03/12/2021

結局変わらん?

姿消すテレビの長寿番組・・・視聴者の若返り期待(Yahoo!:産経)。・・・いや、まあ、「期待」も何もないもんじゃないか、とか個人的には思ってしまいますが。そもそもエンターテイメントで「これでないとダメだ」的な発想が見え隠れし始めるとロクなことがないような。
ちょっと話としてはズレますが。これは別にエンドコンテンツというわけではないんですが・・・例えば昭和初期の頃の落語家だと「ナントカ(大御所)でないとダメ。カントカ(やはり大御所)? ダメだよそんなの聴いていちゃ」というような風潮があったとか。・・・これは別に落語に限った話ではなく。実は今でも似たような状況はそこかしこで再現されていたりします。
テレビも同様であります。テレビでないとダメ、なんてな古い話をいつまで引きずるんだろうか、と・・・。

そもそもテレビだって映画から顧客?を奪ってここまで来たわけで。
その映画は地道に今まで集客しよう、集客しよう、とやってきています。・・・もちろんこっちも隆盛というわけではなく。それでもここんとこはホント色々やってるな観が強いような気がしています。一方でテレビは・・・となると。
色んなことを雑多にできるウリのエンターテイメントが、判を押したようなコンテンツばかり放出しちゃあなあ・・・と。
もちろんネットも同様の方式であります。が、そこにはいくつかの「違い」があって、そこから優位性を・・・映画が「テレビにはできないこと」を重ねてきているような・・・そういうもんを掘り起こしていけばいいんでは、とかそういうことを思ってしまうわけです。

・・・長寿番組を終わらせてテコ入れ、というのはたしかに一つの方法ですが。じゃあ、その「次」はどうするんだろう、と。結局は同じような番組を出演者の年齢層下げただけで再開、というのなら結局は変わらんわけで。
年齢がどう、という話ではなく。時代の流れがどうなのか・・・と、そっちの方を変革していく必要があるのは、まあ・・・どこの業界でも一緒ですか・・・。

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02/24/2021

七日だけやる

劇場版「鬼滅の刃」アメリカで7日間だけ限定上映(Yahoo!:TBS)。これはアカデミー賞選考資格を得るため、とのことで。従来ならロサンゼルスの映画館で公開、というところなんだそうですが、アメリカでも今はコロナ禍であります。そのためマイアミでも可、ということになったようで。
・・・まあ、アメリカの映画賞ではありますし。
本格的にアメリカで封切り、というわけにはいかんようではありますし(その辺、色々事情がありそうではありますが)。ただ、まあ、「資格」を得るためだけの上映、というのもなんだかなあ、とか・・・。

一応?映画は観たのですが。・・・↑記事コメントにもありますが。初見で、何も予備知識がない状態で観ても・・・大丈夫なんだろうか、とかそんなことも思いましたが。
もちろん映像美やその動き、というのはありますが・・・それだけの作品ではありますまい。
日本のマンガやアニメに詳しいアメリカの人、なら問題ない?のかも知れませんが。そういうとこもちょっと気になった次第であります。

そもそも他国の作品を・・・というのもどこかに無理があるのかな・・・とかそんなことも思いますが・・・いやしかし昨今の「狭くなった世界」の中でそれこそそんな狭量なこと言ってもなあ、という気もします。実際、日本での「洋画」というのは一定の地位をキープしているわけですし。
あるいは「日本を知る」意味での上映、というのもアリかも・・・とか、まあ、色々考えてしまった次第ではあります。

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12/05/2020

数字が躍る

なんかちょっと・・・乱暴な気もしますが。
菅首相ブレーンのNHK改革案「Eテレ売却で受信料を半額にできる」(Yahoo!:マネーポストWEB) スクランブル化の議論も起きていますが、最も問題なのは「観ていないのになんで受信料払わにゃならんのだ」という点なのではないか、と。
テレビを持っている=NHKの受信料を払うわないといけない
この構図は法律で定まっているため、ということであります。じゃあ法律変えれば、とはならずに「受信料を下げればいい」という話になってきているわけで。しかも「追徴料金」まで導入しよう、となると・・・さらに払う人減っていくだけ、となりそうなんですが・・・?

テレビを観る=NHKを観る
というこの構図はテレビが普及していった昭和30年代ころでは当たり前だったかと。何しろ今のように多数のテレビ局があるわけではなく。場所によってはNHKしか観れない・・・そんな時代がつい20年ほど前までも実在していました。そういう条件下では受信料を・・・と言われても、まあ、たしかにな、ということになりそうな。
しかし2000年代以降、ネットが発達してくると話が変わってきます。・・・テレビは持ってるけど放映されているテレビ番組なんか観ないよ、ありゃただのモニターだ・・・という人やPCしか使ってないなあ・・・テレビ? 置き物だね、という人が増えてきます。
ところがそういった人たちにも「受信料を」と言ってくるのですから、そりゃあ・・・反対も増えるかと。観てもいないものなんで金払わんといかんのだ・・・。
一応?課金側としては「緊急時の放送などに公共放送は有効だから」としていますが・・・これも国民が必ずどれか(テレビ・ラジオ・ネットなどなど)を選択しておかないといけない、とすればいいだけですでにテレビに限定する必要はなくなってきているだけ、であります。

そして。個人的にはNHKの最後の良心Eテレを売却するなんて・・・と。
海外のCSなんかの番組を観ていると、特にその掘り下げ感に感心します。特に生き物関連。日本の地上波では子犬だ、子猫だ、と可愛いもんだけ出していれば、後はナレーションも入れて物語っぽくして・・・とそんなんばっかで。・・・昔はあったんですが、きちんと?生き物紹介してくれる番組が。しかし今は・・・NHKだけ、であります。それも根っこはEテレにあります。
・・・もうこうなってきたら「視聴率が低いから」という理論はもう捨てたらどうかな、と思ってます。そもそもそんな成果主義なんか今の情勢で必要なんだろうか・・・と。スポンサー獲得のための視聴率だというのは分かってますが、その辺からまず改革していかないと結局はみんなテレビから離れていってしまうような。
そしてその筆頭が「有料のNHK(しかも観てない)」になると思うのですが。そうなったら公共も何もあったもんじゃないでしょうに・・・。

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12/13/2019

ホントウの続編?

・・・いや、「続編」ではないのかな・・・?
ゴーストバスターズ新作・予告編が登場・・・来夏公開へ(CNN)。「ゴーストバスターズ」と言えば1984年公開で「2」まで作られたホラーコメディ?の名作であります(その後に、まあ、ちょっと、何と言うか、その・・・てのもありましたが)。
と、同時に特殊技術が作品と非常にマッチしていた観がありました。ああいうのはどこかちぐはぐな、「ウソっぽい」雰囲気がどうしても付きまとうものなんですが・・・その辺、非常に「合って」いたな・・・と。
そして作中に登場する様々な小道具や装備。・・・これらも「ありそう感」が大変に高く。そこら辺も非常に楽しめる作品でありました。
今回の「新作」は当時からリアルに経った年数後、とかそういう風にも見えます。

ゴーストバスターズ(Wikipedia)
実は「2」の後に「3」の構想があったのですが配役俳優の死などの諸事情があって流れ、アメリカではゲームにもなったりしたのですが結局は「?」な評価の「リブート版」が公開、ということになったりしていました。そういう意味ではかなりの紆余曲折を経ての「新作」ということになります。
こういうメジャータイトルの常なんですが・・・「続編」「新作」を作ろう、という動きは結構盛んなのですがいざ実行・・・となると色々なことが起きてしまったりします。そして最も大きいのが「前作との比較」であります。前作を完璧に超えていかないといけない、という・・・。
これを回避?するには最初から「多部作ですから」としておく、という方法もあったりします(ほぼ同時期公開だったバックトゥザフューチャーとか、スパン的には超大ですがスターウォーズとか)。が、当事者の思惑が外れて大作になってしまった場合などはそうもいかない・・・。

日本で公開されたら・・・観にいくかどうか、ちょっと考え中だったりします個人的には。いや、好きは好きなんですが・・・もうちょっと情報出て来てから考えてもいいかな、とか・・・。

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11/19/2019

もういいよ、そういうの

紅白AIひばりさんの次は「AI裕次郎」?(Yahoo!:東スポ) 正直なとこ・・・そういう「作り物」で満足する程度なのかなあ、と。はなはだ疑問でもあります。AIで復活させてもそれは「AIで復活させた」だけであって当人ではないわけであります。
・・・それに遺族や関係者はどう思うんだろうか、とか。亡くなって一番悲しいのはそういう人たちだと思うのですが。もちろん許可はもらってると思いますが・・・心情的には・・・と。
偉大な人物が亡くなって、そに姿をもう一度見たい、という気持ちは分からんでもないですが・・・一度死んだら復活はできんのです。仮に同じDNAを使ってクローンを作成してもそれは「当人」ではなく「当人と同じ資質を持った人物」であります。それは同じ、ではなく・・・容器は同じですが中身はもう絶対に再現できないモノなのであります。

・・・これと似た感覚に「懐かしのアニメ大集合!」「あの芸能人は今?」とかそういうのもあります。
当時を懐かしむ気持ちは誰でもあります。だけど・・・そればっかやられても意味はないわけであります。いつまでも過去を振り返って「あの頃は良かった」だけを繰り返す内容。そんなので先に進めるか、ということであります。
過去はないがしろにはできません。だけど乗り越えていかないと先はないのです。
新しい技術が生まれると「先にあったこの技術は時代遅れ」とかそう断じる動きがよくありますが・・・実際には「100%新しい技術」なんて存在しません。過去からつい先ほどまで連綿と紡がれ続けてきた「過去の技術」が「今の新しい技術」を生み出す土台になっているのです。・・・それが程度の差はあれ、どんなことにも言えます。

しかし「過去の技術」はそのままでは意味を成さないのです。・・・それは「新技術」に継承されていくことで生き永らえ・・・そして今の「新技術」は未来には「過去の技術」になってその時の「新技術」の発展に受け継がれる。・・・その「技術」とは工業や職人のナニカではなく全てに言えることであります。
・・・過去がなかったら未来なんか存在せんのです・・・。

かと言って過去を礼賛し続けるだけでは何も始まらんのです。そりゃあ、昔は良かったでしょうよ、でも今は・・・?
真物ではないマガイモノで「ああ、復活だ」と本当に皆が喜ぶものかなのかどうか。・・・そういうとこ、考えていく必要があるのではないでしょうか・・・?

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09/11/2019

テレビはウソばっか

TBS、放送休止の「消えた天才」は精査中(Yahoo!:ORICON NEWS)。・・・また何か捏造か、と思ったら、まあ、たしかに捏造っちゃあ捏造ですけど、今回出てきた件だけで言えば・・・休止まで行くもんなのか・・・と。
・・・と言うより一体どれだけの人がテレビのバラエティ番組に「事実」を求めているのだろうか、と。
場合やその人の状況によっては事実を伝えるべき報道番組ですら「ウソだ!」となっていたりしますが。しかしこういう人たちはエンターテイメントとしてのバラエティ番組に一体どこまで「事実」「リアル」を求めているんだろう・・・?

例えば特撮系の番組を観て「あんな人間いるわけない! ウソはやめろ! 番組を中止しろ!」という人は・・・あ、いや、最近はそういう人もいそうではありますが。しかし大多数の人たちはその「ウソ」を楽しんでいるわけです。
基本、エンターテイメントはウソばっかであります。
ウソでもって人を楽しませる。その手法は様々ですが・・・バラエティ番組にはバラエティ番組なりの方法があって、その手法ですら楽しんでいく、というのが理に適った鑑賞方法ではないか、と個人的には思っているのですが・・・まあ、それが気に食わないなら観なければいいのですが。・・・ただ、最近はなんだかそういう方面の「余裕」がなくなってきているような気もします。世の中のせいなのかそれともヒトの方に遠因があるのか、そこら辺は意見の分かれるところではありますが。

面白ければ、楽しければそれでいい、ということなのですがその「面白い」「楽しい」には個人差がかなりあって、その「差」を分かるほどの余裕がなくなってきている・・・と。これが進むと今後のエンターテイメントがどんどん先細っていくような。・・・際限なく全ての表現を認めるべし、とまでは言いませんがここまで息苦しくなってくると・・・?

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09/10/2019

攻めるも受けるも

減りゆくテレビCM、製作現場の変化と働く人たちのジレンマ(Yahoo!:マネーポストWEB)。たしかにテレビ全盛の頃は商品の広告としてのテレビCMは最も有効的で、しかも花形だったわけです。
しかし広告媒体としてのテレビは正直なところ斜陽であります。ネットの方が今は勢いがあります。
・・・とは言っても両者はやや土俵事情が違ったりします。テレビ、というのはスイッチが入ってさえいれば様々な情報を垂れ流します。そこには「チャンネル選択」というユーザーが選べる余地も少なからず存在しますが・・・基本、ユーザーは「受け身」であります。流れ出てきた情報をそのままキャッチする。その中にはCMもあります。

他方でネットは「攻め」のコンテンツであります。
ユーザーが自ら探しに行かないとあまり意味がない。・・・いや、ある程度受け身でもそれなりに情報を得ることもできるのですが。しかしテレビのように漫然とチャンネル変えて~・・・というものではなく。一定の方向性ははユーザーが決めておかないと意味がありません。
そこでのCMというのもやはり「攻め」ていかないと情報は得られません。・・・いや、最近は動画投稿系サイトでも「先にCM見せてから本編、CMなくしたいのなら課金して」というところも増えてきてますから・・・そういうとこではすでに「受け身」になってきてる、とも言えるかも知れませんが。

ただ・・・ネットのCMというのはかなり短かったり場合によっては音声なかったりします。一つの芸術作品のように扱われることもあるテレビCMと比べると・・・やや内容が少ない、ということになりそうな(だから低予算とかそういうことに?)気もしますが。しかしそれでもやはり一つの「作品」には違いない、とは思うのですが。

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04/09/2019

時代遅れと言うよりも

適応しきれていない・・・?
テレビは時代遅れなのか? 平成バラエティの変遷(Yahoo!)。いわゆる「ネット時代」になってから各人の好み、それもかなりニッチなところにまで対応できる「娯楽」が増えていったことに間違いはないかと。
じゃあ、そうなってきたのならこうしてみようか、いや、ああやってみたらもっといいんじゃないか・・・?
というのは誰しもが考えることなのですが、その方向性に少しでもズレが出てくるとどんどんズレが広がっていくことになり・・・最終的には「なんじゃこりゃ」ということになってしまいます。

「正しくなければテレビじゃない」
たしかに昔のテレビはウソだらけ(とまでは言いませんが、かなりウソ成分多め)でありました。バラエティに限らずドラマでも「ウソ」による装飾も多数ありましたし。・・・ただ、ウソはウソとしてそれで真実が際立つのなら・・・という「ウソを用いた手法」というのも存在していました。が、それも最近では「これこれこういうとこはあり得ない。即刻放映停止しろ」とかそういう風に突き上げられる原因の一つになってしまっています。
・・・どっちかと言えば「正しく~」というのはただの視聴者の願望の押し付けであって、それすらも許容できないきつきつの現代社会の方にテレビ衰退の原因があるんでは・・・とかそんなことも思ってしまいます。

しかしテレビ側も・・・何と言いますか結構「あぐらをかいている」事情も見え隠れしているわけで。時代に適応しよう、とはしているのになーんかミョーな方向へ走って行っているような・・・。
これにはもちろん世代的な因習もあるとは思われますが・・・ある意味「転換期」なのかも知れません、テレビの。それは技術的に8Kだ、バーチャルだ、というのではなく。ただ単純に一つの「娯楽」としてのテレビがこれから進むべきは、とかそういう話になっていくのかも・・・と?

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02/16/2019

ゲームの映画化

まあ、過去に全然なかった、というわけではないのですが。
「ドラゴンクエスト」初のフル3DCGアニメ映画化(Yahoo!:映画.com)・・・あ、そうかそういう話が出ているのか・・・と思ったら公開はどうも今年の8/2のようで。ということは・・・もう結構出来上がっているのかそれとも今からでも十分に間に合う、ということなのかどうか・・・?
いずれにしてもマンガなどの「映画化」、特に「実写映画化」となると色々あるものですが、今回のは「3DCG」とのことで。アニメ映画化、ということでいく分か安心?できそうな気もしないではないのですが・・・。

原案はロトシリーズではなく「V 天空の花嫁」であります。
いわゆる「天空シリーズ」は当時としても結構色々冒険していた観があります。「AI」導入というのもその一つで、キャラクターが勝手に戦闘する。・・・まあ、当時の技術ですんでそこまで期待?はできず。初導入の「IV」の次の「V」ではプレイヤーがコマンド入力できるようにもなっていたりしました。
しかし「V」で最も画期的だったのは「結婚」と「モンスターの仲間化」でしょうか。後者は某RPGの方では根幹をなすくらいのシステムに近かったのですが・・・「結婚」は、と。これは当時も(今も?)様々な議論・討論などが起きたものでありました(どっちを選ぶとか誰を選ぶとか、色々と)。
そういうゲームというだけではないアプローチのある原案ですから、その辺で別の期待?ができるのではないか・・・とか。

もっとも、詳細はまだ未公開、とのことでそこら辺もどうなるのか・・・などなど。これが一種の試金石となって今後に繋がっていく・・・のかも知れませんが・・・さて。

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01/20/2019

そんなことはない、と思うけど・・・

「時代劇」は衰退するだけのコンテンツなのか(Yahoo!:東洋経済オンライン)・・・従来のような「勧善懲悪」「悪者をばったばったと斬り倒す」だけを延々と流す、となるとこれはこれで「結局変わらんじゃないか」ということで新たなファン層の開拓は難しい・・・という見方もできます。
しかしあるいは。逆に「勧善懲悪」「ばったばった」を突き詰めて昇華させていけば、それはそれで一つの「方式」となっていくのではないか、と思うのですが。

「時代劇」は基本的に明治より前、江戸期辺りの日本が舞台のエンターテイメントであります。
いくつかの「種類」がありますが・・・現在はどっちかと言うと「リアル時代劇」と言うか「歴史再現もの」と言うか。時代考証をきちっとして最新の情報でもって「当時」をできる限りリアルに再現する。そこには寸毫の狂いも許されず・・・なんかヘマやると一気に叩かれますし・・・「劇」ではなく明らかに「もの」であります。
・・・自分もちょっと前まではそういうのが王道だ、と思っていたのですが。
考えてみりゃ誰にも「正解」が分からん世界なのであります。そこには中世ファンタジー物や宇宙モノとも通じる部位があります。完全に空想の産物でも別に問題はないわけです。面白ければ。

しかし・・・一応?日本という自分が住んでる国の過去に姿を模しているわけです。これがホントに何も誰も知らない世界のことなら「ああ、そういうもんなんだな」で済むんですがなまじ皆がある程度でもそれに近いモノを知っている、となると・・・色々とややこしいことになったりします。
・・・アメリカの西部劇に対して日本の時代劇、と、そういう対比もアリかと思うのですが。「空想時代劇」とでも呼ぶようなものがもっとたくさん出て来てもいいんでは・・・と。
どうしても数が出てこないと活性化はしないものであります。色々やろうと思えば色々できるジャンルなのに、なんかもったいないなあ、とかそんなことも思ってしまうのであります...

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01/19/2019

多分みんなそれは分かっている

分かっているんですが・・・。
「ダサい邦題」「タレントでPR」映画ファンがおざなりにされる事情(Yahoo!:ビジネス+IT)。受け入れにくい邦題にしろ全く関係なさそうな(でも知名度だけは高そうな)タレントがぽやあっと宣伝するにしろ、その辺に「何か事情がある」ということくらい、皆は分かっていると思われます。
コトは映画だけに限った話ではありませんし。
有償のエンターテインメント、つまりは何らかの「カネ」が発生する娯楽である以上、そういった「オトナの事情」から逃れることはできません。大なり小なりなんらかの「仕組み」が出来ているはずであります。

・・・基本無償のエンターテインメントであるはずの同人誌などでも似たような「事情」が働くこともありますから・・・その辺はある意味仕方ないことではあります。
ただ・・・やっぱりそこはそれ個人の好みの結晶とでも言うべきエンターテイメントであります。やはりそういう事情はあれども「あれはなあ・・・」と思ってしまうものであります。・・・そしてこれもある意味仕方ないことであります。
問題はその双方の「仕方ない」が異常なまでに行き過ぎることであります。PRだらけの明らかにキャスト=宣伝の映画なんか誰も観たいとは思いませんし・・・いちいち細かいところにまで注文つけてくる「じゃあお前が撮れや」的なファンなんかはいい迷惑以外何物でもありません。

よし。そういうことなら何の制約も受けない、そんな状況を作って作成してやろう・・・。
が、なぜかいざそういった「場」を作って作品作っても、あまり面白くなかったりすることが多いような・・・まあ、個人的なとこですが。
個人的には一定の「圧」がないと良くはならないのかなあ、とかそんなことも思いますが・・・その辺は人によっても色々ありそうであります。
ただ・・・邦題にしろPRにしろそれら全部ひっくるめての「作品」という見方もできます。ヘンな題名も興味ないタレントも、全部含めて。・・・全く世の中と無関係、という創作はなかなか世に出ることはなく売れることもあまりありません。やはり人の手や目の中でもまれていくのが・・・。
・・・と、しかし実際にはそうでもない作品もたくさんあるものなので。「コレ」といった王道なんざどこにもない、ということに行き着いてしまうものだったりします・・・。

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12/03/2018

やっぱりそんなにいらない

いや、「必要だ」という論に反対する気はないんですが。
4K・8K放送スタート、まず儲かるのは誰だ?(Yahoo!:ニュースイッチ) ・・・まず儲かる・儲からないはまた別の問題だとは思うのですが・・・前にもちょろっと触れたように、そんな高画質なテレビ、万人が欲しがるもんでもないだろうなあ、と。
自宅にでっかいモニタと高度な音響設備を設置できるような人ならまた別ですが。
あるいは例えばパブリックビューイング的な何か、とか。画面が巨大になっても従来よりも高画質なわけですし(しかし実際はソレ専用の設備もあるんで、まあ・・・そこは・・・)。

↑記事では同時に携帯やスマホなどの持ち運びできるデジタルデバイスへの「5G」についても触れています。
現行の規格「4G」よりも大量のデータを送受信できる5Gですが。これが本格的に導入されていけばスマホでも4K・8K放送を楽しむことができる、と。
・・・タブレットならまだしも。スマホのあのちっこい画面でンな高画質・・・いるんだろうか・・・? そこまで・・・?
これも例えばどうしても細密的な分析が必要な場面とか、そういう場合や状況なら必要かも知れんのですが・・・日常的にスマホで動画や番組を観る、といった時にそこまでの「違い」を認識できるもんなんだろうか、と。それよりも5Gならではのデータ量の多さをもっと取り扱った方がいいんではないか・・・と。

やっぱり結局はそんなに多くはいらない、とかそういうことになりそうな気はするのですが・・・一番困るのは(多分そこまでにはならないと思いますが)いざテレビを買おう、という時にどこ行っても4K・8K対応ばかりでモノはでかいし価格も上がる、とかそんなことになりゃしないか・・・と。いや、なんだか業界の期待度?が妙にスゴいものなので・・・。

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11/06/2018

そんなにいらない

正直なところ。
4Kテレビ「ぜひ視聴したい」12%・・・認知高まらず(Yahoo!:読売)。4Kの「4K」とは「4000」という意味(K=キロ)で、「4Kテレビ」というのはヨコの画素数(水平画素数)が約4000あるテレビ、ということになります。・・・現行の「フルハイビジョン」はその数値が約2Kで数字としては半分程度ですが、テレビの解像度は「ヨコの画素数×タテの画素数」とその面積で決まるため実際には4Kは2Kの約4倍程度細かい、ということになります。
細かい、というのは・・・。
アナログ(つまりは昔のテレビ)では「この辺に表示、あの辺に表示」と、ぼやあっとやっていたんですが。デジタルでは画面を細かく仕切ってブロックごとに「表示する・しない」をかっちり決めています。・・・このブロックの数が多ければ多いほど「細かく表示」できる、ということになり・・・さらに細かく精密に表示できるようになります。
4Kだと従来の2Kよりも4倍ほどそのブロックの数が多くなり、よりたくさんの情報を送ることができるようになります、ということなんですが。

・・・いや、正直なとこそこまで必要かなあ、と。
たしかにアナログからデジタルに変えた時、というのはその鮮明さにびっくりしたんですが。しかしそれはそれで慣れてしまえばどうってこともなく。じゃあ、今のやつを4K対応に換えて対応番組見たらその時の「びっくり」がまた経験できるか、と言うと・・・。
どうなんだろう、というのが正直なとこであります。
実際問題としてそれなりの大きさのテレビが必要となるはずで。ンなもんほいほい設置できる場所なんかあるかい、というのもありますし・・・これが例えば自然系の番組ならそういったキレイな画質の方がいいかも知れんのですが・・・ニュースとかバラエティやアニメで果たしてそんな高画質、必要なんかどうか・・・と。
そこまで画質求めても・・・これが大きな部屋でスクリーン投影なんかで映画を観る、というのならたしかに必要かと。しかしそこまでは・・・正直いらないだろう、と。

しかもこれより上の「8K」まで登場しようか、という話ですが。・・・それよりも内容かなあ、と。それこそ住み分け的な話になってもいいかも知れんのですが・・・どうもなんか色々ごたごたしがらみ的なものもあるようで・・・なんとなーく「上」の方ではそういう風にしたいんだろうなあ、とそんな空気も感じてしまってまたムダな組織とかそういうのができるんでしょうかねえ・・・。

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07/24/2018

そこまで必要?

BS、4K8K試験放送が終了、課題も(Yahoo!:Impress Watch)。色々言われているのですが、カンタンに言えば「映像の画質が良くなる」ということであります。
アナログ放送とデジタル放送の違いは「ゾーン」で分けるか「ブロック」で分けるか、ということであります。「この辺からこの辺までこの色」とするか「このブロックからブロックまでこの色」とするか・・・究極のデジタルがアナログだ、という見方もあったりして、実際のところはその見方にも色々あったりします。
・・・一つのカタマリをいくつの「ブロック」に分けるか? ということであります。無論のこと小さく分けた方が表現も詳しくなります。・・・デジカメの「画素」なんかも同様ですが、多く、さらに多く分けていこう・・・とどんどん欲求?はエスカレートしていくことになります。
一方でアナログならそこまで「過熱」はしません(分けるのではなく「全体的にこんな感じ」に、と)。だから別にアナログでもいいじゃないか、という人たちがいても何の不思議もないのですが。

世は高品質を求めます。いや、そういう人たちの方が「主流」になっている、と言うか。あるいは何らかの利潤的なものもあるかも知れませんが。
・・・自分としては別に高画質だろうが何だろうが現行の価格帯でやってくれるんなら別に・・・というとこであります。一応?有料BS・CSサービスを受けてますが、そこまで高画質でなくてもいいかな、と。持ってるテレビもそれほどスゴいもんでもありませんし。
これが正にホームシアター!的なもんだったら考えるでしょうけど。
今でもアナログテレビにチューナーでテレビ視聴(しかもそれで何の問題もない)人たちだっているわけです。・・・どんなにキレイな映像でも中身が「えーー…」だったらエンターテイメントとしては意味がないわけで。その辺、どうするんかなあ、と。
低画質でも面白いもんが観たい、というのがどっちかと言うと「主流」なんじゃないか、とも思うのですが・・・?

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05/03/2018

安けりゃいいってもんでも

ないんですが・・・。
ネット時代に生き残りをかける映画館・・・料金細分化の韓国と格安定額制のアメリカ(Yahoo!:NEWSWEEK)。実際日本の「1800円で1本」というのは高価だ、という印象はあります。高い故に入場客が少なく、結局は安くならない。そのサイクルがかっちりはまってしまっていてなかなか変わらない・・・。
・・・それでも「ナントカ割引」的なものもゼロではないので、それを上手に使う方法もないわけではないですが・・・1800円あったらちょっと豪華なメシも食えるし書籍もそれなりのが買える。それを2時間弱で終わってしまう映画に使うのは・・・もったいない?

