08/04/2021

本来はそういう店舗では

ないんではないか、とか思ったりして。
表情や視線からAIがおすすめメニューを提案するシステムを開発(Yahoo!:MONOist)。不勉強ながらサブウェイに行ったことはないのですが、「サンドイッチの店」「多彩な種類とトッピングが選べる」くらいの知識はあったりします。
ということは「迷うこと」前提の店なんじゃ・・・と。
かなり前に(今もあるかも?)フランスの大手冷凍食品販売が日本に進出してきてその特集をテレビでやってた時、モノはいいのだけど解凍やら何やらで時間が結構かかりますね、となって・・・それに対する担当のフランスの人の回答が
「その時間も含めて楽しんで頂ければ」
的なもので・・・あ、こりゃせっかちや時短を美徳にしたがる日本人には無理だな、と思ったりしました。↑サブウェイも本来はそういう店舗なのかなー、と。

本来はそういう店でも日本では違う、という向きもあります。そこへ「どれがいいか分からない」客のためにAIが提案、というのは、まあ・・・分からんでもないのですが。そういった方面への技術開発も今後盛んになっていくでしょうし。
ただ、まあ・・・個人的にはやっぱり無理にやってもなあ・・・というところもあります。
最近は非接触が推奨されていますから、そういう方面でもこういう話はどんどん出てくるかと。それでも一線はどこかに引いておいた方がいいかと思うのですが。

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06/07/2021

かっきてき?

そう言えば最近食ってない。
カップヌードル「フタ止めシール」廃止に様々な反応(Yahoo!:J-cast)。日清カップヌードルを食す際には3分ほど待つ必要があります。その時には「フタ」を閉めておいて待つ必要があるのですが、この「フタ」を閉じる時に使うテープが底面に存在しています。
コレを順次廃止していく、とのことなんですが。
「カップめんのフタ押さえ」的な商品も実は相当数あったりします。あるいはそれなりの重量のあるモノならフタ代わりになってしまったりもしますし。

・・・ン十年前の某傭兵マンガでは辞書が使われてましたが。
自分は実はこの「テープ」を使うことはほとんどなく。最新型?では二つになった「フタ押さえ」これは従来型でも一つはあって、コレを、ギュッとフチに押さえつけて上から箸でも置いておけばそれなりに用を満たしていましたし。・・・でも最近はあまり喰わなくなって、それでもなんかそういうの欲しいなあ~という時?のために「お椀でカップヌードル」という通常より少量の商品があって、これを買っていたりするのですが・・・。
この商品、フタが必要なかったりします。閉じなくてもちゃんと「ラーメン」していたりします。

しかし世の中では「あのシールが?」「これからどうしたらいいんだ?」的な反応も多々。・・・まあ、個人的にはそこまでの影響はないかな、とか思っているのですが・・・世の中的?には↑「ネコミミシール」も賛否両論出てきそうな、しかしそもそもはそんなシールは存在してなかったわけだし・・・とか、色々と。

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05/19/2021

わんかっぷ

ワンカップ大関、50年超の看板商品が立ち向かう「ロングセラーの宿命」(Yahoo!:DIAMOND ONLINE) ・・・とは言っても終戦から高度経済成長期からそれ以降はサケにとっても色々変わった時期か、と思われます。
日本酒もそうですが、ビールも。
今でもありますが、「ビールは瓶」というのが当たり前でした。それを井戸で冷やして飲む。結構な貴重品扱いされていて、立場?としては普段使いの日本酒よりも上だった、みたいな話もあったりします。
・・・それが今ではカンで普段使い、というイメージに。今では本当の意味での「普段使い」はチューハイなどが担っています。理由は・・・やはり安いから、ということになりそうであります。

一方でワンカップ、となるとやっぱり「おっさん」のイメージが付きまとってくるわけで。
しかしこちらもそうは言っても最近は様々な「ワンカップ」が各社から出ています(大関のが「ワンカップ」)。コップ一杯分くらいの日本酒。モノによってはすでに安酒とは思えないほどのものもあったりします。
・・・こういうのがあるのならもっと普及?しそうなものなのですが・・・やっぱり「イメージ」というのは重要なものであります。どうにも「おっさんの飲むもの」「お洒落じゃない」といったイメージはまだまだ残っています。

それでも・・・最近は色々変わってきてるような。・・・以前のような「酔うための酒」から「味わうための酒」に触れやすくなった、と言うか。実際、自分も(経年による好みの変化もあるのでしょうけど)ここんとこはウマイ日本酒増えてきたなー、とかそんんことを正直に思うようになってきたりしてます。
一方でチューハイなんかからは逆に距離を置くようになった、ような? まあ、その辺は個人差もあるとは思うのですが・・・そういうとこ、変わってきたな、と。そして今後も変わっていくのだろうな、と・・・。

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05/02/2021

毒がある時がある

宮城沿岸、まひ性貝毒検出「二枚貝、取ったり食べたりしないで」(Yahoo!:毎日) 意外、と思うかも知れませんがこの「貝毒」というのは結構しばしば起きる現象ではあります。場合によってはかなりの被害になることもありますが・・・近年は検査や調査がかなり徹底されているので、そこまで重篤な事態にはなっていかったりしますが・・・。
ちょっとした不注意でおおごとになる可能性は捨てきれなかったりします。
各地方自治体などによる発表で「取ったり食べたりしないで」というのを無視した結果・・・! という事態もゼロではありません。自然天然というのは現代人が思うほど軽くもカンタンでもなかったりします。

毒化への工程?は非常に単純であります。・・・貝、特に二枚貝は海水を吸い込み、内容物をこし取って排水します。その中に毒物が含まれていれば体内に残る、という仕組みであります。
・・・実際、二枚貝による「水浄化システム」というのは非常に優れたものであり・・・これを利用する向きもあるほどであります。が、「優秀」ということは物質を吸い込んでこし取る性能が高い、ということであり・・・その内容によってはとんでもないことになる、ということでもあります。
しかもそれらは体内に「蓄積」されていく、ということになります。毒をため込んでいく可能性も高い、と・・・。

そのため各自治体や漁協は検査や調査を欠かさないわけであります。・・・幸い?にも長い期間ずうっと毒を持ち続けるということはそれほどなく。一定期間を過ぎればまた食べることも可能になるものなのですが・・・それまでの間に勝手に取って食べて中毒、ということもままある事態ではあるわけです。
そのほとんどは直接生死にかかわるものではない、とは言え(そうは言っても非常にキケンな場合も多々)前例を辿ればもっと重篤で重大な事例に発展していることもあったりします。
予防策としては非常にカンタンであります。そういった宣言の出た地域のものは食べない。市場に出回っているものはほぼ確実に安全性が確保されているのですが、シロウトが勝手に取ってきた・・・というのが最も危なかったりします。
・・・実はこういうのは貝に限ったことではなく。魚介類には相当数そういうのがいたりするので・・・実は注意が必要なんですが、結構知られていなかったりします、こういうのは。

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04/08/2021

固めて食べたかった

個人的にはなんかそっちの方が・・・。
「残り汁」を固めるカップヌードル「専用パウダー」が大人気(Yahoo!:FNN)。これはカップヌードルを食べた後に残った「汁」をどうするか、ということであります。もちろん全部飲んでしまえばいいわけですが、全員が全員そうできるわけではなく。じゃあ捨てるか・・・となると場所によっては気が引けたりNGだったりするわけであります。
特に最近流行り?のアウトドアなんかの際には。余計なゴミを増やしたり周囲に対してもあまり良いことではありません。
そもそも自宅以外の場所で捨てていいものなのかどうか・・・とかそういうことまで思ってしまったりします。

そこで日清食品が小林製薬を共同開発したのが「残ったスープ固めるパウダー」であります。これを残った汁に入れるとどろどろに固まって燃えるゴミとして捨てることができるようになります。
ただし食用ではなく。あくまで捨てること前提だったりします。
・・・その辺がちと惜しいようなもったいない気もしますが・・・別にわざわざ固めなくても飲める人は全部飲んでしまえばいいわけで。「食用」にこだわる必要もなく「どう捨てるか」というのが一番の問題になっているので・・・ということかと。

現在では非売品とのことですが・・・ここまで好評なら製品化してもいいのかも知れませんが。ただ・・・有料で、となるとどこまで売れるのかはちょっと不透明になるのかも、知れませんが。

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01/20/2021

結局は好み

それと・・・慣習?
なぜ甘い? 九州の醤油(Yahoo!:西日本新聞)・・・結局のところは「よく分からない」といった印象ですが、まあ、そんなもんではないか、と。
各地方の「好み」というのはたしかにきっちり存在していて、それはその土地土地の人にとっては「生まれながらの味」であり・・・祖先から続く「代々の味」でもあります。
基本的?なとこでは「関東は濃い味関西は薄味」というのがあります。・・・ただ、昨今は塩分控えめが好まれており、関西風の「薄味醤油」が好まれてきている、とかそんな話もありますが・・・実際には塩分濃度はそれほど変わらないあるいは関西風の方が若干高い、とかそんな話もあったりします。

醤油そのものは室町期からあって、日本では欠かせない調味料になっています。
日本という国は世界でも珍しく魚を生で食べる習慣のある国であります。その「刺身」を食べるために醤油が・・・という論調もありますが、個人的にはそれだけにとどまっていないのでは、というところだったりします。様々な調理に使える「うまみ調味料」であります。
「食」というのはヒトに限らず生き物全般にとってある意味最重要課題であります。そこへ「味」という・・・恐らくは摂取不可能な物質を見分けるための本能・・・し好の要素が加わってくる、その時点でヒトはそれぞれに「食の好み」を持つようになっていきます。・・・日本人はその中でも「醤油」にそれぞれ一家言を持つようになっていきます。つまりは・・・自分の好きな醤油でないと認めん、と。

もちろんこれは醤油に限った話ではなく。食に関しては広く言われることではあるのですが・・・コト基本的調味料である醤油に関してはやはり眼前とした「好み」が存在してきてしまいます。これは・・・日本人に限らないことかと。
そういうもんmだ、と言われればそれまでですが。が・・・そこへ「他の要素」を加えることでまた新しい可能性が生まれることもあったりしますが・・・ヒトというのは食に関しては結構ガンコなんで、なかなかそういうのは生まれなかったりします。それでも・・・実はそういった「異要素の交わり」で生まれた新しい食のスタンダードというのもあったりするのですが・・・。

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01/10/2021

むしろ企業の努力

「糖質ゼロ系」コロナ禍で需要増、罪悪感を感じたくない消費者心理(Yahoo!:ニュースイッチ)・・・と言うより「よくここまでやるよな」と、純粋?に企業側の努力を称賛したい、というのが個人的なとこだったりします。税制の面でも色々あったのですが、それでもここまでのビールをよく作ったな、と。
味は・・・コレ以前も触れましたが・・・そこは今後の発展に期待かな・・・と。
発泡酒だって発売当初はかなり「うーむ」な味だったのですが、最近のものは非常に良くできたものになってきています。こういった「機能性ビール類」も今後はさらなら発展を見せて行く分野か、と思われます。

アルコールによる直接の害、これは治そうと思ったら酒をやめるしかありません。しかし酒、というアルコールだけではなく様々な要素を含んだ液体による害、ということならいくつか回避できる方法があるわけで。その一つが有害そうな物質を取り除く。それが↑糖質ゼロに繋がるのですが、これやってしまうと「酒」の本質が揺らぐことになりかねません。
そこを何とかして商品にした・・・という努力を素直に称えたいところではあります。

飲酒=悪、と言うか不健康、というのは実際よくある見方であります。一昔前は「オレはこれだけ飲めるんだ!」というのが自慢になっていましたが(今でも一部では武勇伝ですが)最近はそうでもないような、そんな気がします。
あくまでもし好品、好きで飲んでるモノ、なわけです。身体を維持するのに絶対必要、というわけではない。
しかしそういった物品が人生を豊かにしているのもまた事実。・・・いや、場合によっては人生をどん底に突き落としているのもまた事実なわけであります。そういう意味ではやっぱり「罪悪感」的なことになっていく・・・のかも知れません。

まあ、でも。いくら機能性な酒を飲んでるからってそれだけで健康になるわけではないので・・・そういうとこまで啓蒙していく必要がある、のかも知れませんが。

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12/17/2020

一応の決着

サッポロ「極ゼロ」第三のビールと認めない判断、最高裁で確定(Yahoo!:JIJI)。・・・かなーり前にこの「あれこれ」でも触れたような記憶がありますが・・・青い缶のビール類であります。
今は「発泡酒」として販売してますが、かつては「第三のビール」として販売、しかし「これは第三ではない」という指摘により製法を変えて「発泡酒」として再販売した・・・という経緯があります。その渦中で酒税の差額を自主返納。が、後にその差額の返還を求め・・・つまりは「極ゼロ」は第三のビールだ、と主張を通す意味でも訴訟を起こしたのですが、それが「やっぱり第三ではない」と最終的に確定された、ということであります。

・・・この辺、ビール類を飲まない人には「?」な話なのですが。
この「あれこれ」では何度も何度も触れている「三種のビール類」ではあります。カンタンに言えば
「相応量の麦とホップを使っている:ビール」
「それなりの量の麦とホップを使っている:発泡酒」
「麦やホップを使わなくてもいい:第三のビール」
と、ざっくり言えばこんなところであります(実際にはかなり細かい規定があります)。

これで何が違うか、と言えば価格であります。・・・ビール>発泡酒>第三のビールの順となり、これはそれぞれにかかる税率が違うから、であります。しかし国としてはもっときっちり税金をかけたい。しかしメーカーはその抜け穴を探して安く売りたい。ということでその攻防の結果でもあります。
一応?今後の流れとしては「製法に関係なく税金かけたろ」という方向なので・・・もしかしたら将来的にはこの分類が消えてしまう可能性もあります。もっとも、その頃にはまた別の区分が生まれている可能性も否定できませんが。

しかも「極ゼロ」は今は発泡酒として定着?しているので↑判決も・・・あまり意味がない、という見方もできます。そもそも今後の流れからすると今さら発泡酒だ、第三だ、というのもなんだかなあ、というところでもありますし。・・・それでも時代の一つのカタチ、と言うか・・・一応?の決着がついた、ということはそれはそれでアリなのか・・・とか・・・。

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12/02/2020

食べてもヤバい

屋台の串焼きに「殺人ダコ」・・・タイ当局が注意喚起(Yahoo!:FNN)。そう言えばヒョウモンダコの毒はフグ毒と同じ「テトロドトキシン」でありました。たしかにこれは食ってもヤバい毒であるのはフグ中毒と同じ、であります・・・。

そもそもは熱帯性のタコですが、少しずつ北上?してきている毒タコであります。
「ヒョウモン」は「豹紋」のことで、普段は茶色から灰色系統の地味な色合いですが・・・危険を感じたりすると蛍光色かと思うほど真っ青なリングがいくつも輝きます。かなりキレイに見えるのですが・・・明らかに警告のためで、不用意に近づいたりすると非常に危険であります。
基本的に噛まれると毒が体内に入る、という仕組みなのですが。
この毒がある、ということは体内にため込んでいる、ということなので食べても危険、ということになります。しかもテトロドトキシンは熱にも強く、流水でもさほど効果はありません。一番の対抗策は食べないこと、触れないこと、だったりします。

日本の場合・・・目の前の海で獲ってきたタコを出す店、というのもありますが・・・大抵のタコ焼き店などでは海外産も含めて仕入れてきたタコを使うかと。その中に紛れ込む可能性もゼロではありませんが、そこまで心配する必要はないかと。
ただ。個人的に海で獲って来て個人的に調理する、という場合は注意が必要かと思われます。大きさから言えばイイダコより一回りほど大きい、とかそんなものですし、北上を続けている昨今では近場の海辺でも・・・という可能性は非常に高くなっていると思われます。

・・・なお。余談ですがこのヒョウモンダコはタコならありがち?な墨を吐くことができません。「強い毒」というある意味最強の防護方法を持っているため、敵を惑わす必要がなくなったということ思われますが・・・。

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11/18/2020

ミツ

見た目は良いのですが・・・。
青森の「100%蜜りんご」がネットで話題に(Yahoo!:みんなの経済新聞)。しかし見た目ほどには美味くない、とのことで。適度に蜜が入ったリンゴはたしかに甘味が増してるように感じます、が。

色々見てみるとリンゴの「蜜」とは「糖の成分の一つを実が取り込み切れなくてあふれ出した状態」とも言える、とのことで・・・じゃあ、糖分多いからさらに甘くなるんじゃ・・・と思っても実際のとこはそうでもない、と。
しかも水分が多いので保存にも向かないそうであります。
何事もほどほどが一番、とかそういうことにもなりそうなところではあります。・・・考えてみれば「蜜が多い=甘味も増す」ならこれまでの品種改良でそれこそ「蜜100%りんご」とか出てきそうなのに、そうなってない、というのはやっぱりそういうことなのかな、とか。

そもそもの「りんご」は今のような果実ではなく、それほど赤くも大きくもない、固い果実だった、という話もあります。かのニュートンのリンゴ、というのも実物が存在してますが(日本のどっかの大学にも挿し木か何かで増やしたのがあった、ような?)できる実、というのは今のリンゴとは大分違う、とかそんな話であります。
これは結構色々な果実にも言えるのですが。そもそもは観賞用とかそんなもんで食用でもなかったのを先人の知恵と工夫と苦労で今はフツーにみんな食ってる、とかそんなとこのようであります。
・・・逆に言えば今は特にそうでもないモノが未来には・・・というのもありそうであります。例えば昆虫食とか。大昔はともかく今は限定的?ですが今後は・・・? さて・・・?

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11/12/2020

生は生でも

「生」は生食していい? 勘違いで秋鮭食べて中毒(Yahoo!:朝日新聞)。「生」なのは冷凍していない・火を通してない、ということで「生食用」じゃないでしょうに・・・と思ってしまったのですが、勘違いする人は勘違いしそうではあります。
「軽油」を軽自動車に入れてしまう・・・のと似ているようなそうでもないような?
そもそも鮭は日本ではまず生食することはありませんでした。・・・↑記事にもあるように「ルイベ」つまりは一旦凍らせる食べ方が北海道のアイヌの方々には伝わっています。が・・・アレを冷凍庫でやろう、というのは・・・それも素人が・・・というのはかなり冒険なような気がします。

日本で鮭を生食するようになったのはノルウェーなど北欧から「生食用」が入ってきた辺りから、であります。海で養殖したりするので比較的寄生虫が付きにくい、とされています。・・・その他の川魚も生食はほとんどしません。
刺身、と言えば海の魚であります。それでもアニサキスなどの寄生虫害は後を絶ちません。
「生」とあっても切り身で売られている場合はほとんどが「加熱用」だったりします。刺身にするには「サク」と呼ばれる細長い身が一般的であります。この方が切り分けやすいからなのですが・・・「サク」の状態の魚の身は、種や大きさにもよりますが刺身以外ではちょっと使い勝手が悪いのが通常ではあります。フツーに切り身や二枚に下ろした方が焼いたりするのには向いています(あるいはサンマのように丸魚一本)。

・・・モノによって用法は様々なのですが。それでも分からない場合は店の人に聞くなどして確かめた方が確実であります。知らないのに自分の判断で・・・というのは魚介類の場合、実は結構キケンな場合もあったりするのです・・・。

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10/30/2020

第三ではなく

糖質ゼロの「ビール」です。
ついに「糖質ゼロビール」が誕生、気になる味は?(Yahoo!:日経グッデイ) あれこれもビールじゃんか、とどうしても理解?できない人も結構いたりしますが、日本の「ビール類」というのはこれまでの酒税法との争いや色々な要素追及の結果三つに分類されてます。カンタンに言えば:
「新ジャンル(第三)」原料に麦芽を使わない
「発泡酒」原料に麦芽を少しは使わなくてはいけない
「ビール」原料に必ず麦芽を半分以上
・・・カンタンに言えば、であります。現状で「糖質ゼロ」「カロリーオフ」を謳っているのはほとんどが「新ジャンル」であります。麦芽の量を抑える、もしくは使わないことでかかる税金も抑えることができるので、その分安くすることができます。

・・・かなーり前にまだ発泡酒が「黎明期」だった頃に飲んだことありますが。あんまし美味くなかった記憶が今でもあります。
これは↑記事コメントのと同じような印象で。・・・実は「ビール」で機能性はまずムリだろ、と言われ続けてきたから、でもあります。ビールには必ず麦芽が使われますが、これを醸造することでどうしても糖質が出て来てしまう。そしてこの糖質がないとウマイビールにはならない。そのうまみを減らしちまったら意味ないじゃないか・・・と。
そこへ出てきた「機能性ビール」であります。・・・正直、まだまだ「黎明期」なのではないか・・・と。今の発泡酒や新ジャンルの質がかなり向上してきているようにそのうちウマイ機能性ビールも出てくるようになるんではないか、と思っております。何せ・・・ビールメーカーの向上心と言うか税金への「対抗心」というのは(いい意味で)しつこいものであります。必ずや昨今の酒税法改正にもめげない、安くてウマイビール系飲料を作り出してくると期待していたりします。

なお。安い上に原料に麦芽を使っていなかったりするので(缶に麦の意匠が示されてないのは麦芽使ってない)「まがいもの」「ウソビール」みたいに下に見られている新ジャンルですが・・・一部の海外では非常に人気があるんだそうであります。
麦アレルギーでも飲めるビール。・・・こういうのは海外にはなかなかないんだそうであります・・・。

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10/16/2020

感覚的にスレ違い

少なくとも食器には見えませんが・・・。
「ケロリン桶」に酒類を入れて提供しないよう製造元が注意喚起(Yahoo!:ねとらぼ)。もちろん新品を使って、提供後には中性洗剤で洗う、などの処置はしていると思われますが・・・なんか、あんまし飲みたくはなさそうな。
「食品」と「薬」がそれぞれ違った法律の下で管理されているのは結構知られている・・・と思うのですが、「食用」と「装飾」も大分違いがあるんではないか・・・とかそんなことも思うのですが。ちょい前にあった「カラーコンタクトは雑貨扱いで医師の処方箋がなくても手に入る」という一種のスレ違いに似ているようなそうでもないような・・・。

 

「ケロリン桶に酒入れればウケるかな」という安直?な発想かとも思われますが。・・・感覚的に、もそうなんですが規制上も問題がある、ということでもあります。・・・なんか・・・個人的にはやっぱり「どうしてそこに不自然さを感じなかったのかな・・・」というのが大きかったりします。
なんかどっか妙だな、とは思わなかったのかな・・・と。
それにこのコロナ禍であります。多人数でつつく鍋も個人分けにして供する、とかそういう店や商品が増えてきている昨今に・・・なんで大型の容器からみんなで酒を取り分ける、という・・・ちょっと時流に鈍感しすぎやしませんか的なことしちゃってるのかな・・・とか。
・・・いやしかし盛り上げようという意味ではそういうのもアリか、とか。ただ・・・ちょっと色々足りてなかったんでは・・・と。

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10/11/2020

画面の一部

「オンライン飲み会」続けたいのは2割以下(Yahoo!:読売)。まあ、そんなもんでしょうなあ、と。
「オンラインなんとか」というのはコロナ禍の昨今で色々と出て来ていますが・・・ZOOMにしろ何しろ結局は「PC内の画面の一部」にしか過ぎんわけで・・・実際に対面して呑み交わす、その感触とはかなりかけ離れたものであります。
これが本当の意味での「VR」での飲み会、というのならまだ話は違ってくるのかも知れんのですが・・・いやしかしそれでも対面と100%全く同じ、というのは現行の技術ではまだまだ不可能なわけで。そこまで行ければ話は違ってくるかと思われますが。

・・・そこまで行こうとすると・・・手持ちのスマホなりPCなりの「進歩」はもちろん、回線から環境から色々と「進歩」させていかねばならず。そこまでちと時間が足りないのも事実であります。・・・そりゃあ・・・少し先でも未来ではそういった「接触」が当たり前になっている、かも知れませんが。
あるいは・・・そこにまで至るのにはかなりの手間と時間がかかるのかも知れません。
仮にVRで「アバター飲み会」的なものが可能になった、としても・・・そこにはどこか「不自然」を感じるものがあって結局は・・・ということになる可能性はまだまだ高いかと思われます。いわゆる「不気味の谷」の全体的雰囲気バージョンとでも申しましょうか・・・「なんか、不自然」だけで(特にそこまで認識していなくても)結構ヒトは敏感に察するものだったりします。

あるいはそういった「VR」が生まれた頃から当たり前な世代、というのなら分からんかも知れませんが。・・・でも世間はそこまで進んではおらず。PCなどで画面に分割された友人たちを相手に自分で酒や肴を用意して呑む。・・・まあ・・・それを積極的に進めたい、というのはやはりなかなか難しいかと・・・。

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09/21/2020

美味けりゃそれでいい?

肉代替食品、名称ルール必須か(Yahoo!:日本農業新聞)。・・・「ナントカ肉」ということでの混合を防ぎたい、誤解を招きたくない、というのは分からんでもないのですが。しかし他の名称となると・・・?
「ナントカミート」では意味がないわけですし。
しかも100%「肉」というわけでもない商品も出てきてるわけであります。一部は明らかに「肉」だけど一部は「肉ではない」素材を使っているものもあるわけで・・・。

多くは大豆などによる「代替製品」であります。・・・ホンモノの「肉」ではないのですが・・・最近の技術の進歩は素晴らしいものがあります。モノによってはほとんど「肉」と変わらない仕上がりになっています。かつては・・・なんかビミョーなシロモノばかりだったのですが。
そこには環境目的の思惑と・・・そしてそこから派生したような思想大系、そして純粋な宗教戒律などもあります。肉食、というのは場所や状況によっては非常に罪深いモノ、とされることもあるわけであります。
あるいは経済的な効率性、と言いますか。・・・食肉用の家畜一頭が育ち切るまでに要する環境負荷・・・排出されるガスやら消費される植物素材量やら・・・に比べると植物性の「肉」の方がまだマシ、とかそういう話もあったりします。

その方がいい、という人たちにとってはこのブームも歓迎すべきものとなりそうですが、そうでもない業界にとっては致命的であります。昨今の「環境のためなら~」という一種狂気にも近いムーブメントにはいささかの恐怖すら感じることもあります・・・。
願わくば双方ともに「共存」つまりはそれぞれが欲しいところに供給されて、お互いに不可侵な状態にもっていってくれないかなあ・・・とかそういうことも思うのですが・・・難しいのですかねえ・・・。

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09/17/2020

温度が高い

そこまで「爆釣」というわけではなさそうですが・・・。
関東の海に異変? 海温上昇でカツオ釣り盛況(Yahoo!:テレ朝)。しかし本来ならば「戻りカツオ」の時期なのにまだ戻ってきていない、というのはあるそうで・・・その分、季節がそこまで進んでいない、という見方もできるかも知れません。

カツオは基本的に黒潮に乗って日本列島の太平洋側を北上します。初夏に沿岸にも近づいてくるためこれを「初カツオ」と呼び・・・江戸期の「初物食べたら寿命が伸びる」といった風習からこれは今でも好まれています。
・・・余談ですが江戸期、それも中期以降となると庶民の生活にも余裕が出てくるので・・・この「初カツオ争奪戦」は相当の熱気を帯びたものだった、という話がいくつか残っています。最も早くカツオを手に入れるために大枚をはたく豪商、とか・・・。
今はそこまでではありませんが、それでも「初カツオ」はさっぱりとした食感で好まれているわけです。

そのカツオたちは北上を続け、やがて海水温が下がり始める秋ごろにまた沿岸に「戻って」きます。これが「戻りカツオ」であります。
当たり前ですが時間が経てば経つほど魚は成長していきます。戻りの方が大型となってさらに脂ものってきます。・・・個人的にはこっちの方が好きだったりするのですが・・・価格もこっちの方がお手頃になりますし(足が速いのは仕方ないですが)。
・・・それが海水温がまだまだ下がり切っておらず、そのため「戻り」が少なくなって・・・と言うよりまだまだ戻り始めてない、と言うか・・・。
もう少し時間が経てば戻りも増えてくる、と願いたいのですが・・・さて・・・。

なお海水温が下がり切ってない影響は他にも色々出ています。例えば・・・サンマ。これもなかなか日本の方に近づいてきておらずやはり高額なまま、であります。やはり季節が進めばこれもまた変わってくる、と願いたいところであります。

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08/11/2020

一度イチから作って御覧なさい

なんか、それに尽きるような。
「唐揚げは手抜き」放送をめぐり物議(Yahoo!:J-CAST)。実際の放送を見ていないので細かいところまでは口を出せませんが・・・こないだからの「ポテサラ騒動」を受けて今度は「唐揚げ騒動」か、と。
さてしかし「手抜きな料理」というのは・・・一体どんな料理なんだろう、と。その辺の疑問への明確な答えもほとんど出ない中、個人的な感覚のみで「これは手抜き」「あれは手抜きじゃない」とやってスタジオでこきおろす、というのもなんだかなあ、とか思ってしまいますが。

一頃は冷凍食品をレンチンしただけ、カップラーメンにお湯注ぐだけ、これは「手抜き」である、とされていたりもしましたが(今も?)
状況や状態がニンゲン全て等しく同等、ということはあり得ないわけで。例えばメシを用意する側に時間が極端に少ない場合。料理を拵えるより他に優先すべき項目があるのに「手を尽くせ」とやられても・・・というケースだって十分にあるわけです。それを無視して特に時間制限も何もない人が己の状況や条件に合わせて断じてもなあ、と。
・・・もちろん時間も金銭的余裕もあるのにめんどくさいから、と手を抜いてカップラーメンだけ、とかそういうこともあったりもするのですが・・・これもそういった多様性?に含まれるわけであります。

実際にはどんな料理が「手抜き」なのか。・・・そろそろコレが出てくるんじゃないか、と思ってるのに「刺身」があります。魚の切り身買って来て切るだけじゃないか。そんなカンタンなもの料理なんかじゃない・・・と。
まあ、やってみろ、一度やってみて・・・どうやったら美味しくなるか考えてみろ、と。
ただただぶった切ってテキトーに盛る、それで美味いか?と。魚の種類によって引く(刺身は『切る』ではなく『引く』モノ)身の厚さが違う、なぜなら身の硬さも違うし食感ももちろん味も違う。何に盛る? 白身魚を白い皿にぶち撒けてそれでOKか? 暗めの椀に少しずつ重ねて盛ってみる。これだけでも全然違いますぞ、見た目で味も違ってきますぞ・・・?
出来合いの刺身盛り合わせ。これも非常に美味そうに盛ることもできます。例えば種類ごとに分けてみる。ツマが敷いてある場合もあるので、これの位置取りも変えてみる。白身と赤身をあえて別々に盛るか・・・あるいは互いに引き立てるように合わせてみる。それだけでもホント違ってくるものであります。

個人的には「手抜き料理」というのは存在しないと思っています。方法として「手を抜く」という方法はあります。工程も一部を端折ったり材料数を減らしてみたり。しかしそれもまた方式の一つであり・・・「そういう方法もある」ということであります。
「カンタンそうに見えるから」だから手抜きだろう・・・というのはほとんどない、というのは料理に限った話ではなく。大抵の事象は「カンタンなものほどややこしい」ということだったりします。「あんなもんどうせ手抜きだ、カンタンにできるだろう」と思うのなら・・・イチからきちんと作って御覧なさい。それができない、と逃げる人ほど手抜き、ということであります。

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08/06/2020

やっぱりさびしいけれど

仕方ないっちゃあ、仕方ない。
瓶のキリンレモンが生産終了へ(Yahoo!:ねとらぼ)。もちろんペットボトルでの販売は継続なので「キリンレモン」自体が無くなるわけではないのですが・・・。
まあ・・・仕方ないっちゃあ、仕方ない。そういう話であります。

ガキの頃に父方の祖母(祖父は自分が生まれたくらいに他界)の家に行くと・・・必ず瓶でキリンレモンがありました。ブルートレインで近くまで行って、そして列車で少々。ガキでも疲れるものであります。で・・・着いたら暑いせいもあって眠ってしまいます。
「おめざに、どうかね?」
そんな言葉だったと思います。瓶のキリンレモンに甘いお菓子。そして・・・今は亡き祖母と叔母の笑顔に・・・クマゼミの大合唱。庭には大きな水盤があってそこに「何年いるんだかねえ?」という巨大な金魚。夜には親せきが集まって宴会・・・自分やいとこらはジュース・・・そして夜に眠る床の間にはどこか怖い虎の掛け軸と、そして幼い女の子とりりしい男性の白黒写真。
後で知ったのですが、女の子は幼くして亡くなった父の姉たちと・・・そして出征して死んだ父の兄、でした。あのおどろおどろしかった虎の掛け軸は・・・何だったんだろう、今はもうその家も取り壊しになってなんもかんも分からんのですが。

それが全部「瓶のキリンレモン」に繋がっていたような気もします。「木」という存在・・・木の扉に木の床板。そういったもの・・・縁側から繋がる庭の水盤からのクマゼミの声・・・とかそういうものまで。瓶から注いだコップで飲んだアレから始まって、その後に脳に入り込んできたもので全部が繋がって、記憶の奥底に折り重なってきている、そんな気がします。
まあ・・・思い出であります。今はもう、どうしようもない思い出。時々キリンレモンをペットボトルでも今でも飲んでみたりするのですが・・・あの頃のような興奮を覚えることはありません。
ただこういうもんはヒトの人生に少なからず影響を与えるもんであります。・・・あの日、瓶から注がれた透明な泡。そして・・・夏の祖母の家。あれは・・・もう見ることは絶対叶わないけれど、自分の中では今でも唯一無二の最高の一瞬であります。

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07/27/2020

家か店舗か

と言うことかと思うのですが・・・実際にはかなりフクザツなところがありそうであります。
なぜキリンは「巣ごもり需要」でアサヒを逆転できたのか(Yahoo!:J-castニュース)。たしかにアサヒの方を業務用ではよく見かけるような印象であります。・・・そうは言っても一頃と比べるとその辺も様変わりしてきた、と言うか。どこの店でも「スーパーなんとか」だったのが・・・ここんとこは結構違ってきたなあ、というのが個人的なとこだったんですが。
しかしコロナ禍の世であります。店で飲むより家で飲む、という風潮が強まり、業務用に強かったアサヒに甘んじてきたキリンが台頭してきた、と・・・。

個人的にはあんましメーカーにはこだわらない方なんですが。
一部の「プレミアムビール」となると話は違ってきますが・・・いわゆる「ビール(発泡酒でも第三でもない)」となるとそこまで「不味い!」というのはここんとこ当たったことがないような。・・・あー・・・いやでも過去に「スーパーなんとか」のうっすい味には閉口したものでしたが。それも最近は飲んでないので分かりませんが。
こういうのは個人の好みが大きく影響してきます。こっちの人が「美味い!」と言ってもあっちの人が「はあ?」と不満なのはよくあることであります。
その個人個人の好みの蓄積から各ビールメーカーは色々考えるわけです。が・・・それでもそれを超えてしまうこともあるから個人的し好に基づく「酒の好み」は分からんもんであります。

酒呑みなら分かるかと思うのですが。・・・「これだ!」というホントウに好みの酒を手に入れて、さて・・・と開けてみてもなんとなくウマくない。でも他の時に開けてみたらやっぱりウマかった・・・と。
これは多分に心情的なものもあると思ってます。ウマイ酒やウマイつまみを用意するのはもちろんなんですが・・・その時の体調や状況・自身の状態までも整えておく必要があるのです。・・・余計な心配事、仕事上のつまらんミスとか気にしたままでウマイ酒が飲めるか・・・? 誰かと一緒に飲むのならその相手はホントウに適した相手か・・・? つまらん欺瞞とかじゃないのか・・・?
そういうメンタルな面も考慮する必要があるわけです。・・・宅飲みや外飲みも・・・その辺にも影響があるような気がしてます。それまで外でワイワイやってた人がいきなり自宅で・・・となると。
個人的には酒メーカーには「宅飲みで一人でも盛り上がれる酒」とかそういうのを造って頂きたい、とか思ったりしますが・・・そうなるとちょっとヤバい方向へ進むかも知れません・・・?

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07/26/2020

フリーな方がいい?

飲料、カフェイン除去に商機・・・「飲み分けて総摂取量コントロール」動き加速か(Yahoo!:食品新聞)。いわゆるエナジードリンク系を飲み過ぎて死亡、というケースもあります。その一因ともなったのがカフェインであります。
コーヒーに多く含まれているイメージがありますが、実は緑茶にも相応量含まれています。基本的に体重によって「一日にココまでは摂っても良い」という量がある程度規定されているのですが・・・カフェインの過剰摂取について(農林水産省)
結構個人差が多かったりするのも事実であります。自分なんかはそれほど感じないのですが、本当に受け付けない人は場合によっては含まれている飲料はほとんど飲めない・・・という人もいます。

いわゆる「興奮剤」的な役割であります。
眠気覚ましともなる、ということなのですが・・・自分はコレ、実感したことなかったりします。昔は結構ムチャにコーヒーやこういった「眠気覚まし飲料」を飲んでたこともあるんですが、特に「眠気覚まし」になったことはなく。眠くなる時は必然的?に眠くなったりしてました。
今もコーヒーを好んで飲んでますが・・・それでもそんなに杯数は多くないのですが・・・やはり「飲んだらお目々ぱっちり」とかそういう状態になったことはありません。
だから↑カフェインフリー、と言われてもなあ・・・というのが正直なとこなんですが、気になる人にとってはかなり気になる要素ではあるわけです。

たしかにここ最近は「カフェインフリー」が増えてきた印象があります。が・・・他方ではエナジードリンク系も増えてきている印象もあります。・・・どっちの方が優勢か、という話ではなく。その場の状況や状態によって使い分けたら良い、ということかと。過剰に飲むのはもちろん厳禁ですし、自分のようにあまり気にならない人が無理にカフェインフリーを選ぶ必要もないわけであります。
適材適量を心がけよう、という・・・ある意味当然なことではあります。過ぎたるは及ばざるがごとし、とも言いますし。

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07/20/2020

絶滅するかも、と言われれば

そりゃあ・・・食べる気も少なくなってくるかと。
ウナギは誰が買っているのか・・・ウナギの購入傾向を探る:2020(Yahoo!)。まあ・・・当然と言うか何と言うか、高年齢層の方がウナギを買っているわけです。それは「縁起物」だから、ということもありますが長年の習慣だから、ということもあります。
土用の丑の日。カンタンに言えば立春・立夏・立秋・立冬前の18日間。これを「土用」と言います。そこへ一日ごとに十二支が順繰りに割り当てられていきますが・・・立秋前の「夏の土用」で「丑」が割り当てられる日、これが「土用の丑」ということになります(今年は7/21と8/2)。・・・この日は「う」の付くものを食べると縁起がいい、ということにされその代表格が「ウナギ」であります。

ただしニンホンウナギは現在絶滅危惧IB類に指定されており・・・そもそも仔ウナギであるシラスウナギを「どっか」から獲ってきてそれを畜養して展開、という完全養殖も何もない、ただの「太らせて食う」的なものなことから批判が集まっているのは事実であります。
しかも親ウナギから仔ウナギを採取、その仔ウナギを育ててさらに親へ・・・という完全養殖はまだまだ前途多難であります。
そのためウナギをただただウマイウマイと何も考えずに食するのはどうか、という論調はここのところよく出てくるものであります。・・・↑記事の論調もそういったもので。まあ・・・そこまでコケにするか、というのが個人的なところではありますけれど。美味いのは事実なのでありますし。

個人的にはあの「かば焼き」がイカンのではないか、アレがリピーターにリピーターを呼び、今後も「ウナギ食文化」を続けさせていってるんではないか・・・と。
あの「たれ」は個人でもカンタンに作ることができます。醤油と砂糖、そしてめんつゆ。これをテキトーに混ぜて加熱。焦がさないようにすればそれなりのものができます。ただ・・・専門店のようにはいきません。そこには長い年月を経ての「ウナギ焼き」技術があるからで・・・ということはそれを支えてきたモノたちがあった、ということであります。それをいきなり否定することは・・・ちょっと無理かと。
代替品でナマズ、とかそういう問題ではない人たちがいる、ということであります。その辺も踏まえての「ウナギ禁止論」になっていくべき、とは思うのですが・・・↑そういうとこまではいきそうもないような。・・・古くからの文化、ということはそれなりに大きな勢力と言うか連中も関わっているわけです。ただ「ゼツメツしそうだから」程度ではどうしようもないほどの。
感情論だけでそうにかなる問題ではない、ということであります。カンタンに「ヤメてしまえ」で・・・失敗した例、アメリカの禁酒令だけではなく、色々あるんですが・・・ニンゲンてのは己の快楽のためならなんだってやる、そういう利己的な生き物ではあるんですが・・・。

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07/14/2020

可能だろうけど可能じゃない

家族で食費月2万円は可能なのか?(Yahoo!) ここんとこあちこちで話題?になっている「家族5人で月食費2万円」ですが・・・元記事(↑記事から跳べます)見る限りでは「これはファンタジーの世界だな」としか思えないものであります。
・・・コメントにもありますが、まず1週間分の野菜をそれだけの量、1000円で買えるわけがない。
もっとも、地域によってはそういうことも可能かと思われます。しかし元記事見る限りではそれなり?に都会のご様子。・・・個人的には多分コレは創作だろうなあ、と。実際にそういう人に取材して、というのは・・・繰り返しになりますが地域によっては可能でしょうけど都市部じゃあ・・・まず無理っぽい・・・。

そもそも「1週間の献立」で日に1食分しか紹介してない辺りで・・・何とも。さらには食材の出費については記述してあるのですが、調味料は一体どうしてるんだ、と。アヒージョなんか結構オリーブ油使うんですが・・・それは?
そして最も大きなとこでは・・・お米でしょうか。あるいはパンでもパスタでもいいんですが「主食」となる食物についてほとんど買った記述がない、というのも・・・?

ちょっと前に某テレビ番組で「1ヶ月何円生活」という企画がありました。・・・この中で最も大きな出費要素を占めていたのは米などの炭水化物であります。他の食材はどうにでもなるんです(どっかで採ってくることもそれなりに可)しかしお米だけは「どっかで採ってくる」というわけにはいかず。しかしないと困るものではあります。
それなのに金額的には結構大きなウェイトを占めるものであります。・・・番組内でもそれに対する苦慮が大きくなっていたりしたものでありました。

節約はたしかに大事なんですが・・・家族5人で月の食費が2万円・・・いや、ホント地域や事情(近所の人が農作物タダでくれるとか)にはよるんですが・・・なんか誤解する人が出てきそうで、その辺が怖い、という声もあります。
実際に一家の台所預かってる側からすれば「え? そんなもんでどうにかなるの? じゃあ・・・」とか家族が言い出したらたまらんだろうな、と。繰り返しますが都市部じゃあ、ほぼ無理な話なんです。みんながみんな何も考えずにただただ漫然と家事こなしてるわけでもないんです・・・。

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07/10/2020

そこに振れ幅

くら寿司、AIで極上マグロを見抜く技術導入(Yahoo!:ITmediaNEWS)。モノとしてはすでに水産庁の支援事業の一部になっていて、導入している業者も他にもいるとか。しかしチェーン展開している外食産業での導入は初、とのことであります。
・・・これに関してはやっぱり賛否両論出てきているようですが。
これで効率化がはかられてウマイ寿司が安く食えるんなら・・・とか思ってしまいますが。本当に本物の職人さんが選んだマグロが食いたければそれなりに良い店に行け、ということでもあるわけですし。

同じようなのは「寿司職人」にもあったりします。長い時間がかかっていた職人を専門学校で短期間で養成できる、というのが最近の事情であります。・・・やはり賛否両論ありますが・・・これもそういった職人の寿司が食いたきゃ良い店に行け、ということになってしまいそうな。
これは寿司やマグロ関連だけではなく。そもそもの「技術」というのが大変に高度なものだったりするわけです。習得するのにどうしても時間と手間とお金が必要になってしまう。そこら辺をどうにかできないか、という動きが出て来てもさほど妙ではないと思うのですが・・・。

とあるテレビ番組でこれの話題をやってましたが、人間の職人が誰かに継承する時に少し「幅」が出てくる、と。つまりは100%同じもんを後世に伝えることはほぼ不可能でどこかに「差」が出てくる。その「幅」「差」によってその技術はさらに磨かれていく・・・という論調で、AIなら100%伝えることができるんじゃないか、とも。
いや、AIはAIなりに学習する余地が存在していますから(そうでないと意味がない)もし職人の技術をAIが継いで、それをさらに後世に・・・となってもやっぱり結局どこかに振れ幅は出てくるもんじゃないのかなー・・・とかそんなことも思ったりしましたが。

まあ・・・結局は安くてウマイもんが食えればそれでいいんじゃないか、と。そんなところに落ち着きそうではありますが。

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07/04/2020

流行の度合い

巣ごもりで白玉粉に一躍脚光、第二のタピオカとなるか(Yahoo!:日本食糧新聞)。・・・まあ・・・そこまではならないだろうな、と。タピオカの場合はメディア戦略的な要素も大きかったわけですし。白玉粉がそこまで行けるか、というと・・・?

白玉粉とはカンタンに言えばもち米の粉、であります。うるち米、つまりは通常の米の粉を含む場合もありますが・・・うるち米の粉は基本的には上新粉と呼ばれていたりします。いずれも「米粉」という分類ではあります。
タピオカはキャッサバというイモのでんぷん質。そのため、まあ、どっちも似たようなでんぷん質由来、というところで同じ方向性?ではあるのですが・・・でんぷん質の粉由来の甘いもん、なんてのは古今東西色んなもんがあるわけです。大部分の人類が「飢餓」を克服したのはつい数千年ほど前からのことであります。それ以前数百万年ほどに渡って「甘いもん」というのは憧れでありました。同時に「腹を満たす物質」も。それらが「糖分」であり「糖質」であります。

純粋な「甘み」としては自然界に物質にも頼ることができます。しかし「腹を満たす物質」となると・・・いわゆる「穀物」が必要になってきます。一部地域では麦を、そしてある地域では米を、そしてまたイモを使うようになりました(コマカイ地域差的なもんは他にも色々)。・・・その末裔?と言うべきものが「タピオカ」であり・・・米粉だったりします。
小麦粉、という麦系の穀物由来の品々も同様に伝播していきました。そして現代という・・・電波のスピードが破格になった時代。イモ以来のタピオカは特に昨今の日本でももたはやされましたが・・・じゃあ、米粉以来の白玉粉、も、と言うと・・・。

現代ではただの「伝播」ではうまく?行き届きません。そこへ至らせるような工夫、つまりは「宣伝」が重要になってきます。これがもしここ数ヶ月で~とかそういうのではなく数年から数十年単位での「イモから米粉への変異」を狙った文化流入ならまた話が違ってくるのですが。しかしこんな短期間では・・・やはり皆の耳目をひきつける戦法が必要になってくるわけです。
それが米粉にはそこまではないわけで・・・なんか、流行のターゲットの変更を、とかそんなのやってみようにもさすがに無理ではないか・・・と。

どっかの有名店的なとこで「米粉のナンタラ」的なもんでも出れば話は違ってくると思いますが。現状ではそういうのも無理っぽいですし。
今の現状と言うのは「宣伝」の方式も色々思考を求められるようになっています。なかなか単純にはいかないのですが・・・そもそもタピオカだって今の「自宅消費」方向の中ではかなり劣勢だと思うのですが。
流行の度合い、というのも見直す時代に来ている、ということなのかも知れません・・・?

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07/03/2020

そとで飲む

増える「路上飲み」「公園飲み」手軽さとマナーの問題(Yahoo!:マネーポストWEB)。実際、コロナ禍の影響で飲食店ではなく「オンライン飲み会」とか自宅で一杯やる「宅飲み」の方が増えている観があります。
・・・自分の場合は元々宅飲みが中心なので・・・コストとか自炊好きというのもありますけど近くに飲み仲間がいない・・・あんまり実感?はないのですが。
しかし一人暮らしならともかく家族がいる場合、なかなか一人だけで飲む・・・というわけにもいかず。しかし外へ飲みにも行きにくい。じゃあ、ちょっとしたスペースでちょっと飲もうか・・・というのはある意味自然な流れと言うこともできます。

中には100円ショップで売ってる「磁石が付いた小さなカゴ」でもって磁石にくっつく場所をどこでも「ちょい飲み」の場にする・・・とかそんなのもあったりしますが。
が、こういう「公共の場」での飲酒、となるとお国柄や事情によってはたしかに奇異の目で見る外国の人がいるのも事実であります。・・・日本は比較的こういう「町の中の場で飲む」という行為に対して寛容、とされています(そもそも酒屋で軽く一杯できる「角打ち」があった、という時点で・・・)。「酒の席だから」という風潮もいまだに残っています。
でもそれも国際化うんぬんではなく。現在の実情に沿わなくなってきているのでは・・・という声も少なからず存在しているわけで・・・。

恐らくは「印象としてそういう飲み方が増えている」というのが現状だろうと思われます。今後のコロナ禍の経過によっては飲食店での飲みがどんどん復活していく可能性も高いですし。「文化」としてこういった「野外飲み」が定着していくか、と言えば・・・そこまでは、と、そんなものだろうと個人的には思ってます。
ただ、何かの拍子で広く知られるようになると、それはそれでヤッカイなことになりはしないか、という懸念があったりします。
こういうのは得てして「悪目立ち」するものであります。・・・どう考えても一定数はマナーの悪い人がいるわけで。ゴミをポイ捨てする、酔って悪さをする。そしてそういう人たち・・・ごく少数の人たちですが・・・によって本格的な規制に発展したりする可能性も非常に高そうな・・・と。
ごくごく少数によって全体が規制される、というのはこれまで多数の例があります。・・・これもその一つになるんではないだろうか、と・・・。

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05/25/2020

思わぬところに

キャベツ1個400円にも・・・野菜価格乱高下(Yahoo!:朝日新聞)。実際、キャベツはここのところかなりの高値が続いているのですが、同じ葉物でも例えば水菜なんかはかなり安くなっている・・・というのが自分の周囲の場合だったりします。・・・こういうのは地域差がかなり出てくるので・・・キャベツがそれほど高くはない、という地域ももちろんあるかと思われます。
しかしこのコロナ禍であります。思いもよらぬところに影響が・・・というのもある話ではあります。

野菜関係だと、自分の周囲だと・・・シイタケなどのキノコ類はそれほど高値を感じず。しかし一方でアスパラガスなんてのはこないだかなり高値だったのに最近は逆に安い、とかそんな印象を受けます。
コトは野菜だけではなく。他の食品にも影響が出ています。
有名?なとこでは小麦粉。これは外出自粛で家で調理する機会が増え、そのターゲットがホットプレートでもカンタンに調理できるコナ物になった・・・というのが通説?であります。
他方ではホットケーキミックスなんかも同様ではないか・・・外出自粛でちょいと凝ったモノでも・・・ということからではないか、という説もあります。
しかしどっちかと言うと・・・人間、「ない」と言われるとかえって欲しくなるものであります。実際にコナ物の消費が増えたのは事実かと。しかしそこへ拍車をかけたのは「ないなら欲しい」という人間心理ではないか、と・・・。

さすがにコナ物もそろそろ一段落、といった観があるのですが。
となると・・・次は何だろうか、と。やっぱり買い占め的な動きは止まらないのかな・・・と。そういうのが人間だ、と言われればそれまでなのですが。

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05/04/2020

事情の変化

休業店舗「現金ありゃせん」ステッカーで盗難予防(Yahoo!:時事)。愛知県警が「ここには現金を保管してません」ステッカーを配布、という話であります。休業要請が全国的に出ている現状、店内の金庫などに現金を保管していた場合・・・そこに窃盗犯が押し入る、という事件が実際に増えているそうで。
すでに売り上げが激減している中での窃盗であります。・・・何とかして防ぐ、ということであります。
東京などでは繁華街を警官がパトロールしていたりします。当初は外出自粛の中での明らかな「不要不急」と思われる人たちへの声かけが主だったそうですが、最近は人の気配の消えた商店にも目を配っている、とのことであります。

これは事態の長期化による事情の変化、の一つとも言えます。当初は「決まったことに対して」ということだったのですが、最近は「決まったことが起こしたことに対して」と変化してきているようにも見えます。
コトは商店に関してだけではなく。例えば・・・スーパーなどで売り切れる商品とか。
ちょっと前のトイレットペーパーなどの売り切れはまだまだ記憶に新しいですが、最近は特にそういうこともありません(相変わらずマスクや消毒用アルコールは品薄ですが)。しかし最近はいわゆる「巣ごもり」消費となり・・・「ちょっと料理にでも挑戦してみるか」という人たちが増えている、とのこと。
そのためかケーキなどを作る材料が一気に品薄に。・・・元々があまり大量に売れる商品ではない、とのことで在庫もそれほどない中での・・・消費増。外出自粛要請が出た時には想像もつかない「消費」であります。
・・・なお、巣ごもりで自炊増、ということで・・・次は何の消費が激増するのか、ちょっと分からないような状況だそうであります。それもまた事情の変化、ということかも知れません。

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04/22/2020

周囲の環境次第

人それぞれですけども。
手軽に自炊できちゃうガジェット感覚のお鍋はいかが?(Yahoo!:GIZMODO) いわゆる「自動調理器」というものであります。基本は「煮る」のようですが(鍋、と言ってますし)「まぜる」機能があるので「炒める」こともできる、と。
・・・ただ、「焼く」がちょっと難しそうな。しかしシャープには別の「オーブン形状の自動調理器」があるので、併用できるとさらに料理の幅が広がりそうではあります。

ただ、まあ、個人的には・・・いらないかなあ、と。
ミートソースにしてもある程度の「なんちゃって」ならそんなに手間取るもんでもありませんし。「オリーブ油でにんにく炒める→ひき肉炒める→トマトピューレ&パスタソース&赤ワイン&コンソメに炒め玉ねぎペーストで煮る→コショウなどで味付け」でなんとなくそれっぽいものが出来上がります。
手間を省く手法、というのは結構あるもんだったりしますが・・・。

しかし自分のような自分だけの時間がある程度確保できるのならともかく。そうでもない、料理に十分な時間を割く余裕がない、という場合は↑こういった器具を活用するのは十分にアリだと思われます。・・・人によって優先順位なんか違ってくるもんでありますし。
が、そこにあんまりタッチしない人の意見がまかり通るようになると・・・これはこれでやはり問題であります。・・・器具がどう、と言うよりそういった周囲の環境の方が問題となるのかも知れません。

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04/19/2020

あんまり食わんのですが

外出自粛中のラーメン通たちを救う存在・・・? 「宅麺」とは何者か(Yahoo!:現代ビジネス)。要は「冷凍ラーメンデリバリー」ということになるのですが・・・よく考えてみたら結構画期的なサービスかも知れません。
宅麺

実際、「ナントカの名店が監修!」というカップ麺は、まあ、食べてみると・・・まあ・・・ねえ・・・というのはよくあることだったのですが。
↑記事にもある通り、コストの面から見ても店と同等のものがカップ麺で再現できるわけもなく。どこかで「手を抜く」ことをしないと実現はできません。もちろん、その辺をも理解した上で「コレはウマい!」という方を否定する気はありません。が・・・その名店の味、そのものを求める方々にとってはたしかにもの足りないものだったのだろう・・・と。

それを店のものを冷凍しての販売。・・・もちろん100%の再現とまではいかないのでしょうけど・・・各種制約を受けることになる「監修」よりは相当にその店の味を再現できるかと。望んでいる人にとってはこのコロナ禍の最中では・・・さらに朗報となるかと思われます。
ただ。自分の場合・・・ここんとこラーメンをほとんど食べてない、と言うか・・・まあ、別にいいかな、と言うか・・・。
ちょいと体調の不良が出た数年前に「揚げ物」「ラーメン」を自ら禁止。同時に「酒」も止めていたのですが、こちらは工夫?次第で少しだけ復活。揚げ物も時々なら、と。ラーメンは・・・少量の即席めんなら・・・と、そんなもんになっています。
そもそも食べ歩きや外食はしない方ですし。店でラーメンてのもあんまし食べない方だったので、↑記事も特には・・・というところなのですが、コロナ禍であります。お取り寄せ業界が活発になってきているわけです・・・。

とは言っても、じゃあ、注文してみるか・・・というところまでは行かず。でもサイト見てみると結構リーズナブル。これでも大丈夫なんだろうか、とかそんなことも思ってみたり。
・・・やっぱりラーメン好きはその店行って食べるのが一番なんだろうな、とは思いますがこの情勢。さらに店と距離のある人もいるわけですし・・・そうなるとこういうサービスは重要となってくるのでは・・・と。
そして昨今の冷凍技術であります。一説には終戦直後の冷凍魚があまりに粗悪だったために今でも日本人は冷凍が好きではない・・・とかそんな話もありますが、ウマイと思うならそれでいいんじゃないか、と。過去の呪縛?からもそろそろ解き放たれるべきなんではないか、と。

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04/15/2020

だいようひん

酒やエタノールを消毒液の代用品に(Yahoo!:KYODO)・・・厚生労働省が通知。消毒液にも使える酒、というのが販売されていたりしますが・・・なんとなく黙認されていた、と言うか。本来の目的とは違っているので、その辺どうかな・・・というところだったのですが、これで「公認」ということになりそうであります。
ただし「酒」と言っても醸造酒は全然意味ありません。
ビールや日本酒、焼酎にチューハイなどは消毒には向きません。・・・と言うよりこんなの塗りたくったらかなり匂います。乾くとべたべたしますし。

向いているのは蒸留酒、それもかなりの高度数のものであります。
一般的な「ウィスキー」と呼ばれる茶色のお酒はほとんどがアルコール度数が40前後。これも向いていません(やはり匂いがしたりべたついたりしますし)。じゃあ煮詰めてアルコール度数を上げたら・・・と言ってもフツーに鍋に入れて火にかけるとエタノールの方が沸点低いので「アルコール抜きウィスキー」が出来上がるだけ、ということになります(これはこれで料理の香りづけに使う技法)。
度数上げるにはその鍋の上に「何か冷却できるモノ」を設置して、立ち上がる湯気など気化したエタノールを集める、つまり再蒸留する必要があるのですが・・・多分それやると法律違反になります。密造酒扱いになる可能性が高いのでオススメしません。

・・・と言うか高度数のウオツカ買ってきた方が早そうな。よくテキーラが度数高い、と言われますがフツーに流通してるのはそれほど高くありません。ウオツカやラムだとかなり高いのが店で売られていたりします。
最強はスピリタスで度数はほぼ100とほぼエタノール。フタ開けたまま放置しただけで気化して減っていく、カンタンに着火する・・・など取り扱いに注意の必要な酒であります。が、消毒用アルコールてのは度数が高ければ高いほど良い、というものではなく。それこそ70とか80くらいの方がいいらしいのでスピリタスの場合は精製水で薄める必要があります。
なのですが・・・所詮は代用品であります。やはり本来の消毒用アルコールが正常に流通するのが一番、ということになりますか。実はすでに高度数蒸留酒てのはかなりの数、店頭から消えているという話もありますし・・・。

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04/13/2020

酸っぱいのはお好き?

「酸っぱいの苦手」加速する若者の梅干し離れ(Yahoo!:産経)。・・・あー・・・個人的にも実はあんまり好きではなかったりします(若者じゃあ、ないですけど)。好みの問題と言うか何と言うか「酸味」があまり好きではない、と言うか。
むしろ・・・若者が離れている、というより潜在的な「梅干し敬遠派」が世の中に出てきているんでは・・・とかそんなことも思ったりします。

一つには「ご飯」というのもあるかも知れません。・・・「ご飯のお供」としての梅干し、ではなくご飯そのものを食す機会が減っている、とか。まあ、この辺は他の「お供」のデータがありませんので、あくまで主観的になってしまいますが。それでも「梅干し=ご飯」という図式はかなり強固?なものかと思われます。
そして・・・塩分の敬遠。
かつての日本では保存食として塩分が多めの食品が多く、そのために高血圧の人が多かったのでは・・・と言われています。そのせいか最近では「塩分控えめ」が宣伝文句となるほどに。その煽り?を最も受けたのが梅干しではないか、と。

いずれにせよ食生活の変化、ということにはなりそうであります。・・・ただ・・・こういうのは何かの拍子にいきなりがらっと事情が変わってしまうことも多々あったりします。少し経つと逆に梅干しがブーム、てなことになってるかも・・・知れません・・・?

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02/26/2020

あくまで「賞味期限」

波紋呼ぶ明治の「アイス賞味期限設定」(Yahoo!:産経) 比較的品質に変化が起きにくい食品に関しては「賞味期限を表示しなくてもいい」という風に定められています。いわゆる「アイス」もその一部で、店で売っているアイスのどこを見ても今は「賞味期限:いついつまで」というのは表示されていません。
これに類するのは砂糖や塩などであります。塩はともかく砂糖は・・・と、思うかも知れませんがアレはかなり変化しにくい食品であります。吸水性にも優れ、これを上手く利用したのが「カビない羊かん」だったりします。

アイスに関しては温度管理が命、みたいなところがあります。・・・当たり前ですが温度が上がると溶けてしまうのですが、一定温度をキープできる場なら・・・ということで賞味期限表記をしなくてもいい、ような。
ただし倉庫のような場所ならともかく。小売店の冷凍ケースというのは実は24時間フルに氷点下なわけではなく。時折「霜取り」という作業を自動で行っています。これは扉を開け閉めする際に庫内に入り込む湿気。これが積もり積もると「霜」となって庫内にどんどんこびり付いていきます。これを温度を上げることで(一時的に電源切ったりします)溶かしてしまおう、という作業であります。
・・・霜が溶けるんならアイスも溶けるんじゃ、ということであります。しかしそれでも適正に運用されている限り品質に問題はありません。が・・・さすがにちょっと気になるところではあります。

さらには「賞味期限」これは「ここまでは美味しく食べられることを保証しますよ」という期限であります。対して「消費期限」こっちは「ここまでには食べちゃってくださいね」というある意味最後通告?みたいなものであります。
賞味期限は実は過ぎても問題はないわけです。・・・味は落ちるかも知れないけれど、と。
今回はこの「賞味期限」を設定する、ということであります。まあ、そりゃあ・・・たしかに美味しく頂ける期限を、というのは分からんでもないのですが・・・。

世の中のほとんどの人は「賞味期限」と「消費期限」をごっちゃにいているのが現状であります。その中でそういうのを設定してしまうと・・・という不安はたしかにあるのですが・・・。

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02/24/2020

ポテト・イン

バーガーキングの「フライドポテトバーガー」に賛否両論(Yahoo!:CNN)・・・ニュージーランドでの話で、日本で発売されるか、と言えばそこら辺はまだまだ分からんらしいですが。
ハンバーガーのバンズでフライドポテトを挟む。・・・ベーコンを一緒に挟んだものもあるそうな・・・。
日本だとちょっと考えられない取り合わせかも知れんのですが、実際に「ポテトを挟む」系のパンはあるところにはあるらしいので・・・そういう場所だと違和感なく受け入れられるかも知れません。

よく関東系の人が関西系の人の「お好み焼きをおかずにご飯を食う」にやはり違和感を覚えたりしますが。
これも結局は「そういうものもある」という食文化、と言うかガキの頃からそういうもん食ってれば違和感も何もあったもんではないわけで。・・・これが逆に食のタブーがある人に無理やり食わせると大変なショックとなり、場合によっては命に関わることもある・・・というように人間というのは結構「食習慣」「食文化」に左右される向きがあります。

↑ポテトバーガーも「ああ、そういうのあるよね」で済んでしまう人と「はあ? あり得んわそんなん!」てな人に分かれてしまうのもある意味仕方ないことであります。・・・しかし中には「ヘンだけど食ってみるか」と恐る恐る食ってみてハマってしまった、なんてな人もいるので・・・そこからまた新たな「食」が生まれることもあるので・・・その辺も分からんと言えば分からん、という話だったりします。
個人的には。・・・食ってみたい気もするんですが・・・自分はバーガー系は持ち帰ってそれで一杯、ということもあり・・・その時には必ずポテトも添えるので・・・それが一緒になっちまったらなんか得したような損したような?なんか・・・ミョーな感覚に陥りそうな・・・。

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02/23/2020

近所にはないのですが

あるとちょっと嬉しいかも。
「おでん種店」が東京でこんなにも減っている訳(Yahoo!:東洋経済オンライン)。「おでん種」ですから基本的におでんに入れて「煮込む」ということになります。が・・・モノによっては他の用途も楽しめる、そういうシロモノであります。
・・・原材料の高騰などもあると思うのですが、なんだかそれだけじゃないような・・・。
自分のとこの近所にはこういう店はありません(探したらあるのかも知れませんが・・・さて・・・)。ではそういう場所での「おでん」とはどういうものか、と言えば・・・コンビニで買う・スーパーで売っている材料を煮込む、ということになります。

前者はともかく後者なら、まあ、おでん種の店がなくてもいけるんじゃないか・・・と思われるかも知れませんが。スーパーで売っているのはあくまでも「製品化」された種であり、揚げたてのものではありません。・・・もちろん人によっては自分で魚を買い、それをフードプロセッサーなどでミンチにして自分で揚げる、という人もいます。しかし大抵の場合はやっぱなんかどっか似たような味や感触になってしまう・・・。
「こだわり」というのもあります。
自分の場合、ちょっと離れたスーパーに某関西方面産のすり身天が売っているのでそれを好んで買います。しかしこれはもちろん製品化されたモノ。・・・いや、まあ、それでもウマいんで、まあ、いいか・・・と思うのですが・・・「どんなんでも一緒だよ、わざわざそんなとこまで行くなんてムダだ」という人ももちろんいるわけです。

それはそれでアリではあります。でもそれだとあの食感を味わうこともないんだろうなあ、もったいないなあ・・・とか思ってしまったりします。
この感覚が「おでん種店」でいつも種を買って、煮込んでる人からすれば・・・スーパーで買って煮込んでる我々に対してあるんじゃないのかなあ・・・とかそんなことも思ってしまったりするのです。・・・もちろん人の事情や状況は様々ですし、他に方法ない、という見方もできます(それに安いでしょうし)。でも・・・なんか、なあ・・・と。

考えてみたらこういう事例は結構あちこちにあるような気がしています。こだわったモノや状態の良いモノ、そういうのから「まあ、別にこれでもいいや」となってしまってなんとなく・・・と言うのは。繰り返しますがそれ自体は別段悪いわけではないのです。
ただ・・・もし余裕があるのならちょいとこだわってみてもいいんじゃないのかな・・・と、そんな風に思うのです・・・。

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02/13/2020

時代遅れと言うか

無理に横並び一列にしなくてもいいような。
日本の「樽生ビール」時代遅れになりかねない訳(Yahoo!:東洋経済オンライン)
『リサイクル可能な素材でできているワンウェイケグですが、「使い捨て」であるという部分だけが一人歩きしてしまうと、メーカーが積極的にゴミを増やし環境に負荷を与えているという印象を与えてしまいます。』(『』内↑記事より引用)
・・・じゃあそれをリサイクルに回すようにすればいいんでは・・・? とか思ってしまうのですが。問題はどっちかと言うと「メーカーに返す」ということなんだろうなあ、とは思うのですが・・・別にそれでもいい、というメーカーもあれば、たしかにソレもいいな、というメーカーがあって然るべきではないか、と。

全世界のビールメーカーが一斉にワンウェイケグに傾倒しているわけでもないでしょうに。
ステンレスの従来の樽だってそこには利点があるわけで(もちろん欠点もありますが)それはワンウェイケグだって同様であります。もちろん頑迷に過去の産物にこだわっている・・・例えばちょい前のボジョレーヌーボーのペットボトル化とか・・・というのならたしかに最新の技術を導入すべき、という話になってくるのは分からんでもなかったりします。
しかし各社によって規格もばらばらなシロモノを「導入しないと・・・」というのはどうだかなあ・・・と。

たしかにステンレス樽の回収・再利用作業には時間がかかるでしょうしそれが他の分野の仕事を圧迫しているメーカーもあるのでしょうけど。しかしそれが全部のメーカーというわけでもないでしょうし、ワンウェイケグにしてもそれ独自の作業も出てくると思われます。・・・結局のところ作業を圧迫するのは変わらんのではないか、と。
新技術というのは常に批判にさらされます。定着するまで時間もかかるものであります。ワンウェイケグもそういった技術の一つであります。・・・だからこそ例えば規格の世界的統一とかリサイクル(そのものではなく素材の)システムの構築とか・・・そういう方面に手間を割いてもいいんではないでしょうか・・・?

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01/29/2020

やっぱり繊細

ワイン用ブドウ品種変更を・・・気候変動で農地激減の恐れ(Yahoo!:JIJI)。実はかなりの数があるブドウ・・・ワイン用ブドウ品種であります。それでも大多数の品種はやはり気候の影響を受けやすく繊細であります。そのため現在の有名産地ではもっと高温に適した品種を・・・ということであります。
ただ、そこまで大規模にやってしまうと風味や感触はどうなるんだろうか・・・と。
それでもこれを逆に捉えて今まで低温であまり適していなかった地域でもブドウ用ワインが栽培できるようになる、という見方もできますが・・・これもやはり繊細な話になりそうであります。

過去には病害虫によるヨーロッパ産ワイン激減、というのもありましたが。
これは技術的対処(接ぎ木などによる回避)によって今ではあまり問題にならなくなっています。が・・・コトが気候となると場合によってはもっと広範囲に、全世界に影響が大きく出てくる可能性もあります。
世界で最も古くから、そして広く飲まれている酒類でもあるワイン。恐らくはこれまでのように飲むことができなくなる、とかそういうことにはならない、と思いたいのですが・・・しかし何らかの影響が出てくるとなると状況が変わって来る、かも知れません・・・?

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01/16/2020

実質値上げ?

ノザキのコンビーフ。70年ぶりパッケージリニューアル(Yahoo!:ORICON NEWS)・・・それに伴い100gだった内容量は80gへ。まあ・・・実質値上げかなあ、と。

いわゆる「枕型」と呼ばれる缶詰であります。台形の、底辺の方をカギでもってくるくる開ける。
これは日本の缶詰の歴史、と言うか・・・そもそもは「軍隊用の携行食」としてナポレオンの頃に発案された「ビン詰め」に生を発し、その後缶詰となり・・・そして缶切りが開発され(缶詰よりも缶切りの方がかなり後の発明)・・・そしていわゆる「パッカン」と、缶切りナシでの缶詰となり・・・。
そして最近では充填技術等の発展により「缶」ですらなくなってきています。そこまで時代は進んでいます。

そんな中にあって「カギで巻き取るコンビーフ缶」というのは日本でもかなりの異端ではありました。・・・その後プラパッケージの「コンビーフ」も出てきています、そしてこれが今後の主流になる、ということになっているのですが・・・。
・・・ああ、ついにカギもなくなるのか、と。
某巨大掲示板で一世を風靡した「コンビーフたん」もついに過去のものになるのか・・・と、まあ、そんなことも思ってしまいますが。

個人的には博物館的な・・・記念館的な、何かそんなとこででも「カギ付きコンビーフ缶」というのは残していって欲しいなあ・・・とか思うのですが。歴史的価値、とかそういう意味合いもあるんですが、まあ・・・個人的感傷ですかね。
アレにマヨネーズかけるだけで十分すぎる酒のアテになる。で・・・それにはあのカギでもってキコキコキコ、と・・・。

結局は時節による値上げ、とかそういうことになりそうですけど。それでも・・・あのカギでの開け方はある意味昭和の遺産となってもおかしくはないと思うのですが・・・?

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01/15/2020

改良の余地アリ?

ファミマ、6000店で「レンジおでん」販売(Yahoo!:ImpressWatch)・・・店舗負担とフードロス対策として期待はされていますが・・・?
従来は「おでん専用鍋」を設置(これも最近は小型のものが増えているような)店側で具材に火を通す・・・というもの。これにフタが付いていたりもしますが、基本的に「露店」風ではありました。
・・・あらかじめ調理されていて指定された具材をダシに放り込むだけじゃん、と思うかも知れませんが。
おでん調理は実は結構めんどいもんであります。温度調整を誤るとダシが濁ったりすることもありますし、具材はそれぞれに「廃棄期限」が違っているのでそれに至る前に取り出したり。そしてもちろん取り出した分は廃棄、ということになります。さらに取り分け・継ぎ足し・状態のチェックなどなどやることも多いコンビニ業務の中でもかなりの負担になります。

そこであらかじめパックしておいた分をレンジで温めて提供、というのはたしかに解決策の一つになりそうなのですが・・・。

・・・ただ、中身が決まっていたりタマゴがなかったり(レンジで温められない)という辺りにまだまだ改良の余地がありそうな。
コンビニおでん、というのは好きな具材を選べるところにも魅力があります。それがない、となると。・・・そういうことなら最初から「家庭であっためる用おでんパック」でもいいのでは・・・? しかしそうなるとなんとなく味気ない・・・?

今後はまた違った方向性が出てくるのかも知れません。恐らくは今回の「パックおでん」は試作的なものなのかも・・・しかし「パックおでん」でいいのなら実はそういう製品はすでにいくつもあったりするので・・・そこら辺も改良の余地あり、なのかも知れません。

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01/13/2020

だきょうてん・・・?

培養肉を食べるか否か、菜食主義者の視点から考えてみた(Yahoo!:WIRED)。肉食をしない菜食主義者にとって培養肉を一つの「妥協点」とする・・・というのは、まあ、それでいいというのならいいのではないか、と思いますが・・・。
いや、環境問題や動物愛護とかから「肉は食べない」という人たちだけではなく。宗教上の戒律から食べない、という人たちもいます。こういった人たちは培養肉、つまり動物の細胞から作られた「肉」を食べるのだろうか、と。

そもそも動物はどこまでが「動物」なのだろうか・・・? 培養される前提の動物の細胞はそれはその「動物」ではない、と言い切っちゃっていいんだろうか・・・?

これに類する話としてガン細胞の研究に使われるヒトのガン細胞がありますが、これは戦前くらいに乳がんで亡くなった女性のガン細胞、これを世界で初めて培養に成功した、その細胞なのだ・・・とか。そうなるとその「人」はすでに亡くなっているのですが、その細胞はまだ「生きている」じゃあその「人」はまだ生きている、と言えないこともない・・・?

これが動物由来ではなく植物由来の「肉」というのならたしかにそれは「動物の肉」ではない、と言い切ることができます。あるいは何らかの鉱物や植物から「動物の細胞」を作成することができるなら、その細胞の「培養肉」ならたしかにそれは「動物の肉」ではない・・・。

・・・個人的には個人がそういう主張するのなら、それはそれで別にいいんじゃないかと思ってます。一線を超えなければ。その「一線」は「そんな肉を食べてはいけない。さあ、こっちを食べるのだ。それが人間の生きる道だ」とかなんとか無理に押し付けてくる、とかそんなとこであります。
ただ、まあ・・・なかなか各人の主張をすんなり認めあえるもんでもないですし・・・ニンゲンなんてのはまだまだそんなもんでもあるのですが。

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01/04/2020

ゼロではなく

完璧0.0%じゃなかったはずですし。
「ダイエット」飲料は体重減少を約束しない・・・米控訴裁(CNN)。この「ダイエット」表記に関しては以前もなんか似たような「これじゃ痩せないじゃないか!」的な裁判?告訴?があったような。・・・結構前からある商品名ではありますし・・・「分別のある消費者ならソフトドリンクの商品名に含まれる『ダイエット』という言葉が体重の減少や健康上の体重管理を約束するものではないことは理解できる」(「」内↑記事より引用)というところにも納得できるような。

・・・そもそも痩せたいのならそういうもん飲むなよ、というのもないではありませんが。
日常的にお茶を、緑茶を飲む文化?のある日本だとそこまでそういったソフトドリンク系ばかり飲まれることはなく・・・モノによっては「お茶=砂糖入り」という図式もなり立つこともあるあっちとでは、事情が大分違うという話もあります。まあ、要は甘いもんばかりだ、ということでもありますが。
ただ、そうなるとどうしてもカロリーの過剰摂取となり・・・肥満状態の人がどんどん増えていくことになります。
そこで砂糖の代わりに別のローカロリーの甘味料を、というのが「ダイエット飲料」の基本であります。それがきちんと機能?していれば問題はないのでしょうけど・・・。

個人的にはそれでもそういった「甘いけどカロリーほぼゼロ」というのが入り口になってることもあるんじゃないのかな・・・とか。甘いモノ、というのは好まれる傾向にありますが・・・どうしてもクセになるものではあります。ついつい、口にしてしまう。
結局飲んだだけで痩せるもんなんて早々あるわけない・・・というのも多くの人が認識しているところではないか、と。そういうことなんではないか・・・と思うのですが。

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12/30/2019

ぽーるなウィンナー

ポールウィンナーの知名度に東西差(@nifty:Jタウンネット)・・・なんと全体販売金額の93%が近畿2府4県に集中、ということであります。
自分は以前関西圏にいたのですが(近畿ではなく)そこでも結構当たり前に売っていました。魚肉ソーセージよりも自分はこっちの方が「肉!」といった感触で好きだったのですが・・・関東に出戻ってからは一度どこかで見かけたきりで、それ以降見たことはありません・・・。

実際、魚肉ソーセージよりはお高めな価格ではあります。
しかし魚肉ではない「肉!」のソーセージしかも手軽に食べられる・・・となるとこういうのしかないわけで。他にあるのはもっと大きかったり生ではちょっとなー、というものばかりであります。かと言って魚肉ではなー、となると。やっぱりこういうのが欲しいなあ・・・と。
こういうのは結構あったりします。
例えば・・・泥ネギというのが関東にあります。これは太いネギ(子供の身長くらい)が何本も括ってあったり袋に入れてあったりするのですが、文字通り泥だらけ。そのため結構長期保存も効いたりします。冬場専用?なのでさらに持ちが良かったりします。
これは実は前にいた関西圏では一切見たことがありません(今はどうだかちょっと分かりませんが)。ただ・・・こっちに来てから大喜びで泥ネギ買ったはいいんですがさすがに一人で全部は・・・と行かなかったので今はさすがに買っていません。

こういう地域差というのは結構あるものであります。場合によってはかなりの衝撃だったりしますが・・・コレがあるのはうちの地方だけだったんかー、とか。しかしそういうのを楽しむのもまたアリかな、とか思うのですが。

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12/20/2019

何もなかったわけではない

5700年前の「チューインガム」分析、かんでいた女性の外見や食生活が明らかに(Yahoo!:CNN)。よほどDNAの状態が良かったのか、それとも5700年前という比較的近い?年代だったからか・・・かなり詳細なことまで分かってきているようであります。
しかしそれはそれとして・・・この「チューインガム」今のとは大分違うんだろうなあ、と。
ただの樹液の塊、それも何らかの「治療」的な意図があった、とするならばなおのこと無味だったでしょうし。現代のように甘いお菓子の一種、という位置づけではなかったのかも知れません。

現代にも「歯みがきガム」的なものはありますし。
今の時代の方が色々なモノがあるから恵まれている・・・というのはどうなんだろう、というのが最近思うところであります。例えば↑ガムにしても「甘くも何ともないガムなんて・・・」と、そんなものしかなかったのか・・・という見方もできますが、実際には歯のために良い、ということを十分に理解した上での行為かも知れません。
もしかしたら他に我々の知らないもっと美味いもん食ってたかも知れんのです。
たしかに文明・文化は時間が経つほどに発達していきます。過去にあったのは「今」に至るまでの道程の一部にしか過ぎない、と。が、だからと言ってその道の先に立っている我々が過去にあったモノ、全てを把握しきっているわけではありますまい。いつの間にか失われてしまったモノの中には我々の思いもつかないようなモノがあったのかも知れない・・・。

本当は当時の人たちの方が今の人たちより色んな意味で「豊か」だったのかも知れません。そういうとこも分かってないわけです。ただ、我々が今回知ったのは「あの頃の人たちもガムみたいに何かを噛んでいたんだなあ」ということとちょっと詳細な個人情報だけ、であります。・・・まあ、そこからずんずん進んでいくのもまた学問の役割でもあるのですが。

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12/14/2019

結構知られているような

気がしないでもないですが。
二日酔い対策「飲む前に牛乳やウコンを摂取」は本当か?(MSN:NEWSポストセブン) ・・・どっちも科学的には「?」だ、というのは結構前に結果が出ていたような気がするのですが・・・。
ただ、「効果ナシ」と言い切っても「いや、そうは言うがアレは効くんだ」と言う人も必ず現れるものであります。それはそれで間違いではない、ということになりそうな・・・?

一つには、これは薬品でも実際にあるのですが「これはナントカに効く薬なんですよ」と小麦粉処方して実際に効果があった・・・という話があって、この「思い込み」から効果が出てきた・・・というものであります。
もちろん、重病や重症などにはまず効果ありませんが。二日酔いくらいだと効果が表れる可能性は高いかと。
そして・・・「実は酒に強かった」可能性も。
日本人の「酒豪度」というのは欧米の人などと比べると非常に低い、とされています。アルコールという一種の劇物を体内に取り込んだ時、欧米の人はほぼ全員これを分解できる酵素を持っていますが、日本人の一部はこれを持っていません。・・・こういう人は酒飲んだら一気に酔いが回ることになります。
「俺、酒弱いんだよね、両親もみんな弱いし」
てな場合は↑このケースが考えられますが・・・実際にはどうなんだかは本格的に調べてみる必要があります。実際には例えば特定の種類の酒だけに弱かったり。あるいは何らかの心理的影響でもって「俺は酒ダメだ」とかそうなっていることも考えられますし・・・これまではほとんど飲んでなかったから分からなかったけど、なんかコワイから試してみてた、とかそういうこともありそうであります。

結構個人差が影響する世界?ではあります。そして心理的な要因も。・・・楽しくも何ともない、ただ作業的に酒を胃に流し込むようなこと続けていたら身体的な影響はもちろん、気分的にも良くありません。結局は「し好」のハナシなので・・・楽しめるように飲む、そしてそこで自分の限度を把握しておいてそれ以上にならないように、なるようなら水分を補給しながら呑む。
と、まあ、そんな単純なことなのかも知れません。牛乳やウコンは補助的な位置付け?ということかも・・・。

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12/07/2019

もちろん楽観視はできませんが

サンマ水揚げ量史上最低の見通し、8~11月で昨年比68%減(Yahoo!:KYODO)。たしかに今年は「初動」が大変に悪く、8月終わりから9月初頭にかけては近所のスーパーでもほぼゼロの日が続いたりしてました。しかもどれもこれもかなり小型。そのため去年からの解凍サンマが安く並んでいたりしましたが・・・それがここのところへ来てようやく価格も安定した「生サンマ」が並ぶようになりました。
・・・しかしこれで楽観、というわけにもいかず。来年は・・・どうなるんでしょうか・・・?

乱獲、この一言に尽きる、というのが大勢の見方であります。
外国籍の船もそうなんですが、そもそも枯渇してきているサンマ資源を奪い合ってどうするんだ・・・といったところであります。そもそもは時期に大量に獲れるために「大衆魚」となっていたサンマであります。それがそうではなくなるのかも・・・と。
一方で地球規模での環境の変化を挙げる声もあります。
これは様々な要因が複雑に絡み合っていて、「コレ」というものありません。「コレ」さえやっとけば全部オッケー、てなカンタンなものではなく。・・・しかしその変化にサンマが付いていけていない、そのために数が減ったのでは・・・と。

漁業というのは多分に自然に左右されるので、こういう都市もあるさ、と楽観的な見方もできなくはないのですが・・・それにしても。
恐らくは今後十年から数十年単位でこういった「変動」が起きるかと。もしかしたら近年まれに見る大豊漁、という年がそのうち来るかも知れません。が・・・とてもそこまで楽観できるような状況ではないわけで・・・。

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11/25/2019

あくまで基礎システム

「味が変わる手袋」とは(Yahoo!:テレ朝)・・・バナナの味が変わる、味を濃くしたりできる手袋、であります。たしかにこれは非常に画期的で・・・いや、こういうのを「手袋だけ」で、というのはなかなかなかったような。もっと大がかりなキカイ?があれば・・・とか。
ただ、これはあくまでも基礎システムだと思うのです。
例えばこの手袋をもっと小型化して市販したとしても、現状では生活習慣病関連で「塩分減らせますよ」とかそれくらいのことしかできないわけで。「これが一体何の役に立つのか」とか言われてしまうのが関の山かと。・・・問題はここから先の「応用編」ではないか、と。

味覚をある程度操作できる、というのは一見あまり意味ないように見えて実は結構重大なことだったりします。
直球に味覚障害の人への救済、というのはもちろんですが。「食」というやはり一見ムダ(栄養摂れればそれでいいんだろ、味なんかどうでもいいんだ、という人は結構います)に見えて実はストレス緩和になったり趣味としても確立されつつあるこの分野に寄与できるのです。
そもそも食産業というのは外食だけにとどまらず。家庭での調理なども含めると人間の産業のほとんどがコレに絡んでいる、と言っても過言ではありません。原初に火を得た人類が「食材に火を通す」ことを広めたのは殺菌のためだけではありますまい。その方が「美味い」ことを知ったからではないでしょうか・・・?

そこに何らかの影響を与えることができる、かも知れない技術であります。・・・まあ・・・そうは言っても個人的にどうしたい? と聞かれても・・・「味の記憶の完璧な再現」とか? あの時のあの味を再現したいのに、どうしてもできない、という時のため・・・てのもなあ、なんだかなあ・・・。

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11/24/2019

4年後は無理でも

そのうちいつかは・・・。
完全養殖ウナギは4年後にも食べられる? 近大がニホンウナギの人工ふ化に成功(Yahoo!:ねとらぼ)。「成功」はしたけれど、即座に商業ベースに乗せられるほど技術が成熟しているわけでもなくコストその他クリアしていかないといけない問題は山積・・・と、そういうことかと思われます。
ただ・・・期待はできそうではあります。
これまで人工ふ化はほとんど例がなく・・・と言うよりウナギに限らず魚介類の人工ふ化からの完全養殖、というのは実は結構難題だったりします。もちろん成功して商業ベースに乗っている例もありますが・・・ほとんどの魚介類は「稚魚を獲ってきて育てる」か「海や川などで漁をする」ことによって食卓にのぼることになります。

 

身近な魚、例えばアジやサバだって分からんことだらけだったりします。
ニホンウナギもほんの少し前にようやく産卵地が確認されたばかり。その生態はある程度までは分かっているのですが、それでも十分とは言えません。・・・そこから正しく手探りでここまでようやく辿り着いた、というのが実情かと思われます。
・・・それでも・・・期待はしてしまいますが・・・。
ニホンウナギ、日本のウナギ界は実に危うい状況だったりします。稚魚から育てる、ということはその稚魚が必要。しかしそんなに大量に捕れるものではなく・・・ということは海外から輸入・・・しかしそっちからも断られ・・・でもなぜか日本産と漁獲量が合わない・・・。
ウラ、というのが結構ありそうな世界になってきています。そこへ絶滅危惧種指定、という・・・。

 

本当は流通自体を禁止、とかそういう荒事まで持っていく必要があるのかも知れません。が・・・いくら何でもそこまではできない。じゃあ完全養殖を・・・というのは自然な流れであります。・・・ただ・・・なーんかウナギ養殖界はあまりそっちに熱心でないような気もします。食文化を、ウナギ取引をも守る、と言うのならそっちからのアプローチもあって然るべきかと思うのですが・・・?

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11/18/2019

ムチャは経験しておいた方がいいけど

死んだり取返しのつかないことになったら意味はない・・・。
広がる学園祭の禁酒化、国立大では7割に(Yahoo!:毎日)。まあ、昔はね・・・とかそういう郷愁に浸るジイさんになるつもりはありませんが、実際、あの頃はムチャクチャでしたし。
新入生は飲ませてナンボ、と言うか。もう今では到底考えられないような飲み方・飲ませ方をやってたわけです。
それによって酒に対する自分の限度が知れるんだ・・・とかそうのたまう上回生もいたのですが。いや、限度なんてのはその時の健康状態・精神状況・様々な案件によってごろっごろ変わるもんなんであまり意味はないようなもんではあります。そもそも年喰えばみんな酒弱くなるもんですし。
自分は結構飲むことができる方だったのでそこまで悪く?は思えないのですが・・・飲めない人にとっては地獄そのものであります。さらに一歩間違えればそこで人生詰む可能性すらある・・・。

ただ、なんか・・・もうちっとみんなで楽しく呑めるようにはならんのかな、と。
全面的に禁止とか杯数制限とか、そういうのはなんかさびしいなあ、と思うわけです。上の人間がもちっときちんと下を導けるように、とか・・・なんかそういうことかな、とは思うのですが・・・。
しかし実際に起きた事例に触れてみると、すでにそういう状態通り越している観もあるのです。・・・こりゃあ、禁酒もやむなしか・・・と。それしか方法ないような、そんな気にもなってきます。

・・・個人的にちょっとイヤだなあ、と思うのは大学から今度は社会へ禁酒化が進んでいくんではないか、とかそんな危惧であります。某国際機関が全世界の国民の健康状態改良のためにまずは「禁煙」そして次は「禁酒」だ・・・と、そんな話もあるので・・・その前哨戦的なものだったらイヤだなあ・・・と。

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11/07/2019

もぐもぐに専念?

・・・自分らの時はどうだったかなあ・・・。
給食中、おしゃべり禁止時間帯がある学校(Yahoo!:中国新聞デジタル)。地方にもよるかと思いますが、自分が小学生の頃・・・関東地方では・・・そういう時間はなかった、という記憶であります。
ただ、自分らの頃は「好き嫌いなく食べろ」だったので・・・残すことはできず。↑記事にもあるような「昼休みかけてでも食べろ」という時代でありました。実は自分は当時は一種の甲殻類アレルギーで、イカとかカニ・エビを食べると口の中が腫れてくるのですが・・・それでも「食べろ」でした。今じゃ考えられないことではあります。

しかしそれでも「一切しゃべるな」というのは・・・なかったような。

やはり地方によるのかなあ、とは思いますけども。
やはり食べる時におしゃべりできた方がいいのかも、とも思いますが・・・色々事情があるものですし、一概に「良くない」「必要だ」と断ずるわけにもいかないようにも思います。
・・・実は結構こういう「慣習」というのはあちこちに残っているような。それは意味のあるものもあればすでに失伝しているものもあるでしょうし。本来なら不必要、と判断されればなくしていくべき、なのでしょうけど・・・。
やはりそこにも色々事情が絡んでくるわけで・・・そうなるとややこしいことになりそうな・・・。

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11/04/2019

回復してきてるけど

根本的?な解決には至りそうもないような。
サンマ大不漁に回復の兆し(Yahoo!:朝日新聞)。実際、近所のスーパーでも価格は安定して「庶民の魚」となってきています。一時期は安価な冷凍物を供してしたものでしたが(それはそれで美味しいのですが)最近は大型の、クチバシの黄色い肩の盛り上がったサンマが安く並ぶようになってきました。
サンマ大不漁のの理由はいくつか挙げられています。が・・・結局は人類が獲りすぎている、ということになりそうな。あるいは気候的な安定不足や昨今の天気事情。そういったところも改革していかないと本格的な復活、とはならないかも知れません。

・・・あるいは・・・
かなりアマイ考えではありますが、日本の周囲や隣接する公海で獲れるサンマは実は全世界で見ればごくごく一部で・・・そのほんの一部ゆえに巨大な全体量に、ちょっとだけ何らかの影響が出ると大きな影響となって響いてきてしまう・・・と、そういう考え方も実はできなくはありません。
何しろ生態も良く分かってない魚であります・・・サンマ。
親潮に乗って南下してきて日本近海で卵を産むらしい・・・ということくらいであります。
サンマ(Wikipedia)
産卵一つとっても諸説あったりしますし。卵は見つかっているようですが、幼体がどんなものなのか・・・そういうとこも全然分かってなかったりします。

まあ、海産物なんてほとんどがそんなもんですが。
しかし保護を進めていくのならば生態解明は必ず必要なものであります。今後の研究に期待したいところなんですが・・・研究が進んできた頃にはすでに・・・とかそういうことにならないことを祈るばかりであります。

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10/29/2019

ピザも

あっちでは植物由来の勢いが・・・。
米ピザハット、植物由来パテ使ったピザを発売(CNN)。ハンバーガーなどではすでに販売されていますが、今度はピザであります。いずれもアメリカっぽい?料理であり・・・そして国際的なチェーン展開も続けている企業でもあります。
・・・ということはやがて日本にも、ということにはなりそうですが・・・?

植物由来、ということで環境面への配慮、という見方もできます。
↑記事中にもあるように例えば排出される二酸化炭素の量とか。あるいは肉用の家畜を肥育する場合、どうしても様々な「物質」が消費、あるいは放出される、とされています。植物由来ならばそういった「弊害」もなくなる、ということなんですが・・・。
・・・いや、まあ、厳密に言えば結局は工場などで色々な「害」は出てくるわけで。完璧にゼロ、というわけにはいきません・・・。
それでもゼロに近づくのなら、という見方もできますが。それでも現代の技術ではどこまでその「効果」が期待できるのか、となると・・・?

今後への架け橋的な期待はできると思うのです。こういった技術を磨いて継続していけばどんどん技術力は上がっていきます。最終的にはなんも環境に影響のない肉、というのもできるかも知れません。
ただ・・・今回のもハンバーガーもそうなんですが、「環境に良いものだから」という理由だけで人気を得よう、というのは・・・実際にはその背後にある色々な事情や現状によって選択、というのが望ましいのですが。
それでもこういうところからの「入口」というのもアリではあります。世界は色々変わっていくものであります・・・。

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09/29/2019

たしかに体調不良

二日酔いは病気? ドイツ判決に様々な声(Yahoo!:Abema TIMES)。まあ、たしかに体調不良ですし、しかし明らかに自己責任だ、とも言えますし。
・・・少し事情?が違うのはこの判決は例えば「二日酔いは病気だから労災が下りるはず」とかそういう裁判ではなく。「二日酔いに効く!」との文言は食品の宣伝文句にふさわしくない、という裁判であります。・・・日本では基本的にはクスリでないものに「ナントカに効く!」という宣伝文句を添えてはいけない、となってますがドイツではこの方針がもっとシビアなようであります。

しかしこれで二日酔いは病気だ、と言い切るわけもいかんわけで・・・。
まあ、感覚の差、というのもありますんで何とも言えませんが。飲酒しないと二日酔いにはならんわけで。と言うことは酒飲んだ自分が悪い、とそういうことになります。・・・というのが日本だと基本的な考え方かと思われます。この辺、欧米だとちょっと違うのかなー、とかそんなことも思いますが。例えば他の体調面とか。
二日酔いになるには飲酒は必須なのですが、飲んだ当人の体調も影響してきます。飲酒量が多ければ多いほどなりやすい、というのはもちろんありますが・・・飲んでた時の状況とか状態とか。楽しく朗らかに飲酒できた場合と・・・イヤイヤ参加した飲み会では、結果も違ってくるかと思われます。

その辺の事情も勘案するか、となるとやはり国や地方によっては事情が違ってんでは・・・と。
そういうあまり良くない方面に仕向けた要素も責めるべきであって個人だけを責めるのはどうか、とかそういう考え方するヒトたちも少なからずいる・・・のではないか、とかそんなことも思ってしまうのです。

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09/17/2019

ぽてと・しょっく

題名ほど軽いものではなく。
「ポテト・ショック」を教訓に新品種の開発・産地の分散化に進む・・・北海道(Yahoo!:北海道ニュースUHB)。三年前になりますか・・・台風が連続して北海道に影響、その結果ジャガイモの生産に大打撃を与え・・・首都圏でも一部のポテトチップの銘柄が品切れになる、という事態に。
例年なら北海道にはこういった台風などは来ることもなく。しかしあの時は来てしまい・・・そして大打撃。これはポテトチップ業界だけではなく農業としても大打撃ではありました。まさか、ここまで・・・とは。

アイルランドのジャガイモ飢饉(Wikipedia)
実は過去にはこういった悲劇も起きています(それが故に本当の意味での「種芋」は非常に厳重に管理されています)。これは当時のアイルランドがジャガイモに重きを置きすぎていたからだ・・・とも言えますが、穀物を中心としたいわゆる炭水化物の安定供給を目指すならば、こういった植物の保全は非常に重要かつ重大な課題であり、そして昨今の気象・天候状況を考えると色々と考えさせてくれる案件でもあります。
・・・炭水化物抜きダイエットとかそういう問題ではありません。コトは場合によっては人民の行く末に多大な影響を及ぼす可能性もあるのです・・・。

日本人の主食でもあるコメ、これも例外ではありますまい。
実際、各種気象災害にによって田んぼにも被害は出ています。・・・それが少ないだけで。しかし何らかの事情で一気に・・・! ということもあり得るわけで。そういうとこ、どうにかなっているのかなあ・・・と。
原始時代、狩猟採取中心と言われた過去の世紀に戻るわけにはいきません、今の安定した供給、それが・・・ちょっとヤバいかも、ということになってきているのかも知れません・・・?

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08/29/2019

チキンも

植物由来の「フライドチキン」米ケンタッキー・フライドチキンが試験販売(CNN)。前にやはり米バーガーキングが植物由来の「ハンバーガー」を販売する・・・という話を紹介しましたが。今度はフライドチキンだそうであります。
ファストフード、と言うとあまり良い印象がないので・・・なんか健康に良くなさそう、とか・・・その辺を覆す意味でも「植物由来」ということなのかも知れません。
カロリーや価格などの詳細は不明ですが、多分・・・値段としてはちょい高めだろうなあ、と。カロリーは・・・どうなんだろう?

まあ、コマカイところ言うとコレはフライド「チキン」ではない、ということになりそうですが。
しかし植物由来の「肉」を使っているのは間違いなく。それが鶏肉似なら「チキン」でも問題はない・・・ような気もしています。これをホンモノだ、と偽って販売したらそれは犯罪ですが。しかしンなことする意味はないわけで・・・何せまだまだ普通の肉の方が安いわけです。
ここら辺がどうにかなってくるとまた話の方向が違ってくると思うのですが・・・。
恐らくはそういった植物中心の食生活を送っている(あるいは送る必要がある)人たちならまだしも。フツーに生きている人たちならフツーの肉で問題ない、という人がほとんどではないか、と。別に無理に植物由来にしなくてもいいじゃん、と。

しかし今後の世界情勢からしてフツーの肉、がフツーではない、特別な肉となる可能性も十分にあります。食糧危機がいつ起きるか、何か拍子で肉がいきなり遠い存在になってしまうかも知れない・・・。
そういう時に人工的に肉を作成できる技術があれば・・・植物由来でも何でも。また方向が変わってくることになりそうであります。
・・・もちろんそういう事態になっても「植物肉」がいきなりメジャーには・・・ならないと思いますが。今後の可能性の一つとしてどんどん進めておくべき研究や産業分野だとは思うのですが。

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08/18/2019

苦痛ならやめちまえ

というのもあるのですが、そういうのが無理な場合もあるでしょうし・・・。
「料理が苦痛だ」の作者に教わる、やめてラクになる5つのこと(Yahoo!:レタスクラブニュース)。自分なんかは料理しても結局は自分一人のためですし、自分が食いたいものを食いたいように料理する・・・ということなんで「苦痛」というのは、まあ、ありませんが。
しかしこれが家族全員の分、それも不平も不満も全部抱え込んで・・・となるとそりゃあ、イヤになることもあるだろうなあ、と。

もちろんこれは各家庭の事情や状況・場合によって大分異なるわけです。・・・うちでは苦痛なんだからあんたんとこも苦痛に決まってるだろ(あるいはその逆)というのはただの私見の押し付けに過ぎません。
・・・ただ、それぞれ異なる、ということは各家庭のそれこそ事情によっては「やめちまえ」が可能なケースもある、ということになります。
例えば↑記事に載っている「盛りつけやめてみました」「彩りやめてみました」も「別にそれでもいいんじゃない?」と家族がそういう意見なら別になんも問題ないわけです。・・・しかしこれを絶対許さない、というケースも実際にはあるので・・・そうなると実行はかなり困難ということになります。

別にただラクをしたいというのではなく(いや、字面で言えばただラクしたいんですが)あまりにも心や精神に突き刺さって来るようなこの状態をどうにかしたい、という話なんではないか、と思われます。過度の負担は心身共によくない影響を与え続けるものであります・・・。
・・・結局「話し合え」という・・・最もシンプルでかつなかなか難しいところに落ち着くのかも知れません。それはそれで世のコトワリ、的なものかも知れませんが。

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08/17/2019

そりゃ糖質ばっか食ってりゃ

太りますがな。
タピオカファンから悲鳴? カロリーはビール中ジョッキ3杯分?(Yahoo!:神戸新聞NEXT) そもそもが芋系統のデンプンから作られたモノをさらに甘いミルクティに入れてたら、そりゃあ・・・という話であります。
昨今は大変なブームになってますが。
人によって受け入れられる・られないが大きな違いにもなってきてます。ただブームだから、ということでここまで盛り上がっているのか・・・それとも日本に本気?で定着していくんだろうか、と。・・・いや、さすがに前者はないか、これまで何度も流行っては沈静化、流行っては沈静化を繰り返しているコンテンツでもありますし。

実はキャッサバは他にも冷凍うどんにもその成分が使われている・・・という説があったりします。
意外なところで意外なものが、というのもよくある話なのですが・・・カロリーの高い糖質系統のものばっか食って相応に動かない、ということになれば太っていくのは自明の理でもあります。摂ったエネルギーはどっかで放出しないと蓄積されていくものであります。摂った分が大きければ大きいほどに。
タピオカ食った後に必ず動け、というわけではなく。普段から動く習慣を身に付けておくだけでも違うと思われますが・・・そういうとこはどうなんだろう・・・?

そして他の栄養素。・・・コレばっか食ってる、というケースも結構ありそうで、どっちかと言えばこっちの方が気がかりかも知れません。糖質、というのは実はかなり重要な栄養素の一つではあるのですが、何事にもバランスが必要であります。重要だからってコレばっか摂っていればいい、なんてなもんはそうそうあるもんではありませんし。

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08/04/2019

美味くて安けりゃ

どれでもいい?
人気の「もち麦」が高機能性米市場をけん引?(Yahoo!:日本食糧新聞) ・・・これで白米との立場が逆転するか、と言えばそれはそれで「?」なところではあります。何せ、フツーにそれなりの白米買って炊いた方がまだまだ安いわけですし。
「高機能性」ということで何らかの「効能」を期待して・・・ということなのですが。しかしそこへ「値段」とかそういうのが関わってくると・・・また話が違ってきそうではあります。

そもそも昔はみんな玄米を食べてたわけです。
が、それだと食べにくい。色々対策?もあるのですが結構手間がかかる。そこであのカタい殻を外してしまえ・・・ということで白米が誕生した、と思われます。そのためか江戸期などでも白米の方がはるかに高価でした。それだけ皆があの美味い米を欲しがった、ということでもあります。明治・大正・昭和でもやはりその流れは健在で、それが↑「白米信仰」として今に続いているわけです。
しかし白米にした瞬間に栄養は大きく偏ります。・・・脚気、という病気がありますが(今はほとんど聞かない・・・)これは白米の食い過ぎが原因の一つだ、とされていたりします。それだけ玄米など雑穀の栄養素は豊富だ、ということでもあるわけです。

しかしなんかビンボくさい、的な発想もあったのか・・・やはり白米至上は続きます。
それが昨今の健康ブームによって結構あっさりと変化してしまいました。この辺は「皆が健康に関して真剣に考えるようになった」という見方もできますが・・・・マスメディア、特にテレビやネットなどの「信用されやすい情報」の拡散具合が激しくなったから・・・という見方もできたりします。
・・・それでもそれなりにでもカネかけりゃ相応に健康な食材を手に入れることも可能になった、ということには進歩を感じますが・・・それでもまだ一銭でも安い方、中身なんか知らないけど、というのもまだまだ主流だったりしますし・・・。

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08/03/2019

不可能じゃない

米バーガーキング、植物由来の「インポッシブル・ワッパー」を8/8から全国で発売(Yahoo!:CNN)。アメリカの話であります。日本でも発売するのかどうか・・・その辺はかなり不透明であります。
「IMPOSSIBLE」という名前が付いてますが、別に何かが「不可能」というわけではないようで・・・提携先が「インポッシブル・フーズ社」ということでその名前を付けた、とかそういうことのようであります。
植物由来で、包み紙からすると一切牛肉は使ってない様子。どんな味なのか・・・従来のワッパーの味をそのまま楽しめる、ということらしいので・・・ちょっと食べてみたいような気がします。

ただ、「ワッパー」てのもまたアメリカと日本では違っているようですし。
そもそも日本で「ハンバーガー」というとマクドナルドがどうも規範になってしまったようで、あまり大きくない、それほど重くない?食べ物、という見方が定着しています。が・・・あっちのはマクドナルドも結構デカいですし、さらにワッパーとなれば。一つで十分過ぎる量の物体が出てきます。
・・・そのためカロリーやら何やらも相当なものになり・・・ということで昨今のアメリカでは植物由来などいわゆる「へるしー」なものが好まれてきている、ようではあります。

ただ。・・・植物由来だからって何でもかんでもカラダにいい、というものでもないでしょうし。↑これで十分に満足できるから実際の肉のワッパーはいらんわ、と、そういうことになるのを狙っているのか・・・それともまた何か別の要素が絡んできてるのか。その辺まではちと分かりませんが・・・しかし技術面から考えると結構なところまで来ている、ということであります・・・人工肉・・・。

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07/30/2019

なんとなく?

みんな水道水を飲まないのはなぜ?(Yahoo!:高校生新聞) ・・・多分「なんとなく」とかそんなもんじゃないのか、大部分は・・・とかそんな風に思いますが。もちろん中にはやむを得ない事情(体質とか疾病とか土壌の性質とか)もあるかと思うのですが・・・現在の日本だとほとんどの都市なら安全で、場所によってはさらに美味な水が水道から出てきます。

恐らくは「塩素で消毒している」ということから、どうにもそっちのイメージ・・・プールの水、とか・・・がまだ残っているのかも知れません。・・・あるいは一定以上の年齢の人なら明らかにクソ不味かった昔の水道水の味がまだ記憶に刻まれているから・・・というのもあるかも知れませんが。
今は逆に使われることが少なくなってしまいましたが・・・結構「井戸水を使ってる学校」なんてのもあったものです。自分の通ってた小学校(今は多分違うと思うのですが)は多分そうだったんじゃないのかな・・・と。皆にやけに人気のある「水道の蛇口」というのがあって、そこの水はたしかにウマかった記憶はあります。
しかしその後。なんかの時にトウキョウの方まで出かけて「水飲み場」の水を飲んだ時は最悪でした。土臭いと言うか苦いと言うか・・・その時から都市圏では水道水を飲まなくなったくらいで。

でも今は。結構フツーに飲んでます。
消毒方法変化や技術向上など。実際、日本の水道技術というのは大変に素晴らしいものがあると思うのですが。↑記事でもあるように実は「そこらの蛇口から出てくる水が飲める」国、というのはなかなかなく。一説には水の悪さを避けるために茶やワインが流通するようになった・・・とかそんな論?もあったりします。
でも今の日本では「水は買うもの」となってきて・・・さらには「ナントカ水で健康に」とか何とか。もったいないと言えばもったいない話ではあるのですが・・・なかなか見直されないだろうなあ、と。「なんとなく水道水は・・・」と、そういう意識?はなかなか抜けないでしょうし。

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07/29/2019

範囲は広大

全国のジビエ、数量や品質、実需など情報共有システム構築へ(Yahoo!:日本農業新聞)。農水省の主導で行われるらしいのですが、実際には経産省など他の省庁との幅広い情報共有は非常に有効かと思われるのですが。・・・これを害獣除去や食文化の多様化へと結びつけていく契機に、と言うのならなおのこと。所管が農水省だけ、というのはどうなんだろうか・・・と。

ここで言うジビエとは主に野生動物の肉などのことであります。
大抵の場合は「猟師」が捕獲することになります。これはもちろん免許の必要な立場で・・・しかも皆が銃を使うわけはなく。もちろん、わなの設置にも免許は必要であります。
問題は結構な数、害獣も含めて捕獲されているのに実際に「ジビエ」として供されるパーセントが非常に低い、ということもあります。・・・折角捕えても破棄、というのでは・・・もったいない。

しかし通常の食肉とは違い、捕獲された野生の獣というのは処理方法も流通方法も全然違うわけです。今は家畜の食肉流通ルートはきっちりとしたものになっています。そこへジビエとしての野生の獣の肉が入り込む余地はほとんどない、ということであります。
・・・そこまで全部含めての「改革」というところまで・・・行けるんだろうか・・・?

これまであまり大きな改善点のなかった分野でもあります。色々なことへの期待感?もあるのですが・・・さて?

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07/23/2019

・・・今から?

飽和状態的な場所だと思うのですが。
日本コカ・コーラが酒類事業に本格参入へ(Yahoo!:KYODO)。今年秋から、とのことですが。しかし「レモンチューハイ」業界と言えばストロング系から微アルコール系まで様々なメーカー・ベンダーが乱立しているのが現状であります。そこへ「コカ・コーラ」というネームバリューだけで参入、となると・・・大丈夫なんだろうか、というのが正直なとこだったりします。

元来は焼酎に自分でレモン汁絞って炭酸水加えてたんだそうですが。
今では「缶チューハイ」ということで「レモンチューハイ」というのはある意味では一ジャンルを成している、とも言えます。果汁を相当量含むものから(何%かは・・・さて)フレーバーとしてレモンを感じさせるものまで。「チューハイ」の「チュー」は「焼酎」の「酎」ですが、そこにとどまらず「果汁の風味のするアルコール飲料」として定着しつつあります。
その中でも「レモン」というのは中核を成す存在であります。
そこへ飲料メーカーとしては古参中の古参で実力もあるメーカーが参入、となると色々ありそうなんですが・・・個人的にはこの市場、なんだか頭打ちな気もしてます。そこへ、そんな場所へ参入して大丈夫なんだろうか、と。

そもそもは「ハイボール」つまりはウィスキー+炭酸水に対抗して焼酎+炭酸水、ということでの「チューハイ」だった、という説もあります。ウィスキーよりも各種フレーバー(レモンはもちろん各種果実などなど)との親和性の高いスピリッツ、ということで現代までの人気を博しております。
ウィスキーはそのものの味を楽しむ人が多いのですが、焼酎は色々混ぜて楽しめる、そういったところもある、のかも知れません。
・・・ということでこれまでも各社しのぎを削ってきたわけですが。しかしすでに古戦場と化している「レモンチューハイ」への他業種では有力なコカ・コーラの参戦。・・・どうなんだろうなあ、と・・・気になってしまうのですが・・・いやしかし、まずは味を見てみないと何とも言えませんか・・・。

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07/19/2019

開かないフタ

カップ麺のフタが3分間開かない技術はどのように生まれたのか(Yahoo!:ニュースイッチ)。まだ実装されていない技術でありますが・・・近々「デビュー」するかも知れません(ややコストがかかりそうですが)。
構造としては「二重フタ」のようなものであります。一度はがしてもう一度貼り直せるフタは普通のフタの「一部」となっていて・・・お湯を注いでから一度フタを閉め、食べる時はそれごとフタを外してしまう、ということのようであります。

・・・問題はどれくらい閉じたままにできるのか、どれくらいの強度が保てるのか、ですが。
実際に試してみないと分かりませんが、↑記事によれば貼り直したまま結構な時間保てるようで。たしかにコンビニでお湯入れる→閉める→持ち運んでよそで食べる、という今だとお湯がこぼれないように、水平を保ったままそっと運んだりしているのがもっと便利になりそうな。
そして「閉じ直したらなかなか開かないフタ」ということでの「蒸らし」を期待した・・・新商品なども。
「お湯を注いで待つ」というのはどっちかと言うと「煮る」に近い行為かと思われるのですが、ここへ「蒸す」が加わると・・・どんな方向性が生まれるのか、気になるところではあります。

考えてみれば「フタ」というとても単純なものを見直した、というだけの話なのですが・・・色々と発展が期待できそうな話にもなってきています。こういった思いがけない方向への「変化」というのはなかなかに楽しいものではあります。

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06/14/2019

イメージの問題

が一番大きいかも。
知られざる「培養肉」の世界(Yahoo!:HARBOR BUSINESS)。これは実際にかなり緊急を要する案件だったりします。「肉」というのは食物として人類が長い間関わってきた物体なのですが・・・それが足りなくなるかも、という話はつい最近広まったものではありません。かなり前から出ていた話であります。
その解決策の一つが「人工肉」であります。
人工的に培養された「肉」であります。食品不足を補うのはもちろん、畜産が自然界にかけている圧力を少しでも減らそう・・・というのも大きな目的であります。しかも栄養素をコントロールしたりもできる肉なども作成可能なわけです。

・・・しかし仮に非常に安価な「培養肉」ができた、として。それがフツーにスーパーなんかにも並ぶようになった、として。果たしてどれくらいの人たちが「買おう」と思うだろう・・・?

近未来物のSFなんかでは定番なんですが・・・実はこっちでもあまり良いイメージはなく。そもそも「代用品」という位置づけの上「正規肉なんか食えるのは上等国民だけだ」みたいな流れもあったりして。・・・これは一般の人たちが内在的に持っているイメージそのものなのかも知れません。
よく知らないモノを怖がる、と言うよりも・・・やっぱりこれまでの人類の食肉の歴史の重さ、みたいなものかと。その重さをたった十数年程度で覆すのは容易ではありません・・・。

個人的にコワい?のは何かで一気にマイナスイメージが付いてしまって、それがなかなか拭えないうちに本格的な食糧危機が・・・というものだったりします。それは正に天の配剤的な偶発性も多分にあるのですが・・・やっぱり皆が根底に抱いているイメージ、それが最も大きいかと。今のうちからコツコツと地道に知識と共に良いイメージ周知を徹底させていく・・・というのが重要なのかも知れません・・・。

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06/10/2019

そう願いたい

「ジン」の売り上げ急増、カクテルの材料から主役へ(Yahoo!:JNN)。そもそもは「薬酒」で、必須のジュニパーベリーの薬効を期待して酒に漬け込んだもの・・・とされています(そのため考案者も医者とされています)。
が、現代では独特の香りや味を楽しむ酒として定着してきました。
従来はカクテルベースとして。もちろん日本でもそのまま飲む人は結構いて(某バー漫画の常連さんとか)人気があったのですが、それにさらに火が付いた、ような印象を個人的には持ってたんですが。

・・・まあ、しかし酒、というのは所詮はし好品ですし。
日本での区分?は「スピリッツ」ということで酒税面でやや有利?な立場にあります。「安い洋酒」的なイメージは今でもあったりします。・・・この辺がちょっとビミョーなところで舶来もの、つまりは輸入物でなおかつ値が高いものが好まれる傾向が日本人にはあったりします。そこで「安い洋酒」的なイメージでもってブランデーとかシャンパンなどにやや遅れをとっておた、そんな感もなきにしもあらず、というのが個人的なとこだったんですが。
いや、ジンやテキーラは結構好きな方なんです、自分(最近はどうしても度数の高い蒸留酒系統からはちょっと距離を置いてますが)。だからこそ今回の注目は喜ばしいことで、ああ、なんか昔は色々言われてたけどようやくか・・・とかそんな思いもあったりします。

その一方で・・・イギリスのEU離脱問題が落とす影。・・・仕方ない、という見方もできるのですが・・・なんとか良い方向へ進んでくれないかなあ、と。そんな風にも願うのですが・・・。

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05/26/2019

比較はしてみたいけど

日本に入って来るのかどうか。
バーガーキングの「人工肉バーガー」とオリジナルのワッパーを比べてみた(Yahoo!:BUSINESS INSIDER JAPAN)。日本国内では一斉閉店?が話題になっているバーガーキングですが。ちょい縁?があって本場アメリカのを食ったことがあるのですが・・・いや、デカい。それまでの某日本国内でのシェア一位のファストフード・バーガーと比べたら・・・大人と子供とかそういうレベルでないほどデカかった記憶があります。
それからちょい時間が流れてから・・・日本にもバーガーキングが上陸(一時撤退しましたが)。あ、あの時のとはちょっと違うけど(なんかマイルド?になってるような)やっぱデカいな、と。

最近はあちこちの国で「人工肉」の研究が盛んであります。植物由来のこの「肉」の類はすでに日本でも売られていたりします。大豆由来の、とかそういうのも。ただ・・・あんまり売れてはいないような。
まだまだ「正規肉」の方が安心できる、と言うか信頼できる、とかそんなところなのでしょうか・・・。
将来陥る可能性のある食糧危機の恐怖からも、そういった「選択肢の増加」はやっておくべきことではあるのですが・・・。

そういう意味合い?もあってたしかに一度食べてみたい気もします・・・「人工肉」ワッパー。
しかし気になるのはやはり価格なような気もします。「正規肉」と同等かもしくはそれより安ければ普及も速そうなのですが・・・さて?

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05/22/2019

シェイクオンリー?

今日も海外マクドナルド関連なんですが。
スコットランドでEU離脱派候補にシェイクぶちまけ連発、警察がマックに販売自粛要請(CNN)。いまだに混迷のさ中にあるイギリスのEU離脱問題ですが。そんな中で「マックのシェイクを離脱派候補にぶちまける」動画が影響したのか同様の行為が連発。そのため警察からマックに「しばらく売らないでくれ」との自粛要請が・・・と。
これも日本だとちょっと考えらないかも知れません。一企業に官憲が・・・! とかそういう考え方で。
もっとも、自粛要請されたマックだってたまったもんではないでしょうし。自社製品がぶちまけられるために買われている・・・となるとあまりいい気持ちではないはずであります。

ただ・・・こういうのは規制してもまた次、といきそうで・・・。
ライバルのバーガーキングはシェイクの販売を継続。じゃあ、次はこっちか・・・というと多分そうでもなさそうで。恐らくは全然別の何かをまたぶちまけることになりそうではあります。
こういう時によく出てくる?のがタマゴなんですが・・・どうでしょうね・・・。
いずれにしても離脱問題が解決しないとこういった混乱が収まることはないわけで。しかし・・・ここまでこじれてしまうと・・・。

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05/14/2019

いっちょういったん

縄文人ゲノムを高精度解析、「酒に強い」などの特徴も(Yahoo!:JIJI)。・・・日本人など東アジアにはいわゆる「下戸」の人が多い、とされています。酒が飲めない、好みの問題で飲めないのではなく・・・体質的に受け付けない人たちが多い、ということであります。
これは特定の酵素などが関係している、とされています。アルコールとはぶっちゃけ「毒素」なのでこれを分解する機能が人間には備わっています。が・・・「下戸」の人たちはアルコールを分解する酵素などを持っていなかったり阻害する物質を持っていたりする、とのことであります。
対して欧米系の人たちはそういう傾向の人は少なく(ゼロではない・・・)その辺、何か事情があるのでは・・・とされてきています。

そもそもそういう能力がないため、いくら「毎日少しずつ飲んでいれば酒に強くなるぞ」とかそういうムチャなことしても・・・心身共にダメージを受け続けるだけで何の意味もないことになります。
これは元来がアルコールのない環境にいたためか・・・あるいは全然別の要素、こっちでは生存に非常に有利になる機能なんだけどこれがあるとsルコールに対して非常に弱くなる・・・とかそういう事情も考えられます。
アフリカ系によくある赤血球異常も実はマラリアにかかりにくい、という「裏の事情」があったりします。そういうのも関係してるのかも知れません。

もしかしたら日本の「下戸」の由来は後から入って来た弥生系由来・・・? まあ、そこまで明確に決まってるもんでもなさそうなんですが・・・縄文人全体の特徴で「酒が強い」ということなら・・・もしかして?

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05/06/2019

まだやってるとこあるんだ

・・・というのが正直なとこであります。
不登校や会食恐怖症の原因にもなる、学校の過剰な「完食指導」(Yahoo!:オトナンサー) 自分は小学校が給食で、中学校・・・違ったっけか、どうだったか・・・なんかあんまし覚えてないんですが多分弁当だった、ような記憶があります。
そしてガキの頃は「甲殻アレルギー」でした。多分軽度のものだったと思うのですが・・・イカやエビが食べられない。食べると口の中が一気に腫れ上がってちくちくする。特にカニはダメで、ひとかけらでも口にできなかったりします。
・・・余談ですが、うちの実家は親父が釣り好きだった影響で母が魚をさばきます。で、自分もガキの頃から手伝っていました。実はイカも結構釣ってきてそれもさばくのですが・・・自分は触れていただけで手首になんかぽつぽつができたり、とやはり体質的?に合ってなかったようであります。

でも当時はそういったアレルギーだから、というのはあまりなく。給食で八宝菜なんかが出てくると、仕方なく口に放り込むしかない・・・。
結局口の中は腫れるのですが。それでもそういうこと言い出せる雰囲気でもなかったりしました。・・・やはり牛乳がダメ、とかそういう同級生もいたわけです。そして昼休みに「居残り」で一人残されてそれこそ「完食」させられる。そういうのを見ていたので・・・かなり無理して食べていた記憶があります。
・・・ただ・・・この辺は記憶が曖昧なんですが・・・イカとエビが入った八宝菜、というのは結構出てきた記憶があるんですが・・・他のメニュー、例えばイカフライとかそういうのは・・・あったんだろうか、と。なんか・・・八宝菜「だけ」苦労して食べてたような記憶しかなかったりします。

今は昔ほどひどくはないんですが(それでも積極的に食べようとは思わない)・・・今だったら結構問題になっていたのかなあ、とは思います。そして最近はアレルギーとかそういう方面でも配慮してくれる学校が増えてきている、と聞いて安心していたのですが・・・。
いや、まだ「完食指導」とかやってたんだ・・・。
ちょっと残念であります。ありゃたしかに一生残る「イヤな記憶」だったりしますし。場合によってはかなり重篤な状態になってしまう、というのも分からんでもないですし・・・。

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04/30/2019

みずのおはなし

ミネラルウォーター需要、相次ぐ災害や猛暑で拡大・・・6年連続で市場成長(Yahoo!:食品産業新聞社)。・・・日本の水道水は一頃に比べると格段に安全性も味も進歩しているので、水を買う必要なんて・・・というのがちょっと前の「常識」ではありました。
個人的には今でもそんなもんだ、と思ってますが。
しかし例えば備蓄用とか。災害時には水の確保も重要であります。生活用水として、飲用ではない水、というのなら風呂桶にためておく、とかそういう手段もあるのですがコト飲用となるとそこまで「備蓄」できません。が、2リットルペットボトル入りのを数本用意しておくだけで、いざという時のためになります。何日か分を確保できる量くらいなら、それほどスペースを取りませんし。

そして純粋?に飲用のため、と言うか・・・ジュースなどを買う代わりに水を買う、というのもあったりします。2リットルだけじゃなくて500mlのも売れているのではないか、と。
その流れで今度は「炭酸水」か、とかそんな風に思ったりして。健康志向、糖分控える、ということでの「水」そして「炭酸水」なのかなー、と。こっちは以前はそのまま飲むのではなく酒類を割ったりするのに使うのが主でしたが。

まあ、時の流れと共に人のし好・思考は変化していくものですから、「水をスーパーなどで買う」という行為に対して抵抗がなくなっていくのもまた時代の流れではあります。
・・・それでも、まあ・・・個人的には別に水道水でもいいかな、と。いや・・・一昔前のヒドい水道水の頃と比べたら・・・と。天と地ほどの差があったりしますし。今のなら別にいいじゃんか、と。

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04/26/2019

毒をふくむ

連休中の潮干狩り、貝毒に要注意(Yahoo!:朝日新聞)。これは実際には季節関係なく起きているのですが・・・やはり水ぬるむ春先、しかも大型連休、となれば潮干狩りなどで口にする機会の増える「貝」こういうところに影響が出てきてしまいそうであります。

何度かこの「あれこれ」でも触れていますが。
二枚貝というのは基本的には自分からエサを積極的に獲りに行ったりしません(行く種もありますが)。その場にじっと潜み、海水をどんどん吸い込んで・・・その中に含まれるプランクトンなどを得て食料とします。アサリは砂の中に潜り、カキは岩などにくっ付いてその殻でもって身を守りながら無尽蔵とも言える海水を吸い込んでは吐き出し、を繰り返して生きています。
吸い込んで「浮遊物」をこし取った海水は吐き出されますが、海中の「汚れ」も同時にこし取ります。そのため一種のクリーンフィルターとしての役割を持ち、海の環境保全にも一役買っています(同じようにナマコの類なんかは海底の砂を体内に取り込んでは「汚れ」をこし取ってキレイな砂を排出、というのをやってます)。

・・・ということはその「汚れ」がどんどん貝の中に蓄積されていく、ということになります。
実際には一生その成分が体内に残り続ける、というわけではないのでしょうけど。代謝等によって体外への排出も考えられます。が・・・「汚れ」の量が多ければ多いほど排出は遅れ、やはり体内にたまっていく、ということになります。
そのため潮干狩り場では定期的にどれだけ「汚れ」が貝の中にたまっているか、定期的にチェックしているのですが・・・。

チェックしきれない部分もありますし何より場所によってはそういうチェックをやっていないところもあるとか。そのため最近では「採る用の貝」と「持って帰る用の貝」を別に用意しているところもあるとか。ある意味それは正しいことかと。ですが・・・なんか味気ない話ではあります。
それでも調べてみれば結構そういう情報は出てくるものなので・・・行く時にはそういった事前の下調べは重要だったりします。・・・場合によってはかなりの重篤なことになるケースもあり得るので・・・たかが貝、と思わないことが肝要ではあります。

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04/19/2019

左ヒラメじゃなくて

まさか?の「右ヒラメ」また見つかる(Yahoo!:CHUKYO TV)。「左ヒラメに右カレイ」と言うように「腹側を手前に置いた時に頭が右を向くのが『カレイ』で左を向くのが『ヒラメ』」という見分け方が一般的であります。
が、そうではない「右ヒラメ」が見つかる・・・ということでちょっとした驚き?が広まっている、という話なのですが・・・。

調べてみたら「左ヒラメに右カレイ」というのはそこまでメジャー?でもないようで。
日本ではほとんどコレらしいのですが、他の国ではそうでもなかったり。あるいは日本でも「ヌマガレイ」は「カレイ」という名前が付いていても「左」が当たり前だったり。さらには「ボウズガレイ」という原始的とされる連中は左右どっちも出てきたり。
人工飼育すると結構な数「逆」が出てくる、という話もあったり・・・。
かつては魚を置く時の正式な「向き」があり(今でも魚屋さんなどではそうやって並べています)それは腹側を手前にして頭を「左」に、というものでした。・・・そうなるとカレイはどうなるんだ、となりそうですが・・・裏返しにして目の辺りに目印を置く、とそういう作法だったそうであります。

むしろカレイ・ヒラメの見分け方は「口」じゃないか、とされています。
ヒラメは基本的に魚食魚で、大きく鋭い歯もあります。が、カレイも肉食魚ですがゴカイなどを主に食べるためそこまで口は大きくなく。むしろ「おちょぼ口」となっています。あるいは目の位置(どっちかが頭頂部にあるか、水平に置いても両目が並ぶか)などによっても判別することができます。
・・・まあ、実際にはあまり関係ないのでは・・・という話もあったりしますが。日本では今はヒラメの方が高級魚ですが、かつてはカレイの方が高級だった、とか色々ありますし。身の在り方もそれぞれによって違うので・・・食べる時には高級かそうでないか、と言うよりそういうところを気にした方が良い、ということかと・・・。

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04/12/2019

うっかりたべると・・・

うっかり一口でも危険、猫が食べてはいけない「人の食べ物」(Yahoo!:ねこのきもち) 「たまねぎ」「いか」「ぶどう」などは結構知られていますが(・・・そうでもないのかな・・・)猫に与えてはいけない「人の食べ物」というのは結構あったりします。
人が食べて美味しい=猫が食べても美味しい、というわけではないのですが・・・。
これは犬も同様なのですが、自分が食べているものをそのまま猫に与えてしまう・・・ということもよくあることで、その辺の「認識」にも注意が必要だったりするのですが。

基本的に人の食べ物は猫用よりも味付けが濃すぎる、とのことで。
味付けが濃い、ということは塩分などが強い、ということであります。あまりに「濃い」ものは有害となってしまいます。さらに従来のイメージで「猫は魚を食べるもの」というのもありますが実際のところは猫は「肉食動物」ということなので・・・魚だけを好む、というわけではなかったりします。
そういう「誤解」も結構あるのですが・・・ちょっと調べてみればすぐに分かるものばかりでもあります。飼育の歴史の長い生き物ですから、その辺のノウハウは相当量蓄積されているものであります。

・・・最もいけないのは「自分が食べて美味しいのだからこの子にも美味しいに違いない」あるいは「健康に良いのだから・・・」という思い込みかと。まあ・・・これは犬や猫に対してだけではなく、結構色々なことに対してもそう、となることでもあるのですが・・・。

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03/24/2019

いつかは必要に?

培養ステーキ肉実用化へ第一歩(Yahoo!:KYODO)・・・まだ肉片ができただけだから「実用化」はまだまだでしょ、と思ってる間に実用化・法整備・提供開始・・・といく可能性はゼロではありません。意外とこういうのの速度は速かったりするものではあります。
ただ・・・なんかないと普及はしないだろうなあ、と。
例えば来年・・・はさすがに無理でも数年後に実用化から一般販売へ一気に! となったとしても。誰が買うのだろうか・・・と。大災害が起きて肉が貴重品になったら・・・という意見もありそうですが、それだと地球規模での大災害が必要となります。しかも、短期間で、一気に。
現状ではどこかで大災害が起きても他の国や地域でどうにかできるわけで。そのためその線での普及はまずあり得ないかと。

あるいは・・・「肉」の信用が一気に落ちる、とか。・・・これもなかなか難しいかと。数千から万単位の年月をかけてここまでしてきた「畜産」あります。それをこのわずかな時間で・・・となると。
やはり一般に普及させるのはなかなか難しいかと。・・・となると特殊なケース、例えば体質的や持病的な話で・・・とか。あるいは保存食としてや加工品として・・・とか。
しかしいずれにしても今後絶対に必要にならない技術ではないわけです。むしろ・・・積極的に必要になる可能性もゼロではありません。そうなった時に「あの時あの培養肉を・・・!」とならないようにしておきたいところですが・・・↑状況的になーんか難しそうではあります・・・。

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03/21/2019

色々ある

週に三個以上の卵摂取、心疾患のリスク増加か(Yahoo!:CNN)。少し前に「卵はたしかにコレステロールが多く含まれているが、食べることにそこまで神経質にならなくても良い」でしたがそれより前は「卵は高コレステロール食品だから血中コレステロールが高めの人は絶対食べちゃダメ」とかそういうことだったのですが。
実際のとこ「絶対に食うな」「どんだけ食べても良い」という食品は基本的には存在せず(もちろんアレルギーや持病によっては存在しますが)それぞれに合った用法できちんとコントロールできればそれでいいんじゃ・・・と思うのですが。

しかしそこに「イメージ」というちょっと厄介なモノが介在してきます。
これはあくまでも「個人のイメージ」なのですが・・・そう、と思い込むとその人の中では絶対的な「真実」となり、場合によっては他からの干渉を一切受け付けなくなります。その干渉がどんなに高名な専門家でも素晴らしい実績を積んでいる技術者でも。
「私がこう思うのだからこうに違いない」
と思い込むとそれでその話は終わりになります。・・・そしてその結果が芳しいものではなくなった場合・・・大抵の場合は周囲の人に「なんで注意してくれなかった」と怒鳴り散らすことになります・・・。

それを完全に避ける方法は存在しません。・・・↑卵の件も100%「こうだ」と解明され尽しているわけもなく。「こういう話もある」「ああいう説もある」ということに過ぎんわけです。・・・が・・・多分、こういう↑話が出てくるとやはり「食べるな」「食べてもいい」とそういう議論になっていくんだろうなあ、と。しかもそこに専門家の話はあまり入って行かないんだろうなあ・・・と。

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03/08/2019

飲むやつは何でも呑む

専門家が警鐘、ストロング系チューハイの落とし穴(Yahoo!:ゲンダイ)。実際「ストロング系」と呼ばれる高%アルコールのチューハイは増え続けているようで・・・最近まで4%だった某チューハイにも5%のも出始めていたりします。
・・・ただ、↑記事にある「テキーラ」は別にそれほど高濃度アルコールというほどでもなく。ほとんどの銘柄が40%程度なので、国産ウィスキーなどとほとんど同じであります。アルコール濃度が高いのはウォツカやラムの一部銘柄で・・・これに中には「ほぼアルコール」というものもあったりします(それ故にフタ開けたままにしておくとどんどん揮発していく、という・・・)。

しかしたしかに高濃度アルコールだと刺激が強くなり・・・炭酸入り、となるとさらに・・・そして様々な「ゼロ」がくっつくとさらに依存症への敷居が下がって行くような・・・。
でもなあ・・・。
飲むやつは何やっても結局呑むもんではあります。例えば法律で・・・とまでいかなくても業界の自主規制でも「チューハイのアルコールは10%を超えてはいけない」としてもこれまでのストロング系に慣れてしまった連中は薄くなった分?を埋めるべく量を増やす、とそういうことになってしまいそうな。
さらに規制が強まると某国のようにもっとキケンな系統に手を出し始めるかも知れません。飲料に適さないどころか毒性があるモノすら呑んでしまう・・・。いや、かつての日本でもそういうモノがはびこっていた時代があったのです・・・。

そういう意味ではもう遅い、という見方もできます。そうなると・・・社会構造を何とかして経済的に豊かにする、とか・・・そういう国家の構造改革レベルの話にまでなっていきそうな。
依存症の入り口、てのはストロング系のチューハイでも安いビール風飲料でもなく。いわゆるヤケ酒・・・ストレスなどから来る「逃避」なんではないか、と思っているのですが・・・。

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02/21/2019

いや、その、フツーに

レンチンしてましたけど・・・。
禁止から一転「シャウエッセン」がレンジ調理を解禁した理由(Yahoo!:withnews)。正確には「シャウエッセン」ではなく「ああいうタイプのウィンナー」というやつではありますが。本当は「茹でてから焼く」というのが美味い食い方らしいのですが、「茹でる」というのは実際には結構手間がかかるもので・・・先に軽くレンジでチンしてから焼く、というのをよくやっていた、というところなんですが。

・・・もちろんうちにも電子レンジがあるんですが、コレで「調理」というより「下ごしらえ」的な意味合いが強いような・・・。
最近最も使っているのは多分「焼きそばの麺をあっためる」でしょうか。
焼きそばの麺の袋をちょっと切って軽くあっためる。そうするとほぐれやすくなるので・・・なんかで聞いていて試してみたらやりやすくなったので(それまでは麺が焦げ付いたりしてたんですが)それ以降、ずっとやってます。
それの応用?みたいな感じでウィンナーも軽くあっためておいてそれから焼く・・・というようにやってたんですが。

しかしたしかにあっためすぎると一種の「爆発」を起こすので注意が必要ではありました。・・・まあ、意外と色んな方式がそれぞれにあるものなので・・・一概に「ダメ」と言い切るのもなあ、という気がしないでもないのですが。いや、それでも「意外な方式」というのが実は結構キケンだった・・・ということもあるので、やはり注意は必要、ということにはなりそうですが。

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02/14/2019

色々広がる

海に行かずに人工の水で育ったベニザケ、出荷へ・・・岡山理大が養殖(Yahoo!:KSB瀬戸内海放送)。ベニザケとはヒメマスの降海型、つまり海へ降った個体、ということになります。
サケの仲間というのはちょっと面白い?習性があって「川に残る」連中と「海に降る」連中と分かれることがあります。同じ川で同じように育っていても一部は海へ、しかし一部は川で・・・と。もちろん全部のサケの類がそうなるわけではなく。主に海に降るものもいれば主に川に残るものも、もちろん様々であります。
ヒメマスは基本的に川に残るのですが、海に降ることもあり・・・それがベニザケと呼ばれています。

この二つは何が違うかと言うとまずサイズが違ってきます。・・・海へ降ったものの方がはるかに大きくなります。そして一部に例外はありますが・・・一度海へ降って産卵のために川へ戻ってくると、そこで一生を終えます(産卵は生涯に一度だけ)。が、川に残ると小型のままですが産卵後も生き残ってまた繁殖できる、という・・・。
恐らくは遠い未来には別種になってしまうのかも知れませんが。今現在では「習性」の範囲内に収まっています。こうすることで様々な状況に対応して子孫を残しやすくなります。

今回は「好適環境水」という特殊な水を使っての繁殖であります。これはヒトが調整した水で、淡水でも海水でもないのだけれど双方への親和性が高い、と言うか・・・淡水魚と海水魚を同居させることのできる水、としても知られています(上半分と下半分で塩分濃度が違うから同居可能、という某湖とは違う方式)。
これを使っての養殖、ということなんですが・・・実際にできるようになるとまた話が変わってくるだろうなあ、とは思うのですが・・・。
・・・いや、結構保守的?な空気もまだまだある業界ですし(最近はそうでもなさそうな気もするんですが)これで軌道に乗って色々と広げていってもらったら・・・とは思うのですが、技術的にはいけても流通面はどうなっていくんだろう、とその辺の方が心配になっていたりして・・・。

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02/11/2019

多様性色々

今日のも若者に限った話ではないのでは・・・と。
若者の「袋麺離れ」が」顕著、メーカーは販売減食い止めに必死(Yahoo!:NEWSポストセブン)。・・・単純に色々食べられるようになったから相対的?に袋麺の売れ行きが悪くなって見えるんじゃないのかなあ・・・とか個人的には思いますが。そこまでカップ麺ばっかり、というわけでもないでしょうし。袋麺五食パックも高齢の人が持て余す、ということもあるでしょうし。
実際出先や仕事場で食べる、とかそういう時にはカップ麺ばかりになるかと。
それでも家でアレンジしてみたい、という人にとっては袋麺の方がいいわけで。その辺はメーカーの数も増え、技術的にも様々な「麺」を作って売ることができるようになった昨今では、まあ、ある意味仕方ないのでは・・・と。

個人的には袋麺派?であります。
一つにはカップ麺の食べた後のゴミの体積が気になる、と言うか。なんかムダにムダを重ねているような気がしてならんのであります。だから一時「カップヌードル・リフィル」というカップ麺の中身だけ(もちろんかやく付)売ってた時は結構買ってたんですが・・・場合によってはノーマルの方が安いので、やはり買わなくなってしまいましたが・・・。
そして大きいのは袋麺は色々できる、ということであります。色々ぶち込んで具沢山にもできるし、タマゴにワカメだけ、とかそういうこともできます。

そして。今後がどうなるのか、ちょっと気になるところではあります。電子レンジ調理化とか小分量化とか色々ありますが・・・結局のところ手軽に食える、というのは変わらないわけで。そこにどんな新要素を入れ込んでくるのだろうか・・・と。
もしかしたら袋麺だカップ麺だ、という論争?すらも意味なくなるような改革が起きる・・・かも知れません?

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02/05/2019

切り身になっちまえば

分からんもんではありますが。
絶滅危惧種が英国の食卓に・・・国民食フィッシュ&チップスのDNA調査で明らかに(Yahoo!:NEWSWEEK)。一部では「イギリスのメシはマズい」の代名詞?ともなっているフィッシュ&チップスではあります。
自分は食ったことないんですが。要は白身魚とジャガイモのフライだろ、と思ってたんですが・・・どうもそれだけではないようであります。サメの・・・フライですか。

ちょっと意外だったのがあっちではサメ食ってた、というところだったりします。・・・タラなどの白身魚とサメでは食感も何も大分違うような気がするのですが。それともそういう「違い」も含めての国民食、ということなのでしょうか・・・?
ただ、そのサメに絶滅危惧種が含まれていた、となるとその辺はまた違う問題へ突入してしまいそうであります。
これは多分どこの国でもそういうものだ、とは思うのですが網にかかった魚をいちいち絶滅危惧種かどうか調べる、なんてなことまではしないだろうと思いますが(実際、狙って獲ったわけでなければ問題なさそう↑ですし)。クッソ忙しそうな船上であります。そのまま水揚げ、そして切り身になっちまえば分からない・・・。
これはちょっと意見が分かれそうなところであります。そういう現状を打破すべく漁師の皆さんに識別を徹底してもらうべき、いやいやそんなヒマないから、ある意味仕方ないとあきらめろ、と・・・。

・・・個人的には仕方ないかも、とは思いますが・・・ちょい複雑なところではあります。
しかもコレ、日本でも起こらないとは限らないわけで。いや・・・どこの国でも起こり得る、というところが一番コワイのかも知れません・・・。

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01/12/2019

それだけではなく

ズワイガニ獲れすぎ・・・今冬豊漁の兵庫・但馬地方苦肉の漁規制へ(Yahoo!:神戸新聞NEXT)。どうも今冬はカニの類が豊漁になるほど多く生息するようになった、のか・・・あるいは単純に候上の理由で出漁回数が増えたから必然的に漁獲量が増えてしまった、ということなのか・・・。
いずれにしても「数が増えているならいいじゃないか」という見方もできるわけです。
ただ、やはり「漁師」という仕事なわけですから(特にカニ漁は季節が限定されますし)規制したらそれだけ収入に響くんじゃないのか・・・とかそういうところに心配があったりもするのですが。

・・・しかし「じゃあ来年は規制枠を緩和しよう」とかそういう方向になったら・・・それはそれで意味がない、ということのもなりますけども。
カニの生態全てを人間が管理してるわけではないので(そういうことができるのならカニの完全養殖だって可能、ということに)「減らないよう規制しよう」が即生息数の増加に繋がる、というわけではなく。もちろん人間が捕獲するから減るんだから獲らなければいい・・・というのも一理あるんですがそれが全てではないわけです。
環境問題はもちろん他の色々な、一見無関係そうな事象も実は・・・! ということも十分に原因たり得ます。コトはそう単純ではないのです・・・。

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12/21/2018

大分間が空いてしまいましたが

日本、国際捕鯨委員会(IWC)脱退の方針(Yahoo!:北海道新聞)。過去には日本の委員が議場でペンキぶっかけられた、なんてこともありましたが・・・なんで捕鯨国である日本が「反捕鯨」のIWCに所属しているのか、ちょっと(いや大分?)疑問だったんですが。捕鯨をやる国で属していない国、というのもありますし。
しかし「捕鯨賛成」でも属している国もあったりするわけです。日本以外で。
これはどちらかと言えばIWCの役割は「反捕鯨」ではなく「鯨類保護」だからなのでは・・・と。世界的に数が減っている、とされているクジラであります。捕鯨はその原因の一つではありますが、それだけが原因ではありません。そういうとこも含めてクジラ保護を・・・ということのようであります。

しかし全面禁止から調査捕鯨、ということでのわずかな量の流通。
すでに日本人のほとんどは「クジラ? 食ったことない」という世代になりつつあります。食文化としてのクジラ、となるとここで復活させておかないとある意味ラストチャンスみたいなものであります。・・・いや、食文化だけではなく包括的な「文化」としての捕鯨、となると・・・さらに。
「文化」というのは人が関わらなければどんどん衰退していくものであります。それは過去に消えた「文化」を見ても明らかであります。

この脱退によってその辺の事情が変わってくる、好転していくかも知れんのですが・・・心配なのはまたミョーな団体が色々やり始めるんじゃないか、と。脱退後は日本近海やEEZ内での操業(Yahoo!:KYODO)という方針なんだそうですが・・・その方がいいかも、とは思うのですが・・・。
・・・ああいう人たちってのはなりふり構わん傾向がありますんで・・・それでも大丈夫かなあ・・・と。

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12/14/2018

それでもリスクあり

ほとんどの人が勘違い? 今が旬の牡蠣「生食用」と「加熱用」の違い(Yahoo!:ウェザーニュース)。むちゃくちゃ乱暴に言えばどっちも生食でも加熱してもいい、ということになりますが・・・。
二回ほど生食であたっている身としては「加熱用を生食」というのにはかなり抵抗があります。
そしてもちろん「生食用」となっていてもあたる可能性はゼロではありません。その辺は「覚悟」が必要なのですが・・・今ほどに基準が明確ではなかった時代からでも「こうこうこういう時期の生牡蠣は食べるな」的な言葉が残っていたりするのでやはりそういうリスクを知ってはいても食べたい、というのは人間の本性?なのかも知れません。

カキの類に限らず。こういった二枚貝の系統・・・海水など周囲の水を吸い込んで微生物を濾しとって排水する連中・・・は水の浄化能力に優れている、と言われています。浄化作業に一役買っているケースもあったりします。
つまりは優秀な天然フィルターなんですが。フィルター、ということはつまり汚れは全て一身に引き受けることになります。エアコンなどのフィルターでは定期的な掃除が必要なわけで・・・それが二枚貝にも言えるわけです。
しかし生体を「掃除」するわけにはいかず。分解できるものは分解してもらうのを待つしかありません。が、そういう生体を捕獲・食べてしまうと・・・。
有害物質がどう、というのもありますがどっちかと言うと「ヤバい微生物」の方が恐怖であります。それが「あたる」ということになります。

有名なとこではノロウィルスとか。これは十分に加熱することによって回避できます。・・・なお、これ以外にも「害」はあって、「貝毒」と呼ばれたりしています。養殖場に限らず潮干狩り場などでも定期的に検査したりしています。・・・少し前に某地方一帯で「潮干狩り中止」ということになったりしたこともあります。
100%安全な食品、というものは存在しません。しかし自身がリスクを理解して向き合えば回避する手段はいくらでもあるものであります。が・・・なかなかそういう風にはいかないもんだったりするのですけども・・・。

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12/08/2018

入り口にするにはちとややこしい?ような

しかしここまで来ちゃうとなあ・・・。
肉に関連した慣用句は差別的? 動物愛護団体が言い換えを提案(CNN)。提案されたってそうカンタンに受け入れられるもんでもなさそうなんですが・・・こういうのは。
この団体は前々から結構こういう「動き」をしているので、まあ、こういうこと言い出しても「またか」的な感触ではあるのですが。しかし・・・なんでしょうなあ、「慣用句」というのは誰かが「よし! 変えよう!」と言い出して(仮にそれが絶大な権力を持つ人間や団体だったとしても)即座に変わるもんでもないでしょうに。

・・・その辺は分かっていてあえて「活動の一環」ということでの提案なのかも・・・?
毛皮や爬虫類の皮を使うな、という動きはたしかに多数のブランドで採用・確立されてきています。これは一つには↑こういった活動が実を結んできたからだ・・・! と言えないこともないですが、世の流れ的にそっちに来ているから、というのもあります。
慈愛を示すことは決して悪いことではありますまい。
・・・かと言って「野生のワニ革は使ってません」とやっていて「養殖のワニ革です」となるとこれは完全養殖なぞできない種の話なので・・・今現在野生のワニを最も熱心に保護しているのはワニ養殖業者だ、とかそういう話になってきてしまっています。仔が取れないと意味がないのであります。・・・結果、こういう流れにもなってきます。

他方で「言葉」はまた少し違った意味合いがあり・・・それはカンタンに変わるもんでもなく。洋の東西・古今を問わず「この言葉は使ってはいけない」とやっても結局は後世に残っていたりするものであります。・・・保護の入り口にするにはややこしい、と言うかハードル高めなような気もするのですが・・・個人的には。
むしろ人工肉とか完全培養肉とか培養毛皮とかそっちの普及を目指した方が動物保護に繋がりやすいような気もするのですが。「食うな使うな」では結局どこかに抜け道作って意味なし、となるのもまた歴史の事実なわけですし。

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11/30/2018

結構昔から言われてましたが・・・

まあ、たしかに注ぎにくいですが。
「とっくりからのお酌は注ぎ口を使ってはいけない」にネット騒然(Yahoo!:ねとらぼ)。ン十年前(少なくとも2008年より前)に自分が本格的に酒飲み始めた頃に先輩から当然のように教わったものでしたが・・・「縁が切れるから注ぎ口から注ぐな」と。実際、注ぎにくいけど、そんなもんか・・・とか思ってたのですがそういうもんか、と。
・・・実際には「とっくりからお酌」する機会というのはそれほど多くなく。コップ酒がほとんどだったのであまり実感しないもんでしたが・・・。

後に住居が変わった頃には周囲はそうでもなかったんで「ローカルルールだったんか」とか思ってたりしました。
結構地方差?的なもんもあるかと。例えば九州から中四国には「返杯」という風習があり(全然ない、そんなん知らん、というケースももちろんありますが)目上の相手に注いでもらって自分が一杯飲み、その杯を相手に返して相手も一杯、さらにその杯に注いでもらう、というのがあったりしますが・・・。
これもこっち(関東)ではある意味「アルハラ(アルコールハラスメント)だ!」ということになってるんだそうで、注意が必要だったりします。

酒は楽しく呑むのが一番なんですが・・・色々なツール、つまりは道具としても使われて来た経緯があります。その中で様々なルールが生まれてきています。
しかし万人に受け入れられるものではない場合もありますので、その辺は場の空気と言うか流れと言うか。そういうもんを読みながら楽しく呑む、というのも必要なスキル、あるいはマナーだと思うのですが。

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11/13/2018

方向性は素晴らしいのですが

それだけでいいのだろうか、と。
「ふぞろいの魚」を有効活用・・・横浜の小学校(Yahoo!:カナロコ)。いわゆる「未利用魚」というものであります。規格外だったり事情があったりして流通に乗らない魚介類のことで、多くは破棄されたり飼料となったりします。
人の口に入ることはないのですが、資質的にはもちろん普通に流通しているのと全く同じ。野菜などでも同様のものがあります。
そりゃあもったいない、何かに使えないか・・・ということでの取り組み、それは大変に素晴らしいものであります。ですが・・・。

それをやるのなら先に流通を変化させていった方がいいんじゃ・・・。
要は現在の物流では収穫→販売までの間に一種の「モノサシ」があってこれによって弾かれているわけであります。この「モノサシ」を変化させて流通に乗るようにすればいいのでは、と。
啓蒙活動ももちろん重要なのですが・・・これはふぞろいの野菜や外来魚を食べて駆除などにも言えると思うのですが・・・どこかで「さあこういうのは食べても美味しいんですよ」とやってるだけでは決定的な現状打破とはならないような気がしてます。
・・・本当はもっと大きな組織なり団体なりが音頭とっていくのがベストなので、その辺の問題もあるのですが。
少人数が食べるだけ、ではその場で皆が満足して終わり、ということになりかねません。それでは意味がないわけです。

ヒトとモノの関わりから数千年以上。そのせめぎ合い干渉し合いから今のような仕組みが出来上がって現代に至っています。それを変革させるのはある意味非常に困難であります。
でも。でもそういうところも改変していかないといつまで経っても変わらない、そんな気がするのですが。

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11/11/2018

食って減らす

そりゃそういう風になればまた事情も違ってくるかも知れんのですが。
カミツキガメ、鶏肉に似た食感と味・・・食べて駆除(Yahoo!:毎日)。こういう「迷惑な外来種は食べて駆除しよう」的な取り組みは記憶にあるだけでもかなり前からあちこちでやってるものであります。・・・問題になり始めた2000年代初頭くらいにはすでにどこかでやっていたような。
その後法律によって飼育・移動が制限されてある意味規模が縮小されたりして。「食材」として運搬するのは別に問題はないのですがそうなると現地にそれなりの施設がないといけないわけで・・・そうなるとかなり大がかりな組織運営が必要になります。

実はこの「大規模な運営」というのがネックになってるんでは・・・というのが個人的な懸念だったりします。
ブラックバスがたくさんいる湖のほとりのレストランで「ブラックバスのフライ出してます」「臭みもなくて美味しい白身です」とやってもそれはそのレストランに来れるお客さんだけしか消費できません。
そもそもブラックバスは食えない、というのはただの偏見であります。適切に処理すればきちんとした食材になるんですが・・・例えば鮮魚店でブラックバス丸々一尾が出て来ても誰も買わないかと。見た目で敬遠されるわけです。・・・じゃあ切り身にして冷凍フライ的なもんにしちまえば・・・となっても「原材料:ブラックバス」と表記しただけでやはり誰も買わなくなってしまう。
もし、本気でブラックバスを食べて根絶させたいのならそれぞれの生息地に処理工場を建てて(法律上こうするしかない)大量に捕獲したバスを全部切り身するなり何なり処理して・・・それを「何らかのカタチ」で全国に流通させるしかないと思われます。
それは別に何でもいいわけです。極端な例だと肥料にする魚粉でもいい。とにかく流通ベースに乗せてしまえばいい、とそう思うのですが・・・。

なぜか啓蒙活動的?に小規模にあちこちで「食べて駆除」というのがぽちぽち出てくるだけ、テレビ番組で時々取り上げるだけ・・・とかそんなもんであります。それじゃああんまし変わらないんじゃ・・・。
一つには環境省の「特定外来生物は維持・管理を前提としないため商業目的で食用を進めていくことは考えづらい」(「」内↑記事より引用)という「商業的に深入りしない方がいい」的な姿勢もあるかも知れんのですが。
でもそれじゃあただ獲って捨てるだけなわけで。元来が人間のエゴで・・・とかそういうこと言うのならきちんと最後まで役に立たせてあげることも重要だと思うのですが・・・?

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10/31/2018

名は体を・・・

ご当地ワインから地名が消える? 産地表示が厳格化(Yahoo!:朝日新聞)。これはつまりは「その土地で収穫されたブドウのみで作ったワインしかその土地の名前を名乗れない」ということで・・・これにより従来の名前から変更しないといけない場合が出てくる、ということであります。
・・・ブドウの生育しにくい地域でもワイナリー、醸造所があってその土地で生産されたワインがその土地名を名乗っていたりしたのですが、それができなくなります。

「産地を正確に表示するのは良いことだ」「地名を使える大手に集中してしまう」などなど色々意見が出てきていますが・・・すでに効力を持ってしまっている話だったりします。
日本酒の場合はよほどのことがない限り国産米しか使ってないのですが・・・。
ワインの場合、ブドウの産地は多岐にわたる場合があります。外国産を使っていても質の良いワインもありますし、国産だから全部良い、というわけでもなく。その辺は作り手次第、とも言えます。

しかし今後世界への発展を考えるとやはりそういうことは厳格化しておいた方が・・・という意見もあります(その前に720mlと750mlの問題をどうにか、という声も)。それはまあ、そうなんですが。
・・・個人的にはやや残念な気がしています。実際には「地名ワイン」というのにそれほど触れているわけではないので「実害」は個人的にはさほどないのですが・・・なんだかビミョーな「制限」ができてしまったなあ、と。なんだかその辺がちと残念?なように思えるのです・・・。

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10/25/2018

チョコブリ

養殖ブリのエサにチョコレート・・・抗酸化作用で鮮やかな色保つ(Yahoo!:毎日)。愛媛県の話ですが、ここでは以前に名産品にちなむ意味もあってか「みかんブリ」も開発していました。こちらもみかんの抗酸化作用を狙ってのことだったそうなんですが・・・。
「ブリは苦いミカンの皮を食べたがらず、やせてしまう懸念があった。チョコは嫌がらず食べる」(「」内↑記事より引用)
とのことで。やはり甘いものの方が好まれるのか・・・自然界。実は結構「甘いもの」「うま味のあるもの」というのに惹かれる傾向のある生き物というのは多かったりします。釣りの練り餌なんかだとそういうのは顕著に現れるそうですが。

養殖モノ、というと少し前まではあまりいい目では見られなかったりしてました。・・・今も価格的には天然モノ方が高かったりしますし。
これは「希少なモノの方が高くなる」という法則?にもよるものなんですが・・・魚を多く食う日本では特に「天然でないと」的な好みの方角は昔からあったんですが・・・最近の養殖技術の進歩は素晴らしく、養殖モノの「質」は天然を凌駕することもあったりします。
・・・カンタンに言えば養殖の方が脂ののりがいい、と。
まあ、脂さえのっていればそれでいいのか、と言えばそれはそれでまた別問題になってきますが。しかしそれでも良質な身を作り出すことが可能になっている、ということでもあります。

養殖する、ということは自然天然下の資源を守る、という意味合いもありますが、人間の手によって調整が効く、ということでもあります。エサの少ない自然下よりも当然エサは多くできます。・・・そのため一時は逆に肥えさせすぎ、とかそういう懸念もありましたが・・・最近はその辺も色々考慮できるようになってきています。
あるいは有害物質などの徹底的な排除なども可能に。環境そのものをコントロールできる、ということは安定的な供給にも繋がります。
「それはホンモノじゃない」的な声もありますが・・・実際に食ったらウマかった、ということもあるので・・・ホンモノがいい、と言う人は多少高くても天然モノを、安くてウマそうなのを・・・というのなら養殖モノを、と選んでいくことも必要かと。

なお「みかん」の時は身の方もみかんの香りがかすかにする、という話でしたが「チョコ」の方は身に香りはつかない、とのことであります。・・・「チョコ風味のブリ」だったら・・・それはそれで興味がないわけではありませんが・・・そこまでは・・・さすがにちょっと、ということになりそうな・・・。

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10/21/2018

粉になっちまえば分からない

昆虫を育てて食べるという選択肢・・・欧米でビジネスとして広まる(Yahoo!:JIJI)。欧米や日本なんかでは敬遠される昆虫食ですが、東南アジアなんかだとフツーに食ってたりすることもあるので要は「慣れ」の問題ということになりそうであります。
モノとしては設備が少なくて済む・サイクルが短いなどの利点があります。・・・もっとも1個体が非常に小さいので大量に育成・処理する必要がありますが。それでも現在畜産等で必要とされている設備や物資よりは・・・大分少なくできるのではないか、と思われます。
となると問題はやはりイメージであります。・・・そのものをいきなり、というのは無理でも加工してあるのなら大丈夫かなあ、とか思うのですが・・・。

・・・いや、まだまだ無理か・・・。
さすがに「昆虫の成分入ってるけど黙っておけば分からないだろう」的な話にはしたくないのですが・・・それでも「食材」として「粉」辺りになっちまえばほとんど分からないとは思うのですが。
栄養成分的には申し分なし、というのならいけるかも・・・。
・・・しかし虫キライな人は何があってもダメなわけですし。・・・そこら辺をどうにかするのがホントに今後最も大きな課題となるかも知れません。食糧事情的には畜産が多くを担う現状はどうにかしていきたいところなのではあるのですが・・・。

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10/20/2018

アリ・・・なのかどうか

伊藤園が業界初「缶入りとん汁」発売(Yahoo!:毎日)・・・ただし豚肉は抜き。ジャガイモ・ゴボウ・コンニャクは入ってるそうですが。・・・むしろ「具なしとん汁」という冒険?をやってみても良かったかも・・・とかそんなことも思いますが、それじゃただの「濃い味噌汁」みたいなものですか・・・。
この手の「缶入り」ではポタージュなどが有名ですが(粒が中に残らないように最近の缶は工夫がしてあるそうですが)、あるいは「おしるこ」「甘酒」とかそういったところでしょうか、その定番の中に「とん汁」が食い込むのかどうか・・・?

たしかに「ホット系缶入り飲料」というのはなかなかヒットが出ないような気がしています。
定番中の定番「ポタージュ」「しるこ」「甘酒」が定着しきっているからかも知れませんが。新たな商品、というのは根付くのにどうしても時間がかかるもので・・・その辺からしてなかなか難しいものかと。
過去にもいくつか「新商品」があったような記憶もないではないんですが・・・それも定番にはなり切らなかったわけで(イロモノ枠?的なものもいくつかありましたが)・・・。

・・・まあ、なんだかんだ述べる前に味わってみろ、ということになりそうですが・・・自分、ややネコジタなので「ホットの缶飲料」にやや抵抗があったりするんですよねえ・・・。

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10/16/2018

それでもサバ

人気のサバ、供給に黄信号・・・ノルウェー、日本共に低調(Yahoo!:みなと新聞)。サバ缶がテレビ番組で取り上げられて一気に人気に火が着いた観もありますが・・・それ以前からでも人気の青魚でありました、サバ。
一昔前は「足が速い=鮮度がすぐに落ちる」ということですぐに加工されたり酢で〆たりするのが当たり前でしたが、最近は刺身で提供されたりもします。なお・・・「サバを読む」の語源ですが。サバを売り買いする際にいちいち数を数える手間も惜しい(その手間の間にも鮮度が落ちそう)ということでテキトーに数えて取り引きしていた・・・という話から「数をごまかす=サバを読む」になった、という話もあります。

基本的に泳ぎ回る魚であります。日本では各地で獲れますが、あまり泳ぎ回る必要のない海域ではちょっと違ってきたり、あるいは逆に海の流れの激しい海域でもちょっと様相が違っていたり・・・と地域色もある魚ではあります。・・・こういうとこアジと似ていますか・・・。
一方で輸入も盛ん。特にノルウェーは地元でも食されている魚だったりします。
・・・しかしそれが不漁に。でも魚の獲れる・獲れないは結構「波」があるので獲れない時期があれば獲れるようになる・・・と、そういう見方もできるので油断?はできなかったりします。

それでも獲り過ぎはどうか、という意見も多数あります。特に今は人気ですし・・・どこかで無理なことにならなければいいのですが。

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10/09/2018

昔は街角で売ってた

まあ、時代の流れ的にはそういうものかと。
お酒の自販機が「絶滅の危機」(Yahoo!:税理士ドットコム) 最近ではちょっと考えられそうもないですが・・・昔は結構あちこちに「酒の自販機」があったものでした。酒屋の前はもちろん、ちょっとした店の前のスペースとか。中身はワンカップからビールなどが中心(当時は今ほどチューハイもなかったですから)。
・・・むかーしに列車の乗り換えミスって冬の某中部地方の駅(それなりに大きな駅で周囲に建物はあるけどなーんもない)で一夜、しかも雪の降る中あてもなくさまようはめになり・・・その時に燗酒が自販機で売ってて非常に助かったことがあります。が・・・そういうことも今はもうないんだろうなあ、と(なお、↑この時はそろそろ始発か、と早朝に駅に戻ってみたら駅員さんがストーブ炊いてて「よお、あたってくかい?」と・・・)。
・・・いや、今ならコンビニであったかいおでんとか買えますか。同時に酒も買えますな・・・。

しかし街角にフツーにそういうもんがあれば未成年でもフツーに買えることになります。
実は昔は「子供のお使い」の一つが「親父の酒を買いに行く」でした。少々多めに(何せ相手は酔っ払ってるのでカネ勘定なんかできやしない)もらって残りはそっと懐の中へ・・・なんてのが当たり前の時代もありました。・・・これも未成年が酒を買うことのできない今ではちょっと考えられないことですが。
未成年と酒が結構身近だったわけです。しかしそれも昔の話であります。
最近の「酒の自販機」は年齢認証ができるようになってますが・・・価格はコンビニの方が安かったりします。コンビニのないところでも酒が買えるじゃないか、と思うかも知れませんが・・・コンビニもないような場所にわざわざ商品を補給に来るか、と言えば。普通のお茶とか炭酸飲料ならともかく酒・・・となると。

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10/03/2018

「ちょい」じゃない

ブーム化する「ちょい飲みの現場」を見に行く(Yahoo!:東洋経済オンライン)。最近たしかにあちこちで見かける「ちょい飲み」であります。
数杯程度のお酒とちょっとしたおつまみ。少し、そこで時間を過ごして・・・家路に着くかそれとももう一軒か・・・。
スペインなんかだと「バルのはしご」つまりは「ちょい飲みはしご」は結構当たり前とのことですが。日本でもそうなってきたのか・・・という見方もできるのですが。

・・・ちょいコワイのが↑記事にもある「ストレスから女性の飲酒量が増えている」というところでしょうか。いや、女性に限らず男性もストレスから飲酒、というのはよくあることであります。
それにより酒量が増える。つまりは健康被害が・・・と言うよりマナー面と言うか。「ちょい飲み」が「ちょい」でなくなるケースも結構あるんじゃないか、と。その辺がちと心配なのですが・・・。

これが「酒に慣れてる」地域とか国とかならまだしも。日本という国はそういう意味では面白い?国で「酒が呑める」割に「酒に飲まれる」人が結構多かったりします。・・・社会的に「酒が入ってるなら」でなあななにしてしまったり、仕方ない、と言うことになったり。
それでも最近はそういう風潮?も変わりつつあるのですが(↑若い人の酒離れの原因の一つ「酔っ払いは見苦しい」)・・・年食った人たちはまだまだ昔の風潮の中で生きていたりします。
・・・あと数十年もしたら違ってくるかも知れませんが、そういうとこも。
しかしいずれにしても「ちょい飲みの場=公共の場」というのを十分にわきまえないといけません。・・・まあ・・・そういう自分もあんまし大きなことは言えんのですが(汗。

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09/26/2018

薄利多売

みたいなもの・・・?
人気爆発でも「チューハイ」が儲からない理由(Yahoo!:東洋経済オンライン)。たしかに種類は増えてますが・・・よく見てみたらあまり差異はないような、しかし厳然として存在しているような、そんな気もします。
かつてはちょい甘めのアルコール、軽く呑む、という位置づけでしたが。
それが「食中酒」つまりは「何か食べながら呑める」という位置づけ・・・ビールやワイン、日本酒と同じような位置づけに変化してきているわけです。

こう言っちゃ何ですが・・・添え物的な、亜流的な扱いだったチューハイが主役級に躍り出てきている・・・と。最近の「宅呑み」は缶から直に、というスタイルが主になっているので(しかも家ではなくどこでも)「缶チューハイ」はうってつけ、ということにもなってきています。
しかしその割には価格が低くなってきてます。同じ缶で場合によっては税も同率のビールに比べても。・・・これだと買う側にとってはいいことなんですが、売る側にとってはそうでもなくなってしまう・・・。

お酒業界、というのは結構「攻めてる」業界であります。「ビール」に「発泡酒」「第三のビール」があるのもその一つなんですが・・・結局は「税金」の問題が大きく関わってきます。チューハイも例外ではなく、将来税率が上がっていくことになるかと。・・・とするとこのまま、現状のままの値段がずっと続くわけないんですが・・・。
買う側からすれば数円の値上げでも一気に離れていきます。じゃあ増税分をどっかで消化、となるとその「どっか」に無理がかかっていってしまう。・・・こういうのを繰り返しているので恐らくは何らかの対策をかましてくるとは思うのですが・・・。
いずれは限界が来そうな。その辺、買う側も意識していく必要があると思うのですが・・・。

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09/23/2018

画一的ではなく

色々と選択肢が増えていくのはいいことであります。
和牛、赤身ブームで新境地(Yahoo!:NIKKEI STYLE)。「サシが全て」「脂身がないと」というのが少し前の「和牛」で、赤身のアメリカ牛やオーストラリア牛は「等級が低い」的な扱いでありました。しかし最近になって(健康ブーム的な影響もありますが)赤身の良さが知られるようになってきました。
・・・それでもスーパー行けばグラム単価には天地のほどの差があります。
自分なんかはもうあまり脂身が食べられないので、赤身の牛肉が安いのは嬉しい限りですが・・・なんだか「牛肉はこうでないと牛肉とは呼べない」という「日本人なら~」とかそういう「ナントカならカントカ以外はあり得ない」という凝り固まった概念がまだまだ根強いのが、何とも。・・・そりゃあ・・・外国産の安い肉だとスジが混じってたりすることもありますが、それでもこういうのが好き、という「主流から外れた人たち」がいるのも事実なのであります。

これが「自分は本当にサシが好きなんだ!」というスタンスなら問題はないと思われるのですが、「皆が食べてるから」「いい肉っぽいから」とか「牛肉と言えばサシだから」という・・・一種の思考停止から高い和牛を買う、となると。・・・なんか・・・意味あるんだろうかそういう生き方、とかそんなことも考えてしまいます。
しかもこれは牛肉に限った話でもなく。
魚もそうだったりします。刺身でも何でも「脂のノリ」を重視。・・・重視しすぎるが故にべたべたの刺身のみが「おいしい」と、そういうことになっていたりします。
・・・もちろん脂も何もない、パッサパサの刺身なんてのはちょっとなあ・・・ということになりますが。しかしモノには程度ってもんがあるわけであります。

・・・自分の「好み」なんですからよその意見やどこぞの専門家の話をそのまま信じるのではなく、自分の感覚を頼りにしていけば・・・とも思うのですが。
その辺は多分に日本人気質なのかも知れませんが。それでも最近はようやく?そうでもない「自分の認識」を信じる人たちが増えてきたのでは・・・と楽しみにしているところだったりします。

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09/20/2018

研究はともかく

本格販売、とかそういうことになると・・・?
米コカ・コーラ、健康飲料への大麻成分配合を研究(Yahoo!:JIJI=AFP)。各国や地域で対応が分かれている「大麻」であります。過去(とは言っても半世紀近く以前)には「ハシシ」等と呼ばれて一種ブームになったこともありますが・・・反体制とかそういう方面・・・現在では規制されている国や地域がほとんどであります。
日本では「大麻取締法」として所持・栽培・譲渡などに規制が設けられていますが・・・。
ちょっとややこしい?ことに「麻(アサ)」というのは植物繊維として古来から利用されてきたものであります。あるいは「麻の実(おのみ)」は薬効のある食材の一つ。・・・「大麻成分のある麻は全部規制してしまえ」ということになるとちょっと、いや、かなり困ったことになってしまいます。麻の繊維で織った「麻布」は神事にも使われるほど浸透しているものではありますし。

そこで実際には様々な品種があり・・・そういった「ヤバそうな成分」の少ないものが繊維用などに栽培されていたりします。さらに部位によっても。そういう「ヤバいの」は葉や花冠などに含まれるのですが、繊維をとるのに使うのは茎であります。そして実はもちろん花の後にできる「実」であります。そういった部位にはそういった成分はほとんど含まれないので、利用ができるようになっています。
・・・そのためか「麻の葉」をイメージとして用いると・・・なんか、ちょっと、ビミョーなイメージになってしまいそうな・・・? いや、健全な企業のロゴマークもあるのですが。

他方では「麻」と言えば成長の早い植物なので、種を蒔いて出てきた芽を毎日飛び越す忍者の修業、とか。成長が早いのでどんどん伸びていってそのうち身長よりも高くなりますが、毎日続けることによってそれを飛び越せるようになる・・・とか。
前述の「ハシシ」は麻薬として与え続けておいて「もっと欲しいならこいつ殺してこい」と暗殺者に仕立てる、そのため暗殺者は「ハシシ≒アサシン」と呼ばれるようになった・・・とか。
人類との密接な歴史があるので、様々な伝承や逸話も残っていますがその成分が・・・ということでもあります。今でもその用法には色々と事情や意見が絡んできてます。
が・・・個人的にはやっぱなんかヤバそうなだな、と。↑世界的な企業のコカ・コーラですからいきなり成分ぶっこんだのを全世界発売・・・とかそういうことにはならないでしょうけど。でも許可されてる国で発売したのが流れてくる・・・とかそういうのはありそうだな、と。

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09/07/2018

いるかいらないか

・・・個人的には・・・いらない・・・?
「コカ・コーラ」コーヒー風味のコーラ、9/17から発売(Yahoo!:毎日)。以前にも同様のものを試験的に販売したことがあって(昨年9月に東北・関東の自販機のみ)好評だったために全国のコンビニ・自販機でも販売するようにした、とのことなんですが。
同社の調査によれば『35歳以上の年代は、仕事中にコーヒーと炭酸飲料の両方をよく飲んでいる傾向があり、週1回以上コーヒーを飲むと答えた人のうち4割超が「炭酸飲料も同頻度で飲む」とも回答していた』(『』内↑記事より引用)ことからコーヒーとコーラ両者の親和性は高いと判断して販売することになった、と。

・・・別にコーヒーとコーラを同時に飲んでるわけじゃないだろうに・・・。
そもそも「炭酸飲料」と一くくりにしてしまうのはどうか、と。最近はいわゆる「炭酸水」の需要も高まっています。従来ならお酒を割る時にしか使ってなかった炭酸水、それをそのまま飲む人も増えています。これと「コーラ」を一緒くたにするのは・・・どうなんだろう、とか。

まあ、意外なところで人気に火が着く、ということもありますんで・・・個人的には「うーむ」なんですが・・・その辺は未知数ということになるのですが。でもなあ・・・やっぱりノーマルの「コーラ」「コーヒー」の方がやっぱり需要は高くなると思うのですが・・・いや、これはコーラに限らず。
色々な味付けするより結局最後はどノーマル、というのが世の流れとなっている、ような・・・。

03:32 AM | 固定リンク

08/21/2018

食べられます

ただ一般的ではないだけで。
「食用」でセミの幼虫捕らないで・・・公園に看板出現(Yahoo!:朝日新聞)。そういう「苦情」があった、というより「セミの幼虫を大量に捕っている人がいる」から「食べるためなんじゃないか」となって「食用で~」ということになったようで。
実際、セミの幼虫は(成虫も)食べることができます。
かのファーブル昆虫記にもセミの幼虫を食べる話が出てきますし・・・虫を食べることに慣れてる人たちからすると結構「入門種」的な位置づけだとか。イナゴの佃煮、というのは某地方の名産ですが、内陸地では容易に摂れる動物性たんぱくとして虫を食べる文化が残った・・・という説もあります。
海外でも当たり前に食べている地域もありますし。「虫を食べる」ということにそこまで過敏にならんでも・・・とは思うのですが・・・。

しかしイヤな人にとってはイヤものであります。
食文化、というのは結構重要かつ重大な「ヒトを構成する要素」であります。幼少期からの「クセ」はもちろん周囲の環境による「慣れ」など。食的タブー、というのは多分に宗教と絡められますが・・・何のことはない最も「好み」が大きく出るのが「食」だ、ということだったりします。好きなもんは好きですが、イヤなもんはイヤなのです。
・・・一方で世界的に食料は不足してくる、とされています。
そこで虫を食べよう、という動きもあります。育成に狭いスペースでいける・高タンパク・収穫が早い・などなど利点もたくさん。欠点はその「量の少なさ」と・・・やはりイメージですか。慣れない現代人にとっては罰ゲームみたいなものであります。

もしかしたらもっと時間が経てばスタンダードになってる、かも知れんのですが。大人になってから慣れるのは無理でも幼少期から食っていれば慣れます。そういう風な世界になっていってたら・・・?

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08/17/2018

よそのこと言えない

中国・養殖ニジマスは「サケ」業界団体が偽装表示受け表明(Yahoo!:JIJI=AFP)・・・「ニジマス」と表記せず「サケ」と表記する例が相次いだためあえて「ニジマス=サケ」としてしまった、とのことであります。
・・・これは実際日本でも過去にあった・・・いや、まだ続行中と言うか進行中と言うか・・・そういう事例だったりします。学術的な名前としては「ニジマス」という「マス」であって「ニジサケ」ではないのですが、マスとサケはどこが違うんだ、となると長年の慣習上、としか言えないものですし。・・・これに英語の「サーモン」「トラウト」が絡んでくるとさらにやっかいな上に「サーモントラウト」という呼称もあるわけで・・・。

通念上?と言うかあくまでも一般的な?と言うか。
大きくて海に下ったものを「サケ」下らなかった小型のものを「マス」と、そんな印象かな・・・と思いますがこれもあくまで一例に過ぎません。「なんとかマス」「なんとかサケ」という和名準拠にこだわるケースもまだまだありますし。こうなってくると「名前」とは一体なんなんだろう、とかそんなことまで考えてしまうような。
日本の場合もニジマスを「サケ切り身」として販売するのはいかがものか、というものでした。これは「ニジマスはサケではない」という論の上に立っているのですが・・・この場合の「サケ」がまんま「Oncorhynchus keta シロザケ」のことなのかそれとも「サケの類」のことを示すか、によって変わってきます。・・・広義の「サケのなかま」とするならば「ニジマス=サケ」ということになってしまう・・・。

ニジマスも海に下ると大きくなります。それは「サケ」と呼んでもいい風貌なのですが・・・和名はあくまでも「ニジマス(降海型)」であって「サケ」は付きません。・・・その辺からも今でも日本でもちょっとややこしいことになっていたりするのですが。
・・・中国の方は今さらあれこれやるくらいなら・・・ということで認めてしまった、とかそんなものかも知れません。しかしこれも一手かなあ、と。食う側にしてみれば正確な種名とかどうでもいい話でしょうし。

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08/07/2018

しばらく販売停止

8/1から森永「アイスボックス:グレープフルーツ」の販売停止・・・9月中旬頃に再開予定(Yahoo!:オトナンサー)。理由はもちろん昨今の酷暑による「需要過多」であります。
実は今季、こういう氷菓系の「販売停止」は結構あったりします。有名なとこだとコカ・コーラ社のアクエリアスが販売停止になってる・・・! という情報が出回ったりして。・・・しかしこれはデマ。正確には「凍らせるタイプのアクエリアスが販売停止」になり・・・それが回り回って本家?の方も停止になった、のではないかとされています。

時節柄仕方ない、と言えば仕方ないのですが。
・・・いざ9月になって販売再開した時はどんな感じになってるんだか・・・とかそんな風にも思いますが。通常?であれば9月中旬頃と言えば暑さは一段落してる頃、なんですが・・・どうだろう、今年の場合は、ちと、どころかかなり異常なのでその頃まで酷暑が続いている・・・かも知れません、あんまり考えたくないですが。
酷暑の影響はもちろん氷菓だけではなく。そろそろ懸念されるのが葉物野菜とかその辺への影響だったりします。すでに農作物への影響も出始めていますし。

場合によっては来年以降にも何らかの影響が残る、かも知れません。その可能性はゼロではなかったりします・・・。

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08/04/2018

飲んでもいいはずなのだが

「金属製の水筒にスポーツドリンク」は「絶対にNG?」(Yahoo!:J-CASTニュース) 諸メーカーに尋ねてみた、という記事であります。結果としては「あまり良くはないけど、直後にきちんと洗い流すのなら・・・」というところでしょうか。メーカーによっては「スポドリ専用金属製水筒」というのもあるそうなので、そちらを使ってみるのもいいかも知れません。
・・・ここんとこの酷暑もあって、小中学校などでも水筒を常に持っている姿をよく目にします。それはそれで問題ないのですが・・・学校にも水道があるわけで。そっちで水分補給はできないもんなんだろうか・・・とか?

