10/19/2020
新しい「絵」
「ナスカの地上絵」新たに発見(Yahoo!:ANN)。ネコ科の動物のもの、と見られる地上絵であります。
→ナスカの地上絵(Wikipedia)
古来から存在していて、様々な動物や紋様が地上に描かれてあることで知られていますが・・・一般に知られるようになったのは1940年代以降で、航空機による視認がないと分からんほど大きな「絵」であります。
それほどに大きなのを一体なぜどんな理由で・・・? というのは今でもはっきりとは分かっていません。収穫祭や呪術的な意味合いから宇宙人との交信説などなど(個人的には某NHKアニメの「航空機発着施設」というのを推したいところですが)。
描いた方法も・・・別に空から見下ろさなくても描ける方法もあったりするので、まあ・・・実際のとこは分かりませんが・・・別に空飛ぶ技術がなくても描けていたんでは・・・というのが最近の定説であります。
実は最近でもちょいちょい?新しいのが見つかっていたりします。・・・ただ、描いた時期、というのが未だにはっきりしていません。紀元前200年から紀元後800年のナスカ文化の時代を中心に前後数百年くらいの期間か・・・? といったところであります。
恐らくは最初の「絵」が描かれてから最低でも千年は描き続けられていた・・・と、そういうことなんでは・・・と。
そのためか前期?と後期?では画風に明らかな「差」が見てとれます。技術がどんどん進歩していった、ということなのかも知れません(あるいは全然違う人たちが描いたとか)・・・現地は乾燥した大地のため風化や劣化が激しく、昔の「絵」ほど分からなくなってきています。そして・・・そういう「絵」ほどこう言っちゃ何ですが「ヘタ」と。
・・・今回のもネット上では「ガセなんじゃ?」「誰かがイタズラで描いたんじゃね?」「コラか?」と様々に疑念が起きていたりします。・・・まあ・・・なんか分からんでもないですが。ただ・・・ちょい前に見つかったやはり埋もれていた「絵」もなんか・・・今回のに似てるような気がするんですが・・・さて・・・?
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10/18/2020
かつては禁止されていた
まき餌釣り禁止・・・東京、茨城、福井にだけ残る規制(Yahoo!:福井新聞)。その福井では12月から解禁、ということになったようであります。実際は・・・規制はあって無きようなものなようで。そういう規則がある、となっていても黙認されていた、とのことであります。
細かいところでは兵庫や秋田にも一部規制はあるんだそうで。が、「全面規制」は↑の一都二県だけ、とのことであります。
まき餌、というのはエサに直接付けるのではなく。上から餌をばら撒く、あるいはばらけさせる釣りを基本的に指します。
前の期の某釣りアニメでは堤防でのアジのサビキ釣りをしていて、これもまき餌釣りであります。カゴの中にエサ詰めてキラキラした疑似餌的なものを付けた針で釣ります。・・・今はプラスチックばかりなんだなー、と昔々のン十年前に釣りやってた頃には金属のゴツイ網カゴばかりだったものでしたが。
そうです・・・その頃は空気的に「サビキはいいけど堤防からまき餌は禁止」とかそんなもんだったような記憶があったりして、実はちょいと違和感を感じていたりしたものであります。
それが現在では特に規制も何もない(海釣りの場合がほとんどですが)のはまき餌に「赤土」が入っていないからだとか。・・・ただ・・・なんか当時のおぼろげーなきおーくからすると・・・なんか・・・アキアミがどう、とかそんなことも言ってたような記憶もあったりします。
いずれにしても海洋汚染に繋がる、という意味合いからでの禁止、ということに違いはないようですが。なんか・・・オキアミ使うとよく釣れるが海が汚れるうんぬん、とかそんな話がー・・・あったような?
一方で海ではなく内水の場合、へらぶな釣りではまき餌は禁止、ということになっています。・・・これは汚れるうんぬんよりも「そういう釣り方はしてはいけない」ということになってるのだそうで・・・と言うよりかなり敏感な魚なので、まき餌して集める(しかもまき餌するとへら以外も集まって来る)と釣れにくくなる、ということもあるんだそうでありますが。
・・・それでもまき餌に関してはまだ土地土地独自の考えが残っているようであります。釣りをする際はその土地の流儀をきちんと守っての釣りをお願いしたいものであります。
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05/29/2020
モノは増えた
米アンカレッジ国際空港「世界で一番忙しい空港」に(Yahoo!:CNN)。アメリカはアラスカ州にある空港であります。一定以上の年齢の方には色々と名の知られている空港だったりします。・・・日本からヨーロッパ方面などに飛行機で行く場合、ここに一旦寄って給油する必要があり・・・降りる用はなくとも乗客が降ろされるので「町には行ってないけど空港には降りた」という人が多かったから、であります。
今は航空機技術も発展して、そういうことはほとんどないのですが。
似たようなハナシにハワイもあります。これはさらに昔の話で・・・やはり給油のために寄らないとアメリカに行けなかった、とそういう頃があったりしたそうであります。
そんなアンカレッジ空港ですが、今は貨物便の重要な中継地点であります。
それがコロナ禍で旅客便が減少、しかし貨物便は増加。そのために忙しくなってしまった・・・と。
実際、航空業界はかなりの影響を受けている業界だったりします。狭い機内でソーシャルディスタンスも何もない。・・・ただ・・・旅客機内というのは空気の循環度合いがかなり激しいので、そこまでは・・・という見方もあったりします。が、それでもやはり敬遠されるものであります。そして海外渡航が自粛されていたり「海外旅行者お断り」となっている国や地域もあるので・・・さらに。
しかし貨物便はちょっと事情が違ってきています。ヒトは減ってもモノの流れは確実に増えているわけですし。
ちょっと先の見通せない状況ではありますが・・・この辺のバランス?ももしかしたら今後に変化が起きてくる、かも知れません。近い将来には航空業界での貨物の占めるウェイトが増えてくる・・・のかも?
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12/31/2019
とある延長と短縮
大阪メトロ御堂筋線で終電2時間延長の実証実験(Yahoo!:産経)・・・来年の1/24と2/21(どちらも金曜日)に終電を2時間後にする、という実験であります。一方JR西は終電の繰り上げ、つまりは短縮の検討を発表しています。
性質の違う両線ですから単純に比較はできませんが・・・それぞれに事情があるようで。その辺、大阪も東京もそれほど違わない、かも知れませんが。
一日中営業してくれればいつでも鉄道に乗れるのに・・・というのは時々聞く「声」ですが、実際問題としてほぼ不可能だったりします。
理由の一つは「保線」であります。列車の運行を止めてその間にレールなどの保全をきっちり行う。特に数分単位で運行している都市部では特に重要であります。これまで列車事故というのはいくつも起きていますが・・・保線をおろそかにしていたらもっと重大な事故も起きる可能性が高くなります。
しかしそれでは利便性が・・・特に観光が・・・ということでの「延長」であります。・・・一方で人手不足も否めません。JRの働き方改革の一環としての「短縮」も一考の価値があります。
・・・今夜は大晦日ということで東京メトロでも深夜営業、つまりは電車が動いているのですが、これも東京メトロ職員の方々の努力の賜物であります。そのうち東京でも・・・ということになるかも知れんのですが、それで無理がなければいいのですが・・・さて。
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12/30/2019
ぽーるなウィンナー
ポールウィンナーの知名度に東西差(@nifty:Jタウンネット)・・・なんと全体販売金額の93%が近畿2府4県に集中、ということであります。
自分は以前関西圏にいたのですが(近畿ではなく)そこでも結構当たり前に売っていました。魚肉ソーセージよりも自分はこっちの方が「肉!」といった感触で好きだったのですが・・・関東に出戻ってからは一度どこかで見かけたきりで、それ以降見たことはありません・・・。
実際、魚肉ソーセージよりはお高めな価格ではあります。
しかし魚肉ではない「肉!」のソーセージしかも手軽に食べられる・・・となるとこういうのしかないわけで。他にあるのはもっと大きかったり生ではちょっとなー、というものばかりであります。かと言って魚肉ではなー、となると。やっぱりこういうのが欲しいなあ・・・と。
こういうのは結構あったりします。
例えば・・・泥ネギというのが関東にあります。これは太いネギ(子供の身長くらい)が何本も括ってあったり袋に入れてあったりするのですが、文字通り泥だらけ。そのため結構長期保存も効いたりします。冬場専用?なのでさらに持ちが良かったりします。
これは実は前にいた関西圏では一切見たことがありません(今はどうだかちょっと分かりませんが)。ただ・・・こっちに来てから大喜びで泥ネギ買ったはいいんですがさすがに一人で全部は・・・と行かなかったので今はさすがに買っていません。
こういう地域差というのは結構あるものであります。場合によってはかなりの衝撃だったりしますが・・・コレがあるのはうちの地方だけだったんかー、とか。しかしそういうのを楽しむのもまたアリかな、とか思うのですが。
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11/03/2019
そうカンタンに
いけばいいんですが。毎回。
飛行機搭乗時のイライラはこれで解決? 英空港で新方式の搭乗実験開始(CNN)・・・しかしよく考えてみたら別に新方式でも何でもないような気もするんですが。要は「奥」「窓側」という奥まった座席から先に乗ってもらう、というシンプルと言えばシンプルな方式であります。
飛行機に乗る時に時間を食う理由の一つである「乗客がバラバラに座る」を解消しよう・・・ということなんですが。
・・・しかしコレ、乗客のマナー的なところもあるんじゃないか、とか・・・。
例えば「手荷物」というものがあります。
これは機内に持ち込める数や大きさがきっちり決まっているのですが、日本の国内線に乗るとこれでもかこれでもか、と大きな荷物を必死に頭上のトランクに押し込んでいく光景を目にします。飛行機はその安全上、座席や足元にはほとんど荷物が置けないためにどうしても「頭上」になるのですが・・・いや、預けろよ、という感想もなきにしもあらず。
日本の場合は列車による移動、つまりは手荷物無制限が長かったからかな・・・とか思ってますが。
しかしこれは皆が延々とやってれば明らかに時間を食いまくるわけです。例えばこの辺の持ち込み条件を厳しくする、とかそういう方法もあり得るわけではあります。
乗客を順番に乗せていく、というのも。・・・どうなんだろう、イヤがる客はイヤがるんじゃないのかなあ、俺が先に搭乗口に来ていたのに・・・とか何とかゴネる、とか。
まあ、飛行機の構造上どうしても通路は狭くなるので・・・これはある意味宿命?みたいなもんかも、とかそんなことも思ってしまいますが・・・さて。
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10/17/2019
結構間違うらしい
観光客が相次いで立ち往生、「グーグルマップ」不使用呼びかけ・・・イタリア(Yahoo!:CNN)。時々(と言うか結構?)日本でも聞く話であります。特にクルマでナビとしてグーグルマップを使っていたらとんでもないところに誘導された・・・とか。
こないだの某事故もそれが原因ではないか、とかそんな噂もあったりします・・・。
日本の場合はちょっとしたリニューアル?があって、それから精度が一気に落ちた、というやはり噂?も流れていたりしますが・・・その辺はどうなんだか・・・?
町歩きには結構使うんですが。グーグルマップ。
これはクルマではないため「あ、間違った」と思ったら徒歩なら容易に進路変更できる・・・というのもあります。そもそも「どっかへ行かないといけない!」と歩き回ってるわけではない、ということだったりもしますが。クルマだとこうはいかないような。
・・・あ、でも考えてみたら「アレ? ここどの辺だっけ?」→グーグルマップ起動→「あ、この辺か。じゃあ、ちょい歩いて曲がればいいんだな」とかそんな程度にしか使ってないから、かも・・・かっちり頼り切っているわけではないわけで・・・。
あるいは技術的にはまだまだ、ということなのかも知れません。
考えてみれば専用のカーナビなんかもフツーに売られている時代ですし。きちんとしたモノを使った方がいい、ということなのかも・・・と。タダで使えるモノはそれなりなんだ、ということではないか・・・とか。
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09/12/2019
何もいらない
そこに在るだけで・・・。
急行「飯田線秘境駅号」何がおもしろい? JR東海担当者が明かす10年続いた人気のワケ(Yahoo!:乗り物ニュース)。これはこれで乗ってみたい気もするのですが、なんだかここまで来てしまうと(こんな風に持ち上げられてしまうと)なんだか「良さげな雰囲気」が消えて行ってしまうような・・・なんかもったいないような気もするのですが。
もちろんこういう風に「電車は速ければいい」「乗るだけのモノ」と割り切らずにそれ以上のナニカを見出していく、というのは非常に興味深いのですが・・・しかし結局は「乗るため」のものであり、そういう風に作られ、そして使われてきた歴史があるわけで。それが一種の観光素材みたいに扱われるのは・・・いや、それはそれで確かに面白いんですが、他方ではなんだかなあ、とかそんな風にも思ってしまうのです。
廃墟、と言うか過去の遺物、というのには憧憬を感じる方であります。
日常的に使われてきていたモノがやがて果てるその寸前に見せる表情、と言ったらなんかカッコ良さげですがそこまで哲学的でもなく。要は「使用感」が感じられるモノが好き、ということかも知れません。古いモノが好き、ではなく、使われ続けてきたモノが好き、と。廃墟や秘境駅にもそういった趣きを有するものがあります。・・・かと言って自分で全国を巡るほどの行動力はないのですが。
かつては有効に使いこまれていたものが、今は静かに朽ちるのを待っている。
道具が好き、ということでもあります。それぞれの歴史に思いを馳せるのでもなく。ただただ使い込まれて静かにそこに在る道具・・・ヒトが己の行動の延長として開発して徹底的に使役されてきたモノ・・・からにじみ出る「味」それが好き、ということかも知れません。
秘境駅にもそういった「味」があるのですが・・・なんか・・・↑ここまで来ちまうとなあ、と。
繰り返しになりますがそういった流れに異を唱えるつもりはなく。ただ・・・なんかもったいないなあ、と。人々の注目を集めすぎちまうと大抵の場合はなんだかのっぺりとした、「味」の薄いシロモノに成り下がっちまうことが多いような気がして・・・なんか、ちょっと・・・。
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05/21/2019
一種の連絡係?
オーストリア。パスポートなくしたらマックへ・・・アメリカ大使館が連携(CNN)。ちょっと面白い?と言うか興味深い取り組みであります。「パスポートなくした」だけに対応しているのではなく、ある程度の相談案件に関しても大使館への連絡係的な存在になれる・・・ということかと。
まず日本では(あるいは各国の日本大使館でも)あり得ないような取り組みでしょうし。
一昔前だと結構敷居が高かった観もある大使館なんですが、こういう風にも色々やれる、ということでもあるかな、と。
その一方でなんだか様々意見もあるようで。・・・まあ、仕方ないっちゃあ仕方ないかも知れませんが。これまでの在り方からすると。
しかし場合によってはスマホ丸ごと諸々なくした、とかそういうこともあるわけで。オンライン環境なんてのはその場その場によって違ってくるわけでもあります。ネット通じてない地域というのもあるでしょうし。デジタルデバイスが常に使える状況にある、と言い切れる場所しかないというわけでもないですし。
何かあったらどうにかできる可能性のある場所が一つでも増えるのは・・・決して悪いことではない、と思うのですが。
ただ、やや日本的?に考えるならば一企業にそこまで頼ってしまっていいのだろうか・・・とかそんな風に思ったりもします。緊急時ともなれば使えるもんは何でも使った方がいいのですが・・・それでも、なんか、その辺は・・・ちょっと気になるところではあります・・・。
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04/08/2019
もっと、がーーっと
ヘンな垣根を取り払って欲しいところなのですが。
ようやく進むか「地方のキャッシュレス化」(Yahoo!:乗り物ニュース)・・・いや、多分まだまだ進まないだろうなあ、と。実際、JR東でも結構「Suica使えません」駅は存在していますし、バスとなると・・・さらに。
しかしバス会社なら「乗り継ぎ」はほとんどない(あったとしてもこれほど煩雑ではないでしょうし)のですが、コトが鉄道となると「同じ駅の中」で「何度も改札を通る」ことになり・・・そこへ「ここから先はSuicaは使えません」となるとさらに通行が厄介になってきます。
JR社内でのICカードは互換性がありますが、別JR地域を「またがって」使用できない、というのは何度かこの「あれこれ」でも触れてます。つまりは東京から大阪までSuica一枚で一気に進むことができません。途中で一回降りてもう一度乗り直す必要がある、ということであります。
これは・・・めんどい。
ということでどうにかならないか、ということになってますが今のところ決定打?はないようで。・・・この状況のままだと自動改札が相当数普及していてカード一枚で結構あちこち行ける都市圏だとこういうシステムは有効ですが、今でもそれほど列車も来ず、バスはあるけどそこまでは・・・という地方ではICカードの普及は結構遠くなってしまいます。
しかもQRコード決済が出てくる、となると。・・・使いようによっては色々できる「キャッシュレス」なんですが、これも前にちょろっと述べたと思いますが無理やり通すような方法ではなあ・・・と。外国でよく使われているから日本でも、というのもなんか違うような気がしますし。
恐らくは各社でも対策を進めている最中だと、そのうち何らかの「成果」が出てくると信じてはいますが・・・まずは↑交通系だけでも何とかしていかないとそれこそ外国人観光客が「?」てなことになりそうな。・・・なんでコレ1枚で遠くまで行けないの? なんでそんなややこしいことしないといけないの? と。
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03/18/2019
こだわりか縛りか
新幹線と飛行機の壁「4時間」「1万円」より深刻な「一か月前の壁」(Yahoo!:ITmediaビジネス) 言うまでもなく飛行機の方が新幹線より速いのですが、一昔前は運賃がそれなりのお値段したものでした。それが最近は(方法にもよりますが)どんどん安くなってきていてそれじゃあ新幹線は・・・と。
そこへ「一か月前の壁」つまりは予約できる日がJRは「一か月前」でJALは「360日前」では、ちょっと勝負にならないのでは・・・と。さらにJR内での「縛り」がややこしくてこれじゃあ飛行機に対抗するよりも前にもっとやるべきことがあるんじゃないのか・・・と。
実際、細かいことですが・・・何度か触れていますが・・・IC乗車券一つ取ってもJR内での「確執」にはちょっとうんざりすることがあります。
利用者からすればどこのJRでも同じ「JR」であって、なんかややこしい区別やら何やらされても・・・というのが正直なとこで。しかも最近は自治体やそれに近い団体にローカル線売っぱらってやたらと豪華列車を走らせる、という・・・まあ、たしかに「豪華」という点では飛行機には勝てるでしょうけど。しかし客船には勝てない・・・。
列車や電車の強みは「安価で気軽に出向ける」だと個人的には思ってます。明治期以降全国に張り巡らされた鉄道網。それらを有効活用すれば全国をくまなく巡ることができる。飛行機は空港が必要ですが、鉄道にはそんな大きな施設はいらない。クルマの方がもっと細かいところまで入っていけますが運転効率や環境問題を考えるなら鉄道の方がベター。
・・・考えようによったら色々「利点」があるんですが、なんか最近はそういうのツブして回ってるような・・・。
早いとこ「JRなんとか」を廃止してくんないかな、と思ってるんですが。採算が合わない、運営ができない、というのが分割の最大の理由ですが・・・それさえどうにかなればなあ、と。・・・いや、それが一番難しい話ではあるのですが・・・このままだと日本の鉄道って「あれもこれも」と欲張り過ぎてビンから手が抜けなくなったとかそんな昔話の通りになってしまいそうで・・・。
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02/26/2019
例えば独自システムとか
泉佐野市の「ふるさと納税」額、昨年度の三倍ほどに(Yahoo!:毎日)。「これも私たちの取り組みが評価された結果」とは泉佐野市長の弁、ですが・・・じゃあ新しい、独自システム立ち上げて「ふるさと納税」から独立しちまった方がいいんじゃ・・・と。
多分現行のままでも「寄付金」は集まるかと。・・・もちろん集まり続けるか、と言えばその辺はかなり不透明ですが・・・それでもきちんと?運営していけばかなりのものになるのでは・・・と。
ただ、泉佐野市は一旦現行の「ふるさと納税」は廃止して、6月以降新たに基準に沿った形で再開する・・・としていますので、まあ・・・個人的にはなんだかなあ、と言ったところであります。
そしてちょいと気になっているのが・・・「返礼品」でも「プレゼント」でもいいんですが、そういった物品を含めてそこまで高額なもんほいほい与えまくってペイできるのか、と。
必要経費だってバカにはならんでしょうし。でも、ここまで継続できたってことはそれなりの「収入」にはなっているかと思われます。じゃあ・・・問題はなかったのか・・・さて?
流れ的に「じゃあ言う通りにします」というのもなんかもったいないような気もしないでもないのですが・・・それに「地方だ」「都会が」と言い争っている場合でもないような気がするのですけども。そんな余裕、どこにもないんじゃないのかな・・・と。
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02/13/2019
将来的には可能?
交通系ICカード「エリアまたぎ」の利用なぜ難しい?(Yahoo!:乗り物ニュース) これはかなり地域性のある話だったりします。関東や近畿圏内といった電車がかなり緊密な時間に行き来するような地域だと逆にあまり感じないかと思われますが・・・いわゆる「エリアの端」の駅などではかなり痛感する事態になることもあったりします。
交通系ICカード、つまりは「Kitaca」「Suica」「PASMO」「TOICA」「manaca」「ICOCA」「PiTaPa」「SUGOCA」「nimoca」「はやかけん」は「全国相互利用サービス」ということで違うエリア内でも使うことができます。
・・・JR東の「Suica」でもJR西の「ICOCA」エリア内で普通に使用可能、ということであります。
ただ・・・「エリアまたぎ」つまり「エリアの端」の駅をまたいでの使用はできません(↑東京から沼津へ直接行けない、とはこのこと)。この辺西かなり不便なケースがあるのでどうにかならないか・・・ということなんですが。
個人的には↑費用対効果よりも一種ナワバリ的な対立?があるんでは・・・と勘繰ってしまいますが・・・もうそういうことはないんだろうか、と。国鉄からJRに分割・民営化された頃からなんかミョーな雰囲気が残っていましたし。
さらに・・・JRでも全路線がICカードに対応しているわけではありません。これはJRから移譲された路線も同様で・・・複数の機器を設置するなどの事態になってます。・・・こういうとこもどうにかならないんだろうか、と。
・・・将来的にはそういったわだかまり?的なとこも、もちろん金銭的なとこも解決できればなあ・・・と期待はしているのですが・・・さて?
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01/28/2019
分厚くなくなる
関係ない人にはとことん関係なさそうですが、関係ある人には・・・。
来年3月からの「新旅券」査証ページの追加廃止を検討中(Yahoo!:産経)。出入国の時に必要な旅券・・・パスポートは形状からすると小さなノートのように何枚もの「ページ」が存在します。そして出入国の際にはその国の「スタンプ」が押されます。しかしページが無限にあるわけではないので、そのうちページが尽きてしまう・・・。
そういう時にどうするか。新たに取得、という手段もあるのですが・・・「増補」つまりページを増やすことができるのです。
そのため現在でも頻繁に外国に行く人のパスポートは結構な厚みがあったりします。
が・・・これが例えば偽造されやすかったり(日本のパスポートは狙われやすいらしい・・・)取り回しが不便になったりするわけです。他の国ではほとんどもうしてない「増補」ということで今回は(また少し違った方策を導入するとしても)廃止しようか・・・と。
一つには最近あちこちで導入されている「顔認証」があります。これがきちんと動作していれば出入国のスタンプも減るだろう・・・という意味もあるようなんですが。
・・・しかし全世界で顔認証やってるわけではなく。実際にはスタンプの方が通用しやすい、という場もまだまだあるわけですし。・・・まあ、いきなり「ページ廃止」とかそういうことにならなくて良かった、という見方もできたりしますが。
でもこういうのは国によって結構扱い?が異なっているものでありますし。まあ、「増補廃止」で外国に影響が出るか、と言うと・・・犯罪組織が困る、とかそういうことなら問題ないんですが・・・。
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01/16/2019
「くだらない物に向ける物欲しげな視線に満ちたいやらしさ」
マルタのアーチ岩跡にモニュメントを、建築家が提案(CNN:↑タイトルはこの記事から引用)。まあ、よその国のことなので何とも言えない、というのが真っ当?なところなのでしょうけど・・・。
いや、別にいらんやんか、そんなもん。
てのが個人的なとこだったりします。壊れてしまったのなら・・・誰かが故意に破壊した、とかならともかく・・・それも含めての「自然」なんではないかな・・・と。
まだコンセプトアートとのことなので↑記事での画像もそのものがそこへ確実に建つ、とまではまだ行ってないようですが。
明らかに人工物デス、的なモノを建てちまっていいものなのかどうなんだろうか、と。「モニュメント」「記念碑」とするのなら以前の姿をとどめるような、もっと自然物に近い方がまだいいんではないか、とかそんなことも思ってしまいますが。
・・・こういうのにはやはり生まれ育った国や地域による「考え方の差」が出てきてしまうものではあるのですが。それにしても・・・それでいいんだろうか、とやはり疑問が残ります。
繰り返しになりますが・・・よその国のことなのであまり言えないことではあるのです。が・・・もしこういうのを日本でやる、となるとかなりの反対が予想されます。で・・・よその国の人からしたら「なんで反対するの?」となってしまうんだろうなあ・・・と。
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01/06/2019
慣れるとそうでもないのでしょうけど
知らないとどこへ連れて行かれるのか分からない・・・。
普通? 各停? 各社バラバラ、複雑すぎる列車表記(Yahoo!:読売)。当たり前ですが、毎日自分が乗ってる路線・・・とかの話で「いや、アレってよく分からないよね」と言われても「何言ってんだ?」となるとは思いますが・・・自分のとことは全然違う地域、例えば関東の人にとっての近畿、関西の人にとっての東京、とかそういう風に考えてみると・・・結構恐怖?なことだったりします。
目当ての駅に停まってくれないどころかそこを平然と通り過ぎて自分はどこへ行ってしまうのだろう・・・とか。
たしかに外国人にとってはさらに「恐怖」であります。近畿や東京ならまだ国内ですが、初めて来た国の列車で行き先は・・・一体どこ? てことになると・・・。
・・・まあ、分からなかったらその辺の人に聞け、というのもありますが・・・。
それでも「普通」と「各停」が違うケース(運行会社が複雑に絡み合っていたりして余計にこんぐらがっている)があったりしますし、こっち側とあっち側で受け取り方が違っていたりしたら目も当てられません。・・・そういう時はこれも外国旅行の醍醐味、とやって泰然、と構えとけ、てな言い方もあったりますが・・・実際には大慌てだろうなあ、と。
少し前(今でもそうかも)の日本では「地元の駅に少しでも速い列車を停められる」ということはその地元出身の有力者にとっては一種のステータスだった、ような頃があってその名残と言えないこともないかも知れません。そのせいで「快速」なのに「各駅停車」とほとんど変わらずほぼ全駅に停まる・・・しかし改正するわけにもいかないし、さらに速い「スーパー快速」を作るわけにもいかない・・・というミョーな路線も結構あちこちにあったりします。
さらに。↑自分は「列車」と書いてますがコレ「電車」が当たり前、と思った人も多いかも知れません。電車も気動車も全部「列車」で、いまだに電化されていない路線もまだまだ日本にはあるわけで・・・その辺の「格差」と言うか「違い」もまだまだ日本にはあるわけで。
まあ、そういった「違い」を知る、というのもまた旅の楽しみ一つかとは思うのですが、全然知らない土地で全然分からない方向へ列車が進んじまったらやはり慌ててしまうわけで・・・。
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12/30/2018
夢はお金で買えない
「投資」とするにはリターンが低すぎるし「バクチ」とするには、ちょっと・・・?
「宝くじ」5年で50億円減・・・若年層を中心に売り上げ低迷?(Yahoo!:河北新報) 実際にどんなデータが数字として出ているのか、その辺が分からないのではっきりとは言えませんが・・・まあ、たしかに買わない人が増えているんだろうなあ、と。
例えばこれが欧米だと「寄付」「喜捨」という宗教的な思考の土壌があるので「これで災害支援に・・・」というのも結構すんなりいくかも知れんのですが(いや、案外そうでもないかも・・・?)↑記事の論調だと「募金」とほぼ変わらないと言うか。そもそも「宝くじ」というのはそういう目的で買うもんじゃなかったような・・・。
そりゃあ・・・1等当てて、いや、2等以下でもいいから当ててお金を得る、というのが本来の目的なわけです。
しかし「宝くじ」というシステムの特性上、賭けを取り仕切る「胴元」に必ず大金が入るようになっています。その金で復興支援を・・・というのはたしかに分からんでもないのですが・・・「だから宝くじ買って」というのはなんだかちょっとミョーな気がしてしまうのです。
ボランティア募集とかそういうのとはちょっと違うわけで。純粋?な善意から・・・ではなくそこには金銭欲があるわけです。それだと少し意味がズレてしまっているのではないか、と。
皆が購入するようにするには↑記事コメントにもありますが、当選の確率を上げたらいいわけです(すでに某大型宝くじではその方向でやっていたりします)。あるいは何か「プラスアルファ」を付ける。
・・・まあ、当たりやすくなったり金額上昇させた方が効果はありそうですが。そういう「工夫」も必要なんでは、と。
・・・単純に「買うたら儲かりまっせ~」でもいいかも知れないとか思ってますが・・・個人的には。中途半端に「お助け」要素盛り込むくらいなら・・・と、まあ、個人的にちょっと気になったところなんですが。
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11/18/2018
ある意味迷走中
ゆるキャラ組織票騒動「やりすぎ」の声も(Yahoo!:産経)。まあ・・・役所内で「希望する人」にID配った、となってますが多分みんな「投票した方がいいよなあ・・・」という一種忖度し合っての結果だったんだろ、と言われても仕方ないことかと思われますが。
実際「ゆるキャラ」ブームというのはどうなっているのか、その辺はなんとなーくですが・・・ちょっと過ぎ去りつつあるような観があります。発生→過熱→やや冷め、といったところで。・・・実はこの辺りが今後も生き残っていくかどうかの瀬戸際だ、という見方もできますけども。この迷走期?を乗り切ったら「文化」への道も拓ける・・・のかも知れません。
そもそもは某みうら氏が「地方でなまぬるく面白いキャラがいる」と、紹介して名付けたのが始まりで(もちろんそれより前から活動はしていましたが)それからいくつか商業的に成功したキャラが出てきて、そして「全国グランプリ」的なことになって・・・今に至っています。
当初はどマイナーだったのが何かの拍子で火が着いて、そして広まって・・・やがて収まって消えていく。二番煎じ、柳の下の二匹目の泥鰌、とか色々言われますが「こいつは儲かりそうだ」と思ったら皆が群がって持ち上げて散々いじって結局実にならなくて打ち捨てられる・・・という流行り物の流れからすると、ある意味今が最盛期、という見方もできるわけです。
それが他とはちょっと違うのは「自治体」「「商業ベース」が密接に絡んでいることであります。今ここでやめるわけにはいかない。さらに「知名度アップ」という一種うまみも加味され、何が何でも全国区になりたい地方自治体にとっては喉から手が出るくらい欲しい状況になってます・・・ゆるキャラの成功。
だからと言って組織票まで・・・という声が出てくるほどに、であります。
正直行き着くところまで行かないとこういう状況は変わらないのかも、とか。例えば突き詰めてシロウト門前払いの「プロゆるキャラ集団(某九州や中部では実在してそう)」同士がガチで流行操作対決する、とか。
あるいはそういった要素を一切排除した「シロウト限定ゆるキャラ対決」にする、とか。
いずれにしても現状のままでは迷走を繰り返したその先は・・・ということになりそうで、その辺が、まあ・・・なんかもったいないような気もしてるのですが。せっかくここまで作り上げてきたのに・・・と。
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09/12/2018
線引きは重要
「初動」から甘かった、的な意見もありますが・・・。
「ふるさと納税」法規制、苦渋の選択(Yahoo!:時事)。当初は「ふるさと」つまりは地方に寄付して応援しよう・・・というものでした。これは今でも変わってませんが、確定申告の時に「どこそこへふるさと納税しました」と申請するとその分(全額ではありませんが)住民税から控除されたり所得税が還元されたりします。つまりは今自分が住んでる自治体に払うべき住民税を別の自治体に払う・・・全額ではないし上限額もあるけれど・・・という感じになります。
ところが「いくらか寄付してもらうのだから代わりに何かお礼をしましょう」という自治体が増えることに。・・・もちろんそれ自体は悪いことでも何でもなく。地元産品のPRにもなりますし寄付も増える。そのうち「お礼」の品の種類も増え、ふるさと納税専門サイトも立ち上がってくる・・・。
となるとエスカレートしていくのが世の常であります。
明らかに地元産ではない、全国チェーン店のクーポンとか高額な商品などが続々。つまりはそれだけ支払っても十分にペイできる額、その自治体に入る、ということなのですが・・・恐らくは色んな企業も絡んでくるようになったのでは、と。
さらに地方ではない、つまりは「住民税の一部を持って行かれる」自治体にとってはたまったもんではなく。本来なら入るはずの税収が減ってしまうことに。
どんどん趣旨から外れて行ってしまっていく事態に陥ってしまいます・・・利用者からすれば「オマケの方が豪華なおかし」的な位置づけで、もちろんそういった「内情」は知る由もないわけなんですが。
そこで総務省はあまりに「幅」のある自治体に「警告」を発します。が・・・いくつかの自治体はそれをほぼ無視。そこで今回の「あんまりひどいようならふるさと納税対象から外すからな」という一種の「脅し」にまで発展してしまうことに。・・・ある意味当然と言えば当然なんですが・・・。
最初から一定の「ライン」でも設けておけば、というのは正に後の祭りなわけで。いや、せめてもっと早くに手を打っていれば・・・というのもこういう行政の後手後手はよくあることだ、と言えばそれまでであります。
せめて今回の一件である程度はしっかり線を引いておいて、「幅」が少なくなるようになれば・・・と願うばかりだったりします。いや、こういう地方が潤う制度、というのはなかなかに貴重なものですし・・・。
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08/19/2018
ある意味過渡期?
一部の人たちの「はねっかえり」で規制されてはたまったもんではありませんんが・・・。
車中泊ブームに火をつけた道の駅が次々と「宿泊禁止」に(Yahoo!:くるまのニュース)。・・・なんとなく想像はつくんですが・・・非日常の場に来てハイになり、そして色々やらかしてしまう。それがどんどんエスカレートしていって周囲に迷惑かけてしまう・・・。
と、「理解」できればまだいいんですが。その場で注意されても何で自分が注意されてるか分からない、さらには逆ギレして警察沙汰に・・・ということもあるかと。
ただ。こういうのはどのブームでも初期に起こり得る・・・通過儀礼?のようなものかも知れません。
車中泊とはその名の通り「クルマ」で「宿泊」する行為のことで・・・最近はキャンピングカーのようなそれなりに値の張るクルマでなく、一般的なクルマでもする人たちが増えてきました。中には車中泊「向け」のクルマ、なんてのもあったりします。
これの利点は「場所を選ばない」「安くあがる」などなのですが・・・正規?の宿泊ではないケースも多く、その辺でのトラブルはどうしても起きてしまうものであります。
・・・ブームになる前の車中泊というのは・・・もうどうしようもない、人生詰んでしまってクルマで逃げ出してお金もないからクルマで寝る・・・とかそういう悲壮なイメージがあったものですが。・・・その辺のあんまし良くないイメージもまだどこかに残っているのかも・・・知れません。
基本的に日本は「外れた行為」を好みません。家や宿泊施設ではなくそこらにクルマ止めて、寝る。いくらブームとは言え・・・と。・・・それでも「車中泊」として根付きつつあるのは事実であります。・・・これがもうちっと根付いていけば・・・↑こういうことしないのが「当然のマナー」として定着していけば・・・また事情は違ってくるのかも知れませんが・・・さて?
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05/18/2018
事情はそれぞれ
なんですが・・・個人的にはちょっと、なあ・・・。
「鉄道が消えると町が廃れる」はウソだった(Yahoo!:東洋経済オンライン)。実際、鉄道が設置されてから数十年くらいは経っているわけで。そうなると色々事情が変わってきて「別になくてもいいや」ということになることも十分にあるわけであります。
鉄道の利点は「大量に定期的に運ぶことができる」というのが一つにあります。レール、という一見自由度が少ないだけの存在に見えるモノの上を走ることで運行コストを抑えることもできます。さらに車両を連結することで大量輸送が可能になります。・・・もちろん、船の方がもっと大量に一気に運べますが。しかしその辺は使いようで、レールさえ敷設できれば山奥でも平地でも関係なく運用できるのが鉄道だったりします。
そのためクルマのあまりない時代から鉄道網が張り巡らされ始め・・・そしてその流れは高度経済成長期以降も。この辺りになると今度はクルマが重要視され始めます。
道路を作ってしまえば輸送量は劣るけど自由度の高い「クルマ」を運用できる。
それまでは鉄道が行き来する=客が必ず乗り降りする「駅」周辺が栄えていたのですが・・・クルマが主流になってくると「駅」よりも「クルマが入りやすいところ」が栄えるようになってくる・・・。
そのため、現在のJRなどは「人の足代わり」から「豪華な旅を」へシフトしていった、と個人的には思ってます。採算の取れない路線を切り捨てて豪華な列車を走らせる。それは、まあ、時代的には仕方ないことで・・・実際、↑のような「べつにいらないや、鉄道」という場所があるのも事実で、逆に負担をかけても存続しようとしているところもあるのもまた事実であります。
・・・でもなあ・・・。
やっぱり「なくなる」というのはどこかさびしいもので。しかも何かの事情で復活させたい、となってもほぼ無理なわけであります。・・・でもそれは多分にセンチメンタルな、経済動物に情をかけるのと同じような感情だと思われます。それは、分かってるんですが・・・分かってるつもりなんですが・・・やはり・・・。
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05/06/2018
あくまで私見ですが
・・・また最近渋滞のkmが長くなってきてるような気が・・・。
Uターンラッシュで交通機関混雑、東北道は渋滞39km(Yahoo!:朝日新聞)。かなり前には50kmや70km、なんて渋滞もあったような記憶があるにはあるんですが・・・なんか、その後にそこまでひどくなくなってきた、ような記憶もあったりします。
しかし最近になってまた渋滞のkmが増えてきた、ような・・・まあ、あくまで個人的感想なんですが。
渋滞緩和、ということで日本の各機関は色々とやってきています。
例えば「休日をズラす」とか。皆が皆同じ日に休んで同じ日に大移動すりゃあ、そりゃあ混雑する、というものであります。これは一時何かの音頭的なものもあったんですが・・・実際には働き方の幅が広がってきて、「休日の分散化」が事実上広まったため、現在はまた事情が変わってきています。
・・・いや、逆に分散しすぎてわけわからんような状態になっている、とも・・・。
そして混雑緩和の切り札?「移動する方法を増やす」というのは高速道路の増設や各鉄道の路線拡大などでどんどん実現していっているところではあります。
・・・しかしこれもやがては限界が来ます(すでに来てるかも・・・色んな意味で)。そうなると今度は技術的な方向から心理的・精神的な方法で緩和か、とかそんなことも思いますが・・・。
そこまでいけるのかどうか、その辺もまだまだ分からんもんであります。
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01/05/2018
全体の問題
分譲マンションの民泊可否、住民で判断を(Yahoo!:神戸新聞NEXT)。これは地域や立地条件にもよると思われるのですが、いつの間にかマンションの一室で民泊が始まっていた・・・ということも考えられるわけです。それがある程度でも「民泊」を知っている地ならまだしも、あまりそういうことが知られていない場では・・・いきなり外国人がマンション内をうろうろし始める(そして短期間で代わる)可能性があり・・・結構トラブルの種になるかも、と。
元々が「評価」が非常に分かれることの多い民泊であります。許容できる人とそうでない人がいる・・・というのはある意味常識だと思うのですが、それを理解できない人間がいるのも事実であります。自分の見たもの・聞いたものが世の中の全てではないのですが・・・。
ともあれ、一応?届け出制であっても民泊そのものは許可されつつあるのが現状であります。
そこでガイドライン作りを・・・と言っても「良い」「ダメ」を国で一律決めるわけにもいかず。そこでそれぞれの管理組合で・・・となったのですが。
・・・これも状況・条件によって色々ありそうだなあ、と。本来は全ての集合住宅で考えないといけない問題ではあるのですけども。
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12/30/2017
らっしゅ
もうそんな時期か・・・。
年末の帰省・国外移動ラッシュ、鉄道や飛行機で本格化(Yahoo!:FNN)。一方で高速道路も渋滞化(Yahoo!:FNN)。
今日はまだ手始め?的なところのようで明日が最も「山」となるのかも知れませんが。
それでも一頃に比べたら高速道路の渋滞も減ってきたなあ、と。
過去の記憶だと「50km」「70km」とか平気であったような。これはやはり休日の分散化的な動きが広まっている・・・と言えるんだかどうなんだか。しかし効果?はあるような。
あるいは「故郷」ではなく別の旅行先、と言うか。海外への脱出というのも増えてきてるわけで(その一方でミョーな税金かけることになってきてますが)そういう「選択肢」が増えてきたのかな・・・とか。
もっと昔、高度経済成長期辺りだと「年末年始=帰省」だったわけで。その辺から「帰省ラッシュ」が出て来始めたわけで、その頃とは大分変ってきた、ということかも知れません。
ともあれ。風習としての「帰省」つまり正月に郷里に帰る、というのはそんなに変わらんもんかも知れませんけども。いや・・・「正月にどっか行く」という方が正確かも・・・つまりはまとまった休みというのはこの時期くらいしかない、ということに違いはなさそうだ・・・。
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12/06/2017
シームレス?
Suicaなど交通系ICカードだけで新幹線の自由席に乗れるサービス、JR東が導入(Yahoo!:乗り物ニュース)。特に事前登録なども必要なく、自動改札でSuicaなどをかざせば(きちんとチャージされてあれば)それでOK、というサービスであります。
西や東海では事前にクレジットカードなどを登録しておいて当日はICカードだけで指定席OK、というサービスをすでに展開していますが(こちらはクレカ払いとなりますけども)・・・。
さらに今後は東の方でも指定席もICカードのみで、というサービスを開始して「シームレス」に利用できるように、とのことですが・・・。
そろそろヘンな垣根取っ払ってもらえないかなあ・・・。
↑東での対象エリアがかっちり決まってるわけです。東京-那須塩原間とか。他のJRへの「またがり」が相変わらずできない。
・・・これは在来線でもそうであります。JRの「在来線切り離し」は関東でも大分進んでいて、あちこちで「JRではない鉄道会社」が相当数できてます。それらを「またいで」利用する場合、何度も何度も自動改札を通ることになります。・・・さらにその間にICカード使えない鉄道などが挟まるとさらにややこしくなってきます・・・。
新幹線をピっと、と言うより先にこっちの「またがり」をシームレスにできんもんかな、と。JRになってからもう大分経つんですけど、いまだに国鉄時代の妙なしがらみを引きずってるんか、と。そろそろ改革してもいい頃だと思うのですが・・・?
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11/24/2017
駅弁今昔
徳島県なぜ駅弁ない? 姿消して一年(Yahoo!乗り物ニュース)・・・四国の他の県もなくなるかも知れない、ということですが・・・コトは四国だけではないような。
関東でも場所や場合によってはこういう事態に陥る可能性は十分にあります。・・・ただ・・・駅弁、というのも時代の流れ的にどうなんだろう? という話になってくるとまた違ってくる話ではあります。
・・・昔はそれでもかなり高かったイメージがありましたが・・・。
関西圏から関東に帰省する際、今は姿を変えてしまった「大垣夜行」を使っていたのですが、アレに乗る人間はまず駅弁を買いませんでした。駅前にコンビニがあってそこで買うか・・・コンビニが今ほどなかった頃はおにぎりを自作していた、なんてな話をどこかで聞いたような。
理由はカンタンで、単純に高い。
実際コンビニで買った方が安上がりなわけで。それが今も続いて来てる・・・という見方もできないわけではないわけです。
最近はそれでも値が落ち着いてきたなーという観もありますが。場所によってはかなり種類も多彩ですし。
・・・でも買おうとは思わないのが個人的なとこで。しかしある意味最も「旅情」というのを感じさせてくれるモノはないような。ローカル線でのんびり駅弁を・・・なんてのは悪くない情景であります。
しかし最近の「売ろう売れろ」「地方色?何それ?」「豪華なものぶち込みゃいいだろ」的な、こういう言い方が合ってるかやや疑問ですが「商業主義的な弁当」、というのはなあ・・・と。
この際だから「大盛り駅弁」とか「コストカットしたけどこの路線っぽい駅弁」とかそういうのでも・・・いや、企画通りそうもないな、これじゃ・・・。
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11/21/2017
じてんしゃかします
セブンイレブン1000店舗、シェアサイクルの拠点に(Yahoo!:朝日新聞)。もっとも、東京など都市圏のみですが。これから順次セブンイレブンのネットワーク?でもって全国化していくのだろうか・・・と言えばそれはそれで未知数であります。
→自転車シェアリング(セブン-イレブン)
こういうのは「貸す場所」「返す場所」が問題になってしまいます(価格はそこまでお高いものではないようですし)。「貸す場所」は↑コンビニが加わればたしかに有効ですが・・・「返す場所」は、というと?
これまでも「レンタサイクル」というのは観光地などでは小規模なものが存在しています。大抵はいくらか払って自転車を借り・・・そして借りた場所に返す。
・・・ただ、こういうのは必ず「借りパク」があるわけで。特にフツーに借りてフツーに返す場合はトラブルは尽きないと思われます。
そこで↑会員登録してからのプリペイドカード決済。これはヨーロッパでも同様の・・・ただしクレジットカード登録・決済・・・方式であります。これだとある程度の「縛り」が出てきそうなところではあります。
後は・・・例えば自転車をめちゃくちゃハデにするとか。広告を取ってそれを飾りのようにくっつける。あんまりやり過ぎると借りにくくなりますが、ある程度だとそのまま「借りパク」も少なくなる・・・かも、とかそんなことも思いますが・・・。
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11/13/2017
国内産の商品
期待はしたいのですが。
国産キウイの普及を目指して新たな取り組み(Yahoo!:FNN)。気候などの問題でどうしても日本国内で生産できない作物、というのは存在します。が・・・「できないことはない」レベルならなんとかならないのかな・・・とか思ったりします。
実際、コメなんてのはそもそも温暖な地域でしか栽培できなかったものですし。
ただ・・・それにはたくさんの時間と手間(そしてお金)がかかります。現在の日本でそこまでできるもんなんだろうか・・・とも。
しかしキウイならどうにか、とか思ってしまうのはやはりシロウトの浅はかさ、ということになりそうな。
作ることはできるのです。近所の庭にも結構実がなっているところはあります。が、それを「商品」とするにはそこまでは無理なんじゃないか・・・とか。しかし作ることはできるわけで。
その辺からどうにかできないかなあ、とか。
しかも「商品」とするには作るだけではなく。売らないといけません。売る、ということは買う人がいる・・・ということでそれも一定数以上。その辺もどうにかしないといけないわけです。
・・・明らかに外国産の方が有利な状況で・・・これであります。
価格面でも質の面でもちょっと不利になる可能性も高い。それでも・・・できるのならやって欲しいなあ、と。流通が落ち着いてきたら何とかなっていくんじゃ・・・とか思うのですが、その辺も浅はかかも知れません。
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10/29/2017
つまり出るな、と
そこまでは言いたくないですが・・・。
「出国税」日本人も対象で一人1000円の方針(Yahoo!:朝日新聞)。つまりは単純に運賃が「1000円値上げ」ということになるかも知れん、ということでもあります。・・・一応?観光庁で観光振興に使われる、とのことですが試算してみると観光庁の予算を上回るので、じゃあ、他の用途で使ってもいいことにしようか・・・と。
・・・まあ、こういうあやふや?なのは今回に限ったことではありませんが。それにしてもなあ、と。なんで今頃になっていきなり、しかも2019年度開始を目指す、と急な話ではあります。
たしかに取れるところから取るのが課税の鉄則?ではあるのですが。
このタイミングはやはり衆院選が終わったからかなー、という見方も。選挙期間中にこんなネガティブな話題ぶち上げるわけにもいかず。しかしある程度早い段階で・・・となると終了直後か、と。
しかし1000円と言っても実際に値上げは確実ななわけで。旅行だけではなく仕事での海外出張でも課税される、となるとやはりどこかで二の足を踏んでしまう、ちょっと躊躇してしまう・・・実際には行くのですけれど何となく・・・というのはありそうであります。
そしてそういうのが積み重なるとある程度のムーブメントになる可能性もあるんですが・・・。
しかしこれで何らかの「観光振興」がカタチになるのなら・・・という見方もできないこともないです。ただ・・・↑「取りますからね」という情報だけではどうしてもあまり良い方向には考えられないわけで・・・。
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10/27/2017
どこまで奏功?
米ホノルル新条例・「スマホ見ながら道路横断」に罰金(AFPBBNEWS)。あくまで「通信機器を見ながら道路を横断」の場合罰金、ということなので・・・「スマホ見ながら歩道を普通に歩く」場合は適用されないかと。
しかも「一方で、歩行者は周囲を見わたしてさえいれば、携帯電話で通話をしながら道路を横断してもよいとされている。」(「」↑記事より引用)となっているので・・・スマホいじりながら横断していてもちらちら周囲を見ながらならOK、ということになりそうな・・・。
罰金額は初回の違反で15~35ドル、1年以内に3度目の違反では最高100ドル。回数に応じて(つまりは常習度が高いと)罰金が上がっていくシステムであります。
・・・一種の「見せしめ」と言うか。「こういう風に罰金になるんですよ、気を付けましょうね」的なシステムと言うか。日本の路上喫煙禁止区域での過料に似ているような。実際に徴収はするのでしょうけど、そこまでかっちりはやらない、しかしあまりに度が過ぎると本気で取り締まるからな、という姿勢は見せておく・・・。
・・・「歩きスマホ」は世界的な問題になってきているので、こういうのはアリかと思うのですが・・・なんか、アメリカらしくないような気もします。やるんならもっと厳格にやっていく印象があるんですが。それとも・・・取り締まっても取り締まっても結局減らないのだからソフト路線?にしてみた、とかそういうことなんでしょうか・・・?
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08/20/2017
やはりどこか無理が・・・
JR四国・路線維持「近く困難に」(Yahoo!:毎日) 自治体に支援要請も、という話なんですが・・・他のJRと比べると四国と北海道はやはり分割しての民営化はどこか無理があったのでは・・・とかそんなことも考えてしまいます。
日本全国に基本的に広がっている鉄道網ですが。明治期にどの最初が始まり・・・そして大正・昭和・平成へと。その役割も存在価値も変化していっています。・・・当たり前と言えば当たり前ですが・・・それでも長い間地域に根差していた「足」には違いなかったりします。
とは言っても・・・四国の場合、事情が事情なわけで。
JR四国の時刻表を見てみると分かりますが、瀬戸内海側は、まあ、それなりに本数があるのですが・・・高知など太平洋側は・・・かなり空白が目立ったりします。この辺、ホームで電車待ってれば数分で来るのが当たり前な地域の人には理解できないと思うのですが・・・ああいう地域では「足」は「足」でも遠出する時の「足」が列車(電車ではない)になってしまいます。基本の移動はクルマ。
・・・実際四国は道路網がかなり発達しているのでクルマで移動するのが当たり前、一家に複数台も当然、という風になってます。これは四国に限らず鉄道はあるけどそれほど本数はない地方でも当たり前だったりします。
そういう地方で「単独JR」となると。例えば九州や西日本でもそういう地域はあるんですが、四国(北海道も?)は全域がそんなもんばかりで。まだまだ他の路線でどうにかできそうな他のJRと比べると、ちと分が悪いと言うか何と言うか。
他のJRが続々と「豪華列車」を出す中。・・・うーん・・・何も出てこない・・・。
やはりどこかから「支援」しかないのかな・・・と思いますが・・・何か「手」がないかなあ、と。ある意味悔しい話でもあります。いわゆる「ドル箱」のないJRはやはり無理か・・・というのが、なんか。どうにかできないのかな・・・うーーむ・・・?
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08/11/2017
貸し出し
中国政府「自転車シェア」の規制開始(Yahoo!:Forbes Japan)。一昔前の「中国」「北京」のイメージと言うと大量の自転車が行き来しているようなものでしたが、最近は大きく変わっていて自動車やバイクがたくさん走っているようなものになっています。
何しろ排ガス規制でナンバープレートの末尾が偶数か奇数か、で「入場制限」かけるくらいであります(そもそもナンバープレートそのものの交付数が少なくなっている、という話も)。
こういう流れは世界的なものでもあって、環境問題への取り組みの一つとしての排ガス規制からの・・・自転車優遇、と。そこでヨーロッパなんかでは「自転車シェア」つまりは「レンタルサイクル」はかなりポピュラーになってます。
中国でもそれは同様のようで、いくつもの企業が参入してきているようなのですが。
当たり前ですが自転車を「貸し出す」ということはどこかで「返す」ことが必要になります。安価に自転車を売る、というものではないのでどこかで回収しないといけない。大規模な自転車シェアが存在していない日本でこの手の業務形態が定着しにくい理由の一つがコレであります。・・・返す、ということは借りた場所まで戻って来ないといけなくなるわけで・・・そんなめんどいことできるか、と。
じゃあ返せる場所を増やそう、というのがヨーロッパの方法で、あちこちに返せる場所を設置しています。これにより「そこらに乗り捨て」をかなり防止できます。さらにGPSの導入で「持ち逃げ」も阻止(この辺は中国も同様のようですが)。
ただ・・・↑記事からすると中国の場合「乗り捨て」が非常に多いのかなあ、と。だから規制が入るようになったのかなあ、と。
さらにデポジットも禁止・・・違法な目的に、というのも・・・なんだか妙な方向へ進んでるような気もします。
何でしょう、政府系の最大手で主導していった方が用地取得とか環境整備とかやりやすい、ということなのかどうか。日本でも何度も話題になってきてる「自転車シェア」なんですが、例えばオリンピックまでの本格導入、とかそういうことになる、かも知れんのですが・・・いけるのかなあ、とか思ってしまいますが。実際にはなかなか難しいような・・・?
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05/06/2017
仕方ないっちゃあ
仕方ないですが。時代の流れですし。
2020年春までに新幹線「喫煙席」全廃へ(Yahoo!:読売)。いわゆる「喫煙ルーム」的な立って喫煙できる場所はあるんですが、「座って喫煙」はもう不可能になる・・・ということであります。
・・・まあ、世界的な禁煙の流れですし。「喫煙席」であって「喫煙車両」ではないので完全な分煙、というわけにもいかなかったわけですし。
かつては全席で喫煙が可能でした。・・・いや、新幹線だけではなく。
いわゆるボックスシートという、四人掛けの向かい合う形の座席があります。そこの窓の下。かつては「灰皿」と・・・栓抜きがついてました。栓抜き。そう、まだペットボトルどころか缶すら十分に流通していなかった頃から存在していた車両が多かったので・・・そういう「設備」が必要だったと思われます。
当然ですが・・・最近できた車両には付いてません。それどころか車両の禁煙化が進むと灰皿と一緒に消えて・・・いなかったかな、カタチ的になんかどっかで残っていたような記憶もあります。金属のちょっとした出っ張りみたいなもんでしたので。灰皿は、そりゃあ禁煙進んでますからなくなっていくものなんですが・・・栓抜きはどうだったかな・・・?
自分はもう吸わないんで別にどっちゃでもいい、というところなんですが・・・全席禁煙。ただ、まあ・・・なんか時代の流れだなあ、と。かつてはどこでも室内でも喫煙OKだった、なんてのはもう完璧に昔話になってきてるわけであります。
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03/25/2017
かみんじゃない
「道の駅」での車中泊、OK? 禁止? 問われるマナー(Yahoo!:乗り物ニュース)。結局は「マナー」の問題、ということになりそうですが。ただ・・・ある程度の「不自由」はあって当たり前というのを理解できず、どこ行っても「お客様」でい続けよう、という手合いはどこにでもいるもので、その辺の対応が分かれそうであります。
電気や水などの設備を用意しておく、というのも手ですし・・・「ダメです」というのも手なんですが。
・・・あっちでOKだったんだからこっちでもOKだろ、とかそういうのが出てくると・・・また話がややこしくなってくるんですが・・・。
・・・要は「野宿」の延長なんだと思ってますが・・・車中泊。
日本という国は実は野宿のしにくい国であります。戦前とか終戦直後とかなら結構そういう話(放浪とか彷徨とか)はあるんですが、昭和後期から平成、となるとあまりそういう話が表には出てきません(逆に・・・行き倒れ的な話も出て来なくなってきていますが)。
警察が優秀?と言えるかも知れませんが。ふらふらしているとすぐに職質、と。あまりひょろひょろ出歩かなくなってる・・・と言えるかも。
さらに。安い交通手段が変化してきた、というのもあります。以前は列車が貧乏人の交通手段でしたが、事情が変わっていきます。高速バスが安い長距離交通手段となってきましたが・・・列車・電車ほど日本全国を網羅しているわけではありません。
しかしクルマなら結構自由がききます。さらにある程度でもOKな場所があれば警察も来ませんし。そういう意味で道の駅は適している、と言うこともできます。
ただ、あくまでも長距離トラックの運ちゃんが仮眠する・・・とかそんな程度だったのがやれ電気だ、やれ水道だ、となってくると話が違ってくるわけで。キャンプ場的な場所が近くにあるんだからそっちでやってくれ、というのは分からんでもありません。維持費だってかかるわけですし。
だからある程度の「縛り」は必要かな・・・と思うのですが、結局は「野宿」にそこまで・・・というのもあったりして。やはり場合場合によって判断を・・・ということになるのでしょうか・・・?
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03/21/2017
不必要なら
廃止か改正かすればいいのでしょうけど・・・。
中国人観光客不法残留防止の「帰国報告書」提出6割弱(Yahoo!:毎日)。しかし現行では法で定めれらているわけで。しかも罰則まである(この辺も形骸化してるようですが)のに結局はなあなあ、というのでは・・・意味はないものと言われても仕方ないような。
そしてこういうのだと↑記事最後の方にあるように「正直者がバカを見る」ことになっていくわけで。勝手に法を無視してもいい、という考え方は・・・どうか、とも思うのですが。
・・・実は↑コレ読んで思ったのがハローワークの「報告」であります。今もやってると思うのですが。
ハローワーク(旧称:職業安定所)とは言うまでもなく就職先を斡旋してくれる場であります。ここで紹介されて再就職できた、という人も多いかと。・・・紹介される、ということでそれで職が決まった、ということでハローワークに「報告」してくれ、というのは分からんでもありません。求職票など書類も変更しないといけないわけですし。
ただ・・・「面接の結果がどうであれ報告してくれ」ということになってるのがなあ・・・ちょっと、と。
この辺も理屈としては分からんでもありません。が・・・それは求職票に載せた企業側から連絡してもいいんじゃないか、ただでさえ面接に落ちまくって落ち込んでる時に追い打ちをかけるように「面接、落ちました」と電話しなくちゃいけない・・・。
コレに関しては法で決まってるわけではないようであります。・・・だから多分ほとんどの人が(面接に受かったとしても)「報告」してないんじゃないか、だからそれを促すようになってるんじゃ・・・とも思います。
それでも・・・コレ、いらないんじゃないか、というのが個人的なとこで。ハロワに関しては「?」な仕組みもいくつかあったりしましたし(今は変わってるかも知れませんが)そういうとこ↑「帰国報告書」になんだか似てるような気がして。
・・・だからと言って「必要ないから無視」というわけにもいかず。それこそ正直者だけがバカを見るんなら思い切って変えちまえ、と思うのですが。
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02/19/2017
Upupa Epops
・・・前にもこういうの書いたような・・・?
珍鳥「ヤツガシラ」群馬・館林つつじが岡公園周辺で目撃情報相次ぐ(Yahoo!:上毛新聞)。「迷鳥」「旅鳥」という分類であります。一年中そこにいるわけではなく、かと言って定期的に渡ってくるわけでもなく。時折何らかの事情で紛れ込んできたのか迷ってきたのか・・・なぜかそこにいてしまう?類の鳥であります。
→ヤツガシラ(BIRD FAN)
サトイモに同名の品種がありますが・・・漢字では「八頭」と書きます(「戴勝」とも書きます)。非常に長い冠羽があり、広げると複数となって見事であります。そのためこの名がついたのかも、と。
↑記事にもありますが本来東アジアではあまり馴染みのない鳥だったりします。
それでも実は日本では繁殖例もあったりして。さらに「迷鳥」つまり迷い込んで来る場合は例えば大きな台風が・・・とかそういうことが多いのですが、今回は・・・日本海側の天候不順の影響・・・ということなのかどうか。あるいは全然別の事情なのか、その辺は・・・実はよく分かってなかったりします。
ハトよりちょい大きいくらいなので、こんな鳥が海を越えるわけないだろう・・・と思われがちですが、実際には鳥てのは結構頑強な生き物であります。人間の我々が思う以上に「飛ぶ」ということに特化しており、きちんと生き残る術を身に着けているものだったりします。
だから・・・まあ、太平洋を越えてきた、とかそういうことなら「さて?」となりそうですが、日本海くらいなら越えて来そうなもんであります。
ただ、どうも1羽なのでここで繁殖してどうこう、ということはなさそうな。いずれにしても珍しい鳥には違いありません。接するにはやはりマナーを守って「見守る」ことが大事かと。長い旅の果てにようやく辿り着いた地なのですから。
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01/27/2017
いらないと言えば
いらない?
「時代遅れ」飛行機内の座席背面モニタ、アメリカン航空が新機体で廃止(CNN)。日本の国内線のように非常に短い距離ならともかく、国際線や長距離の路線では前の座席の背面にモニタがついていて色々観ることができます。
・・・まあ、自分はそういう飛行機に乗ったことないんですが・・・国際線・・・何年、いやン十年前かな・・・最後に乗ったのは・・・。
そういう「サービス」はもう時代遅れではないか・・・ということであります。機内での無線LANを強化して、手持ちのタブレット端末などに配信した方がいいのでは、と。
費用的なものももちろんあるかと。
しかしこれも一つの考え方なわけです。考えようによってはモニタを自前で持ってるのに別で用意しておく必要があるだろうか、と。そっちで観れるならその方が客にとってもいいんでは・・・と。
ただ、全ての乗客が視聴可能な端末持ってるわけではないわけで。その辺の「配慮」は必要になるかと思われます。まあ、全ての乗客が飛行中何か観てるか、と言えばそうでもないわけですが。
・・・しかし・・・新機体の737では廃止なんですが「現行世代の737型機や777、787などには引き続きモニター画面を装備する予定」というのは・・・なんか、そっちを先に廃止した方が良かったんじゃ・・・特に787とか。
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01/16/2017
選べる選べる
選択肢が増えるのは悪くないわけで。
東京~大阪間2万円の「完全個室夜行バス」(Yahoo!:乗り物ニュース) ただ、「夜行バス」と言えばこれまでは「安い」というイメージが定着しており(1万円切ってたりしますし)そのイメージを超えることができるのかどうか、「高級夜行バス」がこれからも出てくるのか・・・と言うとその辺はまだまだ不透明であります。
考えてみりゃ鉄道だってちょっと前(と言っても20年30年前くらい?)は「夜行列車」というのは「安い」イメージでありました。・・・かの銀河鉄道999が「永遠の夜汽車」とされていたのは正にこの辺の時代のイメージであります。・・・いや、もうちょっと前からかな・・・終戦直後からの「夜汽車」というのは今でももの哀しいイメージが付きまとうものであります。
現代版「夜汽車」が今の「夜行バス」・・・という言い方もできるかと。安いし、暗いし(照明落とすから暗いのは当たり前なんですが)。しかし「夜汽車」は世の中の方向・・・キレイでオシャレな旅行を求む・・・に流され、さらには飛行機や新幹線、それこそクルマに押されて消えていきました。
しかしいつの世も「安く」を求める旅人は多いものであります。
安全面などで色々言われてきましたが・・・夜行バスはその求めに応じたものであることに間違いはないかと。しかしここにもキレイ・オシャレの波が・・・ということ、とはまたちょっと違うような気もします。
以前のように「東京大阪間」は決まり切っているわけではありません。早く行きたいなら飛行機、ゆっくりしたいなら鉄道、安く行きたいならバス、と方向はある程度決まっていますが・・・その中でも「ブレ」から来る「選択肢」は出てきています。その中の一つが・・・「豪華な夜行バス」なんでは、と。
もちろんこの選択肢が今後も生き残るかどうかはまた別の話になるわけですが・・・そういう方向性があってもいいんではないか、と思うのですが。
・・・それにバス好きな人にとってはたまらんだろうなあ、と。ただの移動手段ではなく「好きだからこっち乗る」という選び方があってもいい、そんな時代になってるとも思うのですが。
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01/04/2017
でも価格がなあ・・・
おいくらくらいなんでしょ。
最新カプセルホテル事情「女性専用エリア」「JR参入」など(Yahoo!:NEWSポストセブン)。色々と選択肢が増えるのは喜ばしいことかと思うのですが・・・それに伴って「みんな値上げ」とかそういうことになったら意味ないんじゃないのかな、と。
カプセルホテルてのは「居住性悪いけど安い」が魅力だったわけで。
ただ、通常の「ホテル」「旅館」ではなく「簡易宿泊所」だとたしかに設立へのハードルは低くなります。そういったところに目を付けて色々・・・というのは悪くはないんですが・・・。
むかーし某知事だった人が「山谷辺りだったら安く泊まれるところもあるだろう」的な発言して炎上?したことありましたが。あの辺には今でもそういった「木賃宿」的なところがまだあって、外国人のバックパッカーなんかがよく利用している・・・という話もあります。
しかし最近の日本の宿泊所事情はなぜか「豪華に」「女性向けに」ということになってきてるようで・・・そういうとこ、安く日本国内を旅行したい外国人や、そうでなくても安く旅行したい人たちには「そんなもんいらんから安くしてくれ」的な意見が多いかと思われます。
メシなんてのはそこらのコンビニか牛丼屋でもいいし。ただ寝るだけなんだから内装もそれなりでいいのに。
そういう趣向の旅人だっているわけで。そういうとこも押していってもいいんじゃないか・・・とか。
ちょっと前に「どこか旅行にでも行ってみようか」と計画だけ立ててみたことあったんですが、宿泊費でどうも・・・と頓挫したことあります。さらに「女性の一人旅」ならそういったプラン的なものはあるのに「おっさん一人旅」だとなぜか敬遠?されてるような、そんな向きも。
・・・どこかが何か良さそうなこと始めたらみんなそっち向く、というのはいかにも日本的ではあるんですが。それでもせっかく選択肢増やしたのにすぐに狭めるようなことはして欲しくないなあ・・・と。
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01/03/2017
そら、そういうもん
地域差、というのは結構あるもんですが。
なぜ大阪人は関東人より厚切りのパンを好むのか(MSN:ダイヤモンド・オンライン)。大阪に限らず関西圏というのは実際「4枚切り食パン」というのは結構あります。
「薄うて食った気がせえへん」
というのが関東の「8枚切り」を見た時の感想だろうなあ、とか。自分みたいに関東から関西圏へ、そしてまた関東に出戻った人間からすると「別にどっちでもお好きな方で」となってしまいますが(だから自分は中間?の6枚切りが好き?)。
ただ・・・結構エグいです、大阪含む関西系の人たちは。慣れないとなかなか受け入れられないかと。
自分は出戻ってかなり時間経つんですが、「あー、こんな大人しい人たちあっちに行ったらどうなるんやろうなあ」とか思うことしきりだったりします。関東の人たちはあまり自分を主張せず(だから関西の人たちからすれば『何カッコつけとんねん』となる)逆に関西の人たちはぐいぐい入り込んできます(だから関東の人たちからすれば『何でもかんでも首突っ込んできやがって』となる)。
もちろん関東にだってお節介焼きな人たちはいますし、関西にだって物静かな人たちはいます。ただ・・・大勢?としてはそういう傾向があるような、ということであります。
そのため「移住」となるとそれなりに覚悟が必要かと思われます。いや、これは「関東」「関西」だけではなくて、どこのどの地域にしても。あるいは同じ県内での市や町への引っ越しにしても。必ずどこかに「違い」があるはずで・・・一種の「ローカルルール」があるもんであります。
それを受け入れる覚悟がないとまず難しそうな。・・・とは言っても事前に覚悟しておいても実際は全然違う状況、思いもつかないようなことになったりするもんだったりするので・・・あまり構えずに気楽に行った方がいい・・・のかも知れません。
特に「食」に関してはやはり大きいと思われます。うどんのダシの東西の違いは有名ですが・・・関東に「関西味」は結構あっても関西に「関東味」はまだ少数派なような。ウナギのかば焼きにしても関西は蒸しませんから場所によってはかなりクドいですし・・・食材にしても差は多数あります。
そういったところを含めて楽しめる「余裕」がないとなかなか難しいかも知れませんが・・・こればっかりは「縁」も関係してくるかも。何でもそうですが、やはり良い人たちと知り合うことで意外と簡単に物事が運んだりするもんであります。
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12/30/2016
そろそろ暮れます
もうそんな時期であります。
帰省ラッシュ、鉄道も空も混雑ピーク(Yahoo!:朝日新聞デジタル)。今年はちょっと早いかなあ、とかそんなことも思いますが・・・いや、こんなもんかも。今日以降の二日間は実家や自宅でゆっくり・・・と、そういうことなのかも。
あるいは「分散化」が進んでるのかも知れません。ちょっと昔だとみんな一気に都市部から外へ向かったものですが、ここんとこはそこまで激しいものではなく。やや早めに・・・とか、都市部に実家が・・・とかそういうケースも増えているようであります。
しかも関東地方は穏やかな年末年始、三が日は3月並の陽気に(Yahoo!:ウェザーマップ)とのことであります。ただし、あったかいのは昼間の話で、夜から明け方はかなり冷えこむようであります(何しろ最低気温はやはり相当に低い)。そして日本海側は・・・雨予報。
これは「気温が高い」というのが太平洋側に限った話ではない、ということで・・・雪になってもおかしくはない時期なんですが、それが気温が気温なので雨になるだろう、と・・・。
まあ、何事もなく正月らしく過ごせればそれでいいか、とかそんなことも思いますが。実際、何もなくフツーに年末年始と行きたいものであります。
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08/29/2016
だらっと近況報告8/29:高知
ちょっとした行事?があって四国は高知に行ってました。
関東からだとルートはいくつかあるんですが、当初は新幹線で・・・と思ってたんですが、一日余裕ができたので「サンライズ瀬戸」で行ってみようかな、と。そこで一か月前を一日過ぎた時点で近くのみどりの窓口行ってみると・・・
「お客さんで最後ですね。これで満席です」
と、滑りこみセーフ状態。夏場はやはり混むものだそうであります。
最後の一席は「B個室寝台シングル」でありました。前に「ノビノビ座席(枕元にしかしきりのない、半雑魚寝状態)」に乗ったことがあるので今回はちょっと上でもいいかな・・・ということでラッキーでした。なお「B個室寝台ソロ」というのあって、少し安いのですが、完全個室ではなく、二段ベッドを二人で使うような形式でやや狭いベッドだったりします(他にも二人部屋とかもあるんですが)。
これが室内です。下段、ということでホームがそのまま目の前にあったりします。かなりコンパクトな作りで・・・荷物置き場にちょっと困るかも知れません。まあ、他に何もかう寝るだけ・・・というのなら問題ない話ではあります。
ただ、車内販売はありません。シャワー室があったりしますが有料でシャワーカードは枚数制限があります。
昔の寝台特急には独特の「水飲み場」があって、コップとも呼べないような「簡易水入れ」で冷水を飲める設備があったんですが・・・さすがにそういうのはもう、ありません。代わりに自販機があって水やコーラが買えます。
もっとも。当たり前ですがややお高め。250ml入りの「缶コーラ」が130円。つまり乗る前にペットボトル入りのを買った方が安いわけです。
東京からなんやかんやで気が付くと京都。そして大阪。下段は寝っ転がるとほとんど窓から何も見えないので(見るものもない、という話も)ずっと本読んでました。
そのうち・・・明るくなってきて岡山へ。ここで「サンライズ瀬戸」「サンライズ出雲」の切り離しがあるんですが。・・・なんか着替えるのも面倒だな、ということでそのまま。窓の外(ブラインドを少しだけ開けてある・・・でないとホームから中が丸見え)は相当数の人たちが走り回ってましたが。
本来「サンライズ瀬戸」は高松まで、となってます。しかし今回は琴平まで延長、ということでそのまま。・・・なぜか高松駅で30分ほどしてから出発。途中多度津や観音寺にも止まるんですが(高松でもそうだったんですが)「特急券・寝台特急券を持ち出ない方はご乗車にはなれません・・・駅でも売っていません」のアナウンス。そりゃあ、まあ、乗りたい人もいるだろうなあ、と。
ちょっと不思議だったのはアナウンスが「多度津・観音寺・琴平と停車していきます。その時にドアが開きます」といった感じのもので。普通なら「停車いたします」ぐらいで終わるのに・・・なぜそこまで?
琴平着。「歓迎 サンライズ瀬戸」的な看板もあったりして。実はちょっと時間的に早かったので一列車遅らせたので、何か駅周囲にあるかな・・・と思ったらここは相変わらずで。いやあ・・・変わらんもんであります。
その後用事も終わり、友人と桂浜行ったりしてたんですが。
中土佐の久礼(くれ)、という土地があります。ここで酒蔵見学できるらしいから行ってみないか・・・ということで友人たちと。そこで久礼八幡宮に寄りました。狛犬好きとしては外せない・・・。
この辺りには六対の狛犬さまがおいでになります(さらにお稲荷さまも一対)。そのうちの一対。
・・・ちょっと珍しい、と言うか東京ではあまり見ない「狛犬」「獅子」の組み合わせであります。
本来、聖域を守護する目的で大陸から伝播してきた「狛犬」なのですが、日本の仏教文化(左右対称・非対称)の影響もあってか「両端を守護」で「阿形(あぎょう)」「吽形(うんぎょう)」の二対に。向かって右「口を開けている」のが阿形で左の「口を閉じている」のは「吽形」と。
・・・しかし実はこれは両方「狛犬」ではなく右の「阿形」は「獅子」で左の「吽形」は狛犬でしかもツノがある、と。
現在では・・・と言うより江戸期くらいから? ・・・全部ひっくるめて「狛犬」になってますが。少なくとも平安期くらいはツノがあって別物だった、とのこと。
ここでも他の狛犬さまはツノがないのですが・・・この一対だけはこうなっているのは・・・なんでなんだろう、とか。
そして・・・こういう土地柄のせいなのかどうか分かりませんが、石の劣化が激しいような。
左は同じ境内で分祀された思われる三社の狛犬さまで、右はやはり分祀されてすぐ隣にある天満宮の狛犬さま。恐らく天満宮の狛犬さまの方が新しいと思われるのですが・・・右の狛犬さまはすでに原型をとどめてらっしゃらない・・・。
潮風とかそういうのもあるかも知れんのですが。湿度・・・かなあ、やけに苔むしすぎているような・・・?
帰りは最初から決めてました。ボーイング787ドリームライナー。・・・この二日前にANAがいきなり「国内線も機材チェックする」とか言い出したんで、欠航になりはしないだろうか、と心配したんですがそういうこともなく。
画像では見えませんが、エンジンのところにちゃんと?ロールスロイスがあったりして。
うまく窓側も取れたし・・・と楽しみだったんですがコレ、夕方の便なんですな。しかも台風が接近していて天気はあまり良くなく。・・・最終的に羽田に着く頃には真っ暗で何も見えない・・・という結果に。その辺が一番残念だったなあ・・・と。でもこういう地方から羽田、というといつも滑走路から空港までバスで・・・とかそういうことになるんですが今回はきちんと?そのまま建物の中へ行けました。
それでも今回は雨にもほとんど降られず(帰り道に、ちょっと)台風が来る前に引き上げられた、という・・・旅路でありました。楽しかったであります。また行きたいものであります。
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08/22/2016
おもてなしじゃなく
あまやかしじゃないのか・・・とか。
JR東日本、駅ナンバリング導入・・・東京オリンピック見据え外国人にも使いやすく(Yahoo!:産経)。そういうのはすでに地下鉄では導入されていて、今から(まあ4年ありますが)やるんかい、的な反応も関東ではあったりします。
同時に。・・・そこまで表示する意義はなんなんだろうか、とか。
そりゃ一応?観光立国目指す、ということで海外からのお客さんをもてなしたい、というのは分からんでもないんですが。そこまで相手側にべったり、というのはどうなんだろうか、と。
日本の文化を知ってもらいたいなら他国の流儀に沿うだけが道ではない・・・と。確かに一昔前のフランスみたいに「英語? 知ってても話さねーよ! フランス語勉強してからまた来いや!」とかそこまで行くのもどうか、とは思うのですが。
「日本語ばかりじゃ困るだろう」
という思いはたしかに大事であります。が・・・「じゃあ何もかも中国語・韓国語・英語表記にしてしまえ」というのは行き過ぎな気がするわけです。
言葉というのはその国の文化なわけで。それを全く知らないで(あるいは全く無視して)その国へ乗り込む、というのはいささか礼を失しているような気がするのです。あえてそうする人もいますが、そういう人たちは逆に「知らないものをオレのもんにしたる」的な向上心がある場合が多いので色々身に着けて帰ることになります。が・・・そういうのも何もない、「相手が低姿勢だから乗ってやる」的な人たちは・・・結局は何も知らずに「日本も大したことねえなあ」で終わって帰ることになります。
・・・そこまで低くする必要ないんじゃないか・・・。
「日本語勉強してから日本に来い」とまで言うつもりはありません。ただ・・・なんか悔しいなあ、と。低姿勢だけが方法ではないのです。もっと他にも色々あるのに・・・と。身を屈め続けても小言は頭の上を素通りしますが視線は上がらないもんだったりするのですが。
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07/05/2016
先に安宿増やすとか
なんか・・・それより先にやっといた方がいいような。
成田空港に初の24時間飲食可能店、開店(Yahoo!:時事)。かなり前に某エッセイマンガで「成田で乗り換え失敗してとんでもない目にあった」的なものもあったりしましたが・・・一晩明かすことになったが泊まるとこない・タクシーがぼったくる・などなどかなーりヒドい内容・・・最近はまさかそういうこともないだろう、と。
・・・空港で一晩、というのは以前はそれこそ乗り換えに失敗した、とか。あるいは何らかの事情で欠航になった、とかそういう理由でありました。
が、最近ではLCCが早朝や夜に出発したりするため、どうしても「一晩」と言うより電車で言うところの「始発まで待つ」的な行動が多くなってるかと思われます。
・・・それで24時間営業の牛丼屋を、と。
いや、そういうのも結構だとは思うのですが。でもこういうのに敏感なはずの旅行業界がなんで「じゃあ安宿作ろう」とか「待ち時間を安く楽しめるように」とかそういう方向にならないのか・・・ちょっと疑問だったりします。羽田の前例があるからで、あそこも前は今のような「飛行機乗らなくても楽しめる」場所ではなかったのですし。
同じようなことは東京駅にも言えます。・・・前にちょろっと書きましたが、昔の東京駅と言うのは構内に何もない(飲食店とかそういうのが)もので。もちろん駅弁は売ってますが当時はやや高めだったので・・・外で買い込んで行く、というのが当然だったりしました。・・・車内販売なんかない、そういう夜行があった時代の話ではありますけども。
それが今では結構様変わりしてます。・・・成田も何かやろうとしてるんではないか・・・とか勘繰ってしまってたりして。このまま空港のベンチで夜を明かすのを「当然」としちまうのは業界もそうですが、色々何かと問題出そうですし。
・・・今回の牛丼屋がその一歩・・・なのかどうか・・・さて?
