08/04/2021
本来はそういう店舗では
ないんではないか、とか思ったりして。
表情や視線からAIがおすすめメニューを提案するシステムを開発(Yahoo!:MONOist)。不勉強ながらサブウェイに行ったことはないのですが、「サンドイッチの店」「多彩な種類とトッピングが選べる」くらいの知識はあったりします。
ということは「迷うこと」前提の店なんじゃ・・・と。
かなり前に(今もあるかも?)フランスの大手冷凍食品販売が日本に進出してきてその特集をテレビでやってた時、モノはいいのだけど解凍やら何やらで時間が結構かかりますね、となって・・・それに対する担当のフランスの人の回答が
「その時間も含めて楽しんで頂ければ」
的なもので・・・あ、こりゃせっかちや時短を美徳にしたがる日本人には無理だな、と思ったりしました。↑サブウェイも本来はそういう店舗なのかなー、と。
本来はそういう店でも日本では違う、という向きもあります。そこへ「どれがいいか分からない」客のためにAIが提案、というのは、まあ・・・分からんでもないのですが。そういった方面への技術開発も今後盛んになっていくでしょうし。
ただ、まあ・・・個人的にはやっぱり無理にやってもなあ・・・というところもあります。
最近は非接触が推奨されていますから、そういう方面でもこういう話はどんどん出てくるかと。それでも一線はどこかに引いておいた方がいいかと思うのですが。
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06/07/2021
かっきてき?
そう言えば最近食ってない。
カップヌードル「フタ止めシール」廃止に様々な反応(Yahoo!:J-cast)。日清カップヌードルを食す際には3分ほど待つ必要があります。その時には「フタ」を閉めておいて待つ必要があるのですが、この「フタ」を閉じる時に使うテープが底面に存在しています。
コレを順次廃止していく、とのことなんですが。
「カップめんのフタ押さえ」的な商品も実は相当数あったりします。あるいはそれなりの重量のあるモノならフタ代わりになってしまったりもしますし。
・・・ン十年前の某傭兵マンガでは辞書が使われてましたが。
自分は実はこの「テープ」を使うことはほとんどなく。最新型?では二つになった「フタ押さえ」これは従来型でも一つはあって、コレを、ギュッとフチに押さえつけて上から箸でも置いておけばそれなりに用を満たしていましたし。・・・でも最近はあまり喰わなくなって、それでもなんかそういうの欲しいなあ~という時?のために「お椀でカップヌードル」という通常より少量の商品があって、これを買っていたりするのですが・・・。
この商品、フタが必要なかったりします。閉じなくてもちゃんと「ラーメン」していたりします。
しかし世の中では「あのシールが?」「これからどうしたらいいんだ?」的な反応も多々。・・・まあ、個人的にはそこまでの影響はないかな、とか思っているのですが・・・世の中的?には↑「ネコミミシール」も賛否両論出てきそうな、しかしそもそもはそんなシールは存在してなかったわけだし・・・とか、色々と。
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05/19/2021
わんかっぷ
ワンカップ大関、50年超の看板商品が立ち向かう「ロングセラーの宿命」(Yahoo!:DIAMOND ONLINE) ・・・とは言っても終戦から高度経済成長期からそれ以降はサケにとっても色々変わった時期か、と思われます。
日本酒もそうですが、ビールも。
今でもありますが、「ビールは瓶」というのが当たり前でした。それを井戸で冷やして飲む。結構な貴重品扱いされていて、立場?としては普段使いの日本酒よりも上だった、みたいな話もあったりします。
・・・それが今ではカンで普段使い、というイメージに。今では本当の意味での「普段使い」はチューハイなどが担っています。理由は・・・やはり安いから、ということになりそうであります。
一方でワンカップ、となるとやっぱり「おっさん」のイメージが付きまとってくるわけで。
しかしこちらもそうは言っても最近は様々な「ワンカップ」が各社から出ています(大関のが「ワンカップ」)。コップ一杯分くらいの日本酒。モノによってはすでに安酒とは思えないほどのものもあったりします。
・・・こういうのがあるのならもっと普及?しそうなものなのですが・・・やっぱり「イメージ」というのは重要なものであります。どうにも「おっさんの飲むもの」「お洒落じゃない」といったイメージはまだまだ残っています。
それでも・・・最近は色々変わってきてるような。・・・以前のような「酔うための酒」から「味わうための酒」に触れやすくなった、と言うか。実際、自分も(経年による好みの変化もあるのでしょうけど)ここんとこはウマイ日本酒増えてきたなー、とかそんんことを正直に思うようになってきたりしてます。
一方でチューハイなんかからは逆に距離を置くようになった、ような? まあ、その辺は個人差もあるとは思うのですが・・・そういうとこ、変わってきたな、と。そして今後も変わっていくのだろうな、と・・・。
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05/02/2021
毒がある時がある
宮城沿岸、まひ性貝毒検出「二枚貝、取ったり食べたりしないで」(Yahoo!:毎日) 意外、と思うかも知れませんがこの「貝毒」というのは結構しばしば起きる現象ではあります。場合によってはかなりの被害になることもありますが・・・近年は検査や調査がかなり徹底されているので、そこまで重篤な事態にはなっていかったりしますが・・・。
ちょっとした不注意でおおごとになる可能性は捨てきれなかったりします。
各地方自治体などによる発表で「取ったり食べたりしないで」というのを無視した結果・・・! という事態もゼロではありません。自然天然というのは現代人が思うほど軽くもカンタンでもなかったりします。
毒化への工程?は非常に単純であります。・・・貝、特に二枚貝は海水を吸い込み、内容物をこし取って排水します。その中に毒物が含まれていれば体内に残る、という仕組みであります。
・・・実際、二枚貝による「水浄化システム」というのは非常に優れたものであり・・・これを利用する向きもあるほどであります。が、「優秀」ということは物質を吸い込んでこし取る性能が高い、ということであり・・・その内容によってはとんでもないことになる、ということでもあります。
しかもそれらは体内に「蓄積」されていく、ということになります。毒をため込んでいく可能性も高い、と・・・。
そのため各自治体や漁協は検査や調査を欠かさないわけであります。・・・幸い?にも長い期間ずうっと毒を持ち続けるということはそれほどなく。一定期間を過ぎればまた食べることも可能になるものなのですが・・・それまでの間に勝手に取って食べて中毒、ということもままある事態ではあるわけです。
そのほとんどは直接生死にかかわるものではない、とは言え(そうは言っても非常にキケンな場合も多々)前例を辿ればもっと重篤で重大な事例に発展していることもあったりします。
予防策としては非常にカンタンであります。そういった宣言の出た地域のものは食べない。市場に出回っているものはほぼ確実に安全性が確保されているのですが、シロウトが勝手に取ってきた・・・というのが最も危なかったりします。
・・・実はこういうのは貝に限ったことではなく。魚介類には相当数そういうのがいたりするので・・・実は注意が必要なんですが、結構知られていなかったりします、こういうのは。
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04/08/2021
固めて食べたかった
個人的にはなんかそっちの方が・・・。
「残り汁」を固めるカップヌードル「専用パウダー」が大人気(Yahoo!:FNN)。これはカップヌードルを食べた後に残った「汁」をどうするか、ということであります。もちろん全部飲んでしまえばいいわけですが、全員が全員そうできるわけではなく。じゃあ捨てるか・・・となると場所によっては気が引けたりNGだったりするわけであります。
特に最近流行り?のアウトドアなんかの際には。余計なゴミを増やしたり周囲に対してもあまり良いことではありません。
そもそも自宅以外の場所で捨てていいものなのかどうか・・・とかそういうことまで思ってしまったりします。
そこで日清食品が小林製薬を共同開発したのが「残ったスープ固めるパウダー」であります。これを残った汁に入れるとどろどろに固まって燃えるゴミとして捨てることができるようになります。
ただし食用ではなく。あくまで捨てること前提だったりします。
・・・その辺がちと惜しいようなもったいない気もしますが・・・別にわざわざ固めなくても飲める人は全部飲んでしまえばいいわけで。「食用」にこだわる必要もなく「どう捨てるか」というのが一番の問題になっているので・・・ということかと。
現在では非売品とのことですが・・・ここまで好評なら製品化してもいいのかも知れませんが。ただ・・・有料で、となるとどこまで売れるのかはちょっと不透明になるのかも、知れませんが。
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01/20/2021
結局は好み
それと・・・慣習?
なぜ甘い? 九州の醤油(Yahoo!:西日本新聞)・・・結局のところは「よく分からない」といった印象ですが、まあ、そんなもんではないか、と。
各地方の「好み」というのはたしかにきっちり存在していて、それはその土地土地の人にとっては「生まれながらの味」であり・・・祖先から続く「代々の味」でもあります。
基本的?なとこでは「関東は濃い味関西は薄味」というのがあります。・・・ただ、昨今は塩分控えめが好まれており、関西風の「薄味醤油」が好まれてきている、とかそんな話もありますが・・・実際には塩分濃度はそれほど変わらないあるいは関西風の方が若干高い、とかそんな話もあったりします。
醤油そのものは室町期からあって、日本では欠かせない調味料になっています。
日本という国は世界でも珍しく魚を生で食べる習慣のある国であります。その「刺身」を食べるために醤油が・・・という論調もありますが、個人的にはそれだけにとどまっていないのでは、というところだったりします。様々な調理に使える「うまみ調味料」であります。
「食」というのはヒトに限らず生き物全般にとってある意味最重要課題であります。そこへ「味」という・・・恐らくは摂取不可能な物質を見分けるための本能・・・し好の要素が加わってくる、その時点でヒトはそれぞれに「食の好み」を持つようになっていきます。・・・日本人はその中でも「醤油」にそれぞれ一家言を持つようになっていきます。つまりは・・・自分の好きな醤油でないと認めん、と。
もちろんこれは醤油に限った話ではなく。食に関しては広く言われることではあるのですが・・・コト基本的調味料である醤油に関してはやはり眼前とした「好み」が存在してきてしまいます。これは・・・日本人に限らないことかと。
そういうもんmだ、と言われればそれまでですが。が・・・そこへ「他の要素」を加えることでまた新しい可能性が生まれることもあったりしますが・・・ヒトというのは食に関しては結構ガンコなんで、なかなかそういうのは生まれなかったりします。それでも・・・実はそういった「異要素の交わり」で生まれた新しい食のスタンダードというのもあったりするのですが・・・。
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01/10/2021
むしろ企業の努力
「糖質ゼロ系」コロナ禍で需要増、罪悪感を感じたくない消費者心理(Yahoo!:ニュースイッチ)・・・と言うより「よくここまでやるよな」と、純粋?に企業側の努力を称賛したい、というのが個人的なとこだったりします。税制の面でも色々あったのですが、それでもここまでのビールをよく作ったな、と。
味は・・・コレ以前も触れましたが・・・そこは今後の発展に期待かな・・・と。
発泡酒だって発売当初はかなり「うーむ」な味だったのですが、最近のものは非常に良くできたものになってきています。こういった「機能性ビール類」も今後はさらなら発展を見せて行く分野か、と思われます。
アルコールによる直接の害、これは治そうと思ったら酒をやめるしかありません。しかし酒、というアルコールだけではなく様々な要素を含んだ液体による害、ということならいくつか回避できる方法があるわけで。その一つが有害そうな物質を取り除く。それが↑糖質ゼロに繋がるのですが、これやってしまうと「酒」の本質が揺らぐことになりかねません。
そこを何とかして商品にした・・・という努力を素直に称えたいところではあります。
飲酒=悪、と言うか不健康、というのは実際よくある見方であります。一昔前は「オレはこれだけ飲めるんだ!」というのが自慢になっていましたが(今でも一部では武勇伝ですが)最近はそうでもないような、そんな気がします。
あくまでもし好品、好きで飲んでるモノ、なわけです。身体を維持するのに絶対必要、というわけではない。
しかしそういった物品が人生を豊かにしているのもまた事実。・・・いや、場合によっては人生をどん底に突き落としているのもまた事実なわけであります。そういう意味ではやっぱり「罪悪感」的なことになっていく・・・のかも知れません。
まあ、でも。いくら機能性な酒を飲んでるからってそれだけで健康になるわけではないので・・・そういうとこまで啓蒙していく必要がある、のかも知れませんが。
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12/17/2020
一応の決着
サッポロ「極ゼロ」第三のビールと認めない判断、最高裁で確定(Yahoo!:JIJI)。・・・かなーり前にこの「あれこれ」でも触れたような記憶がありますが・・・青い缶のビール類であります。
今は「発泡酒」として販売してますが、かつては「第三のビール」として販売、しかし「これは第三ではない」という指摘により製法を変えて「発泡酒」として再販売した・・・という経緯があります。その渦中で酒税の差額を自主返納。が、後にその差額の返還を求め・・・つまりは「極ゼロ」は第三のビールだ、と主張を通す意味でも訴訟を起こしたのですが、それが「やっぱり第三ではない」と最終的に確定された、ということであります。
・・・この辺、ビール類を飲まない人には「?」な話なのですが。
この「あれこれ」では何度も何度も触れている「三種のビール類」ではあります。カンタンに言えば
「相応量の麦とホップを使っている:ビール」
「それなりの量の麦とホップを使っている:発泡酒」
「麦やホップを使わなくてもいい:第三のビール」
と、ざっくり言えばこんなところであります(実際にはかなり細かい規定があります)。
これで何が違うか、と言えば価格であります。・・・ビール>発泡酒>第三のビールの順となり、これはそれぞれにかかる税率が違うから、であります。しかし国としてはもっときっちり税金をかけたい。しかしメーカーはその抜け穴を探して安く売りたい。ということでその攻防の結果でもあります。
一応?今後の流れとしては「製法に関係なく税金かけたろ」という方向なので・・・もしかしたら将来的にはこの分類が消えてしまう可能性もあります。もっとも、その頃にはまた別の区分が生まれている可能性も否定できませんが。
しかも「極ゼロ」は今は発泡酒として定着?しているので↑判決も・・・あまり意味がない、という見方もできます。そもそも今後の流れからすると今さら発泡酒だ、第三だ、というのもなんだかなあ、というところでもありますし。・・・それでも時代の一つのカタチ、と言うか・・・一応?の決着がついた、ということはそれはそれでアリなのか・・・とか・・・。
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12/02/2020
食べてもヤバい
屋台の串焼きに「殺人ダコ」・・・タイ当局が注意喚起(Yahoo!:FNN)。そう言えばヒョウモンダコの毒はフグ毒と同じ「テトロドトキシン」でありました。たしかにこれは食ってもヤバい毒であるのはフグ中毒と同じ、であります・・・。
そもそもは熱帯性のタコですが、少しずつ北上?してきている毒タコであります。
「ヒョウモン」は「豹紋」のことで、普段は茶色から灰色系統の地味な色合いですが・・・危険を感じたりすると蛍光色かと思うほど真っ青なリングがいくつも輝きます。かなりキレイに見えるのですが・・・明らかに警告のためで、不用意に近づいたりすると非常に危険であります。
基本的に噛まれると毒が体内に入る、という仕組みなのですが。
この毒がある、ということは体内にため込んでいる、ということなので食べても危険、ということになります。しかもテトロドトキシンは熱にも強く、流水でもさほど効果はありません。一番の対抗策は食べないこと、触れないこと、だったりします。
日本の場合・・・目の前の海で獲ってきたタコを出す店、というのもありますが・・・大抵のタコ焼き店などでは海外産も含めて仕入れてきたタコを使うかと。その中に紛れ込む可能性もゼロではありませんが、そこまで心配する必要はないかと。
ただ。個人的に海で獲って来て個人的に調理する、という場合は注意が必要かと思われます。大きさから言えばイイダコより一回りほど大きい、とかそんなものですし、北上を続けている昨今では近場の海辺でも・・・という可能性は非常に高くなっていると思われます。
・・・なお。余談ですがこのヒョウモンダコはタコならありがち?な墨を吐くことができません。「強い毒」というある意味最強の防護方法を持っているため、敵を惑わす必要がなくなったということ思われますが・・・。
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11/18/2020
ミツ
見た目は良いのですが・・・。
青森の「100%蜜りんご」がネットで話題に(Yahoo!:みんなの経済新聞)。しかし見た目ほどには美味くない、とのことで。適度に蜜が入ったリンゴはたしかに甘味が増してるように感じます、が。
色々見てみるとリンゴの「蜜」とは「糖の成分の一つを実が取り込み切れなくてあふれ出した状態」とも言える、とのことで・・・じゃあ、糖分多いからさらに甘くなるんじゃ・・・と思っても実際のとこはそうでもない、と。
しかも水分が多いので保存にも向かないそうであります。
何事もほどほどが一番、とかそういうことにもなりそうなところではあります。・・・考えてみれば「蜜が多い=甘味も増す」ならこれまでの品種改良でそれこそ「蜜100%りんご」とか出てきそうなのに、そうなってない、というのはやっぱりそういうことなのかな、とか。
そもそもの「りんご」は今のような果実ではなく、それほど赤くも大きくもない、固い果実だった、という話もあります。かのニュートンのリンゴ、というのも実物が存在してますが(日本のどっかの大学にも挿し木か何かで増やしたのがあった、ような?)できる実、というのは今のリンゴとは大分違う、とかそんな話であります。
これは結構色々な果実にも言えるのですが。そもそもは観賞用とかそんなもんで食用でもなかったのを先人の知恵と工夫と苦労で今はフツーにみんな食ってる、とかそんなとこのようであります。
・・・逆に言えば今は特にそうでもないモノが未来には・・・というのもありそうであります。例えば昆虫食とか。大昔はともかく今は限定的?ですが今後は・・・? さて・・・?
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11/12/2020
生は生でも
「生」は生食していい? 勘違いで秋鮭食べて中毒(Yahoo!:朝日新聞)。「生」なのは冷凍していない・火を通してない、ということで「生食用」じゃないでしょうに・・・と思ってしまったのですが、勘違いする人は勘違いしそうではあります。
「軽油」を軽自動車に入れてしまう・・・のと似ているようなそうでもないような?
そもそも鮭は日本ではまず生食することはありませんでした。・・・↑記事にもあるように「ルイベ」つまりは一旦凍らせる食べ方が北海道のアイヌの方々には伝わっています。が・・・アレを冷凍庫でやろう、というのは・・・それも素人が・・・というのはかなり冒険なような気がします。
日本で鮭を生食するようになったのはノルウェーなど北欧から「生食用」が入ってきた辺りから、であります。海で養殖したりするので比較的寄生虫が付きにくい、とされています。・・・その他の川魚も生食はほとんどしません。
刺身、と言えば海の魚であります。それでもアニサキスなどの寄生虫害は後を絶ちません。
「生」とあっても切り身で売られている場合はほとんどが「加熱用」だったりします。刺身にするには「サク」と呼ばれる細長い身が一般的であります。この方が切り分けやすいからなのですが・・・「サク」の状態の魚の身は、種や大きさにもよりますが刺身以外ではちょっと使い勝手が悪いのが通常ではあります。フツーに切り身や二枚に下ろした方が焼いたりするのには向いています(あるいはサンマのように丸魚一本)。
・・・モノによって用法は様々なのですが。それでも分からない場合は店の人に聞くなどして確かめた方が確実であります。知らないのに自分の判断で・・・というのは魚介類の場合、実は結構キケンな場合もあったりするのです・・・。
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10/30/2020
第三ではなく
糖質ゼロの「ビール」です。
ついに「糖質ゼロビール」が誕生、気になる味は?(Yahoo!:日経グッデイ) あれこれもビールじゃんか、とどうしても理解?できない人も結構いたりしますが、日本の「ビール類」というのはこれまでの酒税法との争いや色々な要素追及の結果三つに分類されてます。カンタンに言えば:
「新ジャンル(第三)」原料に麦芽を使わない
「発泡酒」原料に麦芽を少しは使わなくてはいけない
「ビール」原料に必ず麦芽を半分以上
・・・カンタンに言えば、であります。現状で「糖質ゼロ」「カロリーオフ」を謳っているのはほとんどが「新ジャンル」であります。麦芽の量を抑える、もしくは使わないことでかかる税金も抑えることができるので、その分安くすることができます。
・・・かなーり前にまだ発泡酒が「黎明期」だった頃に飲んだことありますが。あんまし美味くなかった記憶が今でもあります。
これは↑記事コメントのと同じような印象で。・・・実は「ビール」で機能性はまずムリだろ、と言われ続けてきたから、でもあります。ビールには必ず麦芽が使われますが、これを醸造することでどうしても糖質が出て来てしまう。そしてこの糖質がないとウマイビールにはならない。そのうまみを減らしちまったら意味ないじゃないか・・・と。
そこへ出てきた「機能性ビール」であります。・・・正直、まだまだ「黎明期」なのではないか・・・と。今の発泡酒や新ジャンルの質がかなり向上してきているようにそのうちウマイ機能性ビールも出てくるようになるんではないか、と思っております。何せ・・・ビールメーカーの向上心と言うか税金への「対抗心」というのは(いい意味で)しつこいものであります。必ずや昨今の酒税法改正にもめげない、安くてウマイビール系飲料を作り出してくると期待していたりします。
なお。安い上に原料に麦芽を使っていなかったりするので(缶に麦の意匠が示されてないのは麦芽使ってない)「まがいもの」「ウソビール」みたいに下に見られている新ジャンルですが・・・一部の海外では非常に人気があるんだそうであります。
麦アレルギーでも飲めるビール。・・・こういうのは海外にはなかなかないんだそうであります・・・。
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10/16/2020
感覚的にスレ違い
少なくとも食器には見えませんが・・・。
「ケロリン桶」に酒類を入れて提供しないよう製造元が注意喚起(Yahoo!:ねとらぼ)。もちろん新品を使って、提供後には中性洗剤で洗う、などの処置はしていると思われますが・・・なんか、あんまし飲みたくはなさそうな。
「食品」と「薬」がそれぞれ違った法律の下で管理されているのは結構知られている・・・と思うのですが、「食用」と「装飾」も大分違いがあるんではないか・・・とかそんなことも思うのですが。ちょい前にあった「カラーコンタクトは雑貨扱いで医師の処方箋がなくても手に入る」という一種のスレ違いに似ているようなそうでもないような・・・。
「ケロリン桶に酒入れればウケるかな」という安直?な発想かとも思われますが。・・・感覚的に、もそうなんですが規制上も問題がある、ということでもあります。・・・なんか・・・個人的にはやっぱり「どうしてそこに不自然さを感じなかったのかな・・・」というのが大きかったりします。
なんかどっか妙だな、とは思わなかったのかな・・・と。
それにこのコロナ禍であります。多人数でつつく鍋も個人分けにして供する、とかそういう店や商品が増えてきている昨今に・・・なんで大型の容器からみんなで酒を取り分ける、という・・・ちょっと時流に鈍感しすぎやしませんか的なことしちゃってるのかな・・・とか。
・・・いやしかし盛り上げようという意味ではそういうのもアリか、とか。ただ・・・ちょっと色々足りてなかったんでは・・・と。
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10/11/2020
画面の一部
「オンライン飲み会」続けたいのは2割以下(Yahoo!:読売)。まあ、そんなもんでしょうなあ、と。
「オンラインなんとか」というのはコロナ禍の昨今で色々と出て来ていますが・・・ZOOMにしろ何しろ結局は「PC内の画面の一部」にしか過ぎんわけで・・・実際に対面して呑み交わす、その感触とはかなりかけ離れたものであります。
これが本当の意味での「VR」での飲み会、というのならまだ話は違ってくるのかも知れんのですが・・・いやしかしそれでも対面と100%全く同じ、というのは現行の技術ではまだまだ不可能なわけで。そこまで行ければ話は違ってくるかと思われますが。
・・・そこまで行こうとすると・・・手持ちのスマホなりPCなりの「進歩」はもちろん、回線から環境から色々と「進歩」させていかねばならず。そこまでちと時間が足りないのも事実であります。・・・そりゃあ・・・少し先でも未来ではそういった「接触」が当たり前になっている、かも知れませんが。
あるいは・・・そこにまで至るのにはかなりの手間と時間がかかるのかも知れません。
仮にVRで「アバター飲み会」的なものが可能になった、としても・・・そこにはどこか「不自然」を感じるものがあって結局は・・・ということになる可能性はまだまだ高いかと思われます。いわゆる「不気味の谷」の全体的雰囲気バージョンとでも申しましょうか・・・「なんか、不自然」だけで(特にそこまで認識していなくても)結構ヒトは敏感に察するものだったりします。
あるいはそういった「VR」が生まれた頃から当たり前な世代、というのなら分からんかも知れませんが。・・・でも世間はそこまで進んではおらず。PCなどで画面に分割された友人たちを相手に自分で酒や肴を用意して呑む。・・・まあ・・・それを積極的に進めたい、というのはやはりなかなか難しいかと・・・。
01:29 AM | 固定リンク
09/21/2020
美味けりゃそれでいい?
肉代替食品、名称ルール必須か(Yahoo!:日本農業新聞)。・・・「ナントカ肉」ということでの混合を防ぎたい、誤解を招きたくない、というのは分からんでもないのですが。しかし他の名称となると・・・?
「ナントカミート」では意味がないわけですし。
しかも100%「肉」というわけでもない商品も出てきてるわけであります。一部は明らかに「肉」だけど一部は「肉ではない」素材を使っているものもあるわけで・・・。
多くは大豆などによる「代替製品」であります。・・・ホンモノの「肉」ではないのですが・・・最近の技術の進歩は素晴らしいものがあります。モノによってはほとんど「肉」と変わらない仕上がりになっています。かつては・・・なんかビミョーなシロモノばかりだったのですが。
そこには環境目的の思惑と・・・そしてそこから派生したような思想大系、そして純粋な宗教戒律などもあります。肉食、というのは場所や状況によっては非常に罪深いモノ、とされることもあるわけであります。
あるいは経済的な効率性、と言いますか。・・・食肉用の家畜一頭が育ち切るまでに要する環境負荷・・・排出されるガスやら消費される植物素材量やら・・・に比べると植物性の「肉」の方がまだマシ、とかそういう話もあったりします。
その方がいい、という人たちにとってはこのブームも歓迎すべきものとなりそうですが、そうでもない業界にとっては致命的であります。昨今の「環境のためなら~」という一種狂気にも近いムーブメントにはいささかの恐怖すら感じることもあります・・・。
願わくば双方ともに「共存」つまりはそれぞれが欲しいところに供給されて、お互いに不可侵な状態にもっていってくれないかなあ・・・とかそういうことも思うのですが・・・難しいのですかねえ・・・。
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09/17/2020
温度が高い
そこまで「爆釣」というわけではなさそうですが・・・。
関東の海に異変? 海温上昇でカツオ釣り盛況(Yahoo!:テレ朝)。しかし本来ならば「戻りカツオ」の時期なのにまだ戻ってきていない、というのはあるそうで・・・その分、季節がそこまで進んでいない、という見方もできるかも知れません。
カツオは基本的に黒潮に乗って日本列島の太平洋側を北上します。初夏に沿岸にも近づいてくるためこれを「初カツオ」と呼び・・・江戸期の「初物食べたら寿命が伸びる」といった風習からこれは今でも好まれています。
・・・余談ですが江戸期、それも中期以降となると庶民の生活にも余裕が出てくるので・・・この「初カツオ争奪戦」は相当の熱気を帯びたものだった、という話がいくつか残っています。最も早くカツオを手に入れるために大枚をはたく豪商、とか・・・。
今はそこまでではありませんが、それでも「初カツオ」はさっぱりとした食感で好まれているわけです。
そのカツオたちは北上を続け、やがて海水温が下がり始める秋ごろにまた沿岸に「戻って」きます。これが「戻りカツオ」であります。
当たり前ですが時間が経てば経つほど魚は成長していきます。戻りの方が大型となってさらに脂ものってきます。・・・個人的にはこっちの方が好きだったりするのですが・・・価格もこっちの方がお手頃になりますし(足が速いのは仕方ないですが)。
・・・それが海水温がまだまだ下がり切っておらず、そのため「戻り」が少なくなって・・・と言うよりまだまだ戻り始めてない、と言うか・・・。
もう少し時間が経てば戻りも増えてくる、と願いたいのですが・・・さて・・・。
なお海水温が下がり切ってない影響は他にも色々出ています。例えば・・・サンマ。これもなかなか日本の方に近づいてきておらずやはり高額なまま、であります。やはり季節が進めばこれもまた変わってくる、と願いたいところであります。
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08/11/2020
一度イチから作って御覧なさい
なんか、それに尽きるような。
「唐揚げは手抜き」放送をめぐり物議(Yahoo!:J-CAST)。実際の放送を見ていないので細かいところまでは口を出せませんが・・・こないだからの「ポテサラ騒動」を受けて今度は「唐揚げ騒動」か、と。
さてしかし「手抜きな料理」というのは・・・一体どんな料理なんだろう、と。その辺の疑問への明確な答えもほとんど出ない中、個人的な感覚のみで「これは手抜き」「あれは手抜きじゃない」とやってスタジオでこきおろす、というのもなんだかなあ、とか思ってしまいますが。
一頃は冷凍食品をレンチンしただけ、カップラーメンにお湯注ぐだけ、これは「手抜き」である、とされていたりもしましたが(今も?)
状況や状態がニンゲン全て等しく同等、ということはあり得ないわけで。例えばメシを用意する側に時間が極端に少ない場合。料理を拵えるより他に優先すべき項目があるのに「手を尽くせ」とやられても・・・というケースだって十分にあるわけです。それを無視して特に時間制限も何もない人が己の状況や条件に合わせて断じてもなあ、と。
・・・もちろん時間も金銭的余裕もあるのにめんどくさいから、と手を抜いてカップラーメンだけ、とかそういうこともあったりもするのですが・・・これもそういった多様性?に含まれるわけであります。
実際にはどんな料理が「手抜き」なのか。・・・そろそろコレが出てくるんじゃないか、と思ってるのに「刺身」があります。魚の切り身買って来て切るだけじゃないか。そんなカンタンなもの料理なんかじゃない・・・と。
まあ、やってみろ、一度やってみて・・・どうやったら美味しくなるか考えてみろ、と。
ただただぶった切ってテキトーに盛る、それで美味いか?と。魚の種類によって引く(刺身は『切る』ではなく『引く』モノ)身の厚さが違う、なぜなら身の硬さも違うし食感ももちろん味も違う。何に盛る? 白身魚を白い皿にぶち撒けてそれでOKか? 暗めの椀に少しずつ重ねて盛ってみる。これだけでも全然違いますぞ、見た目で味も違ってきますぞ・・・?
出来合いの刺身盛り合わせ。これも非常に美味そうに盛ることもできます。例えば種類ごとに分けてみる。ツマが敷いてある場合もあるので、これの位置取りも変えてみる。白身と赤身をあえて別々に盛るか・・・あるいは互いに引き立てるように合わせてみる。それだけでもホント違ってくるものであります。
個人的には「手抜き料理」というのは存在しないと思っています。方法として「手を抜く」という方法はあります。工程も一部を端折ったり材料数を減らしてみたり。しかしそれもまた方式の一つであり・・・「そういう方法もある」ということであります。
「カンタンそうに見えるから」だから手抜きだろう・・・というのはほとんどない、というのは料理に限った話ではなく。大抵の事象は「カンタンなものほどややこしい」ということだったりします。「あんなもんどうせ手抜きだ、カンタンにできるだろう」と思うのなら・・・イチからきちんと作って御覧なさい。それができない、と逃げる人ほど手抜き、ということであります。
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08/06/2020
やっぱりさびしいけれど
仕方ないっちゃあ、仕方ない。
瓶のキリンレモンが生産終了へ(Yahoo!:ねとらぼ)。もちろんペットボトルでの販売は継続なので「キリンレモン」自体が無くなるわけではないのですが・・・。
まあ・・・仕方ないっちゃあ、仕方ない。そういう話であります。
ガキの頃に父方の祖母(祖父は自分が生まれたくらいに他界)の家に行くと・・・必ず瓶でキリンレモンがありました。ブルートレインで近くまで行って、そして列車で少々。ガキでも疲れるものであります。で・・・着いたら暑いせいもあって眠ってしまいます。
「おめざに、どうかね?」
そんな言葉だったと思います。瓶のキリンレモンに甘いお菓子。そして・・・今は亡き祖母と叔母の笑顔に・・・クマゼミの大合唱。庭には大きな水盤があってそこに「何年いるんだかねえ?」という巨大な金魚。夜には親せきが集まって宴会・・・自分やいとこらはジュース・・・そして夜に眠る床の間にはどこか怖い虎の掛け軸と、そして幼い女の子とりりしい男性の白黒写真。
後で知ったのですが、女の子は幼くして亡くなった父の姉たちと・・・そして出征して死んだ父の兄、でした。あのおどろおどろしかった虎の掛け軸は・・・何だったんだろう、今はもうその家も取り壊しになってなんもかんも分からんのですが。
それが全部「瓶のキリンレモン」に繋がっていたような気もします。「木」という存在・・・木の扉に木の床板。そういったもの・・・縁側から繋がる庭の水盤からのクマゼミの声・・・とかそういうものまで。瓶から注いだコップで飲んだアレから始まって、その後に脳に入り込んできたもので全部が繋がって、記憶の奥底に折り重なってきている、そんな気がします。
まあ・・・思い出であります。今はもう、どうしようもない思い出。時々キリンレモンをペットボトルでも今でも飲んでみたりするのですが・・・あの頃のような興奮を覚えることはありません。
ただこういうもんはヒトの人生に少なからず影響を与えるもんであります。・・・あの日、瓶から注がれた透明な泡。そして・・・夏の祖母の家。あれは・・・もう見ることは絶対叶わないけれど、自分の中では今でも唯一無二の最高の一瞬であります。
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07/27/2020
家か店舗か
と言うことかと思うのですが・・・実際にはかなりフクザツなところがありそうであります。
なぜキリンは「巣ごもり需要」でアサヒを逆転できたのか(Yahoo!:J-castニュース)。たしかにアサヒの方を業務用ではよく見かけるような印象であります。・・・そうは言っても一頃と比べるとその辺も様変わりしてきた、と言うか。どこの店でも「スーパーなんとか」だったのが・・・ここんとこは結構違ってきたなあ、というのが個人的なとこだったんですが。
しかしコロナ禍の世であります。店で飲むより家で飲む、という風潮が強まり、業務用に強かったアサヒに甘んじてきたキリンが台頭してきた、と・・・。
個人的にはあんましメーカーにはこだわらない方なんですが。
一部の「プレミアムビール」となると話は違ってきますが・・・いわゆる「ビール(発泡酒でも第三でもない)」となるとそこまで「不味い!」というのはここんとこ当たったことがないような。・・・あー・・・いやでも過去に「スーパーなんとか」のうっすい味には閉口したものでしたが。それも最近は飲んでないので分かりませんが。
こういうのは個人の好みが大きく影響してきます。こっちの人が「美味い!」と言ってもあっちの人が「はあ?」と不満なのはよくあることであります。
その個人個人の好みの蓄積から各ビールメーカーは色々考えるわけです。が・・・それでもそれを超えてしまうこともあるから個人的し好に基づく「酒の好み」は分からんもんであります。
酒呑みなら分かるかと思うのですが。・・・「これだ!」というホントウに好みの酒を手に入れて、さて・・・と開けてみてもなんとなくウマくない。でも他の時に開けてみたらやっぱりウマかった・・・と。
これは多分に心情的なものもあると思ってます。ウマイ酒やウマイつまみを用意するのはもちろんなんですが・・・その時の体調や状況・自身の状態までも整えておく必要があるのです。・・・余計な心配事、仕事上のつまらんミスとか気にしたままでウマイ酒が飲めるか・・・? 誰かと一緒に飲むのならその相手はホントウに適した相手か・・・? つまらん欺瞞とかじゃないのか・・・?
そういうメンタルな面も考慮する必要があるわけです。・・・宅飲みや外飲みも・・・その辺にも影響があるような気がしてます。それまで外でワイワイやってた人がいきなり自宅で・・・となると。
個人的には酒メーカーには「宅飲みで一人でも盛り上がれる酒」とかそういうのを造って頂きたい、とか思ったりしますが・・・そうなるとちょっとヤバい方向へ進むかも知れません・・・?
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07/26/2020
フリーな方がいい?
飲料、カフェイン除去に商機・・・「飲み分けて総摂取量コントロール」動き加速か(Yahoo!:食品新聞)。いわゆるエナジードリンク系を飲み過ぎて死亡、というケースもあります。その一因ともなったのがカフェインであります。
コーヒーに多く含まれているイメージがありますが、実は緑茶にも相応量含まれています。基本的に体重によって「一日にココまでは摂っても良い」という量がある程度規定されているのですが・・・カフェインの過剰摂取について(農林水産省)。
結構個人差が多かったりするのも事実であります。自分なんかはそれほど感じないのですが、本当に受け付けない人は場合によっては含まれている飲料はほとんど飲めない・・・という人もいます。
いわゆる「興奮剤」的な役割であります。
眠気覚ましともなる、ということなのですが・・・自分はコレ、実感したことなかったりします。昔は結構ムチャにコーヒーやこういった「眠気覚まし飲料」を飲んでたこともあるんですが、特に「眠気覚まし」になったことはなく。眠くなる時は必然的?に眠くなったりしてました。
今もコーヒーを好んで飲んでますが・・・それでもそんなに杯数は多くないのですが・・・やはり「飲んだらお目々ぱっちり」とかそういう状態になったことはありません。
だから↑カフェインフリー、と言われてもなあ・・・というのが正直なとこなんですが、気になる人にとってはかなり気になる要素ではあるわけです。
たしかにここ最近は「カフェインフリー」が増えてきた印象があります。が・・・他方ではエナジードリンク系も増えてきている印象もあります。・・・どっちの方が優勢か、という話ではなく。その場の状況や状態によって使い分けたら良い、ということかと。過剰に飲むのはもちろん厳禁ですし、自分のようにあまり気にならない人が無理にカフェインフリーを選ぶ必要もないわけであります。
適材適量を心がけよう、という・・・ある意味当然なことではあります。過ぎたるは及ばざるがごとし、とも言いますし。
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07/20/2020
絶滅するかも、と言われれば
そりゃあ・・・食べる気も少なくなってくるかと。
ウナギは誰が買っているのか・・・ウナギの購入傾向を探る:2020(Yahoo!)。まあ・・・当然と言うか何と言うか、高年齢層の方がウナギを買っているわけです。それは「縁起物」だから、ということもありますが長年の習慣だから、ということもあります。
土用の丑の日。カンタンに言えば立春・立夏・立秋・立冬前の18日間。これを「土用」と言います。そこへ一日ごとに十二支が順繰りに割り当てられていきますが・・・立秋前の「夏の土用」で「丑」が割り当てられる日、これが「土用の丑」ということになります(今年は7/21と8/2)。・・・この日は「う」の付くものを食べると縁起がいい、ということにされその代表格が「ウナギ」であります。
ただしニンホンウナギは現在絶滅危惧IB類に指定されており・・・そもそも仔ウナギであるシラスウナギを「どっか」から獲ってきてそれを畜養して展開、という完全養殖も何もない、ただの「太らせて食う」的なものなことから批判が集まっているのは事実であります。
しかも親ウナギから仔ウナギを採取、その仔ウナギを育ててさらに親へ・・・という完全養殖はまだまだ前途多難であります。
そのためウナギをただただウマイウマイと何も考えずに食するのはどうか、という論調はここのところよく出てくるものであります。・・・↑記事の論調もそういったもので。まあ・・・そこまでコケにするか、というのが個人的なところではありますけれど。美味いのは事実なのでありますし。
個人的にはあの「かば焼き」がイカンのではないか、アレがリピーターにリピーターを呼び、今後も「ウナギ食文化」を続けさせていってるんではないか・・・と。
あの「たれ」は個人でもカンタンに作ることができます。醤油と砂糖、そしてめんつゆ。これをテキトーに混ぜて加熱。焦がさないようにすればそれなりのものができます。ただ・・・専門店のようにはいきません。そこには長い年月を経ての「ウナギ焼き」技術があるからで・・・ということはそれを支えてきたモノたちがあった、ということであります。それをいきなり否定することは・・・ちょっと無理かと。
代替品でナマズ、とかそういう問題ではない人たちがいる、ということであります。その辺も踏まえての「ウナギ禁止論」になっていくべき、とは思うのですが・・・↑そういうとこまではいきそうもないような。・・・古くからの文化、ということはそれなりに大きな勢力と言うか連中も関わっているわけです。ただ「ゼツメツしそうだから」程度ではどうしようもないほどの。
感情論だけでそうにかなる問題ではない、ということであります。カンタンに「ヤメてしまえ」で・・・失敗した例、アメリカの禁酒令だけではなく、色々あるんですが・・・ニンゲンてのは己の快楽のためならなんだってやる、そういう利己的な生き物ではあるんですが・・・。
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07/14/2020
可能だろうけど可能じゃない
家族で食費月2万円は可能なのか?(Yahoo!) ここんとこあちこちで話題?になっている「家族5人で月食費2万円」ですが・・・元記事(↑記事から跳べます)見る限りでは「これはファンタジーの世界だな」としか思えないものであります。
・・・コメントにもありますが、まず1週間分の野菜をそれだけの量、1000円で買えるわけがない。
もっとも、地域によってはそういうことも可能かと思われます。しかし元記事見る限りではそれなり?に都会のご様子。・・・個人的には多分コレは創作だろうなあ、と。実際にそういう人に取材して、というのは・・・繰り返しになりますが地域によっては可能でしょうけど都市部じゃあ・・・まず無理っぽい・・・。
そもそも「1週間の献立」で日に1食分しか紹介してない辺りで・・・何とも。さらには食材の出費については記述してあるのですが、調味料は一体どうしてるんだ、と。アヒージョなんか結構オリーブ油使うんですが・・・それは?
そして最も大きなとこでは・・・お米でしょうか。あるいはパンでもパスタでもいいんですが「主食」となる食物についてほとんど買った記述がない、というのも・・・?
ちょっと前に某テレビ番組で「1ヶ月何円生活」という企画がありました。・・・この中で最も大きな出費要素を占めていたのは米などの炭水化物であります。他の食材はどうにでもなるんです(どっかで採ってくることもそれなりに可)しかしお米だけは「どっかで採ってくる」というわけにはいかず。しかしないと困るものではあります。
それなのに金額的には結構大きなウェイトを占めるものであります。・・・番組内でもそれに対する苦慮が大きくなっていたりしたものでありました。
節約はたしかに大事なんですが・・・家族5人で月の食費が2万円・・・いや、ホント地域や事情(近所の人が農作物タダでくれるとか)にはよるんですが・・・なんか誤解する人が出てきそうで、その辺が怖い、という声もあります。
実際に一家の台所預かってる側からすれば「え? そんなもんでどうにかなるの? じゃあ・・・」とか家族が言い出したらたまらんだろうな、と。繰り返しますが都市部じゃあ、ほぼ無理な話なんです。みんながみんな何も考えずにただただ漫然と家事こなしてるわけでもないんです・・・。
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07/10/2020
そこに振れ幅
くら寿司、AIで極上マグロを見抜く技術導入(Yahoo!:ITmediaNEWS)。モノとしてはすでに水産庁の支援事業の一部になっていて、導入している業者も他にもいるとか。しかしチェーン展開している外食産業での導入は初、とのことであります。
・・・これに関してはやっぱり賛否両論出てきているようですが。
これで効率化がはかられてウマイ寿司が安く食えるんなら・・・とか思ってしまいますが。本当に本物の職人さんが選んだマグロが食いたければそれなりに良い店に行け、ということでもあるわけですし。
同じようなのは「寿司職人」にもあったりします。長い時間がかかっていた職人を専門学校で短期間で養成できる、というのが最近の事情であります。・・・やはり賛否両論ありますが・・・これもそういった職人の寿司が食いたきゃ良い店に行け、ということになってしまいそうな。
これは寿司やマグロ関連だけではなく。そもそもの「技術」というのが大変に高度なものだったりするわけです。習得するのにどうしても時間と手間とお金が必要になってしまう。そこら辺をどうにかできないか、という動きが出て来てもさほど妙ではないと思うのですが・・・。
とあるテレビ番組でこれの話題をやってましたが、人間の職人が誰かに継承する時に少し「幅」が出てくる、と。つまりは100%同じもんを後世に伝えることはほぼ不可能でどこかに「差」が出てくる。その「幅」「差」によってその技術はさらに磨かれていく・・・という論調で、AIなら100%伝えることができるんじゃないか、とも。
いや、AIはAIなりに学習する余地が存在していますから(そうでないと意味がない)もし職人の技術をAIが継いで、それをさらに後世に・・・となってもやっぱり結局どこかに振れ幅は出てくるもんじゃないのかなー・・・とかそんなことも思ったりしましたが。
まあ・・・結局は安くてウマイもんが食えればそれでいいんじゃないか、と。そんなところに落ち着きそうではありますが。
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07/04/2020
流行の度合い
巣ごもりで白玉粉に一躍脚光、第二のタピオカとなるか(Yahoo!:日本食糧新聞)。・・・まあ・・・そこまではならないだろうな、と。タピオカの場合はメディア戦略的な要素も大きかったわけですし。白玉粉がそこまで行けるか、というと・・・?
白玉粉とはカンタンに言えばもち米の粉、であります。うるち米、つまりは通常の米の粉を含む場合もありますが・・・うるち米の粉は基本的には上新粉と呼ばれていたりします。いずれも「米粉」という分類ではあります。
タピオカはキャッサバというイモのでんぷん質。そのため、まあ、どっちも似たようなでんぷん質由来、というところで同じ方向性?ではあるのですが・・・でんぷん質の粉由来の甘いもん、なんてのは古今東西色んなもんがあるわけです。大部分の人類が「飢餓」を克服したのはつい数千年ほど前からのことであります。それ以前数百万年ほどに渡って「甘いもん」というのは憧れでありました。同時に「腹を満たす物質」も。それらが「糖分」であり「糖質」であります。
純粋な「甘み」としては自然界に物質にも頼ることができます。しかし「腹を満たす物質」となると・・・いわゆる「穀物」が必要になってきます。一部地域では麦を、そしてある地域では米を、そしてまたイモを使うようになりました(コマカイ地域差的なもんは他にも色々)。・・・その末裔?と言うべきものが「タピオカ」であり・・・米粉だったりします。
小麦粉、という麦系の穀物由来の品々も同様に伝播していきました。そして現代という・・・電波のスピードが破格になった時代。イモ以来のタピオカは特に昨今の日本でももたはやされましたが・・・じゃあ、米粉以来の白玉粉、も、と言うと・・・。
現代ではただの「伝播」ではうまく?行き届きません。そこへ至らせるような工夫、つまりは「宣伝」が重要になってきます。これがもしここ数ヶ月で~とかそういうのではなく数年から数十年単位での「イモから米粉への変異」を狙った文化流入ならまた話が違ってくるのですが。しかしこんな短期間では・・・やはり皆の耳目をひきつける戦法が必要になってくるわけです。
それが米粉にはそこまではないわけで・・・なんか、流行のターゲットの変更を、とかそんなのやってみようにもさすがに無理ではないか・・・と。
どっかの有名店的なとこで「米粉のナンタラ」的なもんでも出れば話は違ってくると思いますが。現状ではそういうのも無理っぽいですし。
今の現状と言うのは「宣伝」の方式も色々思考を求められるようになっています。なかなか単純にはいかないのですが・・・そもそもタピオカだって今の「自宅消費」方向の中ではかなり劣勢だと思うのですが。
流行の度合い、というのも見直す時代に来ている、ということなのかも知れません・・・?
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07/03/2020
そとで飲む
増える「路上飲み」「公園飲み」手軽さとマナーの問題(Yahoo!:マネーポストWEB)。実際、コロナ禍の影響で飲食店ではなく「オンライン飲み会」とか自宅で一杯やる「宅飲み」の方が増えている観があります。
・・・自分の場合は元々宅飲みが中心なので・・・コストとか自炊好きというのもありますけど近くに飲み仲間がいない・・・あんまり実感?はないのですが。
しかし一人暮らしならともかく家族がいる場合、なかなか一人だけで飲む・・・というわけにもいかず。しかし外へ飲みにも行きにくい。じゃあ、ちょっとしたスペースでちょっと飲もうか・・・というのはある意味自然な流れと言うこともできます。
中には100円ショップで売ってる「磁石が付いた小さなカゴ」でもって磁石にくっつく場所をどこでも「ちょい飲み」の場にする・・・とかそんなのもあったりしますが。
が、こういう「公共の場」での飲酒、となるとお国柄や事情によってはたしかに奇異の目で見る外国の人がいるのも事実であります。・・・日本は比較的こういう「町の中の場で飲む」という行為に対して寛容、とされています(そもそも酒屋で軽く一杯できる「角打ち」があった、という時点で・・・)。「酒の席だから」という風潮もいまだに残っています。
でもそれも国際化うんぬんではなく。現在の実情に沿わなくなってきているのでは・・・という声も少なからず存在しているわけで・・・。
恐らくは「印象としてそういう飲み方が増えている」というのが現状だろうと思われます。今後のコロナ禍の経過によっては飲食店での飲みがどんどん復活していく可能性も高いですし。「文化」としてこういった「野外飲み」が定着していくか、と言えば・・・そこまでは、と、そんなものだろうと個人的には思ってます。
ただ、何かの拍子で広く知られるようになると、それはそれでヤッカイなことになりはしないか、という懸念があったりします。
こういうのは得てして「悪目立ち」するものであります。・・・どう考えても一定数はマナーの悪い人がいるわけで。ゴミをポイ捨てする、酔って悪さをする。そしてそういう人たち・・・ごく少数の人たちですが・・・によって本格的な規制に発展したりする可能性も非常に高そうな・・・と。
ごくごく少数によって全体が規制される、というのはこれまで多数の例があります。・・・これもその一つになるんではないだろうか、と・・・。
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05/25/2020
思わぬところに
キャベツ1個400円にも・・・野菜価格乱高下(Yahoo!:朝日新聞)。実際、キャベツはここのところかなりの高値が続いているのですが、同じ葉物でも例えば水菜なんかはかなり安くなっている・・・というのが自分の周囲の場合だったりします。・・・こういうのは地域差がかなり出てくるので・・・キャベツがそれほど高くはない、という地域ももちろんあるかと思われます。
しかしこのコロナ禍であります。思いもよらぬところに影響が・・・というのもある話ではあります。
野菜関係だと、自分の周囲だと・・・シイタケなどのキノコ類はそれほど高値を感じず。しかし一方でアスパラガスなんてのはこないだかなり高値だったのに最近は逆に安い、とかそんな印象を受けます。
コトは野菜だけではなく。他の食品にも影響が出ています。
有名?なとこでは小麦粉。これは外出自粛で家で調理する機会が増え、そのターゲットがホットプレートでもカンタンに調理できるコナ物になった・・・というのが通説?であります。
他方ではホットケーキミックスなんかも同様ではないか・・・外出自粛でちょいと凝ったモノでも・・・ということからではないか、という説もあります。
しかしどっちかと言うと・・・人間、「ない」と言われるとかえって欲しくなるものであります。実際にコナ物の消費が増えたのは事実かと。しかしそこへ拍車をかけたのは「ないなら欲しい」という人間心理ではないか、と・・・。
さすがにコナ物もそろそろ一段落、といった観があるのですが。
となると・・・次は何だろうか、と。やっぱり買い占め的な動きは止まらないのかな・・・と。そういうのが人間だ、と言われればそれまでなのですが。
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05/04/2020
事情の変化
休業店舗「現金ありゃせん」ステッカーで盗難予防(Yahoo!:時事)。愛知県警が「ここには現金を保管してません」ステッカーを配布、という話であります。休業要請が全国的に出ている現状、店内の金庫などに現金を保管していた場合・・・そこに窃盗犯が押し入る、という事件が実際に増えているそうで。
すでに売り上げが激減している中での窃盗であります。・・・何とかして防ぐ、ということであります。
東京などでは繁華街を警官がパトロールしていたりします。当初は外出自粛の中での明らかな「不要不急」と思われる人たちへの声かけが主だったそうですが、最近は人の気配の消えた商店にも目を配っている、とのことであります。
これは事態の長期化による事情の変化、の一つとも言えます。当初は「決まったことに対して」ということだったのですが、最近は「決まったことが起こしたことに対して」と変化してきているようにも見えます。
コトは商店に関してだけではなく。例えば・・・スーパーなどで売り切れる商品とか。
ちょっと前のトイレットペーパーなどの売り切れはまだまだ記憶に新しいですが、最近は特にそういうこともありません(相変わらずマスクや消毒用アルコールは品薄ですが)。しかし最近はいわゆる「巣ごもり」消費となり・・・「ちょっと料理にでも挑戦してみるか」という人たちが増えている、とのこと。
そのためかケーキなどを作る材料が一気に品薄に。・・・元々があまり大量に売れる商品ではない、とのことで在庫もそれほどない中での・・・消費増。外出自粛要請が出た時には想像もつかない「消費」であります。
・・・なお、巣ごもりで自炊増、ということで・・・次は何の消費が激増するのか、ちょっと分からないような状況だそうであります。それもまた事情の変化、ということかも知れません。
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04/22/2020
周囲の環境次第
人それぞれですけども。
手軽に自炊できちゃうガジェット感覚のお鍋はいかが?(Yahoo!:GIZMODO) いわゆる「自動調理器」というものであります。基本は「煮る」のようですが(鍋、と言ってますし)「まぜる」機能があるので「炒める」こともできる、と。
・・・ただ、「焼く」がちょっと難しそうな。しかしシャープには別の「オーブン形状の自動調理器」があるので、併用できるとさらに料理の幅が広がりそうではあります。
ただ、まあ、個人的には・・・いらないかなあ、と。
ミートソースにしてもある程度の「なんちゃって」ならそんなに手間取るもんでもありませんし。「オリーブ油でにんにく炒める→ひき肉炒める→トマトピューレ&パスタソース&赤ワイン&コンソメに炒め玉ねぎペーストで煮る→コショウなどで味付け」でなんとなくそれっぽいものが出来上がります。
手間を省く手法、というのは結構あるもんだったりしますが・・・。
しかし自分のような自分だけの時間がある程度確保できるのならともかく。そうでもない、料理に十分な時間を割く余裕がない、という場合は↑こういった器具を活用するのは十分にアリだと思われます。・・・人によって優先順位なんか違ってくるもんでありますし。
が、そこにあんまりタッチしない人の意見がまかり通るようになると・・・これはこれでやはり問題であります。・・・器具がどう、と言うよりそういった周囲の環境の方が問題となるのかも知れません。
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04/19/2020
あんまり食わんのですが
外出自粛中のラーメン通たちを救う存在・・・? 「宅麺」とは何者か(Yahoo!:現代ビジネス)。要は「冷凍ラーメンデリバリー」ということになるのですが・・・よく考えてみたら結構画期的なサービスかも知れません。
→宅麺
実際、「ナントカの名店が監修!」というカップ麺は、まあ、食べてみると・・・まあ・・・ねえ・・・というのはよくあることだったのですが。
↑記事にもある通り、コストの面から見ても店と同等のものがカップ麺で再現できるわけもなく。どこかで「手を抜く」ことをしないと実現はできません。もちろん、その辺をも理解した上で「コレはウマい!」という方を否定する気はありません。が・・・その名店の味、そのものを求める方々にとってはたしかにもの足りないものだったのだろう・・・と。
それを店のものを冷凍しての販売。・・・もちろん100%の再現とまではいかないのでしょうけど・・・各種制約を受けることになる「監修」よりは相当にその店の味を再現できるかと。望んでいる人にとってはこのコロナ禍の最中では・・・さらに朗報となるかと思われます。
ただ。自分の場合・・・ここんとこラーメンをほとんど食べてない、と言うか・・・まあ、別にいいかな、と言うか・・・。
ちょいと体調の不良が出た数年前に「揚げ物」「ラーメン」を自ら禁止。同時に「酒」も止めていたのですが、こちらは工夫?次第で少しだけ復活。揚げ物も時々なら、と。ラーメンは・・・少量の即席めんなら・・・と、そんなもんになっています。
そもそも食べ歩きや外食はしない方ですし。店でラーメンてのもあんまし食べない方だったので、↑記事も特には・・・というところなのですが、コロナ禍であります。お取り寄せ業界が活発になってきているわけです・・・。
とは言っても、じゃあ、注文してみるか・・・というところまでは行かず。でもサイト見てみると結構リーズナブル。これでも大丈夫なんだろうか、とかそんなことも思ってみたり。
・・・やっぱりラーメン好きはその店行って食べるのが一番なんだろうな、とは思いますがこの情勢。さらに店と距離のある人もいるわけですし・・・そうなるとこういうサービスは重要となってくるのでは・・・と。
そして昨今の冷凍技術であります。一説には終戦直後の冷凍魚があまりに粗悪だったために今でも日本人は冷凍が好きではない・・・とかそんな話もありますが、ウマイと思うならそれでいいんじゃないか、と。過去の呪縛?からもそろそろ解き放たれるべきなんではないか、と。
02:06 AM | 固定リンク
04/15/2020
だいようひん
酒やエタノールを消毒液の代用品に(Yahoo!:KYODO)・・・厚生労働省が通知。消毒液にも使える酒、というのが販売されていたりしますが・・・なんとなく黙認されていた、と言うか。本来の目的とは違っているので、その辺どうかな・・・というところだったのですが、これで「公認」ということになりそうであります。
ただし「酒」と言っても醸造酒は全然意味ありません。
ビールや日本酒、焼酎にチューハイなどは消毒には向きません。・・・と言うよりこんなの塗りたくったらかなり匂います。乾くとべたべたしますし。
向いているのは蒸留酒、それもかなりの高度数のものであります。
一般的な「ウィスキー」と呼ばれる茶色のお酒はほとんどがアルコール度数が40前後。これも向いていません(やはり匂いがしたりべたついたりしますし)。じゃあ煮詰めてアルコール度数を上げたら・・・と言ってもフツーに鍋に入れて火にかけるとエタノールの方が沸点低いので「アルコール抜きウィスキー」が出来上がるだけ、ということになります(これはこれで料理の香りづけに使う技法)。
度数上げるにはその鍋の上に「何か冷却できるモノ」を設置して、立ち上がる湯気など気化したエタノールを集める、つまり再蒸留する必要があるのですが・・・多分それやると法律違反になります。密造酒扱いになる可能性が高いのでオススメしません。
・・・と言うか高度数のウオツカ買ってきた方が早そうな。よくテキーラが度数高い、と言われますがフツーに流通してるのはそれほど高くありません。ウオツカやラムだとかなり高いのが店で売られていたりします。
最強はスピリタスで度数はほぼ100とほぼエタノール。フタ開けたまま放置しただけで気化して減っていく、カンタンに着火する・・・など取り扱いに注意の必要な酒であります。が、消毒用アルコールてのは度数が高ければ高いほど良い、というものではなく。それこそ70とか80くらいの方がいいらしいのでスピリタスの場合は精製水で薄める必要があります。
なのですが・・・所詮は代用品であります。やはり本来の消毒用アルコールが正常に流通するのが一番、ということになりますか。実はすでに高度数蒸留酒てのはかなりの数、店頭から消えているという話もありますし・・・。
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04/13/2020
酸っぱいのはお好き?
「酸っぱいの苦手」加速する若者の梅干し離れ(Yahoo!:産経)。・・・あー・・・個人的にも実はあんまり好きではなかったりします(若者じゃあ、ないですけど)。好みの問題と言うか何と言うか「酸味」があまり好きではない、と言うか。
むしろ・・・若者が離れている、というより潜在的な「梅干し敬遠派」が世の中に出てきているんでは・・・とかそんなことも思ったりします。
一つには「ご飯」というのもあるかも知れません。・・・「ご飯のお供」としての梅干し、ではなくご飯そのものを食す機会が減っている、とか。まあ、この辺は他の「お供」のデータがありませんので、あくまで主観的になってしまいますが。それでも「梅干し=ご飯」という図式はかなり強固?なものかと思われます。
そして・・・塩分の敬遠。
かつての日本では保存食として塩分が多めの食品が多く、そのために高血圧の人が多かったのでは・・・と言われています。そのせいか最近では「塩分控えめ」が宣伝文句となるほどに。その煽り?を最も受けたのが梅干しではないか、と。
いずれにせよ食生活の変化、ということにはなりそうであります。・・・ただ・・・こういうのは何かの拍子にいきなりがらっと事情が変わってしまうことも多々あったりします。少し経つと逆に梅干しがブーム、てなことになってるかも・・・知れません・・・?
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02/26/2020
あくまで「賞味期限」
波紋呼ぶ明治の「アイス賞味期限設定」(Yahoo!:産経) 比較的品質に変化が起きにくい食品に関しては「賞味期限を表示しなくてもいい」という風に定められています。いわゆる「アイス」もその一部で、店で売っているアイスのどこを見ても今は「賞味期限:いついつまで」というのは表示されていません。
これに類するのは砂糖や塩などであります。塩はともかく砂糖は・・・と、思うかも知れませんがアレはかなり変化しにくい食品であります。吸水性にも優れ、これを上手く利用したのが「カビない羊かん」だったりします。
アイスに関しては温度管理が命、みたいなところがあります。・・・当たり前ですが温度が上がると溶けてしまうのですが、一定温度をキープできる場なら・・・ということで賞味期限表記をしなくてもいい、ような。
ただし倉庫のような場所ならともかく。小売店の冷凍ケースというのは実は24時間フルに氷点下なわけではなく。時折「霜取り」という作業を自動で行っています。これは扉を開け閉めする際に庫内に入り込む湿気。これが積もり積もると「霜」となって庫内にどんどんこびり付いていきます。これを温度を上げることで(一時的に電源切ったりします)溶かしてしまおう、という作業であります。
・・・霜が溶けるんならアイスも溶けるんじゃ、ということであります。しかしそれでも適正に運用されている限り品質に問題はありません。が・・・さすがにちょっと気になるところではあります。
さらには「賞味期限」これは「ここまでは美味しく食べられることを保証しますよ」という期限であります。対して「消費期限」こっちは「ここまでには食べちゃってくださいね」というある意味最後通告?みたいなものであります。
賞味期限は実は過ぎても問題はないわけです。・・・味は落ちるかも知れないけれど、と。
今回はこの「賞味期限」を設定する、ということであります。まあ、そりゃあ・・・たしかに美味しく頂ける期限を、というのは分からんでもないのですが・・・。
世の中のほとんどの人は「賞味期限」と「消費期限」をごっちゃにいているのが現状であります。その中でそういうのを設定してしまうと・・・という不安はたしかにあるのですが・・・。
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02/24/2020
ポテト・イン
バーガーキングの「フライドポテトバーガー」に賛否両論(Yahoo!:CNN)・・・ニュージーランドでの話で、日本で発売されるか、と言えばそこら辺はまだまだ分からんらしいですが。
ハンバーガーのバンズでフライドポテトを挟む。・・・ベーコンを一緒に挟んだものもあるそうな・・・。
日本だとちょっと考えられない取り合わせかも知れんのですが、実際に「ポテトを挟む」系のパンはあるところにはあるらしいので・・・そういう場所だと違和感なく受け入れられるかも知れません。
よく関東系の人が関西系の人の「お好み焼きをおかずにご飯を食う」にやはり違和感を覚えたりしますが。
これも結局は「そういうものもある」という食文化、と言うかガキの頃からそういうもん食ってれば違和感も何もあったもんではないわけで。・・・これが逆に食のタブーがある人に無理やり食わせると大変なショックとなり、場合によっては命に関わることもある・・・というように人間というのは結構「食習慣」「食文化」に左右される向きがあります。
↑ポテトバーガーも「ああ、そういうのあるよね」で済んでしまう人と「はあ? あり得んわそんなん!」てな人に分かれてしまうのもある意味仕方ないことであります。・・・しかし中には「ヘンだけど食ってみるか」と恐る恐る食ってみてハマってしまった、なんてな人もいるので・・・そこからまた新たな「食」が生まれることもあるので・・・その辺も分からんと言えば分からん、という話だったりします。
個人的には。・・・食ってみたい気もするんですが・・・自分はバーガー系は持ち帰ってそれで一杯、ということもあり・・・その時には必ずポテトも添えるので・・・それが一緒になっちまったらなんか得したような損したような?なんか・・・ミョーな感覚に陥りそうな・・・。
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02/23/2020
近所にはないのですが
あるとちょっと嬉しいかも。
「おでん種店」が東京でこんなにも減っている訳(Yahoo!:東洋経済オンライン)。「おでん種」ですから基本的におでんに入れて「煮込む」ということになります。が・・・モノによっては他の用途も楽しめる、そういうシロモノであります。
・・・原材料の高騰などもあると思うのですが、なんだかそれだけじゃないような・・・。
自分のとこの近所にはこういう店はありません(探したらあるのかも知れませんが・・・さて・・・)。ではそういう場所での「おでん」とはどういうものか、と言えば・・・コンビニで買う・スーパーで売っている材料を煮込む、ということになります。
前者はともかく後者なら、まあ、おでん種の店がなくてもいけるんじゃないか・・・と思われるかも知れませんが。スーパーで売っているのはあくまでも「製品化」された種であり、揚げたてのものではありません。・・・もちろん人によっては自分で魚を買い、それをフードプロセッサーなどでミンチにして自分で揚げる、という人もいます。しかし大抵の場合はやっぱなんかどっか似たような味や感触になってしまう・・・。
「こだわり」というのもあります。
自分の場合、ちょっと離れたスーパーに某関西方面産のすり身天が売っているのでそれを好んで買います。しかしこれはもちろん製品化されたモノ。・・・いや、まあ、それでもウマいんで、まあ、いいか・・・と思うのですが・・・「どんなんでも一緒だよ、わざわざそんなとこまで行くなんてムダだ」という人ももちろんいるわけです。
それはそれでアリではあります。でもそれだとあの食感を味わうこともないんだろうなあ、もったいないなあ・・・とか思ってしまったりします。
この感覚が「おでん種店」でいつも種を買って、煮込んでる人からすれば・・・スーパーで買って煮込んでる我々に対してあるんじゃないのかなあ・・・とかそんなことも思ってしまったりするのです。・・・もちろん人の事情や状況は様々ですし、他に方法ない、という見方もできます(それに安いでしょうし)。でも・・・なんか、なあ・・・と。
考えてみたらこういう事例は結構あちこちにあるような気がしています。こだわったモノや状態の良いモノ、そういうのから「まあ、別にこれでもいいや」となってしまってなんとなく・・・と言うのは。繰り返しますがそれ自体は別段悪いわけではないのです。
ただ・・・もし余裕があるのならちょいとこだわってみてもいいんじゃないのかな・・・と、そんな風に思うのです・・・。
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02/13/2020
時代遅れと言うか
無理に横並び一列にしなくてもいいような。
日本の「樽生ビール」時代遅れになりかねない訳(Yahoo!:東洋経済オンライン)。
『リサイクル可能な素材でできているワンウェイケグですが、「使い捨て」であるという部分だけが一人歩きしてしまうと、メーカーが積極的にゴミを増やし環境に負荷を与えているという印象を与えてしまいます。』(『』内↑記事より引用)
・・・じゃあそれをリサイクルに回すようにすればいいんでは・・・? とか思ってしまうのですが。問題はどっちかと言うと「メーカーに返す」ということなんだろうなあ、とは思うのですが・・・別にそれでもいい、というメーカーもあれば、たしかにソレもいいな、というメーカーがあって然るべきではないか、と。
全世界のビールメーカーが一斉にワンウェイケグに傾倒しているわけでもないでしょうに。
ステンレスの従来の樽だってそこには利点があるわけで(もちろん欠点もありますが)それはワンウェイケグだって同様であります。もちろん頑迷に過去の産物にこだわっている・・・例えばちょい前のボジョレーヌーボーのペットボトル化とか・・・というのならたしかに最新の技術を導入すべき、という話になってくるのは分からんでもなかったりします。
しかし各社によって規格もばらばらなシロモノを「導入しないと・・・」というのはどうだかなあ・・・と。
たしかにステンレス樽の回収・再利用作業には時間がかかるでしょうしそれが他の分野の仕事を圧迫しているメーカーもあるのでしょうけど。しかしそれが全部のメーカーというわけでもないでしょうし、ワンウェイケグにしてもそれ独自の作業も出てくると思われます。・・・結局のところ作業を圧迫するのは変わらんのではないか、と。
新技術というのは常に批判にさらされます。定着するまで時間もかかるものであります。ワンウェイケグもそういった技術の一つであります。・・・だからこそ例えば規格の世界的統一とかリサイクル(そのものではなく素材の)システムの構築とか・・・そういう方面に手間を割いてもいいんではないでしょうか・・・?
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01/29/2020
やっぱり繊細
ワイン用ブドウ品種変更を・・・気候変動で農地激減の恐れ(Yahoo!:JIJI)。実はかなりの数があるブドウ・・・ワイン用ブドウ品種であります。それでも大多数の品種はやはり気候の影響を受けやすく繊細であります。そのため現在の有名産地ではもっと高温に適した品種を・・・ということであります。
ただ、そこまで大規模にやってしまうと風味や感触はどうなるんだろうか・・・と。
それでもこれを逆に捉えて今まで低温であまり適していなかった地域でもブドウ用ワインが栽培できるようになる、という見方もできますが・・・これもやはり繊細な話になりそうであります。
過去には病害虫によるヨーロッパ産ワイン激減、というのもありましたが。
これは技術的対処(接ぎ木などによる回避)によって今ではあまり問題にならなくなっています。が・・・コトが気候となると場合によってはもっと広範囲に、全世界に影響が大きく出てくる可能性もあります。
世界で最も古くから、そして広く飲まれている酒類でもあるワイン。恐らくはこれまでのように飲むことができなくなる、とかそういうことにはならない、と思いたいのですが・・・しかし何らかの影響が出てくるとなると状況が変わって来る、かも知れません・・・?
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01/16/2020
実質値上げ?
ノザキのコンビーフ。70年ぶりパッケージリニューアル(Yahoo!:ORICON NEWS)・・・それに伴い100gだった内容量は80gへ。まあ・・・実質値上げかなあ、と。
いわゆる「枕型」と呼ばれる缶詰であります。台形の、底辺の方をカギでもってくるくる開ける。
これは日本の缶詰の歴史、と言うか・・・そもそもは「軍隊用の携行食」としてナポレオンの頃に発案された「ビン詰め」に生を発し、その後缶詰となり・・・そして缶切りが開発され(缶詰よりも缶切りの方がかなり後の発明)・・・そしていわゆる「パッカン」と、缶切りナシでの缶詰となり・・・。
そして最近では充填技術等の発展により「缶」ですらなくなってきています。そこまで時代は進んでいます。
そんな中にあって「カギで巻き取るコンビーフ缶」というのは日本でもかなりの異端ではありました。・・・その後プラパッケージの「コンビーフ」も出てきています、そしてこれが今後の主流になる、ということになっているのですが・・・。
・・・ああ、ついにカギもなくなるのか、と。
某巨大掲示板で一世を風靡した「コンビーフたん」もついに過去のものになるのか・・・と、まあ、そんなことも思ってしまいますが。
個人的には博物館的な・・・記念館的な、何かそんなとこででも「カギ付きコンビーフ缶」というのは残していって欲しいなあ・・・とか思うのですが。歴史的価値、とかそういう意味合いもあるんですが、まあ・・・個人的感傷ですかね。
アレにマヨネーズかけるだけで十分すぎる酒のアテになる。で・・・それにはあのカギでもってキコキコキコ、と・・・。
結局は時節による値上げ、とかそういうことになりそうですけど。それでも・・・あのカギでの開け方はある意味昭和の遺産となってもおかしくはないと思うのですが・・・?
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01/15/2020
改良の余地アリ?
ファミマ、6000店で「レンジおでん」販売(Yahoo!:ImpressWatch)・・・店舗負担とフードロス対策として期待はされていますが・・・?
従来は「おでん専用鍋」を設置(これも最近は小型のものが増えているような)店側で具材に火を通す・・・というもの。これにフタが付いていたりもしますが、基本的に「露店」風ではありました。
・・・あらかじめ調理されていて指定された具材をダシに放り込むだけじゃん、と思うかも知れませんが。
おでん調理は実は結構めんどいもんであります。温度調整を誤るとダシが濁ったりすることもありますし、具材はそれぞれに「廃棄期限」が違っているのでそれに至る前に取り出したり。そしてもちろん取り出した分は廃棄、ということになります。さらに取り分け・継ぎ足し・状態のチェックなどなどやることも多いコンビニ業務の中でもかなりの負担になります。
そこであらかじめパックしておいた分をレンジで温めて提供、というのはたしかに解決策の一つになりそうなのですが・・・。
・・・ただ、中身が決まっていたりタマゴがなかったり(レンジで温められない)という辺りにまだまだ改良の余地がありそうな。
コンビニおでん、というのは好きな具材を選べるところにも魅力があります。それがない、となると。・・・そういうことなら最初から「家庭であっためる用おでんパック」でもいいのでは・・・? しかしそうなるとなんとなく味気ない・・・?
今後はまた違った方向性が出てくるのかも知れません。恐らくは今回の「パックおでん」は試作的なものなのかも・・・しかし「パックおでん」でいいのなら実はそういう製品はすでにいくつもあったりするので・・・そこら辺も改良の余地あり、なのかも知れません。
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01/13/2020
だきょうてん・・・?
培養肉を食べるか否か、菜食主義者の視点から考えてみた(Yahoo!:WIRED)。肉食をしない菜食主義者にとって培養肉を一つの「妥協点」とする・・・というのは、まあ、それでいいというのならいいのではないか、と思いますが・・・。
いや、環境問題や動物愛護とかから「肉は食べない」という人たちだけではなく。宗教上の戒律から食べない、という人たちもいます。こういった人たちは培養肉、つまり動物の細胞から作られた「肉」を食べるのだろうか、と。
そもそも動物はどこまでが「動物」なのだろうか・・・? 培養される前提の動物の細胞はそれはその「動物」ではない、と言い切っちゃっていいんだろうか・・・?
これに類する話としてガン細胞の研究に使われるヒトのガン細胞がありますが、これは戦前くらいに乳がんで亡くなった女性のガン細胞、これを世界で初めて培養に成功した、その細胞なのだ・・・とか。そうなるとその「人」はすでに亡くなっているのですが、その細胞はまだ「生きている」じゃあその「人」はまだ生きている、と言えないこともない・・・?
これが動物由来ではなく植物由来の「肉」というのならたしかにそれは「動物の肉」ではない、と言い切ることができます。あるいは何らかの鉱物や植物から「動物の細胞」を作成することができるなら、その細胞の「培養肉」ならたしかにそれは「動物の肉」ではない・・・。
・・・個人的には個人がそういう主張するのなら、それはそれで別にいいんじゃないかと思ってます。一線を超えなければ。その「一線」は「そんな肉を食べてはいけない。さあ、こっちを食べるのだ。それが人間の生きる道だ」とかなんとか無理に押し付けてくる、とかそんなとこであります。
ただ、まあ・・・なかなか各人の主張をすんなり認めあえるもんでもないですし・・・ニンゲンなんてのはまだまだそんなもんでもあるのですが。
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01/04/2020
ゼロではなく
完璧0.0%じゃなかったはずですし。
「ダイエット」飲料は体重減少を約束しない・・・米控訴裁(CNN)。この「ダイエット」表記に関しては以前もなんか似たような「これじゃ痩せないじゃないか!」的な裁判?告訴?があったような。・・・結構前からある商品名ではありますし・・・「分別のある消費者ならソフトドリンクの商品名に含まれる『ダイエット』という言葉が体重の減少や健康上の体重管理を約束するものではないことは理解できる」(「」内↑記事より引用)というところにも納得できるような。
・・・そもそも痩せたいのならそういうもん飲むなよ、というのもないではありませんが。
日常的にお茶を、緑茶を飲む文化?のある日本だとそこまでそういったソフトドリンク系ばかり飲まれることはなく・・・モノによっては「お茶=砂糖入り」という図式もなり立つこともあるあっちとでは、事情が大分違うという話もあります。まあ、要は甘いもんばかりだ、ということでもありますが。
ただ、そうなるとどうしてもカロリーの過剰摂取となり・・・肥満状態の人がどんどん増えていくことになります。
そこで砂糖の代わりに別のローカロリーの甘味料を、というのが「ダイエット飲料」の基本であります。それがきちんと機能?していれば問題はないのでしょうけど・・・。
個人的にはそれでもそういった「甘いけどカロリーほぼゼロ」というのが入り口になってることもあるんじゃないのかな・・・とか。甘いモノ、というのは好まれる傾向にありますが・・・どうしてもクセになるものではあります。ついつい、口にしてしまう。
結局飲んだだけで痩せるもんなんて早々あるわけない・・・というのも多くの人が認識しているところではないか、と。そういうことなんではないか・・・と思うのですが。
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12/30/2019
ぽーるなウィンナー
ポールウィンナーの知名度に東西差(@nifty:Jタウンネット)・・・なんと全体販売金額の93%が近畿2府4県に集中、ということであります。
自分は以前関西圏にいたのですが(近畿ではなく)そこでも結構当たり前に売っていました。魚肉ソーセージよりも自分はこっちの方が「肉!」といった感触で好きだったのですが・・・関東に出戻ってからは一度どこかで見かけたきりで、それ以降見たことはありません・・・。
実際、魚肉ソーセージよりはお高めな価格ではあります。
しかし魚肉ではない「肉!」のソーセージしかも手軽に食べられる・・・となるとこういうのしかないわけで。他にあるのはもっと大きかったり生ではちょっとなー、というものばかりであります。かと言って魚肉ではなー、となると。やっぱりこういうのが欲しいなあ・・・と。
こういうのは結構あったりします。
例えば・・・泥ネギというのが関東にあります。これは太いネギ(子供の身長くらい)が何本も括ってあったり袋に入れてあったりするのですが、文字通り泥だらけ。そのため結構長期保存も効いたりします。冬場専用?なのでさらに持ちが良かったりします。
これは実は前にいた関西圏では一切見たことがありません(今はどうだかちょっと分かりませんが)。ただ・・・こっちに来てから大喜びで泥ネギ買ったはいいんですがさすがに一人で全部は・・・と行かなかったので今はさすがに買っていません。
こういう地域差というのは結構あるものであります。場合によってはかなりの衝撃だったりしますが・・・コレがあるのはうちの地方だけだったんかー、とか。しかしそういうのを楽しむのもまたアリかな、とか思うのですが。
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12/20/2019
何もなかったわけではない
5700年前の「チューインガム」分析、かんでいた女性の外見や食生活が明らかに(Yahoo!:CNN)。よほどDNAの状態が良かったのか、それとも5700年前という比較的近い?年代だったからか・・・かなり詳細なことまで分かってきているようであります。
しかしそれはそれとして・・・この「チューインガム」今のとは大分違うんだろうなあ、と。
ただの樹液の塊、それも何らかの「治療」的な意図があった、とするならばなおのこと無味だったでしょうし。現代のように甘いお菓子の一種、という位置づけではなかったのかも知れません。
現代にも「歯みがきガム」的なものはありますし。
今の時代の方が色々なモノがあるから恵まれている・・・というのはどうなんだろう、というのが最近思うところであります。例えば↑ガムにしても「甘くも何ともないガムなんて・・・」と、そんなものしかなかったのか・・・という見方もできますが、実際には歯のために良い、ということを十分に理解した上での行為かも知れません。
もしかしたら他に我々の知らないもっと美味いもん食ってたかも知れんのです。
たしかに文明・文化は時間が経つほどに発達していきます。過去にあったのは「今」に至るまでの道程の一部にしか過ぎない、と。が、だからと言ってその道の先に立っている我々が過去にあったモノ、全てを把握しきっているわけではありますまい。いつの間にか失われてしまったモノの中には我々の思いもつかないようなモノがあったのかも知れない・・・。
本当は当時の人たちの方が今の人たちより色んな意味で「豊か」だったのかも知れません。そういうとこも分かってないわけです。ただ、我々が今回知ったのは「あの頃の人たちもガムみたいに何かを噛んでいたんだなあ」ということとちょっと詳細な個人情報だけ、であります。・・・まあ、そこからずんずん進んでいくのもまた学問の役割でもあるのですが。
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12/14/2019
結構知られているような
気がしないでもないですが。
二日酔い対策「飲む前に牛乳やウコンを摂取」は本当か?(MSN:NEWSポストセブン) ・・・どっちも科学的には「?」だ、というのは結構前に結果が出ていたような気がするのですが・・・。
ただ、「効果ナシ」と言い切っても「いや、そうは言うがアレは効くんだ」と言う人も必ず現れるものであります。それはそれで間違いではない、ということになりそうな・・・?
一つには、これは薬品でも実際にあるのですが「これはナントカに効く薬なんですよ」と小麦粉処方して実際に効果があった・・・という話があって、この「思い込み」から効果が出てきた・・・というものであります。
もちろん、重病や重症などにはまず効果ありませんが。二日酔いくらいだと効果が表れる可能性は高いかと。
そして・・・「実は酒に強かった」可能性も。
日本人の「酒豪度」というのは欧米の人などと比べると非常に低い、とされています。アルコールという一種の劇物を体内に取り込んだ時、欧米の人はほぼ全員これを分解できる酵素を持っていますが、日本人の一部はこれを持っていません。・・・こういう人は酒飲んだら一気に酔いが回ることになります。
「俺、酒弱いんだよね、両親もみんな弱いし」
てな場合は↑このケースが考えられますが・・・実際にはどうなんだかは本格的に調べてみる必要があります。実際には例えば特定の種類の酒だけに弱かったり。あるいは何らかの心理的影響でもって「俺は酒ダメだ」とかそうなっていることも考えられますし・・・これまではほとんど飲んでなかったから分からなかったけど、なんかコワイから試してみてた、とかそういうこともありそうであります。
結構個人差が影響する世界?ではあります。そして心理的な要因も。・・・楽しくも何ともない、ただ作業的に酒を胃に流し込むようなこと続けていたら身体的な影響はもちろん、気分的にも良くありません。結局は「し好」のハナシなので・・・楽しめるように飲む、そしてそこで自分の限度を把握しておいてそれ以上にならないように、なるようなら水分を補給しながら呑む。
と、まあ、そんな単純なことなのかも知れません。牛乳やウコンは補助的な位置付け?ということかも・・・。
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12/07/2019
もちろん楽観視はできませんが
サンマ水揚げ量史上最低の見通し、8~11月で昨年比68%減(Yahoo!:KYODO)。たしかに今年は「初動」が大変に悪く、8月終わりから9月初頭にかけては近所のスーパーでもほぼゼロの日が続いたりしてました。しかもどれもこれもかなり小型。そのため去年からの解凍サンマが安く並んでいたりしましたが・・・それがここのところへ来てようやく価格も安定した「生サンマ」が並ぶようになりました。
・・・しかしこれで楽観、というわけにもいかず。来年は・・・どうなるんでしょうか・・・?
乱獲、この一言に尽きる、というのが大勢の見方であります。
外国籍の船もそうなんですが、そもそも枯渇してきているサンマ資源を奪い合ってどうするんだ・・・といったところであります。そもそもは時期に大量に獲れるために「大衆魚」となっていたサンマであります。それがそうではなくなるのかも・・・と。
一方で地球規模での環境の変化を挙げる声もあります。
これは様々な要因が複雑に絡み合っていて、「コレ」というものありません。「コレ」さえやっとけば全部オッケー、てなカンタンなものではなく。・・・しかしその変化にサンマが付いていけていない、そのために数が減ったのでは・・・と。
漁業というのは多分に自然に左右されるので、こういう都市もあるさ、と楽観的な見方もできなくはないのですが・・・それにしても。
恐らくは今後十年から数十年単位でこういった「変動」が起きるかと。もしかしたら近年まれに見る大豊漁、という年がそのうち来るかも知れません。が・・・とてもそこまで楽観できるような状況ではないわけで・・・。
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11/25/2019
あくまで基礎システム
「味が変わる手袋」とは(Yahoo!:テレ朝)・・・バナナの味が変わる、味を濃くしたりできる手袋、であります。たしかにこれは非常に画期的で・・・いや、こういうのを「手袋だけ」で、というのはなかなかなかったような。もっと大がかりなキカイ?があれば・・・とか。
ただ、これはあくまでも基礎システムだと思うのです。
例えばこの手袋をもっと小型化して市販したとしても、現状では生活習慣病関連で「塩分減らせますよ」とかそれくらいのことしかできないわけで。「これが一体何の役に立つのか」とか言われてしまうのが関の山かと。・・・問題はここから先の「応用編」ではないか、と。
味覚をある程度操作できる、というのは一見あまり意味ないように見えて実は結構重大なことだったりします。
直球に味覚障害の人への救済、というのはもちろんですが。「食」というやはり一見ムダ(栄養摂れればそれでいいんだろ、味なんかどうでもいいんだ、という人は結構います)に見えて実はストレス緩和になったり趣味としても確立されつつあるこの分野に寄与できるのです。
そもそも食産業というのは外食だけにとどまらず。家庭での調理なども含めると人間の産業のほとんどがコレに絡んでいる、と言っても過言ではありません。原初に火を得た人類が「食材に火を通す」ことを広めたのは殺菌のためだけではありますまい。その方が「美味い」ことを知ったからではないでしょうか・・・?
そこに何らかの影響を与えることができる、かも知れない技術であります。・・・まあ・・・そうは言っても個人的にどうしたい? と聞かれても・・・「味の記憶の完璧な再現」とか? あの時のあの味を再現したいのに、どうしてもできない、という時のため・・・てのもなあ、なんだかなあ・・・。
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11/24/2019
4年後は無理でも
そのうちいつかは・・・。
完全養殖ウナギは4年後にも食べられる? 近大がニホンウナギの人工ふ化に成功(Yahoo!:ねとらぼ)。「成功」はしたけれど、即座に商業ベースに乗せられるほど技術が成熟しているわけでもなくコストその他クリアしていかないといけない問題は山積・・・と、そういうことかと思われます。
ただ・・・期待はできそうではあります。
これまで人工ふ化はほとんど例がなく・・・と言うよりウナギに限らず魚介類の人工ふ化からの完全養殖、というのは実は結構難題だったりします。もちろん成功して商業ベースに乗っている例もありますが・・・ほとんどの魚介類は「稚魚を獲ってきて育てる」か「海や川などで漁をする」ことによって食卓にのぼることになります。
身近な魚、例えばアジやサバだって分からんことだらけだったりします。
ニホンウナギもほんの少し前にようやく産卵地が確認されたばかり。その生態はある程度までは分かっているのですが、それでも十分とは言えません。・・・そこから正しく手探りでここまでようやく辿り着いた、というのが実情かと思われます。
・・・それでも・・・期待はしてしまいますが・・・。
ニホンウナギ、日本のウナギ界は実に危うい状況だったりします。稚魚から育てる、ということはその稚魚が必要。しかしそんなに大量に捕れるものではなく・・・ということは海外から輸入・・・しかしそっちからも断られ・・・でもなぜか日本産と漁獲量が合わない・・・。
ウラ、というのが結構ありそうな世界になってきています。そこへ絶滅危惧種指定、という・・・。
本当は流通自体を禁止、とかそういう荒事まで持っていく必要があるのかも知れません。が・・・いくら何でもそこまではできない。じゃあ完全養殖を・・・というのは自然な流れであります。・・・ただ・・・なーんかウナギ養殖界はあまりそっちに熱心でないような気もします。食文化を、ウナギ取引をも守る、と言うのならそっちからのアプローチもあって然るべきかと思うのですが・・・?
