側の脳も活性化しているのでは…とのことです。普通に読んでいるのではなく「相手」がいる、ということに違いが出てくるのかも知れません…。

あるいはこういう風に「読んで聞かせる」というのと「親が読んでる姿を見せる」というのが、子供が本を読むようになるには一番手っ取り早いんではないか…とか思ったりしてしまいますが。
いわゆる「活字離れ」が叫ばれて久しいわけですが。…この本はためになるからさあ読め、そんなくだらん本は読むな、オレは読んだことないけどこの本はいい本なんだ…とか、そんな風に無理に活字に触れさせよう、とするくらいなら定番モノでもいいから読んで聞かせてみたらどうか、ということではあります。さらに親もほとんど本読まないような環境で、子供が意欲的に活字を求めるか…と言えばそれはどうなんだろうか、と。
無理やり活字に触れさせてもそれが逆にマイナスに働くなら(学校の読書感想文がイヤで本嫌いになった、とか)それは意味ないんじゃないんでしょうか…。

自分の場合は読んで聞かせてもらってた記憶があります。でも親が本を読んでたか、と言うと…あんましその辺の記憶がなかったりして。基本的に本好きの人間てのは知らないうちにでも周囲に本が蓄積してくもんなんですが、そういう光景がなかったような。…でもこうやって活字に抵抗のないオトナになるこた、なってます。
まあ、万事が万事みな同じように進むわけではないんですけども。
しかし、子供に読み聞かせることで親の脳も活性化するのならそれはそれでまた別の効果も期待できそうではあります。いわゆる「脳トレ」系ゲームに通じるものもありますし。…でも一番の効用は記事中にもあるように「読み聞かせは親子の絆(きずな)をつくる」(「」内↑元記事より引用)ってことなのかも知れません。

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04/29/2008

三つほど 4/29

「サイエンス」「生き物」「歴史」で三つほど。

一つ目。マレーシアで遺伝子操作した「蚊」の自然界放出を計画中(Technobahn)
これは何が目的か、と言うと…蚊の撲滅です。遺伝子操作によって純然たる「不妊オス」を作り出して在来のメスと交配させる。できた卵から生まれた幼虫(ボウフラ)はもれなく死滅する…というものです。一部、というより柑橘系を荒らすミバエでは放射線などによって「不妊メス」を作り出して駆逐する、というのはこれまでも行なわれてきてます。が、遺伝子操作してまで…というのは前例がなく。…大丈夫なんだろうか、と、ちと不安になってしまいますが…。

二つ目。「一個5000円」のタネなしビワ、初出荷(iza!)。↑の遺伝子操作とは違ってこれは品種改良の成果の賜物ではあります。
ビワとと言えば真ん中に大きなタネがごろごろと入っていて、たしかにコレがなかったらどれだけ実が増えるんだろう、とか思ったりもしましたが。…それでも個人的には特に邪魔だなあ、と思ったことはないんですが。でもこれはこれで食べてみたいような気もします。味や香りも良い、とのことですし。…でも高いなあ…5000円あったら普通のビワが何個買えるんだろう…。

三つ目。インカ文明で見られる「頭部穿孔」は呪術的な意味ではなく高度な外科手術の跡(Technobahn)。某三つ目漫画では第三の目の跡、とやってましたが…実際は手術の跡ではないか、と。
昔々の文明となるとなんだか現代よりも劣っているんではないか…とかそういう風に思われがちですが、尺度が違うと言うかなんと言うか。ある部分においては現代より劣っていてもある部分においては現代より勝っていたりします。逆にこういう技術を現代でも応用して、というのは一つのやり方でもあるのですが。

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04/25/2008

二つほど 4/25

とりとめもなーく二つほど。

一つ目。ジンバブエ、超インフレで5000万と2500万ジンバブエドル札を発行(Yahoo!:毎日)…5000万ジンバブエドルでも125円て。めちゃくちゃ簡単に言えばお金に対する価値が下がっているため↑こういうなんだか滑稽にも見える状況になってしまっています。第二次大戦中のドイツでもこういう状況だったらしく「コーヒー一杯の代金はトランク一杯の札束」とかそんなのもありましたが。
…なんでこんな風になったのか、というとどうも事実上独裁政権を敷いているロバート・ムガベ大統領の強硬な「黒人優先」政策に端を発しているようで。土地の強制収用だとか株の強制分配だとか…色々出てきます。一種異様な状態にあることには違いないようです…どうなってしまうんでしょうか、大統領選も行なわれたようなんですが…結果というか結末が結末なようですし。

二つ目。約7万年前、人類は絶滅寸前にまで追い込まれていた?(Technobahn)…これは細胞内のミトコンドリアのDNAを調べることで人類の起源を探る「ジェノグラフィック計画」の一端ではあります。
全ての人類は約20万年前にアフリカにいた「ミトコンドリア・イブ(mitochondrial Eve)」を起源に持ち、約6万年前に世界に散らばって行って現在のような多様性をもつようになった…と、大まかに言うとこういうことになります。…しかしその「約20万年前から約6万年前の間」は一体どうなっていたのか…ということで研究が進んでいるわけで。その一端として人類の数が激減していた時期があったのでは…と。
今の人類は60億は平気で越えてますが。新参者?の頃は結構ヤバい時期もあった、ということでしょうか…。

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04/24/2008

ゴミ出しから種の爆発まで

イギリス。ゴミ回収箱のフタが10cm開いていた男性(4人のパパ)に罰金225ポンド(Yahoo!:産経)…なんでもイギリスのゴミ回収というのは「ゴミ集積所へ各個人が持って行く」ではなく「回収箱が各家に割り当てられていて、当局が回収に来る」という形が基本なんだそうで。そう言えばちょっと前にNHK教育でやってたイギリスの海外ドラマ「Dr.WHO」でもそういうシーンがあったような。
マンションのような集合住宅の場合は、ちょっと分かりませんが…一戸建ての場合はそれぞれの家の前に回収ボックスがあるのが当たり前の光景なんだそうで。でも入れすぎてフタが閉まらない場合は罰金、と。で…この男性も罰金になったんですがそれを無視したため裁判所で有罪、と。…素直に払っておきゃ良かったのに…と後悔しても後の祭りというやつではあります。日本でもゴミ出しに関するトラブルというのは結構あるもんですし、簡単に笑い飛ばせる(当人にとってはたまったもんではないんですが)もんでもないのかも知れません。

ところで…↑の事件の舞台になったのはイギリス・イングランド北西部カンブリア州。「ああ、あのカンブリアか」と古生代区分の名前「カンブリア紀」が出てきそうなんですが
カンブリア紀(Wikipedia)
…実はこの「カンブリア」とはまた違う場所なんだそうで。「カンブリア紀」の方のカンブリアはウェールズでイギリスでは西部になります。↑こっちのカンブリア州は北西部にあるんだそうで…また違う地方ということになりそうです。

…そのカンブリア紀と言えばやはり「カンブリア爆発」と呼ばれる種の爆発的増加ですか。
カンブリア紀に入って文字通り爆発的に多数の動物区分が出揃った、分類する上でキーともなる連中がたくさん出現した、ということなのですが…通常ならなかなか残らない組織や部位が残った地層から「?」と研究者の頭を悩ませる生物が見つかったのもこの年代になります。
Palm Top Anomalocaris 手のりアノマロカリス
そういった連中はやはり突発的?に姿を消してしまっていて、まるでミステリーのように語られることも多いのですが…こういう歴史の積み重ねが連綿と現代にまで続いてるのもまた事実ではあります。

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04/20/2008

…怪物?

口はブタ、体はキツネ、目はウサギの『怪物』、中国は江西省宜春市の動物園で飼育中(Yahoo!:Record China)…しかも正体不明のまま七年間も飼育されていて、今も元気なんだそうです。飼育員の方の話だと「何でも食べてどんどん大きくなっていっている」とのことですが…。
Yahoo!記事のコメントにもあるんですけど、これって「怪物」でも何でもなくハクビシンのアルビノ(白化個体)なんじゃないのかな、と。
若干耳の形が違うような気もしますが、溝があるような独特な鼻の形してますし…全身真っ白で赤い目はアルビノの特徴ですし。尻尾が長いのもハクビシンの特徴の一つでもあります。ただ、こんな外見じゃあ最も大きな特徴である「鼻筋に白い線がある」てのが分からないもんであります…。
Google イメージ検索:ハクビシン

日本にもいますが「ハクビシン」、これは台湾名で「白鼻芯」ということから付いた名前ですが…中国本土名では「果子狸」となるそうで。これはこの獣が食材として扱われている地域があるからなんではないか、と思われますが(あるいはジャコウネコ科特有の匂いのせい?)…かのSARS騒動の時に感染源の一つとされたのがこのハクビシンでした。だから今でも普通に食材として売られているのかどうかは…微妙なとこではあります。
日本では畑を荒らす害獣扱いされていてアライグマなんかと共に専門の駆逐業者がいたり、畑の方で捕獲したりしているんだそうです。
…そのアナグマやアライグマ、あるいはタヌキと間違われることも多いです。本来はあんまり町中などには出てこない方なので知らない人も多い動物ではあるんですが…近年になって意外と近い場所で見つかったりするようにもなってきます。「イヌだ」「ネコだ」「いや、なんだありゃ」と大騒ぎになったりしてたりします…。

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04/13/2008

毒を持つ

本来熱帯や亜熱帯中心に発症してきた食中毒「シガテラ中毒」が本州でも(Yahoo!:読売)…元々は毒のない魚なんですが、特定のプランクトンを食べ続けるとそのプランクトンが持っていた「毒」が体内に蓄積していって結果、毒のある魚になってしまう…というのが「シガテラ毒」のメカニズムとされています。
シガテラ食中毒について(沖縄県衛生環境研究所)
フグのように最初?から毒を持ってる、と分かる魚ではなく普通に食卓にのぼる可能性のある魚が毒を持っている場合がある、ということです(毒を持ちやすい魚というのが一応特定はされていて、獲っても食べたり流通させたりしないようになってるらしいんですが)。…そのフグだって自身の毒は特定の生物を食うことによって体内に蓄積させて行ってる…てな話がありますんで(だから無毒のトラフグを作ることも可能らしい…)こういう「食べて体内に毒を蓄積させる」というやり方はある意味普通なのかも知れません。

…そうは言っても食べる人間の側からすればたまったもんではないわけで。
何年か前にテレビでこの「シガテラ毒」のことをやってた記憶があります。太平洋かどっか、サンゴ礁に囲まれた南の島での言い伝え。『島周辺で船が難破したら近場の魚を食べてはいけない』…これを検証しよう、というものでしたが。
船が難破する=サンゴ礁に傷がつく=サンゴ礁に付着している特定のプランクトンに影響が出ているのでは…というものでした。ここにシガテラ毒が関連しているのでは…と、そういう風にもやっていましたが、いかんせん決定打に欠けるためはっきり言い切れない…と、結んでいた記憶があります。
シガテラ毒も実際にある程度のメカニズムは分かっているようですけど、じゃあ、どういう風に伝播していくのか、とかどれくらいの期間そういうプランクトン食ったら毒持つのか、なんてのは全然分かってません。ただ、そういう「毒を持つ生き物食った魚がやがて毒を持つようになる」ということが分かっているだけで…。

元々は熱帯亜熱帯中心で、それが本州つまりは温帯にまで広がってきている、というのはいわゆる地球温暖化の影響を懸念する声もあります。…その辺も実際はどうなんだか…まだまだ分からんもんではあります。どっかで気温が1℃上昇しただけで何らかの影響が出る場合もありますけど、3℃上がったって影響が出ない場合だってあります。
そう簡単に全部が分かってたまるかい、とは思うのですが…でも魚好きの自分としてはどうにかできんのかな、予防てのはやっぱり難しいのかな…と、やっぱり不安になってしまうのです。

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04/11/2008

10万年の半分

四国のツキノワグマは本州のものとは異なる遺伝子タイプを持っている(Yahoo!:産経)…独自に進化、と記事中では紹介されています。そして、そういう希少種ゆえに保護策を…と続いています。すでに数十頭程度しかいないとのことですし。早急にそういう策を講じるべき、という意見には賛成であります。
ところで。そうは言っても本州産と四国産、外見上だと双方並べて見比べてみても見分けがつかないのではないのかな、と。シロウト目でもともかく、本州産にはない遺伝子タイプを持っている…という程度?ではなかなか判別できるもんではないんでは、と。

でも、ちょっと驚いたのは5万年で遺伝子レベルで差異が出てきちまうのか、ということで。もっと年数?必要なんかと思ってましたが。まあ、生物の状況や環境なんかによっても違ってくるのでしょうし、もっと短い単位で変化するのもいるのかも知れませんが。
外見上に明らかな違いが出るには…どれくらいかかるんだろう、と思ってしまったり。10万年の半分くらいじゃあ、まだまだなんではないのかな…と。
最近はどうなんだか知りませんが、以前は「動物園のサルはしばらくするとヒトに進化してしまう。そうなったらどうするんだ?」と本気で心配する方がいたそうですが。サルでもヒトでも一個体がいきなり別種になってしまう、ということはまずあり得ません。もしあったとしたら、そりゃ「進化」ではなく「変化」です。他の種になる「進化」というのは非常に長い年月を必要とします。それこそ百万年や一千万年という気の遠くなるような年月。
人間が類人猿と共通の祖先と分かれたのは…これは諸説ありますが400万年前とか800万年前とか言われております。そこから大量の時間を使って「ヒト」になってきたわけです。…西暦だって2000年程度、紀元前合わせたって1万年も経っておりますまい、いわゆる人間っぽい生活ができるようになってから、てのは。まだまだそんなもんではあるわけです。

さて…四国と本州。こういうのは地理的隔離とかそんな風にも言われますが。
一定数の個体がある程度の広さ(十分に生活・繁殖できる広さ)に「隔離」されてしまうと、元の集団とは違う方向へ進化、あるいは変化する…ということです。例えば離島であるとか。あるいは地震とか海面上昇など何らかの事情で生活域が分断されてしまった場合とか。そうなると元のとは違ったモノになる可能性が高くなります。
かのガラパゴス島のダーウィンフィンチは食性や環境からクチバシなど体の形を変えて行って、現在の十数種にまで分化していきました。…今では別の種になっているので適応した進化した、と言ってもいいかも知れません。が、これは相手は鳥なので地理的に隔離されただけでこうなったとは言いにくいものがあります。全くないってわけではないんですが。…それでも鳥ってのは実はそういう「どっかで何かの原因で分かれちまった」ケースが多いんではあります。地名+種名で名づけられてる亜種、てのは結構ありますし。

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04/10/2008

あぶなげな両生類

ボルネオ島(カリマンタン島)で肺のない成体のカエル、発見(Tecnobahn)写真(Yahoo!:REUTERS)
通常、カエルというのは幼生のオタマジャクシの段階では肺を持たずエラで呼吸、後に成体となって陸に上がると肺呼吸となる…と水から陸へ生活の場をシフトしていく、というのが基本的?な流れになります。…そういう普通のカエルとは大分違うなあ、と思うかも知れませんが…生物関係てのはこういう例が結構あったりするものではあります。
両生類(Wikipedia)

このカエルは恐らくは肺の代わりに皮膚で呼吸をしているのではないか、とされています。…他に方法ないわけでもありますが。水の中にいるならばエラ呼吸が一般的ではありますけども、外見上もエラはなさそうですし。となると皮膚呼吸オンリーで呼吸してる…ということになりそうではあります。
…しかし…逆に肺があるくせにずっと水の中にいるカエル、てのもいたりして。ツメガエルの類なんかは成体になっても水の中、です。
そもそもカエルとかイモリとか、両生類てのはなんだか危うげ?あぶなげ?な印象を受けるモノが多いような気がしてます。一時有名になった(何年前の話やねん)ウーパールーパーというのもアホロートルという両生類のネオテニー(幼形成熟)で、しかもアルビノなので体が真っ白という代物でした。これは幼生(カエルで言うところのオタマジャクシ)のまんま性的に成熟(つまりは繁殖可能…通常のオタマジャクシなら無理)してしまった個体で、現在は原産地のメキシコでは保護されていて輸出はほとんどないのに日本のデパートのペット売り場で売っているのはきちんと?繁殖しているからで…つまりは幼生状態でも卵を産むことができる、ということになります。
なんでそんなことするか、と言えばその方が種にとって有利だから、です。こうすると一生水中にいることができるので、その方がいいんだそうで野生の個体はほとんどがこのネオテニーなんだそうで。でも、飼育下でも周囲の環境をいじくるとやはりきちんと?成体になって特徴でもある外に飛びだしたエラも消えるんだそうではあります。
が…そんな風にほいほい幼生・成体を選べてしまっていいのかどうか(当人?達は意識してないとは思いますけど)なんだかえらい不安定な連中だなあ、と思ってしまうわけです。

…いや、でも…生物に限らず物事なんてのはそんなもんなのかも知れませんが。決まりきったカタチなんぞなく、常に変化し続けるのが当然、というやつで…。

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04/04/2008

要大規模調査?

肺がんにかかりやすい体質かどうか判断できる…その遺伝子の個体差を発見(Yahoo!:時事)。欧米の3チームが研究した結果を発表するんだそうで。該当する遺伝子の塩基配列が肺がん患者では特定のタイプになることが多い…ということで、それを明確に調べることができれば今後の治療や予防にも大きな影響を与えそうなんですが…。
肺がんになりやすくなる、とされている喫煙との関連性に関しては色々と事情があるようで。さらなる調査、それも大規模な調査をした方がいいんではないか…となっています。

がん、というのは誰でもなる可能性のある病気ではあります。直接病原菌などが身体に悪さをするのではなく、自身の持つ細胞ががん細胞へと変化してしまい…病気となってしまいます。自分自身の一部が害のあるものへと変化してしまう…。細胞てのは毎日毎日色んな意味で変化を繰り返しているものですから、それががん細胞へと変化してしまう可能性てのは誰にでもある、ということになります。
しかし、最近の医学の進歩というのは目ざましいもので。早期発見なら完治することも十分に可能なんだそうであります。がんの怖さ、というのはその転移力にもあります。どこかの器官でがんを発症して…手術や投薬によってそのがんは治せても他の組織や器官に転移してしまうとおもう一度やり直しになってしまい、大変な労力が必要となってしまいます。

その中でも肺がん、というのは喫煙とセットで語られることも多いものではあります。…まあ、タバコを一番近くで感じるのはやはり肺なわけで。肺がんにとどまらず色々な病気にかかる確率が上がる、とされていますし。
今回の研究は「遺伝子のココがこういうタイプだと肺がんが出やすいんだよ」というものなわけで、喫煙との関係を示したものではないようです。周囲で誰もタバコすってなくても肺がんになる可能性てのは、もちろんあるわけですし。…でも「肺がんになりやすい塩基配列タイプ」を持つ人と喫煙しやすい人の間に何らかの関連性があれば…それはそれでまた違った結論が出てくる可能性はあります。
いずれにせよ、もうちっと今後の研究を待った方がいいのかな、と。簡単に結論が出てくるような話でもないわけですし。

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03/26/2008

まんぷくたんぱく

アサヒビールが大豆に含まれる「満腹感を持続させる成分をもつタンパク質」を発見(Yahoo!:フジサンケイビジネスアイ)した…とことです。アサヒビールはこれを「満腹たんぱく」と命名。同社の各種製品への導入を検討している、とのことです。
要するに「満腹感を感じる時間が長い→モノを食べたくない→肥満防止」という流れを作り出せる、というわけではあります。こんにゃくなども(食物繊維とかそういうのもありますけど)「食べた満足感」を持続させる、という点ではこれに近いものがあります。

それでもこれが入ってる即=やせる、というものではないわけで。でも満腹感は得られてそれが持続するので食べたいという欲求は減る…ということで健康維持には効果がある、と…。
まあ、そこまでしてやせたいもんなんか、ただ食べなかったらいいだけやないんかい…という声も聞こえてきそうですが。実際には結構色々事情があったりするもんなんで一概には言えないケースもあったりします。…そりゃあ、まあ、ついつち食べすぎちゃって…とか、そういう場合があるのも事実ではあるのですけれど。

…それにしても…ニンゲンてのは色んなもん見つけ出したり作り出したりしてるなあ、と。今後もなんかこういう興味深い、と言うか一見「?」でも実は役に立ちそうなモノ、というのが出てきそうで楽しみではあります。

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02/25/2008

アマゴを飼う?

アルビノのアマゴから大量の「金色」アマゴ、観賞用として最適?(Yahoo!:産経) …アルビノ(白化個体)も場合によっては黄色くなる場合もあるんで(黄化個体?)そっちかなー、と思ったら稚魚ですけど思いっ切り金色になってて、品種というのもなんだかうなずけるもんがあるのですが。
しかし…食ったことはあるんですが「アマゴ(海に下って戻ってくる=降海型はサツキマス)」、観賞用てことは飼育することもできるんか…とやや疑問だったんでググってみました。
Google検索:アマゴ 飼育

結論から言うと…自分の住んでる関東地方の平野部では、ちと、難しいのでは…と。飼えないことはないと思います。んが…なかなか難しいような…。
まず水温。
20℃以下が基本のようで。場合によってはさらに低く。…サカナ飼う時に水温は重要なんですが、「温める」のは簡単なんですが「冷やす」のは非常に難しかったりします。ヒーターはホームセンターのようなところへ行けば1000円程度で手に入りますし、温度を調整するサーモスタット合わせても数千円程度。…ですが水槽用クーラー、となると…数万とか十万とかそれ以上とか。
そして水質。
むしろサカナの「体質」かも知れませんが…意外?と病気にかかりやすいようです。しかも寿命が短い、というのも大きそうな。普通?の熱帯魚とかなら10年とか平気で生きたりするんですが、こっちはそうはいかないようではあります。
…チョウザメの飼育に似てるかなあ…あれも冷水魚で水質も結構やかましかったような記憶があるんですが。

もちろん養殖はされているサカナですので飼育できないわけではないんですが…個人だとどうなんだろ、というところではあります。いくら品種として固定されても飼育法まで簡単になるわけではありませんし。
でも「何ヶ月か家庭でサケ科の稚魚を育てて川へ放流しよう」てな試みもあるって話ですし。将来的には可能なのかも知れません。クーラーの安価な提供とか、そういうのが実現できれば、と。サケ科って好きな魚なんですけど、ね…。

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02/21/2008

おおきなカエル

約7000万年前の白亜紀のカエル化石を発見、体長は約40cm(CNN)。…現在のところギネス認定の世界最大のカエルはゴライアスガエルで体長36.8cm(全長87.6cm)、体重3660g…とのこと。しかし↑で研究され、発見となった「Beelzebufo ampinga」は体長が40cm越えていたのでは…とされています。
なお、世界最大のカエル、となると実は結構色んな話があったりします。例えば日本でもよく見るウシガエル(いや、最近はそうでもないかな…?)、これは普通は体長20cmほどで後ろ肢を含めた「全長」だと50cmくらいなんですが…全長91cmという大物が捕まったこともあるんだそうで。ウシガエルてのは後ろ肢、つまり跳ねたり泳いだりするための肢が発達してますんで…全長で90cm越え、ってことは…後ろ肢を含めない体長でも40cmくらいは楽にあった、ということになりそうな…こっちも、デカイ。
巨大動物図鑑

対して日本の土着のカエルで最大は…と言えばやはりヒキガエルの類になるでしょうか。大体体長が15cm程度、ってなとこなんですが後肢はそれほど発達してませんので全長はそれほど長くはない、ということになります。
…これが興味深い?んですが…カエルてのはみんな全部飛んだり跳ねたりするもんだ、と思ってる方が結構多いようで。
実はカエルでも跳ねない種類があります(跳ねない、というよりそっち方面はあんまり得意ではない)。その代表格がヒキガエル。のそのそと歩いて昆虫やミミズなんかを食べます。ちなみに一種の「毒」を目の後ろに持っていて目に入ったりすると結構キケンではあります。…ニホンヒキガエルではなくオオヒキガエルという中南米原産のカエルも日本では帰化しているんですが…こいつはこの「毒腺」が非常に発達してるカエルではあります。
アマガエルもこういう「跳ねない」タイプ。しかもアマガエルは実は水が嫌いで…いや、水分は好きなんですが。好き、と言うかないと困るんですが。基本樹上性のようなもんなのでさっさとどっかに登って行ってしまいます。

「跳ねるカエル」代表格は…やはりトノサマガエルですか。
ただ、この種は実は関東地方では近縁のトウキョウダルマガエルとの混血が進んでしまって、実は純正種はほとんどいない…てな話もあります。背中の模様でトノサマ・ダルマ・混血てのは見分けられるそうなんですが…シロウト目にはなかなか難しそうな。
…なお…ギネス公認の世界最大カエルのゴライアスくんですが。実はこの方も「跳ねる」タイプになります。それどころかかなりのジャンパーらしい、とかそんな話まで。そんな巨体で跳ねるんか…ウシガエルも一応跳ねる系だしなあ…迫力、ありそうだ…。

後肢の使い方によって色々見分けられるカエルなんですが…「跳ねないカエル」の究極形態とでも言うか「動かないカエル」てのもいます(全然動かないんではなくてほとんど動かない)。…冒頭のカエル化石もこの系統なんかなあ…と想像図見ると思うんですが…さて。

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02/04/2008

青だの赤だの

「不可能の代名詞」とまでされていた「青いバラ」、サントリーが来年中に店頭販売へ(Yahoo!:産経)。バラそのものが持っていない色素の一つが「青」なわけで。自然界では決してあり得ない色なわけで…販売されるとなると話題を呼びそうではあります。ただ…最初はかなーり高価になりそうではありますが。

こういう「あり得ない色」に対する憧れというのは植物動物問わずに色々あるもので。
例えば…セキセイインコ。オーストラリア原産のこの鳥は性格も従順で「手乗り」としても愛されてきてますし、繁殖も容易な種ではあります。…そしてもう一つ。様々な品種を生み出しやすい、という特性も備えています。
セキセイインコの原種てのはほとんどが緑色で、顔の辺りが黄色。背中にウロコ状の黒色があり…となってます。親同士がこういう色なら大抵は同じ色の仔が生まれるのですが…まれに例えば黄色ベースであったり緑が濃かったりする場合があります。もちろん、色素欠乏の「アルビノ」も出る場合があります。…そういった「変異」を地道に重ねていって…現在では「青い」セキセイインコてのは当たり前になってます。あるいは全身黄色だとか白色だとか。そういう様々な「色」を出せるのも魅力の一つ、というわけなんですが…。
一つ、出せない色があります。…「赤いセキセイインコ」てのは存在しないのです。
…もちろん品種改良の途上で似たような色(紫色のセキセイインコは実在します)は出てるんですが、はっきり「赤」というのはまだ出ていません。たぶん開発はしているのでしょうけど、これも完成したら「青いバラ」並みの話題になりそうではあります。

…原種やワイルドなりの美しさ、魅力てのもあるもんなんだけどなー…と個人的には思いますが。まあ、それでもこういう技術の進歩てのには無条件で感心させられるものではあります。実際、バイオサイエンスてのは発想次第で無数の変化を生み出すものではありますし。

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02/02/2008

二つほど 2/2

本当にとりとめもなく二つほど。

一つ目。「高級志向」炊飯器、続々(iza!)…内釜にこだわった作りとか、そういう炊飯器が増えてきている、とのこと。値段だって従来の10倍とかするそうですが。いわゆる「団塊の世代」がターゲットとのことで。…大量退職ということで、お金と時間に余裕がでてきてる人たちが増えてるわけで、そういう人たちを狙った?商品てのは最近多くなってきています。
炊飯器。…昔は自分も使ってたんですが今は土鍋にシフトしてます。実はどっちがいいんだろ? てな疑問もまだ残ってたりするんですが。炊飯器の飯がどうも…ってことで炊飯器→文化鍋→土鍋になったんですが…。
本当に美味い飯、というのはまだ食ったことがなかったりします。でも土鍋だと時折「おおっ!」とかそういう炊き具合が出ることもあって、そういうのを再現しよう再現しよう、と挑戦してみるんですがなかなかウマイこといかず。…炊き方だけではなく例えば米の状態とかそういうのも関係していそうでなかなか難しいもんではあります。本当は玄米の状態で冷暗所に保存・炊飯の直前に精米…というのが美味い炊き方だ、てな話を聞いてぜひ試してみたいなあ、とは思ってるんですが…。

二つ目。台湾で両手両足の「指紋」のない一族が(Yahoo!:RecordChina)…五世代に渡って「無指紋」だったんだそうで。
なんかこういう話はどっかで聞いたような気が…とか思ってるんですが。でもここまできっちり?とした話が出てくるってのはこれまでなかったような。…ギネス申請ってのは…なんでやねん、とか思ってしまいますが。
なんでニンゲンの指には指紋があるのか。
一説には樹上生活の名残りなんだとか。はるか昔々、人間は木の上で生活していました。それがやがて平原を二足で歩くようになり、空いた前肢、つまり「手」の発達によって様々な発展がなされるようになったのでは…という話があります。…木の上で生活してた時に「手」は主に何してたか、と言えばそれは体を安定させるために枝やら幹やらを掴んでいたわけで。その時に滑り止めの役割として指紋が役に立っていたんでは、と。
…まあ、他にも指紋の形状によって出身地域が特定できる、とか色々あるにはあるんですが。
ただ、結構色んな方に指摘されてますけど…指紋がなくて証拠が残らないから犯罪起こしても捕まらないのでは…てのはたしかにどうかな、と。指紋がないならないで逆に特定されやすくなっちまうでしょうに、と。

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01/27/2008

そろそろそんな時期

関東地方では2月の上旬くらいから…花粉対策やグッズ、様々(iza!)…飛散量は去年の2倍、という話もあるんだそうで。
自分はさいわいにも花粉症じゃあないんですが、身近にはそういう人たちがいたりするもんで気にはなる時期ではあります。

最も多いとされているのはやはりスギ花粉でしょうか。こちらは関東近郊のスギを花粉の飛散が少ないものに植え替える…なんて計画もあります。
ただ、数が数ですんで…昔、植林ということで雑木切った山にみんなスギなんかを植えたもんで…当時は材木として持てはやされてましたから…どんどんそういう山や林や森が増えちまった、てな経緯もあるにはあります。今は外国の安い材木も入ってくるんで、輸送量や手間なんかがかかりすぎてて国内のそういうスギは売れない…ということでなかなか厄介でもあります。…近郊のスギを切り倒して花粉症を抑えよう、という動きがあっても切ったスギの行く先がないんじゃあ、意味はないですし。

しかも花粉症は年々増加傾向…と言うより一種のアレルギー症なもんですから、例えば飛散の多かった年にはなんともなくても体内では「む。なんか違うモノが来たな…」と認識されちまうケースもあるんだとか。で、そうなると翌年にそれほど飛ばなくても「やっぱり害をなすモノであったか」としてアレルギーのもとになる物質と体が認識しちまって、さあ、花粉症へ…となってしまうことも多々あるとのこと。
突然花粉症になる可能性も大いにあるってことです。…しかも完治はほぼ無理(症状軽減はできますけど)なのでその数はどうしても増えて行ってしまう、と。なんぎなものではあります。

…まあ、飛散の多い時期に例えば雨が降るとか。そういうことになると影響も少なくはなるんですが…関東地方じゃあ、この時期にはあまりそういう気候は望めませんし。…やっぱり↑記事にあるように室内への侵入を防ぐ、とか、外では完全防備をする、とかそういう対策が主体になりそうではあります…。

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01/16/2008

時期尚早?