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06/22/2016
すでに好意ではない
「民泊」早くて来年にも新法で本格解禁(Yahoo!:毎日)。何度か取り上げている「民泊」であります。旅館やホテルではない、フツーの住宅に旅行者を泊めることですが・・・これが「好意」からの無料、というのなら別に何の問題もないのですがやはり「好意」ということで旅行者がいくらか払う、もしくは安く設定した「宿賃」を払う・・・ということになるとまた話が違ってきます。
旅館やホテルを管轄する旅館業法というのは実は結構キビシイ内容であります。これは過去に何度もあった「手抜き管理による事故」を防ぐべく積み重なって現行のようになってきたわけですが、そのおかげで安全や安心がかなりきっちり守られるようになってきています。・・・これはこれで推奨すべきこと、なんですが。
これはいわゆる「プロ」ならきちんとこういう安全を守りなさいよ、ということであって「シロウト」が住宅に泊める、というのとはまた違ってくる、ということでもあります。
「プロ」の仕様に「シロウト」を当てはめるとかなり無理が来ます。例えば災害時の避難誘導灯とか。一般の住宅でそういうのはちょっと無理であります。・・・そこで「ある程度は守ってもらおう」「登録制(届け出制)にして把握はしよう」という方向で調整が進むようになりました。泊める側にプロもシロウトもなく、何かあった場合の責任の所在は明確にする必要がありますが・・・あんまりキビシクすると今後の発展は望めない(一応?観光立国目指してますから)。実情、禁止というわけにもいかない・・・。
さらに野放しにすることで既存の旅館やホテルにも影響が出かねません。明らかに安い料金設定ですし。
・・・個人的にはそういった「規制」には賛成な方なんですが・・・。
ただ、ちょっとユルイかなあ、という気もしないでもなかったりします。最近になって新たに出てきている問題に「不特定多数の外国人が出入りしていて怖い」というものがあります。あるいは「外国人のマナーが悪すぎる」というものも。よその国を訪れるのだから相手には最低限の敬意を払うべし、というのは当てはまる国とそんなのハナから考えない国と、色々あります。さらに「民泊」となっていても実際は業者が組織的にやっていてユルイ規制につけ込んでやりたい放題・・・というケースもゼロではありません。
新法としても規制する、ということはすでに好意で泊めているわけではない、ということになります。対価としていくらかもらう時点ですでに好意じゃないだろ、という考え方もあります。
・・・本当はこんな「規制」しなくても問題出ない、というのが理想なんですが・・・それはあくまで理想であります。
当初は混乱するだろうなあ、と。恐らく数年内に規制の手直し、手直しが進んで・・・それこそ東京五輪くらいになんとなーくカタチ?になってくる、とかそれくらいかと思われますが・・・それまでは大変なところがあるかも知れません。ある意味、これまで積み重ねてきた「旅館・ホテルの安全」を再構築していくようなものではあるわけですし。
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05/15/2016
単純な私見ですが
勝手に持って行かれたらどうしよう・・・とか。
青森のベンチャー企業が「自転車×IoT」で新サービス(Yahoo!:ITmedia エンタープライズ)。「IoT」とは「Internet of Things」のことで、「モノのインターネット」とも呼ばれてますが「モノのインターネット化」と言うか・・・様々なモノがネットで繋がって相乗効果的に便利にしていこう、ということでもあります。
今回の「ナビチャリ」はカンタンに言えば「自転車にナビを積もう」という話であります。レンタサイクルにこれを搭載しておいて位置情報を取得、どこを走っているか・近所に名所はないか・・・などをナビできる、というものであります。・・・なお、現行の道交法では「イヤホンしたまま自転車に乗る」は禁止なので「耳をふさがない骨伝導イヤホンを使用する、とのことで。・・・なんかこっちの「骨伝導」の技術を今のチャリンコ乗りに広めてもいいんじゃないか、とか思ってしまいますが・・・。
ともあれ、「ナビチャリ」・・・パクられないんだろうか、というのが第一印象だったんですが。
ただ。青森の事情は知らないのですが、そこまでレンタサイクルが普及しているんだろうか、と。地方によってはかなり普及しているところもあるんですが、今一つ全国的?にはなってないシステムであります。
「いちいち返しに行くのがめんどくさい」
これが一番大きいかも。例えばA駅からB駅まで乗った、として・・・そこから列車に乗ることになって。さてレンタサイクルはどうしよう? と。
もちろん結構広範囲な地域で「どこで返してもOK」というのも最近はあるんですが・・・。
まずこういった不安?要素をどうにかしてからもっと全国的に一般的に・・・というのもあると思うのですが。もちろん他にも「駐輪場」「交通事情」などの問題もあります。が・・・使いようによっては環境問題への配慮もできるわけで。・・・その辺、なんか現状ではもったいないなあ、と。
その上で「ナビチャリ」と。自分がどこにいるか分からない? その辺の地元民に尋ねたらそれで済む話でもあります。クルマと違って自転車なら歩行者にも尋ねやすいと思うのですが。
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04/23/2016
そんなキンメダイ
キンメダイの常設展示がある水族館(Yahoo!:伊豆新聞)。そうでした・・・キンメダイって水揚げ直後は全身真っ赤ではなく背中側が薄いピンクで腹側が銀白色なんでした・・・。
→キンメダイ(ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑)
生きてるうちと水揚げ後の体色が全然違う、というのはよくある話なんですが(英名「Blue Marlin」が和名「クロカワカジキ」なのは英語:水揚げ直後で「青い」・和名:水揚げ後時間が経って「黒い」)大抵は水揚げ直後の体色は大変にキレイなものであります。
・・・そう言えばキンメダイというのは結構最近になって名が知られてきた印象もあります。煮物やなべ物が知られていますが刺身も有名だったりします。
↑図鑑によれば日本近海モノだけではなくニュージーランドやロシアなどからも輸入されている、とのことで(もちろん刺身では無理ですが)・・・何かで火がついて一気に流行ってしまった、そんな観もあります。
「こんだけ獲りまくると生息数が減るんじゃないか」的な指摘もあったりして。
ただ・・・これはキンメダイに限った話ではないのですが、実は生態のよく分かってない魚介類というのは結構いたりします。フツーに魚屋に並んでいるのに、です。キンメダイももっと把握できればまた違ってくるのかも知れんでのすが。
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03/13/2016
悪くない取り組み
かと思うのですが・・・。
岡山県警、ドラクエ?風信号を修正(Yahoo!:BuzzFeed Japan)。「はい いいえ」で「はい」に「→」があるからドラクエ風、というのもどうなんだかな、とは思いますが・・・一般的にはその方が理解が早い、ということではあります。
・・・ただ、他の曜日を見てみるとゲームばかり意識してたわけではないようですし、今後もこういう取り組みを考えていくけど今回のは、まあ、一旦取りやめ・・・ということなのかも知れません。
知られすぎた、というのもあるのかなあ・・・。
こういうのは一度拡散されると一気に広まって、「巡礼」的に探し回る人がたくさん出て来てそのうち自治体とかそういうのが注目して「ナントカおこし」的な運動にしようとして、でも結局そうなるとみんな飽きてしまって空回りを始める・・・というのが流れだったりするもんですが。
良くも悪くも一過性になってしまうものではあります、こういうのは。
その辺を知っていての「取りやめ」なのかも、と思ったりして。あくまで交通安全が目的であって、そのために皆の耳目を引くような仕掛けを考えて・・・こうなったわけで。それが注目が集まりすぎると色々とミョーな動きも出てくる。そうなると本来の目的とは違ってくる可能性も高くなる。じゃあ一旦やめておこうか、と。
とか、まあ・・・そんなことも考えてしまったのですが。
今後も何かやる、準備中、とのことなので・・・期待は残っています。この「準備中」も実は注意を引くための工夫の一つ・・・だとしたら相当の知恵者がやってる、ということなんでしょうか・・・?
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01/13/2016
法整備はきちんと
ちょっと遅いかも知れませんが・・・何もしないよりは相当にマシであります。
「民泊」旅館業法で許可制に・・・政府提案(Yahoo!:毎日)。何度かこの「あれこれ」でも触れてますが「民泊」というのは旅館でもホテルでも何でもない、フツーの一般人の家に有料で宿泊することを言います。・・・もちろん、友人や家族を泊める、というのとは事情が違っていて(有料ですし)その辺りからトラブルになったりもしていました。
・・・マンションのほとんどの部屋を「民泊」で中国人に貸し出していた、とか。
いや、それだけではなくテロなどへの悪用への警戒も(Yahoo!:産経)あります。何しろ現行では泊める側は無許可な上に泊まる客の身元を確認する義務があるわけでもありません。事実上野放しに近い状態なわけで・・・そういうとこだとテロや犯罪の温床となる可能性が非常に高くなります。
そもそもは厚意から宿泊、そして「お礼」にいくらか包む・・・というものだったと思うのですが。
これがいつの間にかビジネス化。空き部屋が大量に余っているマンションのオーナーさんなんかにとっては大変な救いになるわけです。さらに(最近はそうでもないと思いますが)都内や関東圏内や関西圏のビジネスホテルは一時期満室続きで・・・泊まれるところがない。あっても高い。そこへ素泊まりであってもこういう安宿があるなら・・・需要は十分にあるわけです。
ただ、その速さゆえに法整備が追い付かず。「旅館」や「ホテル」となるとそれなりの設備や状態が必要ですし、登録なども必要になりますから↑こう手軽にはいきません。別に申請とかしなくてもいいならそれでいいのか・・・ということで無認可の「民泊」がどんどん増えてしまう。
そこでまだ規制の緩い「簡易宿泊所」の規制を、さらに緩めてそこに「民泊」も登録できるようにしようか・・・というのが今回の方向性であります。宿泊施設の増強は東京五輪へ向けても課題の一つですから一つの手段として確保したいのが本音ではあるようです。
・・・こうなると例えば今までグレーゾーンっぽかったネットカフェなんかにもまた違った動きが出てくるかも知れません。・・・それはそれで一歩前進的なとこもあるんですが。
ちょっと心配?なのは何か別の思いもよらないようなとこからヘンな問題でも出てきたりしないだろうなあ・・・とかそんなとこだったりするんですが。いや、まあ、ただの考えすぎなんではあるんですが。
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01/12/2016
いる?
いらない気がする・・・。
青春18きっぷの「オプション券」に賛否両論(Yahoo!:R25)。ご存知の通り「青春18きっぷ」と言えばJR線全線(一部JR以外も含む)の普通列車一日乗り放題券であります。いつでも乗り降り自由。使い方次第ではかなり有利な使い方もできます。
が・・・ここんとこのJRの豪華な列車を走らせよう・新幹線を引こう路線?のおありをくらってかなりとんでもない状況になっているのも事実であります。
過去、「18きっぷ」と言えば安く旅をしたい人にとっては非常に重宝する存在でしたが・・・18とありますが全年齢使用できます・・・なんか、そういうのを最近のJRは望んでいないのかなあ、と。
基本、JRでは新幹線を通すとその地の在来線を第三セクター化、と言えば聞こえはいいですが・・・別会社にしてしまうことにしています。つまり、JRから切り離してしまう。
こうなると基本「JR全線のみ」の18きっぷでは乗ることができなくなってしまいます(もちろん例外もありますが)・・・その一つが北海道新幹線開業。青函トンネルを越えることができなくなってしまうのはもちろん、その後もかなりやっかいなことに。
・・・そこで2300円の「青函越えオプション」を、ということになったのですが。たしかにフツーに青函トンネル越えるより安くはなってるのですが・・・。
運賃安くしろ、とかそういうのではないのですが。でもこれまで国鉄時代から続いていた「地域の足」としての鉄道を捨てて豪華で速い列車のみにしてしまう・・・この方向性からの、言っちゃ何ですが「お情け」のような気がして。
速さではどうあがいても飛行機にはかなわない。利便さでは自動車に勝てない。じゃあ列車の利点は・・・豪華さ? いや、それなら船舶の方がもっと豪華な旅もできる。
列車の利点は「密着度」と「大量輸送」だと思ってます。過去から積み上げてきた地域との密着性、そして一度に多くの乗客を運ぶことができる(こっちの方は船の方がたしかに強いんですが、そういう面もある、ということで)。
・・・そして何より選択肢を残しておいて欲しい、というのがあります。現状、18きっぷでは夜行バスに敵いません。でも買う人は買う。それは列車を好んでくれる、昔からの「信頼」のようなものがあるからで・・・。
そういうもんをあっさり放っちまうのはもったないのではないか、と思ってるのですが。
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01/08/2016
ただの懐古趣味ではなく
名古屋城木造復元に賛否・・・天守閣の費用400億円(Yahoo!:時事)。「天守閣」と区切ってある、いうことはもろもろ含めるとそれどころじゃないでしょ、ということかと。経済効果年100億円、と言ってもそのままの額が名古屋市に転がり込んでくるわけではないわけですし。費用も税金から・・・ということになれば、そりゃどこの自治体も火の車の昨今ではなかなか通らないことかと思われます。
さらに・・・この辺の話も今後多分出てくると思うのですが・・・。
木造復元の度合いにもよると思いますが、最低限の耐震構造などはキープしていくはずであります(そうでないと許可下りない)。しかし現在のコンクリート造を耐震補強していった方が安心なんではないか、とか・・・そういう話も出てきそうな。
・・・本当の意味での「木造復元」・・・もちろんどうしても外せない現代的な要素は仕方ないのですけど・・・そういうのでできればそりゃあ、その方がいいのでしょうけど・・・。
実際問題としてはそういった懐古趣味だけで進むほど小さな問題ではないわけで。コトは名古屋市民の懐事情だけではなく・・・「名古屋城」という日本にとっては大きな存在の話であります。
そのためにも「円満な解決」を望みたいところなんですが・・・。
モメそうだなあ、とそんな心配の方が大きかったりします。
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12/27/2015
礼を失する
京都清水寺、持ち込み絵馬の苦慮(Yahoo!:京都新聞)。「絵馬」とは読んで字のごとく「絵に描いた馬」ですが。元来は神社やお寺に生きた馬を奉納して祈願していたことに由来します。・・・つまりは最初の頃?はそれなりに用意のできる人たちしか祈願できなかったのですが・・・後に「絵に描いた馬」でも良い、ということになった、ということでもあります。
今はフツーに「絵馬」として売っています。
それにお願い事を書いて所定の場所へ吊るす、というのが作法になっています。・・・これから受験シーズンが始まりますから天神さまとか特にそういう風景が増えるかも知れません。
・・・しかしこういう行事や作法というのは日本だけなのかも・・・?
アジアのどっかから来る観光客が「いちいち現地でそういうのを買うのは時間がもったいない」ということで「自作」の絵馬を持参、というこかと思われます(漢字だけ、ということでどの国か、というのは見当がつきますが)。もちろん直接買わずに持参、そういうケースでも問題はないのでしょうけど・・・。
『清水寺は、自作の絵馬を寺に持ち込む場合は「礼儀として声を掛けてほしい」とする』(『』内↑記事より引用)
当然と言えば当然な話ですが・・・日本では。さらに清水寺の印に似せた印が押してあったり大量に、となると・・・これは礼儀以前の問題で「失礼」であります。
・・・最近の日本でも、日本人でも「相手の気持ちを考えて」ということのできない(もしくは考えることすらしない)人が増えてますんで、まあ、あまり言えないかも知れませんが・・・。
小さなこと、と思われるかも知れませんが。でも場所をわきまえてきちんと礼に沿った行動をとる、というのは別に日本に限った話ではない・・・と思うのですが。
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12/03/2015
Get'im!! 2015
GoogleとMicrosoft(NORAD)のサンタ追跡サイト、それぞれオープン(Yahoo!:ITMedia)。
→Official NORAD Santa Tracker
→Google Santa Tracker
何年か前にこの「あれこれ」でも取り上げましたが。北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)という・・・太平洋を見張る思い切り軍の施設がサンタクロースを「追跡」する、という・・・。
そもそもは「サンタに電話しよう」という民間の企画があって、「直通電話」の番号を掲載したところ・・・それが間違ってNORAD(当時はCORAD)の司令長官に繋がってしまった、とのこと(そんな簡単に電話番号なんて、と思うかも知れませんが1955年の話・・・つまり今年は60周年)。
それが縁?でサンタの追跡を軍の機関が始め・・・当初は電話などで「サンタの所在地」を示していたらしいのですがネット社会になってそれが一気に広まったわけであります。
そんなわけで前から知ってたんですが・・・ここ何年かサイト行ってなかったんですが・・・なんか・・・サイトが進歩?してるなあ、と。
相当前に見た時には「ようやく日本語にも対応しました」的な話があって、サイト行ったんですが機械翻訳みたいな日本語ばっかりでした。それが今や↑こんな流ちょうな日本語に。
しかも「Google」と「Microsoft」で分かれている、というのも。色々あったようであります。
クリスマスには「サンタ追跡映像」も流れてくるはずであります。あちこち寄るので(サンタですし)その辺も見どころかと。日本に寄ったこともあります。・・・ただ・・・ここんとこの世界情勢もありますし。どこまで踏み込んでいくのか・・・そういうとこはちょっと不透明ではありますが。
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10/06/2015
どこまで解禁
政府の規制改革会議が「民泊」規制緩和を検討(Yahoo!:時事)。「民泊」というのはいわゆる「正規の宿泊施設」ではなく普通の民間人が自分の家などに「お客」を泊める行為であります。無料の場合もありますが、「正規」よりも安いことがほとんどのようであります。
・・・この「あれこれ」でも前にちょっと触れましたが。
友人とか知り合いとかを好意で自宅に泊める、というものではなく。お金を取るということは明らかに商売となってしまうわけで。その辺の問題と「正規宿泊施設」が守ってる法律などの問題はどうするんだ・・・というのが前々から問題になっていたのですが。
法改正、ということになる・・・のかどうか分かりませんがそうしないと意味ないでしょうし。
例えば火災に対する備えとか。こういった安全面に対して設備を強化する義務があります。これが普通の民家だとそこまでできるのかどうか、ということになりますし・・・何より怖いのは「そんなんでいいのなら」と特にそういったことを意識せずに部屋を貸してしまう、そういう程度で組織化してしまう、ということかも知れません。
そもそもは善意で貸していたはずなんですが。それが金儲けできる、となるとどうしてもそういう連中が入り込むことになります。
そのためにはある程度の線引きが必要になります。これくらいの設備が必要、料金はこれくらい、これくらいの広さは・・・とか。しかし細かすぎると外国人観光客誘致とかそういうのは望めませんし。かと言ってザルではもちろん意味がない。
別に今のような一種のグレーゾーンでもいいんではないか、という声も出そうですが。いずれは規制は必要になるかと。業界からの反発もありそうですし。・・・でもちょっとサジ加減難しそうだな、と。欧米とはまた違う捉え方や習慣のある国なのですし。
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08/08/2015
一部で解禁?
茨城県などの海でサメ確認16匹・・・防護網設置(Yahoo!:ANN)。8日にも一部で遊泳再開、ということになるんだそうですが・・・。
最初は数匹と見られていたんですが、16匹となると。実際には関東近辺でもサメの類は結構いるもんなんですが、こういうのが近場に寄って来るとなると・・・今後も色々と懸念が残りそうであります。
日本だと南の方では時折こういった「サメによる遊泳禁止」という事態になることはありますが、関東近辺で、というのはあまり聞かない話であります。それでも東海地方でも以前にもありましたし。絶対にあり得ない、というわけではないわけであります。
サメ、と言っても全部が全部かのジョーズのように獰猛で人間すら襲う、というわけではなく。カタチ的に「ジョーズ」に似た連中がそういうことしたりするんですが、カタチは似ていてかなりデカくなるけど襲ってこないウバザメなんてのもいますんで・・・例えば小さなネコザメなんかを必要以上に怖がるのもどうか、と思われます。
でも↑見る限り「そっち系」のサメが多数、ということですし・・・何かあってからでは遅いので「遊泳禁止」というのは決して間違った判断とも思えないのですが・・・。
そうなると地元に来る人が減ってしまう。季節柄最も売り上げが立つ頃なわけです。
そこで防護網を・・・というのは一手ではあります。ただ・・・コレも100%というわけではありません。実際に危険度の高そうなサメがいる海域、ということに変わりはないわけで、しばらくは警戒が必要かと思われます。
・・・一部では温暖化による影響も言われてますが。ああいうサメが全くいなかったわけではないですし。ただ、生活パターン(回遊形態とか)の変化に何らかの影響を与えた、という可能性はたしかにあったりします。実際、海の生き物というのは思われてるほど解析が進んでいなかったりします。サメにしても・・・どこから来てどこへ泳いで行くのか? なんてなことも十二分には分かってなかったりします。
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07/20/2015
二つほど 7/20
海に関係なく二つほど(いや、関係ゼロではないか・・・)。
一つ目。「ユースホステル」って何? 施設数利用者数減(Yahoo!:朝日新聞デジタル)。ある一定以上の年齢の人には「おお、あれね」と懐かしく、それ以下だと「何それ?」と不思議がられる宿泊施設であります。
・・・何と言いますか。日本に限らず世界で「旅」が注目されたことがありまして。
「日常からの脱却」とかそういう思想が流行った頃であります。世界情勢的にも大きな戦争が終わった後も小競り合いは続き、いつ終わるのか分からない(今も終わってないですが)。そこで一種隠者っぽく世俗を離れて生きてみよう・・・という・・・考えてみれば現在でも通用しそうな観念ではあります。
しかし「旅」と言っても「隠者」ですから豪華ではなく。貧乏旅行が主。そこで利用されたのが「ユースホステル」でした。普通の宿泊施設ではなく「交流」をも目的にした施設。ちょっとしたイベントがあったり食事は宿泊者みんなでするのが当たり前、とか・・・。
・・・この辺は現在では受け入れらないだろうなあ、と。個人的にはまだ残っていたのか、と思ったりしてますが。逆にこういう現代だからこそ必要、とも言えるんですがこういうのは流行りもありますし。
二つ目。「マルハさけ缶」がピンチ、釧路工場で原料不足(Yahoo!:北海道新聞)。てっきりロシアのあの「規制」が影響かなあ、と思っていたら実は国内生産のサケのみでの「サケ缶」だった、という・・・。
しかしそのサケが今年は大不漁。
他から、というわけにもいかないでしょうし(そもそも『他』があるのかどうか・・・?)。
缶詰としては結構高級?感のある「サケ缶」なんですが。・・・ツナ缶は一時期色々と手を加えて食べていたりしたんですが、サケ缶かあ・・・いや、そもそも最近缶詰、開けたっけか・・・。
ただ、こういった報道があると品薄に拍車がかかりそうで。来年にはこれまで通り、となってくれればいいんですが。
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07/08/2015
滑走路ではなかったらしい
・・・タイトルの意味は、まあ・・・分かる人だけ、ということで・・・。
ペルー・ナスカの地上絵、山形大のチームが新たに24個発見(Yahoo!:毎日)。よく知られている「ハチドリ」や「巨人」などですが、共通しているのは「一筆書き」であること。そして・・・「地上からは十分に確認できない」ということになってます。
実際、ほとんどの地上絵は航空機の発達によって「新発見」されたものがほとんど。そのため「上から見下ろすために作られた」という認識になっていました。宇宙人とか飛行する古代人のため・・・という話はその辺から来ています。
実は地上絵にはいくつかタイプが存在するそうで。有名な「ハチドリ」「サル」などように大きなものと、それよりも前の時代に描かれたとされる小さい方。今回の「リャマ」もそっちの方であります。
意匠的な面でも違いが見られるため、いくつかの説が存在しています。・・・一番有力なのは違う人たちが描いた、というところでしょうか。
「描き方」も縮小した「ひな形」をヒモや棒で大きくしていく方法とか、そういうものも提唱されています。少なくとも飛びながら描いたわけではなさそうで。さらに、別に「空から見下ろす」必要はないもんなんじゃ・・・とも思われますが、雨乞いの儀式用に歩く(そのため一筆書き)ルートだったのでは、という説もありますんで、やはりこういった形状やあの大きさは必要だったのかも知れません。
ただ・・・いくら世界遺産とは言え「知らなかった」ということもあり得るわけで。少なくとも真意が失われた現代においては「タダの砂利の溝」みたいなもんであります。すでにいくつかの地上絵には道路が作られていたりします。今回の地上絵はさらに住宅地に近い、とのことで・・・ということは探せばもっとあったのかも・・・保全、というのは早急の課題となりそうなんですが、実情はどうなってるんだろうなあ、と。
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06/28/2015
いまいちピンと来ない
米ディズニー、テーマパーク内での「自撮り棒」持ち込み禁止に(Yahoo!:ねとらぼ)。東京ではすでに禁止、というのも知らんかったんですが。相当にヤバい?ことになってるんだなー・・・と。
・・・なんか他人事?っぽいのは自分、今一つピン、と来てないからで。なんでそこまで撮りたがるんかな・・・と。自分を。
セルフィー(selfy)という行為で、この行為そのものが禁止、というわけではないようで。しかし自分でスマホかざしてパチリ、ではなくちょっとした長さの棒の先にスマホ(多分コンデジでもOK)をくっつけられて手元で操作できる「自撮り棒」が禁止、ということであります。
・・・そりゃあ、ジェットコースター乗ってる最中にンなことしたら・・・迷惑とかそういうレベルの話から危険行為とかそういう方面になってしまいますがな。
他にもマナー的に・・・という話も聞きます。ディズニーだけではなく有名人でもあまりいい顔をしない、とかそんな話も。
・・・まあ・・・でも・・・自分、スマホ持ってませんし。
そもそも「カメラで自分を撮る」という行動そのものが受け入れられない、と言うか・・・そんなに自分の顔見たいんかい、的なツッコミと言うか見たくねえよ、保存なんかさらにしたくねえよ、と。仮に撮っても見返すことなんかないだろうなあ・・・ではなくて多分その場でさっさと消去すると思います、自分。
コンデジも一眼デジカメも持ってますが、アレは記録用がメインで。・・・神社とかクワガタとか鉢植えとか野鳥とか夜景とか。考えてみたら人物って撮ったことないもんで。
そんな人間に「自撮り棒」て。いらねーなあ・・・。
でも世の中には自撮りを大変に気に入ってる方もおられるわけで。そういう人たちからすればディズニーで棒は禁止、となるとショックなんだろうな・・・でも「棒」以外でもっと楽に撮れるナニカが出てきたら・・・それはそれでまた同じようなことになる、かも知れませんが・・・さて?
02:33 AM | 固定リンク
06/25/2015
増えすぎると
何でも不安材料になるものですが。
黒い羽の水鳥・オオバンが琵琶湖で急増・・・中国からの「移住」か(Yahoo!:産経)。なんか見出しに恣意的?なものを感じないでもありませんが。「オオバン(大鷭)」というのはたしかに黒い水鳥で、基本日本では冬鳥なので、まあ、間違ってはないのですけども。・・・でも西日本では留鳥だったりするし・・・渡る方面も色々あったりもします。
→オオバン(Wikipedia)
東日本だと上野の不忍池にもいたりします。去年の春先に「カモを撮りに行こう」と思って行ったらオオバンばっかりだった・・・とかそんなこともありました。
大きさはハトよりちょい大きい印象。カラスほどもないかな?くらい。
特徴は白い「額板」というやつで、クチバシから額を覆うように「白い板」があります(普通?のバンはこれが赤い)。そして・・・「弁足」これは水鳥によくある「指と指の間を膜が覆っている」という「水かき」ではなく・・・「指ごとに膜がくっついている」という形状だったりします。
オオバン(バンも)の場合は指の関節を意識している?ようなカタチなので・・・なんだか泳ぐのヘタくそに見えます。しかしこの形状のおかげで蓮の葉の上を歩いたりすることもできるようです。・・・いや、オオバンじゃ無理かなあ・・・バンの方が小さいから、こっちなら問題なさそうな。
この「弁足」実はカイツブリの仲間も装備?してたりします。が・・・こっちは明らかに泳ぎに適していて指をそれぞれ覆うような形。細かい調整がしやすそうで、実際カイツブリは非常に巧みに潜水してエサを得ています。
これが琵琶湖で増えている・・・ということで。しかし・・・こういうのは結構変化がありそうな気もしています。実害的なものも今はそれほどないようですし。もっと長いスパンでじっくりと見守る必要があるんでは、と。
・・・でもそんなこと言ってて「被害」が拡大、とかそういうことになったらそれはそれで困る話でありますけども・・・?
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06/22/2015
モッタイナイかも
USJ、「脱米映画」で成長目指す(Yahoo!:産経)。「ユニバーサルスタジオジャパン」であります。本家?はアメリカにあってそれこそ「米映画」の本場ユニバーサルスタジオにちなんだテーマパークになってます。
・・・全部「映画」というわけではないのですけれど。でも、映像関係での作品の多いユニバーサルスタジオですからやはりそっち関係が多くなってしまうわけですが。
・・・しかし日本ではちょっと違った方向を目指す、という・・・。
本家?とどういう関係にあるのか、ただの「本家」「分家」ではないのかそれとも「本店」「支店」みたいなもんなのかそれとも「名義貸し」的なもんに過ぎないのか・・・そこら辺が分からんので何とも言えないのですが。まあ、たしかに儲からなければ経営する意味はないわけです。
そういった方向での「改革」はもちろん重要ではあります。
ただ、ちょっと気になったのが「脱米映画」という辺りで。これはもう、他のテーマパークからすれば喉から手が出るくらい欲しい「特徴」なわけです。かのディズニーランドだってここまでは持ってない。そこから軸足をずらす、というのはなんだかモッタイナイような。
でもそれでも思ったほど儲からなかった、ということでもあるわけです「米映画」絡みでも・・・。
他にはない特徴は立派なアドバンテージになるわけですが、それでもダメだった、とするかそれにまだまだすがっていくか、となるとその辺の呼吸もまた難しいものであります。
・・・でもなんとかできないもんかなあ、とかやっぱり思ってしまうんですが。やっぱりモッタイナイなあ、と。
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06/10/2015
どどどっと
「上野発の夜行列車」は消えず・・・豪華列車「TRAIN SUITE 四季島」上野を出発駅に(Yahoo!:乗り物ニュース)。別に上野発にこだわらんでもいいんじゃないのかなあ、というのもありますが・・・なんでどっかで一発当たると「うちもうちも」となってしまうんでしょうか・・・どどどっと皆「右向け右」で走って行ってしまうような。
そして今度は「こっちがダメならこっち」と左に向けてどどどっと。・・・正直なとこ・・・なんだかなあ、と。
豪華な列車はイカン、とかそういうわけではなく。なんで豪華な列車「だけ」にしようとするのか。その辺が分からんわけです。
言うまでもなくJRは国鉄時代から「日本国内の足」だったわけですが、現在はその趣きをやや異にしております。
まあ、たしかにクルマの小回りや飛行機の速さに勝てるか、と言えばそれはかなり難しいところではあるのですが。でも鉄道ならではの利点「大量輸送」「定刻運輸」なんてのもまだまだあるわけです。もちろんその中に「ゆったり豪華な旅」というのがあるのは認めますが・・・その点に関しては船旅の方が有利ではあります(現状、日本では船会社よりも鉄道会社の方が知名度と利便性が優ってるだけで、今後どうなるか分かりません・・・船の方も盛り返してきてる観は強いですし)。
なんか危なっかしいなあ、というのもあります。あまりに刹那的と言うか・・・こう言っちゃ何ですがその場しのぎ、と言うか。歴史と言う点では日本ではクルマよりも飛行機よりも鉄道なわけで(船の方が古いですけど)。そこから来る親近感や連帯感は他ではなかなか真似のしにくいものであります。
・・・そしてさらにここは個人的なとこなんですが。
かのオリエント急行のような豪華な列車、と言うのは一週間くらい平気で乗ってられるような長い路線での話で・・・日本のように二日三日で回れてしまうような地には合ってないんじゃないか、と。パック旅行的に「鉄道+地域観光」と割り切るアレならともかく・・・「とにかく車内を豪華に」「ホテルみたいに」とやっても一泊程度ならそれこそかのブルートレインのように「寝るだけ」に限定した方がまだマシなんでは・・・とか思ってます。その土地その風土に合った乗り物、というのはやはりあると思うのですが・・・さて。
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05/01/2015
そんな世界最強
「世界最強のパスポート」はどこの国?(Yahoo!:withnews) 「基本ビザなしで入国できる国の多いランキング」で・・・日本は同率8位。143か国に「ビザなし」あるいは「事前の手続きなし」に入国できます。・・・1位はアメリカ・イギリスの147か国なので・・・それほど変わらない、という見方もできます。アジアで1位は韓国の145か国。上位はやはりヨーロッパ勢が占めています。
これは条約うんぬん、というのもあるんですが・・・歴史的な背景から来る結果、と言うか。あるいは「国としての強弱」といったものも浮かんできます。
逆に最下位・・・同率195位はソロモン諸島、パレスチナ自治区、ミャンマー、南スーダン、サントメ・プリンシペの28か国。この辺の40か国前後の国はやはり色々と不安定な国が並んでいます。
日本だって終戦直後辺りはこんな感じだったはずなんですが。外国に行く、というのが今とはだいぶ印象の違っていた時代でしたし。
あるいは地理的な差、というのも大きいかも知れません。よその国と地続きになってる場合、仲良くするか(少なくとも表面上は)犬猿の仲になるか、でまた情勢も違ってきます。ヨーロッパは現在は(表面上は?)仲良くしよう、というスタンスのようですが・・・↑のパレスチナ自治区なんてのは隣国?のイスラエルとどうしても分かり合えないような立場なわけですし。
もちろん今後の展開によってはまた違ってくる可能性もあるわけですが・・・。
究極の理想はパスポートなしで世界どこへでも、という説もあります。あるいはこうやってパスポートがある=国家としての枠組みがきっちりしている現状がベストだ、と人によって説も様々あるんですが。
枠組みがなければどれもこれも似たようなもんになるかも知れんのですし。そうなるとなんだか面白くなさそうな、でも、それはそれでまた違った「最強」が出てくるのか・・・いずれにせよこのランキングが20年30年しても変わらない、というのは・・・まあ、ないんではないか、と。
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04/26/2015
トキは誰のもの
なーんかそんなイヤな予感?はしてたんですが・・・。
「トキ全国公開案」に佐渡が猛反発(Yahoo!:産経)・・・「純日本産」トキはすでに絶滅しましたが、同種(地域的差異ゼロとは言い難いでしょうけど)を中国から移入させてきて、それが少しずつですが増えてきています。
最近では人の手から離れた、戸外での繁殖も確認されつつあります。
今でも「トキ飼育中心地」は佐渡であります。これはキンやミドリの頃からの、いや、それ以前からのトキ保護の拠点だった、ということもあります。今でも最大数は佐渡で確保しています。しかしあまり密集させすぎると病気などで一気に数を減らす可能性もあるため「分散飼育」ということで各地に数羽ずつ移しています。
こちらも基本的に順調に飼育継続なんですが・・・。
分散飼育先で放鳥、ということになるかな・・・いや、そうならないと「日本の野生トキ復活」とはいかないんじゃないか、と自分も思ってたんですが。
・・・観光資源、ですか・・・。
正直なとこがっかりであります。何のためにトキを増やそうとしているのか・・・その辺が、なんかぼやけてしまっていて。たしかに大事業ですから例えば資金面で~という要素もあるかも知れんのですが・・・トキはかつては日本全国で見ることのできた「普通の鳥」でありました。それが・・・絶滅。そして・・・復活。
それ以上何を求めるんだろう・・・? 珍しい鳥を確保しておきたいなら動物園を充実させればいいだけであります。放鳥事業も始まって、さあ、これから・・・! というこの時に・・・こんなケツの穴の小さいことを・・・!
放鳥が始まった頃にもやはり似たような話があって、本州に渡ったんじゃないか、となった時に
「連れ戻せ」
と佐渡の関係者が言ったとか言わないとかあって。・・・やはりこういう感覚になるんですか・・・。
むしろトキが普通になっちまえばこんなアホくさい問題も起きなくなるわけで。それまではこんなことが続くんでしょうか・・・。
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04/17/2015
コメ食いねえ
世界で一番「おコメ」を食べているのは・・・?
1位はバングラデシュ。日本は・・・なんと50位という結果に。
→世界一番おコメを食べているのはどこの国?(TripAdvisor)
バングラデシュの次はラオス・カンボジア・ベトナム・インドネシア・ミャンマー・フィリピン・タイ・スリランカ・・・と続きます。
ほとんどがアジアなわけですが・・・。
実はスリランカの次、つまり10位に「マダガスカル」、11位に「シエラレオネ」が入ってます。ようやく?のアフリカ勢。その後はアフリカとアジアが混在していって17位に中国が入ってきます。
このランキング、「コメ生産量」も同時に載っているんですがこっちの1位はやはり「中国」で・・・2位は「食べる」方では22位の「インド」という結果になってます。実際、バングラデシュでも「作る」方は4位ということになってますんで、やはり多く作る方が多く食べるのか・・・と思ったら「食べる」2位のラオスは「作る」方ではかなり下位、ということになってます。
・・・作れば食う、というもんでもなさそうな・・・。
↑で最下位50位が日本ということになってます。・・・当然、と言えば当然ですが「アジア」「アフリカ」と来て「カリブ系」が入り出して、そこまで・・・という印象でヨーロッパは入ってません。あっちは麦の文化、ということなのか・・・それとも・・・何か条件があるのでしょうか。
穀物というのはヒトにとって重要な栄養源であります。そこにも地域差や状況差が色々出てくるもんではあるのですが。
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02/23/2015
「一張り」と数えます
「蚊帳(かや)」東南アジアでヒット商品に(Yahoo!:毎日)・・・「蚊帳」だけだとこれまでもあったと思われるのですが、殺虫成分である「ピレスロイド」を染み込ませてあって防虫効果も期待できる・・・と。網の目を多少大きくしても防虫してくれるので蚊帳の欠点の一つでもある「風通しの悪さ」の改善にも役立つ、とのことであります。
しかも洗濯しても5年は効果がもつ、とのことで。難点は従来のものの倍の値段ですが・・・それでも売れている、というのはやはり品質のおかげでしょうか・・・。
「かや」と言っても「懐かしいなあ」というのは今はかなり上の年齢層になってしまうでしょうか・・・自分も吊った経験はありませんし。場所柄や事情があって、という以外だと今の日本ではまず見ることのできない設備ではあります。
構造はそれほど複雑ではありません。・・・網戸で寝床を覆ってしまう、と言うか何と言うか。夏場に吊るのが普通なので、かなりの空間をキープしたまま天井から吊る形になります。不用意にすそを持ち上げると蚊が入ってきてしまうので素早く中に入る必要があったとか。
しかし蚊取り線香などの防虫用具が発達してくると・・・順次姿を消していきました。天井から数か所も吊らなければならず、しかも冬場はほとんど意味がない。住居の小型化も伴って今はまず見ることのない代物になっています。
・・・あちらでは事情もあってまだ現役、ということのようで。
エコだ何だ、ということでもさすがに今の日本では本格的に復活はしなさそうな。場所や事情によっては使えそうですけど・・・さすがに無理っぽい気はします。
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02/20/2015
継承されゆく
・・・良かった「廃止」じゃなくて。
梅小路蒸気機関車館、8/30で閉館・・・「京都鉄道博物館」へ(Yahoo!:乗りものニュース)。最初見出しだけ見た時には「ついにこれも廃止か・・・!」と早とちりしてしまいましたが。新しい博物館に引き継がれる、とのことで一安心であります。
蒸気機関車の動態保存。もちろんここだけではありませんし、静態保存もあるんですが。ここまでの規模でしかも知名度、となると・・・。
→梅小路蒸気機関車館(Wikipedia)
現在、蒸気機関車というモノは主流ではありません。
普通に鉄道を利用する場合、まずお目にかかれるもんではありません。・・・しかし過去には主流でありました。それが現在のようになったのはそれなりに理由があるもんなんですが・・・単なる「時代の流れ」としてしまうにはあまりに惜しい素材だったりします。
1970年代半ばに本格的な蒸気機関車の運用は廃止されました。
・・・後に例えば大井川鉄道(大井川鐵道)とか、国鉄(JR)でも運用はされていますが・・・往時ほどの「復活」はまずあり得ない状況ではあります。
しかしそれでも。営業用ではなくてもいいから、という思いは結構多くの人が持っているようで、各地に蒸気機関車は保存されています。東京の新橋駅の「SL広場」とか。その多くは「静態保存」で・・・再び走るにはかなり困難な状態ですが、それでも思いはキープされています。
そんな中で「梅小路」と言えば。「動態保存」という「動かそうと思えば動かせる」状態での保存車両が多数あることで知られています(動かす、と言っても営業用の線路で・・・となるとまた色々あるんですが・・・)。
こういう機械というのはメンテが重要であります。つまり「手入れ」しないとどんどん劣化していくのが常で、これは蒸気機関車に限ったことではありません。・・・それを継続していく、というのも実際はかなり難しい話だと思われます。現状では蒸気機関車は主流ではないのですから。それも含めて「継承」と。
・・・遺産とかそういう言葉だけではなく。全部継いでいく、というのが重要かと。すでに世代的には蒸気機関車を普通に見ていた世代は少なくなっていきます。・・・自分も一般的に蒸気機関車が走っていたのを見たことはありませんし。でも、こうやって「継いで」いくことができるなら・・・その雄姿も「継いで」いくことが可能となり・・・また「何か」に受け継がれていくことを願えるのです・・・。
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02/11/2015
「住む」と「訪れる」
2014年の「移住希望先」ナンバーワンは?(Yahoo!:THE PAGE) 「山梨県」で、去年1位だった「長野県」は4年連続1位を逃す、という結果に。
まあ、あくまでNPO「ふるさと回帰支援センター」の調査結果なんで・・・その辺も色々読めそうではあるのですが。「地方回帰」的な政策を取っている以上、こういうのは国の方でやってもいいと個人的には思うんですが・・・なかなか難しいもんなんでしょうか。
仮に・・・仮に「移住元」は都市部、ということで首都圏や近畿圏から、ということにしてみると。
やっぱり「近場」を目指すかそれとも「遠場」を目指すか、というところからまず違ってきそうな。関東圏から、と見るなら山梨・長野は「近場」ですが近畿圏から、と見るならかなり「遠場」ということになります。・・・ここでもう一度ランキングを見てみると。↑記事上の三年(2012~2014)では1位と2位は山梨と長野です。
が、3位以降は福島と岡山が主に。・・・岡山は2013年からいきなり5位以内にランクイン、ということになってますが。こちらはいわゆる「東北」と「中国」ということで・・・かなりバラけて?いる印象があります。
・・・ということはあんまし地域にこだわってないのかなあ、とかそんなことも思ったりして。それよりも「内容」なのかなあ、と。
実際上位に入っている地域、というのは積極的に誘致活動やってるわけです。「職」をきちんと世話する、というのは非常に大切なことであります。・・・地方から見ると都会の人たちは金持ちだ、みたいな勝手な思い込みみたいなもんがある場合もありますが・・・都会にだって貧乏な人はたくさんいるわけで。そこから人材(特に若い人たち)を引き抜いてくるにはそういった現実的な要素は欠かせません。
例えばインフラ。関東圏や近畿圏の人たちは「電車は待っていれば数分で来るもの」という状況で育っています。そういう人たちがいきなり地方へ行って「電車? 列車なら1時間に一本だ」なんてことになったら相当なカルチャーショックなわけです。
(これはちょっと、いやかなり個人的な感想なんですが。ランキング上位に入ってる地域って・・・なんかそういった「公共交通機関」がある程度でも発達しているところが多いような。そんな気がしているのですが・・・?)
・・・かと言って今から都市部並に数分おきに鉄道が来るシステム作れ、とそういう話ではなく。
必ずどこかに「違い」が出てくるもんなんですが、それを様々な要素でもって埋めるか、ということであります。電車が来なくてもコレがあるから問題ない、とか、アレがあるからこういうとこでもいい、とか・・・そういうのを揃えられるか、ということではないか、と思うわけです。
そして。これが最も重要かと思われるのですが・・・観光地に住みたいと思う人はあまりいないんじゃないか、と。
「住む」と「訪れる」は違うもんであります。某有名観光地は「一週間旅するのにはいいけど一週間は住めない」的なことを言われたりしています。・・・生きていくために風光明媚な景色は・・・必要ないわけじゃないですけど必須事項ではないわけです。
まあ、こんなこと書いてる自分も専門家とかそんなんじゃないんですが・・・でも人並みに「ああいうとこ住んでみたいな」的な願望は・・・一応あります。もっともあるだけで実行に移せる甲斐性はありませんが。でもそのうち・・・的な夢くらいは見てもいいんじゃないかな・・・とか。
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02/01/2015
安全は安全ですが
「安全」って・・・何でしょ?
世界で最も安全な都市、1位に「東京」3位に「大阪」(CNN) なお2位は僅差で「シンガポール」とのことであります。世界50都市が対象とのことで。
・・・ただ、「安全」とされてますが、何をもって「世界で最も安全」とするかは・・・色々であります。
「東京は世界最大の人口を抱えるにもかかわらず、デジタル、衛生、インフラ、治安の各分野での安全度の高さが評価されている」(「」内↑記事より引用)
ということなんですが、これだけじゃあ・・・ちょっと分からんところではあります。
治安の面で日本は安全、と言われています。たしかに「銃の所持が法で禁止されている」「交番という公的権力を行使可能な設備が街角に普通にある」などなど。「割れ窓理論」から言えば日本を訪れた外国人がよく驚く「町がキレイだ、ごみ箱も少ないのに」という点からも「安全」が確保されやすい・・・という見方もできます。
しかし殺人事件だって起きていないわけではありませんし。その他の犯罪だって起きてます。よく管理されている、というのはウラを返せば管理の穴を抜けてしまえば結構色々できる、ということでもあります。
それでも・・・もっと過激な犯罪が日常茶飯事な都市から見れば「安全」か・・・。
こうなってくると多分に主観の問題になってしまう気もしますが。「安全」と言い切られても「安全」とは言い切れない、という見方もできてしまいますし、でも他の自分のところは「安全でない」と思われてるところから見れば十分「安全」だ、とそうなってしまうわけで。
・・・客観的に「安全」というのは・・・なかなか難しいんではないかい、とか思ってしまうのですが・・・。
大昔の中国にはかの孔子が監修?した立派な都市があったそうですが。そこは確実に「安全」だったと思われますが・・・逆に住みにくいもんかも知れません。
・・・住みやすさ・・・これもまた何をもって「住みやすい」とするかは・・・やっぱり人それぞれになってしまうのですが。
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01/18/2015
手段の一つとして
有効なのでしょうけど。
ローソンにしか見えない「関口駅」そこにあるローカル線活性化の可能性(Yahoo!:乗りものニュース)。長良川鉄道の関口駅。こういう風にうまく「融合」できていけば活性化への道も開けそうなもんですが。
・・・全国には「鉄道は1時間に1本とか2本しか来ないからみんなマイカー」という地域もあるわけで。そういうところの駅は大抵無人駅であります。
無人駅、と言っても色々あります。過去には周辺も盛っていて「有人駅」だったけど今は・・・とか。最初は駅じゃなかったんだけど諸事情あって駅になったけど無人駅、とか。
じゃあ、そういう駅でもコンビニと併設したら「活性化」するのか、と言えば・・・さて?
やはりある程度使われてる駅じゃないとこういうのは無理なのかなあ、と。
無人駅というのは結構あります。関東や近畿に住んでて地下鉄とか環状路線とか、とりあえず5分待ったら次の電車が来る・・・という地域だとピンと来ないと思われますが。少し、郊外からさらに遠くへ行ってみると結構あります。いや、地域によっては「駅=無人駅」というところもあるかと。
そういうところにまで「活性化」するかなあ・・・というのはやはりちょっとイジワルでしょうか。
ただ・・・全国にはたくさんの駅がありますが、昔栄えてて今はちょっと・・・というところも多々あります。もちろん無人ではなくそれなりに列車は来るのに。・・・そういう場所を「活性化」するための手段の一つ、ということでの「併設」とか、そういうのところでは使えそうであります。
やはり色々条件が合ってこその「活性化」かなあ、とかそんなことも思ってしまうのですが。
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01/04/2015
国レベルで
「地方移住」4年で2.9倍、「首都・近畿圏から」は3割(Yahoo!:毎日)。色々と読み解ける記事なのですが・・・「毎日新聞と明治大が調査」という辺りが一番ツッコむべきとこなような。
いや、国がやれよ・・・こういう調査。
内閣府でも厚生労働省でもいいからこういうのは国が音頭取る必要があると思うのですが。「地方再生」を掲げるのならなおのこと、であります。
ただし内容は「他の自治体から『移住』してきましたか?」という調査なので、都会から田舎へ「スローライフやりに行くぞ!」とか「一目で気に入った地方なので」という『移住』だけではない、ということであります。・・・それでも3割ほどはそういった「都会からの移住」ということなので、移住を求める自治体の様々な取り組みは効果を上げてきている、という見方は確かなものかと思われます。
さらに個人的に意外だったのは「もっと人数多いんじゃないのかな」ということであります。
もちろん「調査した範囲内」ということで↑記事にもあるようにある意味「氷山の一角」ということであります。自治体に依頼せずに例えば友人や知り合いのツテで、とかそういうケースも多そうですし。
そういったところも調査できれば今後に役立てそうなんですが・・・なかなか難しいですかねえ・・・。
都市部に人口が集中している、というのは効率とか環境問題とかそういう面もあるのですが、何より「活気」に影響してくるわけで。人が少なければ当然活気は生まれません。活気がなければ経済も動かない、先行きも不安になってくる。
さらに少子化もあります。そこで各自治体「人」を増やして活気を、ということに懸命なわけですが・・・。
こういうとこも「国レベル」でどうにかできないもんですかねえ・・・。
明らかに地方の方が不便利なわけです。交通面でも東京や大阪のように電車が数分おきに来るわけでもない、とか、近所にコンビニもない、とか。税制面とか・・・国保とか。ある程度「余裕」がないと移住なんかできない、というのもまた事実であります。その日その日がなんとか、という人にそういう「不便」をゆだねるわけにはいきますまい。
もちろん土地が安い、とか、風光明媚だ、とかそういう面もあるのですが。それだけで今まで生きてきた生活環境を大きく変える、というのはなかなかエネルギーの必要な話であります。
そのためにはまずは詳細な調査を・・・と。考えてみたらまだそこまでも行ってない、ということになる、のかも知れません。
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12/16/2014
しゅうりょう
「パスネット」2015年3月で全ての機器での使用を終了(Yahoo!:ねとらぼ)。コレ、分からない人には「?」となると思うのですが、関東の首都圏では一時期たくさんの人が利用していたカードでありました。
何に使うのか、と言うと・・・いわゆる私鉄の乗り降り。
今はICカードでの利用が普通になってきてますが、前もってこのカード(1000円・3000円・5000円が発売されてた)を購入しておいて自動改札に入れると運賃分が引かれる・・・という仕組みでした(二枚投入で不足分引継ぎができた場合も)。似たようなカードにJRのイオカードというのもありました(2005年に販売終了・払い戻しは継続中)。
・・・とまあ、こんな風に書いてますが自分も最初は何がなんだか分からなかったクチで。
関東出戻りで、それまでは「電車」とはあまり縁のなかったもんですから・・・「JR? 地下鉄? パスネット? イオカード?」てなもんでありました。ここ最近になってようやく慣れてきたような、そんな感触すらあります。・・・何せSUICAとPASMOが相互利用可能くらいになった頃から本格的に使い始めたようなもんですし。
だから「パスネット終了」と言われてもそれほど思い入れはないんですが・・・それでも時代かなあ、とかそんな思いはあります。
今はICカードが全盛なわけですが、コレだっていつまで続くか分からないわけであります。全然別の形態の払い込み方式が確立しない、とは言い切れないわけですし。例えばウェアラブルデバイスと組み合わせて・・・とか。
・・・逆に現金に戻って行く可能性だってゼロではなかったりして。現金支払いが面倒&不安だから、ということで進んできた「機械化」なわけですが・・・逆戻り、つまり「退化」も「進化」という言葉だってあったりします。どうなるかは分からん、ということでもあります。
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12/06/2014
やはり消え行く
ブルートレイン「北斗星」来年3月廃止へ(Yahoo!:THE PAGE)。ついに来たか、という観もあります。
→「ブルートレイン」は死語に? 「クルーズトレイン」が物語る夜行列車廃止の理由(Yahoo!:乗り物ニュース:14/11/19)
・・・ブルトレ廃止が現実のものとなってきたわけであります。
すでに関西方面の「ブルートレイン」つまり「青い寝台列車」は絶滅しております。「定期寝台特急」としては高松・出雲を目指す「サンライズ」が残っていますがこれは車体が青くない、ということで「ブルートレイン」ではない、ということになってます。
それでも「寝台」が残っているだけでもある意味マシ、とも言えますか・・・。
「サンライズ」は昔に乗ったことがあるんですが、「個室」と「簡易寝台」といった区別があり・・・観光だけではなくビジネスでの利用も可能な作りになっています。そういう方面での「生き残り」もまだできるんでは、とか個人的には思ってますが・・・。
「定期」ではない運行では「ななつぼし」もできましたが。あれは「観光オンリー」といったところで、まあ・・・そういう「生き残り」もアリかも知れませんが・・・。
一方、北へ向かうブルートレインも危機に。「北斗星」が消えますし・・・「カシオペア」「はまなす」も廃止が検討されています。
「車両の老朽化」ということになっています。もちろんこれも大きな理由ですが、どっちかと言うと北海道新幹線の影響が大きいようで。・・・当たり前ですがこれを本州と北海道とへ通そうとしたら海底トンネルが必要になります。・・・青函トンネルであります。
新幹線が在来線と線路を共有する場合、保線にかなりの時間と手間を要します。新幹線は基本夜間は走りませんので深夜にそれをやるわけですが・・・ブルートレインが走る、となるとその分の時間を割かなければならなくなります。
さらに。青函トンネルの場合貨物列車も重要であります。北海道の物産を本州へ運ぶ。トンネルの空間は無限ではないですからやはり夜間にこれらを通さなくてはいけなくなる・・・。
こういう諸事情があって、「新幹線を通すとブルートレインが減る」ということになるのではないか・・・という話になってきているのでは・・・と。
ただし、これをやられると困る、という向きがあるのも事実で。ブルートレインは在来線を走りますが、現在東北の在来線には多くの「第三セクター」つまりJRが直接運営せず地方自治体が運営している路線(JR東が全然タッチしてないわけではないんですが)があります。・・・個人的にはこれはどうなんだろう、儲からないから手放す、というのはどうなんだろう・・・と思ってますが、この路線は採算が別になります。駅に止まらなくても路線を走るだけで各鉄道会社にお金が行くようになってます。
・・・そのため料金が高くなる原因にもなっているのですが・・・そういった事情のためブルートレインが走るだけで収入になっているのも事実で・・・台所の厳しい地方鉄道にとっては死活問題になる可能性もあったりします。
ただ単純に旅愁が・・・どいうだけではないわけでありますが・・・個人的には「新幹線」「新車両」優先、というのもなあ・・・と。どうせ飛行機のスピードには勝てやしないわけです。じゃあ鉄道ならではの勝ち方もあるんでは・・・と思うのですが。
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09/30/2014
第三という印象ではないような
海外と若干「自転車」の立ち位置が違うのが日本ですし。こういうのはアジアとヨーロッパの違い、てのもあるかも知れませんが。
都心でシェアサイクル事業拡大、「第三の交通機関」への整備着々(Yahoo!:SankeiBiz)。・・・「着々」? たかだか数十か所程度でそう言われてもなあ・・・一応?東京オリンピックまでに拡充、という目標のようなのでそれまでには・・・ということかも知れませんが。
モデルはヨーロッパの都市部にある「シェアサイクル」かと。町中にサイクルポートがあって、その場で借りて他のポートへ返すこともできます。支払いはクレジットカードが中心のようで・・・現金というのはあんまりないような。
・・・すでにこの辺で日本との違いが出てきてるような。
まず、これは↑記事でも触れられてますが、日本はヨーロッパと比べて圧倒的に個人所有の自転車が多いです。あっちでは「スポーツ」ですがこっちでは「生活の足」だったりします。これは文化や歴史が絡んでくるのでカンタンに比較したり「どっちがいい」と言い切れるもんでもないんですが。しかしこの時点で
「貸し自転車に乗る地元民がいるだろうか」
という問題があぶり出されてきます。駅前の駐輪場に停めるより安い、と言っても「レンタカーより自家用車」意識の強い日本ではなかなか進まないような。・・・ポートの数がもっとあればまた違ってくるかも知れませんが。つまり、駅以外のどっかに行こう、と思っているのならやはり自分の自転車が欲しい、ということになってしまうわけですが、その「どっか」にも貸し自転車で行けるならまた違ってくる可能性も高いわけです。
そして「支払い」と「乗り逃げ」の問題。
クレジットカード払い限定ならこれらにもある程度対応できるかも知れませんが・・・やはり現金払いが中心になるかと。もちろん先払いで月額いくら、ということもできるわけですが・・・それだけにすると今度は地元民の利用頻度だけが上がることになります。ふらっと訪れた旅人には優しくないわけで。
でもそれでも「乗り逃げ」にはちと難しいですか・・・。
その辺はモラルの問題になるかも知れませんが。もちろん他にもいくつも方策はあるんですが(例えば自転車のデザインや機能をシェアサイクル限定にしてしまって「目立つ」ようにする、とか)・・・さて。
しかしいずれにしてもやはりポートの数が、なあ・・・今後どのくらい増えるのやら。そこが一番の問題かも知れません。
あるいは・・・その前にインフラもありますし。現状では「都心で自転車」というのはよほど図太い人か慣れている人か、ということになってるような。自転車専用道もほんのわずかですし。そしてやはりモラルの問題も。
その辺を全部片づけて初めて「着々と準備が進んでいる」ということになるような気もするのですが・・・そもそも第一も第二も何もなくフツーに生活の一部になってるのが自家用自転車ですし。そこへ「レンタル」をねじこむ、というのは・・・なかなか難しいと思いますが。
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09/23/2014
二つほど 9/23
秋分の日とは関係なく海外で二つほど。
一つ目。パリ市が「愛の南京錠」対策(AFPBNews)。セーヌ川にかかる橋の金網に南京錠をかけ、カギを川に放る。そういう恋人たちが急増してる、とのことで・・・たしかにろまんちっくな行為ではあるのですが・・・画像見る限りだとロマンとかそんなん通り越しているような気もします。
かえって雰囲気ぶち壊しなような・・・?
さらに南京錠の重さで橋が破損、という事態にまで発展。そのため金網を廃してアクリル板にする、と。・・・ロマンは減るかも知れませんが、安全性からはこっちの方がいいのかも知れません。
なんか日本でもありましたが・・・どっかの桜の橋とか、そんなのが。ただ、そういうのを「観光名所」にして名を上げよう、的な発想が出てくるとまた話は違ってきそうですが。
二つ目。キューバの国営レストラン、約9000店を民間に払い下げ(AFPBNews)。キューバは中国などと並んで今の世界では珍しい共産主義国家だったりします。ということは個人の所有は認められず、全て国家が所有する、ということになります。
なりますが・・・今現在純粋?な共産主義国家というのは存在してるのやら・・・中国も条件はありますが個人所有を認めて一部市場経済を導入してますし。
・・・市場経済。国家が全部所有して個人に分配、という形式のため「誰かと競争して儲けを出す」必要がありません。ただし経済の発展にはなかなか結び付かない。停滞はするけど安定する、という社会構造。向上はほとんど望めないわけです・・・。
そのためキューバでも民間運営のレストランを増やそう、ということになってきたようです。トップが変わると政策も変わっていくのが常ではあるのですが・・・なかなか早急に、とはいかないようであります。
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09/22/2014
またがりたい
10月からANAの機内販売でSuica利用可能に(Yahoo!:レスポンス)。すでに楽天Edyの利用が可能になっていますが、それに選択肢が一つ、増えることになります。交通系電子マネーということで飛行機を利用する(特に関東圏内では)人の多くが利用しているカードですし。
Suicaとは一般的にはカード形態で、JR東日本の自動改札で使うことができます。「一般的」に、とは携帯やスマホの機能を利用した「モバイルSuica」もあり、これは携帯やスマホをかざすことで利用できます。
本来は「非接触型」で、「受け手」の端末に触れなくても動作するはずなんですが・・・当たり前ですがあんまり離しすぎると動作しないんで「ピッとワンタッチ」と軽く触れることを推奨しているようです(逆にむちゃくちゃ押し付けてる人がいたりしますが)。
↑記事にもあるように「PASMO」「Kitaca」「TOICA」「manaca」「ICOCA」「SUGOCA」「nimoca」「はやかけん」と相互利用サービスできます。
それがANAの機内販売で使える、というのはたしかに少額利用という面では便利になりそうなんですが。
実は↑の相互利用、エリアを「またがって」利用ができません。・・・前に何度かこの「あれこれ」で取り上げてますが、例えば東京駅からSuicaで入り、大阪駅をSuicaで出る、ということができません(大阪はICOCAの利用範囲内)。
・・・最近はやや縛り?の薄いところも出てきているようですが。それでもこの辺どうにかなんないのかなあ、とか思ったりするのですが。
SuicaとPASMOはほぼ完全に「互換」しているので(エリアもほぼ同じですし)あまり差異は感じないのですが・・・。
でも関東圏内でも別の会社の電車に乗り換える時は途中に自動改札があって、一度出て、また自動改札で乗り直す、ということになってます。・・・それとはまた別に相互乗り入れしている列車なら会社関係なく乗ることができるのは路線に乗る、という考えなのかそれともまた別の思惑が・・・。
そういうところもあるのですけれど。できたらまたがって乗りたいなあ、と。まあ・・・別に遠出する予定もないのですけれど。
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08/28/2014
独特の
なぜ「うどん県」香川からうどんチェーン店が出ないのか(Yahoo!:Business Media 誠)。記事中にもありますが「安さ」が大きいのかなあ、と。セルフで結構色々乗っけても数百円とかザラですし。関東だとちょっとした値段になってしまうのですが、それくらい乗せると。
実際、香川県内で「うどん」を扱っている店、というとかなりの数になるのですけれど「県外」にはなかなか出てこない。「安さ」とそして「文化」的なもんもあるのかも知れないのですが・・・「うどん」は香川の専売特許ではありませんし。各地方にもそれぞれ独特の「うどん」があるわけで・・・まあ、無理に「さぬきうどんを!」というのもどうか、と思うものではあります。
・・・某有名タレント(料理なんかもよくやる)の方が実はさぬきうどんはあまり好きではない、とかそんな噂もありますが。
独特の歯ごたえと食味で人気のあるさぬきうどんであります。・・・実は関東に出戻って来た頃、昔はあれだけ美味い美味いと食っていた関東のうどんの腰の弱さにびっくりしたことがあります。今はそれはそれでアリかな、とは思いますが。
他にも有名なところでは稲庭うどんなどもあります。こちらはなめらかな喉ごしが特徴だったりします。
それぞれに文化的な背景があるので・・・例えばさぬきうどんは「店」ではなく「製麺所」で食べられていたりして。本来麺を作るところが今は「店」に、というケースも珍しくありません。そして舌の肥えすぎた県民。「質」を上げて「値」を下げて、ということからもセルフ式になった、のかも知れません。
・・・まあ、美味ければなんでも、という見方もありますし。できれば香川まで行って本場を食う、というのもアリですし関東でそれに類したものを食べる、という方法も。その辺は好き好きなような気もします。
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08/21/2014
実現するのかな #2
羽田空港と東京・新宿・新木場を結ぶ新たなルートの話を昨日しましたが。
東京モノレールが「終点・東京」構想(Yahoo!:日本テレビ系)。・・・あ、その手もあったか・・・。
昨日も書きましたが「東京駅-羽田空港」の場合、現行では東京駅から山手線(もしくは京浜東北線)で浜松町まで。そこからモノレールに乗る、ということになります。もちろん帰りも同じなわけで。浜松町からJRに乗り換え、ということになります。
それがモノレールが東京駅に直接接続、というわけであります。
乗り換えの時間短縮、というのもありますが・・・あのままで東京駅かあ、と。
工事費も期間もこっちの方が安くて短いようであります。ただ、「モノレール」という特性上他の線、JR他との乗り入れだとかそういうことは一切できません。路線としては物理的に独立してしまうわけであります。・・・東京駅に接続、となってもそこから結局乗り換えることには変わらん、ということでもあります。
・・・他にもこういう構想はあるのかな、と思ったら「羽田と成田を50分台で結ぶ構想」なんてのもあるそうで(もちろん鉄道で)。まあ、オリンピックに向けて、というのとはやや外れてきているような気もしますが。
それでも関係省庁としては実現したい構想を年内にも決める、という話もあります。・・・役に立つ、と言うとヘンですが有用な構想が決まればいいんですが。
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08/20/2014
実現するのかな
まだちょっと分からないような。
JR東日本が羽田空港アクセス線構想を発表(Yahoo!:時事)。カンタンに言えば羽田に地下駅を作ってトンネルで東京方面と結ぶ、というもののようで。「東京駅」「新宿駅」「新木場駅」と、それぞれを結ぶルートを想定。実現すれば「東京駅」まで18分(現在は最短28分)、「新宿駅」まで23分(41分)、「新木場駅」まで20分(41分)ということになるらしのですが。
「着工時期は未定で、事業費は推定3200億円。設計から完成まで10年かかるが、2020年の東京五輪に間に合うよう、空港近くに仮設駅を作り、競技会場が多い臨海部まで暫定開業することも検討している」(「」内↑記事より引用)
無理に五輪に合わせる必要があるんだろうか、という疑問もありますが。「直通」というのが魅力的なのかも知れませんが。・・・実現するんかなあ、と率直にソボクな疑問も湧いてきます。
現在例えば「東京駅」から「羽田空港」へ行くには山手線「浜松町駅」からモノレールに乗るルートになるのでしょうか。他にも路線バス的なものもあって、実は自分が住んでるところ近くにもそういう「羽田直通バス」に乗ることのできる施設があるのですが。
・・・楽は楽かも知れませんが(乗り換えないですし)時間が・・・読めない。
通るのは時間帯によっちゃ非常に混む道ばかりだったりします。そのため「かなりの余裕を持って乗ってください」的な但し書きがあったりします。これならよほど急なことでもない限りJRからモノレールの方がいいか、と。
・・・そこでさらにソボクな疑問が。↑の短縮てのは「半分」と考えるとスゴイ、てなことになりますが「28分が18分」てのは・・・そんなに一秒を争うもんなのか、それとも「時は金なり」ということなんでしょうか。
いざ飛行機に乗っちまえばそれこそ1時間もありゃ全国へ飛んでいくことができます。鉄道もバスもそこまで飛躍的な時間短縮はまず無理なので(それを押し通したのがリニア?)その辺は劇的な時間短縮と言えます。
でも、そこへアクセスする時に「10分」「20分」短縮、となっても・・・他の何か、例えば搭乗時に何かあって遅延、とかなったら意味ない時間ですし。・・・10分くらいのズレ、というのは飛行機ではよくありそうな気がするのですが・・・?
「わずかな時間でも惜しいのだ」という立場やそういう状態にいる、非常に忙しい方も多数おられるとは思うのですが。しかし大多数は数分もらっても結局特に何も・・・とかそんなもんではないか、と。もちろん自分も含めて。
この新ルートがただの「時間短縮」ではなく、例えば技術的に試す、とか伝えていく必要から、とか。何かそういうのがあればまた話は違ってくると思うのですが。・・・この数分で何かできるようにするため、そういう心構えを持ってもらうため・・・という話ではもちろんないわけで。
ムダに速くするためにお金と時間を使うのは・・・いやしかし雇用という面ではアリなのか・・・? それに・・・実現するんかなあ、なんかその辺からまだまだ不透明なような。
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08/15/2014
木乃伊
エジプトのミイラ作製、起源は通説より1000年も前か(Yahoo!:AFP=時事)。これまでは紀元前2500年頃とされてきましたが、原形はこれより1000年も前からあったのではないか・・・ということであります。
ミイラ、と言えば包帯でぐるぐる巻きにされた姿を思い出す方もあるかと思いますが。
古代エジプトでは「死者は死者の国で甦る」とされ、生前の肉体をキチンと保存しておこう、そうでないと死者が困る、という考えがありました。・・・もちろんただ包帯で巻けばいい、というわけではなく。様々な設備や道具、儀式が必要でした。内臓は全て処理して壺へ。肉体も特殊な薬液で処理。死者の書その他儀式に必要なものも取りそろえる。
日本の場合、死者はあれこれいじるものではない、という考えが主流のため受け入れられにくい思想ではあります。・・・もっとも、アンデスのある地方ではミイラ化した「親族」と共に暮らす、という考えもありますので・・・「尊ぶけど手は加えない」という日本の考えもそういうとこ行けば受け入れにくいものかも知れません(気候やその他の要因も深く絡みますけど・・・)。
実は結構高度な技術が必要とされています・・・古代エジプトのミイラ作り。そのため紀元前3000年頃からそういった知識や技術があった、というのはまた違った方向性を与えてくれるものかも知れません。
・・・日本でも「ミイラ」と言うか・・・「即身仏」というのは存在していました。生きながら仏になる、という行為で「入定」「入寂」とか呼ばれることもあります。空気抜き兼簡単な通話用の竹筒を開けた箱を地中に埋めて、中で少量の木の実などを食べながら己が滅していく姿を見つめ直す。
読経しながらそれを待つのですが・・・鈴を鳴らすのも行動の一つでした。これが聞こえなくなると「仏になった」ということになるのですが・・・。
実際には失敗例も多く(耐え切れなくなって途中で出てきたり、とか)、乾燥した「ミイラ」にならなかった例もあったんだとか。
死後は静かに、というのは日本特有なのかな、とか↑ミイラのことを調べるたびに思いますが。死後の世界、とか言われてもなあ・・・そこまで「生きて」いたいもんなのかな。
・・・ああ、でも即身仏もやはり来世とは無関係ではないんでしょうか。なくなるんならキレイさっぱりこの世から消えちまった方が後くされ?もないような気がしますが。
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08/11/2014
フレンドリー・・・?
世界で最も「フレンドリー」な都市、そうでない都市(AFPBBNews)。引用してみましょう・・・。
世界のフレンドリーな都市トップ10
1位 オークランド(ニュージーランド)・メルボルン(オーストラリア):同点
3位 ビクトリア(カナダ)
4位 チャールストン(アメリカ)
5位 ダブリン(アイルランド)・シドニー(オーストラリア):同点
7位 シエムレアプ(カンボジア)
8位 ケープタウン(南アフリカ)
9位 サバナ(アメリカ)・セビリア(スペイン):同点
11位 ブダペスト(ハンガリー)・ザルツブルク(オーストリア):同点
世界のフレンドリーでない都市トップ10
1位 ヨハネスブルク(南アフリカ)
2位 カンヌ(フランス)
3位 モスクワ(ロシア)
4位 パリ(フランス)
5位 マルセイユ(フランス)
6位 北京(中国)
7位 フランクフルト(ドイツ)
8位 ミラノ(イタリア)
9位 モンテカルロ(モナコ)
10位 ナッソー(バハマ)
アメリカの旅行誌と思われる会社の調査なわけですが、パッと見思ったのが
「そんなにフランス嫌いか」
だったりします。あるいは
「そんなにオーストラリア好きか」
とか。こういう調査は調査した人された人のバックグラウンドがモロ出てくるので、例えばアジアが少ないのは欧米中心の旅行誌なのかな、とかそんなことも思ったりします。
そもそも「フレンドリー」とは・・・?
こちらもその人の人生やら好みやらがモロ出てくるので何とも言えませんが、まあ・・・やはり「愛想がいい」「笑顔で接してくる」「よそ者にも親切だ」とかそういう場面が多いイメージのある都市、ということになるんでしょうか・・・?