それは人それぞれになってしまうのですが。自分の場合ある程度ネタバレにならない程度の事前情報(出演者とか関連事情とか)を仕入れておいて後は・・・バクチで行くことにしています。当たればそれで良し、外れれば・・・まあ、それはそれで仕方ない。
そういう意味では一昨年は大変に「大当たり」な年でありました。「君の名は。」「シン・ゴジラ」「この世界の片隅に」・・・と繰り返し観てました。それでもその後は洋画を中心に少し観る・・・と、それくらいに落ち着いてきましたが。

それでも思うのは・・・よほどの設備がなければ自宅で映画館の、あの、臨場感と興奮を味わえるもんではありません。テレビで放映されるから、と言ってもそれは「テレビの枠内の映画」であって「映画館の映画」ではありません。
自分はそういう意味では1800円は決して高くはない・・・パンフは買うけどポップコーンなんかは絶対買わない・・・と思う場合もあるんですが(もちろん「えーーー」という場合もなきにしもあらず)。・・・そりゃあもっと安ければもっとたくさんの映画を映画館で観られるようになるかも知れないのですが・・・。

大幅な値下げや定額制というのは多分無理なんだろうなあ、と。日本の場合芸術関係だと色々な方面との「しがらみ」があるのが普通ですからその辺でやはり色々あるんだろうなあ・・・と。
その辺、何かでブチ壊すことができればまた変わってくるかも知れんのですが。テレビの少ない時代、最も身近な娯楽だったのが映画でした。今ではその頃とは事情が全然違ってます。
・・・そういうとこも変わればまだまだ伸ばしていくことのできる分野だと思うのですが・・・そうなったらミョーなタイアップや不自然な配役なんかもどうにかなっていくんでは・・・と思ってるんですが・・・。

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03/27/2018

一つの技術として

NHKがニュース番組に「AIアナ」導入へ(Yahoo!:ORICON NEWS)。ただニュースの文字を「読み上げる」だけならそういったソフトを使えば現行の技術でも可能であります。が・・・ニュースを「伝える」となると相応の技術が要求されます。その辺までもAIが対応できるか、という試みかと思われます。
発声ソフトではどうしても「キカイっぽさ」が残ってしまい・・・違和感を感じることになります。
これは人物の顔を描いた時や3D化した時に出てくる「不気味の谷」に似ています。あまりに似せすぎても似ていなくてもどこか「不気味」と感じてしまうポイントがある・・・「こうあるべきだ」とヒトが感じるポイントを微妙にズラしてしまうと不気味に感じてしまう・・・。

将来的には多数の職業がAIにとって代わられるという説もあります。やがて「人間大量失職時代」が来る、とも。
そもそも「道具を作る技術」というのは人間の生活を豊かにするために発展してきたはずで、それが人間から職を奪うとは皮肉なことだ・・・という見方もできます。が、こういうのはいわゆる「産業革命」的な大幅な発展がでてくるたびに起きる議論なので・・・そういう意味では普通?のことなのかも知れません。
・・・時間がかかるだろうなあ、というのが個人的なとこであります。結構早い時期に「交代」が起きる、という話もありますが・・・どうしても「ロボット」に抵抗が出てくる人がまだまだ多いでしょうし。生まれた頃からAIに慣れているような世代が中心世代になる頃に本格化するんじゃ・・・とか思ってますが。

今回の「AIアナ」もこれでアナウンサーいらなくなる・・・とかそういう話ではなく。技術として、その向上としての「採用」かと。完璧に人間と入れ替わるにはまだまだ早いような。

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01/25/2018

たしかにいらないかも知れませんが

NHK「ノーナレ」が証明するテレビのナレーション過剰(Yahoo!:メディアゴン)。自分は時々CSなどで海外のドキュメンタリー観たりするんですが・・・日本とはかなり違った印象を受けます。
放りっぱなしと言うか。たしかに日本のように細かいところまで述べたりはしません。
そもそもモノによってはほとんどナレーションなんかなく。登場してくる人がちょこちょこしゃべるだけ・・・なんてのもあったりします。もちろん内容はきちんと放送。「そういう番組なんだ」と思えばそれはそれでアリなんですが・・・日本のたしかに丁寧に微細なことまで入るナレーションに慣れてしまうと、ああいうのはなかなか受け入れられないのかも・・・とか。

字幕も。あっちの場合はイギリスやアメリカなら英語以外が出てくると入りますが・・・ドキュメント系だとほとんど入りません。入ったとしても判別にしくい種名とかそういうのばかりであります。
特に動物系の番組観てると・・・日本のより断然こっちの方が観やすかったりします。・・・苦手なんですよねえ・・・勝手に「動物の心境を語る」というのが。しかも大抵の場合「動物=子供」といった態で。かわいい動物を見たい人にはそれでもいいのでしょうけど・・・なんか、バカにしてたりされてるような気もして。

観てりゃ分かるだろ、分かんないのは作る側が悪いんだ、というのが↑記事の論調かと。・・・実際には観てる側の受け取り方もありそうですが。書籍を読むようにある程度内容を組み立てる能力が要求されそうで(そういう風に感じるのも作り手側の問題と↑記事で言われそうですが)そうなると今までの日本のテレビに慣れている人にはちょっと難しいかも、と。
そうなるとテレビ離れが加速する・・・という危機感?からも従来の作り方が浸透しているのかも知れません。
ナレーションも字幕もある、という日本独特のスタイルはある意味貴重なわけで。それをさらに伸ばしていくやり方もアリっちゃあアリかも・・・とかそんなことも思いますが、やはりドキュメンタリーだとそういうのはあまり必要ないかなあ、余計な音声より内容をきっちり見せんかい、と自分もよく思ったりはするんですが・・・。

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08/12/2017

ジャンルの一つ

量産される「ブラブラ番組」を支える「素人力」?(Yahoo!:読売) こういうのは日本独自のもの・・・というわけではないかも知れませんが。それでも「ぶらぶら」と「グルメ」はかなり共通点がありますし、「作ってない」感がはっきりしているものほど好まれる傾向があるのはやはり日本ならでは、ということになるのかも・・・。

そもそもは何だったかなあ・・・。
「旅番組」というカテゴリははっきりと存在しています。結構前から。前世紀のそれもかなり前からあったような気もしてるんですが・・・何かが一度「ウケ」てしまうとその後に似たような番組が続いて「一ジャンル」と化してしまう・・・というのは何もテレビに限った話ではありません。
そういうのはできるだけ単純な作りの方が長生き?しやすいものであります。
「ぶらぶら」もそういった流れで現在まで残っているジャンルの一つではあります。今後、何か(意外とあっけない理由だったりすることもあります)ない限りその派生型を含めての放映は続くと思われます。

しかしそれもこれも「ジャンルの一つ」になってしまってるわけで・・・手抜きだなんだ、と批判を受けてもそれはそれである意味もうどうしようもない、と言うか。
推理物に「なんで探偵が出てくる必要があるんだ」と指摘するのに似ているような。それはそれでそういうもん、と言うか・・・それを楽しめないのなら残念ですが観ない方がいいですよ・・・と。そういうもんではあります。

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06/24/2017

専門性?

好きな天気予報士ランキング、「お天気お姉さん」から「お天気おじさん」へ?(Yahoo!:夕刊フジ) アイドルなど専門性のあまりないような人よりも資格もあって知識もある「おじさん」の方が好まれるようになった、とかそんなところかも・・・と。それだけ天候不順が気になる人が増えた、という風にも言えるかと。

日本の「天気予報」というのはちょっと特殊?で・・・過去には気象庁が発表した「予報」のみ、となってました。が・・・その後気象業務法が改正され、基本的に「気象予報士」の資格持ってる人なら「予報してもいい」ということになりました。
・・・もちろん、シロウトが雲の様子を見て「明日は雨だな」とかクツ放り投げて「明日は晴れるな」とやっても問題はありません。ただ、その「予報」を信用できる筋・・・例えばテレビやラジオなどの公共の場であたかも「公式」のように発表してはいけない、ということであります。
気象予報士がいる会社は気象庁から認可をもらうことで「予報」できるようになったのですが・・・外国のように「予報会社によって予報が大きく違う」ということはあまりないようであります。

そして。資格を持たないシロウトでも「気象庁や気象会社の予報」を「知らせる」ことはできます。特に知識のないアイドルが「明日の天気です」とテレビでやる分には問題ない、ということであります。そのため日本でも「お天気お姉さん」が多数出てくるようになりました。
・・・海外だと時々ミョーな「お天気お姉さん」が出てくることもあったりしますが・・・。
一種のエンターテイメント、と捉えることもできるわけですが・・・ここんとこの天候不順でそうも言ってられなくなってきてる・・・のかも知れませんけども。

正確な情報(予報だけではなく情報ももたらしてくれますテレビなどの気象情報)はもちろん必要なんですが・・・↑こういう遊び的?なものもあってもいいんじゃないかなあ・・・とか思うこともありますが、さて。

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05/27/2017

おみやげと言うより

「おもいで」?
日本独自の文化「映画パンフレット」(Yahoo!) 実は日本独自のものだった、というのは初耳だったんですが・・・たしかにここまで凝ってるのは日本くらいかも知れません。去年はそれなりに映画観たんですが(それまでほとんど観てなかったのに)洋画だとパンフがない場合もあったりしましたし。
「読み物」としてもたしかに読み応えのあるものが多いですし。これ自体にコレクターが存在するくらいですから市場?も結構大きいかと。某ネット通販サイトで「出品」されていることもありますが・・・考えてみれば「絶賛上映中!」の映画なら映画館行ける環境ならわざわざ送料足して買うまでもないわけで。映画館が近場にない、とか、プレミア付いてる、というのなら話は別ですが。

自分の場合は・・・買ってもほとんど読まなかったりします。「思い出」と言うか・・・「観た証拠」みたいなもんになってます。
「高い!」という意見もありますが、ちょっとした雑誌くらいの値段で・・・明らかに雑誌よりも材料などが高品質であります。それに基本的に「観た後で読んでね」なので・・・情報の集中度合いが尋常じゃあ、ありません。これが例えば監督とか主演俳優・女優の手記でその映画を詳しく知ろう、としたらこんな値段じゃまず無理ではないかと。・・・まあ、たしかに映画館の料金+パンフ代となるとそれなりの額になりますが。でもそれはそれで価値のある時間と「おみやげ」を手に入れた、とするならそれは有意義なんではないか、と。

ここんとこはちょっと映画館から足が遠のいている自分なんですが・・・そろそろ何か観たいな、とかそんなことも。Blu-rayが出るからそっちで・・・と言ってもあの大画面と大迫力な音声はやはり映画館でなければ体験できないことですし。それだけの価値は十分にある・・・と思うのですが・・・?

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12/27/2016

そういうことじゃなくて

単純に「勝手に契約結ばされて勝手に請求が来る」のがみんなイヤなだけなんじゃ・・・。
NHKの受信料制度改革、「申告制」を検討(Yahoo!:産経)。つまり現状で受信料払ってない世帯に「テレビ持ってますか?」と手紙を送り、「持ってない」という返事があった時は受信料契約ナシ、として・・・めんどいから放置、の場合は「テレビあり」とみなして受信料徴収に向かう、と。
「テレビを手に入れる=NHKと契約する」という図式は基本的に崩れてないわけです。
そうじゃなくて「契約」というのならメーカーなり何なりにかけあって「NHKが映るか映らないか」を選択制にする、とかそういう方向をみんな望んでいるんじゃないか、と。「公共放送」という「国営」ではないけど「国」が大きく関係しています、なんてビミョーな立ち位置のままでやはりビミョーな由来で受信料徴収、となるとそりゃあイヤがる人も増えるでしょうに。

もうちっとはっきりと明確に運営するんならもっと違ってくると思うのですが。
こちらは「国営」でも自社で事業立ち上げてそちらからの収入もあるイギリスのBBC、なんてとこもあります。「そういう事業を始めると中立性が保てない」というのがNHKの方針?らしいのですが・・・そんなん、距離ややり方次第でどうにでもなると思うのですが。主導権を他へ渡さずにあくまでもNHKが、的なスタンスを守る、というのはそれほど難しいことなんでしょうか・・・。

ネット配信だって(一応?法律上NHKは現状ではできないらしい・・・)「有料ネット配信」なんていくらでもあるご時世であります。受信料払ってなくても「有料会員」なら・・・という方法だってあるわけです。無断で二次利用される海賊版が怖いなら専用アプリを用意すればいい。
なんか・・・そういう色々と方策はあるのに「受信料がー」「契約がー」にこだわりすぎているような気がします。
・・・改革、と言うのならもっと思い切ってやってみればいいのに、と。番組内容的にも他の民放にはできないこともやってます。博物館? いいじゃないですか、それこそがNHKらしさであります。そういった「個性」持ってるのに・・・このままでは悪者になってしまいそうで、なんか・・・もったいないなあ、と。

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11/08/2016

多様化進んでるだけ

多様化がようやく進んできただけ、という見方もできそうですが。
テレビドラマから「恋愛」が消える日?(Yahoo!:現代ビジネス) あくまで「イメージ」として「テレビ業界」と言えば「かなり保守的」というのがあります。変化を好まない。恋愛要素てんこ盛りのドラマばっかりで面白くない・・・というのはかなり前から言われていたことで、ようやく「多様化」が進んできたか・・・というところなんではないか、と。
これはかなり前にどこかのサイトに書かれてあったのですが(ネット小説指南?みたいなサイト)「恋愛要素はあくまでスパイスであって多用しすぎると食べにくくなる」と。もちろん「恋愛小説」というのはジャンルとして確定していますが、そればっかりやるとクド過ぎてみんな引いていくよ、と。
・・・某アジアの某ナントカ流ドラマもそんな印象で。とにかく登場人物にイケメン・美女を出しておいてとにかくくっつける。何が何でもくっつける。そりゃあ、そういうのがウケる層もあるんですが、そればっかだとスパイスのみの料理を延々と食わされることになってみんな飽きてくる。

いわゆる「良い脚本」ならそれを回避できる、という話もあります。あるいは別要素を盛り込む、とか。しかしもうそれではやっていけない・・・というのが正直なとこではないか、と。テレビ業界というのは「視聴率」というある意味絶対的な数値で全てを計るわけで・・・読者アンケートや物品の売れ行きなどよりもっとシビアで短期的・・・ずばっと人気が出ないとやっていけないわけです。
でも実際のとこは・・・世は多様化が進んでます。それに対応できてるか、となると・・・ちょっと怪しいなあ、と。

逆に言えば中長期的にじっくり「人気」を測れる出版やゲーム業界の方がそういった風潮に対応しやすかったのかも知れません。対応策を後からでも出せますし、結構余裕をもって創ることもできる。
そういうとこまで「導入」できればまた違ってくるかも知れんのですが・・・色々ありますし。しがらみ的なものはどこの業界にだってあります。まあ、そういうのはテレビ業界に限った話でもない、ということになりそうですが・・・。

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10/14/2016

結局は嗜好品なのです

・・・元記事が元記事なだけにこういう論調は仕方ないのかも知れませんが・・・。
興行収入145億円超の「君の名は。」もはや観ていないと恥ずかしい?(Yahoo!:NEWSポストセブン) 一応?二回観させて頂きました。「シン・ゴジラ」の時に「ちょっと映画を観てみようか・・・」と映画館を訪れたのですが、これが・・・一体何年ぶりだろうか、というくらいで。多分「シン・ゴジラ」の前に観たのは「もののけ姫」だった、ような。
その流れ?で「次は何を観てみようか」と思った時に「君の名は。」を知り・・・そして二回も観ることに。
もちろん複数回観るくらいですから嫌いなわけないんですが・・・いくつか腑に落ちないところがあって(前にちょろっと書きましたが)その辺がなあ・・・いやでもそういう細かいところはいいんかなあ・・・と、最近になってようやく消化できてきたような気もします。・・・三回目は・・・どうしようかな。

こういった「社会現象」的なコンテンツが出てくると「観ないのはおかしい」「なんで観ない」「アタマおかしいんちゃうか」的な言動も少なからず出てきます。・・・もっとも、↑記事ほどには自分の周りは激しくありませんが・・・それでもそういう空気のあるところもありそうだな、と。
・・・でもねえ・・・結局嗜好品なわけですよ。あってもなくても生きていくには必要ない。
タバコや酒と似たようなものであります。もちろん映画だけではなくマンガやゲームや絵も本も一緒であります。・・・活字関係は何かどこか高尚なものにしたい人たちがいるらしく、やたら「本を読め」と勧めてくることになってますが・・・やはり嗜好品であります。
「芸術」とかそういう高級な雰囲気まとわせても結局嗜好品であります。
だから「絶対観るべき(読むべき・感じるべき)」と勧めてくるのは・・・気持ち分からんでもないですが・・・はっきり言って意味ないわけであります。嗜好品というのは当事者の「好み」によって成立します。かの漫画家先生のように「面白くない」と切っても別に問題ない。
ただ。やってはいけないのは「観てもいないのに批判」とか「観て本音では面白かったけど体面気にして批判」とかそういうことであります。嗜好品というのは経験しないとそれこそ意味がないわけであります。

と思うのですが。やはり自分が「イイ!」と思ったコンテンツは人に勧めたくなるのもまた道理であります。それでも少なくとも「相手がこういうの好きかどうか」くらいは探ってから「お前観てねーの? バッカじゃね?」とかやった方が後々の人間関係も良くなると思うのですが・・・。

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09/29/2016

お互いさま

例えば「何か」の神様的な存在のありがたさを延々と見せられる映画があったとして・・・随所に笑いや派手なアクションもあったとして(しかもそれが非常に素晴らしい技術によるものであったとして)・・・「作品としてはいいね。でも・・・」となるのが日本人、なような気がします。
・・・対してその「何か」を熱心に信じる国の人からすれば「なんと良い映画だ!」となるわけです。
シン・ゴジラを観た外国人が日本人ほど感動できない理由(Yahoo!:ダイヤモンドンライン:記事中ネタバレあり)。・・・「感動」と言うか「共感」かなあ、と。

シン・ゴジラは「怪獣映画の態をとった政治映画」という見方もできます。実際、自分が観に行った時は正に老若男女取り混ぜて様々な人が来てました。それぞれに見方ができると思います。
でも多分に「日本映画」だなあ、というのはなんとなーく感じるものであります。
アクションシーン、と言うかゴジラが上陸してきて(もちろん○○形態になってから)以降は様々な事象がこれでもか、と迫って来る一種のパニックムービーにもなっています。でもそこには「日本だなあ」というのを感じさせる・・・と言うか実際に日本に住んでいたら共感しやすい「ピース」があちらこちらに散りばめられています。
それは・・・アメリカやマレーシアに住んでる人にはちょっと理解しがたいシロモノで(逆に日本に住んでる人はアメリカやマレーシアの「ソレ」を理解できない)その辺を上手に突いてくる内容だ、ということでもあります。

ゴジラ・・・「GODZILLA」は世界的にも有名な怪獣であります。ハリウッドでもリメイク。しかしそれは「アメリカのGODZILLA」であって「ゴジラ」ではない、という評も多かったりします。・・・そういうのは当たり前な話であります。各国で感じ方に違いがるのは当然だからであります。
だから「差」が出てくるのは当然かな・・・と思うのですが、なかなかその辺はやはり理解されないものではあります。仕方ない、と言えば仕方ない話なのですが・・・。
ただ。今後「シン・ゴジラ」はこうやって世界に進出していく、とのことですが・・・各国でどういう反応になるのか、というのはかなり興味があったりします。思いもよらない反応というのもありそうであります。・・・中にはちょっと日本人には考えらえないある意味「失礼」な反応もあるかと思うのですが・・・その辺もお互いさまではあります。

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09/19/2016

「君の名は。」雑感(ネタバレ注意)

*以下の記述は多分に映画のネタバレを含みます。ご注意ください*

二回、観てしまいました・・・結局。
「とてつもなく綺麗で純粋な水をたらふく飲んだ、と思ったら何かの成分がちょっとだけ舌とか喉とかに残ってて気になる」伏線回収とか素敵に素晴らしいのだけど・・・やや消化不良?
と、9/12に一回目を観た直後のツイートで・・・その後に「もう一回観ようかな」というのもあったんですが、今日観てきました。・・・どうしても気になって仕方ない部分があったもので。

新海監督の作品は「秒速5セントメートル」で・・・ちょっとトラウマ?っぽくなって以来、結構な苦手意識があったりしました。すれ違いドラマというのも悪くはないんですが(吉川版「宮本武蔵」とか)あそこまで徹底的にやられるとなあ・・・と。
今回はきちっと?再会したのでその辺は安心できた、というのが二回観た率直な理由だったりします。

気になったのは・・・「組紐」「時間軸のズレ」「入れ替わりのシステム」「忘れるメカニズム」でした。「組紐」は瀧が腕に巻いていたキーアイテムですが、アレ、最初からしてたっけ・・・? というのが気になったもので(もちろん最初から巻いてました)。そして・・・「時間軸のズレ」
三年前、ということで二人の生活のどこかに「違い」があるかも、と思ったのです。・・・どこかにカレンダーでもあれば、と思ったのですがさすがにそういうのはなく。あるのは・・・「曜日の違い」でしょうか。スマホの曜日は明らかに違っていますし、入れ替わった瀧が四葉に「なんで制服着とん?」と言われるシーンがあり、その時は休日だと思ってなかったふしがあります。

そして。最大に気になっていたのが「入れ替わり」「忘れる」なんですが。コレ、どうも作中には明確な説明はありません。つまり「なんで二人が入れ替わったのか」「なんで忘れていくのか」というのは・・・まあ、ご自由に考えてください、ということかと。
ありきたりなとこだと「宮水の妄言」で、ナニカそういう不思議な力が・・・ということなのか、あるいは彗星が影響しているのか・・・? しかも時間軸のズレまで・・・となるとやはり最後の方の「この日の為にそうなっていたんじゃ?」という瀧のセリフが明確ではないけど直截的な答え、なのかも知れません。
「忘れていく」というのも・・・組紐絡みで流されていく時間、とかそういうとこ・・・なんだろうか、とそういう予想?はできますが、さて。

恐らくティアマト彗星(しかしなんつー名前だ・・・多頭のドラゴン?)は1200年周期であの辺りに破片ぶち撒いていたと思われます。一回目が湖で二回目がご神体、そして三回目が今回。・・・確率的にはそれこそ天文学的な数字になるんですが三度もほぼ同じ場所に、というのは。・・・その辺も↑何か関係している・・・のかも知れません。

・・・そして。なーんかミョーに引っかかった部分が。一つは「200年前の繭五郎の大火で全部焼けて古文書も何もなくなった」≒「彗星に関する危機周知もなくなった」というくだりで。いや、ちょっとした口伝くらいでも残らないんだろうか、と。三陸の津波でも昔話にはいくつかそういうものが残っています。地域コミュニティがかなり限定的で人数も少ないからそういう残り方はしなかった、ということか・・・あるいは時間が経ち過ぎて繭五郎がトドメ刺した、ということか・・・?
そして奥寺先輩。・・・「三葉が生きている」ということになった時、実は自分「あ、奥寺先輩が三葉なんか」とか勝手に思っちゃったんですが。苗字は何らかの事情で変わって(養女とか)三歳上で・・・いやしかしもうちっと年齢差あるか・・・でも女性の見た目って結構変わるもんですし。でもそうなると冒頭の意味がなくなってしまうか・・・ということでさすがにそれはないな、と後で納得したものでしたが。

あとこれはどーでもいいことなんですが・・・ご神体に至る山道でのスズメの大群、とか。季節的に群れ作るけどあんなとこにあんなにいるもんなのか・・・でも飛騨地方のスズメのことは知らないのであり得るか・・・とか。トンビっぽく飛んでるけどあの鳥は鳶じゃないよなあ・・・とか。

ともあれいい映画ではありました。さすがに二回ということで綺麗な水でお腹いっぱいで、三回目は・・・現状ではこれで大満足であります。
しかしこうなると次回作は相当に期待されるんだろうなあ、と。このままこの路線で行くのかそれとも回帰するのかあるいは新機軸を・・・? さてさて?

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08/04/2016

びみょー・・・

「ソード・アートオンライン」ハリウッドで実写ドラマ化(Yahoo!:まんたんウェブ)。「ドラマ化」ということは映画館での「映画」ではなくテレビドラマで・・・ということであります。連続して何話もやるのか、それとも一本きりのを長い尺でやるのか、その辺はまだ分かりませんが・・・。
なんだろ・・・このビミョーな感覚は。
過去に何度も何度も何度もあった「人気コンテンツの実写化」であります。しかしそれらはことごとく爆沈しています。あまりにかけ離れたストーリー設定やキャラ設定、オリジナルにはない要素だらけ、「結局何がしたかったんだ?」と思ってしまうのがオチだったりします。

これはハリウッドで~というだけではなく。日本国内での「実写リメイク」でも「えーーーー・・・」というのは多くあったりします。売れているコンテンツだからこそこういった方向の話が出てくるのですが、明らかに方向があさって向いていたりして・・・黒歴史、というのがほとんどであります。
前にも書きましたが。もちろん成功している例だってあるんです。あるんですが・・・そういうのの「特性」は今回の実写化にはなさそうな・・・。
国内での実写化なら恋愛物などで「現代物」、あまり不思議っぽい要素のないもの。海外での実写化ならさらに普遍性を増したもの、と言うか・・・いかにも「ありがち」なストーリーだと成功と言われることが多いような気がしてます(もちろん例外はあるにはあるんですが)。

・・・いわゆるファンタジー系はどうかなあ・・・。
まあ、作ってみないと分からないもんではあるのです、実際は。「出来上がってから文句言え」というのは至言であります。ただ・・・これまでがこれまでなんで・・・見る側の「またか」という目やここまで引き上げられたハードルを一蹴することができるのかどうか、と言えば・・・。
びみょーだなあ・・・と。まあ、ホント出来上がってみないと分からんもんではあるんですが。

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06/12/2016

新しいナニカ

それで盛り上がるならそれでいいのかも、と思いますが。・・・個人的にはあんまし好きな系統ではないんですが。
お見合い番組ブーム再来、「婚活フォーマット」の強固さ(Yahoo!:オリコン)。たしかに過去にもいくつもの「ヒット作」があったコンテンツであります。そして普遍的で皆が興味を持つテーマであります。
・・・好きな人は好きなんだろうなあ、と。
だから別にどう、と言うわけではないんですが。ただ、↑こういった「過去にもあったテーマをもう一度」というのはコレに限った話ではなく。最近そういうのばかりだなあ、と思ってしまうわけです。

「強固なフォーマット」ということはきっちりハマってしまっている、ということでもあります。
そして皆が好むテーマ。・・・コレ、どんどんエスカレートしていく前兆でもあるわけです。つまり、ただ単純にお見合いしてめでたしめでたし、ではもう誰も面白いと思わない。じゃあ、こんなこともあんなことも、と盛り込んでいくことになってしまう・・・。
結果、何が何だかよく分からんカオスめいた内容になってフェードアウト、というのもよく聞く話なんですが。

テレビの番宣で見る限りでもなんとなーくそういう傾向が出てきているような。とすると・・・行き着くのは「ヤラセ」か「過剰演出」か、と。・・・いや、こういうのを個人的に責めるつもりはありません。ただ・・・バレたらまた雲行きが妙なことになるのはやはり過去の色々が実証しております。
・・・もう新規で何か、というのは難しいもんなんでしょうか・・・。
過去の遺産を、となるとどうしてもそういう傾向になっていくわけで・・・その辺もなあ、と。まあ・・・個人的にはそういう「お見合い」系は好きではないので、どうでもいいっちゃあ、どうでもいいんですが・・・なんとなく気になったもので・・・。

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05/08/2016

いる・いらない

夜の報道番組、キャスター変わっても好調か(Yahoo!:スポニチアネクス)。某ニュース番組であります。有名評論家からアナウンサー経験のタレント、そして今度はアナウンサー・・・と交代していったのですが、まあ、好調ではないか・・・ということであります。
日本の場合、こういった「報道番組」というのは両極に分類されるような気がします。・・・「キャスターの意見を前面に押し出す」か「なるべく事実のみ伝えるようにする」、と。そりゃキャスターだって人間ですから各自に意見があって当たり前なんですが・・・ともするとその意見のみが正しい、的な姿勢が鼻をつく場合もあって「そんなのいいから事実だけ流せ」的な感想も多々出てきたりします。

・・・個人的には、まあ、そんなもんだろ、とややあきらめ?的な見方してるんですが。
これが面白い?ことにミョーな影響を持つこともあったりするわけです。家族の不祥事で身を隠した(最近ちょろっと出てきて叩かれてましたが)アノ人なんてのは「お昼の情報番組」で「アノ人が言ってるんだから・・・」的な扱われ方をしてたこともありました。
最近はそうでもないんですが、ちょっと前は結構そういうのがありました。もちろん、今もゼロではありません。
そのため「テレビ」の「報道番組」というのは各局かなり気を使ってるなー、というのが見え隠れしたりするもんだったりします。ヘタ打つと一番困るのはテレビ局なわけですし。

そういう意味では社員であるアナウンサー、というのは最も使いやすい?のかも知れんのですが・・・。
そうなってくると今度はなんかおとなしい、面白くない、とかそういう声も増えてくるわけで。一種のエンターテイメントとしての報道番組として見るなら・・・そうなってしまうかも、とか。純粋に「何があった」のかを知りたいだけなら別にそんなもんどうでもいいのですが・・・いや、それでも影響は少なからずあるわけで。やっぱりその辺もきちんとしてもらわないと困る、とかそういう話になっていきそうで・・・。