…まだ少し早いような気もしているんですが。
米食品医薬品局(FDA)が体細胞クローン家畜やその子孫に対して事実上の安全宣言(Yahoo!:毎日)。「特に危険性は認められなかった」という言い方ではあるのですが、安全である、という最終結論に至った…と。
まあ、基になる個体に問題がなければ、単なるコピーに過ぎないクローン体にも問題ないだろ、という見方もできるこた、できるんですが…。

一つには本当にそれで問題がないのかどうか…。特に遺伝的な面で。
クローン体てのは本当に「コピー」ですんで、例えば目に見えない形での遺伝的な危険性があった場合それも簡単に受け継いでしまう可能性があります。ゲノム計画などで遺伝子の全容が解明されつつありますが…それでも完全完璧というわけにはいかないのもまた現状。
…言い方、ヘンかも知れませんけど…もう少し遺伝子の解明だとか遺伝形質の解明だとかが進んでからの方がいいんじゃないのかな…と。やっぱりまだちょっと早いんじゃないのかな…と。何があるのかまだまだ分からないことの方が多いんですし。

さらにもう一点。多分こっちの方が大きいと思うのですが…イメージの問題。
「優秀な家畜をクローンしてできた肉です」と売り出したとして…一体どれだけの人が買うんだろうか、ということです。優秀な家畜を繁殖というある意味賭けに近い方法ではなく、確実に同様の性質を持たせることのできるクローンで増やしていく…というのが目的ではあるのですが。世間一般のクローンのイメージというのがどうにも良くはないわけで。いくらFDAが安全を宣言したってなあ…それだけでそういうイメージが払拭できるとは思えんのですが。
本当なら各国の学校教育の段階できちんとクローンのことやって、今のようにイメージだけが先行しない程度になるまで数十年単位で待たないといけないんではないかと思うのですが。
…やっぱりまだ早いんじゃないのかな…と。

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01/15/2008

その再生

ラット(ネズミ)での実験:新生児の細胞により心臓の再拍動に成功(Yahoo!:毎日)
もし汎用的な技術となって、心臓のみならず各臓器を再起動?することができればもちろん画期的なことなんですが…。

やり方はまず型枠となる心臓を特殊な処理によって心筋などの細胞を除去して、ホントに型枠のみにしてしまいます。
そこへ新生児ラットの未成熟な心臓の細胞を注入。すると8日後には拍動開始にまで至る、と…。
考え方としては十分に分化していない細胞(この場合はある程度の方向性は決まってますが)を「型枠」に流し込んでやるとその枠に沿った分化を始める、ということになるのでしょうか。だから使用する細胞をさらに未分化な状態にある根幹細胞にすれば、さらに分化の可能性が広がるんではないか、と。
ただし、この技術、あらかじめ「型枠」を用意しておく必要があります。しかも、現状ではまだまだ拒絶反応なども指摘されてます。…新生児と言っても異物は異物になってしまいますし。だからこその根幹細胞使用の可能性が求められる、ということになるのでしょうけど…。

技術的にはこういうとこまで来たか、という観はあります。
まだまだ人間で安全確実に成功するわけでも臨床実験で結果が確定されたわけでもないのですが…臓器移植しかない、とされている道に別の行き方を示しつつある各技術。単純に組織培養、というわけではなくもっと根元を目指してそこから「再生」させよう、というのが昨今の主流となりつつあるようではあります。
…こう書くとなんだか「神の領域」とか「ヒトが踏み込んではならない世界」とか、そういう語句もちらほら頭をよぎるんですが。でも…もっと長いスパンで考えたら実はそうでもないのかも知れません。例えば外科手術なんてのは人間の体を直接いじるわけで一種の「ぼうとく」ではあるのですが、実際は数千年前から行なわれてきてたわけですし。現在ではもちろんごく普通に行なわれてますし。
もしかしたらはるか未来ではごくごく当たり前に技術になってるのかも知れません…こういう「再生」てのは。

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01/11/2008

いちまんぶんのいち

アメリカでヒトの髪の毛の一万分の一の細さの「ラジオ」製作(Yahoo!:産経)…実際にきちんとFM放送を受信したんだそうで。さらに送信も可能なんだそうですが…。
ヒトの髪の毛、というと日本人は大体0.08mmくらいとのこと。…これだって比較する対象がなあ…1mmを10等分したら0.1mm。これよりちょっと(つーても肉眼では判別できない)細いくらい、となりますか…。件のラジオは直径が10nm(ナノメートル)でmm(ミリメートル)に直すと10万mm。てことは髪の毛を0.1mmとするとやはり「一万分の一」くらい、ってことにはなってしまいます。

当たり前ですが目に見える世界ではないわけで。そもそも分子が一コとかそういう世界ですし。
それでも受信やら送信やらできるんだなー、というのが素直な驚きではあります。音質なんかはあんまり良いとは言えないようなんですが、それでもそういうことができてしまうのがスゴイ。…いやでも…ラジオってそもそもはそんなに複雑なキカイでもなかったような。例えばゲルマニウムラジオなんてのがあって、これは数個の部品があれば電池なしでも受信することができます。
「初めてのラジオ」電子工作初心者による初心者の為のホームページ
…その他、佐藤さとるのコロボックルシリーズにもこういう簡易?ラジオが出てきたりしてます。

それでも受信・送信がこの小ささでできる、というのは…記事中でも触れてますけどたしかに色々と使えそうではあります。治療に使うのはもちろん、動物の移動調査とか。…あ、でもあんまり遠くなっちまうと受信は難しくなるのかな…さすがに。
でも↑記事中で一番「スゴイ」と思ったのはこういうのを「遊び心」で作ってしまえる精神、と言うか思考法と言うか。まあ、でも本来はこういうのは研究室なんかで利益優先でかちかちやって出来上がるもんではなく、遊んでる時に出来上がる方がフツーなのかも知れませんが。

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12/12/2007

強力風力発電

イギリスのハットン商業相は10日、温暖化対策の一環として2020年までにイギリスの全世帯の電力需要を風力発電で賄うことが可能になる、と発表(Yahoo!:時事)しました。
…日本での考えだと「えー、あんなんで全世帯の電力賄う? 無理なんじゃ?」と思ってしまいそうですが。実際のとこ、イギリスてのは島国である利点もあって、洋上風力発電ならそういうことも可能なんではないか…とされているんだそうで。

例えば北欧なんかではかなり実用化が進んでいるらしいですし(でも実際は一国の風力発電だけで自前の電力需要を全部賄う、てのは難しそうではあるんですが)、ドイツやスペインでもそれなりの電力を供給しているのが現状でもあります。
風力発電てのはめちゃくちゃ簡単に言えばでっかい風車を回してそれで発電します。
風の力を使うので火力や原子力のような燃料費はかかりません。しかも有害物質も排出しない、という、その点だけは非常に優れているのですが…当たり前ですが大量の電力をキープしようと思えばでっかい風車が必要になります。でも大きいと不意の突風などで壊れやすい。じゃあ、小さめのやつを多数配置しよう…てなことになります。
が…どこにンなもん設置するんじゃい、てなことになって、じゃあ、洋上に…ということになります。実は回転する際に出る騒音てのも結構問題になっていたりするんです…。

イギリスでは今後大規模な計画を推し進める予定ですが…日本はどうするんでしょうか…。
例の国連の気候変動枠組み条約第13回締約国会議(COP13)もなんだか微妙な頃合になってきてますし…やっぱり何かこういう大きなやつをどーんと打ち出した方がいいのか…いや、下手にできなそうな言うよりは(日本で風力発電というのはなかなかに難しいそうですし)堅実にやってもらった方がいいんでは…とか。

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12/10/2007

帰れない、帰らない

近年問題になってることの一つにカモの肥満、というのがあるんだそうで。こういうのは人間だけの問題ではないわけですが…肥満によって北へ帰れないカモが急増?(Yahoo!:産経)
…人間からエサをもらうんで、自分でエサとらない・太って外敵から自分の身を守りきれない、とかそういう恐れが出てきてる、とのことです。

人間と動物にはそれほど違いはありません。感情だってありますし好みだってある。
…そんな共通点の中で最も共通してるものの一つ、と思われるのが…『楽をしたい』という衝動ではないかと。自分の労力をできるだけ減らして効果的にエサやら異性やらをゲットしたい。こういうのはある意味最も動物的な欲望であり、こういうとこもあるから人間だって動物なんだ、と思わせるもんでもある、と思うのですが…。
近くに楽にエサとれる場所があれば、人間動物問わず皆、そこへ群がります。…当たり前のことではあります。

本来なら日本で越冬・春先に北へ向けて旅立つカモの類。それが肥満などで旅立ちが遅れ、カルガモ(基本的に留鳥:遠距離の渡りをしない)との交雑種も見られる…と。
…いわゆる自然本来の姿、というのとは違ってくると思うのですけど…そういう生き方?もアリではないか、と。結果的に例えばオナガガモやキンクロハジロ、ホシハジロやヒドリガモなんかの不忍池常連のカモたちの一部が留鳥になっちまったとしても、それはそれで彼らが選択したことですし。エサやりうんぬん言い出したら某池のハクチョウとかタンチョウとかどーなる、ありゃエサやりで人為的に呼び寄せてるだけじゃないか…と、重箱の隅つつくような余計な真似だってできてしまいます(ハクチョウやタンチョウに関しては冬場のエサ不足解消に一役買ったりしてるんで、また事情が違うんですが)。

でも…やっぱり本来の姿を守ってやりたいと思うのもまた人間ではあります。ここでカモの類が一年中留まるようなことになればなったで各方面への影響ゼロ、てわけでもないですし。エサやりを制限して無事に北へ旅立って欲しいと願う、これもまた当たり前のことではあります。
…どっちが正しい、なんてことはないと思います。帰らないカモを「新しい生き方」として肯定しても、「本来の姿じゃない」と否定しても。ただ…実際問題としては決めておかないといけないんでしょうなあ…方針決まってないと公園管理なんかできないでしょうし。

…不忍池てのは昔よく冬に鳥の写真撮りに行ってたんですが。…久々に行ってみようかなあ…あ、でも、今はカメラがないんだった…。

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12/05/2007

それとこれとは別

15歳男女計約40万人を対象にした2006年国際学習到達度調査(PISA)の結果。経済協力開発機構(OECD)加盟57の国・地域内で日本の理数系順位低下(Yahoo!:読売)…となって日本ではいわゆる「お家芸」となっていた理数系の順位が下がった…ということで物議を醸しておりますが。
一方で理科系の実験教室は大人気、しかし実験授業数も減っている学校では四苦八苦(Yahoo!:毎日)、と。科学の「面白さ」を伝える実験には申し込みが殺到しているのに学校ではそういう授業がなかなかできない…と。でも…なんだかそういうのはちょっと意味が違っていると思うのですが。

こう言っちゃなんですが、有名講師を招いての科学実験…というとこれはイベントなわけで、日常的な授業ではないです。そういう実験を週に二回も三回も学校でやってくれ、しかも全部違う内容で、とかそういうことになったらとてもではないですが続かないんではないかと。インパクトの強い実験というのはたくさんはありますけど無数にあるわけではありません。…しかも人間てのは刺激に慣れてくるもんなわけで。特に感受性の強い中学生なんかだったら手抜きを即座に見抜きます。で、「つまんなーい」となるとこれはこれでまた逆効果。
…興味を持ってもらうのと興味を持続させる、というのはベツモノではないか、と…。
↑こういうイベントでの実験がきっかけになって科学に興味を持つようになった…てのはアリなんだと思いますが、そういう実験を学校でやるには時間が少ない、教師もそこまでできない、だから理数系の学力が下がったんだ(あるいは理数系の学力が下がったからそういうことができない)というのは、なんか、違うと思います。

下がったんなら上げていけばいいだけのことで。「下がった、下がった」と連呼してりゃ勝手に上がってくもんでもありません。これまで数十年かけて「下げて」きたんですからまた数十年かけて「上げて」行きゃいいわけです。…考えようによっては日本が下がって他が上がったから差が大きいんではないか、とかそんな風にもとれますし。
それに平均の点数を全体の点数のように言われてもなー…と。いくら「ゆとり教育」っつったって全員が何も理解もできない、何にも興味も持てないおバカさんばかりになったわけではありますまい。中にはそれまでの「詰め込み教育」ではあり得ない方向の才能を持った人間だって生まれてるはずなんではないんでしょうか。

…知識は得るもんであって詰め込むもんでも与えるもんでもないです(逆に無理にでも詰め込んで知識欲をかき立たせる、なんてやり方もあるにはありますが)。

ただ…大きな変換点のようなものにさしかかってるのは確かなんではないか、と。カタチだけではなく中身も伴った改革を期待しております。

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12/01/2007

ちょっとコワイかも

外見は「ヒョウ」、中身は「ネコ」? 米でハイブリッド大型ネコ発売中(Yahoo!:REUTERS)。ヒョウ、というには少々小さめかも知れませんが…大型犬くらいにはなるんだそうで。

元々大型のネコ科の動物とネコをかけあわせる…。
てことは繁殖能力はないっぽいんですが。トラとライオンの仔、というのは今は知りませんが以前は動物園でも展示されていましたが、一代限りの命ではありました。これは種の固定と言うか何と言うか。違った種間での「雑種」を避けることで己の種の保存に努める、というものなんですが。
…一方で新種てのはそういう雑種から生まれた、てな説もありますんで、この辺はまだまだよく分からん世界でもあります。亜種間(例えばイヌてのは基本同一種で、品種という間柄ですし)では仔に繁殖能力があります。一定のラインみたいなのがあってそれより近いと(亜種や品種)繁殖できて、それより遠いと(違う種)繁殖できない…みたいなもんなのかも知れませんが、実は例外も相当数あったりするんで、はっきりこう、とは言えないもんでもあります。

…とまあ…そういう話はいいんですが…。
大型犬クラスのネコ。
販売したり流通したりしてますんで、例えば性格の大人しい系を選んで生み出させる、とかそういうことはやってると思うので…噛まれて大ケガとか引っかかれて大ケガとか、そういう事故はそんなに起きないのでは…と思うのですが…。ちょっとコワイ印象はあります。
でも日本じゃ売れねえだろうな、これ。
値段も値段なんですがやっぱり生命倫理とかそういうのが先走ってしまいそうで…こういうのは国民性の違いかなあ、と。あんまりいじくられたモノを好まない、と言うか…。以前クローンのネコを米で売り出した時もやっぱりこっちでは冷めた評判でしたし。

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11/21/2007

…食べる?

兵庫県香美町の小代内水面組合、スッポンを「ペット用」で無許可販売(Yahoo!:産経)…いわゆる「町おこし」の一環としての「スッポン稚ガメ」販売だったようで、人の道を外してまで金儲けしてやろうとかそういうのではなかったようで…ただの知識不足だった、という見方もできます。
でも…まあ…個人的な見解ですけど。たしかに許可とってなかったのはいけないんですが…食ったって別にいいような気もしてます。これが元々食用でない犬とか猫ならたしかに問題ですけど、そもそもは食用になってる養殖スッポンの仔なわけですし。…でも心理的にどう、食えるか? と言われれば普通2年も3年も飼ってたら愛着沸いてしまって食えないのでは、とも思いますが。さて。
スッポン(Wikipedia)
…そう言えば昔「水槽の中で真珠を作りませんか?」って淡水で真珠作る貝を販売してるとこ、ありましたけど…あれも「動物愛護」に反することになるんかな…? 真珠取る時は貝を殺すことになるんですが。

スッポンてのは本来が日本の固有種というわけでもないんですが…本州以南の河川や沼に生息しているカメではあります。底質はやはり泥や砂のような柔らかいものの方がいいんだろうか、とか。流れのあまりない方が適しているんだろうか…とか。
食用になったのはかなり以前からだと思われます。
それでも養殖が本格化してからなんじゃないでしょうか、ここまで流通するようになったのは。かなり高価な食材ではありますし(それでも近所のスーパーで一匹何千円かで売ってる…)調理法も独特で、素人にはちょっと手が出ないものではあります。
有名な「東海道中膝栗毛」にはスッポンに噛まれる話が出てたりして。「雷が鳴っても離さない」とは言いますが「膝栗毛」の中では水につけたらさっさと離した、てなことになってます。…もし噛み付かれても水の中に入れると泳いで行ってしまうようです。
甲羅を後ろからつかめば噛まれることはないんだそうですが…試す機会なんかあって欲しくないんで本当に安全かどうかは、ちょっと。

なお、スッポンモドキというこれはこれでスッポンとは全然違う種もいます。日本ではペットショップで買うこともできます。
月とスッポンモドキ
基本水中生活で、ウミガメのような泳ぎ方をしますが…実は結構大きくなるカメだったりします。

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11/19/2007

風邪で命が

アメリカ。風邪の症状を引き起こすアデノウィルスの変異型によって過去1年半に10人死亡(Yahoo!:読売)…たかが風邪、と侮ってはいけません…ということでもあるのですが。こういうウィルスの変異てのは大きな被害をもたらすこともままあります。…例えばインフルエンザウィルスとか。鳥とかヒトとか馬とか…って、これは変異どころの分類ではないようなんですが。どっちかと言えば新型になるんですが…。

「風邪」の主な原因はアデノウィルスやライノウィルスなどになります。
アデノウイルス感染症について(横浜市衛生研究所)
ライノウィルスについて(横浜市衛生研究所)
そもそも「風邪」というのは症状の名前であって(セキが出て、発熱して、倦怠感があって…等々)病気の名前じゃねえ、てな人もいますが。それでもコンコンとセキが出て熱まで出ればそりゃ「風邪」だ、ということになります。
一方でインフルエンザというのは「流行性感冒」とも呼ばれ、実際は違う病気となってます。
インフルエンザについて(横浜市衛生研究所)
…とは言っても…シロウトにはンな判断つくわけもないので、別にどっちも「風邪」と呼んでも差し支えないかと。どっかのアニメでは「風邪のスゴイ版」と言ってましたが、ある意味それもアリかも知れません。

しかしインフルエンザは、通常でもお年寄りや乳幼児など体力の少ない方がかかると死亡するケースがあるほどの病気。でも風邪で死ぬ、というのはあまり聞く話ではありません(肺炎とか合併症引き起こして…というのはありますが)。普通なら「風邪」の症状になったら安静にしていればすぐに治る…と。
それが変異されると場合によっては人命にかかわってしまう、と。
ウィルスてのは一生がとても短いものですから世代交代が尋常でないスピードで行なわれます。「己の遺伝子を未来に残す」ことに関してとても忠実と言うか何と言うか。むしろ残すことしかしてない、と言うか。…その次世代の子を残す時にちょっとだけ遺伝子の情報を書き換える場合があります。親と100%全く同じ遺伝子を持つ子、というのはどんな生き物でも基本的に存在してませんから(いるこたいるんですけど、そういうの)若干の「違い」ができてそれがまた子の子に受け継がれていきます。
…そういう「違い」の中には↑のように普通ならそうでもない奴が命を奪うような凶暴?な奴に変わってしまうものもある、と…。

前にも書きましたけど、今年はインフルエンザの流行が早まってるという話もあります。…いきなり気温が下がりましたもんねえ…関東地方も。木枯らし一号も吹いちまいましたし。別に寒くなる=風邪やインフルエンザが流行る、てなわけでもないんですが…気候やウィルスの性質上冬の方が流行りやすい(むしろ風邪の中には春秋の方が流行りやすいものもあります)というだけなんですが…。
どうか皆さんもお気をつけて。

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11/06/2007

エンツュイ

琵琶湖で中国原産の外来魚「エンツイ(エンツュイ)」を初めて捕獲(Yahoo!:京都新聞)。←見た目はなんだか海産のタカノハダイとかそんな風にも見えますが…長く伸びた背ビレと二枚の胸ビレが、ぴん、と張って正面から見ると三角形をなしていて模様もはっきりしていていて結構見栄えのする魚ではあります。
アクアリウム大百科事典wiki - エンツュイ
ただ…そういうのは小さい幼魚の話。成魚になるとメータークラスにもなり、鮮明だった黒白の縞模様も薄れてきてしまってゴツイ魚になってしまいます。オスフロネームス・グラミーもそんな感じになるんですが、それとはまた違った展開になるようではあります。

以前どっか、熱帯魚雑誌か何かで見たような…エンツュイ。その時は「ああ、こんな魚もいるんだな」くらいだったんですが。さらに飼育するにはやや気難しい、とかそんな風だったんで飼うつもりにならなかったんですが…。
今度は琵琶湖ですか。やはり放流でしょうか…むしろ繁殖してる可能性も捨てきれませんが。
実は原産地の中国では「国家2級保護動物」として保護を受けている魚。しかし食用としての人気も高いんだそうで…許可を受けた業者が繁殖して販売してるんだとか。そういう流れで日本にも観賞魚として入ってきているとのことです。…「熱帯魚」という扱いではないのかも知れません…「温帯魚」になるのかなあ…。フツーに「熱帯魚」として飼われている例えばエンゼルフィッシュやグッピーなんかですと、寒くてそのままでは日本の冬は越せないんですが、元々の産地とそれほど緯度が違っていない魚の場合は日本の冬でも平気で越せたりします。
…もちろん例外はありますが。プレコという南米原産のナマズというより海産のコチのような魚がいるんですが…コレ、たしか沖縄だと外の池でも飼えたような。グッピーだって多摩川かどこかで繁殖してるってな話ですし(これは温かい排水があるんで…ということらしいんですが)。

まだ他にも何かいそうな気もします、エンツュイの他にも。ブラックバスやブルーギルもそうですけど、こういう「温帯魚」なら比較的容易に日本でも過ごせて繁殖できてしまう可能性が高いものではありますし。意外なところに意外なものが…というのもありそうではあります。

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11/02/2007

変化なんだか

世界的な北極冒険家ボルゲ・オウスランド氏(45)が、温暖化の影響により夏の氷河を渡って北極点へと向かう旅は今後難しくなるだろう…との見方を示しました(Yahoo!:ロイター)。北極点へは気候の緩む?夏に氷河を渡って行くわけですが、温暖化によって氷河も溶けてきてるのでカヤックも持って行った方がいい…ということのようで。
実際、いくつかそういう影響も見え始めている温暖化ですが(ツバルの水没化とか)、実感はなかなかわかないものではあります。。今年の北極の氷は過去最大規模の収縮を見せた、とのことですが…。

一方で今後北極の氷が減り続けるなら新たな北極航路のあり得るんではないか…という話もあったりします。現行のようにスエズ運河を使っての運行よりも早く着ければその分燃料の節約となり、それだけ温暖化促進を緩めることにも繋がる…という皮肉、と言えば皮肉な話でもあるのですが。
さらに。温暖化が進むとこれまでは寒冷地すぎて作物も何も育たなかった地域での栽培が可能になる…とか。そんな声まであったりしますが…さて。
…まあ、↑のように楽観的な話、というのも悪くはないとは思うんですが…これまで通りの生活ができなくなる人の方が多くなりそうではありますんで…やはり少しずつでも食い止められる取り組み、というのは続けて行くべきなのでしょうけれども。

どうなるのかなあ…これから。やはり不安が多い「温暖化」なのですが…実際に目に見えてどう、というのはなかなかなかったりするもんではあります。しかしそういう今すぐ「変化」が起きるわけではない、というのがミソなのかも知れません。今はまだ北極点に着くまでの方法が変わってくる、という程度なのですが…今後どうなってくるか、と言うと…結構コワイものではあります。

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10/22/2007

そうは言っても

真夜中に光を浴びると細胞にある体内時計が機能不全に陥ってしまう(Yahoo!:読売)…以前から朝に光を浴びると体内時計が正常になって効率のいい睡眠となる…みたいなことは言われていましたが。それでも真夜中に光を浴びると…て。やはりニンゲンてのは昼行性なんでそういう無理なことはしない、体内時計もそういう風にできてるじゃないですか…ってことなんだろうか…。
そうは言ってもなあ。夜に仕事してる人も多数いるわけで。そういう人たちは昼に寝なきゃなんない。当然生活リズムも何もかも昼行性の人たちとは違うようになってしまうわけで…。

体内時計とは体の中にあってる時計のような働きをする、とされているモノではあります。本物の時計と同じような役割を果たしますが機械などがあるわけではありません。機能的に時計と同じ、ということではあります。
生活してくには一定のリズムがあった方がいい、とされています。それを司るのが体内時計。
いついつにメシ食っていついつに休んでいついつに出かけて…とか。別にかちかちにスケジュールを決めとけ、というのではなく。だらだらと過ごすよりはそういう規則正しい生活をした方が身体への負担も少なくなるのでは…ということだと思ってます。が…
そう簡単にいかないのが人生?なわけで。大抵の人が「規則正しい生活? うーん…」てな感じになってしまうのではないか…とか。
ある程度の制約、というか条件だけでも付けるくらいなら…と。例えば起床や就寝時間を揃えてみるとか。食事の時間は大体でもいいから決めておくとか。それくらいなら実行できそうではあるのですが。

…しかし…夜中に起きてて体内時計が狂っても…その新しい?体内時計がまた標準になっていくんでは…と思ってたんですが体内時計そのものがバラバラになる、となると。じゃあ、毎日真夜中に起きて行動してる人ってのは毎日毎日体内時計をぶっ壊しながら生活してる、ってなことになるんでしょーか…? 人間てのはもっとアバウトかつしたたかないきもんで生活時間帯が変わったくらいではそれほどダメージはない、と思ってたんですが…。

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10/21/2007

これだけが原因では

ないのでしょうけど。
アメリカでの研究結果。先天的にドーパミンの少ない人は「大食い」になる傾向が高い(iza!:USA TODAY)…つまりは「大食い」が遺伝するものなのかも知れない…ということではありますが。
…だからと言って親父が大変に良く食べるヒトだから息子も必ず大食いになる…というわけではなく。そういう先天的な要素だけではなく後天的な…生活環境だとか、そういう要素も絡んでくるものではあります。コトはそう簡単にはいかないもので…。

↑の実験ではドーパミンが少なくなる遺伝子(と言うよりドーパミンに感応しにくくなる遺伝子?)の有無についてやってます。その遺伝子を「持っている」人はドーパミンが「少なく」なって食欲が旺盛になる、と。逆に「持っていない」人はそこまで食物に対して執着しにくくなる…と。
実際、↑の記事だけでは判断にしくいものもありますが…ドーパミンの量を調整することで食欲制限ができるのなら、これはこれでダイエットなどにも有効になりそうではあります。

そもそもドーパミンとは何か、と言うと。簡単に言えば神経からの指令を伝える物質です。…でも役目はそれだけではなく。例えば運動をしようとする、あるいは頭を働かそうとする…そういう時にたくさん分泌される物質でもあります。言い方はヘンかも知れませんが「やる気を起こすホルモン」とでも言いましょうか…。
脳内物質ドーパミンのはたらき東京都老人総合研究所
めちゃくちゃ乱暴に言えばコレを増やせば何事にも積極的に応じるようになりますが…それはそれでかなりアブナいことにもなり兼ねない、という諸刃の剣でもあるわけです。精神的にとんでもない状態になったりもしますし。逆に過剰に分泌されてしまってヤバい、という時にはこれを抑制する薬というのも存在してます。
…こういう精神的にどう、という病気もドーパミンのせいだけじゃあ、ないんですが。それでも一因にはなってるわけで…。

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10/18/2007

二つほど 10/18

「毒」と「貝」で二つほど。

一つ目。強い毒を持つセアカゴケグモがの出現例が大阪府で急増、異常気象の影響か(Yahoo!:産経:クモの画像あります、ご注意を)…10年くらい前に大阪で見つかってからどうも日本に定着してしまった観もあるセアカゴケグモなんですが…。
セアカゴケグモ(Wikipedia:こちらもクモ画像あります)
死亡例もある毒グモなんですが…積極的にヒトなどでかい動物に襲いかかる…ということはほとんどないんだそうで。生息場所も石の下だとかU字溝の中だとか目に付きにくい場所ばかり。それでも素手でいじくったりすると噛まれる危険がありますので、子供には注意が必要ではあります。原産地?のオーストラリアでは毒グモとして十分に認識されていて抗血清もあるんだそうですが、日本では十分でない場合もあるので、まず噛まれないことが肝要ではないかと思われます。
なお、和名の「ゴケグモ」ですが。実は「苔クモ」に濁点がついたもんなんだとずっと思ってたんですが…↑見ると本当の意味は「後家蜘蛛」なんだそうで。これは英名の"widow spider"に由来していて、じゃあ"widow"は何か、と言えばこれは「未亡人」の意味で。…なんで未亡人か、と言えば…↑のWikipediaによれば、交尾後にメスがオスを食べてしまうので結果、メスが未亡人になってしまうんでこういう名前になった、とのことで…。

二つ目。現生人類(ホモ・サピエンス)最古と思われる沿岸住居跡で貝を食べた形跡が(Yahoo!:JIJI)。ヒトの直系の先祖とも言える「猿人」は数百万年前(この辺諸説あるようですけれども)に出てきた、とされてますが…現生人類、つまり「新人」の流れをくむホモ・サピエンスは約20万年ほど前にアフリカで発生したとされています。
当初は陸で生活していたらしいのですが…食べ物も何もない状態。そこで沿岸地域へ出てきて容易に食べ物を手に入れることができるようになった…とのこと。そうなると生活にも余裕が出てきますんで色々なことができるようになって行った、とも考えられます。
…第二次大戦中に山へ逃げた兵士よりも海へ逃げた兵士の方が助かりやすかった、てな話をどっかで聞いたような。これもやはり食糧確保が簡単だから、とかそんな理由だったと記憶しておるのですが。

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10/17/2007

魚だって

米の研究チームが魚も不眠症になることを発見(Yahoo!:ロイター)…とは言っても人間のようにストレスなどから眠れなくなる(あるいは眠りが浅くなる)、というものではなく。不眠症に似た効果を持つ遺伝子をもつものがいる…ということです。

魚も眠ることはよく知られております。
人間のように目を閉じて眠るわけではないので分かりにくいのですが。例えばマグロが泳ぎながら眠るとか、アオブダイが粘膜で寝袋作って寝る…とかそういう「寝方」については色々知られてたりします。その辺は人間も魚も関係ないものではあります。
基本的なとこってのはどれもそれほど変わらんのじゃないのだろうか…と思う時があります。
「本能」と「知性」の戦い、なんて言い方がされたりもします。いわゆる「下等」な生物の方が「本能」の割合が高く、生きていくのにモノを考えることもなくただ「生きている」だけだ…と言われております。昆虫なんかはその代表で、「生きる」ことをまるで機械のように単純にこなしているだけだ…とか。逆なのが人間で「知性」で「本能」を抑え込んでしまったが故に大自然の摂理から外れてしまったのだ、なんて言う人もいます。
…それでも脊椎動物間ならそれほど違いもないんではないかなー…いや、そりゃ、外見上の違いとか色々あるんで簡単には無理ですけど…人間のやってる程度のことなら動物もやってるんじゃないのかな…と個人的には思っておるのですが。…だから「人間そっくり」な動物を売りにしているテレビ番組とか情報誌とか、てのはどうも苦手なんではあります。なんかわざとらしいと言うか可愛さの押し付けみたいな、と言うか…。

ところで。↑記事中に「ゼブラフィッシュ」という名前の魚が出てます。…「ゼブラダニオ」なんじゃないの? これ? と思っていたら実験材料として使う発生生物学では「ゼブラフィッシュ」で観賞魚では「ゼブラダニオ」なんだそうで。…実は色々利点のある魚なんですなー…と。
ゼブラフィッシュ遺伝学電子博物館

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09/19/2007

いんせき

ペルー南部のカランカス近郊。隕石と思われる落下物でできたくぼみから有毒ガスが発生?住民約600人が頭痛や吐き気(Yahoo!:読売)…こういう事例は過去になかったわけではない、と思うのですが…。なんだか映画か何かでこんなのがあったような。
原因は恐らくは記事中にもあるように土中の有害物質が熱で溶け出して…ということではないか、と思うのですが。でも実際に調査してみると、思わぬことがあったりするもんではあります。

隕石というのはご周知の通り地球の外から降ってくる「石」です。…石の定義はどうする、とか、降ってくるんなら衛星軌道から地球に帰還してくるスペースシャトルだって「降って」きてるぞ、とかそういうツッコミもありますが…まあ、そこはそれ。一般的な意味での「石」が降ってくる、と。
…隕「鉄」てのもありますが…まあ、それもそれとして…。
この隕石は実は結構地球に降り注いでいる、という話もあります。でも実際はそんな被害は出てません。…答えは地球の表面にある大気圏に突入する際、ほとんどが燃え尽きてしまうから…です。○○座流星群、てのは○○座の方角からたくさんの微量なチリやら何やらが地球に降り注いできて、それらが燃え尽きることによって流れ星がたくさん見える、という現象ではあります。
しかし。
モノによっては燃え尽きずに地上に落ちてきてしまうのもあります。…それが今回の原因ではないか…と。

…インフルエンザは隕石によって地球にもたらされた…とかそういう説もあったりしますし、いや、そもそも生命は太古の地球に落ちてきた隕石から始まった…とかそういう説まであります。隕石、というと何やら宇宙の神秘が詰まってるようなイメージもあるんですが…さて。

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09/16/2007

すべて駆除に成功

小笠原諸島の西島(無人島)でクマネズミの全島駆除に成功(Yahoo!:毎日)…昨年3月から殺そ剤を使っての駆除開始で、現在のところ活動の痕跡が見られない、とのこと。
クマネズミは小笠原の固有種にも大きな影響を与えているネズミ。島にとっては「外来種」扱いとなり駆除が行われてきてましたが…。

いや。日本そのものでも「外来種」扱いと言ってもいいのかも。現在は世界中に広がってしまっていますが…原産地はマレー半島からインドへのアジア南部。木に登ったりする「垂直運動」が得意でどちらかと言えば植物食。特徴としては大きな耳を持っていて前に畳むと目が隠れてしまうほど、だそうで。パッ見区別のつかないドブネズミは耳が小さいのでそんな芸当はできず、見分けるポイントにもなっているんだとか。
都市部ではフツーに見られるネズミではあるのですが。それでも今までは動物食中心で都市部とは言え土中に営巣するドブネズミが多かったんですが…最近は植物食中心でも営巣は人間の建物でも平気で利用するクマネズミも増えてきてるんだそうで。樹上生活もできる=配線だらけの都市部でも適応可能、ということでもあるようです。

植物食と言ったってネズミは基本雑食性でしかも繁殖力旺盛、というのは変わってません。西島などの離島で問題になるのが固有種のヒナや卵や幼生を食べてしまう、植物でもタネや実を食べてしまう。それだけならまだしも木や茎までも食べてしまって枯らしてしまうケースも少なくなく。どうしても弱い固有種にとってネズミはある意味最大の敵となってしまっています。
…最大の敵はニンゲンじゃねーのか、という声もありますが…。
それはともかく。そこで全島からネズミを駆除しよう…というのは昔からの悲願でもありました。小笠原ですと他にも野生化したヤギだとかそういう問題もあります。…こちらも一頭ずつ捕獲していく、という地道な作業が続いています。

しかし…別の面から見れば。ネズミだって必死に生きてんだ、現在住み着いているってのは状況が受け入れたってことで、そういう運命なんだから弱い生物が消えていくのも運命だろ…という見方もあります。ヒトが勝手に自然界に介入していいもんなんだろうか、とか…。
それでも放っておいて絶滅してくのをただ指くわえて見てろ、てのもどうかとは思いますし。その辺はやはり見解の違いというのはヒトの数だけ存在してるもんなのでは…と思ってたりします。…どうなんでしょうね、こういうのは…。

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09/14/2007

色んな発想

ヤマメを両親としているのに生まれたのはニジマス(Yahoo!:産経)…これは実験結果なんで商業的には逆(ニジマスからヤマメ)だろ、というツッコミはちと違うような。…将来的には飼育の容易なサバから飼育の困難なマグロを生み出すことも可能、という方向性を持った実験でもあります。

なんでそういうことができるのか、と言えば…この実験を行った東京海洋大学では三年前にすでに「ヤマメがニジマスを生む」実験に成功していました。これは「始原生殖細胞」という…言ってみれば「将来どんな細胞にもなり得るんだけど基本的には精子か卵子になる細胞」をニジマスの稚魚からヤマメの稚魚へ移植。ニジマスの「始原生殖細胞」を持つヤマメを作ります。で、そのヤマメを生育・生殖させればニジマスが…という話ではありました。
↑の内容てのはかなり簡単に略してますが、実際にニジマスは生まれました。が…全体の0.4%に過ぎず、残りのほとんど全部は雑種となってしまいました。

そこで今回は自分では卵子や精子を作る能力のない「三倍体」のヤマメを用意。↑と同じ手順でニジマスの「始原生殖細胞」を移植してやるとヤマメからニジマスが…と、今回の結果になった、と。つまりはヤマメの方の卵子や精子を出さないようにしてやって、ニジマスだけの卵子や精子を作り出させることが可能になった、というわけです。
倍数体(wikipedia)
この「三倍体」(ヒトなんかは二倍体)は実は結構あちこちで使われている技術ではあります。特に植物ではタネのない品種を作る時に、とか。「タネなしスイカ」は人為的に四倍体と二倍体を作っておいてタネのできない三倍体を作り出します(こういう手間がかかるんで普通のに比べてどうしても値が張っちゃうんですが)。あるいは生殖しないんでそのエネルギー?を他へまわせる、ということでサケマスの類でも三倍体を作ったりします。こうすると大型で肉質の良いものができるんだそうです。(ただし…「タネなしデラウェア」というフツーに売ってるブドウは三倍体ではなかったりするんですが。これは昭和30年代に日本で開発された技術で、「ジベレリン」という薬品でもってタネを作らないように処理したものです)
ではなぜ「三倍体」が生殖しないか、と言うと…。
普通、二倍体などの偶数体では精子や卵子は「減数分裂」と言ってそれぞれの染色体を半分にして(一倍体)受精に臨みます。つまりは「1+1=2」というように後で帳尻を合わせるためなんですが…これが三倍体のように奇数だとうまくいかない。染色体が一コ余計にあるんで結果的に生殖の邪魔をしてしまう、精子や卵子の生成すら行われなくなてしまう…ということになります。
植物関連だと二倍体でないものは結構あるんだそうですが、有性生殖が主な動物は基本二倍体になります。

