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03/12/2021

結局変わらん?

姿消すテレビの長寿番組・・・視聴者の若返り期待(Yahoo!:産経)。・・・いや、まあ、「期待」も何もないもんじゃないか、とか個人的には思ってしまいますが。そもそもエンターテイメントで「これでないとダメだ」的な発想が見え隠れし始めるとロクなことがないような。
ちょっと話としてはズレますが。これは別にエンドコンテンツというわけではないんですが・・・例えば昭和初期の頃の落語家だと「ナントカ(大御所)でないとダメ。カントカ(やはり大御所)? ダメだよそんなの聴いていちゃ」というような風潮があったとか。・・・これは別に落語に限った話ではなく。実は今でも似たような状況はそこかしこで再現されていたりします。
テレビも同様であります。テレビでないとダメ、なんてな古い話をいつまで引きずるんだろうか、と・・・。

そもそもテレビだって映画から顧客?を奪ってここまで来たわけで。
その映画は地道に今まで集客しよう、集客しよう、とやってきています。・・・もちろんこっちも隆盛というわけではなく。それでもここんとこはホント色々やってるな観が強いような気がしています。一方でテレビは・・・となると。
色んなことを雑多にできるウリのエンターテイメントが、判を押したようなコンテンツばかり放出しちゃあなあ・・・と。
もちろんネットも同様の方式であります。が、そこにはいくつかの「違い」があって、そこから優位性を・・・映画が「テレビにはできないこと」を重ねてきているような・・・そういうもんを掘り起こしていけばいいんでは、とかそういうことを思ってしまうわけです。

・・・長寿番組を終わらせてテコ入れ、というのはたしかに一つの方法ですが。じゃあ、その「次」はどうするんだろう、と。結局は同じような番組を出演者の年齢層下げただけで再開、というのなら結局は変わらんわけで。
年齢がどう、という話ではなく。時代の流れがどうなのか・・・と、そっちの方を変革していく必要があるのは、まあ・・・どこの業界でも一緒ですか・・・。

12:02 AM | 固定リンク