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11/18/2019
ムチャは経験しておいた方がいいけど
死んだり取返しのつかないことになったら意味はない・・・。
広がる学園祭の禁酒化、国立大では7割に(Yahoo!:毎日)。まあ、昔はね・・・とかそういう郷愁に浸るジイさんになるつもりはありませんが、実際、あの頃はムチャクチャでしたし。
新入生は飲ませてナンボ、と言うか。もう今では到底考えられないような飲み方・飲ませ方をやってたわけです。
それによって酒に対する自分の限度が知れるんだ・・・とかそうのたまう上回生もいたのですが。いや、限度なんてのはその時の健康状態・精神状況・様々な案件によってごろっごろ変わるもんなんであまり意味はないようなもんではあります。そもそも年喰えばみんな酒弱くなるもんですし。
自分は結構飲むことができる方だったのでそこまで悪く?は思えないのですが・・・飲めない人にとっては地獄そのものであります。さらに一歩間違えればそこで人生詰む可能性すらある・・・。
ただ、なんか・・・もうちっとみんなで楽しく呑めるようにはならんのかな、と。
全面的に禁止とか杯数制限とか、そういうのはなんかさびしいなあ、と思うわけです。上の人間がもちっときちんと下を導けるように、とか・・・なんかそういうことかな、とは思うのですが・・・。
しかし実際に起きた事例に触れてみると、すでにそういう状態通り越している観もあるのです。・・・こりゃあ、禁酒もやむなしか・・・と。それしか方法ないような、そんな気にもなってきます。
・・・個人的にちょっとイヤだなあ、と思うのは大学から今度は社会へ禁酒化が進んでいくんではないか、とかそんな危惧であります。某国際機関が全世界の国民の健康状態改良のためにまずは「禁煙」そして次は「禁酒」だ・・・と、そんな話もあるので・・・その前哨戦的なものだったらイヤだなあ・・・と。
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11/07/2019
もぐもぐに専念?
・・・自分らの時はどうだったかなあ・・・。
給食中、おしゃべり禁止時間帯がある学校(Yahoo!:中国新聞デジタル)。地方にもよるかと思いますが、自分が小学生の頃・・・関東地方では・・・そういう時間はなかった、という記憶であります。
ただ、自分らの頃は「好き嫌いなく食べろ」だったので・・・残すことはできず。↑記事にもあるような「昼休みかけてでも食べろ」という時代でありました。実は自分は当時は一種の甲殻類アレルギーで、イカとかカニ・エビを食べると口の中が腫れてくるのですが・・・それでも「食べろ」でした。今じゃ考えられないことではあります。
しかしそれでも「一切しゃべるな」というのは・・・なかったような。
やはり地方によるのかなあ、とは思いますけども。
やはり食べる時におしゃべりできた方がいいのかも、とも思いますが・・・色々事情があるものですし、一概に「良くない」「必要だ」と断ずるわけにもいかないようにも思います。
・・・実は結構こういう「慣習」というのはあちこちに残っているような。それは意味のあるものもあればすでに失伝しているものもあるでしょうし。本来なら不必要、と判断されればなくしていくべき、なのでしょうけど・・・。
やはりそこにも色々事情が絡んでくるわけで・・・そうなるとややこしいことになりそうな・・・。
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11/04/2019
回復してきてるけど
根本的?な解決には至りそうもないような。
サンマ大不漁に回復の兆し(Yahoo!:朝日新聞)。実際、近所のスーパーでも価格は安定して「庶民の魚」となってきています。一時期は安価な冷凍物を供してしたものでしたが(それはそれで美味しいのですが)最近は大型の、クチバシの黄色い肩の盛り上がったサンマが安く並ぶようになってきました。
サンマ大不漁のの理由はいくつか挙げられています。が・・・結局は人類が獲りすぎている、ということになりそうな。あるいは気候的な安定不足や昨今の天気事情。そういったところも改革していかないと本格的な復活、とはならないかも知れません。
・・・あるいは・・・
かなりアマイ考えではありますが、日本の周囲や隣接する公海で獲れるサンマは実は全世界で見ればごくごく一部で・・・そのほんの一部ゆえに巨大な全体量に、ちょっとだけ何らかの影響が出ると大きな影響となって響いてきてしまう・・・と、そういう考え方も実はできなくはありません。
何しろ生態も良く分かってない魚であります・・・サンマ。
親潮に乗って南下してきて日本近海で卵を産むらしい・・・ということくらいであります。
→サンマ(Wikipedia)
産卵一つとっても諸説あったりしますし。卵は見つかっているようですが、幼体がどんなものなのか・・・そういうとこも全然分かってなかったりします。
まあ、海産物なんてほとんどがそんなもんですが。
しかし保護を進めていくのならば生態解明は必ず必要なものであります。今後の研究に期待したいところなんですが・・・研究が進んできた頃にはすでに・・・とかそういうことにならないことを祈るばかりであります。
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10/29/2019
ピザも
あっちでは植物由来の勢いが・・・。
米ピザハット、植物由来パテ使ったピザを発売(CNN)。ハンバーガーなどではすでに販売されていますが、今度はピザであります。いずれもアメリカっぽい?料理であり・・・そして国際的なチェーン展開も続けている企業でもあります。
・・・ということはやがて日本にも、ということにはなりそうですが・・・?
植物由来、ということで環境面への配慮、という見方もできます。
↑記事中にもあるように例えば排出される二酸化炭素の量とか。あるいは肉用の家畜を肥育する場合、どうしても様々な「物質」が消費、あるいは放出される、とされています。植物由来ならばそういった「弊害」もなくなる、ということなんですが・・・。
・・・いや、まあ、厳密に言えば結局は工場などで色々な「害」は出てくるわけで。完璧にゼロ、というわけにはいきません・・・。
それでもゼロに近づくのなら、という見方もできますが。それでも現代の技術ではどこまでその「効果」が期待できるのか、となると・・・?
今後への架け橋的な期待はできると思うのです。こういった技術を磨いて継続していけばどんどん技術力は上がっていきます。最終的にはなんも環境に影響のない肉、というのもできるかも知れません。
ただ・・・今回のもハンバーガーもそうなんですが、「環境に良いものだから」という理由だけで人気を得よう、というのは・・・実際にはその背後にある色々な事情や現状によって選択、というのが望ましいのですが。
それでもこういうところからの「入口」というのもアリではあります。世界は色々変わっていくものであります・・・。
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09/29/2019
たしかに体調不良
二日酔いは病気? ドイツ判決に様々な声(Yahoo!:Abema TIMES)。まあ、たしかに体調不良ですし、しかし明らかに自己責任だ、とも言えますし。
・・・少し事情?が違うのはこの判決は例えば「二日酔いは病気だから労災が下りるはず」とかそういう裁判ではなく。「二日酔いに効く!」との文言は食品の宣伝文句にふさわしくない、という裁判であります。・・・日本では基本的にはクスリでないものに「ナントカに効く!」という宣伝文句を添えてはいけない、となってますがドイツではこの方針がもっとシビアなようであります。
しかしこれで二日酔いは病気だ、と言い切るわけもいかんわけで・・・。
まあ、感覚の差、というのもありますんで何とも言えませんが。飲酒しないと二日酔いにはならんわけで。と言うことは酒飲んだ自分が悪い、とそういうことになります。・・・というのが日本だと基本的な考え方かと思われます。この辺、欧米だとちょっと違うのかなー、とかそんなことも思いますが。例えば他の体調面とか。
二日酔いになるには飲酒は必須なのですが、飲んだ当人の体調も影響してきます。飲酒量が多ければ多いほどなりやすい、というのはもちろんありますが・・・飲んでた時の状況とか状態とか。楽しく朗らかに飲酒できた場合と・・・イヤイヤ参加した飲み会では、結果も違ってくるかと思われます。
その辺の事情も勘案するか、となるとやはり国や地方によっては事情が違ってんでは・・・と。
そういうあまり良くない方面に仕向けた要素も責めるべきであって個人だけを責めるのはどうか、とかそういう考え方するヒトたちも少なからずいる・・・のではないか、とかそんなことも思ってしまうのです。
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09/17/2019
ぽてと・しょっく
題名ほど軽いものではなく。
「ポテト・ショック」を教訓に新品種の開発・産地の分散化に進む・・・北海道(Yahoo!:北海道ニュースUHB)。三年前になりますか・・・台風が連続して北海道に影響、その結果ジャガイモの生産に大打撃を与え・・・首都圏でも一部のポテトチップの銘柄が品切れになる、という事態に。
例年なら北海道にはこういった台風などは来ることもなく。しかしあの時は来てしまい・・・そして大打撃。これはポテトチップ業界だけではなく農業としても大打撃ではありました。まさか、ここまで・・・とは。
アイルランドのジャガイモ飢饉(Wikipedia)
実は過去にはこういった悲劇も起きています(それが故に本当の意味での「種芋」は非常に厳重に管理されています)。これは当時のアイルランドがジャガイモに重きを置きすぎていたからだ・・・とも言えますが、穀物を中心としたいわゆる炭水化物の安定供給を目指すならば、こういった植物の保全は非常に重要かつ重大な課題であり、そして昨今の気象・天候状況を考えると色々と考えさせてくれる案件でもあります。
・・・炭水化物抜きダイエットとかそういう問題ではありません。コトは場合によっては人民の行く末に多大な影響を及ぼす可能性もあるのです・・・。
日本人の主食でもあるコメ、これも例外ではありますまい。
実際、各種気象災害にによって田んぼにも被害は出ています。・・・それが少ないだけで。しかし何らかの事情で一気に・・・! ということもあり得るわけで。そういうとこ、どうにかなっているのかなあ・・・と。
原始時代、狩猟採取中心と言われた過去の世紀に戻るわけにはいきません、今の安定した供給、それが・・・ちょっとヤバいかも、ということになってきているのかも知れません・・・?
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08/29/2019
チキンも
植物由来の「フライドチキン」米ケンタッキー・フライドチキンが試験販売(CNN)。前にやはり米バーガーキングが植物由来の「ハンバーガー」を販売する・・・という話を紹介しましたが。今度はフライドチキンだそうであります。
ファストフード、と言うとあまり良い印象がないので・・・なんか健康に良くなさそう、とか・・・その辺を覆す意味でも「植物由来」ということなのかも知れません。
カロリーや価格などの詳細は不明ですが、多分・・・値段としてはちょい高めだろうなあ、と。カロリーは・・・どうなんだろう?
まあ、コマカイところ言うとコレはフライド「チキン」ではない、ということになりそうですが。
しかし植物由来の「肉」を使っているのは間違いなく。それが鶏肉似なら「チキン」でも問題はない・・・ような気もしています。これをホンモノだ、と偽って販売したらそれは犯罪ですが。しかしンなことする意味はないわけで・・・何せまだまだ普通の肉の方が安いわけです。
ここら辺がどうにかなってくるとまた話の方向が違ってくると思うのですが・・・。
恐らくはそういった植物中心の食生活を送っている(あるいは送る必要がある)人たちならまだしも。フツーに生きている人たちならフツーの肉で問題ない、という人がほとんどではないか、と。別に無理に植物由来にしなくてもいいじゃん、と。
しかし今後の世界情勢からしてフツーの肉、がフツーではない、特別な肉となる可能性も十分にあります。食糧危機がいつ起きるか、何か拍子で肉がいきなり遠い存在になってしまうかも知れない・・・。
そういう時に人工的に肉を作成できる技術があれば・・・植物由来でも何でも。また方向が変わってくることになりそうであります。
・・・もちろんそういう事態になっても「植物肉」がいきなりメジャーには・・・ならないと思いますが。今後の可能性の一つとしてどんどん進めておくべき研究や産業分野だとは思うのですが。
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08/18/2019
苦痛ならやめちまえ
というのもあるのですが、そういうのが無理な場合もあるでしょうし・・・。
「料理が苦痛だ」の作者に教わる、やめてラクになる5つのこと(Yahoo!:レタスクラブニュース)。自分なんかは料理しても結局は自分一人のためですし、自分が食いたいものを食いたいように料理する・・・ということなんで「苦痛」というのは、まあ、ありませんが。
しかしこれが家族全員の分、それも不平も不満も全部抱え込んで・・・となるとそりゃあ、イヤになることもあるだろうなあ、と。
もちろんこれは各家庭の事情や状況・場合によって大分異なるわけです。・・・うちでは苦痛なんだからあんたんとこも苦痛に決まってるだろ(あるいはその逆)というのはただの私見の押し付けに過ぎません。
・・・ただ、それぞれ異なる、ということは各家庭のそれこそ事情によっては「やめちまえ」が可能なケースもある、ということになります。
例えば↑記事に載っている「盛りつけやめてみました」「彩りやめてみました」も「別にそれでもいいんじゃない?」と家族がそういう意見なら別になんも問題ないわけです。・・・しかしこれを絶対許さない、というケースも実際にはあるので・・・そうなると実行はかなり困難ということになります。
別にただラクをしたいというのではなく(いや、字面で言えばただラクしたいんですが)あまりにも心や精神に突き刺さって来るようなこの状態をどうにかしたい、という話なんではないか、と思われます。過度の負担は心身共によくない影響を与え続けるものであります・・・。
・・・結局「話し合え」という・・・最もシンプルでかつなかなか難しいところに落ち着くのかも知れません。それはそれで世のコトワリ、的なものかも知れませんが。
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08/17/2019
そりゃ糖質ばっか食ってりゃ
太りますがな。
タピオカファンから悲鳴? カロリーはビール中ジョッキ3杯分?(Yahoo!:神戸新聞NEXT) そもそもが芋系統のデンプンから作られたモノをさらに甘いミルクティに入れてたら、そりゃあ・・・という話であります。
昨今は大変なブームになってますが。
人によって受け入れられる・られないが大きな違いにもなってきてます。ただブームだから、ということでここまで盛り上がっているのか・・・それとも日本に本気?で定着していくんだろうか、と。・・・いや、さすがに前者はないか、これまで何度も流行っては沈静化、流行っては沈静化を繰り返しているコンテンツでもありますし。
実はキャッサバは他にも冷凍うどんにもその成分が使われている・・・という説があったりします。
意外なところで意外なものが、というのもよくある話なのですが・・・カロリーの高い糖質系統のものばっか食って相応に動かない、ということになれば太っていくのは自明の理でもあります。摂ったエネルギーはどっかで放出しないと蓄積されていくものであります。摂った分が大きければ大きいほどに。
タピオカ食った後に必ず動け、というわけではなく。普段から動く習慣を身に付けておくだけでも違うと思われますが・・・そういうとこはどうなんだろう・・・?
そして他の栄養素。・・・コレばっか食ってる、というケースも結構ありそうで、どっちかと言えばこっちの方が気がかりかも知れません。糖質、というのは実はかなり重要な栄養素の一つではあるのですが、何事にもバランスが必要であります。重要だからってコレばっか摂っていればいい、なんてなもんはそうそうあるもんではありませんし。
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08/04/2019
美味くて安けりゃ
どれでもいい?
人気の「もち麦」が高機能性米市場をけん引?(Yahoo!:日本食糧新聞) ・・・これで白米との立場が逆転するか、と言えばそれはそれで「?」なところではあります。何せ、フツーにそれなりの白米買って炊いた方がまだまだ安いわけですし。
「高機能性」ということで何らかの「効能」を期待して・・・ということなのですが。しかしそこへ「値段」とかそういうのが関わってくると・・・また話が違ってきそうではあります。
そもそも昔はみんな玄米を食べてたわけです。
が、それだと食べにくい。色々対策?もあるのですが結構手間がかかる。そこであのカタい殻を外してしまえ・・・ということで白米が誕生した、と思われます。そのためか江戸期などでも白米の方がはるかに高価でした。それだけ皆があの美味い米を欲しがった、ということでもあります。明治・大正・昭和でもやはりその流れは健在で、それが↑「白米信仰」として今に続いているわけです。
しかし白米にした瞬間に栄養は大きく偏ります。・・・脚気、という病気がありますが(今はほとんど聞かない・・・)これは白米の食い過ぎが原因の一つだ、とされていたりします。それだけ玄米など雑穀の栄養素は豊富だ、ということでもあるわけです。
しかしなんかビンボくさい、的な発想もあったのか・・・やはり白米至上は続きます。
それが昨今の健康ブームによって結構あっさりと変化してしまいました。この辺は「皆が健康に関して真剣に考えるようになった」という見方もできますが・・・・マスメディア、特にテレビやネットなどの「信用されやすい情報」の拡散具合が激しくなったから・・・という見方もできたりします。
・・・それでもそれなりにでもカネかけりゃ相応に健康な食材を手に入れることも可能になった、ということには進歩を感じますが・・・それでもまだ一銭でも安い方、中身なんか知らないけど、というのもまだまだ主流だったりしますし・・・。
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08/03/2019
不可能じゃない
米バーガーキング、植物由来の「インポッシブル・ワッパー」を8/8から全国で発売(Yahoo!:CNN)。アメリカの話であります。日本でも発売するのかどうか・・・その辺はかなり不透明であります。
「IMPOSSIBLE」という名前が付いてますが、別に何かが「不可能」というわけではないようで・・・提携先が「インポッシブル・フーズ社」ということでその名前を付けた、とかそういうことのようであります。
植物由来で、包み紙からすると一切牛肉は使ってない様子。どんな味なのか・・・従来のワッパーの味をそのまま楽しめる、ということらしいので・・・ちょっと食べてみたいような気がします。
ただ、「ワッパー」てのもまたアメリカと日本では違っているようですし。
そもそも日本で「ハンバーガー」というとマクドナルドがどうも規範になってしまったようで、あまり大きくない、それほど重くない?食べ物、という見方が定着しています。が・・・あっちのはマクドナルドも結構デカいですし、さらにワッパーとなれば。一つで十分過ぎる量の物体が出てきます。
・・・そのためカロリーやら何やらも相当なものになり・・・ということで昨今のアメリカでは植物由来などいわゆる「へるしー」なものが好まれてきている、ようではあります。
ただ。・・・植物由来だからって何でもかんでもカラダにいい、というものでもないでしょうし。↑これで十分に満足できるから実際の肉のワッパーはいらんわ、と、そういうことになるのを狙っているのか・・・それともまた何か別の要素が絡んできてるのか。その辺まではちと分かりませんが・・・しかし技術面から考えると結構なところまで来ている、ということであります・・・人工肉・・・。
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07/30/2019
なんとなく?
みんな水道水を飲まないのはなぜ?(Yahoo!:高校生新聞) ・・・多分「なんとなく」とかそんなもんじゃないのか、大部分は・・・とかそんな風に思いますが。もちろん中にはやむを得ない事情(体質とか疾病とか土壌の性質とか)もあるかと思うのですが・・・現在の日本だとほとんどの都市なら安全で、場所によってはさらに美味な水が水道から出てきます。
恐らくは「塩素で消毒している」ということから、どうにもそっちのイメージ・・・プールの水、とか・・・がまだ残っているのかも知れません。・・・あるいは一定以上の年齢の人なら明らかにクソ不味かった昔の水道水の味がまだ記憶に刻まれているから・・・というのもあるかも知れませんが。
今は逆に使われることが少なくなってしまいましたが・・・結構「井戸水を使ってる学校」なんてのもあったものです。自分の通ってた小学校(今は多分違うと思うのですが)は多分そうだったんじゃないのかな・・・と。皆にやけに人気のある「水道の蛇口」というのがあって、そこの水はたしかにウマかった記憶はあります。
しかしその後。なんかの時にトウキョウの方まで出かけて「水飲み場」の水を飲んだ時は最悪でした。土臭いと言うか苦いと言うか・・・その時から都市圏では水道水を飲まなくなったくらいで。
でも今は。結構フツーに飲んでます。
消毒方法変化や技術向上など。実際、日本の水道技術というのは大変に素晴らしいものがあると思うのですが。↑記事でもあるように実は「そこらの蛇口から出てくる水が飲める」国、というのはなかなかなく。一説には水の悪さを避けるために茶やワインが流通するようになった・・・とかそんな論?もあったりします。
でも今の日本では「水は買うもの」となってきて・・・さらには「ナントカ水で健康に」とか何とか。もったいないと言えばもったいない話ではあるのですが・・・なかなか見直されないだろうなあ、と。「なんとなく水道水は・・・」と、そういう意識?はなかなか抜けないでしょうし。
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07/29/2019
範囲は広大
全国のジビエ、数量や品質、実需など情報共有システム構築へ(Yahoo!:日本農業新聞)。農水省の主導で行われるらしいのですが、実際には経産省など他の省庁との幅広い情報共有は非常に有効かと思われるのですが。・・・これを害獣除去や食文化の多様化へと結びつけていく契機に、と言うのならなおのこと。所管が農水省だけ、というのはどうなんだろうか・・・と。
ここで言うジビエとは主に野生動物の肉などのことであります。
大抵の場合は「猟師」が捕獲することになります。これはもちろん免許の必要な立場で・・・しかも皆が銃を使うわけはなく。もちろん、わなの設置にも免許は必要であります。
問題は結構な数、害獣も含めて捕獲されているのに実際に「ジビエ」として供されるパーセントが非常に低い、ということもあります。・・・折角捕えても破棄、というのでは・・・もったいない。
しかし通常の食肉とは違い、捕獲された野生の獣というのは処理方法も流通方法も全然違うわけです。今は家畜の食肉流通ルートはきっちりとしたものになっています。そこへジビエとしての野生の獣の肉が入り込む余地はほとんどない、ということであります。
・・・そこまで全部含めての「改革」というところまで・・・行けるんだろうか・・・?
これまであまり大きな改善点のなかった分野でもあります。色々なことへの期待感?もあるのですが・・・さて?
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07/23/2019
・・・今から?
飽和状態的な場所だと思うのですが。
日本コカ・コーラが酒類事業に本格参入へ(Yahoo!:KYODO)。今年秋から、とのことですが。しかし「レモンチューハイ」業界と言えばストロング系から微アルコール系まで様々なメーカー・ベンダーが乱立しているのが現状であります。そこへ「コカ・コーラ」というネームバリューだけで参入、となると・・・大丈夫なんだろうか、というのが正直なとこだったりします。
元来は焼酎に自分でレモン汁絞って炭酸水加えてたんだそうですが。
今では「缶チューハイ」ということで「レモンチューハイ」というのはある意味では一ジャンルを成している、とも言えます。果汁を相当量含むものから(何%かは・・・さて)フレーバーとしてレモンを感じさせるものまで。「チューハイ」の「チュー」は「焼酎」の「酎」ですが、そこにとどまらず「果汁の風味のするアルコール飲料」として定着しつつあります。
その中でも「レモン」というのは中核を成す存在であります。
そこへ飲料メーカーとしては古参中の古参で実力もあるメーカーが参入、となると色々ありそうなんですが・・・個人的にはこの市場、なんだか頭打ちな気もしてます。そこへ、そんな場所へ参入して大丈夫なんだろうか、と。
そもそもは「ハイボール」つまりはウィスキー+炭酸水に対抗して焼酎+炭酸水、ということでの「チューハイ」だった、という説もあります。ウィスキーよりも各種フレーバー(レモンはもちろん各種果実などなど)との親和性の高いスピリッツ、ということで現代までの人気を博しております。
ウィスキーはそのものの味を楽しむ人が多いのですが、焼酎は色々混ぜて楽しめる、そういったところもある、のかも知れません。
・・・ということでこれまでも各社しのぎを削ってきたわけですが。しかしすでに古戦場と化している「レモンチューハイ」への他業種では有力なコカ・コーラの参戦。・・・どうなんだろうなあ、と・・・気になってしまうのですが・・・いやしかし、まずは味を見てみないと何とも言えませんか・・・。
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07/19/2019
開かないフタ
カップ麺のフタが3分間開かない技術はどのように生まれたのか(Yahoo!:ニュースイッチ)。まだ実装されていない技術でありますが・・・近々「デビュー」するかも知れません(ややコストがかかりそうですが)。
構造としては「二重フタ」のようなものであります。一度はがしてもう一度貼り直せるフタは普通のフタの「一部」となっていて・・・お湯を注いでから一度フタを閉め、食べる時はそれごとフタを外してしまう、ということのようであります。
・・・問題はどれくらい閉じたままにできるのか、どれくらいの強度が保てるのか、ですが。
実際に試してみないと分かりませんが、↑記事によれば貼り直したまま結構な時間保てるようで。たしかにコンビニでお湯入れる→閉める→持ち運んでよそで食べる、という今だとお湯がこぼれないように、水平を保ったままそっと運んだりしているのがもっと便利になりそうな。
そして「閉じ直したらなかなか開かないフタ」ということでの「蒸らし」を期待した・・・新商品なども。
「お湯を注いで待つ」というのはどっちかと言うと「煮る」に近い行為かと思われるのですが、ここへ「蒸す」が加わると・・・どんな方向性が生まれるのか、気になるところではあります。
考えてみれば「フタ」というとても単純なものを見直した、というだけの話なのですが・・・色々と発展が期待できそうな話にもなってきています。こういった思いがけない方向への「変化」というのはなかなかに楽しいものではあります。
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06/14/2019
イメージの問題
が一番大きいかも。
知られざる「培養肉」の世界(Yahoo!:HARBOR BUSINESS)。これは実際にかなり緊急を要する案件だったりします。「肉」というのは食物として人類が長い間関わってきた物体なのですが・・・それが足りなくなるかも、という話はつい最近広まったものではありません。かなり前から出ていた話であります。
その解決策の一つが「人工肉」であります。
人工的に培養された「肉」であります。食品不足を補うのはもちろん、畜産が自然界にかけている圧力を少しでも減らそう・・・というのも大きな目的であります。しかも栄養素をコントロールしたりもできる肉なども作成可能なわけです。
・・・しかし仮に非常に安価な「培養肉」ができた、として。それがフツーにスーパーなんかにも並ぶようになった、として。果たしてどれくらいの人たちが「買おう」と思うだろう・・・?
近未来物のSFなんかでは定番なんですが・・・実はこっちでもあまり良いイメージはなく。そもそも「代用品」という位置づけの上「正規肉なんか食えるのは上等国民だけだ」みたいな流れもあったりして。・・・これは一般の人たちが内在的に持っているイメージそのものなのかも知れません。
よく知らないモノを怖がる、と言うよりも・・・やっぱりこれまでの人類の食肉の歴史の重さ、みたいなものかと。その重さをたった十数年程度で覆すのは容易ではありません・・・。
個人的にコワい?のは何かで一気にマイナスイメージが付いてしまって、それがなかなか拭えないうちに本格的な食糧危機が・・・というものだったりします。それは正に天の配剤的な偶発性も多分にあるのですが・・・やっぱり皆が根底に抱いているイメージ、それが最も大きいかと。今のうちからコツコツと地道に知識と共に良いイメージ周知を徹底させていく・・・というのが重要なのかも知れません・・・。
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06/10/2019
そう願いたい
「ジン」の売り上げ急増、カクテルの材料から主役へ(Yahoo!:JNN)。そもそもは「薬酒」で、必須のジュニパーベリーの薬効を期待して酒に漬け込んだもの・・・とされています(そのため考案者も医者とされています)。
が、現代では独特の香りや味を楽しむ酒として定着してきました。
従来はカクテルベースとして。もちろん日本でもそのまま飲む人は結構いて(某バー漫画の常連さんとか)人気があったのですが、それにさらに火が付いた、ような印象を個人的には持ってたんですが。
・・・まあ、しかし酒、というのは所詮はし好品ですし。
日本での区分?は「スピリッツ」ということで酒税面でやや有利?な立場にあります。「安い洋酒」的なイメージは今でもあったりします。・・・この辺がちょっとビミョーなところで舶来もの、つまりは輸入物でなおかつ値が高いものが好まれる傾向が日本人にはあったりします。そこで「安い洋酒」的なイメージでもってブランデーとかシャンパンなどにやや遅れをとっておた、そんな感もなきにしもあらず、というのが個人的なとこだったんですが。
いや、ジンやテキーラは結構好きな方なんです、自分(最近はどうしても度数の高い蒸留酒系統からはちょっと距離を置いてますが)。だからこそ今回の注目は喜ばしいことで、ああ、なんか昔は色々言われてたけどようやくか・・・とかそんな思いもあったりします。
その一方で・・・イギリスのEU離脱問題が落とす影。・・・仕方ない、という見方もできるのですが・・・なんとか良い方向へ進んでくれないかなあ、と。そんな風にも願うのですが・・・。
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05/26/2019
比較はしてみたいけど
日本に入って来るのかどうか。
バーガーキングの「人工肉バーガー」とオリジナルのワッパーを比べてみた(Yahoo!:BUSINESS INSIDER JAPAN)。日本国内では一斉閉店?が話題になっているバーガーキングですが。ちょい縁?があって本場アメリカのを食ったことがあるのですが・・・いや、デカい。それまでの某日本国内でのシェア一位のファストフード・バーガーと比べたら・・・大人と子供とかそういうレベルでないほどデカかった記憶があります。
それからちょい時間が流れてから・・・日本にもバーガーキングが上陸(一時撤退しましたが)。あ、あの時のとはちょっと違うけど(なんかマイルド?になってるような)やっぱデカいな、と。
最近はあちこちの国で「人工肉」の研究が盛んであります。植物由来のこの「肉」の類はすでに日本でも売られていたりします。大豆由来の、とかそういうのも。ただ・・・あんまり売れてはいないような。
まだまだ「正規肉」の方が安心できる、と言うか信頼できる、とかそんなところなのでしょうか・・・。
将来陥る可能性のある食糧危機の恐怖からも、そういった「選択肢の増加」はやっておくべきことではあるのですが・・・。
そういう意味合い?もあってたしかに一度食べてみたい気もします・・・「人工肉」ワッパー。
しかし気になるのはやはり価格なような気もします。「正規肉」と同等かもしくはそれより安ければ普及も速そうなのですが・・・さて?
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05/22/2019
シェイクオンリー?
今日も海外マクドナルド関連なんですが。
スコットランドでEU離脱派候補にシェイクぶちまけ連発、警察がマックに販売自粛要請(CNN)。いまだに混迷のさ中にあるイギリスのEU離脱問題ですが。そんな中で「マックのシェイクを離脱派候補にぶちまける」動画が影響したのか同様の行為が連発。そのため警察からマックに「しばらく売らないでくれ」との自粛要請が・・・と。
これも日本だとちょっと考えらないかも知れません。一企業に官憲が・・・! とかそういう考え方で。
もっとも、自粛要請されたマックだってたまったもんではないでしょうし。自社製品がぶちまけられるために買われている・・・となるとあまりいい気持ちではないはずであります。
ただ・・・こういうのは規制してもまた次、といきそうで・・・。
ライバルのバーガーキングはシェイクの販売を継続。じゃあ、次はこっちか・・・というと多分そうでもなさそうで。恐らくは全然別の何かをまたぶちまけることになりそうではあります。
こういう時によく出てくる?のがタマゴなんですが・・・どうでしょうね・・・。
いずれにしても離脱問題が解決しないとこういった混乱が収まることはないわけで。しかし・・・ここまでこじれてしまうと・・・。
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05/14/2019
いっちょういったん
縄文人ゲノムを高精度解析、「酒に強い」などの特徴も(Yahoo!:JIJI)。・・・日本人など東アジアにはいわゆる「下戸」の人が多い、とされています。酒が飲めない、好みの問題で飲めないのではなく・・・体質的に受け付けない人たちが多い、ということであります。
これは特定の酵素などが関係している、とされています。アルコールとはぶっちゃけ「毒素」なのでこれを分解する機能が人間には備わっています。が・・・「下戸」の人たちはアルコールを分解する酵素などを持っていなかったり阻害する物質を持っていたりする、とのことであります。
対して欧米系の人たちはそういう傾向の人は少なく(ゼロではない・・・)その辺、何か事情があるのでは・・・とされてきています。
そもそもそういう能力がないため、いくら「毎日少しずつ飲んでいれば酒に強くなるぞ」とかそういうムチャなことしても・・・心身共にダメージを受け続けるだけで何の意味もないことになります。
これは元来がアルコールのない環境にいたためか・・・あるいは全然別の要素、こっちでは生存に非常に有利になる機能なんだけどこれがあるとsルコールに対して非常に弱くなる・・・とかそういう事情も考えられます。
アフリカ系によくある赤血球異常も実はマラリアにかかりにくい、という「裏の事情」があったりします。そういうのも関係してるのかも知れません。
もしかしたら日本の「下戸」の由来は後から入って来た弥生系由来・・・? まあ、そこまで明確に決まってるもんでもなさそうなんですが・・・縄文人全体の特徴で「酒が強い」ということなら・・・もしかして?
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05/06/2019
まだやってるとこあるんだ
・・・というのが正直なとこであります。
不登校や会食恐怖症の原因にもなる、学校の過剰な「完食指導」(Yahoo!:オトナンサー) 自分は小学校が給食で、中学校・・・違ったっけか、どうだったか・・・なんかあんまし覚えてないんですが多分弁当だった、ような記憶があります。
そしてガキの頃は「甲殻アレルギー」でした。多分軽度のものだったと思うのですが・・・イカやエビが食べられない。食べると口の中が一気に腫れ上がってちくちくする。特にカニはダメで、ひとかけらでも口にできなかったりします。
・・・余談ですが、うちの実家は親父が釣り好きだった影響で母が魚をさばきます。で、自分もガキの頃から手伝っていました。実はイカも結構釣ってきてそれもさばくのですが・・・自分は触れていただけで手首になんかぽつぽつができたり、とやはり体質的?に合ってなかったようであります。
でも当時はそういったアレルギーだから、というのはあまりなく。給食で八宝菜なんかが出てくると、仕方なく口に放り込むしかない・・・。
結局口の中は腫れるのですが。それでもそういうこと言い出せる雰囲気でもなかったりしました。・・・やはり牛乳がダメ、とかそういう同級生もいたわけです。そして昼休みに「居残り」で一人残されてそれこそ「完食」させられる。そういうのを見ていたので・・・かなり無理して食べていた記憶があります。
・・・ただ・・・この辺は記憶が曖昧なんですが・・・イカとエビが入った八宝菜、というのは結構出てきた記憶があるんですが・・・他のメニュー、例えばイカフライとかそういうのは・・・あったんだろうか、と。なんか・・・八宝菜「だけ」苦労して食べてたような記憶しかなかったりします。
今は昔ほどひどくはないんですが(それでも積極的に食べようとは思わない)・・・今だったら結構問題になっていたのかなあ、とは思います。そして最近はアレルギーとかそういう方面でも配慮してくれる学校が増えてきている、と聞いて安心していたのですが・・・。
いや、まだ「完食指導」とかやってたんだ・・・。
ちょっと残念であります。ありゃたしかに一生残る「イヤな記憶」だったりしますし。場合によってはかなり重篤な状態になってしまう、というのも分からんでもないですし・・・。
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04/30/2019
みずのおはなし
ミネラルウォーター需要、相次ぐ災害や猛暑で拡大・・・6年連続で市場成長(Yahoo!:食品産業新聞社)。・・・日本の水道水は一頃に比べると格段に安全性も味も進歩しているので、水を買う必要なんて・・・というのがちょっと前の「常識」ではありました。
個人的には今でもそんなもんだ、と思ってますが。
しかし例えば備蓄用とか。災害時には水の確保も重要であります。生活用水として、飲用ではない水、というのなら風呂桶にためておく、とかそういう手段もあるのですがコト飲用となるとそこまで「備蓄」できません。が、2リットルペットボトル入りのを数本用意しておくだけで、いざという時のためになります。何日か分を確保できる量くらいなら、それほどスペースを取りませんし。
そして純粋?に飲用のため、と言うか・・・ジュースなどを買う代わりに水を買う、というのもあったりします。2リットルだけじゃなくて500mlのも売れているのではないか、と。
その流れで今度は「炭酸水」か、とかそんな風に思ったりして。健康志向、糖分控える、ということでの「水」そして「炭酸水」なのかなー、と。こっちは以前はそのまま飲むのではなく酒類を割ったりするのに使うのが主でしたが。
まあ、時の流れと共に人のし好・思考は変化していくものですから、「水をスーパーなどで買う」という行為に対して抵抗がなくなっていくのもまた時代の流れではあります。
・・・それでも、まあ・・・個人的には別に水道水でもいいかな、と。いや・・・一昔前のヒドい水道水の頃と比べたら・・・と。天と地ほどの差があったりしますし。今のなら別にいいじゃんか、と。
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04/26/2019
毒をふくむ
連休中の潮干狩り、貝毒に要注意(Yahoo!:朝日新聞)。これは実際には季節関係なく起きているのですが・・・やはり水ぬるむ春先、しかも大型連休、となれば潮干狩りなどで口にする機会の増える「貝」こういうところに影響が出てきてしまいそうであります。
何度かこの「あれこれ」でも触れていますが。
二枚貝というのは基本的には自分からエサを積極的に獲りに行ったりしません(行く種もありますが)。その場にじっと潜み、海水をどんどん吸い込んで・・・その中に含まれるプランクトンなどを得て食料とします。アサリは砂の中に潜り、カキは岩などにくっ付いてその殻でもって身を守りながら無尽蔵とも言える海水を吸い込んでは吐き出し、を繰り返して生きています。
吸い込んで「浮遊物」をこし取った海水は吐き出されますが、海中の「汚れ」も同時にこし取ります。そのため一種のクリーンフィルターとしての役割を持ち、海の環境保全にも一役買っています(同じようにナマコの類なんかは海底の砂を体内に取り込んでは「汚れ」をこし取ってキレイな砂を排出、というのをやってます)。
・・・ということはその「汚れ」がどんどん貝の中に蓄積されていく、ということになります。
実際には一生その成分が体内に残り続ける、というわけではないのでしょうけど。代謝等によって体外への排出も考えられます。が・・・「汚れ」の量が多ければ多いほど排出は遅れ、やはり体内にたまっていく、ということになります。
そのため潮干狩り場では定期的にどれだけ「汚れ」が貝の中にたまっているか、定期的にチェックしているのですが・・・。
チェックしきれない部分もありますし何より場所によってはそういうチェックをやっていないところもあるとか。そのため最近では「採る用の貝」と「持って帰る用の貝」を別に用意しているところもあるとか。ある意味それは正しいことかと。ですが・・・なんか味気ない話ではあります。
それでも調べてみれば結構そういう情報は出てくるものなので・・・行く時にはそういった事前の下調べは重要だったりします。・・・場合によってはかなりの重篤なことになるケースもあり得るので・・・たかが貝、と思わないことが肝要ではあります。
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04/19/2019
左ヒラメじゃなくて
まさか?の「右ヒラメ」また見つかる(Yahoo!:CHUKYO TV)。「左ヒラメに右カレイ」と言うように「腹側を手前に置いた時に頭が右を向くのが『カレイ』で左を向くのが『ヒラメ』」という見分け方が一般的であります。
が、そうではない「右ヒラメ」が見つかる・・・ということでちょっとした驚き?が広まっている、という話なのですが・・・。
調べてみたら「左ヒラメに右カレイ」というのはそこまでメジャー?でもないようで。
日本ではほとんどコレらしいのですが、他の国ではそうでもなかったり。あるいは日本でも「ヌマガレイ」は「カレイ」という名前が付いていても「左」が当たり前だったり。さらには「ボウズガレイ」という原始的とされる連中は左右どっちも出てきたり。
人工飼育すると結構な数「逆」が出てくる、という話もあったり・・・。
かつては魚を置く時の正式な「向き」があり(今でも魚屋さんなどではそうやって並べています)それは腹側を手前にして頭を「左」に、というものでした。・・・そうなるとカレイはどうなるんだ、となりそうですが・・・裏返しにして目の辺りに目印を置く、とそういう作法だったそうであります。
むしろカレイ・ヒラメの見分け方は「口」じゃないか、とされています。
ヒラメは基本的に魚食魚で、大きく鋭い歯もあります。が、カレイも肉食魚ですがゴカイなどを主に食べるためそこまで口は大きくなく。むしろ「おちょぼ口」となっています。あるいは目の位置(どっちかが頭頂部にあるか、水平に置いても両目が並ぶか)などによっても判別することができます。
・・・まあ、実際にはあまり関係ないのでは・・・という話もあったりしますが。日本では今はヒラメの方が高級魚ですが、かつてはカレイの方が高級だった、とか色々ありますし。身の在り方もそれぞれによって違うので・・・食べる時には高級かそうでないか、と言うよりそういうところを気にした方が良い、ということかと・・・。
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04/12/2019
うっかりたべると・・・
うっかり一口でも危険、猫が食べてはいけない「人の食べ物」(Yahoo!:ねこのきもち) 「たまねぎ」「いか」「ぶどう」などは結構知られていますが(・・・そうでもないのかな・・・)猫に与えてはいけない「人の食べ物」というのは結構あったりします。
人が食べて美味しい=猫が食べても美味しい、というわけではないのですが・・・。
これは犬も同様なのですが、自分が食べているものをそのまま猫に与えてしまう・・・ということもよくあることで、その辺の「認識」にも注意が必要だったりするのですが。
基本的に人の食べ物は猫用よりも味付けが濃すぎる、とのことで。
味付けが濃い、ということは塩分などが強い、ということであります。あまりに「濃い」ものは有害となってしまいます。さらに従来のイメージで「猫は魚を食べるもの」というのもありますが実際のところは猫は「肉食動物」ということなので・・・魚だけを好む、というわけではなかったりします。
そういう「誤解」も結構あるのですが・・・ちょっと調べてみればすぐに分かるものばかりでもあります。飼育の歴史の長い生き物ですから、その辺のノウハウは相当量蓄積されているものであります。
・・・最もいけないのは「自分が食べて美味しいのだからこの子にも美味しいに違いない」あるいは「健康に良いのだから・・・」という思い込みかと。まあ・・・これは犬や猫に対してだけではなく、結構色々なことに対してもそう、となることでもあるのですが・・・。
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03/24/2019
いつかは必要に?
培養ステーキ肉実用化へ第一歩(Yahoo!:KYODO)・・・まだ肉片ができただけだから「実用化」はまだまだでしょ、と思ってる間に実用化・法整備・提供開始・・・といく可能性はゼロではありません。意外とこういうのの速度は速かったりするものではあります。
ただ・・・なんかないと普及はしないだろうなあ、と。
例えば来年・・・はさすがに無理でも数年後に実用化から一般販売へ一気に! となったとしても。誰が買うのだろうか・・・と。大災害が起きて肉が貴重品になったら・・・という意見もありそうですが、それだと地球規模での大災害が必要となります。しかも、短期間で、一気に。
現状ではどこかで大災害が起きても他の国や地域でどうにかできるわけで。そのためその線での普及はまずあり得ないかと。
あるいは・・・「肉」の信用が一気に落ちる、とか。・・・これもなかなか難しいかと。数千から万単位の年月をかけてここまでしてきた「畜産」あります。それをこのわずかな時間で・・・となると。
やはり一般に普及させるのはなかなか難しいかと。・・・となると特殊なケース、例えば体質的や持病的な話で・・・とか。あるいは保存食としてや加工品として・・・とか。
しかしいずれにしても今後絶対に必要にならない技術ではないわけです。むしろ・・・積極的に必要になる可能性もゼロではありません。そうなった時に「あの時あの培養肉を・・・!」とならないようにしておきたいところですが・・・↑状況的になーんか難しそうではあります・・・。
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03/21/2019
色々ある
週に三個以上の卵摂取、心疾患のリスク増加か(Yahoo!:CNN)。少し前に「卵はたしかにコレステロールが多く含まれているが、食べることにそこまで神経質にならなくても良い」でしたがそれより前は「卵は高コレステロール食品だから血中コレステロールが高めの人は絶対食べちゃダメ」とかそういうことだったのですが。
実際のとこ「絶対に食うな」「どんだけ食べても良い」という食品は基本的には存在せず(もちろんアレルギーや持病によっては存在しますが)それぞれに合った用法できちんとコントロールできればそれでいいんじゃ・・・と思うのですが。
しかしそこに「イメージ」というちょっと厄介なモノが介在してきます。
これはあくまでも「個人のイメージ」なのですが・・・そう、と思い込むとその人の中では絶対的な「真実」となり、場合によっては他からの干渉を一切受け付けなくなります。その干渉がどんなに高名な専門家でも素晴らしい実績を積んでいる技術者でも。
「私がこう思うのだからこうに違いない」
と思い込むとそれでその話は終わりになります。・・・そしてその結果が芳しいものではなくなった場合・・・大抵の場合は周囲の人に「なんで注意してくれなかった」と怒鳴り散らすことになります・・・。
それを完全に避ける方法は存在しません。・・・↑卵の件も100%「こうだ」と解明され尽しているわけもなく。「こういう話もある」「ああいう説もある」ということに過ぎんわけです。・・・が・・・多分、こういう↑話が出てくるとやはり「食べるな」「食べてもいい」とそういう議論になっていくんだろうなあ、と。しかもそこに専門家の話はあまり入って行かないんだろうなあ・・・と。
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03/08/2019
飲むやつは何でも呑む
専門家が警鐘、ストロング系チューハイの落とし穴(Yahoo!:ゲンダイ)。実際「ストロング系」と呼ばれる高%アルコールのチューハイは増え続けているようで・・・最近まで4%だった某チューハイにも5%のも出始めていたりします。
・・・ただ、↑記事にある「テキーラ」は別にそれほど高濃度アルコールというほどでもなく。ほとんどの銘柄が40%程度なので、国産ウィスキーなどとほとんど同じであります。アルコール濃度が高いのはウォツカやラムの一部銘柄で・・・これに中には「ほぼアルコール」というものもあったりします(それ故にフタ開けたままにしておくとどんどん揮発していく、という・・・)。
しかしたしかに高濃度アルコールだと刺激が強くなり・・・炭酸入り、となるとさらに・・・そして様々な「ゼロ」がくっつくとさらに依存症への敷居が下がって行くような・・・。
でもなあ・・・。
飲むやつは何やっても結局呑むもんではあります。例えば法律で・・・とまでいかなくても業界の自主規制でも「チューハイのアルコールは10%を超えてはいけない」としてもこれまでのストロング系に慣れてしまった連中は薄くなった分?を埋めるべく量を増やす、とそういうことになってしまいそうな。
さらに規制が強まると某国のようにもっとキケンな系統に手を出し始めるかも知れません。飲料に適さないどころか毒性があるモノすら呑んでしまう・・・。いや、かつての日本でもそういうモノがはびこっていた時代があったのです・・・。
そういう意味ではもう遅い、という見方もできます。そうなると・・・社会構造を何とかして経済的に豊かにする、とか・・・そういう国家の構造改革レベルの話にまでなっていきそうな。
依存症の入り口、てのはストロング系のチューハイでも安いビール風飲料でもなく。いわゆるヤケ酒・・・ストレスなどから来る「逃避」なんではないか、と思っているのですが・・・。
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02/21/2019
いや、その、フツーに
レンチンしてましたけど・・・。
禁止から一転「シャウエッセン」がレンジ調理を解禁した理由(Yahoo!:withnews)。正確には「シャウエッセン」ではなく「ああいうタイプのウィンナー」というやつではありますが。本当は「茹でてから焼く」というのが美味い食い方らしいのですが、「茹でる」というのは実際には結構手間がかかるもので・・・先に軽くレンジでチンしてから焼く、というのをよくやっていた、というところなんですが。
・・・もちろんうちにも電子レンジがあるんですが、コレで「調理」というより「下ごしらえ」的な意味合いが強いような・・・。
最近最も使っているのは多分「焼きそばの麺をあっためる」でしょうか。
焼きそばの麺の袋をちょっと切って軽くあっためる。そうするとほぐれやすくなるので・・・なんかで聞いていて試してみたらやりやすくなったので(それまでは麺が焦げ付いたりしてたんですが)それ以降、ずっとやってます。
それの応用?みたいな感じでウィンナーも軽くあっためておいてそれから焼く・・・というようにやってたんですが。
しかしたしかにあっためすぎると一種の「爆発」を起こすので注意が必要ではありました。・・・まあ、意外と色んな方式がそれぞれにあるものなので・・・一概に「ダメ」と言い切るのもなあ、という気がしないでもないのですが。いや、それでも「意外な方式」というのが実は結構キケンだった・・・ということもあるので、やはり注意は必要、ということにはなりそうですが。
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02/14/2019
色々広がる
海に行かずに人工の水で育ったベニザケ、出荷へ・・・岡山理大が養殖(Yahoo!:KSB瀬戸内海放送)。ベニザケとはヒメマスの降海型、つまり海へ降った個体、ということになります。
サケの仲間というのはちょっと面白い?習性があって「川に残る」連中と「海に降る」連中と分かれることがあります。同じ川で同じように育っていても一部は海へ、しかし一部は川で・・・と。もちろん全部のサケの類がそうなるわけではなく。主に海に降るものもいれば主に川に残るものも、もちろん様々であります。
ヒメマスは基本的に川に残るのですが、海に降ることもあり・・・それがベニザケと呼ばれています。
この二つは何が違うかと言うとまずサイズが違ってきます。・・・海へ降ったものの方がはるかに大きくなります。そして一部に例外はありますが・・・一度海へ降って産卵のために川へ戻ってくると、そこで一生を終えます(産卵は生涯に一度だけ)。が、川に残ると小型のままですが産卵後も生き残ってまた繁殖できる、という・・・。
恐らくは遠い未来には別種になってしまうのかも知れませんが。今現在では「習性」の範囲内に収まっています。こうすることで様々な状況に対応して子孫を残しやすくなります。
今回は「好適環境水」という特殊な水を使っての繁殖であります。これはヒトが調整した水で、淡水でも海水でもないのだけれど双方への親和性が高い、と言うか・・・淡水魚と海水魚を同居させることのできる水、としても知られています(上半分と下半分で塩分濃度が違うから同居可能、という某湖とは違う方式)。
これを使っての養殖、ということなんですが・・・実際にできるようになるとまた話が変わってくるだろうなあ、とは思うのですが・・・。
・・・いや、結構保守的?な空気もまだまだある業界ですし(最近はそうでもなさそうな気もするんですが)これで軌道に乗って色々と広げていってもらったら・・・とは思うのですが、技術的にはいけても流通面はどうなっていくんだろう、とその辺の方が心配になっていたりして・・・。
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02/11/2019
多様性色々
今日のも若者に限った話ではないのでは・・・と。
若者の「袋麺離れ」が」顕著、メーカーは販売減食い止めに必死(Yahoo!:NEWSポストセブン)。・・・単純に色々食べられるようになったから相対的?に袋麺の売れ行きが悪くなって見えるんじゃないのかなあ・・・とか個人的には思いますが。そこまでカップ麺ばっかり、というわけでもないでしょうし。袋麺五食パックも高齢の人が持て余す、ということもあるでしょうし。
実際出先や仕事場で食べる、とかそういう時にはカップ麺ばかりになるかと。
それでも家でアレンジしてみたい、という人にとっては袋麺の方がいいわけで。その辺はメーカーの数も増え、技術的にも様々な「麺」を作って売ることができるようになった昨今では、まあ、ある意味仕方ないのでは・・・と。
個人的には袋麺派?であります。
一つにはカップ麺の食べた後のゴミの体積が気になる、と言うか。なんかムダにムダを重ねているような気がしてならんのであります。だから一時「カップヌードル・リフィル」というカップ麺の中身だけ(もちろんかやく付)売ってた時は結構買ってたんですが・・・場合によってはノーマルの方が安いので、やはり買わなくなってしまいましたが・・・。
そして大きいのは袋麺は色々できる、ということであります。色々ぶち込んで具沢山にもできるし、タマゴにワカメだけ、とかそういうこともできます。
そして。今後がどうなるのか、ちょっと気になるところではあります。電子レンジ調理化とか小分量化とか色々ありますが・・・結局のところ手軽に食える、というのは変わらないわけで。そこにどんな新要素を入れ込んでくるのだろうか・・・と。
もしかしたら袋麺だカップ麺だ、という論争?すらも意味なくなるような改革が起きる・・・かも知れません?
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02/05/2019
切り身になっちまえば
分からんもんではありますが。
絶滅危惧種が英国の食卓に・・・国民食フィッシュ&チップスのDNA調査で明らかに(Yahoo!:NEWSWEEK)。一部では「イギリスのメシはマズい」の代名詞?ともなっているフィッシュ&チップスではあります。
自分は食ったことないんですが。要は白身魚とジャガイモのフライだろ、と思ってたんですが・・・どうもそれだけではないようであります。サメの・・・フライですか。
ちょっと意外だったのがあっちではサメ食ってた、というところだったりします。・・・タラなどの白身魚とサメでは食感も何も大分違うような気がするのですが。それともそういう「違い」も含めての国民食、ということなのでしょうか・・・?
ただ、そのサメに絶滅危惧種が含まれていた、となるとその辺はまた違う問題へ突入してしまいそうであります。
これは多分どこの国でもそういうものだ、とは思うのですが網にかかった魚をいちいち絶滅危惧種かどうか調べる、なんてなことまではしないだろうと思いますが(実際、狙って獲ったわけでなければ問題なさそう↑ですし)。クッソ忙しそうな船上であります。そのまま水揚げ、そして切り身になっちまえば分からない・・・。
これはちょっと意見が分かれそうなところであります。そういう現状を打破すべく漁師の皆さんに識別を徹底してもらうべき、いやいやそんなヒマないから、ある意味仕方ないとあきらめろ、と・・・。
・・・個人的には仕方ないかも、とは思いますが・・・ちょい複雑なところではあります。
しかもコレ、日本でも起こらないとは限らないわけで。いや・・・どこの国でも起こり得る、というところが一番コワイのかも知れません・・・。
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01/12/2019
それだけではなく
ズワイガニ獲れすぎ・・・今冬豊漁の兵庫・但馬地方苦肉の漁規制へ(Yahoo!:神戸新聞NEXT)。どうも今冬はカニの類が豊漁になるほど多く生息するようになった、のか・・・あるいは単純に候上の理由で出漁回数が増えたから必然的に漁獲量が増えてしまった、ということなのか・・・。
いずれにしても「数が増えているならいいじゃないか」という見方もできるわけです。
ただ、やはり「漁師」という仕事なわけですから(特にカニ漁は季節が限定されますし)規制したらそれだけ収入に響くんじゃないのか・・・とかそういうところに心配があったりもするのですが。
・・・しかし「じゃあ来年は規制枠を緩和しよう」とかそういう方向になったら・・・それはそれで意味がない、ということのもなりますけども。
カニの生態全てを人間が管理してるわけではないので(そういうことができるのならカニの完全養殖だって可能、ということに)「減らないよう規制しよう」が即生息数の増加に繋がる、というわけではなく。もちろん人間が捕獲するから減るんだから獲らなければいい・・・というのも一理あるんですがそれが全てではないわけです。
環境問題はもちろん他の色々な、一見無関係そうな事象も実は・・・! ということも十分に原因たり得ます。コトはそう単純ではないのです・・・。
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12/21/2018
大分間が空いてしまいましたが
日本、国際捕鯨委員会(IWC)脱退の方針(Yahoo!:北海道新聞)。過去には日本の委員が議場でペンキぶっかけられた、なんてこともありましたが・・・なんで捕鯨国である日本が「反捕鯨」のIWCに所属しているのか、ちょっと(いや大分?)疑問だったんですが。捕鯨をやる国で属していない国、というのもありますし。
しかし「捕鯨賛成」でも属している国もあったりするわけです。日本以外で。
これはどちらかと言えばIWCの役割は「反捕鯨」ではなく「鯨類保護」だからなのでは・・・と。世界的に数が減っている、とされているクジラであります。捕鯨はその原因の一つではありますが、それだけが原因ではありません。そういうとこも含めてクジラ保護を・・・ということのようであります。
しかし全面禁止から調査捕鯨、ということでのわずかな量の流通。
すでに日本人のほとんどは「クジラ? 食ったことない」という世代になりつつあります。食文化としてのクジラ、となるとここで復活させておかないとある意味ラストチャンスみたいなものであります。・・・いや、食文化だけではなく包括的な「文化」としての捕鯨、となると・・・さらに。
「文化」というのは人が関わらなければどんどん衰退していくものであります。それは過去に消えた「文化」を見ても明らかであります。
この脱退によってその辺の事情が変わってくる、好転していくかも知れんのですが・・・心配なのはまたミョーな団体が色々やり始めるんじゃないか、と。脱退後は日本近海やEEZ内での操業(Yahoo!:KYODO)という方針なんだそうですが・・・その方がいいかも、とは思うのですが・・・。
・・・ああいう人たちってのはなりふり構わん傾向がありますんで・・・それでも大丈夫かなあ・・・と。
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12/14/2018
それでもリスクあり
ほとんどの人が勘違い? 今が旬の牡蠣「生食用」と「加熱用」の違い(Yahoo!:ウェザーニュース)。むちゃくちゃ乱暴に言えばどっちも生食でも加熱してもいい、ということになりますが・・・。
二回ほど生食であたっている身としては「加熱用を生食」というのにはかなり抵抗があります。
そしてもちろん「生食用」となっていてもあたる可能性はゼロではありません。その辺は「覚悟」が必要なのですが・・・今ほどに基準が明確ではなかった時代からでも「こうこうこういう時期の生牡蠣は食べるな」的な言葉が残っていたりするのでやはりそういうリスクを知ってはいても食べたい、というのは人間の本性?なのかも知れません。
カキの類に限らず。こういった二枚貝の系統・・・海水など周囲の水を吸い込んで微生物を濾しとって排水する連中・・・は水の浄化能力に優れている、と言われています。浄化作業に一役買っているケースもあったりします。
つまりは優秀な天然フィルターなんですが。フィルター、ということはつまり汚れは全て一身に引き受けることになります。エアコンなどのフィルターでは定期的な掃除が必要なわけで・・・それが二枚貝にも言えるわけです。
しかし生体を「掃除」するわけにはいかず。分解できるものは分解してもらうのを待つしかありません。が、そういう生体を捕獲・食べてしまうと・・・。
有害物質がどう、というのもありますがどっちかと言うと「ヤバい微生物」の方が恐怖であります。それが「あたる」ということになります。
有名なとこではノロウィルスとか。これは十分に加熱することによって回避できます。・・・なお、これ以外にも「害」はあって、「貝毒」と呼ばれたりしています。養殖場に限らず潮干狩り場などでも定期的に検査したりしています。・・・少し前に某地方一帯で「潮干狩り中止」ということになったりしたこともあります。
100%安全な食品、というものは存在しません。しかし自身がリスクを理解して向き合えば回避する手段はいくらでもあるものであります。が・・・なかなかそういう風にはいかないもんだったりするのですけども・・・。
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12/08/2018
入り口にするにはちとややこしい?ような
しかしここまで来ちゃうとなあ・・・。
肉に関連した慣用句は差別的? 動物愛護団体が言い換えを提案(CNN)。提案されたってそうカンタンに受け入れられるもんでもなさそうなんですが・・・こういうのは。
この団体は前々から結構こういう「動き」をしているので、まあ、こういうこと言い出しても「またか」的な感触ではあるのですが。しかし・・・なんでしょうなあ、「慣用句」というのは誰かが「よし! 変えよう!」と言い出して(仮にそれが絶大な権力を持つ人間や団体だったとしても)即座に変わるもんでもないでしょうに。
・・・その辺は分かっていてあえて「活動の一環」ということでの提案なのかも・・・?
毛皮や爬虫類の皮を使うな、という動きはたしかに多数のブランドで採用・確立されてきています。これは一つには↑こういった活動が実を結んできたからだ・・・! と言えないこともないですが、世の流れ的にそっちに来ているから、というのもあります。
慈愛を示すことは決して悪いことではありますまい。
・・・かと言って「野生のワニ革は使ってません」とやっていて「養殖のワニ革です」となるとこれは完全養殖なぞできない種の話なので・・・今現在野生のワニを最も熱心に保護しているのはワニ養殖業者だ、とかそういう話になってきてしまっています。仔が取れないと意味がないのであります。・・・結果、こういう流れにもなってきます。
他方で「言葉」はまた少し違った意味合いがあり・・・それはカンタンに変わるもんでもなく。洋の東西・古今を問わず「この言葉は使ってはいけない」とやっても結局は後世に残っていたりするものであります。・・・保護の入り口にするにはややこしい、と言うかハードル高めなような気もするのですが・・・個人的には。
むしろ人工肉とか完全培養肉とか培養毛皮とかそっちの普及を目指した方が動物保護に繋がりやすいような気もするのですが。「食うな使うな」では結局どこかに抜け道作って意味なし、となるのもまた歴史の事実なわけですし。
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11/30/2018
結構昔から言われてましたが・・・
まあ、たしかに注ぎにくいですが。
「とっくりからのお酌は注ぎ口を使ってはいけない」にネット騒然(Yahoo!:ねとらぼ)。ン十年前(少なくとも2008年より前)に自分が本格的に酒飲み始めた頃に先輩から当然のように教わったものでしたが・・・「縁が切れるから注ぎ口から注ぐな」と。実際、注ぎにくいけど、そんなもんか・・・とか思ってたのですがそういうもんか、と。
・・・実際には「とっくりからお酌」する機会というのはそれほど多くなく。コップ酒がほとんどだったのであまり実感しないもんでしたが・・・。
後に住居が変わった頃には周囲はそうでもなかったんで「ローカルルールだったんか」とか思ってたりしました。
結構地方差?的なもんもあるかと。例えば九州から中四国には「返杯」という風習があり(全然ない、そんなん知らん、というケースももちろんありますが)目上の相手に注いでもらって自分が一杯飲み、その杯を相手に返して相手も一杯、さらにその杯に注いでもらう、というのがあったりしますが・・・。
これもこっち(関東)ではある意味「アルハラ(アルコールハラスメント)だ!」ということになってるんだそうで、注意が必要だったりします。
酒は楽しく呑むのが一番なんですが・・・色々なツール、つまりは道具としても使われて来た経緯があります。その中で様々なルールが生まれてきています。
しかし万人に受け入れられるものではない場合もありますので、その辺は場の空気と言うか流れと言うか。そういうもんを読みながら楽しく呑む、というのも必要なスキル、あるいはマナーだと思うのですが。
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11/13/2018
方向性は素晴らしいのですが
それだけでいいのだろうか、と。
「ふぞろいの魚」を有効活用・・・横浜の小学校(Yahoo!:カナロコ)。いわゆる「未利用魚」というものであります。規格外だったり事情があったりして流通に乗らない魚介類のことで、多くは破棄されたり飼料となったりします。
人の口に入ることはないのですが、資質的にはもちろん普通に流通しているのと全く同じ。野菜などでも同様のものがあります。
そりゃあもったいない、何かに使えないか・・・ということでの取り組み、それは大変に素晴らしいものであります。ですが・・・。
それをやるのなら先に流通を変化させていった方がいいんじゃ・・・。
要は現在の物流では収穫→販売までの間に一種の「モノサシ」があってこれによって弾かれているわけであります。この「モノサシ」を変化させて流通に乗るようにすればいいのでは、と。
啓蒙活動ももちろん重要なのですが・・・これはふぞろいの野菜や外来魚を食べて駆除などにも言えると思うのですが・・・どこかで「さあこういうのは食べても美味しいんですよ」とやってるだけでは決定的な現状打破とはならないような気がしてます。
・・・本当はもっと大きな組織なり団体なりが音頭とっていくのがベストなので、その辺の問題もあるのですが。
少人数が食べるだけ、ではその場で皆が満足して終わり、ということになりかねません。それでは意味がないわけです。
ヒトとモノの関わりから数千年以上。そのせめぎ合い干渉し合いから今のような仕組みが出来上がって現代に至っています。それを変革させるのはある意味非常に困難であります。
でも。でもそういうところも改変していかないといつまで経っても変わらない、そんな気がするのですが。
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11/11/2018
食って減らす
そりゃそういう風になればまた事情も違ってくるかも知れんのですが。
カミツキガメ、鶏肉に似た食感と味・・・食べて駆除(Yahoo!:毎日)。こういう「迷惑な外来種は食べて駆除しよう」的な取り組みは記憶にあるだけでもかなり前からあちこちでやってるものであります。・・・問題になり始めた2000年代初頭くらいにはすでにどこかでやっていたような。
その後法律によって飼育・移動が制限されてある意味規模が縮小されたりして。「食材」として運搬するのは別に問題はないのですがそうなると現地にそれなりの施設がないといけないわけで・・・そうなるとかなり大がかりな組織運営が必要になります。
実はこの「大規模な運営」というのがネックになってるんでは・・・というのが個人的な懸念だったりします。
ブラックバスがたくさんいる湖のほとりのレストランで「ブラックバスのフライ出してます」「臭みもなくて美味しい白身です」とやってもそれはそのレストランに来れるお客さんだけしか消費できません。
そもそもブラックバスは食えない、というのはただの偏見であります。適切に処理すればきちんとした食材になるんですが・・・例えば鮮魚店でブラックバス丸々一尾が出て来ても誰も買わないかと。見た目で敬遠されるわけです。・・・じゃあ切り身にして冷凍フライ的なもんにしちまえば・・・となっても「原材料:ブラックバス」と表記しただけでやはり誰も買わなくなってしまう。
もし、本気でブラックバスを食べて根絶させたいのならそれぞれの生息地に処理工場を建てて(法律上こうするしかない)大量に捕獲したバスを全部切り身するなり何なり処理して・・・それを「何らかのカタチ」で全国に流通させるしかないと思われます。
それは別に何でもいいわけです。極端な例だと肥料にする魚粉でもいい。とにかく流通ベースに乗せてしまえばいい、とそう思うのですが・・・。
なぜか啓蒙活動的?に小規模にあちこちで「食べて駆除」というのがぽちぽち出てくるだけ、テレビ番組で時々取り上げるだけ・・・とかそんなもんであります。それじゃああんまし変わらないんじゃ・・・。
一つには環境省の「特定外来生物は維持・管理を前提としないため商業目的で食用を進めていくことは考えづらい」(「」内↑記事より引用)という「商業的に深入りしない方がいい」的な姿勢もあるかも知れんのですが。
でもそれじゃあただ獲って捨てるだけなわけで。元来が人間のエゴで・・・とかそういうこと言うのならきちんと最後まで役に立たせてあげることも重要だと思うのですが・・・?
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10/31/2018
名は体を・・・
ご当地ワインから地名が消える? 産地表示が厳格化(Yahoo!:朝日新聞)。これはつまりは「その土地で収穫されたブドウのみで作ったワインしかその土地の名前を名乗れない」ということで・・・これにより従来の名前から変更しないといけない場合が出てくる、ということであります。
・・・ブドウの生育しにくい地域でもワイナリー、醸造所があってその土地で生産されたワインがその土地名を名乗っていたりしたのですが、それができなくなります。
「産地を正確に表示するのは良いことだ」「地名を使える大手に集中してしまう」などなど色々意見が出てきていますが・・・すでに効力を持ってしまっている話だったりします。
日本酒の場合はよほどのことがない限り国産米しか使ってないのですが・・・。
ワインの場合、ブドウの産地は多岐にわたる場合があります。外国産を使っていても質の良いワインもありますし、国産だから全部良い、というわけでもなく。その辺は作り手次第、とも言えます。
しかし今後世界への発展を考えるとやはりそういうことは厳格化しておいた方が・・・という意見もあります(その前に720mlと750mlの問題をどうにか、という声も)。それはまあ、そうなんですが。
・・・個人的にはやや残念な気がしています。実際には「地名ワイン」というのにそれほど触れているわけではないので「実害」は個人的にはさほどないのですが・・・なんだかビミョーな「制限」ができてしまったなあ、と。なんだかその辺がちと残念?なように思えるのです・・・。
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10/25/2018
チョコブリ
養殖ブリのエサにチョコレート・・・抗酸化作用で鮮やかな色保つ(Yahoo!:毎日)。愛媛県の話ですが、ここでは以前に名産品にちなむ意味もあってか「みかんブリ」も開発していました。こちらもみかんの抗酸化作用を狙ってのことだったそうなんですが・・・。
「ブリは苦いミカンの皮を食べたがらず、やせてしまう懸念があった。チョコは嫌がらず食べる」(「」内↑記事より引用)
とのことで。やはり甘いものの方が好まれるのか・・・自然界。実は結構「甘いもの」「うま味のあるもの」というのに惹かれる傾向のある生き物というのは多かったりします。釣りの練り餌なんかだとそういうのは顕著に現れるそうですが。
養殖モノ、というと少し前まではあまりいい目では見られなかったりしてました。・・・今も価格的には天然モノ方が高かったりしますし。
これは「希少なモノの方が高くなる」という法則?にもよるものなんですが・・・魚を多く食う日本では特に「天然でないと」的な好みの方角は昔からあったんですが・・・最近の養殖技術の進歩は素晴らしく、養殖モノの「質」は天然を凌駕することもあったりします。
・・・カンタンに言えば養殖の方が脂ののりがいい、と。
まあ、脂さえのっていればそれでいいのか、と言えばそれはそれでまた別問題になってきますが。しかしそれでも良質な身を作り出すことが可能になっている、ということでもあります。
養殖する、ということは自然天然下の資源を守る、という意味合いもありますが、人間の手によって調整が効く、ということでもあります。エサの少ない自然下よりも当然エサは多くできます。・・・そのため一時は逆に肥えさせすぎ、とかそういう懸念もありましたが・・・最近はその辺も色々考慮できるようになってきています。
あるいは有害物質などの徹底的な排除なども可能に。環境そのものをコントロールできる、ということは安定的な供給にも繋がります。
「それはホンモノじゃない」的な声もありますが・・・実際に食ったらウマかった、ということもあるので・・・ホンモノがいい、と言う人は多少高くても天然モノを、安くてウマそうなのを・・・というのなら養殖モノを、と選んでいくことも必要かと。
なお「みかん」の時は身の方もみかんの香りがかすかにする、という話でしたが「チョコ」の方は身に香りはつかない、とのことであります。・・・「チョコ風味のブリ」だったら・・・それはそれで興味がないわけではありませんが・・・そこまでは・・・さすがにちょっと、ということになりそうな・・・。
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10/21/2018
粉になっちまえば分からない
昆虫を育てて食べるという選択肢・・・欧米でビジネスとして広まる(Yahoo!:JIJI)。欧米や日本なんかでは敬遠される昆虫食ですが、東南アジアなんかだとフツーに食ってたりすることもあるので要は「慣れ」の問題ということになりそうであります。
モノとしては設備が少なくて済む・サイクルが短いなどの利点があります。・・・もっとも1個体が非常に小さいので大量に育成・処理する必要がありますが。それでも現在畜産等で必要とされている設備や物資よりは・・・大分少なくできるのではないか、と思われます。
となると問題はやはりイメージであります。・・・そのものをいきなり、というのは無理でも加工してあるのなら大丈夫かなあ、とか思うのですが・・・。
・・・いや、まだまだ無理か・・・。
さすがに「昆虫の成分入ってるけど黙っておけば分からないだろう」的な話にはしたくないのですが・・・それでも「食材」として「粉」辺りになっちまえばほとんど分からないとは思うのですが。
栄養成分的には申し分なし、というのならいけるかも・・・。
・・・しかし虫キライな人は何があってもダメなわけですし。・・・そこら辺をどうにかするのがホントに今後最も大きな課題となるかも知れません。食糧事情的には畜産が多くを担う現状はどうにかしていきたいところなのではあるのですが・・・。
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10/20/2018
アリ・・・なのかどうか
伊藤園が業界初「缶入りとん汁」発売(Yahoo!:毎日)・・・ただし豚肉は抜き。ジャガイモ・ゴボウ・コンニャクは入ってるそうですが。・・・むしろ「具なしとん汁」という冒険?をやってみても良かったかも・・・とかそんなことも思いますが、それじゃただの「濃い味噌汁」みたいなものですか・・・。
この手の「缶入り」ではポタージュなどが有名ですが(粒が中に残らないように最近の缶は工夫がしてあるそうですが)、あるいは「おしるこ」「甘酒」とかそういったところでしょうか、その定番の中に「とん汁」が食い込むのかどうか・・・?
たしかに「ホット系缶入り飲料」というのはなかなかヒットが出ないような気がしています。
定番中の定番「ポタージュ」「しるこ」「甘酒」が定着しきっているからかも知れませんが。新たな商品、というのは根付くのにどうしても時間がかかるもので・・・その辺からしてなかなか難しいものかと。
過去にもいくつか「新商品」があったような記憶もないではないんですが・・・それも定番にはなり切らなかったわけで(イロモノ枠?的なものもいくつかありましたが)・・・。
・・・まあ、なんだかんだ述べる前に味わってみろ、ということになりそうですが・・・自分、ややネコジタなので「ホットの缶飲料」にやや抵抗があったりするんですよねえ・・・。
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10/16/2018
それでもサバ
人気のサバ、供給に黄信号・・・ノルウェー、日本共に低調(Yahoo!:みなと新聞)。サバ缶がテレビ番組で取り上げられて一気に人気に火が着いた観もありますが・・・それ以前からでも人気の青魚でありました、サバ。
一昔前は「足が速い=鮮度がすぐに落ちる」ということですぐに加工されたり酢で〆たりするのが当たり前でしたが、最近は刺身で提供されたりもします。なお・・・「サバを読む」の語源ですが。サバを売り買いする際にいちいち数を数える手間も惜しい(その手間の間にも鮮度が落ちそう)ということでテキトーに数えて取り引きしていた・・・という話から「数をごまかす=サバを読む」になった、という話もあります。
基本的に泳ぎ回る魚であります。日本では各地で獲れますが、あまり泳ぎ回る必要のない海域ではちょっと違ってきたり、あるいは逆に海の流れの激しい海域でもちょっと様相が違っていたり・・・と地域色もある魚ではあります。・・・こういうとこアジと似ていますか・・・。
一方で輸入も盛ん。特にノルウェーは地元でも食されている魚だったりします。
・・・しかしそれが不漁に。でも魚の獲れる・獲れないは結構「波」があるので獲れない時期があれば獲れるようになる・・・と、そういう見方もできるので油断?はできなかったりします。
それでも獲り過ぎはどうか、という意見も多数あります。特に今は人気ですし・・・どこかで無理なことにならなければいいのですが。
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10/09/2018
昔は街角で売ってた
まあ、時代の流れ的にはそういうものかと。
お酒の自販機が「絶滅の危機」(Yahoo!:税理士ドットコム) 最近ではちょっと考えられそうもないですが・・・昔は結構あちこちに「酒の自販機」があったものでした。酒屋の前はもちろん、ちょっとした店の前のスペースとか。中身はワンカップからビールなどが中心(当時は今ほどチューハイもなかったですから)。
・・・むかーしに列車の乗り換えミスって冬の某中部地方の駅(それなりに大きな駅で周囲に建物はあるけどなーんもない)で一夜、しかも雪の降る中あてもなくさまようはめになり・・・その時に燗酒が自販機で売ってて非常に助かったことがあります。が・・・そういうことも今はもうないんだろうなあ、と(なお、↑この時はそろそろ始発か、と早朝に駅に戻ってみたら駅員さんがストーブ炊いてて「よお、あたってくかい?」と・・・)。
・・・いや、今ならコンビニであったかいおでんとか買えますか。同時に酒も買えますな・・・。
しかし街角にフツーにそういうもんがあれば未成年でもフツーに買えることになります。
実は昔は「子供のお使い」の一つが「親父の酒を買いに行く」でした。少々多めに(何せ相手は酔っ払ってるのでカネ勘定なんかできやしない)もらって残りはそっと懐の中へ・・・なんてのが当たり前の時代もありました。・・・これも未成年が酒を買うことのできない今ではちょっと考えられないことですが。
未成年と酒が結構身近だったわけです。しかしそれも昔の話であります。
最近の「酒の自販機」は年齢認証ができるようになってますが・・・価格はコンビニの方が安かったりします。コンビニのないところでも酒が買えるじゃないか、と思うかも知れませんが・・・コンビニもないような場所にわざわざ商品を補給に来るか、と言えば。普通のお茶とか炭酸飲料ならともかく酒・・・となると。
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10/03/2018
「ちょい」じゃない
ブーム化する「ちょい飲みの現場」を見に行く(Yahoo!:東洋経済オンライン)。最近たしかにあちこちで見かける「ちょい飲み」であります。
数杯程度のお酒とちょっとしたおつまみ。少し、そこで時間を過ごして・・・家路に着くかそれとももう一軒か・・・。
スペインなんかだと「バルのはしご」つまりは「ちょい飲みはしご」は結構当たり前とのことですが。日本でもそうなってきたのか・・・という見方もできるのですが。
・・・ちょいコワイのが↑記事にもある「ストレスから女性の飲酒量が増えている」というところでしょうか。いや、女性に限らず男性もストレスから飲酒、というのはよくあることであります。
それにより酒量が増える。つまりは健康被害が・・・と言うよりマナー面と言うか。「ちょい飲み」が「ちょい」でなくなるケースも結構あるんじゃないか、と。その辺がちと心配なのですが・・・。
これが「酒に慣れてる」地域とか国とかならまだしも。日本という国はそういう意味では面白い?国で「酒が呑める」割に「酒に飲まれる」人が結構多かったりします。・・・社会的に「酒が入ってるなら」でなあななにしてしまったり、仕方ない、と言うことになったり。
それでも最近はそういう風潮?も変わりつつあるのですが(↑若い人の酒離れの原因の一つ「酔っ払いは見苦しい」)・・・年食った人たちはまだまだ昔の風潮の中で生きていたりします。
・・・あと数十年もしたら違ってくるかも知れませんが、そういうとこも。
しかしいずれにしても「ちょい飲みの場=公共の場」というのを十分にわきまえないといけません。・・・まあ・・・そういう自分もあんまし大きなことは言えんのですが(汗。
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09/26/2018
薄利多売
みたいなもの・・・?
人気爆発でも「チューハイ」が儲からない理由(Yahoo!:東洋経済オンライン)。たしかに種類は増えてますが・・・よく見てみたらあまり差異はないような、しかし厳然として存在しているような、そんな気もします。
かつてはちょい甘めのアルコール、軽く呑む、という位置づけでしたが。
それが「食中酒」つまりは「何か食べながら呑める」という位置づけ・・・ビールやワイン、日本酒と同じような位置づけに変化してきているわけです。
こう言っちゃ何ですが・・・添え物的な、亜流的な扱いだったチューハイが主役級に躍り出てきている・・・と。最近の「宅呑み」は缶から直に、というスタイルが主になっているので(しかも家ではなくどこでも)「缶チューハイ」はうってつけ、ということにもなってきています。
しかしその割には価格が低くなってきてます。同じ缶で場合によっては税も同率のビールに比べても。・・・これだと買う側にとってはいいことなんですが、売る側にとってはそうでもなくなってしまう・・・。
お酒業界、というのは結構「攻めてる」業界であります。「ビール」に「発泡酒」「第三のビール」があるのもその一つなんですが・・・結局は「税金」の問題が大きく関わってきます。チューハイも例外ではなく、将来税率が上がっていくことになるかと。・・・とするとこのまま、現状のままの値段がずっと続くわけないんですが・・・。
買う側からすれば数円の値上げでも一気に離れていきます。じゃあ増税分をどっかで消化、となるとその「どっか」に無理がかかっていってしまう。・・・こういうのを繰り返しているので恐らくは何らかの対策をかましてくるとは思うのですが・・・。
いずれは限界が来そうな。その辺、買う側も意識していく必要があると思うのですが・・・。
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09/23/2018
画一的ではなく
色々と選択肢が増えていくのはいいことであります。
和牛、赤身ブームで新境地(Yahoo!:NIKKEI STYLE)。「サシが全て」「脂身がないと」というのが少し前の「和牛」で、赤身のアメリカ牛やオーストラリア牛は「等級が低い」的な扱いでありました。しかし最近になって(健康ブーム的な影響もありますが)赤身の良さが知られるようになってきました。
・・・それでもスーパー行けばグラム単価には天地のほどの差があります。
自分なんかはもうあまり脂身が食べられないので、赤身の牛肉が安いのは嬉しい限りですが・・・なんだか「牛肉はこうでないと牛肉とは呼べない」という「日本人なら~」とかそういう「ナントカならカントカ以外はあり得ない」という凝り固まった概念がまだまだ根強いのが、何とも。・・・そりゃあ・・・外国産の安い肉だとスジが混じってたりすることもありますが、それでもこういうのが好き、という「主流から外れた人たち」がいるのも事実なのであります。
これが「自分は本当にサシが好きなんだ!」というスタンスなら問題はないと思われるのですが、「皆が食べてるから」「いい肉っぽいから」とか「牛肉と言えばサシだから」という・・・一種の思考停止から高い和牛を買う、となると。・・・なんか・・・意味あるんだろうかそういう生き方、とかそんなことも考えてしまいます。
しかもこれは牛肉に限った話でもなく。
魚もそうだったりします。刺身でも何でも「脂のノリ」を重視。・・・重視しすぎるが故にべたべたの刺身のみが「おいしい」と、そういうことになっていたりします。
・・・もちろん脂も何もない、パッサパサの刺身なんてのはちょっとなあ・・・ということになりますが。しかしモノには程度ってもんがあるわけであります。
・・・自分の「好み」なんですからよその意見やどこぞの専門家の話をそのまま信じるのではなく、自分の感覚を頼りにしていけば・・・とも思うのですが。
その辺は多分に日本人気質なのかも知れませんが。それでも最近はようやく?そうでもない「自分の認識」を信じる人たちが増えてきたのでは・・・と楽しみにしているところだったりします。
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09/20/2018
研究はともかく
本格販売、とかそういうことになると・・・?
米コカ・コーラ、健康飲料への大麻成分配合を研究(Yahoo!:JIJI=AFP)。各国や地域で対応が分かれている「大麻」であります。過去(とは言っても半世紀近く以前)には「ハシシ」等と呼ばれて一種ブームになったこともありますが・・・反体制とかそういう方面・・・現在では規制されている国や地域がほとんどであります。
日本では「大麻取締法」として所持・栽培・譲渡などに規制が設けられていますが・・・。
ちょっとややこしい?ことに「麻(アサ)」というのは植物繊維として古来から利用されてきたものであります。あるいは「麻の実(おのみ)」は薬効のある食材の一つ。・・・「大麻成分のある麻は全部規制してしまえ」ということになるとちょっと、いや、かなり困ったことになってしまいます。麻の繊維で織った「麻布」は神事にも使われるほど浸透しているものではありますし。
そこで実際には様々な品種があり・・・そういった「ヤバそうな成分」の少ないものが繊維用などに栽培されていたりします。さらに部位によっても。そういう「ヤバいの」は葉や花冠などに含まれるのですが、繊維をとるのに使うのは茎であります。そして実はもちろん花の後にできる「実」であります。そういった部位にはそういった成分はほとんど含まれないので、利用ができるようになっています。
・・・そのためか「麻の葉」をイメージとして用いると・・・なんか、ちょっと、ビミョーなイメージになってしまいそうな・・・? いや、健全な企業のロゴマークもあるのですが。
他方では「麻」と言えば成長の早い植物なので、種を蒔いて出てきた芽を毎日飛び越す忍者の修業、とか。成長が早いのでどんどん伸びていってそのうち身長よりも高くなりますが、毎日続けることによってそれを飛び越せるようになる・・・とか。
前述の「ハシシ」は麻薬として与え続けておいて「もっと欲しいならこいつ殺してこい」と暗殺者に仕立てる、そのため暗殺者は「ハシシ≒アサシン」と呼ばれるようになった・・・とか。
人類との密接な歴史があるので、様々な伝承や逸話も残っていますがその成分が・・・ということでもあります。今でもその用法には色々と事情や意見が絡んできてます。
が・・・個人的にはやっぱなんかヤバそうなだな、と。↑世界的な企業のコカ・コーラですからいきなり成分ぶっこんだのを全世界発売・・・とかそういうことにはならないでしょうけど。でも許可されてる国で発売したのが流れてくる・・・とかそういうのはありそうだな、と。
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09/07/2018
いるかいらないか
・・・個人的には・・・いらない・・・?
「コカ・コーラ」コーヒー風味のコーラ、9/17から発売(Yahoo!:毎日)。以前にも同様のものを試験的に販売したことがあって(昨年9月に東北・関東の自販機のみ)好評だったために全国のコンビニ・自販機でも販売するようにした、とのことなんですが。
同社の調査によれば『35歳以上の年代は、仕事中にコーヒーと炭酸飲料の両方をよく飲んでいる傾向があり、週1回以上コーヒーを飲むと答えた人のうち4割超が「炭酸飲料も同頻度で飲む」とも回答していた』(『』内↑記事より引用)ことからコーヒーとコーラ両者の親和性は高いと判断して販売することになった、と。
・・・別にコーヒーとコーラを同時に飲んでるわけじゃないだろうに・・・。
そもそも「炭酸飲料」と一くくりにしてしまうのはどうか、と。最近はいわゆる「炭酸水」の需要も高まっています。従来ならお酒を割る時にしか使ってなかった炭酸水、それをそのまま飲む人も増えています。これと「コーラ」を一緒くたにするのは・・・どうなんだろう、とか。
まあ、意外なところで人気に火が着く、ということもありますんで・・・個人的には「うーむ」なんですが・・・その辺は未知数ということになるのですが。でもなあ・・・やっぱりノーマルの「コーラ」「コーヒー」の方がやっぱり需要は高くなると思うのですが・・・いや、これはコーラに限らず。
色々な味付けするより結局最後はどノーマル、というのが世の流れとなっている、ような・・・。
03:32 AM | 固定リンク
08/21/2018
食べられます
ただ一般的ではないだけで。
「食用」でセミの幼虫捕らないで・・・公園に看板出現(Yahoo!:朝日新聞)。そういう「苦情」があった、というより「セミの幼虫を大量に捕っている人がいる」から「食べるためなんじゃないか」となって「食用で~」ということになったようで。
実際、セミの幼虫は(成虫も)食べることができます。
かのファーブル昆虫記にもセミの幼虫を食べる話が出てきますし・・・虫を食べることに慣れてる人たちからすると結構「入門種」的な位置づけだとか。イナゴの佃煮、というのは某地方の名産ですが、内陸地では容易に摂れる動物性たんぱくとして虫を食べる文化が残った・・・という説もあります。
海外でも当たり前に食べている地域もありますし。「虫を食べる」ということにそこまで過敏にならんでも・・・とは思うのですが・・・。
しかしイヤな人にとってはイヤものであります。
食文化、というのは結構重要かつ重大な「ヒトを構成する要素」であります。幼少期からの「クセ」はもちろん周囲の環境による「慣れ」など。食的タブー、というのは多分に宗教と絡められますが・・・何のことはない最も「好み」が大きく出るのが「食」だ、ということだったりします。好きなもんは好きですが、イヤなもんはイヤなのです。
・・・一方で世界的に食料は不足してくる、とされています。
そこで虫を食べよう、という動きもあります。育成に狭いスペースでいける・高タンパク・収穫が早い・などなど利点もたくさん。欠点はその「量の少なさ」と・・・やはりイメージですか。慣れない現代人にとっては罰ゲームみたいなものであります。
もしかしたらもっと時間が経てばスタンダードになってる、かも知れんのですが。大人になってから慣れるのは無理でも幼少期から食っていれば慣れます。そういう風な世界になっていってたら・・・?