…しつこいようですが、↑の手順や内容てのはかなーり簡単に略してます。実際は相当に複雑で困難な実験だったんではないか、と。例えば…「始原生殖細胞」を移植、と書きましたけど。この細胞、稚魚の段階でしか存在してません。この手の稚魚てのは1cmとか2cmとかそれくらいのもんで。しかもその中の細胞だけを取り出す、となると…一体どうやるのか。
答えは「着色」してしまうんだそうで。蛍光性のあるクラゲの遺伝子をその細胞に組み込む(これも実はかなーり大変な手順)とその細胞だけが光るんでそこへマイクロピペット(えーと…超微細なものでも吸い込めるスポイト?)でもって手作業でニジマスからヤマメの稚魚へと移植…と。
もちろんこれだけではありません。まだまだこういうところでは一種の職人芸が要求されてしまうのが現状なんではあります。

一方で。なんかこういう話が出ると「神への冒涜だ」「人間が踏み込んでいい領域ではない」とか言われそうではあるんですが。でも、すでにこういう技術がないと成り立たなくなってきてるのもまた事実ではあります。今さらタネがばりばりあるデラウェアなんか誰が食うんだか。
そして…マグロが食卓から消えるかも知れないってのに何もしないんですか…? と。完全養殖の非常に困難なマグロ。こう言っちゃなんですがどんな手を使っても残してきたい、という貪欲な姿勢は評価したい、と思うのですが。

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09/10/2007

日本でダイヤ

日本初となる天然ダイヤが愛媛県で見つかる(Yahoo!:読売)…と聞くと、なんだかダイヤモンドがざっくざく、といったイメージが湧きますが。実際は1マイクロメートル(1000分の1ミリ)ほどのもので、レーザー照射で発見したとのことで…目で見つけるのはまず無理な大きさになります。

鉱物関係では種類は豊富だけども量が少ないんで「鉱物の見本市」とも言われる日本列島ですが。
それでも出るたって質があんまり良くない場合もあったり(例えば北陸の田んぼに噴き出してくる石油とか)しますし、比較的新しい地質なので古い地質で出てくるモノは出てこなかったりします。今回のダイヤモンドもそういうのの一例だったそうではあります。
ダイヤモンドの作り方、と言えば昔角砂糖からダイヤを造る、なんて実験をやってた番組もありましたが。
めちゃくちゃ簡単に言えば…炭素(砂糖でもOK)のカタマリにとんでもない圧力かけ続ければダイヤになります。…まあ、簡単に言えば、なんで…実際は色々な要素が複雑に絡んで出来上がるモノではあるのですが。

装飾品として人気の根強いダイヤですが、一方で工業用品でもあります。何せ世界で一番硬い鉱石。小さすぎて装飾用には到底ならないようなのは例えばガラス切りなんかに使われます。…天然ももちろん使われてた、と思うんですが…たしか人工ダイヤてのも結構出回っていたように思いますが…どうだったけか…。

ところで。↑記事では愛媛県のみで詳細な場所については言及してません。…学術的に貴重な場所だから、なんですが…たしかに。公開したらそれこそ掘ったらダイヤ出てくる、宝探しだ、と勘違いしたおバカがいっぱい来ちまいそうだわ…。

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08/31/2007

ねむい…

「最近、睡眠足りてますか?」
という問いに一体どれだけの人が「はっはっは。もうばっちりっすよ」と答えられるのやら。慢性的に足りてないからこそ安眠関係の本が出たり、あるいはそういう健康法が流行ったりしてるんではないか、と思うのですが…。
コトは大人だけではなく。子供の睡眠にも問題がおきつつあるのでは? というお話。
10代に浸透しつつある「ジャンクスリープ」にご注意を(Yahoo!:ITmedia)…浸透しつつあるったって記事中の値では現在はそれほどでも…という見方もできるような。ただ、こういうのが増えていくとなると大きな問題となる可能性は十分にある、と。

そもそもヒトはなんで眠るのか、というのにはいくつかの答えが出てます。基本的に疲れた体を休めるために身体に備わっている基本的な欲求…というのが大体の答えになってます。…以前テレビで不眠の世界記録に挑戦…というのを見ましたけど、あれはあれでちょっとヤバいような。長時間眠らないと幻覚や幻聴なんかも出てくるんだそうで。たしかにその手の体験記?を見ると尋常でないことが書いてあったりします。
生理的な欲求であってむやみに制限するものではない、というのが専門家の見解だったりします。
ところが…寝るのはいいんですけど、寝方に問題がある、というのはよく聞く話ではあります。結構な時間寝たのに疲れが取れない、いくら寝てもまだまだ眠い…などなど。

個人的には若い?時の方がよく眠れてたように思うのですが。最近だと連続して3時間以上眠ることができません…酒が入れば6時間は眠れるようになるのですが。むしろ呑みすぎると今度はとんでもない時間寝てしまったりすることもありますが…。
↑記事によればそういう「十分でない睡眠」は「ジャンクスリープ」である、と。
その原因にガジェット(本来は面白いモノとかそういう意ですが、ここではIT関連の気の効いた小物とかそういう意でしょうか)がある、というのも…ま、ゼロではないでしょうけど…それが全部じゃないんじゃないのかなあ、とか。たしかに昔よりもそういうモノに触れる機会は増えてるわけですし、さらに若い世代となれば使いこなす柔軟な思想も持ってる。今後、そういう世代が大きくなっていけばそっち関連のガジェットはもっともっと普及してくと思うんですが。それこそ「安眠用ガジェット」なんかも出そうですが…そうなったら…どうなるんだろう?

10:47 AM | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

08/29/2007

アツ…くない?

昨日くらいから秋雨前線が南下、時折激しい雨もあったりした関東地方でしたが。コレ書いてる最中も外は日も出てなくて暗かったりします。…気温も昨日までの30℃超えとはがらりと変わって25℃とかそんなもんのようで。
そりゃ、暑いよりはこういうのの方がイイんですが…いきなりこうなると、ちょっと体がついていかなかったりします。
気象庁

しかし一方で西日本はまだまだ30℃超えが続いております。
今日本付近に停滞している前線は北が「秋」で南が「夏」なんだそうで。ちょうど弓の弦を上に向けたような形で日本列島にかかっているので関東地方は「秋」、西日本は「夏」のエリアに入っている、ということになります。もちろんそこはそれお天道様のことですから…もしかしたらしばらくしてからまた暑さぶり返し、なんてなことにもなりかねませんが、今のところ関東地方は冷涼な気候になっています。
…それでも地域差?というか…関東でも場所によってはざんざん雨が降って雷も鳴る地域と、あんまりそうでもなくこれまでほとんど降ってない地域てのもあります。昨日までは少々でもいいから降ってくんないかなあ、とか思ってたんですが。今日は降ると逆に冷えるなあ、とか、ふと思ってしまったりするもんですから人間なんて勝手なもんではあります。

さて…昨日の皆既月食。
今回は珍しく?きちんと時間も覚えていて、さて見ようかな、とか思ってたんですが…まるで狙ったかのようにピンポイントで月食の時間は雲ってしまいました。あまつさえ雨まで降ったりして。…どーしてこういう時にこーなるかなー…と。他の地域では「赤い月(太陽の光が地球を回り込むように照らすため赤く見えるんだそうで)」が見えたってのに…残念ではありました。

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08/27/2007

8/28の月食

明日の8/28に日本のほとんどの地域で皆既月食を見ることができます(Yahoo!:毎日)
「月食」とは
太陽→地球→月
の順に並んでしまい、結果として地球の影で月が欠けるように見える現象のことを言います。…月がなんで光っているか、と言えばそれは太陽の光を反射しているからであり
太陽→月
という「光」の流れが基本。どういう風に「光」が当たっているか…で三日月やら十六夜やら新月やら満月やらが見えるわけです。…そこへ一種の「ジャマもの」として地球がのそっと入ってきて…月が少しずつ欠けていくように見える。それが月食の簡単な説明ってことで…。
2007年8月28日皆既月食をみよう(倉敷科学センター)

時間は大体午後7時~9時前後ですか。
…こういうのはなあ…結局見なかったりするもんなんですが。こないだの流星群も(ここでも紹介しましたが)結局見てないんですな、これが。時間帯も時間帯だったんで、特に何か…というわけでなくても見なかったりする。
縁がないんだろうか…とか。
今回は時間がちょっと微妙なんでその辺もどうか、とは思うのですが。それでもなんとか見てみようかなあ…次っていつなんだろ(今からンな心配かいっ!)。関西圏では三年ぶりなんだそうですが…こっちではどうだったけか…さてさて。

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08/09/2007

三つほど 8/9

色々と三つほど。

一つ目。日本機械学会が「機械遺産」25件を認定。YS-11や初代0系新幹線車両など(Yahoo!:読売)
機械遺産社団法人 日本機械学会
一覧を見てみると…こう言ったら失礼かも知れませんが…マニアックで独特な製品や書物が並んでいます。いや、自分もほとんど知らんやつばっかりだったりして。YS-11や0系なら知ってますけど、その他は…と。
しかしいい勉強をさせて頂いた気がします。こういう「本気」で「がっつり」響いてくる品々のことを知る、というのはなかなかに心地よいものではあります。

二つ目。コアラの白血病調査、始まる(Yahoo!:毎日)。…オーストラリアだけではなく日本のコアラも、というお話です。
オーストラリアの北東部で感染が広がっているウィルス性の白血病。大半のコアラがこれに感染している(自身の遺伝子を宿主の遺伝子に転写するタイプのウィルスなので、遺伝病的な病気)とのことで…日本のコアラもほとんどが北東部産かもしくはその子孫とのことなので、調査が始まったとのこと。
飼育下の動物てのは野生下のものより寿命が伸びる(外敵がいないため)のと縮むのといるんだそうですが…日本のコアラは短命傾向にあるんだそうで。その原因もこの調査で明らかになるといいんですが。

三つ目。ヨウスコウカワイルカ、絶滅?(Yahoo!:ロイター)…その名の通り揚子江(長江)に住む淡水イルカの一種で、絶滅が危惧されていましたが…やはり、という観があります。
ただ、一旦こうやって「絶滅」しました。と言われても実は生き延びてた、って例もありますんで(日本産のアホウドリなんかそうです)もしかしたら…という望みもあるにはあるんですが…やはり、難しいもんなんですかねえ…。

…さて、十日に渡って続けてみました「二つほど」「三つほど」ですが、いかがでしたでしょうか?
明日からは普通の形態に戻ります。…やっぱりネタ探しがキツかったです、何せ倍だもんなあ…。

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08/07/2007

二つほど 8/7

ノンジャンルに二つほど。

一つ目。商品の詳細を知りたい時…JANコードを活用してみよう(Yahoo!:ITmedia Biz.ID)。「JANコード」とはバーコードの下に印刷されている13ケタか8ケタの数字のことです。これでもって店側は商品の動向を知ることができるわけです。…例えばいつどんな人がいくつ買って行った、とか。あるいは商品を注文する時にも利用されたりします。
これを実際に活用してみよう、ということで↑記事中に出てくるのがGEPIR Japanというサイト。いくつか入力してみるとホントに企業名が出てきました。
…一般家庭だとあんまり必要ないかも知れませんが、こういうの(いや…昔バーコードの配列でキャラの強さが決まるゲームってあったっけ)。でも必要なとこではやはり必要なもんではないかな…とか。

二つ目。ペルセウス座流星群、8/13が出現のピーク(Yahoo!:JIJI)…三大流星群の一つともされている「ペルセウス座流星群」ですが…。それが13日だと新月なんでさらに条件も良くなる、という…。
…でも実はこういうの「よし、条件いいなら見てやろう…」と待ち構えている時に限ってなんか用事が…とか。あるいはきれいさっぱり忘れてしまっていたり。またあるいは全然関係ない時に偶然見ることができたり、と…運がいいんだか悪いんだか分からんもんだったりします。
それじゃ今年は…と言っても用があって今回は無理っぽいんです…ううむ。

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08/04/2007

二つほど 8/4

健康や体のお話で二つほど。

一つ目。来年度から「はしか」の追加接種ができることになりそうです。
Yahoo!サイエンス:はしか流行
…とは言っても中学1年生と高校3年生限定で、しかも5年間だけ、ですが。
少し前の10代、20代の「はしか」大流行を受けての措置になります。大学が休校になったり、他の学校でも危機感があったりしましたし。さらに外国まで飛び火するのではないか…と何カ国かでは対抗措置を取ったりもしてました。
こういう騒ぎがこれで少しは減るのかな…と願いたいたいところですが…さて?

二つ目。奥歯が退化している? 若い女性にその傾向アリ親知らずなし70%も(Yahoo!:毎日)…使わなきゃなくなっていくもんではあるのですが。大学生で調査ってことで…↑てっきり抜いた数も含めて70%かと思ってたんですが、「先天欠如か未萌出」(「」内元記事より引用)てことは…生えてないか生えてても分からん状態ってことですか…。
自分の場合、生えてるんですけど抜く機会を失った、と言うか…そのまんま生えてしまったんで別にいいか、ということになってます。そんなわけで、今さら「抜け!」とか言われたら、ちょっと困ってしまいます…。たしかに生え方が他のと大分違ってスキマだらけというか半分埋まってると言うか、そんな微妙なもんなんで本当は良くないのかも知れませんが。
ありゃ抜くと痛いって話ですし…抜かなくてもいいならいいんではないか、と。
ただ、↑こういうのは「退化」と言い切ってしまっていいのかどうか、個人的にちょっと引っかかってます。「進化」「退化」てのはもっと長いスパンなんではないか…と思っているもので。歯の数本程度でそこまでは…とも思うんですが…でもこれでも立派な「退化」だよな、と考えたりして。
どっちやねん、てなとこですが。まあ、色々変わっていくのも生き物ってことでひとつ…。

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08/01/2007

二つほど 8/1

「生き物」で二つほど…。

一つ目。南硫黄島で新種の陸貝4種発見(Yahoo!:時事)。東京都が世界遺産入りを目指している小笠原諸島の一つになります。
進化の小宇宙:小笠原のカタマイマイ
元々固有種の多い小笠原諸島ではあります。植物にも動物にも和名のアタマに「オガサワラ」とつくものがどれだけいるのやら。
そもそもなんで「小笠原」か…というと小笠原なにがし、という人物が発見した…というあんまりアテにならない話もあるんだそうですが。それでも江戸期にはすでに知られていて「無人島(ブニントウ)」なんて名前で呼ばれていました。…林子平の「三国通覧図説」という本にこの島のことが載っているのですが。実は林子平よりずっと後にペリーが来航して所有権が問題になった時(その頃小笠原諸島にはイギリス人も在住)に、いや、外国にもその名が知られている…という証拠で出されたのがフランス語版・三国通覧図説だったとか。
実はペリーもその本のことを知っていて、交渉で揺さぶりをかけるために使ってみた…とかなんだか外交の難しさを今でも伝える話にもなってたりします。
今の小笠原はもちろんれっきとした日本領なんですが…↑固有種は忍び寄る外来種の影に少しずつ侵食されているのが実情ではあります。

二つ目。46年ぶりにコウノトリのヒナが巣立ち(Yahoo!:読売)…ついに、という観があります。
今後定着していくんだろーか…結局全滅てなことになったら…とか結構ネガティブなことまで考えてしまうのですが、それでも馴染んでいって欲しいなあ、と。単純にそう考えたいのが本音ではあります。…次はトキだ…てのは…さすがにまだ無理ですか、やっぱり。

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07/19/2007

要注意なカエル

和歌山県でアフリカツメガエルの繁殖を確認、対策考慮へ(Yahoo!:紀伊民報)。アフリカツメガエル、と言ってもあまり馴染みがないかも知れません。南アフリカ原産で、その名の通り後足に「ツメ」があります。カタチは日本のカエルのように前足突っ張って上体を起こす…ということはなく、前足も後足もそれこそ平泳ぎ状態で真横に伸ばしたまま。何せ完全に水生のカエルで陸に上がるということがありません。
アフリカツメガエル(Wikipedia)
属名の"Xenopus "は「風変わりな足」という意味とのこと(近縁に"Silurana "という属もあります)。

食べられるわけでもなく、ペットにしてはかなりマニアックな類になりそうで好みの分かれそうなこのカエル。一体何に使うのか、と言うと…実験用に使われます。カエルというのは発生学などではかなり重宝される実験動物なんですが、オタマジャクシならともかくカエルになっちまうと陸に上がってしまうんで管理が難しくなってしまいます。…オタマジャクシなら小学校で飼ったことがある、てな方も多いかと思いますが…カエルというのは実はなかなかに飼育の難しい動物になってしまいます。エサも環境も整えにくいですし。
しかしこのツメガエルならずっと水の中にいますし、エサもなんでもよく食べる。そのため、現在まで遺伝的に純系を作ったりして色々な分野で利用されてきました。

が…何度かここでも取り上げている「外来生物法」ではこのカエル、要注意外来生物(環境省)となっています。所持や繁殖などが原則認められていない「特定外来生物」ではないのですが…今後生態系に何らかの影響を与えるかも知れない、とされている、ということです。
さらにこのカエル、両生類にとっては最大の脅威ともなり得るカエルツボカビ病の一種のキャリアではないか、とされているとのことで。自身は感染しても発症はしないんですが、常に水の中にいる関係上、飼育に使った水をそのまま流すとツボカビも放流することになってしまうかも…と、新たな心配も出てきてしまっているとのことです…。

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07/10/2007

ツルとツバメ

ツルと言っても「鶴」ではなく「蔓」のお話。
外来種の「アレチウリ」が大規模に繁茂、多摩川のツバメ受難(Yahoo!:毎日)…「ウリ」の名がつくようにツル性の一年草ですが、生育のスピードが速い上に他の植物に巻きついたりして自分の縄張りを広げてしまう習性があります。縄張り…という言い方は適当ではないかも知れませんが、実際にこの植物が大量にある場所では他の植物が生育しにくくなるとのことで…結構イヤな植物ではあります。
特定外来生物等一覧:植物:アレチウリの記述あり(環境省:外来生物法

最初に日本に入って来たのは1952年と結構古いものではあります。分布地はアメリカ・ヨーロッパ・アジア…と世界中で確認されています。
で、これがどうツバメに関係してくるか、と言うと…多摩川の河川敷でアレチウリが勢力を伸ばす→ヨシの生育に影響が出る→ねぐらにしていたツバメにも影響が…という流れです。今の時期、ほとんどのツバメは一回目のヒナを育て終わっているのでその数は増えています。そういうツバメが集まるのが河川敷のヨシなど。「飛ぶ」ということに特化しているツバメは地面など平らな場所は苦手なため、川原のヨシなどの大量につかまれる場所があるところを好むようになります。
アレチウリはこのヨシに巻きついて倒してしまうんだそうで。さらに勢力範囲が広がればヨシそのものも生育しにくくなってしまう…。

ただ、アレチウリは冠水しない、つまり水がかからない場所を好むとのことなので(でも川に近い河川敷などが好き、という…)人為的に冠水させて駆除、という方法もあるとか。しかしンなこと簡単にできるもんではありません。元々冠水しない場所なわけですし…他にどんな影響が出るのか分かりませんし。
結局刈ったりぬいたりして地道に駆除していくというのが一番なんではないか、と。やっかいなもんではあります…。

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07/04/2007

先祖は深海在住

胃潰瘍などの原因の一つとされ、日本人だとかなりの割合で保有している「ピロリ菌」。その先祖は深海底の微生物だったと海洋研究開発機構の研究グループが発表(Yahoo!:毎日)…ゲノム解析というやつで、遺伝子を解明していっての調査の結果なわけですが。
…何をどうやって深海からヒトの体の中へ…というよりもむしろどこで取り込んだのか、とかそういうのが謎になりそうではあります。

ヒトに限らずそれなりの大きさのある生物ならこういった細菌など「他の生物」というのを多数持っているものではあります。
もちろん何らかの理由…住まわせておくとイイことがあるから、とか…があるケースもあります。腸内細菌では乳酸菌なんかがそういう例になります。が…もちろん善玉がいれば悪玉もいるわけで。イイもんばっかりではなくワルイもんもいて綱引き状態で腸内環境を保持してる…なんて話もあります。
しかもそういう生き物てのは腸の中だけではなく、探せばいくらでも出てきそうな勢いではあります。
そもそも細胞内のミトコンドリアだとかゴルジ体だとかの器官も元々は別の独立した微生物で、それらを取り込みながら人間は進化してきた…という話もあります。前にも書きましたけど、こうなってくるとニンゲンの体も含めて生き物の体ってのは結局は巨大な群体にすぎんのではないか…とか。一コだけ統制する「意識」があって、細胞の一片に至るまで別の生物が組み合わさって体を作っているんではないか…。

まあ、それはそういう考え方もある、ということではあるのですが。
ピロリ菌の方はこれはこれで何らかの真実が解明されるのでは…という期待はありますけど、即座に胃潰瘍の治療に役立つとかそういうもんでもないんだろうなあ…とかそういうことも思ったりしています。

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06/30/2007

トンビがタカを、

じゃなくて…サバがマグロを、というお話。
サバに精子の「もと」となる細胞を移植してマグロを生ませる研究、年内にも本格化へ(Yahoo!:JIJI)…サバの稚魚に移植するのは「精源幹細胞」で、これをもとにしてサバにマグロの精子と卵子を作らせる…というのが簡単な流れのようです。
まだまだ実験段階なわけですが…と言うより実験、まだ成功してないんじゃないのか…と若干の不安もありますが。

今のところですと、マグロに卵を産ませてそれを孵して育てる「完全養殖」てのは成功してます。ただ、卵を産む例がまだまだ少ない上に育つ確率も非常に低い。その辺の研究・改良も進んではいるのですが、当然のことながらまだまだ商業ベースに乗るほどではない、と…。
昨今のマグロ情勢は厳しさを増す一方ではあります。ヘタをするとマグロが食えなくなる日が来てしまう可能性も否定できないのが現状です。
世界でも有数の「マグロ食い」民族でもある日本人としてはやはり何か打開策が欲しいところ。そこで考え出されたのが「畜養」という方法。どっかでマグロの稚魚を捕まえてきて、海上のいけすの中で育ててから売る、というやり方です。日本近海でもやってるところはありますが、地中海にもそういった拠点がいくつもあって日本へと輸出をしていたりします。
が…この方法、若いマグロを獲りすぎる、ということで反対する向きも出てきています。自然下で育った成魚を捕まえるよりもはるかに効率はイイのですが…海産資源の保護、という観点から見ればいくら若魚とは言えマグロはマグロなわけではあります。

そこでもっと管理の楽な魚に生ませてしまおう、サバはマグロに近い種だし…と。
ただ、これが市場に出回ったとして…なんかヘンなイメージが付きまといそうな気がします。遺伝的にはサバとは何の関係もないマグロが生まれることになるのでしょうけど、実際にサバの腹から出てきたことには変わりない。となると…敬遠されたりするんではないか…とか。
個人的にはどんなマグロが生まれてくるのか非常に興味あったりするんですが。しかしいざ食べる、となると…どうなんでしょ、意識せずにフツーに食えるもんなんでしょうか…?

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06/21/2007

今さらンなこと

言われても…。
アメリカの物理学者が「ブラックホールは存在しない」という新説を発表(Yahoo!:読売)。…仮説の段階なんじゃないんだろうか、とかまだまだ認知されてないんじゃないのか、とか色々考えてしまうわけですが…。
今さらンなこと言われてもってのが第一印象ではあります。自分は別に物理の専門家ってわけでもないので、ちょっと、違う方へ考えが行ってしまってます…。

ブラックホールと言えば、はくちょう座X1番星付近に初めて存在が認められたのが1970年。それから
「なんでも吸い込んでしまう黒い穴」
といった印象で世間一般には定着しております。…実際には光さえも逃げ出すことのできない重力場なので目で見ることができない=黒い、ということになるんですが。それでも吸い込まれてしまったら最後だ…的な使われ方をあちこちでしてきてたんですが…。
…いや、もし、これが「ブラックホールは存在しない」というのが定説になってしまったら、正しく物語の中だけの存在になってしまうんじゃないのか…と。ややヘン?な心配をしておるわけです。

SF関連はもちろん、それ以外でもちょっと探せば出てくる「ブラックホール」という言葉。
…中には吸い込む「ブラックホール」とは反対に噴き出す「ホワイトホール」というのがあって、それを結んでいるのが「ワームホール」というのもあります(現代の科学的な常識で正しいのかどうか、あたしゃ知りません)。…ちなみに…坂田靖子の短編連作マンガに、この説に大反対してるアマノジャクな男性てのが出てきたりしてました。なんであんなに大反対するのか(そういう話が出ただけで机叩いて怒りまくる)最後まで理由は明かされずじまいでしたが…。
…なんだかマニアック(失礼)な例を引いてしまいましたが…こういう話てのも根底には「ブラックホールは存在してるんだ」という信念?みたいなもんがあって初めて成り立つわけで。それが「存在しません」となってしまって話の流れそのものも変化してしまったらなんだか悲しいなあ…と思ってしまうわけです。

いや、まあ、大げさと言えば大げさなんですがね。そこまでブラックホール大好きというわけでもないですし。
ただ…なんか気になってしまって…というお話ではあります。

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06/13/2007

腸内共生細菌による害虫化

マルカメムシという虫のお話。
この虫はダイズなどを荒らす害虫ではあるのですが、性質にほとんど違いのない近縁種のタイワンマルカメムシはダイズを食い荒らすことはないんだそうで。…ではその違いはどこに…? その答えは「腸内共生細菌」にある、と。
共生細菌による昆虫の害虫化の発見(産業技術総合研究所:当然ですが虫の画像があります。お好きでない方はご留意を)
なお…この「マルカメムシ」てのは大きさ1cmもないくらいの文字通り丸っこいカメムシなんですが。で、カメムシなんで当然クサいという…こいつら集団でいるんだもんなあ…。

↑の内容には非常に興味深いことが書かれてあります。マルカメムシにはその生育と密接に関連している共生細菌があって、産卵の際にはその細菌の入ったカプセル(文中では「お弁当箱」と表現)も用意。孵化した幼虫はそこから細菌を入手する、という…。
実験ではマルカメムシ(ダイズ害虫)とタイワンマルカメムシ(非ダイズ害虫)の「カプセル」を入れ替えています。ダイズで生育させると、本来の食性にないタイワンマルカメムシの方は産卵はしても孵化率が低くなるんだそうですが…お互いの「カプセル」を入れ替えるとその率が逆転、マルカメムシの孵化率が低下してタイワンマルカメムシの孵化率が上昇したそうです。
つまりは虫が本来持ってる遺伝的な要素ではなく「共生細菌」という外的な要素によって性質が変わってしまうこともある、と。
今後の研究によっては、遺伝子操作などとはまた違った方面からの生物操作というのも出てくるかも知れません。

「腸内細菌」というのはヒトにもいますし、他の動物にもいます。マルカメムシの場合「お弁当箱」で子供に伝えてますけど、ヒトの場合はどっから来るんだ、と言うと…母乳から、とかキスから、とか。はっきりした要因は聞いたことはないのですけれど、母と子のスキンシップが多いほど伝わりやすい…てな話は聞いたことがあります。まあ、そうでないと伝わるもんも伝わらんような気がしますが(一方で虫歯菌も同様な方法で伝わる、てな話も)。
ヒトでも重要ではあります。腸内細菌てのは。
こういうのを見てると生物てのはやっぱり群体の成れの果てなんじゃないのかな…と思ってしまったりして。統括している生物が一コあって他の部分は実は全然別の生き物が寄り集まってるだけ。でもその繋がりはかなり強固なもんであって早々に崩れるもんではない…と。
さらにそこへ別の生物を取り込んで生きていきやすいようにしているんではないか…。
そうなってくると「自分」てのは何だろう…? という哲学的な命題にまで発展していきそうな。やはり単純ではないものではあります。

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06/12/2007

ついに…

野生カエルからツボカビの感染が確認されてしまいました(Yahoo!:時事)…輸入されて飼育されてるカエルからの発見、というのあったんですが…ついに野生カエルの「感染」が確認されてしまいました。

前にもちょろっと書きましたが「ツボカビ」とはカビの一種で、特に両生類の皮膚に寄生します。
…って、これだけじゃ分かりにくいですが、ツボカビに冒された両生類の皮膚てのは機能が恐ろしいほど低下します。感染したカエルの見分け方の一つに「動きが鈍くなり、反応が悪くなる」てのがありますが、これは両生類の皮膚が持っているとても重要な調節機能が低下してしまうことによるものと思われます。そして…そういう状態になると後は待ってるのは死だけになります。
人間で言うと…何でしょう…肝臓か腎臓の機能低下、とかそういう感じになるんでしょうか…。
しかもこの「ツボカビ」増えるのは水を介して増えます。これが爆発的な感染の原因の一つにもなっているのですが…日本のように多湿な気候の場合、さらに増殖が加速する恐れもある、とのことです。

カエルの数が異常なまでに減ってしまうとなると…多かれ少なかれ日本中に影響が出ることになります。田んぼや山にいるだけで、最近カエルなんか見てないよなあ…と思ってても回り回って何かしら影響が出る、というのはよくある話ではあります。
差し当たっては…カエル減る→害虫増える→農作物高騰…というのが一番考えやすいのですが。しかし、まだまだどんなことになるのか分かりません。もしかしたら全然関係なさそうなところからいきなり何かが…という可能性だってあるのですから。

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06/02/2007

食うわけじゃないけれど

こういう利用法もアリかな、と。結構ムダがないもんではあります。
漁業被害の著しいエチゼンクラゲから抗菌・保湿作用を持つ新物質が見つかる(Yahoo!:毎日)。この物質はヒトの体内にもある「ムチン」に似たもので、同様の効果が期待できるとのことです。

実際に食えるもんではあるらしいのですが…エチゼンクラゲ。
人間が野生動物を絶滅に追いやる理由てのはいくつかありますが、その中で最も古くかつ効果的なのは「食う」ことです。これをウマイこと利用すればこういう迷惑な生物も駆除できるんではないか、と常々思っておったのですが。
…それとはまた違う方向での利用法もあったわけです。考えてみたら食う以外の「利用」目的で絶滅してるケースてのも多いもんではあるわけで。…海鳥の羽毛利用とか。
そういう研究があちこちで進んでる、というのはなんだか嬉しいもんではあります。ただただ捕獲→廃棄を繰り返すだけ、というのはなんだか芸がないですし。

とは言っても…これでホントに絶滅、エチゼンクラゲは薬の素材となって消えていきました…てのも、また、なんだか違う方向へ進んでるような気もします。…なんだっけ、星新一のショートショートでしたっけ、どっかの星行ってハエ殺したらそれが絶滅寸前の貴重動物で総スカン食った…てのは。
昨今の情勢からすればこういう「欲望のままに滅ぼす」てのはそれほどないような気もしますが。
…それでも…軌道に乗るまでにはまだまだ時間がかかりそうな気もしてます。内容が内容ですからノッてくる企業てのはそれなりにありそうなんですけど(食いもん関係の流通に乗せようとするよりは多そうな)…一般に薬として出回って、さらに需要が高まって…となるまではやっぱり少々待たないといけないようではあります。

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05/29/2007

ゆっくり、ゆっくり

「ゆっくり地震」というものがあります。…文字通り?非常に小さく非常に「ゆっくり」と続く地震なのですが。
立命館大などが南アフリカで「ゆっくり地震」の全体像を観測(Yahoo!:毎日)…すでに色々な大学や研究機関が10年以上前から観測を続けているのだそうです。
第3部応用編 ゆっくり地震-1日本測地学会

「ゆっくり地震」…実は自分もこの記事見て初めて知った単語ではあります。
普通の(とは言っても地震が起きるメカニズムてのも全部解明されてるわけではないのですが)地震は一般的に「断層のズレが回復する」時に起きるなどとされています。そしてどんなに長くても3分程度で揺れは収まります。
が…この「ゆっくり地震」は長い場合で1年も続く場合があるんだそうで。しかもかなりの広範囲にわたることもあるとのことで。
…そんなに長くあちこちで揺れてたら大変そうだなあ…とか思いそうですが、ほとんどの揺れは体で感じることはない、ごくごく弱い地震なんだそうです。だから、研究も進んでいなかったんだそうで。

しかし、この小さな小さな揺れは大きな地震の際と同時に起きて、その大きな地震が収まった後にもずっと続いているケースもあり…巨大地震の解明に役立つのではないか、とされているんだそうです。又、断層など様々な研究にも有効なのではないか、とされているんだそうですが…。

何分にもまだまだ研究の進んでいない分野とのこと。それこそ今後の研究が期待されるところではあります。

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05/11/2007

ご当地食材

と言うのとは、ちょっと違いますか…。
アメリカ・シカゴのすし屋14店で「レッドスナッパー(Red snapper タイの標準英名)」を頼んでも「レッドスナッパー」は出てこない(Yahoo!:JIJI)…じゃあ、何が出てくるんだ、と言うと4店では「レッドシーブリーム(Red seabream)」が出てきて9店ではティラピアが出てくるそうです。DNA検査までかました結果のようですが…さて。

ちょっとややこしい調査結果ではあります。「レッドスナッパー」は実は日本で言うところの「マダイ」とは違った魚なんだそうで。「レッドシーブリーム」の方が英名としては「マダイ」になるんだそうで。でも、「マダイ」を「レッドスナッパー」と呼んでも間違いにならない。標準的に呼ばれているのがこっちだから…と。
つまりは14店中4店はホンモノを出してた、ってことじゃないのかな、と。
シカゴは立地上海に面してませんので(ミシガン湖には面してますが)、魚…海水魚という食材はどっかから運んでくることになります。これが例えばニューヨークやボストンだったら問答無用?で大西洋から水揚げされて、サンフランシスコだったら太平洋から水揚げされるんですが…内陸(一応)の都市の場合、言ってみればどこからでも運んで来れます。
太平洋と大西洋。いくら地球の海はどことでも繋がっている…ったって限界というものがありそうな。同じ太平洋内だって地理的に隔離されてると言ってもいい場合だってあるわけですし。日本とアメリカだと回遊魚系でないと同じ魚の調達てのは困難になりそうではあります。
で、マダイの場合はどうなんだろう、と。大西洋やアメリカの太平洋沿岸に同種と判断できる種がいるのかどうか、となると…難しそうですし。そうなると純正?のものを使えない場合も出てくるわけで、それなら代替品として似た食材を使うのはアリなんではないのかな…とは思うのですが。

ただ、タイとティラピアは明らかに違うモノなわけで。その辺の表記は…と言っても日本の安いスシネタでもティラピアを「イズミダイ」といって出してる場合もありますし、あからさまに「タイ」と銘打って(マダイじゃありませんから)出してるケースもあるそうですから…まあ、あんまり純正純正言えたもんではないのですが。
…でも「ティラピアの握り」っつーて…初めて見た人が何の抵抗もなく食えるか、というと…これもまた難しいところではあります。日本だとさらに敬遠されそうではありますし。
別にマダイにこだわらんでも美味かったらそれでいいんでは…とは思うのですが。でもやっぱりイメージてもんもありますし、産地表記とかそういう面から見たら問題、ではありますか…。

ところで↑の調査。14店で調査して9店がティラピアで4店がレッドシーブリーム。残り1店は…なんだか判別できなかったとのこと。…ある意味そっちの方が大問題なような気がするんですが。

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04/20/2007

ぐるぐる

琵琶湖の「循環」、今年は例年より遅れて発生(Yahoo!:毎日)…どういうことか、と言いますと…簡単に言えば琵琶湖の水は表層と深層で水が互いに行き来する「全循環」の期間がある、上の水と下の水が循環する時期がある…ということです。それは例年なら1~2月なんだそうですが、今年はその季節になっても確認できず。観測史上初の「無循環」か…! と心配されたんですが、今年は遅れて3月に確認された、ということです。

水の循環。
「水なんてどこでも同じだろ?」とか思うかも知れませんが、実は結構あちこちで違ってくるもんではあります。例えばカスピ海という中東にある湖。結構でかい湖なんですが(海、とついてるくらいですから)実は表層は淡水、深層は塩水、と分かれて存在してる場所があったりします。琵琶湖とは違って循環があまり起きていないせいもあるのでしょうけど、塩水の方が「重い」ので下へたまり、「軽い」淡水が上にとどまる、という単純な理屈でこうなっています。…そうなると住んでる魚などにも影響が出てます。表層では淡水魚が、深層では海水魚が獲れる…なんて場所もあるんだそうで。
琵琶湖の水は循環してますから塩分濃度に目立った違いが出てくるわけではないのですが…こういう湖では循環しないと困る問題も当然あります。酸素です。

水に溶けている酸素。これは当たり前ですが空気中から取り込んだ結果です。空気に触れていないと酸素を取り込むことができない。…こういうのは魚飼ってる方ならよく分かるかと。水温・水質とさらに重要なのが溶存酸素量。少なくなったら魚の命にも関わってきます。もちろん、種によって耐久度?の違いてのはありますが…それでも必要なもんは必要なわけで。どうにかして酸素量を増やそう、と努力することになります。
…これの大規模なのが琵琶湖でも起きているようなもの、です。上にあった水には大量の酸素が含まれていますが、下にあった水には酸素が少ない。上下がぐるぐる回ってくれれば酸素の少ない水も上に行けて酸素を取り込める…と。

それが遅れてしまう、ということは何かしらの影響が出るのではないか、と懸念されております。ただでさえ外来生物による被害が少なくはない琵琶湖。ここにしかいない「固有種」も数多く見られるのですが…。
一時的なもんであってくれればある意味安心できます。しかし温暖化による恒常的な現象になりつつある、としたら…?

