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01/31/2021
いちえん
オジサンの顔は使いづらかった・・・? 「一円切手」70年ぶり新デザイン併用(Yahoo!:J-Castニュース)。あー・・・オジサンかー・・・と言うか何と言うか、手紙にそこまでかわいさと言うかライトさを求めるもんなのか・・・と。
一円切手のデザインは前島密であります。
→前島密(Wikipedia)
あまり知られていませんが江戸末期から大正を生きた人であります。今でも使われる郵便関係の単語(「郵便」含む)を定めた人であり。。。「郵便制度の父」とも言われています。江戸期でも一種の郵便制度(飛脚など)はありましたが・・・幕府などの大きな組織が指揮していたわけではなく。一般庶民は「知り合いの誰それがどっかへ行くらしいから文を託そうか・・・」とかそんなもんでありました。
明治という新時代になって欧米の「郵便」が導入され・・・初めて組織立ってきちんと?配達されていくようになったわけであります。・・・この辺、ロフティング「ドリトル先生の郵便局」だとシチュエーション的にありそうだなー、と。こっちのお話はアフリカで先生が鳥と一緒に郵便局を・・・というものなのですが、それまでその国の王様は「ポストさえ作っておけば勝手に配達される」と思っていた、だって欧米ではそんなもんなんだろ?と。
当時の日本人も大体はそんな感じだったんじゃないか・・・とか。現代とは全く違う苦労もあったらしいですし。郵便配達夫が拳銃を所持していた・・・とか。
そういった組織の「父」のため前島密は外せない、というの理解できる話ではあります。・・・しかし、まあ、時代の流れ、と言うか、まあ・・・。
それはそれで別にどうこう言うところではないのですが・・・ある意味で最も気になったのが「シール式切手」というところだったりします。今までのように濡らさなくても貼ることができる。・・・なんか・・・こっちの方をもっと前面に押し出してもいいんじゃないか、とか・・・?
02:12 AM | 固定リンク