02:46 AM | 固定リンク
08/17/2018
よそのこと言えない
中国・養殖ニジマスは「サケ」業界団体が偽装表示受け表明(Yahoo!:JIJI=AFP)・・・「ニジマス」と表記せず「サケ」と表記する例が相次いだためあえて「ニジマス=サケ」としてしまった、とのことであります。
・・・これは実際日本でも過去にあった・・・いや、まだ続行中と言うか進行中と言うか・・・そういう事例だったりします。学術的な名前としては「ニジマス」という「マス」であって「ニジサケ」ではないのですが、マスとサケはどこが違うんだ、となると長年の慣習上、としか言えないものですし。・・・これに英語の「サーモン」「トラウト」が絡んでくるとさらにやっかいな上に「サーモントラウト」という呼称もあるわけで・・・。
通念上?と言うかあくまでも一般的な?と言うか。
大きくて海に下ったものを「サケ」下らなかった小型のものを「マス」と、そんな印象かな・・・と思いますがこれもあくまで一例に過ぎません。「なんとかマス」「なんとかサケ」という和名準拠にこだわるケースもまだまだありますし。こうなってくると「名前」とは一体なんなんだろう、とかそんなことまで考えてしまうような。
日本の場合もニジマスを「サケ切り身」として販売するのはいかがものか、というものでした。これは「ニジマスはサケではない」という論の上に立っているのですが・・・この場合の「サケ」がまんま「Oncorhynchus keta シロザケ」のことなのかそれとも「サケの類」のことを示すか、によって変わってきます。・・・広義の「サケのなかま」とするならば「ニジマス=サケ」ということになってしまう・・・。
ニジマスも海に下ると大きくなります。それは「サケ」と呼んでもいい風貌なのですが・・・和名はあくまでも「ニジマス(降海型)」であって「サケ」は付きません。・・・その辺からも今でも日本でもちょっとややこしいことになっていたりするのですが。
・・・中国の方は今さらあれこれやるくらいなら・・・ということで認めてしまった、とかそんなものかも知れません。しかしこれも一手かなあ、と。食う側にしてみれば正確な種名とかどうでもいい話でしょうし。
01:59 AM | 固定リンク
08/07/2018
しばらく販売停止
8/1から森永「アイスボックス:グレープフルーツ」の販売停止・・・9月中旬頃に再開予定(Yahoo!:オトナンサー)。理由はもちろん昨今の酷暑による「需要過多」であります。
実は今季、こういう氷菓系の「販売停止」は結構あったりします。有名なとこだとコカ・コーラ社のアクエリアスが販売停止になってる・・・! という情報が出回ったりして。・・・しかしこれはデマ。正確には「凍らせるタイプのアクエリアスが販売停止」になり・・・それが回り回って本家?の方も停止になった、のではないかとされています。
時節柄仕方ない、と言えば仕方ないのですが。
・・・いざ9月になって販売再開した時はどんな感じになってるんだか・・・とかそんな風にも思いますが。通常?であれば9月中旬頃と言えば暑さは一段落してる頃、なんですが・・・どうだろう、今年の場合は、ちと、どころかかなり異常なのでその頃まで酷暑が続いている・・・かも知れません、あんまり考えたくないですが。
酷暑の影響はもちろん氷菓だけではなく。そろそろ懸念されるのが葉物野菜とかその辺への影響だったりします。すでに農作物への影響も出始めていますし。
場合によっては来年以降にも何らかの影響が残る、かも知れません。その可能性はゼロではなかったりします・・・。
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08/04/2018
飲んでもいいはずなのだが
「金属製の水筒にスポーツドリンク」は「絶対にNG?」(Yahoo!:J-CASTニュース) 諸メーカーに尋ねてみた、という記事であります。結果としては「あまり良くはないけど、直後にきちんと洗い流すのなら・・・」というところでしょうか。メーカーによっては「スポドリ専用金属製水筒」というのもあるそうなので、そちらを使ってみるのもいいかも知れません。
・・・ここんとこの酷暑もあって、小中学校などでも水筒を常に持っている姿をよく目にします。それはそれで問題ないのですが・・・学校にも水道があるわけで。そっちで水分補給はできないもんなんだろうか・・・とか?
自分がガキの時分には「そこらの蛇口から水道水を飲む」というのは比較的フツーのことで。学校でもそれは変わらず・・・夏の休み時間には冷たい水道水をゴクゴク飲んでたような。・・・たしか「どこそこの蛇口のが一番ウマイ」的な順位?もあったような。
実際、日本の水道技術、この場合は上水道技術というのはかなり優れたものであります。「水道水がそのまま飲める国」というのはなかなかない、という話もあったりします。・・・しかし最近はミネラルウォーターの普及も進んだせいか、周囲でもあまり水道水を飲んでいないような気もします。一頃あった「塩素臭い」という苦情?も技術の進歩でかなり軽減されています。・・・じゃあ学校でも水道水でいいじゃないか、という声も納得できそうなものなのですが・・・。
一つには「登下校時」があります。当たり前ですが「学校の水道」なので登下校時に飲むことができない。そこで水筒に・・・というものであります。
そして・・・「安全面」への懸念もある場合がある、とか。
学校というのは立地上周囲の水道と同じものが伝わっているわけですが、建物が大きくなる分どうしても一般家庭よりも安全を確保しにくい・・・と見られることもあるのだとか。・・・そんなこと言ったらマンションなんかどうなるんだ、てな話になりますが・・・ここんとこの「安全志向」もあって、学校の水道はちょっと・・・という向きがあるのも事実だそうであります(場所によっては井戸水を使っているケースもありますが・・・)。
ただ。それでも日本の水道が優れていることには違いないわけであります。飲んでも別に問題はないのです。が・・・どうしてもイヤだ、というのなら仕方ない話であります。昔ほど水筒持参に抵抗?はない時代でありますし。・・・個人的にはなんかモッタイナイような気もしないではないのですが。いや、飲める水道があるんなら利用できるもんはもっと利用した方がいいんじゃないのか・・・と。安価なわけですし。
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07/21/2018
1万4400年前のパン
ヨルダンで1万4000年前の「パン」が見つかる(CNN)。つまりは小麦を粉にしたものを焼いたものが多数見つかった、ということなんですが・・・この遺跡は「中石器時代」で本格的な農業が始まる前にすでにそういうモノがあった・・・ということであります。
・・・とは言ってもいきなり「今日から本格的な農業を始めるぞー!」とかそんな明確な区切りがあったわけはなく。ある程度の「農業」的な作業はそれなりに狩猟採集社会に浸透していって、やがて農業が中心となっていった、というところかと思われます。
日本だって縄文期は狩猟採集ばっかりだった、というわけではなく。弥生期という渡来人の技術が本格的に広まった頃に本格的に農業も始まったのでは、ということになっています。
・・・そう言えば縄文式土器に比べて弥生式土器の方がシンプルなのは、煮炊きする機会が増えて色々飾りのついている縄文式だと扱いがメンドくなってきたからだ・・・なんてな話もあるそうで。
それはともかく。いくら中石器と言っても麦くらいは伝わっていたのではないか、と。・・・いや、そうでもないと「パンを焼く」という結構メンドい工程はこなせないかと思われます。・・・まず小麦を粉にする。これだけでも臼も何もなかった頃は石器と石をこすりあわせることで粉にしていたわけですし。さらに・・・酵母の働きは知られていたんだろうか・・・知られていた、とすればその技術を「伝播」していた連中がいたわけで。
そういったあっちこっちとの繋がりがないとパンは焼けません。もちろん現代のようなパン焼き窯があるわけではないのですが・・・それにしたってそれなりの「かまど」も必要となるはずですし。
・・・ある意味で「パン」というものはすでにその頃にはある程度「完成」していた、という見方もできますか。考えてみりゃ技術としては現代とそれほど変わってるわけではなかったりします・・・もちろん、技術の向上というのはありますが、基本的なとこから言うと・・・ですが。
案外石器時代(かなりざっくりした時代区分ですが)と言っても今とさほど変わらなかったんでは・・・とかそんな風にも思えたりします。まあ、人間なんて1万年くらいじゃそれほど変わらんもんでもありますし。
01:44 AM | 固定リンク
07/17/2018
いきなり中止ですか・・・
まだ始まってもなかったんですが。
セブン・イレブンの「ちょい生」生ビールサーバー、本部からの指示で提供中止に(Yahoo!:ねとらぼ)。今日から提供開始予定だったそうなんですが・・・コンビニのコーヒーと同様のサービスで生ビールを、ということでしたが。
税込だと100円と190円ということで・・・正に「ちょい飲み」であります。
しかし昨日になっていきなり「提供中止」とのことであります。・・・まあ、全国展開ではないようなので(関東の一部店舗のみ)その辺で何かあったのか、何かの連絡ミス的なものなのか・・・「一番搾り」ブランドが付いてるところからするとそれなりに大きな?話だったはずなんですが・・・。
ただ、始まる前からあちこちで懸念?もあったものでしたが。
例えばコンビニ店員の負担増。あの仕事は実は結構多数の業務を兼ねるケースも多く(最近は分業が進んでるところもあるそうですが)それに上乗せするのかい・・・と。あるいはビールサーバーというのはメンテをかなりの頻度で行わなければならず、しかもその作業がかなり複雑、とも。コーヒーサーバーとはちょっと違うものなんだそうであります。
そして。「ビールを注ぐ」という行動は実際には熟練を要するものであり・・・それをシロウトが気軽にやって大丈夫なんだろうか、などなど。
・・・個人的には最近の企業理念と言うか「安全への予防策練りまくり」な方法が増えているのが昨今なので、そういったところもある程度はクリアしているのだろう、シロウトが注いだビール、というのも、まあ、それ込みでの「手軽さ」なんではないか、と思ってたんですが・・・。
いきなり中止。・・・やはり本部と何かあったのかなあ・・・。
コンビニの形態、というのは結構色々あるもので「本部」との「距離」というのも色々あったりするもぼであります。なんか・・・その辺であったのかな、と。そこはそれヒト同士ですから「何か」あってもおかしくはない・・・。
・・・再開するのかなあ・・・まあ、個人的には半分くらい期待していた(でも多分近所でやってても行かない)んですが。角打ちみたいで。一つの新しい業務形態ですし・・・。
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07/13/2018
過ぎたるはなんとかですが
夏バテ防止ニンニク食べ過ぎに注意(Yahoo!)・・・てか、「この方は知り合いのラーメン屋へ閉店直前に行き、残っていたニンニクを全部ラーメンに入れてもらったようだ。画像をみると、確かにかろうじてチャーシューが見える程度にニンニクが盛られ、バターが2片加えられている」(「」内↑記事より引用)て。
・・・健康がどう、とか、夏バテがどう、とかそういうとこ超えてる気がするんですが・・・。
「食えばナントカになる」的な食品は多く知られています。ニンニクやウナギは「スタミナがつく」とかそういうことになってますが・・・実際には「そういう物質を多く含む」という話であって、食った瞬間から「おお! ちからが! みなぎって! きたああああ!」てな食品ではありません。と言うか・・・そんな食品ありません。
継続して食ってそういう「効果」が感じられる・・・かも? とかそんなもんであります。あるいは風評と言うか過去からの「伝承」でもって「力が付く」と言われてる・・・とかそんなもんで。もちろん効果ゼロ、というわけではありませんが一口食っただけでそんなスーパーマンみたいになれる食品なんてそうそうありますまい。
ほとんどは「信仰」と言うか「信用」と言うか。その辺から民間伝承的な話になり・・・そして民間伝承にまで「昇華」していったと言うか。科学的にどこまで証明できているか、と言うと・・・?
・・・しかし人間とはイメージの生き物であります。「コレが効く」ということになれば科学的な証明なんざ二の次であります。効く・効かないではなく「信用できそうなダレカがそう言っていたから信用する」という生き物であります。・・・ニンニクにもウナギにも「疲労回復」の効果はある、ということになってますが・・・それをどこまで、と言うか・・・なんでそこまで盲信できるのか・・・。
世の中に「100%」なんてものはなく。「絶対効く」なんてものもなく。昔から言われてるから、と言われてもそれは100%ではなく・・・というのがなんで分からないかなあ、と。
・・・もうちっと色々調べてみたらどうかな、と。自身が気になってることならなおのこと。ちょいとスマホでも検索してみれば色々な意見や結論がいくらでも出てくるご時勢なんですが・・・。
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07/12/2018
根付いたのは
「ビール離れ」止まらず、ビール類出荷量6年連続で過去最低(Yahoo!:読売)。昨年の「値下げ抑制策」の影響とかチューハイへの流れか、とか色々言われてます。しかし「ビール」「発泡酒」は減っていても「第3のビール」は増加している、という妙?なことにもなっています。
・・・これは「第3のビール」でPB(プライベートブランド)に参入した日本企業があり・・・その分が上乗せされたことでの「増加」という話もあります。・・・ということは来年以降はどうなるんだろう・・・?
元々が嗜好品なわけであります・・・ビール。別になくても生存するには関係ない。
しかしこれは酒全般に言えることで、どうしてこうも人間は酒を好むのか・・・健康上あまり良くない、と分かってはいるのに。
・・・ビールというのも考えてみたら日本ではミョーな立場の酒であります。明治期に国内でも本格的な醸造が始まって普及、しかし戦後くらいまでは「高級品」でした。・・・それを高度経済成長期からバブルまで様々な攻防?の末「ビール」「発泡酒」「第3のビール」と庶民の味に変化させていったのであります。
この三つの分類がよく分からん、という声がよくあったりしますが・・・自分の生活状態や好みによって選んでいけばいいだけの話で(見栄を張りたいが故にあまり好きではないのにオレはプレミアムなビールしか飲まないぜ! というのもアリ)パッケージやCMに惑わされる必要なないかと。
・・・ちょっと変わったところでは「第3のビール」の中には麦を使っていない製品もあったりします(ラベルに麦がないもの)。これだと麦にアレルギーがある人でも飲める可能性がある、とのことで・・・一部では人気がある、とかそんな話までも。
売り上げが下がった、上がった、と言っても大手が揃って撤退、とまではいかないでしょうし。すでにここまで根付いているビールですから。ただ・・・やはり売り上げが伸びてる方がいいな、みんな呑んでくれるといいな、と、いちビール好きは単純に思ってしまうのですが・・・。
02:02 AM | 固定リンク
07/10/2018
直接飲めば?
・・・というわけにもいかんでしょうし。
タピオカミルクティーが終わる? ストロー規制の台湾波紋(Yahoo!:朝日新聞)。タピオカ、という黒い粒々が入った濃厚なミルクティーは台湾の名物の一つでもあります。日本にも入ってきていてやはり人気がある、とのことですが・・・。
そのストローがプラスチックなため・・・規制の対象に。
そしてこれは台湾だけではなく。アメリカやカナダでは一部の都市ではやはり「禁止」ということになっています。同様にプラスチックの容器やレジ袋も規制の対象になってきているのですが・・・。
・・・なんで最近になって大規模になってきたんだろうか、とか思ってしまうのですが・・・。
実際、かなり前(数十年前からも)「プラスチック害」の話はあちこちで出てきていたものであります。そこで各国の研究機関が「自然下でも分解されるプラスチック」などの製品を発表してきていたのですが・・・コスト面から折り合わず。自分の主観?では普及したのは「燃やしてもダイオキシンが出ない」プラスチックレジ袋とかそんなもんではないのか・・・とか。あれだけ散々「自然に悪影響を与える」とやっていたのに。
何か最近にでも「決定打」的なもんがあったのかも・・・とかそんなことまで考えてしまいます。
それでも何らかの「回避策」が出てくるのでは・・・と個人的には思ってますが、それも「規制」とかそんな風にならなきゃいいんですが。
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06/24/2018
二つほど 6/24
「暑い」で二つほど。
一つ目。真夏の五輪、首都圏通勤は地獄?(Yahoo!:NIKKEI STYLE) 2020年東京五輪、その時の通勤状況は・・・という話であります。前後を休日で挟む、ということにはなってますが、平日がゼロになるわけではなく。出勤や通学しないといけない日が必ずある、ということであります。
しかしその間五輪による海外や国内からも人が多数訪れることになり・・・その分ラッシュが地獄化するのでは・・・と。
・・・よく考えてみたらコレ、別に鉄道に限った話じゃないんじゃ、とか。道路の方も混雑してくる可能性も高いわけで・・・そうなるとバスやタクシーにも影響出てくるでしょうし、物流にも・・・? さらに警備のために場所によっては封鎖などもありそうな・・・。
対策、練っておいてくれるといいんですが・・・さて?
二つ目。カレーなどの作り置きに注意・・・消費者庁(Yahoo!:時事)。ちょっと前から盛んに「警告」が出されている案件であります。・・・しかし二日目のカレーはウマいですし。そう言われてもなあ・・・と。
実は個人的にこの件に関しては複雑なとこがあったりします。・・・実際作り置きのカレーはウマいのです。そこで何年も前のことですが、大鍋いっぱいのカレー(何人前だったかしらん・・・?)を作り、一晩置いたのです。常温で。
・・・それがいけなかったのでしょうか・・・朝になって確認してみるととろみも何もない、しかし腐臭もない、もちろんカレーの匂いもない・・・ただの黄色い水のような液体が大鍋いっぱいに・・・。
もちろん全部廃棄。そういう事件?があったので「たしかに作り置きは気を付けないと」という風になったのですが、それでも最近は味噌汁の作り置きをしています。
・・・過信盲信は何でもそうですが、それが良くない、ということなのでは、と。当たり前ですがいくらカレーとは言え一か月も「作り置き」できるものではなく。短い期間で食べ切れるように調整していけばいいのでは、ということではないかと思ってますが。
12:27 AM | 固定リンク
06/17/2018
粉状にしちまえば分からない
けど原材料表記見た瞬間にみんな引く。
広がるか「昆虫食」栄養たっぷりの「スーパーフード」(Yahoo!:時事) EUで一部の「昆虫食」が「認可」とのことで・・・これでたしかに広まるかも知れんのですが。
アジアでは結構食べている地域があります。もちろん欧州でも食べるところはあるそうですが(ローマ時代なんかは結構食べられていたらしいですし)しかし現代人皆が・・・というにはかなりのハードルを越えて行かないといけないような。
日本の話になりますが(どこも結構似たもんかも知れませんが)多分・・・そのもののカタチしてたら誰も食べないだろうなあ、と。罰ゲームとかそういうことになりそうだ・・・。
いくら生産コストも抑えられて環境への配慮も大いにある、と説明されてもイヤなもんはイヤ、とかそういうことになりそうな。本当に食べるものがなくなって、昆虫しかない・・・という事態になっても食べない人は食べないだろうなあ、と。
ヒトの感覚の中でも「食」というのは命に直結することもあるせいか、多分の保守的となります。
新たな食材、というのはなかなか受け入れられないものなのですが、これが「昆虫」となると。・・・普及させるにはかなりの時間が必要かと。始めるなら今のうちから・・・と。
・・・あえて粉状にして「昆虫クッキー」的なものなら分かんないから入り口としては良いと思うのですが・・・。
まあ、最初は無理かもですが。それでも時間をかけていけば・・・いや、将来の食糧事情のことを考えると実は今のうちからそういうことをしておく必要がありそうなんですが・・・やっぱりどこもやらないかなあ・・・。
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06/10/2018
家庭の味?
単純に「作るべき量」が変化しただけ、とかなんじゃ・・・。
売れ行き好調・レトルトカレーが「ルー」を逆転したワケ(Yahoo!:OTEKOMACHI)。・・・あーたしかに一種の「偏見」が少なくなってきている、というのはあるかも知れません。インスタント食品や冷凍食品。こういった食品は今はそれなり?に市民権を得ていますが・・・ちょっと前までは「手抜き」「味が悪い」と結構ボロクソ言われていたものでした。それが最近はそうでもありません。
実際、こういうのは「使い様」が問題なのであって、良いも悪いもあったものではありません。レトルトカレーも「使い様」によっては大変に便利でしかも美味なものだったりするものであります。
しかし個人的にはやっぱり「作る量」が減ってきてるんかなー、と。
単純な話ですが「ルー」の方が「レトルト」よりも一度に大量に作ることができます。一家分という「量」は時代と共に変化してきていますが(そのため最近のルーは小分けにできる)同一のものをたくさん大量に作れる。しかしそれも個人個人それぞれ、ということになってきてるのか・・・家族それぞれ違う種類のレトルトカレーを、とかそういうことになってきているのかも・・・?
それはそれでそういう風になってきている・・・としか言いようがありませんが。また時間が経てば方向性が変わってくる可能性もありますし。
・・・今から数十年後の「カレー」というのはどうなっているのやら・・・?
食い物は食い物なおでしょうけど・・・家庭ではすでに食わなくなってきてる、とか。あるいは逆にかなりマニアックな存在?になってるかも・・・いや、意外と今とそれほど変わってないのかも知れません。ある意味「出来上がって」きている食い物ではありますし。
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06/02/2018
一種の・・・自慢?
コーラなのにカラメル色じゃない! コカ・コーラから透明な炭酸飲料「コカ・コーラ・クリア」6/11に発売(Yahoo!:ねとらぼ)。味もまんま「コーラ」なのかどうか気になるところですが・・・ここんとこの「透明飲料攻勢」というのは、なんだろう、なんか・・・メーカーの「こんなのもできまっせ」的な自慢?ではないか、とかそんなことも思うのですが。
お茶から炭酸飲料からノンアルコールビールまで。
ホントかどうか分かりませんが「会議中など固い場でも飲めるように透明にした」「水を飲んでいるように見せる」ため・・・とかそんな話も出ています。
いや、一体どんな場なんだか・・・色付きのペットボトル飲料も持ち込めないほどカタい場、って?
ノンアルコールに関しては「昼食の場でも気軽に飲めるように」とのことで。これは他とはやや違った趣きがありますが・・・それにしたってそこまで飲みたくなるもんなのか、とか。
・・・最近はあまり聞きませんが、かつては「昼飯とビール一本」なんてな人も結構いたりしました。軽く呑んでから、じゃあ、午後の仕事を・・・と。今やったらかなりのヒンシュクものでしょうけど。
そういうとこでも気兼ねなく飲めるように、というのは・・・いや、個人的にはなんか作る側が「こういうことできないだろうか?」とやってみた結果、と言うか間口を広げるためにやってみたんじゃ・・・それを売ってみたんじゃ、と。
飲料や食品は技術的にどうしても似通ってしまう傾向があります。ヒトは食い物に関しては結構保守的ですからなかなか新商品は売れ続けない。そんな中で「技術としてはこんなのもできまっせ」という・・・メーカーの自慢?みたいなもんじゃないのかな・・・と、まあ、勝手に思ってしまったわけです。
いやあ・・・無理にでも透明にする意味が他に思いつかなかった、と言うか。なんか・・・そんなもんじゃないのかな・・・とホント個人的には思ってしまった次第であります。
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05/24/2018
アマゾン限定
アサヒ飲料が「ラベルのないペットボトル飲料」を発売(Yahoo!:FNN)・・・ただしネット通販大手・アマゾン限定、とのことであります。
・・・これはある意味仕方ないことではあります。・・・品質表示の義務があるんですが、ラベルがないとそれらをきちんと表示できず。もちろん無表示、というわけではなく梱包の段ボール箱に記載してあるそうで。
と言うことは単品での購入は不可、ということでしょうか・・・。
品質はすでにある製品と同じ、でもラベルがない、まっさら?なペットボトル。もちろん環境問題への取り組みの一環ではあるのですが・・・コストカットも実現しています。
・・・これはちょっといいな、と思ってしまったのですが。
ペットボトルを廃棄ではなくリサイクルする場合、ラベルは剥がすのが一般的であります。そのため最近のペットボトル飲料のラベルは剥がしやすくなっています。・・・そのため逆に剥がれやすい。販売の場ではそういうのは廃棄、となっているので・・・そっちの方がもったいないような。
さらに剥がれたラベルがあちこちに散乱、ということもよくあったりします。
ラベルなし、ということなら例えばペットボトルに直接印字とか・・・売り場での品質表示もOKにする、とか・・・そういうのがすぐに分かるようなアプリ開発、とか・・・色々方法はありそうではあるんですが。
しかしよく考えてみたらビンの頃、というのは当たり前のようにビンに印字してあったわけですし。やはりそういう方面に持って行ければ違ってくるのかも・・・とか。
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05/20/2018
馴染めるかどうか
冷凍パンが人気! スーパーでも売り上げ増(Yahoo!:日テレ)。ここんとこはそうでもなくなってきた観もあるんですが・・・日本で「冷凍モノ」と言うとやや低く見られているような。
冷凍より「生」がいい、という概念のようなものがある、ような。
しかし最近は冷凍技術も進歩、されに多種多様な「冷凍食品」が出てくるようになって・・・その辺の考え方も変わってきてるように思われます。・・・一つには「時短」という、「時間をかけるのはもったいない」という妙?な考えの普及もあるようですが。別に時短を批判する気はないんですが・・・何が何でも「時短」「時短」でレンジの時間がちょっとでも長くかかるともったいないもったいないと言いながらその待ってる間の時間はなんやの、という・・・ちょっと妙?な人たちがなんだかなあ・・・と。
ちょっと前にフランスの冷凍食品が日本のスーパーに「上陸」してきたことがあったのですが・・・結構いいお値段と結構時間がかかる(レンジでチン、ではない)。その待ってる時間はどうしたらいいのか、とあっちの技術主任的な人に聞いていたのですが・・・。
「待つ時間も味の一つなのですよ。ゆっくり待ったらいいじゃないですか」的なコメント。・・・まー、日本じゃ無理だろうな、と思ってたんですが。
・・・↑ここで紹介されている冷凍パンならそれほど時間かからないみたいですし。あとは・・・値段ですか。その辺の折り合い?がつけば一気に普及するのかも知れんのですが・・・。
・・・もうちょっと時間がかかると個人的には思ってます。
少し、世代交代が必要ではないか、と。ようやく「冷凍モノ完全拒否」からの脱却がスムーズにいく世代が出始めているわけで。そこへもう少し、さらに深く馴染める世代が出てきたら・・・。
さらに色んな可能性を試していけるようになる、と思うのですが・・・。
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05/19/2018
思い切った対策が必要かも
国産ウナギ、来年はさらに値上げも(Yahoo!:みなと新聞)。・・・じゃあ輸入ウナギでいいや、と、そういう話でもなく。ニホンウナギの数が減っているのは過去からの漁獲データを見ても明らかなことであります。さらに絶滅危惧種指定、ということで法的に「漁獲禁止」というわけではないのですが・・・それでも何らかの手は打たないといけない状況ではあります。
・・・これは色々と難しいかも知れんのですが・・・。
一時禁漁してみる、という手も考える必要があるかも知れません。個体数が増えるまで待ってみる・・・と言う手で、効果はかなり期待できます(無論密漁などへの十分な対策も必要ですが)。こういった「思い切った禁漁」により資源がある程度でも回復した、という事例も結構あったりしますし。
ただ・・・それやるとかなり困る専門店なんかもあるわけです。さらに「イベント」としてウナギを食う、というのも日本では定着しています。文化、と言うか・・・そういった風習がある、と言うか。それを無視してまで・・・という論調も出てくるかと。
さらに↑密漁もありますが・・・人間、禁止されるとそれを侵したくなるもので。「裏ウナギ」的なものが反社会勢力を結びついて・・・ということもなきにしもあらず、ということもあります。
いずれにしても様々な方面に打撃を与えてしまうのが・・・「禁漁」ということだったりします。
しかしかと言って完全養殖はまだまだ、となると・・・「代用品」探し、ということになるのかも知れんのですが。
実はニホンウナギと近縁のヨーロッパウナギ。昔はこれを輸入していた時代もあったらしいのですが今は禁止されています。同様にアメリカウナギも。この2種はニホンウナギとの違いはシロウトにはまず分かりません。でも輸入できない、となると似たような肉質を持った別の「ウナギ」を・・・と、結構あちこちで探しているとのこと。が、かば焼きにしても遜色ないのに「これはナントカウナギです」という表示が出た瞬間皆が買わなくなる、という・・・。
実はこの辺が問題なのかも知れません。・・・しかし何らかの対策を講じる必要があるのには変わらんわけで・・・難しいから、と言って何もしない、というわけにも行かんわけです。
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05/12/2018
代用品かそうでないか
「透明なノンアルコールビール」サントリーが6/19にコンビニ限定で販売(Yahoo!:ITmedia)。アルコールが入っていないためクルマ運転中でも飲める「ビール」という位置づけなんですが・・・ノンアルビール。それを昼間のオフィスでも・・・ということでビールらしからぬ?透明なノンアルビールを、と。
・・・ちょい前に「透明な紅茶飲料」というのがあり・・・これもサントリーでしたが。
そこまでして飲みたいもんなのか・・・というのが個人的なとこなんですが。そもそもアルコールを「呑む」ならそういった体勢を整えておいてから、なんではないか、と。・・・まあ、昔は昼間からビール、なんて人も結構いたりしたもんですが。
しかしたしかに「無糖炭酸飲料」という位置づけにはなるんですが。
飲んだことないのでウマイのかどうかもちょっと分からんのですが・・・そもそもは「ビールの代用品」として、そしてそこからの脱却を目指している、ということのようであります。・・・これも時間が経てばそういう位置づけになってくるかも知れません。今の20代やそれ以下からすれば結構当たり前に「ノンアルコールのビール」というのは存在しているわけですし。
そもそもアルコール入ってないから仕事の場で飲んでも、まあ、問題はないわけですし。
しかしある程度の年代の人から見れば「え?」ということになるわけで・・・その辺は、なんか、他の「時間が経てば解決するだろう」ケースと似たようなもん・・・かも知れません。
・・・ただ・・・ノンアル系の飲料の場合、そこから未成年の飲酒に繋がる・・・といった向きもあるので、注意が必要と言えば必要であります。現在のような微妙な立ち位置だと・・・今後、何かやっかいな状況になる・・・かも知れません・・・?
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05/05/2018
とある優等生
鶏卵価格過去10年で最低水準・・・供給過多、低迷長期化も(Yahoo!:日本農業新聞)。モノの値段、というのは基本的に「供給」と「需要」によって変わっていきます。皆が欲しがるけど数が少ないモノは高価になり・・・それほど欲しがられなくて数も多いモノなら安くなる。
・・・しかし鶏卵はちょっと事情が違っています。
日本のモノの価格というのは50年前、100年前・・・と明治くらいまで遡ると今よりかなり安くなっています。今のような「円単一」となってからでもそれは顕著であります。そして高度経済成長期以降、その傾向はさらに強まってきているのですが・・・。
タマゴだけはそこから「外れて」いたりします。単価そのものがそれほど変化していない。周囲のモノがどんどん高価になっていって、さらに皆の収入も増えていったんですが・・・タマゴはほぼそのまま現代に続いています。
そもそも「鳥の卵」というのは希少なモノでした。野生の鳥を見つけて、しかも巣を見つけ・・・卵をとる。繁殖期が決まっている鳥がほとんどですから常に食べられるわけではない。しかも・・・かなり栄養価の高い食品。
そのため昔は非常に高価でした。・・・もちろん現代は安定的に生産できるシステムが確立されており、いつでも新鮮な鶏卵を手に入れることができます。
・・・ちなみに鶏卵を生で食べるのは日本人くらいだ、という話もあります。そのため日本ではまず見かけませんが「タマゴの缶詰」というのがある国もあります。ウズラの水煮、とかそういうのではなく・・・「溶いたタマゴの缶詰」加熱して食べるのが当たり前で、素材の一つ、という見方の多い国では長期保存できるためこういうのも当たり前なんだとか。
・・・とまあ、日本ではちょっと違った方向?に進んだ鶏卵ですが・・・。
↑そのためか「最低水準」と言われても価格的にはあまりピンと来ないような。しかしそれでも現場では大変なことになっているケースも多々あります(もやしとか豆腐とか)。今後のさらなる安定供給を切に望む側としてはもっと周知されてもいい話だと思うのですが・・・大丈夫だよなあ、と。
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04/30/2018
ちと早計・・・
「ソーダ税」で消費4割減、米研究(Yahoo!:JIJI)。ペンシルバニア州フイラデルフィアでの「ソーダ税」であります。去年1月から徴収を開始して・・・そして甘未飲料の消費は4割減った、と。
『「(肥満対策は)不健康な商品への課税が唯一最善の策」(サマーズ米元財務長官)』(『』内↑記事より引用)ということになっているのですが・・・。
甘い飲料を飲み過ぎると身体に悪いから、課税して値上げしたら買わなくなるだろう・・・という目論見なわけですが。
そしてそれが功を奏し始めた・・・とも言えるのですが、それよりも前に「フィラデルフィア市民がこれだけ健康になった」データがないと何とも言えないわけで。例えば糖尿病患者数の変遷とか・・・血糖値や高血圧の人がこの一年でどれくらい減ったか、とか。
これはアメリカ全土で言えるのかどうかはちょっと分かりませんが・・・あっちの人が日本に来て「緑茶飲料」を飲むと驚くそうな。・・・「甘くない」と。
あっちでは加糖された緑茶飲料が当たり前だ・・・とそんな話があるのです・・・。
そういう話のある土地で、甘未飲料「だけ」狙い撃ちしてもなあ・・・と。実際、「ソーダ税」を導入したシカゴは業界からの突き上げもあって4ヶ月で廃止しています。・・・それよりももっとやることある、とそういうこともあったのでは、と思ってます。
最終目標?は市民の健康保持なわけで。どれか一つの要素(甘未飲料の消費を抑える)だけで全て上手くいくわけもなく。まだまだ先は長いと思われるのですが。
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04/29/2018
SAKE
これを「サケ」と読むか「セイク」と読むか・・・。
SAKE蔵元、欧州で続々(Yahoo!:JIJI)。何をもってSAKEつまり日本酒とするか・・・は色々定義が出てきそうではあります。が、日本酒独特の製法・・・酵母に発酵させるだけではなくこうじ菌による糖化も同時に行う・・・をきちんと踏襲していればたしかに「SAKE」となるわけで・・・そういうとこから「欧州産SAKE」というのも今後は出てくるかも知れません。
・・・多分その前に「本当の日本酒とは・・・」的な話から認定機関のようなものが立ち上げられて、なんか、話がややこしくなっていく・・・かも知れませんが。
昨日に続き酒の話ですが・・・酒に弱い人が一定数存在するのに醸造酒にしては度数の高い(理由は↑の製法)アルコール飲料を生産してきた、というのもやはり何かの意味があったのかも・・・?
その辺はともかく。日本酒は第二次大戦以降、どうにもその地位が危うくなってきていたものでした。原料不足などによる劣悪な「日本酒」の増産・・・それによる「日本酒離れ」そりゃあ、みんなウマイもん呑みたいわけです。
そんな中でももちろんいいモノは現代にまで残ってきています。そして・・・それは海外のみならず国内でも進む「日本酒見直し」への足がかりとなっていきました。
最近は法律の改正などもあって、終戦直後みたいなとんでもないシロモノは影を潜め・・・非常にウマイのがたくさん出てくるようになってきています。・・・それをきっかけにたしかに国内でも日本酒の地位が前によりも良くなってきているような。
・・・海外で認められ始めて国内で見直し、というのは・・・ある意味日本らしい、とも言えますが・・・なんか皮肉な話ではあります・・・。
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04/28/2018
何か意味がある
けれどそれが何かは分からない・・・。
「酒に弱い日本人」が増えるように進化(Yahoo!:朝日新聞デジタル)、しかもこれは現在も継続中であります。それこそあと100世代ほども代を重ねるとどんどん「酒に弱い日本人」が増えていく可能性が高い、と。
しかしこれが一体何の役に立つのか、と言うと・・・?
酒、という一種の「劇物」を継続して体内に入れないようにしている・・・というのはなんだか弱いですし(別に酒に限った話でもないですし)。何らかの「原因」があってそうなってきている・・・というはずなんですが・・・。
↑記事での「マラリアにかかりにくい~」というのは赤血球に異常が出る遺伝病であります。この状態では酸素を運ぶ赤血球が異常なので例えば運動がしにくかったりする。そのままでは他の地域では淘汰されていったでしょうけど・・・この状態だと今度はマラリアにかかりにくくなる。
そのためアフリカのその地域ではまだ残っている、ということになってます。
状態的にマイナスなんですが、どこかに「プラス」があってそのため継続・・・というのは実はいくつか例があります。そのほとんどは意外な繋がり?のあるものばかり。
・・・日本人の酒に弱い、というのも・・・なんかありそうなんですが・・・なんなんでしょうか・・・。
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04/21/2018
身近な「毒」
大阪湾で「貝毒」脅威・・・規制値の42倍(Yahoo!:ヨミドクター)。コトは大阪湾だけではなく瀬戸内海にも拡大しています。兵庫県西部で35年ぶり、岡山県東部でも32年ぶりに発生が確認され・・・まだ収束には至っていません。
「貝毒」というのはその名の通り「貝」に毒がある状態なのですが・・・特定の「ナントカドクガイ」という常に毒のある貝のことを指すのではなく。通常なら無毒なアサリやカキが突然「毒アサリ」や「毒ガキ」になってしまうことであります。
当然ですが漁協をはじめ各機関でも目を光らせています。それでも・・・そういった警告を無視したり知らなかったりするケースもあり・・・場合によっては死に直結することもあって注意が必要であります。
アサリやカキの二枚貝は海水を吸い込み・・・プランクトンなど微細な物質をこしとって食料とします。
その「吸い込み・吐き出し量」はかなりの量で、カキによる水質改善を狙う方法もあるほど。ただ・・・吸い込む量が多いということはそれだけたくさんの「何か」を吸い込んでいる、ということであり・・・その中に有害な物質を持つプランクトンなどがいた場合、どんどん体内に蓄積されていくことになります。
しかもこの貝毒、当の貝には何の害もなく。どんどん蓄積されてヒトなどが食べると当たる、ということになります。
さらに。貝の外見はもちろん、海水の見た目にも何も異常はなかったりします。そんな毒のある貝がいる海だから汚いんじゃ・・・と思っても実際は普通にきれいな海だったりするのです。
そしてこの毒。加熱しようが水で流そうが効果なし。対策は・・・「食べないこと」しかなかったりします。
今回は大阪湾から瀬戸内海なのですが・・・東京湾などでも十分に起きる可能性のあることだったりします。潮干狩りのシーズン。春先の美味い貝を・・・と、そんなシーズンなんですが場合によっては非常事態になる可能性もあります。十分に情報を集める必要があります・・・。
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04/13/2018
かける
ヒラブリって? 続々登場新・養殖魚(Yahoo!:NNN)。ヒラマサ×ブリで「ヒラブリ」であります。・・・「登場」となってますが、研究そのものはかなり長いこと続いていたようであります。
・・・ということは今後こういった新しく「かけた」ものが出てくる、ということになりそうですが。
こういうのは近しい種同士で行われることがほとんどであります(過去に「レオポン」という微妙?な距離感のものもありましたが)。そして基本的にそのもの同士でも子孫は残せない、ということになってます。
・・・養殖品種、ということで技術的にさらに安定開発していけば流通上は問題ないかと思われますが。
しかし一方では倫理的に・・・と言うか感覚的にこういった「雑種」を好まない向きがあるのも事実であります。・・・とは言っても現在「純血」と思われているものだって過去には・・・というケースもないわけではないですし。そもそも「純血」とかそういうのはどこで判断するのだろうか、とかそんなところにも至ってしまいます。
「新種」は「雑種」から生まれる、という説もあります。他種同士の交雑から新しい種が・・・というのも進化の一種、と捉えることもできる、ということであります。
ヒラブリだって今後は「新種」になっていくかも知れんのですが・・・それはまた別の話になりそうであります。何せ現行ではヒトが介在しないと存在できないのですし。・・・こういうのは実は結構ある話で、「麦」とか「とうもろこし」とか「米」とか。
ああいうのはまとまって成熟します。自分で地にばら撒いたりしない。・・・ヒトが刈ってやらないと立ち腐れてしまう・・・こういうのも新しい「種」と呼べないこともないんですが・・・そこまでは行きませんか・・・。
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04/08/2018
つまりは健康がイチバン
「お酒は薄毛の原因」はホント?(Yahoo!:NIKKEI STYLE) まあ、結局は心身共に健康である、ということに越したことはないようであります・・・。
肥満が薄毛の原因の一つ、と言われても。肥満が原因の病気、となると生活習慣病関係だけでも相当数出てくるわけであります。結局は・・・節制するなり運動するなりで、自身の良い状態をキープし続けるしかない、ということでもあります。
病気、というのは興味深いもので・・・「コレが原因」とすぱっと分かっているものと、現代の医学でも「?」というものと両方あったりします。
原因が分かっているものはその原因を消せばいいわけです。が・・・そうでもない場合は色々と試したりするわけです。その試し方も専門家からシロウトまで色々ですから、これは・・・様々な事象が渦巻くのも無理はありません。
例えば↑薄毛も「海草は薄毛にいい」と言われてきましたが・・・専門家の見解は「関連なし」であります。しかしこういう話が出てくるということは誰かが海草を食べ続けて薄毛が改善した、ということがあった・・・のではないか、と。
・・・いやしかしどうでしょう・・・? なんとなくイメージで「海草が良い」というのが高まっていって「薄毛に効く」ということになっていった・・・のかも知れません。
こういった「?」な病気というのは往々にしてこういう事態が起きます。・・・「ナントカがいいらしいよ」ということくらいならまだいいのですが・・・当人は善意のつもりでも受ける側はそうでもない、というケースも実はあります。その辺、注意が必要なんですが・・・人間、一度思い込んだらなかなか変更は難しい生き物でありますから・・・。
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04/06/2018
そうは言っても
食べ過ぎたら意味ないんじゃあ・・・?
「パスタは食べても太りにくい」カナダ研究(Yahoo!:Newsweek)。要は「パスタは食べても急激に血糖値が上がりにくい食品」ということかと。米・小麦などいわゆる「穀物」系統の食品敬遠されるのは炭水化物が豊富な食品だからであります。炭水化物はやがて脂肪となって体内に蓄積されてしまう・・・。
それとは別に肥満の遠因と言われているのが「食べた直後に上がる血糖値」と言われています。それが急激に上がれば上がるほど肥満になりやすい、と。しかしパスタはその上がり方が緩やかで、そのため太りにくい、と。
いわゆる「雑穀」なんかはそういった傾向のある食品とされていますが・・・パスタもその仲間?なのだろう、ということかと。
・・・しかし食えば太るのは当然なわけで。
太らないからどんどんいくらでも食べていい、というものではなく。適量食べて適度に運動する。・・・なぜヒトが太るのか、と言えば活動のためのエネルギーの「入ってくる量」と「出ていく量」のうち「入ってくる量」の方が多くなると基本的に体重が増えていきます(「基本的に」というのはそうでない場合もあるから、であります)。
しかもヒトは「養分を体内にため込む」方法はいくつかあるのですが「いらない養分を分解する」方法は一つしか体得していません。これはヒトが長らく飢餓にさらされてきたからであります。食えるうちに食っとけ、と。ただ・・・ここ千年程度で状況が変わってきているので、またかなりの時間をかければヒトの方も変わって行く可能性はあります。
でもそれは未来の話なので、↑こうやってダイエットの話になっていくわけですが・・・やっぱり食い過ぎたら意味ないだろうなあ、と。
穀物は基本的にそれ単体で食べることは少ない食品であります。特にパスタはソースなどを使った料理ばかり。パスタは太りにくくてもそれと一緒にたくさん食べてしまったら・・・やはり意味はないかも・・・と。
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04/01/2018
やはり体に悪い?
と言われても・・・?
外食はやはり健康に良くない? 新たな理由も(CNN)。・・・「理由」と言われても↑記事中に「フタル酸を摂り過ぎるとこうなって良くない」という話はなく。ちょっと調べてみても大きな害があるか、と言えば・・・?
そもそも「ただし、フタル酸は約1日しか体内に残留しない。」(「」内↑記事より引用)となると。一日しか残留しないから害がない、というわけではもちろんありませんが・・・もうちょっと具体例が欲しいところであります。
フタル酸とはプラスチックを柔らかくするための物質だそうで。・・・つまりはコンビニ弁当なんかのフィルムにもこれが使われており・・・それに触れた食物を食べれば体内に入る、と。
・・・そういう物質はフタル酸だけではないと思うのですが。
それらも含めて「外食は~」と言うのならまだ分かるのですが。フタル酸(しかも「害」については触れずに)が体内に入るから「外食は~」と言われてもなあ、と。
外食ったって色々あるわけですし。プラスチックに触れない外食だってありますし・・・自炊してもプラスチックに触れることはよくあることであります。
ただ。実際のとこどうなるか、例えば他の有害な物質も取り込んでしまっているのかも・・・知れない。自分が作ったわけではないのでその辺は分からない、という見方はできるわけです。・・・まあ・・・自炊にしたって100%全ての食材を1から自分で調達している人、というのはなかなかいないですけど。
そういったところの「注意」はたしかにあって然るべき、かも知れんのですが・・・↑記事だとなんかそういう風でもなく。ただ「外食は良くない」としたいだけなのかなあ・・・。
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03/18/2018
どっちゃもOK
使えるのなら「使い切った」方がいいとは思いますが。
「ケーキを箸で食べよう!」コージーコーナーが異例の呼びかけ(Yahoo!:with news)。最近は欧米の方の人たちも箸を使えるようになりましたが、少し前までは「chopsticks」は神秘的?なもの的見方もあったりしたとか。
そもそもは神事で使っていた・・・とか色々な説がありますが、なぜアジアでだけ「箸」の文化が根付いたか、そこら辺はまだナゾではあります。
・・・まあ、それ言うとナイフとフォークだってナゾではありますが。実は中世くらいまでヨーロッパでは手づかみで食っていた・・・という話もあったりします。パスタだって普及したのはフォークが普及する前で、人々は手でつかんで顔を上に向けて食べていた、という説もあったりします。
それでも現在は「ケーキはフォーク(ナイフも)で食べるもの」ということになっています。正式なテーブルマナーが要求される場ではそうする必要があるかと。
しかしそうでもない場では・・・もちろん、そういう「正式さ」を理解した上で、ですが・・・別に箸で食おうが手づかみで食おうが、どっちゃでもいいような気もします。
実際、箸というのは使いようによっては使い方の「幅」が尋常でなく広がるものなのでこれを機に色々やってみても・・・とかそんなことも思いますが。
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03/10/2018
これがホンモノ?
これが本物のコークハイ?
米コカ・コーラ社が日本で缶酎ハイ発売へ(Yahoo!:Bloomberg)。時期などはまだ未定、とのことですが。
日本でも酒類メーカーがソフトドリンク販売したりはしていますが、ソフトドリンクで有名なところが酒類を・・・というのは寡聞にしてあまり聞かないような気もします(意外なところが意外なモノを、というのは結構あったりしますが)。酒類製造・販売事情がやや特殊な向きがあるからかも知れませんが。
しかし・・・これは国内メーカーにとってはある意味「くろふね」となるのかどうか・・・?
とは言っても自社で焼酎作るところからやる、というものではないような。
自社ブランドの製品を使えば宣伝効果も高そうですし。・・・そもそも最近の「酎ハイ」はいわゆる「焼酎」が必ず入っている、というものではなく。スピリット系の蒸留酒が使われることもよくあることであります。例えばアメリカのそういった「酒」と自社製品を・・・という「洋モノ酎ハイ」もあり得そうであります。
・・・日本で売れ行きが良ければ世界でも・・・ということになるのか、どうか。まあ、まだまだどうなるかは分からんのですが。
ちょっと飲んでみたいなあ、というのが正直なとこで。ホンモノのコークハイとなるのかそれとも全然別モノなのか、その辺も分からんですが。でも、こういう一種のカンフル剤的なものが出てこないと日本の酎ハイ業界もなんとなーく閉塞しきってるような観もありますし・・・。
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02/17/2018
チーズバーガーだけ除外しても
まあ、他にはチョコレートミルクも除外する・・・となってますが。
米マクドナルド、子供向けセットから「チーズバーガー」「チョコレートミルク」を除外(CNN)。日本で言うところの「ハッピーセット(あちらでは「Happy meal」)」であります。子供向けのセット、ということでここからカロリー高めのものを除外して一食600キロカロリー(↑記事では「600カロリー」になってますが、まさかそんなに低くなるわけない)程度に抑えよう・・・ということであります。
・・・その数値でいいのかどうか、というのはまた別問題ですが。低年齢層の肥満が問題になっているのでこういう措置を・・・ということかと思われますが。
・・・チーズ抜けば、減らせばいい、というものでもないような気もするんですが。
実際、日本とは事情が違うものではあります。飲料や食物のし好性とか需要とか。少し前はデリバリーによる「安直さ」を指摘する声もありましたが、少なくとも日本でも都市部ではほぼ同じような状況になっています。
食う量の問題、という説もあります。要はそこまで食わなきゃいい・・・と。
生活習慣から何から見直す、ということではないか・・・と思うのですが。その上で良い方法を探していけばいいのでは、と。
単純にチーズが、チョコレートが、というのではなく。どちらも「食品」としては大変に優れた栄養素を持っています。その「恩恵」は無視してもいいのか、とかそういう見方だってできるわけですし。
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02/10/2018
「場酔い」は・・・?
ノンアルコールビールや甘酒、お酒入りチョコでも「酒気帯び運転」になる?(MSN:SPA!) たしかに「酒気帯び運転」だと呼気(はー、と吐いた息)にアルコールが含まれている(呼気1リリットルあたり0.15㎎以上)とそういう状態、ということになり・・・罰則もあります。
しかし他方で「酒酔い運転」というのもあります。
これは「明らかに酒に酔ってる運転」ということで・・・見た目で「お前酔ってるだろ」となるとそういう状態と見なされる、ということであります。
・・・たしかにノンアルコール飲料なら呼気からアルコールは出ず。でもいわゆる「場酔い」的なものもあるわけで。・・・そうなるとどうなるんだろう、と。
・・・多分「飲んだのはノンアルコールで・・・」と説明したら呼気による判定、となるのでは・・・と思いますが。
問題はこれが検問などで「ちょっといいですか?」となってから・・・だと、まあ、たしかに「違反」とはならない可能性も高そうなんですが・・・事故などを起こしてしまってから、となると・・・また話が違ってくるわけであります。
その場のノリ、というのもあります。あるいは運転手だけはノンアルだったけど周囲は全部飲酒で泥酔、それにつられてしまった・・・と、そういうケースもあるんではないか・・・と。
「状態として酒酔い」なら「場酔い」もあるわけで。・・・まあ、さすがに斟酌してもらえるとは思うのですが・・・何か起きた後だと・・・どうなるんだろう・・・?
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02/08/2018
二つほど 2/8
食い物飲み物で二つほど。
一つ目。野菜3月まで高騰も・・・天候不順の影響残る(Yahoo!:日本農業新聞)。特に生野菜ですかね、レタスやキャベツなどの葉物。そういったものは軒並み高価なまま、が続いております。
・・・とは言っても一時ほど高くはなくなったか・・・いや、「高値」に慣れてきているのかも知れませんが。
野菜に限らずモノの値段、というのは需要と供給によって変わってきます。カンタンに言えば「皆が欲しがると高くなる」なんですが、最近の低温により最も影響を受けやすい葉物がまず供給不足に。不足すると皆が欲しがるわけで、さらに小売価格が上がってしまう。
・・・葉物が冬に高価になる、というのは例年の冬でもそうなんですが、この冬は「緑色の野菜が高くなる」という事態にまで陥っています。他方でいわゆる「根菜」はそうでもないか・・・と言えばこれも葉物につられるように高くなったりしているような。・・・これが3月まで、となると・・・。
気候が安定してくれば・・・とか願ってしまいますが。なお、個人的なとこなんですが・・・トマト、なんか安いような気もしてるんですが・・・冬のトマトってこんなもんでしたっけ・・・?
二つ目。10年で7倍超、急成長する日本の炭酸水市場(Yahoo!:食品産業新聞社)。何のヒネリ?もないただの「炭酸水」であります。水がシュワシュワっと泡立つ、だけ。
たしかに今までの「市場」と言うといわゆる「割り材」でありました。度数の高い酒を「割る」つまりはこれで薄める、と言うか・・・お酒に注ぐ、というのが主流でありました。それが昨今では健康志向的な話もあったりして、さらにはフツーにこれを飲む、という人も増えてきています。
それはそれで一つの食文化の変化、と言うか。・・・現状ではまだまだ若い人中心のような勢いであります。それが今後もっと高年齢層にもウケていくか、と言えば・・・意外とタンサン苦手なお年寄り、というのは多いもんでありますが。
まあ、ヒトのし好なので、どうなるのかなあ・・・と。自分は個人的にはまだまだ「タンサン=割り材」なもので。むしろそれでいいんじゃないか、無理に飲む必要もないんじゃないか・・・とか思ってしまいますが。・・・あるいは「栓を開けた炭酸水ペットボトルの口にステンレス製のスプーンを突っ込んでおくと炭酸が長持ちする」的な話の方が興味あったりしますが。
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02/07/2018
その辺はそれぞれ
そこまでこだわらなくてもいいような、しかし栄誉は栄誉なんですが。
ミシュラン「三ツ星返上」のなぜ(Yahoo!:TBS)。星による評価が始まった1926年以降、「初の辞退」とのことですが・・・名誉なことなのでしょうけど・・・もういらない、と言うのもアリかと。
むしろ100年近くも誰も「もういらない」と言ってなかった、ということの方が驚きなような。・・・向上心がどう、とかそういう問題もあるのでしょうけど、いいかげんイヤになってきたりはしなかったんだろうか、と。
ミシュランガイドと言えば日本でも「グルメガイド」として知られています。タイヤメーカーのフランス・ミシュラン社より発行されており・・・そもそもは1900年のパリ万博にまで時代を辿ることができるとか。
「美味しいレストランを紹介して旅行してもらおう=タイヤを買ってもらおう」的な発想?とも言われていますが、最近では「ミシュランガイド」「星評価」の方が有名になってきている観もあります。・・・まあ、そのため有名になり過ぎた、的なところもあるかと思われますが。
・・・それでも「もったいない」「あり得ない」と言われるのはなあ・・・と。その辺は個人それぞれかと。これ以上は本業に差し障りが出るからもういいや、と言うのならそれはそれでアリかと。よそからとやかく言うことではないと思うのですが。
辞退によってさらにウマイ料理作れるようになるかも知れんのですし。「名」にばかりこだわってもなあ・・・と、そんな風にも思うのですが。もちろん、「名」にとことんこだわる、というのもアリなんですが、その辺はそれぞれ、であります。
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01/22/2018
ナマズだけど
切り身になって調理されてしまえば・・・?
「冷凍ナマズ」輸入急増、スケトウダラやサケの不漁が背景に(Yahoo!:読売)。以前この「あれこれ」でも触れたことありますが・・・ベトナムなどで養殖されている「バサ」「パンガシウス」であります。
・・・たしかあの時はウナギの代替品扱い、的な話でしたが。
しかし実際にはナマズはナマズであり、何の代替品でもありません。白身の美味しい魚ということならそれはそれで美味に食す方法がきちんとあるはずであります。
野生個体は激減しているのですが、日本に来るバサは完全養殖個体とされています。
「完全養殖」とは卵から幼魚→成魚と育て・・・その成魚からまた卵を得て幼魚とする、そのサイクルを維持できる技術であります。有名なとこでは「近大マグロ」とか。ニホンウナギの危機はこの完全養殖があまりうまくいっていないことも一因になってます。
「養殖ウナギ」とはシラスウナギ、つまり稚魚を河口などで獲ってきて養鰻場で育てたウナギがほとんど、ということになります。ウナギの完全養殖は全く不可能、ということではないのですが・・・卵から孵るふ化率もかなり低く、さらに生まれたての稚魚に与えるエサもかなり高価、ということで実用化はまだまだ無理というのが現状であります。
・・・まあ、完全養殖だからそれでオッケー、という考え方もどうか、とは思いますが・・・一つの「指針」ではあります。
そしてこの「バサ」ですが・・・変なイメージがつかなきゃいいんだが・・・とやや心配もあります。日本人は水産物大好きですが、それがかえってミョーなプライドと言うか、ヘンなこだわりを持ってしまうことが多々あります。
養殖個体を嫌う向き、とか。実際には最近の養殖技術は非常に進歩していて「日本人好み」の生育をするようにもなってきています。あるいは・・・冷凍魚嫌いとか。これも技術の進歩は大変に素晴らしいもので、適切に処理すれば何の問題もなく季節の味をいつでも楽しめるようになっています。
・・・実はこの「冷凍魚嫌い」は終戦直後にアメリカから入って来た冷凍魚が、当時の技術ではまだまだうまく解凍できず、めちゃくちゃ臭いものだったことが現代にまで尾を引いている・・・という説もあったりします。
イメージ、というのは一度ついてしまうとなかなか拭えないものであります。そういうのがなければ美味い白身魚を安く食べられる、ということで定着していくんでは・・・と思っているのですが。
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01/11/2018
野菜がない!
いや、高い!
野菜高騰、ハクサイ2倍・・・鍋の時期直撃(Yahoo!:時事)。個人的にはあまり鍋はやらないので(一人でやってもなあ・・・と)そこまで「ハクサイ依存」ではないのですが、レタスやキャベツなどの葉物はもちろん食うわけで。
・・・大抵の場合、高値が続いても一か月くらいしたら持ち直す、と言うか何らかの「戻る兆候」が見えてくるもんなんですが、今回に限ってはそれが全然見えてきません・・・。
レタスはちょっと上がり始めの頃のを大事に大事に食べてたら・・・昨年末くらいに中心が腐ってしまいました。
キャベツはたまたま何かのセールの時に(それでもそれなりの値段)買っておいたのが、まあ、何とか残ってるので・・・これで乗り切ろうか、と。問題はやはり生野菜であります。
そこで色々「何かないかな・・・」と探してみたんですが。豆苗とか。あるいはカット野菜か・・・しかしいずれにしてもそのものの単価は安くても、量などからすれば実はレタス一玉とそれほど変わってないんじゃないか・・・とか?
豆苗は「収穫」してもまたもう一回くらいは「収穫」できるので経済的・・・とは思うのですが、生で食べるのはあんまり良くない、という話もあるので電子レンジで軽く熱を通してみたりして。なんだかんだで使い方にクセのある食材ではあります。
カット野菜は小さな袋で200円前後。・・・まあ、いつもとは違う食事風景?ということになるので今のところは新鮮?なんですが。・・・ただ、どうなんだろうなあ、これがまだ何か月も続く、とかそういうことになると・・・。
逆に春先に野菜大暴落、とかそういうことにならなきゃいいんですが。生産農家さんは大変なことになってるわけですし。
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01/09/2018
短くしなくても
調味料、時短需要で消費に変化(Yahoo!:毎日)。まあ、たしかに今さら「手を抜きやがって」とかそういう批判もどうか、とは思いますが。
ただ・・・↑記事の最後の方でも触れられてますが・・・なんかもうちっと「手間」かけてもいい時はかけてもいいんじゃないのかなあ・・・と個人的には思うのですが。
もちろん時間ないのに無理にイチから作れ、というわけではなく。でも最初から「ナントカの素」を買ってきてそれで終わり、というのはなんかさみしいような・・・。
あるいは「ナントカの素」にちょっと手を加えてみる・・・という手もあります。
それこそ↑記事で出てくる「つゆ」とか。「めんつゆ」というのは夏場にそうめんとかざるそば食べる時だけにしか使えない、というものではなく。醤油とダシなどが適量混合されているので、使いようによっては大変に興味深い調味料となります。
・・・もっとも・・・大抵は濃縮してあるのでそのまま使うのはちと濃い場合も。あるいは塩分がなあ・・・という場合は調整して使う必要がありますけども。
時間がある時はちょっと凝ったものを・・・とかそんなものでもよろしいかと。自分の好みの「具合」を把握しておけば「ナントカの素」でもちょっとした自分なりのアレンジができるようになり・・・時短は時短でもまたちょっと一味違う食卓になるのかも、と。
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12/15/2017
結局はほどほどに
酒は毒か薬か? 酒ジャーナリストが医師に聞いた(Yahoo!:NIKKEI STYLE)。要は「呑み過ぎてもダメ」「呑むんならきちんと自己管理して呑む」ということになりそうな。
呑むたびに暴れるとかそういうことになってる場合は論外でありますが。
酒のみにとっては依存症も考えておく必要があります。人間、いつどんな状況に陥るか分からんわけですし。・・・「オレは絶対大丈夫」なんてのは「絶対」あり得ないわけですし。
多くの酒のみが長いこと免罪符?にしてきた「酒は百薬の長」を示していたグラフが実は調査方法に難があった・・・というのが某番組で取り上げられてたりします。しかしそれも「薬だからいくら飲んでもいいんだ」的な発想になってしまうとそれはそれでまた違う意味になってしまうわけで。その辺、従来と変わらないと思われます。
飲み過ぎ食べ過ぎはやはり良くないわけです。
まだ飲んだ回数の少ない若手?ならともかく。それなりの年数付き合ってきた中堅?なら自分が呑める量・呑めるシチュエーションは分かってるはずであります。その辺から「計画」立てて呑む、というのは必要かと思われますが・・・。
そう計画通りにいかないのも人生であります。
それでも上手に付き合っていけばなんとか、的な思いもあります。「薬じゃない=毒である」というわけでもなく。毒も用法によっては薬にもなるわけで。過ぎなければ長い間楽しめる「友」になっていくと思うのですが。
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12/05/2017
それからが大事
最も世相を反映した料理・・・「鶏むね肉」(Yahoo!:TBS) 何と言いますか・・・「今さら」感と言いますか。
安く肉を食える、となると「鶏むね肉」だったんですが。それが・・・ヘルシーとか何とか言われてここまで来てしまうとなあ・・・と。
しかし2001年ですから15年以上前にこういった「煮方次第」でもって注目していた企業があった、というのは驚きであります。当時でも・・・むね肉よりもも肉、といった今の風潮は健在でしたし。
高タンパク低カロリーは最近の流れですが。
しかしやはりそれなりのカロリーを・・・と言うことか、あるいはその他の事情か、鶏肉は「むね」より「もも」の方が今でも高価であります。それはやはり・・・求める人が多い、ということでもあります。
そのため・・・安いのです、鶏むね肉。
カロリーうんぬん、とかそういうのとは関係なく。自分はむね肉好きであります。何よりこんな状況?でも安い。それが大きな要因ではあります。
火を通せばパサつく? そりゃあどの肉でも同様なんですが・・・鶏むね肉は「じっくり火を通す」タイプの肉で、いきなり煮たりすると一気に固くなります。
せっかちには向かないタイプであります。とろ火でじっくり似たてると、これはこれでもも肉とはまた違った感触になりますけども。
後は・・・自分はから揚げにももではなくむねを使いますが、その時に漬け汁に大さじ一杯の「水」を必ず加えます。それからは揚げ方次第。高温でもいいのですが、揚げすぎないように調整。・・・この辺は試行錯誤が必要かと。これまでン十年むね肉から揚げやってますが「100%完璧」なんて結果には至ったことありません。
ただ単純に「へるしー!!」とかそういうのとは違うと思うのですが。いや、食事に気を使うのは当然として。次はきちんと身体を動かすとか、そういうのが大事なんじゃないのか・・・と。
「低カロリー食っときゃそれでいいんだ」というのは・・・なんか違うような。その「次」が大事だと思うのですが。
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11/30/2017
色々値上げ予定
高騰続く業務用米、現場では悲鳴(Yahoo!:MBS)。おなじみのスーパーなどで買うお米ではなく、業務用のお米であります。・・・当たり前ですが見た目やモノ的には一般向けとはちょっと違う(まあ・・・やや落ちる?)んですが、それでもお米はお米であります。
色々事情があっての高騰なのですが。最近流行のブランド米や飼料用米への転向、などなど。
そういった「騒動」が収まれば・・・という見方もできなくはないのですが、こういうのは一旦火がつく?とやはり色々な方へ飛び火することもあるので、注意が必要ではあります。
確実なのは「高騰=値上げ」ということであります。多分に「ガマン」してしまう日本の小売業界ですが・・・ガマンには限界というものがあります。「値上げ」とは最終一歩手前の手段であり(最終手段は・・・倒産)ホントはやりたくない手段であります。かすかな値上げでも売れ行きに影響が出るのは必至であります。そうなると値上げが原因で破滅、という可能性も出てきます。
一方でキリンビール、来年4月から業務用ビールなど値上げ(Yahoo!:JNN)・・・すでに他社も値上げを決めているそうで、業務用からの流れで結局店頭価格も値上げ、ということになりそうであります。
・・・実は細かいところで「値上げ」が進行していたりします。タバコ(加熱式も含む)も増税がほぼ確定(Yahoo!:JIJI)しましたし。
あるいは某有名ブランド牛乳も実質値上げ。容量が減って値段が変わらない、と。
こういうのは今後値が下がることはまずないでしょうし。そして他の品にも連鎖的に影響を与えていくことも多いですし・・・。
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11/24/2017
駅弁今昔
徳島県なぜ駅弁ない? 姿消して一年(Yahoo!乗り物ニュース)・・・四国の他の県もなくなるかも知れない、ということですが・・・コトは四国だけではないような。
関東でも場所や場合によってはこういう事態に陥る可能性は十分にあります。・・・ただ・・・駅弁、というのも時代の流れ的にどうなんだろう? という話になってくるとまた違ってくる話ではあります。
・・・昔はそれでもかなり高かったイメージがありましたが・・・。
関西圏から関東に帰省する際、今は姿を変えてしまった「大垣夜行」を使っていたのですが、アレに乗る人間はまず駅弁を買いませんでした。駅前にコンビニがあってそこで買うか・・・コンビニが今ほどなかった頃はおにぎりを自作していた、なんてな話をどこかで聞いたような。
理由はカンタンで、単純に高い。
実際コンビニで買った方が安上がりなわけで。それが今も続いて来てる・・・という見方もできないわけではないわけです。
最近はそれでも値が落ち着いてきたなーという観もありますが。場所によってはかなり種類も多彩ですし。
・・・でも買おうとは思わないのが個人的なとこで。しかしある意味最も「旅情」というのを感じさせてくれるモノはないような。ローカル線でのんびり駅弁を・・・なんてのは悪くない情景であります。
しかし最近の「売ろう売れろ」「地方色?何それ?」「豪華なものぶち込みゃいいだろ」的な、こういう言い方が合ってるかやや疑問ですが「商業主義的な弁当」、というのはなあ・・・と。
この際だから「大盛り駅弁」とか「コストカットしたけどこの路線っぽい駅弁」とかそういうのでも・・・いや、企画通りそうもないな、これじゃ・・・。
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11/23/2017
どこまで有害
砂糖の有害性、米業界団体が50年隠す?(Yahoo!:朝日新聞) これだけではどこまで「隠蔽」したのか、真実はどうなのか・・・とかその辺がよく分からなかったりしますが。
・・・これが別の団体が~と言うのならたしかに問題になりそうですが。当該団体が「ヤバそうな結果出たから研究打ち切り」からの「いやあ、時間かかりすぎですわ」で資金打ち切り、というのはよくある話なような気もします。
そもそも砂糖に限らず摂り過ぎは身体にイカン、というのは真実なわけで。
それを「糖分だから」ということで砂糖をターゲットに・・・というのもなんだかなあ、と。実際のとこ、「糖分」というのはヒトを含む動物ではほぼ必ず必要な栄養素であります。ただ、最近のヒトはあまりにカンタンに糖分を摂れるようになってしまったため、摂り過ぎて害が出ている、ということであります。
最近、と言っても数千年程度。それまではヒトも糖分などの栄養素に乏しい生活を送っていたため・・・「どうにかして糖分を得て貯めこもう」という身体の仕組みはまだ現役で残っています。だから・・・摂り過ぎてしまう。
その糖分の代表格と言える砂糖であります。
・・・今後追実験とかやるのかなあ・・・? 研究を「隠していた」と言っても、その後一切この手の研究を誰もしていなかった、というわけでもないでしょうし。これを機にきちんと最新技術でもって検証を・・・というようにはいかんもんなんでしょうか?
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10/26/2017
そのコーヒー
ちょっと前の記事ですが。
コーヒーを飲むほど長生きの傾向(CNN)・・・ただし欧州・米国での多民族・多国籍調査であります。これがアジア圏とか南米・アフリカとなるとまた違った結果が出てくるのかどうかはちょっと定かではありません。
・・・考えてみりゃコーヒー豆の産地ではない地域での調査じゃん、という言い方もできそうな。まあ、消費量はこっちの方が多そうですし・・・民族・人種的には世界中の「ヒト」が関わっている、という見方もできますが。
一日3杯ほどのコーヒーで死亡リスクが下げられる・・・となると「よし、今日からコーヒーを・・・!」ということにもなりそうですが、それでも「コレさえやっときゃ絶対健康」的な話ではないわけです。・・・世の中そんなに甘くはありません・・・。
例えばカフェインの問題もあります。
いわゆる「眠気覚まし」で・・・飲むと興奮状態になり眠気がなくなる、と。・・・そうは言っても「眠い」というのは身体の「疲れてんだ」というシグナルの一種なわけで、コレでなんとかしても後で何らかの弊害が起きる可能性は残りますけども。
それでも「ここでコーヒーを」というのはよく聞く話であります。・・・なお・・・自分は全然そういうことなく。寝る前にコーヒー飲んだりもします。しかし親族には「コーヒーなんか飲んだら全然寝れなくなる」という人もいるので・・・かなり個人差のある話ではあります。
・・・個人的にはこの「眠くならないようにコーヒー」というのが「夜更かしという不健康を増長する」ということで「コーヒー=健康に悪い」という説になっていったんでは・・・と思ってますが、確証はありません。
そして。コレが一番大きいかと思うのですが。何でも摂り過ぎは良くないわけです。
コーヒーも茶もそうで。健康にいい! じゃあどんどん飲もう! となると↑の弊害がある場合ももちろん、色々と体に不調が起きることにも繋がります。・・・適度に、が健康に至る最も良い方法、なのかも知れません。
ほどほどに付き合うならば、何でも、と。・・・まあ、そういうもんかなあ、と。これはコーヒーに限らず何にでも言えることかも・・・?
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10/23/2017
コメ乱戦
・・・まあ、消費者は「安くて美味い米」が食えればそれでいいんですが。
牙城守るか新潟、下克上なるか東北・北陸・・・ブランド米「戦国時代」到来(Yahoo!:産経)。「名前」で勝負する「ブランド米」であります。ササニシキ・コシヒカリという名前だけでそれなりに高価でも売れていった時代ではもうなくなってきている、ということでもある・・・と言うこともできます。「ナントカ産コシヒカリ」でないと売れない・・・?
一方で「別にどこのナントカって米でなくてもいい」という人が一定数いるのも事実であります。・・・実際、↑こういった「ブランド米」は美味いのでしょうけど・・・高価だしなあ、と。その辺で「別にいいか」的な感想を持つ人も少なくないかと。
減反政策・・・つまりは国によって米の生産量を抑える政策がありますが、これを平成30年をめどに廃止させる・・・。
つまりは単純に言えば農家さんはいくらでも米を作っていい、ということになるんですが・・・消費量そのものは増えてない米であります。こちらの方が「戦国時代」に突入するかも知れません。作っても売れない、もしくは安価で買い叩かれる、となればそれはそれでまた別の問題になっていきます。
でもブランド米としての地位を確定できればそれはそれで風向きも変わって来る・・・。
事情が変わって来てるとは言えまだ「主食」ではある米であります。買う側も「変わって行く」必要がある、のかも知れませんが・・・例えば嗜好品のような買い方をする、とか・・・食、というものに対してヒトは結構保守的なもんですから、なかなか「たっけー米だな」という考え方は変わるもんではない、かと。
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10/14/2017
ただの区別化
「調理ロボ」は飲食店の人手不足を救うか(Yahoo!)・・・救うこともあるしそうでないこともある、その時々次第かなあ、と。
「調理ロボ」と言っても人型アンドロイドが鍋を振るうわけではなく。それぞれの作業に特化した「ロボット」が調理をこなしていきます。それは工場の部品組み立てロボットが黙々と(スピーカーなんぞ装着してませんから当たり前ですが)作業するのと同じであり・・・ヒトとは違った「作業」が可能であります。
・・・やりようによっては「ヒト以上」も可能なわけで。そこら辺から攻めてみる?という手もあります。
ただ・・・「やはり人の手によるものでないと」という意見は工場の部品よりも料理の方が多いかと。ロボットだけの料理店では客足は今一つ、となるかも。
・・・明治期の文明開化の時に「人力車→汽車」「ガス灯→電灯」に変わってそれぞれ元の職業の人たちが困窮した・・・というのとは大分違ってくると思われます。
置き換えようとしている「場」が違う、と言うか。例えば現行ではまだ調理人のスキル全てを代行できるようなロボットはありません。「人が乗るクルマが変わるから」「灯りの燃料が変わるから」という程度ではなくもし本当に「ロボットが職を奪う」と言うのなら全部できる「ロボット」でないとまだまだ意味がありません。
もちろん・・・はるかな未来には完璧な「調理人ロボット」ができてるかも知れませんが・・・。
現状ではまだ区別されてるだけ、そういった技術でうまく回るのならそれでもいいわけですし、いや、やっぱり人間でないと・・・と言うのならそれはそれでヒトが調理すればいいわけであります。
問題はロボット調理に対して「そんなの料理じゃねえ」とヘンないちゃもんとか付けてきたり、とか。ただ単純に「そういうのはオレは認めない、だから食わない」だけでいいんじゃないか、と思うのですが。
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10/13/2017
二つほど 10/13
「飲む」で二つほど。
一つ目。米・シカゴ「ソーダ税」4ヶ月で廃止(Yahoo!:時事)。前に・・・扱ったかなあ、どうだったかなあ・・・いずれにせよ「糖分を含んだ飲料に課税する」という税金であります。
目的は財政確保、というより健康増進で。糖分を大量に含んだ飲料の流通を抑えよう、という狙いもあったのですが・・・そういう飲料はたくさんある上に「税金をかける=価格が自動的に上がる」ということでの批判も集まってました。
・・・日本だったら・・・どうなるんだろうか、とか。
実は「糖分を控えろ」というのはWHOからのお達しでもあります。WHOは世界的に「禁煙」を広めた「実績」もあり・・・もちろん肥満が増えるのはあまり良くないことなんですが・・・肥満抑止のために糖分を・・・ということになってるわけで。・・・しかしなんか直接的と言うかそのままと言うか。肥満抑止ならもうちっと柔らかい?方法もあるんでは・・・と。
二つ目。「豚の乳、なぜ飲まぬ?」(Yahoo!:十勝毎日新聞) そう言えばたしかに。牛はもちろん、山羊の乳も沖縄では利用されたりヨーロッパではチーズになったりしています(そう言えば馬の乳の酒、というのもどこかにあったような)。・・・同じ哺乳類家畜の豚の乳は・・・飲まれません。
↑たしかに搾乳方法がめんどい、となると。現在日本で生産されている「牛乳」だとこんなややこしい方法とるまでもなく、さらに乳のたくさん出る品種もあったりします。流通、となるとその方が良いわけであります。
・・・それともう一つはイメージの問題かなあ、と。牛馬や山羊と比べると日本でも「やや下」に見られることもあります・・・豚。あまりキレイな環境で育ってないようなイメージもいまだにありますし(さらにイスラム教ではタブー)。その辺もあって利用されてこなかった・・・のかも知れません。
それでも今後例えば有用な物質が見つかる・・・とかそういうことになったらまた違ってくるのでは、とか?
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10/10/2017
ゼロだからって
がぶがぶ飲んでもいい、というわけでもなく。
カロリーゼロの「甘い罠」専門家が指摘(Yahoo!:AERA dot.)。結構前から言われてたような気もしますが・・・「ゼロだから」までは問題なくても「だからどれだけ飲んでもいい」というわけではない、というのはある意味常識的な話ではなかったんだろうか・・・と。
いや、何でもそういうもんなわけですし。カラダにいい! からってそればっかり食べても結局は身体に「こんなにいらない」とほとんどが排出されてしまう・・・とかそういうのも結構あったりしますし。場合によってはそれによって非常に深刻な状態に陥る、ということもよくある話であります。
そもそもそこまで「ゼロ」にこだわる必要があるんだろうか、とかそんなことも思います。
カロリー制限というのは病気の場合はもちろん、そうでない場合でも必要だったりすることはよくあることであります。そこで専門的な知識を・・・というのも一手なんですが、「じゃあゼロならいいんだろ」となってくるとまたちょっと違ってくるような。
あくまでも「制限」なんで「摂取量ゼロを目指せ」とは誰も言ってないわけです。
実際、意外なモノが意外とカロリー高かったりしますんで・・・その辺はたしかに注意が必要であります。が・・・そこまで「ゼロ」にこだわる必要もなく。
カロリーとは人間の活動には必ず必要なものであります。ないと困るものなのに・・・ゼロ、と。
それより生活習慣の見直しとか・・・医師などの専門家の意見を聞く、とか。そういったもっと建設的?な方向でもいいと思うのですが・・・「ゼロだからいいんだ」とそこで終わってしまうのではなく。もちょっと先へ・・・というのも悪くないと思うのですが。
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10/02/2017
それを食う
フランスでも食べますし。
日本で「ゴミ扱い」のアレ、中国では大人気(MSN)。記事中のザリガニは恐らくウチダザリガニかと思われますが(画像はアメリカザリガニ)、中国では最近アメリカザリガニでも食べるのが一種のブームなんだとか。
一定以上の年齢の人は食べない、という話もあって・・・若い人が中心になっている、という話もあります。
ザリガニ・・・つまりは淡水から汽水に生息するエビの類・・・は、特にアメリカザリガニなんかだと繁殖は非常に容易であります。これをきちんと処理すれば(寄生虫の危険があるので加熱は十分に行う)たしかに安価に大量の胃袋を満たすこともできます。
・・・しかし日本では食べられていない・・・。
これはカエルとか虫なんかもそうなんですが、一定のイメージが定着してしまうとなかなか覆らないヒトの性、的なものがあったりします。・・・いや、これは日本人に限った話ではないのですが(生卵とか)日本の場合「ザリガニ=泥臭い」といったイメージから「悪者」といったあまり良くない印象も重なって現状では肥料か釣りエサか・・・ゴミ、ということになってしまっています。
そりゃあ、もちろん「害虫」なのですから食べて減らせればその方がいい、と思うのですが・・・。
ザリガニに限らず、外来種や害獣の駆逐、となると真っ先に「廃棄」ということになっています。・・・食えば美味しいじゃんか、という声はあってもなかなか流通ベースには乗りません。それは「誰も欲しがらない」からであり・・・敬遠してしまうからであります。その辺、覆さないとなかなか難しい。
・・・何か大きな出来事でもあれば・・・と。例えばバナナですが。コレ、果物としては当たり前に食べられてますが、最近のようによりポピュラーになったのは例の「バナナダイエット」のおかげ、という話があります。
「バナナを食べればやせる!」ということであの頃は店頭からバナナが一掃されましたが。その流れから「バナナ食習慣」が本格的に根付いた・・・という説であります。
・・・こういうのをできないかな、と思っているのですが・・・なかなか難しいところであります・・・。
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09/21/2017
それでも安いのだけど・・・
偶然から生まれた「高栄養もやし」は業界の窮状を救えるか(Yahoo!:ダイヤモンドオンライン)。もやし(緑豆もやし)は安いのが売りの一つではあるんですが・・・現状の価格では業界が立ち行かない、と最近そういう話が出てきています。
安いのは安くできる理由があるわけで。それが「適正」ならそれほど問題はないのですが・・・カネよりモノの価値が下がる、安ければ安いほど良い、という風潮が増していく昨今。「もやし」と「豆腐」はどんどん安くなっていった結果今度はあちこちに歪みができる構造になってきている・・・という言い方もできます。
もやしは特に中国事情に影響されます。原材料の「緑豆」は国内ではほとんど作っておらず、中国を中心とした輸入に頼っているのですが・・・他の儲かる作物に転向したりして作付面積が激減。生産量が減れば価格が上がるのはある意味当然なんですが・・・従来までの価格を維持したい小売り側の姿勢により値上げがほとんどできず。そういう業界だと今度は作る側も減っていき・・・生産量も落ちていってしまう・・・。
もやしは畑で作るわけではなく。工場のような場所で作ります。作り方は基本的には「暗所で育てる」で・・・そのまま食すよりもまず消化・吸収が良くなりますし、栄養素も増す、という長所があります。自然天然下ではないので天候に左右されることもなく、比較的短期間で収穫でき・・・設備も整えやすいことも長所であります。
しかしそれでも業者が減っていけば今後どうなるか・・・。
ということでの「小大豆もやし」であります。すでに「大豆もやし」というのは存在していますが、こちらは「機能性表示食品」で生鮮食品では2例目、とのことであります。・・・それが有利に働くのではないか、という期待もあります。
それが一袋70円程度。高いか安いか、となると。通常のもやしよりはたしかに高いですが、他の野菜と比べると・・・? 個人的にはそれほど高いとも思えないのですが。
ただ・・・「市場のほとんどを占める緑豆もやしは、30秒ほどの調理ですぐに食べられるのに対し、大豆もやしと子大豆もやしは茹で上がりに3分ほど要する」(「」内↑記事より引用)というのはたしかにネックではあります。が・・・それにしてもどうにでも対処法はあるわけで。
いつまでも現状に甘えっぱなし、というのではなく「変わっていく」意識というのを持つ必要があるのでは・・・とかそんなことも思います。何もかもが悪く変わるわけでなし。良い方向へ変わっていく(例えば↑栄養価の高いもやしが出回るようになるかも、とか)こともあるのですから。
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09/19/2017
食い物のナントカ
中東ドバイで「しょうゆ禁止」・・・想定外のその理由(Yahoo!:withnews)。その理由とは「アルコールが入っているから」・・・意外かも知れませんが、醤油にはアルコールが入っています(飲用ではないのでほとんど問題はないそうですが)。そしてドバイはイスラム教が中心なわけで・・・イスラム教では「飲酒」つまり体内にアルコールが入るのを基本的に禁止しています。そのための措置で「禁止」ということなのか、と思うのですが・・・。
実はすでに日本の醤油メーカーは「ノンアルコール」のイスラム圏向け醤油をシンガポールで開発・販売している、とのことで・・・それを使っている限り問題はなさそう、しかしドバイ当局はアルコールを含む日本産醤油を検査したのではないか、と。
「醤油くらい・・・」と思うかも知れませんが、敬虔なイスラム教徒にとってはかなり大事なことになってるわけです。
例えば日本ではあまり昆虫食をしませんが(ある意味タブー?)東南アジアなどではフツーに食ってるところもあります。そういうところへ行って「気持ち悪いから食うな」と言っても無意味で・・・相手方からしたら「アタマ大丈夫?」とかそういう反応に・・・あるいはケンカなどになる可能性もあります。
食い物、というのはそれぞれの文化・風習とさらに個人的好み・そして栄養摂取という生存に必要不可欠な要素が深く絡んでくるので・・・そこに「違い」があって当たり前であります。
しかしそこまで密接に絡み合っているので・・・自分の「都合」を他に押し付けてしまうことも多々。・・・ある意味仕方ない、と言えば仕方ないのですが・・・。
↑醤油の件はどうなんだろうなあ、情報交換がうまくいけばそれほど大きくはならない・・・ような気もするのですが。EUに日本産カツオブシを、よりは・・・いや、やはり色々めんどくさいことになる、かも・・・?
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09/17/2017
食用のもある
ベネズエラ大統領、食糧難に対して「動物タンパク質をウサギ」で(Yahoo!:JIJI)・・・しかし第一陣?を集落に配布したらペットになってた、という・・・そこまでの食糧難じゃないのかも知れない・・・?
しかしウサギは殖え方が尋常ではありませんし(ウサギ=多産の象徴)量は少ないですが、栄養価としても申し分ない。増産して食糧難に対抗・・・というのは悪い手ではないと思うのですが。
日本では「ウサギ=ペット」が今は印象としては強いですが。
それでも過去には食用も毛皮用もありました。そもそも日本で定着している「白い体に赤いお目々」というのは野生のウサギではなく飼育されていた、それも食用のが居ついて?しまったのなんじゃ・・・とか思ってますが。実際、日本で「ウサギ肉」というのはなかなかお目にかかれません。
フランスなんかでは「食用飼育されたウサギ」と「野生のウサギ」と分けて流通してるんだとか。他にもこういった国はまだまだあるわけであります。
・・・でもいくら「食用」と言っても愛玩用に慣れてしまったらなかなか食べられるもんではないのかも・・・?
一つの方策としてはウサギを「そのまま」配布するのではなく「肉」として配布、という手があります。肉になってしまえばウサギだか他の動物だか分からんわけで。・・・いや、よく考えてみたら↑なんで生きたウサギ集落に配ったんだろう・・・? 国家的に養殖する、と言うのならそれなりの部署や企業で計画的にやっていけばいいわけで。集落の個人に「これを育てなさい」と配った、ということなのかな・・・?
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08/27/2017
季節感ある?