こういうのを日本でやったらどこがトップなんだろうなあ、と思ったりして。・・・多分アジアが多くなるんでは、と思いますが。あるいは意外と欧米の有名都市辺りがランクインする・・・のかな、ちょっとその辺はアヤシイ気がします。
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06/26/2014
二つほど 6/26
CNNで二つほど。
一つ目。英ブリティッシュ・エアウェイ、スペイン「グラナダ(Granada)」とカリブ海「グレナダ(Grenada)」の間違い続出(CNN)。いざ出発したら飛行機が大西洋を越えようとするわけですから・・・びっくりするのも無理はないかと。
確認不足なのかなあ・・・と思いますが・・・さて。
スペルから言えば一文字しか違わないわけで。さらに英語の発音だとよく似ている「a」と「e」であります。これが日本だったらこういう間違いは起こらないのかなー・・・と思うのですが、別の間違いとか起きるかも・・・「センダイ」と言えば普通は宮城の仙台ですが、鹿児島にも川内という地名があったりしますし。
こういうのは突発的にどうしても起きてしまうもんなのですが・・・↑の場合は裁判となっています。すでに「間違えました」では済まないレベル、ということであります。
二つ目。米・ミツバチ保護へ作業部会設置へ(CNN)。実は日本でも謎のミツバチ大量死が報告されていて、実際に数が減っています。そのため貴重となったミツバチを盗まれたりするそうであります。
この間厚生労働省が原因の一つ、として挙げたのが稲に使う農薬でした。
死んだミツバチの巣箱の多くが稲の近くにあった、ということで・・・あまり近くに設置しないよう求めています。が、世界的なミツバチ危機であります。農薬だけが原因と言い切れない可能性も高いわけです。
もちろん高栄養のハチミツも魅力ですが、花粉の受粉にも使われるミツバチであります。受粉、と言ってもミツバチはただ花から花へ花粉を運ぶだけなのですが・・・これを人力だけでやろうとしたら相当な作業になるんだそうで。もちろんデリケートですから機械化もできない。
そのため何としても原因を突き止める必要があるのですが・・・こういう事例を見聞きするとやっぱり人間もまだまだなんだなあ、とか思ってしまいます・・・。
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04/28/2014
時代に合わないと言えば
それまでですが。
ブルートレインと夜行列車、今後は?(THE PAGE) 「ブルートレイン」というくくりはすでに「北斗星」しかなくなっています。ただ、「寝台列車」というくくりなら「瀬戸」「出雲」があったりします。色が「ブルー」ではないのですが、「夜中」に走る「列車」はまだ存在はしている、ということにはなるのですが。
これはちょっと世代間格差?みたいなもんが出てくると思いますが。
現在10代~20代の方々だとあまり接触?がなかったわけで・・・「ブルートレインと言われてもなあ」感があると思われます(もちろん鉄道マニアは違いますが)。しかし年代が上がるにつれそれは薄まっていきます。さらに一定以上の年代になるとブルートレイン以前の夜行列車に懐かしさを覚えたりするわけです。
日本の鉄道の歴史は明治期から始まっていますから、数世代に渡ってなじんできた「愛着」がある、という見方もできます。
ただ・・・基本的に「足」だった列車は時代の流れというやつでしょうか、「お楽しみ」に変わってきています。
一つには「飛行機」「バス」「自家用車」との競争があります。当たり前ですが速さでは飛行機にかなうはずもなく。バスの安さにもかなわず。自家用車の利便性にもかないません。何しろレールのないところに行くことができない。
さらに飛行機の格安チケットも出回り始めましたし。そうなると方向性を「足」から「お楽しみ」つまり生活用ではなく娯楽用にシフトしていかざるを得ない、というのは分からんでもないんですが・・・。
なんか、もうちっと何かできないかなあ、と。
最近のJRの傾向としていわゆる「在来線」を別会社化する、というのがあります。その分を豪華列車や新幹線に回す。それはそれで一つの方法で、「ブルートレイン廃止」もその流れに沿ったものでもあります。
しかし。その方向性が一つだけ、というのはなんだかちょっとモッタイナイ気がするのですが・・・。
また事情が変わって「復活」もあるかも知れんのですが。それでもどこかでコストカットや色々やれば「通勤用ブルートレイン」は今でも可能なんではないか、と思ってます。料金体系の見直しとか大変ですが・・・ここまで連綿と続いてきた「列車=足」をここで断ち切ってしまうよりは何らかの手で残した方が・・・と願うのですが。
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04/08/2014
「市」とは
日本で最も人口の少ない市、4000人を割る(Yahoo!:読売)・・・「市」になる条件の一つに「原則的に人口が5万人以上」というのがあります。が、これは「市」になる時に必要な条件で・・・その後下回っても特に問題はありません(なお、特例として合併時に限り3万人でもOKという時期も)。
→市(Wikipedia)
ただ、何と言いますか・・・「村」より「町」、「町」より「市」になりたい、という風潮?みたいなのがあるのも事実で。平成の大合併によって複数の「村」「町」が合わさって「市」に昇格したりしましたが・・・それ以外でも条件を満たそうとしている自治体もあるようですが。
まあ、住んでる側からすれば「市」だろうと「町」だろうとあんまし変わらんような気もしますが。
自分が前に住んでいた「市」の隣はかつて「町」だったんですが今は「市」になってます。↑の歌志内市が炭鉱のよって栄えたように、かつては自分のいた「市」も大都市のベッドタウンとして、あるいは近場の工場関係でも栄えていたもんですが・・・最近はそうでもなく。
代わり?と言うか何と言うか。隣の「町」がいつの間にか「市」に昇格、ということに。あっちの方が交通の便が良くなってしまった、ということもありますが。個人的には取り組み方の違いがあったのかも、と思ってます。こっちはほとんど何もしなくても人が集まってきてたんですが・・・あっちはそうでもなかったので、色々頑張った結果なのかも・・・とか。
しかしこういう例は日本中結構ありそうな気もします。
人口の都市圏への集中、というのもあります。「市」の乱立もあるのかも。・・・過去に「市」から「町」や「村」に戻った例はないそうですが(分割して戻った例はあるとのこと)・・・そういう道もあるんではないか、と思うのですが・・・なかなか難しいんでしょうなあ・・・。
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03/25/2014
ある引退
3月、ということで「引退」も多い季節ですが。
「空の革命児」ボーイング747、今月末で引退(Yahoo!:毎日)。これは全日空国内線の話ですが、日航では2011年3/1に全ての747の運用を停止しています。・・・事実上日本でのラストフライト、ということになります。
→ボーイング747(Wikipedia)
国内線で・・・乗ったのは一度くらいかなあ・・・。
今のように格安チケットなんぞなかった頃なんで、たしか・・・九州の親戚のところへ急ぐ用事があった、とかそんなもんだったと思います。通常なら列車で行く道行き。中学生・・・いや、小学生・・・なんかそんな頃だった、ような。
その時に正直でっかいなあ、とは思った記憶があるんですが・・・。
それより前に諸事情あって海外へ行くことになり、その時も「ジャンボ」に乗った・・・はずなんですが、残念なことにそれっぽい記憶が全然ない、という・・・乗り物酔いか何かにかかってた記憶があるんですが。
後にさらに別件で(とは言っても旅行ではなく引越しです)海外行った時は・・・アレ、どんな機体だったっけか。たしか・・・そっちの国内線ではジャンボではなく。もっと小さい機体だったことは覚えてます。
だから「国内だとジャンボに乗れるんだ」的な勘違いめいたこと考えてたりして。
自分は今は結構飛行機好きなんですが、帰国してからそっち方面にじわり、と足を踏み込んだクチなので昔に乗った飛行機はあんまし覚えてなかったりします。・・・時々国内線に乗るんですが、その時は機種調べてにやにやしたりしてます。
そんな(どんな?)ジャンボももう国内では引退、ですか・・・。
実際こういうロングセラーが出ると後継機というのはなかなか大変なんだろうなあ、と。ボーイングが最新機がなんか色々なことになってますし。最近は事情も状況も変化してきてますし。
それでももう飛行機はおしまい、ということはないんだろうなあ・・・とそんなミョー?な自信めいたものはあったりするのですけれど。
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02/05/2014
ろめんでんしゃ
神戸市が次世代型路面電車「LRT」導入を検討、来年度予算に調査費計上方針(Yahoo!:産経)。LRTとは「Light Rail Transit」の略で「次世代型路面電車」と呼ばれるように従来の路面電車と比べると床が低くて乗り降りしやすい、とか、運行システムの見直しなどが進んでいるものであります。
列車というのは実は環境面で優れている、とされています。
基本電気なので排ガスが出ない、線路に沿って走るので消費電量も削減できる、などなど。
ヨーロッパでは最近は「クルマを乗り入れない都市」が出てきたりしています。時間制限を設けたりもしていますが・・・これは排ガス規制という面もありますが、渋滞緩和を狙ったものでもあります。
でもそうなると今度は市民の足に影響が出てしまう・・・。
そこで路面電車、というわけであります。
実は日本では戦前からかなりの数の「路面電車」が各地で走っておりました。
が・・・戦後クルマの台数の増加などの要因で撤退も多数。フツーの対面走行しかできない道路でも車線の一つをどうしても占有してしまい、その時だけクルマの走行できる場所が狭くなってしまいます。そういった交通事情や、道路上のレールは雨の日には滑りやすい、といった事情もあってあまりいい目で見られずにどんどん減っていきました。
さらに。電気を供給するのは空中に張った架線なわけですが・・・景観を損なうとか電線もあるからごちゃごちゃするとか、そういうことでも路面電車撤退に繋がっていったと思われます。
まあ、それでも環境面とかそういったところからの「良い影響」もあるのでしょうけど。
ただ・・・単純にLRT導入しました、と言うより例えば「ノーカーデー」と併用してみるとかそういう手もありそうで。そもそも神戸には路面電車があったわけでその辺の「懐かしさ」みたいなもんもあるかと思われますが・・・過去に撤退した歴史もあるわけで。そこら辺もきちんと調査した方がいいのかな、とは思いますが。
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01/30/2014
織り込み済みのリスク
田舎暮らし移住先ナンバーワンはどの県?(Yahoo!:ThePAGE) まあ、調査したのが東京の団体ですし。長野・山梨というのは・・・なんか妥当、と言えば妥当な気がします。
一方でランキング上位はやはり中国・四国・九州で・・・やはり東北とかそっちには行きたくないんかなあ、とか。コレ、関西で同じような調査したらどんな結果が出るんだろう、とか・・・。
出張で、とか、転勤で、とかそういうわけではなく「移住」が目的であります。
定年後の悠々自適生活を送りたい、という目的もあればこつこつ資金を貯めて若いうちから思うままに暮らしたい、というのもあるかと。その辺は人それぞれなんですが。
「都会」と「田舎」は大分違うもんであります。
移住先に「就職」を求めるケースも多いようで。特殊な技術を持っていればいいんだろうけど・・・とか自分は考えてしまいますが、そこはそれ最近はどこも人口減であります。自治体で世話してくれるところもあるそうで、一頃とは大分違った環境になってるかと思われますが・・・。
どうなんだろうなあ、と。いや、あまりネガティブにはなりたくないのですが・・・。
例えば首都圏に住んでいれば電車は当たり前、数分に一本は来るのが常識であります。が・・・中国・四国・九州の一部ではそれは常識ではありません。当たり前の話ですが、それぞれの地域には特色があるわけで、知識として知ってはいても実際にそういう状況になると対応しきれるんだろうか、と。
コトは列車(電車ではなく)だけではなく生活全般においても影響が出てきます。そういう「リスク」をきちんと把握しての「田舎行き」なんだろうか、と・・・。
脅すつもりもなく出鼻をくじくつもりもないんですが・・・生活てのは理想と現実の行ったり来たりなわけで。・・・無理とは思うのですが、迎え入れる自治体から「理想」だけではなく「現実」も提供しては、と思うのですが・・・やはそこまでは難しいかな、と。行く側の人間が納得してから行って欲しい、とは思うのですけども。
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12/30/2013
でも登るんだろうなあ・・・
「富士登山」初日の出は避けて・・・地元関係者警戒(Yahoo!:毎日)。富士山は原則として「夏山シーズン(7/1~8/31)」のみの登山で、それ以外のオフシーズンに登山する場合は登山計画書を提出する必要がある、とのことなんですが。
意外に短い、と自分も思いましたが考えてみりゃ日本最高峰なわけです。
特に冬山はどの山でも気軽に行けるものではなく(・・・もちろん例外もありますが)それが最高峰・富士となればなおのことなわけです。
冬の富士山、携帯電話不通多発(Yahoo!:@S[アットエス] by 静岡新聞)・・・寒さで電池切れが起きたりすることも。
世界遺産登録で注目を浴びてますが、それで富士山が一気に観光地化したわけではありません。山は山としてそこにあるわけで。軽い気持ちでハイキング・・・といかない山でもあることを改めて認識する必要があるかと思われますが・・・。
やっぱり登る人は登るわけです。それがきちんと装備を整えて登山計画書も提出しての登山、というのならまだしも。都市部の携帯がカンタンに繋がるような場所に慣れてるシロウトが勝手に・・・となるとこれは迷惑以外なにものでもないわけです。
捜索に向かう人たち、そして受け入れる医療施設。さらに周辺の人たちにまで迷惑をかけることになります。運よく?何事もなく下山できたとしても、それはただの偶然に過ぎません。こういうことを続けていれば山と関係ないところで大きなしっぺ返しを喰らうことになります。
世の中、そんなにカンタンなもんじゃないと思うのですが・・・一部の人たちにはそういう感覚はないみたいで。もうちっと考える、ということを再認識した方がいいのでは。これは富士山だけに限ったことでもない、と思うのです。
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12/23/2013
競うもんでもないような
美味ければそれでいいような気もしますが・・・。
「讃岐うどん」に負けるな「大阪のおうどん」の世界戦略(Yahoo!:産経)。「切り口が違う(讃岐は四角で大阪は丸)」というのは言われてみればたしかにそうであります。
でも日本のうどんは讃岐と大阪だけ、というわけでもなく。「麺」と「ダシ(汁)」の重なり具合がうどんの醍醐味の一つだとすれば、例えば関東風でも稲庭でもそれぞれに「味」が出てくるわけで・・・「味」というのは人それぞれの「好み」が凝縮したものですから、誰かにとって「イチバン」でも違う人にとってはそんなのとんでもない、というのが当たり前な話だったりします。
自分は関東の生まれなのですが。
ン十年前には関西圏に住んでました。その頃に最も「食いたいなあ」と思ったのが「関東風うどん」でした。醤油ベースのダシ汁にあまり腰のないうどん。・・・関西圏というのはやはり↑のような「大阪のおうどん」や「讃岐うどん」が主流なもですから、たまに帰省できた時に喜んで食べる、とかそんなもんだったわけです。
しかし・・・最近は関東地方に住んでるわけです。関東風うどん、と言ってもそんな高級店とかにこだわってるわけでもないわけで。駅の立ち食いそばでもいいんですが。・・・なぜか最近食ってないんですな、これが。
一つには讃岐に慣れてしまった、ということ。そして外食をしなくなった、というのもあるんですが。しかしあの頃のように渇望してる・・・ということもなく。駅で見かけても「ああ、あるな」とかそんな風にしか最近は思わなくなってしまいました。
・・・嗜好の変化、とかそういうのもあるかも知れませんが。
もしかしたらもっと別の、「なんとかうどん」というのに出会ってみたら前のような感覚が取り戻せるのかな、とかそんなことも思ったりします。「好み」が凝縮されてる分、こういう「変化」も起きやすい・・・のかも知れません。
「何々だから必ずウマイ」というのはあり得ないわけです。だから、「大阪から世界へ!」と言われても・・・いや、全部ひっくるめて「日本のおうどん」でもいいんじゃないか、それぞれの工夫や差異の集合体としての「おうどん」でも別にいいんじゃないか、とかそんなことも思うのですが。
・・・だって、スパゲティだってイタリアに厳格な統一規格があるわけでなし(こういうパスタをスパゲティと呼ぶ、というのはあるでしょうけど)地方差、と言うか製造元の差、というのはやはりあっちでもあるもんではないかな、と。でもそういうのはほとんど出てきません。海外からみたら「おうどん」もそういった風に「ニホンの麺の一種」と思われてるだけかも知れないわけで・・・。
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12/22/2013
終日運行
「終夜バス」六本木-渋谷に乗ってみた(Yahoo!:毎日)。電車の「終電」と同じようにバスにも「終バス」があるわけで。それを逃してしまうとタクシーしかない・・・あるいはどっか泊まるところを探すか。いずれにせよ電車や通常のバスより高くつくことになります。
しかし事情があって仕方なく、という場合も多いわけです。
そういう事情もありますし、日本の深夜の活性化(いきなり繁華街を深夜営業にしよう、というのではなくあくまでも選択肢の増加とかそんなとこかと)という目論見もあって「終夜バス」ということになったようであります。
・・・実はそういうことなら東京の場合地下鉄を24時間営業にすればいい、というのは前々から言われてたんですが。
もちろん同時にJRも。ただ、東京の地下鉄というのは実際はかなりギリギリの敷地で作られています。もし「24時間営業」ということになると電車を運行しながらメンテ、ということになります。・・・これが複線のさらに複線ある、とかそんなんならまだなんとかできるんですが。東京の地下鉄はほとんどが「上り」「下り」しか走るスペースないのでかなりタイトなスケジュールを要求されることになります。
さらに。ストレートですが「儲かるのか?」という懸念もあります。明らかに客数は減るのに乗務員その他の人件費は場合によってはさらにかかってしまう。
それと・・・やはり運送と言うか運行業界同士の暗黙の了解みたいなもんもあるかと。深夜に地下鉄が走るようになると、やっぱりあちこちで影響がでてしまうので・・・その辺の兼ね合いからみんな遠慮?しちまうのでは・・・とか。
ところで・・・↑記事にもあるようにコレ、話題の猪瀬都政の置き土産であります。来年12月まで「試験運行」してみていけるようなら本格運行、ということらしいんですが・・・進むんですかねえ、発起人がああなっちゃうと。
そういうとこを勘案される、というのはなんだかまたちょっと違うような気もしますが。結局グダグダで終わってしまう猪瀬都政とやっぱり同じ運命に・・・となってしまうのでしょうか?
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12/21/2013
ブルトレは消滅する?
「寝台列車」はまだあるんですが。
寝台特急「あけぼの(上野-青森)」廃止へ・・・夜行列車は時代遅れか(Yahoo!:カナロコ)。・・・上野と札幌を結ぶ「北斗星」も北海道新幹線との共存は危うい、という話もありますしやはり廃止か・・・という声もあります。
臨時便としての「夜行列車」は一応ありますし「サンライズ瀬戸・出雲(東京-高松・出雲)」という「寝台列車」は残ってます。・・・以前は「瀬戸」「出雲」というブルートレインだったんですが、これらも。しかし東京から岡山まで行くとそこで切り離して高松と出雲を目指す「寝台列車」になってしまいました。車体は青くありません・・・まあ、色がどんなでも残っていればそれだけマシなのかも知れません。
↑記事でも指摘されている「列車の二極化」はすでに始まっています。
前に「あれこれ」でも書きましたが・・・東北地方ではいわゆるローカル線を第三セクター化して「私鉄」にしてしまっています。つまりJRはローカル線には関与しない・・・。
代わりに新幹線網を充実させよう、という計画のようで。あるいは九州の「ななつ星」のように超豪華列車を走らせて飛行機やバスに対抗しようとしているようであります。・・・それも一つの手ではありますが。たしかに一時間に数本程度のローカル線で採算が取れるわけもないのですが。
それでもたしかに可能性は減っていくわけです。
豪華な列車やキレイな新幹線は高所得者向けのものだろ、と言われても何とも言えなかったりします。皮肉?なことにJRが対抗しよう、とした飛行機やバスは様々な方法で安く乗ることも可能になってます。日本国民全員が休日を休んで「よーし、みんなで豪華な列車に乗っちゃうぞー」と言えるわけでもないのです。
多様化という言葉があります。
いや、元々日本に住んでる人たち全員が同じだったわけではありません。戦前からも戦後も高度経済成長期も。いつの時代もみんなどっか違っていたのですが・・・それを実感する機会がなかっただけであります、皆が。それを実感できるほど社会は安定してきている、という言い方もできます。
そもそもは地方でも中央でも「国民の足」だったのが鉄道であります。事実、東京や大阪など「大都市圏」では電車は今でも重要な「足」であります。これも全部バスに変えよう・・・ということはまずありますまい。しかし地方へ行くと「列車」はほんの一部の人たちの「足」でしかなく。便利さを求めるならクルマの方がいい、というところも多数あります。
・・・それに輪をかけちゃあなあ、と。今後は「二極化」どころか「豪華・速度一択」になっていくんじゃないか、とかそんなことも思ったりします。鉄道はエコだ、効率もいい、と言いながらどんどん選択肢削っていく、というのも・・・なんかミョーな話だと思うのですが。
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12/18/2013
言われてみれば
そういうことになるのかも知れませんが・・・???
秋田県知事の「龍角散CM出演」について県議会で論戦(Yahoo!:産経)。要は「顔出しすると公職選挙法などに触れるのでは?」ということのようなのですが。で、それに対する答えが「龍角散は県内企業ではないですし」というのも・・・なんかミョーな気がしますが。
たしかにかの東国原氏が宮崎県知事だった頃もCMには出てなかった・・・と思うのですが。何か地方名産のCMに出ていま・・・したっけ?
でも番組なんかにはばんばん出てたわけで。その辺からして「違法だ!」という言い方もできるんでしょうか。
たしかに「公選法」はあくまでも選挙に関する法律なわけで。それに抵触するか、と言えば例えば知事選の真っ只中にCM出ました、というのならたしかに問題でしょうけど・・・そういうわけでもない現状で、何が「違法」ということになるのか、また別のナニカがあるのかも知れませんけども。
・・・個人的には「あれもヤバそうこれもヤバそう」ということで萎縮しまくるよりも新解釈によって新しいフィールドへ足を踏み出す方がなんぼかマシ、とか思うのですが。安倍首相だって海外に「トップセールス」をかけてるような現状ではあります。知事が「営業」やったとしてもおかしくはない、と思うのですが。
ただ・・・こういうことになるとどこかやりすぎとか、変な解釈で変な行動とか、そういうのもあり得るわけで。
そうなる前に専門家と話し合うとか・・・それこそ議会での論戦も必要だと思われますが。何もしない、カタチだけ、というのは意味ないのでは・・・と思うのですが。
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10/27/2013
「日本」という名前
スペイン南部の「コリア・デル・リオ(Coria del Río)」に多く住む「ハポン(Japón)」姓の人々と日本人の遺伝子比較研究始まる(Yahoo!:読売)。英語読みだと「Japón」は「ジャポン」となりますがスペインでは「ja」を「ハ」に近い音で発音するので「ハポン」となります。そこでスペインのハポンさんたち、となるわけです。
コリア・デル・リオは1614年、仙台藩の伊達政宗の家臣支倉常長が率いる慶長遣欧使節団が滞在したことで知られています。「ハポン」姓はその数十年後から始まった、とされ・・・慶長遣欧使節団とゆかりのある人物か、あるいは当時の日本人で残留した人物がそう名乗ったのでは、とされています。
実際に日本人によく似た人たちもいるんだとか。真偽のほどはともかく、こういう繋がりがあるのはなんだかちょっと愉快?ではあります。
司馬遼太郎・・・だったと思うのですが。何て題だったかなあ、短編で日本の侍が仲間を探しにスペインまで行ってしまった・・・という話があったような。それまでどう見ても日本人っぽい面構えの人はいなかったのだけど、スペインのバスク地方で「あっ!」という人を見つけて駆け寄ったらたしか斬られちゃったとかそんな話だったんですが。
鎖国が始まったのは徳川の世になってから、なんですが確立したのは三代家光の頃。それまでは相当数の日本人が海外に出ていました。中には住み着いて土地の血に混ざっていった・・・という人もいたかも知れません。アジア方面ではそういう事例があったと思われるのですが、事情があるのかなかなか表には出てきません。
・・・実はアメリカはテキサス州に「サツマ」という地名があったりします。欧米ではそういう事情もそれほどないので、例えば日系の国会議員サンなんてのもいるわけです。まあ、こっちは明治以降になってから、なんですが。
しかし・・・数百年前、となると。さすがに当時を知っている人が生きているわけもなく、科学的な調査によってしか往時を知ることはできないわけです。
なんか・・・意外なところで繋がってそうな気もしますが。世界というのは実は結構狭いもんですし。先祖代々日本在住、と思っていたら実は違ってた、とかそんなんもありそうですし・・・スペインのハポンさんたちも詳しく調べてみたら・・・というのもありそうであります。
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10/03/2013
なんで4つも
色々と事情はありそうですが・・・来年度末の北陸陸新幹線の金沢延伸開業。
→Yahoo!地域トピックス:北陸新幹線
北陸新幹線は「速達」「停車」「長野」「シャトル」四つのタイプ(Yahoo!:朝日新聞デジタル)
・・・当初、別の記事で見たのですが「???」状態で。↑の図見てなんとなーく理解。しかしなんで4つもあるんだか・・・その辺はやはり疑問であります。
最終的には「北陸」を目指すんですが、現在の「北陸新幹線」は北陸まで通じていません。東京-長野を結んでいます。そのため通称が「長野新幹線」となってます。・・・それが今度本格的に「北陸」を目指すことになりました。東京-金沢を結ぶのが来年度末の予定。
・・・ここまでは、まあ、理解できるのですが。
東京と金沢を快速に結ぶ「ひかり型」と停車駅の多い「こだま型」ができるのはフツーにそうなるんだろうなあ、と。しかしなぜか東京-長野を結ぶ「長野新幹線(通称)」が残留。さらに金沢-富山間にシャトル便を運用、という・・・。
富山と長野は当たり前ですが離れています。つまり「全線通る新幹線」が二つ、東京と金沢それぞれから伸びて交わらない「枝線?を通る新幹線」が二つ、ということに。
・・・やっぱり分からんなあ・・・。
さらにJR西は特急「サンダーバード」を金沢止まりにする、と発表。「サンダーバード」は大坂駅から北陸へ向かう特急なのですが、金沢より東へ・・・富山駅へも向かいます(金沢駅行きというのもあるんですが)。それを金沢で止めることに関連して↑の「金沢-富山」シャトルを作ったのかそれとも逆なのか・・・。
やっぱり色々絡んでるんだろうなあ、と。その辺は関係者にしか分からないとは思いますが。
それでも「北陸新幹線に乗れば金沢まで一直線」と思い込んで乗ったら長野で止まるとか、そこから乗り換えとか。あるいは金沢からなら富山で一回降りるとか。「長野新幹線」の通称にしても「北陸新幹線に統合しました」の告知だけで大抵の人は分かるんでは、と。しばらく立て看板でも立てておけばそれでいいんでは。
まあ、長い時間かかるとどうしてもそういうことにはなるもんなんですが。でも利用者の便利が一番なわけで、別にあんたらの経営うんぬんとかどーでもいい話なわけで。簡潔なのが利用者も楽になるでしょうに。
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08/20/2013
バス会社の苦悩
システムの変更とかそういったもんが必要かと。・・・実際、今後繁忙期のたんびにそういう事態になる可能性も高いわけですし。
JRバス関東のサイトに「予約・キャンセルを繰り返すお客様にご注意」(Yahoo!:J-CAST)
→高速バスネットで予約・キャンセルを繰り返されるお客様にご注意(JRバス関東)
これはまずサイト上で「座席を予約」します・・・。
ここでは一度「予約」をすると三日後までにクレジット決済などの「支払い」をする必要があります。これをしないと三日後に「予約」は消滅。新たに「予約」する必要があるわけなんですが。
三日経つ前にそれをキャンセルすれば「予約していた席」は空席のまま。で、間髪入れずにサイト予約すればその席をキープできます。これを延々と繰り返すわけです。・・・なんでこんなことするか、と言えば↑にもあるように確実に予定日にバスに乗りたいから、あるいは隣を空席にしておけば(三日放置してもペナルティないようですし)楽に過ごすことができるのでは、と。
当たり前ですがこんなことされたら確実に席が浮くことになります。つまり、乗車賃を見込んでいても空席ではそれが入らない。しかも他に乗りたい客がいても「予約」が入っているため断らないといけなくなります。
・・・ノリ?としては満員電車で堂々と座席に寝そべるアホと一緒なわけです。
ただ・・・ふと気になったのが。これ、一体どれくらい前から「予約・キャンセル」を繰り返しているんだろうか、と。
三日後に自動でキャンセルということを知っている人間の仕業なわけですから・・・その直前に「キャンセル・予約」とやってるわけです。・・・よっぽどヒマなのかそれとも重たい事情でもあるのか。あるいは・・・いくつかのバス会社で同時にこういうことやっておいて、何か得があるとこだけに絞ったりしているのか・・・そういう商売的な損得勘定なんだろうか、とか。
軽いノリ?で「あっちもこっちもよやくよやく~」とかやってるんなら三日後とかそういう時間を気にしないような。そういう頭脳の溶けてる人間てのは結構いたりしますけど、まず最初に数の勘定が苦手になる傾向がありますから。マメにカレンダーに印つけたり、とかそういうのもしなさそうですし。
・・・今月の一日からバス関係は厳しくなってるわけですから、ホントこういうのは今後増えると思われます。システム変更して突然のキャンセルに厳しくするとかそういう方法もあるかと思うのですが・・・さて。
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08/13/2013
とりあえず・・・
がんばれ?
「2番では・・・」暑さ日本一を失った岐阜・多治見(Yahoo!:毎日)・・・2007年に埼玉県熊谷市と同時に記録した40.9℃でしたが。高知県四万十市で41.0℃を記録、ということで「全国最高気温」の座を明け渡すことに。
・・・正直、あまり名誉ではない、とは思うのですが。まあ、個人的なとこありますが。暑いのは好きではないのです・・・特に昨今の酷暑は。
個人的に「?」はあるのですけれど、まあ、それは置いといて埼玉の熊谷や群馬の館林といった地域では「どこが最高気温だ」的な争い、と言うか比較と言うか、そういうのは前々からあったんですが。それがいともあっさり?とノーマーク?の高知の四万十市に奪われるような結果に。
・・・考えてみりゃこういうのは全国どこにでも可能性はあるのかも知れません。山の多い日本ではこういった地形はそこそこにありそうな。
地形としては四万十市の江川崎は「盆地」ということになります。熱がこもやすく逃げにくい。これに近い地形に京都があります。ここも昔から夏の熱がこもりやすい盆地ではありました。そのための避暑方法というのはそれなりにあったりします。
さらに・・・雨が少ない。東北や九州では甚大な被害が出てますが・・・四国ではここんとこそれほど雨は降らず(瀬戸内海では降ったんですが)水による冷却効果も認められないような状況ではあります。
しばらくは似たような状況が続く、ということで・・・これからも四万十市江川崎ではまだまだ困難が待ち受けていそうなんですが。
・・・個人的には暑いから名所、とか、何でもいいから日本一なら町おこし、というのはなんだか違う方向へ進んでいるような気がするのですが。マイナスの要素(そうとしか思えない・・・!)で町おこし、って。どうにも賛同しかねる内容のような気がするのですが。
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08/07/2013
なかなかに、したたか?
ご当地キャラ総選挙、1位は「ふなっしー」(Yahoo!:毎日) いわゆる「ゆるキャラ」というやつでありますが・・・ふなっしーはそもそもが千葉県船橋市「非公認」で、言動も「ゆる」くない、という特徴があったりします。
船橋市には公認キャラ「船えもん」とさらにマスコット「汗一平」「風さやか」というのもあったりします。なんだか多すぎな気もしますが。実際に過去にふなっしーを「公認に」とかけあったところ「ちょっとねえ・・・」と断られたこともあった、という話もあったりして。しかし現状ではふなっしーの方が人気があって知名度はあるわけです。
人気商売?としては看過できないとこだと思うのですが・・・まあ、個人的には「非公認」のまんまの方が色々やりやすくていいんではないか、と思ってますが。
→ふなっしー(Wikipedia)
その一方で「船えもん」と「ふなっしー」が笑っていいともで共演(excite:TechinsightJapan)ということにもなったようで。その放送を見てはいないので何とも言えないのですが・・・したたかだなあ、と。
ふなっしーもそうですが船えもんもなあ、と。
乱暴なこと言っちまえば「船えもん&ふなっしー」とか言って無理にでも共演させちまえばいいわけです。これまでの確執?みたいなもんも良い材料となります。もちろんふなっしーに公認の座を渡さずに、という条件がつくでしょうけど、知名度上げるのならこういう手もアリなわけで。
・・・ただ・・・船えもんにふなっしーのあれほどのインパクトに付き合っていけるだけのもんがあるか、と言えば・・・その辺が難しそうな。こう言っちゃなんですが、ただの引き立て役に終わりそうな。
「地名なんとか」というゆるキャラを作れば100%確実に町おこしができる・・・というのはすでに幻想みたいになってるわけです。ひこにゃんやくまモンのような成功例はもちろんありますけど、全国区で売れるようになるためには今はライバルが多すぎるわけです。権利関係もきっちりしてきていますし・・・てきとーに作っても注目されない。
そこで何か一つ、他にはない特徴を持たせるわけです。
ふなっしーはそれに特化したゆるキャラと言えます。あんだけ動けりゃ注目度も違いますし、「非公認」も逆手に取っている。・・・そういったもんがあるか、と言えば・・・船えもんはどうなんだろう、と。そこら辺りからの「共演」かなあ、と。
尼崎の「ちっちゃいおっさん」なんかは中国語がしゃべれる、という特技?を習得?したりしてます。・・・そういった一芸がないと生き残れない、というのは・・・ゆるキャラに限ったことではありませんが、色々考える余地はあると思うのです。
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08/05/2013
ビーチにて
全裸でビーチで日光浴するのが好きな国民・・・ドイツ人(CNN)。しかし同時に「泳ぐのが好き」「ビーチで読書」も好きなんだとか。もちろん全部のドイツ人がそうだ、というわけではありませんが。
・・・しかし順当な、と言うかなるほどなあ、と思わせるのが「全裸でビーチ」にあまり抵抗がないのはやはりヨーロッパ勢で(フランス人が最も全裸になりたがらないらしい・・・)アジア勢はかなり抵抗がある、という辺りですか。日本の場合まずあり得ませんし。・・・でも、日本人は銭湯や温泉では平気で全裸になるがあれは恥ずかしくないのか? とヨーロッパの人が真顔で聞いてきた、とかそんな話を聞いたことがあります。
日本人の感覚だと全裸でビーチの方がよっぽど恥ずかしいのでは、と。その辺にも違いがあるのかも知れません。
そして。「ビーチで恐れているもの」では「アメリカ人は盗難、溺死、サメ、クラゲの順で恐れているのに対し、シンガポール人は85%がサメと回答」(「」↑記事より引用)というのは・・・なんとも。さらに「サメがいるから」という理由で4割は海では泳がない、と。しかしアメリカ人で「サメがいるから」と海で泳がない人は7%。
・・・日本だと南の方では時々サメ出現注意、という話が出ますけど、例えば関東や東北ではあまり聞きません。そのせいもあってか、「サメがいるから海では泳がない」という人は日本ではどれくらいいるのだろうか、と。
逆にコレ、オーストラリアとかだったらどうなるんだろうか、と。あっちにはかなりサメが出る地域があるとか。・・・そうなるとやはり「泳がない」という人も多そうなんですが、イメージとしてはアウトドア好きなオーストラリア人ですから、それでも泳ぐ、という人が多いのかも・・・?
こういうとこにも国民性みたいなもんが出るもんではあります。・・・日光浴、と言えば駅の階段の下で日光浴(荷物の上に大の字になってた)してるらしいガイジンさんを見たことがあります。国によっては「日光」というのは非常にありがたいものなんですが、それでもここまでとはなあ・・・とか変に感心したりして。いや、これが日本人の若者だったら周囲から侮蔑の目で見られまくりなんでしょうけど。
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08/01/2013
まだ早すぎる?
増える「迷い犬・猫」・・・ペットとの快適な旅行とは?(iza!) 現状ではクルマに乗せて車中泊がベストなのかなあ、とか。ペットOKとなっていても飼い主のモラルとかそういうところに問題があることも多いですし。・・・それにこれは旅行中という一種の非日常時だけではありませんし。
「フンは持ち帰りましょう」というのだって考えてみりゃつい最近なわけです。ようやく定着してきてますが、これがドイツなどのヨーロッパだと町中には「イヌのトイレ」があって飼い主が袋を持ち歩かなくても処理できるようになってたりします。あるいは動物愛護の意識も高いので・・・動物だけではなく周囲の人間に対する配慮も・・・飼い主はきちんとした意識を持っていないと飼うことができなかったりします。
・・・まあ、国によっては色々あるんで(イヌに対するイメージの悪い国とか)カンタンに言い切ることはできませんが。それでも日本はようやくそういった「ペット大国」に近づきつつある、というのは事実なわけです。一大産業ではありますしペット業界。
ペット=家族という見方そのものには誰も反対はしないわけです。問題は・・・誰の家族なのか、と。
基本は「子供」だと思われます。子供なんだから多少「おイタ」をやってもいいだろう、とかそういう発想なわけですが・・・人間の子供なら数年経たないうちにどんどん成長して色々理解できるようになりますが、イヌにはそういうのはありません。何年でも「おイタ」をし続けるわけです。
が・・・それを理解できる飼い主とそうでないのがいるわけです。溺愛のあまりしつけもなーんにもやらなかったイヌ、というのは迷惑以外何物でもありません。そしてそういうところを理解できない場合、トラブルは常について回ることになるのですが・・・そういうことまでをも理解できない飼い主までいたりします。はあ。
一つには日本の場合狂犬病の駆逐にほぼ成功している、という世界でもまれな国だからペットとの過剰な接触がここまでできるのかなあ・・・と思いましたが他の国でも予防接種してるわけで。生活に余裕がある国ではこういう風にペットに構いすぎる人が増える、ということかも知れません。
イヌは最古のペットとされていますが、そもそもは番犬であったり狩猟犬であったり。それが時間が経つにつれてこういうパートナー的な役割を果たすようになってきています。それはそれで悪くないことだと思いますが・・・トラブルが出てくるのが、何とも。
・・・これから千年とかそれくらい経ったらまた付き合い方も変わってるんかなあ、とか。今はちょっと微妙なとこがありますけど、その辺が良くなっていたら嬉しいのですけれど。
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07/25/2013
せんえん
富士山で一人1000円の「入山料」試験的に開始(Yahoo!:毎日)。正式名称は「富士山保全協力金」で、寄付金扱いとなって富士山の保全などに使う、とのこと。
「入山料」の目的はそういった保全などにもあるのですが・・・入山者の数を減らす、という目的もあります。無料よりも有料の方が食いつき?が悪いのは例えばネットでのサービスではよくありますし(そのため実際は有料なのに無料だ、と謳って問題になったりしたり)、海外でもそういう理由で「入山料」を導入しているところも多数あります。
・・・が、1000円だと安すぎないか、という声もあったりして。さらに試験期間中だからとは思いますが記念品を渡す、となると。逆に増えたりしないんだろうか、と。
前にも書きましたが・・・富士山は世界遺産登録に際して厳しい「条件」が多数要求されています。つまり、今後の対応を見守りますよ、というわけで。
その中でも一番多いのは「環境保全」であります。文化的な環境はもちろん、自然の環境を守る。・・・皮肉ですがその保全を最もじゃましてるのが「人間」だったりします。
そのため入山者数を規制しよう、ということになり、それが「入山料」となってきてるわけですが・・・。
まだ試験段階ではあるのですけれど。1000円だとどうかなあ・・・やっぱり安いのかなあ、と。
さらに「入山料」だけではなくマイカーやバスの規制とかそういうのはどうするんだろう、と。現在五合目まではマイカーで行けますが(夏のシーズン中は入り口付近の駐車場からシャトルバスで五合目へ・・・って、今がその期間中)今後入山者が増えるとその辺でも問題が出てくるかも知れません。
そして・・・トイレの問題。多分、何らかの対策を現在検討中だと思われますが・・・何せ前回登録されなかった理由の一つですし・・・改善されていくことを願います。
「入山料」というのはまだ一歩目なのだな、と思いますが・・・さて。
ところで富士山頂付近に迷い犬(iza!)が、という話が。飼い犬っぽいんですが・・・一緒にいるはずの飼い主とははぐれてしまったのか、それとも・・・捨てたのだろうか・・・?
いずれにせよこういう方面の問題も増えるかも知れません。来る人間が増えればこうやって予期しない方向からの問題は今後まだ出てくる、かも知れません。
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07/19/2013
どこにでもある話なのですが
さびしいなあ・・・。
加賀竿、店頭から消える・・・職人不在で(Yahoo!:北國新聞)。加賀竿に限らず竹などで作るいわゆる「和竿」は姿を消しつつあります。言うまでもなく安価で丈夫で軽い竿の方が選ばれているからでもあるのですが。しかし和竿に使われている技術はやはり職人という人間が継ぐしかなく。しかし需要が激減している昨今、継承していくことはやはり難しいことになっています。
それでも↑記事を読む限りでは加賀竿はまだ恵まれている?方なのかも知れません。金沢職人大学校で専門塾を開いたりしていますし(もっとも今は閉鎖していますが)。・・・伝統工芸は自治体などで保護されているケースも多いのですが、そうでもないものもあったりします。そういう場合、後継者を探すのはさらに困難になります。
・・・しかし最低3年で最低限の竿が作れる、ということであれば・・・シロウト考えではどうにかできそうな気もするんですが・・・やはり難しいのでしょうか。実際、相応の竿を作れる若い職人が仮に出てきた、としても・・・一定の収入を確保できるか、と言えばやはり難しそうではあります。
こういう例は全国にあるわけで。国や自治体も補助金出したりして支援をしているケースも多いのですが・・・やはりそれよりも前に、誰かが手を上げてくれないと意味がないようであります。
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07/12/2013
・・・関係あるのかな?
長崎のB級グルメ「トルコライス」、トルコ人が「難色」・・・で一騒動(@nifty:J-CAST)。まあ、どこでもこういう風に針小棒大に伝わってしまう、ということはあるとは思いますが・・・。
酒の席でのちょっとした話が大きく取り上げられて一人歩き・・・というのもなあ、と。実際、フツーに考えたらイスラム圏の人に豚肉料理って・・・まあ、ない話ではないか、と。
正式?に紹介するんだったら最低限豚肉ではない肉の「カツ」にしておけばまた違っていたのかも知れませんが。しかし実際は↑酒の席でのお話、ということだとしたら・・・何が何だかなあ。
ただ・・・↑記事でちょっと、いやかなり気になる記述が。
エルトゥールル号事件、と言えば日本とトルコの関係を知る上でも重要な件であります。この件は長崎とも縁が深い、ということでトルコとの繋がりを深くしたい、というのも分からんでもないのですが・・・。
『長崎市では「トルコとのつながりを築きたい」と同船の遭難事件が起きた日を「トルコライスの日」としている』(『』内↑記事より引用)
・・・って、トルコライスの「トルコ」はトルコと本当に関係があるんですかね・・・さて?
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07/04/2013
地方はそんなもん
・・・しかし自分もそこまでの「地方」に住んだことはないのですが。
「飛び地の村」に待望のコンビニ(Yahoo!:産経)。和歌山県北山村。地図上では奈良県と三重県の県境にあるように見えますが・・・直接接してはいない和歌山県に属していたりします。・・・これが「飛び地」なわけですが。
が、「飛び地」だからなのかどうかは分かりませんが、どうも大変な地のようで。信号機も横断歩道もない。ちょっと前まではコンビニもない、が一つの売りだったそうですが、昨日そのコンビニができた、というわけであります。
東京などの大都市ならコンビニとかいくらでも見つかりますが。
例えば四国にはセンブンイレブンがありません(近々できるそうですが)。つい10年くらい前にまではローソンとかサークルKとかが上陸?してくるまでは「コンビニ」というよりも「商店」といった方がいい・・・とかそんな状況でありました。地方によってはまだまだそういう状態が続いているところもあります。
一昨日書いたガソリンスタンドもそうなんですが・・・現在自分のいる関東の方でも一種の危機感みたいなものを感じるってことは、地方行ったらもっと激しくなるんではないか、と。その一つが「コンビニ」かも知れません。今はある程度の数の業者がシノギを削っているような状況で、地方への拡散もまだ視野に入ってる、かも知れませんが・・・何かの拍子に業界が縮小を始めたりしたらもっととんでもない状況になるかも知れません。
↑の北山村にしてもどこかの資本が「スーパー」みたいのを作ってもいいわけです。もちろん経営は厳しいでしょうが、これで名が売れるなら・・・とかそういう魂胆でも何でも。しかし実際は「村営」というカタチの「コンビニ」であります。
・・・まあ、そこまで求めるのは無茶だとは思いますが。しかし、↑記事の画像見るとお客さんのほとんどがご高齢の方々ばかり。すでに大手では高齢者の来店を見越した戦略を考え始めていて、実行に移しつつあるとか。・・・こういう地方の高齢者に対して・・・というのはやっぱり難しいもんなんでしょうか。
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06/30/2013
地域限定なんとか
富山県で「地域限定アニメ」登場(Yahoo!:R25)。P.A.WORKSと言えば「花咲くいろは」などを手がけ、富山から石川の北陸地方を舞台にしたアニメも製作しています。もちろん他にもこういう例はあるのですが、あくまでも「地域を舞台に」という話であります。・・・各都道府県に必ず大きなアニメ製作現場がある、というわけでもないのでカンタンに「=」では結べないのですが、これも一つの地域おこし、という捉え方はできます。
最も有名になったのは埼玉県の鷲宮神社でしょうか。「らき☆すた」がアニメ化され、登場人物の実家という設定になり・・・「聖地巡礼」が始まり、今でも「らきすたみこし」があるとか。訪れる人の数も激増しています。
・・・その後アニメによってはロケハンを行って特定できそうな箇所を織り込んだりするようになりました。そしてその場所(大抵は一つの実在の都市)へ「聖地巡礼」、と。
ただまあ、なんと言いますか・・・柳の下の二匹目三匹目のどじょう狙い、と言いますか。↑こういうことができるなら・・・ということで都市によっては製作側と提携したりして。まあ、そういうのを否定する気はないんですが、みんながみんな同じようにやってもなあ、と。特に自分は物語を楽しみたいのであって、これはどこそこのアレだ、こっちはあそこのドレだ、と特定したいわけではないですし。
そこで↑のように「その地域でしか見られないアニメ」というのは「ご当地アニメ」からさらに奥へ、ということになりますか。スマホか携帯がなければ視聴できませんが、さらにその地域にいないと見ることも出来ない、と。
・・・ちょっと変わった方法ではあります。こういった皆が皆同じ、ではなくどっか飛び抜けた感じのやり方、というのは非常に興味深いもんであります。
ただ・・・これもやっぱり皆が皆始めたらまたなんかワケ分からんことになりそうな。そのうち必ず全国区で放映する・・・とかそういうことになると、さらに。本当の意味で「地域限定」を貫いたらそれはそれでさらに面白そうなんですが。
02:02 AM | 固定リンク
06/25/2013
行き過ぎてた・・・
格安ツアーバスの撤退相次ぐ、規制強化やLCC参入による(Yahoo!:SankeiBiz)。いたましい事故もありましたが、そもそもの行き過ぎ感というのもあったのかも知れません。市場として拡大していくにはやや性急だったのだろうか、とか。
2000年の規制緩和により「ツアーバス」業者が急増。それによりいわゆる「低価格競争」時代へ突入・・・コストを抑えるために人員を減らしたり規定を破ったり。そこに行き過ぎがあったと思われます(こういうのは最近はどこの業界でもよく見られますが・・・)。
そして今年8月から「ツアーバス」を原則廃止、「乗り合いバス」に一本化、ということになったわけです。
停留所を設置したり事前に事業計画を申請する必要があったり、と「乗り合いバス」の方が条件は厳しくなっています。
現在日本には200ちょいくらいの「ツアーバス」業者が存在しているんだそうですが。国土交通省が「乗り合いバス業者になりたい業者さんは?」と募集?したところ半数程度の100社ほどしか応募?してこず。審査に3ヶ月ほどかかるため、半数ほどは「乗り合いバス」業者以外の道へ転向するか廃業するか・・・ということになります(乗り合いではなく団体客向け観光バス業者という道もあります)。
これで高速ツアーバスが全てなくなる、というわけではありません。大手はそのまま継続できるわけですし。ただ、今までのような驚くほどの低価格で・・・というのはなくなるかと。新たに「乗り合いバス」業者となった旧ツアーバス業者にとっては設備投資などでかなりの出費が予想されますし・・・そうなるとやはり価格への上乗せも当然予想されます。
・・・それでも安全面から見ると規制は必要か、と。しかし価格面は・・・と。バランスの問題ではあるのですが、やはり安全を最優先にして頂きたいことろではあります。
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06/23/2013
富士山の登録
まずはおめでとうございます、であります。
富士山の世界遺産登録、三保松原の逆転登録(Yahoo!:毎日)。正式名称は「富士山―信仰の対象と芸術の源泉」で、自然遺産ではなく文化遺産いう扱いになります。つまり「山」としての富士山ではなくその周囲も含めた関連性が「世界遺産」になる・・・と評価された、ということでしょうか。
三保松原は少し前のイコモスの勧告で「ココさえなければ登録してもいいかも」ということになってました。富士山から一つだけ離れた地所であり・・・関連性が薄い、ということで。しかし三保松原からの景観は文化的にも評価できる、ということで申請一括での登録、ということになりました。
→世界遺産(Wikipedia)
・・・ということは自然遺産で登録を目指そうとしていたら三保松原は含まれなかったんじゃ・・・?
複合遺産、というのもあります。「文化遺産向けの条件」と「自然遺産向けの条件」を両方とも一つ以上クリアしているもので・・・ペルーのマチュ・ピチュなどがこれに相当します。
まあ、そこまでは・・・とは思いますが。こっち方面からでも良かったんじゃ・・・とかシロウトは考えてしまったりして。
しかし「世界遺産」となると・・・色々ありそうで、その辺が心配?ではあります。手放しで喜んでいいのかどうか。
入山料の検討はその一つですが、こういうことでもしないとなかなか良い方向へ進まないかも知れません。・・・どうなんでしょうか・・・実際、現行の世界遺産でも色々あってますし。富士山でもそういうこと、というのはなるべく避けたいところなんですが。
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05/24/2013
海岸も禁止
神戸・須磨海岸で指定場所以外での喫煙に過料(Yahoo!:読売)。しかも7/11~8/31の海水浴シーズン、ということで。夏の一大レジャーの場ではあるのですが・・・海岸。
しかし2011年にすでに「海岸での喫煙は指定場所以外禁止」とやってるんですが守らない人が2000人ほども(この数は指導した数なので恐らくはもっとたくさん)。さらに罰則も何もないので結局守らないのでは・・・ということでの「罰則付き禁止」のようであります。
夏の海での経済効果と言うか周辺の儲けはどうなるんだろう、という素朴な疑問もありますが。
海岸の禁煙、というのはたしかに例のないことではあります。そこまでするか・・・というのもありますが、結構ムチャなことではないか、というのが個人的なとこだったりします。守る人の方が少ないんじゃないだろうか、と。・・・それで結局↑のようなことになったわけですが。真面目に喫煙場所だけで吸ってたスモーカーにとっちゃあんまり聞こえのいい話ではありません。
まだ二年、というのもあるかと思うのですが。
周知徹底にはどうしても時間がかかります。字が読めない、人の話が理解できない、のではなく。最初っから本気で「知らない」人がいるのも事実ですし。注意されてようやく辺りに「禁止」の文字があることを知る、とか。恐らく須磨海岸の方でもそういった看板とか立てていると思うのですが・・・意識されなければ理解はされません。
そしてそういう人たちは結構な数いるものであります。決して悪意はないのでしょうけど。そういう人たちに周知徹底させる、というのは時間が必要であります。逆に言えば一度徹底されればかなりもつものなのですが。
それとは別に悪意を持って禁止を破る、という人たちもいます。・・・それに対して警察OB六人、というのは・・・大丈夫なんですかね。決まりを守らせる、というのは非常にエネルギーの必要な活動であります。
海岸を基本的に禁煙にすべきか、ということにはまだまだ議論の余地があるとは思いますけども。それはまた別の問題、ということになるかと。
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05/16/2013
状況しだい
東京都の猪瀬知事が都営バスの24時間運行を表明(Yahoo!:THE PAGE)・・・公共交通の24時間運行は必要か、と。
まあ、終電や最終バスを逃してしまった・・・という時に24時間運行していればたしかに助かる話ではあります。
もちろんそういうことになればタクシー業界にはかなり影響が出るでしょうし。明らかに採算はとれないでしょうからその辺でも影響が出るかと思われます。それも東京や大阪といったいわゆる「大都市」ならどうにかなる、かも知れませんが・・・地方だとどうなるんだろう、とか。
・・・実際、メンテの時間は重要なのですが。
東京の例だと地下鉄はかなりきちきちな状況であります。たしかにニューヨークのように何本も路線をとれるような状況なら話は違うのでしょうけど、ただの複線(上下に一本ずつ)では車両を止めないとメンテできないわけですから、かなり困難になります。
上下線で交互に運行、とか。そういう手もあるにはあるのですが。運行数は減るのだから可能か、とそういう話になっていくのかも知れませんが。
バスの場合、車両のメンテはあっても路線のメンテはそこまで必要ではありませんから、まあ、たしかに24時間運行もしやすい、ということになるかも知れません。
他にも治安とか。あるいは最近流行り?の「人間は昼に活動する動物だから」とかそういう方面からの反発?もあるかも。
いずれにせよ「よその国ではやっているから」というのは理由にはならんわけです。
遅い時間帯の有効活用という点では有効かと思われますが・・・各方面への影響、というのが少し気になるところではあります。個人的には24時間とまでいかなくてももう少し遅い時間まで・・・というのはあるのですが。しかしそれだとやはり運行している側への負担が増えてしまうわけで・・・やはり難しい問題になりそうであります。
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05/13/2013
燃やしてしまう?
変われば変わるものであります。
イタリア・ローマで土葬ではなく火葬が急増中(iza!)。ローマと言えばカトリックの総本山・バチカンを抱えるいわば「お膝元」であります。
・・・キリスト教では火葬よりも土葬、ということになってます。これはいわゆる「最後の審判」の時に甦るための「器」として肉体を残しておく、という考えがあるからであります。・・・エジプトのミイラも同じような発想ではあるような。いやしかしエジプトの方がさらに念入り?なのかも知れませんが。
そのキリスト教でも火葬が急増、ということで。もちろん今では火葬を禁止する、とかそういうこともないそうですし。日本の場合、キリスト教徒でも火葬、というのは普通になってます。
当たり前ですが火葬の方が小さく済みます。棺おけ一つ分のスペースと、骨壷一つ分。まあ、そこまで割り切っての「火葬急増中」ではないと思うのですが、こういうのも時代の流れ、と言ってもいい・・・のかも知れません。
実は土葬の場合、病気などの衛生面でも問題視されることがあります。
キリスト教は土葬中心ですが、イスラム教も土葬です(目的はほぼ同じ)。しかし日本では今は土葬はほとんど行われず・・・そのためトラブルになった例もあるとか。そういった意味からも火葬、ということなのかも知れないのですが。
それでも教義に抵抗してでも火葬、というのはやはりお墓の大きさだとか費用とかそういう現実的?な問題があるから、というのもなんだかなあ、と思ってしまうのですが。
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05/11/2013
こうざつ
東京のヒキガエル、交雑が進む(Yahoo!:JIJI)。「ニホンヒキガエル」というのは基本西日本に住む種で、関東に住んでいるのは「アズマヒキガエル」と呼ばれます。・・・シロウト目にはまず区別がつきませんが。
両種の関係は「亜種」と言われ、完全に違う別種ではなく何らかの条件・・・気候とか地理的要因とか・・・によって変化していった、と考えられています。その亜種同士は交尾して子孫を残すことができますが、種が違うと子孫を残せません(条件や状況によって大分変わってくるんで、基本的には、ということで)。
ただ・・・亜種といっても一応は違う種、ということなんで・・・生物の多様性、という面からすると交雑はあまり望ましいものとは言えません。
しかし、今から東京のヒキガエルを二つに分けます、というわけにもいかず。実際には今後どうなっていくか動向を注視していく、といったことしかできないのも事実だったりします。そういったことから新しい種ができた・・・という可能性もあるわけですし。どう流れていくかはよく分かっていないのも事実だったりするのです。
・・・なお、カエルに関しては言えば関東ではトノサマガエルとダルマガエルの交雑問題、というのもあったりします。こちらは非常に近い種、ということなのですが(背中の模様が繋がってるか繋がってないか)それでもトノサマガエルの方が劣勢、という流れになってます。・・・こちらも今後どうなっていくのか分からない問題だったりします。
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05/06/2013
「ご当地」の意味
「ご当地グルメ」の地域団体商標、登録緩和へ(Yahoo!:産経)・・・地域団体商標とは地域名と商品名を組み合わせた名称の登録制度で、例えば「大間まぐろ」とかそういう風に登録されます。
しかし登録できるのは農業協同組合や漁業協同組合などに限られてしまうため、商工会議所や商工会、NPO法人などが運営を担当していることの多い「ご当地グルメ」にはなかなか敷居が高い制度でありました。・・・そもそもは地域の農産品や水産品を守る名目だったのかな、と。それに対して「生産品」は「生産品」でも料理といった「加工品」を・・・となるとやや勝手が違ってきた、というところなのかも知れません。
それでも各地のいわゆるB級グルメが盛り上がってくる中、「ご当地ブランド」を守ろう・・・ということになってきてるのはある意味当然かも知れません。
「ご当地」をよその土地で食べる、というのはどうなんだろう、とか。
「ナントカやきそば」とか「なんとかドッグ」というのは結構聞く名前になってきてます。売りはもちろんその土地ならではの食材だったり調理法だったり。「ご当地グルメ」「B級グルメ」と言ってもその存在から歴史から千差万別であります。長い歴史を誇るものから「地元に名産品を」ということで近年生み出されたものまであります。
・・・それでも名が通り始めてしまうと模倣品や模造品が出回るのは世の常なわけで。
そういったパチモンがオリジナルを汚してしまう、というのもやはりよくあることではあります。それでも「ご当地」を守るために様々な努力もなされているのですが・・・。
個人的にはその土地で食したいなあ、と。・・・ぜいたくなことなのかも知れませんが。
「ご当地」はその料理だけではなく、その土地全てが含まれるような気がします。食い物ですからどうしても好みが出てきてしまう。「ご当地」から離れると「ご当地」ではない、別の要素が入り始めてしまうような。
・・・それはそれで興味深いことなのですが。オリジナル、という意味では本来なら「ご当地」で守っていくべきなのかなあ・・・とか。
それでも地域活性、何よりふるさとの再生という意味では「ご当地」は大変に有効な手段になり得るわけです。これで登録しやすくなって粗悪なコピー品が減るなら、それはいいことだと思うのですが。
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04/21/2013
どこの宇宙?
いざ「宇宙旅行」法律上の問題は?(Yahoo!:弁護士ドットコム) 岩城滉一さんが2014年・・・つまり来年にオランダの旅行会社が企画する「宇宙旅行」に参加、とのことで。で、法律上は・・・という記事なのですが、ちょっともの足りないかなあ、とか思ってしまいましたが・・・実際どんなもんなんでしょうか。
「トラブルが起きた時にどの国で裁判が行われるか」
というのはたしかに重要な問題だったりします。オランダの会社と契約、ですからそういった内容の契約もあるのかも知れません。が、そのトラブルの内容によっては色々変わってくるんでは・・・とかそんな風にも思うのですが。
例えば・・・例えばですが。宇宙旅行中に何か刑事罰相当の犯罪やってしまった、とか。
故意とか自覚なしに、とかそういうとこでも違ってきそうですが将来そういう問題も出てくるかと。・・・たしか民間の飛行機の場合、航空会社が所属する国の法律が適用される・・・んでしたっけ。飛んでる地域の法律・・・ではなかったように思うのですが。
宇宙旅行の場合もそういった規定になるのかな・・・と。オランダの航空会社ならオランダの法律で・・・とか。
しかし実際のとこ、そういう話は全然出てきてないわけで。まあ、将来的は決めないといけないのでしょうけど・・・現在はまだほんの数分程度(国際宇宙ステーションに滞在、とかそうなれば話は違ってきますが)無重量状態を経験できる、とその程度ですし。・・・でも将来的にはやっぱりそういう細かいところの話も必要になってくる、とは思うのですが。
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04/15/2013
妙手となるか
一口10万円「クラゲ債」はいかが?(Yahoo!:産経) 山形県鶴岡市の市立加茂水族館であります。ここはクラゲ飼育数でギネス記録に認定されたことがあったり、ノーベル化学賞を受賞した下村脩氏が研究したことで知られるオワンクラゲを展示していたり、と「クラゲ水族館」として知られる場所でもあります。
そもそもは普通?の水族館として昭和39年にオープンしたんだそうですが。後にクラゲ専門の水族館、ということで人気を集めるようになりました。しかし、さすがに施設が老朽化してきているので改築を検討。その資金集めに「クラゲ債」を・・・ということであります。
実際、こういう方法の場合注目度がカギとなるわけですが。
「クラゲ専門」ということでの注目度があります。実は少し前から「クラゲ飼育」というのは正に静かなブームになっていたりします。もっとも、クラゲの飼育にはシロウトにはかなり高いハードルもあったりしますが・・・それでも不可能というわけではなく。相当数の人がクラゲに癒されていると思われます。
そこで「クラゲ債」ということになれば加茂水族館の知名度とクラゲの両面から成功できる・・・かも知れません。
こういうのは地方ではそれなりに検討されている手かと。ただし、知名度が非常に重要なわけで、新規に何かやるからこれで集金を・・・というにはかなり厳しいでしょうし(内容によってはアリかも知れませんが)↑のように改築を・・・となってもそう簡単にはいかないかと。
それでも成功して欲しいところですが。さて。
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04/14/2013
時空を越える?
「桜田門外の変」が焦点? 滋賀県彦根市市長選(@nifty:読売)。・・・この記事、最初に題名見た時は「桜田門外の変だから既成勢力に対する抵抗とかそんなもんかな?」と思っていたんですが。
まさか本当に安政7年3月3日(1860年3月24日)の「桜田門外の変」に関することだったとは・・・。
有村次左衛門に関しては司馬遼太郎などの歴史小説でも色々出てきますし、当時の大老・井伊直弼暗殺の際に水戸藩士ばかりの中で一人だけ存在していた薩摩藩士(襲撃予定者に次左衛門の兄・雄助を含む薩摩藩士がいたのですが、藩の意向で足止め→後に切腹)ということでは有名なのですが。
彦根というのは井伊家が領有する藩であり・・・十五代藩主が井伊直弼であります。
関ヶ原で功を上げた初代・井伊直政が得た地であり、さらに幕末まで井伊家が領有してました。そのためもあって「藩主を殺した男の親族の子孫など・・・」とかそういう物言いのなったと思われるのですが・・・。
何を今さら言っているんだろう、と。
これがもし薩摩の地からはるばると「彦根を手中に収めに来た」」とかそういうこと言ってるのなら(かなりアブナイ言い方ですが)そう反論?するのは、まあ、分からんでもないですが。今から150年以上前のことを持ち出して「そんな人物は市長にふさわしくない」とかってのは・・・色んな意味で大丈夫なのかな、と。
まあ、選挙期間中というのはこの手のウワサやなんかが様々流れるもんらしいですが。
それにしても・・・もっといい攻撃材料?はなかったのかな、と。実は色々な話?のある人らしいのですが、この現職市長は。どうもジョークではなさそうですし・・・簡単に「ほっといたらええ」というわけにもいかないような。まあ、これで現職市長の方も危うくなる・・・んでしょうかね? ヘンなこと言い出した、と。
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04/05/2013
減ってしまった
北海道えりも岬、ガソリンスタンドがゼロに(Yahoo!:読売)・・・次のGSまで約50kmある、とのことで。・・・場所によってはかなり激減してしまっているガソリンスタンドではあります。
電気自動車の普及、というのもたしかにあるでしょうけど・・・やはり大きかったのは「今年1月末までに40年以上経ったガソリンタンクをどうにかするように」という消防法改正だったかと思われます。
国から補助金も出ますが、上限は3分の2。
猶予期間を設けているところもありましたが、現在までにほぼ全てのGSの対応は終了しているかと思われます。・・・つまり対応できなかったところは廃業してしまった、と。
その中の一つにえりも岬のGSもあったわけです。
実は自分の住んでるところの近くでも二つ、GSが閉店してしまいました。両方とも幹線道路への出入り口に近く、結構長い間しのぎを削っていたのですが(片方は有人、片方は無人と特色が出てたりして)・・・両方とも閉鎖、と。片方はすでにサラ地になってます。
自分は自動車に乗らないんでちょっと実感ないんですが・・・この辺、他にGSあったっけか、と。さすがに50kmもGS無し、というわけではないでしょうけど。乗る人にとってはかなり不便になったのかも知れません。
安全面から言えばこういう思い切った措置は必要だったのでしょうけど・・・全部の自動車が電気で動くわけでもなし。自分の近所に電気自動車用の充電スポットとか・・・あるのかな、どうなんだか。
・・・クルマを買う人が減っているから関係の税金を減らしてくれ、とか要請する前にこっちをどうにかした方が良かったんではないか、と。燃料がなければどんな立派なクルマでも動かないのですし。
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04/02/2013
それでも変わる
佐賀県武雄市「TSUTAYA図書館」(Yahoo!:qBiz 西日本新聞経済電子版) 武雄市の図書館がリニューアル。運営を民間に委託したのですが、その相手がTSUTAYAの運営会社カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)というこことで物議を醸しております。
・・・いきなり個人的なとこから。
民間に市の図書館運営を委託する、というのは全くない話ではないわけで。それがTSUTAYAの運営会社だろうと何だろうとあんまし関係ないのでは・・・と言うのが一つ。そして「貸し出し履歴」は個人情報になるのかどうか、というのが次点、というところでしょうか。
運営に関してはセンスと経験の問題もあります。民間に委託してもそれほど変わってない、ということろもあるわけです。それを外観からも変えてしまおう、というのは民間企業の手でもあります。それで利用者が増えるのなら自治体側としても住民側としてもそれほど悪い話ではない、と思うのですが。
さらに「本の貸し出しにTカードを使う」というところで色々と批判も出ているようですが。
まず、「この本を貸し出しました」というのが個人情報なのか、というのが疑問ではあります。その情報をTカードを通して外部へ漏らす、というのはけしからん、というのも・・・何だかなあ、と。従来の図書カード記入方式でも見ようと思えば外部の人間だって見ることは可能なわけです。昨今の過剰なまでの「個人情報保護」というのには首を傾げてしまう方ではあります。
そしてポイントがつくから「いたずらに青少年の利欲を刺激してあおる懸念がある」(日本文芸家協会)というのはいささか時代錯誤と言うかいつの時代の話をしているのだろう、と。一日一回だけで3ポイント。ちょっと買い物すれば貯まる額ではあります。お礼、という意味で素直に受け止めればいいのでは、と(さらに自動か対面か選べるようにするらしいですし)。「異質なサービスだ」(日本図書館協会)に至っては・・・そりゃ、異質にでもならないと何も変わらんでしょうに。
武雄市としては図書館を本気で変えたかったのでは、と思ってます。だから大胆な方法をとったまでで。
極論ではありますが・・・これで利用者が増えなくても、これまでと変わらなくても意味はある、と思ってます(二番手ではない一番手だから)。本気で変えよう、と思ったら異質でも非情でも何でもやる必要がある時もある・・・と。
まあ、それでもたしかに図書館内で飲食可かあ・・・それも多分設置されてるスタバのもの限定なんだろうなあ・・・とかそういう懸念?と言うか本汚したらどうなるんだろう、飲食可ということはおしゃべり始める奴も出てくるんだろうなあ、とかそんなことも考えてしまいますが・・・それでも変えたかったんだろうなあ・・・と思ってしまいます。
変わらないと生き残れないものもあるのです。
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04/01/2013
どうぞう色々
「高岡銅器」というものがあります。自分もよく知らなかったのですが・・・。
アニメキャラの銅像を手がける高岡銅器、注文増(Yahoo!:北日本新聞)。「高岡銅器」というのは企業名とかそういうものではなく。富山県高岡市で作られている銅器の総称であります。
→高岡銅器(Wikipedia)
起源は古く、1609年に加賀藩主の前田利長が高岡城へ入城した頃から始まる、とされています。
戦国期から江戸期への過渡期でもあります。鋳物中心の地域だったわけですが・・・当初は鉄製品も作っていたとか。しかしその後銅製品に特化。江戸期を通じて技術を磨いていきました。そして明治・大正・昭和と。戦時中はアルミ製品も手がけるようになったりもしました。
しかし戦後からバブル、と。時代の変化とともに衰退をたどるようになってしまいます。
そこでアニメキャラクターの銅像で町おこし・・・というより技術おこし、と言いますか。注目が集まれば受注も増えます。そして後継者も。少しずつ上向いてきた・・・ということかも知れません。
個人的にはアニメやマンガのキャラで地域活性化、というのはどうなんだろう、という方だったりします。別に無理?にそういうとこと結び付けなくてもいいんじゃないか、とか。地域には地域なりの良さ、というものがあるでしょうに。しかしやっぱりインパクトはある方がいい、ということではあるのですけれど。
それにこういう伝統ある技術がそれで活性化するなら・・・と。きっかけになるならそれもいいかも、と思ったりしています。
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03/24/2013
乗りはしないのだけれど
やっぱり大変なようで。
渋谷駅、もはや「地下迷宮」東横線地下5階へ(Yahoo!:産経)。東京メトロ副都心線と東急東横線が直通、ということで一週間が過ぎました。が、やはりまだまだ「混乱」はあるようで・・・特に乗り換えなどで渋谷駅から東横線を利用する、という場合はさらに深度が増してしまったためよく分からなくなってしまった、とか・・・。
この「あれこれ」で時々どっか行った、てな近況報告をやってますが。
あれはほとんどが東京メトロを利用しています。・・・いや、最近はJRも使うようにはなってますか。何しろ乗り換えが大変な場合が多く・・・それなら乗り換えのカンタンなJRにしちまえ、と。
例えば大手町あるいは日本橋。図面上では複数の路線が交差していて「なんだここで乗り換えればラクショーだな」と最初は思ってました。しかし実際は「ナントカ線はこちら」という矢印が延々と続き、一体どれくらい歩いたんだろう、もう着くだろう・・・と思っても「こちら」は続く、ということも(逆にあっけなく着く線ももちろんありますが)。
電車ではなく自分の足で歩こう! なんてなことを言う人もいますが、これ、かなりいい運動になってるんじゃ・・・とか思ってしまったりして。
まあ、通勤通学で毎日使う、という人はもっと機能的に乗り換えをされているかと。あまりよく知らない人間がこうやって余分な運動をすることになるわけであります。
渋谷駅でもそういうことが起きてるんかなあ・・・。
たしかにまだ慣れていないと思われます。運行側も客側も。東京の地下というのは開発され尽くしていて、新規の地下路線なんてのは深くしかも複雑化するしかない、という話もあります。今後も多分こういう路線変更があるかと思われますが・・・さらに激しくなるんかな、とやや心配であります。
・・・まあ、自分はどうせ乗らんのですが・・・しかし何があるか分かりませんし、今後に。
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03/13/2013
リビアで飲酒
日本とはちょっと、いや大分事情が違います。
リビア・密造酒飲んで50人死亡、300人以上が中毒症状(Yahoo!:AFP=時事)。恐らくはメタノール(飲用はエタノール)による中毒症状ではないか・・・とされています。メタノールはよく言われるように大量に飲むと失明する・・・と言われていますが実際にはその他の症状が出て死に至ることもあります。
ロシアかどこかでメタノールと承知で飲んで大変なことになった・・・とかそんな事件もあったような。終戦直後の日本でも闇市で売られていたりしました。飲用のエタノールよりも手に入りやすい・・・からかも知れません。
「密造酒」と言うと日本ではこっそり造られたお酒(犯罪になりますが)というイメージですが、リビアを含むイスラム圏では完全に非合法な飲み物を生産している「悪」となります。
イスラムでは飲酒は「悪」であり・・・それを造る行為も「悪」となります。
対してキリスト教では酒であるワインはごく普通に扱われています。一説にはヨーロッパはあまり水が良くなく、ワインの方が安全だったから、とも。しかし酔っ払ってしまうのでその代わりになる飲料・・・茶を求めた、とかそんな話も。
そのため?かアルコール禁止のイスラムではコーヒーや紅茶が大変に飲まれているようなイメージがあります。
が・・・いくら「禁止」「悪」と言っても飲みたいものは飲みたいわけで。敬虔なイスラム教徒だと一生アルコールを口にしないのでしょうけど、道を踏み外してしまう連中もいるわけです。あるいはイスラム圏外で飲んでしまった、とか。
しかも常習性のあるアルコールは結構な金ヅルになる可能性も高いわけで。・・・この辺はイスラムに限らずどこの国でも「酒」と「金」というのは深い関係でもって語られてます。スコッチの色や香りしかり、アル・カポネしかり。
が、リビア国内で堂々と密造酒やるわけにもいかず。よそで生産して持ち込むことになるのでしょうけど・・・その中にはかなり粗悪な品も出てきます。恐らくは前々からこういったことは続いていたと思われます。それが今回の惨事に繋がってしまった、と・・・。
実はコレ、よその国のことだから・・・と軽く見ない方がいいのかも知れません。
現在世界中でタバコ排斥運動が起きてますけどその発端はWHOの勧告にありました。「タバコは健康に良くないのでやめましょう」的な。
それが最近「飲酒は健康に~」へシフトしてきている、という話があります。タバコは生産地さえ押さえてしまえば密造品などは作りにくいのですが、酒は基本的にある程度の知識があればどこででも造れます。・・・いくら法規制を強化したとしても「密造酒」を根絶させることは不可能なわけで。
・・・酒への規制→密造酒増える→ウラの資金源となる、というどっかで見たような構図が復活するんでは・・・とそんなことも思うのですが・・・。
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02/19/2013
何がしたいのでしょう・・・?
福岡市カワイイ区の篠田区長、区長を退任(Yahoo!:毎日)。篠田区長とはAKB48の篠田麻里子さんのことで、昨年の8月から区長に就任していたそうなんですが。
→福岡市カワイイ区
福岡県福岡市には7つの「区」がありますが、それに続く8番目の「区」としてネット上に仮想の「区」を設立、とのことで。しかし「カワイイでは女子を奨励していて男女差別を助長する」という苦情があったため篠田区長退任、ということになったわけですが・・・。
・・・どうもこの「カワイイ区」のやりたいことがまず分からない・・・。
サイトを何べんか見直してみて「ああ、福岡をPRしたいのだな」ということはよく分かります。が・・・それ以上何を求めているのだろうか、と。
「区民登録」は男女問わず年齢や国籍も関係なく登録できます(その数も福岡市民として数えよう、というのはさすがにどうかと思いますが)。そして登録すると様々なイベントへの案内などのメールが来る、と。
・・・こう言っちゃなんですが・・・ただのメルマガ登録しませんか、みたいもんなんじゃ・・・? クーポンがあったりするんですが、それもなんだか、ちょっと微妙?
現在、地方の情勢はかなり厳しいものですから、九州で有数の大都市福岡市でもこういったPRが必要なのは分かりますが・・・。
さらに「男女差別が~」という苦情は4件。こういうのは件数が多ければ多いほど重要、というものではありません。が、それに反応して区長が辞任、というのはなんだかちょっと腰が引けてると言うかなんと言うか。
区の名前はともかくとして概要などに少し手を加えてみる、とかそういう手もあったわけで。・・・まあ、芸能人ですからイメージを重視する向きはあります。でもなあ・・・なんか、こっちもあっちも何がしたいんだかよく分からない、と言うか・・・。
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02/16/2013
昭和は遠くなりにけり
JRグループ「周遊きっぷ」3月末で廃止(Yahoo!:レスポンス)。国鉄時代に「周遊券」と呼ばれていたキップであります。
→裏メニュー「周遊きっぷ」のメリットとデメリット
カンタンに言えば決められた区間内(ゾーン内)が乗り降り自由になります。そして若干安い。「いき」と「かえり」を別ルートに設定してもよいなど特殊なルールもあったりして。鉄道で旅をする人にとっては大変に興味深いキップだったわけですが・・・廃止、ということになりました。
まあ、ゾーンの数は減り続けていたようですし、そろそろかな・・・と思っていた鉄道マニアも多いかと。
懐古趣味に浸りたいだけではありませんが・・・。
国鉄からJRへ変わった頃。最初はそうでもなかったんですが、色々と変わっていきました。車両もそうですけど(色や内装まで)ダイヤのことも。職員から社員に変わったことで雰囲気も変わった、とされています。
個人的にはそう悪くもないかな、と思ってたんですが。
ここんとこ、というか最近「列車でゴージャスな旅を!」みたいな風潮?と言うか流れ、とでも言いましょうかそんな空気を感じるようになってきました。いわゆるローカル線よりも新幹線や立派な特急電車など(一方で一部の特急を減らしたりもしてますが)。「生活の足」ではなくて「旅行の手段」となっていくような気がして・・・。
もちろん関東や京阪のようにきちんと「生活の足」してる地域もあります。しかし地方の場合、JRよりもクルマ、飛行機、という選択肢の方が魅力的な場合が多いことも事実であります。
それはそれでしゃーないと言えばしゃーない話ではあるのですが・・・。
なんだかさみしい気もするのです。昭和の頃にローカル線に乗って感じたあの「郷愁」はもうないのかな・・・とか思うと。周遊券もそんなに使ったことないんですが・・・また何か時代の幕が下りたような、そんな気になってしまうのです。
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02/08/2013
二つほど 2/8
思わず笑っちまって二つほど。本当に「ネタ系」でないところが、なんとも。
一つ目。奈良市環境部が出退勤チェックに静脈認証導入へ(Yahoo!:毎日)。「静脈認証」というのは、一部のセキュリティや銀行のカード認証で使われている指の静脈パターンで本人かどうか識別する装置であります。「一部」というのは極端な例ですが指のない人とか。あるいはこれだけに頼ると逆に安全が確保できない(人体は不変ではありません)ので基本的にコレ+パスワードとかそういう仕組みになってます。
それをタイムカードに導入。
あんまり全国的に広まらないのは費用の面もあります。さらに・・・実はこの方法を含む「生体認証」というのはある意味究極のシステムでもあります。そのため、↑記事にもありますが流出がコワイ。・・・まだまだ未完成な技術とも言えるわけですが・・・。
コレをタイムカードに導入、ということは相当手を焼いてるな、という風にも取れますが、アマノジャク的解釈では「つまり上層部は現場を制御できない・する気ないんだな」ということにもなります。どんだけナラズモノのいる現場か知りませんが・・・管理する側とされる側が相当に離れているな、ということでは、と。
・・・いいんですかね、そんなんで。「ここまでやるんだから皆も認めてくれるだろどんだけ大変か」とかそういう風にしたいのかも知れませんが。それにしちゃ・・・全国から失笑買ってちゃ逆効果なんでは・・・?
二つ目。「ミケランジェロのダビデ像に下着を」(Yahoo!:AFP=時事) 冬場にどこかの像に手袋や帽子を・・・という一種の美談は聞いたことありますが、これを本気で言ってるのか、と思いましたが↑記事の画像見たら・・・。
たしかにちょっとデカいもんであります。相当に上から見下ろす感じで子供は怖がるかも。裸像というのは近所にもいくつかありますけど、ここまで立派なのはありませんし。でもダビデ像って本物も結構大きなもんですから、寄付した方も本物を・・・ということでこれはアリかも知れません。
しかしコレに下着って・・・どんだけ自分の見識でしか語れん人間なのかな、とか個人的には思ってしまいましたが。
ごく一部なのかも知れません。「なんかちょっとねえ」とかその程度かも知れません。奥出雲町の町民ほとんど全員がそう言っている、というわけではないでしょうし。もし本気ならただの近視眼的なクレイマーだと思いたいのですが。
・・・しかし意外とそういう極端な意見が通ってしまう、ということもあるので・・・そうなったらこっちも失笑もん、しかも世界的に失笑ものになってしまいそうな・・・。
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02/03/2013
料理が人気なのかと
・・・勘違いしてました。記事見るまでは。
和歌山。人気のクエがいる店(Yahoo!:紀伊日報)。「クエ料理が美味しくて人気」なのかと思ったら「人気者のクエ」がいる店、という・・・変な勘違いしてました。実際、クエは美味いんですが・・・こうなるともう食べる気にはならんのでしょうなあ・・・。
クエとはハタ科のいわゆる「根魚」で岩のすき間などに潜んで獲物を狙います。大きくなるものはメータークラスもいたりします。釣りで捕獲されることが多い魚で(群れを作らない)高級魚でもあります。それほど数が上がらないのも高級たるゆえんでしょうか。
カタチはタイやスズキのように「背びれが分かれていて前の背びれにトゲがある」タイプで、ある意味スタンダードであります。最も見慣れたタイプ・・・と言ってもいいかも知れません。
しかし・・・ここまで人に懐くもんなんですなあ・・・。
魚というのはあまり懐かない、とされています。が、個体によって差があるのは当然なので、こういうのがいてもおかしくはないのですが・・・実際に見てみたら結構驚いてしまいそうな。↑画像見る限りじゃ水の上にまで顔出してますし。
熱帯魚だとかなり前にこの「あれこれ」でも取り上げたオレンジキャットなんてのもいます。これは広義のナマズの仲間ですがやはりメーター近くになります。が、人によく慣れる、という特徴があって(キャットフィッシュ系は結構慣れますが)なかなかにユーモラスなんだそうで。
そのためいまだに飼ってみたい魚ナンバーワンなんですが。しかし・・・最近は仮に停電しても大丈夫なような設備を整える必要がありますし。そうなると色々モノ入りになるしなあ・・・と。
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01/02/2013
せいしゅのみ
気持ち的には分からんでもないですが。
京都市議会「乾杯は清酒で」条例可決(Yahoo!:京都新聞)。強制力のない理念的条例というやつであります。居酒屋なんかでとりあえずビールでカンパイ、とかやってたら「条例違反でタイホだ!」と官憲が乗り込んでくる・・・というわけではありません。
京都と言えば酒どころの伏見があります。他の酒に押され気味の日本酒の普及を後押ししよう、という取り組みになるわけですが。
・・・個人的にはそこまでする必要あるのかなあ、とか。
「ジャパニーズサケ」は海外で人気があるけど国内での人気は落ちている、という奇妙?な話もあったりしますが。
製法とか物流とかその辺の問題がない、というわけではありませんが・・・現行のように様々なことやってきてる他の酒と比べると・・・失礼を承知で述べさせて頂くなら「トノサマ商法」の日本酒はこうなっていくのもある意味仕方ないことなのかな、と思います。
いい例が発泡酒であります。
これはビール会社によれば「味の追求の結果こうなった」となってますが明らかに酒税法対策なわけです。価格を抑える、というのはモノをたくさん売ろうとする際の方法の一つであります。発泡酒は(中身はともかく)外見や内容を落とさないように低価格を実現した酒ではあります。
一方で日本酒は、と言うと。
終戦直後から劇的に変わった、とされています。従来の製法ではなく安価な製法を開発。・・・それは明らかに質が落ちすぎるやり方であり・・・質が落ちれば顧客は離れていく。近年になって法改正もされましたが、それでもその影響は残っています。
・・・あんまり関係ないかも知れんのですが冷凍食品みたいなもんでしょうか。あれも終戦直後に粗悪な魚(冷凍も解凍も技術的に未熟で異様に悪臭を放ってたとか)が出回った影響で今でも「冷凍食品は、ちょっと」という風潮を残しています。
無理に新製品を開発すべき、とかそういうことではありません。やり方はまだあるんではないか、と。製作に関してはシロウトの消費者ではなく、現場の、サケのことを知り尽くした生産者にはまだ策があるんではないか・・・と。条例でカタチを整えるのではなく真摯な技術者から生まれる回生策もあるんではないか、と思うのですが。
気持ち的には分からんわけではないのです(個人的には日本酒飲まんのですが)。ただ、そういうことを条例で決めてもなんかしゃーないんではないかな・・・とか。
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12/26/2012
ああそうですか
じゃあ、あなたがもう一回作り直したらいい。多分誰も見ませんが。
兵庫県知事、再び「清盛」批判・・・「もう少し工夫を」(Yahoo!:読売) しかし一方で兵庫県を訪れる観光客増、ということで「感謝している」てのも・・・なんだかなあ、と。
まあ、↑記事だけの内容ですから実際にどういうニュアンスで言われたのか、となると分からんわけです。もっと親心?あふれる言い方だったのかも知れません。・・・でも1月の時点ですでにそんな風でもなかったんで、どうなんでしょうね・・・?