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04/16/2007

創意工夫も必要みたい

「脳を活性化させる」…というのは最近の流行でもあります。簡単なパズルから計算などなど。その中の一つに「塗り絵をする」というのがあるそうなんですが…「塗り絵」だけでは必ずしも脳が活性化するわけではない(Yahoo!:ITmedia Biz.ID)という調査結果が出ました。調査したのはあの川島教授と三菱鉛筆です。
…なんだか分かるような気もしますが。言われた通り機械的に塗っても…ねえ? ということなんではないか、と。

「前頭前野の機能向上」というのもキーワードの一つではあります。
人間の脳、というのは全部が全部働いてるわけではなく。各部位がそれぞれに役割を負って働いています。そのため、脳の持ち主の生活環境や状況において働いてる部位が全然違ってくるわけです。…その中でも何か創り出したりとか感情のコントロールなどを司るとされているのが「前頭前野」で、それを「鍛える」には例えば計算であるとか、あるいはパズル、そして塗り絵などのアタマと手を動かすものが有効…となってきてるわけです。
普段からそういう部位を使ってる人なら別に必要なものではないのかも知れませんが…同じ行動を繰り返すだけの人生だとなかなか鍛えられないもんなんだそうで。こうやって楽しみながら鍛えられるのならそれもイイのでは…と。
ただ、何事もやりすぎはイカンのではないかとは思いますが。本来の目的を外れて「苦痛」になるようならやんない方がマシ、と思うのですが。「アタマにいいからやりなさい」とかそういうのは逆効果っぽいですし。

で、その一手段である「塗り絵」、これにも何か自分で一手加えていくことによってさらなる効果が期待できる、と。そのための「塗り絵セット」も販売されるそうで。興味のある方は見てみるのもいいかも知れません。

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04/04/2007

入れ違いではなかった?

恐竜が絶滅してから哺乳類が爆発的に増えたのではなく、恐竜が絶滅する前にすでに哺乳類のほとんどが出揃っていた?(Yahoo!:時事)…約4500種の哺乳類の遺伝子分析により、7500万年前にはすでに哺乳類の基本的な分化は終了していて、それから約1000万年後に恐竜が滅んだ…とのこと。

今までですと:
小さな哺乳類の祖先が恐竜の足元なんかをちょろちょろ(約6500万年より前)→環境に適応できずに恐竜絶滅(約6500万年前)→哺乳類、爆発的に増えて地上を席巻する(それ以降)…という形だったのですが。
すでにある程度基本的な哺乳類が出揃う(約7500万年前)→環境に適応できずに恐竜絶滅(約6500万年前)→邪魔者がいなくなったのでさらに版図を広げる(それ以降)…ではないか、ということです。

まあ、実際のとこはどうなんだ、と言ってしまえばそれまでなわけですが…それでもイメージてのは刻一刻と変化していくのが当然なわけですし。ただ、世間の常識と言うか…認識とズレてきてしまうと話が厄介になるもんではあります。最新の研究結果てのはあくまで「最新」なんでこれから浸透させていく必要があります。しかしそれより先に認識していた「常識」てのはなかなか排除されにくい。…結局専門職と一般で解釈が違ってきてしまう…とかそういう例はたくさんあります。
…特に実際に目や肌で確認できない学問てのは一般との乖離がでかいような。そんな気もしてます。でもまあ、それはそれでその「違い」を感じる楽しみ…というヘンな楽しみもあるにはあるんですが…。

これも即座に教科書書き換えとかそういうものではありませんし、まだまだこれからさらに研究が進む分野ではありますんで、今後がさらに楽しみなのではあるのですが。

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03/26/2007

ソメイヨシノの

「両親」はオオシマザクラとコマツオトメの可能性が高い(Yahoo!:JIJI)…普通に花見なんかでよく目にする「ソメイヨシノ」ですが。これまでもいくつか説があっていくつか「両親」候補があったのですが、遺伝子解析によりこの組み合わせが一番可能性が高い、とのことです。

関東地方はまだ花見シーズンというわけではありませんが…今週末くらいにはあちこちで桜の花の便りが聞かれそうではあります。
その桜の中でも代表的なのが「ソメイヨシノ」、花の盛りと葉の出始めが重ならないことが多い(満開に咲いてる時に葉がほとんど出てこない)品種で江戸期から続いている品種でもあります。ソメイヨシノやカンザクラの類ではない、ヤマザクラの類などは花が咲くと葉も出てくるので見分けることができますが…品種で見るととんでもねえ数があるのであれがこれ、これがあれ、と素人に簡単に同定できるもんではないんだそうで、素直に名札に頼った方がいいのかも知れません。
また、普通の一般的な植物は実ができて種から殖えますが、ソメイヨシノの場合は接ぎ木が主とのことで…つまりはどのソメイヨシノもほとんど同じ、という見方もできます。…こういう植物は結構あったりしますが。例えばバナナ。あれは本来の実(白い果肉の中に黒い小さな実ができる、はず)がほとんどできない状態のものが接ぎ木や挿し木で殖えていっています。そのため遺伝的な多様性が失われてしまっているんだとか。で、○○年後にはバナナは絶滅する…なんて説があったりもします。特定の病気が流行ったりしたら一発で…ということで。

ちなみに…江戸期の吉原遊郭では花の時期に大門内に桜を植えて並木を作る風習があったそうなんですが…それも花が終わると全部撤去されてたんだそうで。遊女のはかなさを伝える「花までが盛りをすぎるとおかぬとこ」「葉桜はすて物にする仲の町」なんて句も残ってます。

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02/19/2007

歯だけではなく

東京理科大と大阪大の共同チームが歯胚(歯のモトになる組織)から「歯」を再生することに成功(Yahoo!:毎日)した、とのこと。「え、じゃあもう虫歯になっても問題ないの?」とまでは、まだ行きませんが。実験成功したばっかりですし。でも歯だけではなく他のものにも応用が効きそうな技術ということで…期待されそうではあります。

実験はマウスの胎児から「歯のモト」を取り出す→反応しあって臓器や組織となる「上皮細胞」と「間葉細胞」を分離→それぞれ培養→重ねて培養→「歯の種」完成→拒絶反応のない系統の大人のマウスに移植→歯ができる…という流れ。
この流れを応用すると、「歯のモト」ではなく別の「モト」を使えば歯に限らず別の臓器や組織も再生できるのではないか、と。↑実験では「毛」の再生に成功した、とのことで…別の意味で注目されそうではあります。

ただし、この実験必要となるものがちと難しいものばかりで。
胎児からの移植、ということでヒトの場合は倫理上無理な話になりますし。それに実験用マウスてのは様々な系統があって今回は「(胎児と大人の間で)拒絶反応が起きにくい」、つまりは同系統のもので実験してます。ヒト同士の移植で問題となる「拒絶反応」を無視できるケース、ということになります。

それでも例えば患者自身の細胞からそういったものを探し出せないか…という方向へ進んでいるということで、もしかしたら近い将来臓器は再生できるものになってるのかも、知れません…。

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02/08/2007

二つほど 2/8

興味持ったあれこれを二つほど。今日は盛りだくさん…?

一つ目。ピロリ菌の人類初感染は約5万8千年前(Yahoo!:毎日)…他の生物にとっては生育が困難とされてる「胃」の中に住むピロリ菌。胃潰瘍などの原因の一つにもなっていますが日本人では半分の人が感染している、とされています。ただし感染していても何かすぐに病気になる…というわけでもなく。ほとんどの人が無症状とのこと。
一方の「5万8千年前」と言えば、東アフリカで発生したとされる人類は5万年前にはアフリカ各地に移住を開始した頃。さらに遺伝子調査を逆算していくと「初感染」はそのさらに8千年前…となるんだそうです。…つまりは世界各地への大移動を始める前、という頃になります。
そのためピロリ菌も人種や地域によって6つのタイプに分かれるんだそうです。感染してから各地へ散って行って変化して行った、と。
しかもまるで遺伝するように親から子へと受け継がれていくピロリ菌。実際、胃潰瘍や胃がんの発生率てのは各地に大分差があります。その辺の解明…というのももちろんあるんですが「ヒトの遺伝子を使った解析よりも詳しい移住の歴史が解き明かされる可能性もあるという」(「」内元記事より引用)というのが、かなーり大きいような気がしてます。

二つ目。障害者の住民票で免許を不正取得(Yahoo!:読売)…悪いことを考えるやつてのは…ホント、頭がいいんだと逆に感心しちまいます。
流れとしては:ターゲットとなる障害者を特定→住民票をとる(目的:免許取得、身分証:持ってないただし郵便物などを示す)→筆記だけ、しかも一日でとれる原付免許をとる…と。これだけだと勝手に免許とられた…ということになりますが、もちろんこれで終わりではなく。借金や詐欺などに不正に利用されていくのですが…。
以前にも原付免許の簡便さを利用しての犯罪、てのはいくつかありましたが。実技がないので(講習はある)一夜漬けでもいいし一日で交付されるから後くされ?がないし。他人名義でとってもバレにくいんで外国人が日本人名でとってた(もちろん不正使用目的)…なんてケースもありました。
今回のはさらに郵便局に転居届けを出しておいたりする、という悪知恵付き。そして「障害者なら免許をとってる確率も低いからバレにくい」という、反撃が少ないのが障害者を狙った理由…となると。
なんだかなあ、と感心と一緒にため息まで出てしまいます。そこまでするんかい、と。

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02/07/2007

買うや買わざるや

米国でクローン製品を「オーガニック(有機食品)」表記できるかどうか議論中(Yahoo!:フジサンケイビジネスアイ)…クローン? 食品? と思うかも知れませんが、米国では昨年末にクローン牛や豚の安全性を米食品医薬品局(FDA)が確認(iza!)したばかり。つまりはクローン技術で生産された牛や豚を有機飼育したら「オーガニック」食品として認められるかどうか? ということです。

オーガニックとは「有機生産」…つまりは合成された農薬や化学肥料などに頼らず、土地の力や有機肥料などを使って生産された、主に野菜などに対して使われます。家畜の場合は飼料など飼育環境全般にそういう有機的なものを使う…ということになりましょうか。
もちろんどの国でも(日本でも)規定がきっちりと設けられていて、認定もされずに勝手に「オーガニック」とか名乗ることは許されていません。…まあ、そうしないと意味のない表記ではありますが。

一方の「クローン」とはどっちかの親の性質をそのまま発現した個体…という言い方もできます。簡単に言えばある個体をまるでコピー機にかけたごとくいくつもいくつも作り出せる技術。…実際はそう簡単ではありませんが。現在のとこ、植物はともかくとして動物のクローンてのは簡単にほいほい作り出したりできるもんではありません。そりゃ、未来はどうなってるか分かりませんが…今のところ流通ベースに乗るかどうかはまだまだ未知数ということになります。それでも学術的な意味合いだけではなく商業的な意味合いで存在してるクローンてのも、すでに実在してるはずなわけです。
近い将来、いずれは大量生産が可能になるだろう、とはされています。そこでその「クローン」家畜を「有機的」に成育させたら(もちろん認定されることが前提)「オーガニック」食品と銘打ってもいいのだろうか…と問題になってる、ということです。オーガニック食品の前提の一つに「遺伝子組み換え作物ではない」というのがありますが、クローンと遺伝子組み換えは違うもんだろ、というのがFDAの見解のようですが。さて。

…ただ…まだまだ世間一般では受け入れられないだろうな、と。普通にスーパーに買い物に行って、そこで「クローン牛大安売り」とかあっても…どれだけの人が抵抗なく購入できるだろうか、と。例え安全性が確認されてもそれなりの時間をかけないと抵抗てのは消えないような。さらにコトは宗教的なところまで発展してるケースもありますし。
少し気の早い話のような気がしてます。議論する分には早すぎるということはないのでしょうけど。今現在、仮に販売できたとしても…すげえ高価なものになりそうですし。何せ成功が確約できていない技術なもんですから…普通に買えない額になるんじゃないのかな…と。そりゃ、今の技術の話ですから未来はどうなってるかは分かりませんが…。

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01/12/2007

カエルの危機

世界的にカエルなどの両生類に猛威をふるい、大量絶滅すら噂されている「ツボカビ症」が日本でも初めて確認されてしまいました…ツボカビ症、東京で飼育下のカエルからアジアで初の発見(Yahoo!:毎日)

ツボカビ症(Chytridiomycosis )はツボカビ(Batrachochytrium dendrobatidis )がカエルなど両生類の皮膚のケラチン層に感染して起きる病気で、皮膚からの水分補給をしている両生類が十分に水分を摂ることができなくなって死んでしまうのではないか…とされています。致死率は非常に高く、90%以上とも。さらに感染性も強く、健康なカエルがツボカビを含む水に触れただけでも感染する、とされています。ちなみに脊椎動物に「寄生」するのはこの種だけとのこと。
皮膚のケラチン層に感染、ということで大人のカエルにのみ感染。子供時代であるオタマジャクシではほとんど発症しません。…ヒトにもこのケラチン層というのは存在しているのですが(結構たくさんの種に存在してます)、ヒトへの感染例は報告されてはいないそうです。カエル触ったからと言って自分の皮膚がカビに覆われてく…ということはまずないんだそうで。

飼育下なら対処法もある、という話もありますが…もしこれが野外に放たれてしまうと治療はまず無理です。実際パナマやオーストラリアでのカエルの大量死(一部絶滅という話も)の原因はこのツボカビ症とされていて、関係者が対処に追われています。…薬剤散布したって相手は野生のカエルですから都合のいい場所にいるとは限りませんし、経過も見守れませんから…。
しかもこのツボカビ症、ある程度低温の方が活動が活発になりますし(冬眠中のカエルがこれにやられて大量死、というケースも)、湿度も高い方がいいとなってますんで…日本だと爆発的に流行してしまう恐れがあります。カエルなどを飼育されてる方で、どうにも様子がおかしいな(無反応とか動作が鈍くなるとか)と思ったら対応できる機関や獣医師に相談することをおすすめします。
…一番良くないのは「病気だから捨てちまえ」です。ヘタすりゃカエルの数が激減してしまって、さらにそれを捕食してるサギだの動物だのにダメージを与えていって、最終的にはヒトへ影響を及ぼしてくことも考えられます。…結構危ういバランスで成り立ってるもんです、自然界なんて。

…「感染したカエル全部が死んでしまうわけではない」「対抗手段を持つ種もある」という声もあるにはありますんで、根絶やし同然に日本のカエルが消えていく…ということにはならない、のかも知れませんが…心配は心配ではあります。

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12/19/2006

冬眠観察

飼育中のツキノワグマ、冬眠下の展示へ(Yahoo!:産経)…東京は上野動物園のクー(メス・推定1歳10ヶ月)が冬眠状態に入った、とのこと。その様子はモニターを通じて見ることができます。
ツキノワグマは自然下では冬眠しますが、普通動物園では冬眠させずに過ごすものなんだそうで。こういう展示は世界でも珍しいとされています。

冬眠する動物、というのはツキノワグマだけではなく他にもいます。…身近なとこですとカメとか。クサガメやイシガメは冬眠します。あるいは少し郊外に出ると会えるヒメネズミとか。変温動物の爬虫類や両生類でない、恒温動物の哺乳類でも冬眠するケースは結構あったりします。
理由は…恐らく、冬になって食べ物が減る→活動に使うエネルギーが食物によって得られるエネルギーより上回る…で、無駄になるので、じゃあ、眠ってしまって活動を低下させてしまおう…ということではないか、とされています。
でも何か他にも理由があるんではないかい? というのも昔から言われてきてました。
例えばツキノワグマですと、冬眠中にメスは出産をします。完全に隠れていますから安全、と言えば安全。だけど、冬眠するということはそれなりのエネルギーを蓄えておかないといけない。一冬丸々喰わなくていいだけのモノを秋に取り込んでおかないといけない。それに失敗して…あるいは他の要因もあって…冬眠に失敗、というケースも少なくないんだそうで。…そこまでしてリスクを負う必要があるのか? ということです。

冬眠する動物は基本的に温度を上げてエサをあげていれば冬眠はしない、とされています。が…本来は冬眠するはずの動物なんで、できるだけ冬眠させた方がいい、という声もあります。その辺はケースバイケースになるんではないか、とは思いますが。
…まあ、中にはある種のハチドリのように体が小さすぎて代謝が追いつかないんで、夜寝る時は体が正に冬眠状態に陥ってる、毎日冬眠しては目覚めるを繰り返してる…なんてのもいるんですが。

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12/15/2006

甘い期待

東北農業研究センターと日本製粉がスイートコーン並みに「甘い」小麦の開発に成功した、と発表しました(Yahoo!:毎日)。甘くなった正確な理由はまだ不明ですし、何よりこの小麦ができたこと自体が「予想外」だったようで…すぐにでも店頭にコレをつかった小麦粉が並ぶ…というわけではありませんが。
それでも何かに使えそうな。バリエーション考えていったら色々できそうではあります。

しかし…そうは言ってもパンやケーキで砂糖をなくすわけにもいかず。ぎりぎりまで減らす…とかそういうことはできそうですけど。
以前からちょろっとどこかでこのニュース聞いてたんですが。たしかテレビのニュース…だったっけか。その時に「これで砂糖を減らせますね」とかそういうコメントがついてたような。…いや、そこまで期待できるほど減らすわけにもいかんだろ、と。たしかに甘味そのものは増すでしょうから、今までとはまた違った別の味は期待できそうなんですが…砂糖にはまた違う役割もあるわけですし。
昨今の健康志向ブームからしたら減らしたいところではあるのですが…。
むしろこの小麦でもって全く違う方面へのアプローチができないかなあ、とか。コレでうどん作ったらどうなるんだろ、とか。甘味料みたいなもの、としての利用法とか。…何かできそうな気はしてるんですが…うーむ…。

こういうのは地道なプロセスを「経てようやく日の目を見た研究なわけで。何かイイ応用方法が見つかることを期待しています。

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12/14/2006

二つほど 12/14

濃縮版?でお送りします「二つほど」、気になった事柄を二つほど。

一つ目。ばんえい競馬、帯広単独開催決定(Yahoo!:netkeiba.com)
廃止がささやかれていた北海道の「ばんえい競馬」ですが…複数の自治体で運営していたのが帯広市以外の都市が経営難から撤退を表明。帯広市も「いい案があれば存続させていきたいのだが」的なコメントを出しつつもやはり撤退を表明…存続の危機となっていました。
…それがソフトバンクの子会社に運営を委託することでの存続、ということになりました。前にこの「あれこれ」でも書いたんですが…書いた直後にそういう話が出てきてる、と知ってびっくり。文化的な意味合いもあるものですし、存続できるならいいなあ、と思ってたんでホッとしました。まだ生で見たことないんで…機会があればぜひ一度見てみたいもんではあるんですが…北海道かあ…ちと、遠いなあ、とか。
なお、「ばんえい競馬」とは普通の競馬と同じように速さを競う賭け事ではありますが、馬の種類がサラブレッドなどとは全然違う上に重しをのせたソリを引かせる(挽曵)ので大分イメージの違うレースです。

二つ目。全国でノロウィルスによる被害が拡大中→Yahoo!サイエンストピックス:ノロウィルス
命に直接関わったりするウィルスではないのですが(それでも乳幼児や老人、療養中の方など体力の弱い人は要注意)気をつけるべきウィルスではあります。基本的な症状は激しい嘔吐や下痢。感染力が強いので特に複数で同じような症状が出た時は注意が必要です。…全く関係のない人間まで巻き込んでしまう可能性もあります。
こういう「食中毒」系のウィルスは口に入ることで感染していきます。
が、ノロウィルスの怖いところはその「生存能力」。ウィルスてのは一種の寄生生物ですから宿主がいないと生きていけません。大抵のものなら(もちろん例外多数あり)放置されたら数日もかからず全滅なんだそうですが…これは十日ほども生きていた例があるとのこと。さらに横浜の件では感染者が嘔吐→カーペットに付着→洗浄が不十分(石けんやアルコールでは死滅しない)→乾燥したウィルスが空気中を浮遊、ヒトの口へ…という疑いも出てきています。
対抗策としてはまずしっかりした手洗いやうがいの励行。物理的に手や口から洗い落としてしまうわけです。そして疑わしいモノの洗浄は塩素系洗剤で。さらに熱に弱いので加熱調理を基本に…とのことです。
ノロウィルスの発症は冬場に多く見られます。皆様もお気をつけて。

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12/11/2006

欲張りすぎ…かも

太った人でも長生きできるサプリが…(Sankei)とは言っても来週辺りからそういう夢のような商品が販売される、というわけではなく。例によってそういう実験結果が出た、ということではあります。
赤ワインに含まれるレスベラトロル(resveratrol)というポリフェノールの一種。これを「大量に」マウスに与え続けると肥満であっても長生きする傾向が見られた、とのことで。今までも哺乳類以外(ショウジョウバエとかイースト菌とか)では寿命が延びるなどの効果が確認されていたそうですが、ネズミによる実験により人間にも使えるんではないか…となってきた、ということです。

いわゆる「フレンチパラドックス」と呼ばれるもので。美食家…と言うか高カロリーで動物性脂肪やら何やら健康に悪そうなものばっかり食べているはずのフランス人には、実は心臓病が少ないんだそうで。その原因を科学者達はずっと探ってきていたわけですが、その一つがコレではないか、と。特に赤ワインを大量に飲むことの多い南フランスにこの傾向は多い、という話もあるんだそうです。
日本やいくつかの国と違って子供の頃から飲酒ができる国でもあります、フランス。
一説には水があまり良くなく、そこらの水飲むくらいならワイン飲んでた方がなんぼかマシ…ということでワインが定着したとかなんとか。たしか自分の家で醸造する、とかそういうのも多かったような。食事時に老若男女問わずワイン、てのは地域に密着?している当たり前の光景なんだろうなあ、と。…そう言えばフランスじゃあないんですが、かの「ドンキホーテ」でも食事の際、「粗食でいい」と言う主人・キホーテに対してサンチョ・パンサが「まずワインで喉を湿しておかねえと、どうにも…」とか言ってる場面があったような。
別にフランスに限定するもんでもないような。「フレンチ」てのはイメージ由来なんでしょうか…。

しかし…マウスで実験成功したからって即、人間でも…てわけにもいかないもんで。気の早いテレビ番組辺りで取り上げそうな気はしますが…まだまだ先のことになりそうではあります。それにかなりの量摂取しないといけないような話で。…もし、サプリとして売り出されてもかなり高価になるんではないか、とか…。
そもそも、そこまで欲張る必要があるんかいな、と。喰いすぎたら太るのは自明の理なわけで、太れば病気になりやすくなるのも当然のことではあります。イヤなら古代ローマ人のように食って→吐くを繰り返すとか。あるいは喰わないとか。美味しいもん喰いたいけど肥満や病気はイヤ…てのは欲張りすぎのような気がする昨今ではあります。

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11/08/2006

一年間空いちまう

南極観測のお話。現在、南極の昭和基地への往還に使われているのが砕氷艦「しらせ」ですが、この艦は進水が1981年で今年で25年を越えてしまういわゆる「老朽艦」となってしまっています。で、後継の砕氷船(もしくは砕氷艦)を造ってくれ、という要請が当然あったわけですが…。
平成16年度に財務省が「今あるのを大事に使ってくれ」と事実上の却下。
理由の一つにはあまりに要求が高額だった、というのもあったようなんですが(約500億円とか)。ちょうどその頃は政府の財政引き締めがやかましく言われ始めてた時期でもあり、こういう開発を「不必要」と見たのがこういう結末になってしまうのか…その後半額?の250億円でなんとか予算がおり、設計も始まったんですがブランクというか時間置きすぎ。後継艦の進水は2010年になってしまいました。「しらせ」の引退は2008年春。…約一年間、砕氷船がない状態に(Yahoo!:産経)
Yahoo!サイエンストピックス:南極観測
しらせ(船)(Wikipedia)

結構お粗末?な結末ではあるのですが。そんなにいらないのかなー、南極観測。まあ、「しらせ」自体が所属のちょっと特殊な艦ですので(海自所属、でも予算は当時の文部省から)取り扱いに困ったてなこともあった…のかも知れませんが。それにしても結果として一年空きができちまうてのは…なんだかもったいないを通り越して呆れてしまうと言うか何と言うか。
新造される後継艦(防衛庁所属予定:17AGB)はエコ重視の艦になる予定らしいのですが(Yahoo!:読売)…。
地下資源とか国境空白地帯だとか、そういう面だけではなくてもうちっと色々なことで重要視してくれてもいいんじゃないか、純粋に科学的に見ても貴重で重要な資料が集まっているんだろうに…と。ある意味残念ではあります。研究てのは派手で目立つ方よりも、地道に続けてる方がより大きな成果が出るもんなんではないか、と思ってるんですが。

実は明日で初代の「宗谷」が南極に向けて出港してちょうど50年なんだとか。今日まで継続できて積み重ねてきたものてのにはとんでもなく重要ものがあります。パッと簡単にできるもんではないわけで。そこへ来て一年の縮小は…決定的な影響はないのかも知れませんが…惜しいなあ、と。もったいないなあ、と思ってしまうわけです…。

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11/05/2006

脚のあるイルカ

…と思われるバンドウイルカが和歌山県は太地町で捕獲されました(Yahoo!:毎日)
イルカ、というのは(クジラもそうですが)前脚が胸ヒレへと変化してますが、後脚はぱっと見では見えません。骨格でかろうじてその存在が分かる程度で、痕跡として残るだけ、になってます。
イルカの祖先はかつて陸上を四足で歩いていた、とされています。それがいつしか水の中へ。このイルカはいわゆる「先祖返り」ではないか、とされているようですが…。

今現在、海や川など水中で活動できる哺乳類は大昔に「陸から海へ」戻った、とされています。
爬虫類から哺乳類が分かれた、あるいは進化した…となってますが例えば恐竜が闊歩していた中生代にもちゃんと哺乳類は存在していました。こういうのは実際に「いつ」と年代が特定できるもんでもないんですが、哺乳類が登場したのは実は結構昔のことになります。ただ、新生代以降に爆発的に種が増えるまでは夜中に活動したりとか物陰に生きたりとか…ひっそりと暮らしていた、とされていて目立つもんではありませんでした。
さて。その後地球上の主役が哺乳類に交代して…それから海へと「戻った」のは三回あった、とされています。
一回目がクジラやイルカ。その次がアシカやアザラシ。三回目の一番新参者がラッコやカワウソになります。…古い連中ほど水に適応している、というのを見ても実は地球上の生物てのはまだまだ進化の途中なんではないか…とか思ってしまいますが。人間だってようやっと立ち上がっただけだあ、という見方もできますし。四足の動物にはない病気抱えたりしてますもんねえ…腰が痛い…。

件のイルカですが。写真見る限りでは…たしかに奇形にしては違和感なく「腹ヒレ」がついているような。恐らくは機能していなかった後脚の名残りが何らかの理由で「復活」した、やっぱり「先祖返り」なのかな、とは思いますけど…どんなもんなんでしょうか、実際のとこは。
しかし「繁殖」は…可能なんだろうか、と。たしかに興味はありますがもう一対が見つからないと難しいんじゃないのかな、とか。

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10/22/2006

イヤホンとか

大音量のイヤホンで音楽を聴き続けると聴力に悪影響が(CNN)…と、いうのは前々から言われていたことですが。しかしこの記事によれば「一日90分以上」「最大音量の8割以上」を続けた場合、影響が出る可能性があるとのこと。しかも今はそれほど影響なくても十年後に影響が出るケースもあるんだそうです…。

細かいところで言いますと…例えばこれは耳の穴に押し込むタイプのイヤホン限定の話なんだろうか、とか(資料写真見るとまんまですが)。最近流行り?の耳全体に引っかけるタイプや耳そのものをすっぽり覆うヘッドフォンタイプはどうなんだろう、あんまり影響ないんだろうか…とか。最新型になると逆に耳の穴の奥の方へと突っ込むタイプがあったりもするんで、これはかえってヤバいんではないだろうか…とか。
それでもあんまり長時間は良くないんだろうなあ、というのはなんとなく分かるんですが。
私は普通のイヤホンで聞いてたりしますがボリュームは上げない方で。…いつだったか、何かの店でいきなりえらくデカイ声で店員さんに注文してる人がいるなあ(別に怒ってるわけではなく)と思ってたら、ヘッドフォン装着してました。大音量だと自分で話してる声が聞こえにくいんで、必然的に声が大きくなるんだそうですが…あれもどうかなあ、と。ちなみに偶然その人を別の店で見たんですが、今度はヘッドフォンないのにやはりデカイ声でした。…すでに耳がヤバいことになってるのかあるいは地声がデカイのか…。

こういう風に「世間の認識=実験結果」てのが出ると、まあ、すんなり?受け入れられるんですが…そうもいかないのが人生なり世間なわけで。
…どこで見たんだか忘れましたが「テレビゲームは集中力を高める」という研究結果がアメリカで出たとか何とか。ゲームと言っても普通のRPGやらアクションやら、ではなくそれ専門のゲームを開発して…という論調だったと思いますが…昨今の風潮だと「ゲーム=悪」なわけで。
やっぱり見方てのは色々あるもんなんではないか、簡単に「どっち」と決められるもんではないんでは…と思ってしまうのですが。さて。

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10/18/2006

36%引き→廃業

「猫のクローン引き受けます」という米の会社、値引きにもかかわらずついに廃業(フジサンケイビジネスアイ)…去年の2月には5万ドルの費用を3万2千ドルに値下げしてのネコ・クローン作成事業だったんですが(以前この「あれこれ」で書いてました…今なら36%引き!!)。…こうなった方が自然だった、と言うべきなのか、やっぱりまだまだ早いということなのかどうか。

紹介された当初は「生前のネコそっくり」なんて声も紹介されてて、オイオイとか思ってたんですが。
繰り返しになりますが「クローン」てのは細胞もらった動物(この場合飼ってたネコ)と全く同じ動物を作り出すわけではありません。同じになれる可能性を持った動物を作り出す技術です。顔とか声や手足の模様といった「先天的」なもんは全く同じに再現できますが、好き嫌いとか特定の反応とかそういう「後天的」なもんは再現できるとは限りません。生まれ持った素質は同じですが、生きていって獲得してく経験までは忠実に再現はできない、と。
例えが適切かどうかはちょっと怪しいですが、双子を作るようなものではあります。
しかも今の技術ではまだまだ失敗が多いのです。…しかも成功しても長生きはできなかったり。短命で終わってるケースばかりです…。

そして…倫理的法的な問題。ヒトクローンてのはかなりの国で禁止されていますが、動物のクローンはどうなんだろう、継続すべきなのだろうか…?という議論も結構されてきてはいます。一つには動物クローンからヒトクローンへのなしくずし的な昇格?みたいなものへの危惧もあるのでしょうけれど、どういう弊害が出るか分からない技術、ということも関係しているのかも知れません。…解明されていない部分もまだまだ多いです。クローンてのは。
しかし。動物保護団体からは歓迎された今回の「廃業」ですが…なんだか悔しいような気もしてます。まだまだな技術ではあるのですけれど、商業ベースに乗せようという心意気?はなかなかに良かったんではないかい、とか思ってたんですが。

廃業、と言ってもクローン技術関連だけなのか、ジェネティック・セービングズ・アンド・クローン社のサイトはまだ生きてます。そろそろ閉鎖するのかも知れませんが。
Genetic Saving and Clone
…前に見た時は「日本のお客様へ」とかそういう項目があって、微妙な日本語が載ってたような記憶があったんですが…記憶違いなのかそれとも消しちまったのか…さて?