自分がガキの時分には「そこらの蛇口から水道水を飲む」というのは比較的フツーのことで。学校でもそれは変わらず・・・夏の休み時間には冷たい水道水をゴクゴク飲んでたような。・・・たしか「どこそこの蛇口のが一番ウマイ」的な順位?もあったような。
実際、日本の水道技術、この場合は上水道技術というのはかなり優れたものであります。「水道水がそのまま飲める国」というのはなかなかない、という話もあったりします。・・・しかし最近はミネラルウォーターの普及も進んだせいか、周囲でもあまり水道水を飲んでいないような気もします。一頃あった「塩素臭い」という苦情?も技術の進歩でかなり軽減されています。・・・じゃあ学校でも水道水でいいじゃないか、という声も納得できそうなものなのですが・・・。

一つには「登下校時」があります。当たり前ですが「学校の水道」なので登下校時に飲むことができない。そこで水筒に・・・というものであります。
そして・・・「安全面」への懸念もある場合がある、とか。
学校というのは立地上周囲の水道と同じものが伝わっているわけですが、建物が大きくなる分どうしても一般家庭よりも安全を確保しにくい・・・と見られることもあるのだとか。・・・そんなこと言ったらマンションなんかどうなるんだ、てな話になりますが・・・ここんとこの「安全志向」もあって、学校の水道はちょっと・・・という向きがあるのも事実だそうであります(場所によっては井戸水を使っているケースもありますが・・・)。

ただ。それでも日本の水道が優れていることには違いないわけであります。飲んでも別に問題はないのです。が・・・どうしてもイヤだ、というのなら仕方ない話であります。昔ほど水筒持参に抵抗?はない時代でありますし。・・・個人的にはなんかモッタイナイような気もしないではないのですが。いや、飲める水道があるんなら利用できるもんはもっと利用した方がいいんじゃないのか・・・と。安価なわけですし。

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07/21/2018

1万4400年前のパン

ヨルダンで1万4000年前の「パン」が見つかる(CNN)。つまりは小麦を粉にしたものを焼いたものが多数見つかった、ということなんですが・・・この遺跡は「中石器時代」で本格的な農業が始まる前にすでにそういうモノがあった・・・ということであります。
・・・とは言ってもいきなり「今日から本格的な農業を始めるぞー!」とかそんな明確な区切りがあったわけはなく。ある程度の「農業」的な作業はそれなりに狩猟採集社会に浸透していって、やがて農業が中心となっていった、というところかと思われます。
日本だって縄文期は狩猟採集ばっかりだった、というわけではなく。弥生期という渡来人の技術が本格的に広まった頃に本格的に農業も始まったのでは、ということになっています。

・・・そう言えば縄文式土器に比べて弥生式土器の方がシンプルなのは、煮炊きする機会が増えて色々飾りのついている縄文式だと扱いがメンドくなってきたからだ・・・なんてな話もあるそうで。
それはともかく。いくら中石器と言っても麦くらいは伝わっていたのではないか、と。・・・いや、そうでもないと「パンを焼く」という結構メンドい工程はこなせないかと思われます。・・・まず小麦を粉にする。これだけでも臼も何もなかった頃は石器と石をこすりあわせることで粉にしていたわけですし。さらに・・・酵母の働きは知られていたんだろうか・・・知られていた、とすればその技術を「伝播」していた連中がいたわけで。
そういったあっちこっちとの繋がりがないとパンは焼けません。もちろん現代のようなパン焼き窯があるわけではないのですが・・・それにしたってそれなりの「かまど」も必要となるはずですし。

・・・ある意味で「パン」というものはすでにその頃にはある程度「完成」していた、という見方もできますか。考えてみりゃ技術としては現代とそれほど変わってるわけではなかったりします・・・もちろん、技術の向上というのはありますが、基本的なとこから言うと・・・ですが。
案外石器時代(かなりざっくりした時代区分ですが)と言っても今とさほど変わらなかったんでは・・・とかそんな風にも思えたりします。まあ、人間なんて1万年くらいじゃそれほど変わらんもんでもありますし。

01:44 AM | 固定リンク

07/17/2018

いきなり中止ですか・・・

まだ始まってもなかったんですが。
セブン・イレブンの「ちょい生」生ビールサーバー、本部からの指示で提供中止に(Yahoo!:ねとらぼ)。今日から提供開始予定だったそうなんですが・・・コンビニのコーヒーと同様のサービスで生ビールを、ということでしたが。
税込だと100円と190円ということで・・・正に「ちょい飲み」であります。
しかし昨日になっていきなり「提供中止」とのことであります。・・・まあ、全国展開ではないようなので(関東の一部店舗のみ)その辺で何かあったのか、何かの連絡ミス的なものなのか・・・「一番搾り」ブランドが付いてるところからするとそれなりに大きな?話だったはずなんですが・・・。

ただ、始まる前からあちこちで懸念?もあったものでしたが。
例えばコンビニ店員の負担増。あの仕事は実は結構多数の業務を兼ねるケースも多く(最近は分業が進んでるところもあるそうですが)それに上乗せするのかい・・・と。あるいはビールサーバーというのはメンテをかなりの頻度で行わなければならず、しかもその作業がかなり複雑、とも。コーヒーサーバーとはちょっと違うものなんだそうであります。
そして。「ビールを注ぐ」という行動は実際には熟練を要するものであり・・・それをシロウトが気軽にやって大丈夫なんだろうか、などなど。
・・・個人的には最近の企業理念と言うか「安全への予防策練りまくり」な方法が増えているのが昨今なので、そういったところもある程度はクリアしているのだろう、シロウトが注いだビール、というのも、まあ、それ込みでの「手軽さ」なんではないか、と思ってたんですが・・・。

いきなり中止。・・・やはり本部と何かあったのかなあ・・・。
コンビニの形態、というのは結構色々あるもので「本部」との「距離」というのも色々あったりするもぼであります。なんか・・・その辺であったのかな、と。そこはそれヒト同士ですから「何か」あってもおかしくはない・・・。
・・・再開するのかなあ・・・まあ、個人的には半分くらい期待していた(でも多分近所でやってても行かない)んですが。角打ちみたいで。一つの新しい業務形態ですし・・・。

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07/13/2018

過ぎたるはなんとかですが

夏バテ防止ニンニク食べ過ぎに注意(Yahoo!)・・・てか、「この方は知り合いのラーメン屋へ閉店直前に行き、残っていたニンニクを全部ラーメンに入れてもらったようだ。画像をみると、確かにかろうじてチャーシューが見える程度にニンニクが盛られ、バターが2片加えられている」(「」内↑記事より引用)て。
・・・健康がどう、とか、夏バテがどう、とかそういうとこ超えてる気がするんですが・・・。
「食えばナントカになる」的な食品は多く知られています。ニンニクやウナギは「スタミナがつく」とかそういうことになってますが・・・実際には「そういう物質を多く含む」という話であって、食った瞬間から「おお! ちからが! みなぎって! きたああああ!」てな食品ではありません。と言うか・・・そんな食品ありません。

継続して食ってそういう「効果」が感じられる・・・かも? とかそんなもんであります。あるいは風評と言うか過去からの「伝承」でもって「力が付く」と言われてる・・・とかそんなもんで。もちろん効果ゼロ、というわけではありませんが一口食っただけでそんなスーパーマンみたいになれる食品なんてそうそうありますまい。
ほとんどは「信仰」と言うか「信用」と言うか。その辺から民間伝承的な話になり・・・そして民間伝承にまで「昇華」していったと言うか。科学的にどこまで証明できているか、と言うと・・・?

・・・しかし人間とはイメージの生き物であります。「コレが効く」ということになれば科学的な証明なんざ二の次であります。効く・効かないではなく「信用できそうなダレカがそう言っていたから信用する」という生き物であります。・・・ニンニクにもウナギにも「疲労回復」の効果はある、ということになってますが・・・それをどこまで、と言うか・・・なんでそこまで盲信できるのか・・・。
世の中に「100%」なんてものはなく。「絶対効く」なんてものもなく。昔から言われてるから、と言われてもそれは100%ではなく・・・というのがなんで分からないかなあ、と。
・・・もうちっと色々調べてみたらどうかな、と。自身が気になってることならなおのこと。ちょいとスマホでも検索してみれば色々な意見や結論がいくらでも出てくるご時勢なんですが・・・。

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07/12/2018

根付いたのは

「ビール離れ」止まらず、ビール類出荷量6年連続で過去最低(Yahoo!:読売)。昨年の「値下げ抑制策」の影響とかチューハイへの流れか、とか色々言われてます。しかし「ビール」「発泡酒」は減っていても「第3のビール」は増加している、という妙?なことにもなっています。
・・・これは「第3のビール」でPB(プライベートブランド)に参入した日本企業があり・・・その分が上乗せされたことでの「増加」という話もあります。・・・ということは来年以降はどうなるんだろう・・・?

元々が嗜好品なわけであります・・・ビール。別になくても生存するには関係ない。
しかしこれは酒全般に言えることで、どうしてこうも人間は酒を好むのか・・・健康上あまり良くない、と分かってはいるのに。
・・・ビールというのも考えてみたら日本ではミョーな立場の酒であります。明治期に国内でも本格的な醸造が始まって普及、しかし戦後くらいまでは「高級品」でした。・・・それを高度経済成長期からバブルまで様々な攻防?の末「ビール」「発泡酒」「第3のビール」と庶民の味に変化させていったのであります。

この三つの分類がよく分からん、という声がよくあったりしますが・・・自分の生活状態や好みによって選んでいけばいいだけの話で(見栄を張りたいが故にあまり好きではないのにオレはプレミアムなビールしか飲まないぜ! というのもアリ)パッケージやCMに惑わされる必要なないかと。
・・・ちょっと変わったところでは「第3のビール」の中には麦を使っていない製品もあったりします(ラベルに麦がないもの)。これだと麦にアレルギーがある人でも飲める可能性がある、とのことで・・・一部では人気がある、とかそんな話までも。

売り上げが下がった、上がった、と言っても大手が揃って撤退、とまではいかないでしょうし。すでにここまで根付いているビールですから。ただ・・・やはり売り上げが伸びてる方がいいな、みんな呑んでくれるといいな、と、いちビール好きは単純に思ってしまうのですが・・・。

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07/10/2018

直接飲めば?

・・・というわけにもいかんでしょうし。
タピオカミルクティーが終わる? ストロー規制の台湾波紋(Yahoo!:朝日新聞)。タピオカ、という黒い粒々が入った濃厚なミルクティーは台湾の名物の一つでもあります。日本にも入ってきていてやはり人気がある、とのことですが・・・。
そのストローがプラスチックなため・・・規制の対象に。
そしてこれは台湾だけではなく。アメリカやカナダでは一部の都市ではやはり「禁止」ということになっています。同様にプラスチックの容器やレジ袋も規制の対象になってきているのですが・・・。

・・・なんで最近になって大規模になってきたんだろうか、とか思ってしまうのですが・・・。
実際、かなり前(数十年前からも)「プラスチック害」の話はあちこちで出てきていたものであります。そこで各国の研究機関が「自然下でも分解されるプラスチック」などの製品を発表してきていたのですが・・・コスト面から折り合わず。自分の主観?では普及したのは「燃やしてもダイオキシンが出ない」プラスチックレジ袋とかそんなもんではないのか・・・とか。あれだけ散々「自然に悪影響を与える」とやっていたのに。
何か最近にでも「決定打」的なもんがあったのかも・・・とかそんなことまで考えてしまいます。

それでも何らかの「回避策」が出てくるのでは・・・と個人的には思ってますが、それも「規制」とかそんな風にならなきゃいいんですが。

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06/24/2018

二つほど 6/24

「暑い」で二つほど。

一つ目。真夏の五輪、首都圏通勤は地獄?(Yahoo!:NIKKEI STYLE) 2020年東京五輪、その時の通勤状況は・・・という話であります。前後を休日で挟む、ということにはなってますが、平日がゼロになるわけではなく。出勤や通学しないといけない日が必ずある、ということであります。
しかしその間五輪による海外や国内からも人が多数訪れることになり・・・その分ラッシュが地獄化するのでは・・・と。
・・・よく考えてみたらコレ、別に鉄道に限った話じゃないんじゃ、とか。道路の方も混雑してくる可能性も高いわけで・・・そうなるとバスやタクシーにも影響出てくるでしょうし、物流にも・・・? さらに警備のために場所によっては封鎖などもありそうな・・・。
対策、練っておいてくれるといいんですが・・・さて?

二つ目。カレーなどの作り置きに注意・・・消費者庁(Yahoo!:時事)。ちょっと前から盛んに「警告」が出されている案件であります。・・・しかし二日目のカレーはウマいですし。そう言われてもなあ・・・と。
実は個人的にこの件に関しては複雑なとこがあったりします。・・・実際作り置きのカレーはウマいのです。そこで何年も前のことですが、大鍋いっぱいのカレー(何人前だったかしらん・・・?)を作り、一晩置いたのです。常温で。
・・・それがいけなかったのでしょうか・・・朝になって確認してみるととろみも何もない、しかし腐臭もない、もちろんカレーの匂いもない・・・ただの黄色い水のような液体が大鍋いっぱいに・・・。
もちろん全部廃棄。そういう事件?があったので「たしかに作り置きは気を付けないと」という風になったのですが、それでも最近は味噌汁の作り置きをしています。
・・・過信盲信は何でもそうですが、それが良くない、ということなのでは、と。当たり前ですがいくらカレーとは言え一か月も「作り置き」できるものではなく。短い期間で食べ切れるように調整していけばいいのでは、ということではないかと思ってますが。

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06/17/2018

粉状にしちまえば分からない

けど原材料表記見た瞬間にみんな引く。
広がるか「昆虫食」栄養たっぷりの「スーパーフード」(Yahoo!:時事) EUで一部の「昆虫食」が「認可」とのことで・・・これでたしかに広まるかも知れんのですが。
アジアでは結構食べている地域があります。もちろん欧州でも食べるところはあるそうですが(ローマ時代なんかは結構食べられていたらしいですし)しかし現代人皆が・・・というにはかなりのハードルを越えて行かないといけないような。

日本の話になりますが(どこも結構似たもんかも知れませんが)多分・・・そのもののカタチしてたら誰も食べないだろうなあ、と。罰ゲームとかそういうことになりそうだ・・・。
いくら生産コストも抑えられて環境への配慮も大いにある、と説明されてもイヤなもんはイヤ、とかそういうことになりそうな。本当に食べるものがなくなって、昆虫しかない・・・という事態になっても食べない人は食べないだろうなあ、と。
ヒトの感覚の中でも「食」というのは命に直結することもあるせいか、多分の保守的となります。
新たな食材、というのはなかなか受け入れられないものなのですが、これが「昆虫」となると。・・・普及させるにはかなりの時間が必要かと。始めるなら今のうちから・・・と。

・・・あえて粉状にして「昆虫クッキー」的なものなら分かんないから入り口としては良いと思うのですが・・・。
まあ、最初は無理かもですが。それでも時間をかけていけば・・・いや、将来の食糧事情のことを考えると実は今のうちからそういうことをしておく必要がありそうなんですが・・・やっぱりどこもやらないかなあ・・・。

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06/10/2018

家庭の味?

単純に「作るべき量」が変化しただけ、とかなんじゃ・・・。
売れ行き好調・レトルトカレーが「ルー」を逆転したワケ(Yahoo!:OTEKOMACHI)。・・・あーたしかに一種の「偏見」が少なくなってきている、というのはあるかも知れません。インスタント食品や冷凍食品。こういった食品は今はそれなり?に市民権を得ていますが・・・ちょっと前までは「手抜き」「味が悪い」と結構ボロクソ言われていたものでした。それが最近はそうでもありません。
実際、こういうのは「使い様」が問題なのであって、良いも悪いもあったものではありません。レトルトカレーも「使い様」によっては大変に便利でしかも美味なものだったりするものであります。

しかし個人的にはやっぱり「作る量」が減ってきてるんかなー、と。
単純な話ですが「ルー」の方が「レトルト」よりも一度に大量に作ることができます。一家分という「量」は時代と共に変化してきていますが(そのため最近のルーは小分けにできる)同一のものをたくさん大量に作れる。しかしそれも個人個人それぞれ、ということになってきてるのか・・・家族それぞれ違う種類のレトルトカレーを、とかそういうことになってきているのかも・・・?
それはそれでそういう風になってきている・・・としか言いようがありませんが。また時間が経てば方向性が変わってくる可能性もありますし。

・・・今から数十年後の「カレー」というのはどうなっているのやら・・・?
食い物は食い物なおでしょうけど・・・家庭ではすでに食わなくなってきてる、とか。あるいは逆にかなりマニアックな存在?になってるかも・・・いや、意外と今とそれほど変わってないのかも知れません。ある意味「出来上がって」きている食い物ではありますし。

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06/02/2018

一種の・・・自慢?

コーラなのにカラメル色じゃない! コカ・コーラから透明な炭酸飲料「コカ・コーラ・クリア」6/11に発売(Yahoo!:ねとらぼ)。味もまんま「コーラ」なのかどうか気になるところですが・・・ここんとこの「透明飲料攻勢」というのは、なんだろう、なんか・・・メーカーの「こんなのもできまっせ」的な自慢?ではないか、とかそんなことも思うのですが。

お茶から炭酸飲料からノンアルコールビールまで。
ホントかどうか分かりませんが「会議中など固い場でも飲めるように透明にした」「水を飲んでいるように見せる」ため・・・とかそんな話も出ています。
いや、一体どんな場なんだか・・・色付きのペットボトル飲料も持ち込めないほどカタい場、って?
ノンアルコールに関しては「昼食の場でも気軽に飲めるように」とのことで。これは他とはやや違った趣きがありますが・・・それにしたってそこまで飲みたくなるもんなのか、とか。
・・・最近はあまり聞きませんが、かつては「昼飯とビール一本」なんてな人も結構いたりしました。軽く呑んでから、じゃあ、午後の仕事を・・・と。今やったらかなりのヒンシュクものでしょうけど。

そういうとこでも気兼ねなく飲めるように、というのは・・・いや、個人的にはなんか作る側が「こういうことできないだろうか?」とやってみた結果、と言うか間口を広げるためにやってみたんじゃ・・・それを売ってみたんじゃ、と。
飲料や食品は技術的にどうしても似通ってしまう傾向があります。ヒトは食い物に関しては結構保守的ですからなかなか新商品は売れ続けない。そんな中で「技術としてはこんなのもできまっせ」という・・・メーカーの自慢?みたいなもんじゃないのかな・・・と、まあ、勝手に思ってしまったわけです。
いやあ・・・無理にでも透明にする意味が他に思いつかなかった、と言うか。なんか・・・そんなもんじゃないのかな・・・とホント個人的には思ってしまった次第であります。

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05/24/2018

アマゾン限定

アサヒ飲料が「ラベルのないペットボトル飲料」を発売(Yahoo!:FNN)・・・ただしネット通販大手・アマゾン限定、とのことであります。
・・・これはある意味仕方ないことではあります。・・・品質表示の義務があるんですが、ラベルがないとそれらをきちんと表示できず。もちろん無表示、というわけではなく梱包の段ボール箱に記載してあるそうで。
と言うことは単品での購入は不可、ということでしょうか・・・。
品質はすでにある製品と同じ、でもラベルがない、まっさら?なペットボトル。もちろん環境問題への取り組みの一環ではあるのですが・・・コストカットも実現しています。

・・・これはちょっといいな、と思ってしまったのですが。
ペットボトルを廃棄ではなくリサイクルする場合、ラベルは剥がすのが一般的であります。そのため最近のペットボトル飲料のラベルは剥がしやすくなっています。・・・そのため逆に剥がれやすい。販売の場ではそういうのは廃棄、となっているので・・・そっちの方がもったいないような。
さらに剥がれたラベルがあちこちに散乱、ということもよくあったりします。
ラベルなし、ということなら例えばペットボトルに直接印字とか・・・売り場での品質表示もOKにする、とか・・・そういうのがすぐに分かるようなアプリ開発、とか・・・色々方法はありそうではあるんですが。

しかしよく考えてみたらビンの頃、というのは当たり前のようにビンに印字してあったわけですし。やはりそういう方面に持って行ければ違ってくるのかも・・・とか。

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05/20/2018

馴染めるかどうか

冷凍パンが人気! スーパーでも売り上げ増(Yahoo!:日テレ)。ここんとこはそうでもなくなってきた観もあるんですが・・・日本で「冷凍モノ」と言うとやや低く見られているような。
冷凍より「生」がいい、という概念のようなものがある、ような。
しかし最近は冷凍技術も進歩、されに多種多様な「冷凍食品」が出てくるようになって・・・その辺の考え方も変わってきてるように思われます。・・・一つには「時短」という、「時間をかけるのはもったいない」という妙?な考えの普及もあるようですが。別に時短を批判する気はないんですが・・・何が何でも「時短」「時短」でレンジの時間がちょっとでも長くかかるともったいないもったいないと言いながらその待ってる間の時間はなんやの、という・・・ちょっと妙?な人たちがなんだかなあ・・・と。

ちょっと前にフランスの冷凍食品が日本のスーパーに「上陸」してきたことがあったのですが・・・結構いいお値段と結構時間がかかる(レンジでチン、ではない)。その待ってる時間はどうしたらいいのか、とあっちの技術主任的な人に聞いていたのですが・・・。
「待つ時間も味の一つなのですよ。ゆっくり待ったらいいじゃないですか」的なコメント。・・・まー、日本じゃ無理だろうな、と思ってたんですが。
・・・↑ここで紹介されている冷凍パンならそれほど時間かからないみたいですし。あとは・・・値段ですか。その辺の折り合い?がつけば一気に普及するのかも知れんのですが・・・。

・・・もうちょっと時間がかかると個人的には思ってます。
少し、世代交代が必要ではないか、と。ようやく「冷凍モノ完全拒否」からの脱却がスムーズにいく世代が出始めているわけで。そこへもう少し、さらに深く馴染める世代が出てきたら・・・。
さらに色んな可能性を試していけるようになる、と思うのですが・・・。

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05/19/2018

思い切った対策が必要かも

国産ウナギ、来年はさらに値上げも(Yahoo!:みなと新聞)。・・・じゃあ輸入ウナギでいいや、と、そういう話でもなく。ニホンウナギの数が減っているのは過去からの漁獲データを見ても明らかなことであります。さらに絶滅危惧種指定、ということで法的に「漁獲禁止」というわけではないのですが・・・それでも何らかの手は打たないといけない状況ではあります。
・・・これは色々と難しいかも知れんのですが・・・。
一時禁漁してみる、という手も考える必要があるかも知れません。個体数が増えるまで待ってみる・・・と言う手で、効果はかなり期待できます(無論密漁などへの十分な対策も必要ですが)。こういった「思い切った禁漁」により資源がある程度でも回復した、という事例も結構あったりしますし。

ただ・・・それやるとかなり困る専門店なんかもあるわけです。さらに「イベント」としてウナギを食う、というのも日本では定着しています。文化、と言うか・・・そういった風習がある、と言うか。それを無視してまで・・・という論調も出てくるかと。
さらに↑密漁もありますが・・・人間、禁止されるとそれを侵したくなるもので。「裏ウナギ」的なものが反社会勢力を結びついて・・・ということもなきにしもあらず、ということもあります。
いずれにしても様々な方面に打撃を与えてしまうのが・・・「禁漁」ということだったりします。

しかしかと言って完全養殖はまだまだ、となると・・・「代用品」探し、ということになるのかも知れんのですが。
実はニホンウナギと近縁のヨーロッパウナギ。昔はこれを輸入していた時代もあったらしいのですが今は禁止されています。同様にアメリカウナギも。この2種はニホンウナギとの違いはシロウトにはまず分かりません。でも輸入できない、となると似たような肉質を持った別の「ウナギ」を・・・と、結構あちこちで探しているとのこと。が、かば焼きにしても遜色ないのに「これはナントカウナギです」という表示が出た瞬間皆が買わなくなる、という・・・。
実はこの辺が問題なのかも知れません。・・・しかし何らかの対策を講じる必要があるのには変わらんわけで・・・難しいから、と言って何もしない、というわけにも行かんわけです。

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05/12/2018

代用品かそうでないか

「透明なノンアルコールビール」サントリーが6/19にコンビニ限定で販売(Yahoo!:ITmedia)。アルコールが入っていないためクルマ運転中でも飲める「ビール」という位置づけなんですが・・・ノンアルビール。それを昼間のオフィスでも・・・ということでビールらしからぬ?透明なノンアルビールを、と。
・・・ちょい前に「透明な紅茶飲料」というのがあり・・・これもサントリーでしたが。
そこまでして飲みたいもんなのか・・・というのが個人的なとこなんですが。そもそもアルコールを「呑む」ならそういった体勢を整えておいてから、なんではないか、と。・・・まあ、昔は昼間からビール、なんて人も結構いたりしたもんですが。

しかしたしかに「無糖炭酸飲料」という位置づけにはなるんですが。
飲んだことないのでウマイのかどうかもちょっと分からんのですが・・・そもそもは「ビールの代用品」として、そしてそこからの脱却を目指している、ということのようであります。・・・これも時間が経てばそういう位置づけになってくるかも知れません。今の20代やそれ以下からすれば結構当たり前に「ノンアルコールのビール」というのは存在しているわけですし。
そもそもアルコール入ってないから仕事の場で飲んでも、まあ、問題はないわけですし。
しかしある程度の年代の人から見れば「え?」ということになるわけで・・・その辺は、なんか、他の「時間が経てば解決するだろう」ケースと似たようなもん・・・かも知れません。

・・・ただ・・・ノンアル系の飲料の場合、そこから未成年の飲酒に繋がる・・・といった向きもあるので、注意が必要と言えば必要であります。現在のような微妙な立ち位置だと・・・今後、何かやっかいな状況になる・・・かも知れません・・・?

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05/05/2018

とある優等生

鶏卵価格過去10年で最低水準・・・供給過多、低迷長期化も(Yahoo!:日本農業新聞)。モノの値段、というのは基本的に「供給」と「需要」によって変わっていきます。皆が欲しがるけど数が少ないモノは高価になり・・・それほど欲しがられなくて数も多いモノなら安くなる。
・・・しかし鶏卵はちょっと事情が違っています。
日本のモノの価格というのは50年前、100年前・・・と明治くらいまで遡ると今よりかなり安くなっています。今のような「円単一」となってからでもそれは顕著であります。そして高度経済成長期以降、その傾向はさらに強まってきているのですが・・・。
タマゴだけはそこから「外れて」いたりします。単価そのものがそれほど変化していない。周囲のモノがどんどん高価になっていって、さらに皆の収入も増えていったんですが・・・タマゴはほぼそのまま現代に続いています。

そもそも「鳥の卵」というのは希少なモノでした。野生の鳥を見つけて、しかも巣を見つけ・・・卵をとる。繁殖期が決まっている鳥がほとんどですから常に食べられるわけではない。しかも・・・かなり栄養価の高い食品。
そのため昔は非常に高価でした。・・・もちろん現代は安定的に生産できるシステムが確立されており、いつでも新鮮な鶏卵を手に入れることができます。
・・・ちなみに鶏卵を生で食べるのは日本人くらいだ、という話もあります。そのため日本ではまず見かけませんが「タマゴの缶詰」というのがある国もあります。ウズラの水煮、とかそういうのではなく・・・「溶いたタマゴの缶詰」加熱して食べるのが当たり前で、素材の一つ、という見方の多い国では長期保存できるためこういうのも当たり前なんだとか。

・・・とまあ、日本ではちょっと違った方向?に進んだ鶏卵ですが・・・。
↑そのためか「最低水準」と言われても価格的にはあまりピンと来ないような。しかしそれでも現場では大変なことになっているケースも多々あります(もやしとか豆腐とか)。今後のさらなる安定供給を切に望む側としてはもっと周知されてもいい話だと思うのですが・・・大丈夫だよなあ、と。

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04/30/2018

ちと早計・・・

「ソーダ税」で消費4割減、米研究(Yahoo!:JIJI)。ペンシルバニア州フイラデルフィアでの「ソーダ税」であります。去年1月から徴収を開始して・・・そして甘未飲料の消費は4割減った、と。
『「(肥満対策は)不健康な商品への課税が唯一最善の策」(サマーズ米元財務長官)』(『』内↑記事より引用)ということになっているのですが・・・。

甘い飲料を飲み過ぎると身体に悪いから、課税して値上げしたら買わなくなるだろう・・・という目論見なわけですが。
そしてそれが功を奏し始めた・・・とも言えるのですが、それよりも前に「フィラデルフィア市民がこれだけ健康になった」データがないと何とも言えないわけで。例えば糖尿病患者数の変遷とか・・・血糖値や高血圧の人がこの一年でどれくらい減ったか、とか。
これはアメリカ全土で言えるのかどうかはちょっと分かりませんが・・・あっちの人が日本に来て「緑茶飲料」を飲むと驚くそうな。・・・「甘くない」と。
あっちでは加糖された緑茶飲料が当たり前だ・・・とそんな話があるのです・・・。

そういう話のある土地で、甘未飲料「だけ」狙い撃ちしてもなあ・・・と。実際、「ソーダ税」を導入したシカゴは業界からの突き上げもあって4ヶ月で廃止しています。・・・それよりももっとやることある、とそういうこともあったのでは、と思ってます。
最終目標?は市民の健康保持なわけで。どれか一つの要素(甘未飲料の消費を抑える)だけで全て上手くいくわけもなく。まだまだ先は長いと思われるのですが。

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04/29/2018

SAKE

これを「サケ」と読むか「セイク」と読むか・・・。
SAKE蔵元、欧州で続々(Yahoo!:JIJI)。何をもってSAKEつまり日本酒とするか・・・は色々定義が出てきそうではあります。が、日本酒独特の製法・・・酵母に発酵させるだけではなくこうじ菌による糖化も同時に行う・・・をきちんと踏襲していればたしかに「SAKE」となるわけで・・・そういうとこから「欧州産SAKE」というのも今後は出てくるかも知れません。
・・・多分その前に「本当の日本酒とは・・・」的な話から認定機関のようなものが立ち上げられて、なんか、話がややこしくなっていく・・・かも知れませんが。

昨日に続き酒の話ですが・・・酒に弱い人が一定数存在するのに醸造酒にしては度数の高い(理由は↑の製法)アルコール飲料を生産してきた、というのもやはり何かの意味があったのかも・・・?
その辺はともかく。日本酒は第二次大戦以降、どうにもその地位が危うくなってきていたものでした。原料不足などによる劣悪な「日本酒」の増産・・・それによる「日本酒離れ」そりゃあ、みんなウマイもん呑みたいわけです。
そんな中でももちろんいいモノは現代にまで残ってきています。そして・・・それは海外のみならず国内でも進む「日本酒見直し」への足がかりとなっていきました。

最近は法律の改正などもあって、終戦直後みたいなとんでもないシロモノは影を潜め・・・非常にウマイのがたくさん出てくるようになってきています。・・・それをきっかけにたしかに国内でも日本酒の地位が前によりも良くなってきているような。
・・・海外で認められ始めて国内で見直し、というのは・・・ある意味日本らしい、とも言えますが・・・なんか皮肉な話ではあります・・・。

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04/28/2018

何か意味がある

けれどそれが何かは分からない・・・。
「酒に弱い日本人」が増えるように進化(Yahoo!:朝日新聞デジタル)、しかもこれは現在も継続中であります。それこそあと100世代ほども代を重ねるとどんどん「酒に弱い日本人」が増えていく可能性が高い、と。
しかしこれが一体何の役に立つのか、と言うと・・・?
酒、という一種の「劇物」を継続して体内に入れないようにしている・・・というのはなんだか弱いですし(別に酒に限った話でもないですし)。何らかの「原因」があってそうなってきている・・・というはずなんですが・・・。

↑記事での「マラリアにかかりにくい~」というのは赤血球に異常が出る遺伝病であります。この状態では酸素を運ぶ赤血球が異常なので例えば運動がしにくかったりする。そのままでは他の地域では淘汰されていったでしょうけど・・・この状態だと今度はマラリアにかかりにくくなる。
そのためアフリカのその地域ではまだ残っている、ということになってます。
状態的にマイナスなんですが、どこかに「プラス」があってそのため継続・・・というのは実はいくつか例があります。そのほとんどは意外な繋がり?のあるものばかり。
・・・日本人の酒に弱い、というのも・・・なんかありそうなんですが・・・なんなんでしょうか・・・。

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04/21/2018

身近な「毒」

大阪湾で「貝毒」脅威・・・規制値の42倍(Yahoo!:ヨミドクター)。コトは大阪湾だけではなく瀬戸内海にも拡大しています。兵庫県西部で35年ぶり、岡山県東部でも32年ぶりに発生が確認され・・・まだ収束には至っていません。
「貝毒」というのはその名の通り「貝」に毒がある状態なのですが・・・特定の「ナントカドクガイ」という常に毒のある貝のことを指すのではなく。通常なら無毒なアサリやカキが突然「毒アサリ」や「毒ガキ」になってしまうことであります。
当然ですが漁協をはじめ各機関でも目を光らせています。それでも・・・そういった警告を無視したり知らなかったりするケースもあり・・・場合によっては死に直結することもあって注意が必要であります。

アサリやカキの二枚貝は海水を吸い込み・・・プランクトンなど微細な物質をこしとって食料とします。
その「吸い込み・吐き出し量」はかなりの量で、カキによる水質改善を狙う方法もあるほど。ただ・・・吸い込む量が多いということはそれだけたくさんの「何か」を吸い込んでいる、ということであり・・・その中に有害な物質を持つプランクトンなどがいた場合、どんどん体内に蓄積されていくことになります。
しかもこの貝毒、当の貝には何の害もなく。どんどん蓄積されてヒトなどが食べると当たる、ということになります。

さらに。貝の外見はもちろん、海水の見た目にも何も異常はなかったりします。そんな毒のある貝がいる海だから汚いんじゃ・・・と思っても実際は普通にきれいな海だったりするのです。
そしてこの毒。加熱しようが水で流そうが効果なし。対策は・・・「食べないこと」しかなかったりします。
今回は大阪湾から瀬戸内海なのですが・・・東京湾などでも十分に起きる可能性のあることだったりします。潮干狩りのシーズン。春先の美味い貝を・・・と、そんなシーズンなんですが場合によっては非常事態になる可能性もあります。十分に情報を集める必要があります・・・。

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04/13/2018

かける

ヒラブリって? 続々登場新・養殖魚(Yahoo!:NNN)。ヒラマサ×ブリで「ヒラブリ」であります。・・・「登場」となってますが、研究そのものはかなり長いこと続いていたようであります。
・・・ということは今後こういった新しく「かけた」ものが出てくる、ということになりそうですが。
こういうのは近しい種同士で行われることがほとんどであります(過去に「レオポン」という微妙?な距離感のものもありましたが)。そして基本的にそのもの同士でも子孫は残せない、ということになってます。

・・・養殖品種、ということで技術的にさらに安定開発していけば流通上は問題ないかと思われますが。
しかし一方では倫理的に・・・と言うか感覚的にこういった「雑種」を好まない向きがあるのも事実であります。・・・とは言っても現在「純血」と思われているものだって過去には・・・というケースもないわけではないですし。そもそも「純血」とかそういうのはどこで判断するのだろうか、とかそんなところにも至ってしまいます。
「新種」は「雑種」から生まれる、という説もあります。他種同士の交雑から新しい種が・・・というのも進化の一種、と捉えることもできる、ということであります。

ヒラブリだって今後は「新種」になっていくかも知れんのですが・・・それはまた別の話になりそうであります。何せ現行ではヒトが介在しないと存在できないのですし。・・・こういうのは実は結構ある話で、「麦」とか「とうもろこし」とか「米」とか。
ああいうのはまとまって成熟します。自分で地にばら撒いたりしない。・・・ヒトが刈ってやらないと立ち腐れてしまう・・・こういうのも新しい「種」と呼べないこともないんですが・・・そこまでは行きませんか・・・。

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04/08/2018

つまりは健康がイチバン

「お酒は薄毛の原因」はホント?(Yahoo!:NIKKEI STYLE) まあ、結局は心身共に健康である、ということに越したことはないようであります・・・。
肥満が薄毛の原因の一つ、と言われても。肥満が原因の病気、となると生活習慣病関係だけでも相当数出てくるわけであります。結局は・・・節制するなり運動するなりで、自身の良い状態をキープし続けるしかない、ということでもあります。

病気、というのは興味深いもので・・・「コレが原因」とすぱっと分かっているものと、現代の医学でも「?」というものと両方あったりします。
原因が分かっているものはその原因を消せばいいわけです。が・・・そうでもない場合は色々と試したりするわけです。その試し方も専門家からシロウトまで色々ですから、これは・・・様々な事象が渦巻くのも無理はありません。
例えば↑薄毛も「海草は薄毛にいい」と言われてきましたが・・・専門家の見解は「関連なし」であります。しかしこういう話が出てくるということは誰かが海草を食べ続けて薄毛が改善した、ということがあった・・・のではないか、と。

・・・いやしかしどうでしょう・・・? なんとなくイメージで「海草が良い」というのが高まっていって「薄毛に効く」ということになっていった・・・のかも知れません。
こういった「?」な病気というのは往々にしてこういう事態が起きます。・・・「ナントカがいいらしいよ」ということくらいならまだいいのですが・・・当人は善意のつもりでも受ける側はそうでもない、というケースも実はあります。その辺、注意が必要なんですが・・・人間、一度思い込んだらなかなか変更は難しい生き物でありますから・・・。

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04/06/2018

そうは言っても

食べ過ぎたら意味ないんじゃあ・・・?
「パスタは食べても太りにくい」カナダ研究(Yahoo!:Newsweek)。要は「パスタは食べても急激に血糖値が上がりにくい食品」ということかと。米・小麦などいわゆる「穀物」系統の食品敬遠されるのは炭水化物が豊富な食品だからであります。炭水化物はやがて脂肪となって体内に蓄積されてしまう・・・。
それとは別に肥満の遠因と言われているのが「食べた直後に上がる血糖値」と言われています。それが急激に上がれば上がるほど肥満になりやすい、と。しかしパスタはその上がり方が緩やかで、そのため太りにくい、と。
いわゆる「雑穀」なんかはそういった傾向のある食品とされていますが・・・パスタもその仲間?なのだろう、ということかと。

・・・しかし食えば太るのは当然なわけで。
太らないからどんどんいくらでも食べていい、というものではなく。適量食べて適度に運動する。・・・なぜヒトが太るのか、と言えば活動のためのエネルギーの「入ってくる量」と「出ていく量」のうち「入ってくる量」の方が多くなると基本的に体重が増えていきます(「基本的に」というのはそうでない場合もあるから、であります)。
しかもヒトは「養分を体内にため込む」方法はいくつかあるのですが「いらない養分を分解する」方法は一つしか体得していません。これはヒトが長らく飢餓にさらされてきたからであります。食えるうちに食っとけ、と。ただ・・・ここ千年程度で状況が変わってきているので、またかなりの時間をかければヒトの方も変わって行く可能性はあります。

でもそれは未来の話なので、↑こうやってダイエットの話になっていくわけですが・・・やっぱり食い過ぎたら意味ないだろうなあ、と。
穀物は基本的にそれ単体で食べることは少ない食品であります。特にパスタはソースなどを使った料理ばかり。パスタは太りにくくてもそれと一緒にたくさん食べてしまったら・・・やはり意味はないかも・・・と。

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04/01/2018

やはり体に悪い?

と言われても・・・?
外食はやはり健康に良くない? 新たな理由も(CNN)。・・・「理由」と言われても↑記事中に「フタル酸を摂り過ぎるとこうなって良くない」という話はなく。ちょっと調べてみても大きな害があるか、と言えば・・・?
そもそも「ただし、フタル酸は約1日しか体内に残留しない。」(「」内↑記事より引用)となると。一日しか残留しないから害がない、というわけではもちろんありませんが・・・もうちょっと具体例が欲しいところであります。

フタル酸とはプラスチックを柔らかくするための物質だそうで。・・・つまりはコンビニ弁当なんかのフィルムにもこれが使われており・・・それに触れた食物を食べれば体内に入る、と。
・・・そういう物質はフタル酸だけではないと思うのですが。
それらも含めて「外食は~」と言うのならまだ分かるのですが。フタル酸(しかも「害」については触れずに)が体内に入るから「外食は~」と言われてもなあ、と。
外食ったって色々あるわけですし。プラスチックに触れない外食だってありますし・・・自炊してもプラスチックに触れることはよくあることであります。

ただ。実際のとこどうなるか、例えば他の有害な物質も取り込んでしまっているのかも・・・知れない。自分が作ったわけではないのでその辺は分からない、という見方はできるわけです。・・・まあ・・・自炊にしたって100%全ての食材を1から自分で調達している人、というのはなかなかいないですけど。
そういったところの「注意」はたしかにあって然るべき、かも知れんのですが・・・↑記事だとなんかそういう風でもなく。ただ「外食は良くない」としたいだけなのかなあ・・・。

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03/18/2018

どっちゃもOK

使えるのなら「使い切った」方がいいとは思いますが。
「ケーキを箸で食べよう!」コージーコーナーが異例の呼びかけ(Yahoo!:with news)。最近は欧米の方の人たちも箸を使えるようになりましたが、少し前までは「chopsticks」は神秘的?なもの的見方もあったりしたとか。
そもそもは神事で使っていた・・・とか色々な説がありますが、なぜアジアでだけ「箸」の文化が根付いたか、そこら辺はまだナゾではあります。
・・・まあ、それ言うとナイフとフォークだってナゾではありますが。実は中世くらいまでヨーロッパでは手づかみで食っていた・・・という話もあったりします。パスタだって普及したのはフォークが普及する前で、人々は手でつかんで顔を上に向けて食べていた、という説もあったりします。

それでも現在は「ケーキはフォーク(ナイフも)で食べるもの」ということになっています。正式なテーブルマナーが要求される場ではそうする必要があるかと。
しかしそうでもない場では・・・もちろん、そういう「正式さ」を理解した上で、ですが・・・別に箸で食おうが手づかみで食おうが、どっちゃでもいいような気もします。
実際、箸というのは使いようによっては使い方の「幅」が尋常でなく広がるものなのでこれを機に色々やってみても・・・とかそんなことも思いますが。

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03/10/2018

これがホンモノ?

これが本物のコークハイ?
米コカ・コーラ社が日本で缶酎ハイ発売へ(Yahoo!:Bloomberg)。時期などはまだ未定、とのことですが。
日本でも酒類メーカーがソフトドリンク販売したりはしていますが、ソフトドリンクで有名なところが酒類を・・・というのは寡聞にしてあまり聞かないような気もします(意外なところが意外なモノを、というのは結構あったりしますが)。酒類製造・販売事情がやや特殊な向きがあるからかも知れませんが。
しかし・・・これは国内メーカーにとってはある意味「くろふね」となるのかどうか・・・?

とは言っても自社で焼酎作るところからやる、というものではないような。
自社ブランドの製品を使えば宣伝効果も高そうですし。・・・そもそも最近の「酎ハイ」はいわゆる「焼酎」が必ず入っている、というものではなく。スピリット系の蒸留酒が使われることもよくあることであります。例えばアメリカのそういった「酒」と自社製品を・・・という「洋モノ酎ハイ」もあり得そうであります。
・・・日本で売れ行きが良ければ世界でも・・・ということになるのか、どうか。まあ、まだまだどうなるかは分からんのですが。

ちょっと飲んでみたいなあ、というのが正直なとこで。ホンモノのコークハイとなるのかそれとも全然別モノなのか、その辺も分からんですが。でも、こういう一種のカンフル剤的なものが出てこないと日本の酎ハイ業界もなんとなーく閉塞しきってるような観もありますし・・・。

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02/17/2018

チーズバーガーだけ除外しても

まあ、他にはチョコレートミルクも除外する・・・となってますが。
米マクドナルド、子供向けセットから「チーズバーガー」「チョコレートミルク」を除外(CNN)。日本で言うところの「ハッピーセット(あちらでは「Happy meal」)」であります。子供向けのセット、ということでここからカロリー高めのものを除外して一食600キロカロリー(↑記事では「600カロリー」になってますが、まさかそんなに低くなるわけない)程度に抑えよう・・・ということであります。
・・・その数値でいいのかどうか、というのはまた別問題ですが。低年齢層の肥満が問題になっているのでこういう措置を・・・ということかと思われますが。

・・・チーズ抜けば、減らせばいい、というものでもないような気もするんですが。
実際、日本とは事情が違うものではあります。飲料や食物のし好性とか需要とか。少し前はデリバリーによる「安直さ」を指摘する声もありましたが、少なくとも日本でも都市部ではほぼ同じような状況になっています。
食う量の問題、という説もあります。要はそこまで食わなきゃいい・・・と。
生活習慣から何から見直す、ということではないか・・・と思うのですが。その上で良い方法を探していけばいいのでは、と。
単純にチーズが、チョコレートが、というのではなく。どちらも「食品」としては大変に優れた栄養素を持っています。その「恩恵」は無視してもいいのか、とかそういう見方だってできるわけですし。

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02/10/2018

「場酔い」は・・・?

ノンアルコールビールや甘酒、お酒入りチョコでも「酒気帯び運転」になる?(MSN:SPA!) たしかに「酒気帯び運転」だと呼気(はー、と吐いた息)にアルコールが含まれている(呼気1リリットルあたり0.15㎎以上)とそういう状態、ということになり・・・罰則もあります。
しかし他方で「酒酔い運転」というのもあります。
これは「明らかに酒に酔ってる運転」ということで・・・見た目で「お前酔ってるだろ」となるとそういう状態と見なされる、ということであります。
・・・たしかにノンアルコール飲料なら呼気からアルコールは出ず。でもいわゆる「場酔い」的なものもあるわけで。・・・そうなるとどうなるんだろう、と。

・・・多分「飲んだのはノンアルコールで・・・」と説明したら呼気による判定、となるのでは・・・と思いますが。
問題はこれが検問などで「ちょっといいですか?」となってから・・・だと、まあ、たしかに「違反」とはならない可能性も高そうなんですが・・・事故などを起こしてしまってから、となると・・・また話が違ってくるわけであります。
その場のノリ、というのもあります。あるいは運転手だけはノンアルだったけど周囲は全部飲酒で泥酔、それにつられてしまった・・・と、そういうケースもあるんではないか・・・と。
「状態として酒酔い」なら「場酔い」もあるわけで。・・・まあ、さすがに斟酌してもらえるとは思うのですが・・・何か起きた後だと・・・どうなるんだろう・・・?

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02/08/2018

二つほど 2/8

食い物飲み物で二つほど。

一つ目。野菜3月まで高騰も・・・天候不順の影響残る(Yahoo!:日本農業新聞)。特に生野菜ですかね、レタスやキャベツなどの葉物。そういったものは軒並み高価なまま、が続いております。
・・・とは言っても一時ほど高くはなくなったか・・・いや、「高値」に慣れてきているのかも知れませんが。
野菜に限らずモノの値段、というのは需要と供給によって変わってきます。カンタンに言えば「皆が欲しがると高くなる」なんですが、最近の低温により最も影響を受けやすい葉物がまず供給不足に。不足すると皆が欲しがるわけで、さらに小売価格が上がってしまう。
・・・葉物が冬に高価になる、というのは例年の冬でもそうなんですが、この冬は「緑色の野菜が高くなる」という事態にまで陥っています。他方でいわゆる「根菜」はそうでもないか・・・と言えばこれも葉物につられるように高くなったりしているような。・・・これが3月まで、となると・・・。
気候が安定してくれば・・・とか願ってしまいますが。なお、個人的なとこなんですが・・・トマト、なんか安いような気もしてるんですが・・・冬のトマトってこんなもんでしたっけ・・・?

二つ目。10年で7倍超、急成長する日本の炭酸水市場(Yahoo!:食品産業新聞社)。何のヒネリ?もないただの「炭酸水」であります。水がシュワシュワっと泡立つ、だけ。
たしかに今までの「市場」と言うといわゆる「割り材」でありました。度数の高い酒を「割る」つまりはこれで薄める、と言うか・・・お酒に注ぐ、というのが主流でありました。それが昨今では健康志向的な話もあったりして、さらにはフツーにこれを飲む、という人も増えてきています。
それはそれで一つの食文化の変化、と言うか。・・・現状ではまだまだ若い人中心のような勢いであります。それが今後もっと高年齢層にもウケていくか、と言えば・・・意外とタンサン苦手なお年寄り、というのは多いもんでありますが。
まあ、ヒトのし好なので、どうなるのかなあ・・・と。自分は個人的にはまだまだ「タンサン=割り材」なもので。むしろそれでいいんじゃないか、無理に飲む必要もないんじゃないか・・・とか思ってしまいますが。・・・あるいは「栓を開けた炭酸水ペットボトルの口にステンレス製のスプーンを突っ込んでおくと炭酸が長持ちする」的な話の方が興味あったりしますが。

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02/07/2018

その辺はそれぞれ

そこまでこだわらなくてもいいような、しかし栄誉は栄誉なんですが。
ミシュラン「三ツ星返上」のなぜ(Yahoo!:TBS)。星による評価が始まった1926年以降、「初の辞退」とのことですが・・・名誉なことなのでしょうけど・・・もういらない、と言うのもアリかと。
むしろ100年近くも誰も「もういらない」と言ってなかった、ということの方が驚きなような。・・・向上心がどう、とかそういう問題もあるのでしょうけど、いいかげんイヤになってきたりはしなかったんだろうか、と。

ミシュランガイドと言えば日本でも「グルメガイド」として知られています。タイヤメーカーのフランス・ミシュラン社より発行されており・・・そもそもは1900年のパリ万博にまで時代を辿ることができるとか。
「美味しいレストランを紹介して旅行してもらおう=タイヤを買ってもらおう」的な発想?とも言われていますが、最近では「ミシュランガイド」「星評価」の方が有名になってきている観もあります。・・・まあ、そのため有名になり過ぎた、的なところもあるかと思われますが。

・・・それでも「もったいない」「あり得ない」と言われるのはなあ・・・と。その辺は個人それぞれかと。これ以上は本業に差し障りが出るからもういいや、と言うのならそれはそれでアリかと。よそからとやかく言うことではないと思うのですが。
辞退によってさらにウマイ料理作れるようになるかも知れんのですし。「名」にばかりこだわってもなあ・・・と、そんな風にも思うのですが。もちろん、「名」にとことんこだわる、というのもアリなんですが、その辺はそれぞれ、であります。

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01/22/2018

ナマズだけど

切り身になって調理されてしまえば・・・?
「冷凍ナマズ」輸入急増、スケトウダラやサケの不漁が背景に(Yahoo!:読売)。以前この「あれこれ」でも触れたことありますが・・・ベトナムなどで養殖されている「バサ」「パンガシウス」であります。
・・・たしかあの時はウナギの代替品扱い、的な話でしたが。
しかし実際にはナマズはナマズであり、何の代替品でもありません。白身の美味しい魚ということならそれはそれで美味に食す方法がきちんとあるはずであります。

野生個体は激減しているのですが、日本に来るバサは完全養殖個体とされています。
「完全養殖」とは卵から幼魚→成魚と育て・・・その成魚からまた卵を得て幼魚とする、そのサイクルを維持できる技術であります。有名なとこでは「近大マグロ」とか。ニホンウナギの危機はこの完全養殖があまりうまくいっていないことも一因になってます。
「養殖ウナギ」とはシラスウナギ、つまり稚魚を河口などで獲ってきて養鰻場で育てたウナギがほとんど、ということになります。ウナギの完全養殖は全く不可能、ということではないのですが・・・卵から孵るふ化率もかなり低く、さらに生まれたての稚魚に与えるエサもかなり高価、ということで実用化はまだまだ無理というのが現状であります。
・・・まあ、完全養殖だからそれでオッケー、という考え方もどうか、とは思いますが・・・一つの「指針」ではあります。

そしてこの「バサ」ですが・・・変なイメージがつかなきゃいいんだが・・・とやや心配もあります。日本人は水産物大好きですが、それがかえってミョーなプライドと言うか、ヘンなこだわりを持ってしまうことが多々あります。
養殖個体を嫌う向き、とか。実際には最近の養殖技術は非常に進歩していて「日本人好み」の生育をするようにもなってきています。あるいは・・・冷凍魚嫌いとか。これも技術の進歩は大変に素晴らしいもので、適切に処理すれば何の問題もなく季節の味をいつでも楽しめるようになっています。
・・・実はこの「冷凍魚嫌い」は終戦直後にアメリカから入って来た冷凍魚が、当時の技術ではまだまだうまく解凍できず、めちゃくちゃ臭いものだったことが現代にまで尾を引いている・・・という説もあったりします。
イメージ、というのは一度ついてしまうとなかなか拭えないものであります。そういうのがなければ美味い白身魚を安く食べられる、ということで定着していくんでは・・・と思っているのですが。

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01/11/2018

野菜がない!

いや、高い!
野菜高騰、ハクサイ2倍・・・鍋の時期直撃(Yahoo!:時事)。個人的にはあまり鍋はやらないので(一人でやってもなあ・・・と)そこまで「ハクサイ依存」ではないのですが、レタスやキャベツなどの葉物はもちろん食うわけで。
・・・大抵の場合、高値が続いても一か月くらいしたら持ち直す、と言うか何らかの「戻る兆候」が見えてくるもんなんですが、今回に限ってはそれが全然見えてきません・・・。

レタスはちょっと上がり始めの頃のを大事に大事に食べてたら・・・昨年末くらいに中心が腐ってしまいました。
キャベツはたまたま何かのセールの時に(それでもそれなりの値段)買っておいたのが、まあ、何とか残ってるので・・・これで乗り切ろうか、と。問題はやはり生野菜であります。
そこで色々「何かないかな・・・」と探してみたんですが。豆苗とか。あるいはカット野菜か・・・しかしいずれにしてもそのものの単価は安くても、量などからすれば実はレタス一玉とそれほど変わってないんじゃないか・・・とか?

豆苗は「収穫」してもまたもう一回くらいは「収穫」できるので経済的・・・とは思うのですが、生で食べるのはあんまり良くない、という話もあるので電子レンジで軽く熱を通してみたりして。なんだかんだで使い方にクセのある食材ではあります。
カット野菜は小さな袋で200円前後。・・・まあ、いつもとは違う食事風景?ということになるので今のところは新鮮?なんですが。・・・ただ、どうなんだろうなあ、これがまだ何か月も続く、とかそういうことになると・・・。
逆に春先に野菜大暴落、とかそういうことにならなきゃいいんですが。生産農家さんは大変なことになってるわけですし。

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01/09/2018

短くしなくても

調味料、時短需要で消費に変化(Yahoo!:毎日)。まあ、たしかに今さら「手を抜きやがって」とかそういう批判もどうか、とは思いますが。
ただ・・・↑記事の最後の方でも触れられてますが・・・なんかもうちっと「手間」かけてもいい時はかけてもいいんじゃないのかなあ・・・と個人的には思うのですが。
もちろん時間ないのに無理にイチから作れ、というわけではなく。でも最初から「ナントカの素」を買ってきてそれで終わり、というのはなんかさみしいような・・・。

あるいは「ナントカの素」にちょっと手を加えてみる・・・という手もあります。
それこそ↑記事で出てくる「つゆ」とか。「めんつゆ」というのは夏場にそうめんとかざるそば食べる時だけにしか使えない、というものではなく。醤油とダシなどが適量混合されているので、使いようによっては大変に興味深い調味料となります。
・・・もっとも・・・大抵は濃縮してあるのでそのまま使うのはちと濃い場合も。あるいは塩分がなあ・・・という場合は調整して使う必要がありますけども。

時間がある時はちょっと凝ったものを・・・とかそんなものでもよろしいかと。自分の好みの「具合」を把握しておけば「ナントカの素」でもちょっとした自分なりのアレンジができるようになり・・・時短は時短でもまたちょっと一味違う食卓になるのかも、と。

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12/15/2017

結局はほどほどに

酒は毒か薬か? 酒ジャーナリストが医師に聞いた(Yahoo!:NIKKEI STYLE)。要は「呑み過ぎてもダメ」「呑むんならきちんと自己管理して呑む」ということになりそうな。
呑むたびに暴れるとかそういうことになってる場合は論外でありますが。
酒のみにとっては依存症も考えておく必要があります。人間、いつどんな状況に陥るか分からんわけですし。・・・「オレは絶対大丈夫」なんてのは「絶対」あり得ないわけですし。

多くの酒のみが長いこと免罪符?にしてきた「酒は百薬の長」を示していたグラフが実は調査方法に難があった・・・というのが某番組で取り上げられてたりします。しかしそれも「薬だからいくら飲んでもいいんだ」的な発想になってしまうとそれはそれでまた違う意味になってしまうわけで。その辺、従来と変わらないと思われます。
飲み過ぎ食べ過ぎはやはり良くないわけです。
まだ飲んだ回数の少ない若手?ならともかく。それなりの年数付き合ってきた中堅?なら自分が呑める量・呑めるシチュエーションは分かってるはずであります。その辺から「計画」立てて呑む、というのは必要かと思われますが・・・。

そう計画通りにいかないのも人生であります。
それでも上手に付き合っていけばなんとか、的な思いもあります。「薬じゃない=毒である」というわけでもなく。毒も用法によっては薬にもなるわけで。過ぎなければ長い間楽しめる「友」になっていくと思うのですが。

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12/05/2017

それからが大事

最も世相を反映した料理・・・「鶏むね肉」(Yahoo!:TBS) 何と言いますか・・・「今さら」感と言いますか。
安く肉を食える、となると「鶏むね肉」だったんですが。それが・・・ヘルシーとか何とか言われてここまで来てしまうとなあ・・・と。
しかし2001年ですから15年以上前にこういった「煮方次第」でもって注目していた企業があった、というのは驚きであります。当時でも・・・むね肉よりもも肉、といった今の風潮は健在でしたし。

高タンパク低カロリーは最近の流れですが。
しかしやはりそれなりのカロリーを・・・と言うことか、あるいはその他の事情か、鶏肉は「むね」より「もも」の方が今でも高価であります。それはやはり・・・求める人が多い、ということでもあります。
そのため・・・安いのです、鶏むね肉。
カロリーうんぬん、とかそういうのとは関係なく。自分はむね肉好きであります。何よりこんな状況?でも安い。それが大きな要因ではあります。

火を通せばパサつく? そりゃあどの肉でも同様なんですが・・・鶏むね肉は「じっくり火を通す」タイプの肉で、いきなり煮たりすると一気に固くなります。
せっかちには向かないタイプであります。とろ火でじっくり似たてると、これはこれでもも肉とはまた違った感触になりますけども。
後は・・・自分はから揚げにももではなくむねを使いますが、その時に漬け汁に大さじ一杯の「水」を必ず加えます。それからは揚げ方次第。高温でもいいのですが、揚げすぎないように調整。・・・この辺は試行錯誤が必要かと。これまでン十年むね肉から揚げやってますが「100%完璧」なんて結果には至ったことありません。

ただ単純に「へるしー!!」とかそういうのとは違うと思うのですが。いや、食事に気を使うのは当然として。次はきちんと身体を動かすとか、そういうのが大事なんじゃないのか・・・と。
「低カロリー食っときゃそれでいいんだ」というのは・・・なんか違うような。その「次」が大事だと思うのですが。

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11/30/2017

色々値上げ予定

高騰続く業務用米、現場では悲鳴(Yahoo!:MBS)。おなじみのスーパーなどで買うお米ではなく、業務用のお米であります。・・・当たり前ですが見た目やモノ的には一般向けとはちょっと違う(まあ・・・やや落ちる?)んですが、それでもお米はお米であります。
色々事情があっての高騰なのですが。最近流行のブランド米や飼料用米への転向、などなど。
そういった「騒動」が収まれば・・・という見方もできなくはないのですが、こういうのは一旦火がつく?とやはり色々な方へ飛び火することもあるので、注意が必要ではあります。

確実なのは「高騰=値上げ」ということであります。多分に「ガマン」してしまう日本の小売業界ですが・・・ガマンには限界というものがあります。「値上げ」とは最終一歩手前の手段であり(最終手段は・・・倒産)ホントはやりたくない手段であります。かすかな値上げでも売れ行きに影響が出るのは必至であります。そうなると値上げが原因で破滅、という可能性も出てきます。

一方でキリンビール、来年4月から業務用ビールなど値上げ(Yahoo!:JNN)・・・すでに他社も値上げを決めているそうで、業務用からの流れで結局店頭価格も値上げ、ということになりそうであります。
・・・実は細かいところで「値上げ」が進行していたりします。タバコ(加熱式も含む)も増税がほぼ確定(Yahoo!:JIJI)しましたし。
あるいは某有名ブランド牛乳も実質値上げ。容量が減って値段が変わらない、と。
こういうのは今後値が下がることはまずないでしょうし。そして他の品にも連鎖的に影響を与えていくことも多いですし・・・。

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11/24/2017

駅弁今昔

徳島県なぜ駅弁ない? 姿消して一年(Yahoo!乗り物ニュース)・・・四国の他の県もなくなるかも知れない、ということですが・・・コトは四国だけではないような。
関東でも場所や場合によってはこういう事態に陥る可能性は十分にあります。・・・ただ・・・駅弁、というのも時代の流れ的にどうなんだろう? という話になってくるとまた違ってくる話ではあります。

・・・昔はそれでもかなり高かったイメージがありましたが・・・。
関西圏から関東に帰省する際、今は姿を変えてしまった「大垣夜行」を使っていたのですが、アレに乗る人間はまず駅弁を買いませんでした。駅前にコンビニがあってそこで買うか・・・コンビニが今ほどなかった頃はおにぎりを自作していた、なんてな話をどこかで聞いたような。
理由はカンタンで、単純に高い。
実際コンビニで買った方が安上がりなわけで。それが今も続いて来てる・・・という見方もできないわけではないわけです。

最近はそれでも値が落ち着いてきたなーという観もありますが。場所によってはかなり種類も多彩ですし。
・・・でも買おうとは思わないのが個人的なとこで。しかしある意味最も「旅情」というのを感じさせてくれるモノはないような。ローカル線でのんびり駅弁を・・・なんてのは悪くない情景であります。
しかし最近の「売ろう売れろ」「地方色?何それ?」「豪華なものぶち込みゃいいだろ」的な、こういう言い方が合ってるかやや疑問ですが「商業主義的な弁当」、というのはなあ・・・と。
この際だから「大盛り駅弁」とか「コストカットしたけどこの路線っぽい駅弁」とかそういうのでも・・・いや、企画通りそうもないな、これじゃ・・・。

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11/23/2017

どこまで有害

砂糖の有害性、米業界団体が50年隠す?(Yahoo!:朝日新聞) これだけではどこまで「隠蔽」したのか、真実はどうなのか・・・とかその辺がよく分からなかったりしますが。
・・・これが別の団体が~と言うのならたしかに問題になりそうですが。当該団体が「ヤバそうな結果出たから研究打ち切り」からの「いやあ、時間かかりすぎですわ」で資金打ち切り、というのはよくある話なような気もします。

そもそも砂糖に限らず摂り過ぎは身体にイカン、というのは真実なわけで。
それを「糖分だから」ということで砂糖をターゲットに・・・というのもなんだかなあ、と。実際のとこ、「糖分」というのはヒトを含む動物ではほぼ必ず必要な栄養素であります。ただ、最近のヒトはあまりにカンタンに糖分を摂れるようになってしまったため、摂り過ぎて害が出ている、ということであります。
最近、と言っても数千年程度。それまではヒトも糖分などの栄養素に乏しい生活を送っていたため・・・「どうにかして糖分を得て貯めこもう」という身体の仕組みはまだ現役で残っています。だから・・・摂り過ぎてしまう。

その糖分の代表格と言える砂糖であります。
・・・今後追実験とかやるのかなあ・・・? 研究を「隠していた」と言っても、その後一切この手の研究を誰もしていなかった、というわけでもないでしょうし。これを機にきちんと最新技術でもって検証を・・・というようにはいかんもんなんでしょうか?

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10/26/2017

そのコーヒー

ちょっと前の記事ですが。
コーヒーを飲むほど長生きの傾向(CNN)・・・ただし欧州・米国での多民族・多国籍調査であります。これがアジア圏とか南米・アフリカとなるとまた違った結果が出てくるのかどうかはちょっと定かではありません。
・・・考えてみりゃコーヒー豆の産地ではない地域での調査じゃん、という言い方もできそうな。まあ、消費量はこっちの方が多そうですし・・・民族・人種的には世界中の「ヒト」が関わっている、という見方もできますが。
一日3杯ほどのコーヒーで死亡リスクが下げられる・・・となると「よし、今日からコーヒーを・・・!」ということにもなりそうですが、それでも「コレさえやっときゃ絶対健康」的な話ではないわけです。・・・世の中そんなに甘くはありません・・・。

例えばカフェインの問題もあります。
いわゆる「眠気覚まし」で・・・飲むと興奮状態になり眠気がなくなる、と。・・・そうは言っても「眠い」というのは身体の「疲れてんだ」というシグナルの一種なわけで、コレでなんとかしても後で何らかの弊害が起きる可能性は残りますけども。
それでも「ここでコーヒーを」というのはよく聞く話であります。・・・なお・・・自分は全然そういうことなく。寝る前にコーヒー飲んだりもします。しかし親族には「コーヒーなんか飲んだら全然寝れなくなる」という人もいるので・・・かなり個人差のある話ではあります。
・・・個人的にはこの「眠くならないようにコーヒー」というのが「夜更かしという不健康を増長する」ということで「コーヒー=健康に悪い」という説になっていったんでは・・・と思ってますが、確証はありません。

そして。コレが一番大きいかと思うのですが。何でも摂り過ぎは良くないわけです。
コーヒーも茶もそうで。健康にいい! じゃあどんどん飲もう! となると↑の弊害がある場合ももちろん、色々と体に不調が起きることにも繋がります。・・・適度に、が健康に至る最も良い方法、なのかも知れません。
ほどほどに付き合うならば、何でも、と。・・・まあ、そういうもんかなあ、と。これはコーヒーに限らず何にでも言えることかも・・・?

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10/23/2017

コメ乱戦

・・・まあ、消費者は「安くて美味い米」が食えればそれでいいんですが。
牙城守るか新潟、下克上なるか東北・北陸・・・ブランド米「戦国時代」到来(Yahoo!:産経)。「名前」で勝負する「ブランド米」であります。ササニシキ・コシヒカリという名前だけでそれなりに高価でも売れていった時代ではもうなくなってきている、ということでもある・・・と言うこともできます。「ナントカ産コシヒカリ」でないと売れない・・・?
一方で「別にどこのナントカって米でなくてもいい」という人が一定数いるのも事実であります。・・・実際、↑こういった「ブランド米」は美味いのでしょうけど・・・高価だしなあ、と。その辺で「別にいいか」的な感想を持つ人も少なくないかと。

減反政策・・・つまりは国によって米の生産量を抑える政策がありますが、これを平成30年をめどに廃止させる・・・。
つまりは単純に言えば農家さんはいくらでも米を作っていい、ということになるんですが・・・消費量そのものは増えてない米であります。こちらの方が「戦国時代」に突入するかも知れません。作っても売れない、もしくは安価で買い叩かれる、となればそれはそれでまた別の問題になっていきます。
でもブランド米としての地位を確定できればそれはそれで風向きも変わって来る・・・。

事情が変わって来てるとは言えまだ「主食」ではある米であります。買う側も「変わって行く」必要がある、のかも知れませんが・・・例えば嗜好品のような買い方をする、とか・・・食、というものに対してヒトは結構保守的なもんですから、なかなか「たっけー米だな」という考え方は変わるもんではない、かと。

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10/14/2017

ただの区別化

「調理ロボ」は飲食店の人手不足を救うか(Yahoo!)・・・救うこともあるしそうでないこともある、その時々次第かなあ、と。
「調理ロボ」と言っても人型アンドロイドが鍋を振るうわけではなく。それぞれの作業に特化した「ロボット」が調理をこなしていきます。それは工場の部品組み立てロボットが黙々と(スピーカーなんぞ装着してませんから当たり前ですが)作業するのと同じであり・・・ヒトとは違った「作業」が可能であります。
・・・やりようによっては「ヒト以上」も可能なわけで。そこら辺から攻めてみる?という手もあります。

ただ・・・「やはり人の手によるものでないと」という意見は工場の部品よりも料理の方が多いかと。ロボットだけの料理店では客足は今一つ、となるかも。
・・・明治期の文明開化の時に「人力車→汽車」「ガス灯→電灯」に変わってそれぞれ元の職業の人たちが困窮した・・・というのとは大分違ってくると思われます。
置き換えようとしている「場」が違う、と言うか。例えば現行ではまだ調理人のスキル全てを代行できるようなロボットはありません。「人が乗るクルマが変わるから」「灯りの燃料が変わるから」という程度ではなくもし本当に「ロボットが職を奪う」と言うのなら全部できる「ロボット」でないとまだまだ意味がありません。

もちろん・・・はるかな未来には完璧な「調理人ロボット」ができてるかも知れませんが・・・。
現状ではまだ区別されてるだけ、そういった技術でうまく回るのならそれでもいいわけですし、いや、やっぱり人間でないと・・・と言うのならそれはそれでヒトが調理すればいいわけであります。
問題はロボット調理に対して「そんなの料理じゃねえ」とヘンないちゃもんとか付けてきたり、とか。ただ単純に「そういうのはオレは認めない、だから食わない」だけでいいんじゃないか、と思うのですが。

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10/13/2017

二つほど 10/13

「飲む」で二つほど。

一つ目。米・シカゴ「ソーダ税」4ヶ月で廃止(Yahoo!:時事)。前に・・・扱ったかなあ、どうだったかなあ・・・いずれにせよ「糖分を含んだ飲料に課税する」という税金であります。
目的は財政確保、というより健康増進で。糖分を大量に含んだ飲料の流通を抑えよう、という狙いもあったのですが・・・そういう飲料はたくさんある上に「税金をかける=価格が自動的に上がる」ということでの批判も集まってました。
・・・日本だったら・・・どうなるんだろうか、とか。
実は「糖分を控えろ」というのはWHOからのお達しでもあります。WHOは世界的に「禁煙」を広めた「実績」もあり・・・もちろん肥満が増えるのはあまり良くないことなんですが・・・肥満抑止のために糖分を・・・ということになってるわけで。・・・しかしなんか直接的と言うかそのままと言うか。肥満抑止ならもうちっと柔らかい?方法もあるんでは・・・と。

二つ目。「豚の乳、なぜ飲まぬ?」(Yahoo!:十勝毎日新聞) そう言えばたしかに。牛はもちろん、山羊の乳も沖縄では利用されたりヨーロッパではチーズになったりしています(そう言えば馬の乳の酒、というのもどこかにあったような)。・・・同じ哺乳類家畜の豚の乳は・・・飲まれません。
↑たしかに搾乳方法がめんどい、となると。現在日本で生産されている「牛乳」だとこんなややこしい方法とるまでもなく、さらに乳のたくさん出る品種もあったりします。流通、となるとその方が良いわけであります。
・・・それともう一つはイメージの問題かなあ、と。牛馬や山羊と比べると日本でも「やや下」に見られることもあります・・・豚。あまりキレイな環境で育ってないようなイメージもいまだにありますし(さらにイスラム教ではタブー)。その辺もあって利用されてこなかった・・・のかも知れません。
それでも今後例えば有用な物質が見つかる・・・とかそういうことになったらまた違ってくるのでは、とか?

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10/10/2017

ゼロだからって

がぶがぶ飲んでもいい、というわけでもなく。
カロリーゼロの「甘い罠」専門家が指摘(Yahoo!:AERA dot.)。結構前から言われてたような気もしますが・・・「ゼロだから」までは問題なくても「だからどれだけ飲んでもいい」というわけではない、というのはある意味常識的な話ではなかったんだろうか・・・と。
いや、何でもそういうもんなわけですし。カラダにいい! からってそればっかり食べても結局は身体に「こんなにいらない」とほとんどが排出されてしまう・・・とかそういうのも結構あったりしますし。場合によってはそれによって非常に深刻な状態に陥る、ということもよくある話であります。

そもそもそこまで「ゼロ」にこだわる必要があるんだろうか、とかそんなことも思います。
カロリー制限というのは病気の場合はもちろん、そうでない場合でも必要だったりすることはよくあることであります。そこで専門的な知識を・・・というのも一手なんですが、「じゃあゼロならいいんだろ」となってくるとまたちょっと違ってくるような。
あくまでも「制限」なんで「摂取量ゼロを目指せ」とは誰も言ってないわけです。
実際、意外なモノが意外とカロリー高かったりしますんで・・・その辺はたしかに注意が必要であります。が・・・そこまで「ゼロ」にこだわる必要もなく。
カロリーとは人間の活動には必ず必要なものであります。ないと困るものなのに・・・ゼロ、と。

それより生活習慣の見直しとか・・・医師などの専門家の意見を聞く、とか。そういったもっと建設的?な方向でもいいと思うのですが・・・「ゼロだからいいんだ」とそこで終わってしまうのではなく。もちょっと先へ・・・というのも悪くないと思うのですが。

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10/02/2017

それを食う

フランスでも食べますし。
日本で「ゴミ扱い」のアレ、中国では大人気(MSN)。記事中のザリガニは恐らくウチダザリガニかと思われますが(画像はアメリカザリガニ)、中国では最近アメリカザリガニでも食べるのが一種のブームなんだとか。
一定以上の年齢の人は食べない、という話もあって・・・若い人が中心になっている、という話もあります。
ザリガニ・・・つまりは淡水から汽水に生息するエビの類・・・は、特にアメリカザリガニなんかだと繁殖は非常に容易であります。これをきちんと処理すれば(寄生虫の危険があるので加熱は十分に行う)たしかに安価に大量の胃袋を満たすこともできます。

・・・しかし日本では食べられていない・・・。
これはカエルとか虫なんかもそうなんですが、一定のイメージが定着してしまうとなかなか覆らないヒトの性、的なものがあったりします。・・・いや、これは日本人に限った話ではないのですが(生卵とか)日本の場合「ザリガニ=泥臭い」といったイメージから「悪者」といったあまり良くない印象も重なって現状では肥料か釣りエサか・・・ゴミ、ということになってしまっています。

そりゃあ、もちろん「害虫」なのですから食べて減らせればその方がいい、と思うのですが・・・。
ザリガニに限らず、外来種や害獣の駆逐、となると真っ先に「廃棄」ということになっています。・・・食えば美味しいじゃんか、という声はあってもなかなか流通ベースには乗りません。それは「誰も欲しがらない」からであり・・・敬遠してしまうからであります。その辺、覆さないとなかなか難しい。
・・・何か大きな出来事でもあれば・・・と。例えばバナナですが。コレ、果物としては当たり前に食べられてますが、最近のようによりポピュラーになったのは例の「バナナダイエット」のおかげ、という話があります。
「バナナを食べればやせる!」ということであの頃は店頭からバナナが一掃されましたが。その流れから「バナナ食習慣」が本格的に根付いた・・・という説であります。
・・・こういうのをできないかな、と思っているのですが・・・なかなか難しいところであります・・・。

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09/21/2017

それでも安いのだけど・・・

偶然から生まれた「高栄養もやし」は業界の窮状を救えるか(Yahoo!:ダイヤモンドオンライン)。もやし(緑豆もやし)は安いのが売りの一つではあるんですが・・・現状の価格では業界が立ち行かない、と最近そういう話が出てきています。
安いのは安くできる理由があるわけで。それが「適正」ならそれほど問題はないのですが・・・カネよりモノの価値が下がる、安ければ安いほど良い、という風潮が増していく昨今。「もやし」と「豆腐」はどんどん安くなっていった結果今度はあちこちに歪みができる構造になってきている・・・という言い方もできます。
もやしは特に中国事情に影響されます。原材料の「緑豆」は国内ではほとんど作っておらず、中国を中心とした輸入に頼っているのですが・・・他の儲かる作物に転向したりして作付面積が激減。生産量が減れば価格が上がるのはある意味当然なんですが・・・従来までの価格を維持したい小売り側の姿勢により値上げがほとんどできず。そういう業界だと今度は作る側も減っていき・・・生産量も落ちていってしまう・・・。

もやしは畑で作るわけではなく。工場のような場所で作ります。作り方は基本的には「暗所で育てる」で・・・そのまま食すよりもまず消化・吸収が良くなりますし、栄養素も増す、という長所があります。自然天然下ではないので天候に左右されることもなく、比較的短期間で収穫でき・・・設備も整えやすいことも長所であります。
しかしそれでも業者が減っていけば今後どうなるか・・・。
ということでの「小大豆もやし」であります。すでに「大豆もやし」というのは存在していますが、こちらは「機能性表示食品」で生鮮食品では2例目、とのことであります。・・・それが有利に働くのではないか、という期待もあります。
それが一袋70円程度。高いか安いか、となると。通常のもやしよりはたしかに高いですが、他の野菜と比べると・・・? 個人的にはそれほど高いとも思えないのですが。

ただ・・・「市場のほとんどを占める緑豆もやしは、30秒ほどの調理ですぐに食べられるのに対し、大豆もやしと子大豆もやしは茹で上がりに3分ほど要する」(「」内↑記事より引用)というのはたしかにネックではあります。が・・・それにしてもどうにでも対処法はあるわけで。
いつまでも現状に甘えっぱなし、というのではなく「変わっていく」意識というのを持つ必要があるのでは・・・とかそんなことも思います。何もかもが悪く変わるわけでなし。良い方向へ変わっていく(例えば↑栄養価の高いもやしが出回るようになるかも、とか)こともあるのですから。

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09/19/2017

食い物のナントカ

中東ドバイで「しょうゆ禁止」・・・想定外のその理由(Yahoo!:withnews)。その理由とは「アルコールが入っているから」・・・意外かも知れませんが、醤油にはアルコールが入っています(飲用ではないのでほとんど問題はないそうですが)。そしてドバイはイスラム教が中心なわけで・・・イスラム教では「飲酒」つまり体内にアルコールが入るのを基本的に禁止しています。そのための措置で「禁止」ということなのか、と思うのですが・・・。
実はすでに日本の醤油メーカーは「ノンアルコール」のイスラム圏向け醤油をシンガポールで開発・販売している、とのことで・・・それを使っている限り問題はなさそう、しかしドバイ当局はアルコールを含む日本産醤油を検査したのではないか、と。

「醤油くらい・・・」と思うかも知れませんが、敬虔なイスラム教徒にとってはかなり大事なことになってるわけです。
例えば日本ではあまり昆虫食をしませんが(ある意味タブー?)東南アジアなどではフツーに食ってるところもあります。そういうところへ行って「気持ち悪いから食うな」と言っても無意味で・・・相手方からしたら「アタマ大丈夫?」とかそういう反応に・・・あるいはケンカなどになる可能性もあります。
食い物、というのはそれぞれの文化・風習とさらに個人的好み・そして栄養摂取という生存に必要不可欠な要素が深く絡んでくるので・・・そこに「違い」があって当たり前であります。

しかしそこまで密接に絡み合っているので・・・自分の「都合」を他に押し付けてしまうことも多々。・・・ある意味仕方ない、と言えば仕方ないのですが・・・。
↑醤油の件はどうなんだろうなあ、情報交換がうまくいけばそれほど大きくはならない・・・ような気もするのですが。EUに日本産カツオブシを、よりは・・・いや、やはり色々めんどくさいことになる、かも・・・?

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09/17/2017

食用のもある

ベネズエラ大統領、食糧難に対して「動物タンパク質をウサギ」で(Yahoo!:JIJI)・・・しかし第一陣?を集落に配布したらペットになってた、という・・・そこまでの食糧難じゃないのかも知れない・・・?
しかしウサギは殖え方が尋常ではありませんし(ウサギ=多産の象徴)量は少ないですが、栄養価としても申し分ない。増産して食糧難に対抗・・・というのは悪い手ではないと思うのですが。

日本では「ウサギ=ペット」が今は印象としては強いですが。
それでも過去には食用も毛皮用もありました。そもそも日本で定着している「白い体に赤いお目々」というのは野生のウサギではなく飼育されていた、それも食用のが居ついて?しまったのなんじゃ・・・とか思ってますが。実際、日本で「ウサギ肉」というのはなかなかお目にかかれません。
フランスなんかでは「食用飼育されたウサギ」と「野生のウサギ」と分けて流通してるんだとか。他にもこういった国はまだまだあるわけであります。

・・・でもいくら「食用」と言っても愛玩用に慣れてしまったらなかなか食べられるもんではないのかも・・・?
一つの方策としてはウサギを「そのまま」配布するのではなく「肉」として配布、という手があります。肉になってしまえばウサギだか他の動物だか分からんわけで。・・・いや、よく考えてみたら↑なんで生きたウサギ集落に配ったんだろう・・・? 国家的に養殖する、と言うのならそれなりの部署や企業で計画的にやっていけばいいわけで。集落の個人に「これを育てなさい」と配った、ということなのかな・・・?

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08/27/2017

季節感ある?

ジビエ「夏鹿」じわり存在感・・・安定供給、品質向上も(Yahoo!:神戸新聞NEXT)。猟期の関係で「冬」の感覚が強かった・・・というのはたしかにあるかも知れません。が、イノシシの「ぼたん鍋」だとやっぱり「鍋」は冬なんじゃ・・・とか。あるいは通常の牛肉や豚肉のようには扱えない肉ですから、料理法も決まってくるんでは・・・そうなると季節感はどうなるんだろう、とか思うのですが。
でもいわゆるバーベキュー的に野外で豪快に焼く、とかだとやはり夏でしょうし。そうなってくると「夏」「冬」の区別をつける方がなんか不自然に思えてきたりします。

でも現代の猟には「頭数管理」的な意味合いもあるわけですし。
シカやイノシシなどの動物は「食われる」ことで数を調整されています。かつてはニホンオオカミなどの「ピラミッドの頂点」的な存在が日本にもいたのですが・・・クマ系などいないというわけではないのですが・・・その存在感は非常に薄くなってきてます。
そのためか「草食獣」の数は不自然に増大。そこでヒトが猟によって数の管理のお手伝いを、ということに。
しかし取り過ぎたら意味はないわけで。その辺はしっかり「管理」していく必要があります。

が・・・獲ったものはどうするのか、となると。一番いいのはやはり「食べる」ことなんですが、適切な処理をしないと臭みの原因にもなったりします。それでも最近は↑専用の施設などが増えたこともあって非常に美味になってきています。
・・・それでも普段使い?の肉というわけにはまだまだいかないわけで。現状の牛や豚と同じように・・・となるとまた意味が違ってきてしまうわけです。畜産するわけにはいかないものであります。

イメージとしては「自然天然下の肉」といったところで(ジビエとは元来そういうもんですが)・・・ということは「旬」もあるんだろうか、とかそんなことも思いますが。いつ食ってもいい、というもの・・・なんだろうか、いや、適した季節というのもあるんでは・・・とか。
できればそういった季節に食してあげたいな、とか思ったりしますが・・・さて。

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08/22/2017

健康には良さそうだけど

問題は「手間」では・・・。
魚離れ、「いか」を食べなくなった日本人(Yahoo!)。最近は高騰を続けている、とされているスルメイカであります。・・・自分はガキの頃一種のアレルギーで(現在はそうでもないんですが)イカやカニ食べると口の中が腫れ上がる、触ると赤いぶつぶつができる・・・とそんな感じだったんで、今でも敬遠してる方だったりします。
・・・余談ですが、コレ、「イカ・カニアレルギー」だったんじゃなくて「アンモニア?アレルギー」だったんでは・・・とかそんなこと考えたことがあります。新鮮なイカの刺身(透き通るくらいの)だと何も起きなかったから、なんですが・・・火を通したりしても腫れてましたし。イカをさばくとぶつぶつが出てきたりもしてたんで、あんまし関係ないかな、と今は思ってたりしますが。

そう、「さばく」というのも魚離れの原因の一つかも知れません。
自分はそれこそガキの頃から親父が釣ってきた魚をさばいてたので、特に抵抗ありませんが・・・大人になってからいきなり丸魚目の前に置かれて「さあ、さばきましょう」と言われたら、そりゃあ、戸惑うかと。血も出てきますし、内臓がどうしても・・・とか臭いが・・・とかそういう人も多いかと。
最近ではスーパーでも無料で処理してくれたりもします。・・・こういうのは肉ではあり得ないわけです。丸のままの牛一頭出て来て「さあ、さばきましょう」とはならない。

その辺の「手間」がかかるのを嫌がるようになった、と言うより無意識のうちにでも「敬遠」するような空気が積み重なってきたのかも・・・と。
それでも鮮魚の中でもマグロは売れている、というのも一つにはこういった「手間」がない、肉と同じような感覚で接することができるから・・・というのはあると思われます。めんどくさい、と言うよりあくまで「敬遠」という感触で。
・・・そうなってきているのはある意味仕方ないことではあります。無理に「魚食え」というわけにもいかず。いくら栄養があるから・・・とやっても「食」というのは個人の好みのある意味究極形態ですから離れてしまうとなかなか復帰?は難しいものだったりします。

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08/13/2017

はやりすたり

食も「見た目が」が100%? 「インスタ映え」狙う食品関連(Yahoo!:時事)。日本人全員が「メシの写真撮ってアップ」してるわけではないので・・・まあ、最近「流行り」だから・・・というのが大きいかも知れません。・・・ただ、「見た目のキレイな食べ物」というのはこういうのに関係なく特に夏は涼し気なものが出てくるものなので・・・そこまで気にする?必要あるかな、という気もしますが。

もちろん売る側としてはなんとしてでも売りたいので、最近のトレンド的なものへ貪欲に食らいついてくるわけですが・・・昨今の「多様性」にそこまで一点集中するのはどうなんだろう、とも。
「若い世代に流行りだから」というのが一つのキーワードになってますが、じゃあ、その若い世代というのは人口のうちどれだけなんだ、と言えばそれほど多くはなく。「その層が一番買ってくれるから」というのも・・・それだけでいいんだろうか、と。
もっと他の層を見てみてもいいんじゃないか・・・。

・・・まあ、個人的には「インスタ映え」しようがしまいがあまりそっちに興味ないから、というのもありますが。なんでいちいち行った先、買ったもんなんかをスマホで撮ってアップせなあかんねん・・・ウザイわ、と(これはスマホにした直後くらいに地図系アプリに「どこそこに着いたから画像撮れや」「はよアップしたらどないや」と散々通知されてたせいもあるような・・・もちろん今はそんな通知切ってますが)。

一昔前ならまだしも。最近だと「別にそこまでは・・・」というのも多そうな、ということであります。いや、自分は今後この「多様性」がどんどん当たり前になっていくんでは、と思ってたりします。「皆がこうだから」的なスタイルは形骸化していくんではないか、と。
例えば・・・「ペアでご招待」とか。「お一人様」が増えてきている昨今ですし。そろそろ「みんなで遊ばないと楽しくない」という流れが主流ではなくなっていくんではないか・・・とか?

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08/09/2017

そりゃ当たり前

「ビンジ飲酒」ムチャな飲酒でケガなどの危険性25倍(Yahoo!:毎日)。・・・そりゃあ自身のリミット以上に無理に呑めば前後不覚に陥ってケガ・・・というのは当たり前な話ではあります。
・・・最近なぜヒトはアルコールを摂取したがるのか、という「問い」に対して「疲れたくなるから」とかそんな「答え」を考えたりします。いや、たくさん働いて疲れた、というのではなく。内臓や身体に一種の「圧」をかけてゆったりとした「疲労」を感じさせて休息しやすくさせてるんではないか・・・とか。まあ、私見の一つであります。寝酒とかそういうのとはまた違っていますし。

そう思うのはやはり最近酔い方が変わってきたなー・・・と。正直に言えば「弱くなったなー」と。
許容量が少なくなってきてるのはもちろんのこと。すぐに「落ちる」ようになってきてます。・・・この辺、注意?が必要で・・・自宅で呑んでるのならそれでも問題ないんですが(とか言いつつ自宅内で転倒、ということも)外で誰かと・・・となると問題が出てきます。
・・・いや、「自宅」で「問題ない」からすぐ落ちるようになってる、のかも知れませんが。
さすがに「外」では一種のブレーキがかかるようにはなってます・・・が、その辺も最近はちと・・・ということがないわけでもないので、専ら「宅呑み」というのが最近の呑み方ではあります。

ただ・・・こういうのはあくまでも「自分の場合」ということであります。アルコールへの耐性は個人差が非常に大きく(住んでる国や地域によっても違う)一概に「何杯以上はダメ」と言い切れるもんではありません。・・・しかも体質だけではなくそこへメンタル状況とかそういうのも絡んできますし。
カンタンに割り切れるもんではないんですが。いかに「楽しく呑むか」というのを突き詰めていきたいものではあります。

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08/05/2017

フグは食いたしイノチは・・・

大阪府・フグ規制来春にも緩和(Yahoo!:毎日)・・・切り身なら一般店でも提供可に・・・ということはこれまで大阪では本当の意味での「専門店(専門スタッフを抱える店)」でないと一切提供できなかった・・・と。
フグに関する「条例」は都道府県によって大きく違っています。・・・そもそもは終戦直後に「フグ食べちゃダメ」と食品衛生法、つまりは法律で禁止されてしまったからで。そこでまずは大阪が条例で「専門職が扱うならOK」ということにしました。それに他の都道府県が続いたカタチになります。

・・・縄文期の貝塚からも骨が出てくる、とされているフグですが。食べるのは日本とアジアの一部だけ、となってます。欧米ではやはり食べるのは厳禁。輸入も厳禁。そのためEUでの日本料理屋では日本のフグは使えません。いや・・・多分フグ料理そのものがない、のかも・・・。
そんな日本でも江戸期までにも何度も何度も「フグ禁止令」が出ています。かの伊藤博文(山口出身)がそれに反対してなんとか生き残った・・・的な話もあったりします。
食べたら死ぬ毒魚には変わらないわけで。・・・もっとも、種によって毒のある部位は違います。無毒なフグもいますが、シロウトは手を出さない方が得策ではあります。「これは毒のないフグだから」と食べようとしたら実は・・・というのは実際によくある話ではあります。
現代の日本でも「フグ中毒」は毎年起きています。それはほとんどがシロウトが手を出してしまった結果だったりします(中には無免許で料理店で出してた、なんてのありますが)。

それでも今は昔とは違い、毒のある部位もほぼ確定される、という「知識」があります。毒を除いてしまえばシロウトでも・・・というのはそれほど悪い考えではない、と言うかほとんどの都道府県がそうなってるわけで。
ようやく大阪もか、といったところですが・・・やはり心配な人はやはり心配してしまうわけで。やはりイノチは・・・となってしまうのも仕方ないことではあります。

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07/31/2017

やっぱりモッタイナイ

切り身やすり身にしてしまえば分からないもんですし。
土用の丑「パンガシウス」はウナギの代用品にあらず(Yahoo!:THE PAGE)。・・・たしかに最近の「パンガシウス」「バサ」の扱われ方はちと異様でもありましたが・・・「ウナギの代用品」的な扱い、ということでもありましたか・・・。
ニホンウナギはその数を減らしています。現状のまま何も考えずにシラスウナギを獲ってきて育てて食べる、というだけではたしかに今後の行き先は暗いかと。・・・しかし卵から成魚へ、そしてそこからからさらに卵を・・・という完全養殖はその技術が確立されていません。
じゃあウナギ食うな、というわけにもいかずあちこちで「代用品」探しが始まってる、という論調なわけですが。
・・・いや、別にそこまでウナギにねえ・・・という声があるのも事実なわけで。周囲の「食え食え」という空気に押されて、というところもない、とは言い切れません。・・・どうしても食べたい、という人がいることを否定する気はないんですが・・・「日本人ならこの日には必ずウナギを食え」的なこと言われてもなあ・・・と。

そこで代用品。・・・しかし、この「代用品」と言っても実際にはそれぞれにきちんと「味」があって「特徴」もあります。ウナギの代わり、としてしまうのもなんだかもったいない話であります。
少し前の「ナマズ」もそうですが、これもきちんと合った調理法があります(かば焼きも合うんでなおさら代用品扱いされますが)。そして・・・パンガシウスも。モノ的に鮮魚として輸入されてくることはなく、処理済みの状態で輸入されてきます。つまり「切り身」なわけで。それならそれで合う調理法もきちんとあるはずであります。

そもそも今現在日本で輸入されてくる海産物、それらがどれだけ知られているか、と言うとかなり寒い状況かと思われます。日本近海での漁にも限界があり・・・よその国の海産物を仕入れるべく商社の人などがあちこちに出向いています。そして・・・これは、というものを輸入してくる。
が・・・まず外見でハネられる。日本人は魚食い民族だからヘンなのは食わないんだ、と誇る人がいますけど、その舶来の海産物だって現地では一般的なモノなのかも知れません(逆にあっちでは全然食わんから安価だ、というモノもあったりますが)。そこにある「違い」は一体何だろうか、と。
となると・・・「日本のナントカというのに似てるから」という一種の共通項から入るようになります。「ナントカに似てるのなら・・・」とは言いますが実際は全然別モノ、なんてのもよくあったりします。

そろそろそういうのから脱却してみるのも一手、と思うのですが。すでに「あなたの知らない魚」というのは身近にまで迫って?きているのです。切り身やすり身にしてしまえば元のカタチはほとんど分かりません。いえ、だからコワイ中身が・・・というのではなく。
新しい食材がたくさん入って来てるのに「ナントカに似てる・似てない」だけで切り捨てよう、とするのはやっぱりモッタイナイんではないか・・・ということであります。

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07/29/2017

実は消えていた

懐かしアイス「ダブルソーダ」がひっそりと販売終了(Yahoo!:J-CASTニュース)。・・・パキっと半分に割れる青いソーダ味のアイスで・・・あれがいつの間にやら、という観があります。
知らないうちに販売終了してた、というのは実は結構あるもんで。しかし・・・事情が事情とは言え悲しいもんではあります。
自分はガキの頃は買い食いが禁止されていたので(時々オヤツを買っていい時があった)実はガキの頃に食べた記憶はほとんどなく、ある程度年食ってから・・・という思い出になるんですが。それでもこういう商品が消えていく、というのはやはりちょっとクるものがあります。

まあ、しょうがないと言えばしょうがないんですが。
世の中の方向性、と言うか「メーカーと消費者が求める向き」がちと変わってきてるような気がしないでもなかったりします。ホンモノ志向、とでも言いましょうか・・・例えばホンモノの果汁なりそれらしい「ホンモノ的な素材」とか。そういうのが求められてる・・・ような。
いや、別にそれが悪いというつもりはないんですが。
↑これもなんかそういうのがもてはやされた結果、みたいな・・・いやでも、最近は逆に「レトロ感」がもてはやされたりもしますし。ただ単に売上げ低迷が激しかったから・・・ということなのかも知れませんが。
それでもやはりさびしいなあ、悲しいなあ・・・と。そういうの、最近増えてますし。

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07/22/2017

二つほど 7/22

季節柄二つほど。

一つ目。台風や熱帯低気圧が発生ラッシュか(Yahoo!:ウェザーニュース)。非常に暑い日が続いております。日照時間も長く、雨もあまり降った印象もなく梅雨明け。しかしアツイ・・・。
・・・そんな中、台風5号が発生。現状ではどうなるか(なんか西に行きたそうだけどあまり動かない・・・)分からないような状況であります。
しかもさらに南方にはいわゆる「台風のタマゴ」がかなりの数。週末以降にはタマゴからコドモになって日本に近づくのでは・・・とかそういう話もあります。実際、ちょっと剣呑な状況なのですが・・・これが今後どうなるか、めちゃくちゃな荒天になるのかそうでもないのか・・・明確なことが言えない状況だったりします。
注意はしておいた方がいいのですが。・・・その前に熱中症対策とか、そっちの方が先かも知れません。あるいはゲリラ豪雨。「今日は降らないでしょう」という天気予報なってたのに・・・! というケースはよくありますし。

二つ目。「炭酸はキャップから多く抜けるから逆さまにしておいた方が抜けにくい」は本当?(Yahoo!:ねとらぼ) はい、ウソのようであります。さっさと飲んじまうのが一番炭酸抜けない方法、とのことで。
これは「ペットボトルは炭酸が抜けていく」という話から広まったのかなあ・・・とか思ってます。ペットボトルの「肌」から抜けるくらいならキャップの方が抜けやすいんじゃ・・・? とかそういうところからか、と。実際には少しずつ抜けていくのは仕方ないのでやはりさっさと飲んでしまえ、と。
ビールやチューハイも同様の理由があってやはりペットボトルにはしないんだ、的な話を聞いたことがあります。そのため炭酸のない、例えばワインなんかはペットボトルでも売ってますが・・・こちらは「あれじゃ高級感がない」という人もいるんだとか。
中身で勝負、と言うか・・・そもそもワインが初めて世に出た頃には「ビン」も「コルク」も「グラス」もなかったわけで。その辺は色々変わっていくのはある意味当然かな、と思うのですが。

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07/13/2017

選択肢、増える?

日本とEUの経済連携協定(EPA)の締結、やはり色々と「変化」がありそうではあります。
飲食店困惑「パルマ風」が使えない?(Yahoo!:NNN) あるいは粉チーズ「パルメザン」が使えない?(Yahoo!:産経) など、ブランド名保護による混乱も予想されていたりします。
逆に言えば日本の「松阪牛」とか「日本酒」もあっちで保護されることになるので・・・あるかどうかは分かりませんがあっちで「松阪牛風」的な料理があるとすればあっちでも「困った」ということになる、のかも知れません。

しかし「シャンパン」なんてのは前々から「シャンパーニュ地方のないと・・・」的なことは言われてきてるので、単純に「発泡性ワイン」が欲しい、という人なら別に「スパークリングワイン」でも問題ない・・・とかそんな風に思いますが。
大抵、そういうのはお高いものが多いので。そこまでこだわるのでなければ気にすることも・・・ないかも知れませんが。
むしろこういう「規制」により逆に「ホンモノ」を知る、ということもあります。例えば「ナントカのパルマ風」というのがあって、しかしEPA発効後に別の名前になって。そこで「なんでだろう?」ということで色々調べてみたら「ホンモノ」が出てきた・・・とかそういうのはありそうですが。
・・・まあ、そういうことができる人・できずに「なんで勝手に名前変えたんだ!」とアホみたいにキレる人・と色々いますんでなかなかそうは行かないでしょうけど。でも・・・これチャンスと捉える向きがあってもいいのでは、とは思いますが。

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07/12/2017

追い風とは言っても

新たなブームに? クラフトビールに追い風(Yahoo!:MBS)。いわゆる「大手」のビールではなく、小規模な醸造所で醸されるビールであります。↑記事中にもありますが、1994年に酒税法が改正されて小規模な醸造所でも販売すること可能となったために各地で「地ビール」メーカーが乱立したんですが・・・その後淘汰が進んで今はそこまでは・・・という状況になってます。
それが今回の酒税法改正でビール類の価格の幅が小さくなり・・・どうしても高価になるクラフトビールに追い風が・・・? ということであります。第二の地ビールブームが来るのかどうか・・・?

日本では基本的にアルコール分を1%以上含む液体を作ると罰せられます。
これは販売目的ではなく、個人の楽しみであっても同様であります。実は日本でもかつては各地に「どぶろく」文化がありました。・・・モノに糖分が入っていれば何でもアルコールにできます。つまり「酒」そのものを作ることはそれほど難しいものではない、ということであります。温度管理さえある程度でもきちんとできれば酵母は仕事をします。糖分をアルコールに変えてくれるのです。・・・米や果実などを発酵させて「どぶろく」を作る、というのはある意味当たり前だったのですが・・・。
酒税法でそういうのは一律禁止、ということに。その辺は色々事情があって、わざわざ経済特区「どぶろく特区」を作ってどぶろくを復活させようとしたこともあります。

もっとも・・・そういう「酒」は醸造酒という分類になります。ビールとか日本酒とかワインとか。一方でもっと度数の高い焼酎とかウィスキーのような「蒸留酒」となると個人ではちと難しいほどの設備が必要になります。
・・・ウラを返せば醸造酒なら一般人でも作るのが可能、ということで規制のない欧米では「ビール作りが趣味」という人も結構いたりします。マンションのベランダで自作ビールを・・・という人もいるんだとか。
そこまではさすがに規制緩和できないのが日本でありますが・・・。
クラフトビールもこれが追い風にはなりそうなんですが、実際には大手の販売力には太刀打ちできるものではなく。流通規模はやはり小さいものとなるわけで。・・・そんな中でどこまで生き残れるか、というのはまたちょっと違った話になっていきそうであります。

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07/10/2017

これはこれでアリ

ではないか・・・と思うのですが、ヘンな横やりとか入りそうでその辺が気がかりではあります。
「予約を無断キャンセルした客の電話番号を共有できる」サイト、注目を浴びる(Yahoo!:ねとらぼ)。これは「なんでキャンセルするのに店に連絡一つしないの?」と不思議に思う人の方が多いことを切に願いますが・・・実際にこういう人たちは存在していて店側に多大な迷惑をかけています。
これがホテルなどだと「キャンセル料」というのが当たり前になってますが・・・個人経営の小さな店舗だとそうも行かず。しかたなく泣き寝入りか・・・心にもない笑顔で対応、ということになります。

これがキャンセルした側にも言い分?があって「急に予定が入っただの」「人が集まらなくなった」だの色々あります。いや、ある分には全然構わないのです。ただ・・・一言連絡してくれ、と。それだけでも全然違うものなのですが・・・こういうとこを理解できない人は結構いたりします。
ある意味仕方ない、と言うか。もうそういうどうしようもない人間に当たってしまった、とあきらめるしかない・・・というのが正直なとこでありますが・・・こんなのが続けば店への金銭的被害はもちろん、精神的にもダメージが重なっていくことになります。

そしてこういう人、というのは他でもまた繰り返すでしょうから、こういう↑サイトで共有、というのは非常に良い考えであります。電話番号が直接表示されるわけではなく(他へも漏らさない)ただその番号が「登録されている」「登録されていない」と出るだけ。他の情報は出てこないのでその辺は配慮されてあります。
ただ・・・例えば「登録されている」番号から予約電話があった場合。断るかそれとも・・・? というのは店側の判断に任されるわけです。断ったために無用なトラブルになってしまう可能性もあります。そういうことから「あれは良くない潰すべきだ」的な流れになっていくかも・・・?
・・・まだ分かりませんが、そういうのは。でも・・・本来は信頼関係の問題ですからめんどくさがらずに一報すればいいだけの話であります。それだけのことで、その程度のことがそんなに難しいのなら宴会なんてやるな、とホントそんだけのことかと思うのですが。

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07/09/2017

選択肢が増える

のは喜ばしいことなのですが。
日本とEUの経済連携協定(EPA)交渉、大枠で合意・・・ワインやチーズ、パスタなどが関税緩和や撤廃へ(Yahoo!:J-castニュース)。特にワインは即時撤廃ということになればヨーロッパから安いワインが大量に入ってくる・・・ことになるのでしょうけど、それでも「100円」未満くらいが安くなる・・・とかそんなもんではなあ・・・という話もあります。
合意前のEUとのワイン取引の場合の関税は購入価格の「15%もしくは1リットルあたり125円の安いほう」が適用されます。・・・つまり「1000円の750mlワイン」と単純に考えると「15%の場合:1150円」で「1リットルあたり125円の場合:1094円」で・・・となると「安い方」ということで「(四捨五入なら)1094円」ということになります(実際に販売される場合はコレに酒税などが関わってきますが)。

一方で今コスパがいい、とされるチリ産ワインの関税は現在は「「2.3%もしくは1リットルあたり125円の安いほう」ということになってます。・・・1000円の2.3%=23円ということで↑と同ケースだと「1023円」ということになります。
これはチリと日本がやはりEPAを結んでいるからであります。なお、2019年にはこの関税は撤廃されます。そうなると一気にチリが有利になりそうですが・・・EUの方も撤廃はそれくらいかも、ということなので「ワイン戦争」が起きるのでは・・・という論調もあるわけです。
いずれにせよ安くなるのなら・・・という意見はもちろんあるわけで。額が額でもそれは歓迎すべき、なのかも知れんのですが・・・。
もちろん「関税撤廃」ということは日本産を輸出する時も有利、ということになります。これを機会に日本産ワインを世界に・・・! という動きも始まっているのですが・・・。

いや、まあ、個人的なとこなんですが。どうも日本で「ワイン」と言うと「金持ちが飲むモノ」的な印象がまだまだ残ってるような気がして。一頃ほどひどくはないんですが・・・まだ「コルク栓でないとワインじゃない」とかそういうヘン?なこだわりがあったりラベルの裏にあくまで「目安」で載ってる「なんとかボディ」的な評価?を盲信的に信じていたり。
・・・酒なんてのは結局は「ウマイかウマクないか」で、それは呑んだ自分が決めることであります。で、ウマイ酒に対する感覚を研ぎ澄ますには色々飲んでみるしかないわけで・・・そこでミョーなバイアス持ち込むなよ、と。
うまかったらそれが「良い酒」でマズかったら「悪い酒」で、次は「良い酒」の中から「もっとウマイの」を選び出していく・・・そこには高級そうな、とか、崇拝すべき、とかそんなもんはないのであります。ただ・・・自分の感覚を信じるのみ、と。

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06/18/2017

ワインは安く

しかし他のモノは・・・。
日欧EPA交渉、ワイン関税撤廃で調整(Yahoo!:毎日)。ここんとこ安いチリ産ワインがたくさん入って来るのは関税が安いから・・・というのもあるようであります。が・・・同様にオーストラリアとも同じような(現在チリは価格に対してなら2.3%に対してオーストラリア7.5%・・・一方EUは15%)状況なのですが、あんまり進出?してきていないような。・・・そのうちこちらもたくさん入ってくるようになるのかも知れませんが。
対して「EU」というくくりだと・・・かなりの数の国家が含まれることになります。ネームバリューではそっちの方が有利、ということになりそうですが・・・価格、という面ではどうなんだろう、とかそんなことも思ってしまいますが。

「関税」というのは基本的に「自国内の産業を守る」ためにかけられます。輸入品に関税かけることで価格が上がり、安い国内産の方をみんな買うようになる。
ということは当たり前ですが国内の関連企業・団体は関税撤廃に反対するわけです。しかし「国」としては自分の国のことだけ、というわけにはいきません。そういうこと続けてると他の国から「あいつのとこは売っても意味がない」ということになり・・・色々と弊害をもたらすことになりかねないからです。例えば・・・新技術とか情報とか。物品だけではなくそういった無形のものも「輸入」しにくくなってしまったりします。

その辺はパワーバランスとか駆け引きとか。そういったものも色々あるんですが・・・今回の「ワイン」に対しては「チーズ」もあるようで。つまり、ワインでは譲歩するからチーズではこっちの要望を通してくれないか、と。
・・・「関係ない業種なのに」とかそういう意見もありそうですが・・・こういう「交渉」というのはある意味「どんな手でも使う」というものでもあるので・・・意外なところから意外な進行?があったりするので・・・気が抜けない話だったりします。

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06/14/2017

そりゃ何事も

過ぎたらイカンのですが・・・。
カフェイン中毒、5年で101人搬送(Yahoo!:朝日新聞)。死亡例もある「カフェイン中毒」ですがこれはカフェインを大量に短時間で摂取した場合に起きるとされています。
成人で1g以上とされています・・・中毒になるのは。
症状としては吐き気や心拍数の増加など。「効果」を期待しての摂取、となるのですがそれが・・・となると。

知られているところではコーヒーに多く含まれているイメージがあります。実際、眠気防止でコーヒーを飲む、という人もいますが・・・この辺は個人差があって、例えば自分は寝る前にコーヒー飲んでも眠くならなくなったりはしません。
しかし家族の中には逆に「本当に眠れなくなる」という人もいたりします。さらにカフェインは緑茶にも含まれていますが、コーヒーはダメでも緑茶なら問題なし、ということもよくあったりします。

が、最近はいわゆる「エナジードリンク」といった飲料の方で摂取する人が多くなっています。仕事などでどうしてもこういうのを飲まないといけない。そして場合によってはムチャな飲み方をしてしまう・・・と。これは単純に知識不足だから、という見方もできますが・・・そういう状況になってしまっている現状も問題ではないか、という見方もできるわけです。
ムチャをしないと成り立たない職場、というのも・・・。
ここまで来るとコトはカフェインがどう、という話だけではなく。日本全体の話へとシフトして行ってしまいます。・・・ある意味それはよくある話なのかも知れませんが。しかし・・・このまま、というわけにもいかない切実な話へと繋がっている、ということでもあるのです。

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06/09/2017

マダコも

日本水産、マダコの完全養殖に成功(Yahoo!:時事)。あまり知られていませんが、数年前に「タコショック」的なものがあったりしました。国産の大不漁もあり、外国産タコも輸入が困難になったことがあったのです。その時に海外の新漁場を開拓したりして、現在はそれほど「ショック」でもないような状況になってきています。
が・・・それも将来どうなるか分からないわけで。陸上とは違い海中など水中の生産物というのはよく分かってないことの方が多かったりします。・・・よく分からないのに食べてる、ということもよくあったりするわけです。

タコは実際にはそこまで「闇の中」ということではなかったりしますが・・・。
産卵シーンなんかはよく撮影されていますし。そもそも近海にいるので馴染みもある。・・・しかし卵を得て幼生が出て来てもその先が進めない。「幼タコ」にならない。それをどうにかして「完全養殖」にまで至ることができた、というのが大きいところであります。
完全養殖。得た仔が親になって仔を成し・・・さらに親になっていく。これを技術として確立できれば絶滅が危惧されている種だけではなく環境丸ごと「保全」の方向へ進むことも可能かと。

しかしそれだけのかなり困難が伴います。今回のマダコにしても「幼タコ」にするにはまだ量が十分ではないようですし。が、いずれはこの辺も解決されていく、と期待したいところであります。
そしてやがては主要海産物の「完全養殖物」が当たり前の世に・・・というのも決して絵空事ではない、と思うのですが。

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05/29/2017

そうカンタンなもの?

米粉が世界に「グルテンフリー」ブームで日本農業に新たな希望(Yahoo!ホウドウキョク)。「グルテン」というのはあくまでも小麦粉由来ですんで、米を使えばたしかに「グルテンフリー」つまりはグルテンを使っていない食品、ということになります。
・・・ただ・・・それでいいんだかどうなんだか、と。有名セレブがやってるから、というだけで「小麦粉は敵!」と決めつけるのはどうなんだか、と。小麦も米も結局は似たような炭水化物系の要素を持っているわけで・・・「小麦粉だけを排除」とやってもそれでいいんだろうか・・・とか。

自分と他人は違うもんなんだけどなあ・・・。
「糖分」「炭水化物」「脂質」と、ヒトが生きていく上で必要な栄養素は多々あります。が・・・いわゆる「炭水化物系」は「摂取したら太る」ということで一部の人から蛇蝎のごとく嫌われていたりします。それはそれで個人の好み、と言ってしまえばそれまでなんですが・・・困るのはこういった人たちはなぜか他人に勧めたがることだったりします。個人の事情はそれぞれなんで、あなたとわたしが全く同じ条件下で生活して全く同じもんを食って完璧に同調した行動をとってるわけでもないんですが・・・。
そこへ体質とか遺伝とか環境とかそういうもんが加わると全く「別もん」なんですがその辺が理解できなかったりします。・・・当人にとっては「親切」なのが・・・特に。

そんな中に含まれそうな・・・グルテンフリー、これは小麦粉の「グルテン」をなくしたモノ、ということでいわゆるセレブも「グルテンフリー」やってる、ということでの流行から「じゃあ米粉も・・・」という流れなのであります。
が・・・どっちも「炭水化物系」じゃんか、と言ってしまえばそれまでなわけなんですが・・・そこら辺りはどうなんだろうか、と。
なんか世の中「体重減らせればそれでいい」という流れになって(分からんでもないんですが)それを全部食い物に持ってきてるような気がして。いや、適切に食って適切に身体動かせばそれでいいんではないか・・・と思うのですが、なかなかそうもいかない人たちもいる。
それがどう頑張ってもそういかない・・・体質的に無理、とか・・・そういうのだけではなく。「なんかお気軽にやせたいなあ」とばりばり食いながら寝ながら言われてもなあ、と。それでセレブがやってるからじゃあグルテンフリー・・・てのはどうなんだか、と。

もっとメンタルな面かと思うのです。「コレ食ったらやせる」「こうしたら絶対やせる」とかそういうのではなくて・・・「わたし、やせたい」と真剣に思ってそのためにどうしたらいいかを真面目に考えて・・・実践して、そして継続していく。時間が必要、そんな即座にやせたいなら脂肪除去手術とかそういう方法をとらざるを得ない、と。
元々ヒトは「栄養を貯めこむ生き物」であります。なんでそうなったか、それは天然自然下では食い物は少なく・・・食える時に食って体内に蓄えておく。しかしヒトは文明を持って食い物に困らないようになってきた。しかし「栄養を貯めこむ」体質はそうそう変わらない。だから太ってしまう・・・。
そこら辺の「心と体の戦い」的なもんはどうなんだろう、と。単純に「ぐるてんたべなきゃやせるんだー」というカンタンなもんじゃない、と思うのですが・・・?

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05/26/2017

がーん、だな・・・

出鼻をくじかれた・・・じゃなくてちょっとショック・・・。
明治のスナック菓子「カール」8月から中部以西のみで販売(Yahoo!:ねとらぼ)。味は「チーズあじ」「うすあじ」のみ・・・当初は全国的に「廃止」も考えるほどの売上げ低迷になってる、とのことであります。
・・・なくなる、となると多分争奪戦的なものも予想されますが。
発売開始は1968年7月25日。あと2ヶ月で「誕生日」だったんですか・・・。
カールおらが村(明治)

「甘いお菓子」ではなく「小腹を満たせるお菓子」がそもそもだったとか。そのため味も甘いものではなく「チーズ」や「だし」などが中心。後に甘い系も出ましたが・・・基本はやはりこちらになるかと。
ちょっと前には「ウカール」ということで受験にとって縁起が良い、ということになってたりしてました。
それが昨今の売上げ低迷からの地域限定販売へ。・・・こういう例はそれほど珍しいものではない、という見方もできますが(全面廃止よりはマシ?)それでも・・・哀しいもんであります。

地域限定、ということで物珍しさも手伝っての「繁盛」もあり得ますが・・・それもなんだかなあ、と。・・・今後復活があるのかどうか、その辺も分かりませんが・・・期待したいところではあるんですが。

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05/22/2017

買い方売り方色々

生鮮品宅配、異業種続々参入(Yahoo!:日本農業新聞)。これまで「通販」と言えば書籍やCD、家電に布団などなど食品ではないものが主でありました。食品でも日持ちのする、長期保存可能な物が多く取り扱われてきています。
これはやはり「生鮮食品は自分の目で・・・」という消費者の意識もあるかと。モノによっては「当たり外れ」の大きいものではありますし。
しかしここまでネット通販が発達してくると・・・「生鮮品宅配」に関しても色々と動きの出てくるものではあります。

・・・ネット通販ではない「生鮮品宅配」というのも結構やっていたりします。自宅を販売員が訪れ、カタログを置いていく。電話やファックスで注文(あるいは販売員に来てもらう)して品物を受け取る時にさらに最新版のカタログを・・・という流れであります。
・・・↑記事の「宅配」はどうも東京近郊などが中心になってしまうようで。こっち↑の方法だと地方の「買い物難民」も利用しやすかったりします。特にネットがなくても注文できますし。

その一方で・・・「移動スーパー」・「とくし丸」のさらなる可能性(Yahoo!:dot.)・・・という方法もあります。いや、本来?ならこういう方法の方がいい、という場合も多そうなんですが・・・かえってやりにくい?もんなんだろうか・・・東京近郊だと?とかそんなことも思ったりします。
・・・従来の方法ではすでに間に合わないことになっている場所もすでに日本にはあります。今後そういう場所が増えていくことも十分に考えられます。そんな時・・・今までの方法では無理、となったら・・・?
そうなる前に色々とやっていって頂きたいところではあります。今はまだどこも色々やってみて失敗して成功を目指すしかない、といったところなのですから。

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05/21/2017

いや、買ってこいよ

真っ先にそう思ったんですが・・・。
「スイセン」と「ニラ」見分けられる?(Yahoo!:THE PAGE) 一番良い?方法は引っこ抜いてみて球根があったら「スイセン」でなかったら「ニラ」らしいのですが・・・真っ直ぐな葉だけ、という状態だとシロウト目にはまず判別は不可能であります。
・・・一番は店で「ニラ」買ってくること、じゃないのか・・・。
実は過去にニラの栽培地にスイセンが混入した、という事件?もあったらしいので完璧に大丈夫か、と言われれば疑問が残るかも知れませんが・・・シロウトが野外で採取してくるよりはよほど信用できます。そもそも栽培地でもない野外に野生のニラ、というのはポピュラーなんだろうか・・・?

実際には身近な植物というのは実は毒があったりします。
例えばアジサイ。これは葉に毒があり・・・以前アジサイの名所付近の飲食店で知らずに飾りでアジサイの葉を皿に乗せてしまって大騒ぎになったことがあります。あるいは・・・スズラン。これも葉に毒があります。
他にもうちにフユサンゴというナス科の低木があって、これにはミニトマトみたいな橙色の可愛らしい実がいくつもなるんですが(サンゴの名の由来?)これにも毒があります。食っても死ぬほどではないらしいのですが・・・一時期なぜか付近のカラスかヒヨドリたちがこれを気に入ってしまって半分餌付け?状態になってしまって、しばらく室内に引っ込めてたことがあります。
・・・若いイルカはあえてフグをいじめてその時に流出するわずかな毒を吸い込んでまるでドラッグみたいに遊ぶ、なんて話があるんですが・・・あの時の鳥たちもそんなもんだったのかも知れません。

意外なところに毒、というのはあるもんであります。それを回避するためにヒトは栽培を工夫してきています。・・・やっぱりきちんと買った方がやはり安全なんじゃないか・・・採取というのはそれなりに、いや、相応のリスクを覚悟しないといけないものではあります。

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05/18/2017

上がってはいるけど

これって上下動するもんなんじゃ・・・?
鶏むね肉値上がり続く(Yahoo!:TBS)。実際、以前と比べても値が上がっているのは事実であります。理由の一つは・・・「皆が欲しがるから」であります。↑記事でもブラジルでの大規模食肉安全偽装から国産の鶏肉が~となってますが・・・それにしてはなんだか値の上がり方が急なような気もします。
そもそも「ブラジル産鶏肉」てのがそんなに大量に流通してたか、と言えばどうなんだろう・・・というのもあったりします。自分の住んでる辺りでは精肉ではまず見かけませんでしたし・・・加工品はともかく精肉でそこまであったかな、と。加工品の方で品不足になってきて国産もそっちに引っ張られて・・・というのもあるかも知れませんが。

そう言えば最近食ってないなあ・・・鶏むね肉。
たしかに安さで言えばダントツなわけで。自分も唐揚げなんかによく使ってましたが。・・・それが高くなった、と言っても他の部位、例えばもも肉より高くなってるわけではなく(上昇値はたしかに高いですが)。それもいきなりグラム数百円単位で値上げ、というわけでもなく。
・・・そこまで「えー」と言うほどのもんかなあ、と。たしかに少しずつでも積もっていけば大きくなりますが・・・そこまで気になるもんなのかどうか・・・。
この春、他の食品・品物にも値上げ商品はあります。じゃがいもや海苔なんかはさらに深刻なことになってますし。

「値段が安ければ安いほど良い」
というのはたしかにあるんですが、逆に「高いものは悪いものだ」的な発想もどうか、と。「値を上げる=背信行為」みたいな印象もなあ・・・と。これまでが異様に安くなってた、というケースもないわけではなく。そのためにその産業が危機に・・・というのなら受け入れる「余裕」も消費者には必要なんではないか、と。
自分だけが得できればそれでいい、というコドモめいた思考回路からそろそろ脱却していくべきでは・・・と思うのですが、ねえ・・・。

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05/11/2017

秋頃には・・・復活?

北海道でじゃがいもの植え付け最盛期(Yahoo!:FNN)。今から植え付けると秋頃には収穫できる、とのことで・・・その頃にはこの「ポテト飢饉」にも一段落ついている・・・のかも知れません。
一方で北海道・じゃがいもの不作影響じわり(Yahoo!:毎日)、と種いものことなどで色々と引きずってしまいそうな観もあります。やはりいきなりの天候不順、というのは影響が思わぬところにまで出てくるものであります。
・・・ニュース番組でやってたのは老舗総菜屋で「コロッケ品切れ」というもので。何でも日本でも最初期に「じゃがいものコロッケ」を売り出した店らしいのですが、その看板商品でもある「コロッケ」が材料高騰でしばらく休止・・・ということになった、とか。

輸入しようにもイモは土モノなんで規制が大きいという面もあります。
意外と知られていませんが、「土のついたモノ」というのは国家間でかなり規制されることが多かったりします。これが「水」ならそうでもなく。アマゾンなんかに採集に行く、という各種業者さんがいたりするのですが・・・熱帯魚だとそうでもない(袋に少量の水と酸素送り込んできちんと縛る)。が、観葉植物だと結構ややこしくなったりする。
これは逆に「輸出」にも言えることで・・・盆栽の輸出、というのもなかなか大変らしい、ということであります。
じゃがいももポテチ用のものは・・・メーカーによっては在庫に問題ない、というところもあったりしますが・・・それでも国内産の方が何かと取り回しが良いということになるのかと。

それでも現状の品薄は最低でも夏くらいまでも続く、ということであります。・・・自分はそれほど食べないんですが・・・好きな人にとってはかなり深刻な問題であります。これに便乗して転売、とかそういうのも出て来てますし。商品によっては「休止」ではなく「終了」になってしまってたりしますし。
・・・しかしよく考えてみたらコレ、今後じゃがいもに限ったことではなくなってくるのでは・・・とか。天候不順や何らかの障害、というのはいきなり起きるもんですし。当たり前のように何もかも全部存在し続けるわけではない、ということを気づかせてくれた、という見方もできるような。

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05/03/2017

意外なところに毒

潮干狩り穴場、貝毒にご用心(Yahoo!:産経)。大阪は淀川河口付近は潮干狩りの穴場でアサリも採れる、とのことなんですが・・・春になると毒を持つことがあり、注意が必要とのことであります。
「え? アサリに毒があるなんて聞いたことない」
と思うかも知れませんが。・・・基本的?に「毒を自分で作りだせる」生き物というのはそれほど多くはなく。ほとんどは「よそから毒の素を手に入れる」系統だったりします。トラフグなんかもその一つで・・・海中を漂う「毒の素」持ってる生き物を取り込んでいくことで猛毒を手に入れていったりします。

アサリやカキも、それ自体は毒を持っていません。
が・・・二枚貝というのはその場所からあまり動かず海水を取り込んでそれをろ過してまた海水を吐き出す、を繰り返します。その過程で海水はどんどんキレイになっていく「天然ろ過器」的な役割を持っていたりしますが・・・その分様々な物体を体内に取り込んでいくことになります。
その中にはヒトに害をなすものもあり・・・その効果が「貝毒」となって現れることがある、ということであります。

当然そういう貝が出回ると困るので、各自治体や漁協では定期的に調査を行っています。海水や海底の泥や砂を採取して調べる。フツーに売られているアサリに毒が・・・ということはまずないかと。いわゆる「潮干狩り場」でもそういった情報が入って来るので一定以上の数値が出れば即座に反応できます。
しかしそういう場所でないと、なかなかそういう対応は難しいわけで。自分の判断で食べる・食べないを決める必要があります。火を通せば大丈夫、とも思われがちですが・・・マヒ性の貝毒の場合、加熱しても意味なかったりします(食中毒性の貝毒:ノロウィルスには効果あり)。
そういう「情報」を個人でも仕入れていく必要がある、ということでもあります。どうかお気をつけて・・・。

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04/24/2017

やっぱり規制かな・・・

ちょっと微妙?なとこではあるんですが。
花見の名所やビーチで酒禁止・・・自販機も20年で9割減(Yahoo!:NEWS ポストセブン)。そのうち秋祭りでも「屋台の酒禁止」とかそういうことになりそうですが・・・しかし実際のとこ、こういう「盛り上がる場所」での酒での醜態、というのは前々から問題になってしました。
これまではそうでもなかった、という印象があるのは・・・日本では「まあまあ、酒の席だし」的な「酒酔いに対する寛容さ」があったから、というのもあります。現状とあまり変わらない程度に「失態」は起きていたのにカウントされていなかったのでは・・・ということなんですが。
あるいは昔は今ほどヒドい酔い方してなかったんじゃ・・・酔い方そのものが過激に変化してきてるんじゃ・・・という見方もできなくはない、という人もいそうではありますけども・・・さて。

ちょっと前から「世界的な禁酒」という動きが強まっているのは事実であります。
かつてのアメリカの悪法「禁酒法」のようなことになるのかどうかまでは分かりませんが。・・・ちなみにこの法律が「悪法」なのは酒が禁止される→密造酒がはびこる→反社会勢力の影響が大きくなった、からで・・・「酒が飲めない=悪法」という、ことで、は・・・別にそういうわけではない、です、はい(一応)。

たばこ規制推進中の現状で「密造たばこ」関連があまり出てこないのは(一つには専売制の要素の強い日本だから)そこまで行ってないから、という風に言うこともできます。が・・・タバコより酒の方が明らかに民衆への浸透度は高いわけで。そこで規制、となると・・・どういう影響が出てくるのか、単純に「けんこうになるから」では済まないかも知れません。
そういうとこまで踏み込んで「規制」となるのかなあ・・・とかそんなことも思いますが。経済活動としての「酒」は健康面からの規制、ということだとどうなってしまうんだろう・・・とか・・・?

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04/18/2017

そろそろ酒もか・・・

煙草の次は酒、か・・・。
「飲み放題禁止」や「酒類広告規制」も?(Yahoo!:NEWSポストセブン) ちょっと前のWHOの「勧告」からどうにも酒呑みに対して世界的にキナ臭くなってきたなー、というのはちょいちょいこの「あれこれ」でも触れてたんですが。
・・・そろそろ本腰入れてきたかも・・・?
自分は元喫煙者ですが、煙草やめた直接の理由は「経済的にヤバい」からで・・・その時に「酒と煙草どっちを取るか?」で酒を選びました。その困難?の結果で選んだ酒も規制されていくのかー・・・。

煙草と酒で共通する「害」は健康被害であります。
ニコチンによる様々な健康被害。そしてアルコールにも様々な健康被害があります。・・・むしろ酒の方が実際にはリスク高いんじゃないか、とかそんなことも思いますが。それでもどちらも長期間に大量摂取を続けると何らかの「害」が起きやすくなる・・・というのは昔から言われてきてた話ではあります。
しかしそれとは別に「周囲への害」というのが最近は問題視されてきています。

煙草の「副流煙」もそうなんですが・・・酒の場合は「自分が飲酒することによっての他人へ直接的な健康被害」というのはあまりなく(臭いとかそういうのはありますが)、どちらかと言えば「酒に酔うことで他人様に迷惑かける」という社会的被害の方が大きかったりします。
煙草が原因でのケンカ、というのは最近では起きていそうですが・・・酒飲んでケンカ、というのは有史以前から起きています。そもそも煙草よりも酒の方がヒトとの関わりが大きく、それによる「害」というのもずっと続いてきているものではあります。

それが世界的な規制・・・ですか・・・。
煙草と同じ流れになると、ノンアルコール飲料が今より巷を席巻する、ということになりそうですが・・・それは・・・楽しくなさそうだなあ・・・美味しいものは身体にはあまり良くないもの、という言葉もあったりして。行き過ぎはもちろん良くありませんが、ほどほどに「害」も必要なんではないか、とかそんな風にも思うのですが。

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04/10/2017

ポテチの危機

ポテチが消える? カルビーも湖池屋も・・・深刻なジャガイモ不足(Yahoo!:週プレNEWS)。たしかにちょっと前にそういう話が出ていたのですが・・・いよいよ本格化?ということになりそうであります。
去年北海道を襲った複数の台風により農作物への被害は相当に出ました。その影響は今でも残っている・・・ということでもあります。それだけ深刻な事態です・・・。
コトはポテチだけではなく他のジャガイモ製品にも及びそうですが・・・海外含む他の産地のものが使えれば問題はとりあえず回避できます。「ポテチチップス」という素材の力がかなり強い商品故の「弱点」なのかも知れません。産地や品種が違えば食味はもちろん、印象から何からがらっと変わってしまうものではありますし。

ジャガイモは元々は南米の産とされていますすが、その後ヨーロッパで展開されていきました。
ジャガイモ(Wikipedia)
作付面積が狭くてもたくさん採れるし栄養価も高い。戦乱の頃には地中から収穫できるので兵に踏み荒らされる心配のない作物、という評価だったとか。
しかし毒があったり(対策しておけば問題なし)連作に不向き、といった側面もあったりします。
それでもアイルランドではかつて「ジャガイモ飢饉」とまで言われた危機があったりしました。あまりにもジャガイモに依存しすぎた頃にジャガイモに疫病が大流行。たくさんの人が亡くなりました。が、これを契機にアメリカ移住が促進され、現代のアメリカの礎となった・・・という事情もあったりします。
この「疫病」というのは今でも深刻な問題なんだそうで。ジャガイモは「種イモ」を蒔くことで殖えていきます。その種イモのさらに種イモ・・・「親イモ」的な存在は滅菌された施設で厳重に管理されている、という話をどっかで聞いたことがあります。

それでも天候不順、それも過去に例のあまりない不順・・・となるといくらジャガイモでも相当なダメージを受けてしまうものであります。
今回の「ポテチの休売」もあくまで「休売」ということなので、単純?に量が回復すれば「復活」となるのでしょうけど・・・現状ではまだまだ不明、とのことで混乱は続きそうであります。ポテチ、美味しいですもんねえ・・・。

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04/03/2017

速いだけでなく

近大水産研、「クエタマ」養殖成功(Yahoo!:毎日)。「クエ」と「タマカイ」をかけ合わせた品種、とのことであります。
>タマカイ(ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑)
「クエ」と言えば言わずと知れた高級魚であります。しかし成長が遅い。そこで成長の速いタマカイとかけ合わせよう・・・という試みであります。

・・・両方ともマハタ属なんで、近縁と言えば近縁なんですが。
実はこういう魚のカタチは相当数の魚と同じだったりします。・・・背びれの前の方がトゲトゲしていて後ろの方が丸い。やや高さもあって流線形の体。尻びれと腹びれにも大きなトゲのようなものがある。
スズキとかタイとかもこんな感じだったりします。・・・そこへ持ってきて近縁の「クエ」「タマカイ」となると・・・外見上はシロウトではまず区別つかないかと思われます。いや、だから意味ないんじゃないか・・・と言いたいのではなく。味もクエ並、ということですんで・・・これはこれで楽しんだらいいんじゃないか、と。
通ぶって「クエはね・・・」とかそういう食べ方よりも「このクエタマって美味しいねえ」でいいんじゃないかと。

水産資源は少しずつ危機に向かっています(水産だけではないかも)。それに対する人類の叡智の一つが「養殖」であり・・・今後どんどん重要になっていくかと思われます。そこへただ食糧確保という意味だけでの養殖ではなく、食を楽しめるような養殖、というのもあっていいと思うのです。

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03/28/2017

まだもう少し

・・・まだもうちょい・・・何と言いますか、『研究が必要』なのかも、と思うのです。
お酒が弱い女性、老後の骨折リスク増(Yahoo!:朝日新聞デジタル)。「酒に強いか弱いかは遺伝する」というのは実はホントウであります。カンタンに言えば、アルコールを分解してできた毒性のあるアセトアルデヒドをきちんと分解することができる・できない・分解しにくい・・・とそういった要素は遺伝するからであります。
余談ですが欧米人とアジア人ではその要素の分布に「差」があって、「分解できない」欧米人はほとんどいないんだそうであります・・・。
↑研究は中高年女性で大腿骨骨折した人たちとそうでない人たち、それぞれの中で「分解できない・分解しにくい」割合を調査・・・というものなのですが。

・・・サンプル数はそれでいいんだろうか、そんなもんで大丈夫なのか? とか思うのはシロウトの浅はかさなんでしょうか・・・骨折した92人と骨折していない48人。それでもある程度の「傾向」は出てきているような気がしますが。
むしろキモは「骨芽細胞にアセトアルデヒドを加えるとその働きが弱まる」で「ビタミンEによって回復する」という辺りなんではないか、と。骨に不安がある場合はビタミンEを摂った方がいい・・・ということかも?

いずれにしてもまだまだ研究が必要なんではないか、と。本格的に医療に取り入れる・・・ということにはまだなっていないようですし。将来的にはかなり希望持てそうな内容なんですが。

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03/26/2017

そのうち定着するかも

「引っ越しソバ」の大誤解・・・「引っ越し先で食べるソバ」(Yahoo!:J-CASTニュース) 本来は引っ越した先の「隣近所に配る蕎麦」で、自分たちが食べるものではなかったりします。が・・・今後、未来ではそれが当たり前になっている可能性はあります。
・・・世情的にも「隣近所に何か配る」というのもなくなりつつありそうな・・・場合や地方にもよると思われますが・・・その辺からも当たり前が変化していく、かも知れません。

・・・「年越しソバ」とごっちゃになっちゃったのかなあ、とか個人的には思ってますが。
「ソバ」というのが「皆で食べる」もの、という認識であって「隣近所に配る」もの、という認識がなくなっているんではないか、とか。両方とも「越し」がつきますし(ややこじつけ?)。
なお。「年越しソバ」ではなく「年越しうどん」をする地域があるのですが、その地域の一部には「引っ越しうどん」めいた「新居に移ったら風呂でうどんを食べる」という風習があるそうな。・・・そういう風習のないところからすれば奇習に見えるでしょうけど、当人たちにとっては当たり前なわけで。

引っ越し蕎麦を当たり前に配っていた頃の人たちからすれば「なんで食べちまうんだ?」ということになりそうな・・・新「引っ越しソバ」、しかしこれもまた変化していってさらに未来では全然違うカタチになっている・・・かも知れません?

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03/17/2017

ビンボー人の味方

「一袋40円」それでも十分安いような。
もやし業界窮状訴え・・・度を越した安売りやめて(Yahoo!:日本農業新聞)。非常に安価な農作物であります。さらに卵並みの「物価の優等生」でそれほど価格に変化のない商品でもありましたが・・・昨今の状況により事情が激変。
緑豆から作るのですが・・・これは国内で生産するのではなく中国からの輸入がほとんど。しかし転作などによる作付け面積の減少もあって輸入量が減り・・・価格が高騰。さらに発芽率の悪さや生育不良によって物流量そのものも減少。
半数ほどが廃業・・・と実はかなりの危機であります。

しかし売る側というのは作る側の事情はあまり考慮しなかったりします。・・・さらに買う側はもっと考慮しませんが。
これまでと同じような状況を求めてくるわけです。価格面は特に(これと同様のケースに「豆腐」というのもあります)。これまでと同じように売りたい、ということであります。
・・・その辺は各方面で事情を汲みあって欲しいところなんですが・・・これ以上廃業が続くともやしそのものが異常に高騰するか、場合によっては「消滅」なんてことも・・・?

絶対にない、とは言い切れないような現状なんですが・・・対策、とれるのかなあ・・・各方面・・・?

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03/14/2017

あんまり意味ないような

学校給食に「ジビエ」一石二鳥獣の試み?(Yahoo!:毎日) 「今日の給食はジビエと言ってね、野生動物の肉なんだ。畑なんかを荒らすシカの肉なんだよ」とかそんな風に教えても目の前にあるのはただの「肉」なわけで。肉の見た目や食べてみただけで「これは家畜の肉」「これは野生動物の肉」と違いが分かる人は生徒も教師も含めて一体どれくらいいるんだろうか・・・。
駆除の結果、という意味で生じたジビエ、という見方もできます。その方面からの授業の一環・・・ということでの提供もあるのでしょうけど・・・それを学校給食にして「さあ、地域の勉強をしましょう!」とやってもなあ・・・と。フツーに普段とはちょっと違う肉、といったところで終わりそうであります。

「子どものころからジビエをおいしく食べれば、将来の消費拡大につながっていくだろう」
・・・それはあると思いますが・・・それよりも流通の確保とかそれこそ安全面の確立とか。「子供の頃から食べていれば」で大人まで食べ続けるか、と言えばその辺も疑問ですし。家庭の夕飯で食べていた、というのならまだしも学校給食だけで食べていてそれで消費拡大、というのも・・・???

これはジビエに限った話ではなく。よくある「規格外野菜」「外来種を食ってしまえ」なんかも同じであります。流通に乗る・乗らないで扱いに非常な差が出て来てしまうのです。・・・ジビエをきちんと処理してきちんとした肉として(やや高いとしても)市場に出してもどれくらいの人が買うか、ということであります。いや、どれだけの人が「日常的に」買うか、と。時折ぽっと出てくるだけの珍しい肉、ということなら仕入れる側もちょっと考えてしまうわけであります。
もちろん話題作り的な面で仕入れる、というのはあると思いますが。
でもそういうところは例えば国や役所が音頭とっていけばある程度はどうにかなる、と思うのですが・・・なぜかそういう動きはあまりなく。あるのは「身体にいい」「ちょっと高い」「これが環境保護に役立つ」的なワードのみ、と。

給食で出す、というのは取り組みの一つではあります。が、現状でやってもまだあまり意味がないような気がします。害獣駆除としてやヘルシー食材といて、あるいは全体の環境保護へのとっかかり・・・としたいのならばもっと大きな動きを生み出していかないといけないような気がするのですが・・・?

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03/12/2017

カッコ悪いなあ

「MOCO'Sキッチン」に苦情、BPOが公開(Yahoo!:J-CASTニュース)。まあ、BPOはそういうお仕事なのですから公開はするのでしょうけど・・・これは「苦情」じゃなかくて「いちゃもん」レベルなような。
オリーブオイルを豪勢に使う料理があっても別にいいんじゃないか、と。
・・・これは最近個人的に思うことなんですが・・・自分の感覚「主観」=広範囲の感覚「客観」と思い込んでいる、あるいはそういうことすら理解できていない人が結構いるんではないか・・・とか。自分がそう思ってるからみんなもそう思っているはずだ、と。

この辺、ちょっと想像も入りますが。・・・オリーブオイルあまり使わない人が見て「うぇ」と思い・・・だからこれは良くないことなんだ、とかそう思い込んだのでは、ということであります。
自分もそれほど使う方ではないのですが・・・それはたしかに「価格」の問題もありますが・・・料理の方法として「大量のオリーブオイル」があるのならそれは客観的にそういう料理だ、ということであります。そこに「主観」上で「多い」「入れすぎ」という感覚を放り込もうとしても全然意味がありません。
それは「主観とは関係ない場所:客観のラインにある」からで・・・そこへ「主観」持ち込もう、と奮闘しても滑稽にしか見えません。

もちろん「MOCO'Sキッチン」主催の速水氏にとってはその料理は「主観」の世界にあるわけですが、それは速水氏の「主観」であって苦情入れた人物の「主観」ではない。・・・お互い接することはあって影響を与えることはあっても絶対に交わることのない「主観」同士であります。
あなたが箸でご飯を食べていて「それは国際的ではない。スプーンを使わないのはおかしい」ということ言ってくる人がいて・・・取り合う必要があるでしょうか・・・?

これが明らかに犯罪だ、とかそういうことなら(砂糖税導入してる国で「今度油分税導入するから」とかそんな理由?とか???)話は違いますが、そういうことでもないのに「いちゃもん」てのは・・・。
いや、主観がどう、というのも無粋でありますか。楽しめる人がたくさんいる番組に自分の思い込み押し付けてもなあ、と。・・・そんなくだらない文句つけるなんてカッコ悪いな、とその一言でいいのかも知れません。

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03/06/2017

あくまで「実験」

なんでしょうけど。
「職場に置き弁当」を実験(Yahoo!:朝日新聞デジタル)。要は「置き薬」のようなものかと。一定期間で業者が製品を管理・補充していってその中で顧客の需要を把握して、新製品開発などにも繋げられる・・・というもので、今でも「配置薬」という風に実施しているところは結構あったりします。
それを「弁当」でやる、とのことですが・・・どうなんだろうなあ、と。

まず気になったのが「弁当事業者が週に1回、職場の冷蔵庫に弁当を届ける」(「」内↑記事より引用)・・・って、通常弁当の賞味期限と言えば数日もないくらいであります。「弁当は数日間もつが、余れば事業者が回収する」(「」内↑記事より引用)とのことですが・・・そうなると内容にやや不安が残ります。
そしてスマホ前提、てのも・・・。
支払いはクレジット払いのみ、ということのうようで。それならどうにかなりそうなんですが、スマホのアプリ連携、となると・・・日本国民全員がスマホ持ってるわけでもなく。さらに自分がこないだから痛感している「キャリアスマホと格安スマホの格差」とかそういうところもないわけではないわけで・・・何でもかんでもそれかい、と。
・・・いや、フツーに業者との金銭取引ではいかんのかな、と。人件費の問題はもちろんありますが・・・そういうところも「実験」なのかも知れませんが。

そして。↑記事では触れられてませんが・・・値段はどうなんだろう、と。これだけ色々やって結局近所のコンビニの方が安いやん、では意味がないわけです。従来の方式よりは安いですよ・・・と仮にそうなってるとしても結果として少しでも高かったら客の流れは変わってしまう可能性は高いわけです。
まあ、あくまで「実験」なんでしょうけど・・・どうかなあ、というのが正直なとこであります。それにこういうのは地域差的なもんも大きいかと。都市部ならいけそうですが、地方だとなあ・・・とかそんなことも思うのですが。

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03/05/2017

実はしらたきは

肉と煮ても肉を硬くはしない・・・とのことであります。
「しらたきがすき焼きの肉を硬くする」は誤解・・・こんにゃく協会、実験で確認(Yahoo!:ITmedia NEWS)。これはたしかに一種の怠慢ではありました。聞きかじった知識で「ああ、そういうもんなんだ」と納得?してたんですが、実際に実験してみると実は違う、ということもあるわけであります。しらたきと肉を一緒に煮る、だけの話ですから個人で試してみるのもそう難しい話ではありません。
しらたきの成分も実はあまり関係ないらしい・・・と言うか量的にも問題ない、と。
・・・じゃあ肉を硬くしていたのは何か、と言えばやはり「煮過ぎ」ということなんでしょうか。実際、これはちょっと前からやきそばなんか作ってる時に感じていたのですが、「火の通りにくい肉から先に炒める」をやると確実に硬くなる、と。そのため最初に野菜(特にニンジン)を軽く炒めてから肉投入、ある程度火が通った辺りで(多少赤くても)そばとソースを投入、さらに炒める・・・という風にやってます。これだとそれほど硬くならない・・・ような。最終的に火は通りますし。

しかし常識というのは結構モロいもんであります・・・。
↑の「炒める」にしても「フライパンをあらかじめ熱しておく必要はない」という説があります。冷たいままのフライパンに冷たいままの具材を入れて、そこから炒める。ただ・・・コレ、テフロン加工などのくっつきにくいフライパンならではの調理法で、自分は鉄製の中華鍋を使ってるのでコレやると硬い・柔らかい以前に肉が全部焼き焦げてくっつきまくることになってしまいます。道具にもよるところがありそうであります。

あるいは「味噌汁は別にダシとらなくてもいい」という説があったりして。家で普段に飲む分には素材から味が出るので味噌だけでも十分、ということなんですが。・・・しかしダシで素材を煮る、というのが自分の好みみたいなもんなんで・・・素材、例えば豆腐にダシの風味が染み込むように、とかそういう方面を目指しているのでやっぱりダシは重要かな、と自分は思ってたりします。まあ、その辺はやはり好き好きかな、とも思いますが・・・。
味の好みというのは結構キビシイところがあったりします。すき焼きにしても関東・関西で違ってますし。
・・・でも↑これで別に肉のそばにしらたき置いても怒られないんだなー、とか。気にする人はやはり今後も気にするかも知れんのですが。

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02/27/2017

好みの問題ではありますが

年齢もあるんですけどねえ・・・。
和牛「A5信仰」見直し始まる?(Yahoo!:NEWSポストセブン) 和牛によくある「サシ」「霜降り」というのは要は脂肪なわけで。身の中に脂肪が入る、という状態なわけですが・・・「脂ののった」という表現そのまま、と言うか市場、いや、我々消費者の欲望、と言うか。「脂が多い方がウマイ」ということになったまま今のような状態になってきている、と。そこへ老舗すき焼き店が「もう霜降り出しません」と。
・・・脂肪が入る方が柔らかくなる、という話もあるんですが・・・だからと言ってなあ、というのが個人的なとこではあります。

「俺はアブラが食いたいんじゃない。肉を食いたいんだ」
とかそういう言い方も最近はあるとか。ようやく赤身肉が見直されてきた、と言うか・・・いや、これは牛肉に限った話ではなく。魚も「とにかく脂ののった・・・」というのがもてはやされますが、実際はどうなんだろう、と。醤油に付けた瞬間ぱあっと脂が散って「まあ、美味しそう」・・・そうかなあ、身の美味さってそれだけじゃないだろうに、というのも個人的なとこなんですが。
ヘルシー志向、というのもありますが。皆が皆「アブラ大好き!」というわけでもないのも事実なわけで・・・その辺の「多様性」がようやく認識されてきたかな、という観もあります。

・・・しかしそれでも「霜降り」の方がまだまだかなり高いのも事実であります。・・・赤身好きとしてはその方が安く買えていいんですが、でももっと「地位」が上がってもなあ・・・と、やや複雑だったりします。

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02/23/2017

売れ続けるモノ

森永「チョコボール」が今も売れ続けている理由(Yahoo!:ITmediaビジネスオンライン)。1967年生まれで今年50年。しかしその存在感は・・・おもちゃのカンヅメも含めて・・・衰えることのない超ロングセラー製品であります。
・・・たしかに「銀のエンゼル」は何枚か当たった記憶ありますが・・・「金のエンゼル」は当たったことないなあ・・・。
でもなんかの記憶?思い出?に「金のエンゼル」を見た、ようなそんな気もするので・・・いや、そんな気がするだけかも知れませんが・・・友達とか親戚とか、その辺で当たったことあるのがいた、のかも知れませんが「おもちゃのカンヅメ」は見た記憶が全然ないのでやっぱりただの思い込みかも知れない・・・。

しかし変化しなければ生き残れない、というのは・・・進化論ですなあ、と。
モノがモノだけにあまり変わってないような気になってしまいますが、パッケージを含めて少しずつ変わりながら現在に続いてるわけで。たしかにキャラメル味は歯にくっついた記憶(これははっきり明確に覚えている)があり、それも今は変わっている、というのもただの一例かと思われます。実際にはもっとたくさんの項目が「変わって」いるのでは、と。
・・・もっとも、変化はロングセラーの必須条件か、と言えば・・・某ロングセラー袋ラーメンだと「ほとんど変えてません」てのと「定期的にマイナーチェンジを繰り返してます」てのと両方があったりするので(両方とも超有名な銘柄)やはり色々あるものだったりしますが・・・。

そしてやはりシンプルなのが一番かも知れません・・・残っていくモノ、というのは「シンプル」だけど「変化していく」という・・・この永遠の命題?に挑み続けていく、というのも続いていく条件、なのかも知れません・・・?

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02/17/2017

減っていく

日本のハンバーガー元祖「ドムドム」続々閉鎖(Yahoo!:J-CASTニュース)。2016年2月末には69か店(直営店57か店、フランチャイズ12か店)が2017年3月末には54店に・・・と。かつては全国に400店もあったドムドムですが、減少の一途を辿っています。

・・・今は知ってる人も少なくなってきてる、ということになってるわけで・・・。
自分が前に住んでいた関西圏でもやはりダイエーに併設されて「ドムドム」ありました。・・・この間用事があってそこへン年ぶりに行ってみたんですが、もうダイエーごとなくなってて別の店になってました。やはり「親」のダイエーの現状では一緒に存続、というのが難しい、ということなんでしょうか・・・。
あるいは。「ハンバーガーショップのチェーン展開」や「フランチャイズ方式によるチェーン展開」という形態自体にある意味転換点が来ている、のかも知れませんが。外食離れというのもあるそうですし、「量より質」といった風に変わってきている・・・とも?

まあ、その辺は緩やかに変わっていきそうであります。現状ではまだまだどこも頑張っている最中ではあります。
ただ、やはり昔あったものが消えていく、減っていくというのはさびしいものであります。そして変わった後のもの、というのもまた変わっていく、というのも世の常なんですが・・・理屈は理解できても感情的にはなあ、と。

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02/09/2017

二つほど 2/9

国内で二つほど。

一つ目。受動喫煙対策法案、小規模バーは例外か(Yahoo!:朝日新聞デジタル)。原則として飲食店は全面禁煙で・・・しかし小さなバー、つまり酒を出す店くらいは例外にしようか、と。まあ、たしかに酒は飲めるけど煙草はダメ、というのはちょっと、というところではありますが。
しかし「床面積がのべ約30平方メートル以下の小規模店」というくくりだけだと・・・ちょっとでも広い居酒屋なんかはダメ、ということになりますけどもこれくらいの喫茶店はどうなんだ、とか。まだ詰めきっていない、ということなのかも知れませんが。
・・・それでもこれでも世界的には「甘い」ということらしいので・・・全ての店で「禁煙」というのが当たり前になっていく、ということなのかも知れません。・・・世界の流れ、ということなんでしょうか・・・。

二つ目。かつお節、EUへの輸出に向け初の認定(NHK)。EUへはかつお節の輸入ができません。・・・日本食ブーム的なことになっているという話なんですがかつおダシがとれない、ということであります。
原因は・・・カビであります。
かつお節はカンタンに言えば「カビに水分を吸わせる」ことであれだけ固くなります。が、目的のカビを付けるには一度他の細菌などを滅する必要があり・・・その工程では煙でいぶす必要があります。その「煙」ヤバいだろ、「カビ」もヤバいけど、というのがEUの見解であります。・・・日本では当たり前なんだからいいんじゃないか、と思うのですが・・・あっちからしたら結構シビアな問題になっているようであります。
それが、ようやく認定。となると・・・「質」はどうなんだろうなあ、と。かつお節にとってかなり重要な工程に手を入れることになるでしょうし・・・高い「質」を保持できるのか、どうか。・・・それでも「他国産かつお節」よりはマシ、ということになるのでしょうか・・・。

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02/05/2017

「良いモノ」

「ウコンは効かない」論文を読んでみた(Yahoo!)。・・・まあ、そんなもんだろうなあ、と。「ウコンは二日酔いに効く」という話がありますが「ウコンだけが二日酔いに効く」というわけではなく。民間伝承と言うか「かも知れない」ラインでいいのなら「柿」から「朝のコーヒー」から「迎え酒」まで色々あります。
「コレコレをとれば絶対に効く」
というのは例えば
「斬首したらヒトは絶対死ぬ」
というほどの決定性はない、と思うのですが・・・。

やはりヒトは健康にこだわるようで。分からんでもないですが、その辺の「貪欲さ」には時折ヒいてしまうこともあります。
納豆とかバナナとか。そういう食品絡みの「健康」から何から。しかしウコンに関しては実際に薬効がある、的な話は昔々からあったもので(同時に摂り過ぎたらアカン、というのも)それと結びついての「ウコン信頼」だったのかも知れません。

しかし実際には↑「ウコンが効かない」という話ではない、という論調であります。これまでにウコン飲料的なものを飲んで二日酔いがスッキリした、という方なら今後も飲んでいけばいいですし・・・そうでもなかった、という方は何か別の方法を・・・ということなような気がしてます。
そもそも人間が知ってる知識なんてちっぽけなもん(ちっぽけ以下、か)なんで。その中のさらに小さな事項をあーだこーだ言ってもなあ・・・と。よほどの大病しての治癒薬、というのならまだしも。摂ってみて効いたら自分にとっては「良いモノだった」でいいんじゃないか、と思うのですが。

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01/23/2017

酒ではない

でも「甘酒」
「甘酒」の売上爆増中(Yahoo!:AbemaTIMES)・・・2011年の東日本大震災が、というのが直接の「爆増」の要因かは置いとくとしても。たしかに最近あちこちで見かけるようになったなあ、という観はたしかにある飲み物であります。
去年末。・・・大晦日は仕事だったのですが、この日は東京のJRも地下鉄も終夜営業していたので初めて二年参りというのに挑戦してました。行く先はもちろん赤坂氷川神社。
赤坂には日枝神社という大物?があるので(よく混同されるそうですが)そっちは大変な人出だったりしましたが・・・氷川神社も結構混んでて行列ができてました。その時に「振る舞い甘酒」というのがあり・・・ちょっと頂きました。
実はあんまし好きではなかったんですが、甘酒。しかしあの寒さの中の一杯は・・・身体の隅々に行き渡る、というのはこういうこと言うんだな、とか思ってしまうほど美味でありました。

↑記事にもありますが実は江戸期から続く飲み物で、当時は夏の飲み物でした。そのため現代でも「あまざけ」は夏の季語になっています。
当時は今のようにスーパーやコンビニで・・・というわけにはいきませんで、天秤棒担いだ「あまざけ売り」に一杯ずつ汲んで売ってもらう、という形式だったようであります。

それがいつの間にか冬にあっためて飲む、というものになっていきました。・・・この辺・・・明治期とかその辺の頃に何かあったのか、あるいはもっと下がった時代に何かあったんだろうか、とか・・・。
実際、滋養にあふれた飲み物であります。栄養にあふれた現代でも飲み過ぎに注意すれば身体に良いもの、ということになりそうであります。

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01/13/2017

偽装? 不適切?

アメリカ・ロサンゼルスのすし店約半分が「不適切表示」(Yahoo!:AFP=時事) この記事だけではどの辺まで「不適切」なのか明らかに悪意のある「偽装」なのかそれとも単なる知識不足による「ミス」なのか、そういうところまでは分からんのですが。
ただ・・・「SUSHI」というのはもう世界的な料理になっています。↑記事は日本のではなくあっちの学術機関のものなので・・・「日本のとは違う」という意味ではなく純粋に「ネタ名が実際の魚とは違う」という意味かと思われます。その辺はたしかに日本とは事情が違うかも、とは思うのですが。

でも日本でもちょっと前に「正しい種名で表記しよう」的な話になって、その結果なんだかよく分からない方向へ進んだ、なんてこともありましたが。・・・サケマスの差なんてのは種名の若干の違いみたいなもんで、料理名とは必ずしも一致しない、その辺は慣習だ、というのがどうにも合致しなかったりもしましたが・・・。
そこまできっちりやる必要があるのか、と言うとちょっと違ってくるような気もします。日本でもアメリカでも。
ただ、きちんとした調査をする必要はあるわけです。実際、種による違い・・・性質や内容の違いは存在しています。そういうとこを科学的にきちんと調べておく必要はあります。

・・・ということは別にコレ、すし店に限った話じゃないんじゃないか・・・とかそんなことまで勘繰ったりしたくなりますが。結構大きな問題になっていく・・・かも知れません・・・?

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12/28/2016

言われてみれば

たしかにそうですが。
キリンビール「泣きっ面に蜂」? 業界内クレームにより商品名来年変更(Yahoo!:産経)。「47都道府県の一番搾り」というのはたしかに「郷土愛」もありインパクトもあり、「飲んでみようかな・・・」と思わせる商品ではあります。
しかし「ナントカ県の一番搾り」と言っても実際にはキリンは日本に9つしか工場はなく・・・「47それぞれ産」とはちと言い難い、と。
・・・そんなんどうでもいいじゃないか、という意見もあるでしょうし・・・このご時世、足元をすくわれないためにもこういう考え方は必要だ、と色々ありそうであります。

「業界内」ということで・・・やはり「なんとなくそういうのはヤバいんじゃないの?」的な話になってきた・・・んだろうか、とか。
これがネット上、SNSで指摘されて炎上、と・・・そうなる前に対策を、ということなんじゃないか・・・と個人的に思っていますが、さて。

この辺、世知辛いなあ、とも思いますが・・・こういうの、これからどんどん出てきそうではあります。いや、すでに出ているとも言えますか。そういう事態に対応した業務とかそういうのも出てきそうで・・・今後は「世知辛い」と思うまでもなく普通になっていくかも知れません。色々変わっていくものではあります。

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12/15/2016

二つほど 12/15

食べ物で二つほど。

一つ目。日清食品「カップヌードル」2020年までに15%減塩へ(Yahoo!:FNN)。うーむ、たしかに「塩分高め」とか言われてましたから・・・4.8gというのはたしか、世界標準だと一日の摂取量の目安は5g、とかそんな話もありますし(日本では18歳以上は8gでしたっけ)。
一食分で世界標準の目安行ってしまう、ということだと・・・たしかに多いということになります。
・・・でも塩分やうま味というのは味に直結する成分であります。摂り過ぎはたしかに良くありませんが(何だってそうですが)これから改変、ということになると色々大変そうではあります。
2020年までに、というのもその作業の大変さを物語っているような・・・何しろ「国民食」とも呼ばれる製品ですし。味を変えるわけにはいかないけども健康も、となると・・・。

二つ目。油汚れ、もう気にならない? ケンタッキーが「専用指手袋」(Yahoo!:時事通信) まあ・・・たしかにアレはどうやっても指先が油で汚れてしまうものであります。ハンバーガーなどのように「油でないもの」にくるまれているのならそうでもないのですが、こちらはそのまんまですし。
アレはそういうもんだ、と割り切るのも一つかなあ、とも思うのですが・・・。
でも実際、そういうのが必要な場面もあるかと思われます。一つのアイデアではあると思うのですが・・・別に食いながらスマホいじらんでもなあ・・・と↑記事読んでまず思ったんですが。食べる方に集中しましょうよ・・・。

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12/09/2016

ちょっと無理っぽい

何よりイメージの問題が・・・。
トラフグ肝の食用「安全性確認できず」(Yahoo!:NNN) 当然ですが・・・トラフグの「身」ではなく「肝」の話であります。トラフグの「肝」には猛毒があるのは有名で、食用は法律で禁止されています(卵巣も毒あるんですがこちらは糠漬けで・・・)。
「フグは食いたし命は惜しし」
現代はどこに毒があるか正確に分かっていますが、そういった知識のない時代には「食ったら死ぬ」という魚でありました。が・・・なぜか妙?に人気?があり、縄文期の貝塚からフグの骨が出てきたりしてます。・・・中には「フグの骨を中心に家族と思われる五人が死んでいる」遺構、というのも存在しています。
後の時代になると「フグ禁止令」が出るほどに。明治期にはほぼ全面禁止だったのですが、かの伊藤博文が下関で「こんなウマイもん禁止するとは」と故郷の山口だけ解禁したため今でも名産地になっている・・・という話もあったりします。

海外では・・・EUは輸入禁止(2015年に特例で輸出した例あり)ですが、中国の一部では食べていた・・・とか。しかも条件付きで今年解禁した、とかそんな話もあります。
・・・毒のある魚だ、というのは世界共通の認識ではあるわけで。
しかしウマイもんはウマイ。じゃあ何とか無害化できないか・・・という研究が進んできました。そして毒の主成分であるテトロドトキシン・・・実はフグの体内で作られるわけではなく・・・エサによって外から取り入れて蓄積していく、と。これはフグに限った話ではなく南米のドクガエルなんかにも同様の習性があります。

じゃあ、そういうエサを食わせなければいいんでは?
ということでこちらの研究が進んできたわけです。例えば「フグの内陸養殖」天然の海を生け簀で仕切るとそういった微生物を自然と取り込むことになります。そこでそういう微生物のいない、精製された人工海水で養殖・・・そういうことなら別に海のそばでなくてもいいよね? ということで海のない地方での養殖を計画・・・とかそんな話もありましたが・・・。

でも数千年以上「あれは毒があるから」ということになってきてた魚であります。いくら技術が進んでもなあ・・・スーパーに「無毒トラフグの肝」が並んだとして・・・結構安かったりしても・・・みんな積極的に買うかなあ・・・。
技術の前にまだまだ問題がある、そういうことかと思われます。でもそのうち・・・ということになる、かも知れませんがそれはまだまだ先の話、ということになりそうであります・・・。

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11/30/2016

常温販売解禁

豆腐の「常温」販売解禁へ(Yahoo!:朝日新聞デジタル)。早くて来年、とのことであります。
豆腐と言えばスーパーでパック詰めされて冷蔵ケースに並んでいたり、豆腐屋さんの水の中で泳いで?いたりしますが・・・水に入れるのは形が崩れないため、ともう一つは冷水に漬けることで冷やすためでもありました。・・・そりゃあ、モノがモノだけに常温ではすぐに腐るだろ、と思われそうですが。
実際には「常温保存可能な豆腐」というのも実在します。が・・・まず見ることはありません。
過去に保存中の不衛生な取り扱いにより健康被害が起きたため・・・冷蔵か冷水を循環させる、ということが義務付けられたためであります。つまり、10℃程度の保冷設備がないと豆腐を販売できないわけです。

そういった設備のない頃の豆腐屋、というのも水に漬けて売ってた、という話をききますが(前述のように形崩れを防ぐため)。これが地方によっては「縄で縛って担いで運んだ」と、そんな固い豆腐もあったりして・・・今のように流通が整備されてない頃は一種の「常温販売」も、まあ、あったのでは・・・と。
それが高度経済成長期に入り、モノへの要求も増え、大量に安く運ぶ必要性も増え・・・やはり色々と弊害が起きてしまったのでは、と。↑のような規制が入ったのもその頃から、であります。

しかし昨今の技術進歩のより常温販売も可能になった、と。もちろん素のままの豆腐をそのままそこらに放り出して売る、というのではなく。例えば殺菌したチューブ内に詰めた豆腐とか。常温でも長期保存可能な商品なら・・・ということかと思われます。
・・・逆に言えばそういう今まで商品があっても常温で売ることができなかった・・・と。色々利用できそうなのに・・・。
これでまた新しい道が開ければ・・・と思いますが。でもちょっと心配なのはすでに皆のイメージとして「豆腐は冷やして売るもの」というのが固定されてしまってるわけで。そこへ「常温保存可能でーす」的な豆腐が出てきても・・・果たして受け入れられるのだろうか、とか?

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11/23/2016

冷食革命?

フランス冷凍食品専門店「ピカール」都心オープン(Yahoo!:日経トレンディネット)。イオン傘下で青山にオープン、そして中目黒・麻布十番と今年中に3店舗を展開予定。・・・なんか小洒落たとこばっかなような気もしますが。「働く女性がターゲット」という別記事(Yahoo!:AbemaTIMES)もあって、まあ・・・何と言いますかいわゆる「冷凍食品」と言うより「冷凍フランス料理」といった趣きがあります。
ただ・・・「食」というのはヒトの活動とはかなり緊密に繋がっているものなので、かなり保守的なものだったりします。幼少期の頃の経験や何らかの「出来事」と結びつくことも多く、そこへいきなり「革命」となると・・・?

日本で言うところの「冷凍食品」は基本時短であります。電子レンジで数分程度。もちろん例外もありますが・・・基本的に「すぐできる」ものばかりなわけで。
↑の件はテレビのニュースでも取り上げてました。・・・あちらでは電子レンジではなくオーブンを使う、とのことで・・・そうなると数分、というわけにはいかないようであります(番組で取り上げてたのはオーブンで55分・・・予熱含めたら結構かかりそうな)。
その辺を関係者にも尋ねてましたが「まあ、ゆっくりしたらいいのでは?」的な回答で。・・・ちょっと捉え方が違うかな・・・と思ったものでしたが。価格的にも結構幅があるのは(数千円するものもあり)ホームパーティ用にも使える、とのことでしたが・・・。
ホームパーティ。そんなに頻繁に開くもんなのかな・・・。

こう言っちゃ何ですが富裕層向けなのかなあ、と。
ちょくちょくホームパーティ開くようなお金持ち向け。それなら時間のかかる料理でも納得できるような。・・・あるいは年末年始とか何かのイベントの時にちょっと豪華なものを・・・という時のためかな、と。それなら庶民?にも手が出そうなんですが・・・。
・・・これで「高品質」が根付くか、と言うと・・・さて? とか思ってしまうのですが。

そりゃあ、たしかに「安ければいい」というのは味気ない話であります。売る側もそういうスタンスしかない、皆が安売り目指す、というのももっと味気ない。ここらで値も張るし時間もかかる、でもとても美味しい、というものへの需要が高まってもいいんではないか・・・!
・・・うーむ、しかし・・・なんか、そうなるとただの成金趣味みたいな気もして。そういうのも・・・なんかイヤだなあ、と。身の丈に合うくらいの「高品質」というのは・・・なかなかないものなのかも知れません。

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11/21/2016

取りやすいところから取る

またか・・・。
ビール類の酒税32年度から5年程度かけ「統一」へ(Yahoo!:産経)・・・350mlあたり55円とのことで。現在「ビール」は77円、麦芽比率25%未満の「発泡酒」が47円、麦芽を使わないものもある「第3のビール」が28円となってますから・・・やや高くなる印象ではあります。
ただし、「第3のビール」はチューハイなどと税率が一緒なので、一気に税が倍、となると・・・こちらにも何らかの影響が出てくる可能性もあります。

そもそも「ビール」より安い「発泡酒」が出た時に「じゃあ麦芽比率の適用範囲変えよう」ということになって「第3のビール」ができた、という経緯があります。「じゃあそういうビールっぽいのにも・・・」ということに何度かなって、しかし結局流れて現在に至ってますが・・・今回は本気で「統一」、ということになる、かも知れません。
・・・一応?メーカー側の説明は「いや、あれは酒税対策なんかではなく味や品質を追求したらああなったんだよねえ」ということになってますんで、今回の「実質値上げ要請」もメーカーにとってはさほど影響ない・・・?

それでも消費者からすれば結局「値上げ」になるわけであります。一度安さを知ってしまうと値上げされると客足が離れる可能性は高いと思われます。・・・密かな期待としては↑のように何度かの「危機」を新規格ビール風アルコール飲料で切り抜けてきたメーカーの「新技」なのですが・・・今回はどうなんでしょうか・・・。
しかし税金はやはり取りやすいところから取るものなのであります。酒も煙草も結局はやめられない。そういうところからなら取りやすい、というものでもありますし。

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11/20/2016

判別できなければ

それは「同じ」と同じことであります。
タラバガニ「偽物」、「本物」枯渇で復権目指す(Yahoo!:読売)。「アブラガニ」というタラバガニとは近縁種のカニで・・・もちろん判別方法はあるんですが、シロウト目にはまず分からず。本職の人たちもかつてはさほど判別せずに扱っていた・・・というのもある意味よくある話であります。
・・・学術的・分類学的には全然違う種、となってても。違いが分からない人が大部分、というのならそれは「同じ」ということになってしまいます・・・世間的には。

これはよく取り上げられる例なんですが・・・日本には「トカゲ」と「カナヘビ」がいます。
「ヘビ」とついていますがトカゲのように岩の間とか庭木の陰なんかに潜んでいて、足もあります。どっちも似たような場所に住んでるんですが・・・見た目は全然違います。「トカゲ」はややツヤのある黒地に白もしくは黄色の線が身体に沿って入ってます(しかも幼体は尾が青い)。「カナヘビ」はツヤのない茶色で目の後ろ辺りがやや黒く腹が黄白色。・・・多分ほとんど人が「カナヘビ」見て「トカゲ」と思ってるんでは・・・と。しかし全然別種であります(シロウト目にもばっちり)でもほとんどの人から認識されておらず両方とも「トカゲ」ということになってます。
・・・これを知らない・気づいてない人に説明するのは結構大変だったりします。実物か画像見せりゃ一発なんですが。でもこれの「差」を極端に狭くすると↑タラバガニとアブラガニの違い、ということになります。・・・専門外の人に説明するのはかなり大変そうだ・・・。

カニに関しては「ズワイガニ」「ベニズワイガニ」の例もあります。やはり後者が「偽物」扱いされてますが・・・実際のとこはほとんど区別されてなかった、とのことで。でも2004年に「きちんと区別しよう」ということになってちょっとした混乱もやはり起きてます。
・・・対して「シシャモ」「カラフトシシャモ」の例となるとこれはかなり違う種同士なんで判別は容易なんですが・・・本家「シシャモ」の絶対数が少ないから「カラフトシシャモ」を使うようになったので・・・居酒屋の安いメニューに「子持ちシシャモ」の名前が使えない、といった事態になったりしてました(最近はそこまで言わなくなりましたが)。
もっとややこしいのは「サケ」「マス」の区別とか。「~マス」という名前のついてる魚を「塩鮭」に使うのはいかがなものか、的な指摘で。・・・だから慣例で「マス」になってるケースもあるし、そもそも判別が曖昧な「サケ」「マス」でそこまで言い出したらきりがねえぞ、てなことになって沈静化?した・・・ということもあったりしました。

・・・美味けりゃそれでいいんじゃねえの? というのが正直なとこで。イメージの問題、というのはたしかにありますが・・・見ても食べても分からんものをラベルだけでありがたがる、というのはなあ・・・と。やるんならきっちり判別できるように勉強しまくってからドヤ顔で語った方がいいのでは? とか思ってしまいますが・・・消費者の方々?(しかし自分もその中の一人だったりするわけで・・・)。

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11/16/2016

二つほど 11/16

そんなもんじゃない? で二つほど。

一つ目。20代女性、9割以上が運動習慣なし(Yahoo!:読売)。・・・まあ、そんなもんだろう、と。フツーに勤め人やってるとそういう時間は作りにくい・・・とは思うのですが、最近の流行的?にはもっと多くの人が例えばジム通いとかやってるんかな、とか。
ただ、こういうのは「時間がなくて・・・」というのはただの言い訳だったりすることも多々、ではありますが・・・実際のとこは「めんどくさい」から、とかそんなもんかも知れません。
年齢が上がるとこういった「運動欲求」が高まってくるのは、やはり健康に対する考えが変わってくるのから・・・身体の不調や運動能力の低下をはっきり自覚するから・・・というのもあると思いますが、場合によっては「時間できたな・・・」という意識の変化?みたいなもんもあるかと。退職したりすると実際、時間は多く余ります。
・・・でも食習慣はなあ・・・そういう↑事情とはあまり関係ないんですが・・・やっぱりこっちもめんどくさいんかなあ・・・。

二つ目。「そば湯知らない」女性ブログに驚き殺到(Yahoo!:J-CASTニュース)。・・・まあ、知らなかったらそんなもんだろうなあ、と。パスタでもゆで汁を調理に使うことはよくあったりするんですが、そっちとはまたちょっと違うか・・・。
まあ、自分も飲んだことないんですが・・・そば湯。理由はカンタンで、そういった「本格的な」蕎麦屋に入ったことがない、という・・・。
でも「関東はそば、関西はうどん」というのはなんとなく分かるような。「吾輩は猫である」でも迷亭先生がうどんをあまり良く言ってなかったりしますが、関東戻ってきてから街角ではよく「そば屋」を見かけるような。でも・・・「うどん屋」はあまり見かけないような。関西圏だとたしかに逆・・・だったような?
その辺は「地方色」がどうしても出てくるので、それはそれでありのままに受け入れればそれでいいような。・・・問題?は「そば湯? 信じられない!」と拒絶してしまうことで。別に毒飲んでるわけじゃなし。そういう味わい方もあるんだ・・・へー・・・ということでも良かったんじゃないか、と。

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11/06/2016

一応食ったことある

のですが、別にそれほどでも・・・というのが正直なとこであります。
昭和の人気給食「ソフトめん」消滅の危機?(Yahoo!:毎日) たしかにうどんでもスパゲッティでもない、独特の食感でしたが。でもどっちかと言うと「めん」よりも一緒に出てきた「ミートソース」の方が人気あったような。そこまで欠食児童(この言葉を知ってる人はそれなりの年代かと)でなくてもああいう「肉」と「濃い味」というのは人気あるものですし。・・・こういうのは今でもそうなんじゃないか、とは思いますが。

学校給食の思い出・・・というのもあまりないかなあ、と。強いて言えば牛乳がビンからパックに変わり始めた頃、とかそんなもんで。運ぶ時に軽くなった・・・とか。
一つには味覚の好みが変わってきた、というのもあるかと。例えば「揚げパン」ですが・・・揚げたパンにきな粉がまぶしてあって、甘くて美味しい、という記憶はあるのですが・・・結構年齢進んでから食ったことあるんですが、あの頃ほどに「ウマイ!」というものでもなく。なんかやたらしつこい味だなあ、とか思ってしまったりしました。
定番のカレーも、まあ・・・特に給食でなくても美味いものですし。
あとは・・・何だったかなあ、何を食ってたんだろう? あの頃? とかそんな風に思ってしまいます。忘れてしまった・・・と言うよりあまり記憶に残っていない、とかそんなもんかも知れません。

・・・あ、ミルメークってのがあったっけか。牛乳に溶かすとコーヒー牛乳だかいちご牛乳になるやつ。これもまだ生産は続いているんだとかそんな話をこないだ聞きましたが。

最近の給食はどんなんなんですかね・・・どこかの自治体では原材料費高騰で給食カットの日があるかも・・・とかそんな話になってますが。あるいは逆に「地産地消」を名目に地元の名産品が出てくる、とか。
・・・でもまあ・・・↑記事にあるように無理に「米飯」にこだわらんでも、とも思いますが。パンも米も麺もあっていいんじゃないか・・・と。そりゃあ、米の消費が減るのはなんとなくさびしいもんですが・・・無理に、というのはどうかなあ、と。

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10/29/2016

その長所

清涼飲料水業界、自販機サービス拡充目指す・・・コンビニなどに対抗(Yahoo!:毎日)。「原材料表示」「ポイント付与」「自撮り」・・・そういうサービスはたしかに悪くないとは思うのですが、なんか・・・方向が違うような、そんな気もするのですが。
・・・一つには自分はスマホ持ってないんで。↑こういうサービスかまされても何の得にもならん、ということもあったりしますが・・・。

一番の長所は「どこでも買える」だと思うのですが、自販機。
特定の店舗に入らなくても、誰かとコミュニケートしなくても商品が買える。これはよく考えてみればスゴイことで、都市部に住んでいるとあまり意識しないかと思われますが・・・こういった自販機を過疎が進む村に置いて収益を上げる、という手法は実際に行われていたりします。商品の補充と機器のメンテだけで当面はなんとかなるわけで、店を立ち上げるよりはるかにお手軽ではあります。
そうでなくても買える店が近くにない時にちょっと・・・というのは自販機ならではの「長所」であります。

その辺を生かせないのかなあ、と。・・・やはり値段かなあ、というのもありますが。一本130円というのはやはり抵抗があります。例えば100円ワンコインにして・・・というのも手かと思うのですが、その辺何か事情がありそうな。諸経費の関係上やはりこういった値段になってしまうのかも知れませんけども。
・・・でもなんやかんやアプリでどうこう、というよりその辺どうにかできた方が「長所」を生かせる、と思うのですが・・・?

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10/26/2016

保護なんだか停滞なんだか

酒類の安売り規制ルール判明「原価+販管費」を下回れば処分も(Yahoo!:産経)。・・・とは言っても原価、つまり仕入れ値は店舗によって差が出てしまいますし。販管費・・・販売管理費と言ってもこれもかっちり決まっているわけではないでしょうし。
ザル規制・・・とまでは言いませんがなんで「安売り規制」にここまで本腰入れるんだろうか、と。

大手量販店などが酒を安く売る→町の酒屋さんの酒が売れなくなる。
この構図が「規制」の出発点とされています。そのため今年5月に法改正されました。「町の酒屋」というのは今はそうでもないですが、過去には地元の有力者的な立ち位置にあったこともあり・・・つまりは政治家の選挙対策か、という声は根強く残っています。そりゃあ「地元の有力者」に覚えが良ければ票も集まるってもんですし。
政治家にとっては一種の点数稼ぎである、と。
・・・ただ、点数稼ぎにしてはなんかこっち方面もザルだなあ、と。規制する、と言われてもその判断基準は曖昧で・・・何をもって「安売り」とするか、というのもなんとなくでしかないわけであります。

いわゆる「原価割れ」・・・仕入れた値段よりも安く売る・・・と、そこまで行けば安売り過ぎだろ、とはなりますが基本的に店側はあまりやることではありません。「客寄せ」として一時的にやることはもちろんありますが。でもその価格で根付いてしまうと「あら。今日は高いのね」ということで逆に客が減ってしまうこともあります。
大手量販店がよくやる手は「大量に仕入れて仕入れ値を下げて、少しでも安く売る」という方法ですが・・・これだって限界があるわけです。タダより安いものはないのです。
・・・結局「安売り」と言っても店側は身を切り続けられるわけもなし。どこかで損を取り戻さないといけない。その方法を確立できた店が「安売り店」となっていきますが・・・こういうのは町の酒屋にはなかなかできない方法だったりします。

・・・でも買う側としては一銭でも安い方がいいわけで。それが続くとどんどん値が下がっていくいわゆる「デフレスパイラル」に陥っていきます。値が下がる、ということは質も低下していく、ということなので(生産するコストにも影響出ます)安かろう悪かろうが当たり前になっていく・・・という流れを政府も店も警戒しています。が、実際にはそういう方向への進行がここんところの日本では当たり前なわけです。
どこかでそれを断ち切れるか、ということになるのですが・・・そういう話になっていないなあ、↑こういう対応見てると、と。
妙な業界のしがらみ的なうんぬんはそろそろ改定していく必要があるんでは・・・ということなのかも知れませんが。現行のままでは結局変わらんまま「景気悪いなあ」という不安だけがどんどん膨らんでいくような・・・?