NHK大河ドラマ「平清盛」が始まった1月にも井戸知事は「画面が汚い」とか言ってました。で、NHKも「真摯に受け止めます」と回答。・・・実際に画面がどうなったのか・・・実は自分は全然見なかったので分からんでのすが・・・画面をやや明るくしたり華やかな場面が出てきたり、とそういう話になっていたとか。
そういうこともあって井戸知事もどうやら満足はしていないけど、まあ、納得はしたみたいな風でしたが(やるんならやるで最後まで戦ったらいいんですけどそういうことはしない)。
ここへ来てコレ、ですか。
「清盛」は視聴率が歴代ワーストワンだった、とのことで。なんかそういうことまで「オレの言った通りにしなかったからだ」とか言い出しそうで、ちょっとなあ・・・製作者の方々と視聴者がイチバンであってロケ地はただの添え物ということを相変わらず分かってないんでしょうか・・・。
大河ドラマ、ということになるとその「ご当地」が盛り上がる、というか妙な計算働かせるのはいつものことなんですが。ここまで勘違いされちゃあ、なあ・・・逆に興ざめというものであります。
次は出身が兵庫の黒田官兵衛を狙ってる?とのことで。・・・別にあんたの県のPRしてるわけじゃねえ、というのをさっさと理解できないとまたこんな空気読めないこと言い出しそうな・・・?
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12/07/2012
そう言えば最近買わない
撤去進む「駅の券売機」跡地にATM設置(Yahoo!:カナロコ)。これは神奈川の記事ですが、他の県や東京都なんかでもやってるんじゃないかなあ、と。
自分のとこは・・・こないだ駅舎をリニューアル?みたいなことやって・・・でも券売機の数は減ったのかな、なんかスペースそのものは変わってなかったような。でも代わりに改札口の数が減ったような、そんな気もしてます。何か理由があるんですかね・・・? 他の路線もあるんでその兼ね合い、とか。
券売機、と言えば。自分の世代はガキの頃は「硬券」だったような。
今のような薄い紙ではなく。1㎜弱くらいの厚手の紙に印字してあります。券売機でももちろん売ってるんですが、窓口で「オトナ何枚コドモ何枚」と注文?すると独特の発券機から一枚ずつ引き抜いてハンコとか書き込みとかして渡してくれます(誰だったかなあ、安岡章太郎だったかなあ、子供の時に窓口でキップ買ってお釣り間違えてそれで妄想ふくらませるエッセイか何かそんな話)。
子供は半額で・・・たしかキップそのものをずばっと切ってたような。当たり前ですが改札口で駅員さんに手渡してしまうので手元には残らんのですが。
・・・ああ、キップの年月日表記でゾロ目が出るとか、あるいは番号にゾロ目が・・・とかそういう話題もあったりしましたっけ。今でも収集マニアはいると思いますが、今のペラペラの「軟券」じゃあ・・・あんまりありがた味もないもんかも知れませんが。
そんなキップですが。たしかに今はSuicaあるんでめったに買いませんな・・・。
改札口も昔はヒトがいたわけで。それも今はほとんどが自動改札。券売機もやがてはそういう運命を辿るんでしょうか。あ、でもSuicaはチャージしないといけないから券売機そのものがなくなる、ということはあり得ないかも。でも数は減っていく、という・・・そういうとこかも知れません。
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11/16/2012
食える年賀状
そう言や、もうそろそろ年賀状のことも考えないと。
すさみ町名物「するめーる」・・・あぶって食べられるスルメ入りの年賀状(iza!)・・・個人的には実は子供の頃にイカがダメだった(アレルギーっぽい?)影響でスルメもなんとなく今でも敬遠してしまうのですが。
それでもこういう取り組みは面白いなー、と。たしか「すさみ町」と言えば「すさみケンケン鰹」でも有名だったような。色々考えてる町だと思われます。
ところで。↑の「するめーる」は「定形郵便物」であります。
→手紙(第一種郵便物) 定形郵便物・定形外郵便物のサイズ・重さについて(日本郵便)
「定型」というのは読んで字の如く「定まった型」ということで一定の料金で送ることができるようになります(流通過程では決まってる形の方が扱いやすいから、とかそういう理由でしょうか・・・?)。
例えば
「定型郵便」なら25gまでなら「80円」 50gまでなら「90円」
「定形外郵便」なら50gまでなら「120円」
となってます。・・・まあ、「定形外」と言っても無制限な大きさではありませんが。一定以上は「ゆうパック(小包)」となり・・・さらに大型のものは別となってしまいます。
「定型郵便」で「80円」つまり封書なら基本80円ということになります。・・・「はがき」はまた別の料金計算?になっていて基本一枚「50円」・・・大抵の年賀状もこれに含まれます。
さて。↑の「するめーる」ですが・・・本体は「230円」なんですが別途「90円」が送料として必要、ということは「定型郵便」で26g以上50g以内、ということになります。・・・まあ、だからなんだと言われそうですが。実は「定型郵便」も「はがき」もサイズさえ合っていれば自作して送ることができる・・・「私製」郵便物というのがあったりします。
過去にはがき応募の懸賞に「絶対当たる!」方法の一つに奇抜な「私製」はがきで挑む、みたいのがあったりして。・・・そのせいかどうか分かりませんが最近は大抵の場合「官製」はがきでの応募のみ、となってるような。その方が抽選もしやすいからか、と。
一部で流行ってる「絵手紙」もこうやって自作している方もおられるのかな・・・とか。一定の決まりさえ守れば問題はない、こんな方法もあったりします・・・年賀状。
10/01/2012
身近なキケン
寄生虫感染に要注意、札幌の公園にキツネが通勤?(Yahoo!:読売) どうも他に住んでいて、公園にはエサがあるのでここまで「通勤」してきているのでは・・・とのことで。
ま、野生のキツネですからそうカンタンに人間に近づいたりはしないか、とも思いますが・・・ひょんなことから「お近づき」になってしまうケースもあるので注意するにこしたことはないかと思われます。
北海道でなぜここまでキツネ(あるいは野犬)を警戒するか、と言うと「エキノコックス」という寄生虫症があるからであります。
これは「親虫」がキツネの体内で産卵してフンと一緒に外に出る→何らかの事情で野ネズミなどが口にする→今度は「幼虫」がネズミの中で増える→ネズミ(宿主)を捕食したキツネの体内に入り、「親虫」となって卵をばら撒く・・・というサイクルになってる「虫」であります。
ヒトは基本的にこのサイクルからは外れているんですが。
しかし何らかの事情で卵が口から体内に入った場合、孵化して「幼虫」となります。・・・つまりはネズミの体内と同じような状況になるのですが、実はあまり居心地?のいいものではないようで。ネズミの中でなら無事?に「親虫の素」が作られるんだそうですが、ヒトの場合はまずできないんだそうであります。
だからヒトの体内に「幼虫」が入ってもそこから他のヒトへ感染、ということはまずない、とのことですが・・・。
何しろ潜伏期間が10年程度とかなり長い。矢口高雄のマンガだったと思いますが、新婚旅行で北海道へ行って、つい、生水を飲んだ・・・その10年後に原因不明の病気で妻が死んでしまう、もしかしたらこれが原因では・・・とそんな話があったように思います。原因が特定しにくいわけです。
症状は肝臓を中心に現れるため、他の病気の可能性も考慮されます。しかも北海道ならエキノコックスに気づくお医者さんもいるかと思われますが・・・本州では。症例がないわけではないのですが、数が非常に少ないため気づくのが遅れる可能性もあります。
・・・ただ、こういうのはキツネに限ったことではなく。実はどこのどんな地方でも結構身近にキケンがあったりするもんなんで・・・注意が必要だったりはするのですが。
09/27/2012
こよみのうえでは
というのを、まずなんか別のコトバにした方がいいのでは。
「日本版二十四節気」俳句界などの反発で「解説作り」に方向転換(Yahoo!:毎日)。・・・実は知らんかったんですが。日本気象協会が「日本版二十四節気」を作ろう、としていたことを。
まあ、たしかに現行の「二十四節気」だと全部が全部現在の日本の季節と合ってないのは明白なわけで。じゃあ、新しく日本版を作ろう、というのも分からんでもないのですが。
今までコレでやってきたわけですし・・・。
無理に作り直すのもどうかな、と。単語としてもなかなか綺麗なものも多い二十四節気ではあります。これを日本的?に作り直すとなると、なんだか違和感が出てきそうな気もします。
じゃあ、コトバは現行のままで月日だけをずらす、というのも・・・なんだかもったいない?ような。
かっちり合わせなくてもいいんじゃないのかな、と。こういう表現方法もあるんだよ、と。それでいいんじゃないのかな・・・と。
一方で仮に日本気象協会が「新・日本版二十四節気」を発表したとしても、旧来の方がいい、という人たちは
「あっそ」
で使わなきゃいいんではないかとも思います。別に従う必要も義理もないでしょうに。
個人的には「暦の上では」というのがどうにもネックになってるような気がします。今の暦ではない、という注釈がどうしても必要になるわけで。そんなんだったら「こういう呼び方もありますね」とかそういうスタンスでいいのではないかな・・・とか。
無理にこだわる必要もないでしょう、でも必要としている人たちがいるならば残せばいい・・・とそういうことではないか、と思うのですが。
09/19/2012
やりすぎた?
プレートの色は、まあ、仕方ないんですが。
姫路市の「ご当地」ナンバープレート「かわいすぎて」通常型も復活(Yahoo!:読売)。特に50cc~125ccはプレートの色がピンクになりますからさらに・・・。
→原動機付自転車のオリジナルナンバープレートについて(姫路市)
なんで最初から「併用」にしなかったのかな、と素朴な疑問もありますけども。
原付に限らずナンバープレートというのは実はただの認識番号ではなく。税金を払ってますよ、という一種の証明書?みたいなもんだったりします。
通常、と言うか普通のクルマなんかだと国土交通省へ、国へ税金が入ります。
が、原付だと税金は地方自治体に入ることになります。・・・そのためナンバープレートに刻まれてある「地名」がクルマと原付ではズレてます。「区名」のプレートは原付しかなかったりするわけです。
地方の自治体に入るのなら税収が増えていいんじゃないの? という風に見られるかも知れませんが・・・どこの自治体もその税収があるからと言って余裕があるわけではなかったりします。実際、原付関係だけでも黒字、という自治体は果たしてどれくらいあるもんなんでしょうか・・・?
こういうのも理由の一つではないか、と。
当たり前ですがナンバープレート取得が増えれば税収も増えるわけで。どこの自治体も苦しいわけですからそういうところからコツコツと、とやっていきたかったのではないか、と。・・・しかし少々やりすぎてしまった・・・。
11月からは通常型と併用する、とのことですし。好きな方を選べる、というのがやはり一番ではないか、と。・・・もっとも交換すると番号は変更になる、という・・・なんだかビミョーなことにもなってますが。
09/16/2012
たしかにない
でもそれほど気にしたことなかったような・・・?
関西の「ひやしあめ」なぜ関東にはない?(日経電子版) たしかに「あっち」にいた頃に何度か飲んだことはありますが・・・個人的にはそれほどイイとは思わず。ただ「ショウガ汁入り」とあるけどそんなにショウガは強くないなあ、というのとかなりショウガがきついのがあって、そういう違いがあるもんなのかな、と思ったりして。
むしろこの名称は吉田聡のマンガ「鬼のヒデトラ」の印象が強かったりします。
これは表題どおり「鬼のヒデトラ」が主人公なわけですが、舞台は古いお城の残る歴史ある城下町。しかし山一つ越えると都会的な「となり町」がある、というもの。その城下町の高校生(ヒデトラの友達の一人)が都会的なとなり町の喫茶店でこれを注文する、という・・・。
そこで散々笑われてヒデトラにちょっかい出そうとする連中に利用されてしまうのですが・・・。
コレを初めて読んだ時は「あっち」にいた頃だったので「ふーん、まあ、そうなるだろうなあ」とか思った程度だったんですが。・・・てことは「こっち」の人はなんで彼はこんなにイナカ者呼ばわり(「ひやしあめなるイナカドリンク」とか言われてましたし)されてるのか、よく分からない人もいたのでは・・・とか。
意外とこういうのはあるもんなのかも知れませんが。食べる物飲む物てのは地域差が出てきますし。あっちでは普通でもこっちでは全然ない、その逆もまたしかり・・・と。
そういうのを色々試してみるのも面白いかも知れませんけど、中には結構強烈なのもありますし・・・さて?
09/10/2012
二つほど 9/10
「地方」で二つほど。
一つ目。セブンイレブンが来年春をめどに四国上陸へ(iza!)。意外?かも知れませんが四国にセブンイレブンは今はありません。ローソンとかファミリーマートとかサークルKサンクスとかスリーエフとかならありますが。
なんでか、と言えばどうも「儲からなさそうだから」ということだったようで。しかし「地方」というコトバは最近色々と取りざたされてきてます。コンビニの購買層も若年層からもっと上へ、とシフトしてきてます(昔少年や少女でコンビニに抵抗のない人たちが年とってきてるから、という説も)。それなら四国でも・・・ということなんでしょうか。
たしかにそういうのはある、とは思うのですが。
しかし今は結構な数のコンビニがひしめく地域だったあったりします。そこへ今さら・・・とかそういうことになりそうな、そんな気も。
出店するのなら四つのうちどこか一県で1店舗だけ、というわけにはいきますまい。配送センターが愛媛だ、ということで地域は限定されるかも知れませんが・・・遅れてきた「王道」の商売が果たしてうまくいくんでしょうか・・・?
二つ目。神奈川のミカン畑にツキノワグマ、捕獲して鳥獣保護区へ(iza!)。麻酔がうまくいった、というところでしょうか。麻酔銃とカンタンに言っても「こんだけの量の麻酔を打ち込めば確実にクマの自由を奪えてクマの命の危険もない」というのはないんだそうで。相手の体の大きさや年齢、あるいは状況や状態に応じてほとんど経験を頼りに量を決めないといけない。当たり前ですが少なすぎたら途中で暴れだしてキケンですし、多すぎたら今度はクマの体がキケン・・・。
そういうのがうまくいった例なのかも知れません、今回は。
さらに神奈川県ではツキノワグマは絶滅危惧種に指定されてます(それでも平成22年には捕獲例あり)。今後増えるのかどうかは分かりませんが。ヒトとの軋轢は今後も続くのでしょうし・・・。
08/17/2012
ファーストなクラス
「ファーストクラスの死」・・・姿を消す旅客機のファーストクラス(Yahoo!:産経)。日本だけではなく海外も「欧州危機」などで不景気なわけですが。アメリカの航空会社では相当数その数を減らしつつある、とのことであります。
旅客機の「クラス」とはエコノミー・ビジネスなどがありますが、「ファーストクラス」と言えばその中でも最上級な席だったりします。
二席や三席横に連なるような席ではなく、それぞれ一席が独立していたり。あるいは他のクラスでは有料のアルコールが無料だったり。正に「空飛ぶホテル」並みの豪華さであります。
・・・客船の豪華さからきてるのかな、とか思ったりして。こちらも「クラス」によって大分違ってくるものですが。
しかし最近はLCCなど「安さ」をウリにした航空会社も増えてきています。なるべく多く乗客を乗せるために席と席の間を詰めてみたり。「快適さ」よりも「安さ」が求められている・・・ようになってきてるのかも知れません。
その一方で「エコノミークラス症候群(狭い場所で長時間身体を動かさずにいて出てくる血栓などの障害)」などの弊害も出てきてはいます。そりゃあ、あんだけ狭い場所に押し込められちゃあ・・・国内線ならまだしも、国際線だと場合によっては丸一日以上乗りっ放しということもあり得ます。それこそ客船なら自由に歩けますが飛行機の場合はスペースがかなり限定されてしまう・・・。
自分は今まで一度もファーストクラスに乗ったこと、ないんですが。・・・というより「クラス」分けのある飛行機って、かなーり以前に乗ったっきりなもんで。完全になくなってしまう前に一度、乗っておくべきものなのかも・・・いや、そこまではいきませんか。日航なんかファーストクラスの数は増えも減りもしてないとのことですし。
06/17/2012
人口あたり最もすし店が多いのは・・・山梨県
海がないのになぜ山梨ではすしがよく食べられているのか(Yahoo!:毎日)。たしかに・・・と言うより人間いつの時代でも「ない」ものに憧れるもんなのかなあ、と。山梨の場合主要な街道もありましたし、交通の要衝、とまではいかなくてもそれなりに人の行き来はあったと思われます。そのため、そういう技法も今に残っている・・・のかも知れません。
例えば山陽・山陰地方の山の中で食べられる「サメ」、これも海産物のとれない山の人たちの知恵であります。
サメなどの軟骨魚類は体内の組成上、どうしてもアンモニアの排出能力が低いんだそうで。そのため他の魚だとすぐに腐ってしまうのだけれどサメならば腐りにくい。そのため好まれるようになった、という話を聞いたことがあります。
・・・もちろん今ではあんまし関係ない話なのですが。しかし現在でもサメを好む人は多く、他県から買い入れているとか。もちろんその水揚げした県では一切食べないのですけども。
現在のように日本のどこででも新鮮な魚が食べられるのは冷凍技術の進歩のおかげでもあります(他にも輸送網の強化とか買い付けする商社の努力とか・・・)。しかし終戦からしばらくした頃にタラか何かの冷凍物が輸入されてきたことがあって。その頃はまだ「冷凍」というものが身近ではなかった時代であります。何せ冷蔵庫と言えば氷で冷やす、というものでしたし。
・・・しかしそのタラの冷凍物、なんだか冷凍技術があまり良いものではなく腐ったりしてたんだそうで。そのためしばらくは(今でも?)「冷凍物の魚はダメだ」みたいな風潮が根付いてしまった・・・と、そんな話もあります。
まあ、実は昔の方が、つまりそういう便利がない時代の方が色々工夫するので実は豊かな生活だったんじゃないか・・・というのもありますが、そこまでいくとどうなんだか、と。今の方がその「便利」を多用できるので選択肢が増えてるのは事実なわけですし。・・・色々できる方がいいのかな、と。
ところで。↑記事のランク見て思ったんですが「人口あたり最もすし店が少ない」のは高知・沖縄の順であります。
・・・水産物豊富なとこの方がかえってすし店というのは少ないもんなのか・・・それとも他に理由があるのかも知れませんが・・・さて?
05/16/2012
100%キレイな人間はいませんが
これはなあ…何かもっと効果的な対策が欲しいところなのですが。
開業間近の東京スカイツリー、見物客のマナー違反表面化(Yahoo!:毎日)。まあ、テレビなんかでも連日ベストスポットとか取り上げてますし。行ってみよう、というのは分からんでもないですが…やはりこういうことになってしまうものではあります。
これで全くトラブルも何もない、ということになれば…それはそれでかえってコワイことのような気もしますが。しかし、当の周辺地域住民にとってはたまったもんではありません。
一つには駐車場の問題があります。
クルマで来たはいいが停めるところがない。あってもすでに満車。じゃあ、その辺に停めてしまえ、ちょっとくらいならいいだろう…。
という人が何人も何人もいると周囲は違法駐車であふれかえることになります。これはスカイツリーなど観光名所周辺に限ったことではなく。普通にどこでもあり得ることでもあります。「何か」で人が集まってくるとクルマも増えてその分駐車スペースが…と。
一番いいのは新たに駐車場を造ることですが…そんな簡単に場所の確保なんかできるわけありません。
自分は運転免許も持ってませんし、関東に出戻ったクチなので…特に思うのですがなんでこんなにクルマ使いたがるんだろうな、と。ほぼ10分以内、あるいは5分程度で電車が来る。それも一路線だけではなく。バスも使える。かなりの本数があります。そういうのを利用すればいいのでは、とか思ってしまうのですが…。
地方へ行くとJRは30分に一本が当たり前、バス網も整備されてない、なんてとこはザラにあります。そういうところではクルマは大活躍します。一家で複数台所有、というところも。
ヨーロッパでは環境面の配慮から都市部にクルマを入れないところもあります(これはこれでまた別の問題も起きているらしいのですが)。そこまでしろ、とは言いませんが…もうちっとそういう方面を考えてもいいのでは、と。
そしてマナー…モラルの問題。「少しくらいならいいだろう」というのは基本的に通用しませんよ、というのは…もっと幼い時から教え込まないといけないのですかね。いい年の大人がそんなんでダダこねてるのを見ると、特にそう思うのですが。
04/15/2012
方向性が違いすぎる
誤訳多数で観光庁が東北観光博の英語・中国語・韓国語サイトを閉鎖(iza!)。…何やってんだか。なんで機械翻訳なんか使ったのやら…どっかでいくらか経費を浮かせよう、ということなのかも知れませんが方向性が違いすぎるような。明らかな手抜きなような。
ネットが普及してきた頃、海外のサイトで(多分広告)日本語への機械翻訳が結構あったりしました。
「かちっとおとを立てなさい!」
何のことはない「Click!」を無理に翻訳させたと思われますが…日本からのアクセスが増えてきたので広告を日本語にしてやろう、としたら逆に失笑を買われたケースではあります。こういうのは最近はなくなってきましたけども。…いやまさか日本のしかも観光庁でそういうことやってたんかい、と。
「誤変換コンテスト」というのもありましたけど。…ああ、そう言えばどっかの県で何かの問い合わせメールがたくさん来たのはいいけど返信に時間がかかるから一旦そういうのを終了する、とか何とかそんなんも過去にあったような。CCも知らんのかい、いちいち一通ずつ手入力してるのか…と笑い話にすらなってましたが。
…今時英語・中国語・韓国語なら翻訳できる人材くらいすぐに確保できるでしょうに。経費削減、ということで機械翻訳を導入した、とかそういうことならなおさら「観光」の意味を考え直した方がよろしいかと。↑記事中にもありましたがこれほどイメージを重要視される官公庁はありますまい。それが…この始末。
さらに「機械翻訳だから不正確かも」とかそんな但し書き付けるとか…恥の上塗りというやつであります。
色んな意味で大丈夫かな…と。ホント、色んな意味で。
03/23/2012
話聞く分には
興味深いと言ったら失礼になりそうですが。でも実際にそんな目に会った「当事者」になってしまったらたしかに「地獄」となりそうな。
米旅客機トイレ故障からトラブル続きで三日がかりで上海へ(CNN)…本来のフライトならばサンフランシスコ→上海で13時間だったとか。
飛行機は3/18午後に離陸。しかしまず最初にトイレが故障。そのためサンフランシスコから北上してアラスカのアンカレジへ。着いたのは3/19になってから、とのこと。
すると今度は機械系統の問題が起き…同日に出る代替機に乗ることに。…しかしこの代替機まで故障。そのため3/20に出る別の便でアンカレジから上海へ…ということになってしまった、と。
しかも機内で1時間半、さらに降りてから4時間経って代替機→別の便になる、ということが決まり…食事券や宿泊券はもらえたものの、手荷物は渡してもらえなかった、という…。
…飛行機、というのは実は結構デリケートな乗り物で、こういう例は結構あるとは聞きますが…ここまで、となると。まあ、安全性をある意味最も重視される「空の旅」ですんで、過剰に見えるほどの安全確認が最優先された結果であった…と言われても仕方ないことなのかも知れませんが。
自分は飛行機何度か乗ってますが幸か不幸かこういう目に会ったことはありません。…海外じゃなく国内便だけだから…というのもあるかと思いますが。
しかしこういう事態になるとアンカレジからサンフランシスコへ引き返す、という乗客もいたそうなんですが…その飛行機が今度は雷に見舞われ続けた、という…。
飛行機がどう、と言うより運の問題なのかも知れません。こういうのは。
03/12/2012
えんたーていめんとすぽーつ
独立リーグ「四国アイランドリーグプラス」が目指す「野球技術の向上」(iza!) これは四国四県の4つの野球チームによる「独立リーグ」のお話であります。野球界で何かと問題が起きていた7年前に創立。アメリカなどでは結構メジャー?な独立リーグですが日本ではそれほど多くはありません。
「独立」と付くのはいわゆる「大手」のパリーグとかセリーグとは関係のないリーグだからであります。
それでも選手はプロということになります。が、このご時勢ですし日本では認知度も今ひとつ。中には球団からの「給料」では足りず、バイトしながら練習している…とかそういう話もあります(実際はそういうケースは多いんだそうですが…野球だけではなく)。
一方で「独立リーグ」ならではの野球、というのも提唱されてきてました。
その中の一つが↑でも出てきている「地元との密着」であります。選手が地元で生活してプレーする。さらに場合によっては地元の産業や商売・生産にも直接関われる。距離感が全然違うわけです。そういった小さなことを積み重ねてきたわけです…。
日本の場合、スポーツにはストイックで寡黙で真面目なイメージが求められる向きが多いようです。それが間違っている、というわけではありませんが…もっと幅を広げてもいいのでは、と。
元々「見せる」ことを目的としていて、そこから逆?に「リアル」を追求していったスポーツというのも存在しています。野球も…いや、野球に限らず…「エンターテイメントスポーツ」を目的とする集団があっても悪くないと思います。まあ、作り方によっては妙なあざとさが出てきたりしますけど。
それでも色んな可能性を求めるのもいいんでは…と。こういう流れが各方面へ波及していくとまた事情も違ってくると思いますが、さて。
03/06/2012
修正不要
セイコーが世界初「GPSソーラー腕時計」発売予定(Yahoo!:japan.internet.com)。端的に言えば「世界のどの地域でも正確な時刻が分かる」腕時計、ということになります。
ご存知のように世界各地には「時差」というのが存在してます。大抵は国によって若干の差がある、というものですが(アメリカのように国内でも時差があるとこもあったりして)短い時間でも積み重なっていけばかなりの差になるわけで。特に飛行機などで世界中を飛び回る人たちは…それなりの苦労があると聞きます。
この腕時計はGPS衛星からの電波を受信(つまりは現在地が正確に把握できる)→時刻を自動修正する…という機能がついてます。しかもソーラー時計なので電池交換不要、ということでもあります。
自分も今も使ってますが、「ソーラー電波腕時計」というのはかなり普及してきてます。これは各国で発信される「標準電波」つまり正確な時刻の情報の乗った電波を受信し…それをもとに時刻を自動修正、しかもソーラー時計なので電池交換不要、というものであります。
…ただ…自分が今使ってるのはちょいと前のやつでして。どうも最近電波の受信具合が良くない。さらに「ソーラー」なので光を必要とするんですが、なんか効率?が落ちてきてるのか1時間ほど光に当てないだけでもうダウンしてしまう、という…。何せ家にいる時は窓辺に吊るしてる始末で。「腕時計」になってない、という話もあったりします。
ま、それ買った頃とはまた電池事情も違ってきてるでしょうし「持ち」も良くなってるのでは…と思いますが。
ただ…この時計買った時に思ったんですが…そんなに時間や時刻に厳格でもない限りここまでの機能はいらないのかな、とか。仕事で1秒を争う現場とか。あるいは性格的にかっちりしておきたい、というのなら別ですが…自分の場合は一つくらいこういうのがあってもいいかな、とかそんなもんだったんですが…無理に買う必要もないのかも知れません。
…しかも↑の時計、結構いいお値段しますし。でも本当に必要な人にとっては神の道具のようなものになると思います。いいもんは高くてもいいもんなわけですし。
02/29/2012
困難と言うより無理
急増するニホンジカの食害について、安部長野県知事が「オオカミ導入は困難」(Yahoo!:毎日) 前に「あれこれ」でも書きましたが…これは天敵であるオオカミを導入してニホンジカの数を減らそう、という試みであります。実際にカナダや欧州では導入されていて、一定の効果を上げている、という話もあります。
日本の場合はニホンオオカミの絶滅によりシカの類が増えたのでは…とされているので導入ではなく「再導入」ということになるんだそうで。
ただ、相手は野生動物なので100%コッチの思惑通りに動くかどうか分かりません。
さらにオオカミは群でかなりの広範囲をナワバリとします。↑一つはそのため「困難」となっています。どうしても国土が限られる日本と敷地に余裕のある外国とを同じに扱うことはできないわけです。
そして…コレが一番大きいと思うのですが。…オオカミなんか放しちゃって大丈夫なんだろうか、とそういうことになりそうで。
外国のケースでは人的被害というのはほとんど出ていない、とされています。元々「オオカミが人を襲う」というのはかなりデフォルメ入った情報であり、野生のオオカミの生息域(山の奥深く)に人間が立ち入ることでのトラブルはあっても平地の家畜を襲うついでにヒトも襲うことはまずない、という研究者もいます。
…この辺ヒグマなどと同じなのでしょうか…いや、ヒグマの方が生活域がヒトに近い分どうしてもそういったことは起きるけども、オオカミはそうでもない、とかそういう話も。
いや。本当は「襲わない」動物であっても、イメージでは「襲う」動物なわけです。大多数の日本人にとっては。そういうとこが大事なのかも知れません。
今後ゆっくり時間をかけてオオカミのイメージを「浄化」することができれば受け入れられるかも知れません。しかしそれにはかなりの時間…数年とか十数年では無理…が必要かと思われます。
そこまでするくらいならハンターの体制を整えた方が早かったりします。現行、高齢化等によるハンターの減少が危惧されてますが、行政から何らかの補助を付けるとか「職業狩人」の設置とか。そういうことの方が(相手は人間ですし)早い、ということになるのかも知れませんが…。
02/26/2012
取り組みとしては
興味深いのですが…何でしょう、なんかどっかにミョーなわだかまり?が…。
京都市が家賃4万円で漫画家の卵を募集、京都の「トキワ荘」を目指す(iza!)。「トキワ荘」というのは言わずと知れた、昭和に若い漫画家たちが集まって住んでいた下宿のことで…藤子不二雄や赤塚不二夫、石森章太郎などを輩出した場所でもあります。
そういう「場」を作ろう、という取り組みはたしかに興味深いんですが…。
過去に何度かそういうのがあったような記憶もあります。…が、大抵は途中で頓挫してたような。
意図的に「集める」となんかどっか違ってきちゃうのかなあ、とか。↑の本家トキワ荘は「結果的」に集まってしまったわけで(様々な事情があったようで…)、そういうとことは違ってきちゃうんじゃないだろうか、と。
マンガに限ったことではないと思うのですけれど。創作する人たちを「集める」というのはなかなかに難しいことではないのかな…とか。いざ「集まって」も何か成果が出るのか、とかそういう話になってきそうですし。
大学なんかで「マンガ学」のようなものを学ぶ…というより純粋に学問的興味から、という「研究者」ならなんとなく理解できるのですが。それを己の表現に生かそう…という「表現者」になるとなんかこういう作為的?人為的?なものが絡んでくると、どうもなんかしっくりこないような、そんな気がするのです。
…まあ、↑は全部自分の個人的見解ですんで…実際にどうなるかは分かりません。案外、ひょい、と名作や優れた創作者が出てくるかも知れません。どんなことがコヤシになるか分かりませんし…何よりバックアップがある、というのは非常に心強いもんではあるものです。
02/13/2012
イコールはちと厳しい?
一応「可能性」の話、ということになってますが…ネタ元がネタ元ですし。
「水」に関係する地名のある場所は地盤が弱い可能性がある(iza!)。じゃあ「江戸」なんてのは最悪でどこもかしこも水いっぱいだったのか…と言うとあながち間違っていない「可能性」はあります。そもそもが湿地帯(全部じゃないですが)で河川の氾濫なんかも多く起きていた土地ではありました。新しい水路を作るなど対策をほどこしてきてるので現在はそうでもなかったりします。
だから東京の地名で水が多かった土地では…というのはたしかにある話だと思われます。
地名、というのは実は結構あやふやだったりします。
たしかにサンズイのつく…「池」とか「沼」とかそういう系統の地名には水が関係している可能性が高いわけです。過去に大きな災害があって、でも記録には残っていなくても地名には残っている…というケースも多々あります。
しかしそれから何十年、何百年と経っていくと…地名も変化していきます。読み優先で別の漢字が当てられたり。やはり読み優先で地名そのものが変化していったり。今と昔では読み方や表記方法が違う場合もあって、そういうところから少しずつ変化していった…ということもあるかと。
それでも。「水が多い」=「地盤が弱い」とやってしまうのはどうかなあ、と。極論から言っちまえば日本全国で「水を含まない土地」なんてのは存在しないわけですし。むしろ「水が多いから」ではなく土地の名前の歴史からそういった災害が起きていたのか類推してみる…とかそんなの方がマシなのかも…とか。
…でもいずれにしても「うちの地名にはサンズイが入っているからさっさと引っ越さないと!」とかそんなことにはならないことを祈りますが。そういう極端な例に走る、ということのない、とは言えませんし。
…ああ、そう言えば最近の地名は大分変わってきてるんでしたな。なんか…歴史も何もない、そっけないのが多くなってますから過去を探るにもなかなか難しくなってきてるのかも知れません。
01/24/2012
カンチガイってイヤですね
…前言撤回しなかったことは評価しますけど。またこういうこと言うか…。
兵庫県知事NHK大河ドラマ「平清盛」また批判「瀬戸内海の青さが出ていない」(Yahoo!:毎日) エーゲ海かどっかと勘違いしてるのかそれともキレイにすりゃ兵庫県のPRになってると思ってるのか…理解に苦しみます、正直なとこ。こんな人間でも知事って務まるもんなんかー…とか思ってしまうほどに。
気持ちは分からんでもないです。気持ちは。しかし番組プロデューサーが「変更はない」としたことに対して「今の段階で変えると言えば(NHK側の)全面敗北になるので変えないのだろう」(「」内↑記事より引用)とか。
…勝ち負けとか全然関係ないでしょう、こういうのは。
さらに「世論が(画面を)『どうかな』と言うようになれば見直さざるを得なくなるので、そういう動きになることを期待している」(「」内↑記事より引用)というのに至っては…なんで自分の考えが絶対正義だ、とここまで思い込めるのか、ホントそんなんが知事で大丈夫なのか…日本、とか。あんたの目で見たものを他の人間も全く同じに見ている、と思い込むなって話であります。
時々いますけどね。ある程度年を喰うと何か勝手にカンチガイして「オレはエライんだ、だから皆従え」とかのたまう困った人、というのは(かの司馬遼太郎先生もエッセイで書いてますけども)。そういう臭いがしてきます、この発言。
ただ、実際にどういう場面で↑のような発言が出てきたのかは分からないのですけども。「まあ、できたらそういうことにしたいね」とかやや婉曲的な表現だったのかも知れません。ウラを読めばこういう過激な発言をして地元に目を向けよう、という作戦?なのかも知れません。しかし。内容として↑こういうことをホントに言ってると思われるのですが…なんでこういうこと言っちゃうのかなあ…公人なんですぜ、あなたは。
まず最後まで観てから文句言ったらいいというのが一つ。そしてNHKは別に兵庫県や瀬戸内海のPRビデオ作ってるわけではない、というのが二つ。図式としてはNHKが独自に制作しているものに勝手にイチャモンつけてることになります。
…近い誰かが「あんまり行き過ぎるとかえって兵庫県のイメージが悪くなりますよ」と進言してくれてることを祈りますが。まあ、聞く耳すら持たないんでしょうな、そういう意見には。
NHKにはそういう意味では頑張って欲しいと思います。こんなアホな意見聞く必要もないですし。
…ただ、最終的に視聴率も上がって高評価を受けたら「ほら、オレの言った通りにしたからこうなったんだ」とかまたカンチガイしそうではあるんですが。そうなったら本気で県政改革を考えた方がいいのかも知れません…兵庫県。
01/11/2012
取り合わない方がいい
兵庫県の井戸敏三知事がNHK大河ドラマ「平清盛」を「薄汚れていて見る気がなくなる」と批判(Yahoo!:読売)。…ここまでなら個人的感想か、で済むのですが。そりゃ、そういう感想を持つ人がいてもおかしくはないわけで。まあ、公人という立場にある人間がこういうこと言っちゃうか、というところはありますが。
問題は「平清盛」のロケは兵庫県内でも行なわれたり、大河ドラマ関連地ということで観光客誘致活動をやっている、と。それがあんな汚い番組見せられたら観光客が来なくなるかも知れない、だからNHKに改善要求するかも知れない…というなんだか本末転倒なこと言い出したところにあります。
…前に「龍馬伝」やった時もどっかの企業が「ウチの創設者はあんな小汚い人物じゃない」とか妙なクレームつけてたりしましたが。NHKの「公共放送」という体質上、注目はされますし歴史上の人物を取り上げる以上どうしてもこういうクレームなんかが来るもの、とは思いますが…それにしても。
無知で力のある人間が思い込むとこうなるんだなあ、という見本でもあります。「龍馬伝」の方はいつの間にかそういうクレーム?は消えたみたいですが(最後の方できちんと立派になってましたよねえ?)、さて?
個人的なとこで言いますと「取り合わない方がいい」であります。まともに相手しなくていい。別に番組内容を変更する必要なんかありませんし…兵庫県知事だからと言ってその言葉を重用する必要もない。
そもそも当時の日本はそんなもんでしょうし…という声もあります。
NHKの最近の歴史物や時代劇では「リアルさ」が追求される傾向にあります(そうでない、娯楽要素を前面に打ち出したものもありますが)。「坂の上の雲」なんかいい例で。何が感心、と言うか非常に納得したと言うか、皆がそれぞれ「方言」をしゃべっていたことであります。
いわゆる「共通語」ができたのは明治の後期。それまではみんな出身ぞれぞれの国言葉だったわけです。場合によっては会話が成立しないこともあったとか。ほとんど外国人と会話してるようなもんだったわけです。…それじゃ「日本国」としてやっていけない、ということで「共通語」ができたのですが。
もちろん、そこまでリアルにやるとドラマとして成立しませんからある程度でもいいと思いますが…それぞれがそれなりの「方言」で会話する、というところにリアルさを感じてしまったわけです。…それ以来、なんか他局の時代劇とか見てしまうと…いや、エンターテイメントとして、ではなく…なんかもの足りないなあ、とか。武家言葉は武家言葉としてたしかにアリなんですが…なんか薄っぺらく見えてしまう、ような。
前にツイッターで取り上げた「タイムスクープハンター」もそういうリアルさを追求してました。正座とか。そういう流れで今回の「平清盛」が出てきた、となるとたしかにそういう「汚さ」を用いたリアルさが出てきてもおかしくはないと思いますが。
例えば黒澤明の「七人の侍」では農民の衣装は半年くらい泥田に埋めておいたとか。リアルに「汚す」というのはこういうドラマだけではなく模型などでも非常に重要なテクニックになっています。ただ適当に汚したってリアルさは出てきやしません。どうすれば年代物っぽく見えるか、こうしたら使い古し感が出る、というのは無数の試行錯誤や先人たちの知恵や技術によって受け継がれてきたものでもあります。
…「平清盛」の瀬戸内海ロケで平家の船を現役最後と言われる木造船船大工が新造した、というドキュメントやってましたけど。そこではもちろん「汚し」をやるわけです。海戦に強いとされていた平家がまっさらな船で出るわけにはいきますまい。
「なんか複雑じゃのう」と船大工の人は言ってましたが。でも、そういうリアルさの追求はあっても良いのでは、と。
「時代考証は史実に忠実にするとの方針は聞いているが、時代考証を学ぶために見るのではない」(「」内↑記事より引用)…ですか。エンタテイメントとして作る以上、たしかにリアルさだけでは人は惹きつけられません。ウソでもいいから演出などのテクニックが必要になります。
でもウソだけで塗り固めたものなんて…誰も見ないでしょう。それこそチャンネル回す気がなくなる。リアルとウソをちょうどいいバランスに仕上げる。そこがエンターテイナーの腕の見せ所でもあります。さらに「こんな時代でもあったのか」という教養のエッセンスがあればまた違った方向性も見出せるでしょう。
大河ドラマは長丁場であります。上げて下げる方法もあれば下げて下げて一気に上げる、という方法も色々ある。…そういうのを一切考えずに一回見ただけで「こんなのダメだ」と切り捨てるのは早計ではないでしょうか? 短編小説を単発で映像化してるわけじゃないんです。
さらに。あちこちで批判されてるからって「あの発言は撤回いたします、いやあ、清盛いいですね」とかやったら…逆に赤っ恥ですな。まさかそんな狭量なことはしないと思いますけど…?
01/03/2012
二つほど 1/3
今日は正月らしく二つほど。
一つ目。Uターンラッシュがピーク(Yahoo!:FNN)。もう、こういう時期になってますな。昨年は年末くらいから帰省ラッシュが始まり…その辺りから気温がちょっと上向きましたが…そして年始、三が日、と来たわけで。そろそろ皆がUターンしてくる頃ではあります。
…自分もちょっと帰省してたんですが。
とは言っても電車でちょっと、とかそんなもんなんであんまし実感はないもんなんですが…まあ、昔は列車で数時間とかかかってたんで大分おもむきも変わるというものではあります。
今日が1/3なんで、早いとこは明日からもう仕事、ということになりますか。それでも来週は成人の日で連休なんで、その辺りにも正月気分が残ってる、とかそういうこともあるかも知れません。
二つ目。箱根駅伝・東洋大が大会新で総合優勝(Yahoo!:サンスポ)。コレ書いてる最中もゴールが続いております。…実家で毎年これ観る、ということが多かったんですが。個人的には特に観たいな、とは思ってなかったんですが家族が観るもので…自分もちょろっと往路から観てました。
改めて観てみると。なんだかこれ観たがる人の気持ちがなんとなーく分かったような。それだけ経験積んだ、ってことなのかなあ…昔は退屈で退屈で仕方なかったってのに。
コレ書き始める寸前に三校のゴール前デッドヒートがあったんですが。うち一校が早めにスパートして結局三校の中では三番目でゴール。しかし最初にゴールした一校はそのままの順位なんですが…二番目・三番目は繰り上げスタート組なのでその場ではまだ順位が確定しない。でもあれだけデッドヒート、という…。
次のシード権もありますけども。こういうシーンもあるにはあるんだよな、と再確認した次第ではあります。
来年はもうちっときちんと観てみますか…さて?
12/28/2011
違う柳を探してみては
来年1月放映開始「輪廻のラグランジェ」で千葉県鴨川市が町おこし(Yahoo!:時事)…ということなんですが。そりゃあ、たしかに関連地域へのファンの「聖地巡礼」などでアニメによる町おこし、が成功したと見られるケースもありますけど。…そんな簡単にいくもんなのかどうか。実はこれまで結構な数「ご当地アニメで町おこし」というのはあったのですけれど…成功例というのは実はそんなに多くはないのでは、と。
「輪廻のラグランジェ」のPVでは「鴨川」とはっきり地名を出しているので、鴨川市とタイアップでもしてるのかな…と思ったのですが。そういう方法は今までもありましたけど、やり方としては今後も注目していきたいところだったりします。色んな方面と繋がりを持っていくのは決して悪いことではありますまい。
ただ…何でしょね、このアニメでいいのかなあ、と。
昨今のアニメは多方面にその方向性を伸ばしています。一昔前のように「子供むけ」オンリーではなくエンターテイメントの一分野になってきてます。テレビでドラマやバラエティを観るのと同じ、映画や音楽鑑賞などと同じように。…まあ、そこまで至ってない、あんなものは所詮子供だましだ、という見方があるのも事実ですけど。
話の内容的にこれはサザエさんとかちびまるこちゃんのように一般のお茶の間向けなんではないか、というアニメもたしかにあります。…でも日曜の夕方はおろか平日の夕方にも放映できない。これは内容がどう、スポンサーがどう、というのではなく絵柄が問題なんではないか…と思うことがあります。
単刀直入に言えば「オタ向けの絵は嫌がられる」ということであります。
目が大きい・登場人物に女性が多い…などの要素がどうも嫌われているのではないか、と。もちろんその手のお色気あぴーるなんぞはもっての他で。そういうのも十分に許容範囲に入れることのできる、今現在アニメやゲーム市場を支えている層は、一般から見れば「奇異」「受け入れられない」となっているわけであります。
…まあ、そもそもからしてそういう一般向けのコンテンツではなかったわけで。今は一種の過渡期で、もしかしたら百年くらいしたら変わってるのかも知れませんが。ま、エンターテイメントなんてみんなそんなもんだとも思いますが。
なんかこのアニメもそんな匂い?がするな、と。一般の人からはどう見えているのか…放映されてみてから判断してみても良かったんじゃ…と。「らき☆すた」とは大分趣きの違う作品みたいですし。
柳の下の二匹目のどじょう…いるんですかね。三匹目以降。そろそろ違う柳を探してみた方がいいんじゃないのかな、と個人的には思ってるのですが。
11/16/2011
二つほど 11/16
サイエンスで二つほど。
一つ目。アゲハチョウが産卵する植物を選別する仕組みを解明(Yahoo!:毎日)。いわゆる「食草(食樹)」と呼ばれるもので、特に葉などを主食とするチョウやガの幼虫は親がそのエサとなる植物を選んで直接産卵することが多いです。
しかしどうやってそれを選んでいるのか? ということに関してはいくつか説があり…例えば光の波長とか。実は昆虫の眼、というのは人間とは大分違っていて見え方も全然違っていたりします。さらには見える波長の範囲も広かったりするので…モンシロチョウなんかは雌雄の違いをそれで見分けてるんだとか。人間が見てもどっちも白いチョウなんですが、チョウにとっては全然別に見えるわけです。
そのうちの植物の表層にある物質を感知して選別、という方法が解明されてきたわけであります。聞いてみたら「なんだ、そういうことか」と思ってしまうのですが…コロンブスの卵、というやつですな。実際にはかなりの努力と時間がかかっていると思われます。
…↑記事中にもありますが、これはやり方によっては農作物の虫害を防ぐこともできるようになるかも知れません。ただ…そうするには遺伝子組み換えをやる必要があるので、また別の問題も抱え込んでしまうのかも知れんのですけども。
二つ目。富山の立山に氷河?(Yahoo!:読売) 氷河、というのは読んで字の如く「氷の河」であります。溶けることのない氷が長期間少しずつ少しずつ動く、というもの。当然ですが動かないと氷河にはなりませんし…春になったら溶けた、ではこれも氷河とは呼べません。
当然ですが北と南の極に近い地方でしかお目にかかれません。はるか昔、氷河期だった頃(今もそうなんですが)には日本にもあった、とされていますが。
それが現在の日本にもあるかも知れない…。
一ヶ月で30cm程度動いた、とのことで。もちろん↑の条件はかなり大まかなものですからこれから精密な調査が始まるものと思われます。…もし「氷河」ということになれば現在はカムチャツカ半島とされる南限が大幅に下がる、ということになり…大発見ということにもなるんですが。
11/03/2011
特に理由は
ないのかも知れませんが。
甲子園球場に本籍を置く人が699人、あと一人で700人(Yahoo!:産経)…こういう記事が出てしまったんで、すでに700人を超えてるかも知れませんが。
→本籍(Wikipedia)
「本籍」とは戸籍法によって定められてる、当人が選択した日本国内の番地、ということになります。実際に住んでる「住所」とはまた違った方向性?があるもので…日本国内であれば(自治体に所属していて番地がある)どこにでも置くことができます。
↑のように甲子園球場にも。記事中にもありますが皇居やディズニーランドにだって。…ただ…置いたからって何がある、というわけではありません。例えば「オレの本籍地は皇居だ」と皇居に無理に立ち入ることはできませんし、ディズニーランドで割引になるわけでもない。
…甲子園の場合はやっぱり虎ファンなのかなあ、とか思いますが公式ファンクラブの会員数は横ばい状態なのになぜ増えるか、という疑問?もありますし。それでもやっぱりそっち関係かなあ、とは思うのですが、たしかにナゾではあります。
自分の場合、父方の実家が本籍地になってます。…もちろん行ったことはあるんですが今まで住んだことはない土地、なわけです。しかし大抵の人がそんな感じで血縁関係はある土地柄、ということになってるかと。…そのため出生地関係で色々勘ぐる人も出てくるんだそうで。そのため「本籍地」はプライバシー保護の観点から例えば免許証には直接記載されず、内蔵されたICチップにその情報が載ってます。
…一応このICチップ、暗証番号を設定できて本人確認にも使える、らしいんですが…。
この間免許を更新した時に表示チェックができる、というのでやってみたんですが。…暗証番号入力したら本籍地がきちんと表示されました。…でも…それだけ。なんか他に、例えばこれまで犯した交通違反が列挙される…とかそういうのはないのかな、とか思ってしまったのですが。
07/17/2011
歌う電車
ドレミファ~と歌う電車、姿を消しつつある(iza!)。最初は何のことか分からんかったんですが。動画投稿サイトで「歌う電車」と検索かけてみたら結構数があったりして…たしかにこりゃ歌っているな、とかそんな風に思ってしまったりしました。
→YouTube:検索「歌う電車」
「歌う」のは京浜急行の2100系と新1000系。
電車が発進する時の音(インバーターの音)で…通常だと「ふいーん」とかそんな風な音が大きくなってるな…とかそんなもんなんですが、「歌う」方は明らかに音階を伴った音がしています。
しかもこれ、偶然ではなくあえてそういう音がするようにしている、というのがなんとも。
これに似たようなのだと「歌う道路」というのがあります。道路にわざと凹凸をつけておいて、クルマが通るとまるでレコードの溝を針がなぞるかのように音を拾っていく。…ただ、コレ、なんかの番組でやってたんですが…どうにもはっきり聞こえるまでにはまだ少しかかるかな、とかそういうものではありました。これとは別にわざと音を立ててドライバーの集中力を喚起する、みたいなのもあったりしますが、こちらは「歌う」というのとはまた違ったものかと思われます。
電車の方は明らか?に遊び心ですし。初めて聞いた人はどんな風に思ったんだろう、とか。慣れてる人はそうでもないかもしれませんが、驚きを通り越してしまうかも。でもこういうのは「電車」だからなんだろうなあ…とか。ディーゼルカーなんかだとこういうのはない…んじゃないのかな、と。ディーゼルエンジンを使って発電する「電車」てのもあるって話ですけどこんな機能はまずつけないでしょうし。
しかし惜しむらくはあと数年のうちに消えてしまう、というところでしょうか。そうなってしまっても良い思い出にはなるのでしょうけど…やはりさびしいような気になってしまうものではあります…。
06/02/2011
やっぱりもったいない
「土佐勤皇党再結成」の三志士像、JR高知駅前に(Yahoo!:毎日)。…ようやっと、と言うか何と言うか。落ち着き先?が見つかったみたいですが…結局そうなるんですね。別に無理に作って置かなくてもいいんじゃないのかなあ…?
震災前だったんですが「志国高知 龍馬ふるさと博」で桂浜の坂本龍馬像の脇へ武市半平太と中岡慎太郎の像を置いて「土佐勤皇党再結成」をやろう…! という話があったんだそうであります。…大河ドラマに乗るにしては遅すぎる、とか、なんでその三人なんだ、とか色々言われてたんですが。中でも「桂浜」というのはなぜか(立派な像があるんですが)「坂本龍馬の聖地」みたいになっているらしく、そこへなんでこの二人を入れにゃならんのだ、的な意見もあったとのことで。
…個人的には聖地がどう、と言うより…てっきりきちんとした「銅像」か何かを建てるのかと思ったらイベント合わせの発泡スチロールてのが。なんでそんなデキの悪い「こうしときゃ客が来るだろう」といかにも地方の何も知らん人たちの考えそうなことするのか…そういうとこが、ちょっと、いや大分気になってました。
この「あれこれ」で触れた後、やはり見直しが入ったらしい、ということは知ってました。が…やはりと言うか東日本大震災後に無期限延期となっていたということまでは知りませんでした。
で、結局龍馬を加えた「三志士」像をJR高知駅前に設置されるパビリオンでお披露目…。
なんかそれだとフツーにどこにでもありそうな建物になっちまうんじゃ…とか。たしか桂浜とかはりまや橋とか高知の名所にあるお土産物屋さんだと大抵龍馬像があったような。あれは桂浜の像のレプリカですから今度の「像」は多分別のものになるか…と思うのですがそれにしたってどこにでもありそうな「像」になっちまいそうな…。
なんかもったいないなあ、と。せっかく高知でやるんですからもっと幕末ファンを唸らせるようなイベントやってもいいんじゃないのかな…と個人的には思うのですが。龍馬だけが高知の偉人というわけではありますまい。武市半平太も中岡慎太郎ももちろん高知の偉人ですが他にもいっぱいいます。特に幕末~明治にかけてはキラ星のごとくたくさんの偉人を輩出しています。
大河ドラマで注目されたから、と言っても過去に何度も取り上げられてる高知。他にない素晴らしい特徴を持ってるのに、なんでこんな使い方になってしまうのか…もったいないなあ、と。やっぱり。
05/14/2011
売るのかどうか
東京電力の「尾瀬売却案」が浮上?(Yahoo!:J-CASTニュース) まだ「分からない」という段階のようですが…どうなるのか、ホントに分かりません…。
東京電力は尾瀬国立公園の4割、さらに尾瀬の主要な名所の7割を所有してその保全費用も負担しています。
ちょっと前にはテレビCMもやっていたんですが。尾瀬を守るというのは環境保護の意味合いも強いのですが、利根川水系の水力発電に必要な水源地だ、ということもあるんだそうで。しかしそれを抜きにしても通年こういう保全活動ができる、というのはなかなかないことだと思います。
湿原というのは基本水だらけであります。尾瀬もそうですが、北海道の釧路湿原なども長らく放置されてきました。…理由は開発しにくいから。一歩踏み入ったら足から体から頭までずぶずぶ…と、そんな苛酷な土地を開発しよう、という人は一昔前はあまりいなかったのでは、と。
例えば現在は「木道」といって湿原の上を直接歩かないよう、木の道が作られてますが…あれは歩く人が歩きやすいように、ではなくああしないと湿原が湿原でなくなる可能性があるからです。人がどんどん踏んでいけばやがて土は固くなっていきます。そうなると湿原でしか生きられない植物などは生きていけなくなります。基本、そういうのは生存競争に弱いので、地面が固くなってしまったことで入ってくるフツーの植物に勝てません。こういうことが続けば湿原はどんどん減っていくかも知れない…。
実際、木道を外れて歩き回る不届き者もいるそうで。そういうのはたしかに入山料とったら減るのかも知れませんが、そうなると意味合い?が変わってきてしまうような…。
もし保全も無理なら国で買い上げる、ということはできんのでしょうかね。現状維持が無理ならそれしかないのかな、とは思いますが。
05/10/2011
日付がずれる
ニュージーランドのほぼ東に位置する島国。サモアが国際日付変更線の「西側」へ(CNN)。これだけだと「なんだあ」で済んでしまいそうですが、これにより様々な効果…いや影響が出る可能性があります。
「国際日付変更線(単に日付変更線とも)」とは太平洋上の、大体経度180度の南北に続く線であります。
→国際日付変更線(Wikipedia)
これは一体何のためにあるか、と言うと。カンタンに言えば地球をぐるりと一周すると実は日付が一日異なってしまう(経度で15度違うごとに約1時間時差が出る)ことに対する処置からであります。そりゃ、全世界で同じ時刻ならこういう問題は起きないのですが…日本と12時間ほども違うブラジルも同じ時刻、となるとあっちの人の生活はめちゃくちゃなものになります。それに、一体どこの地域の時刻を「標準時」にするか。皆が納得する答えはありますまい。
日本ではどこへ行っても同じ時刻ですが、国によっては国内でも時差がある場合もあります。
そういった時差の積み重ねによって一日ずれてしまい、それを修正するために一本線を引いておく。それを越えたら一日プラスかマイナスする、という風に決めたわけです。
しかしこの国際日付変更線も常に一定ではありません。最近では1995年にキリバスが東側から西側へ変更となりました。そのため地図上の「線」がやけに東に出っ張ったカタチになってしまいました。それ以外にも経度180度線というのはアメリカのアラスカを通っているためここでは大きく西へ曲がってます(アメリカは東側に位置)。が、アラスカは元々はロシア領だったので…1867年までは西側になっていました。
こういう変更は例えばどこかの「国際日付変更線委員会」に提出して受理されたら…というものではなく。そもそも国際日付変更線にしても正式に認知?されたのは1884年のワシントンの万国子午線会議。イギリス・グリニッジを「経度0度」が通る、ということになり…「じゃあ反対側、つまり経度180度を日付変更線にしようか」ということになり暫定的に決まったとのことであります。
いわゆる大航海時代辺りから「どうしても日付がずれる?」というのは皆が知っていたらしく、どっかで人為的に日付をずらさないといけない、ということになってました。が、陸上でそれやると隣町とうちとで日付が違う、ということに。そこで太平洋の真ん中辺りに「線」を引こう、と。さらにちょうど経度0度の反対側で経度180度で…と。
ただ。国の境目とか太平洋の島々が完全に認識される前はそれで良かったのですが。
国境がしっかり決まって島でもどこの国の島か、というのがはっきりしてくると同じ国の中で日付が違う、というのはやはりやっかいなことになってくるわけです。そこで国によってちょっと日付変更線をずらそうか、と。その国での国内法を改正すれば変更はできるのですからそんなに大きなことではない、と。
そこでサモアもこれまで東側にあったのを西側に変更。しかし「サモア」というのはもう一つ「米領サモア」というのがすぐ東にあって、こちらはそのまま。…名前は一緒ですが(同じサモア諸島ですし人種も同じ)これは分割統治された結果、片方が独立した、というもので…別の国?みたいなもの。でも行き来はできるので。「西側のサモアで誕生日を祝い、それから東側のサモアに飛んでまた誕生祝いをすればすばらしい記念日になるだろう」(「」内↑記事より飲用)ということが可能になるわけです。
なお。サモアは2009年にクルマの右側通行を左側通行に変更してます。そして…同年、サモア沖地震(Wikipedia)が起きました…。
04/20/2011
そんなに単純なもんじゃない
とは思いますが…一概にどう、とは言えないもんなのかなあ…と。
JA全農福島、ネット販売で売り切れ続出(Yahoo!:毎日)。説明するまでもなく…原発事故による風評被害、というやつであります。現在のところ出荷規制とかそういうのはないんですが、一度染み付いてしまった評価、と言うか印象と言うのはなかなか取れるものではありません。中には出荷すればするほど損をする(原価割れでしか買い取ってくれないので)ため仕方なく廃棄する、というところもあると聞きます。
しかしそういう「福島産」の野菜がネット販売では好調、とのことで。被災地支援の意味合いもあるのでしょうけど、つまり誰かが買っているわけです…仲買人を通さず直接。
…実は前々からちょっと疑問に思っていたことがありまして。
例えば原発事故発生直後。茨城産の農作物から放射性物質を検出…出荷自粛ということがありました。そのため近所のスーパーでは在庫の「茨城産」を掃くために値下げして販売。基準値超えの野菜は出荷されていませんから問題はない、と言えばないわけです。
その野菜はさっさと完売してました。もちろん自分一人の目で見ただけの狭い範囲内のことですから、こういう事がどこでも起きてるわけではありません。場所によっては全部完売のところもあったでしょうし、普通に売れ残ったり逆もあったのではないか、と。
…実はみんなあんまし風評被害を気にしていないんではないか? とか思ってしまったりして。
一つには自分の住んでるところが関東地方であって、福島や東北ではないことがあるかも知れません。地震はありましたけど特に大きな被害が出たわけでもない。もちろん津波の影響もありません。あったのは計画停電による停電だけ。当然原発事故もテレビやネットでしか知らない。地元でもないので思い入れ?みたいなものも少ない。
そんな現場とは離れた場所で産地が産地とは言え野菜の安売りしたら…そりゃあ、みんな買うだろうな、と。あり得ない色になってるとか…目に見えて何かヤバそう、というわけでもないのですから。
前にも述べましたが、もちろんこれは全ての人が、全ての消費者がそう思ってるだろう、と言っているわけではありません。小さいお子さんのいる家庭ではかなり敏感になっているでしょうし、原発事故がもとで関西や九州に疎開?した人もいますし。
しかし実感のない状況では「これこれこうだから」言われてもピンと来てないんじゃないのかな、とか思ってしまうわけです。
ただ、消費者はこうですが仲買人など商売でやってる人たちはそう安穏としてるわけにはいきません。責任があるわけですから、商品を流通させる、ということは。…だから福島産や茨城産を買わなくなる、あるいは卸値から激安になってしまう。そしてそのことは結果として生産者を直撃するわけです…。
一種の気遣いのようなものかも知れません。でもほとんどの生産者は直接自分では販売してませんから、こういうことになると一気に「風評被害」が広がることになってしまいます。特に問題がなくても「何かあるんでは」ということになって「自粛」「仕入れ控え」が進んでしまっているのでは…と。
それを改善?するのはかなり難しいでしょうし、いくつか別の問題も関係してきてしまいそうであります。消費者も含めて「イヤだ」というのが心の中にはあるわけですから。
「被災地の野菜を食べよう!」と言ってみるだけとか政治家が食ってみせたりするパフォーマンスではなく。本当の意味で改善するには根本から変えていかないといけない、大変に大きな、ヒトの意識を根底から覆す必要のある問題なのかも知れません。
04/17/2011
結局犯人は
誰なんでしょうね、そして動機はなんなんでしょうね。
観光地の樹木を無断伐採、そのウラ事情とは(iza!)。静岡県富士宮市にある国の天然記念物「白糸の滝」上流の湧き水「お鬢水(びんすい)」の周辺の民有地で、30本ほどの木が伐採されているのが見つかりました。…富士宮市は先日震度6強の地震があったばかりで…その確認のためなんでしょうか、職員が訪れた時に発覚した、とのこと。
法律うんぬん、世界遺産うんぬん、というのもありますが。何より景勝地でそういうことやるのは、どうか、と。ただ…場所としては民有地みたいですし、感覚としては自分の土地の木を切る、とかそういうもの…では済まされませんか。
↑記事では駐車場にクルマ、つまり観光客を呼び込むために切ったのではないか…となってますが。
しかしいかんせん推測の域を出てないわけです。恐らく富士宮市としても犯人を見つけて起訴、という方向へ持っていきたいようですが、それが誰なのか、そして動機はホントに人を呼び込むためだけなのか…? 実際に犯人が捕まってみないとなんとも言えないような気もしますが…?
しかしこういうのは実は全国で起きてるんじゃないのかな、とか。聞いた話ですが、某フランチャイズチェーン店が某所に出店した時に街路樹が看板にちょろっとかかっていた、と。そしたらオーナーが
「切れ」
と言い出して周囲がドン引きになった、とか。…私有地でもなく街路樹と言えばありゃ公的な財産になるんじゃないでしょうかね。そんなん勝手に切っていいものなのかどうか。法律の話もありますけど…一社会人としてそれはどうなんだ、とか思ってしまいましたが。
…なーんか、そんな話を思い出してしまった次第であります。
04/09/2011
性質というか気質というか
「自粛」は二次災害、観光業者の悲鳴(Yahoo!:毎日)。こういうのは仕方ないのかなあ、とは思いますが…実際に観光で成り立っている地域は、特に直接被災していなくてもこういう意味での「被災」というのもあるのかも知れません。
…いや、よく考えてみると観光だけではなく。色々な産業に色々な打撃が生じつつある、とも言えます。今現在はそうでなくても今後は…というところもありそうであります。
「あんなことになっているから、楽しんだら悪いような気がする」
というのは日本人ならでは、というわけではないのかも知れませんが。それこそ例えば旅行に行く、とか花見をする、とかそういういわゆる「遊び」ができる状況の人だとどこか心の奥ではそういうこと思っているのでは…と思われます。
ただ、こういうのに全く無頓着な人間がいるのもまた事実であります。被災地に見物に出かけてケータイで撮りまくったりとか。その辺は人間ですから良い悪いは別にして様々なタイプがいるわけでありますが。
ただ…自粛もいいんですが、あまりやりすぎると今度はまた別のところに影響が出てしまう…。
一つには「誰かがこういうのは今やるべきじゃないって言ってる」というのもあるかも知れません。「誰か」というのは特定の誰それではなく皆の心の中にいる世間体とか大衆の偶像化とか。要するに「こういうことはほんとはいけないんじゃないか…」という一種の後ろめたさを感じる時に、つい、引き合いに出してしまうのが「誰か」なわけです。
実際に文句言われたり批判されたりするわけでもないんですが…気になってしまう。
これはこれである意味良心のブレーキみたいなものなので、ないよりはある方がいいのかも知れません。しかしやはり過ぎるとこれもやはり弊害が出てしまう…。
仕方ないものなのかな…とか無責任に思ってしまったりしますが…これも最終的には皆の意識の問題になってしまうので、ある程度はどうにかできるんでは…と思いますが、やはり難しいかな…そういう気質だ、と言われてしまえばそれまでのような気もしますし。
03/11/2011
やめといた方が #2
結局3体にすることにしたようですが…。
中岡慎太郎・武市半平太(瑞山)のレプリカ像を後ろにずらすことで坂本龍馬に「配慮」(Yahoo!:毎日) なんと言いますか…やっぱり何やりたいんだか分からない…。
ただ、この「志国高知 龍馬ふるさと博」は来年の3月まで、つまり一年間続ける長いイベントとのことで。そのために様々な切り口を試みる必要はあるようであります。
前回「やめといた方が」で「もっと他の志士にも目を」と書いたんですが…よく調べてみるとこのイベント、そういうこともやらないわけではないようであります。梼原町でも何かやる、とのことで(別に歴史うんぬん、ってわけじゃなさそうなのがちと残念)。那須信吾の出身地であります。こういうことでもないと名が知られないかも知れませんから…何もしないよりはマシなのかも知れません。
個人的にはそんなレプリカいらん、というところなんですが。↑記事には賛成反対両意見が載っていてなかなか鋭いもんがあるんですが。
…たしかに観光立県?みたいなことを前々から言ってますけどそれと県民所得は関係ないですし。何よりこんなショボいので客集めよう、というやり方が気に食わんだけで色々やるのに反対する人はそれほどいないと思うんですがねえ。ちんまいのは県の方ではないか…とか。
合成樹脂のすごさとかそんなんもどーでもいい話ですし。ま、こんなんで役人の手柄になるって言うんならその程度の役人なんだろ、ってことですし。他にも色々な場所でイベントやるんですから桂浜に集中するわけでもないでしょうし…。
前にも書きましたけど、高知と言うのは龍馬も含めて志士に関するものがいっぱいあって、さらに他にも色々ある、他の県にはないものをたくさん持ってる県なんです。それを生かして色々やろう、というイベントだと思われるのになぜか大河ドラマで~今龍馬ブームだから~と、その辺の「底力」を信じていない。
そういうとこがなんかうすら寒く感じてしまうわけです。交通の便の悪さとかマナーとか人口の比率とか、もちろんそういうマイナス?面はあるにはあるんですけど、まだまだ他にはやれないこともできる県のはずなんです…少なくとも自分はそう信じてます。だから…もったいない、とかそういうことも思ってしまいます。
それでも。…別記事で「志国高知 龍馬ふるさと博」開幕(Yahoo!:産経)というのがあったんですが、その中に尾崎知事の「龍馬ブームなき後の今年、さらに全国に高知を発信していきましょう」(「」内元記事より引用)というのがあって。
…本当にこう言ったのかなあ、と疑ってみたりして。高知県知事ですよ…? 龍馬のブームだけの高知じゃないって分かってるはずでしょうに。しかも「なき後」って大河ドラマ前提の龍馬ブームってこと…ではないですよねえ…?
03/03/2011
やめといた方が
いいと思うんですが。今から違約金払ってでも。…正直何したいのか分かんないです。
高知県・桂浜の坂本龍馬像の脇に中岡慎太郎と武智半平太(瑞山)の像を並べよう→ファンが猛反対(Yahoo!:読売)。そのため今はちょっと頓挫しているようなんですが、イベント(「志国高知 龍馬ふるさと博」)は5日から開幕で、その目玉企画として土佐勤皇党を再結成させよう、と。説明には時間が必要、てのもどうかと思いますし「桂浜は龍馬の聖地」てのもなんだか…いや、竜馬が住んでいた現在の高知市の中心辺りから桂浜てのは実はかなり離れているんです。バスで何十分とかそれくらい。だから龍馬がまだ土佐にいた頃に桂浜でどーん、とうつ波見ながら「世界は大きいぜよ」とか言ってる、てのはちょっと無理があるんじゃないのかなあ、と個人的には思っていたりします。そんなに頻繁に行けるような距離じゃないもので。…後の神戸海軍操練所とか長崎の海援隊とか、そういう頃なら海にも近かったんでは…と思いますが。
まあ、「聖地」というのはそういう意味ではなく。坂本龍馬像が立派に立っている地、ということでの「聖地」だとは思いますが。
…しかし。中岡慎太郎は室戸。そして武智半平太(瑞山)は須崎に立派に銅像が立っております。特に室戸の中岡慎太郎と桂浜の坂本龍馬は向かい合っている、とされ…果てぬ海外への夢をまだ追っている、という見方もあります。
そんな像の脇へ二体。しかもきちんと「銅像」ならまだしもレプリカ並べて「土佐勤皇党復活」て。
カタチだけ並べて何になるんでしょう? 昨年の大河ドラマで人気を博したから、と言うのは分からんでもないですがだからってそんなテキトーなことするくらいならやらない方がマシなんではないでしょうか…?
しかも勤皇党復活ならもっと半平太寄りの人物…大石弥太郎とか那須信吾とかそういう人物にスポット当てた方がそれこそファンが喜ぶと思うのですが。幕末の志士それぞれの出身地にはまだまだ資料が残されています。中には世間に知られていないものも多数あります。「龍馬伝」によって高知に注目が集まる、と言うのなら他の高知の志士たちを幅広く知ってもらおう…というのも手なんではないでしょうか。
…「龍馬」「幕末」というだけで十分に客寄せになると思います。そういう他にはない、強いモノを持ってる高知なのに。こんなくだらんこと考えてよく平気だな、と。金さえかけりゃ、時流に乗りさえすればいい、とそんなもんじゃないてのは龍馬の生き方見てたらよく分かると思うんですが…?
02/11/2011
( ゜д゜)ぽかーん
思わずこんなんまで使っちまったい…。
休日も中国に配慮? 休日分散化構想、議員立法として提出へ(iza!)。「休日分散化構想」というのはカンタンに言えば「みんなが休みをずらしたら道路も観光地も混まない」というもので、日本列島を5つのブロックに分けてそれぞれ順繰りに休みを取ろう、というものであります。
コレの根拠?の一つがドイツでやってた、というものでした。が…ドイツのそれは国民全体の「休日」ではなく学生の「休暇」を分散しよう、というものであり今回のコレとは何の関係もないものでありました。さらに国民に信を問う、とまでいきませんが「こういうの、どうですか?」とアンケートを取ったところ記事中にもあるように7割弱が「いらねえ」と回答してます。
しかしなぜか与党は乗り気で。「こういう結果が出たけどやります」と、こないだも鼻息荒く宣言して各方面から「(#゚Д゚)ハァ? 」と言われたばかりなんですが…。
さらになんで中国の建国記念日に「配慮」せなあかんのか。
どこの国の政府だ…民主党の政府は、と。ここは日本なんですから日本のやり方でやったらいいわけです。中国から来る観光客が多いから…なんてのは一体どんな屁理屈なのか理解に苦しみます。じゃあ、中国以外の国から来る観光客はどうでもいいのか。アメリカの建国記念日7/4には「配慮」しないのか(と言うと「別に7月なんてカンケーないし~」とか言い出しそうな)。
さらに白議員の「韓国の秋夕(旧暦の8/15、韓国の旧盆)との重複」を確認…て。なんでさらに韓国にまで「配慮」しないといけないのか…一体ぜんたいどこの国の与党なんですか、あなた方は。
そもそも「?」な休日分散化に対してさらに「??」なよその国への「配慮」、一体何をどうしたいのか…一部で噂されているように本当に日本を壊したいんですかね、民主党は。
そういうことしたってよその国が振り向いてくれるわけもなく。かえっていいようにしゃぶられ始めるのはすでに尖閣諸島や竹島、それに北方領土にその兆候が表れ始めているではないですか。そっちの方もなんだかなあなあで(一応損害賠償は請求しました(Yahoo!:産経)が…)首相は空気読めない発言するわ、外相とは歩調合わないわ、あっちはあっちで「しめた」とばかりに外圧強めてくるわ…。
ホントにこの国は誰のものなんですかね? そういうとこもう一度はっきりした方が…って、もう手遅れなんですかね…。
02/04/2011
何があるのかな…?
JR初、廃止した路線の一部を復活(iza!)…広島の可部線というところであります。平成15年に非電化区間である加部-三段峡間約46キロが廃止となりました。今回「復活」するのは可部駅(広島市安佐北区)から旧河戸駅(同)付近までの約2キロ。電化もして新駅も作る、とのことですが…。
なんで「復活」するんだろう、というのがちと疑問だったりします。
こういうのは大抵は第三セクターとかそういう方式が主だったりします。
例えばJRが採算取れない、ということで廃線にした時。地域の足に影響が出ることになるので…じゃあ、自治体で運営しようか、という話も出ます。…これが「第一セクター」と呼ばれることもある方式で公企業が運営するとこういうことになります。…今はないですけど国鉄とかがそういうことになるんでしょうか。
でも自治体じゃあちと難しい。やりたい企業があるから任せてみよう…が「第二セクター」となります。私企業が運営する。もちろん営利目的となり、その辺の弊害(本数が少ないとか人員削減とか)も抱え込みますが…言っちゃなんですが儲けが出るならそれに越したことはない…のかも知れません。
しかし自治体も無理、どこの企業も手を挙げない、となると…三番目の方式が出てきます。「第三セクター」です。
これは非営利な団体が運営するものと、国や自治体が企業に出資しながら運営するものと、二つがあります。が…いずれにしても「公」のための運営、という要素が強いため経営が圧迫されるケースも多いです。
明治とか昭和初期の頃にばんばん鉄道ができて、それが今日にまで続いているのですが…現在はそういう状況じゃあ、ありません。さらにちょっと昔のように「鉄道さえ、駅さえできれば町が潤う」という時代でもありません。
鉄道はエコだ、効率的だ、とは言われますが公共交通手段の一つに過ぎなくなっており…設置にも運営にもかなりの額が必要なものになってます。タダでは動かないのです…。
この辺、バスとかクルマなら言っちゃ何ですが道路さえ引いておけば何とかなります。しかし鉄道は線路引いてからきちんと運営していかないといけません。地力のある団体でないと存続すら危ぶまれるような事態になります。
そのためJRでは採算の取れない路線を次々切っているわけですが。切られた路線は廃止されたりそれこそ第三セクターで復活したりしてますが、なかなかうまくいっていないのも現状であります。
…運営していくいためには仕方ない、と言えば仕方ないんですが。代わりに新幹線と押すとか特急増やすとか、よく分からんこともやってますが。…そのJRが約2キロとは言え廃線を復活させる。
何かあるのかな…? 何があるのかな…?