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04/18/2016

40年ぶりくらい

夢のない話、と思われるかも知れませんが。
ネス湖で「怪物」発見・・・正体は映画の小道具(CNN)。1970年のアメリカ映画「シャーロック・ホームズの冒険(The Private Life of Sherlock Holmes)」に使われたネッシーの模型が水没、これが探査機器に反応した・・・ということであります。
シャーロック・ホームズの冒険 (1970年の映画)(Wikipedia)

1970年の映画ですが、1975年に科学的な調査が行われた時に「湖底に何かいる」という真面目な発表がなされて一時期ブームになったことがあります。・・・あれかなあ、たしかドラえもんでネッシーの話があって、それもこの影響だったのかなあ・・・。
しかしその後も「何かいるらしい」「いるはずだ」となっていわゆるUMA関連の祖みたいな立場にあったんですがネス湖。その流れそのものはもう止められないところまで来ているので、今さらンなこと発表されてもなあ・・・的なとこはあります。これが1980年代とかだったらまた違った様相を呈することになっていたかも知れんのですが。

実際、「ネス湖の怪物=ネッシー」に関しては様々な考察がなされています。「そんなんいねえよ」というのが定説中の定説ですが・・・その証拠はいくつもあるんですが、最も有望?そうなのが二つ。一つは古生爬虫類系の生き残りにしちゃ数が少なすぎること。現代にまで生き残ってる割に見つかるのは一頭ずつ、てのは・・・ということと。
初めて「発見」されたのが1930年代。が、それ以前にはそれっぽい記録がほとんどない、ということだったりします。逆にそれ以降は相当な数の「目撃情報」が出てきてます。・・・太古の昔からいたのならまだまだ記録があったはず・・・なんでは、と。

・・・ヤボだ、と言われればそれまでなんですが、こういうのは。
自分としては逆?に生存の可能性が出てこないかなあ、とか期待してるんですが・・・前にも触れましたがこういう話は好きな方であります。「いるわけねえ」証拠を全部蹴っ飛ばして「いる」証拠が出てきたら・・・! 本当の意味での「大発見」になるわけで、やはり期待してしまうのですが。

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03/20/2016

じゃあどうするんだ

スタジオアルタ休業、テレビの危機とは(Yahoo!:NEWS ポストセブン)。・・・公開生放送だけがテレビではありませんし、以前と状況が大分変って来てる昨今、変わってくるのはある意味当然なことだったりします。
「最近のテレビは面白くない」
と、一言で言い切ってしまうのはカンタンなんですが・・・じゃあ、どうするんだろう、どうしたいんだろう、というのが目下の急務ではないか、と思われるのですが・・・。

コンテンツの問題ももちろんあるんですが、「無意識の比較」の問題もあったりします。
「最近のナントカは面白くないなあ」「昔のカントカはすっごく良かったのに」という感覚がよくあります。その「昔のナニカ」を「今のナニカ」と比べてしまうと、どうしても「昔のナニカ」の方が良かった、と思ってしまう。・・・しかしその「昔のナニカ」をもう一回映像なり何なりで見返してみたり読み返してみたりすると・・・「?」になってしまったりします。
これは「記憶の美化」というのものであります。その美化された記憶の「ナニカ」と今の「ナニカ」を比べてみると・・・当たり前ですが自分にとって最も良い状態に美化した記憶の「ナニカ」の方が良いに決まってます。が・・・それはあくまでも自分の記憶が作り出した「幻想」なわけです。そんなんに勝てるわけないんですが、その辺を理解するのは非常に難しいわけで。
で結局「今のナニカはなってない、ダメだ」と、こうなってしまう・・・。

ただ、はっきり言って↑これを是正するのはほとんど不可能であります。エンターテイメントてのは最終的には個人の「好み」で決まってしまいますから、その「好み」のままに美化した記憶の「ナニカ」・・・これを自覚して何とか本来の「ナニカ」に戻そう、てのは・・・感覚的に無理な話であります。
主観で考えるのが当たり前の世界に客観を無理に押し込んだら、そりゃあいびつになります。
それこそ「じゃあどうしたらいいんだ」てなことになります。・・・これを打破するにはただ一つ。「新しいナニカ」を生み出せばいいわけであります。
・・・と、まあ、カンタンに述べてしまいましたが・・・これが一番難しいのかも知れません。

色々方法はあります。過去のものをぶっ壊すとか全然違う世界のもんを持ってくるとか。いずれにしても尋常じゃないエネルギーを要求されます。しかも↑のようにその「新しいナニカ」も最後には美化されてしまうので・・・「最新のナニカ」を延々とクリエイトし続けならない、という・・・。
・・・エンターテイメントてのはそういう歴史の繰り返しなのかも知れません。多分今から数十年経った頃に「2016年のテレビは素晴らしかったのに今のテレビはなんだ?」とかそんな話になってる・・・かも知れませんし?

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03/08/2016

ゆーれいたいじたーい

映画「ゴーストバスターズ」女性四人組で復活、映画予告編公開(CNN)
「ゴーストバスターズ」新作、予告編公開(スプートニク)
「新作」とはなってますが、「リメイク版」といった方が正しいようで。過去に「ゴーストバスターズ(1984)」「ゴーストバスターズ2(1989)」と公開になってますが・・・実に30年ぶりに関係作公開、ということになります。

実は「ゴーストバスターズ3」という2の続編構想があったそうなんですが、諸々の事情で頓挫。それがようやく日の目を見たのが今回の無印「ゴーストバスターズ」というようであります。・・・しかしまんま「3」を、ということではないようで、まあ、その辺は色々あったのかと。
・・・この「女性版」ではなく「男性版」の構想もまだある(つまりリメイク版が2本)という話もありますんで・・・しばらくは話題が続く・・・のかも知れません。

「元祖」の方は「ゴーストバスターズ」つまり「幽霊退治隊」ということで一種の退魔物、というないようになってます。が・・・あんまりおどろおどろしいものではなく(特に前半)かなりライトなコメディになってます。後半になってややシリアスっぽく大被害が・・・ということになってきますが・・・なんだか最終的にもやっぱりこれはコメディだな、と思わせるような明るい流れになってます。
「妖怪退治物」にふんだんに盛り込まれたSF要素も見どころの一つで・・・当時としてはかなり技術の高いCGが使われた印象もあります。いや、あの頃のCGの方が今より違和感なかったかも(「バックトゥザフューチャー」とか)・・・とか個人的には思ってしまいますが。

男性四人組+女性秘書だったのが「リメイク」では女性四人組+男性秘書となるそうで。「予告編の予告編」というなんだかよく分からん動画がでた後の今回の「予告編」・・・1980年代・・・なのかどうか、ちょっと分かりませんが出てるクルマはなんだか現代っぽいような。「リメイク」ということですから現代に~ということなのかも知れません。
今年の7月にアメリカで公開予定。日本にはその後に・・・ということになると思われます。過去の名作をリメイク、というのはよくある話なんですが、今回は・・・さて?

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02/19/2016

情報ないのに言いたくないけど

やめて。
「鉄腕アトム」ハリウッドで実写化・・・脚本家決定で再始動(Yahoo!:クランクイン!)。そう言えば前にそんな話があって、いつの間にか立ち消えになってたような・・・それが再始動。
・・・あーー・・・なんだかなあ・・・。
いや、まあ、こういうのは権利関係とか色々あってそういうのがクリアにならないと実現しないわけです。ただ単純に好きだから、ファンだから、というだけではなかなか実現しないものであります(まれにそういうケースありますけど)。つまり、「アトムをハリウッド実写化したら売れる」という目論見がどっかにある、ということになるんですが。
・・・前例が前例だけになあ・・・こういう方向は鬼門だ、ということにはならんもんなんですかねえ・・・。

過去に白黒で実写化されてますが・・・ああいうのは「忍者ハットリくん」なんかもあったりしますし。かぶりもので実写化、というのは今から見るとちょっと不気味だったりします。
さすがにそういうことをやるわけではないのでしょうけど、現代のハリウッドが。
マンガと実写の間に厳然と横たわる大きな壁、というものもあります。マンガやアニメを実写化すると大抵コケる、とされ・・・成功するのはその壁が低いケース、例えば学園恋愛物とか。最低限現代のルールに則った世界のものなら・・・という向きがあったりします。
あるいは特定の要素だけを掴み出す、とか。・・・「るろうに剣心」なんかいい例で。アクションとイケメン俳優、ということで原作とは別のファンを獲得したりしてましたが・・・これは珍しいケースかも知れません。

アトム・・・向こうでは「アストロボーイ」ですか。
仕上がり的にやっぱりSFなんだろうな、と思われます。あるいはリアルに「ロボット」やるのかも知れませんが(こういう流れはすでに存在してますが)・・・なんか日本人には思いもつかないような(もちろん悪い意味で)変わっていそうで、その辺が・・・心配だったりします。
某ドラゴンボールとか、そういう風になるんじゃないんだろうか・・・と。もちろん、意外と面白いよ、あれ、という評価になる可能性もまだあるんですが、それにしては不安要素の方が大きすぎる、ような。

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02/07/2016

長けりゃいいってもんじゃ

ない、というのも事実ですが。
制約の中で高い中毒?性、5分番組の魅力とは(Yahoo!:オリコン)。NHKの場合はほぼ5分ですが、他の民放の場合は3分程度だったりします。・・・それでも内容の濃い番組があるのも確かであります。
・・・まあ、ほとんどは↑記事にもあるように1社提供なんで、その企業のCM、という側面が非常に強い番組ばっかりだったりするのですが。
それでも中にはキラリと光るような番組もあったりして。企業のトップや重要ポストについてる人たちの「逸品」を紹介する番組が・・・ってこれもテレ東でしたか・・・。

実はこの流れ、アニメにも影響してきてます。
いわゆる深夜アニメというのは基本的にDVDやBlu-rayを売るのが目的で、結構名の知られた作品でも提供はそっち関係ばかりであります(直接関係なさそうな企業がスポンサーに、というのはまずあり得ません)。そういう「商品」が売れないと立ち行かなくなる・・・という点では1社提供番組と同じであります
それがちょっと前から「数分アニメ」というのが増えてきました。一部では業界には長編を作る体力がもうないんではないか・・・とかそういう噂が立つほどに。
これも「商品を売る」という観点からすれば↑の5分番組と似たようなものかも知れません。

しかし短いとごまかしが効かなくなる分、腕と技術が求められるようになります。・・・実際にはかなりのレベルが要求される作業になるかと思われます。・・・こういうとこはアニメも普通の番組も同じ事情なわけで。しかも短い時間だから切りやすい、というのもあるかと。つまり、常にハイクオリティが要求されてしまう・・・。
そのため逆に残ってるのかな、とかそんなことも思いますが・・・最近になってこういう流れが出てきた、ということは何かの拍子に今度は長い時間かかる番組が大ウケ、とかそんな風になる・・・のかも知れません・・・?

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02/01/2016

無理なく目立て

明暗分ける芸能人の過剰な「キャラ設定」(Yahoo!:オリコン) たしかにデーモン閣下はちょっと別格なような気がします。ずっとブレずに現在まで来ていますし(ちょっと意外?だったのが笑っていいともが皮切りだった、というところで、自分の場合ラジオで初めて知ったようなもんでしたし。「ハガキ職人」という言葉も閣下のラジオが最初だったとか)。
設定し始めた当初はどんな感じだったのかなあ、とか色々考えてしまいますが。
もう一人成功している人、と言えばさかなクンもブレてないような気がします。・・・前に番組で特集してましたが・・・あのキャラは実はテレビ向けに作ったキャラ(ハコフグも)だった、とのことであります。

二人に共通しているのは無理してないんじゃないか、というところかと。
「特急券」と小倉優子さんが言っているように、目立つキャラを設定して狙い通り目立てば最初はたしかにうまくいくもんなんですが・・・どこかで無理やきしみが出てくると段々「イタイ」とかそういう風に見られるようになってきます。・・・視聴者というのは存外鋭いもんですから、演じる側が無理を続ければすぐにバレて違和感を覚えてそして・・・キャラ崩壊してしまいます。
でも「無理しない」という程度のキャラ設定では今度は弱いわけで。例えば「高卒エリート」みたいな感じで高卒だけど有名大学の設問が解ける、とか・・・なんかその程度だったらあまり面白味もないわけです。これが「高卒だけどノーベル賞」とかそういうとこまで行けば目立つでしょうけど、なかなかそうはいきません。

「無理なく目立つ」というのはかなり難しい話なわけです。当人もそうですし周囲もきちんと巻き込んで行かないといけないわけで。その辺でもなかなか大変な話であります。
・・・こういうのは芸能人に限った話ではなく。一般人でも「キャラ設定」している場合があります(知らず知らずのうちに、ということも)。そこから脱却する・・・というのも相当にエネルギーが必要であります。
やはり無理はよくない、ということなのかも知れません・・・。

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12/29/2015

色々兼業

・・・と言うのはちょっと違うか・・・多角化?
米Amazon自主映画製作に意欲「オスカー受賞目指す」(Yahoo!:AFP=時事) 言うまでもなくネット販売大手であります。それが・・・自主映画製作。もちろんアマチュアの同人誌的な映画を作る、というのではなく・・・オスカー目指すということは本格的に映画産業進出か、ということになるのでしょうけど。
こういうのは大抵本業がおろそかになったり結局鳴かず飛ばずでボロボロになって撤退・・・だったりするもんですが(ちょっと前の某ゲーム会社の3DCG映画とか)・・・Amazonですし。どうにかなる・・・ような気がしないでもないんですが。

もちろんできた映画は有料会員に無料で公開、とやるわけで。大がかりな宣伝、という見方ができなくもないわけです。
・・・こういう例は↑全くなかったわけではないのです。実際はかなり異業種からエンタメ界へ・・・という例だって相当数あったのですが・・・何だろう、この一種の「安心感」みたいなのは?
「あのAmazonだから」的な感覚があるからかも・・・? あるいはアメリカの企業だから、というのもあるかも知れませんが。これは日本のちょっと大きな企業がやる、となるとなんだか不安が一気に増すわけで(この辺は日米の映画製作の現状の差、みたいなもんもあるかと思われますが)。・・・でも大丈夫なのかなあ、という不安はやっぱり拭いきれませんけども。

でもこうやって新形態が続々出てくるというのは悪くないと単純に思います。ただ、そうなると「評価の基準」もなあ・・・とかそんなことも思うのですが?

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12/19/2015

ほしいくさ

スター・ウォーズ最新作初回上演終了(Yahoo!:日刊スポーツ)・・・「星間西部劇」なんて言われ方もしてましたが・・・最新作、ということでやはり相当の注目を集めております。
スター・ウォーズ・シリーズ(Wikipedia)
一作目(シリーズでは4作目)公開は1977年。大体三年ごとにその後の「新三部作」を出して、しばらく「沈黙」そして新たな三部作を・・・という流れになってます。今回公開されたのは最後の三部作の一作目。本当の意味での「最終作」は2019年に公開予定だとか。
つまりは映画公開の年数で言えば40年ちょいかけて完結、ということになってます。・・・ただ、これはあくまでも映画のスケジュールなので、その他メディアだとまたちょっと違った事情になってたりします。

個人的には・・・まあ・・・そこまでは・・・という感じなのですが。
映画1作目(IV)は何度もビデオで観たんで、次の三部作が始まった時にも観たりしてたんですが・・・なんか途中から「もういいや」的な感覚に陥ってしまったと言うか何と言うか。どっちかと言うと殺陣の方に目が行ってたりしてました。最初の三部作だとライトセイバーはほとんど単発での打ち合いに終始してるんですが、新三部作では「連攻」が入るようになってきてます。そのためかなり複雑な「見せる」動きが可能になって、さらに打ち合いのシーンに深みが出てたんですが・・・最新三部作ではどうなってるんだろう、とかそんなとこばかり。

だから、まあ・・・何かで観れたらそれでいいかな最新三部作、とかそんなもんだったりします・・・自分は。
だもんで最近の各メディアの「スターウォーズ推し」がなんか気になってしまって。・・・引っ越し会社とか航空会社とか・・・なんか何でもアリ状態なのがかえって引く、と言うか・・・。
・・・ここまで有名なんだからそんなに推さんでも、という声がネットではあったりしますが。たしかになー・・・とかそんな風に思ってしまうのですが・・・。

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12/11/2015

されどCM

2015年度CM好感度、auがソフトバンクの9連覇を阻止(Yahoo!:オリコン)。2015年度(14年11月~15年10月)なので・・・現在のソフトバンクCMではなくいわゆる「白戸家」が中心のCM最後の頃、ということになります。キャスト的に何かあったから現在のに変わったのかどうか・・・? まあ、カンタンに変更、とは行かないほどに有名になってしまいましたし。
一方のauは「三太郎(桃太郎・浦島太郎・金太郎)」シリーズであります。最初は結構「?」なところもあったんですが・・・出始めの頃は「桃太郎のCM=ペプシ」といったイメージもあったんですが・・・こなれて?きたのか最近はさらっと流して見れるようになってきたような気がします。・・・余談ですがあのCM、実は「一寸法師」が時々出ている・・・という噂があるんですが、どうなんでしょうか・・・?

「CMなんだから商品の宣伝だけしてりゃいい」という声もあります。が・・・個人的にはどうせ人の目に触れるもんなら色々やってくれた方がいい、と思ってます。テレビつけたら全部某法律関係のCMみたいのばっか、とかそんなんだと気が滅入ってきます(同様なのに「社長が出てくるCM」というのもあります)。
もちろん、あんましかけ離れるのはどうか、と思いますが・・・。
「15秒の芸術」という言い方もされてます。「芸術」なんぞとカッコつけるものではなく、「15秒のエンターテイメント」という見方をしてもいいんでは・・・と思ってます。磨き込まれた感性による作品、というのはやはり清々しいものであります。

さて。ソフトバンクのCM・・・多分来年度は順位がもっと落ちるような気がしてるんですが・・・今回の「2位」はauが力をつけてきたから、と思われます。来年度もauが同等の力を保持できるなら・・・今のソフトバンクのCMではどうなんだろうなあ、と。
なんだか袋小路に自分から飛び込んでいったような、そんな一種の閉そく感的なものを感じているのですが。前の雰囲気を残しつつやれれば・・・いや、考えてみたらソフトバンクの「白い犬」のCMって当初からかなり突き抜けていましたし。今回もどこかで突き抜けて「変わる」のかな・・・さて・・・?

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10/23/2015

拙速は巧遅よりも

なんとか、と言いますな。
フジテレビ社長「27時間テレビ」見直し発言(Yahoo!:デイリースポーツ)。本家?も含めて個人的に思うのですが、こういう大がかりな企画は毎年やるもんじゃないな、と。突発的にお祭りのようにやるのならフレッシュさも保てると思うのですが、毎年毎年「決まっているから」的にだらだら続けていくと・・・ただのルーティンワークとなってしまって観てる側も作る側もだらだら感が拭えなくなってくるんでは・・・と。
もちろん世には「長寿番組」というものも多数あって、相当な年数経っていてもたくさんの人たちに愛され続けている番組もあります。でもそういうのには「はまった型を受け入れて乗り越えてしまった」感がどこかにあるのですが、「27」や「24」には「はまった型を繰り返している」ようにも見えるわけで。なまじ放送時間が長いだけにそういうとこのさじ加減が難しそうでもあります。

ここらで見直してみようか、というのは非常に建設的なことだと思うのですが。
ただ・・・ちょっと遅いような気がしてます。もちろん、今までも何度か「見直そうか」的な話はあった、と思うのですが(さすがにこれまで一度もなかった、ということはないと思うのですが・・・)。その時にはそれほど話題にならなかった、というかと思われますが・・・今回は社長発言、ということで。
・・・まあ、それでも実際に「もうやらない」ということにはならないだろうなあ、とも思いますが。あれだけ大がかりなんで動く人数も資金も尋常じゃないでしょうし。例えば来年から・・・というわけにもいかないだろうなあ、と。そういう事情もあるかと思いますが・・・。
でも見直そうか、という話が公的に出てきただけでも進歩になるかと。いつまでも過去の遺産にしがみついている場合ではない、と思うのですが。

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08/29/2015

一つ飛び抜けて

「ミヤネ屋」一人勝ちの裏に(Yahoo!:デイリースポーツ)・・・昼間(それも午後2時前開始)のテレビ番組なのでなじみのない人は全然ない番組なんですが。
自分はシフトの兼ね合いでその時間帯にやや縁があるもので・・・時々見てたりします。
この時間帯は以前は「ワイドショー枠」みたいな呼び方をされてました。ワイドショー。芸能関係とかいわゆる三面記事とか・・・時間帯が広く取れる=ワイド、ということでワイドショーになった、という話をどっかで聞いたような気もしますが(確かな話ではありません)要は「ゴシップ枠」的なもので、一時期あまりの取材体勢のひどさにほとんどの番組が休止したこともあります。

最近は復活してきていますが。昼間、というのはこの間歴史ある大型番組が一つ終わってからまた色々と変わってきてるような気もします。結構な人が見ることの多い夕方のいわゆる「ゴールデンタイム」とは違い・・・ターゲット枠が狭いせいか逆に自由度が低いような印象もあります。
某公共放送のようにあえて型にはめてしまう、という手もありますけども。
そんな中で何か一つ飛び抜けてないとなー・・・というのが個人的なとこだったりします。何でもいいんですが、そうでないと全部同じに見えてしまう。

夕方のニュース番組も似たところがあります。最初に重大なニュース・連続性のあるニュース・小さなニュース・特集・天気予報・付け加えのニュース・・・といった感じで。始まる時間帯もほぼ同じなので、チャンネル変えてみると同じようなタイミングで同じような内容が続いたりします。
「ワイドショー枠」もそんなもんで。その中で「何か」と言うと・・・これが難しい。
「ミヤネ屋」と並ぶのがその少し前午前11時からやってる「ひるおび!」かと。雰囲気がある、と言うか・・・アットホームな作りになってます。「ミヤネ屋」は時々サツバツとするのですがそういうとこもなく。・・・共通してるのは両方ともキャラが立ってる、ということなのかも知れません。

「情報だけ流せばいいやん」
というのもあるんですが。でもそれだと上手く伝わらないのはどこも同じであります。じゃあどうやって「味付け」しようか・・・と。それがどこも同じような味付けでは皆飽きてしまう。そういうとこうまくやってるのがこの二つかな・・・と。まあ、個人的なとこですが。
テレビから個性が失われて久しい、的なことも聞きますが。じゃあその「個性」というのは一体何だろう、と。批判する人は自分の好みでそういうこと言ってるんじゃないだろうか・・・って、まあ、自分もそうエラそうなこと言えませんけども。・・・それでもテレビ番組などのエンターテイメントは結局そういう「個人の好み」に落ち着くんでは・・・とかそんなことも思ってしまいます。

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05/30/2015

オモチャの実写化

・・・というのとはやや違うような気もしますが・・・。
日本発「ベイブレード」がハリウッドで実写化?(Yahoo!:シネマトゥデイ) 実際「玩具」を映画化、というのは例として挙がっている「トランスフォーマー」のようなものもありますが(ちなみに日本発→アメリカでヒット→日本へ逆輸入)・・・これは「玩具」であってもそのものにキャラクターを持たせやすいモノでありますし。
ベイブレード(Wikioedia)
・・・要は「現代版ベーゴマ」ということなんですが・・・この「ベーゴマ」というのを知らない、という人も多くなってるんでは、と。自分たちがガキの頃にはすでに廃れていたようなもんでしたし(でも売ってた)。今でも製造・販売はされているらしいですがほとんどが懐古趣味モノなんだろうなあ・・・。

ケンカゴマ、と言った方がいいかも知れません。コマ、つまり独楽同士を特定のフィールドでぶつけて弾き飛ばしたり止めたりしたら勝ち。
ベーゴマと言うのは見た目は碁石よりも一回り大きい丸くて厚みのある金属片、といった風体で。独楽として回るように底辺には突起があり、円錐状にその一点に集中しています。・・・とするとオモテ、つまり突起のない側は平板なんですがここに文字だとか絵だとかが彫り込まれてありました(正確には鋳型ですけど)。
通常の独楽のよりも平べったく、厚さはせいぜい親指を横から眺めた程度。一体成型で独楽のように金属と木、とかそういう区分もありません。・・・これを「改造する」となると重心をズラすとか削って軽くする、とかそんな程度しかできないわけですが。

「現代版ベーゴマ」はそこら辺から違います。すでにパーツとして幾種類かがあって、それらを組み合わせてオリジナル組成で組めるわけです(この辺りはミニ四駆に通じるものが)。
しかしやることはやはり「ベーゴマ」なわけで・・・決められたフィールドで争う、ということに違いはないようであります。

ただ・・・コレを映画化、それも実写化・・・。
これまでも映画化されてはいるんですが、「ベイブレードを取り巻く人たち」が主なわけで。そこから色々な物語が紡がれる・・・というものであります。
そういった趣きになるのかな、と。・・・まあ、でも・・・ハリウッドかあ・・・なんか、とんでもない、思わない方向へ進んだり、とか。いやその前にホントにプロジェクト進行してるのかなあ・・・結構「話だけはあった」ケースというの、多いもんですし。

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05/06/2015

字幕と吹き替え

映画字幕の翻訳と通常の翻訳は別モノ(Yahoo!:産経)・・・理想は「観客に字を読んだという意識が何も残らない字幕なんです。画面の人が日本語をしゃべっていたと錯覚を起こすくらい『透明な字幕』が一番いいんです。」(「」内元記事より引用)
たしかにそういった「違い」的なもんはなかなか認知されないのでは・・・まあ、国民性とかそういうのも絡んで来そうですが。

自分は「字幕派」なんですが。
昔々に某「しゃべるクルマ」の海外ドラマがありまして(分かる人には分かると思いますが、タイトル)、自分は字幕のみ、つまり二か国語放送の方で見てました。が・・・友達は吹き替えの方を見てました。・・・今とは違って「字幕付き」がデフォなので友達は「字幕+日本語」で見てた、ということになるんですが。
何かで「吹き替え見たけどなんか声が高いな」という話になったんですが。すると友達は
「いや、元の声の方がなんか低くてオカシイ」
と言い出して。・・・いや、元々はこっちの声なんだからおかしくはないだろ、ということに。

海外の映画の日本語吹き替え、と言うとどうしても高い声になってしまうのような、なんだかそういうのがあまり好きではなかったんです。・・・男性も女性もミョーに高い声の人を使うような。実際に元の声を聞いてみると渋い声だったりして、じゃあ、そっちの方がいいじゃん、みたいな。

・・・字幕そのものは海外にもあります。しかしこれはセリフが聴こえない人のためのもので・・・「翻訳」だったりします。日本のように「意味を伝える」字幕とは若干ニュアンスも違ってきます。和訳とはたしかに違うものであります。
どっちがいいか、というのはそれこそ人によるわけですが。・・・でも最近は吹き替えの方が主流になりつつあるのかなあ、とかそんなことも思いますが・・・その辺も時代の変化、みたいなもんなのかそれとも・・・?

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04/10/2015

王道なし

「ユルい番組」が王道になることへの懸念(Yahoo!:オリコン)。・・・言うほど増えてるかな、というのが個人的なとこなんですが・・・こればっかりはその人の生活スタイル、つまりはよく観る時間帯なんかによって変わってきますんで何とも言えませんが。・・・でもそんなにユルくなってるかなあ、と。

ただ、テレ東の「独自性」というのは前々から指摘されてきたことであります。その独自性が暴走?したのが例えば大規模な災害や事件があった時の「またテレ東か!」かも知れませんが。通常の番組を何事もないように(テロップくらいは出ますが)流し続ける、という・・・。
それでも他にはない番組が多いのは事実であります。アニメも多いですし。

それを他局、キー局が真似する、というのもよくある話なんですが・・・。
そういうのは「テレ東」というある意味関東ローカル的な、こう言っちゃ何ですが「狭い」放送局なら成立することであって、全国キー局のような「大手」がやるととたんに面白味が減ってしまう、というのもよくある話であります。別に地元ネタやるでもなく、それでも興味を引くのでじゃあうちも・・・というのは分からんでもないんですが。

でも実際、どのキー局も似たような番組ばっかりだな、と言うのは言われ続けて久しいところであります。でも現状のままではダメだ、というのは当のキー局の人たちが一番知ってるはずなんで・・・こっちとしては期待するしかないんですが。
さて・・・王道、ですか。
あくまで個人的な意見なんですが。「王道」とか言ってる時点でそういう変化は望めないんではないか、と思うのですが・・・別にだらっと何の意味もない番組だって支持されて行けばやがて王道になっていく、とそういうもんでしょうし。

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04/05/2015

回帰?

