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11/20/2020

宇宙(そら)から

野口聡一さん、ISSから記者会見(Yahoo!:KYODO)。スペースX社の往還機「クルードラゴン」によって民間初のISS(国際宇宙ステーション)ドッキングが成功、今後ISSへ行く選択肢?が増えた、ということになります。
これまではロシアのソユーズのみでしたし。
アメリカのスペースシャトル・オービターは2011年に退役してしまいましたから・・・それ以降はソユーズ「しか」なかったのであります。

↑記事には載っていませんが、野口さんは記者会見で「僕はこれまでオービター・ソユーズ・クルードラゴンの三つに乗っています。これから第四の往還機が出るのが楽しみ」といったことも言われてました。
・・・第四、ですか・・・。
日本も含め、複数の国家で運用している研究施設であります。ロシアだけ、というのは体制上無理がある・・・と言うより負担面でも無理が出る可能性があります。じゃあ日本でも・・・となりそうですが、有人機は・・・なかなか難しいだろうなあ、というのが正直なとこであります。
宇宙開発は失敗の連続からようやく成功を掴み取るものなのですが、日本の場合一回の失敗だけでも散々叩かれるので・・・まあ、難しいだろうなあ、と(スペースX社の力の一つには「失敗を恐れない」精神がある、という話もあるんですが)。それに現状では予算もつきそうにないですし・・・。

そういう?こともあってアメリカの「ISS関連は民間企業に任せてNASAなど国家機関は火星や月を目指す」という姿勢はたしかにアリなのかなあ、とか最近は思ってしまったりもします。いやあ・・・考えてみれば飛べればどこでもいいんじゃないか、とか・・・。

10:29 PM | 固定リンク