ジビエ「夏鹿」じわり存在感・・・安定供給、品質向上も(Yahoo!:神戸新聞NEXT)。猟期の関係で「冬」の感覚が強かった・・・というのはたしかにあるかも知れません。が、イノシシの「ぼたん鍋」だとやっぱり「鍋」は冬なんじゃ・・・とか。あるいは通常の牛肉や豚肉のようには扱えない肉ですから、料理法も決まってくるんでは・・・そうなると季節感はどうなるんだろう、とか思うのですが。
でもいわゆるバーベキュー的に野外で豪快に焼く、とかだとやはり夏でしょうし。そうなってくると「夏」「冬」の区別をつける方がなんか不自然に思えてきたりします。
でも現代の猟には「頭数管理」的な意味合いもあるわけですし。
シカやイノシシなどの動物は「食われる」ことで数を調整されています。かつてはニホンオオカミなどの「ピラミッドの頂点」的な存在が日本にもいたのですが・・・クマ系などいないというわけではないのですが・・・その存在感は非常に薄くなってきてます。
そのためか「草食獣」の数は不自然に増大。そこでヒトが猟によって数の管理のお手伝いを、ということに。
しかし取り過ぎたら意味はないわけで。その辺はしっかり「管理」していく必要があります。
が・・・獲ったものはどうするのか、となると。一番いいのはやはり「食べる」ことなんですが、適切な処理をしないと臭みの原因にもなったりします。それでも最近は↑専用の施設などが増えたこともあって非常に美味になってきています。
・・・それでも普段使い?の肉というわけにはまだまだいかないわけで。現状の牛や豚と同じように・・・となるとまた意味が違ってきてしまうわけです。畜産するわけにはいかないものであります。
イメージとしては「自然天然下の肉」といったところで(ジビエとは元来そういうもんですが)・・・ということは「旬」もあるんだろうか、とかそんなことも思いますが。いつ食ってもいい、というもの・・・なんだろうか、いや、適した季節というのもあるんでは・・・とか。
できればそういった季節に食してあげたいな、とか思ったりしますが・・・さて。
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08/22/2017
健康には良さそうだけど
問題は「手間」では・・・。
魚離れ、「いか」を食べなくなった日本人(Yahoo!)。最近は高騰を続けている、とされているスルメイカであります。・・・自分はガキの頃一種のアレルギーで(現在はそうでもないんですが)イカやカニ食べると口の中が腫れ上がる、触ると赤いぶつぶつができる・・・とそんな感じだったんで、今でも敬遠してる方だったりします。
・・・余談ですが、コレ、「イカ・カニアレルギー」だったんじゃなくて「アンモニア?アレルギー」だったんでは・・・とかそんなこと考えたことがあります。新鮮なイカの刺身(透き通るくらいの)だと何も起きなかったから、なんですが・・・火を通したりしても腫れてましたし。イカをさばくとぶつぶつが出てきたりもしてたんで、あんまし関係ないかな、と今は思ってたりしますが。
そう、「さばく」というのも魚離れの原因の一つかも知れません。
自分はそれこそガキの頃から親父が釣ってきた魚をさばいてたので、特に抵抗ありませんが・・・大人になってからいきなり丸魚目の前に置かれて「さあ、さばきましょう」と言われたら、そりゃあ、戸惑うかと。血も出てきますし、内臓がどうしても・・・とか臭いが・・・とかそういう人も多いかと。
最近ではスーパーでも無料で処理してくれたりもします。・・・こういうのは肉ではあり得ないわけです。丸のままの牛一頭出て来て「さあ、さばきましょう」とはならない。
その辺の「手間」がかかるのを嫌がるようになった、と言うより無意識のうちにでも「敬遠」するような空気が積み重なってきたのかも・・・と。
それでも鮮魚の中でもマグロは売れている、というのも一つにはこういった「手間」がない、肉と同じような感覚で接することができるから・・・というのはあると思われます。めんどくさい、と言うよりあくまで「敬遠」という感触で。
・・・そうなってきているのはある意味仕方ないことではあります。無理に「魚食え」というわけにもいかず。いくら栄養があるから・・・とやっても「食」というのは個人の好みのある意味究極形態ですから離れてしまうとなかなか復帰?は難しいものだったりします。
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08/13/2017
はやりすたり
食も「見た目が」が100%? 「インスタ映え」狙う食品関連(Yahoo!:時事)。日本人全員が「メシの写真撮ってアップ」してるわけではないので・・・まあ、最近「流行り」だから・・・というのが大きいかも知れません。・・・ただ、「見た目のキレイな食べ物」というのはこういうのに関係なく特に夏は涼し気なものが出てくるものなので・・・そこまで気にする?必要あるかな、という気もしますが。
もちろん売る側としてはなんとしてでも売りたいので、最近のトレンド的なものへ貪欲に食らいついてくるわけですが・・・昨今の「多様性」にそこまで一点集中するのはどうなんだろう、とも。
「若い世代に流行りだから」というのが一つのキーワードになってますが、じゃあ、その若い世代というのは人口のうちどれだけなんだ、と言えばそれほど多くはなく。「その層が一番買ってくれるから」というのも・・・それだけでいいんだろうか、と。
もっと他の層を見てみてもいいんじゃないか・・・。
・・・まあ、個人的には「インスタ映え」しようがしまいがあまりそっちに興味ないから、というのもありますが。なんでいちいち行った先、買ったもんなんかをスマホで撮ってアップせなあかんねん・・・ウザイわ、と(これはスマホにした直後くらいに地図系アプリに「どこそこに着いたから画像撮れや」「はよアップしたらどないや」と散々通知されてたせいもあるような・・・もちろん今はそんな通知切ってますが)。
一昔前ならまだしも。最近だと「別にそこまでは・・・」というのも多そうな、ということであります。いや、自分は今後この「多様性」がどんどん当たり前になっていくんでは、と思ってたりします。「皆がこうだから」的なスタイルは形骸化していくんではないか、と。
例えば・・・「ペアでご招待」とか。「お一人様」が増えてきている昨今ですし。そろそろ「みんなで遊ばないと楽しくない」という流れが主流ではなくなっていくんではないか・・・とか?
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08/09/2017
そりゃ当たり前
「ビンジ飲酒」ムチャな飲酒でケガなどの危険性25倍(Yahoo!:毎日)。・・・そりゃあ自身のリミット以上に無理に呑めば前後不覚に陥ってケガ・・・というのは当たり前な話ではあります。
・・・最近なぜヒトはアルコールを摂取したがるのか、という「問い」に対して「疲れたくなるから」とかそんな「答え」を考えたりします。いや、たくさん働いて疲れた、というのではなく。内臓や身体に一種の「圧」をかけてゆったりとした「疲労」を感じさせて休息しやすくさせてるんではないか・・・とか。まあ、私見の一つであります。寝酒とかそういうのとはまた違っていますし。
そう思うのはやはり最近酔い方が変わってきたなー・・・と。正直に言えば「弱くなったなー」と。
許容量が少なくなってきてるのはもちろんのこと。すぐに「落ちる」ようになってきてます。・・・この辺、注意?が必要で・・・自宅で呑んでるのならそれでも問題ないんですが(とか言いつつ自宅内で転倒、ということも)外で誰かと・・・となると問題が出てきます。
・・・いや、「自宅」で「問題ない」からすぐ落ちるようになってる、のかも知れませんが。
さすがに「外」では一種のブレーキがかかるようにはなってます・・・が、その辺も最近はちと・・・ということがないわけでもないので、専ら「宅呑み」というのが最近の呑み方ではあります。
ただ・・・こういうのはあくまでも「自分の場合」ということであります。アルコールへの耐性は個人差が非常に大きく(住んでる国や地域によっても違う)一概に「何杯以上はダメ」と言い切れるもんではありません。・・・しかも体質だけではなくそこへメンタル状況とかそういうのも絡んできますし。
カンタンに割り切れるもんではないんですが。いかに「楽しく呑むか」というのを突き詰めていきたいものではあります。
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08/05/2017
フグは食いたしイノチは・・・
大阪府・フグ規制来春にも緩和(Yahoo!:毎日)・・・切り身なら一般店でも提供可に・・・ということはこれまで大阪では本当の意味での「専門店(専門スタッフを抱える店)」でないと一切提供できなかった・・・と。
フグに関する「条例」は都道府県によって大きく違っています。・・・そもそもは終戦直後に「フグ食べちゃダメ」と食品衛生法、つまりは法律で禁止されてしまったからで。そこでまずは大阪が条例で「専門職が扱うならOK」ということにしました。それに他の都道府県が続いたカタチになります。
・・・縄文期の貝塚からも骨が出てくる、とされているフグですが。食べるのは日本とアジアの一部だけ、となってます。欧米ではやはり食べるのは厳禁。輸入も厳禁。そのためEUでの日本料理屋では日本のフグは使えません。いや・・・多分フグ料理そのものがない、のかも・・・。
そんな日本でも江戸期までにも何度も何度も「フグ禁止令」が出ています。かの伊藤博文(山口出身)がそれに反対してなんとか生き残った・・・的な話もあったりします。
食べたら死ぬ毒魚には変わらないわけで。・・・もっとも、種によって毒のある部位は違います。無毒なフグもいますが、シロウトは手を出さない方が得策ではあります。「これは毒のないフグだから」と食べようとしたら実は・・・というのは実際によくある話ではあります。
現代の日本でも「フグ中毒」は毎年起きています。それはほとんどがシロウトが手を出してしまった結果だったりします(中には無免許で料理店で出してた、なんてのありますが)。
それでも今は昔とは違い、毒のある部位もほぼ確定される、という「知識」があります。毒を除いてしまえばシロウトでも・・・というのはそれほど悪い考えではない、と言うかほとんどの都道府県がそうなってるわけで。
ようやく大阪もか、といったところですが・・・やはり心配な人はやはり心配してしまうわけで。やはりイノチは・・・となってしまうのも仕方ないことではあります。
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07/31/2017
やっぱりモッタイナイ
切り身やすり身にしてしまえば分からないもんですし。
土用の丑「パンガシウス」はウナギの代用品にあらず(Yahoo!:THE PAGE)。・・・たしかに最近の「パンガシウス」「バサ」の扱われ方はちと異様でもありましたが・・・「ウナギの代用品」的な扱い、ということでもありましたか・・・。
ニホンウナギはその数を減らしています。現状のまま何も考えずにシラスウナギを獲ってきて育てて食べる、というだけではたしかに今後の行き先は暗いかと。・・・しかし卵から成魚へ、そしてそこからからさらに卵を・・・という完全養殖はその技術が確立されていません。
じゃあウナギ食うな、というわけにもいかずあちこちで「代用品」探しが始まってる、という論調なわけですが。
・・・いや、別にそこまでウナギにねえ・・・という声があるのも事実なわけで。周囲の「食え食え」という空気に押されて、というところもない、とは言い切れません。・・・どうしても食べたい、という人がいることを否定する気はないんですが・・・「日本人ならこの日には必ずウナギを食え」的なこと言われてもなあ・・・と。
そこで代用品。・・・しかし、この「代用品」と言っても実際にはそれぞれにきちんと「味」があって「特徴」もあります。ウナギの代わり、としてしまうのもなんだかもったいない話であります。
少し前の「ナマズ」もそうですが、これもきちんと合った調理法があります(かば焼きも合うんでなおさら代用品扱いされますが)。そして・・・パンガシウスも。モノ的に鮮魚として輸入されてくることはなく、処理済みの状態で輸入されてきます。つまり「切り身」なわけで。それならそれで合う調理法もきちんとあるはずであります。
そもそも今現在日本で輸入されてくる海産物、それらがどれだけ知られているか、と言うとかなり寒い状況かと思われます。日本近海での漁にも限界があり・・・よその国の海産物を仕入れるべく商社の人などがあちこちに出向いています。そして・・・これは、というものを輸入してくる。
が・・・まず外見でハネられる。日本人は魚食い民族だからヘンなのは食わないんだ、と誇る人がいますけど、その舶来の海産物だって現地では一般的なモノなのかも知れません(逆にあっちでは全然食わんから安価だ、というモノもあったりますが)。そこにある「違い」は一体何だろうか、と。
となると・・・「日本のナントカというのに似てるから」という一種の共通項から入るようになります。「ナントカに似てるのなら・・・」とは言いますが実際は全然別モノ、なんてのもよくあったりします。
そろそろそういうのから脱却してみるのも一手、と思うのですが。すでに「あなたの知らない魚」というのは身近にまで迫って?きているのです。切り身やすり身にしてしまえば元のカタチはほとんど分かりません。いえ、だからコワイ中身が・・・というのではなく。
新しい食材がたくさん入って来てるのに「ナントカに似てる・似てない」だけで切り捨てよう、とするのはやっぱりモッタイナイんではないか・・・ということであります。
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07/29/2017
実は消えていた
懐かしアイス「ダブルソーダ」がひっそりと販売終了(Yahoo!:J-CASTニュース)。・・・パキっと半分に割れる青いソーダ味のアイスで・・・あれがいつの間にやら、という観があります。
知らないうちに販売終了してた、というのは実は結構あるもんで。しかし・・・事情が事情とは言え悲しいもんではあります。
自分はガキの頃は買い食いが禁止されていたので(時々オヤツを買っていい時があった)実はガキの頃に食べた記憶はほとんどなく、ある程度年食ってから・・・という思い出になるんですが。それでもこういう商品が消えていく、というのはやはりちょっとクるものがあります。
まあ、しょうがないと言えばしょうがないんですが。
世の中の方向性、と言うか「メーカーと消費者が求める向き」がちと変わってきてるような気がしないでもなかったりします。ホンモノ志向、とでも言いましょうか・・・例えばホンモノの果汁なりそれらしい「ホンモノ的な素材」とか。そういうのが求められてる・・・ような。
いや、別にそれが悪いというつもりはないんですが。
↑これもなんかそういうのがもてはやされた結果、みたいな・・・いやでも、最近は逆に「レトロ感」がもてはやされたりもしますし。ただ単に売上げ低迷が激しかったから・・・ということなのかも知れませんが。
それでもやはりさびしいなあ、悲しいなあ・・・と。そういうの、最近増えてますし。
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07/22/2017
二つほど 7/22
季節柄二つほど。
一つ目。台風や熱帯低気圧が発生ラッシュか(Yahoo!:ウェザーニュース)。非常に暑い日が続いております。日照時間も長く、雨もあまり降った印象もなく梅雨明け。しかしアツイ・・・。
・・・そんな中、台風5号が発生。現状ではどうなるか(なんか西に行きたそうだけどあまり動かない・・・)分からないような状況であります。
しかもさらに南方にはいわゆる「台風のタマゴ」がかなりの数。週末以降にはタマゴからコドモになって日本に近づくのでは・・・とかそういう話もあります。実際、ちょっと剣呑な状況なのですが・・・これが今後どうなるか、めちゃくちゃな荒天になるのかそうでもないのか・・・明確なことが言えない状況だったりします。
注意はしておいた方がいいのですが。・・・その前に熱中症対策とか、そっちの方が先かも知れません。あるいはゲリラ豪雨。「今日は降らないでしょう」という天気予報なってたのに・・・! というケースはよくありますし。
二つ目。「炭酸はキャップから多く抜けるから逆さまにしておいた方が抜けにくい」は本当?(Yahoo!:ねとらぼ) はい、ウソのようであります。さっさと飲んじまうのが一番炭酸抜けない方法、とのことで。
これは「ペットボトルは炭酸が抜けていく」という話から広まったのかなあ・・・とか思ってます。ペットボトルの「肌」から抜けるくらいならキャップの方が抜けやすいんじゃ・・・? とかそういうところからか、と。実際には少しずつ抜けていくのは仕方ないのでやはりさっさと飲んでしまえ、と。
ビールやチューハイも同様の理由があってやはりペットボトルにはしないんだ、的な話を聞いたことがあります。そのため炭酸のない、例えばワインなんかはペットボトルでも売ってますが・・・こちらは「あれじゃ高級感がない」という人もいるんだとか。
中身で勝負、と言うか・・・そもそもワインが初めて世に出た頃には「ビン」も「コルク」も「グラス」もなかったわけで。その辺は色々変わっていくのはある意味当然かな、と思うのですが。
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07/13/2017
選択肢、増える?
日本とEUの経済連携協定(EPA)の締結、やはり色々と「変化」がありそうではあります。
飲食店困惑「パルマ風」が使えない?(Yahoo!:NNN) あるいは粉チーズ「パルメザン」が使えない?(Yahoo!:産経) など、ブランド名保護による混乱も予想されていたりします。
逆に言えば日本の「松阪牛」とか「日本酒」もあっちで保護されることになるので・・・あるかどうかは分かりませんがあっちで「松阪牛風」的な料理があるとすればあっちでも「困った」ということになる、のかも知れません。
しかし「シャンパン」なんてのは前々から「シャンパーニュ地方のないと・・・」的なことは言われてきてるので、単純に「発泡性ワイン」が欲しい、という人なら別に「スパークリングワイン」でも問題ない・・・とかそんな風に思いますが。
大抵、そういうのはお高いものが多いので。そこまでこだわるのでなければ気にすることも・・・ないかも知れませんが。
むしろこういう「規制」により逆に「ホンモノ」を知る、ということもあります。例えば「ナントカのパルマ風」というのがあって、しかしEPA発効後に別の名前になって。そこで「なんでだろう?」ということで色々調べてみたら「ホンモノ」が出てきた・・・とかそういうのはありそうですが。
・・・まあ、そういうことができる人・できずに「なんで勝手に名前変えたんだ!」とアホみたいにキレる人・と色々いますんでなかなかそうは行かないでしょうけど。でも・・・これチャンスと捉える向きがあってもいいのでは、とは思いますが。
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07/12/2017
追い風とは言っても
新たなブームに? クラフトビールに追い風(Yahoo!:MBS)。いわゆる「大手」のビールではなく、小規模な醸造所で醸されるビールであります。↑記事中にもありますが、1994年に酒税法が改正されて小規模な醸造所でも販売すること可能となったために各地で「地ビール」メーカーが乱立したんですが・・・その後淘汰が進んで今はそこまでは・・・という状況になってます。
それが今回の酒税法改正でビール類の価格の幅が小さくなり・・・どうしても高価になるクラフトビールに追い風が・・・? ということであります。第二の地ビールブームが来るのかどうか・・・?
日本では基本的にアルコール分を1%以上含む液体を作ると罰せられます。
これは販売目的ではなく、個人の楽しみであっても同様であります。実は日本でもかつては各地に「どぶろく」文化がありました。・・・モノに糖分が入っていれば何でもアルコールにできます。つまり「酒」そのものを作ることはそれほど難しいものではない、ということであります。温度管理さえある程度でもきちんとできれば酵母は仕事をします。糖分をアルコールに変えてくれるのです。・・・米や果実などを発酵させて「どぶろく」を作る、というのはある意味当たり前だったのですが・・・。
酒税法でそういうのは一律禁止、ということに。その辺は色々事情があって、わざわざ経済特区「どぶろく特区」を作ってどぶろくを復活させようとしたこともあります。
もっとも・・・そういう「酒」は醸造酒という分類になります。ビールとか日本酒とかワインとか。一方でもっと度数の高い焼酎とかウィスキーのような「蒸留酒」となると個人ではちと難しいほどの設備が必要になります。
・・・ウラを返せば醸造酒なら一般人でも作るのが可能、ということで規制のない欧米では「ビール作りが趣味」という人も結構いたりします。マンションのベランダで自作ビールを・・・という人もいるんだとか。
そこまではさすがに規制緩和できないのが日本でありますが・・・。
クラフトビールもこれが追い風にはなりそうなんですが、実際には大手の販売力には太刀打ちできるものではなく。流通規模はやはり小さいものとなるわけで。・・・そんな中でどこまで生き残れるか、というのはまたちょっと違った話になっていきそうであります。
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07/10/2017
これはこれでアリ
ではないか・・・と思うのですが、ヘンな横やりとか入りそうでその辺が気がかりではあります。
「予約を無断キャンセルした客の電話番号を共有できる」サイト、注目を浴びる(Yahoo!:ねとらぼ)。これは「なんでキャンセルするのに店に連絡一つしないの?」と不思議に思う人の方が多いことを切に願いますが・・・実際にこういう人たちは存在していて店側に多大な迷惑をかけています。
これがホテルなどだと「キャンセル料」というのが当たり前になってますが・・・個人経営の小さな店舗だとそうも行かず。しかたなく泣き寝入りか・・・心にもない笑顔で対応、ということになります。
これがキャンセルした側にも言い分?があって「急に予定が入っただの」「人が集まらなくなった」だの色々あります。いや、ある分には全然構わないのです。ただ・・・一言連絡してくれ、と。それだけでも全然違うものなのですが・・・こういうとこを理解できない人は結構いたりします。
ある意味仕方ない、と言うか。もうそういうどうしようもない人間に当たってしまった、とあきらめるしかない・・・というのが正直なとこでありますが・・・こんなのが続けば店への金銭的被害はもちろん、精神的にもダメージが重なっていくことになります。
そしてこういう人、というのは他でもまた繰り返すでしょうから、こういう↑サイトで共有、というのは非常に良い考えであります。電話番号が直接表示されるわけではなく(他へも漏らさない)ただその番号が「登録されている」「登録されていない」と出るだけ。他の情報は出てこないのでその辺は配慮されてあります。
ただ・・・例えば「登録されている」番号から予約電話があった場合。断るかそれとも・・・? というのは店側の判断に任されるわけです。断ったために無用なトラブルになってしまう可能性もあります。そういうことから「あれは良くない潰すべきだ」的な流れになっていくかも・・・?
・・・まだ分かりませんが、そういうのは。でも・・・本来は信頼関係の問題ですからめんどくさがらずに一報すればいいだけの話であります。それだけのことで、その程度のことがそんなに難しいのなら宴会なんてやるな、とホントそんだけのことかと思うのですが。
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07/09/2017
選択肢が増える
のは喜ばしいことなのですが。
日本とEUの経済連携協定(EPA)交渉、大枠で合意・・・ワインやチーズ、パスタなどが関税緩和や撤廃へ(Yahoo!:J-castニュース)。特にワインは即時撤廃ということになればヨーロッパから安いワインが大量に入ってくる・・・ことになるのでしょうけど、それでも「100円」未満くらいが安くなる・・・とかそんなもんではなあ・・・という話もあります。
合意前のEUとのワイン取引の場合の関税は購入価格の「15%もしくは1リットルあたり125円の安いほう」が適用されます。・・・つまり「1000円の750mlワイン」と単純に考えると「15%の場合:1150円」で「1リットルあたり125円の場合:1094円」で・・・となると「安い方」ということで「(四捨五入なら)1094円」ということになります(実際に販売される場合はコレに酒税などが関わってきますが)。
一方で今コスパがいい、とされるチリ産ワインの関税は現在は「「2.3%もしくは1リットルあたり125円の安いほう」ということになってます。・・・1000円の2.3%=23円ということで↑と同ケースだと「1023円」ということになります。
これはチリと日本がやはりEPAを結んでいるからであります。なお、2019年にはこの関税は撤廃されます。そうなると一気にチリが有利になりそうですが・・・EUの方も撤廃はそれくらいかも、ということなので「ワイン戦争」が起きるのでは・・・という論調もあるわけです。
いずれにせよ安くなるのなら・・・という意見はもちろんあるわけで。額が額でもそれは歓迎すべき、なのかも知れんのですが・・・。
もちろん「関税撤廃」ということは日本産を輸出する時も有利、ということになります。これを機会に日本産ワインを世界に・・・! という動きも始まっているのですが・・・。
いや、まあ、個人的なとこなんですが。どうも日本で「ワイン」と言うと「金持ちが飲むモノ」的な印象がまだまだ残ってるような気がして。一頃ほどひどくはないんですが・・・まだ「コルク栓でないとワインじゃない」とかそういうヘン?なこだわりがあったりラベルの裏にあくまで「目安」で載ってる「なんとかボディ」的な評価?を盲信的に信じていたり。
・・・酒なんてのは結局は「ウマイかウマクないか」で、それは呑んだ自分が決めることであります。で、ウマイ酒に対する感覚を研ぎ澄ますには色々飲んでみるしかないわけで・・・そこでミョーなバイアス持ち込むなよ、と。
うまかったらそれが「良い酒」でマズかったら「悪い酒」で、次は「良い酒」の中から「もっとウマイの」を選び出していく・・・そこには高級そうな、とか、崇拝すべき、とかそんなもんはないのであります。ただ・・・自分の感覚を信じるのみ、と。
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06/18/2017
ワインは安く
しかし他のモノは・・・。
日欧EPA交渉、ワイン関税撤廃で調整(Yahoo!:毎日)。ここんとこ安いチリ産ワインがたくさん入って来るのは関税が安いから・・・というのもあるようであります。が・・・同様にオーストラリアとも同じような(現在チリは価格に対してなら2.3%に対してオーストラリア7.5%・・・一方EUは15%)状況なのですが、あんまり進出?してきていないような。・・・そのうちこちらもたくさん入ってくるようになるのかも知れませんが。
対して「EU」というくくりだと・・・かなりの数の国家が含まれることになります。ネームバリューではそっちの方が有利、ということになりそうですが・・・価格、という面ではどうなんだろう、とかそんなことも思ってしまいますが。
「関税」というのは基本的に「自国内の産業を守る」ためにかけられます。輸入品に関税かけることで価格が上がり、安い国内産の方をみんな買うようになる。
ということは当たり前ですが国内の関連企業・団体は関税撤廃に反対するわけです。しかし「国」としては自分の国のことだけ、というわけにはいきません。そういうこと続けてると他の国から「あいつのとこは売っても意味がない」ということになり・・・色々と弊害をもたらすことになりかねないからです。例えば・・・新技術とか情報とか。物品だけではなくそういった無形のものも「輸入」しにくくなってしまったりします。
その辺はパワーバランスとか駆け引きとか。そういったものも色々あるんですが・・・今回の「ワイン」に対しては「チーズ」もあるようで。つまり、ワインでは譲歩するからチーズではこっちの要望を通してくれないか、と。
・・・「関係ない業種なのに」とかそういう意見もありそうですが・・・こういう「交渉」というのはある意味「どんな手でも使う」というものでもあるので・・・意外なところから意外な進行?があったりするので・・・気が抜けない話だったりします。
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06/14/2017
そりゃ何事も
過ぎたらイカンのですが・・・。
カフェイン中毒、5年で101人搬送(Yahoo!:朝日新聞)。死亡例もある「カフェイン中毒」ですがこれはカフェインを大量に短時間で摂取した場合に起きるとされています。
成人で1g以上とされています・・・中毒になるのは。
症状としては吐き気や心拍数の増加など。「効果」を期待しての摂取、となるのですがそれが・・・となると。
知られているところではコーヒーに多く含まれているイメージがあります。実際、眠気防止でコーヒーを飲む、という人もいますが・・・この辺は個人差があって、例えば自分は寝る前にコーヒー飲んでも眠くならなくなったりはしません。
しかし家族の中には逆に「本当に眠れなくなる」という人もいたりします。さらにカフェインは緑茶にも含まれていますが、コーヒーはダメでも緑茶なら問題なし、ということもよくあったりします。
が、最近はいわゆる「エナジードリンク」といった飲料の方で摂取する人が多くなっています。仕事などでどうしてもこういうのを飲まないといけない。そして場合によってはムチャな飲み方をしてしまう・・・と。これは単純に知識不足だから、という見方もできますが・・・そういう状況になってしまっている現状も問題ではないか、という見方もできるわけです。
ムチャをしないと成り立たない職場、というのも・・・。
ここまで来るとコトはカフェインがどう、という話だけではなく。日本全体の話へとシフトして行ってしまいます。・・・ある意味それはよくある話なのかも知れませんが。しかし・・・このまま、というわけにもいかない切実な話へと繋がっている、ということでもあるのです。
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06/09/2017
マダコも
日本水産、マダコの完全養殖に成功(Yahoo!:時事)。あまり知られていませんが、数年前に「タコショック」的なものがあったりしました。国産の大不漁もあり、外国産タコも輸入が困難になったことがあったのです。その時に海外の新漁場を開拓したりして、現在はそれほど「ショック」でもないような状況になってきています。
が・・・それも将来どうなるか分からないわけで。陸上とは違い海中など水中の生産物というのはよく分かってないことの方が多かったりします。・・・よく分からないのに食べてる、ということもよくあったりするわけです。
タコは実際にはそこまで「闇の中」ということではなかったりしますが・・・。
産卵シーンなんかはよく撮影されていますし。そもそも近海にいるので馴染みもある。・・・しかし卵を得て幼生が出て来てもその先が進めない。「幼タコ」にならない。それをどうにかして「完全養殖」にまで至ることができた、というのが大きいところであります。
完全養殖。得た仔が親になって仔を成し・・・さらに親になっていく。これを技術として確立できれば絶滅が危惧されている種だけではなく環境丸ごと「保全」の方向へ進むことも可能かと。
しかしそれだけのかなり困難が伴います。今回のマダコにしても「幼タコ」にするにはまだ量が十分ではないようですし。が、いずれはこの辺も解決されていく、と期待したいところであります。
そしてやがては主要海産物の「完全養殖物」が当たり前の世に・・・というのも決して絵空事ではない、と思うのですが。
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05/29/2017
そうカンタンなもの?
米粉が世界に「グルテンフリー」ブームで日本農業に新たな希望(Yahoo!ホウドウキョク)。「グルテン」というのはあくまでも小麦粉由来ですんで、米を使えばたしかに「グルテンフリー」つまりはグルテンを使っていない食品、ということになります。
・・・ただ・・・それでいいんだかどうなんだか、と。有名セレブがやってるから、というだけで「小麦粉は敵!」と決めつけるのはどうなんだか、と。小麦も米も結局は似たような炭水化物系の要素を持っているわけで・・・「小麦粉だけを排除」とやってもそれでいいんだろうか・・・とか。
自分と他人は違うもんなんだけどなあ・・・。
「糖分」「炭水化物」「脂質」と、ヒトが生きていく上で必要な栄養素は多々あります。が・・・いわゆる「炭水化物系」は「摂取したら太る」ということで一部の人から蛇蝎のごとく嫌われていたりします。それはそれで個人の好み、と言ってしまえばそれまでなんですが・・・困るのはこういった人たちはなぜか他人に勧めたがることだったりします。個人の事情はそれぞれなんで、あなたとわたしが全く同じ条件下で生活して全く同じもんを食って完璧に同調した行動をとってるわけでもないんですが・・・。
そこへ体質とか遺伝とか環境とかそういうもんが加わると全く「別もん」なんですがその辺が理解できなかったりします。・・・当人にとっては「親切」なのが・・・特に。
そんな中に含まれそうな・・・グルテンフリー、これは小麦粉の「グルテン」をなくしたモノ、ということでいわゆるセレブも「グルテンフリー」やってる、ということでの流行から「じゃあ米粉も・・・」という流れなのであります。
が・・・どっちも「炭水化物系」じゃんか、と言ってしまえばそれまでなわけなんですが・・・そこら辺りはどうなんだろうか、と。
なんか世の中「体重減らせればそれでいい」という流れになって(分からんでもないんですが)それを全部食い物に持ってきてるような気がして。いや、適切に食って適切に身体動かせばそれでいいんではないか・・・と思うのですが、なかなかそうもいかない人たちもいる。
それがどう頑張ってもそういかない・・・体質的に無理、とか・・・そういうのだけではなく。「なんかお気軽にやせたいなあ」とばりばり食いながら寝ながら言われてもなあ、と。それでセレブがやってるからじゃあグルテンフリー・・・てのはどうなんだか、と。
もっとメンタルな面かと思うのです。「コレ食ったらやせる」「こうしたら絶対やせる」とかそういうのではなくて・・・「わたし、やせたい」と真剣に思ってそのためにどうしたらいいかを真面目に考えて・・・実践して、そして継続していく。時間が必要、そんな即座にやせたいなら脂肪除去手術とかそういう方法をとらざるを得ない、と。
元々ヒトは「栄養を貯めこむ生き物」であります。なんでそうなったか、それは天然自然下では食い物は少なく・・・食える時に食って体内に蓄えておく。しかしヒトは文明を持って食い物に困らないようになってきた。しかし「栄養を貯めこむ」体質はそうそう変わらない。だから太ってしまう・・・。
そこら辺の「心と体の戦い」的なもんはどうなんだろう、と。単純に「ぐるてんたべなきゃやせるんだー」というカンタンなもんじゃない、と思うのですが・・・?
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05/26/2017
がーん、だな・・・
出鼻をくじかれた・・・じゃなくてちょっとショック・・・。
明治のスナック菓子「カール」8月から中部以西のみで販売(Yahoo!:ねとらぼ)。味は「チーズあじ」「うすあじ」のみ・・・当初は全国的に「廃止」も考えるほどの売上げ低迷になってる、とのことであります。
・・・なくなる、となると多分争奪戦的なものも予想されますが。
発売開始は1968年7月25日。あと2ヶ月で「誕生日」だったんですか・・・。
→カールおらが村(明治)
「甘いお菓子」ではなく「小腹を満たせるお菓子」がそもそもだったとか。そのため味も甘いものではなく「チーズ」や「だし」などが中心。後に甘い系も出ましたが・・・基本はやはりこちらになるかと。
ちょっと前には「ウカール」ということで受験にとって縁起が良い、ということになってたりしてました。
それが昨今の売上げ低迷からの地域限定販売へ。・・・こういう例はそれほど珍しいものではない、という見方もできますが(全面廃止よりはマシ?)それでも・・・哀しいもんであります。
地域限定、ということで物珍しさも手伝っての「繁盛」もあり得ますが・・・それもなんだかなあ、と。・・・今後復活があるのかどうか、その辺も分かりませんが・・・期待したいところではあるんですが。
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05/22/2017
買い方売り方色々
生鮮品宅配、異業種続々参入(Yahoo!:日本農業新聞)。これまで「通販」と言えば書籍やCD、家電に布団などなど食品ではないものが主でありました。食品でも日持ちのする、長期保存可能な物が多く取り扱われてきています。
これはやはり「生鮮食品は自分の目で・・・」という消費者の意識もあるかと。モノによっては「当たり外れ」の大きいものではありますし。
しかしここまでネット通販が発達してくると・・・「生鮮品宅配」に関しても色々と動きの出てくるものではあります。
・・・ネット通販ではない「生鮮品宅配」というのも結構やっていたりします。自宅を販売員が訪れ、カタログを置いていく。電話やファックスで注文(あるいは販売員に来てもらう)して品物を受け取る時にさらに最新版のカタログを・・・という流れであります。
・・・↑記事の「宅配」はどうも東京近郊などが中心になってしまうようで。こっち↑の方法だと地方の「買い物難民」も利用しやすかったりします。特にネットがなくても注文できますし。
その一方で・・・「移動スーパー」・「とくし丸」のさらなる可能性(Yahoo!:dot.)・・・という方法もあります。いや、本来?ならこういう方法の方がいい、という場合も多そうなんですが・・・かえってやりにくい?もんなんだろうか・・・東京近郊だと?とかそんなことも思ったりします。
・・・従来の方法ではすでに間に合わないことになっている場所もすでに日本にはあります。今後そういう場所が増えていくことも十分に考えられます。そんな時・・・今までの方法では無理、となったら・・・?
そうなる前に色々とやっていって頂きたいところではあります。今はまだどこも色々やってみて失敗して成功を目指すしかない、といったところなのですから。
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05/21/2017
いや、買ってこいよ
真っ先にそう思ったんですが・・・。
「スイセン」と「ニラ」見分けられる?(Yahoo!:THE PAGE) 一番良い?方法は引っこ抜いてみて球根があったら「スイセン」でなかったら「ニラ」らしいのですが・・・真っ直ぐな葉だけ、という状態だとシロウト目にはまず判別は不可能であります。
・・・一番は店で「ニラ」買ってくること、じゃないのか・・・。
実は過去にニラの栽培地にスイセンが混入した、という事件?もあったらしいので完璧に大丈夫か、と言われれば疑問が残るかも知れませんが・・・シロウトが野外で採取してくるよりはよほど信用できます。そもそも栽培地でもない野外に野生のニラ、というのはポピュラーなんだろうか・・・?
実際には身近な植物というのは実は毒があったりします。
例えばアジサイ。これは葉に毒があり・・・以前アジサイの名所付近の飲食店で知らずに飾りでアジサイの葉を皿に乗せてしまって大騒ぎになったことがあります。あるいは・・・スズラン。これも葉に毒があります。
他にもうちにフユサンゴというナス科の低木があって、これにはミニトマトみたいな橙色の可愛らしい実がいくつもなるんですが(サンゴの名の由来?)これにも毒があります。食っても死ぬほどではないらしいのですが・・・一時期なぜか付近のカラスかヒヨドリたちがこれを気に入ってしまって半分餌付け?状態になってしまって、しばらく室内に引っ込めてたことがあります。
・・・若いイルカはあえてフグをいじめてその時に流出するわずかな毒を吸い込んでまるでドラッグみたいに遊ぶ、なんて話があるんですが・・・あの時の鳥たちもそんなもんだったのかも知れません。
意外なところに毒、というのはあるもんであります。それを回避するためにヒトは栽培を工夫してきています。・・・やっぱりきちんと買った方がやはり安全なんじゃないか・・・採取というのはそれなりに、いや、相応のリスクを覚悟しないといけないものではあります。
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05/18/2017
上がってはいるけど
これって上下動するもんなんじゃ・・・?
鶏むね肉値上がり続く(Yahoo!:TBS)。実際、以前と比べても値が上がっているのは事実であります。理由の一つは・・・「皆が欲しがるから」であります。↑記事でもブラジルでの大規模食肉安全偽装から国産の鶏肉が~となってますが・・・それにしてはなんだか値の上がり方が急なような気もします。
そもそも「ブラジル産鶏肉」てのがそんなに大量に流通してたか、と言えばどうなんだろう・・・というのもあったりします。自分の住んでる辺りでは精肉ではまず見かけませんでしたし・・・加工品はともかく精肉でそこまであったかな、と。加工品の方で品不足になってきて国産もそっちに引っ張られて・・・というのもあるかも知れませんが。
そう言えば最近食ってないなあ・・・鶏むね肉。
たしかに安さで言えばダントツなわけで。自分も唐揚げなんかによく使ってましたが。・・・それが高くなった、と言っても他の部位、例えばもも肉より高くなってるわけではなく(上昇値はたしかに高いですが)。それもいきなりグラム数百円単位で値上げ、というわけでもなく。
・・・そこまで「えー」と言うほどのもんかなあ、と。たしかに少しずつでも積もっていけば大きくなりますが・・・そこまで気になるもんなのかどうか・・・。
この春、他の食品・品物にも値上げ商品はあります。じゃがいもや海苔なんかはさらに深刻なことになってますし。
「値段が安ければ安いほど良い」
というのはたしかにあるんですが、逆に「高いものは悪いものだ」的な発想もどうか、と。「値を上げる=背信行為」みたいな印象もなあ・・・と。これまでが異様に安くなってた、というケースもないわけではなく。そのためにその産業が危機に・・・というのなら受け入れる「余裕」も消費者には必要なんではないか、と。
自分だけが得できればそれでいい、というコドモめいた思考回路からそろそろ脱却していくべきでは・・・と思うのですが、ねえ・・・。
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05/11/2017
秋頃には・・・復活?
北海道でじゃがいもの植え付け最盛期(Yahoo!:FNN)。今から植え付けると秋頃には収穫できる、とのことで・・・その頃にはこの「ポテト飢饉」にも一段落ついている・・・のかも知れません。
一方で北海道・じゃがいもの不作影響じわり(Yahoo!:毎日)、と種いものことなどで色々と引きずってしまいそうな観もあります。やはりいきなりの天候不順、というのは影響が思わぬところにまで出てくるものであります。
・・・ニュース番組でやってたのは老舗総菜屋で「コロッケ品切れ」というもので。何でも日本でも最初期に「じゃがいものコロッケ」を売り出した店らしいのですが、その看板商品でもある「コロッケ」が材料高騰でしばらく休止・・・ということになった、とか。
輸入しようにもイモは土モノなんで規制が大きいという面もあります。
意外と知られていませんが、「土のついたモノ」というのは国家間でかなり規制されることが多かったりします。これが「水」ならそうでもなく。アマゾンなんかに採集に行く、という各種業者さんがいたりするのですが・・・熱帯魚だとそうでもない(袋に少量の水と酸素送り込んできちんと縛る)。が、観葉植物だと結構ややこしくなったりする。
これは逆に「輸出」にも言えることで・・・盆栽の輸出、というのもなかなか大変らしい、ということであります。
じゃがいももポテチ用のものは・・・メーカーによっては在庫に問題ない、というところもあったりしますが・・・それでも国内産の方が何かと取り回しが良いということになるのかと。
それでも現状の品薄は最低でも夏くらいまでも続く、ということであります。・・・自分はそれほど食べないんですが・・・好きな人にとってはかなり深刻な問題であります。これに便乗して転売、とかそういうのも出て来てますし。商品によっては「休止」ではなく「終了」になってしまってたりしますし。
・・・しかしよく考えてみたらコレ、今後じゃがいもに限ったことではなくなってくるのでは・・・とか。天候不順や何らかの障害、というのはいきなり起きるもんですし。当たり前のように何もかも全部存在し続けるわけではない、ということを気づかせてくれた、という見方もできるような。
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05/03/2017
意外なところに毒
潮干狩り穴場、貝毒にご用心(Yahoo!:産経)。大阪は淀川河口付近は潮干狩りの穴場でアサリも採れる、とのことなんですが・・・春になると毒を持つことがあり、注意が必要とのことであります。
「え? アサリに毒があるなんて聞いたことない」
と思うかも知れませんが。・・・基本的?に「毒を自分で作りだせる」生き物というのはそれほど多くはなく。ほとんどは「よそから毒の素を手に入れる」系統だったりします。トラフグなんかもその一つで・・・海中を漂う「毒の素」持ってる生き物を取り込んでいくことで猛毒を手に入れていったりします。
アサリやカキも、それ自体は毒を持っていません。
が・・・二枚貝というのはその場所からあまり動かず海水を取り込んでそれをろ過してまた海水を吐き出す、を繰り返します。その過程で海水はどんどんキレイになっていく「天然ろ過器」的な役割を持っていたりしますが・・・その分様々な物体を体内に取り込んでいくことになります。
その中にはヒトに害をなすものもあり・・・その効果が「貝毒」となって現れることがある、ということであります。
当然そういう貝が出回ると困るので、各自治体や漁協では定期的に調査を行っています。海水や海底の泥や砂を採取して調べる。フツーに売られているアサリに毒が・・・ということはまずないかと。いわゆる「潮干狩り場」でもそういった情報が入って来るので一定以上の数値が出れば即座に反応できます。
しかしそういう場所でないと、なかなかそういう対応は難しいわけで。自分の判断で食べる・食べないを決める必要があります。火を通せば大丈夫、とも思われがちですが・・・マヒ性の貝毒の場合、加熱しても意味なかったりします(食中毒性の貝毒:ノロウィルスには効果あり)。
そういう「情報」を個人でも仕入れていく必要がある、ということでもあります。どうかお気をつけて・・・。
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04/24/2017
やっぱり規制かな・・・
ちょっと微妙?なとこではあるんですが。
花見の名所やビーチで酒禁止・・・自販機も20年で9割減(Yahoo!:NEWS ポストセブン)。そのうち秋祭りでも「屋台の酒禁止」とかそういうことになりそうですが・・・しかし実際のとこ、こういう「盛り上がる場所」での酒での醜態、というのは前々から問題になってしました。
これまではそうでもなかった、という印象があるのは・・・日本では「まあまあ、酒の席だし」的な「酒酔いに対する寛容さ」があったから、というのもあります。現状とあまり変わらない程度に「失態」は起きていたのにカウントされていなかったのでは・・・ということなんですが。
あるいは昔は今ほどヒドい酔い方してなかったんじゃ・・・酔い方そのものが過激に変化してきてるんじゃ・・・という見方もできなくはない、という人もいそうではありますけども・・・さて。
ちょっと前から「世界的な禁酒」という動きが強まっているのは事実であります。
かつてのアメリカの悪法「禁酒法」のようなことになるのかどうかまでは分かりませんが。・・・ちなみにこの法律が「悪法」なのは酒が禁止される→密造酒がはびこる→反社会勢力の影響が大きくなった、からで・・・「酒が飲めない=悪法」という、ことで、は・・・別にそういうわけではない、です、はい(一応)。
たばこ規制推進中の現状で「密造たばこ」関連があまり出てこないのは(一つには専売制の要素の強い日本だから)そこまで行ってないから、という風に言うこともできます。が・・・タバコより酒の方が明らかに民衆への浸透度は高いわけで。そこで規制、となると・・・どういう影響が出てくるのか、単純に「けんこうになるから」では済まないかも知れません。
そういうとこまで踏み込んで「規制」となるのかなあ・・・とかそんなことも思いますが。経済活動としての「酒」は健康面からの規制、ということだとどうなってしまうんだろう・・・とか・・・?
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04/18/2017
そろそろ酒もか・・・
煙草の次は酒、か・・・。
「飲み放題禁止」や「酒類広告規制」も?(Yahoo!:NEWSポストセブン) ちょっと前のWHOの「勧告」からどうにも酒呑みに対して世界的にキナ臭くなってきたなー、というのはちょいちょいこの「あれこれ」でも触れてたんですが。
・・・そろそろ本腰入れてきたかも・・・?
自分は元喫煙者ですが、煙草やめた直接の理由は「経済的にヤバい」からで・・・その時に「酒と煙草どっちを取るか?」で酒を選びました。その困難?の結果で選んだ酒も規制されていくのかー・・・。
煙草と酒で共通する「害」は健康被害であります。
ニコチンによる様々な健康被害。そしてアルコールにも様々な健康被害があります。・・・むしろ酒の方が実際にはリスク高いんじゃないか、とかそんなことも思いますが。それでもどちらも長期間に大量摂取を続けると何らかの「害」が起きやすくなる・・・というのは昔から言われてきてた話ではあります。
しかしそれとは別に「周囲への害」というのが最近は問題視されてきています。
煙草の「副流煙」もそうなんですが・・・酒の場合は「自分が飲酒することによっての他人へ直接的な健康被害」というのはあまりなく(臭いとかそういうのはありますが)、どちらかと言えば「酒に酔うことで他人様に迷惑かける」という社会的被害の方が大きかったりします。
煙草が原因でのケンカ、というのは最近では起きていそうですが・・・酒飲んでケンカ、というのは有史以前から起きています。そもそも煙草よりも酒の方がヒトとの関わりが大きく、それによる「害」というのもずっと続いてきているものではあります。
それが世界的な規制・・・ですか・・・。
煙草と同じ流れになると、ノンアルコール飲料が今より巷を席巻する、ということになりそうですが・・・それは・・・楽しくなさそうだなあ・・・美味しいものは身体にはあまり良くないもの、という言葉もあったりして。行き過ぎはもちろん良くありませんが、ほどほどに「害」も必要なんではないか、とかそんな風にも思うのですが。
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04/10/2017
ポテチの危機
ポテチが消える? カルビーも湖池屋も・・・深刻なジャガイモ不足(Yahoo!:週プレNEWS)。たしかにちょっと前にそういう話が出ていたのですが・・・いよいよ本格化?ということになりそうであります。
去年北海道を襲った複数の台風により農作物への被害は相当に出ました。その影響は今でも残っている・・・ということでもあります。それだけ深刻な事態です・・・。
コトはポテチだけではなく他のジャガイモ製品にも及びそうですが・・・海外含む他の産地のものが使えれば問題はとりあえず回避できます。「ポテチチップス」という素材の力がかなり強い商品故の「弱点」なのかも知れません。産地や品種が違えば食味はもちろん、印象から何からがらっと変わってしまうものではありますし。
ジャガイモは元々は南米の産とされていますすが、その後ヨーロッパで展開されていきました。
→ジャガイモ(Wikipedia)
作付面積が狭くてもたくさん採れるし栄養価も高い。戦乱の頃には地中から収穫できるので兵に踏み荒らされる心配のない作物、という評価だったとか。
しかし毒があったり(対策しておけば問題なし)連作に不向き、といった側面もあったりします。
それでもアイルランドではかつて「ジャガイモ飢饉」とまで言われた危機があったりしました。あまりにもジャガイモに依存しすぎた頃にジャガイモに疫病が大流行。たくさんの人が亡くなりました。が、これを契機にアメリカ移住が促進され、現代のアメリカの礎となった・・・という事情もあったりします。
この「疫病」というのは今でも深刻な問題なんだそうで。ジャガイモは「種イモ」を蒔くことで殖えていきます。その種イモのさらに種イモ・・・「親イモ」的な存在は滅菌された施設で厳重に管理されている、という話をどっかで聞いたことがあります。
それでも天候不順、それも過去に例のあまりない不順・・・となるといくらジャガイモでも相当なダメージを受けてしまうものであります。
今回の「ポテチの休売」もあくまで「休売」ということなので、単純?に量が回復すれば「復活」となるのでしょうけど・・・現状ではまだまだ不明、とのことで混乱は続きそうであります。ポテチ、美味しいですもんねえ・・・。
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04/03/2017
速いだけでなく
近大水産研、「クエタマ」養殖成功(Yahoo!:毎日)。「クエ」と「タマカイ」をかけ合わせた品種、とのことであります。
→
>タマカイ(ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑)
「クエ」と言えば言わずと知れた高級魚であります。しかし成長が遅い。そこで成長の速いタマカイとかけ合わせよう・・・という試みであります。
・・・両方ともマハタ属なんで、近縁と言えば近縁なんですが。
実はこういう魚のカタチは相当数の魚と同じだったりします。・・・背びれの前の方がトゲトゲしていて後ろの方が丸い。やや高さもあって流線形の体。尻びれと腹びれにも大きなトゲのようなものがある。
スズキとかタイとかもこんな感じだったりします。・・・そこへ持ってきて近縁の「クエ」「タマカイ」となると・・・外見上はシロウトではまず区別つかないかと思われます。いや、だから意味ないんじゃないか・・・と言いたいのではなく。味もクエ並、ということですんで・・・これはこれで楽しんだらいいんじゃないか、と。
通ぶって「クエはね・・・」とかそういう食べ方よりも「このクエタマって美味しいねえ」でいいんじゃないかと。
水産資源は少しずつ危機に向かっています(水産だけではないかも)。それに対する人類の叡智の一つが「養殖」であり・・・今後どんどん重要になっていくかと思われます。そこへただ食糧確保という意味だけでの養殖ではなく、食を楽しめるような養殖、というのもあっていいと思うのです。
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03/28/2017
まだもう少し
・・・まだもうちょい・・・何と言いますか、『研究が必要』なのかも、と思うのです。
お酒が弱い女性、老後の骨折リスク増(Yahoo!:朝日新聞デジタル)。「酒に強いか弱いかは遺伝する」というのは実はホントウであります。カンタンに言えば、アルコールを分解してできた毒性のあるアセトアルデヒドをきちんと分解することができる・できない・分解しにくい・・・とそういった要素は遺伝するからであります。
余談ですが欧米人とアジア人ではその要素の分布に「差」があって、「分解できない」欧米人はほとんどいないんだそうであります・・・。
↑研究は中高年女性で大腿骨骨折した人たちとそうでない人たち、それぞれの中で「分解できない・分解しにくい」割合を調査・・・というものなのですが。
・・・サンプル数はそれでいいんだろうか、そんなもんで大丈夫なのか? とか思うのはシロウトの浅はかさなんでしょうか・・・骨折した92人と骨折していない48人。それでもある程度の「傾向」は出てきているような気がしますが。
むしろキモは「骨芽細胞にアセトアルデヒドを加えるとその働きが弱まる」で「ビタミンEによって回復する」という辺りなんではないか、と。骨に不安がある場合はビタミンEを摂った方がいい・・・ということかも?
いずれにしてもまだまだ研究が必要なんではないか、と。本格的に医療に取り入れる・・・ということにはまだなっていないようですし。将来的にはかなり希望持てそうな内容なんですが。
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03/26/2017
そのうち定着するかも
「引っ越しソバ」の大誤解・・・「引っ越し先で食べるソバ」(Yahoo!:J-CASTニュース) 本来は引っ越した先の「隣近所に配る蕎麦」で、自分たちが食べるものではなかったりします。が・・・今後、未来ではそれが当たり前になっている可能性はあります。
・・・世情的にも「隣近所に何か配る」というのもなくなりつつありそうな・・・場合や地方にもよると思われますが・・・その辺からも当たり前が変化していく、かも知れません。
・・・「年越しソバ」とごっちゃになっちゃったのかなあ、とか個人的には思ってますが。
「ソバ」というのが「皆で食べる」もの、という認識であって「隣近所に配る」もの、という認識がなくなっているんではないか、とか。両方とも「越し」がつきますし(ややこじつけ?)。
なお。「年越しソバ」ではなく「年越しうどん」をする地域があるのですが、その地域の一部には「引っ越しうどん」めいた「新居に移ったら風呂でうどんを食べる」という風習があるそうな。・・・そういう風習のないところからすれば奇習に見えるでしょうけど、当人たちにとっては当たり前なわけで。
引っ越し蕎麦を当たり前に配っていた頃の人たちからすれば「なんで食べちまうんだ?」ということになりそうな・・・新「引っ越しソバ」、しかしこれもまた変化していってさらに未来では全然違うカタチになっている・・・かも知れません?
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03/17/2017
ビンボー人の味方
「一袋40円」それでも十分安いような。
もやし業界窮状訴え・・・度を越した安売りやめて(Yahoo!:日本農業新聞)。非常に安価な農作物であります。さらに卵並みの「物価の優等生」でそれほど価格に変化のない商品でもありましたが・・・昨今の状況により事情が激変。
緑豆から作るのですが・・・これは国内で生産するのではなく中国からの輸入がほとんど。しかし転作などによる作付け面積の減少もあって輸入量が減り・・・価格が高騰。さらに発芽率の悪さや生育不良によって物流量そのものも減少。
半数ほどが廃業・・・と実はかなりの危機であります。
しかし売る側というのは作る側の事情はあまり考慮しなかったりします。・・・さらに買う側はもっと考慮しませんが。
これまでと同じような状況を求めてくるわけです。価格面は特に(これと同様のケースに「豆腐」というのもあります)。これまでと同じように売りたい、ということであります。
・・・その辺は各方面で事情を汲みあって欲しいところなんですが・・・これ以上廃業が続くともやしそのものが異常に高騰するか、場合によっては「消滅」なんてことも・・・?
絶対にない、とは言い切れないような現状なんですが・・・対策、とれるのかなあ・・・各方面・・・?
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03/14/2017
あんまり意味ないような
学校給食に「ジビエ」一石二鳥獣の試み?(Yahoo!:毎日) 「今日の給食はジビエと言ってね、野生動物の肉なんだ。畑なんかを荒らすシカの肉なんだよ」とかそんな風に教えても目の前にあるのはただの「肉」なわけで。肉の見た目や食べてみただけで「これは家畜の肉」「これは野生動物の肉」と違いが分かる人は生徒も教師も含めて一体どれくらいいるんだろうか・・・。
駆除の結果、という意味で生じたジビエ、という見方もできます。その方面からの授業の一環・・・ということでの提供もあるのでしょうけど・・・それを学校給食にして「さあ、地域の勉強をしましょう!」とやってもなあ・・・と。フツーに普段とはちょっと違う肉、といったところで終わりそうであります。
「子どものころからジビエをおいしく食べれば、将来の消費拡大につながっていくだろう」
・・・それはあると思いますが・・・それよりも流通の確保とかそれこそ安全面の確立とか。「子供の頃から食べていれば」で大人まで食べ続けるか、と言えばその辺も疑問ですし。家庭の夕飯で食べていた、というのならまだしも学校給食だけで食べていてそれで消費拡大、というのも・・・???
これはジビエに限った話ではなく。よくある「規格外野菜」「外来種を食ってしまえ」なんかも同じであります。流通に乗る・乗らないで扱いに非常な差が出て来てしまうのです。・・・ジビエをきちんと処理してきちんとした肉として(やや高いとしても)市場に出してもどれくらいの人が買うか、ということであります。いや、どれだけの人が「日常的に」買うか、と。時折ぽっと出てくるだけの珍しい肉、ということなら仕入れる側もちょっと考えてしまうわけであります。
もちろん話題作り的な面で仕入れる、というのはあると思いますが。
でもそういうところは例えば国や役所が音頭とっていけばある程度はどうにかなる、と思うのですが・・・なぜかそういう動きはあまりなく。あるのは「身体にいい」「ちょっと高い」「これが環境保護に役立つ」的なワードのみ、と。
給食で出す、というのは取り組みの一つではあります。が、現状でやってもまだあまり意味がないような気がします。害獣駆除としてやヘルシー食材といて、あるいは全体の環境保護へのとっかかり・・・としたいのならばもっと大きな動きを生み出していかないといけないような気がするのですが・・・?
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03/12/2017
カッコ悪いなあ
「MOCO'Sキッチン」に苦情、BPOが公開(Yahoo!:J-CASTニュース)。まあ、BPOはそういうお仕事なのですから公開はするのでしょうけど・・・これは「苦情」じゃなかくて「いちゃもん」レベルなような。
オリーブオイルを豪勢に使う料理があっても別にいいんじゃないか、と。
・・・これは最近個人的に思うことなんですが・・・自分の感覚「主観」=広範囲の感覚「客観」と思い込んでいる、あるいはそういうことすら理解できていない人が結構いるんではないか・・・とか。自分がそう思ってるからみんなもそう思っているはずだ、と。
この辺、ちょっと想像も入りますが。・・・オリーブオイルあまり使わない人が見て「うぇ」と思い・・・だからこれは良くないことなんだ、とかそう思い込んだのでは、ということであります。
自分もそれほど使う方ではないのですが・・・それはたしかに「価格」の問題もありますが・・・料理の方法として「大量のオリーブオイル」があるのならそれは客観的にそういう料理だ、ということであります。そこに「主観」上で「多い」「入れすぎ」という感覚を放り込もうとしても全然意味がありません。
それは「主観とは関係ない場所:客観のラインにある」からで・・・そこへ「主観」持ち込もう、と奮闘しても滑稽にしか見えません。
もちろん「MOCO'Sキッチン」主催の速水氏にとってはその料理は「主観」の世界にあるわけですが、それは速水氏の「主観」であって苦情入れた人物の「主観」ではない。・・・お互い接することはあって影響を与えることはあっても絶対に交わることのない「主観」同士であります。
あなたが箸でご飯を食べていて「それは国際的ではない。スプーンを使わないのはおかしい」ということ言ってくる人がいて・・・取り合う必要があるでしょうか・・・?
これが明らかに犯罪だ、とかそういうことなら(砂糖税導入してる国で「今度油分税導入するから」とかそんな理由?とか???)話は違いますが、そういうことでもないのに「いちゃもん」てのは・・・。
いや、主観がどう、というのも無粋でありますか。楽しめる人がたくさんいる番組に自分の思い込み押し付けてもなあ、と。・・・そんなくだらない文句つけるなんてカッコ悪いな、とその一言でいいのかも知れません。
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03/06/2017
あくまで「実験」
なんでしょうけど。
「職場に置き弁当」を実験(Yahoo!:朝日新聞デジタル)。要は「置き薬」のようなものかと。一定期間で業者が製品を管理・補充していってその中で顧客の需要を把握して、新製品開発などにも繋げられる・・・というもので、今でも「配置薬」という風に実施しているところは結構あったりします。
それを「弁当」でやる、とのことですが・・・どうなんだろうなあ、と。
まず気になったのが「弁当事業者が週に1回、職場の冷蔵庫に弁当を届ける」(「」内↑記事より引用)・・・って、通常弁当の賞味期限と言えば数日もないくらいであります。「弁当は数日間もつが、余れば事業者が回収する」(「」内↑記事より引用)とのことですが・・・そうなると内容にやや不安が残ります。
そしてスマホ前提、てのも・・・。
支払いはクレジット払いのみ、ということのうようで。それならどうにかなりそうなんですが、スマホのアプリ連携、となると・・・日本国民全員がスマホ持ってるわけでもなく。さらに自分がこないだから痛感している「キャリアスマホと格安スマホの格差」とかそういうところもないわけではないわけで・・・何でもかんでもそれかい、と。
・・・いや、フツーに業者との金銭取引ではいかんのかな、と。人件費の問題はもちろんありますが・・・そういうところも「実験」なのかも知れませんが。
そして。↑記事では触れられてませんが・・・値段はどうなんだろう、と。これだけ色々やって結局近所のコンビニの方が安いやん、では意味がないわけです。従来の方式よりは安いですよ・・・と仮にそうなってるとしても結果として少しでも高かったら客の流れは変わってしまう可能性は高いわけです。
まあ、あくまで「実験」なんでしょうけど・・・どうかなあ、というのが正直なとこであります。それにこういうのは地域差的なもんも大きいかと。都市部ならいけそうですが、地方だとなあ・・・とかそんなことも思うのですが。
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03/05/2017
実はしらたきは
肉と煮ても肉を硬くはしない・・・とのことであります。
「しらたきがすき焼きの肉を硬くする」は誤解・・・こんにゃく協会、実験で確認(Yahoo!:ITmedia NEWS)。これはたしかに一種の怠慢ではありました。聞きかじった知識で「ああ、そういうもんなんだ」と納得?してたんですが、実際に実験してみると実は違う、ということもあるわけであります。しらたきと肉を一緒に煮る、だけの話ですから個人で試してみるのもそう難しい話ではありません。
しらたきの成分も実はあまり関係ないらしい・・・と言うか量的にも問題ない、と。
・・・じゃあ肉を硬くしていたのは何か、と言えばやはり「煮過ぎ」ということなんでしょうか。実際、これはちょっと前からやきそばなんか作ってる時に感じていたのですが、「火の通りにくい肉から先に炒める」をやると確実に硬くなる、と。そのため最初に野菜(特にニンジン)を軽く炒めてから肉投入、ある程度火が通った辺りで(多少赤くても)そばとソースを投入、さらに炒める・・・という風にやってます。これだとそれほど硬くならない・・・ような。最終的に火は通りますし。
しかし常識というのは結構モロいもんであります・・・。
↑の「炒める」にしても「フライパンをあらかじめ熱しておく必要はない」という説があります。冷たいままのフライパンに冷たいままの具材を入れて、そこから炒める。ただ・・・コレ、テフロン加工などのくっつきにくいフライパンならではの調理法で、自分は鉄製の中華鍋を使ってるのでコレやると硬い・柔らかい以前に肉が全部焼き焦げてくっつきまくることになってしまいます。道具にもよるところがありそうであります。
あるいは「味噌汁は別にダシとらなくてもいい」という説があったりして。家で普段に飲む分には素材から味が出るので味噌だけでも十分、ということなんですが。・・・しかしダシで素材を煮る、というのが自分の好みみたいなもんなんで・・・素材、例えば豆腐にダシの風味が染み込むように、とかそういう方面を目指しているのでやっぱりダシは重要かな、と自分は思ってたりします。まあ、その辺はやはり好き好きかな、とも思いますが・・・。
味の好みというのは結構キビシイところがあったりします。すき焼きにしても関東・関西で違ってますし。
・・・でも↑これで別に肉のそばにしらたき置いても怒られないんだなー、とか。気にする人はやはり今後も気にするかも知れんのですが。
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02/27/2017
好みの問題ではありますが
年齢もあるんですけどねえ・・・。
和牛「A5信仰」見直し始まる?(Yahoo!:NEWSポストセブン) 和牛によくある「サシ」「霜降り」というのは要は脂肪なわけで。身の中に脂肪が入る、という状態なわけですが・・・「脂ののった」という表現そのまま、と言うか市場、いや、我々消費者の欲望、と言うか。「脂が多い方がウマイ」ということになったまま今のような状態になってきている、と。そこへ老舗すき焼き店が「もう霜降り出しません」と。
・・・脂肪が入る方が柔らかくなる、という話もあるんですが・・・だからと言ってなあ、というのが個人的なとこではあります。
「俺はアブラが食いたいんじゃない。肉を食いたいんだ」
とかそういう言い方も最近はあるとか。ようやく赤身肉が見直されてきた、と言うか・・・いや、これは牛肉に限った話ではなく。魚も「とにかく脂ののった・・・」というのがもてはやされますが、実際はどうなんだろう、と。醤油に付けた瞬間ぱあっと脂が散って「まあ、美味しそう」・・・そうかなあ、身の美味さってそれだけじゃないだろうに、というのも個人的なとこなんですが。
ヘルシー志向、というのもありますが。皆が皆「アブラ大好き!」というわけでもないのも事実なわけで・・・その辺の「多様性」がようやく認識されてきたかな、という観もあります。
・・・しかしそれでも「霜降り」の方がまだまだかなり高いのも事実であります。・・・赤身好きとしてはその方が安く買えていいんですが、でももっと「地位」が上がってもなあ・・・と、やや複雑だったりします。
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02/23/2017
売れ続けるモノ
森永「チョコボール」が今も売れ続けている理由(Yahoo!:ITmediaビジネスオンライン)。1967年生まれで今年50年。しかしその存在感は・・・おもちゃのカンヅメも含めて・・・衰えることのない超ロングセラー製品であります。
・・・たしかに「銀のエンゼル」は何枚か当たった記憶ありますが・・・「金のエンゼル」は当たったことないなあ・・・。
でもなんかの記憶?思い出?に「金のエンゼル」を見た、ようなそんな気もするので・・・いや、そんな気がするだけかも知れませんが・・・友達とか親戚とか、その辺で当たったことあるのがいた、のかも知れませんが「おもちゃのカンヅメ」は見た記憶が全然ないのでやっぱりただの思い込みかも知れない・・・。
しかし変化しなければ生き残れない、というのは・・・進化論ですなあ、と。
モノがモノだけにあまり変わってないような気になってしまいますが、パッケージを含めて少しずつ変わりながら現在に続いてるわけで。たしかにキャラメル味は歯にくっついた記憶(これははっきり明確に覚えている)があり、それも今は変わっている、というのもただの一例かと思われます。実際にはもっとたくさんの項目が「変わって」いるのでは、と。
・・・もっとも、変化はロングセラーの必須条件か、と言えば・・・某ロングセラー袋ラーメンだと「ほとんど変えてません」てのと「定期的にマイナーチェンジを繰り返してます」てのと両方があったりするので(両方とも超有名な銘柄)やはり色々あるものだったりしますが・・・。
そしてやはりシンプルなのが一番かも知れません・・・残っていくモノ、というのは「シンプル」だけど「変化していく」という・・・この永遠の命題?に挑み続けていく、というのも続いていく条件、なのかも知れません・・・?
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02/17/2017
減っていく
日本のハンバーガー元祖「ドムドム」続々閉鎖(Yahoo!:J-CASTニュース)。2016年2月末には69か店(直営店57か店、フランチャイズ12か店)が2017年3月末には54店に・・・と。かつては全国に400店もあったドムドムですが、減少の一途を辿っています。
・・・今は知ってる人も少なくなってきてる、ということになってるわけで・・・。
自分が前に住んでいた関西圏でもやはりダイエーに併設されて「ドムドム」ありました。・・・この間用事があってそこへン年ぶりに行ってみたんですが、もうダイエーごとなくなってて別の店になってました。やはり「親」のダイエーの現状では一緒に存続、というのが難しい、ということなんでしょうか・・・。
あるいは。「ハンバーガーショップのチェーン展開」や「フランチャイズ方式によるチェーン展開」という形態自体にある意味転換点が来ている、のかも知れませんが。外食離れというのもあるそうですし、「量より質」といった風に変わってきている・・・とも?
まあ、その辺は緩やかに変わっていきそうであります。現状ではまだまだどこも頑張っている最中ではあります。
ただ、やはり昔あったものが消えていく、減っていくというのはさびしいものであります。そして変わった後のもの、というのもまた変わっていく、というのも世の常なんですが・・・理屈は理解できても感情的にはなあ、と。
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02/09/2017
二つほど 2/9
国内で二つほど。
一つ目。受動喫煙対策法案、小規模バーは例外か(Yahoo!:朝日新聞デジタル)。原則として飲食店は全面禁煙で・・・しかし小さなバー、つまり酒を出す店くらいは例外にしようか、と。まあ、たしかに酒は飲めるけど煙草はダメ、というのはちょっと、というところではありますが。
しかし「床面積がのべ約30平方メートル以下の小規模店」というくくりだけだと・・・ちょっとでも広い居酒屋なんかはダメ、ということになりますけどもこれくらいの喫茶店はどうなんだ、とか。まだ詰めきっていない、ということなのかも知れませんが。
・・・それでもこれでも世界的には「甘い」ということらしいので・・・全ての店で「禁煙」というのが当たり前になっていく、ということなのかも知れません。・・・世界の流れ、ということなんでしょうか・・・。
二つ目。かつお節、EUへの輸出に向け初の認定(NHK)。EUへはかつお節の輸入ができません。・・・日本食ブーム的なことになっているという話なんですがかつおダシがとれない、ということであります。
原因は・・・カビであります。
かつお節はカンタンに言えば「カビに水分を吸わせる」ことであれだけ固くなります。が、目的のカビを付けるには一度他の細菌などを滅する必要があり・・・その工程では煙でいぶす必要があります。その「煙」ヤバいだろ、「カビ」もヤバいけど、というのがEUの見解であります。・・・日本では当たり前なんだからいいんじゃないか、と思うのですが・・・あっちからしたら結構シビアな問題になっているようであります。
それが、ようやく認定。となると・・・「質」はどうなんだろうなあ、と。かつお節にとってかなり重要な工程に手を入れることになるでしょうし・・・高い「質」を保持できるのか、どうか。・・・それでも「他国産かつお節」よりはマシ、ということになるのでしょうか・・・。
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02/05/2017
「良いモノ」
「ウコンは効かない」論文を読んでみた(Yahoo!)。・・・まあ、そんなもんだろうなあ、と。「ウコンは二日酔いに効く」という話がありますが「ウコンだけが二日酔いに効く」というわけではなく。民間伝承と言うか「かも知れない」ラインでいいのなら「柿」から「朝のコーヒー」から「迎え酒」まで色々あります。
「コレコレをとれば絶対に効く」
というのは例えば
「斬首したらヒトは絶対死ぬ」
というほどの決定性はない、と思うのですが・・・。
やはりヒトは健康にこだわるようで。分からんでもないですが、その辺の「貪欲さ」には時折ヒいてしまうこともあります。
納豆とかバナナとか。そういう食品絡みの「健康」から何から。しかしウコンに関しては実際に薬効がある、的な話は昔々からあったもので(同時に摂り過ぎたらアカン、というのも)それと結びついての「ウコン信頼」だったのかも知れません。
しかし実際には↑「ウコンが効かない」という話ではない、という論調であります。これまでにウコン飲料的なものを飲んで二日酔いがスッキリした、という方なら今後も飲んでいけばいいですし・・・そうでもなかった、という方は何か別の方法を・・・ということなような気がしてます。
そもそも人間が知ってる知識なんてちっぽけなもん(ちっぽけ以下、か)なんで。その中のさらに小さな事項をあーだこーだ言ってもなあ・・・と。よほどの大病しての治癒薬、というのならまだしも。摂ってみて効いたら自分にとっては「良いモノだった」でいいんじゃないか、と思うのですが。
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01/23/2017
酒ではない
でも「甘酒」
「甘酒」の売上爆増中(Yahoo!:AbemaTIMES)・・・2011年の東日本大震災が、というのが直接の「爆増」の要因かは置いとくとしても。たしかに最近あちこちで見かけるようになったなあ、という観はたしかにある飲み物であります。
去年末。・・・大晦日は仕事だったのですが、この日は東京のJRも地下鉄も終夜営業していたので初めて二年参りというのに挑戦してました。行く先はもちろん赤坂氷川神社。
赤坂には日枝神社という大物?があるので(よく混同されるそうですが)そっちは大変な人出だったりしましたが・・・氷川神社も結構混んでて行列ができてました。その時に「振る舞い甘酒」というのがあり・・・ちょっと頂きました。
実はあんまし好きではなかったんですが、甘酒。しかしあの寒さの中の一杯は・・・身体の隅々に行き渡る、というのはこういうこと言うんだな、とか思ってしまうほど美味でありました。
↑記事にもありますが実は江戸期から続く飲み物で、当時は夏の飲み物でした。そのため現代でも「あまざけ」は夏の季語になっています。
当時は今のようにスーパーやコンビニで・・・というわけにはいきませんで、天秤棒担いだ「あまざけ売り」に一杯ずつ汲んで売ってもらう、という形式だったようであります。
それがいつの間にか冬にあっためて飲む、というものになっていきました。・・・この辺・・・明治期とかその辺の頃に何かあったのか、あるいはもっと下がった時代に何かあったんだろうか、とか・・・。
実際、滋養にあふれた飲み物であります。栄養にあふれた現代でも飲み過ぎに注意すれば身体に良いもの、ということになりそうであります。
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01/13/2017
偽装? 不適切?
アメリカ・ロサンゼルスのすし店約半分が「不適切表示」(Yahoo!:AFP=時事) この記事だけではどの辺まで「不適切」なのか明らかに悪意のある「偽装」なのかそれとも単なる知識不足による「ミス」なのか、そういうところまでは分からんのですが。
ただ・・・「SUSHI」というのはもう世界的な料理になっています。↑記事は日本のではなくあっちの学術機関のものなので・・・「日本のとは違う」という意味ではなく純粋に「ネタ名が実際の魚とは違う」という意味かと思われます。その辺はたしかに日本とは事情が違うかも、とは思うのですが。
でも日本でもちょっと前に「正しい種名で表記しよう」的な話になって、その結果なんだかよく分からない方向へ進んだ、なんてこともありましたが。・・・サケマスの差なんてのは種名の若干の違いみたいなもんで、料理名とは必ずしも一致しない、その辺は慣習だ、というのがどうにも合致しなかったりもしましたが・・・。
そこまできっちりやる必要があるのか、と言うとちょっと違ってくるような気もします。日本でもアメリカでも。
ただ、きちんとした調査をする必要はあるわけです。実際、種による違い・・・性質や内容の違いは存在しています。そういうとこを科学的にきちんと調べておく必要はあります。
・・・ということは別にコレ、すし店に限った話じゃないんじゃないか・・・とかそんなことまで勘繰ったりしたくなりますが。結構大きな問題になっていく・・・かも知れません・・・?
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12/28/2016
言われてみれば
たしかにそうですが。
キリンビール「泣きっ面に蜂」? 業界内クレームにより商品名来年変更(Yahoo!:産経)。「47都道府県の一番搾り」というのはたしかに「郷土愛」もありインパクトもあり、「飲んでみようかな・・・」と思わせる商品ではあります。
しかし「ナントカ県の一番搾り」と言っても実際にはキリンは日本に9つしか工場はなく・・・「47それぞれ産」とはちと言い難い、と。
・・・そんなんどうでもいいじゃないか、という意見もあるでしょうし・・・このご時世、足元をすくわれないためにもこういう考え方は必要だ、と色々ありそうであります。
「業界内」ということで・・・やはり「なんとなくそういうのはヤバいんじゃないの?」的な話になってきた・・・んだろうか、とか。
これがネット上、SNSで指摘されて炎上、と・・・そうなる前に対策を、ということなんじゃないか・・・と個人的に思っていますが、さて。
この辺、世知辛いなあ、とも思いますが・・・こういうの、これからどんどん出てきそうではあります。いや、すでに出ているとも言えますか。そういう事態に対応した業務とかそういうのも出てきそうで・・・今後は「世知辛い」と思うまでもなく普通になっていくかも知れません。色々変わっていくものではあります。
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12/15/2016
二つほど 12/15
食べ物で二つほど。
一つ目。日清食品「カップヌードル」2020年までに15%減塩へ(Yahoo!:FNN)。うーむ、たしかに「塩分高め」とか言われてましたから・・・4.8gというのはたしか、世界標準だと一日の摂取量の目安は5g、とかそんな話もありますし(日本では18歳以上は8gでしたっけ)。
一食分で世界標準の目安行ってしまう、ということだと・・・たしかに多いということになります。
・・・でも塩分やうま味というのは味に直結する成分であります。摂り過ぎはたしかに良くありませんが(何だってそうですが)これから改変、ということになると色々大変そうではあります。
2020年までに、というのもその作業の大変さを物語っているような・・・何しろ「国民食」とも呼ばれる製品ですし。味を変えるわけにはいかないけども健康も、となると・・・。
二つ目。油汚れ、もう気にならない? ケンタッキーが「専用指手袋」(Yahoo!:時事通信) まあ・・・たしかにアレはどうやっても指先が油で汚れてしまうものであります。ハンバーガーなどのように「油でないもの」にくるまれているのならそうでもないのですが、こちらはそのまんまですし。
アレはそういうもんだ、と割り切るのも一つかなあ、とも思うのですが・・・。
でも実際、そういうのが必要な場面もあるかと思われます。一つのアイデアではあると思うのですが・・・別に食いながらスマホいじらんでもなあ・・・と↑記事読んでまず思ったんですが。食べる方に集中しましょうよ・・・。
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12/09/2016
ちょっと無理っぽい
何よりイメージの問題が・・・。
トラフグ肝の食用「安全性確認できず」(Yahoo!:NNN) 当然ですが・・・トラフグの「身」ではなく「肝」の話であります。トラフグの「肝」には猛毒があるのは有名で、食用は法律で禁止されています(卵巣も毒あるんですがこちらは糠漬けで・・・)。
「フグは食いたし命は惜しし」
現代はどこに毒があるか正確に分かっていますが、そういった知識のない時代には「食ったら死ぬ」という魚でありました。が・・・なぜか妙?に人気?があり、縄文期の貝塚からフグの骨が出てきたりしてます。・・・中には「フグの骨を中心に家族と思われる五人が死んでいる」遺構、というのも存在しています。
後の時代になると「フグ禁止令」が出るほどに。明治期にはほぼ全面禁止だったのですが、かの伊藤博文が下関で「こんなウマイもん禁止するとは」と故郷の山口だけ解禁したため今でも名産地になっている・・・という話もあったりします。
海外では・・・EUは輸入禁止(2015年に特例で輸出した例あり)ですが、中国の一部では食べていた・・・とか。しかも条件付きで今年解禁した、とかそんな話もあります。
・・・毒のある魚だ、というのは世界共通の認識ではあるわけで。
しかしウマイもんはウマイ。じゃあ何とか無害化できないか・・・という研究が進んできました。そして毒の主成分であるテトロドトキシン・・・実はフグの体内で作られるわけではなく・・・エサによって外から取り入れて蓄積していく、と。これはフグに限った話ではなく南米のドクガエルなんかにも同様の習性があります。
じゃあ、そういうエサを食わせなければいいんでは?
ということでこちらの研究が進んできたわけです。例えば「フグの内陸養殖」天然の海を生け簀で仕切るとそういった微生物を自然と取り込むことになります。そこでそういう微生物のいない、精製された人工海水で養殖・・・そういうことなら別に海のそばでなくてもいいよね? ということで海のない地方での養殖を計画・・・とかそんな話もありましたが・・・。
でも数千年以上「あれは毒があるから」ということになってきてた魚であります。いくら技術が進んでもなあ・・・スーパーに「無毒トラフグの肝」が並んだとして・・・結構安かったりしても・・・みんな積極的に買うかなあ・・・。
技術の前にまだまだ問題がある、そういうことかと思われます。でもそのうち・・・ということになる、かも知れませんがそれはまだまだ先の話、ということになりそうであります・・・。
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11/30/2016
常温販売解禁
豆腐の「常温」販売解禁へ(Yahoo!:朝日新聞デジタル)。早くて来年、とのことであります。
豆腐と言えばスーパーでパック詰めされて冷蔵ケースに並んでいたり、豆腐屋さんの水の中で泳いで?いたりしますが・・・水に入れるのは形が崩れないため、ともう一つは冷水に漬けることで冷やすためでもありました。・・・そりゃあ、モノがモノだけに常温ではすぐに腐るだろ、と思われそうですが。
実際には「常温保存可能な豆腐」というのも実在します。が・・・まず見ることはありません。
過去に保存中の不衛生な取り扱いにより健康被害が起きたため・・・冷蔵か冷水を循環させる、ということが義務付けられたためであります。つまり、10℃程度の保冷設備がないと豆腐を販売できないわけです。
そういった設備のない頃の豆腐屋、というのも水に漬けて売ってた、という話をききますが(前述のように形崩れを防ぐため)。これが地方によっては「縄で縛って担いで運んだ」と、そんな固い豆腐もあったりして・・・今のように流通が整備されてない頃は一種の「常温販売」も、まあ、あったのでは・・・と。
それが高度経済成長期に入り、モノへの要求も増え、大量に安く運ぶ必要性も増え・・・やはり色々と弊害が起きてしまったのでは、と。↑のような規制が入ったのもその頃から、であります。
しかし昨今の技術進歩のより常温販売も可能になった、と。もちろん素のままの豆腐をそのままそこらに放り出して売る、というのではなく。例えば殺菌したチューブ内に詰めた豆腐とか。常温でも長期保存可能な商品なら・・・ということかと思われます。
・・・逆に言えばそういう今まで商品があっても常温で売ることができなかった・・・と。色々利用できそうなのに・・・。
これでまた新しい道が開ければ・・・と思いますが。でもちょっと心配なのはすでに皆のイメージとして「豆腐は冷やして売るもの」というのが固定されてしまってるわけで。そこへ「常温保存可能でーす」的な豆腐が出てきても・・・果たして受け入れられるのだろうか、とか?
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11/23/2016
冷食革命?
フランス冷凍食品専門店「ピカール」都心オープン(Yahoo!:日経トレンディネット)。イオン傘下で青山にオープン、そして中目黒・麻布十番と今年中に3店舗を展開予定。・・・なんか小洒落たとこばっかなような気もしますが。「働く女性がターゲット」という別記事(Yahoo!:AbemaTIMES)もあって、まあ・・・何と言いますかいわゆる「冷凍食品」と言うより「冷凍フランス料理」といった趣きがあります。
ただ・・・「食」というのはヒトの活動とはかなり緊密に繋がっているものなので、かなり保守的なものだったりします。幼少期の頃の経験や何らかの「出来事」と結びつくことも多く、そこへいきなり「革命」となると・・・?
日本で言うところの「冷凍食品」は基本時短であります。電子レンジで数分程度。もちろん例外もありますが・・・基本的に「すぐできる」ものばかりなわけで。
↑の件はテレビのニュースでも取り上げてました。・・・あちらでは電子レンジではなくオーブンを使う、とのことで・・・そうなると数分、というわけにはいかないようであります(番組で取り上げてたのはオーブンで55分・・・予熱含めたら結構かかりそうな)。
その辺を関係者にも尋ねてましたが「まあ、ゆっくりしたらいいのでは?」的な回答で。・・・ちょっと捉え方が違うかな・・・と思ったものでしたが。価格的にも結構幅があるのは(数千円するものもあり)ホームパーティ用にも使える、とのことでしたが・・・。
ホームパーティ。そんなに頻繁に開くもんなのかな・・・。
こう言っちゃ何ですが富裕層向けなのかなあ、と。
ちょくちょくホームパーティ開くようなお金持ち向け。それなら時間のかかる料理でも納得できるような。・・・あるいは年末年始とか何かのイベントの時にちょっと豪華なものを・・・という時のためかな、と。それなら庶民?にも手が出そうなんですが・・・。
・・・これで「高品質」が根付くか、と言うと・・・さて? とか思ってしまうのですが。
そりゃあ、たしかに「安ければいい」というのは味気ない話であります。売る側もそういうスタンスしかない、皆が安売り目指す、というのももっと味気ない。ここらで値も張るし時間もかかる、でもとても美味しい、というものへの需要が高まってもいいんではないか・・・!
・・・うーむ、しかし・・・なんか、そうなるとただの成金趣味みたいな気もして。そういうのも・・・なんかイヤだなあ、と。身の丈に合うくらいの「高品質」というのは・・・なかなかないものなのかも知れません。
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11/21/2016
取りやすいところから取る
またか・・・。
ビール類の酒税32年度から5年程度かけ「統一」へ(Yahoo!:産経)・・・350mlあたり55円とのことで。現在「ビール」は77円、麦芽比率25%未満の「発泡酒」が47円、麦芽を使わないものもある「第3のビール」が28円となってますから・・・やや高くなる印象ではあります。
ただし、「第3のビール」はチューハイなどと税率が一緒なので、一気に税が倍、となると・・・こちらにも何らかの影響が出てくる可能性もあります。
そもそも「ビール」より安い「発泡酒」が出た時に「じゃあ麦芽比率の適用範囲変えよう」ということになって「第3のビール」ができた、という経緯があります。「じゃあそういうビールっぽいのにも・・・」ということに何度かなって、しかし結局流れて現在に至ってますが・・・今回は本気で「統一」、ということになる、かも知れません。
・・・一応?メーカー側の説明は「いや、あれは酒税対策なんかではなく味や品質を追求したらああなったんだよねえ」ということになってますんで、今回の「実質値上げ要請」もメーカーにとってはさほど影響ない・・・?
それでも消費者からすれば結局「値上げ」になるわけであります。一度安さを知ってしまうと値上げされると客足が離れる可能性は高いと思われます。・・・密かな期待としては↑のように何度かの「危機」を新規格ビール風アルコール飲料で切り抜けてきたメーカーの「新技」なのですが・・・今回はどうなんでしょうか・・・。
しかし税金はやはり取りやすいところから取るものなのであります。酒も煙草も結局はやめられない。そういうところからなら取りやすい、というものでもありますし。
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11/20/2016
判別できなければ
それは「同じ」と同じことであります。
タラバガニ「偽物」、「本物」枯渇で復権目指す(Yahoo!:読売)。「アブラガニ」というタラバガニとは近縁種のカニで・・・もちろん判別方法はあるんですが、シロウト目にはまず分からず。本職の人たちもかつてはさほど判別せずに扱っていた・・・というのもある意味よくある話であります。
・・・学術的・分類学的には全然違う種、となってても。違いが分からない人が大部分、というのならそれは「同じ」ということになってしまいます・・・世間的には。
これはよく取り上げられる例なんですが・・・日本には「トカゲ」と「カナヘビ」がいます。
「ヘビ」とついていますがトカゲのように岩の間とか庭木の陰なんかに潜んでいて、足もあります。どっちも似たような場所に住んでるんですが・・・見た目は全然違います。「トカゲ」はややツヤのある黒地に白もしくは黄色の線が身体に沿って入ってます(しかも幼体は尾が青い)。「カナヘビ」はツヤのない茶色で目の後ろ辺りがやや黒く腹が黄白色。・・・多分ほとんど人が「カナヘビ」見て「トカゲ」と思ってるんでは・・・と。しかし全然別種であります(シロウト目にもばっちり)でもほとんどの人から認識されておらず両方とも「トカゲ」ということになってます。
・・・これを知らない・気づいてない人に説明するのは結構大変だったりします。実物か画像見せりゃ一発なんですが。でもこれの「差」を極端に狭くすると↑タラバガニとアブラガニの違い、ということになります。・・・専門外の人に説明するのはかなり大変そうだ・・・。
カニに関しては「ズワイガニ」「ベニズワイガニ」の例もあります。やはり後者が「偽物」扱いされてますが・・・実際のとこはほとんど区別されてなかった、とのことで。でも2004年に「きちんと区別しよう」ということになってちょっとした混乱もやはり起きてます。
・・・対して「シシャモ」「カラフトシシャモ」の例となるとこれはかなり違う種同士なんで判別は容易なんですが・・・本家「シシャモ」の絶対数が少ないから「カラフトシシャモ」を使うようになったので・・・居酒屋の安いメニューに「子持ちシシャモ」の名前が使えない、といった事態になったりしてました(最近はそこまで言わなくなりましたが)。
もっとややこしいのは「サケ」「マス」の区別とか。「~マス」という名前のついてる魚を「塩鮭」に使うのはいかがなものか、的な指摘で。・・・だから慣例で「マス」になってるケースもあるし、そもそも判別が曖昧な「サケ」「マス」でそこまで言い出したらきりがねえぞ、てなことになって沈静化?した・・・ということもあったりしました。
・・・美味けりゃそれでいいんじゃねえの? というのが正直なとこで。イメージの問題、というのはたしかにありますが・・・見ても食べても分からんものをラベルだけでありがたがる、というのはなあ・・・と。やるんならきっちり判別できるように勉強しまくってからドヤ顔で語った方がいいのでは? とか思ってしまいますが・・・消費者の方々?(しかし自分もその中の一人だったりするわけで・・・)。
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11/16/2016
二つほど 11/16
そんなもんじゃない? で二つほど。
一つ目。20代女性、9割以上が運動習慣なし(Yahoo!:読売)。・・・まあ、そんなもんだろう、と。フツーに勤め人やってるとそういう時間は作りにくい・・・とは思うのですが、最近の流行的?にはもっと多くの人が例えばジム通いとかやってるんかな、とか。
ただ、こういうのは「時間がなくて・・・」というのはただの言い訳だったりすることも多々、ではありますが・・・実際のとこは「めんどくさい」から、とかそんなもんかも知れません。
年齢が上がるとこういった「運動欲求」が高まってくるのは、やはり健康に対する考えが変わってくるのから・・・身体の不調や運動能力の低下をはっきり自覚するから・・・というのもあると思いますが、場合によっては「時間できたな・・・」という意識の変化?みたいなもんもあるかと。退職したりすると実際、時間は多く余ります。
・・・でも食習慣はなあ・・・そういう↑事情とはあまり関係ないんですが・・・やっぱりこっちもめんどくさいんかなあ・・・。
二つ目。「そば湯知らない」女性ブログに驚き殺到(Yahoo!:J-CASTニュース)。・・・まあ、知らなかったらそんなもんだろうなあ、と。パスタでもゆで汁を調理に使うことはよくあったりするんですが、そっちとはまたちょっと違うか・・・。
まあ、自分も飲んだことないんですが・・・そば湯。理由はカンタンで、そういった「本格的な」蕎麦屋に入ったことがない、という・・・。
でも「関東はそば、関西はうどん」というのはなんとなく分かるような。「吾輩は猫である」でも迷亭先生がうどんをあまり良く言ってなかったりしますが、関東戻ってきてから街角ではよく「そば屋」を見かけるような。でも・・・「うどん屋」はあまり見かけないような。関西圏だとたしかに逆・・・だったような?