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10/18/2016

飲食あれこれ

天候不良で野菜高騰続く(Yahoo!:産経)・・・まあ、野菜の値段というのはその時々の状況や事情で変化していくもんですので例えば今年中ずっとその値段で・・・というのはあり得なかったりはしますが。
それでも一時の天候不良ならたしかに回復はしていきますけども・・・北海道のあの台風が、となるとまだちょっと時間がかかるかも知れません。

一方で秋の味覚サンマがようやく手ごろに(Yahoo!:時事)。やはり北海道の話ですが、ちょっと前までは結構な値段(とは言っても他の魚よりは大分お安め)だったんですが・・・ここんとこ落ち着いてきたな観があったりします。
・・・いやでも去年はここまで下がってたっけか・・・とかそんなことも思ったりして。
サンマなどの魚介類もやはり状況や事情によって大きく値段が変わります。特にサンマは最近の事情(世界的な~)が事情ですんで、これが来年はどうなるんだろう・・・とかそんなことも思いますが・・・まあ、その辺は来年にならないと分からんわけではあります。

そして・・・「焼酎特区」新設検討(Yahoo!:読売)。「特区」というのはカンタンに言えば「やや規制を甘くしてみよう」という場であります。もちろん政府公認の「規制緩和」であり・・・一種の実験場とも言えます。これでうまくいったら全国的にも適用してみようか、ということかと思われます。
日本では酒を造ると罰せられます。その規制はかなり厳しいもので、販売目的でなくても罪となります。
が、↑記事にあるようにそんな大規模な施設作れるわけねーよ、というのは他の酒でも言われてたことで。いわゆる地ビールが各地で一気に出始めたのはその辺を緩和したことがあったからであります。それを焼酎でもやってみよう・・・と。
こういうのはどんどんやってみればいいと思うのですが・・・なかなか進まない面があるのも事実ではあります。

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10/12/2016

取れるところから取る

というのが基本ですが。
砂糖入り飲料に課税を・・・WHO(Yahoo!:JIJI)。各国に法整備を強要できるような権限はないはずなので、あくまで「提言」ということになるか、と思われます。何度かこのあれこれでも取り上げてきた「砂糖税」・・・砂糖入り飲料(あるいは砂糖入り食品全般?)に課税することで値が上がり、消費を抑えて健康的に・・・という狙いもあります。
しかしまあ課税の基本は「取れるところから取る」なわけで。国民の健康目的・・・同時に国の収入確保、という向きがあればまた違った展開になる、かも知れんのですが。しかし現状では業界を始め様々なところから反対が相次ぎそうではあります。

よくスーパーなどで「砂糖大特売!」とかやっていてみんなこぞって買っていきますが。不思議なことに「塩大特売!」はそれほど大きな呼び込み要素?にはなっていないような。・・・糖分よりも塩分の方が身体には必要なのでは、と思われますが。例えば塩は国が販売を管理していたり(日本でもちょっと前まで専売公社制)塩の密売が重罪だった(塩賊)歴史のある国があったりしますが砂糖はそういうのはありません。
・・・実際にはやはり「甘いもの」の方が皆が求めるものだったりします。
そもそも今のように「甘いもの」が手軽に口にできるようになったのはここ百年とかそんなもんだったりします。人間は結構長い間「欠食状態」だったのですが、ここのところの「飽食状態」によって、要するに食べ過ぎがホント過ぎている状態になってきているわけです。

そのため糖分摂取を控えよう、というWHO(世界保健機構)の提言、ということになるのですが・・・人間、糖分などを変換してため込む能力は豊富にありますが糖分摂取を抑える能力はそこまで高くなかったりしますし。
・・・でも健康面ではそうでも経済的に、つまり「業界」からするとそうカンタンにはいかないわけで・・・皆が欲しがるモノならなおのこと難しいわけで・・・「砂糖税」導入の国が増えている、と言ってもそれほどスタンダードにはならないだろうなあ・・・。

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10/02/2016

なんとなくめんどくさそう

でも所詮は嗜好品ですしねえ・・・最近は機能性のあるのも増えてますが。
若者の「ガム離れ」理由は「めんどくさい」から?(Yahoo!:dot.) 実際には日本には「歩きながらモノを食べない」という習慣があり・・・最近はそうでもない、となってますが・・・その中で進駐軍がガムくっちゃくっちゃやりながらガムを勧めてきた、的な印象もあってあまりいいイメージはなかったりします。
あっちのベースボール選手がガム噛んでるのをあまり良く思わない世代、というのも存在します。これも最近はそうでもないようですが。
・・・あるいは・・・駅のホームなんかで「吐き出したガム」というのが異常なほどの量べったりくっついていて、黒いその跡は数えきれないほどだったのですが・・・やはり最近はそうでもなくなってきています。

しかしそんな中で各メーカーが「虫歯対策」「集中力アップ」などでイメージアップを図ってきたのも事実であります。そのため最近は「フツーのお菓子」的なポジションになってきていた、とも言えます。
が、今度は「いちいち捨てないといけない」などの「めんどくささ」が壁になりつつある、という・・・。
あるいは「飲み込めないお菓子」というのもあるのかも知れません。なんか・・・身体に摂取できない=ムダみたいな考え、と言うか。栄養にならないのなら(実際にはそうでもないんですが)なんか・・・意味ないんじゃないか、とか。

個人的にはガキの頃ガム噛んで歯の詰め物が取れたことがあって、それ以降一切食ってなく・・・今も別にいいや、とかそんなもんなので↑のような記事も、まあ、そういうもんなんだろうなあ、とか思ってしまったりするのですが。
・・・スマホは関係ないかな、と。手持無沙汰でガムよりスマホ、というのは・・・なんか方向性が違うような。

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09/26/2016

一点集中

あごだしブームに戸惑う地元、価格高騰三年前の7.5倍に(Yahoo!:西日本新聞)。平戸の話ですが、長崎などではよく使われる「あごだし」であります。トビウオを干したものを使い、コクのある濃厚なダシをとることができます。
なんですが・・・。
トビウオそのものは日本ではあまりメジャーな魚ではありません。漁獲高もカツオなどに比べるとかなり低いかと。しかも九州方面でしか使われていない「あご」となると・・・全国的にブームになると品薄になってしまいます。

・・・和風にダシをとる、として。スーパーに行けば普通に「かつおぶし」や「いりこ」を売ってます。あるいは「こんぶ」もいいでしょうし・・・ちょっとヒネった?ところでは「干ししいたけ」なども。
しかし「あご」つまりトビウオの干物となると・・・もちろん地域によりますが関東だとそこらでカンタンに・・・とはいかない食材だったりします(トビウオそのものは鮮魚として入って来ることありますが)。ちょっとした専門店に行く必要があるかと。しかも・・・値段はどうだろう、と。

ということで関東で「あごだし」と言うと大抵「だしのもと」的なものがほとんどであります・・・。

それはそれで全ての人が最初からダシを、というわけにはいかないので仕方ない話であります。日本国中が産地というわけでもないわけですし。ただ・・・↑記事のような事情もあり、気にする人は気にしそうな話ではあります。
そして。これは「あごだし」に限った話ではないのですが。・・・どーして何かで「コレがいい」となると一気に考えなしに飛びついて、しばらくしたら飽きて、また飛びつくを繰り返すのかなあ、と。「皆があの有名人が言ってるから」というだけでもそうなりますし。
・・・それまで経験できなかったことを経験できるかないいじゃないか、という意見もあります。もっともな意見なんですが、それで新たな世界が拓けることは決して悪くないのですが・・・。
なんだかもうちっと思考してみないか? とかそんなことも思ってしまうのです・・・。

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09/14/2016

でも結局は

生活習慣の改善、ということになりそうな。
「脂肪肝」大阪大の研究グループがメカニズム解明(Yahoo!:毎日)。脂肪肝、とは肝臓に脂肪がたまっていくような状態で・・・そのまま放置すると肝硬変などに至る、とされています。
やはり肝臓を酷使、と言うか・・・酒の呑み過ぎや暴飲暴食を続けることが原因とされています。たしかにこれまで「特効薬」というようなものはなく、生活習慣の改善・・・飲酒控えたり食べ物変えたり・・・することによって改善されてきました。

実は今までそのメカニズムは詳細には分かっていなかった、という・・・結構こういう事例は他にもありそうな気もしますが。
しかし今回それが判明したことで「特効薬」の開発も可能か、と。・・・たしかにそういう方向性も必要か、と思われます、が・・・どうなんだろうな、と。何でもかんでも状態異常をクスリで回復、というのは・・・いや、それで治ったとしてもまた同じような生活続けたらまた再発するわけです。
・・・もちろん仮にそういう薬品が開発されても処方は慎重になるのでしょうけど・・・やっぱり結局は生活習慣を改善していく、毎日地味にやっていく、というのがイチバンなのかな、と。

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09/11/2016

そこまで単純

じゃないような気がするんですが・・・。
飲酒による死亡リスク、運動により帳消しに(CNN)。「え、じゃあ今日から運動すればどんなに呑んでもいいんだ!」・・・というのとはちょっと違うような。週に150分程度「速歩や水泳といったそれほど激しくない有酸素運動」(「」内↑記事より引用)をすればそれでOK、というのはなんだかちょっと乱暴な気もするんですが。

週に150分。長いと思うか短いと思うかは人によると思いますが。・・・自分の場合、大体1時間歩くと6500歩前後になります。1時間は60分ですから・・・これを週に二回とちょっと。しかし実際には一回の散歩でもっと長い時間歩いてます。さらに職場では場合によっては肉体労働もあるので、その辺から勘案すると150分なんてさっさと経ってしまいます。
・・・そういうことなら自分はガンガン呑んでもええんかい・・・。
あくまで「速歩」クラスの「散歩」なら、という注釈も付きそうですが。それでもその程度でいいのかな、というのが大きな疑問だったりします。

さらに。10年間の追跡調査で・・・一切呑んでない人の方が呑んでる人よりもリスクが低くなっていた、これはよく言われることなのですが、これが「週150分」の運動で「完全に相殺される」となると・・・なんだかちょっとなあ、と。本当にそんな単純なことなのかなあ、と。
しかも「どれくらい呑んでるのか」とかその辺もない、となると。一日一杯だけでも「呑んでる」ことになります。毎日へべれけになってる人と同じ、ということに(週あたりの飲酒量が増えればがんになりやすくなるのは当たり前の話であります)。
・・・もっと細かい身体的データの比較とか生活習慣の違いとか、そういうところのデータもあっての結論か、と思うのですが↑記事だけだと「よし、じゃあオレ、キツイ仕事してるからガンガンいくぞー!」てな人が出てきて結果重篤な病気に・・・とかそういうことになったら目も当てられないような・・・。

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09/07/2016

その代替品

チョコレート危機、アムラタマゴノキが救う?(CNN) 「チョコレートなんていっぱいあるじゃん」と思う人も多いかと思われますが・・・実際にはかなりヤバめな状況だったりします。気候の影響もありますが・・・他の作物への転向なども多かったりします。カカオは収穫できるまで数年かかり、しかもその間きちんとした手入れが必要、とされています。そこまで手間かけるくらいならもっとカンタンに獲れてカンタンに現金化できる作物の方がいい・・・というのはよくある話であります。
さらにカカオは熱帯性農作物で時折ささやかれる「子供の奴隷によって収穫されている」作物の一つ、ということになっています。産地があまり豊かな地方ではなく、しかし仕事もそれほどない。そこで単純作業を10代前半どころか5歳とかそれくらいの子供に押し付けてしまう。もちろん報酬は払われますが・・・子供に払う額です。多寡が知れています。さらに場合によっては無報酬でこき使うケースも・・・。
過去のプランテーションの名残り、とも言える状況であります。まだまだそういうことが平然と行われている場所がある、ということであります。

・・・じゃあ代替品のアムラタマゴノキの方はそういうことないのか、と言うと・・・。
実はあまりよく知られていない作物で。
Google検索:アムラタマゴノキ
東南アジアに多くあって、実を食べたりするようで。・・・これからいわゆる「バター」を作るとそれが「カカオバター」の成分に近い、ということで注目されている・・・ということなんですが。
実際、現状として今後のカカオ不足は深刻なものになりつつあります。さらに労働搾取の問題も。となると・・・こういう新技術で・・・というのも期待されて然るべき、なのですが。でも歴史あるもんてのはその分各方面へのしがらみも多いもので。それを「替える」というのは・・・結構馬力の必要な話だったりします。

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09/05/2016

貧乏人の味方

「いいか! タマネギだけは買っとけ! いいな!」
・・・という感じのを(ウロ覚えです)どっかで読んだような・・・椎名誠氏のエッセイか何かだったかしらん?
タマネギ高騰、佐賀で「べと病」北海道の天候不順(Yahoo!:西日本新聞)。北海道に関しては台風が連続して襲来したせいでタマネギどころか他の作物にも影響が出ています。・・・小豆とか。
生産1位の北海道もヤバいのですが、2位の佐賀でも病気が発生。食べても問題はない、とは言っても商品価値がなくなる、ということは・・・収穫されてないのと同じ、ということになります。

タマネギは・・・実はヒトしか食ってない、という話もあります(実際は他にも食う動物がいないわけではないのですが)。含まれる物質がかなり強烈らしく、むやみにペットに与えると大変危険なことになる可能性もあります。
動植物が有害物質を出す目的は一つ。自己の安全確保のためであります。
それが効かない悪食なヒト、というのはタマネギにとっては大変な脅威となりますが・・・栽培ということで世界各地で増えているのも事実であります。

そんなタマネギですが。安価で持ちがいい、ということで(保存方法間違えるとすぐダメになりますが)ある意味貧乏人の味方であります。生でも食べられますし、もちろん炒めても揚げても焼いても。・・・煮る、というのにはちょっと弱いところがありますが、それでもカレーの具としては欠かせないものであります。
しかしここのところ非常に高騰。・・・回復には少し時間がかかりそうで・・・いやしかし天候不順はまだしばらく続きそうで・・・そうなると怖いのはタマネギにとどまらず、連鎖的に繋がってる「何か」への影響、ということになりそうであります。こういうのは思わぬところで繋がっているものであります。

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09/01/2016

無理にセルフ化?

・・・無理にやる必要もないと思うのですが。
マクドナルドがついにセルフ化(@nifty:しらべぇ)。日本では大森駅北口店のみ、ですが今後各地に導入される予定、とのことであります。
しかし現金が使えない、というのは大きいかと。「iD、楽天Edy、WAON」のみとなると・・・持ってない人は利用できない=意味がないということになりますし。

こういう「セルフ式レジ」というのはあちこちで増える傾向にあります。
方式としては↑マクドナルドのような「自分で商品を選んで注文して支払う」形式。・・・実はこの方式だと代金取りはぐれがないので(支払わないと引き換え券が出てこない)ある意味「有効」ではあります。
最近よく見るのが「支払い分離式」であります。レジで普通に商品を通してもらってレシートを受け取って、専用の支払機で支払う。人件費削減はもちろん代金の授受というのは最も時間を食いますから、会計のスムーズ化に繋がりますが・・・コレ、やろうと思ったら代金踏み倒しができます。つまり、そのままお金を払わずに出て行ってしまえる。
もちろん対策を講じてはいますが、例えば見張りの人員置くくらいなら最初からレジ要員増やせばいいわけですし。あるいはちょっとした不注意でそのまま出てしまった・・・なんて人もいるでしょうし。システム的にまだまだな観もあります。
・・・客が自分で商品を通してその場で払う形式もあります。これだとたしかに簡素化を狙えますが・・・年齢確認が必要な商品など結局は店員が最低一人はかかりきりになるので(結構使いにくい面もまだまだ多い)劇的に簡素化した、というところまでは・・・?

結局人間というのはまだまだ機械に対して優位なのだな、とか。もちろん今後画期的なアイデアが出てきて「もう人間なんていらねーぜ」的なセルフ式が出てくるかも知れませんが。・・・それまでは無理にセルフ化して余分な仕事が結果的に増えるのはどうかな、とも思うのですが。

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08/27/2016

ゆとりある・ない

「乳幼児栄養調査」経済的にゆとりある・なしで結果分かれる?(Yahoo!:毎日) ちょーっと微妙な気がするんですが・・・他の項目は「毎日食べる」「週に四回以上は食べる」なのになんでインスタント麺・カップ麺だけ「まだ食べたことがない」という項目なのか、とか。6歳までの乳幼児が対象、ということですからそういう項目にしたのでは・・・と思われますがだったらなんで菓子・菓子パンは「毎日食べる」項目なんだろう、とか。
サカナうんぬんにしたって「ゆとりある」方が「ゆとりない」より15ポイントほども多い・・・! となってますが野菜はそんなに顕著でもなく。・・・と言うより「ゆとりない」から食う総量が減ってパーセンテージが低くなってるとかそういうことはないだろうなあ・・・とかそんなことまで勘繰ってしまいますが。

ただ、経済的にあまり豊かではない、となると魚などが減る、というのはたしかにある話ではあります。答えはカンタンで・・・調理に手間取るから。肉類だと小分けにして使う分だけで後は冷凍、とかできますが魚はあまりそういう手段が取れません。
さらに調理が面倒=出来合いで済ます、あるいは外食に・・・ということになってさらに「ゆとりない」ということにもなっていきます。
そして実は安価な食事ほどカロリーが高い、という傾向もあります(自炊すりゃ話は別ですが)。
・・・でも一口に「ゆとりない」と言ってもどんだけ「ない」のかケースバイケースなわけで。その辺はどうにもすぱっとは割り切れんもんではあるのですが。

むしろ↑記事で注目すべきは「アレルギー」の方かと。・・・最近になって増えてきている、という話もあって「なんとかアレルギー」なら「なんとか」を全部除いてしまえ、とこうなってきます。が・・・専門家の、医師の指導もきちんと受けなさいよ、と。
これは今の子供世代が親になってきたら変わってくるのかも知れませんが。アレルギー症状というのは重篤な場合ももちろんあるのですがそうでもないこともあります。で、「ただの好き嫌いだ」「食えば慣れるんだよ」的な発想もまだまだ根強いかと。・・・疑いがあるなら一度専門機関での受診をした方がいいのですが・・・多分「ゆとりない」とそういうことまでやらないんだろうなあ・・・と。
そこら辺から作り直す必要がある、のかも知れません。

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08/18/2016

またぞろ

取りやすいところから取る、ということなんですかねえ・・・。
ビール類の税率一本化へ本格協議(Yahoo!:毎日)・・・現行では「ビール」「発泡酒」「第3のビール」といったように分かれています(第3のビールはリキュール扱い)が・・・これを「ビール」として扱おう、と。それぞれ違っている税率を一本化しよう、というのはちょっと前から議論があってこの「あれこれ」でも何度か取り上げてきたのですが。
酒と税金の戦い、というのは洋の東西を問わず、時代を問わず存在してきたものであります。
例えばスコッチのあの琥珀色と深いフレーバー。税金から逃れるためにオークの樽に透明な蒸留酒を封じて長い間山の中に隠す、と・・・開けてみるとあの色と香りと味がついていた、という話があります。

日本でも酒にも税金がかかってます。基本的に日本では「生きて行くのに必要なさそうなモノ」に積極的に税金をかける傾向が・・・あるような? タバコなんかいい例ですが。
その酒の中でもビールはかける側・かけられる側の攻防が熾烈を極めたものでした。ビールは税金が結構かかるため安くできない。じゃあ原材料の配合を変えることで安くできないか? と。「ビール」と名乗るために必要な要素「麦芽比率」を下回ればそれは「ビール」ではない、と「かけられる側」は考えたわけです。
・・・前にここでも述べましたが・・・発売当初の発泡酒は実はそんなにウマイものではなかった(なんか後味が焼酎っぽかったような)んですが。しかし最近のは段違いに味も良くなってきてるような。やはり企業努力も相当に高価を上げていると思われます。

すると「かける側」は今度は「麦芽比率を下げる」「麦芽比率が低いものへの課税」というのを開始。じゃあ、ということで「かけられる側」は「麦芽を使わないビール風アルコール」を開発。これが「第3のビール」であります。
ビールじゃないけどビールのような酒。・・・では「かける側」が考えたのが・・・「原材料の幅を広げよう」ということであります。そして麦芽比率もさらに下げて三種全部をカバーできるようにしよう・・・というのが今回の協議であります。

さらに。「ヨーロッパ事情」というカードも用意。あっちのビールは結構自由で原材料は日本以上に多種多彩(ドイツの「ビール純粋令」は今は事実上無効化)。でも麦芽比率は高い。では日本で売る時は「ビール」か、と言えば・・・原材料の問題で「発泡酒」となり、あまりイメージがよくない。この辺どうにかならないか・・・という要請が来ている、と。
・・・ここまで来てしまうと一本化やむなし、となるか・・・いやしかし「かけられる側」もしぶといもんであります。また何か別の手を考えてくる、だろうか・・・?

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08/17/2016

厳しそう

小豆高騰、和菓子などへの影響も(Yahoo!:時事)・・・どれくらいの「高騰」か、ということによっても違ってくるのですが、相応の「高騰」のようで・・・企業努力とかそういうのでは吸収しきれない、ということかと。
・・・そうは言っても最終的に小売価格にどれくらい影響するか、というのは未知数なので(例えば容量を減らす、とかまだ色々手はあります)先行きはまだ不透明ではあります。
でも小豆のように一つの地方での生産が当たり前になっている場合、こうやって天候などで一気に変化が起きてしまう可能性もあるわけで・・・その辺、どうにかならんかな、とは思うのですが。

・・・しかし小豆は過去には輸入品も相当な量あったんですが、「日本産至上」の方向性が出てきた頃から「国産」にやはり人気が集中してきた、という面もあって・・・今さら外国産を、というのは難しいかも知れません。
しかも「今年の小豆の作付面積は、昨年の4分の3ほどに縮小」(「」↑記事より引用)というのも・・・何かあったんだろうか、と。天候不順は農作物にとって宿命ではあるのである程度は覚悟する必要があります。国産にこだわる傾向、というのも・・・ある意味チャンスではあるわけで、どうにかしていけると思われます。が・・・作付面積減少となると。農家さんの事情なのかどうか、それとも何かあったのか・・・。
いずれにせよちょっと厳しい状況になりつつあるのは違いないようであります。

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08/15/2016

ウナギ味のアレ

近大発「ウナギ味のナマズ」、必ず儲かると言い切る訳(Yahoo!:NEWSポストセブン)。「必ず儲かる」と言うより「今後の展望は明るい」とかそんな感じでしょうか。しかしまあ、これをきっかけにナマズ養殖が一般化していけば・・・というのはあると思います。食というのはかなり保守的要素が強いものですから、こういった大きなきっかけがないとなかなか新しいものが流通していかないものでありますし。
・・・ナマズだってイメージが先行してあまり好まれてないだけ、のような気もしますし。ちょっと話がズレますが外来魚を駆除目的で流通させる、という構想があってもなかなか実現しないのはこの辺にありそうな・・・。

今年の土用の丑の日にウナギ味のナマズを・・・というのはたまたまテレビ番組でやってたの見たんですが、かなり大変だったようで。色々なトラブルがあって予定数納品できない、などなど。
中でも「さばく職人が少ないのでどうしても時間がかかる」というのは・・・たしかに課題の一つだなあ、と。素材としては近大の研究で良い物が出来上がってきても、それ以降・・・生産ラインに乗せたり実際に売る、ということになるとまた話が違ってくるわけであります。

しかも最近はナマズの稚魚の値段も上がってきてるとか。・・・他の業者も我も我もと養殖業に参入しつつある・・・ということのようなんですが、近大ブランド並の質を確保できるのかどうか? とか。カタチだけ真似ても仕方ないと思うのですが。
・・・ただ、ナマズはウナギと違って完全養殖の技術が確立されているので、稚魚の値段が上がってもウナギほどに影響は出ないのでは・・・と。

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07/21/2016

スマホでキープ

吉野家が「デジタルボトルキープ」開始、吉野家での「吉呑み」推奨のため(Yahoo!:ITmedia ビジネスオンライン)。最近飲食チェーン店が「うちの店でちょい呑みを」と軽くアルコールを飲めるようにしていたりしますが、牛丼チェーンの吉野家ではそれを「吉呑み」と称して推奨してきている・・・という流れからのアプリであります。
要はちょっと安めにビールと焼酎が飲める、という代物であります。
ビール10杯なら3500円ですが、これならそれを3000円で購入できます。先にビール10杯分3000円を支払っておくため「ボトルキープ」となっているわけであります。ただし有効期限は半年。
・・・これまであまりアルコールとは縁がなかった店舗形態でも飲めるようになる、というのはビジネスモデルの一種として最近流行りだしていますが。しかし右へならえ的にどこもかしこも始める、というのは・・・なんなんだろう、というのは正直なとこあったりします。

・・・前にもちょろっと触れたんですが、この話。
実は地域によっては「うどん屋で酒」とかそういうのが結構当たり前なとこあったりするので、その辺は地域性も関係してきたりしますが・・・少なくとも関東ではあまりメジャー?ではありませんでした。・・・こういうチェーン店では(もちろんファミレス系統では飲酒は当たり前なわけですけども)。
そば屋で一杯、なんてのもよくある光景だった頃もあったりします。が・・・特に低年齢層が利用する機会の多い店では少しずつ「酒」が遠くなっていっていた、ような観はあります。
それが最近では逆になってきている、そういう風にも思えるわけです。

節度さえ守ればさほど問題はない、と個人的には思うのですが、一方で、何らかのトラブル増加も心配だったりします。
これまで「酒は居酒屋で」という流れ?だったのが変わってきてるのですから混乱?みたいなものも出てくるとは思うのですが。・・・時間帯によって「壁」作るケースもあるみたいですが・・・別に酒そのものが悪いというわけでなし。呑んで溺れる方が悪いんですが・・・なかなかそうカンタンにはいかないのも現状だったりしますし・・・。

03:03 AM | 固定リンク

07/17/2016

次のターゲット?

「8%超」度数高めの缶酎ハイ人気(Yahoo!:SankeiBiz)。だいたい5%とか6%とかだったんですが・・・ここへ来て8%とか9%とか、そういう酎ハイが多数でてきています。でも逆に3%とかそういうのの人気も根強いようなので、これは各人の好み次第なのかな、という気がしないでもなかったりします。強いのが好きな人と、そうでもない人、どちらでも酎ハイが楽しめる。
ただ「割安感」ですか・・・それなら自分で焼酎買って自分で混ぜればいいのでは・・・とかそういう風にも思いますが、そうなると「お手軽感」が薄れてしまうわけで、その辺も難しいところなのかも知れません。

今後、2ケタ台もあるかも知れんのですが。
そうなると・・・実は↑記事で一番気になったのは記事本文ではなく。下のコメントで「次の増税ターゲットか」というのがあって、こっちの方が気になった次第であります。
・・・そう言えば焼酎の増税ってどうなったんだろう・・・。
何年か前に輸出入などの国際貿易関係で「焼酎が安すぎる」的な指摘?があり・・・段階的に増税していく、的な話があったはずなんですがあまり変わってないように感じます。企業努力で増税分を吸収したのかも知れませんが・・・それにしてはあまりにも影響が少なすぎるような。
・・・「酎ハイ」という名がついてますがほとんどは焼酎ではなく一種のウォツカを使ってます。だから本来はあんまし関係ない、ということになりそうなんですが・・・。

酒税というのは結局は取る側と取られる側のいたちごっこになってしまいます。・・・そうなると少なからず呑む方にも影響があるんですが・・・ビール関係が一段落した現在、そろそろ別のターゲットを・・・となりそうな気もしないではないんですが・・・?

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07/13/2016

そこまでウナギに

ナマズそのものの味は?
流通大手イオン、「ウナギ味のナマズ」を発売(Yahoo!:時事)。土用の丑に合わせる形での販売、とのことであります。
ご周知の通り、ニホンウナギはここのところ数を減らし・・・天然物は大変に貴重な存在となっています。さらに養殖物も・・・「養殖」と言ってもウナギの稚魚を捕まえてきて育てる、という方法なので・・・じょじょに貴重になりつつあります。稚魚をとってくる、ということは結局は天然物が増えないと意味ないからであります。
・・・その稚魚にしても日本産はやはり数が減っているので「輸入」ということになりますが・・・こちらも色々あったりします。じゃあ成魚を輸入・・・となると今度は安全面とかやはり色々ありますし。
「日本のウナギ料理」の見通しは決して明るいものではないのです・・・。

そこで近畿大学が「ウナギ味のナマズ」を開発。・・・クロマグロの完全養殖(成魚が卵を産み、稚魚になってそれらを成魚に育ててまた卵を生ませる)に成功した研究機関ではありますが、ウナギの完全養殖にはまだ本格的には成功していません。そこで、まあ、言っちゃなんですが代替品で「ウナギ味のナマズ」を・・・と。
ウナギと違ってナマズは完全養殖が非常に安易な魚であります。ただ、やはり食味や食感に違いがあり・・・特有の「泥臭さ」がある、とされてきました。日本という国はちょっと面白い?国で海洋魚の需要は非常に高いのですが、淡水魚の需要はそれほどでもなかったりします(ウナギは例外)。理由は・・・多分一種の「格」かなあ、と。海洋魚の方がなんか「格が高い」的な感覚があったのかも、と。
例えばどこの川や池にもいるフナを好んで食べる、というと・・・今はどこだろうか、と。そんなもんであります。
そのためナマズもあまり需要は高くなく。これがウナギの代替品という立場でも需要が伸びてくればまた話が違ってくると思うのですが・・・。

いや、ナマズそのものはどうなるんだろう、と「ウナギ味」でも「代替品」でもない、ナマズは・・・。
なんかいまだにそういうのを引きずっているのかなあ、もったいないなあ、と。ウナギに手が出にくいなら他の食材を考えよう、となったはずなんですがそれがなぜかこういう方向へ進んでしまっている。・・・食文化というのは結構保守的なもので、なかなか変わらないもんなんですが・・・それでもなあ、と。
・・・自分もナマズ食ったことないんで、実はあんまし大きなことは言えんのですが・・・こう言っちゃなんですが・・・あのタレで味付けしたらそれほど変わらないんじゃないのかなあ、と。「ナマズのかば焼き」でもいいんじゃないのかなあ、と。そこまでウナギにこだわる必要ってなんなんだろうなあ、と。

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06/18/2016

そこにバター

最近は日本では品薄ですが。
アイルランド・沼地から2000年前のバターの塊(CNN)。結構な大きさでありますが・・・当時は食用の他に献上品や祭事用としても用いられていた、とのことであります。
沼地になった、というのも供物として埋められていた、と。しかし沼地というのは意外に保存性が良く・・・今日まで保存されていた、とのことであります。もちろん掘り出してしまったので急速に劣化していきそうですけども。
・・・食えないこともない、って話ですが・・・さすがに、ちょっと・・・。

バターは自分で作ることもできます。
ちょっと検索かけてみるといっぱい出てきます。最もカンタンなのは生クリームと塩をペットボトルに入れて(あらかじめ冷やしておくとなお良し、とのこと)5分くらい休まず振り続ける、というものであります。最終的に「乳清(ホエー)」と「バター」が分離すればそれで完成。
・・・なんで生クリームか、と言うと。生乳が手に入るならそっちの方がいいのでしょうけど。「振ればバターになる」ということは普通に売ってる牛乳は輸送中にもれなくバターになっちまう、ということであります。そのためそうならないように加工してあるので・・・乳脂肪を利用するなら生クリーム、それも乳脂肪分の多いやつで、ということになります。

しかしこの「振る」という技法は実は昔から変わらない技法なんだそうで。↑のころも多分似たような方法をとっていた、と思われます。恐らく生乳を輸送中に分離してしまってそれを食べてみて・・・とかそんなところからではないか、と思われますが。

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06/10/2016

オモテもウラもなく

終わった、とは思いませんが・・・迷走はしてるようで。
マクドナルド新戦略キーワードは「裏メニュー」(Yahoo!:TBS系) マクドナルド、マック、マクドと言えば世界的にチェーン展開しているハンバガーショップであります。・・・世界で3万店以上出店してますが、日本でも1971年からチェーン展開開始。それ以来順調?に定着していったのですが・・・。
・・・まあ・・・色々ありましたわな、色々と。

世界的にも「不健康だ」とか何とか叩かれていたりします。基本「安価」がモットーなわけで。そうなると安くて腹がふくれるモノを・・・ということで高カロリーや糖分の高いものを、ということになり・・・身体を気にしてる人たちからは白い目で見られることも。
・・・この辺、個人的なとこなんですが・・・だったら食わなきゃいいだけで、それを出す店に文句言うてのはなんか違うような気もしてるんですが。そんなに高カロリーなもん食いたかったら他で減らす、とかそういうこともできると思うのですが・・・子供が知らないうちに、とかそういうのならまだ分かるんですが・・・いい年した大人がなあ・・・と。

そういうとこもありますが。しかし一頃と比べて独擅場とは言い難い状況になってきてるのは事実であります。さらに日本では色々と。
・・・そこで「裏」メニュー的なものを、とそういうことらしいんですが・・・。
ちょっと前に肉の量を、どん、と増やした商品があってやはりヒットしたような記憶があります。あれは・・・やはり採算が合わなかったのかなあ・・・で、今回のも1.3倍、と。
・・・単純に得したような気がするから、とかそういうもんじゃないだろうなあ・・・。
行芽の迷走っぷりがなんか消費者にも伝わってるような気がするんですが。結局何がしたいのか、何をウリにしたいのか・・・なんか、その辺が不透明なんではないか・・・とか?

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05/23/2016

伝える気持ち

糖質制限ダイエット実践者による飲食店での「ライス残し」(Yahoo!:週刊SPA!) ・・・全員が全員「糖質制限ダイエット」だったのかは分かりませんが・・・それでもこういう事例は多いかと。
ちょっと前までは「脂質を制限しよう」が主でしたが、ここのところは「糖質を制限しよう」が主になってきています。
聞いた話ですが、とあるコンビニで毎日カップのきつねうどんを買っていくお客さんがいたそうな。そのお客さんは買ったうどんに毎回お湯を入れて行くのですが・・・なぜかごみ箱に「揚げ」を捨てていく、という・・・。
・・・だったら最初から素うどん的な何かを買ってけばいいじゃねえか・・・。

↑記事でもそうなんですが、なんで「ライスいらないです」と言えないのか。↑記事では「だって、わざわざ『ライスなしで』って注文するのは、店中に『俺は糖質制限してるぞ』と宣言しているみたいで恥ずかしいじゃないですか」(「」内↑記事より引用)とか価格の話が出てますが。・・・じゃあ、そういうダイエットとかやるなよ、と。少なくとも銭と引き換えに「買う」つもりで入った店で無言でやることじゃないよな、と。
「言うとなんか悪いから」「忙しそうだから」「恥ずかしいから」は全部そっちの都合であって、それらが全部「店の迷惑」になってるわけです。・・・コレ、自分がそうされる立場だったら・・・と考えてみたらある程度でも分かりそうなもんですが・・・結構分からないもんなようであります。

少なくともそれなりの店だったら「こうこうこうしたいのですが、無理ですか?」ときちんと伝えたらきちんと返ってくると思われます。返って来なかったらその程度の店か、あるいは伝え方が悪かったかと。その辺を考慮して再トライすればいいわけであります。
それが自分は黙って店の成果を踏みにじっておいて「恥ずかしい」だの何だのと言われてもなあ・・・と。
伝えりゃいいじゃないか、そんなにコミュニケートしたくないのか? なんか・・・たったそんだけの問題なような気もしますけども・・・?

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05/18/2016

気が抜けないか心配

ベルギー・古都の地下にビール専用パイプ(CNN)。・・・「みかんジュースが出てくる蛇口」というのがあったりしましたが、こちらはビールであります。ただし、「蛇口からビール」ではなくあくまで輸送用、ということで。
・・・「蛇口からワイン」てのはあったなあ、と。炭酸系、と言うかこういう発泡する飲み物を「蛇口から」というのはやはり難しいとは思うのですが。

ベルギーの古都、ということで歴史のある醸造所で・・・でも設備を新しくしたり場所的な問題があったりする。何しろビールを「輸送」するのにも大変、ということであります。
それならパイプラインで繋いでしまえ、と。
こういうの、日本ならどうするんだろう・・・ということはやはり考えてしまいます。もっと扱いやすい?都市に移転する、とか。いずれにしてもこういうやり方はやらんだろうなあ、と。費用の面もありますが、どちらかと言うと「飲み物が地下のパイプを流れてくる」ということに抵抗を持つ人が出て来そうな、とか・・・。

ところで「ビール」と言うとドイツが有名で、原材料などを限定した「純粋令(現代は無効化)」もあったりしますが・・・ベルギーも実は有名だったりします。ただし、こちらはそういった法律がなかったのでかなり自由にやってる観があります。
日本でも最近はそういうビールが増えてきてますが。某メーカーがベルギービールをもとにした「香料入りビール」を出したりして。あんまりにもヘンでなければそういう方向もアリかと思うのですが。美味ければそれでいいのですし。そこまで「純粋」にこだわらんでもなあ・・・とか。

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05/13/2016

それが日常

「11日間も注文がない・・・」ドミノ・ピザの店員が常連客の命を救う(Yahoo!:女性自身)。アメリカの話であります。日本だと・・・こういうのはないような。新聞配達とかそういうことならありそうですが、「食べ物の宅配」でほぼ毎日、となると・・・ちょっと。
日本の方が自炊する家庭が多いのかも、とかそんなことも思いますが。「てんやもの」と言って例えばソバとかラーメンとか丼ものとか、出前をとる・・・ということはあってもそれは何か特別な日、とか。お客さんが来るからちょっといいものを・・・というのが日本の「デリバリー」事情なような気もします。

・・・そう言えば東南アジアか香港だったか。朝食は基本的に屋台で外食が当たり前、とかそういうところもあったような。家で作るよりそっちの方が安上がりで早いから、なんだそうで。

その辺は国や地方によるそれぞれの事情、というものがありそうであります。
日本で毎日ピザをとる、というと・・・なんだかかなり豪華な状況であります(一つには日本の宅配ピザというのは結構なお値段がする、というところもありますが)。いや、別にピザでなくても毎日デリバリー・・・というのは、やはり。
健康面はどうなるんだろうか、とかそんなことも思いますが。しかし場所によってはこういうのが日常だったりするわけであります。

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05/04/2016

いるかいらないか

回転ずしに異変・・・消えた「醤油皿」(Yahoo!:ANN) こないだ某ニュース番組でも取り上げてましたが・・・関東だと(チェーンにもよりますが)ほとんどの店で醤油皿は常備してないんだそうであります。・・・頼めば出てくる、のかも知れませんが最初からは置いてない、とのことで。
しかし(これもチェーンによりますが)九州では変わらず醤油皿が出てくるんだそうで。その番組では醤油の味の濃さに言及してました。九州の醤油は関東に比べて味が濃くなく、かける量に差が出てくるためどうしても「皿」にする必要がある・・・ということなんだそうであります。

・・・個人的には別にどっちゃでもいいかな、てなとこなんですが。・・・そもそも食いに行かないしなあ・・・回転ずし。いや、寿しを外で食う、というのがまずないなあ・・・とか。
寿しに醤油をつけて食う、というのは江戸期から・・・ということになってます。が、江戸期と言っても長いわけで。初期のころは「すし」はおろか「醤油」すらメジャーではなかったりします。中ごろから開発されて普及していき、そして「屋台のファストフード」として「江戸前寿し」が広まっていきます。当時の寿しは今よりもかなり大きく、一つで結構な量があったとか。・・・ということはやはりその頃から「醤油皿」があったんでは・・・とか。
ちなみに。寿し屋の「のれん」は屋台で供していた頃からの名残で・・・醤油で汚れた指先をそれで拭うためのもんだった、という話もあります。やはりどっぱり漬ける人は当時からいた、ということなのかも知れません。

「寿し」そのものからすれば・・・なれずしとかその辺からも「祖」とするなら・・・醤油よりもずっと先にあったわけで。そうなると「醤油皿」だって後付けの歴史、ということになるわけで(ワインとワイングラスの関係のような)だったら別に現代になって変わったっていいじゃないか、という見方もできるわけですが・・・。
・・・やっぱり必要な人は必要だろうなあ、と。「醤油皿ください」と言ったら一緒に流れてくる、とかそういうシステムもいいと思うのですが。

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05/03/2016

日本なら

裁判にもならないで終わり、な気がしますが。
アメリカ・スターバックスで「アイスコーヒーの量が少ない、氷でごまかしていると提訴(Yahoo!:AFP=時事)。この手の「提訴」から「裁判」というのはあちらではよく聞く話であります。
今回の展開がどうなるのか、ちょっと分からんところですが・・・。
詳細が出てないないのでちょっと深いところまでも分かりませんが、この提訴した方は・・・「団体」で500万ドルの損害賠償を求めているのでしょうか・・・? 今までの客全部を代表して自分が、ということならなんだかなあ、と思ってしまうのですがそれとも本当に被害者団体的なものを立ち上げた上での提訴、なんでしょうか・・・。

「飲料調製にご不満がある場合は喜んで作り直します」(「」内↑記事より引用)
なんかこのスタバ側の一言に尽きる気もしますが。
その場で「氷が多い」と言い出せなかったのかそれとも持ち帰りだったのか。2006年からずっと思ってきたことを今言い出したのか、その辺も定かではありませんが・・・↑記事とかその他情報系・ニュースなど日本で報道されている限りから察すると・・・なんかちょっと怪しいなあ、と。
クレーマーを越えちゃっていると言うか。社会正義の名のもとに・・・というわけではないような気がしますが・・・さて?

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04/28/2016

100%完璧に安全

そんな食材は存在しないのですが、それでも100%は目指したい・・・。
「バラハタ」全てが「毒魚」ではない・・・沖縄の漁師が訴え(Yahoo!:withnews)。つい先日築地でバラハタが流通してしまった、という事態に。実はいくつかの魚は「毒魚」として厚生労働省が流通を禁止していて、このバラハタもその一種だったりします。
バラハタ(ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑)

フグなどが持ってる「毒」はその性質上、特殊な状況下でない限り必ず「毒」として存在するようになっています。これは進化の過程で獲得した形質の一つで・・・「あの魚食べたら毒があるから食べないようにしよう」と捕食者に刷り込ませるための手段になっています。
・・・ただ、フグの場合あまりに強い毒になってしまってる場合もあって・・・食べた相手がほとんど死んでしまう、となるとこれは刷り込みにならないんじゃないか、という説もあったりしますけども。ヘビのように捕食に使うならともかく、キケンを知らせる意味になっていないんじゃないか、という・・・ある意味「行き過ぎ」的なとこがあるのかも知れません。ヤドクガエルなんかもそれに近いような。

バラハタは↑こういった「毒素のあるエサ食って貯める」タイプではなく。・・・いや、そういうタイプっちゃそういうタイプなんですが常に貯めこんでいるわけではなく。時折発生する「毒素のあるバクテリア」を取り込んだ時に毒化するタイプであります。
・・・前になんかのテレビ番組で「船がサンゴ礁で座礁すると毒魚が増える」という南の海の言い伝え?を紹介してまして。これは船が座礁したショックでバクテリアが毒素を持ち、いつもは無害な魚がそれを取り込んで毒化するから、ということで・・・これを「シガテラ毒」と呼びます。
シガテラ(Wikipedia)
↑バラハタもそういう形質があり、毒化した「ヤクザ」は毒があるけどそうでない通常のものなら美味、とそういうことになっている、と。

・・・しかし毒化しているかいないかは外見だけでは完璧に判断できるものではないそうで。そのため厚生労働省は「念のため食べないで」と告知していたと思われます。しかし地方によっては美味とされる魚。そこら辺まで一律に線引きしてもいいのか、となると・・・。
・・・最終的には「自己責任」となってしまうかも知れませんが。フツーに流通している食品でも実は・・・というものがない、とも言い切れないものではありますし。

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04/23/2016

そんなキンメダイ

キンメダイの常設展示がある水族館(Yahoo!:伊豆新聞)。そうでした・・・キンメダイって水揚げ直後は全身真っ赤ではなく背中側が薄いピンクで腹側が銀白色なんでした・・・。
キンメダイ(ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑)
生きてるうちと水揚げ後の体色が全然違う、というのはよくある話なんですが(英名「Blue Marlin」が和名「クロカワカジキ」なのは英語:水揚げ直後で「青い」・和名:水揚げ後時間が経って「黒い」)大抵は水揚げ直後の体色は大変にキレイなものであります。

・・・そう言えばキンメダイというのは結構最近になって名が知られてきた印象もあります。煮物やなべ物が知られていますが刺身も有名だったりします。
↑図鑑によれば日本近海モノだけではなくニュージーランドやロシアなどからも輸入されている、とのことで(もちろん刺身では無理ですが)・・・何かで火がついて一気に流行ってしまった、そんな観もあります。
「こんだけ獲りまくると生息数が減るんじゃないか」的な指摘もあったりして。
ただ・・・これはキンメダイに限った話ではないのですが、実は生態のよく分かってない魚介類というのは結構いたりします。フツーに魚屋に並んでいるのに、です。キンメダイももっと把握できればまた違ってくるのかも知れんでのすが。

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04/05/2016

半々くらいで

お弁当に「冷凍食品禁止」を求める保育園・幼稚園がある(Yahoo!:J-CASTニュース)・・・全部の保育園・幼稚園がそう、というわけではないのでしょうけど・・・なんで? というが率直なとこであります。専業でもない主婦や主夫の場合「全部手作り」だとかなりの負担になるでしょうし(専業でもかなり大変ですが)。
一昔前は「冷凍食品なんて」という風潮は一般的でしたが昨今はそうでもなく。品質も安全面も格段に進歩していますが、まだそういうイメージがある、ということなのかあるいは「食育」的な何かでそういうことにしている、ということなんでしょうか・・・。

前にちょろっと触れたような気もしますが。日本人というのは冷凍食品に対してちょっと変わった考え方を持っています。技術的には相当なレベルのある国に住んでいながらその結果生まれた冷凍食品を蔑む、という・・・。
欧米なんかでは結構すんなり受け入れられてますが、日本ではどこかちょっと引っかかったようなイメージが持たれている、そんな気がするのです。
一説には戦後のモノのない頃。外国から冷凍の魚の切り身が緊急的に輸入されてきたんですが・・・これがかなりダメになっていて異臭を放つほど。ここで「冷凍=大したことない」というイメージが広がった、のでは、と。
実際当時と今では比べ物にならないくらい技術の差があり、その辺からあまり良くないイメージが出てきた、というのはまだ分かるんですがそれを今まで引きずっている、というのは・・・。

そして。「冷凍食品=手がかからない=手抜き=愛情に欠ける・食べる相手のことを思っていない」という図式もあるでしょうか。世代にもよると思いますが、一定以上の世代になると「冷凍食品やインスタントはダメだ」と確かめもせずに切って捨てたりします。これは日本人が・・・多分心身共に余裕のでてきた江戸期辺りに身に着けた・・・「できる限り時間や労力をかけて相手のことをもてなす」という美徳の表れの一つかと。それはそれで悪いことではありません。・・・でも今の保育園や幼稚園経営の世代だと・・・あんまりそういうのまでは気にしないんじゃないかと。
むしろ「こういうことにしておけば何かあった時の防波堤になるだろう」的な発想がどこかにある、としたら最もイヤらしいことではあります。

相手のことだけ、自分のことだけ、ではなくて半々くらいがちょうどいいと思うのですが。
品質うんぬんもありますけど、選択肢を勝手に限定していくのが一番の問題かと思われます。余裕がない中で完全手作りしかダメ、となったらどんなテキトーなお弁当になるか。冷凍食品でも色々な可能性があったりします。アレンジすることもできるし工夫もできる。
それを一律ダメ、というのは・・・なんだかなあ、と。
実際に禁止している保育園・幼稚園がどれくらいあるのか、というデータは恐らく出てこないでしょうから例えば関係省庁に何らかの働きかけを・・・ということにもならないと思います。が・・・こんなことしてたらホントに少子化対策なんか進むもんも進まんわ、と門外漢ながら呆れてしまう限りだったりします。

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03/27/2016

どこで呑むか

ケンタッキー・フライド・チキンも「ちょい飲み」進出・・・マクドナルドは静観(Yahoo!:SankeiBiz)。居酒屋だと酒メインなわけですが、ラーメン屋とかフライドチキン屋なら食べ物メインでそこにアルコール・・・ということでちょっと飲むだけ、というのが最近の流れであります。
・・・若い女性がターゲットって、飲むのは若い男性の方が多いんじゃ・・・?
とも思いますが。考えてみれば「ちょい」飲む、となるとやはりその層か・・・お年寄りかなあ、と。男性の場合「ちょい」飲みでは終わらないような。そうなるとまたちょっと違ってくるわけです。

ただ・・・自分が前に住んでた地域では結構当たり前だったんですが。うどん屋でフツーに酒出てましたし。
明治期から終戦直後くらいまでは「そば屋で一杯」というのは結構当たり前だったようであります。そばを待つ間軽く呑む。そのためのちょっとしたつまみも出る。しかし時代が進むとそういう向きは少なくなり・・・「食べ物屋」と「呑み屋」が分かれるようになってきました。
↑自分が前にいた地域では「どこでも酒」的な雰囲気が残っていたのでそうなっていたのかな、とかそんなことも思います。

一種の回帰・・・ともちょっと違いますか。
でもちょっと心配なのは「ちょい飲み」で済まなくなるケースも多々ありそうで。軽く飲むだけ、がどうも本腰入れて呑んでしまって・・・となると色々ありそうで。
しかもそうなるとやっぱり飲み屋じゃないか、とかそういうことになりそうで・・・まあ、別にそれはそれでいいかも知れません。たしかに子供の多い場所ではどうかな、と思いますがそうでもない店舗や時間帯なら。節度さえ守れれば・・・そう、節度を守って呑むのならどこでもいつでもいいじゃないか、と。

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03/23/2016

東京湾のは食わない?

「まずい」イメージのボラ、原因は汚れた生息域?(Yahoo!:伊豆新聞)
ボラ(ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑)
関東では、特に東京湾では食わないかなあ・・・と思ってたんですが。しかし↑記事では沼津では食べる、とのこと。東海では食うのか・・・しかし関西行くと食べることは食べる魚であります。

泥臭い、というのはよく聞くんですが、考えてみれば食べたことないなあ・・・そういうボラ。
一度関西圏にいた頃に刺身を食べたことあります。白身・・・にしてはややピンクがかっていて美味でした。これを関東で出したら怒り出す人とかいそうだな・・・とか思いましたが美味いもんは美味いもんであります。
個体によって臭みがあることがあって、食べないということらしいのですが、特に東京湾では。
しかし高度経済成長期前までは食べていた、とのことで・・・やはりあの汚染が原因のようであります。ボラの食性は底生の藻や有機物などで、同時に海底の泥も口に入れるため「あんな汚いところの泥を・・・」ということで広まったのかも知れません。
あるいは実際に泥臭いのが揚がるようになったのかも・・・。
なお、自分はボラを見た時に口が上向きに付いてるように見えて、浮いてるもん食うのかな、と勝手に思ってたんですが(実際、河口に群れてる若いボラは海面で口を動かしてます)そうではないようであります。

・・・でも最近の東京湾の現状からすればこういった魚も食べられるんではないか、ただの食わず嫌いなんではないか・・・とか思いますが・・・一度こういうイメージが付いてしまうと、ちょっと難しいのかなあ、と。

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03/03/2016

個人の好き好き

コストコのボトルウォーター、原材料に「米国の水道水」で衝撃広がる(Yahoo!:J-CASTニュース)。実際、画像で検索してみると「水道水」の文字が。・・・まあ、イメージ的にはあんまり良くないですが(日本では?)まさか水道水をそのままボトルにぶち込んでいるわけではなし。フィルターかけて調整もしているのならそれはそれで、安いし気にならないのなら・・・それでそういう水だ、ということで納得するのなら別に問題はなのかな、と。
ただ・・・日本の「常識」だとちょっと考えられない表記だったりするわけで。その辺、やはり好みが分かれそうな気がします。

個人的にはなんで日本でそんなに水を買いたがるかな・・・とか思ってしまうのですが。
一昔前はたしかにヒドいもんでありました。水道水が「臭い」というもので・・・沸かして飲む、という家庭も多かった頃もありました。・・・余談ですがかの「ドラえもん」の漫画(初期)でのび太の家で「水を飲む」と言うとまずヤカンが出てくるのが子供の頃不思議だったんですが・・・アレ、沸かして飲んでた、ということなんですかね・・・?
自分は幸いなことにそれほど水の悪い地域には住まなかったので、水道水をそのまま飲んでたんですが・・・後に「都会」に出た時にその不味さにびっくりした記憶があります。

しかし現在では上水技術は格段に進歩。東京の水道水である「東京の水」を売り出せるほどになっています。実際、あの頃のような臭みはもちろんなく、味もストレート。悪くないと思うのですが・・・なんでみんな「水を買う」のか、ちょっとまだ分かってなかったりします。
まあ、好き好きですから買う人を非難したりとかそういうつもりはないんですが・・・なんでだろうな、と。別に問題ないんじゃないのかな、と。
調整に「何か」を使うのが怪しい、とか、ああいうのは体に・・・と言うのなら都会の生活を捨ててどこかの離れ小島で完全自給自足の生活を送るしかないわけです、突き詰めると。でもそれはイヤだから・・・と言うのならなんとか折り合いをつけていくしかない、と思ってたりします。

・・・でもその辺も好き好きですからねえ・・・何とも言えませんが。↑の水だってアメリカからしたら当たり前にある水なwかえでしょうし。でも「あんなもの買うのは・・・」と責めるのもなあ、と。いや、ホントこういうのは個人の好き好きになってしまうのです・・・。

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02/05/2016

気分的に余裕ナシ?

「電気ケトルうどん」に販売元が注意喚起(Yahoo!:withnews)。すぐにお湯が沸く電気ケトルですが・・・そこへ冷凍うどん入れて茹で、お湯だけ捨てれば湯切りにもなる・・・というものであります。
・・・掃除大変そうだなあ・・・。
↑記事中にもありますが、うどんを茹でるとどうしても微細なデンプン質が放出されてしまいます(だから冷たいざるうどんの場合流水にさらす)。湯切りしたってどうしてもケトルの中に残っていくわけで・・・そういうのの掃除は結構めんどくさそうだな、と。
そして。その同じケトルでコーヒーとか飲む用にお湯沸かすんかい、と。変な味ついてそうで、なんかイヤだな、と。

こういうのは普通の電気ポットでもゆで卵ができる!的な話が前からあったりしましたが。・・・こっちは試してみたことあるんですが・・・ゆで卵、というのは場合によっては茹でてる最中に破裂することがあります。で・・・まあ、そういうことがあってから止めました。やっぱ掃除がめんどい。
ゆで卵も冷凍うどんも結局は普通に鍋で茹でて水道水で冷ます、というやり方に落ち着いています。やはりオーソドックスなやり方が一番便利になるようで。奇異をてらっても結局元に戻る、みたいな。

時短だ、便利だ、と言われてもやってみると実際は・・・というのは結構よくあるような。
そして・・・これは最近よく思うのですが「時間がない」「忙しい」とやたら手間を省く人って、よく見てるとかなりムダがあるような。例えばエスカレーターを駆け上がる人。一番上まで駆け上がってカバン落としてあたふた、ってんじゃあ・・・意味ないですし。かなり前に「あれこれ」で触れたことありますけど、せっかちを自慢されてもなあ、と。正直見てると痛々しいと言うか。
もっと余裕があってもいいと思うのですが。・・・いや、ホントに時間秒刻みで活動しないといけない、という人は別として。日常生活でそこまで煽り立てられてる人って一体どんなヘマやらかしたんだろう・・・と。

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01/23/2016

合うか合わないか

低価格で飲みやすい・・・チリ産ワインがフランス産に肉薄(Yahoo!:毎日)。「輸入量」の話であります。これが「販売高」とかそういうことだとやっぱりフランス産、ということになると思われますが。
・・・初手からちょっと違った方向に行ったんでは・・・と思います日本のワイン事情。舶来物で高価なイメージから入ってますから「高ければ高いほど美味い」という風潮が定着してしまいました。ワインだって生産地や当たり前に飲んでいる国に行けば「普通の酒」なわけで。日本酒にも高価なものとそうでもない、大衆向けのものがあるようにワインにだってそういうのがあるはずなんですが・・・なんか金持ちが飲む高い酒、というイメージのまんまでありました。

・・・合うか合わないか、だけだと思うのですが・・・嗜好品というのは。
高いワイン買っても合わなければ「不味い」となるわけで。逆に安物でも合えば「美味い」となります。ワインに限った話ではないんですが、この手の話で最も「イメージ優先」されてるのがワインなような気がしてます。
それがここのところ安いワインがたくさん入ってきてます。
これは呑む選択肢が増える、という非常にいいことでもあるんですが・・・今度は逆に「安物だから」とミョーな敬遠?する向きも出てきたりしてます。安くても「美味い」と思える逸品に出会えればそれでいいと思うのですが・・・無理に高いの買って合わなくて、でも見栄張って「やはりナントカは美味い」とか、というのは・・・もったいない以前になんか哀れであります。

ようやく本来の「皆が当たり前に呑む酒」になりつつあるなー、という観もあります。もちろん色々と勉強して知識を蓄えて「高くて美味い」ワインを探す、という方法を否定するつもりはありません。でも・・・別にそこまでしなくても安いワイン買ってみて「あれ、これ美味いなあ」ならそれでよし。「やべ、失敗した不味いわ」なら次に期待・・・と、そういうもんでもいいと思うのですが。
・・・日本でもそういうことができるようになってきた、ということでもあるのです。

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01/10/2016

日本で言えば焼酎?

ちょっと違うか・・・立ち位置的にも。
ロンドン・蒸留酒ジンに二度目のブーム到来(AFPBNews)。一度目はいつだったのか、と言えばなんと18世紀の話であります。安価に製造されたため産業革命により多数の労働者がロンドンに流入、「労働者の酒」と呼ばれてましたがそのために治安や風紀が悪化した、とされ・・・反対運動的なことまで起きています。
ジン(Wikipedia)
なお。当時のジンは今のとは製法が違っています。現代主流の「連続蒸留方式」・・・何度も何度も蒸留して純度の高いアルコールを精製する・・・は19世紀に入ってから本格化しています。当時は一度しか蒸留しない「単式蒸留」が主だったので、かなり素材の味が出ていたと思われます。
・・・ちなみに焼酎にも「連続」「単式」の違いがあって、「甲類」が「連続式」で純度の高いアルコールの焼酎に。「乙類」は「本格焼酎」とも呼ばれますが「単式」のため素材の風味が残る出来になってます(高価なのはこっち)。

しかしどこの国でも安酒というのはあまり良くは思われないもんなんですが。
日本の場合「日本酒>焼酎」の図式がかなり根強く残っていました。ちょっと前の焼酎ブーム辺りからようやく薄れてきましたが・・・それでも、なんかちょっと残ってるような気もします。
一方のジンはカクテルベースという方法で生き残ってきました。そのままだとちょっとクセがあって(薬くさい?)好みが分かれるんですが混ぜてしまうことで味の決め手となってきました。・・・どっちかと言えばこっちの方が有名かも知れません。

あくまで嗜好品なんで優劣つけるのもどうかと。好きな人は好きなわけで。特に酒は飲まない人と呑む人の差が激しいもんでありますが・・・実際にはかなり奥深いもんなんで(種類だけではなく)その辺も含めて楽しむ、というのもアリかも知れません。

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01/07/2016

でもイメージがなあ・・・

新食材「昆虫」に注目(Yahoo!:時事)。・・・エコはエコなんでしょうけど・・・多分イメージ的なとこで日本では無理かも・・・とかそんな風に思うのですが・・・。

地域によっては日本でも食べられていますが、昆虫。
アジアの方では結構食べられている食材ではあります。・・・昆虫というのは基本外骨格で外側が固い風味であります。そのため素揚げにしたり炒めたり、といった使い方がよくされます。
生で・・・というのはちょっと少ないかも。
でもオーストラリアの原住民が食していた(今でも食べることはあるそうですが)虫は生のまま、とのことで。場所によって、食文化によって多様性と・・・そして歴史もある食材でもあります。

日本では・・・少数派ですけども。
「食べる」という行為は生存に直結してますからどうしても意識に深く繋がってきます。・・・幼少期の体験というのも大きいかも知れません。子供の頃から食べつけていると食べるようになる。が・・・今の日本では一部地域以外ではほとんど食べられていないわけで。子供どころか親・その上の世代から食べていない。
そこへ持ち込むのはなあ・・・と。ちょっと、いやかなり難しいかも、と。いくらエコと言っても。
これも時間が必要かも、と。世代交代をそれなりにこなさないと定着は難しいだろうなあ、と。・・・何か大きな出来事があって一気に、というケースもないわけでもないのですけれど・・・。

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01/03/2016

結局摂りすぎは良くない

と、そういう話になってくると思うのですが。
牛乳飲み過ぎで骨粗しょう症に? 繰り返される「牛乳有害説」(Yahoo!:産経) ・・・牛乳の成分を生まれつき分解できず、飲むとお腹をこわす・・・という人がいるのでその辺から「あれは体に悪い」ということになっていったのかあるいはなんか別の事情か、とも思いますが。
ただ、そんな著書もあったとは・・・たしかにそこら辺から広まっていった可能性もあります。
「牛乳は元々牛のものだから人間には必要ないものだ」というちょっとヒネった?ような意見もあったりしますが。それでも戦後の栄養の少ない時代からも今の日本人の身体を支えてきた食品の一つには違いない、と思うのですが。

・・・いや、もっと前から飲んでたか・・・日本人。
江戸期にロシアに漂流した大黒屋光太夫からの取材記に、「なんか美味い白い飲み物が出てくるけどあれは何だろう」「百合根を絞ったやつかな」「確かめてみよう」となってその場へ行ってみたら牛の乳で、肉食同様断るようになった、というくだりがあります。
仏教関係で基本肉食はダメ、というのが江戸期の共通認識?なのですが。
でも古来にはチーズ似た食品を「醍醐」としていた、という話もありますし。実際には現代ほどでもなくても全然飲まなかったわけでもないんでは・・・と思ってますが。まあ、それでも大々的に流通して一般的になったのは戦後以降かと。

実際栄養価は高いわけで。現代は飽食の時代でもありますからそこまで豊富でなくても、ということになりそうな。いくら栄養がある、と言っても毎日がんがん飲んでたらそりゃ体にいいわけない。
・・・結局はその辺かなあ、と。何でも過ぎたらイカンのです、ということになると思うのですが・・・さて。

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12/30/2015

嘆くか乗るか

地球温暖化影響、フランスのワインにも(Yahoo!:時事)・・・実際に影響が出ている地域もあるようで、今後さらなる対応を迫られる可能性は十分にあります。
ブドウに限らずこういった収穫物はやはり気候が大きく影響してきます。
温暖化、と言ってもいきなり数十度も気温が上がる、というわけではありません。度数で言えばほんの数度程度。体感できるかできないかくらいのものなのですが・・・その影響は実はかなり大きかったりします。・・・個人的には今大騒ぎするもんでもない、と思っているのですが。地球の歴史からすれば誤差みたいなもん、とも言えます。こうやって気候というのは常に変化していくものではないか、と。
だからと言って炭酸ガス垂れ流しの何も考えずに恵みだけ享受する、というのは別の話であります。できることはやるべきであります。実際、困る向きがあるのも事実なわけですし。

ワインの原料であるブドウに適しているのは大まかに言えば北緯30度から50度の間、南緯30度から40度の間、とされています。大体ちょっと寒いくらい(気温で10℃~20℃とも)の気候ですが・・・他にも日照や土壌もあるのでこの範囲内ならどこでも、というわけではありません。・・・逆に合っていなくても品種改良などの工夫で乗り切る、という手もあったりしますし。
ただ、少しずつでも気候が変化していく、となるとこれまでと同じように・・・とは行かなくなるわけで。その辺で色々出てくることになります(逆にこれまであんまり適してなかった土地が合うようになる、という例も↑記事には出てます)。

「こりゃもうダメだ」とあきらめてしまうのも仕方ないんですが。・・・どうにかできないか、という方向を探る向きも出てきたりします。もちろんカンタンではないのですが。それでも・・・そういう方向性を何とか探れないだろうか、と期待もしてるのですが・・・これまで産地でも何でもなかった土地のワインとか。そういうのも飲んでみたいなあ、と。

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12/26/2015

美味いかどうかは

別、ということかも。
イエス・キリストが飲んだワイン、イスラエルのワイナリーが再現に挑戦(Yahoo!:CNN)・・・「キリストが飲んだワイン」というのがキモなわけで、それが美味いかどうかはまたちょっと違う問題になるような気がします。
諸説ありますが、今から2000年くらい前のワイン、ということになります。世界で一番古くからある酒とされるワイン・・・2000年前でも登場してからかなりの年月経ってる、とされていたりします(なお世界で二番目に古くからある酒はビール)。

「当時は現代のように特定の種類のブドウからワインを造っていたわけではなさそうだ」(「」内↑記事より引用)
・・・実際「品種」として確定していたのかどうかも疑問であります。「あの辺のブドウ使うと美味いのができる」「いや、こっちの方が味がいい」とかそういうもんだったかも知れません。・・・そうなると「完全再現」はほとんど不可能ということになります。現在「イスラエルで古来からある品種」と言っても1000年前に移入されたとしても今では「古来」になってしまうわけですし。
ブドウの流通経路というのも結構複雑でしょうし。特にイスラエル辺り、となると・・・かなり複雑に物資が行き来していたと考えられます。そこから意中のブドウを選定する、というのは・・・?

製法なんかは結構はっきりしてるようなイメージがあるんですが、どうだろう・・・とか。
やっぱり「完全再現」というより「どれだけ当時のものに近づけられるか」とかそういう方向になるのかなあ、と。・・・そうなると「これを契機にワイン売ろう」とかそういうのとはまた違った話になってくるような気がするんですが・・・「当時の雰囲気を残したワイン」とかそういう風にアレンジする、とかそういう方向に行くんでしょうか・・・?

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12/06/2015

三つほど 12/6

食品関係で三つほど。

一つ目。「乳児用液体ミルク」国内にも・・・研究会発足(Yahoo!:毎日)。これは初めて知ったのですが、日本国内において乳児に与えられるのはまず「母乳」そして「粉ミルクから作ったミルク」だった・・・と。
つまり母乳が不足しない状態ならまだしもそうでない場合は「お湯を沸かして粉ミルクを溶き、人肌まで冷ます」しかない、ということになります。・・・日常的に母乳が不足する場合もあるでしょうし(昔なら近所の人からもらう、ということもあったようですが現代では・・・)指摘されているように物が圧倒的に不足する災害時はどうなるのか・・・。
「乳児用液体ミルク」は海外ではポピュラーな存在であります。しかし日本では認可されていない。・・・どうもその辺の理由がちょっと不透明、と言うか・・・なんか思想的?なものでもあるんだろうか・・・?
無菌状態関係の技術は往時とは比べ物にならないほどであります。・・・こういうところからも少子化対策はできる、と思うのですが。

二つ目。「生レバー刺し」復活なるか? 難点は甘い臭気(Yahoo!:産経)。臭気ではなく・・・なんか色々と変な話になりそうな気もしますが。・・・「放射線照射」という辺りが、ちょっと。
牛のレバーの生食は現在基本的に禁止されています・・・日本国内では。
例の食中毒事件が原因ですが、好きな人にとってはたまらない話であります。自分は・・・別に好きでもなかったんで、どうでもいいっちゃどうでもいいんですが。しかし現行でもこっそり食ってる人がいそうな話であります。
それがどうにかできるとなると注目を集めそうですが。・・・そこまでして食いたいもんか、という声もありそうな。まあ・・・そこまでもしても食べたい、というのは分かる人には分かる「人間の本性」みたいなもんかも知れません。

三つ目。魚の体脂肪計で「脂ののり」を確認(Yahoo!神戸新聞NEXT)。「脂がのってて美味」というのは単純に脂肪が多いから、というもんじゃないような気もするんですが。なんでもかんでも脂肪や脂が多ければいい、というものでもないと思うんですが・・・。
「全身トロの深海魚」というのもいるそうで。アブラボウズ。・・・なんか一口二口でもういいや、てなことになりそうな・・・。
加齢のせいもありますが、最近醤油に付けた瞬間脂がてらてらと散る・・・とかそういうのがあまり受け付けなくなってきたりします。もちろんそういうのを完璧にゼロにしたら今度は味気ないもんになってしまうと思われますが。要はバランスなんではないか、と。何が何でも脂のせる、というのはちょっと、と。
・・・しかし↑のような装置は「これで美味いかどうか分かる」というものではないわけで。例えば養殖物と天然物の比較であるとか。個人の感覚ではなく数値として出てくるとなると客観的に判断できます。・・・産地間での比較、というのも興味深そうであります。本当の意味での「脂ののり」を確認できるわけです。
ただ。こういう装置が一般的になって一般人がコレ片手に魚屋さんに押し掛ける・・・となるとやはり違うような。繰り返しになりますが「美味い魚」というのは脂だけで決まるもんではないのですから。

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12/05/2015

意外と今さら

たしかに共通点も多そうです。
独特の味「ふなずし」東南アジアで好感触(Yahoo!:産経)。食べたことは実はないんですが・・・似たような食品のある土地なら馴染みやすいでしょうし、売り込みやすいのでは・・・と思うのですが・・・売り込んだことなかったのか、とちょっと意外ではあります。

「ふなずし」とは琵琶湖のニゴロブナ(琵琶湖固有種)と塩や飯と漬け込んで作る「発酵食品」であります。発酵する酵母はどこにでもいますから「漬け込む」ことで条件さえ整えば発酵は進んでいきます。これはぬか漬けなんかと一緒で、こういった「発酵」は実はそれほど難しいものでもなかったりします。
・・・一方で条件が合わないと一気にダメになったりしますが。その辺は「技術」だったりしますが・・・。
この「ふなずし」もそういった発酵を上手に用いた食品であります。伝統食品と言ってもいいのですが・・・自分は食ったことないんで分かりませんが・・・やっぱり人によって好き・嫌いが相当に分かれるもの、とのことであります。

名前に「すし」とあります。実際、「すし」の元祖、と言うか・・・そもそも「すし」と言うのはこうやって発酵させることにより日持ちさせることができるようになった食品「なれずし」のことなんだとか。その発祥は正に東南アジア。今でも同じような製法で「すし(なれずし)」が作られています。そのため日本では今は敬遠されがちな食品でも受け入れられやすいと思われます。・・・これがそういうのがほとんどない(ゼロではないんですが)欧米とかだとなかなか難しいかと。チーズとはまた違った風味でしょうし。
なお・・・現在の「スシ」は「握り鮨」で、発酵に用いた飯を「具」と一緒に食べるようになったことが始まりだ・・・という説があったりします。その後江戸期に「屋台飯(庶民がちょっと食べるか・・・というほどの外食で、てんぷらもその一種)」として進化。発酵する手間を省いて飯に味を付けて具を乗せるファストフードとして発展。そのため今の「江戸前寿司」と言えば小ぶりで一口サイズですが、当時は食べごたえのあるもっと大きなサイズだったとか(しかも酢は無色透明ではなかったので色も違っていた・・・かも)。

そんなわけで「sushi」ということで変な誤解とかあったりしないんだろうか・・・とかそんな余計な心配もしてしまいますが。それでもどういう形であれ、こういう海外進出は歓迎したいところでありますが・・・。

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11/19/2015

トンガの方が早い

ボージョレ・ヌーボー今日解禁・・・お祭り下火も(Yahoo!:SankeiBiz)。いや・・・下火どころじゃないような気もしますが。ハロウィーンなんかと同じでウラで「とにかく盛り上げてやれば売れるだろう」的な思惑が見え隠れするから、かも知れません。長年の「不況喧伝」でサイフのヒモは固くなってるわけで。バブルの頃じゃないんですし。
・・・出荷量そのものはバブルの頃よりずどんと増えているんですが。それでもなんだかこの残念感のようなものは一体なんなんだろう・・・?

いわゆる「新酒ワイン」であります。通常数年くらい寝かしたりするもんですが、それよりも相当に短く醸造され・・・出荷されます。そのため逆に「そんなに急がなくても・・・」的な意見もあったりします。「新酒」と言うとその年に初めて造られた酒なわけで、これもそういったものか、と思われることもありますが・・・「早く造った酒」といった意味合いの方が正しいのかも知れません。
味は・・・通常のものより飲みやすい、とのことですが・・・自分はあんまり違いが分からなかったりしましたが。まあ・・・普通に赤ワインかな、と。
なお。数年前に「ペットボトルは伝統に反するからイカン」とかそういう発表がありましたが、今は撤回されてます。そのためペットボトル入りボージョレも結構あったりします。

解禁日が「11月の第3木曜日」と決まっていて・・・つまり今日・・・午前0時に販売が解禁されます。そこでなぜか「世界で一番早く解禁されるのは日本」ということになってます。が・・・よく考えてみればトンガとかあの辺りは日付変更線が大きく東に張り出している(本来は国を二分していたのを変更した)のでこっちの方が早いはずなんですが。
・・・盛り上がってるのはフランスはもちろんなんですが、次は世界でも日本なんじゃないか・・・とかそんな声もあってだから「世界で一番早い」のは日本、ということになってんじゃないのか、なんて話もあったりして。

まあ・・・お祭りみたいなもんなんで、楽しめる人が楽しめればそれでいいんでは・・・と思いますが・・・「これに乗らないなんてどうこう」とかそういうのはちょっとカンベンして欲しいなあ、と。みんながみんな舶来物を無条件でありがたがるわけでもないんですし。

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10/11/2015

単なる代用品?

近畿大学が「ウナギ味ナマズ」開発・・・広まるか(Yahoo!:時事)。ちょっと前に「開発に成功」的な話を聞いてこの「あれこれ」にも書いたんですが。これをさらに販売しよう、というところまで来ている、ということであります。
ご存知の通りニホンウナギはその数を減らしており・・・このまま何もせずに食べ続ければ絶滅が早まる可能性が高くなります。環境などの天然条件下での絶滅ではなく、人為的な原因による絶滅。
が・・・卵から成体まで育て、その成体から卵を得る「完全養殖」はウナギではまだその方法が確立していません。いずれは当たり前に「完全養殖ウナギ」が出回るかも知れないのですが、それでは遅いという声もあります。

そこでウナギよりも安価で養殖も簡単なナマズで、ということに。
しかしウアナギとナマズは似ているようで実は結構味や食感に違いがあります。・・・そこで近大が「ウナギ味のナマズ」を開発。これを「代用品」としてウナギの消費を抑えよう、という狙いなわけです。
・・・個人的には・・・ナマズにはナマズの良さがあると思うのですが・・・。
その辺、どうなんだろうな、と。どうしてもウナギでないといけない、という理由があるならまだしも。そこまでは別に・・・という自分みたいな人間なら逆に「ナマズ味のナマズ」が気になるところだったりします。それ用のタレで、というのならそれで普通のナマズのかば焼きを食べてみたいな、と。

今、スーパーに行くとウナギは売ってますがナマズは売ってません。もちろんフツーに置いてある地方もあると思うのですが、全国的に見るとウナギはあってもナマズは・・・ということになってるかと思われます。
ナマズ。美味そうなんですが。普通のやつでも美味そうなんですが・・・単なる代用品、ということでいいのかなあ、と。

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10/09/2015

二つほど 10/9

食いもので二つほど。

一つ目。アサヒ「黒生」生産終了(Yahoo!:時事)。むかーし一度呑んだことあったかな・・・? というものなんですが、まだ売ってたんだ・・・という微妙?な感動?もあったりします。黒ビールはあまり好きではないので、まあ、そんなもんになってしまうのですが(コクは好きなんですが、あの焦げたような?感触があまり好きではなく)・・・。
・・・しかし「ドライ」へのシフトの一環、ですか・・・。
某グルメ漫画で散々こき下ろされてましたが(その後何事もなかったかのようにちゃんと復活してますが)ちょっと軽すぎるなあ、というのは個人的なとこだったりしますアサヒのドライ。この「軽さがいいんだ」的なことなのかな、とは思いますが・・・個人的にはあまり好きではなかったりします。まあ、この辺は個人的なとこであります。
むしろ販売戦略とかそういうところが飛び抜けているような気もします。小売店だけでない方面への売り込み、と言うか。そうでもないとあれだけ売れないとは思うのですが。

二つ目。マクドナルド「昼マック」廃止?(Yahoo!:J-CASTニュース) これも昼にマクドナルド行く、ということはまずないんで、「はあ・・・」という感じなんですが。
しかし「ヒルメシ」にかけるお金、というのは相当に世相を反映するものではあります。日常的に「昼マック」やってる人にとっては結構影響があることになりますし・・・何よりイメージ的なものが、ちょっと。例の鶏肉関係もあるんですが、ここんとこたしかに「迷走」しているような観もあるマクドナルドであります。
・・・ちょっと昔のように「ファストフードと言えばマクドナルド」という時代ではもうないわけで。それが短期間であれもこれも、となるとどうなんだろうなあ、とかそんなこと思ってしまいますが・・・さて?

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09/22/2015

雑多な良さ

清潔感がない、と言うのではなく雑駁としたくたびれた良さ?的なものもあると思うのですが。
「立ち食いソバ」生き残りへ反転攻勢・・・牛丼などもライバル(Yahoo!:SankeiBiz)。実際大変なんだろうな・・・とは思うのですが。しかしなんだか小奇麗でオシャレ?な店ばっかりになると・・・なんか、こう・・・下世話っぽさと言うか、そういうもんがなくなっていくのはなんか、さびしいなあ・・・とか個人的には思ってしまうのですが。

そもそもは屋台でそばを売っていて、それの流れから現代の「立ち食い」になったのだろう・・・とされています。実は寿司も天ぷらもそもそもは江戸期の屋台が元々だ、とのことで。今とは大分形態も違っていて(例えばスシは現代のような一口サイズではなくおにぎり並)そばも担いで売り歩いていました。・・・いわゆる夜泣きそばであります。
あるいは「二八そば」とも呼ばれますが、これは由来がはっきりしません。代金(一六文)とか配合割合とか言われてますが・・・いずれにせよ手軽に食べられるファストフードではありました(なお、江戸初期の「そば」は「そばがき」で菓子屋で売ってたとか・・・)。

そういった「雑多な」食い物だったんですが。その流れで「立ち食い」という「急いで食べる」方式が定着したわけですが。・・・やっぱり高度経済成長期なのかなあ、と。通常そば屋では生から茹でますが、時間がないためあらかじめある程度茹でてある「ゆでそば」あるいは「ゆでうどん」を使います。その上にダシ汁と薬味を乗せて、さっと出す。客は座ることもせずにこれをかっ込む。食べるスピード次第では数分で腹を満たせます。
しかし昨今ではそういう風にもいかないんでしょうなあ・・・なんだかさびしいような気もしますが。

自分は関東出身ですが、一時関西方面にいました。あっちとこっちではダシ汁の味が全然違います。関東に帰省するたびに某駅の立ち食いソバを食べてたんですが(今もその店はあります)・・・最近は食ってないなあ、と。食べようと思えば今はそんなに時間もかからず行ける距離なんですが。
・・・あの店も変わってしまうのかなあ・・・そのうち。いや、近場の立ち食いソバ屋がみんな、なんか、小奇麗になっていくもんで。逆に言えば選択肢の幅は今の方が往時よりも広いわけで、じゃあ、そういうのも残していってくれないかなあ・・・とか。安いですし(それが何より?)。

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09/21/2015

醤油の変遷

市場減少でも伸びる「減塩醤油」既存の醤油との共存が課題(Yahoo!:SankeiBiz)。50年も歴史があったとは・・・と思いましたが、考えてみれば「醤油」というのは50年どころかその前から、江戸期から日本人の「味」だったわけです。病院食で減塩しなければならない、となるとやはり「味」を・・・となるのは当然なわけで。むしろ50年、というのはようやく・・・というところなのかも知れません。

たしかに健康志向で減塩、というのが流行り?みたいなものになってます。糖質カットとかその辺も。
ただ、これが医者から止められているとかそういうことなら仕方ないんですが・・・「なんか健康にいいらしいから」ということで減塩とかやってもなあ、と。なんで、とかそういうとこもきちんと考えた方が逆に楽しめなくなるケースもあり得るわけで。なんか・・・もったいないような気もします。
別にシオカライものを勧めてるわけではないのですが。そういった症状ならともかく、そうでもないなら食べ過ぎに注意すればそれでいいんでは・・・と。糖質にしても何にしても。

さて、醤油。市場そのものは減少している、というのはなんとなく知ってたんですが(使う人が減れば、それは・・・)「料理を作るため」ではなく刺身など「料理を食べるため」にシフトしてきている、というのはやっぱりそうなっていくのかなあ、と。なんとなくさびしいような気もしますが、たしかに煮物でもしない限り・・・いや、肉の漬け汁とかも・・・それほど大量に使うもんではありません。
現代のように小規模の家族が増えていくとそうなっていく、とも言えるんですが。最近はまた住宅事情などで複世代が同居、というのも増えているという話もありますんでそうなるとまた変わってくるのかな・・・と。世の中を映す鏡みたいなものであります・・・調味料市場。

ところで・・・江戸期より前には醤油はなかったわけで。その頃の味付けは今とはかなり違っていたと思われますが・・・かえって今より豊富な味わいが楽しめた、のかも知れません・・・?

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09/19/2015

輸出解禁

キャビアの海外輸出解禁・・・輸出制度を新設(Yahoo!:毎日)。これで輸出体制が整ったことになります。キャビア、と言えば黒海とかカスピ海とかそういうところが有名ですが「日本産」でどれだけ食い込めるかが問題、ということになりそうであります。

キャビアとはチョウザメの卵のことで、通常は塩漬けであります。
これは日持ちさせるため、という意味もありますが・・・味的な意味合いもあるかも知れません。・・・実は食ったことないんでどんなのだか自分には分からんのですが・・・世界三大珍味の一つになってるくらいですから美味いんだろうなあ、とは思いますが(なお残り二つはフォアグラ・トリュフでフォアグラは食ったことあるんですが・・・さて・・・)。
手に入れるためにはチョウザメを捕まえてくる必要があります。が、抱卵中のチョウザメなんてそうそう都合よく捕まらないため養殖が中心となっています。

チョウザメ(蝶鮫)となってますがいわゆる「サメ」とはちょっと違う種類になります。一応?軟骨魚類なのでアジやコイよりは近いっちゃあ近い魚、ということになりますが・・・結構違うところのある魚だったりします。なお「蝶」がつくのはウロコの一部が蝶に見えるから、とのことであります。
基本淡水魚で、ロシアなどユーラシア大陸の大河とか大きな湖とかにいますが、熱帯魚ではなくどっちかと言えば冷帯魚であまり高温の水では調子が悪くなります。しかし淡水でも養殖できることから陸地でも設備があれば養殖可能、ということになります。

そのため日本でも各地で養殖されているのですが・・・かなり難しい、という話であります。さらに出荷できるほどのキャビアをとるには何年もかかる、とのことで。ここまでくるには相当の苦労があったと思われます。
・・・実は卵だけではなく身も美味、とのことで・・・そっちでも名産になる、かも知れません。が・・・まだまだ緒についた、というところで今後に期待したいところであります。

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09/15/2015

ちょっとした楽しみ

「居酒屋電車」東京-上野ライン開業で減少?(Yahoo!:カナロコ) 呑んべというのはいつでもどこでも呑むものなんで、こういった「すきま時間」的なものも利用してしまうものではあるのですが。
・・・いや、そういうのともなんか違うような。↑記事にもありますが「ちょっとした旅気分」というのもあるか、と。
日常から非日常へ・・・という辺り、共感できるものでもあります。この場合、数十分でも「日常」に引き戻されてしまうわけで・・・そういう時限的なとこも魅力なのかなあ、と。・・・多分、そういうことに魅力を感じてしまった人は停車駅が変わってもどっかで呑むもんだと思われます。

しかし地域性出るかもなあ、と。
そもそも電車(列車)が少ない、という地方になるとこんなことはできないわけです。公共交通機関としての列車ではなく、バス、というところもありますが(バス車内で「居酒屋」というのはあまり聞きませんが、あるところはあるのかな)そうなるとマイカーで通勤、ということになり・・・まさか呑みながら、というわけにはいかなくなります。
そして県民性と言うか・・・↑そこまで人目気にするかなあ、と。たしかに関東だとひっきりなしに乗って来るわけですし、何かとそういうとこに気を使いそうですが・・・そうでもない地方もありそうな気もします。

いずれにせよ「酒は楽しく」を実践できてれば問題はないか、と思うのですが・・・。
人口が多い分そういった「タチの悪い酒」になる場合も多いわけで。そういうのは乗って欲しくないなあ、と。いや、乗り合わせたくないなあ、と。多分何言ってもムダでしょうし。

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08/20/2015

ペットボトル入り

ビールを実用化。時代の流れと言う言い方もできますか。
ペットボトルでガラス瓶並の高級感と極めて高い外気遮断性を実現(Yahoo!:SankeiBiz)。ペットボトル飲料、と言えばすでに当たり前になってますが「ペットボトル入り酒」となると。ワインでは一部国産でも外国産でも販売されていますが・・・ビールとなると。
・・・でも炭酸飲料のペットボトルなんて当たり前なわけです。じゃあカンタンじゃん、と誰もが考えそうですが。
実際にはソフトドリンクではそこまで求められない「外気遮断性」が問題になっていた、とのことであります。ワインのような基本無発泡性ならまだしも、ビールとなると・・・ということかと思われます(チューハイも同じような理由なんではないか、と)。
その辺を機能的には何とかできた、ということのようなんですが。次の課題が「瓶並の高級感」というのもなんか時代の流れだなあとかそんなことも思ってしまいますが・・・。

ワインが大丈夫なら日本酒でもいけるんでは・・・というのは結構あちこちで出てきた話かと思われます。でもあまり見かけないのは・・・やっぱり「質感」的なもんかなあ、と。一升瓶から紙パックへのシフトはある意味順調だと思われますが、じゃあ、ペットボトルへは・・・となると。
やっぱり瓶の方が質感がいいから、ということもあるかも知れません(一説には日本酒は光に弱いので透明なペットボトルには向かないから、らしいのですが)。

まあでもそんなこと言っても時間が経てばみんな慣れちまうもんなんでは・・・と。
例えばビールは昔は高級品でした。瓶でありがたく飲んでいたわけです。でも缶になって今は庶民的なお酒になってます。
実はペットボトル入りの酒、というのはワインだけではなく。国産ウィスキーや焼酎などはペットボトルが当たり前になってきています。これらは1つには容量が大きいから(4リットルとか瓶や紙パックでは無理)なんですが・・・庶民的な酒だからかなあ・・・と、そういうとこもあるかも知れません。
・・・個人的には別にどれでもいいや、てなとこなんですが・・・↑ペットボトル入りビールは実はまだ一般販売向けというわけではなく宅配用から、ということになってます。将来的にはスーパーやコンビニにも並ぶかも知れんのですが。

ところで。「ペットボトル入り」になってない代表格?と言えば牛乳があります。・・・これはつい最近まで法律で禁止されていたからでもあるんですが・・・理由は衛生上の理由から・・・それも解禁されてます。でもほとんどない。
実は・・・現行の紙パックや瓶を残しつつペットボトルを導入していくには資金が必要なわけで。それも相当な額。そのため業界全体による大規模な移行は敬遠されている・・・という事情があるんだそうであります。そう言えば欧米ではああいう感じの容器は結構普通にあるような・・・。

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08/16/2015

じゅくせい

肉に続く「熟成魚」ブーム・・・知識や技術のない便乗店に懸念(Yahoo!:NEWS ポストセブン)。つまりは一種の「職人芸」ということであります。シロウトがちょちょっと真似してみたところで追いつけるものでもないですし・・・モノがモノだけに大変なことになる可能性もあります。

「熟成肉」というのは時間をかけて「肉を寝かせる」ことでうま味などを増す方法であります。・・・そもそも今現在普通に流通している食肉だってシメたて、というわけではありません。もし「その場でシメたて」を食したいのなら自分でシメるしかない・・・というのも現状であります。
これを「魚」でやろう、という話なのですが。
魚も「獲れたて!」と銘うってあっても実際にはどんなに早くてもその日の朝獲れであります。本当の「獲れたて!」を食したいのなら自分で獲って来るしかないのは肉と同じであります。

しかしそれでも実際は多少置いた方がウマイ・・・というのもよく聞く話であります。
・・・自分は狩りまではしないので、本当かどうか分かりませんが。カモを撃った場合。軒先に吊るしておいて目にウジが涌くくらいが食べ頃だ・・・と、そんな話を聞いたことがあります。本当かどうか、試しようもないのですが・・・魚でも一晩ほど置いてからの方が・・・というのはたしかにある話だったりします。
ただ。だからと言って「じゃあ今日スーパーで買って来た魚をそのまま冷蔵庫で一週間くらい保管するぜ!」てなことやるととんでもないことになります。

知識と技術と・・・経験が必要なわけです。その辺が・・・ないがしろにされてしまうと「食の安全」も何もあったものではありません。
本来なら「熟成協会」的な組織があればいいのですが・・・まだ新しい(認知度的には)技術なのでそういうとこまで行ってないわけであります。
・・・まあ、でもこういうのは「熟成」に限った話でもないのかも・・・まだまだ知られていないけど素晴らしい技術、というのはまだまだたくさんあるわけです・・・。

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08/10/2015

無理かなあ、やっぱ

「どぶろく」特区でブームに・・・「密造酒」イメージ薄れ(Yahoo!:産経)。「濁酒」とも書きますどぶろく。「日本酒」と言うと水のように澄んだ酒、というイメージがありますが・・・そもそもは白濁したお酒でした。「清酒」と呼ばれる現在の形が出来上がってきたのはそんなに前でもなく。江戸期後期くらいから・・・とも言われています。
・・・余談ですが江戸初期の日本酒は基本的に全部「濁酒」だったわけで。時代劇なんかでさかずきの酒に天井裏の何かが写って「む、曲者!」なんてのはあり得なかったわけであります(かの「七人の侍」は白黒映画ですが、酒を呑むシーンではちゃんと濁酒になってる辺りさすがであります)。

しかし戦後になって。いや、戦前辺りからすこーしばかり日本酒事情というのは怪しくなっていき・・・終戦直後のモノのない時代にさらにそれは顕著となって・・・「どぶろく=密造酒」という構図が出来上がってきたのも当然かも知れません。実際、とんでもない粗悪品もあった、という話ですし・・・いや、現代でもどぶろくじゃあないですが「密造酒」というのは場合によっては命に関わるほどのものもあったりします。・・・そりゃあ劇物混ぜれば大抵の場合?はどれでもキケンですが。

ただ・・・「密造酒」と言うか「自家製酒」というのは以前は当たり前に作られていた、という話もあります。「濁酒」を「清酒」にするにはカンタンに言えば「濾す」作業が必要ですが、別に見た目にこだわらなければ(なんで清酒が主流になったか、と言うと一つには見た目が良いから、という話も)濁ったままで構わんわけで。そこで「自家製酒=濁酒」だったわけです。
が・・・やがて法律で勝手に酒を造ることは禁止(売る目的でなくても禁止)され・・・全てが「密造酒」となっていきました。↑記事末尾にあるようにこの法律は現在でも有効で、年に何件か立件されています。その辺は色々と事情のがあるから、なんですが。

・・・販売目的でなければ作ってもいいんじゃないか、と個人的には思ってるのですが・・・。
そもそも「特区」なのも「ここではある程度なら酒造ってもいいよ」というのが目的だったわけです。自家製酒が事実上滅亡してから酒との距離が、ぐん、と広まったような。そうなると付き合い方もよそよそしくなってしまう。・・・まあ、個人的感傷みたいなもんですが。もっと身近に「酒」がある暮らしだと今とはまた違った様相を呈していたのかなあ、とか。
・・・酒税法、そこら辺を先に改正しないかなあ・・・とかそんなことも思うんですが・・・販売目的でなく、年間醸造量はこんくらい、とか。販売した者への罰則は今よりも厳しくして・・・とか。

無理かなあ、やっぱ。日本という国の事情からすると・・・今以上に酒に自由、というのも難しそうですし。

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08/09/2015

おしなべる

ビール類の酒税一本化へ政府とメーカーが協議を開始(Yahoo!:産経)。350mlで一缶55円均一にしよう、と。現行ではビールが77円、発泡酒が47円、第三のビールは28円とのことですから・・・「ビール」は安くなりますが「発泡酒」と「第三のビール」は高くなることになります。
・・・品質はそのままで価格だけ下げる、ということはまずあり得ない話であります。どのメーカーもぎりぎりのところで微調整に微調整を重ねて今の価格になってきているわけですから。

まあ・・・ビール類をあんまり飲まない、あるいは好きではない人にとってはどれもこれも「ビール」なわけですが。
それでも原材料などによって現在では三つに分類されています。厳密な意味での「ビール」は税率が一番高いものであります。それ以外は厳密な意味で「ビール」と呼ぶことはできず「ビール類」「ビール風アルコール飲料」といった呼び方もされています。
メーカーは口をそろえて「いや、風味や喉ごしを追求したらこうなった」と言いますが・・・個人的には税金をいかに安くするか、つまりいかに価格の安いビールを作るか・・・という試行錯誤の賜物だと思ってます。実際、今では「ビール風」ではありますが安く呑むことができるようになりました。
・・・出始めの頃の発泡酒は・・・お世辞にも「ウマイ!」というものではなく(もちろん個人の感想ですが)しばらく呑んでいると妙な後味が口の中に残るよう(あくまで個人の感想です)だったんですが・・・最近のはそうでもなくなってきているような気がします。当たり前の話ですが時間が経てば各メーカーの努力もどんどんフィードバックされていくわけです。そりゃあ・・・どんどんウマくなっていくわけです。

が、これもおしなべて税率を均一化しちまおうか、と。
もしこうなると「差額」の幅が狭くなり・・・今ほど価格に変化が起きなくなります。「発泡酒「第三のビール」最大の利点は「安い」ことであります。それが・・・なくなってしまう、あるいは意味が薄れてしまう。
実は以前からこの「ビール類への税金」に関しては色々あったんですが(第三のビール誕生の理由でもあります)それへの最終兵器と言うかコレやっちまうと全部意味が薄れてしまう、と言うか・・・。
それでも。そうなってしまってもなんかまだやってくれそうな気もするんですが・・・そういう意味ではまだまだ終わらない戦いとも言えるわけであります。

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07/29/2015

六つめ

「第六の味覚」は「脂味」・・・米パデュー大研究チームが発見(Yahoo!:ねとらぼ)。甘味・酸味・塩味・苦味・うま味に続く六つめの味覚は「脂味」ということになるんでしょうか・・・。
甘味や苦味、となると実際に何か食べた時に感じることのできる感覚、という・・・ある意味かなり直感的な感触なんですが。「うま味」は食べたものの中に「アミノ酸」を感じることができる感覚、ということで・・・「脂味」は「脂肪(脂肪酸)」を感じることができる、というような解釈になります。

いわゆる「五感」のうちかなり限定的な感覚とも言えます・・・味覚。
人間の場合舌や口内でしか感じ取ることはできません(全身で味覚を感じ取れる魚とかそういうのもいますが)。その目的はそもそもは「危険察知」だったのではないか、と言われています。摂取しても大丈夫かどうか試すための感覚。
・・・まあ、五感てのは身体の外と中を繋ぐためのもの、という見方もできますんで。そういう意味では全部「危険察知」が本来の目的だろ、と言われればそれまでですが。
が、感覚には優先順位?みたいなもんがあるのも事実であります。ヒトの場合は視覚から、とも言えますが触覚は全身で感じることもできたりします。

その中でも「味覚」というのはある意味最も本来の目的から離れてしまった・・・と言えるかも知れません。現代の人類ならば「危険察知」よりも「美味しいもんを選ぶため」に味覚を使いそうな。そのため実際には七つめ八つめもあるのかも知れません。・・・いや、数で分けるもんでもないのかも知れませんが。
ところで。
コレ・・・「あぶらみ」「あぶらあじ」とでも読むんでしょうか、日本語では? 欧米では油を意味する「オレオ(Oleo)」と味覚を意味するラテン語の「ガスタス(Gustus)」を組み合わせて「オレオガスタス(oleogustus)」になってるようなんですが・・・まさか「しみ」ってことは・・・ないでしょうし。

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07/28/2015

今度は食のモンダイ?

競技場やら何やらで色々ある東京五輪ですが。
「五輪で国産食材」ピンチ? 調達へ認証進まず(Yahoo!:読売)。つまり「国際的な認証」を受けた食材が十分に調達できそうもない、ということであります。じゃあ日本独自の認証でもいいじゃないか・・・という方向にしたいようですが・・・うまくいくかどうか?
でも記事の印象?だとこういうのはまだかっちり決まってるわけでもないようで。「国際認証オンリーで」とやるとまだ色々とモンダイが出てくる、とそういうことかも知れませんが。

考えてみりゃ欧米主体でそういう方針が出てきてもなあ、と。
「食の安全」というのは五輪に限らずどこでも求められるものであります。そのために「認証」というシステムがあり、多大な信用が寄せられる国際的な「認証制度」にしたい、というのはこういう大きな大会では分からんでもないですが・・・。
でも「世界標準」みたいな言われ方してもなあ・・・そこまでが「世界」か、と言われれば明確な線引きはないと思われます。

じゃあ各国独自のでもいいじゃないか、となると今度は尺度のズレみたいなもんも起きてくるわけです。特にホスト国が「うちの食材が一切使えない」ということになると、これはちょっと、いや、かなり情けない話になります。
・・・無理に決めるのもどうかなあ、と個人的には思うのですが。
ゆるすぎるのももちろんダメですがそこまできっちりやるのもなあ、と。一定の「認証ライン」設けてそれでいいんじゃないか、と思うのですが・・・そうでないと各国選手の各国ならではの食材とかそういうのの持ち込みにまで影響してきそうで。
「食」というのは競技にとってもかなり重要な要素になるわけですし。

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07/25/2015

二つほど 7/25

身近なキケンで二つほど。

一つ目。山形で沢の水を使った流しそうめんで食中毒(@nifty:Kyodo)。これは・・・意外とあることかも知れませんが・・・結構キケンなことではあります。
見た目澄んでいてとてもキレイに見えるのですが、実際には天然下の水、というのは様々な目に見えない生き物が潜んでいます。かつてはヒトもそういった連中に対しての対抗手段を持っていたはずなんですが・・・悲しい?ことに現生人類のそういった能力は大きく低下しています。
生の水は煮沸、つまり沸かしてから飲まないといけなくなってるわけです(もちろん100%安全になるわけではありませんが、キケンになる度合いはぐんと減ります)。
場所や地域によっては食中毒で済まないレベルの病気になることもあります。普通に暮らしていても身の周りには実はキケンがいっぱいだったりするのです・・・。

二つ目。ポケットにライターを入れていて発火する事故が多発(Yahoo!:ねとらぼ)。これも意外な落とし穴、と言うか。結構何気なくポケットに放り込んだまま、ということがあったりします。
使い捨てライター(いわゆる100円ライター)は少し前に「チャイルドロック機能」つまり誤動作を防ぐ機能設置が義務付けられました。そのため値段がやや高くなり、さらに操作にちょっとしたコツも必要になりました。それでも安価で気兼ねなく持ち運べることから今でも利用する人は多いかと。
でも着火装置である、ということには変わりありません。
火、というのはキケンなものなんですが・・・つい軽く見てしまう、という向きもやはりあります。自然物だけではなく人工物でもこういったキケンは実は多かったりするものであります・・・。

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07/23/2015

鶏、貸します

アメリカで「レンタルチキン」に関心集まる(Yahoo!:ロイター)。費用は居住地にもよりますが400ドル(5万円弱)。産卵用の鶏2羽を半年程度借りることができ、ガイドブックと鶏舎もついてくる、というもの。あくまで「レンタル」なので期間後は「返却」することになりますが・・・そのまま買い取ることもできる、とのことであります。
・・・日本で考えると・・・↑記事に「産卵鶏は通常、1週間に8-14個の卵を産む」(「」内↑記事より引用)とありますから、まあ、1週間に10個(2羽いますから)として。このペースで半年、とすると・・・10×4=40。一か月に40個で、40×6=240個。大体250個くらいの卵が得られる、という試算になります。
今の鶏卵の小売価格は・・・10個で200円くらいでしょうか。1個20円。20×250=5000円・・・半年で5万弱じゃあ、ちと割に合わない・・・?

いや、そう考えるのは早計かと。現在アメリカでは鶏卵は値段が高騰しているそうですし。この計算通りにはいかないかも知れません。
しかも実際には↑記事のみの「レンタル」とするならば。エサ代とかその辺はどうするんだろう、とか。鶏舎は貸してくれる、とのことですから鶏を飼う「場所」は確保できますが・・・エサや水なんかは自前だとするとまた出費に加算されることになります。
・・・これはアメリカの話なんですが、日本で、となると・・・ちょっと向かないかも・・・?

でも「身近な生き物が卵を産む」という一見当たり前のことなんですが、実際に経験することのあまりなさそうなことを経験できる、というのは非常に興味深いことかと。スーパーなどでカンタンに買うことのできる「タマゴ」ですが、実際に身近でそれを「生産」する場を見ることができるわけです。
そういう「利点」は価格の差を埋めて余りあるものかと思われるのですが・・・。

日本でなら例えば町内会とかマンション自治会で、とか一個人ではなく何人かで・・・というのは方法としてアリかと。鶏というのは結構臭いのするもんで、実際にはそれなりの広さが必要だったりします。アメリカなら結構クリアできると思われますが、日本だとその辺がちと難しいかも知れませんし。
・・・でもビジネスとして日本で成功するか、となると・・・土壌的にどうなんだろう、という思いもあります。例えば「イヌ、貸します」「ネコ、貸します」というのは全くないわけではないのですけれど・・・メジャーではありませんし。
「生命」に対する捉え方、と言うか。その辺の「差」でもって「違い」が出てくるかな・・・と。

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07/21/2015

過ぎると意味ない

結局はそういうことかと。
「肉こそパワーの源」肉食シニア急増中(Yahoo!:産経)。お年寄りのイメージからするとたしかに「肉」というのは合わないように思われますが・・・あれほど高タンパクな食品を食べない、というのはたしかにもったいないことでありますし。何かに偏るよりは色々食べた方がいいと思われます。
・・・タンパク質なら魚食、と言う手もあるんですが。
動物性タンパク質、というくくりで見るならたしかにこれまでのシニアに対する見方とはちょっと違ってきているものではありますが・・・まあ、ヘンにこだわらなければその方がいいんでは・・・とか。

いや、なんかこういう話が出ると「肉食っとけばいいんだ!」とそればっかり食ったり、あるいは「体にいいんだ!」と周囲にも食わせたがる、というケースがありそうで。・・・当たり前ですが肉は良質のタンパク質おを含みますがカロリーとかそういうとこになると、ちょっと分が悪い?と言うか何と言うか。
江戸期。日本でも肉食をしてました。・・・仏教の影響で肉なんか食ってなかった、という割には各地に残る狩猟文化とか、あるいは「薬喰い」とか。そういったもんがあるんで「完全禁止」というわけではなかったのでは・・・と個人的には思ってます。
ただ、現代人ほど食ってなかったんじゃないのかなあ、と。牛馬は基本農耕用、というのは変わりませんし。
一つには体格の話があります。江戸期から明治期、というのは日本人が最も小さかった、と言われています。実は戦国期とかその辺は大きな人が多かった、とか。・・・この時期は色んなもん食ってたからだ、という説もあります。そして昭和に入ってから恐らく最大級にデカくなってる、と。

それには肉食の普及が関係している・・・というのもあながち間違っていないかも知れません。もし、今後「何か」あって日本で肉食が難しくなる・・・となったらまた体格の変化が起きるかも。
それは、まあ、仮の話、ですが。
今の日本ならそれなりに「肉食」はできるわけです。もちろん戒律や事情によってダメ、という人もいます。そういった多様性が近世の良いところなんでは、とか思いますが・・・。
やっぱり食い過ぎはイカンのではないか、と。その辺は何にでも適用できる注意だと思うのですが。

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07/20/2015

二つほど 7/20

海に関係なく二つほど(いや、関係ゼロではないか・・・)。

一つ目。「ユースホステル」って何? 施設数利用者数減(Yahoo!:朝日新聞デジタル)。ある一定以上の年齢の人には「おお、あれね」と懐かしく、それ以下だと「何それ?」と不思議がられる宿泊施設であります。
・・・何と言いますか。日本に限らず世界で「旅」が注目されたことがありまして。
「日常からの脱却」とかそういう思想が流行った頃であります。世界情勢的にも大きな戦争が終わった後も小競り合いは続き、いつ終わるのか分からない(今も終わってないですが)。そこで一種隠者っぽく世俗を離れて生きてみよう・・・という・・・考えてみれば現在でも通用しそうな観念ではあります。
しかし「旅」と言っても「隠者」ですから豪華ではなく。貧乏旅行が主。そこで利用されたのが「ユースホステル」でした。普通の宿泊施設ではなく「交流」をも目的にした施設。ちょっとしたイベントがあったり食事は宿泊者みんなでするのが当たり前、とか・・・。
・・・この辺は現在では受け入れらないだろうなあ、と。個人的にはまだ残っていたのか、と思ったりしてますが。逆にこういう現代だからこそ必要、とも言えるんですがこういうのは流行りもありますし。

二つ目。「マルハさけ缶」がピンチ、釧路工場で原料不足(Yahoo!:北海道新聞)。てっきりロシアのあの「規制」が影響かなあ、と思っていたら実は国内生産のサケのみでの「サケ缶」だった、という・・・。
しかしそのサケが今年は大不漁。
他から、というわけにもいかないでしょうし(そもそも『他』があるのかどうか・・・?)。
缶詰としては結構高級?感のある「サケ缶」なんですが。・・・ツナ缶は一時期色々と手を加えて食べていたりしたんですが、サケ缶かあ・・・いや、そもそも最近缶詰、開けたっけか・・・。
ただ、こういった報道があると品薄に拍車がかかりそうで。来年にはこれまで通り、となってくれればいいんですが。

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07/19/2015

あまりこだわらない

第二の「つや姫」? 「はえぬき」後継? 新品種の迷走(Yahoo!:河北新報)。こういうのが出てくる辺り、さすが米どころかな・・・とか思ってしまいますが。実際には「農業試験場」的な施設と言うのは結構普通にあったりするので・・・意外なところから意外な作物が、というのもよく聞く話ではあります。
それでも東北から北陸、そして北海道というのはやはり米どころではありますし。今でもたくさんの「名品」を生み出しているところでもあります。

最近は様々な品種の米を気軽に買えるようになりましたし。一頃は結構色々厳しいもんがあったんですが・・・最近の「規制緩和」や様々な試みによって数えきれないほどの品種が世に出てきております。
歴史的なことで言えば「米=お金」だった時代もあったわけですし。食えるならそれだけで十分、という時代もあったわけです。
それが今では多種多様な品種に、様々な炊き方・食べ方まで。色々と試せる、というのは良いことかと思うのですが。

・・・個人的には・・・あまり安そうなのもなんだし、ちょっといいのを買ってみようか・・・とかやったりしています。
一頃「ななつぼし」にハマっていたのですが、いつも買ってるところで置かなくなったので足が遠のき、久しぶりに食べても前ほどに「美味い」と思わなくなってしまったので(なんでかは分かりませんが)しばらく「迷走」してました。
最近は「ササニシキ」がお気に入りなんですが。しっかりした米が好きになった、とかそういうもんかも知れませんけども・・・これもいつまで続くか分からないような。
基本、あんましこだわらない方だったりします。

でも品種名とかそういうのには興味持つ方で。・・・従来は慣例として国主導の品種は「カタカナ」、都道府県主導だと「ひらがな」となっていたそうで。それが国主導なのに「ひとめぼれ」というルール破壊があったのが1991年なんだとか。そのため現在では様々な品種名が出てきています。
こういうのは決まってた方が逆にいいのか、それともやっぱり自由に、と色々意見が出そうなもんですが。その場その場で臨機応変に、というのも重要かと。例えば輸出用とか。古い名前でもかえって良さそうなもんですが・・・思い切ったのをつける、というのも悪くないもんであります。

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06/21/2015

呑まない方がいいんですが

インド・ムンバイで密造酒による死者が53人に(Yahoo!:AFP=時事)。日本では「一応」法律で「酒を作る」こと自体が禁止されています。作ってもいいのは認可を受けた人たちだけで、例え売るつもりのない、自分だけでこっそりと楽しむためであっても犯罪ということになります。
・・・まあ、それは法律ができた後の話で・・・。
例えば「どぶろく」なんてのはフツーに作っていた、という話もあります。実際、「アルコールを作る」ということだけならそれほど難しいわけではなく。ちょっとした知識とモノがあれば誰でも作れます。ただ・・・それがウマイのか、と言うとまた別の話なわけであります。

しかし↑インドのケースはまたちょっと違っているようで。
実はインドで「飲酒」というのはあまり歓迎されていない、という話があったりします。宗教的にイスラム教徒もいるのですが・・・多くはヒンズー教徒。特に飲酒は禁止されていませんが・・・風土的に、とかそんな話であります。
が、それでも呑む人は呑むわけです。でも先立つモノがない・・・。
低所得者層が呑む、というのは日本でも大変だったりすることがありますが(何を置いても呑む! という人もいるにはいますが)あっちの場合それが顕著に現れたりします。

そこで安い酒を作る。・・・原料をケチればいい。どうせ分からないのだから劇物でも・・・と、一説には毒性の高いメタノールを混ぜるんだそうであります。通常の酒はエタノールですが、メタノールは消毒用にも使われる安価なアルコールで・・・実はインドだけではなくロシアでも一時死者が出たことがあります。
いや、日本でも。終戦直後などにそれが原因で失明した・・・という話があったりします。
そこまでして呑みたいもんか、と飲まない方は思うかも知れませんが・・・。

いやあ、呑みたいですねえ。毒でもいいから・・・というのも実はなんとなーく分かるような気もしてしまうのです・・・。

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06/16/2015

はしご酒ではない

「ちょい飲みメニュー」が絶好調、居酒屋チェーン戦々恐々?(Yahoo!:SankeiBiz) 「はしご酒」というのは複数の飲み屋を渡り歩くことで、日本の場合かなり深く呑みたい時に使われます。基本、日本で「外で飲む」と言うとしっかりと酒を呑む、ということになるので・・・一軒での滞在時間も長くなります。それが複数軒、となると・・・。
しかし国が違うとまた事情が違うのも当然で。例えばスペインなんてのは一晩で複数のバルをはしごするのが当たり前なんだとか。ただし、一軒では一杯から数杯程度。おつまみもちょっと。それを何軒も何軒も繰り返す、というのがあっちの呑み方とのことで。

↑コレの「一軒だけ」みたいな感じで呑むのかなあ、と。ホント一杯だけ。で、ちょっとおつまみ。たしかにお通しもなければ居酒屋のように「さあ、呑むぞ」と言った気合い?も必要ないわけであります。そこまで呑みたいわけでもなく、でもちょっと欲しいなあ・・・という時にちょうどいいのかも知れません。
ただ、こういうのは関西圏だと一般的な「立ち飲み形式」とか・・・あるいは県によっては「うどん屋に普通に酒がある」というところもありますし(それこそそば屋で軽く一杯、というスタンスではなく本気?で呑ませるつもりのうどん店)。そういったものと流れ的には近いのかも・・・とか思ってしまいましたが。

ただ、まあ、何より最初に思ったのは「うち呑みじゃダメなんだろうか」ということだったんですが・・・疲れて帰って来るのにいちいちこしらえるのもめんどいっちゃあ、めんどいですが。でもその方がはるかに安上がりですし・・・何よりそのまま眠れる、というのは結構大きいと思うんですが。

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06/09/2015

日本のお酒

なのか「日本酒」というカテゴリなのか・・・?
「日本酒」「Japanese SAKE」表記「純国産」に限定方針(Yahoo!:朝日新聞デジタル)。日本語ではない「sake」表記も含む、とのことであります。WTOの地理的表示に指定されると(加盟国内では)基本的にその土地産ではないものを「その土地のもの」と表記はできなくなるのですが・・・。

有名なとこでは「シャンパン」があったりします。炭酸飲料のように泡の出るお酒、という認識が多いかと思われますが・・・ざっくり言うとフランスはシャンパーニュ地方で生産されたブドウ原料の発泡性アルコール、といったような解釈になります。そのため他の地方や国のものは「スパークリングワイン」とかそういった呼称になります。
・・・ちょっと前に某ホテルの詐称疑惑の時にも取沙汰されてた「シャンパン」「スパークリングワイン」なんですが。
これと同じように原材料も生産地も「純国産」のもののみを「日本酒」と呼ぶことにしよう、というものであります。実際、海外ではニセモノっぽい日本食なんかが多くなってる、ということもありブランドイメージ保持のためには必要なことだ、とも言えます。

ただ・・・まあ、個人的なとこなんですが・・・いや、特に反対というわけでもないんですが。
↑のシャンパンにしてもマニアとか関係者なら当然違いが分かるのでしょうけど門外漢にとってはどっちも「しゅわしゅわ泡の出るワイン」といった捉え方なわけです。別にどっちでも美味ければいいや、と。むしろブランドイメージによってお高くなるくらいなら安い「まがいもの」の方がいい、とか。
そして、そこまでこだわる必要もあるんだろうか、と。「日本食」というくくりも実際にはなかなか定義が難しかったりします。米を使ってダシを使えばそれでいいのか、スタッフに日本人がいればいいのか、日本の調理師免状が必要なのか・・・。
その土地土地に合ったやり方でも「日本流」なら「日本食」じゃないか、という見方もできるわけです。この辺はかなり個人的な見解、と言うか許容範囲が関係してくるような。酢飯で海苔を巻くカリフォルニアロールだって今は日本国内でも「日本食じゃないの?」と「あれは日本食じゃない」と意見が分かれるところだと思います。

「日本酒」にしても製法が独特なので、その方法を使っていればそれはどこ産でも「日本酒」だ、という言い方もできてしまうわけです。・・・それで美味ければそれでいいじゃん、と。ただ・・・安易に認めてしまうと今度は粗悪な(例えば過度に混ぜものをするとか)「ニホンシュ」がまん延してしまって「日本酒」の評判も落ちてしまうことになります。それは・・・たしかに避けたい。
だから今回のように一定の縛りは必要かと思うのですが・・・それにこだわってしまうのもなあ、と。外国でも良質の酒造好適米を作ることは困難ではないでしょうし(色々難しいとこはありそうですが)。製法もあくまで「技術」ですから正統なものを伝播していけばいい。「どこそこ産日本酒」というのもあってもいいんでは・・・と。
・・・まあ、まだそこまで至ってない、とも言えるかも知れませんけども。もっとじっくりやっていく必要があるのかも・・・とか。

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06/07/2015

バナナも・・・?

さて、どうなりますやら・・・?
「物価の優等生」バナナに異変、値上げも?(Yahoo!:東洋経済オンライン) 鶏卵と並んで長期間(数十年間)販売価格が変わっていないため「優等生」とされています。実際「バナナはいつでも安い」という感覚はかなりの人が持っているかと。他の果物は季節などによっても影響が出ますが、バナナは安定しています。
何年か前にちょっとした「バナナブーム」がありまして。納豆も似たようなブームがあったんですが、バナナはそれで確定的になったような観があります。・・・納豆はもう品切れもめったにないので・・・完全にブームが去った、ような感じなんですが。

しかし天候不順などからバナナもちょっと雲行きが怪しくなってきたような・・・。
元々「バナナ」というのは実際にはたくさんの種類があって、日本のように「黄色くて甘い」一択ではなかったりします。が、日本ではほとんどが「黄色くて甘い」バナナばかりなわけです。・・・これは別に日本に限ったことではなく。タネもなくて甘い種のバナナが圧倒的に世界的にも多いわけです。
・・・でもこのバナナ、タネでは増えないので接ぎ木で増やします。つまりクローン体なわけです。
そのため病気にかかると一気に広がる、何か不都合が見つかると全部で見つかることになる、という不安が常につきまとっています。・・・この辺も「不安定」の原因の一つではあるわけです。

いきなり絶滅、ということにはならないと思いますが・・・最悪バナナが一気に超品薄になる、とかそういうことはあり得るわけで。・・・でももしかしたらそうでもないかも知れなかったりします。・・・もう少し、時間が必要かと思われますが・・・様子見してるうちに・・・! てなことになる、かも・・・?

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05/31/2015

しかしまだナゾ

スイスチーズの「穴」の謎、解明・・・原因は「干し草」(Yahoo!:AFP=時事) チーズに空いてる「穴」であります。某ネコとネズミの仲良くケンカするお話でよく出てくるアレであります(実際にはネズミはそれほどチーズが好きではない、という話もあったりしますが、まあ、あれば食べるでしょう・・・)。
「ネズミが齧った」とか言われてましたが、1917年に「バクテリアが放出する炭酸ガス」が原因とアメリカの学者が論文を発表。しかしどうも納得されてなかったらしく、今でも研究が続いているんだとか。
・・・なんかどーでもいい(失礼)話なような気もしますが。しかし「意味なし」と切って捨てるのは・・・なんか惜しい?ような気もします。気になりませんか? あの「穴」? 見逃せばそれでおしまい、なんですけど・・・一度知ってしまうとなんか気になるオブジェクトではあります。

・・・日本で「チーズ」と言うと大抵はアルミ箔にくるまった「プロセスチーズ」なもんで、ああいう「ナチュナルチーズ」は物語の中だけ、とかそんな風に昔は思ってたんですが・・・最近はそういったチーズも手に入るようになりましたし。
念のため:「プロセスチーズ」というのは基本的に各種チーズをブレンドして加熱したりして発酵を止めたものであります。そのため環境の変化に強く、多少合わない環境下でもそれほど大きく品質が変化したりはしません。逆に「ナチュナルチーズ」はそういった加工をしていないので、うかつなことをすると一気にダメになることもあります。
栄養補助や滋養のための食品でもあるのですが、嗜好品の要素も強い食品であります。・・・例えば「青かび」とか。好きな人は好きらしいんですが、そうでもない人は敬遠してしまいます。

そういった「チーズ」なんですが・・・↑記事ってよく読んでみると「干し草が原因で『穴』ができる」と記してあるんですが、まだ踏み込んだことまでは記されてありません。昔ながらの開放状態のバケツの方が「穴ができやすい」ということになってますが、じゃあ、現状の密閉式の搾乳機だと一切「穴」はできないのか・・・と言えばそうでもないようですし。ただ「穴が減ったり小さくなったりする」ということのようですし。
・・・まだまだこの謎は続いていくと思われます。完全解明、と・・・いくんでしょうか? いつかは?

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05/26/2015

俺は肉が食いたいんだ

脂を食いたいんじゃない・・・というのをどっかで聞いたような。
「肉ブーム」イベントに93万人・・・キーワードは「赤身」「熟成肉」(Yahoo!:毎日) 記事中にもありますが「霜降りでないと肉ではない」的な考えは結構前から主流となっていました。
が・・・自分もそうですが年取ってくると脂身がきつくなってくるもんで。
さらに「脂身だけ」的な話になってくると。「霜降り」はサシと呼ばれる脂身が適度に入った状態で、柔らかい感覚が人気ですが・・・「脂が多い方がいいのか」となぜか脂身どっさりの肉を売ってるとこがなんか多かったような気がします。・・・少しならいいんですが。

これは魚にも言えることで、なぜか・・・脂が乗っている=脂たっぷり的な考えもあって。刺身で醤油に脂が散る・・・まあなんて脂の乗り! 的なコメントもよくありますが、そんなん見ると焼きたくなったりします。これも少しならいいんですがそんなにどっぱりあってもなあ、と。
身を食いたいんであって脂を食いたいわけではないわけです。
健康面のこともないわけではないんですが・・・やっぱり好みが変化してきているのかも知れません。

熟成肉も興味あるんですが・・・個人でやるにはちょっとハードル高そうですし。しかもお高くなりそうな。
これも前々から「新鮮なものに限る」的な考えが主流でありますが・・・実際には食肉用の肉、というのは肉になってすぐ出しているわけではないんだそうで。ただその期間や管理方法をさらに洗練させたのが「熟成肉」ということなんだそうであります。
そう言えば狩猟で得たカモは目にウジがわくくらい軒下に吊るして放っておいた方がウマイ、とかそういう話もありますが・・・。
常識、と言うか思い込みで限定しちまうのはちょっともったいない、とかそういう話になりそうではあります。

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05/22/2015

二つほど 5/22

なんだかよく分からなくて二つほど。

一つ目。青山学院大学で「ヘビメタ禁止」(Yahoo!:J-CASTニュース) どうもいきなり「ぽんっ」と出てきたようなんですが。一応?謝罪はしたようなんですが・・・しかし詳細は分からず? 撤回したんだかどうなんだか。
青学の相模原キャンパスで10月に開催される大学祭「相模原祭」に関して実行委がステージ演奏のバンドに関し「デスメタルやヘヴィメタル等のジャンル以外」を募集するとツイート。つまりヘヴィメタル系はダメなんかい、と。各方面からツッコミが入り、「お騒がせして申し訳ありません」とツイートしたんですが・・・結局ヘヴィメタ系はダメなんだかどうなんだかも分からないまま、と。
「幅広い年代の方が多く来場してくださる相模原祭に合った演奏」を求めている、という向きもあるんですが・・・今どきヘヴィメタが「年代的にそぐわない」と言われてもなあ、と。過去にギター(エレキギター)を持ってるだけで「不良だ」と社会的にマイナスイメージで見られる時代がありましたけど、まさかそんな時代錯誤なことを言い出すとは思えませんし。
・・・何か事情があるのでは、と思いますが・・・そうでないとなんかすっきり?しないような・・・?

二つ目。マクドナルド、セットを「1000通りの組み合わせ」に(Yahoo!:産経)・・・なんか方向性が違ってるような気もするんですが。今さら「健康志向」とか言われても・・・イメージ的に復活したいところなんでしょうけど・・・大胆な方向転換とか、思い切って「ジャンク路線(ただし内容はヘルシー)」とかそんな風に舵を切ったりしないとあんまし変わらないような気もしますが。
・・・ここんとこ自分も行ってないんで最近どんなんだかも分からないんですが。
マクドナルドの「売り」の一つは「世界で最も知られているハンバーガー」だと思われます。その辺から攻めてみるとかそういう手もあると思うのですが・・・なんか中途半端に「ケンコー」とか言われてもなあ、と。値下げすればいい、というものでもないでしょうし。実際、色々考えているとは思うのですが・・・。
こっちもすっきりしないなあ、と。小手先だけでどうにか、とかそんなことも思ってしまうのですが。

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05/09/2015

ナマズはナマズ

ウナギではないですし、最初から代用品狙い、というのも・・・?
「S級グルメ」ウナギに負けない清流ナマズ尽くし(Yahoo!:産経)。他にも近大と業者が「ウナギ風味のナマズ」を研究開発中(Yahoo!:朝日新聞デジタル)という記事もあります。
いずれも「将来ウナギが食べられなくなるかも」ということからの対抗策?の一つでもあるのですが。

・・・でもナマズはナマズだよなあ、と。
自分は食ったことないんで(ウナギだってそんなに多くは食べてませんが)味や風味などについて詳しくどう、とは言えんのですが。でも「ウナギがダメならナマズで」から「ウナギみたいなナマズを」となってくるとまた話が違ってくるような。・・・ナマズはナマズなわけで。

まあ・・・でもある意味仕方ないのかも知れません。食物の好み、というのはかなり保守的なものだったりします。妙なイメージや先入観のある食べ物は積極的には買われません。買われないのなら積極的に売ろう、とはなりにくいものであります。
例えば「外来種問題」というのがあります。
ブラックバスやブルーギルなどサンフィッシュ系統の魚は、現在の日本ではほとんどが個人で飼育したり生きたまま運んだりすることを禁じられています。理由は・・・生態系への影響。そういうのが多くいる水場では「釣ったら放さずにここへ」と専用の廃棄ボックスを設置したりしています。なんとか数を減らしたいところなのです。
・・・じゃあ、そういう魚を積極的に食っていったらいいじゃないか。
という声は結構前から聞かれます。が・・・個人経営のレストラン程度で大規模な物流にまでは発展しません。

どうも「ブラックバスは食えない」という認識が多くの人にはあるようで。実際はスズキの仲間で白身の魚。毒なども当然ありません。・・・もちろん、生の刺身で、とかそういうことになると話は別ですが火を通す分には問題ありません。でも魚屋の店頭にででん、と並んでいても誰も買わないでしょう。
何らかの手段で売り込めれば別でしょうけど・・・そこまでやるかどうか。

ナマズも同様で、昔は貴重なタンパク源だった頃もあったんですが・・・昨今はそういうこともなく。見た目のイメージから敬遠される魚になっています。実は一時期アメリカのチャネルキャットという大型のナマズを養殖して名産品にしよう・・・という動きがあったんですがこれも特定外来種に指定されて弱まってしまった、ということがあったりします。
これも外来種だから・・・という側面もあるんですが、今どきナマズなんて泥臭くて・・・とそういう先入観が今でもあるから、というのが一つはあると思われます。

・・・何かやり方があるんでは・・・と個人的には思ってるんですが。売り込み方法とか。そういう方面からも研究してみるとか、そういうやり方もあるのでは、と。結局代用品じゃないか、という方面に落ち着いてしまうのは・・・なんだか色々と惜しい気がするんですが。

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05/03/2015

それでも飲んだら乗るな

アルコール「1%」県警が警戒・・・兵庫(Yahoo!:神戸新聞NEXT)。「アルコール1%だから飲んでも大丈夫だろう・・・」と言っても飲酒運転は飲酒運転なわけで。↑記事中では「酒気帯び運転」について述べられてますが「酒酔い運転」だとさらに罰則は厳しくなります。・・・明らかに酔っ払ってるやんけ、コイツということになるかも・・・ということであります。
もちろんそうなっても検査して、呼気のアルコール濃度を測るとは思いますが・・・例え1%でも絶対に酔わないことはないわけであります。

飲酒運転で一番怖いのは「酔ってまともに運転ができない」状態になることであります。その可能性をゼロにするには「アルコールを摂取せずに運転する」しかありません。
前にも書きましたが・・・現在日本の飲料で「酒」というのはアルコール1%以上の飲料を言います(そうなると税金がかかってきます)。逆に言えば「アルコール0.99%」の飲料は「酒」ではありません。
・・・じゃあ↑アルコール1%の酒を水で薄めたら飲んで運転してもいいのか、と言うと・・・そういうわけではなく。アルコールを摂取する可能性がある限りそういうことはやめましょう、ということであります。

もちろん食品にも(表示されていなくても)アルコールを含むものもあり・・・そういうのを知らず知らずのうちに食べて運転、ということもあり得ます。
しかし自分から能動的に「飲んで運転しちゃえ」というのはどうか、ということであります。何らかの「害」が起きるのならその可能性は可能な限り排除した方がいいに決まってます。
・・・でもなあ・・・コレ、実感ない人は本当に実感ないわけで。一番多いのは「今まで大丈夫だったから今後も大丈夫だろう」かと。それで大事故が起きてようやく青ざめるわけです。が・・・時すでに遅し。そしてそういう人たちも実感するわけです「実感できない奴が多すぎる」ということに。

罰則の強化等によって減っている、と願うばかりですが・・・そういう風にやっていかないと減らない、というのもなんだかなあ、という気もします・・・。

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04/17/2015

コメ食いねえ

世界で一番「おコメ」を食べているのは・・・?
1位はバングラデシュ。日本は・・・なんと50位という結果に。
世界一番おコメを食べているのはどこの国?(TripAdvisor)
バングラデシュの次はラオス・カンボジア・ベトナム・インドネシア・ミャンマー・フィリピン・タイ・スリランカ・・・と続きます。
ほとんどがアジアなわけですが・・・。

実はスリランカの次、つまり10位に「マダガスカル」、11位に「シエラレオネ」が入ってます。ようやく?のアフリカ勢。その後はアフリカとアジアが混在していって17位に中国が入ってきます。
このランキング、「コメ生産量」も同時に載っているんですがこっちの1位はやはり「中国」で・・・2位は「食べる」方では22位の「インド」という結果になってます。実際、バングラデシュでも「作る」方は4位ということになってますんで、やはり多く作る方が多く食べるのか・・・と思ったら「食べる」2位のラオスは「作る」方ではかなり下位、ということになってます。
・・・作れば食う、というもんでもなさそうな・・・。

↑で最下位50位が日本ということになってます。・・・当然、と言えば当然ですが「アジア」「アフリカ」と来て「カリブ系」が入り出して、そこまで・・・という印象でヨーロッパは入ってません。あっちは麦の文化、ということなのか・・・それとも・・・何か条件があるのでしょうか。
穀物というのはヒトにとって重要な栄養源であります。そこにも地域差や状況差が色々出てくるもんではあるのですが。

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04/06/2015

ある食い物

外資系バーガー続々上陸の背景とは(Yahoo!:NEWS ポストセブン) 基本的に「何か」をパンで挟んだ食べ物、ということになります。最も有名でメジャーなのは「肉」でしょうか。つまりはハンバーガーということになります。
日本ではマクドナルドが定着している観がありますが・・・「本場」となるとまたちょっと違った趣向になっていたりします。

基本、大きいです。
日本だと、ちょこん、と紙に包まれてるようなイメージですが、本場のはかなりデカかったりします。何しろ皿に乗って出てくる「一品料理」なわけですし。・・・こういう「本格的な」ハンバーガーというのは日本でも大分増えてきましたが・・・全国でチェーン展開してるマクドナルドの方が明らかに有名なわけで。そうなると「ハンバーガーというのはこういうもん」というイメージが日本では定着してしまいそうな。
まあ、昨今はアメリカでもカロリーの過剰摂取が問題になってきてますから・・・バーガー類じゃなくてドリンク類の「デカさ」もハンパじゃないです・・・もしかしたら日本のような印象のハンバーガーが逆にあっちでウケる、ということもあるかも知れんのですが。

日米でも若干のイメージのズレがあるわけです。そこへ「本場」が乗り込んでくる、となると・・・どうなんだろうな、と。今さらマクドナルドの牙城を崩せるか、と言えば微妙なとこですし。では「本場」を拒絶するか、と言うと・・・色々あった方がいい、というのは最近の日本でもそう思う人が増えているのは事実であります。
・・・どうなんでしょう・・・過去に失敗してる店もあるんですが・・・うまくいくのかなあ・・・。
個人的にはそれなり、と言うとヘンですがおしなべて皆同じよりはいくらかでも選択肢を残して欲しいと思ってるのですが。今が外資が乗り込めるチャンス、と言うのなら生かして欲しいなあ、と。
結局一社に固まってしまよりは、何らかの進行?があると思うのですが。

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04/03/2015

二つほど 4/3

国内で二つほど。

一つ目。商標法改正で登録商標「音」「動」「色」出願続々(Yahoo!:産経)。芸人さんの「一発芸」はどうなるんだ、という論調ですが・・・たしかにそういう意味では申請しないような。企業のように独占性を保ちたいのなら話は別ですが。でも話のネタとして申請しました・・・というのはあるかも知れません。
ちょっと前に某企業がCMの音(やはりその企業独特のメロディ)を商標登録申請した・・・とかそういう話もありましたが、今回はそういった「流れ」が本格化したような観もあります。これで企業が独自色をキープできる・・・という向きもありますが、その分自由度が減る、みたいなことになるかも、とか色々ありそうな。
それでもある程度の世間への認知度がないと承認されないでしょうし。いきなりどっかの企業のを申請しておいて後で高く売りつけてやる、みたいなのは困難、ということにしておいて欲しいものであります。

二つ目。サントリー「レモンジーナ」売れすぎて出荷停止へ(Yahoo!:産経)。一年分を二日で、とのことであります。色々とネットでは話題になってましたが(風味とか)・・・結構売れ残ってるという情報もあって、地域差?みたいなもんもあるのかも・・・?
やはり人気になった「オランジーナ」の姉妹品?であります。あっちがオレンジでこっちがレモン。現地に行ったことないので分からないのですが「オランジーナ」はフランスの飲料が元になっているとか。「レモンジーナ」もそうなのかどうか、その辺もちと分かりませんが。
何にしてもこういうのは製造と販売のバランスみたいなもんがかなり物を言いそうなので・・・ミスなのかそれともわざとなのか、というのは・・・やっぱり分からない話ではあります。
・・・一方で「復活」する商品も。まるか「ペヤングソースやきそば」6月に販売再開へ(Yahoo!:ITmediaビジネスオンライン)・・・風評被害的なところが気になりますが・・・やはり定番商品ですし。完全復活を願いたいところではあります。

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04/01/2015

中身と外見

人気中華調味料「味覇」の味が変わる?(Yahoo!:ねとらぼ) いや、なんかおかしいなあ、とは思ってたんですが。「味覇」と「創味シャンタンDX」が同じところで売られている、という光景がままあったもので。創味の方は見たことなかったんですがパッケージにはかなり長く作られている・・・ということが記されてありますが・・・なんだろうな、コレは、とか思ってました。

「味覇」はちょっと前までよく使っていた調味料で、コレがあるだけでチャーハンや麻婆豆腐の出来上がりが全然違います。・・・モノとしてはペースト状の中華スープで、そのままお湯に溶かしてもいいですよ的なことも書かれてあるんですが個人的にはなんか油っぽくなってかなりキツイ味になったんで、一回やってみただけでもうやらないことにしています。
その代り、と言うか「調味料」として料理に入れると格段に良くなります。そのため自分の中では「中華必須の調味料」という位置づけだったんですが・・・。

・・・↑のような事情があったとは。しかも中国の会社が作ってる、と勝手に思ってたんですが日本の会社が製造して日本の会社が販売してたんですな・・・まあ、それはそれで問題ないんですが。
最近はちょっと事情があって全然使ってないんですが・・・味が変わるのかなあ、やっぱり、という気はします。「外見」の会社が「中身」を別に発注して・・・となるとやはり変わるでしょうし。そうなると「中身」の会社の製品を・・・と思いますが流通的には弱そうな。ちょっと時間が必要かも知れません。
そういうトラブルがないのが一番いいのですけれど。なかなかそうもいかない部分もあって、行き違いはある意味仕方ないことなのかな・・・と思いますが・・・やはり味は変わって欲しくないなあ・・・。

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03/26/2015

二つほど 3/26

あれこれと二つほど。

一つ目。エジプトで「世界最古の乳がん」(Yahoo!:ロイター) 4200年前、とのことで・・・確認された限り、ということになりますが「世界最古」であります。もちろん、病気というのはヒトが地球に出てくる前から存在していたわけで。そういう意味で「最古」というとどんなもんなんだろう・・・とか思ってしまいますが。
がん、というのは通常の細胞が「変わってしまう」病気なので・・・実はかなり古くからあるのでは、ということは想像できますが。
逆に「最新の病気」というと何だろうか、とか。インフルエンザは実は隕石によって宇宙からもたらされた、という説があって、もしそれが事実なら結構新しい病気ということになってしまいますが・・・ということは未来にはまた違った「病気」が発生してる・・・かも知れません・・・?

二つ目。カルビーが「筒入りポテトチップ」参入(Yahoo!:BizBuz)。意外と言えば意外ですが、いわゆる「成型ポテトチップ」は初参入になる、とのことであります。
・・・そう言えばたしかに通常のポテトチップしかなかったような。いや、でもしかし「ポテト製品」ということならそういうのは既にあったような。でも「筒入り」というのは初、ということになりそうな。
市場的にはどうなんでしょうね、飽和してる・・・ようなそうでもないような。でもこういうシンプルな食品というのは寿命?長そうではあるのですが。

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03/24/2015

健康とは

「健康な食事マーク」4月からの導入見送り(Yahoo!:JNN)
『日本人の長寿を支える「健康な食事」のあり方に関する検討会』の報告書を取りまとめました(厚生労働省)
・・・要するに「国民を健康に」ということで、そのためには「食生活から」ということになるのですが。その方向性は間違ったものではなく、むしろ王道とも言えるものなのですが。その方向性に沿った食品(生鮮ではなく製品として)には「健康な食事マーク」を付けて「健康を促進しよう」ということで、これも別に問題はなさそうなんですが・・・。

どうにも決めつけっぽくなるんではないか、という声が。
主食には炭水化物が40~70グラムで、玄米や麦の穀類が2割程度。限定しちまっていいもんか、と。・・・これで白米の消費がどう、というのもどうかな、とは思うのですが・・・たしかに無自覚でも玄米食ってればそれで全部OKなんかい、と言われたらそれまでのような気もします。
これさえしとけば死ぬまで健康的な生活が送れる、という事象なんか存在しなわけで。でもなんとかして健康的に送れるようになると思われる方法はあるんだよ、その一つがこういう食事だよ・・・とうまく啓蒙できればいいんですがなかなかそうもいきそうもない。
その辺に行き違いみたいなもんが出てきたような。上手なやり方がどこかにあるように思うのですが。

お上からのお達し的なもんだからかなあ、と個人的には思うのですが・・・さて?

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03/23/2015

おひとりさま用

「一人バーベキュー」に特化した小型グリル(Yahoo!:ねとらぼ)。なんか他のことにも使えそうなんですが。例えば一人でツーリング中に・・・とか。大きさはA4サイズと非常にコンパクトですし。
・・・こういうのは意外なところで役に立ったりするもんではあるんですが。超小型持ち運び可能グリル、ということでなんかできそうな。

・・・と思ったんですが、↑記事と画像をよく読んで見てみると・・・コレ、意外?と本格的なんですな。てっきり「ガスコンロ」的な何かと思ったんですがどうも「炭」を使うようで。
「ケースを開き、グリル網とトレイ(炭置き網)をセットするだけで準備完了。」(「」内↑記事より引用)
ということはどこかで「炭」を調達しないといけないわけで。たしか「着火剤」的なもんがあると思いますが、「炭で火起こし」というのは実はかなりめんどいもんで・・・持ち運んだ先でさっとバーベキュー、というわけにもいかなかったりします。

何しろ炭というのは火が着きにくいです。・・・もう今はやってないんですが、実家で親父が「炭火焼き」に凝った頃がありまして。七輪を外に持ち出してそこで色々焼くわけです。一杯やりながら。ちなみに最も美味かったのは「豚バラ肉の塩焼き」豚バラ肉を串に刺して塩を振り、炭火で焼くだけ。これは焼きたてでないと美味くない、という正に炭火焼き用でもありました。
しかしその豚バラにありつくためには火を着けないといけない。
最初は古新聞から。炭の組み方にもコツがあってぎっちり詰めても足りなくてもダメ。適度に空間を空けて適度に詰める。そして火のついた新聞紙などを投入して・・・七輪の上からあおぐ。
・・・後に「着火剤」なるものがある、というのを知って便利になりましたが・・・当初はなかなか火が着かずに悪戦苦闘の連続でした。

その代り一度着いてしまえば結構消えないもんなんですが。バケツに張った水に放り込んでしばらく置いておかないと火が消えない。放り込んだ炭は乾燥させてまた使うこともできます。
・・・ということは↑いざ一人バーベキューを楽しんで、終わった後に炭も含めて後始末・・・それも一人で。
こっちの方が寂しいんじゃないか、とか。食ってる時は美味いもんですからそうでもないような気がするんですが。

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03/09/2015

健康的な

ノンアルコールビール風飲料・・・。
「特保のノンアルコール飲料」認可、未成年への飲酒への影響は(Yahoo!:産経)。未成年もそうなんですが、成人でもなんかミョーな誤解しそうで怖いんですが。「これさえ飲んでおけば健康になる!」と思い込んで必死に飲みまくる・・・とか。
実際は糖の吸収を穏やかにするとかそういうものですから、生活習慣病の予防・・・メタボ対策が主であって、特定の病気を治したりするわけではありません。そういうのは医者や薬品の仕事であります。

「特保」つまり「特定保健用食品」とはカンタンに言ってしまえば「これこれこういう効果がある食べ物」と言い切ってもいい食品といったところでしょうか・・・「薬」で「ナントカに効果がある!」というのは(それが本当に薬として認められていれば)問題ありませんが、「食品」でそれをやるのは法で禁止されています。・・・それができる食品、ということになります。
当たり前ですがその方がウケがいいので各業界が目指しますが、認可は結構厳しいものであります。数年以上開発にかかったり、その間の資金も当然かかります。しかも一度認可されても後で取り消される・・・なんてこともあります。

それでもウケもイメージもいいわけで。今の時代「ウマイ」よりも「体にいい」の方がもてはやされるような。
そこで「健康的なノンアルコールビール風飲料を」というのは当然な取り組みとも言えるわけですが・・・個人的にはなんか釈然としないと言うか何と言うか・・・そこまでしてビール風飲料飲みたいのか、と。やっぱりきちんとしたビールを「ウマイ!」と呑みたいなあ、と。
そこまで健康に縛られるのもどうかなあ、と思ってしまうのですが・・・。

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03/06/2015

しんししん

WHOが新指針「砂糖などの糖類は一日25gまで」(Yahoo!:マイナビニュース) これまでは「50g」としていたので半分、ということに。これは一日の総摂取カロリーの10%が「50g」なので半分の5%だと「25g」になる、ということらしいのですが・・・。
いや、糖類を減らせ、というのは分からんでもないですが・・・ここまできちまうとなあ、と。

よく分からん第一はなぜにグラム数まで、ということであります。例の「BMI値」もそうなんですが、全人類おしなべて全く同じ体質・体格をしているわけではなく。個人差という「差」が存在しているはずなのに・・・「この量で」というのがよく分かりません。
あくまで「指針」なんで、という言い方もできますが・・・それにしてもなあ、と。
例えばこれくらいの体重・身長ならこれくらい、とか。こういう生活してる人ならこれくらい、とか。そういうもっと細かいところまで出てくるんならまだしもいきなり「25g」と言われても。根拠がない、というわけではなさそうなんですけども。

実際、人類は近世に至るまでは飢餓は身近なものでした。大部分が「食えない」のが当たり前だったわけです。しかし近年になって「食べられる」人類が急増。しかし身体はそんなに急に対応できるわけもなく・・・不必要な分まで「食べてしまう」・・・と。
そのため節制しましょう、というのは的外れではないのですが・・・。

どうなんだろうなあ、各業界からの反応も色々ありそうな指針ではあります。健康はたしかに大事なんですがもっと柔軟性もあってもいいんじゃないか、とか思ってしまいますが。

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02/14/2015

あくまで特例

規制撤廃、というわけではないんですが・・・。
ミラノ博、「特例」でかつお節EU持ち込み可(Yahoo!:JIJI)。EUにかつお節は持ち込めない・・・さらにフグの類も「毒魚」ということで流通が禁止されています。さらには一部和牛以外の鶏肉や豚肉も。
こういうのは各地域の解釈?があるので仕方ない、と言えば仕方ないことなんですが。「かつお節に発ガン物質が!」と言っても丸のままかじるのではなく(なまり節という「生かつお節」的なものもありますが、製法が若干違うような)ダシや削り節で使う分には問題ない、というのが日本の見解でもあるんですが。

実は和食の世界展開、というのは結構色々なハードルがあったりします。
かつお節はその成分から、ですが鶏肉や豚肉は関税の問題であります。さらには一部の野菜もやはり高い関税が。少し変わったところでは・・・和食ではありませんが・・・盆栽とか。「土」の輸出入というのは検疫関係で国によってはかなりな困難があるそうであります。
そういう方面からも実は大変だったりします。

かつお節に関しては実はフランスかどこかに枕崎のかつお節技術を生かした工場を作る、とそういう話もあります。これは関税回避の方法の一つでもあります。日本車を輸出すると関税が高いので現地工場を・・・とか。それに類したものではあるのですが・・・それでも「外産かつお節」となると日本産とは若干違うんじゃないか、とか・・・そもそもの発ガン性物質の濃度はどうなるんだろう、とか色々あったりしますが。
・・・それでも「本物の和食」をこれで伝えられるなら、と。・・・いや・・・「かつお節使えばそれは即和食」というわけではないだろ、という声もあります。精神と言うか根幹と言うか。そういうところを伝えてこその「和食文化」ではないか・・・と。

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02/12/2015

センデンのキセイ

知られざるお酒の広告事業・・・ネットに活路を求める(Yahoo!:dot.)。あくまで「自主規制」なので・・・でも業界のルールとして定着しているようなので、カンタンに無視はできないでしょうけど、こういった「規制」は当たり前なことになっているかも知れません各業界。
お酒のCMもそうですが。タバコのCMどころか広告も現在はありません。昔は「スピーク・ラーク」とかテレビでCMやってたくらいなんですが。今は・・・雑誌広告すらありません。

タバコの方は世界的な禁煙の流れの先、であります。お酒も今後そうなっていくのかどうかはまだ分かりませんが、兆し?的なものは見えているという話もあります。
しかしテレビCMもダメ、雑誌や新聞広告もダメ、となるとやはりネットに流れるのも一つの方向性ではあります。

・・・でもしかしそこまでしつこく?広告してくるような印象は個人的にはないんですが(タバコはネットですらそういうのありませんが)。むしろどっちかと言うと、一度の検索履歴から「オススメ商品」をカテゴリごとぶちまけてくる某ネットショッピングモールの方がうざったいような気もしてますが。
サイトの開設(サイト開く、ということは宣伝する、と同意義みたいなもんですし)は問題ないわけで。・・・いや、タバコはどうなんだろうか、世界的に繋がるから生産会社のサイトはあっても「宣伝」はないのかなあ・・・。

知らせる・知る、というのは重要なことなんですが。あまりに規制規制しちまうとその辺の自由度的なもんもなくなってしまいますし。でも内容的にはなあ・・・と。例えばメシ時にトイレ関連のCMとか、のべつまくなしの借金関係とか。そういうところへの配慮と言うか規制と言うか、その辺から・・・とかそんなことも思うのですが。

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02/10/2015

そりゃあ「間違い」なら

返還すべきですが。
サッポロ「極ZEROは第三のビールだったから税金を返せ」は認められる?(Yahoo!:弁護士ドットコム) 前にこの「あれこれ」でも取り上げましたが・・・「極ZERO」とはサッポロのいわゆる「ビール飲料」の一種でもちろん「お酒」であります。
発売は2013年ですが当初は「第三のビール」として売ってました。が、翌2014年に国税当局から「これは発泡酒ではないか?」との異例の指摘を受け、製法を変えた新「極ZERO」は「発泡酒」のカテゴリへと変更された・・・というやはり異例の措置を取った酒であります。
その際、旧「極ZERO」発売分として115億円の追徴課税を受けてます。が・・・後にサッポロで社内調査を行ったら旧「極ZERO」はやはり「第三のビール」だった、ということで余分に払った115億円を返せ、と。

「第三のビール」「発泡酒」の最大の違いは「価格」であります。かかってくる税金が違うので「第三のビール」の方が安くなります。そのため各社は価格の安い「第三のビール」へ主戦場を移しつつあり・・・「発泡酒」はいささか中途半端な状況となっています。「ビール」ほど高級感はないし、「第三のビール」ほど安くない。・・・しかし一方で機能性ビール飲料とでも言いましょうか、様々な「機能」つまりナントカがゼロとかカントカが何%とか、そういう種類にとっては主戦場となりつつ・・・あるのかな、やっぱり「第三のビール」に流れていくのかな・・・。

・・・裁判になったら明らかになるんでしょうか。
基本的な製法の違い、というのが存在しているので・・・その辺を掘り下げれば証拠は出てくると思うのですが。そういうところを察知したから「発泡酒じゃないの?」と突いてきた、と思うのですが。それでも「あれは発泡酒じゃなかった」と反論してくる、ということはそれなりに確証がないとできないわけで。
隠し玉的な何か、があるんだろうか・・・。
間違ったなら返還に応じればいいんですけど。何か・・・一悶着ありそうな。何分にも過去に例がないと思われる事例ですし。

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02/05/2015

夜間飲酒禁止

公共の場では、ですが。
シンガポール・・・PM10:30~翌朝AM7:00まで公共の場での酒類販売・飲酒を禁止する法律を議会で可決(Yahoo!:SankeiBiz)。違反者には1000シンガポールドル(約8万6790円)以上の罰金または最長3カ月の禁錮刑、とのことであります。
・・・とは言っても過去にアメリカであった「禁酒法」のように酒の販売は全部ダメ、とかそういうのではなく(あれはマフィアの資金源を断つのが目的でしたが)。飲んで騒ぎすぎて犯罪、ということがあるため公共の場では禁止する、ということであります。自宅はもちろんホテルの部屋の中とか認可を受けたバーなどなら問題なし、とのことで・・・観光業にもそれほど影響はなさそうな印象ではあります。
・・・まあ・・・うがった?見方すると「バーで一杯やって街中で暴れたらどうなるんだ」とかそんなんもありますが。そういう場合は↑の法律ではなく普通に「暴れた」ことに対して取り締まるだろうなあ、と。しかもそういう事件の件数もこれで減ることになるのでは、と。

シンガポール、とのことでこれが日本なら、と考えてしまうのですが。
一頃のように「酒が入ってるから・・・」と何でも(そこまでは行きませんか)OKというような風潮は変わってきているように思われます。が・・・場所によってはまだまだ甘い一面も残っているのが実情であります。
そこで「夜間飲酒禁止」とやってみる・・・。
・・・ちょっと無理かなあ、というのが個人的なとこであります。シンガポールはかなり前から観光立国として街の景観保護などに力を注いできた過去があります。その流れでの「禁酒」というのでまだ受け入れられるかも知れませんが、日本の場合は・・・ちと。そりゃあ無理やり押し通したら定着はするかも知れませんが、何らかのカタチで歪みが出てくるんじゃないか、とか思ってしまいます。
例えば自室内での飲酒はOKということなら「飲酒部屋貸し」みたいなのができて、そこからちょっとヤバい方向へ・・・とか。
いずれにせよ、日本ではちょっと無理っぽい話なのかも知れません。

実は↑記事読む前は「あのWHOのアレかな・・・」とか思ってたんですが・・・世界的な禁酒。「禁煙」に続いて「禁酒」を健康面の方向からWHOが提唱している、という話はちょっと前からあちこちで出てきていたのですが。
・・・たしかに犯罪面から、というのも・・・あるのかなあ、やっぱり。そこから「世界的な禁酒の流れ」・・・さて・・・?

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01/09/2015

がっこうのきゅうしょく

全国初・クックパッドに学校給食メニュー、宝塚市(Yahoo!:神戸新聞NEXT)。料理検索サイト「クックパッド」であります。これは結構前から有名な料理サイトで、ユーザーからの「レシピ登録」そしてそれを作ってみた「つくれぽ」などのコンテンツがあります。
個人だけではなく、企業も登録してレシピを発信したりしているのですが。
学校の、それも給食の、というのはたしかに珍しい話ではあります。
宝塚市学校給食のキッチン(クックパッド)

・・・きな粉揚げパンなど懐かしいレシピも。
しかし地元ならではのレシピも並んでいます。「学校給食」というのはいわゆる「給食センター」で一括して作って分配する方式と、学校にキッチンを設置して作る方式と、大きく二つに分かれます。・・・当たり前ですが「給食センター」方式の方が安上がりですし、品質も安全も保ちやすくなります。が、独自性はなくなります。
・・・そうは言っても設備費もかかりますし。人件費も余分にかかるわけで。大きな都市になればなるほど「給食センター」方式が多くなってるような。まあ・・・仕方ないことなのかも知れませんが。

ところで↑クックパッド。自分はちょっと違った方法で利用することがあります。・・・保存方法です。
野菜などは種類によって保存方法が異なることが多いので、それぞれに対応しているここは結構役に立ったりしてます。こないだはプリーツレタスの長期保存に・・・いや最近葉物高いですし。
もちろん料理レシピの検索にも使えますが・・・ちょっと、いやかなり種類が多いので迷い込まないようにご注意を。

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01/08/2015

酒は楽しむべき

サントリーが「アルコール1%」の飲料発売へ(Yahoo!:TBS系)。大抵の国では「アルコールを1%以上」含んだ飲料を「酒」と呼んでおります。・・・一応?日本もそうなってます。そのため昨今流行り?のノンアルコール飲料は「0.00%」など限りなくゼロに近い、という表記になってます。
・・・ウラを返せば「1%未満なら酒じゃない」ということで・・・例えば「アルコール分0.9999%含有」でもこれが公式に認められればそれは酒ではない、ということになります。まあ・・・この現状でそういう飲料が売れるか、と言えば・・・ちょっと微妙なとこですが。

酒か酒でないか、で重要なのは税金だったりしますが。「酒」だと税金がかかるのでその分値が高くなります。値が高くなれば・・・売りにくい。
それでもあえて「1%」の「酒」ということで新たな分野への切り込み、という狙いもあるかと。たしかに重い(アルコール度数の高い)酒よりも軽い酒の方がいい、という人もいるわけで。↑実際に状況や場面においては必要なことだとも言えます。その中で「究極に軽い酒」ということにもなるわけですが。

・・・タバコのニコチン1㎎かなあ、とか思ったりして。いや、ノンアルコール飲料もそうなんですが・・・なんでそこまで「酒」にこだわるんだろうか、と。個人的にはなんだか無理に「酒」を飲もう、というのが・・・ちょっとなあ、と。
きちんと、と言うと妙ですが・・・きちんと飲める環境を作ってから呑めばいいやないか、と。
今日はもう予定もない。明日も午前中はゆっくり寝てられる。資金もある。そこで酒を買ってくる。ウマイもんも買ってくるか作ってしまう。誰か呼んで一緒に呑むのもいいし、さらに余裕があるならどっかに繰り出そうか・・・。
いやいや一人で家で呑むのもいいもんですよ。好きな音楽かけて好きな本を読む。あるいは極上のビデオや映画観たり。ネットやりながら笑ってみたり。もちろんそういうのも何もなしにただ呑むのもいい・・・。

そういう「場」を作れればそれでいい、と思うんですが。そこに軽い酒やノンアルコールを、というのならそれはそれでアリでしょうけど「そういうのがあるから飲む」というのはなんだかなあ、と思ってしまうわけです。

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12/28/2014

まだ一山も二山も

ありそうですが。
ヤバすぎる? 培養肉ハンバーグの衝撃(Yahoo!:東洋経済オンライン)。考えてみりゃ添加物だの知らない成分だのがなくなるわけで。ある意味で「純粋100%」なわけで・・・「分からないモノが入ってるからなんとなくコワイ」とかそういう人たちにとっても朗報かも知れません(・・・その前に逆にヘンな情報仕入れてきて「培養肉なんかコワイ」とか言い出しそうですが)。

・・・時間が経てば・・・100年くらい経てばたしかに普通になってるかも知れません。技術としてはもちろん現時点でも革命的なものなんですが、普及してしまえば「普通」になってしまうものかと。
ただ。そこへ至るまでにかなりの「山」があるかと思われます。・・・一番大きな山は「なんとなくコワイ」という感覚かも知れませんが。

産業として現行の農業や漁業からシフトしていく、というのは例えば明治期の日本の「駕籠や馬から鉄道」とかそういう先例はいくらでもありますんで・・・しかも来年すぐにそういうことが起きる、というものでもないので・・・そういうもんかな、と思われます。
どういう風に変化していくのか分からんわけです。あれこれ予想立てても結局全然違う方向へ進むかも知れんのですし。今から考えてもなあ、とか思ってしまうわけで。
それよりも「品質」的には、あるいは「味」や「食感」はどうなんだろう、と。ホンモノと間違うくらいのモノになり得るのだろうか、と。その辺も、まあ、まだ分からんと言えばそれまでですが。

・・・しかし↑記事でちょっと気になったのは宗教としてのベジタリアンの人たちにも受け入れられている、という点で。「殺生」を戒律上禁じているからこそ肉食をしないわけなんですが・・・そもそもの「幹細胞」を「命」と見るならば結局は「殺生」ということになってしまうのか・・・それとも「幹細胞は細胞の一つであって命ではない」という認識なんだろうか、と。
単細胞の生物だって存在しているわけで。どうなんだろうか・・・と。・・・まあ、これも実際に出回るようになってから公式?な見解が出されるべきかも知れません。まだまだ先は長いのです・・・。

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12/22/2014

瓶に詰める

・・・そんなのが流行ってたんですか・・・。
流行の「ジャーサラダ」って何?(Yahoo!:オリコン) 要は「ビンに詰めたサラダ」ということで、ドレッシングに漬ける・密閉性が高いというとこで長持ちしない生野菜をある程度は長持ちさせることもできる、と。
そして見た目と・・・「ニューヨークでも流行中」というところがミソでしょうか。作り置きしておいてビンごと持ち運んで食べる、と。

こういう瓶というのは実はちょっと気になってる?品物だったりしてたんですが。
前にこの「あれこれ」で触れたかも知れませんが・・・ヨモギ茶を手に入れた頃に「密閉できる容器が欲しいなあ」ということで探してみたら「ゴムで密閉できて金具で留める」ガラス瓶、というのがありまして。それで購入しました。アメリカのものではなかったんですが、まあ、こう言っちゃ何ですが値段も値段だったんで安っぽいもんかなあ、とか思ってたんですが。
来てみると厚手のガラスでずっしりと重いもので金具もしっかりしていて、なんか・・・カッコイイ。
「ガラス」と「金属」との組み合わせというのもかなり興味をひかれまして。その後いくつか買い足したりしています。

こういうのを使ってサラダ、かあ・・・と。
たしかに面白そうなんですが、気になったのは一つは「重さ」でしょうか。一週間はもつ、ということなのでそれなりの大きさが必要でしょうけどそれだとかなりの重量になりそうな。プラスチックではないものですし。
そしてやはり・・・安全性?
これが夏場だったらどうだろう、とかそんなことも考えてしまいましたが。ドレッシングなどで調整?できるかも知れませんが・・・今の時期だけなのかなあ、来年も「流行り」なのかなあ、とかそんなことも考えてしまいましたが。

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12/11/2014

これも文化

正月の食卓に「個食化」の波、「一人おせち」好調(Yahoo!:産経)。これを「お正月くらい皆が集まればいいのに」と捉えるか「いや、その方がいいか」ととるかは色々かと。・・・「こうでなくてはいけない」というカタチもないもんでありますから、あまり格式ばるのもどうか、とは思いますが。
・・・でもまあ、個人的には「正月くらいは・・・」とか思ってしまいますが。まあ、その辺は好き好きではあります。

こないだとある番組で「鍋、というのは実は新しい」というのをやってまして。江戸期辺りだと正に「個食化」が作法だったので「皆で鍋をつつく」というのは実は高度経済成長期まで日本では主流ではなかったのでは・・・というものでありました。
実際、武家の食事は基本そういうもので。それぞれに膳がしつらえられてそれぞれで食べます。
が、日本全体でそうだったのか、と言えば・・・どうなんだろう、と。例えば囲炉裏というものもあるわけです。武家ではない家の場合。囲炉裏端で煮炊きして囲炉裏端で皆で食う、という方式もあったんでは・・・と。

おせちも「お節」と書くように元々は季節などの節目に食べるものであります。「正月」というのは今と昔はちょっと、いや大分違っていてかなり儀式めいたところもありました。
例えば・・・前日の大晦日。
この日の夜にヒトの体から天に向かってムシが昇っていく、とされていました。何をしに行くか、と言えばそのヒトの悪事を天のお偉いさんに告げに行く。しかしムシはヒトが眠らないと天には昇らない。じゃあ、起きておけば悪いことを知らせずに済む・・・ということで一晩中起きるようになった、とかそういうのもあります。
その他、正月はお店者(おたなもの)つまり商家で働く者にとっては盆とこの時しか休みがありませんでした。だからご馳走を作って皆で祝う。正月になってまで働きたくないので日持ちのするものを・・・さらに縁起のいいものを・・・と。それが「おせち料理」となった、という話があります。

今は別に盆と正月しか休みがないわけではなく。さらに正月になると実は年始回りが忙しくなるから元旦は皆寝正月決め込んで、翌日は大人はみんな年始回りでばたばた、というわけでもなく。
だから今のおせちが「個食化」してそれぞれ食べるようになっても、まあ、そんなもんではないか・・・と。でも正月くらいはごろごろしよう・・・とかそういうのは残ってますからやっぱりめでたいもんで、祝日なんだな、というのは今でも残っているわけであります。

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12/09/2014

不満はありそう

どっちなんだろう?
「発泡酒」なのに税率高い・・・EUが日本に是正要求(Yahoo!:読売)。これは「本来『発泡酒』扱いのはずのEUのビールを『ビール』として高い税率をかけるのはおかしい」という論調のようなんですが。
「発泡酒扱いは非関税障壁」・・・EU日本に是正要求(東京新聞)。こちらは「日本でEUのビールは『発泡酒』となっていてイメージがよくないから『ビール』として扱え」という論調になってるような。
・・・一体どっちやねん、EUは自分のとこのビールを「発泡酒」にしたいのか「ビール」にしたいのか・・・それとも書き方次第でどうにもよく分からんことになってるのか・・・?

カンタンに説明すると・・・日本の「ビール」の定義は
『麦芽・ホップ・水を主な原材料としていて、その他の原材料(副原料)は半分より少ない』
お酒、と言えます。
「発泡酒」はあえて原材料の半分以上を『副原料』とすることで税率軽減を狙っている、という見方もできるわけで。「第三のビール」はそもそも麦芽を使っていなかったりします。

・・・かつてドイツでは「ビール純粋令」なるものがあって(現在はほぼ無効化されてるとか)原料に麦芽・ホップ・水を使ってる酒しかビールとは認めん! とかそういうことになっていたそうですが、そうでもないベルギー辺りでは結構色々なことが試されていて、「なんとか風味のビール」というのもたくさんあったりします。
醸造の工程で風味づけをしていくわけですが・・・そうなると「副原料」が増えてしまいます。
そのため日本では「発泡酒」扱いとなってしまうわけであります。

個人的には別に「発泡酒」でも「ビール」でも構わんのではないか、と思いますが・・・「格」的な意味で「ビール」を求める、というにしてはEUのビールは個性的なものが多いですからそこまで求めなくても・・・とか。
しかし税制上の不平等ということになると、また少し話が違ってきますか。その辺は話し合いで解決していくしかないのですが・・・でも「ヨーロッパのビール」というだけでもかなりのアドバンテージ?があるような気もしてるんですが。日本人はいまだに舶来物に弱いもんですし。

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12/08/2014

そういう使い方

「方法の一つ」としてはアリだと思うのですが。
IBMのスーパーコンピュータ「Watson」がサポートした料理はいかが?(Yahoo!:ITmediaエンタープライズ) これはもちろんスパコンにオプション?くっ付けて調理してもらう、というものではなく。プロの調理人を「サポート」するのがスパコン、ということであります。
このWatsonは人間の言葉を理解し学習するだけではなく、書籍やデータからも情報を収集して助言に役立てることができる、というシロモノであります。アメリカではクイズ番組に出たこともあるとか。

着眼点の差異、と言うかやはり人間では無理な発想も期待できるかと。料理に限らずない分野への応用も計画されています。
これは複数の人間の集まりでも期待できるのですが、スパコンなら複数どころではない数の「発想」が期待できます。そこからさらに色々と膨らませていく、という意味ではある程度「受け皿」のしっかりした人がとりまとめないといけないのかな、とか思ったりして。
・・・場合によっちゃ「Watson」に頼りきり、とかそういう話になってくるかも知れませんが。遠い未来。そうなると意味がなくなってしまいますか。

・・・前にホーキング博士が「人工知能が人類を滅ぼす」という警告?を発している、と言う話を紹介しましたが・・・こういう意味だったのでしょうか・・・しかしやはり使い方次第なような気もしますが。

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12/05/2014

バターだけに収まらない?

前にも書きましたが・・・改善?の余地はなさそうな。
バター品薄・・・「生乳品薄状況は変わらない」(Yahoo!:毎日) 使わない人にとってはあんまし関係のなさそうな話ですが、家庭向けのバターがここんとこ品薄になってきている、という話であります。
いや、「ここんとこ」ではなくちょっと前から・・・と言うべきでしょうか。
家庭用で「バター」と言うとお菓子作りなどの料理やトーストに使う、というところが主になりそうであります。が、さらに事態が進めば業務用にも影響が出ることになり(一部ではすでに出ていますが)そして「今後」を考えるなら何とかできないだろうか・・・というところでもあります。

牛乳・・・生乳は国産であります。日持ちのしないシロモノですし。加工してあれば輸入物もありますが・・・そうなると「生」ではなくなります。
この生乳はまず「牛乳」「生クリーム」などやはり日持ちのしない商品に優先的に振り分けられます。その後、日持ちのするバターやヨーグルトになっていきます(それでもめちゃくちゃ日持ちする、というわけでもないですが)。そのため国内で生産された生乳が減るとバターになる量も減ってしまう(最近ヨーグルトの類も値上げが深刻ですが、この辺に事情があるかも)。

じゃあ、国内で生産される生乳を増やせばいい・・・というわけにもいかなくなっていたりします。生乳を作る酪農家そのものが減ってきているからであります。こういうのはどこの生産業界でもそうですが、零細な生産場ほど不況や世界情勢の影響を受けます。
酪農を囲む状況はここのところあまり芳しくなく。TPPや高齢化など不安材料は多々。
そのため右肩下がりに酪農家が減ってきています。その影響が「バター不足」というカタチで現れてきているわけです。・・・しかしこれは氷山の一角とも言えるわけで。今後、酪農家の復権が望めるか、と言えば・・・???

もっと根本的なとこからの回復が必要なわけですが。・・・そういうとこまで手が回るのかどうか。コトはバターだけに収まらないのかも知れない・・・?

03:28 AM | 固定リンク

12/03/2014

一過性・・・?

そうならなきゃいいんですが。
国産ウィスキー、往時の味再現(Yahoo!:時事)・・・アサヒとサントリーであります。ビールの印象が強いですが、アサヒの傘下にはあのニッカウヰスキーがあり・・・創業者ブランドの「復刻版」を出す、とのことで。サントリーには「角瓶」ブランドのウィスキーがあります。
「マッサン」か「ハイボール」か、てなことになりそうですが・・・。

しかし一過性にならなきゃいいのだけど、というのはたしかにありそうな。
ドラマでやっててチャンスではあるわけで。それに乗っかる形で発売、というのも・・・これが今後に繋がっていけばいいんですが。一昔前ならともかく、昨今の「ウィスキー」のイメージはどちらかと言うと高年齢層向け、的なものだったりします。
まあ、それが悪いわけではないんですが。「今後」ということからするとやはり若年層にもある程度ウケが良くないと、とかそんなことも思ったりして。・・・しかし度数の高いサケ、というのは飲み方次第で色々変わってしまいますし。その辺はやはりある程度年齢を重ねないと難しいのかなあ・・・。

ともあれ来年の今頃とかその辺ですか、どうなってますやら。今現在は国産ウィスキーは酒屋さんなどでも盛況らしいのですが・・・さて?

01:42 AM | 固定リンク

11/29/2014

どこにでもいる

イギリスで販売の鶏肉、70%に食中毒菌(AFPBBNews)。カンピロバクターという菌で、健康な人ならいわゆる「食中毒症状」が出るだけですが、高齢者や病気などで弱っている人は死に至ることもあります。ただし、この菌は加熱に弱くきちんと火を通していれば問題はない、とのことであります。
自然天然下では動物を中心にどこにでもいる菌なんだそうで。ヒトの近くにいる家畜にも当然いるわけで・・・その辺からも注意が必要ではあります。
カンピロバクター食中毒予防について(Q&A)(厚生労働省)
日本でももちろん発症例があります。が、例えば牛乳からの感染は日本ではほとんどが加熱殺菌してあるので・・・十分に火を通してなかったとかそういうことから、が主になるのでしょうか・・・↑記事ではイギリスでは毎年28万人の食中毒のもと、となってますが日本では↑年間3000人ほど、となっています。

あるいは鶏肉の扱い方、とかそういうのもあるかも知れませんが。
日本だと丸のままの鶏、というのはまずお目にかかれません。大抵は部位ごとに切り分けられてパック詰めされています。しかし↑記事の画像もそうですが、国や地域によっては丸のままさばいた鶏一羽売ってるケースもあるわけで・・・その辺で「直接触れる頻度」というのに違いが出てくる・・・のかも知れません。
これからそういった「丸のままの鶏」が大量に流通する季節になりつつありますし。

それでもこういった菌はどこにでもいるものであります。日本でも↑検出されているわけですし。扱いにはやはり注意が必要のようであります。

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11/11/2014

結局はカネ?

ビール業界、外食・居酒屋の「縄張り争い」激化(Yahoo!:産経)。個人的なとこですが「スーパードライ」よりも「プレミアムモルツ」が出てきた方が嬉しいんですが。ここんとこは諸事情あって居酒屋とか行ってないんですが、なんだか以前もたしかにどこ行っても「スーパードライ」ばっかり出てきてたような。
過去に某美食?マンガで散々こきおろされてた「スーパードライ」だったりするんですが。その頃はやや低迷の観もあったんですが・・・昨今では知名度もトップとなっているようであります。

しかしやはり質ではなくカネの話になってしまうんでしょうか。
それはまあ、仕方ない、と言うかしごく当たり前だ、ということでもあります。モノを売ろうと思ったら品質や最近では安全はもちろんなんですが「販売」も重要な要素ではあります。どれだけ質が良くて完璧なまでに安全であっても、誰も知らない商品では売れるわけないわけで。最近はネットで有名になった、という商品もありますがネットが発達してなかった頃はそれこそ埋もれていた商品は今より多かったと思われます。
・・・いや、最近はむしろ「ネットを販売に利用」という向きも多いですか。
単なる宣伝として各種SNSやブログ・サイトを使うだけでなく「戦術」としてネットを使う、とかそういうのもありますし。

・・・でもなあ・・・個人的にはもっと銘柄選べてもいいんでは・・・と。
日本酒もそういうもんだったんですが、地酒ブームで選択の幅が広がってきました。焼酎も然り。ビールも地ビールの呑める店、とかそういうのだけではなくいくつかの銘柄を揃えるのが当たり前になってもいいんでは、と思うのですが・・・やっぱり色々としがらみ?があるらしいので難しいんでしょうねえ・・・でも結局カネの力がどうこう、と言う裏の事情がちらちら見えるよりゃ、よっぽどすっきり?と呑めると思うのですが。

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11/10/2014

食品プリンタ

スペインの新興企業が「食品をプリント」できる3Dプリンターを開発(CNN)。「食品をプリント」というより「料理の部品を抽出できる」とかそういった製品のようであります。SFなどによくある「どんな料理も瞬時に作成できるマシーン」とはまた違った・・・いや、前段階?みたいなものかも知れません。

↑記事ではピザやパスタやデザートが・・・となっていて、あらゆる料理手段を再現できる、というわけではないようであります。
基本的に材料を加工して「絞り出す」という作風のようで。そのため例えば「煮る」とか「揚げる」とかそういったことまでは・・・できないような? パンの生地やパスタの材料(小麦粉からか専用の材料かはちょっと分かりませんが)を投入することで作成してくれる。それを人間が加工する・・・ということなんでしょうか。
食材のパーツ?的なもんを作ってくれるキカイ、ということのようであります。

今後、さらに進化?して「料理を作ってくれるキカイ」というのに発展していきそうな。・・・現在でもそういったキカイはありますが、料理の方向性?が一定なものが多く、「どんなものでも」的なものはまだありませんし。電子レンジの「温める」機能だけでもこれだけ発展してきた昨今であります。もっと汎用性を持ったものが出てきてもおかしくはないような・・・。

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10/27/2014

もう戻れない

ビール類の課税、段階的に「是正」(@nifty:共同通信) 「是正」・・・今さら無理っぽいような気がするのですが。「ビール」「発泡酒」「第三のビール」とかっちり?ジャンル分けが決まっている現在、「税率のバランスを取る」ことでこのジャンルを撤廃できるか、と言うと・・・?
・・・でもまあ・・・「ビール」以外のジャンルができた頃も「こんなまがいもん売れるわけない」と言われてましたし。その辺は企業努力的なものでどうにかなる、のかも知れませんが。
今まで「ジャンルを固定化する」というプラス方向だった努力を「ジャンル撤廃」というある意味マイナス方向の努力、ということなわけで・・・ビール会社としてはどうなんだろう、と。

このジャンル固定、ビール会社側は「味など質の向上を目指した結果」としています。
ビールの主原料は麦で、カンタンに言えば麦汁を発酵させてホップで香りづけをします。しかし、この原材料で作ったアルコール類には税金がかかります。・・・アルコールというのは基本的にどれにでも税金がかかりますが、ビール類はまた税率が違います。原材料「麦芽」「水」「ホップ」のうち一定以上「麦芽」を使うと税金が高くなります。そのため安い税率でどうにかできないか、とこの「麦芽」の比率を減らしたものがカンタンに言えば「発泡酒」ということになります。ただしそうなると風味がどうしても足りなくなる(場合によっては発酵そのものも・・・)ので、その辺、改良に改良を重ねて現代に至っているわけです。
なお、「第三のビール」とは基本的に「麦芽」を使わない「ビール風アルコール飲料」であります。麦芽の比率によって税金の比率が変わるのならゼロにしていまえ、と(ちなみにこの「ビールに代わるビール飲料」研究というのは戦前からあったものだとか)。

・・・アルコール、つまり酒の歴史はそのまま税金との戦いの歴史、とも言えるのですが。その一つの解決策でもあったわけです「発泡酒」「第三のビール」・・・。

昔々はビールは高級品でありました。それが今のように庶民の酒となったのは一つにはこういった企業や研究者の努力も大きいわけであります。今でも高価な「プレミアムビール」も売れていますし、安価な「第三のビール」も売れている。
状況や経済状況によって飲み分けられる、というのは・・・非常に「便利」だと思うのですが。そりゃあ、皆高価な酒を飲みたいでしょう。でもいつもいつも、というわけにはいかない・・・。

だからっつって「ビールを安くして発泡酒を高くする」というのは・・・それこそちょっと違うような。すでにそういうスタイルが定着しているわけで。それを変える、となるとかなりの労力が必要なんですが(かつての発泡酒定着のように)そこまで考えての政治家発言なんでしょうか?

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10/13/2014

受け入れにくい

個人的には、ということですが・・・。
鍋つゆ主役は「小分けパウチ」(@nifty:NEWSポストセブン)。一人で鍋やって楽しいのかなあ、というのもあるんですが。それよりも「一人用鍋つゆ」ということは具材も「一人用」にしないといけないわけで。そういう「セット」もないではないのですが・・・そんなに種類や数があるとは思えないのですが。
そうなると結局それなりの量の材料を買い込むことになります。
・・・それだったら外食で「一人鍋」にした方が金銭的負担は増えますが手間は大幅に減りますし。何より食材を余らせてしまって結局廃棄、とかそういうことになるのなら・・・と思うのですが。

それと・・・煮物てのは実は一人用の小さな鍋で調理するより大きな鍋で調理した方がウマイ、という話もあります。いわゆる「キャンプの時に作るカレーはなぜ美味いか」というやつであります。
ただ、これは「場の雰囲気」というのも大きく関わってきますんで、一概にこう、と言い切れないもんでもあるんですが。みんなでわいわいやりながらカレー作って屋外でみんなで食ったらそりゃあ、ウマイでしょうに。
でも元々煮物というのはそれなりの大きさの鍋でもって作っていた、という面もあるにはあったりします。一人用の鍋、というと即席ラーメン用、というのがちょっと前までは多かったですし。

「一人用鍋つゆ」と言っても売ってるのはいくつか入ってるもんだったりします。一個ずつ売っても意味はないと思われます、採算的に。・・・ということはアレ、一個ずつじゃなくていくつかを同時に使ったりしているのかなあ・・・家族で、とかそんな風にも思うのですが。
それだったらあまり意味はなさそうなんですが・・・でも「一人鍋」というのは実際に定着しつつあるわけで。これからどんどん広まっていく市場ということには変わりなさそうであります。

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09/14/2014

たしかに注意が必要ですが

・・・「冷やしキュウリ」そのものは悪くありますまい・・・。
「冷やしキュウリ」管理に注意、低塩分で雑菌増殖の可能性(Yahoo!:毎日)。最近そういうとこへ行ってないんで知らんかったんですが、最近の露店では「冷やしキュウリ」なるものを売っているんだそうで。
浅漬けにしたキュウリを氷で冷やしたもの。
たしかに蒸し暑い夏の夜にピッタリな一品、と言えそうな。そもそもはキュウリなわけですから水分も摂れるし野菜ですし。人気出るのも無理はなさそうな。

しかし管理の面で↑こうなってしまうと。そりゃあ・・・たしかに衛生管理のできてないとこで作ってちゃあ、こうなる可能性は高くなってしまいます。
これが自分で食べる用、とか言うのならまだいいのですが。売る、となると・・・ちょっと甘いと思われます。今衛生管理の面でナマモノ扱ってる業界ではどれだけ厳しくなってるか。乗用車内で調理・保管てのは・・・ちょっと。

が、この一件で「冷やしキュウリ」を自粛、というのもなんだか違うような気がしてます。すでに「人気があるから」ということで自粛要請にも関わらず販売してるとこがあるわけです。またこういうことが起きないとは限らない・・・。
それならいっそきちんと管理されたとこで生産して露店用に安く卸す、とかそういうことまでは・・・できないんでしょうか? 人気があるんなら企業としても放っておかないような気もするんですが。それとも「自家製」の方がやはり安くつく、とかそういうことになってるんでしょうか・・・?
いずれにしてもこのままだと消えてしまうと思われます。・・・個人的には(食べたことないので)それでも別に、とは思うのですが・・・なんかもったいないような気もするのです。

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08/28/2014

独特の

なぜ「うどん県」香川からうどんチェーン店が出ないのか(Yahoo!:Business Media 誠)。記事中にもありますが「安さ」が大きいのかなあ、と。セルフで結構色々乗っけても数百円とかザラですし。関東だとちょっとした値段になってしまうのですが、それくらい乗せると。
実際、香川県内で「うどん」を扱っている店、というとかなりの数になるのですけれど「県外」にはなかなか出てこない。「安さ」とそして「文化」的なもんもあるのかも知れないのですが・・・「うどん」は香川の専売特許ではありませんし。各地方にもそれぞれ独特の「うどん」があるわけで・・・まあ、無理に「さぬきうどんを!」というのもどうか、と思うものではあります。

・・・某有名タレント(料理なんかもよくやる)の方が実はさぬきうどんはあまり好きではない、とかそんな噂もありますが。
独特の歯ごたえと食味で人気のあるさぬきうどんであります。・・・実は関東に出戻って来た頃、昔はあれだけ美味い美味いと食っていた関東のうどんの腰の弱さにびっくりしたことがあります。今はそれはそれでアリかな、とは思いますが。
他にも有名なところでは稲庭うどんなどもあります。こちらはなめらかな喉ごしが特徴だったりします。

それぞれに文化的な背景があるので・・・例えばさぬきうどんは「店」ではなく「製麺所」で食べられていたりして。本来麺を作るところが今は「店」に、というケースも珍しくありません。そして舌の肥えすぎた県民。「質」を上げて「値」を下げて、ということからもセルフ式になった、のかも知れません。
・・・まあ、美味ければなんでも、という見方もありますし。できれば香川まで行って本場を食う、というのもアリですし関東でそれに類したものを食べる、という方法も。その辺は好き好きなような気もします。

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08/22/2014

野生の肉

「ジビエ料理」シカやイノシシ肉が人気、指針作り進行中(Yahoo!:毎日)。本来はヨーロッパの「貴族が狩りで得た獲物の料理」といった意味合いで、今は「野生動物の料理」といった意味合いで使われることが多いジビエ料理であります。
日本では「狩り」というと地方にもよりますが職業狩人か、あるいは許可を得た猟友会くらいの印象であります。一つには銃の所持が一般的ではない、というのがあるかと。・・・もちろん弓矢(クロスボウとか)を使う狩り、というのもあるとは思いますがやはり猟銃による狩り、という方が例としては多いかと。

そのため日本では「自分で狩って自分で食う」というより職業狩人が狩ってきたものを調理する、というのが一般的になってます。さらに最近では害獣を駆除してそれを供する、というやり方も出てきています。
主にシカやイノシシ。・・・本場?だともっと色んな種類がありそうですが。
例えばカモの類なんかはどうなんだろうか、と。日本では狩猟にも許可が必要ですし、害獣となるほどの被害もないようなのであまり出てこないと思われますが・・・欧米だとメジャーな獲物ではあります。
あるいは・・・と個人的に思ってるのは「魚」だったりします。

害獣駆除の一助、という一面があるのならブラックバスやブルーギルの「ジビエ料理」があってもいいんじゃないか、と。もちろんすでにそういった料理店がないわけではありません。が、いかんせん数は少ないですし認知度も低い。さらに「ブラックバスは食えない」という迷信?が根強くて流行ることもありません。
実際には調理法によっては非常に美味な魚なのですが。
「食ってしまえ」というのはある意味で人間特有の野生生物駆除方法もあるわけで。シカだイノシシだ、と「野生哺乳類」だけではなく「外来魚」も対象にしては・・・と思うのですが、なかなか難しいのですかね、やはり。

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08/18/2014

一方日本では

オーストラリアで高まる「日本酒人気」(Yahoo!:TBS系) ・・・一つのお店に数十種類の日本酒。海外で日本食がブームになっていると言われていて、そうなるとやはり「日本酒」にも人気が、ということなのですが。
一方日本酒の「本場」日本では・・・。
ワインは数十種あっても日本酒は、となると。そこまで揃えているお店が普通にあるのか、と言うと・・・?