「歌番組」復活の兆し?(Yahoo!:日刊ゲンダイ) ・・・復活の兆し、とかそういうもんでもないような気もしますが。ある意味「昔への回帰」なんでしょうけど、こういうのは「懐かしのナントカ」とかそういうのから続く流れのような気もしますし。

一定以上の年齢の人なら・・・というくくりが多そうな番組でもありますが、歌番組。さらに↑記事の取り上げ方だといわゆる「懐メロ」で集客を・・・みたいなことになってそうな。実際には「歌番組」と言っても最近のはカラオケだとかオーディションだとかそういう方向のものも出てきています。
・・・年代によって反応が違ってきそう、とそういうことでもあります。
例えば今の10代20代なら「懐かしの~」とやっても意味はありません。逆に70代以上なら意味はありそうですが・・・40代50代との整合性も取れない。全ての世代が「懐かしい」という曲はまず存在しませんからそればっかりやってるわけにもいかないわけです。

そんな状況で「歌番組」・・・それこそ1980年代のような新曲発表やプローモーションの場としてテレビを使う、という意味合いが薄れてきている昨今。どうなっていくんでしょうか・・・?

なんだか乱立して結局皆しぼんでいく、とかそういうことになりそうな気も。そう単純なものでもないでしょうし。どこかの局がやってるからウチも、というもんでもないわけで。
何と言うか・・・そろそろ新機軸を、新しいテレビのカタチを・・・と思うのですが。回帰ばっかり狙って「懐かしの~」とやっても一時期は耳目を集めても、それから続くのかどうか。・・・逆に考えると今の番組様式が30年後40年後に「回帰」されるようなものになってる、と言えるのでしょうか・・・?

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02/26/2015

一過性のブーム的な

まあ、そんなもんではないか、と。
日本礼賛本、嫌韓・嫌中をしのぐ勢い(Yahoo!:毎日)。実際、テレビ番組でもそういった流れのものを最近よく見るようになってきました。外国人タレントに「日本初体験」させてその様子を取材する。あるいは「日本国内よりも世界で有名な日本人」を紹介してみたり。
新しい発見があったので、一時観てたんですが・・・なんか最近とにかく「日本のここはスゴイ! スバラシイ!」とそんな感じの流ればっかりになってきてるので・・・いささか食傷気味だったりします。

それでも「日本はダメだ」とやるよりはまだこっちの方がいい、とは思うのですが。
でもなんだか手放しで誉められてもなあ、と。ガイジンさんに「日本人はみんな優しい」とか言われても・・・多分それはアンタがよその国の人だからであって例えばその親切を受けた土地に住むことになってごらんなさい、そうそうみんながいつまでも「親切」かどうかは分からないよ・・・とか思ってしまったりして。
観光地として訪れるのと居住するのはまた違うもんなんですが。日本人特有の「世間体」「建前」をある程度でも理解しておかないとしっぺ返しをくらうんではないか・・・とかそんな余計なことも思ってしまいます。

そう言えば旅行関連での「褒めちぎり」はよくあるんですが、ビジネス関連だとどうなんだろう、と。一緒にビジネスやったり契約や交渉相手としては・・・とか。
そういうもんも全部ひっくるめて「日本は・・・」とやるのもまた面白そうなんですが。・・・しかしなんかただのブームのようですし・・・しばらくしたら「やっぱり日本はダメだ」的な空気に戻ってしまったりして・・・?

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02/09/2015

ある開店休業状態

まさか閉店、というわけにはいかないでしょうし。
鈴木プロデューサー「ジブリは開店休業状態」(Yahoo!:オリコン) 宮崎駿という巨匠が「長編アニメ映画からは引退します」と宣言した辺りからこうなってきてるのでしょうけど・・・どうなんですかねえ・・・。
個人的には、あくまで個人的には、ですが。「閉店」という選択肢もアリではないかと思ってますが・・・。
海外ではもっと高齢になっても長編映画監督を続けて良い作品を生み出している、というケースもあって、だから宮崎監督の引退はマイナスイメージだ、という話をどっかで聞きました。・・・それを現状に押し付けるのはどうか、とは思いますし引退するかしないかは個人の意思が尊重されるべき、なんですが。
・・・なんか↑行く先を見失ってるような、そんな状態なら引退取り消しもまた選択肢の一つなんでは・・・とか思うのですが。

でもジブリでも後進が育ってないわけではないでしょうに。
明らかに飛び抜けた逸材が抜けると、その集団はなかなか以前のように立ち直れない、というのは世の常ではあります。「宮崎駿」というネームバリューから腕から確かな人材が抜ける。すぐに替わりを・・・というのも難しい話であります。
そういう状況だと「新作を」というのもやはり難しい・・・。
一旦仕切り直し、とかそういうことをする必要があるのか・・・その辺は当事者次第であります。外野がとやかく言う問題ではないのでしょうけど、やっぱり気になる話であります。

「個ではなく集団で継ぐ」
何のことか、と言いますと某アニメ制作会社であります。一時有名な、と言うかあえて名前で宣伝するようなこともしてましたが、最近はあまりそういうことをせず。しかし非常にクオリティの高い作品を連発しています。スタッフが大体固定されている、という向きはありますが、それでも「前」を「今作」に引き継ぐような作りをしています。
・・・こういう方法もあるんですが・・・ちょっと無理かも知れません。そこまで「ハヤオ・ミヤザキ」は大きかったんじゃないのかな、と。

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02/03/2015

二つほど 2/3

節分なのに二つほど。

一つ目。スター・ウォーズ新三部作は2年ごとに公開予定(Yahoo!:映画.com)。ただ、エピソード7の後にスピンオフ、8の後にスピンオフ、というような感じらしいので・・・「3部作」完結まえにはちょっと時間がかかりそうであります。
・・・昔の3部作を演じてた方々は・・・どうなのかなあ・・・。
監督もそれぞれ違うようでありますが。それでも「スター・ウォーズ」という一括りの世界の中での話、ということに変わりはないでしょうからそれほど大きく外れたりはしない、と・・・思いますが。フタ開けてみたら大分違う、とかそういうことにならなきゃいいんですが。
一番最初(エピソード4?)からの3部作とその後は昔観たんですが。印象に残っていたのは殺陣のシーンで。最初の頃は単発での打ち合いがほとんどだったのに初期3部作以降は「連攻」が加わってよりスリリングになっていた・・・とかそんなことばかりで。あまりSFSFしたところは観ていなかったような・・・。
それでもどんな風になるか、楽しみではあります。でも映画館とか最近行ってないなー・・・。

二つ目。気温は華氏2960度? ユーモアで切り抜けたお天気キャスター(CNN)。いわゆるセ氏で言うと「687℃」で・・・鉄は溶けませんが、たしかに脱出はした方が良さそうな・・・。
↑動画観るとお天気キャスター氏、画面見て初めてミスに気付いたような。そこから当初はしどろもどろでしたが、じきにユーモアに富んだ切り返しを見せていってます。しかしスタジオ内も大爆笑、てのは・・・誰も上げるまで気づかなかった、てなことなんでしょうか。
こういうの見ると日本だとどうなるんだろうな、とか思ってしまいますが。責任問題とかそういう無粋?な方面に進んでしまいそうな気もしますが。

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12/14/2014

ぜんぶとる

いや・・・そんなにいらない?
「全録」ビデオレコーダーはなぜ流行らないのか(Yahoo!:THE PAGE)。「全録」とは「全部録画する」ということで・・・現行?では地上デジタル放送を全部「録画」してHDDにキープします。その中から「いる」「いらない」を選択していってください、というものであります。
たしかにこれなら「録画し忘れた」とかそういう事態はなくなるわけですが。
・・・全部、と言うことは本当に「全部」なわけで。仕事で使う、とか、業界の人ならともかく・・・そこまでいるのかどうか、となると。そもそも観る時間だって尋常ではない長さなわけで。

自分の場合・・・地デジに移行してしばらくしてからHDD付きのBDレコーダー買いました。同時にBS・CSも観られる環境に。
・・・当初はかなり録画したもんですが。最近は逆にセーブしてます。いや、こんなにいらんわ、というのが正直なとこで・・・録っても観ない、というのもままあります。
そして「これは」というのはディスクに焼くわけですが・・・焼いても多分観ないだろうなあ、というのがほとんどであります。録ったことでなんか安心?してしまう・・・。

文字通りの「HDDの肥やし」になる前にどうにかはしているのですが。これが「全録」となると・・・多分ほとんどが「肥やし」になってしまいそうな。
・・・かと言って「オススメ」的なものを録画、というのも、なんだか。しかしもちろん「録り逃し」もイヤだ、という・・・。
こういうのも「縁」かなあ、とか最近は思うようになってきてます。失敗したらそういう縁だった、ということで。そのうち再会できたらそれも縁。ダメだったらそれまでよ・・・と、そんな感覚でいいんではないか、とか・・・。

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10/04/2014

ぜひ観てみたい

失われていたシャーロック・ホームズの映画、約100年ぶりに発見(Yahoo!:シネマトゥデイ)。ホームズと言えば「鹿撃ち帽」「パイプ」「コート」などのイメージはこのウィリアム・ジレットが舞台で作り上げた、ということになっています。
100年前、となると・・・映画よりも舞台の方が華やかだったのかなあ・・・。
そのジレット版ホームズ、となると・・・観てみたいなあ・・・。

今、と言うかそれよりも最近のホームズと言えばジェレミー・ブレットであります。現在もBSで放送されていたりしますが、当時(ヴィクトリア朝)の雰囲気を大変に良く醸し出している作品であります。さらにジェレミー演ずるホームズも当たり役との声が高かったりします。
ワシ鼻で背が高い。あらゆる事象をそらんじているが・・・皮肉屋。人間としてはちょっととっつきにくい(さらに麻薬中毒とかヘビースモーカーとかそういう面も)。まあ、全部ではないでしょうけど・・・外見は作者:サー・アーサー・コナン・ドイルの先生をモデルにしている、とか。
ある意味で探偵小説の「祖」でもあります。現在でも使われるトリックの源流はホームズだ、という話もあります。ワトスン君という「素人」を登場させての掛け合い、というの手法も「祖」であります。

ただ・・・この人ほど好き嫌いが分かれる探偵もそういないでしょう。
いわゆる「シャーロッキアン」と呼ばれる熱狂的なファンが世界中にいる反面「絶対に受け入れられない」という推理ファンもいるわけで。その辺のアンチがいる、という事実も含めてやっぱり大御所的な人物だなあ、とか自分は思ってしまいますが。
・・・自分は実は結構好きなタイプの探偵なんですが。ただ「イヤだ」という人たちの気持ちも何となく分かるかなあ、とか。作品として楽しむ分には問題ないんですが、リアルで自分の周囲にいたら・・・ちょっとイヤかも知れません。なんか・・・クドそうで。

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09/18/2014

テレ東の話

低予算でヒット作を連発する「テレ東深夜枠」の秘密(Yahoo!:東スポweb)。秘密、と言うより昔はどこの局もこんな感じだったんじゃないのかなあ、と個人的には思ってるんですが。妙なしがらみとかヘタな競争精神とか、視聴率至上主義とかそういうのがどんどんしがみついていくとどんなコンテンツも「作る」必要性を迫られて、なんかどこかウソくさい番組ばかりになるんじゃないのか、と。
それでも、まあ・・・テレ東というのは前々からちょっと特殊?ではありましたが。

「またテレ東か!」
名前の通り「東京」近郊、と言うか基本関東地方での視聴となります。もちろん昨今の事情から地方局で番組流したりすることもありますし、逆に地方の番組を流すこともあります。
関東のテレビ局はいわゆる「大手」となってるところが多いので、何か大きな出来事があると即座に通常の番組切って特番組んだりします。が・・・テレ東だけはそれに乗らず通常通りの番組流したりすることも多々。そのたびに「またテレ東か!」と一種の愛着を持って呼ばれたりします。
そういう独特の空気?があるため↑のような独自路線を走ることができるんではないか、と思ってますが・・・。

いや、しかし関西のテレビだと結構色んなことやってる局も多いですし。やっぱり関東は「お堅い」のかなあ、テレ東くらいしかそういうとこないですし。もちろんもっと小さな(と言うと語弊がありますが、規模の小さい?)局だと地域密着にとどまらず色々やってるところも関東にはあります。が・・・なんかお仕着せっぽい雰囲気はやはり拭えるもんではありません。

やっぱりこういうのはあまり規模が大きくない方がいいのかな、と勝手に思ったりして。大きくなって小回りが効かなくなるよりはこじんまりとした所帯でアイデア勝負した方が、やはり・・・とか思ってしまうのですが。

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07/27/2014

なんかさみしい

たしかに少なくなった夏のホラー映画、ですが。
夏の定番ホラー映画のテレビ上映が減ったのはなぜ?(Yahoo!:クランクイン!) そう言えばテレビでそういう映画をやらなくなりました。深夜放送でも昔はよくやっていたもんですが・・・BSやらCSやらでも「映画専門」的なチャンネルはあるので、そういった方面から観ることのできる人は別に必要ないかも知れませんが。
かと言って古いホラー映画の良作もたくさんあるので映画館で・・・というわけにもいきませんか。

とかこう書いちゃってますけど、自分、ホラー映画はあんまし好きではなかったりします。
怪談そのものも、あんまし。落語の演目にもいくつかあるんですが、実は全然聞いてない、という・・・意図的に避けてるようなもんであります(もったいないことなんですが)。
怖がる、という感覚とスプラッタなどのグロ、というのが好きではないのかも知れません。ある意味ヒッチコックなんかいいのかも知れませんが・・・やはり積極的に観たい、とは・・・ちょっと。
昔、学生の頃に住んでいた寮で食堂で映画上映会をやろう、みたいなことになったんですが・・・なぜか多数決で「エクソシスト」が。本当は観たくなかったんですが、寮の行事ということで、仕方なく。なんかヘンな風に記憶に残ってしまって、今でも時々ワンシーンをぽっかり思い出したりしてしまいます。

そういうのは、まあ、個人的なとこなんですが。

テレビの枠内にもう「ホラー」というのが収まらないのかな(自主規制的な意味で)と思ったのですが・・・バラエティ番組なんかだと割とフツーに「怖い話特集」みたいのを夏にやってます。・・・やっぱり権利関係とか内容の衝撃的さ、なのかなあ、と。自分で作る分にはクレームなど来ないようにできますし。
ただ、これでジャンルが減っていくのはなんかさみしい気もします。
UFO特集とかそういうのも全然見なくなりました。やっぱりあまりにも現実離れしすぎてるのに事実っぽく作ったりするのは流行らないんでしょうか(ウルトラマンみたいにハナからフィクションなら問題ないみたいですが)。・・・どんどん可能性を抑え込んでいくようで、やはりさみしいもんがあるのですが。

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06/17/2014

しーえむ

結婚情報サービスのCM解禁なるか、各方面で期待(Yahoo!:夕刊フジ)。たしかに意外なことだったんですが、こういうサービスのCMは自主規制されているんだそうであります。
『私的な秘密事項の調査を業とするものは取り扱わない』
というのが日本民間放送連盟 放送基準 の14章(109)にたしかに載っています。
日本民間放送連盟 放送基準 (JBA)

・・・まあ、これが少子化を食い止める一手となるか、と言えば・・・そこまでの決定打?にはならなくても何かの一助にはなるか、と思うのですが。

↑の放送基準には他にも(108)『占い、心霊術、骨相・手相・人相の鑑定その他、迷信を肯定したり科学を否定したりするものは取り扱わない』というのもあったりして。やはりそういう関係のCMというのは・・・いやしかし宗教関係のCMだってあるにはあるんですが(科学を否定したりはしてませんが)その辺はうまく?やってるんでしょうか・・・?
他にも(104)『暗号と認められるものは取り扱わない』というもあって、ええと・・・CMで暗号、となるとなんかスパイ的な何かを想像してしまいますが。まさか全編暗号で「さあ、何のCMでしょう?」みたいなもんではないでしょうし。それはそれでうまい方法を考えたら面白いのかも、とか。

一方で(110)『風紀上好ましくない商品やサービス、および性具に関する広告は取り扱わない』というのはたしかに分かるんですが、(111)『秘密裏に使用するものや、家庭内の話題として不適当なものは取り扱いに注意する』というのがあります。
この『取り扱いに注意する』という文言は結構出てきていて「禁止はしないけど気を付けてCMしてね」という意味かな、と。葬儀屋さんのCMなんかそうなってますし。・・・直接的なのはダメだけどそこまでいかない(だけど家庭内での会話にはなりにくい)のは気を付ければOK、ということ・・・なんでしょうか、やや判断が難しいとこではあります。

他にも時間基準なんかも載ってます。・・・そう言えば中国でしたっけ、異常にCMが長くて視聴者がキレた、とかそういうことがあったのは。日本の場合その辺きちんとしてるのは幸いというべきなんでしょうか・・・。
ああ、でも、番組によってはおんなじCM延々と繰り返すこともありますし。しかも業種もなんか似たような・・・となるとこりゃたしかに変革が必要・・・なのかも知れません。

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06/11/2014

信頼関係?

「安易な」顔なしインタビューは放送すべきではない、とBPO放送人権委員長(Yahoo!:ねとらぼ)。BPOとは「放送倫理・番組向上機構」のことで・・・放送上あまり好ましくない、とされる要素を排除していく機構であります。
・・・やや行き過ぎ感を感じることもありますが。
それでもこういう「ストッパー」がないと際限なく権利の侵害やら倫理の破壊やらやっていってしまう可能性がある、というのも事実だったりします。自主規制というのがなかなか難しい業界だと思われます。

そんな中で「顔なしインタビュー」批判。まあ、「安易な」というのがついてますんで誰もかれも「顔なし」にするのはいかがものか、ということではないか、と。事情がある場合はその限りではない、ということだと思われますが。
一つには視聴者とテレビ制作サイドとの「信頼関係」が損なわれるのでは・・・ということなんだそうですが。
たしかに顔が出てないと「本当に一般人にインタビューしてるのか?」と疑われるのも分からんでもないですが。

・・・信頼関係。・・・あるんかなあ、と思う時もありますが・・・テレビと視聴者の間に。
エンターテイメントとして観る場合、ウソは当たり前なわけです。テレビ=事実のみ放映、というわけじゃないのは誰でも分かってると思うのですが・・・往々にして「テレビで言ってたから」と情報を鵜呑みにしてしまう人がいるのも事実だったりします。
そういう意味での「信頼関係」と言うか、そういうのはあると思うのですけれど。友人としての信頼関係ではなく同じ町内の人としての信頼関係のような。やや距離があって当たり前なんじゃないか、と。

そういうことも思いますが。観て楽しければそれでいいんでは、というなんか単純な結論になってしまいそうなんですけど・・・。

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06/01/2014

「引用」か「盗用」か

結婚式ビデオに映画無断使用、違法性周知徹底へ(Yahoo!:映画.com)。たしかにこれが「新郎の友人が作ってきたビデオ」というのならまだセーフかも知れませんが(私的引用の範囲内ということで)業者の作成したビデオに堂々と映画が何シーンか使われていた、となると・・・「引用」の範囲を超えている、と思われるのですが・・・。
こういうのの判断というのはかなり微妙でシビアなものなので、シロウトが簡単に判断できるものではないのですが・・・。

それでも「お金を受け取っていないから問題ない」というのではなく「勝手に使った」という行為自体が著作権法に触れる、ということはくらいは判断できるかと。
結婚式の関連業者、ということで「そんなことでお金もらっちゃあ・・・」という考え方も出てきそうですが、問題はそこではなく「私用」ではない目的でコピーした、というところにあるわけです。・・・ただ、これ、解釈によってはかなーり広範囲にも狭い範囲にもとれるわけで、そこら辺が今問題になっていたりするわけですが・・・。
「電子書籍化」つまり「自炊」であります。
完全に電子化するためには一度本を裁断するなど「技術」が必要です。・・・そして本を裁断するだけなら別に問題はありません。問題はその「裁断された本を電子化する」という行為であります。が、これを「私的にコピーする」ということになるのか、あるいは業者がコピーしたらやはりそうではないのか。「業者が私的にコピーしたのを渡してるだけ」となると著作権法的にはどうなのか・・・とか。例えば「裁断時にお金は頂きますが、電子書籍化の時はお代はいりません」とかそういうことになったら一気に敷居が下がるでしょうし。

やはりデリケートな問題なのですが、著作権。
しかし結婚式関係の業者が、となるとその業界での自主規制とかそういう手もあるわけです。・・・「ブライダルビデオ制作会社が、映画の1シーンを無断で使用して制作した映像をユーチューブにアップし、自社のホームページにも載せていた」(「」内↑記事より引用)とかそういうレベルになると、ちょっと言い訳できないような。・・・すでに「私的に引用」とかそういうもんじゃなくなってきてるような気がするのですが。

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05/14/2014

「巻き戻し」

まあ、たしかに「巻き戻して」はいませんな・・・。
いつから「巻き戻し」はなくなったか(Yahoo!:ねとらぼ)・・・ビデオなどテープが主流だった時代には「巻き戻し」は有効だったわけです。実際にテープを「ぶーーーーーん」と巻き戻していたわけですから。しかし今では一体何を「巻き戻す」のか、とかそんなもんかも知れません。
一方で「早送り」は健在であります。「早進み」「早巻き(前進)」とかそんな表記があったわけではなく。こういう風にコトバというのは変化していくもんなのかも知れません。

「チャンネルを回す」
これも今の子供たちには通用しないかと思われます。回す? 何を? といったところでしょうけど、自分くらいの世代では当たり前に「回して」たわけです、がちゃがちゃとテレビのチャンネルを。
電子工学的には色々あるもんなんですが、使ってる側からすれば「好みをチャンネルを探すために回す」といった風情なわけです。ただし、こういうのは複数・・・それなりの数放送が入る都会の話で、十数年とかそれくらい前だと地方によっては二つか三つしか選択肢がないもんでありました。
こないだ終わった「笑っていいとも!」ですけど。これはそんなに昔でもないのですけど・・・昼に生放送見て飛行機に乗って目的地に着くと、地方によっては夕方に同じ内容の再放送が見れる、とかそんな状況だったりしました。

その頃と比べると今はケーブルテレビも普及してますし、BSやCSもあります。
それでも例えばアニメなんてのは場合によっては全然映らないわけで。しかも今でも日本ではそういった「地上波以外は映らない」地域と言うのはまだまだ結構あったりします(地上波と言っても数局だけ、とか)。
その辺、どうにかならんのかなあ・・・とは思うのですが。
しかしケーブルテレビですら地方によっては妙な縛りがあるのも現状ですし。ネット配信だって全国津々浦々というわけにはいきません。情報弱者とかそういう声もありますが・・・色々なもんを面倒なくテレビで観たい、というのは世代に関わらずそういう欲求があるのは当然かと思うのですが・・・こんな電子的に発展してる今世なわけですし。

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03/29/2014

二つほど 3/29

国内で二つほど。

一つ目。牛丼大手「すき家」が「牛すき鍋定食」を4月から「一時終売」(Yahoo!:ねとらぼ) この記事だけ見ると「ああ、なんかCMとかでやってるアレ、終わるんか」とかそんなもんですが・・・実はちょっと前からネットでは噂になっていました。
「すき家のバイトがどんどん辞めていっているらしい」
ツイッターで「人手不足で店を一時閉めます」とかそういう画像が掲載されたり、「一時閉店」の張り紙が多数UPされたりして。その理由の一つが「牛すき鍋定食」に手間と時間がかかりすぎて厨房が回らない、というものでした。
・・・そこへ「すき家」のゼンショーはこう回答。
「リニューアルする店舗が多いため一時閉店はよくありますし・・・牛すき鍋定食に関してもそういう声は上がってきておりません」
しかしここへ来ていきなり「一時終売」となるということはもしかして、ということになってるわけです。たしかに春になって「鍋」はないですし、今後また始める可能性があるから「一時終売る」というのも分からんでもないですが。
・・・まあ、事実はどうなんだか分からない、ということではあるのですが。どっかで無理をしないと立ち行かないというのはどこにでもある話でもあるのですが・・・さて。

二つ目。NHKと民放共同でテレビ番組情報を網羅したアプリが登場(Yahoo!:RBBToday)。「いよいよテレビの逆襲か!」とか思ってしまいましたが・・・よく読んでみたら「番組情報」を知ることのできるアプリなわけで。本格的にテレビがスマホユーザーを取り込もう、としてるわけではないようであります。
テレビからしたらネットやスマホは敵だ、とかそんな見方をする人もいるわけで。
しかし、まあ・・・比較しようのないメディア同士だと思いますが、自分は。テレビというのは観る側はあくまで「受け手」で受動的。かたやネットやスマホは自分で操作しないと何も始まらない能動的なわけです。そもそも比べる方がおかしい、という話もあります。
・・・もっと興味引く面白い番組作れよ、とそう言い切ってしまうとそれまでですが。でもそれぞれのいいところを取り込んだ「ナニカ」があってもそれはそれで面白いかなあ・・・とかそんなことも思ってしまいます。

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03/16/2014

タモーリ

『タモリ学 タモリにとって「タモリ」とは何か?』特別付録 大タモリ年表 #1(Matogrosso)
この後故赤塚不二夫氏との出会いなどに繋がっていくわけですが・・・自分くらいの年代だと「お昼の顔」であり(一部地域では「夕方の顔」)、マニアックなネタの多い芸人さん、という認識なのですが実際はそうでもなく。
「江頭2:50がいきなり昼の番組やるようなもんだよ」
「いいとも」が始まるあたってその頃の心情、ということでどこかの番組で語っておられましたが。まあ、起用した局側の英断みたいな面もあったわけで。それがここまでの長寿番組となるかどうか・・・そこまでは予想してなかったのではないか、と。多分そんなに長くはもたないだろう、と。
実際、後で色々調べてみるとマニアック通り越してこりゃあちょっと放送に乗せられないだろうなあ・・・というネタも多々。多国語マージャンとかイグアナなんてのはまだかわいいもんだったわけで。

自分も直接その頃の「アングラ」芸に接したわけもないですし(さすがにいいともで有名になってから知ったクチで)気がついたら「昼の顔」といった状況ではあります。「毒」があったとしてもそれを感じることもほとんどなく現在に至っております。
・・・渋谷では地下鉄が地下ではではなく地上を走っている・・・。
なんてのもつい最近実感したばかりだったりします。そこから「高低差の魅力」にまでは思い至りませんでしたが。
多分「いいとも」の前の頃はかなーり過激なパフォーマンスも多かったのでは、とかそんなことも思ってしまいますが・・・そこにとどまらない「魅力」のようなものもあったのでは、と。

年齢によっての「変化」みたいなもんもあるかと思われます。
今後はそういったところも出して頂けたらなあ、とかそんなことも思いますが。今月いっぱいで「いいとも」も終わります。そうなったら・・・今後はどうするのかなあ・・・と。

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02/21/2014

やった方がいいのか

果たして逆なのか・・・?
BS視聴率調査「地上波」並みに検討中(Yahoo!:読売)・・・つまりは広告費の問題であります。そこまで地上波に迫るほどならBSでもスポンサーをつけていこう、ということだと思われますが。
・・・スポンサーがついてさらにしがらみだらけになって自由度が下がってるような印象のある地上波、それと同じようになってしまうのなら今の方がまだマシなんではないか、と・・・。

テレビを無料で視るにはスポンサーが必要であります。そして広告・・・CMであります。
某公共放送はコレがないために受信料を得ています。そしてCMがない。・・・というのはちょっと前の話で今は自社の宣伝がかなりの回数入るようになってます。
・・・スポンサーは金も出すけど口も出す、というのはどこでも似たような状況なわけで。スポンサーの意向(もしくは空気を読んだ対応によって)番組が改変された、というのはよくありそうな話であります。それでつまらなくって打ち切り、というケースも。

BSはそもそもがメジャーではなく。「二部」扱いという感じではありました。地上波で有名な番組の「二部」つまりそっちではやれないようなマイナーなこともやる。
・・・まあ、メジャーではない分再放送の再放送が多かったり通販番組が多くなったり、というのもありますが。
それでもそういう「自由度の高さ」もウリではあったんですが・・・。

地上波の「視聴率至上主義」がBSにも来るんかなあ、と。そうなったらこっちも同じようになっちまうのかなあ。
そしたら今度はCS・・・とか。こっちは日本のメジャー放送局が噛んでない番組も多いんでそこまでは・・・とは思いますが、それでもやはり動きが出てきちまうのかなあ・・・とか。

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01/04/2014

人それぞれ好みはありますが

漫画原作の実写映画をピックアップ(Yahoo!:クランクイン!)。・・・まあ、例えば好きな俳優・女優が出るから、あの監督がメガホン握っているから・・・と映画を選ぶ基準なんてのは人それぞれなんですが。
「漫画原作」の場合その「原作漫画」ファンはどうなるんだ、という要素がかなり強くなるはずなんですが・・・その辺はどうなんだろうなあ、と。

「映画宣伝の第一歩というのは、『こういう作品がある』と知ってもらうこと。その点、漫画原作の実写化ということで、もともと知名度のあるタイトルを選べば、それだけで話題になりますからね。『誰がキャスティングされた』というだけで、大きなニュースになります」(「」↑元記事より引用)
・・・そこまで大きなニュースになるんならその原作ファンがまず知るんでは、と思うのですが。話題になればそれでいいのか・・・。
正直なところ「漫画原作から実写映画」となる作品はちょっと前の作品が多いわけです。最新作のものが即座に実写化、というのはあまりありません(進撃の巨人とか例外もありますが)。・・・ということは原作には相当熱心なファンがついている、ということであり・・・さらにそれなりに年食ってるわけです、ファンも。

アニメや漫画で得たイメージがすでに固まってるとこへ「実写化」という文字通り次元の壁を超えるようなアクロバットをかますわけです。そりゃあ・・・違和感も湧き出すかと。

これが新作の漫画やアニメやラノベで当初からメディアミックスで実写化も決まってる、というのならまだ緩和?されそうなんですが。そういうことはまずないわけであります。↑の引用の通り「前宣伝が必要になるから」であります。そうなるとフツーの新作映画とほとんど変わらない。
これと似たような経緯を辿っているのが「パチンコ」であります。名の知れたアニメや漫画を使って台を作る。・・・しかし利用する客にとってはそんなキャラクター別にどうでもいいわけです。どこで当たるか、どういう流れで玉が出るか。が、こういう方面からのスポンサーを得てそれから映画化・二期化、という作品があるのも事実なわけで。
それだけ日本のエンターテイメント関連がいかにジリ貧か、というのを表してる、と言えるのかも知れません。

「内容」ではなく「宣伝」で作品を作ってる、という言い方もできてしまうわけです(深夜アニメは実際そんなもんですけど)。・・・それが果たして今後の映画界にどんな影響を与えていくのか・・・健全なんだろうか、とかそういうところまで話が行きそうな。
・・・中には某外国での実写化に原作者が失望して何年かぶりの国内新作アニメ映画化・・・というのもありましたが。
まあ、こういうのにはどうしてもオカネが絡んでくるのはある意味仕方ないっちゃあ、仕方ない話なんですが。大コケしてもどこかで取り戻せるからそういう作品を作ってもいい・・・とかそういうことならなんだか今後が大変に不安になってくるのですが。

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12/05/2013

知ればいいだけ

再来年2015年のNHK大河ドラマ「花燃ゆ」に決定・・・主人公の杉文って?(ネタりか) 井上真央主演、というところには何もなかったようですが、主人公があまりメジャーでないことから一部では批判が起きている、という・・・。
何とも狭量なファンであります。
知らなかったら知ればいいだけで。時間はかなりあるのですから「吉田松陰」でググるなり調べるなりすればいいだけのことであります。あるいは逆に全然知らない状態でいきなり知識をアタマに放り込んでみる、とか。
観る前どころかまだ製作も始まってないうちに「ちょっとねえ・・・」とか言うのなら、今からもう観ない! ということにしておけばいいだけのことだと思うのですが・・・他のキャストでまた違った層が騒ぎ立てたりするんでしょうか?