その辺は「地方色」がどうしても出てくるので、それはそれでありのままに受け入れればそれでいいような。・・・問題?は「そば湯? 信じられない!」と拒絶してしまうことで。別に毒飲んでるわけじゃなし。そういう味わい方もあるんだ・・・へー・・・ということでも良かったんじゃないか、と。
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11/06/2016
一応食ったことある
のですが、別にそれほどでも・・・というのが正直なとこであります。
昭和の人気給食「ソフトめん」消滅の危機?(Yahoo!:毎日) たしかにうどんでもスパゲッティでもない、独特の食感でしたが。でもどっちかと言うと「めん」よりも一緒に出てきた「ミートソース」の方が人気あったような。そこまで欠食児童(この言葉を知ってる人はそれなりの年代かと)でなくてもああいう「肉」と「濃い味」というのは人気あるものですし。・・・こういうのは今でもそうなんじゃないか、とは思いますが。
学校給食の思い出・・・というのもあまりないかなあ、と。強いて言えば牛乳がビンからパックに変わり始めた頃、とかそんなもんで。運ぶ時に軽くなった・・・とか。
一つには味覚の好みが変わってきた、というのもあるかと。例えば「揚げパン」ですが・・・揚げたパンにきな粉がまぶしてあって、甘くて美味しい、という記憶はあるのですが・・・結構年齢進んでから食ったことあるんですが、あの頃ほどに「ウマイ!」というものでもなく。なんかやたらしつこい味だなあ、とか思ってしまったりしました。
定番のカレーも、まあ・・・特に給食でなくても美味いものですし。
あとは・・・何だったかなあ、何を食ってたんだろう? あの頃? とかそんな風に思ってしまいます。忘れてしまった・・・と言うよりあまり記憶に残っていない、とかそんなもんかも知れません。
・・・あ、ミルメークってのがあったっけか。牛乳に溶かすとコーヒー牛乳だかいちご牛乳になるやつ。これもまだ生産は続いているんだとかそんな話をこないだ聞きましたが。
最近の給食はどんなんなんですかね・・・どこかの自治体では原材料費高騰で給食カットの日があるかも・・・とかそんな話になってますが。あるいは逆に「地産地消」を名目に地元の名産品が出てくる、とか。
・・・でもまあ・・・↑記事にあるように無理に「米飯」にこだわらんでも、とも思いますが。パンも米も麺もあっていいんじゃないか・・・と。そりゃあ、米の消費が減るのはなんとなくさびしいもんですが・・・無理に、というのはどうかなあ、と。
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10/29/2016
その長所
清涼飲料水業界、自販機サービス拡充目指す・・・コンビニなどに対抗(Yahoo!:毎日)。「原材料表示」「ポイント付与」「自撮り」・・・そういうサービスはたしかに悪くないとは思うのですが、なんか・・・方向が違うような、そんな気もするのですが。
・・・一つには自分はスマホ持ってないんで。↑こういうサービスかまされても何の得にもならん、ということもあったりしますが・・・。
一番の長所は「どこでも買える」だと思うのですが、自販機。
特定の店舗に入らなくても、誰かとコミュニケートしなくても商品が買える。これはよく考えてみればスゴイことで、都市部に住んでいるとあまり意識しないかと思われますが・・・こういった自販機を過疎が進む村に置いて収益を上げる、という手法は実際に行われていたりします。商品の補充と機器のメンテだけで当面はなんとかなるわけで、店を立ち上げるよりはるかにお手軽ではあります。
そうでなくても買える店が近くにない時にちょっと・・・というのは自販機ならではの「長所」であります。
その辺を生かせないのかなあ、と。・・・やはり値段かなあ、というのもありますが。一本130円というのはやはり抵抗があります。例えば100円ワンコインにして・・・というのも手かと思うのですが、その辺何か事情がありそうな。諸経費の関係上やはりこういった値段になってしまうのかも知れませんけども。
・・・でもなんやかんやアプリでどうこう、というよりその辺どうにかできた方が「長所」を生かせる、と思うのですが・・・?
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10/26/2016
保護なんだか停滞なんだか
酒類の安売り規制ルール判明「原価+販管費」を下回れば処分も(Yahoo!:産経)。・・・とは言っても原価、つまり仕入れ値は店舗によって差が出てしまいますし。販管費・・・販売管理費と言ってもこれもかっちり決まっているわけではないでしょうし。
ザル規制・・・とまでは言いませんがなんで「安売り規制」にここまで本腰入れるんだろうか、と。
大手量販店などが酒を安く売る→町の酒屋さんの酒が売れなくなる。
この構図が「規制」の出発点とされています。そのため今年5月に法改正されました。「町の酒屋」というのは今はそうでもないですが、過去には地元の有力者的な立ち位置にあったこともあり・・・つまりは政治家の選挙対策か、という声は根強く残っています。そりゃあ「地元の有力者」に覚えが良ければ票も集まるってもんですし。
政治家にとっては一種の点数稼ぎである、と。
・・・ただ、点数稼ぎにしてはなんかこっち方面もザルだなあ、と。規制する、と言われてもその判断基準は曖昧で・・・何をもって「安売り」とするか、というのもなんとなくでしかないわけであります。
いわゆる「原価割れ」・・・仕入れた値段よりも安く売る・・・と、そこまで行けば安売り過ぎだろ、とはなりますが基本的に店側はあまりやることではありません。「客寄せ」として一時的にやることはもちろんありますが。でもその価格で根付いてしまうと「あら。今日は高いのね」ということで逆に客が減ってしまうこともあります。
大手量販店がよくやる手は「大量に仕入れて仕入れ値を下げて、少しでも安く売る」という方法ですが・・・これだって限界があるわけです。タダより安いものはないのです。
・・・結局「安売り」と言っても店側は身を切り続けられるわけもなし。どこかで損を取り戻さないといけない。その方法を確立できた店が「安売り店」となっていきますが・・・こういうのは町の酒屋にはなかなかできない方法だったりします。
・・・でも買う側としては一銭でも安い方がいいわけで。それが続くとどんどん値が下がっていくいわゆる「デフレスパイラル」に陥っていきます。値が下がる、ということは質も低下していく、ということなので(生産するコストにも影響出ます)安かろう悪かろうが当たり前になっていく・・・という流れを政府も店も警戒しています。が、実際にはそういう方向への進行がここんところの日本では当たり前なわけです。
どこかでそれを断ち切れるか、ということになるのですが・・・そういう話になっていないなあ、↑こういう対応見てると、と。
妙な業界のしがらみ的なうんぬんはそろそろ改定していく必要があるんでは・・・ということなのかも知れませんが。現行のままでは結局変わらんまま「景気悪いなあ」という不安だけがどんどん膨らんでいくような・・・?
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10/18/2016
飲食あれこれ
天候不良で野菜高騰続く(Yahoo!:産経)・・・まあ、野菜の値段というのはその時々の状況や事情で変化していくもんですので例えば今年中ずっとその値段で・・・というのはあり得なかったりはしますが。
それでも一時の天候不良ならたしかに回復はしていきますけども・・・北海道のあの台風が、となるとまだちょっと時間がかかるかも知れません。
一方で秋の味覚サンマがようやく手ごろに(Yahoo!:時事)。やはり北海道の話ですが、ちょっと前までは結構な値段(とは言っても他の魚よりは大分お安め)だったんですが・・・ここんとこ落ち着いてきたな観があったりします。
・・・いやでも去年はここまで下がってたっけか・・・とかそんなことも思ったりして。
サンマなどの魚介類もやはり状況や事情によって大きく値段が変わります。特にサンマは最近の事情(世界的な~)が事情ですんで、これが来年はどうなるんだろう・・・とかそんなことも思いますが・・・まあ、その辺は来年にならないと分からんわけではあります。
そして・・・「焼酎特区」新設検討(Yahoo!:読売)。「特区」というのはカンタンに言えば「やや規制を甘くしてみよう」という場であります。もちろん政府公認の「規制緩和」であり・・・一種の実験場とも言えます。これでうまくいったら全国的にも適用してみようか、ということかと思われます。
日本では酒を造ると罰せられます。その規制はかなり厳しいもので、販売目的でなくても罪となります。
が、↑記事にあるようにそんな大規模な施設作れるわけねーよ、というのは他の酒でも言われてたことで。いわゆる地ビールが各地で一気に出始めたのはその辺を緩和したことがあったからであります。それを焼酎でもやってみよう・・・と。
こういうのはどんどんやってみればいいと思うのですが・・・なかなか進まない面があるのも事実ではあります。
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10/12/2016
取れるところから取る
というのが基本ですが。
砂糖入り飲料に課税を・・・WHO(Yahoo!:JIJI)。各国に法整備を強要できるような権限はないはずなので、あくまで「提言」ということになるか、と思われます。何度かこのあれこれでも取り上げてきた「砂糖税」・・・砂糖入り飲料(あるいは砂糖入り食品全般?)に課税することで値が上がり、消費を抑えて健康的に・・・という狙いもあります。
しかしまあ課税の基本は「取れるところから取る」なわけで。国民の健康目的・・・同時に国の収入確保、という向きがあればまた違った展開になる、かも知れんのですが。しかし現状では業界を始め様々なところから反対が相次ぎそうではあります。
よくスーパーなどで「砂糖大特売!」とかやっていてみんなこぞって買っていきますが。不思議なことに「塩大特売!」はそれほど大きな呼び込み要素?にはなっていないような。・・・糖分よりも塩分の方が身体には必要なのでは、と思われますが。例えば塩は国が販売を管理していたり(日本でもちょっと前まで専売公社制)塩の密売が重罪だった(塩賊)歴史のある国があったりしますが砂糖はそういうのはありません。
・・・実際にはやはり「甘いもの」の方が皆が求めるものだったりします。
そもそも今のように「甘いもの」が手軽に口にできるようになったのはここ百年とかそんなもんだったりします。人間は結構長い間「欠食状態」だったのですが、ここのところの「飽食状態」によって、要するに食べ過ぎがホント過ぎている状態になってきているわけです。
そのため糖分摂取を控えよう、というWHO(世界保健機構)の提言、ということになるのですが・・・人間、糖分などを変換してため込む能力は豊富にありますが糖分摂取を抑える能力はそこまで高くなかったりしますし。
・・・でも健康面ではそうでも経済的に、つまり「業界」からするとそうカンタンにはいかないわけで・・・皆が欲しがるモノならなおのこと難しいわけで・・・「砂糖税」導入の国が増えている、と言ってもそれほどスタンダードにはならないだろうなあ・・・。
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10/02/2016
なんとなくめんどくさそう
でも所詮は嗜好品ですしねえ・・・最近は機能性のあるのも増えてますが。
若者の「ガム離れ」理由は「めんどくさい」から?(Yahoo!:dot.) 実際には日本には「歩きながらモノを食べない」という習慣があり・・・最近はそうでもない、となってますが・・・その中で進駐軍がガムくっちゃくっちゃやりながらガムを勧めてきた、的な印象もあってあまりいいイメージはなかったりします。
あっちのベースボール選手がガム噛んでるのをあまり良く思わない世代、というのも存在します。これも最近はそうでもないようですが。
・・・あるいは・・・駅のホームなんかで「吐き出したガム」というのが異常なほどの量べったりくっついていて、黒いその跡は数えきれないほどだったのですが・・・やはり最近はそうでもなくなってきています。
しかしそんな中で各メーカーが「虫歯対策」「集中力アップ」などでイメージアップを図ってきたのも事実であります。そのため最近は「フツーのお菓子」的なポジションになってきていた、とも言えます。
が、今度は「いちいち捨てないといけない」などの「めんどくささ」が壁になりつつある、という・・・。
あるいは「飲み込めないお菓子」というのもあるのかも知れません。なんか・・・身体に摂取できない=ムダみたいな考え、と言うか。栄養にならないのなら(実際にはそうでもないんですが)なんか・・・意味ないんじゃないか、とか。
個人的にはガキの頃ガム噛んで歯の詰め物が取れたことがあって、それ以降一切食ってなく・・・今も別にいいや、とかそんなもんなので↑のような記事も、まあ、そういうもんなんだろうなあ、とか思ってしまったりするのですが。
・・・スマホは関係ないかな、と。手持無沙汰でガムよりスマホ、というのは・・・なんか方向性が違うような。
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09/26/2016
一点集中
あごだしブームに戸惑う地元、価格高騰三年前の7.5倍に(Yahoo!:西日本新聞)。平戸の話ですが、長崎などではよく使われる「あごだし」であります。トビウオを干したものを使い、コクのある濃厚なダシをとることができます。
なんですが・・・。
トビウオそのものは日本ではあまりメジャーな魚ではありません。漁獲高もカツオなどに比べるとかなり低いかと。しかも九州方面でしか使われていない「あご」となると・・・全国的にブームになると品薄になってしまいます。
・・・和風にダシをとる、として。スーパーに行けば普通に「かつおぶし」や「いりこ」を売ってます。あるいは「こんぶ」もいいでしょうし・・・ちょっとヒネった?ところでは「干ししいたけ」なども。
しかし「あご」つまりトビウオの干物となると・・・もちろん地域によりますが関東だとそこらでカンタンに・・・とはいかない食材だったりします(トビウオそのものは鮮魚として入って来ることありますが)。ちょっとした専門店に行く必要があるかと。しかも・・・値段はどうだろう、と。
ということで関東で「あごだし」と言うと大抵「だしのもと」的なものがほとんどであります・・・。
それはそれで全ての人が最初からダシを、というわけにはいかないので仕方ない話であります。日本国中が産地というわけでもないわけですし。ただ・・・↑記事のような事情もあり、気にする人は気にしそうな話ではあります。
そして。これは「あごだし」に限った話ではないのですが。・・・どーして何かで「コレがいい」となると一気に考えなしに飛びついて、しばらくしたら飽きて、また飛びつくを繰り返すのかなあ、と。「皆があの有名人が言ってるから」というだけでもそうなりますし。
・・・それまで経験できなかったことを経験できるかないいじゃないか、という意見もあります。もっともな意見なんですが、それで新たな世界が拓けることは決して悪くないのですが・・・。
なんだかもうちっと思考してみないか? とかそんなことも思ってしまうのです・・・。
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09/14/2016
でも結局は
生活習慣の改善、ということになりそうな。
「脂肪肝」大阪大の研究グループがメカニズム解明(Yahoo!:毎日)。脂肪肝、とは肝臓に脂肪がたまっていくような状態で・・・そのまま放置すると肝硬変などに至る、とされています。
やはり肝臓を酷使、と言うか・・・酒の呑み過ぎや暴飲暴食を続けることが原因とされています。たしかにこれまで「特効薬」というようなものはなく、生活習慣の改善・・・飲酒控えたり食べ物変えたり・・・することによって改善されてきました。
実は今までそのメカニズムは詳細には分かっていなかった、という・・・結構こういう事例は他にもありそうな気もしますが。
しかし今回それが判明したことで「特効薬」の開発も可能か、と。・・・たしかにそういう方向性も必要か、と思われます、が・・・どうなんだろうな、と。何でもかんでも状態異常をクスリで回復、というのは・・・いや、それで治ったとしてもまた同じような生活続けたらまた再発するわけです。
・・・もちろん仮にそういう薬品が開発されても処方は慎重になるのでしょうけど・・・やっぱり結局は生活習慣を改善していく、毎日地味にやっていく、というのがイチバンなのかな、と。
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09/11/2016
そこまで単純
じゃないような気がするんですが・・・。
飲酒による死亡リスク、運動により帳消しに(CNN)。「え、じゃあ今日から運動すればどんなに呑んでもいいんだ!」・・・というのとはちょっと違うような。週に150分程度「速歩や水泳といったそれほど激しくない有酸素運動」(「」内↑記事より引用)をすればそれでOK、というのはなんだかちょっと乱暴な気もするんですが。
週に150分。長いと思うか短いと思うかは人によると思いますが。・・・自分の場合、大体1時間歩くと6500歩前後になります。1時間は60分ですから・・・これを週に二回とちょっと。しかし実際には一回の散歩でもっと長い時間歩いてます。さらに職場では場合によっては肉体労働もあるので、その辺から勘案すると150分なんてさっさと経ってしまいます。
・・・そういうことなら自分はガンガン呑んでもええんかい・・・。
あくまで「速歩」クラスの「散歩」なら、という注釈も付きそうですが。それでもその程度でいいのかな、というのが大きな疑問だったりします。
さらに。10年間の追跡調査で・・・一切呑んでない人の方が呑んでる人よりもリスクが低くなっていた、これはよく言われることなのですが、これが「週150分」の運動で「完全に相殺される」となると・・・なんだかちょっとなあ、と。本当にそんな単純なことなのかなあ、と。
しかも「どれくらい呑んでるのか」とかその辺もない、となると。一日一杯だけでも「呑んでる」ことになります。毎日へべれけになってる人と同じ、ということに(週あたりの飲酒量が増えればがんになりやすくなるのは当たり前の話であります)。
・・・もっと細かい身体的データの比較とか生活習慣の違いとか、そういうところのデータもあっての結論か、と思うのですが↑記事だけだと「よし、じゃあオレ、キツイ仕事してるからガンガンいくぞー!」てな人が出てきて結果重篤な病気に・・・とかそういうことになったら目も当てられないような・・・。
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09/07/2016
その代替品
チョコレート危機、アムラタマゴノキが救う?(CNN) 「チョコレートなんていっぱいあるじゃん」と思う人も多いかと思われますが・・・実際にはかなりヤバめな状況だったりします。気候の影響もありますが・・・他の作物への転向なども多かったりします。カカオは収穫できるまで数年かかり、しかもその間きちんとした手入れが必要、とされています。そこまで手間かけるくらいならもっとカンタンに獲れてカンタンに現金化できる作物の方がいい・・・というのはよくある話であります。
さらにカカオは熱帯性農作物で時折ささやかれる「子供の奴隷によって収穫されている」作物の一つ、ということになっています。産地があまり豊かな地方ではなく、しかし仕事もそれほどない。そこで単純作業を10代前半どころか5歳とかそれくらいの子供に押し付けてしまう。もちろん報酬は払われますが・・・子供に払う額です。多寡が知れています。さらに場合によっては無報酬でこき使うケースも・・・。
過去のプランテーションの名残り、とも言える状況であります。まだまだそういうことが平然と行われている場所がある、ということであります。
・・・じゃあ代替品のアムラタマゴノキの方はそういうことないのか、と言うと・・・。
実はあまりよく知られていない作物で。
→Google検索:アムラタマゴノキ
東南アジアに多くあって、実を食べたりするようで。・・・これからいわゆる「バター」を作るとそれが「カカオバター」の成分に近い、ということで注目されている・・・ということなんですが。
実際、現状として今後のカカオ不足は深刻なものになりつつあります。さらに労働搾取の問題も。となると・・・こういう新技術で・・・というのも期待されて然るべき、なのですが。でも歴史あるもんてのはその分各方面へのしがらみも多いもので。それを「替える」というのは・・・結構馬力の必要な話だったりします。
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09/05/2016
貧乏人の味方
「いいか! タマネギだけは買っとけ! いいな!」
・・・という感じのを(ウロ覚えです)どっかで読んだような・・・椎名誠氏のエッセイか何かだったかしらん?
タマネギ高騰、佐賀で「べと病」北海道の天候不順(Yahoo!:西日本新聞)。北海道に関しては台風が連続して襲来したせいでタマネギどころか他の作物にも影響が出ています。・・・小豆とか。
生産1位の北海道もヤバいのですが、2位の佐賀でも病気が発生。食べても問題はない、とは言っても商品価値がなくなる、ということは・・・収穫されてないのと同じ、ということになります。
タマネギは・・・実はヒトしか食ってない、という話もあります(実際は他にも食う動物がいないわけではないのですが)。含まれる物質がかなり強烈らしく、むやみにペットに与えると大変危険なことになる可能性もあります。
動植物が有害物質を出す目的は一つ。自己の安全確保のためであります。
それが効かない悪食なヒト、というのはタマネギにとっては大変な脅威となりますが・・・栽培ということで世界各地で増えているのも事実であります。
そんなタマネギですが。安価で持ちがいい、ということで(保存方法間違えるとすぐダメになりますが)ある意味貧乏人の味方であります。生でも食べられますし、もちろん炒めても揚げても焼いても。・・・煮る、というのにはちょっと弱いところがありますが、それでもカレーの具としては欠かせないものであります。
しかしここのところ非常に高騰。・・・回復には少し時間がかかりそうで・・・いやしかし天候不順はまだしばらく続きそうで・・・そうなると怖いのはタマネギにとどまらず、連鎖的に繋がってる「何か」への影響、ということになりそうであります。こういうのは思わぬところで繋がっているものであります。
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09/01/2016
無理にセルフ化?
・・・無理にやる必要もないと思うのですが。
マクドナルドがついにセルフ化(@nifty:しらべぇ)。日本では大森駅北口店のみ、ですが今後各地に導入される予定、とのことであります。
しかし現金が使えない、というのは大きいかと。「iD、楽天Edy、WAON」のみとなると・・・持ってない人は利用できない=意味がないということになりますし。
こういう「セルフ式レジ」というのはあちこちで増える傾向にあります。
方式としては↑マクドナルドのような「自分で商品を選んで注文して支払う」形式。・・・実はこの方式だと代金取りはぐれがないので(支払わないと引き換え券が出てこない)ある意味「有効」ではあります。
最近よく見るのが「支払い分離式」であります。レジで普通に商品を通してもらってレシートを受け取って、専用の支払機で支払う。人件費削減はもちろん代金の授受というのは最も時間を食いますから、会計のスムーズ化に繋がりますが・・・コレ、やろうと思ったら代金踏み倒しができます。つまり、そのままお金を払わずに出て行ってしまえる。
もちろん対策を講じてはいますが、例えば見張りの人員置くくらいなら最初からレジ要員増やせばいいわけですし。あるいはちょっとした不注意でそのまま出てしまった・・・なんて人もいるでしょうし。システム的にまだまだな観もあります。
・・・客が自分で商品を通してその場で払う形式もあります。これだとたしかに簡素化を狙えますが・・・年齢確認が必要な商品など結局は店員が最低一人はかかりきりになるので(結構使いにくい面もまだまだ多い)劇的に簡素化した、というところまでは・・・?
結局人間というのはまだまだ機械に対して優位なのだな、とか。もちろん今後画期的なアイデアが出てきて「もう人間なんていらねーぜ」的なセルフ式が出てくるかも知れませんが。・・・それまでは無理にセルフ化して余分な仕事が結果的に増えるのはどうかな、とも思うのですが。
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08/27/2016
ゆとりある・ない
「乳幼児栄養調査」経済的にゆとりある・なしで結果分かれる?(Yahoo!:毎日) ちょーっと微妙な気がするんですが・・・他の項目は「毎日食べる」「週に四回以上は食べる」なのになんでインスタント麺・カップ麺だけ「まだ食べたことがない」という項目なのか、とか。6歳までの乳幼児が対象、ということですからそういう項目にしたのでは・・・と思われますがだったらなんで菓子・菓子パンは「毎日食べる」項目なんだろう、とか。
サカナうんぬんにしたって「ゆとりある」方が「ゆとりない」より15ポイントほども多い・・・! となってますが野菜はそんなに顕著でもなく。・・・と言うより「ゆとりない」から食う総量が減ってパーセンテージが低くなってるとかそういうことはないだろうなあ・・・とかそんなことまで勘繰ってしまいますが。
ただ、経済的にあまり豊かではない、となると魚などが減る、というのはたしかにある話ではあります。答えはカンタンで・・・調理に手間取るから。肉類だと小分けにして使う分だけで後は冷凍、とかできますが魚はあまりそういう手段が取れません。
さらに調理が面倒=出来合いで済ます、あるいは外食に・・・ということになってさらに「ゆとりない」ということにもなっていきます。
そして実は安価な食事ほどカロリーが高い、という傾向もあります(自炊すりゃ話は別ですが)。
・・・でも一口に「ゆとりない」と言ってもどんだけ「ない」のかケースバイケースなわけで。その辺はどうにもすぱっとは割り切れんもんではあるのですが。
むしろ↑記事で注目すべきは「アレルギー」の方かと。・・・最近になって増えてきている、という話もあって「なんとかアレルギー」なら「なんとか」を全部除いてしまえ、とこうなってきます。が・・・専門家の、医師の指導もきちんと受けなさいよ、と。
これは今の子供世代が親になってきたら変わってくるのかも知れませんが。アレルギー症状というのは重篤な場合ももちろんあるのですがそうでもないこともあります。で、「ただの好き嫌いだ」「食えば慣れるんだよ」的な発想もまだまだ根強いかと。・・・疑いがあるなら一度専門機関での受診をした方がいいのですが・・・多分「ゆとりない」とそういうことまでやらないんだろうなあ・・・と。
そこら辺から作り直す必要がある、のかも知れません。
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08/18/2016
またぞろ
取りやすいところから取る、ということなんですかねえ・・・。
ビール類の税率一本化へ本格協議(Yahoo!:毎日)・・・現行では「ビール」「発泡酒」「第3のビール」といったように分かれています(第3のビールはリキュール扱い)が・・・これを「ビール」として扱おう、と。それぞれ違っている税率を一本化しよう、というのはちょっと前から議論があってこの「あれこれ」でも何度か取り上げてきたのですが。
酒と税金の戦い、というのは洋の東西を問わず、時代を問わず存在してきたものであります。
例えばスコッチのあの琥珀色と深いフレーバー。税金から逃れるためにオークの樽に透明な蒸留酒を封じて長い間山の中に隠す、と・・・開けてみるとあの色と香りと味がついていた、という話があります。
日本でも酒にも税金がかかってます。基本的に日本では「生きて行くのに必要なさそうなモノ」に積極的に税金をかける傾向が・・・あるような? タバコなんかいい例ですが。
その酒の中でもビールはかける側・かけられる側の攻防が熾烈を極めたものでした。ビールは税金が結構かかるため安くできない。じゃあ原材料の配合を変えることで安くできないか? と。「ビール」と名乗るために必要な要素「麦芽比率」を下回ればそれは「ビール」ではない、と「かけられる側」は考えたわけです。
・・・前にここでも述べましたが・・・発売当初の発泡酒は実はそんなにウマイものではなかった(なんか後味が焼酎っぽかったような)んですが。しかし最近のは段違いに味も良くなってきてるような。やはり企業努力も相当に高価を上げていると思われます。
すると「かける側」は今度は「麦芽比率を下げる」「麦芽比率が低いものへの課税」というのを開始。じゃあ、ということで「かけられる側」は「麦芽を使わないビール風アルコール」を開発。これが「第3のビール」であります。
ビールじゃないけどビールのような酒。・・・では「かける側」が考えたのが・・・「原材料の幅を広げよう」ということであります。そして麦芽比率もさらに下げて三種全部をカバーできるようにしよう・・・というのが今回の協議であります。
さらに。「ヨーロッパ事情」というカードも用意。あっちのビールは結構自由で原材料は日本以上に多種多彩(ドイツの「ビール純粋令」は今は事実上無効化)。でも麦芽比率は高い。では日本で売る時は「ビール」か、と言えば・・・原材料の問題で「発泡酒」となり、あまりイメージがよくない。この辺どうにかならないか・・・という要請が来ている、と。
・・・ここまで来てしまうと一本化やむなし、となるか・・・いやしかし「かけられる側」もしぶといもんであります。また何か別の手を考えてくる、だろうか・・・?
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08/17/2016
厳しそう
小豆高騰、和菓子などへの影響も(Yahoo!:時事)・・・どれくらいの「高騰」か、ということによっても違ってくるのですが、相応の「高騰」のようで・・・企業努力とかそういうのでは吸収しきれない、ということかと。
・・・そうは言っても最終的に小売価格にどれくらい影響するか、というのは未知数なので(例えば容量を減らす、とかまだ色々手はあります)先行きはまだ不透明ではあります。
でも小豆のように一つの地方での生産が当たり前になっている場合、こうやって天候などで一気に変化が起きてしまう可能性もあるわけで・・・その辺、どうにかならんかな、とは思うのですが。
・・・しかし小豆は過去には輸入品も相当な量あったんですが、「日本産至上」の方向性が出てきた頃から「国産」にやはり人気が集中してきた、という面もあって・・・今さら外国産を、というのは難しいかも知れません。
しかも「今年の小豆の作付面積は、昨年の4分の3ほどに縮小」(「」↑記事より引用)というのも・・・何かあったんだろうか、と。天候不順は農作物にとって宿命ではあるのである程度は覚悟する必要があります。国産にこだわる傾向、というのも・・・ある意味チャンスではあるわけで、どうにかしていけると思われます。が・・・作付面積減少となると。農家さんの事情なのかどうか、それとも何かあったのか・・・。
いずれにせよちょっと厳しい状況になりつつあるのは違いないようであります。
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08/15/2016
ウナギ味のアレ
近大発「ウナギ味のナマズ」、必ず儲かると言い切る訳(Yahoo!:NEWSポストセブン)。「必ず儲かる」と言うより「今後の展望は明るい」とかそんな感じでしょうか。しかしまあ、これをきっかけにナマズ養殖が一般化していけば・・・というのはあると思います。食というのはかなり保守的要素が強いものですから、こういった大きなきっかけがないとなかなか新しいものが流通していかないものでありますし。
・・・ナマズだってイメージが先行してあまり好まれてないだけ、のような気もしますし。ちょっと話がズレますが外来魚を駆除目的で流通させる、という構想があってもなかなか実現しないのはこの辺にありそうな・・・。
今年の土用の丑の日にウナギ味のナマズを・・・というのはたまたまテレビ番組でやってたの見たんですが、かなり大変だったようで。色々なトラブルがあって予定数納品できない、などなど。
中でも「さばく職人が少ないのでどうしても時間がかかる」というのは・・・たしかに課題の一つだなあ、と。素材としては近大の研究で良い物が出来上がってきても、それ以降・・・生産ラインに乗せたり実際に売る、ということになるとまた話が違ってくるわけであります。
しかも最近はナマズの稚魚の値段も上がってきてるとか。・・・他の業者も我も我もと養殖業に参入しつつある・・・ということのようなんですが、近大ブランド並の質を確保できるのかどうか? とか。カタチだけ真似ても仕方ないと思うのですが。
・・・ただ、ナマズはウナギと違って完全養殖の技術が確立されているので、稚魚の値段が上がってもウナギほどに影響は出ないのでは・・・と。
06:44 PM | 固定リンク
07/21/2016
スマホでキープ
吉野家が「デジタルボトルキープ」開始、吉野家での「吉呑み」推奨のため(Yahoo!:ITmedia ビジネスオンライン)。最近飲食チェーン店が「うちの店でちょい呑みを」と軽くアルコールを飲めるようにしていたりしますが、牛丼チェーンの吉野家ではそれを「吉呑み」と称して推奨してきている・・・という流れからのアプリであります。
要はちょっと安めにビールと焼酎が飲める、という代物であります。
ビール10杯なら3500円ですが、これならそれを3000円で購入できます。先にビール10杯分3000円を支払っておくため「ボトルキープ」となっているわけであります。ただし有効期限は半年。
・・・これまであまりアルコールとは縁がなかった店舗形態でも飲めるようになる、というのはビジネスモデルの一種として最近流行りだしていますが。しかし右へならえ的にどこもかしこも始める、というのは・・・なんなんだろう、というのは正直なとこあったりします。
・・・前にもちょろっと触れたんですが、この話。
実は地域によっては「うどん屋で酒」とかそういうのが結構当たり前なとこあったりするので、その辺は地域性も関係してきたりしますが・・・少なくとも関東ではあまりメジャー?ではありませんでした。・・・こういうチェーン店では(もちろんファミレス系統では飲酒は当たり前なわけですけども)。
そば屋で一杯、なんてのもよくある光景だった頃もあったりします。が・・・特に低年齢層が利用する機会の多い店では少しずつ「酒」が遠くなっていっていた、ような観はあります。
それが最近では逆になってきている、そういう風にも思えるわけです。
節度さえ守ればさほど問題はない、と個人的には思うのですが、一方で、何らかのトラブル増加も心配だったりします。
これまで「酒は居酒屋で」という流れ?だったのが変わってきてるのですから混乱?みたいなものも出てくるとは思うのですが。・・・時間帯によって「壁」作るケースもあるみたいですが・・・別に酒そのものが悪いというわけでなし。呑んで溺れる方が悪いんですが・・・なかなかそうカンタンにはいかないのも現状だったりしますし・・・。
03:03 AM | 固定リンク
07/17/2016
次のターゲット?
「8%超」度数高めの缶酎ハイ人気(Yahoo!:SankeiBiz)。だいたい5%とか6%とかだったんですが・・・ここへ来て8%とか9%とか、そういう酎ハイが多数でてきています。でも逆に3%とかそういうのの人気も根強いようなので、これは各人の好み次第なのかな、という気がしないでもなかったりします。強いのが好きな人と、そうでもない人、どちらでも酎ハイが楽しめる。
ただ「割安感」ですか・・・それなら自分で焼酎買って自分で混ぜればいいのでは・・・とかそういう風にも思いますが、そうなると「お手軽感」が薄れてしまうわけで、その辺も難しいところなのかも知れません。
今後、2ケタ台もあるかも知れんのですが。
そうなると・・・実は↑記事で一番気になったのは記事本文ではなく。下のコメントで「次の増税ターゲットか」というのがあって、こっちの方が気になった次第であります。
・・・そう言えば焼酎の増税ってどうなったんだろう・・・。
何年か前に輸出入などの国際貿易関係で「焼酎が安すぎる」的な指摘?があり・・・段階的に増税していく、的な話があったはずなんですがあまり変わってないように感じます。企業努力で増税分を吸収したのかも知れませんが・・・それにしてはあまりにも影響が少なすぎるような。
・・・「酎ハイ」という名がついてますがほとんどは焼酎ではなく一種のウォツカを使ってます。だから本来はあんまし関係ない、ということになりそうなんですが・・・。
酒税というのは結局は取る側と取られる側のいたちごっこになってしまいます。・・・そうなると少なからず呑む方にも影響があるんですが・・・ビール関係が一段落した現在、そろそろ別のターゲットを・・・となりそうな気もしないではないんですが・・・?
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07/13/2016
そこまでウナギに
ナマズそのものの味は?
流通大手イオン、「ウナギ味のナマズ」を発売(Yahoo!:時事)。土用の丑に合わせる形での販売、とのことであります。
ご周知の通り、ニホンウナギはここのところ数を減らし・・・天然物は大変に貴重な存在となっています。さらに養殖物も・・・「養殖」と言ってもウナギの稚魚を捕まえてきて育てる、という方法なので・・・じょじょに貴重になりつつあります。稚魚をとってくる、ということは結局は天然物が増えないと意味ないからであります。
・・・その稚魚にしても日本産はやはり数が減っているので「輸入」ということになりますが・・・こちらも色々あったりします。じゃあ成魚を輸入・・・となると今度は安全面とかやはり色々ありますし。
「日本のウナギ料理」の見通しは決して明るいものではないのです・・・。
そこで近畿大学が「ウナギ味のナマズ」を開発。・・・クロマグロの完全養殖(成魚が卵を産み、稚魚になってそれらを成魚に育ててまた卵を生ませる)に成功した研究機関ではありますが、ウナギの完全養殖にはまだ本格的には成功していません。そこで、まあ、言っちゃなんですが代替品で「ウナギ味のナマズ」を・・・と。
ウナギと違ってナマズは完全養殖が非常に安易な魚であります。ただ、やはり食味や食感に違いがあり・・・特有の「泥臭さ」がある、とされてきました。日本という国はちょっと面白い?国で海洋魚の需要は非常に高いのですが、淡水魚の需要はそれほどでもなかったりします(ウナギは例外)。理由は・・・多分一種の「格」かなあ、と。海洋魚の方がなんか「格が高い」的な感覚があったのかも、と。
例えばどこの川や池にもいるフナを好んで食べる、というと・・・今はどこだろうか、と。そんなもんであります。
そのためナマズもあまり需要は高くなく。これがウナギの代替品という立場でも需要が伸びてくればまた話が違ってくると思うのですが・・・。
いや、ナマズそのものはどうなるんだろう、と「ウナギ味」でも「代替品」でもない、ナマズは・・・。
なんかいまだにそういうのを引きずっているのかなあ、もったいないなあ、と。ウナギに手が出にくいなら他の食材を考えよう、となったはずなんですがそれがなぜかこういう方向へ進んでしまっている。・・・食文化というのは結構保守的なもので、なかなか変わらないもんなんですが・・・それでもなあ、と。
・・・自分もナマズ食ったことないんで、実はあんまし大きなことは言えんのですが・・・こう言っちゃなんですが・・・あのタレで味付けしたらそれほど変わらないんじゃないのかなあ、と。「ナマズのかば焼き」でもいいんじゃないのかなあ、と。そこまでウナギにこだわる必要ってなんなんだろうなあ、と。
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06/18/2016
そこにバター
最近は日本では品薄ですが。
アイルランド・沼地から2000年前のバターの塊(CNN)。結構な大きさでありますが・・・当時は食用の他に献上品や祭事用としても用いられていた、とのことであります。
沼地になった、というのも供物として埋められていた、と。しかし沼地というのは意外に保存性が良く・・・今日まで保存されていた、とのことであります。もちろん掘り出してしまったので急速に劣化していきそうですけども。
・・・食えないこともない、って話ですが・・・さすがに、ちょっと・・・。
バターは自分で作ることもできます。
ちょっと検索かけてみるといっぱい出てきます。最もカンタンなのは生クリームと塩をペットボトルに入れて(あらかじめ冷やしておくとなお良し、とのこと)5分くらい休まず振り続ける、というものであります。最終的に「乳清(ホエー)」と「バター」が分離すればそれで完成。
・・・なんで生クリームか、と言うと。生乳が手に入るならそっちの方がいいのでしょうけど。「振ればバターになる」ということは普通に売ってる牛乳は輸送中にもれなくバターになっちまう、ということであります。そのためそうならないように加工してあるので・・・乳脂肪を利用するなら生クリーム、それも乳脂肪分の多いやつで、ということになります。
しかしこの「振る」という技法は実は昔から変わらない技法なんだそうで。↑のころも多分似たような方法をとっていた、と思われます。恐らく生乳を輸送中に分離してしまってそれを食べてみて・・・とかそんなところからではないか、と思われますが。
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06/10/2016
オモテもウラもなく
終わった、とは思いませんが・・・迷走はしてるようで。
マクドナルド新戦略キーワードは「裏メニュー」(Yahoo!:TBS系) マクドナルド、マック、マクドと言えば世界的にチェーン展開しているハンバガーショップであります。・・・世界で3万店以上出店してますが、日本でも1971年からチェーン展開開始。それ以来順調?に定着していったのですが・・・。
・・・まあ・・・色々ありましたわな、色々と。
世界的にも「不健康だ」とか何とか叩かれていたりします。基本「安価」がモットーなわけで。そうなると安くて腹がふくれるモノを・・・ということで高カロリーや糖分の高いものを、ということになり・・・身体を気にしてる人たちからは白い目で見られることも。
・・・この辺、個人的なとこなんですが・・・だったら食わなきゃいいだけで、それを出す店に文句言うてのはなんか違うような気もしてるんですが。そんなに高カロリーなもん食いたかったら他で減らす、とかそういうこともできると思うのですが・・・子供が知らないうちに、とかそういうのならまだ分かるんですが・・・いい年した大人がなあ・・・と。
そういうとこもありますが。しかし一頃と比べて独擅場とは言い難い状況になってきてるのは事実であります。さらに日本では色々と。
・・・そこで「裏」メニュー的なものを、とそういうことらしいんですが・・・。
ちょっと前に肉の量を、どん、と増やした商品があってやはりヒットしたような記憶があります。あれは・・・やはり採算が合わなかったのかなあ・・・で、今回のも1.3倍、と。
・・・単純に得したような気がするから、とかそういうもんじゃないだろうなあ・・・。
行芽の迷走っぷりがなんか消費者にも伝わってるような気がするんですが。結局何がしたいのか、何をウリにしたいのか・・・なんか、その辺が不透明なんではないか・・・とか?
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05/23/2016
伝える気持ち
糖質制限ダイエット実践者による飲食店での「ライス残し」(Yahoo!:週刊SPA!) ・・・全員が全員「糖質制限ダイエット」だったのかは分かりませんが・・・それでもこういう事例は多いかと。
ちょっと前までは「脂質を制限しよう」が主でしたが、ここのところは「糖質を制限しよう」が主になってきています。
聞いた話ですが、とあるコンビニで毎日カップのきつねうどんを買っていくお客さんがいたそうな。そのお客さんは買ったうどんに毎回お湯を入れて行くのですが・・・なぜかごみ箱に「揚げ」を捨てていく、という・・・。
・・・だったら最初から素うどん的な何かを買ってけばいいじゃねえか・・・。
↑記事でもそうなんですが、なんで「ライスいらないです」と言えないのか。↑記事では「だって、わざわざ『ライスなしで』って注文するのは、店中に『俺は糖質制限してるぞ』と宣言しているみたいで恥ずかしいじゃないですか」(「」内↑記事より引用)とか価格の話が出てますが。・・・じゃあ、そういうダイエットとかやるなよ、と。少なくとも銭と引き換えに「買う」つもりで入った店で無言でやることじゃないよな、と。
「言うとなんか悪いから」「忙しそうだから」「恥ずかしいから」は全部そっちの都合であって、それらが全部「店の迷惑」になってるわけです。・・・コレ、自分がそうされる立場だったら・・・と考えてみたらある程度でも分かりそうなもんですが・・・結構分からないもんなようであります。
少なくともそれなりの店だったら「こうこうこうしたいのですが、無理ですか?」ときちんと伝えたらきちんと返ってくると思われます。返って来なかったらその程度の店か、あるいは伝え方が悪かったかと。その辺を考慮して再トライすればいいわけであります。
それが自分は黙って店の成果を踏みにじっておいて「恥ずかしい」だの何だのと言われてもなあ・・・と。
伝えりゃいいじゃないか、そんなにコミュニケートしたくないのか? なんか・・・たったそんだけの問題なような気もしますけども・・・?
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05/18/2016
気が抜けないか心配
ベルギー・古都の地下にビール専用パイプ(CNN)。・・・「みかんジュースが出てくる蛇口」というのがあったりしましたが、こちらはビールであります。ただし、「蛇口からビール」ではなくあくまで輸送用、ということで。
・・・「蛇口からワイン」てのはあったなあ、と。炭酸系、と言うかこういう発泡する飲み物を「蛇口から」というのはやはり難しいとは思うのですが。
ベルギーの古都、ということで歴史のある醸造所で・・・でも設備を新しくしたり場所的な問題があったりする。何しろビールを「輸送」するのにも大変、ということであります。
それならパイプラインで繋いでしまえ、と。
こういうの、日本ならどうするんだろう・・・ということはやはり考えてしまいます。もっと扱いやすい?都市に移転する、とか。いずれにしてもこういうやり方はやらんだろうなあ、と。費用の面もありますが、どちらかと言うと「飲み物が地下のパイプを流れてくる」ということに抵抗を持つ人が出て来そうな、とか・・・。
ところで「ビール」と言うとドイツが有名で、原材料などを限定した「純粋令(現代は無効化)」もあったりしますが・・・ベルギーも実は有名だったりします。ただし、こちらはそういった法律がなかったのでかなり自由にやってる観があります。
日本でも最近はそういうビールが増えてきてますが。某メーカーがベルギービールをもとにした「香料入りビール」を出したりして。あんまりにもヘンでなければそういう方向もアリかと思うのですが。美味ければそれでいいのですし。そこまで「純粋」にこだわらんでもなあ・・・とか。
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05/13/2016
それが日常
「11日間も注文がない・・・」ドミノ・ピザの店員が常連客の命を救う(Yahoo!:女性自身)。アメリカの話であります。日本だと・・・こういうのはないような。新聞配達とかそういうことならありそうですが、「食べ物の宅配」でほぼ毎日、となると・・・ちょっと。
日本の方が自炊する家庭が多いのかも、とかそんなことも思いますが。「てんやもの」と言って例えばソバとかラーメンとか丼ものとか、出前をとる・・・ということはあってもそれは何か特別な日、とか。お客さんが来るからちょっといいものを・・・というのが日本の「デリバリー」事情なような気もします。
・・・そう言えば東南アジアか香港だったか。朝食は基本的に屋台で外食が当たり前、とかそういうところもあったような。家で作るよりそっちの方が安上がりで早いから、なんだそうで。
その辺は国や地方によるそれぞれの事情、というものがありそうであります。
日本で毎日ピザをとる、というと・・・なんだかかなり豪華な状況であります(一つには日本の宅配ピザというのは結構なお値段がする、というところもありますが)。いや、別にピザでなくても毎日デリバリー・・・というのは、やはり。
健康面はどうなるんだろうか、とかそんなことも思いますが。しかし場所によってはこういうのが日常だったりするわけであります。
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05/04/2016
いるかいらないか
回転ずしに異変・・・消えた「醤油皿」(Yahoo!:ANN) こないだ某ニュース番組でも取り上げてましたが・・・関東だと(チェーンにもよりますが)ほとんどの店で醤油皿は常備してないんだそうであります。・・・頼めば出てくる、のかも知れませんが最初からは置いてない、とのことで。
しかし(これもチェーンによりますが)九州では変わらず醤油皿が出てくるんだそうで。その番組では醤油の味の濃さに言及してました。九州の醤油は関東に比べて味が濃くなく、かける量に差が出てくるためどうしても「皿」にする必要がある・・・ということなんだそうであります。
・・・個人的には別にどっちゃでもいいかな、てなとこなんですが。・・・そもそも食いに行かないしなあ・・・回転ずし。いや、寿しを外で食う、というのがまずないなあ・・・とか。
寿しに醤油をつけて食う、というのは江戸期から・・・ということになってます。が、江戸期と言っても長いわけで。初期のころは「すし」はおろか「醤油」すらメジャーではなかったりします。中ごろから開発されて普及していき、そして「屋台のファストフード」として「江戸前寿し」が広まっていきます。当時の寿しは今よりもかなり大きく、一つで結構な量があったとか。・・・ということはやはりその頃から「醤油皿」があったんでは・・・とか。
ちなみに。寿し屋の「のれん」は屋台で供していた頃からの名残で・・・醤油で汚れた指先をそれで拭うためのもんだった、という話もあります。やはりどっぱり漬ける人は当時からいた、ということなのかも知れません。
「寿し」そのものからすれば・・・なれずしとかその辺からも「祖」とするなら・・・醤油よりもずっと先にあったわけで。そうなると「醤油皿」だって後付けの歴史、ということになるわけで(ワインとワイングラスの関係のような)だったら別に現代になって変わったっていいじゃないか、という見方もできるわけですが・・・。
・・・やっぱり必要な人は必要だろうなあ、と。「醤油皿ください」と言ったら一緒に流れてくる、とかそういうシステムもいいと思うのですが。
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05/03/2016
日本なら
裁判にもならないで終わり、な気がしますが。
アメリカ・スターバックスで「アイスコーヒーの量が少ない、氷でごまかしていると提訴(Yahoo!:AFP=時事)。この手の「提訴」から「裁判」というのはあちらではよく聞く話であります。
今回の展開がどうなるのか、ちょっと分からんところですが・・・。
詳細が出てないないのでちょっと深いところまでも分かりませんが、この提訴した方は・・・「団体」で500万ドルの損害賠償を求めているのでしょうか・・・? 今までの客全部を代表して自分が、ということならなんだかなあ、と思ってしまうのですがそれとも本当に被害者団体的なものを立ち上げた上での提訴、なんでしょうか・・・。
「飲料調製にご不満がある場合は喜んで作り直します」(「」内↑記事より引用)
なんかこのスタバ側の一言に尽きる気もしますが。
その場で「氷が多い」と言い出せなかったのかそれとも持ち帰りだったのか。2006年からずっと思ってきたことを今言い出したのか、その辺も定かではありませんが・・・↑記事とかその他情報系・ニュースなど日本で報道されている限りから察すると・・・なんかちょっと怪しいなあ、と。
クレーマーを越えちゃっていると言うか。社会正義の名のもとに・・・というわけではないような気がしますが・・・さて?
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04/28/2016
100%完璧に安全
そんな食材は存在しないのですが、それでも100%は目指したい・・・。
「バラハタ」全てが「毒魚」ではない・・・沖縄の漁師が訴え(Yahoo!:withnews)。つい先日築地でバラハタが流通してしまった、という事態に。実はいくつかの魚は「毒魚」として厚生労働省が流通を禁止していて、このバラハタもその一種だったりします。
→バラハタ(ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑)
フグなどが持ってる「毒」はその性質上、特殊な状況下でない限り必ず「毒」として存在するようになっています。これは進化の過程で獲得した形質の一つで・・・「あの魚食べたら毒があるから食べないようにしよう」と捕食者に刷り込ませるための手段になっています。
・・・ただ、フグの場合あまりに強い毒になってしまってる場合もあって・・・食べた相手がほとんど死んでしまう、となるとこれは刷り込みにならないんじゃないか、という説もあったりしますけども。ヘビのように捕食に使うならともかく、キケンを知らせる意味になっていないんじゃないか、という・・・ある意味「行き過ぎ」的なとこがあるのかも知れません。ヤドクガエルなんかもそれに近いような。
バラハタは↑こういった「毒素のあるエサ食って貯める」タイプではなく。・・・いや、そういうタイプっちゃそういうタイプなんですが常に貯めこんでいるわけではなく。時折発生する「毒素のあるバクテリア」を取り込んだ時に毒化するタイプであります。
・・・前になんかのテレビ番組で「船がサンゴ礁で座礁すると毒魚が増える」という南の海の言い伝え?を紹介してまして。これは船が座礁したショックでバクテリアが毒素を持ち、いつもは無害な魚がそれを取り込んで毒化するから、ということで・・・これを「シガテラ毒」と呼びます。
→シガテラ(Wikipedia)
↑バラハタもそういう形質があり、毒化した「ヤクザ」は毒があるけどそうでない通常のものなら美味、とそういうことになっている、と。
・・・しかし毒化しているかいないかは外見だけでは完璧に判断できるものではないそうで。そのため厚生労働省は「念のため食べないで」と告知していたと思われます。しかし地方によっては美味とされる魚。そこら辺まで一律に線引きしてもいいのか、となると・・・。
・・・最終的には「自己責任」となってしまうかも知れませんが。フツーに流通している食品でも実は・・・というものがない、とも言い切れないものではありますし。
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04/23/2016
そんなキンメダイ
キンメダイの常設展示がある水族館(Yahoo!:伊豆新聞)。そうでした・・・キンメダイって水揚げ直後は全身真っ赤ではなく背中側が薄いピンクで腹側が銀白色なんでした・・・。
→キンメダイ(ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑)
生きてるうちと水揚げ後の体色が全然違う、というのはよくある話なんですが(英名「Blue Marlin」が和名「クロカワカジキ」なのは英語:水揚げ直後で「青い」・和名:水揚げ後時間が経って「黒い」)大抵は水揚げ直後の体色は大変にキレイなものであります。
・・・そう言えばキンメダイというのは結構最近になって名が知られてきた印象もあります。煮物やなべ物が知られていますが刺身も有名だったりします。
↑図鑑によれば日本近海モノだけではなくニュージーランドやロシアなどからも輸入されている、とのことで(もちろん刺身では無理ですが)・・・何かで火がついて一気に流行ってしまった、そんな観もあります。
「こんだけ獲りまくると生息数が減るんじゃないか」的な指摘もあったりして。
ただ・・・これはキンメダイに限った話ではないのですが、実は生態のよく分かってない魚介類というのは結構いたりします。フツーに魚屋に並んでいるのに、です。キンメダイももっと把握できればまた違ってくるのかも知れんでのすが。
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04/05/2016
半々くらいで
お弁当に「冷凍食品禁止」を求める保育園・幼稚園がある(Yahoo!:J-CASTニュース)・・・全部の保育園・幼稚園がそう、というわけではないのでしょうけど・・・なんで? というが率直なとこであります。専業でもない主婦や主夫の場合「全部手作り」だとかなりの負担になるでしょうし(専業でもかなり大変ですが)。
一昔前は「冷凍食品なんて」という風潮は一般的でしたが昨今はそうでもなく。品質も安全面も格段に進歩していますが、まだそういうイメージがある、ということなのかあるいは「食育」的な何かでそういうことにしている、ということなんでしょうか・・・。
前にちょろっと触れたような気もしますが。日本人というのは冷凍食品に対してちょっと変わった考え方を持っています。技術的には相当なレベルのある国に住んでいながらその結果生まれた冷凍食品を蔑む、という・・・。
欧米なんかでは結構すんなり受け入れられてますが、日本ではどこかちょっと引っかかったようなイメージが持たれている、そんな気がするのです。
一説には戦後のモノのない頃。外国から冷凍の魚の切り身が緊急的に輸入されてきたんですが・・・これがかなりダメになっていて異臭を放つほど。ここで「冷凍=大したことない」というイメージが広がった、のでは、と。
実際当時と今では比べ物にならないくらい技術の差があり、その辺からあまり良くないイメージが出てきた、というのはまだ分かるんですがそれを今まで引きずっている、というのは・・・。
そして。「冷凍食品=手がかからない=手抜き=愛情に欠ける・食べる相手のことを思っていない」という図式もあるでしょうか。世代にもよると思いますが、一定以上の世代になると「冷凍食品やインスタントはダメだ」と確かめもせずに切って捨てたりします。これは日本人が・・・多分心身共に余裕のでてきた江戸期辺りに身に着けた・・・「できる限り時間や労力をかけて相手のことをもてなす」という美徳の表れの一つかと。それはそれで悪いことではありません。・・・でも今の保育園や幼稚園経営の世代だと・・・あんまりそういうのまでは気にしないんじゃないかと。
むしろ「こういうことにしておけば何かあった時の防波堤になるだろう」的な発想がどこかにある、としたら最もイヤらしいことではあります。
相手のことだけ、自分のことだけ、ではなくて半々くらいがちょうどいいと思うのですが。
品質うんぬんもありますけど、選択肢を勝手に限定していくのが一番の問題かと思われます。余裕がない中で完全手作りしかダメ、となったらどんなテキトーなお弁当になるか。冷凍食品でも色々な可能性があったりします。アレンジすることもできるし工夫もできる。
それを一律ダメ、というのは・・・なんだかなあ、と。
実際に禁止している保育園・幼稚園がどれくらいあるのか、というデータは恐らく出てこないでしょうから例えば関係省庁に何らかの働きかけを・・・ということにもならないと思います。が・・・こんなことしてたらホントに少子化対策なんか進むもんも進まんわ、と門外漢ながら呆れてしまう限りだったりします。
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03/27/2016
どこで呑むか
ケンタッキー・フライド・チキンも「ちょい飲み」進出・・・マクドナルドは静観(Yahoo!:SankeiBiz)。居酒屋だと酒メインなわけですが、ラーメン屋とかフライドチキン屋なら食べ物メインでそこにアルコール・・・ということでちょっと飲むだけ、というのが最近の流れであります。
・・・若い女性がターゲットって、飲むのは若い男性の方が多いんじゃ・・・?
とも思いますが。考えてみれば「ちょい」飲む、となるとやはりその層か・・・お年寄りかなあ、と。男性の場合「ちょい」飲みでは終わらないような。そうなるとまたちょっと違ってくるわけです。
ただ・・・自分が前に住んでた地域では結構当たり前だったんですが。うどん屋でフツーに酒出てましたし。
明治期から終戦直後くらいまでは「そば屋で一杯」というのは結構当たり前だったようであります。そばを待つ間軽く呑む。そのためのちょっとしたつまみも出る。しかし時代が進むとそういう向きは少なくなり・・・「食べ物屋」と「呑み屋」が分かれるようになってきました。
↑自分が前にいた地域では「どこでも酒」的な雰囲気が残っていたのでそうなっていたのかな、とかそんなことも思います。
一種の回帰・・・ともちょっと違いますか。
でもちょっと心配なのは「ちょい飲み」で済まなくなるケースも多々ありそうで。軽く飲むだけ、がどうも本腰入れて呑んでしまって・・・となると色々ありそうで。
しかもそうなるとやっぱり飲み屋じゃないか、とかそういうことになりそうで・・・まあ、別にそれはそれでいいかも知れません。たしかに子供の多い場所ではどうかな、と思いますがそうでもない店舗や時間帯なら。節度さえ守れれば・・・そう、節度を守って呑むのならどこでもいつでもいいじゃないか、と。
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03/23/2016
東京湾のは食わない?
「まずい」イメージのボラ、原因は汚れた生息域?(Yahoo!:伊豆新聞)
→ボラ(ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑)
関東では、特に東京湾では食わないかなあ・・・と思ってたんですが。しかし↑記事では沼津では食べる、とのこと。東海では食うのか・・・しかし関西行くと食べることは食べる魚であります。
泥臭い、というのはよく聞くんですが、考えてみれば食べたことないなあ・・・そういうボラ。
一度関西圏にいた頃に刺身を食べたことあります。白身・・・にしてはややピンクがかっていて美味でした。これを関東で出したら怒り出す人とかいそうだな・・・とか思いましたが美味いもんは美味いもんであります。
個体によって臭みがあることがあって、食べないということらしいのですが、特に東京湾では。
しかし高度経済成長期前までは食べていた、とのことで・・・やはりあの汚染が原因のようであります。ボラの食性は底生の藻や有機物などで、同時に海底の泥も口に入れるため「あんな汚いところの泥を・・・」ということで広まったのかも知れません。
あるいは実際に泥臭いのが揚がるようになったのかも・・・。
なお、自分はボラを見た時に口が上向きに付いてるように見えて、浮いてるもん食うのかな、と勝手に思ってたんですが(実際、河口に群れてる若いボラは海面で口を動かしてます)そうではないようであります。
・・・でも最近の東京湾の現状からすればこういった魚も食べられるんではないか、ただの食わず嫌いなんではないか・・・とか思いますが・・・一度こういうイメージが付いてしまうと、ちょっと難しいのかなあ、と。
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03/03/2016
個人の好き好き
コストコのボトルウォーター、原材料に「米国の水道水」で衝撃広がる(Yahoo!:J-CASTニュース)。実際、画像で検索してみると「水道水」の文字が。・・・まあ、イメージ的にはあんまり良くないですが(日本では?)まさか水道水をそのままボトルにぶち込んでいるわけではなし。フィルターかけて調整もしているのならそれはそれで、安いし気にならないのなら・・・それでそういう水だ、ということで納得するのなら別に問題はなのかな、と。
ただ・・・日本の「常識」だとちょっと考えられない表記だったりするわけで。その辺、やはり好みが分かれそうな気がします。
個人的にはなんで日本でそんなに水を買いたがるかな・・・とか思ってしまうのですが。
一昔前はたしかにヒドいもんでありました。水道水が「臭い」というもので・・・沸かして飲む、という家庭も多かった頃もありました。・・・余談ですがかの「ドラえもん」の漫画(初期)でのび太の家で「水を飲む」と言うとまずヤカンが出てくるのが子供の頃不思議だったんですが・・・アレ、沸かして飲んでた、ということなんですかね・・・?
自分は幸いなことにそれほど水の悪い地域には住まなかったので、水道水をそのまま飲んでたんですが・・・後に「都会」に出た時にその不味さにびっくりした記憶があります。
しかし現在では上水技術は格段に進歩。東京の水道水である「東京の水」を売り出せるほどになっています。実際、あの頃のような臭みはもちろんなく、味もストレート。悪くないと思うのですが・・・なんでみんな「水を買う」のか、ちょっとまだ分かってなかったりします。
まあ、好き好きですから買う人を非難したりとかそういうつもりはないんですが・・・なんでだろうな、と。別に問題ないんじゃないのかな、と。
調整に「何か」を使うのが怪しい、とか、ああいうのは体に・・・と言うのなら都会の生活を捨ててどこかの離れ小島で完全自給自足の生活を送るしかないわけです、突き詰めると。でもそれはイヤだから・・・と言うのならなんとか折り合いをつけていくしかない、と思ってたりします。
・・・でもその辺も好き好きですからねえ・・・何とも言えませんが。↑の水だってアメリカからしたら当たり前にある水なwかえでしょうし。でも「あんなもの買うのは・・・」と責めるのもなあ、と。いや、ホントこういうのは個人の好き好きになってしまうのです・・・。
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02/05/2016
気分的に余裕ナシ?
「電気ケトルうどん」に販売元が注意喚起(Yahoo!:withnews)。すぐにお湯が沸く電気ケトルですが・・・そこへ冷凍うどん入れて茹で、お湯だけ捨てれば湯切りにもなる・・・というものであります。
・・・掃除大変そうだなあ・・・。
↑記事中にもありますが、うどんを茹でるとどうしても微細なデンプン質が放出されてしまいます(だから冷たいざるうどんの場合流水にさらす)。湯切りしたってどうしてもケトルの中に残っていくわけで・・・そういうのの掃除は結構めんどくさそうだな、と。
そして。その同じケトルでコーヒーとか飲む用にお湯沸かすんかい、と。変な味ついてそうで、なんかイヤだな、と。
こういうのは普通の電気ポットでもゆで卵ができる!的な話が前からあったりしましたが。・・・こっちは試してみたことあるんですが・・・ゆで卵、というのは場合によっては茹でてる最中に破裂することがあります。で・・・まあ、そういうことがあってから止めました。やっぱ掃除がめんどい。
ゆで卵も冷凍うどんも結局は普通に鍋で茹でて水道水で冷ます、というやり方に落ち着いています。やはりオーソドックスなやり方が一番便利になるようで。奇異をてらっても結局元に戻る、みたいな。
時短だ、便利だ、と言われてもやってみると実際は・・・というのは結構よくあるような。
そして・・・これは最近よく思うのですが「時間がない」「忙しい」とやたら手間を省く人って、よく見てるとかなりムダがあるような。例えばエスカレーターを駆け上がる人。一番上まで駆け上がってカバン落としてあたふた、ってんじゃあ・・・意味ないですし。かなり前に「あれこれ」で触れたことありますけど、せっかちを自慢されてもなあ、と。正直見てると痛々しいと言うか。
もっと余裕があってもいいと思うのですが。・・・いや、ホントに時間秒刻みで活動しないといけない、という人は別として。日常生活でそこまで煽り立てられてる人って一体どんなヘマやらかしたんだろう・・・と。
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01/23/2016
合うか合わないか
低価格で飲みやすい・・・チリ産ワインがフランス産に肉薄(Yahoo!:毎日)。「輸入量」の話であります。これが「販売高」とかそういうことだとやっぱりフランス産、ということになると思われますが。
・・・初手からちょっと違った方向に行ったんでは・・・と思います日本のワイン事情。舶来物で高価なイメージから入ってますから「高ければ高いほど美味い」という風潮が定着してしまいました。ワインだって生産地や当たり前に飲んでいる国に行けば「普通の酒」なわけで。日本酒にも高価なものとそうでもない、大衆向けのものがあるようにワインにだってそういうのがあるはずなんですが・・・なんか金持ちが飲む高い酒、というイメージのまんまでありました。
・・・合うか合わないか、だけだと思うのですが・・・嗜好品というのは。
高いワイン買っても合わなければ「不味い」となるわけで。逆に安物でも合えば「美味い」となります。ワインに限った話ではないんですが、この手の話で最も「イメージ優先」されてるのがワインなような気がしてます。
それがここのところ安いワインがたくさん入ってきてます。
これは呑む選択肢が増える、という非常にいいことでもあるんですが・・・今度は逆に「安物だから」とミョーな敬遠?する向きも出てきたりしてます。安くても「美味い」と思える逸品に出会えればそれでいいと思うのですが・・・無理に高いの買って合わなくて、でも見栄張って「やはりナントカは美味い」とか、というのは・・・もったいない以前になんか哀れであります。
ようやく本来の「皆が当たり前に呑む酒」になりつつあるなー、という観もあります。もちろん色々と勉強して知識を蓄えて「高くて美味い」ワインを探す、という方法を否定するつもりはありません。でも・・・別にそこまでしなくても安いワイン買ってみて「あれ、これ美味いなあ」ならそれでよし。「やべ、失敗した不味いわ」なら次に期待・・・と、そういうもんでもいいと思うのですが。
・・・日本でもそういうことができるようになってきた、ということでもあるのです。
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01/10/2016
日本で言えば焼酎?
ちょっと違うか・・・立ち位置的にも。
ロンドン・蒸留酒ジンに二度目のブーム到来(AFPBNews)。一度目はいつだったのか、と言えばなんと18世紀の話であります。安価に製造されたため産業革命により多数の労働者がロンドンに流入、「労働者の酒」と呼ばれてましたがそのために治安や風紀が悪化した、とされ・・・反対運動的なことまで起きています。
→ジン(Wikipedia)
なお。当時のジンは今のとは製法が違っています。現代主流の「連続蒸留方式」・・・何度も何度も蒸留して純度の高いアルコールを精製する・・・は19世紀に入ってから本格化しています。当時は一度しか蒸留しない「単式蒸留」が主だったので、かなり素材の味が出ていたと思われます。
・・・ちなみに焼酎にも「連続」「単式」の違いがあって、「甲類」が「連続式」で純度の高いアルコールの焼酎に。「乙類」は「本格焼酎」とも呼ばれますが「単式」のため素材の風味が残る出来になってます(高価なのはこっち)。
しかしどこの国でも安酒というのはあまり良くは思われないもんなんですが。
日本の場合「日本酒>焼酎」の図式がかなり根強く残っていました。ちょっと前の焼酎ブーム辺りからようやく薄れてきましたが・・・それでも、なんかちょっと残ってるような気もします。
一方のジンはカクテルベースという方法で生き残ってきました。そのままだとちょっとクセがあって(薬くさい?)好みが分かれるんですが混ぜてしまうことで味の決め手となってきました。・・・どっちかと言えばこっちの方が有名かも知れません。
あくまで嗜好品なんで優劣つけるのもどうかと。好きな人は好きなわけで。特に酒は飲まない人と呑む人の差が激しいもんでありますが・・・実際にはかなり奥深いもんなんで(種類だけではなく)その辺も含めて楽しむ、というのもアリかも知れません。
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01/07/2016
でもイメージがなあ・・・
新食材「昆虫」に注目(Yahoo!:時事)。・・・エコはエコなんでしょうけど・・・多分イメージ的なとこで日本では無理かも・・・とかそんな風に思うのですが・・・。
地域によっては日本でも食べられていますが、昆虫。
アジアの方では結構食べられている食材ではあります。・・・昆虫というのは基本外骨格で外側が固い風味であります。そのため素揚げにしたり炒めたり、といった使い方がよくされます。
生で・・・というのはちょっと少ないかも。
でもオーストラリアの原住民が食していた(今でも食べることはあるそうですが)虫は生のまま、とのことで。場所によって、食文化によって多様性と・・・そして歴史もある食材でもあります。
日本では・・・少数派ですけども。
「食べる」という行為は生存に直結してますからどうしても意識に深く繋がってきます。・・・幼少期の体験というのも大きいかも知れません。子供の頃から食べつけていると食べるようになる。が・・・今の日本では一部地域以外ではほとんど食べられていないわけで。子供どころか親・その上の世代から食べていない。
そこへ持ち込むのはなあ・・・と。ちょっと、いやかなり難しいかも、と。いくらエコと言っても。
これも時間が必要かも、と。世代交代をそれなりにこなさないと定着は難しいだろうなあ、と。・・・何か大きな出来事があって一気に、というケースもないわけでもないのですけれど・・・。
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01/03/2016
結局摂りすぎは良くない
と、そういう話になってくると思うのですが。
牛乳飲み過ぎで骨粗しょう症に? 繰り返される「牛乳有害説」(Yahoo!:産経) ・・・牛乳の成分を生まれつき分解できず、飲むとお腹をこわす・・・という人がいるのでその辺から「あれは体に悪い」ということになっていったのかあるいはなんか別の事情か、とも思いますが。
ただ、そんな著書もあったとは・・・たしかにそこら辺から広まっていった可能性もあります。
「牛乳は元々牛のものだから人間には必要ないものだ」というちょっとヒネった?ような意見もあったりしますが。それでも戦後の栄養の少ない時代からも今の日本人の身体を支えてきた食品の一つには違いない、と思うのですが。
・・・いや、もっと前から飲んでたか・・・日本人。
江戸期にロシアに漂流した大黒屋光太夫からの取材記に、「なんか美味い白い飲み物が出てくるけどあれは何だろう」「百合根を絞ったやつかな」「確かめてみよう」となってその場へ行ってみたら牛の乳で、肉食同様断るようになった、というくだりがあります。
仏教関係で基本肉食はダメ、というのが江戸期の共通認識?なのですが。
でも古来にはチーズ似た食品を「醍醐」としていた、という話もありますし。実際には現代ほどでもなくても全然飲まなかったわけでもないんでは・・・と思ってますが。まあ、それでも大々的に流通して一般的になったのは戦後以降かと。
実際栄養価は高いわけで。現代は飽食の時代でもありますからそこまで豊富でなくても、ということになりそうな。いくら栄養がある、と言っても毎日がんがん飲んでたらそりゃ体にいいわけない。
・・・結局はその辺かなあ、と。何でも過ぎたらイカンのです、ということになると思うのですが・・・さて。
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12/30/2015
嘆くか乗るか
地球温暖化影響、フランスのワインにも(Yahoo!:時事)・・・実際に影響が出ている地域もあるようで、今後さらなる対応を迫られる可能性は十分にあります。
ブドウに限らずこういった収穫物はやはり気候が大きく影響してきます。
温暖化、と言ってもいきなり数十度も気温が上がる、というわけではありません。度数で言えばほんの数度程度。体感できるかできないかくらいのものなのですが・・・その影響は実はかなり大きかったりします。・・・個人的には今大騒ぎするもんでもない、と思っているのですが。地球の歴史からすれば誤差みたいなもん、とも言えます。こうやって気候というのは常に変化していくものではないか、と。
だからと言って炭酸ガス垂れ流しの何も考えずに恵みだけ享受する、というのは別の話であります。できることはやるべきであります。実際、困る向きがあるのも事実なわけですし。
ワインの原料であるブドウに適しているのは大まかに言えば北緯30度から50度の間、南緯30度から40度の間、とされています。大体ちょっと寒いくらい(気温で10℃~20℃とも)の気候ですが・・・他にも日照や土壌もあるのでこの範囲内ならどこでも、というわけではありません。・・・逆に合っていなくても品種改良などの工夫で乗り切る、という手もあったりしますし。
ただ、少しずつでも気候が変化していく、となるとこれまでと同じように・・・とは行かなくなるわけで。その辺で色々出てくることになります(逆にこれまであんまり適してなかった土地が合うようになる、という例も↑記事には出てます)。
「こりゃもうダメだ」とあきらめてしまうのも仕方ないんですが。・・・どうにかできないか、という方向を探る向きも出てきたりします。もちろんカンタンではないのですが。それでも・・・そういう方向性を何とか探れないだろうか、と期待もしてるのですが・・・これまで産地でも何でもなかった土地のワインとか。そういうのも飲んでみたいなあ、と。
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12/26/2015
美味いかどうかは
別、ということかも。
イエス・キリストが飲んだワイン、イスラエルのワイナリーが再現に挑戦(Yahoo!:CNN)・・・「キリストが飲んだワイン」というのがキモなわけで、それが美味いかどうかはまたちょっと違う問題になるような気がします。
諸説ありますが、今から2000年くらい前のワイン、ということになります。世界で一番古くからある酒とされるワイン・・・2000年前でも登場してからかなりの年月経ってる、とされていたりします(なお世界で二番目に古くからある酒はビール)。
「当時は現代のように特定の種類のブドウからワインを造っていたわけではなさそうだ」(「」内↑記事より引用)
・・・実際「品種」として確定していたのかどうかも疑問であります。「あの辺のブドウ使うと美味いのができる」「いや、こっちの方が味がいい」とかそういうもんだったかも知れません。・・・そうなると「完全再現」はほとんど不可能ということになります。現在「イスラエルで古来からある品種」と言っても1000年前に移入されたとしても今では「古来」になってしまうわけですし。
ブドウの流通経路というのも結構複雑でしょうし。特にイスラエル辺り、となると・・・かなり複雑に物資が行き来していたと考えられます。そこから意中のブドウを選定する、というのは・・・?
製法なんかは結構はっきりしてるようなイメージがあるんですが、どうだろう・・・とか。
やっぱり「完全再現」というより「どれだけ当時のものに近づけられるか」とかそういう方向になるのかなあ、と。・・・そうなると「これを契機にワイン売ろう」とかそういうのとはまた違った話になってくるような気がするんですが・・・「当時の雰囲気を残したワイン」とかそういう風にアレンジする、とかそういう方向に行くんでしょうか・・・?
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12/06/2015
三つほど 12/6
食品関係で三つほど。
一つ目。「乳児用液体ミルク」国内にも・・・研究会発足(Yahoo!:毎日)。これは初めて知ったのですが、日本国内において乳児に与えられるのはまず「母乳」そして「粉ミルクから作ったミルク」だった・・・と。
つまり母乳が不足しない状態ならまだしもそうでない場合は「お湯を沸かして粉ミルクを溶き、人肌まで冷ます」しかない、ということになります。・・・日常的に母乳が不足する場合もあるでしょうし(昔なら近所の人からもらう、ということもあったようですが現代では・・・)指摘されているように物が圧倒的に不足する災害時はどうなるのか・・・。
「乳児用液体ミルク」は海外ではポピュラーな存在であります。しかし日本では認可されていない。・・・どうもその辺の理由がちょっと不透明、と言うか・・・なんか思想的?なものでもあるんだろうか・・・?
無菌状態関係の技術は往時とは比べ物にならないほどであります。・・・こういうところからも少子化対策はできる、と思うのですが。
二つ目。「生レバー刺し」復活なるか? 難点は甘い臭気(Yahoo!:産経)。臭気ではなく・・・なんか色々と変な話になりそうな気もしますが。・・・「放射線照射」という辺りが、ちょっと。
牛のレバーの生食は現在基本的に禁止されています・・・日本国内では。
例の食中毒事件が原因ですが、好きな人にとってはたまらない話であります。自分は・・・別に好きでもなかったんで、どうでもいいっちゃどうでもいいんですが。しかし現行でもこっそり食ってる人がいそうな話であります。
それがどうにかできるとなると注目を集めそうですが。・・・そこまでして食いたいもんか、という声もありそうな。まあ・・・そこまでもしても食べたい、というのは分かる人には分かる「人間の本性」みたいなもんかも知れません。
三つ目。魚の体脂肪計で「脂ののり」を確認(Yahoo!神戸新聞NEXT)。「脂がのってて美味」というのは単純に脂肪が多いから、というもんじゃないような気もするんですが。なんでもかんでも脂肪や脂が多ければいい、というものでもないと思うんですが・・・。
「全身トロの深海魚」というのもいるそうで。アブラボウズ。・・・なんか一口二口でもういいや、てなことになりそうな・・・。
加齢のせいもありますが、最近醤油に付けた瞬間脂がてらてらと散る・・・とかそういうのがあまり受け付けなくなってきたりします。もちろんそういうのを完璧にゼロにしたら今度は味気ないもんになってしまうと思われますが。要はバランスなんではないか、と。何が何でも脂のせる、というのはちょっと、と。
・・・しかし↑のような装置は「これで美味いかどうか分かる」というものではないわけで。例えば養殖物と天然物の比較であるとか。個人の感覚ではなく数値として出てくるとなると客観的に判断できます。・・・産地間での比較、というのも興味深そうであります。本当の意味での「脂ののり」を確認できるわけです。
ただ。こういう装置が一般的になって一般人がコレ片手に魚屋さんに押し掛ける・・・となるとやはり違うような。繰り返しになりますが「美味い魚」というのは脂だけで決まるもんではないのですから。
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12/05/2015
意外と今さら
たしかに共通点も多そうです。
独特の味「ふなずし」東南アジアで好感触(Yahoo!:産経)。食べたことは実はないんですが・・・似たような食品のある土地なら馴染みやすいでしょうし、売り込みやすいのでは・・・と思うのですが・・・売り込んだことなかったのか、とちょっと意外ではあります。
「ふなずし」とは琵琶湖のニゴロブナ(琵琶湖固有種)と塩や飯と漬け込んで作る「発酵食品」であります。発酵する酵母はどこにでもいますから「漬け込む」ことで条件さえ整えば発酵は進んでいきます。これはぬか漬けなんかと一緒で、こういった「発酵」は実はそれほど難しいものでもなかったりします。
・・・一方で条件が合わないと一気にダメになったりしますが。その辺は「技術」だったりしますが・・・。
この「ふなずし」もそういった発酵を上手に用いた食品であります。伝統食品と言ってもいいのですが・・・自分は食ったことないんで分かりませんが・・・やっぱり人によって好き・嫌いが相当に分かれるもの、とのことであります。
名前に「すし」とあります。実際、「すし」の元祖、と言うか・・・そもそも「すし」と言うのはこうやって発酵させることにより日持ちさせることができるようになった食品「なれずし」のことなんだとか。その発祥は正に東南アジア。今でも同じような製法で「すし(なれずし)」が作られています。そのため日本では今は敬遠されがちな食品でも受け入れられやすいと思われます。・・・これがそういうのがほとんどない(ゼロではないんですが)欧米とかだとなかなか難しいかと。チーズとはまた違った風味でしょうし。
なお・・・現在の「スシ」は「握り鮨」で、発酵に用いた飯を「具」と一緒に食べるようになったことが始まりだ・・・という説があったりします。その後江戸期に「屋台飯(庶民がちょっと食べるか・・・というほどの外食で、てんぷらもその一種)」として進化。発酵する手間を省いて飯に味を付けて具を乗せるファストフードとして発展。そのため今の「江戸前寿司」と言えば小ぶりで一口サイズですが、当時は食べごたえのあるもっと大きなサイズだったとか(しかも酢は無色透明ではなかったので色も違っていた・・・かも)。
そんなわけで「sushi」ということで変な誤解とかあったりしないんだろうか・・・とかそんな余計な心配もしてしまいますが。それでもどういう形であれ、こういう海外進出は歓迎したいところでありますが・・・。
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11/19/2015
トンガの方が早い
ボージョレ・ヌーボー今日解禁・・・お祭り下火も(Yahoo!:SankeiBiz)。いや・・・下火どころじゃないような気もしますが。ハロウィーンなんかと同じでウラで「とにかく盛り上げてやれば売れるだろう」的な思惑が見え隠れするから、かも知れません。長年の「不況喧伝」でサイフのヒモは固くなってるわけで。バブルの頃じゃないんですし。
・・・出荷量そのものはバブルの頃よりずどんと増えているんですが。それでもなんだかこの残念感のようなものは一体なんなんだろう・・・?
いわゆる「新酒ワイン」であります。通常数年くらい寝かしたりするもんですが、それよりも相当に短く醸造され・・・出荷されます。そのため逆に「そんなに急がなくても・・・」的な意見もあったりします。「新酒」と言うとその年に初めて造られた酒なわけで、これもそういったものか、と思われることもありますが・・・「早く造った酒」といった意味合いの方が正しいのかも知れません。
味は・・・通常のものより飲みやすい、とのことですが・・・自分はあんまり違いが分からなかったりしましたが。まあ・・・普通に赤ワインかな、と。
なお。数年前に「ペットボトルは伝統に反するからイカン」とかそういう発表がありましたが、今は撤回されてます。そのためペットボトル入りボージョレも結構あったりします。
解禁日が「11月の第3木曜日」と決まっていて・・・つまり今日・・・午前0時に販売が解禁されます。そこでなぜか「世界で一番早く解禁されるのは日本」ということになってます。が・・・よく考えてみればトンガとかあの辺りは日付変更線が大きく東に張り出している(本来は国を二分していたのを変更した)のでこっちの方が早いはずなんですが。
・・・盛り上がってるのはフランスはもちろんなんですが、次は世界でも日本なんじゃないか・・・とかそんな声もあってだから「世界で一番早い」のは日本、ということになってんじゃないのか、なんて話もあったりして。
まあ・・・お祭りみたいなもんなんで、楽しめる人が楽しめればそれでいいんでは・・・と思いますが・・・「これに乗らないなんてどうこう」とかそういうのはちょっとカンベンして欲しいなあ、と。みんながみんな舶来物を無条件でありがたがるわけでもないんですし。
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10/11/2015
単なる代用品?
近畿大学が「ウナギ味ナマズ」開発・・・広まるか(Yahoo!:時事)。ちょっと前に「開発に成功」的な話を聞いてこの「あれこれ」にも書いたんですが。これをさらに販売しよう、というところまで来ている、ということであります。
ご存知の通りニホンウナギはその数を減らしており・・・このまま何もせずに食べ続ければ絶滅が早まる可能性が高くなります。環境などの天然条件下での絶滅ではなく、人為的な原因による絶滅。
が・・・卵から成体まで育て、その成体から卵を得る「完全養殖」はウナギではまだその方法が確立していません。いずれは当たり前に「完全養殖ウナギ」が出回るかも知れないのですが、それでは遅いという声もあります。
そこでウナギよりも安価で養殖も簡単なナマズで、ということに。
しかしウアナギとナマズは似ているようで実は結構味や食感に違いがあります。・・・そこで近大が「ウナギ味のナマズ」を開発。これを「代用品」としてウナギの消費を抑えよう、という狙いなわけです。
・・・個人的には・・・ナマズにはナマズの良さがあると思うのですが・・・。
その辺、どうなんだろうな、と。どうしてもウナギでないといけない、という理由があるならまだしも。そこまでは別に・・・という自分みたいな人間なら逆に「ナマズ味のナマズ」が気になるところだったりします。それ用のタレで、というのならそれで普通のナマズのかば焼きを食べてみたいな、と。
今、スーパーに行くとウナギは売ってますがナマズは売ってません。もちろんフツーに置いてある地方もあると思うのですが、全国的に見るとウナギはあってもナマズは・・・ということになってるかと思われます。
ナマズ。美味そうなんですが。普通のやつでも美味そうなんですが・・・単なる代用品、ということでいいのかなあ、と。
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10/09/2015
二つほど 10/9
食いもので二つほど。
一つ目。アサヒ「黒生」生産終了(Yahoo!:時事)。むかーし一度呑んだことあったかな・・・? というものなんですが、まだ売ってたんだ・・・という微妙?な感動?もあったりします。黒ビールはあまり好きではないので、まあ、そんなもんになってしまうのですが(コクは好きなんですが、あの焦げたような?感触があまり好きではなく)・・・。
・・・しかし「ドライ」へのシフトの一環、ですか・・・。
某グルメ漫画で散々こき下ろされてましたが(その後何事もなかったかのようにちゃんと復活してますが)ちょっと軽すぎるなあ、というのは個人的なとこだったりしますアサヒのドライ。この「軽さがいいんだ」的なことなのかな、とは思いますが・・・個人的にはあまり好きではなかったりします。まあ、この辺は個人的なとこであります。
むしろ販売戦略とかそういうところが飛び抜けているような気もします。小売店だけでない方面への売り込み、と言うか。そうでもないとあれだけ売れないとは思うのですが。
二つ目。マクドナルド「昼マック」廃止?(Yahoo!:J-CASTニュース) これも昼にマクドナルド行く、ということはまずないんで、「はあ・・・」という感じなんですが。
しかし「ヒルメシ」にかけるお金、というのは相当に世相を反映するものではあります。日常的に「昼マック」やってる人にとっては結構影響があることになりますし・・・何よりイメージ的なものが、ちょっと。例の鶏肉関係もあるんですが、ここんとこたしかに「迷走」しているような観もあるマクドナルドであります。
・・・ちょっと昔のように「ファストフードと言えばマクドナルド」という時代ではもうないわけで。それが短期間であれもこれも、となるとどうなんだろうなあ、とかそんなこと思ってしまいますが・・・さて?
10:50 AM | 固定リンク
09/22/2015
雑多な良さ
清潔感がない、と言うのではなく雑駁としたくたびれた良さ?的なものもあると思うのですが。
「立ち食いソバ」生き残りへ反転攻勢・・・牛丼などもライバル(Yahoo!:SankeiBiz)。実際大変なんだろうな・・・とは思うのですが。しかしなんだか小奇麗でオシャレ?な店ばっかりになると・・・なんか、こう・・・下世話っぽさと言うか、そういうもんがなくなっていくのはなんか、さびしいなあ・・・とか個人的には思ってしまうのですが。
そもそもは屋台でそばを売っていて、それの流れから現代の「立ち食い」になったのだろう・・・とされています。実は寿司も天ぷらもそもそもは江戸期の屋台が元々だ、とのことで。今とは大分形態も違っていて(例えばスシは現代のような一口サイズではなくおにぎり並)そばも担いで売り歩いていました。・・・いわゆる夜泣きそばであります。
あるいは「二八そば」とも呼ばれますが、これは由来がはっきりしません。代金(一六文)とか配合割合とか言われてますが・・・いずれにせよ手軽に食べられるファストフードではありました(なお、江戸初期の「そば」は「そばがき」で菓子屋で売ってたとか・・・)。
そういった「雑多な」食い物だったんですが。その流れで「立ち食い」という「急いで食べる」方式が定着したわけですが。・・・やっぱり高度経済成長期なのかなあ、と。通常そば屋では生から茹でますが、時間がないためあらかじめある程度茹でてある「ゆでそば」あるいは「ゆでうどん」を使います。その上にダシ汁と薬味を乗せて、さっと出す。客は座ることもせずにこれをかっ込む。食べるスピード次第では数分で腹を満たせます。
しかし昨今ではそういう風にもいかないんでしょうなあ・・・なんだかさびしいような気もしますが。
自分は関東出身ですが、一時関西方面にいました。あっちとこっちではダシ汁の味が全然違います。関東に帰省するたびに某駅の立ち食いソバを食べてたんですが(今もその店はあります)・・・最近は食ってないなあ、と。食べようと思えば今はそんなに時間もかからず行ける距離なんですが。
・・・あの店も変わってしまうのかなあ・・・そのうち。いや、近場の立ち食いソバ屋がみんな、なんか、小奇麗になっていくもんで。逆に言えば選択肢の幅は今の方が往時よりも広いわけで、じゃあ、そういうのも残していってくれないかなあ・・・とか。安いですし(それが何より?)。
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09/21/2015
醤油の変遷
市場減少でも伸びる「減塩醤油」既存の醤油との共存が課題(Yahoo!:SankeiBiz)。50年も歴史があったとは・・・と思いましたが、考えてみれば「醤油」というのは50年どころかその前から、江戸期から日本人の「味」だったわけです。病院食で減塩しなければならない、となるとやはり「味」を・・・となるのは当然なわけで。むしろ50年、というのはようやく・・・というところなのかも知れません。
たしかに健康志向で減塩、というのが流行り?みたいなものになってます。糖質カットとかその辺も。
ただ、これが医者から止められているとかそういうことなら仕方ないんですが・・・「なんか健康にいいらしいから」ということで減塩とかやってもなあ、と。なんで、とかそういうとこもきちんと考えた方が逆に楽しめなくなるケースもあり得るわけで。なんか・・・もったいないような気もします。
別にシオカライものを勧めてるわけではないのですが。そういった症状ならともかく、そうでもないなら食べ過ぎに注意すればそれでいいんでは・・・と。糖質にしても何にしても。
さて、醤油。市場そのものは減少している、というのはなんとなく知ってたんですが(使う人が減れば、それは・・・)「料理を作るため」ではなく刺身など「料理を食べるため」にシフトしてきている、というのはやっぱりそうなっていくのかなあ、と。なんとなくさびしいような気もしますが、たしかに煮物でもしない限り・・・いや、肉の漬け汁とかも・・・それほど大量に使うもんではありません。
現代のように小規模の家族が増えていくとそうなっていく、とも言えるんですが。最近はまた住宅事情などで複世代が同居、というのも増えているという話もありますんでそうなるとまた変わってくるのかな・・・と。世の中を映す鏡みたいなものであります・・・調味料市場。
ところで・・・江戸期より前には醤油はなかったわけで。その頃の味付けは今とはかなり違っていたと思われますが・・・かえって今より豊富な味わいが楽しめた、のかも知れません・・・?