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09/30/2006

三つほど 9/30

なんだか気になったことを三つほど。

一つ目。唯一の国産旅客機YS-11がラストフライト(Yahoo!:読売)…初飛行が1962年という、ロングランな飛行機です。設計も製造も(全部の部品が国産とはいかなかったそうな)日本で行われた、というのは大きな意味があります。こういうのは作り続けていってようやく技術として定着していくものだから、です。まあ、それでもYS-11以降国産飛行機作成プロジェクトてのは頓挫しちまってるんですが。…再開してくれないかな…無理かな…。
海外でも飛んでるらしいのですが、そっちはまだまだ現役なんでしょうか…。

二つ目。甘味料のキシリトール、犬には危険(Yahoo!:ロイター)…これは犬と人間の違い、てのももちろんあります。人間だと下痢などの症状を起こすことがありますが、犬がキシリトールを摂りすぎると低血糖などのよる肝機能障害を起こす可能性がある、というものです。
虫歯になりにくい、歯を再石灰化してくれる(疑問視する声もあるんだそうですが)というキシリトールですが…元々虫歯になりにくいとされている犬には意味がない…ということなのかも知れません。人間と犬の間には厳然たる違いがあってそこら辺は勘違いしない方がいい、とは思うのですが。

三つ目。中国で「クレヨンしんちゃん」グッズ販売できず(Yahoo!:時事)。これは中国の企業が既に中国内での「しんちゃん」の商標登録をしているため、日本の著作権を管理している出版元が中国ではグッズなどを販売できなくなってしまった…というものです。もちろん出版元は登録抹消を求めて提訴しましたが敗訴、という結果に。
…なんだかどっかおかしいような気がしてるんですが…そもそもオリジナルに作り出した作者の権利を管理してるのは出版元だろうに、先に商標登録ったってそこら辺の事情は汲めんもんなんだろうか…。

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09/29/2006

何が効いたのか…

ザクロに前立腺ガンを抑制させる効果が(Yahoo!:読売)…初期のガン細胞を死滅させたり、動物実験ではガンの縮小効果が見られたりした、とのことで。前立腺以外の他のガンには効果がないらしいのですが…しかも何が効いたのか、現段階ではよく分からないんだそうで(仮説とか可能性とかは出ていそうですけど)…今後の研究を待つ、というところではありそうです。

ガン、というのはめちゃくちゃ簡単に言ってしまえば自分の細胞に良くない異変が起きた状態、ということになります。原因はたくさんあるのですが(鶏の焼け焦げにも発ガン性物質というのは含まれていて、アメリカではファストフード業界に対して危険性の表示を求めた提訴まで起きてます)、自分の身体の細胞が変化した…というのはどれも同じです。一部では病原菌の感染による…といった誤解もありますが、発症後体力低下によって別の病気で感染、というケースはあっても直接の原因にはなりません。
元々は自分の一部。そのため特効薬というか直接攻撃する薬の開発が難しい病気でもありました。
現在は早期に発見されればかなり高い確率で治癒できるんだそうです。ガンの怖いところの一つは「転移」にあります。良くない方向へ変わってしまった細胞が血流に乗って全身へと運ばれ、違う部位で発症…という流れです。発見が遅れるといくら治しても意味がない、という状態になってしまいます。

…今回のの他にも「このガンにはこれが効く」というのはあるもんなんでしょうか…。
記事を読む限りでは劇的な効果が期待できそうではあります。他のガンには効かないそうなんですが、それでも研究を続けていればやがて他のガンにも…と希望が持てそうな。ガンの克服というのは近代医学では大きな目標の一つではないかと思ってますが…意外な方向から糸口が見えたような、そんな気もします。

それでも何が効いたのか、をはっきりさせて欲しいところではあります。なんだか安心できないというかしっくりこないというか…そんな気分なもんで…。

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09/15/2006

その名は「エリス」

国際天文学連合が「2003UB313」を「エリス」と命名(Yahoo!:JIJI)。これは現在の分類では「矮惑星(仮称)」になりますが、かの冥王星よりも大きく「第十惑星」として論争の的にもなってた天体で、その名前が正式に「エリス」に決まった、とのこと。
結果的には冥王星もろとも「惑星」の座は逃がすことになりましたが…。
エリス(小惑星)(Wikipedia)

「エリス」、というと可愛い女の子でも想像しそうですが(格闘ゲームでいたよーな、踊り子風のトルコステージ)…ギリシャ神話のエリスは、まあ、結構とんでもない性格してます。
基本的に争い大好きで…だから「不和」の神なんですが…しかもトロイア戦争のきっかけを作ってしまったのもこの性格から、とか(ゼウスが焚きつけたから、という説もあり)。海の女神テティスの結婚式の招待状が届かなかったエリス。それを恨んでなんとか式をぶち壊してやろうと考えた挙句、黄金のリンゴに「最も美しい女神へ」と書いて式場に放り込む。それを見た女神達は「まあ、これは私のことよ」とリンゴの争奪戦を始める…。
そのうちヘラ・アテナ・アフロディテの三柱が勝ち残り?結局ゼウスに裁定を頼むことに。…実はこの三柱はゼウスの妻と娘なんですな。これはやりにくいってんで、ゼウスは裁定をトロイア王子パリスに頼むことに。そこで三柱は自分を選んでくれたらこんないいことがあるのよ、とそれぞれ猛アピールするんですが…結局アフロディテの「どんな美女でも振り向くようにしてあげる」を選択。そのパリスが振り向かせて欲しい美女、というのがスパルタの王女・ヘレネ。そこからトロイア戦争が勃発…という伝説があるほどです。
エリス(テオポリス)

そしてエリスには衛星があります。これには「ディスノミア(デュスノミア)」という名前が付けられました。↑記事では「名前を思い出せない症状」を意味する、となってますが…デュスノミアはエリスの娘で「無法」を意味しています。
エリス(Χαοζ << Chaos)

…なんでこんなマイナスイメージの名前ばっかなんだか。まあ、たしかに冥王星のプルートだって本来はあんまりいいイメージではないんですが…しかし。
たしかにこれの発見→報告→小惑星から惑星への働きかけ、で冥王星が惑星落ち…など十分すぎるほどの「騒動」は起こしてますから「不和」の女神エリスからすれば本望なのかも知れませんが。それにしてもなー…なんだか意図が読み切れないというか何と言うか…。

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09/07/2006

電話テレパシー

「あ、なんかかかって来そうだなあ…」と思ってた相手から電話がかかってくる「電話テレパシー」の存在を研究者が証明(Yahoo!:ロイター)。実験では電話だけではなくメールでの「あ、今来そうだ」をも実証したとのこと。完全に解明されればちょっと面白いことになるとは思うのですが。呼び出し音が不必要になるとか機械がもっと小型化できるとか。

…でもなんか怪しい(ある意味ホメ言葉)わけで。
実験のやり方は簡単。被験者を複数用意します(↑の場合は電話が63人、メールが50人)。そしてそれぞれから家族や友人の電話番号やメアドを4人、あらかじめ教えてもらいます。…実験スタート。4人のうち1人を無作為に抽出して被験者に電話もしくはメールをしてくれるよう、お願いします。被験者はかかってくる電話や着信する前のメールが誰からなのか当てる…という運びになります。
順当に考えれば確率は4分の1で25%。しかし↑の実験では45%を記録したそうで…発表した研究者はこれは間違いなく「電話テレパシー」の実在を立証したものだ、と。
まあ、被験者がその4人から1人を「感じる」際の純粋性とか(サイコロ転がしてるわけではないので、浮かんできた名前に思い入れなどによる偏りが出る可能性がありそう)、電話やメールが「来ますよ」と言われてからじゃタダの当てっこなんじゃないのかい、とか。何も知らない状態で電話やメールが「来る直前」に名前や顔が浮かんでこないとそういう意味での「テレパシー」になんないじゃないか…とか。
色々疑問はあるわけですが…好きなんですよ。こういう実験。

昔っからこういうマユツバな実験てのは無数にあったわけで、そういうのがあってこそ現代の科学や技術があると言っても過言ではないわけで。例えば月面探査。昔はそんなこと言うやつぁ、バカか○○○○だったんですが今や国家事業にまでなってます。ここに至るまでにはどれほどの怪しい実験や理論があったことか。
逆に言えば、今の人から見れば「えー?」と思うような実験でも時が経てば大真面目に受け取られて重要な位置についてる場合だってあり得るわけです。「電話テレパシー」だって未来にはどうなってるか、分かったもんではありません。

ただ…個人的には好きなんですが…もうちっとなんか…その…やり方っつーか…それじゃ誰も納得しないだろ、と。すでになんか疑念が湧いてるみたいですし。なんとかリベンジして欲しいところではありますが。

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09/04/2006

クマと冬眠

上野動物園で、ツキノワグマを人工的に冬眠させて展示する試みが(Yahoo!:毎日)…自然の状態のままで飼育するのが望ましいわけですが、実際には展示できなくなってしまうので動物園では冬眠はさせないんだそうで。9月末からスタートするこの「作戦」果たしてうまくいくのかどうか…。

野生動物が「冬眠」する大きな理由はやはり「寒さ」で。恒温動物で寒さには強いはずの哺乳類でも種によっては冬眠します。むしろ寒さのためにエサが少なくなるなどの弊害が大きいため、とされていますが実際には全てが解明されてるわけではありません。…結構とんでもないことする連中もいたりするんですが。例えばヤマネは冬眠中の体温をほぼ外温と同じにまで下げて、自身を仮死状態に近くして眠り続けることでも知られています。余計なエネルギー消費を抑えるための知恵、というわけです。
あるいは冬眠のために秋口にエサを大量に食う→ネズミやリスはドングリなどを地に埋めて隠す→忘れる→春に新芽が出る…というサイクルが確定している場所もあるんだとか。これも冬眠というシステムの効果の一部を狙った?植物の方法とも言えます。
…一方で冬眠しないのもいますが。例えばキツネであるとか。オコジョなどのイタチ類。カモシカやシカ。エサの乏しい冬場でもなんとかエサをとれるよう、体毛を白くしてみたりして様々な工夫?をこらしています。

冬眠することによって体力を温存するか、冬眠しなくてもやっていける状態に持っていくか…その辺は種によって違ってきてます。それでも天然下では冬眠する種も飼育下だと冬眠しなかったりしますんで、冬眠てのは実は苦肉の策で、本当はしない方がいいものなのかも…とか。
が、クマの場合は↑記事中にもありますけど冬眠中に出産します。冬眠しないと未熟児が生まれたりもするそうで…習性上すでに組み込まれている、とかそういうことかも知れません。

上野動物園の方もうまくいくといいんですが。…今冬公開されるんなら見に行こうかな…。

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08/27/2006

ようしょくてんねん

水産大手マルハが養殖マグロ向けの配合飼料を開発(Sankei)。これまでは「ナマモノ」をエサとしてきていた養殖マグロですが、これでコストや手間の軽減ができるのではないか…と期待されそうではあります。

天然物は高いマグロですが(何だって高いもんではありますが)。卵から孵して成魚まで育てる「完全養殖」が成功したのは4年も前になりますか。まだまだ成魚になる確率がそれほど高くはないらしいのですが…それでも各地で養殖されています。
が、それよりも流通しているのはいわゆる「蓄養物」でしょうか。
稚魚あるいは若魚をとってきていけすで出荷できるまで養う方法で、義務付けられている表記では養殖も蓄養もどっちも「養殖」になってしまうので見分けようもないのですが。こちらも完全養殖に成功してはいるんですが、ウナギの養殖物は基本的にこの「蓄養物」です。夜の河口でシラスウナギをとっつかまえて来ていけすでウナギにして出荷します。
マグロの場合は地中海などでやせたものを捕まえて現地で育てるそうです。…養殖物のサケ、というのはどっちなんだろ…? 近所のスーパーには「チリ産」の「養殖物」が安く売ってあったりするんですが。

こういう方法で安くいいものが入ってくるようになると、それはそれで嬉しいのですが…昨今は「脂ののりがいい」「濃い味」がもてはやされるんだそうで。「食育」とか言って本来の味を教育し直す場もあったりして。マグロもトロの方が値が高くしかも脂のりまくりの方がイイ、と。…個人的にはトロより脂の少ない赤身の方が好きなんですが。全身トロの養殖物マグロてのもできる、とテレビで紹介されてましたが冗談じゃねーよ、てなとこで。
配合飼料、というとこういう方面でもなんやかやあるのかなあ、と。ただ太らせればいい、とかそういう方へ進んでしまうのかなあ、それはイヤだなあ…とか。
自然のまんまでいいじゃねーか、と思ってしまうんですが…養殖では難しいのかなあ、やっぱり…。

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08/19/2006

自然の温度低下法

台風の影響で九州や北海道は豪雨となっていますが…連日暑い日が続いてます関東地方。ここのところ曇りが多かったのいですけど、来週以降は晴れが続くとのことでさらに暑さが続きそうではあります。…まあ、今は夏なわけで。今暑くなかったらいつ暑くなるんだ…てな声もありますが。いや、それでも個人的に暑さは苦手なんで早いとこ涼しくなってくんねーかな、とか思ってるわけですが。
その一方?でなんとか涼しくしてみよう、という取り組みてのはあちこちで行われてます。打ち水をしてみたりとかそういうのもあるのですが…千葉県は松戸市役所で窓の外にツルをはわせたゴーヤを収穫、来庁者にプレゼント(Yahoo!:毎日)。ただ普通に植えていたわけではなく、ツル性の植物の特性を生かした避暑法ではあります。

考えてみたら…こういうのは昔からやっていた方法なのかも知れません。
暑い日にはよしずを窓の前に置く。夏は暑い日が多くなりますから、そこへアサガオなんかをはわせてみる。日陰を作れますし、アサガオの花が咲いてくれたらそれはそれでさらに涼しく感じる。
…というだけではなく植物の「水」にも大きな意味があります。葉てのは常に「呼吸」しています(植物によっては葉だけじゃないんですが)。一般的に根から吸い上げた水分は各所で使って残った分は葉から外へと吐き出されます。
この時に周囲の余分な熱も一緒に蒸発(蒸散)します。そして同時に周囲の温度も下げる結果になります。…森の中とか林の中が涼しいのは葉が日の光を遮ってるのもありますが、こういう温度低下のシステムがあるからでもあります。
これを建物や家に応用したのが↑のゴーヤであり、アサガオであったわけです。

さらにこれを進めると建物の外壁で冷却水を循環させて温度を下げる…とかそういうこともできます。実際にどっかのビルでやってる、てな話を聞いたような。打ち水もこの類の温度低下法ではあります。あるいは、日本ではあまりないんですが素焼きのツボに水を入れておいて、わざと蒸発させて熱を奪って中の水を冷たくさせる…てな方法は東南アジアなどではよくあるんだそうで。
こういう上手に自然を利用してるのを見ると非常に感心してしまいます。一方的に利用、ではなくて上手く取り込んでいく…というか。こういう「穏やかな」利用法が増えればいいな、と思ってる次第ではあります。

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08/18/2006

有害とか無害とか

「牛乳は有害である」…とする説が取り上げられ波紋が広がってます(Yahoo!:毎日)。私、その原本は読んでないですし、それ関係の専門家というわけでもないのであんまりどうこう言える立場にはないのですが…。
人類が家畜として飼い始めた時点から牛乳が利用されていたとしたら数千年前から飲んでたわけで。そこまで害のあるものをそこまで長い年月利用し続けるもんなんだろうか、と。

たしかに「完全栄養食」という呼び方はどうか、とか盲信的なまでの牛乳礼賛なんかはどうか、とは思いますが。ただ指摘されている事例を(一部ですけど)見てみると…なんだか毒薬飲まされてたような印象受けてしまうもので。そこまで害があるもんなのかなあ…。
身近なとこですと「牛乳飲んだら必ずハラこわす」てな人はいます。
これは牛乳に含まれるタンパク質を分解できず腸に負担をかけてしまう人がこうなってしまうんだそうで。一種の体質なので別に目くじら立てるほどのことではありません。あるいは日本では一定年齢以上の方で、学校給食のあまり質の良くない脱脂粉乳を飲んでいたため今でも牛乳はちょっと…という方々もいます。…これも食習慣からのことなので別に牛乳のせいではありません。

個人的には好きな方なんですが、牛乳。ただ…関東へ引っ越して来て。たくさんのメーカーの牛乳があって。…さらにタバコ止めて味覚が鋭くなって。
とんでもないハズレを引いたことはあります。表記上は当然普通の「牛乳」なわけですが…なんだか飲み続ける自信がない、と言うか。簡単に言えば二度と飲みたくない牛乳、てのを1リットル買ってしまったことがあります。…安かったもんで…。
何かヘンなもんでも入ってたんじゃなかろうか。
一方的に有害だ、とは思えないのですが…こういうこともあるんだな、とは思ってしまうわけです。

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08/10/2006

地球1.5周分

アメリカ・カリフォルニア大学サンタクルズ校が調査したところ、ハイイロミズナギドリが地球1.5周もの「渡り」をしていたことが判明(Yahoo!:時事)。「渡り」とは主に特定の場所から特定の場所へ生物の集団が移動することを言います。もちろん鳥だけではなく哺乳類もやりますし、魚類や昆虫の類もやったりするんですが…やはり鳥や蝶など羽があったりだとか、あるいは魚のように水中にいたりするものの方が遠くへ行ってしまったりします。
基本的に「渡り」は一個体だけではなく群れを作って複数の個体で行われます。身近なとこで言いますと…ツバメは春夏は日本、秋冬は東南アジア、と「渡り」をします。あるいは夏だけ市街地に姿を見せるアオバズクであるとか。若干意味合いが違う、という声もありますが季節によって山と市街地を行き来するのも「渡り」と言えなくはないような…。

さて、ハイイロミズナギドリ(Puffinus griseus )ですが。
主としてチリやニュージーランドで繁殖、太平洋上で見られます。日本ではどちらかと言えば「迷鳥」扱いされている向きがあるのですが、太平洋岸ではあちこちで目撃されている鳥ではあります。体そのものはそれほど大きくはないのですが(カモよりもやや小さい程度)、細長い翼は広げると1mほどもある大きなものです。
この「体の割に細長い翼」というのがポイントで、ミズナギドリは漢字で「水凪鳥」と書きますが「水薙鳥」とも書きます。一文字に広げた翼でもって水面を薙ぐように飛ぶスタイル。翼を羽ばたくことはほとんどなく滑空しているように見えます。これだと海の風の流れを上手につかめば体力の消耗も少なく、長距離飛ぶことができます。
今回の調査は電子的な計測器(GPS?)を使って行われましたが、そのためその距離地球1.5周というべらぼうな結果が出てきたわけです。もちろん地球1.5周分えんえんと飛び続けてた、というわけではないのでしょうけど。それだけ「海上を飛ぶ」ということに特化した鳥ではある、ということではあります。
なお、今まではキョクアジサシ(Sterna fuscata )という北極付近から南極付近まで「渡り」をする小さな水鳥が長距離飛行の代表格とされてきてました。でも…このキョクアジサシは一年かけて北→南そして南→北と「渡り」をしていくんですけど、ハイイロミズナギドリはチリやニュージーランドからどんなルートを通っていたんだろうかな、と。今後の研究や発表が待たれるところではあります。

ちなみに。海上では優雅にすら見える飛行を行うミズナギドリやアホウドリの類ですが…。
これが陸に上がるとてんでダメダメ状態ではあります。特にミズナギドリ類では脚がかなり後方に、尾の付け根辺りについているので場合によっては胸が異様に下がった状態でよたよたと歩いていきます。…まあ、天は二物を与えず、というかなんと言うか…。そのせいで乱獲されていった歴史も持っていたりします。

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08/07/2006

「ちきゅう」の出港

海底下7000mまで掘削できる世界最高性能の地球深部調査船「ちきゅう」が八戸港を出港しました(Yahoo!:毎日)。来月上旬から八戸沖で科学研究の世界最高深度記録を塗り替える2200mの掘削を目指す予定とのことです。
独立行政法人海洋研究開発機構

「ちきゅう」はライザー掘削と呼ばれる方式を科学研究では初めて採用。これは掘る際に船上から大量の水を送り込み、掘削機の先端と船上とを循環させることで掘った分だけの土砂の排出を容易にする方法で、石油掘削の技術でもあります。そのため二重構造のパイプを地中へと送り込んでいくことになっています。
時折見逃されてしまうことなのですが…実は土の中へ潜る、ということはその分の土砂をどこかへ移動させる、ということでもあります。
マンガやアニメなどで先端にドリルつけて網の目をえがくようにトンネル掘りながら土の中を進む…という描写があったりしますが、ドリル一本で土をかき分けてあれだけ進み続ける…なんてのは基本的に不可能です。掘った分の土砂を絶えずどこかに捨てながらでないと前進できるはずはないので、それだけの土砂を地上に送り出すことになります。一番簡単なのが自分の後ろ、つまり自ら掘った穴へと排出していくことですか。つまりは自機の後ろから強力な何かでもって土砂を地上へと送り出しながら進む、と。しかし…そうなるとなんだかカッコ悪いような気はします。ミミズがそういう方法で土喰いながら排出しながら土の中進んでいたような…。
海外で囚人がトンネル掘って牢屋を脱出! なんてケースでもどうしても大量の土砂が出てしまいます。進めば進むほど増えるのでそれを隠すために様々な知恵をこらしたりします。堂々と牢屋の中に盛っていたりしたらそれだけですぐにバレてしまいますから。
…2200mともなるとものすごい量、出てきそうなのではあるのですが。一体どれくらになるのやら…。

なお、この「ちきゅう」は今年10月から来年9月までオーストラリアの企業に貸し出されるそうです(Yahoo!:フジサンケイビジネスアイ)。…なんだかさびしいようなもったいないような。そんな気がするのですが。

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08/06/2006

やせる「ワクチン」

アメリカで肥満防止の「ワクチン」開発(CNN)…例によってあくまで研究結果ですので、年内にでも確実に痩せられるクスリ販売開始…とかそういうのではないです。ただ、これを上手に応用できれば現代人を悩ませている肥満を減らせるのではないか…ということです。
しかし。↑の記事内でも述べられていますが…かなりヤバイ系統?の「ワクチン」です。

食欲を増進させる、つまりは「食いたい」と思わせるグレリンという「空腹ホルモン」があります。これは人間だけではなく他の動物にも存在していますが…簡単に言ってしまいますとこれを「抗原」として「抗体」を体内に送り込む…という方法なんです。言い方を変えればグレリンを病原体のようなものとみなして脳へ届かないようにしてしまう、というもの。「腹減ったぁ」と思わせる命令を出させないようにして強制ダイエットを…ということではあります。
要するに空腹ホルモンに対しての免疫機構を体内に作ってしまおうと。
免疫というのは例えばインフルエンザなどの「悪い」ウィルスなどが侵入してきた際に、その「パターン」を覚えておいて次回侵入時には簡単に排除できるよう、体が作っていくシステムです。これを利用しよう、というのはたしかに一つの方法ではあるのですが…。

ただ…そこまでやるのはどうか、と。仮にこの方法で「空腹ホルモン」を沈黙させられたとしてもそれだけで本当に食餌療法となるのかどうか。「食う」行為が習慣づいていたら腹減ったと感じなくても食い続けるかも知れません。感じていないだけで実際には腹は減っているのですから。あるいは↑記事中でも述べられてますが、抗体てのは一度作られてしまうとなかなか抹消できません。…抗原抗体反応の一種とされている花粉症などのアレルギー。もし簡単に抗体が消せるんなら苦労はないです…。
だからこういうのは即採用! というより何かソレ関連に上手に生かせないかなあ、と。そちらを期待したいのですが。

なお「ワクチン」というのはわざと弱くした各種病原体(抗原)のことで、取り込むことで体内に抗体を容易に作らせるためのものです(元々は天然痘のワクチンである牛痘の意)。…あらかじめ与えておく「予防」の意味が強く、特効薬だとかそういう意味ではないです。念のため。

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06/26/2006

ドードーの骨発見

モーリシャスでオランダなどの研究チームがドードーの骨を発見(Yahoo!:Kyodo)…17世紀頃に絶滅した、とされているあの「ドードー(Raphus cucullatus )」です。不思議の国のアリスなどでも有名な飛べない鳥で、実はハトに近縁な種とされています。
ドードーの絶滅

結構有名な鳥ではあります。
すでに絶滅していて標本もないような(骨格や模型はいくつかあります)状態なんですが。頭部と脚の一部の骨はオックスフォード大学に残っているとのことで、あの「アリス」を書いたルイス・キャロルはこれや絵画からインスピレーションを受けたとされています。…彼が生きていた頃は19世紀で、すで絶滅していますので実物は見ることができません。…むしろ当時は一部で空想上の動物なのではないか、という声もあった、とか。
でっぷりした体に大きな鉤状の嘴。おもちゃみたいな羽にどこか皮肉っぽい目。
というイメージは今でも残っています。が、本当にそうなのか確かめる術がない、というのが現状です。それこそタイムマシンで17世紀まで行って調べるしかない。正確な姿すら分からない…そういう鳥なんです。

今回の発見をとっかかりにしてもっと詳細なコトが分かるようになればいいのですが…なかなか難しいようで。最近…と言っても19世紀に…ようやく全身の骨格標本が見つかったくらいで。今回のは脚は完全なものらしいですし、期待できそうではあるのですが。

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06/25/2006

保管の後に

ノルウェーで世界の農作物の種子を集め保管する「植物版ノアの箱舟」構想が(CNN)。絶滅に備える意味ももちろんありますが、例えば大規模な気候変動などで大量に失われた場合の補完や多様性の確保、といった意味合いもあるそうです。実はこういう「箱舟」は他にもかなりあるんだそうですが、全世界規模での種子バンク設立…というのはこれが初めてとのこと。
種子バンク設置予定地は北極圏内。通常時は低温できちんと管理されますが…緊急に何かあってシステムがダウンしても低温はキープできるという、自然の冷蔵庫(むしろ冷凍庫)。しかもホッキョクグマの警備員付き、という…。

植物の場合は種子、という比較的周りからの影響を受けにくいカタチをとることができます。もちろん種によってその性質は様々ですが、それでも物理的な衝撃にも強く温度・湿度などの環境の変化にも強い。日本の例だと「オオガハス」という数千年前の遺構から発見された種子から今も元気に育っているハスもあったりして。
あるいは…都市伝説系でよくある「体内で発芽しちまった」パターン、とか。これも頑強でどんな場所でも生きていける強い種子、というイメージから来てるんではないか、というのはちょっと行き過ぎですか…。

一方で動物はその点ぜいじゃく、というかひよわ、というか。もちろんクマムシのクリプトビオシス状態なんて尋常でない頑丈さもあるんですが通常の動物、特にセキツイ動物辺りになるとそんなのは無理なわけで。…プランクトンなんかの方がこういう場合は「頑丈」で強い、とも言えます。
しかし…実は動物版「ノアの箱舟」も存在してる、という話もあります。
どうやってか、というと…遺伝子だけ残しているんだとか。後にクローン技術使って甦えらせるために…か、あるいはパターン記録のためかは分かりませんが。…これには遺伝子だけ残しゃそれでいいんかい、後は絶滅しちまってもいいんかい、と異論もあります。たしかに↑でも出た「多様性」を完全に保管するのは動物では難しいです。植物だって完全には無理ですが…それでも数の論理である程度は保管することができます。

こういう「箱舟」に対しては反対意見があるのも事実。自然な状態で残せばいいじゃねーか、消えちまったらそれが運命なんだから仕方ない、また別の方法探せばいい…人間なんてそうやってここまで来てるんだから、と。

どっちがどっち、と言うつもりはないのですが。ただ…保管しとけばそれでOKてのは、無駄にPC内に画像貯め込んだり(もちろん再び見ることはほとんどない)、ハードディスクレコーダーに見もしない番組溜め込んでたりする「とりあえず保存」と…なんだか似てるような気はするのですが。

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06/16/2006

とりー!

中国の甘粛省で鳥の祖先と思われる化石が発見されました(Yahoo!:毎日)。→写真(Yahoo!)
現在の鳥類の直系の祖先がいわゆる恐竜ではないか…という説もあったりします。ドイツで見つかった始祖鳥の化石は羽毛も残されていて、証拠の一つとされています。が…それから先は? どうやって現在の鳥になったの? となると…どうにも。

現在の鳥もそうですけど「鳥」の骨てのは化石として残りにくいものなんだそうで。
ニンゲンなどの哺乳類だと骨の中までぎっちりと髄が詰まってるもんなんですが、鳥の場合は中が空いてて中空になってる場合も多いです。これは空を飛ぶためにできるだけ体を軽くするためだ…とされています。古代の鳥も全部が全部そうだったのかどうかは分かりませんが、早くから「飛ぶ」ことに適応していったのならば…骨質も軽い方向へと変わっていった可能性は高いです。
そのため化石として残りにくい。実際にいくつかそういう化石が見つかってはいるのですが、今回のように全身(アタマはないんだそうですが)丸ごと、というのはきわめて珍しいものなんだそうです。…しかも5羽同時。

これを期にガッと鳥の進化に関することが分かるようになるのか…というとそうでもないわけで。これからたくさんの研究者達が地道に、地道に研究に研究を重ねていって、ようやく成果が出るもんではあります。この化石が見つかったからと言って早々結果が出るもんでもないんですが。
それでも…期待はしてしまうんですが…やっぱり。

なお、骨が軽い、ということは…例えばツバメであるとか。あるいはミズナギドリの類であるとか、は一度骨折してしまうと治療のしようがない場合も多いのだそうで。接ぐわけにもいきませんし、骨もくっつきにくい。鳥てのはそこまでして「飛ぶ」ことを選んだ生き物ではあります。

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06/04/2006

南極と北極

南極の氷床下に直径約500キロに及ぶ巨大クレーターが(Yahoo!:読売)…クレーターというからには隕石が地表に激突してできた、ということになります。氷の下にあるので実際に見えたわけではないわけですが…その直径が500キロ。しかも古生代と中生代の間の大量絶滅の原因では? …というのもなんだかすごいもんではあります。さらにゴンドワナ大陸分裂もこの隕石激突が原因ではなかったのか、という説も出てきてるそうで…さらにすごいもんではあります。

例えば中生代末期の6500万年前に恐竜などが大量絶滅した、とされています。この原因は主に恐竜などに言われているのが急激に変わった環境に適応しきれなくなった…というものです。しかし陸上に限らず海の中の生物(アンモナイトなど)も大量に絶滅しており、あまりにも広範囲に渡っているため、ンなことが同時に起きるもんなのか…とされていました。
そこに出てきたのが隕石衝突説、というもの。
ユカタン半島に直径約300キロのクレーターがあります。これがその際の隕石痕ではないか…とされています。隕石が落ちる→大量のちりが宙に舞う→太陽の光が遮られる→地球の気温低下、というもの。あるいは単純に隕石落下によって気象体系が大きく変わった…というものまで。実際にかなり広範囲にわたって、その時降り積もったちりなどが地層に残っている場所もある、とされていて、現在、最も有力な説となっています。

今回のクレーターはさらに遡って古生代と中生代の狭間です。この時も生物の大量絶滅が確認されています。…実は地球は周期的に巨大隕石に襲われて?おり、その都度環境の大幅な変化や生物の大量絶滅が起きている、という説もあります。今回のもそれに則っています。
あ、でも…周期的とは言っても今日明日中にいきなりそういうでっかい隕石が今の地球に落ちてくる…てなことはまずないのでご安心を。そういう小説やマンガのネタはたくさんあって、すでに1ジャンルになってますけど…でかい分だけ発見も早いですし。何より直前?の激突からまだ1億年も経ってないのですから。まさに「杞憂」というやつです。

一方、北極ではこんなことが。約5500万年前ですから↑の中生代末期の激突より1000万年ほど後の頃、北極の気温は亜熱帯レベルだった(Yahoo!:JIJI)んだそうで…こうなってくるとすごいを通り越して、人間なんてちっぽけなもんなんだなあ、とか思ってしまいます。

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05/29/2006

余計なお世話

「ニワトリが先かタマゴが先か」に結論:タマゴが先(Yahoo!:西日本新聞)。この結論はイギリスで遺伝子の専門家と哲学者と養鶏業者が議論した結果、とのことで。ニワトリの遺伝子が変化することはあり得ないが、タマゴが得ていた遺伝子がすでに変化していることはあり得る。変化したらそこから始まりなのだから「タマゴが先」、と。
…余計なお世話なような気が。なんだか答えなんか存在しない問題に無理やり答えを付け足したような、そんな気もしてるんですが。

ニワトリが先かタマゴが先か。
これは単純に考えたら「タマゴからニワトリが生まれるのだから、タマゴが先だろ」となります。実際にタマゴの殻を破って、ニワトリのヒナであるヒヨコが出てくるのですから。しかし:
二羽のニワトリの遺伝子を半分ずつ受け継いだのが、将来ヒヨコが出てくるタマゴなのだから…二羽のニワトリの方が先である。…という考え方もできます。つまりは「タマゴを生んだのはニワトリじゃないか。だからニワトリが先だ」と、こういう考え方もできるわけです。
さらに…「そのニワトリはタマゴから生まれたんじゃないか」「そのタマゴはどこから来たんだ」…と延々と話が続いていくことになります。
この辺のところ、お互いがお互いを十分に解釈できない部分が多数ありますんでどうしても議論というか討論になってしまいます。酒なんか入ってくると、もう、とんでもない方向へ話が進んで行ったりします。

それこそ生物学から哲学から、果ては人生における究極の命題、とかそういう方へ進んだりもしてしまいますが…↑でも出てきた「遺伝子」という面から見ると、これがまた妙な気質を持ってます。
「遺伝子は変化しない」
「遺伝子は変化していく」
という相反する二つの事項がこれには共存してます。…タネを明かすと、上の「変化しない」は個体の話で、下の「変化する」は全体の話。時間で考えるとすごく隔たりがありますんで、こういうコトになっちまうんですが…↑のイギリスの結論も結局は「どこで遺伝子が変化したのか」ということのようで。
ニワトリのタマゴからニワトリでないものが生まれることはありません。しかし長い、長ーい、数百万年とかそういう気の遠くなりそうな時間で考えると、いつかはニワトリのタマゴからニワトリでない「何か」が生まれてくるはずだ、と。そうでないと「進化」なんてありえませんがな。だから…タマゴの中の遺伝子から変化したのだ、と。
…いやそれならニワトリの中の遺伝子がすでに変化していないとイカンだろ、と思うかも知れませんが…個体(ニワトリのこと)の遺伝子は基本的に変化しませんから、二羽のニワトリの遺伝子がくっついた時点で何か変化が起きた、ということになります。

が…まあ、別にどっちゃでもいいわけで。こういうのは結論がないから議論なり酒の肴のくだらん話なりが面白くなるわけで。結論をつけちまう、てのは…なんだか無粋な気がしてならんのですが…それでもおそらく世界のどっかではまだ「ニワトリが先かタマゴが先か」をやってるんではないか、と。結論なんか「余計なお世話」ということで。

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05/23/2006

廃棄のゆくえ

天然痘(smallpox、 variola)と言えば1980年5月にWHOが根絶宣言を行った病気としても知られています。人間が唯一勝った病気。実質上全世界で最後の患者が1977年にソマリアで発見され治療されて以降、感染の記録はありません。
古代から致死率の高い病気としても知られてきた天然痘。逆に「ワクチン」という予防法の確立のきっかけともなりました。弱い病原体をわざと体内に入れることによって、免疫力をつけて本格的な感染を防ぐ…というやり方。天然痘の場合は「種痘」と呼ばれ予防接種は必須でした。が…日本でも1976年にはそれも廃止。今現在行っている国もありません。天然痘ウィルスそのものも研究資料としてアメリカなどに厳重に保管されているのですが…。
その廃棄期限を巡ってアメリカとアフリカ諸国が対立しています(Yahoo!:毎日)

