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01/16/2021
デンキの集団で
デンキウナギが集団で狩り(CNN)・・・「大発見」と研究者。
南アメリカはアマゾンに住むデンキウナギであります。名前の通り「電気」を発生する習性を持つ魚であり、その電気を攻撃に使うことでも知られています。
→デンキウナギ(Wikipedia)
・・・正確には「電気を発する」生き物、というのは結構多数に渡るものであります。ヒトも含めて。神経系の伝達には微弱ではありますが電気を伴うものではありますし。
世界でもいくつかの魚類では「デンキ」を利用する種が知られています。しかし大抵は微弱な電気でもって電場を形成して、それでもってエサや敵を感知する・・・というものであります。
実は熱帯魚関係では結構知られていたりします、この手のサカナは。その中にはアフリカ産のデンキナマズとか南アメリカならエレファントノーズとか。デンキナマズは実際に取り扱いに注意が必要なほどですが、エレファントノーズはおとなしい魚だったりします。が、ちょっとした静電気(髪を梳かした櫛とか)でびっくりする、とかそういう話もあるので飼育には注意が必要だったりします。
しかし本格的に「攻撃」に使うとなると。やはりデンキウナギ、ということになりそうであります・・・。
名前は「ウナギ」ですがかば焼きにするアレとは全然別の魚であります。空気呼吸もできますし(ニホンウナギもある程度はできますが)。
その身体はかなり独特であります。↑にもありますが身体のほとんどが「発電体」となっていてホントにそれに特化した身体になってます。・・・ある意味で本当にそれ専用の、であります。それでも分かってないことの方が多い魚ではあります。
その生態は今までは単独で狩りをしていたのでは、となってました。・・・実は結構気性の荒い魚としても知られていました。そのため単独で~となっていたのですが、まさか集団で狩りをしていた、とは・・・。
攻撃用電気(ただし持続時間が非常に短い)という他にはない特性を持つ生き物であります。それがこういう形で・・・というのは驚きではあるのですが、これで人間を積極的に襲うか、となると・・・その辺はどうかな、と思ってしまうところではあります。
12:05 AM | 固定リンク