日本での日本酒のイメージというのはあまり華々しいものでありません。
現在は(正確なデータはないんですが)ビール類やワインに大きく水を開けられているような。そもそもは弥生時代にまで遡る、とされている歴史あるアルコールなのですが・・・つまりは明治期になって他の酒がどんどん入ってくる前までは日本酒と焼酎くらいしかなかったわけですが・・・最近はどうなんだろう、と。
一つにはつい最近まであまり質の良くない酒が出回っていたこともあります。
しかしそれよりも「敷居が高い」というのが大きいかと。それはあまり情報が出回っていない、ということもあるんですが「入門用」から「中堅どころ」の日本酒というのはあるんだろうか、的なとこであります。

これがビール類とかなら手軽に試してみることもできます。最近のワインも安価ですし。そういうのをステップにして例えば地ビールに進むとか産地にこだわったワインに進む、ということもできます。
が、日本酒の場合は・・・たしかに安価な日本酒もあるんですが、そこから次へ、ということになると・・・いや、その「次」がなくていきなり「上」に行ってしまっているような、そんな気がするのです。そういうのは当たり前ですが高価ですし。そりゃあウマイのでしょうけど・・・いきなりかよ、と。

・・・実は個人的にはあまり日本酒は好きではない(過去に色々あったもんで・・・)、というところもあるんですが。それでも日本のお酒、ということで興味はあったりします。それが海外では人気あるけど日本では、というのはなんだかやっぱりさびしい気がするのですが・・・。

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08/17/2014

二つほど 8/17

「容器」で二つほど。

一つ目。中が見える鍋、発売(MSN:ギズモード・ジャパン)。・・・便利かどうかはちょっと分かりませんが・・・まあ、たしかに中身がどんな風に煮えているのか、とかそういうのを確認できるのは興味深いところではあります。
多分「透明なフタ」と似たような材質なのかなあ・・・。
鍋の材質、というのは食材に影響を与えることもありますんで、場合によっては気をつける必要もあります。しかしガラス質だとたしかに影響はほとんど与えないわけで。「落としたら割れる」という弱点をクリアできれば意外と使えるもんかも知れんのですが・・・しかし汚れてしまったらあんまし意味ないかも・・・。

二つ目。Twitterで話題「すぐ飲めてずっと冷たいペットボトル飲料」(Yahoo!:ねとらぼ) 発想の勝利、というやつであります。たしかにペットボトルごと凍らせるとずっと冷たいまんまであります。これをどう溶かすか。流水に浸す、短時間お湯につける、など方法はありますが・・・そもそも冷たくしたくて凍らせたのに「溶かす」というのはなんだか本末転倒でもあります。
しかし「先に中身を半分取り出しておいてナナメに凍らせて、戻す」というのは、たしかに。当たり前ですが凍った中身に触れている限りずっと冷たいままであります。
・・・まあ、一気に全部飲んでしまったらやはり意味ないんですが。でもこれだとそれなりの時間もちそうですし。結構色々使える方法なのかも・・・?

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08/13/2014

バランスが難しい

サケ網にブリ、サンマ一尾1600円・・・北の海に異変(Yahoo!:読売)。原因は海水温の上昇であります。ほんのわずか違うだけで影響を及ぼすものではあるのですが・・・カンタンに「地球が温暖化しているから」言い切れるもんでもなかったりします。
体感温度が暑くなったから・・・という単純なものではなく。どこかの水域で数度だけ温度が上がったことが遠因となって北の海で不漁・・・ということに繋がることもあります。自分の周囲のことだけで世界の全体が計れるもんでもないわけであります。

サンマは低水温域がないと難しいですし・・・サケも似たようなものであります。
魚類は空気という大気中に生きる他の生物に比べて「水温」の変化が直撃される生き物であります。・・・過去に自分も熱帯魚飼ってましたが数度水温が変わるだけで体調その他に影響が。これは小さな水槽の中の話ですが、そこが大きな大洋であってもやはり環境の変化、というのは直撃するものであります。
例えば成魚のエサの食い方から産卵時期。あるいは幼魚の生育・・・その他色々。
それまでとは違った環境にいきなり放り込まれるわけですから、魚にとっても大変な事態になるわけです。・・・温度変化に適応すればいい、という声もありますが・・・環境変化による適応なんて数年程度で見につくもんではありません。仮に「熱帯性のサンマ」が出てくるととしても・・・我々の子孫が目にすることができるかどうか・・・?

逆にこれまで獲れることになかった獲物が獲れた地域もあるわけですが。
その辺はバランスかも、と思ってます。そうやって魚種の変化に対応していく、という方法もあるわけで。ただ・・・こういう魚種が出てくる、ということはどっかで獲れなくなった場所もある、ということになるわけで・・・。
その辺のバランスも難しいわけです。

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08/08/2014

そういうワイン

「日本のワイン」格付け法整備を自民が検討中(Yahoo!:毎日)。「クールジャパン」の一つとして位置付ける、とのことですが。・・・これは自分も知らなかったんですが・・・「日本産ワイン」と言うと「日本産のブドウ」を使った「日本産ワイン」ばかりか、と言うとほとんどの場合「輸入ブドウ」「輸入ブドウ果汁」を使って作られたものなるんだそうで。
・・・考えてみりゃブドウそのものの栽培は日本でもされていますが、ワイン用の品種となると・・・そこまでやってるかどうか。
ワイン、というのは発祥が歴史上最も古いとされるアルコール飲料で(ワイングラスで飲む、ということだってワインの歴史からしたらごく最近ということに)そのため世界各地に熱烈かつ真剣な「ファン」が存在しています。・・・どこで作られたか、というのはもちろん原材料のブドウのことも、もちろんきっちり掘り下げているわけです。

・・・ということは「日本産ワイン用ブドウ」栽培への大々的援助とかもやるんでしょうか・・・?

どっちかと言うと「格付け」して、日本産ブドウを使っているかどうかとか、製法なんかによる「他との区別」を出したいのかな、と思います。でもまあ、法的拘束力はないらしいので・・・どこまで本格的になるのか分かりませんが。
しかし「格付け」はそういった区別の他に、敷居を上げてしまう可能性もあります。
例えば「Aランク」みたいなのを作ると、そこへ分類されたワインは「高級品」というお墨付きをもらったことになり、価格や入手困難度は一気に上がると思われます。

ただでさえ日本では「ワインは高級品」的なイメージがまだ強く残っています。そこら辺、逆に刺激されてワイン市場が活性化する、という声もありそうですが・・・一種の「住み分け」的なもんが起きてしまうのでは、と。つまりかけられるお金次第で飲めるワインの「ランク」が決まってしまってかえって停滞しちまうんではないか・・・と。
・・・どうなるんだか実際のとこは分かりませんが。
本当は地道に探っていって「自分の一本」を見つけるのが王道なのかも知れません。でもなかなかそうは行かないためこういった「格付け」「ランク」に頼ってしまうことになるわけですが・・・。

まあ、美味ければいい、とそういう最も単純なところに落ち着きそうではあります。

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08/06/2014

それなりにグレー

内閣府消費者委員会「ノンアルコール飲料はトクホにふさわしくない」(Yahoo!:毎日) ここで言う「ノンアルコール飲料」とはもちろんジュースとかお茶のことではなく。「アルコールに風味が似ているけどノンアルコールな飲料」ということだと思われます。
そして「トクホ」というのは特定保健用食品のことで、薬ではないけど効能を示すことのできる食品のことであります。当たり前ですが「トクホ」のお墨付きをもらえれば話題性アップで売り上げも・・・ということなんですが、取得にはかなりの時間と労力が必要とされています。

まあ、そういう事情もあって各社「トクホ」取得を懸命に目指しているのですが。
「ノンアルコール飲料」の方も、色々あるようであります。アルコールを含まないために未成年者も購入できる。でも、これをステップに今度は本当のお酒を飲みたくなるんじゃないか、というのは前々から言われていたことであります(科学的に立証されているかどうかは、さて?)。
そこで「これはお酒ではありませんがお酒みたいなものです」的な注意書きをしてみたり。お酒コーナーの一角に陳列することで「オトナ向け」をアピールしたりしています。

個人的には・・・なんでそこまでビールやらチューハイやらの「味」だけを求めるのか、ちょっと理解できません。お酒飲みたいのなら万難を排して飲めばいいだけの話で。正直、メーカーの思惑に乗せられてるなあ、という観は否めません。そりゃ、これで飲酒運転などの危険な行為が減る、というのなら積極的に推奨していくべき、と思いますが・・・運転あるのにそれでも酒呑もうとか考える奴がこんなんで満足できるわけもないでしょうし。
「ノンアルコールだから100%大丈夫」というわけでもなく。「酒気帯び」は呼気中にアルコールが含まれるか、ですが「酒酔い」は見た目明らかに酔っ払ってる状態のことを言います。いわゆる「場酔い」の延長で妙にハイテンションになっちまったりしたら・・・どうなるんでしょうか・・・?

それでもメーカーは商品売らんといかんわけで。その上でこういったノンアルコール飲料が売り出されている・・・ということにどうこう言える立場にはないんですが。ただ、なんかやっぱり「グレーゾーン」だな、と。法律上禁止されてはいませんが「未成年はなるべく買わないでくれ」的なものであります。
そこへ健康的な付加価値をつける、となると・・・やや違った方向へ進みそうな気もします。
実は世界的に「禁煙」に続いて「禁酒」に流れが向いている、という話もあって・・・そこら辺からもこういった判断に影響があったのかどうかは定かじゃないんですが。でも流れとしてはやはり・・・と、そいうことなのかも知れません。

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08/03/2014

「ご当地」のサーモン

「ご当地サーモン」続々とブランドが登場(Yahoo!:毎日)。トラウトサーモンいわゆる「ニジマス」系であります。これはエサなどの管理や海水面で肥育することで寄生虫が出にくくなり、生食に適している・・・とされているいわゆる「サーモン」であります。
スシネタや刺身で目にすることもあります。
・・・個人的にはあんまり好きではないのですけれど。脂っぽい刺身は最近、どうもウマイと思えなくて・・・ブリなら刺身よりも照り焼きかな、とか思ってしまいますし。マグロもやはり赤身の方が・・・年ですかねえ。

↑のご当地サーモンにはあまり脂っぽくないのもあるそうですが。
しかし基本的にニジマスを肥育させているわけですが。でも↑記事に載っている「絹姫サーモン」は三倍体のトラウト(ニジマスではない)ですし、「伊根サーモン」に至っては養殖されたギンザケだったりします。
三倍体、というのはカンタンに言ってしまうと「繁殖のためのエネルギーを自分のために使える」ということで、子孫は残せませんが体格や肉質が良くなったりします。従来の方法では無理なところまで育てることができます。遺伝子組み換えとかそういうのではなく・・・あくまで「三倍体」であって実はマレに自然下でも発生します(当たり前ですが子孫を残せないのであまり意味はないですが)。

・・・トラウトサーモンではない魚種で、というのは・・・難しいのかなあ、ギンザケは例がありますけど。その方が「ご当地」っぽい気がするのですが。
海水面で肥育することで寄生虫の心配を取り除いているわけですが、実は一度冷凍しちまう、という方法もあります。火を加えれば一撃なんですがそういうわけにもいかない。冷凍させても寄生虫を駆除できるんですが・・・そうなるとやはり価値が下がるんでしょうか・・・まあ、やはり、需要がないと供給もないわけではあるのですが。

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07/23/2014

半可通

夫が「フード左翼」に目覚めた妻の悲鳴(Yahoo!:週刊SPA!)。 ファミレスやスーパーのハンバーグを食べる時の注意点(Yahoo!:週刊SPA!)。・・・何と言いますか・・・少しだけ知って全部を知っている気になる、というのは知識を得ようとする人間にとって最も戒めるべき行為なんですが・・・まあ、自分もあんまし人のこと言えませんが・・・。
中途半端に知るくらいなら知らない方がいいのかなあ・・・。

食品の産地というのは実際知っておくべきケースもあるんですが、↑記事の「夫」の場合、それは自分で調べるべきで妻にあれこれ言うものではないわけです。・・・コレ、「そんなやつそんなにいるわけないだろ」とか思うかも知れませんが、「自分は何もせず誰かにねだる」人間というのは実は結構多く存在しています。
この「フード左翼」が行き着く先は完全自炊と言うか「自分で作って自分で食う」ということだと思うのですが。
なぜだかは知りませんが、「国産を用意しない店が悪い」「どこそこ産を使うなんて許せない」という方面に走る人が多いような気がします。・・・まあ、いきなり移住とかそういうのはさすがに無理でしょうし。それぞれ事情があるもんですから仕方ない、と言えば仕方ないんですが・・・。
産地とかないがしろにしろ、とは言いませんが宗教のようにこだわられるとなあ・・・正直ついていけません。

中国の肉処理工場での偽装であちこち影響も出ています。そのためこっちにもライトが当たるかも知れんのですが。精肉、つまり「生のままの肉」を輸入しようとすると関税がかかりますが調理してしまえば通常の輸入品となります。・・・これは米でも言えることで・・・現在日本に米のまま輸入するととんでもない率の関税がかかるのですが、調理して冷凍食品にするのならそこまで高額にはなりません。
・・・外食産業の一面ではあります。安く提供するためには色々やらないといけない。その中に「現地で加工」というのもあるわけです。
これは本来ならそんな安い値段で提供できるわけもない食品をなんとか提供できる価格に抑えるための戦術でもあります。・・・個人的に思うのですが・・・そこまでしてそういうの食べたいもんなのかなあ、というのも結構あるような。高級食材となっているけど実は代替品。正当に調理されてるわけでもないのに「高級品」扱いされていたり。
「ホンモノ」とは一体・・・? そこら辺まで掘り下げると・・・これまでのような安価な食品がどんどん消えていくような、そんなことになるかも知れませんが・・・。

やっぱり知らないままの方が幸せなのかも、とか。余計なこと知って、それにきちんと対応できるならいいのでしょうけどそうでもない場合は・・・?

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07/16/2014

食材ならOK?

ということなんでしょうか・・・。
米ロザンゼルス空港で67匹の生きたアフリカマイマイを押収(Yahoo!:ロイター)。「1匹当たりの体重が約0.9キロ、全長15センチメートル」(「」内↑記事より引用)ということですから日本の梅雨時に・・・アジサイの葉に乗って・・・とかそういうレベルではありません。乗せようと思ったら西洋系の巨大アジサイを・・・いや、それでも無理かも知れません。
実はこのアフリカマイマイ、世界中で輸出入や移動が禁じられています。
アフリカマイマイ(Wikipedia:画像あり)
見た目がショック! というよりも食性がえげつない・ばんばん増える・寄生虫の宿主になってる・・・ということでかなりキケンな生物だったりするんですが。

・・・ただ・・・食材になっちまえば問題はなさそうで。
例えば↑Wikipediaによれば安価なエスカルゴはコレの場合が多い、と。輸出入は禁止されていますが、その地で養殖して(完全に管理できれば寄生虫も問題ないでしょうし)処理して加工すれば問題はないわけです。そもそも原産地では珍味なわけですし。
大抵の「キケンな生物」というのはあんまし食べられることはないのですが。日本だとブラックバスとかカミツキガメとか。しかし、元々食材として運ばれてきたのが実は・・・と、こういうケースもあるわけです。

・・・そう言えば日本でも元々は食用で・・・ということになってますアフリカマイマイ。でもさすがにコレは・・・ということになってますんで、やはり「食って減らしてしまえ」というわけにはいかず。さらによその国では美味、ということになってるようですから、なかなか世界的に数を減らす、というわけにはいかないようであります。

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07/13/2014

よく分かりませんが

・・・結構な量なんでしょうね。
人気ドリンクとお菓子の砂糖含有量を比べてみたら(CNN)・・・問題はこのドリンクはどんなのだろう? というのが直感で分からん点ですか。コーラとかそういうのなら分かりそうですが・・・まあ、アメリカの記事ですから。しかし日本のコカ・コーラとアメリカのってやはり成分的に違いとかあるもんなんでしょうか?
それでもちょっと気になったのが「ミリリットル」で、600やら590やら。レッドブルって日本でも売ってますが、470mlも入ってたっけか・・・?

それともう一つ気になったのが単純に「糖分」をカウントしてるのかな、というところであります。100%ジュースの「糖分」と言うと・・・果糖が主になるわけで・・・まあ、砂糖にも入ってますからたしかに体に入ってしまえば結果的には同じ、なのかも知れませんが。
こういうのを日本でやると「ご飯茶わん何杯分」とかそういうことになりそうな。・・・ご飯そのものには糖分はそれほど入ってないのですが、食べると糖になる「糖質」が含まれています。その辺から換算するか・・・それともカロリーで計算、ということになるのでしょうか(砂糖とはあんまし関係なくなりますが)。

実はヒトは「ヒト」としてこの世に登場してからこっち、ずっと飢餓に苦しんでいた、という説があります。しかしここ数百年程度でその飢餓から解放されているヒトが多くなっている、と。しかし身体はまだ飢餓状態をしっかり認識していてカロリーの高いもんや甘い物を食べろ、食べろ、と命令してくる・・・という説もあります。
もしかしたら今後長い時間かけてヒトも適応していく・・・のかも知れません。そうなったら今度は「食べないヒトが急増中」みたいなことになるんでしょうか・・・?

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07/11/2014

異質なもの同士を

結びつけよ、と言う言葉はありますが。
ビール片手に本が選べる書店に行ってみた(ガジエット通信)。本だけ売ってるわけではないので「書店」というより「雑貨店」?みたいな感じですが。・・・でも「居酒屋」って感じではないようであります。
・・・個人的には・・・どうなんでしょう、行ってみたいようなそうでもないような。

酒呑みながら読書、というのは自分もかつてはよくやっていたもんですが。
最近は・・・たまってしまった録画観ながら一杯、という方が多くなってしまいましたが。さらに読書・・・マンガだと最後まで読んでしまいたくなるもんで。そうなると酒量がややオーバー、ということになってしまいます。しかも最近は本、あんまり買ってないもんで・・・最近買ったのは「かもめのジョナサン完成版」ですか。でもこれだと逆に短すぎて一杯、というわけには・・・ちと。

それに↑の場合新刊書店なわけで。これが漫画喫茶みたいな場所で「呑みながら読めます」的なとこだと・・・回転率がめちゃくちゃ悪くなるので商売にはならんでしょうけど・・・汚してしまってもまだなんとなりそうなんですが。新刊を汚してしまう可能性がある、となると・・・まさかビールサーバーだけが置いてある、というわけではないでしょう。おつまみもいくつかあると思われますし。
基本的に自分は本の貸し借りをしない方で。一つには完全に自分のモノにしてゆっくりじっくり読みたいからなんですが、借りると汚してしまう可能性がある、というのもその理由の一つだったりします。貸さないのも自分の本が例え故意でなくても汚されてしまったら・・・とか考えてしまうからで(過去に借りパクが多かったから、というのもありますが)。そうなったらいっそ上げてしまえ、と。

今後発展しそうなジャンルなんですが、まだまだお客さんを選ぶような気がします。ノウハウが蓄積されていけば・・・あるいは客の方が変わっていく必要があるのかも知れませんが。

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07/04/2014

完全にニセモノでもない?

「WAGYU」(和牛)アメリカで独自商標乱立(Yahoo!:日本農業新聞)。コトはアメリカだけではなくヨーロッパでも同様の「WAGYU」が流通している、という話もあります。
あるんですが・・・。
日本で定めた「和牛」定義の牛の血が全然入ってない「完全なニセモノ」というわけではなく。どこかに「和牛」の血が入っている牛が多い、とのことで。2007年に品種や「日本国内産であること」などのガイドラインを定めましたが、いささか遅かった、ということになりそうであります。

ところで・・・日本では牛肉には「さし」が入っているものが好まれてきました。肉に脂肪が網状に入ってる方がいい、と。その方が柔らかくなるのも事実であります。
対して欧米では肉を食べるのであって、脂肪を食べるわけではない、という向きがあります(一つには健康志向で脂肪を嫌うということもありますが)。・・・自分も個人的にはこっちの方が好きなんですが。年齢のせいか脂肪がどっさりてのはなあ・・・と。まあ、そんな高級な牛肉なんて食べたことないので、やはりそういう牛なら美味いのかな、とは思いますが。
日本でも最近は赤身肉志向が高まっている、という話もありますが・・・やっぱりまだまだ「さし」の十分に入った牛肉が好まれそうなところではあります。
それでも高級そうに見えるから「WAGYU」ブランドは欲しがる、ということのようなんですが。

・・・実際、放置しておけば日本からの和牛輸出に影響が出るか、ということになるのかも知れんのですが。
品質や価格に相当の差があるので「ホンモノを味わってもらえば分かるはず」というのも分からんでもないのですけど。安価なニセモノ(100%ニセモノではないのですが)が出回ると高価なホンモノが売れず、衰退してしまう・・・ということも考えられます。そういったところも危惧されていたりします。
やはり遅かったんでは・・・というのが個人的なとこなんですが。ここまで広まっちゃあ・・・改善?はなかなか難しそうではあります。

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06/24/2014

適応していく

「中食」火花散らすコンビニ各社(Yahoo!:毎日)。「中食」というのは「買って帰って食べる」ということなんだそうで。「外で食べる:外食」と「食材を買って調理して食べる:内食」の中間、という意味合いなんだそうであります。
コンビニと言えば「買ってその場で食べる:外食」が多いイメージですが、その辺にも変化が、ということかと思われます。

しかし一部コンビニではすでに惣菜、と言うかパック入りの一品料理なども提供していますし、冷凍食品(一品料理ほどの)を置いてあるところもあります。
一昔前だとコンビニの商品はほぼ定価で急ぎの時にのみ買う、といった感じでした。
今は商品の価格帯も豊富ですし、何より品ぞろえが多様になっています。さらに場所によってはスーパーなどが出店できない地方にも出店したりしていて、その業態は多種多様になってきています。

そういうところへの「適応」というのは昨今めざましいところがあります。
・・・ただ、個人的には・・・あまり利用しなかったりするんですが。スーパーである程度まとめて購入して自宅で調理、というケースが多いもので。あ、でも生鮮を扱っているコンビニ、というのもありますか・・・それでもどうしても「量」が確保できないんで・・・買いだめには向かない、というところでしょうか。
…いやいや、そういうところも「適応」していくんではないか、とか思ってしまいますが・・・。

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06/21/2014

今度は豚

厚生労働省方針:「生レバー」豚も提供禁止へ(Yahoo!:毎日)。方針ではありますが・・・今後規制されていくのはほぼ間違いないだろう、ということでもあります。
自分は生レバーはこれまでも食べてきてないので馴染みがないのですが。
二年前の食中毒事件で牛レバーの提供停止、ということから豚や鶏のレバーが生で食されるようになってきました。牛は生でレバーを食べるのでこれまでも規制してきてたんですが、豚の生レバーはそれほど広まっていなかったので今回の規制・・・ということになったようであります。

ニュースで見た時は鶏・馬の生レバーは特に規制しない、ということになってましたが。
豚の場合、ウィルス感染(E型肝炎など)の可能性が高い、ということで火を通すことがこれまでは奨励されてきました(一部では生育環境が良くないから、という俗説が信じられてきましたが)。しかし牛「生」レバーの代替品ということで広まってきました。
・・・なんか後手後手な気もしますが。2年も経ってから・・・と言うのは。

ところで・・・テレビのニュース番組では「ジビエ料理が・・・」という話もやってました。「ジビエ」とは元々は狩猟で得た獲物の食肉、という意味合いで・・・現在の日本では野趣あふれる料理的な意味になってます。
食害を与える鹿を減少させる目的で狩られた肉が供されることもあります。
・・・多分その番組で言いたかったのは「鹿の刺身」とかそういうことだったと思うのですが。なんか全部「ジビエ料理」で一緒くたにされてもなあ、と。・・・しかし今後生食が規制されていく可能性は高いわけですし。そうなるとジビエ料理にも影響が出てくるかも、というのはたしかにそう言えるわけであります。

・・・しかしやっぱり肉の生食、というのは現代の人間には向いてないんですかねえ・・・どこでこうなったのやら。原始人類が火を得る前はみんな生食してたはずですし。・・・それとも生食中心から火を通す文化中心に変わってきたから今の長寿を得ることができた・・・とかそんなもんなんでしょうか・・・?

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06/19/2014

摂りすぎれば

何でも毒、ということではありますが。
シナモンロールの有害性?分類変更でEUでの規制回避(AFPBB News)。長期間にわたって摂取すると身体に影響が出る、とされていて食品添加物として各国で規制されている「クマリン」という物質が論争の原因であります。
・・・なんだか可愛らしい?名前ですが。
シナモンの芳香のもとにもなっているので(桜餅の芳香のもとでもあります)当たり前ですがシナモンロールにはこれが含まれています。が、長期間摂取すると肝臓や腎臓に悪影響が出る(肝毒性)とされ・・・各国で規制されているわけです。
クマリン(Wikipedia)
直接このクマリンを使っているわけではありませんがいわゆる「クマリン系」殺鼠剤というのもあります。

その他、ウォツカの「ズブロッカ」とか。
ズブロッカ(Wikipedia)
ああいう系の匂い、と言うか風味と言うかそういうのの「もと」になっているのがクマリンなのですが。

・・・それを規制しよう、というのは分からんでもないんですが・・・。
焼き菓子1キロ当たり15ミリグラムというEUの規制。これを「シナモンロールとその類似製品は伝統的なデンマークの菓子パンとみなされ、最終製品1キロ当たり50ミリグラムまでのクマリン含有が認められることで合意に達した」(「」内↑記事より引用)というのは・・・なんなんだろうなあ、と。
健康上問題ありそうだから、ということで規制してたはずなんですが・・・それが3倍以上の含有量でOK、というのは。伝統食や時折しか口にしない、というのが理由の一つらしいのですが・・・食うところだともっと食ってるんじゃないのかなあ・・・。

例えばアメリカでもクマリンは規制されていて、↑ズブロッカはアメリカで発売されているものはクマリンを含む主原料バイソングラスを使わず、合成されたものを使って芳香を醸し出しているんだとか。
そういう規制もあるにはあるんでしょうけど・・・だったら「脱クマリン」シナモンロールと「伝統食」シナモンロールと分けてしまった方がいいんじゃ・・・? それともそういうのはやはり難しいのでしょうか・・・?

実際、こういう意外なとこでの規制、というのはほんと意外に身近なとこにもあるものですけれど。きちんと迂回?できるかどうかはまたちょっと色々あるようであります。

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06/14/2014

好みの問題

最終的にはそこへ行き着くと思うのですが。
缶チューハイなどの市場拡大、ビール関連市場の縮小補完を期待(Yahoo!:ロイター)。記事だけ読むと「ビール類」「缶チューハイ」しか市場がないような印象を受けますが(メーカーがメーカーなんですけども)、実際には日本酒・焼酎・洋酒などサケには各種市場が存在しているわけであります。
その中から自分が気に入ったものを酒呑みは選んでいくわけです。
ただ、メーカーとしてはそれを待ってるわけにもいかず。少しでも売れそうな市場に力を注ぎこんでいくわけであります。

その分でも高アルコール・甘くない系など好みの幅が増えていくことは喜ばしいことなのですが。
・・・どうも世間では(酒税法の判断基準の一つでもありますが)「アルコール高い方がお得」的な感覚があったりします。あるいは「テキーラやウォツカはアルコール度数が高くてキツイ」とかそういう認識とか。・・・実際には大抵のテキーラもウォツカも国産ウィスキーとそれほど度数は変わらず。ブランドによってそういうのがある、という程度に過ぎないんですがこういう「イメージ」というのは残るもんであります。

酒なんてのは直接生命維持には必要ない嗜好品ですから、最終的には好みの問題に行き着くんですが・・・。
あなたが飲んで「ウマイ!」と思ったその酒が知り合いの誰かも「ウマイ!」と思うとは限らない。むしろ逆になることもある。酒呑みというのは結構自分勝手なもんですから、そういうとこを理解できずにケンカになることもしばしばだったりしますけども・・・。

まあ、そういうのもあるんですが。自分の個人的な予想?ですと・・・↑なんか缶チューハイの隆盛、というのもどうなんだろうなあ、と。ビール類の穴を埋める、というのもなんかミョーな感じですし。今後、全く新しいジャンルが出てくるのはやや難しい業界ですんで、こういうシーソーみたいな市場の食い合い?はまだ続くかも知れんのですが・・・さて?

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06/05/2014

ジャンル変更

とは言っても「アレ? なんか値段上がったな」くらいしか認識されないかも知れませんが。
サッポロ「極ZERO」販売終了、発泡酒として7月から再発売(Yahoo!:産経)。これまでは「リキュール(発泡性)1」という区分でした。
ご存じのとおり「ビール飲料」とでも言うべき飲み物には現在「ビール」「発泡酒」「第三のビール」と「ノンアルコールビール」があります。「酒」とはなっていない(その割に扱いはグレーゾーン?)「ノンアルコールビール」を除くと三つとも「酒税法」に関係することになります。・・・アルコール度数によって税率が変わる、という単純なものではなく。原材料から製法から、色々な観点から見て分類しています。
もちろん「ビール」「発泡酒」「第三のビール」の順に税率が下がってます。税率が低い方が値段を安く設定できます。・・・そしてその方が売れやすい。そのため各社とも「売れる第三のビール」を目指して開発を続けているのですが・・・。

極ZEROの区分「リキュール」とはカンタンに言えば「他の酒で割った」的な意味合いになります。例えばチューハイとか。区分的には非常に近いものになります。
もう一つ「その他の雑酒(発泡性)」というのあり、これは原材料に麦芽を使っていない「ビール」ということであります。現在「第三のビール」というのはこの二つが含まれることになります。
「ビール」は麦芽を原材料の全て、もしくは3分の2以上使用して指定された副原料を使ったもの。「発泡酒」は麦芽の割合が低いもの。そして「第三のビール」は↑のようなもの、と大雑把に言えばそういうもんなのですが・・・。

それまで「リキュール類」だったものを「発泡酒」へ、ということはつまりそれまでの製法や原材料に「発泡酒」に近いものがあった、ということなんでしょうか・・・? しかし7月からは「蒸留酒を加える製法をやめて新しい製法で」とのことですから・・・蒸留酒を加えていても「これは発泡酒的な何かか?」と思わせるようなものがあったのか。
・・・それとも「製法的にリキュールじゃねえよ、これは」ということになってしまったのか。さすがにその辺の詳しい説明は出てこないと思われますが、たしかに前代未聞ではあります。

実質的に「7月から値上げ」という見方もできるわけです。「発泡酒」と「第三のビール」を飲んだだけで見分けろ、というのはかなり酷な話でしょうし。・・・いや、製法変わるから味や風味も変わってしまうのかも知れませんが。それでもたしかに・・・メーカーにとっては打撃となりそうであります。

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05/29/2014

食べ物とクスリ

「体に効く食べ物」表示企業判断でOK、ただし根拠は厳格に(Yahoo!:朝日)。これまで明確に「食べ物」「薬」と分けられていましたが、これにより「薬っぽい食べ物」「食べ物っぽい薬」というやや曖昧な分類ができてくる・・・かもしれません。

現行ですと「コレコレに効果がある」という文言は「薬」にしか使えませんでした。しかしそれではちと不便、ということでトクホ(特定保健用食品)や栄養補助食品ができました。カンタンに言えばトクホは「コレコレに効果がある」ということが言える食品ということで、栄養補助食品は栄養を摂るための「補助」になる食品といったところでしょうか。いずれも消費者庁の認可を受けたり厚生労働省の基準を満たしたりする必要がありますが・・・やはりハードルはかなり高いようで、なかなか認められないとかそんな話もあります。

しかし他にもそういった「食品」はあるわけで・・・それもトクホや栄養補助食品とはならないようなものも。が、フツーの食品でそういうこと言うわけにもいかない。実際に効果がある、と公的に認められているようなものなのだけど・・・と微妙?な立場のものまで。
薬効成分とでも言いましょうか、効果がある物質が含まれている食品なのだけど・・・そう表記はできないわけです、現行では。

それを各企業の判断に任せよう、というのが今回の取り組みであります。同様な法令を導入したアメリカではこれ関係の市場が一気に拡大した、という経緯もあり・・・日本でも、ということになったのですが。
・・・しばらく時間が経って落ち着くまでにはかなり混乱があるんじゃないのかな、と個人的には思うのですが。
もちろんウソの表記があるかも、というのはありますが・・・「書いてあってけど効果なかった」とかそういうクレームみたいなもんも増えそうな、と。あくまで「食品」であって「薬」じゃないので劇的な効能が約束されるわけではないのです。が、「コレコレに効果がある」という表記なのに全然効かないじゃないか、的な話も出てくるんじゃないか、と。長期間摂取することで効果が得られるとかそういうケースの場合は、特に。

それに「根拠は厳格に」と言ってもそれぞれの企業で対応がまちまちになるのは当たり前でしょうし・・・ニセものによる健康被害もかなりの確率で懸念されます。・・・でもそういったところをうまく処理できれば・・・新しい道も開けそうな気もするのですが・・・。

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05/28/2014

ただの水ではなく

水+少量の果汁「フレーバーウォーター」ヒットの理由は(Yahoo!:産経)。いわゆる「ミネラルウォーター」に少し、香りや味が付加された商品であります。たしかに水だけだと飽きてしまいますが、これで時々気分を変えることはできますし・・・がぶがぶ炭酸飲料飲むわけにもいきませんし。
これから暑くなるわけで、こういった方向性もアリ、ということなのかも知れません。

個人的には「水を買う」というのは例えば出先でちょっと、とかそういうのはあっても大量に買い込んでおく・・・というのはなかったりします。基本的に水道水で十分ではないかな、と。
・・・一昔前はたしかにヒドいもんでしたが。今では浄水技術も格段に進歩していますし・・・元々日本というのは水の豊かな国なわけで。それなのに恒常的に飲料水を買う、というのはどうなんだろうなあ・・・とか思ってたりします。もちろん、「こっちの方が美味い」という意見に反対するつもりもないんですが・・・ちょっと。
国によっては水道の水なんか飲めたものではない、ということで「水を買う」のが当たり前なとこもありますが、日本だとそうでもないのになんかもったいないなあ、と。

それでもペットボトル入りの「水」というのはさらに変化してきてるわけです。↑のような「フレーバーウォーター」だけではなく「炭酸水」も最近は注目されてきています。味も何もない、ただの炭酸水。従来は酒を割ったりするのに使っていましたが・・・最近はこれだけ飲む、という人が増えているんだとか。
・・・そこで「フレーバー炭酸水」みたいなもんも出てたりするんですが。
一歩間違えるとただの炭酸ジュースになってしまうわけで。これは↑の果汁入りの水にも言えるんですが。でも「ほんのりと」程度の味や香りがついているので、たしかに普通のジュースとはまた違ったものになっています。

ただ・・・そうなってくると今度は「水」と「ジュース」の違いはどうなってくるんだろう・・・とか余計なこと考えたりしますが。まあ、美味ければそれでいい、とそういうもんではあるのですけれど。

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05/25/2014

一斉値下げ?

そこまでは行かないと思いますが。
ウナギ高騰一転、稚魚豊漁・国内仕込み量倍増(Yahoo!:SankeiBiz)。去年はあれだけ「高くなる高くなる」と言われていたウナギですが。今年は稚魚(シラスウナギ)が数年ぶりに豊漁とのことで・・・今から仕込むウナギは価格が下がるのではないか、という話であります。
今現在取引されているウナギは稚魚が高い頃に仕込んだので、やはり値段は高いわけですけども。

・・・しかし気になるのは「なんで増えたか不明」というところでしょうか・・・。
これはどの魚介類にも言えることかと思われますが、単純に「水温上がったー、数が減るー」とかそういうものではなく。色々な条件や状況が密接に絡み合って「不漁」「豊漁」が決まります。極端な例で言うと、何か大きな事故があって人間が近寄らなくなると増えまくる海産物、とかそういうのもあります。
でもウナギの場合は各国とも色々ある魚介類ですし。これを機になんで増えたのかをもう少しはっきりできないか、と思うのですが。

豊漁だと数が増えて値が下がる、というのは原則なのですが・・・それでもウナギの場合いくら原価が下がったから、と言って売価まで下げるかなあ・・・。
「ウナギ離れ」を危惧するのならその辺のところをうまくやればいいわけですが。しかし・・・実は結構難しいところだったりしますし。今年の「土用の丑」の頃には・・・今現在とは事情が違ってきてるのでしょうか・・・? さて?

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04/23/2014

二つほど 4/23

食い物革新で二つほど。

一つ目。「調理用3Dプリンター」開発、商品化目指す…スペイン(AFPBBNews)。要するに「材料入れてレシピ指定すれば完璧に調理してくれる機械」ということのようであります。…SF的な話だなあ、とか思いましたが。
料理、というのは結局は「慣れ」であるのですが、近づきたくない人は徹底的に近づきたがらないものでもあります。
日本には「男子厨房に入るべからず」なんて言葉も過去にありましたが…そんなこと言ってる割に職業料理人は圧倒的に男の世界だったりします。実際にはかなり「男子厨房に入る」状態だったのかも知れません。…ただ、現代と昭和初期以前というのは「厨房」の意味が大分違うので、ある意味これは真実だったのかも知れなかったりします。
シロウトがあんまりウロチョロすんじゃねえ、的な。
何しろ「火を起こす」という作業からしてそれなりの知識と経験が必要だったわけですし。何も知らない男が手を出してきてもなあ…と。
まあ、そういう事情は現代では通用しません。コンロやIHのスイッチを入れれば熱を得ることはできますし。
…それでも…毎回違う味になる、という一種シロウト感覚の料理の楽しみ、というのは…↑こういうのが普及すると廃れていくもんなのかも、とか。もちろん場所や状況によってはこれ以上ない味方になるのですけれど。

二つ目。粉末アルコール飲料、認可…アメリカ(AFPBBNews)。これは日本でも実際に発売されてるもんなんですが…水に溶かすと酒になる、粉末。
…フジ三太郎だったと思うのですが…新聞とってないのでどっかの「まとめ」で読んだはずなんですが…「胃のクスリ」とか言って三太郎がうれしそうにコレ水に溶かしてる(食中を食事中という意味で、とかそんな感じ)のをどっかで見た記憶があります。…なんか違う4コマだったかも知れんのですが。
しかし…美味いのかなあ…。
酒呑みとしてはそんなことも思うのですが、アル中に対してあれだけ厳しいアメリカで携帯しやすくなおかつ「薬だから」と言って周囲をごまかすこともできそうなもん、よく認可したなあ、と。
結局認可取り消し、とかそういうことになるんかなあ…とかそんなことも思ってしまいましたが、さて?

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04/20/2014

当たりのみ

アメリカ。注文したものより高価なワインが当たるサイト(AFPBBNews)…「高価」と言うより「お得な」と言った方が合ってるかもしれません。
「例えば、注文したのが1本30ドルの通常ボトルでも、1500ミリリットル入りのマグナムボトルが送られてくるといった具合だ」(「」内↑記事より引用)
…ま、たしかに「高価」ですが…そんなにたくさんいらん、てな人に当たってしまったらどうなるんだろう…。

いわゆる「スキマ産業」というところでしょうか。
醸造所の事情をある程度知っていて、なおかつ「それをうちに回してくれ」と交渉しても問題ない人物がやっているサイト、ということになります。普通の人がどっかでそういう事情を聞きかじったとして、醸造所に乗り込んでみても門前払いされるのがオチでしょうし。
…しかし全てが「得する」となると・・・かなり有力?な方なんでしょうかジェフリー・ショー氏は。それとも地道に交渉を続けていった結果、ということなのかも知れませんが。

…こういうの、日本じゃ無理かなあ…。
日本酒の醸造所の場合こういう「サプライズ的な余りもの」というのはなかなかなさそうですし。どっちかと言うとお酒よりもお菓子とかなんかそういう関連ならこういうのもありそうなんですが…いや、個人的な考えですが。
それでもこういうのが「お遊び」という感覚で実行できるってのは…ちょっとうらやましいような気もします…。

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04/19/2014

なまでたべる

タマゴの生食リスクゼロではない…サルモネラ菌繁殖に注意(Yahoo!:産経)。これは日本以外だと常識みたいなもんらしいのですが、タマゴを生で食べることはほとんどない、と言います。
むしろ当たり前に食ってる日本の方が奇異に見えるらしく。タマゴもそうですが刺身も国によっては驚きを通り越して恐れの対象になったりします。生で食べる、というのは…サラダの野菜とかフルーツとかそれくらいが世界標準的にはポピュラーなのかも知れません。

タマゴにサルモネラ菌、というのは結構知られています。…何かの料理人関係のマンガで「タマゴの殻をわざと黄身にくっつけて食中毒を誘発する」という嫌がらせがあったような。殻には相当数のサルモネラ菌が付着しているとも言われており、割れたタマゴだとその割れたところから菌が中に入っていく可能性があります。

日本のタマゴの「賞味期限」とは「この期間までなら生で食べられますよ」ということで、それを過ぎたからと言ってそのタマゴはもう食べてはいけない、ということではありません。むしろゆで卵にするのなら新品?よりも多少日数が経ってる方がカラがむきやすかったりします。
…もちろんそれでも限度は必要ですけども。
海外のタマゴはほとんどが「加熱用」なので生で食べるにはそれ用のタマゴを調達する必要があるとか。逆に「長期保存可能な卵液」なんてのが普通に使われてる国もあります(もちろんこれも加熱専用です)。

いずれにしても特性を知っておけば無暗に怖がる必要もないんですが…やはり注意は必要、ということでもあります。

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04/16/2014

転換期の予兆?

世界のバナナ生産に「甚大な被害」が出る恐れ、パナマ病が拡大中(AFPBBNews)・・・ついに、と言うかやっぱりと言うか。こういうことになるんではないか・・・と色々言われていたのですが・・・。

バナナは世界にいくつもの種類がありますが、最も流通している「フルーツ」としてのバナナは実は一種だけだったりします。
しかもこのバナナ、種がありません。
どうやって増やすのか、と言うと株分けであります。ある程度生育したバナナの「木」から株を分けてよそで栽培するわけです。・・・この方法でずっとやってきたわけですが・・・。

株分けのメリットはある程度育った状態なので外部からの刺激にも強い。そして何より親株と同等の資質を持つ、ということにあります。ほとんど「クローン」のようなものなわけです。
全部が全く同じ、ということで品質の「ぶれ」がほとんどありません。その資質が優れていれば優れているほど有利なのですが・・・そこには落とし穴も。
全く同じ、ということは弱点も全く一緒なわけです。

つまり大変な難病が流行ると一気にかかって一気に滅ぶ可能性が高い、と。・・・病気のかかりかたも一緒なので、そういうことのないよう、業者を始め皆が注意していたのですが・・・今回は、ちとヤバいかも知れません・・・。
過去にも似たようなことがあって「種を変更」したりしてます。・・・もちろんそんなことがカンタンにできるわけもなく。時間と手間もそうですが、何より「被害」の甚大さ、というのが・・・。
もしかすると今から十年くらいしたらバナナがそれまでとは違ってきているかも知れません。基本的には変わらんのですが・・・どこかが違う。
それでもバナナはバナナなんですが。・・・そういう作物だと思うしかない、ということなんでしょうか・・・?

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04/15/2014

二つほど 4/15

食べ物飲み物で二つほど。

一つ目。食べ物。マクドナルドに「増やせる」裏メニューが存在していた(Yahoo!:J-CASTニュース)。実はこれまで「ピクルス抜き」とかそういうのは知られてました(中には「パティ抜き」・・・つまり肉抜きハンバーガーなんてのも)。が、増やせるというのは・・・知られてませんでした。
もっとも本場アメリカだとこういうのは当たり前で・・・ハンバーガーショップによっては事前に「どれを入れてあれを抜いて」と細かく指定するのが当然なんだ、とのことで。めんどくさかったら全部入りの「all」と注文すればいいんだとか。
ただ「増量」となるとなあ・・・なんかまた変な客が来たりしないんだろうか、と思ったら「二倍」まで、とのことであります。
しかしこの情報はマクドナルド側からは特に広報されず・・・スタッフのツイートから広まりました。マクドナルドとしては「今の配合がベスト」ということなんだそうですが。・・・こういう「カスタマイズ」ができるというのは選択の幅が広がって面白いとは思うのですが・・・これまで特にそういう仕組みでもなかったもんで、妙な混乱とかなければいいんですが。

二つ目。飲み物。キリンが限定の「一番搾り」発売、お中元商戦競争激化へ(Yahoo!:時事)。某ニュース番組で扱ってたんですが、キリンは今ちょっとビール業界ではやや低迷してるんだそうで。その巻き返しを計っての「プレミアム」投入ということなんでしょうか・・・。
自分は体調・資金の面からあまりビールを飲めませんが・・・実は一番好きな酒類だったりします。
その中でも「一番搾り」は好きな銘柄なんですが・・・実はキリンがそういう事態になってたとは・・・。
「坂本竜馬がいなければキリンビールはなかった」という有名な言葉がありますが、そもそもは竜馬の死後海援隊の残した様々な業績+借金を引き受けた旧土佐藩があの岩崎弥太郎にそれらを全部売り飛ばしたのが始まりで・・・そこから事業を拡大した弥太郎が「三菱」を作り、やがてキリンを興したから、とされています。
こういう歴史もあるんですが、今の我々は美味いビールが呑めればそれでいいかな・・・と。
限定発売は330mlのビンのみで基本的にギフト用のみ。・・・誰かがくれれば呑めそうなんですが・・・そういう関係はちょっとないもんなんで、まあ・・・何か良い機会があればなあ・・・と。

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04/07/2014

立ち食いの是非

「立ち食いステーキ」が人気、都内に10店ニューヨーク出店も(Yahoo!:THE PAGE)。経営する会社の別系列店舗で「アレ」が起きてた、というのは今回のとはあんまり関係ないんですが・・・「立ち食い」ですか。
・・・新たなスタイルか、と言えば・・・別にそんなでもないような。ただ、日本では行儀が悪いということになっており・・・消化にも良くないんではないか、とかそんな風に見る人もいますけども。

まあ、日本古来の「立ち食い」というのは江戸期辺りの「二八そば」とか。屋台のものは基本的に「立ち食い」だったようなので、スシも立ち食いだった、ということになります。今のとは大きさもネタも立ち位置?も大分違いますが。
その流れを汲んだのが「立ち食いそば」だったんではないか・・・と個人的には思ってますが。屋台をそのまま店舗にしてしまうと客も立って食べることになります。・・・椅子? あれは後付けだったんでは、と。

日本以外で見ると、スペインのバルやイギリスのパブも基本的に「立ち飲み」だったりします。・・・東京でも結構「立ち飲み」の店はありますが、大阪とかあっちだと相当数あったりします。
「立つ」ことの強みは設備費が抑えられることと・・・客の回転率が上がって収益が伸びることにあります。座ってなければ長時間滞在できず、客はさっさと帰ってしまうわけです。で、空いたところに新しい客が。
・・・こういうのは一種のスタイルではあります。まあ、日本だと「行儀悪い」てなことになりそうですが・・・例えばスペインでは夜に飲みに行く時は「はしご」が当たり前だとか。立ち飲みのバルで一皿二皿そして文字通り一杯やったら別のバルへ・・・と、そういう飲み方もあるわけです。

そして。ステーキって・・・今はそんなに高級品なんだろうか、と。
国産の高級な牛肉とかならともかく。安い肉で良ければスーパー行って自分で焼くのも手だったりします。もちろんああ見えてなかなか難しいもんなんですが・・・自分の理想に近い形で焼けるとかなり嬉しいもんだったりします。シンプルなだけに複雑な料理だったりします。
いくら「立ち食い」であってもプロが調理してるわけですから味はいいのでしょうけど・・・そこまで「高級」かなあ、と。
そういう点でも↑記事で「ただ、立って食べることに必然性はない。今は話題性で人気を集めてはいるが、ブームはいずれ終わるだろう。これ自体が今後、大きなビジネスになるとは考えにくいが(中略)本業へのフィードバックに生かせるメリットはあるだろう」(「」内↑記事より引用)というのにはなんとなく納得してしまったりして。
一つのカタチ、ということならまだ他にも色々可能性はありそうですし。

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04/06/2014

二つほど 4/6

食べ物で二つほど。

一つ目。「激安」相次ぎ・・・宅配ピザに危機感(Yahoo!:SankeiBiz)。これまで外食産業は基本的に「値下げ」の方向でしたから・・・どうしても宅配ピザは「高い」という印象が結構あったりします。
・・・そのためか「取りに来ると安くなります(もう一枚プレゼント)」とかそういうのもあったりして。
しかしそもそもは「宅配」で・・・家から出なくてもピザが食える、というのがウリだったわけで。その分(配送料や人件費)高くなるのはある意味仕方ないとも言えます。・・・が・・・最近は配送料をなんとかカットしている「宅配」食品というのもあります。そういうのとはまともに太刀打ちできない・・・。
さらに「激安」ピザまで。個人的にはなんか最後の砦と言うか、世のデフレ傾向の中でよくここまで持っていてたなあ、とか妙なところで感心していたのですが。それも・・・やはり変わっていくんでしょうか・・・?

二つ目。ノルウェーサバ、漁獲枠大幅増(Yahoo!:時事)。ノルウェーだって日本と同じように「魚喰い」民族なんですが・・・輸出した方が儲かるからなのか、それとも地元ではあんまし食べないのか。
いずれにせよ日本で「サバ」加工品というと大抵がノルウェー産だったりします。
近所のスーパーで売ってる「サバフィレ」とか。干したサバなのですが、ほとんどがノルウェー産。近海産のサバ、というと鮮魚の方になってしまいます。つまり、輸入物の方が安い。
・・・しかしまたなんか気になってしまうのは現地で一気に漁獲減、とかそういう事態が起きて「規制」とかそういうことになりはせんのだろうか・・・とか。海産物というのはこういうパターンが多いもので・・・タコなんかもそうですし。取り越し苦労ならそれでいいんですが。

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03/30/2014

ちょっと盲点

養殖場「脱走」クロマグロ登場、味は上々(Yahoo!:時事)。狭いいけすではなく自由に泳ぎ回り、しかも成長してきたエサはかなりの高品質とくればたしかに味がいいと思われます。
シロウトでは全然見分けがつきませんが。目利きのプロからすれば一目瞭然で「養殖物」となるはずなんですがしかし天然下の海で獲れた「天然物」ということで変だなあ、ということになってたようであります。・・・価格は状態が中途半端?なので安価、とのことですが・・・いけすを広大にして同じような「養殖天然物」を再現しよう、とかそうなってきたらまた興味深いのですが。

クロマグロの養殖は「畜養」が主であります。近畿大学が「完全養殖」に成功していて「近大マグロ」というブランドで売り出していますが(東京にも出店してきたとか)数からすればまだまだ少ないものであります。
ほとんどは天然下の若いマグロを捕まえてきて育てて売ります。
そのいけすから逃げ出したのではないか、というのが↑のマグロであります。

しかし・・・。
逃げ出したら結構バレそうなもんですが。特にクロマグロの成魚ともなればかなりの騒ぎになるでしょうし。それとも意外と注目されてない・・・? あるいは脱走があってもあまり口外しないもんなんでしょうか・・・?
気になったのはクロマグロはたしか群れを作る習性があった、はずで。周囲に気づかれずに脱走、ということは一尾とかそういう少数なわけで。となると天然下ではなかなか生き延びにくいのではないか、とかシロウトは考えてしまうのですが。

・・・むしろ若魚がいけすの周りだとエサのおこぼれが楽に手に入るので、集まってきてるうちの何尾かが捕まったんではないか・・・とか。実際、養殖場の周囲というのは大物が釣れたりするらしいですし。
まあ、シロウト考えであります。こういうちょっと盲点突いたモノの産物というのはそれだけでも興味深いもんがあります。世の中、知らないことばかりなのであります。

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03/29/2014

二つほど 3/29

国内で二つほど。

一つ目。牛丼大手「すき家」が「牛すき鍋定食」を4月から「一時終売」(Yahoo!:ねとらぼ) この記事だけ見ると「ああ、なんかCMとかでやってるアレ、終わるんか」とかそんなもんですが・・・実はちょっと前からネットでは噂になっていました。
「すき家のバイトがどんどん辞めていっているらしい」
ツイッターで「人手不足で店を一時閉めます」とかそういう画像が掲載されたり、「一時閉店」の張り紙が多数UPされたりして。その理由の一つが「牛すき鍋定食」に手間と時間がかかりすぎて厨房が回らない、というものでした。
・・・そこへ「すき家」のゼンショーはこう回答。
「リニューアルする店舗が多いため一時閉店はよくありますし・・・牛すき鍋定食に関してもそういう声は上がってきておりません」
しかしここへ来ていきなり「一時終売」となるということはもしかして、ということになってるわけです。たしかに春になって「鍋」はないですし、今後また始める可能性があるから「一時終売る」というのも分からんでもないですが。
・・・まあ、事実はどうなんだか分からない、ということではあるのですが。どっかで無理をしないと立ち行かないというのはどこにでもある話でもあるのですが・・・さて。

二つ目。NHKと民放共同でテレビ番組情報を網羅したアプリが登場(Yahoo!:RBBToday)。「いよいよテレビの逆襲か!」とか思ってしまいましたが・・・よく読んでみたら「番組情報」を知ることのできるアプリなわけで。本格的にテレビがスマホユーザーを取り込もう、としてるわけではないようであります。
テレビからしたらネットやスマホは敵だ、とかそんな見方をする人もいるわけで。
しかし、まあ・・・比較しようのないメディア同士だと思いますが、自分は。テレビというのは観る側はあくまで「受け手」で受動的。かたやネットやスマホは自分で操作しないと何も始まらない能動的なわけです。そもそも比べる方がおかしい、という話もあります。
・・・もっと興味引く面白い番組作れよ、とそう言い切ってしまうとそれまでですが。でもそれぞれのいいところを取り込んだ「ナニカ」があってもそれはそれで面白いかなあ・・・とかそんなことも思ってしまいます。

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03/28/2014

ふんまつちゃ

粉末茶が作製できる、という・・・。
シャープ「ヘルシオ お茶PRESSO」を味わってきた(Yahoo!:マイナビニュース)。今後「コーヒーメーカー」に対して「粉末茶メーカー」というのが定着していくんでしょうか・・・?
そこまではまだ時期尚早かも知れませんが。しかし投じられた一石となるのかどうか、さて。

個人的にはちょっと面白そうだな、と興味はあるんですが。冬には急須で緑茶飲んでますし。なんか他にも色々使えそうですし。
ただ、ホントウにそこまでして茶が飲みたいか、とかそういうところまで踏み込んでみると・・・さて、となってしまいますけども。

実はこの記事見た時に真っ先に思い出したのが「パンメーカー」でした。
一時非常に流行り、今でももちろん販売されている「家庭用パン焼き機」であります。まだ開発も販売も継続されてはいるんですが・・・一頃に比べるとそこまで前面には出てこなくなってる観があります。
一つには炊飯器ならテキトー?に米と水ぶっこんでスイッチ入れればそれなりに炊けるんですが、パンの場合は小麦粉と水ぶっこめばそれでいい、というわけではなく。それなりに材料を揃えてやる必要があります。・・・まあ、それでもあれだけの工程がこんな程度で済む、というのはもちろん大変なことだったんですが・・・それでもやっぱり「めんどい」的な思いはどうしてもついて回るんではないか、とかそんなことも思ってます。

・・・粉末茶メーカー・・・どうなんだろう・・・。
ノリとしてはコーヒーメーカーのような感じですが。・・・そこまで普及するかなあ、とか思ってみたりして。何せ「急須」に「保温ポット」、そしてお茶っ葉があればとりあえず?はお茶が飲めるわけです。・・・そこにはもちろん手間とか時間とか必要ですし、ここからさらに粉末にしよう、となるとこれは大変なことになってしまうわけですが・・・。
急須を追い越すのはなかなか大変なんではないか、と。何せ相手は場合によっては電気すら必要ないのですし。

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03/17/2014

あと30年もしたら

「昆虫食」が当たり前に・・・ちょっと無理かな80年くらい必要かも。
国連食糧農業機関(FAO)推奨、コオロギやミルワームのお味は(Yahoo!:産経)。実際栄養は豊富なわけですが。某菌マンガでも指摘されてましたが古代には相当数の人が「ムシ」を食っていたと思われます。
日本でも良質の動物性たんぱく質の摂りにくい地域では「ムシ」を食べていました。あるいは東南アジア方面では今でも「ムシ」を食べますし・・・オーストラリア原住民や南アメリカ原住民にとってはご馳走だったりします。

ただ、まあ・・・「イメージ」というのがあるわけで。
現在都市部だと「ムシ」は「敵」であります。判断のつきにくいアブ系統(毒があります)はまだしも明らかに無害な蝶、あるいは蛾、さらには蜘蛛に至っては出た瞬間に恐れたり怖がったりする始末。
・・・日本で毒のある蜘蛛というのは基本的に存在しません。南米に住む毒グモの代表タランチュラは巣を張りませんし(そもそも日本には生息してませんし)、外来種であるセアケゴケグモは開けた場所には出てきませんし。巣を張るジョロウグモやオニグモですらキャーキャー言うのは・・・明らかに無知からくる恐れであります。噛まれることすらないのに無条件で怖がる、というのも・・・。
蛾に至ってはドクガなんて毒のあるのもいるにはいますが、そんなん都市部ではまずめったにお目にかかれません。しかしヒトリガ(火取り蛾、という風流な名前)クラスの小さな蛾にも恐れたりするのは・・・なんだかなあ、と。

もちろんアブの類には注意が必要であります。大き目のハエ・・・ああ、なんかそういうのとも違うような気もしますが。そういう「毒虫」がいるのも事実なんですが。
そういう「イメージ」をまず払拭しないと「昆虫食」なんか無理だろうなあ、というのが日本の現状だったりすると思うのですが。あんな気持ちの悪いもん食えるか、と。

知識から来る無知ならきちんと教えればいいわけで。そういうところから「教育」していけばゆくゆくは日本も「昆虫食大国」になるかも知れません。・・・まあ・・・その前にやらんといかんことは多いわけですが・・・こう言っちゃ何ですが↑記事程度ではなかなか継続はできないか、と。
・・・今の都会の人たちでは無理でしょう。あと30年して・・・その間にきちんと「食教育」できたとして・・・ようやく、というところではないか、と。しかしそれは無理っぽいですから・・・。
あと80年。少しずつそういう啓蒙活動かましてようやく日本のみならず世界中で昆虫を食べるのが当たり前になっていくような。それくらい時間かけないと無理だと思いますが。

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03/15/2014

タコ不足

アフリカ産マダコ不漁・・・明石産に匹敵する高値も(Yahoo!:時事)。「明石のタコ」と言えば一種のブランド品にまでなってますが・・・もちろんそれだけで日本全国のタコをまかないきれるわけもなく。日本各地でマダコは獲られています。
しかし・・・その後の漁獲量の低下や需要の増加により国内産だけでは間に合わなくなり、輸入物が増えていきました。

マダコ、というのは基本的に世界中の海に生息しています。
が、遊泳性の低い、あまり広範囲には移動できないとされるため地域によって「差」がある、ともされています。
タコを食べる国、というと・・・アジアでは結構食べられている食材ですが、欧米だとスペインとかイタリアくらい、とされています。これは一つには宗教的に「ウロコのない魚は食べてはいけない」というのがあったから、ともされています。ユダヤ教の戒めの一つ、とされていますがキリスト教にも影響を与えており・・・そういう地域では「タコ食」が根付かなかったかも・・・ということであります。
もちろん現代ではタコを食べる習慣、というのは欧米にも広まっていますが・・・それはそれでまた需要拡大を生んでいる、ということでもあります。

さらに「日本人向け」のマダコ、という観点があります。・・・肉質や性質などの問題なのですが。やはり日本産に近いマダコでないと売れないわけで。そのため関係者が世界中を駆け回って探し出したのがアフリカのモーリタリアやモロッコなどのタコということになります。
が・・・欧米同様こっちでもタコは食べません(こちらは宗教的な理由ではないようですが)。
当たり前ですが現地の漁師さんも獲ったことがない。そういうところを指導して獲ってもらって商社が買い付けるわけですが・・・年々値が高騰していくタコなので現地でも結構な値段で取り引きされるようになっていきます。そうなると他の漁師さんも我も我もとみんな参入してくる。
ついにモロッコではタコ漁制限を実施。獲りすぎた、というわけです・・・。

これは実は数年前のことで。↑記事にもあるようにこの時は何とかなったんですが・・・今回はそのアフリカ産も「不漁」ということであります。こうなると他の産地を探すか、とかそういうことになるかも知れんのですが・・・そうカンタンにいくわけもなく。一気に価格が上がる・・・そんな可能性が大きくなってきてます・・・。

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03/14/2014

過ぎたるは・・・

なんか前にもこんなんあったような。
ウコン食品の摂りすぎに注意(Yahoo!:毎日)。飲みすぎに対抗する手段として定着しつつある「ウコン食品」ですが。
・・・当たり前の話ですが摂りすぎたらそりゃあ体には良くないわけです・・・。

ただ、↑記事では肝臓に良いとされるクルクミンの他に鉄分のことに関しても触れています。
・・・いずれにしても「体にいいからどんだけ摂ってもいいんだ!」とがぽがぽ摂取したら、そりゃあ・・・何かある可能性はどんどん高くなっていくわけです。
「1日に5、6本も飲むような無謀な習慣でもない限り、健康被害の恐れは少ないでしょう」(「」内↑記事より引用)
と関係者の方が語っておられますが・・・実際にそういう摂り方している人がいるのも事実だったりします。一種の強迫観念と言うか宗教と言うか。「これこれこうすれば絶対に体に良い」という信仰みたいなもんを無条件に信じ込んでしまう人はいつの世もいるもんであります。

これと似たような話に「カテキン」があるのですが・・・。
これもやはり「体に良い」ということになって緑茶をがぶ飲みする人が出たりしましたが。でもたしかその後の厚労省かその関係から「大量に摂っても意味はないし場合によっては体に良くない」的な発表があったと記憶しているのですが・・・まだ「大量のカテキンが~」というのは残っていたりします。

まあ、イワシの頭も信心から、とは言いますが。
ただの「思い込み」で済まずに一生の問題になる恐れもあります。摂れば摂るほど体に良い、なんて物質がそうそうあるわけもなく(水ですら摂取時間に関係した致死量があります)。適量さえ守っていれば問題ないのに過ぎてしまうとちょっと・・・ということもあるのです。
その辺はネットでも病院ででも調べれば分かることなんですが。・・・なぜか思い込んでしまって固まってしまう、というのはいつの世もあることなんですが・・・。

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03/12/2014

目の敵?

WHOが一日のカロリー摂取量のうち、糖類由来のものは5%未満にすべきと提言(CNN)・・・摂りすぎはそりゃいかんだろ、とは思いますが・・・。
そもそも2002年の提言では「10%未満にすべき」だったそうなんですが。
・・・↑記事読む限りでは「砂糖の類を多く摂るともっと甘いものが欲しくなって不健康になる」ということのようなんですが・・・なんだかなあ、と。
例えば成人と子供では事情が違ってくるでしょうし。平均的な、でくくられてもなあ、と。なんかただの「糖類憎し」に見えてしまうのですが。

「甘いもの」というのは実は大抵の動物は好きだったりします。理由はカンタンで・・・即エネルギーになるものが多く、特に野生動物は食事の機会がどうしても限られてしまうため、なるべくこういう即効性のあるものを欲しがる傾向があります。
その名残は人間にも残っていて、日常的に十分に食事が足りていてもつい食べてしまう・・・ということはよくあることではあります。そのためどうしても太ってしまう、というのは仕方ないことなのかも知れませんが。

そこで健康的に生きたいのなら甘いものを断ってしまえばいい。
というのは、まあ、カンタンなんですが。しかし事情ってもんが人それぞれありますんでそこら辺を全部すっとばして「絶対ダメだ!」というのはなんなんだろうな、とか思ってしまうわけです。糖類だって人間の身体に不必要なものではないわけで。もちろん大量に摂るのはどうか、と思いますが%単位で縛るもんなんだろうか、と。それぞれの身体について医師なりがきちんと調査した上で「何%くらいですな」というのならまだ分かるのですが。

・・・自分がWHOを敵視?するのは、まあ、事情がありまして。ご存知のようにタバコの世界的な禁止、というのはやはりWHOの提言から始まっています。そして今度は酒に対して「禁止」の提言を・・・という話があるからで。
酒はなあ、ちょっと待って欲しいなあ、と。
現在のタバコほどに禁止されちまうとなあ・・・と。それに甘いもんもなあ、と(酒ほどの執着はありませんが)。どれもこれも目の敵にされちゃあかなわんなあ、と。

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03/10/2014

海で川魚

「みやざきサクラマス」初出荷(Yahoo!:宮崎日日新聞)・・・実は一ヶ月ほど前に高級魚サクラマス、海での養殖に成功(読売新聞)という記事がありました。
川魚である「ヤマメ」を海で養殖すると「サクラマス」になります。
これはサケの仲間ではよくあることで・・・「イワナ」だと「アメマス」になったりして・・・「降海型」と呼ばれています。海へ降ると基本的にデカくなるので、イワナやヤマメのメータークラスというのはほとんどが一度海に降った個体だと考えられます。・・・つまりまた川へ戻ってきた、と。

別に海に降らなくても産卵はできますし、子孫を残す、ということに関して問題なかったりします。ただ、生育の場所によって色々変化が起きる。
「川」と「海」の最も大きな違いは「塩分濃度」であります。言うまでもなく海の方が高いわけで。水質に敏感な魚類はここまで大きな差ができるとまず生きていけません。・・・塩分濃度の差、というだけではなく。海水魚と淡水魚はそもそもの身体の使い方が違っているからであります。

何度かこの「あれこれ」でも触れましたが。
カンタンに言えば海水魚は塩分を排出する能力を持ってますが、淡水魚にはそれがない。そのため海水魚を淡水に、淡水魚を海水に入れるとうまく適応できなくて死んでしまうわけです(もちろん例外もあるんですが)。
しかしサケの仲間は時間をかけて順応していくことができます。川で孵化したタマゴはやがて若魚となって海へ降る。そしてまた川へ戻ってくる。・・・こういうサイクルが可能、ということはサケの仲間は海に順応させやすい、ということになります。
・・・ただ・・・なんで海に行くと大きくなるのか・・・その辺はどうなんでしょうか、何か理由があるとは思いますが・・・さて。

実は「海で養殖」以外にも魚をデカくする方法はあります。あえて染色体に異常を起こして「三倍体」にして、繁殖に回す労力を身体の方へ回す、とか。しかしコレ、まだ確実ではない上に食べる方に抵抗がありそうな・・・ブドウなんかではフツーに成功している技術なんですが。
実際、「トラウトサーモン」もチリなんかの海で養殖してますし。これで新たな養殖の道が開ける・・・のかも知れませんが、「高級魚」というくくりに入ってるわけですし。やはりスタートは高級魚から、ということでなかなか普及しないもんなのかも知れませんが。

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03/09/2014

一言断れば

済む問題なのかも知れんのですが。
「料理の写真を勝手に撮るな!」レストラン側に撮影を禁止する権利は?(Yahoo!:弁護士ドットコム) 最近は外食もほとんどしてないので例えば「隣で盛り上がりながら料理の写真撮ってるグループがいた」とかそういう場面に出くわしたこともないんですが・・・。
・・・缶コーヒーのCMでそういうの、やってますけど(あれはそのギャップを楽しむ、と言うか)。実際にそういう場にいたらどんな感じなんだろうか、とか。でもやはり一言「撮ってもいいですか?」とスタッフに断る方がなんか当然な気がしますが・・・無人の荒野でメシ食ってるわけでもないでしょうに。

かなり前のことですが・・・葬式の時、最後のお別れということでお顔が見えるよう、棺の一部を開けます。普通はそこで「お別れ」をするのですが・・・そこでパチリとやる人たちがいる、というのが話題になったことがありました。
撮った側は冒涜するとかそういう意味はもちろんなく。ごく自然にそういう行動を取ったらしいのですが、一部ではかなり怒ってた、という話になっていました。
・・・個人的にはそういうのもあんましやらない方がいいんでは、と思ってます。
物事の「組み合わせ」というのは人それぞれの判断によって捉え方が違ってくるわけです。「葬式」+「撮影」というのもその一つで、どうしてもそんなこと許せない、という人もいれば、まあ、別にいいんじゃない? という人もいる。ただ、「葬式」という場ではやはり大人しくしているべきではないか、と・・・。

「料理」+「撮影」も静かにメシ食ってんのにカチャカチャうるさい、という人もいるでしょうし。料理を「食い」に来たのか「撮り」に来たのかはっきりしろ、という人もいるわけです。
・・・これを統一?するのはカンタンなことで・・・店の人がOK出したらほとんどの人は文句言えなくなるわけです。
あるいは店側が意思表示をする。メニューや店内に「料理撮影禁止」としておいて破った人には注意する。知らなかった、とか、こんな字では読めない、とかそういうのは関係ないと思われます。破ったことには変わりないのですから(それにまともな人間なら注意されて逆ギレ、の前にまず「すいません」の一言があるでしょうし)。

しかし・・・コレが問題になる、ということはやはり無断で「パチリ」というのが多い、ということなのでしょうか・・・?
たった一言「すいません」が言えない人間って結構いるもんだったりしますけども。まあ、自分もそこまでえらそうに言える人間ではないのですが・・・それでも「こうこうこうしてもいいですか?」くらいは周囲に聞こうよ、そんなに大したことでもないですし・・・何よりあなたが同じように無言で無断で自分の持ちもの撮られたら・・・どう思いますか?

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03/04/2014

どすう

度数高めで「お得に酔える」ビール大手がチューハイ強化(Yahoo!:SankeiBiz)。アルコール度数の話であります。・・・高ければそれでいいのか、という見方もできますが・・・。アルコール度数が高い方が「お得」かと言えばそういうわけでもないような、そんな気もしますけども。

例えば「ウォツカとかラムはキツイ」ということで「度数が高い」という見方をされたりしますが、ほとんどの銘柄は普通のウィスキーと同じくらいだったりします(もちろん例外があって最強?のウォツカも存在してますが)。
ほとんどの場合はイメージなのかなあ、と。
しかしチューハイはそうも行かず。むしろあまり強くないお酒、というのがイメージだったりします。

そうなると・・・「良い酒」というのはなんなんでしょうか・・・。
度数が高くて「お得」な酒でも自分の好みに合わなければ意味ないですし。単価が高ければそれでいい、というわけでもありません。一本数万とか数百万とかそういうお酒もあります。ビンテージのワインなんか投機対象になるくらいですし。でもワインは好きじゃないなあ、という人からすれば不必要な酒で・・・「良い」わけでもありません。

個人的には「飲む環境」も重要なんではないか、とか。好みの酒+飲む環境。一人がいい人もいれば数人でわいわいやるのが好きな人もいる。それぞれに「良い酒」があるのではないでしょうか・・・。
まあ、それでも酒好きとしてはアルコール業界?がどんな方向であれ活気づくのは大歓迎だったりしますが・・・やはり世情をどうしても反映してしまう辺りも興味深いものですし。

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02/28/2014

やはり値上げ

自販機での話、ですが。コカ・コーラが4月からの増税時に現行の120円から130円に値上げ(Yahoo!:毎日)。モノによっては今でも「全品100円」で売ってたりすることもある自販機ではありますが・・・コカ・コーラ「純正」の自販機では値上げ、ということのようであります。
基本の「コーラ500ml」は130円に。缶コーヒー「ジョージア」も130円に。
対して500mlのお茶系統も130円になるけどちょっと容量増やしますよ(+25ml)ということで。さらにミネラルウォーターは容量も価格も据え置き。
・・・結構細かい設定のようで。銘柄の多いメーカーですからそれぞれに色々変更があるのかも知れません。

消費増税すると値上がりするのが自販機であります。
そもそもは全部「100円」でした。ワンコインで買えるわけで・・・当時のマンガでは「100円しかない、ジュース一本か・・・」的なぼやき?もあったりして(その後値上げされると「それすら買えねーよ!」というツッコミに変わっていきましたが)。
その頃から言われてたのが「自販機離れ」だったりします。そりゃあ、ワンコインのお手軽感がなくなってしまったのですから。

その後スーパーやディスカウントショップによる「大量買い込み→安価販売」の流れが定着。あまりそういう方面に進んではいなかったコンビニもある意味追随。・・・さらに自販機利用者は減るわけです・・・。今回自販機は値上げしますけど、こういった店舗で買える500mlペットボトルはそれほど影響は受けないと思われますし。
さらにコカ・コーラ以外は、と言うと。これも足並みは揃っていない様子。
・・・しかも・・・↑記事末尾では「コカ・コーラグループの自販機は全国で約98万台。人海戦術で価格切り替え作業を行うが、すべての自販機が新価格となるのは数カ月かかる見通しだ」(「」内元記事より引用)となってます。と言うことは・・・自販機によっては「差」が出てしまう、ということになるんでしょうか・・・?

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02/26/2014

所詮は食い物処

ドバイ・「双方向テーブル」はレストランの未来?(Yahoo!:Relaxnews) ・・・「未来か?」と問われても・・・なんかそういうのはアリではあるんですが、別にそこまでしなくてもなあ、と。回転寿司でタッチパネルっぽい注文できるとこありますし。フツーにスマホ持ってれば同じ店内に知り合いいればコンタクトできるわけですし。
EBONY INTERACTIVE RESTAURANT - BLUE NILE TV - (YouTube)
宣伝用の動画なんですが・・・あっちの言葉なんでちょっと分かりくいかも、ですが・・・大体こういう感じ、というのは分かるかと。

ソボクな疑問で、テーブル全部がタッチパネルなら皿とか置いたらどうなるんだろうか、とか。
↑動画見る限りではフツーに食事が運ばれてきてフツーに食事してましたから、恐らくは何らかの操作(一番端っこに総合的?な操作系がありそうな?)でタッチパネルを停止できる、とかそんなもんだと思いましたが。でないとちょっと皿がズレた、フォークの先で突いてしまった、だけで何らかのアクションが起きる、となるとこれはちょっと楽しめない・・・。
食事を待っている間にニュースや天気予報が見れる。
これも例えば料理が運ばれてきて・・・さあ、食べよう、となって・・・ん? なんかニュースなかったっけ、ちょっと見てみよう・・・ということもできる、ということなんだろうかな、と。↑動画では一つのテーブルを四つに区切ってそこへ色々映し出せる、みたいなことになってました。てことはそれをさらに分割、とかそういうことも・・・できるんだろうか・・・?

まあ、しかし・・・たしかに「未来のレストラン」みたいなもんですが。
ただ、コレ、例えば日本の東京のどっかで開店、となっても客来るのかなあ、とか。もちろん接続は無料で、やはり色々見れるテーブルが売りになるわけですが・・・食事は食事として、とかそういう人たちも多そうな。忙しいビジネスマンなんかは使うかも知れませんが、家族や友人恋人同士での気の置けないディナー、とかそんなんに利用されるんだろうか・・・?

そしてもう一つ。この風景どっかで見たような・・・と思ったら昭和50年くらいでしょうか。当時の喫茶店には「モニター付きテーブル」というのがたくさんあったそうな。もちろんタッチパネルではないですけど・・・インベーダーなどのゲーム機が平面になっててテーブル代わりに使われてたわけで。
・・・なんか光景としては似たようなもんではないか、と。そんな風に思うのですが・・・さて。

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02/18/2014

今後に影響

記録的大雪、野菜出荷減・・・首都圏(Yahoo!:産経)。いまだに様々な障害の出ている関東甲信地方の雪害ですが、野菜にも影響が出始めています。
道路が雪で通れないためにクルマが立ち往生、という事態も発生してますが・・・物流そのものにもかなりの影響が出ています。運ぼうと思っても雪害前と雪害後では運べる道路が制限されてしまう・・・そのため生鮮商品や例えば牛乳、豆腐、パンなどその日ごとに運ばれる商品の品切れが相次いだりしていました。

さらに野菜の場合、雪による直接的な被害、というのもあります。
雪に慣れている地域だとまた違ってくると思われますが・・・関東地方、特に南部の千葉や神奈川は(一部地域を除きますが)基本的に雪に慣れていません。
雪の多い北陸や東北のように「冬は雪が降って積もるもの」ではなく「冬は寒いもの」程度しか認識はなく・・・「雪が降ったらラッキー」とかそんなもんであります。
大抵の場合、年末までに雪は降らず、乾いた冬が続いて・・・年明けから春前にちょっと降る、とかそんなもんであります。だから「積雪」に対してほとんど備えがないのが現状でもあります。そりゃあ・・・毎年恒例なら対策を整えますが、降らない年すらあるわけで、いや、積もる年の方が珍しいとかそんなもんでは・・・。

でも可能性としてゼロではない、というのが今回の雪害であります。・・・今後、何らかの対策を恒常化するのか、どうか・・・? しかし来冬には今ほどの脅威はなくなっているでしょうし、そんな頃に何らかの対策を施しても「税金の無駄遣いだ」とか言われそうですが・・・。

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02/17/2014

二つほど 2/17

食べ物で二つほど。

一つ目。韓国で食事風景の生中継がブーム(CNN)・・・某素人でも参加可能な生放送かと思ったらそれなりに「プロ」している人の生放送のようですが。それでも稼げる、というのは一つの才能であります。
画像見る限りモニタに向かって食べてるようで。それがそのまま流される・・・。
食事風景というのはかなりパーソナルなものなわけで。食事、という行為そのものは生命維持に必要ですけど、そこへ「味」「見た目」「匂い」などが加わって非常に個人的な嗜好の強い行為、ということにもなります。その分、こういうのイヤな人はイヤだ、とそういうことでもあります。
日本の大食いタレントはその辺色々気をつけているそうで・・・見た目ほどカンタンな放送ではないと思われます。
・・・そう言えば「孤独のグルメ」というマンガ原作のドラマがあるのですが、これが中国で大人気だった、という話がありました。・・・理由はあっちでは「食事と言えば集団でするもの」という認識があって、中年男性が一人で店に入って独白しながら食う、というのは新鮮なんだそうであります。
韓国もどうも似たような事情のようですが。・・・日本ではそうでもないのはやはり早いうちから「一人で食べる」というのが定着してしまったからなんでしょうか・・・?

二つ目。フランスでハンバーガーの人気上昇中(CNN)。日本だと「ハンバーガー=軽めのファストフード」的な考えがありますが、本場のアメリカでは一品料理以上の存在感があったりします。・・・何せ大きさが尋常ではないですし、中身も豊富であります。
どっちかと言えばフランスもこの系統のようで。・・・フランス料理に限らずやはり庶民的な料理というのはやはり「量」がモノを言うような気がします。
さらに、食習慣の変化もあるようで。
どこでも、と言うわけではありませんがヨーロッパの国には「食事時間を長く取る」というところがよくあったりします。あるいは「一日三回」が通用しない国とか。・・・スペインでは「一日五回」という話があります。朝・昼・晩のそれぞれの間に「軽食」をとる習慣があるんだそうで。そのため生徒の親はそれ用の食事・・・つまり「早弁用」を用意しておくんだとか。そうなると時間がどんどんズレていくのでスペインの晩ごはんは非常に遅い、ということになりますが。
フランスもそういうなかなかに食事にかける時間の長い国ですが・・・世情の流れと言いますか、そこまで時間かけられなくなってきてる、とのことで。そのため手軽に食べられるハンバーガーが人気ではないか、と。
食習慣てのは文化ですから早々変わるもんでもないんですが・・・それでも少しずつ変化していく、というのはどこも同じなのかも知れません。

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02/02/2014

店頭と宅配

マクドナルドが宅配市場開拓に本腰か(Yahoo!:Business Journal)。まあ、色々な見方があるかと思われますが。現行のシステムを拡張してもうまくいくんだろうか、とか、他のデリバリーサービスに負けないだろうか、とか。
・・・が、個人的に気になったのは「配送料」であります。
つまり通常のメニュー(マクドナルドの場合1500円以上の注文)プラス配送料300円がかかることになります。他のファストフードもやはり配送料がかかるもんらしいのですが・・・。

例えばセブンイレブンの場合、500円以上なら配送料無料、となってたりします。
あるいは宅配ピザ。「配送料」という項目すら存在していません。・・・これはあらかじめ料金にそういったものも含まれているからかと。つまり、店頭販売と同じメニューを同じ価格で提供するとなるとどうしても「配送料」がかかってしまうわけです。

この辺がなんだかネックになりそうな気がしているのですが・・・個人的には。
ファストフードはある意味「安さ」を競う食産業でもあります。牛丼チェーンを見るまでもなく・・・安い方へ客は集まります。そこでこの「配送料」はどういった位置づけになるんだろうか、と。銀行ATMの手数料と同様、少しでも安い・・・いや、0円の方へ確実に流れていきそうな。何しろ数百円でも大分違ってくる価格帯でもあるからです。
逆に言えばそこら辺をどうにかできればマクドナルドの宅配サービスというのもまた変わってくるんでは・・・とかそんなことも思ったりしますが、さて?

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02/01/2014

どこでも呑みすぎは

いかんのでしょうけど。
ロシア・男性の早死の原因の一部は「ウオツカ」(Yahoo!:ロイター) 記事中では「ロシアでは25%の男性が55歳までに死ぬ」ということになっていて、その「一因」がウオツカ、ということになってますが・・・「喫煙」+「ウオツカ」という調査法のようですし、アルコール摂取による直接的な身体への影響(内臓への影響とか)による「死」だけではないようではあります。
だから「ロシア人はウオツカばっかり飲むから早く死ぬんだ」とは言い切れない、という捉え方もできます。飲酒による暴力とか事故、というとまた別の話ですし。

ただ・・・やっぱり呑む人は呑むものであります、欧米の人は。
実は日本人を含むアジア系とはちょっと体のつくり(構造的なもんじゃないんですが)が違っていて、あっちの人たちはきちんとアルコールを体内で分解できます。もちろん個人差はありますが、アジア系のような「下戸」がほとんど存在しません。
「酒に酔う」というのは体内で処理しきれなかったアルコール関係の物質が体内を巡って悪さすることを言います(アルコールそのものは実は劇薬みたいなもんで、直接体内に入れるとかなりキケンです)。・・・この「酔う」という状態は欧米系だろうがアジア系だろうがみんな起きます。アルコール処理能力に個人差があるためであります。
しかし「下戸」というアジア系の人たちは酒が飲めません。アルコールを分解する能力そのものをゼロに近いほどほとんど持っていないため・・・一口飲んだだけでキケンな物質が体内を駆け巡ることになります。

・・・なんでこんな体質が遺伝しているのか、その辺はまだはっきりとは分かっていないのですが。
こういう例は実は他にもあります。生まれつき赤血球が変形してしまう遺伝病、というのがアフリカにはあるそうで、赤血球の酸素運搬能力に影響が出てるらしいのですが・・・この病気の人は逆にマラリアにかからない、とのことで。そういった「遺伝的に有利」なものがこの「下戸」にもあるのでは・・・という研究は進んでいるんだそうですが。

まあ・・・いずれにしても呑みすぎは体にあまり良くない、というのはどこの国でも同じであります。
日本の場合は「下戸」の存在もあるんですがその割りに「酒優位」社会みたいなもんであります。飲める奴がエライ、みたいな風潮はちょっと前まで当たり前に存在してましたし、酒飲んだ上での粗相だから・・・という変に鷹揚な文化もあったりしましたが・・・。
・・・実は↑記事読んで真っ先に思ったのは「日本はどうなんだろう?」ということでした。
実際にはかなりの数、酒関係の事件や事故起きてるわけですし。・・・やはり55歳未満の喫煙男性の25%・・・とかそれくらい実は死んでるんじゃないんだろうか、とか・・・いや、そんな数字になってたらイヤですけど。

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01/29/2014

なんかどうでもいい

食材表示のガイドライン案巡り議論百出(Yahoo!:毎日)・・・そもそも生物分類上でも明確に区別のない「サケ」「マス」をその和名だけで区別すべき、てのは・・・そこまでする必要があるのかどうか、なんか正直どうでもいい、と言うか・・・。
それよりもっとやるべきことがあるような。名称なんかどうでもいいんで、食材のトレーサビリティやチェック体制の確立とかそういう話をして頂きたいところであります。

一応、念のため。「一般的」に「サケ」と「マス」は「海へ降る」「陸水に残る」で区別されてる、とされてます(あるいは日本ではサケ=シロザケとも)。ただ、これは非常に曖昧なもので・・・これに則るとイワナは「マス」になりますが、海へ降って帰ってきたアメマスは「サケ」になります。・・・「マス」という名前がついてるのに。
ニジマスも通常なら30cmとかそんなもんですが、海へ降るとかなりデカくなってメータークラスになります。そもそもは「スチールヘッド」と呼ばれる海へ降るタイプで、これを改良したのがニジマスと呼ばれています(今回の「サーモントラウト」も「降海型ニジマス」なんだと思われます)。・・・ただそんだけなので、マスだのサケだの、というのはなんだか違うような気がするのですが。

・・・品名と原材料名で分けりゃいいだけじゃん、という声もあります。つまりニジマスをサケと称してのシャケ弁がダメ、というのなら原材料に「ニジマス」と表記して品名は「シャケ弁」にしてもいいんじゃないの? ということであります。
明らかに系統の違う食材をソレと偽って売ってた、というのが問題なわけで。ある意味程度の問題と言うかそこまでやりたいんか、という呆れみたいなもんすら感じてしまいます。

前に「生姜焼きも店内では電子レンジで調理するから名前を変えよう」としている飲食店がある、というのを書きましたが。
・・・言葉狩りやってる場合じゃないわけで。なんか、もっと有意義な話し合いとかできないもんなんでしょうか・・・?

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01/18/2014

多様性?

ビール類、「プチ贅沢」「手頃さ」で二分化(Yahoo!:SankeiBiz)。ビール類の出荷数そのものは減少傾向にあるのですが。それでも減少しつつも「リッチなビール」と「値段の手頃な第三のビール」に分かれていっているのでは、ということであります。・・・ということは中間帯にある「発泡酒」がワリを食った形になっている、ということでもあります。

何度かこの「あれこれ」でも触れてますが。
そもそもは税金であります。ビールなど酒にかかる税金、というのは相当な割合で・・・じゃあ、その抜け道?を探そう、と登場してきたのが発泡酒であります(各メーカーは「味や質を追求した結果だ」と言い切りますが)。しかしその発泡酒にも税金の魔手?が伸びることとなり・・・第三のビールが登場しました。現在は税のかけ方の関係上、そこまでの「追求」は必要なくなったのか「第四・第五のビール」が出現する兆しはほとんどありません。
・・・「酒」と「税」というのは昔々から切っても切れない関係なんですけども。
有名なとこではスコッチでしょうか。元々透明だった蒸留酒を税金逃れで山に隠した際、オークの樽を使ったことからあの琥珀色とフレーバーが付いた、という説があったりしますし。

まあ、そんな?状況にもある日本のビール類ですが。
発泡酒が登場した時は・・・「安いビール」という位置づけであまり味も良くなく(自分の場合は飲み続けるとなぜか焼酎っぽい味になってくるのであまり好きじゃなかったんですが)「安かろう不味かろう」的な印象だったんですが・・・最近はやはり技術も進歩しているのでかなり美味いもんになってきています。

・・・「ビール」ではなく「ビール類」ということでの多様性、と言いますか。選択の幅が広がっていくというのは悪くないことだと思うのですが。それ故の不振、となるとなんか皮肉ではありますが。ま、呑む側としては美味いビールが(できれば安く)呑めればそれでいいんですけど・・・どこか思わぬところに影響とか出てくるんですかねえ・・・。

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01/16/2014

健康な食事とは

「健康な食事」世界1位はオランダ、日本とアメリカは21位(Yahoo!:REUTERS)。・・・まあ、何をもって「健康な」とするか、その基準は様々だと思われますが。それでも一つの考え方として・・・という捉え方はできます。

「世界125カ国を対象に、食料の供給体制や品質や価格、食事の健康、低体重児の比率、食物多様性、清潔な水へのアクセス、肥満や糖尿病といった食事がもたらす健康への悪影響などの観点から、各国の食事情を指数化してランク付けを行った」(「」内↑元記事より引用)
とのことで、上位陣はオランダを筆頭に2位がフランスとスイス、4位グループにオーストリア、ベルギー、デンマーク、スウェーデン。8位グループもアイルランド、イタリア、ポルトガル、ルクセンブルク・・・でようやくオーストラリアがランクイン、と欧州勢が多数となってます。
・・・考えようによってはある程度生活に「余裕」があってある程度社会が「成熟」していて、インフラ整備などの機能が「充実」してる国が有利なのかな、と。

しかし一方でアメリカは21位これは肥満や糖尿病が多いから、とのことですが・・・そこまでヨーロッパはその手の生活習慣病が少ないのかしらん? とか思ったりして。日本の要するに「食いもんの値段が高え」てのはなんか分かるような気もしますが。・・・欧米だと生鮮関係はもっと安かったりしますし。

ただ、コレ、簡単に比較できるもんでもなような気もするのです。
アフリカ諸国が下位なのは明らかに「国力」がないわけで。ヨーロッパのような暮らしなどやりたくてもできない状況なわけです。どうやっても上位には食い込めない。それをあえて「下位」と示すことで国力の増強を・・・というわけでもないでしょうし。
そもそも「健康な食事」とは一体何なんだろうか、という根本的な疑問まで浮かんできます。下位のアフリカ諸国の中でも「健康」に暮らしている人たちは結構いるんじゃないのか・・・とか。

まあ、それでも「一つの考え方」としてのランクだと思われますけども。単純にカロリーがどう、添加物がどう、でランク付けするよりはかなり詳細に調査しているようですし。

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01/09/2014

あれば食う

古代ローマの都市・ポンペイ・・・キリンやフラミンゴを食べていた(Yahoo!:時事)。・・・まあ、現代から見れば「え?」ということになりそうですけど、考えてみりゃ人間なんてのは何でも食う「雑食」動物の代表格みたいなもんで。その場に「食材」として存在していればどんなもんでも食べちまうような気はするのですが。
ただ・・・地中海のイタリアにあるポンペイに、どうやってキリンやらフラミンゴやらが食材として運ばれてきたのだろうか、とかそんなとこは気になります。

古代ローマ帝国と言えばその版図はかなり広く、ヨーロッパから北アフリカまでもその勢力下にあった、とされています。
・・・しかしキリンやフラミンゴはどっちかと言えばアフリカの南の方に住んでます。フラミンゴなら北の方にもいると思うのですが・・・キリン、ですか。そう簡単に捕まるような地域が北の方にあるのかどうか・・・?
となると南の方とも通常的に交易していた、ということになります。そうでないとそんなもんが「食材」として存在してるわけないわけで。日本の江戸期に象が来たことありますが、これは単発的な「見世物」であって断続的にでも輸入される「食材」ではないわけです。

まあ、そういう疑問?もあるんですが・・・キリンて美味いのかなあ・・・。
どっかの国で食えるところもあるらしいですが。やはり草食動物なんでそっち系の味?なのかな?とか思ってみたりして。
・・・そう言えば古代ローマでは「魚醤」を使っていた、という話もあります。↑記事の「塩漬けの魚」というのはそれ関係のものなのかな・・・とかそんなことも思ったりします。

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01/07/2014

そう言えば最近見てない

マクドナルドCMから消えた「ドナルド」(Yahoo!:J-CASTニュース)・・・そう言えば最近あの道化師見てないなあ、と思ったら日本国内でも2007年6月以降のCMには出てないんだとか。・・・7年前から、ですか。そうなると今の子供たちの中にはあのキャラクターを知らない、という子供も多そうではあります。

↑記事中では2010年頃アメリカで起きた「ドナルド追放運動」について言及しています。
・・・「ファストフード=悪」という図式は別にマクドナルドに限ったことではありませんが。「そういうものを提供するのが悪いことだ」という発想が出てくる辺りなんだか欧米だなあ、とか思ってしまったりしますが。
イヤなら食べなければいいんでは、と。体に悪い、というのなら食べなければいいだけのことなんじゃ・・・と。
まあ、その辺が認識の違いと言うか何と言いますか。「砂糖=悪」というのも根源はこの辺から来てるのかなあ、とか。甘いもんは全部悪だあ、というのも何だかなあ、と。甘いのも全部含めての「味」なんじゃないか、骨と皮だけになって目ギョロギョロさせてる人を時折見かけるんですが・・・なんかそんなこと思ったりもします。

しかしどうもそれだけではないのかも知れません「ドナルド失踪」というのは。
日本では2007年にすでにCMに出なくなっています。「ドナルド追放」運動がアメリカで本格的に起きたのは2010年以降。・・・こういう流れになるのを見越しての「降板」だったのか、その辺は定かじゃありませんが。たしかにこれ以降、マクドナルドのCMはスポーツなどの「さわやか」系「ユーモア」系「慈善」系にシフトしているような印象を受けます。独自のキャラクター路線とはちょっと違ってきてるような・・・。
・・・コカコーラもこんな感じですかね、なんとなく。
戦略と言えばそういうことかも知れませんが。・・・そう言えば日本マクドナルドはトップが変わったらしいですが。どうなるんでしょうか・・・すでに日本の外食産業の重要な一角を占めているわけですが・・・それでも落ちて?行った企業は数が知れんわけで。マクドナルドもいつそうなるか分からんわけですが・・・。

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01/05/2014

和食じゃなくて日本食?

カレーライスは和食か否か(Yahoo!)・・・インド人がカレー食べて「美味しい日本料理ですね、何て言うんですか?」と聞いた、とか色々ありますが。
和食。世界文化遺産にも登録されましたが。
・・・イメージとしてはやはり明治以前から続いてる料理、ということになるのかも知れません。さらに・・・名前。↑記事のグラフでは「ナポリタン」「カリフォルニアロール」が和食と思わないというのはその名前が日本っぽくないから・・・かも知れないとか思ったりして。まあ、ナポリタンは日本発祥の料理なのですが。

個人的にはカレーは「和食」か、と問われれば・・・ちょっと考えてしまいそうな。
「日本食」というカテゴリの中に「和食」が存在する、という風に考えるなら「和食じゃなくて日本食」と答えるところであります。しかし「和食」=「日本食」という認識だと・・・ちょっと抵抗あるかも知れません。
「和食」の味付けは基本醤油かダシ、ということになれば。焼きそばもカレーも「和食」ではありません。
しかしラーメンなら。そばやうどんとは違う「和風スープ」のラーメンというのも最近は出てきています。あるいは天ぷらのようにダシを特に必要としない「和食」もあります。
・・・これ、という決め手なんかないもんなのかも知れません・・・。

例えばフランス料理、というと日本では何だかお高くて皿にちょちょっと乗ってる・・・というイメージがありますが、フランス行けば今度は「家庭的なフランス料理」というのもあるわけです。ただ・・・これは「日本食」つまり「日本料理」として考えるなら当然のことであります。
では伝統的なフランス料理は・・・となると。やはり区分けは難しいもんかも知れません。
「料理なんて食って美味けりゃいいんだ」
という真実を突いた観点もあります。・・・和食だ、日本食だ、と考えすぎてしまうよりも食ってみればいい、と。そんな考え方もできます。
しかも。ラーメンもカレーも明治以降、つまり100年足らずの料理なんですが・・・これから100年後にはまた新しい料理があって「カレーと言えば伝統的な和食だけど、これは和食とは言えないなあ」とかそんなことになってるかも分からんわけですし。

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12/27/2013

まさに墓穴

米マクドナルド「ファストフードは体に良くない」と従業員に助言(CNN)。これは米マクドナルドの社内サイトに載っていたらしいのですが(現在は閉鎖中)ハンバーガーとフライドポテトとナゾ?の液体が入っているコップの方は「不健康な選択」、サンドイッチとサラダと水の方には「健康に良い選択」という・・・。
自社批判したかったのか・・・いや、健康志向の強い欧米ではやはりそういう風潮がマクドナルドでも多数派なのか。その辺はちと分かりませんが・・・やりすぎ、と言うかなんか哀れだなあ、と。

・・・ソボクな疑問で、ハンバーガーとサンドイッチと、どう違うんだろうか・・・とか。
どっちもパンにはさむ、というとこは変わらんわけです。では何が違うのか、そりゃあ、カタチは違いますが・・・それ以外だと肉になるのかなあ・・・とか。あるいはバターだかマーガリンだか、とかそういう辺りなのかなあ・・・。
なんだか単純にイメージの問題になってるような気がするのです。
肉は健康に悪くて野菜なら良い、砂糖のように甘いものも良くないし、油分などもってほか。
・・・じゃあ何食えばいいんだ、と。しまいには「東洋にはセンニンというスーパーな存在があってこれは空気の一部を食していて大変に健康だったそうな・・・」とかそんな話になってしまいそうで、ちょっと怖いのですが。

・・・でも自分の会社で売ってる商品まで批判しちゃあ・・・意味ないだろ、と。
あるいは「社内サイト」と言っても若干立ち位置が違ってる、とかそんなもんだったのかも知れませんが。・・・それにしてもなんと言うか・・・こういうのを自虐ネタ、と言うのでしょうか。

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12/24/2013

美味しく食べてあげる

変革を迫られるフランスのフォアグラ産業(Yahoo!:AFP=時事)。ちょっと前から言われてたことではあります。フォアグラとはカモの肝臓、それも脂肪肝となってしまったものであり・・・そうするためにはカモに苦役を強いるのだ、と。
ニュージランドでしたか「調理の際に苦痛を与えてはいけない」的な法律があるのは。フォアグラの場合は「調理の際」ではないわけですが、考え方としては同じようなものかと。
・・・そうなると例えば活け魚の生き作り、なんてのは論外になってしまうわけです。でも育てている最中にあれこれやって性質を良くしたりするのもその生き物に苦痛を与えていないか? とか言い出したらこれはこれで大変にややこしくなってしまうわけです。

牛や豚、羊などはそもそも野生にいたものを人間が飼い慣らして現在に至っています。
そのため「家畜などという人間のエゴの塊のようなシステムは廃止せよ!」とかそういうこと言い出して、牧場にいる牛や豚を全部放した、としても・・・どこまで生き延びられるか(豚あたりは大丈夫かも知れませんが)、それに再び捕らえて食材にする・・・となるとそれまでの質とはかなり違ってくることが予想されます。
生まれてきてから食材になるまで、手をかけるのが現在の畜産なわけです。
そういう風に作られている、というと語弊があるかも知れませんが。そういう風にしか生きられない生き物、という言い方もできるかと。だからそういった生き物に報いるためには美味しく食べてあげること。そういうものだと思うのですが・・・。

狭いゲージに押し込められて強制的にエサを流し込まれる。・・・なんて非人道的な、と、そういう感覚はどうしても芽生えてしまうもんだろうなあ、と。
たしかにやりすぎな面もあるかと思われますが・・・何をもって「やりすぎ」になるんだろうか、と。↑コレ、カモを養殖魚に置き換えたらそんなに変わらないような気もします。まあ、たしかにどんだけぎちぎちに詰め込んでも「魚が泳げないくらい」というわけではありませんが。
やり方や方法としてはそれほど変わらないわけです。大量の「太る」ためのエサをがんがん与えているのですから。
そういう側面もあるんでは・・・と思うのですが・・・一部の動物愛護団体のエキセントリック?な主張というのは多分に視野が狭いことに起因してるようですんで・・・そういうとこまではいかないもんなんでしょうなあ・・・。

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12/23/2013

競うもんでもないような

美味ければそれでいいような気もしますが・・・。
「讃岐うどん」に負けるな「大阪のおうどん」の世界戦略(Yahoo!:産経)。「切り口が違う(讃岐は四角で大阪は丸)」というのは言われてみればたしかにそうであります。
でも日本のうどんは讃岐と大阪だけ、というわけでもなく。「麺」と「ダシ(汁)」の重なり具合がうどんの醍醐味の一つだとすれば、例えば関東風でも稲庭でもそれぞれに「味」が出てくるわけで・・・「味」というのは人それぞれの「好み」が凝縮したものですから、誰かにとって「イチバン」でも違う人にとってはそんなのとんでもない、というのが当たり前な話だったりします。

自分は関東の生まれなのですが。
ン十年前には関西圏に住んでました。その頃に最も「食いたいなあ」と思ったのが「関東風うどん」でした。醤油ベースのダシ汁にあまり腰のないうどん。・・・関西圏というのはやはり↑のような「大阪のおうどん」や「讃岐うどん」が主流なもですから、たまに帰省できた時に喜んで食べる、とかそんなもんだったわけです。
しかし・・・最近は関東地方に住んでるわけです。関東風うどん、と言ってもそんな高級店とかにこだわってるわけでもないわけで。駅の立ち食いそばでもいいんですが。・・・なぜか最近食ってないんですな、これが。

一つには讃岐に慣れてしまった、ということ。そして外食をしなくなった、というのもあるんですが。しかしあの頃のように渇望してる・・・ということもなく。駅で見かけても「ああ、あるな」とかそんな風にしか最近は思わなくなってしまいました。
・・・嗜好の変化、とかそういうのもあるかも知れませんが。
もしかしたらもっと別の、「なんとかうどん」というのに出会ってみたら前のような感覚が取り戻せるのかな、とかそんなことも思ったりします。「好み」が凝縮されてる分、こういう「変化」も起きやすい・・・のかも知れません。

「何々だから必ずウマイ」というのはあり得ないわけです。だから、「大阪から世界へ!」と言われても・・・いや、全部ひっくるめて「日本のおうどん」でもいいんじゃないか、それぞれの工夫や差異の集合体としての「おうどん」でも別にいいんじゃないか、とかそんなことも思うのですが。
・・・だって、スパゲティだってイタリアに厳格な統一規格があるわけでなし(こういうパスタをスパゲティと呼ぶ、というのはあるでしょうけど)地方差、と言うか製造元の差、というのはやはりあっちでもあるもんではないかな、と。でもそういうのはほとんど出てきません。海外からみたら「おうどん」もそういった風に「ニホンの麺の一種」と思われてるだけかも知れないわけで・・・。

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11/20/2013

触れてないから

ホンモロコのおにぎりはいかが・・・竜谷大生商品化を目指す(Yahoo!:京都新聞)。ホンモロコは琵琶湖の固有種ですが、あちこちで養殖されている淡水性の小魚です。キビナゴなんかよりもちょっとずんぐりとしていますが、各地で食べられている食材ではあります。
ただ・・・たしかに淡水魚というのはあまり食べられていないという印象はあります。

一つには物流の規模の差、みたいなものがあると思われます。海水魚は一気に大量に運ぶことで一気に消費者のもとへ届けられますが、淡水魚はそうはいかず。さらに時期によって供給状況が変わってくるというところもあったりします。
アジやサバといった、養殖しなくても天然で十分に漁獲量が確保できる魚。そして養殖である程度の量が確保できる海水魚も結構あります。タイやマグロもそういった魚と言えないこともありません。
対して淡水魚の養殖、となると・・・ニジマスやアユ、といったところでしょうか。
そのほとんどは切り身として売るには小さく丸のまま。切り身ならさっと調理してしまえるのですが・・・丸のままだとさばいてもらってもどうしても骨なんかは残りますし。扱いにくい、というのもあると思われます。

そして・・・やはり流通量じゃないかと。近所のスーパーで「淡水魚」というとニジマスが時々、といったくらい。あとはワカサギとかそういうのもありますが、圧倒的に海水魚の方が多い。
↑のような理由で敬遠されているから量が少ない、というのもあるかと。でもそもそも淡水魚自体海水魚ほどの生産量はないんではないか・・・。
そうなると触れてないため淡水魚を食べる機会が減る→さらに生産量が落ちる・・・というスパイラルに陥っていく可能性もあります。

・・・↑のホンモロコのおにぎりにしても・・・骨が柔らかくまで煮込む、とかそういうことになるのでしょうけど、それでも「骨があるから」と言って敬遠されたり、とか。「川魚は臭い」というヘンなイメージもいまだにありますし。京都など琵琶湖産にある程度でも慣れている地域ならともかく、淡水魚をあまり食べない地域とかだったらやはり難しいのかなあ、と。
でもこういう取り組みは大事だと思うのです。他にはない特徴なのですから。

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11/16/2013

焼いても焼かなくても

ファミレスのガスト、電子レンジ調理のため「生姜焼き」表記を改訂(@nifty:J-CAST)。「焼く」という調理法は基本的に「火にかざして加熱する」ということなので、電子レンジだと「焼いた」ことにはならない・・・ということのようですが。別にそういったクレームが入ったわけではなく(イチャモンですな)自発的に・・・ということなんですが。
ここんとこ頻発している「誤表記」「偽装表記」に対しての一種の自衛策ともとれますが。そこまでする必要があるんかなあ、と。

まあ、足元すくわれないようにするのは必要っちゃあ、必要ですが。
でもこういうのを始めてしまうと際限がなくなってしまうわけです。・・・実はちょっと前にもこういうのがありまして。例えばマヨネーズに関してある規定が決まってしまい、これまで「マヨネーズ」と表記しても問題なかったのが「マヨネーズ」と表記できなくなってしまったとある有名「マヨネーズ風調味料」とか。
この時は特に魚の名前なんかにも注目が集まりました。
「ししゃも」と言えば北の名産で、柳の葉を意味するアイヌ語から名前がついた、なんて説もあります。が、大抵の「子持ちししゃも」は「ししゃも」ではなく「カラフトシシャモ」という別種。そのため表記を改訂、現在では「子持ちししゃも」というのはまずお目かかれなくなってます。
あるいは缶詰にも。「ニューコンビーフ」という馬肉牛肉混在の缶詰があったのですが、馬肉も入っているのに「ビーフ」はおかしい、ということになり「ニューコンミート」に改名。

こんな風にこういうのは繰り返すのかも知れませんが・・・。
焼いても焼かなくても「生姜焼き」は「生姜焼き」なわけです。ほとんどの人が「これは生姜焼きの味」という風に認めればそれはそれで問題ないわけです。
件のホテル料理にしても「クルマエビの~」としてたから問題なわけで、これが「エビの~」だったら特に問題はなかったと思われますブラックタイガーでも。そういう「偽装」はたしかに呆れるばかりですが、言葉にナントカが付くからその通りにしないといけないか、と言えばそれはケースバイケース、そこまで目くじら立てなくてもいいと思うのですが。
・・・そのうち丼物は全てどんぶりに入れないと・・・ということで弁当屋さんが専属の独自の容器を開発するようになったり、とかそんなつまらないことにエネルギーを使うようになりそうで。それならもっと有意義なことやった方がいいんではないか、と・・・。

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11/05/2013

国それぞれ

だとは思いますが・・・実情はあんまし変わらないかも。
南アフリカで盛り上がる「地ビール」ビジネス(CNN)。暑いとこだとビールが多く消費される、というわけではないようで。例えばロシアでもビールは盛んに飲まれてますし。・・・アルコールが欲しい、それも色んなのが・・・というのはどこでも同じようなもんなのかも知れません。日本のスーパーや酒屋でも日本酒だけ置いてるわけではありませんし。

ビールは世界で二番目に古い酒、と言われています。一番古いのはワイン。
当初の製法は今とはまるで違っていて、不純物の多い液体だったとか。さらに虫よけのフタをして太いストローで飲んでいた・・・という話もありますんで、やはり今とは大分違っていたと思われます。現代のような透明なビールができるまでは紆余曲折もあった、とされています。
まあ、そういうのも今では世界中で飲まれているビールの要素の一つ、ということにもなってるわけですが。

南アフリカのビール事情、というのは今まで全然知らんかったんですが・・・一つのメーカーが独占状態。しかし地ビールへの協力?も惜しまない、というわけで。たしかにこれから地ビール業界がどんどん発展していく・・・のかも知れませんが、さて。
日本の場合はキリン・サッポロ・アサヒ辺りが「メジャー」で、ちょっと前に酒税法改正の関係で地ビールが雨後のタケノコの如く乱立してたりしました。
今も「メジャー」の存在感はほとんど変わらんのですが。地ビールの方は淘汰が進んだ、と言うか何と言うか。ある程度こういった情勢が必要だったのかも知れません。おかげ?で実力のある地ビールが根付きつつある、という声もあります。

・・・南アフリカはどうなんだろう、と。事情が日本とは大分違う可能性は高いですし(例えば個人で醸造できるんだろうか、とか)カンタンには言えませんが。でもやっぱり美味しいお酒を飲みたい、という欲望はどこの国でも変わらんだろうなあ、とは思うのですが。

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10/30/2013

よーしょく

と言っても洋食ではなく。いや、洋風の調理法もアリか・・・。
近大マグロが銀座進出・・・養殖魚専門店開店(MSN:産経)。「近大マグロ」というのは近畿大学の関連施設で生産されるマグロで、世界でもほぼ唯一・・・いや、完全に唯一でしょうか。タマゴから生まれた稚魚を若魚から成魚にまで育て上げ、そしてまたタマゴを生ませる。そして代を重ねていく「完全養殖」のクロマグロであります。

「天然物」というのは基本的に天然自然下で生育してきたモノを捕らえてきたものであります。
それとは別に「養殖物」というのがあります。しかしこれは大きく分けて「完全養殖」とそうでないものがあって・・・タマゴから成魚まで、そしてまたタマゴへ・・・というサイクルを実現させたのが「完全養殖」、それとは違って幼魚や若魚を捕らえてきて育てる養殖もあります。
資源保護的な観点からすれば「完全養殖」が最も好ましいわけですが。技術的などもろもろの事情があって、クロマグロは若魚を捕らえてきて育てる「畜養」が主流になっています。これと似たような状況にあるのがウナギで、やはり幼魚(シラスウナギ)を捕らえてきて育ててます。・・・一応?完全養殖に成功はしたのですが、まだ商業ベースに乗せるまで行っていないのが現状であります。

そんな養殖物なのですが・・・あまりいいイメージがないのも事実。
実際、過去には結構ヒドいことやってたこともあるようですし。この辺は「冷凍物」と似ているかも知れません。
こんな話があります。終戦直後の食べ物のない時代にタラか何かの冷凍物が安く入ってきたのですが・・・当時の技術はまだヒドいもので。とても食べられないほどの悪臭を放っていたとか。
その件以降日本人は冷凍物に対して偏見を持つようになった・・・という説?があるほどに。
養殖物も一頃は「何を食べさせているか分からない」「奇形がたくさん出ているんだ」といった噂が流れ・・・「やはり天然物が一番」といった風潮が出来上がっていったのは、某偏り飽食マンガからだけの影響ではありますまい。

実は養殖物の方がウマイ、という話もあります。理由はカンタンで・・・ウマくなるように「作る」ことができるからです。さらに品質を均一に近づけることもできますし、安定供給も可能。そしてこれが大きいのですが、技術の進歩やノウハウの蓄積によって安全性も確保できる。
天然物至上、というのはたしかに無視できるものではありません。でも選択肢として「養殖物」そして「冷凍物」を入れても全然問題ないところにまで来ているのではないか、と。もうそういう時代になってきている、ということでもあります。

全面禁漁になってどこから来たのか分からないモノ食うよりはるかに信用できるわけです(って、まあ、そんなことにまでは・・・ならない?)。
品質の面ではもうひけを取らない。後は実績と言うか信用と言うか。別に天然物を駆逐しろ、というのではなく。ただ、もう肩を並べてもいんではないか・・・と、そんなことも思うのですが。

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10/08/2013

一つの文化

今後も減り続けるかどうかは別ですが・・・それにしても。
天然トラフグ、迫る枯渇(Yahoo!:読売)。記事は山口県下関市の南風泊(はえどまり)市場の取り扱い量ですが、他の地域でも同様なレベルでは、と。1990年代以降減ってきていてそのラインで推移している・・・。
それ以降でも漁獲量や取り扱い量が増えている魚介類というのもあるのでは・・・という希望的観測もあるにはあるのですが。それでもほとんどの海産物はこういうのが現状なのかも知れません。

トラフグは養殖もされています。
しかし「養殖物」と「天然物」があれば「天然物」の方が人気が高くなるものではあります。特に山口県は下関市は天然トラフグの産地であります。・・・やはり「天然物」にこだわってしまう傾向はあるかと。
が、それでは「資源」としてのトラフグはどうなるんだろう・・・。
禁漁期、というのは一つの手段であります。それぞれの魚種に合った「禁漁期」というのを設置してみて・・・様子見で何年か、というのもアリかと・・・その結果からまた判断する、ということも可能なわけです。現状が「大幅に減少」ではなく「推移」なんであまりそういう話にはならないのかも知れませんが。
自然のものなので良い時もあれば悪い時もある、今は・・・ということなのかも知れませんが(たしかにそういう意味で「不漁」になる魚種もありますが)。

それでも「一文化」としてのフグ食を残す、という意味合いでもなんらかの具体的な手段をとって欲しいとこなんですが・・・どうなんでしょうか・・・。

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10/07/2013

どこ産か

「ドイツ産」上海ガニ、中国当局が国内販売を拒否(iza!)。「表向き」は「中国の検疫当局側はドイツからの輸出申請や、輸入企業からの検疫申請がないと主張。変異などの可能性を示唆し、『消費者の健康を害し、生態環境を乱すことにつながる恐れがある』として、ドイツ産上海ガニの輸入を否定している」(「」内元記事より引用)とのことなんですが。実際には上海ガニ業界からの何らかの影響があったのではないか、あるいは公的機関による飲食接待規制に絡んだものではないか・・・と。
ターゲットになってるチュウゴクモクズガニは、特に江蘇省蘇州近郊の陽澄湖産のものが高級とされて非常に人気があるんだとか。しかしそこは中国なわけでニセモノも多い。そこで蘇州では本物にはタグを付けてるんだそうですが・・・そのタグも偽造される始末。・・・日本でも時期となれば松葉ガニや花咲ガニが出回りますが、こちらもタグ付けてます。しかし時折偽造タグ付きも出回るとのことで・・・時期もの季節もののニセモノというのはどこでもある問題なのかも知れませんが。

実はドイツではチュウゴクモクズガニが急増している(excite:レコードチャイナ)という話があり、漁業的に被害も出ているとのことで。そこでこの増えすぎたカニを中国本土に送ろう、という業者が出てきたわけですが・・・これが拒否されてしまった、と。

日本には「モクズガニ」という「チュウゴクモクズガニ」とはごく近縁の種がいてぱっと見には区別がつかなかったりします。
「カニ」というと海産のものが多いのですが、このカニは河川や河口で獲ることができます。「モクズ」の名前の由来は特にオスには「はさみ」に毛がたくさん生えていて「藻」のように見えるからであります。・・・日本でも「モクズガニ」を食べる地方はあります。さらに「チュウゴクモクズガニ」も入っては来ています。多くは「バラスト水」と呼ばれる船の重量や均衡調整のために船が吸い込んだり吐き出したりする水に幼生が含まれて各地で増殖・・・というパターンで、カニや貝類などが「外来種」として世界各地に出現してます。

当たり前ですが招かれざる客となるケースも多々。ドイツの場合は現地ではこのカニを食う習慣がない(ヨーロッパ全土でも川ガニを食うところって・・・)のでタダの厄介者になってるわけで。そこでコレ売ってみよう、という業者が現れても不思議ではないのですが。
・・・最高級品とされる陽澄湖産はともかく。安く美味そうな物が買えるのなら・・・ということでドイツ産に人気が集中した、という見方もできます。そして「安全性」ですか。↑記事中にも「ドイツの水は中国の水ほど汚染されていないと思うから」(「」内元記事より引用)という声が載っていたりして。
まあ、モノにもよりますが。国内産の方がイイ、とかなり限定されることが多いと思うのですが外産でもイイ、という声がある、というのは・・・どうなんだろうなあ、と。3日で30万杯もの注文が集まったとのことですし。
いっそのこと中国政府が音頭をとって外産上海ガニの輸入を・・・というわけにもいかないんでしょうなあ。色々事情もあるんでしょうし。その辺はどうにもならないんでしょうかね。

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09/19/2013

ぶしょね

ワインの風味を落とす物質は微量で嗅覚を遮断する(Yahoo!:時事)。「2,4,6-トリクロロアニソール」と呼ばれる物質で「TCA」と呼ばれています。
ワインではコルク臭がする、というように表現され、このTCAがごく微量あるだけでも元のワインの香りを打ち消すほどに強力なものだ、という風に解釈されてきました。
が・・・実はこの物質は嗅覚をマヒさせるような働きがある、とのことで。つまりワインの香りはきちんと存在しているのに感覚として得ることができない状態になってしまうわけです。

・・・まあ、自分もそれほどワインに通じてるわけでもないんですが。
一時、「コルクでなければコルク臭は出ない」ということでワインの栓はコルクか樹脂かプラスチックかはたまたスクリューキャップか、という論争が起きたことがありました。いや、今でも継続中ですか。さらにコルクを使うことは森林伐採に繋がるから自然保護の観点からも廃止すべきだ、という声もあったりして。
・・・自然保護うんぬんはコルクの農園での採取方法からすれば全くの見当違い(言い出した団体が修正・謝罪したほど)だったんですが。しかし効率よく生産できる「栓」があればたしかにその方がいいかも知れない・・・という流れを加速させたのは事実かと。
ワインの場合。他のビン製品と違うのは「長期保存」がある、ということであります。数年程度なら問題なくてもそれ以上となるとどうなるのか・・・? そこら辺にはまだ問題がありそうではあります。

さて、件の「TCA」ですが。
これはコルクに付いた微生物と塩素類などが反応してできる、とされています。・・・実際には別にコルクじゃなくてもできる時はできるものらしいのですが(微生物やそれ系の物質はコルクだけに含まれているわけではありませんし)。これをいかにして防ぐか、というのがこれまでの方法ではありました。
しかし単純に防ぐだけではなく・・・もし嗅覚をマヒさせうような働きを確実に引き出せるならそれはそれでまた別の分野での応用も効くかも知れません。方向性が違っていても同じ物質を研究する、となるとそこから新たな方向性が生まれて、ワインの風味をさらに損なわなくなるようなこともできるかも・・・知れません。

まあ、酒呑みは基本、ウマイ酒が呑めればそれでいいのですけれど。どんな物質でも知ったこっちゃない、とかそんなもんなんですが・・・でもそこから違った方向性が出ればそれはまた興味深いことなんではないか・・・とかそんなことも思ってしまうのです。

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09/11/2013

モノが多い

病院食の専門家「油分=悪者は間違い」(iza!) とは言っても高カロリーの揚げ物を毎日ばっかんばっかん食っても問題なし、と言ってるわけではなく。普段の食事に一品油分を多く含むものを加えると腹持ちが良くなって間食を抑える効果もある・・・ということであります。

・・・まあ、この辺は前々から言われていることなんですが。
「ナントカという物質が体に悪いらしい」ということになって「ナントカはカントカという食材に多く含まれているらしい」となって「じゃあカントカは悪い食材だから摂らない方がいい」ということになるか・・・その逆か。やはり特定の食材を貶める?ことは避けたいのか逆に「ナントカという物質は体に良い」「ではナントカを含むカントカは体に最良だ」となっていきなりスーパーで品切れ、とかそういうのも少なくありません。
無知から来る一種の洗脳ではあるのですが。一時は例のインチキ番組のせいでかなりとんでもないことになってましたが・・・打ち切りになって以降それほど大げさにはならなくなった、ような気はしますが根幹は変わってないないのかも知れません。
一つには「カントカ」という物質について調べようとするとあまりにも専門的知識を要求されすぎてしまう、ということもあるかも知れません。分かろうとしても理解できない。最先端の研究なんかそんなもんですが、それにしても踊らされすぎてる?ような向きは変わらないもんなんでしょうか・・・。

そもそもそんなカンタンにダイエットやら健康やらが手に入るわけないでしょうに。

油分にしても糖分と一緒でかなり悪者扱いされてます。・・・モノにはそれぞれ役割がありますがそれは決して単一ではない場合が多いわけです。油分や糖分だと「カロリーが高いから」ということになりますがカロリーが高いということはそれだけエネルギーになる、ということで。油分絶ちしておいてぶっ倒れた、てな本末転倒なこともよくあることであります。

・・・過ぎることなく適度に摂取。というのが一番なのでしょうけど・・・それができないからそういうことになるわけで。モノがあふれている昨今ですが、実はモノに愛されていない時代なのかも・・・知れません。

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09/05/2013

二つほど 9/5

新製品?で二つほど。

一つ目。「新車の匂い」がしなくなる? 新ウレタン技術開発(Yahoo!:clicccar)・・・さて個人の好み?みたいなとこで意見が分かれそうですが。
自分、以前は喫煙者で、数年前に止めたクチなんですが。タバコ止めた直後に訪れた大きな変化が二つありました。「味覚」と「嗅覚」が鋭くなった、ということであります。
特に「嗅覚」はかなり敏感になり・・・今まで気にもしていなかった匂いが気になるようになってしまう。雨の後の地面の匂いとかピーマンとか大根の匂いとか。最近は慣れてしまってそうでもないのですが、当時は困惑してかなりナーバスになったりしてました。
・・・その中に車や電車の中の匂い、というのがあります。
昔、喫煙とは無関係だったガキの頃の「タバコとガムの混じったような匂い」という記憶もあります。タクシーではどこか独特の「タクシーの匂い」というのもあったりしました。・・・でも最近の電車はそういう匂いはせず。時折ホームの端とかで匂う程度に。敏感になってからは逆に昔の匂いを思い起こす、とかそんな風になってます。
ところで・・・新車の匂い。これも記憶を辿るしかない匂いなんですが、個人的にはそんなに嫌いな匂いではかったりします。でもこれで車酔い、とかそういうことになる、となるとさすがに。でもなんかモッタイナイ?ような気もしてしまうのですが。

二つ目。「ホット炭酸飲料」は定着するのか?(Yahoo!:東洋経済オンライン) なんか飲んでみたいような飲んでみたくないような。あんまりホットの缶飲料が好きではない、というのもあるのですけれど。
↑のような事情で「味覚」「嗅覚」が鋭くなった頃、自分の口臭が気になってた時期がありまして。家の中はともかく、外では甘い飲料は飲まないようにしてました。口臭の主な原因は口の中での雑菌の繁殖なわけで、それなら茶などのように繁殖しにくいのにしよう・・・と。まあ、言うほど気になるもんではなかったらしいのですが、あの頃は気になっていたもので。
元々暑がりなせいもあります。ホットでは飲まない・・・。
ホット炭酸飲料。しかし自分、酒は呑むので当然炭酸系も口にすることになります。まだ呑んだことはないのですけれどビールを温めて呑むところもあるとか。・・・想像はできるのですけれど・・・実際はどんな風なもんなんだろう・・・?
開発に結構な時間がかかっているため、例えば缶にちょっと衝撃を与えただけで破裂、とかそんなんはなさそうですが。でも買ってすぐ飲まないといけない(通常の炭酸飲料のように買って冷蔵庫で保存、ができない)温めなおすこともできない、というのはネックになるかも知れません。・・・今の時期ならともかく。冬場となれば買っておいて温め直してまた飲む、ということもままあるでしょうし。
炭酸抜け・・・? ああ、でもそれはまた別の技術、ということになるのでしょうか・・・。

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09/04/2013

でもお高いんでしょう?

いや、そもそもはこんな値段が当たり前だったのかも。
低迷ビール界に「伏兵」クラフトビール(Yahoo!:ダイヤモンドオンライン)。いわゆる「地ビール」と呼ばれているものであります。記事にもあるように1994年にビールの醸造免許が交付される下限の年間製造量が2000キロリットルから60キロリットルに緩和。つまりはそこまで大きくなくても、原資が少なくてもビールを造って売ることができる・・・ということで村おこし町おこしベンチャーで正に雨後のタケノコのごとくメーカーが乱立。
・・・そうなるともちろん質の低下への懸念、みたいなもんもささやかれたんですが。実際はそうそう採算がとれるわけもなく自然消滅(自然淘汰とも?)していって現在に至っています。・・・と言うより「熟成」期間が必要だったのかも知れませんが。

そもそもの「クラフトビール」とは「地」ではなく「自」つまり自作したビールであります。個人でお酒を造ることに規制の緩い欧米の国では趣味で「自」ビールを造る人もいるとか。日本では酒税法の規制によって許可のない個人では作ることができませんが(販売目的でなくても不可)、大手とは違ったビールを造っている小さな醸造所の「地」ビールに最近注目が集まっている・・・ということであります。
とは言っても前述の通り経営や運営はかなりシビアな状況であります。↑記事には「日本でも数年後には、ビール市場全体の1%ほどはクラフトビールが占めるようになる」(「」内↑記事より引用)と、小規模醸造所に優遇措置のある欧米の10~30%ほどのシェアに対してのコメントがありますが・・・大手に勝つ、と言うか大手と並ぶことの方が難しいのかも知れません。
何より・・・やや割高。
Amazonでちょっと検索してみてもフツーに売ってる大手のビールよりやや割高になります。もちろん発泡酒や第三のビールとは比べるまでもなく。たしかに美味いのでしょうけど、ここまで大手が値を下げて(正確にはビールではない、としても)しまっているとその牙城を崩すには相当な戦略と努力が必要になりそうな。

でも・・・発泡酒なんかが出てくる前のビールてのはほとんどそんな値段でしたし(ディスカントショップみたいのもありましたが)。・・・デフレなんとかとかそういうもんかも知れませんが・・・。
ところで。ドイツには「ビール純粋令」という法律が昔あったそうで(現在はほぼ無効化)、これは材料や製法に厳しい法律だったそうで、そのため「ドイツのビールは世界一ィィィィ」みたいに思われてたらしいのですが・・・。
となりのベルギーにはそんな法律はなく。日本だと「まず効率化して安く生産して・・・」みたいなことになりそうですが、ここでは色んな香りを付けてみたり味を付けてみたり。あるいは瓶詰めされてから数年の熟成を要するビール、とか・・・。
ベルギービール(Wikipedia)
こういうビールもあるわけで。まあ、それでも日本に定着するのはもうちょっと時間かかるかも知れませんけども。

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08/29/2013

北の異変

海に異変、サンマ漁でイワシ(Yahoo!:読売)。北海道で近海のサンマ漁に出たらアジが大漁だった・・・とかそういう別情報もあったりします。今年の酷暑(まだ終わってないっぽいですが)がやはり影響してるのでは、と。

今年のサンマはやはり不漁となりそうなのですが。
海水温の変化、ということが理由の一つとして上げられています。水温というのは魚によって好みの差があり・・・夏場はどうしても水温が上がるため北上する魚もいれば、低水温を嫌って南下したりする魚もいます。・・・まあ、そこまで単純なものでもないのですが。違う水温からの逃げ場がないためいきなりとんでもないところに出てきた、という例(↑記事のブリとか)もありそうですし。
さらに水温は「南が高くて北が低い」とかっちり決まってるもんでもありませんし。海流や海底、あるいは陸上の状況などによっても様々だったりします。

それでも・・・今年はやはり色々違ってきているようで。
サンマは和歌山沖辺りから日本沿岸を離れて北上。やがて海水温の下がる太平洋側を北海道から順次南下していくという性質があります。・・・しかし今年は北海道周辺(特に南部)の海水温が平年より高いために南下できないのでは、と。
高いと言っても3度とかそれくらいなのですが、これでも影響を与えるには十分であります。
・・・何年か前にも似たようなことがあったのですが。やはり酷暑でサンマが不漁、と。こればっかりはおてんと様のことなんで人間にはどうしようもない(少なくとも今年の海水温を人為的に変える、なんてことは・・・)わけで。仕方ないことなのかも知れませんが・・・それにしても。やっぱり暑いのはイヤだなあ・・・。

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08/23/2013

「食べないで」ではなく

「獲らないで」じゃないんですか?
水産庁幹部異例の訴え「メジマグロ食べないで」(Yahoo!:時事) メジマグロとはクロマグロの若魚のことであります。大きさはもちろんかなり小型ではあります。
クロマグロ資源回復計画2015年から実行へ(Yahoo!:時事)。来年2014年は経過措置として三年以下の若魚の漁獲を減らす、というのが目標らしいのですが。

・・・でもこのメジマグロ、そのまま市場で並ぶもんなんでしょうか・・・?
他の魚同様、クロマグロにも「天然物」と「養殖物」があります。しかしクロマグロの完全養殖物は近畿大学のものしか流通してませんから(それも全体からすれば微々たるもの)いわゆる「畜養物」が主となります。
畜養とは若い個体を捕まえてきて育てて売るやり方であります。ウナギの養殖物は全てこのタイプになります。
この「種魚」としてのメジマグロが大半なんではないか・・・と思うのですが。

それでもそうやって人間に囲い込まれて養殖される、ということは将来の自然下での繁殖は期待できないわけです。そのため冒頭の「食べないで」という発言になるわけですが・・・。
・・・コレ、日本だけでやってもなあ・・・マグロの畜養は地中海でもやってますし、もちろん他の国でもやってることであります。目的は輸出。日本はたしかにマグロ喰い大国なんですが、近年は魚のヘルシーさみたいなもんが見直されて各国からの需要も高まっています。
その辺もどうにかしていかないとどうにもならないと思うのですが。そこまで踏み込めるもんなんでしょうか?

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07/16/2013

最後は自分の舌で

決める必要がありますけども。
日本酒業界で論争「吟醸」「精米歩合」表示すべき?(Yahoo!:dot.) 「日本酒」とはざっくりとした分け方をすれば「お米を原料とした酒」ということになります。もっと細かく言うと「お米を並行複発酵させた醸造酒」ということになります。
・・・しかし実際には様々な製法・分類があるのでカンタンにそう、とは言い切れなかったりします。無許可でやると犯罪になりますが単純にお米を発酵させただけではない、ということでもあります。

そこでビンに貼るラベル、あるいはそれに類したモノに情報を載せよう、という動きがあるわけなのですが(原材料の表記義務はあるようですが)。
「吟醸」などの分類や、「精米歩合(お米を削ってどれくらい残ったか)がどれくらいか」という情報は実は表記義務がありません。つまり、タチの良くない蔵が「これは大吟醸で精米歩合50%以下」と実際は全然違うのにウソついても問題にはならないわけです。
そこへこういった情報の表記義務を付すことで真っ当な蔵が残ることになりますし、何より消費者にとってもいい判断材料になるのでは・・・と。

しかし、日本酒のうまさはそこだけじゃないだろ、という声もあるわけです。
精米歩合というのは削れば削ってるほど(つまり低ければ低いほど)ウマイんじゃないか、という意識があります。そりゃあ、そうやって手間かけてる方がいいんじゃないか、と見えるわけです。でも、それだけで全部決められてもなあ・・・と。
やるんなら全部の工程の情報を・・・って、そんなにラベルを見にくくするわけにもいきませんし。その蔵、その酒ならではの特徴を見つけられればいいのでしょうけど。本当は・・・自分の舌で丹念に探っていくのが一番いいと思われます。ラベルの情報に頼らず。でもなかなかそうはいかないわけで。

酒というのもエンターテイメント、つまりは娯楽の一種であります。舌を楽しませる目的の飲料。本来は必要のないもののわけで・・・だからこそ真剣に、という声もありますが実際には生活が優先されるもんであります。
・・・その範囲内で探すことができればそれはそれでいいんじゃないかなあ、と。ネット通販もありますけど、デパートやスーパーのお酒売り場をちょくちょく覗いてみる、とか。良さそうだな、と思ったらまず飲んでみる、とか。その中から自分なりの一本が見つかればそれでいいんでは・・・と。

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07/12/2013

・・・関係あるのかな?

長崎のB級グルメ「トルコライス」、トルコ人が「難色」・・・で一騒動(@nifty:J-CAST)。まあ、どこでもこういう風に針小棒大に伝わってしまう、ということはあるとは思いますが・・・。
酒の席でのちょっとした話が大きく取り上げられて一人歩き・・・というのもなあ、と。実際、フツーに考えたらイスラム圏の人に豚肉料理って・・・まあ、ない話ではないか、と。

正式?に紹介するんだったら最低限豚肉ではない肉の「カツ」にしておけばまた違っていたのかも知れませんが。しかし実際は↑酒の席でのお話、ということだとしたら・・・何が何だかなあ。

ただ・・・↑記事でちょっと、いやかなり気になる記述が。
エルトゥールル号事件、と言えば日本とトルコの関係を知る上でも重要な件であります。この件は長崎とも縁が深い、ということでトルコとの繋がりを深くしたい、というのも分からんでもないのですが・・・。
『長崎市では「トルコとのつながりを築きたい」と同船の遭難事件が起きた日を「トルコライスの日」としている』(『』内↑記事より引用)
・・・って、トルコライスの「トルコ」はトルコと本当に関係があるんですかね・・・さて?

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07/10/2013

ちゃんとフライパンの上で

って、そういう問題ではありませんか。
「地面で目玉焼き作らないで」アメリカ・デスバレー国立公園(Yahoo!:AFP=時事)。最高気温50℃以上・・・最近日本も暑いですが、「記録上」の温度となるとさすがにここまではいかないような。
・・・「記録上」なだけであります。実際に「公的」に気温を計って「最高気温が~」とやるのは一定の高さのある風通しのいい場所での「最高気温」だったりします。体感温度・・・と言うか例えば猛烈に灼けてるアスファルトの上だったりしたら、そりゃあもう温度は上昇を続けるわけで。40℃超えとかそういうのは普通にあるかも知れません。
それでも・・・53℃となると。そこまで行くのかどうか・・・?

中東辺りだと平気でこのくらい行ってるかも知れませんが。
ただ、あっちは日本や東アジアと比べると湿気がない分、暑さの「質」が違ってきます。・・・乾燥してるとこ、というのは気温が高くても意外と苦にはならなかったりします。「不快指数」みたいなもんですが、日本の場合は湿気がある上に気温が上昇してるので・・・その辺から暑さが厳しいような(同様に東アジアも・・・)。
でも、それにしても気温が高い、ということには変わらんので・・・注意が必要なことにも変わりありません。

そんな暑い中でよく試されるのが「目玉焼き」で・・・暑い中のレールとか、車のボンネットとかで試されてます(しかし場合によっては相当な迷惑ともなります)。
・・・それが・・・なんで地面の上で。
地域的に砂や土ばかりなんでしょうけど・・・熱の伝わり方や水分の保有率なんかからすると、地面の上、というのは若干気温が下がる可能性があります。さらに砂や土の上の目玉焼き・・・誰が食うねん、そんなん。
あくまで「こういう状態ですよ」という動画だったのでしょうに。それを受けて地面で目玉焼き・・・てのは・・・なんなんでしょうか・・・? やっちまった後でもやりきった観を感じられるもんなのか、それともミョーな慙愧だけ残っちまうもんなのか。
こういうのは洋の東西を問わないもんかも知れません。知識の欠落やノリだけで突っ走るとか。でもそれで迷惑してる人たちがいる・・・ということまで考える必要があるのも洋の東西を問わないと思うのですが・・・?

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07/05/2013

家でジョンが待ってるんだ

ジョンって誰かって? そりゃうちの愛犬に決まってるじゃないか・・・。
アメリカでは常識? ラーメンの持ち帰り(iza!)・・・まあ、そういうもんかも知れませんが。たしかに日本人から見ればかなり奇異(のびたラーメンにも抵抗ありますし)ですが、あっちから見ればこっちのその方がオカシイ・・・とかそういう事例もありそうなのではありますが。
持ち帰り用の容器や袋を「ドギー」なんとか、と呼ぶと言う話をどっかで聞いたような。つまり家で待ってる犬に持って帰ってあげるんだ、という・・・実際に犬だけにあげてるわけじゃないと思いますが。

かなり前、まだ大食い番組が全盛だった頃。アメリカからそういった「大食い」兄ちゃんを呼んできて日本で勝負、てな番組があったんですが。対決内容は超大盛りラーメン。・・・その兄ちゃん、何を思ったかラーメンのメンに水をかけながら食う、という暴挙に。要するに熱いから、ということのようですが。どうもスパゲッティ対決か何かと思っていたフシもあってさっさと撃沈(彼はラーメン食ったことあったんだろうか?)。そりゃあ・・・こういう対決ですからスープも飲まないといけないのにそんなに水使ってたら・・・。
実際、こういう「感覚の違い」は多いかと。その辺も含めての「日本食の輸出」なんですが・・・多分、当事者だとかなりハードな話もあるかと思われます。

逆に日本で外国の料理を・・・となるとどうなんだろう、と。大抵の場合はその国のやり方に従う向きがあるかと。
でも例えば手づかみで食べるのが当たり前な国、というのもあるわけです(あれは手で思い切り掴んで食ってる、と誤解されてたりしますが・・・実際は人差し指中指薬指の先の方をスプーンのように使ってる場合が多いです)。そこへハシを持ち込む、というのは・・・手づかみに慣れてる人からすればどうなんだろう、と。
・・・そういうとこでは大抵食器がつくようになってますからそうでもないとは思いますが。食習慣というのはある意味人間の中では最も根源的な感覚の一つですから、こっちが何気なく行った行動が実は向こうからしたら「シンジラレナイ!」ものになってる可能性は非常に高かったりします。

そういうとこも全部含めて「輸出」を! ・・・という声もありますが。そんなカタチだけ取り繕ってもなあ、と。所詮は食い物であって、その幸福度は食べる人が決めるもんであって作る側が決めるもんではなかったりしますし。

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06/04/2013

別の理由

ノルウェーの捕鯨が衰退している理由(Yahoo!:ナショナルジオグラフィック)。・・・日本も似たようなもんかも知れませんが。今現在日本で「明日から捕鯨船に乗る」というのはかなり難しいことでしょうし・・・まあ、事情も違いますが。
日本の場合はあくまでも「調査捕鯨」であってノルウェーのは「商業捕鯨」なわけですし。あくまでも商業ベースでやる、となるとまた話が違ってくるわけであります。

・・・でもやはりあっちでも状況は似たようなもののようで。
日本でも現在鯨肉が食べられる店があったりします(こないだテレビで特集みたいなことやってたんですが、外国人のお客さんも相当数来店されるんだとか)。さらには「鯨肉はエネルギー補給に良い」という話もあったりして。
でも一昔前みたいにあって当然、フツーに食べられる、というイメージではないわけで。あっちでもそういうところがある・・・というのはうなずけることなのかも知れません。そりゃあ、あれだけ反捕鯨団体が派手に行動してりゃ(内容は過激そのもので若干引いてしまう、とは言え)イヤでも気になってしまうものではありますが。

自分は別に捕鯨に反対でも賛成でもなく。獲りすぎなければいいのでは、と思ってる程度ですが。
・・・しかし単純?に跡継ぎ不足が問題となるとまた話の方向が違ってくるようであります。食い物は食い物ですから、その辺から・・・というのもアリかも知れませんが。

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05/15/2013

二つほど 5/15

国内でいろいろ二つほど。

一つ目。4月のビール類出荷量増(Yahoo!:読売)。アベノミクスが関係しているか、と言えば・・・そういう「流れ」になってきている、ということなのかも知れませんが、さて。
↑一応?ビール「類」となっているので純粋に「ビール」だけではなく「発泡酒」「第三のビール」も含んでの「増」と思われます。
外飲み・・・どうなんでしょうか、たしか去年の4月はあんまし気候が良くなかったんでそっち系の売り上げが下がっていたのかな、と、たしかにそんな風にも思いますが・・・いやでも今年の4月もそんなもんでしたか。
気温が上がるとビール類の消費も増える、とされています。今後増えていくかと思われますが・・・沖縄は例年より遅れていますが梅雨入り。梅雨になるとまた事情も違ってきそうではあります。

二つ目。最も幸福感を感じるのは「90代女性」(Yahoo!:産経) 何と言いますか、もしかしたら「年齢を重ねる→周囲との違和感のようなものが減ってくる→幸福?」みたいなもんかなあ・・・とか勝手に思ったりして。
年をとる、ということは経験も増えるわけで。これは実際の経験ではなくアタマの中での思考も含みます。そこから「自信」のようなものが生まれ・・・そこから「余裕」が出てきて「幸福」なのかな、と。
昔漠然と「カンフー映画で老師と言えば老人ばかりなのは、年月を経て身体の運用法を理解したからなんじゃ」とかそんなこと考えてたことがあります。・・・なんかちょっとチガウような気もしますが、体力や持久力では落ちてきても実際に運用する時には年齢重ねてる方が有利なんじゃ・・・と。
・・・昔の状態をそのまま今に重ねてもうまく動くはずもなく。その辺から「非幸福」になっていっちゃうのかも、と。
しかし「90代女性」という漠然としたくくりだけでは「幸福」が何か、というのも分からんわけで。しかもあくまで割合が多い、という話ですから・・・世の老人の方々は幸福なんだ、という話でもないわけで・・・。

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05/14/2013

むしをたべる

たしかに抵抗はありますが。
国連食糧農業機関(FAO)が昆虫食を推奨(Yahoo!:JIJI)。実際には各国の歴史や記録には人類が虫を食べていた、というのが多いのは事実なわけで。日本でも今でも内陸の方ではイナゴの佃煮とかハチノコとか、そういうのを食す文化は残っています。
あるいはオーストラリアとか。基本的に動物性たんぱく質の摂取が難しかった地域では今でもそういった文化が残った・・・という言い方もできるかも知れません。

しかし。地域や地方によっては抵抗がない、とは言え・・・抵抗のある人の方が有力な国や地域もかなりあるわけです。いくら栄養がある、と言われてもねえ・・・。
日本でいうとカエルがその感覚に近いかも知れません。よその国では結構フツーに食べられている食材なのですが、日本では定着しませんでした。戦後の食糧難の時代に大型のウシガエルを輸入しましたが・・・それでも。一応食材として扱われることもあるのですが、ほとんどないような状態であります。

食べる、というのは文化の一環であります。その国や地域が辿ってきたこれまでと密接に関わってきているものであり・・・「どうしてもイヤ」「絶対ダメ」というのは簡単に変わるもんではありません。
虫にしても。・・・食ってみたら意外にウマかった、という話もありますし。これからの世界情勢を考えたら大々的に開発していくべきなのかも知れませんが・・・。
・・・やっぱり抵抗あるなあ、と。もし本気で世界的普及を目指すのなら大分、いやかなりの手間と時間が必要かと思われます。

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05/06/2013

「ご当地」の意味

「ご当地グルメ」の地域団体商標、登録緩和へ(Yahoo!:産経)・・・地域団体商標とは地域名と商品名を組み合わせた名称の登録制度で、例えば「大間まぐろ」とかそういう風に登録されます。
しかし登録できるのは農業協同組合や漁業協同組合などに限られてしまうため、商工会議所や商工会、NPO法人などが運営を担当していることの多い「ご当地グルメ」にはなかなか敷居が高い制度でありました。・・・そもそもは地域の農産品や水産品を守る名目だったのかな、と。それに対して「生産品」は「生産品」でも料理といった「加工品」を・・・となるとやや勝手が違ってきた、というところなのかも知れません。
それでも各地のいわゆるB級グルメが盛り上がってくる中、「ご当地ブランド」を守ろう・・・ということになってきてるのはある意味当然かも知れません。

「ご当地」をよその土地で食べる、というのはどうなんだろう、とか。
「ナントカやきそば」とか「なんとかドッグ」というのは結構聞く名前になってきてます。売りはもちろんその土地ならではの食材だったり調理法だったり。「ご当地グルメ」「B級グルメ」と言ってもその存在から歴史から千差万別であります。長い歴史を誇るものから「地元に名産品を」ということで近年生み出されたものまであります。
・・・それでも名が通り始めてしまうと模倣品や模造品が出回るのは世の常なわけで。
そういったパチモンがオリジナルを汚してしまう、というのもやはりよくあることではあります。それでも「ご当地」を守るために様々な努力もなされているのですが・・・。

個人的にはその土地で食したいなあ、と。・・・ぜいたくなことなのかも知れませんが。
「ご当地」はその料理だけではなく、その土地全てが含まれるような気がします。食い物ですからどうしても好みが出てきてしまう。「ご当地」から離れると「ご当地」ではない、別の要素が入り始めてしまうような。
・・・それはそれで興味深いことなのですが。オリジナル、という意味では本来なら「ご当地」で守っていくべきなのかなあ・・・とか。

それでも地域活性、何よりふるさとの再生という意味では「ご当地」は大変に有効な手段になり得るわけです。これで登録しやすくなって粗悪なコピー品が減るなら、それはいいことだと思うのですが。

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04/30/2013

「規制」

「路上販売の弁当」低価格か安全か(Yahoo!:J-cast)。「路上販売の弁当は絶対キケンだ」ということになればまた違ってきますが・・・現状、食中毒の被害、という形では出てきていません。じゃあ、固定店舗でも食中毒が必ず出ないとは言い切れないのだから路上販売でもいいじゃないか・・・というのはまた話が違ってきてしまうわけです。

責任の所在・・・というところでしょうか。
飲食業の店舗経営、というのはいくつかの約束事があります。そういったものをある程度(全部ではないですが)すっ飛ばして「行商」という形態で「路上販売」をやっているわけです。
・・・これは知らなかったのですが、「行商」というのは物品を販売する時以外は立ち止まってはいけない、という決まりがあるんだそうで。そうなると荷車に弁当積んで昼時のオフィス街で「待つ」というのはどうなんだろう、と。しかしそこへ来るまでには移動しているわけで。昼時のオフィス街では「販売」のために立ち止まっている、ということになる・・・のでしょうか。
そういうとこも実際はあいまいなわけで。しかし「移動販売」はかなり簡略な方法で済んでしまうわけで・・・そこら辺をどうすんだろう、と。

そこで役所の方で調査をする、ということに。・・・個人的には悪徳業者(ドコの世界にもいますが・・・オノレの欲望のためにゴリ押しする人たち)を取り締まる、というのなら「行商」以上「固定店舗」未満の「移動業者」専門の約束事を作ってもいいのでは、と思ってます。現行でも弁当の温度を測ったりしているそうですし。そういった「規制」が入れば質は守られていくのではないか、と。
これも新しい業務形態だと思うのです。それがあくまでも「自己責任で」とか「何か起きてからしか動けないんだろ」ではなく。もちろん「クレーム怖いから動くんだろ」ということでもなく。

本気で守ろう、とする人たちはまだまだいると思うのです。お役所にも行政にも。ただ・・・やっぱり動き遅いなあ、と。結構な年数経ってるはずなんですが、オフィス街の弁当販売。それがようやく今になって、てのも・・・もうちっと早く何とかできなかったのかな、と。

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04/29/2013

粗食の意味

食欲のない高齢者などが陥りがちな「低栄養」(iza!) 免疫不全などになるケースもあるとのことですが・・・独居となるとなかなか難しい問題かも知れません。

自分なんかでも最近食が・・・と思うことがあったりして。
油物をなかなか受け付けなくなってきてる、とか。肉や魚などでは脂の強い食材がもてはやされますが・・・昔はそうでもなかったのに最近は、なんか、そういうのはちょっとなあ・・・とか思うようになってきてます。
量も減ってきてるような。
これは加齢によるもんで、みんなそうなっていくものらしいのですが。まだ自分くらいの年齢ならそういう「食が・・・」というのがあってもまだなんとかなりそうなんですが。
高齢者や体力の落ちている人、となると。これはまた意味が違ってくると思われます。

その中でも「粗食を尊ぶ」というのがあります。
これは例えば「一汁一菜」とか。華美に食するよりはこうやって質素に味わうことで食事の意味が変わってくる・・・という解釈もあります。禅宗などでは食事も修行の一環だったりしますし。
・・・現代人の場合はそれまでが質素とは正反対の食事なのだから、粗食を味わうことで色々考えてみては、とそういうことなのかも知れません。

しかしそれを現代で続ける、となるとまた話が違ってくるわけで。時代による環境の変化というのは相当なものがあります。そういった食事しかできなかった時代ではなく。今は選択してより良い方向に進むことができます。
無理に華美な方へ進むのではなく。あるいは粗食を無理に続けるのではなく。なぜそういうものがあるのか、どうやったらそういう考えになれるのか・・・とかそういう方面を意識してみる、というのも一つの手だと思うのですが。

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04/19/2013

政策とは関係ない

と思うのですが、さて。
吉野家が牛丼100円値下げを開始(Yahoo!:毎日)。主原料のアメリカ産牛肉が手に入りやすくなった、ということも大きいかと思いますが・・・他の大手牛丼チェーンとほぼ変わらない価格に戻した、という見方もあったりして。利用者からすれば安いにこしたことはないんですが・・・。

日本の経済再生案として「脱デフレ」ということでいくつかの方策が示されております。
デフレ、とはつまりモノの価値が通貨よりも安くなっている、ということでこれはこれでいいことのように思いますが・・・過ぎると何でもよくないことになります。デフレが進みすぎると国力までそれにつられて安くなってしまう、と。
そこでモノの価値を適正化しよう、ということに。目に見えやすく価格を上げよう、と。
・・・日銀総裁へのインタビューで牛丼値下げの話を振ったりしてましたが・・・これとそれとは別、と言うかそんな個別の事案を出されてもなあ、と。要は「流れ」の問題なわけでどこそこが値下げした、これは政策への反抗だ、みたいにやっても意味なさそうな。

マクドナルド、100円商品をついに値上げ(Yahoo!:東洋経済オンライン)とかそういう話もあったりして。これも別に政策がどう、という話ではなさそうですし。
何より政策がどう、ということにしたいのならまず平均月給とか年収の話から始めればいい、と思うのですが・・・こっちは目立つ動きがあるのかなあ、結局目立つ方にいくのかなあ・・・とか思ったりしてます。

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03/27/2013

たんさん

アメリカで「炭酸離れ」が加速(Yahoo!:ロイター)・・・ニューヨーク市で「大型容器に入った炭酸飲料を規制」しようとしたんですが、裁判所から「やりすぎ」とクギを刺されて頓挫した、という経緯があったりして。しかしあっちの「大型容器」というのは日本では考えにくいような大きさだったりするので、本気でデカかった可能性もあったりして。
それが「炭酸飲料離れ」の原因の一つではないか・・・と。健康志向が強まってきているアメリカですし(どこの国でも?)そうなっていくのはある意味当然なのかも知れませんが・・・。

その前にもたしかファストフード店での「大型」炭酸飲料サイズをどうにかしよう、みたいのもありましたか。
なんで炭酸飲料がダメか、と言うと糖分を含んでいるからです。しかも相当な量。当たり前ですが糖分を摂りすぎると色々弊害が起きてきます。外見上で分かりやすいのは肥満でしょうか。いわゆる先進国では深刻な問題となっているところが多かったりします。・・・日本でも問題になってきてますが・・・食料の十分でない地域では逆にステータスシンボルだったりします(日本も過去ではそうでした)。

ところで。糖分を含まない純粋な「炭酸水」というのも売られています。主にウィスキーを割ったりするのに使います。これをそのまま飲む、という人も結構いるという話であります。「炭酸」を楽しむだけなら別に糖分はいらないわけで。しかしそれでは大多数の人が馴染めないのでやはり甘くしたり味をつけたりする必要が出てきます。
・・・だから本当は炭酸飲料が悪いわけではなく。その糖分が問題なわけであります。そのため世間には糖分を抑えた炭酸飲料というのも存在していたりします。

さらに・・・炭酸飲料だけじゃないだろ、肥満の原因は、という声もあるわけで。単純に「炭酸飲料が悪い」というわけにはいかないんでは・・・と。色々要因はあるわけで、一つをつぶしても仕方ないのでは、とか思うのですが。

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03/16/2013

揚げない揚げ物

油を使わずに揚げ物ができる「ノンフライヤー」を実証(Yahoo!:@DIME)。むしろ「ノンフライヤーで揚げ物以上のことができるか」検証になってるような気もしますが。冷凍物のエビをそのままフライに・・・てのは普通に油を使った揚げ物でもよくやることなんかなあ、とか。冷凍ピザの温めとなると・・・まあ、でも色々できた方が便利は便利であります。でも結構かさばるようで、その辺がどうにかできたら家庭用パン焼き器みたいに普及していくかも知れません。

「揚げ物」とは高温調理のことであります。水は基本的に100℃以上にはならず、それ以上加熱するのならオーブンのように多方面から熱した金属や石で加熱を続けるしかなかったわけです。
しかし沸点のより高い油を使えば容易に高温を得ることができます。オーブン系はどうしても下準備が必要になりますが・・・油なら熱するだけでOKであります(安全性に問題はありますけども)。・・・後片付けが面倒なのはどっちも同じようなもんかも知れませんが・・・。

個人的見解なんですが、揚げ物てのは最も後にできた調理法ではないかとと思ってます。
「焼く」というのは人類が火を手に入れた辺りから可能なわけです。「煮る」もそれなりの鍋のようなものがあればできますし・・・ちょっと高度になれば「蒸す」こともできます。「炒める」も火と鍋があれば可能。しかし「揚げる」は大量の食用油が必要になるわけです。
日本だと江戸中期くらいに「てんぷら」が食べられるようになりました。しかも屋台で手軽に。これは当時の国民の生活レベルが上がった、というのもありますけど灯火用ではない食用の油がたくさん、安価に出回り始めたことを意味します。・・・しかし「てんぷら」の技法はポルトガルから伝えられた、とされてます。その頃日本は戦国末期。・・・西洋ではもうちっと早く「揚げる」が身近になったのかも知れません。いや、中国辺りだとすでに普通の調理法として認識されて・・・いたのかどうか。その辺は定かじゃありませんが、いずれにしても中世以降とかそんなもんじゃないのかな・・・とこれは個人的考えではあるのですが。

しかし個人的に・・・と言うより自分は揚げ物結構やります。理由はやりやすいからだったりします。・・・そりゃあ油が飛び散りますし後片付けも面倒。でも一時安い鶏ムネ肉ばかり食べていた頃があって。実は鶏ムネ肉って揚げるのが一番楽だったりします。下味つけて片栗粉まぶして油へ。「煮る」「焼く」はすぐに硬くなってしまいますし。
そこら辺から他の魚とかへバリエーション?も増えていったりしたんですが・・・最近は年なんですかね、揚げ物を食べると翌日がツライ時があったりして。そうなるとやっぱり↑油を使わない揚げ物、てのは・・・いいのかも知れません?

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02/26/2013

賞味期限表記

飲料水大手5社、賞味期限表記を「年月」のみに変更(Yahoo!:SankeiBiz)。これまで「(年)(月)(日)」という表記だったものを「何年何月」という風に改める、とのことで。これで廃棄ロスなども減らせるのでは・・・と。

うがった見方してしまいますと。多分「賞味期限信者」はその月の最終日が賞味期限だ! とそういうことになりそうな。つまり勝手に「日」まで決められてしまいそうな、そんな気がします。
賞味期限はあくまで目安、という「事実」を信用できないのですから・・・まあ、仕方ないと言えば仕方ないのですが。
世の中には砂糖とか氷菓とかガムとか賞味期限の存在しないものもあります。逆に必要もないのに仕方なく?賞味期限を設定しているものとか。・・・これは外国の例ですが・・・「ビンテージビール」という寝かせることで美味くなるビールがあるんですが、これがたしかEUの規定か何かで賞味期限みたいなものを明記しないといけなくなっていて・・・必要もないのに記載している、とかそんな話をどっかで。

自分の判断で食える・飲めるを決めてもいいんですが(その代わり自己責任)それができない、という人がいるのも事実だったりします。
そういう慣習?を打破する一歩になる・・・かも知れません。たしかに「水」の賞味期限てのも・・・なんか妙な話ではあります。そこら辺から始めていく、というのもアリなのかも知れません。

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02/23/2013

シーフード詐欺

米国で「シーフード詐欺」が横行、特にすし店で不正表示が(Yahoo!:AFP=時事)。「詐欺」と言っても海産物をネタに架空の儲け話を・・・というものではなく。産地偽装やラベルの不正表示などの話であります。
場合によっては半分以上、いや、それ以上に不正があった、という・・・。
日本人とアメリカ人では(住んでる地域にもよりますが)「海産物」に対する認識が若干違うことがあるので、こういう「詐欺」が横行してるのかも知れませんが・・・。

そういう日本でも起きてましたが・・・ラベル偽装。
実際、切り身になってしまえばそうそう分かるもんではありません。丸のまま一尾出てきたら分かる、というのはどこの国でもそういうもんかと。
・・・↑記事でハタと偽られてた「カイヤン」は熱帯魚屋でも見ることができます。大抵は数センチ程度の幼魚で、目が横に張った遊泳性の高いナマズであります。・・・見た目かわいらしいし安価なので買っていく人も多いらしいのですが・・・一年で数十センチほどにも成長する上に水槽はできれば円形のもの、それも大型の方がよくなります。なぜかと言うと水槽の壁面にがんがんぶち当たって鼻先にケガしまくるからです。しかも大きくなると結構ゴツくなりますし・・・。
でもたしかに身は白いんだろうな、と。切り身で出されたら海洋性のハタと淡水性のカイヤンでもシロウトなら区別はそうそうつかないでしょう・・・。
・・・ティラピアをフエダイ。・・・この辺になると・・・どうなんでしょう、外見も似てるのですが味は・・・? 実はティラピアは「カワスズメ」の名で日本でも流通させようとしていたことがあったりします。ほとんど頓挫したようなもんなんですが、場所によっては今でも川で平然と泳いでたりします。頑強な性質で水質汚染にも強い、ということでの導入だったのですが。

・・・それでもニセモノはいかんですなあ・・・。
そういう「詐欺」を見張れるような組織や団体、アメリカもあるはずなんですが・・・そういったところは機能していないのかそれとも何か事情があるんでしょうか・・・? 衛生管理の方面からでもそういったことへメスを入れることは可能だと思うのですが。・・・いや、日本でもなかなか摘発が難しそうな案件ではありますが。

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02/20/2013

一瞬でさめる

米研究チームが開発「酔っ払い状態」が一瞬で「シラフ」に(MSN:J-castニュース)・・・まだマウスでの実験段階ですし、人間への実用はかなり先になりそうですが(現段階ではある意味劇薬?)・・・ちょっと先の未来では「酒に酔ってうんぬん」という事故や事件が大幅に減ることになる・・・のかも知れません。

酒、というのは妙なもんで人間を含めて「毒」となる成分を持ってます。・・・いや、「ヒトを狂わせる飲み物」という意味の「毒」ではなく実際に体にいい影響を与えない意味での「毒」であります。だから、身体は酒が入ってくるとそれを浄化しようとします。
もしそれで即座に、完璧に消えてしまえるのなら「酔い」なんて存在しないのですが・・・。
実際にはいくらかの時間がかかります。さらに人によってはその機能があまり良く働かない人も。そのため色々と体の機能に影響を与える物質が体内を流れて「酔っ払い」ということになってしまいます。

これまでにも「酔い覚まし」のクスリというのは存在してます。その方法は「身体を浄化する」機能を助ける、というもの。この方法でもかなり有効なのですが、↑のクスリは自らが「身体を浄化する」というものだったりします。・・・実用化されれば特にアジアの一部では歓迎されるかも知れません。生まれつきそういう機能がほとんどない、という人たちはアジアに多いのですし。

・・・しかしある意味ではなんだかさびしいような気もしますが。
酔っ払いによる事件や事故、という悲しい結末もあるわけで。こういうクスリが出回るようになればそういった悲劇も減るかと思われます。
しかし・・・なんで人間は酒を飲むんだろう、と。
美味いから、というのもありますが「酔い」もコミで楽しむからなんでは・・・と。
少なくとも自分はあんまり服用したくはないなあ、とか。酒飲む意味がなくなってしまいそうで、なんかさびしい・・・いやもったいないような気がするもので。

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02/18/2013

やり方いろいろ

いろいろな手があるもんであります。
ユッケ復活の兆し、パック入り市場拡大(Yahoo!:産経)。これは兵庫の会社ですが、北海道でも同様の取り組みがされています。
ユッケ来月復活(十勝毎日新聞:2012年11月)

あの食中毒事件以降、生肉の取り扱いには注意が必要になっています。
その結果として「ユッケ」・・・細かくした生の牛肉と卵などを混ぜて食べる・・・がほぼ全国的に姿を消すことになりました。「生の肉」というものに対して慎重になっている、ということは決して悪いことではないのですが、これまで好きで食べてきた人たちにとっては大変なショックだったわけです。
いや、提供できないわけではないのです。ただ、基準がかなり厳しいのでクリアするのが難しかったり採算が合わなかったり。
そこでそういった基準をクリアしているところからパックで送ってもらおう、と。これならそういった設備がないためメニューから消した小さな焼肉屋でもユッケを再開できる・・・。

もちろんまだ問題もあります。一つにはコスト。現段階ではまだまだ割高になってしまう、とのことで。しかしこういうのは様々なやり方で克服していけるものではあります。
個人的に気になってるのが・・・コレ、厚生労働省が新たに「扱う側の基準を作る」とか言い出さないだろうか・・・と。つまり作る側ではなく扱う側。生肉を店で供する時の基準とか新しく作られたら意味ないんじゃ・・・と。

まあ、取り越し苦労かと思いますが。それに・・・自分は別にユッケ好きってわけでもありませんし。でも先行きが気になっていた件ではありました、生肉のことは。

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02/15/2013

コメの銘柄

コメの格付け、熊本「森のくまさん」が最多点(Yahoo!:朝日新聞)。とは言っても・・・なかなかお目にかかれる銘柄ではありません。地元だと流通しているんでしょうか・・・?
米の食味ランキング(日本穀物協会)

↑ランキングですが・・・しかし見事に見たこと聞いたことあるようなのばっかりであります。
いや、それでいいのならいいのですが。自分もそれほど米の味に詳しいわけではありませんし。ただ・・・なんでしょうね、もうちっと選ばせてくれてもいいんでは・・・とか。せっかく各地に色々コメの銘柄というのはあるわけです。それなのにどっかで聞いたこと見たことあるようなのしか店頭には並ばない。

ランキング上位、と言うか特Aとそれ以下でがらっと趣きが変わってます。やはり名の通った銘柄は上位になりやすいと思われます。それは知名度とかではなく。米、というのは品種改良が大変に進んでいる作物で(時間はかかりますが)時代や状況に合った銘柄が好まれるのは当然だからでもあります。
そんな中でも新しい銘柄は出てきてるわけで。
本当にベストなのは「好きな銘柄を好きに選べる」ということになると思うのですが・・・さすがに無理ですかねえ・・・。

世の中には「お米マイスター」という資格もありますが。それでもシロウトにはどれがどれやらさっぱり分からんわけで。「こういう時にはこういう銘柄」という風潮と言うか世間の流れがそうなっていけばまた違ってくるのでしょうけど(銘柄の作成にも目的というのがあるはずなのでそれに沿った食い方を選べる、とか)こういう現状じゃあ、なかなか難しいでしょうし。
・・・コメさえ食えれば別にどんな銘柄でもいいやという・・・人のこと言えませんが・・・そういうのが当たり前になってる現状もありますし。そういったところから変化、というのもなかなか困難でしょうし。

まあ、美味いコメ食えればいいのかな、銘柄こだわらずに・・・とか。でもこれだけ様々な方面から色々な銘柄が出ているのですし、それを放っておくのはなんかもったいないなあ、とも思うのですが。

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02/10/2013

二つほど 2/10

色々と二つほど。

一つ目。ダイエット飲料を使ったカクテルの方が酔いが回りやすい?(CNN) ダイエット飲料、つまり砂糖を使っていない飲み物であります。
これは胃に長くとどまるかどうか、ということのようで。砂糖が入っていると胃に長くとどまって腸から吸収されるまで時間がかかる。でもダイエット飲料で割ると胃をすぐに通り過ぎて腸から吸収されて、すぐにアルコールが体内に回ってしまう・・・。
全部が全部そうだ、というわけではないのでしょうけど。例えば↑記事によれば被験者は「付き合い程度の酒を飲む」人たちであります。これが日常的に相当量飲酒してる人だとどうなるんだろう、とか。あるいはアジア人によくある「下戸」つまり対応酵素を生まれつき持ってない人なら・・・?
が、しかし。何より先に気になったのは「ダイエット飲料で割るカクテル」というやつで。・・・ウマいんかなあ、とか思ってしまって。それとも酒飲む時にも健康を考えて飲む人用なのかなあ・・・とか。

二つ目。ガラケーの未来と携帯キャリアの未来(Yahoo!)。・・・まあ・・・自分にはあんまし関係ない話なんですが。何せ携帯そのものを使わないもんですから。
ただ、スマホを「携帯の延長上」とするか「通信可能な新しいツール」とするかで全然違ってくると思われます。
例えば自分の場合でも通話やメールはしなくてもネットはスマホでやる、とか。あるいは気に入ったアプリがあればそりゃスマホ手に入れるでしょう・・・とかそういうことにはなるわけです。携帯は使わなくてもそういった「道具」は使うかも知れません。
・・・それでも、まあ・・・。
実際金銭的なハナシもありますし。多分自分はしばらくは・・・ここんとこはガラケーで十分なんだろうなあ、と。仮にスマホにしても結局使わない、家帰ってからPCやるからいいや、とかそんなことになりそうなとこですし。

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01/29/2013

ほとんど解禁

米国産牛肉、来月に輸入緩和(Yahoo!:時事)・・・これまで「20ヶ月以下」だった輸入規制を「30ヶ月以下」に緩和、するというものであります。
10ヶ月、一年ちょい足らずくらいならそれほど変化ないんでは、と思われそうですが。
現在の「20ヶ月以下」だと全体の半分以下ですが「30ヶ月以下」だと9割超えてしまう、ということで・・・これはほぼ輸入解禁と同じ、ということでもあります。

そもそもなんで規制していたか、と言うと。
いわゆる「狂牛病(BSE)」であります。牛の脳内に異常なたんぱく質が増えて正常な活動ができなくなる。そして「食べる」ことでヒトにも影響を与える可能性があります(一部で病原菌扱いされてましたが菌とは別モノ)。脳内、つまり神経系ですからそういった部位を食べなければ基本問題はないのですが・・・処理の方法によっては普通の食肉部位にも影響を与えることもあって、規制されてました。

が、実はこの「狂牛病」というのも実は100%解析されてるわけでもなく。
そのため「科学的手法で」とか「研究を進めてから」というのは農業大国アメリカから要望もあったわけです。国によってはそんな規制もないわけで、そういうとこの足並みも揃えようじゃないか、と。
・・・とは言っても消費者の不安、というのはやはり存在するわけで。実際に食ってる側からすれば「もしかしたら危ないかも」とかそういうことになってるもんを食い続けるわけにもいきません。そういうとこ、どうなるのか・・・気になるところではあるのですが・・・。

ただ、最近はあまり話題にものぼらない「狂牛病」ですし。いざ解禁となってもそれほど騒ぎにもならんのかも知れんのですが・・・。

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01/25/2013

やはり難しい

「あずきバー」の商標登録訴訟、井村屋が勝訴(Yahoo!:毎日)。1973年発売、ということで・・・見たことのある人の方が多いかと思われます。文字通り「あずき」の「バー」なわけでたしかにこれは「単に商品の品質(原材料、形状)を表したもので他の商品との識別ができない」(「」内↑記事より引用)となっても仕方ない、と言えば仕方ない・・・ような気もしますが、商標登録は現在では非常に重要であります。

・・・これは実績があったから、ということだと思われますが。
もしこれが新商品の名前だったりしたらこうはならないだろうな、と。今ではある程度そういった「独自性?」のようなものを名前に含ませているのでは、と。いざ登録する際に「これじゃ普通すぎる」てなことになったら意味ありませんし。そういったところも開発活動に入っていると思われます。

そして最近では世界的に商標登録が重要になりつつあります。
他の企業が同様の商品を同じ名前で売ることができるわけです。こちらの方が歴史があって味もいい、と言っても後発の「あずきバー」を販売することはできます。それは日本の企業でなくてもいいわけで。商標登録は国ごとに行われる(特許は国際条約的なものがあります)のでその辺、どうしてもトラブルになってしまう国が身近にあったりしますが・・・その辺もまた、難しいとこではあります。

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01/14/2013

それは「たくあん」なのだろうか

辛み成分ゼロの大根作成に成功、臭わないたくあんできます(Yahoo!:朝日新聞デジタル)。たくあん独特のにおい、アレは実は大根の辛み成分がもとなんだそうで。つまり「辛くない大根」を作ることができれば同時に「におわないたくあん」も作ることができる・・・ということになります。

ちょっと前に某ニュース番組でも取り上げてましたが。
実はまだ新品種として確定しているわけではないので、来春辺りから「におわないたくあん」を大々的に・・・というわけではありません。しかしスタジオでの試食では「甘い」「辛くない」という意見が出てましたから、そのうち商品化されていくもの、と思われます。こうやってメディアで取り上げられれば研究も進むでしょうし。
・・・まあ、でも。
「におわないたくあん」というのはそのまま「たくあん」と呼んじゃっていいのだろうか、とか。あるいは辛くない大根なので大根おろしにしても劣化しない、という特長もあるんだそうですが・・・辛くない大根おろしかあ、と。それはそれでどうなんだろう・・・とかそんなことも。

品種、というものであります。例えば今から数百年前に「沢庵漬け」として発生した「たくあん」は今とはかなり違っていた、と思われます。製法もそうですが原料の大根が違うからであります。・・・現在では「たくあん用の大根」もあるんだとか。そういうのと比べてみたらどうなるんだろう・・・と。
時代の変化と言えばそれまでですが。頑なに古いのを守り続けるのもどうかとは思いますが。・・・でも「におわないたくあん」てのは・・・なんだか別のものになっていくような気もするのですが。

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01/13/2013

アメリカで飲酒

・・・一応?日本と同じように年齢制限があって、それ以下だと買うのも難しかったはずなんですが。
アメリカの女子高校生の5人に1人が「過度の飲酒」(CNN) 男子高校生に「ほぼ匹敵する」となってますから、アメリカの高校生てのは酒飲み過ぎの人が相当数いる・・・ということになるんでしょうか・・・?

日本の場合は一律「二十歳未満は飲んじゃダメ」ということになってますが、たしかアメリカは州によって制限されてる年齢が違ってたような。・・・そのため多分ジョークの類だと思いますが、飛行機でアメリカ国内を飛ぶ場合、ある州を越えたらダメになってこっちの州の上空ならOKになる・・・とかそんな話も。
しかしそれにしたって大体20歳前後だったはずなので・・・しかも高校生ですし・・・そんなにカンタンに飲酒できるもんなのかな、と。

年齢制限は日本よりもある意味厳しいものがあります。これはジョークでも何でもなく、すでに成人どころか子供もいる日本人の奥さんが酒を買おうとしたら断られた、とか。パスポート持って行ってもダメだった、とか。いくら自分はもうそういう年齢なんだ・・・と説明してもそんな童顔でその年齢はあり得ん、とそうなってしまった、という話があったりします。
・・・となると高校生が自分で買いにいくわけじゃないのか・・・それとも何か抜け道的なものがあるんでしょうか・・・?
アメリカ、と言うと「自由で何してもいい」的なイメージがあったりしますが、実際は宗教的に清浄なものを好んだりする土地もあったりします。広い土地で様々な文化が入り混じってきてるので・・・一面だけでは判断できない国でもあります。

・・・それでも米疾病対策センター(CDC)の発表ですから相当数がやっぱり飲んでるってことになるんでしょうねえ・・・。
「過度の飲酒による女性や少女の死亡は推定で年間2万3000人だが、うち半数は飲み過ぎが原因と見ている。」(「」内↑記事より引用)というなんだかよく分からない(最初に過度の飲酒による・・・と書いてあって最後に飲み過ぎが原因、てのは一体どういう意味なんだろ?)文もあったりますが。・・・WHOはタバコの次に酒を世界的に規制しようとしている、という話もありますんで・・・その原因の一つにはやはり若年の飲酒、というのがある、ということなのかも知れません。

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01/12/2013

そりゃ無駄は省きたいですが

世界で生産される食料のうち、最大半分がゴミに(Yahoo!:AFP=時事)。・・・「最大」って何だろうとか思ったりして。てことは半分までいってないところもあるんだろうか、とか。
いずれにしてもそりゃムダは省きたいものであります。が、「捨てる」ことを前提としている今の社会で「ムダだから欲さないようにしよう」というのはどんなもんなんだろう・・・と。

例えば↑のイギリスの例での「野菜」ですが。
これは日本でもたびたびテレビなどで取り上げられてます。規格というのがあってこれを外れた野菜は流通に乗らない。もったいないではないか・・・と。たしかにもったいない話なんですが。この「規格外」の野菜を流通に無理に乗せるとかえってコストがかかるケースもあるわけで。つまり、場合によっては定価よりも高い値段で「規格外」の野菜をわざわざ買う・・・とかそういうことになる可能性もあるわけです。
だから、産地で農協などを通さずに「直売」するケースだとこういうのは逆に有効であります。現在の流通や取り引きではどうしても廃棄するしかなかった「規格外」なのですから、そういった手段で役立てる、というのは一つの手であります。
・・・あるいは果物なんかだとジュースにしてしまうとか。「果物」としての規格からは外れてしまいますが「原材料」の規格には合うわけです。こういう方法は他にもたくさんあるかと思われます。

でもこういうので消費される量、というのは廃棄される量のうちの、ほんのわずかな量なわけです。
・・・じゃあ、そういったもんも流通できるような仕組みを整えたらいい・・・。
相当数の誰かが「欲しい」ということになれば規格外でも流通させて取り引きを成立させられるわけです。そういった仕組みを作り上げることができれば、↑のようなムダは省ける、かも知れません。

・・・が、そういうのを作るまでにはお金と手間が非常にかかるわけです。「そんなのムダだからやめよう」と言うだけなら誰でもできるんですが・・・実際にそういうシステム作りました、てな話があんまりないのは(一時期コンビニの残飯で家畜飼育とかあったんですが・・・)なんだかなあ、とか思ってしまうのですが。

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01/04/2013

今年は何かなあ

「特保コーラ」で去年は炭酸市場が拡大(Yahoo!:SankeiBiz)。「特保」・・・「トクホ」ということでやっぱり健康的だから、とかそういうイメージが強くなったんでは、と。ただ、キリンのメッツコーラってペットボトルに目盛り?が記してあって「一日ここまで」みたいな表記がしてあったりして。
いくら体にイイ、というのであっても大量に飲んじゃうのはあまり良くないんだそうで。あくまで「健康食品」なんであって効能のはっきりした薬ではないわけですし。

それでもここんところの「飲料ブーム」というのはやっぱり仕掛け人みたいのもいるのかな、とか。
トクホのコーラ、の前段階?としてトクホのお茶、というもありました。これはこれで現在も続いてますが、さらに意外なところにも・・・というのは結構考えられてそうではあります。
・・・いや、トクホではなくてもいいわけではありますけども。
「なんとかブーム」に乗っけて(あるいはブームを作って)そこで売り上げを出す、ということなら別にどんなのでもいいわけで。
しかし昨今は健康ブーム。これに乗らない手はないわけです(ただ、トクホは取得に多大な手間と時間がかかりますから今月開発に着手して来年度に販売、とかそうカンタンにはいかない・・・)。

となるとなんなんでしょうか・・・まあ、そういうとこも楽しみにしておけばいいのかも知れません。いつものお気に入りの一本、というのも愛着があっていいのですけれど・・・新発売に挑戦してみる、というのもまたいいものではあります。

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01/02/2013

せいしゅのみ

気持ち的には分からんでもないですが。
京都市議会「乾杯は清酒で」条例可決(Yahoo!:京都新聞)。強制力のない理念的条例というやつであります。居酒屋なんかでとりあえずビールでカンパイ、とかやってたら「条例違反でタイホだ!」と官憲が乗り込んでくる・・・というわけではありません。
京都と言えば酒どころの伏見があります。他の酒に押され気味の日本酒の普及を後押ししよう、という取り組みになるわけですが。

・・・個人的にはそこまでする必要あるのかなあ、とか。
「ジャパニーズサケ」は海外で人気があるけど国内での人気は落ちている、という奇妙?な話もあったりしますが。
製法とか物流とかその辺の問題がない、というわけではありませんが・・・現行のように様々なことやってきてる他の酒と比べると・・・失礼を承知で述べさせて頂くなら「トノサマ商法」の日本酒はこうなっていくのもある意味仕方ないことなのかな、と思います。

いい例が発泡酒であります。
これはビール会社によれば「味の追求の結果こうなった」となってますが明らかに酒税法対策なわけです。価格を抑える、というのはモノをたくさん売ろうとする際の方法の一つであります。発泡酒は(中身はともかく)外見や内容を落とさないように低価格を実現した酒ではあります。
一方で日本酒は、と言うと。
終戦直後から劇的に変わった、とされています。従来の製法ではなく安価な製法を開発。・・・それは明らかに質が落ちすぎるやり方であり・・・質が落ちれば顧客は離れていく。近年になって法改正もされましたが、それでもその影響は残っています。
・・・あんまり関係ないかも知れんのですが冷凍食品みたいなもんでしょうか。あれも終戦直後に粗悪な魚(冷凍も解凍も技術的に未熟で異様に悪臭を放ってたとか)が出回った影響で今でも「冷凍食品は、ちょっと」という風潮を残しています。

無理に新製品を開発すべき、とかそういうことではありません。やり方はまだあるんではないか、と。製作に関してはシロウトの消費者ではなく、現場の、サケのことを知り尽くした生産者にはまだ策があるんではないか・・・と。条例でカタチを整えるのではなく真摯な技術者から生まれる回生策もあるんではないか、と思うのですが。
気持ち的には分からんわけではないのです(個人的には日本酒飲まんのですが)。ただ、そういうことを条例で決めてもなんかしゃーないんではないかな・・・とか。

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12/25/2012

うんしゅうみかん

温州蜜柑・・・つまりは暖かい地方のミカン、てなとこですか。
骨粗しょう症予防に温州ミカンの黄色い色素が有効(Yahoo!:朝日)。骨粗しょう症だけではなくガン予防とかそういった方面にも有効で、日常的にミカンを食べている地域の方が長寿だ、とかそういうことまであるとか・・・そんな話も聞きましたが。
なんでも温州ミカンに多く含まれる物質が関係してるとか。オレンジだとそれが少なく、レモンやグレープフルーツではほとんど含まれないんだとか。

どっちかと言うとその物質がどう、と言うより色素がここまで影響している・・・ということが驚きなのかも知れません。
ミカンを食べ過ぎると皮膚が黄色になる、と言われてますがこれはあながちウソではなく。ミカンを食べることで吸収されたその色素が体内を巡ることでそういう風に見えるのだとか。その色素が多いミカンならではの効能、というべきなのかも知れません。

実はミカンというのは日本人が最も食べている果物だったそうなんですが・・・数年前にバナナにその王座を渡してからは年々消費量は減少。皮をむく手間がかかるから、とか色々言われてるそうなんですが、個人的には値段が上がったからなんでは、と。
バナナなら数房で100円未満とかざらにありますがミカンは10個ほどの一袋でも数百円。昔はたしかにもっと安かったように思うのですが。これくらいなら100円とかそれくらいのあったような・・・しかし昨今の実情というところなんでしょうか。この値段がどうにかなれば(もちろん生産者にとっても無理のない範囲で)「王者」への返り咲きもあるかと思うのですが・・・。

なーんかこういう「役に立つ」的な記事が出てくるとまた買占めとかそういうのが起きそうで。長寿、と言ってもかなりの個数毎日食べてるかららしいですし、それよりも先にやっておくべきこともあると思うのですが・・・ストレスとかそういうのを先にどうにかした方がいいんでは、とか・・・?