ちょっと、いやかなり気になってしまうのです。
追伸:この記事からツイッターへ告知が出るようになりました。明日から試験的にコメント欄も復活させるつもりです…。
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01/21/2011
船頭多くして
…じゃないか、なんか、こう…多すぎたら薄まる、と言うか。作りゃいいってもんじゃない、って言うか。
大阪府高槻市の「ゆるキャラ」総勢31体(Yahoo!:産経)。これは別に「高槻市」の「ゆるキャラ」が31体もある…というのではなく。市役所の各課がそれぞれ「ゆるキャラ」を立ち上げ、それが全部で31体になった、ということであります。
その「ゆるキャラ」の中には名前や性質がかぶっているものも多く。市の施策の調整役となる政策企画室ではキャラがかぶったりしないようにしていく、とのことですが…。
それ以前に「いる」「いらない」をはっきりさせた方がいいんではないか、と。「ゆるキャラ」てのは名前の通り「ゆるい」キャラではありますが、その個性にはきらりと光るモノがあります(もちろん明らかにとって付けたようで「?」なキャラ、てのもいますけど)。それが31コもあっちゃあ…個性もへったくれもあったもんではありますまい。
でもま、たしかに各課で考えたキャラなんだから…というのも分からないではないのですが。
統一しておかないと困るのは市民ではないか、と思うのですが。宣伝にしろ何にしろ市政の「顔」ともなるべきキャラがあっちこっちにあって、しかもなんだか似てるのもある、となると。必要性の有無まで論ずる必要が出てくるかも知れません。こんなにあるんだったら別にいらねえよ、と。
高槻市にはそんな中から一つ飛び抜けた「はにたん」というキャラがいるそうで。じゃあ、それを代表格にしちまって統一しちまえ、てな声もあるんだそうで。…でもいきなり、というのはなかなか難しそうではあります。
…しかしよく考えてみたらそれぞれのキャラができた時って…周囲に知らせたり、とかそういうことはしなかったんでしょうか? そういうとこが「縦割り」で横、つまり同列のよその課と交流がない、と言われるところなんでしょうか…これを機会にそういった場を広げてもいいんじゃないか、とか部外者は勝手に思ってしまいますが。
…そういうのもなかなか難しいんだろうなあ…。
なお。こういう事例は高槻市だけではないそうで。他でもこういう「乱立」が起きているんだそうであります。
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01/11/2011
あくまでアマノジャクに
日本各地に「タイガーマスク」が出没、善意の輪を広げております。
→Yahoo!地域トピックス:地方に生きるひとびと
それはそれで問題ない、というより大変に微笑ましいことなのですが。児童擁護施設などにランドセルなどを無償で届ける。名前は…伊達直人。タイガーマスクの本名であります。さらに最近ではあしたのジョーの矢吹ジョー名義での届け物やムスカ大佐(しかし送り主が…)といった別の名前での届け物も出てきた、とのことですが…。
あるニュース番組では「定年退職などで時間や金銭に余裕がでてきた人ではないか」と言ってましたがたしかにそういう面はありそうであります。…考えてみたらランドセルを一人で大量に買い込む人、というのはかなり目立ちそうではあります。一つや二つ、というのならありそうなんですが…。
ただ、最近はまた違った面、と言うか年齢層もかなりばらばらになってるっぽいって話もありますんで(届けに来た人に直接会った、という職員さんも)かなり広範囲…やはり全国的に善意の輪が広がっている、ということなんではないかと思われます。
繰り返しますが…別に悪いことじゃないですし問題はないのですが…。
なんだか「じゃあ、自分たちも何かしないといけないんじゃないか?」ということで義理?で伊達直人になる人が出てくるんじゃないかな、というのがちょっと心配なんであります。あくまで善意ですから自分に余裕があって、その余裕を恵まれない子たちに分けてあげる…ということならいいんですが、自分の身体を削ってまで善意を…とかそうなってくるとまた違ったことになるんではないか、と。
考えすぎならいいんですが。例えば街頭の募金箱なんてのも誰か入れている人がいると「じゃあ、私も…」なんてことになるとまた話が違ってきますし。
…まあ、善意は善意として受け入れたらいいじゃん、ということではあるんですが。何分にもアマノジャクなもんで余計なことまで考えてしまったりします…自分。
06:12 PM | 固定リンク
01/04/2011
実質…切り捨て?
「切り捨て」とやるとなんだかあまりいイメージではなく、しかもそういう意味ではない…と言われそうなんですが結局そういった意味になっちまうんだよなあ…とか思ってしまったりして。
東北新幹線の青森延伸、平行在来線の沿線自治体に突きつけられた「現実」(Yahoo!:産経)…自分、寡聞にして知らんかったんですが東北新幹線が八戸から青森(新青森)にまで伸びたことで、それまで平行してた在来線は別の会社に移行していたとのことで。いや、今回の「青森まで」ではなく東北新幹線が八戸にまで伸びた平成14年に平行する在来線・目地から八戸までは第三セクター「青い森鉄道」になっていた、とかそこまでも知らんかったんです。
さらに盛岡から目地までもすでに「IGRいわて銀河鉄道」に移行しています。JR東の路線図を見ると盛岡から青森までの区間の在来線がすっぽりと抜け落ちていて…そういうことになってるんか…とやや驚いた次第ではあります。
どうもJRの「在来線切り」には前々から疑問と言うか「そこまでやっちゃっていいんか?」と思っていたクチではあります。
東日本ではなくJR四国の話ですが。ここは基本、単線ばかり。複線になるのは駅構内のみ、という光景が珍しくありません。そういうとこで特急と普通が同じ方向へ向かおうとするとどうなるか。速い特急が通り過ぎるまで普通列車は駅で列車待ちすることになります。場合によっては何回も何回も。今はさすがにそこまではなくなった、と思いますが十数年前に乗った時には「1時間待ち」てのまでありました。それも駅周辺が賑わっている、とかそういう駅ではなく。山の中腹にぽつん、とある小さな無人駅で…地元の人は逆に慣れているので驚かないもんなんですけど、列車が当たり前に頻繁に来る関東とか大阪京都の人がいたらキレて乗務員さんに食ってかかってたりしたんじゃないか…と。
実際、JRになってから飛行機は安いのが入ってくるし、高速道路は最近は日によっては1000円で乗り放題だし。収益自体が落ち込んできてるのは分かるんですが、それでもJRしか足がない地方とかどうするんだろう、と。結局みんなクルマに乗るもんで道路も混んでくるし、それなら緩和しようか…とクルマ隆盛策は出てきても利用の減ってきた鉄道には「鉄道隆盛策」はなかなか出てこない。鉄道はエコだ、とかそういうのがあっても線路以外にも行けるクルマの方がどうしても便利になってしまいます。
地元の足、というより地元の信用、てのは非常に大事だと思うのですが。もうからなくなってきた路線は廃止・それが無理なら第三セクター立ち上げてそこへ丸投げ…てのは、これまで数十年に渡って築き上げてきた「信用」「信頼」を一気に突き崩すもんではないか。そんなことまで思ってしまうのです。
02:19 AM | 固定リンク
12/30/2010
次は子供
歴史大好きな「歴女」に続き今は「レキッズ」(iza!)って、なんか何でもアリみたいになってきてますが。ただ、「歴女」にしても「レキッズ」にしてもどっかで流行らそう、ここら辺をプッシュしておけば流行る…みたいな動きが見え隠れするのが、どうも。まあ、そういうことででも経済活動と言うか元気な人が増えるのは…まあ、いいことかな、とは思いますが本来はそうやって煽るもんではない、と思ってます。
そうやって「作られた」流行てのは長続きしないもんですし。真の意味での「流行」とは言いがたいもんがありますし。
それにグッズを買う、とかそういうのはなんか趣旨が違ってきてるような…まあ、その辺も人ぞれぞれなんではありますけども。
自分の場合は歴史好き、と言うより知識好きなのでその中に「歴史」があった…というもんだったんでは、と思ってます。ただ、ガキの頃から周囲に「歴史好き」がいたりしたので影響ゼロとは言えません。
「バカは死ななきゃなおらない」森の石松とか。
そういう話ばっか聞かされたりしたら、多少なりとも興味を持つか完璧に拒絶反応示すかどっちかになると思われます。が…自分の場合ちょっとは興味を持った方でありました。だから?中学や高校の時は歴史…特に幕末が好きでそっち関係の小説読み漁ったりしてました。当時はまだグッズとかそういうのがあまりない頃でしたんで、歴史小説というのが一番身近な「歴史」だったりしました。
え…授業の「歴史」…ま、選択制だったので「日本史」を高校では選んだのですが…なぜか担当の先生がかなりの高齢で非常勤でめったに学校に来ない。で、代わりの先生が授業やるんですけどそうなると連続性がない。結局江戸入ったくらいで課程終了、という…だから授業はあまり記憶に残ってません。
その後興味の対象は幕末から江戸期にシフト。理由としては一つは多様性があります。「江戸期」と一言で言ってもかなり長い期間なわけで、幕末だって江戸期の一部ではあります。そして…なんで幕末にああいう状態になったのか。その理由の一端は実は関ヶ原から始まっている、という「歴史の流れ」を実感したかったからでもあります。
考えようによっては平安どころか大和王朝ですら全て幕末、いや現代にまで繋がっています。そして「現代」は今度は「未来」へと繋がっていくわけです。こりゃあ…大きな話だ、と。
…まあ、そこまで行くと行きすぎなような気もしますが。色々知っていくのは楽しいもんだな、と確信?させてくれたのが歴史だったりするわけです、自分の場合。
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12/04/2010
二つほど 12/4
決まるかもと決まったで二つほど。
「エア遊具」の事故防止に向けて国が初の使用指針策定へ(Yahoo!:読売)。「エア遊具」と言っても、あたかも遊具があるようにふるまうわけではもちろんなく。エア=空気を膨らませて子供が遊べるようにしたものであります。
昔はなんかちっこいの(子供が一人乗れるくらいとかそんなもん)はよくあったような気がするんですが。むしろ家庭用が多かったのかな、とか。子供用の小さなプールだって空気入れて膨らましますから「エア」と言えないこともないですし…って、やや強引ですか。
最近のはもっと大きなもんらしいです…↑記事の画像にもありますが。
こういうのとはまた別でいわゆる「アクティビティ」の中にもこういう「エア」がありますけど…ああいうのもまた違うかと思われます。基本、空気入れるだけでいいので設置費用なんかも安くなる。意外と大きいので子供も喜ぶ。…が、やっぱりいくつかも難点はあるようで、その辺をどうにかしないか…ということだと思われます。
どうしても風にあおられやすい、というのもその一つ。むしろ「エア」ならではの宿命?のようなものだと思われますが…これ、どうするんだろう…? がっちがちに固定しちまっても事故てのは起きる時は起きますし。だからと言って固定しすぎちまったら「エア」の意味はない。その辺の兼ね合いとかは…と、なんだか妙に気になってしまったりしてます。
二つ目。サッカーW杯…2018年はロシア・2022年はカタールで(iza!)。たしかに…チャレンジャーですな。色んな意味で。
開催国がサッカーの強い国でなくてはならない、とは思いませんのでこういう選択もアリだとは思います。ただ…ある程度運営に慣れた国の方が観る側としてはやりやすいですから、その辺でちょっと…というのはあります。前回の南アフリカでも治安の悪さが言われてましたし。今回のロシア・カタールは…どうなんでしょう?
そして環境の問題も。…カタールは特に気温が高いことでも知られています。そりゃ、ある程度は高くても仕方ないんでしょうけど、あっちの「暑さ」はまた論外なわけで。さらにイスラム圏では場合によっては飲酒ができなかったり女性が試合を観るのがタブーだったりします。…一応「なんとかする」ということらしいんですが…コトがコトだけに、やはり心配ではあります。
…まあ、そういうのも全部ひっくるめて「ワールド」だ、という見方もありますけども。懸念が全然ないとこではなく多少はあるとこでやるのもまたいい経験…なんでしょうかね? ほんと、冒険だなあ、とは思いますけど…。
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12/03/2010
あれあれ?
なんかこないだは「国民の理解は必ず得られる」「反対意見も多いが賛成する人も多い」とか何とか言ってませんでしたっけ…?
ゴールデンウィークなど大型連休を、日本全国をいくつかのブロックに分けて休みをずらす「休暇分散化構想」56.1%が「反対」「どちらかと言えば反対」(Yahoo!:時事)「賛成」「どちらかと言えば賛成」は28.1%ということで…賛成は反対の半分ほど、ということになります。で、政府としてはこれが内閣府調査の結果、ということもあって分散化案を見直す方針に…ということなんですがどの辺まで「見直す」のかは分かりません。
これはそもそも、と言うか「休日や祭日に道路なんかが混みあって不便」という意見と「ゆったり休日や祭日を過ごせれば皆が観光に行って経済も活性化するだろう」という意見があった…とかそういうものだった、という話があります。つまりは休暇(休み)が集中する時期にずらせば効果があるんでは…と。
しかし全部の休日を「ずらす」わけにもいかず。そこで5月のゴルデンウィークと9月のいわゆるシルバーウィーク辺りをまずはずらそうか、日本全国を5つとかそれくらいのブロックに分けてそれぞれ一週ずつずらして休みをとったら道路も観光地も空くだろうし、経済効果もあるだろう…。
んが。別に全国民が休みに観光地に向けて移動してるわけでもなく。大きな休みになれば実家へ帰って家族と会ってゆっくりする、という人もいます。しかしその場合休日を「ずらされる」と相手方と休みが合わなくなってしまう。…これを進めると単身赴任の場合とか…住所が県境に近くてそのため「住所」と「勤め先」の休みが「ずらされた」場合はどうなるんだ、とかそういう声までも。
いや、全国展開してる会社なんかはどうするんだ…本店と支店で休みが違うんかい、と。
他にもカレンダーを作ってるとこが困る、とか、携帯のカレンダー壊滅だな、とか色々ありましたが。いずれにせよ好意的なのは例えば休みの時期に当たれば道路はたしかに空くでしょうから、そういう関係の企業はうまく使えば有利になるんじゃ…とかそういうことではありました。
この構想そのもの、と言うより肯定の言い訳に使われてきたのが「海外でもやってるから」だったんですが…導入してたいくつかの国ではすでに廃止したりして。ドイツのは「学校の休みをずらす」という発想で実は↑とはあんまし関係ない、ということになってます。
…観光地が空く、と言っても結局みんな人気のことに行くわけで。そうなると「ずらされた」回数分人気1位に集中するだけなんじゃねえの? てな声もあります。つまり各週ごとに人気1位にみんなが押し寄せるわけで結局そこだけ人が来て他はどうなるんだ…とか。それに祭日の意味はどうなるんだろう、と。意味もなくその日が休み、というわけではありますまい。「ずらされた」側ではその意味すら失われてしまうのでは…という懸念まで。
…あまりに頑な?なもんで陰謀説めいたもんまで出る始末。なんか…もうちっと…考えられないのかなあ、と。もう「国民目線」の取得とやらは無理でしょうけど、できるだけそれに近い「何か」を取得できないもんなんでしょうかね、と。やっぱりそういうのは難しいんでしょうかね…古今東西の政治と民に関する一大テーマなんですが。
01:27 AM | 固定リンク
10/31/2010
二つほど 10/31
なんやかやで二つほど。
一つ目。「赤潮」でアサリを育てる(Yahoo!:毎日)…「赤潮」と言えば海が真っ赤になって養殖魚などがばたばた死んでいく…というイメージですが(海が青くなる「青潮」というのもありますが)そう言えばたしかにアサリなんかの二枚貝はどうなるんだろう…と。天然の普通に住んでるサカナなら危険を察知してさっさと逃げることができますが、二枚貝だとそういうのも難しいわけで。幼生の頃は泳いでますが、「貝」になってしまうと基本、移動ができなくなります(ホタテみたいに泳げる二枚貝、てのもありますが)。
赤潮は基本的に特定のプランクトンが何らかの理由で異常に繁殖した状態であります。理由は水温とか色々あるのですけれど…海が赤くなるほどに発生するため、海中の酸素がほとんどなくなってしまいます。逃げ場のない養殖魚などが死滅してしまう理由の一つが「窒息」だったりします(他には赤潮を起こすプランクトンそのものに毒性があったりするケースも)。
しかしアサリは基本的に砂の中から管出して海水を取り込み、中のプランクトンをエサとしてこし取り、いらない海水は排出する、という習性を持ってます。考えようによっては食いきれないほどのエサがある状態、ということになります赤潮。
…ただ、これは赤潮が起きた、じゃあ、アサリを大量投入して被害を防ごう、というものではなく。エサがどうしても少なくなる時期に赤潮のプランクトンを使えないか…という話だったりします。海水の浄化はまた別のやり方があるんだそうであります。
二つ目。モルディブの結婚式で現地語による罵詈雑言(Yahoo!:スポーツ報知)。多分顔や表情は厳粛な雰囲気のまま、聞くに堪えない言葉を吐いていたんでしょうか…悪意は国境を越える、てな話もありますけど。言葉が分からなくてもある程度は相手の感情って分かったりするもんですが、これは内容が内容だけに(結婚式でそんな言葉吐かれるとは…)分からなかったのかも知れません。欧米とは言語大系そのものが違いすぎますし。
そう言えば星新一の作品に似たような話があったような…いや、あれはここまでひどくないですか。
しかし動画投稿サイトで初めて発覚した、とのことですが。今までどれくらいこういうことが行なわれていたんでしょうか…? やった側はいたずらみたいなつもりだったのか、それとも異教徒が憎くてやったのか。その辺からでも大分話が違ってくると思われるのですが。
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10/19/2010
近い方が
実際、やっぱり近い方がいいんではないか…とは思いますが。
羽田空港の国際空港化は経済成長のカギとなるか(iza!)。今月末には国際線(今までだってあったんですがここまで多くはない)も就航する予定の羽田空港。これまでは「国内線は羽田」「国際線は成田」という一種の「住み分け」があったんですが、もうそこまで言ってられない状況になってしまってるのかも知れません。観光客の呼び込み、という要素もあるのですけれど、よその国からの最も大きな玄関口の一つがあそこでは…という思いと言うか願いみたいなもんもあるのかも知れません。
別に成田空港が良くない空港だ、というわけではありません。ただ、実際問題として夜間は発着できない・都心から離れている…という状況を羽田空港ならなんとかできるわけで。埋め立てというのはあまり印象が良くありませんが、今後も滑走路の拡張が不可能ではない、というのも大きいかと思われます。
かなーり前に成田空港へ行ったことがあるのですが。そう、かなーり前です…今のように空港直通の電車もなく。コトコト在来線で成田駅まで行って、そこからバスか何かで空港へ。ま、ホントかなーり前だったんで「えらく人のいなさそうな場所にあるんだな」と思った記憶があります。…最近は行ってない(というより行く用事がない)んでどうなってるんだか分かりませんが。
対して羽田の方は国内線を使う機会が何回かあったこともあって、最近でも何度か行ってます。…現在住んでる場所のおかげもあるんですが、やはり近い。前に某県へ羽田から飛行機で行ったことがあるんですが、羽田-某県のフライト時間より、某県空港から中心部へのバスの移動時間の方が長かった、という…羽田空港からだとさっさか移動できるんですけれど。交通アクセスが複数あってしかも頻繁に、というのはやはり大きいかと思われます。
都心とかそういうところに近い人からすれば「さっさと羽田を大きくした方が」と思うのでしょうけど。しかし成田は成田でまだできることがある。なんだか東京都vs千葉県の争いみたいになってるフシもありますけど…地方の空港とはまたスタンスが違うわけで。その辺もなんだか難しいことになりそうな、そんな気もするのですが。
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10/07/2010
意味があるのかないのか
ちょっと、いやだいぶ疑問なのですが。
休日分散化。観光庁が「休暇改革国民会議」の初会合…賛成意見多数?(iza!) これは…休日に多数の人が旅行したり移動したりするので大変に混雑が起きる。では日本列島を5つくらいのブロックに分けて休日をずらしてしまおう…という取り組みであります。
こうすることによって例えば特定の観光地への集中が避けられ、観光地での雇用も促進する、ということになってます。なお、5月のゴールデンウィークや秋の連休辺りを分散しようか、となってます。全部の休日をずらすわけではないのですが…。
…意味があるんかいな。
これを促進する理由の一つにドイツとフランスの成功例が上げられてます。が…あちらがずらしている休日は基本的に「学校の夏休み」です(Yahoo!:Business Media 誠)。日本のように有給休暇があっても消化できない、取れてもせいぜい一日二日…という国ではなく。当たり前に長期の休暇が取れる国で「道路なんかも混雑するから休みをずらして取ろう」という考えが出てきたわけです。夏季休暇を一週間とか取れるような国で、みんなが同時期にそんなことやったら経済も何もあったもんではありませんわな。だからずらそうか、と。…それをそのまま日本に導入しても…混乱を招くばかりではないか、と。
前にも書きましたけど休日増やしたいのなら「月曜日強制休日で連休」とか「休日を分散すれば皆が休日を取れる」とかそういうのでなく。有給休暇をもっと楽に取れるようにしたらいいだけです。働いてる人が休日を簡単に取れるようになれば状況は今と変わってくると思いますが…?
「そんなことはない。有給休暇は必ず消化するよう、通達している」
と、実際は法的には消化せんといかんのですが、それを守ってる…いや守れる企業がどれくらいあるんでしょ。「8時間以上労働の場合必ず1時間の休憩を取る」というのも法規で定まっているのですけど、実際は「1時間休んだことにする=1時間タダ働き」てなことになってる企業がどれだけあるんでしょ。
そういうとこから改善していくには…まず「今は不景気」というこの雰囲気を変えていく必要があります。つまり景気が良くなりゃいい。そのためにはまずは大掛かりな経済対策から始めて…一夕一朝ではいきますまい。お金も時間もかかります。…そうなって初めて「休日を地域で分散して取った方が…」となるんじゃないでしょうか…?
小手先の対策ばかりじゃ、意味もない。もう皆、そういうことまで分かってきてるんです。
それにたしか…休日分散化に関して国民から広く意見を…とかやってたはずですけど。ほとんど反対意見だった、てな話ですけど。それを強引に押し通すことに何の意味があるんでしょう…? おおいに疑問です。
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09/23/2010
これで終わり
…だといいんですが。
昨日は各地で最も遅い猛暑日(Yahoo!:毎日)。関東はたしかに日中はまだまだ暑い状態で。猛暑日(35℃以上)でなくとも真夏日(30℃以上)はあったところはたくさんあったのではないか、と思われます。
しかもこの「何℃」というのは観測データ上の話で。実際のとこはコレよりいくらか高め、場所によってはさらに高い、なんてのは当たり前らしいのでホント暑かったことになります。そんな暑さは東京では今夏71日。観測史上最多を記録しております。
そんな「夏」ですが。9月入ったら名目上は「秋」らしいんですが暑いうちは「夏」でもいいのかも、とか…暑さ寒さも彼岸まで、ということなのかどうか今日は一気に気温が下がる予報が出ています関東地方。
さらに雨も降るんだとか。それもかなり激しい雨になる可能性もあり、しかも気温も下がる。昨日までとは全然違う気候に変化した、とか思った方がいいのかも知れません。二ケタ台気温の差が出るらしいので…体調の管理がややこしいことになりそうではあります。
いや、ホントにこれでこの暑さが終わってくれるんだろうか…と。秋雨前線が一気に南下してきて北方の「秋」の空気がだだっとなだれ込んでくればそれで「秋」となるはずなんですが…。
おてんとさまってのはよく分からないモノではありますんで、実際に涼しくなってみてから「秋だなあ…」とか感傷にふけった方がいいのかも知れません。
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09/11/2010
かくやす
全日空が香港の投資会社と格安航空会社を設立(Yahoo!:REUTERS)。別に全日空が「格安」航空会社になったわけではもちろんなく。そういう子会社(持ち株40%にして親会社と距離を保つ)を立ち上げる、ということであります。運用開始は2011年度下期ですから…来年。某ニュース番組によれば関空-成田が5000円になる、とのことで。
…羽田じゃないんだ、てなツッコミは置いといても。この料金なら成田でも長距離バスに対抗できます。しかも飛行機最大の利点である「早さ」の面でかなり有利になるのでは、と思われますが…。
アジアやヨーロッパでは普通にあるそうで。こういう格安航空会社。
理由は当たり前ですが安いからで。その「安さ」をキープするために様々な努力が必要とされています。例えば乗務員が機内清掃をする、などなど。専門の業者を雇うとその分お金がかかるのでできるだけ兼任してもらう、と。
…その辺でどうにも引っかかる人が多いのも日本だったりします。
心情的に、というのもあるのでしょうけど(日本で飛行機に乗る、というとどこか高級感が付加されますから)例の国内産格安航空会社の相次ぐ不祥事もあったりして。あれだけ点検やら何やらに不備がでてくるとなると…さすがに怖くなってしまいます。飛行機てのは一回事故が起きるとまず大惨事になってしまいますから(確率的に低い、ったって規模が違いますがな)やはり安全面は最優先にして欲しい。
…うがった見方すると。全日空が「子会社にして区別化をはかる」てのは実は親会社のイメージが落ちるのを防ぐためなんじゃ…とか。何か不祥事が起きても「うちとは関係ない」と言いたいためなんじゃ…。
そこまでは考えすぎですか。…しかし大丈夫なんかな、というどこかかすみがかった不安はやはり拭い去れないものではあります。
さらに日本の空港の空港使用料の高さとか。格安で手を広げすぎて、例の新規の地方空港にまで、とか…結局無理が出てきてやっぱヤメ、とか。…そりゃ安い方がいいんですが、なんかちょっと気になるなあ、乗るには。というのが正直なとこだったりします。
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09/03/2010
しんぷるいず…?
新しい路線。やはりこういうことになるわけですね…。
来年3月に全線開通する「九州新幹線」沿線自治体からの「停車駅誘致」が多数(iza!)…つまり「うちに停まってくれえ!」てな声が殺到している、ということであります。たしかに新しい路線の駅、というのは新しいお客を地域へ呼び込む窓口ともなりますし。昨今の不況をなんとかしたい、と考える地方(都市部だって不況ですが)にとっては願ってもない話ではあるわけです…九州新幹線全線開通。
ただ、全部の要望を通しちまうと「新幹線」の意味がなくなるわけで。
この辺、事情が似ているのがリニア中央新幹線であります。
→Yahoo!地域トピックス:リニア中央新幹線
…と言うよりこういう有名路線が通る、ということになるとどこも似たような反応を示すもんなのかも知れませんが。リニアの場合基本コンセプトが「東京-大阪間の飛躍的スピードアップ」とかそんなようなもんだったと思うんですが、日本アルプスにトンネル掘るか迂回するかで通るルートが違ってくるもんで…自治体による「綱引き」が過熱してきている向きがあります。
しかし。実際に走らせるJR側としては停まる駅は少なくする→スピードアップを目指す方針。何せどうやったって遠距離利用では飛行機には勝てないわけです(きめ細やかな利用なら鉄道なんですが)。ここからちと個人的意見も混じってきますが、二つの大きな利用駅の間だけを高速度で運行する「弾丸列車」を作っておいてコマカイところは在来線にフォローしてもらう、そっちの方が実は地方にとってもイイんじゃないのか…とか思っていたりします。
関東の、自分がよく知ってる路線にあるんですよ…「快速」なのにほぼ全駅停車する路線。つまりは「各駅停車」とほとんど変わらない。ただ単純に乗り換える手間が省けただけ。しかも乗ってると沿線にこんな看板が…『○○駅の早期実現を!』…これ以上増やしてどーすんねん、意味なんかぜんぜんないやん…。
…まあ、↑のケースは景気のいい時にばんばん要望通しまくった挙句、不景気になって「じゃあ、もう停まらずに通過する、ということで」というわけにもいかずずるずると今まで続いてきてしまった末路、みたいなもんですが。↑の九州新幹線とかリニアがこんな風になるのか…と思うとゾッとしてきます。鉄道通せばどこでも儲かる、てな時代でもないでしょうに。停車駅増やしても収益が増えるとは限らない…。
それでも各自治体の思惑、てのもありますんで…無下に「いらん」とも言えないのも事実なわけですが。JR側もその辺は織り込み済み…なのかどうか。早いとこ決着して欲しいのですが…難しいかなあ、やっぱり。
ところで。九州新幹線の名前は「さくら」「みずほ」など。廃止した九州方面へのブルートレインの名前が早くも復活(実はブルトレの時も復活なんですけど)…なんか、ちょっと、微妙な心情なんですが。早すぎと言うか何と言うか。
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08/18/2010
バスでいいじゃん
とか言われちまったらどうするんだろう…?
路面電車の発展型「LRT(Light Rail Transit)」導入による地方発展を(iza!)。従来のとはシステムや形状がかなり違うと思われますLRT(床が低いなど)。ヨーロッパなどでは盛んに導入されていて、日本の地方都市でも導入を検討しているんだそうであります。
で…↑記事には「LRT車両を導入する鉄道」という地図もあるんですが。
やはり、と言うか。一からレール敷いて架線張って…というのではなく「LRT車両」を「導入」つまりは既存の路線で環境や交通弱者に配慮した車両を走らせる、というところが多いようであります。↑記事のように「LRTによる地域活性や環境配慮を…」というのならまずは路面電車が現在走っていないところから導入していく必要があるのではないか、と思われますが。
さらに、クルマ社会の依存から脱却、と言われても。地方だとまずJRがアテになりません。都市部のように頻繁に列車が来るわけではなく、もっぱら遠出用となってます。そうなると路面電車やバスが主流になりそうですが、結局自分が行きたいとこへ行こうとしたらクルマが便利、ということになってしまいます。…常にバス停や停留所のすぐそばが目的地、というわけではありますまい。まあ、その辺は都市部でも同じようなことが言えますが…正に「網」と化している都市部の交通網(つまりは乗り換え乗り換えで目的地に接近しやすい)とはまたちょっと、いやかなり事情が違ってきているということであります。
多分、ですけど電車や列車の方がエネルギー効率の面からも環境に優しい、ということは大多数の人が知っていると思われます。でも、便利さからするとやはりクルマになってしまう…近郊型ショッピングセンターの駐車場の広さというのは尋常ではなかったりしますし。
それから…「ヨーロッパで導入」という殺し文句が、ちょっと。
ここは日本ですぜい、とそこまでこだわる気もないんですが。ヨーロッパ(つーても色々ありますけど)と日本では似たようなところもあれば全然違うところもある。タバコの値段や消費税でもそうなんですけど「ヨーロッパではこうだから日本もそうしよう」的な空気と言うか雰囲気と言うか、その辺が…いつまで舶来信仰やってるんだろうか、と。
イイところはどんどん取り入れていったらいいんです。でも無理に「ヨーロッパだから」とあっちに合わす必要もないんじゃないでしょうか…?
きちんと根付いてきちんと皆の役に立つのならヨーロッパだってアジアだって何だっていいと思うのですけども。LRTも大変に有効な交通手段になり得ると思われます。ここで日本独自のやり方を構築してみる、ってのも悪くないんではないでしょうか…?
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07/30/2010
そんなにキレイな方が
いいのかなあ…料金上乗せして高級感を! てな時代でもないでしょうに。
「青春18きっぷ」今年冬季発売未定(nifty:リアルライブ)…発売期間:「春」平成22年2月20日~平成22年3月31日 「夏」平成22年7月1日~平成22年8月31日…までは確定しているのですが、「冬」がまだ決まっていない、という状況ののようであります。例年なら「春」「夏」「冬」と休暇シーズンから帰省シーズンに合わせるように発売されていたのですが。
→JR東日本:おトクなきっぷ 検索:青春18きっぷ
「18きっぷ」とついてますが、18歳しか使えない…という年齢制限はありません。ただ、やはり若い人ほど使う傾向が高くのなるのはなんだか事実っぽいんですが。
基本的にJRの路線はほとんどをカバー(+JR西日本宮島フェリー)ただし「新幹線」や「特急」には乗れません(急行ってカテゴリはJRには現存してるんですかね…?)。「快速」「普通」の「自由席」にのみ乗ることができ…期限は一日のみ(午前0時をまたぐ列車を利用の場合は最初に停まる駅まで)になります。…つまり乗車券はコレで、特急券は別で…という使い方もできません。あくまで「快速」「普通」の「自由席」のみ、となってグリーン車にも乗れません(どうしても乗りたい場合は別に乗車券とグリーン券を買う必要が)。
販売は「1人で5回分または5人までのグループ利用ができます。」と↑のJRサイトで説明してるように一枚のキップに5つの枠があって、そこへ駅員サンにスタンプ押してもらう形になってます。「1人で5回」ならそこへ一回乗るたんびに押してもらい…「5人までのグループ」なら同時にスタンプを押してもらう仕組みになってます。そのため自動改札ではなく駅員サンのいる改札口へ行く必要があります。
…昔は「5枚つづり」だったんですけどね。そうなるとバラ売りとかそういうのが増える…と言うか昔はバラ売り当たり前だったんですが。ただ、そうなると皆に安く列車に乗られる、というのがやっぱりイヤだったんでしょうか…。こんにちのように切り離せない形になってしまいました。
何せ5回分で11500円。つまり1回あたり2000円弱。近郊を移動、というのではなくちょっとした旅行へ…という場合なら2000円なんてのはさっさと消える金額ではあります。しかもこれでは快速までしか乗れないから特急や新幹線には乗りません。…実際、自分は昔関東地方への帰省でコレを2枚使ってましたが(往復で4枚、残った1枚で小旅行…とか)乗車券から考えるととんでもないほど割安ではあります。しかし時間は非常に食いました…丸一日以上かかってましたから。新幹線や飛行機使えばはるかに短くなるのに、です…。
ちょっと前からの(ここんとこはまた若干違った路線なような)JRの「高級化」からするとなーんか18きっぷてのは泥臭くてそぐわないな、そのうち廃止さんれるんちゃうんか…とか思ってたんですが。鉄道は好きなんですがここ最近の「キレイで豪華な列車さえ走らせとけばいい」的なJRの方向性は個人的にはあんまし好きになれない方で。
元が国鉄のJRには「地域の足」といった意味合いも強いと思われるのですが。バスもまともな道路もない、そんな駅だって地方にはいくらでもあるわけです。そういう場所ではJRが足となる以外はないんですが…やれ特急だなんだと豪華な列車ばかり走らせる。普通列車は本数激減。…それで採算が合うのならまだいいんですが。地域からブーイング受けてなおそういうことでは…意味がないんではないか、と。
↑記事中にもありますが…なんかこの機会に18きっぷもやめるつもりなのかなあ、というのは個人的にはずっと思っていたことではあるのですけれど。…非常にいいアピールの場だと思うのですが。JRを身近に感じさせることができて。
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07/23/2010
二つほど 7/23
色々とツッコミたくって二つほど。
一つ目。中国警察、陳情者と「勘違い」して政府高官夫人を袋叩き(Yahoo!:ロイター)。最初この記事見た時「ネット上でヘンなことでも言ったんかな」とか思ったんですが…まさかリアルで「袋叩き」だったとは。
しかも6人から16分ほども。…場合によっちゃ、命にかかわりますぜ…。
以前、なんかの報道番組で中国の農村の「直訴」の様子を見たことがあるんですが。…素直?に官公庁の建物行こうとしてもまず警官がブロック。さらに近づくと追い払われる。それでも入ろうとすると、なんだかんだ理由をつけて追い返される。…結局「陳情」なんてのはほとんど無理なようになってましたが。
地域差もあるんでは、とか特定の役所がそうなんでは、とかそういう風にも考えたいんですけども。…いきなり「袋叩き」にされるような場所が実在してるんじゃあ、ちょっと信用できませんなあ…↑記事末尾「警察は高官の妻を殴るのはいけないが、一般市民には暴力を振るってもいいということなのか」(「」内↑記事より引用)というのはしごくマトモな意見で、これがマトモではないとしたら色んな意味で問題だと思うのですが…対外的にも。
二つ目。アルゼンチン。資金不足で監視不足の刑務所から脱獄(Yahoo!:時事)。これも最初はネタかと思ったんですが。監視員代わりの人形、と言うからマネキンにでもやらせてたのか、と思ったらサッカーボールに帽子かぶせただけ、って。出来の悪いカカシみたいなもんなんですか…。
いや、ここだけではなく国全体として刑務所てのがそういう状況だったとしたら。脱獄と言うか単純に囚人が逃げ出すことなんて日常茶飯事なんではないか、と。そうなると抑止力としての刑務所なんて全然意味をなさないわけで。捕まってもすぐ逃げられるなら犯罪やり放題ですし。そうなると囚人が増えてまた予算が足りなくなってまた犯罪が増える、というイヤなスパイラルが出来上がってしまうような。
…しかし。日本も実は最近は刑務所の数が足りないんだそうで。こういうのは新たに作る、と言っても場所もそう簡単には見つからないえしょうに(周辺住民にからは理解を得にくいでしょうし)。しかも「そんなところに税金使いやがって」みたいな声も出てくるでしょうし。
でも…そういうところもきちんとしていかないと回るもんも回らなくなる…そんな気がするのですが。
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07/17/2010
それにしても大分
早くなったもんだなあ、と。成田空港は昔々に使ったことあるんですが…何年前だろ、いや…十何年…いやいや何十年前とかそんな昔になっちまうのかな…?
「成田への足」をめぐって京成とJR東が激しい火花(Yahoo!:産経)。今日、開通となります京成の「成田スカイアクセス」日暮里-第2空港ビル間の所要時間がなんと最速で36分…対してJR東の「成田エクスプレス」は最速50分。しかも料金もやや高い。…たしかに↑記事中にあるように日暮里までJRで行ってそれからスカイアクセスで成田へ、というのが定番となりそうな勢いではあります。
どうしたら速くなるのか、と言えばそれは「車体そのもののスピードアップ」「ルートの短縮化」などなど色々ありますが「止まる駅を少なくする」というのも有効な方法の一つだったりします。…スカイアクセスはそれで止まらなくなった駅周辺から苦言を呈されたこともあったようですが。
そういった対策はJR東の方もやっているはずなのですが。やっぱりどこかで「差」ができちまったんでしょうか…。
そう言えば某県の知事が「羽田と成田をリニアで結ぶ」と言っておりましたが。あれはどうなったんでしょうか…たしかに上海なんかではすでに空港と都市部をリニアで結んでますし。実際、そうできたらかなりの利便性が期待できそうなんですが…東京-大阪間のリニアですらあれだけ難航しているのが現状ですし、こっちの方もそう簡単にはいかないものなんでしょうか…。
ただ、こういう鉄道関係が潤っていく、というのはちょっと嬉しいものがあったりします。むかしむかーしにえらい時間かけて成田まで行った記憶だけはあるんですが(その時は鉄道よりも飛行機に乗れる方が嬉しかった…んだっけ、どうだったっけか…)それがこうやって速く着くことができるようになって…まだまだ鉄道も捨てたもんではない、と個人的には思ってしまったりするのです。
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05/19/2010
二つほど 5/19
色々と二つほど。
一つ目。神奈川県川崎市:潮干狩りが早くもピンチ?(Yahoo!:毎日) 別に貝がいない、というわけではなさそうなのですが。しかし好天に恵まれすぎた今年のゴールデンウィーク、大勢の観光客が大量に貝を獲ってしまったため数が減ってしまった恐れがある、とのことで。
阿部孝夫川崎市長は天然物にこだわりたい、ということで放流はしない方向なんだそうですが。
ううむ、どうなんでしょうね…天然も養殖も関係なく潮干狩りを楽しんでもらうなら放流した方が良いわけですけれど(貝の獲れない潮干狩りなんて…)。でも天然物にこだわるというのも分からんでもないわけで。それだけ干潟が豊かということになりますし。
バランスと言うか何と言うか。しかしこのままでは夏の観光シーズンはどうなるんだろう…と余計な心配までしてしまいます。
二つ目。セ○ムンか。木星の「しま」が一本消える(Yahoo!:ギズモード・ジャパン)。
ちょっと前から言われてたらしいんですが…木星の縞模様のうち、大きいのが一本、消えるんではないか…と。まあ、消えてもまた復活するらしいんですが。これまでも何回かあったらしいですし。そもそも木星の縞は惑星の表面上に刻まれた紋様とかそういうのではないので、消えたり現れたりするのが当たり前じゃないのか、とか…。地球で言うところの雲、というのとはちょっと違いますか。
しかし…えらく印象が違ってきますな…一本消えただけで。なお、木星の表面にまるで大きな目玉のような「大赤班」という丸い模様があるんですが…こっちは大丈夫なんだそうであります。これも消える可能性がゼロってわけじゃないんですが…コレまで消えたら木星って相当に違って見えそうではあります…。
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05/09/2010
理解されれば
いいんですが…こういうのは地域性もあるんですが、なかなか分かってもらえなさそうな、そんな気もします。
いわゆる「買い物難民」に宅配サービスなどの支援を(Yahoo!:読売)。経済産業省の研究会による報告書が近々公開される…とのことで。全国にどれくらい、とか、どういう状態で、とか、そういう細かいところまではまだ出てきていないと思われますが、今後増えていく可能性は非常に高そうです…「買い物難民」てのは。
これが関東関西の都市部とか首都圏とか、鉄道やバスがしっかりしているところならまだいいのですが(そうは言っても昔はバス停の近くにスーパーがあったんだけど今はねえ…というケースも多そう)そういうのがあまり整備されていない、と言うより基本クルマでの移動がメインの地域となると。
当たり前ですが新規にオープンするスーパーなんかはクルマでの来店を想定することになります。バス路線とかそういうのを考えに入れなくてよくなりますんで郊外の広いスペースを確保。もちろんほとんどが駐車スペース…。
ちょっと前まではこういう「郊外型の大型スーパー」出店てのがあちこちであってたんですが。最近はスーパーではなく家電量販店に変わってきている上に出店ペースが落ちてきているような観もありますが…それでもそういう店、てのは結構あちこちにあるのも事実なわけであります。状況によっちゃ、そういう店しかない地域というのも存在していそうなわけで。
…しかしこの場合、クルマ持ってない、免許も持ってない人はどうしましょうか…。
そこまで年齢いってない人なら今から免許取って…というのもアリなんですがある程度の年齢の方だとなかなか難しくなってしまいます。元々がクルマで移動、という地域なのでそういう人は少数派なんですがゼロではありません。家族に送り迎えしてもらう、というのもなんだか気が引ける…そもそもそういう家族が身近にいない、というケースも。
そこで「難民(あまりいいイメージではないのですが…他にないような)」ということで支援しよう、というのは良い考えだとは思うのですけど…どこまで理解されるかなあ、と余計?な心配までしてしまったりして。例えばこれまで行ってなかった場所までバスを運行する、料金はもちろん安めで設定…とかそういうことになっても利用者が少なければ運営は厳しくなりますし。採算が合わない路線をどうキープするか、というのはやはり非常に難しい問題ではあります。
あるいは移動スーパー、宅配サービス、というのもありますけど…ほとんどは個人経営のある意味ボランティアみたいなものだったりします。そういうとこにまで補助金とかそういう制度が導入できれば、たしかにまた違ってくるのでしょうけど。
…今後こういう問題は増えてくると思われますので…対策に期待したいところではあるのですが。…もっと、こう、どーんと大きく?できないもんなんですかねえ…こういうのって。
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05/08/2010
二つほど 5/8
全然関係なく二つほど。
一つ目。ネアンデルタール人、現生人類と混血の可能性も(Yahoo!:毎日)。現生人類とはつまり「ヒト」のことであります。今現在数十億が地球上に存在していてその隆盛を誇っているような状態ではあります。
そんなヒトにも進化の流れ、というのは存在しています。哺乳類としてここまで進化してきたわけですが、その途中近縁とされる種も相当数枝分かれしていっていると思われます。…有名なとこだと類人猿と呼ばれるサルでしょうか。チンパンジーやゴリラてのは共通の祖先を持っていて、途中で別の方向へ進んで行った、というのがヒトとの関係であります。…サルが進化してヒトになったわけではありません…。
枝分かれした種の中で最もヒトに近いんでは…というのがネアンデルタール人になります。これはモロ「原始人」という外見とされていて、簡単な道具を使っていたり、コミュニケーション能力もあったんでは、とされています。かつてはこれもヒトの祖先とされていたのですが…研究が進んで共通の祖先持ち、と言うことになってます。
そのネアンデルタール人との混血の可能性。↑記事ではアフリカ以外のヒト…ヒトてのはアフリカ発祥とされてますから、アフリカから出て行った後にそういうことになったのでは…と。しかし数%の遺伝子がそっち由来、と言われても。どこら辺で発現してくるか、とかそういうことも分かればまた違った見解になるのかも知れませんが…今後の研究によってはまた違った展開もありそうな、そんな気もしてきます。
二つ目。京都・嵯峨野の常寂光寺で「新緑」のモミジが見頃(iza!)。モミジ、と言えば赤や黄色に染まる紅葉が有名ですが。実はこの時期の「新緑」のモミジも結構良い感じだったりします。
自分の部屋にも2株、モミジの鉢植えがあるのですが。実家の庭でどこからともなく飛んで来た種。それが発芽したやつを二つもらってきて育ててます。…実はこれはリベンジでして。何年か前に同じように持って来た1株は温度管理に失敗して枯れ、今度は種から、と休眠打破を試みたんですがこれも失敗。去年の春先に「今度こそ!」と育て始めたのがこの2株だったりします。
去年は順当に伸び…そして紅葉。冬は葉を落とし・・・今年の春もきちんと芽を出してくれました。それが今は大変に鮮やかな「緑」の葉になって茂ってます。これが夏を過ぎればまた今年も紅葉を楽しめるなあ、と今から楽しみだったりします。
→にっぽんのもみじ
…実は「新緑を楽しむ」「発芽の色合いの方が素晴らしい」とかそういうモミジも存在していたりします。やはり奥が深いもんではあります…。
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05/02/2010
やはり渋滞
人によってはもっと長い、という方もおられそうですが。とりあえず?昨日の土曜日から5/5まで5連休、という人が一番多そうではあります。そして連休と言えばやはりどっかに行こうか、ということになるのですが…
→Yahoo!国内トピックス:交通情報
6月から高速道路の料金が見直される予定(えらいふらふらしとりますが)なんで、現行の「土日のみ1000円乗り放題」は今月で最後となる公算が高いです。と言うことはゴールデンウィークでの1000円乗り放題も今日が最後、ということになるわけであります。…そりゃあ、混むってもんでしょうに…。
何年か…いやもっと前か、60kmとかそれ以上の渋滞が当たり前だった頃もあったんですが。ゴールデンウィークではなくお盆とか年末とかでしたけども。
最近は休日の分散化とかそういうのも浸透してきているのかそれほどヒドい数は聞かなかったりします。が、どうも今回はそうも言ってられないようで40kmとかそういう話も出てきています。昨日・今日はやはり「下り」が混み、今度は「上り」が混むことになります。そういうとこも一種既定路線ではあるのですが、最近はなんか緩和されてきたなー…とかそんな風に感じることもしばしばだったりして。
…まあ、個人的なとこで言いますと。何年か前に旅行に行ったことはありますけど…5月の連休、ゴールデンウィークとか言われても例年なら普段とあんまし変わらない生活、というのが常なもんで…それほど実感なかったりします。…渋滞の渦中の人たちは大変なんだろうなあ、とかそういうことを思うくらいだったりします。うーむ、なんか世間一般での「休日」に対して淡白になってるような…。
ところでちょっと気になる事態も起きています。「ガソリンスタンド空白地帯」急増、最長で140kmのケースも(Yahoo!:毎日)…折からの不況でガソリンスタンドの閉店が相次いでいるため、場合によっては長距離にわたってガソリンの補給ができないこともあるんだそうであります。よくオーストラリアとか広大な地域ではそういうこともあるらしいのですが…国内でもガス欠になる可能性が高くなってきてるわけで、注意が必要なのかも知れません。
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03/22/2010
二つほど 3/22
色々と二つほど。
一つ目。正しく「目薬をさしている人」全体の5%ほど(Yahoo!:毎日)。二階から何とか、ではありませんが…「目をぱちぱちさせる」「数滴垂らす」などはあまり良くなかったり意味がなかったりするそうです、点眼。
正しい方法は「一滴」で「さした後目頭を軽く押さえる」なんだそうであります。
目をぱちぱちするとせっかくの薬液が流れてしまうので、目頭を押さえて流出?を防ぐのが正しいとのことで。
…自分の場合。…目薬…何年か前に急に目が疲れ始めたことがあってその時に数回さしたような。PCの前に座ってるだけで目の奥が痛くなるような感じで。でも、しばらくしたらそういうのもなくなって…目薬もどっか行っちゃいました。そう言えばそれまでも全然お世話になってなかったような。だから、どうしても上手にさせず(薬液が目にどうしても入らない…)顔中びちゃびちゃになったりしてましたが。
二つ目。東京で桜(ソメイヨシノ)開花(Yahoo!:時事)。…もうそういう時期ではあります。
東京の桜(ソメイヨシノ)開花の基準木は靖国神社にあるんだそうで。これに5、6輪くらいでしたっけ、いくつか花が着けば開花とみなされます。昨日くらいまでは2輪ほどだったんだそうで…気温、高かったですからねえ、関東地方。それで開花となったようであります。近所の土手に桜並木?があるんですがあれもそろそろ咲くのかなあ…今日見た時はまだまだだったんですが。
それでも関東地方はまたちょっと冷え込んだりするようではあります。花冷え、というやつでしょうか。まあ、この季節はどうしても気温の乱高下が激しかったりするもんなんですが。
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03/10/2010
二つほど 3/10
ヒコーキ関係で二つほど。
一つ目。スカイマークの会長と社長による「機長交代」国交省が厳重注意(Yahoo!:毎日)。…航空会社の会長と社長てのはそんなにヒマなんかい、とか思ってしまいましたが。たしかにスカイマークはJALとかANAみたいに多数の便があるわけではないので、機長からの申し入れに直接触れることは可能なのでしょうけど。
にしても…これじゃあ、乗りたいと思うお客さんも減るでしょうに。そういうとこまで考えなかったんでしょうか…?
現場と経営のすれ違い、というのはよくある話ではあります。普通の職場ならなんとか折り合いをつけていくものなんですが…ココの場合、ちょっと事情が違います。飛行機でっせ。安全を最優先に考えるべき場でそういうことされたら…乗る側としては嫌な気分どころではありますまい。
しかも航空法による運行規定では機長の判断が優先されるわけで。通常の職場だと現場の責任者の判断が優先される、と明記されてるのに…これですか。…前々から色々あったとこではあるんですが、それにしてもなあ…もうちょっとしっかりして頂きたいなあ、と。何か起きてからでは遅いんですよ…!
二つ目。国内の空港、65で需要予測を下回る(MSN:産経)…つまりは当初見込んでいた収益よりも低いケースが多い、ということになります国内空港。
日本には空港が97あります。そのうちの65ですから…余裕で過半数の空港が「赤字」ということになります。…いや、まあ、その前に日本の都道府県は47ですから単純に一つの県に二つ程度は空港がある、という計算になっちゃいます…。
さらに。予測を上回ったのは8空港。…97-8=24。その24空港はどうなってるか、と言うと…需要予測が存在しないんだそうで。事情はそれぞれ違うかも知れんので、一概には言えんのですが…予測もナシに空港造ったんかい、と。儲かるから空港造ったんちゃうんかい、と。
…なんかそんなもんだろ、と諦観しちまった方がいいのかなあ…。大きな工事やるだけやって後は知らない、とかそんなケースばかりなんだから…と。
もうじき98番目ができるんですけど、そっちもなあ…大丈夫なんでしょうかね…?
追記:その98番目ですけどそもそもは自衛隊基地の延長、みたいな感じなんだそうで。…事情が事情ですけど、民間機も発着するって話ならやはり採算性は重要だと思うのですが。
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01/14/2010
幅がありそう
不況であります。都市部だけではなく地方も大変であります。
活性化の呼び水になれば…アニメ・マンガのグッズやキャラクターで地域振興を(iza!)。たしかに有効な手段の一つになりそうですが。アニメやマンガと言っても今はかなりの人が目にするメディアとなってるわけですし、それに関連したモノを売ったり扱ったりすることで地方も活気づけば…というのは悪くない方法ではないかと。
ただ…なんか幅がありそうな気がしてならんのです。受け手の。
↑記事中で紹介されているような鬼太郎とかコナンとか相当にネームバリューもあるものならともかく。どうしても知名度の差が出てきてしまいそうなものの場合、不発に終わってしまう可能性はないんだろうか…とか思ってしまうわけです。その辺は、まあ、↑記事中でも指摘されていますけども。
それとはまた別に。ちょっと前に「らきすた」関係の話題があったりしました。作中に出てくる神社のモデルが実在していて、そこへの初詣客も増えたし町に来る人も増えた。じゃあ、「らきすた」で町おこしをしようじゃないか…。
ところがなぜか記事によっては「オタクの怪しい人が増えた」「みなさん礼儀正しくていい人ばかり」と見方が非常に違っていたりして。自分も実際に行ったことはないんでどういう感じだったんかは分かりません(色々陰謀説なんかも飛び交ってたんですが)。それでも話題にはなったのになんかどっかでケチがついたような変な形になっておりました…。
鬼太郎やコナンにしてもオブジェがあったりするんですが、イタズラでの破損が後を絶たなかったりします。
個人的な見解ですが…マンガやアニメも映画やドラマや小説と一緒で「作品」には違いないんです。小説やドラマの舞台になった町がそれを使って町おこし、という話もよくありますが、ひどいことになったとかそういう報道はされてないように思われます。…なんだかマンガやアニメを「下」に見る向き、というのがまだまだ残っているような気がします。あんなくだらないもん見てるから頭悪くなるんだ、しょうもない話ばっかりだ、とか…。
年代的なものもあるのでしょうけど。最近の若い人(なんかアレですが、こういう表現)だと結構すんなり受け入れられそうですが、現在40代から上、となるとかなり偏見があるのも事実ではあります。…あと何十年かしたらそれなりの地位を得てるのかも知れませんが、マンガやアニメ。
でも今はまだ…それでもたしかに起爆剤となれるならば何でも使う、というスタンスは重要なのかも知れませんけども。
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01/09/2010
二つほど 1/9
なんとなく二つほど。
一つ目。オーストラリアのエアーズロック(ウルル)当面は登山可(Yahoo!:時事)。先住民アボリジニの聖地でもあり、世界遺産にも登録されてるエアーズロック(現地ではウルル)ですが。たしか世界で最も大きな一枚岩、とか言ってたような気もしましたが。時刻によって色を変えていく大変に綺麗なものだ、という話も聞いたような。
環境への配慮、というのは実はヒトが立ち入る、というのは限定的な地域へ非常に影響を与えやすいからなんだそうで。
例えば日本ですと尾瀬があります。あそこは木の遊歩道があって、そこ以外には立ち入ってはいけないことになってます。これは尾瀬というのが巨大な湿地帯(そのため開発が進まなかった→そのまま残った、という…)なのでヘンなとこへ足突っ込まれたら危険だから…というのもあるんですが。実はたくさんのヒトが踏み込む→地面が固くなる→それまで侵入できなかった強い植物が入り込む→湿地でしか生きられない弱い植物が絶滅する…という危険性があるからでもあります。実際、最近は心無い観光客が勝手に踏み込んで在来種の存在が脅かされているケースもちらほら見られるんだそうで…。
エアーズロックもアボリジニの神事とか以外はそういう限定的な感じのものにしてもいいんじゃないのかな、とは思いますが…やはり登りたい人もいるんだろうなあ…許可制とかそういうのまでは人数的にも無理なんですかね。
二つ目。ネット通販のAmazonが3月末まで配送料を無料に(Yahoo!:オリコン)…しばらく前に本限定でやってたんですが。基本1500円以下は配送料込みだったんですが…それも無料に、ですか。
まあ、自分の場合はDVD買ったりする程度なんで、あんまり実感なかったんですが…例えばシングルCDなんか買う場合、1500円以下なんで、じゃあ、もう一枚買おうか…なんてことはよくありました(そうすると大抵向こうで勝手に分割して送ってくるんでヤヤコシイことになってましたが。まあ、その場合は送料向こう持ちなんですが)。そういうことまでしなくてよくなるのはたしかに便利かも知れません。
…が…「買いたいなあ」リストと言うかなんかでちょっと聴いてイイなあ、と思ったのをブラウザのお気に入りに登録してるんですが…かなりの数になるんですが…こういう時に限って「別にいいや」とか思ってしまうんですよねえ…で、いざ買おうかと思ったら送料復活、とかそういうことになるんですよねえ…。
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12/30/2009
年越しそばではなく
「年明けうどん」各社から続々登場(Yahoo!:オリコン)…読んで字の如く「年越し」にそば食って「年明け」にはうどんを食おう…というさぬきうどんで有名な香川県の「さぬきうどん振興協議会」が提唱している取り組みであります。
それに便乗、というか何と言うか。カップめんやうどん製品各社で「年明けうどん」を定着せさよう…という動きがあるということであります。
年越しそばだって江戸期に入ってからの話なわけで。それ以前は別に年越しの時にそば食う必要なんてなかったわけです。だから来年からでも「年明けうどん」の定着を…というところでしょうか。
こういうのは「恵方巻き」なんかに似てるなあ、とか思ったりしますが。
アレも元々は関西方面の風習で、関東にはあんまりなじみがなかったんですが…数年前にコンビニで「恵方巻き」を「丸かぶり寿司」や「恵方ロール」なんかにして売り出したところ、結構買っていく人もいて、なんとなーく関東でも定着しつつあるような?状態になってます(関西方面の経験者?が相当数関東にも潜在的に存在している影響がある、とかそんなとこかも?)。今後次第ではありますが…例えばなんかで一斉に今回は販売自粛、とかそういう事態になったら逆に廃れるかも知れませんが…このまま年を追うごとに定着度合いは増していく…のかも知れません。
こういうのは何がきっかけになるか分かりませんから、「年明けうどん」も定着していく可能性だって十分にあるわけです。選択肢が増える、という見方をしてみればこういうのもアリなのかも知れません。
ところでこの「年明けうどん」、ちょいとした決まりごとがあって「必ず紅白にする」つまりめんの「白」と何か赤いモノを一緒に供するんだそうで。例えばかまぼことか梅干しとか…。
04:58 AM | 固定リンク
11/30/2009
こっちも可能性のお話
パスモなど「非接触ICカード」でエコポイントを合算できるシステムをトムラ・ジャパンが開発(iza!)。実際に開始される例としては「ペットボトル回収装置」で手持ちのパスモやスイカにポイントがたまっていく、というものであります。そのポイントは地域の商店街(てことはパスモやスイカが使える店が多い、ということなのでは)で割引にも使えるんだそうで。あるいはポイントを緑化基金に寄付することもできる…。
システム的にはやはりこれも「可能性」のお話であると思うのですが。
↑記事によりますと既存のパスモ・スイカだけではなくそれ専用のカードを作ってそっちへポイントを貯める→使うということも可能。今でもポイントカードによってはそういうの、ありますけど。買い物のたびにポイントが貯まる…というやつですがそれの使い道がもっと多様に、もっと広がることになります。…そういう全然別系統のポイントカード複数枚を一枚にまとめてくれるサービスとかそういうのは…さすがに無理ですか。どことどこが折衝したらいいんだ、とかやはりさすがに色々問題出てきそうですし。
ちょっと考えてみるとこれが「ポイント」なんであんまり構えずにあれこれできるのかも知れない…とか。これが現金(ポイントだって大抵1ポイント=1円なのですけど)だったらなんやかんやありそうで、ここまで自由度高くできないのかも知れません。
それに、現金だとセキュリティの面が厳しくなりそうな気が。そういうもろもろのとこ含めての「可能性」と言ってしまえばそれまでなのかも知れませんけども。
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11/20/2009
むしろ上げないで
夜間のクルマの安全運転に「ハイビーム」を(Yahoo!:両丹日日新聞)…夜間での事故が増えているためライトの照射面積が広い「ハイビーム」にしましょう(ただし対向車や先行車がいる場合除く)という取り組みなわけですが。
…これはかなり地域差も出てくるかな、と思われるのですが。↑記事の発信元は福知山なんですが、この「ハイビーム」を…現在自分が住んでる辺りにそのまま導入しちまうと結構大変なことになってしまいます。
自分は某関西圏から関東へ越してきたのですが。
某関西圏の時は全然(結構夜中出ることが多かったにも関わらず)気にならなかったのに、関東来てから気になりだしたことの一つに「クルマのハイビーム」てのがあります。…諸事情あってこっちでも夜に出ることが多く、その場合は自転車なんですが。こっちでは町中にも関わらずハイビームで正面から来るクルマが多くて多くて。
中には後ろから来たクルマがいきなりハイビーム→普通に追い越す、なんてこともあったりします。
もちろんそのケースの中には対向車や先行車がいても、という場合も含まれます。あれじゃあ事故が起きても仕方ないなんでは…と。
ただ。この原因もなんとなく分かったりします。クルマではない側、つまりは自転車や歩行者などにもその原因があります。
何せこっちに来てからびっくりしたことの一つに「自転車の自由奔放さ」というのがあったりします。やはり暗い時分に自転車で行くと、ほぼ半数はライトを着けていない。交差点(信号もない程度ですが)に左右確認どころか携帯いじりながら平気で突っ込む。並列は当たり前。…しかも後ろからクルマが来てもそのまま、ということもよくあるもんですからこれは夜間になると「ハイビーム」にしないとクルマの側もたまったもんじゃないな、と。事故ともなれば自転車の方が弱い(状況にもよりますが)んでしょうし。
こうなってくると「お互いのモラルの問題だな…」というありきたり?な結果になるのは仕方ないのかも知れません。↑こういうのは町中で夜でもある程度ヒトやら自転車やらクルマやらが通る、それなりのは幅(もちろんクルマが行き交う分には問題なし)の道での話ですから。
…これがちょっと山の方にでも入って辺りは結構暗くてヒトも自転車もそんなにいない…となると逆にハイビーム(もちろん対向車や先行車がいなければ)となるのではないか、と。
場所や状況それぞれにおいてドライバーが適切な判断をする、というのが一番なのでしょうけど。それがなかなか難しいというのもなんだかなあ、と思ってしまいました…。
08:53 AM | 固定リンク
11/09/2009
二つほど 11/9
自然のことなど二つほど。
一つ目。洗濯物にハチ…11月に被害集中(Yahoo!:毎日)。これは外に干してあった洗濯物を取り込む→すぐに着る→袖の中などにハチがいて刺される…という被害が出やすいのが今月だ、ということであります。…取り込むの後に「たたむ」とかそういう動作が入る場合は主婦の人が危ないのかも知れませんが…。
ちょっと、どのハチかは分からんのですが。多分、ですけど…アシナガバチかなあ、と勝手に思っておりますが。たしかミツバチやスズメバチは「巣ごもり」する時は自分たちが作った巣にこもるんじゃなかったかな…とかそんな記憶があるんですが、種によっても状況違ってきそうで確証はありませんが。巣の外で巣ごもりする、というのはどのハチだったかな…と。
基本、人を刺すハチはミツバチ・ススメバチ・アシナガバチになります(それぞれクロスズメバチとかセグロアシナガバチなど種に分類されます)。…女王を頂点とした社会性のハチばかりで、単独のジガバチとかそういうのには刺したりしないのが多かったりします。
人家の近くに巣を作るのも↑こういった大勢で集まるハチたちが主ですし…まあ、冬になってくるとさすがにおとなしくはなってくるものなんですが。
二つ目。山口の鍾乳洞「秋芳洞」に「緑の危機」(iza!)…秋芳洞と言えば観光公開されて今年で百周年なんだそうですが。そもそもは幕末は長州の志士・高杉晋作の隠し財産がある、という噂で調べてみたら鍾乳洞だった…てな話をどっかで聞いたような。ホントかどうかはちょっと分かりませんが。
その秋芳洞で蛍光灯やランプにより本来洞内では生育できなかった植物群が定着し始めて、洞内の環境が変わりつつある…と。百周年ということはかなり長い間今のような状態だった、ということになるわけで…そういう変化も起きてしまうものなのかも知れません。
そこで注目されているのがLEDなんだそうで。緑化を抑える効果も確認できたそうで、しかも蛍光灯や白熱灯よりも温度が上がらないというオマケ?もつきます。さらに緑色灯なら光合成を抑える働きもあるんだそうで…そっち方面の開発も進めていく、とのことです。
…こういうのは結構あちこちで起きている問題だとは思うのですが。尾瀬で人が歩けるのは板の上だけ、てのもそういう例の一つですし。保存していく難しさというのを知らせてくれる好例ではないかと思います。
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10/31/2009
二つほど 10/31
「えっと…?」で二つほど。
一つ目。京都府舞鶴市のJR松尾寺駅で住み着いた野良ネコがちょっとした人気に(Yahoo!:京都新聞)…ってそれだけならほほえましいニュースではあるのですが。なぜか「駅長ネコに」とかそういう声が出てくると、なんか、一気に別方向へ転換してしまう…そんな気がしてます。かわいいネコが時々ベンチで寝てます、それでいいんじゃないのかな…と。
自分はイヌネコどっち? と言われると「さあ…どっちでしょ」とお茶を濁す方で(以前、このあれこれではとりあえず?ネコ、ということにしておきましたが)特にどっちというわけでもなく。それでも特にネコが好き、というわけでもないんですが。
…これがイヌでもネコでもだらーんとのーんびり見守ってやったらいーんじゃないのかなー…と思ってしまうのですが。どっかの駅で「駅長ネコ」がブレイクしたからって無理に二匹目のドジョウを狙う必要もないでしょうに、と。
二つ目。米amazonが「合い言葉」で一発支払いのできるサービスを開始(Yahoo!:ITmedia)。これは別に設定しておいた「合い言葉」と「認証番号」を入力すると登録してあった個人情報が自動で利用されるため、支払い方法とかクレジットカード番号とかをいちいち入力する必要がない、というものであります。
…いや、amazonは基本、そういうシステムなんですが…パスワード入力すればカンタンに決済できるのも魅力の一つなんですが…。
どういう意味だろ、と思っておったんですが。どうも…amazon以外の対応サイトでも同様に一発決済ができる、というもののようであります。「合い言葉」「認証番号」はもちろんamazonのパスワードとは全然別物なわけで。でもamazonではない他の対応サイトで「合い言葉」「認証番号」を入力すればamazonの情報をそっちでも利用できるようになり、初めて訪れた時からでもスムーズに一発決済できる、と…。
多分そういうことだと思うのですが。ただ…コレ、日本じゃちょっと定着しにくいかな、とか思っております。個人情報保護の過保護化が進みすぎているとかそういう面がありますし。日本amazonから他のネットショップへ個人情報渡すのはちょっと…とかそんな風になりそうではあります。
…実現できりゃ使いようによっては非常に便利だとは思うのですが…さてさて。
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10/13/2009
いささか乱暴?
昨日、前原国交相が橋下大阪府知事と会談。その時に話し合われたのが…空港のことでした。関西国際空港をハブ空港に、という橋下知事と羽田空港をハブ空港に、という前原大臣の意見が対立(iza!)した形になります。
橋下知事は「関空と成田か羽田、どちらかを日本の二大ハブ空港に」という考えで前原国交相は「まず羽田を整備してハブ空港にして、関空など関西はそれから」という考えのようなんですが。…なんかどう見ても「いきなり」な話なんで、ちょっと乱暴なような気がしてます。
ハブ空港、とは…この場合「拠点空港」という呼び方もされます。
→ハブ空港(Wikipedia)
自転車の車輪の真ん中にある「かなめ」、ここが「ハブ」になります。で、放射状に広がっているのが「スポーク」…↑のiza!の記事の最後の方で橋下知事の「関空がスポークという方針なら府の金は出さない」というのは、国の方で関空を拠点空港ではないという認識に変更するなら大阪府の金はもう出さない、ということになります。…順当に考えりゃ当然なんですが…そういうことならお金出さない、てのも。しかしこれもいささか乱暴なような気もしますが。
考え方によってはいくつかあるようなんですが、基本的にハブ空港というのは他の空港とリンクすることが前提になります。もちろんそのためには滑走路や空港施設など一定以上の設備が必要ですし、立地条件もある程度考慮に入れる必要があります。スポーク-ハブ-スポークとただ単に乗り継ぐためだけ、というならそれこそ乱暴に言えば離島でもどんな場所でも問題はないのですが…「拠点空港」として周囲の発展も考える、国民のアクセスも考える、というのであれば都市部に近い方が一般的には有利になります。
…そのため前原国交相の「成田=国際線・羽田=国内線の枠を取り払って」という発言になったと思うのですが(なお、この発言に対しては成田市長などが「寝耳の水」と猛反発して(Yahoo!:時事)おります)…羽田を24時間態勢にして国際線もばんばん飛ばす、というのはたしかに首都圏の利用客からすれば便利に見えますけど。これまでの成田の役割とか関空と中部との兼ね合いとか考えると…やっぱり今言うのはちと乱暴かなあ、と。
利便性とかそういうとこだけ追求すれば「羽田を~」とやるのも一案かと思われますが。…そういうことだけで国が動いていくわけではありますまい。100%皆が納得する方法、なんてのは存在しませんが、なるたけ100%に近づけた方法ならひねり出すことは可能なはずだと思うのですが…。
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08/28/2009
いらないってわけじゃ
ないと思うのですが。駅前ってことは結構人目につく場所にあるわけですし。撤去、となったらさびしいと思う人もいるんではないのかな…とか。
鳥取県大山町がJR大山口駅前に展示してあるSL(D51 620)を「無償」で譲渡と告知(Yahoo!:毎日)。
→JR大山口駅前のSLを無償譲渡します[山陰・鳥取県 大山町(だいせんちょう)の行政ホームページ]
理由は財政難なんだそうで。維持費もかかるので、きちんと保存できて輸送費も全部持って頂けるならタダで差し上げます…ということのようであります。
画像見たところではいわゆる「静態保存」ということになります。…これに対する「動態保存」というのはいつでも動かせる状態に整備しておく、ということなのでとても数百万ではまかないきれるもんではありません。技術的にも大変なのでやはり専門の整備士などがいないといけませんし。日本でもごく数ヶ所でしかやっていない保存方法ではありますが…あの勇姿を保つにはそれくらいしないといけないのかも知れません。
静態保存ならたしかに…とは思うのですが。
それでも時折公園なんかにSL展示してあったりしますが…整備どころか何もやってない場合もよくあるような。部品は盗まれてしまったり塗装もはげまくり。こんな姿をさらすくらいならいっそ解体しちまった方がいいんでは、とか思ってしまったりします。
モノというのは使い続けていないと一気に劣化が進むものなんだそうであります。特に乗り物にはその傾向が強いような。その使命ゆえのサガなんでしょうか…。
…なんだかちょっとヘコみ気味ではありますが…。
考えようによってはマニアにとっては究極のお宝なんではないか、と。輸送費出せてスペースあって。そして知識のある人や集団なら穏やかな老後を過ごさせてあげることができるかも知れません。世の中、結構意外なところに意外な人がいたりするもんですし、なんとかなんないのかなー、とは思うのですが。
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08/02/2009
自転車にカード
東京の丸の内のビジネス街で試験的に「公共自転車」を設置(Yahoo!:読売)…今年の10月から12月くらいになるそうで。まあ、「試験的に」ということなので恒久的に設置されるか、と言えばそれはちょっと分からないとこではありますけども。
昨今の不況による自転車ブーム、とか↑記事にもあるように「温室効果ガス削減(何せエンジンありませんから)」目的での自転車の普及…というのはたしかにあるんですが。ただ…現行では問題点があるのも事実だったりします。
レンタサイクルというのは地方では時折見かけるモノだったりします。千円とかそれくらい払えば一日もしくは数時間乗り放題とか。ただ、あまり大規模にやっていなかったりするので借りた場所まで自転車を返しに行かないといけませんが。
…自転車を貸す場合、これが大きな問題の一つになります。最近は結構安くそれなりの自転車が手に入るもので、結構テキトーな扱いをされていたりします。駅前に放置自転車があふれ返る、というのが当たり前な光景になってるとこもありますし(で、最近は駐輪禁止になって係員さんが常駐…というのが当たり前)ほとんどの自治体では「一台いくら」でいらない自転車を引き取っているのですがそれすらもイヤがって不法投棄も相次いでますし。
「別に返さなくもいいや」と借りた自転車をそこらに放ってしまう。探すための手間も時間もかかる。レンタサイクルは(移動手段が増えるというメリットももちろんあるのですけれど)割に合わないということで結局やめてしまう…。
そのため今回↑のシステムは「初回登録料」を一度払えば30分間は無料、それ以降は時間によって課金、というシステムになってます。恐らくは最初に登録してしまえば後はそういった手続きナシで使えると思うのですが。そして「一日以上」、つまり「放置」と見なされると自転車一台分のお金をカードから引き落とし、と。
…つまりは最初の登録時にクレジットカードの登録も必要、ということになるわけで。これは…かなり煩雑になるんではないか、とか心配してしまいますが。しかしここまでやらないと守れないもんではあります。何らかの「かせ」は必要なような。
たしかスペインのことを紹介する番組でもこれとほとんど同じシステムを紹介してたような。もちろんカード番号入力のシーンもあったと記憶してますが…欧米と日本じゃカードに対する認識が若干違うんで…その辺の工夫が必要になる、のかも…とか思ってしまいましたが。
02:25 PM | 固定リンク
07/03/2009
二つほど 7/3
「なんじゃそら」で二つほど。
一つ目。ニュージーランド航空、機内ビデオで乗務員が…(Yahoo!:REUTERS)まあ、たしかに「ハダカ」と言えば「ハダカ」ですが。登場する人物全員が制服のようなボディペイントをしての機内ビデオ登場。カメラアングルや設定によって特に「下品」なところは見えないように(最後だけはいわゆるサービスだったのかなあ…)なってます。
…むしろ何も言われずにコレ見たら別に何とも思わないんじゃなかろうか、とか。なんか首周りがおかしいけど…何だろね、という感じで。
それよりも気になったのがBGMの方で。歌詞も何だかビミョーなんですが、こんなノリノリの曲で機内ビデオ流すのならそういうことまでせんでも結構皆が注目しそうな気がしますが…内容も時々ジョークとか入ってますし。全体的に明るいですし。
…日本のだといかにも業務業務してるんですけども。でも日本でこういうのでボディペインティングとかそういうのはさすがに無理、でしょうねえ…。
ちなみに冒頭でCAのお姉さんが言っているのは「Kia-Ora」で現地語での挨拶なんだそうであります(ハワイのアロハみたいなもの?)。一瞬スペイン語かと思って「ニュージーランドって英語圏だったよな」とやや混乱してました(¿Que hora es? で何時ですか? という風に聞こえてしまって…)。
二つ目。パズルを解いてから使うUSBメモリ(Yahoo!:ギズモードジャパン)…遊び心満載! とも言えるんですが実際のとこどーなんだろー…と。仕事なんかでさっさと使いたい時には全然意味ないわけですし。
しかも16GBで100万円ですと。差し込む予定のPC本体より高価って場合も多そうなんですが…。まあ、ほんとにお遊びという面から見たら興味深いモノではあります。しかし実用という面から見たらこれほど意味のないモノもないなあ、と。
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06/20/2009
田舎でも…
なんだか別にどっちでもいいような気がしています。…田舎でも都会でも、結局は自分に合わせてしまえばそれでいいわけですし。でもなかなか合わないもんだったりしますけども。
自分はいわゆる「田舎」→「都会」へ出てきたクチであります。子供の頃は都会の辺縁と言うか周囲と言うか。電車でしばらく行けば「都会」に出ることができる、というところで育ってます。が、その後「田舎」へ引越し、ということに。
「田舎」の方では別に不自由は感じませんでした。クルマがないとなかなか遠出できないとかそういうのはありましたけど…免許持ってないんですよねえ…でもま、クルマなしでもなんとかなるもんではありました。
そして「都会」へ一種のUターンで帰って?きたんんですが。
「田舎」と比べりゃそりゃ電車(あっちでは列車)は多いわ人も多いわ。正直、最初は戸惑っておりました。…いや、なんでこっちの人はそんなにあわてて電車に乗るんだろうか、と。5分もすりゃすぐに次の来るのに。仕事か何かでどうしても…ってそういう事情のある人もいるんでしょうけど、あんなに毎回毎回たくさんの人がそうなわけじゃないだろ、と。
何せ「田舎」では列車なんてのは朝夕のラッシュ以外は一時間に数本でしたから(だから「都会」に来た当初は呆然、となりました…)。逃がすと大変ですけど、ちょっと先に来てて待って乗るのが普通でしたし。…あまり日常の足としては使われていない状態。だからクルマは必須だったんですけども。
でも「都会」てのは慣れてくるとやっぱり便利なもんで。モノの手に入れ方が簡単、と言うか…例えば雑誌や本なんてのは「田舎」じゃなかなか手に入りにくい場合もあるんですけど、こっちだと探せば結構あったりして。…まあ、ネット通販なら別にどこでもそれほど関係ないんですが。実際にリアルで買い物するとなるとやはり「都会」の方が有利なのかな、と。
…でも自分もネットあったらどっちでもいいのかも知れません。そんなにこだわりもないですし。
それに「都会」と「田舎」の「差」は実はなくなってきてる…とかそういうことなのかも知れない、とか思ったりして。ネットあったらどこでも情報は仕入れられますし。やろうと思ったらさらにその外、「海外」とも交流できたりしますし。
コネタマ参加中: 都会と田舎、住むならどちらがいい?