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09/19/2015
輸出解禁
キャビアの海外輸出解禁・・・輸出制度を新設(Yahoo!:毎日)。これで輸出体制が整ったことになります。キャビア、と言えば黒海とかカスピ海とかそういうところが有名ですが「日本産」でどれだけ食い込めるかが問題、ということになりそうであります。
キャビアとはチョウザメの卵のことで、通常は塩漬けであります。
これは日持ちさせるため、という意味もありますが・・・味的な意味合いもあるかも知れません。・・・実は食ったことないんでどんなのだか自分には分からんのですが・・・世界三大珍味の一つになってるくらいですから美味いんだろうなあ、とは思いますが(なお残り二つはフォアグラ・トリュフでフォアグラは食ったことあるんですが・・・さて・・・)。
手に入れるためにはチョウザメを捕まえてくる必要があります。が、抱卵中のチョウザメなんてそうそう都合よく捕まらないため養殖が中心となっています。
チョウザメ(蝶鮫)となってますがいわゆる「サメ」とはちょっと違う種類になります。一応?軟骨魚類なのでアジやコイよりは近いっちゃあ近い魚、ということになりますが・・・結構違うところのある魚だったりします。なお「蝶」がつくのはウロコの一部が蝶に見えるから、とのことであります。
基本淡水魚で、ロシアなどユーラシア大陸の大河とか大きな湖とかにいますが、熱帯魚ではなくどっちかと言えば冷帯魚であまり高温の水では調子が悪くなります。しかし淡水でも養殖できることから陸地でも設備があれば養殖可能、ということになります。
そのため日本でも各地で養殖されているのですが・・・かなり難しい、という話であります。さらに出荷できるほどのキャビアをとるには何年もかかる、とのことで。ここまでくるには相当の苦労があったと思われます。
・・・実は卵だけではなく身も美味、とのことで・・・そっちでも名産になる、かも知れません。が・・・まだまだ緒についた、というところで今後に期待したいところであります。
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09/15/2015
ちょっとした楽しみ
「居酒屋電車」東京-上野ライン開業で減少?(Yahoo!:カナロコ) 呑んべというのはいつでもどこでも呑むものなんで、こういった「すきま時間」的なものも利用してしまうものではあるのですが。
・・・いや、そういうのともなんか違うような。↑記事にもありますが「ちょっとした旅気分」というのもあるか、と。
日常から非日常へ・・・という辺り、共感できるものでもあります。この場合、数十分でも「日常」に引き戻されてしまうわけで・・・そういう時限的なとこも魅力なのかなあ、と。・・・多分、そういうことに魅力を感じてしまった人は停車駅が変わってもどっかで呑むもんだと思われます。
しかし地域性出るかもなあ、と。
そもそも電車(列車)が少ない、という地方になるとこんなことはできないわけです。公共交通機関としての列車ではなく、バス、というところもありますが(バス車内で「居酒屋」というのはあまり聞きませんが、あるところはあるのかな)そうなるとマイカーで通勤、ということになり・・・まさか呑みながら、というわけにはいかなくなります。
そして県民性と言うか・・・↑そこまで人目気にするかなあ、と。たしかに関東だとひっきりなしに乗って来るわけですし、何かとそういうとこに気を使いそうですが・・・そうでもない地方もありそうな気もします。
いずれにせよ「酒は楽しく」を実践できてれば問題はないか、と思うのですが・・・。
人口が多い分そういった「タチの悪い酒」になる場合も多いわけで。そういうのは乗って欲しくないなあ、と。いや、乗り合わせたくないなあ、と。多分何言ってもムダでしょうし。
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08/20/2015
ペットボトル入り
ビールを実用化。時代の流れと言う言い方もできますか。
ペットボトルでガラス瓶並の高級感と極めて高い外気遮断性を実現(Yahoo!:SankeiBiz)。ペットボトル飲料、と言えばすでに当たり前になってますが「ペットボトル入り酒」となると。ワインでは一部国産でも外国産でも販売されていますが・・・ビールとなると。
・・・でも炭酸飲料のペットボトルなんて当たり前なわけです。じゃあカンタンじゃん、と誰もが考えそうですが。
実際にはソフトドリンクではそこまで求められない「外気遮断性」が問題になっていた、とのことであります。ワインのような基本無発泡性ならまだしも、ビールとなると・・・ということかと思われます(チューハイも同じような理由なんではないか、と)。
その辺を機能的には何とかできた、ということのようなんですが。次の課題が「瓶並の高級感」というのもなんか時代の流れだなあとかそんなことも思ってしまいますが・・・。
ワインが大丈夫なら日本酒でもいけるんでは・・・というのは結構あちこちで出てきた話かと思われます。でもあまり見かけないのは・・・やっぱり「質感」的なもんかなあ、と。一升瓶から紙パックへのシフトはある意味順調だと思われますが、じゃあ、ペットボトルへは・・・となると。
やっぱり瓶の方が質感がいいから、ということもあるかも知れません(一説には日本酒は光に弱いので透明なペットボトルには向かないから、らしいのですが)。
まあでもそんなこと言っても時間が経てばみんな慣れちまうもんなんでは・・・と。
例えばビールは昔は高級品でした。瓶でありがたく飲んでいたわけです。でも缶になって今は庶民的なお酒になってます。
実はペットボトル入りの酒、というのはワインだけではなく。国産ウィスキーや焼酎などはペットボトルが当たり前になってきています。これらは1つには容量が大きいから(4リットルとか瓶や紙パックでは無理)なんですが・・・庶民的な酒だからかなあ・・・と、そういうとこもあるかも知れません。
・・・個人的には別にどれでもいいや、てなとこなんですが・・・↑ペットボトル入りビールは実はまだ一般販売向けというわけではなく宅配用から、ということになってます。将来的にはスーパーやコンビニにも並ぶかも知れんのですが。
ところで。「ペットボトル入り」になってない代表格?と言えば牛乳があります。・・・これはつい最近まで法律で禁止されていたからでもあるんですが・・・理由は衛生上の理由から・・・それも解禁されてます。でもほとんどない。
実は・・・現行の紙パックや瓶を残しつつペットボトルを導入していくには資金が必要なわけで。それも相当な額。そのため業界全体による大規模な移行は敬遠されている・・・という事情があるんだそうであります。そう言えば欧米ではああいう感じの容器は結構普通にあるような・・・。
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08/16/2015
じゅくせい
肉に続く「熟成魚」ブーム・・・知識や技術のない便乗店に懸念(Yahoo!:NEWS ポストセブン)。つまりは一種の「職人芸」ということであります。シロウトがちょちょっと真似してみたところで追いつけるものでもないですし・・・モノがモノだけに大変なことになる可能性もあります。
「熟成肉」というのは時間をかけて「肉を寝かせる」ことでうま味などを増す方法であります。・・・そもそも今現在普通に流通している食肉だってシメたて、というわけではありません。もし「その場でシメたて」を食したいのなら自分でシメるしかない・・・というのも現状であります。
これを「魚」でやろう、という話なのですが。
魚も「獲れたて!」と銘うってあっても実際にはどんなに早くてもその日の朝獲れであります。本当の「獲れたて!」を食したいのなら自分で獲って来るしかないのは肉と同じであります。
しかしそれでも実際は多少置いた方がウマイ・・・というのもよく聞く話であります。
・・・自分は狩りまではしないので、本当かどうか分かりませんが。カモを撃った場合。軒先に吊るしておいて目にウジが涌くくらいが食べ頃だ・・・と、そんな話を聞いたことがあります。本当かどうか、試しようもないのですが・・・魚でも一晩ほど置いてからの方が・・・というのはたしかにある話だったりします。
ただ。だからと言って「じゃあ今日スーパーで買って来た魚をそのまま冷蔵庫で一週間くらい保管するぜ!」てなことやるととんでもないことになります。
知識と技術と・・・経験が必要なわけです。その辺が・・・ないがしろにされてしまうと「食の安全」も何もあったものではありません。
本来なら「熟成協会」的な組織があればいいのですが・・・まだ新しい(認知度的には)技術なのでそういうとこまで行ってないわけであります。
・・・まあ、でもこういうのは「熟成」に限った話でもないのかも・・・まだまだ知られていないけど素晴らしい技術、というのはまだまだたくさんあるわけです・・・。
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08/10/2015
無理かなあ、やっぱ
「どぶろく」特区でブームに・・・「密造酒」イメージ薄れ(Yahoo!:産経)。「濁酒」とも書きますどぶろく。「日本酒」と言うと水のように澄んだ酒、というイメージがありますが・・・そもそもは白濁したお酒でした。「清酒」と呼ばれる現在の形が出来上がってきたのはそんなに前でもなく。江戸期後期くらいから・・・とも言われています。
・・・余談ですが江戸初期の日本酒は基本的に全部「濁酒」だったわけで。時代劇なんかでさかずきの酒に天井裏の何かが写って「む、曲者!」なんてのはあり得なかったわけであります(かの「七人の侍」は白黒映画ですが、酒を呑むシーンではちゃんと濁酒になってる辺りさすがであります)。
しかし戦後になって。いや、戦前辺りからすこーしばかり日本酒事情というのは怪しくなっていき・・・終戦直後のモノのない時代にさらにそれは顕著となって・・・「どぶろく=密造酒」という構図が出来上がってきたのも当然かも知れません。実際、とんでもない粗悪品もあった、という話ですし・・・いや、現代でもどぶろくじゃあないですが「密造酒」というのは場合によっては命に関わるほどのものもあったりします。・・・そりゃあ劇物混ぜれば大抵の場合?はどれでもキケンですが。
ただ・・・「密造酒」と言うか「自家製酒」というのは以前は当たり前に作られていた、という話もあります。「濁酒」を「清酒」にするにはカンタンに言えば「濾す」作業が必要ですが、別に見た目にこだわらなければ(なんで清酒が主流になったか、と言うと一つには見た目が良いから、という話も)濁ったままで構わんわけで。そこで「自家製酒=濁酒」だったわけです。
が・・・やがて法律で勝手に酒を造ることは禁止(売る目的でなくても禁止)され・・・全てが「密造酒」となっていきました。↑記事末尾にあるようにこの法律は現在でも有効で、年に何件か立件されています。その辺は色々と事情のがあるから、なんですが。
・・・販売目的でなければ作ってもいいんじゃないか、と個人的には思ってるのですが・・・。
そもそも「特区」なのも「ここではある程度なら酒造ってもいいよ」というのが目的だったわけです。自家製酒が事実上滅亡してから酒との距離が、ぐん、と広まったような。そうなると付き合い方もよそよそしくなってしまう。・・・まあ、個人的感傷みたいなもんですが。もっと身近に「酒」がある暮らしだと今とはまた違った様相を呈していたのかなあ、とか。
・・・酒税法、そこら辺を先に改正しないかなあ・・・とかそんなことも思うんですが・・・販売目的でなく、年間醸造量はこんくらい、とか。販売した者への罰則は今よりも厳しくして・・・とか。
無理かなあ、やっぱ。日本という国の事情からすると・・・今以上に酒に自由、というのも難しそうですし。
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08/09/2015
おしなべる
ビール類の酒税一本化へ政府とメーカーが協議を開始(Yahoo!:産経)。350mlで一缶55円均一にしよう、と。現行ではビールが77円、発泡酒が47円、第三のビールは28円とのことですから・・・「ビール」は安くなりますが「発泡酒」と「第三のビール」は高くなることになります。
・・・品質はそのままで価格だけ下げる、ということはまずあり得ない話であります。どのメーカーもぎりぎりのところで微調整に微調整を重ねて今の価格になってきているわけですから。
まあ・・・ビール類をあんまり飲まない、あるいは好きではない人にとってはどれもこれも「ビール」なわけですが。
それでも原材料などによって現在では三つに分類されています。厳密な意味での「ビール」は税率が一番高いものであります。それ以外は厳密な意味で「ビール」と呼ぶことはできず「ビール類」「ビール風アルコール飲料」といった呼び方もされています。
メーカーは口をそろえて「いや、風味や喉ごしを追求したらこうなった」と言いますが・・・個人的には税金をいかに安くするか、つまりいかに価格の安いビールを作るか・・・という試行錯誤の賜物だと思ってます。実際、今では「ビール風」ではありますが安く呑むことができるようになりました。
・・・出始めの頃の発泡酒は・・・お世辞にも「ウマイ!」というものではなく(もちろん個人の感想ですが)しばらく呑んでいると妙な後味が口の中に残るよう(あくまで個人の感想です)だったんですが・・・最近のはそうでもなくなってきているような気がします。当たり前の話ですが時間が経てば各メーカーの努力もどんどんフィードバックされていくわけです。そりゃあ・・・どんどんウマくなっていくわけです。
が、これもおしなべて税率を均一化しちまおうか、と。
もしこうなると「差額」の幅が狭くなり・・・今ほど価格に変化が起きなくなります。「発泡酒「第三のビール」最大の利点は「安い」ことであります。それが・・・なくなってしまう、あるいは意味が薄れてしまう。
実は以前からこの「ビール類への税金」に関しては色々あったんですが(第三のビール誕生の理由でもあります)それへの最終兵器と言うかコレやっちまうと全部意味が薄れてしまう、と言うか・・・。
それでも。そうなってしまってもなんかまだやってくれそうな気もするんですが・・・そういう意味ではまだまだ終わらない戦いとも言えるわけであります。
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07/29/2015
六つめ
「第六の味覚」は「脂味」・・・米パデュー大研究チームが発見(Yahoo!:ねとらぼ)。甘味・酸味・塩味・苦味・うま味に続く六つめの味覚は「脂味」ということになるんでしょうか・・・。
甘味や苦味、となると実際に何か食べた時に感じることのできる感覚、という・・・ある意味かなり直感的な感触なんですが。「うま味」は食べたものの中に「アミノ酸」を感じることができる感覚、ということで・・・「脂味」は「脂肪(脂肪酸)」を感じることができる、というような解釈になります。
いわゆる「五感」のうちかなり限定的な感覚とも言えます・・・味覚。
人間の場合舌や口内でしか感じ取ることはできません(全身で味覚を感じ取れる魚とかそういうのもいますが)。その目的はそもそもは「危険察知」だったのではないか、と言われています。摂取しても大丈夫かどうか試すための感覚。
・・・まあ、五感てのは身体の外と中を繋ぐためのもの、という見方もできますんで。そういう意味では全部「危険察知」が本来の目的だろ、と言われればそれまでですが。
が、感覚には優先順位?みたいなもんがあるのも事実であります。ヒトの場合は視覚から、とも言えますが触覚は全身で感じることもできたりします。
その中でも「味覚」というのはある意味最も本来の目的から離れてしまった・・・と言えるかも知れません。現代の人類ならば「危険察知」よりも「美味しいもんを選ぶため」に味覚を使いそうな。そのため実際には七つめ八つめもあるのかも知れません。・・・いや、数で分けるもんでもないのかも知れませんが。
ところで。
コレ・・・「あぶらみ」「あぶらあじ」とでも読むんでしょうか、日本語では? 欧米では油を意味する「オレオ(Oleo)」と味覚を意味するラテン語の「ガスタス(Gustus)」を組み合わせて「オレオガスタス(oleogustus)」になってるようなんですが・・・まさか「しみ」ってことは・・・ないでしょうし。
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07/28/2015
今度は食のモンダイ?
競技場やら何やらで色々ある東京五輪ですが。
「五輪で国産食材」ピンチ? 調達へ認証進まず(Yahoo!:読売)。つまり「国際的な認証」を受けた食材が十分に調達できそうもない、ということであります。じゃあ日本独自の認証でもいいじゃないか・・・という方向にしたいようですが・・・うまくいくかどうか?
でも記事の印象?だとこういうのはまだかっちり決まってるわけでもないようで。「国際認証オンリーで」とやるとまだ色々とモンダイが出てくる、とそういうことかも知れませんが。
考えてみりゃ欧米主体でそういう方針が出てきてもなあ、と。
「食の安全」というのは五輪に限らずどこでも求められるものであります。そのために「認証」というシステムがあり、多大な信用が寄せられる国際的な「認証制度」にしたい、というのはこういう大きな大会では分からんでもないですが・・・。
でも「世界標準」みたいな言われ方してもなあ・・・そこまでが「世界」か、と言われれば明確な線引きはないと思われます。
じゃあ各国独自のでもいいじゃないか、となると今度は尺度のズレみたいなもんも起きてくるわけです。特にホスト国が「うちの食材が一切使えない」ということになると、これはちょっと、いや、かなり情けない話になります。
・・・無理に決めるのもどうかなあ、と個人的には思うのですが。
ゆるすぎるのももちろんダメですがそこまできっちりやるのもなあ、と。一定の「認証ライン」設けてそれでいいんじゃないか、と思うのですが・・・そうでないと各国選手の各国ならではの食材とかそういうのの持ち込みにまで影響してきそうで。
「食」というのは競技にとってもかなり重要な要素になるわけですし。
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07/25/2015
二つほど 7/25
身近なキケンで二つほど。
一つ目。山形で沢の水を使った流しそうめんで食中毒(@nifty:Kyodo)。これは・・・意外とあることかも知れませんが・・・結構キケンなことではあります。
見た目澄んでいてとてもキレイに見えるのですが、実際には天然下の水、というのは様々な目に見えない生き物が潜んでいます。かつてはヒトもそういった連中に対しての対抗手段を持っていたはずなんですが・・・悲しい?ことに現生人類のそういった能力は大きく低下しています。
生の水は煮沸、つまり沸かしてから飲まないといけなくなってるわけです(もちろん100%安全になるわけではありませんが、キケンになる度合いはぐんと減ります)。
場所や地域によっては食中毒で済まないレベルの病気になることもあります。普通に暮らしていても身の周りには実はキケンがいっぱいだったりするのです・・・。
二つ目。ポケットにライターを入れていて発火する事故が多発(Yahoo!:ねとらぼ)。これも意外な落とし穴、と言うか。結構何気なくポケットに放り込んだまま、ということがあったりします。
使い捨てライター(いわゆる100円ライター)は少し前に「チャイルドロック機能」つまり誤動作を防ぐ機能設置が義務付けられました。そのため値段がやや高くなり、さらに操作にちょっとしたコツも必要になりました。それでも安価で気兼ねなく持ち運べることから今でも利用する人は多いかと。
でも着火装置である、ということには変わりありません。
火、というのはキケンなものなんですが・・・つい軽く見てしまう、という向きもやはりあります。自然物だけではなく人工物でもこういったキケンは実は多かったりするものであります・・・。
01:11 AM | 固定リンク
07/23/2015
鶏、貸します
アメリカで「レンタルチキン」に関心集まる(Yahoo!:ロイター)。費用は居住地にもよりますが400ドル(5万円弱)。産卵用の鶏2羽を半年程度借りることができ、ガイドブックと鶏舎もついてくる、というもの。あくまで「レンタル」なので期間後は「返却」することになりますが・・・そのまま買い取ることもできる、とのことであります。
・・・日本で考えると・・・↑記事に「産卵鶏は通常、1週間に8-14個の卵を産む」(「」内↑記事より引用)とありますから、まあ、1週間に10個(2羽いますから)として。このペースで半年、とすると・・・10×4=40。一か月に40個で、40×6=240個。大体250個くらいの卵が得られる、という試算になります。
今の鶏卵の小売価格は・・・10個で200円くらいでしょうか。1個20円。20×250=5000円・・・半年で5万弱じゃあ、ちと割に合わない・・・?
いや、そう考えるのは早計かと。現在アメリカでは鶏卵は値段が高騰しているそうですし。この計算通りにはいかないかも知れません。
しかも実際には↑記事のみの「レンタル」とするならば。エサ代とかその辺はどうするんだろう、とか。鶏舎は貸してくれる、とのことですから鶏を飼う「場所」は確保できますが・・・エサや水なんかは自前だとするとまた出費に加算されることになります。
・・・これはアメリカの話なんですが、日本で、となると・・・ちょっと向かないかも・・・?
でも「身近な生き物が卵を産む」という一見当たり前のことなんですが、実際に経験することのあまりなさそうなことを経験できる、というのは非常に興味深いことかと。スーパーなどでカンタンに買うことのできる「タマゴ」ですが、実際に身近でそれを「生産」する場を見ることができるわけです。
そういう「利点」は価格の差を埋めて余りあるものかと思われるのですが・・・。
日本でなら例えば町内会とかマンション自治会で、とか一個人ではなく何人かで・・・というのは方法としてアリかと。鶏というのは結構臭いのするもんで、実際にはそれなりの広さが必要だったりします。アメリカなら結構クリアできると思われますが、日本だとその辺がちと難しいかも知れませんし。
・・・でもビジネスとして日本で成功するか、となると・・・土壌的にどうなんだろう、という思いもあります。例えば「イヌ、貸します」「ネコ、貸します」というのは全くないわけではないのですけれど・・・メジャーではありませんし。
「生命」に対する捉え方、と言うか。その辺の「差」でもって「違い」が出てくるかな・・・と。
02:07 AM | 固定リンク
07/21/2015
過ぎると意味ない
結局はそういうことかと。
「肉こそパワーの源」肉食シニア急増中(Yahoo!:産経)。お年寄りのイメージからするとたしかに「肉」というのは合わないように思われますが・・・あれほど高タンパクな食品を食べない、というのはたしかにもったいないことでありますし。何かに偏るよりは色々食べた方がいいと思われます。
・・・タンパク質なら魚食、と言う手もあるんですが。
動物性タンパク質、というくくりで見るならたしかにこれまでのシニアに対する見方とはちょっと違ってきているものではありますが・・・まあ、ヘンにこだわらなければその方がいいんでは・・・とか。
いや、なんかこういう話が出ると「肉食っとけばいいんだ!」とそればっかり食ったり、あるいは「体にいいんだ!」と周囲にも食わせたがる、というケースがありそうで。・・・当たり前ですが肉は良質のタンパク質おを含みますがカロリーとかそういうとこになると、ちょっと分が悪い?と言うか何と言うか。
江戸期。日本でも肉食をしてました。・・・仏教の影響で肉なんか食ってなかった、という割には各地に残る狩猟文化とか、あるいは「薬喰い」とか。そういったもんがあるんで「完全禁止」というわけではなかったのでは・・・と個人的には思ってます。
ただ、現代人ほど食ってなかったんじゃないのかなあ、と。牛馬は基本農耕用、というのは変わりませんし。
一つには体格の話があります。江戸期から明治期、というのは日本人が最も小さかった、と言われています。実は戦国期とかその辺は大きな人が多かった、とか。・・・この時期は色んなもん食ってたからだ、という説もあります。そして昭和に入ってから恐らく最大級にデカくなってる、と。
それには肉食の普及が関係している・・・というのもあながち間違っていないかも知れません。もし、今後「何か」あって日本で肉食が難しくなる・・・となったらまた体格の変化が起きるかも。
それは、まあ、仮の話、ですが。
今の日本ならそれなりに「肉食」はできるわけです。もちろん戒律や事情によってダメ、という人もいます。そういった多様性が近世の良いところなんでは、とか思いますが・・・。
やっぱり食い過ぎはイカンのではないか、と。その辺は何にでも適用できる注意だと思うのですが。
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07/20/2015
二つほど 7/20
海に関係なく二つほど(いや、関係ゼロではないか・・・)。
一つ目。「ユースホステル」って何? 施設数利用者数減(Yahoo!:朝日新聞デジタル)。ある一定以上の年齢の人には「おお、あれね」と懐かしく、それ以下だと「何それ?」と不思議がられる宿泊施設であります。
・・・何と言いますか。日本に限らず世界で「旅」が注目されたことがありまして。
「日常からの脱却」とかそういう思想が流行った頃であります。世界情勢的にも大きな戦争が終わった後も小競り合いは続き、いつ終わるのか分からない(今も終わってないですが)。そこで一種隠者っぽく世俗を離れて生きてみよう・・・という・・・考えてみれば現在でも通用しそうな観念ではあります。
しかし「旅」と言っても「隠者」ですから豪華ではなく。貧乏旅行が主。そこで利用されたのが「ユースホステル」でした。普通の宿泊施設ではなく「交流」をも目的にした施設。ちょっとしたイベントがあったり食事は宿泊者みんなでするのが当たり前、とか・・・。
・・・この辺は現在では受け入れらないだろうなあ、と。個人的にはまだ残っていたのか、と思ったりしてますが。逆にこういう現代だからこそ必要、とも言えるんですがこういうのは流行りもありますし。
二つ目。「マルハさけ缶」がピンチ、釧路工場で原料不足(Yahoo!:北海道新聞)。てっきりロシアのあの「規制」が影響かなあ、と思っていたら実は国内生産のサケのみでの「サケ缶」だった、という・・・。
しかしそのサケが今年は大不漁。
他から、というわけにもいかないでしょうし(そもそも『他』があるのかどうか・・・?)。
缶詰としては結構高級?感のある「サケ缶」なんですが。・・・ツナ缶は一時期色々と手を加えて食べていたりしたんですが、サケ缶かあ・・・いや、そもそも最近缶詰、開けたっけか・・・。
ただ、こういった報道があると品薄に拍車がかかりそうで。来年にはこれまで通り、となってくれればいいんですが。
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07/19/2015
あまりこだわらない
第二の「つや姫」? 「はえぬき」後継? 新品種の迷走(Yahoo!:河北新報)。こういうのが出てくる辺り、さすが米どころかな・・・とか思ってしまいますが。実際には「農業試験場」的な施設と言うのは結構普通にあったりするので・・・意外なところから意外な作物が、というのもよく聞く話ではあります。
それでも東北から北陸、そして北海道というのはやはり米どころではありますし。今でもたくさんの「名品」を生み出しているところでもあります。
最近は様々な品種の米を気軽に買えるようになりましたし。一頃は結構色々厳しいもんがあったんですが・・・最近の「規制緩和」や様々な試みによって数えきれないほどの品種が世に出てきております。
歴史的なことで言えば「米=お金」だった時代もあったわけですし。食えるならそれだけで十分、という時代もあったわけです。
それが今では多種多様な品種に、様々な炊き方・食べ方まで。色々と試せる、というのは良いことかと思うのですが。
・・・個人的には・・・あまり安そうなのもなんだし、ちょっといいのを買ってみようか・・・とかやったりしています。
一頃「ななつぼし」にハマっていたのですが、いつも買ってるところで置かなくなったので足が遠のき、久しぶりに食べても前ほどに「美味い」と思わなくなってしまったので(なんでかは分かりませんが)しばらく「迷走」してました。
最近は「ササニシキ」がお気に入りなんですが。しっかりした米が好きになった、とかそういうもんかも知れませんけども・・・これもいつまで続くか分からないような。
基本、あんましこだわらない方だったりします。
でも品種名とかそういうのには興味持つ方で。・・・従来は慣例として国主導の品種は「カタカナ」、都道府県主導だと「ひらがな」となっていたそうで。それが国主導なのに「ひとめぼれ」というルール破壊があったのが1991年なんだとか。そのため現在では様々な品種名が出てきています。
こういうのは決まってた方が逆にいいのか、それともやっぱり自由に、と色々意見が出そうなもんですが。その場その場で臨機応変に、というのも重要かと。例えば輸出用とか。古い名前でもかえって良さそうなもんですが・・・思い切ったのをつける、というのも悪くないもんであります。
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06/21/2015
呑まない方がいいんですが
インド・ムンバイで密造酒による死者が53人に(Yahoo!:AFP=時事)。日本では「一応」法律で「酒を作る」こと自体が禁止されています。作ってもいいのは認可を受けた人たちだけで、例え売るつもりのない、自分だけでこっそりと楽しむためであっても犯罪ということになります。
・・・まあ、それは法律ができた後の話で・・・。
例えば「どぶろく」なんてのはフツーに作っていた、という話もあります。実際、「アルコールを作る」ということだけならそれほど難しいわけではなく。ちょっとした知識とモノがあれば誰でも作れます。ただ・・・それがウマイのか、と言うとまた別の話なわけであります。
しかし↑インドのケースはまたちょっと違っているようで。
実はインドで「飲酒」というのはあまり歓迎されていない、という話があったりします。宗教的にイスラム教徒もいるのですが・・・多くはヒンズー教徒。特に飲酒は禁止されていませんが・・・風土的に、とかそんな話であります。
が、それでも呑む人は呑むわけです。でも先立つモノがない・・・。
低所得者層が呑む、というのは日本でも大変だったりすることがありますが(何を置いても呑む! という人もいるにはいますが)あっちの場合それが顕著に現れたりします。
そこで安い酒を作る。・・・原料をケチればいい。どうせ分からないのだから劇物でも・・・と、一説には毒性の高いメタノールを混ぜるんだそうであります。通常の酒はエタノールですが、メタノールは消毒用にも使われる安価なアルコールで・・・実はインドだけではなくロシアでも一時死者が出たことがあります。
いや、日本でも。終戦直後などにそれが原因で失明した・・・という話があったりします。
そこまでして呑みたいもんか、と飲まない方は思うかも知れませんが・・・。
いやあ、呑みたいですねえ。毒でもいいから・・・というのも実はなんとなーく分かるような気もしてしまうのです・・・。
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06/16/2015
はしご酒ではない
「ちょい飲みメニュー」が絶好調、居酒屋チェーン戦々恐々?(Yahoo!:SankeiBiz) 「はしご酒」というのは複数の飲み屋を渡り歩くことで、日本の場合かなり深く呑みたい時に使われます。基本、日本で「外で飲む」と言うとしっかりと酒を呑む、ということになるので・・・一軒での滞在時間も長くなります。それが複数軒、となると・・・。
しかし国が違うとまた事情が違うのも当然で。例えばスペインなんてのは一晩で複数のバルをはしごするのが当たり前なんだとか。ただし、一軒では一杯から数杯程度。おつまみもちょっと。それを何軒も何軒も繰り返す、というのがあっちの呑み方とのことで。
↑コレの「一軒だけ」みたいな感じで呑むのかなあ、と。ホント一杯だけ。で、ちょっとおつまみ。たしかにお通しもなければ居酒屋のように「さあ、呑むぞ」と言った気合い?も必要ないわけであります。そこまで呑みたいわけでもなく、でもちょっと欲しいなあ・・・という時にちょうどいいのかも知れません。
ただ、こういうのは関西圏だと一般的な「立ち飲み形式」とか・・・あるいは県によっては「うどん屋に普通に酒がある」というところもありますし(それこそそば屋で軽く一杯、というスタンスではなく本気?で呑ませるつもりのうどん店)。そういったものと流れ的には近いのかも・・・とか思ってしまいましたが。
ただ、まあ、何より最初に思ったのは「うち呑みじゃダメなんだろうか」ということだったんですが・・・疲れて帰って来るのにいちいちこしらえるのもめんどいっちゃあ、めんどいですが。でもその方がはるかに安上がりですし・・・何よりそのまま眠れる、というのは結構大きいと思うんですが。
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06/09/2015
日本のお酒
なのか「日本酒」というカテゴリなのか・・・?
「日本酒」「Japanese SAKE」表記「純国産」に限定方針(Yahoo!:朝日新聞デジタル)。日本語ではない「sake」表記も含む、とのことであります。WTOの地理的表示に指定されると(加盟国内では)基本的にその土地産ではないものを「その土地のもの」と表記はできなくなるのですが・・・。
有名なとこでは「シャンパン」があったりします。炭酸飲料のように泡の出るお酒、という認識が多いかと思われますが・・・ざっくり言うとフランスはシャンパーニュ地方で生産されたブドウ原料の発泡性アルコール、といったような解釈になります。そのため他の地方や国のものは「スパークリングワイン」とかそういった呼称になります。
・・・ちょっと前に某ホテルの詐称疑惑の時にも取沙汰されてた「シャンパン」「スパークリングワイン」なんですが。
これと同じように原材料も生産地も「純国産」のもののみを「日本酒」と呼ぶことにしよう、というものであります。実際、海外ではニセモノっぽい日本食なんかが多くなってる、ということもありブランドイメージ保持のためには必要なことだ、とも言えます。
ただ・・・まあ、個人的なとこなんですが・・・いや、特に反対というわけでもないんですが。
↑のシャンパンにしてもマニアとか関係者なら当然違いが分かるのでしょうけど門外漢にとってはどっちも「しゅわしゅわ泡の出るワイン」といった捉え方なわけです。別にどっちでも美味ければいいや、と。むしろブランドイメージによってお高くなるくらいなら安い「まがいもの」の方がいい、とか。
そして、そこまでこだわる必要もあるんだろうか、と。「日本食」というくくりも実際にはなかなか定義が難しかったりします。米を使ってダシを使えばそれでいいのか、スタッフに日本人がいればいいのか、日本の調理師免状が必要なのか・・・。
その土地土地に合ったやり方でも「日本流」なら「日本食」じゃないか、という見方もできるわけです。この辺はかなり個人的な見解、と言うか許容範囲が関係してくるような。酢飯で海苔を巻くカリフォルニアロールだって今は日本国内でも「日本食じゃないの?」と「あれは日本食じゃない」と意見が分かれるところだと思います。
「日本酒」にしても製法が独特なので、その方法を使っていればそれはどこ産でも「日本酒」だ、という言い方もできてしまうわけです。・・・それで美味ければそれでいいじゃん、と。ただ・・・安易に認めてしまうと今度は粗悪な(例えば過度に混ぜものをするとか)「ニホンシュ」がまん延してしまって「日本酒」の評判も落ちてしまうことになります。それは・・・たしかに避けたい。
だから今回のように一定の縛りは必要かと思うのですが・・・それにこだわってしまうのもなあ、と。外国でも良質の酒造好適米を作ることは困難ではないでしょうし(色々難しいとこはありそうですが)。製法もあくまで「技術」ですから正統なものを伝播していけばいい。「どこそこ産日本酒」というのもあってもいいんでは・・・と。
・・・まあ、まだそこまで至ってない、とも言えるかも知れませんけども。もっとじっくりやっていく必要があるのかも・・・とか。
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06/07/2015
バナナも・・・?
さて、どうなりますやら・・・?
「物価の優等生」バナナに異変、値上げも?(Yahoo!:東洋経済オンライン) 鶏卵と並んで長期間(数十年間)販売価格が変わっていないため「優等生」とされています。実際「バナナはいつでも安い」という感覚はかなりの人が持っているかと。他の果物は季節などによっても影響が出ますが、バナナは安定しています。
何年か前にちょっとした「バナナブーム」がありまして。納豆も似たようなブームがあったんですが、バナナはそれで確定的になったような観があります。・・・納豆はもう品切れもめったにないので・・・完全にブームが去った、ような感じなんですが。
しかし天候不順などからバナナもちょっと雲行きが怪しくなってきたような・・・。
元々「バナナ」というのは実際にはたくさんの種類があって、日本のように「黄色くて甘い」一択ではなかったりします。が、日本ではほとんどが「黄色くて甘い」バナナばかりなわけです。・・・これは別に日本に限ったことではなく。タネもなくて甘い種のバナナが圧倒的に世界的にも多いわけです。
・・・でもこのバナナ、タネでは増えないので接ぎ木で増やします。つまりクローン体なわけです。
そのため病気にかかると一気に広がる、何か不都合が見つかると全部で見つかることになる、という不安が常につきまとっています。・・・この辺も「不安定」の原因の一つではあるわけです。
いきなり絶滅、ということにはならないと思いますが・・・最悪バナナが一気に超品薄になる、とかそういうことはあり得るわけで。・・・でももしかしたらそうでもないかも知れなかったりします。・・・もう少し、時間が必要かと思われますが・・・様子見してるうちに・・・! てなことになる、かも・・・?
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05/31/2015
しかしまだナゾ
スイスチーズの「穴」の謎、解明・・・原因は「干し草」(Yahoo!:AFP=時事) チーズに空いてる「穴」であります。某ネコとネズミの仲良くケンカするお話でよく出てくるアレであります(実際にはネズミはそれほどチーズが好きではない、という話もあったりしますが、まあ、あれば食べるでしょう・・・)。
「ネズミが齧った」とか言われてましたが、1917年に「バクテリアが放出する炭酸ガス」が原因とアメリカの学者が論文を発表。しかしどうも納得されてなかったらしく、今でも研究が続いているんだとか。
・・・なんかどーでもいい(失礼)話なような気もしますが。しかし「意味なし」と切って捨てるのは・・・なんか惜しい?ような気もします。気になりませんか? あの「穴」? 見逃せばそれでおしまい、なんですけど・・・一度知ってしまうとなんか気になるオブジェクトではあります。
・・・日本で「チーズ」と言うと大抵はアルミ箔にくるまった「プロセスチーズ」なもんで、ああいう「ナチュナルチーズ」は物語の中だけ、とかそんな風に昔は思ってたんですが・・・最近はそういったチーズも手に入るようになりましたし。
念のため:「プロセスチーズ」というのは基本的に各種チーズをブレンドして加熱したりして発酵を止めたものであります。そのため環境の変化に強く、多少合わない環境下でもそれほど大きく品質が変化したりはしません。逆に「ナチュナルチーズ」はそういった加工をしていないので、うかつなことをすると一気にダメになることもあります。
栄養補助や滋養のための食品でもあるのですが、嗜好品の要素も強い食品であります。・・・例えば「青かび」とか。好きな人は好きらしいんですが、そうでもない人は敬遠してしまいます。
そういった「チーズ」なんですが・・・↑記事ってよく読んでみると「干し草が原因で『穴』ができる」と記してあるんですが、まだ踏み込んだことまでは記されてありません。昔ながらの開放状態のバケツの方が「穴ができやすい」ということになってますが、じゃあ、現状の密閉式の搾乳機だと一切「穴」はできないのか・・・と言えばそうでもないようですし。ただ「穴が減ったり小さくなったりする」ということのようですし。
・・・まだまだこの謎は続いていくと思われます。完全解明、と・・・いくんでしょうか? いつかは?
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05/26/2015
俺は肉が食いたいんだ
脂を食いたいんじゃない・・・というのをどっかで聞いたような。
「肉ブーム」イベントに93万人・・・キーワードは「赤身」「熟成肉」(Yahoo!:毎日) 記事中にもありますが「霜降りでないと肉ではない」的な考えは結構前から主流となっていました。
が・・・自分もそうですが年取ってくると脂身がきつくなってくるもんで。
さらに「脂身だけ」的な話になってくると。「霜降り」はサシと呼ばれる脂身が適度に入った状態で、柔らかい感覚が人気ですが・・・「脂が多い方がいいのか」となぜか脂身どっさりの肉を売ってるとこがなんか多かったような気がします。・・・少しならいいんですが。
これは魚にも言えることで、なぜか・・・脂が乗っている=脂たっぷり的な考えもあって。刺身で醤油に脂が散る・・・まあなんて脂の乗り! 的なコメントもよくありますが、そんなん見ると焼きたくなったりします。これも少しならいいんですがそんなにどっぱりあってもなあ、と。
身を食いたいんであって脂を食いたいわけではないわけです。
健康面のこともないわけではないんですが・・・やっぱり好みが変化してきているのかも知れません。
熟成肉も興味あるんですが・・・個人でやるにはちょっとハードル高そうですし。しかもお高くなりそうな。
これも前々から「新鮮なものに限る」的な考えが主流でありますが・・・実際には食肉用の肉、というのは肉になってすぐ出しているわけではないんだそうで。ただその期間や管理方法をさらに洗練させたのが「熟成肉」ということなんだそうであります。
そう言えば狩猟で得たカモは目にウジがわくくらい軒下に吊るして放っておいた方がウマイ、とかそういう話もありますが・・・。
常識、と言うか思い込みで限定しちまうのはちょっともったいない、とかそういう話になりそうではあります。
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05/22/2015
二つほど 5/22
なんだかよく分からなくて二つほど。
一つ目。青山学院大学で「ヘビメタ禁止」(Yahoo!:J-CASTニュース) どうもいきなり「ぽんっ」と出てきたようなんですが。一応?謝罪はしたようなんですが・・・しかし詳細は分からず? 撤回したんだかどうなんだか。
青学の相模原キャンパスで10月に開催される大学祭「相模原祭」に関して実行委がステージ演奏のバンドに関し「デスメタルやヘヴィメタル等のジャンル以外」を募集するとツイート。つまりヘヴィメタル系はダメなんかい、と。各方面からツッコミが入り、「お騒がせして申し訳ありません」とツイートしたんですが・・・結局ヘヴィメタ系はダメなんだかどうなんだかも分からないまま、と。
「幅広い年代の方が多く来場してくださる相模原祭に合った演奏」を求めている、という向きもあるんですが・・・今どきヘヴィメタが「年代的にそぐわない」と言われてもなあ、と。過去にギター(エレキギター)を持ってるだけで「不良だ」と社会的にマイナスイメージで見られる時代がありましたけど、まさかそんな時代錯誤なことを言い出すとは思えませんし。
・・・何か事情があるのでは、と思いますが・・・そうでないとなんかすっきり?しないような・・・?
二つ目。マクドナルド、セットを「1000通りの組み合わせ」に(Yahoo!:産経)・・・なんか方向性が違ってるような気もするんですが。今さら「健康志向」とか言われても・・・イメージ的に復活したいところなんでしょうけど・・・大胆な方向転換とか、思い切って「ジャンク路線(ただし内容はヘルシー)」とかそんな風に舵を切ったりしないとあんまし変わらないような気もしますが。
・・・ここんとこ自分も行ってないんで最近どんなんだかも分からないんですが。
マクドナルドの「売り」の一つは「世界で最も知られているハンバーガー」だと思われます。その辺から攻めてみるとかそういう手もあると思うのですが・・・なんか中途半端に「ケンコー」とか言われてもなあ、と。値下げすればいい、というものでもないでしょうし。実際、色々考えているとは思うのですが・・・。
こっちもすっきりしないなあ、と。小手先だけでどうにか、とかそんなことも思ってしまうのですが。
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05/09/2015
ナマズはナマズ
ウナギではないですし、最初から代用品狙い、というのも・・・?
「S級グルメ」ウナギに負けない清流ナマズ尽くし(Yahoo!:産経)。他にも近大と業者が「ウナギ風味のナマズ」を研究開発中(Yahoo!:朝日新聞デジタル)という記事もあります。
いずれも「将来ウナギが食べられなくなるかも」ということからの対抗策?の一つでもあるのですが。
・・・でもナマズはナマズだよなあ、と。
自分は食ったことないんで(ウナギだってそんなに多くは食べてませんが)味や風味などについて詳しくどう、とは言えんのですが。でも「ウナギがダメならナマズで」から「ウナギみたいなナマズを」となってくるとまた話が違ってくるような。・・・ナマズはナマズなわけで。
まあ・・・でもある意味仕方ないのかも知れません。食物の好み、というのはかなり保守的なものだったりします。妙なイメージや先入観のある食べ物は積極的には買われません。買われないのなら積極的に売ろう、とはなりにくいものであります。
例えば「外来種問題」というのがあります。
ブラックバスやブルーギルなどサンフィッシュ系統の魚は、現在の日本ではほとんどが個人で飼育したり生きたまま運んだりすることを禁じられています。理由は・・・生態系への影響。そういうのが多くいる水場では「釣ったら放さずにここへ」と専用の廃棄ボックスを設置したりしています。なんとか数を減らしたいところなのです。
・・・じゃあ、そういう魚を積極的に食っていったらいいじゃないか。
という声は結構前から聞かれます。が・・・個人経営のレストラン程度で大規模な物流にまでは発展しません。
どうも「ブラックバスは食えない」という認識が多くの人にはあるようで。実際はスズキの仲間で白身の魚。毒なども当然ありません。・・・もちろん、生の刺身で、とかそういうことになると話は別ですが火を通す分には問題ありません。でも魚屋の店頭にででん、と並んでいても誰も買わないでしょう。
何らかの手段で売り込めれば別でしょうけど・・・そこまでやるかどうか。
ナマズも同様で、昔は貴重なタンパク源だった頃もあったんですが・・・昨今はそういうこともなく。見た目のイメージから敬遠される魚になっています。実は一時期アメリカのチャネルキャットという大型のナマズを養殖して名産品にしよう・・・という動きがあったんですがこれも特定外来種に指定されて弱まってしまった、ということがあったりします。
これも外来種だから・・・という側面もあるんですが、今どきナマズなんて泥臭くて・・・とそういう先入観が今でもあるから、というのが一つはあると思われます。
・・・何かやり方があるんでは・・・と個人的には思ってるんですが。売り込み方法とか。そういう方面からも研究してみるとか、そういうやり方もあるのでは、と。結局代用品じゃないか、という方面に落ち着いてしまうのは・・・なんだか色々と惜しい気がするんですが。
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05/03/2015
それでも飲んだら乗るな
アルコール「1%」県警が警戒・・・兵庫(Yahoo!:神戸新聞NEXT)。「アルコール1%だから飲んでも大丈夫だろう・・・」と言っても飲酒運転は飲酒運転なわけで。↑記事中では「酒気帯び運転」について述べられてますが「酒酔い運転」だとさらに罰則は厳しくなります。・・・明らかに酔っ払ってるやんけ、コイツということになるかも・・・ということであります。
もちろんそうなっても検査して、呼気のアルコール濃度を測るとは思いますが・・・例え1%でも絶対に酔わないことはないわけであります。
飲酒運転で一番怖いのは「酔ってまともに運転ができない」状態になることであります。その可能性をゼロにするには「アルコールを摂取せずに運転する」しかありません。
前にも書きましたが・・・現在日本の飲料で「酒」というのはアルコール1%以上の飲料を言います(そうなると税金がかかってきます)。逆に言えば「アルコール0.99%」の飲料は「酒」ではありません。
・・・じゃあ↑アルコール1%の酒を水で薄めたら飲んで運転してもいいのか、と言うと・・・そういうわけではなく。アルコールを摂取する可能性がある限りそういうことはやめましょう、ということであります。
もちろん食品にも(表示されていなくても)アルコールを含むものもあり・・・そういうのを知らず知らずのうちに食べて運転、ということもあり得ます。
しかし自分から能動的に「飲んで運転しちゃえ」というのはどうか、ということであります。何らかの「害」が起きるのならその可能性は可能な限り排除した方がいいに決まってます。
・・・でもなあ・・・コレ、実感ない人は本当に実感ないわけで。一番多いのは「今まで大丈夫だったから今後も大丈夫だろう」かと。それで大事故が起きてようやく青ざめるわけです。が・・・時すでに遅し。そしてそういう人たちも実感するわけです「実感できない奴が多すぎる」ということに。
罰則の強化等によって減っている、と願うばかりですが・・・そういう風にやっていかないと減らない、というのもなんだかなあ、という気もします・・・。
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04/17/2015
コメ食いねえ
世界で一番「おコメ」を食べているのは・・・?
1位はバングラデシュ。日本は・・・なんと50位という結果に。
→世界一番おコメを食べているのはどこの国?(TripAdvisor)
バングラデシュの次はラオス・カンボジア・ベトナム・インドネシア・ミャンマー・フィリピン・タイ・スリランカ・・・と続きます。
ほとんどがアジアなわけですが・・・。
実はスリランカの次、つまり10位に「マダガスカル」、11位に「シエラレオネ」が入ってます。ようやく?のアフリカ勢。その後はアフリカとアジアが混在していって17位に中国が入ってきます。
このランキング、「コメ生産量」も同時に載っているんですがこっちの1位はやはり「中国」で・・・2位は「食べる」方では22位の「インド」という結果になってます。実際、バングラデシュでも「作る」方は4位ということになってますんで、やはり多く作る方が多く食べるのか・・・と思ったら「食べる」2位のラオスは「作る」方ではかなり下位、ということになってます。
・・・作れば食う、というもんでもなさそうな・・・。
↑で最下位50位が日本ということになってます。・・・当然、と言えば当然ですが「アジア」「アフリカ」と来て「カリブ系」が入り出して、そこまで・・・という印象でヨーロッパは入ってません。あっちは麦の文化、ということなのか・・・それとも・・・何か条件があるのでしょうか。
穀物というのはヒトにとって重要な栄養源であります。そこにも地域差や状況差が色々出てくるもんではあるのですが。
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04/06/2015
ある食い物
外資系バーガー続々上陸の背景とは(Yahoo!:NEWS ポストセブン) 基本的に「何か」をパンで挟んだ食べ物、ということになります。最も有名でメジャーなのは「肉」でしょうか。つまりはハンバーガーということになります。
日本ではマクドナルドが定着している観がありますが・・・「本場」となるとまたちょっと違った趣向になっていたりします。
基本、大きいです。
日本だと、ちょこん、と紙に包まれてるようなイメージですが、本場のはかなりデカかったりします。何しろ皿に乗って出てくる「一品料理」なわけですし。・・・こういう「本格的な」ハンバーガーというのは日本でも大分増えてきましたが・・・全国でチェーン展開してるマクドナルドの方が明らかに有名なわけで。そうなると「ハンバーガーというのはこういうもん」というイメージが日本では定着してしまいそうな。
まあ、昨今はアメリカでもカロリーの過剰摂取が問題になってきてますから・・・バーガー類じゃなくてドリンク類の「デカさ」もハンパじゃないです・・・もしかしたら日本のような印象のハンバーガーが逆にあっちでウケる、ということもあるかも知れんのですが。
日米でも若干のイメージのズレがあるわけです。そこへ「本場」が乗り込んでくる、となると・・・どうなんだろうな、と。今さらマクドナルドの牙城を崩せるか、と言えば微妙なとこですし。では「本場」を拒絶するか、と言うと・・・色々あった方がいい、というのは最近の日本でもそう思う人が増えているのは事実であります。
・・・どうなんでしょう・・・過去に失敗してる店もあるんですが・・・うまくいくのかなあ・・・。
個人的にはそれなり、と言うとヘンですがおしなべて皆同じよりはいくらかでも選択肢を残して欲しいと思ってるのですが。今が外資が乗り込めるチャンス、と言うのなら生かして欲しいなあ、と。
結局一社に固まってしまよりは、何らかの進行?があると思うのですが。
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04/03/2015
二つほど 4/3
国内で二つほど。
一つ目。商標法改正で登録商標「音」「動」「色」出願続々(Yahoo!:産経)。芸人さんの「一発芸」はどうなるんだ、という論調ですが・・・たしかにそういう意味では申請しないような。企業のように独占性を保ちたいのなら話は別ですが。でも話のネタとして申請しました・・・というのはあるかも知れません。
ちょっと前に某企業がCMの音(やはりその企業独特のメロディ)を商標登録申請した・・・とかそういう話もありましたが、今回はそういった「流れ」が本格化したような観もあります。これで企業が独自色をキープできる・・・という向きもありますが、その分自由度が減る、みたいなことになるかも、とか色々ありそうな。
それでもある程度の世間への認知度がないと承認されないでしょうし。いきなりどっかの企業のを申請しておいて後で高く売りつけてやる、みたいなのは困難、ということにしておいて欲しいものであります。
二つ目。サントリー「レモンジーナ」売れすぎて出荷停止へ(Yahoo!:産経)。一年分を二日で、とのことであります。色々とネットでは話題になってましたが(風味とか)・・・結構売れ残ってるという情報もあって、地域差?みたいなもんもあるのかも・・・?
やはり人気になった「オランジーナ」の姉妹品?であります。あっちがオレンジでこっちがレモン。現地に行ったことないので分からないのですが「オランジーナ」はフランスの飲料が元になっているとか。「レモンジーナ」もそうなのかどうか、その辺もちと分かりませんが。
何にしてもこういうのは製造と販売のバランスみたいなもんがかなり物を言いそうなので・・・ミスなのかそれともわざとなのか、というのは・・・やっぱり分からない話ではあります。
・・・一方で「復活」する商品も。まるか「ペヤングソースやきそば」6月に販売再開へ(Yahoo!:ITmediaビジネスオンライン)・・・風評被害的なところが気になりますが・・・やはり定番商品ですし。完全復活を願いたいところではあります。
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04/01/2015
中身と外見
人気中華調味料「味覇」の味が変わる?(Yahoo!:ねとらぼ) いや、なんかおかしいなあ、とは思ってたんですが。「味覇」と「創味シャンタンDX」が同じところで売られている、という光景がままあったもので。創味の方は見たことなかったんですがパッケージにはかなり長く作られている・・・ということが記されてありますが・・・なんだろうな、コレは、とか思ってました。
「味覇」はちょっと前までよく使っていた調味料で、コレがあるだけでチャーハンや麻婆豆腐の出来上がりが全然違います。・・・モノとしてはペースト状の中華スープで、そのままお湯に溶かしてもいいですよ的なことも書かれてあるんですが個人的にはなんか油っぽくなってかなりキツイ味になったんで、一回やってみただけでもうやらないことにしています。
その代り、と言うか「調味料」として料理に入れると格段に良くなります。そのため自分の中では「中華必須の調味料」という位置づけだったんですが・・・。
・・・↑のような事情があったとは。しかも中国の会社が作ってる、と勝手に思ってたんですが日本の会社が製造して日本の会社が販売してたんですな・・・まあ、それはそれで問題ないんですが。
最近はちょっと事情があって全然使ってないんですが・・・味が変わるのかなあ、やっぱり、という気はします。「外見」の会社が「中身」を別に発注して・・・となるとやはり変わるでしょうし。そうなると「中身」の会社の製品を・・・と思いますが流通的には弱そうな。ちょっと時間が必要かも知れません。
そういうトラブルがないのが一番いいのですけれど。なかなかそうもいかない部分もあって、行き違いはある意味仕方ないことなのかな・・・と思いますが・・・やはり味は変わって欲しくないなあ・・・。
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03/26/2015
二つほど 3/26
あれこれと二つほど。
一つ目。エジプトで「世界最古の乳がん」(Yahoo!:ロイター) 4200年前、とのことで・・・確認された限り、ということになりますが「世界最古」であります。もちろん、病気というのはヒトが地球に出てくる前から存在していたわけで。そういう意味で「最古」というとどんなもんなんだろう・・・とか思ってしまいますが。
がん、というのは通常の細胞が「変わってしまう」病気なので・・・実はかなり古くからあるのでは、ということは想像できますが。
逆に「最新の病気」というと何だろうか、とか。インフルエンザは実は隕石によって宇宙からもたらされた、という説があって、もしそれが事実なら結構新しい病気ということになってしまいますが・・・ということは未来にはまた違った「病気」が発生してる・・・かも知れません・・・?
二つ目。カルビーが「筒入りポテトチップ」参入(Yahoo!:BizBuz)。意外と言えば意外ですが、いわゆる「成型ポテトチップ」は初参入になる、とのことであります。
・・・そう言えばたしかに通常のポテトチップしかなかったような。いや、でもしかし「ポテト製品」ということならそういうのは既にあったような。でも「筒入り」というのは初、ということになりそうな。
市場的にはどうなんでしょうね、飽和してる・・・ようなそうでもないような。でもこういうシンプルな食品というのは寿命?長そうではあるのですが。
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03/24/2015
健康とは
「健康な食事マーク」4月からの導入見送り(Yahoo!:JNN)。
→『日本人の長寿を支える「健康な食事」のあり方に関する検討会』の報告書を取りまとめました(厚生労働省)
・・・要するに「国民を健康に」ということで、そのためには「食生活から」ということになるのですが。その方向性は間違ったものではなく、むしろ王道とも言えるものなのですが。その方向性に沿った食品(生鮮ではなく製品として)には「健康な食事マーク」を付けて「健康を促進しよう」ということで、これも別に問題はなさそうなんですが・・・。
どうにも決めつけっぽくなるんではないか、という声が。
主食には炭水化物が40~70グラムで、玄米や麦の穀類が2割程度。限定しちまっていいもんか、と。・・・これで白米の消費がどう、というのもどうかな、とは思うのですが・・・たしかに無自覚でも玄米食ってればそれで全部OKなんかい、と言われたらそれまでのような気もします。
これさえしとけば死ぬまで健康的な生活が送れる、という事象なんか存在しなわけで。でもなんとかして健康的に送れるようになると思われる方法はあるんだよ、その一つがこういう食事だよ・・・とうまく啓蒙できればいいんですがなかなかそうもいきそうもない。
その辺に行き違いみたいなもんが出てきたような。上手なやり方がどこかにあるように思うのですが。
お上からのお達し的なもんだからかなあ、と個人的には思うのですが・・・さて?
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03/23/2015
おひとりさま用
「一人バーベキュー」に特化した小型グリル(Yahoo!:ねとらぼ)。なんか他のことにも使えそうなんですが。例えば一人でツーリング中に・・・とか。大きさはA4サイズと非常にコンパクトですし。
・・・こういうのは意外なところで役に立ったりするもんではあるんですが。超小型持ち運び可能グリル、ということでなんかできそうな。
・・・と思ったんですが、↑記事と画像をよく読んで見てみると・・・コレ、意外?と本格的なんですな。てっきり「ガスコンロ」的な何かと思ったんですがどうも「炭」を使うようで。
「ケースを開き、グリル網とトレイ(炭置き網)をセットするだけで準備完了。」(「」内↑記事より引用)
ということはどこかで「炭」を調達しないといけないわけで。たしか「着火剤」的なもんがあると思いますが、「炭で火起こし」というのは実はかなりめんどいもんで・・・持ち運んだ先でさっとバーベキュー、というわけにもいかなかったりします。
何しろ炭というのは火が着きにくいです。・・・もう今はやってないんですが、実家で親父が「炭火焼き」に凝った頃がありまして。七輪を外に持ち出してそこで色々焼くわけです。一杯やりながら。ちなみに最も美味かったのは「豚バラ肉の塩焼き」豚バラ肉を串に刺して塩を振り、炭火で焼くだけ。これは焼きたてでないと美味くない、という正に炭火焼き用でもありました。
しかしその豚バラにありつくためには火を着けないといけない。
最初は古新聞から。炭の組み方にもコツがあってぎっちり詰めても足りなくてもダメ。適度に空間を空けて適度に詰める。そして火のついた新聞紙などを投入して・・・七輪の上からあおぐ。
・・・後に「着火剤」なるものがある、というのを知って便利になりましたが・・・当初はなかなか火が着かずに悪戦苦闘の連続でした。
その代り一度着いてしまえば結構消えないもんなんですが。バケツに張った水に放り込んでしばらく置いておかないと火が消えない。放り込んだ炭は乾燥させてまた使うこともできます。
・・・ということは↑いざ一人バーベキューを楽しんで、終わった後に炭も含めて後始末・・・それも一人で。
こっちの方が寂しいんじゃないか、とか。食ってる時は美味いもんですからそうでもないような気がするんですが。
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03/09/2015
健康的な
ノンアルコールビール風飲料・・・。
「特保のノンアルコール飲料」認可、未成年への飲酒への影響は(Yahoo!:産経)。未成年もそうなんですが、成人でもなんかミョーな誤解しそうで怖いんですが。「これさえ飲んでおけば健康になる!」と思い込んで必死に飲みまくる・・・とか。
実際は糖の吸収を穏やかにするとかそういうものですから、生活習慣病の予防・・・メタボ対策が主であって、特定の病気を治したりするわけではありません。そういうのは医者や薬品の仕事であります。
「特保」つまり「特定保健用食品」とはカンタンに言ってしまえば「これこれこういう効果がある食べ物」と言い切ってもいい食品といったところでしょうか・・・「薬」で「ナントカに効果がある!」というのは(それが本当に薬として認められていれば)問題ありませんが、「食品」でそれをやるのは法で禁止されています。・・・それができる食品、ということになります。
当たり前ですがその方がウケがいいので各業界が目指しますが、認可は結構厳しいものであります。数年以上開発にかかったり、その間の資金も当然かかります。しかも一度認可されても後で取り消される・・・なんてこともあります。
それでもウケもイメージもいいわけで。今の時代「ウマイ」よりも「体にいい」の方がもてはやされるような。
そこで「健康的なノンアルコールビール風飲料を」というのは当然な取り組みとも言えるわけですが・・・個人的にはなんか釈然としないと言うか何と言うか・・・そこまでしてビール風飲料飲みたいのか、と。やっぱりきちんとしたビールを「ウマイ!」と呑みたいなあ、と。
そこまで健康に縛られるのもどうかなあ、と思ってしまうのですが・・・。
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03/06/2015
しんししん
WHOが新指針「砂糖などの糖類は一日25gまで」(Yahoo!:マイナビニュース) これまでは「50g」としていたので半分、ということに。これは一日の総摂取カロリーの10%が「50g」なので半分の5%だと「25g」になる、ということらしいのですが・・・。
いや、糖類を減らせ、というのは分からんでもないですが・・・ここまできちまうとなあ、と。
よく分からん第一はなぜにグラム数まで、ということであります。例の「BMI値」もそうなんですが、全人類おしなべて全く同じ体質・体格をしているわけではなく。個人差という「差」が存在しているはずなのに・・・「この量で」というのがよく分かりません。
あくまで「指針」なんで、という言い方もできますが・・・それにしてもなあ、と。
例えばこれくらいの体重・身長ならこれくらい、とか。こういう生活してる人ならこれくらい、とか。そういうもっと細かいところまで出てくるんならまだしもいきなり「25g」と言われても。根拠がない、というわけではなさそうなんですけども。
実際、人類は近世に至るまでは飢餓は身近なものでした。大部分が「食えない」のが当たり前だったわけです。しかし近年になって「食べられる」人類が急増。しかし身体はそんなに急に対応できるわけもなく・・・不必要な分まで「食べてしまう」・・・と。
そのため節制しましょう、というのは的外れではないのですが・・・。
どうなんだろうなあ、各業界からの反応も色々ありそうな指針ではあります。健康はたしかに大事なんですがもっと柔軟性もあってもいいんじゃないか、とか思ってしまいますが。
12:24 AM | 固定リンク
02/14/2015
あくまで特例
規制撤廃、というわけではないんですが・・・。
ミラノ博、「特例」でかつお節EU持ち込み可(Yahoo!:JIJI)。EUにかつお節は持ち込めない・・・さらにフグの類も「毒魚」ということで流通が禁止されています。さらには一部和牛以外の鶏肉や豚肉も。
こういうのは各地域の解釈?があるので仕方ない、と言えば仕方ないことなんですが。「かつお節に発ガン物質が!」と言っても丸のままかじるのではなく(なまり節という「生かつお節」的なものもありますが、製法が若干違うような)ダシや削り節で使う分には問題ない、というのが日本の見解でもあるんですが。
実は和食の世界展開、というのは結構色々なハードルがあったりします。
かつお節はその成分から、ですが鶏肉や豚肉は関税の問題であります。さらには一部の野菜もやはり高い関税が。少し変わったところでは・・・和食ではありませんが・・・盆栽とか。「土」の輸出入というのは検疫関係で国によってはかなりな困難があるそうであります。
そういう方面からも実は大変だったりします。
かつお節に関しては実はフランスかどこかに枕崎のかつお節技術を生かした工場を作る、とそういう話もあります。これは関税回避の方法の一つでもあります。日本車を輸出すると関税が高いので現地工場を・・・とか。それに類したものではあるのですが・・・それでも「外産かつお節」となると日本産とは若干違うんじゃないか、とか・・・そもそもの発ガン性物質の濃度はどうなるんだろう、とか色々あったりしますが。
・・・それでも「本物の和食」をこれで伝えられるなら、と。・・・いや・・・「かつお節使えばそれは即和食」というわけではないだろ、という声もあります。精神と言うか根幹と言うか。そういうところを伝えてこその「和食文化」ではないか・・・と。
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02/12/2015
センデンのキセイ
知られざるお酒の広告事業・・・ネットに活路を求める(Yahoo!:dot.)。あくまで「自主規制」なので・・・でも業界のルールとして定着しているようなので、カンタンに無視はできないでしょうけど、こういった「規制」は当たり前なことになっているかも知れません各業界。
お酒のCMもそうですが。タバコのCMどころか広告も現在はありません。昔は「スピーク・ラーク」とかテレビでCMやってたくらいなんですが。今は・・・雑誌広告すらありません。
タバコの方は世界的な禁煙の流れの先、であります。お酒も今後そうなっていくのかどうかはまだ分かりませんが、兆し?的なものは見えているという話もあります。
しかしテレビCMもダメ、雑誌や新聞広告もダメ、となるとやはりネットに流れるのも一つの方向性ではあります。
・・・でもしかしそこまでしつこく?広告してくるような印象は個人的にはないんですが(タバコはネットですらそういうのありませんが)。むしろどっちかと言うと、一度の検索履歴から「オススメ商品」をカテゴリごとぶちまけてくる某ネットショッピングモールの方がうざったいような気もしてますが。
サイトの開設(サイト開く、ということは宣伝する、と同意義みたいなもんですし)は問題ないわけで。・・・いや、タバコはどうなんだろうか、世界的に繋がるから生産会社のサイトはあっても「宣伝」はないのかなあ・・・。
知らせる・知る、というのは重要なことなんですが。あまりに規制規制しちまうとその辺の自由度的なもんもなくなってしまいますし。でも内容的にはなあ・・・と。例えばメシ時にトイレ関連のCMとか、のべつまくなしの借金関係とか。そういうところへの配慮と言うか規制と言うか、その辺から・・・とかそんなことも思うのですが。
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02/10/2015
そりゃあ「間違い」なら
返還すべきですが。
サッポロ「極ZEROは第三のビールだったから税金を返せ」は認められる?(Yahoo!:弁護士ドットコム) 前にこの「あれこれ」でも取り上げましたが・・・「極ZERO」とはサッポロのいわゆる「ビール飲料」の一種でもちろん「お酒」であります。
発売は2013年ですが当初は「第三のビール」として売ってました。が、翌2014年に国税当局から「これは発泡酒ではないか?」との異例の指摘を受け、製法を変えた新「極ZERO」は「発泡酒」のカテゴリへと変更された・・・というやはり異例の措置を取った酒であります。
その際、旧「極ZERO」発売分として115億円の追徴課税を受けてます。が・・・後にサッポロで社内調査を行ったら旧「極ZERO」はやはり「第三のビール」だった、ということで余分に払った115億円を返せ、と。
「第三のビール」「発泡酒」の最大の違いは「価格」であります。かかってくる税金が違うので「第三のビール」の方が安くなります。そのため各社は価格の安い「第三のビール」へ主戦場を移しつつあり・・・「発泡酒」はいささか中途半端な状況となっています。「ビール」ほど高級感はないし、「第三のビール」ほど安くない。・・・しかし一方で機能性ビール飲料とでも言いましょうか、様々な「機能」つまりナントカがゼロとかカントカが何%とか、そういう種類にとっては主戦場となりつつ・・・あるのかな、やっぱり「第三のビール」に流れていくのかな・・・。
・・・裁判になったら明らかになるんでしょうか。
基本的な製法の違い、というのが存在しているので・・・その辺を掘り下げれば証拠は出てくると思うのですが。そういうところを察知したから「発泡酒じゃないの?」と突いてきた、と思うのですが。それでも「あれは発泡酒じゃなかった」と反論してくる、ということはそれなりに確証がないとできないわけで。
隠し玉的な何か、があるんだろうか・・・。
間違ったなら返還に応じればいいんですけど。何か・・・一悶着ありそうな。何分にも過去に例がないと思われる事例ですし。
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02/05/2015
夜間飲酒禁止
公共の場では、ですが。
シンガポール・・・PM10:30~翌朝AM7:00まで公共の場での酒類販売・飲酒を禁止する法律を議会で可決(Yahoo!:SankeiBiz)。違反者には1000シンガポールドル(約8万6790円)以上の罰金または最長3カ月の禁錮刑、とのことであります。
・・・とは言っても過去にアメリカであった「禁酒法」のように酒の販売は全部ダメ、とかそういうのではなく(あれはマフィアの資金源を断つのが目的でしたが)。飲んで騒ぎすぎて犯罪、ということがあるため公共の場では禁止する、ということであります。自宅はもちろんホテルの部屋の中とか認可を受けたバーなどなら問題なし、とのことで・・・観光業にもそれほど影響はなさそうな印象ではあります。
・・・まあ・・・うがった?見方すると「バーで一杯やって街中で暴れたらどうなるんだ」とかそんなんもありますが。そういう場合は↑の法律ではなく普通に「暴れた」ことに対して取り締まるだろうなあ、と。しかもそういう事件の件数もこれで減ることになるのでは、と。
シンガポール、とのことでこれが日本なら、と考えてしまうのですが。
一頃のように「酒が入ってるから・・・」と何でも(そこまでは行きませんか)OKというような風潮は変わってきているように思われます。が・・・場所によってはまだまだ甘い一面も残っているのが実情であります。
そこで「夜間飲酒禁止」とやってみる・・・。
・・・ちょっと無理かなあ、というのが個人的なとこであります。シンガポールはかなり前から観光立国として街の景観保護などに力を注いできた過去があります。その流れでの「禁酒」というのでまだ受け入れられるかも知れませんが、日本の場合は・・・ちと。そりゃあ無理やり押し通したら定着はするかも知れませんが、何らかのカタチで歪みが出てくるんじゃないか、とか思ってしまいます。
例えば自室内での飲酒はOKということなら「飲酒部屋貸し」みたいなのができて、そこからちょっとヤバい方向へ・・・とか。
いずれにせよ、日本ではちょっと無理っぽい話なのかも知れません。
実は↑記事読む前は「あのWHOのアレかな・・・」とか思ってたんですが・・・世界的な禁酒。「禁煙」に続いて「禁酒」を健康面の方向からWHOが提唱している、という話はちょっと前からあちこちで出てきていたのですが。
・・・たしかに犯罪面から、というのも・・・あるのかなあ、やっぱり。そこから「世界的な禁酒の流れ」・・・さて・・・?
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01/09/2015
がっこうのきゅうしょく
全国初・クックパッドに学校給食メニュー、宝塚市(Yahoo!:神戸新聞NEXT)。料理検索サイト「クックパッド」であります。これは結構前から有名な料理サイトで、ユーザーからの「レシピ登録」そしてそれを作ってみた「つくれぽ」などのコンテンツがあります。
個人だけではなく、企業も登録してレシピを発信したりしているのですが。
学校の、それも給食の、というのはたしかに珍しい話ではあります。
→宝塚市学校給食のキッチン(クックパッド)
・・・きな粉揚げパンなど懐かしいレシピも。
しかし地元ならではのレシピも並んでいます。「学校給食」というのはいわゆる「給食センター」で一括して作って分配する方式と、学校にキッチンを設置して作る方式と、大きく二つに分かれます。・・・当たり前ですが「給食センター」方式の方が安上がりですし、品質も安全も保ちやすくなります。が、独自性はなくなります。
・・・そうは言っても設備費もかかりますし。人件費も余分にかかるわけで。大きな都市になればなるほど「給食センター」方式が多くなってるような。まあ・・・仕方ないことなのかも知れませんが。
ところで↑クックパッド。自分はちょっと違った方法で利用することがあります。・・・保存方法です。
野菜などは種類によって保存方法が異なることが多いので、それぞれに対応しているここは結構役に立ったりしてます。こないだはプリーツレタスの長期保存に・・・いや最近葉物高いですし。
もちろん料理レシピの検索にも使えますが・・・ちょっと、いやかなり種類が多いので迷い込まないようにご注意を。
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01/08/2015
酒は楽しむべき
サントリーが「アルコール1%」の飲料発売へ(Yahoo!:TBS系)。大抵の国では「アルコールを1%以上」含んだ飲料を「酒」と呼んでおります。・・・一応?日本もそうなってます。そのため昨今流行り?のノンアルコール飲料は「0.00%」など限りなくゼロに近い、という表記になってます。
・・・ウラを返せば「1%未満なら酒じゃない」ということで・・・例えば「アルコール分0.9999%含有」でもこれが公式に認められればそれは酒ではない、ということになります。まあ・・・この現状でそういう飲料が売れるか、と言えば・・・ちょっと微妙なとこですが。
酒か酒でないか、で重要なのは税金だったりしますが。「酒」だと税金がかかるのでその分値が高くなります。値が高くなれば・・・売りにくい。
それでもあえて「1%」の「酒」ということで新たな分野への切り込み、という狙いもあるかと。たしかに重い(アルコール度数の高い)酒よりも軽い酒の方がいい、という人もいるわけで。↑実際に状況や場面においては必要なことだとも言えます。その中で「究極に軽い酒」ということにもなるわけですが。
・・・タバコのニコチン1㎎かなあ、とか思ったりして。いや、ノンアルコール飲料もそうなんですが・・・なんでそこまで「酒」にこだわるんだろうか、と。個人的にはなんだか無理に「酒」を飲もう、というのが・・・ちょっとなあ、と。
きちんと、と言うと妙ですが・・・きちんと飲める環境を作ってから呑めばいいやないか、と。
今日はもう予定もない。明日も午前中はゆっくり寝てられる。資金もある。そこで酒を買ってくる。ウマイもんも買ってくるか作ってしまう。誰か呼んで一緒に呑むのもいいし、さらに余裕があるならどっかに繰り出そうか・・・。
いやいや一人で家で呑むのもいいもんですよ。好きな音楽かけて好きな本を読む。あるいは極上のビデオや映画観たり。ネットやりながら笑ってみたり。もちろんそういうのも何もなしにただ呑むのもいい・・・。
そういう「場」を作れればそれでいい、と思うんですが。そこに軽い酒やノンアルコールを、というのならそれはそれでアリでしょうけど「そういうのがあるから飲む」というのはなんだかなあ、と思ってしまうわけです。
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12/28/2014
まだ一山も二山も
ありそうですが。
ヤバすぎる? 培養肉ハンバーグの衝撃(Yahoo!:東洋経済オンライン)。考えてみりゃ添加物だの知らない成分だのがなくなるわけで。ある意味で「純粋100%」なわけで・・・「分からないモノが入ってるからなんとなくコワイ」とかそういう人たちにとっても朗報かも知れません(・・・その前に逆にヘンな情報仕入れてきて「培養肉なんかコワイ」とか言い出しそうですが)。
・・・時間が経てば・・・100年くらい経てばたしかに普通になってるかも知れません。技術としてはもちろん現時点でも革命的なものなんですが、普及してしまえば「普通」になってしまうものかと。
ただ。そこへ至るまでにかなりの「山」があるかと思われます。・・・一番大きな山は「なんとなくコワイ」という感覚かも知れませんが。
産業として現行の農業や漁業からシフトしていく、というのは例えば明治期の日本の「駕籠や馬から鉄道」とかそういう先例はいくらでもありますんで・・・しかも来年すぐにそういうことが起きる、というものでもないので・・・そういうもんかな、と思われます。
どういう風に変化していくのか分からんわけです。あれこれ予想立てても結局全然違う方向へ進むかも知れんのですし。今から考えてもなあ、とか思ってしまうわけで。
それよりも「品質」的には、あるいは「味」や「食感」はどうなんだろう、と。ホンモノと間違うくらいのモノになり得るのだろうか、と。その辺も、まあ、まだ分からんと言えばそれまでですが。
・・・しかし↑記事でちょっと気になったのは宗教としてのベジタリアンの人たちにも受け入れられている、という点で。「殺生」を戒律上禁じているからこそ肉食をしないわけなんですが・・・そもそもの「幹細胞」を「命」と見るならば結局は「殺生」ということになってしまうのか・・・それとも「幹細胞は細胞の一つであって命ではない」という認識なんだろうか、と。
単細胞の生物だって存在しているわけで。どうなんだろうか・・・と。・・・まあ、これも実際に出回るようになってから公式?な見解が出されるべきかも知れません。まだまだ先は長いのです・・・。
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12/22/2014
瓶に詰める
・・・そんなのが流行ってたんですか・・・。
流行の「ジャーサラダ」って何?(Yahoo!:オリコン) 要は「ビンに詰めたサラダ」ということで、ドレッシングに漬ける・密閉性が高いというとこで長持ちしない生野菜をある程度は長持ちさせることもできる、と。
そして見た目と・・・「ニューヨークでも流行中」というところがミソでしょうか。作り置きしておいてビンごと持ち運んで食べる、と。
こういう瓶というのは実はちょっと気になってる?品物だったりしてたんですが。
前にこの「あれこれ」で触れたかも知れませんが・・・ヨモギ茶を手に入れた頃に「密閉できる容器が欲しいなあ」ということで探してみたら「ゴムで密閉できて金具で留める」ガラス瓶、というのがありまして。それで購入しました。アメリカのものではなかったんですが、まあ、こう言っちゃ何ですが値段も値段だったんで安っぽいもんかなあ、とか思ってたんですが。
来てみると厚手のガラスでずっしりと重いもので金具もしっかりしていて、なんか・・・カッコイイ。
「ガラス」と「金属」との組み合わせというのもかなり興味をひかれまして。その後いくつか買い足したりしています。
こういうのを使ってサラダ、かあ・・・と。
たしかに面白そうなんですが、気になったのは一つは「重さ」でしょうか。一週間はもつ、ということなのでそれなりの大きさが必要でしょうけどそれだとかなりの重量になりそうな。プラスチックではないものですし。
そしてやはり・・・安全性?
これが夏場だったらどうだろう、とかそんなことも考えてしまいましたが。ドレッシングなどで調整?できるかも知れませんが・・・今の時期だけなのかなあ、来年も「流行り」なのかなあ、とかそんなことも考えてしまいましたが。
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12/11/2014
これも文化
正月の食卓に「個食化」の波、「一人おせち」好調(Yahoo!:産経)。これを「お正月くらい皆が集まればいいのに」と捉えるか「いや、その方がいいか」ととるかは色々かと。・・・「こうでなくてはいけない」というカタチもないもんでありますから、あまり格式ばるのもどうか、とは思いますが。
・・・でもまあ、個人的には「正月くらいは・・・」とか思ってしまいますが。まあ、その辺は好き好きではあります。
こないだとある番組で「鍋、というのは実は新しい」というのをやってまして。江戸期辺りだと正に「個食化」が作法だったので「皆で鍋をつつく」というのは実は高度経済成長期まで日本では主流ではなかったのでは・・・というものでありました。
実際、武家の食事は基本そういうもので。それぞれに膳がしつらえられてそれぞれで食べます。
が、日本全体でそうだったのか、と言えば・・・どうなんだろう、と。例えば囲炉裏というものもあるわけです。武家ではない家の場合。囲炉裏端で煮炊きして囲炉裏端で皆で食う、という方式もあったんでは・・・と。
おせちも「お節」と書くように元々は季節などの節目に食べるものであります。「正月」というのは今と昔はちょっと、いや大分違っていてかなり儀式めいたところもありました。
例えば・・・前日の大晦日。
この日の夜にヒトの体から天に向かってムシが昇っていく、とされていました。何をしに行くか、と言えばそのヒトの悪事を天のお偉いさんに告げに行く。しかしムシはヒトが眠らないと天には昇らない。じゃあ、起きておけば悪いことを知らせずに済む・・・ということで一晩中起きるようになった、とかそういうのもあります。
その他、正月はお店者(おたなもの)つまり商家で働く者にとっては盆とこの時しか休みがありませんでした。だからご馳走を作って皆で祝う。正月になってまで働きたくないので日持ちのするものを・・・さらに縁起のいいものを・・・と。それが「おせち料理」となった、という話があります。
今は別に盆と正月しか休みがないわけではなく。さらに正月になると実は年始回りが忙しくなるから元旦は皆寝正月決め込んで、翌日は大人はみんな年始回りでばたばた、というわけでもなく。
だから今のおせちが「個食化」してそれぞれ食べるようになっても、まあ、そんなもんではないか・・・と。でも正月くらいはごろごろしよう・・・とかそういうのは残ってますからやっぱりめでたいもんで、祝日なんだな、というのは今でも残っているわけであります。
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12/09/2014
不満はありそう
どっちなんだろう?
「発泡酒」なのに税率高い・・・EUが日本に是正要求(Yahoo!:読売)。これは「本来『発泡酒』扱いのはずのEUのビールを『ビール』として高い税率をかけるのはおかしい」という論調のようなんですが。
「発泡酒扱いは非関税障壁」・・・EU日本に是正要求(東京新聞)。こちらは「日本でEUのビールは『発泡酒』となっていてイメージがよくないから『ビール』として扱え」という論調になってるような。
・・・一体どっちやねん、EUは自分のとこのビールを「発泡酒」にしたいのか「ビール」にしたいのか・・・それとも書き方次第でどうにもよく分からんことになってるのか・・・?
カンタンに説明すると・・・日本の「ビール」の定義は
『麦芽・ホップ・水を主な原材料としていて、その他の原材料(副原料)は半分より少ない』
お酒、と言えます。
「発泡酒」はあえて原材料の半分以上を『副原料』とすることで税率軽減を狙っている、という見方もできるわけで。「第三のビール」はそもそも麦芽を使っていなかったりします。
・・・かつてドイツでは「ビール純粋令」なるものがあって(現在はほぼ無効化されてるとか)原料に麦芽・ホップ・水を使ってる酒しかビールとは認めん! とかそういうことになっていたそうですが、そうでもないベルギー辺りでは結構色々なことが試されていて、「なんとか風味のビール」というのもたくさんあったりします。
醸造の工程で風味づけをしていくわけですが・・・そうなると「副原料」が増えてしまいます。
そのため日本では「発泡酒」扱いとなってしまうわけであります。
個人的には別に「発泡酒」でも「ビール」でも構わんのではないか、と思いますが・・・「格」的な意味で「ビール」を求める、というにしてはEUのビールは個性的なものが多いですからそこまで求めなくても・・・とか。
しかし税制上の不平等ということになると、また少し話が違ってきますか。その辺は話し合いで解決していくしかないのですが・・・でも「ヨーロッパのビール」というだけでもかなりのアドバンテージ?があるような気もしてるんですが。日本人はいまだに舶来物に弱いもんですし。
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12/08/2014
そういう使い方
「方法の一つ」としてはアリだと思うのですが。
IBMのスーパーコンピュータ「Watson」がサポートした料理はいかが?(Yahoo!:ITmediaエンタープライズ) これはもちろんスパコンにオプション?くっ付けて調理してもらう、というものではなく。プロの調理人を「サポート」するのがスパコン、ということであります。
このWatsonは人間の言葉を理解し学習するだけではなく、書籍やデータからも情報を収集して助言に役立てることができる、というシロモノであります。アメリカではクイズ番組に出たこともあるとか。
着眼点の差異、と言うかやはり人間では無理な発想も期待できるかと。料理に限らずない分野への応用も計画されています。
これは複数の人間の集まりでも期待できるのですが、スパコンなら複数どころではない数の「発想」が期待できます。そこからさらに色々と膨らませていく、という意味ではある程度「受け皿」のしっかりした人がとりまとめないといけないのかな、とか思ったりして。
・・・場合によっちゃ「Watson」に頼りきり、とかそういう話になってくるかも知れませんが。遠い未来。そうなると意味がなくなってしまいますか。
・・・前にホーキング博士が「人工知能が人類を滅ぼす」という警告?を発している、と言う話を紹介しましたが・・・こういう意味だったのでしょうか・・・しかしやはり使い方次第なような気もしますが。
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12/05/2014
バターだけに収まらない?
前にも書きましたが・・・改善?の余地はなさそうな。
バター品薄・・・「生乳品薄状況は変わらない」(Yahoo!:毎日) 使わない人にとってはあんまし関係のなさそうな話ですが、家庭向けのバターがここんとこ品薄になってきている、という話であります。
いや、「ここんとこ」ではなくちょっと前から・・・と言うべきでしょうか。
家庭用で「バター」と言うとお菓子作りなどの料理やトーストに使う、というところが主になりそうであります。が、さらに事態が進めば業務用にも影響が出ることになり(一部ではすでに出ていますが)そして「今後」を考えるなら何とかできないだろうか・・・というところでもあります。
牛乳・・・生乳は国産であります。日持ちのしないシロモノですし。加工してあれば輸入物もありますが・・・そうなると「生」ではなくなります。
この生乳はまず「牛乳」「生クリーム」などやはり日持ちのしない商品に優先的に振り分けられます。その後、日持ちのするバターやヨーグルトになっていきます(それでもめちゃくちゃ日持ちする、というわけでもないですが)。そのため国内で生産された生乳が減るとバターになる量も減ってしまう(最近ヨーグルトの類も値上げが深刻ですが、この辺に事情があるかも)。
じゃあ、国内で生産される生乳を増やせばいい・・・というわけにもいかなくなっていたりします。生乳を作る酪農家そのものが減ってきているからであります。こういうのはどこの生産業界でもそうですが、零細な生産場ほど不況や世界情勢の影響を受けます。
酪農を囲む状況はここのところあまり芳しくなく。TPPや高齢化など不安材料は多々。
そのため右肩下がりに酪農家が減ってきています。その影響が「バター不足」というカタチで現れてきているわけです。・・・しかしこれは氷山の一角とも言えるわけで。今後、酪農家の復権が望めるか、と言えば・・・???
もっと根本的なとこからの回復が必要なわけですが。・・・そういうとこまで手が回るのかどうか。コトはバターだけに収まらないのかも知れない・・・?
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12/03/2014
一過性・・・?
そうならなきゃいいんですが。
国産ウィスキー、往時の味再現(Yahoo!:時事)・・・アサヒとサントリーであります。ビールの印象が強いですが、アサヒの傘下にはあのニッカウヰスキーがあり・・・創業者ブランドの「復刻版」を出す、とのことで。サントリーには「角瓶」ブランドのウィスキーがあります。
「マッサン」か「ハイボール」か、てなことになりそうですが・・・。
しかし一過性にならなきゃいいのだけど、というのはたしかにありそうな。
ドラマでやっててチャンスではあるわけで。それに乗っかる形で発売、というのも・・・これが今後に繋がっていけばいいんですが。一昔前ならともかく、昨今の「ウィスキー」のイメージはどちらかと言うと高年齢層向け、的なものだったりします。
まあ、それが悪いわけではないんですが。「今後」ということからするとやはり若年層にもある程度ウケが良くないと、とかそんなことも思ったりして。・・・しかし度数の高いサケ、というのは飲み方次第で色々変わってしまいますし。その辺はやはりある程度年齢を重ねないと難しいのかなあ・・・。
ともあれ来年の今頃とかその辺ですか、どうなってますやら。今現在は国産ウィスキーは酒屋さんなどでも盛況らしいのですが・・・さて?