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12/24/2012

やっぱり難しい?

近畿大学とサントリーHDがJR大阪駅北側に養殖魚の専門料理店をオープン予定(Yahoo!:産経)。これは「近大マグロ」とも呼ばれている日本で、いや、世界でも他に類を見ない「完全養殖クロマグロ」を供する店、ということであります。
「養殖マグロ」というのはフツーに見ることができますが、これは「完全養殖」ではなく。マグロの若魚をつかまえてきていけすで太らせる・・・「畜養」と呼ばれる方法だったりします。この方法でも安定供給は可能なのですが・・・どっか外から獲ってきてることに変わりはなく。やはり資源枯渇が懸念されている現状では他の方法を考えざるを得ません。

そこで・・・「完全養殖」つまり若魚を親魚にまで育て、卵を産ませる。そして卵からかえった幼魚が若魚になり・・・その若魚も親魚になって卵を産む。こうやっていけすの中で世代交代が連結してしまえば自然界の資源を心配する必要は、とりあえずはなくなります。
ただ。当たり前ですがこの技術、なかなかに難しいものであります。
現在フツーに「完全養殖」が行われている魚、となると。キンギョとかメダカとか。食用だと・・・ヒラメやタイはどうだったっけか。いずれにしてもあまり大舞台に立っているわけではありません。

しかもクロマグロとなると。成魚の飼育もかなり難しい魚であります。
近畿大学は30年以上の年月をかけてようやく「完全養殖技術」を開発しました。そして実際に育てたクロマグロを卸したりしています。・・・実はもう何年もこういう風に卸しているのですが。研究成果も内容が内容ですからかなり知名度もあります。その割には・・・なんか今ひとつ盛り上がってない、と言うかそういう会社立ち上げた、とかそういう話がほとんどない、というのは・・・?

一つには技術としてはまだまだ浅い、というのもあります。もっとペイできるような技術でないと起業家もなかなか食いつかないのでは、と。・・・それでも個人的にはそろそろそういうことになってきてもいいんじゃないの、という期待があったりするのですが・・・やはりまだ、難しいんでしょうかね、色々と。
逆に「近大」がブランドになる、というもどうかな、とは思いますが。あるいはまだ数が少ない、とか。もっと大掛かりにできるようになればそれこそ「庶民のクロマグロ」になるかも・・・いや、それともこういった技術がまだ社会的に受け入れられてないとかそういうことかも知れませんね。

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12/21/2012

二つほど 12/21

なんやかんやと二つほど。

一つ目。日本マクドナルド・会計後60秒超でハンバーガー無料券(Yahoo!:時事)。60秒前でもコーヒー無料券くれる、って話ですが。注文する量にもよると思うのですが・・・ただ無料券配りたいだけなのかなあ、宣伝の一環なのかなあ、と。時間も昼間だけですし。
前に前だか元だかの会長サンが「ハンバーガーただで配っても利益が出る」とかそういうこと言ってたような。まあ、今とは状況も違うでしょうからそのまんま納得?できるもんではありませんけども。
・・・ただ・・・こういうことやるとバカな客が大挙して(ストップウォッチ持参とか)押し寄せたり、通常の業務に何らかの障害が出たり、ということもあるかと。そうなったらなんだかかわいそうな・・・スタッフが。経営陣はともかく。
冒険は必要ですけどどっかに一気にしわ寄せのいく無謀な冒険はなあ、とか思ってしまったのですが。

二つ目。イヌワシに幼児がさらわれかける動画「創作動画でした」(Yahoo!:AFP=時事) ・・・あれってイヌワシだったんかい、と。背中から翼にかけての紋様がなんか違うような・・・と思ってたんですが、CGだったとは。
動画は空中を旋回しているイヌワシ?が一直線に公園で遊んでる幼児に近づき・・・一度持ち上げて落っことす、というもの。途中でカメラマンが撮影放棄というか草ばかりの画像もあったりしました。実際、イヌワシクラスになると山羊の仔くらいさらっていく、という話もあるんであながちあり得ないことではないかも知れんのですが。
・・・いや、まあ・・・なんかカメラマンの演技?がウソくさかったんで・・・慌ててる、と言うより明らかに笑ってましたし。どういう意図の動画なんだろう、まあ、こういうのよくあるし、とか思ったりしてたんですが。
合成ならともかくCGですか。なんか、そっちの方に驚いてしまったりして。こういうのをシロウトでも作ることができる、で、物議を醸すような作り方もできるんだな・・・と。

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12/13/2012

チーズに歴史あり

およそ7000年前のチーズ作りの証拠が土器に(Yahoo!:AFP=時事)。意外だったのですが、実はチーズは「最古の加工食品」とも呼ばれていて、定説では6000年ほど前に始まっていた・・・とされていたのですがそれが1000年も早くなった、ということになります。
チーズとは言うまでもなく牛など家畜による乳がないと製造できず。家畜がいる、ということは狩猟採取だけで放浪する生活から農耕などの定住型になっていた・・・ということでもあり(遊牧民というのもありですが)さらには家畜を殺さずに食料を得ることもできた、ということでもあります。

・・・どんなチーズだったんだろうなあ・・・。
現在のチーズは発酵によって得ることができます。そのためチーズによっては発酵が進みながら売られているもの(ナチュナルチーズの一種)もあったりして。日本でフツーに売られているのはプロセスチーズという何種類かのチーズを混ぜてさらに発酵を止めてあるものだったりします。・・・実は発酵中というのは運搬や保存がややこしくなるものだったりします。
しかし古代のチーズ。発酵させてたのかどうか・・・?

例えば「蘇」という乳製品があります。古代中国から当時の日本・・・奈良時代とか飛鳥時代とか・・・にも伝えられました。牛乳から作るのでチーズか、と思われましたがこれは発酵を必要としません。
ただ煮るだけだったりします。ただひたすら。
3時間煮ると牛乳は甘くなる(@nifty:デイリーポータルZ)
この製法のせいもあったのか、いや、牛乳そのものが貴重だったのか・・・蘇は大変に高価な滋養食でもありました(蘇の代用品を作ろうとしてできたのが大豆由来の豆腐だった、なんてな話をどっかで聞いたような)。しかしその後日本では蘇はあまり作られなくなり・・・明治になってから西洋のチーズが入ってくるようになりました。

・・・でもチーズのそもそもは皮袋に乳を入れておいたら中で液体と白い固まりになってて、食べてみたらウマかったから広まった・・・という発酵(むしろ皮袋の酵素の作用)みたいな話もありますし。さて。
実際、本当の起源というのはまだ分かっていないんだそうで。蘇にしてもチーズにしても、当時から大変に有効な食品だったことには違いなかったりしますけども。

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12/06/2012

なぜぶちまける

イタリア。高級ワイン台無しに・・・6万リットルを床にこぼして逃走(MSN:産経)。自分もそれほどワインにくわしいわけではないのですが。それでも「イタリア トスカーナ」と言えばイタリアワインでは高級だ、くらいは知っていたりして。まあ、高級ということはお高い、ということになりますんで・・・買ったりすることはないのですが。それほど値の張らないチリとかオーストラリアワインとか、自分に合うのはそういうもんなんじゃないのかな、と。
・・・そりゃ一度は飲んでみたいもんなんですが。
ワイナリー紹介「Case Basse」楽天:トスカニー
こんだけの値段となるとなー・・・さすがに。

しかしなんで床にワインぶちまけたか、というのが問題ではあります。
一番最初に考えられるのが「怨恨」とかそういうので・・・そのため↑記事にもそういった内容があったりしますが当のワイナリーでは身に覚えがない、と。
身に覚えがなくてもどっかで、というのもよくある話ですが・・・。
同業の商売敵、というのもありそうですが、昔から続いてる畑同士、近隣でそういったことはあるもんなんだろうか、とか。売り上げどうこう、というラインではなさそうですし。

・・・なんだか全然別の線が出てきそうな(と言いつつあっさり犯人逮捕、というのもある話ですが)。
日本でも高級さくらんぼが盗まれた、米も盗まれた、というのがあったりしましたが・・・なんだかそういうのとは趣き?が違うような気がしてます。何よりも「ぶちまけた」てのが・・・妙に気になるところなのですが。

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12/04/2012

二つほど 12/4

雑多に二つほど。

一つ目。新生児の名前に「Apple」や「Siri」が急増中・・・アメリカ(Yahoo!:CNN)。まあ、どこの国でもこういった事情は似たようなもんなんですが。それでもやっぱりなあ・・・子供の将来をそんな親(もしくは親権者)の流行りで左右しちまっていいもんなのかなあ・・・と。
一応、欧米系?の名前にはルールがあります。「男性形」とか「女性形」とか言うアレなんですが。
例えば語尾に「a」がつく名前、というのは女性に多かったりします。しかしこれを日本に当てはめると・・・最後に「あ行」のつく名前てのは男性でも結構いたりしますから、そうカンタンには合致?しなかったりして。・・・こんな風に国によって名前の付け方というのは違うもんなんですが・・・どっかちょっと外れて個性的な名前にしたい、とかそういうのは変わらんもんではあります。
・・・しかし「Apple」て。日本風に言えば「りんご」のまんまなのかそれともちょっとそれっぽい名前になるのかな・・・「Siri」てのも・・・日本だと別の意味になっちまいますし。

二つ目。「どん兵衛」VS「サッポロ一番」(Yahoo!:産経)・・・つまりは日清食品系列がサンヨー食品系列を訴えた、ということであります。ここんとこ「袋ラーメン戦争」みたいのが起きていて次々と新商品が出てきてますが・・・その中の「ストレート麺」での特許侵害があった、とのことで。
・・・この辺、シロートにはよく分からん世界でもあります。
多分実際に食べ比べてみても「?」になるんではないでしょうか。しかし実際に開発した人間にすればその違いは歴然なわけで。しかし「違う」と言ってもどこかで技術を盗用しているに違いない・・・というところにまで至れるわけです。
どうなってしまうのかなあ・・・食品関係の特許侵害、というのはモチの例があったりしますけど。それぞれにファンのついている人気商品が多いだけに穏便な解決を・・・とか願いたくなるのですが、やっぱりきちんとけじめは付けた方がいいのでしょうし。

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11/26/2012

まず親など

身近なオトナが食っていけば子供は自然と食うような気がしますが。
「魚ソムリエ:お魚かたりべ」で魚の消費者離れを阻止(Yahoo!:SankeiBiz)。「手間をかけても食べる土壌を作る」という試みは大変に結構なのでしょうけど・・・昨今の事情からするとどうなのかなあ、と。たしかに魚の調理というのは手間がかかるもんですけど。肉の場合は丸ごと一頭からさばく、ということはまずありませんが魚の場合は丸ごと一匹さばく、ということはご家庭でもあるわけです。
そういったスキルがないのなら店の人にさばいてもらう、というのも手なわけです。
ただ、魚と肉の一番大きな違いは保存性ではないか・・・と個人的には思ってます。肉なら冷凍しておいてかなり適当?に解凍しても、まあ、どうにかなるのですが、魚の場合は解凍に失敗すると・・・ちょっとイヤな結末になってしまいます。

自分の場合、父親が釣り好きだったので幼少の頃から丸ごと一匹、というのは当たり前で・・・母親がさばくのを見て習ったので今でも自分でさばけます。・・・こういう人ってそれなりにいるのかなあ、と思ったら案外いないもんなんだそうで。さらにこういう事情があるので丸のままの焼き魚とか骨だけ残して全部食べちまうんですが、コレをやるとほとんどの席で驚かれたりします。中には「魚屋の息子だから」とかそんな噂が出たりして。いや、親父はフツーのサラリーマン・・・。

そういう経歴?もあるので特に思うのですが、親が食べりゃ子も食うだろ、と。
親が魚を調理して食べる、食べさせるということができれば、そういう流れを作っていけば世代が進むと自然と魚食うようになるんでは、と。これは魚だけではなく例えば読書とか。
本を読まない子供が増えている・・・同時に本を読まない大人も増えてます。当たり前な話ですが「本を読みなさい」という親自身が本を読む姿を子供に見せていない、とかそういうことになると・・・なかなか難しいのでは、と。

まあ、そういう自分は本好きですが・・・親が「読んでる」姿というのは実はあんまし見たことなかったりして。だから「絶対そうなる」というわけではなく・・・方法の一つとして考えられるのでは、と思いますけども。
・・・こういうのは何かのきっかけに、ひょい、と変わったりするもんでもあります。肩肘張って「広めよう! 阻止しよう!」とやっていくのもどうかな、とも思うのですが。

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11/18/2012

菜食vs肉食

菜食主義でない人間は「簡単に人をだまし、嘘をつき、約束を忘れ、いい加減だ。また、口が悪く、盗みを働き、けんかをし、暴力に頼り、性犯罪を犯す」(Yahoo!:AFP=時事)(「」内元記事より引用)・・・つまり菜食主義者なら「簡単に人をだまさず、嘘をつかず、約束を忘れず、いい加減でない。また、口も悪くなく、盗みをせず、けんかもせず、暴力に頼らず、性犯罪も犯さない」ということになるんですか、それはまたどこの聖人君子ですか、人間くささも何もありませんなあ・・・などというのはちと短絡的かも知れませんが。しかしできたら具体的に、科学的にある程度でも論拠を示して欲しいなあ、と。自分たちが菜食主義者だから肉食をする者をさげすむ、というのはちょっと狭い考えですし。
・・・極端な例になりますけど、植物をほとんど口にしない民族というのも存在します(イヌイットやモンゴル遊牧民など・・・しかし現代ではほとんどがそうでもないらしいですが)。これは場所柄植物が非常に乏しく農耕なんかでは生きていけない地域だったからであります。菜食主義の人がこういうところへ行くことになったら・・・現代ではあまり意味のない問いですが・・・どうするんでしょうか?

「草食」「肉食」と動物、特に哺乳類は分類されることが多かったりします。が、実際にはライオンだって幼少期には草食ったりしますし、イヌやネコでも食べることがあります。・・・逆に草食のシマウマが肉食うか、と言えば。そういう話はあんまし聞かなかったりします。もっとも、基本草食のカバは実は雑食で時々ガゼルとかシマウマとか襲うとかそんな話もありますが・・・これは食うためじゃなくて単に気性が荒いから、かも?
人間は草食動物としては腸が短く(さらに草や木の主成分を分解できない)肉食動物にしては長い腸を持ってます。腸というのは消化器官の中ではかなり重要な部位で、これが長いと草食っても長い時間かけて消化できますが、短いとそうでもなかったりします。動物てのは基本ムダを省いていく方向へ変化していくので・・・肉食でコト足りるのならそんな長い腸はいらない、ということになります。

雑食性というのは一つの利点だと思うのですが。
食というのは生き物の基本ですからできる限り制限をなくした方がいいわけです。何でも食える、というのは何か大きな、地球的にも地域的にも大きな変化があった時にでもエネルギーを得られます。さらに「調理」という独自のスキルを人間は持ってます。そのため、消化できない草や木でも加熱して分解しやすくしたりできます(加熱はさらに肉の消毒も兼ねるので、肉食の方でも選択肢が広がります)。
・・・個人的にはだから「肉食はキケンだ!」とかそういうのはなんだかもったいないなあ、とか思ってしまいますが・・・。

しかし人間には文化的な側面、というものもあります。食えるだけではなくその先。「食」というものに対して色々思考できるわけです。そこから「菜食主義」というのも生まれてきてるわけです。
だから・・・「そんなんダメだろ」とカンタンには言えません。でも・・・↑のようにそこまで貶めるんかい、と。そこまでしちゃうのはなんだかもったいないを通り越して可哀相だなあ、と。そんな狭くて小さな世界でしか生きられないなんて・・・とか。

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11/16/2012

食える年賀状

そう言や、もうそろそろ年賀状のことも考えないと。
すさみ町名物「するめーる」・・・あぶって食べられるスルメ入りの年賀状(iza!)・・・個人的には実は子供の頃にイカがダメだった(アレルギーっぽい?)影響でスルメもなんとなく今でも敬遠してしまうのですが。
それでもこういう取り組みは面白いなー、と。たしか「すさみ町」と言えば「すさみケンケン鰹」でも有名だったような。色々考えてる町だと思われます。

ところで。↑の「するめーる」は「定形郵便物」であります。
手紙(第一種郵便物) 定形郵便物・定形外郵便物のサイズ・重さについて(日本郵便)
「定型」というのは読んで字の如く「定まった型」ということで一定の料金で送ることができるようになります(流通過程では決まってる形の方が扱いやすいから、とかそういう理由でしょうか・・・?)。
例えば
「定型郵便」なら25gまでなら「80円」 50gまでなら「90円」
「定形外郵便」なら50gまでなら「120円」
となってます。・・・まあ、「定形外」と言っても無制限な大きさではありませんが。一定以上は「ゆうパック(小包)」となり・・・さらに大型のものは別となってしまいます。

「定型郵便」で「80円」つまり封書なら基本80円ということになります。・・・「はがき」はまた別の料金計算?になっていて基本一枚「50円」・・・大抵の年賀状もこれに含まれます。
さて。↑の「するめーる」ですが・・・本体は「230円」なんですが別途「90円」が送料として必要、ということは「定型郵便」で26g以上50g以内、ということになります。・・・まあ、だからなんだと言われそうですが。実は「定型郵便」も「はがき」もサイズさえ合っていれば自作して送ることができる・・・「私製」郵便物というのがあったりします。

過去にはがき応募の懸賞に「絶対当たる!」方法の一つに奇抜な「私製」はがきで挑む、みたいのがあったりして。・・・そのせいかどうか分かりませんが最近は大抵の場合「官製」はがきでの応募のみ、となってるような。その方が抽選もしやすいからか、と。
一部で流行ってる「絵手紙」もこうやって自作している方もおられるのかな・・・とか。一定の決まりさえ守れば問題はない、こんな方法もあったりします・・・年賀状。

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11/02/2012

たんじゅん

そんなに単純なものじゃない、とか思ってしまう・・・。
地球温暖化で「じゃがいも→バナナ」へ主要な栄養源がシフトする(Yahoo!:サーチナ)・・・なんだかなあ、と。
Bananas could replace potatoes in warming world(BBC:英語)

実際、動物に限らず植物にとっても温度は重要ですが。
↑記事でもとうもろこし・小麦・米、といういわゆる「三大穀物」の作付けが発展途上国で減少していることを指摘しています。気候の変化。それだけなのかどうか・・・と疑問を持ってしまうのはややアマノジャクが過ぎるかも知れませんが・・・。
さらに「じゃがいも」は影響を受けやすい、とのことで。今後温暖化が進めば南洋系?のバナナやキャッサバなどが主食になるのではないか・・・と。

振り幅と言いますか伸び代と言いますか。もうちっと余裕があるもんでは・・・と個人的には思うわけです。
そのまま、と言うか「温度が上がるから高い温度を好む作物が増える」というのはちと早計ではないか、と。例えばコメは元々が熱帯系の植物であります。発展途上国、と一くくりにされてますがその中で「水」に問題が出てきてる地域はどれくらいなんだろうか、と。あるいは病気の可能性は? 「温度」だけではなくて「技術」の問題だってあります。そういうとこも全部含めて「バナナが主食に」ということ・・・なんでしょうか。

こう言っちゃなんですがそう単純なものではないと思うのですが。・・・まあ、「バナナ」と言っても日本や欧米のようにフルーツとして、ではなく地域によっては正に主食にしてるとこもありますけども(実はかなりの数の品種があって、主食用バナナというのもあるんだそうですが)。

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10/29/2012

あるべき姿

本当は現在があるべき姿なのかも。
変わる勢力図「うまいコメ」とは(Yahoo!:産経)。「何々だから絶対ウマイ」という単純なもんではなく。耕作事情や生産地事情によってここまで変わってきた、というお話であります。

そもそも北海道は稲作に適してはいなかった・・・という説もあります。・・・そもそも、どころか稲そのものは明らかに南方系の植物ですから、東北だって合ってなかったのかも知れません。
それが今では東北は米処の一つであります。
江戸期にはすでに北海道(蝦夷)開拓が始まっています。途中で事実上頓挫したようなものですが、目的の一つは北海道で稲作することでした。ようやく近年になって新品種も生まれ、その当時からの「願い」がかなった・・・と言えるのかどうか、さて。

有名品種のコメと言えば「コシヒカリ」「ササニシキ」「ひとめぼれ」などですが、その中の「ササニシキ」は低迷してきている、という話もあります。
代わり?に出てきたのが新品種であります。「ななつぼし」なんてのは北海道産のさきがけみたいなコメなんだとか。ここから「ゆめぴりか」に繋がってきてるわけです。他にも↑記事にも出てきた「さがびより」のように最近まではあまり注目されてこなかった九州産も出てくるようになりました。

・・・いや、今までも存在してきてたわけです、有名ではない地方産のお米。
炊飯器の進化・進歩というのもあるかも知れません。これまではご飯なんて炊飯器に任せときゃいいんだ、的なもんで・・・どれも同じような炊き上がりに(海外でも日本の炊飯器は人気なんだそうですが、インディカ米にも使うってのは・・・炊き上がりはそれでいいんだろうか、とか)なってたような。それが研ぎ方から炊き上げ方まで色々出てきてそれによって「違い」が出るようになってきました。

本来はこのように品種はもちろん、状況次第によっても炊き方から何から変えていく必要があるのかも、と。その「本来あるべき姿」に戻りつつある・・・のかも知れません。

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10/06/2012

かば焼きと寿司は継続

アメリカ、ウナギとクロマグロのワシントン条約・国際取引規制案提出しない方向へ(Yahoo!:読売)。とりあえず、とりあえずウナギのかば焼きとクロマグロの寿司の継続が決まった、ようなものではあります。
・・・今後どこかの国が同じような規制案出してこない、とも限らないわけですし。現在両方とも数が少なくなっている(少なくとも確認されてる限りでは)のも変わらんわけで。この現状がどうにかなった、というわけではありません。

しかしアメリカの規制案というのはウナギ全種(アメリカウナギもニホンウナギもヨーロッパウナギもその他も全部)の国際取引を規制しよう、というものでしたから・・・さすがにそこまでは、ということになった、と良い方に考えたいものではありますが。
ウナギを食う国、というのはそれほど多くはないのだとか。有名なとこでは日本とか、スペインとか。
ユダヤ教だと「ウロコのない魚は食べてはいけない」ということでウナギを食べることはありません。・・・本当は、ウロコあるんですけどウナギ。でも見えないんで「ウロコがない!」ということになって宗教的タブー扱いになっています。
それでも食う国ではかなりの人気食材なので、どうしてもこういう規制がかかってしまう・・・ということになるとやはり騒ぎになってしまいます。

・・・完全養殖が実用化されれば事態は変わってくるのでしょうけど・・・クロマグロは一部で成功していますがまだ小規模ではあります。ウナギの方は一応成功はしていますが事業としては確立しておらずコストなどにまだまだ問題あり、と(水産庁が5年後に完全養殖シラスを安定供給できるようにする・・・とかそういう話もありますが、さて?)。
そういうところからもアプローチできればなあ、と。いやしなければならないような状況だったりします・・・現在は。

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09/30/2012

賞味期限崇拝

売る側と買う側双方に「意識改革」みたいなもんが必要かと。
賞味期限前に加工食品返品「3分の1ルール」緩和へ(Yahoo!:毎日)。要は「賞味期限が近づいたら客が買わなくなってしまう」という一種の追い詰められ感からか、と。
しかしメーカーに返品されたってそれをまたどこかに売るわけにもいかず(激安店とかなら買ってくれるかも知れませんが)結局は廃棄、ということになってしまいます。
これは期限が6ヶ月という比較的長い加工食品のため「3分の1」ということになったのでは、と思われますが・・・「賞味期限」をまるで神サマのお言葉かどっかのじいさんの印籠みたいに頑なに崇拝しよう、という「賞味期限崇拝者」の影響も大きいかと思われます。

1秒でも過ぎたら「毒」になってしまう・・・。
彼らはそんな風に思ってるんじゃないのか、と思うこともあります。例えば何月2日まで、というのがあったら2日の23:59を過ぎたその瞬間からその物体は食品というくくりから解き放たれ、何人も手の出しようもない悪魔の所有物になってしまう・・・とかそんな印象だったりします。賞味期限崇拝者というのは。
・・・実際にはそれこそ腐敗が進むにしても緩やかなカーブを描いて変質していくはずであり、刻限過ぎた瞬間に一気に腐る、なんてのはあり得るわけはありません。

自分は別に「あんなも無視して構わん」と言ってるわけではなく・・・明らかに無知から来る過度な「賞味期限崇拝」はどうにかした方がいいんではないか、と。あれは単純に「この日まではおいしく食べられることに責任持ちますよ」というだけであって、過ぎてから自分の判断で食っても問題はないわけです。
自分の判断ですけども。・・・人間というのはよくできたもんで、味覚や嗅覚、視覚によって「異常」を検知できるようになってます。明らかに見た目がおかしい・変な臭いがする・なんか腐った味がする・・・ということになったら吐き出してしまえばいいわけで。それが賞味期限内だったら文句言うのは当然でありますが、期限外なら自分の責任で、ということであります。

その辺の意識をどうにかできないかな・・・と。
逆に「賞味期限切れててもさ、火通せばいいのよ」なんて豪快な人もいたりしますが(これはこれでちょっと?)。突き詰めれば自分の判断を他人に任せてしまう、他人に丸投げしてしまう・・・という「楽したがり」な人たちから改革?していく必要があるのかも知れませんが・・・。
そうなると色々大変そうではあります。しかも一年とか二年とかではまず終わらんでしょうし。コトは国民の意識丸ごと改革、みたいなもんですし。

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09/23/2012

二つほど 9/23

国内で二つほど。

一つ目。焼き肉チェーン店「安楽亭」がユッケ販売再開(iza!)。昨年10月から厳格化、ですから・・・もう一年ほど経ったわけです。
ユッケに関しては安楽亭が初、というわけではないようですが。
具体的にこういう工程を経てこんな風に安全です、というところまでは出てきてませんが、さすがに。それでも厳格化された安全基準をクリアできるところはクリアできる、という一つの証拠みたいなもんかも知れません。
ただ、もう一つ?のマボロシ「生レバー」に関してはさすがに難しいかも知れません。全面禁止の現況を、どうにかしてでも打開できるもんなんでしょうか・・・?

二つ目。高級自転車ばかり盗む出会い系カップルの「窃盗生活」(iza!)・・・記事中に年齢がないのでどんなヒトたちなんだか、ちょっと想像つきにくいのですが。それでもなんとか2人で生活できた、ってことはそういう「高級自転車」の数も増えてきた、ということなのかも・・・とか思いましたが。
・・・ちょいと前から流行りだしたような観もありますが、「自転車」という趣味は実はかなり前から存在しているものではあります。自転車専門店(普通の自転車よりもそういったカスタムできる自転車専門)とかそういうのもあったりしますし。商売として成り立つくらい存在してるわけです。
ただ、最近増えてきたからこういうのも出てきたのかな、と。しかし・・・ネットオークションというのは意外と抑止力として有効なのかも知れません。万人に公開されている、というのを犯人も理解していない、とかそういうのもありそうですし。

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09/16/2012

たしかにない

でもそれほど気にしたことなかったような・・・?
関西の「ひやしあめ」なぜ関東にはない?(日経電子版) たしかに「あっち」にいた頃に何度か飲んだことはありますが・・・個人的にはそれほどイイとは思わず。ただ「ショウガ汁入り」とあるけどそんなにショウガは強くないなあ、というのとかなりショウガがきついのがあって、そういう違いがあるもんなのかな、と思ったりして。

むしろこの名称は吉田聡のマンガ「鬼のヒデトラ」の印象が強かったりします。
これは表題どおり「鬼のヒデトラ」が主人公なわけですが、舞台は古いお城の残る歴史ある城下町。しかし山一つ越えると都会的な「となり町」がある、というもの。その城下町の高校生(ヒデトラの友達の一人)が都会的なとなり町の喫茶店でこれを注文する、という・・・。
そこで散々笑われてヒデトラにちょっかい出そうとする連中に利用されてしまうのですが・・・。
コレを初めて読んだ時は「あっち」にいた頃だったので「ふーん、まあ、そうなるだろうなあ」とか思った程度だったんですが。・・・てことは「こっち」の人はなんで彼はこんなにイナカ者呼ばわり(「ひやしあめなるイナカドリンク」とか言われてましたし)されてるのか、よく分からない人もいたのでは・・・とか。

意外とこういうのはあるもんなのかも知れませんが。食べる物飲む物てのは地域差が出てきますし。あっちでは普通でもこっちでは全然ない、その逆もまたしかり・・・と。
そういうのを色々試してみるのも面白いかも知れませんけど、中には結構強烈なのもありますし・・・さて?

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09/06/2012

どっかから来た

のは間違いないのでしょうけど。
神奈川県・八景島沖でロブスター(アメリカウミザリガニ)を漁獲(Yahoo!:カナロコ)。大西洋に生息する大型のエビであります。そのため太平洋にある日本にどうやって来たのか・・・と言うのが謎になりますが。
一つは輸入された個体が逃げ出した、あるいは放された、のではないか、と。
流通経路というのは世界中を網の目のように覆ってるようなものですから、はるか大西洋の食材でも日本に来ることはできます。・・・さらにロブスターという人気かつ高級食材となれば。かなりの量入ってきてるのでは、と予想できます。
それとは別に。何らかの事情で幼生が日本に来たのではないか、と。
↑記事によりますと幼生の期間が非常に短いため直接の来日はあり得ないだろうとのことですが。例えばバラスト水(船舶の安定を目的に一時的に水もしくは砂を船底などにため込む・・・しかしそれを港で放出すると浮遊性の外来種が放されることになる)から、とか。そうなってくると特定はかなり難しいことになりそうですが。

一方で。海の生物の場合比較的容易にその場に住み着いてしまうケースとそうでないケースがはっきりとしています。神奈川県沖でロブスターが定着してしまうことはないのだろうか・・・? 画像で見る限り、かなり大きな個体で、これが成体になってここへ来た、というのならともかく。幼生のうちにここに来た、となるとこれだけに成長することのできる要素がここにはある、ということになります。
場合によっては相当数のロブスターが潜んでいる可能性すらあります。そうなると生態系への影響はどうなるんでしょう・・・?
まあ、まだそうなっていると決まったわけではありませんし。しかも対策も取りようもないのですが。しかもこういう例って実は結構あちこちにあるんじゃないか、とか・・・。

03:22 PM | 固定リンク | コメント (0)

09/05/2012

二つほど 9/5

ビミョー?なとこで二つほど。

一つ目。「敬老の日」60代はやや複雑(iza!)・・・まあ、たしかに。元気なお年寄りも増えてることですし。
・・・いや「増えてる」と言っても単純に数が増えた、というだけではなく。一定の割合で存在していたと思われるのですが、その「分母」が増えたために見た目でも実数でも増えたのではないか・・・ってあんまり意味はありませんな、こういう解釈。
しかし、たしかに最近はご老人でも若く見える人も増えてきてます。年齢を聞いてびっくり、というのもあったりするんですが、例えば電車内などで立っていたりする時に。ちょいと年齢が読みにくくて戸惑ってしまうことも(あちらはそういうつもりはないのでしょうけど・・・)。
それは、まあ、ささいなことなので。昔のように「70代=稀な存在」というわけでもない時代になりつつあります。それはそれで楽しいことかと思うのですが。

二つ目。アメリカの研究:オーガニック食品と普通の食品、どっちを買うべき?(CNN) 個人的なとこでは「どっちゃでもいい」ですが。明らかに人体への影響を考えていないような薬品の使用が認められていた一昔前(地域によっては一昔前じゃないですが)とは違って、今は研究も整備も進んでいます。・・・そりゃあ、それが「絶対」とまでは言いませんが。しかし特定物質へのアレルギーとか特別な体質でもない限り、そう目くじらを立てる必要もないのでは・・・と。
「オーガニック」つまり有機栽培というのもまたちょっと微妙なとこですし。
完全農薬不使用とかそういう意味ではなく。あくまでも人工的な化学肥料だとかそういったものを使わずに栽培された、という意味であります。そのためどうしてもお高くなってしまいます。・・・それでもいい、という方はそれでもいいんですが・・・なんだか一部では崇拝?されてるような向きもあったりして。いや、そこまでせんでも・・・と。
実際のとこ、栄養的にどうなんだ・・・というのは今後も研究が続くかと思います。思いもよらない方向からの発想の差異みたいなのが出てくるかも知れませんし。でも食い物は食い物であってそれ以上でもそれ以下でもないと個人的には思うのですが。

12:55 AM | 固定リンク | コメント (0)

08/28/2012

これも創作物

「シイタケ菌」違法コピー撲滅へDNA検査(Yahoo!:毎日)。書籍とか楽曲だけではないのです・・・法律として「やってはいけない」と規定されてるコピーを行った時点で犯罪であります。
・・・とは言っても書籍をバラしてコピー、とか、CDやDVDの中身だけをコピー、というのとはまた違った「コピー」なことに違いはありませんが。ある程度のスキルがないとできない、というところは同じなのかも知れません。

一部の園芸用などの植物の「種」には一代限り(ある意味コピーガード)となるように「処理」が施されている、という話もありますが。
栽培用だとそうはいかないのかな、と。育成者権を持つ人物や団体から「認可」を受けて「種」「苗」「種菌」を栽培できるわけですが、その次も栽培する、となると一代限りというわけにはいかない・・・ということなのかも知れません。・・・完璧に管理を徹底したいのなら全品種そういうことにする必要があるかとは思いますが・・・そこまでするのは難しいかと思われます。
しかも「種」の場合、一度生育して「種」を採れる状態にする必要があります。が、「種菌」ならば培養して増やせばいい、ということはもっと簡単に「コピー」ができてしまうわけです。

・・・やはり取り締まり強化、ということで地道に検査していくしかないのかも知れませんが・・・。
法的な罰則の強化、ということも出てくるかと思います。が・・・これも網の目をかいくぐろう、とする連中は後を絶たない、という点では解決にはならないわけです。・・・こういうとこ、やはり創作物と同じ、と言えるかも知れません。
あっちもこっちも、どうにかすぱっと解決・・・というわけにはいかんもんでしょうかね。なかなか難しいとは思うのですけども。

12:36 PM | 固定リンク | コメント (0)

08/19/2012

やっぱり少ないのかな

サンマ大型船初水揚げ・不漁に不安が広がる(Yahoo!:読売)。「記録的不漁だった2010年の140トンの約25分の1に過ぎない約6トン」(「」内元記事より引用)・・・まさか2010年の総水揚げ量が140トンだった、とかそういう話ではないでしょうし、文脈からすると同時期の同じような大型船による水揚げ量かと思われますが・・・。
それが25分の1ですか・・・。
こないだも初サンマが千円越えて「今年はサンマが不漁だ!」てな話が出ていて、でも状況によっては変わってくるかも、なんてなことだったんですが・・・なんかヤバそうな気がしてます。記録的な不漁・・・なのかも。

しかし現在のところあまりそういうのは感じないかと思われます。惣菜屋さんでのサンマ竜田揚げ、なんてフツーの値段で売ったりしていますし。
・・・この時期はまだ去年やその前の「冷凍物」がほとんどだからであります。これが「新物」となると事情が変わってくるわけで。当たり前ですが「初」「新物」となるとこれがサンマの値段かい、てなくらいに高くなります。それが今年はさらにさらに高くなってたわけで。数が少なければ値が上がるのは世の常ですが、ここまでいくんかい・・・と。

実は今年のサンマよりも来年以降の方が心配だったりします。
今年獲れたサンマは冷凍されて来年以降、「冷凍物」としてさらに安く出回るようになります。冷凍だからと言ってバカにするもんではなく、昨今の冷凍技術というのは大変に進歩していて「解凍物」であっても「生」とほぼ遜色のない状態にまでもっていけます。
・・・今年記録的不漁、となるとその冷凍物が減ってしまう、あるいはそれすらも高騰してしまうわけです。そうなると安くて美味いサンマというのがさらに遠のくのかなあ・・・と。
まあ、自然の中でのことですから不漁もあれば豊漁もあるんですが。でもやっぱり少ないとなると・・・なんかさみしいような気がしてしまうのです。

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08/14/2012

何かに使える

ジャガイモなど根菜やキャベツが猛暑で不人気(Yahoo!:産経)。そりゃあ、まあ、このクソ暑いのにことこと煮物なんて・・・とは思いますが。しかしそれでもスーパーによってはカレーのルーを安売りしたりしてます。これもそういう「一手」なのか、あるいはそうでもないんでしょうか・・・?

それでも何かに使えないかなあ、とか思ってしまったりしてこれからしばらくは安い、ということですし。
ご承知のように野菜類というのは天候その他に大変に敏感な食材だったりするんですが・・・逆に言えばこれほど世相を反映する食材もないわけです。・・・あの3/11直後に野菜が高騰したりしましたが、それから数ヶ月ほどで大体元に戻っています。反映はするのですが、元に戻るのも早い食材と言えるかもかも知れません。

そして・・・↑根菜が安い、ということはレタスとか葉物はどうなんだろう、と。
自分の周囲で見る限りではそれほど高騰したり、暴落したりしているようには見えなかったりするんですが。むしろおしなべて野菜全般が安くなってきてる、ような・・・? 自分の周囲だけなのかも知れませんが。実際、結構地域差がありそうなものではあるのですが。

まあ、相変わらずの酷暑ですが。それもある意味では野菜の成熟と言うか生育には一役買ってるのかも知れません。夏は暑く、冬は寒い、という当たり前なことが一番重要なだったりするもんですし。

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08/11/2012

飲めばOK

と、そう簡単なものではないでしょうけど、でも元気は出そうであります。
「エナジー飲料」ブームでもオロナミンCは首位(Yahoo!:NEWSポストセブン)。定番中の定番ではあります。あの茶色の小びんはどれだけの人を元気付けてきたのやら。

・・・何か「意味」を持たせたくなったのかなあ、とか思うことがあります。
機能性飲料、とでも言いましょうか例えば特保で脂肪を燃焼しやすくする、とか。しかしトクホだとやや高くなるので普通の飲料程度の値段でも「何か」意味を持たせたい、とかそんな方向性になってるような。ただ飲んで美味しい、というだけでは皆の耳目を引かなくなってるのも事実ではあるのですが。
それでもやっぱり一番多いのはやはり健康関係でしょうか。
最も注目されやすい分野?ではあるわけです。人類永遠のテーマみたいなもんですし。飲めばそれがいくらかでも改善される、となればそりゃあ皆飲みたくなりますわな・・・。

一方で「効く」「効かない」でばっさりやっちまうのはどうか、という声もあるにはあります。
例えば古来から飲まれている「お茶」なんかだと、最近になってカテキンがどう、とかそういう話になってきてますが・・・ここまでロングセラーを続けているのは別にそういう「効能」があったから、というわけではなさそうです。長く続いてるものには何かしら理由があるわけで。それらは全部が全部「健康」を目指しているわけでは・・・ないのではないかな、と。

それに一部では「効能」に過剰な期待をよせてるケースもありそうですし。ほんの百円やそこらでそこまでいくわけはないのですが、往々にしてそういうことはありそうな。・・・前にそういう系統のいわゆる「栄養ドリンク」をまとめ買いしたことがあって。毎日飲んでたら、なんだかクセになってきてないと困るような、そんな気分になったことがあって・・・それ以来、やや離れた?ところから見るようになってしまいました・・・こういう「エナジー飲料」系も。

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08/08/2012

二つほど 8/8

食べ物飲み物で二つほど。

一つ目。特産魚の「おいしさ」を科学で解明へ(Yahoo!:紀伊民報)。実際、「ブランド魚」というのは結構あったりしますけれど。
数値化、というのは一つの目安?にはなると思うのですけれど、どこまで具体化できるのかなあ、とか。
いわゆる「うまみ成分」と呼ばれるアミノ酸類とか。そういった物質がどれくらい含まれているか、季節によってどれくらい違うのか、体長や年齢によってもこれだけ違う、というのはたしかに調査すれば出てくる話ではあります。が・・・それで全部決まってしまうのかなあ、と。
食べる時の状況とか状態とか。突き詰めればそういったメンタル的なとこまでも関わってきそうですし。極端なとこでは「うまみ成分が多い=美味」という公式だって果たして正しいのかどうか・・・とか?
結構微妙なバランスの上に成り立っているような気もするのですが・・・さて。

二つ目。コーヒー入り炭酸、ゼロカロリーブームを受けリバイバル(Yahoo!:毎日)。そう言えばなんか前にもこういうのあったような・・・でも28年も前のことだったかしらん? 別メーカーのだったのかな・・・。
最初は「なんでコーヒー入り炭酸とカロリーが?」と思ってたんですが、炭酸飲料というのは基本カロリーがそれなりにあるものばかりなわけです。そこへゼロカロリーが出てきて・・・「飲んでみようか」という層が増えてきた、とこういうことだと思われます。
・・・個人的にはそこまで「ゼロカロリー」にこだわらなくてもいいような気もしますが。
普段から食事制限をきっちりかましていて、口に入るモノ全てを管理しきっているなら話は別ですが。「カロリーがないから飲んでも太らない」だけで食事に制限も何もないような状態なら意味ないんでは、と。色んな分野でこういった商品が出てきてますけど・・・その辺はどうなんでしょう・・・?
ところで「コーヒー入り炭酸飲料」・・・「炭酸入りコーヒー」という表記でないのは何か意味があるんですかね。なんか、ちょっとこれも気になったんですが。

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08/03/2012

二つほど 8/3

色々な二つほど。

一つ目。今年はサンマも高騰?(Yahoo!:SankeiBiz) 水産庁の平成24年度 北西太平洋サンマ長期漁海況予報から、なんですが・・・結構信頼性の高い「予報」のようで。今年はサンマがちと手に入りにくくなる・・・のかも知れません。
もっとも冷凍ものはまだ在庫がありそうですから、加工品なんかは大丈夫かも。ああ、でもそうなると来年以降の在庫に影響が出てきてしまうわけですか・・・。
新物で1尾1000円というのはたしかに「高騰」の象徴みたいなもんですが・・・何年か前でも似たようなことありましたし。まだ旬とは言えないこの時期のものですから、ある意味見世物みたいなもので高価になるのは仕方ないのかなあ、と。まあ、もうちっと季節が進んでから「ああ、やっぱり高騰か・・・」となるのも仕方ないのかも知れませんが。

二つ目。病原菌の「伝染ハブ空港」、米JFK空港が一位(Yahoo!:AFP=時事)。・・・これってつまりは国際的にどれだけ大勢の人が訪れる空港か、というランキングにもある意味なってしまうのかも。
「ハブ空港」の「ハブ」とは自転車の車輪の真ん中にある部品のことで、複数の同業種の施設から、あるいは施設へヒトやモノが移動していく「拠点」となる場所を意味します。たくさんの場所からその拠点を目指すわけで、経済的にも物流的にも重要な場所ではあります。
・・・ちょっと前に日本の羽田空港をいアジアのハブ空港にしよう、とかそういう話もありましたが・・・どこまで進んだのやら。
しかしこれがヒトやモノだけではなく病原菌、となると・・・ちょっと。
実際、SARSや新型インフルエンザの流行はこういった空港を介してではないか、となってます。あれだけ多数のモノが行き交えばこういったものも運んでしまうわけです。
・・・しかも対策を、と言われても。相手は目に見えないものなわけですし・・・どうしても対症療法、つまり患者が出てからの対策となってしまいます。なかなか難しい案件ではあるのです。

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08/02/2012

こしょうがねえから

カンボジア産コショウをブランド化・・・国際市場を視野に(iza!)。ベトナム・インドネシア・インド・ブラジルなどが現在のコショウの産出上位国とのことであります。実はカンボジアは20世紀前半までは世界でも有数のコショウ産出国だったらしいのですが・・・1970年代の内戦で生産が中断。その復権を目指そう、ということのようであります。
・・・よく考えてみたら様々なスパイスの中で最も身近で、自分も結構使ってるのにドコ産かは全然知らなかったりして。南の方で作られてるのかなー、とか漠然と思ってたくらいで。

「コショウ」と言えば歴史の授業では欠かせない「大航海時代」であります。
冷凍や冷蔵技術のない時代、肉などの痛みやすい食材を保存するのはかなり大変なことでした。腐敗・・・つまりどうしても腐ってしまう。そこでコショウに含まれる、ピペリンによる抗菌・防腐・防虫作用を利用した食材の保存方法が用いられるようになったのですが・・・ヨーロッパなどではコショウを栽培できず。
そこで「インドに行けばコショウが手に入る」ということでアジアやその他地域への帆船による統治化が始まった・・・いや、これだけじゃないのですがコショウもその原因の一つではあったわけです。

現在では当時のように「金と同量で取り引き」とそこまで高価ではなく。粉になったものはフツーにどこでも買えますが。
基本的に4種類あるんだそうであります。「黒」「白」「緑」「赤」と。黒いのは「ブラックペッパー」としてフツーに売ってます。白い「ホワイトペッパー」も最近では単品でも目にするようになってきましたが・・・「コショー」として小ビンで売ってるのは両方をブレンドしたものであるようです。
この二つは別種でもなんでもなく。実は同じコショウ(Piper nigrum)の実だったりします。
「ブラックペッパー」=未熟な実を皮ごと乾燥させたもの
「ホワイトペッパー」=完熟した実を水につけて皮をむいたもの
さらに
「グリーンペッパー」=未熟な実をそのまま加工(塩水漬けやフリーズドライなど)したもの
ということになっていて、基本同じ植物の実、ということになります。

しかし「レッドペッパー(ピンクペッパー)」はコショウの実ではないものとコショウの実を完熟させた後乾燥させたものと二種類があるとのことで。用法なんかも違うと思われますが・・・そこまで使ったことはないので、どんなもんだかちょっと分からなかったりします。・・・今度何かに使ってみようかなあ・・・そんなに値の張るものではないようですし。

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07/21/2012

二つほど 7/21

色々と二つほど。

一つ目。アメリカの干ばつ、国土の64%にまで拡大(CNN)・・・ちょっと前にニューヨークで最高気温、とかやってたんですが、実際かなりとんでもないことになりそうであります。
何年か・・・前だったと思いますがオーストラリアでも史上何番目、というほどの干ばつがあったような記憶があります。あまりに雨が降らないため庭に水やりしていたら「水をムダにするな!」と隣家の人とケンカになった・・・とかそんな話もあったような。
しかし、その時には当たり前ですが穀物が世界的に高騰。日本にももちろん影響が出てきた、そんな記憶もあります。
・・・てことは今回のアメリカの干ばつもやがて日本に何らかの影響が出る、もしくはもう出てきているのかも・・・? 世界てのは意外なとこで繋がっているので侮れないもんではあります。

二つ目。サントリーが「発泡酒」から撤退(Yahoo!:毎日)。とは言ってもビール一本やり・・・というわけではなく「ビール」「第三のビール」に主軸を移す、ということであります。
たしかに「発泡酒」は税制上の「穴」を突いたものだったんですが・・・酒税法の微妙な改正によって、今度はそれに適した「第三のビール」が出てくると、たしかにあまり意味のないことになってしまいます。
さらには飲む側もどれがどれだか分からなくなってきたりして。酒呑みなんてのは結局飲めればそれでいいわけで、味や感触があまり変わらないのなら安い方を選ぶものではあります。そのため「ビール」ほどの高級感もなく「第三のビール」ほど安くない「発泡酒」はたしかに中途半端みたいなもんではあります。
・・・まあ、なんでここまでややこしくなっちまったのか、というのも問題なのかも知れませんが。酒は古来から税と戦ってきたと言います。その流れがまだ続いてるとかそういうことなんでしょうか・・・。

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07/18/2012

ウナギのかば焼きは消えない

でも影響は出そうだなあ・・・。
アメリカ政府が来年3月のワシントン条約締結国会議にウナギの輸出入を規制する案を提出予定(Yahoo!:読売)。どういう案かはまだ分かりませんが、現行のヨーロッパウナギに対する「輸出入規制(管理当局の認定や手続きが必要)」と同じような「規制」ということなら即座に値が高騰に高騰して町からウナギが消える・・・ということにはならないとは思われますが・・・さて。
ヨーロッパウナギの輸入規制はじまる(WWF:2009/3/23)

最初この話を聞いた時「ああ、アメリカウナギの規制が始まるんか・・・」とあんまし気にしてなかったりします。・・・個人的にはそれほど縁のある食材ではありませんし。日本で消費されるのはほとんどがニホンウナギ(国内産国外産含めて)なのでそれほど心配いらないか・・・と思っておったのですが。
アメリカ政府は現在規制されているヨーロッパウナギ以外の17種全てに関しても規制するべきだ、と・・・。
それだと主に食用にされてるニホンウナギやアメリカウナギはともかく、食用といってもかなり限定的とされるオオウナギとかニュージーランドオオウナギとかそういうマイナー?な種まで規制する、ということになります。実際、そういう他の種も将来的に数が減るという可能性はゼロではありませんし、乱獲を推奨するつもりもありませんが・・・なんだか案としてはかなり乱暴な気がしないでもないです。

ワシントン条約は基本的に「種の国際間での取り引き」を規制します。いくつかランク?があって一番上だと何があってもよその国へやってはダメ(もちろん例外はありますが・・・)ということになります。例えばパンダなんかがいい例ではあります(あれは一時的にレンタルしてるだけだったりして)。
ヨーロッパウナギはその中でも「当局が大丈夫というのなら輸出入を認めてもいいよ」というもので。だからヨーロッパウナギは輸出ゼロ、というわけではありません。一説には中国産ウナギの一部はニホンウナギではなくヨーロッパウナギという話もありますが・・・シロウト目にはまず違いは分からず。表記義務もないでしょうし・・・輸入する際にもそこまで明示する必要があるのかどうか・・・?
だから「ワシントン条約国会議に規制案が提出されて可決される→安い海外産ウナギが食べられなくなる→ウナギは高い国内産オンリーとなってかば焼きが高嶺の花を超えて幻の品となる」というわけではない、と思われます。

海産資源保護や種の保存という意味での「規制」はある程度は必要かと思われます。完全養殖の確立というのも一つの手ですし。
しかし十把ひとからげみたいな「規制」というのは・・・どうも。しかもこの手の「規制」てのはエスカレートしていくことがままあるもんですし。そうなったら今度は本当に・・・あるかも知れません。

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06/20/2012

薬ではありません

特保(特定保健用食品)への過度な期待はNG(iza!)・・・バランスのいい食事とか適度な運動とか。そういった地道な経過を積み重ねて健康になれるのでは・・・と。
いくら「特保」マークがある飲料を飲んだから、と言って即座に健康になれるわけではない、ということでもあります。

「特保」というのはカンタンに言えば「何らかの効能が認められた食品」ということになりますか。
・・・「もやしもん」でしたか・・・日本では人の口に入るモノを「薬」か「食品」かで分類している、と。ぶっちゃけ「薬」なら「これこれこういう症状に効果がありますよ」とやってもいんですが、「食品」の場合だとそれがアウトになってしまう。「特保」なら食品でありながら一定ラインまでの「効能」を示してもいい、と。

・・・この「食品」だと効能を表示することが許されていない、というのが最も顕著に出てきているのが深夜なんかのテレビ通販ではないでしょうか。
「これは個人の感想です」
と一部の人が使ってみてそう思ったわけで多くの人に効果がある、とは断言してませんよ・・・という一種の予防線になっているわけです。
ま、モノによっては効能どころかイメージだけで押してくる、といういかにもな商品もありますけど。最近はなくなりましたがサメの肝臓エキスか何かで「どうです、サメと言えば強そうじゃないですか」・・・って、深海ザメと表層域にいるサメを一緒にするなっつーに。他にも「日本では珍しい硬水のミネラルウォーターで・・・」とうたっておきながらなんで硬水が体にいいのかは説明されない、とかそういうのもあったりしますが(しかも大自然のエネルギーだかパワーだかがどう、とか)。軟水に慣れてる日本人にはちとキツイと思うのですが。

しかし「特保」を取得できればある程度までは効能を説明できるわけです。・・・そりゃあ、「何々に効く!」とやった方が商品は売れますがな。そのため各社がしのぎを削ってあの「トクホマーク」取得に向けて研鑽しているわけです。実際、ああいう商品は一年や二年で、ほい、と出来上がるようなものではなく。場合によっては相当な年月をかけて取得するものなんだそうで(当たり前ですが審査はかなりキビシイ)。
・・・今現在でも各食品会社では研究が進められているものと思われます。

・・・ま、でも・・・そんな背景があったとしても利用する側からしたら意味なんかないわけで。「効く」という話だけが大きくなっていくのは世の常でもあります。が、そればっかり飲んだりしていても果たしてそこまでの効能が期待できるのか、と言えば・・・さて? あくまでも「食品」であって「薬」ではないのです。
それにそんなカンタンに健康やらいい調子やらが手に入るわけないじゃないですか。人類の歴史上、一体どれだけの人や時間がその追求に費やされてきたのか、ということから考えても、です。

12:20 PM | 固定リンク | コメント (0)

06/17/2012

人口あたり最もすし店が多いのは・・・山梨県

海がないのになぜ山梨ではすしがよく食べられているのか(Yahoo!:毎日)。たしかに・・・と言うより人間いつの時代でも「ない」ものに憧れるもんなのかなあ、と。山梨の場合主要な街道もありましたし、交通の要衝、とまではいかなくてもそれなりに人の行き来はあったと思われます。そのため、そういう技法も今に残っている・・・のかも知れません。

例えば山陽・山陰地方の山の中で食べられる「サメ」、これも海産物のとれない山の人たちの知恵であります。
サメなどの軟骨魚類は体内の組成上、どうしてもアンモニアの排出能力が低いんだそうで。そのため他の魚だとすぐに腐ってしまうのだけれどサメならば腐りにくい。そのため好まれるようになった、という話を聞いたことがあります。
・・・もちろん今ではあんまし関係ない話なのですが。しかし現在でもサメを好む人は多く、他県から買い入れているとか。もちろんその水揚げした県では一切食べないのですけども。

現在のように日本のどこででも新鮮な魚が食べられるのは冷凍技術の進歩のおかげでもあります(他にも輸送網の強化とか買い付けする商社の努力とか・・・)。しかし終戦からしばらくした頃にタラか何かの冷凍物が輸入されてきたことがあって。その頃はまだ「冷凍」というものが身近ではなかった時代であります。何せ冷蔵庫と言えば氷で冷やす、というものでしたし。
・・・しかしそのタラの冷凍物、なんだか冷凍技術があまり良いものではなく腐ったりしてたんだそうで。そのためしばらくは(今でも?)「冷凍物の魚はダメだ」みたいな風潮が根付いてしまった・・・と、そんな話もあります。

まあ、実は昔の方が、つまりそういう便利がない時代の方が色々工夫するので実は豊かな生活だったんじゃないか・・・というのもありますが、そこまでいくとどうなんだか、と。今の方がその「便利」を多用できるので選択肢が増えてるのは事実なわけですし。・・・色々できる方がいいのかな、と。

ところで。↑記事のランク見て思ったんですが「人口あたり最もすし店が少ない」のは高知・沖縄の順であります。
・・・水産物豊富なとこの方がかえってすし店というのは少ないもんなのか・・・それとも他に理由があるのかも知れませんが・・・さて?

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06/13/2012

もう食べられない

来月には、ですが。
牛レバ刺しが「幻の料理」に? 業界団体は最後まで抵抗(iza!)。来月、7/1から牛レバー、つまり肝臓を生で提供することが禁止されます。違反者には罰則もあり、とのことであります。
発端はアノ焼肉店での食中毒だったわけですが。その後も肉の「中」からO-157が見つかったりしてました。表面からならどこかで別の要因で付着した・・・とも言えるんですが「中」となると。そういう事例もあって厚生労働省は全面提供禁止を決めたんだそうであります。

まあ、自分は食ったことないし食べるつもりもないんですが・・・生レバー。
元々生でも焼いてもレバーがあんまし好きではない、というのがあったりして。小学校の給食だったかなあ、何かの唐揚げが出てきてすごく美味しかったんですが・・・実は「身」と「レバー」の両方の唐揚げが混じってる、という代物で。最後の楽しみにとっておいた唐揚げが実は「レバー」の方だった、という・・・ああいう苦いもんは子供はなかなか受け入れられないものではあります。

それでも個人的には・・・食べたい人は食ったらええやん、てなとこなんですが。なんでもかんでもまず「規制」というのはどうかな、と。食文化がどう、と大げさなことまで言うつもりはありませんが。実際は食中毒の危険、いや、それ以上の危険というのは身近によく転がってるものではありますし。今さらレバーがどう、と言われてもなあ、と。
例えば有名なとこではタマゴがあります。あれ、生で食うのは日本くらいだったりします。
よその国だと「加熱前提」の食い物で・・・買い置き用の「タマゴの缶詰(タマゴ一コがごろん、と入ってるわけではなくて粉末状のタマゴが入ってる)」というのがあったり。日本では「たまごかけご飯」がありますけどあっちでは「目玉焼き」「スクランブルエッグ」が朝食の定番ではあります。かの映画「ロッキー」でロッキーが生卵を飲み下すシーンがありますけど・・・アメリカでは「信じられない!」が連呼されたとか。
これも食文化、と言うより人々の欲求に応えていった結果、みたいなもんではあります。日本でも戦前から終戦直後まではタマゴというのは非常に高価なもので、贈答用にも使われたとか。しかしその後大量生産、しかも新鮮なものが提供できるようになり・・・自然と生タマゴ食も根付いていったのでは・・・というのが個人的な考えだったりします。
元々刺身など「生」に対しての抵抗がそれほどなかったのが日本・・・なのかも知れません。まあ、魚の刺身を日本のどこででも食べられるようになったのは戦後かなり経ってから、なんですが。

そういう「生」に対して抵抗がないために生レバーも根付いたのでは・・・と。
だから禁止、となると「闇レバー」がちと心配だったりします。正に「裏メニュー」で供されていく、という・・・もちろん卸すところもなくなっていくでしょうから質が保証できません。さすがにそんなん食べても大丈夫か? ということになりそうで。
あるいは他の「生レバー」にまで波及していくのではないか、とか。極端なとこではカワハギのキモとか。釣りたて揚がり立ての新鮮なものなら生でいけるんですが、そういうとこまで「規制」が入るのかな・・・と、これはやや心配性気味ですか。

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04/19/2012

一筆書いてもらう

…てのはなんか違いますか、さすがに。
生レバー提供禁止、回避できる手段がまだある?(Yahoo!:産経) とは言っても塩素系消毒薬(次亜塩素酸ソーダ)とか食品添加物を使ってまで…となるとなんか違うような気もします。実際、そこまでして殺菌して…味はもちろん体内にそういうの入れてもいいのか、とかそういう問題になりそうで。
…しかも菌が「ゼロ」というのもなあ…なんか不自然すぎる状態になりそうで…。

「消費者に選んでもらう」というのが一番、と言うかかなり自然な選択肢かと思われます。提供者側にガイドラインを設けておいて、その上でそういう「キケン」を承知で消費者側は食べる。何かあっても提供者側がガイドラインを守っていた、ということが証明されればおとがめナシ、という風に…。
なんか難しそうですな、こういうのは。
こういうのはちょろっとでも情報を集めれば大体分かるかと思われます。どういった菌がいる可能性があって…可能性の話なんで100%いるわけではない…どうすればそれを回避できる、あるいは対策をとれるか、などなど。
極論からいえば何食ったって食中毒になる「可能性」はあるわけです。そういった菌がゼロの状態なんてあり得ないわけですし。

でもなあ…そういうのを仮に決めたとして。提供する側で果たしてどれだけが「自己責任ですんで」と客に説明できるかどうか。…やっぱり提供しない、という道を選ぶ方が多いかと思われます。

実はちょっと心配なのが「加熱用」と示してあるスーパーなんかのレバー。あれを生で食っちまうのが出てくるんじゃないか…と。恐らくスーパーの方もそういうのを警戒して加熱用といえどしばらくは置かなくなると思われるのですが…そうなったらどうなるんでしょう…やっぱり店側の責任、ということになっちまうんでしょうかね?

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04/08/2012

食中毒に関与する動物性自然毒はすべて魚貝類由来

腐った肉食って食中毒になった…というのは違う、ということであります。現行の陸上動物を食べても食中毒的な意味での「毒」はなく…しかし魚貝類には食べると「毒」となるものがある、ということであります。…個人的にはかなり興味深い話ではあるのですが。
自然毒のリスクプロファイル(厚生労働省)

長崎県の男性がアオブダイを食べて死亡(Yahoo!:JIJI)…食中毒では、とのことであります。
アオブダイと言えば全身は基本青くて額が出っ張っていてクチバシを持つ、どこかユーモラスな魚ですが温暖な海では重要な食用魚でもあります。しかし…時折食中毒が出ることもある魚ではあります。
…陸上動物同様、海産の動物である「魚」も本来は食中毒になるような「毒」を持つことはほとんどないと思われます。そのためよそから「毒」を体内に持ち込むことになります。

有名な「フグ毒」もその中の一つ。日本では古来から食べられてきましたが、江戸期には表向きには食用が禁じられた魚でもあります。理由は激しい「毒」を持つからで…特に毒素が溜まる肝臓は現代でも厳重に管理されているところもあります。
肝臓、というのは人間でもそうですが体内の浄化装置となってます。食物由来で体内に入った毒素は分解されたりここに止め置かれてしまいます。…フグが自分?でそうやってるのかどうか、それとも壮大な偶然?だったのかは分かりませんが…その特異な体形と「毒」によって「これはキケンな魚だ」と認識されて食べられにくくなってる、とも言われています(学習能力の差、とか色々ありますけども)。

他にも「シガテラ毒」とか。↑も「パリトキシン様毒」というアオブダイやハコフグなどに特有な「毒」ではないか…とのことであります。特定のイソギンチャクなどを食べ続けることで体内、特に肝臓に毒素がたまっていきます。この手の毒は煮ても消えることはなく、逆に煮汁に染み出していったりもします。

…そう言えば昔からちょっと疑問に思っていたことに「魚のモツ煮がないのはどうしてだろう?」というのがありました。塩漬けにすることあっても魚の内臓を食べることは…丸ごと以外はまずないわけです。…やっぱり↑のような事情があるから…なのかも知れません…。

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03/13/2012

呼び方次第

いや、まあ、たしかに見た目はそんな感じらしいですけど。
アメリカ農務省「ピンクスライム」肉の学校給食使用に太鼓判(Yahoo!:ロイター)。つまり農務省はこれは子供が食っても問題ないと言い切った、ということになりますけど…さすがに色々問題が起きそうな、そんな気がしてます。

そもそもは「クズ肉をアンモニア等で病原菌の増殖を抑えてからミンチにして添加物で仕上げる」=「ピンクスライム(たしかにピンク色のスライム、と言うかどろどろの塊)」というのがあって、これがアメリカの某有名ハンバーガーで使われている…という報道がされたことのようです。
その後某巨大ハンバーガーチェーンはこの肉の使用中止を発表。
…実際、見た目はともかく内容が内容ですから…それでもどっかの国の有害物質混入よりは…いや、程度の問題で本質は変わらん…のかも知れませんが。知ってしまうとあまりいい気分はしないものではあります。

…しかし一方では。そんな肉でもいいから食べられるだけ幸せだ、という声もあるにはあります。使用できなくなったモノの再利用という考えは決して悪くないのでは、と。ただ…肉、となるとなあ…ナマモノというのはやはり安全性が最優先されますから、その辺からも色々ありそうな。今後、こういう方面の研究などにも影響が出そうではあります。
それにしても「ピンクスライム」ですか。…なんかあんましいいイメージがわかない名前ではあります。ある意味悪意がある、と言うか…呼び方次第ではそっち関係も変わってきそうな気がしますけども。

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02/19/2012

今さらですけど

日本人て…いや人間て単純ですね。そこがいい、という人もいますが。
トマト品薄、寒さも拍車(iza!)。京大などの研究報告で「トマトから脂肪燃焼を活性化させる新成分を発見」となったのがきっかけで「メタボに効く!」と…トマトが品薄になってしまいました。元々収穫期ではないこの季節ですので…その品薄がさらに加速。トマトジュースは売り切れ続出なんだそうであります。
…まあ、こういうのは前にも何度かありましたが納豆とかバナナとか。そのたんびに品薄→メーカー張り切る→大量生産可能になる→在庫の山…となるのもいつものことだったりします。

そもそもまだ「研究論文」の段階で実用化も製品化もされていないんですが…。
実際には例えば相当量のトマト摂らないと意味がないですよ、とか実はそういうことではなくこういう特殊な方法を使わないと効果がない…とかそういう可能性だってあるわけです。しかも「トマト食った瞬間に体内の脂肪が消えてなくなる」とは言ってないわけです。
気持ち的には分からんでもないんですが…なんかもうちっと考えてみたらどうなんだろう、と。
世の中そうそうウマイ話があるわけもなく。脂肪を減らそうと思ったら地道に運動なりダイエットなりしていくのがある意味一番の「近道」だと思うのですが…こういうとこがやっぱり「人間」なのかなあ、と。

聖者でも何でもない、「人間」なんだなあ…と。

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02/11/2012

一言ことわれば

いい話では…とか思いますが、どうなんでしょう?
「レストランで食事中に料理を撮影」はマナー違反?(Yahoo!:J-CAST) ただ、国によってはかなり不快、ととられることもあるようなので注意が必要でもあります。ま、逆のパターンもありますが。列車内での携帯電話とか。コレ、日本ではかなりの人が不快と感じますが欧米ではそうでもないとのことですし。

店の雰囲気とか状況とか。そういうのを考えて店の人に一言、というのがマナーなのかも知れません。
かなり混んでる店内でキャーキャー騒ぎながらぱちり、とかいきなり椅子の上に立って撮影、とか。空気読めない以前にヒトとしてどうなんだ…てな場合は論外ですが。静かにすべき場で店の人に断ってからそっと撮影、というのなら問題ない…のかも知れません。

実は個人的にこれ、マナー違反なのかどうかいまいちピンと来ないのです。
一つには最近外食してない、というのがあります。最後に外で食ったのは…ええと…去年の…いつだったかどこだったか。そんなことすら覚えてません。従って「隣の席でいきなり料理の写真を撮り始めやがった」てなシチュエーションに陥った記憶がありません。
…だからどうも実感がないのであります。実際にどっかで嫌な目にあった、というのならまた話は違ってくるかと思うのですが。

ただ…なんでしょうか、最近のヒトというのは自分と他人の所有物の区別てのがついてるのかな、と思うことはあります。
最近スーパーなんかでよく目にするのが「あり得ない場所にある商品」であります。飲料のコーナーにほうれん草とか。ヒドイのになるとお菓子のコーナーに冷凍食品とか生鮮品とか。…購入してからならまだしも(いや、それでも問題ですが)まだ買う前に「これいらない」と適当にそこらへ突っ込んでくわけです。
その商品はまだあなたの物じゃない。店の物です。
厳密に区分すれば刑事罰だって適用できそうな。ただ店側がやらないだけです。…そういうこと、分かってやってるのかなあ、と。…いや、分かってたらやりませんか…。

↑の料理を撮影、もなんかその延長線上のような気がして。誰かに言われなければ何やってもいい、言われたら逆ギレすればいい。そんな単純かつ底の浅い理論がまかり通っているような…そんな気がするのです。

02:05 AM | 固定リンク | コメント (0)

02/01/2012

二つほど 2/1

なんとなく二つほど。

一つ目。喫煙率初の20%割れの19.5%、目標は12.2%(Yahoo!:医療介護CBニュース)。年々下がってきている喫煙率ではあります。↑記事のグラフを見ると…特に2009年から一気に下がっているのは大体この辺りから「禁煙」が本格化したからなんでしょうか(特定の建物内での喫煙を禁じる条例とか)。
それでもなんだか一種の手詰まり感みたいなものを感じるのですが、個人的には。
例えば神奈川県でしたっけ、飲食店での喫煙は禁止…とやろうとしたんですが結局は「努力目標」つまりはできるようならぜひやってくれ、ということになってしまったり(まあ、小さな居酒屋なんかはそんなことされたら立ち行かなくなる可能性の高いのですが)。路上喫煙やポイ捨て禁止、というのも各地で制定されましたけど…どこまで守られているのやら。店の中では吸いにくいから外で…というのもよくあるわけです。
来年とかさ来年辺りが山場なのかも知れません。たしかに減少傾向にはあると思うのですが…この状況でどこまで行けるのかなあ、と。何か新しい手が出て来ないと難しいのかなあ、とか。

二つ目。江崎グリコ「ビスコ」前年より4割多い過去80年で最高の売り上げ高(Yahoo!:読売)。クリームサンドビスケットの定番中の定番でもあります。誰でも一度は口にしたことがあるかと思われます。
それが売り上げがどかんと上昇。…が…なんか手放しでは喜べないような。
商品を絞り込んでビスコなど定番商品の販売に力を入れたこともあるのですが…これはやはり震災の影響が大きかったそうで。さらに通常なら9/1の防災の日に売れ行きが伸びる5年保存可能な「保存缶」が企業の備蓄用として大人気になってるから…とやはりこちらも震災が絡んできてます。
…本当は独力?で売り上げ伸ばしたかったんじゃないのかなあ…とか思ってしまいますが…さて。

03:47 PM | 固定リンク | コメント (0)

01/12/2012

似すぎ

アサヒが発売するノンアルコール飲料が「スーパードライ」に似すぎている(iza!)。…ちょっと前に某情報番組で取り上げてたんですが。「ドライの名前を冠するからには…」的なことまでやってて、どうもあの有名銘柄に外見がよく似てるよなあ…と思ってたんですが、やはりそういうことになりましたか…。

↑画像見る限りでもよく似てるような。
番組内では香料などそういった方面から「ビールらしさ」を追求した…とやってました。…個人的にはかなり疑問な部分だったんですが。ビール類とそれほど変わらないような原材料からどうやってアルコールを「抜く」のかなあ、と。まあ、実際にビール造った後にアルコール除去作業やってる、とは思えんのですが。それでもあれだけ似た材料からよく造れるもんだよなあ…と。
それに対してそういった味や香りを付けていく、というのはたしかにこれまではなかった発想なんではないか、とか。そういうやり方もあるんか…と。

…でも外見があれでは、と。実際にチューハイ缶辺りがあまりにも華やかでキレイなもんで、未成年が酒とは知らずに買っていった(某黒スト先輩とか)てな話はちょくちょく出てきますし。点字で「酒」と記しても店側がいくら隔離してもそういった「勘違い」はどうしても起きそうなもの。そこへこんだけ似たような外見のもの出されたら…。

これで小売店側に何か指導とかそういうのが強化されないことを祈りますが。これまでは「売る側が悪い」という論調でしたし。いや、でも↑これは明らかに造る側の不手際じゃないんですかねえ…?

12:34 AM | 固定リンク | コメント (0)

12/30/2011

人造ビール

…いやなんか違うか。ビールはどう造っても「人造」ですけど。しかし従来のような方法でなくても造れてしまうようになる、のかも知れません。
ホップの「苦味」成分を作る遺伝子を発見(Yahoo!:マイナビニュース)。「ホップ」というのはビールを醸造する際に使われる…一種のハーブと呼んでもいいんでしょうか、あの特有の「苦味」を作り出すもととなる植物であります。しかもビールの他ではまず使われない。そのためかなり生産地域が限定されるのでは、と思いますが…日本でもたしか栽培してるとこがあったような。
…と思って調べてみたら苗も売ってて自家栽培とかできるんですな。ちなみに和名はセイヨウカラハナソウ(西洋唐花草)でアサ科の多年草なんだそうであります。
Google検索:ホップ 栽培

遺伝子が特定できれば、ホップそのものでなくても「作成」することも可能になります。遺伝子操作、というと構えてしまうかも知れませんが…極端な例では「ホップの苦味を作れる細菌」なんてのも作れます。あるいは↑記事中にもあるような優れた苦味を作れるホップを作り出す、とか。そういうことも可能であります。
あるいは最近流行のノンアルコールビールに役立ててみる、とか。これまでどうやってあの「苦味」を再現していたのかは分かりませんが…もっと安価で効率の良い方法が見つかるかも知れません。そうなると価格はもちろん、品質にも良い影響が出る、かも知れません。

まあ、まだ「発見」という段階ですんで…来年の夏にはそういう美味いビールなりノンアルコールビールが! というわけにはいかんと思いますが。それでも期待はできそうな気がするのですが。

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12/21/2011

ビジョンなし?

自分は食べないんですが…あんまし好きではないのです、レバー。
牛の生レバー禁止議論、結論は年度内に(iza!)。しかし好きな人は好きなわけで。さらにレバーは鉄分を多く含む、とされていますから養分としても申し分ない(加熱しても鉄分は問題なかったんでしたっけ…?)ものであります。
それが生での提供禁止、と言うか食品衛生法で禁止、ということになると…牛生肉提供制限よりも大きな影響が出る可能性も、ということになります。生ユッケよりも生レバーの方が消費は多そうな…。

…調査の信頼性、と言うか173頭を調査したうちの2頭から検出(別の1頭からは種類不明の腸管出血性大腸菌を検出)でここまでやるべきなのかどうか、というのもありますが。
たしかに腸管出血性大腸菌O-157は大変に危険な菌ではあります。過去に何度も死者を出し…感染源が特定しきれないのも脅威の一つであります。どこからこの菌が出てきたのか、すぐに分からないことも多いのです。そうなると迅速な対応ができず被害が拡大することにもなります。
…もちろん弱点はあります。加熱してしまえば問題はほとんどなくなります。そのための生食禁止、ではあるのですが。

もし禁止の方向へ進むのならもう少し(と言うとなんかヘンですか)特に業界関係、現場の人たちが納得できるような理由を示して欲しいと思います。これまで生レバーの検査がどれくらい行なわれていたのかは分かりませんが…消費者からも状況としてはいきなり「キケンな菌が173頭のうち3頭からでてきたから、禁止」となっているような感じではあります。なんだか、突然すぎて分かりにくい。

さらに…担当部会が開かれたのはいいんですが結局結論は先送り、というのも。ある程度の方向性は決めておいて(関係業界ともあらかじめよく話し合っておいて)からそういうのを開くもんなんじゃないんですかね? 普通は?
禁止されるされないに関わらず、数ヶ月の間は提供可能でもしばらくの間は生レバーの消費が確実に落ち込むことになります。そりゃあ…こんなこと言われたらさすがに二の足踏む人が増えるでしょうに。その辺のことまでは…考えなかったんでしょうか…。明確なビジョンは「とりあえず禁止の方向で」ということだったんでしょうか…?

01:56 PM | 固定リンク | コメント (0)

11/18/2011

きのうかいきん

件のボージョレ・ヌーボー(ボジョーレ・ヌーボー?)であります。一頃はなんかお祭り騒ぎみたいにしよう、というどっかの魂胆がみえみえだったんですが、最近は落ち着いたせいか逆に?好きな人にとっては静かに楽しめるようになってきてるような…気がします。
「ペットボトル禁止」を断念、ボージョレ生産者(Yahoo!:JIJI)。これは去年だか一昨年だかに低迷するボージョレ人気をどうにかしよう、とビンをペットボトルに替えて安く売ろう、としたらボージョレ側から「そんなんボージョレ・ヌーボーと呼んで欲しくない」とクレームがついた、というのが発端だったかと。
今年はすでに日本国内では「ペットボトルボージョレ」が安価で発売されてるわけで。実際、中身で勝負してるんだからどんな入れ物でもいいじゃないか、と個人的には思ってたんですが…やっぱりこういうのはきちんとした?ビンの方がいいのかなあ…?

前にコレ関係書いた時も書きましたけど…実はワインそのもの方がビンより歴史ははるかに長いわけです。
ビンどころかグラスですら。ガラスの製法が安定する前、どころか紀元前何千年前、とかそういう頃から「ワイン」という酒は存在していたことになってます(次がビール…これも紀元前何千年前)。その頃は今とはまた違った飲まれ方をしていたのでは…と。
製法も大分違うでしょうし。でも「ワイン」と呼べる飲料があって連綿と続いてきてることには違いないわけです。
そこへ「ビンじゃなきゃイヤだ」てのはなんか浅薄だなあ、と思ってしまうのですが…まあ、それでも今は紀元前じゃあ、ありませんし。現代には現代のワインの飲み方があって然るべき…という意見もかなり説得力があります。

日常的に飲んでるではちょっと違うんですが、日本の場合「ワインは高くて当然」みたいな意識が最初からあったので…どうも敷居が高くなってます。ボージョレも最初はなんかえらく高かったような記憶が…。いくらくらいだったかな、今みたいに千数百円で買えるような、あるいは数百円でも買えるような値段じゃなかったような…。
それでも酒はしょせん酒なんで。楽しく飲めるんならどんなんでもいいかな、とか酒が飲めるだけですでに十分なケチな酒呑みは思ってしまうのです。

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11/14/2011

イヤなら食べなきゃ

いい、ということでもあるのですが…実際はそうカンタンではないようで。
遺伝子組み換え「GMパパイヤ」来月から解禁(Yahoo!:毎日)。これは元来生物が持っている「遺伝子情報」に人間が後付けで新しい情報を組み込んだ作物、ということになります。現行でもいくつかの作物ではこういった「遺伝子組み換え」作物は承認されており…加工物という形で流通していたりします。
納豆では原材料表示欄に「大豆(遺伝子組み換えではない)」といった表記を多く見ることができます。…ただ…過去には実際には遺伝組み換え作物を使用していたのに「遺伝子組み換えじゃない」とウソの表記をしていた例もあったんですけども。

なぜ遺伝子組み換えをするのか。目的はいくつかありますけど、大きいのは病気や害虫を避けるため、だったりします。
↑のパパイヤもそういう例なわけです。他にも増産目的とか。大きくしたりたくさん実をつけるように遺伝子組み換えを行うわけなんですが…。
果たしてそれで安全なのか? というのはずっとつきまとっていた疑問ではありました。実際のとこ「遺伝子」というのは結構解析はされてますけど、それでその生き物全ての「設計図」が手に入ったわけではないのです。図面の入手には成功したけどその全てを理解することができない状態、といったところでしょうか。もし、完璧に理解できるのなら完全に再現できるはずなわけです…その生き物を。

そんな断片的な状態でも十分役に立つ情報もあるわけで。それが現在行なわれている「遺伝子組み換え」だったりします。ただ、確実に効果は出ているのですが…何があるか、副産物としてどんな物質が出てくるか…とかそういうところまで100%「ない」とは言い切れません。
…もっとも、自然界の物質だって100%「安全」なんてものは存在していませんから、その辺は似たようなものだったりするのですけども。食品安全、なんてのはまだまだ未確定な分野であります。そこに100%を求めると、どうしても無理がでてきます。

今回のパパイヤはこういった遺伝子組み換え食品としては初の「ナマモノ」になります。そのまんまを食すので、食べるか食べないかは消費者次第ということになります(加工品としても利用されますが、その際も表記が必要)。つまり、イヤなら食べなきゃいいわけなんですが…。
どうも「遺伝仕組み換え」と言うと食った当人の遺伝子も組み換えられてしまってとんでもない病気になってしまう…とかそういう風に思い込んでる人もいたりして。あるいはそういうものを食べると子孫にもずっと影響が出続ける、とか…。
さすがにそういう問題はありません。ただ、いささか未知な部分が多すぎて「ある」「ない」とはっきり言い切れない、というだけだったりするのです。そしてそれは遺伝子だけじゃなくて世の中全般にも言えることだったりするんですが。

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11/13/2011

食いましょう

長野県でフランス料理の材料に「ハシボソガラス」が登場(Yahoo!:毎日)。もちろん養殖などはしていませんし、積極的に狩ろうとするものではありません。害獣駆除、ということで捕獲されていたハシボシガラスをフランス料理にしてみた…ということであります。
味も悪くはないようで、一度食べてみたいもんではあります。↑記事にもあるように後はイメージの問題かな、とは思います。が…「信州産山ガラス」てのもなあ…なんか違うような気もしますが。

…前々からこの「あれこれ」で取り上げてきたテーマ?なんですが…「食ってしまえ」というのは。
実際のとこブラックバスやシカなどでは食材として取り上げるところも増えているようで。…しかしそのほとんどは地元での消費。もし被害を軽減させるくらい食べてもらうのなら全国的に展開していく必要があります。が…それもなかなか進まず。一つには↑カラスと同じように「イメージ」の問題もあります。
例えばイノシシとかシカとか。そういった特に「ダーク」「汚い」というイメージのない生物ならまだなんとか?なりそうなんですが…カラスとなると相当にイメージ良くないですし。ブラックバスのように「食べられない魚」という誤ったイメージが染み付いてしまってなかなか拭えないのもいます(あれはキャッチアンドリリースをヘンに勘違いしただけだと思うのですが)。

そしてもう一つ。やっぱり「流通」かなあ、と。
食べ物関係、てのは意外?に保守的だったりします。まあ、よく知った食材を使う方が衛生面や安全面で安心できますから商売としてはそっちの方がある意味では正しい、のかも知れません。直接生命活動に繋がってくるものですからなかなか冒険はできない。
…こういうのはあくまで要因の一つではあるのですが。他にもたくさん理由はあると思うのですが。それでもこういうとこから何とかしていかないと難しいもんなのかも知れません。

名物、というのもたしかにありますが。実際に食ってみたらウマかった、というのも結構ありそうなんで…そういうとこからじわじわと広めていくしかないんでしょうか…。

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11/08/2011

二つほど 11/8

国内で二つほど。

一つ目。全国で「空き家条例」制定相次ぐ(Yahoo!:読売)。これは何らかの事情で放置された民家(貸家も含む)は防犯上も防災上もあまりよろしくない状況になる可能性が高い、ということで…所有者が放棄する時に撤去などの処置を義務付ける、というものであります。そういった「空き家」は2008年の調査で全国に約757万戸。それまでの調査より約180万戸増えているんだそうであります。
なぜ「空き家」になったのか…という理由は様々。かなり個人的な事情にはなりますが…やはり都市部への人口の集中なんかもあるのかな、と。あるいは家族が「両親+子供」のみとなる核家族化が行き着いた先、とか。
自分の実家がある辺りも高度経済成長期からいわゆるベッドタウン化してきたクチで。そういったところは最近は住んでる人の高齢化や人口の減少がどこも注目されていたりします。中にはマンションの住民がほぼ丸ごと減少し尽してしまった…なんて話もあるようで。そうなると過疎化、と一言では済まされない状況になったりもします。
しかし…だからと言って「空き家にするのはダメ」と一律そういうことにしてしまっても…所有者が不明、というケースもあるでしょうし場合によっては身寄りのない老人の独り暮らしでその方が死んでしまった…ということもあるかと。逆に処理がめんどうだから、と逃げ回るのもいるかも。
いずれにしても一筋縄ではいきそうもなさそうなんですが。その辺はどうなるのでしょう…?

二つ目。「つけだれ」東西で変化も?(iza!) 最近流行り?なんだそうであります「つけだれ」これは鍋をする時に、煮えた具材を浸すもので…従来だとぽんずとか酢醤油とか。そういったものが中心だったのですが…。
特に「食べるつけだれ」なるものが最近は流行り…と。具材の他に薬味にしてはボリュームの豊富ないわゆる「食べる」系調味料などを入れたつけだれを使う。一種の企業戦略かな、とも思いますが…自分は実際に食べてないんで何とも言えませんが…そんなに悪くはない食べ方かも、とか。
…しかし東西で違う鍋、と言えばやはりすき焼きでしょうかね。
自分は関東→関西圏→関東と出戻ってきたんですが、両親のそもそもが西の方出身なので関東にいた頃からすき焼きと言えば「砂糖」「しょうゆ」をぶっかける、というものでした。が…関東では本来は「割り下」が当たり前。当然のことながら味も何も調理法すら違う、ということでとまどったりしたもんですが…。
…東西の違い、というのは一種の文化ではありますんでどっちか好きな方、あるいは両方楽しめばそれでいいんじゃないのか…と思ってます。どっちが上でどっちが悪い、ということもない。むしろ同じ食材で違った食べ方ができるんだから得なんじゃないの、とか…。

02:47 AM | 固定リンク | コメント (0)

10/31/2011

なまのおはなし

馬刺しの「冷凍処理」変色や味に問題が?(Yahoo!:読売) 一度…何かで食べたことがあります熊本の馬刺し。たしかにほんのりとした甘みがあっておいしかった記憶があるのですが。
しかし例のユッケなどで「肉の生食」が問題視…と言うかその安全性が問題視…されてる昨今、馬刺しという「生で馬肉を食べる」ことにも安全性が求められてきてるわけであります。

厚生労働省から「冷凍処理をするように」という通達(従わなくても罰則はないとのこと)があり、実際に冷凍処理したらなんか…色や味が違うような気がする、と。しかもそういう通達が出た、ということで馬刺しへの不安?が広がったのか生産量はガタ落ち。今も回復していない、とのことで。
…それでも熊本ではずっと前から食べられてきたわけで。もちろん今まで大きなことは何もなかったから、今後も何もないから大丈夫、とは言い切れんのですが…地元にとってはたまんない話になっているようであります。

ユッケの場合は「加熱処理」で、これは一般的には「殺菌」に使われます。
「火を通す」というの自然界ではかなり乱暴?な方法になります。大抵の生物は高熱で死にます(もちろん死なないのもたくさんいますが)。すると食材としてはかなり清潔なものになり…例えば抵抗力の弱い幼児やお年寄りでも安心して食べることができるようになります。
…副産物?として長期間火を通すことで食材が柔らかくなる、というのもあります。野菜などがそうであります。生では食べることのできなかった食材を食すことができるようになる。こういうとこからも人類は火で発展していったんだな…とか思ったりもします。

逆に「冷凍処理」ですが…これは主に寄生虫など菌よりも大きなものに対して使われます。一度でも火を通してしまうと食材は変質してしまいます。それを防ぐため…要は生で安心して食べたいため…に「冷凍」させます。もちろん菌にも有効な場合も多いんですが、大抵は温度が元に戻ると活動を再開しちまうのであまり「殺菌」「滅菌」には効果がありません。
しかし寄生虫などの場合は冷凍で死んでしまう場合が多いので、近年になって使われてきている方法ではあります。何しろ火と違って冷凍というのはかなりの技術や技能が必要だったりするのです。

最近はたしかに冷凍技術も進歩してきて、解凍もきちんとした知識のある技術者がやれば冷凍前とほとんど変わらないものになるとか。…↑の馬刺しもそういう風にやったらいいんでは…てのが実は↑記事のくわしいバージョンには載っていたのですが。例えばマグロ漁船の冷凍技術。ああいうのを取り入れたらどうか、と…。
…そういうのまでは考えなかったのかな…厚生労働省や熊本の馬刺し関係者は、と。でも今からでも遅くないと思うのですが。誰だって美味しいもんは食べたいものであります。こんなことで伝統の食材が消えてしまうかも…というのはかなりもったいない気がするのですが。

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10/15/2011

…さば?

ノルウエーvsアイスランドの「サバ戦争」、日本の食卓から鯖が消える?(Yahoo!:ダイヤモンドオンライン) 面白い…と言うとやや語弊があるかも知れませんが。非常に興味深い「戦争」ではあります。実は日本は結構外国から海産物を輸入している国ではあるのです。

いわゆる「生鮮物」的な扱いだと近海物が多いと思われますが…47都道府県全部が海に面しているわけではなく。場所や県によっては過去には海産物を生で見ることはできなかった…という歴史を持つ場合もあります。
ま、現代になればそういうムカシの事情は関係なく。内陸の市町村でも新鮮な海産物を手に入れることは容易な時代ではあります。…もちろん例外もありますが…例えばタコ。近海産は数が激減したりして外国産のタコを模索。タコ、と一口に言っても日本人好みのタコというのはなかなかなく、やっと見つけたアフリカの某国ではタコの乱獲によりあわてて規制を始めた政府と漁民が対立…とかそういうことまで。何せ「タコ食い民族」というのはアジア以外だとごくわずかなもんで(もちろんその某国でも食わない)あんなもんがカネになるのなら、とみんなが獲りまくったわけです…。

しかし「加工物」の場合。原材料を安く抑えたりするために輸入することはよくあります。サバに関して言えばノルウエーであります。近所のスーパーでも「ノルウエー産サバの干物」はよく目にする商品ではあります。
…と言うより「他国産サバの干物」は目にしたことがないような。もちろん国産のはありますが。
そしてその「ノルウエーのサバ」がピンチに。理由は…地球温暖化ではないか、と。

温暖化、というのは文字通り地球の温度が上がることですが、これは去年や今年が酷暑だった…というのとはあんまし関係ありません(遠くは関係してそうですが)。むしろ問題なのは海水温の上昇だったりします。それも1度とかそういうレベルの問題なのですが、それでも結果的には大きくなる…とされています。
そこから起きるとされている事象に関しては各方面で色々言われていますのでここでは省きますが(結構誇張も多そうな気もしますが)結果的に日本の食生活が変わるかも…と、考えることもできるわけです。
…ということはさばに限ったことではなく。ほんのちょっとした事柄がそういうことへのきっかけになるかも知れないんですが…なかなかそこまで皆の意識がいかないのもまた現実だったりするわけです。

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10/12/2011

カップより袋、なんですが

実は袋めん派?だったりします、自分。売価も安いですし。カップは…固定されちまってる?のがなんだかちょっと。ゴミも多くなりますし。家じゃない場所で食べる分にはこっちの方がいいんですが。
即席袋麺復権の兆し? 各社新味続々(Yahoo!:nikkei TRENDYnet)。それでもカンタンに食べられるのがカップめんのいいところではあります。対して袋めんは「めん」「スープ」という基本的な材料しか入ってません。そのまま食うのも悪くはないのでしょうけど、ちょっとした何か…タマゴとか野菜とか焼き豚とか…を入れて一手間かけて食べるのも悪くないものではあります。

昔に自分でメシを調達しないといけなくなった頃に食パンと袋めん(具材ナシ)のみでしばらく生活したことあります。…見事に体調崩しまして。それまできちんと食ってた人間がいきなりそんなことするもんではありませんな。そのためしばらくは袋めんやカップめんから離れてご飯をきちんと炊いたりしたものであります。
しかしずっとそういうわけではなく。特に老舗「サッポロ一番」みそラーメン辺りはいきなり食いたくなる時があったりして。そのため安い時を見つけては買い置き→時々食う→やっぱなんかイヤになる→でも食いたくなる…を繰り返してました。

そのうち袋めんも色々なものが出てくるように。「昔ながらの」シリーズは袋めんの「めん」とはかなり違う食感でしばらく常備していたことがあります。…しかしこれもなんだか飽きてきてしまう。ちょっと前はキャベツ一枚を刻んでさっと炒めてタマゴを落とす、なんてことやってましたがそれすらもめんどくさくなってきまして。じゃあカップめんを…となってもいいんですが、なんか…袋めんの方がいいや、と(しかし買っても食べないで、さすがにこんな期間置いてたらヤバイだろ、ということで急きょ食べる、とか…)。
乾燥ワカメがあるのでこれを水で戻してタマゴ、というのがこの辺りからのスタイル?になってます。が…なんででしょ、袋めんの方が好き、という割にはここ数年は時々「昔ながらの」を買ってみる程度であんまし食ってなかったのでした。

それが…この間↑記事にも出てくる「サッポロ一番」ちゃんぽんを買ってみまして。…で、食べてみたらたしかにめんが美味い。スープも悪くない。これはいいかな、久しぶりにいくつか多めに買っておくか…とか思ったら今度は近所のスーパーで売り切れ、という事態になってました。
まあ、今はもうフツーに店頭に並んでるんですが。
…そうなってくると「今度でいいか」とか思っちまうわけです。最初の一袋を食った時は「コレだ!」とか思って探しにあちこち行ってみるか、とか思ったくせに。そんなわけで我が家には最初に買った「ちゃんぽん」のラスト一袋と「昔ながら」のショウユ味が一袋。食おう、食おう、とは思うんですが…呑んだ後とか。しかし最近はこんなに重いもん、呑んだ後に食ったら翌日がなんかキツくなってくるもんで…。

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10/09/2011

あめりかのこと

カリフォルニアでフカヒレの保持・及び販売を禁止する条例が可決(Yahoo!:CNN)。すでにアメリカではハワイでのフカヒレの保持や提供が禁止されていますし…フカヒレの獲得を目的としたサメの捕獲がほぼ全域で禁止されていたりします。…第一義として「サメ類の保護」があるわけですが…一律「ダメ」というのはどういうもんなのか…特に中華系の多いカリフォルニアでは色々あるかも知れません。

「フカヒレ」とはまんま「サメのヒレ」であります。主に大型のサメ(ジンベイザメやウバザメが重宝されるそうな…他にもイタチザメやアオザメと言った獰猛なサメも)のヒレを使います。部位(胸びれ・背びれ・尾びれが主)によっても違ってきたりしますが、これは獲ったサメのヒレをそのまんま使うわけではなく。乾燥させて「干した」ものを使います。
日本では気仙沼が有名ではありますが…どうなんでしょうか。なお、日本ではヨシキリザメのヒレを使います。

基本的に無味とされます。しかし軟骨魚類ゆえのゼラチン質の食感が楽しめます。なおかつ「干物」のくせ?に「戻し」、つまり再び水分を含ませて元のような状態に戻す作業が肝要となります(その時の味付けが重要)。…正直、かなりめんどそう…。
ふかひれ(Wikipedia)
…まあ、中華食材で「干し」と言うと大抵そんなもんですが。
それに…自分は食ったことないんでホント、どんなんかは分かりません。しかしあれだけの人たちが長年愛好しつ続けてきたわけですから、美味なんではないか、と思うのですが…さて?

なんだかコレを重ねて思い起こされるのが例のデモであります。いわゆる「経済格差」をなくす…デモ。
日本とアメリカですから国情と言うかそれぞれ事情が違います。例えば日本では当たり前…と言うかほとんどの人が入っている「健康保険」、自ら入るのと企業で入るのとで違いはありますが大多数の人が入ってます。これによって安く診療してもらえます。…こういう「国家規模での健康保険」はアメリカにはなかったりします(これは先の大統領選でもテーマになってました)。希望する人は保険に入ればいい、ということなんでしょうか。
そのため診察代がとんでもないことになる人もいて、日本とは違った意味での「無料診察」というのがあったりします。

そんな中でもアメリカの人はやるこたやってます。…その一つがデモなんですが。
ただ。個人的な印象なんですが、なーんか言ってることが1970年代とかそれ以降の「オンリー理想主義者」と似てるような気がして。「戦争がなくなれば即平和な世の中が訪れる」とか「今の腐った社会を改めればいい世の中になる」とか…そんなフレーズ。
日本で報道されてる限りから受けたもんなんで、実際のとこは分かりません。
でも…そんなカンタンなもんなのかな、と。銀行がどう、とか、税金の不均衡がどう、とかそういう話がよく出てくるんですがそれがどうしたんだろう、と。やたら「アメリカンドリーム」を口にしますけど一人の成功者の影に落伍者が無数にいることくらい、どこでも常識でしょうに。
デモにあつまった人たちが「フツー」の格好してるのも…なんだか。たしかアメリカはヒッチハイクを多くの州で禁止していると聞いていたんですが、どうやってニューヨークやらワシントンD.C.やらにまで来たんだろうか? その寝袋や荷物、場合によってはPCはどうやって手に入れたの? 支援者が支援物資を送ってくれるらしいけど…どんな人たち? 名も無い一般市民がそんないきなり組織立って動けるもんなのか…。

どーにもなんだか…信用できない、と言ったらよその国ことですし、言いすぎかと思います。
でも…文化への折衷案もナシに禁止とか「中東の政府転覆と同じさ」と気軽?に言い放つとか…。なんだかアメリカ合衆国にとってはそれでいいのかい? と。融合とか妥協とか最低限の要求とか…そういう「交渉」てのはないんですかね…?

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10/05/2011

「脂肪」は初

デンマーク。世界初の「脂肪税」導入…目的は「平均寿命を延ばす」(Yahoo!:スポーツ報知) 今月アタマのことなんですが。デンマークが世界で初めて「脂肪」に税金をかけた、というニュースが。
…「脂肪」と言っても肉類のアブラ身にかけるわけではなく。「飽和脂肪酸」という動物性脂肪に多く含まれる物質にかけてます。2.3%以上含む乳製品などが対象となり1キロで16クローネ(約220円)ほど。で、何のために課税するか、と言うと課税する→値段が上がる→消費者が買い控える…を狙っている、とのことで。
飽和脂肪酸は肥満のもとになる、とされてます。そのため「国民の健康」を目的に課税する、ということになってます。すでに砂糖やチョコレート、清涼飲料水にタバコは課税済み、と。

ま、この課税が本当に「国民の健康」のためだけなのか…というのは不明なんですが。どこの国も財政はキビシイわけですから取りやすいところから税金を取る、というのは基本ではあるのですが。
しかし飽和脂肪酸とかそういう物質「だけ」摂取量を減らさせて、果たして効果はあるんだろうか…とか思ったりして。こう言っちゃなんですが何でも過剰に摂取、つまり食いすぎ飲みすぎたら体にいい影響が出るわきゃないのです。「程度」の問題というのはかなり大きいかと。
…若干違うかも知れませんがただの「水」だって大量に飲めば死に至ることもあります。
「コレが悪いからコレを減らす」というだけではない、何かがあると思うのですが。バランス…とでも言いましょうか。特に食品はそういうところがあると思ってます。そういうところも調査済みで、「コレを減らせば国民は健康になる」という研究結果が公的機関から出てる…とかそういう話…なわけではなさそうな。

課税すると消費が落ちる、というのは事実でありますし。そういう業界はダメージをこうむることになります。それでもそういうことを押し通すだけの理由が…なんか薄いような。極論ですけどそんなに健康に悪いんなら全面禁止しちまえばいいわけです。タバコはじょじょにそうやって世界的に「禁止」にもっていくつもりなのかな…とは思いますが食品関係はそこまでやるつもりなんでしょうか…?
過去に流通や摂取禁止になった食品や食材や物質というは多々あります。それらは明らかに「害」をもたらす、ということで禁止になってます。…そこまでの「害」を立証してからでも遅くはないのでは…?

…ま、「課税」ですから明らかに税収アップを狙ってると言われたら何も言えますまい。そういう事情があるにはあるわけで、だからこそ「課税による減少」程度で「国民の健康のためだ」という錦の御旗を付属させてる…のかも知れません、が。

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10/04/2011

犬向けCMって

スイスに本社のあるネスレがオーストリアで「犬向け」CMを放映開始(Yahoo!:ロイター)。これは人間が見ても普通のCMだと思われますが、高周波音を同時に流すことで犬の注意を引くCMになっている…ということであります(動画を見てみましたが、フツーにCMしてますね。ただ、コメント欄には「犬が反応した」「うちの猫が」逆に「全然反応しねえ」とか色々あって興味深いもんであります)。
犬の可聴領域(音として感じることのできる周波数域)は人間より幅が広くなっていますから、犬には聞こえても人間には聞こえない音を出すことは可能です。実際、「犬笛」という高周波音を出して犬を訓練する道具、というのもあります。人間にはまず聞こえない音なので警察犬などにも使われますし…競技用や俳優犬にも使われることがあるとか。

この可聴領域というのは実は個人差があります。個人、というのは「人それぞれ」ということなのですが。その個人差には「年齢」が含まれていたりします。年が若いほど高周波音を聞きやすい、とされ…その性質を利用して夜間にたむろする若者を撃退する「モスキート音」を出す装置をそれっぽい場所に設置、というのもありましたが。「モスキート音」というのは蚊の羽音のことで、そういうあんまし気分の良くない音が聞こえてくるので若者が去る、というものでした。…効果はある程度は期待できた、とかそういう話を聞いたような。
その他、例えばコウモリなんてのはさらに高い音波を出して、それが跳ね返ってくる状態によって状況を判断したりします。人間だと「音」というのは主にコミュニケーションの手段となってますが、それ以外に使う動物も結構いたりして。
…ま、音の他に色とか。可聴領域とは別に「可視領域」というのもあって、人間は赤外線や紫外線を目視することはできませんが、虫の類にはそっち「だけ」しか見えないものもいる、とか。これも生きてくためにはそっちしか必要ない、ということなのかも知れません。

…そういう事情?があるにはあるんですが…一体何のCMなんだろう…?
と記事読む前は思ってました。日本で「ネスレ」と言えばインスタントコーヒー。しかし↑記事冒頭には「ペットフード世界最大手」と(動画でもネスレの名前は出てきませんでしたし)。…あっちではそういう風になってるんかい、と。ということは…このCM、日本じゃやらない…のかも。あるいは他の会社に援助して、とかそういうのならアリかも知れませんが。

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09/30/2011

二つほど 9/30

海外で色々と二つほど。

一つ目。市場未開拓の中東に「ラーメン」を(iza!)。提唱されてる方が日本人ではないのはある意味納得できるような、なんだか惜しい?ような。
中東で食べ物屋、となるとやはりネックとなるのはイスラム教だと思われます。宗派もたくさんあって、大変に戒律の厳しいところもあります。中には日本に住んでる我々からすると「?」な戒律もあったりしますが…宗教というのは信じてる本人とその世界だけが重要なんであって、外野がとやかく言うのはなかなかに難しい世界でもあります。…イスラム教徒でもそんなに戒律の厳しくないとこもあったりしますが。しかし、やはり、厳しい。
食事となると「豚」は基本禁止されています。そのためチャーシューなんてもっての他ですし、豚骨スープなんか完全にアウトになります。
…ここで「あんなに美味しいものをなんで…?」と疑問を投げかけるのは無意味な行為であります。彼らはそういう世界に生きているのであって、我々とは違うからです。
そういう場所で、ラーメン。…逆に日本人の経営者ではない方がいいのかなあ…なんかそんな気もしてるんですが…さて。

二つ目。米Amazonが低価格でタブレット参入(iza!)。前代?のKindleは電子書籍リーダーだけでしたが…新作の「Kindle Fire」は明らかにタブレットPCとなってます。電子書籍はもちろん、ウェブ閲覧からゲームまでできます。当然と言うかiPadを意識して…価格を抑えています。
こういうのはすでにソニーなんかも始めているものなんですが。…Amazonまで始める、となると他社も色々始めていくきっかけになるかも知れんのですが…電子書籍、ということになると。すでに↑こっちでは付属品的な要素になってきてるような気もしますが日本の現状を考えるとなあ…。
もし日本でもこういうことやろう、ということになってるのなら…どんなカタチでもいいんですがせめて「統一」だけはしておいて欲しいな、と。規格の統一はもちろんなんですが…業界内の意見統一とか。てんでばらばらだと進むもんも進まなくなりそうですし。

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09/08/2011

ぎゃくてん

知財高裁がサトウ食品による特許権侵害を認める「逆転判決」(Yahoo!:毎日) 訴えていたのは越後製菓。実は昨年11月に一審が東京地裁であり…この時は「サトウ食品による特許権侵害ではない」という判決が下っていました。その控訴審を知財高裁でやってたわけですが、その判決が逆転してしまった…と。

争点は「餅に入れた切り込み」であります。こうすることで焼いた時に大きくふくらみすぎたりすることがなく、カタチを保てるようになる…というのが狙いなわけであります。
越後製菓は餅の側面に切り込みを入れる手法で特許を取得。これは2003年から発売され、特許登録されたのは2008年のことになります。
一方、サトウ食品は側面と、さらに表裏に十字型の切り込みを入れました。これに対して越後製菓が2009年に起訴したわけです。
…一審はその切り込みの内容が違う、別モンだ、ということで「特許権侵害にはあたらない」という判決を下したわけです。食べる側からすればどっちでもいい、とかそういうことになりそうですが。しかし実際にこういう技術を生み出した技術者からすれば、どうでもいい話ではないわけです。

今回の判決は「中間判決」というもので、判決の方向が決まったから発表するよ…というものであります。例えば越後製菓側からの損害賠償額とかそういう細かいところはまだ決まってません。今後明らかにしていく、ということでもあります。

…かなり微妙でデリケートなところを行き来してるような気がするんですが。白黒すぱっと決められるわけではなさそうな、そんな感じで。こういうところが難しいもんなのでしょうけど…いい悪いで決められるもんでもなさそうですし。

04:23 AM | 固定リンク | コメント (0)

08/28/2011

少し気になる

今年のサンマは値が上がる?(Yahoo!:時事) 日本の秋の風物詩の一つでもあります秋刀魚(サンマ)。毎年太平洋側を中心に南下、千葉沖辺りまで来るとはるか沖合いへと戻ってしまいます。そうなると…もう冬、ということになります。
しかし震災による福島原発の事故。三陸沖から千葉沖、というルートはやはりかなりの影響を受けるのではないか…ということであります。

サンマ自身?には影響はないのでしょうけど…。
やはり一種の風評被害が懸念されます。漁協がモニタリングをする、ということなのですが福島沖も南下していくわけです。陸上の場合は風によって流され、海中の場合も海の流れによって放射性物質が流されて拡散していくことになります。計測の結果はああだったけど本当は…とかそういう思いにとらわれるケースもありそうであります。

…自分は、そこまで気にしないんですが。恐らく吸い込んだり吸収したりしてるんならもう相当量、体に入っちゃってんじゃないのか、と。これがもし小さいお子さんのいる家庭ならやはり気になるでしょうけど…独り身としてはそこまでは気にしない方であります。
ただ。値上げとなると…少し。
生サンマだけではなく状況によっては冷凍サンマや缶詰などの加工品にも影響が出るわけです。サンマ漁はもちろん水揚げして生で小売店へ、という場合も多いのですが、来年以降や加工目的で取り引きされるケースも多いわけです。そうなると数が少なくなって、値上げ…?
ちょっと考えを進めてみると他の水産加工物が回り回ってこっちも値上げ、とかそんなことにもなりそうで。…いや、実際は意外なとこで繋がってました、というのはよくある話であります。

ということは他の物品でも何か影響が? 震災、というのは直接的なダメージだけではないのです…。

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08/26/2011

ある酒飲みが思う

メルシャンがアルコール0.00%のワイン風飲料を11/30に発売予定(Yahoo!:産経)。ビール・チューハイ・梅酒、と来てワインであります。そろそろ「アルコールフリー日本酒」とか「アルコールフリーウオツカ」とか出てきそうな気がするんですが…個人的にはかなりビミョーであります。

ま、実際に飲んでもいないのになんだかんだ言うのは何なんですが。

一つにはビールはともかくとして(以前から似たような「ビール風飲料」というのはありますし)チューハイとかワインになるとこれはジュース類とどこが違うんだろう…というソボク?な疑問があるからかも知れません。
↑記事によればそういったことのないよう工夫しているらしいのですが。
「グレープの炭酸飲料(もちろんフツーのノンアルコール)を飲んだだけで酔っ払ったようになる」というネタは結構あちこちで出てたりもします。ホントかどうかは分からんのですが。しかしアルコールフリーの方を「チューハイです」と言って酒として出してみたら酔っ払う人もいるんじゃないか…とかそういうやはりソボク?な危惧?もあったりするのです。
…飲酒運転の定義てのは一つにはもちろん「吐く息にアルコールが含まれている」というのがあるんですが、警官の人が「こいつ酔っ払ってやがる」と判断しても一応飲酒運転になります(多分後で検査はしますけど)。なーんか、そういう「ノンアルコール飲料で飲酒運転」事例が起きるんじゃないか…とか思ったりするんですが。

しかしやっぱり言っちゃ何ですが「まがいもの」という意識が強いと思われます、自分。
酒好きなせいもあります。そんなもん飲むんだったら万難を排しておいてホントウの酒飲んだ方がいいんじゃねえの、とストレートに思ってしまうわけです。何かの要因(例えばクルマ運転しないといけないとか、妊娠中とか)があるなら飲まない。その要因がなくなってから飲めばいい…と、そんな風に思うのですが…。
まあ、そんなことから自分にとっては「かなりビミョー」なわけであります。別にそういうのの存在を否定したりはしませんが、勧められても断るだろうなあ、と。そんな気はします。

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08/14/2011

なんたるテッパン

焼酎・「いいちこ」の三和酒造が8年連続の1位(Yahoo!:毎日)。テッパンと言うか定番と言うか。居酒屋なんかでも焼酎と言うと必ず入っている「いいちこ」ではあります。
焼酎(Wikipedia)
麦焼酎で乙類。…こういうのは一応細かい規定があるのですが、飲んでみて原材料の風味とかそういうのがあるのが「焼酎乙類」でほとんど何もないのが「焼酎甲類」と、まあそんなとこになります(「本格焼酎」というのも「乙類」)。もちろんどっちが上でどっちが下、というものでもないんですが…やはり好みが分かれるところではあります。また、甲類の方が値段が低いのでこっちがいい、という場合もあります。
一般的に南九州では乙類が好まれる傾向があります。が、甲類はカクテルとかチューハイに向いているのでその辺もやっぱり好みの問題ではあります。

酒税法上のこともあって、結構安い酒となっています焼酎。一時過熱を危惧されるほどのブームが起きて、お高いのも出てきましたが…やはり安いものも出てきてます。
自分は乙類の方が好きで。麦・そば・米辺りだとなんか味が薄いような気がして芋が好きだったりします。…実は「芋」「麦」混合のちょっと安いのがあって、それをずっと飲んでました。ストレートではなくコーラなんかで割るやり方。…それはそれで良かったんですがなんかいちいち炭酸飲料を買って割る、というのがめんどくさくなってきまして。いや、そこまでものぐさ…というのではなくたまっていくペットボトルを見てると、なんだかなあ、とか思うようになってしまって…最近は水割りにしています。、そうなると「芋」「麦」混合ではちと弱い。そこで「芋」オンリーにしようか、と探してみると以前ほどには値段の差がない、ということに気づきました。
…「芋」「麦」の頃はこんなに他が安かったかなあ、とかそういう風に思うほどで。まあ、それならそれで色々飲んで試してみようか…と安くて美味い「芋」を探している最中でもあります。

そんなわけで実はいいちこ(つまり麦焼酎)はあんまり飲んでいなかったりして。焼酎そのものも飲み始めたのは学生時代が終わってからですし。地域的に日本酒が強い地域だったので(有名な焼酎もあるにはあるんですが)学生の時は日本酒がほとんど。そのうちビールが好きになり…しかし経済的や体質的な事情もあってビールはちょっと…ということでチューハイに。これくらいだったら自分で作った方が安く上がるんじゃ…? ということで焼酎と炭酸飲料を買うようになったわけです。

ただ…いくら安いと言っても今後がどうなるか分かりませんし。酒税法で一種の「優遇措置」があったんですが、あちこちから反対意見が出てるようですし。ビールや発泡酒のことからするといつ、どん、と上がるか(段階的に上がっていく、という話だったんですが)やや不安ではあります。
それでも上がっても買うんだろうなあ…やっぱり。その辺が酒飲みのサガ、というところなんでしょうか…。

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08/02/2011

酒好きの…言い訳

寝苦しい夜に「寝酒」は逆効果(Yahoo!:読売新聞ヨミドクター)。…そうか…WHなんとかの「煙草」の次のターゲットである「酒」への迫害はもう始まっておるのか…それはいかん! なんとしても阻止せねば…!
…とかそういうつもりはありませんが。ただ、まあ、その、酒好きの身からすると↑記事のような書かれ方となるとなんか意味合いが違ってくるような気がするのですが。

↑記事で問題にしているのは慢性的な不眠かと思われます。
そりゃ、そういう病名まであるような状態にあって、それで寝酒…となるとやっぱり深酒となるでしょう。意に沿わぬ状態での深酒、なんてのは不健康きわまりないことであります。…よく言いますが「酒は楽しく」というのは酔っぱらって醜態をさらすような飲み方するな、というのもありますが、飲む方の心構えだと最近は思うようになりました。気分的に「楽しい」状態でないと飲んでもちっとも美味くないわけです。これはお酒に限ったことではない、とも思いますが。

「楽しい」てのは人ぞれぞれですんで…定義は皆様にお任せします。
自分の場合は好きな本やマンガやアニメやテレビ。あるいは映画や音楽。それと、お好みのおつまみ。一人で呑む時はそんなんがあれば十分であります。そして…眠くなったら寝る。ここが重要なとこで。いくら呑んでも即座に「安心してその場で眠る」ことができないような環境の場合…また呑み方が違ってくるわけです。つまり家飲みと外飲みはまた呑み方が違ってきてしまうわけです。
…家なら一人ですが外は複数なわけで。そうなるとその場の「他人」から何か頂戴しちまおう(いや、話の中から何か得られないかな、とかそういうことで泥棒しようかそういうことではなく)と、そういうモードに入ることが多く…リラックスして呑む、というのとはまた違ってきてしまいます。いや、そういう呑み方も面白くて好きなんですが。

しかしそういう場では「安心してその場で眠る」なんてのは失礼なわけで。帰ってから寝ることになります。ただ、なんかそういう時はなかなか寝付けないことが多いような。

…で、まあ、そういう「酒」と「日本人は不眠ぐらいではなかなか医者に行かない」というのはなんか違うような、とかそんなことを↑記事を読んで思ったりして。深刻な不眠ならたしかに医者に行くべきであります。でも日常的になんか眠れないなあ…とそういう程度なら寝酒も別にいいんでは、と。実際緊張感をほぐす役割がある、と↑記事でも冒頭には言ってるわけですし。程度の問題、ということになるのではないでしょうか。
…毎日寝酒やってるような自分はまた別問題かも知れませんが。しかしやはり「お酒は楽しく」は真理だと思うのです。

04:18 AM | 固定リンク | コメント (0)

07/30/2011

ビールは酒

日本では何を当たり前のことを…と、そういうことになりますがロシアではそうではなかった…いや、これからそうではなくなる、とのことで。
ロシアで清涼飲料水扱いだったビールが「酒」扱いに(Yahoo!:産経)。これまでロシアではアルコール度数15以上が「酒」ということになってました。しかしビールは大抵は3とか5とか多くて7とか。10超えるのもあるそうですが…あんまし一般的ではありません。そこで「食料品」の「清涼飲料水」扱い…ソフトドリンクだったわけです。
ロシアでも酒類の販売には規制があります。販売時間が決まってるようなんですが…当然のことながら清涼飲料水なら時間制限はありませんでした。が、今後は決まった時間内でしか買えなくなってしまう…。
…しかしこの法律、施行は2013年からなんだそうで。今すぐそうなるわけじゃない、というのがある意味ミソなのかも知れません。

ロシアと言えばウオツカのような強い酒が有名。厳密にはウオツカではないですしポーランド産なんですが96度のスピリタスなんて酒もあります。火が着きます。フタを開けておくと気化してなくなっていきます。…そして飲んでみると口の中が「痛い」という…。
そういう酒が多いせいで度数の低いビールは酒扱いされてなかったのか…と言うと個人的にはそれはどうかな、と思ってます。ウオツカが強い、と言っても度数は45とかそれくらいで実は度数から見ればそんなに強いもんではありません。中南米のラム酒にも度数の強い酒がありますが…やはり40とか50くらいが普通で。テキーラも強い酒、と言いますが度数からすればそんなに高いもんではありません。
ただ、飲んだ時の衝撃と言うか何と言うか。かなり強い刺激?があるので「強い酒」というイメージが定着したのではないかな、と。そしてビールを酒扱いしてない国てのはまだまだありそうで。かつてヨーロッパでは水代わりにワインを飲んでたらしいですが(水が悪くてワインの方が安全だから、という説も)それがビールになっただけなんじゃ…とか。

↑記事にもありますが昔のロシアのビールは大変に不味かったらしく、椎名誠の紀行文か何かで「馬のなんとかビール」と揶揄されてました。…しかし最近はそうでもない、とのことで…機会があったら飲んでみたいものであります。
…ところで。ロシアは2013年からアルコール度数0.5以上の飲料を酒とする、となりました。ちなみに日本ではアルコール度数1以上で「酒」となります。まあ、1でも0.5でもそんなに変わらんのですが。実は日本より厳しくなるのだな、とか思ってしまったりして…。

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07/21/2011

二つほど 7/21

色々と二つほど。

一つ目。あと三日…海外の地デジ移行、教訓残す(iza!)。東北三県(岩手・宮城・福島)を除く日本全国で7/24正午に地上アナログ・衛星アナログ放送が停止します。地上デジタルに対応していない機器では砂嵐しか見られなくなる(あるいはブルーバック?)とされていて、テレビを観続けたいのなら準備が必要なわけですが。
海外でもアメリカなどではすでに地デジ化が終了しています。
しかし海外と日本では事情が大きく異なってます。↑記事中にもありますがアメリカのテレビはほとんどが有線つまりケーブルテレビであります。アンテナで受信できるのはほんの数局とか全然入らないとかなんですが…これだと3ケタ近い数のチャンネルを視聴できるとこもあります(オプションでさらに増やすことも可能だったり)。しかも画質も良かったりして。これは国土が広いこともあって、送受信設備を造りまくるよりはケーブルで繋いだ方がやりやすかったからなんじゃないのかな…と個人的には思ってます。
そのため「地デジ化」と言われてもあんまし関係ない人が多かったわけです。ケーブルテレビ配信会社が地デジ関係の色々をやってくれるのは日本と同じ。あ、変わったのか、でもいつも通り観れるからいいや、てなもんだったんじゃないか…と。
しかし一部、2割くらいはアンテナで受信しており…しかもそれでも地デジ化の時には混乱が起きています。…日本の場合は相当分の世帯がアンテナ受信のため、これに輪をかけた混乱が起きるのではないか、と危惧されてるわけです。
…その日になってみなくちゃ分からんなあ、というのが正直なとこですが。混乱なんて起きる時は起きるもんですし。そのためのサポート体制をしっかりしておけばいいんでは…とか。いや、でも、結構大きな混乱になっちまったらどうしよう…?

二つ目。「乾燥かまぼこ」復活(iza!)…カップめんに入っているかまぼこのことであります。…最近食ってないなんで全然意識してなかったんですが。実は福島県にある企業が日本でのシェアほぼ100%。海外の企業とも取り引きがある、という…カップめんにとってはなくてはならない会社だったわけです。
しかしその企業も震災により大きなダメージを。さらに風評被害による原材料の入手困難。それでもついに復活を果たした…と。
こういうケースは他でもいくつか聞いたような気がします。たしか…ペットボトルのフタを作ってる工場とか。あれはカタチは共通してるんですが色やデザインがばらばらで流用しにくい。が、状況的にそう言ってられなくなって全部白に統一してしまって、今、ほとんどのペットボトルが白いフタになっている、という…。
一点集中というのは本当は避けるべきなのかも知れません。しかし特殊な技術となるとそうそうたくさんのところではできません。なんとか代替を…と言っても難しい状況だってあります。そういうことへの対応を、と言うのはカンタンなんですがなかなか大変なことになってしまうようであります。

12:01 AM | 固定リンク | コメント (0)

07/19/2011

めちる

やっぱりそうなっても呑んじまうもんなんでしょうか…。
エクアドル。密造酒で21人死亡、7/17から72時間アルコール販売禁止の「禁酒令」を発令(CNN)。どういう製法をしていたのか、ちょっと分かりませんが本来飲用となる「エチルアルコール」ではなく有毒の「メチルアルコール」を飲んでしまった…ということのようであります。
日本では酒を個人で造ることは禁止されています(販売目的でなくても禁止)が、世界各地だと事情がそれぞれあるもんなので、個人で「密造酒」を造ることが許されている…ところもあるかと思われますが、なんでわざわざ有毒なのを呑んでしまうのか…。

いや、この手の話はエクアドルに限ったことではなく。他の国でも時々出てきたりします。
ロシアかどっかで「酒がなくなったらメチル飲む」とかそう公言している人がいる、とか。飲んだ人の話によると刺激感?と高揚感?がたまらないんだ、とか。フツーのお酒に飽きた人が最終的に辿り着くのがメチルだ、とか何とか。怖いもの見たさ、と言うか飲みたさ、と言うかそんなんもあるかも知れませんが…それにしても。
…日本でも終戦直後にはそういう粗悪な酒が出回っていた(工業用メチルを混ぜるとか何とか)、という話もあります。そもそも醸造した酒にアルコール(こっちはエチル)を混ぜる、という現代でもまだ行なわれている技法は戦中から終戦直後のモノのない時代に酒の量をカサ上げするために行なわれていて、なんで今でもそんなことしてるんだろう…という疑問もあったりしますけども。

…なんで人間はサケを呑むんだろう、というのは実は結構深いテーマではあるんですが。ウサ晴らし、というだけでは語れない何かがあるのかも知れません。まあ、自分みたいに習慣になっちまってるとそれはそれで問題だったりしますが…。
いずれにしても酒は楽しく、が基本であります。明らかに「害」となるモノまで飲むのは、ちと、意味合いが違ってくると思うのですが…?

01:22 PM | 固定リンク | コメント (0)

07/15/2011

やっぱり食っちまえ

害獣肉を使ったジビエ料理の試食会(iza!)…ジビエ料理とは記事中にもあるように「野生動物の肉を使った料理」という意味になります。本来は狩猟の後で、とか。そういう意味合いだったと思われますが…昨今では家畜ではなく野生の動物を使ったワイルド?な料理という印象になってるような気がします。
…実際、きちんと処理をするとウマイらしいのですが。その肉に駆逐した害獣を使おう、というのは結構何度も何度も言われてることなんですが。

何も狩猟に限ることはなく。魚でもいいわけです。
ブラックバスやブルーギルは外来種として日本の固有種の存在を脅かす存在になってます。コレも食ってしまおう、という試みは各地でかなり行なわれてきてるのですが…なぜか定着したようには見えません。一つには特定外来種なので飼育や移動ができない、というのもあるのですが…あれは生きた個体を運ぶのが禁止されてるんであって、シメて運ぶ分には問題なかったと思うのですが。
つまりどこかでブラックバスを大量に獲って、その場でシメて魚肉として調理してしまえばいい。
…って、この取り組みも結構な回数、行なわれていて継続してるケースもあると思うんですが…全国的にはあまり知られてません。一つにはなぜか「ブラックバスは食えない」「まずい」ということになっているらしく、魚食いの日本人には合わないんじゃ…とかそんな声も。

…その辺は。まあ、「白身魚のフライ」として惣菜で売ってる魚は何ですか、という有名な話がありまして。…いや、別にヘンな話じゃないんです。きちんとした食用の魚を使ってます。ただ、あまりなじみのない魚でもああなってしまえば分からない。そういうとこへブラックバス(これも白身魚です)を流通させちまえ…!
ってのが、まあ、どうも無理っぽいと。一つの方法だとは思うのですが、なかなか難しい。そういうところをどうにかできないかなあ、と。流通に乗せることができれば駆除のあり方もかなり違ってくると思うのですが。

家畜や既存の魚などの場合は「規格」というのがあります。これは野菜の場合は「大きさ」あったりするんですがそこまでかっちり?できない畜産や漁業の場合は「質」になるかと思われます。つまり、均等な「質」をどれだけキープできるか、と言う。そうでないとモノによって質がバラバラだと買った側がそれを調整しないといけなくなります。つまり…余計な手間がかかってしまう。
そういうとこさえどうにかできればなあ…と。一旦乗ってしまえば後は…いや、ヒトが狩り尽してしまった動物というのは過去にたくさんあったわけです。その無尽蔵の「欲望」をこっちに使えないかなあ…と思っている次第なんですが。

12:53 AM | 固定リンク | コメント (0)

07/13/2011

ペットボトルに問題があるわけでなく

中身を大量に摂ることに問題があるのですが。
暑い夏。ペットボトル症候群に注意(Yahoo!:産経)。これは糖分を含んだ清涼飲料水を大量に飲むことで起きる病気、というもので…もちろんペットボトルに入っている飲料、てのはそういうのも多いのでこういう名前になったのでは、と。正式名称は「ソフトドリンク・ケトーシス」→ケトン体(Wikipedia)
…かなり専門的な話になるので、血糖値の異常が各種の障害(意識がもうろうとする・倦怠感がある・など)を引き起こしてしまう…という風に理解してもいいかと思われます。

たしかにこれは中高校生から30代あたりの男性に多いのかも知れませんが。でも人前ではなく家でがぶ飲みしてたら男性も女性もあったもんじゃないのかも。
前々から「糖分を摂りすぎるからそういうのばかり飲むな」とは言われてきましたが。…そう言えば炭酸飲料を飲みすぎると骨が溶ける! てな話が流れたことがありまして。炭酸飲料に骨成分を浸けておいて「ほら、これだけ溶けました!」とかそんなことやってたような。
何か飲んだらそれがそのまま体内を駆け巡るわけでなし。そもそも骨の周囲にだけ飲んだ炭酸飲料がそのまま停滞するってのはどんな状況なんだ…とか当時は思ったもんでしたが。

しかし糖分の過剰摂取、というのは実は以前から問題になっていたわけです。そこで炭酸飲料メーカーからも多数の「シュガーフリー」つまり砂糖不使用や糖分ゼロのものなんかも出ています。…こういうのは↑の症状には影響するんでしょうか…?
自分の場合はあんましそういうのは飲まなかったりします。水出しパックのお茶とかばかりで。ただ…酒を飲むのでその辺に近い問題があったりします。今でもやってますが焼酎を炭酸飲料系で割る、ということもやってます。まあ、連日そんなにがぶ飲みしてるわけでもないので(1.5リットルのペットボトルが空く、なんてこともなく)そこまではいかないかな…とは思うのですが、実は酒も結構糖分高めだったりします。
…自分も過去に一回肝臓やってますし。

ま、さすがに暑いからって昼間っから酒がぶがぶ、なんて人はそうそういないと思いますが(いるところにはいるもんですが)実際はペットボトル入りの糖分アリの清涼飲料水だけではなくて酒も実はこういうことになるんではないか…とかそんな危惧もしていたりします。

01:09 AM | 固定リンク | コメント (0)

07/07/2011

ナマの規制

自分はそうでもないですけど、好きな人にとってはかなり打撃になるのでは。
牛の生肉提供「表面を加熱処理してから」罰則付き衛生基準案示す(Yahoo!:時事)…さらに牛生レバーに関しては提供の当面禁止を(Yahoo!:毎日)。…ユッケは一応は提供のメドが立った、ような感触ですけどレバーに関してはほぼ禁止、といった観があります。それでも「結論出るまでちょっと自粛してね」というもんなのかも知れませんけど、それがいつになったら正式に決定されるは分からんわけですし。

牛生肉に関してはカンタンに言えば「表面1cmほど熱を通してから客に出すべし」ということになります。これまで行なわれていた「トリミング」は肉の表面を削ぎとる技法ですがこれでは足りない、ということのようで。表面に火を通して、その火の通った部分を切り落としてから加工してユッケにする分には問題ない…という方向性になった、ということかと思われます(テレビのニュースでは焼くのではなく煮沸するような映像を流してましたが)。
まあ、これもまだ「案」なわけですが。
さらに牛生レバーに関しては議論はこれから、とのことで…こういうのが好きな人にとっては本当にたまらんことになってきてます。

例えばフグなんてのは各都道府県による調理免許というものがあって、それに関する決まりもしっかりしています。こういうのを生肉扱いでもどうにかできないもんなんでしょうか…?
…一つにはフグの場合は毒は強力ですがどこに毒があるか、てのははっきりしています。それをきちんと取り除けば、まあ、問題はないわけです。しかし生肉の場合はどこに毒、つまり菌があるか分からない。場合によっては全部、てなこともあれば全然ない、ということもあり得る。そういう不確定さが問題になってるのでは、と思うのですが。

ところで…レバー含む肉の生食てのは牛だけではありません。その辺の規制はどうなるんかなあ、と。そっちでも何か起きたら規制が入るのか…それともこの際?だから肉の生食全体に規制入れちまうのか。
…広いとこで言ったら魚の刺身も生食ですし。まさかそこまでは…とは思いますけどどういう方向へ進むのか、ちょっと分からなかったりします。

03:38 AM | 固定リンク | コメント (0)

07/04/2011

やり方しだい

では大変に有効な手段になる、かも知れない…。
太陽光で調理する「ソーラークッカー」(iza!) 基本はお椀のような「パラボラ型」で、真ん中に太陽光を集めて温度を上げる、というもの。
さらに「パラボラ型のほかにも、ガラスのふたで熱を閉じこめる箱型や、スイッチひとつで熱源を電気ヒーターに切り替えられるハイブリッド式のものもある」(「」内↑記事より引用)というのもあるんだそうで…ちょっと興味を引かれた次第ではあります。熱源切り替えができる、となると…屋外で使ったりできそうですし。最近のキャンプ場なら電源もありそうですから雲っていたりしてあまり効率が良くないなあ、となったら電源を使う、ということもできるわけです。

…タイ、だったかなあ…なんかの番組でやってたんですが。道の反対側に巨大な鏡(多分凹面鏡)をいくつもいくつも並べておいて、道をはさんだ先にやはり調理器具があって、集めた強力な太陽光でチキンの丸焼きを作る…というのを見たような記憶があります。
当然雨が降ったりしたら作れんわけですが。たしか時期的に晴ればっか続く時に作るからそんなに心配いらん、とか何とかそんな話だったような…ちょっと記憶曖昧ですが、その辺。
原理的には↑のソーラークッカーも同様であります。どちらも果てしなく降り注ぐ太陽光を上手に利用した調理法には違いありません。

ただ。これ…実は一歩間違えるとかなり危険だったりします。ま、調理器具なんてのはどれも一歩間違えれば危険なもんばっかなんですが。それでも注意が必要になるだろうなあ、と。…しかし、こういうやり方もあるわけで。一辺倒にガスだ、電気だ、と分けずに新しいやり方で色々やってみることも必要なのかも知れません。

02:11 AM | 固定リンク | コメント (0)

05/23/2011

まぼろしのなまず

琵琶湖などに生息する固有種「イワトコナマズ」の水田養殖に挑戦中(iza!)。「水田養殖」とは琵琶湖関係ではニゴロブナなどにすでに用いられている方法で…外敵の少ない水田で一定の大きさにまで育ててから琵琶湖など、本来生息している水系に戻す、という方法です。これだと近年増加が懸念されているブラックバスなどの外来魚による被害を軽くすることができるのだそうであります。
たしかにある程度の大きさがあれば捕食される可能性は低くなります。…と言うよりこういう方法を取らなければならないほど外来魚による被害が大きい、ということでもあります…。
この方法をやはり数の減っているイワトコナマズでもできないだろうか? と。平成12年から…当時はいけすを使用…養殖実験が始まっていますがいずれも失敗。実験そのものも19年に中止。その失敗を取り戻すべく始まった「水田養殖」なんだそうであります。

イワトコナマズ(Wikipedia)
漢字では「岩床鯰」とでも書くのでしょうか。普通のナマズ(マナマズ)は泥や砂のような柔らかい?場所を好みますが(ビワコオオナマズも同様)イワトコナマズは岩や石のごろごろした場所を好みます。そのせいかどうかは分かりませんが目の位置がマナマズ・ビワコオオナマズより腹側、ほぼ真横になってます。…底性ではなくある程度遊泳性があるのかな、とか思いますが(目が真横についてるナマズ系はばりばり泳ぐのが多い)…日本産の大型ナマズ三種はどこかに隠れてじっとしている連中ばかりなので、そう簡単に決め付けるわけにはいかないかと思われます。

しかもこのイワトコナマズ、実は美味いという話で。ナマズ系に特有の泥臭さがなくて刺身でもいける…と↑記事にはあります。たしかにマナマズなんかは泥臭い、と言われていますが…刺身はどうなのかな、と。味はいいのでしょうけど寄生虫とか大丈夫なんだろうか、と。
海の魚は刺身でいけるのになんで川や湖の魚はダメなのか。
いくつか説があるようですが有力なのは海生寄生虫は数が少ない、というのがあるんだそうで。寄生虫というのは基本、最初の宿主が食われて次の宿主の体内に入ります。で、そこから卵なり何なりを外へ出させて別の宿主へと広がっていきます。…このサイクルが淡水魚だとかなり短くできますし、確実性が高くなります。定期的に川と海を移動するサケの仲間とかいい例だったりします。しかし海水魚だと…何せ海は広いですからサイクルが不定期になりますしバクチ要素も増えてしまう。そこで宿主となる相手の範囲を広げたりして対応していますが、淡水魚ほど多彩ではありません。
もちろん海水魚にだって寄生虫はいるんですが…淡水魚ほど多くはない、ということであります。

しかし最近ではサーモンの刺身なんかもあります。一つには海水中で養殖している、というのもあるそうなんですが場所や場合によっては冷凍→解凍というのも寄生虫除去の有効な手段だったりします。
最も有効なのは熱を加えることなんですが(これでほぼ全滅)それやると「刺身」にならない。が、寄生虫のほとんどは低温にも弱いので冷凍してしまう。最近の冷凍・解凍技術というのは大変に優れているのでほぼ元の状態に「解凍」することができるんだそうで…そういう除去方法もあるんだそうであります。
他にもこれは海生寄生虫ですが表皮に多いので皮だけ焼いてしまう…タタキにするとか。あるいは細かく刻んでしまう、とか。そういう調理法もあります。

まあ、こういうのは魚種によっても大分違ってきますんで、イワトコナマズの場合がどうかは分からないんですが…ふと不安?になったのは水田に放流している稚魚を狙う不届き者とか出てくるんじゃないのかな、とか。「幻のマナズ」ということになれば(飼育魚として販売してますが…結構いい値段してます)人気もあるんじゃないのかな…とか、余計なお世話の余計な心配、ということなら別にいいのですが。

02:25 PM | 固定リンク | コメント (0)

05/22/2011

二つほど 5/22

久方ぶりに二つほど。

一つ目。コカコーラが自販機の「輪番停電」を東北電力管内でも開始(Yahoo!:毎日)。東京電力管内では6月から実際に開始するんだそうですが…東北電力管内では初めて、とのことであります。
まあ、止める、と言っても冷却装置のみ、ということだと思うのですが。一種密閉された空間ですからそれくらいなら問題はないかと。冷えてない商品を新規に入れたら分かりませんが…「停電中」は買うことは…できるんだろう、と思いますがその辺はどうなのかな、とか。
たしかに冷房・暖房というのは一番身近な「大規模消費電力」なのですが。あまりに「節電するぞ節電するぞ」と繰り返しすぎてやりすぎが起きるのがある意味最も不安だったりします。…自販機の場合は、まあ、特に問題はないようなのですけども。しかしやはり某都知事発言が影響してきているのかも…。
海外からは「日本の安全の象徴」とも見られている自販機なんですが。これで何かヘンな動きにでもならなきゃいいんですが…。

二つ目。米Amazon、Kindle向け電子書籍の売り上げが紙版を上回る(Yahoo!:ITmedia News)。…あくまでアメリカのお話であります。日本じゃどうなんだろ…とは思いますが数年のうちにでもここまでいくとは…ちょっと思えませんが。
そりゃ、内容が良ければみんな買いますって。
例えば人気作家の新作とか。あるいは日本なら週刊マンガ誌が丸ごとダウンロードして読める、とか。そういうレベルにまで達さないと「今年は電子書籍元年だ!」なんて恥ずかしくて広言できまい、と思うのですが…なんか、↑こういう記事が出てくるとテレビなんかで「いやあ、日本でも電子書籍が広まってきてるね」みたいな方向になってきて、別に大した内容もない(一部の雑誌だけ、とか、そんなんじゃ…)ような現状でも「電子書籍元年!」とか大々的に取り上げられそうなんですが…。
数万冊が読める! って売りにしてたりしますが、今まで日本で発行されてきた書籍って、そんなんじゃ済みませんよ…アメリカとはまた事情が違いますし。日本だとちょっとした文庫でもきちんとカバーがついてヒモがついたりオビがついたり。挿絵もあったりするのが当たり前(これは最近そうでもない?)ですが、あっちのペーパーバックなんか表紙も中身も全部新聞紙のできそこないみたいな悪い紙ばっかです。もちろんカバーも何もない。
…これは考え方の違いなんで、仕方ないことであります。
日本では「本」は大事にするもの(江戸期なんか本はヒジョーに高価で火事になったら真っ先に持ち出していた…なんて話も)ですが、あっちではタダの紙の束であり、内容が重要だったりします。「本」としての価値が必要なのはハードカバーの本で…実は結構なお値段だったりします。
その辺からして違うもんですし、何より日本の電子書籍は「元年」どころか開化すらしていないようなものではないか、と。まずは内容の充実=冊数・協力出版社の増強、かと。今みたいにちょろちょろちょろちょろやってるようじゃ進まないと思うのですが。

02:10 AM | 固定リンク | コメント (0)

05/05/2011

こっちも分からん

前にあれこれでも取り上げたことあったような…肉の生食。それが食品のプロであるべき焼肉店で供され、食中毒による死者が出るような騒ぎになっています。
Yahoo!地域トピックス:焼き肉チェーン店で集団食中毒
ユッケ(Wikipedia)
これを受けて他の焼肉店やチェーン店でも販売するかどうするか(iza!)…ということになってきています。まあ、こういうことになるとさすがにやめるケースが多くなるかと思われますが。

問題の一つは明確な基準がない(正確にはあるのだけど出荷していたのは馬肉とレバーのみ)ということであります。つまりこれは生で食べても問題ないのかどうか分からない。大腸菌というのはかなりフツーに存在している菌とも言えますので、かなりの高確率で人体の中に入ってきていると思われます。が、入れば100%死ぬ菌ではなく。いや、タイプによっては死ぬこともある…という菌であります。O-157やO-111というのはそういう「危険な大腸菌」ということになります。
この菌は熱に弱いという特徴があります。きちんと加熱(中心部分を75℃以上で1分間以上)すればほぼ死滅します(…もちろんその後どっかから菌が付着→体内へ…というケースもあるにはありますが)。
そのため「生食用」とするにはこういった有害な菌がどれくらい、というのが基準の一つになってるはずなのですが…それを守れる施設が少ない。しかも過去に出荷したのは馬肉とレバーのみでユッケ用の牛肉ではない。でも販売店側の判断で「生食用」ではない肉を生で出していた…と。

そしてもう一つは販売店側のあり方であります。
社長の記者会見もそうなんですが、マネージャーとかそういう「上」の人たちの態度がなーんか…他人事みたいに見えてしまう。あれじゃカネ優先か、なんて陰口叩かれても仕方ないような。すでに人命が断たれているという現実を理解できてないのかなあ、と個人的にも思ってしまいます。さらに重症者もふたケタいるのですが…そこら辺、どうするのでしょうか?
生食の出荷実績がなく、基準も曖昧ならこれからオレたちが行政にかけあってそういうシステムを作る、とそういう気概?みたいなものがないような気がしてます。実際、今後「ユッケ」という料理は存続そのものも難しくなってきてると思います。…こうなったら売る側もともかく食べる側も二の足踏んでしまうでしょうし。

…韓国はどうなってるんだろう、とそんなことも。元々あっちの料理なわけですし、何らかの基準とかそういうのが設置…されてるんですかね。そうならそっちから色々引っ張ってくることもできると思うのですが。

02:29 AM | 固定リンク | コメント (0)

05/02/2011

二つほど 5/2

海外から二つほど。

一つ目。一人乗り超軽量飛行機「フライナノ」今夏発売(CNN)。記事中にもありますが、たしかに「羽根の生えたジェットスキー」であります。
すでにドイツの航空ショーで公開され、夏に発売する予定ですが予約で完売状態だとか。
画像を見る限りではやはり「ジェットスキー」で、車輪がないため海上もしくは水上から飛び立つ専用のようであります。…軽量化ということなんでしょうか、そういうとこ。以前に「飛行機に変化するクルマ」というのをこのあれこれで紹介したことありますけど(ガレージに収まる、というのがコンセプトでしたが重量関係でなんかごたごたしてたような)あれとはちょっと違った印象ではあります。広い海上を飛び回ったら気持ち良さそうではあります…。
ただ、日本だとどうなるんでしょ、こういうのは。管轄はどこ、届出はどこ、とやっかいなことになりそうで。やっぱり飛行機の操縦免許か何か必要、ということになるそうな。まあ、↑記事でも明らかに航空機操縦の経験者が対象、となってますんでもし日本で発売、ということになってもやはりそういう人たちがターゲットになるのかも知れません。

二つ目。ビールだけで46日間の修道僧生活(CNN)。正直「いいなあ」と言うのと「大変そうだなあ」というのが混在してしまいました、自分の中では。ビール好きなんですが、それだけで一ヵ月半となると、やはり色々偏りそうで。
復活祭に先立つ「四旬節」、日本ではあまりなじみがありませんがキリスト教では節制が求められます。仏教やイスラム教だと戒律や断食などがあるのが知られていますが、キリスト教でもこういうのはあったりします。
…ヨーロッパビーバー、という動物がいまして。河に住んで木でダム作るげっ歯類であります。アメリカビーバーは有名で数もいるんですがこちらは絶滅寸前だったりします。理由は環境破壊と乱獲とされていますが…実は獣の肉を食べることを禁じていた修道僧が「あれは泳ぐから魚だ、食べてもいいんだ」ということで相当数獲っちまったからだ…という説があったりします(日本のウサギは飛ぶように走るから鳥だ、てのと似てるような)。実際には毛皮目的もあったようで、修道僧だけが、というわけではないようですけど。
日本のお寺とは違ってヨーロッパの修道院というのはお酒と関係してるところもあったりします。仏教は飲酒を禁じてますけどキリスト教はそうでもない、というところから来る違い、というところでしょうか…。
そういう関係から「ビール」なのでしょうけど。しかしよく↑記事読んでみたら飲み放題飲む、というわけではないようですな。一日4回(休日は5回)飲むんですが340mlだけ。通常の缶ビール一コだけ、ということになります。これで46日間はたしかにきつそうだ…。
こういう断食とか節制生活する時には医師の診断が欠かせません。そして終わった時は流動食のようにペースト状にしたもので少しずつ胃を慣らしていくのですが…「妻が2人の子どものために用意したハムのごちそうを前に、たまらずハムとマッシュポテトとグレイビーを食べてしまったという」(「」内↑記事より引用)…大丈夫だったんでしょうか…?

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04/30/2011

じわじわと

震災だけではなく、海外や様々な要因で値上げが進行中(Yahoo!:毎日)…実際、妙な、と言うと変ですが…ちょっと思いもよらないようなところで値上げされてたりします。

例えば自分は自炊してるのですが、その時によく鶏の胸肉を使います。理由の一番は安いこと。以前はキロ198円とかそんなのもありましたが…震災前は380円とかそれくらいで推移してました。1キロですから大きいのが4枚とかそれくらいはあるわけで、かなり食えます。
鶏胸肉は淡白な上に火の通りがあまり良くない(もも肉とはちょっと違うような)ですし、火の通し加減によっては即座に硬くなってしまいます。向いているのは唐揚げとかでしょうか。煮物だと硬くなりがちですし…親子丼にする場合は火加減が難しい…焼き物だと淡白すぎて何かソースのようなものが必要だったりしますし。

が…震災後はよく行ってた安いスーパーでは70円超えました。今でも。ほぼ倍になってしまい、他の店でも似たような状況になってしまいました。…あるスーパーではキロ88円だったんですが…これなら豚のこま切れだと今でも大抵キロ98円とかそれくらいだったりするので、そっちの方がいいか、とか…。
まあ、それは高い方の話なんですが。それでも安いとこでもキロだと60円前後とかそれくらいになってます。理由は↑記事にもあるように鶏舎の被災などもあるかと思われます。

…ちょっと怖いな、と思うのはこの値段が今後もそのまま相場として認識されていくんじゃないのかな…と。
今までが安すぎたのかな、と思うこともあります。全部の商品や物品がそうだ、というわけではないのですが、中にはそういうのもあるんではないか、とか。そういう「変化」は今後あるのではないか…と。
逆に安くなるものもあるかも知れませんけども。やはり影響は多方面に大きく残っていくことになりそうであります。モノの値段だけではなくて。

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04/27/2011

だったら家で焼きます

東京は上野に1人焼き肉専門店「ひとり」が4/14オープン(Yahoo!:みんなの経済新聞ネットワーク)。すでに10日ほど経ってるわけですが、どういう感じなんでしょうね。
…いや、最近「おひとり様」とかそういうのが増えているのは、まあ、なんだか分かるんですが。なぜかそういう店というのは単品がビミョーにお高いような気がしていまして。↑の「一人焼肉」にしても「タン塩」「ネギタン」「カルビ」がそれぞれ1枚で250円。…一枚て。ンなもんぺろっと食ったら終わりなわけで。そりゃあ、何人かで来ても一人で来ても燃料費やら何やらは同じなわけですから「おひとり様」でもそれなりにするのも分からんでもないんですが…。
それだったらホットプレートなり何なり買ってきて(最近は1万円どころか数千円でそれなりの買えます)タレだって市販の美味しいのありますし、ちょっといい肉と缶ビールでも用意したらそれでいいんじゃないのかなー…とか。もちろん一人で。掃除と後始末は手間かかりますけど。

外食をほとんどしないので、家で作って食う、というのが基本なので…個人的にはどうもこういう発想になってしまいます。おでんにしても自分で煮込むのでどっかで買ってきて…というのはこの冬は全然ありませんでした。もちろん自作の場合、自分はプロじゃありませんので外で食えるレベルのものまでは作れません。
特に煮物。おでん…というより自分の場合ただの「煮込み」と言うか何と言うか。つゆも澄んでませんし(冷めてから煮直しするから)時々脂っこかったり(湯通しが不十分だから)しますけども。それでもああでもない、こうでもない、と考えながら「次」に備えるのはなかなか楽しかったりします。
…何より安い。千円ありゃ鍋いっぱい作れるわけですし。

実は自分で作る時に一番「楽」と言うかやりやすいのは「炒め物」「焼き物」だったりします。もちろん、これにもプロの技というのがあって、そういった人たちがこしらえたのは非常に美味なんですが…シロウトでもそれなりに食べられたりするものだったりして。
…しかも焼肉となると。店でも焼くのは自分なわけですし、火力(熱する力)さえキープできるのなら後は素材で勝負、ということになります。スーパーで買える肉の、ちょっとイイやつでも外で食べるよりは断然安い。
外で食べる醍醐味の一つは「誰かと食べる」ことではないか、といつもは一人でメシ食ってる自分は思っていたりします。しかし「おひとり様」ではそれも意味がないわけで。…じゃあ、自分の家で焼いた方がまんぼかマシか…とか。

日本でも江戸期とかそのくらいの頃は江戸でも屋台が当たり前に出ていて外で食う、というのは結構ポピュラーだったんだとか。今でも東南アジアとか中国には「朝は屋台でおかゆを食べる」というのが習慣になってるところもあるとか。…そういうのは多分安いからなんでは、とか思ってます(江戸期の場合は炊飯てのが非常に手間のかかる作業だったから、てのもありますが)。
でも現代の日本じゃあ…そりゃ、チェーンの安食堂も増えてきましたけど、やっぱりどっか割高感が否めないなあ…と。

それともう一つ。自分、どうも自宅や実家以外でメシを食う、という行為そのものが実は苦手だったりします。飲み会ならいいんですが…ノンアルコールだと傍目が気になると言うか何と言うか。急かされてるような気がして落ち着かないと言うか…。

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04/22/2011

ビ、ビールが…

なんかそんなことになりそうな気はしてたんですが。やっぱり…。
キリンビールがビールや発泡酒、第三のビールの9銘柄を販売休止にすると発表(Yahoo!:産経)。いずれも缶の銘柄になります。…キリンビールは仙台に工場があって、かなりの被害が出た、とは聞いていたんですが。
…地震よりちょっと後くらいのニュース番組でやってたんですが…仙台工場、商品として積んであった分などが持ち去られるようなこともあったようで。番組で盗んでた人に尋ねてみると「みんなやってるからいいんだ」的な、どうも普通の生活してねーな、こいつら的な答えが返ってきたりして。顔はボカシ入ってましたけど、こりゃキリンも大変なんだな、とか思ったものでしたが。

実は缶もヤバいらしい、という噂?みたいのはどっかで聞いてたんですが。
そのためビールだけじゃなくてチューハイとかそういう類もヤバいんじゃないか…とか。ノンアルコールの普通の飲み物はほとんどがペットボトルになってますから缶が…ということになってもどうにかなりそうなんですが(キャップが足りない、という話はありましたが)現行では明らかにペットボトルではなく缶、ビンよりも缶、というアルコールはなかなか厳しい状況になるのでは、と。

そのため今後は別のアルコールも注意する必要があるかと思われます。他のメーカーも大なり小なり影響を受けそうですし。
タバコも国産は現在流通がかなり滞っているような状況ですし…こういう時くらい(いや、いつもか…)スパッとビールでも…! といきたいところなんですがそれも難しくなってしまうのかな…夏までに完全回復、というのもやはり難しそうではありますし。

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04/20/2011

そんなに単純なもんじゃない

とは思いますが…一概にどう、とは言えないもんなのかなあ…と。
JA全農福島、ネット販売で売り切れ続出(Yahoo!:毎日)。説明するまでもなく…原発事故による風評被害、というやつであります。現在のところ出荷規制とかそういうのはないんですが、一度染み付いてしまった評価、と言うか印象と言うのはなかなか取れるものではありません。中には出荷すればするほど損をする(原価割れでしか買い取ってくれないので)ため仕方なく廃棄する、というところもあると聞きます。

しかしそういう「福島産」の野菜がネット販売では好調、とのことで。被災地支援の意味合いもあるのでしょうけど、つまり誰かが買っているわけです…仲買人を通さず直接。
…実は前々からちょっと疑問に思っていたことがありまして。
例えば原発事故発生直後。茨城産の農作物から放射性物質を検出…出荷自粛ということがありました。そのため近所のスーパーでは在庫の「茨城産」を掃くために値下げして販売。基準値超えの野菜は出荷されていませんから問題はない、と言えばないわけです。
その野菜はさっさと完売してました。もちろん自分一人の目で見ただけの狭い範囲内のことですから、こういう事がどこでも起きてるわけではありません。場所によっては全部完売のところもあったでしょうし、普通に売れ残ったり逆もあったのではないか、と。

…実はみんなあんまし風評被害を気にしていないんではないか? とか思ってしまったりして。
一つには自分の住んでるところが関東地方であって、福島や東北ではないことがあるかも知れません。地震はありましたけど特に大きな被害が出たわけでもない。もちろん津波の影響もありません。あったのは計画停電による停電だけ。当然原発事故もテレビやネットでしか知らない。地元でもないので思い入れ?みたいなものも少ない。
そんな現場とは離れた場所で産地が産地とは言え野菜の安売りしたら…そりゃあ、みんな買うだろうな、と。あり得ない色になってるとか…目に見えて何かヤバそう、というわけでもないのですから。

前にも述べましたが、もちろんこれは全ての人が、全ての消費者がそう思ってるだろう、と言っているわけではありません。小さいお子さんのいる家庭ではかなり敏感になっているでしょうし、原発事故がもとで関西や九州に疎開?した人もいますし。
しかし実感のない状況では「これこれこうだから」言われてもピンと来てないんじゃないのかな、とか思ってしまうわけです。
ただ、消費者はこうですが仲買人など商売でやってる人たちはそう安穏としてるわけにはいきません。責任があるわけですから、商品を流通させる、ということは。…だから福島産や茨城産を買わなくなる、あるいは卸値から激安になってしまう。そしてそのことは結果として生産者を直撃するわけです…。

一種の気遣いのようなものかも知れません。でもほとんどの生産者は直接自分では販売してませんから、こういうことになると一気に「風評被害」が広がることになってしまいます。特に問題がなくても「何かあるんでは」ということになって「自粛」「仕入れ控え」が進んでしまっているのでは…と。
それを改善?するのはかなり難しいでしょうし、いくつか別の問題も関係してきてしまいそうであります。消費者も含めて「イヤだ」というのが心の中にはあるわけですから。
「被災地の野菜を食べよう!」と言ってみるだけとか政治家が食ってみせたりするパフォーマンスではなく。本当の意味で改善するには根本から変えていかないといけない、大変に大きな、ヒトの意識を根底から覆す必要のある問題なのかも知れません。

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04/01/2011

きしみ

あちこちに「きしみ」が生じてきております。今はそうでもない場所でも時間が経てば「きしみ」が増えてくるものなのかも知れません…。
「増産もう無理」水メーカーの悲鳴(Yahoo!:毎日)。…まだ水道の復旧していない被災地もありますから支援のために水を送る必要があります。そして品薄感→買い占めによる直接大きな被害を受けていない、都心などでの水不足。そして…原発事故から、と思われる放射性物質の水道水への混入。現在では平常値に戻っている、と言われても不安は募るばかりであります。そのため…皆が水を買う。
そうなると当然ですが水がさらに品薄になり、皆の「水欲しい」感がどんどん増えていきます。

しかし…↑記事にもあるように水を生産する側も大変なことになってます。
…個人的な考えなんですが…もしかしたら今、東京で井戸水使ってるとこなんかすごいことになっているんじゃ…とか。いや、今は飲用ではない井戸とかそういうのは結構あるとかそんな話を聞いたことがあるもので。それでもいいから飲ませろ、とかそういう人たちが出てきてるんじゃ…と。
東京ではない、他の地方へ行くとまだまだ井戸水が現役だったりする場所もたくさんあります。昔ながらのぎいこ、ぎいこ、と汲み上げるのもあるようですが、ほとんどは電動ポンプで汲み上げてます。だから停電になると水が出ない、ということもあるのですが。

それでも。これはまだ小さな「きしみ」と言えるかも知れません。↑記事にはボトルやキャップの不足も記されてあります。他の飲料はどうなんだろう…? 例えばカンとかビンとか。
これから需要の伸びる飲料系も、どうにも不安があります。現在は在庫があるからなんとか、でもそれが尽きたら…。

そしてこれは当然飲み物だけのことではなく。意外なところに「きしみ」が表れてくる可能性は捨てきれないのです…。

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03/09/2011

二つほど 3/9

雑多に二つほど。

一つ目。中国の企業家「フカヒレの取り引きを中止すれば、中国がサメの生態保護や環境問題に取り組んでいることを示すことができる」(iza!) まあ、何と言いますか…もし本当にサメ保護したいのなら中国でフカヒレ料理を作ることを禁止する、とかそういうのが効果が大きいような気もしますが。そしたら他の国でもフカヒレ料理を作ることがなくなり…サメは保護…できますかね、それくらいで。
これはフランスのフォアグラでも似たようなことが時々言われています。フォアグラとは「脂肪肝」のことであり、作るためにはカモの運動量を極端に減らしてエサを大量に食べさせます(別のもっとカモに負担の少ない方法もあるそうですが)。…これが残酷だ、ということで禁止する動きがあちこちで。
…まあ、個人的にはフカヒレなんぞ食ったこともないですし、今後も食えるようにも思われないのでどっちでもいい、というのが本音なんですが…。
しかし世界でトップのフカヒレ生産地は宮城県の気仙沼市ですし。しかも環境保護の名を借りて自分の主義主張を押し付けまくる人たちがクジラの次に狙うのはマグロかフカヒレにしているようですし。…変な意味での旗印に使われるようならなんだか用心したいなあ、とか思ってしまうのですが…。

二つ目。NHK「テレビでスペイン語」の新ナビゲーター・今井翼が会見(Yahoo!:デイリースポーツ)。実は何年か前から「テレビでスペイン語」をずっと見てたりします。別にスペインや南米に旅行したい、とかドンキホーテを原書で読みたいとかそういうのではなく…ただ、なんとなく興味があって見ています。だから駅前留学でみっちり、とかそういうのまではいかずにテキスト買ってテレビで観るだけ、というのを毎週だらだら?と。
基本は半年で終わるようになってます。一回目は挨拶の「¡Hola!」から始まって最後にまとめ、とかそんな感じで。コンセプトみたいのもきちんとあって、今やってるのは飛行機でスペインへ行ってる最中なんで予備知識を…と、そういうノリになってます。
ただ…番組が再放送のこともよくあったりします。あるいは4月から8月末までやったのを9月からまた開始するとか。これは他の語学番組を同じようなものらしいですし、やっぱり予算とかあるんで仕方ないかなあ、と。むしろ繰り返してくれるのでいい復習になったりもしますが。
今回ナビゲーターが変わる、ということは新しい番組が始まるんだろうなあ…と。ちょっと楽しみなんですが最近はスペイン物?ばかりで南米物?が少ないのが、ちょっと。あっちの方のもやってみたかったりするんですが…。

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02/26/2011

ぜいたくじゃない

身体の問題なんだ…と言ってもなかなかそうは見てくれない病気ではあります。
「通風」に有効な機能性素材「アンセリン」をカツオやマグロから(iza!)…さらに40年ぶりに新薬も承認される、とのことで。これで少しでも通風に悩む人が減ってくれればいいのですが…。

かなり前ですが、自分も症状出てました。足の親指の付け根が痛い。尋常でなく痛い。焼けた鉄棒を刺し込まれてかき回されてるみたいに痛い。クツなんかはけるような状態ではなく、まともに歩けるようなものでもなく…家の中をはいずり回って痛みに耐えてしました。…でもずっとそうしているわけにもいかず、近所の病院へ。そこで血液やら尿やらを検査したんですが…。
「通風かも知れないね」
なんか、こう、ずばっとは言ってくれない(コレステロール値が非常に高くて「あんたこれじゃ死んじゃうよ」とかそんなことは言われましたが)。自分としちゃこの痛みがなくなってくれればいいんで、別に通風だろうが何だろうが治ればいいわけです。しかしとりあえず痛み止めとシップもらって帰ることに。
…いや、革命的?に効きましたね…あの痛み止め。それまでの痛みが正にウソのように。しかもこの痛みは何日かすると消えてしまうので、そうなると日常に戻れるわけです。

…が…また痛くなってくる。間隔がだんだん長くなっていくんですが、時折思い出したように痛くなる。…でも食生活(野菜を摂るようにしたんです、毎日)を変えたり心境を楽にする(余計なことで悩まないように心がけたんです)とかそういうことを続けたせいか、ある時を境に痛まなくなりました。…時々、なーんかそれっぽい痛みがあることはあるんですが、あれほどまでには痛みません。

なもんで、実際にアレが通風だったのかどうか分からなかったりします。もしかしたらクツを変えたせいかも知れませんし。元々うちの家系に通風持ちはいませんでしたから遺伝的な何か、もなさそうでしたし。
でもホント通風ってあんましいい目で見られないんだな、というのは妙に痛感したりして。いわゆる「ぜいたく病」でいいもんばっか食べてるから、とかよく言われましたが。実際はそんないいもん食えるほどいい暮らししてるわけではありませんし、むしろ貧乏な食事の方が通風ってなりやすいんじゃないのかな…とか。そんなことを思ってしまいましたが。

…概念と言うか一般の見方と言うか。そういうのは結構怖いもんなんだな、とか思った次第ではありました。

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02/24/2011

値上げ確実

ほぼ間違いなさそうですな…色んなもんが値上げ…になるのかどうか。
4月から輸入小麦の売り渡し価格18%値上げ(Yahoo!:毎日)。実は小麦というのはちょっと特殊?な方法で日本国内に流通しています。他の作物とか農水産物は基本「自由輸入」と言うか、まあ、仕入れる先が自分で仕入れて国内でさばく、という形になってます。
それに対して小麦は基本、国(農林水産省)が輸入して国内の製粉業者に売り渡す…とこういう形になってます。他にもこういう品目はあったりして。例えば原油なんかもそうであります。
なんでそういうことになってるか、と言うと多分関税なんかの関係もあって価格が安定した方がいいから…とかそんなもんかも知れませんが…実際は国内の産業を守りたいからとかそういうのもあるのかも。ただ、実勢価格?より上がるにしろ下がるにしろ国内での価格が安定しているのは事実であります。場合によっては分刻みで変動する相場とはほとんど関係なく一定期間内での価格がそのまま反映されますから。
…ちょっと前に話題になったガソリン値上げも高速道路のガソリンスタンドだけ一時期安かった…てのもそういうとこに原因があったりします。

ただ、ガソリンも実生活に直結しますが…小麦もなあ…かなり影響が出そうであります。
小麦粉、という直接的な品目もそうですけども。日本で最も影響出そうなのが「パン」だったりします。やっぱり食い物というのは影響でかそうな。さらに小麦は家畜の飼料にも使われています。てことはそれに関連して家畜の方でも値が上がるかも知れません。
外国からの輸入、ということで考えるとかなりの量になることになります小麦。ただ、日本の「消費量」の八割から九割を輸入に頼っている…と言っても全部が全部人間が食うパンやメンになってるわけではなく。何割かは家畜の飼料に回されていたりします。

そのため実はかなりあっちこっちにまで影響が出そうな…思わぬところに影響が出る可能性もあります。18%…原価にそれだけ単純に上乗せされただけでもかなり影響が出ます。現行105円のパンが126円になってもおかしくない…? しかしそう簡単にいかないのもまた事実なわけで。どっかでそのしわ寄せを喰らう場所が出てきて、それがまたどっかに影響を…という本当は原材料の値上げよりも一種のスパイラル?を警戒すべきなのかも知れません。

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02/09/2011

「弱い相関関係」って?

どこまで「関係」しているのやら。
3歳までの食生活がIQに関係している可能性アリ(CNN)。イギリスで1万4000人の子供とその親に対して、3・4・7歳時の食事内容を追跡調査。そして8歳半の時点でIQを調査して食事内容がIQにどれくらい影響を与えるか…を調べたものであります。その結果3歳の時に加工食品とか糖分・脂肪分の高いものとかそういうのを食べていた、という回答を得た子供はIQに影響が出ている可能性がないとも言えない、と。4歳・7歳の時にそういう回答が出た子供にはあまり影響が見られない、と。
つまりは小さな頃からヘンなもんばっか食わせてるとアタマ悪くなるぞ、と言うことを言いたいのかな、と思うのですが…どうにも歯切れの悪い?論調になってます。

「米小児科学会で肥満対策部門を率いるサンドラ・ハシンク博士はこの研究結果について、加工食品とIQとの間に因果関係が確認されたわけではないと述べる一方、3歳までの生活環境が発達に与える影響の重要さを示していると評価した。」(「」内↑記事より引用)
というのが、なんとも。研究結果によって3歳時の食生活が今後に影響を与えかねない…というのが出たのならそれを信じてきちっと判断すりゃいいのになあ…実際に調査・研究したイギリス側も「弱い相関関係にある」とかそういうとこにとどまってますし。
まあ、たしかにこういう結果が出て、世間一般に広く認知されてしまえば世のお母さんはできる限り子供に与える食事を考え直しますわな。そうなると色々とあちこちに影響が出る恐れがありますから、まだ確定じゃないし…ということで自重したのかな、と個人的には思ってますが。

でも明確に「事実である」と分かったならば(ンなはっきりばっさりした事象なんざ、世の中にはほとんどありませんが)しっかりと公表して、例えばWHOあたりでも議論して欲しいな、とは思いますが…実際、そういう食事、つまり加工食品ではなくてローカロリーな食事を摂ろう、とするとかなり手間と時間とお金がかかってしまいます。収入の少ない家庭ではどうするんでしょうか…? そりゃもちろん子供のことは一番に考えたい。でも実際問題として両親ともに働きに出ないと家計が支えられない。そんな場合は…?
…いや、世界的に見たらそんな悩みもぜいたくかも知れません。職がない、食い物もない…。

…そこまで行くと、ちと、↑とは論調が違ってきてしまいますか。でもこういうのもケースバイケースなんではないかな…と。↑の記事を丸呑みしちまうと3歳未満の子供に生のまま食わす親、とか出てきそうで、ちと怖かったりします。

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01/29/2011

ぽかんと口開けてたって

誰も好き好んでアナタの欲しい物だけを放り込んではくれませんよ…。
「ゼロ」表示食品が氾濫、しかし食品表示は「後進国」(Yahoo!:東洋経済オンライン)…たしかに増えましたねえ…なんとかゼロとかそういうのが。自分は別にそこまでこだわるつもりもないんで、安かったら買う、とかそんなもんですが。…でもカロリーゼロとか食っても意味あるんか? とかそんな風に考える時はあります。いや、何か食うってのは今後の活動を支えるもんであって、そこでカロリーがゼロじゃあなあ…とか(実際は食っても意味ないってわけではもちろんないです。カロリーはゼロでも他のもんは入ってますから)。

「体にいいから食べなさい」
例えば野菜とかそういうのがあります。近年の日本人の食生活は変化してきているので、肉より野菜の方が体にいい、ということになってます。
…1970年代くらいのとあるマンガに「あ、俺このCM知ってる」とテレビに向かって言うセリフがあって、その内容は
「お肉を食べよう」
というものでした。タンパク質が足りないよ、という歌がついてた、とかそんな話もあったりして。今から40年くらい前になりますが、別に終戦直後のモノがなかった時代ではありません。今ほど飽和?していた時代でもないんですが…昨今のヘルシー志向とはまた違った方向性もあった、という話であります。

これは別に日本人に限ったことではないのかも知れませんが、「なんだか分からないけど体に良さそうだから」というのは往々にして目にする光景ではあります。例えば深夜のショッピング番組。「個人の感想であり…」というテロップは最近つくようになりましたけど、それでも相変わらず「なんだか体に良さそう」雰囲気を作り出していたりします。
しかし大抵の場合(尺が足りんのかも知れませんが)「なぜソレは体にいいのか」と踏み込むことはまれだったりします。学術的なお話になるとたしかに硬くなりますんで、それよりも「なんだか体に良さそうじゃないですか」と若干繋がりのある(この辺がミソですこうしだけ繋がりのある、ような人を選んでるような?)人が「個人の感想」を述べるわけです。
…まあ、相手はなんとかして売ろう売ろうとしてますんで、そういう手法を禁止しろ、とかそういうことまで言うつもりはありません。だけどそれを見てる側、買おうとする側はそれを見て思考することができます。自分からなんとかしようと思うなら。本当に効能があるのか知らなくてもいい、だってそれを買えば良いようになるんだから、てな人なら別にいいのです。が…本当にソレは買って意味があるのか、本当に体に良いものなのか…自分でちょっと調べてみたらどうですか?

ネットでも新聞でも本でも。誰か知っていそうな人に聞くのもいいでしょう。情報が少ない、と言ってもそれこそゼロじゃないです。狂牛病の時も納豆の時も。なんで「知ろう」としないのか…その辺がどうにも謎でありました。
まずはそういう姿勢を身に着けて、初めて詳細な食品表示が活きてくるってもんじゃないのかな…と。いくら情報量増やしても受け取る側が「ぽかーん」では意味がありますまい。そういうとこから始める、となると…やっぱり時間もお金もかかってしまいそうなんですが…。

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01/18/2011

どんな味だったんだろ

ちょいと気になるところではあります。意外と現代のとそんなに変わらないもんなのかも知れませんが。
アルメニアで世界最古のワイン醸造所発見…6100年前のもの(ナショナルジオグラフィック)。これまで「醸造所」として確定されていたものの中で最古だったのはイスラエルの3600年ほど前のものだった、とのことで。一気に3000年ほども過去に遡ったことになりますが…ワインの存在そのものは↑記事によればさらに1000年も遡れる(ただし醸造所跡は見つかっていない…)らしいので、今後の研究・発見によってはまだまだ昔のものが出てきそうではあります。

アルメニア、という国は位置的には中東になりますか。旧ソ連邦の一員だったのですが、独立。トルコ・イラン・グルジア・アゼルバイジャンに囲まれた国ですが、アゼルバイジャンの飛び地に挟まれていたり領土内にも飛び地があったりする、という…さらに隣国トルコとも色々あった国でもあります。
アルメニア共和国(外務省)
アルメニア(Wikipedia)
実は301年に世界で初めてキリスト教を国教として認めた国でもあり、現代でも国民のほとんどがキリスト教徒という、中東ではあまり見ない?国になっています。

ワインと言えば世界最古の酒、ということもあって世界中で飲まれている飲料なわけですが…↑記事で重要なのはそこが「醸造所」だったらしい、ということであります。…つまり、その頃すでにブドウを栽培してワインを作る施設があった、ということであります。遺跡から見つかった「足踏み式ブドウ圧搾法」はたしかについ最近まで行なわれていた方法ですし。今でもそういう風にやっている醸造所、というのはあるのかも…?
効率を重視してかなり大掛かりな施設だったのかも知れません。そういうものがあった、ということはつまり飲む人も多かった、需要もあった、ということになります。

酒を造る、というのはどこでもいつの時代でもバクチ要素があるものではありました。それを原材料からきちんと確保して一定条件下で失敗の少ないように造る…という「方式」もやはりどこでもいつでも考えられてきたものであります。
日本酒もそうですし、ワインもそうであります。…そういう施設が6000年前にはすでにあったわけです…。

ただ、↑なんだか現代と事情がやや違うのかも知れません。醸造所付近は墓地だったらしいですし。そうなると皆が通常普通に飲むためのものではなく、何らかの儀式などにワインを供していたのかも知れません。実際、酒と宗教やそういった関連というのは結構多いものではあるのですが。
今後の研究を待ちたいところではあります。しかし…一度飲んでみたいものであります。6100年前の人たちが飲んでいたワイン。ほんと、どんな味がしていたんだろう…?

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01/01/2011

おめでとうございます。

2011年となってしまいました…今年もよろしくお願いいたします。

新年一発目、ということで「年明けうどん」なるものを。
「年明けうどん」三年目(iza!)…まだそこまで広まっていないのでは、と思われますが。まだまだこれからなんではないんでしょうか。

うどんの国、讃岐から発信された「年明けうどん」であります。「年越しそば」に対して「年明けうどん」…ただ…認知度が高いか、と言えば自分の周りでは残念ながら、という印象であります。讃岐の国・香川ではうどんは当たり前の食べ物ですが、他県に行くとがらりと変わってしまうケースも多いためなんでは…とか。
それと。まだまだ時間が必要なんでは、と。
年越しそばも昭和になってできたものではありますまい。…江戸期か…明治の頃なんでしょうか、本格的になったのは。それにしたって数年で、というわけでありません。

今後習慣として残っていくかどうかは…分かりませんが。意外なカタチで残ったりすることもありますんで、どうなるかは正に神のみぞ知る、というところなんでしょうか…。

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11/20/2010

二つほど 11/20

ありそうでなさそう…ってわけでもなく二つほど。

一つ目。ロングコートチワワの警察犬が誕生(Yahoo!:読売)。通常、シェパードとかレトリーバーとか、そういう大型犬がなることが多いのですが…警察犬。しかしチワワでもなれることが判明しました。やはりこういうのも才能、と言うか持って生まれた何か+訓練が必要なのかも知れません。そういうとこヒトと似ている…のかも。まあ、ヒトの場合「縁」という結構大きな要素がありますんで、またちょいと違っているかと思われます。
しかし…チワワという犬種上、犯人に噛み付いたりとかそういうのまではやらないようで。探したりする専門になりそうではあります。たしかにこの大きさなら他の警察犬が入れないところにも楽に入って行けそうですし。
…たしかにテストに合格して認められれば警察犬になれるわけですが…こういうケースってのは…やっぱり全然ないもんなんでしょうか? 例えば雑種犬が合格、とか。血筋みたいなもんもやっぱり大きいもんなんでしょうか…?

二つ目。ドイツの男性が「ソーセージ焼き器」を開発(Yahoo!:ロイター)。ドイツと言えばビールにソーセージですし、なんかそういうのはすでにあるんじゃないのか…と思ったんですが、どうも特定のソーセージを焼きたいがために専用の焼き器を作った、とかそういうところなんではないかと思われます。
…まあ、よその国行ったら自国のモノが大分違う方向で受け止められていた、なんてのはよく聞く話ではありますが。
これは某所にあった冗談なんですが…「タタミイワシというから床に敷くものかと思っていた」なんてのもあったりします。…でもお米の炊き方とかよその国行くと全然違うケースもあるみたいですし。逆に日本式の炊飯器がいわゆるタイ米が主食の地域ではあまり人気がなかった頃があった…なんて話もあったりして。そういうとこはやっぱり譲れないもんがあると思われます。
しかしそのために自分で作ってしまう、というのも…なかなかに愉快なことだと思うのですが。

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11/19/2010

二つほど 11/19

色々と二つほど。

一つ目。小径自転車「4cm以上の段差に注意」(Yahoo!:毎日)…「小径自転車」とは字の通り「径=車輪」が小さい自転車のことになります。最近流行り?の折りたたみ式自転車の一部になります。あれは車輪が小さいのも多く、6~8インチ(約15~20cm)ほどのものもよく見かけます。しかし実際にアレを折り畳んで運ぶ人がいるのかどうか、というのはまた別問題になりそうな…一種のファッションのようなものだと思ってます。
普通の自転車なら問題なさそうな段差でもこういう車輪の小さな自転車だと問題になってしまう…。
そこで「4cm」というのが出てきたわけですが…実際に道路で「4cm」の高さ、というとかなり高い部類に入るのではないかと思われます。歩道へのスロープというか道路の傾きだってせいぜい1cmとか2cmでしょうし。自分が現在住んでる地域というのは、どうも以前に歩道を自転車が走ることを毛嫌いしていたフシがありまして…一部の歩道を上り下りする際にかなりの段差がついてます。ガコン、とかカゴに入ってるもんが跳ぶくらいに。
あれでも2cmないと思うんですが…4cm。そういうスロープのない歩道へ上がろうとするには低いですし、でもそういう具体的な数字が出てきたってことは普通にそういうのがある道路もある、ってことなんでしょうか…。

二つ目。和歌山。仕留めた有害鳥獣を特産料理に(Yahoo!:産経)…こういうのを「ジビエ料理」というんだそうであります。狩猟などで獲ってきた獲物を料理にする。…釣りは…ダメなんでしょうかね。釣ってきた魚で一杯、というのは日本では当たり前なんですが、ジビエ料理とか…なんかそんなんとは違うような気がします。
最近は人里に野生動物が来るのが増えています。…ただ、↑のは「有害鳥獣」なんで決められた頭数だけ撃ってもいい、という動物のことになります。ですからイノシシとかシカとか。ああいうのは地域によっては田畑を荒らしたりするので頭数を決めてそこまでは獲ってもいい、ということになってます。それを名物料理にしよう、というわけであります。
ここんとこ世間を騒がせているクマはまた別になります。あれは獲ってもいいとかそういうラインは設けてなかった、と思うのですが。今年は特に多い年なんですが(毎年出てくる場所てのもありますが)例年ならそんなに出ない、ということもあって。あるいは頭数そのものが非常に少ない動物でもありますんで…ツキノワグマはそういうのに入っていないと思われます。射殺するのは仕方がない時だけであります。
…それに、クマを含む肉食獣の肉、というのはあまり美味くない、とかそういう話もありますし。無人島に漂流したロビンソン・クルーソーにもたしかそんな話があったような。専門的にきちんと処理すればウマイ、という話もあるんですが…そこまではなあ、と。そんな気もします。

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11/18/2010

一応解禁

今日(11/18)は今年のボージョレ・ヌーヴォーの販売解禁日なんですが。
ボージョレ・ヌーヴォー解禁、各社は「様子見」?(Yahoo!:産経) ということで…なんだか一頃のようなお祭りのような盛り上がりにまでは至っていないようで。実際、輸入量も少しずつ減ってきてるって話ですし。…なんか分からんでもないんですが…日本で新酒ワインの発表会やってもなあ、と。そりゃ、世界で一番早く(時差的な問題で)飲める国、というフレーズもあったんですがそこまでワインにこだわる国でもないんかな、とか…。

「ボージョレ・ヌーヴォー」とは「ボージョレの新酒」という意味であります。一種お祭り的な意味合いも強く、どれだけ早く出荷できるか…ということから品質を低下させても出荷したりさせたりする件が相次いで「11月第3木曜日」を解禁日にした…ということではないようですが。実際はきちんとした理由があってこの日になってるとのことで。日本と違って現地のフランスでは大変に名の通ったイベントではありますし、いくらお祭りとは言っても通すべきスジは通ってるもんであります。
…フランス含むヨーロッパてのはあんまり水が良くなく。でもアルコール類ならそうでもないので子供の頃から飲んでもいい、ということになったんだ…とかそんな話もあったりして。ワインなどが生活に密着しているのはそういう事情?があるからも…知れません。

いずれにせよ日本とはちょっと事情が違うよなあ…ボージョレ・ヌーヴォー。いわゆるバブル期に本格的に日本に入ってきて、それから定着?した、ということになってます。お金持ちのぜいたくなお遊び? しかし「ワイン=高価」という図式も今でははるか過去の話。銘柄や産地にこだわらなければ一本が千円ほどでも美味しい一品に会うことも可能だったりします。
…まあ、イメージで飲むのならやはりそれなりの値がするものを選ぶべきですが。その辺はビールや日本酒でも同じことではあります。
というわけでボージョレ・ヌーヴォーにもデフレ化が進行。つまりは安価な「ヌーヴォー」が入ってくるようになって、ペットボトル化なんてのはその最たるもんなのですが…なんか去年、それでフランスとモメてませんでしたっけ? それでも今年もどっかが販売するってことは何らかの手打ちが済んだ、てなとこなんでしょうか…?