杉文は吉田松陰の妹であります。
なんで「吉田」の妹が「杉」か、と言うと二人とも生まれた時は「杉」だったからです。松陰を生んだ杉百合之助が「杉」家を、兄弟の大助が「吉田」家を、そして文之進が「玉木」家をそれぞれ継ぎました。が、吉田大助は体があまり強くなく、兄の子(甥)の松陰・・・当時は大次郎・・・を養子に迎えます。当時は「家」に誰かいないと取り潰されますからこうやって養子をとるのは当たり前のことでありました。
しかし養父大助が病死、まだ10歳未満の大次郎はやはり叔父の玉木文之進の厳しい指導のもと、11歳で藩主の前で山鹿流兵法を見事に講ずるほどになりました。

・・・というのが「兄」の松陰なわけです。その妹ですからやっぱり最初は「杉」家からなんだろうなあ、と。・・・当時の長州藩てのは幕末前、ということもあってかなりビンボーだったとか。それほど身分も高くない家柄ですし(一応吉田家は兵法師範なんですが)。
何せ関ヶ原で負けた西軍の大将・毛利家が藩主なわけです。知行は一気に十分の一程度。でも家臣団はあまり減らずについてきた、とか。・・・そうなると臣下に渡す米もない。
そこでこれまでも石高も十分の一にする、とかそういう方向になったようで。・・・幕末前てのはどこの藩も基本的にビンボーなんですが、その中での長州藩。この後から一気にビンボー脱出、となっていくんですが・・・。

かえって違った側面からも見れると思うのですがねえ・・・マイナーな主人公の方が。それになんかどっかで聞いたような名前ばっか、てのもなんか面白くなさそうなんですけど、個人的には。

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11/19/2013

分からんでもないですが

ある意味仕方ないことなのかも。
「特典目当てだけの客は不快」大分の映画館ツイート、謝罪・停止へ(Yahoo!:J-CASTニュース)。映画は「魔法少女まどか☆マギカ」の新作映画。チケットと引き換えに「特典」をゲットしたらそこでUターンして映画見ない客がいる、と。
特典は週替わりで色々あるようですが、「レア物」となるとネットオークションなどで高値で取り引きされるので、それが出るまで「先行投資」ということでチケットを買う人もいるかと。そういう人たちは映画の中身には全然興味ないわけで、レア物が出るまで何度も出入りを繰り返していると思われます。
・・・しかし週替わりで特典が変わる、ということはやはり映画側としてもリーピター狙いなわけで。そういうとこからすると、まあ、そういうのが出てきても仕方ないんじゃないか、と。

たしかにそれを「映画館」の総意みたいにツイートするのはさすがにどうか、とは思いますが・・・。
相当腹に据えかねてたのかも知れません。全体からすればそれほど多いとは思えませんし、何回も何回も来ていれば顔も覚えるでしょうし。毎回毎回同じ人が同じようにループしてくるわけで。
・・・まあ・・・たしかにやるせない気持ちにはなるでしょうなあ・・・。

こういうのは今に始まったことではなく。過去には「食玩」というお菓子のオマケのちょっといいやつ、みたいのがあって・・・その走り?みたいなのが某チョコレートに付属していたシールだったりします。
もちろんそれ以前からもそういう「オマケ付きお菓子」というのは存在していたんですが。このチョコのオマケの場合、多数の種類があって、やはり「レア物」みたいなのもあって。そのため一部で買ったその場でチョコを捨ててシールだけ持ち帰る子供が急増。社会問題にまで発展しました。
こういう事例はもちろんこれだけではなく。「付属品」「オマケ」「特典」の方が本体より欲しがられる、ということはよくあることだったりします。

それでいい、とも言いませんが。たしかに本末転倒ですし。しかも・・・理由がただの金儲け、ってのも・・・わびしいと言うかさびしいと言うか・・・。

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10/23/2013

ついに来たか

衝撃、と言うよりも「ああ、ついに来たか・・・」とかそんな感じではあります。
鶴瓶が切り出しタモリが語る、「笑っていいとも!」放送終了発表全文書き起こし(Yahoo!:東スポWeb)。来年の3月で終わり、とのことであります。たしかに長かった・・・1982年からですから32年。生まれる前からやってる、という人がいて当たり前な長さであります。

・・・初期の頃、見れる環境だったはずなんですが・・・初めて見たのはいつだったかなあ・・・。考えてみりゃ学生だったら平日の昼間にテレビ、なんてのは無理でしたからカゼ引いて休んだ時とかに見たのかなあ・・・。

当初タモリさんを昼の、それもお昼時の番組に生で起用する、となった時にかなり異論が巻き起こったという話を聞いたことがあります。
そもそもタモリさんは結構マニアックなネタの持ち主で。当時はもちろん今ではさらに公共の電波に乗せるなんてとんでもない・・・というネタが結構あったりしました。・・・当時はどっちかと言うとアングラ(アンダーグラウンド:地下)のイメージが強かったわけです。それを昼の最も明るい時間帯に出させる・・・。

それがここまで成功したのはもちろん司会者の力だけではなく。初期の「いいとも」は「作らなかったからウケた」という話もあります。「素」のままのリアクションから色々と繋げていく。企画めいたこともやるけどそれに押し固めない。そこから笑いを引き出せるのはタモリだけだ・・・と製作側は思っていたとか。だから成功した・・・のかも知れません。
後に製作陣が変わって(年齢的なその他も大きい・・・)その辺から違ってきた、という声もあります。ある意味で有名になりすぎてしまった、と言うか存在が大きくなってしまった、と言うか。
作っていかないと進まないような状態になってきてた・・・見ててそんな風にも思ったこともあります。以前はタモリさんがさんまさん、鶴瓶師匠とかととにかくしゃべるだけ、とかそんなのもあったはずなんですが、最近は何かと企画企画ばかりで。それも何かの焼き直しみたいのばかりで。

だから「終わり」となるならそれでもいいかな、と。一つの時代の終わりではあるのですが、それほどさびしいとは思ってなかったりします。むしろ・・・タモリさんの今後が心配だったりします。これまでほとんど休まずこういう生活を続けてきてたわけで。辞めてしまったらどうなるんだろうなあ、と・・・まあ、余計なお世話ですか。
余計なお世話ついでに。・・・あの時間枠はどうなるんだろうか、と。今までは「いいとも」の一強だったわけです。その「後番組」となると・・・さて、どうなりますやら?

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08/25/2013

コウモリと鋼鉄

バットマン役にベン・アフレック・・・「スーパマン」との共演映画(CNN)。ああ、そこまで決まっちまったのか、と。普段は映画はほとんど見ず(最近になって衛星放送とか受信できるようになったんで、ちょこちょこ見てますが)最近の映画事情なんかはほとんど分からんのですが。
・・・「スーパーマン」と「バットマン」の競演。まあ、両方ともアメコミの「雄」ではありますし、そっち方面からは興味そそるなあ・・・とか思ってたんですが、どっかの記事にこんな感じのコメントが
『話にならない。スーパーマンは文字通りスーパーな宇宙人だけど、バットマンは基本ただの人間じゃないか』
あー・・・たしかに。でもその辺をうまく映画化する、ということなのかなあ、どうなのかな、色々手はありそうだけど結構ハードル高いのかなあ、とか思ってたんですが。

しかし、バットマン役が決まってもまだまだ色々あるようで。
新バットマン、ベン・アフレックにファンが激怒、降役求める署名活動まで(Yahoo!:AFP=時事)・・・↑前述のように自分、俳優さんとかにも疎いもんで「そういうもんなのかな」とか思っただけなんですが。
たしかにイメージてもんがありますし。それに合わない、となるとファンは黙ってないだろうなあ、と。人気シリーズなわけですし。
しかし実際にフタ開けてみないと分からんのも事実なわけです。散々こきおろしておいていざ封切り、となったら大絶賛、というのもよくあることであります(逆もよくありますが)。

こうなるとちょっと見てみたいような気も。
多分映画館ではなく衛星関係の方で待ち伏せ?することになると思うのですが・・・どうなるんでしょうね。どっちにしろ日本で公開したらかなり入りそうではあるのですが。

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04/22/2013

しじょうげんり

「検閲破り」に奇策あり・・・アイアンマン3(iza!) まあ、そこまでして中国でも映画を見せたい、売りたい、ということなんだろうとは思いますが。しかしそれだったら例えばインドなんかどうなんでしょう? そっちもそっちで色々「規制」がある、という話は聞きますが。

・・・中国は欧米や日本とは違う国なのであります。
民主主義国家を謳うならば大抵は明文化されている「言論の自由」がありません。そのため民衆は基本的に言いたいこと言えません。あまりにヤバいこと言うと罰が下されます。
基本的に「尺度」が違うわけです。欧米や日本でカンタンにできることができない。
そんな中だとエンターテイメントも大分受け取り方が違います。映画もそうなってるわけで・・・観ててスカッとするようなアクション映画でもあっちから見れば度し難い「悪」となって上映中止となることもあり得るわけで。逆に「こんなん大丈夫かな」という映画が別に何事もなく上映、ということもあるかと(ちなみに香港がまだ英国領だった頃の古い香港映画てのはそれはもうフリーダムでしたが)。
それでも市場としては大きいですから、「中国版」を作る、というのはアリなのかも知れませんが・・・。

制作会社に中国資本が、となるとそうなってしまうのかな、と。カネは出すけどクチも出す、と。
まあ、そういうのは中国に限ったことではありませんが・・・そういうことが全部いけないことだ、とは言いませんが・・・色々あるもんですし。ただ、それで本来あるべき趣向が全部変わってしまった、とかそんなことになってるのなら、やるせないもんがありますけれど。

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04/11/2013

しても観ない

というのが多そうですが。否定されて良かった、という声もありそうで。
魔女の宅急便」実写映画化のうわさ、スタジオジブリが否定(Yahoo!:シネマトゥデイ)。1989年公開ですから・・・20年以上前になります。ユーミンの主題歌もあって、ジブリの中でも名作に数えられるアニメ映画の一つであります。
ただ・・・この映画には原作があって、しかも完結している、ということはあまり知られていなかったりします。映画化されたのはほんの始めの方だけでその後もストーリーは続いていました。しかも映画の方はストーリーにかなり手を加えられてあるので「別物」という見方をすることもあります。

今回否定したのはジブリですので、「映画版」ということになります。「原作版」の方はノーコメントということですので、もしかしたらそっちの方で何か動きがあるかも知れませんが・・・映画の知名度が尋常でなく高いですから、仮に実写化となっても映画のイメージで皆観てしまう(少なくとも日本では)でしょうから・・・そこまでするかなあ、と。
さらに・・・実写化、ですか、と。
こないだ某ジャンプ有名マンガが十何年ぶりにアニメ映画化されましたが、原作者がハリウッドで実写化されたのを見て「原作者の意地を見せる」と今回の映画化に意欲を見せた・・・とかそんな話があったりして(実際ハリウッド映画化の時に異例のコメント出してましたし)。

まあ、例え実写化されたとしても「名作」なら別に問題はないのでしょうけど。
これまでの「実績」からするとアニメ→実写、しかも外国で、となるとあんまりいい結果になってないような。これはアニメだけではなかったりして。しかし逆に国内実写→外国実写だと成功例もあったりしますんで、その辺は巡りあわせとか縁とかそういうことになってしまうかも知れません。
文化その他が違えば色々違ってきますんで、ある意味仕方ないっちゃあ、仕方ないのかも知れませんが・・・あっちでリメイクされた場合、あっちでの評価はどうなってるんってるんだろう、とか。例えばスターウォーズを日本で実写リメイクしたとして・・・日本ではそれほど高評価は期待できそうもないですが、逆にあっちでは意外と評価がよくなったり・・・とか?

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03/05/2013

ある落差

昼ドラの「行き過ぎ」にBPO委員長談話(Yahoo!:時事)。これまでも何回かあった「行き過ぎ」に対する規制めいた発言ですが・・・結局注意されてそれで終わり、みたいな観があります。
しかしアニメなど「二次元」だと結構な規制?が入ってくるきっかけみたいになってしまう・・・。
アニメやゲームで過激な描写があるとすぐに「こういうもの観てるからダメになる」的な発言があちこちから出てきますが、実写ドラマで殺人や犯罪があってもこの程度、というのはなんだかなあ、と。

「子供の目に触れる可能性がある」
というのが理由の一つになってますが。
昼ドラの時間帯、となると就学前の児童ということになるのでしょうか。少し前の認識だと夜の「二時間ドラマ」はオトナしか観ないもんだ、となってますが最近はそうでもないような。こういう時間帯でも起きている「子供」は増えてます。
それでも何か犯罪が起きて「ドラマを手本にしてやった」とそういう話が出てきても規制とかその手の話はなかなか出てきません・・・。
これがアニメやゲーム関係だと即座にそうなってしまうのに。いまだにアニメやゲームは子供しか触れないもんなんだ、という風潮が「あっち」にはあるようであります。

・・・どれも根元にあるのはそれほど変わらない、表現方法が違うだけ、というのがなかなか理解されないようであります。
まあ、人の認識なんか早々変わるもんではないですが。それでもなあ・・・自分の意識の範囲を超えた瞬間「それはダメなものだ」としてしまう、というのは・・・いや、人のことは言えませんか。人間誰でもそういうことをしてしまうものではあるのですけれど。

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03/01/2013

変わる環境

と言うより流れが変わってきてるのに、的な?
TBSドラマ「とんび」で録画失敗等・・・異なる見解(iza!)。昨日のことですが、WBC(ワールドベースボールクラシック)の壮行試合日本代表vs巨人がTBSで放送されました(ちなみに6-1で日本代表が勝ち)。本来はその時間枠でドラマ「とんび」が放送されるのですが「野球中継が終わり次第放送」ということに。
ちょっと前なら「ドラマの時間だからテレビの前に」だったんですが、HDDレコーダーなどの普及によって「録画しておいて後で観る」「全部録りためておいて一気に観る」という人も増えています。
基本的に「EPG(Electronic Program Guide)」という電子番組表があって、最近のレコーダーはこれをアンテナなどから自動で取得して番組を録画します。・・・しかし時々こういう風に特定のメーカーだけ取得失敗=録画失敗、ということがあったりして。そのため「騒動」が起きたわけですが・・・。

HDDより前、となるとDVDもありますがビデオ録画で。これはEPGなんぞという高等?な技術はなく。タイマーで録画、ということになるので例えば仕事で帰れない時に録画→しかし野球中継で延長→帰って楽しみにしていた録画を観ると延々野球中継が・・・というのはよくあることでありました。
・・・自分もしばらくビデオ・DVD録画だったんですが・・・去年にHDDレコーダーをついに購入。・・・いやあ、人間、ラクに慣れてしまうと戻れないもんなんですな。それまでは時間を合わせないと録画できなかったのでこまめに番組チェックしたりしてたんですけど最近はそうでもなく。さらに同時に2番組録画できたりするんでカブった時にどうしよう、とかそういうのもなくなりましたし。
・・・しかしそういうのに慣れすぎてしまうと↑のような事態になった時に大慌てしそうではあります。

そして・・・視聴率。
過去には50%越えとかそういう番組もありましたが、最近はどれだけ良くても20%とかそういうところであります。・・・そもそも視聴率というのは確率のお話で、一定数の世帯に調査機器を置いてもらって、そこで視聴された番組を集計する・・・というものであります(その機器を置いてある世帯はもちろん公表されませんが)。
つまりは「今」観てる人の割合、ということになります。
録画機器そのものはもう数十年の歴史を持ってます。家庭用でもそれなりの年数が経ってます。ビデオが出た当初は当たり前ですがバカ高くて「こんなもん誰が買うんだ」ということでしたが・・・特定の層がよく買っている、と。どんな人たちなのか・・・と思ったら飲み屋やクラブのママやお姉さんたちだったとか。夜は出勤しているのでテレビを観ることができず、お客の会話についていけなかったのが録画しておけば話をできる、ということだったとか・・・。

↑記事の末尾にもありますがもう「視聴率命」の時代ではないのでは・・・てのはかなり前から言われていることであります。「実際視聴率」と言うか録画も含めた「完全視聴率」も考慮する時代になってきてるのでは、と思うのですが。

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12/11/2012

最近はまだマシ

かも知れませんが。
批判殺到でコメント欄炎上も・・・映画の日本語吹き替え版(Yahoo!:シネマトゥデイ) 記事では「アヴェンジャーズ」というアメコミ原作の映画を取り上げてます。
この映画はアメコミでは知名度の高いキャラクター達が一堂に会する、というもので。それぞれが主役級、映画など映像化作品もあります。そのためファンにとってはそれぞれに「吹き替え専門」の声優さんがいるわけですが・・・どうもそれが大幅に変更されてしまってたようで。しかも明らかに人気取り、と言うか名のある俳優や芸人をずらり、と。

・・・こういうのは某アニメ映画でもよくあるのですが。シロウトの俳優や芸能人を話題づくりのために声優として起用する、と。実際は「声優」と「俳優」というのは基本理念?は一緒なのでしょうけど技術が違うようで(外科と内科の違いみたいなもん?)・・・結構な大御所が明らかにヘタクソ、とかそういうことも多々。
某公共放送でミステリアニメに出た時代劇の超有名俳優さんとか。某特撮番組のダイコンの群れとか(このシリーズはその後正統?な声優さんを起用するようになりましたが)。正に聞くに堪えないような状態だったりしました。某有名アニメ映画に至っては作品の中で技術がアップしていく様が観察できるのもありますし。・・・そういうのはできれば採用する前にやって欲しかった・・・。

それでも最近はまだマシなんではないか、と。恐らく声優のレッスンとかきちんと受けるようになったんでは・・・と個人的には思ってます。
それでも↑こういう事態もまだあるわけで。長い間その俳優さん、あるいは役の声をアテてきた声優さんがいるのならその人に任せてしまえばいい、と単純にそう思うのですが何か事情があったりしますし。
でも思い入れがある観客が多数、というのならそっちの方がベストであります。
一番いけないのは「テコ入れで人気俳優を・・・」とかそういうのではないか、と。そんなんテコ入れでもなんでもなく。純粋に作品を楽しみたい、と思ってる人たちや製作に携わった人たちに対して失礼ではないか、と思うのですが・・・色々事情もある世界ではありますし、カンタンにはいかないもんなのかも知れません。

11:32 AM | 固定リンク

10/02/2012

違和感のしわざ

フジテレビが3DCGの女子アナを採用(Yahoo!:マイナビニュース)。「採用」と言うか「運用」と言うべきかも知れませんが・・・どんな風に動いているのかまだ見てないのではありますが・・・。
極端に個人的なとこだと、別にフツーの人間採用しても別に良かったんじゃないのかな・・・とか。

実際、こういうのはこれが初、日本初ってわけでもありませんし。
初音ミクが3DCGでコンサートやったりするわけですが。あれはあれでかなりハイスペックな技術を持った人たちが集まってるような観があります。それ以前にも「CGキャラがしゃべる!」みたいな番組とかそういうのもあったのですが・・・「CGCGしてる」と言うか明らかに動きに違和感があったりして。
そういう場合声だけは人間がアテていたのでさらに違和感が増したりもしましたが・・・いや、声だけでも違和感ない方が良かったのかも・・・。
大抵はしばらくすると忘れられるような存在ではありました。

・・・今回のも・・・どうなんでしょうね・・・。
まあ、まだ見てもいないのにどうこう言うのはなんなんですが。「CGだからスゴイ」みたいのはどうなんだろうな、というのもあります。最近はコンピュータや関連機器のグレードアップがかなり進んでますから、プロでもない人でも工夫や努力すればかなり質の高いCGや関連エンタテイメイントが作れたりする時代だったりします。
さほど目新しい技術ではない、と思うのですが。
これで一種のテコ入れ、ということだとは思いますが・・・なんか、もうちょっと違った方向性を出してみてもよかったのでは、とかそんなことも思ってしまうのです。

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05/02/2012

なんかどっかでトラブってたような

テレビ局のサイト、進む多言語化…海外展開も視野に(Yahoo!:産経)。こう見ると日本のテレビ局も海外に向けて色々やってるんだなあ、とか思いますが…「多言語化」つっても機械翻訳じゃあなあ…。

世界の様々なテレビ局が海外展開しております。その方法は様々。
コンテンツ、つまり番組をそのまま輸出(もちろん字幕や吹き替えはありますが)してしまったり。こういうのはNHKのドキュメンタリ番組なんかに多いです。日本とはまた感性や仕組みが違うものなので、新鮮な発見がある場合もあります。…逆になんか足りないなあ、とか思うこともありますが。NHK以外があんまりこういうのをやらないのは(お隣の国のドラマとかはよくやってますが)その辺への理解、と言うか…捉え方の違いがあるのかも知れません。

こういうのとは別に「アイデア」を輸出する、というケースもあります。
クイズ番組なんかでは、欧米などで大変に人気を博した番組のアイデアやコンセプトを輸入しました…というのは実は多かったりします。もちろんそういう契約を結んでいるので勝手にパクった、とかそんなんではありません。しかしこの方法だと日本の番組でも「輸出」がかなりやりやすくなるのは事実だったりします。

…実際に相当数が海外に出てるみたいですし。アニメも吹き替え版はかなり出てますし。そういう意味からの放送局サイトの「多言語化」というところなんでしょうけど…。

きかいほんやくですか。前に観光庁のサイトでもありましたけど…誤訳とか。しかしそういうのの以前にそれでお手軽?に済ませちまっていいもんなのかなあ、と。いくらサイト上に「機械翻訳だから正確じゃない場合があります」と但し書きしてるとしても。
…最近の機械翻訳は以前と比べるとたしかに精度が上がってますけど。でも所詮は「機械」なわけで。担当部署をきちんと設置してきちんと翻訳するか…某局がやってるみたいに「海外向け専門サイト」を立ち上げるとか。こういうとこで手間や時間や費用を惜しむ、というのは…なんだかむなしいと言うか折角のチャンスがもったいない、と言うか。

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04/26/2012

やっぱりおもしろいもん

がクルと思うのですが…。
「4K2K」フルハイビジョンを越えた「超高画質テレビ」は救世主になるか?(Yahoo!:nikkei TRENDYnet) これは道具としての「テレビ」のお話であります。たしかに現状以上のハイスペックで楽しめる、となればテレビも売れるかも知れませんが…そこまでハイスペックなものが必要なのかどうか、とそういう話になりそうであります。

…まあ…そうは言っても自分のとこのテレビ(実家含む)はブラウン管テレビだったりします。ある意味「最強」という声もあるブラウン管テレビだったりするんですが。そりゃあ…解像度の高い、フルハイビジョンクラスの映像というのもじっくり観てみたい気もするのですが。
PCのモニタもちょいと古いやつですし。こっちから先に替える、という手もあるにはあるんですが。どっかからチューナー手に入れればPCでもテレビは観れるわけですし。

でも「道具」としての「テレビ」の復権を…! というのが↑の論調かと。そのためには超高解像度のテレビが…! というのは、まあ、分からんでもないんですが。個人的にはテレビも二極化してきてるような気がするのです。
一つは「やはり高解像度でキレイな画像が観たい」派と…「観れればどんなんでもいいや」派、と。これは中間的に「観れればいいけどちょっとイイのも欲しい」派もありそうですが、最終的にはどっちかに落ち着くかと。
言うまでもなく自分は「観れればどんなんでもいい」方であります。…やはりコンテンツ、つまり内容なんじゃないか、放映してる番組なんじゃないか…と。

「今のテレビはくだらない」というのはその人が昔と比較しての反応であります。が、その「昔」というのがヒジョーに曖昧かつ抽象的だったりするわけです。例えばその「昔」のとても良かった番組を「今」観てみる。…多分、ほとんどの人が「アレ? こんなんだっけ…」と違和感を感じるかと。
一つには自分の中で美化しちまってるケースがあります。そしてもう一つ、観てる自分がレベルアップしてる可能性も。つまり…そういうのではもう満足できない感動できないような体になっちまってる…のでは、と。

…そういう個人的な意見もあるにはあるんですが。そんな中でも「良い番組」「おもしろい番組」というのを作り出していかないと、いくら「ハード」のテレビが良くなってきても「ソフト」がこれでは…とそういうことになりそうで。
最終的にはやはり「おもしろい」番組に帰ってきてしまうような、そんな気がします。いくらテレビの性能が上がってもやはり中身で勝負、というのは変わらんでのはないか、と。

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03/03/2012

先行き不透明と言うより

何がどうなるか分からん、ということだと思われますが。
「スマートテレビ」は普及するか(Yahoo!:ダイヤモンド・オンライン)。…記事中にもありますが「ネット」+「テレビ」+αがスマートテレビであります。ネット上の動画を観れるテレビ、というのは前にもありましたがその更なる拡大版とも言えるかも知れません。
将来的にはテレビはもちろん、PCなどの家電とも取って代われるような存在になる、のかも知れませんが…。

現行だとPCはもちろん、タブレット端末とかスマートフォンとかそっちの方でなんとかなってしまいそうな気もするのですが。
こういった家電はテレビしかない、という家庭がどれくらいあるのだろうか、と。
こういう機能はPCなどを先に持っていて(あるいは機能を知っていて)そこから「そういう機能のあるテレビがあるのか」という話になっていくわけで。従来のテレビしかない家庭に導入されて、いきなり動画を見始めたりSNSで他人とコミュニケーション…というのはなかなかないんでは…と。そりゃ、そういう世界にいきなり飛び込んでハマってしまった、というケースもあるかと。でもそんなに多数派なのかな…と。

