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07/07/2021
禁止してはみるけれど
どこまで「効果」があるのかどうか・・・。
アメリカザリガニ・ミシシッピアカミミガメ、特定外来生物に指定へ(Yahoo!:朝日新聞)。とは言っても一種の「別枠」扱いで、物流・放出は禁止するけど飼育は禁止しない、というものであります。・・・ここで「飼育も禁止!」とやってしまうと恐らくは大量の野外放出が全国的に始まってしまって、法の趣旨とは違ってきてしまうわけで・・・。
それに↑記事にもありますが、子供がそこらの川で獲ってきちまった、これを放したら規制対象か、とかそういうところも詰めないといけないわけであります。
さらには釣りエサや肉食動物のエサとしての需要、とか。販売が禁止されると業者はもちろん、そういったモノが欲しい、という人たちにも影響が出てくることになります。代替品を含めてやはりある程度の混乱が予想されます。
すでに数十年も日本に存在してきてしまった両種であります。これを「元に戻す」にはやはり数十年、いやそれ以上はかかるわけで・・・すでにそういったところにまで影響を与える存在になってしまってるわけであります。
その辺の「混乱」をどう乗り切っていくのか。その辺も今後の課題ではあります・・・。
12:02 AM | 固定リンク