もう世界のどこにも感染が起きていないのだからもう保管しておく必要ない、順次廃棄してしまおう…という考えが一変したのが9/11の同時多発テロ。古代からその恐ろしさが知られていて、しかも現在は予防接種も行われていない。そんな病気を人為的にばらまくことができたら…と「生物兵器」としての天然痘が注目され始めたのです。もしそういう事態になったらワクチンを生成する必要もありますし、ウィルスそのものを研究する必要も出てきます。
で、アメリカとしては廃棄期限を明記せずに研究を続けたい考えなわけです。
が…アフリカ諸国は一刻も早く廃棄しないと、もし漏れた場合真っ先に被害をこうむうるのは貧しい我々だ…と反発しています。
考えようによっては、全面廃棄→地球上から本当の意味での天然痘が消滅した→めでたい→こんなこともあろうかと隠し持っていたのだよ→ワクチンも作れず大混乱…というのもあり得ます、たしかに。

これは…どうなんでしょう、研究資材としてはたしかに必要ですけれど…かと言ってそれが絶対漏れないとは誰も言い切れないわけで。たしかに現在の予防接種もない、世界の距離が狭まっている状況から考えると…世界的な流行もあり得るわけで。SARSの時はあれほどの勢いで全世界に広まっていったわけですし。
慎重に議論なり討論なりしていって欲しいものですが…難しい問題ではあります…。

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05/16/2006

38年ぶりに命名

2年ほど前に、この「怪しいあれこれ」として始まった頃に「36年ぶりの命名」というのを書きました。…36年前(2004年当時)に見つかった古代の海に住む爬虫類の一種:フタバスズキリュウの正式な学名が決まっていない、と(今までは "Elasmosauridae gen. et sp. indet "=エラスモサウルス科だけど属種未確定)。それがそろそろ正式な学名がつけられそうだ…ということだったんですが。
2年経ってようやく確定とのことで。しかも新種で(Yahoo!:毎日)
フタバスズキリュウ(Wikipedia)

細かい経緯は前にも記したので省きますが…。
最近では日本でも結構あちこちで見つかってる「巨大爬虫類」の化石。しかし以前はそれほど多くはなく(最近は「鉱脈」を掘り当てたんだそうで)。見つかっても骨格のごくごく一部とかで「○○の一部?」とか「多分○○」というように疑問符がついてました。が…フタバスズキリュウは背骨や頭骨も見つかって(それでも完全に全部、というわけではないのですが)「ああ…こういうのが本当にいたんだなあ…と強く思わせるものでした。
高校生によって発見された、というのも当時は話題の一つだったようで。一種の化石ブームが起きたほどだったそうです。…そこから興味が湧いてそっち関係、という人は今でもいそうです。当の発見者だった鈴木直さんは今でも化石関連のお仕事をなさっているとか。
なお、ドラえもん「のび太の恐竜」に出てくるのは、まんまこの「フタバスズキリュウ」です。正確には「恐竜」じゃあないんですが。「釣りキチ三平」にも化石(崖にでっかい背骨)が出てきた話があったような。こういうのは他にも探せば色々ありそうではあります。

命名てのは慎重に慎重を期してやるもんらしいのですが…ようやく、ですか。新しい学名はフタバサウルス・スズキイ(スペルが分からん…)で新属ができた、ということになります。しかし…えらく長い宿題でした…お疲れ様でした…。

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04/26/2006

一種のタイムカプセル

シーボルト、と言えば江戸期に日本を訪れ、いわゆる「シーボルト事件」の発端になったドイツ人としても知られていますが…その他色々なことに影響を及ぼしていった人物でもあります。例えば「鳴滝塾」という長崎の蘭方医・蘭学者養成塾?創成のきっかけになったり(もちろん塾長として赴任)。そして日本に西洋のことを伝える一方、西洋に日本のことを伝えた人物でもありました。
何せ日本の動植物ではかなりの数、この人が関わっています。
オランダ・ライデン自然史博物館の琵琶湖固有種の標本は淀川水系で採取か(Yahoo!:毎日)…アユモドキと言えばシーボルトが世界に紹介したことで知られている淡水魚ですが、これも淀川水系で採取したのではないか…とのこと。

当時、基本的に外国人(日本国内に入れるのはオランダ人と清国人)は長崎の外へ出ることはできませんでした。…特にオランダ人は。出島という扇型?の埋立地にのみ居住や行動が許されていました。実際は他国人でも(シーボルトはドイツ人)オランダ人のふりをして日本に入って来ることはできたそうですが。逆に出島に入れる日本人も制限されてました。が…こっちも通詞(通訳)の付き添いという名目で出島に出入りしてた日本人もいたそうですから、あいこ、と言えばあいこではあります。
しかし、そういうオランダ人のふりした他国人が唯一江戸にまで来れる機会があります。数年に一度商館長が「江戸参府」して将軍を訪ねることがあるのです。当然長崎から江戸までの大名行列が組まれることになります。瀬戸内海は海路で行くのですが、東海道はずっと陸路。…シーボルトもこれに同行していて、この間に色々調査してたのではないか、とされてるわけです。動植物の採取だけではなく富士山の高さを測量した、とかそういう話もあります。
こういう調査等はシーボルトに限ったことではなく、例えば浅間山の大噴火にちょうど居合わせたオランダ人が描いた噴火の絵?なんてのも残っているんだそうです。

江戸期の標本の数々…。
こういうのをきちんと調査できたら江戸期の日本の淡水魚の様子、だけではなくその他にも色んなことが分かるのですが…結構シーボルトの標本、てのは散逸してしまっているんだそうで。それらを集めて調査、となると…かなりの時間がかかりそうではあります。すぐに、というのは無理っぽい。言い方変えれば今まで知られていなかった標本、なんてのがどっかからひょっこり出てくる…なんて可能性もあるんですが…。
いや、標本ではないのですが…実はシーボルトが江戸へ来た時になんと江戸城の見取り図を手に入れていた、という話があったそうで。でも現物がないので本当かな?という状態だったそうです。しかし平成になってからそれが発見されてます。こういう話は他にもまだまだあるのかも知れない…。

なお、多数の逮捕者が出て自身も国外退去になってしまった「シーボルト事件」、その発端は大きな成果をあげることのできたこの「江戸参府」にあった、という…なんだか皮肉な結末になってます…。

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04/19/2006

青いふりかけ

以前にどっかで見たような(ニュース番組だったかな)記憶があります「青いふりかけ」。視覚的に脳が受け入れにくいモノを食べることで食欲を抑制させる効果がある、とされています(Yahoo!:ファッションサイト)
まあ、実際にその様子↑はかなーり「食べたくない」と思わせるものではあります。ご飯に青い粉末(もちろん害はないですが)をかけて食う…というのは想像しただけでも、ちょっと、と敬遠したくなりますし。

これは「色」の効果を利用したもの、とされています。例えば病院の中の壁の色。白か薄い緑や青などの配色が好まれます。これは心をリラックスさせ、気持ちを穏やかにする働きがある、とされています。…いや、もし、病院の中が真っ赤だとかピンクに統一されていたら…ちょっと、引いてしまいそうな。なんだか落ち着けそうもないですし。逆に落ち着く必要のない場所ではそういう「色」が使われたりしています。
他にも照明の「色」にもこういう効果は利用されていたりして。白地の壁に何らかの「色」を投射することで同様の効果を得ようとしたりします。
こういうのは結構何気なく配置されているものではあるのですが、よくよく見てみたりするると意外な発見があったりするもんでもあります。

さて、青いふりかけ…ですが。これは青がいわゆる「沈静」を狙える色であるということ(赤とは正反対)と、「ご飯」に「青」という一般的には受け入れにくいイメージを複合させてダイエット、というのが目的なわけで。
…個人的には…そこまでしてやせたいもんなのかどうか、っつー疑問というか困惑というかが正直なとこ、ありますけど…そんなにご飯、食っとるもんなんかい、とか…。

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02/06/2006

文鳥の聞き分け

慶応大の渡辺茂教授(実験心理学)のグループが文鳥の英語と中国語の「聞き分け」を実験で確認(Yahoo!:毎日)。…哺乳類では結構人間の言語を「聞き分け」できる例があるそうなんですが、鳥類では初めてとのことです。

例えば九官鳥など「モノマネ」のできる鳥もいます。が…よく似て聞こえていても声紋は全然違う、なんてこともあるそうで。しかも九官鳥の場合、野生ではほとんどモノマネをしないんだとか…内容までは無理、なんでしょうけど…聞き分けてモノマネではないのではないか、と。
一方で文鳥など鳴き声(さえずりなど)を楽しむ鳥の場合、「音感」そのものが非常に発達していて「音」を聞き分ける能力が高いのではないか、とされていました。…でないと仲間の声と他の種の鳥の声を間違える可能性があります。同種間、つまり個体間でも聞き分けないといけない場合もありますんで、そこら辺の能力が高くないと種の存続すら危うくなってしまうような。
…まあ、モズ(漢字で百舌)なんて他の鳥の声マネてさえずっちまう鳥もいるにはいるんですが…。

まだ実験で確認できたという段階で、これから例えば他の言語への対応性であるとか、文鳥の飼育に何かいい影響が与えられるんではないか、とか色々考えられることもあるわけです。
…となると。他の種…↑記事でも出てきたインコの類なんかはどうなんだろうか、と。意外に賢いのではないか、とされてる類ではありますし…音だけではなく視覚の分野でも認識の選別ができるんではないか、とか…。

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01/30/2006

どうでもいいっぽいお話

耳あかが乾いているか湿っているか決定する遺伝子の塩基配列の仕組みを長崎大の研究チームが解明(Yahoo!:毎日)…日本人のほとんどが乾いている「乾型」ですが、白人や黒人はほとんどが湿っている「湿型」なんだそうで。これを決定する遺伝子の塩基が「A」か「G」かでその違いが出てしまう…というものです。
まあ、耳あかが乾いていようが湿ってしようが大した違いはない、どうでもいいじゃねえか…という見方もできるんですが…。

そもそもなんで耳あかが出るのか。
これはこれでよく分かっていないようで。普通に考えられるのが「表皮の保護→古くなった部位がはがれ落ちる」というもの。つまりは「垢」そのものというわけですが…だったら「乾型」と「湿型」はなんであるんだろ、ということになります。本来は「湿型」しかなかったのが、はるか昔に突然「乾型」が出てきて現在のように広がったとのことで。しかも「乾型」は耳あかを生成する能力がない型で、アレは耳の中の表皮のかけら…とのことですし。
一説には耳あかには強力な殺菌作用があって、それで耳の中を保護しているんだそうですが…じゃあ「乾型」にはその能力はないんだろうか…とか。そういうとこも、よく分からんもんなんだそうで。

しかしどっちの型になるか決定する遺伝子には、薬剤などをききにくくする働きもあるんだそうで。将来的な薬剤処方に何らかの影響が出るのではないか…という見方もあります。うまく使えば効果をさらに増すこともできるわけで、そうなるとまた現在とは違った結果が期待できるわけです。
さらに耳あかとわきがの関連性、なんてのもあります。実はどうでもよくない話なんではないか…こういうのは探ってみんと分からんもんだなあ…という耳あかのお話でした。

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12/19/2005

甘ぁーい?

温度差による「甘味」の感じ方の違い、特定のたんぱく質によるものと九州大学の研究チームが解明(Yahoo!:YOMIURI)…低い温度、例えばアイスなんかではいくら甘味が強くても甘いとは感じにくい。その仕組みを解明した…ということです。
これにはTRPM5という味覚への刺激の受け渡しを担うたんぱく質が強く関係している、とのこと。実は「味覚」という分野は結構分かってないことが多い分野で。この「温度差によってなぜ甘味の感じ方が変わってくるのか?」というのも実はまだ解明されていなかったんだそうで。

他の五感「視覚」「聴覚」「触覚」「嗅覚」は危険を察知するためであるとか食物を得るためであるとか…あるいはコミュニケーションの道具として、であるとか。基本的に「外」に向けた器官が勝手にその感覚を得ることができる(嗅覚はそうでもないかも知れませんが)のですが「味覚」はちょっと違います。自分でその感覚を得よう、としないと感じることができない。何かを口に入れて初めてその感覚を得ることができます。
そもそもなぜ「味覚」があるのか…。
…嗅覚とも関連しているそうなんですが、実は有害な物質が体内に入らないようにするためではなかったのか、という話があります。食べてみて「あ、これヤバい」という味を感じたら吐き出す。一番最初の口で判断してしまえば体内には入りにくくなります。あるいは…体内に体内物質を積極的に補うためではないか、とか。例えば塩分が足りない時は塩味のものを美味く感じさせて多量に摂らせるようにするのではないか…と、こういう話もあります。

でもそれはヒトが今とはまた違う生活をしていた時代の話で。今は…タダの快楽受信のためだけにあるようなもの、という言い方もできます。味のない食事てのは…考えただけでもむなしいもんですが、年齢とともに舌にあって味を感じる「味蕾」は減っていくもんなんだとか。状況によってはナニ喰っても味がしない場合てのもあるわけで。…そうなってくると食事の楽しみも何もあったもんではない…。
しかし、まあ、↑のように少しずつ分かってきてるわけですが。…コレ、具体的に何かできないのかなあ…とか思ってしまいますが。例えば…少しの甘味料でも甘く感じさせる方法、とか。もちろん温度が低い食品でも有効なヤツ…とか。

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12/01/2005

陸も歩いてた?

大型のウミサソリ類が陸上で歩いていた化石が見つかる(Yahoo!:Kyodo)…歩いていた痕跡がそのまま現代まで残ってしまったもので、例えば恐竜の「足跡の化石」なんてのも同じ部類です。どこだったけか、普通に大きな地面のくぼみにしか見えないんですけど、実はよく観察してみたら恐竜の足跡だった…なんてこともあったような。

ウミサソリ(Wikipedia)、というのは3億年前とか4億年前に海の中で生息していた節足動物の一種で、脚の一部がヒレになった海中を泳ぐタイプと、底を這い回るタイプと二種類がいたようです。現代のサソリに形態が似ていることからこの名前がついたわけで…現代のサソリとは関係ないのでは?という声が多いとのこと。説としてはウミサソリが陸に上がってそのままサソリになった…というのはあるんだそうですが。
ただ、大きさは尋常でないものもいました。大きさは2m超えてるのもいましたし…今回のも1.6m。
こういう大型の節足動物は陸上では活動しない(むしろできない)場合が多いので、実は以前から「陸上でも活動していたのでは?」とされていたウミサソリの中でも大型のものは無理だったのでは…とされていました。それが今回の痕跡化石の発見によって大型のウミサソリも陸上を歩いていた…ということが分かったわけです。

…とは言ってもそれこそ現代のサソリのようにカサコソすばやく動き回っていたわけではなく。ウミサソリにも尻尾があるんですが、あれは陸上を歩く際はサソリのように上げてる場合(跡が残っていない)があるんだそうで。それが…今回はそれもそのまま化石に残ってる状態。やっぱりずーりずーりと尾っぽ引きずりながらのたくた、のたくた、と這い回ってたんでしょうか。…日常的?に陸に上がっていたのではなく時々上がっていた、あるいは緊急時にだけ上がっていた…というところなのかも知れません。

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09/26/2005

コウノトリ、飛んだ

9/24に野生へと放鳥された5羽の人工飼育コウノトリ(国の特別天然記念物)、飼育地周辺を離れず(Yahoo!:毎日)…一応「想定の範囲内」とのことですが。ここから日本土着のコウノトリが復活、となるのかどうか…。
兵庫県立コウノトリの郷公園

コウノトリの仲間は世界のあちこちで見ることができますが、日本に昔いたのはロシアや中国から渡ってきて住み着いたものでした。しかし環境の変化(食べる物が減る・営巣地も減る)などでその数は減少。佐渡のトキと同様(こちらは留鳥で日本産は絶滅)その行く末が心配されてきていました。
1971年に日本産野生種は絶滅。しかし1989年には大陸産の人工繁殖に成功、100羽以上にまで増えて日本定着を目指していました。その中での5羽の放鳥ということになります。

…絶滅が危惧されてる種を捕えてきて人工繁殖させる。これはあちこちで行われている方法ですが、実際に成果があがるまで非常に時間がかかる・「そんなことしなくても自然のままにしてりゃ増えるんだ」と理解が得られにくい、などの弊害があります。
例えば中国は四川省のジャイアントパンダ保護施設。こちらは国家事業で(中国ですから)あそこまできちんと設備が整っていて、人工授精の成果もあがっていればそうでもないのでしょうけど、日本国内のはどうにもお寒い状況で。どうも「捕まえてるのを今すぐ放せ」とか言う人は多いんではないか、と。気持ちはなんとなく分かるんですが、感情論だけでどうこうなる問題でもないんですが…。
絶滅寸前てのは「理由」があるわけで。その「理由」をある程度でも改善してから放すなら分かりますが、それすらしないと意味なんかありません。放しても殖えずに死んでしまいます。…しかもその「理由」てのは大抵大がかりな環境絡みなわけで。んなもん、一朝一夕に改善されるわけもない。

今回の放鳥も人間の生活圏へ…ということで注目されているとのこと。
こういうただ数を増やすのではなく「共生」を目指すやり方というのは最近になってから、なのでしょうか。本来の姿に戻すのが目的。今回の5羽もまずここから、じっくりとやっていく…というところでしょうか。数が数ですから仮に全部放しても全滅してしまったら意味ないですし。
今後も末永く見守っていきたいところです。時間、かかるものでしょうし…。

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09/17/2005

再利用@くらげ

以前にも何度か書きました「エチゼンクラゲ」、東シナ海で発生して日本海を北上。さらに太平洋にも回りこんで来てしまいます。カサが直径1mとかあんまり考えたくないほどの大きさになり、漁師さんの網が破損したり、獲物が毒でダメになってしまったりする被害が出ています。しかも相手は集団で回遊…むしろ浮遊?…してくるので被害は甚大です。
さらに網に引っかかってもそのまま海に投棄…とかそんなヒマも手間もないので仕方なく港まで持ち帰っている、とのこと。

しかし持ち帰ってもそうそう利用できるものではなく。一応食えるのですが、そんなに需要のあるものではなく。
そこで鳥取県で土地に鋤きこんで土壌改良への転用を実験(Yahoo!:Sankei)しているとのことです。クラゲには肥料と同じく窒素やリンが豊富。そこを利用できないか…ということです。
しかし元々海にいる生き物なので、塩分に強い作物にしか対応できないようですけど。

他にも色々利用できそうではありますが、一番簡単なのが「食って」しまうこと。絶滅危惧種や絶滅種にもヒトが「食っちまった」ことが絶滅の大きな原因になってしまった例もあります。それを逆に増えすぎてしまった種(言い方ヘンですけど。そういう種だってちょっとしたはずみで絶滅、てなことも多いんですが)に応用して減らす…というのもある、ということです。
まあでもしかし。誰かがどっかで大量に欲しい、食いたい、と思わなければ獲っても意味がないわけで。そういう市場が開拓できれば一気に厄介者を消し去って役立つものに…と、なるかも知れないんですが。…実際は…まだまだ難しいようです。

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09/09/2005

夜中に食べると太る原因?

夜遅くに何か食べると昼よりも太りやすい…というのはよく聞く話ではありますが、このほど日本大薬学部の榛葉繁紀専任講師たちの研究で原因?が見つかりました(Yahoo!:毎日)。体内時計が正常に動くように調節しているたんぱく質。これが夜に食べると太る原因ではないか、と。
…体内時計とは別に体の中にチックタック動く時計が入ってるわけではなく(当たり前)、体内での生活リズムを計るのに必要な、機能が時計に似たものです。

体内にBMAL1というたんぱく質が増える→脂肪の蓄積が促進される…BMAL1はPM10:00~AM2:00頃に最も生成される…そしてBMAL1は体内時計と密接な繋がりがある…。
というのが大まかなところのようです。…じゃあ、例えば夜中にBMAL1の生成を抑えるクスリ、なんてのができたら夜中にもの食っても大丈夫なのか…と言えばそれはまた違う話になりそうな。もしできたら体内時計が、どっかおかしくなる可能性があります。
体内時計てのは実は結構重要なもので、ヘタに狂うとそれこそ体内の歯車がズレて行ってしまって、取り返しのつかないことになる恐れもあります。↑の研究を単純に利用してダイエット…とかそういうのは難しそうです。

ただ、この「食ったら太る」時刻てのはかなり個人差がありそうな。「夜中」を単純に「寝る時間」としてみただけでも夜中に働いて昼寝てる人間はどうなるんだ、とか。体内時計は生活のリズムを整えますけど、それは個人個人によって差があります。そこら辺はどうなってるんだろう…と。
…個人的には結構気にはなってる研究結果なんですが。えーと、お腹まわりの脂肪、とか…いやだって、夜中に何か食う、てのは昼食ってない時にはよくあることなんで…。

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09/07/2005

ほんのちょっとだけ長い

来年2006年の1月1日は1秒だけ長くなる(Yahoo!:RBBtoday)…これは地球の自転や公転によって決まる「天文時」と、原子の振動による原子時計とのズレを補正する「うるう秒」によるもの。ズレが0.9秒に近づいたために7年ぶりに実行するとのことです。

時間や時刻の定義てのは考えようによっては結構あいまいなもんで、人や場所によって様々です。昔は原子の振動を利用して正確な時間を計る…なんてなことはできませんでしたから、あちこちの時計の機能によって変わってきてたわけです。今現在は1日=24時間と決まってますけど、例えば日本の江戸時代あたりでは一日は12時間(もちろんこの『1時間』は現代の『60分=1時間』とは違うものです)。しかもその12時間が均等に十二に分かれていたわけではなく、昼の六時間と夜の六時間が季節によって長さが違う。不便だなあ、と思うかも知れませんが、いつどんな場所でも「夜の何時(十二支+数で表現:丑の三つとか)」と言えば同じ暗さで夜明けまでのだいたいの時間感覚も近い、という…きっちり24時間が決まってる現代とはまた違った感覚ではありました。
…どっかの国では今でも慣習上こういう時間の計り方してるとこがある…ってどこで聞いたんだっけか…ちょっと確認できませんが…。

なお、江戸時代は「太陰暦」という月の満ち欠けを基本にした暦で一年が過ぎてました。…が、これは実は一年が365日ではなく…この季節は何月、と決めてあってもいつかはズレが生じてしまいます。で…「閏月(うるうづき)」という余分な一月がある場合がありました。これで調節してたわけです。
これが太陽暦になっても4年に一度、一日だけ長い年ができる「うるう年」の呼び名の元々…でしょう。

で…「うるう秒」ですが。来年2006年1月1日 AM08:59:59~AM09:00:00の間に1秒、つまりは08:59:60が存在することになります。…実感はなさそうですけど。

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09/04/2005

満腹感

満腹感を得るまで食べる男性はガンになりやすい(Yahoo!:毎日)…東京医科歯科大の湯沢教授による調査結果で、「ガンになりやすい」というよりも「ガンを抑える遺伝子の働きが弱くなる」…というものだそうで。
なぜか緑茶やキャベツ・ブロッコリーを多く摂る男性はこの遺伝子の働きが強くなる、とのこと。

ガンに関する研究や調査というのは世界各国で行われています。何せ人間の死因で常に上位にくる病気。
ウィルスなど何か病原体が体内に入って起こるわけではなく(そういう説はありますけど)、自分が持ってる細胞がガン細胞に変化→疾患となる…というのが大まかな流れ。さらにこのガン細胞が血流に乗って他の部位に転移することもよくあることではあります。だから、一つの場所でガンが治っても、他の場所で再発…というケースもよくあります。
なまじ自分の細胞なだけに「異物」とみなして攻撃する免疫も効きにくい、駆除もしにくい…という病気です。
ちなみに…人間の細胞というのは長期の生存や培養が非常に難しいんだとか。しかしガン細胞だとこれが可能なんだとか。たしか「ヒーラ細胞」でしたっけ、乳ガンの患者の女性から初めて培養に成功したガン細胞は…。

ところで…一つ気になったことが。調査対象が58人で、この場合、果たしてどれだけ正確な結果が得られるもんなんでしょうか。私は専門家じゃあないんで分かりませんが…こういう調査てのはもっと長期間(何年単位とか)で大人数(数千人とか)でやった方が精度も上がるんではないのかなあ、とか。

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09/01/2005

コトはそう簡単ではないのかも

オゾン層減少に歯止め(Yahoo!:Yomiuri)…オゾン層、とは上空1000m以上の成層圏にあるオゾンの層(そのまんま)のことです。大気中のオゾンの90%がここにあるとされ、有害な紫外線が地上に降り注ぐのを防ぐ役割があるとされています。。
オゾン層を守ろう(環境省)
ちなみに「オゾン」てのは酸素原子が三つ、お互いにくっついた状態の気体です。酸素原子は二つくっついて普通に酸素として空気中に含まれてますが、オゾンはそこへもう一つ酸素原子を無理にくっつけたような状態。…非常に不安定です。破壊されやすいのもそのせいかも知れませんが。…なお…体に有害です。殺菌にも使われますし。少量なら別にどうってことないんですが、大量に…となると(ちょっと前にはフロン=毒ガス、オゾン=体にイイてなヘンな認識があったもんなんですが…)。

さてその一方では南極のオゾンホール過去最大級に(Yahoo!:JIJI)…てな事態に。南極上空にはオゾンが破壊され尽くしててできた穴「オゾンホール」があり、それがこの秋にも過去最大の大きさに…と。
↑の記事ではとりあえず減少に歯止めがかかったけど、今まで減った分はまだ回復できてないよ…てなとこでしょうか。いわゆる環境問題では真っ先に取り上げられる問題ではあるのですが…少しずつ、活動の成果は表れてきている、と。
しかし…その一方でまだまだ分からん部分が多いのも事実。フトンガスだけ規制してりゃそれでオゾン層の破壊はなくなるのか、効果がないとは言わないけれどそれだけじゃないだろう…。実際、色々な様々な事柄が複雑に絡み合って今の状態になっちまったわけで、どれか一つの要因を排除すればオールOKてな状況ではないような気もします。

…個人的にはこういう運動には大いに賛成なんですが…なんだか、携わってる方たちが…ううむ。

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08/30/2005

価値はあるんでしょうけど

イギリスで絶滅危惧種のアフリカヤマネコのクローン体同士による繁殖に成功(Yahoo!:Kyodo)…で、いわゆる「自然保護団体」が「絶滅危惧種が生きていけるように環境を整備するのが先で、同じ遺伝形質だけ持った個体が増えていくことに価値があるのだろうか」…と反発。
こういう議論てのは果ても終わりもないもんなんですが…少なくとも「技術」に価値はありそうな。

絶滅が心配されてる生物をクローンで増やす…というのは絶滅から救う一つの手段ではありますが、たしかにどこか納得できないもんはあります。なんだか同じ顔がぞろぞろ出てきそうで。まあ…クローンてのはあくまで同じ遺伝子を持ってるというだけで、その状態までコピーするものではない、のですが。
ネコでも何でも生まれた時と同じ「モノ」は作れますけど、育った先と同じ「モノ」は作れない。
しかも現代のクローン技術てのはまだまだ不完全なもので。成功する確率は少しずつ上がってきてますけど、まだまだ失敗する確率の方が高い。ほとんど職人の領域のようなもので…しかも短命で終わるなどのケースも多い。SFなんかでよくある細胞一コから復元するなんてのは相当困難です(理論上は可能ですけど)。
それでも死んでしまったネコのクローン造ります、なんて会社も出てきましたが。

純粋に技術的な面から見れば大いに価値はあります。クローン同士でも子孫を残せる(それ以降は分かりませんが)。それだけ天然の生物に近づいた、と。遺伝子組み換えの技術だってまだまだ発展途上の技術です。
しかし…「増やせばいいってもんじゃない」というわけで。「技術」とはまた別の問題になってきます。

…早いとこきちんと法整備した方がいいと思うんですが。最初に述べたように、こういう議論てのは終わりません。「これは大きな進歩だ」「そういうことに意味はない」…と、どっちも納得なんかできないんですから。きちっと線引きをしておいて(とりあえずでも)それからその線をどっちかに引いたり押したりするってのは…無理なんでしょうかね。一応「ヒトクローンを造ってはならない」という線を引いてある国もあるんですが…もっと、大がかり、と言うか世界規模での基準とか。

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07/30/2005

十番目の惑星

SFなどではすでに手垢のついてしまった観のある「太陽系の十番目の惑星」。しかし…それが現実のものとなると。素直に「おぉ」とか思ってしまいます。太陽系に冥王星よりも遠くて大きな天体が(Yahoo!:YOMIURI)…2003年にすでに怪しい?天体があったそうなんですが、今回さらに詳しい調査が行われた結果、とのこと。

以前からそういう話はあったんですが。太陽系に限らず天体同士(それがいくら小さい:質量が少なくても)てのは何らかの影響を及ぼしあいます。簡単なとこですと…月と地球。衛星である月は一定速度で地球の周りを回って、お互いの引力が均衡している場所にいるからどっかへ飛んでいかないわけで。そして地球も月の重力の影響を受けてます。地表だと潮の満ち引きなんかがありますけど、地球が太陽の周りを回ることにも影響を与えてます。
そういう方面から色々と探るやり方もあります。
冥王星の軌道がどっか、ズレてる…という話は昔からありました。てことはその外側にもう一つ惑星が…? とされてきてたわけです。ただ…その辺まで来ちまうと肉眼では到底確認できません。望遠鏡でも無理。天王星のリングが縦に五本、なんてのはたまたま天王星の後ろ(地球から見て)を明るい星が通り過ぎた時に五回その星が見えなくなったから…なんて話があるほど。簡単に分かるものではありません…。

今回のも2003年から(実際はもっと前から?)の綿密な調査や研究があってのこと。今後色々と分かってくるのでしょうけど…現在の名前が「2003UB313」という番号。他の惑星と同じように名前がつくのかどうか…そういうところも含めて今後が楽しみです。

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06/22/2005

けんえん?