将来的には最近ようやく出始めた地デジの双方向性とか。そういったPCなんかにはない機能が花開くことはありそうと個人的には思ってるのですが…そこまでテレビに依存?してしまえるのかなあ…。
結構国や地域、地方によっても事情は違ってきますし。世界的にそういうののレベルが上がらないと逆に難しいのかも、とか。目新しいだけでは早々普及はしない、というのはかなりあちこちで知れ渡ってると思うのですが。

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01/08/2012

もういいでしょう

引退した島田紳助さんが映画で声だけ復帰(Yahoo!:スポーツ報知)。まあ、しがらみとか何とか色々あるとは思うのですが。

…もういいでしょう、引退しちまったんだから。なんで戻ってくる必要があるんだか。

一度引退したら絶対復帰してはいけない、というわけではありません。しかし島田さんの場合、さすがに事情が事情なわけで。さらにここで復帰しないと今後食べていけなくなるとか(干された芸能人にはそういう人も多いとか)そういうわけではないでしょうに。
何らかの手段で糊口をしのぐことはできるわけです。

引退する、ということはケジメをつける、という意味かと思われます。みそぎとかそんなんではなく。ほとぼりさますために「引退する」というのはちょっと違うでしょうし。
100%清廉潔白な人間なんて存在しませんから多少の間違いは大目に見る…べきなのでしょうけど。

しかしそういう事情があって、引退して。あれだけの大物だから食うには困らない。…なんで復帰とかそういう声が出てくるんかなあ、と。これが何かのビッグプロデュースの黒幕的な存在で公には出ずに動いている、そんな噂がある…とかそういうのなら逆に「そういうのもアリかな」とか思いますが。
思い切り「復帰」しかも吉本は全員それを希望している、とか何とか。…大丈夫なのかなあ、そりゃ、仲間意識は大事ですけど吉本みたいなとこがそういうとこまでやるもんなのかなあ…。

仮に復帰を果たしたとしてもこれまでと同様に活動ができるはずもなく。明らかに「お荷物」となりそうな状況でもあります。色んな意味で…心配なんですが。色々な意味で。

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08/22/2011

そろそろ「自立」を

…いや「自立」はちょっと違いますか。「独立」とかそんな言い方でしょうかね。
NHK受信料、どうなる「10%還元」(Yahoo!:産経)…受信料の10%還元。20年10月に採択され、その時は「還元=値下げ」と明言されていたんですが、ここへ来て別の方法で還元しよう、と。
その方法というのが「NHKオンデマンド無料化」「老朽化したNHKセンター(東京都渋谷区)の防災機能強化」などなど、とのことですが。
…たしかに↑記事中にもあるようにオンデマンドを利用していない人や自分たちの施設を改良しても、受信料払っている側からすると「?」なわけで。なんでそんな話になってくるのか…正直理解に苦しみます。

地デジ化前後になぜかNHKの受信料受取人?の人が二回、うちに来ました。
NHKの受信契約というのは「地上契約」と「衛星契約」があります(もう一つ難視聴区域などを対象にした「特別契約」というのがあります)。「地上契約」は文字通り「地上波」受信専用の契約で…現在月額1345円。「衛星契約」は「衛星放送」+「地上波」受信の契約で月額2290円。支払いは2ヶ月分を一括で。ただし、それぞれに半年か一年分まとめて払うと割引される制度があります。
で、自分とこは「地上契約」なのですが。
地デジ対応テレビ、というのは地上波だけではなく衛星放送用のチューナーも一緒についていることが多いのです。で、そこへアンテナつけると衛星放送も観れてしまう。つまり地デジ化の機会に衛星放送も受信できる家庭が増えているので「地上契約」してる人のところへ説明&確認に来る、というわけです。

「地デジ対応テレビでは衛星放送を観ることもできるのですが…」
と来るんですが、うちは安い地上波専用チューナーをブラウン管テレビに繋いでるんで衛星放送観ることはできないんですよ、と言うと恐縮したように帰っていきます。これをいちいち説明しないといけないんか…とややうんざりではあります。
それとも「地上契約」を「衛星契約」に切り替えさせるためにやってるのかな、と邪推してみたりして。「衛星」は「地上」のほぼ倍ですから受信料収益アップ、ということになりますし。そのうち受信可能な(設備不足で実際は観れなくても)テレビ持ってるだけで「衛星」に切り替えさせる、とかそんなことにならなければいいんですが。

CM収入がない、ということはCMがない(しかし自局の番宣や衛星放送のアピールはやる、という)ことになってNHKの魅力?の一つではあるのですが同時に独立性を高める、ということにもなります。そのためNHKには他局にはない独自の雰囲気のあるコンテンツが多数生まれてきました。
これはこれで良いことなのかも、と思います。例えば自然を題材に使った番組の場合、NHKの方が明らかに「素材」で勝負してきます。ヘンな声をあてて動物の気持ちを代弁してみたり(そういうのもありますが)勝負ごとに持ち込んでみたり、とかそういうのは少なくそのままを上手に「見せて」くれます。…スポンサーがつくとなかなかこういう風にはいかないのでは、と。一種の「博物館」となっている…というのが自分の中での認識であります。いい意味でも悪い意味でも。

それが「収益の97%は受信料収入です」なんぞと公言してる辺りが…どうも。よその国の「国営放送」もスポンサーついていないですが100%近くが受信料(もしくは税金)、てなとこは…どれだけあるんですかね。イギリスのBBCは半分くらい、残り半分は自社事業で収益を上げている、と聞いたことがあります。
そういう方面の「努力」を始めてみてもいいんじゃないですかね、そろそろ。「法律で決まってるから払え」と言い続けてその収益が上がった下がった、ってそりゃ努力がどう、って話じゃないでしょうに。悪言を承知で言わせてもらうなら、何もしなくても収益があるのに努力もへったくれもあるか、と。
挙句の果てに「10%還元」がなーんかビミョーなことになってますし。…値下げするんならもっとどかん、とやったらいいですし色々やってみたらいい。でもそういうのももう限界でしょうに。NHKが「儲ける」方法をそろそろ考えてみたらどうですか?
…そんなに難しいことじゃないと思うのですが…変な特権意識とか小役人根性とか出てこなければ。

04:08 PM | 固定リンク | コメント (0)

08/15/2011

やはり難しそう…?

すでに地デジ化完了、ということで各地でこんな問題?が…。
地デジ化余波で「タワー」の存続危ぶむ(Yahoo!:産経)。もちろんそのままデジタル送波も…というところもあるかと思われますが…かなりの再編や統合が行なわれるようで、一部ではテレビ塔の存続が危うくなっている、というお話であります。

有名なとこだと東京タワーでしょうか。
これは現在はデジタル送波しているのですが、東京スカイツリーが完成してしまうとそっちへ業務を全て引き継ぐことになってます。では東京タワーはこれでお役ごめんで解体してしまうのか…と言うと「補機」として残す、とのことであります。もし本機の東京スカイツリーに何かあった場合東京タワーが代わりに送波することにしよう、ということであります。
しかしこういう例はなかなかないのかも知れません。テレビ塔としての役目が終われば…。

それでも「塔」というのはよく目にするものであり、場所によってはシンボル的な意味合いを持っていたりします。たしかに役目としては終わってしまっても何らかの観光スポットで…というのは必ず出てくる話ではないか、と。地デジ化の日取りは前々から分かっていたのになんで何もしてこなかったんだ、とそう思うかも知れませんがそれぞれにも事情てものがあります。カンタンに切って捨てるわけにもいかないかと思われます。
…何らかの役目を再び、と個人的には思うのですがそういうとこも難しいのかな、と。時代の移り変わりにしてはちょっとキビシイなあ、とか思ってしまうのですが。

02:54 AM | 固定リンク | コメント (0)

07/24/2011

今日、終了

今日の正午にテレビのアナログ放送が終了します。
Yahoo!経済トピックス:デジタル放送
正午でいきなり砂嵐、というわけではなく一応の「お知らせ」画面が入るとか。でもしかし12時間後には完全に停波してしまい、本当の「砂嵐」画面となってしまいます。

…駆け込み需要、ということで昨日も買い替えキャンペーン?みたいなことをやっていたそうですが…電器店によっては今日もやるのかも知れません。
ただ…あんだけ「地デジ化地デジ化」言ってたのに今まで何もしてなかった…というのはやはりなんか事情があったからなんだろうか、と。そういう場合なら仕方ありませんが「そのうちそのうち」と先延ばしにしてたら今日が来ちまった、ってことならなんだかなあ、と。
この機会にテレビを捨ててみるのもいいかも知れない…という話もあります。たしかにテレビなくても特に困らんかなあ…という気はしますが…なくなるとそれはそれでサビシイかな、とそれだけじゃないんですがうちの場合はすでに地デジ化完了してます。…チューナー付けただけですが。

ちょっと心配なのは「地デジ難民」もあるんですが…これからテレビの不法投棄がさらに増えるだろうな、と。実際に砂嵐を見てあわててテレビ買う…というケースもありそうで。そうなるとジャマなのはアナログしか映らないテレビ。チューナー付ければ地デジを受信することも可能になりますが、そこまでするかどうか。
その辺に、ぽい、と。…罰則なり何なりで不法投棄への対応をやっても良かったと思うのですが、そういう動きは全然出なかったような。
そういうとこ、心配ですけど。あるいは何か予想もつかないような混乱とか…平穏に今日が進むことを願います。

02:03 AM | 固定リンク | コメント (0)

07/21/2011

二つほど 7/21

色々と二つほど。

一つ目。あと三日…海外の地デジ移行、教訓残す(iza!)。東北三県(岩手・宮城・福島)を除く日本全国で7/24正午に地上アナログ・衛星アナログ放送が停止します。地上デジタルに対応していない機器では砂嵐しか見られなくなる(あるいはブルーバック?)とされていて、テレビを観続けたいのなら準備が必要なわけですが。
海外でもアメリカなどではすでに地デジ化が終了しています。
しかし海外と日本では事情が大きく異なってます。↑記事中にもありますがアメリカのテレビはほとんどが有線つまりケーブルテレビであります。アンテナで受信できるのはほんの数局とか全然入らないとかなんですが…これだと3ケタ近い数のチャンネルを視聴できるとこもあります(オプションでさらに増やすことも可能だったり)。しかも画質も良かったりして。これは国土が広いこともあって、送受信設備を造りまくるよりはケーブルで繋いだ方がやりやすかったからなんじゃないのかな…と個人的には思ってます。
そのため「地デジ化」と言われてもあんまし関係ない人が多かったわけです。ケーブルテレビ配信会社が地デジ関係の色々をやってくれるのは日本と同じ。あ、変わったのか、でもいつも通り観れるからいいや、てなもんだったんじゃないか…と。
しかし一部、2割くらいはアンテナで受信しており…しかもそれでも地デジ化の時には混乱が起きています。…日本の場合は相当分の世帯がアンテナ受信のため、これに輪をかけた混乱が起きるのではないか、と危惧されてるわけです。
…その日になってみなくちゃ分からんなあ、というのが正直なとこですが。混乱なんて起きる時は起きるもんですし。そのためのサポート体制をしっかりしておけばいいんでは…とか。いや、でも、結構大きな混乱になっちまったらどうしよう…?

二つ目。「乾燥かまぼこ」復活(iza!)…カップめんに入っているかまぼこのことであります。…最近食ってないなんで全然意識してなかったんですが。実は福島県にある企業が日本でのシェアほぼ100%。海外の企業とも取り引きがある、という…カップめんにとってはなくてはならない会社だったわけです。
しかしその企業も震災により大きなダメージを。さらに風評被害による原材料の入手困難。それでもついに復活を果たした…と。
こういうケースは他でもいくつか聞いたような気がします。たしか…ペットボトルのフタを作ってる工場とか。あれはカタチは共通してるんですが色やデザインがばらばらで流用しにくい。が、状況的にそう言ってられなくなって全部白に統一してしまって、今、ほとんどのペットボトルが白いフタになっている、という…。
一点集中というのは本当は避けるべきなのかも知れません。しかし特殊な技術となるとそうそうたくさんのところではできません。なんとか代替を…と言っても難しい状況だってあります。そういうことへの対応を、と言うのはカンタンなんですがなかなか大変なことになってしまうようであります。

12:01 AM | 固定リンク | コメント (0)

06/27/2011

完全リアルタイムは

さすがに無理だろうなあ…コメントを精査する分、どうしてもタイムラグが生じてしまうでしょうし。
視聴者の「実況コメント」が画面上に表示されるテレビドラマが来月放送予定(Yahoo!:まんたんウェブ)。以前にも例がなかったわけではないようですが、「ドラマ」という枠組みの中でこういうことは前例がない…ということになるかと。それでも実際のウェブ上の動画投稿サイトのように全画面埋め尽くすほどにコメントが流れる…なんてことはまずないでしょうし。下段を3行程度で流れていく、という形式なら今でも情報番組なんかでツイッターの1行コメントを流す、ということをやっているのでそんなに違うもんではない…のかも知れません。ああいうのだって内容を確認してから流しているもんなんでしょうし。

一方でデジタルテレビならこういうこともできるんだ…という一つの方向性は示せると思います。
自分とこは前にも書きましたけど安いチューナーによる地デジ化なので「データ放送」の恩恵には預かれなかったりします。つまり、フツーに放送観れるだけ。Dボタンがどう、と言われても関係ないわけです。
しかしデジタル対応テレビとして購入した場合は双方向のデータ放送、テレビ局からだけではなく「観てる側」からのデータ放送が可能となることが多いと思われます。これにより例えば生放送中の「どっちが好き?」というアンケートに参加できるとか。あるいはツイッターやフェイスブックなどに参加していなくてもコメントを寄せたりとか、そういうことも可能になります(テレビによってはネット接続が可能なので、テレビでツイッター可能、というのもありますが)。…使い方によっては色々できるわけです。こういう機能があるのに使わないのはたしかにもったいない。
(使ってない、と言えばデジタル放送の場合「ウラ」と言うか「第二チャンネル」、局は同じで放送二つ、なんてこともできるんだそうですが…今んとこそういうことやってるのは一局だけなような気がしてます。これもある意味もったいないような)

が…これは諸刃の剣ともなります。当たり前ですが全てのコメントが好意的なわけはなく。中にはヒドイ誹謗中傷なんかもあるかと。ネットの掲示板ではかなり前からそういうことが問題視されてきていて、その辺の対処もじょじょに確立されてきているように思います。通報とかIPアドレスの可視化とか。あるいは観る側が対応する、とかそういう習慣もできつつあるような気がします。
テレビの場合、そういったところは放送する側がコントロールしないといけない。ネットのように観る側ではなく作る側がどうにかしないといけない。そうなるとタイムラグはもう仕方ないでしょうし…水清ければ魚住まず、ではないですけど管理されることによる一種の「しらけ」ムードもあるかも知れません。その辺がちょっと心配?かなあ…と。

…まあ、何分にもまだまだ新しい技術なわけです。これからどんな方向に進むかまだまだ分からない。その試金石としては非常に重要ではないか、と。こういうことによって新しい世界が開けるのならどんどんやっていった方がいいんではないか…とも。
ただ。…こう言っちゃ何ですが…コメ消去機能は付けておいた方がいいんじゃないのかな、と。コメントがちらちらして内容に集中できない、となると本末転倒ですし。

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11/21/2010

たぶんみない

公開されても観ないでしょうけど。でもこんな話題があると気にはなってしまいます。
原作者ちばてつやが約40年ぶりに原画描き下ろし「ジョーvs力石」(Yahoo!:シネマトゥデイ)…実写版映画「あしたのジョー」であります。連載当時リアルタイムで読んでた…とかそこまではいきませんが。でも後に単行本を読んでハマった…とかそんなもんだったはずなんですが。えっと…読んだのは…たしか「巨人の星」が病院の待合室で…「浮浪雲」は近所の床屋だったっけ。ジョーはいつ読んだんだろ? 古本屋だったっけか…それとも喫茶店か何かだったかな…? 最後まで(ジョーが真っ白になるまで)読んだ記憶はあるんですが。さて…どこだったかなあ、手元に残ってもいませんし。そもそも買った記憶がない。でも読んで大いに興奮した記憶はある…。

アニメはほとんど観てなかったはずなんで、ほとんどがマンガから、ということになります。
ああいうのはもうこの世には出てこない作品だと思っています。仮に…今の作者さんなり原作者さんが似たような「ハングリー精神にあふれた若者が世界に挑む、あの時代に即した物語」というマンガを出してみた、とします。結果はお分かりでしょうけど、あっちこっちにお手盛り感満載、と言うか。明らかに作った感バリバリで誰にも見向きもされなくなるでしょう。…これがもしあと数百年とか経った頃なら話は別だと思われます。何せその時代をリアルに生きた人間なんか存在していないのですから。「ホントっぽいウソ」をつける人が描けばヒットする可能性は十分にあります(決して悪い意味じゃないんですが)。

…なんかどっかで聞いたような話だなあ…と思うかも知れません。
時代劇なんかどうでしょう? 江戸期のことなんか誰もリアルで知りはしません。でもある程度「それっぽい雰囲気」というのは皆が知ってます。そしてそれに即した「時代劇」というジャンルまで存在しています。海外なら西部劇とかファンタジー物とか。そういう「古典」てのはどこにでもあるもんで、そして消えることのないものだと思われます。

「ジョー」もそういった古典になっていく作品であります。しかし…まだ早い。もっともっと時間が経てば違う解釈をヨシとするようになるかも知れません。が、まだまだそういう時期になってないんではないか、と。
だから自分は映画を観にいかない…というより観たくないんです。実写化された悲劇も多いですから。
そう言えば「ヤマト」も実写化でしたっけ。…観ないだろうなあ、あれも。ああいうのは色々あるんですけど…何がなんでも実写化、というのはどうなんだろうなあ、まだ早いてのもあるけどそれよりも何よりも。

個々のイメージをぶち壊すんじゃねえよ、と。目の前でしゃべって動くことだけが華じゃねえんだよ、と。

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06/19/2010

面白ければ

それでいいんですが…。
最近流行りつつある「3D」が映画をダメにしていく(Yahoo!:ニューズウィーク日本版)。これはシカゴ・サンタイムズ紙映画評論家のロジャー・エバート氏が書かれたもので、9つの「ダメになる」理由を挙げています。
やや、と言うかちょっとかたよったような印象を受けるのは読んでる自分たちは日本にいるからでしょうか…。
最近映画館行ってないんで知らないんですが、日本でも3D方式の映画観る時は別に料金がかかるのかな…と思って調べてみたら大抵の場合+300円かかるようですね。専用のメガネが必要になりますし、モノがモノなんで仕方ない…と言えば仕方ないのかも知れませんが。

3Dについてはちょろちょろ触れたような気もしますが、自分、ここんとこホント映画館に行ってないんで実際にどんなものか分からなかったりします。…なんだか最近人ごみと言うか「ヒトが集まる場所」というのが苦手になってきてるような気がするんですが…。
それはともかくとして。技術的な面からしたら3Dというのは革新的な技術なわけです。2Dとして平面だったエンターテイメントが、画面から飛び出してきて実際にそこに存在しているような見方ができる。往年のSFにも出てくるシーンの再現…みたいなものではあります。

が、しかし。現行ではまだまだいくつか問題があったりします。
一つはメガネをかけないといけないこと。「メガネなしで3D」というゲーム機も今後出るみたいですけど…しばらくはメガネが必要となるでしょう。そしてメガネを着用することで起きる様々な弊害も考えなければいけません。例えば↑でエバート氏が指摘している「擬似3D」とか。原理的には3Dとそれほど変わらない(複数の画像を同時に見せることで立体的に見えるようになる)のでしょうけど、「アバター」のようにかなりの数の方向からの画像ではなく、できるだけ少ない画像で回す…と、そういうことではないかと思われます。そうなると質も落ちてしまいます。
もちろん体調の問題なんかもあるんですが…。

『ハリウッドは危機を感じるたびに新技術に頼ってきた トーキー、カラー、ワイドスクリーン、ステレオ音響、そして3D。要するに、最新技術によって家庭ではできない体験を提供するということだ。』(『』内↑記事より引用)
これもまあ、なんとなく分かるんですけど…どっちも。新しい技術で娯楽を提供できるならどんどん使うべきでしょう。でもそれに頼りっきりになるのもなあ、と。程度の問題なんではないかな…と。
でもたしかにシリアスな映画で3D、とかなったらあんまり意味はないような。適材適所と言いますかそれが生きる場所でしかも皆が面白いと思うのならなんでもいいんではないか、とか思ってしまうのですが。

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01/20/2010

二つほど 1/20

「テクノロジー」関係で二つほど。

一つ目。手軽にHDDを内蔵→外付けにできる「HDDケース」昨年に一番売れたのは(Yahoo!:BCN)。こないだPCショップ行った時に「HDDケースコーナー」みたいのが設けられてあって、しかし自分は「なんじゃこりゃ?」とよく分からんかったんで気にも留めてなかったんですが…なるほど、こういうシステムだったんですか…。
実は外付けHDDの購入を考えているもんで、ちょっと気になった次第ではあります。日に日に増えていくPC内の様々なデータ。CDやらDVDやらに焼いてもいいんですけど、焼いたことで安心しちまってそれっきり…とかそもそも焼く作業自体が結構めんどいもんで。結局HDDのこやしになっちまったりしてますけども、ある意味ムダに容量喰ってるのは間違いないわけで…なんとかせんといかんな、と。
さらにHDDにはクラッシュの危険性が常に付きまといますし。バックアップの意味としての「外付け」もアリかな、と。
ただ…自分のPC、良くてUSB2.0までなんですよねえ…転送速度なんかどうなんだろう…? 遅いのはちょっとなあ…。USB3.0が標準になるまで待った方がいいのかそれとも他の接続手段考えた方がいいのか。…まあ…それ以前に現在金銭的な余裕が相当にないんでいずれにしても即買い、というわけにはいかんのですが。

二つ目。3Dテレビ向け「飛び出す番組」をオンデマンドで配信(Yahoo!:読売)。例の映画の影響もあって、テレビ製作各社が「3Dテレビ」の販売を表明したりしてます。
しかし基本、普通に受信できる番組は3D対応ではないわけで。ハード面で充実してきてもソフト面、つまり3D対応の番組がないと意味がないわけです。対応DVDだけで満足するのか、と言えば…かなりきびしいもんがありそうですし。
そこでビデオオンデマンド、つまりは観たいモノだけ選んで観れるように、ということになったのでしょうけど…。
なんだか個人的には昔々流行った赤と青のメガネ(現在のはそんなチャチなもんじゃありませんが)のイメージからどうしても抜け切れなくて。ありゃ、一応「飛び出して」くるんですがあまり目に優しくなかった記憶しかなくて…。それに別にそこまでテレビに期待はしないでもいいかなあ…いや、ヘンな意味ではなく、これまでの平板なイメージに慣れているせいか別に飛び出してこなくてもいいかな…とか。
一度観てみないといけないかも知れません。現在の技術がどんなもんなのか、ということでもありますし何より観ないであーだこーだ言っててもしゃーないですし。

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12/01/2009

もっと貪欲に

やってもいいんじゃないか、とか思ってしまいますが。
Youtubeと日本のテレビ局、無料配信に様々な壁あり(iza!)。…ちょっと前は結構あれこれあちこち見て回ってたんですが「動画投稿サイト」、でも最近はなんかちょっと疎遠になってたりして。一応会員登録してある某サイトに久々に行ってみたら仕様がえらく変わっててびっくりしてしまったりしましたが。

動画投稿サイト、というのは読んで字の如く「動画を投稿できるサイト」です。自作もしくは自分が持ってる動画を「投稿」することができます。…大抵のサイトはその動画に対してコメントを残せるようになっているので、そのやり取りが面白くてハマってしまう人も多いんだとか。一部の神がかり的な人気を誇る動画は関連コンテンツが書籍になったりCDが出たり…とかそういうことになるケースもあります。
そういうプロではない人たちの新しい動き、ネット上での新しい自己表現の場、ということで注目されているのですが…。
これは昔から使われている手法の一つだと思っているのですが、既成のコンテンツ…例えばアニメのキャプ画だとか普通に販売している楽曲の一部だとか…を「借用」する方法というのがあります。モノは言い様とは言いますが、「MAD」「サンプリング」と言えば聞こえは良いんですが「パクリ」「無断使用」と言われればたしかにそうなってしまうわけで。仲間内でこっそり楽しむ程度だったらまだお目こぼし願えるのでしょうけど、こういう全世界の誰でも環境さえ整っていれば閲覧できてしまう状況では…さすがに簡単に見逃すわけにもいかなくなってきてます。
そりゃあ、テレビ番組丸々投稿、とかそういうわけでもないのに即削除、てのはあんまりだ…という声もありますけど、モノ作ってる側からすりゃ勝手に裁断されたり使われたりするのはあまり気分のいいものではありますまい。

そういった著作権上での問題がどうしても出てきてしまうわけですが…これ言い出してしまうと動画投稿サイトとテレビ局や出版社などは永遠に分かり合えないことになってしまいます。表現の幅が、がくん、と減ってしまえば動画投稿サイトの方も勢いなくなりますし。そうなったらその勢いに乗ろうか、とする意味がなくなってしまいます。

…個人的なとこですと…なんでもっと貪欲にやんないのかな、とやや不思議なとこであります。
↑記事の中にも出てくる某テレビ局と同名の新聞社がありますけど、そこは自社サイトの記事へのリンクも全部「ダメ(正確には事前に許可を申請)」になってます。ネットの特性の一つである「リンク」を拒否しているわけです(リンクとパクリは全然違うものです)。理由は…ネットの記事が栄えると新聞紙が売れなくなるから、らしいのですが…そんな後ろ向きでいいのかな、と。売りたいのならもっと貪欲に色んなことやっていったらいいと思うのですが、そういうとこまではさすがに出来ないもんなんでしょうか…なんかもったいないな、と。
知識や資料てのは大変に有用な資源なんですが、活用しない限り完全にムダであります。それを自社内だけに溜め込むてのは…いや、まあ、たしかに著作権のこと持ち出されたらなんも言えんのですけども。それでもなんとかできんのかなあ、もっと色々できるんじゃないのかな…と思った次第であります。

03:04 PM | 固定リンク

11/18/2009

色々ごたまぜ

みたいな意味合いだと思ってましたが「バラエティ」って。
放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会が意見書を提出(Yahoo!:産経)。これまでの「治癒」ではなく「予防接種」的な意見書になっているとこの記事では述べていますが。さらには現場に読ませるために挿絵やくだけた表現での意見書になった(iza!)、とのことですが…。
ま、現物見てませんしどんなのだか分かりませんが。意見書は意見書なんで「読んでもらう」とかそういう意味合いのもんじゃないと思うのですが…挿絵とか「この後スグっ!」とか。そういうとこだけ見るとなんか履き違えてる気がせんでもないんですが。

バラエティ番組、と言うよりテレビ番組全体…いや、あらゆる創作物に言えることだと思うのですが。観たり読んだり聞いたりした人100%が「これは良いものだ」「ああ感動する」「面白い、これ最高」と感激しまくるモノなんてのは存在しないのではないかと。名作と呼ばれる作品群はその割合が非常に高いということなんではないか…と。
いわゆる低俗なバラエティ番組にだってファンはいるわけで。それを面白いと思う人は確実に存在してるわけです。だから全部の意見をくみ上げての「意見書」というのも必要かと思うのですが…。
社会的にはやっぱり、とか色々あるでしょうし。低俗なのを認めるわけにはいかない、的な空気もありますし。そうそう単純にはいかないものではありますが。

「テレビなんてウソばっかだ」…と、そこまで言い切るつもりはありませんが…ネタはネタとして、と言うか。全部が全部マジなわきゃねーやん、と言うか。生きていく時だって全部が全部本気ではないでしょうに。ちょいとしたお遊びと言うかすき間みたいな意味でのバラエティ番組というのは無理なんかなあ、と。たしかにつまらんのもありますけどこれも大衆芸能の一つなんではないかなあ、とか思ってしまうのですが。テレビ番組全部が全部四角四面のガチガチにお堅いやつばっかだったら逆にみんな引いてしまうでしょうに…。

…とか言いつつ自分も最近その手の「低俗」なのは見てなかったりするんですが…。
選択肢はいつでも用意しておいて欲しいなあ、と。色々できるのがバラエティなんですし。

04:46 AM | 固定リンク

11/02/2009

ただ多様化しただけ

なんじゃないのかな、と思ってみたり。
テレビ視聴機会減も、決して「テレビ離れ」とは言えない(iza!)…これは「デジタルネイティブ」つまり「生まれた頃からPCや携帯がそれなりに普及していた世代」がテレビとどう向き合うか、というシンポジウムだったようで。実際に触れる機会は減っていてもテレビはまだまだ健在だぞ…ということを言いたいのではないか、と思われるのですが。