個人的には、まあ、どうでもいいかな、どうせ飲まないし…とかそんなもんなんですが。さらに個人的な感想だと、ハロウィーンと並んで「輸入結果がビミョーな海外イベント」だと思ってるんですが。なんか合わねえのを無理に合わそうとしている、と言うかなんと言うか。

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11/08/2010

いずれは日本でも

アメリカ・カリフォルニア州で「ハッピーセット禁止条例」制定見込みへ(CNN)。これは…日本だとマクドナルドが毎週とかそれくらいのペースでやってるキャンペーンであります。人気アニメやマンガとタイアップしてちょっとした景品をつけたセットを販売。…中には時々「?」なものがあったりしますが、対象は明らかに子供向け(大人のコレクターもいるんだそうですが)であります。まあ、何種類かあってコンプしようと思ったら何度も足を運ばなくてはならない、というのはこういうのの常ではあります。

最近の…と言うかここのところ、アメリカなどではこういった「高カロリー」食品に対して風当たりが強くなってきてます。ちょいと前だとトラックのタイヤみたいなピザとか日本の数倍は余裕でありそうなハンバーガーやでっかいバケツみたいな紙コップに入ったコーラ、なんてのが結構当たり前にあったような気がしますが。現在ではややサイズダウン、もしくはかなり小さくなって販売されてるようです。…そう言えば「Lサイズ販売禁止条例」みたいのもあった…ような記憶があります。
なんでこうなるのか、と言うと肥満が社会問題になってるからです。
いわゆる先進国ほど多いとされる「肥満」であります。ものすごく単純な表現を許して頂くなら「いいもん食って動かなきゃ太る」ということになります。高いカロリーのもん食って自分の足を使わずクルマばかりじゃ太るだろ、と。
…実際のとこは色々出てるんですが。肥満に関しては。高カロリー食品だけが決定的な原因じゃない、とかそんな話もありますが…やっぱり高カロリーなもんが肥満の原因の一つ、というのは揺ぎない現実になりそうであります。

肥満になると様々な病気を起こす「もと」になる。というのは世界でも共通した認識であります。じゃあ、そういうのを販売しているところへ圧力をかけていこう…。
ということ?で高カロリーなファストフード、しかも子供向け、なんてのは格好の攻撃材料になったようで。…個人的には↑記事末尾にあるように子供が食うものは親(もしくは親権者)がきちっと管理していけばいいだけだ、とは思うのですが…すでに市長が拒否権発動しても意味ない状況にまでなってるとは。
それにこういうのが進むとこまで進むと肉食うな、野菜だけ食ってろ、とかそういうことには…さすがにそこまでは、とは思いますけどなんだか想像してみると恐ろしいものがあります。

で、こういうのは大抵日本でも出てくるもんなんですが…いずれはそうなってしまうんでしょうか…?

12:59 PM | 固定リンク

10/30/2010

二つほど 10/30

食物飲料で二つほど。

一つ目。あり得ない「アレルギー対応タマゴ」が販売されている(Yahoo!:時事)。これは…ちょっとひどいと思うのですが。消費者庁が保健所に対応を要請、とかではなく事件としてそれなりの対応をすべきだと思うのですが…場合によっては人命にかかわることだって考えられます。
アレルギーというのはごく簡単に言えば、普通の人なら普通に体内で処理してしまう物質を体内で「異物」と判断、免疫機構などがはたらくこと(つまり病原菌などと同様の扱い)によって体調に不具合が出る、ということなんだそうですが…実際にはまだ確定されていない部分もかなりあるかと思われます。
ただ、「事実」として特定の食品を食べることはおろか、成分だけでも体内に取り込むことの困難な人たちがいる、とこれは確実なことであります。様々な症状が出てしまう。程度の差はあれ、そういうことを引き起こしても平気な精神というのは、ちょっと、ヒトとして疑ってしまうところであります。あなたの身内にそういうことで苦しんでいる人間がいても、あなたはニセのタマゴを売り続けることができるのか。
アレルギーはなかなか理解してもらえない病気、とも言われています(自分は軽度のイカカニアレルギーでしたけど、今でも「なんであんな美味しいものが!」とか言われます…当人にとっては地獄以外なにもんでもない…)。しかもそれにつけこんでカネもうけって…なんとかしっかり対応できんもんなんですかね。

二つ目。第三のビールに増税の可能性が(Yahoo!:時事)…しかも「輸入物から国内産を守るため」なんだそうであります。どこ産だろうと税率が一緒なら、材料費や人件費が安くできるアジア産の方が安くなるのは当然のことだと思うのですが。極論の上昨今の農業事情をカンペキに無視するならば、じゃあ、日本の農産物を守るために高税率でなおかつ日本国内で農産物売った時に課税される「農産物税」作って中国産なんかを締め出しますか?
お酒と税金、てのはどこの国でも昔々から色々あったんですが…スコッチなどウィスキーの琥珀色。あれは密造した酒をオーク樽に長期間隠してたら色がついて、しかもそれで美味くなったから…という話もあります。あるいはアメリカの禁酒法とか。そのせいでマフィアが暗躍しちまいましたが。
日本のビールも材料の「見直し」から発泡酒や第三のビールが出てきました。そうなると「ビール」とは名乗れませんが酒税がはるかに安くなります。さらに最近は「発泡酒に別の酒加えると対象外になる」という抜け道まで使ってます。…個人的にはやはりビールの方が好きなんですが。事情が事情なんで、発泡酒なんかを応援したい方であります。
…さらになんかまたぞろ「取りやすいところから税金取ればいいじゃん~♪」と、景気回復して消費アップとか根底から見直して改革、とかそういうことは全然考えてない政治屋サンたちのお気楽?な発言がどうにも気に食わんもんで。だったら国内のビール産業の支援とか色々あるでしょうにそういうことは言及しない。税率アップすれば税収アップ…そんな簡単にいくもんじゃないでしょうに…大丈夫なんですかね?

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10/20/2010

柔らかくはない

記事中にもありますが…恐らく現代で言うところのパンケーキとかそういうものだったのではないか、と。
3万年前の人類が「平焼きパン」を食べていた可能性が(Yahoo!:ロイター)…小麦も酵母もなかった(と言うより人類がまだ利用していなかった)時代ですんで、たしかにイモか何かの粉を水に溶いて焼いただけ、というものであった可能性は高いです。なお、麦の栽培が確認されたのは紀元前6000年とかそれくらい前で、酵母の利用は古代エジプト(紀元前3000~30)発祥、とされています。つまり3万年前どころか1万年前くらい前には現代のような柔らかいパンはもちろん、小麦粉もなかったわけで、大分違った「パン」となっていたと思われます。

現代でも焼きますが…パンケーキ。むちゃくちゃカンタンに言えば古代人が作っていたソレと同じように、小麦粉を水で溶いてフライパンで焼けばでき上がります。…ただし、甘味も何もありませんし、ふくらし粉も入ってないのでふんわりふかふかでもありません。焼き方にもよりますが、かなりべどっとした感じのものになります。
…しかしこれでもやり方はあるもので。例えば極限まで薄く焼く…という方法もあります。
あるいは中東などで食べられているように「窯で固く焼く」という方法もあります。あるいはピザ生地も突き詰めれば↑こういうものになってしまうので、技術でもって美味しく焼き上げる、なんてことも可能ではあります。

それでも酵母の存在というのは大きいもので。これによって「パン」が劇的に変化した、とも言えます。偶然により見つかった、となってますが…最初に食べた人間はどんなことを思ったのやら。発酵食品てのはどれもそうですが基本、偶然による発見てことになってます(近年の発酵技術による新発見…とはまた別で)。
やはり最初に食べた人間はどう思って口に入れたんだろうなあ…と。それが数千年も人類にとって必要不可欠なものなる…とはさすがに思ってなかったでしょうし。「美味そうだな…」と思ったのかそれとも好奇心から食べてみちゃったのか、その辺は謎ではあります。
…まあ、なんかどうでもいいっちゃどうでもいい話ですが。今現在我々は美味いパンが食べられるんですから。

11:28 AM | 固定リンク

10/04/2010

二つほど 10/4

夏の名残りの二つほど。

一つ目。酷暑の影響でインフルエンザワクチンの生産力が低下(Yahoo!:時事)。低下、と言ってもワクチンを生産する力自体は下がっていません。問題は…生産に必要な「タマゴ」になります。
インフルエンザワクチンを作る工程で、ワクチンを培養するのにタマゴを使います。しかしこの夏の暑さで鶏も「夏バテ」してしまい、タマゴの数が減ってしまっているんだそうで。もちろん、普通に食べるためのタマゴの量も減っている…という話もありましたが、ワクチン用のタマゴというのは食用よりはるかに厳しい規格があって、しかも産む鶏はヒヨコの段階からそれ用に育てないといけないとのことで…すぐに増産、というわけにはいかないんだそうであります。
それでも生産できない、というわけではないのが希望ではあるのですが…。
実はそろそろインフルエンザも流行開始の時期だったりします。間に合うといいんですが…今年は例の新型が出てくる可能性もありますし。

二つ目。酷暑の影響で果物の価格が高騰中…ただし糖度は高い(Yahoo!:産経)。動物だけではなく植物も参ってた、ということなんでしょうか…単純に葉焼け(長時間強い日差しや高温にさらされ続けて葉が変色してしまう)で、とかそういうものではないと思われます。意外とデリケートなところがあるものではあります、植物てのは(種類によってはこの暑さでもけろりとしてますが)。
しかし。一般的に温度が高いと糖度が増す、とされています。これは果実内の水分が減って、糖分がより濃縮されるからだ…とされています。夏は夏で暑く、冬は冬で寒い方が美味くなるってことなのかも知れませんが。それでも行き過ぎはやっぱり良くないですけど。
でも個人的には買わないかも。味には期待できるって話ですけど…やっぱり値段が気になってしまうもので…。

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10/03/2010

日本最古?のスシ

鳥取・大山寺僧坊跡から最古のスシの遺物発見?(Yahoo!:毎日) とは言っても見つかったのは炭化米、つまり焦げて真っ黒になってしまった米の塊で…当初は「最古のオニギリ」とか言われていたんだそうであります。…それが「スシ」ではないか、とされたのは「押し固めた跡」があったこと、何か植物質のモノ(葉?)で包んであったからなど、とのことであります。
なお…この「スシ」は押し寿司と見られています。関西地方では良く見るバッテラとか鱒寿司とか。ああいうのに似たものではないか、と。

誤解のないように申し添えますと。現在寿司屋や回転寿司店で見る「握り寿司」ではない、ということです。
寿司がいつ頃からあったか、というと。今現在主流の「握り寿司」なら江戸期、大体1800年代の始めから中ほどの頃の文化や文政年間が発祥となってます。その頃の寿司は今とは違う点がいくつかあったようで。例えば今のと比べると大きい。時代によっては1カンでご飯茶碗一杯分はあったようで…こうなると主食であります。さらにネタにいわゆるナマモノが少ない。当たり前ですが保存技術が今ほどに発達してなかったので…煮たり焼いたり。あるいはヅケにするのが主流だったようであります。
そして屋台が基本。戦後になって屋台でナマモノが扱えなくなって姿を消しましたが。寿司屋の「カウンター」は屋台をそのまま屋内に持ち込んだから、という話もあります。

それとは別に文献上なら平安期、日本でも日本以外でもさらに昔からあったとされている「スシ」は「なれずし」とも言い、米と塩と魚を合わせることによる発酵食品で、多くは保存食でもありました。
今現在ですと、正式?に残っているのは滋賀県は琵琶湖産のフナをつかった「ふな寿司」でしょうか。…フナを米と合わせるんですが出来上がると米はほとんど原型をとどめていません。古来の「スシ」はこの米をとりのぞいて漬かった魚を食べる、というものだったようで。米は発酵させるための調味料?だったわけです。
しかし時代が進むと時間がかかる「なれずし」は「米も一緒に食べる」形式に変化していきました。米粒の形をなくすにはかなりの時間がかかりますが、そこまで時間かけんでも…ということで米粒残して一緒に食べるようになったのではないか、と。一説には取り除いた米は捨てることになり、もったいないからそうなったんだそうであります。

今回見つかったのもこういうタイプのもの(そうでないと米粒まで残らない)なんですが。現在は押し寿司には酢飯を使いますけど当時は多分使ってなかったんじゃないのか、とか色々違いや疑問はありそうで。しかし…調理したモノ、というのは遺物としてはまず残りません…これまでスシや料理の研究が困難なのもそこに原因の一つがあるんだとか。…そういうとこ、生物の化石に似てるような。基本的に骨格など硬い部分がないと残りませんし。羽毛が化石として多数残っていたら恐竜の想像図だって大分違っていたのかも知れません。

多分火事か何かで焼けたため今回は残った、とのことで。…焼き寿司? いやいや、炭化ってことですから非常な高温にさらされ続けたと思われますが。

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09/12/2010

次々と…?

サンマ不漁に続きシラスも不漁(iza!)…まだ来月まで漁は続くので、今年は完全にダメダメだ…と決まったわけではないのですが。サンマにしても南下してくるこれからがシーズン! という見方もできますんで…今年は何もかもダメダメだ…というわけではない、と、思いたいんですが。
明らか?に酷暑の影響っぽいですもんねえ…サンマとか。さらに葉物野菜の値段はまだ下がりきってない、と言うかまだまだお高いような状況ですし(種類によって差がありますし、野菜は短期間で値の変わる食材ではあります)まだそのツメアトは残っていそうな気はします。

単純に。今年は秋が来るのが遅くなってるんじゃないか、とかそんな風にも思います。関東はあの台風以降、夜にはやや涼しくなってきました。…とは言っても25℃以上の熱帯夜じゃない、というだけで実際はかなーり高い気温なんですが。日中だって猛暑日じゃない(場所によってはまだまだ継続中…)というだけで30℃は余裕でぶっちぎっているんですし。
これが例年なら「暑さ寒さも彼岸まで、とはよく言ったモノ」とか何とか妙に納得してる頃ではあります。しかし今年はなかなか気温が下がらない…。

太平洋高気圧が元気すぎるのが原因の一つ。そこから連鎖反応的にサンマの不漁なんかに繋がってると思うのですが…あれ? なんか↑記事よく読んでみたらシラスの不漁は黒潮が岸から離れているからで猛暑とは関係ないんじゃないか…って、そういうことなんすか…。
それもどっかで繋がってるかも知れんのですが、やっぱり世の中はそうカンタンかつ単純じゃあない、ってことなんでありましょうか…。

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09/05/2010

二つほど 9/5

真相や本心に迫りつつ二つほど。

一つ目。世界最古のビール? バルト海の難破船から(Yahoo!:CNN)…同時に「世界最古のシャンパン」も見つかっていたいたそうで。十分飲用可能らしいんですが…どうなんでしょ、ビールの中にはワインのようにあえて寝かせておいてうまみを増すように造ってあるものもありますけど(もちろんフツーに売ってるビールを寝かせても意味はありません)そうでないモノだったら…? でも船に載せてる時点でそれなりなビンテージ物を目指していた…のかも知れません。
どっちかと言うとマニア向けのコレクターズアイテムみたいになってしまうのかも。飲むんではなく。
自分としては中身よりもむしろラベルとかビンの在りようとかそっちの方が興味あります。シャンパンの方は今はもうすでにないメーカーのものだったらしいですし。ビールも大昔の製法とか、わりとそういうとこが分かっているものですけども、それでも1800年代のはどんなんだったのかなー…とか。
他にも色々載っていたとのことで、今後が楽しみではあります。

二つ目。負けた相手のがっかりした顔を見る→脳内で喜びが増す(Yahoo!:読売)。…人間の本心と言うか何と言うか。道徳的?観点からすればあんまり大っぴらにはしない方がいいかも知れんのですが。でも人間の本質なんてそんなもんだ…と言われればそれまでではあります。
他人の不幸は蜜の味…?
そういうあまりおおやけにしない方がいい感情てのは、誰でも持ってるものであります。そういったモノ全部をひっくるめて「人間」なんではないか、とは思うのですが。「そういうことを公然と口にしてはいけない」というのは賛成ですが(そりゃあ…あんまり気持ちのいいものではありますまい)「そういうのは全部いけないことだから考えるのもダメだ」と完全タブー視してしまうのはどうか…と。
↑記事にしても「相手の表情を認識できる」ことが大前提になってます。つまり相手が自分もしくは自分と相手の間に起こったことをどう思っているのか、それを類推できることが重要。そういうことが平然?とできるのは人間とか類人猿くらいのもので(他の生き物はまた違った方法で相手を認識します)…その辺は人間特有のコミュニケーション能力とも言えるものであります。
…まあ、全部が全部そういうネガティブ?なもんばっかりでもなく、ポジティブなとこも併せて人間なんではないか…とか思ってますけども。

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08/24/2010

二つほど 8/24

様々に変わり行く二つほど。

一つ目。ケーブル1本でデータと電力を伝達可能に(iza!)。携帯電話の話であります。いわゆる「中折れ」式の携帯の場合、薄い基板?のようなもので「モニタ」部と「キーボード」部を繋いでいましたが、この技術を使えば1本のケーブルだけで賄える、とのことであります。従来は22本必要だったんですがそれを1本に、ということでもあります。
これは考えようによってはちょいと面白いこともできそうなんですが。例えば「モニタ」部だけ、「キーボード」部だけを入れ替えるとか。あるいはどっちかを独立させてみるとか。まだまだ他にも何かできそうではあります。
ちょっと前に一部だけ独立する携帯、みたいなのがありましたけど。それとはまた違った感じもします。が…中折れではない携帯使っててそっちの方が好きなヒトにとってはどーでもいい話なのかも知れません。

二つ目。醸造酒のロック…定番へ?(iza!) まあ、酒の飲み方なんてのはどんなんでもいい、とか思ってる方なのですが。しかしこだわる人はとことんこだわりますし…たしかに醸造酒をロックで飲む、というのはやや抵抗があります。
醸造酒ではない蒸留酒、ウィスキーとか焼酎とかなら「濃い」ですから気にはならないものではありますが(それでも薄まるからイヤ、てな人もいるそうで)。ビールとか日本酒とかワインに氷を…というのはたしかに薄まりそうな気がしてならないものであります。
しかし↑記事の「醸造酒」は多分ロックに向いてるやつなんだろうなあ、と。小さなグラスでさっと飲んでしまえばたしかに薄まる感は減りますし。これがロックグラスにでかい氷浮かべて…しかも酒はフツーの日本酒…となるとまた話は違ってきそうではあります。
…さらに↑記事の後半ではロゼワインを氷で。…たしかにアルコール度数が減れば飲みやすくはなるんですが。
酒呑みにはちともの足りないかも。どうしても薄くなっちまうんならちょっと冷やしただけで呑んじまうわ…とかそういうこと言い出しそうではあります。

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08/14/2010

二つほど 8/14

国内外で二つほど。

一つ目。「ゼロ系」コーラ商戦過熱(Yahoo!:産経)…炭酸飲料市場の4割を占めている「コーラ飲料市場」でゼロ系、例えばカロリーゼロとか糖類ゼロとか、そういった「機能性」コーラ飲料を各社が売り出して好調なんだそうであります。
…普通、と言うか「コーラ」と言えば「コカコーラ」なのでしょうけど。一般名称として「コーラ飲料」というのはすでに定着しきっているようで。明確な定義…とかあるんでしょうか…? 黒っぽい炭酸飲料…いや、なんかそれだけじゃないような気もしますが。特定の香料とか原材料を含んでないといけない、とか。
それはともかくとして「ゼロ系」ですか。…最近こういうのは飲んでないんですよねえ…炭酸は基本焼酎を割るモノ、というようになってますんで…それ単体で、というのはまずないような。近所に安いトコがあって1.5リットルのペットボトルでまとめ買いしてます。当然、そういう場合は最近の売れ筋なんかは安くならないので(しかも1.5リットルというのはまずない)なおさら触れる機会が減ってるような…。
うーむ…年齢のせいかなあ、こういうのは。単体で飲むなら炭酸飲料よりお茶や水の方がいい、とか思ってしまうのは。

二つ目。北朝鮮、ニンジンで負債返済を提案(@nifty:共同)。もちろん「ニンジン」と言っても赤い西洋ニンジンではなく滋養に良いとされる朝鮮人参のことなんですが…。
いや、普通受けないだろ、と思っておったんですが相手のチェコは受け入れを検討中、とのことで。いいビジネスになるだろう…というのはニンジンの質がそれだけイイということなのかあるいはニンジン相場?が今はそれだけオイシイ、ということなのか…それともそれでもいいから貸した分返してくれ、ということなのか…。
個人間の取り引きというわけではありませんので、こういうのもアリかな、とは思うのですが(借金を現物で返す、なんて個人の間じゃあ、まず無理でしょう…よほど近しい人でも)やっぱりそこまで切羽詰ってるんかなあ…北朝鮮、と、そっちの方が気になってしまったりします。大丈夫なんでしょうかね? 色々と…。

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08/11/2010

こういうの飲むくらいなら

えっと、状況と時間を立て直して…普通のビール飲むわいっ!! ってか…。
サントリーのノンアルコールのビール風飲料「オール・ゼロ」売れすぎて一時販売休止(Yahoo!:オリコン)。これまでも「ビール風飲料」「ビールテイスト飲料」というのは実は結構あったんですが、どうしても若干のアルコール分を含んでしまう…とされていました(かなり前ですが、フツーの炭酸飲料を調査したらアルコールが結構入ってた、なんて話もありましたが)。それが最近になって「0.00%」つまりほぼゼロと言っていい(小数点3位以下とか含まれてるかどうかの判定すら難しそうな)ものが出始めるようになりました。さらに「糖質ゼロ」だとか「カロリーオフ」だとか。見た目だけならフツーのビールや発泡酒なんかと変わらない…。

幸か不幸か自分、飲んだことないんですが。飲んだ人の話では…ううむ、あんましいい評判じゃあ、なかったりするんですが…。自分、酒呑みで、しかもビール大好きなもんで…やっぱりアルコール入ってる方がいいなあ、とかソボクに思ってます。
そんな自分が実は密かに疑問に思ってるのが「これで酔っ払う人とかが、実はいるんじゃないか?」てなことだったりします。実際に飲んでないんでどこまでビールそっくりか、というのは自分は言えないんですが。でもそこまでビールにそっくりで「こんなビールも世界にはあるんだよ」とか言われて。もちろん缶ではなく、ピッチャーか何かで中身しか見えないようにしていたら…飲んだら酔っ払う人もいるんかなあ…と。
もちろんアルコールはほぼゼロですから、仮にそういう人が交通違反して捕まっても「酒気帯び」にはなりません。いくら呼気調べたって基準値以上のアルコールが検知されることはないでしょう。ただ、「酒酔い」は明らかに言動が酔ってる場合に適用されますんで…もしかしたら、ですけどノンアルコールビール飲んでホントに酔っ払った人がいたら…「酒酔い」で免許取り消し、てなことが起こり得る、かも知れません…。

…まあ、そこまでは行かないと思いますけど。

売れすぎて販売中止、というのはやはりこの暑さもあるんかなー、とは思いますが。某有名アイスも一部で在庫切れ、とかそんな話もありますし。ビールのようにぐいぐい飲めてしかもアルコールゼロ、とくれば需要は高そうなんですが。

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08/08/2010

こういう方向も

アリかも知れません。
ノギャル(農業+ギャル)に続きウギャル(魚+ギャル)が若者への海産物促進支援(Yahoo!:JIJI)。モデルで活躍されている方が海産物をプロデュース、10代~20代の若者に水産加工品を食べてもらおう、という動きのようです。たしかにちょいと前に「ノギャル」というのが…流行った…よーな気が…しますが。
まあ、こういう方向で海産物をPRしていくのはアリ、だとは思います。どうしても色眼鏡で見られてしまってイロモノ扱いされるのでは…とか余計なことも考えてしまいますが。根気よく続けていけば新しいムーブメントになる…かも知れません。

ただ、個人的にちょっと気になったのが「加工品」である、ということでしょうか。
流通の過程でどうしても地元→都市部→地元、という鮮魚の流れになってしまって「鮮魚」というのは実は地元の方が確保しにくいという現状もあります。そりゃ、高く大量に買い上げてくれる方へ皆行きますわな。さらに「鮮魚」というのは自然が相手ですからいわゆる「当たりハズレ」が大きい、という問題があります。
決まった時期に決まった量できちんと入荷しないといけないわけです。地元の漁師兼料理屋のおっちゃんの「今日獲れた分だけ出すぜい!」というのとはワケが違って定数を確保できないといけない…。
となると言い方はヘンかも知れませんが原料を確保できるだけ確保しておいていざ「加工」へ。現在の保存技術なら旬のものを一年中原料として供給することも可能でしょう。そこで「ウギャル」でネームバリュー付けておいて売り出す…!

…念の為に申し上げておきますが…自分、別に↑のこーいう活動を否定しているわけではありません。むしろそういう方面からでも援護射撃的に魚好きが増えてくれたらいいなあ…と思ってる方だったりします。本音では「鮮魚」でこーいうことをやって頂きたいな、と。「ウギャル」の「ウ」は「魚」なんですし。
でもそれは難しいだろうなあ、と。現行ではそこまではできないだろうと思うのです、残念なことに。
ではそうできるようにするためにはどうしたらいいか。皆が加工品ではなく鮮魚の美味さに気付けばいい、獲れたての魚を各家庭でさばき、各家庭で好きなように加工する。そういう気風が生まれるような土壌からまず造っていかねばなるまい…!!

いや。だから。そういうのが無理なんですよねえ…今の日本では。流通面からすでにアウトですし。一回全部ぶっ壊さないといけないのかな…でもここまで発達したシステム、壊すのは惜しい。なんとか生かしてさらに「上」を目指す方法ってないもんですかね…?

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08/03/2010

二つほど 8/3

色々と二つほど。

一つ目。名ばかり「さぬきうどん」締め出しへ…「さぬきうどん協同組合」が「本場さぬきうどん協同組合」へ改名(iza!)。「さぬきうどん」と言えば香川県の代表的な名産品であります。特徴としてはもちもちしこしこした麺が上げられますが、実は安さもその特徴の一つだったりします。
現地ではうどんを作る製麺所がそのまま店も経営、というケースも多くその分安くもなります。さらに方式はセルフ方式が主流で…自分で一玉なら一玉の麺をゆで、一個数十円のトッピングを好きに乗せ、だしを注いでお勘定、という流れになります。それでも1000円するならどんだけ豪華なうどんなんや…と思わせるほどの値段だったりします。
ただ、これやっぱり現地ならでは、なんですよねえ…関東にも出店しているケースもありますが、やはり割高感は否めませんし。だったら冷凍の麺を買ってきて自分で色々作るか…というのもアリなのかも知れません。
そういうさぬきうどんなんでやはり「ニセモノ」も多いとのことで。例えば↑の冷凍麺なら製造者見たら分かりますが店で食うとなると。そこまでは…たしかに。
ただ、こうやって「ホンモノ」をアピールするのはいいんですが、香川以外で食べる場合。即座に「ニセモノだ!」と見破れるほどの方、というのは…どれくらいいるもんなんだろうな、という素朴な疑問もあるのですが。ニセモノでも「本場物です」とか言われたらそのまま信じちゃう人も多そうだとは思うのですが…?

二つ目。ロシア…史上最高気温で7自治体に非常事態宣言(Yahoo!:時事)。日本でもここんとこは非常に暑い、正に「酷暑」が続いておりますが世界的にも北半球は暑くなっております。
特にロシアは…暑さ慣れしていないこともあって大変な事態になっております。↑記事のもあるように高温で山火事が多発。さらにアルコールを摂取したまま水に入る人が多いんだそうで…日本だとある程度は(ホントはイカンのですが)抑える人が多そうですが、あっちはそういう観念がまだないんだそうで…その辺も大変なことになっているんだそうであります。
一説には偏西風が蛇行してて例年とは大気の状況が大きく違うのが原因なんだそうですが。
場所によっては大量の雨も降ってます。中国でも洪水が頻発。日本でも特に九州で土砂災害などが多数出て、それから…この暑さになってます。雨に対する備えの次は熱中症対策が必要、ということになってきてます。
…しばらくこの暑さは世界的に続くんだそうで。8月どころか9月に入っても続くんじゃないか…とも言われてます。皆様もどうかお気をつけて。

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07/16/2010

二つほど 7/16

ひょいひょい?と二つほど。

一つ目。レジ製造時の指紋で誤認逮捕(Yahoo!:読売)。…これはたまらんなあ…。
レジを作る工程で内側のトレーに触れる→レジ出荷→レジ関係の窃盗事件→残っていた指紋検出…という流れからの誤認逮捕。どれくらいかは分かりませんが、そういった古い?指紋も検出できるようになってるんだ…というのも一つの驚きではあります。
しかしそういうことであれば無数の指紋が検出できるわけで。そこから人物の特定(昔は一つ一つ目で見比べてたらしいですが、今ではコンピュータではないかと)をしていくわけですからどれだけ慎重に作業してもミスは起きてしまう…。
それではイカンわけであります。今回は「誤認」ということがきちっと認められて謝罪もしましたけど、そのまま進んでしまって冤罪となってしまう…ということは避けて頂きたいものであります。やはりミスの許されない現場、というのは存在しているわけであります。

二つ目。世界初・航空機内で「樽生ビール」(CNN)…よく飲み屋でみかける「たる」であります。あれはもちろんアレ単体ではビールサーバーとなることはできず、圧力のあるガスボンベも使います。
…このボンベがネックだったわけです。航空機の飛ぶ高空てのは圧力が低くなります(気圧…空気の密度、と言ってもいいでしょうか。高度が高いほど密度が薄く、気圧も低い)。旅客機では機内を与圧しているんですが、それでも何かあって機内が減圧してしまう場合。高圧力のボンベは爆発してしまう可能性が非常に高くなります…。
他にも例えば「世界一臭い」として有名なシュールストレミングとか。あれも空輸の最中に「爆発」する危険性があって飛行機に乗せられません。他にも意外なモノがそういう意味で「空輸ダメ」だったりするらしいんですが。
しかし今回はホシザキ電機との協力で全日空の国内線・夕方5時以降20杯限定で「樽生ビール」が実現…。
いや、そういうビールが出てきたのもウレシイんですが。「ホシザキ電機」というのが…昔、通勤の時に必ず営業所の前を通っていた、という思い出があって。冷蔵冷凍のメーカーでしたっけ、透明なアイスキューブ作ったりする会社だと思っていたんですが…なーんか懐かしいな、と。ちょっと外れたところに注目してしまった次第ではあります。

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06/24/2010

あまり知られていませんが

実はアジサイの葉には毒があります。つぼみや根にもある、とされていますが…食べるとめまいや吐き気などの中毒症状が出ます。ヒトはもちろん牛や馬なんかもそうなってしまうんだそうで、ペットの犬や猫がちょいと葉っぱを…となると結構ヤバい場合もあるそうです。
そのアジサイの葉の食害が神奈川県内で進んでいる(Yahoo!:カナロコ)という話があります。アジサイの毒性というのは実はあまりよく分かっていないらしく「青酸配糖体」が関係している…とされていましたが厚生労働省から「違うかも」という見解が出されてはっきりしなくなってます。しかし食べるとキケンなのは言うまでもありません(なお、青酸配糖体を含む例として青梅があります。梅干しにする前の梅の種の中に多量に含まれてるんだそうです)。
実際には他にも毒を持つ意外な植物というのは身近にあったりするんですが。例えばスズランとか。あるいは…自分、鉢植えのヤマアジサイをいくつか持ってるんですが、他に「フユサンゴ」という木も一緒に栽培してます。これが時期ともなればミニトマトみたいなキレイな実をつけるんですが…これにも毒があります。アルカノイド系の毒で、やはり中毒症状が出るんだそうであります。…が…この木、外に出すとカラスが実を全部食っちまうんですよねえ…大丈夫なのか、カラス。

ところで。↑のアジサイは虫に食われたとのこと。…そういう「毒」が虫に効くもんなのか、と思っていたら実は虫にも有効らしい、とのことで。ただ、例えばそういう「毒」でもって身を守ろうとしていてもその「毒」を消すことができるのならそれは意味がない、ということになってしまいます…。
「タデ食う虫も好き好き」とは言いますが。これもヤナギタデが自身を守るために非常に強い辛味を獲得した、と思われますが…それでも本当にコレ専門に食う虫がいたりします。それならアジサイを食う虫が出てきてもおかしくはないわけです。
でも今までなかった(ゼロってわけじゃないんですが)のに最近になって…というのはやはり妙ではあります。…環境の変化かそれとも何か意外な要因が…?

ちなみに。↑記事で食害の犯人?とされてる「アオドウガネ」、「ドウガネブイブイ」と近縁とのことですが…「ドウガネブイブイ」これから街灯なんかによく集まってくるカナブンみたいなやつ(比べると違いが分かるんですけど)で、名前を知らなくても見たことはあると思います。
ただ…なんでそんな名前になったんだか。飛ぶ時の音とかやや特殊な習性のせいとか色々あるみたいなんですが…ちょっと疑問だったりします。

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06/21/2010

二つほど 6/21

なんとなーく二つほど。

一つ目。イネの遺伝子研究・加速中。ゲノム解析で品種改良にも変化が(Yahoo!:産経)。これまでのように経験と勘に頼った品種改良ではなく、遺伝子工学を利用した品種改良へとシフトしていくのかも知れません。
…遺伝子工学、とは言っても映画とか小説のように、怪しい植物作り出したりするわけじゃないんですが。
「○○という遺伝情報を新品種に上手に受け継がせられるか」…がキモとなります。ゲノムを解析、ということでどこにどんな遺伝情報があるのか、ということはすでに分かっているわけです。じゃあ、その情報(例えば病気に強い、味が良い、背が高い、などなど)を有利になるように組み合わせていけばイネの品種はどんどん進化していくことになるわけです。
が…それでも実際の作業はやはり根気の必要なものになるだろうと思われます。ブロックを入れ替えるようにカンタンに出来上がるもんでもないですし。植物の場合はどうしても生育までに時間が必要になりますし。…これまでよりもちょっと方向性が定まってきて確実性が増した…とかそういうところではないかと個人的には思ってます。やはり一筋縄ではいかんもんなんではないか…と。

二つ目。「制携帯」厳しい規制でも人気(Yahoo!:産経)。記事からではどの辺まで「きびしい」のかちょっと分かりませんが。でも学校指定で学校でも使っていい携帯、というのはある意味真っ当な流れだと思っています。あれもダメ、これもダメ、全部ダメ、というよりはマシなんではないかと。人間、規制されるとやりたくなるもんですから、携帯禁止→こっそり持ち込む→トラブルになる…なんてのは既定路線なような気がします。
個人的に持つ、私用の携帯は別にしておいて学校にいる時は学校用の携帯を持つ。
…悪くはないと思うのですが…もっと機能を限定しても…いや、そうすると逆に意味がなくなるかも。情報教育という観点からすればある程度そういう方面へのアクセスができる必要があるわけですし。
「制携帯はまだできたばかり。運用しながら規制や機能については改善を重ねたい」(「」内↑記事より引用)という理事長の言葉にもまだまだこれから…という意識が感じられます。今後が気になるお話でした。

03:34 PM | 固定リンク

06/18/2010

肉を喰う

平城京の役人は肉食だった?(Yahoo!:産経) 基本的に日本人は肉食をしない、ということになってます。一つには675年に天武天皇が肉食禁止令を出しているからでしょうか(理由は諸説あるんですが)。その後も「仏教徒は肉食を禁じられているから」ということで肉を食べなくなった…ということになってます。江戸期にロシアに漂流した大黒屋光太夫も、漂流先では勧められた肉を断っていた…とかそんなエピソードも残っています(もっとも、後にはみんな食うようになった、てな話もあります)。
…じゃあ、動物を狩ることを生業としている猟師はどうしていたんだ? という疑問も湧きますけども…↑の肉食禁止令は猟師は対象外だったとのことで。でもその後もみんな結局肉食してたんではないか、とか。あるいは江戸に存在していた獣肉販売店「ももんじ屋」の存在とか。江戸幕府は仏教保護が方針でしたから、肉食がダメな仏教がそれほど広まっているのならそういうのがあるのはおかしいんでは…?

実際のとこ「ももんじ屋」で売られてるのは「薬」ということにされてたりして。あるいは「四足」を喰うのがイカンのであって「二足」の鶏やそれっぽく走るウサギならいいんではないか…と、結局は喰える機会は実はそれなりにあったんじゃないかと思われます。獣肉系の特産品が伝わっている地方もありますし。
そもそも「仏教では肉食を禁じているから」てのもどうか、と。戒律の一つ「不殺」からで精進料理とかそういうところから来ていると思われますが…じゃあ、一般市民は結婚もしなかったんかい、と。修行僧ではないヒトがそこまでしていたのかなあとか思ってしまいますが。まあ、流派が多いですからそういう宗派があってもおかしくはないですが、ここまで皆が守るほどだったのか…と言えば疑問が残るような気がします。

今ほど普通に流通してなかっただけなんじゃないのかなあ…というのが個人的な考えだったりします。
実は日本でも牛を喰ってた、という記録はあります。いや牛だけじゃなくて馬も。こういうのは基本的に農耕用ですんで喰ってしまうとそれだけ力が減ってしまいます。だから、食べるのは老いてしまったりよほどの場合のみ。が…その場合は正に「薬」なわけで。調理法にもよりますがかなり硬いものだと予想されます。現代の食肉用の若い牛とは全然違うほどに。
鶏だって今の50~60代以上の方なら結構普通家庭で「シめ」てましたがやはり若鶏の方が柔らかくて美味いんだそうで。今、スーパーで売ってる鶏肉は若鶏のみです。もし、卵を産まなくなった廃鶏が出てきたら…食べ慣れてない人はまず受け付けないんじゃないでしょうか…?

今とは位置づけが違う、とでも言いましょうか。牛や馬はあくまで「農耕用」であって「食用」じゃない。でも食べる時は食べることもある…くらいの。で、食用はまた別の肉があったわけで。
「ももんじ屋」で売られているのは牛や馬ではなく狩ってきた野生動物の肉。こういうのの処理方法(血抜きとか)は時代が変わってもさほど変わらんもんですが、鮮度の問題は残ります。ある程度「熟成」させた方が美味い、という話もあるにはあるんですが…程度ってもんがありますし、今のような交通網がない江戸期に周辺の地からの即日配達なんか期待できますまい。良くて現在で言うところの東京都二十三区内くらいなんではないでしょうか…当時は今とは違って結構そういう動物がいそうではあるのですが。そういうのを主に喰ってたんではないか、と。

…一説には肉食をしてた(というより誰も禁止できなかった)戦国期から江戸初期の頃の日本人の身長は今とさほど変わらず。逆に肉食をしなくなったとされる江戸中期以降の日本人は背が低くなった…と、そういうのもあるんですが。
なんか、もっと貪欲に色々喰ってた気がするんですがね。まあ、守らないといけないもん、てのは時代それぞれですんで何とも言えんところもあるんですが。でも人間てのは喰うことに関してはどんな制約も跳ね除けてしまう、そんな生き物ではないかと思ってるんですけど。

09:08 AM | 固定リンク

06/10/2010

二つほど 6/10

くいもののみもので二つほど。

一つ目。先月5月の「ビール類」出荷過去最低(Yahoo!:時事)。…理由は「天候不順」「景気低迷」なんではないか、という…まあ、こういうのはビールに限った話ではなさそうですけど。
天候に関しては「何度になると○○が売れ始める」という一種の指針?があって、ビールはたしか結構高めだったと記憶しています(何度だったっけなー…)。カキ氷なんかも同様なんですが、やはり気温が高くならないと売れないものではあります。
ビールによっては冷やさない方がいい、というのもあるんだそうですが。日本のビールは「冷やす」のが基本だと思われます…てことはやはり夏の飲み物、ということになりそうで。
しかし一方の景気はなあ…酒、てのは結局嗜好品なもんで、やっぱりカネがない時はある程度制限されちまうとかそんなことになりそうではあるのですが。

二つ目。米アマゾンで日本製品が絶賛(Yahoo!:産経)。たしかにマヨネーズはあっちのとはまた違うものになりつつあるような。あっちのはビン詰めなんだそうで。日本の絞りだせてしかも星型にも出てくる容器、というのはこっちでは当たり前でもあっちでは新鮮に見えるものらしいです。
結構意外なものがあっちでは流行ったりもします。例えば腕時計の「G-SHOCK」とか。日本のカシオの製品なんですが、国内での売れ行きはさっぱり。で、輸出してみたらアメリカで大ヒット、後に「逆輸入」されて日本でもヒットした、とのことで。どんな衝撃にも耐える腕時計。それをホッケーのパック替わりに打っても大丈夫…と証明してみせたテレビ番組がそのきっかけとも言われています。
…よく考えてみたら逆もあるんじゃないのかなあ、とか。日本で人気のある「あっち」のモノが、実はあっちの人からしてみたら「なんで?」…とかそういうのもあったりするんじゃないのかな…とか。

04:55 PM | 固定リンク

05/12/2010

二つほど 5/12

だらだらと二つほど。

一つ目。いずれにしても飲みすぎはイカンのではないかと。飲酒でリンパ系腫瘍リスクが低下する可能性アリ(Yahoo!:医療介護CBニュース)。…だからと言って毎日毎日浴びるよーに飲んでもイイ、というわけではないと思われますが。それはそれで別の障害が出そうな気がします。
適度な飲酒は効果あるのでは…ということだと思われます。実際にそういうことは前々から確認されていたようですし。ただ、「かなり摂取量が多いグループでリスクの低下が見られたので、それらとは別のメカニズムが働いているとも考えられる」(「」内↑元記事より引用)というのは、やはりなんか期待?してしまいます。ここんとこの喫煙に対する風当たりの強さから、次は飲酒に対してそういう動きが出てくるんではないか…とやや懸念しているもので、少しでも明るい材料が欲しいなあ…とか。しかし「別のメカニズム」てのは、一体どんな仕組みなんでしょうか…?

二つ目。こっちも「過ぎたるは~」なのかも知れませんが。イギリスで「最近のマネキンは痩せすぎている」と摂食障害の支援団体が指摘(iza!)…そこまで指摘せんでも、という気がしないでもないですが。作り物なんですからやはり理想のカタチに仕上げるものなんでしょうし。
…以前バイト関連でマネキンのそばで作業したことあるんですが(あんまりたくさんあると結構怖い…)。たしかに日本でも細身のものが多い、というよりおデブなマネキンなんてのは見たことがないような。別にリアルを追求するもんでもないですし、要は着ている服とか小物とかが目立てばいいわけですし。だったらやはり見栄えにこだわる→スタイル良し、ということになるんではないか、ただそれだけなんではないか…とは思うのですが。

12:11 PM | 固定リンク

05/07/2010

追い付き追い越され

イギリス・スコットランド。いわゆる「スコッチ」の本場で行なわれたテイスティング大会で最高位となったのは台湾産ウィスキー(iza!)…本場でそれですか、と落胆されそうですが。それでも色んな見方ができそうではあります。本場のスコッチの質が落ちた、台湾産であっても質が上がっている、これは今後の業界が発展するための苦いステップだ…とか。しかし地元は冷静なようで、その辺なんだかイギリスらしい?ような気もしますが。

そう言えばフランスでも過去にワインで似たような対決?があったとかそんな話を聞いたことがあります。
相対したのはフランスワインとアメリカワイン。今では結構あちこちの産地ものが気軽に手に入ったりしますけども(銘柄や産地にこだわらなければ一本1000円前後のテーブルワインにそんなに差はない、とかそんな声も)当時はやはりワインの名産地と言えばフランスだったそうなんですが…。
結果としてフランスは大敗。審査方法は↑スコッチと同じく銘柄が分からないようにしてのテイスティングだったそうなんですが。…で、さらにその後何回かフランスはリベンジを果たそうとしますが快勝することはできず。さらに世界的にもフランス以外のワインもどんどん流通するようになってきて…近所のスーパーではフランス産のワインよりも他国産の方がはるかに多いような状態になってます。ま、最後のは個人的な話なんですが。それでもフランス一色ではなくなってきているのがワインの現状なんではないか、と。

そういうとこ、スコッチでも似たようなものかも知れませんが…いや、こういうのはお酒だけではなく、地域性と言うか各国の独自性と言うか、そういうのがどんどんなくなってきているのが昨今の現実なのかも知れません。

↑の台湾のスコッチ製造法にしても。元来は気温の低い土地柄(日本でも高原とか寒冷地とか多いですな)での製造が適していたようですが、気温などを工場で完璧に管理できる…となれば別に寒いとこでなくてもいいわけで。たしかに水は問題ですが、それもやろうと思えば名水と成分を合致させるなんてのは不可能ではありません。そうなるとドコで作ってもあんまし変わらんような、そんな風になってくるのかも…。
それでも技術、いやランクとしてこういうのは追い付き追い越されていくのが当たり前な世界ではあります。…次は全然別のブランドが勝ったりすることもよくあることだったりもしますし。

09:19 AM | 固定リンク

05/01/2010

変化のきざしアリ

…ってほど難しいもんでもないのかも知れませんが。
ワインのボトル、ビンからペットボトルや缶へ(iza!)…もちろん「コルク」栓についても変化してきています。ひねって開ける「スクリューキャップ」が増えてきているんだそうで、慣れないと「なんか安っぽいなあ」とか思ってしまいそうですが、それでも時代の流れと言いますかこうやって変わっていくもんなんだろうなあ…とかワインにあまりこだわりのない自分は思ってしまいますが。
「ツウ」はやはりビンでコルクにこだわるんでしょうか…。

ワインは「世界で一番古い酒」とも言われています。これは最も古く文献に登場するからで、紀元前4000~5000年ほど昔の古代バビロニアの「ギルガメッシュ叙事詩」に出てくるんだとか。…実際はもっと昔から飲んでたんではないか…ともされています。
ワインてのはカンタンに言えばブドウを発酵させたもの、なのでブドウがありさえすれば(非常に乱暴な言い方ですが)ワインができてしまいます。ブドウをしばらく放置しておいて偶然アルコールを含む液体が出来た…ということからワイン造りが始まったんでは、と。
…その当時から現在のような「ワインボトル」に「コルク」があった、とはとても考えられないことではあります。それぞれ「ガラス」「コルク」の存在そのものは紀元前から確認されてるんですが…歴史が長い分、色々なモノに入っていたんではないのかな、と。樽詰めにしたって色々ありそうではあります…。

すでにヨーロッパではそれほどビンとコルクにこだわっていない…という話もあります。日本よりもワインに親しんでいる土地ですしやはりそういう簡便さが求められる、と言うか、やっぱり変わって行くもんなんじゃないのかなあ…と。あと数百年、いや、数十年ほどしたらビンでコルクのワインは珍重されているのかも知れません。ペットボトルのワインとかそういうのが当たり前になっているのかも知れませんから…。

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04/16/2010

葉物が高い

今日も昨日に引き続き関東地方は雨でございます。しかも気温が低い…が最近のこれは関東に限ったことではなく。低温続きは全国的に影響を与えてきています。
低温が続く春、高騰野菜に代わってモヤシが人気(Yahoo!:読売)。いわゆる「露地物」というもので、地面に直に植えた植物だとどうしても天候不順がダイレクトに響いてきます。その上葉っぱを主に出荷するものだとその傾向が強く…キャベツとか…そうすると出荷できる数が減る→値が高騰という流れになってしまいます。
そこで植物工場への注目がUP(Yahoo!:モーニングスター)している、という話も。↑のモヤシだって感覚的には工場?栽培のようなものですし。

自分は自炊してる関係上、どうしても野菜も使うものなのですが。
生野菜・葉物は特にレタスを。あるいはキュウリかトマトを…微妙に時期外しているものばかりですな。もうちっと季節が進めば安いのも出回るようになるんですが、この時期はレタス一本で乗り切るのが常だったりします。ある程度の量が確保できて保存が効く(レタスはキャベツほどに持ちませんが)となるとレタスかな、と。一玉買っておけばしばらくは食い繋げますし。
…これも何年か前に冷蔵庫大きくしたおかげだったりします。それ以前は「レタスは秋冬のもの」だったんです、うちでは。一玉収まりきらなかったんで、室温で保存。すると夏場は溶けたようになってべちゃべちゃになってしまってたもんで…。

冷蔵庫と言えば。↑でさらに出てきてるモヤシですが。これも冷蔵庫内よりもちょっと低めの温度室(チルド室とか)だと一旦開封しても普通より若干長持ちします。もちろん開封したとこはある程度でも密閉できるようにしておく(うちではお菓子の袋を密閉?できる長いクリップ…? みたいなの使ってます)必要がありますが。
…実験的な意味でこの状態で一週間経たせてみたことがあります。やはり色がなんとなーく悪くなって若干匂いが増したような。一応食べても大丈夫でしたけど…本当はやはりすぐに使い切った方がいいような。あのパリシャキ感はさすがに抜けてましたし(なお、お試しになる場合は自己責任でお願いします)。

07:21 AM | 固定リンク

04/09/2010

ウナギも

ウナギ(ニホンウナギ)の完全養殖に初めて成功(Yahoo!:産経)…サイクル確立、ということで今後「完全養殖ウナギ」が食卓に上る日も近くなった、ということになります(まだまだ問題山積ですが)。一応の輸出入制限ナシとなったクロマグロもすでに完全養殖が始まっている魚であります(とは言ってもまだまだ規模は小さいのですが)。そのマグロとともに資源枯渇が危ぶまれている魚の一つでもあるウナギ。よその国との摩擦めいた事情もあったんですが、これが光となるのでしょうか…?

ウナギは通常は稚魚(シラスウナギ)を河口で捕まえてきて、それを養殖してから販売されます。全国にある「養鰻場」というのは文字通り稚魚を成魚に養って育てる場のことになります。
…こういうのはやり方がそれぞれだったりします。例えばサケは人工的に採卵・採精して人工授精・稚魚を成育・放流、という流れになってます。サケはほとんどが生まれた川へ戻って来ますんで放流した稚魚が海で成魚になって戻ってきたところをまた捕まえて…というサイクルが確立していたりします。まあ、ほとんどを天然下の海や川に依存していますんで…養殖、というのにはちと難しいかも知れませんが。
ウナギの場合は稚魚を育てて売る、というやり方だったんですが…。
その稚魚がどうしても国内では生産量が減ってきた、と。原因は環境破壊とか色々あるんですが実際問題として量が減ってきてる。じゃあ、よその国から輸入しよう、となったんですが…主な産出国である中国や台湾がどうにも難色を示してきたりして。さらにヨーロッパ産は輸出禁止みたいな措置をとられてしまってさらに確保が難しくなってくる…。

さらにウナギの「○○産」というのは最終的にドコにいたか、というのが問題なので中国で成魚になるまで育てておいて、最後の一ヶ月とか一週間とかそれだけ日本で過ごさせて「日本産」と表記する…なんて手口まで出てきたりして(これはウナギに限ったことではなく)。「日本のどこそこ産」だと「中国産」よりも値段のケタが違ってくるのはスーパーなんかでもご存知の通りであります。そりゃあ、高く売りたいのはどこでも同じなんですが…それじゃ産地表記の意味がない。
これがきっかけの一つになって産地の証明が厳格化されたりしました。でも自分はちょっと前にカツオのたたきに「太平洋産」と記してあって、びっくりしたことあります。一体ドコやねん、と(今はもうそんな表記はないでしょうけど)。
そして中国産(本当の意味での)ウナギに違法薬品使われてた件、とか。色々あったのがウナギ関連なんですが…。

そのウナギ、実は成熟個体(つまりは卵や精子持った個体)が内陸や近海では見つかっていませんでした。生活史としては海で生まれて川へ来て、そこで大きくなってまた海へ産卵に行く…ということになってますがニホンウナギの産卵場が見つかったのもついこないだですし。まだまだ謎の多い魚ではあります。
いや…魚なんてのはほとんどがそんなもんかも知れません。実験室内と実際の海中の条件が大きく違うのはもちろん、フツーに家庭で飼育されている熱帯魚だってよく分かってないこととか多そうですし。

そこでウナギの完全養殖では実験室内で成熟させて卵と精子を作らせるところから始めたようで。そして受精…ここら辺は実績あったんですが…生育・そして仔の成熟、と。この辺りが困難だったようであります。かなり前にどっかでどうしても成功しない、というのを見聞きした記憶があるんですが。そこら辺を克服しての「完全養殖」と…。
とは言っても来年辺りから即座に安いウナギが出回るとかそういうことにまでは、まだならないんではないか、と。ただ、これで未来への展望が少しだけですが開けたような気がします。動きとしてはどうなんだか分かりませんが、例えばウナギ類の徹底保護論が国際的に高まってくるとか。シラスウナギを国内だけで賄わなければならなくなったり、とか…そういう事態になっても、なんとかなるんではないか…と、そう思えるようになってきたように思えるのです。

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03/19/2010

とりあえず危機回避

というところでしょうか。
大西洋クロマグロ輸出規制、反対多数で否決(iza!)。クロマグロの輸出入に関係している国が他にもいくつもあった、というところではないかと思われますが。考えてみりゃ日本は基本「買う」だけなんですが、輸出規制がかかると一番困るのは「売ってる」側なのかなあ…と。そういうところを日本を含む数カ国でまとめていった成果なのかも知れません。
…まあ、結局メンツが潰れてしまった形になってしまったアメリカとか、環境保護の観点からという名目で過激な行動するちょっとオカシイ人たちが今後どうするのか…というのはまだ分からんわけですが。それでもちょっと事情が変わってきたんではないか…と思うのはまだ時期尚早ですか。

実際、クロマグロは減っているんだ…というデータもある、という話なんですが他方では結構いい加減な調査だ…みたいな噂もあって。しかし海産物の減少というのは世界有数の魚喰い国家である日本ではそれなりに知れ渡っているんではないかと。特定の種の漁獲高が上下するのは地球環境とは関係なく普通にあることなんですが…それにしても、というのが現状ではあります。
では減ったらどうすればいいのか。獲らなければいい…。
ということで例えば各国に漁獲枠を設けてそれ以上は獲らない、とか。日本各地でも名産となってる魚では漁協の方で自主的に禁漁期を設けて実際に増えた…というケースもよくあるんだそうであります。
ただ。それを大西洋や地中海丸ごとでやるってのはどうなんだろう…と個人的にも思ってしまいますが。さらにクロマグロは現在に至るまで多くの人が口に運んでいる「食材」なわけで、「食材」ならば必ずどこかに「取り引き」の現場があり…それは国の経済にも関連してくることになります。

そういう諸々の「事情」があるクロマグロを簡単に輸出禁止にできるか、というと。
それはなかなかに難しいんじゃないのかなあ、と。人は理想だけでは生きていけませんし、現実だけでは味気ないわけで。その辺のバランスを取るのは非常に困難であります。種の保護という理想だけでこれだけ反対が出て。でも現実だけ突き進んで行ったらクロマグロ絶滅の可能性も高くなるわけで。
…今後、日本から漁獲枠制限とかそういう発案をしてもいいんでは…と思うんですが、そういうとこまではやらないのかなあ、どうなんでしょう…?

ところで。
ワシントン条約(CITES)(経済産業省)
ワシントン条約付属書(動物界)(経済産業省:PDF)
これ↑の左側「付属書 I 」に載っているのがパンダとかシーラカンスなどの基本的に国家間取り引き禁止の動物なんですが。…「個体」ではなく「標本」という見方がなんかそれらしいなあ、と思いましたが…クロマグロなどの硬骨魚類って少ないんだな…と。いや、魚類自体も少ないような。やはり調査がまだまだ行き届いてないとかそういう面が大きいんでしょうかね。

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03/18/2010

二つほど 3/18

懸案を二つほど。

一つ目。アナログ画面の比率、デジタルと同等に(Yahoo!:時事)…こう書くとなんかテレビのアナログ放送がグレードアップしたように見えますが。
…実際は縦3横4しか対応できないテレビに無理やり?縦9横16を受信させる、ということになります。ということは、つまり、アナログ受信だと上下に「黒い部分」ができてしまうことになります。一説には上には「アナログ」の文字で、下には「ご覧のアナログ放送は2011年~」というテロップが流れるそうな。…ああ、なんか囲い込みって言うんでしょうかね、現行でも6割から7割程度デジタル化してるんだからそんなに焦る必要ないと思うんですが…正直、うざったいなあ、と。
自分はアナログで観てるんですが。来年になったくらいに買い替えを考えようかい…と思ってたんですがこういうことになるんなら安いチューナーでも探そうかと思ってます。いや、ホント結構順調だと思うんですがねえ…地デジ化。気持ちは分からんでもないですが必死すぎるのも考え物かと。

二つ目。ドーハで開催されているワシントン条約の会議・EUがクロマグロの禁輸規制来年5月に延期要求(Yahoo!:時事)…これも「延期? その方がいいじゃん」とか思われそうですが。延期されても結局取り引き禁止する、ということならあんまり意味がなさそうであります。明確に取り引きそのものは禁止しない、という方向でまとめないと意味がないんではないか、と。
ただ…前にもちょろっと書きましたけどEU内なら取り引きOKらしいのが、なんか。日本の場合ですとどうしても輸入しないと間に合わないのですけれど、EU内なら地中海でも大西洋でも獲れた分を流通できるわけで。まあ、消費量の問題もあって世界最大級のマグロ消費国としては輸入は常に念頭に置かないといけないわけであります。
…今現在まだ会議は続いているみたいで。どういう結末になるのか…やはり不安ではあります。いや、クロマグロみたいな高級品は食ったことないんですが。

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03/13/2010

牛乳は飲む

インド。乳牛→肉牛への「転売」が横行、将来の牛乳不足も?(Yahoo!:産経) …とは言っても乳の出なくなった牛を肉牛として売ることは別に不正でもなんでもないようなんですが。ただ、まだ乳の出る牛を「転売」することが増えている、と。なぜかと言えばその方が儲かるから、と。
インドは宗教上の理由から牛を食べない、と聞いていたのでなんで「肉牛」が存在してるのかな…と思ったら輸出用のようで。インド全体の29州のうち10州は牛の解体を禁止していません。逆に言えば全体の3分の2ほどの州では牛の解体は禁止されていて行なわれていない、ということになります。

しかしその禁止がほとんどの場合無視されて肉として牛が輸出されている、というのが現実なようであります。
インドで多くの人が信仰しているヒンドゥー教では牛は神聖な動物となっているので食べない、というのは有名な話ではあります。市場で野菜なんかを売っていても「野良牛」に食べられてしまうとか、あるいは店の中にも入ってきて食べ散らかされたりしても…相手が相手なのでそっと出て行くように仕向けるだけ…とかそういう話を聞いたことがあります。
一説には牛はヒンドゥー教での最上位シヴァ神(ビシュヌ神という説もあり)の乗り物だから、あるいはその化身だから(シヴァ神やビシュヌ神は多くの姿が伝えられています)大変に神聖な生き物なのだそうで。イスラム教の豚を食べない、というのとはまた違った方向性になっています。

その一方でインドというのは世界有数の牛乳消費国でもあります。2007年度からは世界トップの生産量を誇ります。が…効率はあまり良くないんだそうで。昨今は飼料も高騰してきてるんだそうであります。
しかし最近はまた色々な産業や経済の発展が目ざましいのもインドであります。…そこで輸出産業の発達を願うため「輸出奨励策」がとられてるんですが。…乳牛育ててもあまり実入りが良くない。じゃあ、その牛を輸出用の肉として売り払ってしまえ…! という流れが起きている…。

…牛乳てのはインドではかなり重要な産物だと思われるのですが…そういった方面の保護、というのはやらないのでしょうか…。よその国のことなんですけど、なんか気になった次第ではあります。日本も高度経済成長期に色々失くしてきてますし。

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03/11/2010

二つほど 3/11

生き物と言うか何と言うか二つほど。

一つ目。クロマグロ、アメリカに続きEUも禁輸出支持(Yahoo!:毎日)。…基本的に大西洋・地中海で獲れるクロマグロが対象となります。もちろん天然物だけではなく「畜養」と呼ばれる幼魚を獲ってきて育てたマグロも、国際取り引き禁止となる可能性があります。つまりは世界で一番クロマグロ食ってる日本の輸入量が大幅に減る恐れがある、ということになります。
実際、数が減ってないわけではないので保護することにはどこも文句を言わない(それでも補償問題なんか出てるみたいですが)のでしょうけど。ただ、国際的に取り引き禁止かそれとも捕獲量制限か、でもめていたりするわけで。基本取り引きしなければ漁獲量も減るから数も増えるだろう、いや獲る量を制限すれば済むことではないか…と。
…それなりに高価なモノですし、経済や流通の面に影響が出そうなお話ではありますが。いくつか気になることもあったりして…EU内なら「国際取引」にならないから国際規制されても特に問題ない、てのはなあ、とか。日本も近海で獲る分には問題ないんですし、太平洋では今のところ規制はないんですが。うがった見方すると地元に回したいだけなんじゃねえの? とか…。
まあ、締結国には「留保」という権利があって、もし「取り引き禁止」となってもこの権利を使うことでこの件に関しては「非締結国」扱いになるんだそうで。日本は「留保」する予定なんだそうですが…問題先送りみたいなもんですし。今後さらに規制方向へ加速されることが予想されますし…根本的な解決にはならないのかなあ、と。

二つ目。順化ケージ内のトキ9羽死亡・テンのしわざか(Yahoo!:毎日)。…なんとも痛ましい話ではあります。この秋の放鳥に向けて順化ケージで訓練中だったトキ8羽が殺され、重傷だった1羽も死亡…監視カメラには小型の動物が映っていてテンではないか、と。
さらにこのテン、まだ順化ケージ内にいる可能性が高い…と。
大きさからするとそんなに大きな動物ではないですテンてのは。むしろ細長い体になってます。そのためちょっとしたすき間から中に入ってしまいます。…これはこういうイタチの類ではよく聞かれるのですが…ニワトリ小屋の金網がちょっと破れて(ニワトリも出入りできないくらい)そこから侵入、ほとんどが噛み殺されてしまう、というもので昔はニワトリ小屋のある家も多く、そういう被害もあったとのことであります。
それと。肉食動物は食べるためだけに獲物を狩るわけではありません。テンの大きさはトキ1羽とそんなに変わらない程度なんですが、9羽も殺す、というのは明らかに食べるためではなく殺すために殺しているように思えます。そういう残忍?な面があるのもまた野生の動物ではあるのですが。
…順化が終わって野に放たれた個体なら逃げることもできたのかな…とやはり残念であります。

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03/06/2010

しかし事情による

日本政策金融金庫のアンケートによると、曲がったキュウリなど見栄えの良くない規格外の果物や野菜の購入に大半の人たちが肯定的(iza!)なんだそうであります。
今年1月に20~60代の男女2000人にインターネットで実施したアンケートの結果で…こういった規格外品を購入したことがある人は60.0%で、購入したことのない人でも65.5%が今後購入してみたいんだそうですが。そして購入した理由は、複数回答で「品質の割に価格が安い」(64.8%)「規格品と味が変わらない」(55.5%)「見た目にこだわらない」(37.3%)などになるんだそうですが…さらに23.9%が規格撤廃を、43.1%が大幅な緩和を求めたい、という結果になったんだそうですが…。
みなさん、別に質さえ安定していればカタチや大きさはそれほど気にしない、という結果で、これはこれで納得できるもんがあるんですが…。

いや、なんかちょっと気になったのは「なぜ規格があるのか」ということなんであります。
規格とは当たり前ですが見た目重視なわけです。ごくごく小さなキズがあったり若干の長短で「規格外」とされて即廃棄という現場も少なくないとか。そりゃあ、もったいないだろう、モノとしての違いはないんだからそういう「規格外品」も店頭に並べればいいじゃないか…と、そういう流れになってきてます。
が…「規格」には別の意味もあります。作業の単純化もその目的の一つ。例えば箱に詰める際、似たような大きさだと作業を簡略化して時間も手間も省きやすくなります。あるいは重さも一定の範囲内なら外食産業なんかの場合、食品の品質を均一化させやすくなり…同じ名前なのに店によって味が違う、とかそういう弊害も少なくできます。そして大きいのはコストの削減へと直結することができることでしょうか…。
…もちろん選別などの作業だけではなく輸送の手間も。そういった物流関係では「規格」でしっかり管理しておかないとうまく回らなくなるんではないか…と。規格を撤廃するということはこれまで気にする必要のなかった手間が大きくのしかかってくることになります。すると、価格や品質にまで影響が出る可能性だってあるんじゃないんだろうか…?

もちろんそういう事情も汲み上げて行って、最終的にはうまく回るようにしていければいいのですけれど。しかし物流システムとして出来上がってるもんをそう簡単に変えていけるだろうか、と。まあ…何よりそういうのは全国的な展開をしているケースの話なわけで。近所の農家の方が直売所なんかで売る場合は、かえってそういう「規格外品」を安く売ったりするのは悪いことではないんではないか、とも思います。
…実は↑の調査結果でどうにも引っかかったのはもう一点あったりします。…みんな、安いから規格外品買ってるんじゃないの…? と。ただ盲目的に安けりゃいい、というわけではないのでしょうけど、やや高めの規格品とカタチは悪いけどちょっと安いのが並んでたら…よほどの高級志向?の人でもない限り安い方を買ってくと思うのですが。

事情によっては規格外品の方が高くなる可能性もあるんですが(システム上余計な手間がかかってしまうとか)…仮にちょっと高めの曲がったキュウリが規格品と一緒に並んでいたとして…果たして曲がったキュウリを買う人がいるんだろうか、とちょっとイジワルなことも考えてしまいます。
自分も別にそういうのは気にしない方なんですが。安けりゃいいや、と思ってるんですが。…近所に安売りでちょっと名の知れたスーパーがあるんですが。そこではペットボトルのお茶も安く売ってるんですが。…皆さん、見事に避けていきますちょっとへこんだり潰れたりしてるペットボトル。値段は同じで品質は変わりようもなく。もちろん中身が漏れてるわけではありません。…例えば最後の一本がそれだったら誰かが買っていくのかも知れませんが…よく売れ残ってます。

まあ、これはちょいと特殊な例ですし、個人的かつ主観的な例でもありますし、↑のように規格外の作物とはまた事情も違いますから単純に比較はできませんけども。…そこまでキレイ?なもんではないんじゃないのかなあ…とかアマノジャクに思ってしまった次第ではあります。

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02/14/2010

心配です

容器改良で汚れない「納豆革命」(iza!)…うーん、個人的にはなんか逆に食べづらいんですが。でもやっぱりこういうのの方がいいんでしょうか、それとも自分の食い方がどっかおかしいんでしょうか…?

どうも↑読む限りでは食べ方の前提として「納豆とタレをからめてから食べる」というのがあるようで。さらに「納豆の上のフィルムがうざい」「液体のタレでは袋が破れると中身が飛び散る」という意見が反映されてるようで。
…うーむ、どうもこの辺がなあ…自分の場合、相容れないと言うか別に問題にならんなあ、と言うか。
まず「納豆とタレを絡める」というのを自分はやらんかったりします。「納豆かき混ぜ用」の浅くてやや広いコーヒーカップのような容器があって、これで納豆「だけ」を混ぜます。で、どんぶりにご飯(刻みネギを敷いておいてその上にご飯)、そのご飯をちょっとくぼませてそこへ生卵、そして納豆を上からぶっかける…さらにからし・タレを上から乗せて醤油も追加、最後に海苔をぱらぱらと。最終的に食べる前に全部かき混ぜる、という食い方してます。

…こういうのは好みの問題なんでどれがいい悪いではないんですが。ネギを先に敷くのも小ネギではなく普通の太いネギ(こっちの方が持ちが長いし汎用性が高い)を細かく刻むからで、ご飯の熱でツンとくる感じがちょっと柔らかくなる、ような気がする…とかそんなもんですし。人によってはあのツン、が好きなわけでそういう人は最後にどさっと入れたいでしょうし。まあ、ホント好き好きなんですが。

納豆は2パック使用。つまり量が多いわけで。ご飯もどんぶり一杯分ですし。朝食に納豆を1パック…という食い方ではなく夕食にがっつり食うような形ではあります。だから普段なら味噌汁を一杯付けるのですが、納豆の時は豚汁か具沢山で量の多い味噌汁を別に作っておいたりします。

…それでは何が「食べづらい」のか、と言いますと。あのゼリー状のタレがなあ、と。後乗せでかき混ぜる自分の場合、相当にしっかり混ぜないと混ざりきらなかったりするわけです。液体なら上からかけてささっと混ぜるだけでいいのに。それに袋が破けて中身が…って。そんなん思い切り上下に引き裂かなきゃいいだけの話なんでは? と。ちょっとだけ裂いてそこからちうーーーっと中身しぼり出すとかそういうやり方もあるでしょうに。フィルムがべとつく? ンなもん納豆の付いてない、上からつまめば手につくこともないんでは…?
それに納豆てのは水や水分に弱い、と言うかあの粘りは水と非常に相性が良いように思われます。手に付いたら洗えばいい、なんかそんなに問題になることなんだろうか…とやや不思議に思ってしまったりするわけです、自分。

まあ、食い方は人それぞれ、十人いたら十通りありそうなんですが。その中には↑の納豆パックの方がいい、てな人ももちろんいるのでしょうえけど。
…自分はどうもなあ、別に今までので問題ねえよなあ、とか強く思ってしまうわけです。↑のパックが好評らしいので他社もそれに追随…とかそんなことにならなきゃいいのだが、と本気で心配してたりします。

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02/11/2010

酔っ払わないコウモリ

南米に生息するコウモリは、酒に酔っていてもちゃんと飛ぶ(Yahoo!:ナショナルジオグラフィック)…果実食のコウモリなんだと思われますが。飛んでる虫なんかを捕えてるのとはまたちょっと違うんではないか、とか。日本にもそういう果物だけ食べるコウモリがいたはずなんですが…それもやはり南の方に住んでて、しかもかなり大きかったような。

人間は酒を自分で造りますが、その起源はやはり何らかの事情で発酵した果物ではないか…とされています。例えばぶつけたとか傷がついたとか。そこで微生物によってアルコールを生成する反応が起きれば「酒」となります。そういったものを経験的に求めていった結果、人間は自分で酒を造れるようになったのではないか…。
一方で動物はそんなことできません(猿が木のウロなんかに果物をため込んでいてそれが酒になった…という「猿酒」という伝承がありますが、ニホンザルには果物ため込む習性がないんだそうで…)ので自然とそういう風になってしまった果物を偶然食べることになります。…いや、一度味を覚えたら意識的に探したりする、ようになるのかも知れませんが。

でも偶然でも何でもアルコールてのは脳の機能を低下させるのは変わらんわけで。果物食のコウモリはそういう「自然下での酒」を飲んで(この場合は食べて?)も大丈夫か、という疑問だったようなんですが。結果としては南米産の連中は特に問題ない、という結果になったようであります。やっぱりそういう個体が選択を重ねて生き残ってきたのか、それとも実はまだまだ別の要素があるのか。そういうところも気になるところではあります。
なお。↑で血中アルコール濃度0.3%ほども~というくだりがありますが。人間とコウモリを直接比べるわけにはいきませんが、人間で0.3%あったらほぼ泥酔状態なんだそうであります(いや、泥酔通り越してるかも…)。さらに法的に飲酒運転とされる値は、あっちだと0.08%以上ということになってます。が、日本だと0.03%(呼気1リットルあたり0.15mg以上)になってしまうんだそうであります…。

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02/08/2010

二つほど 2/8

破談やゴルフで二つほど。

一つ目。キリンとサントリーの統合交渉、決裂へ(Yahoo!:産経)。ちょっと前から話題になってた「縁談」だったんですが…双方の溝が埋まらず破談、ということになってしまったようであります。
実現していれば世界5位の巨大食品会社となる、と言われてたのですが…。
個人的にはどうなんだろうな、とは思いますけども。ビールや飲み物のイメージが強い両社ですが実際は他にも色々やっていて、今回の「破談」の原因の一つには医薬品会社の売却も関連しているとのことで。そっちからも「不和」になった…と。
まあ、変にいじくるよりはライバル会社のままでいた方が良かったのかな…とかそんなことも思ってしまったりもします。

二つ目。魚のエサになるゴルフボールを開発(Yahoo!:CNN)…環境うんぬんもたしかにありますけど、ゴルフボールとしての性能はどうなんだろう、とか思ってしまいましたが。
Albus Golf(英語・スペイン語)
…↑の画像見る限りでは…なんか飛びそうにないなあ(失礼)とか…色が色なんで、どうしてもゴムみたいな柔らかそうな印象を受けてしまうのですが、実物はそうでもないんじゃないかと思われます。
池ポチャではなく海の上で、大型客船での使用を考えたゴルフボールとのことで。
たしかにああいう船では娯楽の一つとしてのゴルフはアリなのでしょうけど、まさか打ちっ放しのあんなデカイ網やらフェンスやらを船に持ち込むわけにもいかないでしょうし。シミュレータのような実物を打たないゴルフというのもなんだか味気ないでしょうし。48時間くらいで完全に分解しちまって後は魚のエサになる、というのならたしかに環境への配慮になるんではないか、と。
ただ…コレ、富栄養化とかそっち方面は大丈夫なんだろうか、と。湾内とかそういう狭い場所ではなく大海原の真っ只中でプレイするのでしょうから、それほど気を使わなくてもいいのいかも知れませんが…エサを大量にばらまくことによるプランクトンの発生過多とか、その辺がちょっと気になったりしたんですが…。

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02/07/2010

二つほど 2/7

くすりやまぐろで二つほど。

一つ目。表記がバラバラな「処方せん」標準化へ(Yahoo!:毎日)。…いや、普段はそんなに病院行かないもんで。処方せんがどんな表記になってるか…なんてのは全然意識してなかったんですが。
昔、ガキの頃に風邪か何かで病院に行くと…その病院で薬を処方してもらってた記憶しかなかったりします。つまり、処方せんというのは言葉で知っていても現物は見たことがない状態。薬局の入り口に「処方せん受付」とかあっても「へー」と思うくらいでした。これは後に関西方面へ引っ越した時も似たような状況で。…まあ、それほど病院の世話にはなってなかった、というのも大きいのですが。
それが関東に出戻って来た辺りで一変。病院で処方せんを受け取る→近所の薬局で薬を売ってもらう、というシステムに初めて触れることになりました。…でも割と大きな病院で、そのすぐ近くに薬局がありますし行ってみたらさっき待合室にいた患者さんがちらほらといたりして。別に病院内に「薬局スペース」設けても問題ないんじゃねえの? とかそんなことまで思ってしまいましたが…。
そんな状態なので自分はあんまし感じてなかったんですが…人によっては相当にヤバいことになりかねないこと(事情があって初見の薬局に処方せん持ってった場合、とか)ではあります。きちんとした対応を望みたいところなんですが。

二つ目。ワシントン条約の事務局が、ドーハで3月に開かれる締結国会議でモナコ提案の「大西洋・地中海産クロマグロ国際取引停止案」を採択するよう求める(Yahoo!:時事)。これで「クロマグロ」が食えなくなる…いや、庶民の手に届かないところに行ってしまう可能性が高くなりました…。
それでもクロマグロなんだよな、という考え方もあります。スーパーなんかで安く売ってるのはほとんどはクロマグロではなくメバチマグロなどの他のマグロになります。…実際、近海物ではなく地中海で畜養されたクロマグロだってあんなに安くはなりますまい。近畿大が完全養殖に成功して卸してはいますけど、まだまだ全然量が足りてないのでやはりまだまだ高価なものではあります。
んじゃあ、規制のない他のマグロ食っとけば…というのもなんだか甘い考えかも知れません。どっかで聞いたところによると中国でのマグロ消費が相当に伸びているそうで。さらに世界的にヘルシーとされるマグロの需要は少しずつ伸びている、なんて話もあったりして。
クロマグロがダメなら別のマグロを…となって結局どれもこれも高くなっちゃった、とかそういうことになるかも知れません。…まあ、それならそれでまた別の魚を…とかそういうことになるのかも知れませんけど。結構したたかですし、みんな。

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01/13/2010

二つほど 1/13

「メン」関係で二つほど。

一つ目。長崎ちゃんぽんの「リンガーハット」がタイに出店(iza!)…現地タイはバンコクで地元食品会社と合弁会社を設立、4月上旬にも1号店を出店予定…とのこと。どうなるんでしょうねえ…なんでも前に一回失敗してるそうなんですが。
水が合うと言いますか相性と言いますか。くいもんでもやはりそういうのはあるように思います。「これが本場の味だ!」と言われても口に合わなかったり。逆に日本でよく食ってた○○だけど、本場行って食べたら全然違うものでそっちの方がはるかに美味かった…とか(でもその○○を日本に取り寄せてみたらそんなでもなかった…てな話もよくありますが)。
個人で出店、というのならかなり小回りきくと思いますんで現地の味に合わせて様子見ながら改変、ということもできそうですがチェーン店となると。さて?
それでもこういう風にどんどん日本の味が海外へ行くのなんだか嬉しいもんがあるんですが…そう言えば近所に「リンガーハット」あったっけか。ああ、でも一度も食べに行ってないなあ…長崎ちゃんぽんそのものは昔よく食べてたんですが。

二つ目。「チキンラーメン」35円、「カップヌードル」100円、限定で販売(Yahoo!:読売)、創業者生誕100周年記念、ということだそうであります。各1000万食。「35円」「100円」てのは発売当時の値段なんだそうで…今はチキンラーメンは「100円」でカップヌードルは「170円」が相場であります。
…なんだか比べてみてもそんなに値段設定自体は変わってないのかな、という気もしますが。気軽に買える値段という点ではそんなに変わっていないような。まあ、最近は即席めんやカップめんには色んな種類があって、結構お高く感じるもんもあったりしますけども。
世界に誇る日本の発明でもあります。やはり創業者・安藤百福氏からの苦労と努力があったんだろうなあ、と思わせてしまいます…ああ、でもやっぱりこっちも最近食ってないんですチキンラーメンもカップヌードルも…。

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01/03/2010

二つほど 1/3

色々と二つほど。

一つ目。埼玉県が「3人乗り自転車」に3万円の補助金を(Yahoo!:毎日)…補助金、という制度は都道府県で初なんだそうであります。
道路交通法が改正されて(いや、それ以前からも厳密には違反だったんですが)母親など一人がサドルで運転・後ろに一人・ハンドル付近に座席を設けてもう一人…という「3人乗り自転車」が違反となりました。それまでは結構普通に売られていたんですが…きっちり「違反」ということになると困る人たちが出てくるのも事実。
そこで「条件付き」で3人乗り自転車を販売してもよい、ということになりました。が…この基準、実は結構シビアでして(そうでもしないと安全性が確保できないのも事実なんですが)それなりの「装備」が必要になります。というわけで3人乗り自転車は普通の自転車に比べると非常に高価なものになってしまいました。
…そこで各自治体も例えばレンタルにするとかそういう手段をとってきたのですが。考えてみりゃ一生乗るわけでなし。子供が大きくなってしまえばかえってジャマになりますし。そういうのもアリかな、と。その一手段としての補助金…場合や事情によって違いますからこうだ、とは言い切れませんが…レンタルと購入。どっちがいいんでしょうね…?

二つ目。「鍋」の復権キーワードは…(iza!)「生活防衛」と「家族回帰」なんだそうであります。たしかに景気が良くないんで「巣ごもり」とか言われて久しいですが。お金がないんで家で食べる→自然と家族みんなが集まってくるんで鍋になる…とかそんなところでしょうか。
…まあ、全部の家庭でそうなっているわけではないでしょうし。
流れ的には個人的にはこういうのは一過性っぽいなあ、と思っておるのですが。家族への回帰、ったってこれからいきなり大家族化が全国で進行していく、というわけではありますまいし。何かで、ひょい、と今度は家族分断化?的なことが起きればさっさとそっちへ流れて行ってしまいそうな。
昔々の数世代同居の家庭、てのはそれなりの「広さ」がないとできないわけで。人口の最も集中してる東京とか大阪とか、そういうとこでの生活が増えていけば核家族化していくのは当然だったんじゃないのかな…とか。
それでも自分の場合金銭的な理由もあって「巣ごもり」…いや、独り身なんですけどね。だから、まあ、「家族」と言われてもなあ…とアマノジャクに考えてしまうわけです、はい。

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12/30/2009

年越しそばではなく

「年明けうどん」各社から続々登場(Yahoo!:オリコン)…読んで字の如く「年越し」にそば食って「年明け」にはうどんを食おう…というさぬきうどんで有名な香川県の「さぬきうどん振興協議会」が提唱している取り組みであります。
それに便乗、というか何と言うか。カップめんやうどん製品各社で「年明けうどん」を定着せさよう…という動きがあるということであります。

年越しそばだって江戸期に入ってからの話なわけで。それ以前は別に年越しの時にそば食う必要なんてなかったわけです。だから来年からでも「年明けうどん」の定着を…というところでしょうか。
こういうのは「恵方巻き」なんかに似てるなあ、とか思ったりしますが。
アレも元々は関西方面の風習で、関東にはあんまりなじみがなかったんですが…数年前にコンビニで「恵方巻き」を「丸かぶり寿司」や「恵方ロール」なんかにして売り出したところ、結構買っていく人もいて、なんとなーく関東でも定着しつつあるような?状態になってます(関西方面の経験者?が相当数関東にも潜在的に存在している影響がある、とかそんなとこかも?)。今後次第ではありますが…例えばなんかで一斉に今回は販売自粛、とかそういう事態になったら逆に廃れるかも知れませんが…このまま年を追うごとに定着度合いは増していく…のかも知れません。

こういうのは何がきっかけになるか分かりませんから、「年明けうどん」も定着していく可能性だって十分にあるわけです。選択肢が増える、という見方をしてみればこういうのもアリなのかも知れません。
ところでこの「年明けうどん」、ちょいとした決まりごとがあって「必ず紅白にする」つまりめんの「白」と何か赤いモノを一緒に供するんだそうで。例えばかまぼことか梅干しとか…。

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12/16/2009

二つほど 12/16

ほいほいと二つほど。

一つ目。タラの良漁場巡り岩手・青森が協議(Yahoo!:読売)。この時期特に鍋で需要の伸びるタラですが。もちろん輸入もしているのですが(最近は規制が入ったりしてますけども)国内でもやはり冬に旬となる魚でもあります。
その漁場は日本では北の方になります。いや、世界的にも北の冷たい海の奥底なんですが。
で、近海の良漁場の一つに岩手と青森の県境沖、というちょっとややこしい場所があって、両県の漁業関係者が協議していた…という話ではあります。たかが漁場で、とか海は広いんだし、とか思うかも知れませんが。漁業関係者、特にタラ漁師にとっては今が一番の稼ぎ時なわけで。ここで稼がないといけない時に「ここは管轄が違うからよそ行っとくれ」と言われて、はいそうですかと引き下がるわけにもいきますまい…。
…実はかなり前から両県が引きずっている深い問題なんだそうで。なかなか簡単にほいほいと解決…というわけにはいかないようであります。

二つ目。2009年CMランキング発表・三年連続1位は「白戸家」(Yahoo!:産経)…言うまでもなくソフトバンクのCMで「犬のお父さん」が出てくるアレであります。…最初の頃はなんか「家族」という感じでもなく普通?にシュールだったんですが(あなたと私は家族になるのよ、とか)。それでもついつい見てしまうしまうCMではありますが。さらにソフトバンクはSMAP全員が出てくるCMも展開中だったりします。
ランキングは上位3社が携帯会社、ということで最もCMに金かけてる分野なんではないかな、とか思ったりして。他にもあるんですけどほぼ3社のみで競合、しかも市場が国内では非常に広い(ただし海外ではほとんどナシ)。そして国民の必需品にまで成長してしまった携帯ですから、広告への気合の入れ方も他と違うのかも知れません。
まあ、個人的にはダイハツの「カクカクシカジカ」なんてのが好きだったりするんですが…お金かけなくても「良いCM」というのは作れるんでは、とは思いますけどそれには最良のセンスやら技能やらが必要になってくるわけで。そう簡単にほいほい出てくるもんじゃない、というものだったりします。

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12/15/2009

二つほど 12/15

ごたごたしてますが二つほど。

一つ目。アワビの「水槽養殖」成功、出荷も(Yahoo!:読売)。アワビ、と言えば素もぐりでの漁が有名ですが。あれは全部が全部天然物、というわけではなく一種の養殖物も増えてきています。
養殖物、とは言っても。人工的に採卵・受精・生育させた稚貝を放しているわけで。出自?は養殖もん、でも育った環境は天然なので厳密に養殖物だあ、というわけでもないですし…厳密に天然物か、と言われれば…まあ、別にどっちでもいいような気はします。生育条件が一緒なので質や味に違いがあるわけではないですし。
…稚貝を放流、と言っても海面で稚貝の入ったカゴ引っくり返してハイおしまい、ではないんだそうで。稚貝と言ってもほとんどアワビに近い形をしているので、海面から海の中へ落下していくとカラが下になって、海底でよいしょ、と起き上がる必要が出てきます。…てことは魚なんかにすぐ食べられてしまうことになります。で、理想としては潜水して一つずつ岩場に定着させていくんだそうであります(稚貝の入ったカゴごと海に沈めて後でカゴだけ回収、という手もあるんだそうですが)。
そのアワビの養殖を水槽内で…というのが↑記事であります。たしかにこれだと規制も何もないですし。何より安定供給ができます。…ただ、技術的にはまだまだ難しいとこもあるんではないか…と。販売価格は天然物と変わらないって話ですし。

二つ目。柔道、タックル技一回でも反則負けに(Yahoo!:毎日)。…そりゃロシアは困るわな、と。
「タックル技」というのはレスリングやラグビーなどに見られる「タックル=体の下半分に抱きついて相手の動きを封じる」攻撃方法の一種で…柔道だと↑記事中にもありますが「肩車」「すくい投げ」「朽ち木倒し」「もろ手刈り」などがそれに当たります。
奇襲技としては非常に有効なんですが。
日本の柔道は基本、組むことを考えますが、よその国になるとまた違った考え方をする場合もあります。…ロシアには「サンボ」という格闘技があって、これが関節技の豊富な柔道のようなものであります。関節技は立ってやるよりも相手転ばしてからの方が有利なのでロシアの選手はタックル技が多い、という説もあるんですが。
その辺はやり方次第なんでは、と思いますが。日本人選手にだってタックル技得意な人はいるでしょうに。柔道の技として確立している以上、いきなりそれ使ったら反則負けね、てのはなんか可能性の収縮みたいで逆に面白くなくなるんではないか…とか。そりゃ、今だって反則技てのはあるにはあるんですが。
「柔術」から「柔道」になった頃、手による突きや足による蹴りは反則となりました。それはそれで皆に受け入れてもらうきっかけにはなたっと思うのですが(実際は高い敷居を取っ払った現行のシステム導入が大きそうですが)…組んで投げる、投げてから関節もしくは絞め、という流れだけになっちまうと…いや、そんなにカンタンなものではないですが…なんか魅力も減ってしまうんではないか、と。まあ、ボクシングみたいに限定に限定を重ねて今もなお人気の高い格闘技てのもあるにはあるんですけど。

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12/13/2009

二つほど 12/13

くいもんのことで二つほど。

一つ目。「おせち」にもデフレの波…少量高品質へ(Yahoo!:産経)。まあ、デフレと言いますか値段の低いものが好まれる傾向にある、と言いますか。正月くらいはうまいもん食って…とは言っても天井知らずに高価なものが買えるわけじゃないですし。その「天井」が少しずつ下がってきている、ということなのかも知れません。
ただ…個人的なとこですと。おせちを「買ってくる」というのはなんか感覚的に受け入れにくかったりして。
世情的な変化というのはどうしてもありますんで…今は年末年始は必ずみんな休み、という時代でもありませんし。そうなるとわざわざ時間かけて(実際おせち作るのには結構時間かかります)そういうもん作ってるわけにもいかず。それに高級感も味わえるからデパートで買ってこようか…となるのは、まあ、アタマでは理解できるのですが、なんだかなあ、こういうのは自分の家で作ってこそなんじゃないのかな、というなんか割り切れない思いもあったりするわけで。
…こういうのはたしかに時代の流れですんで、もしかしたらあと数十年もしたらまた違ったお正月風景てのが広がってるのかも知れませんが。さて。

二つ目。サンマ水揚げ日本一は銚子港に(Yahoo!:毎日)…なんでも根室の花咲港が11年連続トップだったらしいのですが。今年は天候のせいもあってサンマの南下が早く銚子の方に軍配が上がった…とのことであります。
サンマは親潮中心の魚で、まずは北海道沖に現れ、それから三陸福島…と親潮に乗って南下、最終的に銚子沖に辿り着きます(親潮はその後日本から離れてしまいます)。目的は産卵らしく、普通は網でがばっと捕まえるんですが、ゴザとか海草とかを流しておいて上からつかみどりにする…なんて漁もあるとどっかで聞いたような。産卵のためにそういう「場」に寄ってくるのを捕まえるんだそうであります。
秋口から始まるサンマ漁ですが。実は結構長く続いてて11月とか12月とかそういう時期でも水揚げはあるんだそうであります。ただ、後の季節の方が脂のノリはいいわけで、大分秋が深まってから買う…とかそういう人もいたりしますけども。
うーん、今年はあんまし食わなかったなあ…サンマ。いや、それなりに食ってたとは思うのですけれど。相変わらず安かったですし。来年は腰据えて?食うことにしようかなあ・・・。

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11/24/2009

アイルランドでも

日本でも最近は「家飲み」「巣ごもり」など言われてきてますが…。
アイルランドで「宅飲み」増加、伝統のパブは減少(iza!)。これには日本とはまたちょっと違った原因があるようではあります。

例の世界的経済危機による影響、というのも当然あります。
「パブで一杯」というのが伝統的(日本の仕事帰りに飲み屋で一杯、というのも似てはいるんですが)だったのですが…まずは2004年のパブでの禁煙。そして経済危機。実はアイルランドは近年かなりな成長を記録していた国だったそうなんですが、ここんとこはそういう傾向も失速気味なんだそうで。経済的な成長度合いが大きかった1990年代はあちこちにパブもできてたんだそうですが…最近はちょっと、という状態のようであります。
まあ、日本も似たようなものかも知れませんが。

ただ、日本の飲み屋とアイルランドのパブはまたちょっと違った関係にあるのもまた事実で。日本だとサラリーマンが仕事帰りに、というイメージですけどあっちでは色んな立場の人たちが自分の「行きつけ」を持っている…てな話をどっかで利いたような。男性に限った話ではなく女性でも老人でも…と。そうなるとすでに文化になっているような観すらあります。
…もしかしたら日本でも今後「飲食店全面禁煙」が法令化されたら、それがきっかけになって一気に飲み屋さんも潰れていくのかな…とか思ったりして(すでに一部ではそういうことになってきてますけど)。
でも、まあ、どこの国でもそういうことが起きるのはちと、悲しいなあ、と思うのですけど…なんとかならないもんですかね。

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11/19/2009

新酒であります

ボージョレ・ヌーボー解禁…今年は50年に1度の出来の良さ(Yahoo!:毎日)。なんか毎年「出来が良い」「今回のは何々年に一度の~」とやってるような気がしますが。まあ、縁起物と思えばそれはそれでいいのかな、とは思いますが。某グルメ漫画で酷評されたこともありますけど、縁起を担ぐとかそういうワインが好き、という人たちにとっては嬉しいイベントなのではないか、と。
…自分もワイン呑むことは呑むんですが。しっかし…↑ボージョレはちとお高いもんで。1000円未満かそこらがせいぜいの安いのを買ってる身でさすがにそこまで手が出せませんわな…と思っていたら今年は1000円切ってるのもあるんだそうで。ビンではなくペットボトルなんだそうで。まあ、これも某漫画(↑のグルメ漫画とは別モノ)では「ワイングラスや作法にしてもワインの歴史からすればつい最近」とそんな感じのセリフもあったりして。変わっていくのは当然でもあります。

ただ、名前だけでそれを判断しちまうのはどうなんだろうな、とは思いますが…あんだけ数があって値段もそれこそ1000円未満から数十万とか数百万とかあったら、そりゃ、迷うのは当たり前ではあるんですが。「○○だから美味いはず」というのも…一つの選択方法ではありますか。
ワインのもととなる「ブドウ」には適していないのでは…とされていた極寒のカナダでも良質のワインが生産されている(iza!)んだそうで。ブドウの大敵となる「霜」を夜に風車を回すことで回避(日本でもお茶の栽培で同じようなことしてたような)。たしかに霜てのは地表や葉っぱにくっついた水分が寒さで凍ることでできるものですから、適度な風を起こしてやることで上空と地表の温度差がなくなってできにくくなります。…そういうことまでしてワイン造りたいのか、と言うことではなく色々と変えていくことは必要なのではないか、と。
人類最古の酒とも言われるワインですが(聖書にもその記述があります…ちなみに二番目に古いのはビール)、今後も愛され続けるにはやはり色んな努力が必要なんでは…と思ってしまった次第であります。

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11/03/2009

二つほど 11/3

季節柄で二つほど。

一つ目。この秋一番の冷え込み…関東地方では木枯らし1号も観測(Yahoo!:毎日)。ちょっとばかし季節が先行した観があります今日の天気。てことはあとしばらくしたらこういう寒さも当然になってくるのかも知れません。
自分はどっちかと言うと昨日の雨に閉口した方でしたが。
あんまり降らない、というような予報だったんですが土砂降りでしたし。しかも冷たい雨の上に風まで強くなってきて。用事があって出かけなきゃいけなかったんですが…正直に言うと出かけたくないなあ、と。でもそんなことも言ってられないので外へ出ることになって、まあ…結末は推して知るべし、というところでありました。
さらに予報によれば明日くらいからは平年どおりの天候に戻るんだそうで。でもあちこちで聞かれていた「初雪」は平年よりも早い地方ももちろんあったんですけど、北海道は札幌市の初雪は平年よりも5日遅いんだそうで。でも去年よりは3日早い、と…。
こうして季節は進んでいくものなのであります。季節の変わり目ですのでお体には気をつけて。

二つ目。こちらは南半球のお話で…現地では夏になります。ブラジルのコーヒー豆、出来が最悪の可能性(iza!)
ちょっと前にもしかしたらモカが減産になるかも知れない、という話がありましたが。こちらはブラジルのアラビカ種で、ブラジルは世界でも最大のコーヒー産地であります。しかし今年は長雨が続いた、とのことでどうにも出来が良くない可能性がある、と…。すでに輸出量も減ってきている、とのことですし。日本にも何らかの影響が、今後出てくるのかも知れません。世界一ではないですけれど日本も結構コーヒーの消費量は多い方ですし…。

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10/12/2009

二つほど 10/12

「食べる」ことで二つほど。

一つ目。養殖クロマグロの国内生産2倍に(Yahoo!:時事)。「海の黒ダイヤ」のような形容もされているクロマグロですが。こないだヨーロッパの方であった取り引き制限に関する採択では一応の制限回避、ということになりましたが…。世界的に「数」が減っているのはどうにも避けようがないわけで。今後も「マグロ食い」である日本にとってはクロマグロ事情は厳しい風が吹きそうなのが現状だったりします。
そこでクロマグロの国内生産が増えている、と。要するに国内での養殖になるわけですが、↑の欧州での決議は「国家間での輸出入を禁止しよう」というものでした。そのため日本国内で生産できれば問題はない、ということになるわけです。
…が…クロマグロの完全養殖(タマゴから育てて成魚にまたタマゴを産ませる)は全国展開できるほどにはまだ至ってないはずですし。てことは「国内生産」と言ってもどっかから稚魚を入手して育てる「畜養」形式になるんでは、と。…日本の領海内でクロマグロの稚魚ってそんなに大量にとれるもんなんだろうか、と。
さらに。クロマグロてのは実は日本のマグロの主流ではありません。もっと安価な別のマグロが流通しているんですが、こっちの方は大丈夫なのかなあ…とかちょっと心配になってくるのですが。

二つ目。猛毒「カエンタケ」に注意(Yahoo!:毎日)。こちらは「食べてはいけない」キノコであります。関西を中心に広がっているのでは? とされているのがカエンタケであります。棒状で真っ赤なキノコ。見た目が「火炎」のように見えることからこの名がついたのでしょうか。
もともとはそんなに頻繁に目にするキノコではなかったようで。しかし病原菌によってナラが枯れる「ナラ枯れ」の際に、病原菌を運ぶカシノナガキクイムシが胞子も一緒に運んでいるのではないか…という説もあり少しずつその勢力範囲を広げているようではあります。
見た目が見た目なので一般の人はかえって違和感感じて避けそうなのですが…キノコというのは結構いろんな形状してるもんで、見た目が怪しくても実は美味、というケースもままあるもんではあります。非常に強い毒性を持っていますので…キノコ狩りなどでも決して口にしないように、とのことであります…。

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09/19/2009

そもそもは食材

日本に入ってきた当初は「食う」ことが目的だったんですが。ヒトかウシガエルか、という違いはありましたけど。
アメリカザリガニの流通量激減、キロあたり2000円超も(Yahoo!:JIJI)…数が少なくなれば値は上がるわけで。国産毛ガニとほぼ同程度、となると正に高嶺の花であります。
アメリカザリガニ(Wikipedia)

「あんなに簡単に手に入るアメリカザリガニがなあ…」
と思うかも知れませんが、実際のところ…身近で採集できそうな場所、と言うと…用水路とか田んぼとかがあればベターなのですけど。自分が今住んでるところだと畑はあっても田んぼはないですし、それっぽい用水路もなかったりします。川はあるんですけどちょっと大きいかな、と(いることはいそうなんですけど採集するならもっと小さめの川の方がよさそうな)。
多分一番カンタンなのがどっかの釣具屋行ってエサ用の買ってくることなんじゃないのかな…と。クロダイ釣りには小型のを使うんだそうで。水槽にいっぱい置いてあったのを過去に見た記憶があります。

一種の地域差があるんではないかな…とは思いますが。築地ですから関東圏内からの搬入となるわけで。冷凍モノではなく少なくとも今朝までは生きてる状態、となるとそう遠くからは運べますまい。そういう地域でなら↑記事にあるように田んぼの整備だとかそういう事情で数が減ってる、というのもなんだか納得できるような。
でももっと北や西へ行ってみればそれほどでもないんでは…とか。大規模に田んぼ作ってるところでは駆除もやってるでしょうけど生息域もそれなりにあるような気もします。そういうところから運ぶことができるようになれば、そんなに「高嶺の花」でもなくなるんじゃないのか…と。

そもそもは食材、それもこちらも食用のウシガエル用のエサでした。あるいはヒトも食べる用で…戦後のモノの少ない時期に栄養源の一つとするために北米から輸入されてきました。しかしそれが逃げ出し…田んぼで畦に穴を開けたりイネにも悪さするため悪者となり…さらに泥の中に住んでいるので食材としては敬遠されるように。従って今現在日本でアメリカザリガニを食う、となると元々ザリガニ(エクルビス)を食材としていたフランス料理などで見られる程度になってます。他にもそもそもの現地・アメリカ料理でも食べるんだそうですが、こっちは日本ではそれほど普及していないような。
現代でも食えるもんならどんどん食ったらええ、とは思いますが。ただ、この食材は泥の中にいることが多いので泥抜きのためにしばらくきれいな水で飼育するなど一手間が必要になります。

養殖とかしないのかな…立ち行かなくなって放棄された養殖場とかそういうのを再利用するとか。繁殖そのものは簡単でも大規模な養殖は難しい、とかそういうものなのかも知れませんが。それとも…殖やしても誰も買わないだろう、ということで誰もやらないんでしょうか…。

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09/14/2009

みずの、おはなし(再び?)

「水」のみなもととなる水源林、どう保全していくのか(iza!)…日本だとあんまし注目されない「水」ですが(国内でも一部地域では非常に重要視されてますが)。国や地域や場所によってはとんでもないほど貴重品だったりします。

↑の記事では「ナチュラルミネラルウォーター」について記されています。
これは最近は日本でも種類が増えてきた「有料の水」で、コンビニやスーパーでも簡単に買うことができます。通常のジュースやお茶と比べると若干安めではありますが…買われていく理由はやっぱり「美味しいから」になるかも知れません。
自分は昔タバコ吸ってたんですけど。なんとか禁煙に成功して今は吸ってません。
やめた直後くらいから「味覚」と「嗅覚」が異様に鋭くなってきてしまいまして。吸ってた頃は感じもしなかった「水の味」を感じるようになってきました。…味がないから水はイヤ、という人もいますけど、よく味わってみればかすかな苦味や口にふくんだ感覚などに違いがあったりする…と思ってます。
…まあ、それもラベル見て判断してから、という一種思い込み?みたいなもんもあるのかも知れませんが。紙コップにいくつかの銘柄を注いで「さあ、どれがどれ?」てな「利き水」やったとしたら多分全滅だと思うんですが、自分。そこまで詳しいのは分からんです…。

しかしそれでもよくここまで「水」市場てのは拡大したよなあ、と。「水」を買う層、というのを年代別に見てみたらそれなりに若い20代とかその辺が一番買ってると思うのですが。上になると「水を買う」という考えそのものがなさそうですし、下になると「味がない」ということで興味なさそうな。
水てのは蛇口ひねれば当たり前に出てくるもんだ、てのは日本では常識ですけどそうでない場所も多いわけで。
前にもちょろっと書きましたけど…「水」、↑こういう飲料製品としての「水」ではなく水道水などの上水道(場合によっては下水道も)管理てのは実はビジネスになってたりします。日本の場合は一元的にお役所が管理してますが、フツーの企業が設置やメンテから料金まで水の全部を管理してるところもあったりします。
…ということからも↑記事の「水源林」管理に繋がってくるんですが…。売れれば何だってビジネスにはなるわけですし。

古い慣習と言うか思考回路からはなかなか脱却できないもんですが。でも、色々と「転換」してみて新たな視点から見てみる、この場合はありふれた存在である水に対して意識を持ってみる…てのも必要なんではないかと思うのですが。

03:27 PM | 固定リンク

08/19/2009

ウマイのだろうか

という素朴な疑問もありますが。
キリン、アサヒに続いてサントリーも「アルコール0.00%」のビールテイスト飲料を発売(Yahoo!:オリコン)。実はこれまでも「ノンアルコールビール」てのはあったんですが(子供向けではなくて)アルコールが完全にゼロというわけではなかったんだそうで。それでも0.何%とかのラインで普通のビールやら発泡酒やらに比べれば格段に低い数値だったのですが、昨今の飲酒運転の状況からするとそれでもちょっと…ということで「0.00%」というのが出るようになった、ということのようであります。

自分はビールは飲みますがクルマは運転しない(免許ないんで…)んで別に無理に0.00%にしなくてもいい、っちゃあ、いいんですが。
どんな飲み物なんだか興味はあるんですがなんだか飲む気がしない、と言うかそれだったら普通のビール買いたいなあ、と言うか。飲んだことのある人によれば「なんかフルーツ系の味が強いような」ということであんましビールっぽくないのかなあ、とか。やっぱり普通のビールでいいかなあ…と。

味でちょっと気になったのが、もし、これを普通にビールだと思い込んで飲んでしまったらどうなるんだろう…ということであります。人間てのは面白い?もんでこれがアルコール入りの飲料だ、と思い込んでしまったら(本当は0.00%なのに普通のビールだ、と思い込んでしまったら)やっぱり酔っ払ったような状態になるんじゃないんだろうか、と。もしそうなってしまって運転したりしたら呼気中のアルコール濃度は低いのに言動は怪しい。酒気帯びではないけど酒酔い運転になったりするんじゃないのかな…とか。
まあ、飲む時にフツーは気づきますけどね。ただ、なんか、ちょっと気になってしまった次第ではあります。

05:23 PM | 固定リンク

08/15/2009

マグロの乱高下

ちょっと前にクロマグロの輸出入禁止を欧米が検討(Yahoo!:読売)というのがありました。…ああ、クジラの次はマグロか、何せ世界で一番マグロ食ってる国は日本だもんなあ…という空気があちこちで流れたりしたものですが(一応、日本サイドとしては禁輸出入反対のスタンスなんですが)…まあ、例えばスーパーや回転すしのマグロは消えないんではないかい? という楽観?予想もあったりするもんであります。
クロマグロと言えば「海の宝石」「黒い宝石」とかそんな呼び方もされるほどの高級魚。大間のクロマグロとか(国内で捕獲して消費する分には問題ないのかなあ…完全養殖にも成功してるのですけど)そういった類はとんでもなく高価だったりします。…その分大変に美味らしいのですが、自分は食ったことないのでどんなんか分かりません。

実はクロマグロてのは日本で流通している「マグロ」の中でも主流ではないんだそうで。…理由は…当然高価だからで。やはり大衆魚てのは安くないといけません。そういった意味での本当の「高級魚」、規制が始まってしまったらどんどん高嶺の花のなってしまいそうではあります。
メバチマグロとかその辺が「大衆魚」としての「マグロ」でしょうか…この辺りはまだ資源としては十分にある、という話もあってスーパーや回転すしで「マグロ」が食えなくなる…ということはなさそうではあるのですが。

その「大衆魚」と「高級魚」の真ん中、と言うか場合によってはクロマグロの代用みたいに扱われることもあるのがミナミマグロ(インドマグロ)と呼ばれるマグロになります。もちろん、魚のプロが見たら一目瞭然なのでしょうけどトウシロが見てもどっちがどっちなんてのは早々分からなかったり。ましてや切り身になっちまうと、とてもとても。食べ慣れた人なら分かりそうですけど…なかなか難しいもんではないか、と。
このマグロはその名の通りインド洋を中心に生息しています。しかもクロマグロのような規制を受けることもなさそう、ということで注目されているんだそうですが…築地市場でオーストラリア産養殖物が大量入荷、値崩れも(Yahoo!:JIJI)という事態になってるんだそうで。養殖、と言ってもタマゴから孵す養殖ではなくて幼魚を捕らえてきて育てる「畜養」だと思うのですが…それにしても。
色々な事情が重なってくるのでしょうけど。なんか上がったり下がったりでマグロ市場というのもなかなかに大変なのだな、とか思ってしまったのでした。

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07/15/2009

おもちゃとは

…一体何でしょうね(オイ。
日本玩具協会昨年創設し、今年で2回目を迎える「日本おもちゃ大賞2009」が発表されました(Yahoo!:オリコン)。『東京おもちゃショー2009』出展社が対象で5つの部門(イノベーション・トイ、ベーシック・トイ、ハイターゲット・トイ、トレンディ・トイ、共遊玩具)に分かれています。…どんな賞なんだかちょっと分かりにくい部門名ですけども。
個人的に注目してるのはやはり記事でも大きく取り上げられているトレンディ・トイ部門の大賞に輝いた調理玩具「生キャラメルポット」(タカラトミー)でしょうか。最近流行りの「調理玩具」の一つで作ったものは実際に食べることができます(テレビで特集してましたけど…焦げ付かずに熱を加えるのが難しかったんだそうです)。他にもパンを作ったりアイスクリームを作ったりできるのもあって。こういう作業を親子でやることによっていわゆる「食育」につながって行くんではないか…とか言われてますが…さて。

料理関係の玩具に関して言えば「きっかけ」になるんじゃないのかなあ、とか思ってますが。おままごとだと実際に食べられませんし(なんかのCMで『食べられない食品を作る』オモチャてのをやってましたが…そりゃ実際に食えた方がいいですわな)それが意外と簡単な作業で実食できるのが作れてしまう。
じゃあ、実際に色々お料理やってみようかな…というのは親次第になってしまうかも知れませんが。オモチャでなら親子一緒に作業できるけど実際に作るのはちょっと…とかそういうことになるとちょっと難しいんではないか、と。逆にそういうこときっかけにして親も料理するようになった…というケースもあるかも知れません。

…さて…おもちゃ。広義で言ったらなんでもアリになりそうな気がしますが。例えばゲームなんてのは全部「おもちゃ」だ、と言われてしまえばそれまでですし。「余暇を消費するための道具」とか定義してみると今度はおもちゃでないモノなんて存在してないんではないか、とかそんなことまで考えてしまいます。
「子供のための遊び道具」というのならちょっとは狭まりますか。でもTVゲームだってほとんどは含まれてしまいますし一体いくつかまでが子供なんだ…とかそういう議論にまで発展しそうではあります。↑の大賞に選ばれた玩具、やろうと思ったらいわゆる「いい大人」だって楽しめそうではあります。ベイブレードなんてのはぶっちゃけて言えば「ベーゴマ」なんで、ああいう単純にがっつんがっつんやる遊びてのは大人(特に男性)はハマりそうではあります。

結局どんなんでもいいのかな…と一種投げやりな結論に達してしまいますか。…その線で行くと…『日本おもちゃ大賞』と名乗るのならもっと多彩なおもちゃも入れて良かったんでは、と。ゲームもそうですし伝統工芸品のおもちゃだってあります。でも全部入れちゃうとそれはそれで収拾つかなくなってしまいますんで、やっぱりある程度限定した方がイイのかも知れません…。

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07/12/2009

過ぎたるはなんとか

一つの「指針」となるのかどうか…さて?
カロリーを抑えた食事は各疾病対策となって長寿に繋がる(Yahoo!:読売)…これはアメリカはウィスコンシン大学などのチームがアカゲザルを使って約20年間の追跡調査を行なった結果で、サルやヒトなど霊長類では初なんだそうであります。がんや糖尿病などの病気に対してカロリーを抑えた食事を続けることが重要…ということになりそうなのですが。
…そんなん前々から言われてたことじゃねーの、とか思われそうですが。でもこういうのが一つの研究結果として出てきた、ということに大きな意味があると思うのですが…20年間の追跡調査。しかもヒトの追跡調査ではないのでかえって純粋性?が増しそうな。ヒトの場合はこれだけの長期間被験者に対して、食事などに関してあれこれ制限つけて生活してもらう…とかそういうのはなかなかに難しかったりしますし。

ただ、記事中でちょっと気になったのが「粗食」というコトバであります。カロリーの低い食事=粗食、としてしまっていいのかどうか…と。
「粗食」とは読んで字の如く「粗い食事」つまりは「粗雑な食事」「豪華ではない食事」ということになります。この辺は、まあ、なんとなく分かるんですが。カネがないから何とか食費を浮かせようと考える。うむ…安いのは納豆とかそんなとこですか。じゃあ、納豆だけでしばらくはなんとかしのごうか…。
でも実際は納豆てのは栄養も豊富でそれだけだとたしかに「粗食」っぽく見えますけど、ご飯や卵なんかを加えると実際はかなり「豪華な」食事…栄養面では…ということになります。価格面で言うとかなり安く抑えられるので「粗食」と言えないこともないんですが。

単純にカロリーの問題なら「カロリーを抑えた食事」なのですが、全部が全部「粗食」になるのかな、と。個人的な見解なんですが価格面で安く抑えようとするとかえってカロリーが高くなりそうな、そんな気がする時があったりします。…その方が本当に貧乏で窮している人たちにとっては良いのでしょうけど、一時的にカネがないからそういう食事にする、てな場合はかえってカロリー高くなるんでは…とか。
まあ、安い食事=高カロリーな食事、という公式もまた全てには当てはまりませんが。今から「低カロリーの食事を続けてみよう」てな場合は色々調べてみた方が良さそうではあります。結構思い込みで「これはカロリー低いだろ」とか思ってたりすることもありますんで…。

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07/11/2009

麦茶と…

あと何だろ、水分補給は割と頻繁にやる方なんで結構色々飲んではいるんですが。

麦茶は自分で煮出しています。パックの水出しも簡単なんですが…なんか、味がヘンだな、とか思ってしまったのが三年くらい前でしょうか(ちょうど禁煙した頃で味覚と嗅覚が異常に鋭くなった頃でもあります)。「水出し煮出し兼用」のやつを買ってきて煮出してみたんですが、これもなんとなく「?」で。あれこれ試しているうちにパックに入っていない、丸のまま売ってるやつに辿りつきました。今はこれをヤカンでふつふつと煮出し、洗い桶に水張ってヤカン浮かべてそこへちょろちょろ流水でヤカンごと冷まし、そして容器に移し替えて冷蔵庫へ入れてます。もちろんまだ冷たくはないのですぐには飲めませんが…少し時間を置くとばっちりになります。

自分のやり方ですと:5分沸騰→17分流水で冷やす(洗い桶の水を替える)→再び17分流水で冷やす…という風にやってます。何度かやってるうちに「実はそんなに沸騰させなくてもいいんじゃないのか?」とか思うようになってしまって。その代わりふきこぼれが激しいので5分間そばから離れられませんが。まあ、でもその後流水で冷やす時はタイマーかけておきますんで、こっちは放っておいても問題なかったりします。
容器に移す際も空気を混ぜるようにやや高い位置から滝のようにだあだあと。…フツーに移してた時よりも若干香り高くなった、ような気がするんですが…気のせいかも知れません。あんまし変わらんような気もしますし。

で、そうやって出来上がった麦茶なんですが…ちょっと面白い飲み方?もしてます。
なぜかこの麦茶、何かを食べる時に一緒に飲むと一気に香りが高まって非常に美味く感じるのです。特に味の濃い料理とか。…麻婆豆腐とセットにすると1リットルくらい平気で飲み干してしまいます。もちろん普通に飲んでも美味しいのですが…なぜか何かと一緒に飲むと香ばしくて香ばしくて。それほど大したことではないんですが…麻婆豆腐作る時は麦茶が欠かせなかったりします。

あ。飲み物と言えば「水」というのもあります。タバコやめてから味覚が鋭くなってミネラルウォーターの「味」が分かるようになってしまって。外で500ml買う時にはお茶よりも若干安めなもんですから、どっか出かけてる時はお茶よりも水だったりする時もあります…。



コネタマ参加中: 夏の飲み物、あなたのイチオシは?

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07/09/2009

二つほど 7/9

犬やらマツタケやらで二つほど。

一つ目。あの犬語翻訳機「バウリンガル」に後継機が(iza!)…イグ・ノーベル賞も受賞した「バウリンガル」ですが。犬の「コトバ」をいくつかの感情パターンに分類して適切と思われるイラストに「翻訳」する…というものでした。実際、昨今のペットブームもあってかなりの売り上げを記録したようではあります。
今回はさらに精度を上げてさらに性能もアップしたようなのですが。
…まあ、自分は犬も猫も飼ってませんし、もしいたとしても別に翻訳とかしてもらわんでもいいかな…とか思ってたりする方だったりします。某アニメでこれをネタにしていたことがあって、外見や行動とは全然違う風に翻訳されて大慌て…てのがあったりしましたが。
ヒト同士だってお互いが腹の中では何考えてるか分からんわけですし。ましてやヒトと犬じゃなあ…まあ、そこまでマジになるもんじゃないのかも知れませんが。

二つ目。「栽培マツタケ」まであと一歩(iza!)。マツタケ、と言えば高級キノコなわけですが。シイタケなどのように比較的容易に栽培できるキノコもありますけど、このマツタケは栽培が非常に困難とされてきました。…たしか昔、一本だけ栽培に成功したことがあった、とかそんな話を聞いたことがありますが…一本だけじゃどうにもならんわけで。商売するなら一定量を確保できないといかんわけです。
それがあと一歩のところまで来ている…と。たしかに好きな人にとってはもしかしたら安価に手に入るかも…と期待もふくらむものなのでしょうけど…自分は一回しか食ったことない(しかも薄い一切れだけで味も香りも何も…)んで、あんまりそういう感覚はなかったりします。
むしろ今までできなかった栽培が可能になるかも知れない…! とかそういうのの方に興味があったりして。現代は科学とか技術の万能時代だ、みたいな見方されてますけど、実際はニンゲンの知ってることなんて全体のほんのわずか、広大な砂漠の砂の一粒くらいでしかないのであります。でもそんなわずかな知識から真っ直ぐに時間と手間をかけて何かを成し遂げようとする。そういう姿勢てのは非常にカッコいいと思うのですが…。

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07/07/2009

しかしすぐに飽きる

バナナ。昨年は例のダイエットで品薄状態が続いてましたが…。
消費、今年も増加傾向(Yahoo!:毎日)にあるんだそうで。去年買ってた人が一種の習慣としてバナナを食べ続けているんではないか、と。たしかにそういうのはありそうではあるのですが。実際、↑記事のように手軽に食べられてしかも安い。最近は小分けにして売ってますから余らせることも少なくなってきてます。
人によっては皮が黒くなってきた方が甘くて美味い、とか色々あるんですが。…ブラジルかどこかでバナナで一身代築き上げた日本人がいる、てのをテレビでやってた記憶があるんですが。なんでバナナなのか? と問われたら「昔はバナナは高級品で…腹一杯食べたいと思ったから」と答えててどっかのボクサーも同じようなこと言ってたような、とかそんなこと思い出したりしてました。年代によっては結構捉え方に差がありそうではあります。

バナナを主食にしている地域もありますけど、あれはまた種類の違うバナナなんだそうで。日本に大量に安く入ってきてるのは生食用の甘いバナナであります。基本、生で食うんですが…
自分、どうにも飽きてくるんですな、あれは。最初の数本はいいんですが…その後が、どうも。段々見るのもイヤになってきちまいます。冷凍させるとかバナナチップスにする、とかそういう手段もあるんですがそれだと「お手軽感」がなくなってしまいます。やはりもぎ取って皮むいて食べる、というのが一番楽なんでは…とか。
なもんであんまり自分は買わなかったりします。いや、果物全般も買わない方かな…その金で肉とか野菜とか買ってしまったりします。…ごくマレに値段の下がったキウイとか買ったりはしますけど。

実はバナナというのはいくつか興味深い特徴があったりします。まずは…アレ、ほとんどが一種のクローン状態ということですか。日本に入ってくるバナナにはタネができません。そのため接ぎ木で増やしていきます(正確にはアレ木じゃないんですが)。まあ、こういう植物は他にも結構ありますんでそれほど驚くことでもないんですが…ソメイヨシノなんかもそうですな…ただ、ちょっと前にとある学者が「バナナはあと数百年で絶滅する」みたいなこと言ってたことがあって。これは種子を残さない=遺伝的多様性が失われる、ということからの一種の警告だったわけですけども。
他にも追熟、つまり果物なんかの熟れ具合を加速させるのにも使われたりします。リンゴとバナナを一緒の袋に入れて、そこへ青い果物も一緒に入れるとさっさと熟します。…ただ…野菜なんかと一緒にするととんでもないことになるので要注意だったりします。

結構面白い植物なんですけどね。…しかしいざ買って食うとなると。なんかまた飽きてしまいそうで…ちょっと二の足踏んでるような状況だったりします。

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07/05/2009

物価は優等生

でも表記や宣伝文句は…。
タマゴのパッケージ、業界が初の自主規制(Yahoo!:毎日)「自然」「天然」などは規制の対象になる、とのことです。つまりは「自然がいっぱい天然卵(…ここまでノーテンキなのはさすがにないと思いますが)」とかそういうのは業界内で規制して行こう…ということのようであります。何が自然で何が天然なのか消費者にはよく分からんから、というのがその理由のようで。別に法規制する、というわけではありませんがそれなりに効果と言うか効力はありそうではあります。
他にも「ナチュラル」「しぜん」なんてのも規制しよう、とのこと。…それなら「安全」「安心」「健康」はどうなるんだ、その他色々そういった語句はあるじゃないか…と議論の対象になっているようでもあります。

自分はもちろん卵、買いますが。色々使えて便利ですし。インスタントラーメンにはもちろん、丼物や納豆、目玉焼きに卵焼き、さらにレトルトのカレーにゆで卵を加えたりもします。火の通し加減がそれぞれ難しいのですが、固めもとろとろ過ぎも好きではないので黄身の中心がほんのり橙色というのがゆで卵や煮卵や目玉焼きのベストだったりします。丼物の時は卵を二回に分けて一回目の分(主に白身)はダシを吸わせて完全に火を通し、二回目(主に黄身)はさっと火を通して半生を楽しむ…なんてこともやったりしています。
…まあ、時には火の加減を間違えて火を通しすぎ、とかゆで卵にしちゃ柔らかすぎ…とかそういうのもありますけど。それはまあ、ご愛敬というやつでもあります。

買う時はちょっとだけ高いのを買ったりします。下から二番目とかそれくらいを。…別に一番安いのでもいいんですが…何と言うかちょっとした潤いとかそういうやつでしょうか? あんまし意味ないらしいんですけど(黄身の色の濃さはエサ次第って話ですし卵の白い茶色い違いは産む鶏の種類の差だけですし)でも、ちょっとだけイイ気分に浸れるんで。まあ、気分だけでもってやつですか? …それに「物価の優等生」ってだけあってほんのちょっとイイ卵でも10コでせいぜい200円とかそんなもんなわけで。他で贅沢するよりゃずいぶんマシであります。
なもんで自主規制、と言われてもなー…と。それで価格が安くなるならそりゃ大歓迎ですけど。別にそういうこともなさそうですし…身もフタもないなあ…まあ、好きにやってくださいってなとこではあります。

ただ、実際のとこ「安全」というのは少々気になるところではあります。…実は卵を生で食う、というのは日本以外ではあんまりない風習で(ロッキーは飲んでましたが)、卵は加熱して食べるもの、というのが一般的なんだそうで。理由は食中毒。卵のカラには食中毒を起こす菌が着いてる場合があり、生で食べるとカラからそれが体内に入る可能性がある…と。特に卵の処理によってはかなり可能性が高くなることもあるらしい…。
…まあ、そんなこと言い出したらきりがないのもまた事実でありますけども。ただこういう「自主規制」しても悪いことするやつは悪いことするもんで。言っちゃなんですがただの言葉狩りに終わらないことを祈っておりますが…さて?

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06/30/2009

ねだんさいゆうせん

と言ったらさすがに言いすぎですか。でも実際自販機の普通のジュースよりも安い、ということになりますし…。
イオンとセブンイレブン、それぞれプライベートブランド(PB)で「第三のビール」展開(Yahoo!:フジサンケイビジネスアイ)…PBと言ってもイオンやセブンが独自に第三のビール作った、というわけではなく。双方ともサントリーが製造することになります。そこら辺が一般的なPBとは若干違うところではあります。
しかし…350ml缶でイオンは一つ100円。セブンの方は123円ですが系列でもあるイトーヨーカドーでは6缶パックを600円で売り出す、とのこと。…聞いたことのない銘柄の輸入モノとかならかなりお安い場合もあったんですが。それでもここまでとはなあ…。

売り出すのは「第三のビール」というやつでこれまでも各社が値下げ攻勢にしのぎを削っていた分野ではあります。
…「ビール」「発泡酒」「第三のビール」、と。分類方法は基本的に酒税法に準じているのですが飲む側にとっちゃ大差ない場合が多かったりします。めちゃくちゃ簡単かつ乱暴に言ってしまえば
「麦芽(原料の3分の2以上)・ホップ・水と『指定された何か(麦芽の重量の50%以下)』で作る」…ビール
「麦芽など(原料の3分の2未満)と『指定なしの何か』で作る」…発泡酒
「麦芽不使用か発泡酒に他のアルコール飲料を混ぜる」…第三のビール
といったところでしょうか…多分大丈夫だと思うんですが、こんな感じで。
まあ、一番分かりやすいのは「値段」でしょうか。ビール>発泡酒>第三のビール、となっているのはお酒売り場行ったらすぐに分かることではあります。

ドイツなんかですとビールの原料は「麦芽・ホップ・水」のみと厳しく定められているので発泡酒だの何だのてのはそんなになさそうなんですが。日本の場合は税金から逃れる?ために色々生み出してきた経緯があります。一種のいたちごっこと言うか…新しい製法で作る→そこにも課税→じゃあまた別の製法で…というのを繰り返してきてたりして。最近は落ち着いてきましたけど、↑こういう今度は安値競争が始まるとなるとまた新製法とか出てきて「じゃあ今度は課税しようか」とかそういう流れにもなりそうではあります…。

個人的にはビールが好きなんですが。そのためそんなに頻繁には買えないんですが。…こういうのはホント嗜好の問題なんで発泡酒の方が好きなんてのは味覚がおかしい、とかそういうことではなかったりします。安く飲めるんならそれに越したことはない、んですが。
…ここまで安くしちまうと別の心配が出てきそうで。例えばそんなに安くしたら青少年に対する配慮が…とか。店頭で直接買うことはできなくても家の人が安いから、と大量に買いだめしていたら…とか。
もう一つは他の各社が「安さ」を追求し始めて「質」がないがしろにされたりしないだろうか、とか。実際↑記事でも言われてますが他の追随が始まるとこれはこれでまた新たな波風となりそうではあるんですが。

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06/29/2009

あんまし気にしない

スーパーなどで主婦が日々買う食材。その生産国と値段、どっちに重きを置きますか…?
「なるべく国産を買いたいが、その値段による」…30代で64.7%と過半数超、50代は47.8%(iza!)、50代では「多少高くても国産を買う」が48.4%と「値段による」とほぼ同率というアンケート結果なんだそうであります。どうしても値の張る国産ではありますが。もちろんモノによって状況が違いますんで、場合によっては国産の方が安いことだってあるにはあるんですが基本的には外国産<国産になってるわけであります。
ただ、「外国産」と一口に言ってもどこ産か、といえばその対象はたくさんあるわけで。「信用」の問題もあって国産を選ぶ、という方もおられそうではあります。

たしかに日本てのは食料自給率の低い国ではあります。米とか牛乳とか卵とかほとんどの野菜とか。そういった物品はほぼ100%国産なんですがその他のモノになると一気に「外産率」が跳ね上がります。…日本は土地が狭いから農地が十分にとれず輸入に頼るしかなかった…てのは以前にはよく聞いた話なんですが…個人的には単純に消費者が安い方へ、安い方へと流れた結果なんじゃないのか、と思っております(それだけ他の国との関わりを密に保ってこれた結果、とかそんな見方もできそうでありますけども)。
そりゃ買うなら安い方がいいに決まってます。
買う時にいちいち「これは国内の自給率がこれくらいだから今アタシが買うことによって少しでも上げないと」とか考えたりはしないでしょうに。まずはアタマの中の「規定値」より安いか高いか判断して、安かったら食材としての「質」を見て…そのてんびんが吊り合ったら買う、とかそんなとこじゃないのかな、と思いますが。…と言うより自分が食材買う時はそんなこと考えてます。あんまし国産とか外国産とか気にしない方ではあります。…とりあえず、安けりゃいい、と。

ただ、その「質」への信用がここんとこ外国産では揺らいでるもんで、そっちの方で「国産の方が安心」という判断をする、というケースは結構多いようには思えるのですが。まあ、国産だって100%安心なのか、と言えばそれも「信用」の問題なんで確実じゃあないんですが。その辺は折り合いつけていかないと極端な考えしちゃったら買い物もできやしない、とかそういうことになりそうな気はしますけども。

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06/28/2009

輸出されるお酒たち

お酒と言えば優れた発酵食品(飲料)で人類が古くから付き合ってきたモノではあるのですが。古くから、ということでやっぱり地域性と言うか近隣での関わり重視と言うか。身近なとこでまとまってしまうケースも多いんですが…。
キリンとアサヒがビール需要の拡大しているロシアで販売拡大を目指す(Yahoo!:読売)、とのことで。ロシアと言えば蒸留酒であるウオツカが有名であります。非常に度数の高いものも多く(一部のウオツカがそうであって、全部が全部高いわけではないんですが)寒い地方と暑い地方は極度に強い酒を好むもんだ、ラムなんてカリブ海という南国の酒じゃないか(これも一部のラムが異様に強いだけなんですが…ありゃ酒好きの海賊とかその辺から来たんじゃないのか…)とか言われてますが実際のとこは分かりません。寒いとこではさっさと温まりたいから強い酒ばかりなんだ、とかそういう方が説得力あるような気がしてますけども。暑いとこでは緩やかに酔いたいからかえって度数の低い醸造酒系のビールがもてはやされるんではないか(とある書物によるとビールは水代わりなんだとか)とか勝手に思ってますが…こういうのはやっぱりお国柄や歴史が出てくるもんなんで、一概にどう、とは言えないような気がしてます。

…日本だって古来からなら日本酒オンリー、とか思われてそうですけど。でも昔の日本酒はどっちかと言えばどぶろくみたいなもんで今のとは違ってたはずですし。濁ってない清酒が出てくるのは江戸期以降でしかも一般的になるのはさらに後ですし(映画「七人の侍」では白濁酒のみ…さすがだ…)。さらに現代みたいな処理をしないのを飲んでたなら発泡性もあってビールみたいなものだったと思うのですが。ただ、日本酒てのは製法上度数高めの強いお酒になりますんで現代のビールのような飲み方ができたか…と言うとまたそれとも違っていたのかも知れません。
焼酎はまた違った歴史持ってるんですけども。それでも日本でも日本酒だけー、てなわけではなく色々な楽しみ方があったんではないか、と個人的には思っていたりします。

しかしロシアでビールは、と言うと…ちょっと前の紀行文なんかだと大抵とんでもなく下品な名称(馬のなんとか)になってるのが普通だったりします。あんまり飲まれてなかったんでしょうねえ…いや、生産してるってことは需要はあった、ということなのか…それとも「うちでも作ってみたい」ということでのビールだったのか…。
が…ここでも地域性と言うか国民性と言うのが出てきちまいます。
よく聞く話なんですが。海外で「これは美味い!」と思ったビール(別にビールじゃなくてもいいのかな)が日本でも売られていたので買って飲んでみたら全然美味しくなかった…と。現地の雰囲気みたいのもあるのでしょうけど輸出する際に作り直し?をしてるケースもあるんだとか。その国の人向けのタイプとかそういうのがあるのでそういう風に改変?されてて飲んでみたらちょっと、ということもある、ということです。

なんだかだらだら書いてきましたけど。日本のビールがロシアに輸出…あっちの人の口に合うんかいな、とか思ってしまったわけです。ある意味究極の嗜好品ですから合わなかったやっぱダメだろうなあ、と。
…いや、それ以前に値段のこともあるのかな…やっぱり高すぎたら買いませんわな。そういうのは万国共通だと思うのですが。

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06/13/2009

二つほど 6/13

食べたり飲んだりで二つほど。

一つ目。「タコつぼ」オーナーが人気(iza!)…タコで有名な兵庫県明石市。そこの江井ヶ島漁協が「タコつぼ」のオーナーになりませんか? という募集をかけたところ全国から応募が殺到…ということで応募総数は600件にのぼる勢い。定員は現在のところ300名で、今のところ2倍の確率となりますか。でも締め切りは明日の6/14なのでこのまま推移するのかも知れません。
この「タコつぼ」オーナーになると今年の7/28~8/9の間に4回のタコつぼ漁(許可がない素人はできないんだそうで)を行なってその間に「Myつぼ」で獲れたタコは全て(ただし300g以下の小さなタコは放流)オーナーのものになって、送られてきます。一回の漁でタコが入ってる確率は大体10%~20%くらいらしいので…バクチと言えばバクチですけども。会費5250円で確実にタコが獲れる、というわけではありませんし。
でも昨今はこういう「遊び」の要素も重要なんではないか、と思いますが。獲れなくても陶器のタコつぼレプリカ?を記念に送ってくれるそうですし。獲物うんぬんよりも参加するのが楽しいイベントだと思われます…江井ヶ島漁協のサイトてのも結構楽しいサイトですし。

二つ目。ハウス食品の「ウコンの力」海外へ(iza!)。テレビでも宣伝してますし、実際お世話になってる方も多そうな「ウコンの力」ですが。ウコンは肝機能を改善させる、と昔から言われてるそうで特に二日酔いになりにくい、とされています。
…↑記事中にもありますけど。直接「二日酔いに効きます!」って宣伝やっちゃうと色んな意味でヤバいのでCMでも一言も言ってませんしそういう広告もなかったりします。
でもこんだけ支持されてるってことはやっぱり効いてるのかな…と。ただ、ニンゲンてのはおかしなもんで「これ、二日酔いに効くから飲んでみ」と言われて普通のコーヒー出されても「あ、効いた」とか思っちゃうこともあるんで、100%効く、なんてことはないと思うのですが…。
それでも海外ですか。たしかに「酔い」に対する捉え方とか身体機能てのは国や地域によっては違いますんで、欧米とかでも売れるのかな…とは思いますが。でも中国とかアジアなら行けるかも。…いや、ウコンは熱帯性の植物だから東南アジアとかだったら自生してて似たような製品とか既にあったりして…てのは考えすぎですか。

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06/07/2009

人気めにう

給食の人気メニューを詰め込んだ弁当を発売(Yahoo!:オリコン)…コンビニ弁当なんですが。定番物を押さえた、ということでカレーライスやソフト麺なんかが入るんだそうであります。
…ただ、コレ、単体で考えたら給食の人気メニューでも何でもないような気がするのですが。多分に味付けの問題もありますんで(給食のカレーというのはなかなかに再現が難しいそうな)それぞれバラしてしまえば他と同じになるだろう、とまでは言いませんが…記事中の画像を見る限りソフト麺も…なんだか普通のスパゲティに見えてしまうような。
さらに。魚肉ソーセージかあ…年代にもよるのでしょうけど、自分の場合はこれは「人気メニュー」ではないような気がするんですが。

やはり年代差、というのもあるのではないか、と。自分の世代は(年がバレますか)鯨がぎりぎり現役だった頃で。↑弁当の「鳥の唐揚げ」も「鯨の竜田揚げ」だったらより懐かしさが増すのかも…って、それはさすがに無理ですか。値段の面でも色々な面でも。
牛乳がビンからパックに変わる正にその世代だったりもするんですが…。
まあ、全ての年代に対応した「給食の人気メニュー弁当」なんてのはまず不可能ですんで、↑こういうお弁当というのはアリなのだろう、と思います。それぞれの世代での人気メニューが入ったお弁当、というのならまだ実現できそうな気がしますけど…実現はできてもコンビニ弁当で、というのは難しいかも知れませんけども。そもそもパンが入れられない、というのはなかなかに大きなネックになりますし。…パンは電子レンジでは温めにくい食材だったりします。それにご飯ものとパンが同居、というのもちょっと考えものですし。

なんでパンにこだわるか、と言うと。↑記事のコメントにもありますけどやはり「揚げパン」が給食の人気メニューの定番なのかなあ…とか思ってるわけで。でも近所のスーパーで一時期売っていたんですけど今食うとあんまし美味しく感じないのはやっぱり年食ってきたせいなんでしょうか…最近、あぶら物がどうもきつくて…。

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06/06/2009

後にも先にも…

後に食べる、というのが基本です、自分の場合。
「好きなものを先に食べるか後に食べるか」
結構色んな意見?と言うか考えが出てくるもんではあります。例えば…大きな家族で育った場合は「先に食べる」ようになる…と言った人もいたりして。大家族だと食卓に並んだモノを我先にと食べてしまうので、食料を確保する意味で先に食べるようになる、と。逆に一人っ子だとゆっくりと食べる時間があるので後で食べるようになる、というのがその人の説なんですが。
…現代ではちょっと違ってくるかも知れませんが…他でもよく聞く説なんで的確な説なのかも知れません。

自分の場合は一人っ子じゃないんですが食べる時にがつがつすると親に怒られていたもので、基本、後に食べるようになりました。おかずの一品だけじゃなく最後の一切れとかほんの一口とか。そういうのをちょっとだけ残しておいて最後の最後に口の中へ。それで食事おしまい、と。今は一人暮らしなんで別にそうする必要もないんですが、なんとなくやっちまいます。…逆に外でやるとちょっと恥ずかしいような、なんだかマナー違反になりそうな…そんな気もするんですが、さて。

ところが。段々と年喰ってくると時々先に食べるようになってきちまいました。↑のネタ文中にもありますけど…なんだか後にするとお腹がいっぱいになってしまってゆっくり味わえないような、そんな気がする時には遠慮なく?先に食べたりします。
…いや、これは先に食べる、というわけではないですな。後で食べよう、と思っていても途中で食べちまうようになった、というべきですか。食べ始めの時はいつも通り後で食おうかな、と思っていたわけですし。

こういうのも年齢が重なっていく時に起きる一つの変化なのかな、と思うとやや哀しくなってきますが。…てことは…まだまだこの先こういう変化が起きてくる、ってことですか。ううむ、色々と考えてしまいます…。



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06/03/2009

うちにもあります

いわゆる「巣ごもり」と言うやつでしょうか…不景気なんで外へ出ずに家の中で楽しむ。出かけるとやっぱりお金がかかっちまいますし。ただ…どうなんだろ、みんながみんな家にこもってるわけじゃないよなあ、とか思ってしまいますが。ただ、例えば家族で時々していた外食の回数が減った、とか週末のお出かけの数も減った、とかそういうのはあると思うんですが…。
自分の場合はもともとあんまし外出しない方で。いや、やっぱり出かけるとカネが飛んでいきますんで…なるたけ浪費せずに消費は抑えて(とか言いつつネットショッピングやってる辺りが…ははは)安く材料買って自炊、呑むのも自宅で一人で。つまみはもちろん自分で作る…という風にやってます。…もちろん毎回毎回では飽きてしまいますんで給料入ったらちょっと豪華にスーパーの惣菜やらファストフードやら、てのはあるにはあるんですが。

つまみ自作ということで色々試してました。ギョウザが安ければギョウザを買って焼き、シュウマイ安ければシュウマイを蒸して…とか。カンタンなんですが…この二品はどうしても飽きがきてしまいます。基本、帰宅してから一杯やるんでそんなに手の込んだ時間のかかる料理はしたくないわけです。でも飽きるのもイヤ、という…。
そこで最近はやきそばを作ってます。値段も安いですし調理も慣れればそんなに難しくないですし。最近は「巣ごもり」ということでこのやきそばの人気が上昇している(iza!)そうで…近所のスーパーでも安売りしているのでさらに助かっています。

それでも昔は結構失敗してたんですがねー…今でも、時々は。メーカーによって麺の固さが違ったりするんでそれぞれで変える必要があったりします。
基本は麺を電子レンジであっためてから炒める、というのをやってます。その前に野菜と肉を完全に炒めておいて皿やどんぶりに取っておきます。で、いざ麺を炒める…電子レンジであっためてあるのでほぐれやすいです。そこへ水を少しずつ加えながら、まず、具材ナシの麺だけ炒めて粉末ソースで味をつけてしまいます。
そこへ即座に野菜炒め投入。…軽くかき混ぜる程度でさっさとやらないと麺が中華鍋(うちではフライパンでなくこっちを使ってます)にくっつくのでさっとかき混ぜて完成。ソースが具材に絡まないなー…という場合は野菜炒めを投入した直後にとんかつソースを軽くかけ回してから全体を軽く炒める、という手があります。ただ、これやると焦げる率が一気に上がるのでそれこそささっとかき混ぜて器に移すことをオススメします。

なぜ麺がフライパンなどにくっつくのか。麺の状態ならそれほどくっつかないんですが…水を吸うと小麦粉の性質上一気にくっつきやすくなるらしいです。そこで麺をそのまま投入して水でほぐす、よりも電子レンジであっためておいてほぐれやすくしてから炒める…という手を使ってます。こうするようになってからくっつく率が大分下がりました…。

やきそばの他にもやきうどんという手もあります。若干量は少ないんですがこっちの方が調理が楽な場合が多いです。あるいは…皿うどんという手も。これは野菜炒め作ってあんにしてかけるだけなんでさらに楽なんですが…値段の点で言うと一番高価です。やきそば三玉とほぼ同額で一回分ですから。
なお…皿うどんにはやっぱりウスターソースだと思うのですが。酢は…なんか、ちょっと違うような気がしてるんですが。

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05/29/2009

二つほど 5/29

雑多に二つほど。

一つ目。カンピロバクター食中毒対策、鶏肉生食やめると効果大(Yahoo!:毎日)。一口に食中毒と言ってもその原因は様々あるわけですが。その一つが「カンピロバクター」になります。
カンピロバクター食中毒Q&A(東京都食品安全情報評価委員会)
…基本はきちんと火を通していれば特に問題はない、ということになりますか…。牛肉や馬肉には生で食べる用の規定があるんですが、豚肉や鶏肉にはそういうのがほとんどない、というのも注意喚起の要因の一つのようであります。
ただ、↑この記事でどうにも気になったのが「鶏肉を生で食べる家ってそんなにあるのか?」というところで。多分に地域性とか個々の食習慣なんかが絡んできますし、フツーにスーパーで売ってる肉をそのまま食う、というもんではないでしょうし。一概には言えないとは思うのですが…自分が今まで住んできた地域ではまず生で食べることはなかったもので。そんなに一般的なのかな…「5世帯に1世帯が自宅で生食にしている」(「」内↑元記事より引用)というのもなんだか首をひねってしまうのですが。たしかに「鳥刺し」というのは存在してるんですが…自宅でやるような料理なのかしらん?
むしろ「生で食べる」よりも調理の際に生肉触ってしまってそれで感染、という方が多いんでは…とか…?

二つ目。「安易で低劣なテレビ番組」にスポンサー企業が対抗策(Yahoo!:月刊FACTA)…自社の社員だけが調査対象かい、とか、現場知らん人間がああだこうだ口挟んでくるってのはなあ…とかツッコミどころも色々あるんですが。
でも「報道番組」で選ばれた番組は…たしかに視聴率は良くなさそうですが内容はしっかりしたものばかり。ただ「地味」なんだよなあ、と。耳目を引くような番組ではないけれどしっかりと作ってある番組。やっぱりこういうのは正攻法が一番なんではないかと思われますが…派手にやったら食いつきはいいんですがそれだけで終わってしまいそうで。
たしかに昨今の視聴率最重視てのはどうなんだろう、とちょっと心配にもなってきますが。物事をはかるモノサシてのは一つではありますまい。モノサシの一つの視聴率だけで番組決めてしまっていいんだろうか…でもそういう風にしちまった責任の一端は我々一般大衆にもあるわけで。社会の流れがそういった即物的で思考の必要のない娯楽を選んでいってしまった、とも言えるわけで…そういうとこ、変えるならじっくりと皆でやっていったらいいと思うのですが。

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05/28/2009

非常に興味深い

取り組みだと思うのですが…全国展開とかやっちゃうとそれはそれで意味ないような。しかも結構大きなスーパーとかデパートでないとなかなか実施はできないような…うちの近所じゃ無理かなあ。
「もったいないしね」訳あり鮮魚、常設化へ?(Yahoo!:産経) これは阪神百貨店と和歌山東漁協などの提携で「訳あり鮮魚」つまり規格外であるとか無名ゆえに買い手がつかなかった魚なども販売していこうではないか…という取り組みなわけです。今月27日(昨日ですな)から一週間という予定なんだそうですが…好評なら常設しようか、という話になってきてる、とのことです。

前に住んでた関西圏のとある地方は海産物が有名でしたんで、↑の「シイラ」は実はそこらのスーパーのような店で頻繁に見かけてた…という記憶があるんですが。では「クロシビカマス」て…?
クロシビカマス(ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑)
…こんな魚だったとは…全然知りませんでした。と言うよりコレ、処理が相当にめんどくさそう?なんですが…やっぱり切り身にして売るのかな、料理のレシピを添えるらしいんですがどんなのになるんかな…と不安半分期待半分とかそんな気持ちになってきます。いや、今現在住んでる関東からコレ買いにわざわざ大阪まで行く、とかそんなことはないんですが…なんか楽しそうだな、と。

他にも色んなのが出そうなんですけども。ただ、常設するとなると色々大変なんではないか、とか余計な心配までしてしまったりして。最初は皆さんおっかなびっくりで買っていくかも知れませんが慣れてくると大抵のもんでは驚かなくなりますし。慣れてきちまうと逆に敬遠されるようになったりしないんだろうか…とか。
まあ、ホントに余計な心配なんですが。…あー…でも近場でもやんないかな、こういうの。買わなくても見るだけでも結構楽しそうなんですが。

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05/19/2009

おすすめサイト「お料理」

この「あれこれ」でも結構取り上げてる「お料理」関係なんですが、そっち関連のサイトをおすすめしてみようかな、と。

まずは…「クックパッド
なんかもしかしたら過去にも紹介したかも知れませんが。まあ、もう一度おすすめ、ということで。
このサイトはレシピ集となります。
ただ、載ってる数が尋常じゃあありません。5/19現在で540833品、しかも全てが投稿レシピ。もっとも特定のレシピから派生したレシピもカウントされてると思われますんで、54万全部が全部違う料理…というわけではありません。
それにしたってすごいもので。…ちょっと検索かけると大量のレシピにぶち当たることになります。全てに目を通すのも結構な作業になったりして。

個人的には「これは通常ならどんな風に作るんだろうな?」てな時に検索したりします。意外と知らんかったりするもんで…例えば「照り焼き」とか。タレを作って焼くのは分かるけどどんなタレを作ったらいい? どういう風に焼けばいい? フライパン? 網? …と実はよく分かっていない場合にも重宝します。
もちろん、気になりそうな単語で検索→調理開始、という普通の使い方でも大変に満足できるサイトではあります。

そして…「フライパン倶楽部
これはストレートに「料理」ではなく調理器具の通販サイトになります。…現在炊飯で使っている土鍋やそれ以前に使ってた文化鍋はここで購入しました。ま、文化鍋の方は今はちょっとお休み?してるんですが土鍋は毎日の炊飯に活躍しております。
…毎日炊き加減が変わる辺りがどうも楽しいと言うか難しいと言うか。しかも「料理してる」実感ありますし。
なぜ土鍋買ったか、というとこれは以前にも書きましたが炊飯器で炊いたゴハンというのがどうにものっぺりとしていて気に入らなかったからであります。でも…土鍋でも非常に上手に炊ける時とそうでない時(水加減と時間でがらっと変わります)があったりして。その不安定?さがまたいいのかも知れませんが…。
実はずううっと前から買おうかな、どうしようかな、と迷ってる調理器具に「圧力鍋」があります。こちらのサイトにももちろんあるんですが…うーむ、使わないもんじゃないんだけど…どうしようかな、と。まだまだ悩み中ではあります。

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05/17/2009

別もん作ってるわけではなし

レタスはレタスなんだと思いますが。
「工場産野菜」、今後は食卓に普通に出てくるかも?(Yahoo!:毎日) 土を使った従来の農地栽培ではなく、工場での水耕栽培など完全に管理された野菜が注目を集めています。光量や肥料なども完全に管理され、やり方によっては年に数回の収穫も可能。完全管理のため農薬を使う必要もなくそっちの心配もない、という農産物であります。
↑記事中では麻生首相がレタス「畑」を視察したことも触れられていたりして。もしかすると今後主流になるのでは…と。

まだちょっと難しいのでは、というのが個人的な感想だったりします。これも記事中で触れられていますがイメージの問題が大きいような。もちろん、今はまだまだコスト面で問題があってフツーに売ってる野菜よりもかなり割高になってるのも問題ではあるのですが。…誰だって高いのよりは安いのを選ぶでしょうに。
工場での「完全管理」ということで安定供給ができるようになればかなりのメリットがあります。が…この「完全管理」というのにどうもマイナスイメージを持ってる人も多そうな。実際、SFネタとしては手垢つきまくりだったりしますが…例えば工場の管理体制が暴走して有害物質含んだ野菜出荷しちまった、とか…例えば操作に失敗してとんでもない植物が生まれてしまって地球の危機に…とか。なんか、そういうのはすでにありそうではあります。

…実際はそういうのは起こり得ない…いや、絶対100%ない、というわけではありませんが。可能性としては非常に低そうな。それだったら平時でも地上に降り注いでいる微量な放射線による生物の遺伝子への影響とか、そういうのも一緒に心配しても良さそうなものだと思われますが。
工場で完全管理ということはフツーの農地栽培と違って電力が不可欠ということになります。地震など大規模災害が起きた時の復旧速度は? とかそういうのの方が個人的には気になるのですが。なんかで一つつまずいてしまうと連鎖的に色々起きちまうのがこういうとこの欠点だったりします。…そういうとこは…大丈夫なんでしょうか、と。農地栽培なら畑が完全に壊滅して使い物にならないとか、そんなことにならない限りなんとかなりそうな気がしてるんですが…工場栽培だと電力が途切れただけで終わってしまいそうで…。

でも作ってるのはヒトの食べる野菜であるってことに代わりはないわけで。こういう作り方があってもいいんじゃないのか、とは思います。やろうと思ったら完全無菌野菜とかそういうのも作れるわけで、可能性はいくらでもあることになります。イメージなんてのは結構いい加減なものでもありますし。
将来、逆に工場由来の方が値が下がっちまう…なんてこともあるかも知れません。農地栽培の方が希少に…となってしまったりして。いや、なんか、そういうSFもどっかにありそうなんですが。

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05/14/2009

やはり…

うどんかなあ、と。そばも捨てがたいんですが。「我輩は猫である」の迷亭先生でしたっけ、「うどんは馬子の食うもんだ」と蕎麦好きを貫いたのは。…あんな食いにくそうな蕎麦ならうどんの方がええやん、とか思ってしまったものですが。

実はうちの冷蔵庫の冷凍室に「冷凍さぬきうどん」なるものが常備されていたりします。…販売だけじゃなくて製造元も香川県なんで間違いなく「讃岐うどん」かと思われます。あのシコシコ感がたまらんもんで大好きではあります。…しかも冷凍なんで当然日持ちしますし温かいのも冷たいのも調理が簡単なのもまたいいところなんですが。
ただ…こないだの小麦粉の世界的値上がりで大分値段が上がっちまいましたが。今のがなくなると次買う時にちょっと二の足を踏んでしまいそうであります。あと二玉なんですが…。
しかしこういう芸当はそばだとなかなかできないもので。その辺でもうどんが好きなんですが。

一応関西圏(西の方、という意味で)に長くいたのでうどんのだしと言えば色の薄いだし…ということになるんですが。ちょっとややこしいことに自分、生まれと育ちは関東だったりします。つまりはある程度成長してから関西圏に行った、ということで。そんなわけでだしに関して言えば関東の方が好きだったりします。
しかし両親は関西圏通り越してほぼ九州。ガキの頃は家で母が作ったうどんを食べると「汁の味が薄い」と不満を感じていたものであります。家の外で食べればあの醤油の色の強いつゆなわけで。やっぱりそっちの方が合ってるなあ、とか思っておったんですがなぜか関西圏に住むことになってしまい…。
あっちって関東味のうどんがなかなか存在しないんですよねえ…関東には関西味のうどんがあるのに。
そのため何かで帰省すると真っ先に駅でうどんを食う、てなことやってました。…まあ、今現在はまたちょっと違ってきてまして、あの頃ほどには関東関東言わなくなってきてます。この辺は年喰ったせいかも知れませんけども。

…そんなわけで家で自分でうどん作る時は冷凍うどんで「讃岐(つまり関西)」、そしてつゆはできるだけ「関東」に近づける、てなことやってます。うわ、なんか思い切り邪道なことやってるような…。それぞれの関係者が見たら「ふざけんな」と怒られそうですけど…。
でも外の店なんかでそんなことするわけにもいかず。まあ、自分の家の中で食べるのも自分一人だけなんでなんとかお目こぼしを願いたいと思っておるのですが…。



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04/24/2009

やっぱりおさけはたのしく

某アイドルが酒で失敗して逮捕(釈放されましたけど)ということで大騒ぎになってますが。
…人間、生きてりゃ酒呑み過ぎて記憶飛ばすことも一回や二回あるんではないか、と思いますが。でもやっちまったことを帳消しにはできないわけで。「いい人だから」「普段は穏やかな人だから」なんてのは言い訳にすらならず、そういう方向へ話を持って行こうとするのはかえって逆効果と思うのですが…今日の昼のテレビ報道。馴れ合いの極致と言うかなんと言うか。激しい違和感を感じてしまったりして。
まあ、別にファンでも何でもないんでどうでもいいっちゃあ、どうでもいいんですが。
ただ…皆があなたのことを知っている、有名人だ、ということを肝に銘じて頂きたいな、と。あなたの行動によってどれだけの人が傷ついたか、どれだけの人に迷惑をかけたか。そういうところの分からない人ではありますまい。多分「謝罪会見」も開かれると思いますけど、それをバネに今後の飛躍を願いたいところではあります。

…というわけ?で「呑みすぎはヤバい」報道があちこちでも出ています。
過度の飲酒に要注意(iza!)
Yahoo!経済トピックス:アルコール、ドリンク
総じて言われているのは「適量を守って」ということであります。
自分も飲酒はしますが。…過去には記憶が飛んだ、ということもありましたが…今はそういうことのないように努力?しております。前にもココで書いた気もしますが…飲み会の写真で、自分が全然覚えてない写真を見せられた時の恥ずかしさと言ったら。別に公序良俗に反するようなシーンが写ってたわけではなく、ごくごくフツーの写真なんですけど。でもあれはヒジョーに恥ずかしい…あんなのはもうイヤだ、と。

大体これくらいかな…という「量」を自分の中で決めてあって、それを基準に「今日は呑みすぎ」「もうちょっと」を決めるようにしております。が、これは一人で呑む時の話。友人や家族と呑む、となるとやはり量が過ぎてしまいます。…今はまだ制御できてるんですが(それでも若干の食い違いがあったりする時もあるんですが)、年とっていくとどうなるのかなあ、と心配になってきたりします。内臓の機能も低下していって無理もきかなくなっていくわけですし。今は色々気がかりなこと(と言うとヘンですけど…わざとちょっとした心配事を心の中に置いておくと酒に全部丸投げしないで済むような)もあってなんとか踏みとどまれるような気がしてるんですけど…今後どうなるか分かったもんじゃありませんし。もしかしたらもっと重大な心配事ができてしまって酒どころじゃなくなってるかも知れません…。

何の憂いも遠慮も心配事もなく酒呑んですかっと寝たいなあ…てのはたしかに一種の理想なんですが、そういうのは多分無理でしょうし。生きてる限り何らかの「しがらみ」は生まれてくるんでそれと無縁に酒だけ呑んでるわけにはいかないわけで。
…それでも酒呑んでる時くらいは「ほっと」したいなあ、笑ってたいなあ…と、そういう風には思うのですが。病気などで体に負担をかけてない、一応の健康体でないとそういう風には呑めないわけですし。

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04/23/2009

塩と…

コショウ。これが鉄板なんですが、自分の場合。

「目玉焼き」というのも自分ではあまり作らない料理だったりします。朝食にトーストとタマゴを…とかそういう生活でもありませんし。いや、タマゴそのものはよく使うんですが丼物として何かを「とじる」ことはあっても単体ではなかなか使わなかったりします。つまみとして卵焼きを作ることはあっても目玉焼きは作らないですし。
タマゴの使用法としては「ラーメンに入れる」という定番中の定番もありますが、「カレーに入れる」というのもあります。カレーを作ってる時に材料として入れる、のではなく出来上がってから(もしくはレトルトあっためてご飯にかける時)ゆでたまごとして添える、というやり方で。ちょっと足らないなあ、という時にはちょうどいい感じになったりもします。ゆで方は黄身に若干のオレンジ色が残る程度が好みですが、これは水にタマゴ入れる→沸騰してから6分程度、でカンタンにできたりします。まあ、時々失敗して中身どろどろとか黄身が文字通り全部黄色、とかそういうことも多々あるんですが…サイズや状況によってゆで時間を考えないといけないわけです。
…卵丼という選択肢もあるにはあるんですが。仕事前にメシ食っていって仕事中は食べないのである程度がっつり?したものを食べることになるので…それだとちょっともの足りないような。

それでも昔は「目玉焼き丼」なるものを友人から聞いて作ってたりしたもんですが。
…調理?というほど難しいもんではありません。目玉焼き作ってご飯の上に乗っける、という…ただそれだけです。もちろん1コだとさびしい?ので2コにしてみるとかそういうバリエーションが効くには効くんですが。でも何かつけ合わせ程度はできてもそれ以上何か、となると…これは味付けに凝るくらいしかないものではあります。
基本は↑塩とコショウで焼いてました。黄身は半熟。さっとハシで切ると中身がとろっと流れ出るくらいだとご飯にからみやすくなります。そして…醤油。あんまりかけすぎないように、軽くかけ回す程度でしょうか。
まあ、これだけなんですが。明らかに具(つまり目玉焼き)が少ないのでそこら辺は工夫することになるんですが。例えば黄身を最後まで残しておいてご飯とかきまぜるとか醤油を加えながら食うとか…。

そこまでせんでも目玉焼きは目玉焼きとして食せばそれでいいのでは、と言われればそれまでではありますけども。



コネタマ参加中: 塩、醤油、ソース…、目玉焼きにかけるのは?

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04/18/2009

三つほど 4/18

「地方」で三つほど。

一つ目。イオンの「産直取り引き」が軌道に(Yahoo!:時事)。大型スーパーマーケットなどでも有名なイオンですが。その巨体?を生かして珍しい魚や新鮮な魚介類を仕入れよう…という動きが本格的になってきたようで。
例の「値下げ」もそうですが、こういうとこ色々とやっていく必要はあるのではないかと思われます。
それでもしかしマンボウやあまり食べない地域でのサメ、とか…物珍しがって買ってく人もいるかと思われますが…定着するには時間かかりそうですし。ようやっと軌道に乗った、ということで今後に期待したいのですが、その「今後」が一番難しいのかも知れません。

二つ目。香川大学で「讃岐学」の講義始まる(iza!)。四国の香川県、いわずと知れた「讃岐の国」ではあります。そういう「地方ならでは」を学んでもらいたい…という趣向で。香川と言えばうどんが有名ですがもちろん他にも色々と優れたモノがあるわけで。
…こういうのは香川に限ったことでもないとは思うのですが…探せば結構あると思うのですが、県や自治体ならではの魅力と言うか名物と言うか。ただ、仮に見つけ出してもそれを育てていく土壌がないと継続はさすがに難しいですか…。

三つ目。「大畑線キハ85動態保存会」今年も活動開始(iza!)。すでに廃線となった大畑線でキハ85を走らせる人たち…しかも趣味で、ということで。商売でやってるわけではない、というところがどうにもロマンを感じてしまいます。
…そりゃ、実際にそういうことやってく、となるとかなり大変でロマンとかそういうもんじゃない、と言われそうですが。
でもこういう一本筋の通った、と言うか真面目に遊ぶ、と言うか。そういう姿勢には大変に共感と…そして尊敬を抱いてしまいます。

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04/16/2009

おさけはたのしく

「リスク」の意味がちょっと分かりませんが
10代の飲酒、量に関係なく危険(Yahoo!:NNA)…つまりは子供の頃から酒呑んでると、アルコールを摂取することによる肉体・精神的ダメージを成人後も受けやすくなる…ということだと思うのですが。↑記事の内容だけでは「さて?」とか思ってしまうのですが…。
なんでこんな懐疑的なのか、と言うと自分はお酒が好きだからであります。でも子供、程度を知らんガキの飲酒というのはたしかに傍から見ていても気持ちのいいもんではないのですが。

日本では20歳以上のみ飲酒や酒類の購入が許されています。
アルコール類の飲酒・購入の最低年齢を設けている国々の例日本禁酒同盟のホームページ
基本的に、と言うか大体のところ16~18くらいから飲酒可能な国が多いようで。しかし中国は特に設定ナシ。そしてイスラム圏では教義上飲酒が禁止されてるので「飲酒可能年齢」というのも存在しないことになってます。もちろん、飲酒運転を検挙する際の基準となる呼気中アルコール濃度も「0」からということに。つまりはちょっとでもアルコール検知されたら色んな意味で罪となる(イスラム限定でもないんですが、この基準)わけであります。
一説にはヨーロッパなどでは水があまり良くなく、そういう「良くない水」を飲むくらいなら酒呑んだ方がまだいいため低年齢から飲酒してた…なんてのもあったりしますが、なんだか俗説っぽいような気もします。

…まあ、それでも「酒害」というのも存在しますし。酒というのは一種劇物であって体外に排出しようと肝臓が目一杯働くために肝臓系の病気になりやすい、ということもあります。ほどほどにしとけばいいんですがのんべというのはそれができないために体壊したりするんですが…そりゃあ、まあ、そんなの子供の頃から体に入れてたら健康上はたしかにあんまり良くないわな、というのも分かってるんですが。大人にだって害があることに違いはないわけですし。
それでも楽しく呑めるんなら、やり過ぎでなければそれもいいんでは、と思ってるんですが。「楽しく」というのは呑む、という行動だけではなく。例えば親しい友人と呑むとか。お気に入りのDVD観ながらゆったりと呑むとか。そういうもろもろの環境もあるんではないか…と。
そういうのはやはりある程度年齢重ねないといかんわけで。だから「オトナの飲み物」ということになってるんではないかな…とか思ってしまったり。「リスク」「被害」とかそういう概念とはまたちょっと違うような、そんな気もしてるんですが。

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04/13/2009

二つほど 4/13

「幅」で二つほど。

一つ目。「腕を振る」動作で携帯の本人認識可能へ(Yahoo!:+D Mobile)。つまりは携帯電話を手にした時の腕の振りから本人かどうか確認できる…ということのようですが。
まだちょっと実用化には早いんではないか、とも思いますが…どうなんでしょう。実際、今もまだ実験段階のようで「いついつには販売する」というものではないようですし。…なんか誤動作が気になるところで。「腕を振る」パターンにある程度「幅」を持たせることによってたしかに認識は可能と思われるのですが…例えばちょっとした振動、ドアの開け閉めとか家の前を車が通るとか。そういった「揺れ」のパターンがたまたま許容範囲内だったらどうなるんだろう、勝手に起動とかしちまうのかな…? とかそんなことまで考えてしまうのですが。

二つ目。飲食店での食べ残し、「持ち帰った方がいい」賛成多数(Yahoo!:RBB TODAY)…若干内容に疑問?が残る記事ではありますが(こういうのは別に男女関係ないんじゃ…数値の差だってほとんどないようなもんですし、欧米の事情を先に説明する必要性は? とか)たしかにこういう流れはアリなんではないか、と思われます。
欧米では「ドギーバッグ」という…つまりは残った分は犬に上げるので持って帰る、という風習があります。もちろん本当に犬にあげる、というわけではなく。残った分を家で人間も食べるわけですが。こうすると食べ残しを減らすことはできます。
が…なぜ日本でこれが根付かないのか。やってる店もあるんですが…やはり衛生面での抵抗があるようではあります。持って帰る側は特に抵抗ない場合が多くても、提供する側には抵抗ある場合が多いような…持って帰って腹壊したりされたらどうしよう、ということで。ある程度風習として根付いている欧米なら「そんなもん、持って帰って食った奴の責任だろ」で済むかも知れませんが、ここんとこそういう「食の責任」が重視されている日本ではやっぱり提供した側の責任となってしまう可能性が非常に高そうで。
…いやそれ以前からでも「残り物」に対する抵抗、というのはそこかしこにあったような気もしますが。
まあ、食べ放題のバイキングにこっそりタッパー持ってく、なんてのはマナー違反ですけど。普通に注文する料理が多くて残ってしまうから「持って帰っていいですか?」とお店の人に尋ねるのは別にいいんではないか、と。そういうところの「幅」を広げていったらいいんではないか、とか思うのですが。

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03/31/2009

ウィンナーと…

最近は弁当ではないんですが。何年か前には自分で弁当作ってた時期がありました。

…理由はカンタンで、昼食で弁当買うより安く上がるからです。弁当、と言ってもタッパーにご飯とウィンナーと野菜を炒めたものを放り込んだだけで。なんでウィンナーか、と言えば当時よく行ってた安売りスーパーで1キロなんぼ、といった感じで常に安く売ってたからなんですが。野菜炒めと言っても中身はキャベツだけでしたし。
昼食時に他の人はもちろん弁当屋さんの弁当なわけで。それ見て特に落ち込んだりもしませんでしたが…ただ、特に美味いと思ってたわけでもなく。食えりゃそれでイイ的なお弁当でした。
今考えると結構とんでもないことやってたなあ…。
そういうお弁当を…たしか…2年くらい続けていた記憶があります。さらに仕事から帰って食べるのは鶏ムネ肉のから揚げばっかりで。…なんでそれを弁当に入れなかったん? とか聞かれそうですが、ムネ肉のから揚げは時間が経つと固くなりますんでカットしてからダシ汁+砂糖+醤油で煮込んでタマゴでとじる「から揚げ丼」くらいしか流用がきかなかったりします。弁当にはちょっと向いてない食材なような。

それから自分で弁当作る、という機会はないんですが。…職場で食う、という機会がなくなったからで。食べてから出勤、帰ってきてからメシ(兼一杯やる)というのが普通になってしまったからでもあります。
さらに昔、中学生くらいの時は弁当だったんですがね。もちろん自分で作ってたわけではなく、母に作ってもらってました。当時は今のように弁当用冷凍食材もそれほど豊富ではなく、さらに母がそういうのはあまり好きではなく。大抵は夕食の残りを入れてくれてました。そのため毎回毎回中身は変わっていたので飽きることもなく中学卒業と同時に弁当ライフ?も終了したのですが…。

おかずとはちょっと違うんですが「おにぎり」がヒジョーに好きだった記憶があります。母が工夫してくれてノリだけ別にラップで包んであってパリパリの食感が楽しめるやつで。しかも自分、なぜか具は焼きタラコくらいで何も入ってないのが好きだった、という…おにぎりのお弁当と言えばおかずはそれほど入れないもんですから、お米だけの弁当みたいになっちまって栄養のバランスを考えて母が別におかずを用意してくれてたりもしましたが…。

…そう言えばおにぎりのお弁当も最近食ってないです。今度どっか行く時にでも作ってみようかしらん…? でも自分で作るのもなー…あの頃とは大分生活が違うんで、なんかちょっとわびしい気もしますが。




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02/19/2009

かーとかん

カートカン、というものがあります。これは「紙の包装」を意味する「carton」と「金属容器」の「can」を合わせた造語で、簡単に言えば紙製の缶、ということになります。このカートカンが最近注目を集めている(iza!)とのことで…たしかにスーパーなどでも時折見るような。いくつか有名ブランドが参入してきているので流通も増えてきている、ということのようでもあります。
従来の紙パックと違うのは徹底した「無菌充填」などでしょうか。味や香りを損なわなずに商品を売ることができます。

紙、と言っても3割以上は国内で出た間伐材や端材を利用している…というのも一つの売りになっています。紙てのは原材料が木ですんで、こういうのを作るには材料として木が必要になります。が、新たに木を切って作るのではなく商材としては使いにくい材木使うことで環境への配慮も実現。
さらにこのカートカン、紙パックのようにリサイクルすることもできます。自販機で販売しやすい形になってるのも経路拡大に貢献しそうではあります。
…しかしいくつかまだまだ克服してない点もあるようで。まず炭酸飲料を入れられない。…これは普通の紙パックもそうなんですが(逆に缶入り牛乳てのもほとんどないですが)…「紙」と「炭酸」てのはどうも相性が良くないようであります。

そして…もう一つ。これ、形状からして恐らくは200mlとかそれくらいの容量しかないと思うのですが…片手で簡単に握れる程度。そういうのをどれだけリサイクルで回収できるんだろうか…と。フツーにスーパーや自販機で買ったとして。その場で飲み終わったらどうするか、と言えば…そのまま燃えるゴミとして捨ててしまうケースがほとんどではないかと。もちろん、家に持ち帰って飲めば洗って乾かしてリサイクル、ということも十分に考えられますが…そんなめんどいことするんだろうか、とささやかな疑問が出てきたりもします。
環境に配慮、という昨今の風潮からすればンなこと言ってる場合かい…という声もありそうですけど。でも「環境にいいんだから何でもやれ」というのではなく。例えば中を十分に洗わなくても回収できるシステムを作っておくとか…そういうのを同時に展開してく、というやり方もアリだと思うのですが。

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02/12/2009

親子丼と…

「得意料理」、と言うよりも自炊が食事のメイン(むしろ外食なんかほとんどしてない…)なんで自然と料理を覚えちまっています。まあ、ガキの頃からそういうのが好きで小学生くらいから魚さばいたりしてましたが。それでも自炊メイン、となると…やっぱり得意?料理?の一つや二つあったりするようになります。…本サイト「信天庵」に載せてる「怪しいお料理レシピ」なんぞはそういった試行錯誤のタマモノ、といったところになるでしょうか…。

…安い食材、ということで一時期鶏のむね肉を主に使ってたことがあります。
そこで親子丼。材料は鶏むね肉とタマゴとネギだけ。基本、肉とネギ煮てタマゴでとじる。タマゴは「物価の優等生」なもんで安く手に入ります。ネギも当時はそれなりに安かったんで使ってました。作り始めた頃は結構簡単に考えてたんですがねー…実は結構奥深くて難しい料理だったりします。ま、当時は何回か回を重ねていくうちに飽きも手伝って色々ヘンなことやったりもしましたが。
例えばむね肉を最初に焼いておく。焦げ目をつけておいてから煮るんですがあんまり意味ない…。
この煮る、というのは料理でもなかなかに技術のいるものだ、と痛感したりもしました。味付けももちろんなんですが(水にダシの素+しょうゆ+砂糖だけ)煮方一つで肉が固くなったり火が通らなくなったり。温度や時間ややり方が微妙に違うだけで結果が全然違ったりして…なかなか「コレ」というのが出てこないもんではあります。今でも「こうやったら確実にウマイもんになる」やり方なんて全然知らなかったりします。毎回が試行錯誤状態。

まあ、その辺は素人ですから当たり前っちゃあ、当たり前であります。その「煮る」ことを職業にしてる人もいるのですから、そんな簡単に分かるもんではありますまい。
今はむね肉ともも肉を使い分けて親子丼作ってます。むね肉の場合は沸騰寸前寸止めでやや長めに煮てみる、とか。逆にもも肉はある程度煮ないと火が通らないので(でも煮すぎると固くなる…)がんがんいってみる、とか。それでもやっぱりピタリとはまるような「煮方」てのはまだまだ再現できてません。

一方で…からあげも作ってました。何せ当時は金がなく(今も?)昼にむね肉の親子丼食って夜にからあげ揚げて安い焼酎で一杯…てのを繰り返してました。よく続いたもんだ、こんなの。最近はどうも身体が揚げ物を受け付けなくなってきてるんですが…。
これはむね肉をにんにく醤油(醤油ににんにくを放り込んで2週間ほどするとにんにくの香りや味が醤油に移る)に漬け込んでおいたものに片栗粉まぶして揚げます。…またこの「揚げ方」が…難しい。高温度で一気に揚げる、てのが当時の自分のやり方だったんですが。むね肉てのは揚げすぎると異様なほど固くなりますんで、その見極めが難しくて。何度も中がまだ生だったり食感も何もないからあげになったりしました…。
こっちも実は今もそんなもんだったりします。もも肉も揚げてみるんですがどうにもうまくいかない場合が多くて。…むしろ最近は揚げ物から遠ざかってるんでまた何か別の調理法に挑戦してみるかな、とか思ってます。もも肉ならてりやきとかもありますし。むね肉は…どうしよ、汁物にいれてみる…とかですかね。



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02/04/2009

二つほど 2/04

海外ネタ?で二つほど。

一つ目。ロンドン。「お代は自由に決めてもらって結構です」レストラン(@nifty:ロイター)…客の方が値段を決められます。美味かったらたくさん払ってください、そうでなかったらそれなりに…ということでしょうか。値段設定はイギリスでの最低通貨1ペニーから50ポンドまでとのことで。
これ、意外とみんな安くしないんじゃないのかなあ…と思ったら「これまでのところ、客は実際の代金より20%多く支払っている」(「」内元記事より引用)なんだそうで。こういうとこ、洋の東西を問わないもんなのかも知れません。…「安くしてもいいんだよ」と言われると逆に相場っぽい値段をつけてしまう。実際にはそれより高く見積もっちまう、てのもなんだか妙に納得してしまえるような。
ただ、群集心理とでも言うんでしょうか。誰かが「1ペニーで」と値段をつけて。それを見た客が連鎖的に「俺も1ペニーで」「私も1ペニーで」とか皆が言い出してそれが止まらなくなったりしたらそれで定着してしまいそうな、そんな気もしますが…こういうのは日本的な考えなのかも知れませんけども。

二つ目。ライプツィヒ。旧東ドイツ時代のアパートの一室そのまま発見される(CNN)…1989年にいわゆるベルリンの壁崩壊が起きて。当時東西二つに分かれていたドイツは急速に統一へ向かうことになったのですが…。
ベルリンの壁崩壊(Wikipedia)
そのアパートの壁にかかったカレンダーは1988年8月のまま。「壁崩壊」は翌1989年冬のことですから…1年強待てば状況が変わっていたのかも…知れません。所有者の男性は何かトラブルを抱えていた、とのことですが。
今年で20年となる「壁崩壊」、それに対する一種のタイムカプセルのような感慨も受けますが…なんだかとてもさびしい思いもあります。いや、もの哀しいと言った方がいいかも知れません。
こういうのって、実は日本でも結構あるんじゃないかと思われますが…どうなんでしょう?

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01/28/2009

フグは食いたし…?

山形県、フグで7人食中毒(Yahoo!:読売)…重体や重症の方もおられましたが現在は持ち直している、とのことで。毎年こういった「事件」はあちこちで発生しているんですが…大抵は釣り人が釣ったフグを自分でさばいたケースなんだそうで。こういった飲食店での発生はまれなケースになる、とのことですが…。
逆に一種「信頼」を失う行為になると思うのですが。色々な意味で。都道府県によってふぐに対する規制が異なる、てなことになってた、なんてのは自分、初めて知りましたが(勝手に国レベルでの認可だと思ってました…)これだけばらつきがあるとさすがにヤバいんではないか…と思われますが、どうなんでしょう?