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11/29/2014
どこにでもいる
イギリスで販売の鶏肉、70%に食中毒菌(AFPBBNews)。カンピロバクターという菌で、健康な人ならいわゆる「食中毒症状」が出るだけですが、高齢者や病気などで弱っている人は死に至ることもあります。ただし、この菌は加熱に弱くきちんと火を通していれば問題はない、とのことであります。
自然天然下では動物を中心にどこにでもいる菌なんだそうで。ヒトの近くにいる家畜にも当然いるわけで・・・その辺からも注意が必要ではあります。
→カンピロバクター食中毒予防について(Q&A)(厚生労働省)
日本でももちろん発症例があります。が、例えば牛乳からの感染は日本ではほとんどが加熱殺菌してあるので・・・十分に火を通してなかったとかそういうことから、が主になるのでしょうか・・・↑記事ではイギリスでは毎年28万人の食中毒のもと、となってますが日本では↑年間3000人ほど、となっています。
あるいは鶏肉の扱い方、とかそういうのもあるかも知れませんが。
日本だと丸のままの鶏、というのはまずお目にかかれません。大抵は部位ごとに切り分けられてパック詰めされています。しかし↑記事の画像もそうですが、国や地域によっては丸のままさばいた鶏一羽売ってるケースもあるわけで・・・その辺で「直接触れる頻度」というのに違いが出てくる・・・のかも知れません。
これからそういった「丸のままの鶏」が大量に流通する季節になりつつありますし。
それでもこういった菌はどこにでもいるものであります。日本でも↑検出されているわけですし。扱いにはやはり注意が必要のようであります。
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11/11/2014
結局はカネ?
ビール業界、外食・居酒屋の「縄張り争い」激化(Yahoo!:産経)。個人的なとこですが「スーパードライ」よりも「プレミアムモルツ」が出てきた方が嬉しいんですが。ここんとこは諸事情あって居酒屋とか行ってないんですが、なんだか以前もたしかにどこ行っても「スーパードライ」ばっかり出てきてたような。
過去に某美食?マンガで散々こきおろされてた「スーパードライ」だったりするんですが。その頃はやや低迷の観もあったんですが・・・昨今では知名度もトップとなっているようであります。
しかしやはり質ではなくカネの話になってしまうんでしょうか。
それはまあ、仕方ない、と言うかしごく当たり前だ、ということでもあります。モノを売ろうと思ったら品質や最近では安全はもちろんなんですが「販売」も重要な要素ではあります。どれだけ質が良くて完璧なまでに安全であっても、誰も知らない商品では売れるわけないわけで。最近はネットで有名になった、という商品もありますがネットが発達してなかった頃はそれこそ埋もれていた商品は今より多かったと思われます。
・・・いや、最近はむしろ「ネットを販売に利用」という向きも多いですか。
単なる宣伝として各種SNSやブログ・サイトを使うだけでなく「戦術」としてネットを使う、とかそういうのもありますし。
・・・でもなあ・・・個人的にはもっと銘柄選べてもいいんでは・・・と。
日本酒もそういうもんだったんですが、地酒ブームで選択の幅が広がってきました。焼酎も然り。ビールも地ビールの呑める店、とかそういうのだけではなくいくつかの銘柄を揃えるのが当たり前になってもいいんでは、と思うのですが・・・やっぱり色々としがらみ?があるらしいので難しいんでしょうねえ・・・でも結局カネの力がどうこう、と言う裏の事情がちらちら見えるよりゃ、よっぽどすっきり?と呑めると思うのですが。
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11/10/2014
食品プリンタ
スペインの新興企業が「食品をプリント」できる3Dプリンターを開発(CNN)。「食品をプリント」というより「料理の部品を抽出できる」とかそういった製品のようであります。SFなどによくある「どんな料理も瞬時に作成できるマシーン」とはまた違った・・・いや、前段階?みたいなものかも知れません。
↑記事ではピザやパスタやデザートが・・・となっていて、あらゆる料理手段を再現できる、というわけではないようであります。
基本的に材料を加工して「絞り出す」という作風のようで。そのため例えば「煮る」とか「揚げる」とかそういったことまでは・・・できないような? パンの生地やパスタの材料(小麦粉からか専用の材料かはちょっと分かりませんが)を投入することで作成してくれる。それを人間が加工する・・・ということなんでしょうか。
食材のパーツ?的なもんを作ってくれるキカイ、ということのようであります。
今後、さらに進化?して「料理を作ってくれるキカイ」というのに発展していきそうな。・・・現在でもそういったキカイはありますが、料理の方向性?が一定なものが多く、「どんなものでも」的なものはまだありませんし。電子レンジの「温める」機能だけでもこれだけ発展してきた昨今であります。もっと汎用性を持ったものが出てきてもおかしくはないような・・・。
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10/27/2014
もう戻れない
ビール類の課税、段階的に「是正」(@nifty:共同通信) 「是正」・・・今さら無理っぽいような気がするのですが。「ビール」「発泡酒」「第三のビール」とかっちり?ジャンル分けが決まっている現在、「税率のバランスを取る」ことでこのジャンルを撤廃できるか、と言うと・・・?
・・・でもまあ・・・「ビール」以外のジャンルができた頃も「こんなまがいもん売れるわけない」と言われてましたし。その辺は企業努力的なものでどうにかなる、のかも知れませんが。
今まで「ジャンルを固定化する」というプラス方向だった努力を「ジャンル撤廃」というある意味マイナス方向の努力、ということなわけで・・・ビール会社としてはどうなんだろう、と。
このジャンル固定、ビール会社側は「味など質の向上を目指した結果」としています。
ビールの主原料は麦で、カンタンに言えば麦汁を発酵させてホップで香りづけをします。しかし、この原材料で作ったアルコール類には税金がかかります。・・・アルコールというのは基本的にどれにでも税金がかかりますが、ビール類はまた税率が違います。原材料「麦芽」「水」「ホップ」のうち一定以上「麦芽」を使うと税金が高くなります。そのため安い税率でどうにかできないか、とこの「麦芽」の比率を減らしたものがカンタンに言えば「発泡酒」ということになります。ただしそうなると風味がどうしても足りなくなる(場合によっては発酵そのものも・・・)ので、その辺、改良に改良を重ねて現代に至っているわけです。
なお、「第三のビール」とは基本的に「麦芽」を使わない「ビール風アルコール飲料」であります。麦芽の比率によって税金の比率が変わるのならゼロにしていまえ、と(ちなみにこの「ビールに代わるビール飲料」研究というのは戦前からあったものだとか)。
・・・アルコール、つまり酒の歴史はそのまま税金との戦いの歴史、とも言えるのですが。その一つの解決策でもあったわけです「発泡酒」「第三のビール」・・・。
昔々はビールは高級品でありました。それが今のように庶民の酒となったのは一つにはこういった企業や研究者の努力も大きいわけであります。今でも高価な「プレミアムビール」も売れていますし、安価な「第三のビール」も売れている。
状況や経済状況によって飲み分けられる、というのは・・・非常に「便利」だと思うのですが。そりゃあ、皆高価な酒を飲みたいでしょう。でもいつもいつも、というわけにはいかない・・・。
だからっつって「ビールを安くして発泡酒を高くする」というのは・・・それこそちょっと違うような。すでにそういうスタイルが定着しているわけで。それを変える、となるとかなりの労力が必要なんですが(かつての発泡酒定着のように)そこまで考えての政治家発言なんでしょうか?
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10/13/2014
受け入れにくい
個人的には、ということですが・・・。
鍋つゆ主役は「小分けパウチ」(@nifty:NEWSポストセブン)。一人で鍋やって楽しいのかなあ、というのもあるんですが。それよりも「一人用鍋つゆ」ということは具材も「一人用」にしないといけないわけで。そういう「セット」もないではないのですが・・・そんなに種類や数があるとは思えないのですが。
そうなると結局それなりの量の材料を買い込むことになります。
・・・それだったら外食で「一人鍋」にした方が金銭的負担は増えますが手間は大幅に減りますし。何より食材を余らせてしまって結局廃棄、とかそういうことになるのなら・・・と思うのですが。
それと・・・煮物てのは実は一人用の小さな鍋で調理するより大きな鍋で調理した方がウマイ、という話もあります。いわゆる「キャンプの時に作るカレーはなぜ美味いか」というやつであります。
ただ、これは「場の雰囲気」というのも大きく関わってきますんで、一概にこう、と言い切れないもんでもあるんですが。みんなでわいわいやりながらカレー作って屋外でみんなで食ったらそりゃあ、ウマイでしょうに。
でも元々煮物というのはそれなりの大きさの鍋でもって作っていた、という面もあるにはあったりします。一人用の鍋、というと即席ラーメン用、というのがちょっと前までは多かったですし。
「一人用鍋つゆ」と言っても売ってるのはいくつか入ってるもんだったりします。一個ずつ売っても意味はないと思われます、採算的に。・・・ということはアレ、一個ずつじゃなくていくつかを同時に使ったりしているのかなあ・・・家族で、とかそんな風にも思うのですが。
それだったらあまり意味はなさそうなんですが・・・でも「一人鍋」というのは実際に定着しつつあるわけで。これからどんどん広まっていく市場ということには変わりなさそうであります。
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09/14/2014
たしかに注意が必要ですが
・・・「冷やしキュウリ」そのものは悪くありますまい・・・。
「冷やしキュウリ」管理に注意、低塩分で雑菌増殖の可能性(Yahoo!:毎日)。最近そういうとこへ行ってないんで知らんかったんですが、最近の露店では「冷やしキュウリ」なるものを売っているんだそうで。
浅漬けにしたキュウリを氷で冷やしたもの。
たしかに蒸し暑い夏の夜にピッタリな一品、と言えそうな。そもそもはキュウリなわけですから水分も摂れるし野菜ですし。人気出るのも無理はなさそうな。
しかし管理の面で↑こうなってしまうと。そりゃあ・・・たしかに衛生管理のできてないとこで作ってちゃあ、こうなる可能性は高くなってしまいます。
これが自分で食べる用、とか言うのならまだいいのですが。売る、となると・・・ちょっと甘いと思われます。今衛生管理の面でナマモノ扱ってる業界ではどれだけ厳しくなってるか。乗用車内で調理・保管てのは・・・ちょっと。
が、この一件で「冷やしキュウリ」を自粛、というのもなんだか違うような気がしてます。すでに「人気があるから」ということで自粛要請にも関わらず販売してるとこがあるわけです。またこういうことが起きないとは限らない・・・。
それならいっそきちんと管理されたとこで生産して露店用に安く卸す、とかそういうことまでは・・・できないんでしょうか? 人気があるんなら企業としても放っておかないような気もするんですが。それとも「自家製」の方がやはり安くつく、とかそういうことになってるんでしょうか・・・?
いずれにしてもこのままだと消えてしまうと思われます。・・・個人的には(食べたことないので)それでも別に、とは思うのですが・・・なんかもったいないような気もするのです。
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08/28/2014
独特の
なぜ「うどん県」香川からうどんチェーン店が出ないのか(Yahoo!:Business Media 誠)。記事中にもありますが「安さ」が大きいのかなあ、と。セルフで結構色々乗っけても数百円とかザラですし。関東だとちょっとした値段になってしまうのですが、それくらい乗せると。
実際、香川県内で「うどん」を扱っている店、というとかなりの数になるのですけれど「県外」にはなかなか出てこない。「安さ」とそして「文化」的なもんもあるのかも知れないのですが・・・「うどん」は香川の専売特許ではありませんし。各地方にもそれぞれ独特の「うどん」があるわけで・・・まあ、無理に「さぬきうどんを!」というのもどうか、と思うものではあります。
・・・某有名タレント(料理なんかもよくやる)の方が実はさぬきうどんはあまり好きではない、とかそんな噂もありますが。
独特の歯ごたえと食味で人気のあるさぬきうどんであります。・・・実は関東に出戻って来た頃、昔はあれだけ美味い美味いと食っていた関東のうどんの腰の弱さにびっくりしたことがあります。今はそれはそれでアリかな、とは思いますが。
他にも有名なところでは稲庭うどんなどもあります。こちらはなめらかな喉ごしが特徴だったりします。
それぞれに文化的な背景があるので・・・例えばさぬきうどんは「店」ではなく「製麺所」で食べられていたりして。本来麺を作るところが今は「店」に、というケースも珍しくありません。そして舌の肥えすぎた県民。「質」を上げて「値」を下げて、ということからもセルフ式になった、のかも知れません。
・・・まあ、美味ければなんでも、という見方もありますし。できれば香川まで行って本場を食う、というのもアリですし関東でそれに類したものを食べる、という方法も。その辺は好き好きなような気もします。
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08/22/2014
野生の肉
「ジビエ料理」シカやイノシシ肉が人気、指針作り進行中(Yahoo!:毎日)。本来はヨーロッパの「貴族が狩りで得た獲物の料理」といった意味合いで、今は「野生動物の料理」といった意味合いで使われることが多いジビエ料理であります。
日本では「狩り」というと地方にもよりますが職業狩人か、あるいは許可を得た猟友会くらいの印象であります。一つには銃の所持が一般的ではない、というのがあるかと。・・・もちろん弓矢(クロスボウとか)を使う狩り、というのもあるとは思いますがやはり猟銃による狩り、という方が例としては多いかと。
そのため日本では「自分で狩って自分で食う」というより職業狩人が狩ってきたものを調理する、というのが一般的になってます。さらに最近では害獣を駆除してそれを供する、というやり方も出てきています。
主にシカやイノシシ。・・・本場?だともっと色んな種類がありそうですが。
例えばカモの類なんかはどうなんだろうか、と。日本では狩猟にも許可が必要ですし、害獣となるほどの被害もないようなのであまり出てこないと思われますが・・・欧米だとメジャーな獲物ではあります。
あるいは・・・と個人的に思ってるのは「魚」だったりします。
害獣駆除の一助、という一面があるのならブラックバスやブルーギルの「ジビエ料理」があってもいいんじゃないか、と。もちろんすでにそういった料理店がないわけではありません。が、いかんせん数は少ないですし認知度も低い。さらに「ブラックバスは食えない」という迷信?が根強くて流行ることもありません。
実際には調理法によっては非常に美味な魚なのですが。
「食ってしまえ」というのはある意味で人間特有の野生生物駆除方法もあるわけで。シカだイノシシだ、と「野生哺乳類」だけではなく「外来魚」も対象にしては・・・と思うのですが、なかなか難しいのですかね、やはり。
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08/18/2014
一方日本では
オーストラリアで高まる「日本酒人気」(Yahoo!:TBS系) ・・・一つのお店に数十種類の日本酒。海外で日本食がブームになっていると言われていて、そうなるとやはり「日本酒」にも人気が、ということなのですが。
一方日本酒の「本場」日本では・・・。
ワインは数十種あっても日本酒は、となると。そこまで揃えているお店が普通にあるのか、と言うと・・・?
日本での日本酒のイメージというのはあまり華々しいものでありません。
現在は(正確なデータはないんですが)ビール類やワインに大きく水を開けられているような。そもそもは弥生時代にまで遡る、とされている歴史あるアルコールなのですが・・・つまりは明治期になって他の酒がどんどん入ってくる前までは日本酒と焼酎くらいしかなかったわけですが・・・最近はどうなんだろう、と。
一つにはつい最近まであまり質の良くない酒が出回っていたこともあります。
しかしそれよりも「敷居が高い」というのが大きいかと。それはあまり情報が出回っていない、ということもあるんですが「入門用」から「中堅どころ」の日本酒というのはあるんだろうか、的なとこであります。
これがビール類とかなら手軽に試してみることもできます。最近のワインも安価ですし。そういうのをステップにして例えば地ビールに進むとか産地にこだわったワインに進む、ということもできます。
が、日本酒の場合は・・・たしかに安価な日本酒もあるんですが、そこから次へ、ということになると・・・いや、その「次」がなくていきなり「上」に行ってしまっているような、そんな気がするのです。そういうのは当たり前ですが高価ですし。そりゃあウマイのでしょうけど・・・いきなりかよ、と。
・・・実は個人的にはあまり日本酒は好きではない(過去に色々あったもんで・・・)、というところもあるんですが。それでも日本のお酒、ということで興味はあったりします。それが海外では人気あるけど日本では、というのはなんだかやっぱりさびしい気がするのですが・・・。
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08/17/2014
二つほど 8/17
「容器」で二つほど。
一つ目。中が見える鍋、発売(MSN:ギズモード・ジャパン)。・・・便利かどうかはちょっと分かりませんが・・・まあ、たしかに中身がどんな風に煮えているのか、とかそういうのを確認できるのは興味深いところではあります。
多分「透明なフタ」と似たような材質なのかなあ・・・。
鍋の材質、というのは食材に影響を与えることもありますんで、場合によっては気をつける必要もあります。しかしガラス質だとたしかに影響はほとんど与えないわけで。「落としたら割れる」という弱点をクリアできれば意外と使えるもんかも知れんのですが・・・しかし汚れてしまったらあんまし意味ないかも・・・。
二つ目。Twitterで話題「すぐ飲めてずっと冷たいペットボトル飲料」(Yahoo!:ねとらぼ) 発想の勝利、というやつであります。たしかにペットボトルごと凍らせるとずっと冷たいまんまであります。これをどう溶かすか。流水に浸す、短時間お湯につける、など方法はありますが・・・そもそも冷たくしたくて凍らせたのに「溶かす」というのはなんだか本末転倒でもあります。
しかし「先に中身を半分取り出しておいてナナメに凍らせて、戻す」というのは、たしかに。当たり前ですが凍った中身に触れている限りずっと冷たいままであります。
・・・まあ、一気に全部飲んでしまったらやはり意味ないんですが。でもこれだとそれなりの時間もちそうですし。結構色々使える方法なのかも・・・?
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08/13/2014
バランスが難しい
サケ網にブリ、サンマ一尾1600円・・・北の海に異変(Yahoo!:読売)。原因は海水温の上昇であります。ほんのわずか違うだけで影響を及ぼすものではあるのですが・・・カンタンに「地球が温暖化しているから」言い切れるもんでもなかったりします。
体感温度が暑くなったから・・・という単純なものではなく。どこかの水域で数度だけ温度が上がったことが遠因となって北の海で不漁・・・ということに繋がることもあります。自分の周囲のことだけで世界の全体が計れるもんでもないわけであります。
サンマは低水温域がないと難しいですし・・・サケも似たようなものであります。
魚類は空気という大気中に生きる他の生物に比べて「水温」の変化が直撃される生き物であります。・・・過去に自分も熱帯魚飼ってましたが数度水温が変わるだけで体調その他に影響が。これは小さな水槽の中の話ですが、そこが大きな大洋であってもやはり環境の変化、というのは直撃するものであります。
例えば成魚のエサの食い方から産卵時期。あるいは幼魚の生育・・・その他色々。
それまでとは違った環境にいきなり放り込まれるわけですから、魚にとっても大変な事態になるわけです。・・・温度変化に適応すればいい、という声もありますが・・・環境変化による適応なんて数年程度で見につくもんではありません。仮に「熱帯性のサンマ」が出てくるととしても・・・我々の子孫が目にすることができるかどうか・・・?
逆にこれまで獲れることになかった獲物が獲れた地域もあるわけですが。
その辺はバランスかも、と思ってます。そうやって魚種の変化に対応していく、という方法もあるわけで。ただ・・・こういう魚種が出てくる、ということはどっかで獲れなくなった場所もある、ということになるわけで・・・。
その辺のバランスも難しいわけです。
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08/08/2014
そういうワイン
「日本のワイン」格付け法整備を自民が検討中(Yahoo!:毎日)。「クールジャパン」の一つとして位置付ける、とのことですが。・・・これは自分も知らなかったんですが・・・「日本産ワイン」と言うと「日本産のブドウ」を使った「日本産ワイン」ばかりか、と言うとほとんどの場合「輸入ブドウ」「輸入ブドウ果汁」を使って作られたものなるんだそうで。
・・・考えてみりゃブドウそのものの栽培は日本でもされていますが、ワイン用の品種となると・・・そこまでやってるかどうか。
ワイン、というのは発祥が歴史上最も古いとされるアルコール飲料で(ワイングラスで飲む、ということだってワインの歴史からしたらごく最近ということに)そのため世界各地に熱烈かつ真剣な「ファン」が存在しています。・・・どこで作られたか、というのはもちろん原材料のブドウのことも、もちろんきっちり掘り下げているわけです。
・・・ということは「日本産ワイン用ブドウ」栽培への大々的援助とかもやるんでしょうか・・・?
どっちかと言うと「格付け」して、日本産ブドウを使っているかどうかとか、製法なんかによる「他との区別」を出したいのかな、と思います。でもまあ、法的拘束力はないらしいので・・・どこまで本格的になるのか分かりませんが。
しかし「格付け」はそういった区別の他に、敷居を上げてしまう可能性もあります。
例えば「Aランク」みたいなのを作ると、そこへ分類されたワインは「高級品」というお墨付きをもらったことになり、価格や入手困難度は一気に上がると思われます。
ただでさえ日本では「ワインは高級品」的なイメージがまだ強く残っています。そこら辺、逆に刺激されてワイン市場が活性化する、という声もありそうですが・・・一種の「住み分け」的なもんが起きてしまうのでは、と。つまりかけられるお金次第で飲めるワインの「ランク」が決まってしまってかえって停滞しちまうんではないか・・・と。
・・・どうなるんだか実際のとこは分かりませんが。
本当は地道に探っていって「自分の一本」を見つけるのが王道なのかも知れません。でもなかなかそうは行かないためこういった「格付け」「ランク」に頼ってしまうことになるわけですが・・・。
まあ、美味ければいい、とそういう最も単純なところに落ち着きそうではあります。
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08/06/2014
それなりにグレー
内閣府消費者委員会「ノンアルコール飲料はトクホにふさわしくない」(Yahoo!:毎日) ここで言う「ノンアルコール飲料」とはもちろんジュースとかお茶のことではなく。「アルコールに風味が似ているけどノンアルコールな飲料」ということだと思われます。
そして「トクホ」というのは特定保健用食品のことで、薬ではないけど効能を示すことのできる食品のことであります。当たり前ですが「トクホ」のお墨付きをもらえれば話題性アップで売り上げも・・・ということなんですが、取得にはかなりの時間と労力が必要とされています。
まあ、そういう事情もあって各社「トクホ」取得を懸命に目指しているのですが。
「ノンアルコール飲料」の方も、色々あるようであります。アルコールを含まないために未成年者も購入できる。でも、これをステップに今度は本当のお酒を飲みたくなるんじゃないか、というのは前々から言われていたことであります(科学的に立証されているかどうかは、さて?)。
そこで「これはお酒ではありませんがお酒みたいなものです」的な注意書きをしてみたり。お酒コーナーの一角に陳列することで「オトナ向け」をアピールしたりしています。
個人的には・・・なんでそこまでビールやらチューハイやらの「味」だけを求めるのか、ちょっと理解できません。お酒飲みたいのなら万難を排して飲めばいいだけの話で。正直、メーカーの思惑に乗せられてるなあ、という観は否めません。そりゃ、これで飲酒運転などの危険な行為が減る、というのなら積極的に推奨していくべき、と思いますが・・・運転あるのにそれでも酒呑もうとか考える奴がこんなんで満足できるわけもないでしょうし。
「ノンアルコールだから100%大丈夫」というわけでもなく。「酒気帯び」は呼気中にアルコールが含まれるか、ですが「酒酔い」は見た目明らかに酔っ払ってる状態のことを言います。いわゆる「場酔い」の延長で妙にハイテンションになっちまったりしたら・・・どうなるんでしょうか・・・?
それでもメーカーは商品売らんといかんわけで。その上でこういったノンアルコール飲料が売り出されている・・・ということにどうこう言える立場にはないんですが。ただ、なんかやっぱり「グレーゾーン」だな、と。法律上禁止されてはいませんが「未成年はなるべく買わないでくれ」的なものであります。
そこへ健康的な付加価値をつける、となると・・・やや違った方向へ進みそうな気もします。
実は世界的に「禁煙」に続いて「禁酒」に流れが向いている、という話もあって・・・そこら辺からもこういった判断に影響があったのかどうかは定かじゃないんですが。でも流れとしてはやはり・・・と、そいうことなのかも知れません。
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08/03/2014
「ご当地」のサーモン
「ご当地サーモン」続々とブランドが登場(Yahoo!:毎日)。トラウトサーモンいわゆる「ニジマス」系であります。これはエサなどの管理や海水面で肥育することで寄生虫が出にくくなり、生食に適している・・・とされているいわゆる「サーモン」であります。
スシネタや刺身で目にすることもあります。
・・・個人的にはあんまり好きではないのですけれど。脂っぽい刺身は最近、どうもウマイと思えなくて・・・ブリなら刺身よりも照り焼きかな、とか思ってしまいますし。マグロもやはり赤身の方が・・・年ですかねえ。
↑のご当地サーモンにはあまり脂っぽくないのもあるそうですが。
しかし基本的にニジマスを肥育させているわけですが。でも↑記事に載っている「絹姫サーモン」は三倍体のトラウト(ニジマスではない)ですし、「伊根サーモン」に至っては養殖されたギンザケだったりします。
三倍体、というのはカンタンに言ってしまうと「繁殖のためのエネルギーを自分のために使える」ということで、子孫は残せませんが体格や肉質が良くなったりします。従来の方法では無理なところまで育てることができます。遺伝子組み換えとかそういうのではなく・・・あくまで「三倍体」であって実はマレに自然下でも発生します(当たり前ですが子孫を残せないのであまり意味はないですが)。
・・・トラウトサーモンではない魚種で、というのは・・・難しいのかなあ、ギンザケは例がありますけど。その方が「ご当地」っぽい気がするのですが。
海水面で肥育することで寄生虫の心配を取り除いているわけですが、実は一度冷凍しちまう、という方法もあります。火を加えれば一撃なんですがそういうわけにもいかない。冷凍させても寄生虫を駆除できるんですが・・・そうなるとやはり価値が下がるんでしょうか・・・まあ、やはり、需要がないと供給もないわけではあるのですが。
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07/23/2014
半可通
夫が「フード左翼」に目覚めた妻の悲鳴(Yahoo!:週刊SPA!)。 ファミレスやスーパーのハンバーグを食べる時の注意点(Yahoo!:週刊SPA!)。・・・何と言いますか・・・少しだけ知って全部を知っている気になる、というのは知識を得ようとする人間にとって最も戒めるべき行為なんですが・・・まあ、自分もあんまし人のこと言えませんが・・・。
中途半端に知るくらいなら知らない方がいいのかなあ・・・。
食品の産地というのは実際知っておくべきケースもあるんですが、↑記事の「夫」の場合、それは自分で調べるべきで妻にあれこれ言うものではないわけです。・・・コレ、「そんなやつそんなにいるわけないだろ」とか思うかも知れませんが、「自分は何もせず誰かにねだる」人間というのは実は結構多く存在しています。
この「フード左翼」が行き着く先は完全自炊と言うか「自分で作って自分で食う」ということだと思うのですが。
なぜだかは知りませんが、「国産を用意しない店が悪い」「どこそこ産を使うなんて許せない」という方面に走る人が多いような気がします。・・・まあ、いきなり移住とかそういうのはさすがに無理でしょうし。それぞれ事情があるもんですから仕方ない、と言えば仕方ないんですが・・・。
産地とかないがしろにしろ、とは言いませんが宗教のようにこだわられるとなあ・・・正直ついていけません。
中国の肉処理工場での偽装であちこち影響も出ています。そのためこっちにもライトが当たるかも知れんのですが。精肉、つまり「生のままの肉」を輸入しようとすると関税がかかりますが調理してしまえば通常の輸入品となります。・・・これは米でも言えることで・・・現在日本に米のまま輸入するととんでもない率の関税がかかるのですが、調理して冷凍食品にするのならそこまで高額にはなりません。
・・・外食産業の一面ではあります。安く提供するためには色々やらないといけない。その中に「現地で加工」というのもあるわけです。
これは本来ならそんな安い値段で提供できるわけもない食品をなんとか提供できる価格に抑えるための戦術でもあります。・・・個人的に思うのですが・・・そこまでしてそういうの食べたいもんなのかなあ、というのも結構あるような。高級食材となっているけど実は代替品。正当に調理されてるわけでもないのに「高級品」扱いされていたり。
「ホンモノ」とは一体・・・? そこら辺まで掘り下げると・・・これまでのような安価な食品がどんどん消えていくような、そんなことになるかも知れませんが・・・。
やっぱり知らないままの方が幸せなのかも、とか。余計なこと知って、それにきちんと対応できるならいいのでしょうけどそうでもない場合は・・・?
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07/16/2014
食材ならOK?
ということなんでしょうか・・・。
米ロザンゼルス空港で67匹の生きたアフリカマイマイを押収(Yahoo!:ロイター)。「1匹当たりの体重が約0.9キロ、全長15センチメートル」(「」内↑記事より引用)ということですから日本の梅雨時に・・・アジサイの葉に乗って・・・とかそういうレベルではありません。乗せようと思ったら西洋系の巨大アジサイを・・・いや、それでも無理かも知れません。
実はこのアフリカマイマイ、世界中で輸出入や移動が禁じられています。
→アフリカマイマイ(Wikipedia:画像あり)
見た目がショック! というよりも食性がえげつない・ばんばん増える・寄生虫の宿主になってる・・・ということでかなりキケンな生物だったりするんですが。
・・・ただ・・・食材になっちまえば問題はなさそうで。
例えば↑Wikipediaによれば安価なエスカルゴはコレの場合が多い、と。輸出入は禁止されていますが、その地で養殖して(完全に管理できれば寄生虫も問題ないでしょうし)処理して加工すれば問題はないわけです。そもそも原産地では珍味なわけですし。
大抵の「キケンな生物」というのはあんまし食べられることはないのですが。日本だとブラックバスとかカミツキガメとか。しかし、元々食材として運ばれてきたのが実は・・・と、こういうケースもあるわけです。
・・・そう言えば日本でも元々は食用で・・・ということになってますアフリカマイマイ。でもさすがにコレは・・・ということになってますんで、やはり「食って減らしてしまえ」というわけにはいかず。さらによその国では美味、ということになってるようですから、なかなか世界的に数を減らす、というわけにはいかないようであります。
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07/13/2014
よく分かりませんが
・・・結構な量なんでしょうね。
人気ドリンクとお菓子の砂糖含有量を比べてみたら(CNN)・・・問題はこのドリンクはどんなのだろう? というのが直感で分からん点ですか。コーラとかそういうのなら分かりそうですが・・・まあ、アメリカの記事ですから。しかし日本のコカ・コーラとアメリカのってやはり成分的に違いとかあるもんなんでしょうか?
それでもちょっと気になったのが「ミリリットル」で、600やら590やら。レッドブルって日本でも売ってますが、470mlも入ってたっけか・・・?
それともう一つ気になったのが単純に「糖分」をカウントしてるのかな、というところであります。100%ジュースの「糖分」と言うと・・・果糖が主になるわけで・・・まあ、砂糖にも入ってますからたしかに体に入ってしまえば結果的には同じ、なのかも知れませんが。
こういうのを日本でやると「ご飯茶わん何杯分」とかそういうことになりそうな。・・・ご飯そのものには糖分はそれほど入ってないのですが、食べると糖になる「糖質」が含まれています。その辺から換算するか・・・それともカロリーで計算、ということになるのでしょうか(砂糖とはあんまし関係なくなりますが)。
実はヒトは「ヒト」としてこの世に登場してからこっち、ずっと飢餓に苦しんでいた、という説があります。しかしここ数百年程度でその飢餓から解放されているヒトが多くなっている、と。しかし身体はまだ飢餓状態をしっかり認識していてカロリーの高いもんや甘い物を食べろ、食べろ、と命令してくる・・・という説もあります。
もしかしたら今後長い時間かけてヒトも適応していく・・・のかも知れません。そうなったら今度は「食べないヒトが急増中」みたいなことになるんでしょうか・・・?
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07/11/2014
異質なもの同士を
結びつけよ、と言う言葉はありますが。
ビール片手に本が選べる書店に行ってみた(ガジエット通信)。本だけ売ってるわけではないので「書店」というより「雑貨店」?みたいな感じですが。・・・でも「居酒屋」って感じではないようであります。
・・・個人的には・・・どうなんでしょう、行ってみたいようなそうでもないような。
酒呑みながら読書、というのは自分もかつてはよくやっていたもんですが。
最近は・・・たまってしまった録画観ながら一杯、という方が多くなってしまいましたが。さらに読書・・・マンガだと最後まで読んでしまいたくなるもんで。そうなると酒量がややオーバー、ということになってしまいます。しかも最近は本、あんまり買ってないもんで・・・最近買ったのは「かもめのジョナサン完成版」ですか。でもこれだと逆に短すぎて一杯、というわけには・・・ちと。
それに↑の場合新刊書店なわけで。これが漫画喫茶みたいな場所で「呑みながら読めます」的なとこだと・・・回転率がめちゃくちゃ悪くなるので商売にはならんでしょうけど・・・汚してしまってもまだなんとなりそうなんですが。新刊を汚してしまう可能性がある、となると・・・まさかビールサーバーだけが置いてある、というわけではないでしょう。おつまみもいくつかあると思われますし。
基本的に自分は本の貸し借りをしない方で。一つには完全に自分のモノにしてゆっくりじっくり読みたいからなんですが、借りると汚してしまう可能性がある、というのもその理由の一つだったりします。貸さないのも自分の本が例え故意でなくても汚されてしまったら・・・とか考えてしまうからで(過去に借りパクが多かったから、というのもありますが)。そうなったらいっそ上げてしまえ、と。
今後発展しそうなジャンルなんですが、まだまだお客さんを選ぶような気がします。ノウハウが蓄積されていけば・・・あるいは客の方が変わっていく必要があるのかも知れませんが。
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07/04/2014
完全にニセモノでもない?
「WAGYU」(和牛)アメリカで独自商標乱立(Yahoo!:日本農業新聞)。コトはアメリカだけではなくヨーロッパでも同様の「WAGYU」が流通している、という話もあります。
あるんですが・・・。
日本で定めた「和牛」定義の牛の血が全然入ってない「完全なニセモノ」というわけではなく。どこかに「和牛」の血が入っている牛が多い、とのことで。2007年に品種や「日本国内産であること」などのガイドラインを定めましたが、いささか遅かった、ということになりそうであります。
ところで・・・日本では牛肉には「さし」が入っているものが好まれてきました。肉に脂肪が網状に入ってる方がいい、と。その方が柔らかくなるのも事実であります。
対して欧米では肉を食べるのであって、脂肪を食べるわけではない、という向きがあります(一つには健康志向で脂肪を嫌うということもありますが)。・・・自分も個人的にはこっちの方が好きなんですが。年齢のせいか脂肪がどっさりてのはなあ・・・と。まあ、そんな高級な牛肉なんて食べたことないので、やはりそういう牛なら美味いのかな、とは思いますが。
日本でも最近は赤身肉志向が高まっている、という話もありますが・・・やっぱりまだまだ「さし」の十分に入った牛肉が好まれそうなところではあります。
それでも高級そうに見えるから「WAGYU」ブランドは欲しがる、ということのようなんですが。
・・・実際、放置しておけば日本からの和牛輸出に影響が出るか、ということになるのかも知れんのですが。
品質や価格に相当の差があるので「ホンモノを味わってもらえば分かるはず」というのも分からんでもないのですけど。安価なニセモノ(100%ニセモノではないのですが)が出回ると高価なホンモノが売れず、衰退してしまう・・・ということも考えられます。そういったところも危惧されていたりします。
やはり遅かったんでは・・・というのが個人的なとこなんですが。ここまで広まっちゃあ・・・改善?はなかなか難しそうではあります。
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06/24/2014
適応していく
「中食」火花散らすコンビニ各社(Yahoo!:毎日)。「中食」というのは「買って帰って食べる」ということなんだそうで。「外で食べる:外食」と「食材を買って調理して食べる:内食」の中間、という意味合いなんだそうであります。
コンビニと言えば「買ってその場で食べる:外食」が多いイメージですが、その辺にも変化が、ということかと思われます。
しかし一部コンビニではすでに惣菜、と言うかパック入りの一品料理なども提供していますし、冷凍食品(一品料理ほどの)を置いてあるところもあります。
一昔前だとコンビニの商品はほぼ定価で急ぎの時にのみ買う、といった感じでした。
今は商品の価格帯も豊富ですし、何より品ぞろえが多様になっています。さらに場所によってはスーパーなどが出店できない地方にも出店したりしていて、その業態は多種多様になってきています。
そういうところへの「適応」というのは昨今めざましいところがあります。
・・・ただ、個人的には・・・あまり利用しなかったりするんですが。スーパーである程度まとめて購入して自宅で調理、というケースが多いもので。あ、でも生鮮を扱っているコンビニ、というのもありますか・・・それでもどうしても「量」が確保できないんで・・・買いだめには向かない、というところでしょうか。
…いやいや、そういうところも「適応」していくんではないか、とか思ってしまいますが・・・。
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06/21/2014
今度は豚
厚生労働省方針:「生レバー」豚も提供禁止へ(Yahoo!:毎日)。方針ではありますが・・・今後規制されていくのはほぼ間違いないだろう、ということでもあります。
自分は生レバーはこれまでも食べてきてないので馴染みがないのですが。
二年前の食中毒事件で牛レバーの提供停止、ということから豚や鶏のレバーが生で食されるようになってきました。牛は生でレバーを食べるのでこれまでも規制してきてたんですが、豚の生レバーはそれほど広まっていなかったので今回の規制・・・ということになったようであります。
ニュースで見た時は鶏・馬の生レバーは特に規制しない、ということになってましたが。
豚の場合、ウィルス感染(E型肝炎など)の可能性が高い、ということで火を通すことがこれまでは奨励されてきました(一部では生育環境が良くないから、という俗説が信じられてきましたが)。しかし牛「生」レバーの代替品ということで広まってきました。
・・・なんか後手後手な気もしますが。2年も経ってから・・・と言うのは。
ところで・・・テレビのニュース番組では「ジビエ料理が・・・」という話もやってました。「ジビエ」とは元々は狩猟で得た獲物の食肉、という意味合いで・・・現在の日本では野趣あふれる料理的な意味になってます。
食害を与える鹿を減少させる目的で狩られた肉が供されることもあります。
・・・多分その番組で言いたかったのは「鹿の刺身」とかそういうことだったと思うのですが。なんか全部「ジビエ料理」で一緒くたにされてもなあ、と。・・・しかし今後生食が規制されていく可能性は高いわけですし。そうなるとジビエ料理にも影響が出てくるかも、というのはたしかにそう言えるわけであります。
・・・しかしやっぱり肉の生食、というのは現代の人間には向いてないんですかねえ・・・どこでこうなったのやら。原始人類が火を得る前はみんな生食してたはずですし。・・・それとも生食中心から火を通す文化中心に変わってきたから今の長寿を得ることができた・・・とかそんなもんなんでしょうか・・・?
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06/19/2014
摂りすぎれば
何でも毒、ということではありますが。
シナモンロールの有害性?分類変更でEUでの規制回避(AFPBB News)。長期間にわたって摂取すると身体に影響が出る、とされていて食品添加物として各国で規制されている「クマリン」という物質が論争の原因であります。
・・・なんだか可愛らしい?名前ですが。
シナモンの芳香のもとにもなっているので(桜餅の芳香のもとでもあります)当たり前ですがシナモンロールにはこれが含まれています。が、長期間摂取すると肝臓や腎臓に悪影響が出る(肝毒性)とされ・・・各国で規制されているわけです。
→クマリン(Wikipedia)
直接このクマリンを使っているわけではありませんがいわゆる「クマリン系」殺鼠剤というのもあります。
その他、ウォツカの「ズブロッカ」とか。
→ズブロッカ(Wikipedia)
ああいう系の匂い、と言うか風味と言うかそういうのの「もと」になっているのがクマリンなのですが。
・・・それを規制しよう、というのは分からんでもないんですが・・・。
焼き菓子1キロ当たり15ミリグラムというEUの規制。これを「シナモンロールとその類似製品は伝統的なデンマークの菓子パンとみなされ、最終製品1キロ当たり50ミリグラムまでのクマリン含有が認められることで合意に達した」(「」内↑記事より引用)というのは・・・なんなんだろうなあ、と。
健康上問題ありそうだから、ということで規制してたはずなんですが・・・それが3倍以上の含有量でOK、というのは。伝統食や時折しか口にしない、というのが理由の一つらしいのですが・・・食うところだともっと食ってるんじゃないのかなあ・・・。
例えばアメリカでもクマリンは規制されていて、↑ズブロッカはアメリカで発売されているものはクマリンを含む主原料バイソングラスを使わず、合成されたものを使って芳香を醸し出しているんだとか。
そういう規制もあるにはあるんでしょうけど・・・だったら「脱クマリン」シナモンロールと「伝統食」シナモンロールと分けてしまった方がいいんじゃ・・・? それともそういうのはやはり難しいのでしょうか・・・?
実際、こういう意外なとこでの規制、というのはほんと意外に身近なとこにもあるものですけれど。きちんと迂回?できるかどうかはまたちょっと色々あるようであります。
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06/14/2014
好みの問題
最終的にはそこへ行き着くと思うのですが。
缶チューハイなどの市場拡大、ビール関連市場の縮小補完を期待(Yahoo!:ロイター)。記事だけ読むと「ビール類」「缶チューハイ」しか市場がないような印象を受けますが(メーカーがメーカーなんですけども)、実際には日本酒・焼酎・洋酒などサケには各種市場が存在しているわけであります。
その中から自分が気に入ったものを酒呑みは選んでいくわけです。
ただ、メーカーとしてはそれを待ってるわけにもいかず。少しでも売れそうな市場に力を注ぎこんでいくわけであります。
その分でも高アルコール・甘くない系など好みの幅が増えていくことは喜ばしいことなのですが。
・・・どうも世間では(酒税法の判断基準の一つでもありますが)「アルコール高い方がお得」的な感覚があったりします。あるいは「テキーラやウォツカはアルコール度数が高くてキツイ」とかそういう認識とか。・・・実際には大抵のテキーラもウォツカも国産ウィスキーとそれほど度数は変わらず。ブランドによってそういうのがある、という程度に過ぎないんですがこういう「イメージ」というのは残るもんであります。
酒なんてのは直接生命維持には必要ない嗜好品ですから、最終的には好みの問題に行き着くんですが・・・。
あなたが飲んで「ウマイ!」と思ったその酒が知り合いの誰かも「ウマイ!」と思うとは限らない。むしろ逆になることもある。酒呑みというのは結構自分勝手なもんですから、そういうとこを理解できずにケンカになることもしばしばだったりしますけども・・・。
まあ、そういうのもあるんですが。自分の個人的な予想?ですと・・・↑なんか缶チューハイの隆盛、というのもどうなんだろうなあ、と。ビール類の穴を埋める、というのもなんかミョーな感じですし。今後、全く新しいジャンルが出てくるのはやや難しい業界ですんで、こういうシーソーみたいな市場の食い合い?はまだ続くかも知れんのですが・・・さて?
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06/05/2014
ジャンル変更
とは言っても「アレ? なんか値段上がったな」くらいしか認識されないかも知れませんが。
サッポロ「極ZERO」販売終了、発泡酒として7月から再発売(Yahoo!:産経)。これまでは「リキュール(発泡性)1」という区分でした。
ご存じのとおり「ビール飲料」とでも言うべき飲み物には現在「ビール」「発泡酒」「第三のビール」と「ノンアルコールビール」があります。「酒」とはなっていない(その割に扱いはグレーゾーン?)「ノンアルコールビール」を除くと三つとも「酒税法」に関係することになります。・・・アルコール度数によって税率が変わる、という単純なものではなく。原材料から製法から、色々な観点から見て分類しています。
もちろん「ビール」「発泡酒」「第三のビール」の順に税率が下がってます。税率が低い方が値段を安く設定できます。・・・そしてその方が売れやすい。そのため各社とも「売れる第三のビール」を目指して開発を続けているのですが・・・。
極ZEROの区分「リキュール」とはカンタンに言えば「他の酒で割った」的な意味合いになります。例えばチューハイとか。区分的には非常に近いものになります。
もう一つ「その他の雑酒(発泡性)」というのあり、これは原材料に麦芽を使っていない「ビール」ということであります。現在「第三のビール」というのはこの二つが含まれることになります。
「ビール」は麦芽を原材料の全て、もしくは3分の2以上使用して指定された副原料を使ったもの。「発泡酒」は麦芽の割合が低いもの。そして「第三のビール」は↑のようなもの、と大雑把に言えばそういうもんなのですが・・・。
それまで「リキュール類」だったものを「発泡酒」へ、ということはつまりそれまでの製法や原材料に「発泡酒」に近いものがあった、ということなんでしょうか・・・? しかし7月からは「蒸留酒を加える製法をやめて新しい製法で」とのことですから・・・蒸留酒を加えていても「これは発泡酒的な何かか?」と思わせるようなものがあったのか。
・・・それとも「製法的にリキュールじゃねえよ、これは」ということになってしまったのか。さすがにその辺の詳しい説明は出てこないと思われますが、たしかに前代未聞ではあります。
実質的に「7月から値上げ」という見方もできるわけです。「発泡酒」と「第三のビール」を飲んだだけで見分けろ、というのはかなり酷な話でしょうし。・・・いや、製法変わるから味や風味も変わってしまうのかも知れませんが。それでもたしかに・・・メーカーにとっては打撃となりそうであります。
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05/29/2014
食べ物とクスリ
「体に効く食べ物」表示企業判断でOK、ただし根拠は厳格に(Yahoo!:朝日)。これまで明確に「食べ物」「薬」と分けられていましたが、これにより「薬っぽい食べ物」「食べ物っぽい薬」というやや曖昧な分類ができてくる・・・かもしれません。
現行ですと「コレコレに効果がある」という文言は「薬」にしか使えませんでした。しかしそれではちと不便、ということでトクホ(特定保健用食品)や栄養補助食品ができました。カンタンに言えばトクホは「コレコレに効果がある」ということが言える食品ということで、栄養補助食品は栄養を摂るための「補助」になる食品といったところでしょうか。いずれも消費者庁の認可を受けたり厚生労働省の基準を満たしたりする必要がありますが・・・やはりハードルはかなり高いようで、なかなか認められないとかそんな話もあります。
しかし他にもそういった「食品」はあるわけで・・・それもトクホや栄養補助食品とはならないようなものも。が、フツーの食品でそういうこと言うわけにもいかない。実際に効果がある、と公的に認められているようなものなのだけど・・・と微妙?な立場のものまで。
薬効成分とでも言いましょうか、効果がある物質が含まれている食品なのだけど・・・そう表記はできないわけです、現行では。
それを各企業の判断に任せよう、というのが今回の取り組みであります。同様な法令を導入したアメリカではこれ関係の市場が一気に拡大した、という経緯もあり・・・日本でも、ということになったのですが。
・・・しばらく時間が経って落ち着くまでにはかなり混乱があるんじゃないのかな、と個人的には思うのですが。
もちろんウソの表記があるかも、というのはありますが・・・「書いてあってけど効果なかった」とかそういうクレームみたいなもんも増えそうな、と。あくまで「食品」であって「薬」じゃないので劇的な効能が約束されるわけではないのです。が、「コレコレに効果がある」という表記なのに全然効かないじゃないか、的な話も出てくるんじゃないか、と。長期間摂取することで効果が得られるとかそういうケースの場合は、特に。
それに「根拠は厳格に」と言ってもそれぞれの企業で対応がまちまちになるのは当たり前でしょうし・・・ニセものによる健康被害もかなりの確率で懸念されます。・・・でもそういったところをうまく処理できれば・・・新しい道も開けそうな気もするのですが・・・。
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05/28/2014
ただの水ではなく
水+少量の果汁「フレーバーウォーター」ヒットの理由は(Yahoo!:産経)。いわゆる「ミネラルウォーター」に少し、香りや味が付加された商品であります。たしかに水だけだと飽きてしまいますが、これで時々気分を変えることはできますし・・・がぶがぶ炭酸飲料飲むわけにもいきませんし。
これから暑くなるわけで、こういった方向性もアリ、ということなのかも知れません。
個人的には「水を買う」というのは例えば出先でちょっと、とかそういうのはあっても大量に買い込んでおく・・・というのはなかったりします。基本的に水道水で十分ではないかな、と。
・・・一昔前はたしかにヒドいもんでしたが。今では浄水技術も格段に進歩していますし・・・元々日本というのは水の豊かな国なわけで。それなのに恒常的に飲料水を買う、というのはどうなんだろうなあ・・・とか思ってたりします。もちろん、「こっちの方が美味い」という意見に反対するつもりもないんですが・・・ちょっと。
国によっては水道の水なんか飲めたものではない、ということで「水を買う」のが当たり前なとこもありますが、日本だとそうでもないのになんかもったいないなあ、と。
それでもペットボトル入りの「水」というのはさらに変化してきてるわけです。↑のような「フレーバーウォーター」だけではなく「炭酸水」も最近は注目されてきています。味も何もない、ただの炭酸水。従来は酒を割ったりするのに使っていましたが・・・最近はこれだけ飲む、という人が増えているんだとか。
・・・そこで「フレーバー炭酸水」みたいなもんも出てたりするんですが。
一歩間違えるとただの炭酸ジュースになってしまうわけで。これは↑の果汁入りの水にも言えるんですが。でも「ほんのりと」程度の味や香りがついているので、たしかに普通のジュースとはまた違ったものになっています。
ただ・・・そうなってくると今度は「水」と「ジュース」の違いはどうなってくるんだろう・・・とか余計なこと考えたりしますが。まあ、美味ければそれでいい、とそういうもんではあるのですけれど。
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05/25/2014
一斉値下げ?
そこまでは行かないと思いますが。
ウナギ高騰一転、稚魚豊漁・国内仕込み量倍増(Yahoo!:SankeiBiz)。去年はあれだけ「高くなる高くなる」と言われていたウナギですが。今年は稚魚(シラスウナギ)が数年ぶりに豊漁とのことで・・・今から仕込むウナギは価格が下がるのではないか、という話であります。
今現在取引されているウナギは稚魚が高い頃に仕込んだので、やはり値段は高いわけですけども。
・・・しかし気になるのは「なんで増えたか不明」というところでしょうか・・・。
これはどの魚介類にも言えることかと思われますが、単純に「水温上がったー、数が減るー」とかそういうものではなく。色々な条件や状況が密接に絡み合って「不漁」「豊漁」が決まります。極端な例で言うと、何か大きな事故があって人間が近寄らなくなると増えまくる海産物、とかそういうのもあります。
でもウナギの場合は各国とも色々ある魚介類ですし。これを機になんで増えたのかをもう少しはっきりできないか、と思うのですが。
豊漁だと数が増えて値が下がる、というのは原則なのですが・・・それでもウナギの場合いくら原価が下がったから、と言って売価まで下げるかなあ・・・。
「ウナギ離れ」を危惧するのならその辺のところをうまくやればいいわけですが。しかし・・・実は結構難しいところだったりしますし。今年の「土用の丑」の頃には・・・今現在とは事情が違ってきてるのでしょうか・・・? さて?
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04/23/2014
二つほど 4/23
食い物革新で二つほど。
一つ目。「調理用3Dプリンター」開発、商品化目指す…スペイン(AFPBBNews)。要するに「材料入れてレシピ指定すれば完璧に調理してくれる機械」ということのようであります。…SF的な話だなあ、とか思いましたが。
料理、というのは結局は「慣れ」であるのですが、近づきたくない人は徹底的に近づきたがらないものでもあります。
日本には「男子厨房に入るべからず」なんて言葉も過去にありましたが…そんなこと言ってる割に職業料理人は圧倒的に男の世界だったりします。実際にはかなり「男子厨房に入る」状態だったのかも知れません。…ただ、現代と昭和初期以前というのは「厨房」の意味が大分違うので、ある意味これは真実だったのかも知れなかったりします。
シロウトがあんまりウロチョロすんじゃねえ、的な。
何しろ「火を起こす」という作業からしてそれなりの知識と経験が必要だったわけですし。何も知らない男が手を出してきてもなあ…と。
まあ、そういう事情は現代では通用しません。コンロやIHのスイッチを入れれば熱を得ることはできますし。
…それでも…毎回違う味になる、という一種シロウト感覚の料理の楽しみ、というのは…↑こういうのが普及すると廃れていくもんなのかも、とか。もちろん場所や状況によってはこれ以上ない味方になるのですけれど。
二つ目。粉末アルコール飲料、認可…アメリカ(AFPBBNews)。これは日本でも実際に発売されてるもんなんですが…水に溶かすと酒になる、粉末。
…フジ三太郎だったと思うのですが…新聞とってないのでどっかの「まとめ」で読んだはずなんですが…「胃のクスリ」とか言って三太郎がうれしそうにコレ水に溶かしてる(食中を食事中という意味で、とかそんな感じ)のをどっかで見た記憶があります。…なんか違う4コマだったかも知れんのですが。
しかし…美味いのかなあ…。
酒呑みとしてはそんなことも思うのですが、アル中に対してあれだけ厳しいアメリカで携帯しやすくなおかつ「薬だから」と言って周囲をごまかすこともできそうなもん、よく認可したなあ、と。
結局認可取り消し、とかそういうことになるんかなあ…とかそんなことも思ってしまいましたが、さて?
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04/20/2014
当たりのみ
アメリカ。注文したものより高価なワインが当たるサイト(AFPBBNews)…「高価」と言うより「お得な」と言った方が合ってるかもしれません。
「例えば、注文したのが1本30ドルの通常ボトルでも、1500ミリリットル入りのマグナムボトルが送られてくるといった具合だ」(「」内↑記事より引用)
…ま、たしかに「高価」ですが…そんなにたくさんいらん、てな人に当たってしまったらどうなるんだろう…。
いわゆる「スキマ産業」というところでしょうか。
醸造所の事情をある程度知っていて、なおかつ「それをうちに回してくれ」と交渉しても問題ない人物がやっているサイト、ということになります。普通の人がどっかでそういう事情を聞きかじったとして、醸造所に乗り込んでみても門前払いされるのがオチでしょうし。
…しかし全てが「得する」となると・・・かなり有力?な方なんでしょうかジェフリー・ショー氏は。それとも地道に交渉を続けていった結果、ということなのかも知れませんが。
…こういうの、日本じゃ無理かなあ…。
日本酒の醸造所の場合こういう「サプライズ的な余りもの」というのはなかなかなさそうですし。どっちかと言うとお酒よりもお菓子とかなんかそういう関連ならこういうのもありそうなんですが…いや、個人的な考えですが。
それでもこういうのが「お遊び」という感覚で実行できるってのは…ちょっとうらやましいような気もします…。
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04/19/2014
なまでたべる
タマゴの生食リスクゼロではない…サルモネラ菌繁殖に注意(Yahoo!:産経)。これは日本以外だと常識みたいなもんらしいのですが、タマゴを生で食べることはほとんどない、と言います。
むしろ当たり前に食ってる日本の方が奇異に見えるらしく。タマゴもそうですが刺身も国によっては驚きを通り越して恐れの対象になったりします。生で食べる、というのは…サラダの野菜とかフルーツとかそれくらいが世界標準的にはポピュラーなのかも知れません。
タマゴにサルモネラ菌、というのは結構知られています。…何かの料理人関係のマンガで「タマゴの殻をわざと黄身にくっつけて食中毒を誘発する」という嫌がらせがあったような。殻には相当数のサルモネラ菌が付着しているとも言われており、割れたタマゴだとその割れたところから菌が中に入っていく可能性があります。
日本のタマゴの「賞味期限」とは「この期間までなら生で食べられますよ」ということで、それを過ぎたからと言ってそのタマゴはもう食べてはいけない、ということではありません。むしろゆで卵にするのなら新品?よりも多少日数が経ってる方がカラがむきやすかったりします。
…もちろんそれでも限度は必要ですけども。
海外のタマゴはほとんどが「加熱用」なので生で食べるにはそれ用のタマゴを調達する必要があるとか。逆に「長期保存可能な卵液」なんてのが普通に使われてる国もあります(もちろんこれも加熱専用です)。
いずれにしても特性を知っておけば無暗に怖がる必要もないんですが…やはり注意は必要、ということでもあります。
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04/16/2014
転換期の予兆?
世界のバナナ生産に「甚大な被害」が出る恐れ、パナマ病が拡大中(AFPBBNews)・・・ついに、と言うかやっぱりと言うか。こういうことになるんではないか・・・と色々言われていたのですが・・・。
バナナは世界にいくつもの種類がありますが、最も流通している「フルーツ」としてのバナナは実は一種だけだったりします。
しかもこのバナナ、種がありません。
どうやって増やすのか、と言うと株分けであります。ある程度生育したバナナの「木」から株を分けてよそで栽培するわけです。・・・この方法でずっとやってきたわけですが・・・。
株分けのメリットはある程度育った状態なので外部からの刺激にも強い。そして何より親株と同等の資質を持つ、ということにあります。ほとんど「クローン」のようなものなわけです。
全部が全く同じ、ということで品質の「ぶれ」がほとんどありません。その資質が優れていれば優れているほど有利なのですが・・・そこには落とし穴も。
全く同じ、ということは弱点も全く一緒なわけです。
つまり大変な難病が流行ると一気にかかって一気に滅ぶ可能性が高い、と。・・・病気のかかりかたも一緒なので、そういうことのないよう、業者を始め皆が注意していたのですが・・・今回は、ちとヤバいかも知れません・・・。
過去にも似たようなことがあって「種を変更」したりしてます。・・・もちろんそんなことがカンタンにできるわけもなく。時間と手間もそうですが、何より「被害」の甚大さ、というのが・・・。
もしかすると今から十年くらいしたらバナナがそれまでとは違ってきているかも知れません。基本的には変わらんのですが・・・どこかが違う。
それでもバナナはバナナなんですが。・・・そういう作物だと思うしかない、ということなんでしょうか・・・?
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04/15/2014
二つほど 4/15
食べ物飲み物で二つほど。
一つ目。食べ物。マクドナルドに「増やせる」裏メニューが存在していた(Yahoo!:J-CASTニュース)。実はこれまで「ピクルス抜き」とかそういうのは知られてました(中には「パティ抜き」・・・つまり肉抜きハンバーガーなんてのも)。が、増やせるというのは・・・知られてませんでした。
もっとも本場アメリカだとこういうのは当たり前で・・・ハンバーガーショップによっては事前に「どれを入れてあれを抜いて」と細かく指定するのが当然なんだ、とのことで。めんどくさかったら全部入りの「all」と注文すればいいんだとか。
ただ「増量」となるとなあ・・・なんかまた変な客が来たりしないんだろうか、と思ったら「二倍」まで、とのことであります。
しかしこの情報はマクドナルド側からは特に広報されず・・・スタッフのツイートから広まりました。マクドナルドとしては「今の配合がベスト」ということなんだそうですが。・・・こういう「カスタマイズ」ができるというのは選択の幅が広がって面白いとは思うのですが・・・これまで特にそういう仕組みでもなかったもんで、妙な混乱とかなければいいんですが。
二つ目。飲み物。キリンが限定の「一番搾り」発売、お中元商戦競争激化へ(Yahoo!:時事)。某ニュース番組で扱ってたんですが、キリンは今ちょっとビール業界ではやや低迷してるんだそうで。その巻き返しを計っての「プレミアム」投入ということなんでしょうか・・・。
自分は体調・資金の面からあまりビールを飲めませんが・・・実は一番好きな酒類だったりします。
その中でも「一番搾り」は好きな銘柄なんですが・・・実はキリンがそういう事態になってたとは・・・。
「坂本竜馬がいなければキリンビールはなかった」という有名な言葉がありますが、そもそもは竜馬の死後海援隊の残した様々な業績+借金を引き受けた旧土佐藩があの岩崎弥太郎にそれらを全部売り飛ばしたのが始まりで・・・そこから事業を拡大した弥太郎が「三菱」を作り、やがてキリンを興したから、とされています。
こういう歴史もあるんですが、今の我々は美味いビールが呑めればそれでいいかな・・・と。
限定発売は330mlのビンのみで基本的にギフト用のみ。・・・誰かがくれれば呑めそうなんですが・・・そういう関係はちょっとないもんなんで、まあ・・・何か良い機会があればなあ・・・と。
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04/07/2014
立ち食いの是非
「立ち食いステーキ」が人気、都内に10店ニューヨーク出店も(Yahoo!:THE PAGE)。経営する会社の別系列店舗で「アレ」が起きてた、というのは今回のとはあんまり関係ないんですが・・・「立ち食い」ですか。
・・・新たなスタイルか、と言えば・・・別にそんなでもないような。ただ、日本では行儀が悪いということになっており・・・消化にも良くないんではないか、とかそんな風に見る人もいますけども。
まあ、日本古来の「立ち食い」というのは江戸期辺りの「二八そば」とか。屋台のものは基本的に「立ち食い」だったようなので、スシも立ち食いだった、ということになります。今のとは大きさもネタも立ち位置?も大分違いますが。
その流れを汲んだのが「立ち食いそば」だったんではないか・・・と個人的には思ってますが。屋台をそのまま店舗にしてしまうと客も立って食べることになります。・・・椅子? あれは後付けだったんでは、と。
日本以外で見ると、スペインのバルやイギリスのパブも基本的に「立ち飲み」だったりします。・・・東京でも結構「立ち飲み」の店はありますが、大阪とかあっちだと相当数あったりします。
「立つ」ことの強みは設備費が抑えられることと・・・客の回転率が上がって収益が伸びることにあります。座ってなければ長時間滞在できず、客はさっさと帰ってしまうわけです。で、空いたところに新しい客が。
・・・こういうのは一種のスタイルではあります。まあ、日本だと「行儀悪い」てなことになりそうですが・・・例えばスペインでは夜に飲みに行く時は「はしご」が当たり前だとか。立ち飲みのバルで一皿二皿そして文字通り一杯やったら別のバルへ・・・と、そういう飲み方もあるわけです。
そして。ステーキって・・・今はそんなに高級品なんだろうか、と。
国産の高級な牛肉とかならともかく。安い肉で良ければスーパー行って自分で焼くのも手だったりします。もちろんああ見えてなかなか難しいもんなんですが・・・自分の理想に近い形で焼けるとかなり嬉しいもんだったりします。シンプルなだけに複雑な料理だったりします。
いくら「立ち食い」であってもプロが調理してるわけですから味はいいのでしょうけど・・・そこまで「高級」かなあ、と。
そういう点でも↑記事で「ただ、立って食べることに必然性はない。今は話題性で人気を集めてはいるが、ブームはいずれ終わるだろう。これ自体が今後、大きなビジネスになるとは考えにくいが(中略)本業へのフィードバックに生かせるメリットはあるだろう」(「」内↑記事より引用)というのにはなんとなく納得してしまったりして。
一つのカタチ、ということならまだ他にも色々可能性はありそうですし。
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04/06/2014
二つほど 4/6
食べ物で二つほど。
一つ目。「激安」相次ぎ・・・宅配ピザに危機感(Yahoo!:SankeiBiz)。これまで外食産業は基本的に「値下げ」の方向でしたから・・・どうしても宅配ピザは「高い」という印象が結構あったりします。
・・・そのためか「取りに来ると安くなります(もう一枚プレゼント)」とかそういうのもあったりして。
しかしそもそもは「宅配」で・・・家から出なくてもピザが食える、というのがウリだったわけで。その分(配送料や人件費)高くなるのはある意味仕方ないとも言えます。・・・が・・・最近は配送料をなんとかカットしている「宅配」食品というのもあります。そういうのとはまともに太刀打ちできない・・・。
さらに「激安」ピザまで。個人的にはなんか最後の砦と言うか、世のデフレ傾向の中でよくここまで持っていてたなあ、とか妙なところで感心していたのですが。それも・・・やはり変わっていくんでしょうか・・・?
二つ目。ノルウェーサバ、漁獲枠大幅増(Yahoo!:時事)。ノルウェーだって日本と同じように「魚喰い」民族なんですが・・・輸出した方が儲かるからなのか、それとも地元ではあんまし食べないのか。
いずれにせよ日本で「サバ」加工品というと大抵がノルウェー産だったりします。
近所のスーパーで売ってる「サバフィレ」とか。干したサバなのですが、ほとんどがノルウェー産。近海産のサバ、というと鮮魚の方になってしまいます。つまり、輸入物の方が安い。
・・・しかしまたなんか気になってしまうのは現地で一気に漁獲減、とかそういう事態が起きて「規制」とかそういうことになりはせんのだろうか・・・とか。海産物というのはこういうパターンが多いもので・・・タコなんかもそうですし。取り越し苦労ならそれでいいんですが。
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03/30/2014
ちょっと盲点
養殖場「脱走」クロマグロ登場、味は上々(Yahoo!:時事)。狭いいけすではなく自由に泳ぎ回り、しかも成長してきたエサはかなりの高品質とくればたしかに味がいいと思われます。
シロウトでは全然見分けがつきませんが。目利きのプロからすれば一目瞭然で「養殖物」となるはずなんですがしかし天然下の海で獲れた「天然物」ということで変だなあ、ということになってたようであります。・・・価格は状態が中途半端?なので安価、とのことですが・・・いけすを広大にして同じような「養殖天然物」を再現しよう、とかそうなってきたらまた興味深いのですが。
クロマグロの養殖は「畜養」が主であります。近畿大学が「完全養殖」に成功していて「近大マグロ」というブランドで売り出していますが(東京にも出店してきたとか)数からすればまだまだ少ないものであります。
ほとんどは天然下の若いマグロを捕まえてきて育てて売ります。
そのいけすから逃げ出したのではないか、というのが↑のマグロであります。
しかし・・・。
逃げ出したら結構バレそうなもんですが。特にクロマグロの成魚ともなればかなりの騒ぎになるでしょうし。それとも意外と注目されてない・・・? あるいは脱走があってもあまり口外しないもんなんでしょうか・・・?
気になったのはクロマグロはたしか群れを作る習性があった、はずで。周囲に気づかれずに脱走、ということは一尾とかそういう少数なわけで。となると天然下ではなかなか生き延びにくいのではないか、とかシロウトは考えてしまうのですが。
・・・むしろ若魚がいけすの周りだとエサのおこぼれが楽に手に入るので、集まってきてるうちの何尾かが捕まったんではないか・・・とか。実際、養殖場の周囲というのは大物が釣れたりするらしいですし。
まあ、シロウト考えであります。こういうちょっと盲点突いたモノの産物というのはそれだけでも興味深いもんがあります。世の中、知らないことばかりなのであります。
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03/29/2014
二つほど 3/29
国内で二つほど。
一つ目。牛丼大手「すき家」が「牛すき鍋定食」を4月から「一時終売」(Yahoo!:ねとらぼ) この記事だけ見ると「ああ、なんかCMとかでやってるアレ、終わるんか」とかそんなもんですが・・・実はちょっと前からネットでは噂になっていました。
「すき家のバイトがどんどん辞めていっているらしい」
ツイッターで「人手不足で店を一時閉めます」とかそういう画像が掲載されたり、「一時閉店」の張り紙が多数UPされたりして。その理由の一つが「牛すき鍋定食」に手間と時間がかかりすぎて厨房が回らない、というものでした。
・・・そこへ「すき家」のゼンショーはこう回答。
「リニューアルする店舗が多いため一時閉店はよくありますし・・・牛すき鍋定食に関してもそういう声は上がってきておりません」
しかしここへ来ていきなり「一時終売」となるということはもしかして、ということになってるわけです。たしかに春になって「鍋」はないですし、今後また始める可能性があるから「一時終売る」というのも分からんでもないですが。
・・・まあ、事実はどうなんだか分からない、ということではあるのですが。どっかで無理をしないと立ち行かないというのはどこにでもある話でもあるのですが・・・さて。
二つ目。NHKと民放共同でテレビ番組情報を網羅したアプリが登場(Yahoo!:RBBToday)。「いよいよテレビの逆襲か!」とか思ってしまいましたが・・・よく読んでみたら「番組情報」を知ることのできるアプリなわけで。本格的にテレビがスマホユーザーを取り込もう、としてるわけではないようであります。
テレビからしたらネットやスマホは敵だ、とかそんな見方をする人もいるわけで。
しかし、まあ・・・比較しようのないメディア同士だと思いますが、自分は。テレビというのは観る側はあくまで「受け手」で受動的。かたやネットやスマホは自分で操作しないと何も始まらない能動的なわけです。そもそも比べる方がおかしい、という話もあります。
・・・もっと興味引く面白い番組作れよ、とそう言い切ってしまうとそれまでですが。でもそれぞれのいいところを取り込んだ「ナニカ」があってもそれはそれで面白いかなあ・・・とかそんなことも思ってしまいます。
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03/28/2014
ふんまつちゃ
粉末茶が作製できる、という・・・。
シャープ「ヘルシオ お茶PRESSO」を味わってきた(Yahoo!:マイナビニュース)。今後「コーヒーメーカー」に対して「粉末茶メーカー」というのが定着していくんでしょうか・・・?
そこまではまだ時期尚早かも知れませんが。しかし投じられた一石となるのかどうか、さて。
個人的にはちょっと面白そうだな、と興味はあるんですが。冬には急須で緑茶飲んでますし。なんか他にも色々使えそうですし。
ただ、ホントウにそこまでして茶が飲みたいか、とかそういうところまで踏み込んでみると・・・さて、となってしまいますけども。
実はこの記事見た時に真っ先に思い出したのが「パンメーカー」でした。
一時非常に流行り、今でももちろん販売されている「家庭用パン焼き機」であります。まだ開発も販売も継続されてはいるんですが・・・一頃に比べるとそこまで前面には出てこなくなってる観があります。
一つには炊飯器ならテキトー?に米と水ぶっこんでスイッチ入れればそれなりに炊けるんですが、パンの場合は小麦粉と水ぶっこめばそれでいい、というわけではなく。それなりに材料を揃えてやる必要があります。・・・まあ、それでもあれだけの工程がこんな程度で済む、というのはもちろん大変なことだったんですが・・・それでもやっぱり「めんどい」的な思いはどうしてもついて回るんではないか、とかそんなことも思ってます。
・・・粉末茶メーカー・・・どうなんだろう・・・。
ノリとしてはコーヒーメーカーのような感じですが。・・・そこまで普及するかなあ、とか思ってみたりして。何せ「急須」に「保温ポット」、そしてお茶っ葉があればとりあえず?はお茶が飲めるわけです。・・・そこにはもちろん手間とか時間とか必要ですし、ここからさらに粉末にしよう、となるとこれは大変なことになってしまうわけですが・・・。
急須を追い越すのはなかなか大変なんではないか、と。何せ相手は場合によっては電気すら必要ないのですし。
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03/17/2014
あと30年もしたら
「昆虫食」が当たり前に・・・ちょっと無理かな80年くらい必要かも。
国連食糧農業機関(FAO)推奨、コオロギやミルワームのお味は(Yahoo!:産経)。実際栄養は豊富なわけですが。某菌マンガでも指摘されてましたが古代には相当数の人が「ムシ」を食っていたと思われます。
日本でも良質の動物性たんぱく質の摂りにくい地域では「ムシ」を食べていました。あるいは東南アジア方面では今でも「ムシ」を食べますし・・・オーストラリア原住民や南アメリカ原住民にとってはご馳走だったりします。
ただ、まあ・・・「イメージ」というのがあるわけで。
現在都市部だと「ムシ」は「敵」であります。判断のつきにくいアブ系統(毒があります)はまだしも明らかに無害な蝶、あるいは蛾、さらには蜘蛛に至っては出た瞬間に恐れたり怖がったりする始末。
・・・日本で毒のある蜘蛛というのは基本的に存在しません。南米に住む毒グモの代表タランチュラは巣を張りませんし(そもそも日本には生息してませんし)、外来種であるセアケゴケグモは開けた場所には出てきませんし。巣を張るジョロウグモやオニグモですらキャーキャー言うのは・・・明らかに無知からくる恐れであります。噛まれることすらないのに無条件で怖がる、というのも・・・。
蛾に至ってはドクガなんて毒のあるのもいるにはいますが、そんなん都市部ではまずめったにお目にかかれません。しかしヒトリガ(火取り蛾、という風流な名前)クラスの小さな蛾にも恐れたりするのは・・・なんだかなあ、と。
もちろんアブの類には注意が必要であります。大き目のハエ・・・ああ、なんかそういうのとも違うような気もしますが。そういう「毒虫」がいるのも事実なんですが。
そういう「イメージ」をまず払拭しないと「昆虫食」なんか無理だろうなあ、というのが日本の現状だったりすると思うのですが。あんな気持ちの悪いもん食えるか、と。
知識から来る無知ならきちんと教えればいいわけで。そういうところから「教育」していけばゆくゆくは日本も「昆虫食大国」になるかも知れません。・・・まあ・・・その前にやらんといかんことは多いわけですが・・・こう言っちゃ何ですが↑記事程度ではなかなか継続はできないか、と。
・・・今の都会の人たちでは無理でしょう。あと30年して・・・その間にきちんと「食教育」できたとして・・・ようやく、というところではないか、と。しかしそれは無理っぽいですから・・・。
あと80年。少しずつそういう啓蒙活動かましてようやく日本のみならず世界中で昆虫を食べるのが当たり前になっていくような。それくらい時間かけないと無理だと思いますが。
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03/15/2014
タコ不足
アフリカ産マダコ不漁・・・明石産に匹敵する高値も(Yahoo!:時事)。「明石のタコ」と言えば一種のブランド品にまでなってますが・・・もちろんそれだけで日本全国のタコをまかないきれるわけもなく。日本各地でマダコは獲られています。
しかし・・・その後の漁獲量の低下や需要の増加により国内産だけでは間に合わなくなり、輸入物が増えていきました。
マダコ、というのは基本的に世界中の海に生息しています。
が、遊泳性の低い、あまり広範囲には移動できないとされるため地域によって「差」がある、ともされています。
タコを食べる国、というと・・・アジアでは結構食べられている食材ですが、欧米だとスペインとかイタリアくらい、とされています。これは一つには宗教的に「ウロコのない魚は食べてはいけない」というのがあったから、ともされています。ユダヤ教の戒めの一つ、とされていますがキリスト教にも影響を与えており・・・そういう地域では「タコ食」が根付かなかったかも・・・ということであります。
もちろん現代ではタコを食べる習慣、というのは欧米にも広まっていますが・・・それはそれでまた需要拡大を生んでいる、ということでもあります。
さらに「日本人向け」のマダコ、という観点があります。・・・肉質や性質などの問題なのですが。やはり日本産に近いマダコでないと売れないわけで。そのため関係者が世界中を駆け回って探し出したのがアフリカのモーリタリアやモロッコなどのタコということになります。
が・・・欧米同様こっちでもタコは食べません(こちらは宗教的な理由ではないようですが)。
当たり前ですが現地の漁師さんも獲ったことがない。そういうところを指導して獲ってもらって商社が買い付けるわけですが・・・年々値が高騰していくタコなので現地でも結構な値段で取り引きされるようになっていきます。そうなると他の漁師さんも我も我もとみんな参入してくる。
ついにモロッコではタコ漁制限を実施。獲りすぎた、というわけです・・・。
これは実は数年前のことで。↑記事にもあるようにこの時は何とかなったんですが・・・今回はそのアフリカ産も「不漁」ということであります。こうなると他の産地を探すか、とかそういうことになるかも知れんのですが・・・そうカンタンにいくわけもなく。一気に価格が上がる・・・そんな可能性が大きくなってきてます・・・。
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03/14/2014
過ぎたるは・・・
なんか前にもこんなんあったような。
ウコン食品の摂りすぎに注意(Yahoo!:毎日)。飲みすぎに対抗する手段として定着しつつある「ウコン食品」ですが。
・・・当たり前の話ですが摂りすぎたらそりゃあ体には良くないわけです・・・。
ただ、↑記事では肝臓に良いとされるクルクミンの他に鉄分のことに関しても触れています。
・・・いずれにしても「体にいいからどんだけ摂ってもいいんだ!」とがぽがぽ摂取したら、そりゃあ・・・何かある可能性はどんどん高くなっていくわけです。
「1日に5、6本も飲むような無謀な習慣でもない限り、健康被害の恐れは少ないでしょう」(「」内↑記事より引用)
と関係者の方が語っておられますが・・・実際にそういう摂り方している人がいるのも事実だったりします。一種の強迫観念と言うか宗教と言うか。「これこれこうすれば絶対に体に良い」という信仰みたいなもんを無条件に信じ込んでしまう人はいつの世もいるもんであります。
これと似たような話に「カテキン」があるのですが・・・。
これもやはり「体に良い」ということになって緑茶をがぶ飲みする人が出たりしましたが。でもたしかその後の厚労省かその関係から「大量に摂っても意味はないし場合によっては体に良くない」的な発表があったと記憶しているのですが・・・まだ「大量のカテキンが~」というのは残っていたりします。
まあ、イワシの頭も信心から、とは言いますが。
ただの「思い込み」で済まずに一生の問題になる恐れもあります。摂れば摂るほど体に良い、なんて物質がそうそうあるわけもなく(水ですら摂取時間に関係した致死量があります)。適量さえ守っていれば問題ないのに過ぎてしまうとちょっと・・・ということもあるのです。
その辺はネットでも病院ででも調べれば分かることなんですが。・・・なぜか思い込んでしまって固まってしまう、というのはいつの世もあることなんですが・・・。
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03/12/2014
目の敵?
WHOが一日のカロリー摂取量のうち、糖類由来のものは5%未満にすべきと提言(CNN)・・・摂りすぎはそりゃいかんだろ、とは思いますが・・・。
そもそも2002年の提言では「10%未満にすべき」だったそうなんですが。
・・・↑記事読む限りでは「砂糖の類を多く摂るともっと甘いものが欲しくなって不健康になる」ということのようなんですが・・・なんだかなあ、と。
例えば成人と子供では事情が違ってくるでしょうし。平均的な、でくくられてもなあ、と。なんかただの「糖類憎し」に見えてしまうのですが。
「甘いもの」というのは実は大抵の動物は好きだったりします。理由はカンタンで・・・即エネルギーになるものが多く、特に野生動物は食事の機会がどうしても限られてしまうため、なるべくこういう即効性のあるものを欲しがる傾向があります。
その名残は人間にも残っていて、日常的に十分に食事が足りていてもつい食べてしまう・・・ということはよくあることではあります。そのためどうしても太ってしまう、というのは仕方ないことなのかも知れませんが。
そこで健康的に生きたいのなら甘いものを断ってしまえばいい。
というのは、まあ、カンタンなんですが。しかし事情ってもんが人それぞれありますんでそこら辺を全部すっとばして「絶対ダメだ!」というのはなんなんだろうな、とか思ってしまうわけです。糖類だって人間の身体に不必要なものではないわけで。もちろん大量に摂るのはどうか、と思いますが%単位で縛るもんなんだろうか、と。それぞれの身体について医師なりがきちんと調査した上で「何%くらいですな」というのならまだ分かるのですが。
・・・自分がWHOを敵視?するのは、まあ、事情がありまして。ご存知のようにタバコの世界的な禁止、というのはやはりWHOの提言から始まっています。そして今度は酒に対して「禁止」の提言を・・・という話があるからで。
酒はなあ、ちょっと待って欲しいなあ、と。
現在のタバコほどに禁止されちまうとなあ・・・と。それに甘いもんもなあ、と(酒ほどの執着はありませんが)。どれもこれも目の敵にされちゃあかなわんなあ、と。
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03/10/2014
海で川魚
「みやざきサクラマス」初出荷(Yahoo!:宮崎日日新聞)・・・実は一ヶ月ほど前に高級魚サクラマス、海での養殖に成功(読売新聞)という記事がありました。
川魚である「ヤマメ」を海で養殖すると「サクラマス」になります。
これはサケの仲間ではよくあることで・・・「イワナ」だと「アメマス」になったりして・・・「降海型」と呼ばれています。海へ降ると基本的にデカくなるので、イワナやヤマメのメータークラスというのはほとんどが一度海に降った個体だと考えられます。・・・つまりまた川へ戻ってきた、と。
別に海に降らなくても産卵はできますし、子孫を残す、ということに関して問題なかったりします。ただ、生育の場所によって色々変化が起きる。
「川」と「海」の最も大きな違いは「塩分濃度」であります。言うまでもなく海の方が高いわけで。水質に敏感な魚類はここまで大きな差ができるとまず生きていけません。・・・塩分濃度の差、というだけではなく。海水魚と淡水魚はそもそもの身体の使い方が違っているからであります。
何度かこの「あれこれ」でも触れましたが。
カンタンに言えば海水魚は塩分を排出する能力を持ってますが、淡水魚にはそれがない。そのため海水魚を淡水に、淡水魚を海水に入れるとうまく適応できなくて死んでしまうわけです(もちろん例外もあるんですが)。
しかしサケの仲間は時間をかけて順応していくことができます。川で孵化したタマゴはやがて若魚となって海へ降る。そしてまた川へ戻ってくる。・・・こういうサイクルが可能、ということはサケの仲間は海に順応させやすい、ということになります。
・・・ただ・・・なんで海に行くと大きくなるのか・・・その辺はどうなんでしょうか、何か理由があるとは思いますが・・・さて。
実は「海で養殖」以外にも魚をデカくする方法はあります。あえて染色体に異常を起こして「三倍体」にして、繁殖に回す労力を身体の方へ回す、とか。しかしコレ、まだ確実ではない上に食べる方に抵抗がありそうな・・・ブドウなんかではフツーに成功している技術なんですが。
実際、「トラウトサーモン」もチリなんかの海で養殖してますし。これで新たな養殖の道が開ける・・・のかも知れませんが、「高級魚」というくくりに入ってるわけですし。やはりスタートは高級魚から、ということでなかなか普及しないもんなのかも知れませんが。
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03/09/2014
一言断れば
済む問題なのかも知れんのですが。
「料理の写真を勝手に撮るな!」レストラン側に撮影を禁止する権利は?(Yahoo!:弁護士ドットコム) 最近は外食もほとんどしてないので例えば「隣で盛り上がりながら料理の写真撮ってるグループがいた」とかそういう場面に出くわしたこともないんですが・・・。
・・・缶コーヒーのCMでそういうの、やってますけど(あれはそのギャップを楽しむ、と言うか)。実際にそういう場にいたらどんな感じなんだろうか、とか。でもやはり一言「撮ってもいいですか?」とスタッフに断る方がなんか当然な気がしますが・・・無人の荒野でメシ食ってるわけでもないでしょうに。
かなり前のことですが・・・葬式の時、最後のお別れということでお顔が見えるよう、棺の一部を開けます。普通はそこで「お別れ」をするのですが・・・そこでパチリとやる人たちがいる、というのが話題になったことがありました。
撮った側は冒涜するとかそういう意味はもちろんなく。ごく自然にそういう行動を取ったらしいのですが、一部ではかなり怒ってた、という話になっていました。
・・・個人的にはそういうのもあんましやらない方がいいんでは、と思ってます。
物事の「組み合わせ」というのは人それぞれの判断によって捉え方が違ってくるわけです。「葬式」+「撮影」というのもその一つで、どうしてもそんなこと許せない、という人もいれば、まあ、別にいいんじゃない? という人もいる。ただ、「葬式」という場ではやはり大人しくしているべきではないか、と・・・。
「料理」+「撮影」も静かにメシ食ってんのにカチャカチャうるさい、という人もいるでしょうし。料理を「食い」に来たのか「撮り」に来たのかはっきりしろ、という人もいるわけです。
・・・これを統一?するのはカンタンなことで・・・店の人がOK出したらほとんどの人は文句言えなくなるわけです。
あるいは店側が意思表示をする。メニューや店内に「料理撮影禁止」としておいて破った人には注意する。知らなかった、とか、こんな字では読めない、とかそういうのは関係ないと思われます。破ったことには変わりないのですから(それにまともな人間なら注意されて逆ギレ、の前にまず「すいません」の一言があるでしょうし)。
しかし・・・コレが問題になる、ということはやはり無断で「パチリ」というのが多い、ということなのでしょうか・・・?
たった一言「すいません」が言えない人間って結構いるもんだったりしますけども。まあ、自分もそこまでえらそうに言える人間ではないのですが・・・それでも「こうこうこうしてもいいですか?」くらいは周囲に聞こうよ、そんなに大したことでもないですし・・・何よりあなたが同じように無言で無断で自分の持ちもの撮られたら・・・どう思いますか?
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03/04/2014
どすう
度数高めで「お得に酔える」ビール大手がチューハイ強化(Yahoo!:SankeiBiz)。アルコール度数の話であります。・・・高ければそれでいいのか、という見方もできますが・・・。アルコール度数が高い方が「お得」かと言えばそういうわけでもないような、そんな気もしますけども。
例えば「ウォツカとかラムはキツイ」ということで「度数が高い」という見方をされたりしますが、ほとんどの銘柄は普通のウィスキーと同じくらいだったりします(もちろん例外があって最強?のウォツカも存在してますが)。
ほとんどの場合はイメージなのかなあ、と。
しかしチューハイはそうも行かず。むしろあまり強くないお酒、というのがイメージだったりします。
そうなると・・・「良い酒」というのはなんなんでしょうか・・・。
度数が高くて「お得」な酒でも自分の好みに合わなければ意味ないですし。単価が高ければそれでいい、というわけでもありません。一本数万とか数百万とかそういうお酒もあります。ビンテージのワインなんか投機対象になるくらいですし。でもワインは好きじゃないなあ、という人からすれば不必要な酒で・・・「良い」わけでもありません。
個人的には「飲む環境」も重要なんではないか、とか。好みの酒+飲む環境。一人がいい人もいれば数人でわいわいやるのが好きな人もいる。それぞれに「良い酒」があるのではないでしょうか・・・。
まあ、それでも酒好きとしてはアルコール業界?がどんな方向であれ活気づくのは大歓迎だったりしますが・・・やはり世情をどうしても反映してしまう辺りも興味深いものですし。
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02/28/2014
やはり値上げ
自販機での話、ですが。コカ・コーラが4月からの増税時に現行の120円から130円に値上げ(Yahoo!:毎日)。モノによっては今でも「全品100円」で売ってたりすることもある自販機ではありますが・・・コカ・コーラ「純正」の自販機では値上げ、ということのようであります。
基本の「コーラ500ml」は130円に。缶コーヒー「ジョージア」も130円に。
対して500mlのお茶系統も130円になるけどちょっと容量増やしますよ(+25ml)ということで。さらにミネラルウォーターは容量も価格も据え置き。
・・・結構細かい設定のようで。銘柄の多いメーカーですからそれぞれに色々変更があるのかも知れません。
消費増税すると値上がりするのが自販機であります。
そもそもは全部「100円」でした。ワンコインで買えるわけで・・・当時のマンガでは「100円しかない、ジュース一本か・・・」的なぼやき?もあったりして(その後値上げされると「それすら買えねーよ!」というツッコミに変わっていきましたが)。
その頃から言われてたのが「自販機離れ」だったりします。そりゃあ、ワンコインのお手軽感がなくなってしまったのですから。
その後スーパーやディスカウントショップによる「大量買い込み→安価販売」の流れが定着。あまりそういう方面に進んではいなかったコンビニもある意味追随。・・・さらに自販機利用者は減るわけです・・・。今回自販機は値上げしますけど、こういった店舗で買える500mlペットボトルはそれほど影響は受けないと思われますし。
さらにコカ・コーラ以外は、と言うと。これも足並みは揃っていない様子。
・・・しかも・・・↑記事末尾では「コカ・コーラグループの自販機は全国で約98万台。人海戦術で価格切り替え作業を行うが、すべての自販機が新価格となるのは数カ月かかる見通しだ」(「」内元記事より引用)となってます。と言うことは・・・自販機によっては「差」が出てしまう、ということになるんでしょうか・・・?