まあ、新聞に関してもこういうのがよくあったりしますが。別に昨今の流れはそういう媒体を締め出そう、としているわけではないのではないか、と。ただ…選択肢の幅がかなり広がってきているので別にどれか一つに限定する必要がなくなってきているのではないか…とか。
↑記事中では、回答者の半数以上が携帯のメールやPC見たりしながらテレビを見ていることに対して「テレビとネットの連動性」…テレビで分からない語句を携帯で検索したりしているのではないか、と述べられていますけども。たしかにそういう使い方してる人もいるんではないかと思われますが…。
多分、テレビ見ながらネットやったり(もちろんテレビの内容とは無関係)友人にメール送ったり(もちろん内容とは無関係)してるだけなんじゃないのかなあ、と個人的には思うのですが。片手間にメールやらネットやら、というのは実はそれほど難しくなかったりします。時間ない人は重宝しますし。効率よく見る、というか情報入手するためにはそういう方法も選択肢の一つに入るでしょうし。

100人の観客のうち今まで80人くらいがテレビを見ていたんですけど、その80人がネットや携帯に20人くらいずつ分割されてるような状況で、テレビには20人ほどしか残っていない…と。でも残り80人がテレビを全然見ていないかと言えばそうでもなく。他の媒体と「共有」しつつテレビも携帯もネットもやってる、というのが現状ではないか、と。
一昔前と言えばそりゃあテレビくらいしかなかったわけで(それより前になると映画しかなかった…とかそんな風になりますか…さらにその前となると紙媒体や直接鑑賞とか)。結構メインになる媒体が決まってたんですが。
最近はそうでもなく、楽しめるコンテンツというのは色々様々存在してます。どれか一つにこだわる必要もなく、その時々に応じて自分が欲しいモノを選んでいったらいいんじゃないの? と思ってしまうのですが。

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07/28/2009

二つほど 7/28

どうにも気になる?二つほど。

一つ目。アスベスト吸引や喫煙による「がん」誘発のプロセス明らかに(Yahoo!:YOMIURI)…簡単に「がん」とひとくくりにできるものではないらしいのですが…悪性の腫瘍、といったところでしょうか。そういった病気がなぜ起きるのか、アスベストやタバコでなぜそういった病気になってしまうのか…実は完全には解明されていなかったりします。
今回の発表によれば体内のラジウムが濃縮されて蓄積されることにより発症、とのことで。
ラジウムというのは放射性物質としても知られています。放射線は微量なら特に問題はないのですが(地球上だって宇宙からの放射線てのは毎日降り注いでます…色んなもんに守られてるんで微量ですが)大量に浴びると遺伝子が破損されてしまう恐れがあります。いわゆる「がん」というのは病原菌などの感染によって引き起こされるものではなく(病原菌がきっかけ、てのはありそう)自前の細胞が何らかの「変異」を起こすことによって起きる、とされています。遺伝子がおかしくなってしまうと普通の細胞が「がん」細胞に変化してしまうこともあるわけです…。
…これを逆手にとってわざと放射線を実験動物に浴びせて遺伝的に変異を起こさせる…なんてのもありますが。
しかし体内のラジウムを濃縮、ということとは。シロウト考えでは、肺に集まってしまったってことは体の中の他の部分にあった分のラジウムはどうなってしまうんだろう、とか色々ヘンなこと考えてしまいますが…。
これを機に治療法とか確立されることを願っております…。

二つ目。総務省による放送局への注意、BPOが反発(Yahoo!:産経)…いや、反発とかそういうのの前にもっと誠実な放送させろよ、と。BPOてのは放送の倫理を守る団体なのでしょうに、それがきちんと機能してればこういうこともなかったんではないかい? とか思ってしまいますけども。
BPO。放送倫理・番組向上機構…深夜にCMや実際の働きかけなどもやってます。全然何もやってねえ、というわけではなく例えばあまりにひどい表現であるとか人権侵害にかかわるような番組などには警告を発したりしています。…そういうとこは評価できるのですが…。
「政府が番組作りに介入する、ということは言論統制に繋がる」とかそういうことを言い出しそうで。今回注意を受けた放送局てのは過去にも(現在も?)いくつか虚偽だったり迷惑だったりする放送をしたことでも知られています。…はっきり言うとそういうのは困るわけで。表現の自由は守られないといけませんが、行き過ぎた自由てのは無責任以外の何物でもありません。そう言う兆候があるなら国でもBPOでも何でもいいからきちんと正してやってくれ、てのは誰しもが思うもんではないか、と思うのですが。

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06/14/2009

一方アメリカでは

一応?日本では2011年7月に完全移行が決まっている「地上波デジタル放送」ですが。アメリカでは現地時間で6/12にアナログ波は停止され、デジタルオンリーとなりました。
が…相談窓口に電話殺到、一日で全ての問題が解決はしないだろう(CNN)という騒ぎに。アメリカと日本ではテレビ事情はちょっと、いや大分違うんですが…それでもこういうことは将来日本が地デジ化した時には十二分に起こり得ると思うのですが。

日本の場合。屋根の上でもテレビの上でもアンテナ立てて電波を受信してテレビを観るのが普通であります。一方、アメリカは電波が届きにくい場合もあってケーブルテレビ、つまり有線で観るのが普通だったりします。チャンネル数も非常に多いですし、何より気象条件に左右されない(例外もありますけど…基地局?によっては影響受けたりするらしいです)というメリットがあります。
反面、当たり前ですが工事など(有料)が必要になります。テレビ買ってきて適当にアンテナ立てて電源入れりゃそれでOK、てなわけにはいかないわけです。
このケーブルテレビ、アメリカではほとんど…9割以上の家庭に普及しているんだそうで。それならばケーブルテレビ会社から「このままでは視聴できなくなる可能性が…」という連絡も届きやすいでしょうし。デジタル機器への移行も比較的容易ではないかと。日本でも暫定的にケーブルテレビでアナログ放送を流す、という取り組みがあったりしますし。

しかし日本はそういう構造?にはなってなかったりします。大部分はアンテナによる受信。…アメリカさんにはちょっと悪いんですがこれはいい教訓になったのではないかと思われます。チューナーの確保や対応の徹底など。そういうところまで今のうちにきっちりやっておかないと2011年7月には大混乱が起きそうな気がするのですが…。

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06/01/2009

問題ないのかな…

大丈夫なんだろうか、こんなことしても…ってのが正直なとこではあります。
アナログ放送停止の「リハーサル」を7/24に実施(iza!)。これは日本全国のアナログ放送を一斉に一日くらい停止…という豪快なものではありません。7/24の午前10時~11時までの1時間、石川県珠洲市でアナログ放送を止める、というものになります。デジタル放送はその間流れますんで、すでにデジタル対応機器持ってる人はもちろん問題なく。さらにケーブルテレビの場合は前にちょろっと述べた「デジタル→アナログ変換」をやるらしいのでこっちも問題はないことになります。
ではアナログしか受信できない場合は…「リハーサル中です」というお知らせ?が流れるようです…。

2011年の7/24にアナログ放送全停止。

…というのはかなり認知度が高いようで。テレビでもCMやってますし某ちでじ大使が逮捕されてその役を降りたことでも逆に知られることにもなりましたし。
ただ、2011年てのは2年後なわけです。
今焦ってデジタル対応機器買い揃えるほど追い詰められてる?わけでもありませんし。今買ったら政府がエコポント(なんでデジタル対応テレビが選ばれてるんだか今いち理解しきれてませんが)付けてくれてかなりお得になるよ~…と言われても具体的に何がどうお得になるんだかはっきりしない現状じゃあ、そこまでの購買意欲は湧きませんし。
…まさかそこまでとはさすがに思いませんが、2011年の7月くらいの段階でデジタル機器の普及率100%とか90%とか目指してるんじゃないだろうな…とか。現在で約半数くらいと言われてますがこれはこれで非常に高い値ではないかと(なんかこれでも低すぎるとか何とか総務大臣の方が憤ってらっしゃいましたが)。多分デジタルに完全移行してからみんな慌てると思うんですけども。

そのデジタル化に対して「リハーサル」。…1時間やって何が分かるんだろう、どんな問題点があぶりだされるんだろう…という素朴な疑問もあるにはあるんですが。そもそもなんで珠洲市なんだろう、とか。
結局ほとんど人が気づかずに終わるんじゃないだろうか、とか…。
やっても意味はない、とは言いませんが。でもやってもどんな意味があるんだろうか、となんだかちょっと首を傾げてしまったりもします。

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05/29/2009

二つほど 5/29

雑多に二つほど。

一つ目。カンピロバクター食中毒対策、鶏肉生食やめると効果大(Yahoo!:毎日)。一口に食中毒と言ってもその原因は様々あるわけですが。その一つが「カンピロバクター」になります。
カンピロバクター食中毒Q&A(東京都食品安全情報評価委員会)
…基本はきちんと火を通していれば特に問題はない、ということになりますか…。牛肉や馬肉には生で食べる用の規定があるんですが、豚肉や鶏肉にはそういうのがほとんどない、というのも注意喚起の要因の一つのようであります。
ただ、↑この記事でどうにも気になったのが「鶏肉を生で食べる家ってそんなにあるのか?」というところで。多分に地域性とか個々の食習慣なんかが絡んできますし、フツーにスーパーで売ってる肉をそのまま食う、というもんではないでしょうし。一概には言えないとは思うのですが…自分が今まで住んできた地域ではまず生で食べることはなかったもので。そんなに一般的なのかな…「5世帯に1世帯が自宅で生食にしている」(「」内↑元記事より引用)というのもなんだか首をひねってしまうのですが。たしかに「鳥刺し」というのは存在してるんですが…自宅でやるような料理なのかしらん?
むしろ「生で食べる」よりも調理の際に生肉触ってしまってそれで感染、という方が多いんでは…とか…?

二つ目。「安易で低劣なテレビ番組」にスポンサー企業が対抗策(Yahoo!:月刊FACTA)…自社の社員だけが調査対象かい、とか、現場知らん人間がああだこうだ口挟んでくるってのはなあ…とかツッコミどころも色々あるんですが。
でも「報道番組」で選ばれた番組は…たしかに視聴率は良くなさそうですが内容はしっかりしたものばかり。ただ「地味」なんだよなあ、と。耳目を引くような番組ではないけれどしっかりと作ってある番組。やっぱりこういうのは正攻法が一番なんではないかと思われますが…派手にやったら食いつきはいいんですがそれだけで終わってしまいそうで。
たしかに昨今の視聴率最重視てのはどうなんだろう、とちょっと心配にもなってきますが。物事をはかるモノサシてのは一つではありますまい。モノサシの一つの視聴率だけで番組決めてしまっていいんだろうか…でもそういう風にしちまった責任の一端は我々一般大衆にもあるわけで。社会の流れがそういった即物的で思考の必要のない娯楽を選んでいってしまった、とも言えるわけで…そういうとこ、変えるならじっくりと皆でやっていったらいいと思うのですが。

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04/01/2009

観てから言え

タイトルのこの一言に尽きるだろ、と言われればそれまでなんですが…なんか違うような、若干の違和感を感じてしまったのもまた事実であります。
アメリカ映画会社による邦画の「洋画化」原作忠実路線に(Yahoo!:産経)。これは従来?の大手会社が邦画を「イメージ」の一環として受け入れてまさしく換骨奪胎状態で映画を作り直す(でも世間ではあの名作がハリ○ッドで! となる)わけではなく。どちらかと言えば小資本、弱小(失礼)映画会社が日本の名作を生かしつつリメイクする、というケースが増えつつある、ということではあります。
…それはそれでアリかな、とは思うのですが。やっぱり国が違ったら受け入れられるもんも違うんで、リメイクされると元の国の名作ファンにはどうしても許しがたい面ができてしまうのは仕方ないことで。それが多少なりとも緩和されるのならそれはそれでアリかな…と。

でもどっか違和感を感じてしまうのは絵的な問題もあるでしょうし。例えば記事で紹介されているハチ公のお話。主演はリチャード・ギアとのことで(シャルウィダンスもこの方でしたっけ洋画化)すでにこの時点で「邦画」ではなくなってしまうような。…別に東洋人を起用しろ、と言ってるわけではありません。記事内の写真を見る限りではレンガ造りで道幅も広い「洋風」な町並みでリチャード・ギアという「西洋人」が「和風」な犬を可愛がっている…ようにしか見えないわけで。
そうなると変に勘ぐってしまうわけです。あー…なんかアメリカナイズされた広い家で奥さんと子供がいて、そうすると自家用車があって…じゃあハチ公はどこへ迎えに行くんだろ…? とか。まあ、これでは正に「下衆の勘ぐり」というやつになってしまいますが…。

それでもストーリーをぎゅっと掴み出してあっちの情景に当てはめてくれるんではないか、そういうのならぜひとも観てみたいな…と、そういう風にも思えてしまうもので。…やっぱり観てみないと分かんないもんではあります。

ところで。記事中では「幸福の黄色いハンカチ」も同様に洋画化される、と…。
あれ? たしかこれって「She wore a yellow ribbon」とかそういうアメリカ民謡があって、ジョン・ウェインが映画化しててたしかこれに影響を受けたとかそんなんだったんじゃ…? てことはある意味逆輸入…?
(なお、『幸福の黄色いハンカチ』≒『屋根に万国旗を飾って頭は日本髪(以下略)』にピン、とくる人は果たしてどれくらいいるもんなんでしょうか…出典は 徳間書店 高橋葉介「夢幻紳士 9 飛翔編」)

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02/18/2009

まあ、こんなものでは

…なんかこんな感じのタイトルで別の記事を書いたよーな気もしますが。
地デジ。テレビ・チューナーの普及率は49.1%で目標の58%に届かず(Yahoo!:読売)。まあ、こんなもんではないかな、と。逆によくここまで行ってるな…と驚いていたりして。テレビCMも結構盛んですし(各民放NHK共同CMてのはどこ行ったのやら)認知度はそれなりにあると思うのですが。

これがちょっと前に問題になった「マーク」のない電化製品は売却・使用禁止にする件とか。あるいはタバコの成年認証カード「タスポ」とか。官報に載せたっきり周知も何も徹底せずに粛々?と実行しようとしたり煩雑な手続きのまま押し通す形で実行、結局同胞のはずの町のタバコ屋さんが消えていくきっかけになったり…と明らかなる不手際の数々に比べればまだマシなんではないか、と個人的には思っているのですが。
2011年7月24日までに現在のアナログ放送は終了、地上波デジタル放送に切り替わる。
特定の地域では前倒しで実行する、なんて話もありましたけど。ごり押しっぽい形の割にはそれなりに認知されているように思えます。

↑の調査が「地デジ移行を知っていますか?」で半数割れだった…というのならたしかに慌てるべきだと思いますが(たしか以前の調査では「知ってる」が過半数を超えてたはずなんですが)「機器の普及~」はまだ早い、というのが一般的なとこなんではないか、と。不景気でカネがない、というのもたしかにあるとは思いますが…2011年てのはさ来年なわけで。2009年の今年に慌てて買うこともないだろ、コピーテンなんかの録画の問題だってまだまだ確定してないかも知れないってのに…というのが主流なんでは、と。
…自分も2011年になってから慌てようかなあ、とか思ってるクチですし。予想としては2010年の年末か翌春、つまり2011年春の商戦で大量の地デジ対応商品が出回るんではないかな、とか。自分も含めて大抵の人はテレビなんか映ればいい、というのがほとんどでしょうし。じゃあ、ぎりぎりまで待って選択肢の幅が十分に広がってから買おうかな、と…。

それよりも前にきちんとやっておいて頂きたいのは「廃棄テレビの処置」「地デジ詐欺の対策」てなとこでしょうか。恐らく移行前後には大量の不法廃棄が出ると思われます。そして「こうこうこうすれば安く地デジに移行できますよ…」とか「このテレビなら何も設定しなくても大丈夫」などと言う詐欺も横行しそうで。特に高齢者の方々なんかは心配ではあります。
警察など関係機関との協力も欠かせないのでは、と。そういうとこは大丈夫なんでしょうかね…?

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12/10/2008

やっぱり無理なんじゃないのかなあ

まあ「観てから言え」て言葉?もありますし。フタあけてみないと分からんわけですが。
キアヌ・リーブスがハリウッド制作版「忠臣蔵」に主演決定(Yahoo!:VARIETY)。「主演」てことは大石内蔵助やるってことなんでしょうか…それとも別の誰かなのか。「47 Ronin」てのはなんだか題名は悪くないんですが…さてさて。
前評判、と言うか↑記事だけからの印象からするとラストサムライみたいな風景の中で(忠臣蔵じゃねえ…)キアヌ・リーブスが日本刀振り回して敵をばったばったとなぎ倒す、とかそんなイメージが浮かんできてしまいます。最後の切腹なんかどうするんだろ。大立ち回り演じて最後はみんなハラ切って終わりました…とかそんなのかなあ…?

「欧米製時代劇」と「日本製西部劇(もしくは騎士物語)」てのは似ているようで違うような、かなり違うんだけど似てるような気がします。…どっちやねん、て言われそうですけど、どうしても「ギャップ」が出てきてしまうのは、ま、しゃーないっちゃあ、しゃーない話ではあります。観客が求めてるもんも制作側が送り出したいもんも前提からして違うわけですから。そういう「違い」を楽しめるかどうかで向こうの映画を楽しめるかどうかが違ってくるような。
…でもこっちで普通のやつを向こうがリメイクすると、どうしてもみんなに固定イメージがありますんで…異常なほどに違和感を感じてしまって受け付けられない、ということになります。今回の忠臣蔵だと…元来のイメージは江戸期の芝居にまで遡りますし。さらに年末の恒例として長時間テレビでやってたりして…結構重々しいとか人情物とかそういうイメージが強く、あんましアクション物にはなりそうもないような。
実際のとこ、山鹿流というのは孫子の流れを汲む兵法でかなり実戦的だったらしいんですが。ただ「実戦的」ということは結構地味なわけで。例えば一人の敵に対して必ず複数で当たる、というのがあったりします。…こうした方が当然効率?はいいんですが…ショーとして考えると、なんだかヒキョウと言うか多勢に無勢と言うか。寄ってたかって一人をタコ殴りにするわけですから華はありませんわな。もちろん、見せ方によってはこういう戦闘でも華を持たせることはできるのですが。

逆に和製西部劇。…ちょっと違いますけど椿三十郎とかその辺になっちまいますか。アメリカで伝統的に人気のあるデイビー・クロケットとかワイアット・アープを日本人がやる、と考えると…難しい…誰かできる俳優さんがいるだろうか、と。大柄でアクションもできて存在感のある…と。なんか、その辺妙に遠慮してしまいそうな。そもそも話的に日本人がやるのは合わんだろ、とかそういう意見が出てくるのがお国柄の違いなのかも…。

…まあ、これでハリウッド版「忠臣蔵」が日本でも大変にヒットして「別解釈忠臣蔵」とかそういう風になったら…いや、そういう可能性がゼロってわけじゃありますまい…それはそれで面白いと思うのですが。でもやっぱり無理かなあ、向こうでウケてもこっちじゃ冷笑もんなんじゃないのかなあ…。
過去に、いや、最近でも某DBがリメイクされるとかで。限りなく向こう系の画面が出てきたりしてますが。…昔超有名カンフースターJ・Cが「シ○ィー○ンター」を実写映画化したことがあるんですが。…どこが○ティーハン○ーなんだかよく分からん内容で。別に実写化ではなく普通にカンフー映画として売り出しても良かったんじゃないか、と。その辺考えなければJっぽいお祭り騒ぎ満載で悪くなかったですし。

ま、合わないものを無理にやるよりも合ったものを懸命にやった方がいいんではないかい、とか思ってしまうのですが…どうなんでしょ…。

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12/01/2008

難しいとこ

テレビ番組の「低俗化」について放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会が検討開始(iza!)。…最近のテレビ番組、特にバラエティの分野で「パワハラ」「セクハラ」といった行為が相次いでいる…ということのようですが。基本的にBPOは視聴者からの苦情があって(CMでもそう伝えてますな)動き出すもののようなので、そういう苦情が多数寄せられていればこういう動きが出るのも当然、と言えば当然ではあります。
ただ、まあ、あんまりやりすぎると今度は番組側ががんじがらめになってしまうし「表現の自由」は? ということにもなってくる、という…ちょっと難しいとこではあるのですが。

「笑い」とは何か、どうやったらヒトは笑うのか…という命題は古今東西を問わず色々な人たちを悩ませ、様々な技法を生み出してきました。その中の一つに「誰かを落とす(下に見る)」というのがあります。実際、流れによってはかなりの「笑い」を取れますが、その場限りのことも多く長続きするもんではありません(笑いなんてのは大抵そんなもんですが)…しかし爆発的な威力はある。
しかし同時に「下品だ」「不愉快だ」とあまり良い目で見られないことが多いのも事実。
やり方によってはそれほどでもなかったりするんですが(例えばおっちょこちょいの主人公で軽い笑い=親近感持たせる、とか)これがエスカレートしていくとそういった「反対意見」がどんどん増えていくことになります。…テレビに限らず娯楽なんてな低俗で当たり前だと個人的には思ってるんですが、度を越してしまうと…これが百人入るか入らないか、とかそういう場ならともかく…数万、数十数百万、ヘタしたら数千万単位の人が観てる場ならある程度ソフトにする必要があるんではないか、と。他人の落とし方も大衆向け?と言ったらなんか微妙ですけど加減した方がいいんではないか…と。
…でもそうやってソフトにすると今度は笑いが取れなくなったりして。そういうとこも難しいもんではあります。

ただ、最近の(別に最近に限ったことじゃないんですが)テレビは、どうも誰かが成功すると一気に全部そっちへ流れて行ってしまう傾向が強くなってきてるような気がして…ちょっと心配なんですが。低予算で視聴率もイイから、ということで一週間にクイズ番組が一体いくつあんねん…とかそんな状況ですし。まあ、これには前フリ?としていわゆる「トリビア」系の番組とか生活の知恵系の番組の台頭、てのもありましたけど。個人的にはそういう情報系の番組が増えてくれると嬉しい限りなんですが…ここまで多いと、ちょっと。しかもクイズばっかりですし。
もっと色んな多種多様な番組作りてのは…難しいんですかね。某公共放送以外だと別にどの局がやっても似たりよったり、同じような作りの番組ばかりになってますし。…まあ、某公共放送にしても型にはまりきった番組作りしかしてないような気もしますけど…。

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10/23/2008

見直し…?

廃止まではいかんだろ、と思うのですが…NHK、朝の連続テレビ小説(通称朝ドラ)見直す方針へ(Yahoo!:産経)
理由は簡単なことで視聴率が悪いからであります。海外でも人気があって、もはや伝説と化している「おしん」もこの時間帯に放映されていたんですが。水道の消費量がこの時間帯だけ減るからおかしいな、と調査してみたら主婦がみんなコレ見ていて家事の手を休めていたから…とかそういう話まであったりして。
そういう過去の栄光?も今はいずこ、というやつで。そこで見直しを図るのでは…ということになっているようではあります。

自分は全然見てないんで、内容についてはちょっとコメントしづらいんですが。
時間的にはそれほど問題ない時もあったりします。夜に働く場合が多いので昼間は空いてるからです。…が、朝、ってのは…大抵寝てますから。そりゃ、見ようと思えば見れるんですがそこまでして見る気もない…というのが個人的なとこではあります。そもそも実写のドラマはあんまし好きな方ではないので。どうしても「演技してる」てのが目や鼻についてしまって、どうにも受け入れられないことが多いのです、自分の場合。
それでも一大ムーブメントを引き起こし、今でも誰も見てないってわけもない「朝ドラ」ではありますし。でも…NHKのドラマてのも最近はなんだか少し違う方向へ行ってるような気もしていたりします。

大河ドラマは時々見てました。歴史が好きなもんで…。ただ、これも最近は見なくなってきてます。なんだか構図が出来上がってきてるのがなんだか哀しくてつまらなくて。
「話題提供=過度な地元礼賛=客寄せパンダ」
なような気がして。今年は何々をやる→じゃあ地元のどこそこを盛り上げないと、みたいな。今回の篤姫は鹿児島、京都、東京(江戸)と結構ばらけて?いるのでそうでもないっぽいんですが、ちょっと前の新選組の時なんか京都と埼玉に集中してたのでその手の番組もそこへ集中。もういいだろ、てなほどに集中してましたが…。

体質的、と言うかNHKの流れ的にドラマやったらこんな感じではないか、民放とは若干ズレがあるよな…てのはあります。それに沿ってしまうとやたら優等生っぽいのが出来上がると言うか(妙にマニアックだったりもするのですが)そういうのがあります。その辺は好みの問題にもなりますんでいいわるいで判断はできないのですが…個人的にはどうも、と敬遠したくなる世界ではあります。
教養やドキュメントなんかにもそういう「体質」はあるにはあるんですが、NHKてのは体内に膨大な量のデータを抱え込んでいます。それこそ民放ではできないほどの。それはCMがない、公共放送だ、という特性からくるもの。…こういうのを上手に生かしていけたらなあ、と期待してるのですが…なかなか難しいようではあります。

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02/26/2008

完全なる私見ですが

どうにも気になったので、ちょいと。
漫画「おせん(きくち正太原作)」が実写ドラマ化、半田仙には蒼井優(Yahoo!:スポーツ報知)。蒼井優さんは基本映画中心のようですが「Dr.コトー」にも出てましたしCMにも出てますし。好きとか嫌いとかそういう話ではなく…そういうのもアリかな、とは思うのですが…。
うーん…「おせん」かあ…と。←こっちの「オススメ」にも載せてますけど大好きな作品ではあります。それだけになおのこと不安のような危惧感と言うか…大丈夫かなあ、というのが本音になってしまうのであります。

最近の流れですと「ドラマ→漫画原作」「アニメ→ライトノベル原作」というのがよく出てきます。昔は「アニメ→漫画原作」で、さらに「アニメ→ゲーム原作」へシフトしてたんですが。まあ、それでも「ドラマ→専用脚本」てのもまだまだ主流ですんで、漫画に抵抗のある方でもそれほど目くじら立てることはないんでは…とは思っておるんですが。
個人的なとこで言いますと実は実写ドラマがあんまり好きな方ではないもんで…。
アラを探す、というわけではないんですけど…セリフや話の流れから感じ取る「イメージ」が演技から受けるそれとは大幅に違ってることが多いんです、自分の場合。そこでそこはかとなーく違和感が積み重なって行ってしまって…最終的にどうにも居心地が悪くなって、見なくなってしまう…。それでも前出の「Dr.コトー」や「HERO」「踊る大捜査線」なんかは好きで観てたりしたもんですが。
テンポ、とでも言いますか…ヘンに考え込ませないで(気づかせないで?)するするっと流れていく系統が合ってるのかも知れません。
アニメでも同様の「ズレ」が起きてはいるんですが、アニメてのは「観せる」ことに特化できるせいか、あまりにも自分の感性とかけ離れてたりしない限り観続けることができたりします。

言い方を換えてみると…つまりは個人的に受け入れにくい行動・表情・言動があってもアニメなら「まあいいか」で済む場合が多いんですけど実写だと「…あり得んだろ」となって拒否反応が起きてしまうのが自分の場合ではないか、ということです。もちろんこういうのは個人差?があるんで一概にこうだ、と言えないことは言うまでもありませんが…。

で、そういうのが出てくるんじゃないのかなあ、という心配が「おせん」にもあるわけです。
原作はヒトが空飛んだり過激な戦闘シーンがあったりするもんでもないんで、そういう意味では実写向き、なのかも知れませんが…ううむ。
それでも実際に観てみないことには何とも言えんわけで。4月から、とのことですし…とりあえず観てみようかと思ってます。自分が好きな作品がこうやって他メディアにも進出していく、ってのは、色んな人にも認められたようで結構嬉しいもんではありますし。

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10/05/2007

別に誰だって

いいんですけれどね…。
ハリウッド・実写版ドラゴンボールZの監督、決定か?(Yahoo!:)…かなり前から各方面で噂されていた「実写版ドラゴンボール」それも「ハリウッド版(違うとこで実写リメイクされてたようですが)」なんですが。噂が先行してしまっていて、さて、誰が監督するんだろう、とか…悟空は誰がやるんだろう、とか、そういうとこまでは話が出てなかったんですが。
今回もジェームズ・ウォン氏が監督をやるようだ…ということのようで本決まりではないようではあります。