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06/13/2009
二つほど 6/13
食べたり飲んだりで二つほど。
一つ目。「タコつぼ」オーナーが人気(iza!)…タコで有名な兵庫県明石市。そこの江井ヶ島漁協が「タコつぼ」のオーナーになりませんか? という募集をかけたところ全国から応募が殺到…ということで応募総数は600件にのぼる勢い。定員は現在のところ300名で、今のところ2倍の確率となりますか。でも締め切りは明日の6/14なのでこのまま推移するのかも知れません。
この「タコつぼ」オーナーになると今年の7/28~8/9の間に4回のタコつぼ漁(許可がない素人はできないんだそうで)を行なってその間に「Myつぼ」で獲れたタコは全て(ただし300g以下の小さなタコは放流)オーナーのものになって、送られてきます。一回の漁でタコが入ってる確率は大体10%~20%くらいらしいので…バクチと言えばバクチですけども。会費5250円で確実にタコが獲れる、というわけではありませんし。
でも昨今はこういう「遊び」の要素も重要なんではないか、と思いますが。獲れなくても陶器のタコつぼレプリカ?を記念に送ってくれるそうですし。獲物うんぬんよりも参加するのが楽しいイベントだと思われます…江井ヶ島漁協のサイトてのも結構楽しいサイトですし。
二つ目。ハウス食品の「ウコンの力」海外へ(iza!)。テレビでも宣伝してますし、実際お世話になってる方も多そうな「ウコンの力」ですが。ウコンは肝機能を改善させる、と昔から言われてるそうで特に二日酔いになりにくい、とされています。
…↑記事中にもありますけど。直接「二日酔いに効きます!」って宣伝やっちゃうと色んな意味でヤバいのでCMでも一言も言ってませんしそういう広告もなかったりします。
でもこんだけ支持されてるってことはやっぱり効いてるのかな…と。ただ、ニンゲンてのはおかしなもんで「これ、二日酔いに効くから飲んでみ」と言われて普通のコーヒー出されても「あ、効いた」とか思っちゃうこともあるんで、100%効く、なんてことはないと思うのですが…。
それでも海外ですか。たしかに「酔い」に対する捉え方とか身体機能てのは国や地域によっては違いますんで、欧米とかでも売れるのかな…とは思いますが。でも中国とかアジアなら行けるかも。…いや、ウコンは熱帯性の植物だから東南アジアとかだったら自生してて似たような製品とか既にあったりして…てのは考えすぎですか。
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06/09/2009
意味ねー
ことになるのかどうか。そんなにいらない、とか言われてしまいそうですが…さて。
JR東海「リニア中央新幹線」、「一県一駅」を表明(Yahoo!:時事)。2025年にも開通を目指している東京-大阪を短時間で結ぶ「リニア中央新幹線」ですが。始点となる東京、途中止まる名古屋、終点となる大阪はともかくとして…途中通る県では駅を誘致できないか、という駆け引きが盛んに行なわれているようであります。
…で、神奈川、山梨、長野、岐阜に関しては駅を一つにしよう、さらに資金も自治体で出してくれ、というのがJR東海からの話なんですが…すんなり行くのかなあ、いや、そんなに駅に止まってたら高速で結ぶ意味がないんじゃないのか…と色々言われそうでもあります。
リニアモーターカー。カンタンに言えば車体を地面からかすかに浮かせて高速を得る乗り物になります。…相当昔(1962年)に開発そのものはスタートしてるんですが、具体的な話になってきたのは最近のような気もします。そりゃ、普通の鉄道とは全然別物なわけですし。でもはるかに短時間で結べる飛行機や格安の長距離バスに押されつつあるJRとしては非常に有効な手段。なんとか実現にこぎつけたい…というのは別にJRや国交省だけの願いではありますまい。純粋に乗り物として乗ってみたい、というのは結構多くの人が持っている思いではないかと。ルートとしてはやはり東京-大阪を短時間で…と。
ただ、そうカンタンにいかないのもまた現状なわけです。東京-大阪間にはいくつか「難所」があります。リニアはその特性上あんまり曲がりくねった運用ができません。理想を言えば一直線で結ぶことですが…それは用地の上でもほぼ無理。ではできるだけ真っ直ぐに…というのが現実的な理想となるのですが…。
最大の「難所」の一つが南アルプスとなります。3000m級の山々が連なる山脈。そもそも東海道新幹線からしてこれを避けるために海側へルートを変更した、という経歴があります。リニアは逆に山側へルートを迂回しようか、という計画もあるんですが。
そうなるとかなりの距離迂回することになります。JRとしては「南アルプス貫通トンネル」をも考えていますが地質的にも資金的にも環境への配慮的にもなかなか難しい計画であります。…では迂回案は、と言うと今度は「こっちへ来るなら駅増やしてくれ」という要望が出てきたりします。…あんまり多数の駅に止まるとリニアの意味がなくなってきてしまう…。
例えばメンテとか緊急時の停車用として駅を作る、という考え方もあるんだそうで一概に「駅を増やすな!」と反対するのも考え物ではあるらしいのです。が…ばんばん駅作ってばんばんリニアが止まっていったらそれこそ意味がないわけで。某県の快速電車。地域から要望を受け入れ続けて止まる駅の数が普通電車とほとんど変わらんようになっちまってます。
…あんな状態にはなって欲しくないんですが…どうなりますやら…?
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05/03/2009
今日から本番
のような気もしますが…ゴールデンウィーク。週休二日のところは昨日から、でしょうか。いやいやそれよりも前に4月の末から…という人もいるかも知れませんが。カレンダーの赤い印が4つ並んでいるのは今日からなんで、4日目の5/6までは全国的に休日ということになりますか。
…まあ、個人的には全然関係ない世界なんですが。ここ数年こういった「行事」には参加してませんなあ…。
→Yahoo!国内トピックス:交通情報
ところで。なんかすでに30km以上の渋滞発生、とかそんな話もあるんですが。昨日も60km以上渋滞とかそんなニュースも流れてましたが。ここ何年かはそれほど激しい渋滞もなかったんですが、今年はちょいと事情が違うようではあります。
例の高速道路1000円乗り放題、というのが効いてるのかと思われますが。
ETC搭載限定で東京・関西圏を除く高速道路がどこまで乗っても普通車1000円。先月末には地方→大都市→地方の場合に起きていた「1000円二重取り」も解消され、さらに加速しそうな勢いではあります。ただ…ETC限定ということで各地でETCが品薄状態になっているんだそうで。これを機会にETC普及率アップを目指したいところなんではないでしょうか。
…自分はクルマ持ってませんので、まあ、直接的にはどうでもいいっちゃどうでもいいんですが。
ETCは窓口での現金収受がないので渋滞緩和にもなる…って話だったんですがそれでもここまで渋滞になるってことは、やはりそれなりの台数が高速道路に集中してるってことですか。ここまで来ちまうと逆に一般道の方が空いてる…なんてことになったりしないんでしょうかね?
他方では新型インフルエンザも取りざたされております。幸いなことに日本ではまだ患者が出ていませんが(今のところ全員シロ)時間の問題のような。…高速道路と共に海外へ向かう飛行機も今日辺りがピークなんではないかと思われますが。で、大量に帰ってくるのはやはり5/5とか5/6とかになるのでしょうけども…。
こっちの方も色んな意味で「渋滞」にならなければいいんですが。航空機の検疫が強化されてますけどたくさん返ってくればその分待ち時間なんかも増えるでしょうし。…でも簡略化するわけにもいきませんし。一部では「弱毒性だからここまで大仰にやらんでも」という声もあるようですが…ある意味未知の病原体に対してやりすぎってことはないと思うのですが。でも、実際問題としてそれだけ大量に来たらさばききれないんじゃないんだろうか、とか心配になってきたりもしますが。
今年のゴールデンウィークは何か色々とありそうではあります…。
12:53 PM | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
04/26/2009
二つほど 4/26
「旅行」とか「地域」とか「休み」とか「連休」とかで二つほど。
一つ目。成田空港で「出国ラッシュ」始まる(Yahoo!:産経)。
何ですか、今年は場合と状況によっちゃ16連休できる人もいるんだそうで。…まあ、「場合」によっては不景気で勤め先がやむなく連休にした、というケースもあるそうなんで手放しでは喜べないかも知れませんが…自分はここんとこそういった「まとまった休み」というのを経験してないもので。なんだかちょっと、いやかなり憧れてしまいますが…十何連休とかとれる人たちってのは。
そういった人たちの中には海外で連休を過ごす方も多いとか。
…海外未経験てわけじゃあないんですが、自分。でもなあ…そういうのもまたいいなあ、とか純粋に憧れてしまったりして。仕事ではなく遊びで海外行ける、てことは時間はもちろんお金もあるってことですし(例のサーチャージ関係で最近は安くなったって言われてもなあ…結構イイ額してるのには違いないですし)やっぱりいいなあ…とか思ってしまうのですが。
二つ目。「超難関」ご当地検定、合格率1%未満(Yahoo!:読売)。
→「小江戸川越検定試験」公式ホームページ(川越商工会議所)
埼玉県は川越市の「小江戸川越検定」の結果で、2級(先に3級に合格しておかないと受検できない)の合格者が694人中わずか3人(合格率0.43%)しかいなかった、ということで…「難しすぎたんじゃないのか」という声が上がってきてるとのことです。これに先立って去年2月に行なわれた3級は1432人中1353人が合格、合格率は94.5%ということで逆に「簡単すぎたんじゃないのか」という批判もあった、とのことですが…。
…個人的にはこういうのもアリなんではないか、と思われますが。みんながみんな仲良しこよしで合格…てのも味気ないような。こういう「壁」があった方がかえって燃えるんではないか…。
ってよく考えてみたらたしかに難しすぎかも知れません。たしかにこういうののサジ加減てのはなかなか大変なのではないだろうか、と。…簡単すぎたら冷めてしまいますし難しすぎても冷めてしまいますし。やっぱりなかなか難しそうではあります…。
09:27 AM | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
04/22/2009
やっぱり難しい
「外来生物法(環境省)」…特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律(←サイトより引用)。「外来種」とはよそから来た生き物のことを言います。元からいたのは「在来種」とも呼ばれますが。
静岡県富士宮市で「市の魚」論争、ニジマスは制定可か不可か(Yahoo!:毎日)。「ニジマス」そのものは「特定外来種」には指定されておらず、養育も基本的に認められていない…というわけではありません(悪名高いブラックバスなんかは「特定外来種」)。しかし「要注意」外来種リストには載ってます。もしかしたら近い将来何らかの影響を及ぼすようになるかも…もしくは他の国ではすでに影響が出てるので「要注意」としているわけではあります。
→要注意外来生物リスト:魚類(一覧)
そこまで悪者でもないけど注意はしておきたい、といったところでしょうかニジマス。
→ニジマス(Wikipedia)
そういった「外来生物」を「市の魚」に制定するのはいかがなものか、という意見が出た、ということであります。対して富士宮市はニジマスの養殖が盛んな地域なんだそうで…年間生産量は全国1位だそうですからこれは主産業の一つと呼んでも問題ない状況。
ニジマスは初めて日本に来たのが明治の頃。その後常温でも生育することから各地に分散していきました。が…どうも自然下の河川では繁殖しない(北海道の一部で繁殖例アリ)らしく養殖したものが多数出回っています。中には野生化したのもいますけど、ほとんどの場合は一代限りということになります。
ちなみに。サケの仲間てのは同じ種でも「陸封型:淡水の水域だけで成長」と「降海型:海に下って成長してまた戻ってくる」に分かれたりします。基本的に海に下った方が大きくなるんですが…ニジマスも海に下ると「スチールヘッド」と呼ばれる大きなのになったりします。
川を人工的に区切った管理釣り場でもお目にかかれる魚で、しかも釣りやすい魚ではあります(養殖の魚てのは大抵そんなもんですが)。家族レジャー目的で設置してるとこも多いですし。スーパーの魚売り場にもよく出てくる魚ではあります。調理法は小麦粉まぶしてフライパンで焼くムニエルのような洋風がオススメで、あまり煮たりはしない魚だったりします。…場所によってはやるかも知れませんがニジマスの煮付け。
そう言う風に親しまれてきた魚なんで「市の魚」というのもなんだか分かるような気もするんですが…「外来種」であることには変わりありませんし、日本ではそうでもないですけど国によってはかなり被害がある場合もあるわけで。そういった「危惧」もたしかに存在はしてるわけで…。個人的には外来種だろうと在来種だろうと「市の生き物」とするには問題ないと思うのですが。ただ、やっぱり反対が出ると気になってしまう…。
いっそのこと市の方で「市民投票」みたいなことやったらいいんじゃないのか…とか。結構皆さん関心ありそうな気がするんですが…どうなんでしょうね?
01:27 PM | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
04/18/2009
三つほど 4/18
「地方」で三つほど。
一つ目。イオンの「産直取り引き」が軌道に(Yahoo!:時事)。大型スーパーマーケットなどでも有名なイオンですが。その巨体?を生かして珍しい魚や新鮮な魚介類を仕入れよう…という動きが本格的になってきたようで。
例の「値下げ」もそうですが、こういうとこ色々とやっていく必要はあるのではないかと思われます。
それでもしかしマンボウやあまり食べない地域でのサメ、とか…物珍しがって買ってく人もいるかと思われますが…定着するには時間かかりそうですし。ようやっと軌道に乗った、ということで今後に期待したいのですが、その「今後」が一番難しいのかも知れません。
二つ目。香川大学で「讃岐学」の講義始まる(iza!)。四国の香川県、いわずと知れた「讃岐の国」ではあります。そういう「地方ならでは」を学んでもらいたい…という趣向で。香川と言えばうどんが有名ですがもちろん他にも色々と優れたモノがあるわけで。
…こういうのは香川に限ったことでもないとは思うのですが…探せば結構あると思うのですが、県や自治体ならではの魅力と言うか名物と言うか。ただ、仮に見つけ出してもそれを育てていく土壌がないと継続はさすがに難しいですか…。
三つ目。「大畑線キハ85動態保存会」今年も活動開始(iza!)。すでに廃線となった大畑線でキハ85を走らせる人たち…しかも趣味で、ということで。商売でやってるわけではない、というところがどうにもロマンを感じてしまいます。
…そりゃ、実際にそういうことやってく、となるとかなり大変でロマンとかそういうもんじゃない、と言われそうですが。
でもこういう一本筋の通った、と言うか真面目に遊ぶ、と言うか。そういう姿勢には大変に共感と…そして尊敬を抱いてしまいます。
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04/12/2009
せんきょで混乱
そろそろ「国」の方でも選挙が始まりそうですが、地方ではすでに色々な「選挙」が始まっていたりします。千葉県知事選挙もそうでしたが…どんな選挙でも国の動きと何らかの繋がりがあったりするもので、なかなかに気が抜けない状況だったりします。
そんな中、宮城県栗原市議選。立候補予定者43人のうち11人が「佐藤」姓(Yahoo!:読売)…さらに「高橋」姓4人、「佐々木」「千葉」姓もそれぞれ3人いる、と。姓としては日本でも数の多いものですから多少はまあ、仕方ないんじゃ…と、そういうわけでもなく。元々「佐藤」姓が多い土地柄というのもあるらしいのですが…前回は8つあった選挙区が今回から一つになった、ということで各選挙区に分散?されていた「佐藤」さんが集結してしまった、ということでもあるようであります。
「別に佐藤さんが何人立候補してもいいやないの」
とか思われそうですが。立候補する分には問題ないんですが集計する時に問題がおきます。
例えば「佐藤○○」氏「佐藤△△」氏という候補者がいるとして。フツーに「佐藤○○」「佐藤△△」と投票用紙に書いてくれりゃいいんですが「佐藤」とだけ書いてある投票用紙が一枚あった場合はどうするか、と。…こういう場合は↑記事中にもあるように「案分票」という扱いになります。これはこの1票を関係しそうな候補で分ける、というもの。しかし人数分…「佐藤○○」氏「佐藤△△」氏の二人だけなら0.5票…とかそういうのではありません。
「佐藤○○」氏が300票、「佐藤△△」氏が700票獲得していたら「佐藤○○」氏に0.3票、「佐藤△△」氏に0.7票という割り振りになります。そのため集計の最後にこれが行なわれることになり、今回のように大量の案分票が出る可能性があると開票作業が大幅に遅れるとか、あるいは結果そのものにも大きな影響を与えかねない、という心配が出てくることになります。
…投票の時の書き間違いってのは判断がかなり難しいわけで。広く知られている通称だ、と認められれば1票として認める場合があるとかそんな話をどっかで聞いたような。あるいは似たような名前の候補者が1票を取り合うようなことになった…とかそんな話も。名字の漢字一文字だけ、とかそんな場合も判断が難しくなりますけど(佐藤だったら藤だけ、とか)、こういう場合はさすがに無効票になっちまうような気がしますが。
まあ、それでも混乱なく選挙が終わることを願っております。国の方は…まだちょっと混乱続きそうですけども。
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04/08/2009
ちょいと昔の鉄道好き
なのかも知れませんが。自分。
JR九州(九州北部)・四国・西日本(近畿と北陸)三社合同の「西日本パス」販売(iza!)。カンタンに言えば該当区間内の新幹線や特急料金を安くします(身もフタもないなあ…)というものなんですが…値下げの幅がかなりあるので上手に使えばお得になりそうではあります。
例の「高速道路1000円均一」に対抗するためのもので、金曜日~月曜日限定だったりしますが。でもオプションでレンタカー借りられる、とか結構興味深い仕上がりになっています。
…ただ、これで昔のように鉄道人気?が復活するか、と言えば。個人的には「???」なとこだったりします。
そもそも新幹線とか特急だけ安くしてもなあ…と。在来線の整備やら充実やらが先なんじゃないのか、とか思ってしまいますが。
鉄道の強みの一つは地域に密着できること(路線バスだってそうですが)になります。自動車は個人所有が基本ですからそのヒトがどっか行っちゃえばそれで終わりですが、鉄道は一回レール敷いたら動かさずにかなりの年数使い倒すことができます(…でも廃線になったらそれまでですか)。一昔前は駅ができるとその地域が一気に活性化するので一種争奪戦みたいなことまであったんですが…いや、今でもそういう向きがゼロってこたないですか…特に地方では自動車の方にウェイトが占められるようになってきてます。そりゃ、一時間に数本しか来ない、駅と言っても特に周囲が発展してるわけではない、そんな場所なら自動車でさっさと行った方が早いってもんではあります。
そして。大体国鉄からJRに変わった頃かな、と思ってますが…どうにも豪華な列車やら特急やらがたくさん出てくるようになりました。…どうもその辺がなあ…なんか個人的には受け入れられんとこだったりします。生活密着の地味な列車でいいじゃねえか、と。ごてごてと飾り立ててンな大名旅行みたいなのばっかりじゃなくてもいいじゃねえか…と。
ほとんど廃止されてしまったブルートレインだって基本は寝台があるだけだったわけですし。そういうさりげない良さがあるだけでいいんじゃないのかな…と。
それでもお客さん乗って来なければ立ち行かなくなるわけですし。各JRだって生き残りに必死なのは分かるんですが…なんかこう特急とか新幹線とかそういうのばっかりありがたがらんでもいいんじゃないの、とか思ってしまうわけです。ちょっと古い鉄道好きとしては。
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03/29/2009
他にもありそう
昨日から始まった高速道路(地方)の1000円均一。とんでもないほどの渋滞とかあるんかな…とか思ってましたがたしかに通行量は増えたとこもあったようなんですが、実際はそれほど…というのが現状なようで。
→Yahoo!国内トピックス:高速道路料金値下げ
今日も値引きは続いてますけども。
…一方で首都高や阪神高速では今日から3割引が開始されます(iza!)…こっちは日曜日や祝日限定となりますが。利用法によってはかなりお得になりそうな。
これらの「値下げ」の恩恵にあずかるにはETCの設置が必須となります。今月末まで支援金を出す、という話で皆が皆ETCを買い求めておったんですが。あれの延長はしないのかな、どうなのかな…。売り切れ続出らしいのですが、その辺はどうなるんだろう、援助して増産とかそういうのはないんだろうかな、とか。
しかしこれもちょっとややこしいことが起きてます。いわゆる「二重取り」というやつで4/29には解消される(iza!)としていますが…一ヶ月も放っておくんかい、と。
これは「土日に地方-大都市-地方」という「大都市圏またぎ」をやった場合:本来なら「地方-大都市」「大都市-地方」は「地方はどこまで行っても1000円均一」が適用されて1000円(1000円+大都市分)になるはずがそれぞれで1000円課金(1000円+大都市分+1000円)されてしまう…というミスが生じている、ということです。…そこまでやるかどうかは分かりませんが、仮に東京や大阪で大都市高速と地方高速を何度も出入りして縫うように走った場合に結構な回数1000円取られる、ということもあり得ます。
…本来の額から言えばそれでもかなりな値下げになるはずなんですが。それでも過剰徴収には違いないわけではあります。
さらにそのETCでもややこしいことが起きてます。通常は買ったお店で「セットアップ」するんですが、クルマの知識があれば自分でも取り付けられます。最新のは結構構造が複雑なので専門知識が必要なのでしょうけど、以前のは結構カンタンなのもあったりして。…そういう「カンタン」なのが中古でネットオークションなどで出回っていて、車種と合わずに使用できるケースもある(iza!)…と。
これは単に規制したらええんちゃうか、とか思ってしまいますが。あ、でもなかなか難しいかも知れないですか…完全な把握なんてのも不可能でしょうし。
しかし…なんか他にもまだまだ出てきそうな気がしてますけども。とりあえず2年間なんで…あんまり細かいこと考えずに楽しんでしまった方がいい…のかも知れませんが。
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03/18/2009
ふかんぜん?
不完全かなあ、どうかなあ…ちょっと気になるところなんですが。
神奈川県の受動喫煙防止条例案、可決の見通しへ(Yahoo!:JIJI)。一応まだ大部分の議員サンが「合意」した、という段階なんですが。でもこのままいけば24日の本会議で可決することは間違いないだろう…という情勢ではあります。
この条例は松沢成文神奈川県知事が以前から提案していたもので、基本的に屋内禁煙は禁止=そばで誰かが喫煙していたら害を受けることを防止=受動喫煙防止を目指したものでありました。
が…やっぱりと言うか何と言うか。「屋内禁煙」ということはどんな小さな店でも禁煙、ということになります。もちろん飲食店ではない店では中で喫煙、なんてのはもっての他ですから問題はないんですが…例えば居酒屋なんかではこれは大きな打撃になります(イギリスのパブは禁煙になりましたけど…あれとはまたちょっと状況が違うような)。そこで各方面から「見直しを」という声が上がっていたんですが。
↑の記事見る限りではこれまでも禁煙を目指していた公共施設とか、あるいは分煙やってたファミリーレストランとかが中心になりそう、とのことで。小さな店舗は正直ホッとしてるのでは、と思われますが…。
やるのなら最後までやった方がいいんでは、と個人的には思うのですが。自分は以前、「完全なる分煙」が一番イイのでは、と思ってましたがどうも昨今の金銭的状況ではそういうのは無理っぽいですし(今でも可能ならその方がイイ、とは思ってるんですが)だったら「喫煙可」「禁煙」でどっちかにすぱっと決めてしまった方がイイんではないか、と最近は思うようになってきてます。
中途半端はいかんだろ、と。
神奈川県も今後「禁煙」の方向へ持って行く、という方針はあるようですが。…数年で状況が変わるか、と言えば…なかなか難しいでしょうし。
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03/14/2009
実在はしていない…と思う
イタリアのベネチア。「吸血鬼」の頭蓋骨が見つかる(Yahoo!:ロイター)…とは言ってもホンモノの吸血鬼の頭骨が見つかった、というわけではありません。疫病(ペスト?)で亡くなった女性が吸血鬼と疑われて?口にレンガを押し込まれた状態で見つかった…とのことで。中世ヨーロッパの魔女裁判と同様に「吸血鬼制裁」とも呼べるようなことを行なっていた、という伝承なんかはあるんだそうですが…こういう考古学的に明確な証拠が見つかるのは初めてのことなんだそうであります。
→「吸血鬼」の頭骨を発見(ナショナルジオグラフィックニュース)
吸血鬼、というとドラキュラ伯爵なんかが有名ですが、あれはどっちかと言うと小説や映画のイメージが強いようであります。黒いマントはおってコウモリに化けたりして…美女の血を吸いに夜な夜な徘徊する…。
おかげでコウモリのイメージもすっかり悪くなっちまいましたが。チスイコウモリというのは中南米に実在しますが音もなく首筋に噛み付いてきて血を吸う…というよりもケガした動物の傷口から血を舐めとる、というのが本来のスタイルなんだそうで。血を吸われるよりも傷口からの感染症の方が怖い、という…しかも血を吸うだけ吸うと飛ぶことができなくなり丸っこい体で地面を這いずり回るだけになるんだそうであります。
中世ヨーロッパの吸血鬼はまた違ったイメージだったのではないか、と思われます。何だろ、土着の妖怪のような? 決して親しみやすいとかそういうわけではないんですが「死」という身近にあるものに深く関わっていて、ふと、気づくとすぐ隣にいそうな。自然に対する恐れのようなものもあったのでしょうけど、疫病によって死んでいった人たちが悪鬼となって甦らないように口にレンガなどで栓をしてしまう。日本だと「憐憫」とか「哀れみ」とかそういう感情なのでしょうけど、あっちではどうなんだろう…とかそんなことも思ってしまいますが。
…なんかちょっととりとめなくもなってきました…。
まあ、実在はしてなかった、いや、してないとは思うのですがね吸血鬼。色んな意味での吸血鬼は…でも伝承や記録に残ってるってことは何かそういう人たちが存在してた、って…ことなんでしょうか。世界には解かれていない謎がまだまだたくさん眠っていたりしますし。
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03/09/2009
不景気なんでしょうな
ラスベガス、と言えばアメリカでも有数のカジノやショーの町、なんですが。
ここ数ヶ月で企業主催の会議やイベントが激減(CNN)しているんだそうで。理由はもちろん世界的な不況のためであります。この大変な時にンなことやってるヒマあるかい、ということになりますか。
…オバマ大統領も「この非常時に」的な発言をして、ちょっとした物議を醸しているようですが。
イメージの問題もあるんではないか、とか。ラスベガスと言えばやっぱり一攫千金を狙うカジノやら派手なショーやら。ちょっと昔だとカジノ一辺倒(日本では公営以外で基本的に賭け事ができないんで海外のカジノへ行く…てな人が以前はそれなりにいたような)だったんですが最近はショーなどイベント?事にも力が入ってきています。一都市まるごとアミューズメントパークみたいな表現もあったりしましたが。
そもそもがあまり豊かな土地ではないネバダ州ではあります。こういう生き残り方もアリなんでは…とか。
ただ、現状としてはやっぱり厳しいんだろうなあ、と。当たり前ですが収入が減る、ヘタしたら仕事もなくなるかも知れない、てな時に豪勢に遊んだりはできますまい。そういうのは世界共通でしょうし。
そういう時だからこそ逆にワっと遊んでしまえ、的な発想もありますけども。…みんながみんなそういう思いになってしまったらある意味コワイな、とか思ってしまいますが。一種の末期状態って言うんですか…。今は大変だけど未来に希望があるから耐えられる、ってのが↑こういう「倹約」の基本思想なんじゃないのかな、と思うのですが。
04:46 PM | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
02/20/2009
二つほど 2/20
「海のもの」で二つほど。
一つ目。神奈川県三浦市周辺の浅瀬でホッケやホタルイカが…(Yahoo!:産経)本来はもっと北の方や深い海の方にいる生き物なんですが。しかしこういうのがあると「すわ、異常気象か?」とか「環境破壊がここまで…」とかそういうことになりそうですが(無論そういう側面も否定できないんですが)↑記事によれば南下してくる親潮の影響もあるようですし…今まで全くこういうことがなかった、というわけではないようですし。
ただ、ここまで浅いところにまで来るとは…と。珍しいことは珍しいわけで。
実際、海てのは世界のどことでも繋がってますし。…そうは言っても生き物にはそれぞれに適した環境というものがあって、どうにも苦手な環境(例えば水温とか溶存酸素量とか)があると一種「壁」になって移入を阻む、ということはよくあることではあります。…三浦市沿岸のこのケースにしても。ホッケやホタルイカがそのまま浅瀬に居着いてしまう…ということにはならないようであります。
むしろ居着くとなるとそれこそ本格的な「異常気象」ということになりそうなんですが。そしてそういうケースは実はゼロというわけではないのですが…。
二つ目。世界的不況でサメ被害が減少?(CNN) まだまだ世界的な不況は進行中ではあります。伝統ある会社が倒産してしまったり一国の産業にも影響を与えるような企業が赤字に転落してしまったり…。
そんな中である意味最も影響を受けて実績が落ち込んでしまっているのが観光業界でしょうか…カネもないのに旅行なんか行けるかい、てな状況になりつつあります。個人消費の落ち込みというのも世界的に進行しているような。
…それが意外?な形で現れているのがサメ被害なのでは、というお話であります。たしかに一理あるような。海に行く人が減ればサメ被害も減るわけですし…。
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02/08/2009
ナゾの少年
和歌山→徳島間のフェリーで少年が「乗船」したはずなのに「下船」した形跡がない(Yahoo!:読売)…すでに一ヶ月ほど経ってしまっているそうですが。
フェリーの航行時間は2時間ほど。もちろん和歌山-徳島の間でどこかに寄港することはなし。乗船時にチケットを確認、さらに半券を下船時に回収するんだそうですが…その時に半券が一枚足りなかったそうで(一部報道では販売した子供用チケットはその一枚だけだったとか)。乗船時のカメラ映像てのも公開されてますし、改札の係員さんも少年が乗ったのを覚えている、とのことで…ナゾではあります。
ただ、このフェリーは車も載せられます。記事中にあるように誰かの車に乗せてもらって下船した、あるいはフェリー内で家族と落ち合って家族の車で下船した…という可能性は高いかと思われます。車の中にその少年がいて、通常なら車で降りる時に彼の半券も返すわけですが…例えば寝てしまっていたとか。後部座席で一人横になっていたら下船時に回収の係員が気づかなかった…ということもあり得ます。家族の方もそのことをあんまり意識してなければ今、こうやってあちこちで探している、と気づかない可能性だってあります。フツーに子供迎えにフェリー乗って、フツーに下船した、と。
実際、キセル関係ではなく何らかの事情で半券の数が合わない、ということが全然ないわけではないらしいですし。
しかし…乗客40人で車は19台。その中の一人の少年。いやが応にも目立つでしょうし。それが降りた形跡がどうにも見当たらない…となれば…色々考えてしまうのも無理ないかと思われます。最悪の事態にも思い当たるでしょうし…。
…どうにもオカルトな話題にもなりつつあったりもしますが…何事もなければいいんですが。
同日14:00追記:フェリーで不明の少年の無事を確認(Yahoo!:読売)。やはり家族とは別にチケット買って乗船、船内で家族と合流して車で下船したんだそうで…何事もなくて良かったです。
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02/04/2009
二つほど 2/04
海外ネタ?で二つほど。
一つ目。ロンドン。「お代は自由に決めてもらって結構です」レストラン(@nifty:ロイター)…客の方が値段を決められます。美味かったらたくさん払ってください、そうでなかったらそれなりに…ということでしょうか。値段設定はイギリスでの最低通貨1ペニーから50ポンドまでとのことで。
これ、意外とみんな安くしないんじゃないのかなあ…と思ったら「これまでのところ、客は実際の代金より20%多く支払っている」(「」内元記事より引用)なんだそうで。こういうとこ、洋の東西を問わないもんなのかも知れません。…「安くしてもいいんだよ」と言われると逆に相場っぽい値段をつけてしまう。実際にはそれより高く見積もっちまう、てのもなんだか妙に納得してしまえるような。
ただ、群集心理とでも言うんでしょうか。誰かが「1ペニーで」と値段をつけて。それを見た客が連鎖的に「俺も1ペニーで」「私も1ペニーで」とか皆が言い出してそれが止まらなくなったりしたらそれで定着してしまいそうな、そんな気もしますが…こういうのは日本的な考えなのかも知れませんけども。
二つ目。ライプツィヒ。旧東ドイツ時代のアパートの一室そのまま発見される(CNN)…1989年にいわゆるベルリンの壁崩壊が起きて。当時東西二つに分かれていたドイツは急速に統一へ向かうことになったのですが…。
→ベルリンの壁崩壊(Wikipedia)
そのアパートの壁にかかったカレンダーは1988年8月のまま。「壁崩壊」は翌1989年冬のことですから…1年強待てば状況が変わっていたのかも…知れません。所有者の男性は何かトラブルを抱えていた、とのことですが。
今年で20年となる「壁崩壊」、それに対する一種のタイムカプセルのような感慨も受けますが…なんだかとてもさびしい思いもあります。いや、もの哀しいと言った方がいいかも知れません。
こういうのって、実は日本でも結構あるんじゃないかと思われますが…どうなんでしょう?
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02/03/2009
ICなカード
関東地方、特に都心近辺で電車やバスに乗る時に便利なICカード「PASMO」、導入当時は品切れ騒ぎが起きるほどの人気でしたがさすがに最近はそういうこともなくなってきています。このカードは乗り物に乗る時だけではなく買い物などにも使うことができます。…ただ…チャージ(カード残高に加える)できる場所が限られているのが難点、と言えば難点ですか。それでも手軽に扱うことができるので重宝されているのも事実であります。
この「PASMO」の他に関東地方ではJR東日本の「Suica」があります…って、こっちの方が先なんですが。
この二つは互換性があります。「Suica」が使える場所では「PASMO」を使うことができ、「PASMO」が使える場所では「Suica」を使うこともできるのですが…。
「PASMO」利用拡大に壁、私鉄大手と中小交通会社の間にあつれき?(Yahoo!:読売)
実は「Suica」はJRということもあって他のJR各社のICカードとも互換性があります。「Suica」とJR西日本の「ICOCA」とJR東海の「TOICA」は互いの利用可能区域内で使うことができます。JR北海道の「Kitaca」とは今年3月から、同じく今年3月発売予定のJR九州の「SUGOCA」は来年春から、同様に使うことができるようになります(JR四国は…無理ですか…)。つまりは「Suica」があれば各社のICカードを持っていなくても利用することができるわけです。
…ただ…ちょっと誤解されているかも知れませんが。実は利用にちょっとややこしい制限?がついてます。
以前にも書きましたけど。例えば東京から大阪へ東海道線でことこと行きたいなあ、という場合。東京駅から「Suica」で乗って直接大阪駅で「Suica」で降りる…ということができません。まず「Suica」で東京駅から熱海駅まで行きます。で、そこで隣の函南駅まで普通にキップ買ってそこからまた「Suica」を使います。函南駅から関ヶ原駅まではJR東海「TOICA」のエリアですが当然「Suica」が使えます。…で、関ヶ原駅まで行って今度は四つ先の米原駅まで普通にキップ買って乗って。そしてついにJR西日本「ICOCA」のエリアである米原駅から大阪駅まで「Suica」で…という運びになってしまいます。
当たり前ですけど、趣味で乗るんならともかく普通に乗って行きたいんならこんなめんどいことせずに「東京‐大阪」の切符を買えばいいだけのことではあるのですが。ICカードてのは近距離を何度も行き来する場合にはとても有効ではあるのですが、遠距離を旅するにはまだまだ整備が必要なんではないか、と。新幹線用もあるにはあるんですけども…一般の普及率にはまだ及んでないでしょうし。
しかし。「Suica」は↑こうやって他のJRとの互換性もあったりするんですが…「PASMO」はコレができません。「Suica」とは互換性があるんで関東だけだとそんなに違いは感じないと思うのですが。でも他の地方、それこそ大阪などへ行くと全然役に立たなくなってしまいます。…そこで「PASMO」も他のICカードと互換性を持たせよう、という動きが当然出てきたわけですが…。
一種の寄せ集め、という記事内の言葉が示す通りなかなか決まりません。関西にも「PASMO」と似たような経歴・性能を持つ「PiTaPa」というICカードがあるんですがこっちは合意に達しているようで。もしかするとこっちが先に全国展開を始めてしまうかも知れません…。
実はこういうICカードてのは乗ったり買ったりするだけではなく。細かいところでも結構色々あったりします。…開かずの踏切対策で構内通行用ICカードを(iza!)…とかこんなのもあったりして。実際様々に使えるモノだとは思うのですが。
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01/28/2009
フグは食いたし…?
山形県、フグで7人食中毒(Yahoo!:読売)…重体や重症の方もおられましたが現在は持ち直している、とのことで。毎年こういった「事件」はあちこちで発生しているんですが…大抵は釣り人が釣ったフグを自分でさばいたケースなんだそうで。こういった飲食店での発生はまれなケースになる、とのことですが…。
逆に一種「信頼」を失う行為になると思うのですが。色々な意味で。都道府県によってふぐに対する規制が異なる、てなことになってた、なんてのは自分、初めて知りましたが(勝手に国レベルでの認可だと思ってました…)これだけばらつきがあるとさすがにヤバいんではないか…と思われますが、どうなんでしょう?
ふぐ…代表的で有名なのはとらふぐですか。…食べたことないですけど。
毒があることでも知られていますが、なぜか大変に珍重されています。たしか縄文期辺りの貝塚からふぐの骨が見つかった…とかそんな話があったような。日本だけではなく中国の一部でも食べられているようですが…あっちでもやっぱり中毒の危険と戦っている…のかも知れません。
ふぐ毒はテトロドトキシンという物質で全身がマヒしていきます(ふぐ本体はこの毒を生成することができず、毒素を持つ生物を食べ続けることで毒を得る)。食べてからすぐに症状が現れますが、適切な処置をほどこせば回復できます(砂に埋めるはNG)が…実は解毒剤はありません。つまりは体内からいかにして追い出すか、というのが処置の基本になります。
→テトロドトキシン(Wikipedia)
なお、ふぐの種類によって毒のある部位が違います。そのため勘違いで食べてしまった、というケースも多いんだそうで。
危険な食物なので規制があります。いわゆる「ふぐ調理免許」というやつですが…これが実は各都道府県によって基準が違うんだそうで。山口や大阪、東京などはふぐの消費も多いんでかなり厳格なんですが、県によっては「規制はするけど罰則はない」という場合もあったりして。特にふぐとは縁の薄い東北でそういう場合が多いんだそうであります。
ふぐの場合は調理もそうですが後始末も問題になります。東京の場合はカギのかかる容器に有毒部位を保管、そして専門の業者が処分する…てな話を聞いたことがあります。こないだも一部を紛失した…という騒ぎになったりしましたが。…これも都道府県によって違いがありそうな気がします。
…これを機会に全国的で統一規制かけてもいいんではないか、と思いますが。現行の「ふぐ免許」てのは県独自のレギュレーションで発行してるんで他県に行くと効果がない、てな場合もあるんだとか。そんなんだったら意味ない場合も多そうですし…。
ま、↑記事のふぐさばいた人に限ってはもう一つあるんですが。調理師免許も持ってなかったって…ふぐうんぬん以前の問題なような。調理師免許は専門学校行けば無試験で取得できますし。行くヒマがない、ってんなら15歳以上で2年間そういった実務経験があれば国家試験を受けられます。それくらいの勉強はしてもいいとは思うんですが。これまでもそういうことしてたってことは実務経験はあるんでしょうし。
…なんか変なとこで「信頼」が失われそうで、その辺がなんともやるせないんですが…ううむ。
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01/16/2009
一律1000円
ちょっと前から出ていた追加経済対策の一環ではあります。
国土交通省が「土日祝日、地方の高速道路料金をどこまで走っても1000円均一にする」と発表(Yahoo!:時事)…「地方」とは東京大阪の大都市圏以外のことですが、首都高速は日祝、阪神高速は土日祝に700円区間を500円にする、とのことで。これは上手に使えば1万円とかそれ以上していた高速道路料金でも、日によっては1000円と大変にお安くなることになります。ただし…実際にこうなるにはいくつか条件が必要だったりします。
ちょっと分かりにくいのでまとめてみますと:
・地方(東京大阪以外)…一律1000円(1000円以下は半額)…土日祝(1000円以下半額は終日?)
・東京(首都高速)…700円区間→500円…日祝
・大阪(阪神高速)…700円区間→500円…土日祝
・全国…3割引(一部時間帯5割引)…平日
・本州四国連絡橋、東京湾アクアラインの通行料金→1000円(休日限定?)
ということになります。ただ…
・土日祝の割引は普通車以下限定
・ETC装備車限定(分割払い購入者には助成金5250円)
という条件がついてます。休みの日にマイカーで家族でどっかお出かけ…とかそういう場合にちょうどいいのかも知れません。
未来永劫続くわけではなく2年間という期限もついてますが…各方面から意見を聞いてさらに細かく詰めていく予定とのことではあります。
しかし。↑のことは全部今回の第二次補正予算案が成立してから…ということになってます。割引するってことはどっかからその分のお金を持ってこないといけないわけで。その分が確定してからでないと実施もできない、ということになります。
個人的には普通車だけではなく運送用の大型にも適用して欲しいなあ、と思うのですが。物流系の勢いアップにちょうどいい機会だとも思うのですが…そこまでは無理かなあ、でもそこまでやってくれるとそれこそ景気回復に一役買ってくれると思うのですが。
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01/04/2009
よその国のこと
なのではありますが。
1/2、アメリカの「Commonwealth:自治連邦区」プエルトリコで州昇格を目指す新進歩党の党首が知事に就任(iza!)。プエルトリコ、とはアメリカ南方はカリブ海に浮かぶ島の名でアメリカ自治連邦区となってます。これはアメリカの「州」という区分ではないのですけどアメリカ市民の権利も一部認められてて自治も認められてる、という…やや曖昧?な地域になります。もし「州」となるのなら1959年のハワイ以来51番目の州となることになります。ちなみにグアムはアメリカの「準州(organaized unincorporated territory:自治的未編入地域)」となってます。
→プエルトリコ(Wikipedia)
なお…プエルトリコはほとんどスペイン語しか通用しないんだそうで。もし州になったら英語圏以外の地域がアメリカ史上初めて州になる…ということになりますがそう簡単に行くのかどうか、と。全部英語に直させるとか。言語てのは文化を構成する重要な要素の一つでありますんで、ヒスパニックの文化に影響が出るんでは、という声もあるわけで。
プエルトリコの人全員がアメリカの州になることを望んでいるか、と言えば必ずしもそうではないようで。通貨はアメリカドルが使えますけども所得税を本国に納税する義務はありません。しかしアメリカ大統領選への選挙権はないけどもパスポートはアメリカのもの、という…日本人から見るとやや理解しにくい状況ではあります。
そんなプエルトリコでは基本、三つの勢力と言うか考え方があります。アメリカの「州」に昇格して正式なアメリカ国民になろう、とする派。いや、プエルトリコはプエルトリコとして独立して一国となるべき、という派。いやいや、今のような立場でもいいからさらに自治の権限を勝ち取って行こう、と主張する派。↑今回は「州昇格」を目指す派が知事になったわけです。
…こういうとこ、かのチベットに似ている、かも知れませんが…「独立」「昇格」「高度な自治」を目指す辺りが。むしろ、こういう地域てのは世界の情勢や歴史からすれば当たり前なのかも知れません。きっちりかっきり決まった国境線やら境界やらがある、と考える方が間違ってるんかなー、と。
日本だってそういう問題を全然抱えてないってわけではありませんし。…国同士、いや国と地域間での問題てのはどうしても色々複雑になってきてしまうもんではあるんですが。
07:48 AM | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
12/31/2008
二つほど 12/31
今年も残すところあと一日。そんな時節?に乗った?お話で二つほど。
一つ目。大雪、システムダウン、人身事故…と東北や東海道新幹線でダイヤの乱れが続発…。
→Yahoo!国内トピックス:交通情報
自分は別に新幹線はこの時期も使わないんで、直接何かあった、というわけではないんですが。ただ…こう続くとなあ…なんか、心配になってしまいます。特に例の新幹線総合システム「COSMOS」のシステムダウンは…と。実際JR東日本は関東運輸局から警告受けたりしてますが。前日の雪の影響で一部データ書き換えた時に何らかの不都合が出たのでは…とも言われてますが、さて。
今度はいわゆる「Uターンラッシュ」が始まるわけで。今年末から来年アタマまでは結構休みが多い、ということもあって分散が進んでJRはそれほど混まない(でもクルマは渋滞が予想されてるとか)らしい、とかそんな予想もありますが。…無事に運行されることを切に願っております…。
二つ目。「年賀メール」にご用心(Yahoo!:毎日)…いや、正月に来るメール全部がそういう悪意に満ちあふれたメール、というわけではないんですが。普段来ることのない人から来る機会も増える時期ですんで…注意が必要、ということではあります。
基本的には信頼の置けるアンチウィルスソフトが入っていれば問題はないのでは、と思うのですが…。
そういうソフトだって100%安心、というわけではありませんし。自分はプロバイダ側のフィルタでそういう系のメールは弾いてもらってますけど時々は「オイオイ」なメールが届いたりはします。そうなると削除するか受信するかは自分で判断しないといけません。大事なメールだったりしたら大変なんですが、大抵は「いらねー」メールなわけで。…まあ、ほとんど表題が日本語でなかったりするんで問答無用で削除することになるんですが。
それでも何らかのミスで受信・開けてしまう…というケースもなきにしもあらず。こういうのはできたら親しい友人間では「元旦にシャレでもファイル付きメールは送らない」とか決めておいた方がいいのかも知れません。実際はかなーりコワイもんだ、というのを周知させるきっかけにもなりますし。
…ということで?今年もありがとうございました。…来年もどうか、よろしくお願いいたします。
それでは皆様良いお正月を~。
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12/25/2008
二つほど 12/25
「一応、定番?」で二つほど。
一つ目。「もみじマーク」の義務化撤回(Yahoo!:時事)…75歳以上の高齢運転者に車体への貼り付けが義務付けれられていたマークであります。ま、初心者の「若葉マーク」に対して「枯葉マーク」なんぞとも呼ばれてたのは確かですが…「いじめ」ってほど大きな動きがあったのかどうか、となるとちょっと疑問だったりしますけども。
昨年義務化が決定して、今年6月の道交法改正時に施行、という流れだったのですが…義務化に対してあまりいい意見が出なかったりしたもので「じゃあ、今年一年は貼ってないクルマがあっても取り締まらないよ」という珍妙なことになってました。…違反であっても取り締まらない、軽く注意するだけ、という…ある種警察が抜け道使ってもいいんかい状態ではあったのですが。
しかも今回の「撤回」も再び改正案を出して条文なりを削除、ではなくて付則をつけて「コレはしばらく適用しないからね」というものに。…なんだかまたなあなあで済ますのかなあ、とやっぱり一種不安になりますが…。
…実際はこういう例って多いのかなあ、と思ったりもします。条項にはきちんと書いてあっても付則やら何やらで「あ、コレナシね」ってのは。明記されてあっても実際は全然活用されてない、てのよりはまだマシなのかも知れませんが。
二つ目。Get'im!! サンタクロースを捕まえろ!…Official NORAD Santa Tracker
これも何年か前からこの時期には「追跡」してきた行事?なんですが。でも最近は全然リアルタイムでは「追跡」してないなあ…。
NORAD(北米航空宇宙防衛司令部)はその名の通り北米(アメリカ・カナダ)の空を守る立派な軍事組織であります。そのためさんたくろーすなんぞと言う未確認な飛行物体も当然捕捉済みなわけで…世界のどこにサンタさんがいるか、ということも分かってしまうわけです。
…「北米」の組織がなんで全世界の空の詳細まで知っとんのや…というツッコミは、まあ、ヤボってことにしといてください…。
英語だけではなく日本語を含む複数の言語版があるので英語分かんなくても楽しめます。…以前は、なんかどっかアヤシイ日本語(それはそれで逆に雰囲気あったんですが)だったんですが、最近はきちんと?したのに変わってるようであります。
やっぱ、こういうのはリアルタイムで楽しんだ方がいいのかも知れません。来年こそは…「追跡」できるかなあ…?
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12/24/2008
二つほど 12/24
世間的には「くりすますいぶ」とか言うらしいですが…まあ、こっちはこっちでだらだらと二つほど。「分かるような分からんような」で二つほど。
一つ目。外国人観光客からの、日本人も驚くような日本観光に関する質問の数々(iza!)…まあ、分かるような気もしますが。アメリカの西部行ってカウボーイに会いたいとか(そんなん今はいねーよ)、どっかの浜へ行ったらみんなすっぽんぽんなんだろ(どこの話だプライベートビーチか)、とかそういうなんかどっか違う質問てのは日本人でもやりそうではあります。
それでもこういうのはお国柄が出ていてある意味非常に興味深いものがあります。
例えば「地震」ですか。これは世界では本当に、一切「地震」というのを経験したことがない人たちが存在しています。いわゆる環太平洋という…日本を含んで太平洋に面している地域、というのは問答無用で地震の影響下にありますし、活発な火山帯があるとかそういう地域なら当然地震はあるんですが。そうではない地域。アメリカのど真ん中とか地層的にも安定していて地震はまず起きないんだとか。そうなると…アメリカはカリフォルニア州のある西海岸は地震多発地帯なんですが、ちょっと東へ行くと今度は地震の全然ない地域になっちまうわけで。…日本だと一国あげて地震対策できますけど、こういう状況だとなかなか進まないもんなのかも…とか思ってしまいます。全然経験したことないのに対策ったって、ねえ? と。
まあ、地震だけに限らず色々と出てきてしまうのは仕方ないんですが…築地の件とか。その辺相互理解で簡単にどう、というわけにもいかないもんではあります。
二つ目。九州の金券ショップで年賀状値崩れ(Yahoo!:西日本新聞)…買取りが一枚30円台ですか。品物があふれれば値が下がるのは当然なんですが…さて。
未使用の年賀状を金券ショップに売る、という行為そのものは別に違法じゃあない、と思うんですが…たしか郵便局持って行ったら手数料いくらかで引き取ってもらえたような。丸々一枚50円で返ってくるこたないと思うんですが…それをしないってことはやはり郵便局関係者なんだろうか、と。例え自分とは関係ない郵便局であってもなかなかそういう用件では行きづらい、とかそういうとこでしょうか…。
となると何のための「販売ノルマ」なんだか。一人あたり何枚さばくように、と現物渡されてあちこちへ飛び回るのか、あるいは販売促進イベントとかやって企画人数分ははけるようにする、とか。そういう風にやってるのかも知れませんが…。
こういう「ノルマ」てのはどうも受け付けない方で。そもそもなんで年賀状にノルマが必要なのか…理解できん。
販促活動はいくらやっても問題ないと思いますし、そういうことはどんどんやるべきだ、と思います。が…「必ずこれだけはかないといけない」と結局は自腹で購入とか…そんなことになったら意味ないですし。それで「数字が上がった」とか喜ばれてもなあ…空しくないんですかい、と。
…多分に日本的だなあ、という気もしますが。時期的に忘年会シーズンなんですが…「誰も望んでいないのにやる忘年会」ほどつまんないもんはないんじゃないんですか? メンツも重要なんですが方向間違えると悲劇どころかただの狂言まわしで終わってしまいそうで…見てる側からしたら滑稽にしかなりませんが。
10:54 AM | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
12/20/2008
「ネ」の衰退
来年3月のダイヤ改正で「富士(東京-大分)」「はやぶさ(東京-熊本)」の全廃確定(Yahoo!:時事)…これで「東京発」の通称「ブルートレイン」は全て消えることになります。
「ブルートレイン」てのは定義もいくつかあるんですが、まあ、フツーに考えると「客車寝台車で青い車両を使ってる」てなとこでしょうか(…これだとまたちょっと違ってきちまうかな…)。そのため「東京発」「寝台列車」だとこれで全廃、ということにはならなかったりします。青系の車両でもなければ機関車が引っ張る客車でもないんで「ブルートレイン」とは呼ばれていませんが…。
→ブルートレイン(日本)(Wikipedia)
→夜行列車(Wikipedia)
前に「さくら」辺りが廃止される頃にちょろっと書いたような記憶もありますが。
親の実家が九州とかその辺なのでガキの頃「おばあちゃんちにいく」と言えばブルートレインでした。「さくら」「あさかぜ」「みずほ」…と乗ったもんですが。皆が寝静まった頃に通路の壁から引き出す椅子(後に喫煙席だと知った…)に座って流れ行く夜景を眺めてたもんです。あの時に感じた独特の透明感てのは今でもしっかりと覚えていたりします。
その後も何度か乗ることになるんですが。当時日本最長だった「はやぶさ」に乗って鹿児島まで行ったこともあります。帰りも「はやぶさ」だったんですが、発車時刻を大幅に勘違いしてなんとかぎりぎりで乗り込んだ…とかそんな思い出もあったりします。
そもそもは高度経済成長期だったのかなあ…とか個人的に思ってたりします。日本国内をあちこち移動する機会が増えて。当時は飛行機も自動車も今ほど整備されてませんからまずは列車で…となる。「夜行列車」ができたのも当たり前の流れだったのかも知れません。昼間より高速で移動できる夜行列車。じゃあ、外国にもあることだし寝台をつけてみようか、と。
で、大ヒットして(水島新司のドカベンシリーズに夜目の効く「ブルートレイン学園」の野球部、てのが出てきますけどあれは当時大変に人気があって水島氏の家族も好きだったからだ、という話も)…本数も増え…たくさんの乗客も運ぶようになったんですが…。
それから交通・移動手段は変化に変化を重ねていくことになり…やがて採算の取れなくなってしまった号から順次廃止へ、ということになってしまいます。…さびしいもんですがこれも時代の無常さ、というやつでしょうか。これから半世紀経った未来はまた違った「無常」があるかも知れんのですが。
タイトルの「ネ」とは列車の分類記号の一つで「寝台車(つまりはネる)」を意味します。最近はこういうのがつかない分類も多々あるんですが。それでも「ネ」が付いてれば寝ることのできる列車、ということで。…これが全廃になる、というのは…あり得るんだけどまだまだ先だろう、もうしばらくは残ってくれるだろう…と期待していたりします。
03:51 AM | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
12/09/2008
どっちでもいいってわけには
いかないんでしょうなあ…。
ギリシャvsマケドニア、国名論争まだまだ続く(iza!)…「マケドニア」の名は紀元前のアレクサンダー大王の時代に隆盛を誇った国の名前。当時はギリシャも支配下に置いていたため(むしろ統合と言うか吸収と言うか同化と言うか)現ギリシャの「マケドニアはギリシャの一地方」という主張も分からんでもないんですが。
→アレクサンドロス3世(Wikipedia)
「古代」マケドニアはアレクサンダー大王の死後分割、そのうちの一つが現・マケドニアになってるわけですが…民族的に「古代」とは繋がりはないんだそうであります。
古代マケドニア王国のアレクサンダー大王と言えば東征による「東西融和」でも知られています。
地中海から東へ東へ…とその版図を広げて行ったわけですが、行く先々には当然ですが自分たちとは全然違う文化があります。宗教的にも人種的にも様々。古代マケドニア軍は非常に強力でそういった各地を平定していったんですが…そこで取る選択肢は二つ。自国の文化を押し付けるか相手の文化を取り込んでしまうか。
…結果として後者を選び、東端の日本にまで影響を及ぼす「東西融和」文化が生まれることになったわけであります。
…実際のとこ、どうだったのかな…と思うことはあります。これ、その当時からしてもかなり珍しいと言うかなかなか受け入れられない考えだったんではないかなー…と。普通は征服した土地に勝者側の文化を持ち込んで、敗者側の文化が同化はしていくけども勝者側の色が濃く残ってしまう、ということになるんではないかと思うのですが。
もちろん古代マケドニアのだって勝者と敗者半々てわけでもないのでしょうけど。…当時は非難とか反発とか結構あったんでは…とか。
一つには時間もあるのかも知れません。紀元前、ということでざっと2000年以上。それだけ経ってしまえば当時は突飛なことでも少しずつ受け入れられていって何とかカタチになっていくもんではないか、と思うのですが。
国家間の問題てのもそういうものかも知れません。…時間が経てば色々と変化していく…すっぱり解決とかそういうのではなく。少しずつカタチを変えて皆に浸透していくもんなのかも知れないなあ…と。
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11/21/2008
あのガイド本
ミシュランガイド東京、今日発売…駅前の本屋でも売っているようで、前を通りかかったら店員サンがマイク使って宣伝してました(そういうお店なんです)。…まあ、それでも買いませんでしたが…外食しねえもんなあ、自分。
→Yahoo!経済トピックス:ミシュランガイド
「ミシュランガイド」とは簡単に言えば「グルメガイド本」であります。ミシュラン、と言えばフランスのタイヤメーカーとしても有名ですが、そのタイヤを消費してもらう→車で出かけてもらおう→じゃ、美味しいレストランを紹介しよう…ということで始まった、とされています。
単なる紹介だけではなく三ツ星が最高となる「星」による格付けなどもあって、選ぶのに参考になるようになってます。なお、レストランだけではなく観光地の格付けもやっていて、去年は高尾山が選ばれてその効果が出てる…なんて話もあります。
ミシュランガイド東京は去年から発売されるようになりました。アジアでは初の「ガイド」ということで人気も高まっているのですが。
世界的に権威あるガイドブック。ということで注目を集めているのですが…。
それでもなんだか不満?と言うか反発?と言うか。そういうのがあるのも現状だったりします。調査はいわゆる「覆面調査員」…つまりは身分を明かさずにフツーに客として来て(一回だけではないそうな)評価を下す、ということになります。もちろん日本人調査員もいるんですが…割合としては日本人の方が多いらしいのですが…やっぱりそこはそれフランスの企業ですんでそっちの意向が強くなるんではないか、フランス人の日本文化が理解できるんだろうか…という声はあちこちから聞こえてきたりします。
そりゃあ、日本人がフランスはパリのレストランガイド作って格付けしたりしたらあっちの人はどう思うんだ、あんまり良くは思わないだろう…というのも分からんでもないんですが。
…その辺はあんまし気にする必要ねえんじゃねえの? てのが個人的な感想で。フランスから見た日本のレストラン観と言うかちょっと違った角度から見た日本、てのも見えてきてそれはそれで面白いんじゃないのかな、と。もちろん日本にだってこういうガイドブックはたくさん存在してるわけで。そういうのと見比べてみるとまた違った発見もあるんではないかなー…とか思うのですが。日本の料理文化は日本人にしか理解できるはずねえ、とかそんな料簡の狭いこと言わんと、もっとおおらかに構えてもいいんじゃないのかな…と。
ただ…こういう権威ある本に載る、ということで商売としてのレストランは大変に影響を受けることになります。当たり前ですが三ツ星もらったらお客さんも増えます。去年三ツ星だったのが今年は二ツ星、てなことになったら客足が遠のく可能性だってありますし。
中には降格されたことを苦にしてシェフが自殺…なんてケースも他の国ではあったりしますし。そういうとこはどうしてもシビアになるんで、やっぱり気にするところは気にした方がいいのかなあ…とか、そんなことも思ってしまいます。
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11/03/2008
変わりゆくもの
東京は神田にあった「交通博物館」が閉館したのは2006年5月14日。一部は「鉄道博物館」として埼玉の大宮へ2007年10月14日に「移転」しましたが…では神田に残った施設はどうなっているのだろうか、と(iza!)。
…一部は取り壊されたりしてるようですが、実はここは「遺構」と呼んでもいい施設なんだそうで。旧万世橋駅の跡地に新設されたそうなんですが、実際は当時の「遺物」をかなり残した建設だったようで…完全にサラ地にしてしまってから建設したわけではないんだそうであります。
それ故に手狭になって近代的な設備(エレベーターとかバリアフリー対応設備とか)を増設できずに「移転」ということになってしまったのですが。
→交通博物館(Wikipedia)
一回…だったかな、何かで行った記憶はあるんですが…何だったっけ、誰とだったっけ…?
大宮の「鉄道博物館」も一度行ってみたいなあ、とか思ってるんですがなかなか行けなかったりします。鉄道、と言うか最近は飛行機にも興味が湧いてきて(見るのは好きだったんですけど、高いとこがあんまり得意ではないので、前はそれほど乗りたいとは思ってなかったりして)それこそ「交通」博物館なら同時に知識欲を満たすこともできたのでしょうけど…「鉄道」だけでも結構満足できそうな気はします。
対して自動車はあんまり好きじゃなかったりします。自分で「動かす」ことは好きな方なんですけど、「乗っけてもらう」…「遠慮なしに乗っけてもらう」ことの方が実は好き、なのかも知れません。例えば知り合いにクルマに乗っけてもらうとなると、どうしても遠慮を感じてしまいますが、鉄道や飛行機ならプロが操縦するわけですし、そういうことは感じません。ちょっと、微妙なとこですけど…なんだかそういう感覚が一番近いような気がしてます自分の鉄道飛行機好きてのは。
あるいは自動車(そのものと言うより乗ってる人たち)にはあまりいいイメージがなかったりするから、なのかも知れませんが…。
でも自動車の歴史は好きだったりして。この辺、どうもアマノジャクではあります。
万世橋の「遺構」も…どうにかして保存とかできないもんだろうか、と思っておりますが…なかなか難しいものなんでしょうか。移動できる資料はどこかで保管できますけど、移動できない「遺構」となると。公開とまでは行かなくても最低限の維持管理だけ、とかそういうのでもいいんでは、と思うのですが…。
04:39 PM | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
10/18/2008
でかい地図帳
オーストラリアの出版社ミレニアム・ハウス社がタテ61cm×ヨコ47cm、重さ30kg超のでかい地図帳を出版(CNN)しました。厚さに関しては記述がないんですが、↑記事中の写真見る限りでは相当なもんではないかと。
…赤ん坊と一緒に撮影、と言うのは比較としてはなかなかにインパクトのあるものではあります。やっぱ、でかいなあ…。
この地図帳「EARTH」はその名の通り世界中の地理はもちろん、歴史や文化まで網羅しているとのこと。
地図帳、と言うとなんだか学校で使う薄っぺらで地理だけしか載ってない(白地図なんてのもありましたっけか)ようなイメージがありますが、結構色んな種類があって色んなことが載ってるものも多かったりします。…もちろんピンからキリまでたくさんあるんですが…専門書のように多量の詳細な情報を求められるものだとそれこそ天井知らずにお高いものもあるような。
今回の「EARTH」も豪華版は日本円で約56万円(廉価版?は約35万円)。
…結構興味あるんですけどねえ…こういう本は。しかしそこまで出せる余裕はないし…第一ンな本、どこに置けばよいのやら。
ところで地図帳のことを「アトラス(atlas)」と言いますが、これは元々はギリシャ神話で天空を支える役目を負ってしまったアトラスという神に由来しています。…1595年にメルカトルという人物の息子が、前年に亡くなった父の遺志を継いで世界中の地図を統合した地図帳を完成させます。その名前が「アトラス」で、父の遺言によってその名前になったんだとか(当時は地図帳の表紙には天空担いだアトラスの絵を載せてたらしいんですが)。
その影響で「地図帳=アトラス」となった、と言うお話ではあります。
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10/11/2008
片方だけで仔ができる
サメの「処女懐妊」、2例目を確認(CNN)…とは言ってもオスのサメがタマゴを持ってたというのではなく(当たり前ですな)メスのサメが死んでしまって、解剖してみたら子供がいた(サメにはタマゴではなく仔を産む種類があります)…ということであります。ただし、このメスは同種のオスとの接触が長期間なく、他種のサメとの仔かも知れない…となっていたんですがDNA鑑定の結果メスだけの遺伝子を持っていることが判明した、とのこと。
…実はこういうケースてのは結構あるんだそうで。雌性繁殖とか言うんだそうで。魚類や爬虫類や両生類で相当数確認されているんだそうであります。
サメではありませんが魚の中には一定の条件を満たすと雌雄が逆転しちまうのもいたりしますし(カクレクマノミとかクロダイとか)「オスメス」のくくりなんてのは曖昧なもんかも知れません…が、片方だけで繁殖できるてのは…なんだか意味があるようなないような気がしてしまいます。
日本でも似たようなのがいます。前にも書いたよーな記憶があるんですが…ギンブナというやつで。淡水魚としては非常にポピュラーな種で、どこにでもいます。
が、ある地域以外にはほとんどオスがいない種ではあります。…それでも繁殖しないと生きていけませんからメスはタマゴを生みます。生むには生むんですがその時に他の種のフナなどの精子に接触することで卵の発生が始まります。でも、その他種のオスの精子と「受精」したわけではなくただのきっかけに過ぎず、生まれてくるのはメスのギンブナばかり。…クローンと言うと若干意味合いが違ってきますが元々の資質は全く同じの魚が生まれてくる、という習性になってます。
…なんでこうなったのか、一説にはこのギンブナは三倍体というやつでこれは雑種の特性でもある。その雑種が生き残るためにこういう性質を会得したのではないか…と。実際のとこはまだまだ分かってないのですが。
ただ…これも前に書きましたバナナのお話。実は農園などで栽培されて出荷されているバナナのほとんどは株分けで増やされたものです。…つまりはこれもクローン?状態なわけで、みんながみんなほぼ同一の遺伝性質を持ってることになります。つまり、病気などが流行ったら一気に絶滅してしまう恐れもある…と、そういう警告が出されたこともあります。
↑のサメもギンブナもそういうとこ危ないな…と。言い方が大変に微妙ですけど、単細胞生物が細胞分裂かましながら自分の複製作っていってる…と、そういう風にも言えてしまうわけで。せっかく違った遺伝子混ぜて仔の獲得性質を変化させられる機会があるのになあ…と変なところでモッタイナイとか思ってしまうわけであります。
12:28 PM | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
10/10/2008
二つほど 10/10
昔は今日が「体育の日(東京オリンピック開催の日にちなんで)」だったんですが。…というわけ?で体育とは全然関係ないお話で二つほど。
一つ目。重金属など廃棄物を「食べる」ミミズを発見(Yahoo!:ナショナルジオグラフィック)。
「食べる」と言っても有害な物質を分解してしまうわけではなく、若干手を加えて植物が吸収しやすくする…というもののようで。その植物を刈り取って処理すれば土中の有害物質を取り除くことができるわけです。ただ、どうも記事の内容からすると「ホントは人工的に処理した方が早いんだけど…」と。そのミミズと植物を放って殖やして刈り取るにはやや時間が必要なようではあります。
それでもそういうミミズが出てきたってことはそういう環境が増えてきているから、という見方もできるわけで。普通のミミズ放したら即死してしまうような環境で行き続けられるてのも…進化にしちゃスパンが短すぎるような気がしますんで、激しい適応とかそんなところなんでしょうか…。
二つ目。指定席券は事前に売り切れたはずなのに空席が(Yahoo!:河北新報)…関係者にとっちゃかなり複雑な心境だったんでは、と。完売できた喜びと空席目立つ落胆と。
これは10/1に仙台のイベントで観光列車とSLが走ったんですが…どうもキップ買った人の中に乗る目的ではない理由で買った人がいたみたいで。あるいは途中下車してキップ手に入れるとか。途中下車有効の乗車券を持っていれば別に違法でも何でもないですし、実際そういう記念としてキップ買うことも悪くはないんですが。
ただ、イベントなんだしなあ、と。何か理由を履き違えられてるようでやはりなんか違和感はあります。
「切符を売るたびに実際に乗車するかどうかを聞くわけにもいかない」(「」内↑記事より引用)というのはたしかにそうですし。なんか、皆が納得できる一番イイ方法というのはないもんでしょうか…?
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10/01/2008
今日から10月
ということ?で…色々変わります。小麦なんかの値上げもあるんですが…それはちょっと前に書いたんで、別のものをば。
まずは…「松下電器産業」から「パナソニック株式会社」へ今日、社名変更(Yahoo!:毎日)。これまでは社名が「松下電器産業」でブランド名「National」「パナソニック」だったんですが、これを統合。社名を「パナソニック株式会社」にする…というものであります。
…まあ、家電買ったり会社そのものに関係していないとあんまし実感のない話ではありますが。
それでも日本を代表する企業の一つではありますし。今後の発展を期待したいところではあります。
そして。後部座席のシートベルト、今日から取り締まり対象で違反の場合1点減点(Yahoo!:産経)…しかし地域によって取り締まりに差ができてしまう恐れもある、とのこと。
これもなかなかに難しいことになりそうではあります。地域で差ができてしまうのも問題なのですが…やっぱりまだまだ低い意識言うか、今までしてなかったのに的に違反が増えそうな感じではあります。そうは言っても、前の座席のシートベルトだって当初はあんまし受け入れられてなかったですし。でもここまで普及してるわけですし(ドライバーや同乗者の意識向上も含めて)なんとかなるんでは…とか、クルマ持ってない人間はお気楽に考えてしまったりしますけども。
さらに…富士山「初雪化粧」(Yahoo!フォト:毎日)。もうこんな時期になってきてるんですねえ…今年もあと3ヶ月だ…。
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09/19/2008
コイを食う
…と言っても自分、食ったことないんですが…鯉。
しかし弥生人はコイを養殖していた(iza!)とのことで。何のために飼うか、と言えばそれはもちろん食用のためであります。現在だともっぱら観賞用になってるような気もしますが…長野とかあちらでは郷土料理にコイがありますか。あ、そう言えば霞ヶ浦のコイ養殖ってどうなったんだろ…ちょっと前に鯉ヘルペスが大流行したんですが。
丈夫で頑健、何でも食べる上に成長も早い方。ただし、基本的に口が下向いてるんで底性のモノを喰らいます。…でも池のコイは浮かんだエサでも平気で食べますから、あんましそういうのは関係ないかも知れません。しぶとさに関しては、濡れた新聞紙でくるんでおけばしばらくは陸の上でも生きてる…とかそんな話もあります。試したことないのでホントかどうか分かりませんが。
「釣りキチ三平」で有名な矢口高雄氏のエッセイマンガにたしか「コイの稚魚売り」の話があったような。「三平」本編にも同じような話があったかも知れませんが…春先にコイの稚魚を農村に売りにくる人が毎年いたんだそうであります。
そのコイを買い取って休耕田なんかに放し飼いにして冬前に収穫。貴重なタンパク源になっていたようであります(大抵は真っ黒な鯉なんですが…たまにその中に色のついたのがいてそれが自慢だった、とそういう話もあったように記憶してます)。
…弥生人の養殖プロセスとあんまし変わらんような。ただ、弥生時代にコイの稚魚を専門に育ててる人がいたとはさすがに考えにくいので、その辺は例えば親をどっかでキープ(ため池とか)しといて稚魚をゲット…とか? 稲作と共に鯉養殖が広まったんならそういうこともあるかも知れません。
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09/09/2008
なんとかならんのかいな
大阪港で釣りが禁止になる?(iza!)…って、なんだそりゃ、と最初は思ってたんですが。釣りのできる防波堤などを港湾施設として指定するよう条例改正、そうなると無断立ち入りは5万円以下の罰金となるので当然皆が立ち入らなくなり事実上「立ち入り禁止」エリアに、と…。
そのエリアが大阪港でかなりの面積になるので釣り人にも業者にも相当の打撃を与えることになる、ということではあります。
コトの発端は人工島である夢洲での釣り人の転落死事故にあるんだそうで。遺族側が安全管理に問題がある、ということで大阪市を提訴。市側は争うつもりなんだそうです。が…現状のままだとどこに責任があるのかよく分からない状態(港湾施設だ、ということにして今後の責任の所在の明確化をはかるつもり)。さらに危険な場所にはフェンスや立て看を設置していてもフェンスを抜けたり壊したりして侵入する釣り人も後を絶たない。そういう人たちへ法的根拠を示すことによってのブレーキともなるのではないか…と。
…これじゃ自業自得になりかねないような。
たしかに昨今の釣り人(一部だと信じたいのですが)のマナーの悪さ、というのは大阪だけではなく各地で指摘されています。進入禁止地域に勝手に入る、なんてのは序の口で禁止されてる撒き餌を平気でばら撒く、ゴミを放置、などなど。
そういった面を改善する、と言われたらなんだか反論しにくいのも事実なんではあります。まあ…こういうのは釣り人だけの問題じゃないんですけども。なんだか日本人全体でこういう「マナー知らず」の割合が増えていっているような時代ではありますので。
…でもあれだけの区画が立ち入り禁止となると…普通に釣りを楽しんでる人やそれで食ってる業者さんは困ってしまうのもまた事実。何かいい妥協案、というとヘンですけど多少の規制はかかっても釣りが存続できるような案、というのはないもんなんでしょうか…それともなんだか限界迎えてしまってるような、そんな終末観?もあるにはあるんですが。
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09/06/2008
場違いなサル?
になるんだかどうだか。先月20日に東京は渋谷という都会のど真ん中に現れたニホンザルの若いオス、結局は逃げられてしまったが(iza!)…記事中「報道を見る限り、サルの方が一枚上手」(「」内↑記事より引用)と動物園関係者は苦笑してましたが、そういうのはあるかも知れません。…むしろそういう「専門家」に依頼した方がいいんじゃ…と思うのですが。前にどっかで「サル獲り専門」みたいな人がいてニュースに出てきてたような…そういう人から捕え方を習うとかそういうことはできんのだろうか、と。そりゃ、常駐してもらえてばいいんでしょうけどそういうわけにもいかないでしょうし。捕獲に不慣れな警察官がやるよりは専門のチーム、とまではいきませんけど兼任でもいいから専門的な知識持った人たち育ててもいいんじゃないんでしょうか…?