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02/26/2014
所詮は食い物処
ドバイ・「双方向テーブル」はレストランの未来?(Yahoo!:Relaxnews) ・・・「未来か?」と問われても・・・なんかそういうのはアリではあるんですが、別にそこまでしなくてもなあ、と。回転寿司でタッチパネルっぽい注文できるとこありますし。フツーにスマホ持ってれば同じ店内に知り合いいればコンタクトできるわけですし。
→EBONY INTERACTIVE RESTAURANT - BLUE NILE TV - (YouTube)
宣伝用の動画なんですが・・・あっちの言葉なんでちょっと分かりくいかも、ですが・・・大体こういう感じ、というのは分かるかと。
ソボクな疑問で、テーブル全部がタッチパネルなら皿とか置いたらどうなるんだろうか、とか。
↑動画見る限りではフツーに食事が運ばれてきてフツーに食事してましたから、恐らくは何らかの操作(一番端っこに総合的?な操作系がありそうな?)でタッチパネルを停止できる、とかそんなもんだと思いましたが。でないとちょっと皿がズレた、フォークの先で突いてしまった、だけで何らかのアクションが起きる、となるとこれはちょっと楽しめない・・・。
食事を待っている間にニュースや天気予報が見れる。
これも例えば料理が運ばれてきて・・・さあ、食べよう、となって・・・ん? なんかニュースなかったっけ、ちょっと見てみよう・・・ということもできる、ということなんだろうかな、と。↑動画では一つのテーブルを四つに区切ってそこへ色々映し出せる、みたいなことになってました。てことはそれをさらに分割、とかそういうことも・・・できるんだろうか・・・?
まあ、しかし・・・たしかに「未来のレストラン」みたいなもんですが。
ただ、コレ、例えば日本の東京のどっかで開店、となっても客来るのかなあ、とか。もちろん接続は無料で、やはり色々見れるテーブルが売りになるわけですが・・・食事は食事として、とかそういう人たちも多そうな。忙しいビジネスマンなんかは使うかも知れませんが、家族や友人恋人同士での気の置けないディナー、とかそんなんに利用されるんだろうか・・・?
そしてもう一つ。この風景どっかで見たような・・・と思ったら昭和50年くらいでしょうか。当時の喫茶店には「モニター付きテーブル」というのがたくさんあったそうな。もちろんタッチパネルではないですけど・・・インベーダーなどのゲーム機が平面になっててテーブル代わりに使われてたわけで。
・・・なんか光景としては似たようなもんではないか、と。そんな風に思うのですが・・・さて。
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02/18/2014
今後に影響
記録的大雪、野菜出荷減・・・首都圏(Yahoo!:産経)。いまだに様々な障害の出ている関東甲信地方の雪害ですが、野菜にも影響が出始めています。
道路が雪で通れないためにクルマが立ち往生、という事態も発生してますが・・・物流そのものにもかなりの影響が出ています。運ぼうと思っても雪害前と雪害後では運べる道路が制限されてしまう・・・そのため生鮮商品や例えば牛乳、豆腐、パンなどその日ごとに運ばれる商品の品切れが相次いだりしていました。
さらに野菜の場合、雪による直接的な被害、というのもあります。
雪に慣れている地域だとまた違ってくると思われますが・・・関東地方、特に南部の千葉や神奈川は(一部地域を除きますが)基本的に雪に慣れていません。
雪の多い北陸や東北のように「冬は雪が降って積もるもの」ではなく「冬は寒いもの」程度しか認識はなく・・・「雪が降ったらラッキー」とかそんなもんであります。
大抵の場合、年末までに雪は降らず、乾いた冬が続いて・・・年明けから春前にちょっと降る、とかそんなもんであります。だから「積雪」に対してほとんど備えがないのが現状でもあります。そりゃあ・・・毎年恒例なら対策を整えますが、降らない年すらあるわけで、いや、積もる年の方が珍しいとかそんなもんでは・・・。
でも可能性としてゼロではない、というのが今回の雪害であります。・・・今後、何らかの対策を恒常化するのか、どうか・・・? しかし来冬には今ほどの脅威はなくなっているでしょうし、そんな頃に何らかの対策を施しても「税金の無駄遣いだ」とか言われそうですが・・・。
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02/17/2014
二つほど 2/17
食べ物で二つほど。
一つ目。韓国で食事風景の生中継がブーム(CNN)・・・某素人でも参加可能な生放送かと思ったらそれなりに「プロ」している人の生放送のようですが。それでも稼げる、というのは一つの才能であります。
画像見る限りモニタに向かって食べてるようで。それがそのまま流される・・・。
食事風景というのはかなりパーソナルなものなわけで。食事、という行為そのものは生命維持に必要ですけど、そこへ「味」「見た目」「匂い」などが加わって非常に個人的な嗜好の強い行為、ということにもなります。その分、こういうのイヤな人はイヤだ、とそういうことでもあります。
日本の大食いタレントはその辺色々気をつけているそうで・・・見た目ほどカンタンな放送ではないと思われます。
・・・そう言えば「孤独のグルメ」というマンガ原作のドラマがあるのですが、これが中国で大人気だった、という話がありました。・・・理由はあっちでは「食事と言えば集団でするもの」という認識があって、中年男性が一人で店に入って独白しながら食う、というのは新鮮なんだそうであります。
韓国もどうも似たような事情のようですが。・・・日本ではそうでもないのはやはり早いうちから「一人で食べる」というのが定着してしまったからなんでしょうか・・・?
二つ目。フランスでハンバーガーの人気上昇中(CNN)。日本だと「ハンバーガー=軽めのファストフード」的な考えがありますが、本場のアメリカでは一品料理以上の存在感があったりします。・・・何せ大きさが尋常ではないですし、中身も豊富であります。
どっちかと言えばフランスもこの系統のようで。・・・フランス料理に限らずやはり庶民的な料理というのはやはり「量」がモノを言うような気がします。
さらに、食習慣の変化もあるようで。
どこでも、と言うわけではありませんがヨーロッパの国には「食事時間を長く取る」というところがよくあったりします。あるいは「一日三回」が通用しない国とか。・・・スペインでは「一日五回」という話があります。朝・昼・晩のそれぞれの間に「軽食」をとる習慣があるんだそうで。そのため生徒の親はそれ用の食事・・・つまり「早弁用」を用意しておくんだとか。そうなると時間がどんどんズレていくのでスペインの晩ごはんは非常に遅い、ということになりますが。
フランスもそういうなかなかに食事にかける時間の長い国ですが・・・世情の流れと言いますか、そこまで時間かけられなくなってきてる、とのことで。そのため手軽に食べられるハンバーガーが人気ではないか、と。
食習慣てのは文化ですから早々変わるもんでもないんですが・・・それでも少しずつ変化していく、というのはどこも同じなのかも知れません。
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02/02/2014
店頭と宅配
マクドナルドが宅配市場開拓に本腰か(Yahoo!:Business Journal)。まあ、色々な見方があるかと思われますが。現行のシステムを拡張してもうまくいくんだろうか、とか、他のデリバリーサービスに負けないだろうか、とか。
・・・が、個人的に気になったのは「配送料」であります。
つまり通常のメニュー(マクドナルドの場合1500円以上の注文)プラス配送料300円がかかることになります。他のファストフードもやはり配送料がかかるもんらしいのですが・・・。
例えばセブンイレブンの場合、500円以上なら配送料無料、となってたりします。
あるいは宅配ピザ。「配送料」という項目すら存在していません。・・・これはあらかじめ料金にそういったものも含まれているからかと。つまり、店頭販売と同じメニューを同じ価格で提供するとなるとどうしても「配送料」がかかってしまうわけです。
この辺がなんだかネックになりそうな気がしているのですが・・・個人的には。
ファストフードはある意味「安さ」を競う食産業でもあります。牛丼チェーンを見るまでもなく・・・安い方へ客は集まります。そこでこの「配送料」はどういった位置づけになるんだろうか、と。銀行ATMの手数料と同様、少しでも安い・・・いや、0円の方へ確実に流れていきそうな。何しろ数百円でも大分違ってくる価格帯でもあるからです。
逆に言えばそこら辺をどうにかできればマクドナルドの宅配サービスというのもまた変わってくるんでは・・・とかそんなことも思ったりしますが、さて?
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02/01/2014
どこでも呑みすぎは
いかんのでしょうけど。
ロシア・男性の早死の原因の一部は「ウオツカ」(Yahoo!:ロイター) 記事中では「ロシアでは25%の男性が55歳までに死ぬ」ということになっていて、その「一因」がウオツカ、ということになってますが・・・「喫煙」+「ウオツカ」という調査法のようですし、アルコール摂取による直接的な身体への影響(内臓への影響とか)による「死」だけではないようではあります。
だから「ロシア人はウオツカばっかり飲むから早く死ぬんだ」とは言い切れない、という捉え方もできます。飲酒による暴力とか事故、というとまた別の話ですし。
ただ・・・やっぱり呑む人は呑むものであります、欧米の人は。
実は日本人を含むアジア系とはちょっと体のつくり(構造的なもんじゃないんですが)が違っていて、あっちの人たちはきちんとアルコールを体内で分解できます。もちろん個人差はありますが、アジア系のような「下戸」がほとんど存在しません。
「酒に酔う」というのは体内で処理しきれなかったアルコール関係の物質が体内を巡って悪さすることを言います(アルコールそのものは実は劇薬みたいなもんで、直接体内に入れるとかなりキケンです)。・・・この「酔う」という状態は欧米系だろうがアジア系だろうがみんな起きます。アルコール処理能力に個人差があるためであります。
しかし「下戸」というアジア系の人たちは酒が飲めません。アルコールを分解する能力そのものをゼロに近いほどほとんど持っていないため・・・一口飲んだだけでキケンな物質が体内を駆け巡ることになります。
・・・なんでこんな体質が遺伝しているのか、その辺はまだはっきりとは分かっていないのですが。
こういう例は実は他にもあります。生まれつき赤血球が変形してしまう遺伝病、というのがアフリカにはあるそうで、赤血球の酸素運搬能力に影響が出てるらしいのですが・・・この病気の人は逆にマラリアにかからない、とのことで。そういった「遺伝的に有利」なものがこの「下戸」にもあるのでは・・・という研究は進んでいるんだそうですが。
まあ・・・いずれにしても呑みすぎは体にあまり良くない、というのはどこの国でも同じであります。
日本の場合は「下戸」の存在もあるんですがその割りに「酒優位」社会みたいなもんであります。飲める奴がエライ、みたいな風潮はちょっと前まで当たり前に存在してましたし、酒飲んだ上での粗相だから・・・という変に鷹揚な文化もあったりしましたが・・・。
・・・実は↑記事読んで真っ先に思ったのは「日本はどうなんだろう?」ということでした。
実際にはかなりの数、酒関係の事件や事故起きてるわけですし。・・・やはり55歳未満の喫煙男性の25%・・・とかそれくらい実は死んでるんじゃないんだろうか、とか・・・いや、そんな数字になってたらイヤですけど。
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01/29/2014
なんかどうでもいい
食材表示のガイドライン案巡り議論百出(Yahoo!:毎日)・・・そもそも生物分類上でも明確に区別のない「サケ」「マス」をその和名だけで区別すべき、てのは・・・そこまでする必要があるのかどうか、なんか正直どうでもいい、と言うか・・・。
それよりもっとやるべきことがあるような。名称なんかどうでもいいんで、食材のトレーサビリティやチェック体制の確立とかそういう話をして頂きたいところであります。
一応、念のため。「一般的」に「サケ」と「マス」は「海へ降る」「陸水に残る」で区別されてる、とされてます(あるいは日本ではサケ=シロザケとも)。ただ、これは非常に曖昧なもので・・・これに則るとイワナは「マス」になりますが、海へ降って帰ってきたアメマスは「サケ」になります。・・・「マス」という名前がついてるのに。
ニジマスも通常なら30cmとかそんなもんですが、海へ降るとかなりデカくなってメータークラスになります。そもそもは「スチールヘッド」と呼ばれる海へ降るタイプで、これを改良したのがニジマスと呼ばれています(今回の「サーモントラウト」も「降海型ニジマス」なんだと思われます)。・・・ただそんだけなので、マスだのサケだの、というのはなんだか違うような気がするのですが。
・・・品名と原材料名で分けりゃいいだけじゃん、という声もあります。つまりニジマスをサケと称してのシャケ弁がダメ、というのなら原材料に「ニジマス」と表記して品名は「シャケ弁」にしてもいいんじゃないの? ということであります。
明らかに系統の違う食材をソレと偽って売ってた、というのが問題なわけで。ある意味程度の問題と言うかそこまでやりたいんか、という呆れみたいなもんすら感じてしまいます。
前に「生姜焼きも店内では電子レンジで調理するから名前を変えよう」としている飲食店がある、というのを書きましたが。
・・・言葉狩りやってる場合じゃないわけで。なんか、もっと有意義な話し合いとかできないもんなんでしょうか・・・?
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01/18/2014
多様性?
ビール類、「プチ贅沢」「手頃さ」で二分化(Yahoo!:SankeiBiz)。ビール類の出荷数そのものは減少傾向にあるのですが。それでも減少しつつも「リッチなビール」と「値段の手頃な第三のビール」に分かれていっているのでは、ということであります。・・・ということは中間帯にある「発泡酒」がワリを食った形になっている、ということでもあります。
何度かこの「あれこれ」でも触れてますが。
そもそもは税金であります。ビールなど酒にかかる税金、というのは相当な割合で・・・じゃあ、その抜け道?を探そう、と登場してきたのが発泡酒であります(各メーカーは「味や質を追求した結果だ」と言い切りますが)。しかしその発泡酒にも税金の魔手?が伸びることとなり・・・第三のビールが登場しました。現在は税のかけ方の関係上、そこまでの「追求」は必要なくなったのか「第四・第五のビール」が出現する兆しはほとんどありません。
・・・「酒」と「税」というのは昔々から切っても切れない関係なんですけども。
有名なとこではスコッチでしょうか。元々透明だった蒸留酒を税金逃れで山に隠した際、オークの樽を使ったことからあの琥珀色とフレーバーが付いた、という説があったりしますし。
まあ、そんな?状況にもある日本のビール類ですが。
発泡酒が登場した時は・・・「安いビール」という位置づけであまり味も良くなく(自分の場合は飲み続けるとなぜか焼酎っぽい味になってくるのであまり好きじゃなかったんですが)「安かろう不味かろう」的な印象だったんですが・・・最近はやはり技術も進歩しているのでかなり美味いもんになってきています。
・・・「ビール」ではなく「ビール類」ということでの多様性、と言いますか。選択の幅が広がっていくというのは悪くないことだと思うのですが。それ故の不振、となるとなんか皮肉ではありますが。ま、呑む側としては美味いビールが(できれば安く)呑めればそれでいいんですけど・・・どこか思わぬところに影響とか出てくるんですかねえ・・・。
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01/16/2014
健康な食事とは
「健康な食事」世界1位はオランダ、日本とアメリカは21位(Yahoo!:REUTERS)。・・・まあ、何をもって「健康な」とするか、その基準は様々だと思われますが。それでも一つの考え方として・・・という捉え方はできます。
「世界125カ国を対象に、食料の供給体制や品質や価格、食事の健康、低体重児の比率、食物多様性、清潔な水へのアクセス、肥満や糖尿病といった食事がもたらす健康への悪影響などの観点から、各国の食事情を指数化してランク付けを行った」(「」内↑元記事より引用)
とのことで、上位陣はオランダを筆頭に2位がフランスとスイス、4位グループにオーストリア、ベルギー、デンマーク、スウェーデン。8位グループもアイルランド、イタリア、ポルトガル、ルクセンブルク・・・でようやくオーストラリアがランクイン、と欧州勢が多数となってます。
・・・考えようによってはある程度生活に「余裕」があってある程度社会が「成熟」していて、インフラ整備などの機能が「充実」してる国が有利なのかな、と。
しかし一方でアメリカは21位これは肥満や糖尿病が多いから、とのことですが・・・そこまでヨーロッパはその手の生活習慣病が少ないのかしらん? とか思ったりして。日本の要するに「食いもんの値段が高え」てのはなんか分かるような気もしますが。・・・欧米だと生鮮関係はもっと安かったりしますし。
ただ、コレ、簡単に比較できるもんでもなような気もするのです。
アフリカ諸国が下位なのは明らかに「国力」がないわけで。ヨーロッパのような暮らしなどやりたくてもできない状況なわけです。どうやっても上位には食い込めない。それをあえて「下位」と示すことで国力の増強を・・・というわけでもないでしょうし。
そもそも「健康な食事」とは一体何なんだろうか、という根本的な疑問まで浮かんできます。下位のアフリカ諸国の中でも「健康」に暮らしている人たちは結構いるんじゃないのか・・・とか。
まあ、それでも「一つの考え方」としてのランクだと思われますけども。単純にカロリーがどう、添加物がどう、でランク付けするよりはかなり詳細に調査しているようですし。
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01/09/2014
あれば食う
古代ローマの都市・ポンペイ・・・キリンやフラミンゴを食べていた(Yahoo!:時事)。・・・まあ、現代から見れば「え?」ということになりそうですけど、考えてみりゃ人間なんてのは何でも食う「雑食」動物の代表格みたいなもんで。その場に「食材」として存在していればどんなもんでも食べちまうような気はするのですが。
ただ・・・地中海のイタリアにあるポンペイに、どうやってキリンやらフラミンゴやらが食材として運ばれてきたのだろうか、とかそんなとこは気になります。
古代ローマ帝国と言えばその版図はかなり広く、ヨーロッパから北アフリカまでもその勢力下にあった、とされています。
・・・しかしキリンやフラミンゴはどっちかと言えばアフリカの南の方に住んでます。フラミンゴなら北の方にもいると思うのですが・・・キリン、ですか。そう簡単に捕まるような地域が北の方にあるのかどうか・・・?
となると南の方とも通常的に交易していた、ということになります。そうでないとそんなもんが「食材」として存在してるわけないわけで。日本の江戸期に象が来たことありますが、これは単発的な「見世物」であって断続的にでも輸入される「食材」ではないわけです。
まあ、そういう疑問?もあるんですが・・・キリンて美味いのかなあ・・・。
どっかの国で食えるところもあるらしいですが。やはり草食動物なんでそっち系の味?なのかな?とか思ってみたりして。
・・・そう言えば古代ローマでは「魚醤」を使っていた、という話もあります。↑記事の「塩漬けの魚」というのはそれ関係のものなのかな・・・とかそんなことも思ったりします。
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01/07/2014
そう言えば最近見てない
マクドナルドCMから消えた「ドナルド」(Yahoo!:J-CASTニュース)・・・そう言えば最近あの道化師見てないなあ、と思ったら日本国内でも2007年6月以降のCMには出てないんだとか。・・・7年前から、ですか。そうなると今の子供たちの中にはあのキャラクターを知らない、という子供も多そうではあります。
↑記事中では2010年頃アメリカで起きた「ドナルド追放運動」について言及しています。
・・・「ファストフード=悪」という図式は別にマクドナルドに限ったことではありませんが。「そういうものを提供するのが悪いことだ」という発想が出てくる辺りなんだか欧米だなあ、とか思ってしまったりしますが。
イヤなら食べなければいいんでは、と。体に悪い、というのなら食べなければいいだけのことなんじゃ・・・と。
まあ、その辺が認識の違いと言うか何と言いますか。「砂糖=悪」というのも根源はこの辺から来てるのかなあ、とか。甘いもんは全部悪だあ、というのも何だかなあ、と。甘いのも全部含めての「味」なんじゃないか、骨と皮だけになって目ギョロギョロさせてる人を時折見かけるんですが・・・なんかそんなこと思ったりもします。
しかしどうもそれだけではないのかも知れません「ドナルド失踪」というのは。
日本では2007年にすでにCMに出なくなっています。「ドナルド追放」運動がアメリカで本格的に起きたのは2010年以降。・・・こういう流れになるのを見越しての「降板」だったのか、その辺は定かじゃありませんが。たしかにこれ以降、マクドナルドのCMはスポーツなどの「さわやか」系「ユーモア」系「慈善」系にシフトしているような印象を受けます。独自のキャラクター路線とはちょっと違ってきてるような・・・。
・・・コカコーラもこんな感じですかね、なんとなく。
戦略と言えばそういうことかも知れませんが。・・・そう言えば日本マクドナルドはトップが変わったらしいですが。どうなるんでしょうか・・・すでに日本の外食産業の重要な一角を占めているわけですが・・・それでも落ちて?行った企業は数が知れんわけで。マクドナルドもいつそうなるか分からんわけですが・・・。
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01/05/2014
和食じゃなくて日本食?
カレーライスは和食か否か(Yahoo!)・・・インド人がカレー食べて「美味しい日本料理ですね、何て言うんですか?」と聞いた、とか色々ありますが。
和食。世界文化遺産にも登録されましたが。
・・・イメージとしてはやはり明治以前から続いてる料理、ということになるのかも知れません。さらに・・・名前。↑記事のグラフでは「ナポリタン」「カリフォルニアロール」が和食と思わないというのはその名前が日本っぽくないから・・・かも知れないとか思ったりして。まあ、ナポリタンは日本発祥の料理なのですが。
個人的にはカレーは「和食」か、と問われれば・・・ちょっと考えてしまいそうな。
「日本食」というカテゴリの中に「和食」が存在する、という風に考えるなら「和食じゃなくて日本食」と答えるところであります。しかし「和食」=「日本食」という認識だと・・・ちょっと抵抗あるかも知れません。
「和食」の味付けは基本醤油かダシ、ということになれば。焼きそばもカレーも「和食」ではありません。
しかしラーメンなら。そばやうどんとは違う「和風スープ」のラーメンというのも最近は出てきています。あるいは天ぷらのようにダシを特に必要としない「和食」もあります。
・・・これ、という決め手なんかないもんなのかも知れません・・・。
例えばフランス料理、というと日本では何だかお高くて皿にちょちょっと乗ってる・・・というイメージがありますが、フランス行けば今度は「家庭的なフランス料理」というのもあるわけです。ただ・・・これは「日本食」つまり「日本料理」として考えるなら当然のことであります。
では伝統的なフランス料理は・・・となると。やはり区分けは難しいもんかも知れません。
「料理なんて食って美味けりゃいいんだ」
という真実を突いた観点もあります。・・・和食だ、日本食だ、と考えすぎてしまうよりも食ってみればいい、と。そんな考え方もできます。
しかも。ラーメンもカレーも明治以降、つまり100年足らずの料理なんですが・・・これから100年後にはまた新しい料理があって「カレーと言えば伝統的な和食だけど、これは和食とは言えないなあ」とかそんなことになってるかも分からんわけですし。
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12/27/2013
まさに墓穴
米マクドナルド「ファストフードは体に良くない」と従業員に助言(CNN)。これは米マクドナルドの社内サイトに載っていたらしいのですが(現在は閉鎖中)ハンバーガーとフライドポテトとナゾ?の液体が入っているコップの方は「不健康な選択」、サンドイッチとサラダと水の方には「健康に良い選択」という・・・。
自社批判したかったのか・・・いや、健康志向の強い欧米ではやはりそういう風潮がマクドナルドでも多数派なのか。その辺はちと分かりませんが・・・やりすぎ、と言うかなんか哀れだなあ、と。
・・・ソボクな疑問で、ハンバーガーとサンドイッチと、どう違うんだろうか・・・とか。
どっちもパンにはさむ、というとこは変わらんわけです。では何が違うのか、そりゃあ、カタチは違いますが・・・それ以外だと肉になるのかなあ・・・とか。あるいはバターだかマーガリンだか、とかそういう辺りなのかなあ・・・。
なんだか単純にイメージの問題になってるような気がするのです。
肉は健康に悪くて野菜なら良い、砂糖のように甘いものも良くないし、油分などもってほか。
・・・じゃあ何食えばいいんだ、と。しまいには「東洋にはセンニンというスーパーな存在があってこれは空気の一部を食していて大変に健康だったそうな・・・」とかそんな話になってしまいそうで、ちょっと怖いのですが。
・・・でも自分の会社で売ってる商品まで批判しちゃあ・・・意味ないだろ、と。
あるいは「社内サイト」と言っても若干立ち位置が違ってる、とかそんなもんだったのかも知れませんが。・・・それにしてもなんと言うか・・・こういうのを自虐ネタ、と言うのでしょうか。
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12/24/2013
美味しく食べてあげる
変革を迫られるフランスのフォアグラ産業(Yahoo!:AFP=時事)。ちょっと前から言われてたことではあります。フォアグラとはカモの肝臓、それも脂肪肝となってしまったものであり・・・そうするためにはカモに苦役を強いるのだ、と。
ニュージランドでしたか「調理の際に苦痛を与えてはいけない」的な法律があるのは。フォアグラの場合は「調理の際」ではないわけですが、考え方としては同じようなものかと。
・・・そうなると例えば活け魚の生き作り、なんてのは論外になってしまうわけです。でも育てている最中にあれこれやって性質を良くしたりするのもその生き物に苦痛を与えていないか? とか言い出したらこれはこれで大変にややこしくなってしまうわけです。
牛や豚、羊などはそもそも野生にいたものを人間が飼い慣らして現在に至っています。
そのため「家畜などという人間のエゴの塊のようなシステムは廃止せよ!」とかそういうこと言い出して、牧場にいる牛や豚を全部放した、としても・・・どこまで生き延びられるか(豚あたりは大丈夫かも知れませんが)、それに再び捕らえて食材にする・・・となるとそれまでの質とはかなり違ってくることが予想されます。
生まれてきてから食材になるまで、手をかけるのが現在の畜産なわけです。
そういう風に作られている、というと語弊があるかも知れませんが。そういう風にしか生きられない生き物、という言い方もできるかと。だからそういった生き物に報いるためには美味しく食べてあげること。そういうものだと思うのですが・・・。
狭いゲージに押し込められて強制的にエサを流し込まれる。・・・なんて非人道的な、と、そういう感覚はどうしても芽生えてしまうもんだろうなあ、と。
たしかにやりすぎな面もあるかと思われますが・・・何をもって「やりすぎ」になるんだろうか、と。↑コレ、カモを養殖魚に置き換えたらそんなに変わらないような気もします。まあ、たしかにどんだけぎちぎちに詰め込んでも「魚が泳げないくらい」というわけではありませんが。
やり方や方法としてはそれほど変わらないわけです。大量の「太る」ためのエサをがんがん与えているのですから。
そういう側面もあるんでは・・・と思うのですが・・・一部の動物愛護団体のエキセントリック?な主張というのは多分に視野が狭いことに起因してるようですんで・・・そういうとこまではいかないもんなんでしょうなあ・・・。
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12/23/2013
競うもんでもないような
美味ければそれでいいような気もしますが・・・。
「讃岐うどん」に負けるな「大阪のおうどん」の世界戦略(Yahoo!:産経)。「切り口が違う(讃岐は四角で大阪は丸)」というのは言われてみればたしかにそうであります。
でも日本のうどんは讃岐と大阪だけ、というわけでもなく。「麺」と「ダシ(汁)」の重なり具合がうどんの醍醐味の一つだとすれば、例えば関東風でも稲庭でもそれぞれに「味」が出てくるわけで・・・「味」というのは人それぞれの「好み」が凝縮したものですから、誰かにとって「イチバン」でも違う人にとってはそんなのとんでもない、というのが当たり前な話だったりします。
自分は関東の生まれなのですが。
ン十年前には関西圏に住んでました。その頃に最も「食いたいなあ」と思ったのが「関東風うどん」でした。醤油ベースのダシ汁にあまり腰のないうどん。・・・関西圏というのはやはり↑のような「大阪のおうどん」や「讃岐うどん」が主流なもですから、たまに帰省できた時に喜んで食べる、とかそんなもんだったわけです。
しかし・・・最近は関東地方に住んでるわけです。関東風うどん、と言ってもそんな高級店とかにこだわってるわけでもないわけで。駅の立ち食いそばでもいいんですが。・・・なぜか最近食ってないんですな、これが。
一つには讃岐に慣れてしまった、ということ。そして外食をしなくなった、というのもあるんですが。しかしあの頃のように渇望してる・・・ということもなく。駅で見かけても「ああ、あるな」とかそんな風にしか最近は思わなくなってしまいました。
・・・嗜好の変化、とかそういうのもあるかも知れませんが。
もしかしたらもっと別の、「なんとかうどん」というのに出会ってみたら前のような感覚が取り戻せるのかな、とかそんなことも思ったりします。「好み」が凝縮されてる分、こういう「変化」も起きやすい・・・のかも知れません。
「何々だから必ずウマイ」というのはあり得ないわけです。だから、「大阪から世界へ!」と言われても・・・いや、全部ひっくるめて「日本のおうどん」でもいいんじゃないか、それぞれの工夫や差異の集合体としての「おうどん」でも別にいいんじゃないか、とかそんなことも思うのですが。
・・・だって、スパゲティだってイタリアに厳格な統一規格があるわけでなし(こういうパスタをスパゲティと呼ぶ、というのはあるでしょうけど)地方差、と言うか製造元の差、というのはやはりあっちでもあるもんではないかな、と。でもそういうのはほとんど出てきません。海外からみたら「おうどん」もそういった風に「ニホンの麺の一種」と思われてるだけかも知れないわけで・・・。
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11/20/2013
触れてないから
ホンモロコのおにぎりはいかが・・・竜谷大生商品化を目指す(Yahoo!:京都新聞)。ホンモロコは琵琶湖の固有種ですが、あちこちで養殖されている淡水性の小魚です。キビナゴなんかよりもちょっとずんぐりとしていますが、各地で食べられている食材ではあります。
ただ・・・たしかに淡水魚というのはあまり食べられていないという印象はあります。
一つには物流の規模の差、みたいなものがあると思われます。海水魚は一気に大量に運ぶことで一気に消費者のもとへ届けられますが、淡水魚はそうはいかず。さらに時期によって供給状況が変わってくるというところもあったりします。
アジやサバといった、養殖しなくても天然で十分に漁獲量が確保できる魚。そして養殖である程度の量が確保できる海水魚も結構あります。タイやマグロもそういった魚と言えないこともありません。
対して淡水魚の養殖、となると・・・ニジマスやアユ、といったところでしょうか。
そのほとんどは切り身として売るには小さく丸のまま。切り身ならさっと調理してしまえるのですが・・・丸のままだとさばいてもらってもどうしても骨なんかは残りますし。扱いにくい、というのもあると思われます。
そして・・・やはり流通量じゃないかと。近所のスーパーで「淡水魚」というとニジマスが時々、といったくらい。あとはワカサギとかそういうのもありますが、圧倒的に海水魚の方が多い。
↑のような理由で敬遠されているから量が少ない、というのもあるかと。でもそもそも淡水魚自体海水魚ほどの生産量はないんではないか・・・。
そうなると触れてないため淡水魚を食べる機会が減る→さらに生産量が落ちる・・・というスパイラルに陥っていく可能性もあります。
・・・↑のホンモロコのおにぎりにしても・・・骨が柔らかくまで煮込む、とかそういうことになるのでしょうけど、それでも「骨があるから」と言って敬遠されたり、とか。「川魚は臭い」というヘンなイメージもいまだにありますし。京都など琵琶湖産にある程度でも慣れている地域ならともかく、淡水魚をあまり食べない地域とかだったらやはり難しいのかなあ、と。
でもこういう取り組みは大事だと思うのです。他にはない特徴なのですから。
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11/16/2013
焼いても焼かなくても
ファミレスのガスト、電子レンジ調理のため「生姜焼き」表記を改訂(@nifty:J-CAST)。「焼く」という調理法は基本的に「火にかざして加熱する」ということなので、電子レンジだと「焼いた」ことにはならない・・・ということのようですが。別にそういったクレームが入ったわけではなく(イチャモンですな)自発的に・・・ということなんですが。
ここんとこ頻発している「誤表記」「偽装表記」に対しての一種の自衛策ともとれますが。そこまでする必要があるんかなあ、と。
まあ、足元すくわれないようにするのは必要っちゃあ、必要ですが。
でもこういうのを始めてしまうと際限がなくなってしまうわけです。・・・実はちょっと前にもこういうのがありまして。例えばマヨネーズに関してある規定が決まってしまい、これまで「マヨネーズ」と表記しても問題なかったのが「マヨネーズ」と表記できなくなってしまったとある有名「マヨネーズ風調味料」とか。
この時は特に魚の名前なんかにも注目が集まりました。
「ししゃも」と言えば北の名産で、柳の葉を意味するアイヌ語から名前がついた、なんて説もあります。が、大抵の「子持ちししゃも」は「ししゃも」ではなく「カラフトシシャモ」という別種。そのため表記を改訂、現在では「子持ちししゃも」というのはまずお目かかれなくなってます。
あるいは缶詰にも。「ニューコンビーフ」という馬肉牛肉混在の缶詰があったのですが、馬肉も入っているのに「ビーフ」はおかしい、ということになり「ニューコンミート」に改名。
こんな風にこういうのは繰り返すのかも知れませんが・・・。
焼いても焼かなくても「生姜焼き」は「生姜焼き」なわけです。ほとんどの人が「これは生姜焼きの味」という風に認めればそれはそれで問題ないわけです。
件のホテル料理にしても「クルマエビの~」としてたから問題なわけで、これが「エビの~」だったら特に問題はなかったと思われますブラックタイガーでも。そういう「偽装」はたしかに呆れるばかりですが、言葉にナントカが付くからその通りにしないといけないか、と言えばそれはケースバイケース、そこまで目くじら立てなくてもいいと思うのですが。
・・・そのうち丼物は全てどんぶりに入れないと・・・ということで弁当屋さんが専属の独自の容器を開発するようになったり、とかそんなつまらないことにエネルギーを使うようになりそうで。それならもっと有意義なことやった方がいいんではないか、と・・・。
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11/05/2013
国それぞれ
だとは思いますが・・・実情はあんまし変わらないかも。
南アフリカで盛り上がる「地ビール」ビジネス(CNN)。暑いとこだとビールが多く消費される、というわけではないようで。例えばロシアでもビールは盛んに飲まれてますし。・・・アルコールが欲しい、それも色んなのが・・・というのはどこでも同じようなもんなのかも知れません。日本のスーパーや酒屋でも日本酒だけ置いてるわけではありませんし。
ビールは世界で二番目に古い酒、と言われています。一番古いのはワイン。
当初の製法は今とはまるで違っていて、不純物の多い液体だったとか。さらに虫よけのフタをして太いストローで飲んでいた・・・という話もありますんで、やはり今とは大分違っていたと思われます。現代のような透明なビールができるまでは紆余曲折もあった、とされています。
まあ、そういうのも今では世界中で飲まれているビールの要素の一つ、ということにもなってるわけですが。
南アフリカのビール事情、というのは今まで全然知らんかったんですが・・・一つのメーカーが独占状態。しかし地ビールへの協力?も惜しまない、というわけで。たしかにこれから地ビール業界がどんどん発展していく・・・のかも知れませんが、さて。
日本の場合はキリン・サッポロ・アサヒ辺りが「メジャー」で、ちょっと前に酒税法改正の関係で地ビールが雨後のタケノコの如く乱立してたりしました。
今も「メジャー」の存在感はほとんど変わらんのですが。地ビールの方は淘汰が進んだ、と言うか何と言うか。ある程度こういった情勢が必要だったのかも知れません。おかげ?で実力のある地ビールが根付きつつある、という声もあります。
・・・南アフリカはどうなんだろう、と。事情が日本とは大分違う可能性は高いですし(例えば個人で醸造できるんだろうか、とか)カンタンには言えませんが。でもやっぱり美味しいお酒を飲みたい、という欲望はどこの国でも変わらんだろうなあ、とは思うのですが。
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10/30/2013
よーしょく
と言っても洋食ではなく。いや、洋風の調理法もアリか・・・。
近大マグロが銀座進出・・・養殖魚専門店開店(MSN:産経)。「近大マグロ」というのは近畿大学の関連施設で生産されるマグロで、世界でもほぼ唯一・・・いや、完全に唯一でしょうか。タマゴから生まれた稚魚を若魚から成魚にまで育て上げ、そしてまたタマゴを生ませる。そして代を重ねていく「完全養殖」のクロマグロであります。
「天然物」というのは基本的に天然自然下で生育してきたモノを捕らえてきたものであります。
それとは別に「養殖物」というのがあります。しかしこれは大きく分けて「完全養殖」とそうでないものがあって・・・タマゴから成魚まで、そしてまたタマゴへ・・・というサイクルを実現させたのが「完全養殖」、それとは違って幼魚や若魚を捕らえてきて育てる養殖もあります。
資源保護的な観点からすれば「完全養殖」が最も好ましいわけですが。技術的などもろもろの事情があって、クロマグロは若魚を捕らえてきて育てる「畜養」が主流になっています。これと似たような状況にあるのがウナギで、やはり幼魚(シラスウナギ)を捕らえてきて育ててます。・・・一応?完全養殖に成功はしたのですが、まだ商業ベースに乗せるまで行っていないのが現状であります。
そんな養殖物なのですが・・・あまりいいイメージがないのも事実。
実際、過去には結構ヒドいことやってたこともあるようですし。この辺は「冷凍物」と似ているかも知れません。
こんな話があります。終戦直後の食べ物のない時代にタラか何かの冷凍物が安く入ってきたのですが・・・当時の技術はまだヒドいもので。とても食べられないほどの悪臭を放っていたとか。
その件以降日本人は冷凍物に対して偏見を持つようになった・・・という説?があるほどに。
養殖物も一頃は「何を食べさせているか分からない」「奇形がたくさん出ているんだ」といった噂が流れ・・・「やはり天然物が一番」といった風潮が出来上がっていったのは、某偏り飽食マンガからだけの影響ではありますまい。
実は養殖物の方がウマイ、という話もあります。理由はカンタンで・・・ウマくなるように「作る」ことができるからです。さらに品質を均一に近づけることもできますし、安定供給も可能。そしてこれが大きいのですが、技術の進歩やノウハウの蓄積によって安全性も確保できる。
天然物至上、というのはたしかに無視できるものではありません。でも選択肢として「養殖物」そして「冷凍物」を入れても全然問題ないところにまで来ているのではないか、と。もうそういう時代になってきている、ということでもあります。
全面禁漁になってどこから来たのか分からないモノ食うよりはるかに信用できるわけです(って、まあ、そんなことにまでは・・・ならない?)。
品質の面ではもうひけを取らない。後は実績と言うか信用と言うか。別に天然物を駆逐しろ、というのではなく。ただ、もう肩を並べてもいんではないか・・・と、そんなことも思うのですが。
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10/08/2013
一つの文化
今後も減り続けるかどうかは別ですが・・・それにしても。
天然トラフグ、迫る枯渇(Yahoo!:読売)。記事は山口県下関市の南風泊(はえどまり)市場の取り扱い量ですが、他の地域でも同様なレベルでは、と。1990年代以降減ってきていてそのラインで推移している・・・。
それ以降でも漁獲量や取り扱い量が増えている魚介類というのもあるのでは・・・という希望的観測もあるにはあるのですが。それでもほとんどの海産物はこういうのが現状なのかも知れません。
トラフグは養殖もされています。
しかし「養殖物」と「天然物」があれば「天然物」の方が人気が高くなるものではあります。特に山口県は下関市は天然トラフグの産地であります。・・・やはり「天然物」にこだわってしまう傾向はあるかと。
が、それでは「資源」としてのトラフグはどうなるんだろう・・・。
禁漁期、というのは一つの手段であります。それぞれの魚種に合った「禁漁期」というのを設置してみて・・・様子見で何年か、というのもアリかと・・・その結果からまた判断する、ということも可能なわけです。現状が「大幅に減少」ではなく「推移」なんであまりそういう話にはならないのかも知れませんが。
自然のものなので良い時もあれば悪い時もある、今は・・・ということなのかも知れませんが(たしかにそういう意味で「不漁」になる魚種もありますが)。
それでも「一文化」としてのフグ食を残す、という意味合いでもなんらかの具体的な手段をとって欲しいとこなんですが・・・どうなんでしょうか・・・。
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10/07/2013
どこ産か
「ドイツ産」上海ガニ、中国当局が国内販売を拒否(iza!)。「表向き」は「中国の検疫当局側はドイツからの輸出申請や、輸入企業からの検疫申請がないと主張。変異などの可能性を示唆し、『消費者の健康を害し、生態環境を乱すことにつながる恐れがある』として、ドイツ産上海ガニの輸入を否定している」(「」内元記事より引用)とのことなんですが。実際には上海ガニ業界からの何らかの影響があったのではないか、あるいは公的機関による飲食接待規制に絡んだものではないか・・・と。
ターゲットになってるチュウゴクモクズガニは、特に江蘇省蘇州近郊の陽澄湖産のものが高級とされて非常に人気があるんだとか。しかしそこは中国なわけでニセモノも多い。そこで蘇州では本物にはタグを付けてるんだそうですが・・・そのタグも偽造される始末。・・・日本でも時期となれば松葉ガニや花咲ガニが出回りますが、こちらもタグ付けてます。しかし時折偽造タグ付きも出回るとのことで・・・時期もの季節もののニセモノというのはどこでもある問題なのかも知れませんが。
実はドイツではチュウゴクモクズガニが急増している(excite:レコードチャイナ)という話があり、漁業的に被害も出ているとのことで。そこでこの増えすぎたカニを中国本土に送ろう、という業者が出てきたわけですが・・・これが拒否されてしまった、と。
日本には「モクズガニ」という「チュウゴクモクズガニ」とはごく近縁の種がいてぱっと見には区別がつかなかったりします。
「カニ」というと海産のものが多いのですが、このカニは河川や河口で獲ることができます。「モクズ」の名前の由来は特にオスには「はさみ」に毛がたくさん生えていて「藻」のように見えるからであります。・・・日本でも「モクズガニ」を食べる地方はあります。さらに「チュウゴクモクズガニ」も入っては来ています。多くは「バラスト水」と呼ばれる船の重量や均衡調整のために船が吸い込んだり吐き出したりする水に幼生が含まれて各地で増殖・・・というパターンで、カニや貝類などが「外来種」として世界各地に出現してます。
当たり前ですが招かれざる客となるケースも多々。ドイツの場合は現地ではこのカニを食う習慣がない(ヨーロッパ全土でも川ガニを食うところって・・・)のでタダの厄介者になってるわけで。そこでコレ売ってみよう、という業者が現れても不思議ではないのですが。
・・・最高級品とされる陽澄湖産はともかく。安く美味そうな物が買えるのなら・・・ということでドイツ産に人気が集中した、という見方もできます。そして「安全性」ですか。↑記事中にも「ドイツの水は中国の水ほど汚染されていないと思うから」(「」内元記事より引用)という声が載っていたりして。
まあ、モノにもよりますが。国内産の方がイイ、とかなり限定されることが多いと思うのですが外産でもイイ、という声がある、というのは・・・どうなんだろうなあ、と。3日で30万杯もの注文が集まったとのことですし。
いっそのこと中国政府が音頭をとって外産上海ガニの輸入を・・・というわけにもいかないんでしょうなあ。色々事情もあるんでしょうし。その辺はどうにもならないんでしょうかね。
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09/19/2013
ぶしょね
ワインの風味を落とす物質は微量で嗅覚を遮断する(Yahoo!:時事)。「2,4,6-トリクロロアニソール」と呼ばれる物質で「TCA」と呼ばれています。
ワインではコルク臭がする、というように表現され、このTCAがごく微量あるだけでも元のワインの香りを打ち消すほどに強力なものだ、という風に解釈されてきました。
が・・・実はこの物質は嗅覚をマヒさせるような働きがある、とのことで。つまりワインの香りはきちんと存在しているのに感覚として得ることができない状態になってしまうわけです。
・・・まあ、自分もそれほどワインに通じてるわけでもないんですが。
一時、「コルクでなければコルク臭は出ない」ということでワインの栓はコルクか樹脂かプラスチックかはたまたスクリューキャップか、という論争が起きたことがありました。いや、今でも継続中ですか。さらにコルクを使うことは森林伐採に繋がるから自然保護の観点からも廃止すべきだ、という声もあったりして。
・・・自然保護うんぬんはコルクの農園での採取方法からすれば全くの見当違い(言い出した団体が修正・謝罪したほど)だったんですが。しかし効率よく生産できる「栓」があればたしかにその方がいいかも知れない・・・という流れを加速させたのは事実かと。
ワインの場合。他のビン製品と違うのは「長期保存」がある、ということであります。数年程度なら問題なくてもそれ以上となるとどうなるのか・・・? そこら辺にはまだ問題がありそうではあります。
さて、件の「TCA」ですが。
これはコルクに付いた微生物と塩素類などが反応してできる、とされています。・・・実際には別にコルクじゃなくてもできる時はできるものらしいのですが(微生物やそれ系の物質はコルクだけに含まれているわけではありませんし)。これをいかにして防ぐか、というのがこれまでの方法ではありました。
しかし単純に防ぐだけではなく・・・もし嗅覚をマヒさせうような働きを確実に引き出せるならそれはそれでまた別の分野での応用も効くかも知れません。方向性が違っていても同じ物質を研究する、となるとそこから新たな方向性が生まれて、ワインの風味をさらに損なわなくなるようなこともできるかも・・・知れません。
まあ、酒呑みは基本、ウマイ酒が呑めればそれでいいのですけれど。どんな物質でも知ったこっちゃない、とかそんなもんなんですが・・・でもそこから違った方向性が出ればそれはまた興味深いことなんではないか・・・とかそんなことも思ってしまうのです。
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09/11/2013
モノが多い
病院食の専門家「油分=悪者は間違い」(iza!) とは言っても高カロリーの揚げ物を毎日ばっかんばっかん食っても問題なし、と言ってるわけではなく。普段の食事に一品油分を多く含むものを加えると腹持ちが良くなって間食を抑える効果もある・・・ということであります。
・・・まあ、この辺は前々から言われていることなんですが。
「ナントカという物質が体に悪いらしい」ということになって「ナントカはカントカという食材に多く含まれているらしい」となって「じゃあカントカは悪い食材だから摂らない方がいい」ということになるか・・・その逆か。やはり特定の食材を貶める?ことは避けたいのか逆に「ナントカという物質は体に良い」「ではナントカを含むカントカは体に最良だ」となっていきなりスーパーで品切れ、とかそういうのも少なくありません。
無知から来る一種の洗脳ではあるのですが。一時は例のインチキ番組のせいでかなりとんでもないことになってましたが・・・打ち切りになって以降それほど大げさにはならなくなった、ような気はしますが根幹は変わってないないのかも知れません。
一つには「カントカ」という物質について調べようとするとあまりにも専門的知識を要求されすぎてしまう、ということもあるかも知れません。分かろうとしても理解できない。最先端の研究なんかそんなもんですが、それにしても踊らされすぎてる?ような向きは変わらないもんなんでしょうか・・・。
そもそもそんなカンタンにダイエットやら健康やらが手に入るわけないでしょうに。
油分にしても糖分と一緒でかなり悪者扱いされてます。・・・モノにはそれぞれ役割がありますがそれは決して単一ではない場合が多いわけです。油分や糖分だと「カロリーが高いから」ということになりますがカロリーが高いということはそれだけエネルギーになる、ということで。油分絶ちしておいてぶっ倒れた、てな本末転倒なこともよくあることであります。
・・・過ぎることなく適度に摂取。というのが一番なのでしょうけど・・・それができないからそういうことになるわけで。モノがあふれている昨今ですが、実はモノに愛されていない時代なのかも・・・知れません。
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09/05/2013
二つほど 9/5
新製品?で二つほど。
一つ目。「新車の匂い」がしなくなる? 新ウレタン技術開発(Yahoo!:clicccar)・・・さて個人の好み?みたいなとこで意見が分かれそうですが。
自分、以前は喫煙者で、数年前に止めたクチなんですが。タバコ止めた直後に訪れた大きな変化が二つありました。「味覚」と「嗅覚」が鋭くなった、ということであります。
特に「嗅覚」はかなり敏感になり・・・今まで気にもしていなかった匂いが気になるようになってしまう。雨の後の地面の匂いとかピーマンとか大根の匂いとか。最近は慣れてしまってそうでもないのですが、当時は困惑してかなりナーバスになったりしてました。
・・・その中に車や電車の中の匂い、というのがあります。
昔、喫煙とは無関係だったガキの頃の「タバコとガムの混じったような匂い」という記憶もあります。タクシーではどこか独特の「タクシーの匂い」というのもあったりしました。・・・でも最近の電車はそういう匂いはせず。時折ホームの端とかで匂う程度に。敏感になってからは逆に昔の匂いを思い起こす、とかそんな風になってます。
ところで・・・新車の匂い。これも記憶を辿るしかない匂いなんですが、個人的にはそんなに嫌いな匂いではかったりします。でもこれで車酔い、とかそういうことになる、となるとさすがに。でもなんかモッタイナイ?ような気もしてしまうのですが。
二つ目。「ホット炭酸飲料」は定着するのか?(Yahoo!:東洋経済オンライン) なんか飲んでみたいような飲んでみたくないような。あんまりホットの缶飲料が好きではない、というのもあるのですけれど。
↑のような事情で「味覚」「嗅覚」が鋭くなった頃、自分の口臭が気になってた時期がありまして。家の中はともかく、外では甘い飲料は飲まないようにしてました。口臭の主な原因は口の中での雑菌の繁殖なわけで、それなら茶などのように繁殖しにくいのにしよう・・・と。まあ、言うほど気になるもんではなかったらしいのですが、あの頃は気になっていたもので。
元々暑がりなせいもあります。ホットでは飲まない・・・。
ホット炭酸飲料。しかし自分、酒は呑むので当然炭酸系も口にすることになります。まだ呑んだことはないのですけれどビールを温めて呑むところもあるとか。・・・想像はできるのですけれど・・・実際はどんな風なもんなんだろう・・・?
開発に結構な時間がかかっているため、例えば缶にちょっと衝撃を与えただけで破裂、とかそんなんはなさそうですが。でも買ってすぐ飲まないといけない(通常の炭酸飲料のように買って冷蔵庫で保存、ができない)温めなおすこともできない、というのはネックになるかも知れません。・・・今の時期ならともかく。冬場となれば買っておいて温め直してまた飲む、ということもままあるでしょうし。
炭酸抜け・・・? ああ、でもそれはまた別の技術、ということになるのでしょうか・・・。
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09/04/2013
でもお高いんでしょう?
いや、そもそもはこんな値段が当たり前だったのかも。
低迷ビール界に「伏兵」クラフトビール(Yahoo!:ダイヤモンドオンライン)。いわゆる「地ビール」と呼ばれているものであります。記事にもあるように1994年にビールの醸造免許が交付される下限の年間製造量が2000キロリットルから60キロリットルに緩和。つまりはそこまで大きくなくても、原資が少なくてもビールを造って売ることができる・・・ということで村おこし町おこしベンチャーで正に雨後のタケノコのごとくメーカーが乱立。
・・・そうなるともちろん質の低下への懸念、みたいなもんもささやかれたんですが。実際はそうそう採算がとれるわけもなく自然消滅(自然淘汰とも?)していって現在に至っています。・・・と言うより「熟成」期間が必要だったのかも知れませんが。
そもそもの「クラフトビール」とは「地」ではなく「自」つまり自作したビールであります。個人でお酒を造ることに規制の緩い欧米の国では趣味で「自」ビールを造る人もいるとか。日本では酒税法の規制によって許可のない個人では作ることができませんが(販売目的でなくても不可)、大手とは違ったビールを造っている小さな醸造所の「地」ビールに最近注目が集まっている・・・ということであります。
とは言っても前述の通り経営や運営はかなりシビアな状況であります。↑記事には「日本でも数年後には、ビール市場全体の1%ほどはクラフトビールが占めるようになる」(「」内↑記事より引用)と、小規模醸造所に優遇措置のある欧米の10~30%ほどのシェアに対してのコメントがありますが・・・大手に勝つ、と言うか大手と並ぶことの方が難しいのかも知れません。
何より・・・やや割高。
Amazonでちょっと検索してみてもフツーに売ってる大手のビールよりやや割高になります。もちろん発泡酒や第三のビールとは比べるまでもなく。たしかに美味いのでしょうけど、ここまで大手が値を下げて(正確にはビールではない、としても)しまっているとその牙城を崩すには相当な戦略と努力が必要になりそうな。
でも・・・発泡酒なんかが出てくる前のビールてのはほとんどそんな値段でしたし(ディスカントショップみたいのもありましたが)。・・・デフレなんとかとかそういうもんかも知れませんが・・・。
ところで。ドイツには「ビール純粋令」という法律が昔あったそうで(現在はほぼ無効化)、これは材料や製法に厳しい法律だったそうで、そのため「ドイツのビールは世界一ィィィィ」みたいに思われてたらしいのですが・・・。
となりのベルギーにはそんな法律はなく。日本だと「まず効率化して安く生産して・・・」みたいなことになりそうですが、ここでは色んな香りを付けてみたり味を付けてみたり。あるいは瓶詰めされてから数年の熟成を要するビール、とか・・・。
→ベルギービール(Wikipedia)
こういうビールもあるわけで。まあ、それでも日本に定着するのはもうちょっと時間かかるかも知れませんけども。
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08/29/2013
北の異変
海に異変、サンマ漁でイワシ(Yahoo!:読売)。北海道で近海のサンマ漁に出たらアジが大漁だった・・・とかそういう別情報もあったりします。今年の酷暑(まだ終わってないっぽいですが)がやはり影響してるのでは、と。
今年のサンマはやはり不漁となりそうなのですが。
海水温の変化、ということが理由の一つとして上げられています。水温というのは魚によって好みの差があり・・・夏場はどうしても水温が上がるため北上する魚もいれば、低水温を嫌って南下したりする魚もいます。・・・まあ、そこまで単純なものでもないのですが。違う水温からの逃げ場がないためいきなりとんでもないところに出てきた、という例(↑記事のブリとか)もありそうですし。
さらに水温は「南が高くて北が低い」とかっちり決まってるもんでもありませんし。海流や海底、あるいは陸上の状況などによっても様々だったりします。
それでも・・・今年はやはり色々違ってきているようで。
サンマは和歌山沖辺りから日本沿岸を離れて北上。やがて海水温の下がる太平洋側を北海道から順次南下していくという性質があります。・・・しかし今年は北海道周辺(特に南部)の海水温が平年より高いために南下できないのでは、と。
高いと言っても3度とかそれくらいなのですが、これでも影響を与えるには十分であります。
・・・何年か前にも似たようなことがあったのですが。やはり酷暑でサンマが不漁、と。こればっかりはおてんと様のことなんで人間にはどうしようもない(少なくとも今年の海水温を人為的に変える、なんてことは・・・)わけで。仕方ないことなのかも知れませんが・・・それにしても。やっぱり暑いのはイヤだなあ・・・。
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08/23/2013
「食べないで」ではなく
「獲らないで」じゃないんですか?
水産庁幹部異例の訴え「メジマグロ食べないで」(Yahoo!:時事) メジマグロとはクロマグロの若魚のことであります。大きさはもちろんかなり小型ではあります。
クロマグロ資源回復計画2015年から実行へ(Yahoo!:時事)。来年2014年は経過措置として三年以下の若魚の漁獲を減らす、というのが目標らしいのですが。
・・・でもこのメジマグロ、そのまま市場で並ぶもんなんでしょうか・・・?
他の魚同様、クロマグロにも「天然物」と「養殖物」があります。しかしクロマグロの完全養殖物は近畿大学のものしか流通してませんから(それも全体からすれば微々たるもの)いわゆる「畜養物」が主となります。
畜養とは若い個体を捕まえてきて育てて売るやり方であります。ウナギの養殖物は全てこのタイプになります。
この「種魚」としてのメジマグロが大半なんではないか・・・と思うのですが。
それでもそうやって人間に囲い込まれて養殖される、ということは将来の自然下での繁殖は期待できないわけです。そのため冒頭の「食べないで」という発言になるわけですが・・・。
・・・コレ、日本だけでやってもなあ・・・マグロの畜養は地中海でもやってますし、もちろん他の国でもやってることであります。目的は輸出。日本はたしかにマグロ喰い大国なんですが、近年は魚のヘルシーさみたいなもんが見直されて各国からの需要も高まっています。
その辺もどうにかしていかないとどうにもならないと思うのですが。そこまで踏み込めるもんなんでしょうか?
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07/16/2013
最後は自分の舌で
決める必要がありますけども。
日本酒業界で論争「吟醸」「精米歩合」表示すべき?(Yahoo!:dot.) 「日本酒」とはざっくりとした分け方をすれば「お米を原料とした酒」ということになります。もっと細かく言うと「お米を並行複発酵させた醸造酒」ということになります。
・・・しかし実際には様々な製法・分類があるのでカンタンにそう、とは言い切れなかったりします。無許可でやると犯罪になりますが単純にお米を発酵させただけではない、ということでもあります。
そこでビンに貼るラベル、あるいはそれに類したモノに情報を載せよう、という動きがあるわけなのですが(原材料の表記義務はあるようですが)。
「吟醸」などの分類や、「精米歩合(お米を削ってどれくらい残ったか)がどれくらいか」という情報は実は表記義務がありません。つまり、タチの良くない蔵が「これは大吟醸で精米歩合50%以下」と実際は全然違うのにウソついても問題にはならないわけです。
そこへこういった情報の表記義務を付すことで真っ当な蔵が残ることになりますし、何より消費者にとってもいい判断材料になるのでは・・・と。
しかし、日本酒のうまさはそこだけじゃないだろ、という声もあるわけです。
精米歩合というのは削れば削ってるほど(つまり低ければ低いほど)ウマイんじゃないか、という意識があります。そりゃあ、そうやって手間かけてる方がいいんじゃないか、と見えるわけです。でも、それだけで全部決められてもなあ・・・と。
やるんなら全部の工程の情報を・・・って、そんなにラベルを見にくくするわけにもいきませんし。その蔵、その酒ならではの特徴を見つけられればいいのでしょうけど。本当は・・・自分の舌で丹念に探っていくのが一番いいと思われます。ラベルの情報に頼らず。でもなかなかそうはいかないわけで。
酒というのもエンターテイメント、つまりは娯楽の一種であります。舌を楽しませる目的の飲料。本来は必要のないもののわけで・・・だからこそ真剣に、という声もありますが実際には生活が優先されるもんであります。
・・・その範囲内で探すことができればそれはそれでいいんじゃないかなあ、と。ネット通販もありますけど、デパートやスーパーのお酒売り場をちょくちょく覗いてみる、とか。良さそうだな、と思ったらまず飲んでみる、とか。その中から自分なりの一本が見つかればそれでいいんでは・・・と。
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07/12/2013
・・・関係あるのかな?
長崎のB級グルメ「トルコライス」、トルコ人が「難色」・・・で一騒動(@nifty:J-CAST)。まあ、どこでもこういう風に針小棒大に伝わってしまう、ということはあるとは思いますが・・・。
酒の席でのちょっとした話が大きく取り上げられて一人歩き・・・というのもなあ、と。実際、フツーに考えたらイスラム圏の人に豚肉料理って・・・まあ、ない話ではないか、と。
正式?に紹介するんだったら最低限豚肉ではない肉の「カツ」にしておけばまた違っていたのかも知れませんが。しかし実際は↑酒の席でのお話、ということだとしたら・・・何が何だかなあ。
ただ・・・↑記事でちょっと、いやかなり気になる記述が。
エルトゥールル号事件、と言えば日本とトルコの関係を知る上でも重要な件であります。この件は長崎とも縁が深い、ということでトルコとの繋がりを深くしたい、というのも分からんでもないのですが・・・。
『長崎市では「トルコとのつながりを築きたい」と同船の遭難事件が起きた日を「トルコライスの日」としている』(『』内↑記事より引用)
・・・って、トルコライスの「トルコ」はトルコと本当に関係があるんですかね・・・さて?
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07/10/2013
ちゃんとフライパンの上で
って、そういう問題ではありませんか。
「地面で目玉焼き作らないで」アメリカ・デスバレー国立公園(Yahoo!:AFP=時事)。最高気温50℃以上・・・最近日本も暑いですが、「記録上」の温度となるとさすがにここまではいかないような。
・・・「記録上」なだけであります。実際に「公的」に気温を計って「最高気温が~」とやるのは一定の高さのある風通しのいい場所での「最高気温」だったりします。体感温度・・・と言うか例えば猛烈に灼けてるアスファルトの上だったりしたら、そりゃあもう温度は上昇を続けるわけで。40℃超えとかそういうのは普通にあるかも知れません。
それでも・・・53℃となると。そこまで行くのかどうか・・・?
中東辺りだと平気でこのくらい行ってるかも知れませんが。
ただ、あっちは日本や東アジアと比べると湿気がない分、暑さの「質」が違ってきます。・・・乾燥してるとこ、というのは気温が高くても意外と苦にはならなかったりします。「不快指数」みたいなもんですが、日本の場合は湿気がある上に気温が上昇してるので・・・その辺から暑さが厳しいような(同様に東アジアも・・・)。
でも、それにしても気温が高い、ということには変わらんので・・・注意が必要なことにも変わりありません。
そんな暑い中でよく試されるのが「目玉焼き」で・・・暑い中のレールとか、車のボンネットとかで試されてます(しかし場合によっては相当な迷惑ともなります)。
・・・それが・・・なんで地面の上で。
地域的に砂や土ばかりなんでしょうけど・・・熱の伝わり方や水分の保有率なんかからすると、地面の上、というのは若干気温が下がる可能性があります。さらに砂や土の上の目玉焼き・・・誰が食うねん、そんなん。
あくまで「こういう状態ですよ」という動画だったのでしょうに。それを受けて地面で目玉焼き・・・てのは・・・なんなんでしょうか・・・? やっちまった後でもやりきった観を感じられるもんなのか、それともミョーな慙愧だけ残っちまうもんなのか。
こういうのは洋の東西を問わないもんかも知れません。知識の欠落やノリだけで突っ走るとか。でもそれで迷惑してる人たちがいる・・・ということまで考える必要があるのも洋の東西を問わないと思うのですが・・・?
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07/05/2013
家でジョンが待ってるんだ
ジョンって誰かって? そりゃうちの愛犬に決まってるじゃないか・・・。
アメリカでは常識? ラーメンの持ち帰り(iza!)・・・まあ、そういうもんかも知れませんが。たしかに日本人から見ればかなり奇異(のびたラーメンにも抵抗ありますし)ですが、あっちから見ればこっちのその方がオカシイ・・・とかそういう事例もありそうなのではありますが。
持ち帰り用の容器や袋を「ドギー」なんとか、と呼ぶと言う話をどっかで聞いたような。つまり家で待ってる犬に持って帰ってあげるんだ、という・・・実際に犬だけにあげてるわけじゃないと思いますが。
かなり前、まだ大食い番組が全盛だった頃。アメリカからそういった「大食い」兄ちゃんを呼んできて日本で勝負、てな番組があったんですが。対決内容は超大盛りラーメン。・・・その兄ちゃん、何を思ったかラーメンのメンに水をかけながら食う、という暴挙に。要するに熱いから、ということのようですが。どうもスパゲッティ対決か何かと思っていたフシもあってさっさと撃沈(彼はラーメン食ったことあったんだろうか?)。そりゃあ・・・こういう対決ですからスープも飲まないといけないのにそんなに水使ってたら・・・。
実際、こういう「感覚の違い」は多いかと。その辺も含めての「日本食の輸出」なんですが・・・多分、当事者だとかなりハードな話もあるかと思われます。
逆に日本で外国の料理を・・・となるとどうなんだろう、と。大抵の場合はその国のやり方に従う向きがあるかと。
でも例えば手づかみで食べるのが当たり前な国、というのもあるわけです(あれは手で思い切り掴んで食ってる、と誤解されてたりしますが・・・実際は人差し指中指薬指の先の方をスプーンのように使ってる場合が多いです)。そこへハシを持ち込む、というのは・・・手づかみに慣れてる人からすればどうなんだろう、と。
・・・そういうとこでは大抵食器がつくようになってますからそうでもないとは思いますが。食習慣というのはある意味人間の中では最も根源的な感覚の一つですから、こっちが何気なく行った行動が実は向こうからしたら「シンジラレナイ!」ものになってる可能性は非常に高かったりします。
そういうとこも全部含めて「輸出」を! ・・・という声もありますが。そんなカタチだけ取り繕ってもなあ、と。所詮は食い物であって、その幸福度は食べる人が決めるもんであって作る側が決めるもんではなかったりしますし。
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06/04/2013
別の理由
ノルウェーの捕鯨が衰退している理由(Yahoo!:ナショナルジオグラフィック)。・・・日本も似たようなもんかも知れませんが。今現在日本で「明日から捕鯨船に乗る」というのはかなり難しいことでしょうし・・・まあ、事情も違いますが。
日本の場合はあくまでも「調査捕鯨」であってノルウェーのは「商業捕鯨」なわけですし。あくまでも商業ベースでやる、となるとまた話が違ってくるわけであります。
・・・でもやはりあっちでも状況は似たようなもののようで。
日本でも現在鯨肉が食べられる店があったりします(こないだテレビで特集みたいなことやってたんですが、外国人のお客さんも相当数来店されるんだとか)。さらには「鯨肉はエネルギー補給に良い」という話もあったりして。
でも一昔前みたいにあって当然、フツーに食べられる、というイメージではないわけで。あっちでもそういうところがある・・・というのはうなずけることなのかも知れません。そりゃあ、あれだけ反捕鯨団体が派手に行動してりゃ(内容は過激そのもので若干引いてしまう、とは言え)イヤでも気になってしまうものではありますが。
自分は別に捕鯨に反対でも賛成でもなく。獲りすぎなければいいのでは、と思ってる程度ですが。
・・・しかし単純?に跡継ぎ不足が問題となるとまた話の方向が違ってくるようであります。食い物は食い物ですから、その辺から・・・というのもアリかも知れませんが。
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05/15/2013
二つほど 5/15
国内でいろいろ二つほど。
一つ目。4月のビール類出荷量増(Yahoo!:読売)。アベノミクスが関係しているか、と言えば・・・そういう「流れ」になってきている、ということなのかも知れませんが、さて。
↑一応?ビール「類」となっているので純粋に「ビール」だけではなく「発泡酒」「第三のビール」も含んでの「増」と思われます。
外飲み・・・どうなんでしょうか、たしか去年の4月はあんまし気候が良くなかったんでそっち系の売り上げが下がっていたのかな、と、たしかにそんな風にも思いますが・・・いやでも今年の4月もそんなもんでしたか。
気温が上がるとビール類の消費も増える、とされています。今後増えていくかと思われますが・・・沖縄は例年より遅れていますが梅雨入り。梅雨になるとまた事情も違ってきそうではあります。
二つ目。最も幸福感を感じるのは「90代女性」(Yahoo!:産経) 何と言いますか、もしかしたら「年齢を重ねる→周囲との違和感のようなものが減ってくる→幸福?」みたいなもんかなあ・・・とか勝手に思ったりして。
年をとる、ということは経験も増えるわけで。これは実際の経験ではなくアタマの中での思考も含みます。そこから「自信」のようなものが生まれ・・・そこから「余裕」が出てきて「幸福」なのかな、と。
昔漠然と「カンフー映画で老師と言えば老人ばかりなのは、年月を経て身体の運用法を理解したからなんじゃ」とかそんなこと考えてたことがあります。・・・なんかちょっとチガウような気もしますが、体力や持久力では落ちてきても実際に運用する時には年齢重ねてる方が有利なんじゃ・・・と。
・・・昔の状態をそのまま今に重ねてもうまく動くはずもなく。その辺から「非幸福」になっていっちゃうのかも、と。
しかし「90代女性」という漠然としたくくりだけでは「幸福」が何か、というのも分からんわけで。しかもあくまで割合が多い、という話ですから・・・世の老人の方々は幸福なんだ、という話でもないわけで・・・。
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05/14/2013
むしをたべる
たしかに抵抗はありますが。
国連食糧農業機関(FAO)が昆虫食を推奨(Yahoo!:JIJI)。実際には各国の歴史や記録には人類が虫を食べていた、というのが多いのは事実なわけで。日本でも今でも内陸の方ではイナゴの佃煮とかハチノコとか、そういうのを食す文化は残っています。
あるいはオーストラリアとか。基本的に動物性たんぱく質の摂取が難しかった地域では今でもそういった文化が残った・・・という言い方もできるかも知れません。
しかし。地域や地方によっては抵抗がない、とは言え・・・抵抗のある人の方が有力な国や地域もかなりあるわけです。いくら栄養がある、と言われてもねえ・・・。
日本でいうとカエルがその感覚に近いかも知れません。よその国では結構フツーに食べられている食材なのですが、日本では定着しませんでした。戦後の食糧難の時代に大型のウシガエルを輸入しましたが・・・それでも。一応食材として扱われることもあるのですが、ほとんどないような状態であります。
食べる、というのは文化の一環であります。その国や地域が辿ってきたこれまでと密接に関わってきているものであり・・・「どうしてもイヤ」「絶対ダメ」というのは簡単に変わるもんではありません。
虫にしても。・・・食ってみたら意外にウマかった、という話もありますし。これからの世界情勢を考えたら大々的に開発していくべきなのかも知れませんが・・・。
・・・やっぱり抵抗あるなあ、と。もし本気で世界的普及を目指すのなら大分、いやかなりの手間と時間が必要かと思われます。
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05/06/2013
「ご当地」の意味
「ご当地グルメ」の地域団体商標、登録緩和へ(Yahoo!:産経)・・・地域団体商標とは地域名と商品名を組み合わせた名称の登録制度で、例えば「大間まぐろ」とかそういう風に登録されます。
しかし登録できるのは農業協同組合や漁業協同組合などに限られてしまうため、商工会議所や商工会、NPO法人などが運営を担当していることの多い「ご当地グルメ」にはなかなか敷居が高い制度でありました。・・・そもそもは地域の農産品や水産品を守る名目だったのかな、と。それに対して「生産品」は「生産品」でも料理といった「加工品」を・・・となるとやや勝手が違ってきた、というところなのかも知れません。
それでも各地のいわゆるB級グルメが盛り上がってくる中、「ご当地ブランド」を守ろう・・・ということになってきてるのはある意味当然かも知れません。
「ご当地」をよその土地で食べる、というのはどうなんだろう、とか。
「ナントカやきそば」とか「なんとかドッグ」というのは結構聞く名前になってきてます。売りはもちろんその土地ならではの食材だったり調理法だったり。「ご当地グルメ」「B級グルメ」と言ってもその存在から歴史から千差万別であります。長い歴史を誇るものから「地元に名産品を」ということで近年生み出されたものまであります。
・・・それでも名が通り始めてしまうと模倣品や模造品が出回るのは世の常なわけで。
そういったパチモンがオリジナルを汚してしまう、というのもやはりよくあることではあります。それでも「ご当地」を守るために様々な努力もなされているのですが・・・。
個人的にはその土地で食したいなあ、と。・・・ぜいたくなことなのかも知れませんが。
「ご当地」はその料理だけではなく、その土地全てが含まれるような気がします。食い物ですからどうしても好みが出てきてしまう。「ご当地」から離れると「ご当地」ではない、別の要素が入り始めてしまうような。
・・・それはそれで興味深いことなのですが。オリジナル、という意味では本来なら「ご当地」で守っていくべきなのかなあ・・・とか。
それでも地域活性、何よりふるさとの再生という意味では「ご当地」は大変に有効な手段になり得るわけです。これで登録しやすくなって粗悪なコピー品が減るなら、それはいいことだと思うのですが。
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04/30/2013
「規制」
「路上販売の弁当」低価格か安全か(Yahoo!:J-cast)。「路上販売の弁当は絶対キケンだ」ということになればまた違ってきますが・・・現状、食中毒の被害、という形では出てきていません。じゃあ、固定店舗でも食中毒が必ず出ないとは言い切れないのだから路上販売でもいいじゃないか・・・というのはまた話が違ってきてしまうわけです。
責任の所在・・・というところでしょうか。
飲食業の店舗経営、というのはいくつかの約束事があります。そういったものをある程度(全部ではないですが)すっ飛ばして「行商」という形態で「路上販売」をやっているわけです。
・・・これは知らなかったのですが、「行商」というのは物品を販売する時以外は立ち止まってはいけない、という決まりがあるんだそうで。そうなると荷車に弁当積んで昼時のオフィス街で「待つ」というのはどうなんだろう、と。しかしそこへ来るまでには移動しているわけで。昼時のオフィス街では「販売」のために立ち止まっている、ということになる・・・のでしょうか。
そういうとこも実際はあいまいなわけで。しかし「移動販売」はかなり簡略な方法で済んでしまうわけで・・・そこら辺をどうすんだろう、と。
そこで役所の方で調査をする、ということに。・・・個人的には悪徳業者(ドコの世界にもいますが・・・オノレの欲望のためにゴリ押しする人たち)を取り締まる、というのなら「行商」以上「固定店舗」未満の「移動業者」専門の約束事を作ってもいいのでは、と思ってます。現行でも弁当の温度を測ったりしているそうですし。そういった「規制」が入れば質は守られていくのではないか、と。
これも新しい業務形態だと思うのです。それがあくまでも「自己責任で」とか「何か起きてからしか動けないんだろ」ではなく。もちろん「クレーム怖いから動くんだろ」ということでもなく。
本気で守ろう、とする人たちはまだまだいると思うのです。お役所にも行政にも。ただ・・・やっぱり動き遅いなあ、と。結構な年数経ってるはずなんですが、オフィス街の弁当販売。それがようやく今になって、てのも・・・もうちっと早く何とかできなかったのかな、と。
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04/29/2013
粗食の意味
食欲のない高齢者などが陥りがちな「低栄養」(iza!) 免疫不全などになるケースもあるとのことですが・・・独居となるとなかなか難しい問題かも知れません。
自分なんかでも最近食が・・・と思うことがあったりして。
油物をなかなか受け付けなくなってきてる、とか。肉や魚などでは脂の強い食材がもてはやされますが・・・昔はそうでもなかったのに最近は、なんか、そういうのはちょっとなあ・・・とか思うようになってきてます。
量も減ってきてるような。
これは加齢によるもんで、みんなそうなっていくものらしいのですが。まだ自分くらいの年齢ならそういう「食が・・・」というのがあってもまだなんとかなりそうなんですが。
高齢者や体力の落ちている人、となると。これはまた意味が違ってくると思われます。
その中でも「粗食を尊ぶ」というのがあります。
これは例えば「一汁一菜」とか。華美に食するよりはこうやって質素に味わうことで食事の意味が変わってくる・・・という解釈もあります。禅宗などでは食事も修行の一環だったりしますし。
・・・現代人の場合はそれまでが質素とは正反対の食事なのだから、粗食を味わうことで色々考えてみては、とそういうことなのかも知れません。
しかしそれを現代で続ける、となるとまた話が違ってくるわけで。時代による環境の変化というのは相当なものがあります。そういった食事しかできなかった時代ではなく。今は選択してより良い方向に進むことができます。
無理に華美な方へ進むのではなく。あるいは粗食を無理に続けるのではなく。なぜそういうものがあるのか、どうやったらそういう考えになれるのか・・・とかそういう方面を意識してみる、というのも一つの手だと思うのですが。
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04/19/2013
政策とは関係ない
と思うのですが、さて。
吉野家が牛丼100円値下げを開始(Yahoo!:毎日)。主原料のアメリカ産牛肉が手に入りやすくなった、ということも大きいかと思いますが・・・他の大手牛丼チェーンとほぼ変わらない価格に戻した、という見方もあったりして。利用者からすれば安いにこしたことはないんですが・・・。
日本の経済再生案として「脱デフレ」ということでいくつかの方策が示されております。
デフレ、とはつまりモノの価値が通貨よりも安くなっている、ということでこれはこれでいいことのように思いますが・・・過ぎると何でもよくないことになります。デフレが進みすぎると国力までそれにつられて安くなってしまう、と。
そこでモノの価値を適正化しよう、ということに。目に見えやすく価格を上げよう、と。
・・・日銀総裁へのインタビューで牛丼値下げの話を振ったりしてましたが・・・これとそれとは別、と言うかそんな個別の事案を出されてもなあ、と。要は「流れ」の問題なわけでどこそこが値下げした、これは政策への反抗だ、みたいにやっても意味なさそうな。
マクドナルド、100円商品をついに値上げ(Yahoo!:東洋経済オンライン)とかそういう話もあったりして。これも別に政策がどう、という話ではなさそうですし。
何より政策がどう、ということにしたいのならまず平均月給とか年収の話から始めればいい、と思うのですが・・・こっちは目立つ動きがあるのかなあ、結局目立つ方にいくのかなあ・・・とか思ったりしてます。
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03/27/2013
たんさん
アメリカで「炭酸離れ」が加速(Yahoo!:ロイター)・・・ニューヨーク市で「大型容器に入った炭酸飲料を規制」しようとしたんですが、裁判所から「やりすぎ」とクギを刺されて頓挫した、という経緯があったりして。しかしあっちの「大型容器」というのは日本では考えにくいような大きさだったりするので、本気でデカかった可能性もあったりして。
それが「炭酸飲料離れ」の原因の一つではないか・・・と。健康志向が強まってきているアメリカですし(どこの国でも?)そうなっていくのはある意味当然なのかも知れませんが・・・。
その前にもたしかファストフード店での「大型」炭酸飲料サイズをどうにかしよう、みたいのもありましたか。
なんで炭酸飲料がダメか、と言うと糖分を含んでいるからです。しかも相当な量。当たり前ですが糖分を摂りすぎると色々弊害が起きてきます。外見上で分かりやすいのは肥満でしょうか。いわゆる先進国では深刻な問題となっているところが多かったりします。・・・日本でも問題になってきてますが・・・食料の十分でない地域では逆にステータスシンボルだったりします(日本も過去ではそうでした)。
ところで。糖分を含まない純粋な「炭酸水」というのも売られています。主にウィスキーを割ったりするのに使います。これをそのまま飲む、という人も結構いるという話であります。「炭酸」を楽しむだけなら別に糖分はいらないわけで。しかしそれでは大多数の人が馴染めないのでやはり甘くしたり味をつけたりする必要が出てきます。
・・・だから本当は炭酸飲料が悪いわけではなく。その糖分が問題なわけであります。そのため世間には糖分を抑えた炭酸飲料というのも存在していたりします。
さらに・・・炭酸飲料だけじゃないだろ、肥満の原因は、という声もあるわけで。単純に「炭酸飲料が悪い」というわけにはいかないんでは・・・と。色々要因はあるわけで、一つをつぶしても仕方ないのでは、とか思うのですが。
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03/16/2013
揚げない揚げ物
油を使わずに揚げ物ができる「ノンフライヤー」を実証(Yahoo!:@DIME)。むしろ「ノンフライヤーで揚げ物以上のことができるか」検証になってるような気もしますが。冷凍物のエビをそのままフライに・・・てのは普通に油を使った揚げ物でもよくやることなんかなあ、とか。冷凍ピザの温めとなると・・・まあ、でも色々できた方が便利は便利であります。でも結構かさばるようで、その辺がどうにかできたら家庭用パン焼き器みたいに普及していくかも知れません。
「揚げ物」とは高温調理のことであります。水は基本的に100℃以上にはならず、それ以上加熱するのならオーブンのように多方面から熱した金属や石で加熱を続けるしかなかったわけです。
しかし沸点のより高い油を使えば容易に高温を得ることができます。オーブン系はどうしても下準備が必要になりますが・・・油なら熱するだけでOKであります(安全性に問題はありますけども)。・・・後片付けが面倒なのはどっちも同じようなもんかも知れませんが・・・。
個人的見解なんですが、揚げ物てのは最も後にできた調理法ではないかとと思ってます。
「焼く」というのは人類が火を手に入れた辺りから可能なわけです。「煮る」もそれなりの鍋のようなものがあればできますし・・・ちょっと高度になれば「蒸す」こともできます。「炒める」も火と鍋があれば可能。しかし「揚げる」は大量の食用油が必要になるわけです。
日本だと江戸中期くらいに「てんぷら」が食べられるようになりました。しかも屋台で手軽に。これは当時の国民の生活レベルが上がった、というのもありますけど灯火用ではない食用の油がたくさん、安価に出回り始めたことを意味します。・・・しかし「てんぷら」の技法はポルトガルから伝えられた、とされてます。その頃日本は戦国末期。・・・西洋ではもうちっと早く「揚げる」が身近になったのかも知れません。いや、中国辺りだとすでに普通の調理法として認識されて・・・いたのかどうか。その辺は定かじゃありませんが、いずれにしても中世以降とかそんなもんじゃないのかな・・・とこれは個人的考えではあるのですが。
しかし個人的に・・・と言うより自分は揚げ物結構やります。理由はやりやすいからだったりします。・・・そりゃあ油が飛び散りますし後片付けも面倒。でも一時安い鶏ムネ肉ばかり食べていた頃があって。実は鶏ムネ肉って揚げるのが一番楽だったりします。下味つけて片栗粉まぶして油へ。「煮る」「焼く」はすぐに硬くなってしまいますし。
そこら辺から他の魚とかへバリエーション?も増えていったりしたんですが・・・最近は年なんですかね、揚げ物を食べると翌日がツライ時があったりして。そうなるとやっぱり↑油を使わない揚げ物、てのは・・・いいのかも知れません?
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02/26/2013
賞味期限表記
飲料水大手5社、賞味期限表記を「年月」のみに変更(Yahoo!:SankeiBiz)。これまで「(年)(月)(日)」という表記だったものを「何年何月」という風に改める、とのことで。これで廃棄ロスなども減らせるのでは・・・と。
うがった見方してしまいますと。多分「賞味期限信者」はその月の最終日が賞味期限だ! とそういうことになりそうな。つまり勝手に「日」まで決められてしまいそうな、そんな気がします。
賞味期限はあくまで目安、という「事実」を信用できないのですから・・・まあ、仕方ないと言えば仕方ないのですが。
世の中には砂糖とか氷菓とかガムとか賞味期限の存在しないものもあります。逆に必要もないのに仕方なく?賞味期限を設定しているものとか。・・・これは外国の例ですが・・・「ビンテージビール」という寝かせることで美味くなるビールがあるんですが、これがたしかEUの規定か何かで賞味期限みたいなものを明記しないといけなくなっていて・・・必要もないのに記載している、とかそんな話をどっかで。
自分の判断で食える・飲めるを決めてもいいんですが(その代わり自己責任)それができない、という人がいるのも事実だったりします。
そういう慣習?を打破する一歩になる・・・かも知れません。たしかに「水」の賞味期限てのも・・・なんか妙な話ではあります。そこら辺から始めていく、というのもアリなのかも知れません。
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02/23/2013
シーフード詐欺
米国で「シーフード詐欺」が横行、特にすし店で不正表示が(Yahoo!:AFP=時事)。「詐欺」と言っても海産物をネタに架空の儲け話を・・・というものではなく。産地偽装やラベルの不正表示などの話であります。
場合によっては半分以上、いや、それ以上に不正があった、という・・・。
日本人とアメリカ人では(住んでる地域にもよりますが)「海産物」に対する認識が若干違うことがあるので、こういう「詐欺」が横行してるのかも知れませんが・・・。
そういう日本でも起きてましたが・・・ラベル偽装。
実際、切り身になってしまえばそうそう分かるもんではありません。丸のまま一尾出てきたら分かる、というのはどこの国でもそういうもんかと。
・・・↑記事でハタと偽られてた「カイヤン」は熱帯魚屋でも見ることができます。大抵は数センチ程度の幼魚で、目が横に張った遊泳性の高いナマズであります。・・・見た目かわいらしいし安価なので買っていく人も多いらしいのですが・・・一年で数十センチほどにも成長する上に水槽はできれば円形のもの、それも大型の方がよくなります。なぜかと言うと水槽の壁面にがんがんぶち当たって鼻先にケガしまくるからです。しかも大きくなると結構ゴツくなりますし・・・。
でもたしかに身は白いんだろうな、と。切り身で出されたら海洋性のハタと淡水性のカイヤンでもシロウトなら区別はそうそうつかないでしょう・・・。
・・・ティラピアをフエダイ。・・・この辺になると・・・どうなんでしょう、外見も似てるのですが味は・・・? 実はティラピアは「カワスズメ」の名で日本でも流通させようとしていたことがあったりします。ほとんど頓挫したようなもんなんですが、場所によっては今でも川で平然と泳いでたりします。頑強な性質で水質汚染にも強い、ということでの導入だったのですが。
・・・それでもニセモノはいかんですなあ・・・。
そういう「詐欺」を見張れるような組織や団体、アメリカもあるはずなんですが・・・そういったところは機能していないのかそれとも何か事情があるんでしょうか・・・? 衛生管理の方面からでもそういったことへメスを入れることは可能だと思うのですが。・・・いや、日本でもなかなか摘発が難しそうな案件ではありますが。
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02/20/2013
一瞬でさめる
米研究チームが開発「酔っ払い状態」が一瞬で「シラフ」に(MSN:J-castニュース)・・・まだマウスでの実験段階ですし、人間への実用はかなり先になりそうですが(現段階ではある意味劇薬?)・・・ちょっと先の未来では「酒に酔ってうんぬん」という事故や事件が大幅に減ることになる・・・のかも知れません。
酒、というのは妙なもんで人間を含めて「毒」となる成分を持ってます。・・・いや、「ヒトを狂わせる飲み物」という意味の「毒」ではなく実際に体にいい影響を与えない意味での「毒」であります。だから、身体は酒が入ってくるとそれを浄化しようとします。
もしそれで即座に、完璧に消えてしまえるのなら「酔い」なんて存在しないのですが・・・。
実際にはいくらかの時間がかかります。さらに人によってはその機能があまり良く働かない人も。そのため色々と体の機能に影響を与える物質が体内を流れて「酔っ払い」ということになってしまいます。
これまでにも「酔い覚まし」のクスリというのは存在してます。その方法は「身体を浄化する」機能を助ける、というもの。この方法でもかなり有効なのですが、↑のクスリは自らが「身体を浄化する」というものだったりします。・・・実用化されれば特にアジアの一部では歓迎されるかも知れません。生まれつきそういう機能がほとんどない、という人たちはアジアに多いのですし。
・・・しかしある意味ではなんだかさびしいような気もしますが。
酔っ払いによる事件や事故、という悲しい結末もあるわけで。こういうクスリが出回るようになればそういった悲劇も減るかと思われます。
しかし・・・なんで人間は酒を飲むんだろう、と。
美味いから、というのもありますが「酔い」もコミで楽しむからなんでは・・・と。
少なくとも自分はあんまり服用したくはないなあ、とか。酒飲む意味がなくなってしまいそうで、なんかさびしい・・・いやもったいないような気がするもので。