ただ…まあ、個人的なとこで一つ。
マンガやアニメの実写化てのは…基本的にやめといた方がいいんじゃないのか、と。
最近でも深夜に某魔法使いマンガ(アニメ化もされた)が実写でやってますけど、何がしたいんだかよく分からん状態で。特に日本の場合、何かこういうのの実写版は若い役者さんの鍛錬の場だとされているのか(某特撮系も?)どうにも一般には受け入れられにくい演技をする場合が多いもので。…原作好きな方が非常に「なんじゃこりゃ」状態になってしまうのもなんとなく理解できてしまいます。
そもそも「実写」「アニメ」てのは全然違うモノだと思っているのですが。
例えば「表情」。実写では当たり前ですが人間の役者さんをそのまま使います。人間てのは無数の感情が複雑に入り交じった顔をしてます。そこでどうやってその場に合った表情を引き出せるか、感覚や感情をどう「演技」できるか、がポイントの一つになってくるわけですが…アニメではまた事情が違ってくるわけで。その場に合った感情を、一つ(もしくは引き立たせるために二つか三つ)突出させてみる…なんてのは言ってみればアニメの特権でもあります。伝えやすい「表情」を作ることができるのですから。反面、一つの感情しかない単純な表情が増えてしまうことにもなります。その方が伝わりやすいのですけど、そんな顔の人間が実際にいるんか? とか言われてしまうと…。

そして「動き」の問題。当たり前ですけどアニメやマンガでは現実ではあり得ない動きだってできてしまいます。…ドラゴンボールですと…かめはめ波はどうにかなりそうなんですけど、空を飛ぶ、とか。スーパーマンやウルトラマンのようにポーズ決めて飛んでるわけではなく、かなり自由な状態で飛び回ってます。あれ、実写でやるととんでもなくマヌケな感じになりそうな気がしてるんですが…どうでしょう?
例をあげるとキリがないんですが、そういう「アニメ独特の要素」を実写でやろうとすると、どうしても無理ができてしまうんではないか、と。特に現実では起こり得ない現象を描写する時はどことなく「違和感」が出てしまいそうな…。
逆にそういう非現実的なモノがないもの、となると…これは原作として非常に受け入れれらやすいものになります。最近はそういう実際の世界を題材にとったマンガもたくさんあります。そしてそれらを実写ドラマ化したもので大変にヒットしたものもあります。個人的に好きなとこでは「Dr.コトー」とか。そういうやり方だってあるんでは、と思うのですが。

…しかし。もう一つ別の問題が今回のドラゴンボール実写化にはあるような。…相手が日本人じゃない、ということで。過去にもハリウッドで映画化された日本作品(マンガ・アニメに限らず)てのは多数あるのですが…どうにも「違和感」が拭えないものが多いような。育ってきた環境や文化の違い、てのはこういうとこでも顔出してくるような気がしてるんですが…。
まあ、実際に観てみないと分からないわけで。観てから文句言え、というのはよく聞く話ではあります。が…なんだかどうにも期待薄だなあ、と個人的には思ってしまうわけです「実写版○○」てのは…。

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08/05/2007

二つほど 8/5

さてさて「エンターテイメント」で二つほど。

一つ目。東京都心でF1開催?(iza!)…って、まあ、そういう構想がある、というお話のようなんですが。
有名なとこではモナコでやってる「市街地」F1。普段人が生活してる建物の間を、一般道をびゅんびゅんとレース仕様のクルマが走り回るてのはたしかに見ごたえあるんですが…なんだか純粋な疑問として。日本の東京の都心でンなことできるんだろーか、と。
許可の話とか権利の話とか。そういうのももちろんあるんですが。でも、そっち関係をとっぱらってみたとしても…なんて言うんですか国民性?として受け入れられるんだろうか…と。大多数の人が理解を示す国民性?ならこういう動きは歓迎されるんででしょうけど、日本ではどうかな、と。なんだか拒絶反応が先行してしまうような気がしてます…。
そういうのもやってみたらいいんではないかい? というのが個人的な考えではあるのですが…まあ、まだ本格的な話というわけではないようですし。今後どうなるかが最大の関心事になるのかも知れません。

二つ目。注目の夏休み映画、ヒット予想(Yahoo!:オリコン)。昨日あたりから新作がばすばす出てる映画関係ではあります。…やっぱりこういう時期にどこもぶつけてくるもんなんですねえ…。
嫌いではないんですが…映画。それでも映画館に行くのがキライ、と言うか。うるせえガキとかいるんだろーな…とか考えただけでイヤになってきますし。それに何より…入場料が。一回くらいならどうにかなるんですけど、それ以上で考えるとなー…やはり負担が大きくなっちまいます。
でも毎年あれも観てみたい、これも観てみたい、という思いだけはあったりして。DVDもいいんですけどあの大きなスクリーンと独特の閉塞感の中で観る、てのはやっぱり捨てがたいもんがあります。しかし…混むんでしょうね、やっぱり、この時期は…。
仕方ないと言えば仕方ないことではあります。お客が多くないと、いや、この時期に集中するのはそれが目当てなわけでもありますし。

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07/07/2007

たなばーた

今日は7/7、織姫と彦星が一年に一度だけ会える七夕でもあります。
Yahoo!国内トピックス:七夕
…でも天気が良くないと会えないわけで。でも日本列島は沖縄・奄美・北海道以外はまだ梅雨なわけで…。
しかも九州地方ではなお大雨に対して厳戒態勢続く(Yahoo!:西日本新聞)という…七夕どころではないような、かなりヤバい状況になっております。
一方で…自分の住んでる関東地方はなんだか曇りはするんだけど…という程度。梅雨というのは明ける前にどばっと降る、という話もあります。そのせいで九州は大雨になってるようではあるのですが…梅雨前線がなかなか北上してこないもので、関東は、どうも梅雨らしくない空模様となっております…。
週明けには降るんではないか…という話もあるんですが…いやでもやっぱり曇りなのかな…とか。どうなんでしょう…。
気象庁

ところで7/7。しかも2007年の7/7。ということで40周年の「ウルトラセブン」のイベントが行われました。「思い出に残るセブンの敵」ということで大賞および最優秀宇宙人にメトロン星人、最優秀怪獣はエレキング(Yahoo!:デイリースポーツ)が選ばれ、あのちゃぶ台をはさんで向かい合うシーンも再現。…なんだか↑の写真記事だとメトロン星人がやたらハデに見えるんですが…もっとくすんで?いたような記憶があるんですが。
もちろん本放送時に観てたわけではなく、再放送を観た上での記憶ですけど。仮面ライダーのような「等身大」のヒーローではなくウルトラマンのような「巨大」ヒーローの方が好きだったんです、子供の頃は。…大きい方がイイ、というわけではなく、多分、あんなのが等身大でうろうろしてるのがイヤだったんじゃないのか、と。見上げるほど大きな怪獣なら「あ、こりゃあり得ねえな」と非現実で片付けられますけど…怪人やら宇宙人だと、どうしても現実的な大きさになってしまいます。そういうどっかにいそうな大きさというのが、あの頃はとても怖かったんではないか、と。
まあ、そういったウルトラシリーズでもセブンは今でも好きなシリーズに入ります。最近のは…どうも。別に無理に懐古趣味出さなくたっていいじゃねえか、とか、なんで特撮物って特有のセリフまわしするんだろう、とか…。

そんな?セブンでのメトロン星人ですか…。
タバコに「赤い粒」を混ぜてヒトを錯乱状態にする。そして人間同士の信頼関係を失わせて侵略をやりやすくする…その流れでモロボシ・ダンとちゃぶ台はさんで向かい合って交渉してたような、記憶があります。結局決裂して円盤叩き落されてたような。前線基地が四畳半のアパートというのもシュールだったんですが…。
なんか予算や尺の関係で戦闘シーンがほとんどなくなった、とか、ちゃぶ台のシーンも色々あったとか…どこで聞いたんだっけか、この話。さて?
詳しい内容は、実はあんまり覚えてません(汗。…↑こんな感じだったと思うんですが…という程度ですんで、詳細を知りたい方は詳しく調べてみることをオススメします。
でもエレキングかあ…最優秀怪獣。個人的にはキングジョーとか好きなんですが。

なお、今年5月にはソガ隊員を演じた阿知波信介氏が逝去されました…ご冥福をお祈りいたします…。

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05/25/2006

著作権のお話

映画「ローマの休日」の激安DVD販売に対して配給元のパラマウントが販売差し止めの仮処分申請(Yahoo!:Sankei)。コトはかなりややこしい著作権に関する問題です。著作権の切れた「パブリックドメイン(=公共所有物:個人や団体ではなくて一般公衆が所有)」として激安販売している会社にパラマウント社から「著作権はまだうちにある」と抗議があった、ということです。
著作権 ~新たな文化のパスワード~(文化庁)

映画というのはまたちょっと他とは違う面もあるそうなんですが(配給制度とか人員数とか)、基本的には「創作」した人もしくは団体が「著作権」を有する…という最重要項目は変わっていません。ただ…映画は個人で作る場合がほとんどないので著作権の名義が団体になります。例えば小説とか絵のように著作権の名義が個人なら、その個人が死んでから後50年間は保護されるんですが…団体名義の場合は創作物が「公開」されてから「*」年、というようになっているのです。
この「*」には色々な数字が入るのですが…映画の場合、日本では現在「70」が入ります(書物や絵画などは原則として50)。つまり、今年公開された映画は2076年末までは著作権を主張できます。その年の1月1日から起算するため年末12月31日まで、となります。

「ローマの休日」が公開されたのが1953年。1953+70=2023でパラマウントにはまだ著作権あるんだ、じゃあ順当な仮処分申請だな、と思われそうですが…実は2003年までは「*」の数字は「50」でした。2002年に著作権法の改正が32年ぶりに行われて、その際に「2003年1月1日から映画の著作権保護期間を50年から70年に変更する」と規定したのです。
が…
1953年に公開された映画の著作権保護が切れるのは「2002年12月31日」です。しかし法律の施行は「2003年1月1日」から。解釈によっては施行直前、タッチの差で著作権の保護期間は切れてしまっている。すでに切れてしまった著作権保護は継続しない、という話じゃないか、もうすでにパブリックドメインなんだよ…と。
しかもこの「1953年」てのは国内外での映画の当たり年なんだそうで、こういうケースは多いんだそうで…たしかに司法の決断を待ちたいところではありますが…ううむ。

著作権法てのは世界中にあるのですが…国によっていくつか細かい違いがあったりします。一応「利用されている国の著作権法に則る」という原則があるので↑の場合も日本の著作権法が適用されているのですが。…某国では映画の著作権保護は95年間になってたりします。…いや、まあ、そりゃ、すげえ金額が動くから、なんですが…世界的に有名なアレを守るためなんじゃないか、とかそんな噂も…。

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05/06/2006

妥当なのかどうか

竹中総務相「NHKのネット配信の全面解禁を」(Yahoo!:Kyodo)…すでに竹中総務相の私的懇談会が2007年の全面解禁をメドに調整に入っているそうです。…ネットでテレビ番組を配信、というのは最近出てきた新しいスタイル?ということで注目されてきてますが。
NHKの場合総務省の指針でネット配信は10億円程度の規模、となってますんで、これが「足かせ」になってました。これも撤廃しよう、もっと大がかりにやってみよう、ということのようなのですが…。

NHKとは言わずと知れたCMなしの基本「受信料」で運営している放送局です。昨今の不祥事連発?で信用というか信頼が落ちてきていて、受信料も未払いが増えているそうで。そこら辺の巻き返しを狙いたいとこではあるようで。
だがしかし。この「受信料」実は「受信税」という見方もできるわけで。
NHK側にしてみれば「国民皆様のお金で」となってますんで、必ず払ってもらわないといけない(結構あいまいな区分なんですけど。世帯単位なのか居住地単位なのか、とか)。でも受信「契約」で受信「料」なら払う側も「選択」できます。つまり、見たくないから払いません、とも言えてしまう。義務ではない、と解釈してしまえば本来ならテレビに「NHK選択機能」というのがあってもいいんではないか、と。
…それがなんだかどうも。この受信「料」てのはちょっと前の「国民年金保険料」が「保険税」に変わったのと同じように捉えられているようで。税金なんだから必ず払わなくてはいけない、と徴収(集金ではない)する側は思ってしまっています。

で、これをネット配信するとなると…どうなるのか。
NHKには他の民放とは比較にならないくらいの大量の作品・報道記録が保存されてます。それらを随時閲覧することができれば色々役に立ちますし、NHKのPRにもなる。さらにネット配信ならどこかへ出かけなくても閲覧できます。これは利用者にとっては嬉しい限り。
なんですが…この「ネット配信」、有料になりそうです。いくらぐらいかは分かりませんが。
となると受信料との二重取り?なんて声も出てくるわけです。有料となると…利用者は一気に少なくなるでしょうし、なんだか手続きもめんどいことになりそうな。

…線引きをしっかりすればいいのではないか、とは思うのですが。受信料にしても今のままあやふやな状態で払わなくても罰則もない、契約ですから…とかそういうのではなくて。きちんと決めていったらいいのでは、と。ネット配信にしてもやるのは全然問題ないと思うのですけど、有料が妥当なのかどうかは…そこら辺も、なんだか不透明?ではあります。なあなあで済ますわけにはいかない、と思うのですが。こういうことも。

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04/22/2006

世代交代

そろそろ各方面にそういう「波」が押し寄せてきております。テレビ番組「笑点」も例外ではなく。司会の三遊亭円楽師匠と「チャ・ラーン」でおなじみの林家こん平師匠の「勇退」が決定的となりました(Yahoo!:デイリースポーツ)。「笑点」としてスタートしたのは1966年。円楽師匠は第一回から一時降板をはさんで1977年まで出演、1983年に司会者として復帰しています。こん平師匠は五代目の司会者となる桂歌丸師匠とともに第一回からの出演者(共に一時降板期あり)でしたが…やはり時代の流れ、というやつでしょうか。さびしくもあります。
なお、円楽師匠→歌丸師匠への「司会者」変更、そしてこん平師匠の後釜は現在代役となっているたい平師匠となりますが、歌丸師匠の抜けた出演者の穴は春風亭昇太師匠が有力候補とのこと。
笑点web(日テレ)
笑点(Wikipedia)

初めて見たのはいつだったか…覚えてませんが。…司会が三波伸介さんの時のはずで、なんだかその辺は覚えているような気がしてます。時間的に夕食の時間で、なんとなくテレビがついてて、そこで見たような記憶もあります。
まあ、寄席に行ったことのないエセ落語ファンにとっては原点のような番組ではあります「笑点」、大喜利もイイんですが…「前座」の芸人さんたちもイイものではあります。これと日曜朝早くにNHKでやってる「日本の話芸」で落語や芸への飢えをしのいでた時期もあったりして。余分な動きや余計な動作のない「話」「しゃべくり」「間」「掛け合い」だけで笑いなどの感情を相手に共有させ得るってのは…よく考えてみりゃ、スゴイことではあるわけで。素人が簡単にできることではない(簡単そうに見えるんですが)わけで…玄人の良さ、というのがにじみ出てて、なんとも言えない。
こういう「イイなあ…」と思わせる原点が笑点だったわけです。

そしてその笑点にも新たな世代への交代の波が。いつまでもあの面子で続くわきゃない、ドラえもんだって入れ替えやったじゃないか(ほとんど見てないんですが…)、サザエさんだって少しずつ変わってきてるぞ、と…そういうのは分かってるんですが、ねぇ…。
やっぱりさびしいもんなんですねえ…こういうのは。もちろん、新しい方たちには頑張って欲しいですし、新しい笑点を見せていって欲しいのですが。

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04/21/2006

カンヌでUDON

カンヌ国際映画祭で讃岐うどんを題材にした映画「UDON」のPRで「うどんパーティ」を(Yahoo!:日刊スポーツ)…映画祭そのものに出展するわけではないようなのですが。それでも映画関係者が多数集まる場での手打ち実演やら試食やら。世界的な展開を目指す強い意気込み、と言ったところでしょうか。
UDON

讃岐うどん、と言えば…最近は関東でも認識されるようになってきました。ちょっと前にはブーム?のようなものもあったんですが…あれほど地域と密着してる食材もないのではないか、と思ってしまいます。
例えば…喫茶店、というのは地域色を最も強く表している店の一つ。料理の内容にもその地方ならでは、というのがあるんですが…香川では当然讃岐うどんがメニューにあります。そして店、と言えば忘れてならないのがセルフのうどん屋。香川ではごくごく当たり前なんですが…関東にもありそうではあるのですが。近場に一つあったんですけどいつの間にか潰れてしまってたりして。
麺からツユから薬味から乗っけるモノまで全部自分でチョイスして取っていきます。トレイとどんぶり持ってカウンターの端から出発。そのままカウンター上で自分好みのうどんを作って最後に清算。…もちろん、たくさん取れば高くなりますが…千円超えるとなるとどんな豪勢なうどんやねん、てな具合で安いものです。
その安さは自分のところで製麺しているから。製麺所とうどん屋が一体になってる場合がほとんど。だから安い。

映画の方はそういう「讃岐うどんへの情熱」をそのまま押し出したような作り、のようです。公開は8/26。…どうかな、見に行こうかな、久しぶりに。最近映画館行ってねえし。ううむ。

…あー…でもな…最近食ってねえな、讃岐うどん。見たら食いたくなりそうな気がしてます。
一番身近なのは冷凍の讃岐うどんですか。これが冷凍、とバカにしたもんでもなく(製造元は香川県だったりします)ヘタなうどんよりコシがあって美味しかったりします。なもんで気がつくと冷凍庫に常備、という状態になってます。
ただ…私、ツユは関東のが好きで。関西のツユはどうしても合わない。そこで讃岐うどんの醤油だし風、なんて邪道な食い方が好きなんですが。

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03/05/2006

「ナルニア国物語」昨日公開

昨日、公開されてたんですね…結構入りもいいようなのですが…見に行くかなあ、どうかなあ。映画館てのはもう何年も行ってないもんで。やっぱり「縁」がないとこういうのは行かないような。それにこういう映画だとやっぱりお子様が多いんだろうなあ…騒ぐんだろうなあ…と、そっちも気になってしまって、やっぱり行かない、という結末になりそうな気がしてます。
ナルニア国物語 第一章:ライオンと魔女(ディズニー)
しかし…今さらながら制作はディズニーだったんですよね。なんだか意外なような気もしますが、別に実写撮ってなかったわけでもないわけで。そー考えたら、まあ、アリなのかも知れません。

去年の5月頃にこの「あれこれ」に映画化、ということでちょっと書きましたが[「ナルニア国物語」映画化(05/05/12)]…やっぱりあれから原作は読んでません。いや、機会はあったんですけどねー…ついこの間大きな本屋に寄ったんですが、そこで豪華な箱入りの岩波版「ナルニア国物語」一揃いが。買おうかな、と一瞬思ったんですが。でも、やっぱり結構イイお値段なわけで(全巻揃いですから)。
「やっぱ、いいか」
てなことでその場を後にしたんですが…その本屋でなんだかんだ買った本の総額>ナルニア国物語一揃いだったことに気づいたのはすでに電車乗った頃のこと。いや、買っとけばよかったのかも知れないんですけど、その時買った本、てのも結構重要なもんばかりで。その時買ったもん全部買わなかったことにしたるからどっちか選べ、とか神様か何かに言われてしまったとしたら…どっち、選ぶだろ? ナルニア選ばないかも知れない…。

…「縁」が徹底的にないのかも知れません。あるいは単にアマノジャクなだけで、有名になりつつある物語(以前はナルニア一揃いなんてめったに見れなかったのに)だから食指が動かないのかも知れませんが。…今は、あんまり読みたいとか思わないんですわ、なぜか。
そのうち品薄?になったら猛然と読みたくなるのかも知れませんが…映画、見るかどうか分かりませんがその前に原作は読んでおきたいな、と思ってるんです。しかし今は、原作は、まあ、いいか状態。…てことは…やっぱ映画は見ない、てことになるのかも知れません…(汗。

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07/02/2005

祝・逆境ナイン映画化

ついに今日、7/2に映画「逆境ナイン」が封切りとなりました。→逆境ナイン
実写…ということで、どうか、とは思ってたんですが。テレビなんかの予告を見る限りでは…なかなか良さそうな印象で、原作知ってる者としては嬉しいもんではあります。さらに結構原作そのまんま(イイ意味で)のようなので、その辺も期待できそうな。さらにテーマソングが岡村孝子「夢をあきらめないで」…年、バレそうですが。こういうのを持ってくる辺りもイイ感じではあります。…流行ったんですよ、この人の曲は。今は某野球選手の奥さんになってますが。

…でもなあ…直接映画館には行かないかも。

料金が高いとかそういうのもないわけではないのですが。でっかいスクリーンの映画館でしか見れない情景、てのもあるのは分かってるんですが。…なんだろ、一人で見て一人で騒ぐのが当たり前になってきてるんかなあ…それこそ年のせいか感情が鋭敏になってきてますし。昔だったら絶対泣かないような作品でも、酒が入ったりすると簡単に泣いたりしますし。やっぱり人前でそーいう状況になると…恥ずかしい。
そして最近の映画館でのガキのうるささとか、マナーとか。そういうところもあるにはあるんですが。
…「指定席の映画館もあるよ」
そしたらこう言われてしまいましたが。…たしかに。指定席ならそーいうのが少なそうな。そーいうのもたしかにあるんですが…。

どうだろ、映画館…ホント、最近行ってないなあ。スターウォーズに宇宙戦争。結構イイのが他にもたくさんあるんですが…。

CD:岡村孝子「夢をあきらめないで:『逆境ナイン』リマスタリング・バージョン」(初回限定盤)

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06/12/2005

仮面ライダー響鬼

なんだなんだ、とお思いかも知れませんが(…以前にもやったな、このパターン)、ちょっと気になっているテレビ番組を一つ。関東では日曜の朝8時からテレビ朝日系列でやってる「仮面ライダー響鬼」です。
「仮面ライダー響鬼」公式サイト(テレビ朝日)

…実は私、こういう特撮物が…ちょっと、苦手で。生理的に受け付けない、というか。なんであそこまでオーバーアクションにせにゃならんのだ、必ずセリフに入る微妙な抑揚?力み?は何なんだ、とか。まだウルトラマンとか怪獣もんにしてくれた方がなんぼかマシで、仮面ライダーとか戦隊モノになると、どうも、受け付けない…。
まあ、子供向けだからしゃーないとか言われそうですが。子供向けだからこそしっかりした世界観やらきちんとした設定が必要なんではないか、最低限オトナが納得して認識できるもんでないと子供は認めねーよ、と常々思ってるんですが。子供って怖いですよ。見方や吸収の幅が尋常じゃなく広いんで何言い出すか分からんですし。
とまあ、そういうワケで今まではちらりと見たことはあっても、続けては全然見てなかったんですが。
何かの拍子でふと見てみたら(前のやつは正直…ちょっと…)結構受け入れられたんですな。で、気づくと日曜の朝8時を待ってる状態で。今までのっぽくない、と言うか設定が興味深くて面白くて。

例えば…バイク、乗ってません(一人乗ってたのがいますけど…壊してしまいました、止まれなくて)。それに「ライダー」ではなくて「鬼」。その「鬼」の組織があってきちんと運営されてる(後継者問題とか忘年会とか)。
まあ、「タケシ」とか「タチバナ」なんて名前も出てくるんで知ってる人には懐かしい、というのもありますか。

人間がやってんだなあ、こういうのも、と。そういうことを確認させてくれます。登場人物もなんかほのぼのしてて、それぞれがイイ味出してますし。

ただ…やっぱり「仮面ライダー」なんだなあ…と。独特の間の取り方とかCGの扱いとか。惜しいとかそーいうのではなくて、こういうのも一つの「味」なわけで…私個人の感覚には、ちと、合わない部分もあるんですが。やはり。
それでも毎週楽しみになってきてます。少しずつ明かされていく全容とか謎とか。…次回が楽しみです。

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05/20/2005

スターウォーズで経済損失

「スターウォーズIII シスの復讐」(日本公開は7/9)の公開で経済損失658億円(Yahoo!:nikkansports)…って、例えば関連商品やらの売り上げで経済的に「プラス効果」はあっても「損失」なんてあるんだろうか…とか思ったら、コレ、映画を見るために会社休む人が続出、それによる経済的損失が…ということなんだとか。
なんだか半分くらいジョークで発表したんじゃないのか、とも思うんですが。

映画「スターウォーズ」を知らない人はほとんどいないと思います。世界的にも有名な宇宙SF大作。宇宙を舞台にした作品のバイブル的な存在でもあります。ちなみに映画はこれで6作目で今回が最終作、となるんですが…本当はもっと原作のシリーズはあるんだそうで。
→amazon:スターウォーズストア
実際ファンは大変?そうな。色々とジャンルがありますし。でもそういう苦労?が楽しいんだろうなあ、とか。…そう言えば以前、イギリスで「あなたの信仰する宗教は?」というアンケートがあって、中に「ジェダイ」と答えた人が相当数いた、とかそんな話があったような。

まあ、「宇宙西部劇」とか「内容薄い」とかそういう批判もあるにはあるのですが(アンチがいる、ということはそれだけ多くの人が関心持ってるということだ…なんて声もあります)、これだけ存在感をもって迎えられる映画てのもそうそうありませんよ、と。そうでないと↑こんな経済的損失の試算も出ないでしょうし。
でも…日本で公開されたら見に行く…かなあ、どうなんでしょう。さ来月のことですし、その頃にまた考えてみるとしましょう…って、やっぱり最近映画館に行ってない…。

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05/18/2005

子供の前に

親はどうなんかい、と。子供に見せたくない番組1位「ロンドンハーツ」、見せたい番組1位「プロジェクトX」(Yahoo!:毎日)。順位も載せておきます(2004年度)→

*見せたくない番組
1 ロンドンハーツ
2 水10!
3 クレヨンしんちゃん
4 めちゃ2イケてるッ!
5 志村けんのバカ殿様
6 キスだけじゃイヤッ!
7 サスペンス番組
8 ぐるぐるナインティナイン
9 ボボボーボ ボーボボ
9 バラエティ番組

*見せたい番組
1 プロジェクトX
2 どうぶつ奇想天外!
3 3年B組金八先生
4 ニュース番組
5 脳内エステ IQサプリ
6 週刊子どもニュース
7 その時歴史が動いた
8 伊東家の食卓
9 世界・ふしぎ発見!
10 世界ウルルン滞在記

こういうのは個人的な趣味も関係してきますんで、見せたくない番組=悪くてダメな番組とかそういうことではない、と思ってるんですが。見せたくない番組1位なんかは嫌いな番組なんで納得してしまいますが(個人的感情)、見せたい番組1位にかじりつく小学生ってのもどうなんだろ、他に何かないのか?…とかそんな疑問も持ってしまったり。
そして親の方も自分が子供ン時にそういう「教養番組」ばっか見て育ってきたのかどうか、とか(実在しますけど、そういう親は。でも圧倒的多数なんかなあ、と)…そういうのも疑問なんですが。
子供の将来を考えると…という気持ちも分からんではないですが。でも昔っから毎度毎度「バカバカしい」で切り捨て、ってのもなあ…とか。

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05/12/2005

「ナルニア国物語」映画化

ニュージーランドでの撮影が終了(Yahoo!:サンケイスポーツ)って。結構前から話題にはなってたそうなんですが(今、ニュージーランドでの撮影が終了ですもんねえ…)全然知らんかった…ううむ。
ナルニア国物語第1章ライオンと魔女(ディズニー)ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女(予告編:Yahoo!ムービー)
日本での公開予定は来年3月とか。…見に行こうかな、どうしようかな。映画館てのも…しばらく行ってないなあ…。

「さてはコイツ…『ナルニア国物語』は読んでるんだな」
とか思われそうなんですが。実は私、読んでません。昔、昔から読みたい、一度は読んでみたい、まずは全巻通して次は年代順に…とか色々考えてたお話なんですが…読んでない。でもスジは知ってる。でも読んでない。でもどんな話だかは知ってる、という…なんだか中途半端な状態。
そもそもはあるファンタジー関係の本(今風?のではなくて児童文学とファンタジーの関係について、のようなものでいわゆる新書です)で紹介されてたのが始まり。…いつだ、えーと…小学生か中学生の頃かな。その時に強烈に「読んでみたい」と思ったんですが。同時に紹介されてたいくつか(不思議の国のアリスとか…)はその後「縁」があって読むことができました。が…ナルニアとは「縁」がなかった。

縁、というのはこういう「書物」ともあるんではないか、と。例えば古本屋なんかで「コレは!」てな本と出会った時は無理してでも買った方がいい、とされています。「後でいいか…」とその場を離れてしまうと縁がなくなることもよくあることで。
そっち方面との関係はなんだかんだで多かったですし、年喰ってからも書物と触れ合う機会も多いんですが…なぜか「ナルニア」とだけはきっちりと出会ってない。コレは全巻揃ってないと意味がないんで、一巻だけ、なら意味はない。そういうこだわり?もあったのかも知れませんが…。

この機会に「縁」を手繰り寄せてみようかな。やはり原作読んでおかないと。こういう映画化の情報に触れたってのも「縁」なのかも知れませんし。

アマゾン検索:ナルニア国物語

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