都会にサル。意外に思えるかも知れませんが…結構接点はありそうな。もちろん群で行動するニホンザルの、その群が常に都心やどっかにいる…というのではなく。近郊のサル生息地から飛び石伝いのように迷い込んできたんではないかと思われます。…サルだけじゃなさそうな、他にもそういうのはいそうではあります。
例えばこれは関西の例ですが、イノシシが町中に現れるそうな。サルは昼行性ですがイノシシは夜行性で、なかなか気づかれなかったり。そのため夜中にゴミ箱が荒らされたりはしますが姿を見たことがない、というケースもあるんだそうで。
…ンでもこないだ東京近郊でもシカやイノシシの被害、特に農産物への被害が増えてるって話をテレビでやってましたんで…そういう生き物が都心に現れる可能性は非常に高そうではあります。食い物も豊富で何より外敵がいない。ある意味理想郷にもなりそうなとこではあります都会ってのは…。
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08/29/2008
いきなり降る豪雨
昨日は東海・関東地方を中心にいわゆる「ゲリラ豪雨」がありました。…ここんとこ全国的にそういう雨が続いております。すでにいくつかの県では過去最高の降り方を記録したんだそうで…異常気象と言ってもいい事態になっているようで、特に都市部における被害が増えています。
ではその「ゲリラ豪雨」は何が原因なのか…実はまだ詳しいことが分かっていない、というのが現状であります。ただ、都市部にはヒートアイランド現象や舗装の多さを指摘する声もあるんだそうで(iza!)すが…さて。
いわゆる南国でよくある「スコール」なんではないか…と思ってますけど、あれとは若干違うものなのかな、と。あれも一気に大量の雨がどばっと降ってその後は文字通りウソのように止んでしまう、というものですし。実際、日本など温帯の熱帯化も指摘されたりしてます。…この「ゲリラ豪雨」もその表れではないか、ということであります。
その辺は、まあ、どうなんだろうか…とも思いますが。ここ数年…というより顕著だったのは今年なわけで。これが毎年毎年続くようになって日本の季節の風物詩になって夕立ならぬ「宵立(某お天気コーナーで言ってましたが言い得て妙ではあります。最近の夕立は降る時間が遅くなってるんだそうで)」で固定されるくらいになってたらそういうこともあるんではないか、と。
それでも…今年はガンガン降ってるのも事実ではありますし。実際問題としてあれだけ降られるとなー…しかもいきなりだし。さらに雷や突風も怖いところであります。昨日の夜なんか降ってないのに空気がねっとりしてて音のない雷が暗い空のあちこちでばちばち光っている、という…。
とりあえず?東海関東などの雨は明日くらいに一段落なんだそうで。でもこれから北日本などにも雨が拡大する、とのことですし…まだ気は抜けないようです。
→気象庁
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08/27/2008
かんこう
「観光」系大学が増加中、就職にも有利?(iza!)…最初ちらっと見出しだけ見た時には「大学の観光化?」とかとんちんかんなこと、考えたりもしましたが。
もちろんこのお話は最近の大学が~とかそういうのではなく。例えば旅行関係とかあるいはホテルの接客とか。そういう「観光」に関係した知識や業務を教える大学が増えている…ということであります。
要因の一つとして「観光庁」の設置というのがあります。
→観光庁の設置について(国土交通省)
地方とか中央とかではなく、国をあげて観光に力を入れる…「観光立国」を目指そう、というもので積極的に外国人観光客の誘致などを進めているとのことで。実際、外国人観光客は増えているそうで、こういう職種は今後も順調に伸びていくだろう…ということで↑のような「観光学科」設立や定員の上昇が増えている、ということなんだそうであります。
…個人的には…ちと、複雑なもんがあるのですが。そりゃあ観光そのものは別に悪くもなんともないですし、日本のいいところキレイな風景なんかを外国の方々に広めるのもおおいに結構なんですが。…どっちかと言うと観光よりも技術で「立国」して欲しいなあ、と。まだまだそういう分野でもいけるんじゃないのか日本、とか思ってしまったりして。
いや、政府が技術関係は全く無視してる、とかそういうことではないのです。そっち関係にも補助や援助はしてますしたくさんの優秀な技術者も世に送り出している。…でもなんか一抹の不安を感じてしまうと言うか何と言うか。
「知識は入社後でも身につく。採用は人物本位で出身学部は関係ない」(「」内↑元記事より引用)
という旅行会社のコメントにもうなずいてしまったり。…別に大学まで来てそういうこと教えんでもいいんではないか、もっと専門的なこと教えた方がいいんでは…とか思ってしまったわけです。
大学も生き残りキビシイですから色々やらんといかんことは分かってるんですがね…。
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08/26/2008
結構ありそうな問題
1871年の廃藩置県以来140年近くも確定していなかった「県境」ようやく合意(Yahoo!:毎日)…青森県と秋田県双方にまたがる十和田湖のことで、現在は地図によっては空白になったりしてます。なんで空白か、と言えばそれは両県が「うちのもんや」と主張していてかみ合わなかったからで…それが合意、というのは全国のテストケースになるのかも知れません。結構あちこちでありそうですし。
実感ない方は「別に県境なんか決めなくても十和田湖は十和田湖だし、ええんちゃう?」と思うかも知れませんが、そう単純にもいかない問題であったりもするんですよねえ…。
たしか「十和田湖町」ができた時もモメていたような、そんな記憶があるのですが。
モノがモノですんで、地元の方々には愛着があるモノになります。自分らが生まれる何代も何代も前からずっと見てきて親しんできたモノなのに…所属する自治体とは違っているなんて、という一種強すぎる郷土愛から来る混乱、とでも言いましょうかあるいは独占欲?みたいな。
…気にならないヒトにはたしかに気にならない問題になっちまうのかなあ、こういうとこ。別にどっちでもいいやん、と。
しかし…実はもう一つ懸案があります。…地方交付金。中央から地方へ渡されるお金なわけですが、これには「自治体の面積」も加味されます。今、ここで十和田湖のうちどれくらいがうちのもん、と決めておけば(現在のように白紙だと交付金の対象にはならない)少しは増えることになります。どこの自治体も財政難ですから、これは大きい。しかも歴史的合意となれば注目されて知名度もさらにアップ…。
ま、実際にはこれもそう簡単にはいかないのでしょうけど。それでも地域活性の一つの方法でもある、のかも知れません。
…そしてこういう問題は十和田湖だけではなく。富士山もそうですし、他にも色々。国内だけではなく国際的にも色々あるもんではあるのですし。
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08/19/2008
なっとう
一頃は某眉唾モノ情報番組のせいで品切れまで起こした納豆ですが。最近は「納豆さえ食べていれば全てOK」みたいな情報も流れていないらしく、スーパーなどでは普通に買うことができるようになってます。…あの頃はスーパーの納豆の棚がガラガラ、とかよくあったもんですが…。
その納豆。ミツカンがフィルムやたれの小袋を撤去した商品を発売(iza!)する、とのことです。発売は来月9/1。
最近の納豆てのは白い容器(白限定というわけではないのですが…スチロールやプラスチックの小皿のような容器が一般的ですけども)に納豆が入ってて、その上にフィルムが張り付いている…というのが普通の光景ではあります。このフィルムが何をしているかと言えばそれは乾燥防止のためとフタにくっつかないようにしてるわけで。あるいは横や逆さまになってもズレにくくなる。そして「たれ」と「からし」が親指の爪くらいの小袋に入ってます。
…食べようと思ったらフィルムをはずして「たれ」と「からし」をかけて…となるんですが、フィルムは納豆にくっついてますし小袋は小さすぎて開けにくい。以前生活の知恵的番組で「納豆のフィルムを簡単にはがす方法」てのをやってた記憶が。鍋のフタを逆さまに置いて、その真ん中に納豆のパックを置く。フィルムをつまんで少々持ち上げフタを回転させると取れやすくなる…とかそういう感じだったと思うんですが…そこまでしたくなるほどめんどいものではあります。もちろん小袋も。思い切り裂けてしまって中身飛び散り…はもちろん、なかなか開かなくて四苦八苦、という経験のある方も多いかと。
↑の商品は容器の形状をフィルムがなくても大丈夫なように改良。さらにしきりを設けてそこへゼリー状のたれを、と。からしは廃止してしまったとのことで。これで従来のめんどくささが解消できるとまた納豆は違った方向へ進む…のかも知れません。
納豆てのは非常に安価で自分も重宝してます。特に金のない時は。ただ…続けると飽きてきてしまいには二度と見たくなくなってくるのでなるべくインターバルを取るようにしてます。連続は三日まで、とか必ず一日は別のものを用意するとか。…調べてみると色々バリエーションの効く素材ではあるんですが、なぜかそのままご飯にかけてしまいます。その方が簡単だから、というのもあるんですが…洗い物が少なくなるから、というのも大きいところではあります。やっぱり落ちにくいんですよね、あのネバネバ。
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08/05/2008
おすすめサイト「ネット上」
ちょっと気になった「サイト」を紹介してみようかな、と。今回のネタ?は「ネット上」ということで。インターネットでこんなこともできますよ、てなことで…。
最初に「Google マップ ストリートビュー」
これは「Google Earth」なんかのサービスに近いもので、実際の(とは言ってもさすがにリアルタイムではなさそうですが)道の様子を見ることができます。…細かいです。非常に。その道をホントに移動しているような気分にさせてくれますけども…いいんだろうか? こんなことまでして…? とちょっと心配になってきたりして。肖像権とかプライバシーとかそういうのに関係してしまいそうではあります…。
現在見れるのは関東圏・関西圏・仙台・函館・札幌のみとなってます。今後増えるのかどうか…さて。
次に「ブログ通信簿」
文字通りブログを五段階で評価?してくれるサイトです。…まあ、そんなに厳密なものではないようで。最新記事10件からいくつかの項目を調査…というものです。ちょっと前に某ニュースサイトで取り上げられてから評価してくれるのは一日一回のみになってます。
…なんで二つあるか、と言うとこれは何回か試してみたからで、内容によって左右されてるのが分かるかと。…年齢もバラバラでしたし(20代から50代まで)タイプも目指すものも結構違ってましたが。でも共通してるのが「もっと自分の意見を…」という辺りが。そりゃあ、ま、日記みたいなもんですから主張ってのもなあ…とか思ってしまいましたが。
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08/02/2008
大体一週間くらい
なんでしょうか、夏休みと言うかお盆と言うか。
今年のお盆の指定席予約状況、下りは9日・13日、上りは16日・17日がピーク(Yahoo!:JIJI)…これはJR各社からの情報、というやつになります。
→Yahoo!国内ニュース:交通情報
列車ではなく自動車で…という人はまた別の情報ということになりますか。ただ…昨今のガソリン値上げなどからこっちはかなり混雑が緩和されるんではないか…という予想もできますけども。それでもやはりある程度のラッシュは覚悟しておいた方がいいんでは、と個人的には思っております。クルマの所有台数がいきなり減った、とかそういうことではないわけですし。
8/9くらいから皆、都会から地方へと移動、そして一週間くらいしてからまた戻る…というパターンになりそうなんですが。
自分が今住んでるところはこのパターンにもろハマってます。ホント、期間中は人が減ります。特に分かりやすいのがクルマの量で、文字通り盆と正月にはその減りが実感できたりします。…音がしなくなるんですよねえ…昼間出歩く人の量も減るんですが、何よりクルマの音が。夜になると森閑…とした時間が普段より長くなったりします。
それでも今年はやや違った様子になるのかも知れませんが。クルマよりも列車の方が増えそうですし、そうなると去年以上にクルマが減って…って、なんだか↑さっき書いたのと違ってきてますな(汗。ええと、普段からクルマの数が減ってきてるんでお盆でさらに減るってことはあっても、高速道路などのラッシュは規模は小さくなってもゼロにはならないのでは…とかそういうことではないかと思う、ということではあります。
…以前住んでた地域はこれとは全く逆のパターンだったんですが。この時期になると県外ナンバーが増えまくって普段とは違う、騒々しい雰囲気になってましたが。
まあ、でも、夏休みとかそういうのは自分、ここんとこ無縁なわけですが。まとまった休みてのも似たようなもんなんですが…この辺、どうにかした方がいいのかなあ…。
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07/16/2008
二つほど 7/16
なんやかんやで二つほど…。
一つ目。オランダ。今月1日から飲食店での喫煙を禁じる法律が施行されたそうなんですが、それに対抗して「うちでは喫煙は宗教的行為だから問題ない」とするカフェ店主が(iza!)…色々考えると言うか何と言うか。ここまで来てしまうと宗教観と言うか…宗教とは一体何だろう? とかそういう方向へ行ってしまいそうな気もします。
日本とオランダですから違いは出てくると思うのですが。
日本のように宗教観が多岐に渡るケースもありますが(ヒトによっては信じられないんだそうで…節操ない、と)オランダはどうなんだろう…? キリスト教のプロテスタントなので結構解釈に幅があるようで、一宗派として↑こういう「宗教」は認められる…んだかどうなんだか。司法の判断とか待った方がいいのかも知れません、こういうのは。
二つ目。台風7号(カルマエギ)が発生、7/16 15:50気象庁発表によれば「マニラの北北東 約600km」に位置し中心気圧は「985hPa」で「北に時速15km」で進んでいる…とのことです。
→気象庁 | 台風情報
現在位置が本州とはだいぶ離れているので「まだ大丈夫じゃねーか」とか思ってしまいそうですが…すでに先島諸島はその影響範囲に入りつつあります。しかも予報円がなんだか少しずつ東へズレて行ってるような。となると本州への影響も、今すぐではありませんが今後あるんではないか…と。
実際、どーもこの「海の日」含む三連休には何らかの影響が出る可能性も…。
特に海上は台風が遠くても危険な場合が多くあります。皆様、どうかお気をつけて。
04:49 PM | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
07/14/2008
100年とちょっと経ちました
「何が?」と言うと…「ツングースカ爆発」から、です。ロシアはシベリア中部ポドカメンナヤ・ツングースカ川上流で1908年6月30日に起きた大爆発なのですが…いまだにナゾの多い爆発として知られています(CNN)。
→ツングースカ大爆発(Wikipedia)
なんせ100年経ってますから「隕石衝突説」「謎の天体落下説」「UFO墜落説」などなど様々な仮説が上がってきてるんですが…いまだに「コレ」というのがない、というのが実情でもあります。
「爆発」のあった地域、当時は「ロシア帝国領」でした。
ご存知のように今は「ロシア連邦」になってますけどその前は「ロシア共和国」でした(1992年「ロシア連邦」に確定)。その前は…「ソビエト連邦」で当時は世界有数の社会主義国家で、こっちもまた色々あったんですが主権国家としての完全独立は1991年(ちなみに格闘ゲームの草分け「ストリートファイターII」に出てくるザンギエフの出身、最初は「ソ連」で赤い国旗だったんですが…その後ソ連が崩壊、続編では「ロシア」で現在の国旗になってる、という…ゲームでナマの歴史を体感できたりしてたのですが)。
ではその前は、と言うとロシアは王政でした。最後の王朝をロマノフ朝と言い「爆発」があった時の王朝でもあります。その「爆発」の3年前の1905年にはすでに労働者のゼネストも起きてましたが…第一次大戦中の1917年にニコライ2世が退位して革命成立、「ソビエト連邦」となってその後1991年まで社会主義国家として運営されていくことになります…。
さらに1904年には日露戦争などもあったりして。1908年というのはそういう国家レベルでの混乱がたくさんあった頃ではあるわけです。…そんな時に大爆発があったからと言ってわざわざシベリアまで調査なんかに行けるか、という状況だったんでしょうか…。
結局本格的な調査は1920年代、つまりはソ連としての国情も安定してきた頃になってからでした。もっと早くなんとかならんかったんかなー…と。
…まあ、今さらそういうことを言っても始まらんわけですが。世情に影響されない事象なんてあるわけもないですし。ただ…なんかもったいないなあ、と。きちんと直後に調べていたらとんでもない発見なんかがあったかも知れないと思うと、ちょっと。
しかし。それも部外者の勝手な郷愁ではあります。爆心地に最も近い町では100周年を記念してイベントやるみたいですが…「いん石の破片やら宇宙人らを探すのはもうやめて、天然ガスや石油でも掘ってくれたらいいのに」(「」内↑元記事より引用)てのが現地の人の本音のようで。
たしかになー、そっちの方がいいよなあ…もう100年も経っちまってるんだしなあ…そろそろいい区切りなんではないかい? と、まあ、なんだか住民の気持ちも分からんでもないなあ、とか思ってしまったりして…。
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07/10/2008
美味くなってる
らしいのですが…こういうのは世代間の認識の違い、なんかもありそうではあります。
「あなたの家庭の水道水は10点満点で何点ですか?」全体平均で過去最高の7.2点(Yahoo!:Business Media 誠)…対象は東京圏、大阪圏、中京圏、ということでいわゆる「都会」になってます。「田舎」も入れたらまた違った結果になるのかも知れませんが。…以前、自分が住んでたとこなんかは井戸水でしたけど…大変に美味かったのを覚えてます。…ああいうとこだと水を買うという感覚は育たないんではないか、とか…。
自分は「関東出戻り」というやつで…昔は関東、それから関西圏(この時がほとんど井戸水)、また関東へ逆戻り、という経歴だったりします。
…たしかに昔は水道水が不味かった…関東地方。
小学生くらいだったかなー…とあるマンション(結構都会っぽい立地)に行ったんですけど。そこで家族でお茶をわかして飲んだんですが…土臭いというか泥臭いと言うか。お茶の味なんかまったくしないような水でした。それからン十年後。縁あって出戻ってから同じマンションで同じようにお茶飲んだんですが…びっくりするほど美味くなってました。いや、美味くなったのではなく普通に戻ったと言うべきなのかも知れません。
その原因?が…高度浄水処理になります。
→水・新発見:より安全でおいしい水づくり|東京都水道局<パンフレット>
聞いた話なんですが、水道水を↑こうやって浄化したものを販売してるとこがあるとかないとか。…それほど美味くなってきてる、ということなんですが。
…今の若い世代は結構抵抗なく水道水飲めるんだそうですが。それでもやっぱり年代によっては「あんな不味いもん飲めるか」てな方もおられるでしょうし。「都会」でも全部が全部そう上手くいってるわけではないのかも知れませんし。
それでも美味くなってるんならそれでいいんじゃないか、とか単純に思ってしまうのですが…刻み込まれたイメージてのはなかなか抜けないもんではあります…。
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07/09/2008
違反でヘルメット
洞爺湖のサミットでは我らがシルヴィオ・ベルルスコーニ首相も来ていたりして。某ニュースでは初来日とかそんなこと言ってましたが…なんだかちょっと驚きではあります。なんだか来てたような気がしてたりしてたんですが、日本。まあ、なんだかんだと逆風の多そうな?イタリア首相なんですが…めげずに頑張って欲しいものではあります。個人的には好きなんですよねえ…「一代で財と名声を築き上げた」ヒトってのは…色んな意味で。
そのイタリア。映画「ローマの休日」でもたしかあの二人、メットなんかかぶってなかったように思いますが…二輪運転時のヘルメット着用がなかなか普及しないようで。2000年に着用が義務付けられたてのも遅いっちゃあ、遅いんですが…そんな中南部プーリア州のバリ市で「ノーヘルで捕まったらヘルメット進呈」を決定(Yahoo!:レスポンス)した、とのこと。7/7から9/30までの間限定らしいのですが。
…なんかヘンじゃないか、ということで疑問の声も当然のように出てきてるらしいんですが。
ただあげるってなわけではもちろんなく。罰金払って60日間の当該車両の運行禁止を経てからの贈呈、となるんだそうで(てことは別のバイクなら乗ってもいいのか、とか)。ヘルメットの代金は罰金でまかなうので財源は問題なし、とのことではあります。…まあ、なんかイタリアらしいっちゃあ、イタリアらしいんですが。しかもそのヘルメットには「市の紋章が入っているので、着用すれば違反したことがバレバレになってしまうのは事実だ」(「」内↑元記事より引用)ということですんで…かぶってたら恥ずかしい思いをする、ことになるのかな…? あるいは案外そうでもないかも知れません。実施期間が三ヶ月弱なんで逆にプレミアとかついてしまったりしないんだろうか…とか。市の紋章入りのヘルメットてのもそうそうないように思うんですが。
日本では自転車に小さい子供乗せる時にメット推奨、みたいなことになってますけど。…それでもこんな法令は…まあ、出ないだろうな、と。逆に出てきたら出てきたで神経疑ってしまうかも。…こういうとこ、国民性の違いとかそういうのが色濃く出るもんだな、とは思うのですが。
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07/07/2008
二つほど 7/7
今日は七夕なんですけど、別に七夕とは関係ないお話で二つほど。
一つ目。明日(7/8)がついに閉店となった「大阪名物くいだおれ」ですが「くいだおれ太郎」に観光客が殺到(Yahoo!:産経)…という「やっぱり」な週末になったようではあります。
「太郎」の方はやはり大阪道頓堀に残留の方向で…となった、とかそういう話もあったんですが。各方面からオファーがあったようですが道頓堀のシンボルとして末永く、ということなのかも知れませんが。…ただ、問題は「誰が」持つのか、ということで。食堂は手放すようですが太郎は…? と。
…良い方向へ進んでくれればそれでいいんだがなー…と。「良い方向」てのがどんな方向だか、というのがちょっと不鮮明ではありますが…さて。
二つ目。平泉の世界遺産登録事実上の「落選」(iza!)。実際に下されたのは「登録延期」なんだそうですが…もう一回詳しい調査してきてね、それから推薦書も再提出だかんね…ということで、申請もまた一からやり直すことになるんだそうで、そうなると早くても平成22年7月にようやく審議が始まるとのこと。…それまでに他のが推薦されたらまた順繰りに遅れて行って結局はダメなんじゃないのか、ということのようです。
一つには世界遺産の数が多すぎる、というのもあるんだそうで。…まあ、たしかに。たくさんあるとありがたみも薄れてしまうような。日本国内だって結構な数、ありますし。いくつかのテレビ局で世界遺産の番組やってますけどネタ?が尽きる気配ないですし。審議も厳しくなっていくもんなんではないか、と。
…ただ…記事中にある「浄土思想が理解されなかったのでは?」てのは…なんかあんまし関係ないような気がするんですが。そういう各国の思想も理解できないようなら選定委員なんて意味ないような…まあ、どうしても民族性の違いとかそういうもんは出てきてしまいますんで、関係ゼロということではないとは思いますが。
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07/03/2008
うどんの日
っつーても香川とか讃岐限定?なのかも知れませんが…昨日の話。これくらいの時期に農作業が一段落してうどんを食べる讃岐の風習から各地でイベントなどが行なわれる(iza!)からなんだそうで。讃岐うどんと言えばツルツルシコシコした食感がたまらないうどんではあります。
実際、こっち(関東)でも「讃岐うどんの店」というのは存在してるんだそうで。…そう言や、以前よく行ってたスーパーの近くにそういうお店があったような。行ってみよう、行ってみようと思ってるうちに潰れてしまいましたが。今は美容室か何かになってたよーな…?
あんまりこっちでは展開しにくいんでは…と思うのがその値段でしょうか。香川の「うどん店」というのは大抵がセルフサービスで、客はまずトレー持ってカウンターの端から順番に巡っていく形になります。シャレた言い方したら「カフェテリア形式」とでも言うんでしょーか…まず麺を自分で湯通しし(何玉食べるかそこで決める)具はどれがいいか選び(これも一つだと安いもんです)最後にツユをかけて清算。どんぶりからあふれんばかりに欲張らない限り千円越すってこた、ないんじゃないのか…と。そんなもんでした。こっちではなかなか存続の難しそうな値段設定ではあります。
それに最近は…例の小麦値上げのあおりをどうしても受けちまってます。やっぱりあっちでも値、上がってるのかなあ…。
記事中に讃岐うどん専用小麦の話も出てますが、まだまだ輸入に頼ってるのが実情ではあります。そうでないとあれだけ安価であれだけの品質をキープするのは…ちょっとやそっとじゃ難しいのでは、と。すでに色々手は打ち始めていますけどうどん業界全部に行き渡るには…まだ少し時間が必要かと。
本当なら「さぬきの夢2000」のような讃岐産小麦を食すのが一番なんでしょうけど。なかなかそうも行かないのが現状なわけですし。
ところで。自分は実はツユは関西風より関東風が好きな人間だったりします。…しかし讃岐うどんは関西風の薄いツユなわけで。時々…ですけど冷凍の讃岐うどんを…その、関東風の醤油ツユで頂いてるんですが…やっぱりこういうのは邪道になっちまうんでしょうか。自分としては食感の素晴らしいうどんを好みのツユで頂けるんで、この上ない幸せだったりするんですが…。
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06/20/2008
気ままに旅する
そういうのが望みだったようで…。
江戸時代の天文・測量学者で詳細な日本地図を作成した伊能忠敬の問答の記録が見つかる(iza!)。本当に詳細な「大日本沿海輿地全図」をほぼ実測(自分で日本全国を歩いて…仕上げ前に亡くなってしまいましたが)して作られたことでも知られています。
この地図、実は完成したはいいけど当時の幕府にとっては「最高国家機密」扱いとされ、実際に公表されて日本人が自国の姿を目にすることができるようになったのは明治時代に入ってから、なんだそうですが…。
今のような技術のない時代です。どうやって地図作るか、と言えば実際に自分が歩いて海岸線の距離を測り、山の高さを測り、街道の長さを測るしかありません。忠敬は自分の歩幅が一定になるようにクセをつけていた…なんて話もあるほどではあります。
さらにこの方、家業の関係で学問に打ち込んだ時期が遅いことでも知られています。…そもそも「師匠」となった幕府天文方高橋至時は10も年下であり(忠敬51歳の時に師事)しかも先に死なれる、ということにもなっています。…それまでも天文や測量を独学では学んでおり、全くのド素人がいきなり全国測量なんかやったわけではないのですが(伊能家だって国学者出してる家でもあります…忠敬は養子ですが)それにしてもその執念と言うかやる気というのは素晴らしいものがあります。何せ今より平均寿命は短いご時勢でしたし。
この地図は彼の死後に「シーボルト事件」という多数の知識人が処罰される事件に深くかかわってしまう(しかも師匠の高橋家は断絶)のですが…運命とは異なもの、と思わせてしまうものではあります…。
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06/10/2008
二つほど 6/10
日本国内で二つほど。
一つ目。以前ちょろっとここでも書きました東京は墨田区の通称「新東京タワー」ですが。このほど正式名称が決定いたしました…「東京スカイツリー」になったそうです(Yahoo!:産経)。
…個人的な第一印象なんですが。「悪くないんではないかい?」
こう言っちゃなんですがもっとトンデモナイのが出てくるかなあ、とか思っておったもので。候補の中ですと「ライジング」系だとなんか固いですし「ゆめみやぐら」てのもなんだかなあ、と。得票数も一番だった、とのことですし。そんなに悪くないんではないか…と。
ただ、「新東京タワー」という名称は元々の「東京タワー」との兼ね合いや権利なんかの件があって使うことができないらしいのですが…せっかく新名称が決まっても結局は「正式名称・東京スカイタワー」で関連行事なんかではこっちを使うんだけど、通常皆は「通称・新東京タワー」を使ってる…とかそういうことにならなきゃいいんですが。なんか、ちょっと、不安ではあります。
二つ目。今秋にもたばこの大幅増税提言へ(Yahoo!:時事)…超党派の「たばこと健康を考える議員連盟(通称・たばこ議連)」がまとめたもんなんだそうで…一箱1000円なんてのが実現する可能性が出てきたわけでもあります。…てっきり冗談だと思ってたんですがねえ…一箱1000円。
「日本のたばこは欧米と比べると安すぎる」てのが理由の一つなんだそうで。分からんでもないんですが…もう一つの大きな理由?が「値上げ分で国庫の足りないところを補おう」というものなんだそうであります。
具体的には基礎年金辺りのどうしても足りない数兆円。値上げされれば(しかもこんな大幅ですし)恐らくは喫煙者の数は一気に減って結局はそんなに税金は入って来ないんではないか、という声と「いや、それでも十分に補うことはできる」という声と両方あるんで実際はどうなるんだか、ちょっと分かりにくい情勢ではあります。
…もし値上げされたら「高すぎる」トラブルは覚悟する必要がありそうな。たばこの取り合いでケンカ、カネ持ってそうなのを襲う、自販機荒らしの横行、などなど。あるいは…たばこが麻薬のような位置づけになってしまって例えばどっか外国で模造たばこ作って国内に密輸、暴力団が資金源として「裏たばこ」を売りさばく…なんてことにならなきゃいいんですが。
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06/08/2008
ケンメイのカイメイ
なんでもかんでもひらがな、カタカナにすりゃあいいってもんじゃないと思うのですが。
栃木県、ひらがなの「とちぎ県」にする、というのはどうだろう(Yahoo!:毎日)…ここんとここういう珍?改名騒動がなくてなんだかホッとしておったんですが…まだまだあるんですね、こういうのは…。
基本的にこういう「改名」したがる時は二つの場合が多いです。
一つ目・新しくできたんで認知度アップのため。二つ目・昔からあるけど認知度低いからアップさせたいため。
…「とちぎ」の場合は二つ目なわけで。まあ、たしかにこうやってPCのキーボードなら「栃木」と簡単に変換されて出てきますけど、実際に紙とペンでもって書いてみろ、となると…特に縁もゆかりもない自分だとあんまし自信なかったりします。特に「栃」の字は…すんなり出てくるかなあ…。
それでも。
「読みやすくなれば皆も知ってくれるだろう、県産品も買ってくれるだろう」的な発想が…なんだかなあ、と。そりゃ、改名当初は物珍しさで話題にはなるでしょうけど。今後数十年単位での認知度アップ効果とかそういうのとなるとどうなんでしょうね、なかなか難しいと思うのですが。
そういう改名するくらいならたしかにアンテナショップの方が数段マシなわけで。あるいはその手の宣伝のスペシャリストに依頼するとか。もちろん費用はかかりますけど、そういうとこでケチっちゃあ、できるもんもできなくなると思うのですが…倹約はもちろん大事ですけども倹約だけで物事は進まないんではないか、と。使うべきところで使わないと意味がない…。
実際のとこ、県名の改名てのは(ひらがな化するのも)かなり難しそうで、そうカンタンにコトは運ばないようではあります。いきなり改名、というのはなさそうなんですが。
…実はこういう話題を出すことでの認知度アップを狙ったんかなー…なんてうがった見方もできてしまったりするんですけれど…。
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06/06/2008
ウの話
岐阜県の古田肇知事らがペルーを訪れ、「鵜飼い」を描いた土器などを見学(Yahoo!:中日新聞)。この土器は1400年前のもの、とのことで。1300年以上の歴史があるとされる長良川の鵜飼いよりも古いことになるわけですが。
→モチェ期彩土器/酒器 鵜飼い(天野博物館)
→鵜飼い(Wikipedia)
…実際のとこはどこかで発祥して伝播、というわけではなく各地で自然発生したのではないか…という説も有力なようではあります。
日本に限らず色々な地域で見られる鵜飼いですが。「鵜」という鳥そのものが世界中に分布(種は違って近い種が~ということですが)しているために各地でも見られる漁法となっています。
鵜の特徴と言えば…黒系の羽色に長い首、小さめの頭に鋭いクチバシ…といったところでしょうか。クチバシの形にも特徴があって、↑の彩土器ではその形が再現されていたりします。羽色は、まあ、種や年齢なんかによって違いが出たりしますんで一概に「クロ」とは言い切れなかったりするもんではあるんですが。
その他行動としての特徴に「羽を広げて干す」というのがあります。
普通の鳥なら羽の付け根とかに水よけの脂を出す腺てのがあります(クチバシで羽の手入れする時になすりつけたりします)。これによって水を弾いて体が濡れたりするのを防ぐわけですが…これがあると水の中での動きに影響が出てしまいます。そのため鵜ではこれを利用せず、そのまま水の中へ。そのため羽は水を弾かず濡れてしまいます。で、ちょっと高いとこや日当たりのいいとこで翼を広げて乾かす、という行動が見られるわけです。
もちろん丸呑みする時に食道で一瞬にして魚を気絶させる(そのため無駄に暴れて質が落ちたりしない)、とかそういうのも特徴にはありますけれども…こういうのは海鳥では標準装備だったりするので鵜だけではないような。
それでも日本と海外の鵜飼いでは違いも結構あるようで。↑のWikipediaによれば…例えば日本だと鵜飼いが鵜を操作?しますが中国だと魚捕えた鵜が自分で戻って来る、とか。これは日本では成鳥を捕まえて馴らすのに対し、中国では家禽として飼い慣らしているから…とか。欧州でも鵜飼いは行なわれてたことがあるんですが、漁と言うよりむしろ貴族のスポーツだったとのことですし。
使うもん(鵜)の性質が近いと利用法(鵜飼い)も似てくるんでは…というお話でもあります。
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05/31/2008
ねこねこ
沖縄県竹富町。日本一厳しい、とされる飼いネコ規制案を提出予定(iza!)。これはどういうことか、と言いますと「沖縄県竹富町」というのはあの西表島を含む自治体のことで…飼いネコからイリオモテヤマネコへのネコエイズ等病気の感染を防ぐ目的なんだそうであります。すでに「ネコの登録」「町から配布される首輪の装着」などを義務付ける「竹富町ネコ飼養条例」というのがあるんだそうですが…今回の提案はそれをさらにパワーアップさせたものになるとのことです。
→竹富町ホームページ
「ネコの検査・予防接種」「マイクロチップ埋め込み」「避妊・去勢」などが義務化される、というかなり厳しい内容ではあります。さらに飼いネコ以外のネコへのエサやりなんかも禁止される、とのことで…違反者には罰金などの罰則も制定される予定、と。
ここまでするもんか…と思うかも知れませんが、ここまでしないと飼いネコとヤマネコが接触する可能性を低くできない、という現状もあるわけで。ネコというのはかなり行動範囲が広い(と言うよりも意外な場所へでもするする入って行ってしまう)んで気をつけないと、知らないうちに思わぬ方向へコトが進んでる…ということも十分に考えられる事態ではあります。
ところが。ネコてのは当然都市部にもいます。そこで竹富町だけではなく都市部でもネコ規制ができないだろうか(iza!)、という話が出ているところもあるようではあります。
…イリオモテヤマネコは都会にはいませんから、この場合は単純に「人」と「ネコ」の付き合い方をどうするか、というところが問題になります。しかし…ペットとして飼ってるネコ好きな人も当然いれば、毎日毎日ノラネコにフンなどで苦しめられているネコ嫌いな人も、どっちも多数いる都会で簡単に規制ができるのかどうか、と…。
まずはイヌみたいに登録制にしてはどうか、とか思ってしまうんですが…こういうのも難しいのかなあ、どうなんでしょう…?
ちなみに。元々飼いネコの祖先はリビア辺りだった…という説があります。そして個体数もそれほど多くはなかった、と。そのため相手に出会えるチャンスが少なく、その少ないチャンスでもって子孫を増やすため多産系になった、という説も。…また違った見方もありますんで、コレが真実かどうかは分かりません。しかし、現在のネコがたくさん仔を産むのは事実なわけで…やはり増えすぎてしまうのも事実ではなんではあるんですが。
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05/24/2008
こういうのアリなんでは
ないか…とは思うのですが。
高知県。民営化した「日本郵便」とコンビニ大手「ローソン」の共同配送トラックが「快走」(iza!)…まだまだ全国で~とか全エリアで~というわけにはいかないようですが。お互いが持ってるイイものを共有して、足りない部分を補い合えるならそれに越したこた、ないと思うんですが…。
こうやって民営化てのは進んでいくんだなあ、頑張ってるんだなあ、と考えさせられてしまったりもしましたが。
ローソンと言えば、かつて…コンビニ業界での宅配業務を一手に引き受けていたヤマトとは別に郵便局(郵パック)とも業務提携したことでも知られています。…当然、と言えば当然ですがその件でヤマトが激怒、ローソンから撤退しました。で、その後は郵パック一本やり?だったんですが。
まあ…利用者からしてみれば送れればどっちでもいい、てな感じではあります。たしか値段もほぼ同一…だった…ような。輸送時のことは利用者にはよく分かりませんから(噂レベルならいくらでもあるんですけど)実際のとこは、コンビニ行って預けてしまえばそれっきり、ではあります。
…独禁法がどう、とか市場原理がどう、とかそういうのは運営側の事情であって実際に荷を扱うコンビニ関係者とか利用者にとってはあんまし関係ない、と言ってしまえばそれまでなんではあります。
が…「郵便局」のまた別の利用法、と言うかなんと言うか。たしかに郵便物てのは公的なもんでしたから荷や時間の管理てのはそうとうに厳しかったわけで。そういうのを利用してこっちも伸ばしてみようか…というのはなかなかに面白いやり方なんではないか、と。
実際には記事中にあるように郵便物の方が優先されたりしますから、そこら辺の兼ね合いとか、そういうのも出てきます。全国的にコレやってみよう、というのは様々な事情が複雑に絡み合ってるんで、ちょっと難しいかも知れません…。
それでも期待?はしてしまったりして。民営化して企業になったとこだけではなくて、色んな業界が頑張ってる最中でもあるわけですし。
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05/23/2008
消えてなくなる
富士山の永久凍土の下限が、この30年間で約300mも上昇(iza!)。つまりは少しずつ、少しずつ下から溶けていってしまっている…ということなんだそうであります。
永久凍土、とは読んで字の如く「いつまでも凍っている土」となります。夏が来ても氷がゆるむことのない大地、という言い方もできますか。フツーに日本で暮らしてる分には当たり前ですが意識することはまずない世界ではあります。
南半球の方は高緯度地域にあんまり陸地がなかったりするんですが…北半球の方はユーラシア大陸のいわゆるシベリアもそうですし、北欧の国々だとかアラスカとかカナダとかグリーンランドとか結構そういう地域が多いものではあります。
そういう地域では見ることのできる永久凍土。そうなるともちろん作物なんかも容易には栽培できませんし、例えば埋葬なんかも困難になってきます。色々と不都合も多い永久凍土ではありますが、地球温暖化に関して一種の指標となってる向きもあります。
実は北極の地下には豊富な鉱物資源が眠ってます。で、昨今の温暖化の影響で永久凍土のみならず北極の氷も減少している、とされています。では今が開発の絶好のチャンスではないか…と各国が虎視眈々と狙っているとかそういう話もあります。…人間てのはしたたか、と言うかなりふり構わない、と言うか…。
富士山の方もこのままいけば永久凍土消滅、というのもあり得るんだそうで。富士山の永久凍土てのはもちろん山頂にもあるわけで。今後の影響次第によっては3776mの標高にまで関係してくる…のかも知れませんが…。
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05/20/2008
どっちでもいい?
2010年3月開港予定の「茨城空港」の愛称、「トウキョウメトロポリタン・イバラキエアポート」か「東京北空港」か(Yahoo!:毎日)…まあ「愛称」のお話なので、別にどっちでもいいっちゃあ、どっちでもいいお話ではあるのですが。
…でもどっちにも「トウキョウ」がつくってのはなあ…関東地方だからどうしても意識してしまうってコトなんでしょうか。あるいは所在地が東京ではないのに「トウキョウ」がつく国際空港とか遊戯施設とか、そういうのがあるから…ってことなんでしょうか、さて。
地方空港てのは結構話題にもなったりしますが…「ないと困る」「あれば使う」と色々必要論?も出てくるもので、一概に「こんなんいらねえ」と言い切ることもできなかったりします。
実際、自分もどっか行く時には最近は列車ではなく飛行機が多くなってしまってるんですが(着く早さが圧倒的ですもんねえ…)羽田では尋常でないほど混みあって、結局いくらかの遅れがあって出発したりすることもあるのに、いざあっちへ着いてみるとがらがら…てのは失礼ですか、でも本数が本数なもんで…さびしい?観がどうしても漂ってきてしまいます。
大抵のとこが羽田か関空、もしくは伊丹としか連絡してないような状況ですんで、仕方ない、と言えば仕方ない状況でもあります(全部が全部それしかないわけではないのですが)。これがもしやや離れた県の空港いくつかとも連絡してる、そっちへ飛行機で、ひゅん、と行ける、となると本数も増えるのでしょうけど…なかなか難しいのが現状なわけで。そういうのは現行の状況を根本から変えていかないと実現は無理のようではあります。
…でも…何かもっと有効そうな活用法もあるとは思うんですが、地方空港。なんだか無用の長物のような言われ方が多いもんで、どうにかならんのかなあ…と心配になってきてしまいます…。
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04/15/2008
二つほど 4/15
「さらに」で二つほど。
一つ目。「くいだおれ太郎」獲得に新勢力(Yahoo!:日刊スポーツ)…あの阪神が引き取りを検討している、とのこと。
たしかに浅からぬ縁のあるくいだおれと阪神ではあります。優勝パレードの「わて泳げまへんねん」もありますし、コラボでキーホルダー出したこともあったそうな。どちらも関西の顔、と言えば顔ではあります。
ただ…もし阪神が獲得したとなると。
↑記事中にもあるように恐らくは甲子園球場に設置されるものと思われます。…てことは…兵庫行きかあ、と。関連商品やらで大阪にその名残は残るかも知れませんが、本体?がよそへ行ってしまってはなあ…と。やっぱり道頓堀にあってこその「くいだおれ太郎」なんじゃないのかな、とか思ってしまうのですが。
二つ目。我らがシルヴィオ・ベルルスコーニ氏が三度目の首相に返り咲き(Yahoo!:REUTERS)。イタリアの総選挙。「自由の人民」などの中道・右派連合が「民主党」などの中道・左派連合を破る(Yahoo!:読売)…これによりベルルスコーニ氏の三度目の首相就任が確実になった、とのことではあります。ちょっち高齢なのが気になるところではありますが。それでも5年の任期を全うすると宣言していたりします…大丈夫かな、色んな意味で心配?ではあります。…まあ、こういう人物ほどそうそう簡単にはくたばらない(ホメ言葉)と相場は決まってるもんではあるんですが。
しかし…状況はあんまり芳しくない(日本だってそうですが)わけで…でもこういう時ほど威力を発揮しそうな、なんかかましてくれるんではないか…と妙?な期待を持ってるんですが…どうなんでしょ。
12:48 PM | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
04/12/2008
変わっていきます
やっぱり地元が一番なんでは? とか思ってしまいますが。
数日前、大阪は道頓堀の食堂「大阪名物くいだおれ」が今年の7月8日に閉店する、と発表。「くいだおれ」と言えば店頭の人形「くいだおれ太郎」が有名ではあります。赤白ストライプの派手な服に黒ぶちのメガネ。タイコ叩きながら眉毛が上下するユーモラスな仕草で、長年道頓堀の「顔」になってましたが…これも姿を消すことになってしまいました…。
そこでその「くいだおれ太郎」を買い取りたい、という動きが出てきているんだそうで。一つは大阪は新世界にある通天閣の運営会社「通天閣観光」で、こっちにはあの「ビリケンさん」も展示されています。さらに兵庫県香美市も食堂「くいだおれ」の創業者・山田六郎氏の故郷ということで名乗りを上げたそうなんですが…やはり道頓堀にいて欲しい、という人もまだまだいるようではあります(Yahoo!:産経)。
…生まれはともかく、育ってきたのは道頓堀なわけで。なんとかして残せんもんなんかなあ、と思ってしまいますが…。
→大阪名物くいだおれ
その地方や地域ならでは、というキャラクターてのは直接見てなくても名前くらいは耳にしたことがあったりして。
その中でも「くいだおれ」は有名中の有名なモノなわけで…あれがなくなるんなかなあ、とさすがにさびしいもんがあります。…ああいういかにも、という特徴のものはなかなかないような気がしますし。
色々変わっていくもんではあります。
大阪も…また一つ変わっていきます。他のところも変わっていくと思われます…。
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04/08/2008
飛行中でも使える
…ようになる、かも知れません。EUでは導入予定だとか。
EUで飛行機での携帯電話サービス、導入に前向き姿勢(Yahoo!:毎日)。離着陸時などはさすがに無理ですが、高度3000m以上の安定飛行時に携帯電話を使えるサービスをEU内で導入しよう…というお話です。
とは言っても例えば海外でも使えるケータイ、てのは日本にもありますが、それ持って行って向こうの機内でそのまま使える…というわけにはいかないようではあります。
飛行機でなぜ携帯電話を使ってはいけないか。これは非常にカンタンなことで、飛行機を運行する際に使う無線に影響が出る可能性があるからです。一昔前は手旗信号や信号灯による通信なんてのもありましたが…現代では飛行機の操縦席と管制塔などの空港施設との間、その他関係機関との連絡なども全て無線でやり取りしています。…もし、近場で携帯電話を使われると障害が出る恐れがあります。そうなると安全上大変に好ましくないので禁止されてるわけであります。
同様に電波を発する機器…最近の携帯ゲーム機、とか。そういうのも実は規制の対象になってたりします。結構デリケートな運用をしているのもまた事実ではあります。
そのためEUで導入を検討しているのは機内の普段の「携帯電話から直接地上の基地局へ」ではなく「機内ネットワークから衛星、そして地上の基地局へ」という流れになるようです。
…具体的には…どんな感じになるんだろ。専用のチャンネルとか用意するんでしょうか。
恐らく携帯電話会社でそういう内容のサービスを契約する、という形になると思うのですが。↑記事中には機内通話料金は価格を抑えて欲しい、というコメントもありましたが…技術的にもサービス内容的にも、どうしてもそれなりになってしまうんじゃないのかな、とは思いますが…どうなりますやら。
ただ、機内での携帯使用が可能になるとこれまでとは違ってうるさくなるのではないか…という懸念もあります。
…なんで他人の携帯会話てのはあんだけ耳にさわるのか。
一説には携帯電話で話している時、てのは「誰か」に向かって話していることになります。しかしの「誰か」は電波の向こうで直接見ることはできません。しかし話し手はその「誰か」に意思を伝えようと無意識のうちに大声になったり甲高くなったりします。そのせいで「うるさい」と感じるのでは…と。
あるいはいるはずの相手が見えない、という一種の不安感ではないか、という説も。声は誰かに語りかける声で、どうしても耳で追ってしまう。でも…その相手を確認できないという不条理。その相手もいないのになぜここまで会話できるのだろう、おかしい…。と、いささか異常に見えてしまうのではないか、ということです。ちょっとヤバい人のぶつぶつ独り言やいきなり奇怪な声を発したりする、あれに通じる不安感と言うこともできます。だから電車内での普通の会話(これだって大声だとうっとうしいですが)なんかは話している相手が認知できるので、まだ安心できるのではないか…と。
まあ、それでも各個人が周りの他人をどう捉えるか、が重要なとこは変わらんわけで…例えば飛行機内に電話ボックスならぬ「携帯ボックス」作ってそこへ隔離してしまう…てのはやや乱暴ですが方法の一つではないかな、と思ってしまったりしてるわけです。
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04/07/2008
マグロ立県
長崎県が2013年までに「マグロ養殖日本一の県」になる計画を発表(Yahoo!:毎日)しました。これは地域的にも有利なことに加えて昨今のクロマグロ事情もある、とのことで…減少している海産資源の一つとして今後に期待がかかるところではあります。
マグロの養殖というのは幼魚を獲ってきて育てる、というのが一般的なんだそうで。
「あれこれ」でも取り上げた「マグロの完全養殖」…つまりは養殖したマグロが卵を産んで、さらにそれを育てる…というのは近畿大学が成功しています。が、全国的に流通させたり食卓に普通にのぼるようになるにはまだまだ早い段階ではあります。…ウナギもそうなんですが…卵からかえってもうまく成長しなかったり、孵化率そのものも低かったり。なかなかうまくはいかないもんなんではあります。
一方で幼魚や若魚を捕えてきて育てる、というのは海外を拠点としても行なわれているんですが…こっちも結局は乱獲に繋がってしまう、ということで制限が設けられた地中海のケースもあったりしてなかなかに難しい情勢になりつつあります。クロマグロの漁獲高を抑えよう、という国際的な動きもありますし。
長崎県でもそういった事情を考えて、「完全養殖」も視野に入れての今回の「マグロ養殖日本一」なんだそうで…うまく行ってくれればいいなあ、と思います。
その他、ウナギもどっかがやってくれないかなあ…と密かに思っておるのですが…こっちも難しそうではあるんですが。マグロとは若干事情が違って、天然物の方が少ないのがウナギではあります。が、ヨーロッパや台湾からの稚魚輸入がなかなかに困難になってきてます。育てる稚魚がなければこれまでのような供給は見込めないわけで。こっちも完全養殖が成功はしていますがなかなか商業ベースに乗るほど大掛かりにはなってません。
…今後、こういうケースが増えていきそうでちょっと、いや、かなり心配ではあります。マグロやウナギの他にはタラとか。近海のサバも実はなんだかちょっと…てな声もありますし…。
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03/29/2008
トーザイ逆転
正確には「ナンボク逆転」…というほどではないのかも知れませんが。
今年の「さくら前線」に異常あり、例年では早めに咲く地方が遅い(Yahoo!:毎日)…例年だとかなり初期に咲くのが高知や九州なんですが、今年は静岡とか東京とかが早くに咲いたりしています。その後、もちろん四国や九州でも咲いてるんですが…東北もなんだか開花が早そうな見込みですし。
→さくらの開花予想(第4回)(東北地方)(気象庁)
まあ、こういうのを全部温暖化やら異常気象やらのせいにはしたくないんですが…こういう年もある、ってことなんじゃないのかな、とは思うんですが…。
植物の開花てのは色んな条件に左右されます。
さくらはどうか、と言えば…やはり「気温」が大きくモノを言うようで。でも春になってあったかくなってくるから咲く、というのではなくその前にある程度の「寒さ」が必要になります。これは別にさくらに限ったことではなく、結構色んな種類の樹木では花芽が一度寒さを経験しないと開花しない…それどころか種でも発芽すらしない、というケースはままあったりします。
これは大抵の樹木が活動しにくい冬に備えて秋には活動を休止する、ということにも関係しています。つまりは秋に花芽や種を作っておいてしばらくは休眠させる。冬の間に花やら芽やらが出ても成長を持続できる可能性が低そうなため、もっと条件のいい春まで待たせるわけです。
その春は寒い冬の後に必ずやってきます。で…一度寒さを経験することで「あ、もうすぐあったかい春が来るんだ…」と芽や種に認識させる、というシステム?になってるんだそうで。こういうのを「休眠打破」と言うんだそうです。
そのため、樹木の種を蒔く場合には一度寒さを体験させるために一ヶ月くらい冷蔵庫に入れておいてから蒔いたりするんだそうです。
…今日、ちょろっと出かけた時に見たんですが、近所の土手のさくらはイイ感じに咲いてました。…しかし場所によってはまだまだだったりするんですよねえ…結構個体差?もあるもんなんでは…とか思ったりしてます。
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03/25/2008
ロシアではなく「ソ連」
こないだ大統領選挙もあって、新しい大統領も決まったロシアですが…旧ソ連時代を懐かしむパーティが大人気(iza!)なんだそうではあります。もちろんそういうのをひらけるのはいわゆる「お金持ち」なわけですが。記事ではそういうことを笑い飛ばせるようになった、としていますが…なんだか日本の「昭和懐古ブーム」とはまた違った湿っぽい印象を受けてしまうような。そういうこと、やってもいいんだろうか、まだまだ傷つく人たちも多いんではないだろうか、とか。
…旧ソ連がなくなった、体制が崩壊したのは事実上1991年12/25のこと。もう17年も前のことになってしまいます…。
ハタチ前の若い人たちには「旧ソ連時代」を知らない人たちが増えている、ということにもなります。日本だと今年が平成20年で、そろそろ「昭和を知らない」世代が台頭してくる時代になりつつある、とも言えるのですが…それとある意味似てるのかも知れません。
しかし、ロシアで「ソ連パーティ」やってるのはそういう若年層ではないわけで。
一部の富裕層、となってますんでそれなりの年齢の方々なんでしょう。てことは昔のことも十分に知ってるはず。てことは…もうああいうのは全部過去のこと、と割り切って?笑い飛ばせるようになった、ってことなのかなあ…ま、「ソ連の良い面は強調するが、不快にならないよう悪い面は見せないようにする」(「」内元記事より引用)とかそういう演出もなされているようですし、何より「パーティ」ですし。そこまで深く考えることでもないのかも知れません。
それに「そうそう、こんなんあったよな」と「懐かしい」と思うこと時はどんなことにだってあるわけで。それが良い思い出でも悪い思い出でも(むしろ悪い思い出の方が心に強く残ってるんで、後々から懐かしい…と強烈に思ったりしますが)。…そういう意味では時代の流れ的にはアリ、なのかも知れません…。
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03/21/2008
やっぱり食ってまえ
東京の秋葉原で「ブルーギルもっふるたん」が話題に(iza!)…ブルーギルはいいんですが、「もっふる」て何だ、と思ったらiza!内で取り上げてる記事がありました。
→【ヒット商品の舞台裏】モッフルメーカー(iza!)
どうやら「モチ+ワッフル=モッフル」ということのようで…独特の凹凸のあるワッフル焼き器でモチを焼いてみたのが始まりとのこと。ワッフルもそうなんですけど、色々と挟んでみたり乗せてみたりすることができるのでバリエーションも多数存在するみたいです。
で…ブルーギルですが。これは何度かこの「あれこれ」でも取り上げてますけど外来魚の一種で原産は北米になります。元々は戦後にある方が研究目的で日本に持ち込んだんだそうですが、元来のフィッシュイーターとしての側面と低温でも十分に活動できる上に高い繁殖力という特性でもっていつの間にか多数の淡水域に拡大。やはり北米原産のブラックバスと共に各方面で嫌われている魚の代表格にもなってます。
系統?的にはスズキとかそういうのに近い種になります。背びれのカタチとか習性とかも似てますし。ただ、産んだ卵や稚魚を守ったりする習性があったりしますんで…完全にスズキと同じ、というわけではありません。
→ブルーギル(Wikipedia)
それでも食えんことはない、と思っているんですが…。
ブラックバスもそうなんですけど…こういう川魚は食べることができない、と思ってる方が非常に多いようで。基本的に魚というのは全部食べることができます。ただし…習性上毒を自分の体に貯めこめたり、細菌の感染など外からの要因によって毒を持つようになるケースもあります。そうなるともちろん食えません。いや、食ったらヤバいので関係省庁から制限されてるくらいではあります。そういう例外もあったりしますが、食って食えないことはないわけで。ブルーギルやブラックバスだって近縁種が食用魚扱いされてる場合もあるのですし。
…こういう害をなす、とされてる外来種は食ってしまえばいいじゃねえか、と常々思っておる一人なんですが…なかなかそういう流れが出てこないのでなんだか残念?に思っていたりいたんですが。↑のようなケースがどんどん出てくればいいな、と。一石二鳥ではありますし、何より「国産」なんですし。
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03/20/2008
色々と、ムリ
いわゆる「新東京タワー」の名前候補6つが出揃う(Yahoo!:オリコン)…東京都の墨田区で2012年春の完成を予定している電波塔の名称候補なわけですが…さて。
→Rising East Project
「東京EDOタワー」「東京スカイツリー」「みらいタワー」
「ゆめみやぐら」「ライジングイーストタワー」「ライジングタワー」
の6つが正式に候補となってます。
…これらを見て、正直に思ったことを記しますと…「別に新東京タワーでいいんじゃないの?」と。こう言っちゃなんですが、なんだかちょっと前に市町村合併などで散々出てきてたどっかピントのずれた新地名を見ているようで…どれになっても定着しないんじゃないのかなあ、と思ってしまうんですが…。
まあ、「新東京タワー」という名称は「オトナの事情」というやつが色々あるらしく、使いたくても使えないらしい…という話はよく聞きますけども。「東京タワー」という名称そのものも完成直前の公募で決まったものなんですが、別にその公募で1位だったわけではなく、かの徳川夢声の推挙によって決まった…なんて話があったりするんだとか。
→東京タワー(Wikipedia)
もしかしたら昭和33年当時は「東京タワー? なんだその安直な名前は」とかそういう批判があったのかも知れません。もし「新」の方が↑の名前候補のどれかになって、今は「なんじゃそら」と言われても数十年もしたら当たり前な名前になってる…かも知れないんですけども。
んでもなあ…なんだか「E電(国鉄がJRに変わった時に『国電』に代わる愛称として某作曲家が命名。もちろん定着せず)」みたいになりそうで。こういうのは正式名称として公的な場で使われる…例えば「東京タワー=日本電波塔」…とか、そんな感じだけなら問題なさそうなんですが…愛称と言うか、皆が使う名前で違和感を覚えてしまったら意味がないような気がしてるんですが。
自分でも他人でもあだ名を「誰かに決められる」のはどうか、と思うんですが(最近は学校のホームルームなんかで多数決で決めたりするとこもあるそうですが)…そういう「作られた」感ばりばりってのは…なんか、色々ムリが出そうな気がしてるんですが…。
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03/09/2008
そんなに困るもんかな
…とか最初は思ってたんですが…。
標準語しか分からない医者や看護師に対して方言しかしゃべれない高齢者が困惑、方言をデータベース化へ(Yahoo!:産経)。「そんなん、誰かに聞けば済むことじゃねーか」と思っておったんですが…よく考えてみりゃ、「痛い」という言葉一つとっても普通に「じわじわ」「じくじく」「きりきり」とか色々あるわけで。そういう標準語で普通に言われた場合でもなかなかニュアンス伝わりにくいってのに…地域にもよるとは思いますが、聞いたこともない、全然分からない言葉で来られたらたしかに困ってしまいますがな…。
↑記事では津軽弁を取り上げてますが。
自分は関東→関西圏→関東、と出戻ったクチで。親戚縁者は九州などが多く基本「西より」な構成となっております。…自然、言葉もどっちかと言えば「西より」になってしまっております。細かい語尾とか解釈の違いとか、そういうのはあってもかなり標準語で薄まってはいるのでそんなに困ったことはないのですが。
こういうのは基となる地域によっても違ってきそうではあります。
実際に耳にしたことはないのですが「旧薩摩弁」というのがあります。これは今でもしゃべる人がおられるのか、どうか…という古い言葉で、関ヶ原以降薩摩藩が独自に作った言葉とされています。そのため今のように標準語のないこの時代だと地元の人しか分からない。で、これを理解できない者は他国者で間者の可能性が高く、場合によってはその場で斬られる…とかそういう話もあったほどで。
…江戸期なんてのは方言しかない時代ですんで、考えてみたら今よりもっととんでもない時代だったのかもなー…とか。「言葉の取り違え」によって何かトラブルが生じる、というのは今よりも多かったのかも知れません。
現代でも医療関係者に限らず、長くその地域に住めば方言も理解できるようになるんですが…そうも言ってられない↑のが現状でもあるわけで。目の前で苦しんでいる患者さんがいるのに言葉が分からないからってあちこち調べたおしてるヒマなんかありますまい。
…って、この状況なんかに似てるなあ…と思ったら海外でも同じような状況になりそうな。海外旅行で外国に行って、病気やケガして。でも言葉が通じなくて大変な難儀をした…と、そういうのは時折耳にする話ではあるんですが…。
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03/06/2008
サクラサケ 2008
昨日、気象庁からさくら(ソメイヨシノ)の開花予想が発表されました。
→さくらの開花予想(第1回)(北陸、関東甲信、東海、近畿、中国、四国、九州) (気象庁)
とりあえず「平年並み」といったところでしょうか。まだ「第一回」なので今後どうなるか分かりませんが。二回、三回、と続いていくと結構違ってきたりするもんではあります。
関東地方(平野部)は今月末くらい、とのこと。
近所の川べりにさくらの木が並んでいて、この時期になると一斉に開花して結構艶やかなもんではあります。が…今日出かけた時にちょろっと木、見てみたんですが…開花にはまだ、といった様子でした。あと一ヶ月くらいですか…咲くまで。きちんと咲いてくれるといいんですが。
ニュースでちょっと気になる話題やってまして…東京は上野と言えばお花見の名所。しかしそこのさくらの木の半分かそれ以上が「弱っている」状態なんだとか…。
原因は大気汚染だとか温暖化だとか色々言われてますが、「コレ」というものはまだ出てないようで。でも、原因は何であれ弱っているのは事実なわけで。都の方でも対策を講じ始めている…とのことで元気な姿を見せてくれるようになったらいいな…と思ってます。
さて。さくらの前にここんとこ見頃なのがウメではあります。結構意外なところに植わっていたりして、ふと気づくと可愛らしい花を咲かせていたりします。…個人的にはさくらよりもウメの方が好きなんですが…なんだか咲いてる期間が短いような気がして。気がつくともう終わってる状態、てのもなんだか哀しいんですが、それはそれでウメのいいところなのかも知れんなあ、とか思ってたりします…。
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03/01/2008
めぐりめぐられて
…なんだかすっごく楽しそうな企画なんですが。
四国の酒造業者有志が「四国酒蔵八十八カ所巡り」を企画(iza!)。『参加者は蔵でスタンプを押し、ぐい飲み持参で「賽銭(さいせん)」を払って酒を飲んだり、隠れた名店、名所を訪ねたりしながら“巡礼”する。』(『』内元記事↑より引用)…資金とか時間とか、そういうことも考えてしまいますけど…いいなあ、こういう企画。お遍路さんの八十八カ所巡りとはまた違った楽しみがありそうですし、何より酒呑むんかあ…。
米どころということで例えば北陸とか。あるいは名の知れたところでは関西は灘、とか…そういう有名な日本酒ではない、地元ならではの蔵、というのは実は日本各地に結構あったりします。
四国にだって…いやいや、全国区でCMうってるような有名銘柄だってあるにはあるんですが。そのCMが実は同一人物の連続起用で日本最長記録持ってた時期だってあったんですが…色々あってその方はCM降板、それでもCMは流れてるんですが、今でも。…時代劇なんかだとまだまだお目にかかれる…んでしょうかね。
まあ、そういう怪しい?話は置いといても、四国にも酒蔵は結構あったりします。
九州なんかに行くと焼酎の方が人気あるんだそうですが、四国は日本酒の方が好まれます。辛口、とは言われますが実は結構地方によって違いがあるのもまた「辛口」で…四国の「辛口」を別の地方の人に飲ませたら「甘い」と言われて、今度は四国の人がその地方の「辛口」飲んだらやっぱり甘かった…なんて話もあります。きっちりとした定義はないんだそうではあります…辛口。
それでもそういう分類はともかくとして。その人の趣味趣向に合った酒にめぐりあえるかどうか、てのは結構大きな命題ではないか、と。もちろん日本酒に限ったことではなく…それがワインだろうがバーボンだろうがめぐりあえたならそれだけでも幸せもんになりそうではあります。
そういうのに会えるかも知れない機会があるってのはいいなあ…とかそういうのよりやっぱり「酒呑める」てのが大きいだけなのかも知れませんが。…酒呑みなんてのはなんだかんだ理由つけて呑むもんではあります。
個人的には最近は日本酒呑んでないんですが。ウィスキー系も呑んでないんですが…好み、というよりカラダの方の問題かも…とか。最近は呑む時間が長くじっくりになってくるんで、度数の低いやつをまったり…とかそういうのになるとやっぱりビールとか焼酎を何かで割るかなあ、とかそんな風になっちまうもんでもあります。
02/24/2008
風の強い日
いや、「日々」ですか。
西日本の日本海側や東日本、北日本では昨日に続いて強風が吹き荒れる一日となっています。関東地方ではいわゆる「春一番」が昨日吹きましたが(去年より9日遅れ)今日もやはり強い風が吹いてます。
→気象庁
→Yahoo!国内トピックス:天気概況
これによって各地では交通障害も発生。特に列車関係では大きな影響が出た、もしくは出てる場合があります。
→Yahoo!国内トピックス:交通情報
…飛行機も欠航がかなり出ました。昨日の午後いきなり、という感じでしたもんねえ…。
自分の住んでる地域も結構強い風が吹き…例えばマンションの自転車置き場なんかは一部が目も当てられないような状況になったりして。うちの場合は場所によって風当たり?が違ってくるもんなんで、それを熟知していれば自転車倒壊の被害からは結構まぬがれることができるんですが。それでも昨日はすごかった…普段ならあんまり関係ないような場所にあるのまで倒れそうになってましたし。
東京の都心でもかなりの強風が吹き荒れたようで。
前に一度東京駅のそばでいわゆる「ビル風」というのを体験したことがあるのですが…あの辺はどうだんだろーな、とか思うとちょっとコワイもんがあります。なんでもない、フツーの日に行って「シャレなってねーぞ」状態で体持って行かれまくりだったんですが…もしかしたら昨日はもっととんでもない状況だったのかも知れません…。
一昨日までがあったかかっただけに、一転してこの天気てのはかなりキツイもんがあるような。…まだまだ春には早い、てなとこなんでしょうか。
04:55 PM | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
02/08/2008
江戸前と違いと
「江戸前」ハマグリが約40年ぶりに復活(Yahoo!:読売)。ええと、本来の「江戸前」ハマグリはすでにほとんど絶滅状態になってしまってるので、有明海から稚貝を採取→ハマグリ(タイワンハマグリ?)養殖技術の進んだ台湾へ送る→逆輸入して千葉県木更津沖に放流…という流れになってたんだそうで。放流開始してすでに4年。ようやく今回の水揚げとなった、とのこと。
→ハマグリ(ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑)
→ハマグリ(Wikipedia)
純正?のハマグリてのはもうほとんど獲れないんだそうで…。
しかし…元有明産で台湾経由でも「江戸前」か…? という疑問も出そうではありますが。
実はこの「江戸前」と言う言葉、そもそもは本当に「江戸」の「前」、つまりは東京湾の最奥部…江戸のすぐ目の前の海、ということだったんだそうで。そういうところから揚がる海産物を「江戸前の○○」と呼んでたわけです。が…時代が下ると本当の「江戸前」では漁獲量も下がってくるし、江戸つまりは東京の面積も広くなっていきます。
…原宿とか渋谷とか、てのは江戸期にはほとんど開発されてませんでしたし。遊郭で有名な吉原だって当時は「吉原田んぼ」と言って周囲のほとんどが田んぼだった、なんてな話もあります…。
そこで明治以降「じゃあ江戸前の範囲を広げよう」ということになって(なんとなく、という感じですけど)東京湾の奥…三分の一くらいでしょうか、それっくらいの範囲で獲れたやつは「江戸前」にしよう、ということに。あるいは千葉の富津岬以北で獲れるやつとか。いわゆる東京湾の内湾で獲れたら「江戸前」だ、と。
その後、2005年に水産庁から正式にラインが決められて「東京湾(三浦半島の剣崎と房総半島の洲崎を結ぶ線より北)全体で獲れる海産物は江戸前」ということになりました。
つまりは東京湾で獲れりゃ全部「江戸前」ということで。…出自はどこでも構わんわけで。養殖物でも湾内産であれば「江戸前」を名乗れることになります。
それでも…こういう「復活」てのは非常に楽しみではあるのですが。やっぱり海産物てのは地のモノが一番うまいような、そんな気がしてます。そりゃ、その土地ならではの食い方、てのもあって、昨今ではその土地へ出向かなくてもネット通販なんかで比較的簡単に手に入るようにはなりましたが…やっぱりその場で食えるのに越したことはないんじゃないのかな、と。
やや概念的ではあるんですが…鮮度どうこう、という単純な問題ではなくて場の空気と言うか、何と言うか…なんか、そういう違いがあるような気がしてならんわけです。
11:18 PM | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
02/03/2008
ついに降ってしまいました
この冬は何回か「雪に注意@関東地方平野部」てのがありましたけど…降るには降ったんですが、ほとんど積もらずという状況でした。…北陸や北海道や東北、関東でも内陸部では積雪がキツイという話だったんですが。
→気象庁
そこへ来ての昨日夜あたりからの降雪。…ある意味今日が日曜日で良かったのかもしれません。
→Yahoo!国内トピックス:天気概況
実は結構大変な事態になりつつあります…。
基本的に太平洋側から雨雲が北東へ進んで来て…さらに寒気が南下して来てかち合わないと関東地方平野部てのは雪が降らないそうなんですが。
大陸から低気圧が来ても山間部で雲が止められてしまって、平野部ではいわゆる「空っ風」というのが吹くようになってるんだとか。…てことは何かの天変地異で山間部に大きなスキマでも出来ちまったら…もしかしたら大陸からの低気圧でも雪が降る…ようになる、かも、知れません。まあ、そこまで単純なものではないと思うのですが。
そのためか関東地方平野部てのは雪に弱いです。いつも降られ慣れてる?わけでもないので…しかもここ何年かまとまって降ってなかったですし。例えば車のスノータイヤとかチェーンとかって…準備、大丈夫なんだろうか…とか思ってしまったりして。余計なお世話ではあるのですが…。
まだまだしばらく(と言っても今日中には峠は越えそうではあります)降り続きそうで…こりゃ、子供さんは大喜びかも知れませんが…ここまで年喰っちまうと…さすがに外出がおっくうになってきます。ちょっと買い物行こうかと思ってたんですが…どうしようかな、さすがに自転車はキケンですし。…以前、タイヤの溝に雪が詰まって全然制御が効かなくなったこととかあるもんで…じゃあ、歩きかな、と。
雪の中を歩くてのも悪くはないんですけど…ね。そんなに遠くまで行くつもりもないですし。まあ、午後になってから決めるとしましょうか…。
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02/01/2008
ジャアクなお兄さんのCM
結構好きだったんですが。実は。
「知事選に出馬する」CM、知事選に配慮して打ち切り(Yahoo!:毎日)…熊本知事選は3/6告示、3/23投開票、ということで現在5人の方が立候補予定…。これに配慮して1/31での打ち切りになった、とのこと。
…そんなに影響が…一体どんな形で、という気もするんですが…さて。
→くりぃむしちゅー(Wikipedia)
改名前のコンビ名が「海砂利水魚」で、某ボキャブラではタイトルのように「邪悪なお兄さん」という別名?がついてました。…これが↑今回「知事選」CMに出ていたコンビになります。
最近はあんまりネタなんかもやらなくなってしまいましたが。こういう持ち味のはっきりしている芸人さんは好きな方ではあります。
実はお二人とも熊本出身、ということで…CMは熊本の焼酎メーカーのCM(ちなみに一つ前のCMはロックから演歌に転向を迫る…というもの)。…だから逆に変な勘繰り?が入ったのかも知れません。別ソースでは「本当に立候補したら公選法違反」というコメントもあったとのことで…最近タレント知事がもてはやされてるんで念のため、という処置になるんでしょうか。
…でも別に当人が立候補するとかそういう話は全然出てませんし。打ち切りにまで発展することなんかなあ、とは思うのですが。
例えば前の東京都知事選で、所信表明演説が動画投稿サイトに出るのはいかがものか…ということが議論になったりしてましたが。あるいはネット上での選挙活動は合法か否か、なんて議論はまだまだ続いています。…大体こういうのは後手後手に回るのが常で。今さら何言ってやがんだ、というのもいつものことではあるのですが。
…別に融通きかせろ、とかそういうことまでは言いませんが…がんじがらめってのもなんだか面白くはないんじゃないのかなあ、とテレビ観たりネットやったりしてる時に、ふと、思った次第ではあります。
01:55 PM | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
01/30/2008
二つほど 1/30
とりあえず二つほど。
一つ目。ニコン「D60」、一眼レフ初級者向けとしては初めてゴミ除去装置(iza!)…キヤノンとペンタックスは高画質の一眼レフ入門機を発売(iza!)。
…買おうかな、どうしようかな、と思ってた一眼デジカメなんですが。少しずつ貯金もしてたんですが…まあ、なんだかんだとあって頓挫してるようなのが現状でもあります。やはり生活を優先させんといかんわけで…。
別に今すぐ何か撮りたいわけではない(買ってしまうと撮りたくなるもんなんですが)んで、まあ、そう焦るな…とかそんな風にも思うんですが…こういうのは勢いも必要なんかな、とか。買いたい時が買い時、と言うか何と言うか。
それでもこういう情報にはどうしても目が行ってしまうわけで。「ゴミ除去装置」は高解像度の機種ならどうしても必要になってくる装置で、レンズ交換の時などにどうしてもゴミが入ってしまう一眼には必須ではあります。…それでもそこまで気にしないんならそれでもいいじゃねえか、そんなに質にこだわる必要あるんか? どうせそこまで見ないだろ? …とか言われればそれまでなんですが。でも気になるもんは気になるもんなあ…。
それでも安くなったもんです、一眼レフデジカメ。…もうちっと頑張って貯めてみような。どうしようかな…。
二つ目。諏訪湖の「御神(おみ)渡り」二年ぶりに確認(Yahoo!:毎日)。
これは全面凍結した諏訪湖に、亀裂や氷の盛り上がりが連続して連なって見られる現象で…まるで神様が渡られたようにも見えることからその名がついています。…一種の神事として扱われてもいますが。
…そっか、二年ぶりてことは去年はなかったんかー…と。実際に見たことはないんですが、時事関係のニュースなんかでは必ずと言っていいほど出てきますし、その出現方法とかも興味深いものですし。…凍結した湖面が日中緩む→夜間一気に凍結・体積も一気に膨張→湖で行き場のない氷が盛り上がってしまう…という。たしか音もスゴイとかそんな話でしたか。
…一度見てみたいもんではあるんですが…そうだ、デジカメ買って写真撮るってのもいいかも…。
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01/23/2008
たかが蚊、されどカ
ブラジルの首都・ブラジリアで黄熱病を媒介する「蚊」が激増、ついに軍を投入しての撲滅作戦展開へ(iza!)…向こうは南半球なんで今は夏。気温が低ければ活動も鈍いもんなんですが、夏だとやはり活発になってしまいます。その辺も関係してるのかも知れません。
「なんだ、たかがカ程度で」と思うかも知れませんが、実は結構厄介な存在ではあります…蚊。
以前はアメリカでも、西ナイルウィルス熱というやはり蚊が媒介する病気でニューヨークかどこかで大規模な掃討作戦が展開された、とかそういう話があったような。下水道や小さな溝に至るまでボウフラの湧きそうな場所は全部しらみ潰しに薬撒いて潰していく。…はたから見たらあんまりカッコいいものではないかも知れませんが…これも一種の災害救助、という見方もできます。
日本でも例えば日本脳炎であるとか(この病気、こんな名前ですが別に日本固有の病気…てわけでもないです)蚊が媒介する病気てのは実は結構あります。昨今問題となっている地球温暖化がさらに進めば、蚊が媒介する南方系でもっと厄介な病気も日本に来るのではないか…という話すらあります。
ではなぜ蚊がそんな厄介なもん運ぶか、と言えばこれは別に蚊本人(?)に悪意はないわけで。ただヒト刺す前に刺した相手が悪かった、とかそういうことではあります。
例えばインフルエンザ。これの感染経路の一つに豚→ヒトてのがありますが、これに蚊が絡んでる場合もあります。ヒト刺す前に豚刺した蚊がいてそこからウィルスが…と。ハエも似たようなもので生息域に感染源があってそれに触れたハエが食物にくっついて、そこへ病原体が…というのが「ハエはばっちい」メカニズムの一つではあります。
…実は今後「蚊」が重要な案件になるんではないか、とかそんなことも思ってしまいます。前述のように日本だって今後ずっと他人事と済ましてしまえるのか…と言えばそうでもないわけですし…。
06:45 PM | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
01/04/2008
よく分からん…
海外では日本とはチョット…いや、大分事情が違うようで。よく分からんことが起きてたりします。
…中国で宝くじに当たった学生、大学を去る(iza!)。
まあ、日本円で約7700万円、↑記事によれば都市部での年収が22万円の地方では7万円の国でそんな金が…ええと、日本だと大体400万とかくらい…かな?平均年収? 単純に400万÷22万で大体18倍くらいですか。7700×18=138600で…約14億かよ…。
計算が怪しい上に平均年収がそんなもんなのかどうか、正確にはわかりませんが…どっちにしても大金てことにはなります。…一体どんな宝くじだったんだろ…よく分からん。
ただ、たしかに学業に戻った方がいいのかな、とは思いますが。金は使ったらなくなっちまいますが学問は使ってもなくなることはないんですし。
モンゴルでは新年に偽の酒が出回り11人死亡(Yahoo!:時事)。
記事ではお酒の生産ラインで日本では劇物指定されているメチルアルコールが混じったのではないか、としていますが…怖いものではあります。
でも意図的?に混入しない限りお酒にメチルアルコールが混じるとは思えないんですが(そりゃ、現地の事情に詳しいってわけでもないんで、何かがどうかすればこうなる、てのもあり得るんですが)…こちらもよく分からんものではあります。
→メタノール,エタノール,消毒用エタノール(高杉製薬)
08:35 AM | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
01/03/2008
Uターン2008
と、言うことで(?)お正月も三が日ラストとなり…いわゆる「Uターンラッシュ」が始まっております。
→Yahoo!国内トピックス:交通情報
…昔はそれこそ60キロの渋滞とかあったんですが、最近はそうでもなく。昨日ちょろっとテレビのニュース見た時には30キロくらいは予想されてましたが…実際はどうなんでしょう。コレ書いてる時点(大体16:00)でもすでにあちこちで渋滞が始まっているようですけども。
さらに空の便から鉄道、と。今日がピークで今週末ほどまでこの混雑は続く、とされています。
渋滞が短く、でも混雑の期間が伸びて「薄く長く」なったのは、一つには休暇のとり方が変わったことがあるんだそうです。
昔々…江戸期から明治期辺りだと商家への奉公、なんてのがありました。子供の時分から「丁稚(でっち)」という使い走りのような役割で働いていたわけです。大変に厳しいものだったようで、しかも住み込みは当たり前。実家に帰れるのは盆と正月のみ、それも最初の数年は里心がつくから、と帰してもらえなかった…という話もあります(これを題材にした落語もあります「薮入り」)。
で…時代が下がって大正・昭和。今度は地方から都会へ…という人の流れができていくようになります。地方から働きに出てきた人たちが帰れるのもやはり盆と正月。他の時期に休みがとりにくい時代なので(いや、今でもそうか…)この時期に休みが集中。みんな地方へ帰るので年末前に「帰省ラッシュ」が、年始後には戻ってくるので「Uターンラッシュ」が始まるようになりました。
ところが昨今はまた事情が違ってきてるようで。
休みを分散させるところが出てきて「じゃあ、正月は無理だけど四日には帰れるから」と、そういう人も増えてきてるわけで…そうなると苛酷だったラッシュも緩和されてくるわけです。
…また少し時間が経つとまた事情が変わってくるのかも知れません。が…実家に帰って皆に会う、という目的だけはなかなか変わらないもんなのかも知れません…。
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12/24/2007
サンタ追跡 2007
…今日は12/24ということで明日はクリスマス。一応キリスト生誕祭ということで、キリスト教徒にとっては聖なる日になるんですが…多神教・多宗教の日本ではフツーにお祭りの日とかパーティとかそういうイメージが強いもので、あんまり宗教的なことは知らん、というのが現状ではあります。
しかしそんな日本でも誰もが知ってるクリスマスのキャラクターと言えば…サンタクロース。そして今年もアメリカNORAD(北米航空宇宙防衛司令部)が開催しているイベントが…サンタクロースを追跡する、というもの。
→NORAD TRACKS SANTA 2007
…なんか去年とか一昨年とかは「サンタを捕まえろ」的な感じだったんですが。今年はなんだかそういうサツバツ?とした雰囲気が薄れているような…まあ、その方がいいのかも知れませんが。
NORADと言えば北アメリカの防空の要でもあり、世界的に核やら戦略爆撃機やらを監視している真面目な組織なのですが。
→北アメリカ航空宇宙防衛司令部(Wikipedia)
たしか間違い電話とか何とかそういう流れで始まって、50年も続いているイベントではあります「サンタ追跡」。こういうのをすんなりやれる辺り、なんだかスゴイなあ、と正直に思ってしまうものではあります。…日本だとなんかどっかぎくしゃくしてしまって素直に楽しめないような気がします…。
今年は色々ミニゲームなんかもあるようです。組織はもちろん北米のものなんですが、日本語版もあって苦手な方でも大丈夫です。…以前はかなーりヤバげな日本語だったんですが、直訳っぽいのもあったりして。でも今回のはそうでもないようで…やっぱり進化していくもんではあります。
時差の関係でまだ始まってないようですが…お時間のある方は時折のぞいてみるのもいいかも知れません。ただ、GoogleEarthの導入なんかも始まっているんで、あんまりそういうの入れたくないなあ…てな方はご注意を。結構重いもんですし。
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12/16/2007
連続殺大熊猫事件
中国・四川省ではジャイアントパンダを射殺する事件が相次いでいるんだそうで…国家林業局が現地関係機関に徹底した捜査を指示した、とのことです(Yahoo!:RecordChina)。
…記事の内容だけでは「どこで」とか「どんな状況で」というのは分かりませんが…四川省と言えば世界で最もパンダの多い地域。それでも「連続」がつくほどに多数見ることができて、しかも村人が銃で殺したりすることが可能な状況なんだろうか…と若干の疑問を持ってしまいますが。成都にパンダ保護センターというのがあって、たしか、ここで育てた個体を野生に放している…とかそんなこともしてたと思うんですが。それでもそこまでの数、放していたのかどうか、となると…。
当たり前ですが世界的に保護されている動物ではあります、ジャイアントパンダ。生息数も少なく、野生の個体は非常に少数と言われてます。基本的に単独で行動し…成獣となると大きさも大きさですし、実際はかなり気性も荒く用心深い性格とも言われています。
なぜ数が少ないか、と言うと…その大きな要因の一つは繁殖期の短さにあります。某番組で「この動物は増えていく気があるのでしょうか?」と呆れられてましたがたしかにその通りで、一年に数日とか一日とかしかメスは発情しません。しかもオスもメスも単独行動。出会う確率が極端に低い上に繁殖も難しい、となると…。
…一方でその容姿から人気の高い動物でもあります。
中国のパンダ外交、という言葉もあるそうで。つまりは仲良くしたい国や地域にパンダを贈って友好を深める、というもの。日本も国交が回復した時につがいを贈られてます。…最近では色々とややこしいことになってる台湾に贈る、という話があってやっぱりすったもんだの挙句話は立ち消えになりましたが。そういう使われ方もされているんで、今回のような「事件」が起きるとさすがに真剣になります。
…んでも…実際はどうなんでしょう。やっぱり村人が射殺したのかなあ…なんか、ヘンな意図とかなきゃいいんですが。
11:33 AM | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
12/09/2007
乗り分け
東京は世田谷区で試験的に車道を区切って自転車専用路とする試みが始まりました(@nifty:読売)。長さは600mで、青色に塗られた路が自転車専用で、進行方向は車道上の自動車と同じ。…つまりは道交法上の「軽車両」と同じ、ということでしょうか…左側通行となります。
それとは別に歩道側にも白い点線で区切った「自転車専用路」を整備。こちらは車道上、つまり青い専用路とは逆の進行方向となる、とのこと。こちらは車道を走らないといけない「軽車両」ではなく、歩道を「徐行して」走ることのできる自転車の特性を生かしたもの、と言えるかも知れません。
こういう「自転車専用路」というのは基本、賛成なんですが…。
広さの問題、というのもあります。すでにクルマでいっぱいいっぱい、歩道だってすれ違うにはちょっと狭いような道が多い中、わざわざ自転車用にとるスペースなんかねえよ、という声も聞こえてきそうで。もし、全国的にこういう取り組みを本格化するとなると実現できる道はかなり限定されそうであります。
でも…自転車にとっても、さらに歩行者や自動車にとっても安全に走ることのできる提案でもあります、自転車専用路てのは。…その辺の兼ね合い?というのがやはり難しそうなんですが…。
…まあ、個人的なとこですと…いい案だと思うんですが、その前にやることがあるんではないか、と。例えば小中学校での道交法の理解。自転車は本来は左側通行が当たり前であること。夜間の無灯火禁止。前を見て乗る。歩道は慎重に徐行する…などなど。そういうことを学校以外、どこで教えるんだか(他にも義務教育中に教えておいた方がいいこと、てのはたくさんあるんですが…)。そういうことが充実してきてから「乗り分け」やらないと効果ないような気がしてます。…一方通行なんて簡単に無視しますぜ、ああいう連中は。
そして自動車側の理解。幅45cmの自転車施用路、ですけど…ハザード付けりゃドコ停めたっていい、てな連中はごろごろしてます。例の駐車監視員の導入で停められる場所が減ってとんでもないとこに停める件が増えてる昨今、こんなオイシイ場所を逃がすはずがないでしょうに。ほとんどがはみ出る? ンなこと関係ありません、ああいう連中にとっては。…専用路にばんばん停めて自転車がやむなく車道に…てなことになって意味がない、なんてことにもなりかねません。
↑は、まあ、ある意味最悪な考えの一部、ではあるんですが…こういう「結末」だけ用意してもらってもなあ、と。いや、手がけてくれるのは嬉しいと思うのですが…「過程」がすっぽり抜け落ちているような気がしてならんのです、最近。自転車専用路を作る→事故が減る、というその前に「皆に周知させる」「教育しておく」という過程が抜け落ちているような気がして…もったいないなあ、と。
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10/30/2007
きたか・すごか
JR東日本の「Suica」、JR西日本の「ICOCA」、JR東海の「TOICA」に続いて来年2008年秋に導入予定のJR北海道「Kitaca」、そしてこの度JR九州でも2009年導入予定のICカードが発表されました(Yahoo!:西日本新聞)…その名は「SUGOCA」と言います。
…これでJR全7社のうち5社までがICカード導入を決めたことになるのですが。7社のうち1社はJR貨物なんで、まあ、これは導入しないと思うのですが…てことは残り1社、JR四国はこういうの、導入するんだろうか…。JR北海道は導入予定ですけど使える駅は55駅のみ。それでもエリア的にまだまだ使ってもらえそう?な観はあるんですが…。
JR四国の場合は、どうなんでしょう…? ま、無理に導入する必要もないとは思いますが。
東「Suica」、西「ICOCA」、東海「TOICA」に関しては来年の3月にもそれぞれ相互に互換性を持たせる予定…というのは以前にもちょろっと書きましたが。すでに「Suica」と「ICOCA」は互換性を持ってますし。恐らく「Kitaca」「SUGOCA」も将来的には互換性を持つと考えられます。
ただ…恐らくは本当に「互換性があります」というだけのものになりそうで。
↑の各カードの紹介ページにあるのが「各エリアにまたがっての使用はできません」の文言。これはどういうことかと言うと…例えば「首都圏エリア」ならその中だけ、「京阪神エリア」ならその中でだけしか利用できないということです。
前にも書きましたけど。東京駅から「Suica」使って大阪駅で「Suica」で降りる、ということはできないということです(できる方法はあります。新幹線を使えばいいんですが…)。
その辺はどーにかならんのかな、と常々思っておるのですが…さて。
でもこういうカードが出てる、というのはなかなかに面白そうで。首都圏では他に「Pasmo」なんてのもありますし…あんまり乱立するのもどうか、と思うのですが…色々あるのもまた楽しそうではあります。
02:56 PM | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
10/18/2007
二つほど 10/18
「毒」と「貝」で二つほど。
一つ目。強い毒を持つセアカゴケグモがの出現例が大阪府で急増、異常気象の影響か(Yahoo!:産経:クモの画像あります、ご注意を)…10年くらい前に大阪で見つかってからどうも日本に定着してしまった観もあるセアカゴケグモなんですが…。
→セアカゴケグモ(Wikipedia:こちらもクモ画像あります)
死亡例もある毒グモなんですが…積極的にヒトなどでかい動物に襲いかかる…ということはほとんどないんだそうで。生息場所も石の下だとかU字溝の中だとか目に付きにくい場所ばかり。それでも素手でいじくったりすると噛まれる危険がありますので、子供には注意が必要ではあります。原産地?のオーストラリアでは毒グモとして十分に認識されていて抗血清もあるんだそうですが、日本では十分でない場合もあるので、まず噛まれないことが肝要ではないかと思われます。
なお、和名の「ゴケグモ」ですが。実は「苔クモ」に濁点がついたもんなんだとずっと思ってたんですが…↑見ると本当の意味は「後家蜘蛛」なんだそうで。これは英名の"widow spider"に由来していて、じゃあ"widow"は何か、と言えばこれは「未亡人」の意味で。…なんで未亡人か、と言えば…↑のWikipediaによれば、交尾後にメスがオスを食べてしまうので結果、メスが未亡人になってしまうんでこういう名前になった、とのことで…。
二つ目。現生人類(ホモ・サピエンス)最古と思われる沿岸住居跡で貝を食べた形跡が(Yahoo!:JIJI)。ヒトの直系の先祖とも言える「猿人」は数百万年前(この辺諸説あるようですけれども)に出てきた、とされてますが…現生人類、つまり「新人」の流れをくむホモ・サピエンスは約20万年ほど前にアフリカで発生したとされています。
当初は陸で生活していたらしいのですが…食べ物も何もない状態。そこで沿岸地域へ出てきて容易に食べ物を手に入れることができるようになった…とのこと。そうなると生活にも余裕が出てきますんで色々なことができるようになって行った、とも考えられます。
…第二次大戦中に山へ逃げた兵士よりも海へ逃げた兵士の方が助かりやすかった、てな話をどっかで聞いたような。これもやはり食糧確保が簡単だから、とかそんな理由だったと記憶しておるのですが。
07:11 PM | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
10/15/2007
しのびよる「デング熱」
台湾南部でデング熱が猛威をふるってます。台南市では500人以上の感染を確認、媒介する蚊を撲滅するために軍も出動する事態に(Yahoo!:Record China)…。
元々台湾はデング熱にかかりやすい土地とされていたのですが…ここへきて大流行の兆しが…ということのようです。
→デング熱(厚生労働省検疫所)
デング熱の主な症状と言えば発熱から始まって頭痛、関節痛、筋肉痛、発疹…となります。この発疹が特徴的ではあるのですが、一般的に症状が風邪に似ているためデング熱と分からなかった…というケースもあるとのことです。潜伏期間が早くて3日、遅くて2週間程度と長いのもその理由の一つではあります。
大抵の場合は↑のような症状の後、治ってしまいます。
なんだ、それほど難しい病気じゃないじゃないか…と思われそうですが、この病気、ワクチンや特効薬がありません。一度かかってしまえば症状を抑えるクスリを飲むしかなく、予防法に至っては蚊に刺されないようにするためだけ、というなかなかに消極的な状態。
…体力の少ないご老人や病気の方、あるいは乳幼児が…と考えると怖いものがあります。さらに同じように蚊が媒介する「デング出血熱」という、デング熱に似てはいるのですけれど激しい症状と高い致死率を持った病気もあり…やはり油断はできません。
地球の温暖化が原因で、こういう熱帯性の病気が北上しているのではないか…という話もあります。…日本でも将来こういう病気が常在化するのではないか、とされていますが…さて?
