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11/09/2020

アメリカの、せんきょ

結局は民主党のジョー・バイデン氏が当確となりましたが・・・。
トランプ氏「勝利」ツイートで訴え続ける(Yahoo!:毎日)。競合?相手の現職・トランプ氏はあきらめていない、というのが連日の報道であります。

アメリカの大統領選挙は色々と特殊?な形態ではあります。
まず「有権者がストレートに候補者を選ぶ」という形式ではなく「州ごとに決められた選挙人を先に選ぶ」というカタチになっています。「どこそこ州の何人を誰それがゲット」というのはこのことであります。そしてその選挙人の過半数を得た候補が最有力となって次の「選挙人が選ぶ」本戦?に進む、ということになります。
この選挙人とはあらかじめ「どこ党に投票する」と表明している人たちで、本選挙ではほぼ100%表明している人物に票を投じる、ということになります。
・・・と言うことになってますが「どこ党は応援するけど今回の候補者はイヤだ」と対立する党に投票する例もゼロではないので・・・この本選挙で実は対立候補が有利になる、という可能性も実はゼロではなかったりします。
その他、どうしても決まらなかった場合は~、とか、裁判で連邦に訴えると~、とか色々コマカイ事情が複雑に絡んでいるので、バイデン氏が「勝った」と言い切れないのも事実であります。来年の大統領就任式、その時にその壇上に立った人物が当選、ということになりそうであります。

そしてちょっと面白い?のが通常(と言うかここんとこはほとんど)最初の「選挙人争い」の結果負けた方が勝った方に「あんたの勝ちだ」と電話するいわゆる「敗北宣言」を行う・・・というものであります。一種の通例みたいなもので、明確な決まりはないんだそうですが・・・
多分、トランプ氏は絶対そんなのしたくないんだろうなあ、と。意地でもどうにかしてやる、とかそんな気分なんだろうなあ・・・と。

12:29 AM | 固定リンク