ニホンザルの被害を食い止めるために「モンキードッグ」の育成を…宮城(Yahoo!:河北新報)。「モンキードッグ」とはサルを専門に追うイヌのこと。別に「犬猿の仲」を地で行こう…というわけではないようですが。

「猿害」と言いますが…各地でサル(ニホンザル)の被害が報告されてます。有名な観光地でもよくニュースなんかにも出てきますし、東京でも迷いサル?が時々出たりしてます。
基本的に食いもん欲しさに人間様の物に手を出す…というケースがほとんどで、邪魔されると歯ぁむきだして威嚇するので(これが結構迫力ある)怖がられます。威嚇だけで済まずに噛まれた、という話も。相手は言葉は通じませんがこっちのやろうとすることは分かってるようなフシがあります。かなり頭も良さそうで…知恵もあります。
まあ、肉食ではないので(厳密には雑食なんで肉も食いますけど)ヒトを集団で襲って食っちまう、とかそういうことにはならない…と思いますけど…。
イヌとサルは仲が悪い…というよりも↑こういうサルとイヌがどっかで出会ったら大変な騒ぎになりそうな。
その辺を利用したのではなく、単にイヌが訓練しやすくて実際に効果が上がりそうだからなのでは…とか思ってしまいますが。

なお、いくつかの自治体で計画されているサルの「追い上げ」とは、ただ駆除してまわるのではなく、サル達に山に帰って頂こう、ヒトの住む場所から離れてもらおう…という取り組み。実際には即効性もありませんし(数年単位で考えないと)確実な実行も難しい、というもの。しかしむやみやたらとサル殺すよりは…殺してはいけない場所もあるし…と最近あちこちで取り上げられてきてます。
本当はそうやって山に帰って頂くのがイイんでしょうけど…事情ってもんもありますし。イヌを道具として有効に使うのも一つの方法だと思うのですが…即・解決とはいかないようです。

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05/24/2005

70人

新大陸(アメリカ大陸)へ最初に移住した男女は約70人(Yahoo!:Kyodo)。約1万4千年前に当時陸続きだったベーリング海峡を渡って移住した、とされているモゴロイド系米大陸先住民族。その祖が70人、とすると渡ってきた集団は200人ほどだったではないか、という説もあるんだとか。

実際、向こうには今でもこっち(アジア系)に見た目も近い人たちってのは結構います。モンゴロイド系の特徴とされている蒙古班(赤ん坊の時に尻にできる青アザのようなもの:出ない人もいるらしいですが)もあるんだとか。いわゆる白人系の中に混じっていきなり見慣れた顔が出てくるってのは…なんだか不思議な感触です。
で、そのモンゴロイド系の人たちはユーラシア大陸から渡ってきた…てのは結構前から言われていたことなんですが、今回の調査でも年代は以前からの説とほぼ一致した、とのこと。

DNAの比較調査と言えば以前にあったのが「ヒトの祖先を探す」というもの。DNA(その時はミトコンドリアDNA)を比較調査、さらに比較調査、もっと比較調査…とやって行ってついにアフリカの一女性に行き当たった、というものでしたが。他にも「○○人のルーツ」を探すとかそういう時にも使われたりして。日本人の祖先の「型」をいくつかに分けて、というのもありましたが。

しかし…70人の成人男女を含む集団が渡ってきてた、と。一体どんな道のりだったんでしょう。出発点とか終着点とか、そういうところは分かりませんが…一世代だけで終わるような旅ではなかったのかも知れず。集団が少しずつ各地にバラけて行ったのか…あるいはどっかにとどまってそこから散らばって行ったのか。
そういうところも気になってしまいます。

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05/16/2005

皇居でも

皇居の外堀でもコイヘルペスが発生(Yahoo!:Kyodo)…霞ヶ浦の養殖コイが壊滅状態にまでなったのはそれほど前のことではありません。

コイヘルペスはコイがかかるウィルスによる病気。エラが腐ったりして次第に動作がゆっくりとなって死に至ります。元々生命力は旺盛なのがコイの仲間なんですが…。
そして恐ろしいのはその感染力で、前述の霞ヶ浦の時などはあれよあれよと言う間に死んでいきました。今でも養殖を続けておられる業者さんは…どれくらいになってしまったのだろう、報道当時は「もうダメだ」という声が多く、ほとんどが廃業、という状況でしたが。

皇居となると誰かが病気持ちを知らずに放したか…あるいはそれと知って放したか。もし後者ならとんでもなく悪質なわけですが。
例の外来生物を規制する法案がそろそろ効果を発揮しそうな昨今、規制対象となってるカミツキガメの放流が増えているという話もあります。こちらは、まあ、また別の問題になってしまいますが…「これくらい大丈夫だろう」とか簡単に考えての行動てのは…やめて欲しいものではあります。

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05/15/2005

どうでもよさそうですが

あのノグチゲラが一属一種ではなかった(Yahoo!:琉球新報)…てホンマかい、一属一種の希少種じゃなかったんかい…と。ノグチゲラ、と聞いて「ああ」と思うのは鳥好きか沖縄好きか環境保護好きか、というところでしょうか。キツツキの一種で沖縄に生息してますが…絶滅が心配されてる希少動物でもあります。→ノグチゲラ環境省:インターネット自然研究所

なんで「ノグチゲラ」かと言うと…ノグチさんが見つけたからです、1886年(明治19年)に。漢字で書くと「野口啄木鳥」で、学名はSapheopipo noguchii なんですがこの後に(Seebohm, 1887)がつきます。これは命名者と命名された年。つまりは見つけた野口さんの名前をとってシーボームという人(イギリス人らしい)が1887年に名づけました(正確には認定されました?)よ、と。こういうことです。この「野口さん」は命名者の助手、という話もあるのですが…詳しいことは、さて?
当時はどうだったか分かりませんが、新種として認定されるには標本、つまり生きていた個体が必要になります。その個体を採取したのが野口さん…ということなのかも知れません。

ちなみに()内の命名者や命名年がない場合や複数の名前があったり、()をつけずに命名者を三番目以降直に載せるケースも多いんですが…日本だと意外な人物の名前がついてる場合もあります。Siebold(Sieb.)というのが命名者にあるものが多数ありますが、これはシーボルトのこと。あのフィリップ・フランツ・フォン・シーボルトです。…歴史の教科書にも出てくるんで知ってる方も多いんではないかと。彼が日本へ来た際に採取した生物を命名した際にこうなったりしてます。あるいはそうでなくても実はシーボルトが発見、とか(命名は本国の方)…年代的にはかなり遡りますがスウェーデンのツンベリーなんかも命名者のところにThunberg(Thunb.)とあればこの方が命名…もしくは最初に命名した、ということになります。
…例えばサザンカ。これの学名はCamellia sasanqua でその後にThunb.がついて彼が命名した、となっています。なお…sasanqua てのはまんま「サザンカ」からとったんだそうで…。

実はシーボルトとツンベリーが同時(時代が違うっちゅーに)っぽく?命名したのが「紫陽花(あじさい)」です(正確には原種のガクアジサイ)。
ツンベリーは最初Hydrangea maclophylla と名づけたんだそうですが…後にシーボルトが自分の日本での奥さんだったお滝さんからとってHydrangea otaksaotaxa と記すことも)へ、と。現在はツンベリーの方が使われてるんだそうですが。…あんまそんな勝手なことすんな、とシーボルトの方は嫌がられた…のかも知れません。誰か研究者とか著名人なら分かりますが自分の彼女て。個人的感情バリバリですがな。

実は歴史で出てくるヒトも色々各方面に影響与えてるんですなー、て、ノグチゲラからなんでこんな方向へ進んどるんじゃい。ったく。
…いやでも、最後に一つだけ。ヒトの学名はHomo sapiens なんですが…命名者にはL. とされてます。この方は…? 正解はカール・フォン・リンネ(Carl von Linne)という方で…↑のような「二名法」を提唱して受け入れられた方。しかし…ヒトに自分の名前を載せるたぁ…命名者冥利?に尽きるってもんでしょうなあ…。

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05/13/2005

マ○リッ○スではない

東北大大学院工学研究科の西澤松彦教授らの研究グループが血液で発電する電池を開発(Yahoo!:YOL)。最初このニュースをテレビで見た時に「○ト○ックスにこんなシーンあったよなあ」とか思ってたら…みんなそう思ってたみたいで。血液→発電じゃあ、たしかに。

実際は牛の血清を使用。「血清」とは血液の液体部分…と言うか…血液を放置しておくと固まってしまいますが、この時に試験管などで放置しておくと下に血液の固体部分、上にうわずみのような液体が。これが「血清」と呼ばれるものです。なお、「血清」というと「ヘビ毒などに対する解毒剤」というのもあります。
ではこの「血液から発電」が何に役立つか、と言うと…例えば心臓のペースメーカー。体内に埋め込む際、半永久的に使えることになります。今までのは電池が切れたら交換しないといけませんでしたし、もし、どこかで電池が切れてしまったら…という心配もありました。が、これが実用化されればこういう心配が減ります。

…そうなんです、コレはまだ実験段階でして…即座に来年とか来月とかから各地の医療施設で使えるようになる…というものではありません。例えば歯の再石灰化に関する実験、なんてのもあるんですが。実験段階で永久歯の再生に成功してるんですが…コレも即座に実用化できるわけではなく。まだまだ時間が必要です。

それでもこういう技術の進歩、てのはすごいもんではあるのですが。不可能を可能に…とかそういうことだけではなくて。色々と考えつくものだなあ…と。着眼点に感心とかしてしまったりするわけです。

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05/09/2005

回復傾向

京都の木津川で天然アユの遡上?(Yahoo!:京都新聞)…大抵はどこの川でも稚アユを放流しているのですが。これはほとんどが琵琶湖産のもの。しかし天然遡上のアユ、となると…期待したいところなんですが…。

一時(昭和30年代~?)に比べると日本中の河川がキレイになった、と言われてます。戦後から経済の発展からどうしてもどこかに出てきてしまう「キシミ」が集中したような形になってました河川の汚染。そりゃ、家庭からでも工場からでもそのまま汚水を垂れ流し続ければ水は汚れますがな。川が汚れれば海も汚れるわけで。
…今は…信じられないかも知れませんが。以前は「東京湾北部で獲れた魚は絶対に食わない」て人もいたくらい。最近はキレイになってきてますけど。昔は…時折映像なんかでも出ます、死んだ魚が大量に浮いたりしてました。
最近はきちんと規制されてるせいか(効果がうんぬん、というよりも…やるだけマシってもんで)魚が帰ってきてる…ような気はします。

で、天然アユ。ほんとーにほんとーなのかどうか、という素朴な疑問もあるのですが。たしかに木津川で産卵、遡上してきたものなのか、とか。年に一回調べただけで決めちまっていいのか、とか。目視で確認てどれだけ正確なんだろーか、とか。まあ、色々あるわけですけれども。
それでもこういう話が出てくること自体が、嬉しい。どこかホッとさせてくれるもんではあります。アユの遡上してくる川はたくさんあるのですがほとんどが稚アユを放流してる結果のこと。実際に天然のアユが…いやアユでなくてもいいか、元からそこにいた魚やらが帰ってくる…となると、PRになるとかそーいうこと置いといても嬉しいことだと思うのですが。
ようやく回復を始めてるんではないか、と。そんな風にも思うわけです。

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04/16/2005

長野のヒラメ

ヒラメの元祖の化石、長野県八坂村で発見(Yahoo!:毎日)。なお、「元祖」であって「祖先」ではありません。祖先の方はまだまだ普通の片寄っていない?魚だった、くらいしか分かってしません…。化石は、写真見る限りではたしかに目が左に寄ってます。

その頃の日本列島のほとんどが海の底だった…全部が全部じゃねーでしょーけど…とされていますんで、こういう化石もあちこちから見つかります。いや、そんなこと言ったら世界の屋根、ヒマラヤ山脈も海の底だった、インドがユーラシア大陸にぶつかって押し上げられた…てなことになってますんで今とはだいぶ違う世界だったことは間違いないようです。
さて「左ヒラメの右カレイ(例外もあります)」と言いますが。
違いは目の寄り方だけではなく付き方、あるいは食性、あるいは口の大きさ、などなど。その他値段、てのもあります。これはヒラメの方が高いわけですが。実は結構違いがあるもので、慣れた人なら一発で見分けがつくものではあります。
似たようなのにトカゲとカナヘビの違い、とか。「そっくりで区別がつかなぁい」とか言われてるものでも実は簡単に区別がついたりします。専門職の人ならなおのこと、ということです。

なお、ヒラメというのは最も養殖が盛んな魚の一つでもあります。最近は技術も進んできて、それほど天然もの違わなくなってきてるとは思うんですが。…いや、それほど食ってないんですけど、ヒラメ…技術的には格段に進歩してるはずだと思うんですけど…。

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04/14/2005

虫の名前が大統領

ブッシュ大統領と側近2人が新種の虫の名前に(CNN)。…どんな虫か、というとキノコムシというキノコを主に食べる甲虫です。そのうち新種三種にブッシュ、チェイニー、ラムズフェルド、とそれぞれの名前が付けられたとのこと。
…細かいところで言うと「タマキノコムシ科のAgathidium 属の新種三種」なのですが。ちなみに大体こんな姿で、かなり小さな昆虫です→TheProbertEncycropedia(英語)…もちろんこれは見つかった新種の画像ではありません…。

動物に二名法で命名する際、種小名を人物由来にする場合、末尾に「i 」を付けなくちゃいけないってのは知らなくて、ちょっとびっくりしました。命名の方法てのは動物や植物それぞれでも違いがありますし、その他色々細かい制約があることは知ってたんですが…こんなのもあったとは。
…たしか…共通してたのは属名にしろ種小名にしろ一度消えたら復活しない。つまり別種だ、と思われてても他の研究者が同種である…と証明できた場合どっちかの名前が消滅します。その際消えた名前が復活することは原則あり得ない…とかそんなのがあったと思います(例外もありそうですが…系統が大幅に離れた場合とか)。
ブッシュ大統領反対派はなんとかしてこの虫が別の種と同じである、と研究してみたらどうでしょう。もしかしたらBushi の名を消滅させられるかも…。

今回の命名は純粋にブッシュ大統領礼賛から来るものであって、別に皮肉でつけたとかそういうもんではないとなってます。
…最初は「ここまでブッシュさんは嫌われてるんかー!」とか思ってしまったんですが。考えてみりゃ日本だと虫に尊敬する人の名前をつける(研究者同士とかは別ですが、一般的な場合)となると抵抗ありそうですが…向こうはそうでもなさそうな。しかも今回の命名者はれっきとした昆虫の研究者。冗談でもやるわきゃないですな…。

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04/11/2005

それでもナゾの北上

沖縄以南でしか確認されていないフサヘリイソギンチャクが和歌山沖で確認(Yahoo!:YOL)。こういう南方の生物が北の方で確認されるケースは最近いくつも報告されてます。やはり最大の原因は海水温の温暖化ではないか、とされていますが…さて。

シロウト考えではあるのですが、全部が全部こういう今はやりの「環境破壊」に結び付けちまうのはどうなんだろうなあ、とか思ってしまうのですが。実際データ上ではここ最近の海水温の上昇というのは指摘されてます。つまりは全くの影響ゼロ、というわけではないわけで。実際に和歌山沖に沖縄以南とほぼ同じ環境(あるいはフサヘリイソギンチャクが生育できる最低限のライン)ができあがりつつあるのかも知れませんし。
しかし水温てのは水中で生活する生き物にとってはめちゃくちゃ重要な要素の一つ。
今回も水温で見たら…というのが大きいのかな、と。それほどイソギンチャクの生態に詳しいわけでもないのですが、水温がかなり重要になってくるというのは分かりますし(自前で体温調整できない生物なら特に重要、なわけで)…実際に水温が上がってるわけですし。

ただ、偶然…と言ったら変ですけど、生きていける範囲内に和歌山沖がぎりぎり入ってた…てなことはないのだろうかな、と。あくまでトウシロの考えなんですが…「温暖化」だけでくくっちまう、てのもどうかな…と。他にも何かあるんではないかな…と。

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04/09/2005

北関東の暑いワケ

例えば埼玉県熊谷市など北関東の都市が、真夏に気温が非常に高くなる理由の一つは都心の暑さ(Yahoo!:YOL)…いわゆる「ヒートアイランド現象」の延長線上、ということでしょうか。熱せられた都心の空気が風によって内陸へ移動、酷暑が加速したのではないか、とのこと。
なお、これだけが暑さの原因ってわけではありません。もっと色々なことが重なって絡みあって気候というのは出来上がってるもんではあります。

昨年の酷暑の時もそうでしたが、北関東の内陸部と言えば高温になる地域が多い場所。毎日の天気予報でもあんまり見たくない数字が気温として並んでいましたが…その原因の一つが都心の熱だった、とは。
ヒートアイランド現象てのも原因はいくつかあるのですが。よく例として取り上げられるのが「アスファルト」、これは土ではなくアスファルトで地面が覆われてしまうと熱が逃げられなくなり、なかなか気温が下がらなくなる…昼の熱が夜でも下がらない…となる、というものです。他にもエアコンの室外機なども原因の一つにあげられています。
つまりは行き過ぎた人工化やら都会化が都心の熱を生み出して、それがさらに他の都市まで…ということのようです。

じゃあそうなってる都心の、例えばアスファルトひっぺがしてしまえばいいじゃねーか…と、簡単にはいかないわけで。仮に今、東京のアスファルト全部ひっぺがせたとしたら…物流にモロ影響出てしまいますがな。もちろんその影響は地方へと波及、ひいては日本全体にも影響、てことは世界にまで…とコトは関東地方だけではすまないことになりそうな。

…世の中、単独でまわってる事象なんかないんですが…それにしたって…どうにかできないもんなのかなあ、と。いや…私、暑いの苦手なもんで…。

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04/04/2005

なんとなく、納得

独身の30代男性は、家族がいる同年代に比べて高血圧の人が多い(Yahoo!:毎日)…原因は外食が多いことなどによる塩分の過剰摂取。これを聞くと、なんとなく納得。

以前から、家族がいた方が不摂生になりにくいので健康だ…というようなことは言われていたような。今回の調査はそれが実際に数値として表れたもので、たしかに職業によっても生活サイクルってのはも違ってくるでしょうし…という見方もできますし。「独身」はあくまでタダの要素の一つにすぎないったって…やはり気をつけた方がいいことには変わらないわけで。
いつもいつも外食ばっかってのも、ねえ。何か味気ないでしょうに。
それでも仕事によっては規則正しく食事、なんてのは無理な場合もあるわけで。そうなると外食の方が手っ取り早いし最近は安い。で、自分の好きなもんだけ食べちまう…と。

なんとなく納得はできるんですが、もちっと他のデータも見てみたいような。
例えば独身女性の場合はどうなんだろう、とか。自炊してる人も多そうなんですが、やはり偏っているんではないか、とか。職種によって違ってくるのなら他の企業での調査結果はどうなんだろう、とか(今回のはどんな職種かってのは伏せてありますし…)。結構色々あるもんなんですが…。

どっちにしろ…もっとバランス良く、てのは変わりません、改めて認識させられました。ううむ。どうしても偏ってしまいますし…何かいい方法はないもんでしょうか…。

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03/28/2005

嗚呼、勘違い

いや、勘違いというか何というか。
古墳石室内で見つかった「米粒状土製品」、実は虫のフンだった(Yahoo!:YOL)…結構長い間「宗教儀式で…」と信じられてきてたようで。それが虫のフンだった…てのも。しかもどうやら現代の虫のフンだったようですし。

かなり確信を持って信じられてきたのが実は全然違うものでした、という例は結構あるもので。特に考古学や古生物学などの「昔」を扱う学問ではよくあります。恐竜の類なんか最新の研究結果が出るたびに種や属の変動があったり習性が大幅に変化したり。
例えば…ブロントサウルス。でっかい草食恐竜として以前は有名でしたが、最近は名前を聞きません。これは、実はある学者がでっちあげたもので、後に別の種と判明して消滅…ということになってしまいました。人間の祖先なんかになるともっとえげつない。サル→ヒトの進化ラインを確定したいがために(出てくるはず、と思い込んでた?)頭骨はヒト、アゴはサルという骨を捏造してしまったり。そういうプロセスや明白な証拠が示されない限りこういうのでも「事実」として扱われてしまってる…そういうケースは今でもありそうな。

しかし今回の場合はこういう場面ならコメではないだろうか…というきちんとした?推測が進んでったわけで、まさかコレが虫のフンだったとは、誰も思ってなかったわけで。人為的にどうこう、ということでもなく…なんかマヌケ(失礼)なお話ではあります。売名行為やらつい魔がさして…とかそんなんじゃない分、微笑ましくもあります。なんせ、ちょっと前には「神の手」なんつーお方もおられた世界ですし。

そして桜井市教委文化財課の橋本輝彦主任の「まさか昆虫のフンだったとは。これほど詳細なカブトムシのフンの研究は世界的にも例がないそうで、別の意味で貴重な学術データになってしまった」(「」内元記事より引用)という粋なお言葉。まあ、こういうこともあるわな、と。色々あるからかえって楽しいんではないかい、と。

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03/22/2005

蝦夷、えみし、えびす、えど

古代に蝦夷(えみし)と呼ばれた東北地方の古代人の血脈解明へ(Yahoo!:Kyodo)…4月から本格的な人骨調査開始、ということですが。結構昔から関係はささやかれていたようですが、本格的な関係の調査、というのはこれが初めてということのようです。

人間(ヒト:Homo Sapiens)というと分類上には単一の「種」になりますが、その差異は様々にあります。その中の「日本人」というひとくくりにしたって多種多様。いくつかの起源が唱えられてますけど、実際には確実に確定できないのが現状で。…そもそも「日本人の起源はどこどこの何々だ!」っつーのもナンセンスなような気もしますが。相当に長い年月他から隔離されてきてたわけでもなく、色々とあちこちからの「血」が混じってくのはある意味当然なわけで。

…でもまあ、何につけても分類したがるってぇ気持ちはなんとなく分かるもんです。大体なんとなく大ざっぱに大まかに日本人の源を分けていくと「北」「東」「西」「南」とこんな感じでしょうか(オイ。
その「北」はいわゆるアイヌ民族が主になっているとされていますが、「北」と「東」の主になっているのがいわゆる「えみし」というやつです。ヤマトタケル絡みでも名が出てきますが、「西」から来たとされている新興勢力に抵抗した「東」の有力勢力という見方もあったりして。その辺はそれこそ確定情報も何もないんで様々な説があります。
その中には名前にその名残がある、というのもあります。タイトルの「蝦夷、えみし、えびす、えど」は全部同じ言葉から出てきたものだ、というものがそうです。…細かいところ言えばこれも異説異論があるもので(えびすは中国の東夷由来、とか)本当かどうかはそれこそ分かりませんが。

でもこういうのは昔々の話だから…という声もありますが…なんとなく、ですけどこういう「どっか違うような」くらいの差は今でもあると思ってます。私は「東」→「西」→「東」というように日本の中を移動してきたのですが…なんか顔立ちが違うよなあ、とか雰囲気も違うよなあ、とかそう思うことはよくあります(気質の差ではなくて…見た目の印象の違い、というやつです)。
実は…そういう私の大元は「南」。両親の出身県を言うと「ああ、たしかにそういう顔立ちだよねえ」と納得されます。「西」にいた時はそうでもなかったんですが、「東」に来ると自分でも何か納得してしまったりして。こういう違いてのはどうやっても残っていくもんなような。で…コトは日本だけでもないような。他の国でもこういうのはあるんじゃないのかなあ、と。

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03/05/2005

外来種のゆくえ

以前「一転、指定へ(05/01/23)」というので書いたブラックバスの規制ですが…厚生労働省の「ブラックバスの特定外来生物被害防止法の規制対象指定」へ反対意見多数(Yahoo!:YOL)という動きが出てきました。10万件程度の一般意見が寄せられ、そのうちほとんどが指定反対、というもののようです。
…むしろ…この問題をどれだけ認識しているのかどうか、というのもあると思うのですが…バス擁護派の某芸能人があまりの誹謗中傷に耐えられず活動自粛をほのめかしたり、とこういう事態にまで来てます。

バスの外来種問題てのは…以前も散々書いたんで繰り返しませんが、簡単に言えば「価値観の問題」になってしまいます。アレは迷惑だから規制してくれ、いやアレは必要だからそんなことやめてくれ。永遠に平行線のままなわけで、歩み寄りは難しい。で、こういう状態になると大抵どっちかが「議論が足りない」と言い出しますが…言葉だけで相手を完全に納得させるというのは大変なことで(屈服させる方がまだ簡単)、いくら「議論」を重ねても、ここまでこじれた問題ならなおのこと「いい結果」なんぞ出てこないのではないか、いたずらに時間が過ぎてくだけではないか、とか。まあ、部外者はそう思ってしまったりします(完全な部外者てのは存在しませんが)。

正直この規制で一段落か、とか思ってましたが…まだまだ続きそうだ、この問題。

一方でこういう問題?も起きてます。飛騨の特産「川ふぐ」を指定から外して(Yahoo!:毎日)…「川ふぐ」て? とか思ったらアメリカ産のチャネルキャットフィッシュのことだそうで。霞ヶ浦で養殖されてるんだそうですが(こないだの鯉ヘルペスで鯉が全滅、に関係あるのかしらん?)それを飛騨に移植、岐阜の新しい名物に…と思った矢先の「チャネルキャットフィッシュ」の規制指定。…養殖開始が1994年。今から約10年前。ようやく軌道に乗り始めた頃なのに…という思いもあるでしょう。…難しいなぁ、こういう問題は。

なお「キャットフィッシュ=ナマズ」と言われてますど、ただ近い種というだけのことでなんだか違うような。あのヒレが少なくてあんまり動かず、どっか皮肉な笑み浮かべた顔ではなく…ヒレもあって結構活発に動き回ったりする「ナマズ」です。日本だとギギとかアカザとかそういうのに近いのですが。海ですけどゴンズイも。しかし…ヒレに毒があったりする場合もあるんで掴むときは注意が必要、そんな魚です。

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02/21/2005

ちょっとした異変?

博多湾で越冬しているホシハジロの群れのほとんどがオス(Yahoo!:西日本新聞)…オスメスほぼ同数、というのが「定説」なんだそうで。しかし「博多湾だけで結論を出すのは難しい」(「」内元記事より引用)というのもたしかにそうかな、と。

ホシハジロ(星羽白)は首から頭は赤(もしくは赤褐色)、胸と尾は黒、その他は銀白色というカモの一種。→Google検索:ホシハジロ
カモですがどっちかと言えば「海ガモ」というやつで、それこそ博多湾などの海にも来ますが、淡水の池にも飛来します。関東で言うと上野の不忍池なんかにも飛来する冬鳥です。似たようなのに「ヒドリガモ」「オオホシハジロ」というのもいますが、後者はめったに見られない迷鳥ですし、前者は慣れれば簡単に見分けがつくようになります。

今の時期が一番見ごろで(三月過ぎると去ってしまいます)日本で相手見つけて他で繁殖、というパターンなんですが…一体何が起きたんだろうかな、と。繁殖期に間に合うのかな…とか。

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02/14/2005

今なら36%引き!!

アメリカのベンチャー企業が「クローン猫」を発売、代金を36%引きに(Yahoo!:Kyodo)…以前は一匹あたり5万ドルだったのが3万2千ドルに値下げ、ということで。

クローン、というと明確に勘違い(笑)されている方が多いのですが、誰か(もちろん個体でも可)の細胞を取り出してそれをそのまま培養して全く同じ人間(個体)を造る…という技術ではありません。アインシュタインやらヒトラーやらを量産しよう、というものでもなく…アインシュタインやヒトラーに「なり得る」ものを造る、という技術です。
めちゃくちゃ簡単に言えば細胞の中から「遺伝子」を抜き出し、それをまだカタチになっていない卵に注入。そこから生まれたコドモが同じ「遺伝子」を持つようになる…とかなり乱暴ですが、こんなとこでしょうか。コピーするのではなく設計図だけ一緒のものをもう一回最初から作り直す、という感じでもあります。
ただし、この技術、非常にデリケートな上にまだ「技術」として確立してない、「技能」みたいなもんじゃないか…というほどにまだまだ難しいもの。例えば↑の「卵に注入」ったって簡単に注射器でぶっすり、ではなくて受け入れ側と注入側のシビアなタイミングが合わないと成功しない。しかもその瞬間の見極めがほとんど職人芸…という話まで。さらにクローンとして誕生しても短命で終わるケースが多い。一説には「老いる」とは遺伝子の端っこが少しずつほぐれていって、細胞分裂の遺伝子複製時にそこまで再現しきれなくなることであり、今のクローン技術ではそこを解決しきれていない…ということなんだそうですが、もちろんそれだけではないわけで。…やはり神の領域にヒトが踏み込むべきではない、という声が出るのも仕方ないことのなのではないか…とか思ってしまいます。

それでも技術としては未熟でも、ドリーからスタートしてしまったんでもう止まらない。国連ではヒトクローンを禁止する考えを打ち出してます。下手すると拒絶反応のない「臓器移植のためだけのクローン」とかできてしまいそうで。そもそもヒトクローンは人間なのか。臓器の集合体なのか。そういう問題まで出てくる(もう出てるかも)のである程度の規制は必要にはなってきます。
元々クローンは家畜の質向上のため…だったらしいんですが。良い品質の肉や毛を生み出す家畜を大量に、均一化して生産できる。…まあ、これもある意味「非人道的」な考えなわけで。宗教うんぬん以前に万人に受け入れられる考えではないのでしょうけど…。

で…クローン猫。それなりに売れているようなんですが…やっぱりすんなりとはいかないような気がします。…金額の問題は別として…買えるとしたら…買いますか? 猫好きの皆様?
件のネコはGenetic Saving and Clone社のサイトでも紹介されてます。なお、このサイトもちろん英語なんですが「日本の皆様へ」という項目もあって、日本語でCEOの挨拶を見れる上にサイトの日本語版(ほとんど工事中)もあります。…なんで「日本の皆様へ」なんだか、ちょっと、分かりませんが。

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02/04/2005

そういうコウモリではなく

ペルーで狂犬病にかかったチスイコウモリが人間を噛み、少なくとも11人が死亡。噛まれた数は1000~2000人以上か(Yahoo!)…なんだかヒッチコックの「鳥」ばりに吸血コウモリが大挙して人間を襲った・・・てな風にも見えますが、実はそういうことではないようで。「チスイ」ったって首筋に噛み付いて…ではなく皮膚を小さく噛み切って、そこから流れ落ちる血液を舐めとります。しかし、今回のように噛んだ時に狂犬病などの病原体が入りこむことがあるので、そういう意味では注意が必要ではあります。

血液てのは非常に栄養に富んでいて、しかも吸収しやすい「良いエサ」ではあります。
コウモリの仲間で血を吸うのは現在三種が知られています。うち二種は鳥の血を吸うのが専門なので、哺乳類の血を吸うのはナミチスイコウモリ(Desmodus rotundus)のみになります。なお、このコウモリ、自重に対して大量すぎるほどの血液を一気に体にため込むので体が丸くなり、飛べなくなります。実は通常でも「飛ぶ」より「跳ぶ」ことの方が多いという話も。しかも余分な水分(血漿とか)を排出しながら懸命に血を舐めとるんだとか…。
その他の血を吸う動物、というと身近なところでは蚊、ノミ、などになりますか。「血液」の定義を広げて「体液」にしてしまうとサシガメなどカメムシの類は獲物(ムシ)の体液を吸い尽くすんで、こういうのも入ることになりますけど…そこまでは。
鳥類でも血を吸うのがガラパゴス諸島にいます。これはカツオドリなんかから血を吸います。

今回のは「吸血」というよりも感染してしまった「狂犬病」と…現地での医療に問題があったような。
狂犬病は今は日本にはない、とされている病気です。…もちろん断定はできないわけで、どこにキャリアの動物がいるか分からないわけですが…公式にはない、と。しかし他の国に行けばまだまだ現役で恐怖な病気ではあります。
名前に犬はついてますが、犬に噛まれた時にだけ伝染するわけではなく、今回のコウモリを含めて哺乳類に噛まれた時に唾液から感染します。しばらくの潜伏期間の後に発症すると…まず助かりません。症状も水や光を怖がったり、動物じみた異常な行動を取ったりするので印象的にも大変に怖い病気です。

…現地では近代医療を信用せず患者が増えている…ということのようですが。でも「チスイコウモリ=血を吸い尽くすお化けコウモリ」というイメージのある私たちだって…似たようなもんかも知れません。例えばどっかの研究機関とかからチスイコウモリが逃げ出した…とかそういうことが起きたら。一体どんな騒ぎが起きるのやら…?

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01/26/2005

誰がカバやねん

クジラはカバと共通の祖先から進化した(Yahoo!)、と米カリフォルニア大や仏ポワチエ大などの研究チームが発表。「陸から海へ戻った動物」とされていたクジラの祖先解明が大きく進んだことになります。…100%の解明は不可能でしょうから、これでも本当に大きな進歩なわけですが…。

実際にその「祖先」とされる化石が見つかった、わけではない…ということなのかどうか。元記事では「5,6000万年前の南アジアなどに生息した絶滅偶蹄類が共通祖先と結論した」(「」内引用)となってますが。
まあ、それはある意味どちらでもいいことかも知れません。
元々クジラとカバ(偶蹄類)は遺伝子分析をした結果、非常に近い、という結果が出てたとのこと。大ざっぱに言えば「進化していく」てのは「ある種がある種へと形を変えていく」ということで、遺伝的に近い資質を持ってるってことは変化してきた元の先祖も近いということになります。変わっていった方向が違うだけで元は同じということです。
…同じ木の枝。そのうちの一本でさらに枝分かれした先が「クジラ」と「カバ(偶蹄類)」ということで。別の枝よりは同じ枝の方が近いことにはなります…ということなんですが。

実はまだまだ分からんことだらけのこういう「祖先」解明。遺伝子による研究だってつい最近始まったばかりですし。クジラのように「水に戻った哺乳類」にしても、例えばクジラよりずうっと後になって水に戻ったのがラッコなどの類。この場合、ごく近いのはイタチだ、と形見れば分かりますけど…じゃあ、アシカやアザラシは? 現行で近いのがいない場合は難しくなってしまいます。一応…アシカやアザラシの祖先はクマに似た肉食獣、ということになってますが。
なお、最古のクジラの化石は約5300万年前。アシカなんかが海に入ったのはその後の約3000万年前。しかしラッコは…約500万年前。
…まだまだホントに分からんことが多いもんです。

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01/25/2005

そりゃ、あればいいですけど

文部科学省が今後30年で実現しそうな科学技術を科学者にアンケート(Yahoo!)、「2015年までに家事を手伝うロボットが普及し、2025年までに巨大地震の直前予知が可能に(記事より引用)」ですか、まあ、そりゃあ…そういうのが実現できればそれに越したこた、ないんですが。

例えば「家事を手伝うロボット」てのは…どういう仕組みなのか。二足歩行を原則としてるならあと10年では…まず無理っぽいような。車輪を組み合わせて工夫したカタチでも、よっぽど飛躍的なコンピュータ理論とか電算処理能力のバケモンみてえな躍進とか、あるいは生体組織研究の革新的な発展とかがないと移動すらスムーズにできないような。
そして大きな問題が…人間がこなしている「家事」全てをまかなえるロボットとなると一体どれほどになるのか、と。普通にテレビとか家電を買うような感覚でンなもんが買えるということは…どっか官公庁とかからの援助とか国家規模での推進計画とか。そーいうのがないとさらに無理っぽくなるような。今から十年経って、例えばバブル景気のようなノリ?が出てくるなら…また変わってくるかも知れませんが。
大体「技術」とか「科学」とか、そういう「自分がワケわからんモノ」から逃げてしまうような連中に何ができるなのかな、と。今の技術から逃げずに、それらを空気みたいに違和感なく扱える若いもんが活躍できる…十年じゃ無理だから三十年くらい後ならまだ実現できそうな。仮にそういう「家事全てが問題なくできるロボット」を作れる技術ってのは現在でもすでにあるんだよ、だから製品化まであと十年なんだ…とか言われたとしても…ンな簡単に製品化なんかできるんかな、と。
…地震予知にしても似たようなもんなような。寸前での予知は今んとこ可能です。でも…天気予報みたいに地震予報を出せるレベルとなると…まだまだ無理だろうと。そんな中で「あと二十年したら~」て。じゃあ、現代まで連綿と続いてきてる地震予知の研究は何だったのか。動物予知やらそんなんはずっと昔から言われてたことで、最近の研究成果でも何でもない。絶対的に確実な予兆をとらえるなんて。…不可能とは言いません。ただ…難しいんじゃねーのか、と。

別に人類の明るい未来とやらを否定するつもりはないのですが。ただ…無条件に信じるのは…無理かな、と。

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01/23/2005

一転、指定へ、と

一時は見送りが決定?されていたブラックバスの「特定外来生物」リスト入りですが…ここへ来て一転、指定されることになりました(Yahoo!)。これは「特定外来生物被害防止法」に基づくもので、許可なく指定された外来生物の輸入や移動、飼育などを禁止する法律です。罰則は企業だと最高一億円。個人の場合は三年以下の懲役か300万円の罰金…結構厳しいです。施行は今年6月から。
今までちょこちょことこういうことに関しては書いてきてたんですが…これで一つの区切りになるんかなあ。ブラックバスてのはこういう「外来種」の中では最も有名かつ被害も甚大、とされてきてましたし。

環境省が当初ブラックバスをリストから外していたのは、やはりそういう業界への配慮ではないか…とされています。最も影響のありそうな種ではありますし。利権がどうたら、ってことなんかよりも打撃は大きいでしょう。例えばルアーフィッシングがこれで一気に衰退…とはいかないでしょうけど、逆にこれで食ってる人たちにとってみれば死活問題ではあります。
しかし今までブラックバスの被害にあってきた…という方々にとっては朗報なわけで。最大勢力を潰した、ようなものでもあります。そーいう環境擁護の方たちも喜んでる…かも知れません。

どっちが正しい?んだか。こういうバス擁護派、バス排除派の議論てのは結論なんか出やしませんからやるだけ時間のムダ、という声すらあります。たしかにどっちの要求も受け入れるのは不可能に近いわけで。
今回のはブラックバス指定で話題が大きくなってきてますけど…他の外来種移入とかを考えてみたら。実は結構アブナイのもいるわけで…そう考えたら法律的にはある意味正解なのかも知れません。ただ…ブラックバスに関してはこれを機にまだ何かあるのか…も知れません。今回のはあまりにもいきなりだったんで環境省の幹部が戸惑ってる、てな話もありますし。

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01/18/2005

増加傾向

あくまで「予測」なのでしょうけど大気中の二酸化炭素濃度が増えると花粉症やぜんそくが増える(Yahoo!)という報告書が米ハーバード大から出ました。最近叫ばれている「二酸化炭素が増えると温室効果が。二酸化炭素を減らしましょう」にさらに拍車をかける形になるのかどうか。

↑の内容だけで全部を推し量るわけにはいきませんが。
実際に欧米でも花粉症はある、ということは知れらていますが(たしか…寄生虫絡みによる花粉症の数増減、てのはドイツの学者が言ってたような)日本だと一般的なスギ花粉はどうなのか、とかあるのですが…。
都市部てのがミソなのかなあ、と。たしかにヒートアイランド現象やら何やらで気温が上がってしまうのはどこでも同じなわけで。そこから大気汚染→ぜんそく、花粉量増加→花粉症…と。そこへさらに温室効果による温暖化が加わると…たしかにやばそうな。

予測…となってますんで、いきなり今年とか来年から都市部で花粉がじゃんじゃか飛びまくったりぜんそくが大流行したりする…ということではないのですが。でも気になりますわな。
やっぱり何かが変わってきてる…のかも知れません。

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12/25/2004

また衝突?