11:27 AM | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
10/14/2007
好きなもんは好き
…なんとかヒマ見つけて行ってみようかなあ…。
東京は神田にあった「交通博物館」。その後継施設が今日、さいたま市大宮区に「鉄道博物館」としてオープンします(Yahoo!:フジサンケイビジネスアイ)。以前から(何歳の頃からだったかしらん…?)興味のあった「鉄道」関係なんですが。神田の方はそれこそかなーり前に行ったことあるんですが…新しいのはどんなもんなんだか、やはり興味はあるもんではあります。
→鉄道博物館
家族の影響だったんですが…鉄道好き。
関東を離れて関西圏に行く時も鉄道で行きました。それどころか帰省する時も全部普通で行ったりして。例の「18キップ」には大分お世話になったもんです。…ホントに丸一日かかってたもんなあ…あれは。
でも最近はあんまり乗ろう、と思わなかったりします。
一つにはどんどん新車両が出てきてなんだかよそよそしくなってしまったことでしょうか…ピカピカのやつもそれはそれでいいもんなんですが、それよりも重ねてきた年輪?とか風合い?とか…そういうイイ感じで古さがにじみ出ているのが好きなもんで。以前、ホント偶然だったんですが廃車寸前の車両に乗れたことがありました。…木製の手すりに床は黒くぼやけてしまっていて。扇風機(もちろんクーラーはナシ)もふるーいやつで。ミョーに興奮してしまったのを覚えています。…最近はああいうのはないんでしょうね…いや、あったとしても「作られた感」が強くなってしまいそうではあります。
もう一つは乗客のマナーでしょうか。年を追うごとに目に付くようになってきて…どうにも。指定席ならまだマシなんですが普通に乗るとめちゃくちゃストレス溜まる時があります。
…なもんで、最近は国内線でも飛行機に乗りたいなあ、とか思ってしまう浮気もん?に成り下がってしまいました。…これも昔、初めて乗った時は酔って吐いたりしたもんなんですが。それこそ鉄道好きの頃は乗りたい、なんて思いもしなかったんですが…。
これもまた以前の話ですが。某サイトで「鉄道」「車」「飛行機」など、どんな乗り物が好きか、という話になった時。
「自分で動かすか、他人に動かしてもらうか」
突き詰めればそのどっちが好きなのか…と、そういうことなんじゃないか、という声がありました。…その時は「あ、なるほど」と思ったんですが…それからよく考えてみると若干違うような気がしてます。
結局は「安心感」の問題なんではないか、と。これは「乗る」「見る」共通してると思うのですが、人間てのは自分の感性にぴったりと合うモノを求める習性があります。…しかし、そういう漠然としたものでは何が合うのか分かりはしない。で、その「合うモノ」に対していくつか条件付けをしていって求めていく、ということになるのですが…「車」「鉄道」「飛行機」に求める条件てのは「安心感」なんではないのかなー…と。
「安全」ではないんです「安心感」
一種の母胎回帰、とか。あるいは乗ってて「ああ…」と安心を得られるモノ、とか。見てて湧き立つ興奮! もあればどこか納得できる美しさもある。それぞれ、乗ったりあるいは見たりすると安定して安心を求めることができる。同じ移動をするための手段達と言えども、個人個人によってそういう「安心感」を感じる度合いが違ってる、それが「好み」なんではないか…と。
とりとめもない話になってきてますね…すいません。まあ、好きなもんは好き、でいいとは思うのですけれど(オイ
…やっぱり行ってみようかなあ、新しい博物館。なんか、こう…昔感じたアレがまた味わえるんならそれはそれで楽しそうですし…。
12:21 PM | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
10/12/2007
とらんじっともーる
今日の午後5時~8時、明日と明後日は午後0時~8時に京都は四条通の一部で、一般の自動車が入れないようにして(公共交通機関のみ通行OK)歩行者ゾーンを大きくとる「トランジットモール」が試行されます(Yahoo!:産経)。距離にして650mで、あくまで「試験的な実行」なわけですが。それでも人口100万人以上の都市では世界初、ということになります。
ドイツのフライブルグ。ここでは1973年からこの「トランジットモール」が導入されている(国土交通省)ことで知られてますが…ここまで来るのはかなーり大変だったんではないか、と。それでも30年以上も継続できる、というのはそれだけで一つの成功例と言うこともできますけども。…フライブルグ在住の20代にとってみれば生まれる前からそういうシステムだったわけで、抵抗感もあんまりないんでは…とか。こういうのは一度流れに乗ってしまえばなんとかなるもんなのかも知れません。
ただ、京都でやる、ってのはどーなんだろー…と。
既に建物の高さや景観に規制を設け、観光地としての財産を守ろうとしている同市なわけですが。でも、千年続く「古都」てことはそれだけ人の行き来が古来からあった、てことですし。人が行き来するようになる→物資も情報も行き来するようになる…で、発展してきた、という見方もできます。そこで現代でも依然として「行き来」の主役でもあるクルマを締め出すってのはどーなんだろー…と。
個人的には賛成なんですけれどね、自分クルマの免許持ってませんし(オイ。
ただ、例えば商店への輸送方法だとか。自動車による輸送が一部できなくなるわけで…その辺の影響は大丈夫なんだろうか、とか。例え一部区間で一部期間だけとは言え主要道路を通れなくなる、しかも日中の時間帯となると…本格導入がすでに視野に入っているとすれば…少しややこしくなるような気がします。それに↑記事中にもありましたけど、迂回による全然違う地域での渋滞とか。
…まあ、その辺「実際にやってみないと正直わからない」(「」内↑元記事より引用)というのが本音なんではないか、と。結構うまく行くかも知れませんし…想定外のとんでもないことが起きるかも知れない…。
どういう風になるんだか、まだちょっと分からないものではあります。
09:21 AM | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
10/07/2007
ミャンマーの行方
国連安保理での協議。ミャンマーの問題に関して米中で対立も…つまりは「積極的に介入すべき」という米と「積極的に介入すべきではない」という中国の対立姿勢が出てきた、ということなんですが。同じ国籍を持つ方が一人、射殺されてる側からすると…結構複雑な面持ちではあります。ついに日本も無関係ではなくなってしまった、ということでもありますし…。
→Yahoo!海外トピックス:ミャンマー
ミャンマーは現在軍事政権が権力を握っています。
こういう国は実は少なくはないんです。日本だって内閣総理大臣は自衛隊に関しては最高責任者になります(ただし自衛隊関係の人がなれるものではないんですが)んで、見方によっては…いや、でも、大抵の国のトップがそういうもんのなんで、これは意味が違うということになりますか…。
それでも軍の最高責任者が国のトップ、という国は結構あります。考えてみたら本当の意味での「力」持ってる人になるわけで。そういう人が権力握るのはある意味当然ではあります。…あんまりイイ感じはしないですけども。
その中でもミャンマーは前々から色んな意味で注目されてきてました。
民主化指導者アウン・サン・スー・チーさんの長年に渡る軟禁などはその例でもあります。…こういう事態にならなければ国連の事務総長特別顧問との対面などあり得なかったでしょうし、軍事政権側から対話の用意もある(Yahoo!:REUTERS)などという談話は出なかったでしょう(←ただ、対話の用意があるってだけで条件がかなりキツいんですが…)。
このままなし崩しに民主化、というのはあまりに性急な気がしますし。まだまだ軍事政権はその威力を保っているままですし…。
すでに国連だけではなく米中も巻き込みつつあります。一体ミャンマーはこれからどこへ行くんだろうか…と考えると…やはり日本も無関係ではなくなるんではないか、と思ってしまうわけです…。
08:50 PM | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
10/06/2007
二つほど 10/07
とりとめもなく二つほど。
一つ目。「着色ナンバープレートカバー」国交省が規制検討へ(Yahoo!:毎日)…車のナンバープレートの上に着ける透明なカバーのことです。ただ、ほとんどが「透明」ではなく何らかの色がついてます。
で、そういうナンバープレートは「見にくい」ということで規制が…とのことのようで。
自分はクルマ持ってないんで、そういうとこはよー分からんのですが。やっぱり汚れたくないのかな、とか、ああいうのがオシャレなんだろうか…とか。そういうもんなのかなー…と。
ただ、コレ、たしか以前にオービス対策で禁止、とまでいかなくても規制みたいな方向へ動いてた…と思ったんですが。ある程度は大丈夫、てなことになったんでしょうか…?
二つ目。皇居周辺はヒートアイランドならぬ「クールアイランド」(Yahoo!:読売)…実は皇居周辺てのは2度ほど気温が低いんだそうで。その冷気で周囲の気温を下げている、とのことで。
考えてみりゃ当たり前のような気もしますが。あれだけ緑と水があって。しかもそれがきっちりと守られているのなら。実は皇居てのは野生生物の宝庫でもあります。人間と違って動物なら入ることができますし…古来からの動物も数多く残っている、という話を聞いたことがあります。
…その一方でやはり外来種の影響は否めないんですが。それでもこういう場所てのは一朝一夕にはできないもんなんだなあ、と思ってしまったりするもんではあります。
02:23 PM | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
09/24/2007
「新」か「延長」か
「新東京タワー」ではなく「現在の東京タワー背伸び案」浮上(Yahoo!:産経)…東京は墨田区に建設予定の「新東京タワー(名称未確定)」ですが。これは600m級の電波塔で、今後さらに増えていくであろうデジタル放送も視野に入れつつ建設されるものではあります。
一方の「東京タワー」ですが。昭和33年に建造された333mの電波塔で、現在でも現役ばりばりではあるのですが…デジタル放送に完全移行してそれに対応するにはちと、高さが足りないとのことで(自身の高さが…と言うよりも周囲が高くなってしまってるんだそうで)。そこで新しい「東京タワー」を…ということで墨田区に建設が予定されてりたんですが…。
「東京タワーのアンテナの位置を80~100メートル高くすることで、平成23年に始まる完全地上デジタル化に対応できる」(「」内↑記事より引用)
今さらンなこと言われても、というのが「新」側の反応のようで。
たしかに現行の東京タワーをそのまま使えるのならアンテナの設定やら何やらもしなくてよくなりますし、放送局の負担も重くはならなくなるんだそうですが。…でもここまで動いてきてるお話をいきなり元に戻すってのはなあ…ということのようで。
こういうのは当たり前ですけどタダではできません。タダ、というのはお金の話だけではなく色々な思惑やら関係やらも絡んできてます。前よりもイイ案がある、と言われてはいそうですかとそっちへ流すわけにもいきますまい…。
なんだかヘンに長引きそうな気配もあるんですが…どっちにするんだ、てなことで。「新」の着工が始まってからも続くようなら何らかの解決策(法的手段も含めて)を考える方がいいんではないか、と思うのですが…フツーに生活してる一般市民にしてみれば電波さえ受信できればどっちでも構わないわけですし。
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09/21/2007
男女七歳にして
…というのとは、ちょっと違いますか。
兵庫県で県条例を改正、六歳以上の男女の混浴を禁止→夫婦や家族ならOKへ(Yahoo!:読売)。これは「公衆浴場での男女の混浴は六歳以上はダメ」というものだったらしいんですが。この「公衆浴場」が温泉ホテルなどでよくある「家族風呂」も該当する…として県が改善指導。しかしこれは家族で入るための風呂であり「家族だんらんを認めないのか」(「」内↑記事より引用)と反発していた結果が出た…とのことです。
いわゆる「お役所仕事」ってんですか? そういうのがモロに出たパターンだと思うのですが…。
ある一定の枠組み(ココでは「公衆浴場で六歳以上の男女の混浴はダメ」)そのものは別に批判も評価も特にない、「そりゃそうだろ」とほとんどの人が納得しそうな内容なんですが。これにお役所のフィルタがかかると(ココでは「家族風呂は公衆浴場だろ?」)なんだかトンデモナイ方向へ暴走することがあります。
…普通…と言うか一般的に「公衆浴場」と言えば銭湯であるとか。あるいは温泉旅館の大浴場であるとか。不特定多数でなおかつ面識のない人たちがいきなり顔を合わせる可能性のある浴場…と、そういうことではないか、と思うのですが。家族風呂てのはまず内風呂ですんで「不特定多数」も「面識のない」人も入ってくることはまずあり得ない。そういうのをどうしたら「公衆浴場」と判断できるんだろうか…。
個人的な憶測ですけど所有権を問題にしたんではないか、と。個人の持ち湯ではないのでこれは「公衆浴場」に当たるんではないか…とか。あるいは行政区分上とかそういうのも関係してるのかも知れませんけども。
しかも。いざそういうことになってしまうと…お役所てのはまず考えを変えません。間違ってたんなら謝って別の案出しゃいい、てのは一般の考えのようで。何がなんでも押し通せばそれが正義となってしまいます。…相手が相手ですからねえ…フツーはこっちがある程度引いてしまうのも事実。そういう感覚は向こうは一切感知しませんから「あ、やっぱこっちが正しいんだ」てなことになって、結局そういう「おいおい」な話が通ってしまう、と。
まあ、日本に限ったことではないように思うのですが…こういうとこに使う労力を他へ回したら世の中もっと良くなってるんではないかい? とか思ってしまうのですが。
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09/10/2007
日本でダイヤ
日本初となる天然ダイヤが愛媛県で見つかる(Yahoo!:読売)…と聞くと、なんだかダイヤモンドがざっくざく、といったイメージが湧きますが。実際は1マイクロメートル(1000分の1ミリ)ほどのもので、レーザー照射で発見したとのことで…目で見つけるのはまず無理な大きさになります。
鉱物関係では種類は豊富だけども量が少ないんで「鉱物の見本市」とも言われる日本列島ですが。
それでも出るたって質があんまり良くない場合もあったり(例えば北陸の田んぼに噴き出してくる石油とか)しますし、比較的新しい地質なので古い地質で出てくるモノは出てこなかったりします。今回のダイヤモンドもそういうのの一例だったそうではあります。
ダイヤモンドの作り方、と言えば昔角砂糖からダイヤを造る、なんて実験をやってた番組もありましたが。
めちゃくちゃ簡単に言えば…炭素(砂糖でもOK)のカタマリにとんでもない圧力かけ続ければダイヤになります。…まあ、簡単に言えば、なんで…実際は色々な要素が複雑に絡んで出来上がるモノではあるのですが。
装飾品として人気の根強いダイヤですが、一方で工業用品でもあります。何せ世界で一番硬い鉱石。小さすぎて装飾用には到底ならないようなのは例えばガラス切りなんかに使われます。…天然ももちろん使われてた、と思うんですが…たしか人工ダイヤてのも結構出回っていたように思いますが…どうだったけか…。
ところで。↑記事では愛媛県のみで詳細な場所については言及してません。…学術的に貴重な場所だから、なんですが…たしかに。公開したらそれこそ掘ったらダイヤ出てくる、宝探しだ、と勘違いしたおバカがいっぱい来ちまいそうだわ…。
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09/02/2007
禁煙@横浜
今月の1日、つまりは昨日から横浜市の横浜駅・桜木駅・関内駅の三駅周辺が禁煙となりました(Yahoo!:毎日)。火のついたタバコを持ってるだけでも条例違反となる可能性がある、とのこと。これは吸殻などを道に捨てると2万円以下の罰金となる条例を改正したものとのことですが…来年1/21以降には該当地区での喫煙には2000円の罰金も科せられるという流れになってます。
ただ、↑記事にもあるようにどうにも周知は徹底されていないようで。…その辺もあって9/1からまずは禁止区域指定をスタートしておいて、少しずつ皆に知っていってもらって来年の1/21には罰金も始めようか…ということなのかも知れません。
…ま、たしかに全然知らなくて横浜駅周辺で、ふー…っ、とかやってたら「はい、2000円」てなったらイヤになりそうではありますが。
しかし横浜ですから他の市や町からはもちろん、他の都道府県から来た、てな人も大勢いるわけで。それどころか日本人でない人たちもいます。もちろん看板やら何やらで注意は呼びかけていくのでしょうけど(複数の言語で書かれてそうだ…)その辺も不足していたら、別の意味でなんだか問題ありそうな気もします。
でもまあ…禁煙てのは世界的な流れではありますし。日本全国がじょじょにこうなっていくのは仕方ないことなのかな…といささかあきらめ気味に感じてしまう今日この頃ではあります。来年から自販機での認証システムも始まるって話ですし。あれ、手続きがかなりめんどくさそうなんですが…。
…いや、自分は吸わないんですがね…なんとなく、というやつで。周りには何人か吸う人がいたりするもんで…。
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08/19/2007
一つの指標
ヤマビル、という血を吸う生き物がいます。湖沼や田んぼにいてやはり血を吸うチスイビルというのもいますが、このヤマビルは陸地に生息してヒトの血も吸うので、ある意味やっかいな生き物ではあります。しかし生息域は基本的に森や林の奥。やはり湿り気が必要なせいか山奥に多く分布しているのですが。
それが…最近の里山事情によって民家近くにも出現するようになり、対応に追われる自治体も出てきたとのこと(Yahoo!:毎日)。
山の手入れをきちんと行って下草を払い、余分な木を刈っていればここまでにはならなかったのでは…という声もある、ということです。
もっとも、昔の状態に戻りつつあるんではないか…という見方もできます。
森の手入れというのは、やや理解されにくい傾向にあります。元々雑木だらけで何もしてなかった森なのに、なんで人が入って余計な作業せんといかんのじゃ…と。
それはそれで一理あるんですが、人の手が数百年単位で一切入ったことのない広大な原生林…というのならまだしも住宅地や田畑の中にぽつん、と存在しているだけの森は大きな植木鉢のようなもの。鉢植えの植物は地植えの植物とは違って水も肥料もやらないといけませんし、日当たりにだって気を使わないと植物は枯れてしまいます。
…まんま里山=植木鉢というわけではありませんが…人の手が入って初めて正常なカタチを保てる森というのもある、ということです。もちろん何もしなくても問題ない森や里山もあるのでその辺はケースバイケースではあるのですが。
ヤマビルを減らすためにはそういう手入れが必要、と↑記事にはあります。が…ヤマビルのいる森や山の方が自然なんではないか、と考えてみたら…?
その辺は夜に鳴くセミと一緒で色々な捉え方ができるもんではあります。ただ、実際問題としてそうそう頻繁にヤマビルなんぞに食いつかれるのはたまったもんではないですし。やはり減らす方向へ話が進んでいくものなんだろうな…とは思いますが。
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08/14/2007
セミの被害
クマゼミの産卵で光ケーブルに被害が(iza!)…前に「今年はセミが多くなるかも」と言うお話を紹介しましたが。関西圏ではクマゼミによるケーブル破損が問題になりつつあるようです。…とは言っても全部のケーブルが被害にあってるわけではないのですが…それでも被害が出てる、ということはやはり無視はできない状況のようで。
セミは一生のほとんどを地中で過ごします。むしろ土の外に出てる成虫の期間の方が相当に短いものではあります。幼虫の期間は数年もありますが、成虫の期間は一週間程度。その短い時間の中でタマゴを産みます。
そのタマゴは枯れ木などに産み付けられます。やがて幼虫が孵化すると…木を伝って土の中へ。近くの生木にたどり付いて、その根から樹液を吸ってまた数年後に成虫となるべく地上を目指す…というのがセミの簡単な一生ではあります。
タマゴはメス(鳴かない方)の産卵管を通して産卵されますが、この産卵管は太い針のようなものです。これが例えばカミキリムシだとかそういう木を食う系統の虫なら「食草」となる木へ産卵した方が幼虫にとっては好ましいわけですが、セミの場合別に産卵したそのモノでなくても近くに生きてる木があればいいので、産みやすい場所ならどこでも刺して産卵してしまいます。
…ということで光ケーブルなんてのは絶好の産卵場所になってるようなんですが…。
しかし、これ…関西圏のクマゼミだけじゃないんではないだろうか…と。それとも関東圏に多いミンミンゼミとかアブラゼミはあんまりケーブルがお好きではない、とか…? 実は結構あちこちでこういう被害って出てるんではないだろーか…とか思ってるのですが。
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08/13/2007
夏用それぞれ
いやはや…暑いです。連日。
…そこで「夏おでん」が登場しました(Yahoo!:産経)。別に「熱い」料理を冷やして食おう、とかそういうのではないようで。こういう料理もあるんだよ、煮込まなくてもいい味も出るんだよ、と…。
こういうのは他にも「冷やしカレー」とか「冷やし茶漬け」とか商品化されてるのもあったような。…ただ、売れてるのかどうかは…ちょっと。やっぱりイメージというのはかなり大事な要素になるんかな、とか思ってしまったりしていますが。
↑の商品は夏用に開発した「おでん」といったもので、そういうのとは若干違うような気がします。
考えてみたら「冷やし中華」だって元々はそういう「夏にこういうのがいいんではないだろうか?」と開発されたわけでしょうし。ラーメンをただ冷やしてできたわけではないんでは、と。(まんま「冷やしラーメン」を食わせてくれるところもあるそうですが、こないだテレビでふと見た時にはこれは本当に「冷やし」「ラーメン」でした。湯気も熱くもないんだけどラーメン)
こういう「夏おでん」てのはどっちかと言うと「冷やし中華」のような既存のものを「冷やした」わけではなく「夏用」に開発されたおでんなんではないか…とか思ってしまったりしてるわけです。
ただ、こういうのは実際に食ってみないと分からないわけで。実は結構美味そうな気がするのですが…どうなんでしょうね?
04:43 AM | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
08/06/2007
二つほど 8/6
では「スポーツ」で二つほど…。
一つ目。夏の高校野球の組み合わせ、決定。
→第89回全国高校野球選手権大会(サンスポ.com)
こういうのは、つい、自分とどっか少しでも関係したことのある地域を探してみて懐かしさに浸ったり思い出を探ったりするもんですが。例えば昔住んでいた県の代表とか。例えば知り合いのいる県とか。ある意味それが全ての都道府県から代表の出てる「夏の大会」の一番正しい楽しみ方なのかも…知れません(てのはちょっと違いますか…)。
それでも普段はあんまり野球には興味ない人でもなんとなく興味を持ってしまうのも高校野球の醍醐味、ではあります。
…ところで、昔は東西に代表校を分けて一回戦は東西で対決…とかそんな風だったと思うのですが、最近は違うようで。思いっきり近県で当たるような組み合わせもあったりして。学校によっては近場同士になってしまって「以前どっかで試合したことがある」とかそんな場合もあり得そうな。まあ、それでもこういう組み合わせ方法の方が真の意味での「ランダム」となるのではありますが。
二つ目。レフェリーがフックでノックダウン(Yahoo!:日刊スポーツ)…もちろんわざとではないようですが。
日本ではこういうレフェリーノックダウン→交代というのは↑が初、とのことですが…なんかどっか海外の試合でそういうのを見たような気がします。選手も結構意識がもうろうとしている場合もあるんだそうで、こういう事態もたしかにあり得るわけですが。それにしても…こういうのもアンラッキーになるんでしょうか…?
03:42 PM | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
07/23/2007
高いところは
個人的には好きではないのですが。
ドバイで建設中のビル「ブルジュ・ドバイ」が高さ512mを越え、世界最高層のビルに(iza!)…まだ建設中なんですが世界一。完成時にどれくらいの高さになるか、というのは公表されてはいないそうなんですが…700mから1000mまで様々な憶測が飛び交っているんだそうで、どれくらいになるかは分からないとのこと。…どこまで伸ばすつもりなんでしょうか…。
なお「ブルジュ・ドバイ」とは「ドバイの塔」という意味なんだそうであります。
こういうのは人間のサガ、と言ってしまえばそういうもんなのかも知れませんが。
古くはバベルの塔の故事からも。あるいは実存してる各種ピラミッドだってそうなのかも知れませんが…こういう「塔」や「高層建築物」なんかを造るてのが好きな生き物なのかも知れません、人間てのは。ま、煙となんとかは高いところに登りたがる、なんて皮肉めいた言葉もあったりして。
…実際にはこういう高いもん建てたって意味なんかなさそうなんですが。塔内での移動手段だって大変なんだろうし造る資金だって尋常じゃないでしょうに。…いや、地球上の土地てのは限られてるんだ、こういう空間利用して何が悪い…とかそういう言い方もできますか。それでもなんだか後付けっぽい理由ではあります。
こういうのの最終形態?が「軌道エレベーター」ではないかと。地上と地球の周回軌道を結ぶ超超距離エレベーターのことで、SFなんかでは結構当たり前な設定になってます。…実際に作る、となると…まだまだ無理っぽいんですが…いずれはできてしまいそうな。そんな気もしてきたりします。
…何せこの「ブルジュ・ドバイ」、今は世界一なんですが…クウェートには1000m級のビル建設予定がある、いや他の地域にだってある…てなことになってます。どうもこれで競争終わりってわけでもないようなので…。
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07/09/2007
新しい「七不思議」
民間団体の呼びかけで新たな「世界七不思議」を決めよう、という動きがあり…七つがインターネット投票などで決定しました(Yahoo!:JIJI)。しかし世界遺産などを管理しているユネスコからは異議も出ています(Yahoo!:毎日)。
本来?の「世界七不思議」とは:
・ギザの大ピラミッド
・バビロンの空中庭園
・エフェソスのアルテミス神殿
・オリンピアのゼウス像
・ハリカルナッソスのマウソロス霊廟
・ロードス島の巨像
・アレクサンドリアの大灯台
というのが一般的ではあります。→世界の七不思議(Wikipedia)
しかしこの中で現存しているのは「ギザの大ピラミッド」のみ。しかも「世界の」となっている割には地中海周辺に限定されてるため、現代事情にそぐわないという声は結構前からあったような。…なんだか「新」七不思議てのにはすでに何回かお目にかかってるような気もするんですが…。
今回の「新」七不思議は
・中国の万里の長城
・インドの廟堂タージマハル
・ローマの古代競技場コロッセオ
・ヨルダンの古代都市遺跡群ペトラ
・リオデジャネイロの巨大キリスト像
・ペルーのインカ帝国遺跡マチュピチュ
・メキシコのマヤ遺跡チチェンイツァ
となっています。日本の清水寺も最終候補の一つだったそうなんですが、選に漏れた、とのことで。
…別にこういうのを決めてもいいんじゃないのかなー…とは思うのですが。そもそもはタリバンの石仏破壊から始まった「文化救済」の一環らしいですし(その辺もユネスコが認めない理由の一つらしいですが)。でも選ばれなかった地域からは歓迎されないんでしょうね…やはり。
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06/27/2007
よーかい
国際日本文化センターの研究チームが6/26、妖怪の資料をデータベース化して一般公開する構想を発表しました(Yahoo!:毎日)。さらに従来の怪異・妖怪データベースも収録件数を約3万5千件とパワーアップ。今後は画像の掲載なども進めていくとのことです。
某有名アニメの新作が始まったり、「妖」がテーマになってる作品も増えたり…と最近はこういう妖怪?というか不思議なイキモノが一種のブームではあります。…まあ、好きな人は前々から好きだったわけで。今さらブームとか言われても…てな思いなのかも知れませんが。
自分も嫌いな方ではないです。不思議な伝承とかそういう話も好きですし。そもそもが歴史やら民俗学やらが好きなもんで…そっち関連に目を向けてると、そういう話は結構出てくるもんではあります。さらに、妖怪に限らず妙で不可思議な現象というのは洋の東西をも問わずにたくさんあるものでもあります。怖いとかそういう感情だけではなく、やはり旺盛な好奇心から来るものなのか…とか。なんだか人間の本質の一つに迫ってくような…とそこまでは考えすぎなのかも知れません。
一方で妖怪というのはどんな生き物なのか、普段接している哺乳類やら鳥類やらとは全然違った生態してるんだろうか…それとも基本は同じでちょっと違っているくらいのもんなんだろうか…とかそんなことも思ってしまいます。例えばどうやって子孫増やしているんだとか。何食ってるんだとか。夢を壊すようなことしないでくれ、とか言われそうではありますが…そういうのも気になるところではあったりします。
…でもまあ、今現在の大系とは全くかけはなれたモノなんじゃないのかなあ…あれはこうだし、これはあれだし…とかそんなことを考えるのもまた面白いものではあります。常識てのは所詮は常識に過ぎないものではあるわけですし…。
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06/22/2007
一番じゃ…ない?
ブラジル政府機関の研究者がアマゾン川の新たな源流を発見、それによると「世界で一番長い川」はアマゾン川に(iza!)
→アマゾン川(Wikipedia)
これまで…と言うか今のところ「世界で一番長い川」はアフリカのナイル川、「世界で一番流域面積の広い川」は南米のアマゾン川、というようになっています。しかしナイル川とアマゾン川の「長さ」の違いと言うのは実は数百キロメートルしかなく(実際は結構な距離ですが)本当のとこ、どっちが長いのか…というのは結構あれこれ言われていました。
…しかもアマゾン川の広さというのはハンパではないわけで。調査されてない支流なんてのもまだまだありそうな世界ではあります。
これが日本の河川ですと落差があって、流れが急で、短い川が多いのであんまり「世界で一番長い」とかそういうことには関係してこないのですが(中国かどこか大陸系の人が瀬戸内海を見て「日本にも広い川はあるのですね」と言った、とかそんなジョークもありますが)世界的に見れば(当然ですが)そういう例に事欠かないものではあります。
そんなわけでどうにも「川」として認識しにくいもんなんだそうで。日本人がアマゾン川なんか見ても。対岸ははるか彼方ですし、水は基本的に濁ってますし。
…ついでに動植物も豊富。しかも気候が気候なので川の位置も変わりやすい。蛇行を繰り返すケースも多いらしく三日月湖(蛇行して曲がった川が直線に戻った際に取り残された水が湖になる)もたくさんある。…でもその三日月湖も日本の場合と違ってすぐに繁茂する植物に覆われて土に戻ってしまう。しかし、また川が蛇行すれば三日月湖に…と。↑のWikipediaの文中にこういうプロセスが載ってましたが…こんな川で正確な調査と言っても…とかそういうことになりそうな気もしてます。
そんなアマゾン川では計測によってかなり数値に差があるんだそうで。従って今回のもどうなんだろう…? という声も出そうな。しかも国家とかそういうのも絡んできそうではありますし…。
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06/19/2007
モスクワ1位東京4位
「世界で最も生活費がかさむ都市は?」
という調査をアメリカの人事コンサルティング会社マーサーが毎年実施してます。それによりますと…最も生活費がかさむ都市はロシアのモスクワ、とのこと(CNN)。
→2007年 世界生計費調査 – 都市ランキング(MERCER)
東京は去年3位だったそうなんですが。今年は4位に転落…いや、「転落」じゃあないか。なお、最下位…って別に悪い意味じゃないんですが…はアルジェリアのアルジェとなりました。
この調査は海外へ駐在員を送り出す際の参考になれば…という目的で始められたものだとか。
従って↑コレの通りモスクワでは何が何でもどうやったって生活は苦しくなるんだー…とかそういうものではありません。基本はニューヨークを「100」としていくつかの要素を加味しての数値を出している、ということです。…しかしやっぱり何と言っても物価が大きな影響を与えることには違いないようで。モスクワは「世界で最も物価の高い都市」になってます。なお…「世界で最も物価の安い都市」はパラグアイのアセンシオンで、これは5年連続の快挙?とのこと。
昔のどっかのクイズ番組じゃあないんですが…
「大体○○○円と考えて頂ければ目安になるでしょう」
というのは実は結構落とし穴なわけで。旅行番組なんかでも円に換算して「やっすーい」とか言ってますけど、実際に暮らすとなるとまた問題は違ってきてしまいます。物価が安いから暮らしやすいか、と言えば…そう簡単にはいかないのもまた現実なわけです。言語の問題もありますし、食いもんは安くても居住費がベラボーな場合とか。あるいはこれは数値化というのは難しいですけど治安のこととか。
対象が通り過ぎるだけの旅行者ではなく、実際に生活していかなくてはならない駐在員ということでの調査結果ではないのか、まあ、住む機会なんかなさそうだし目安ってやつですか…とか。…それでも東京4位の大阪8位。それぞれ東京は前回3位の大阪は6位だったんですが。…やっぱり住みにくいのかなあ、日本の都会は…とか思ってしまうのは仕方ないことなのかも知れません。
06:56 AM | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
06/16/2007
なかなか難しい
大阪でイタチの被害が急増中(Yahoo!:産経)…イタチ? なんで? と思うかも知れませんが。
イタチと言えば小型、もしくは中型の基本肉食性の哺乳類。ペットとして人気の高いフェレットもこの仲間に入ります。さらに広げていくとラッコであるとかカワウソであるとか。あるいはスカンクなんかも近い連中になり…結構色々と世界中で手広く?やってる動物ではあります。
日本では土着のニホンイタチと戦前に毛皮業者が持ち込んで野生化してしまったチョウセンイタチの二種が代表的な種になります。…今回騒ぎを起こしているのは後者のチョウセンイタチの方になります。ニホンイタチはチョウセンイタチのように町中など人の多いところでは暮らしにくい(つーても農家の鶏なんか食ったりしてたんで、そこまで人嫌い?とかそういうもんでもないようなんですが)ようで、山などの方へその活動の場を移してしまったとのことではあります。
…んでも…どっちがどっち、という判別はかなり難しいらしいんで、見かけても普通に「イタチ」でも問題はないかと。
イタチの特徴はその細長い体にあります。身長の割りには体の直径というか太さはそれほど大きくなく、↑の「ネズミかと思ったら」てのはそれくらいの大きさしかない場所でも出入りできるからではないか、と。昔の鶏小屋でも握りこぶしが入るか入らんかくらいの、ほんのちょっと穴が空いてただけでイタチが入ってきて鶏襲ってた…なんて話を聞いたことがあります。どこへでも侵入できる分、クマとかキツネよりも厄介な動物ではあったようです。
さらに「最後っ屁」という強烈に臭いおなら(正確には肛門付近の臭腺から出る物質)を出すことでも知られています。…これに特化?したのがスカンクということになります。
…実はこういう都市部に慣れてきた動物というのは結構いるもので。最近ではイノシシが夜の町をうろつく、とか。あるいは観光地におけるニホンザルの被害というのも深刻なものがあります。
「かわいそうだから」「人間の方が後から入ってきたものだから」と放置しておくわけにもいかず、しかし無闇やたらと駆除駆除していくのもどうか…というのも問題なわけで。本当の理想は「共存共栄」なのでしょうけど…人間とはまた違った流儀で生きているモノたちですし。なかなか簡単にはいかないものではあるわけで…。
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06/04/2007
そんなところにコカイン
イタリアの首都ローマ。古くからの観光地であり、文化・芸術的にも魅力ある街なのですが…ローマの大気中にはカフェイン・ニコチンの他にコカインの粒子も含有(Yahoo!:REUTERS)という研究結果をイタリア学術会議の研究者らが発表しました。
量は冬季で1立方メートル当たり0.1ナノグラム(1ナノグラム=1グラムの10億分の1)…微量、と言えば微量なのですが。
最も高かったのがサピエンツァ大学周辺ということで、やはり薬物汚染が大学内にも…となりそうですがこれに対しては「まだ早計」という意見もあるとのことで。大気中の「量」にしても即座に害があるものではない、という学者もいるとのことですし。ローマ行ったら即中毒、というわけではないようです。
ただ…フツーに考えたらあり得ないわけで。
別の調査では北部トリノではポー河からコカイン成分が出た、という話もあります(こっちは廃棄に困った人が捨てたせい、とのことですが…)けども。大気中や河の水からそういう「人為的な」成分が出てくる、というのは…って、よく考えてみたらそういう一種の「汚染」てのは今に始まったわけじゃないですか。北極のシロクマから汚染物質が見つかってる、てのはかなり前から言われてたもんですし。
ただ、今回は内容が内容ですし…イタリアの都市部てのはこういう「薬物」にはずいぶんと悩まされてきてますし。
…こういうのを他の国の大都市とかで大々的にやったら…どうなるんだろう。なんだか怖いような気もしますが。場所によってはもっととんでもない数値が出てきそうで…。
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05/30/2007
カニが十分の一
になるかも…というお話。日本国内で、ですが。
ロシアが活ガニの対外輸出を全面禁止…5/22から(STV札幌テレビ放送)。一説によると日本で売られてるカニの9割はロシア産なんだそうで。そうなると…単純に考えてカニの量がこれまでの十分の一になって…しまうんでしょうか…?
まあ、対象は「活ガニ」なんで冷凍させたり浜ゆでしたりしたものは問題ないとのことで、今から即座にカニの値段が高騰してしまう…というわけではないようなのですが。
原因は密漁による資源減少。…漁獲量を制限する法律、というのはもちろんロシアにも存在するわけで。しかしその制限枠を突破して売れば儲かる。じゃあ、やってしまおうじゃないか…と密漁が横行してしまうわけです。そして…その密漁したカニを買うのは誰か、と言えば中には日本の業者も。
…もちろん日本だけではないのですが。日本で売られてるカニ全部が全部密漁によって獲られたもの、でもないのですが。ただ、知らず知らずのうちにでもそういう「密漁ガニ」に関係してしまった…という例はゼロではないだろう、ということです。日本人、カニ大好きですし。…ということは日本持って行けば高く売れる、ということになりますし。
一種のとばっちりで正規のルートに影響が出てしまった、ということではないのだろうか、と。外国への輸出禁止、てのはなんだか日本がターゲットっぽいですし。
…まあ、個人的にはどうでもいいと言うか、別に困ったりはしないなあ、という話ではあるのですが(オイオイ。
実は、ガキの頃からカニやイカ食べるとアレルギーみたいに口の中が腫れたりしてたもんで…あんまり出なくなった最近でも積極的に食いたいなあ、とは思わなかったりしますんで…。
でも…そういう個人の事情は置いておいても色々と影響は出るんだろうなあ、と。北海道に限らず。こういうのは意外なところで意外なものに繋がったりしてますんで…。
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05/25/2007
渇水のヨカン…?
国土交通省に渇水対策本部が設置されました(Yahoo!:JIJI)。これは四国や山陰・三重県などでのダムの取水制限を受けてのことですが…早くないかい?と思うかも知れません。
→河川局情報ホームページ(国土交通省)
沖縄は梅雨入りしましたが本土はまだなわけで(まあ、それでも6月に入れば梅雨入りなんではないか…とされてはいますが)、今からじゃんじゃん降るだろ…と。しかも関東や東北は4月頃に結構な量が降ったわけですし…と。
それがどうも四国、特に徳島や三重などでは貯水率に影響しなかったようで。実際に水がめであるダムに貯まってる水の量が明らかに平年に比べて少ない、と…。
琵琶湖でも同様のようで。50cmほども水位が下がっており、この時期ではあり得ないことなんだとか。
たしかに今から梅雨→雨による水期待、というのもあるわけですが…すでにそれを待てずに取水制限やってるところもある、平年よりも少なすぎるから…という地域もあるわけです。
ただ、こういう「渇水」問題てのは関係ない地域の人から見ると結構「?」な問題なんだそうで。関東地方でも時折あるにはあるんですが、これが長期間続く地域もある…となるとそこまではピン、と来ないもんなんだそうです。だから今回こうやって対策本部が立ち上がってもやはり「?」となる方も多いのではないか、と…。
ある意味最も重要なライフラインとも言える「水」なので、この時期からでも↑こういう状況だとやはり敏感に反応してしまう、ということもあると思うのですが。
実は…昔住んでたとこは井戸水でした。そんなわけで取水制限と言われてもあんまり関係なかったりしてました。渇水騒ぎもあったんですが特に影響もなく。上水道がないが故の安心?みたいな。
逆?にこういう地域もまだまだ日本にはあるんではないか、とか思ってるのですが…。
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05/23/2007
ある観光名所
東京の「ツキジ」が最近外国人観光客に人気があるんだそうで。世界的にも定着している「スシ」の本場中の本場、ということもありますし…セリなどの独特で日本的な要素もある。
しかしその築地で観光客のマナーの悪さなどから観光廃止の声が上がっている(Yahoo!:産経)とのことです。
こういうマナーのマの字も知らんような人間てのはどこでも一定数いるのではないか、とは思うのですが…完全に品行方正な人間ばっかりが来るとは限らんわけですし。普通の人の中にだってアホてのは確実に何割かいるわけですし。
「見られる側」がどうにかできる一定のライン内でのマナーの悪さならどうにかできるのでしょうけど、「見る側」がそれを超えてしまうとなると…本来の業無為差しさわりが出るとか…こういう議論と言うか話が出るのもやむなし、なのかも知れません。そこら辺の「線引き」てのは周りがどうこう言えるもんではないような気もします。
築地のそういう観光的な場面を生で見たことはないんですが…。
例えば順路?のようなものを作っておいて、柵で囲っておいてそこからは出ないようにしてもらうとか(それ超えたら何らかのペナルティを課す、とか)。面積の話で難しいのかも知れませんし、そもそもここは観光地じゃないんだからそういうことはすべきではない…という声もあるのでしょうけど。実際問題としてマイナス面が出ているのならそういう思い切った策も必要なんではないかと思いますが…。
「観光客の自意識に期待する」
なんてのはある意味逃げ口上に過ぎないような。日本国内だけではなく世界各国から来てるんならなおさら。相手の考えの幅が大きすぎて分からないのなら、こちらの考えをきちっと知らせておく必要はあると思います。やって欲しくないことはきちんと伝えとけよ、ということです。
…仕事のジャマだから観光地化とかやめよーよ、でもいいんでは?とも思いますが。一番良くないのが結局なあなあで済ましてしまうことではないか、と思うのですが…。
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05/17/2007
すいか・といか・いこか
JR東日本の「スイカ」、JR東海の「トイカ」、JR西日本の「イコカ」の各社ICカードが相互利用できるようになります(Yahoo!:産経)…とは言っても平成20年3月からをめどに各社調整中、というのが現状ですが。同時に東日本と東海は新幹線へのICカード乗車も開始する、とのことですが…。
→IC乗車券で都市間の移動がもっと便利に!(JR東日本:PDF)
が…なんだか分かりにくいんです、コレ。
で、ワタクシどうも勘違いしていたんですが…現在相互利用可能な「スイカ」と「イコカ」、首都圏と関西圏でそれぞれ利用可能なんですが…例えばスイカで新宿駅から乗って、スイカで大阪駅で降りる、というのはできないんですな。…「相互」と言うからできるとばっかり思っていましたが。スイカで京都駅に入ってスイカで大阪駅で降りる、はできますし、逆に東京→横浜をイコカで乗ることはできますけど。
今回加入予定のJR東海の「トイカ」も同様のようで。つまり東京→名古屋をゆっくり在来線で行ってみよう、金もないし…と思っても「スイカ」「トイカ」では移動できません。乗車券なり何なりを買わないと(もちろんスイカとトイカ両方持っておいてスイカで熱海まで、二川まで普通に乗車券でそこからトイカで名古屋まで、という有効範囲ぎりぎりで乗り降りするのは可能なんですけど)。
どうも今回の目玉はトイカ加入、ではなく新幹線関連のようで。JR東海の「エクスプレス予約」ではICカードによるサービスを開始の予定。これを使うと↑の在来線ではできなかった「スイカで新宿→大阪」が可能になります。つまりは新幹線に乗る時に一度駅を出たもの、として考えているようで、これならそういう移動が可能になります。(↑の東京→名古屋を例にとるならば…実際には無理ですけど…熱海→二川を新幹線に乗った、ということになるのでしょうか…)
ただし、普通に使ってるスイカでは無理で、乗車区間が明記されてるスイカ定期券とかそういう類になりますけど。しかもJR東海のエクスプレス予約のICカードも同時に持ってないといけない…。
じゃあ、ICカード一枚で「新宿→大阪」を行くには?
JR東海「トイカ」機能付きのエクスプレス予約ICカードだとそれが可能になります。あるいは「モバイルスイカ」という電車に乗れる携帯電話のサービスで、なら。そういうサービスも同時に開始しよう、というのが今回の発表ではあるようです。
…正直…ややこしい限りではあります。技術的にはスイカ一枚で新宿→大阪を在来線で行くことは不可能ではないのではないか、その途中で名古屋にちょろっと降りてみる…ってのも可能なんではないか、と思うのですが。なんだか無理に途中に新幹線挟まんでもいいんでは…とか。
そりゃ、キセルの問題とか営業キロの問題、さらには収益の問題てのもあるんでしょうけど。それにしてもなあ…と。新幹線を通常に利用しているわけでもない、普通にスイカ使ってるだけの身にしてみればそういうとこ、どうにかならんのかな、と思うわけです。
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05/13/2007
銀の出る山
島根県の「石見銀山(いわみぎんざん)」の世界遺産登録に対して「記載延期」勧告(Yahoo!:毎日)…2001年には暫定リスト入りまでしていたのですが。理由は「世界歴史的にも価値があるって言うけど…物証は?」とのこと。つまりは証拠示せ、ということなんでしょうけど…。
→島根県:石見銀山トップページ
金とともに世界中で愛好されてきている銀ではあるのですが。
日本だと佐渡の金山とともに有名なのが石見の銀山でした。実は日本は昔は鉱物資源の輸出国として有名だったのです…って、まあ、今でも出るとこでは出るんですけど量が少なすぎて意味がない、と言うか。どっかの本で「鉱物資源の見本市」てな言い方されてましたが…言いえて妙、と言えば妙ではあります。
その中でも銀は特に有名で。室町期から江戸期…鎖国してたって貿易はしてましたから…では諸外国にも多量に輸出してました。↑にもあるように世界の銀生産量の三分の一は日本産だった…なんて話もあります。そのため個人的には世界遺産登録はすんなり行くのかな、と思ってたんですが…さて?
ところで「石見銀山」と言えば時代劇好きには別の意味で有名ではあります。…いわゆる「毒薬」というやつで「ほら、石見銀山だ。こいつを使いな」とかワケ知りの渋い兄さんが殺し用に差し出してくる…なんてのはよくある場面ではあります。
…この場合の「石見銀山」とは何か、というと簡単に言えば「ヒ素」になります。…ヒ素、となると現代のミステリ物でも出てきそうな。現在は農薬に化合物が使われていて、事件にもなったりしますが…元々はネズミとり。戦後になってクマリン系の殺鼠剤が出てくるまではこれが主流だったそうです。
なお、前述の石見の銀山からこれが出たのではなく、近所の笹ヶ谷鉱山(現在は廃鉱)からヒ素(ヒ石)が出てこれをネコイラズとして売り出す際に知名度の高さを狙って「石見銀山の~」とやったんではないか、とのことではあります。
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05/01/2007
今日から禁煙
「名古屋地区」で運転されているタクシーが全面禁煙になります。
→~タクシーの禁煙について~(お知らせとお願い)(名古屋タクシー協会)
「どうしても吸いたい、という場合は車を止めて車外で吸ってもらう」…とのことですが、さて。
つまりは運転手さんに対してタバコの害が及ばないようにする責任が会社側にはある…ということから実施、という流れになったようです。他にもタバコの匂いがどうしても取れない、といった苦情もあったようですし。
自分は「全面禁煙」よりも「完全なる分煙」を目指すべきだ、とは日ごろ思っているのですが。
まさかタクシーの中に仕切り作ってしまうわけにもいきますまい(ロンドンかどっかの由緒正しいっぽい?昔っぽい立派で大きなタクシーには仕切りがあったような…なんかの映画で見たんだっけか)。防犯上というのならともかく、ンなもんあったらお互いの声も聞こえなくなったりしそうですし。…となると…やっぱり全部が禁煙、ということになってしまうのは仕方がないんでしょうか…。
ただ…どうにも気になるのが「ここでは禁煙です」つってどれだけのお客さんが言うこときくのか、と。
普通に昼間とか日中なら「すいませんね、禁煙なんすよ」と言ったらほとんどの人が納得してくれそうな気がしますけど、夕方とか夜中とか。酔っ払いとか彼女連れの男とか。…タチの悪いのはヒトの話、聞かんからなあ…そんなんが乗ってきたらどうしようもなく喫煙認めちまう、とかそうなってしまうんではないか、と…。
そこら辺、どうにかなるのかな、と少々心配ではあります。それがもとで事件とかそうなったら意味ないわけですし…。
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04/29/2007
おうごんしゅうかん
何ですか、世間様では昨日からゴールデンウィークらしいじゃないですか…生活サイクル的に祭日とか曜日とかあんま関係のない日常送ってる自分なわけですが。フツーの人の日にちの感覚とは大分ズレてるのも事実なもんで、連休とか言われてもいまいちピンとは来ないんですが。…なんでも最大で9連休取れる人間が世の中にはいるって話で。…うらやましいもんではあります(とか言って一日だけ通常とは違う日に休み取ったりしてますが、自分…)。
…そのゴールデンウィーク、始まりは静か(Yahoo!:毎日)なんだそうで。まとまった休みが二分割されてるせいもあってか各地は結構静か、とのことではあります。天気の動向も今んとこちょうど休みじゃない日に崩れそう、となってますし…今日明日くらいはゆっくりして後半戦に…てなとこなのかも知れません。
「ゴールデンウィーク」とはそもそも映画業界がつけた名称で、この期間(昭和時代の天皇誕生日から子供の日まで)に客の入りが良くなって儲かるから…という由来は結構知られているもんではあります。そのため某公共放送では民間由来?とされているらしく「大型連休」と呼ぶのもまた有名な話ではあります。
ただ、以前は5/4が休みではなくどうしても飛び石になってしまう場合が多くなるので「国民の休日」となっていたのが去年まで。今年からは5/4が「みどりの日」で、元々昭和天皇の誕生日で崩御後に「みどりの日」になった4/29は「昭和の日」と言う風に改名されております。
…ニホンジン、ハタラキスギネ~…とかなんとか外国から言われていたのでこうなやって連休増やした、という説もありますが。こんなことするくらいなら有給休暇の制度をもっと拡充した方がいいんじゃねーの? とか思ってしまいますが…まあ、休みが増えるのに反対はありませんわな。
そしてこの黄金週間は各業界にとってもかきいれ時ではあります。旅行関係や観光関係だけではなく、色々な業界がなんとかしてカネを落とさせようと必死なわけですが…エア・ドゥがゴールデンウィーク中に24便の欠航を発表、整備が間に合わず(Yahoo!:読売)・AIR DOって、何やってるんだか…。
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04/12/2007
ぱすも:売り切れ?
…ってホントに「売り切れ」になるんだそうで。
→PASMOカードの発売状況ならび発売制限に関するお知らせ(PASMO:PDF)
定期券を除く新規の販売は8月まで中止となります。…あと約4ヶ月。テレビのニュースによれば「9月くらいまでは…」とのことだったので、もっと長くかかるかも知れません。しかし販売してる会社側は8月中の再開を目指す、とのことで…それでもしばらく買えないことには違いありません。
…4月だから新しく関東地方へ来た、てな人も多かったでしょうに。
まあ、それなら「スイカ」買っておけば…てなことになりますが。以前にもココで書きましたが、「パスモ」と「スイカ」は互換性があるので細かいところを気にしない限りどっちでもほとんど問題ありません。例えば関西の「イコカ」との互換性とか関東以外でも使えるところ、とか。関東限定でしかもちょっとどっか行く時に使う…という程度なら「スイカ」でもいいんですが…。
やっぱり新しいモノ好き、と言うか。盛んにCMもやってましたし。…って、あれも中止になってるとかそういう話でsたっけか…。
早々に再開しないとなんだか別の…信用問題?とかそういうとこまで進みそうで、なんかコワイような気もしてます。開始早々ですし…ちょっと、心配ではあります。
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03/30/2007
進まない耐震化
文部科学省によると、公立の小中学校のうち30.2%が耐震基準を満たしていない(Yahoo!:産経)とのこと。さらに全体の13%はまだ診断を受けていない、とのことです。…つまりは耐震基準を満たしていない学校は現在の約3割から今後4割程度まで増える可能性がある…という見方もできます。
→公立学校施設の耐震化の推進(文部科学省)
昭和56年(1981年)に耐震基準が変更となり…さらに阪神淡路大震災など大きな地震を受けて耐震基準てのは若干の見直しが行われています。↑の診断も建設が昭和57年以降とその前とでは大きく違ってきています。
…もちろん、耐震基準を満たしていない、昭和56年以前に建てられたものでも改修工事を行えば現行の耐震基準を満たすことも可能です。そういう改修済みも含む「耐震基準を満たしている」公立小中学校の校舎は全体で56.8%。半分よりやや多い、といったところでしょうか。
なお、公立高校の場合は58.4%で若干多いようではあるのですが…ほとんど変わらん、という見方もできます。(公立高校の未診断率は11.7%)
これが普通の家やマンションならその所有者や入居者の問題だ、となってしまうのですが公立の学校となるとまた問題が違ってきます。…何かあった場合、避難所に指定されている場合が多いからです。地震など大きな災害が起きて避難所に逃げてきたのに耐震強化されてなくて二次災害…となったら目も当てられません。
「じゃあ、さっさと耐震化基準満たしてもらおうか」
となるのですが…今度は学校や自治体側の事情、というのが絡んできます。当たり前ですが診断すれば要改修かどうかはすぐ分かります。昭和56年以前の建造だったら特に改修しないといけない場合が多くなります。
が…その金は、と。億単位でお金がかかります。
さらに少子化の影響で学校の統廃合が相次いでいる昨今。このまま児童数も少なくなって、将来的になくなってしまう学校なら今慌てて改修することもないんではないか…と。
そりゃ、建前から言えばさっさと診断・改修してもらわないと何かあった時に皆が困るんで早くしてくれ、となるんですが…。
先立つもんがない、というのはどこの自治体も同じなわけで。先に解決しておかないといけない問題が山積みなわけです。
個人でのリフォームでは若干の補助金が出る場合がありますが…こういうのもある程度は補助金とか出てるとは思うのですが。災害が起きてしまってからでは遅いわけで。個人的にもぜひ優先して欲しい、とは思うのですけれど…なかなか難しいんだろうなあ、と。ホント、どこも財政は火の車なわけで、思い切った立て直し策なんかもなかなか実行できないというのが現状なわけですし…。
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03/29/2007
「いが」と「こうか」
三重県伊賀市の市長さんと滋賀県甲賀市の市長さんが手裏剣対決、負けたら勝った方の市をPR…というのが3/24に行われたのですが。結果は伊賀市長さんの勝ち。…ということで甲賀市役所に伊賀観光のポスターがお目見え(Yahoo!:京都新聞)。「ノルマ」ではあるのですけれど、甲賀市役所では今後も伊賀ポスターの掲載を続けていくとのことです。
なお、「伊賀」は「いが」と読みますが「甲賀」は正式?には「こうか」と読みます。地名では「甲賀市」は「こうかし」となります。…しかし忍者関係の時だけは「こうがにんじゃ」になるんだそうで。
→伊賀上野観光協会
→甲賀市観光ガイド
江戸期の講釈辺りが起源になるんでしょうか…伊賀vs甲賀の忍者対立。もっとも徳川方についた伊賀と豊臣方についた甲賀ではどうしてもそういう構図になってしまいそうではあります。格好のネタではありますし。…ただ、どうしても伊賀が善で甲賀が悪、といった風になるのも時代の流れと言うか勝ったのは徳川だから仕方ないと言うべきでしょうか…。
そもそも「にんじゃ」とは何だろうか、という疑問もあります。
元々は鎌倉時代とか室町時代とか。あるいはそれ以前から存在していた諜報活動を専門に行う人たち…といったところでしょうか。敵方の情報を探ったり様々にかく乱してみたり。暗殺などの「ウラ」で動いていた人たち、という印象があります。
実際のとこは…どうなんでしょうね、正確なことなど分かりはしないのですが。
ただ、江戸期以前の武士というのは普段は農耕作業やってていざという時に刀や槍持ってはせ参じる…という形が基本だったわけで。忍者と呼ばれた人たちもやってることはそういう「武士」と変わらない。フツーにそういう業務?をこなしていただけだ…ということなのかも知れません。海外物でよくあるようなスーパーマン的な役割では決してない存在。フツーに呼ばれてフツーに仕事してただけ、なのかも知れません。
それでも特殊な技能を持っていたことは間違いないわけで。例えば薬作ったりだとか罠仕掛けたりだとかはそこらの人が簡単にできるもんではありません。そういう特殊な技能を持った人たちの集団なわけですから色々と使われたんではないでしょうか…ホント、色々と。
現代でも宗家みたいなのが残ってるとか、秘伝の巻物もある…とかそういう話もありますが。…市長同士の手裏剣対決とか、そういう害のない方向で残っていく方がイイのかも知れません…色々と。
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03/18/2007
ぱすも:運用開始
首都圏を中心とした私鉄・バスが一枚で利用できるようになるICカード乗車券「パスモ」が今日から運用開始となりました(Yahoo!:読売)。改札口で「ピッ」とかざすだけでOK、というモノで、JRでは東日本の「スイカ」西日本の「イコカ」がすでに発売・運用されてます。
この「パスモ」はJRだけではなく他の私鉄・バスでも使用可能(もちろん全部が全部ではありませんが)ですが、東日本の「スイカ」も相互利用が可能です。…つまりすでに「スイカ」持ってれば「パスモ」を新たに買う必要は基本的にありません。
→PASMO
そりゃ、細かいところを言えばキリがないんですが…微妙な差、というのは存在してます。例えば関西圏に行った場合。「スイカ」なら向こうの「イコカ」とある程度の互換性はあるんですが、「パスモ」と「イコカ」に互換性はありません…とか。
→PASMO & Suica相互利用徹底ガイド(ITmedia)
で、この「ICカード乗車券」ですが…別の使い方も注目されてます。
携帯電話と一体化、なんてのもあるように「乗車券以外の使い方」つまりは買い物に使おう、という方法。特にクレジット会社と契約する必要もなく預金口座を明かすこともない。足りなくなったらその都度チャージ(入金)して「ピッ」とやるだけで買い物ができるように…というもの。すでに駅構内やその周辺で展開している店舗も多いです。
きっぷだって現金の一種なわけで。ただただ電車乗るためだけの入金では…というところでしょうか。もっと多目的に使えたら…と。
ただ、当たり前?ですがそんな高額な支払いには向いてません。小銭の代用?みたいなものでちょっとコーヒー買ったりとかそういう程度が一番なんではないか、と。使いすぎて本来の目的である電車に乗れなくなった…なんてのは笑い話にもならないような。…まあ、一定額に減ってしまったら自動的に入金してくれる「オートチャージ」なんてのもありますが(あらかじめクレジット会社への登録が必要)。
たしかに使い方次第ではイロイロできそうなICカード乗車券なんですが。ただ…利用できるのが一部の地域、というのがなんだか惜しいような。まあ、利用してもらいたくてもできない・自動改札どころか駅員も常駐していない駅、なんてのも日本には無数にありますんで、全国化するならその辺から何から全部変えないといけないわけですが…無理かなあ、やっぱり。
…ところで。今やってる仮面ライダーが「電車系」なんですが。いつもと同じように食品とか衣料とかだけじゃなくて↑こういうのと提携してみたら面白いと思うんですが…こっちも無理かなあ。期間限定で「○王スイカ」「電○パスモ」なんて発売したら楽しそうだと思うのですが。
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02/21/2007
二つほど 国内
「国内」で二つほど。実際、色んなことが起きてるわけですが…。
一つ目。茨城・栃木で半鐘盗難相次ぐ「カネ目当て?」(Yahoo!:読売)…「半鐘」とは火事が起きた時などに鳴らされる鐘のことで、主に火の見やぐらのてっぺんに取り付けられてます。一昔前は当たり前にあった光景らしいのですが「火の見やぐら」、しかし最近は地域によってはあんまり見かけないものなのかも知れません。
某番組で火の見やぐらから半鐘から作ってたりしましたが。
なんでこういうのを盗むか、と言うと…最近頻発してる「金属窃盗」ではないか、ということです。中国など海外での金属(鉄とか銅とか)の消費が大きくなってきてるのを受けて、その手の「金属」相場が上昇してきてます。で、当たり前ですが町の中てのはそういうのがあふれてる。じゃあ、盗んじまおうか、元手タダになるし…と側溝のフタやら公衆トイレの屋根から柵から盗む不届き者が増えている、ということです。
…相場が安定してくればそういうのもなくなるのかも知れませんが…もうちっと「気持ち」とか「思い」とか。人によってはただの金属じゃねえ場合もあるってのも考えて欲しいとこではあるのですが。
二つ目。餃子と言えば栃木の宇都宮。しかし静岡は浜松が本当の餃子日本一に?(iza!)
調査は浜松市が実施。市内の2人以上が住む164世帯を対象に「家計の中で餃子にいくらかけていますか?」を三週間にわたって調査。結果…1世帯あたり約1617円。1617×12≒19403、で年間に約1万9403円使っていることになりこれは日本一の数値ではないか、と。
…現段階では宇都宮ときっちり比較できない(集計方法が違う)んだそうですが。これで餃子日本一の座は浜松のものに…ってなるんだかどうなんだか。
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01/30/2007
ンなもん飲めるかっ!
とかそうなりそうですけど。
オーストラリア北東部のクインズランド州の一部、下水をリサイクル処理した水を2008年から使用すると決定(Yahoo!:読売)。もちろん害はないのでしょうけど、かなりの抵抗が予想されます。…リサイクル処理済の下水導入に対しての是非を問う住民投票、てのも予定されてたそうなんですが「それどころじゃない」と事態は切迫している模様です。
日本だと…どうなんでしょう。瀬戸内海地方だと「断水」というのはシャレにならんくらいあったりしますが(昔々からそういう状況だったんで、雨水を貯めるため池てのが多数残ってます)…他ですと例えば工事のために、とか事故で…とかそういう止むを得ずに水道が止まる、ということはあっても↑のように切羽詰るとか、てのは…上水道の整備された近年はなかったように記憶してます。
それでも水不足というのは今後は環境絡みで出てきそうな問題ではあります。世界の水資源も無限ではありませんし。たまたま?日本は水資源が豊富ですけどそうでない国てのはたくさんあるわけで。あと○○年で地球の水資源は枯渇する…! という警告はあちこちでも目にします。節水を心がけよう、とかそういう取り組みも多々あります。
…それでも↑までは切羽詰ってませんが。
あるいは来るべき宇宙時代(古いフレーズだなや)、宇宙では水は貴重品。ここは完全リサイクルで宇宙船内で水を回して利用しよう…という取り組みはすでに始まってますし、やろうと思えばかなり実用できるとのことですが(その手の実験用宇宙船には二人が乗る。一人は水を飲む被験者。そしてもう一人はこれは安全で安心だ、と納得させる心理学者だ…なんてジョーク?もあったりして)…これは一人とか多くても十人未満での話。多数の人間に応用するのはまだまだ無理な話ではあります。
…それでもなんかン年くらいして、世界的に本格的に水資源がヤバくなって。そういうシステムが定着してしまうと当たり前になってしまうような、そんな気もしているんですが。「オリジナルの水だ!」とか言ってめったに降らない雨を奇跡でも見るように崇め奉る、とか…。
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01/24/2007
世界遺産の追加
文部科学相の諮問機関である文化審議会の文化財分科会は世界遺産登録へ新たに申請する4件を「暫定リスト」として発表しました(Yahoo!:産経)。
「富士山」「富岡製糸場と絹産業遺産群」「飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群」「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」の四つです。
結構意外…というか日本では十分に名が知られて?いるような件ばかりのような印象を受けるものばかりではあります。…申請、してなかったんかなー、と。
富士山は前々から申請を検討してたけど、あまりにも投棄物などのゴミが多くて管理体制に不備がありすぎるんで見送られた…なんて話を聞いたことがあります。世界遺産てのはそのものが持つ「文化的」に貴重であったり「自然的」に重要な案件である…というだけではなく、そういう要素を維持できるかどうか、きちんと管理できるかどうかも問題にされるんだそうで。あの富士山の状況じゃあ、それは無理っぽいなあ、とされてるんではないか、と。
今回の「暫定リスト」に入るまでにも関係者の方々の苦労もあったのではないか、と思います。
観光資源的な意味合いがかなりクローズアップされてしまう「世界遺産」ですが。
「保存」というか「継承」というか。そういうのも大きな目的なのに、登録された、となると観光客が押し寄せてきてしまってメタメタになってしまったり。あるいは地元とトラブルになってしまったり。
…↑の4件が追加、となればやっぱり心情的には嬉しいもんなんですが…逆に有名になってしまうが故の苦しみ?も背負うことになるのではないか、と余計な(それに越したことはないんですが)心配してしまったりするわけです。
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01/22/2007
ひがしこくばる知事誕生
昨日投票・集計が行われた宮崎県知事選挙。元林野庁長官の川村秀三郎氏(57)、自民公明推薦の持永哲志氏(46)、共産党公認の津島忠勝氏(61)、元高校教諭の武田信弘氏(52)を破って元タレントのそのまんま東氏(49)が当選しました。
→Yahoo!地域ニューストピックス:宮崎県知事選挙
→宮崎県:第17回宮崎県知事選挙の投票・開票結果
…正に「圧勝」という結末でしたが。さて…。
いわゆる「タレント議員」「タレント知事」というのは過去にも例はありますが…どうにも潰された?ような観があったり、あるいは議会で激しく攻撃されたりと、畑的には合ってないと言うか…あんまり活躍した…というイメージがなかったりします(いや、現役で頑張ってらっしゃる方も大勢おられるのですが…全体的なイメージということで)。そもそも独特な空気のある世界ですからヨソ者が入るのは難しい…ということなのかも知れません。
今回当選のそのまんま東氏も…決してそういう方面では有利には見えないような気がします。逮捕歴もあるわけですし。宮崎入りの時には地元の報道関係とモメた…なんて話もありましたし。
それでも当選、ということでいやがおうにも注目を浴びてしまいます。これからが大変なところなんでしょうけど…結果さえ出せれば問題はないわけで。何を言われても気にしないで頑張って頂きたいと思います。誰にもない「特性」を持っているわけですから、それを生かせれば良い方向へ進むのではないか、と。素人の強み、というとどっか変かも知れませんが、そういうところも含めて何か変えていけたらそれに越したことはないです。
と、個人的には密かに期待しているのですが(タナボタだっていいんですよ、当選したもんが勝ちなんですから)…なんか不安だなあ、というのも拭いきれないところで。変な横やりとか入らなきゃいいんだけど…とか。
一方で完全にメンツを潰された形の自民・公明。推薦した候補の得票数があれでは…と。今後の選挙にどんな影響が出てくるのかは分かりませんが(そう簡単に変わっていかないと思ってます)…さて。こちらも気になるところではあります。
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12/24/2006
Get'im!!! 2006!!
今年もやってまいりました…北米はNORAD(北アメリカ航空宇宙防衛司令部:North American Aerospace Defence Command)肝いりによる、この時期最大級に重要な人物の追跡計画。
それは…
サンタさんをつかまえろ!
サイトはこちら。もちろんNORADはアメリカ・カナダ共同の組織なので本来は英語なのですが…なぜか各国語版の中には日本語版もあったりします。
要は世界中を飛び回るサンタさんを追跡しよう、という試みなわけで。
…NORADと言えば北米の空の防衛のカナメ。航空関連では非常にシリアスな組織なわけですが…こういうこともやってたりします。子供の間違い電話から始まって今年で52回目(1954年からやってます)とのこと。
…実はこれの紹介、毎年やってるんですが…リアルタイムで見れたってのがないんですよねえ…最近。時間的にPCの前にいることができない環境、というか何と言うか。後でまとめて見たりしてるんですが…。はい、明日になってもサンタさんの追跡劇?は見れるんですが…やっぱりこういうのはその時その場で経験した方が面白そうではあります。
今夜(時差の関係でずれるとは思いますが)から追跡開始です。…こういう「真剣にバカやる」のって好きなんですが、ね。
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12/23/2006
ぱすも
かねてから噂、というか話題になってた「JR、私鉄、バス全てで使えるICカード」がついに実用化されることになりました(ITmedia)。…名前は「PASMO」で、他にも端末がある店ならお買い物ができたりするようにも。
→PASMO
→2007年3月18日にSuicaとPASMOは相互利用サービスを開始します(PDF)
同時にSuicaもPASMOと同じエリアを使えるようになりますんで、今までSuica使ってた人はそのままで、かなり広範囲なサービスを受けられるようにもなります。
もちろんいくつか変更点はあるんですが、Suicaにも。
つーても、ま、今まではJRに乗ろうとして駅に来た→Suicaかざす…の時に初乗り料金もらってたのが、降りる時にそれまでの料金もらいます、に変更になったくらいですか。後は、今までは何かの事情で列車が動かなくなって、でもSuicaじゃ同じ駅の改札口を出場できなかったんですが、それができるようになると。それから再発行の手数料が今まで1000円だったのが500円になったり、名前を記入する「記名式」がPASMOと同時に導入されたりする…などなど。
…ちょっと、不安なのが3/18に自動改札機がトラブル…とか。以前にもありましたし。
まあ、その辺は万全の体勢で望むとのことですので、余計な心配なのかも知れません。
こういうICカードで色々とできる(非接触IC乗車券と言うんだそうです)のはそれはそれで結構なんですが…こういうのって東京圏とか大阪圏くらいなんだもんなあ、と。
…そう言えば関西のICOCAはどうするんだろ。一応?Suicaとは互換性があって、こっち持って来てもほとんどの機能は使えるはずなんですが…PASMOとは互換ありまへん、とか。JRでは使えるけど他では無理、とかそういうことになってるのかも知れませんが…。
→JRおでかけネット-きっぷ・サービス案内-ICOCA-
こういうのは全国的に普及して欲しいとは思うのですが…無人駅ばっかの路線とか、自動改札?何それ? って地域も全国にはたくさんあるわけで。そんなところでこんなカード導入したってなあ…。使うところがないし、無意味ではあります。現行のシステム(無人駅では車掌が降りてキップ回収・ワンマンの場合は運賃箱設置)で十分に機能してるんならそれはそれでいいか、とか…。
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12/20/2006
やりすぎイルミネーション?
実際、夜空に映えてキレイなもんなんで見に行く気持ち、てのも分かるような気もしますし。キレイに飾り付けられたらそれも楽しい、てのも理解できなくもないんですが。ただ、過熱しすぎなのはどうかな…と。
「手作りルミナリエ」過熱で渋滞やゴミ問題(Sankei)
結構地方差はあるもんだと思いますが、関西、特に大阪や兵庫には多いと聞いたことがあります「手作りルミナリエ」。クリスマスなどに合わせて自宅をキレイに「電飾」することです。
もっとも最近は「電飾」つーてもまんま「電球で飾り付ける」わけではないそうで。より安全で長持ちする「LED」が普及してきているそうですが。たしかに過負荷で熱を持ったりすることもありませんし、中のフィラメントが切れることもありませんし。しかも最近はさらに安くなってきている、となれば利用しない手はありません。
そもそも自宅を飾り付ける、てのは…欧米が発祥で、どこの国だったか…まあ、クリスマスに飾りつけするのは普通のキリスト教圏ならどこでもやることで。クリスマス前になると当たり前のように町丸ごとが飾りに覆い尽くされる…てな映像をどっかで見たような。
日本の場合は数年前くらいでしょうか…? やはりニュースで取り上げられてから少しずつ広まって行ったように記憶してます。当然ですがある程度の大きさ、最低でも一軒家でないとこういうのは無理なわけで。となると…それなりにお金持ちっぽい?町でよく見られるようになってきてました。
うちの近所でもささやかな電飾してる家もあるにはあるんですが…こんな↑家一軒丸ごと、みたいなのはさすがにないです。毎年この時期になると家の中(アパートなんですが)に電飾したツリーを置いて夜でもカーテン開けっ放し、というなんだか微妙に危なっかしいとこもあったりしますが。
こういうのの…地域差、というのはやはりあるかも知れません。盛んな地方とそうでもない地方と。ただ、やりすぎなのはよくないと思いますが。観光地でもなんでもなく、フツーの住宅街なわけですから、本来は。
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12/14/2006
二つほど 12/14
濃縮版?でお送りします「二つほど」、気になった事柄を二つほど。
一つ目。ばんえい競馬、帯広単独開催決定(Yahoo!:netkeiba.com)。
廃止がささやかれていた北海道の「ばんえい競馬」ですが…複数の自治体で運営していたのが帯広市以外の都市が経営難から撤退を表明。帯広市も「いい案があれば存続させていきたいのだが」的なコメントを出しつつもやはり撤退を表明…存続の危機となっていました。
…それがソフトバンクの子会社に運営を委託することでの存続、ということになりました。前にこの「あれこれ」でも書いたんですが…書いた直後にそういう話が出てきてる、と知ってびっくり。文化的な意味合いもあるものですし、存続できるならいいなあ、と思ってたんでホッとしました。まだ生で見たことないんで…機会があればぜひ一度見てみたいもんではあるんですが…北海道かあ…ちと、遠いなあ、とか。
なお、「ばんえい競馬」とは普通の競馬と同じように速さを競う賭け事ではありますが、馬の種類がサラブレッドなどとは全然違う上に重しをのせたソリを引かせる(挽曵)ので大分イメージの違うレースです。
二つ目。全国でノロウィルスによる被害が拡大中→Yahoo!サイエンストピックス:ノロウィルス
命に直接関わったりするウィルスではないのですが(それでも乳幼児や老人、療養中の方など体力の弱い人は要注意)気をつけるべきウィルスではあります。基本的な症状は激しい嘔吐や下痢。感染力が強いので特に複数で同じような症状が出た時は注意が必要です。…全く関係のない人間