ふぐ…代表的で有名なのはとらふぐですか。…食べたことないですけど。
毒があることでも知られていますが、なぜか大変に珍重されています。たしか縄文期辺りの貝塚からふぐの骨が見つかった…とかそんな話があったような。日本だけではなく中国の一部でも食べられているようですが…あっちでもやっぱり中毒の危険と戦っている…のかも知れません。
ふぐ毒はテトロドトキシンという物質で全身がマヒしていきます(ふぐ本体はこの毒を生成することができず、毒素を持つ生物を食べ続けることで毒を得る)。食べてからすぐに症状が現れますが、適切な処置をほどこせば回復できます(砂に埋めるはNG)が…実は解毒剤はありません。つまりは体内からいかにして追い出すか、というのが処置の基本になります。
テトロドトキシン(Wikipedia)
なお、ふぐの種類によって毒のある部位が違います。そのため勘違いで食べてしまった、というケースも多いんだそうで。

危険な食物なので規制があります。いわゆる「ふぐ調理免許」というやつですが…これが実は各都道府県によって基準が違うんだそうで。山口や大阪、東京などはふぐの消費も多いんでかなり厳格なんですが、県によっては「規制はするけど罰則はない」という場合もあったりして。特にふぐとは縁の薄い東北でそういう場合が多いんだそうであります。
ふぐの場合は調理もそうですが後始末も問題になります。東京の場合はカギのかかる容器に有毒部位を保管、そして専門の業者が処分する…てな話を聞いたことがあります。こないだも一部を紛失した…という騒ぎになったりしましたが。…これも都道府県によって違いがありそうな気がします。
…これを機会に全国的で統一規制かけてもいいんではないか、と思いますが。現行の「ふぐ免許」てのは県独自のレギュレーションで発行してるんで他県に行くと効果がない、てな場合もあるんだとか。そんなんだったら意味ない場合も多そうですし…。

ま、↑記事のふぐさばいた人に限ってはもう一つあるんですが。調理師免許も持ってなかったって…ふぐうんぬん以前の問題なような。調理師免許は専門学校行けば無試験で取得できますし。行くヒマがない、ってんなら15歳以上で2年間そういった実務経験があれば国家試験を受けられます。それくらいの勉強はしてもいいとは思うんですが。これまでもそういうことしてたってことは実務経験はあるんでしょうし。
…なんか変なとこで「信頼」が失われそうで、その辺がなんともやるせないんですが…ううむ。

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01/25/2009

本当に言った人がいるのか

…と、ちょっと驚いたりして。
飲酒運転逃れに「奈良漬食べた」は通用しない(Yahoo!:産経)…呼気1リットル中0.55mg(基準は0.15mg)ものアルコール検出しておいて「奈良漬食べただけで呑んでない」と言い訳って。しかも後に調べられたら「やっぱり呑みました」って…いや、ホントにこういうこと言う人がいるとは、とある意味感心してる次第ではあります。
他にもアルコール入りのウィスキーボンボンであるとか。…これは実は自分、ガキの頃に食べ過ぎて足がふらふらになったこと、ありますが。それでもこれも飲酒運転の言い訳になるんかなー、と。最近のは成分調整と言うかアルコールの含有量なんかきちんと調整されてるはずですから、そう簡単にアルコール飲料飲んだのと同じようにならないだろう…とも思うのですが。

アルコールが含まれている=摂取したら呼気に必ず出る
…というものではなく、アルコールに弱い人が食べたら酔っ払う可能性がある、ということではないのかな、と。ごくごく少量なんであくまで可能性ですが。
アルコールを分解することによってできる物質「アセトアルデヒド」を分解する酵素を日本人は必ずしも100%みんなが持ってるわけではない、という話で。つまりは何人かに一人は有害なアセトアルデヒドを体内で分解することができない。そうなると体の各器官に未分解のアセトアルデヒドが「まわって」しまって即座に酔ってしまう…と、なんだか非常に簡単に言えばそういう仕組みだったと思います酒に酔う、てのは。
もちろん時間とともにアセトアルデヒドは少しずつ排出されていきますんで、分解できないからと言って永遠に体内に残るわけではないです。ただ、いわゆる「宿酔い」のような状態になることはありますが。
二日酔い(Wikipedia)

奈良漬やウィスキーボンボンでも似たようなことが体の中では起きてるのでしょうけど。…んでもなあ…呑んだら乗るな、てのは昨今の風潮からよく分かってるはずだろうと思うんですが。なんで飲酒運転やった挙句にいい加減な言い訳とかするかなー…それともやっぱり「自分だけは大丈夫、何度も同じことやってるけど何もなかったから」とか思ってるのかな…あるいは人間てのはどうしても弱いもんなんでとっさにそういうこと、言っちゃうのかなあ…。
自分は自動車免許持ってないんでこういうことはないのですが(ってのもなんかヘンですな)でも最近はそれでも気をつけないといけないようになってきてるのですけれど。

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01/13/2009

持っていてもジャマにならない

それが知識や教養だ、なんて言葉もありますが。持っていても盗まれることもない…なんてな表現方法もあったりします。
酒席のマナー教えます、懐石料理店にて(iza!)。実際にこういうのはアリなんではないか、と思われますが。マナーというのは触れる機会があればあるほど身に着くものではありますし。
それに知っておいて損はないわけで。特にそういう「場」に臨むことが多い人はむしろ積極的に知っておくべきなんでは…とか思いますけども。

接待…個人的にはほとんど接点のない言葉ではあります。…特に↑こういう高いところなんてのはヘタすると一生縁がないんではないか…とか思ってしまったりしますが…。
元来酒が好きなもんで「酒席」「宴席」という観点からだと結構接点があったりします。いや、接点がどっかから流れて来るならむしろ自分から拾いに行く方で…あー…でも最近外で呑んでねえや。資金の問題もあるにはあるんですがどっちかと言えばこれは「縁」の問題かなあ、一人ではなかなか、というもんですし…。
そういう場でもマナーてのはきちんと存在してます。いわんや接待の場ともなれば。目上の方と呑む場合がほとんどでしょうしそうなるとある程度は知っておいても問題はない、と言うより知っておくべきなんでは、と。

たしかに本来は上司なり先輩なりと同席して失敗しながら学んでいく、というのがベストなのでしょうけどこの不景気、場の数そのものが減ってきてるし最近は上の方と呑みに行く機会も減ってるんだそうでなかなかそういう風にはいかない、とのことで。
もったいないなあ、と言えばそれまでなのでしょうけど。知っておいて損はない、むしろ歓迎すべきことならどんどん吸収して行ったらいいのになあ、と思ってしまうのですが。

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01/07/2009

季節はずれな季節物

和歌山県すさみ町で季節はずれのカツオが大漁(Yahoo!:紀伊日報)…いわゆる「初ガツオ」というのにしては時期が早すぎるんだそうで。ある意味本当の意味での「初ガツオ」なのかも知れませんが…季節はずれの大漁に町は沸いているようではあります。
なお、「すさみのケンケン鰹」とは疑似餌(潜行板を使うのも特徴)で釣り上げたカツオを生け〆して氷水にさらし、なるべく短時間で港に持ち帰る、という…近場で漁のできる地元ならではの漁法で釣ったカツオであります。
かつお・カツオ・鰹・南紀・すさみケンケン鰹トップページ

予期せぬ大漁。それでもなんだかちょっと不安になってしまいますが。…地球温暖化とかそういうのが出てきそうではあるのですが…どうなんでしょ。
↑記事中にあるように和歌山のカツオは黒潮の影響を受けることになります。はるか南方から鹿児島沖。高知沖、そして和歌山沖、と日本列島に沿って北上(むしろ北東上?)してくる海流で「暖流」と呼ばれることもあります。最終的には千葉銚子沖で南下してきた親潮とぶつかることになります。
海の中に大きな河があるようなもんなんですが。例えばカツオはこの黒潮に沿って移動するため高知や和歌山でカツオが名物となります。対して秋の風物詩サンマは親潮をメインに移動します。だからサンマは北海道から東北、そして銚子沖が産地となるわけですが。
…お魚の方はそれほど大きく変化しませんが…額面通りにいかないのが自然現象というもので。それまでとは違った流れを見せることがあるのも黒潮だったりします…。

実際に見たことはないんですが…黒潮てのは目視できるもんだ、という話を聞いたことがあります。それがいきなり流れを変えたり蛇行したりすることもあるんだそうで。…とは言っても南下し始めたりとかそういう根本的なとこは変わらないんですが…色々な理由が重なってそういうことも起こるんだそうであります。
…今回のもそういうことなのかなあ…とか個人的には思ってしまいますが。さてさてどうなんでしょう…?

一方季節はずれじゃない「季節物」と言えば。北海道の流氷なんかどうでしょう…北海道・紋別港沖でオホーツクの流氷初観測(Yahoo!:毎日)
網走市観光協会
例年より若干遅めの1月下旬に接岸ではないか、とのことで。まだまだ冬は続きそうではあります…。

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01/06/2009

神の領域、人の領域

体細胞クローン牛・豚に関して内閣府食品安全委員会の専門家ワーキンググループが「従来の牛と豚に比べて、差異はない」と発表(iza!)。これまでは受精卵の細胞を使う「受精卵クローン」は流通が認められてきましたが、フツーに生きてる身体の一部から取り出した「体細胞」を使うクローンに関しては安全性が認められていませんでした。成功すれば受精卵クローンより大量に同一の性質(遺伝情報上は)をもった動物を作ることができるようになりますが…色々と反対も多くこういうのに先進的なアメリカでも認められてなかったのですが。
↑こういう発表により一気に研究が加速してクローン動物の安定供給が可能に、とかそういうことになるかも知れんのですが…やっぱり反対多そうだなあ…。

ここで簡単に(ごく簡単に)クローンのおさらいをしておきますと。
まずフツーに受精した牛の卵と丈夫な牛の母体を用意→お目当ての性質を持つ牛の細胞をゲット→その細胞を卵に埋め込んで母体に戻す→お目当ての性質を持つ仔、つまりクローンが誕生…。
…なんか、こう書くと結構インパクトありそうな危ない実験みたいな印象を受けてしまいますが…それでも畜産関係てのは一般人から見ると結構「えええ?」みたいなことやってますんで、ある意味これで普通なのかも知れませんけども。
ま、話を戻しますと「お目当ての性質を持つ牛の細胞」をどこから持ってくるか、で受精卵クローンと体細胞クローンに違いが出てきます。数も違いますし入手方法の難易度も違う。受精卵てのはまんまそのままの意味なので「お目当ての性質を持つ牛」を交配させないと得られません。しかも「交配」てことは相手がいるわけで…純粋な意味での「お目当て」にはならなくなってしまいます。一方身体のどこかの細胞を使う「体細胞」なら間違いなくその「お目当て」の遺伝情報を持ってることになります。最低限?遺伝情報は全く同一になるのできちんと育て上げれば「お目当て」そのものの牛が出来上がることになります。

しかし…現在体細胞クローンてのは実験で相当数作られてますけど生存率が低い、とか色々問題があったりします。そして、技術的な問題だけではなく倫理上・宗教上の問題も。日本だと宗教上よりも倫理的にどうなんだ、てなことになりそうなんですが…欧米だと宗教的にかなり激しい反発がありそうではあります。神の作りしものにヒトが手を加えるべきではない、とか…。
むしろ日本の場合はいざ販売する時に「クローン牛」と表記しないといけない、となって…皆が気味悪がって買わない、結局クローンの進出?断念とかそんなことになりそうな気がしてます。ちょっと前の遺伝子組み換え作物の表記でもかなりすったもんだありましたし。なんだかよく分からないものを食べたくないなあ、というのは分からんでもないんですが…それ以前に正しい知識を求めろよ、とか思ってしまいますが。でも人間てなイメージの動物ですからそこんとこはどうしようもないのかなあ…やっぱり。

今でも「クローン」というと「同じ顔の人間をいっぱい作る技術」となって「ヒトラー量産」とかそういう話が出てきますけども…今現在の技術では成人の細胞使って即座に成人を作り上げることはできません。植物のクローンてのはかなり前からありますけど、これもバラバラにした細胞から一種の「タネ」を作る技術でやっぱり育った植物を即座に作り出す、なんてのはやはり神の領域の仕事になってしまいます。
…いや、でも…数百年前とかだったら現行のクローン技術だって神の領域だったわけで。てことは…将来そういうコピーでも作るようにクローン作れる技術、なんてのが出てくるのかも…知れません。

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12/30/2008

二つほど 12/30

やっぱり関連なさそうなので二つほど。

一つ目。犯罪者の保護観察中に「社会奉仕」導入?(Yahoo!:時事) 欧米などではよく見る「社会奉仕」ですが。例えばボランティアで何かやらせるとかそういう関係の施設で奉仕活動、とか。ただ…あっちでは結構前からそういうのがありますし、判決の裁量も日本とは違うようなので成立?しているような向きもあるんでは、と。安易、と言ったら語弊があるかも知れませんがそのまま日本へスライドさせても大丈夫なのかな…という不安はあります。十把一からげに「この罪状ならこの奉仕活動」と決めれられてもなあ、と。受け入れ側にだって抵抗あるでしょうし。
さらに記事では一定期間懲役刑などに服した後、残りの刑期は執行猶予とする「一部執行猶予制度」も導入されるのでは…となってます。目的は犯罪者の社会復帰や更生などらしいのですが…。
…これは…見方によっては刑期短縮とかそういうことにもなりそうな。恐らくは刑期を真面目に務め上げた「模範囚」が対象になるのでは、と思われますが…なんか、色々誤解を招きそうな、そんな気もします。犯罪があった、ということは加害者と被害者がいるわけで。その加害者だけを救い上げるのか…とかそんな風に捉えられてしまうんでは、とか…。

二つ目。自宅で一杯…調理家電が大人気(Yahoo!:読売)。昨今の社会情勢からいわゆる「すごもり」型、つまり外食などをせずに自宅で食事や飲酒を楽しむ傾向が増えてきてるんだとか。そこで自宅でも手軽に居酒屋のメニューを作れる「調理家電」が大人気、と…。
…手軽に、と言ってもなあ、と個人的には思ってしまうのですが。自分は外食はほとんどしないので「すごもり」も何もあったもんではないんですが。でもプロの焼く焼き鳥の美味さは知ってますし、アレを再現しようと思ったら炭火からきちんと起こさないとダメなことも知ってます。…そういうのの「再現」はなかなか難しいとこなんですが。
おでんにしてもフツーに土鍋、なければいつも使ってる鍋でも作ることは十分に可能ですし。でも、居酒屋っぽく小道具に凝る…となるとまた話は別ですか。そういう器具を買って帰って皆でわいわいやる時の話のネタにする、というのもたしかに面白いかも知れません。中身だけじゃあない、といったところでしょうか。
タコ焼き器。以前住んでたとこでも何人か知り合いが持ってましたが。…これも皆でくりくりやりながら呑む、というのもいいかも知れません。ただ、タコ焼きって生地作りが結構大変だったような。なんか、出来合いの粉のやつがあったようななかったような…?

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12/28/2008

二つほど 12/28

あんまし関係なさそうなのを二つほど。

一つ目。「モカ」が姿を消してしまう?(Yahoo!:毎日) コーヒーの「モカ」のことになります。「ブルーマウンテン」と「モカ」は豆を買う時には大抵目にする名前ではあります。…前にちょろっと書きましたけど…この「モカ」が品薄になるのではないか、という話が出ていたのです。
記事中にもあるようにコトの発端はエチオピア産「モカ」から規定以上の残留農薬が検出されたことになります。量的には「健康に影響を及ぼす量ではない」というものにせよ…当然のことながら規制がかけられ、エチオピア産の輸入が激減。生産量は低いんですがこちらは規制のかかってないイエメン産「モカ」へ移行するか、という話になってたんですが…。
どうもイエメン産だけではまかないきれない、ということになってきてるようで。…エチオピアの方は日本がダメでも他の国が買ってくれる、ということで特に対策はしてないのかな…ちょっと、その辺ははっきりとは分かりませんが。いずれにせよ今年出荷分は輸入できないような流れで。となるとモカはどうなってしまうんだろう…。

二つ目。マイクロソフトの次期OS「Windows 7」のベータ版、来年一月に登場か…。まあ、あくまで「ベータ版」なんですが。
Yahoo!コンピュータトピックス:Windows 7
おそらく現在最も多く使われているのが「xp」だと思われますが。その次に「vista」が出ましたけど…結構色々なモノを食うので敬遠されてるのか伸びは今ひとつ。で、その次が「7」になります。これは開発コードがそのまま名称になったためこういうシンプル?な名前になったんだそうで。
機能的にはまだまだ未知数なところはありますが。こういうのは実際に触って動かしてみないとよく分からんところもありますけども。…でもなあ…またなんか余計な機能が満載されるんじゃないのかな…? てな不安はやっぱり拭いきれんのですが。
マイクロソフトはさ来年2010年に発売を予定しているんですが、どうも「vista」が不調なんで前倒しで2009年末にでも発売するんじゃないか、とかそんな話もあります。…でも、ま、発売してから「spなんとか」が付くくらいまで待った方がいいのかな、焦らない方がいいんじゃないのかな、とかそんな風にも思ってしまうのですが。

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12/26/2008

二つほど 12/26

まだまだ行きます二つほど。

一つ目。昆布とかつおの「うまみ」だしの仕組み解明(Yahoo!:毎日)…植物系「昆布(グルタミン酸)」と動物系「かつお(イノシン酸)」のだしを混ぜることで「うまみ」の効果が上がることは以前から分かってましたが、このほどその具体的な仕組みが解明されました。…日本ではなくアメリカの研究グループが、というところがある意味ミソなのかも知れません。五つある「味」のうちの一つ「うまみ」に関することなんですが、これの発見には日本が大きく関わってはいるのですが。
しかし受容体の形状にまで研究が及んでいるとは。さすが、と言えばさすがではありますが…じゃあ具体的にもっと上手にだしを使う方法てのはどんなんなんだろう…というとこまではさすがにまだのようで。もしかしたら…今後、なんかそういうのが出てくる、かも知れませんが…さて?

二つ目。トヨタが「立ち乗り型二輪車」発売へ(iza!)…ここんとこ業績悪化やら雇用関係やらで話題の尽きないトヨタではありますが、某セグウェイと同様の機能(だと思いますが)を持つ移動手段を発売予定、とのことで。値段を抑えての販売となるようですが…。
ただ、これ、認められてないので一般道を走ることはできません。で、記事中にもあるように私道扱いされる大規模施設内(例えば空港の設備)などでの使用を考えているとのこと。今後道交法で認められれば一般道を走ることもできるのでしょうけど…なかなか難しいのかな、とは思います。今まである区分に簡単に収まるよーなもんでもないですし(自転車? 歩行者?)別区分作るとなるとこれもなかなかに厄介なようですし…。

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12/18/2008

ライトめん

日清食品の「カップヌードル」に「ライト」版が登場予定(Yahoo!:オリコン)。「通常」版だと364kcalあるんだそうですが、この「ライト」版だと198kcalと約40%のカロリーオフを実現した、とのことで。この手の「ライト」製品てのは従来なら原料を小麦粉ではない別の物にするんだそうですが、こちらは小麦粉原料のまま大幅な減量に成功…この辺がキモのようではあります。
まあ、湯戻し後の量が若干減るみたいですが。こういう「ライト」商品が増えていくってのは世情を反映してるとも言えますが「そこまでして食いたいんかい」とか思ってしまったりもします…。

1コが大体200kcalとすると…ご飯で茶碗1杯分とかそれくらいになりますか。てことは今までご飯2杯弱程度はあったことになります。…高いような気もしますけどカロリーと食後の満足度てのはあんまし関係なさそうなので一応の目安、というところでしょうか。
なんでカロリーが高いか、と言えばいわゆるインスタントめんてのは油で揚げてたからになります。
そもそもの発想が「生めんを油で揚げる」というものなんだそうで。こうすることによりめんに無数の小さな穴が開きます。そこへ湯が入っていくことにより柔らかくなる…というのが簡単な流れになります。そのため「油で揚げる」工程はどうしても必要だったわけです。
ま、今は「ノンフライめん」てのも結構ありますし。様々な製法があるので全部が全部油で揚げてるわけではありません。…むしろ最近は揚げてない方が多いんじゃないかなあ…とか思ってしまったり。技術の進歩ではあります。
でもカップヌードル1コで一食分、てな人が…いないわけではなさそうですけど…足りるのかな、とか思ってしまいますけども。

実は自分はあんまり食べない方だったりします。…袋ラーメンの方が安いですしバリエーションも色々きくもので。カップだとどうしても「カラ」が残って行ってしまいますし。カップヌードルに関しては中身だけ(とは言ってもメンをそのまま売るわけではなく)売る「リフィル商品」てのがあったんですが…ここんとこ見ないような。それでも袋ラーメンで「煮る」方が好き、と言うか慣れてしまってるのでカップはめったに買わなかったりします…。

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12/11/2008

ウサギと、えっと…

現在の親世代(20~40)の35%が「ウサギリンゴ」作れず(@nifty:読売)。…あの皮で「耳」を作ったリンゴのことです。二つに分かれた赤い皮と身の黄白色が映えてとってもキレイなのですが…昔々作ってもらった記憶があります。当然お弁当の中にいたわけで。実はリンゴてのは長時間空気に晒すと茶色くなってしまうので塩水につけてから細工します。…だからちょっと塩味のついたリンゴだった、という記憶も懐かしく残っていたりします…。
リンゴ(Wikipedia)

自分も作れるか、と問われると…どうなんだろ、できそうなできなさそうな…と曖昧に答えてしまいそうではありますウサギリンゴ。細工物と捉えると実は結構奥が深いような気がしてます。きちんと耳が立つんだろうか、バランスはどうなんだ…とか色々考えてしまいそうですし。
まあ、それ以前に一人でンなもんこしらえても意味なさそうなんですが。
ところで…この「ウサギリンゴ」っていつ頃から始まったものなんでしょうかね? ちょろっと検索かけてみたんですが、それっぽい記述はどうにも出てきませんし(↑のWikipediaは、まあ、参考に、ということで)。やっぱり細工物…日本料理でも結構そういうのがあります…とかそういうところから流出?したのかな、と思いますが。

現在日本で大量に流通しているのは明治以降に入って来た「西洋りんご」ですが、それ以前に入って来たりんご「和りんご」というのも存在しています。ただ…一般家庭で普通に食べられるようになったのはそれこそ明治以降、あるいは昭和に入ってからなんじゃないかなあ…と個人的には思ってるのですが。大量生産の技術が発達してきた頃になって普通に安価に食べられるようになったのでは…とか。
そういった頃に誰かが作って広まったのではないかなあ、と。ウサギリンゴ。日本料理の細工物にしてはそういったスキルのない人でもコツさえつかめば作れそうですし。それとも何かきっかけがあったのかな…。

この「ウサギリンゴ」と並んで有名なのに「タコさん(もしくはカニさん)ウィンナー」てのもあります。…これは戦後になって例の「赤い小さなウィンナー」が普及してからだと思われますが。…これもなあ…なかなか足?が開かないんですよねえ…結構技術の必要な細工なんですが、って、これも一人で作って一人で食うもんじゃないですねえ…。

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12/03/2008

柳の葉の魚

「柳葉魚」と書いて「シシャモ」と読むそうな。由来はアイヌ語からで、川に柳の葉を流したところ転じた魚がこのシシャモだったから、とされるそうな…。
この「シシャモ」ですが。居酒屋でも「子持ちシシャモ」は定番メニューですし場合によってはスーパーなどで安く買うこともできます。…しかしコレは本当の「シシャモ」ではない、というのはよく言われていることで。「カペリン(カラフトシシャモ)」という別の魚が流通のほとんどを占めていて本当の「シシャモ」はごくわずかであります。
…そのカペリンですが今後安くなる可能性があるんだそうで。資源保護のため5年間禁漁していたノルウェーが漁を再開するためで今春から輸入が再開されるのでは…と(Yahoo!:フォーサイト)

↑記事によればノルウェーが再開した漁業枠の1割を日本に輸出しただけで供給過剰になる恐れがある、とのことで。…もちろん自国内での消費も見込まれるのでしょうけど。例えばアイスランドでは貨幣のデザインになるほど親しまれている魚ですし、ノルウェーでも食べられているのではないかな、と。
それでも輸出に参入してくるとなると安くなるのかな、という期待感?もあったりします。物価高騰と言いつつ実は探せば安くなってたり割安感が高くなってたりする食材や資材も多い昨今ではありますが…シシャモ(カペリン)は今よりも安くなるのかな…と。
ちょっと、楽しみではあるんですが。さて。

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11/26/2008

「ナマズ」じゃない

ノリ弁、と言えばご飯の上に海苔を敷き、その上にフライやらおかずやらを乗せている「名前<中身」なお弁当ではありますが。…乗ってる具の一つ「白身魚フライ」が現在ピンチ、救世主は「ナマズ」(@nifty:夕刊フジ)…って、ああいうのは「ナマズ」とはまたちょっと違うもんじゃないのか、と思いますけども…さて。

コトの発端?はスケトウダラの高騰によるものであります。
北太平洋の寒い海で獲れる魚ではありますが、昔からこの白身をフライにしてたんだそうで。くせもなく色もキレイ。某マクドナルドでもフライにはこの魚が使われてるんだそうで…タラコの親でもある魚ですが非常に供給しやすい魚…だったんですが。
ここのところの欧米などで魚が見直されて需要が大きく増加するような状況になったのと、何年か前でしたか…太平洋のスケトウダラの数が減りすぎている、という関係機関の報告もあったりして。たしか大幅な漁獲枠削減を提言されて、ほとんど禁漁のような状態になるんではないか…とされてたような記憶もあります。
そこでスケトウダラの代わりになるような白身魚を…ということになったわけであります(もっとも、白身魚全部がスケトウダラだったわけじゃないんですが)。

実は結構知らない(と言うより日本では獲れなかったり水揚げされてなかったり)魚でいつの間にか食卓にのぼってる…というのはよくあるケースなようで。最近は表示がきちんとしてきましたからパックのどこか(意外と見落とされるのがウラ面)に魚の名前が記してあることも多くなってきました。…え? 何この魚…? というのもよくあるんでは、と…。
その中の一つになりそうなのが「ノリ弁の救世主」たる「バサ」であります。学名は「Pangasius bocourti」で、同属に「チャー(Pangasius hypophthalmus)」というのもいて両方ともベトナムやカンボジアなどで養殖もされている魚であります。
バサ(ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑)
バサの画像はありませんがチャーの画像を見ると目が特徴的で頭が平べったくて背びれが張ってて背中が盛り上がってて…なんか、どっかで見たような…? 属名がパンガシウス。しかも大きくなるアジアキャットフィッシュの仲間…?
で、調べてみると近縁にこんな魚がいました。
Google検索:カイヤン
学名は「Pangasius sutchi」…ペットショップだと千円足らずくらいで人差し指くらいの可愛い幼魚が買えますが…成長すると60cmとかそれくらいになる上に遊泳性が非常に高いため最終的には180cmクラスの水槽でないと飼えない、とされている魚。…すぐパニクって水槽にアタマぶつけるんで、昔は円形水槽で飼え、とか言われてた…ような気がしますがそこんとこ記憶が曖昧ではあります。
…そっか…カイヤンの近縁だったんか…と昔熱帯魚飼ってた自分なんかは妙に納得してしまった次第ではあります。

ところで表題にもした「ナマズ」ですが…「ナマズ」と「キャットフィッシュ」てのは全然違う魚なんではないかなー…と常々思っていたりします。日本でも淡水産でも海産でも「キャットフィッシュ」の仲間はいるんですが(有名なとこではゴンズイ)全部「ナマズ」で一緒くたにされてるのが現状で。
ナマズ、というとあんましいいイメージ…というよりなんか怠け者とかのんびり屋さん、とかぼやけた?イメージなんですけども、キャットフィッシュのほとんどは活発に泳ぎまくりますし姿かたちも様々ですし。…そろそろ区別してもいいんではないか、と思うのですが。
…でもあんまり意味ないかな、一般の人からしたら全部「ナマズ」で何も問題ないわけですし。

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11/21/2008

あのガイド本

ミシュランガイド東京、今日発売…駅前の本屋でも売っているようで、前を通りかかったら店員サンがマイク使って宣伝してました(そういうお店なんです)。…まあ、それでも買いませんでしたが…外食しねえもんなあ、自分。
Yahoo!経済トピックス:ミシュランガイド
「ミシュランガイド」とは簡単に言えば「グルメガイド本」であります。ミシュラン、と言えばフランスのタイヤメーカーとしても有名ですが、そのタイヤを消費してもらう→車で出かけてもらおう→じゃ、美味しいレストランを紹介しよう…ということで始まった、とされています。
単なる紹介だけではなく三ツ星が最高となる「星」による格付けなどもあって、選ぶのに参考になるようになってます。なお、レストランだけではなく観光地の格付けもやっていて、去年は高尾山が選ばれてその効果が出てる…なんて話もあります。
ミシュランガイド東京は去年から発売されるようになりました。アジアでは初の「ガイド」ということで人気も高まっているのですが。

世界的に権威あるガイドブック。ということで注目を集めているのですが…。
それでもなんだか不満?と言うか反発?と言うか。そういうのがあるのも現状だったりします。調査はいわゆる「覆面調査員」…つまりは身分を明かさずにフツーに客として来て(一回だけではないそうな)評価を下す、ということになります。もちろん日本人調査員もいるんですが…割合としては日本人の方が多いらしいのですが…やっぱりそこはそれフランスの企業ですんでそっちの意向が強くなるんではないか、フランス人の日本文化が理解できるんだろうか…という声はあちこちから聞こえてきたりします。
そりゃあ、日本人がフランスはパリのレストランガイド作って格付けしたりしたらあっちの人はどう思うんだ、あんまり良くは思わないだろう…というのも分からんでもないんですが。

…その辺はあんまし気にする必要ねえんじゃねえの? てのが個人的な感想で。フランスから見た日本のレストラン観と言うかちょっと違った角度から見た日本、てのも見えてきてそれはそれで面白いんじゃないのかな、と。もちろん日本にだってこういうガイドブックはたくさん存在してるわけで。そういうのと見比べてみるとまた違った発見もあるんではないかなー…とか思うのですが。日本の料理文化は日本人にしか理解できるはずねえ、とかそんな料簡の狭いこと言わんと、もっとおおらかに構えてもいいんじゃないのかな…と。

ただ…こういう権威ある本に載る、ということで商売としてのレストランは大変に影響を受けることになります。当たり前ですが三ツ星もらったらお客さんも増えます。去年三ツ星だったのが今年は二ツ星、てなことになったら客足が遠のく可能性だってありますし。
中には降格されたことを苦にしてシェフが自殺…なんてケースも他の国ではあったりしますし。そういうとこはどうしてもシビアになるんで、やっぱり気にするところは気にした方がいいのかなあ…とか、そんなことも思ってしまいます。

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11/08/2008

三つほど 11/8

「PC」「某首相」「お魚」で三つほど。

一つ目。富士通が高齢者向け「らくらくパソコン」発売(Yahoo!:フジサンケイ ビジネスアイ)。これは携帯電話端末「らくらくホン」の技術を応用したものだそうで、操作に慣れていない高齢者もカンタンに接することができるようになっているんだとか。これで富士通は高齢者向け市場の開拓を目指している、とのことですが…。
高齢者、と一口に言っても。記事中にもありますがすでに国民の8割がPC持ってるとされてる中、どれくらいの高齢者がこういったシリーズのお世話になるのかな…とか。高齢者とまではいかない年齢の人にもPC触ったことない、てな人もいますしもっと年の若い人たちにだってPC持ってない人だっているわけですし。そういう人たちもターゲットなのか、となると「PC未体験な人たち」を狙ってる、ということなのかも…とか。
ただ、今後は二極化が進むのでは…という予想も立てられます。明らかに若い世代の方がPCに触り慣れてはいるわけで。そういう人たちが高齢者になったらPC使える・使えないで分かれてしまって供給する側も全然目的の異なるマシンを用意しないといけなくなるんではないか、とか。

二つ目。アメリカで民主党のバラク・オバマ氏が大統領選に勝利しましたが…我らがベルルスコーニ伊首相、オバマ氏を「日に焼けている」と(CNN)…後で「お世辞だった」と釈明したそうですが。むしろ氏の壮大?なジョークだったんではないか、とか思ってしまいますが。それとも「盟友」ブッシュ大統領に配慮して…てのは考えすぎなのかも知れませんが。なんか、素でこういうこと言ってしまいそうな方ではあります。
ここんとこ話題のなかった我らがシルヴィオ・ベルルスコーニ首相。まだまだ色々やってくれると信じているんですが…どうなんでしょうね。

三つ目。「韓流」魚続々来日…値下がりも(@nifty:JIJI)。ある意味「スター」なんですけど別に俳優がどう、という話ではなく。最近韓国から大量に魚が輸入されてきていて、特にサワラやヒラメが値崩れを起こしている、というお話であります。
原因は最近急激に加速した円高・ウォン安。実際、韓国からの観光客も激減しているんだそうですが…あっちでは高級魚の消費も激減、そのため日本へどっと押し寄せてきている…と。
日本国内で買う側からすれば値段が下がってラッキー、てなもんですが売る側からすればたまったもんではありません。こういう相場の変動が激しい品物、てのはたしかに得をすれば損をすることも多々あるんですが…それにしても意外なものが意外なところに影響を及ぼしている一例ではあります。

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10/27/2008

マグロ漁の存続

なんだかちょっと気になるニュースが。
…クロマグロに関する「規制」というのはこのあれこれでも何度か取り上げてますし、テレビのニュースなんかでも盛んに流れていたものですが。「マグロが食べられなくなる?」とかそういった論調だったのですが…。
この手の「マグロ管理」を国際的にやってるのが「大西洋まぐろ類保存国際委員会(ICCAT)」(外務省)という団体であります。「大西洋」とアタマについている通り大西洋を中心に活動してますが、最近話題になってる地中海の畜養事業なんかにも提言している団体ではあります。…もちろん他にも太平洋系やインド洋の「まぐろ類保存国際委員会」てのは存在しています。
で、このICCATに関して一昨日の10/25の午後2時くらいの記事ではクロマグロ漁獲枠(地中海と東大西洋)の半減を提言(@nifty:読売)だったのですが…これが昨日の10/26の午後5時くらい、約1日後の記事ではクロマグロ漁(地中海と東大西洋)の中止を勧告(@nifty:共同)ということになってしまいました。相当に切羽詰っている状況のようであります。

来月にICCATは年次会合を開く予定なんだそうで、そこでは恐らくクロマグロの漁獲枠削減が出てくるんだろうなあ…という予想は結構あちこちで立ってたんですが。実際、諸事情あって世界的に消費量が増えている魚ではあります。皆が欲しがれば値が上がり、値が上がれば皆が獲るようになる。皆が獲れば数は減る…。
しかし…中止まで行く可能性も出てきましたか…。
コトはクロマグロという高級魚に関してなので、例えばスーパーで並んでいる別の種のマグロ刺身なんかに影響はない、という見方もできます。が…クロマグロだけがこういう事態になってるとは思えません。保存対象は「まぐろ類(カジキ類を含む場合もあり)」なんで安いマグロもそのうち規制対象になる…かも知れません。そもそも世界的に食用の魚は激減している…理由は環境変化や消費増加など様々…とされてますんで、「保存」するとすれば他の魚も対象になってきそうな勢いではあります。

やはりこのあれこれで何度か紹介している「完全養殖」も成功しているのですが。食卓にのぼるマグロ全部をこれで補えればある意味問題解決になるのかも知れませんが…それにはまだまだ、時間が必要なようであります。

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10/20/2008

ごはん、ご飯、ゴハン

ご飯を、炊く。炊飯器でボタン一つでできますけど、実は結構奥が深いもののようで。
昨年から始まっている「ごはんソムリエ」認定制度、米消費拡大の一助にも(iza!)…すでに158人の「ごはんソムリエ」が誕生しているんだそうで。どちらかと言えば専門職と言うか、例えばお米屋さんとか飲食店関係の人向けの資格になってしまいそうですが。それでも「炊飯」というのは奥が深いものではあります。

前にも書きましたけど、自分は土鍋で炊飯してます。
以前は炊飯器で炊いてたんですが…なんか美味しくないなあ、と感じたのと「ご飯は鍋でも炊ける」という記事や特集なんかを見たのがきっかけで。最初は100円ショップで買った安い土鍋使ってて、それから文化鍋使うようになったんですが…一念発起して内蓋もついてる重厚な土鍋を買いました。…重いです。二合炊きでこの重さ(約3kg)てのは調理器具としては他に類を見ないような…。
それでもこの重さがないと炊けないのも事実で大変に重宝しております。ただ、これまでに何度か焦がしてしまってます。…つまりは炊飯器のようにスイッチ一つであとはOK、ではなくて点火した後ずっと気にかけていないといけないわけです(それでも10分くらいですけど)…そういうとこも含めて奥が深いものではあります。

しかし…この土鍋炊飯。毎回毎回味や仕上がりが微妙に違うような気がしてるんです。↑記事にあるような「水加減」もそうですし、火加減…もあるかも。あるいは蒸らし時間とか。そういうのを総合して(さらに自分の場合麦もちょろっと入れてるんでその辺も)の炊き上がり次第、ということになります。…そりゃ、毎回違ってきても当然かな…?
過去に数回とても美味しく炊けた時があって、それを毎回出せるように色々やってるんですが…やっぱり難しいもんではあります。

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10/14/2008

難点はやはり「割高」?

となるんでしょうか…「小分け」食品が密かに人気(Yahoo!:産経)。茶碗一杯分だけのカレールー(しかも温める必要ナシ)とかうるち米に混ぜるだけで赤飯ができる商品とか。あるいは最近これも需要が増えているという「生野菜や果物の小パック」とか、こういうのも同じうようなコンセプトなのかも知れませんが…。
やっぱり「割高」なんですよねえ…その辺が、どうも。

あるいは中身が少なくなる→包装の手間が増える…となってなんだか最近のエコからするとムダなんじゃないの? なんて声もあったりして。むしろ今のような個別包装は止めて、昔のように量り売りで売るようにしたらいい、それも容器持参で…とかそういう方向へ行きそうではありますが。
量り売り。…慣れるまで大変だと思われます。しかも昔は個人商店で1対1でやってたわけですが、今のように大量の人間が押し寄せるスーパーなんかでンなことやってたらとてつもなく時間と手間を食うことになります。そもそも、その労力を省くために今のような個別包装になったんではなかったんかい…?
まあ、モノによっては現代でも通用する売り方ではあります。全部が全部、ではなく一部でのそういう売り方はアリなんでは、と思いますが…。

ちょっと話がそれましたが。自分の個人的な意見だと小分けしたのを買う気にはなれません。…いや、お惣菜でちょっとポテトサラダ買うとかそういうのなら話は別ですが…カレーにしても腐る前に食ってしまえ、という考えですし小分けならレトルトで十分ではないか、と。そもそも茶碗一杯分のメシてのは炊く手間はどうなんだろう…あ、これは炊いておいてそれこそ小分けにして冷凍しておいてレンジでチン、というやつなんでしょうか。…一回に一合炊いてそれで一食食う、というのが自分の中では当たり前になってるんで…どうもメシを取っておく、という概念がなかなか理解できなかったりします。
唐突ですが、実は冷蔵庫を大きくしました。しかし中が埋まらんのですよ。冷凍庫は肉やら魚やら冷凍うどんやらでほどよく埋まってるんですが…「冷蔵」庫の方が酒、野菜、牛乳、タマゴ、チーズ、麦茶と…後は調味料など。以前の冷蔵庫がそれほど入らなかったんで「買ったモノはその日のうちに消費する」クセが身体に染み込んでしまっててなかなか抜けないわけです。…「冷蔵」なんだからもっと思い切って貯めこんでみてもいいはずなんですが…なかなかそうはいかなかったりします。

…ええい、なんだか今日は話がそれてばっかりだ。いかんいかん…。
実は↑の記事見た時に「ンな高いの買うかよ」と思ったんですが、よくよく読んでみると、これは実は大変な企業努力のたまものである、という話ではないのか…と思ったんで「あれこれ」に書いてみよう、と思ったんです。よく考えてみたら個々に紹介されている商品はそう簡単に開発できるものではありません。これにはたゆまぬ努力とたくさんの試行錯誤があって初めて商品化されたのではないか、そういう商品単体からでは決して見えないところも評価すべきではないのか…!

でもま、多分買わないと思うんですが(オイ。やっぱり割高ですし。

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09/30/2008

二つほど 9/30

「噛む」や「台風」で二つほど。

一つ目。しっかり噛むことでやせることもできる(iza!)…なんだか基本のような気もしますが。たしかに世の中には「せっかち=美徳」となんかどっか勘違いしてる人もいるので、こういう指摘は当たっているのかも知れません…。
実は一説にはヒトのあごは他の霊長類と比べると小さめになっているんだそうで。
これは噛むことによる衝撃を脳へ伝えないようにするため、なんだそうですが…かなーり昔に聞いた話なんで、今はどうなっているんだか分かりません。ただ、実際のとこチンパンジーやゴリラの方があごは頑丈そうには見えますが。ヒトというのは頭でっかちでどこか弱々しく見えてしまうもんではあります。
…それでも噛む力はきちんと備わっているんで使えるもんは何でも使った方がいいんでは、と思いますけども。やはり昔よく見た「未来の人間像」てのには大抵「柔らかい食事ばかりになってあごが退化する」てのがあって顔の下半分が極端に退化した絵があったりしましたが…ああいう風にはなりたくはないですし…。

二つ目。台風15号(チャンミー)が九州に接近、九州から東海にかけて暴風雨の恐れが…。
気象庁 | 台風情報
どうにも台湾の人たちが大変そうなのですが…台湾辺りでいきなり東進の流れとなっております。13号がそうだったんですが(14号はそのまま大陸へ行きましたけども)どうも15号もその流れを辿りそうではあります。上陸して消えた風速25m以上の暴風域も復活してしまいましたし…これから海上を進むとなるとさらに勢力を増す恐れもあります。
そして秋雨前線も健在であります。これから雨や風の威力が増していくと思われます…皆様お気をつけて。

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09/28/2008

来月からの値上げ

実はまだまだ続いてます、値上げ攻勢。
ワイン・豆乳製品・自動車…9月末から10月にかけて値上げ(iza!)。これはなんでか、と言えば例の原油高騰によるガソリン値上げなどが大きいわけで。ガソリンが高くなる=輸送費が上がる、という構図。さらに小麦粉も政府売り渡し価格が10%上昇、となってさらに値上げが予想されるのですが…。

…実は原油高騰は今、世界でも沈静化の傾向にあります。某ファンド系が「儲かりそうもねえからもうヤメヤメ」と手を引いたからだ…とも言われてますが暴落とまでは言えませんがじわじわと下落中ではあります(ンでも時々上がったりしますんでまだ要注意っちゃあ、要注意)。一時のように天井知らずに跳ね上がったりはしていないのが現状。
てことで、日本のガソリン供給会社も少しずつ「値下げ」を提言してきています。このままで行けばガソリン価格が以前のような水準に戻るのは時間の問題か…と言いたいとこですが、そう簡単にはいかないようではあります…。
いくつかのガソリンスタンドではこないだの「狂乱上昇」の時に儲け度外視で値段を抑えたりしてます。競合が特に激しかった地域では儲けを削ってまで価格を抑えたりしてました。…で、今度はガソリン価格が下がるんですけどもその時の「損」を挽回しないといけません。でないとガソリンスタンドが潰れてしまう…。
ただし。全部が全部そういう状況というわけではないわけで。場所によっては下げることも可能なのに下げてない…てなところもあるかも知れませんけども。

それでも…例えば仮に今後何かでいきなり、どんと国際的な小麦の価格が下落した、として。こういうのは即座に国内価格に反映したりはしませんから何ヶ月か後、ということになりますが…「小麦が高いから」と値上げした小売価格を下げたりするんだろうか、と。基本、一度値上げしたらそのまんななんじゃないのかな…? と。
電気代とか一部の品目は状況に応じて上げ下げしますけど。結局は値上げするだけして、下げる機会が来てもそのままなんじゃないのかな、と思ってしまいますが…。

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09/27/2008

ここで実芭蕉

あるいは甘蕉。
バナナ(Wikipedia)
納豆に続いてバナナ、と言うところでしょうか…少し前からブームとなってる「バナナダイエット」の影響?で全国的にバナナが品薄状態(iza!)。もうどこのスーパー行ってもバナナ、ありません。かの「納豆が健康にいい」に続く「バナナダイエット」による単一商品品切れ状態、なわけですが…。

くだんの「バナナダイエット」、自分は見てないんですが森久美子さんなどが某テレビ番組で紹介した、とのこと。
やり方は『朝食をバナナにする』『暴飲暴食はしない』『食べてから4時間以上経ってから寝る』…というものだそうで。朝食にバナナを摂るなら昼・夜は何食っても(ただし暴飲暴食はダメ)なんだそうであります。
…こんなもんで痩せられるのか、ということで大ヒットしているのでしょうけど…。
栄養学的に、と言うかバナナはそれ自体は非常に優れた食品であります。世界で「穀物」と言えば米や麦やトウモロコシとなり…基本、アジアなどでは米が、欧米では麦が、南米などではトウモロコシが常食とされてる傾向があります。しかし、南方の一部地域ではバナナを常食としている地域もあるそうな。もちろんバナナは穀物ではないのですが…栄養価が高いということでの常食かと。他にも似たようなとこではタロイモなどもこういう例に挙げられます。

難点は長期保存が効かない・ある程度の気温がないと育たない…てとこでしょうか。しかし、実際はそれよりもさらに大きな問題があります。…バナナてのは実は株分けで増えています(野生のは違うんですが、現在流通してるののほとんどはそう)。これは、まあ、タネがないんで仕方ないんですが…つまりは大元になった一本と遺伝子的には違いがない、ということになり…もし何か世界的に病気が大流行したりしたら壊滅的な被害を受ける(何せ全部同じモノ、とも言えますし)可能性があって、その辺を指摘されたことがあります。あるいは遺伝的多様性もないので今後は滅びるばかりだ…みたいな論調もあったりして。

それでも今は安価で↑こうやって皆に愛されてるバナナなんですが…昔々は非常に高価で。かのガッツ石松氏がどうしても食いたくてファイトマネーをバナナにつぎ込んだ…てな話もあったりして。今でも年配の方は「バナナ=高い」という図式があるようではあります。
…個人的には…特に好き、というわけでもなく嫌いでもなく。ダイエットする気もないんで特に問題ないんですが…よく皆さん食べ続けられるな、と。生のままだと一週間連投とか自分は無理です。何かに混ぜるとかならいけるかも知れませんが…あんまし凝ると↑ダイエットの意味がなくなりそうですし。
バナナを主食にしてる地域ではあの大きなバナナの葉で蒸し焼きにしたりするそうなんですが。でも日本に来るのは生食用の甘いやつなんだそうで、料理用のバナナでないと違った感じのものになりそうではあります。

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09/23/2008

ウナギの捕獲

こないだニホンウナギの産卵場所がマリアナ諸島付近だった…ということが解明されたばかりなんですが。今度は成熟した親魚がやはりマリアナ諸島付近で見つかりました。
水産庁漁業調査船開洋丸によるニホンウナギの産卵生態調査の結果について(水産庁プレスリリース)
特筆すべきは「海洋上で」と記事内にある「世界初となる成熟ウナギの捕獲に成功」(「」内↑記事より引用)というところでしょうか。実はウナギは成熟個体(つまりは生殖可能な状態になったウナギ)が自然下では見つかってなかった…という魚でした。海で産卵することは知られていたので川などから下っている「下りウナギ」という一般に目にするウナギとはちょっと違う外見のウナギを秋から冬にかけて見ることはあるのですが。
この「下りウナギ」は下り始めとでも言うべきなんでしょうか…これから川を下って海へと進み、マリアナ諸島付近の海域へと向かうのですが、まだ卵巣や精巣は成熟しきっていません。下り始めたら一切何も口にせず、夏の間体にためた栄養素を全てそっちへ回す…という話もあったりします。

しかし…最近何かと目にする「ウナギの産地偽装」のお話。たしか養殖の話だったんじゃ…と思うかも知れません。
これはウナギの仔魚であるシラスウナギを河口で獲ってきて、それを育てて(畜養)出荷したものを「養殖物」と呼んでます(なお、「養殖物」の産地はそのウナギが一番長くいた地域になります…だから中国でも育ったんだけど日本で育った時間の方が長いから日本産、と言い切れるわけで)。親魚に卵を産ませてできた仔魚を育ててまた卵を産ませる「完全養殖」はウナギではまだその方法は確立されてません。…だから今回の「成熟個体の捕獲」というのは大きいわけです(人為的に成熟させた個体、てのはあるんだそうですが)。完全養殖への道が大きく開けたようなものです。
言ってみりゃ赤ん坊は見つかってるし、そこから育てた姿や若者の姿は見たことあるんだけど…自然界で大きくなったそれ以上の年齢の姿は誰も見たことがなかった…という…ほとんどUMA(Unidentified Mysterious Animal:未確認生物)のノリ。謎の多い生き物ではあります、ウナギてのは。

それでも実際のとこ、こういう例は多いような。前に述べましたけどアナゴだって成熟個体は見つかってませんし…。自然界てのもまだまだ分からんことだらけで。人間が知ってることなんてほんのちょっとしかない、というのが現状であったりするわけです。

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09/13/2008

じゃあ、あんた食い続けてみろ

…って言われそうな。「三笠フーズ」事故米転売問題:太田農水相が「農薬メタミドホスは低濃度だから人体に影響はない」などと発言(Yahoo!:毎日)。記事には出ていませんが「アフラトキシンは蒸留する過程で害をなさなくなるから~」というようなことも。
…アフラトキシン(この場合はB1)って融点が200度超えてるので、蒸留したらたしかに焼酎に混ざる可能性はかなり低くなります。焼酎の蒸留、とはアルコールの混じった液体を熱する→アルコールは沸点が約78度で気化して不純物より脱出?する→気化したアルコールを集めて冷まして純粋?なアルコールを得る…という工程のこと。その後に醸成などの作業を経て焼酎となります。日本酒のような醸造酒だとこの工程は必要ありませんが、焼酎のような蒸留酒にとっては名前の通り必要不可欠な工程になります。場合によっては何度も何度も蒸留を繰り返してアルコールの純度を高めたりもします。

焼酎の場合、最初は醸造酒と似たような工程をたどってアルコール(エタノール)を造りますが…その後に蒸留を行ないます。だから、原材料に事故米が含まれていても製品となる時に蒸留してしまえば有害な物質は気化したアルコールについて来れない(78度じゃあアフラトキシンは気化しません)、と理論上はそういうことになるのですが。理論上なら。
アフラトキシン(Wikipedia)
…そうなるととりあえず?問題は他の食用に転用された事故米か、とそういうことにもなるんですが…。

そういう問題じゃないだろ、と。自然界で最強の発がん性物質とか言われて基本、混入が不可になってる物質がごくごく少量とは言え誰かの口に入るかも知れない…その可能性はゼロじゃないんだぞ、と(しかも蒸留して残った分にはアフトラキシン含まれることになるんですが…そっちの処分の確認は?)。メタミドホスにしても「低濃度だから~」じゃなくて、ギョウザ事件もあってひどい目にあった人が多数出てるってのに…そういうモノを平気で国民に食わせていいのか、と。
…じゃあ、あんたが食い続けて国民に安全性を確認させてくれよ。…こう言われても仕方なさそうな。

イメージだけの問題というわけではなく。農水省と業者の関係とか。あるいはモロ日本的な「なあなあ」関係とか。別にきちきちかっちりしろ、とは言いませんが(逆にそういう風に持って行った方がいいかも)しめるべきとこはしっかりしめて欲しいな、と。
なんかもう一部では「食品不信感」というのが公然と出てきてます。その辺、太田農水相はどうするつもりなんでしょうか…? もうすぐ内閣変わるからいいや、ってこた…ないですよね?

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08/31/2008

二つほど 8/31

デンワや味やらで二つほど。

一つ目。固定電話の赤字が増加傾向(Yahoo!:読売)…実際、使わないですものねえ…固定電話。
…と思ったんですが…考えてみたらネットやる場合はどうしてるんだろうな、と。通常回線はもちろん、ADSLやISDNの場合でも普通の固定回線を使うことになります。逆に言えば回線がないと接続できない…そういう回線ナシでの接続となると…光とか。でもこれはまだまだ開通場所が限定されてるものですし。あるいは場所によっては建物全体で無線LAN通してるような場合もあったりしますから、そっちから…。
なんか、まだまだ回線そのものは皆に必要とされてるような気がするんですが。
ただ、通話ツールとしての固定電話を考えると減少しているのは事実なわけで。減ってくると実は利用者負担が増える仕組みになってます。…そんなに大きな金額がかかるわけではないのですけど…地方差もありますし。

二つ目。第六の味「カルシウム味」発見?(Yahoo!:JIJI)…現在認識?されてるのは甘味、酸味、苦味、塩味、うま味の五つ。これらは味覚として確認されているんですが…カルシウム味とは。
にがすっぱい。どうもそんな味になるらしいのですが…どうなんだろ。まあ、まだまだ確定されたってわけではないようですけども。…将来「カルシウム味ポテトチップス」とか出るんだろうか…?

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08/22/2008

世界的には

どうなんでしょ。アメリカはロサンゼルス市議会でファストフード店の新規出店を一年間禁止する条例案が可決(Yahoo!:Sankei)。理由は「ファストフードは太るから」で。当然のごとく外食産業は「別にうちだけが原因ってわけじゃねえだろ」と猛反発してます。
ただ、これはロサンゼルス全域で…というわけではなく。低所得者が多いとされる南ロサンゼルス地区限定のようなんですが。この地区で最近肥満が増えているから、ということなんですが…低所得で太る人が増えてるってのも…なんだかある意味コワイ気がしますけど。なんか別の要素があるような、思いがけない原因があったりして、とか…?

ちょっと前から「ファストフードは太る」と言われてきてます。その影響か各店では「デカイ」メニューを消してみたり。あるいはカロリー表記を徹底したりもしてますが、ああいうのは結局は食べる側の問題なわけで。提供する側がいくら対策講じてラージメニュー減らしたってその分大量に食われたら意味ないわけで。
んでも高カロリーなモノばかり出してたらさすがに言われてしまいますか…しかも安いわけですし。
出店禁止、てのは乱暴な気がしますけどやり方の一つではあるわけで。でも…これで住民の肥満率が下がるのか、と言われればそれもどうなんだろう、と思ってしまいますが。たしかにファストフードだけが肥満の原因てわけじゃないんですし(ファストフードの進出してない国てのはまだまだあるんですけど、そこでは肥満はゼロなんですか? とか)。

*明日8/23は更新をお休みさせて頂きます。大変申し訳ありません…。*

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08/20/2008

誰も守ってないのかー…

アメリカで飲酒可能年齢引き下げを求める呼びかけに、100以上の大学の学長が署名(iza!)。これはちょっと知らなかったんですが、アメリカ全体での「飲酒可能最低年齢」てのがあったんですね…21歳。記事によれば1970年代のベトナム戦争時に「兵隊になるのに酒も呑めないのか」ということで各州が18歳に引き下げ、でもその後10代の飲酒問題が多発して1984年に21歳に引き上げ…と。
州によって細かい違いがあるらしいのできっちりかっきり「21歳未満は呑んじゃダメ」というわけではないのかも知れないのですが。世界的に見ると20代からお酒OKてのはやや高い印象を受けるものらしいのですが。ヨーロッパは大抵10代からですし。まあ、サウジアラビアのように宗教上の理由で飲酒そのものが禁止されてる国、てのも世界にはあったりしますけど。

なんでこういう規定が設けられてるか、と言いますと…酒呑むとニンゲンは酩酊状態に陥るからです。各感覚系が鈍くなって論理的・理性的な思考や言動ができなくなる。ヒトによっては「第二の人格」っぽいのが現れて人間関係に影響を及ぼしたりもします。暴力や犯罪に至るケースも少なくなく…一回限りの酔っ払い行為が一生続く後悔と懺悔の道へと繋がることもあります。
日本では結構「まあ、あの人は酔ってるんだから」ということで大目に見られたりもしますが。国が違えば慣習が変わるのも当たり前で、欧米では「自己管理もできねえのか」とめちゃくちゃに白眼視されますし、イスラム圏だと飲酒自体が背徳行為になる場合があります(自分がイスラム教徒でないと証明できれば飲酒も問題ないらしいんですが…)。場合によっては非常に良くないことになる可能性もある、ということではあります。
ではそういうことにならないためにどうするか。自分の飲酒をコントロールできればいいわけです。これ以上呑むとヤバイ、ここまでなら大丈夫、と。
そういうことが確実にできるようになるには非常に時間がかかります。こういうのは誰かに「君はここまでしか呑めないね」と教えられてできるもんではありませんし…何度も何度も呑んで自分の体に教え込まないといけない。だからもっと若いうちから飲酒を可能にすべきだー…!

…てな主張かと思ってたんですがー…いや、そういう主張も含まれてはいるようなんですが。でも「どうせ誰も守ってないじゃないか、こんな法律」が理由に出てくるってのも。
自分は飲酒可能年齢引き下げには「基本的に」賛成だったりします。いつまでもダメダメ言われ続けてようやく可能な年齢になって呑んで溺れて酔っ払って一生癒えない傷負うくらいなら、もっと若い頃から「訓練」させた方がイイ、と。…でも若年層の飲酒による弊害(精神的にも肉体的にも)てのはたしかに存在してますんで…簡単には賛成できない。…でも反対ってわけでもないし。だから結果的には「保留」とかそうなってしまいそうではあります、自分。

↑これはアメリカでの話なんですが。日本でこういう動きは…出てきそうもないですね。飲酒は20歳から。区切りもいいし(?)定着してしまっているんでこれを引き下げ、とは今後もならないような。そんな気がしてます。

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08/19/2008

なっとう

一頃は某眉唾モノ情報番組のせいで品切れまで起こした納豆ですが。最近は「納豆さえ食べていれば全てOK」みたいな情報も流れていないらしく、スーパーなどでは普通に買うことができるようになってます。…あの頃はスーパーの納豆の棚がガラガラ、とかよくあったもんですが…。
その納豆。ミツカンがフィルムやたれの小袋を撤去した商品を発売(iza!)する、とのことです。発売は来月9/1。
最近の納豆てのは白い容器(白限定というわけではないのですが…スチロールやプラスチックの小皿のような容器が一般的ですけども)に納豆が入ってて、その上にフィルムが張り付いている…というのが普通の光景ではあります。このフィルムが何をしているかと言えばそれは乾燥防止のためとフタにくっつかないようにしてるわけで。あるいは横や逆さまになってもズレにくくなる。そして「たれ」と「からし」が親指の爪くらいの小袋に入ってます。

…食べようと思ったらフィルムをはずして「たれ」と「からし」をかけて…となるんですが、フィルムは納豆にくっついてますし小袋は小さすぎて開けにくい。以前生活の知恵的番組で「納豆のフィルムを簡単にはがす方法」てのをやってた記憶が。鍋のフタを逆さまに置いて、その真ん中に納豆のパックを置く。フィルムをつまんで少々持ち上げフタを回転させると取れやすくなる…とかそういう感じだったと思うんですが…そこまでしたくなるほどめんどいものではあります。もちろん小袋も。思い切り裂けてしまって中身飛び散り…はもちろん、なかなか開かなくて四苦八苦、という経験のある方も多いかと。
↑の商品は容器の形状をフィルムがなくても大丈夫なように改良。さらにしきりを設けてそこへゼリー状のたれを、と。からしは廃止してしまったとのことで。これで従来のめんどくささが解消できるとまた納豆は違った方向へ進む…のかも知れません。

納豆てのは非常に安価で自分も重宝してます。特に金のない時は。ただ…続けると飽きてきてしまいには二度と見たくなくなってくるのでなるべくインターバルを取るようにしてます。連続は三日まで、とか必ず一日は別のものを用意するとか。…調べてみると色々バリエーションの効く素材ではあるんですが、なぜかそのままご飯にかけてしまいます。その方が簡単だから、というのもあるんですが…洗い物が少なくなるから、というのも大きいところではあります。やっぱり落ちにくいんですよね、あのネバネバ。

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08/12/2008

結構食えるもんです

宮城県は大崎市田尻のビオトープ園「メダカの郷」で小学生が自然観察の後にザリガニ試食に「挑戦」(Yahoo!:毎日)…「挑戦」てのはどうなんだろ、とは思いますが。ザリガニの類は「エクルビス」という名でフランス料理などで食されていますし、アメリカザリガニの本場?アメリカでも「CrawFish」と呼ばれて茹でて食べたりしています。…中華料理でも素材として使うそうですし。食おう、と思ったら結構普通に食えるもんではないか、とは思うのですが。
…それでも、まあ…イメージてのはありますが。特にアメリカザリガニはあんましきれいではないドブなんかにいたりしますんで…そういうとこから敬遠→食えないとなっていても不思議ではありません。
そういう場合はくさみをとります。しばらく清水で飼育する、調理に酒を使う。色々あるもんではあります。
アメリカザリガニ(Wikipedia)

実際のとこ、食えない動物てのはどれくらいいるもんなんだろう…と思う時があります。セキツイ動物辺りになってくると、自前で毒を作り出すよりも毒をあらかじめ持ってる生物食って自身に毒を貯めていくタイプが多くなってるような。もちろん、例えばヘビの類のように自分で毒作ってるのもいるんですが。…フグやヤドクガエルのように蓄積させていってるのもたしかに多いような。
そんな中で「本当に食べられない生物」てのはどれくらいいるもんなんでしょうか…。
実は植物でも「実はこういう成分が含まれててホントは危険」なんてのが結構いたりします。こないだはアジサイの葉を食べて中毒…なんてのもありましたし。でも動物で、となると。結構イメージで食えない、となってるのも多そうではあります。

例えばブラックバスやブルーギルという外来系の魚食魚とか。キャッチアンドリリースとかそういうのが定着していることもあってか「あれは食べられない」となってますけど別に毒があったりするわけではありません。かのエチゼンクラゲも食べることができます。…そんなに被害がひどいなら食ってしまえばいいのではないか、というのは前にもこの「あれこれ」で書きましたけど…なかなかそう行かないのは皆が食材として欲しがらないからで。需要がなければ供給できるもんではありません。でもこれがもし、何かでブレークしたらそういった被害も減るんでは…と思うのですがそう簡単にいくもんでもありません…。
ザリガニだって似たようなもんで。きちんと処理すれば本当は食べられるのにイメージが良くなくて誰も欲しがらない。非常にモッタイナイことだと指摘されても流通ルートに乗らない程度の小規模な消費じゃ意味がない。不景気な世の中なんですし、何かそういうのを上手く利用できないのかな…と思うのですが。

なお、ザリガニなどには寄生虫がいることがあります。鮭などの川魚にもいたりするんですが、最近はあえて冷凍させることでこっちは生食が可能になってきてます。が、ザリガニはそういうことするくらいなら茹でるなど火を通してしまった方が美味かったりします。…形状はイセエビなどに似てますけど、間違っても刺身にはしないようお願いいたします。

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08/11/2008

二つほど 8/11

様々に二つほど。

一つ目。温暖化の影響で「リンゴの住み分け」崩壊?(Yahoo!:毎日)
日本のリンゴで…有名なのは青森。実は産地としては次に長野が来るんだそうで…青森は主に春先に販売、一方の長野は青森より気温が高いので年末に販売、と両巨頭の販売時期をずらすことでこれまでは「住み分け」できていたんだそうで。
しかし温暖化の影響で青森の気温が上昇(と言っても平均気温1℃程度の差なんですが…実はコレが大きい)長野の年末販売に介入できるようになってしまった、と。…対抗策?として新種の開発や収穫時期の早い品種への移行を検討している、ということなんですが。
…「住み分け」が崩壊すると何がヤバいのか、と言うと値崩れを起こす可能性があるからで。値崩れとは市場に出回る量が多すぎて値段が下がることを言います。もちろん「安くなるならいいんじゃないか」と簡単にはいかないわけで…そうなると安すぎてリンゴ農家の収入が減る→農家の数が減る→リンゴも減って今度は逆に高値に…とあちこちに影響出まくることになります。その辺がどうにも怖いお話ではあります。

二つ目。天敵よりも3倍速く成長する草食恐竜(Yahoo!:JIJI)
角などの「武器」を持たないカモノハシ竜の一種で、天敵となる肉食恐竜よりも速く成長することで優位に立とうとしていたのではないか…ということであります。…生き物てのは色んな手段駆使して生きてるんだな、と感じさせてくれる好例ではないか、と思うのですが…。

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08/10/2008

人それぞれ

「おつまみ」:「少量」「適量」「本格」で雰囲気一新、人気増へ(Yahoo!:nikkei TRENDYnet)…いわゆる「大人のスナック」というやつであります。不景気などから「外へ呑みに行く」よりもはるかに安上がりな「自宅で呑む」という人が増え、「おつまみ」としてこういう量が少なく本格的なスナック菓子が売れてきている、という…。
そういうとこはなんとなく理解はできるのですが。たしかに自分も外で呑むことはまずない方ですし、たしかにこういう傾向もアリなのかな…とは思うのですが。

…正直なとこ、どうなのかな、と。
実は↑で紹介されてる商品を食べたことがあります。が…味が濃すぎてどうも自分には合いませんでした。味がクドい、とでも言いましょうか。量もなんとなくハンパで。これだったら素直にチーズ買った方が良かったんじゃ…と後悔したりもしましたが。
これは自分個人の感想なんで、万人に当てはまるってものではありません。
ただ…こういうのは一人暮らしで基本外食な人がターゲットなのかな、と。自分も一人暮らしですが基本自炊してます。自炊するってことは買い物に行かないといけなくなります。てことは…大体材料の相場てのが身に着いてきます。その中で安いものを選ぶようになってくる…そういう感覚で↑の「大人のスナック」を見ると、どうも合ってこないような気がします。…高いなあ、と。安くてもっとたくさん入ってるスナック菓子買っておいて、袋の口縛っておけばしばらく持つじゃねえか、と。

それでも食事ではなくおつまみとしての自炊を考えたら、実際は損も多かったりします。例えばポテトサラダを作ろう、と思った場合。ジャガイモゆでて切って。きゅうりやら何やら野菜も調理して。それから調味料と合わせて…と非常に手間がかかります。しかも一人暮らしだと確実に余らせてしまいます(逆に大量に作ってしばらくソレだけで過ごす、という手段もあるにはありますが)。どんぶりいっぱいのポテトサラダ。一人で食べ切る自信、ありますか…? 小鉢一つ分だけ作るてのは…なかなかに難しい料理だったりします。それなら美味そうなスーパーでもあらかじめ見つけておいて、そこで買った方が安上がりですし余りませんし美味いです(とあるスーパーの専門家が惣菜の美味さはポテトサラダで決まる、てなことを言ってましたが…結構当たってると思ってます)。
まあ、逆に少量だけ作ることもできる料理てのもありますから、その辺は兼ね合いということなんですが…。

事情てのは人それぞれですんで一概にこう、と言い切れるもんではありません。例えば一人暮らしでほとんど毎日外で呑んでるけどそれは仕事関係で自分のためじゃない。だから休日には自分のためだけに家で一杯、そういう時にこういう↑「大人のおつまみ」があると助かるよなあ…何せ次はいつこうやって呑めるか分からんのだから。…てな人もいるかも知れませんし。

…もしかしたら、ですけど。昨今の不景気で今度は「bigbag」が大流行り…とかそういうことになったりして。いや、なんかポテトチップスで最近そういうのが多くなってきたなー…とか感じてるもので。

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08/07/2008

二つほど 8/07

「よーわからん」なことで二つほど。

一つ目。腎結石の恐れがある人はアイスティーを控えるべき(Yahoo!ヘルスケア)。腎結石とは文字通り腎臓に石ができてしまう病気で…当たり前ですが非常に注意すべき病気ではあります。腎臓や肝臓は病気にかかったとしても目立った症状(患部の痛みとか)が少なく、他の部位の症状…なんかダルいとかそういうのの他に、例えば皮膚や目の色が黄色くなってくるとかそういうのがきっかけで見つかるケースも多く。…発見遅れて手遅れ、という非常に悲しい案件が多いのも事実ではあります。
が…なんでアイスティーなのか。
記事中にはアイスティーは腎結石の原因となるショウ酸塩の含有量が非常に多く、気をつけるべきだ、となってますが…じゃああったかい紅茶なら大丈夫なのか。冷やすとショウ酸塩が増えるからアイスティーはキケンなのか。それとも茶系統は基本的にダメなのか…?
そういうとこがどうも分からんのですが。そういう原因となるモノは取りこみたくないのですが…なんか、いきなりアイスティーはダメ、と言われてもねえ…と。いささか疑問を持ってしまう自分はやはり門外漢なんでしょうか。

二つ目。人間のあくびは犬にも伝染する(Yahoo!:ロイター)という研究結果がイギリスで発表されました。ヒトのあくびの伝染てのはいくつかの説がありますけど個人的にうなずいてしまうのが「誰かがあくびをする→ということはこの場はあんまり刺激的ではない→ではわたしもあくびしてしまおう…」と無意識に空気読んでるんではないか、という…さてどこで見たんだかそれこそ分からんのですが…という説ではあります。他にも…誰かがあくびをするってのは何らかの事情でその場の空気の酸素が薄くなって深呼吸したくなるからだ…とかそういうのも聞いたような気がするんですが…一体どこだったか思い出せない。ソースがはっきりしない情報てのは怪しい限りですんで、あまり本気にしない方がいいとは思います。
んでも…犬にもあくびが移るってのは…なんだか犬が空気読んでる気がするんですけども。
そういう意味ではかなり賢い動物ではあります、犬。特に人間べったりの場合はそういう芸当?もしてしまいそうに思うのですが…よく分からん話ではあります。

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08/06/2008

なんだかなあ

中国で回収した「天洋食品」製ギョウザ食べて中毒(iza!)。薬品・メタミドホスによる中毒のようで日本で起きたのと同様の症状のようです。…これによりギョウザへの薬品混入は向こうが主張していた「日本国内での混入」ではなく「中国国内での混入」の線が濃厚になってきました。なんだか時期的に微妙ではあるのですけれど、実際にギョウザに毒入れた「誰か」てのはまだ存在してるわけで。その辺、これできっちり裁くことができるのならそれはそれでいいか、とも思ってしまうのですが…。

このニュース見た時に真っ先に思ったのが
「なんで流通させたんやろ?」
でした。今回の件で中国の天洋食品はこれまでの在庫を回収しています(当たり前と言えば当たり前ですが)。フツーなら回収した在庫は検査や調査の後に処分すると思うのですが…それが、なんで中国国内ででも流通してたんだか。
「自分に非はない、ってことなんじゃねーの?」
ってな意見もあるんだそうですが。つまりは薬品が入ったのは日本国内だから中国国内の在庫分は問題ない、だから売ってしまっても問題ないだろ…と。そういうことなんじゃないのか、と。
それにしたって平気でそういうことやれるてのはどういう考えなんだろうか、と不安になってしまいます。…普通は、普通ならこういう「怪しい」在庫は処分すると思うのですが。問題が起きたから、というだけではなく人道的な観点からもそうすると思うんですが…。

でも。こういう問題は実は対岸の火事と楽観視できないのもまた事実ではあります。…日本国内でだって偽装事件がたくさん起きてます。
「バレなきゃ何やってもいいんだ」
てな発想は日本にもたくさんあるってことになるんでは…と。ある意味、やってるこたあっちとこっちでもそんなにかわらんのではないか、と思ってしまったりしてます。

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07/30/2008

ヒト以外でも

マレーシアの熱帯雨林、ハネオツバイ(Ptilocercus lowii)は日常的に飲酒(Yahoo!:JIJI)…これはヤシの一種の花の蜜が常に発酵していて、それをいつも呑んでる動物がいる…ということなんだそうで。さらにハネオツバイはアルコール分3.8%の蜜を常食としてきた(Yahoo!:WIRED VISION)とのこと。
…アルコール分3.8%と言えば記事中にもあるようにたしかにビールと同じくらい。いや、日本だとチューハイと同じくらい、と言った方が分かりやすいかも知れませんが…そんなの毎日常に呑んでて酔っ払わないのか? と言えば…血中のアルコール濃度は実は人間だとかなりヤバいレベルなんだそうで。でも、この動物は別に酔ってる様子もない、という…。たしかにアルコールを効率よく分解できる代謝系でも持ってるのかも知れません。

人間はなんで酔うか、と言えば…アルコールが体内に入ってそれを完全に分解しきれないからです。中でもアルコール分解酵素を持ってないヒトは呑んでもアルコールを分解できないので、すぐに酔ってしまいます。この辺、体質がアジア系とヨーロッパ系で違う、という話もあります(あっちの方がアルコールに対して耐性が高い人が多い、とか)けども。それでも大抵の人は自分の適量を守れば問題はありません。
酒、というのも不思議なもので。なぜ人間が呑むようになったか…やはり果物などが酵母によって自然下で発酵したのを呑んだのが始まりではないか、とされています。発酵が進むと独特な香りがしますからそれを好奇心からちょっと呑んでみた…というのが始まりだったのかも知れません。

ところで。「ツバイ」というのは外見はリスとかネズミとかに似ていますが、どっちかと言うとサルに近い哺乳類とされています。前肢の形だとか頭部の形だとか。そういうとこが原始的なサルに似てるから、とされているからですが…実は霊長類つまりはチンパンジーやヒトにも近い、とされてきてました。こういう種から進化してきたのではないか、ということではあります。
そのため「飲酒」もこの頃から連綿と続いてきたのでは…という話もあるようですが…さて? そこまで遡れるもんなんでしょうか…?

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07/24/2008

今日は「丑の日」

今年は二回「(夏の)土用の丑の日」があることになります。今日、7/24と8/5で…二回目の方を「二の丑」とか呼んでいたりします。
で、「丑の日」と言えばウナギ。ウナギと言えば「丑の日」なんですが。…どうも昨今の情勢がこの状況に微妙に影響してきてるようではあります。
Yahoo!国内トピックス:ウナギの産地偽装問題

「国産の方が売れるからよそで育てたウナギも国産にしてしまえ」という…消費者無視の自分勝手なやり方にようやくメスが入ったような形なのですが。ただ、ウナギの場合例えばタイやヒラメですと「天然物」「養殖物」で大分違ってくるのですが、こちらは両方とも「養殖物」というのが一つのネックになってきています(天然ウナギはお値段がお値段なのでなかなか手が出ません…)。しかも「国産」「外国産」も元の稚魚の出身地は同じだったりするケースも。
…どこで「育てられたか」というのが一般的な「産地」の定義なわけで。そこで「最も長く育てられた場所」産にする、というのがやはりこちらでも適用されます。
となると今度は一旦外国で少し育ててそれから日本へ「出戻って」、もちろん日本で育てた期間の方を長くすればそれは「国産」になる…というやり方も出てきました。…こうなると「国産」じゃなくて「純国産」とかそういう定義も作らないといけなくなってくるのかも知れません…。
なぜ外国産が敬遠されるか、と言えばそれは安心できそうにないから、というのが最も大きな原因。そこら辺をどうにかできればまた安くウナギを食えるようになる、安心して食べられるようになる、とは思うのですが…信用回復てのは時間がかかります。その間に大きな変化が起きなければいいのですが…。

そして。「土用」とは古代中国の五行思想(火、木、土、水、金)に関連していて土の気が最も強くなる、とされている期間でもあるのですが…その影響かどうかは定かではありませんが、また東北地方で強い地震が起きました。
Yahoo!地域トピックス:岩手県沿岸北部で震度6強
なんだか強い地震が続いているような、どこか不気味な気がしてならないのですが…。

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07/20/2008

モカが日本から消えるかも

本当にそうなるのかも知れません…モカ、とはコーヒーのモカのことであります。
モカのエチオピアからの輸入、事実上ストップ状態で再開のメド立たず(Yahoo!:毎日)…モカの産地にはエチオピアの他にイエメンもあるのですが、エチオピアの方が圧倒的に多いとかで…このまま輸入禁止が続けば「モカ」の名を持つコーヒーは在庫を使い切って限りなくゼロに近づいてしまうだろう、ということであります。

そもそもなんで「モカ」と言うか、と言えば。
イエメンに「モカ」という港町があってそこからコーヒー豆を出港していたからでありますが…今は別にそこから出港していなくても「モカ」と名乗るコーヒーもあるとのことで。人によっては「これはモカと呼ぶべきではない」と特にエチオピア産にそう言うらしいですが…産地や名前にはあまりこだわらない自分なんかにとっては、まあ、別に「モカ」でもいいんではないか、とか思ってしまいますけども。…まあ、そういうこだわりがあるのもコーヒーの魅力の一つなのかも知れません。
その「モカ」、一般的に「モカ」と言われているコーヒーですが。エチオピア産の方が大量に生産できるようになってイエメン産はややかすんでしまっているような状況。↑記事によれば日本に輸入されてくる「モカ」の98%以上がエチオピア産とのことですし…。

しかしそのエチオピア産から基準を越える残留農薬が検出され続け…厚労省は5/19から検査を強化。現地に調査団を派遣するも豆そのものからの検出か麻袋からの検出か特定できず。さらにエチオピア側は「なんで日本はそんなことまで言ってくるのか」と日本側の改善要求に疑問を持ってるようで…何らかの対策が取られない限り輸入再開には繋がらないのではないか、と。
…このままいくとブレンドコーヒーなんかにも当然影響が出ますし。「モカ」が品薄になることでの他のコーヒーへの影響も考えられますし。最近色々なものが値上げされてますけど…それとはまた違った意味で何かありそうで、ちょっと心配なのではあります。

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07/19/2008

ねあげ…

イヤなもんなんですが…仕方ないのかな、どうなのかな、なんとかできんもんなのかな…。
チーズの値上げで「代替品」の発売相次ぐ(Yahoo!:毎日)…とは言ってもスーパーで売ってるチーズがいきなり明日くらいから「代替チーズ」になる…という話ではなく(可能性としてはゼロじゃないんですが)業務用の原材料として、とかそういう方面で植物性油脂に何割かチーズを混ぜたものが出回るようになってきている…ということではあります。

んが…まあ、実物食ったわけではないので、なんとも言えんわけですが…ウマイのかな。
いくらか味は落ちる…と↑記事中にはありますが。それでもどんどん痩せていく某6Pチーズなんかを見ていると、こういう原料を使わざるをえないんではないか…と一種あきらめみたいな感情も出てきたりします。今から増産体制を…って早々に実現できるものではありませんし。値が上がるだけではなく品薄な状態にまで追い込まれているのが昨今の乳製品であります。…身近なとこだとスーパーで売ってる「バター(マーガリンではなく)」ですか。近所のスーパーでも品薄状態。時々完全に売り切れて棚がカラだったりしますし。こういう状況じゃ、代替品も仕方ないんだろうか、と…。
それでも「代替チーズ」を使うんなら原材料表記を「チーズ」じゃなくて「代替チーズ」に変更できないのかな、とは思いますが。何割か入ってるとは言え「代替」なわけですし。

それとは別の「値上げ」計画?も進行中ではあります。
自民党税制調査会が09年度税制改革でたばこの大幅増税を検討中(Yahoo!:毎日)、と。一箱200円(一本あたり10円でほとんどのタバコが一箱500円台突入)の値上げもあり得るかも…ということです。
こっちは世界的に禁煙の流れではあるのですが、例えばガソリン値上げの原因の一つとも言える原油高騰とか…↑の乳製品のように世界的な品不足による値段高騰とか…そういうのと直接は関係ありません。何かと言えば「税収が足りない→でも今消費税とか上げたらとんでもないことになる→じゃあ、取りやすいタバコから…」という流れなようであります。「タバコ一箱1000円」発言てのもありましたが、1000円だと禁煙者が増えて結局税収アップにはならないから半分の500円にしようか、とかそんな話になってますが。

↑の二つ、原因は違うんですが結局「値上げ」なことに変わらんわけで。…まだまだ続くんでしょうかね…こういうの…。

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07/15/2008

今日は出漁停止

昨日7/14から今日7/15にかけて全国のほぼ全ての漁船が操業を停止しています。…少し前にイカ釣り漁船が一日だけ操業を停止しましたが…それの全国規模展開とも言えます。
Yahoo!国内トピックス:燃油高騰に漁業者悲鳴
魚などの海産物が入って来ない…それでもちょっと前から「お知らせ」はしていたわけで。例えば冷凍物を充実させておくとか。あるいはいけすで確保しておくとか。そういう手段を講じているところも、もちろんあるわけですが…。
すし屋困惑、魚の値上げも?(Yahoo!:産経)…たしかに…すし屋によっては冷凍物は一切使わない、その日の朝仕入れた新鮮なものだけを扱う、てなとこもあるわけで。そういう店はたしかに大きな打撃を受けそうではあります。

しかし…それ以上に気になるのが「魚の値上げ」でしょうか。
今後のことを考えるとたしかに値上げも仕方ないのかな、となりますけれど。でもこれも小麦製品なんかと同じで、昨今の物価の上昇志向が仮に収まったとしても元の値段に戻すことはなさそうなわけで。別に不当な値上げとかそう言うつもりはありませんが…ここで値上げしてしまうと今後はその値段で行くことになり、いわゆる「魚離れ」が加速してしまうのではないか…という懸念も無視はできないんでは、と。調理方法や後始末などでどうしても敬遠されてしまいがちな海産物、ここで拍車をかけてしまってもいいのか、と…。
では値上げはしない方向で、となると…。
やっぱり補助金とかそういうことになってしまうわけで。そうなると最近の値上げで窮地に立たされてるのは漁師さんたちだけ、というわけではなく。…相当な額の補助金を出すことになります。で、結果的にドコへその負担分が行くか、というと…やっぱり値上げと意味的には変わらん、ということになりそうではあります。

…そろそろ落ち着きとかそういうことになるんじゃないんだろうか、と…以前は楽観視してみたりしてたんですが。
なんだか無理っぽい状況ではあります。世界的な原油高から小麦など穀物の不作から品不足。原因は大規模干ばつから一部ファンドの暴走?からどっかの陰謀とか様々なことが言われてますけども…なんだか運命的なもんで、どうしようもないもんなのかな…と最近はなんだか悲観的になってきつつあります…はあ…。

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07/03/2008

うどんの日

っつーても香川とか讃岐限定?なのかも知れませんが…昨日の話。これくらいの時期に農作業が一段落してうどんを食べる讃岐の風習から各地でイベントなどが行なわれる(iza!)からなんだそうで。讃岐うどんと言えばツルツルシコシコした食感がたまらないうどんではあります。

実際、こっち(関東)でも「讃岐うどんの店」というのは存在してるんだそうで。…そう言や、以前よく行ってたスーパーの近くにそういうお店があったような。行ってみよう、行ってみようと思ってるうちに潰れてしまいましたが。今は美容室か何かになってたよーな…?
あんまりこっちでは展開しにくいんでは…と思うのがその値段でしょうか。香川の「うどん店」というのは大抵がセルフサービスで、客はまずトレー持ってカウンターの端から順番に巡っていく形になります。シャレた言い方したら「カフェテリア形式」とでも言うんでしょーか…まず麺を自分で湯通しし(何玉食べるかそこで決める)具はどれがいいか選び(これも一つだと安いもんです)最後にツユをかけて清算。どんぶりからあふれんばかりに欲張らない限り千円越すってこた、ないんじゃないのか…と。そんなもんでした。こっちではなかなか存続の難しそうな値段設定ではあります。

それに最近は…例の小麦値上げのあおりをどうしても受けちまってます。やっぱりあっちでも値、上がってるのかなあ…。
記事中に讃岐うどん専用小麦の話も出てますが、まだまだ輸入に頼ってるのが実情ではあります。そうでないとあれだけ安価であれだけの品質をキープするのは…ちょっとやそっとじゃ難しいのでは、と。すでに色々手は打ち始めていますけどうどん業界全部に行き渡るには…まだ少し時間が必要かと。
本当なら「さぬきの夢2000」のような讃岐産小麦を食すのが一番なんでしょうけど。なかなかそうも行かないのが現状なわけですし。

ところで。自分は実はツユは関西風より関東風が好きな人間だったりします。…しかし讃岐うどんは関西風の薄いツユなわけで。時々…ですけど冷凍の讃岐うどんを…その、関東風の醤油ツユで頂いてるんですが…やっぱりこういうのは邪道になっちまうんでしょうか。自分としては食感の素晴らしいうどんを好みのツユで頂けるんで、この上ない幸せだったりするんですが…。

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06/30/2008

明日から

色んなものが値上げされます、実は。
魚肉ハム・ソーセージ・ピザ・食用油・菓子・ガソリン・航空運賃などなど値上げ予定(Yahoo!:産経)。…ここまで来るともうなんだかいちいち反応するのもめんどくさい、と言うか。上げるなら上げるでもうどうでもいいか…と一種あきらめムードすら漂ってきます。はあ…。

それでも内訳?を見てみると色々と興味深いものがあったりします。
例えば…値上げのやり方。単純に値段を上げる、というのが一般的?なんですが中には↑の不二家のミルキーのように「中身を減らして値段据え置き」というやり方もあります。雪印の6Pチーズ(丸い箱の中に6コ扇形に入ってるやつですな)なんかはこの方法でやってますが…最近はこういう系統も報道されるようになってきましたけど、ちょっと前だとサイトの広報にも載らず、いつの間にか減ってた…なんてやや不意打ちっぽいのもあったりしましたけども。
また、上げ幅にも色々と。
一気に上げるパターンと少しずつ上げていくパターンがあります。一気に上げると一気にお客さんは離れていきますけど、お客さんてのは値段に慣れてくれば少しずつ少しずつ戻ってきます。値上げを一回きりにできるなら後は戻ってくるのを待つだけ、ということになりその時をしのげればOKということになります。
複数回少しずつ値上げしてく、となると…減るお客さんの量も少ないですけど、何回かやらないといけなくなります。そのたんびに少しずつ少しずつしのいでいくことになります。…あんまり回数かけると世間体?もあんまり良くないような気もしますが…。

一方で…そういう値上げができる、ある程度大きな企業ならまだマシなのかも…というのが個人経営の小さな店舗や卸売業などでしょうか。元来がかなりぎりぎりなラインで設定されてますし、何よりも値上げしにくい…という雰囲気がありますし。…特に今回はそういう小さなところにまで打撃が行きそうな値上げも多いですし…。

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06/26/2008

値上がり…

なんとかならんもんなんでしょうか…。でも世界的な動向なわけですし。一時的に補填や補助はできても持続的にどう、となると…難しいもんではあります。
7/15に全国一斉休漁の予定(Yahoo!:毎日)…こないだのイカ漁に続いての「休漁」となります。が、今回は一漁種だけではなく遠洋漁業から養殖業者の出荷まで、ほとんどの漁業関係が参加することになります。
Yahoo!国内トピックス:燃油高騰に漁業者悲鳴
一日だけ、ということで例えばその日はスーパーの鮮魚売り場がカラになる、とかいきなり鮮魚の値段が爆発的に上がる…わけではないようですが。それでもイカ休漁の時は一部でイカ不足?が起きるようなとこもあったわけで。…全く影響ゼロというわけではない、のかも知れません。

一斉休漁の根底には原油の高騰があります。そして原油だけではなく様々なものも値上がりしている昨今…ついに「優等生」にまでその余波が…穀物の高騰で8/1から卵を一個3円程度値上げ(Yahoo!:読売)、とは言ってもこれもスーパーの特売卵がいきなりアップというわけではなく。いわゆる「ブランド卵」という、ちょっと高い卵の話ではあります。
普通に売られてる卵は相場の変動で値が決まりますが、「ブランド卵」の場合業者とスーパーなんかの小売店との間の話し合いで値が決まるんだそうで。そのため飼料などが高騰する昨今こちらの値上げもやむなし、なんではないか…と。
昔から値が大きく変わらず「物価の優等生」とまで言われた卵なんですが。「ブランド卵」が値上がりするってことは普通の卵にも影響が出るんではないか…という見方もできるわけで。実際飼料などの高騰はそういう普通の卵を生産する側にだって影響を与え続けているわけですし…。
その一方、農林水産省はバターを5000トン緊急輸入することを決定(Yahoo!:読売)しました。やはり品不足が激しい乳製品の補充なんですが…これも急場しのぎ、と言われりゃそれまでなのかも。

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06/18/2008

イカだけではなく

燃料代の高騰により、イカ釣り漁船が6/17~6/19の二日間操業休止へ(Yahoo!:読売)…例えば海が時化て船が出られなかった…ということも過去にあったそうで、二日くらいなら問題はないとのこと。ただ、これが何回も何回も、ということになると市場にも影響が出る可能性はある、ということになります。
…ではなぜ操業休止するか、というと燃料代の高騰が最も大きな原因となります。世界的な石油の値上がりは天井知らずなわけで、ガソリン代も上がってきてますがこういった商売に必須な「燃料系」にも大きな打撃を与えているのは事実ではあります。
そこでこの窮状を皆に広く知ってもらおう、ということで休止に踏み切ったとのこと。つまりは一種のストライキということなんでしょうか…。

が、ここでいくつかの見方が出てきます。…燃料代が上がってるのはあんたらだけじゃねえ、うちもだ、とか。石油の高騰は世界的な動きで別に誰かのせいってわけじゃないだろ、とか。
たしかにここで操業を休止しても別になんも変わらんのでは、という見方もできますし。イカ釣り漁船に限らずこういう「窮状」を全て補佐するべく予算組んだら恐らくとんでもない額になるんでは…とかそういう声もあったりします。こういうことやっても助けてくれるとは限らねえんじゃないか…。

…なんですが…実際問題として。
海に出れば出るほど損をしていく(イカの卸値はほとんど変化してないのに燃料代がバカみたいに上がってるため、イカの値<燃料代となって船動かして集魚灯つけるだけで損が出る)状態で誰が漁なんかするか、ということになります。かと言って漁に出なければ損はしませんが収入もなくなってしまいます。…でも漁に出ればマイナス、というこの事態。しかも近年イカは不漁らしい…という話もあります。
ここまでしないともう対応しきれない。
というのが現状なんだと思います。これが例えばどっかの大企業なら何かで穴埋め(販売するチーズの量を減らす、とか)できるんですが、売り上げと必要経費がダイレクトに収入に響く漁師さんや町の小売店なんかだとどこでそんな「穴埋め」ができるのか…結局自腹切ったりするはめになったりします。…しかも燃料代だけではなく、小麦粉や肉類などにも影響が出ています。こういう事例は漁船に限らず様々な業界にも出てきてます。イカだけではなくまぐろ漁船も休止を検討中…とのことですし。

たしかに石油の高騰は誰のせいでもなく(どっかのお金持ちファンドが買い漁ってるからだ、とか、闇のカルテルが…とか噂は色々ありますが)政府がどうにかする必要はないのかも知れません。でも…このままじゃ立ち行かなくなる恐れのある産業がいくつも出てきてます。今後、例えばイカ釣り漁船が、例えば町のパン屋が、なくなって行ってしまうとしたら…? 何もせずにただただ見てる、というわけにはいきますまい。
どんな形でも構わないと思います。もちろん直接的に金銭的な援助というのもアリですが…例えばエネルギー消費の少ない集魚灯の開発とか。そういう方面での援助だってできます。…何か、行動を起こすべきだと思うのですが…その辺、政府関係者はどう思ってるんでしょうか…?

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04/17/2008

おすすめサイト「動物」

なんだか天気がヤバそうな関東地方ではありますが。今夜から明日にかけて強い雨や雷なんかも鳴るんだそうで、用心が必要ではあります。
…と、いうのとはあんまり関係ないんですが…カテゴリに「おすすめサイト」を追加してみたので、そのお披露目?を兼ねて二つくらい「おすすめサイト」を紹介してみたいと思います。なお、本サイト「信天庵」のリンク集にもリンクを貼らせて頂いています。

まずは…我孫子市鳥の博物館
千葉県は我孫子市にある鳥の博物館のサイトになります。ここの売り(というか特徴というか)は「ライブカメラ」でしょうか。やはり鳥に特化していて、フクロウとシジュウカラの巣箱をほぼリアルタイムで覗くことのできる「ライブカメラ」もあります(ただしフクロウは夜間はカメラ停止中)。その他「景観カメラ」という周辺の景色を見ることのできるカメラもあります。
見ていて即座に何かある、というわけではないのですけれど。…でもでも何かあるんじゃないか…とついつい長いこと見てしまったりします…。

次に…市場魚貝類図鑑 ぼうずコンニャク
魚名をGoogleで検索かけると必ずと言っていいほどここでヒットする、という…「あれこれ」でも何回か引用させて頂いている魚貝類ではピカ一のサイトです。
しかも。その魚貝類に関する知識だけではなくて、「食べる」というのがキーワードの一つになっています。ものによっては料理法が載っていたりしますし。さらに各地方での様々な呼び名に触れられるというのもかなり大きい要素ではあります。
元々こういう「お魚図鑑」には弱い方でして…やはりついつい知ってる魚名探して長いこと見てしまうサイトではあります。

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04/07/2008

マグロ立県

長崎県が2013年までに「マグロ養殖日本一の県」になる計画を発表(Yahoo!:毎日)しました。これは地域的にも有利なことに加えて昨今のクロマグロ事情もある、とのことで…減少している海産資源の一つとして今後に期待がかかるところではあります。

マグロの養殖というのは幼魚を獲ってきて育てる、というのが一般的なんだそうで。
「あれこれ」でも取り上げた「マグロの完全養殖」…つまりは養殖したマグロが卵を産んで、さらにそれを育てる…というのは近畿大学が成功しています。が、全国的に流通させたり食卓に普通にのぼるようになるにはまだまだ早い段階ではあります。…ウナギもそうなんですが…卵からかえってもうまく成長しなかったり、孵化率そのものも低かったり。なかなかうまくはいかないもんなんではあります。
一方で幼魚や若魚を捕えてきて育てる、というのは海外を拠点としても行なわれているんですが…こっちも結局は乱獲に繋がってしまう、ということで制限が設けられた地中海のケースもあったりしてなかなかに難しい情勢になりつつあります。クロマグロの漁獲高を抑えよう、という国際的な動きもありますし。
長崎県でもそういった事情を考えて、「完全養殖」も視野に入れての今回の「マグロ養殖日本一」なんだそうで…うまく行ってくれればいいなあ、と思います。

その他、ウナギもどっかがやってくれないかなあ…と密かに思っておるのですが…こっちも難しそうではあるんですが。マグロとは若干事情が違って、天然物の方が少ないのがウナギではあります。が、ヨーロッパや台湾からの稚魚輸入がなかなかに困難になってきてます。育てる稚魚がなければこれまでのような供給は見込めないわけで。こっちも完全養殖が成功はしていますがなかなか商業ベースに乗るほど大掛かりにはなってません。
…今後、こういうケースが増えていきそうでちょっと、いや、かなり心配ではあります。マグロやウナギの他にはタラとか。近海のサバも実はなんだかちょっと…てな声もありますし…。

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04/02/2008

イメージの問題

「クローン家畜は安全かどうか」厚生労働省が内閣府・食品安全委員会に諮問(Yahoo!:読売)…技術的には「可能」でも実際は色々と問題のある「クローン」ですが。一応、米食品医薬品局(FDA)が「安全である」という宣言を今年1月に出してまして、それを受けて「クローン牛でも安全性に差異はない」(Yahoo!:産経)という判断が欧米でもなされています。
…これが日本でも承認される、となると流通が可能になるんですが。ただ、いくら安全性が認められても、ねえ? というのはあると思うのですが。

「あれこれ」でも何度か取り上げているクローンですが。基本的なとこをおさらいがてら記してみましょう…いや、正直書いてる自分も混乱してきたりするもんで(オイ。
最も基本的な事柄…「クローン」とは何か? 一般的な意味では「生物体を複製したもの」として使われます。最も身近な例としてはバナナでしょうか。食用バナナは実がなってもタネがならず、株分けなどによって栽培されてます。…つまりは今あるバナナの株は最初の親株のクローンだ、という言い方もできます。むしろ植物で株分けによって増えるのは全部クローンだ、とも言えます。
では動物ではどうだ、と言えばこれは単細胞動物辺りの細胞分裂による自己増殖とか。…若干意味合いが違うかも…あるいは単性生殖の…って、これは大分違うか。構造が複雑?になる分動物では自然界でのクローン、というのはなかなかお目にかかれるもんではありません。

では人間が作ってしまおう…というので受精卵に注目。受精卵も細胞であります。で、細胞には核という遺伝情報が入ってるケース?がある。じゃ、それを他の細胞…他の受精卵に移してみたらその核の情報を丸ごと入れ替えられるんじゃ…それを成長させて出来たのが「受精卵クローン」になります。こちらはすでに流通してるんだそうですが。
…しかし。実はこれ、流れ的にはフツーに仔が生まれるのとそれほど変わらないわけではあります。
そこで注目されたのが「体細胞クローン」で、これは成体の身体の一部の細胞の核を受精卵の核と入れ替えてしまおう、そうすれば元の身体情報と同じものを「複製」できる…! ということで1996年7月に初めての哺乳類体細胞クローン羊、ドリーが話題になったわけであります。
それから時代も技術も進んで、クローンてのは相当数作られるようになってきてます。それでもまだ100%成功、というわけにはいかないようでありますし…成功しても寿命が短い、などの弊害はまだまだ残っています。

ところで…そういう人為的に作られたモノを食って大丈夫なのか? という疑問は常について回るわけで。人間だけではありませんがよく分からないモノは口にしたくはないわけで。しかもクローン、というと必ず出てくる「独裁者が自分のクローン人間を大量に作って世界を支配する」という怪しげなイメージ(クローン作っても全部が赤ん坊なんで独裁者当人と全く同じにはなれない…)。そういうのが先行している今、果たして流通できるのかどうか? と。
…まずは正確なクローンの情報を周知させることから始めた方がいいのかなあ、とか思ってしまったり。別に無駄に怖がったりするもんでもないんですが、それでもやっぱりイメージの問題てのは大きそうですし。いくら国が承認したから、と言っても売れないんじゃ誰も流通させようとは思わないでしょうし。

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03/30/2008

コシヒカリの祖先は…

実はあんまし美味くなかった、というお話。
日本で最も人気のあるコメの品種「コシヒカリ」のDNAを調査した結果、粘りのもとは「愛国」という品種に由来(@nifty:毎日)している、ということが分かったとのこと。「粘り」というのはご飯として炊いた時に重要視される要素の一つで…特に日本では粘りのあるコメの方が人気があります。
大まかには粘りのあるジャポニカ種、さらさらしているインディカ種、と分けることのできるコメの系統なんですが。逆に言えば、やや細長いカタチをしていて粘りのないインディカ種を愛好する方たちにとっては粘りのあるコメなんて…と敬遠されてしまったりするんだそうで。他の美味い要素である「匂い」も結構国によって意見が分かれることもある…んだとか。その辺は、まあ、たしかに色々あるもんではあるんですが。

ところで…記事中に、ちょっと気になるコトが載っていたので調べてみました。『昭和初期にまずいコメの代表格とされた「愛国」に由来』(『』内元記事より引用)…て、「愛国」てのは一体どんなコメだったのかな、と。
Google検索:米 愛国 酒
…基本的に酒米だったんかー…そりゃ、あんまし美味くはなさそうだなー…と。
酒米(Wikipedia)

あくまで一般論なんですが、酒造りに使われるコメは不味い、ということになってます(愛国は酒造好適米てわけじゃないらしいんですが)。これは含まれてるタンパク質の量だとかが「食って美味い」てのと「酒造りに適してる」のとは方向性が違うからなんだそうで。普通に炊いても美味くないんですが酒造りには最適、とされるコメの品種もある、ということです。
逆に食って美味いからってそのコメだけで造った酒が美味いか、と言えば…どうなんでしょうね。
こないだ読んだマンガ「もやしもん」には「お酒の原料はだいたいがそのものは味が悪いモノだけど」(「」内は講談社刊もやしもん第6巻P187より引用)というセリフもあったりして。…あ、なーんか分かるなあ、と思ってしまった次第ではあります。
…無理にねじ曲げたりしないで、適した方法で賞味した方が作った側も食べる側も食べられる側も良い結果になるんではないかい? と思うのですが…さて。

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03/28/2008

二つほど 3/28

あんまし関係なさそうなのを二つほど。

一つ目。三菱重工が国産初のジェット旅客機「MRJ(ミツビシ・リージョナル・ジェット)」の事業化を正式に発表(iza!)…すでに国内航空会社の購入も決まっているとのことではあります。
ジェット旅客機、と言っても国際線用のデカイ機体ではなく。国内線や短・中距離に適した機体になります。最近は環境や経済的な側面からか、大きな機体よりもこういう小さな機体の方が開発の主流になりつつある…とかそんな話もありますが…実際には、この市場はかなり強力な会社(ボンバルディアとか)も多く、そこへ食い込んでいくのはなかなか難しいのでは…と。
さらに今回は「国策」ということで優遇され過ぎているのでは(Yahoo!:毎日)、という批判もあります。…まあ、みんなが完全に納得、というのはなかなか難しいものですけれど。それでもここまでしないとジェット機の開発が進まない現状てのも…ううむ。

二つ目。通常は「振ってはいけない」炭酸飲料。しかし逆に「振らないと飲めない」炭酸飲料、発売(Yahoo!:MarkeZine)。コカ・コーラの有名ブランド「ファンタ」から、振ることによって缶の中のゼリーが崩れる商品が発売…って、記事にはありますが…どんなんだろ、一体?
缶の中にゼリー状になった「中身」が入っていて、振ることによって一部が溶けるか崩れるかして炭酸ジュースが出現する…とかそういうもんなのかな…とか。全部「飲む」ことはできないんじゃ、とか、ゼリーも全部「食べられない」んじゃないのか…とか、なかなかに疑問の尽きない商品ではあります。
過去に振ることによってペットボトルの水がお茶になる、てのはありましたけど。…ゼリーが炭酸飲料かあ…一回試してみないとどんなもんか分からんもんではあります。

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03/26/2008

まんぷくたんぱく

アサヒビールが大豆に含まれる「満腹感を持続させる成分をもつタンパク質」を発見(Yahoo!:フジサンケイビジネスアイ)した…とことです。アサヒビールはこれを「満腹たんぱく」と命名。同社の各種製品への導入を検討している、とのことです。
要するに「満腹感を感じる時間が長い→モノを食べたくない→肥満防止」という流れを作り出せる、というわけではあります。こんにゃくなども(食物繊維とかそういうのもありますけど)「食べた満足感」を持続させる、という点ではこれに近いものがあります。

それでもこれが入ってる即=やせる、というものではないわけで。でも満腹感は得られてそれが持続するので食べたいという欲求は減る…ということで健康維持には効果がある、と…。
まあ、そこまでしてやせたいもんなんか、ただ食べなかったらいいだけやないんかい…という声も聞こえてきそうですが。実際には結構色々事情があったりするもんなんで一概には言えないケースもあったりします。…そりゃあ、まあ、ついつち食べすぎちゃって…とか、そういう場合があるのも事実ではあるのですけれど。

…それにしても…ニンゲンてのは色んなもん見つけ出したり作り出したりしてるなあ、と。今後もなんかこういう興味深い、と言うか一見「?」でも実は役に立ちそうなモノ、というのが出てきそうで楽しみではあります。

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03/23/2008

…まぜごはん?

ここんとこ「グルメ・クッキング」の話題が続いてますが…まあ、気にしない方向で、ということで…(汗。
キユーピーが2月に発売した「ごはんにドレッシング」、その効果は?(Yahoo!:nikkei TRENDYnet) …たしかに「ごはんにドレッシング」だけで見ると「飯にかけてそれだけで食うんか…」と思ってしまいますが。お茶碗のご飯にかけて食う、のではなくて大き目のボウルなんかにご飯・野菜・食材を入れて、そこへかけて食う…という形のようではあります。
ええと…つまりはまぜごはん用のドレッシングか、と思ってしまったのは自分だけでしょうか…あ、でもまぜごはんに生野菜は入れんわなあ…。
ごはんにドレッシング|キユーピー

実は「炊き込みごはん」と「まぜごはん」を昔ごっちゃにしてたんですが、自分。
炊く前に具材放り込んでご飯と一緒に炊くのが「炊き込みごはん」で、炊いた真っ白なご飯に具材放り込んでまぜるのが「まぜごはん」だ…と最近は理解しております。炊飯器ではなく土鍋を使ってご飯炊いてるんですが…炊き込みごはんは結構難しいもので。焦がしたりダシ醤油がべったりくっついたりするんで…まぜごはんの方が楽、だったりします。大き目のどんぶりに普通にご飯よそって具材を入れて…で済みますし。

では久々?の「怪しいお料理レシピ」と参りましょうか…もうちっとカタチになってから本サイト:「信天庵」の「妙なエッセイ」に「怪しいお料理レシピ 9」として載せようか、と思っております。今回はカンタンに、ということで。
最初に…分量:適当・味や消化器官:作った人の自己責任という投げやりなレシピであることをご了承ください。
用意するもの:炊いたメシ、シャケの切り身、キノコ類、ゴマ油、コショウ、醤油少々
作り方:まずメシを炊きます。炊けたら大き目のどんぶりへ。
 次にシャケを焼いて…焼けたら身をほぐしながらメシの上に。この時に骨も取ってしまいます。そして醤油少々。
 そしてキノコ類(マイタケ&シメジ辺りがオススメ)を炒めます。少々大目のゴマ油を加えて香りとメシへのからみ具合アップを狙います。
 大体炒めたらキノコ類もメシの上に。そこへコショウ(塩コショウではなく)をお好みの量だけ。このコショウがポイントではないか、と思うのですが。そして…全体を混ぜます。
…以上で完成です。カンタンと言うか…そのまんまですな。「エッセイ」に載せる時は、なんか、別の路線も加えないといけませんなあ。

んでも…後はどうするかな、と。それこそ↑のドレッシングとか使ってみても面白そうですし。シャケを軽く焼いてからキノコと一緒に炒めるってのはどうだろう、とか色々考えてはいるんですが…さて。

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03/22/2008

ざいしつのへんか

とは言っても中身ではなく外側ですが。値上げもしましたけど…まだまだ根強い人気商品ではあります。
日清食品が「カップヌードル」の「カップ」の材質を従来のポリスチレン製から、より環境に配慮した紙製へ変更すると発表(Yahoo!:産経)。その紙製容器は「ECOカップ」と呼ばれ、さらに環境に優しいものなんだそうで。
~発売37年目の大革新~「カップヌードル」、新開発容器「ECOカップ」へ
「地球のために」「みんなのために」「おいしさのために」
(For Ecology) (For Customer) (For Originality)   (日清食品ニュースリリース)

そう言えば日清食品と言えばこういうのもありましたが。
日清CUPNOODLE | カップヌードルリフィル
これは「マイカップ」とでも言うべき容器が入ってる「スターターパック」をまず買って、それから「詰め替え用」を買えばその後ごみとなるカップは出ない…というコンセプトになっています。当然ですが詰め替え用は普通のものよりも安かった記憶があります。
…記憶があります、てのはコレ買ったからで。元々袋めんは買ってもカップめんの類はあんまり買わない方で…まあ、話のタネと言うかどんなもんか一度見てみたくて買ったようなものでした。
モノとしては…「マイカップ」は底面にゴムが貼ってあったりしてなかなか重厚?なつくり。別途フタがついていてそれで蒸らすことになります。当時のCMでもやってましたが内側をひねれば外側(透明)と分離できるので、そのすきまへ規定の大きさの紙を入れれば本当の「マイカップ」の出来上がり…なんですが…食べた後に洗うとどうしてもそのすきまへ水が入ってしまいます。買った当初にはそこへオリジナル?の紙が入れてあったんですが、結局汚れて捨ててしまって最終的には地味な外見になって戸棚にしまってあります。
…なんだ、使ってないんかい、と思われそうですが。
なかなか詰め替え用が売ってないのが現状なわけで。当初はいくつかあったんですが…売り切れてしまうともう入荷しない状態。他の社はそういうことやらんようですし…。

まあ、そもそものコンセプトが「お湯さえあればどこでも食べられる」的なものだったのでしょうし。カップの材質が変化したのとリフィルが普及してないのはまた別問題だとは思うのですが。職場にリフィル用のマイカップが並んでてお昼には詰め替え用買ってきて食う、という風にはなかなかならないでしょうし。もしかしたら今後はそういうのが当たり前になるのかも知れませんが。
まだ当面は普通にカップヌードル買ってきて「なんか容器の手触り違うなあ」と思うくらいなんではないか、と。それでも企業努力というのはまだまだ見えないところでも続く、と…。

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03/21/2008

やっぱり食ってまえ

東京の秋葉原で「ブルーギルもっふるたん」が話題に(iza!)…ブルーギルはいいんですが、「もっふる」て何だ、と思ったらiza!内で取り上げてる記事がありました。
【ヒット商品の舞台裏】モッフルメーカー(iza!)
どうやら「モチ+ワッフル=モッフル」ということのようで…独特の凹凸のあるワッフル焼き器でモチを焼いてみたのが始まりとのこと。ワッフルもそうなんですけど、色々と挟んでみたり乗せてみたりすることができるのでバリエーションも多数存在するみたいです。

で…ブルーギルですが。これは何度かこの「あれこれ」でも取り上げてますけど外来魚の一種で原産は北米になります。元々は戦後にある方が研究目的で日本に持ち込んだんだそうですが、元来のフィッシュイーターとしての側面と低温でも十分に活動できる上に高い繁殖力という特性でもっていつの間にか多数の淡水域に拡大。やはり北米原産のブラックバスと共に各方面で嫌われている魚の代表格にもなってます。
系統?的にはスズキとかそういうのに近い種になります。背びれのカタチとか習性とかも似てますし。ただ、産んだ卵や稚魚を守ったりする習性があったりしますんで…完全にスズキと同じ、というわけではありません。
ブルーギル(Wikipedia)
それでも食えんことはない、と思っているんですが…。
ブラックバスもそうなんですけど…こういう川魚は食べることができない、と思ってる方が非常に多いようで。基本的に魚というのは全部食べることができます。ただし…習性上毒を自分の体に貯めこめたり、細菌の感染など外からの要因によって毒を持つようになるケースもあります。そうなるともちろん食えません。いや、食ったらヤバいので関係省庁から制限されてるくらいではあります。そういう例外もあったりしますが、食って食えないことはないわけで。ブルーギルやブラックバスだって近縁種が食用魚扱いされてる場合もあるのですし。

…こういう害をなす、とされてる外来種は食ってしまえばいいじゃねえか、と常々思っておる一人なんですが…なかなかそういう流れが出てこないのでなんだか残念?に思っていたりいたんですが。↑のようなケースがどんどん出てくればいいな、と。一石二鳥ではありますし、何より「国産」なんですし。

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03/18/2008

ヨーグルトですか?

何か食べたり飲んだりの「花粉症」対策のお話。
飲食による花粉症対策、1位(複数回答可)は「ヨーグルトを食べる」(Yahoo!:オリコン)…実際に症状が緩和された、という方もいるそうで。ヨーグルトてのは食べると腸内環境が良くなる(○○菌が生きている! ったって腸内にまで菌を届けるのが目的じゃなくて、元々腸内にいる菌が過ごしやすい環境を整えるのがヨーグルトの役割なんだそうで)んですが、アレルギー症状の出る人は腸内環境があんまり良くない場合が多いんだそうで。花粉症もアレルギーの一種。改善されれば何らかの効果が出ても不思議ではない…と。

他にも例えば青魚を摂るとか。あるいは納豆を食べる、なんてのもありますが。
こういうのってほとんどがいわゆる「健康志向」的な飲食のような気もします。過度にカロリーの高い食事や偏った食事をせずにタンパク質の豊富な食材や野菜を多く食べる、とか。「食」の方面から生活を見直す、というのは昨今のブーム以前から言われてきたことではあります。
…まあ、それでも同率8位にはの「カレーを食べる」てのも入ってますし…スパイス系で何かそういうのがあったかな…とかそういうことなんだろうかな、とか思ってしまいますが。別に食生活うんぬんではなくて花粉症対策なだけなわけで、そういう食事もアリになる場合もあるわけではあるんですが。

実際にはまだまだ完全には解明されていない「花粉症」…いや、病気なんてのはほとんどがそういうもんかも知れませんが。
ただ、分かっているのは「アレルギーの一種」であるとかあるいは特定の植物の花粉がその引き金となる…とか。しかもそれまで全然関係なかった人がいきなり「花粉症デビュー」するケースも多いですし。特にスギ花粉は前の年の気温の高さによって飛散量が違ってきたりして、年によっては爆発的に飛んで「花粉症デビュー」が激増、なんてのもあったりします。
…自分はさいわいにもまだ?花粉症じゃあないんですが…なんだかコワイなあ、いつ発症しちまうんだろう…と戦々恐々としている昨今だったりします。

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03/10/2008

二つほど 3/10

受け入れられる?で二つほど。

一つ目。亀田製菓「柿の種」海外展開へ(Yahoo!:フジサンケイビジネスアイ)。一つには日本国内での需要減が心配されている、とのことで。さらに、日本での展開はもちろん続けて行くのでしょうけど、アメリカなどへも出してみようじゃないか…というところでしょうか。
受け入れられるのかなあ…という若干の不安もあるにはあるんですが…↑記事によればピーナッツの代わりにアーモンドを入れてみる計画なんかもあるんだそうで。日本とはまた違った「カキノタネ」が出来上がるのかも知れません。…逆輸入とかそういう風になったらそれはそれで面白そうではあります。

二つ目。パチンコ・パチスロ人気に陰りが…ギャンブル性高めすぎ?(Yahoo!:毎日)
と言うより来るところまで来てしまったのかなー…という観もありますが。こういうのは利用者の要望に応え続ける→どんどん難しくなる→レベルが上がりすぎて初心者から離れ始める…てのは一種当たり前の公式?ではないか、と思っておったんですが。一昔前の格闘ゲームもそうでしたし、シューティングゲームに至っては逆に難易度が高いこと売り物にしてたりするくらいですし。
それでも…起死回生の策?にしてはどうにも受け入れにくいのがばんばん流れるキャラ物パチンコのCM、ですか。なんでこんなのまで取り込んでんだろ…と呆れてしまったりします。…世界名作劇場のパチンコて。一瞬どっかの局で一挙に再放送でもやるのかと思っちまったじゃないですか…。

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03/01/2008

めぐりめぐられて

…なんだかすっごく楽しそうな企画なんですが。
四国の酒造業者有志が「四国酒蔵八十八カ所巡り」を企画(iza!)。『参加者は蔵でスタンプを押し、ぐい飲み持参で「賽銭(さいせん)」を払って酒を飲んだり、隠れた名店、名所を訪ねたりしながら“巡礼”する。』(『』内元記事↑より引用)…資金とか時間とか、そういうことも考えてしまいますけど…いいなあ、こういう企画。お遍路さんの八十八カ所巡りとはまた違った楽しみがありそうですし、何より酒呑むんかあ…。

米どころということで例えば北陸とか。あるいは名の知れたところでは関西は灘、とか…そういう有名な日本酒ではない、地元ならではの蔵、というのは実は日本各地に結構あったりします。
四国にだって…いやいや、全国区でCMうってるような有名銘柄だってあるにはあるんですが。そのCMが実は同一人物の連続起用で日本最長記録持ってた時期だってあったんですが…色々あってその方はCM降板、それでもCMは流れてるんですが、今でも。…時代劇なんかだとまだまだお目にかかれる…んでしょうかね。
まあ、そういう怪しい?話は置いといても、四国にも酒蔵は結構あったりします。
九州なんかに行くと焼酎の方が人気あるんだそうですが、四国は日本酒の方が好まれます。辛口、とは言われますが実は結構地方によって違いがあるのもまた「辛口」で…四国の「辛口」を別の地方の人に飲ませたら「甘い」と言われて、今度は四国の人がその地方の「辛口」飲んだらやっぱり甘かった…なんて話もあります。きっちりとした定義はないんだそうではあります…辛口。
それでもそういう分類はともかくとして。その人の趣味趣向に合った酒にめぐりあえるかどうか、てのは結構大きな命題ではないか、と。もちろん日本酒に限ったことではなく…それがワインだろうがバーボンだろうがめぐりあえたならそれだけでも幸せもんになりそうではあります。

そういうのに会えるかも知れない機会があるってのはいいなあ…とかそういうのよりやっぱり「酒呑める」てのが大きいだけなのかも知れませんが。…酒呑みなんてのはなんだかんだ理由つけて呑むもんではあります。
個人的には最近は日本酒呑んでないんですが。ウィスキー系も呑んでないんですが…好み、というよりカラダの方の問題かも…とか。最近は呑む時間が長くじっくりになってくるんで、度数の低いやつをまったり…とかそういうのになるとやっぱりビールとか焼酎を何かで割るかなあ、とかそんな風になっちまうもんでもあります。

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02/20/2008

ある種の温度差

みたいなものがあるとは思うのですが。
ロンドンのケン・リビングストン市長がボトル入り飲料水ではなく水道水を飲むよう主張(Yahoo!:ロイター)。水道代よりもボトル入りの水の方が安いのは明らかなわけで。たしかに環境への配慮やら何やらが出てくると「たしかに」となってしまうのですが。

元々日本てのは水資源が豊富、と言われていて「水を買う」なんてあり得ない、とされてました。が…海外へ行くとこれはまた事情が違ってくるわけで。欧米では当たり前に「水を買って」ます。これは水質の問題なんかもあってある意味当然ではあります。個人的には安心できるから買ってるんじゃないのかな、と思ってたりして。欧米、と言っても様々な地域があって特性も様々。水が合う、合わないで困るくらいなら最初から品質一定なものを買った方がいい、とかそういうことなんじゃ…と。
…日本ほど「水」と「安全」が簡単に手に入る国はない、とかそんな感じのフレーズもあったりしたような。
当たり前に「水を買う」ところから日本へそういう習慣が輸入されてきたわけで、今ではスーパーやコンビニなどではかなりの数、水が売られてます。当初は「売れるわけがない」と反対ばかりだった…とかそんな話も。もちろんただ置いただけでは売れるわけはないので、営業努力とかテレビ番組の力とかもあるわけですが、それはそれでアリなんでは、と思ってます。

ただ、日本では「そんなもんだろ」と思われててもイギリスでは違うのかなあ…とか。向こうの水道水事情てのはよくは分からんのですが日本とはまた違った事情があるんでは、と。ただ…なんでリビングストン市長はそこまでボトル入りの水を嫌うんかな、と若干疑問ではありますが(水道関連と関係がある、と記事には書いてありましたが)。

自分は時々買うんです、水。ヘンな味もついてませんし(水だから当たり前かも)。タバコやめた直後に味覚と嗅覚がいきなり鋭くなって、その頃に飲んだ水の美味さ、というのがどうにも忘れられない、というのもあったりしますが。あー…あれは美味かったなあ…。なんか、それまでの自分がえらい損をしていたような気分になった記憶があります。

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02/16/2008

三つほど 2/16

なんだかとりとめもなく三つほど。

一つ目。近畿大学が「Kinki University」の英語表記を「Kindai University」に変更予定(Yahoo!:産経)。Kinkiだとkinky(異常趣味の)と同音になってしまうから、とのこと。…元々kinkてのは「ねじれた」とかそういう意味なんだそうで。つまりは趣味がねじれている、と。
こういうケースは結構あるもんで、実は意外な単語が海外では「オイオイ」てなことになってたり…あるいは逆に外国語では普通なんですけども日本では「…ええと」てなことになってたりする単語てのもあったりします。例えばドイツ語で「no」は「nein」となってカナ表記だと「ナイン」が一般的なんですが…どう聞いても日本語の「ない」にしか聞こえない場合もあったりして。…これは別に困った表記というわけではないんですが、なんとなく気になってしまった例ではあります。
…まあ、ヘンに勘違いされるとたしかにたまったもんではありませんが。それでも逆にそういうのが面白い、と妙に人気出てるってのも…なんだか分かるような、そんな気がしてしまいます。

二つ目。糖質ゼロの争い、発泡酒へ?(Yahoo!:ダイヤモンド・オンライン) ビールの代用品という見方もまだまだ強い発泡酒ですが。合う合わないは個人の好みによるものなんで、別にどっちが悪いてなことはないと思うんですが…安いわけですし。
これまではコーラなどで糖質ゼロ、なんてのが出てたわけですが…今後は発泡酒へその競争の場が移ってくるんではないか、と。…味が落ちなければかえってそれでもいいんではないか、とは思いますが…しかし、こういう業界の競争というのはホント終わりがないもんではあります。次は、一体どんな争いが出てくるのやら…。

三つ目。小売業界世界最大手・アメリカウォルマートが次世代DVDをBlu-rayに一本化(Yahoo!:ロイター)。テレビのニュースではHD-DVD商品の撤去も行なっている、みたいなことも言ってましたが。
なんだか少しずつ地盤が固まってきているような…そんな気もしてきますが…どうなりますやら?
まあ、そろそろどっちかに決めてくれ、という思いはあちこちでもあるようで。観る側もそうですけど、作る側としても決めてくれればそっちへどかっと作品流せるのに、みたいな。現行のDVDではやはり画質が今ひとつ。HDDにデジタル放送録画したらこっちの方がキレイじゃねえか、画質の悪い方をわざわざ買うこたないんじゃないか…とかそんな話もちらほらと。
これでBlu-ray決まりかな、という観もあるんですが…いやいや、まだまだ。何があるのか分からん状況なのは変わりありません。何かの拍子でHD-DVDへ大きく傾く…ということもない、とも言い切れないのですから。

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02/14/2008

バン・アレン帯のお誕生日

ではなくて。日本に限らず全国的にバレンタインデーという「聖バレンタイン」の日、となっています。この方は兵士の士気が落ちるから自由結婚を禁止する、という時のローマ皇帝の意思に反対して若者の結婚を推奨、そのために処刑された…という人物なのですが。
実は日本ではもう一コ別のものの記念日になっています。…それは「煮干しの日」です(Yahoo!:オリコン)
由来は、まあ、よくある語呂合わせなんですが。バレンタイン=チョコの構図とも相まって認知度はじょじょに上がってきてるんだとか。

「煮干し」と言えばよく使われるのはダシ、でしょうか。そのまま煮てダシをとる方法もあれば水出し、という時間と手間はかかりますが綺麗なダシの出る方法もあります。味噌汁だとそのまま煮ちゃってダシガラも汁の実に…というご家庭もあるのでは、と。
自分の場合は粉末のダシ使ってます。基本はカツオダシなんですが(和風の粉末ダシというとこれしかない、と思ってる方も結構いるんだとか)イリコ(煮干し)、コンブ、ホタテ、シイタケ、と色々持ってるんで場面場面によって使い分けてます。その中でもイリコダシは例えばうどんのダシとか。そうめんのツユなんかにも使いますし…ちょっと味噌汁の味を変えたいな、なんて時には重宝します。カツオダシとは全然風味が違うので、そっちに慣れた舌には新鮮に感じてしまいます。
では…そもそも煮干しとは何か、と言えば「煮て」「干した」魚ということになります。現代ではカタクチイワシが標準となっています。
築地仲卸 伏高
…そう言えば「乾物と干物の違いは?」てのをこないだのクイズ番組でやってましたが。答えは「乾物=植物系」「干物=魚介類」なんだそうで。肉は「干し肉」という別のカテゴリがあるんでそっちに分類されるんだとか…。

カルシウム源としても優秀ですし、色々使うこともできる。非常に優秀な素材・食材ではあります。↑記事では「近い将来、2月14日にチョコの代わりに煮干しをプレゼントする日がやってくるかも?」(「」内元記事より引用)と締めくくってますが…それはそれでアリなんではないか…とか思ってしまったりしてます。

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02/09/2008

ギョーザは悪くない

んですが…やっぱりなんだかそういう方向へ話が進みそうではあります。しかも…まだまだ収拾はつきそうにもないのが現状でもあります。
Yahoo!海外トピックス:中国産食品・薬品の安全性
状況的にやはり現地での混入か…というのが流れになりつつあります。その辺、きちっと調査して欲しいもんなんですが…どこまで踏み込めるのかなあ、という不安があるのも事実ではあります。何せよその国のことですし、コトは二国間の経済問題にまで発展しそうですし。…でも人命の危機にまで関係してきてるわけですから、やるこたしっかりやって欲しいんですが。

そういう「毒ギョーザ問題」で国内にも色々な動きが出ています。
「毒ギョーザ」分析依頼多数で検査機関が悲鳴(iza!)。そりゃ、そういう検査機関は大変だろうなあ…と。自治体だけではなく企業とか他の方面からの依頼なんかもありそうですし。
これに関連したのだと、手作りギョーザの人気再燃…とか。テレビのニュースでやってたのだとギョーザの「皮」を作る会社がラインフル稼働なんだとか。…普通より長く動いてて従業員の方が「こんなに忙しいのは初めてです」と苦笑してたりして。
あるいは「ギョーザパック」と呼ばれるカンタンにギョーザを包むことのできるグッズが密かに人気なんだとか。
Google検索:ギョーザパック
お値段も1コ数百円程度とお手頃。…別に手でやりゃいいじゃねーか、とか思うかも知れませんが。実際やってみると結構めんどい…いや、コツのいる作業なんではあります。数こなさいといけませんし、最初はどうしてもいびつになってしまいますし。そうなると破けたり火の通りにもムラが出てしまいますし。これを機?に手作りやってみようか…なんてな場合にもオススメではあります。

…今日、スーパー行ったらパックもののギョーザが半値で山積みになってたりしました。…冷凍モノは電子レンジ持ってないんで買いませんし、そうでなくてもあんまりそういうのは買わない方なので(製品それぞれで焼き方のコツが違ってくるんでかえってややこしいような…シューマイなら蒸してしまえばいいんで、こっちの方が楽だったりして)、まあ、別にいいや、てなとこなんですが…世相を反映してると言うか何と言うか。
ほんと、ギョーザは悪くないんですがね。悪いのはそういう製品作って出荷してしまったとこなんですが、ね…。

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02/08/2008

江戸前と違いと

「江戸前」ハマグリが約40年ぶりに復活(Yahoo!:読売)。ええと、本来の「江戸前」ハマグリはすでにほとんど絶滅状態になってしまってるので、有明海から稚貝を採取→ハマグリ(タイワンハマグリ?)養殖技術の進んだ台湾へ送る→逆輸入して千葉県木更津沖に放流…という流れになってたんだそうで。放流開始してすでに4年。ようやく今回の水揚げとなった、とのこと。
ハマグリ(ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑)
ハマグリ(Wikipedia)
純正?のハマグリてのはもうほとんど獲れないんだそうで…。

しかし…元有明産で台湾経由でも「江戸前」か…? という疑問も出そうではありますが。
実はこの「江戸前」と言う言葉、そもそもは本当に「江戸」の「前」、つまりは東京湾の最奥部…江戸のすぐ目の前の海、ということだったんだそうで。そういうところから揚がる海産物を「江戸前の○○」と呼んでたわけです。が…時代が下ると本当の「江戸前」では漁獲量も下がってくるし、江戸つまりは東京の面積も広くなっていきます。
…原宿とか渋谷とか、てのは江戸期にはほとんど開発されてませんでしたし。遊郭で有名な吉原だって当時は「吉原田んぼ」と言って周囲のほとんどが田んぼだった、なんてな話もあります…。
そこで明治以降「じゃあ江戸前の範囲を広げよう」ということになって(なんとなく、という感じですけど)東京湾の奥…三分の一くらいでしょうか、それっくらいの範囲で獲れたやつは「江戸前」にしよう、ということに。あるいは千葉の富津岬以北で獲れるやつとか。いわゆる東京湾の内湾で獲れたら「江戸前」だ、と。
その後、2005年に水産庁から正式にラインが決められて「東京湾(三浦半島の剣崎と房総半島の洲崎を結ぶ線より北)全体で獲れる海産物は江戸前」ということになりました。
つまりは東京湾で獲れりゃ全部「江戸前」ということで。…出自はどこでも構わんわけで。養殖物でも湾内産であれば「江戸前」を名乗れることになります。

それでも…こういう「復活」てのは非常に楽しみではあるのですが。やっぱり海産物てのは地のモノが一番うまいような、そんな気がしてます。そりゃ、その土地ならではの食い方、てのもあって、昨今ではその土地へ出向かなくてもネット通販なんかで比較的簡単に手に入るようにはなりましたが…やっぱりその場で食えるのに越したことはないんじゃないのかな、と。
やや概念的ではあるんですが…鮮度どうこう、という単純な問題ではなくて場の空気と言うか、何と言うか…なんか、そういう違いがあるような気がしてならんわけです。

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02/06/2008

酒呑みの理屈

「寝る前にちょっと一杯」の寝酒。しかし睡眠障害等になる恐れもあり、注意が必要(iza!)…量を過ごしたらアカンのやないか、と思っておるのですが。いや、そう思いたいのですが。
…酒かタバコか、と決断してタバコやめて早何年か。ここに来て酒までやめるってのは…後生ですわい。基本呑んだら寝てしまうのがいつものパターンなもんで。帰ってきてから一杯やるのを楽しみに仕事やってるよーなとこもあるってのに…。

…おお、そう言えば別に「寝るために酒呑んでる」ってわけでもないからそれはそれでいいんか…。
てのはなんだか詭弁っぽいですが。ただ、諸事情あって眠りたくても連続で数時間眠れないことが多かったりするもんで…でも酒呑むと連続睡眠時間が増えるので、まあ、それもあって呑んでる…と言えないこともないんですが。それでも量をすごさなければそれほど問題ないんでは…てのもまた酒呑みの理屈でもありますか…。
でも記事中にもなんか引っかかる表現があるのも事実、なのではあります。
「酒を飲んで眠り込んでいるのは…」(「」内↑記事より引用)というくだりがありますが、別に眠り込むほど呑んでるわけじゃないんですよ。そりゃ、ちょっと呑みすぎてホントに「眠り込む」状態になって気を失ってた、てなことがないとは言いませんけどね、そこはそれそういうのは呑み方次第というやつで。宴会なんかを見てごらんなさい、ああいう場で呑まない方が失礼じゃあ、ありませんか…。
…って、やっぱダメダメっすね、自分(泣。カンペキ酒呑みたいだけの屁理屈語り、入ってます…。

それでも量を過ごさなければ大丈夫なんではないか、とマジメに思っておるのですが。あるいは呑んでる時の雰囲気とか。でもなあ…呑んでも眠れなかったから酒量がどんどん増えていく、てのは明らかに他人事ではないわけで↑。酒やめるとかそういうとこまではいかないにしても、心にとめておくべきことではあります。酒好きならなおのこと、ですし。
やっぱり「お酒はほどほどに」が一番。酒を頼るようになっちゃあ、いかんもんではあります…。

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02/02/2008

二つほど 2/2

本当にとりとめもなく二つほど。

一つ目。「高級志向」炊飯器、続々(iza!)…内釜にこだわった作りとか、そういう炊飯器が増えてきている、とのこと。値段だって従来の10倍とかするそうですが。いわゆる「団塊の世代」がターゲットとのことで。…大量退職ということで、お金と時間に余裕がでてきてる人たちが増えてるわけで、そういう人たちを狙った?商品てのは最近多くなってきています。
炊飯器。…昔は自分も使ってたんですが今は土鍋にシフトしてます。実はどっちがいいんだろ? てな疑問もまだ残ってたりするんですが。炊飯器の飯がどうも…ってことで炊飯器→文化鍋→土鍋になったんですが…。
本当に美味い飯、というのはまだ食ったことがなかったりします。でも土鍋だと時折「おおっ!」とかそういう炊き具合が出ることもあって、そういうのを再現しよう再現しよう、と挑戦してみるんですがなかなかウマイこといかず。…炊き方だけではなく例えば米の状態とかそういうのも関係していそうでなかなか難しいもんではあります。本当は玄米の状態で冷暗所に保存・炊飯の直前に精米…というのが美味い炊き方だ、てな話を聞いてぜひ試してみたいなあ、とは思ってるんですが…。

二つ目。台湾で両手両足の「指紋」のない一族が(Yahoo!:RecordChina)…五世代に渡って「無指紋」だったんだそうで。
なんかこういう話はどっかで聞いたような気が…とか思ってるんですが。でもここまできっちり?とした話が出てくるってのはこれまでなかったような。…ギネス申請ってのは…なんでやねん、とか思ってしまいますが。
なんでニンゲンの指には指紋があるのか。
一説には樹上生活の名残りなんだとか。はるか昔々、人間は木の上で生活していました。それがやがて平原を二足で歩くようになり、空いた前肢、つまり「手」の発達によって様々な発展がなされるようになったのでは…という話があります。…木の上で生活してた時に「手」は主に何してたか、と言えばそれは体を安定させるために枝やら幹やらを掴んでいたわけで。その時に滑り止めの役割として指紋が役に立っていたんでは、と。
…まあ、他にも指紋の形状によって出身地域が特定できる、とか色々あるにはあるんですが。
ただ、結構色んな方に指摘されてますけど…指紋がなくて証拠が残らないから犯罪起こしても捕まらないのでは…てのはたしかにどうかな、と。指紋がないならないで逆に特定されやすくなっちまうでしょうに、と。

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01/31/2008

何やってんだ…

冷凍モノは悪くないです。何が悪いか、と言えばキケンなものを混ぜちまった中国の天洋食品の工場なわけで。
農薬として使われるメタミドホスが混入した中国産の冷凍ギョウザなどを食べて中毒症状(重体あり)が起きる、という…なんとも不手際…とは違うか、しかしなんとも無責任な事件が起きました。
Yahoo!国内トピックス:中国製ギョーザで中毒症状
メタミドホス(国立医薬品食品衛生研究所)
これに関して昨日、ジェイティフーズの親会社JTと生協が記者会見を行なっています。
毒ギョーザJT会見(iza!)

…一体何やってんだ中国、てな観が非常に強いものではあります。国際社会への躍進、とかそういうことを謳っていても足元はそんなもんかい、と。以前にも使用禁止薬物がおもちゃから発見されたり、ハミガキからも同様の物質が発見されたりしていましたが…これじゃ何も変わっていない、と言われても仕方ないんじゃないのか、と。
今回のの件はまだまだ調査中の段階とのことで「コレ」という経緯が完全に特定されたわけではありません。
ただ、検出された薬物が農薬の成分ということもあり(日本国内では認可されていない)例えば野菜の洗浄が不十分だったのではないか、とか(回収されたのはほとんどが肉モノですけど野菜がゼロってわけではありません)そういうことも考えられます。
やっぱり影には急激な経済成長による急速な事業拡大が…とかそういうことになりそうなんですが。でもそういう道はこれまで日本も欧米もみんな通って来てるわけで。これまでそういうのを何も見てなかったんかい、中国、とそういう言い方もできてしまいます。…お金が儲かるのはいいんだけども、独りよがりじゃあみんな引いていきますぜ、と。

自分は冷凍食品は食べないんで(冷蔵庫の冷凍室が小さすぎて入らない…電子レンジも持ってませんし)大丈夫、とか思ってたんですが…実際にはJTや生協以外でも自主回収した商品にはレトルト食品なども含まれています。天洋食品の工場で生産されたものが含まれていたため、ということでの回収となってます。
各社の自主回収商品1/31(Yahoo!:毎日)
…意外なとこで使われてるケースもあります。が…どうなるんでしょうね、中国産の食品。風評被害とかそういうレベルじゃなくなってきましたし。

04:37 PM | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

01/20/2008

二つほど 1/20

今日も今日とて二つほど。カワイイのからキモカワイイのまで二つほど。

一つ目。ドイツのニュルンベルグ。「クヌート」に続く白くまの赤ちゃん「フロッケ」の一般公開決定(Yahoo!:JIJI:写真アリ
母親に育児放棄されたドイツの白くま「クヌート」は、自然に反していると安楽死を望む声が出るほどの話題となりましたが…こちらの「フロッケ」は小熊を食べてしまう事故が起きたため隔離・飼育されたとのことです。なお「フロッケ」とは「粉雪」の意とのこと。
再び同様な人気が出るのかどうか…とか、その辺はちと、分かりませんが。
実際「クヌート」ももう立派な成獣になってますし、こちらも無事に育ってくれればそれでいいんでは、と。あんまり騒ぎ立てんでも…とやや心配ではあります。

二つ目。秋田県秋田市。カブトムシの幼虫のカタチそっくりのチョコレートが大人気、一時間で売り切れ(Yahoo!:秋田経済新聞:写真アリ
カナダかどっかには「スラッグ」チョコレートがある、という話を聞いたことはありますが。ええと、スラッグてのは…ナメクジのことですが。…それ言ったら「食虫」の分化てのは世界中にあるわけだし日本でだってイナゴやハチノコ食うやんか…とか言われそうですが。
こっちはチョコだもんなあ…珍味じゃないですし。やっぱり抵抗ありそうだ…カタチも結構リアルでよく出来ていますし。
…いや、まあ、時期も時期ではあるんですが。あとひとつきほどもしたらそーいう時期ではあるんですが…。でも物珍しさで売れてるだけなんだろうか、それとも味が良いんで売れてるんだろうか、どっちなんだろうかな…とか。

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01/16/2008

時期尚早?

…まだ少し早いような気もしているんですが。
米食品医薬品局(FDA)が体細胞クローン家畜やその子孫に対して事実上の安全宣言(Yahoo!:毎日)。「特に危険性は認められなかった」という言い方ではあるのですが、安全である、という最終結論に至った…と。
まあ、基になる個体に問題がなければ、単なるコピーに過ぎないクローン体にも問題ないだろ、という見方もできるこた、できるんですが…。

一つには本当にそれで問題がないのかどうか…。特に遺伝的な面で。
クローン体てのは本当に「コピー」ですんで、例えば目に見えない形での遺伝的な危険性があった場合それも簡単に受け継いでしまう可能性があります。ゲノム計画などで遺伝子の全容が解明されつつありますが…それでも完全完璧というわけにはいかないのもまた現状。
…言い方、ヘンかも知れませんけど…もう少し遺伝子の解明だとか遺伝形質の解明だとかが進んでからの方がいいんじゃないのかな…と。やっぱりまだちょっと早いんじゃないのかな…と。何があるのかまだまだ分からないことの方が多いんですし。

さらにもう一点。多分こっちの方が大きいと思うのですが…イメージの問題。
「優秀な家畜をクローンしてできた肉です」と売り出したとして…一体どれだけの人が買うんだろうか、ということです。優秀な家畜を繁殖というある意味賭けに近い方法ではなく、確実に同様の性質を持たせることのできるクローンで増やしていく…というのが目的ではあるのですが。世間一般のクローンのイメージというのがどうにも良くはないわけで。いくらFDAが安全を宣言したってなあ…それだけでそういうイメージが払拭できるとは思えんのですが。
本当なら各国の学校教育の段階できちんとクローンのことやって、今のようにイメージだけが先行しない程度になるまで数十年単位で待たないといけないんではないかと思うのですが。
…やっぱりまだ早いんじゃないのかな…と。

05:49 PM | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

01/14/2008

ちょいと一杯

時節柄「ちょいと一杯」…が多い時期でもあります。流れから言うと去年の暮れから忘年会→お正月→新年会→成人式…と。まあ、さらに寒さが厳しいんでアルコールで体を温めよう、という狙いがあったりもしますが。
カップ酒の誕生:ヤング向けの日本酒を(iza!)
なんで今さら「ヤング」なんぞという懐かしい響きの単語が出てきたんかいな、と思ったらカップ酒が初登場したのは昭和39年で1964年のこと。今から44年も前のことになるとのこと。…つまりはヤングが現役ばりばりだった頃だったわけです。

当時は今のようにパックの日本酒なんてのはなかったでしょうから、一升瓶が主だったんでしょうか。…いや、場所によってはまだ「量り売り」が主体だったのかも知れません。酒屋へ自分で容器(それこそ一升瓶とか大き目の徳利とか)持って行ってこれくらいならいくら、と量って売ってもらう形式。ちょっと古い邦画であるとか…今でも週刊ジャンプに連載されてる「こち亀」で、以前両さんがジョッキの日本酒を店頭でイッキ呑みしたりしていました。こういうのも量り売りだったわけです。
…自分で器持ってくるんでカラの容器も出ないんで自然に優しい、ということで復活させよう、という動きが最近どっかであったと思うんですが。酒に限らず昔は醤油や油なんかもこういう「量り売り」だったんだそうで…。
それでも時代は「小売り」の方へと流れていきます。で、その一つが「カップ酒」で、一升瓶だと持ち運びしにくいし量も限度を超えてしまう恐れもある。コップ一杯分なら軽いし「これ一杯だけ」なんてのもできる…と。しかもカップ酒の「コップ」は非常に頑丈で、普段使いのコップとしても十二分に使えます。

…最近自分は日本酒呑んでないんですが。
昔々散々飲まされたからもういいや、てな感覚もあるにはあるんですが。どうにも翌日に残ってしまうのが、どうにも。ビールなんかだとそれがないのでそっちの方がいいや、てなことになってしまいます(それでも量が過ぎればやっぱり宿酔いにはなっちまうんですが…)。
それでもカップ酒にはちょっと思い出もあります。以前…つーても相当前ですが…関西圏から関東の実家へ帰省する時に…列車に乗り遅れてしまって途中米原で電車がなくなってしまいました。駅の周りには何もない状態で雪まで降ってくる始末。近くに知り合いもいないし…一人、駅の外でカップ酒(正確にはお燗ができるカップ酒)で始発まで寒さしのいだ…なんて今にしてみれば良い思い出ではあります。あん時は死ぬかと思いましたけど。

まあ、お酒てのはほどほどが一番なんではないか、と。酒と一緒に生きてくならいいんですが、頼るようになっちまったらおしまいだよ、と…。

02:54 PM | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

01/07/2008

二つほど 1/07

楽しそうな?ことで二つほど…国内です。

一つ目。愛媛で本当に蛇口からミカンジュースが出る(Yahoo!:毎日)…噂が本当になった、と。
もちろん地方特有?のジョークだったんですが「愛媛では蛇口からポンジュースが出る」…てのは漫才のネタに使われたりもして。それに目をつける…てなとこまではありそうなんですが、実際にやってしまう…というのはなかなかにスゴイことではないかと。よく考えてみたら衛生面だとか採算面だとか結構問題出てきそうですし。
まあ、「愛媛旬の味覚フェア」という物産フェアの一環ということで一時的なものではあるのですが。それでも楽しそうな催し物ではあります。
今月の七日まで…だから今日までですか。松山空港二階の出発ロビーでやってるんだそうです、無料で。お近くの方はぜひどうぞ。

二つ目。2025年までに官民共同で「立体テレビ」実現目指す(Yahoo!:読売)…「○○万博払い下げの立体映像かっ!?」てなセリフが某マンガであったりしましたが。…立体テレビとなると…やっぱりプロジェクタのようなもので空間に映し出すカタチになるんでしょうか。これを通信で使ったらまんまスターウォーズですか…。
放送にも幅ができてなんだか楽しそうな企画?ではあるんですが。色々と面白そうなこともできそうですし。これで映画とかやったら臨場感すごいだろうな…とか。たしかに日本の国際競争力はアップしそうなんですが。
…でも実際そこまで必要なんかな…内容のグレードアップを先に図った方がいいんではないかい、とか思ってしまうのは考えすぎなんでしょうか…。

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12/26/2007

黄金色の液体のパン

と言えばビール、ということになりましょうか。その昔、断食の修道士達が「固形物じゃないビールなら口にしてもいいだろう」と「液体のパン」ということで飲んでもいいことにしたからそういう呼称がついた、という話もあったりします。実際、栄養価は非常に高いものでそれこそ「パン」と言ってもいいくらいなんだとか。
そういうビールの本場、と言えばやはりドイツでしょうか。ビールを作るのに「純粋令」という昔からの法律があって、小麦やホップのことが細かく決められてます。値段も日本より安くてしかも美味いんだそうで、一度呑んでみたいなあ、とか思ってますが…ビール大国ドイツに陰り? 消費量が前年比で減少中(Yahoo!:REUTERS)
…実は2006年は世界でも総消費量は4位でした。1位は中国で2位はアメリカ。日本は6位なんですが…これはビールだけではなく発泡酒なども入っての順位なんだそうで、そこんとこはどうなのかな…とは思いますが。
キリン食生活文化研究所 レポートVol.6 2006年世界主要国のビール消費量(キリンホールディングス)

…↑の表で見るとダントツなんですな、中国とアメリカ。
ただ、中国は個人消費から見るとそれほど多くはない、ということなんで…やはり人口の多さがなせるワザなのかも知れません。その辺はアメリカでも同じようなもんかも…。単純に飲む人の数が多ければ消費量は増えていきますから。
一人当たりの消費で見るなら1位はチェコ、2位アイルランドで…3位にようやく?ドイツ。しっかし、総消費量でも一人あたりでも去年との順位にほとんど変動がない、てのも。何年か前にはそれこそドイツが首位だったそうなんですが。

健康面からの不安というのもあるのでしょうか…総じてアジアでの消費は増えている(中国は大幅に増えているんですが韓国は減ってるんで一概には言えませんが)のに欧米は伸び悩んでいるような。
アルコールそのものの消費量はやはりヨーロッパの方が多い、という話もあります。そもそも欧米人はアルコールを分解する酵素をほとんどが持っているが、日本人だと持ってない人も相当数いる…つまりは体質的に飲める人が多いのが欧米人、日本人は飲めない人も多数いる…と。最初っから勝負?にならんだろ、という声もある、ということです。
それでもやっぱり飲酒てのは不健康ということになってしまうんかな…。
ただ、ビールに関しては栄養価が高すぎるんでやっぱり呑みすぎたら肥満の大きな原因にはなってしまうわけで…さらに痛風だとかそういう病気の源にもなりますし。
世界的な流行なのかも知れません、酒の消費が減る、てのは…なんか哀しいことではありますが。

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12/17/2007

これで全部OK

てなわけではないのでしょうけど…さて。
「食品表示特別Gメン」「事故情報データバンク」「交通事故死ゼロを目指す日」…消費者や子供を保護するための「生活安全プロジェクト」を首相官邸主導で設置(Yahoo!:産経)。関連法案提出を目指している、とのことですが。

特に注目?されそうなのはいわゆる「食の安全」に関するものでしょうか。期限改ざんやら不当表示やら、と連日報道もされていてなんだか全部が全部ウソついてるんじゃないのか…なんて気にもなってきますが…ほとんどの企業がまっとうに生産してきちんと安全対策してるってことも知らせていかないと本当に「落ちて」行くだけになりそうな…。
↑のような上からの取り組み、というのもあるのですけれど、下の、企業や個人もやってるんだってなとこを見せて行ってもいいんじゃないか、と。また…今まである意味野放し状態だったのを改善していこう、というのですからこれは一機関であるとか一業界だけで、というのはなかなか難しいところもあるんではないか、と。

…どっかでやってるからいいや、ではなくて皆の問題として共有できんかな、と思ってたりします。いささか抽象的ではあるんですが…↑ああいうことやってるから任せてしまえばそれで全部OK、というのではなく。意識を持つ、と言うか「こういうことがあったからこうなるんだな」という考察力を皆が持つ、と言うか。
何もかも全部どっかの誰かにお任せ、自分は何も考えなくていいや…てのはもう通用しない時代になってきてるんでは、と思うわけです。まず「気にする」ことから始めてそれから「動く」ことへと繋げる…てのはやっぱりまだまだ無理なのかな…。
生活の安全、というだけではなく教育なんかにも影響してくると思うんですが。

上の方も「こういうの設置したからいいだろ」で済ますのではなく。それからさらに突っ込んだトコまで行って欲しいとこではあります。結局カタチだけのGメンになっちまった、では意味がないのですし。

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12/07/2007

二つほど 12/07

生活に密着?で二つほど。

一つ目。薄型テレビ所有率は約52%で液晶とプラズマの比率はほぼ5:1(Yahoo!:japan.internet.com)…例の地デジ問題のことなんかもあって、あるいはやはり技術の進歩の受け入れ、ということなのか…いわゆる「大きなテレビ」てのはどれくらいの人が持ってるのか? という調査の結果です。
約半数てことは残りは従来のブラウン管テレビ、ということなんでしょうか…。
面白いのは↑の調査は「価格.com」という家電を含む各商品の比較をやってるサイトの会社、が実施したんですが…内閣府経済社会総合研究所景気統計部が今年3月に発表した消費動向調査によれば薄型の所持率は29.4%だったんだそうで。この一年で買った人が増えたんでは…と分析してますが。…でも実際は調査対象の違いから来るもんだったりして、とか。普通の人なら店行って普通に購入するんで、そこで高かったら買わないわけで。でも、ネットで調べてまで安いとこ探して購入しようとする人達なら、そういうのを買う確率?も高くて薄型持ってる割合も高そうだなあ、と…まあ、個人的見解というやつですけど。

二つ目。缶入りワイン、人気上昇中(Yahoo!:毎日)…缶コーヒーの普及みたいなもんなのかな、と思ってしまったり。たしか缶コーヒーも実現難しいと言われてたのがここまで普及しましたし。あ、缶入りのお茶てのも難しかったんだっけか…。
意外に大変な技術ではあります、缶詰化てのは。
ビン詰めの方が中の食材を選ばない分(ある意味サイキョーの物質ではあります珪素)楽なんですが…いかんせんビンというのは割れやすいものですし、重いですし。その点缶なら破損に強くて軽い。しかも冷えやすいという飲料には最適な要素も持ってます。
が…アルコール飲料は普通のよりさらに難しい。アルコール濃度が高くなると、どうしても缶に害を与えてしまうんだそうで。缶入りのアルコールというと缶ビールやチューハイがありますけど、缶入りの日本酒やウィスキー(ストレート)てのは…あるんだろうか…? こちらもかなり難しいものではあります。…そして、ワインも。10年がかりで完成させたというのもうなずけるものがあります。
ただ…250mlで441円てのは…それならお金ちょっと足してでもビール買った方がたくさん飲めるんじゃ…ってのは呑んべの理屈ですか、やっぱり。

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11/30/2007

値上げで二つほど

「値上げ」…この言葉、最近何回この「あれこれ」で出てきたことやら…。ということで?この値上げに特化させて二つほど。

一つ目。明治乳業が来年3/1から58品目を値上げ(Yahoo!:フジサンケイビジネスアイ)
…こうやって発表してくれた方が何かとやりやすいと思うのですけども。「全然発表しないでいつの間にか値上げ」作戦を敢行するところも多々ありますし。中身の量を減らして値段は変えない、だってある意味値上げですし…そういう情報だって開示してくれた方が逆に企業イメージ良くなるんではないか、と思うのですが。値上げがあまりにもたくさんなので消費者の方もある意味慣れてきてる、と言うか…。
値上げの原因てのはいくつもありますけど、その中でも大きなものの一つが↓石油であります…。

二つ目。ガソリンや灯油など、石油系がまた値上げ(Yahoo!:産経)。正に「またかい」状態なわけですが。自分はクルマも持ってませんし暖房に灯油を使わないので直接どう、というわけではないのですが…。
テレビの街頭インタビューで「政府になんとかしてもらわないと」てな発言を聞いたことがあります。
んが。もうすでに一国の政府でどうこうできるレベルじゃない問題になってきてます。世界的に高騰を続ける石油。これはもしかしたらしばらくはこの値のまま推移していくんじゃないか、前のような値にはもう戻らないんじゃないか…という観測さえ流れ始めています。そうなると…これまで値上げしてきた価格がそのまま「適正価格」となって今後も流通する、と…。
時代の流れっちゃあ、時代の流れではあるんですが…今後もまだまだ上がりそうだなあ…。

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11/29/2007

バランスが必要

買ってきた食品、いつまでなら食べられる?(Yahoo!:産経)
…色々と消費期限、賞味期限切れの問題が起きている昨今なわけですが。フツーにスーパーなんかで買ってきた食品てのは一体どれくらいもつもんなんだろうか、ということではあります。

「消費期限」…五日以内に消費すべき食品に表示。つまりはナマモノ。
「賞味期限」…期限内なら美味しく頂けます、という目安。
といったところでしょうか。以前は「品質保持期限」というのもありましたが、これは「賞味期限」とほぼ同じような内容であったために2003年に「賞味期限」と統合されています。
…でもまあ、フツーに見たら「なんたら期限」なんでその日付までに食っちまえばいい、となるわけですが。

それでも面白い?もんで日付超えた瞬間にその食いもんは毒に変わる、と思い込んでる人も多いもので。あるいは少しでも期限が長いものを手に入れるためなら店の人の苦労も何も知らず、陳列崩そうが他の商品破損させようが構わない、てな人も結構います。…じいさん、積んである牛乳、一番下から無理やり引っ張り出すこたないだろうに。商品床にぶち撒けておいて知らん顔かよ…。
…こういう盲信?はある意味人間のサガみたいなもんなのかな、とも思いますが。分からんでもないんですが…やりすぎ観が否めない場合も多いような。

個人的なとこでは結構気にしない方で古くなっても平気で食っちまう方ではあります。ヘンな味やら匂いやらがしない限りは、ですが。
が…三つの商品に関してだけはなるべく早めに、賞味期限過ぎる前に食べ切るようにしてます。そのうち二つは「卵」と「牛乳」。「卵」に関しては、生卵を食う国てのは世界でもそんなに多くないという話があって(たしか香港では食っちゃいけないことになってたような)それはなんでか、と言うと…↑記事にもあるようにカラにサルモネラ菌が付着してる場合があって食中毒になる恐れがあるから、と。「牛乳」は以前ヤバいのを飲んで腹壊したからで…やっぱり注意は必要だな、と。
そしてもう一つは「カキ」です。貝の。
これは過去に二回、生で食ってあたったことがあるんで…いや、両方とも自分の不注意です。生食用と書いてないのを食ったんですから。…その時の恐怖?があるんで早めに食います(とは言ってもめったに口にする機会はありませんが)。

テレビの報道なんかもあって最近は神経質になる傾向もあるようですが…そんなにカリカリするもんでもないんでは? と思ってます。でもないがしろにして古いのを平気で食う…てのもまた考え物ではありますし。
こういうのもバランスが必要なんではないか、とか思ってしまいます。

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11/23/2007

二つほど 11/23

雑多に二つほど。

一つ目。昨日発売になりました「ミシュランガイド東京2008」品切れも出るほどに売れているそうですが。
Yahoo!経済トピックス:ミシュランガイド東京
最高位である「三ツ星」には8店選ばれました。数から言うと10店のパリに次ぐものなんだそうで…「三ツ星」がない都市てのもあるそうですからこれは名誉なことではあります。もっとも、ミシュランの「星」てのは一つもらえるだけでも大変に名誉なこととのことではあるのですが。そんな店が日本には150あるんだそうで、食に対するレベルはかなり高いんだそうではあります。
…「三ツ星」に選ばれたのがフランス料理と日本料理の店だけ…てのは、まあ、出版元と地元、ということなんだかどうなんだか。たしかニューヨークにもあるはずなんですが「ミシュランガイド」、星取った店てのはどんな店なんだろう…とか思ってしまいますが…アメリカ料理の店てのは…あるんだろうか…とか。
まあ、どうせ行くこともない店ばかりではあるんですが…。最近外食すらしてねーし…。

二つ目。ヒトの皮膚から条件次第によってはどんな細胞にもなれる「万能細胞:iPS細胞」の作成に成功(Yahoo!:京都新聞)
臓器から組織から身体のどんな部位でも作り出せる「万能細胞」と言えばこれまでは「ES細胞」が主でした。が、この細胞は作成する時に受精卵が必要になります。…他の動物ではない、ヒトならヒトの受精卵が必要になるんです。そのため生命倫理の面からかなりな反感・反発がきていました。しかも拒絶反応も起きていました。
一方iPS細胞なら皮膚組織があれば作成することができます。拒否反応も当人の細胞使えば問題はありませんし、倫理の方もES細胞ほど厳しくない。
ただ…
この技術、まだできたばっかです。来年にも脊髄損傷の患者さんが利用できる…とかそういう話ではありません。まだまだ問題だってあります。皮膚細胞を単純に培養して…という話ではなく、今回は他から四つの遺伝子を導入させて…という方法をとってます。その遺伝子が何らかの悪影響を及ぼさないとは言い切れません。…他にもまだまだそういう問題は残っていそうではあります。
それでも。…今後の研究・開発によって進歩していくのは間違いないと思われます。数十年…いや、もっと短い期間でも今まで困難だった治療が可能になる可能性は十二分にあります。今回、その可能性の扉がようやく開かれたとこなのですから。

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10/31/2007

色々値上がり…

なんか来るとこまで来た、ような。いやいやこれからまだまだ出てきそうな、そんな気もするのですが。
キリンビール、来年2月から発泡酒や第三のビールを含む「ビール類」を値上げの予定(Yahoo!:毎日)、てことはつまりアサヒやらサッポロやら他のビール会社も値上げするんだろうなあ…と。値上げ幅は10円程度か未満ほどなんですが。それでも…大きいものではあります。特に飲食店関係は価格にそのまま反映してしまうと客足遠のきますし。かと言って全部経費に転嫁しちまうと運営が怪しくなってきますし。
…値上げはこれで終わり、ってなわけでもありませんし。
さらに来年1~3月の電気・ガス料金全社で値上げ(Yahoo!:REUTERS)、とのことで。

ビールと言えば原料からして昨今の値上げにある意味最も直結している「麦」ではあります。
これは世界中で注目されている「バイオ燃料」の中の、トウモロコシやサトウキビへの転作が相次いでいるから、とされています。皆が欲しがれば値が上がるのは当然なわけで。値が上がるとなれば皆が作ろう、と思うのも当然なわけで。麦よりもトウモロコシの方が儲かるから…と作物を替えていってしまう農家が続出。さらに…皆が欲しい、と思っても値が上がりますが、数が減っても値が上がるのもまた道理なわけで。
従って麦の世界的な価格まで上昇。さらにビールの場合缶の材料であるアルミも高騰。そしてこれも世界的に続いている石油の原油価格のじわじわした上昇傾向…特に日本の場合輸入が多いですからこういう「輸送費」もバカにはなりません。
…小麦粉製品の全体的な値上げ、というのは少し前に出てきてたんですが。ビールまで…とは。

値上げするのはある意味しゃーないと思ってます。最近の各種値上げに関して「納得のいくように説明しろ」てな動きもありますが…説明されて納得なんかできるもんではありませんし。これこれこういう理由で値を上げます、って説明したって「そんなの知らん。そっちの勝手な理屈だ」とかなんとか全部却下されればそれまでではあります。
ただ…値上げするんなら広報くらいしてくれ、と。
純粋?に値が上がるケース(↑のビールとか)は割とすんなり?出てくるんですが…チーズやお菓子のような「内容量を減らして価格据え置き」という値上げの場合、ほとんど出てこないような気がしてます。ニュースで取り上げられて初めて知る、てのは…なんだかヒキョウではないか、と。
しかも値上げてのは一度やってしまえばなかなか「値下げ」てのはありません。便乗値上げとかそういう問題も出てきそうではありますし…なんか、業界のガイドラインみたいなの作って皆にきちんと知らせた方がいいんでは、と思うのですが。まだまだ続きそうですし、値上げ攻勢…。

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10/21/2007

これだけが原因では

ないのでしょうけど。
アメリカでの研究結果。先天的にドーパミンの少ない人は「大食い」になる傾向が高い(iza!:USA TODAY)…つまりは「大食い」が遺伝するものなのかも知れない…ということではありますが。
…だからと言って親父が大変に良く食べるヒトだから息子も必ず大食いになる…というわけではなく。そういう先天的な要素だけではなく後天的な…生活環境だとか、そういう要素も絡んでくるものではあります。コトはそう簡単にはいかないもので…。

↑の実験ではドーパミンが少なくなる遺伝子(と言うよりドーパミンに感応しにくくなる遺伝子?)の有無についてやってます。その遺伝子を「持っている」人はドーパミンが「少なく」なって食欲が旺盛になる、と。逆に「持っていない」人はそこまで食物に対して執着しにくくなる…と。
実際、↑の記事だけでは判断にしくいものもありますが…ドーパミンの量を調整することで食欲制限ができるのなら、これはこれでダイエットなどにも有効になりそうではあります。

そもそもドーパミンとは何か、と言うと。簡単に言えば神経からの指令を伝える物質です。…でも役目はそれだけではなく。例えば運動をしようとする、あるいは頭を働かそうとする…そういう時にたくさん分泌される物質でもあります。言い方はヘンかも知れませんが「やる気を起こすホルモン」とでも言いましょうか…。
脳内物質ドーパミンのはたらき東京都老人総合研究所
めちゃくちゃ乱暴に言えばコレを増やせば何事にも積極的に応じるようになりますが…それはそれでかなりアブナいことにもなり兼ねない、という諸刃の剣でもあるわけです。精神的にとんでもない状態になったりもしますし。逆に過剰に分泌されてしまってヤバい、という時にはこれを抑制する薬というのも存在してます。
…こういう精神的にどう、という病気もドーパミンのせいだけじゃあ、ないんですが。それでも一因にはなってるわけで…。

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10/20/2007

カニ、好きですか?

…私は嫌いです。子供の頃一種のアレルギーだったもんで。
そのカニの中でも濃厚な味わいで知られる「上海ガニ」が今年は高嶺の花に(iza!)…なるかも知れない、とのことです。上海は中国ですんで(当たり前だ)こないだからの検疫強化のために経費が増えたのが原因で…25%ほども値段が上がるのでは、とされているんだそうです。

何回かこの「あれこれ」でも紹介している上海ガニ。和名では「チュウゴクモクズガニ」と呼ばれています。
「チュウゴク」がつくということはただの「モクズガニ」もいるということで、これは日本にいます。…かなり似た種同士のようで普通の人にはほとんど区別はつかんらしいのですが。
小林博士のモクズガニ生態図鑑
実は結構面白い生き物ではあります、カニてのは。節足動物系はどうも…という人には受け入れられにくいものではあるのですが。それでも昆虫が好きでなおかつ魚も好き、なんて方にはうってつけなのかも知れません。

それでもまあ…「食べる」となるとまた別の話ではあります。
しかも中国江蘇省の陽澄湖産というブランド物ではあるわけで…そうなるとまた別の要素も加わってしまいます。でもそういうのも味のうちに入ってしまうもんなのかも知れませんが。
そう言えば…この上海ガニ、国内の休耕田などで養殖しよう、とかそういう話が昔にあったような。しかし実はこのカニは船のバラストタンクに紛れて世界各地に流出?してしまっていて生態系への影響が懸念されていて…たしか、規制か何かあったようにも記憶しているのですが…。

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10/13/2007

台湾産まで

欧州産…輸出規制
中国産…輸入減少
と、日本に入ってくる量が減ってきている魚があります。…ウナギです。
国産の天然物だととんでもない値段、するわけですが。でもそんなのがばんばん売れるわけないので…一般的にはよその国から稚魚(シラスウナギ)を輸入してきてそれを養殖して成魚にしてから売り出します(もっとも、表記上は「国産」になってしまうんですが)。「畜養」とも呼ばれるやり方ではあります。
ただ…最近の問題は稚魚の主要輸出国だった欧州と成魚も輸出していた中国からの「量」が減ってきていること。数が減ったら値が上がります。そしてさらに追い討ちをかけるような話が…台湾がシラスウナギの輸出を年五ヶ月禁止する意向を発表(Yahoo!:読売)、と。
理由は欧州と一緒で資源の減少に伴う措置、ではあります。

全体の1割~2割が台湾産なんだそうですが…シラスウナギ。
このままいくとさらにどっか別の国から輸入するか、あるいは卵の孵化から成魚まで養殖する「完全養殖」を本格化させるか…てなとこまで行ってしまいそうな。こういうのはマグロも似たような状況なのですが、なかなか難しいものではあります。
別の国、と言っても…。日本のウナギと同じような肉質・性質をもつのがそう簡単に見つかるもんなのか、と。やはり資源上の問題が起きているモロッコのタコなんかかなり苦労して見つけ出した、てな話ですし。…完全養殖。成魚まで成長できる率もまだまだ低いですし…何よりまだまだコストが。ヘタすると天然物の方が安いんじゃないなのか…と。
こうなったら長期的な発想でもって日本の河川の大改修やって、天然物が住み着きやすく成長しやすいようにしてしまうとか…! って、何年とか何十年では済まないような世界の話ではあるのですが…ウナギを守るんだったらそういう大きなことまでやらんといかんのかも知れません。

台湾は早ければ11月にも輸出禁止に踏み切るんだそうで…そうなると稚魚が減る→成魚も減る、というコンボは確定しそうではあります。来年か…さ来年でしょうか。ウナギが本当に高騰するのは…。

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09/17/2007

タイでお茶

タイに日本企業が続々進出、売り込む商品は「お茶」(iza!)…ここで言う「お茶」とはペットボトルなどに入った緑茶のことですが…ウーロン茶なども視野に入れている、とのこと。
しかし…なぜタイ? 別に他の国でもいいんじゃないのか、とかシロウトは思ってしまうわけですが。日本の国内シェアはもうほとんど飽和状態なんだそうで、こうやって外国へ出ていくってのは、なんとなく分かるんですが…。

行ったことはないんですが…タイ。
茶を飲む習慣がない、というわけではもちろんないんですが。しかし聞くところによると現地では甘いお茶が好まれているとのこと。すでにタイで販売されてる「お茶」も日本のものそのままとは違って甘くしてあるとのことです。
…ちょっと喉が渇いたな…てな時買うのはいつも「お茶」なんですが。個人的にはこの「甘い」「お茶」というのが、どうも。以前砂糖入り抹茶てのを缶で飲んだことがあります。これはこれでそれほど不味い、というわけではなかったのですが(考えてみたら抹茶アイスてのもありますし)これが煎茶などの緑茶系だったら…と思うとなんだか微妙な感覚で。
一度飲んでみたい気もしますが…「甘い」「お茶」、どんな味なんだろうか…。

一方で、自分が家で飲むやつ、というと実は「麦茶」だったりします。昔はペットボトルの「お茶」やら「ウーロン茶」やら買ってきてたんですが。何かの機会に「煮出し」の麦茶を飲んだら美味かったので、それをずっと続けてます。とは言ってもパック入りのはなんだか味が薄かったりヘンに感じてしまったりするので、麦の粒のまんま売ってるやつをやかんでコトコトと。…微妙な加減で味が変わったりするんで、逆にそういうとこが面白かったりします。
ただ…結構じっくり煮出す方なんで色が真っ黒でなんだかコーヒーみたいになっちまってます。知らない人が見たらなんて思うのやら。…ま、それはそれでまた香ばしいので美味かったりするんですが。

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09/08/2007

こっちも値上げ

お菓子メーカー、値段はそのままで内容量を減らすことで実質値上げへ(Yahoo!:毎日)…以前どっかの乳製品メーカーが同じこと、やってましたが。たしかに一案ではあるのですが…なぜか広報というか周知が少ないような気がしています、この手の値上げは。

値上げの理由はガソリンだの原料だのの値が上がってしまったためで…「ドミノ値上げ」とは言い得て妙、ではあります。
原油が発端の「ドミノ値上げ」に消費者悲鳴(Yahoo!:産経)
「便乗値上げ」ではまた少し意味合いが違ってきますし。…たしかに意外なものの値段も上がっているのですが…まだまだ続きそうな勢いではあります。コトは世界規模で起きているわけですし、こりゃなかなか収束は難しいんではないか…と。
しかも。もし仮にガソリンなんかの値が以前と同じ程度にまで戻ったとして。さらに各種原料などの値も持ち直した…としても。一回上げてしまった値はなかなか下がるもんではありません。これは値下げも同様なのですが、こういうのは一度変えてしまうと元に戻すのはかなり困難です。そうなると…慣れてしまえば、と言ったら言い方ヘンですけど…いつの間にかそれが普通になってしまうこともよくあることで。もう手遅れみたいなものなのかも知れません。

それでも…一応は知らせて欲しいなあ、とは思うのですが。なんだか知らないとこでいつの間にか中身が減ってる…てのは、正直あんまりいい気分ではありません。そりゃ、そういうのを広報してしまうと売り上げが落ちる、てのも分からんわけではないのですが。でも事情が事情なんだったら仕方ないんではないか、とも思うのですが…さて。

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09/06/2007

こちらも値上げ

小麦粉・ガソリンなどなど値上げの波がじわりじわりと押し寄せてきてますが。
即席めん大手日清食品は今日、来年2008年1月出荷分から即席めんの希望小売価格を7%から11%値上げする、と発表しました(Yahoo!:REUTERS)。理由は…原料の値段が高騰しているから、です。
即席めん製品 希望小売価格改定のお知らせ ~ 年内据え置き、新年から改定 ~(日清食品ニュースリリース)

即席めん…袋でもカップでも、大抵の商品は油で揚げています。これはめんの中に含まれる水分を追い出し、さらに一度熱を加えることで小麦粉の質を変えるのが目的です。で、揚がっためんにお湯をかけると水分が戻って食べられるようになる、と。たしか中国にこういう即席めんの原型となる料理があって…やはりめんを揚げてからお湯をかける料理、とかそんなのがある、とどっかで聞いたことがあります。
でも最近は健康指向なわけで。そこで「ノンフライ」とか「生タイプ」とかも売り出されるようになってます。
…そんな即席めんのどこで値上げが…? というとまずは主な原料となる「小麦粉」、そして揚げるための「油」、そしてそして…と、細かいところで言うとまだまだありそうではあります。

これと似たような状況にある業界に「パン屋」というのがあるんだそうで。「小麦粉」も「油」も使う。さらに「トウモロコシ」も値が急騰してるんで、回りまわってニワトリの飼料も上がってきてる。…タマゴもそろそろか? ということでそれぞれの上げ幅は少なくても積もり積もると結構な額、値上げしないといけない場合もあるんだそうです。値上げが日常化してきそうな、そんな予感も。
しかし…少し気になることも。
オレンジジュースなどの100%ジュース類も値上げを実行してます。それも柑橘系に合わせるように他のやつも。値が上がってる、はずなんですが…近所のとあるスーパーでは毎日「特価」と称して以前と同じくらいの価格で売ってたりします。…メーカーは値上げしてるんで、小売店も上げないとどっかで無理が出てくるんじゃないのかなー…と。集客力はもちろん落ちる結果にはなるのでしょうけど、どこかでふんぎりつけないと自分が倒れてしまうとか本末転倒なことになるんじゃないんですか、と。そんな不安もあるんですが…。

もっとも、そのスーパーは大手なんで他で儲けを出せばそれくらいはどうにかなる…ということなのかも知れませんが。これが個人経営の小さな商店だったりしたら…と。
こういうケースは結構あるように思うのですが…さて。

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09/03/2007

持ってない

電子レンジ。基本的に「あっためる」機械なわけですが、最近は普通に「あっためる」だけではなく「ゆでる」方向の製品も販売され始めている、とのことです(iza!)。…少し前からこういう商品を見かけるようになりましたが…ここまでとは。これまでは製品そのものを「あっためる」が中心だったわけですが、これはゆでるために「あっためる」わけで、電子レンジに調理させるという今までとはまた違った切り口ではあります。

電子レンジでなぜ「あっためる」ことができるのか…?
これはめちゃくちゃ簡単に言えば「分子の振動を増やすことができる」から、です。…そんなにややこしい話でもなく。単純?に物体てのは温度が高くなると分子の動きが活発になります。逆に分子の運動が活発になると温度も上がります。じゃあ、それを人為的に効率よく起こしてみよう…というのが電子レンジ。よく勘違いされてますが周りから熱を加えていく機械ではありません(それはオーブンという機械)。だから無駄?に熱持ったりすることもないので結構意外な現場でも使われていたりします。
…それでも実は色々とタブーがあるのも電子レンジの興味深いところではあります。例えば生卵をあっためてゆで卵に…とか。←の「オススメ@amazon」で紹介してる「探偵ナイトスクープ」にその実験結果?が出てたりします。いや、ホントに爆発するんだ…あれ。よい子のみんなは絶対にマネしないように。

ただ…自分、電子レンジ持ってません。以前は拾ったのを(規制がやかましくなる前の頃のことなんで…)持ってたんですが。入手した当初は色々あっためてみたりしたんですが。
…そのうち使わなくなって引越しの時に廃棄。それ以降、使ってません。
たしかにちょっとあっためる時なんかに便利ですし、電子レンジ対応のみの冷凍食品なんかもあってそれはそれでまた美味そうなんですが…特に今も欲しいとは思わなかったりして。むしろオーブンとかそっちの方がイイなあ…とか思ってます。ただ、モノがモノなんで置くところもなく、しかも値段も値段なんで二の足踏んでる状態ではあります。

…便利は便利なんですけどね、電子レンジ。でもなんだか使う気にはなれないんですよねえ…なんででしょうね。

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09/01/2007

意外なところから

マツタケが。
中国・北朝鮮産マツタケの需要激減で北欧産マツタケに注目が(Yahoo!:産経)…カナダ産なんかもあったような気がするのですが。中国はいわゆる「食への不信」から需要が減り、北朝鮮からは「経済制裁」により輸入禁止となり…そこで注目されてきたのが北欧産とのことです。
…日本のショーシャが熱心に買い付けに走り回ったのかな…と思ってたんですが↑記事を見ると、あちらからの売り込みもあったようで。たしかにお互いに色々と「益」がありそうではあります。

マツタケ…食ったことはあるんですが…味や香りの記憶がほとんどないです。
昔はフツーに食べられてた(あるいは雑キノコ扱い)という話もあったりしますが。…個人的には特に食いたいとも思わないモノの一つではあります。しかし世間的にはマツタケと言えば高級食材なわけで。ちょっとゼイタクしてみようか…なんてケースもあるんではないか、と。
しかも人工栽培ができない。過去に一例だけ成功した例があった、てな話もどっかで聞いた気もしますが、たったそれだけでは商業ベースに乗るわけもなく。今でも取り組みは続いていると思いますけど…数が少なくて皆が欲しがれば値は上がっていきます。従って国産物は貴重なものとなり一般人の手の届かない領域へ…。
そんなわけでの輸入品。質が落ちるとか形が悪いとか言われてますけど、こちらの方が馴染み深いのかも知れません。

…マツタケを買いに行って高いから商品を分割してく貧乏な父さん、てのは誰のコントだったっけか…。

それでも意外なところから来たなあ、と。こういう「なさそうで実はある」ネタ?てのはまだまだ結構あちこちにありそうではあります。

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08/15/2007

ぱっぱいや、まんごー

ここのところ…と言うか、むしろ最近流行りの果物となりつつある「パパイヤ」「マンゴー」などの熱帯系の果物たち。これらの輸入が急増しているという背景もあります(Yahoo!:読売)。特にマンゴーは「マンゴープリン」などのスイーツ系での知名度もあり、さらに某県知事の積極的なPRもあってさらに名前が浸透してきてますが。
…なぜ、こんなに流行ってきてるか、な…と。

一つには輸入量の増大、というのがあります。
実は果物というのは輸入するのに結構ややこしいものの一つではあります。理由はへんな虫や病気なんかを持ち込ませないため。モノによっては一撃で日本国内の果物に大打撃を与えることができたりするんで、かなり厳しい検査になってます。…実は返還前の沖縄(返還は1972年)から本土への農作物の持込みもかなり厳しいもんがあった…てな話を聞いたことがあります。が、今はその対象が海外になっています。
マンゴーなんかもそういった果物の一つなんだそうで。気候的に日本では栽培しにくい(だから沖縄とか南九州とか)もんなんですが、日本から南下していけばそういう国はいくらでもある。そこから輸入すれば…と簡単にいかないのが現実なわけで。ヘタすると10年以上も時間かけてようやくOKが出るとかそういうレベルとか。
ま、これからその辺は緩和されるだろう、となってますが…。
そういった輸入に厳重な規制がかかっていたのが最近になってその規制が解けてきた、では本格的に輸入を…という一種の「黎明期」にあたってるのかも知れません、ここ最近は。

個人的には嫌いではないんですが、こういう果物。
なんだかメロンを思い出すなあ…というのはやっぱり古いんでしょうか。アレも昔はかなーり高価だったんですが、各地で栽培が本格化して数が出揃ってくると庶民の手に届くモノになってしまいました。
…パパイヤとかマンゴーも数が出てきましたからねえ…それでも高いやつは高いんですが。気軽に食えそうもない金額のブランドもんとか結構ありますし…。

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08/13/2007

夏用それぞれ

いやはや…暑いです。連日。
…そこで「夏おでん」が登場しました(Yahoo!:産経)。別に「熱い」料理を冷やして食おう、とかそういうのではないようで。こういう料理もあるんだよ、煮込まなくてもいい味も出るんだよ、と…。

こういうのは他にも「冷やしカレー」とか「冷やし茶漬け」とか商品化されてるのもあったような。…ただ、売れてるのかどうかは…ちょっと。やっぱりイメージというのはかなり大事な要素になるんかな、とか思ってしまったりしていますが。
↑の商品は夏用に開発した「おでん」といったもので、そういうのとは若干違うような気がします。
考えてみたら「冷やし中華」だって元々はそういう「夏にこういうのがいいんではないだろうか?」と開発されたわけでしょうし。ラーメンをただ冷やしてできたわけではないんでは、と。(まんま「冷やしラーメン」を食わせてくれるところもあるそうですが、こないだテレビでふと見た時にはこれは本当に「冷やし」「ラーメン」でした。湯気も熱くもないんだけどラーメン)
こういう「夏おでん」てのはどっちかと言うと「冷やし中華」のような既存のものを「冷やした」わけではなく「夏用」に開発されたおでんなんではないか…とか思ってしまったりしてるわけです。

ただ、こういうのは実際に食ってみないと分からないわけで。実は結構美味そうな気がするのですが…どうなんでしょうね?

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07/29/2007

スギという魚

日本では別の名前で売られていることもある、とのことですが…台湾産「スギ」の売り込み活発に(Yahoo!:産経)。中国産食品の安全性に疑問が持たれている今、台湾産の「スギ」の安全性をアピール…ということのようです。

さてこの「スギ」という魚ですが。「クロカンパチ」「トロカンパチ」という名で流通していることもある、ということなんですが…外見上は別にカンパチっぽくもないようで。ただ、身はやや赤味がかった白身なのでそっちの方は似ている、ということなのかも知れませんが…食べたことがあるわけではないので、なんとも。言うほどマズくはないらしいのですが。
WEB魚図鑑(和名一覧→サ行→スギ)
ぼうずコンニャクの市場魚介類図鑑(スズキ目スズキ亜目図鑑:魚類の検索→硬骨魚類:スズキ目:す→スギ)
一科一属一種の独立?した魚ではあります。…ダイビング中に水中で見た人が「サメかと思った」てな話があるんだそうですが。たしかに普通の魚とはやや違った印象を受けます。コバンザメにも似てますし、模様だけ見たらゴンズイにも似てるし。しかしメーター超えも結構いるってのは…しかも成長早いそうですし。養殖魚としてはかなりイイ?魚になるのかも知れません。

しかし↑記事によると、今年水産庁がまぎらわしい魚名を制限するガイドラインを作ったとのこと。…となるとこの「スギ」もその名前のまんま出回ることになるのですが(南の方では普通に出回ることもあるんだそうですが)…そうなると売れるのかどうかな、と。なじみのない魚てのはやっぱり売れにくそうですし。
しかもスギの場合、カタチがカタチなので丸のまんま売り出しても売れないような気がしてるんですが…サクになったらいけそうな。ただ、「スズキ」と勘違いしたとかそういうケースもありそうな。
個人的にはこういう安い魚が出回るのは大歓迎なんですが…受け入れられるのかなあ、という不安もあります。…美味くて安けりゃそれでええやん、と思うのですが…やっぱり見た目の第一印象てのは結構重要ですし。

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07/26/2007

聖書と食事療法

聖書の教えに基づく、とされる食事療法が大人気(Yahoo!:COURRiER Japon + hitomedia)なんだそうで。例えば食事に火を通さない(これはキリスト教とはまた別の環境保護関係の主張もありますが)とか、ハチミツ以外の動物食は摂らない(たしかハチミツは聖書では重要な要素だったと記憶してますが)とか。…なんだか仏教の戒律みたいだなあ、と思ったりして。まあ、こっちは「不殺」ということで意味合いは違ってくるのですが。

…でも「聖書」というのも色々と解釈があるもんのようで。
こういうのはキリスト教に限ったものではありませんが…イスラム教の聖典である「コーラン」も読み方によってはがんじがらめの相当に厳しい戒律になってしまいます。こういうのを「原理主義」と呼んだりもしますが。まあ、長い年月支持されてきた集団ならではの分裂…というのとはちょっと違いますか。人それぞれの定着のしかた…とかそういうのの方がぴったりくるかも知れません、こういう場合。

食いもんに関してはこれは好みの塊だ、と個人的には思ってますんでこういうのもアリかなー…とは思います。ただ、基本的になんでもバリバリ食える人間。その可能性をわざわざ狭めるのはなんだかもったいないような気もしますけど…食いたくねえもんを無理に食わせるのもどうか、とも思いますんで。やっぱりこれはこれでアリ、なのかも知れません。
…ンでも「こういうことやったら絶対体にいいんだから、あんたも絶対やりなさい」って勧められるのは、ちょっと。興味ある人ならいいのでしょうけど、そうでない人から見たら怪しい儀式にしか見えないわけで。さらに食うことが人生一番の楽しみだー、てな人からしたら拷問以外何物でもありませんし。
そうは言っても病気なんかで食事制限てのはよくあることなので…否応なしに制限を設けないといけなくなる可能性てのは十二分にあるわけなんですが…。

やっぱり体は大事にしましょう、何事もやりすぎは良くない、食事は腹八分目に…と。

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07/17/2007

どうなんでしょ

代替品ってわけじゃなさそうですが…どうなんでしょ。まあ、アリかも知れませんが。
ウナギの代わりにアナゴ? 養殖事業参入増加(Yahoo!:フジサンケイビジネスアイ)。値段的にもウナギよりも安い感覚のあるアナゴですが。昨今の日本の厳しいウナギ事情からすると…はるか未来には土用の丑はアナゴ、てなことになってるかも知れません。

パッと見は区別つきにくいウナギとアナゴですが。…見た目ったって実は結構違いはあるんもんなんで、滅多に間違えるもんでもないんですが。フツーにかば焼にされたのだって結構違いはあるもんですし。
釣りをやる方なら「ウナギは川、アナゴは海」と釣り場の違いから区別できます。さらにウナギはなかなか釣れませんが、アナゴはシーズンが合えばそれなりに釣果の期待できる魚。東京湾でも釣れる魚ではあります。
しかし…ウナギもそうなんですが、アナゴもまだまだ謎の多い魚で。
ウナギの養殖と同じようにアナゴも稚魚をとっつかまえてきて成長させます。…稚魚の名前は「ノレソレ」と↑記事には書いてましたが…自分が昔いた関西のとある地方ではコレ、酢醤油でそのまま食います。居酒屋でフツーに出てくるんですが…時間を置くと半透明の体が白っぽく濁るのでさっさと食うのが吉。ある時、ふと、疑問に思ってコレ一体なに? なんかの稚魚? と聞いてみたら
「ノレソレはノレソレよえ」
と断言されてしまってそれっきり。そうか…アレ、アナゴの仔だったんか…。

とかそういう話はどうでもいんですが…実はアナゴの成熟個体てのはまだ発見されてないという話を以前どっかで聞いたことがあります。つまりは産卵とかそういうのもまだ分かってない、と。
…考えてみりゃウナギだってこないだようやく産卵場所が特定できたくらいですし。そういう「分かってない」魚の方がまだまだ多いんではないか…てことは今我々が普通に食ってる魚てのも実はナゾの塊なのか…とかそういうことまで思ってしまったり。

まあ、個人的にはアナゴも好きな方で。むしろウナギは時々脂がくどいなあ、とか思う時もあるくらいなんでアナゴもいいかな、とか思ってしまうのですが。
でも…それと「土用の丑」はまた別かな、とかそういう風にも考えてしまうんですが…どうなんでしょ?