サンタさんは無事に世界中を巡っているようで。これを書いてる現在はアメリカのコロラドスプリングス。そろそろ旅の終わり、らしいのですが…。
このところ増えている「小惑星の地球墜落」報告。今回は25年後に300mの小惑星が地球に衝突するかも(Yahoo!)…というもの。サンタさんが捕捉できるくらいなら小惑星も捕捉できる、ということ(オイオイ)のようで。

実際一昔前と比べると色々な、様々な技術は格段に進歩してきています。一旦開発された技術ってのは、誰かの「使いたい」という欲求があるかぎり進歩を続けます。逆に「誰もいらねーよ」状態になってしまうと、即座に廃れてしまいます。消滅してしまう場合も多いです。
そんな中での宇宙関連の技術。
簡単に行ける場所でもないので昔から「見る」技術は発達してきました。肉眼から道具を使うようになり、さらにただ空を見るだけではなく例えば暦など。関わっている年数が多いせいか様々な事柄に影響してきました。近代以降になるとさらに「見る」「観察する」技術が進歩してきてます。そして最近は…。

小惑星もそうやって多数発見されてきてるんだとか。数年前なら見つからなかっただろう小惑星でも最近は見つかったりします。そうなるともちろん軌道を計算。どんな風に動いているのか、地球との距離は…て計算してくと「わぁ、ぶつかっちゃう」というのがいくつか出てくるわけで。ということはぶつからないのもそれより多く、無数に見つかってるんでしょう、実際は。

でも本当にぶつかるのかどうかは…結構調査結果が流動的?だったりすますんで、これは分からない。ぶつかりゃ、程度の差はあれ被害が出てしまうわけですが。でも結果的にはぶつからないてな場合が多いような。
今回のも「25年後」ですもんねえ。それこそ技術が進歩しちゃって今より格段に精度が上がりゃ「やっぱぶつからないね」で済むのか。あるいは…。

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12/14/2004

流星

ふたご座の流星群が昨夜、見頃だったとのことです(Yahoo!)。…見たかったなー…。

流星群、と言えば流れ星が多数流れる状況として知られています。特にこの流星群は流れ落ちる速度がちと遅い、ということで。極早朝…と言うか日の出前の午前三時とかが絶好のチャンスだったんだとか。…えーまあ、事情があって見れなかったんですが。あははは…ちくしょう。

「ふたご座」という名前がついていますがカストルとかポルックスから隕石が降ってくるわけではありません。「ふたご座」の「方向」に流星群が「見える」というだけのこと。黄道十二宮とも呼ばれる、いわゆる「星座占い」で使われる12の星座やその他星座は各国で方向の道しるべとして使われています。その方が万人にも分かりやすいですし。その昔中国や日本でも今の星座とは違う呼び方(結構色んな民族で様々な、たくさんの呼び方があったそうな。そりゃそうだわな、夜になりゃ輝く星ですもの)してましたが…その辺は、まあ…。
残ってはいますけど。曜日の名前とか。

ま、いずれにしてもいわゆる天体ショーてのは嫌いではありません。むしろ好きな方なんですが…なんでだろ、テレビのニュースとかで報道されるくらい有名かつ大規模なのになると必ず「見れない」もしくは「見てない」状況になってるような。昔、昔のガキの頃とは違うからかな…。

なんかさびしいような気もしますが。…まあ、そんなもんかも知れません…。

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11/17/2004

昔の忍者ではない

バジリスクの水上歩行を解明…米ハーバード大の研究チーム(Yahoo!)その様子(Yahoo!)

「バジリスク」というと知ってる方が二つに分かれてしまうかもしれません。一つはいわゆるファンタジー系で、もう一つは現生の爬虫類で。
ファンタジー系の「バジリシク」というと…幻想図書館:バジリスクという感じで、いくつか違いはありますが「毒を吐く」「二本足で立つ大きなトカゲ」「相手を石にする」というのがキーワード。コカトリスと似ている(あるいは混同)される場合もあります。…こっちはトカゲ、あっちはオンドリ、という見た目の違いがある…という見方もありますが…。
大抵はおどろおどろしい姿で描かれてます…ってまあ、ゲームのいわゆるRPGなんかでは「敵」扱いの場合がほとんどなんで…そっちの方が当然と言えば当然、ですか。結構強い場合も多いです。そりゃ、毒を吐いたり石化させられたりしますんで、イヤな「敵」にはなりますわな。

一方、現生の爬虫類となるとこういう感じで→gooペット、なかなかにカッコイイ爬虫類ではあります。…で、研究というのはもちろんこっちの方。このトカゲは水上を走ることで知られています。敵から逃げるためだろう、ということになってますが(他に…?)その姿は往年のエリマキトカゲが走る姿(古っ)に似て、どこかユーモラスではあります。走り方が似ているので当然、…ですか…。
「水の上を走る」基本は「沈む前に残っている足を出す」です。…昔の忍者、ですな。
これは体重が軽いためこういう芸当ができます。つまり自重の一割増しほどの力で水面を「垂直に」キック、そして水を掻いて、再びキック…という流れ。人間がやろうとしたら一歩目で沈みます。
…実はとあるマンガで「これを応用すれば空中を歩くこともできるっ」というのがあったりしたんですが(ちょっとマニアック?なマンガ:作中でもネタ扱いでしたけど)…まさかンなことはできません。一歩目で空中に浮くことができたら…できる、かも、知れませんが…。

なんかに応用できないかな、とか思うのですが。例えば「水上歩行のできるロボット」とか。ヤモリのファンデルワールス力だって応用が研究されてるんですし、こういうのもいずれは実現しそうな…そんな気がしてます。

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10/25/2004

5300年の幽囚

「アイスマン」という名称をご存知でしょうか? 某保険調査員兼考古学者のマンガに出てくるランナーではなく、オーストリアとイタリアの国境付近の雪山で1991年に発見された氷漬けのミイラ?です。→アイスマンのDNA鑑定(関西医科大学法医学講座)

通常の、古代エジプトなんかのミイラとは違い、「遺跡」として当時の風習などを探る資料として現在でも研究が続けられています。こういう場所だったので…当初は「餓死したのでは…」「行き倒れになったのではないか」などと推測されていたそうですが、今は恐らく背後から射られた矢が原因で死亡したのではないか…とされているとのこと。他にも様々なことが分かってきています。成果によっては色々な事実が解明されていくでしょう。
現在、アイスマンはDNA鑑定によって判明した自身の故郷、とされている地域の特殊な冷凍庫の中に安置されているとのことです。

さて…このアイスマンを発見したのはオーストリアのヘルムート・ジーモン(シモン)氏。氏は1991年当時、奥さんと一緒に山歩きをしている最中にこれを発見、通報したとのことです。その時は誰もまさかこれがそんなに古いものだとは思わず…10年ほど前の遭難者の遺体だと思っていたそうです。

しかしこのジーモン氏は今年10/23にオーストリア国内のバードホフガスタイン近郊で登山中、滑落死が確認されたそうです…。

書籍:アイスマン―5000年前からきた男

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10/19/2004

…ウコンも?

胃の調整などに効くとされているウコン(Yahoo!辞書)、呑みすぎた後なんかにもいい、とも言われてますが。身近なところではカレーの黄色はターメリックという染料?で、これはウコンのこと。
で、最近の健康ブームでこのウコンももてはやされているのですが…そのウコンが原料の健康食品摂取が原因とみられる肝臓の障害が(Yahoo!)…1996年以降で一人死亡、十数人が因果関係を疑われる肝障害、とのこと。

別にウコンを摂ったら即肝臓が悪くなる…というわけではありません。実際、他のこういう漢方系のものの中でも安全性が高い、と言われていたようですし。
ただ…以前、今でも話題の「カテキン」、これも大量に摂取すると逆に健康によくない、という説が出たこともありました(…今は…どうなったんだろう)。豆乳やら黒酢やらも同じような気がするんですが…「コレが体にいいらしい」と聞くと大量に買い込んで狂信者のごとく摂りまくる人たちがいるのは事実です。適量、というのは何にでもあります。何事も過ぎては意味がなくなるわけで。

今回のウコンの件はどういう状況だったのか、詳しいことはちょっと分かりません。大量に摂取した結果だったのかあるいは体質的に合わなかったのか。アレルギーの可能性もあるということで、まだまだ解明されたわけではないようです。

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10/14/2004

龍のたべのこし

日本では2年4ヵ月ぶりとなる部分日食が各地で観測されました(Yahoo!)。…こちらも(Yahoo!)
あちこちで見られたらしいのですが、あいにくの天気。それでも東京でも観測されたりしてました。

ご存知のように「日食」とは、地球を照らしている太陽の光を月がさえぎることによって起きます。
太陽→月→地球
の順(むしろ並び?)になると日食が起きます。ちょっと順番を変えて
太陽→地球→月
となると今度は「月食」になります。どちらも今はいつ起こるか、どんな形か…などは完全に計算されてます。

実は結構古くからこういう天文現象を含めた研究ってのはなされていて、江戸時代の日本でもやってました。…なんでかってぇと、「暦(こよみ)」を作るためです。今の太陽暦ではなく当時は月を主とした太陰暦。調整がちょっとやっかいなもんで常に細かい修正をしないといけないわけですが。
で、この「改暦」を担当していた幕府天文方…江戸時代後期に高橋作左衛門という人物がなったのですが…この人の弟子があの伊能忠敬。天文学からさらには測量へと繋がって…。

…なんだか話がずれちまいました。いかんいかん。
さてタイトルの「龍のたべのこし」ってのは古代中国だかどこかでは「日食は龍が食べてしまうからだ」と言われていたそうで。残ったのが今の太陽なんかい、と…。
天照大神の岩戸伝説も日食のことではないか、とか言われてますし。日食ってのはあんまりよくは見られてなかったの…かも知れません。まあ、たしかにあんまりいいイメージではありませんが。皆既日食だといきなり暗くなりますし、部分日食でも薄暗くなってきたりして。
そー言えば日食や月食がいつ起こるか、ってのはすでに解明されてるんですけど…じっくりと見たことがないような。次回は時間見つけてゆっくり見てみようかなあ…とか。

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10/06/2004

新属認定

琉球大学大学院の研究班が奄美大島でサワガニの新しい「属」を確認、国内では9年ぶりとのこと(Yahoo!)。ちなみに「属」とは生物を分類する際の「種」のすぐ上となる分類位置です(属の上が「科」、その上が「目(もく)」)。人間の「ホモ・サピエンス」なら「ホモ」の部分が「属」名となります。

こういう分類の変化、というのは結構あるのですが、何せ相手が相手だけに間違い?勘違い?なども結構あるわけで。場合によっちゃちょっと前にようやくできた「新属」があっさり消滅、なんてことにも。もちろんこれは「属」に限ったことではなく「種」や「科」でも起こります。例えば…これは「種」ですけどイワナという魚がいます。これが海へ下ったり(降海)すると「アメマス」になるのですが、このことが知られていなかった時はこの二つは別種扱いでした。むかぁしの図鑑なんかだと違う種として載ってたりします。あるいはペンギンは今ではミズナギドリ「目」ですけど(…だよなあ、合ってる…よなあ…汗)その昔は「人鳥目」でした。なんかこっちの方がそれっぽい気もします。
その他、最大の分類である「界」も。これは以前は「動物界」「植物界」だけだったのですが、三つ目の「菌界」も使う場合もあります。

しかし最近では遺伝子を調査してその結果から比較、という手段がとられるようになってきてます。犯罪捜査なんかにも使われる遺伝子調査ですが、こういう場合にも使われてます。
これだと外見上の徹底的な比較だけでは見えなかった違いや似てる部分が見えてきます。要はその種なら種、特定のパターンを見つけ出してそれに似ているパターンを探す、ということのようで。進化してきたということはどこかしら同じ部分があって、その部分をきちっと証明できれば…てことは似ているとされている「属」全部の「種」の遺伝子を調査、そして比較。あるいは似ている可能性のある「属」の方も…。
…こういう地道な作業の積み重ねで今までの様々な発見がなされているのは事実です…。何事も簡単にはいかないようです…。

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09/23/2004

知識と受験?

小学生の四割が「天動説」を支持(Yahoo!)に対して文部科学省が指導要領には問題ないと反論(Yahoo!)

ことの起こり?は国立天文台が小学生4年生~6年生を対象に行った聞き取り調査の結果で、例えば「太陽は東と西どちらからのぼるか」「月の満ち欠けはなぜ起きるのか」「太陽と地球、どっちがどっちを回っているか」という問題。これに二択や三択で回答してもらう、というもので。それが極端に「おいおい」な回答をした生徒が多かった、と。
…たしかどっかのテレビ番組か何かがこれを受けて大学生にも同様の質問して、何割かが間違ってたとかやってました。結局のところ「学力不足=指導する側の不備」という指摘をしたかったようでしたが。いつものように「学問は受験のためにだけあるのではない」とかのたまうセンモンカを出演させたりして。
今回の文部科学省の反論は「ウチはきちんと教えている」というもので、極論を述べることを許して頂くなら「きちんと授業を聞いてなかったやつが悪いんじゃ」ということ…になるのかな、どうかな。

ただ、問題はそう簡単なことではないと思うのですが。

コレは単なる「知識」の話なんで、「こんなことも知らないなんて、教える側が悪い」「教えてるのに知らない方が悪い」てな問題ではないような。あのシャーロック・ホームズも地動説は知らなかったほどですが(ワトソン博士から聞いて「すぐに忘れなくちゃ。余分な知識は必要ないからね」と言ってましたが)、教えりゃ誰だって覚えます。必要なら。
今現在こういう「常識程度の知識もないなんて」的な問題が出てくるのはその知識が「必要ない」からではないでしょうか。受験中心の科目がどうたら…って言い方もできますけど受験でも何でも「必要だから」そういう科目が重視されるわけで。「必要ない」とされた科目や内容は廃れて当たり前なような。
またぞろ例を出しますけど、明治あたりの授業は英語などの外国語が多かったそうな(もちろん初等教育の場ではないです)…なんでかって言うと外国語の教科書が多かったから。後に国産の教科書が出てきて外国語の授業は数が減った、と。

やるんならもっと根本から解決をしないといけないと思うのですがね。受験中心をやめさせて柔軟な発想を備えた知識を学ばせたいのなら、例えば思い切って受験を廃止してみる(一部、一芸入試とかそういう試みがあります)とか。どういう程度の「豊かな人間」を育成したいのかは分かりませんが、様々な方面の知識を備えた人間にしたいのなら今の専門極化した学問体系を見直してみるとか。
色々手はあると思うのですが。ただただ毎回毎回おんなじ文句垂れ流すだけなら誰にだってできるんですけど…。

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09/05/2004

養殖ですが

近畿大水産研究所が世界で初めて完全養殖のクロマグロを出荷する、と発表(Yahoo!)しました。「完全養殖」ってのは卵から成魚まできっちりと面倒見た養殖ということで、幼魚や若魚をとっ捕まえてきて成魚まで育てる養殖よりも当然のことながら手間がかかります。…例えばウナギとかは主に後者になります。これも完全養殖での出荷はまだまだ難しいような。

養殖は海産資源の保護や安価な供給のためには結構有効な手段なのですが、どうもイメージがよくない。…実際とある食い物漫画などではボロクソにけなしたりしてましたが。最近のは技術の大幅な進歩によってそうでもなくなってきてると思うのですが…。それでもなんか「まがいもの」みたいに思われているのは事実なわけで。
商品の産地表記では「養殖」よりも「天然」の方が珍重されます…ってまあ、当たり前か。天然の方が数はすくねーわけですし。

そんな状況なわけですが、実はちょっと前から「マグロが食えなくなる」という噂があちこちで流れています。
あながちウソとも思えないのは…マグロの個体数の減少(どの魚でも減ってますが。北氷洋のタラとか…)と、そしてそれを受けて世界的にマグロを禁漁にしよう、という動きがあるから、とされています。禁捕鯨と同様の動きだ…という話もありますが、これはどうなんだか。
しかし「禁マグロ」の動きがまったくない、というわけではない、というのは事実。

そこでこの完全養殖ってのは非常に有効になってくるのですが。でも…もし養殖物が普通に店頭に並ぶようになったとして…売れるんだろうかなあ…変に小金持ちになってる今の日本で…と。

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09/03/2004

ナゾの電波

うお座とおうし座の間の方角から、今までの天文現象とは違う電波を受信(Yahoo!)。…知的生命体(いわゆる宇宙人)からのメッセージ…とか…?

受信したのはプエルトリコのアレシボ天文台(アレシーボ天文台)。ここはかなり以前からこういう「外宇宙からの電波受信」研究に使われてきた施設で、逆に電波を宇宙へ向けて送信したこともあります。あれはどうなったんだか。まあ、仮に「返事」が返ってきたとしてもスゴイ時間がかかってしまうわけですが。
以前にも書きましたけど、宇宙のことを探るにはこういう「電波」を受信して解析、という方法が一般的(つーか他にあるのかってーと…直接持ってくるわけにもいかないし…)なわけですが、これが数光年ならまだしも数十、数百、数千光年とはるか彼方になってしまうとものスゴイ微弱な電波になってしまったり。

今回は三回、こういう電波が来てたとのこと(現在は休止してるそうですが)。
…即座に「宇宙人だぁ」と言い切れるわけでもないんですが…何か未知の天文現象かも知れないわけで…でもなんだか期待はしてしまいます。…何が発信したんだろうかなあ、と。

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08/20/2004

はくれん不調

ハクレン=魚の名前、と出てくる方は魚が好きな(見るのも食べるのも釣るのも)方か…あるいは利根川のことをよくご存知の方でしょうか。そろそろ利根川流域の栗橋町では、ハクレンが豪快にジャンプする時期です。→栗橋町観光協会
しかし今年は…ちょっと変、なようです…(Yahoo!)

ハクレンとは元々中国に生息する魚で、現地では重要な蛋白源でもあります。英名では"Carp"という名がついていますが、見た目はいわゆる「鯉」とは違うような。体高もそれなりにあって、大きさも1メートル越えたりします。顔つきは、どこか大陸風?などっしりとした顔つき。
それが戦前にソウギョ、アオウオ、コクレンといった魚と一緒に(むしろハクレンが主?)中国から移入されてきました。こういう例は他にもいくらかあるわけで。現在問題になってきている「外来種」もほとんどがそういう「蛋白源」もしくは「産業育成(毛皮とか)」などの目的で日本に入ってきてます。
しかしこのハクレン、結構あちこちの川に放されたそうなんですが定着して繁殖したのは利根川のみ。
実はハクレンには上流で産卵して、卵がしばらく川で流されてから孵化する…という習性があります。中国のでっかい川ならまだしも短い日本の川では卵が海まで行ってしまいます。唯一、利根川だけがその長さで間に合った?とのこと。

さらになぜか産卵期に豪快なジャンプをかます習性もあります。これはまだ理由も分かっていないんだそうですが…群れで移動するので、何かに驚くとそのパニックが他の個体にも移るのではないか…とか。しかしまだまだ不明。
でも1メートルはあろうかという魚体が数匹、いや数十匹単位でばんばんジャンプするんですからこれはそんなに見られる光景じゃあない。日本の淡水魚で団体でこんなことするのはいませんし。人々の関心をひきつけてきたのも無理はないでしょう。

が…今年は謎の大量死からジャンプもちらほら。気候の影響とかもあるんでしょうか。あるいは他の原因が?
来年はあの絶景、見れるといいんですが…(直接見たことはないんですけど…テレビのニュースとかでやってたんで…)。

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07/08/2004

世界最小のさかな

オーストラリア・クイーンズランド州で1979年採取された魚を世界最小として発表(Yahoo!)。
なんだか魚の話題が続いてますが…世界最小の魚ってことはセキツイ動物でも世界最小、ってことになります。

この魚は「スタウト・インファントフィッシュ」、重さ1ミリグラム、体長オス7ミリメス8.4ミリ。これまでの最小が8.6ミリの魚でしたからそれよりも小さい。しかし1センチもない成魚というのも…それに寿命も短いです。
写真で見るかぎりでも…どんな魚が近いのだろう?、と。なんだかシラス干しが一番近いんではないか、大きさもそれくらいだし…とかヘンなことまで考えてしまいます。

基本的に動物ってのは体の構造が単純なほど(…決して悪い意味ではない)体が小さくなる傾向がある、とどっかで聞いたことがあります。逆の例で言えば「巨大昆虫」…映画などで時折目にするヒトの身長どころか数メートルにまで達するような昆虫…ってのはまずあり得ない。
もちろん今の昆虫の体の構造を一切変えずにそのまま大きくしたら…ってことですが。一番ネックとなるのは呼吸器官でしょうか。昆虫ってのは「気門」から空気を取り込んで、それを細胞間の伝達で行き渡らせてます。ヒトのように血液などで循環させてるわけではない…これだと一定以上の大きさがあるとうまく機能しないんだとか。
まあ、そういう機能をいくつか改良すれば実現は不可能ではない…ってどこかで造ってるわけでもないんですが…。

一応今現在最も身体の機構が複雑なセキツイ動物だと、たくさんの機能が満載されてるもんで…あんまり小さくならないってことなんだそうです。(もちろん未発達な幼生は別ですが)そんなわけ?での世界最小のセキツイ動物。ギネスブックへの登録も検討中なんだそうです。

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07/03/2004

…恐竜ではない

石川県白峰村の中生代白亜紀前期(約1億3000万年前)の地層から、は虫類の化石が発見されました(Yahoo!)。→写真(Yahoo!)
これはヘビ類の祖とされているドリコサウルス類の化石で、これまでヨーロッパで発見されていた(約9900万~6500万年前)モノよりも古く、ヘビの「ヨーロッパ起源」を「アジア起源」に塗り替えるものではないか…と。この「ドリコサウルス」は口先から尾まで真っ直ぐな体を持ち、脚は小さく横に張り出している程度。ヨーロッパでは海辺から発見されていましたが、今回のは淡水域からの発見。そういう意味での研究も今後期待されています。

…このニュース、最初テレビで見たんですが。
「古代のは虫類」だの「世界最古のヘビの祖先の仲間の化石」だのなんだかどこか曖昧?な解説。…なんでだ? と思ったら、これ、いわゆる「恐竜」ではないのですね。すぱっと?恐竜でくくれないわけです。
「恐竜=恐ろしい竜」という意味とされ「なんだかでっかくてどこかオソロシゲなは虫類」というイメージですが、この「恐ろしい」という意味も、最初に「恐竜」と名付けたリチャード・オーウェンが意図したものではなかったようで恐竜の楽園)。

じゃあ何が「恐竜」か? というと定義がいくつもいくつもあるわけですが…こういう見方が一番それらしい?かと。
「直立歩行するは虫類」
「直立歩行」というのは「脚を真っ直ぐ下に伸ばして歩く」という意味で、現在のワニやトカゲのように「這いずりまわりながら歩く」「脚で踏ん張って歩く」のは恐竜とは呼べないわけです。…今現在生きている生物の中で…そういう意味に一番近いのは…やはり、鳥、ですか。

これだとドリコサウルス類のような「脚はちょろっと横に張り出している程度(テレビの復元画より)」は恐竜にはならない…と言えてしまいます。…もっと広義で見れば恐竜だ、なんてことも言えないこともないんですけど…。さらにはフタバスズキリュウなんかの「海竜」も「恐竜」とは言えないわけで。何せ歩いてませんから。

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07/02/2004

バチヘビ

兵庫県日高町でツチノコ?と見られるヘビを発見(Yahoo!)。
…ツチノコ、と聞いて「懐かしい」と思う人もいるのではないか、と。

ビールビンのような太くて短い体ですが、そもそもは「ヘビの一種」とされていますツチノコ。江戸時代の「和漢三才図会」にも「野槌蛇」としての記載があったり、明治には希代の博物学者南方熊楠も「ノヅチ」として言及していました。
その後、1970年代にはいわゆる「ツチノコブーム」まで起きたりしてます。
「釣りキチ三平」で有名な矢口高雄の「バチヘビ」(矢口高雄公式サイト)が1973年、藤子不二雄のドラえもん「ツチノコ見つけた!(初出:小学六年生:1975.3月号)」と「ツチノコさがそう(初出:小学五年生:1974.5月号)」…などなど。

矢口先生の方はご自身が幼少時に見た「バチヘビ(ツチノコ)」が題材。実際には読んでない(どっかでちらっと見たような気もするんですが)のですが…「ツチノコブーム」の火付け役とも言われている作品です。
一方、藤子先生の「ドラえもん」に出てきたツチノコ。「ツチノコ見つけた!」は読んだ記憶があります。ドラえもんの来た未来ではツチノコはペットショップで買えるほどメジャーな生き物になってます。しかも発見したのはなんと剛田武…ジャイアン。じゃあ先に見つけてやる…ってな話になって…。
このお二方(正確にはお三方)はあまり表向きの交流はなかったようなのですが(…あ、矢口先生はどっかの何かの後書きで、娘さんに「お父さんのマンガどう思う?」って聞いたら「ごちゃごちゃしてて読みにくい」と言われて「藤子先生のように見やすい絵の方がいいのかな…」と書かれてたような)それでもほぼ同時期に同じ題材。…探せばまだまだ他にこういう事例はありそうだ…。

でも…どうなんでしょう? 今回のコレで当時のようにブーム再燃、となるのかどうか。あるいはやっぱり「ツチノコは謎のままだからいいんだよ」てなお約束?な展開で終わってしまうのでしょうか…?

マンガ:幻の怪蛇バチヘビ 講談社漫画文庫―矢口高雄自然シリーズ

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06/26/2004

朱鷺のことなど

新潟の佐渡トキ保護センターで現在トキの自然繁殖が順調(Yahoo!)、とのこと。

トキといえば…わずかに生き残っている中国は陝西省から数羽が日本へ…昨年最後の日本産「キン」が死亡…という経歴をたどってきています。かつては日本全国のみならず東アジアではごくごく当たり前の鳥。急激に絶滅へと進んだ例として、ドードーやリョコウバトと共によく引き合いに出される鳥ではあります。
…実は現在、佐渡には52羽のトキがいます。…意外と多そうですがほとんどが「人工繁殖」というやつで卵の時点で親から引き離し、人間が巣立ちまで面倒をみる、というやり方です。この方が事故などでヒナが死ぬ確率もぐんと減ります。絶滅しかかってる動物の数を増やす有効な方法の一つです。

特に鳥の場合…卵を簡単?に増やすことができます。
親鳥が卵をうむ→そっと一つだけ巣から取り出す→親鳥、一つ産み足す→取り出す→産み足す…
…と、なぜか卵が減ると産み足す習性があるんだとか。もちろん全部の鳥がそうするわけでもなく、明らかに親鳥の負担が増えるので(卵を産むってのは大変な労力が必要)永遠に続けるわけにもいきませんが…たしか、トキじゃないんですが…30何個産ませたとかそんな記録がどっかにあったような。
まあ、これはあくまで一例ですが…。とにかく数は確保できるやり方でもあります。

「ボトルネック」という言葉もあります。急激に数が減ってしまった生物は種としての多様性が失われてしまう(ビンの口のように将来に対してすぼまってしまう)ので、順応性に欠けてしまってなかなか元に戻らない、もしくは非常に困難になってしまう…という意味です。数を増やす、というのはこれに対抗する手段の一つ。

しかし本音は「自然繁殖」が望ましいわけで。数を増やして野に返すのならなおのこと。
今現在オスの優優(ユウユウ)とメスの美美(メイメイ)の元で孵化・養育されているとのこと。もっと増えていけばいいなあ…とは思うのですが。朱鷺、という鳥はとても綺麗な鳥なもんで…直接見たことはないんですが…。

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06/19/2004

害草の有効利用

ホテイアオイ、という水草があります。
魚を飼ったことある方や庭に池などがある方ならご存知ではないかと。濃い緑色の葉っぱの付け根が浮きのようになっていて、根を水中に垂らしながら水面をぷかぷかと。紫色のどこか儚い花も咲きます。…自身から株分けするように増えていくのが特徴で、茎を伸ばしてどんどん増えていきます…。
売ってる場合もあります。一株百円するかしないかほどですか。
このホテイアオイを利用して河川の浄化をしよう、という取り組みがあります。(土浦市)

水が汚れている…というのはどういう状況か、と言うと水中に窒素やリンが増えてしまった…というのが一般的です。そして雑菌が繁殖して悪臭の元になったり透明度が下がったり。いわゆる「富栄養化」というやつです。…他にも無数の「キタナイ水」という状況はあるのですが、窒素やリンが増えると誰の目にも明らかに「キタナイ水」になります。
ホテイアオイにはこの窒素やリンを取り除く能力があり、とても優れたものです。が、何しろ繁殖力がハンパじゃありません。例えば水質の悪くなった池に投入→たしかに水質は改善される→でも水面全部をホテイアオイが覆い尽くす→池の生物が死んでしまう…というパターンは日本だけではなく世界中にあります。
他にも冬になって枯れてくる→全部腐って悪臭を放つ…なんて場合も。これじゃあんまり意味がありません。

そこで計画的にホテイアオイを投入・回収する必要があります。
土浦市の場合は霞ヶ浦に注ぐ新川が舞台。ここにホテイアオイを投入して回収。回収したのは畑の肥料にしてしまいます。この回収後のホテイアオイ、例えば家畜のエサなんかにも使えるんだそうで。そっちの方へまわす、という選択肢もあります。
茨城県と共同で着手したのが1987年。1990年からは土浦市単独の事業になりました。それから現在までの間、大量の窒素やリンが除去されてます。
どんなものでも上手に活用すればきちんと成果は出る…という好例の一つだと思うのですが。

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06/16/2004

なんかの前ぶれ?

福岡県の海岸でサケガシラという魚が相次いで打ち上げられ、話題になってます。(Yahoo!)サケガシラ?(UODAS)
本来は深海魚(200m程度の深さに生息)。日本海でも太平洋でも結構広い範囲で生息してるようなんですが…棲む場所が場所なだけに人目に触れることは少なく、たまに網にかかる程度で、こういう浅いところで見ることは極めてまれなことなんだとか。
この魚の近縁種にリュウグウノツカイという魚がいます。これももちろん深海魚なわけですが、これが姿を見せると何か大変なことが起きる…と言われています。あの関東大震災の時もこの魚が打ち上げられた、という話をどこかで聞いたような。
…サケガシラも同じような何かの前ぶれ? なのかどうか。和歌山でも数年前から何度か見つかっているそうです。

さらにサケガシラに近いフリソデウオも姿を見せました(中国新聞)。こちらは山口県で、泳ぐ姿が撮影されてます。

…やっぱり何か起きるのかどうか。天変地異の前の動物の異常行動(例えばナマズが暴れると地震が起きる、とか)ってのは以前から指摘されてきたことなんですが…どうなりますやら???

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06/13/2004

36年ぶりの命名

フタバスズキリュウ、という古代の海生爬虫類の一種がいます。1968年、現在の福島県いわき市で当時高校生だった鈴木直さん(現在52)が双葉層群(白亜紀)で発見、当時国立科学博物館主任研究官だった長谷川善和さん(現在74・群馬県立自然史博物館長)らの研究によって日本にも大型の爬虫類がいたことが確認されました。
このことがきっかけで一種の「化石ブーム」が起きたりして。そー言えば「○○のひみつシリーズ(学研)」の中の化石関連のでこの話もあったような。「フタバ」は見つかった地層名、「スズキ」は見つけた鈴木さんから、と。

で、そのフタバスズキリュウですが36年ぶりに命名されるんだとか(Yahoo!)。…和名じゃなくて学名ですが。

「フタバスズキリュウ」というのは基本的に日本国内でしか通用しない名前なわけでFUTABASUZUKIRYUとやっても知ってる外国人には分かっても…日本語知らない人には分からない。そこで学名という全世界共通の名前があります。
もちろん細かい制約がたくさんあるわけですが、一般的には二つの部位からなる、ラテン語の名前をつけます。(属名と種小名:あくまで一般的にはこの二つを連続して呼んでいる、ということで…)これは動物だろうが植物だろうがやり方は同じで、さらに界>門>綱>目>科>属>種と階層をなして分類・命名されていきます。
…それがフタバスズキリュウの学名は今まで "Elasmosauridae gen. et sp. indet" でした。「なんだ、学名あるんじゃないか」と思われるかも知れませんが "gen. et sp. indet" ってのは「属種未確定」ってことで、属の上に位置する「科(普通は省略されてる)」である "Elasmosauridae" には属してるけどその下はまだ決まってないよ、種としての国際的な名前もないよ…という状態だったわけです。

学名をつけるには論文を発表する必要があります。しかし…色々と事情があったようで。ようやく長谷川館長が論文を完成、今年夏にも海外で発表できそう…とのこと。
長谷川館長曰く「大きな宿題がようやく片付きそうだ」とのことです…。

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06/12/2004

のろいの人形

…かも知れないモノが京都で発見されました(Yahoo!)。…正確には人形(ひとがた)ですが。
京都市右京区西院西溝崎町の平安京跡から木製(杉)の男女?二体の人形。どちらもこの時代にしては珍しい立体的な造形で、当時のことを知るよい資料…となるのは、まあ、現代からすれば当然ですが…両腕、とされている部位がはずれていて、近くで見つかったそれを修復してみると後ろ手に縛ったようにも見える…。
男?とされる大きい方は20センチほどで、女?とされる小さい方は15センチほど。名前と見られる文字もそれぞれ本体から見つかった…とのこと。
発見されたのは前述の地域の「井戸」の中から。…井戸ってのは生活に密着してたせいか、結構ヤバめなお話が多いもんなんですが。そういう印象のせいでもないのでしょうけど、今回の人形は「男女の仲を裂くための呪いの人形」だったのではないか、と。

人名漢字に「呪」が入る、かも、知れない(Yahoo!)昨今なわけですが。それにしても本来はどういう人形だったのか。本当にそういう呪い的な目的で使われたのか。あるいは別の…? 最低限なんらかの人の手が加わってるのは間違いないわけで、そう考えると今も昔も変わってないような。何らかに願いを託すのは現代でもよく見られる情景ではあります。
それなら…むしろ呪ったり呪われたりってのは当たり前の姿? なんて突拍子もないことも考えてみたり。…いや、でも…呪われるのはイヤかなあ…と。「呪」と「祝」は共に神に祈る人を表していて、実は同じ語源だ…なんて説もあるそうですが。

この人形、京都で展示されるそうです(6/11~6/27)(財団法人京都市埋蔵文化財研究所)

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