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12/29/2020

損得ではなく

「初詣を年内に」ってご利益あるの?(Yahoo!:SPA!) ここのところの情勢で「分散参拝」が呼びかけられています。実際、正月三が日の参拝客というのは密を通り越して「過密」をも通り越しているような場合も多々あるわけで・・・そういう事情ならば止む無し、といったところではあります。

さて・・・
初詣、と言うと参拝、ということで「ご利益」ということになるのですが。・・・↑記事にもありますが個人的には「何か得るために参拝する」というのはなんか違うかな、とか思っていたりします。
「願をかける」という目的はあります。今年はこういった年にしたい、こういったことをしよう・・・という願掛けであります。これはこれで年の改まったこの時にはうってつけの願い方ではあります。が・・・なぜかこの「願掛け」が「願えばかなう」になり「ここで願ったら必ずかなう」へ、そして「願わないと損をする」的な方向へなっていくのはどうか、と。

自分は結構あっちゃこっちゃ歩き回るので、神社仏閣にもそこそこ縁があったりします。・・・トイレがある場合が多いのです。借りる時には必ず参拝をして「失礼します」と念じることにしています。・・・と言うか、「何かして欲しい」で参拝することは・・・まずないような。
何も考えない、と言うか。何も心に浮かべず、ただ参拝する・・・挨拶みたいなものだと思っています。
どうも賽銭を払うのだから何か「お返し」があってもいいだろう・・・的な発想をする人たちもいるようで。あれはそういうもんではなく、そもそも商取引しているわけではないわけですし。

世の中は全部損得や自分の手間さえ軽くなればそれでいい、というものではなく。あっちこっちと色々関係して絡み合って進んでいるんだ・・・ということだと思うのですが・・・。

09:41 AM | 固定リンク