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07/11/2007

実はもう…二つほど

実はもう来ている…というこの時期にしては早いものを二つほど。

一つ目。台風4号(マンニィ)日本列島接近中→台風情報(気象庁)
なんとなく感覚的に「台風=秋」というのがあるのですけれど、実は6月でも結構発生はしているものらしいのですが…今回のは少し、やっかいな台風となりそうです。
本体が上陸する可能性がある、というのもありますが…むしろ梅雨前線への影響が懸念されています。
最近までなかなか北上せず、九州南部に大きな被害をもたらしている梅雨前線でしたが。ここへ来てようやく北への移動を開始しました。が…台風の近くに前線がある場合、その前線に向けて台風が湿った空気を送り込む結果となります。そうすると栄養?を得て前線が一気に活発化して大雨となる恐れがあります…。
ここ数日が山場となりそうです。今はそれほど関係ない、と思われている地域にも影響が出る恐れがありますので、皆様、ご注意を。

二つ目。サンマ、初入荷(Yahoo!:時事)…早っ!
秋の味覚代表の一つでもあるサンマですが…釧路沖からの初入荷。年々早くなってきてるとのことですが。…もうちっと脂のるまで待った方がいいのかも…とか。まあ、大量に入荷するそれこそ秋の頃の方が安くなりますんで、その頃まで少し、待つとしましょうか…。

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06/09/2007

海産物危機、さまざま

マグロの規制に関しては、以前ちょろっと書いたことがあります。カニの危機?についても。…ロシアが活カニの輸出を禁止した、というものだったんですが…。
今度はウナギがヤバいことになりそうです(iza!)…ウナギの成魚は海で獲ってるわけじゃあ、ありませんが。それでも海と無関係てわけでもありませんし。

事の発端?は現在オランダで開かれているワシントン条約締結国会議。これは生き物関連だと絶滅の恐れのある生物の輸出入などの取り扱いに関して定めた条約になります(軍事関連だと1921年に締結された軍艦保持数を定めたワシントン海軍軍縮条約)。
ここで発案されたのが…ヨートッパウナギの漁獲制限でした。
なんで「ヨーロッパ」ウナギが日本に関係してくるか、と言うと…現在日本で食べられているウナギのほとんどは養殖物になります。さらにその養殖物も中国産に頼っています(基準値以上の薬品が…なんて報道もありましたが)。で、その中国産ウナギの稚魚、つまりシラスウナギはどこから来るか、と言うと…四分の一弱はヨーロッパから輸入しているもんなんだそうで。
完全養殖には成功しているウナギなんですが、商業ベースに乗せるにはまだまだ先の話。そうなればまた話は違ってくるのでしょうけど…。

提案された削減量は今後4、5年で出荷量を40%減…このままシラスウナギを獲り続けると10年くらいで絶滅するのではないか、とまで言われてます。そのためにかなり厳しい目標となってるようではあります。
…約半分。まだ正式に採択されたわけではないのですが、↑記事によれば採択される見通しだそうですし。
値上げは必至という情勢になりそうではあります。ウナギが完全に食べられなくなる、というわけではなさそうですけど手が届かないものになってしまいそうな。

クジラもそうなんですけどね。IWC総会でも解禁は難しいようですし。…アレも各国の事情が複雑に絡んでいるようでマグロやウナギと比べるとさらに白熱してしまうようではあります。それでもなあ…ますます海産物や漁業に対して厳しい状況になりつつあるようです…。

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06/08/2007

二つほど 6/8

気になったことを二つほど…。

一つ目。今夏に打ち上げ予定の日本初の月周回衛星、愛称を「かぐや」に決定(Yahoo!:ITmedia)
これは宇宙航空研究開発機構(JAXA)が打ち上げを予定している「SLENE」の愛称ということになります。大抵の場合は打ち上げが成功して軌道上に無事乗った、となると愛称で呼ばれるようになる…と、そんな感じだったと思います。「ひまわり」も打ち上げてからの命名でしたし。
今回のは本格的?な月周回衛星。主衛星と二つの副衛星からなっていて、より効果的にデータを集めることができるようになっているとのこと。…「副衛星」とは言ってもサブ的に緊急時には主衛星の代わりを務める…とかそういうものではなく一種のプロープのようなものなんでしょうか。
いずれにしても活躍を期待したいところではあります。

二つ目。今日6/8にバーガーキング日本再上陸(Yahoo!:毎日)。約6年ぶりの「復活」は東京新宿から、とのこと。
1993年に一度は日本に上陸したバーガーキングでしたが。当時の「安さ優先」の風潮に割高感のある製品が太刀打ちできず…撤退。しかし昨今の「値段より品質優先」の流れに乗って再上陸してきました。
実際、他にもいくつかこういう…大手ではない、と言ったら失礼になるかも知れませんが、あまりメジャーではないバーガーショップチェーンというのは結構あるもので。しかし…バーガーキングはその中でも有名どころではありました。何せ、大きいですもんねえ…商品が。
機会があったら食ってみたいもんではありますが…さてさて巻き返しとなるのでしょうか…?

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06/05/2007

ウラシマタロウ?

…いや、どっちかと言うとリップ・ヴァン・ウィンクル…?
ポーランドのワルシャワで事故にあった男性が19年ぶりに意識を回復…民主化前から一気に現代社会へ(CNN)。家族の喜びというのは大変なものだったんではないでしょうか…しかし、19年も経ってしまうと周りの変化というのはとんでもないものになるわけで。しかもポーランドという共産圏→民主化へ変化した国ならなおさら、ではあります。

表題の「浦島太郎」は言うまでもなく日本の伝統的な童話の一つ。カメを助けた浦島太郎が海底の竜宮城へ連れて行ってもらって、三日ほど遊んで帰ったつもりが地上では三百年経っていた…というお話です。細かい違いがあるバージョンもあって、例えば恒例?の玉手箱を開けるとおじいさんに…ではなく鶴になってしまうパターンもあったりして。…桃太郎と同じように昭和期辺りに大幅な改編があったんではないか、とも思われますが…そのSFちっくな内容は万人に親しまれているお話ではあります。
一方の「リップ・ヴァン・ウィンクル」は…。
のん気者(怠け者という話も)のリップ・ヴァン・ウィンクルはある日愛犬と共に銃をもって森に狩りに行くのですが…その森の中で球技を楽しんでいる老人達に会います。そこで酒を呑んだリップは(酒盛りという話も)ぐっすりと寝込んでしまい、ふと、目を覚ました時には20年もの歳月が過ぎてしまっていた…というお話です。ラストがこれまたいくつかあるようで、元々恐妻家だったリップが「ああ、これで妻に怒鳴られなくてすむ」とホッとするという…なんだか落語っぽく落としてあるのから、当時はまだ子供だった娘が孫連れて現れるという感動系?なものもあります。

なお、バーボンで「ヴァン・ウィンクル」というのがあります。が、これは別の人の名で、このバーボン発展のために大きな功績のあったジュリアン・パピー・ヴァン・ウィンクルという人からきてます。さらにヴァン・ウィンクル家がこのバーボンを販売してるんだそうで。
飲んだことありますけど、よく言われているように「男性的」な味でした。「スモーキーフレーバー」と呼ばれる焦がした味わいというのはバーボンでは特に重要視されるものではあるのですが、これがかなり強かった記憶があります。それが一本あけた頃はクセになってしまって、しばらく探してみたんですけどそれ一本きりで結局手に入らずじまいでもうかなり飲んでません。
…いや、むしろ、最近はバーボンなんか飲んでないような。ビールとか焼酎とか軽め?なのを時間かけて飲むというのがクセになってきてるんで…でも久々に飲んでみようかな…とか。

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06/03/2007

色々値上がり?

米国南部のハリケーン、オーストラリアの干ばつ、石油高騰→バイオ燃料への転換…などなど。最近どうにも食品関係でのごたごたが多いのですが。
食品各社、値上げ必至→小売とメーカーの「価格」綱引きも(Yahoo!:JIJI)。…少しずつ、少しずつですが影響出てきてます。

簡単に言えば原材料の値段が上がる→小売の値(普通に販売する値段)が上がる、てのは、まあ、当然と言えば当然なわけで。タダで配ってるわけではないので原材料の値が上がれば普通に値段は上がるわけです。
が…メーカーが「上げます」と言って「はいそうですか」と簡単に納得するほど小売側も安穏とはできないわけで。
以前「小麦粉の値上げ(07/2/23)」というのを書きましたけど、この頃よりも状況がひどく?なってきてます。小麦粉の小売での値上げというのはほぼ確定ですし。さらにオレンジジュースの値上げはすでに実施されていたりしますし…。
…でもあんまり実感はないような。

近所のスーパーでよくグレープフルツーツジュースを買うのですが(別に筋肉を柔らかくしたいわけではないんですが)。このグレープフルーツジュースも各社が値上げを表明している一品のはずなのですが…。
値上げしたところ、というのがないんです。どこも「特売」「特価」ということでほとんど値段据え置き状態。…いずれはきちんと?値上げするのでしょうけど…「まだ」値上がっていない状態。
…値上げ前の在庫の分がある、とかそういうことなのかも知れませんが。どっかで無理してるんじゃないのか…とかそういうとこまで勘ぐってしまったりして。そりゃ、買う側からすりゃその方がいいのかも知れませんが、今後の各種の値上げ攻勢のことを考えるとなんだか心配になってきます。大丈夫なんだろうか、と…。

実際かなり激しい「綱引き」があるところもあるんじゃないか、とか。綱引き、てことは勝ち負けがあるわけで…その辺からもやはり影響出てくるんじゃないのかなあ…とか、そんなことも思ってしまうわけです。

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05/30/2007

カニが十分の一

になるかも…というお話。日本国内で、ですが。
ロシアが活ガニの対外輸出を全面禁止…5/22からSTV札幌テレビ放送)。一説によると日本で売られてるカニの9割はロシア産なんだそうで。そうなると…単純に考えてカニの量がこれまでの十分の一になって…しまうんでしょうか…?
まあ、対象は「活ガニ」なんで冷凍させたり浜ゆでしたりしたものは問題ないとのことで、今から即座にカニの値段が高騰してしまう…というわけではないようなのですが。

原因は密漁による資源減少。…漁獲量を制限する法律、というのはもちろんロシアにも存在するわけで。しかしその制限枠を突破して売れば儲かる。じゃあ、やってしまおうじゃないか…と密漁が横行してしまうわけです。そして…その密漁したカニを買うのは誰か、と言えば中には日本の業者も。
…もちろん日本だけではないのですが。日本で売られてるカニ全部が全部密漁によって獲られたもの、でもないのですが。ただ、知らず知らずのうちにでもそういう「密漁ガニ」に関係してしまった…という例はゼロではないだろう、ということです。日本人、カニ大好きですし。…ということは日本持って行けば高く売れる、ということになりますし。
一種のとばっちりで正規のルートに影響が出てしまった、ということではないのだろうか、と。外国への輸出禁止、てのはなんだか日本がターゲットっぽいですし。

…まあ、個人的にはどうでもいいと言うか、別に困ったりはしないなあ、という話ではあるのですが(オイオイ。
実は、ガキの頃からカニやイカ食べるとアレルギーみたいに口の中が腫れたりしてたもんで…あんまり出なくなった最近でも積極的に食いたいなあ、とは思わなかったりしますんで…。
でも…そういう個人の事情は置いておいても色々と影響は出るんだろうなあ、と。北海道に限らず。こういうのは意外なところで意外なものに繋がったりしてますんで…。

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05/24/2007

○○味のコーラ

…美味いんだかどうだか。
ペプシコーラを販売しているサントリーがPEPSIのラインナップに「キューカンバー」味を加えると発表(Yahoo!:オリコン)、6/12から全国展開してくんだそうですが…さて?

「キューカンバー(cucumber)」と言えば日本語では「キュウリ(胡瓜)」になります。基本的に夏の野菜で生で食べることが多いのですが、漬物としても親しまれている野菜ではあります。…ただ、この野菜、人によって好き嫌いが大変に激しいんですよねえ…大抵の原因はあの「青臭さ」にあるようで(歯応えがイヤ、てな人もいますが)。でもアレがないと逆にキュウリとは言えないような…。
ただ、これは日本の話。キュウリと言っても瓜の仲間になるので場所が変わるとその種類も変わってきます。アメリカだともっとでっかいのが「cucumber」と呼ばれてたりします。ハンバーガーに入ってるピクルス。ああいう太いやつなんで、日本のほど青臭くはない、かも知れません(…あっちの人がアレを生で食ってるかどうかまでは…ちょっと)。
ちなみにナマコ(海鼠)は英語で"sea cucumber"と呼ばれてます。が…日本の細いキュウリとはちょっとイメージが違うような。やはり↑のようにアメリカ辺りのでっかいやつの方がイメージに合ってるような気もします。…なお、北海道なんかに「キュウリウオ」てのがいますがこれは匂いがキュウリに似てるから、なんだとか。…川魚特有の匂いですんで、人によってはやはり好かれない匂いではあるのですが。

…胡瓜?味のコーラ、ですか…見かけたら飲んでみるのか…どうか?
以前コカコーラだったと思うんですが「バニラ・コーラ」てのがあったような。しかしすぐにポシャッたような。…やっぱり変にいじくったりしない方がいいんではないか、別に今までのコーラ味?でいいんでないかい?とは思うのですが。

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05/11/2007

ご当地食材

と言うのとは、ちょっと違いますか…。
アメリカ・シカゴのすし屋14店で「レッドスナッパー(Red snapper タイの標準英名)」を頼んでも「レッドスナッパー」は出てこない(Yahoo!:JIJI)…じゃあ、何が出てくるんだ、と言うと4店では「レッドシーブリーム(Red seabream)」が出てきて9店ではティラピアが出てくるそうです。DNA検査までかました結果のようですが…さて。

ちょっとややこしい調査結果ではあります。「レッドスナッパー」は実は日本で言うところの「マダイ」とは違った魚なんだそうで。「レッドシーブリーム」の方が英名としては「マダイ」になるんだそうで。でも、「マダイ」を「レッドスナッパー」と呼んでも間違いにならない。標準的に呼ばれているのがこっちだから…と。
つまりは14店中4店はホンモノを出してた、ってことじゃないのかな、と。
シカゴは立地上海に面してませんので(ミシガン湖には面してますが)、魚…海水魚という食材はどっかから運んでくることになります。これが例えばニューヨークやボストンだったら問答無用?で大西洋から水揚げされて、サンフランシスコだったら太平洋から水揚げされるんですが…内陸(一応)の都市の場合、言ってみればどこからでも運んで来れます。
太平洋と大西洋。いくら地球の海はどことでも繋がっている…ったって限界というものがありそうな。同じ太平洋内だって地理的に隔離されてると言ってもいい場合だってあるわけですし。日本とアメリカだと回遊魚系でないと同じ魚の調達てのは困難になりそうではあります。
で、マダイの場合はどうなんだろう、と。大西洋やアメリカの太平洋沿岸に同種と判断できる種がいるのかどうか、となると…難しそうですし。そうなると純正?のものを使えない場合も出てくるわけで、それなら代替品として似た食材を使うのはアリなんではないのかな…とは思うのですが。

ただ、タイとティラピアは明らかに違うモノなわけで。その辺の表記は…と言っても日本の安いスシネタでもティラピアを「イズミダイ」といって出してる場合もありますし、あからさまに「タイ」と銘打って(マダイじゃありませんから)出してるケースもあるそうですから…まあ、あんまり純正純正言えたもんではないのですが。
…でも「ティラピアの握り」っつーて…初めて見た人が何の抵抗もなく食えるか、というと…これもまた難しいところではあります。日本だとさらに敬遠されそうではありますし。
別にマダイにこだわらんでも美味かったらそれでいいんでは…とは思うのですが。でもやっぱりイメージてもんもありますし、産地表記とかそういう面から見たら問題、ではありますか…。

ところで↑の調査。14店で調査して9店がティラピアで4店がレッドシーブリーム。残り1店は…なんだか判別できなかったとのこと。…ある意味そっちの方が大問題なような気がするんですが。

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04/26/2007

バイオなエタノール

いわゆる「化石燃料」と呼ばれる石油などの枯渇が叫ばれ始めて幾年月。各国で様々な代替燃料やエネルギー源の研究が行われてきましたが…コレ、という決定打はなかなか出てきはしませんでした。
そんな中、最近世界中で注目されているのが「バイオエタノール燃料」というものです。これはめちゃくちゃ簡単かつ乱暴に言ってしまえばガソリンにアルコールを混ぜたようなものです。…かと言ってそこらのウィスキーやらをガソリンに混ぜると大変に危険ですので絶対にやらないでください(第二次大戦時にスコッチでプロペラ戦闘機が飛んだ、なんて噂話もありますけど…)。
その「バイオエタノール燃料」が今月の27日…明日ですな、都内でも試験的に販売されます(Yahoo!:読売)
性能や値段は今までのレギュラーと違いはないそうで、フツーに給油して使えるとのことです。
Yahoo!サイエンストピックス:バイオエタノール

この「バイオエタノール燃料」、環境に優しい「エコ燃料」と呼ばれて急速にシェアを広げつつあります。
なんで「エコ」か、と言うと…最近急激に増えてきている、とされている「温室効果ガス」、これはそのほとんどが二酸化炭素。空気中に大量に含まれるようになると地表からの熱が逃げにくくなり、地球が巨大な温室となって気温が上昇する…とされています。昨今の異常気象の原因ではないか、とも言われています。
それを回避する方法はいくつかありますけど、その一つに「植物を増やす」というのがあります。二酸化炭素を吸って酸素を出す、常に水分を多く含む植物を大量に植えることで温度が下がる…などなど。そこで植物由来の燃料を開発できないか…ということで生まれたのが「バイオエタノール」で、サトウキビやトウモロコシなどからエタノールを精製して作ります。
燃料として石油はもちろん使うわけですけど、その消費を多少でも減らすことができる…というわけです。さらに化石燃料よりも結果的に二酸化炭素排出量が少なくなる、とされています(化石燃料は現代ではただ二酸化炭素排出するだけですが、収穫した植物なら成育中に吸収した二酸化炭素が排出されるだけなので大幅に少なくなると考えられてます)。しかもクルマを改造する必要もなければ給油に特別な施設がいるわけでもない。普通のガソリンと同様に扱えるのでそういったコストもかかりません。

ただ…問題がないわけではありません。
主原料が主にサトウキビやトウモロコシ。食糧難の地域もたくさんある現在、食料にもできるものを使ってしまうのはいかがなものか…とか。あるいは石油業界?との対立構図。これまで何十年と関わってきたわけですから、そりゃあ反発も強くなります。こういう代替燃料てのは、ホントはもっと早くに実用化できていたんじゃなかったのかなあ…と個人的には思っておりますが、さて。
それとはまた別な方への影響もあります。…来月から日本ではオレンジジュースの値段が一割程度上がります。原因はオレンジの主生産地の一つであるアメリカはフロリダでのハリケーン被害による減産、てのもありますけど…日本が最も輸入しているブラジル。ここではオレンジ作るよりもサトウキビ作った方が儲かる、ということになってどんどんオレンジ畑が減っていってるんだそうで。少なくなれば当然価格も上がります…。

これからさらに広がって行けばさらに影響も出てくるだろう、とされています。例えば何らかの事情で世界的にサトウキビの大幅な減産が起きたら? サトウキビだって無限に生産できるものではないわけですし。
一方、なかなかこういうのに参入?しにくかった航空業界でも動きが出てます。ヴァージンエア、バイオ燃料で飛ぶ「グリーンジャンボ」開発へ(Yahoo!:NNA)…なんだかどっかの宝くじみたいな名前ですが。ヴァージンエアと言えば宇宙旅行の企画を立ち上げてる会社でもありますが、植物由来のバイオ燃料を使ってジャンボを飛ばそう…という計画もある、ということです。ただ、バイオエタノールは候補からは外れたようですが。

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04/07/2007

あなたと私の休肝日

酒を飲まない日、休肝日。…その休肝日が多ければ死亡率が低下する…と厚生省の研究班が発表(Yahoo!:毎日)しました。
…やっぱり身体に負担かかってるのかなあ…飲酒。

調査は1990年~1993年に5つの地域で男性4万2千人を対象に実施。「週1~4日飲酒」の『休肝日あり』グループ(全体の4割)と「週5~7日飲酒」の『休肝日なし」グループ(全体の6割)に分けて追跡調査を行った、というものです。そして追跡期間中に亡くなったのは約3900人とのこと。その死因や飲酒状況について詳しく調べていったわけです。
結果として…週にエタノール(酒のアルコール分)を300g以上450g未満摂取している『休肝日なし』グループの死亡率は『休肝日あり』の1.5倍、さらに450g以上になると1.8倍という数字が。…死因は「ガン」が一番多かったそうなんですが…。
エタノール300gと言えば日本酒なら一升は軽く越えてしまうわけで。てことは呑む時はガンガン呑んで、その代わり休肝日を多く設けた方がイイ、ということになりそうな。毎日毎日浴びるように呑んだらダメ…てのは昔っから言われていたような気もします。

自分の場合…毎日呑んでますなあ。しかし酒量はなんだかどんどん減っていってるんです。最近では自然と「休肝日」ができたりして。呑むと翌日がツライんで(宿酔いはしないんですが…布団から出たくなくなる、やる気が削がれると言うか。呑んでる時はバリバリなんですがねえ)自然とそうなってるような気がします。
…いや、年齢のせいもあると思うんですよ。いつまでも昔みたいにばんばん呑んだりできないんですよ、もう。
しかしタバコやめる時に「タバコやめても酒はやめん!」と誓ってやめたんですが(どんな誓いだ)…なんだか自然と酒量が減っていくとなると、なんだか誓いそのものもむなしくなってくるような。でもタバコを吸う気にもなれないし。

ちょうどいいアクセント?みたいなもんなんですよね、酒は。呑んでとっとと寝よう、と思うもんで。呑まずに寝ると中途半端な時間で起きてしまったりかえってだらだらと過ごしてしまったり。でもなあ、やっぱり飲み過ぎはイカンよなあ…。

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03/20/2007

意外なところで

栃木県のブランド梨「にっこり」が香港で大人気(Yahoo!:フジサンケイビジネスアイ)…2004年度の海外への「初出荷」時には1.3トンだった輸出量も今年度は6トンにも迫る勢いとのこと。

なんで香港で売れるのか? と言えばこれは風水に関係があるものなのだそうで
1:「黄色」は「金運を招く色」とされている。
2:大きな丸い形は縁起がいい。
とのことで。さらに
3:日持ちがするので旧正月(今年は2/18)にも使える。
という理由まであるとのことで。いや、何がどこでどうなるか分からんもんではあります。

…こういう例を見るにつけ、結構意外なところで意外なモノが流行ったりするもんなんだよなあ…とか思ったり。「これは絶対に無理だろ」的なもんが意外にあっさりと受け入れられてロングセラーになったり。あるいは「これは絶対に大丈夫」的なもんが逆に受け入られることもなく風化して消えて行ってしまったり。
ままにならないのが人生、とかそんな気分になってしまったりします。

ところで…梨。日本の梨、というのは西洋のいわゆる「洋ナシ」とはまた大分違いのあるもので。手に入りにくい地域では結構渇望されてたりするもんじゃないのかなあ…と思うのですが。海外在住の日本人、とか。
日本食というのはかなり独自性、と言うか日本でないと食べられないモノというのが相当数あります。…梨もその一つなんではないか、とか思ってるのですが…。それなりに手に入るもんなんでしょうか…?

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03/12/2007

やっぱり摂りすぎは…

「ハンバーガーは静かなる殺し屋だ」とマレーシア・チュア保健相(Yahoo!:時事)…すでに同国では広告が禁じられている酒やタバコと同じように扱うべきだ…と発言した、とのことです。
実は結構こういうのに対して厳しいマレーシアなんですが。ただ、そこまでできるのかどうか、と言えば…?

肥満の元凶、と世界中で言われているファストフードですが。特にその中でもハンバーガーは最もやり玉にあげられそうな食べ物ではありますが…まあ、それも某国ではテロの対象になったりとか、あるいは有名シェフが逆に褒めちぎってた、だとか。あるいは「何日食い続けることができるか?」的な映画まで作られたり。
日本だと「ちょっと食べる」程度の認識なんですが…本場?とされるアメリカなんかだと日本のとは比べ物にならんくらい大きなやつが出てきたりします。ああなると一食=ハンバーガーと言うかなぜそこまでして食うのか…と疑問を抱きそうになったりします。

俗説では「何食っているんだ?」を「どこから来たんだ?」と聞き間違え、ハンバーグ食ってた人が「ハンブルグ(ドイツ)」と答えたのでハンバーグという名称がついた…となってます。実際はどうなんだか分かりませんが…貧しいドイツ系アメリカ移民が安いミンチでこしらえた料理、という話もあったりして。
これをパンにはさむ、というのはなかなか面白い発想だとは思うのですが。かのサンドイッチ伯爵も似たようなことされてますが、持ち運びしやすいですし普及もしやすくなったのではないか、と。

それでも脂や油が多いので、脂肪分やカロリーが高い→肥満、という構図は世界中で広がってます。まあ、それも事実なわけですが。ただ…ソレばっかり食ってる人てのはやはり太るんじゃないのかな、とは思いますけど…時々食う分にはそれほど問題ないんじゃないのかなあ、要は摂りすぎはイカン、ということなんじゃないのかなあ…と。

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02/23/2007

小麦粉の値上げ

とは言ってもまずは卸売価格から、ということですが。
日清製粉が24年ぶりに小麦粉の卸売り価格を値上げすると発表(Yahoo!:読売)、「中力粉」「強力粉」の値上げで「薄力粉」は据え置きか値下げとのこと。
小麦粉価格改定のお知らせ(日清製粉グループ:企業情報:ニュースリリース)
…「強力粉」「中力粉」ということはパンや麺類(即席めんも含む)の値段に影響が出るかも、ということではあります。

国内で消費される小麦はほとんどが輸入に頼ってます。で、その小麦を輸入してるのが政府。日清製粉を含む製粉会社は政府から小麦を買い付けて小麦粉にして売ってるわけです。
が…その政府から買う値段が上がったら…場合にもよりますが、やはり値上げとなってしまうわけで。
数字を見ると25キロで20円とか80円とか。フツーにスーパーなんかで売ってるのは1キロくらいですから単純に計算したら1円とか4円とか、それくらい? なんだ特売で安くなる分より幅狭いし大したことないなー…と、簡単にいかないこともあります。
…薄力粉は今回値上げがないですけど、値上げする強力粉と中力粉、こちらはパンや麺類の材料です。…市販のパンや麺類が値上げする可能性がある、ということです。こちらも1円単位で価格を計算してますから(競争シビアですから…)ここでほんのわずかでも値上げされると店頭販売価格にも響く…かも知れない、ということです。

しかも↑の政府の値上げてのは今年4月から小麦の値段に「価格変動制」が適用さることになり、1.3%の値上げが行われることに由来してます。…つまりは今後、さらなる値上げもあり得る、と。逆に値下げてのはあるんだろうか…? と。
結構こういうのはビミョーなバランスで成り立ってますんで、こういうのがあるとコワイかも知れません。

なお、小麦粉の種類である「強力粉」「中力粉」「薄力粉」は含まれているグルテンというタンパク質の量によって違ってきます。もちろん「強力」→「薄力」と少なくなっていくのですが…以前住んでた関西方面ではスーパーでも当たり前に「中力粉」て売ってたんですが、関東に来たらなぜか売ってませんでした。…こういうのも地域差?みたいなもんなんでしょうか…?

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02/07/2007

買うや買わざるや

米国でクローン製品を「オーガニック(有機食品)」表記できるかどうか議論中(Yahoo!:フジサンケイビジネスアイ)…クローン? 食品? と思うかも知れませんが、米国では昨年末にクローン牛や豚の安全性を米食品医薬品局(FDA)が確認(iza!)したばかり。つまりはクローン技術で生産された牛や豚を有機飼育したら「オーガニック」食品として認められるかどうか? ということです。

オーガニックとは「有機生産」…つまりは合成された農薬や化学肥料などに頼らず、土地の力や有機肥料などを使って生産された、主に野菜などに対して使われます。家畜の場合は飼料など飼育環境全般にそういう有機的なものを使う…ということになりましょうか。
もちろんどの国でも(日本でも)規定がきっちりと設けられていて、認定もされずに勝手に「オーガニック」とか名乗ることは許されていません。…まあ、そうしないと意味のない表記ではありますが。

一方の「クローン」とはどっちかの親の性質をそのまま発現した個体…という言い方もできます。簡単に言えばある個体をまるでコピー機にかけたごとくいくつもいくつも作り出せる技術。…実際はそう簡単ではありませんが。現在のとこ、植物はともかくとして動物のクローンてのは簡単にほいほい作り出したりできるもんではありません。そりゃ、未来はどうなってるか分かりませんが…今のところ流通ベースに乗るかどうかはまだまだ未知数ということになります。それでも学術的な意味合いだけではなく商業的な意味合いで存在してるクローンてのも、すでに実在してるはずなわけです。
近い将来、いずれは大量生産が可能になるだろう、とはされています。そこでその「クローン」家畜を「有機的」に成育させたら(もちろん認定されることが前提)「オーガニック」食品と銘打ってもいいのだろうか…と問題になってる、ということです。オーガニック食品の前提の一つに「遺伝子組み換え作物ではない」というのがありますが、クローンと遺伝子組み換えは違うもんだろ、というのがFDAの見解のようですが。さて。

…ただ…まだまだ世間一般では受け入れられないだろうな、と。普通にスーパーに買い物に行って、そこで「クローン牛大安売り」とかあっても…どれだけの人が抵抗なく購入できるだろうか、と。例え安全性が確認されてもそれなりの時間をかけないと抵抗てのは消えないような。さらにコトは宗教的なところまで発展してるケースもありますし。
少し気の早い話のような気がしてます。議論する分には早すぎるということはないのでしょうけど。今現在、仮に販売できたとしても…すげえ高価なものになりそうですし。何せ成功が確約できていない技術なもんですから…普通に買えない額になるんじゃないのかな…と。そりゃ、今の技術の話ですから未来はどうなってるかは分かりませんが…。

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02/04/2007

味はどうなんだろうか

アメリカ。ノースカロライナ州のロバート・ボハノン氏がカフェインを含むドーナツやベーグルを開発(CNN)。カフェの経営者でもあり医療検査用品会社の経営者でもあり、分子生物学の博士号も持ってる、と。氏の開発した技術によればカフェインの苦味も消えて舌触りも滑らかに…とのことですが。
…いや、なんだか単純に美味なのかどうかなあ、と。

そもそもコーヒーなど以外からもカフェインを摂取できないか、ということから始まったようですが…。
素直にコーヒー飲んどけばいいんじゃない? とか思いそうですが、そこはそれミルクにドーナツでは「カフェインによる効果が期待できない」と思ってしまった方ですし…一見こういうどうでもよさそうな?発明からまた意外な結果も出てくるもんではあります。
ただ、このカフェインというのも記事中でも指摘されてますが、ただ摂ればイイというものでもないわけで。一種の興奮作用があることは確認されていて、結構一般的に眠気覚ましとして認知されてるものではあるのですが、実は少々やっかいなものではあります。
…なんでもそうではありますが、過剰に摂りすぎると弊害が起こる可能性があります。昔よく言われてた「子供にコーヒー飲ますな」というのもここら辺に原因が…いや、あれは大人の飲むものを子供が飲むな! てなことだったのかも知れませんが。

別にカフェインが毒(致死量はありますんで…そういう見方したら毒だらけになりますがな)というわけではないのですが…どうなんだろうかな、と。そういう健康面での不安が解消されるのであればこういうのもアリではないか、と思うのですが。それよりも味はどうなんだろうかな、と。フツーにドーナツだったら意味ない…かも?
ただ、こういう一種の刺激にはニンゲン、すぐに慣れてしまうもんで。慣れてしまうとより強いのを求めるようになる。当初は一杯で済んでたコーヒーがやがて二杯、三杯と…。

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02/01/2007

牛乳のお酒

牛乳を原料の一部とする発泡酒、その名も「ビルク」が今日から北海道は中標津で発売(Yahoo!:毎日)。見た目はフツーの発泡酒とほとんど変わらないそうで、味や喉越しも別に牛乳くさかったりするわけでもなく、フルーティで美味しいんだそうです。なお、名前の「ビルク」とは「ビール」+「ミルク」から、とのこと。

そもそもは去年の牛乳大量廃棄から。捨ててしまうのなら何か役に立たないか…ということで開発・製品化へ、と。
…酒、てのは基本的に何からでも造れるんですが(商用になるかどうかは別ですが)なかなか難しいものもあって、牛乳もその一つなんだそうではあります。
梅酒とか果実酒造るのは問題ないっぽいんですが…焼酎に漬け込むだけ、だからんでしょうか…日本では個人で酒を造ることが禁止されています。細かく言うと「アルコール分が1%を越える飲料」を造ってはいけない、ということになるんだとか。だからビールを造るキット、なんてのも市販されてますけどその旨はきちんと記載されてます。…海外だとそうでもない国もあるんで、例えばアメリカでは趣味として自分好みのビールを醸造する、なんて人もいるんだそうで…うらやましい限りではあります。

しかし牛乳から造った発泡酒(原材料の関係上逆にビール表記ができない)…飲んでみたい気はします。全国販売とかはやらないのかな…。

ちなみに牛乳由来の酒、というのは他にもあります。
年末特集:ミルシュあきた企業活性化センター:1997・12)…こちらも「発泡」する酒ですけど、ビールというよりどちらかと言えばシャンパンのような感じなんだとか。…うーむ、こちらも飲んでみたいです…。

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01/28/2007

電子レンジいろいろ

電子レンジでスポンジ消毒ができると発表→苦情多数(CNN)。米フロリダ大の研究結果なんだそうですが…ばいきんを大量に含む水につけたスポンジを電子レンジでチン、とやるとばいきんのほとんどが死滅していた…ということのようで。しかし、この実験に対して「スポンジに火が着いた」「匂いがとれない」といった苦情が殺到している、とのこと。

…実際にできるのかどうか、ちょっと確かめようもないんですが…。うち、電子レンジないし…ばいきんの多さを計るてのも…個人じゃ難しそうな。ある程度設備があるならできそうではあります。ただし、その際はスポンジを十分に濡らしておく必要があるとのことです。でないととんでもないことになります。
自分の家には電子レンジないんですが、よそのは何回か使ったこと、あります。
…個人的にはあんまり信用できない面もあるなあ、とか思ってるんですが。「あっためる」という感覚というか概念というか…その辺が普通に火であっためるのとは全然違うもんなんですな。だから、例えばフツーに両面グリルなんかで焼くのと同じように考えてしまう方とかいますけど、根本的に違うもんです。あったまり方からして違いますから、その辺はご注意を…って、毎日使ってる人からみれば当然のことではありますか…。

なお、↑の実験、スポンジあっためるだけなら家庭でもできます。が、必ず「やっても大丈夫」と自分で十分に責任が取れる時のみ行ってください。何か不都合が起きてもうちでは一切の責任は取れません。ご了承ください。

そしてこちらは軍事利用…米国防総省がマスコミ集めて暴徒鎮圧用武器の公開実験(Technobahn)。これはめちゃくちゃ簡単に言えば電子レンジを照射するもんなんだそうです。あくまで鎮圧が目的なので非殺傷(…程度の問題っつー声もありますが)。耐えがたいほどの不快感を与えるそうなんですが…たしか、こういうのって旧日本軍か何かで研究してた、とかそういうのがあったような…?

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01/23/2007

不祥事それぞれ

なんやかやと「不祥事」が続いてますが…その最大手?二つに動きがありました。

森永、不二家の全面支援へ?(Yahoo!:毎日)
Yahoo!国内ニューストピックス:不二家の期限切れ原料使用問題
使用期限切れの材料黙認から工場管理のずさんさまで、色々と「不祥事」が出てきた菓子大手の不二家ですが。
3.9%の株を持つ森永が再建への支援をしようか…という話になってきている、とのことで。他にも数社、こういう申し出は出てきているようです。実際歴史はありますし、ペコちゃんなどの魅力的なキャラクターもいたりして(ネットオークションでは高騰が続いているとか…)消してしまうには惜しい…というところもあるのではないか、と。
それだけではなく大株主としての責任うんぬん、というのも↑記事中には載っていますが。
やはり前例とされてしまう雪印がなんとか復活できてきているわけですし、きちんとした形での再スタートであれば別に問題はないのではないか…とは思うのですが。どんなもんなんでしょうか…。

「あるある大事典」打ち切り、今日にも発表(Yahoo!:読売)
Yahoo!エンターテイメントニューストピックス:「あるある大事典2」ねつ造問題
納豆ダイエットのデータねつ造などが指摘された番組ですが…ついに打ち切りとなるようです。長年付き合ってきたメイン(むしろ一社のみ)スポンサーも降りることを決定。やはり企業イメージとしては良くないわけで。むしろ、個人的にはよく今まで続いてたな、という観すらあるんですが…。
しかし。これと前に打ち切られた他局の情報番組、共に同じ下請け会社が制作してた、というのも…。
売りたいという気持ちは分からんでもないのですが、やっちゃいけない一線てのがあるんじゃないだろうか、と。それとも、そういうことすら分からなくなるほどに感覚がマヒしていたんだろうか、と。常ならざる環境に追い込まれると人間そうなってしまう、周りのこともなんも考えられなくなってしまう…という話を聞いたことありますが、そういう尋常ではない状態だったとか、そういうことなんでしょうか…?
放送したテレビ局はもちろんそうですが、制作側にもなんらかの形でケジメをつけて頂きたい、と思うのですが。謝罪文掲載だけ、てのはなんとも中途半端ではにないでしょうか、と。

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12/17/2006

続々・まぐろ…削減?

メバチマグロとキハダマグロの規制で注目されてた中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)の年次会合なんですが…来年の漁獲量は現状維持となりました(Yahoo!:時事)
…とりあえず、当面大幅な漁獲量制限とかはない…ということではあるのですが。しかし根本的な問題は解決してないわけで。ただの先送り、とか言われても仕方ない結論ではあります。

とは言ってもなー…根本的に解決しようと思ったら地球規模での環境汚染やら温暖化やら何やら全部解決しないといけないわけで。見た目は消極的ですし「またかい」とか思われそうな漁獲量制限なんですが。これしかない、と言われたらたしかにそうなってしまうわけです。
思い切った案としては例えば魚類資源に頼らない「代替マグロ」を作って普及させてマグロ類の増加が認められたら制限枠を取っ払う、とか。でもンなもん、ほいほい出てくるもんじゃありませんし…仮に市場に出回ったとしても普及しないだろうなあ、大豆由来の代替肉だってあるにはあるけど一般的じゃないもんなあ…。

結局のところ地球上で一番マグロを消費してるのはニンゲンですから、漁獲量を減らす→増えるのを待つ→制限枠撤廃…というのが、やはり最もいい?流れになってしまうのかも知れません。

マグロは完全養殖(タマゴから成長させる養殖)もありますし、畜養(若魚を獲ってきて成長させる)も地中海などでは有名です。その辺からなんとか供給を安定させられないか…という動きもあったんですが。
この「畜養」で若いマグロを獲りすぎる…という声もあって、そこら辺がややこしくなってきてる部分でもあります。もちろんのこと育てられたマグロはどこへ出荷されるか、と言うと…日本なわけですし。
…クジラに続いてマグロもかあ…と、不安になってきてしまうわけです、やはり。

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12/15/2006

甘い期待

東北農業研究センターと日本製粉がスイートコーン並みに「甘い」小麦の開発に成功した、と発表しました(Yahoo!:毎日)。甘くなった正確な理由はまだ不明ですし、何よりこの小麦ができたこと自体が「予想外」だったようで…すぐにでも店頭にコレをつかった小麦粉が並ぶ…というわけではありませんが。
それでも何かに使えそうな。バリエーション考えていったら色々できそうではあります。

しかし…そうは言ってもパンやケーキで砂糖をなくすわけにもいかず。ぎりぎりまで減らす…とかそういうことはできそうですけど。
以前からちょろっとどこかでこのニュース聞いてたんですが。たしかテレビのニュース…だったっけか。その時に「これで砂糖を減らせますね」とかそういうコメントがついてたような。…いや、そこまで期待できるほど減らすわけにもいかんだろ、と。たしかに甘味そのものは増すでしょうから、今までとはまた違った別の味は期待できそうなんですが…砂糖にはまた違う役割もあるわけですし。
昨今の健康志向ブームからしたら減らしたいところではあるのですが…。
むしろこの小麦でもって全く違う方面へのアプローチができないかなあ、とか。コレでうどん作ったらどうなるんだろ、とか。甘味料みたいなもの、としての利用法とか。…何かできそうな気はしてるんですが…うーむ…。

こういうのは地道なプロセスを「経てようやく日の目を見た研究なわけで。何かイイ応用方法が見つかることを期待しています。

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12/10/2006

美味いのかどうか

ブラジル。昨今のコーヒー豆不足を受けて、政府が貯蔵している豆を全て売却することを決定(excite)…ただしモノは1970年代後半に収穫された「30年物」、とのこと。

日本でも過去に「コメ不足」というのがありまして(減反政策と政府の目論見が甘かったせい、とされてますが)その時にはいわゆる「備蓄米」というのを放出、さらに海外からコメを輸入してその場をしのぐ、なんてこともありましたが。…結果、粘りの少ないインディカ米が出回ることになり、結構混乱したもんですが…。
この「備蓄米(ジャポニカ種)」はもちろん新米ではなく古米、古々米、などと呼ばれるもので。たしか…何年かのサイクルで入れ替えはしているが、そういうことがない限り市場へは出さずに「備蓄」しておくもんだ、てな話は聞いたことがあります。あるいは何か支援が必要な国に無償で送ったり、とか。
そういうのが収められてる倉庫てのは温度・湿度共に管理がきっちり行き届いてるとのことで。そうでないと長期保存なんかできないのですが、米てのは。

一方…ブラジルのコーヒー。
「ビンテージ物」というカテゴリがコーヒー関連ではメジャーなのかどうか…ちょっと分かりませんが(あるにはあるようです)、30年も保管してて大丈夫なんだろうか…? と余計な心配までしてしまったりして。実際に取引されている、ということは需要がある、ということにはなりますが。
むしろ気になるのは味や香りの方で。ちょっと飲んでみたい気もします。…コーヒーてのは鮮度が命とされているので30年経っちまうと…どうなってるんだろうか、と。

…最近コーヒー自分で淹れてないもんなあ…久しぶりに一式引っ張り出してみようかしらん…?
日本の米の不作てのは数十年周期で起きる、とされています。江戸期の飢饉もそうでしたが。一方のコーヒーにもそういうのがあるんでしょうか…?

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11/20/2006

続・まぐろ…削減?

以前ミナミマグロの漁獲量削減のこと書いた時に「他の安いマグロに飛び火したらイヤだなあ」と書いたらホントに飛び火しそうな勢いになってきました。…メバチマグロやキハダマグロにも総漁獲量削減勧告(Yahoo!:読売)。メバチは25%でキハダは10%。日本が獲ってるマグロの量を減らせ、と言うとるわけではなく太平洋中西部で獲られてるマグロの量を規制しよう、というものです。
しかし…全体の漁獲量のうちメバチは約3分の1、キハダは約8分の1が日本が獲ってるわけで…。

前回のミナミマグロやほぼ同時に規制が叫ばれ始めてるクロマグロん時はすでに養殖も視野に入ってる種ですし、何よりも高級種なので「どうせ食えないし、ま、いっか」とか思ってたんですが…日本近海でも水揚げされてて安い種となると。大分ヤバい状況になってきてるんでは…と不安になってきます。
救い?なのはこれが「太平洋中西部」である…というところでしょうか。大西洋からでもインド洋からでも輸入してるわけですし、一部打撃を受けたって他で取り返せればいいじゃないか…って、そう簡単にいくかい。太平洋で規制かかって漁獲量減ったら他でも始まるんじゃねーのか? どこでも「種」としてのマグロが危機的状況なのは変わらんだろうに。

一応と言うか何と言うか。「マグロ」つーとこれで全部というわけではないので。例えばビンナガマグロとか。あるいは何か他のやつでも…とも思うんですけど、これはこれで定着にも時間かかるだろうしなあ、何より根本的な解決には至ってないわけで。何かイイ手はないのか…かなり気になるところではあります。

正式な?協議は12/10にサモアで会議があるんだそうで。そこで一定の方向性が出るんじゃないか、とのこと。…一体…どうなるんでしょうか…?

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11/07/2006

食べ過ぎはキケン?

水にも致死量、砂糖にも致死量(excite)…まあ、何でも摂りすぎはイカンのではないか、とは思いますが。水に関しては致死量と言うよりも一定以上(カラダが処理できん量以上)摂ると脳なんかに影響が出る、てのはどっかで聞いたように思いますが。呑んべに関する名言?の一つに「酒一升は呑めても水一升は飲めん」てのもありますが…さて。
砂糖は…そんなのがあったっけかな、と。摂りすぎると脳にヤバイ影響が出るらしいのですが。
なお、16世紀の医者パラケルススてのは錬金術関係では有名なヒトではあります。本名は別にあって「パラケルスス」は筆名みたいな?もんです。「ケルススを超える」という意味で…古代ローマの医師ケルススをしのぐ、という意味なんだとか。
パラケルスス(Wikipedia)
個人的にはクロウリーとかニコラ・テスラとか、そっちの方が好きなんですが(オイオイ。

ただ、何にでも致死量が存在する…てのはある意味事実なわけで。
フグ毒とか食中毒とかそういう方へ注目が集まりますが…身近なとこではジャガイモ。
ジャガイモ博物館,PGA,グリコアルカロイド,ソラニン,チャコニンジャガイモ博物館
死んだ例てのは近年では報告されてませんが、腹を壊したりはします。ジャガイモの芽なんかをたくさん食べたり、あるいは緑色になった部分を食べたりするとそうなりことがあります。ジャガイモに日の光を大量に当ててしまって、緑になった部分は食べてはいけません。大人はエグ味を感じて食べないんですが子供は食べてしまったりする可能性が高いんだそうで、時折そういう中毒事件は出てきてます。
…ではジャガイモの致死量は…というと…。大人で2.5キロ(しかも緑化ジャガイモ)という論文もあるんだそうですが、そこまで食えるもんではないので…心配するほどでもないのかも知れません。いやむしろ、大抵の食品はそういうもんなんでよほどヘンな食い方でもしない限り致死量なんてのは気にしないでもいいんではないか、とは思うのですが。

でも大量に摂ったらやっぱりイカンのではないか、とか。ウマイからってそればっかり食うとか、それしか食わない毎日とか。過ぎたるは及ばざるがごとし、とはよく言ったもんです。

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11/03/2006

「ただしい」日本食

海外の「日本食レストラン」に日本の農水省から認証制度を(Yahoo!:読売)…日本ではない国での「日本食レストラン」にいわゆる「お墨付き」を与えよう、という動きです。海外ではヘルシー・低カロリーの日本食がブーム、というのは結構前から言われていたことなんですが。その分、「おいおい」てな日本食レストランがあるのも事実。そこで農水省が認証することで日本食に対して「ただしい」認識をしてもらおう、ということなんでしょうか…。

これはまだ今すぐ世界中のそういうレストランをチェックして…というレベルではありません。農水省の方で有識者会議を招集する、ということが決まったくらい。今月下旬に会議やって、具体的な基準を検討。来年2月くらいには結論を…という流れです。
1.日本食の定義
2.対象とする国や都市
3.日本産食材の使用割合
4.調理方法や接客技術の具体的な基準
(上記4項目↑元記事より引用)
などを話し合って決めていくのではないか、とされています。
たしかにこういうのが決まっていないと認証なんかできないわけで。あんまり厳しいとどこも認証できなくなりますし、逆に緩いと今度は乱立することになります。

…実はこの話、テレビのニュース番組で見たのが最初だったんですが…日本産食材の利用拡大を狙ってのことではないか…という論調だったもんで、ちょっと気になってました。↑の項目見る限りでは「使用割合」を決めるということで「日本の食材使ってないとダメ」てなもんではなさそうではあるのですが。ただ、ニュース内の記者会見映像では、はっきりと「日本産食材の輸出拡大を~」てなことを言ってたんで…少し、気になってます。
食材に関して言えば日本産である必要はない、と思ってます。
しかしこれは当の日本食レストランがどういう立ち位置なのか…によって違ってくるわけで。長期の単身赴任の日本人が多く、周りにそういうレストランもない。懐かしい日本の味をなんとか再現できないか…という店なら多少割高になっても日本産の食材を入れるでしょう。でも、主としてその国の人たちが相手なら、逆にその国の食材を使った方が安くて馴染みやすいのではないか、とか…。
こういうのは簡単に「コレ使ってないからダメ」てなもんではないわけで。その辺の柔軟性?はどうなんだろうかな、と。

一方で日本の外国食レストランてのは…どんなんもんでしょう。いや、そういう専門っぽい?とこで食ったりしないんであんまり良く知らない世界ではあるのですが。…やっぱり該当国の人からしたら「おいおい」てな料理もあるのかも知れません。

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11/02/2006

フライドチキンの衣替え

カーネルおじさんが若返る(iza!)…しかも16歳も。
これはかのケンタッキーフライドチキンのマークにあるカーネル・サンダース氏の「顔」を16歳若いものに順次入れ替えていく…というものです。ちなみにこれまでのマークは65歳(ケンタッキーフライドチキン創設時)で、入れ替わるのは49歳(フライドチキンの調理法完成時)なんだそうです。
…どっちもひげを生やしていて、あんまり変わらないかな、とか思ったんですが。でも、並べてみると結構違いがあるもんではあります。なお、店頭にある「カーネル人形」は別に変えたりしないそうです。

カーネル・サンダース氏と言えば↑のケンタッキー・フライドチキンの創設者としても知られています。当初はガソリンスタンドを経営していて、ガソリン入れに来たお客さん相手にフライドチキンを売るようになったのがそもそもの始まりだった…というのは有名な話ではあります。
さらに「カーネル(Colonel)」とありますが、別に軍人で大佐だったわけではなく。ケンタッキー州の名誉称号としての「カーネル」なんだそうです。
カーネル・サンダース(Wikipedia)
店頭のあの人形も有名ではあります。阪神が優勝すると襲撃されたりしてますけど…あれもたしか日本独特のもんだった…とどっかで聞いたように思うんですが。

…時々買いに行くんですがケンタッキーフライドチキン。
でもなぜかこの名前とサンダース、と聞くとマンガ「プラネテス(幸村誠)」のフィー姉さんのセリフを思い出してしまうんですが…。あとやはりマンガで「アフター0(岡崎二郎)」のオクラホマおじさん、とか…。

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10/30/2006

くいもの 三つほど

いつの間にか定着してきてますが「三つほど(あるいは二つほど)」、今回は「食べ物」系でまとめてみます。

一つ目。吉野家、12/1から時間限定で前店舗牛丼復活へ(Yahoo!:ロイター)…時間帯は午前10時~午後2時までという昼食の時間帯。特盛がなかったり持ち帰り数に制限があったりと、以前のそのまま…というわけではありませんし、販売数そのものも少なそうではありますがとりあえず復活、となるのでしょうか。
米産牛肉(なぜここまでこだわるのやら)の輸入は再開はされましたが、それこそ以前のような数は確保できないのが現状。…個人的にはどうでもいい、と言うとヘンですけど別にファンというわけでもないので…あんまり気にならないのですが。まあ、世には熱烈なファンもいるのでその方たちにとっては朗報なんだろうなあ、と。

二つ目。アミノ酸飲料、復活の兆し(Yahoo!:フジサンケイビジネスアイ)。こちらも「復活」ですが以前とはやや事情が違います。…アミノ酸飲料。一昨年くらいにダイエット関連で各社が出してましたが(CMも多数あったような)最近はほぼ全部が撤退。理由は…あんまり効果なさそうだから、でしょうか。本当にやせるんだろうか…という疑問?があったようです。
それが最近はアミノ酸本来の働きに注目した飲み物が出てきている、と。
アミノ酸てのは乱暴かつ簡単に言えば体を形作ってる材料の一つです。ニンゲンはいく種類ものアミノ酸からタンパク質などを合成して生命活動を維持しています。必ず必要なものは「必須アミノ酸」と呼ばれていて、欠けると体調不良になったりします。…だからばっかんばっかん摂ればそれでいい、というものではなく。足りてない分を補うような形で摂るのが望ましいのではないか、と。
しかしこれもどうなるのかな…とか。移り気の激しいのもニンゲンですから、またすぐ別なのが流行ってまた廃れてしまうんではないかな…とか。

三つ目。エチゼンクラゲを練り込んだクッキーの販売始まる(Yahoo!:毎日)…福井駅などで販売されてるそうです。
Yahoo!国内トピックス:エチゼンクラゲ
その巨体ゆえに漁業関係者を悩ませている厄介者ですが。たしかに食ってしまえ、というのは非常にイイ案なんですが…「名物」てのはちょっと違うような気もしてます。絶対的に多数な消費にするならもっと身近な食材にしてしまうとか。例えばインスタントラーメン。それも「クラゲ入り!」とか宣伝するのではなく原材料の一部にひっそりと表記されるだけ…とか。かなり難しい話ですけど、こういう「一般的な消費」と結びつかないと長続き、かつクラゲの減少には繋がらないような。
元々食べても問題ないエチセンクラゲではあるのですが。…あ、でも「名産」」でもたくさんこういうのが出てくれば結果的には「一般的な消費」と同じように…は、ならないかな、やっぱり。

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10/17/2006

まぐろ…削減?

2007年以降のミナミマグロ(インドマグロ)の漁獲枠、日本は半減(Yahoo!:毎日)…。少し前から言われ始めてた「マグロが喰えなくなる」情報だったんですが…ついに始まったか、という観があります。全体の流通量から言えばミナミマグロはそれほど多くはないそうなんですが…他のマグロに飛び火?するのは必至のような様相を呈してきてますし。世界一のマグロ喰い民族としては、ちょっと困ったことになるのかも知れません。

マグロと言っても様々な種類があります。このままのペースで獲り続けると、全部が全部確実に数年単位で絶滅する…というわけではありません。ただ、確実に数は減って行きますよ、というのは事実なようで。
その中でも特に注目されているのが↑のミナミマグロ(インドマグロ)とクロマグロ。どちらもマグロの中でも高級な部類に入る種類で、テレビの番組なんかで「最高級スシネタ」とか言ってとんでもない値がついたりしてます。…なんでそこまで高いか、というと美味で数が少ないから。高値がつけばみんな獲ります。需要(欲しいヒトの数)が増えれば増えるほど供給(獲ってくる獲物)も増加する…とうまく行けばいいんですがそうもいかない。でも…以前と比べたら確実に獲ってる数は増えてるわけです。欲しがるヒトは増えてますから。だから色んなところから警告が出されてきてました。

日本人にとってはクジラに次いでマグロかい、という「またかい」的な思いもありますが…このまま行けば世界的に禁漁になる可能性もある、とされています。クロマグロは養殖もされています。が、まだまだコレだけでまかなうわけにもいかないのが現状で(養殖物より天然物の方が珍重されますし)、しかも養殖が全然問題なし、とも言えないのもまた現状。お手軽にマグロを楽しめる…とはなかなかいかないわけです。

…個人的には…あんまり喰わない魚なので(自前ならもっと安い別の魚買いますし…最近外で食ってないんで…)削減と言われてもなあ…と。しかもミナミマグロですし。ンな高級魚なんざ見たこともない。
でも他の安いマグロに飛び火するのはなんかイヤだな、と。養殖物でも最近は昔とは違って大変に質も良くなってきてます。だから、この際本格的に大々的な養殖を…それなら文句はねえだろ、と思うんですが。どうなんでしょうね?

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10/04/2006

安けりゃイイ

てなもんでもないのかも。…缶チューハイ、「価格破壊」進む傾向に(Yahoo!:毎日)。…もちろん地域差もあるのでしょうけど、記事によれば二本で100円、というところもあったそうで。缶ジュースが自販機だと一本120円ですからそれよりも安いという状況。
酒呑みにとってみりゃ、安けりゃ安い方がいいわけなんですが。しかしそれで済ませてくれそうもない、というか他の要素があれこれと絡んできそうで…。

↑記事では未成年の飲酒が増えるのではないか? と懸念する向きがあることを紹介してます。
安いんで、未成年が買いやすくなる…という懸念。別に未成年じゃなくたって買いやすくなるだろ、とそういう声もありますが、缶チューハイは見た目で普通のジュースと間違ってしまう人が結構いるんだそうで「これはお酒です」と明記してあったりします。ジュースと思って買ったらお酒だった…というケースが懸念されてるわけです。しかも未成年の飲酒にまで発展?してしまう可能性もあります。
さらに世界的に酒の広告を規制しよう、という動きもあるんだそうで…タバコの次は酒かな、というわけではないのかも知れませんが。そっちまで規制するのかなあ、となんだか複雑な気分ではあります。私ぁ、タバコは止めましたけど酒は止めるつもりはないもんで…。

後、ちょっと気になっているのが安い→安すぎる→じゃあ、うちも下げよう→うちもうちも…と、どんどん値段下げて行っての質の低下、とか。あるいは逆に安すぎると業界の活性が頭打ちになって停滞してしまうこともあり得ます。ある程度の価格帯の中で活発な数社が、まるで綱引きでもしてるようにバランスとってるのが最良だと思うのですが。ビール・発泡酒なんかだと価格がほぼ確定してますんでなかなかイイ「綱引き」が行われているように見えますし。
…そりゃ安くてウマイ酒、呑めればそれでイイんですが…なんやかやとあるのも仕方ないのかな、と。何せ人類と酒との付き合いは数千年以上。それもずうっと税金やら権利やらとの争いの歴史でもあったのですから…。

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09/18/2006

一応復活

当面は月に一日程度の限定となるそうですが…吉野家の牛丼が復活(Yahoo!:JIJI)。マニア?は徹夜して並んでたそうで。
これも米国産牛肉の輸入再開に伴う現象、というわけで。吉野家は頑なに米国産にこだわっていて、輸入停止とともに牛丼も停止。主力を豚丼に移しての苦しい展開となっていました。
…それが今後冬には毎日供給できるほどには材料を確保できるとのことで。いささか下降気味だった吉野家の勢いも増してくる…のかも知れません。
吉野家 D&C

米産牛肉はご存知の通り一度輸入再開→不備発見→輸入停止→輸入再開、という苦い経歴があります。
途中、あっちの高官や議員の「なんで日本はそんなことにこだわるんだ」的な発言もあったりして。妙なあつれき、というか食い違いが起きているのは事実でもあります。あっちは日本産牛肉の輸入停止もしているのですが(BSEが出たため)…流れてこないもんです、その手のニュース。
で、一部ではゴリ押し的な報道までされてなんとか輸入再開、となったわけですが…。
一般のスーパーなどではやはり展開してないところも多く、外資系のスーパーなどで置いていたりする程度。外食チェーンもやはり様子見といったところでしょうか、積極的に使っているところはそれこそ吉野屋が目立つほどで、他は…という状況ではあります。
完全復活にはしばらく時間はかかりそうではあります。まあ、別にそこまで米産にこだわらんでもいいんではないかい? という声もあるにはあるんですが。

個人的には別にどっちでもいい「復活」ではあるのですが…吉野家も行ったのは何年前だ、そもそも外食したのはいつの話だー…てなとこですし。なじみのスーパーに米産牛肉が入って来ない限り存在を意識することもなさそうな状況ではあります。
しかしこの一件。消費者の食に対する安全性の目覚め、という見方もできるんですが、これから過剰な安全性を求めて右往左往するようにならなければいいんですが…といささか杞憂的な見方も。BSEに関してはたしかに徹底的な検査をお願いしたいところですが…例えば生産者の情報を知ることができるトレーサビリティなど。一体どれだけの人が活用できるんだろーか、とか。幅の広がりだけ見せて使い方を周知させないのでは意味ないんではないのか、などなど…。

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09/01/2006

「王将」のこと

「餃子の王将?」タイに出店、しかし本社困惑(yahoo!:NNA)。「餃子の王将」と言えば特に関西圏では有名な中華料理チェーン。その名の通り餃子が有名な店ではあります。
餃子の王将
結構色々なメニューやシステムが各店によってあることでも知られています。その辺も注目される要因の一つなのでしょうけど…今回タイに出店したのは本家「餃子の王将」とは全然関係ない会社。元従業員が設立した、とのことですが…以前にも一回、こういうことがありました。
餃子の王将(Wikipedia)

いわゆる「のれん問題」と言われるもので…京都を中心に展開していた本家に対して大阪中心の「王将」が出現。これも元従業員?とされる人物が設立、当初は黙認していた本家もついに名称に関しての訴訟に踏み切ることに…という問題でした。今は裁判所による和解が成立しています。もっとも、本家は「王将」という名前ではなく「餃子の王将」として商標を登録。相手方は「餃子の」を外して「大阪王将」となることで一件落着、と。
この時は「王将」は一般名詞であり商標登録には値しない、という主張があったのでこういうことになったらしいのですが。
…しかし。今回のはタイなわけで。しかも相手方はタイだけではなく数カ国にすでにチェーン展開している様子。本家はしばらく静観、という立場のようですが…海外となると日本の商標関係は必ずしも全てが有効、というものでもないわけで。もちろん国際的に認知させる方法てのもあるんでしょうけど…難しそうではあります、色々と。
単に店名だけの問題ではないです。もちろん売り上げとかそういうのにも関わってきますけど…何と言うか店の「根幹」にまで関わって来るような。ヘタに放ってはおけない問題です。
これからどうなるんだか…ちょっと気になるところではあります。

…ところで…「餃子の王将」、以前いた関西方面の地域にもたしか「王将」てチェーン店あったよなあ…と思って調べてみたら、今は店舗が存在していないことが判明。しかも「大阪王将」の店舗もそこにはない。数年前の話なので単に潰れただけなのかも知れませんが…まだまだ他に「王将」があるのか、とか。
もしかしたら今回のも乱立する「王将」の氷山の一角にすぎない、とかそういうことなんだろーか…?

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08/28/2006

二つほど 8/28

二つほどちょろっと話題を紹介してみようかな、と。…三つに一つ足らなかったから、てなわけでもないんですが。

一つ目。碓氷峠に鉄道復活なる…か?(Sankei)。長野新幹線開通によって平成9年に廃止となった「横軽:横川(群馬県)‐軽井沢(長野県)」の11.2km区間。距離からすると大したことなさそうなんですが…難所中の難所、碓氷峠が控えていてその運行は独自なものになっていました。
当初はアプト式という方式で、外国の一部の山岳鉄道では今でもまだ現役な方法。これは簡単に言えば二本の線路の間にギザギザの三番目の線路を敷く。列車側には下に歯車がついていて、これで急勾配も登れるようにする…というモノ。しかし当然ですが他の路線との乗り入れが難しい方法ではあります。
そこでJR(当時は国鉄)は専用の機関車をいくつか開発。そして普通に走ってきた列車を機関車で後押しして登らせる方法になりました。しかも二台重連でえっちらおっちらと。この独特な方法が有名になりました。
が…結局路線は廃止。惜しまれつつも廃線になっちまったわけですが。
ここへ来て「特定目的鉄道」での復活が検討されている、と。普通の鉄道とは違って通勤通学であるとか、そういう面を要求しない観光などがメインの鉄道ということのようで…しかし当然ながら安全面はJRクラスが要求されるとのことで。
…復活したら乗ってみようかなあ…どんな風に復活するのやら、楽しみではあるのですが。

二つ目。「サバメシ」が静かなブーム(Sankei)…魚の鯖ではなく「サバイバルメシ」の意味なんだそうで。空き缶二つと牛乳パック三つでメシを炊きます。
国際サバメシ研究会
やり方は↑に詳しく出てます。牛乳パックを「燃料」として使うところがミソでしょうか。実際にはかなり細かい作業が必要そうではあります。
実は私、ガスコンロに文化鍋でメシ炊いてます。
電子ジャーもあるんですが、なんだか美味くなくて(古いもんですしねえ…)ふと見かけた文化鍋を購入してみました。…特に美味くなった、とかそういうわけでもないんですが(オイ、「作ってる」実感というものがあるのでなんだかイイ感じではあります。その代わりスイッチ一つでOKではなくて約10分ほどコンロ前に張り付いていないといけなくなるのですが…炊き方によって毎日味が違ってくるので、コレ、というのを探し出す楽しみというのもあります。
そういう目で見ると、メシてのは何でも炊けるんだな、と思ってしまいます。それこそ空き缶でも炊ける。やり方さえ間違わなければ大丈夫、と。
普通にアルミのラーメン鍋でも炊けます。ググってみたら結構そういうのは出てくるので、試してみてはいかがでしょう?

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08/27/2006

ようしょくてんねん

水産大手マルハが養殖マグロ向けの配合飼料を開発(Sankei)。これまでは「ナマモノ」をエサとしてきていた養殖マグロですが、これでコストや手間の軽減ができるのではないか…と期待されそうではあります。

天然物は高いマグロですが(何だって高いもんではありますが)。卵から孵して成魚まで育てる「完全養殖」が成功したのは4年も前になりますか。まだまだ成魚になる確率がそれほど高くはないらしいのですが…それでも各地で養殖されています。
が、それよりも流通しているのはいわゆる「蓄養物」でしょうか。
稚魚あるいは若魚をとってきていけすで出荷できるまで養う方法で、義務付けられている表記では養殖も蓄養もどっちも「養殖」になってしまうので見分けようもないのですが。こちらも完全養殖に成功してはいるんですが、ウナギの養殖物は基本的にこの「蓄養物」です。夜の河口でシラスウナギをとっつかまえて来ていけすでウナギにして出荷します。
マグロの場合は地中海などでやせたものを捕まえて現地で育てるそうです。…養殖物のサケ、というのはどっちなんだろ…? 近所のスーパーには「チリ産」の「養殖物」が安く売ってあったりするんですが。

こういう方法で安くいいものが入ってくるようになると、それはそれで嬉しいのですが…昨今は「脂ののりがいい」「濃い味」がもてはやされるんだそうで。「食育」とか言って本来の味を教育し直す場もあったりして。マグロもトロの方が値が高くしかも脂のりまくりの方がイイ、と。…個人的にはトロより脂の少ない赤身の方が好きなんですが。全身トロの養殖物マグロてのもできる、とテレビで紹介されてましたが冗談じゃねーよ、てなとこで。
配合飼料、というとこういう方面でもなんやかやあるのかなあ、と。ただ太らせればいい、とかそういう方へ進んでしまうのかなあ、それはイヤだなあ…とか。
自然のまんまでいいじゃねーか、と思ってしまうんですが…養殖では難しいのかなあ、やっぱり…。

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08/18/2006

有害とか無害とか

「牛乳は有害である」…とする説が取り上げられ波紋が広がってます(Yahoo!:毎日)。私、その原本は読んでないですし、それ関係の専門家というわけでもないのであんまりどうこう言える立場にはないのですが…。
人類が家畜として飼い始めた時点から牛乳が利用されていたとしたら数千年前から飲んでたわけで。そこまで害のあるものをそこまで長い年月利用し続けるもんなんだろうか、と。

たしかに「完全栄養食」という呼び方はどうか、とか盲信的なまでの牛乳礼賛なんかはどうか、とは思いますが。ただ指摘されている事例を(一部ですけど)見てみると…なんだか毒薬飲まされてたような印象受けてしまうもので。そこまで害があるもんなのかなあ…。
身近なとこですと「牛乳飲んだら必ずハラこわす」てな人はいます。
これは牛乳に含まれるタンパク質を分解できず腸に負担をかけてしまう人がこうなってしまうんだそうで。一種の体質なので別に目くじら立てるほどのことではありません。あるいは日本では一定年齢以上の方で、学校給食のあまり質の良くない脱脂粉乳を飲んでいたため今でも牛乳はちょっと…という方々もいます。…これも食習慣からのことなので別に牛乳のせいではありません。

個人的には好きな方なんですが、牛乳。ただ…関東へ引っ越して来て。たくさんのメーカーの牛乳があって。…さらにタバコ止めて味覚が鋭くなって。
とんでもないハズレを引いたことはあります。表記上は当然普通の「牛乳」なわけですが…なんだか飲み続ける自信がない、と言うか。簡単に言えば二度と飲みたくない牛乳、てのを1リットル買ってしまったことがあります。…安かったもんで…。
何かヘンなもんでも入ってたんじゃなかろうか。
一方的に有害だ、とは思えないのですが…こういうこともあるんだな、とは思ってしまうわけです。

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08/05/2006

食品ロス率4.1%

平成17年度食品ロス統計調査(世帯調査)結果の概要(PDF:農林水産省)
つまりはご家庭内での食事の時、買ってきた食材の「ロス」は全体の4.1%ありました、と。細かいところで言うと「食べ残し」・野菜の厚すぎる皮むきなどの「過剰除去」・賞味期限切れなどの「直接廃棄」がこの割合だった…ということです。しかも外食などの「よそでの食事」は省いた「家庭の中での食事」のみでの割合になります。
意外と少ないな、という声も聞かれそうですがこの数字。でもまあ、こんなもんではないのかなあ…という気もします。ちなみに去年は4.2%。調査方法に若干の違いはありますが平成12年は7.7%だったんで、それ以降下降して行ってはいますけど、ここんとこはあんまり変わっていないことにはなります。

↑のPDFファイル、色々見ていくと結構面白いことが見えてきます。
例えば狙ってるわけではないのでしょうけど、結果的に食品ロスを減らす「食品の食べ残しや廃棄を減らすために注意していること」トップは「作りすぎないこと」で次点は「適切な保存を心がける」。次点はともかくとして…トップの「作りすぎないこと」というのはウラに「食べ残した理由:トップは料理の量が多かった」というのがあります。で、その「食べ残し」の割合が一番多かった世帯は、というと…「3人以上で高齢者がいない(31.0%)」という…やっぱり高齢者がいた方がそういうぜいたく?はないんかな、と思ったら。
ポイントだけで見たら二番目に「食べ残し」の割合が高いんですな、「3人以上で高齢者がいる(27.1%)」世帯。まあ、これは他の「単身世帯(26.4%)」「2人世帯(25.6%)」とそれほど変わらない値ではありますんで、やはり高齢者がいた方が食べ残しも減る、ということなのかも知れません。

あるいは…やはり単身世帯では「調理加工食品」の食品ロス率が高い、とか。ついでに果実類の食品ロスも多い、と。これはやっぱり買いすぎて一人では食いきれなくなって廃棄…ということなんでしょうか。しかし野菜類はロスが少ない…というのは手に入れていないから低いのかしらん…とか。

まあ、こういうのは各世代の動向なんかも出てくるもんではありますんで、そういうとこも見てみるとさらに面白いかも知れません。

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08/02/2006

三つほど 8/02

ジャンル無関係で三つほど興味を引いた話題を…一週間ほど前にもやりましたけど、気にしない、気にしない…。

一つ目。「KOKOYAKYU」…日本の高校野球を題材にしたドンキュメンタリー番組がアメリカで放映。
P.O.V. - Kokoyakyu: High School Baseball | PBS(英語)
和歌山と大阪の地方大会を取材して作成されたものなんだそうで…アメリカとは違う日本ならではの「野球」を公開とのこと、ですが…やっぱり受け入れられ方が違うんではないかな、とか思ってしまいますが。向こうとこっちとでは「学校」というものに対する感覚からして違いますし。…学校愛?というものの形からして違うような。向こうの方がドライというか何と言うか。
こういうのは逆にアメリカのハイスクールのことなんかを日本でやると、それはそれで面白いような。そんな気も足してます。

二つ目。米コダックがデジカメ製造業から撤退(Yahoo!:REUTERS)…「撤退」というよりも製造は別会社にしてコダックはデジカメ設計や販売に専念する…ということのようですが。理由はもちろん?赤字が拡大したため、という…一分野撤退には十分すぎるもの。…ここんとこカメラ関係のこういう「撤退」が相次いでいるような…。
なお、「コダック」という名の由来は…シャッターを切る時の「カシャッ」という擬音を表したものなんだとか。人名とか地名ではないんだそうです。

三つ目。イギリスで、ゆで具合を教えてくれる卵販売へ(Yahoo!:Kyodo)。これは卵のカラに特殊な印刷を施して、三段階に熱の加わり具合を教えてくれるというもの。つまりお湯の中でカラに特定のマークが浮かび上がってきたらちょうどいいゆで加減になってる…ということです。しかも価格は普通の卵と変わらないとのこと。
…日本での販売があるのかとかそーいうのは分かりませんが。お好みぴったりのゆで卵を作るてのも結構難しいものなんで、一度見てみたいような気はします。が…別にいらん、と言えばいらんような。ある意味余計なお世話、てなもんかも知れません。

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07/31/2006

コルクが抜けない

ワインのコルク。道具がなければ開けられないコルクよりも簡単に開けられるスクリューキャップを(Yahoo!:フジサンケイビジネスアイ)…メルシャンではすでに二割ほどの輸入ワインが「スクリューキャップ」式になる見込み、とのことです。
Click World おいしい! 便利! スクリューキャップ (メルシャン)

そもそもなんでワインにコルクだったのか…ワインの保存にガラス瓶を使うようになった17世紀頃、乾燥させたコルク樫の皮の密閉性や利便性から使用されるようになった…ようです。ガラス瓶にガラスのふた、てのも製作が難しそうですしあんまり意味がなさそうですし。
当時はこういうのは別にワインだけではなかったんじゃないのかな、と。ガラス瓶にはコルクの栓。様々な材質や物質が扱えるようになった現代でも残ったのがワインだった、ということだけなのかも知れません。
なお…イギリスのフックという学者がコルクを薄く切ったものを顕微鏡で観察して、1665年に発表した「ミクログラファ」という本に掲載してます。これが「細胞」研究の始まりともなりました。

しかしいくら昔々から使われているからと言っても、コルクにももちろん欠点があります。乾燥しきってしまうと外気が侵入しやすくなったりしますし、そうでなくてもコルク臭がついたりします。それに…なかなか抜きにくいもんではあります。途中で折れてしまったり砕けてしまったり。ワインによって長さも違いますから、その辺も特に。
そこでキャップ式のものやコルクではない樹脂製の栓ができたりしてきました。さすがにまだまだコルクほど普及しきっているわけではありませんが…それでも少しずつシェアを伸ばしてきているようです。コルクはコルク樫の皮が原料ですからどうしても樹木に影響が出てしまう。キャップ式や人工的な材料のものならそういったことはない…というのも理由の一つかも知れません。

個人的には別にどっちでもいいんですが…古来からマニアの多いワインですから「こんなのは認めん!」てな方も多そうではあります。それこそあと300年もしたら変わってくるのかも知れませんが…。
ところで。コルクの栓てのはそのものに色々な焼印なんかがあって、ラベルと共に蒐集対象になったりするもんなんだそうですが…「何かの役に立つかも」と、別にワインに関係なくとっておいてしまう人って結構いそうな。そんな気がしてるんですが…?

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07/30/2006

輸入の再開

今月の27日に政府は米産牛肉の輸入再開を正式に決定、ほぼ半年ぶりに米産牛肉が日本へと入ってくることになります。…すぐに店頭やら飲食店やらに出回る、というわけではなく。本格的?に再開されるのは8月もなかば頃くらいとのことですが。
Yahoo!経済トピックス:米国産牛肉輸入問題
…一部では牛丼チェーン同士のちょっとしたいざこざ?があったりしてるわけですが。ただなあ…別にそこまでして牛丼食わなくてもいいじゃねーか、と個人的には思ってるんですけど…。

…輸入再開されたら買いますか?→やっぱりねえ、なんか不安でしょ? 買わないかなあ…てなやり取りがしばらくテレビのニュースなんかでは流れてたりして。外食チェーンも導入には結構二の足を踏んでいるのが現状でもあります。外食産業がこういう状況ですんで、実際に生肉目にするスーパーなどではさらに導入を見合わせるとこが増えそうです。…むしろそこまで勇気あるところがあるのかどうか、という雰囲気すら漂ってきてます。何せ産地を表記しないといけないので「アメリカ産」とばっちり出てくるわけですし。
でも…仮に普通にスーパーなんかに並んだとして。値段はどうなのかな、と。安全うんぬんのことももちろん大きいのですが、値段はどうなんだろ、と。
普段私のよーな者が買っているのは激安の肉なわけで。米産牛肉が輸入されたってそれよりも安くなるとは思えないんですが。今の状況だと輸入量も少なさそうですし、そうなると値段も上がりそうですし。

安けりゃ買います。が私の率直な考えです。でも…気にならないわけではない「安全」てのもやっぱり優先事項としてあるにはあるんですが…。

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07/18/2006

ハチミツと特定外来生物と

特定外来生物規制法でニセアカシアが? →養蜂業者に危機感が(Yahoo!:毎日)…。ニセアカシアが特定外来生物として指定されてしまうと、結果的に(法的拘束力はない、とは言っても)数が減ってしまい、ハチミツがとれにくくなってしまう…ということです。

ニセアカシア(Robinia pseudo-acacia :ハリエンジュ)は明治の頃に日本へ入ってきました。当初はまんま「アカシア」と呼んでいたのですが、アカシアは科は同じマメ科でもまた別の植物。他のアカシアもは多数日本に入ってくるようになってきて、ややこしくなってくる。そこで学名の種小名にちなんで「ニセアカシア」と呼ばれるようになりました。が…日本ではほとんど混同しているような状態のようです。他にも「~アカシア」つーのは色々あるようですし。
このニセアカシア。特徴の一つに「マメ科の植物」というのがあります。
広義で言えば例えばレンゲなんかも同じ仲間。この仲間は根に「こぶ」を持って、そこへ空気中の窒素を固定する細菌を住まわせるという特徴があり、荒地などのやせた土地にも根付くことができます。そこでニセアカシアもあちこちに植えれられていったわけです。さらには、ハチミツを得る際にも好都合、だったのですが…。

しかし…やせた土地にも根付ける、ということは多少マイナス要素があっても繁栄できる、ということになります。実際に松林を侵食してる例もあるんだそうですが…既存の植物を害する恐れがある、として特定外来生物の危険候補リストに載っていて、今後の協議次第では指定もあり得るという状況になってきています。

こういうのを簡単に「危険な生物だ」と指定しちまうのはどうか、と思うんですが…複数の人間の経済活動と密接に関わっている外来生物、というのは結構あるわけで。その辺のところを加味しての裁定、というのは難しいもんなんでしょうか。北米産のチャネルキャットの件などは管理を厳しくする、ということになったりしてますし、ニセアカシアもそういうところで…とか。
明らかに鑑賞目的オンリーで日本に連れて来られた動植物というのもいます。しかし全部が全部同じ事情ではないわけで。かなりの年数が経っていて、すでに日本の風土に溶け込んでしまっている外来種もいます。…モンシロチョウとかスズメとかも外来種ですけど…今は誰もそうは思いませんがな。
十把ひとからげで「ダメ」つーのはなー…と思うのですが。しかも今回の件はもし指定→多数の業者が廃業、とかそういう事態になったら結構影響出そうな気がしてるんですが。

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07/13/2006

やはりうなぎのぼり

うなぎの値段、じわじわと上昇(Yahoo!:Sankei)…今年の「土用の丑」は二回あります。その第一回目?が今月23日(二回目の土用の丑は8/4)で、すでにウナギ屋さんだけではなく、大手スーパーだとか食い物屋さんだとかではウナギの確保が始まっているのですが…。
今年は例年とは少し、事情が違うようで。値が高くなってきてるのです。

大きく分けると日本で食べられているウナギは二つに分かれます。国産と外国産。国産ウナギと言えばなんだか高そうで高級そうなイメージがありますが…天然物と養殖物で値にも天地ほどの差が出ます。もちろん高いやつは天然物、ということになります。「国産養殖物」ならそれほど(とは言ってもイイ値段しますが)高くはありません。
一説には天然物のウナギは胸の辺りが黄色く、これがムナギ→ウナギで語源になってるんだとか。養殖物は胸が白っぽいんだそうで。
一方の外国産。こちらは中国産が主になります(他の国のもあるんだろうか…)。が、これが輸入の数が減っているために高価…となってきているようです。…理由の一つは残留農薬規制の強化による輸出減少(Yahoo!:Kyodo)…つまりは例えばエサなどに含まれてウナギの体内に溜まっていった農薬の量を規制したところ、それに引っかかる業者が続出した、と…。
そしてこれはどちらにも共通しそうなんですがウナギの稚魚(シラスウナギ)が今年は不漁とのことで。これはやはり大きいようです。

ウナギてのは「完全養殖」がまだできません。じゃあ養殖物のウナギてのはどうやってんだ…というと稚魚を業者から買ってきます。それを養殖プールで成長させる、という「不完全養殖」の方法をとってます。エサや環境の具合によっては促成で育つので早く大きな個体になりますし、獲ってくる手間やら何やら考えたら天然物より圧倒的に安くあがります。
「完全養殖」というのは簡単に言えば卵から成魚まで養殖できること、です。当然卵も育てた成魚から採取できるし、稚魚を買ってくるという手間が省けるので大量に安定して供給できるようになって、今よりさらに身近になって値段もぐっと下がるんではないか、と。ヘタしたら天然物と養殖物で別の魚扱い、とかそういう事態になったりして。
しかし実験としては成功してはいるのですが、まだまだ技術としては確立していません。

喰ったことないんで天然物がどんだけ美味いんだか分からないんですが…。
「ウナギの蒲焼屋」てのも非常に高度な技術が要求されるんだそうで。素人が簡単にできるもんではないらしい…どっかに専門学校?みたいのがあって基本的なとこまでは教えてくれるけど、後は自分で経験積みな、という話もあったような。
…今年は…高いんならいいかな、別に食わんでも、とか。あるいは8/4辺りになったらまた事情が変わってくるのかも知れないんですが。その時にでも、又考えようかなあ…。

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07/06/2006

ライバル会社

というのはどこの業界でも必ずあるもんですが。
ペプシコに「秘密」売ろうとしたコカ・コラーラ社員逮捕(Yahoo!:Kyodo)。普通の「社員」ではなく経営幹部の秘書、という立場にあった女性が…とのこと。しかし打診?を受けたペプシコ側がFBIに通報、逮捕ということになったようです。
持ち出されたコカ・コーラ側にも不手際がないと言い切れないし、そのまま黙って買い取っておけば…てなわけにもいきませんわな。こういうとこ、アメリカの企業はしっかりしているというか…いやむしろ、スキを見せない方針というのが徹底されているものではあります。

今はどうなんだか知りませんが…一昔前のアメリカでのテレビCM。コカ・コーラ側には悪役でペプシコが出てきて、逆にペプシコ側にはコカ・コーラがヒールで出てくる、なんてのはよくあったそうで。ストレートなのは「赤い」ロボット対「青い」ロボットの対決CMとか。あるいはどっちかを一口飲んで「うぇっ」と吐き出して、もう一方を満足げに飲む…とか。たしか…人類滅亡の原因の一つにまであげる、とかそんなものあったような。
日本ですといくらライバル会社でも相手企業の名前を出すのはルール違反、という暗黙の了解(訴訟にまで発展するケースもありますんで、暗黙ではないかも…)があるのですが…向こうはその辺おおらかと言うかなんと言うか。
お互いにただならぬ間柄…とでも言ったらいいのでしょうか。「コーラ」系の飲料としては世界を二分するライバル会社ではあります。

ところで…通報したペプシコ側は「「競争は激しくても、公正で法に基づいたものであるべきだ」(「」内↑記事より引用)とコメント。こういうのをは見習ってほしい団体や企業てのは結構ありそうな気がしてます…。

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06/28/2006

高めのビール商戦

「プレミアム」系のビール、売れ行き続伸(Yahoo!:Sankei)…材料や製法にこだわり、価格もやや高めのビールが最近少しずつ売り上げを伸ばしてきてます。もちろん発泡酒や第三のビールでもないわけで、今までの「安さ」重視とはまた違った方向へ進んでいるようです。

通常よりやや高め、というとやはりヱビスビール(サッポロ)は外せないわけですが…と言うよりむしろコレしかなかったような状況ではありました。地ビールと呼ばれる産地限定のものや、外国産のものはありましたけど、専門店ではなくスーパーやコンビニで気軽に買える…となるとやはりコレなわけで。↑記事中にあるように圧倒的なシェアも誇ってきてました。
が…ビールなどの発泡性酒類の税金のかけ方が変わってきたり、あるいは世の中の趣向も変化してくる昨今。「安い」が売りのものから「高くてもイイもの」へと変化してきてるようです。…企業戦略だろ、あんだけばんばん宣伝してりゃ売れるよ、とか言われたらそれまでかも知れません。しかし世間の流れ、というもんはどんな状況でも存在してるわけで。ただ安けりゃいいという流れが微妙に変化してきてるんではないか、それをつかんできているのが「プレミアム系のビール」なんでは…というのはあると思うのですが。一応、ですけど実感ないですけど景気は良くなってきてるんですし。お金はあるところにはあるもんです。

個人的にはこういう流れは大歓迎な方で。やはりイイものはイイわけで。ビールは好きなんですけど諸事情あってあんまり呑めないんですが、それでも数少ない呑める機会の時には発泡酒なんかじゃちょっと…と。お気に入りはプレミアム系ではないのですがサントリーのモルツだったりします。
…これから夏場。ビールが売れる季節ではあります。発泡酒の安さに慣れてしまうとかなり贅沢に見えますけど、他の酒と比べてみると、実はそうでもないです。そういうとこもイメージの差なのかなあ、と。

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06/22/2006

「信頼」とは

日本の米産牛肉輸入再開問題。全米肉牛生産者協会会長が「日本は信頼できない」発言(Yahoo!:JIJI)…なんだかなあ、という気もしますが。何が「信頼」できないのだろう…とか。

アメリカでBSE感染牛が発見されて…米産牛肉の輸入を停止してから昨年に一回停止措置を解除しました。が…直後に禁止部位とされている脊髄が混入してることが発覚(香港でも同様なことが)、再び輸入停止となりました。しかし永遠に輸入停止というわけにもいかないので協議はずっと続いていたんですが…ここへ来て再開のメドが立った、という状況になってきてます。
が…
日本とアメリカでBSEに対する基準は違います。日本では全頭検査やりますけど、アメリカではやりません(むしろ不可能に近い)、あるいは出荷時の年齢や食べさせてるモノなど。そういう細かい違いを解消していかないと輸入再開なんかできないのでは、と思うのですが…。

普通はこういう場合、買う側が強いのかな、と一般の消費者は思うのですけれど…なんだかんだ言ってやはり強気なアメリカさんなわけで。それで「信頼が~」となってきてるようです。さらには輸入再開しないと対日制裁も発動するぞ、とかそういうとこまで来てます。…正になんだかなあ、と。
じゃあ、こっちも買わないよ…でいいじゃねーか、といきたいのですがそうもいかない。各国のしがらみてのもありますし。そう簡単にはいかないのが実情なのではあります。

その一方で…仮に今、米産牛肉輸入再開したとして…ダレが買うんだろうか、と。安けりゃいい、という声もありますけど…どう考えたってしばらくは安くならないわけで。数も少ないでしょうし質が以前のとは違うわけですし。…某牛丼チェーンは買うでしょうけど…一般の消費者には手が届かないんじゃないのかな…と。
そして。
日本産牛肉の対米輸出はどーなるんでしょーか…うちのは買え、あんたんとこのは買わないけど、とかそーいうことになってるんでしょーか…。

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06/20/2006

チーズ各社が…

国内増産を開始する(Yahoo!:毎日)…とのことです。大手3社が来年辺りをメドに工場着工予定、とのこと。なお、この工場で作るのは「ナチュラルチーズ」になります。普通にスーパーなんかで売っているのは「プロセスチーズ」で「ナチュラルチーズ」を数種類ブレンドしたものです。

最初このニュースを見た時は「逆なんじゃないの?」とか思ってしまいましたが。
安価な輸入チーズに押されている現状と、国内の牛乳離れを考慮しての判断、とのことですが…国内に工場作って増産すればたしかに国産力?の増強になって値段の面でも有利になってきます(製品の量が増えれば価格は安くなっていきますし)。さらに余ってる観のある牛乳をこういう形ででも消費できれば、また別の戦略も考えられる…。
牛乳離れが進んでるのなら乳製品離れ、チーズの国内消費も減っているのかなあ…だったら原料もコストも安い海外に工場追加しちゃえ、ということなのかな、とパッと見思ったわけです。

が…↑の記事内にもあるようにチーズてのは年々販売が伸びてきてるもんなんだそうで(年で約3%増)。しかしそれは「国産チーズ」が売れているわけではないのが現状。ならばテコ入れの意味も込めて国産を増産…というところでしょうか。あるいはこれをとっかかりにしてさらなるに国産増産全国展開を…とか。
個人的にチーズは大好きな方なんで、うまく行ってくれればそれはそれで新しい未来?が出てきそうである種の期待感があります。

ただ…例の実質値上げの内容量数割減、てのは…いつまで続くんだろうかな、と。いや、現在の量を適正ということに…なんでしょうか。たしかに世界的な原油高てのはしばらくは続きそうな勢いではあるのですが…。

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06/13/2006

再び値段上昇

農林水産省が12日、生鮮野菜5品目の小売価格調査の結果を発表。日照不足などにより価格の上昇が(Yahoo!:読売)…今現在、沖縄から関東まで梅雨入りしていますが、まだ全国がそこまで梅雨入りしていなかった頃の雨、いわゆる「梅雨のはしり」の頃に同じようなことがありましたけど…再び野菜の値段が上がりそうではあります。
なお、農林水産省はしばらくの間毎週小売価格の調査を続けるとのことです。

調査は先週の月~金にかけて全国470店舗を対象に実施。ちょうど一気に梅雨入りした頃ではあります。
品目はキャベツ・ニンジン・トマト・キュウリ・レタス。そのいずれもが平年よりも高騰という結果に。
ただ、こういうのは各地の事情(産地であるとか輸送事情であるとか)によって多少の変動はありますんで…一概にどう、とは言えないもんではあります。でも…日照不足なんかの問題が出てくればやはりまず影響してくるのは植物なわけで。植物に影響、となれば真っ先に鮮度が命の野菜にも影響が出てくるわけで。
いくら栽培方法が進歩して一年中大抵の野菜が手に入る、とは言ってもやはり旬のモノの方が安くて質もイイものなんですが…そういう旬のモノの方が天候に左右されやすいのも事実なわけです。…その方が季節を食しているようで、かえって好印象?という声もあるにはあるんですけど…。

ただ、今回の野菜の高騰は以前台風の時にあったようにべらぼうな高騰、というわけではないようで。数日間でも日が照ると、また、状況が変わってくるのではないか…とされています。しかし…災害の懸念されている沖縄付近に停滞している梅雨前線は今週後半頃から北上を開始するとのことで。そうなると本格的な梅雨シーズン到来なわけで…。
まだもう少し、野菜の値段上昇は続くのかも知れません…。

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05/28/2006

当たらない生牡蠣

農水省が生ガキの食中毒の原因の一つである「ノロウィルス」の実態解明を目指すことに(Yahoo!:読売)…将来的には「当たらない」生ガキの実現を目指すとのことです。
…過去に二回ほど当たったことがあります。一回目は…まあ、自業自得みたいなもんだったんですが二回目は突然のことで、かなり焦りました。あれは…キツいんですよねえ…かなり。それでも生ガキ喰える機会があるならば、ほぼ確実に喰っちまうだろう私って…懲りてないんかい…。
カキに当たる人、当たらない人(広島市衛生研究所)

「Rのつかない月は生でカキを食うな」というのが欧米にはあります。日本だと「梅雨以降の生ガキは食うな」なんだそうですが。Rがつかない月は5月から8月(May June July August)で、初夏から夏にかけて、ということになります。(ちなみにドリトル先生シリーズに『Rがつかない月のネズミは食っちゃダメなんだぜ、知らないのかい?』という犬のジップのセリフがあります。…元ネタは↑なんではないか、と)
この期間食うな、という理由は産卵期で味が落ちてるのと、もう一つ。海水温が上がって細菌の活動が活発になってるから、というのがあります。カキは岩とかに一回付着してしまうと一生そこから動きません。干潮時にはぴったりとフタ(二枚貝ですから…)を閉じてしまいますが、満潮になるとフタを少し開けて大量の海水を取り込んでは、体内でプランクトンなどをこし取ってエサにしています。一時間に20リットルほども取り込むんだそうですが…その中にノロウィルスなど有害な細菌が含まれていると、カキの体内に残ってしまいます。カキ本体には影響ないんだそうですが…これを生で食うと「当たって」しまうわけです。
この時期、そうなる可能性が高くなるとされています。

しかし実際のところ、ノロウィルスに関しては詳しいことがまだまだ分かっていないんだそうで。食べたり口に入れたりして感染・腸管で増殖・排泄物と一緒に体の外へと出て行く…というところは分かっていますが。培養もできないそうですし…何℃になったら死滅する、とかそういうことまでも。ただ、これまでの経験上火を通せば問題はないので、食中毒が怖い人は火を通して食った方がいい、ということなんだそうで。
…でも…そうは言ってもウマイもんはウマイわけで。やっぱり喰っちまうんだろうなあ…生で。いやはや、懲りないもんではあります、人間てのは。
あ、でも「当たらない生ガキ」が市場に出回るようになれば、そういう心配もいらなくなるってことですよねぇ…。

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05/19/2006

輸入再開?

米産牛肉が6月にも輸入再開される見通しに(Yahoo!:読売)…これまですったもんだあった牛肉輸入問題ですが。また何かあってやっぱり停止、とかにならなきゃいいんですが…。

単純に「買う」側から見れば安い肉ならなんでも…と言いたいところですが、そう簡単なことも言ってられないのが事実で。クロイツフェルトヤコブ病等の「脳に悪影響を与える」可能性のある物質を体内に取り込んでしまう恐れがある、となるとやはり二の足を踏んでしまうもので。さらに一度再開したけど、それでも「危険部位」とされてる部分が混入してた…となると「信用」の問題すら出てきます。
…まあ…基本合意では輸入は危険の出ることのない若い牛に限定されてますんで、それほど「安い」というわけではないのですが。某牛丼チェーンは「味」の問題だ、とは言ってますが…これだけ限定条件つきの再開で以前と同じようなモノを求められるのか、とか。そういう問題もあるんですが。

仮に「危険」とされる肉を食べた、として。脳などに障害が起きるのはそれから数年あるいは十数年後と言われています。今すぐ症状が出てくるわけではないのも怖いところではあります。原因がよく分からない…他に注意を促しようもない場合もある…。
最終的には「喰わない」という選択肢も出てきたりして。実際のところ、牛肉の消費はかなり落ちているんではないか…と推測されます。米産がない、という「量」の問題もありますけど、やはりイメージが…。

他にも何やら色々うさんくさい噂や話も飛び交ってる「牛肉問題」ではあるのですが…日本産の牛肉輸出再開は…どうなるんでしょうかね…。

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05/07/2006

やっぱり喰ってしまえ

ゴールデンウィークも終わり、そろそろ初夏っぽくなってきてます。季節的に潮干狩りのシーズンではあるのですが…潮干狩りの主役?アサリがピンチに陥っている地域があります。
アサリの被害、伊勢湾でも深刻化(Yahoo!:毎日)…「伊勢湾でも」ということは前例があったわけで。2004年、宮城県東名浜海岸で潮干狩りが中止に追い込まれたほどの被害が出ています。原因とされているのが…サキグロタマツメタ(Euspira fortunei )です。

元々日本にも少数生息していたそうなんですが…目立った悪さ?はせずにむしろ生息域を狭めているのが現状なんだそうで。現在問題になっているのは渤海産(中国産や北朝鮮産の輸入アサリにくっついてきた?)の外来種。そのため在来種と外来種では習性などに何か違いがあるのではないか、とも言われています。
それとは別にツメタガイ(津免多貝:Glaussaulax didyma )という近縁種も日本にはいて、やはり被害は出ていますが…潮干狩り中止、とまでには至ってない様子。前述のサキグロタマツメタよりも大きくなるので、稚貝ならともかく成長してからはアサリよりもバカガイやハマグリを襲うことが多いようです。
これら「ツメタガイ」類が襲うのは二枚貝。砂質…つまりは砂浜にいる二枚貝なら大抵餌食になります。
襲う方法は貝に穴を開ける→中を食う、というもの。どうやって穴を開けるんだ、というと…ちょうつがい付近にあるこんもりと盛り上がった部分。貝殻を扇に見立てると根元にある要(かなめ)の位置。ここへ酸性の液体を塗りつけて柔らかくしてから、ヤスリのような歯でゆっくりじっくりと円形に削っていきます。やがて開いた穴から吻を差し込んで中身を食う…というやり方。結構時間がかかるもんなんだとか。二枚貝の貝殻で扇の要辺りに小さな穴が開いていたら、ほぼ間違いなくこのツメタガイの類が喰ったあとです。
なお、ツメタガイのタマゴの塊は「砂茶碗」と呼ばれていて、茶碗のかけらのような形をしたゼラチン質の塊が砂浜に埋まっているんだそうです。

すでに東京湾でも目撃例が出ているサキグロタマツメタですが。実は美味だ、という話があります。調理法は煮物がメインで、煮すぎには注意とのことで。
ツメタガイそのものは市場に出回ることもほとんどなく(地域によっては常食してるそうですが)、食べる機会も少ないものではありますし、少々大きいので調理しにくい面がありますが…その点、サキグロタマツメタなら小型ですし。駆逐も兼ねて喰ってしまえ、というのはどうなんだろうか、という声も出ているんだそうです。
外来種を喰ってしまえ、というのは私的にはイイ案なんですが…流通やら何やらしがらみが絡んできてしまいますんで、たしかにそう簡単にはいかないもんではあるのですが。外来種、というとあんまりイメージが良くないんで、その辺もマイナスになってしまうんですが…。
でも今喰ってるもんだって似たようなもんではあるわけで…喰って状況が改善できるんならもっと積極的に取り組んでもいいのではないか、とは思うのですが。

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05/05/2006

自分以外はみんな○○

アメリカの公立小中学校で炭酸飲料と全乳(脂肪分を減らしていない牛乳)の販売を停止(Yahoo!:読売)…2009年までに、という話。まあ、日本とはちょっと学校事情が違うところではあります。小中学校で校内に自販機なんかあったっけか…と日本では思ってしまったりしますが、向こうだと平気で食堂にあったりしますもんねえ…。
まあ、何事も摂りすぎはイカンのではないか、とは思いますが。一日数リットル単位でがぶがぶ飲んでりゃ、そりゃ、どれだけ健康にイイものでも悪影響及ぼしちまいますがな。

これは肥満対策、というやつで。子供の肥満が増えている、とされているアメリカでまずは学校から…ということのようです。ただ、コレ、日本も他人事ではないわけで。基本的にいわゆる「先進国」では肥満が増えます。時間とお金と物資が必要十分以上に確保できるとなると、「喰う」「呑む」ことに意欲を燃やす人が増えます。
…これがお金も物資も少ない、それらを得るために大量の時間を費やさないといけない国では…太るヒマなんて、という話になります。しかし、一方、そういう国では太っていることが一種のステータスになってたりして。たくさんイイものを食べてる、ということになりますから。
その「先進国」の先頭切ってるようなアメリカですから、以前から肥満のことは色々言われてきてたんですが…ファストフード会社が訴えられるとか、恒常的にダイエット方法・商品が流行るとか。アメリカ発のエクササイズてのも結構日本に入ってる気がします。

それではアメリカではどれくらい肥満を認識してるのか、という調査を行ってみたところ…政府統計とは明らかな「ズレ」が出てきたとのことで。自己申告してくる「体重」値がどう見ても少なく、「身長」は高く見積もってくる、と。「肥満社会になってきてはいるが、自分はそうではないと思っている人が多いのではないか」(Yahoo!:REUTERS)…という結果も発表されてたりします。
…気持ち的には分からんでもないんですが。多分、どこの国でも(いわゆる「先進国」なら)同じような調査結果になるんではないかい、と思うのですが。私だって「自分は太ってねーよなー」とか思ってても周囲からは「腹出すぎ」と言われてしまったりしてるわけで…。

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04/28/2006

毎度の酒税率変化

5/1から酒税法が一部改正され、お酒にかかる税率が変更になります。それによって影響が出てくるのが「小売価格」つまり実際に消費者が店頭で買う価格です。
今回の変更で大きいのはいわゆる「第三のビール」が属していたカテゴリ?が変化してしまうこと。
平成18年度税制改革:酒税・たばこ税(財務省)
「その他の雑酒(2)」「リキュール類」となっていた「第三のビール」ですが(それぞれ税率が違う)、「その他の発泡性酒類」となって税率も一本化されます。
…つまりは価格に微妙な修正が入る、ということになります。基本的に「その他の発泡性雑酒(第三のビール)」は値上げ、「発泡酒」は据え置き、「ビール」は値下げ、という形になります。

今回の改正では価格の是正、という動きもありました。つまりはビールや日本酒、そして焼酎、ワインなどで税率が異なっているのはヘンである、という観点からも改正が行われています(そもそも酒税改正に拍車をかけたのが外国からの『酒税価格の是正』要求だったんですが。焼酎安すぎ、という…)。そのため結果として小売価格の上がってしまう酒もありますが、逆に下がってしまう酒もあります。↑でもあげましたが、ビール三種類はそれぞれ上がるかそのままか下がるか分かれてしまっている、という結末。
日本酒(清酒)なんかは結構税率が下がります。しかしワインは結構上がってしまうような。この辺、施行後に一悶着あるかも知れません。

しかし。↑の話はあくまで「税率」の話なんで…「小売価格」となるとまた違ってきます。
「これくらいなら他で取り戻せる」と判断して、税率は上がっているんだけれども値段は据え置く、とか。今回は「幅」がそれほど大きくないので値上げしてもそれほど影響ないのではないか…という声もあったりしますんで、素直?に値上げに踏み切る業界もあります。…そこら辺はそれぞれの事情によって変わってきますんで…一円でも安いところを探し回る、という手もあります。

…まあ、でも…やっぱり「酒」と「税金」てのはどうしても切り離せないもんのようで。仕方ないのかなあ…生きてくのに必要不可欠なものではないのに万人が欲しがるもの。同じようなのにタバコがありますけど、こちらも7/1から値上げですもんねえ…。

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04/21/2006

カンヌでUDON

カンヌ国際映画祭で讃岐うどんを題材にした映画「UDON」のPRで「うどんパーティ」を(Yahoo!:日刊スポーツ)…映画祭そのものに出展するわけではないようなのですが。それでも映画関係者が多数集まる場での手打ち実演やら試食やら。世界的な展開を目指す強い意気込み、と言ったところでしょうか。
UDON

讃岐うどん、と言えば…最近は関東でも認識されるようになってきました。ちょっと前にはブーム?のようなものもあったんですが…あれほど地域と密着してる食材もないのではないか、と思ってしまいます。
例えば…喫茶店、というのは地域色を最も強く表している店の一つ。料理の内容にもその地方ならでは、というのがあるんですが…香川では当然讃岐うどんがメニューにあります。そして店、と言えば忘れてならないのがセルフのうどん屋。香川ではごくごく当たり前なんですが…関東にもありそうではあるのですが。近場に一つあったんですけどいつの間にか潰れてしまってたりして。
麺からツユから薬味から乗っけるモノまで全部自分でチョイスして取っていきます。トレイとどんぶり持ってカウンターの端から出発。そのままカウンター上で自分好みのうどんを作って最後に清算。…もちろん、たくさん取れば高くなりますが…千円超えるとなるとどんな豪勢なうどんやねん、てな具合で安いものです。
その安さは自分のところで製麺しているから。製麺所とうどん屋が一体になってる場合がほとんど。だから安い。

映画の方はそういう「讃岐うどんへの情熱」をそのまま押し出したような作り、のようです。公開は8/26。…どうかな、見に行こうかな、久しぶりに。最近映画館行ってねえし。ううむ。

…あー…でもな…最近食ってねえな、讃岐うどん。見たら食いたくなりそうな気がしてます。
一番身近なのは冷凍の讃岐うどんですか。これが冷凍、とバカにしたもんでもなく(製造元は香川県だったりします)ヘタなうどんよりコシがあって美味しかったりします。なもんで気がつくと冷凍庫に常備、という状態になってます。
ただ…私、ツユは関東のが好きで。関西のツユはどうしても合わない。そこで讃岐うどんの醤油だし風、なんて邪道な食い方が好きなんですが。

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04/19/2006

青いふりかけ

以前にどっかで見たような(ニュース番組だったかな)記憶があります「青いふりかけ」。視覚的に脳が受け入れにくいモノを食べることで食欲を抑制させる効果がある、とされています(Yahoo!:ファッションサイト)
まあ、実際にその様子↑はかなーり「食べたくない」と思わせるものではあります。ご飯に青い粉末(もちろん害はないですが)をかけて食う…というのは想像しただけでも、ちょっと、と敬遠したくなりますし。

これは「色」の効果を利用したもの、とされています。例えば病院の中の壁の色。白か薄い緑や青などの配色が好まれます。これは心をリラックスさせ、気持ちを穏やかにする働きがある、とされています。…いや、もし、病院の中が真っ赤だとかピンクに統一されていたら…ちょっと、引いてしまいそうな。なんだか落ち着けそうもないですし。逆に落ち着く必要のない場所ではそういう「色」が使われたりしています。
他にも照明の「色」にもこういう効果は利用されていたりして。白地の壁に何らかの「色」を投射することで同様の効果を得ようとしたりします。
こういうのは結構何気なく配置されているものではあるのですが、よくよく見てみたりするると意外な発見があったりするもんでもあります。

さて、青いふりかけ…ですが。これは青がいわゆる「沈静」を狙える色であるということ(赤とは正反対)と、「ご飯」に「青」という一般的には受け入れにくいイメージを複合させてダイエット、というのが目的なわけで。
…個人的には…そこまでしてやせたいもんなのかどうか、っつー疑問というか困惑というかが正直なとこ、ありますけど…そんなにご飯、食っとるもんなんかい、とか…。

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04/18/2006

北極圏の宅配ピザ

アラスカの業者が北極圏へのピザ宅配を開始、評判は上々(CNN)…まさか日本みたいにバイクで、というわけにはいかない地域。飛行機で宅配するそうです。店の名前は「エアポート・ピザ」、↑記事内の写真の看板に「You Buy! We Fly!」 と書いてあるのがなんとなくイイ感じです。さらに電話番号までも…番号がアルファベットに対応してる国ならでは、ではあります。
値段そのものは若干高めなんだそうですが、値段に空輸代が含まれていないってのもなんだかすごいもんではあります。協力してくれてる航空会社が無料で運んでくれるんだとか。…そこら辺もイイ感じではあります。

…ピザの宅配、というと…「火事のマンションに取り残された男がイヤミでピザ屋を呼ぶ」なんてのがあさりよしとおのマンガにあったりしましたが。日本だと「いついつまでに届かないとタダ」とかそういうのもあったりしますが…そこまではさすがにない…と思いますが。いくらなんでも「空輸」ですし…しかし、実際のところ…注文受けてからどれくらいの時間で届くもんなんでしょうか。
あるいは今日中にとかそういうのではなく、期日を決めておいてそれに間に合うように飛ぶ、というものなのかも知れない…? ううむ。
それに…冷めちまわないんだろーか。場所も場所ですし。アラスカですぜ。
写真見る限り保温にはかなり気を使ってるようなんですが。でも…日本みたいにバイクでひょい、という距離ではないわけで。その辺、何か独自の方法でもあるのかしらん…。

機会があれば喰ってみたいものではありますが…行くまでが大変そうですな、こりゃ。

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03/03/2006

コーヒーも値上げ

4月から家庭用コーヒー豆が値上げされる見通しとなってしまいました(Yahoo!:毎日)。大体10%前後ですから1割ほど上がる会社が多いようです…上げないところもありますが、状況が厳しいのは変わらないわけではあります。
原因は…昨今の原油高騰のあおりや円安もあるんですが、コーヒー豆の値段そのものが国際的に高騰しているから、とのことです。元値が上がっていたのではどうしても売値に影響出ざるを得ない…。

コーヒーの起源てのはいくつかあるようですが(文献に出てくるのは10世紀くらいから?)、まあ、アラブ辺りの中近東から世界中に派生…というのはまず間違いないようです。一説には酒を飲むことが禁じられているイスラム教徒が酒の代わりにコーヒーを飲むようになった、とかそういうのもあります。また、アメリカでコーヒーがよく飲まれているのは「ボストン茶会事件」がきっかけの一つになったとされています。
ボストン茶会事件てのはまだアメリカがイギリス統治下の頃。茶に多額の税金をかけるようになったイギリス本国に腹を立てた人たちが、船に積んであった茶を次々に海に放り込んだ事件です(その時はいわゆるインディアンに変装して行った)。これを機運に独立への向きが強まった…そうなんではあります。なお「ボストン茶会事件」てのは英語では BostonTeaParty と言います。…「茶会」てのは実は誤訳なんだそーで。優雅にお茶会してたってわけでもないわけで…。
ともかく、中近東から世界中へと広がったコーヒーではあるのですが(ペーパーフィルター発明したのはドイツのご夫人です)…高騰ですか。

生産抑制のあおりを受けた、という見方もできます。作り過ぎてたのでそれを見直して畑を一部廃棄した、とのこと。しかしそれがこういう形になってくるとは。
今回はいわゆる「豆」の値段で、インスタントコーヒーや缶コーヒーには影響出てないんですが…今後も全く影響がない、とは考えにくいわけで。どっかからかじわじわ影響が出てくる可能性もあります。
…しかしこの原油高騰関連の値上げ。ガソリンはもちろんチーズやコーヒーにまで波及。まだまだ何か上がってくんでしょうか…?

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02/10/2006

実は上がってます

上がってるのは…チーズ(プロセスチーズ)の値段です。買わない人、というよりスーパーなどの売り場で直接手にする機会の少ない方も多いかも知れませんが…実は、値上がりしてます。原因は世界的な乳製品高騰、オーストラリアの干ばつ、そして原油高騰などです(Yahoo!:Kyodo)
家庭用チーズ価格・容量変更のお知らせ雪印乳業株式会社
“市販用プロセスチーズ”価格改定のご案内明治乳業株式会社
Q・B・Bチーズ価格改定のお知らせ六甲バター株式会社

実は去年の11月くらいから値上げが始まってたんですが…店頭で売られてる価格に変化はほとんどありませんでした。…これは「値段を上げる」のではなくて「内容量を差額分減らす」という方向での「値上げ」を行ったためです。だから気づかない方も多かった(私もそうです)のではないか、とされています。
…まあ、「差額」と言っても一個もしくは一枚につき、ほんの数グラムの世界。そんなに気にすることはないだろ、という見方もできるんですが…ヘタするとコレがまた何か騒動に結びつきそうな感じではあります。「隠蔽した」とか「消費者に無断で」とか。理由はきちんとしたものがあるわけです。だから、新聞や雑誌などの広告に載せるとか、自社サイトだけではなくネット上で大々的に告知するとか…そういうこと、やってもよかったんではないか…と。
…大丈夫かなあ…。
なんだか、以前にあった安全性に問題が出た時のこと、思い出したんですが。またあちこちから叩かれて大混乱てなことにならなきゃいいんですが…。

それと、これはチーズだけで済むことなのかどうか、と。他の乳製品、例えばヨーグルトとかそういうとこにまで飛び火したりはしないのかな…と。チーズの原材料が輸入品だからこうなったんであって、他はそうでもないから上がったりはしないのかな…とか。そういうとこもはっきりして欲しいところではあります。

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01/21/2006

全面中止かよ

いきなりでした。…輸入再開されたばかりのアメリカ産牛肉の輸入再停止。しかも全面停止。
Yahoo!ニュースカテゴリ:米国産牛肉輸入再開
…昨日の夕方でしたか。何気なくテレビ見てたら速報で…どうなってしまうのやら。

「危険部位」としている部分(脊柱)が混じっている牛肉を発見。そして輸入停止、と。事前の取り決めではもし何らかの不備が見つかった場合は、その処理を担当した業者からの対日輸出を停止する…というものだったそうですが、今回は中川農水相や小泉首相など政府の強い意向もあって全面停止に踏み切った、とのこと。
米国への「非難」はもちろん出てくるんでしょうけど…それでも日本政府に対する「対応の遅れ」だの何だのという「批判」も出てきそうな。今回の措置は早い部類に入ると思うのですが…まあ、叩きたい人たちは何があっても叩くもんですから…しゃーない、と言えばしゃーないのかも知れません。

…やはり管理に対する認識の違いなのかな、とは思いますが。日本では全頭検査が標準で行われてますけど、向こうでは数の問題やBSEの発症期間に対する考え方の違いなんかもあって(ただのメンツの問題という声もありますけど)全部はやってません。
よく考えてみたらアメリカの人たちはどんな牛肉喰ってるんだろう…という素朴な疑問もあります。他国が受け入れてくれない肉を平気で食えるもんなのかどうか、と。米国内でのBSE関連からの発症例も実はかなりの数ある(公式には2例のみ)、という説もあります。…どうなんでしょ、例えば米国内でも牛肉の消費が減っているとかそういうことはあるんでしょうか…。
今回の件も「別に問題ねえだろ、うちでは大丈夫なんだし」という考え方の違いからのミス?ということになるのではないか、と…。

なお、こういう危険部位の調査は輸入された牛肉全部でやるわけではありません。箱で輸入されてくる牛肉のうち1割程度が開封されて調査されるそうです。…全部開けてたら時間も労力もとんでもないことになります。もし全部検査する、となったらまたそれはそれで考えないといけないわけですが…そっちまで行くんでしょうか。それとも…。

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12/30/2005

お酒は楽しく

周囲に迷惑をかけないようにマナーは守って。さもないと孤島に置き去りにされますよ(Yahoo!:Kyodo)…てのは、ちょっと違いますか。別に「孤島」というわけではないようですし(んでも「砂漠の島」ではあるようなんですが)…でも、乗務員にここまでさせた酔っ払いてのも。
飛行機はチャーター便で乗客210人、ということは定期便ではないので、何かの会合とか…あるいはカナリア諸島行きの人を集めた便だったのか。いずれにしても…この数だったから取り回しできたのかも知れません、が…。

しかも降ろした直後他の乗客から喝采を浴びた、てぇのも…。

日本でもよくありますけどね、特にこの時期は。忘年会だぁ、新年会だぁ、で。
酔っ払いてのは酔ってる当人は(少なくともその瞬間は)すげぇイイ気持ちなわけで。醒めてしまってから青くなる…というのはよくあるパターンではありますが。それでも醒めても一切合財覚えていない、だからなんでオレ、こんなとこで寝てるんだ…というのもよくある話ではあります。この時期、特に最近は冷え込みがキツいんでそこらで寝たりするととんでもないことになったりしますが。
日本の場合は酔っ払いには結構寛容なんですが。しかし欧米はかなーりキビしい対応なんだそうで、もし、そっちへ行く機会とかそういう方たちと呑む機会があるようでしたら注意が必要です。「酒入ってるから大目に」は通用しません。下手するとそれまで苦労して積み上げてきたもの、全部を自分でぶち壊すことにもなりかねません。

しかし、普通の「酔っ払い」ならまだいいんですが。中には病的に暴力やら絡みやらを繰り返す人もいます。こういう人ほど普段はとても大人しかったりするんですが…性格的に酒に飲まれやすいのか、甘えが入ってるのか…とか色々言われますが本当のところは当人にしか分かりません。酒を呑むことで一種のスイッチが入っちゃって後はもう、どうしようもなくアルコールが身体を駆け巡る…てな体質?かも知れませんし。
↑のアイルランド人もそーいう人だったのか、どうなのか。
地元警察の事情聴取後、さらに二日後にカナリア諸島へ向かったそうですけど…まさか、また呑んでから行ったりしてねーだろーなー…。そうだとしたら、また同じことの繰り返し、てことも…。

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12/09/2005

ついに再開しますか

2003年から輸入が禁止されているアメリカ・カナダ産牛肉の輸入を再開へ(Yahoo!:YOMIURI)Yahoo!ニュース国内トピックス:日本のBSE対策
「生後20ヶ月以下」「危険部位を除去」という「条件付き」ではあるのですが。早ければ年内にも日本にアメリカ産の牛肉が届く、とのこと。なお…日本産牛肉もあっちへの輸出が再開されます(Yahoo!:Kyodo)。こちらも早ければ年内に輸出が再開…なんだかお互い様、みたいなことになってます。

年内「輸出」開始は、ひとまず置いておくとして…実際に関わってきそうなのは年内「輸入」開始の方で。
あっちこっちの調査では基本論調が「誰があんな肉食うか」というものになってます(ざっと拾ってみただけで輸入再開反対が50%~75%と、まあ、なんだか幅の広い返答)…当然、と言えば当然なのかも知れません。狂牛病(BSE)対策と言って全部の牛の検査やってる国へ、一部しか検査してない国からの輸入、ですから。不安は当然残ってしまいます…。
ニュース番組なんかでもやってましたけど、イヤなら買わなければいいわけで…精肉としてのアメリカ産牛肉は簡単に「拒否」できます。産地の明記が義務化されてますから…間違いやヘンな偽装でもされない限り、スーパーでアメリカ産を買ってしまうことはありません。しかし外食産業はちょっと微妙ではあります。実は外食産業に産地表示の義務化はまだありません。つまり現時点において「使う」「使わない」とファミレスや牛丼屋数社が言ってるのは店側の配慮、ということになります。法的に「示せ」となってはいない…。
そして「材料」としての牛肉となると。こちらは「50%以上使用している主な原材料」に関しては来年秋に原産地明記の義務化が予定されてますが…例えば旨みのためのエキス使用であるとか。最近はほとんどが牛から豚もしくは鶏へと変更されてはいますけど、もちろんエキスだけではなく他にも色々と使用用途はあります。…肉としての使用だけではなく、直接実体が確認しにくいのでそういうとこ、気になる…と言えば気になります。
実は今回の再開、向こうに不備があれば再停止もあり得る、となってます。日本向け処理工場(そんなんがあるらしいですな)の視察とかもやる、となってますけど…どうなんでしょう。

そもそも「アメリカ産牛肉は危険だ」ということならアメリカの人たちは何食ってんだ、てなことになります。数も尋常ではない…という見解も、まあ、なんだか分かるような状況。だからと言って無条件で受け入れるわけにはいかないんですけど。肉を食い慣れてる人たちだからって確実に「安全」なモノ喰ってるとは限らない…。
輸入再開そのものは限りなく灰色ではあるんですけど、まあ、仕方ないか…というのが個人的なトコではあります。が…輸入再開されてもしばらくはスーパーに並んだりはしないんじゃないのかなあ、とか。誰も買いませんよ、こんな状況じゃあ。仕入れる側も考えるでしょうし。となると…「来年1月からでも使います」と言い切った某牛丼屋さんか…輸入したはいいけど買い手がつかなくて値崩れ起こしたところを原材料送り?となるのか…。
もうちょっと、全頭検査や年齢認識に対する世界的な統一見解みたいなもんが欲しいところなんですが。そうでないとドコまでが「安全」か、ちょっと分かりにくい状況に日本もアメリカも陥ってるような気がするんですけど…無理かなあ、食品てのは各国内や各国間で色んなしがらみがあるもんですし…。

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11/21/2005

…さすがに、寒い

ここんとこ関東地方でも12月上旬並だとか12月中旬並だとか、そういう寒さ。たかだか一ヶ月も先ではない寒さなのに一気に冷え込んだせいか、余計に寒く感じます…寒さには強い方なんですが。私。それでも…ここまで来ると、さすがに。もっとじっくり?気温が下がっていくんならそうでもないんですが…なんだか風邪っぽいですし。
さて、こういう季節になると出てくる話題の一つが…鍋。
季節、というか気温によって例えば何度以上ならビールの売れ行きが伸びる、あるいはこの温度ならクーラーが…なんてのもあるんですが、こういう指数もあります。→鍋物指数(Yahoo!)
で、関東ではこれが急上昇(Yahoo!:YOMIURI)、と。

これは簡単に言えば「鍋物が食べたくなる」度合いを気温と風速から出した体感温度と湿度などから割り出したもので。…まあ、季節感をあおる?ような「ああ、もうそんな季節か…」と思わせるのが目的なような。お遊び…とまでは言いませんが、それほど目くじら立てるほどのものではないようで。
しかしこれが結構色々と表しているのが面白いところではあります。
これとは少し違う「仕入れ指数」のことも↑の記事には出てます。一例として気温が15℃を下回ると鍋物の売れ行きが伸びる、という…これもまた面白いところではあります。季節、というよりもそういう「条件」次第でその時期を代表するいわゆる「風物詩」が決まってしまうような、そういう状況。昔からの何か…というだけではなく意外な「何か」が今後は出てくるかも知れませんし。

ところで…関東は「寒い」だけで済んでるんですが。北海道や本州の日本海側は雪まで降ってます。結構本格的な降りのようですので…どうか、お気をつけて。

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10/16/2005

ビールの復元と…

キリンビールが江戸から明治にかけて製造された三つの「日本最初のビール」を復刻(Yahoo!:毎日)
文化年間のオランダ商館長ヘンドリック・デゥーフ(ズーフ)の文字通り「日本最初のビール」、嘉永年間の蘭学者川本幸民の「日本人が初めてつくったビール」、明治のアメリカ人ウィリアム・コープランドが「日本で初めて量産したビール」…商品化も検討中とのことで。一度飲んでみたいものではあります。

…この中で、気になったのが「ヘンドリック・デゥーフ」、誰だったっけかなあ…とか思ったらあの「ズーフ・ハルマ」のデゥーフ。
この方は日本に11年間滞在してました。…もちろん当時の日本は鎖国してましたから、観光なんぞではなく。1799年から長崎は出島のオランダ商館長だったんですが…在任中にナポレオンが彼の本国オランダを占領。なんと地球上でオランダ領は出島だけ…という目にあってしまいました。
「出島」は今では埋め立てられて島ではなくなってますが、その場所に「ココからコノ大きさで」なんて観光案内版みたいなのがあります。狭いです。よくこんなとこで我慢できたよなあ…というくらい狭いです。

だから、本国で飲んでいたビールを再現してみたんではないか、と。
そしてこの人は蘭日辞典も作ってます。それが「ズーフ・ハルマ」で「ズーフ」は彼の名前。「ハルマ」は「フランソワ・ハルマ」というフランス人のことで、この人は「蘭仏辞典」を作った人。…実は「蘭日辞典」を作る際、あっちこっちから採取してきた無数の単語をいちいち並べ直して訳をつけて編集して…とやると非常に手間がかかる。そこでこの「蘭仏辞典」のフランス語を無視して(どうせ読めないし)オランダ語だけを別に写していって、そこへ日本語訳をつけていけば手間がはぶける、という方法がとられました。なんせ辞典ですから整然と単語が並んでます。集めた単語を整理しなくていい。それで名前が「ズーフ・ハルマ」になったわけで。
実はこの作業、稲村三伯(海上随鴎)を筆頭とする当時の蘭学者たちがすでにやってました(1796)。それが「波留間和解」で、こちらは江戸で作業してたので「江戸波留間」と呼ばれたりしてました。対してデゥーフの方は「長崎ハルマ」と。

…もちろん他にも色々やってたんではないかと思いますが。ビールや辞典だけではなくて。絶望の極致だったんだろうなあ…故国がないんですから。
その後ナポレオン失脚によってオランダも解放、ようやく憧れの故郷へ帰ることができたのですが…出島に出入り可能な長崎遊女との間に息子をつくっていました。もちろん母子をオランダに連れていくわけにはいかず、長崎に残りました。名前は丈吉で、後に苗字が許されて道富丈吉。

…なんだかなあ、江戸時代の話になると、どうも長くなっちまう…いや、ビールの方は販売されるようなら、ぜひとも飲んでみたいんですけど。

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10/13/2005

正に「中国四千年」

中国・黄河上流域青海省の約4000年前の遺跡で世界最古の「麺」が出土(Yahoo!:JIJI)、メンてのはやわらかいので発掘されることがほとんどなく、今までは約2000年前にできたのではないか、とされていたとのこと。

日本でも中国でもアジアでも麺は食べますが、イタリアでも麺は食べます。基本的に小麦粉を使って作られるこの食品は、中国が発祥の地とされています。小麦粉の栽培が始まったのは紀元前7000年頃の古代メソポタミア。それから中国へと。食品を加工する技術てのはその食品と一緒に広がって行きますから、小麦の栽培技術とともに広がって行った…とされています。
シルクロードを経由して西へ東へ。イタリアのパスタと日本のうどんは元は同じだった、とされています。

しかし…今回のものは小麦ではなくアワやキビを使ったものだった、ようですが。シンプルな製法なので現代のものとそれほど変わっていないんじゃないのか…と思います。麺、てのは奥が深くて極めようとすればするほど難しくなる(なんでもそうですが)もんなんですが、簡単でいいなら誰でも作れます。小麦粉・麺棒・練る場所さえあれば。適当に小麦粉に水か卵か入れて、適当にこねて、適当に練って、適当に切るか伸ばすかして茹でれば「麺」が出来上がります。
考えてみたらとんでもない発見・発明のような気もします…だから世界中に広まったのかも知れません。

ところでイタリアにだけパスタがあるのはマルコ・ポーロが東方より麺を持ち帰ってきたからだ、という説があるそうで。たしかになんで麺文化の少ないヨーロッパでイタリアだけ、麺の系統の料理があるんだか…と、ちょっと疑問ではあります…。

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10/05/2005

再開してみても

米国産牛肉、年内にも輸入再開か(Yahoo!:Sankei)…2年ほど停止していたアメリカからの牛肉輸入なわけですが…原因はいわゆるBSE(狂牛病)感染牛に関するコト。日本よりはるかに多く感染しているのではないか、管理体制が甘いのではないか…といった問題。

BSEとは簡単に言えば牛の脊髄や脳の中に異常な物質が蓄積されて、異常な行動を起こすようになってしまう病気。脳みそがスカスカになってしまうケースもあり、無論のこと治すことは不可能。一部で誤解されているように病原菌の感染によるものではありません。
が、これは牛だけではなく、食肉としてその「異常な物質」を食べてしまうと人間の脳にも悪影響が出る、ということが分かり大問題になりました。しかも発症するまで時間がかかり(十何年とか)ドコの牛を食べてそうなったのか、判明しにくい。さらに牛を処理する際に脊髄が飛び散る可能性のある「背割り」を実施している場合だとか、牛の年齢の問題だとか。そして出荷する牛全てを調べる「全頭検査」の是非など…。

…しかし…輸入再開ったって↑こういう問題が解決したわけではないようなのですが。
引用記事を読む限りでは「まあ、相手も数が多いから感染例も増えるんでしょうし」とも読めますし。そりゃ、感染している牛がいるのは分かってるんですが。日本でだってまだ出てるんですし。肝心なのは「じゃあ、こういう対策をして、感染牛を排除しますんで、輸入再開しましょう」ということではないか、と。例えばアメリカが検査やらないんなら日本から出向いて行って、向こうで検査に合格したものだけを輸入するとか(…イヤミですな)。

このまま再開に持ち込んだとしてもなー…なんだか今のままでは売れないような気がしますが(精肉としては、ということで。原材料なら分かりません)。一部の牛丼愛好家とかは別かも知れませんが…。

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08/13/2005

あくまで目安

厚生労働省から「妊娠中の女性のマグロの大量摂取は避けて」との発表が(Yahoo!:Sankei)。別に「食うな」と言ってるわけではなく、あんまり食べ過ぎないで…むしろ長い間たくさん食べるのはやめてね、ということです。一時に大量に食べるよりも長期間の摂取の方がヤバい、となってます。
妊婦への魚介類の摂食と水銀に関する注意事項の見直しについて(厚生労働省)

なんでマグロがアカンのか。大まかなとこで言いますと、食物連鎖の頂点付近にいる動物は、食ったものから栄養と同時に有害な物質も受け取っていくことになります。それが何度も何度も繰り返されると体内にその有害な物質が貯まっていくことになります。で、ニンゲン様がそれを食うと…さらに凝縮された有害な物質を体内に取り込むことになってしまう、と。
マグロの場合は「メチル水銀」という物質。本来は体に必要ないもんなので、一般の人なら少しずつ体外に排出されてしまいます。だから一回の食事でマグロ食いすぎても問題はなさそうです。が、それを毎日毎食続けるとヤバイかも、ということです。
特に妊婦がこれを長期間にわたって摂ると胎児へ良くない影響が出る可能性があります。体内への蓄積、というよりも脳が成長する過程にこれが体内へ入ると良くないことになる可能性が…ということのようです。だから、小さい子供の過剰摂取もあんまり良くないそうです。

マグロに関してはアメリカなど他の国でも「妊婦の摂取は控えるように」という発表がなされていました。が、日本では2003年にこういう魚介類はちょっと控えてくださいよ、という発表がなされました。…挙がってきた魚の中にキンメダイが入ってて、いきなり影響が出て売れなくなった→厚生労働省があわてて「いや、食うなと言ってるわけではなく」と釈明会見した…なんてなこともありました。今回もそういう影響が懸念されててかなり慎重な発表になってます。そもそも魚介類は栄養的にも優れているので、そういう意味では食べた方がいい食材。昨今の魚離れに拍車かけてどうする…と。
…そのせいかどうかは分かりませんが、実は2003年の発表の時にはマグロが含まれてませんでした。で、今回はあくまで目安案ですが…マグロが追加されるとのこと。この辺、どうも、なんかウラがあるのでは…という声もちらほらと。

なお、マグロだけではなく今回は「イルカ」も入ってます。…どこで食うんだ、と思うかも知れませんが。調査捕鯨だけで足りるわけないのでいわゆる「クジラ肉」てのは「イルカ肉」だ…という話もありますけど。さて。
ちなみにイギリスではヒジキにも有害物質が貯まってる、とされてましたが…あれはどうなったんだろう。食物連鎖ったって実際は複雑怪奇に関係が絡みあってるんで、頂点付近にだけ気をつけてりゃイイ、というもんでもないようです。

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08/05/2005

…ウマイのだろうか

ビールそっくりの「こどもびいる(もちろんノンアルコール飲料)」が大人気(Yahoo!:Kyodo)…中身?は南米産ガラナ由来の飲料らしいのですが。「ガラナ」のラベルを「こどもびいる」に張り替え「びいる」っぽく改良した飲み物、とのこと。そう言えば「ガラナビール」というノンアルコール飲料、どっかで聞いたことあるような…。

ノンアルコールのビール風飲料てのは結構あったような気がします。外見は某アメリカ産ビールにそっくりなやつだとか、名前もずばり「ルートビアー(これはショウガ…だったっけか)」だとか。黄色っぽくて泡立っていれば結構それっぽく見えたりしますんで、「ビール」の名前がついていたりするのは昔からままあることではあります。…飲み物じゃないですけど「ウィスキーボンボン」なんてのもあります。
最近は…「ビール」とかアルコール系の名前をつけるのに抵抗あるようですが。そりゃ、子供向けに「まんま」なネーミングはヤバいかも知れません。

まあ、「こどもびいる」てのはシャレとしては上等な部類に入るのではないか…とは思うのですけど…なんか、どっかから無粋な横やりが入らなきゃいいんですが。「子どもにびいると名のつく飲み物を飲ますなんて!」とか「これで飲酒に興味持ったらどうするんですか!」とか。親がしっかりしてりゃそれほど問題はないと思うのですけど。

それでも実際問題として…ウマイのだろうか、てのはあります。リンゴ味のような、ですか…ううむ。呑み慣れてるオッサンからしてみればビール味を期待して肩すかし、てなとこになるんでしょうか…。

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08/01/2005

やり方色々

ハンバーガー大手二社で「食育」啓蒙へ(Yahoo!:Sankei)…いわゆる「ジャンクフード(失礼)」とされてきたハンバーガーですが。昨今の「食育」ブーム?を受けて逆に好機と捉えたようです。

「食育」…とはただ栄養を摂取するためだけの「食」ではなく、例えば食事を摂る際の環境。コミュニケーションの場としての食事、とか。業者の方には安全で信頼できる食材提供を求める…など、ただただ「食う」だけではない「はぐくむ」ことを「食」に求めて行こう、という動きです。
実際に先月「食育基本法」という法律まで施行されてます。
背景にはやはり経済的なゆとりというものも大きいのではないか、と。馬車馬のように働くことが美徳だった昭和三十年代以降は「早食い」は特技の一つでした。敵がいつ襲ってくるか分からない戦場ではできるだけ早くメシを食ってしまう必要がある…!
…とかそんな風にも言われてました。まあ、余計なことに時間を割きたくないというのもあったのかも知れませんが。「食う」と「寝る」時間てのは結構なおざりにされてました。

それが国民にもゆとりができて。そしてお金も増えて(正確にはお金の価値が上がって)。食うことを楽しむことができるような風潮もできあがってきてます。そこへ「早く食うためだけ」「栄養がない」と「食育」とは正反対の位置にいたハンバーガー産業が参入…というか啓蒙活動へ、と。
ホント、やり方てのは色々あるもんだなあ…とか思ってしまいました。

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07/24/2005

…余計なお世話ですが…

技術的にはすごそうなんですが。
数秒間電気分解しただけでビンテージワインと同等に(Yahoo!:中日新聞)…ビンテージワインは数年間とか十数年間…いや、それ以上寝かせることによって芳醇な香りだとかまろやかな味わいだとかが楽しめるようになったワイン。もちろん値段がとんでもないものになるんで、手軽に楽しみたい方にはオススメできません。マニアというか「通」な方々が楽しむものではあります。
そういうのが数秒で出来上がる、となると。…技術的にはすごそうなんですが、ホント。

…しかし…どうなんだろう、と。本物どうこう、と言い出したらきりがなさそうなんですが…実際に年月重ねてきた「何か」までそれで再現できるのかどうか…とか。
実際にそーいうビンテージワインなんぞ呑んだことないので、どーいう味か、普通に売ってる安いのとどこが違うのか、とかそーいうことまでは分からんのですが(ということは仮に↑のワインを呑むことができても違いが分からないわけで)。…やっぱり「まがいもの」扱いされてしまうんではなかろうか、技術としてはすごいもんなんでしょうけど…認められるもんなんだろうか、と、なんだか余計?な心配までしてしまったりして。
一つの技術が評価されて定着してく、というのは場合によってはとてつもなく年月がかかることもあります。
これもそういうのになるのかな…どうかな。飲酒てのは「娯楽」の範囲に収まる、という言い方もできますんで(生きてくために最低限必要ではないわけで)、なおのことではないか、と。

ただ、専門家ではないんで詳しくは分かりませんが、元記事では他の技術に生かすこともできそうな書き方でした。そういうワイン以外のところでも何か、役立つものならいいなあ…と、そう思ってる次第ではあります。

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07/21/2005

今日は夏の土用の丑の日

というわけで…いや、どんなわけだのウナギ( Anguilla japonica )の話です。
日本で蒲焼きになるウナギのほとんどは養殖物ではあるのですが。養殖、と言っても種親を用意して卵を産ませてそこから殖やす…という「完全養殖」ではありません。2003年に三重県の水産総合研究センター養殖研究所で成功はしているんですが、商業ベースに乗せるまでにはまだ、至ってません。…ということで河口でウナギの幼魚・シラスウナギを捕まえてきて育てて売ることになります。
そのシラスウナギの値段が高騰、過去最高に?(Yahoo!:Kyodo)…まだ「過去最高」ではないようなのですが。このままいくと…ということのようで。今年の夏の土用の丑の日は7/28ですが…その頃がやはりピークとなるようです。

ちなみに…「土用の丑の日」とは「季節の終わり18日間にある丑の日」という意味。
五行思想の流れを汲んで、春=木、夏=火、秋=金、冬=水、と季節に四つを当てはめ、残った土を季節の終わり18日間に当てはめてます。つまり「土用」とは一年に四回あることになり、「立秋(秋の始まり)」の前18日間が「夏の土用」となるわけです。「立秋」は毎年変わりますが、今年は8/7。…すでに「夏の土用」に入ってることになり、十二支で「丑」にあたるのが7/28、というわけです。だから今日7/21は「夏の土用の午」。
なお、土用は18日間ですから十二支が一巡してしまう場合があります。そうなると「土用の丑」が二回ある…なんてこともあります(二の丑)。

…今年はシラスウナギが不漁なわけであれだけ値段が上がってるわけですが。念のために申し添えますと…シラスウナギをどっか河口とか海とかで見つけて(相手は数センチ単位ですが)、無許可で獲るのは法律違反になります。たしか罰則もあったような。漁業権とかそういうのが色々と絡んでいるものなので…もし見つけても勝手に獲ってはいけません…ということで。

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07/17/2005

利用されるかどうかは、別?

農林水産省はレストランなど外食産業にも材料などの明記を促す方針を固めました(Yahoo!:YOL)。スーパーなどで、肉や魚などの生鮮食品で表示されている「○○産」。これをレストランなどの原材料品名でも表示してもらう…ということです。早ければ今年秋にも実施されそう、とのことですが…さて。

産地の表示、というのはいわゆる食の安全から考えると非常に重要なもので。最低限、どこから来たのか(あるいはダレが作ったのか)が分かるだけでも一種の「安心感」が得られますし、調べようと思ったら自分が食ったものをトコトン調べることもできます。そういうサイトの普及も進んでますし。
ただ…「調べようと思ったら」てとこがミソで。
「○○産」という表示見ただけでドレが安全なのか分かるものなのか、とか、「この野菜は○○さんが作りました」と見知らぬ人の名前を出されたりしても意味があるんだろうか、とか(何回も名前出して覚えてもらって…ということなのかも知れませんが)。そういう方面の専門家とかそういう立場の人は別として…一般人にどれだけそういう方面へのこだわり?を納得させられるのか…がどうも今ひとつ。
普通に買い物する人が「○○産」というのを見ただけで「あそこは最近農薬の制限が緩いから…」とか「天候不順な地方だから…」とかそういう見方で買ったり買わなかったりするもんなのかなあ…と。私は安けりゃイイ、あんまし違いなんかねーよ、てな人間ですんでなおのことよく分からない。

「安全」はもちろん重要なんですが、「安全を確認できる道具」だけ手渡されて「説明書」は見せない、てのもどうかと。自分で調べろ、色々失敗して身に着けていくもんだ…てな意見には大いに賛成ですが、普通の人がそんなことやるかどうか。ほとんどの人が途中であきらめちゃうんじゃないでしょうか? 覚悟がある方々は別として。
言い方悪いですけど…「安全性を確保するために」という取り組みが空回りして、ただのポーズになってるような。欧米など外国では当たり前、てな免罪符はもう使えないと思いますし。
選択の幅広げてみるとかどっかに教育の場を設けるとか。やり方はまだまだいくらでもあると思うんですが…。

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05/29/2005

まだあります

昨年末に大手ビール会社3社が撤退した「ビール券」、唯一発行してるサッポロの今年1月からの売り上げが前年同期比2.7倍増(Yahoo!:毎日)。以前にも書きましたが、これはビール(発泡酒等含む)の価格が「希望小売価格制」から「オープン価格制」へと移行したことのよるもの。つまりビール券に載ってる「大ビン二本」などの値段が正確に決められないためビール券そのものの値段が決まらない…ということです。

使ったり見たりすることのある人、というのは結構いるのですが…機会がないと全く見てない、という人も多そうなビール券。景品や贈答品として結構あちこちに出回っているのですが。ビールだけではなく酒類が買えたり、店の商品ならどれでも、というところもあったり。金券ショップでも多数取引されてますし。
それがサッポロ一社を残して撤退、というのは前述の通りです。
個人的には何かで使ったりするわけでもなく(手に入ったら使うでしょうけど)、別になくなっても「あ、そうか」で済んでたのですが…ここんとこの商品の低価格化(酒に限らず)とかそういう事情も絡んできての廃止、となると、ちょっと興味のあるものではあります。…しかも、てっきり全社撤退、ビール券は在庫はけたら消えてなくなる運命…とか思ってたもので。まさか(失礼)残ってる会社がまだあったとは…。

サッポロは一大キャンペーンを張る予定のようですが。ただ、このビール券、偽造が容易なのと真贋の判別が難しいので(普段から見慣れているわけではないので…)ニセ物も出回っているんだとか。そっちの方も対策が必要なようです。

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05/05/2005

3個パックで100円ほど

国産の大豆高騰&原油高騰で納豆メーカーがピンチ(Yahoo!:毎日)。「高品質」のならともかく普通のなら3個1パックで100円するかしないかくらい。場合によってはそれ以下の値段で買えることもある納豆ですが。

ピンチの原因の一つに「国産大豆」てのがあります。輸入物の方が値段が安いのですけれど、様々な問題やらあつれきやらがあって、現在では多少高くても国産の方が人気が高いんだそうで。納豆てのはパックに「遺伝子組み換え大豆は使用していません」という表記をいち早く採用した商品なんではないか…と個人的には思ってます。遺伝子組み換えうんぬんてのは最近ではあんまり聞かなくなってきましたが、少し前までは結構出回ってました。害虫がつきにくい、病気になりにくい、などなど。しかし…時期が早かったのか、早々に減ってしまっています。
…で、その外国産大豆ですが…。
これを輸入して納豆作ればいいんではないか、となりますが…実際には↑のようなちょっと消費者から敬遠されてしまいそうな要素もあり。さらにはどんなものを使用しているか、ドコのものか、などの最近の食品の表示方法の徹底もあってやっぱり「国産大豆使用」の方がイイ…という状態。出して売れんかったら困りますがな、この状況では。
さらに…原油高騰によるパックの値段上昇。昔のようにワラづとで…ってなわけにもいかず。さらに値段が上がってしまいますがな…。

最近は色々と種類も増えてきて選ぶ楽しみ?みたいなものも出てきてる納豆。しかし最大の魅力はなんと言ってもその安さ。最低限コレとメシさえあったらどうにかなる…てのは納豆とタマゴくらいのものでしょうか。しかも火を通す必要もなく、かき混ぜるだけで一食になる、となると…。
…大豆の高騰となると豆腐もヤバいんだそうで。米と違ってあんまり見る機会のない「大豆」ですけども。実は結構色んなところに関わってきてるものです。

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04/03/2005

たこ焼きのたこ

その昔は明石でしたが。今はモロッコ(外務省)となっています。食感などがたこ焼きに適している…とのことですがこれもまたヤバい状況になってきてます(Yahoo!:Sankei)

タコなんかどこのでも同じ、と言えばそれまでですが。たしかに「種」としてのマダコは「同じ」と言えないこともないのでしょうけど、実際は細かい差異が出てくるもので。…これはタコに限った話でもなく産地による差、があるためにどこそこの何々が最高だ、なんて言い方が成立してしまうわけです。ついでに季節だとか捕獲方法なんかも加わるとそれこそ千差万別。「種」は同じでも全く別モノになってしまったりもします。
モロッコのタコに関しても長年に渡って日本のタコの代替品(失礼)を探した結果のこと。一年や二年でホイっと見つかったもんではありません。それが…あまりに乱獲が過ぎてついに「全面禁漁」を宣言。これは恒久的な措置ではないようですが、それが単発的にでも輸入してる日本にとっては打撃になってしまいます。
さらに日本の漁船が出かけて行って獲っているのではなく、現地の漁師から買い上げる形。あまりに頻繁に禁漁となると現地の方にも影響が出てきてしまいます。

↑の元記事には去年の4月まで8ヶ月禁漁だったとのことですが…今は解除されてるんでしょうか…?
仮に解除されてた、としても…状況的にまた禁漁になるのは火を見るより明らか。で、すでに代替品(失礼)の代替品(失礼)を探し始めている様子。一ヶ所から集中的に獲るんではなくあちこちから…という方が資源的にはイイのでしょうけど、コストや品質保持から考えたらあんまり。さらに「世論」とかそういうのまで絡んできそうです。
実は日本には以前、東南アジアである種のエビを絶滅させた経歴があります。そういう事態にまでは行って欲しくないのですが…でも、一旦始めたことを簡単にチャラにするわけにもいかず。なんとかうまい解決方法が見つかればいいのですが。

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03/07/2005

即食うな、というわけでもなく

世界保健機関(WHO)と食糧農業機関(FAO)の合同専門委員会が、食物に含まれる化学物質「アクリルアミド」の含有量を低減すべき、と発表しました。→食品中のアクリルアミドについて(独立行政法人食品総合研究所)
アクリルアミドは2002年にスウェーデンの研究機関が「高温で加熱・製造した食品」に多く含まれる、と発表した物質で、発がん性があるのではないか…とされていますが、まだ完全には解明されていない物質です(例えば土壌改良剤などにも使われているらしいので、そっちからの蓄積はどうなのだ、とか)。

「例」としての食品にポテトチップスやフライドポテトというのが並んでますが…どれくらい食ったら「がん」になるのか(そんなのがはっきり出てる食品なんざありませんが)とか、含有量を増やさない工夫は…とかそういうのはまだ、出てません。
今回は「ヤバいかも知れんから気をつけてね」程度の警告のようです。
そもそも「発がん性」物質というのが結構あいまいな代物で。食ったり吸い込んだりして体内に入れたら即がんになる…なんて物質はまず存在せず(人工的に作ればありそうですけど)、あくまで「食ったらがんになりやすい」という物質です。…それでも聞いた印象やらイメージやらはあんまりよくはないわけで。しかし可能性はあるわけで発表していってみんなに注意を促さないといけない。
その辺が難しいもんなんですが…。

なんだかイモ料理が敬遠されそうな気もしますが。…でもまだまだ他にも「アブナイ」食品てのはあるわけで。言い出したらきりがないかも…。

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02/27/2005

そりゃ、販売停止にもなるだろ

とは思うのですが…車に轢かれて死んだ動物の形したお菓子、販売停止へ(excite:REUTERS)。場所はアメリカ。いわゆる「グミ」と呼ばれるゼリー…というほどではないのですが、ガムほど硬い噛み心地ではないお菓子です。結構ハマってしまう人が多いという話も聞きますが。→販売元:Kraft

そのグミの名前はまんま「ROAD KILL(MCTwholesale)」というもので…どれだけ「グロい」ものだったのか、とかそういうところはちょっと分かりませんが。意外とマンガちっくにかわいく?仕上げてあったのかも知れません。が…それでも動物愛護団体にはやはり許せないモノだったのか…?
「轢死体」とかリアルに書かれたら誰だって買わない(それでも買う人は買うかな…結構スゴイ形のもあるんだそうで)わけで。しかし…例えばあの「ハリー・ポッター」でだってかなり「ヤバめ」な内容のお菓子が出てきてたりして。いわゆるジョークの中、ということで済んでしまう…ということだったのかも。

でも日本じゃまず無理だろうな、口に入れるモンをそういう形にするってのは…キャラクターもんとかだったりしても拒否反応、強そうだ…。

それでも今回の発端となった「動物愛護団体」がアメリカのではなくてニュージーランドの、というのがミソなのかも知れません。こういうことに敏感そうな。そんな気がするのですが…。

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02/19/2005

やっぱり命は惜しいか

佐賀県嬉野町の「フグ肝特区」申請に対して国が却下。…その「論戦」が長期化の様相を呈しているようす(Yahoo!:YOL)。フグ(トラフグ)の毒を「無効化」した、とされている長崎大の研究に基づく特区申請なわけですが…国は「まだ確定してないから無理」、町は「需要もあるし、十分に証拠もある」と反論。

簡単に言えば、フグの毒(テトロドトキシン)ってのは神経をマヒさせてるようなもんです。特に呼吸器系への影響が大きく、その機能がじょじょに停止…死に至ります。ちなみに首まで砂浜に埋めておくといい…てのは迷信で、効果ありません。
トラフグは主に肝と卵巣にこの毒があり、さばくには「フグ調理師免許」が必要です。素人がさばいて食って死んでしまった例は今でも後を絶たないようで。種類によって毒のある場所が違うもんですから、やはり専門的な知識が必要になります。…無毒のフグ、なんてのもいますけど…基本的に素人はさばかん方がいいと思うのですが。

さてこのテトロドトキシン、実はフグが自分で作ってるわけではありません。ある種のバクテリアが作ってます。今の「定説」ではフグがその成長してく中でこのバクテリアを持つ動物(ゴカイとかヒトデとか)を捕食。バクテリアを取り込む。毒作る。…を繰り返すことによって体内に毒を蓄積させていっている…となっています。実際に長崎大が行った「完全に外界からフグを隔離して飼育」した実験では毒のあるフグは出てこなかった、とのこと。
…これを応用して内陸でフグを養殖する…てのをどっかで見たように思うんですが。長野とか埼玉で専用の海水をろ過して循環させて専用のいけす(プールみたいなもん)で養殖。エサの量も完全にコントロールできるんできっちり水も循環してく…とか何とか。

つまりは「無毒のトラフグ」を作ることに成功、じゃあこれで町の名物に…ということだったんですが。
内閣府「まだ実証しきってねーだろ、これくらいじゃ。もし誰か死んだらどーすんだ」
嬉野町「データは揃ってる。毒のあるフグは出てこない。あんたら人の話聞かんかい」
と真っ向から対立。…分からんでもないんですが、両方とも。

でもなあ…実際問題として仮にスーパーなんかに「フグ特区産:トラフグ無毒肝」てのが出回ったとして…平気で買えるだろうか? 医者とか待機させてから食ったりするんじゃないだろうか? と。でも今、こうやって無毒の肝もある、と少しずつでも定着していったら。もしかしたら…20年とか30年とか経ったら「フグ無毒肝」てのが普通に食べられているかも知れない…でもなあ…現時点では…やっぱり命が惜しいかなあ。

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02/11/2005

一日だけふっかつ

今日でちょうど一年となる「吉野家牛丼販売停止」、そこで今日一日限り牛丼が復活(Yahoo!:Kyodo)吉野家D&C

私は食ったことない(似たよーなのは食ったことありますが吉○家とか)ので、それほど食べたいとか思わないのですが。しかしなんだか「牛丼命」だった方々には無上の喜びなようで。11時の開始と同時に行列ができる店も多数、とのこと。…そこまでして食いたいもんなのか…。
それでもいささか下火になってきてるような気はします。販売停止当時は結構ニュースなんかでも取り上げてたんですが…最近はそうでもなく。今日のコレはどっちかと言うと「久しぶり」な印象。

なんでも牛丼のあの味はアメリカ産の牛肉でないと出ない(一説には価格の問題)→ではアメリカ産の牛肉輸入再開を…という流れなわけですが、BSE関連の検査で、どうも、日米で認識に違いが出てる。そんなわけでしばらくは無理っぽい…というのが現状です。素人から見れば「ドコの牛だっていーじゃねーか」となるんですが…そうはいかないようで。そう言えば「吉野家の牛丼を再現する」というサイト?をどっかで見たような、そんな記憶があるんですが…あれはどうなったのやら。今でも挑戦を続けてるのでしょうか…?

そんな中、営業中の吉野家にワゴンが突っ込む(Yahoo!:Yomiuri)という事件が大阪は堺市で起きました。けが人なども出たようですが…しかし入り口大破してる店内には黙々と牛丼かっこむお客様の姿が。
…なんだかここまで来ると…ただの食い物の話ではなくて、執念とか執着とか、そーいう世界の話になってしまいそうなんですが…。

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01/05/2005

カニは好きじゃないんですが

環境省がいわゆる「上海ガニ(シナモクズガニ・チュウゴクモクズガニ)」を要注意外来生物に指定(Yahoo!)。早急に輸入を禁止するとかそういうものではないようですが。モクズガニは日本の各地で見ることができます。→小林博士のモクズガニ生態図鑑
川ガニと呼ぶ地域もあって、河口などでハサミに藻のクズがついているように見えることからこういう名がついたのでしょうか。
厳密に言うと「上海ガニ」と「モクズガニ」は別の種類になるんですが…以前にどっかで書いたような。休耕田を使って養殖している地域もあります。

今回の措置は特に強制力はない…ったってこういう指定されたら輸入・養殖はやりにくくなるような。
でも…実は世界各地に広がっていて生きたままの輸入を禁じている国もある、とのことで。日本だと近縁種を駆逐してしまう恐れもあり…ということになるようです。もちろん生態系への影響ということから考えたら、成長の早いこのカニは脅威ともなりえるわけで。
…まあ、仕方ないことなのかも知れません。将来価格とか調理法とかにも色々と関わってくる可能性もあります。代替品とか見つかるもんでもないでしょうし…カニ好きな人にとってはいいニュースではないような。

でもまあ、私は…カニはダメなもんで…どーでもいいっちゃあ、どーでもいいんですが。

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12/08/2004

食えるとは思うけど

青森県弘前市でアメリカザリガニの試食会、味は今ひとつ(Yahoo!)。そりゃそーだろーな、フランス料理なんかで出てくる「ザリガニ」てのは食用のやつですし。どっか日本国内でも養殖…してたような気はするのですが。

駆除したブラックバスやらザリガニやらを「食う」てのはアイデアとしてはいいと思うのですが…イメージてもんがあるんではないか、と。例えばカエルがあります。ウシガエルなんかは食用ガエルとも呼ばれてて、実際場所によっては食用にもなってますが、どっちかと言うと「ゲテモノ」扱い。他のカエルはもっての外。これが他の国に行くとカエルってのは立派な食材になってます。でも日本では食わない。…私は食ったことありますが鶏肉に似ていて、淡白でそれほど不味いとは思わなかったのですが…あの姿では無理ではなのかも。
ザリガニも似たようなもんではないかと。
いる場所が場所ですし、姿も姿。引用記事中にもありましたが、結構泥くさいそうで体内の泥を吐かせるのに時間がかかる。手間の割に食べるとこも少ない…これじゃあたしかに定着ってのは…難しいかも。

基本的に食えないもんはない(毒をもつのもそりゃありますが)とは思いますが。…やっぱり見た目ってのも重要なんだろうなあ…と。長野のハチノコだって事情があって定着してきたもんですし、フランスのカタツムリだって日本のとは全然違う種類ですし。中国のザリガニったって…アメリカザリガニ…なんだろうか、あっちのも。

ところで引用記事中にザリガニが蓮を切ってしまう、というようなことが書いてありましたが。…これって相当前から稲のように直立した植物の茎を切ってしまう習性があるとか言われてたような。田んぼでの被害も結構出てるとかそんな風に。今に始まったことじゃないような。
1996年に全滅ってことは…ザリガニのせいだけじゃあないような気がするんですが。それとも最近になってザリガニの存在が確認されたんだろうか…?

エッセイ:ムツゴロウの博物志 (〔正〕)文春文庫

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11/30/2004

追跡ったって

明日(12/1)付けで牛肉トレーサビリティ法が流通段階でも施行開始、これにより小売店もその対象に(Yahoo!)。三年前のBSEの件が発端でまず生産者に「牛の背番号表示」を義務付け、次に第二段階として食肉卸業者や小売店にもこの表示を義務化する…ということです。
つまりは明日以降、焼肉店で牛肉喰うと、メニューに(もしくは張り紙とか)使用されてる牛の番号がつくようになる、ということです。…牛丼店なんかどうなるんだろ。あ…あれは国産じゃないからいいのか…。

安全、安心…ということでのこの表記。実際、この10ケタの番号をネットの牛個体識別情報検索サービス家畜改良センター)で入力すると、いつ生まれたか、オスかメスか、母牛の個体識別番号、種別(品種)、どこで飼養されてたか…が検索されて分かる仕組みになってます。

ただ…それはそれで大変に結構なことなんですが。この表記…どこまで役に立つのか。
今回の対象はあくまで「国内産」の牛なわけで。今でもまだ輸入再開関係の問題が解決してない「外国産」の牛には当然、そんなものありません。飲食店にまで義務化するのは「世界にも例がない(記事より引用)」んだそうですが。別に、そんなことで世界初を目指さなくても…。
それに、どれだけこの表記が一般の消費者に認識されてるのか、また今後利用されてくのか。特定の団体とかそういうのだけが活用してくってんならあんまり意味がないような気がします。それだったらまだ「きぎょーりんり」とかそっちをさらに明文化した方が良かったんじゃないか、とか。たしかに最近は偽装表示などには厳しくなってきてはいますけど…。
「こんだけやってますよ」てなことを示したいだけのなのか、あるいは以前から決まっていたことなので実施しただけなのか…は分かりませんが。

表記すること自体がどう…というのではないです。ただ…本当にこれがきちっと活用されてきちっと「安全・安心」に繋がっていくのかどうか…ちょっと。ネットで検索ったって普及率は年々増えてますけど、使わない人は絶対使わないわけで。じゃあ手紙や電話で対応してくれるのかってぇと…無理っぽいですし。
そしてこういう情報を受け取ったとしても、それをどう扱うのか。扱いきれない情報なんて何の役にも立たないような。

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11/29/2004

続・キノコ…

以前にもこのことを書きましたが、その急性脳症で死者まで出た原因とされているスギヒラタケにやはり毒性が?(Yahoo!)という研究結果が出た、とのこと。→スギヒラタケ(Yahoo!)
一方、「スギヒラタケが原因とは特定できない」という発表もあります。どっちなんでしょう…?

スギヒラタケそのものは東北地方では普通に食べられているキノコなんだとか。今回の件では死者まで出ているのですが、それでも消費量は落ちていない、という話もあります。以前ニュースで見た時も「いやあ、食べますよ」ってインタビューがあったほどですし。
それほどに地域に密着(…て言葉が適当かどうかは、ちょっと、謎ですが)してきたキノコ。
実はキノコの類(いや、キノコに限らず)の毒性ってのもよく分かってない部分があるとのことです。今回のことにしても「…何らかの事情で突然毒性を持ったんじゃないのか?」という声はあちこちから出てきてます。天候不順が一番大きな要因とされてますが。てことは…今回限りの毒性、ってこともあり得るんだろうか?

どんなもんにでも「毒性」はある、という見方もできます。そもそも「毒」の定義そのものが難しいわけで。普通に摂取したら何らかの障害をもたらしてしまうものでも、ごく少量なら逆に「薬」となって体を癒してくれたり。あるいは体質や環境によってはその効果や状態が変化してしまったり。

結局のところ…こういうことに詳しい専門家の調査を待ちたいところなんですが。早いところはっきりしてほしいような。「なるべく食べないでください」だけじゃあ…何がなんだかさっぱりでしょうし。
時期的にもこういうのの消費が増える時期だと思うのですが。

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11/28/2004

カレーの中国進出

大塚食品のボンカレー、といえばレトルトカレーの定番なわけですが、このほど中国の工場が完成、あちらでの販売も開始するとのこと(Yahoo!)

カレー、といえばインド料理と思う人も大勢いるわけですが、すでに日本料理と言ってもいいかも知れません。…ホントかどーか分かりませんが、ある日本の人がインドの人にカレーライスをご馳走したら「これはおいしい日本の料理ですね。なんていう料理ですか?」と真顔で聞かれたとか何とか。そもそも向こうでの「カレー」てのは日本での「醤油」や「だし」に近いもんがあって、各種香辛料を混ぜた調味料的なものになるんだとか。つまりは「カレー料理」ってのは…日本だといわゆるカレー味がついた料理になりますが…「醤油料理」とかそういう意味合い?になるようで。
中国の人ってのは独自のコミュニティをしっかりと形成するんで、世界各国どこでも生きていける…と言われてます。日本人の場合は…ちまちまっと小規模なコミュニティしか作らない(作れない?)んでそれほど大きな「日本人街」はない…ブラジルなど南米の移民はまたちょっと、違ってきますが。
一方、インドの人は、中国人の「華僑」に対して「印僑」と呼ばれて、東南アジアでは一つの勢力になってます。国によっては中枢にまで食い込んでいる場合があるとか。

…って、なんでレトルトカレーから印僑のことになってんだ。

えーと、つまりはこういうのを受け入れてくれるのかなあ、と。もちろんメーカー側は味覚から値段から十分に研究を重ねた結果の売り出し、なわけで、余計なお世話だー! と言われりゃそれまでなんですけど。いや、それに中国でもこういうのが普通に売られるようになると、保存食とかそういう意味でも便利になるんではないか、とか。うまく根付いてくれたら地元の人だけではなく…何かで長期滞在する日本の人も嬉しいでしょうし。
それだけに最近の情勢から見ると…なんか、ちょっと、不安だったり。
コンビニも北京にできましたし。色々とお互い交換してったらいいんではないか、とか思うのですが。

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11/23/2004

優等生じゃない?

厚生労働省発表による、先週の卵(鶏卵)の値段がMサイズ10コで205円と今年最高値を更新中(Yahoo!)…なんか最近高いなあ、とは思ってたんですが。…しかし200円越えになってしまうとは。
ちなみに11月の過去最高は1991年の226円。

知らんかったんですけど去年は生産過多、だったんですね。
で、今年は生産をある程度抑えたのが原因の一つ。もちろんこれだけが原因で価格が上がるわけはありません。他に卵を消費しやすい時期、でもあるんだとか。11月~12月ってのは。そこらもあるようです。
…つまりは今後、12月に向けてまだまだ消費が増えるってことになりそうで。
今年は大根やら卵やら、なんか、鍋物やおでんの材料が軒並み狙われてる?ような…ま、それは…考えすぎ、ですか。

ところで「タマゴは物価の優等生」と言われてます。これは数十年に渡って価格が安定してきているからです。他の商品が軒並み値上がり(時勢から言ってしゃーない)してる中、卵はほとんど変わらずにきてました。他に数十年単位で変わってないのってぇと…モヤシとか納豆、とかになるんでしょうか。

これからさらに卵が高値更新してくのかどうかは分かりませんが…ないと困るもんなあ、卵。大根とかだったらまだなくてもいいか、で済むんですけど。卵は…ちょっと困ってます、はい。

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11/20/2004

また課税かい

「その他酒類」への課税にサッポロビールが大反対(Yahoo!)。→サッポロビール
…まあ「またかい」ってな観が強いんですが。こういう課税。

以前にも書いたかも知れませんが…
酒、ってのは税金との戦いの歴史なわけで。もちろんこれは日本だけではなく、例えばスコットランド。税金逃れで透明な蒸留酒を山の中に隠す、その時にオークの樽につめる…何年かしてほとぼりがさめた頃に戻ってきてみると。…琥珀色の美味い酒が…と、これがスコッチである、という説があります。他にもアメリカだと税金ではありませんが、悪法「禁酒法」とか。結果として国家がとんでもない方向に走ることになってしまったり。

で、この日本の「発泡酒戦争」ってのは原材料の読み方から始まり(つまりは「コレ使ったら○○じゃないからね」ってのを逆手にとったわけで)そして税金のかけ方がそういう重箱の隅にまで及び…「じゃあ、これでいいんだろ、これなら税金かかんねーんだろ」というところまで来て、でもそこにまで税金の網が…と。
いたちごっこを延々繰り返してるわけです。
ただ、一つの救い?は税金かける側の動きが遅いこと。普段は「何トロトロやってんだ」とかイライラしますが(例:道交法での厚底ブーツ規制とか)こういう時は遅い方がいい。企業の方がまだ動きがいいんで、先手先手を打っていってくれます。
どんどん安いの出してクレ、ガンバレ、ってなとこです。はい。

まだこれから色んな手で来るとは思います。次はどんなのが出るんだろう…変に期待?してしまいます。
…何せ終わりなんかないんですから。こういう「戦争」は。

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10/22/2004

やっぱり高い

今年の台風攻勢から見れば仕方ないことなんでしょうけど…やはり野菜、値上がりしてます。大阪では一個598円のキャベツ(Yahoo!)、なんてことにも。すでに23号が来る前からヤバイのではないか、と言われてましたが(Yahoo!)…他の野菜にもじわじわと影響が出てきてます。
…台風の雨や風、そして前後の長雨。それが何回も何回も重なって来てるわけですから…災難、というより災厄とでも呼んだ方がいい状態。

供給(作るモノの数)が減れば需要(望むヒトの数)に変化がなくても自然と値段が上がっていきます。これは何にでも言えることなんで(どっかから手が入らないかぎり、ですが…)野菜に限ったことではないんですが。そして作って売る側(生産者)からすればある程度の価値はキープしたいところですが、手に入れる側(消費者)からすればなるべく価値をおさえたい、と。
しかしそれも過度に価値が上がる=値段が上がるとなると話は別になってきます。消費者はある程度「以上」の値段になってしまうと消費が減る傾向にあります。買い控え…とでも言ったらいいでしょうか。こういう状態が続くと…今度は生産者もモノが売れなくて困ってしまう…。下手するとその産業そのものにまで影響を与えてしまう…。

…とまあ、いろいろ書いてきましたけど…要するに「高い」ということで(オイ。
私は基本的に少しでも高くなると「買わなくなる」タイプで(みんなそうか、普通は)例えばスーパーでサンマを買ってみる。これが最近は豊漁で安いんですが…塩焼きならダイコンおろしだよなあ…とダイコンを探してみると微妙に高い。…じゃあ、いいや、ダイコンおろしなしでも、とこうなってしまう。ダイコンは他に煮物なんかにも使えるんですが、これもじゃあ他の…厚揚げだとかに変えてしまおう…と。
全部の野菜が殺人的に値上がりしてるわけでもないんで、代用が効くのは他に…という手もあるわけで。…最も…私はサンマにダイコンてな場合以外は日持ちのするのしか買わないんで…そういうのはそれほど値上がりはしてないんで助かってますけど…。でも…やっぱり消費者だけでなく生産者も困ってしまってますよねえ…。
しかし…なんか対策をったって…相手、天災ですもんねえ…。

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10/01/2004

個人的にはあんまり

米・カリフォルニア州でフォアグラ売買原則禁止へ…シュワルツェネッガー知事署名(Yahoo!)。実施は2012年以降、とのこと。

フォアグラと言えばガチョウやアヒルに強制的にエサを食わせてできた病的に太った肝臓。まあ、人間で言えば「脂肪肝」と同じようなものではあります。それでも世界三大珍味の一つになっていたり。
その「強制的」というのが相手を狭い箱に入れ、チューブをくわえさせてエサを流し込む…というはなはだ「非人道的」なもので。昨今の動物愛護の流れから反対運動が結構起きてました。元ビートルズのポール・マッカトーニー氏もその一人とのことで…今回の署名にも影響してるとかしてないとか。
フォアグラってのは個人的にはあんまり好きじゃない(つーても食ったのは…一回くらいか…)のですが。
料理ってのはある意味人間の欲望が丸出しになってる部分があるんで、こういう食材もそれなりにあるもんですが。「踊り食い」って食い方もある国の人たちにとっては犯罪になったりしますし。

今回の措置は「期限である2012年までに何らかの対策を立てるように」という温情的?なものになってますが。言い方変えりゃ「それ以降は知らんからね、保障なんかもせんからね」ってことで。
愛護ってのも分からんのではないのですが。でもたぶんこのまま行くと捕鯨みたいに全面禁止とかそーいうことになりそうな。…まあ、そうなったとしても…それほど縁のある食材ってわけでもでもないのですが…。

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08/01/2004

あくまで可能性…

以前っつっても先月29日にここに書いたヒジキのことです。…イギリスで「高濃度の無機ヒ素が含まれており、発ガン性が…」となって「食べない方がいい」という発表がありました。
それを受けて厚生労働省がヒジキ中のヒ素に関するQ&Aを発表。

…つまりは大量に食べなければ大丈夫、というもののようですが。
とりあえずは反論、ということで様子見…ってことでしょうか。「必要な対応をとっていきたいと考えております」と結んでますし。いきなり「ヒジキ食うな」で「はいそうですね、そうします」とは言えないわけですし(…むしろそうなったら何のための厚労省なんだか)。
しかしカナダでも同様の問題が出てきてるって話もありました。そっちはどうなったんでしょうか…。

ヘンなイメージが先行しなきゃいいなあ…ってのが正直なとこなんですが。海藻、嫌いじゃあないですし…。

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07/30/2004

少し早すぎた…のかも

厚生労働省は佐賀県と嬉野町が申請していた「嬉野温泉ふぐ肝特区」を不許可に(Yahoo!)。

ご存知の通りフグ(トラフグ)の肝、と言えば猛毒で知られています。が、今年五月に長崎大学の実験で五千匹近い無毒な肝を持つフグの養殖に成功(Yahoo!)。これは以前から指摘されていた「フグは自分で毒を作り出していない」という説を裏付けるものです。
フグ毒・テトロドトキシンは主に底生生物をフグが食べることによって蓄積されていく…つまり、そういう生物を食べさせずに毒素を含まないエサで育てればフグは無毒になる…。
これを受けての特区申請だったのですが…。

古代中国の美人・西施の名で呼ばれるほどの美味、とされてるフグの肝。日本だと古代の貝塚からフグの骨が見つかったりもしてます。完全に無害ならたしかに食材としても注目したいところ。
しかし…今目の前にいきなりフグの肝出されて(もちろん無毒でも)即座に口に運べるものかどうか。
たしかに長崎大の研究結果を無視したような厚生労働省の見解にも首をひねってしまうわけですが。…まだちょっと早いような気がしてます。フグ毒の無毒化の研究はまだ始まったばかりで認知度も今ひとつ。これがもっと世に知れ渡ってからの方がいいのではないか…と。

フグなんてそんなに喰えるもんでもない(…つーか喰ったことあったっけ…??)のですが…喰ってみたい食材でもあるのですが肝。完全無毒化で流通が実現できる時を楽しみに待ちたい、と思ってます。

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07/29/2004

あくまで可能性ですが

ヒジキに発ガン性がある、とされている無機ヒ素が含まれている、としてイギリス食品規格庁が「食べないように」と勧告(Yahoo!)。 SeaweedWarning(FoodStandardAgency)

あくまで「勧告」なわけですが…発ガン性ったってどんな食べ物にだって「ガンになる可能性」ってのは存在してるわけで…って言ってもなあ。
さすがに気にはなります。カナダではすでにヒジキを食べないように、という行政指導が始まっているそうですし。
例えばマグロなんかのいわゆる「食物ピラミッドの頂点付近」にいる連中だと、様々な有害物質が蓄積されて(食べてるもんに含まれてるのが少しずつ貯まっていくわけですな)…それをヒトが食べるとそういう濃縮された有害物質を体内に取り込む、なんてことになる、とされてます。日本でもちょっと前に発表&即撤回された「カジキを食うな」「キンメダイを食うな」ってのはこれに関係してたわけですが。

しかしヒジキっでもそういうことがあり得るのか。それとも…何か他の要因(例えば生息地とか)なんだろうか…。
ノリやワカメなど他の海草には含まれてない、ということらしいのでやっぱりヒジキそのものってことになるんでしょうか…。
これが今後どういう風に展開していくのか、ちょっと気になるところではあります。

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07/26/2004

麦メシ

麦ご飯が給食に増えているとのこと(Yahoo!)。京都では市立の小学校にこのメニューが登場。普通なら食べにくい、食感が変わる、などの違和感?があるのですが、これは10%ほどなので普通のご飯とそれほど変わらないんだとか。

一定以上の年齢の方…大体60歳代くらいでしょうか…には「他の物はなんでも食べるけど麦だけは…」という方が結構おられます。同時にカボチャやイモの場合もありますが、これは終戦当時にこういうものばかり食べてたから、ということのようです。
特に麦は冷めてしまうとどうも…というのは現代でも同じで、普通のご飯よりも食べにくくなります。さらに米は昔からある意味神聖視されてましたが(何せ江戸時代の収入の目安が米の取れ高でしたし)麦はそれほどでもなく。年貢として米を収めてたわけですが、休耕田で麦を育ててもそれは年貢に入らなかった…てな話をどっかで聞いたような。あんまり地位は高くなかったわけです。

それが現代ではちょっと変わってきてます。普通に食べるご飯は精米した白米で、いくつかの栄養素が欠けてしまってますが、麦は食物繊維など多数の栄養素を含みます。玄米は加工がやっかいなのでまだ麦の方が…ってことでしょうか。麦なら普通のご飯で、炊く前にちょっと加えるだけでOKです。

実は私も米を炊く時に麦を少し入れてます。…これは健康がどうこう、というわけでもなく…そんなに大量でもないですし…ちょっと飯の量が増えるのと、ぷちぷちとした食感が好きなもんで。たしかに慣れるとそれほど気にならないものです。

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07/01/2004

カニ? いや、私は…

別に食べたくはないんですが。しかし世の中、特に日本人はカニが好きなようで。
…私は…その…小さい頃から…喰うと口の中が腫れたりするんで、イカやらカニやらはもう食べるのは拷問に近いようなもので。最近はそれほどひどくはないんですが…ガキの頃からのヤな思い出ってのはきついもんで、「魅惑のカニ食べ放題ツアー!!」なんぞとやられた日にゃ何をおいても逃げ出したくなっちまいます。

アブラガニをタラバガニと偽って広告、業者に改善命令(Yahoo!)とのこと。
実際、アブラガニ(アブラタラバ)とタラバガニの区別ってのは結構難しいそうで(楽天市場)。「甲羅の突起が~」て言われても素人にはちょっと分からない。体色なんぞ環境によっていくらでも変化していきますし。ましてや脚だけ出されたら…まず無理っぽい。

しかもカニに限らずこういう近縁種ってのは、味やら何やらをみてもほとんど差がありません。ある意味「同じモノ」なわけで。
「別種だけど実は同種」とか「同種だったけどホントは別種」なんて話がゴロゴロしてる見地からすれば…どーでもいーよーなことではありますが…ただ、やっぱり昨今の「生産地の確立」やら「生産責任の明確化」という見地からすれば看過できないようで。

公正取引委員会からの勧告…。
…やっぱどーでもいーよーな気はしてるんですが。美味いんなら。アブラでもタラバでも…ウソつかれた、ってのはたしかにあんまりいい気分じゃあないでしょうけど…牛乳のごまかしとか肉の偽装とか…それに、まあ…私、カニがダメですし…。

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06/22/2004

ご遠慮申し上げたい

料理がウクライナのとあるレストランで発表された、とのこと(ANANOVA:英語)。どんな料理かというと「豚の脂肪チョコレートがけ」…。
現地では結構食べられている食材ではある「豚の脂肪」、これに甘いチョコレートをかけることによって「中は塩気がきいているけど外は甘い」料理になるんだそうですが…。

あんまり喰いたくないような。

最近では豚の脂肪にはコラーゲンやら何やら入ってて、体にいいんだ、なんてことになってますが調理法によってはかなりキツいもんになってしまったりします。豚の角煮なんかいい例ですが、きちんと下準備しておかないとギトギトときつくて食べられたもんじゃなくなります…(←経験者談)。
…まあ、地域ごとに様々な料理があるもんなんで一概にどうこう、とは言えないもんなんですが。

それでも…どんなもんなんだろう…。

北極の方へ行った人の紀行文で、体力尽きかけた時に現地の人に大鍋いっぱいの溶けた脂肪を差し出されて
「こんなもん飲めるか」
と思ったけど、口つけてみたら何の抵抗もなく飲み干してしまった…日本じゃまずできないよな、こんなこと…という話をどっかで読んだことがあります。特に寒い地域では即エネルギーとなる動物性脂肪ってのは重要なもの。防寒対策も何もなしに普通に生活できて普通に食べ物がある環境だと邪魔物以外何物でもないですが。余った脂肪ってのは順次蓄積されていきますし。

ただ…なんでチョコレートなんだろう。豚の脂肪を食う習慣があるならそれだけでいいじゃねーか、とは思うのですが。話題作りとかそーいうことなんだろうか…。

なお、ウクライナってヨーロッパでも心臓病で亡くなる方が多い国の一つなんだそうです…。

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