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05/08/2021
過失は過失
ではあるのですが。
3.5mニシキヘビ脱走で「子供を一人にしないで」(Yahoo!:J-CASTニュース) 実際、過去には(サイズは違いますが)人命に関わるような事故も日本でも起きていますし、原産地でもかなり危険視されている生き物であります。
現在は飼育・繁殖が禁止されている「特定生物」となっていますが、法整備される前の個体なら届け出をすれば終生飼育することは可能であります。もちろん、外へ逃がしたりする、なんてのは論外ですが。
それでも愛好家が相当数いるのも事実であります。
ニシキヘビの類はヘビとしてはある意味原始的な類ともされていて、例えば痕跡的な「脚」・・・とは言ってもツメみたいなもんがちょろっと・・・があったりします。毒はありませんが、その巨体と力でもって獲物を絞め殺すことができます。・・・ということでかなり大きくなる連中だ、ということになります。
その「大きさ」に惹かれる人も多いかと。日本でよく飼われているヘビ、というともっと小型のものが多いですし。そもそも大型種となると設備面でかなりな負担となってしまいますし。
しかしその危険性は飼い主がきちっと責任もって対策しておかないといけないわけであります。・・・ただ・・・擁護するわけではないのですが・・・ヘビという生き物はかなり特殊な存在で、手足のある我々が「これなら大丈夫だろう」と思っていても実は・・・ということがままあったりするそうで。これはあり得ないようなすき間からでも脱走するタコにも通じる「思い込みの罠」とも言える現象ではあります。
その分、通常よりもがっちり閉鎖する必要があります。・・・それを怠った、ということでやはり飼い主への責任は重くなるかと思われますが・・・これが最後の一件、となるわけでもなく。一層の注意が必要になってくるか、と・・・。
12:48 AM | 固定リンク