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01/11/2021
言われてみれば
たしかにミミズで釣れる魚ではあります。
川のウナギ、雨で流されてきたミミズをパクパク(Yahoo!:朝日新聞)。一般的なミミズ(イトミミズはまた別の種)は陸上、それも土中に生きる生き物であります。落ち葉などを食べて分解して土壌を豊かにしていく、穴を掘るので空気の通りが良くなる・・・など植物や農作物関係では「益虫(昆虫ではないけど)」扱いされている生き物であります。
一方で雨の後に大量に道路上で干からびていたり、足も何もない姿からあまり良いイメージでは見られていなかったりもします。まあ、この辺は好みがどうしても出てくるので、仕方ないっちゃあ、仕方ない話ではあるのですが。
アスファルトなどの上で干からびているのは、通常?なら土の上に出て来ていたのがそういう「良い場所」に巡り合えず止む無く死んでしまったのではないか・・・と。実際には増えすぎると土中から出て新しい場所を探しに行く、という話もあります。
しかしその一環?で水に入ることもあるのでは・・・と。そしてそこでウナギを含む魚のエサになっているのでは、ということであります。
釣りのエサとして使われるのは一つにはその外見。基本的に魚(植物食でない限り)は動いてるモノに反応します。そして臭い。それらに合致するのが生きたミミズ、ということでエサになっているのか、というところだったのですが・・・ミミズの方から水に入ることもあり、それが魚たちの琴線に触れ続けてきたことで釣りのエサにもなっている、という風にも考えることができます。
泳げるわけでもなくただただ水中でもがき続けるミミズ。これほどの捕食しやすいエサはありますまい・・・。
ただし、どの魚も、全ての若いウナギがミミズばっかり食ってるわけではなく。しかし主食の一つとしてこうやって成り立ってきたのか・・・という興味深いお話ではあります。
01:16 AM | 固定リンク