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10/09/2020

なんかモッタイナイ

第2回討論会の開催、流動的(Yahoo!:時事)。アメリカ大統領選のテレビ討論会であります。基本的に二大政党制のアメリカにあって共和党・民主党それぞれの候補がテレビで生放送で意見を述べ合い討論する。一般市民からの質問に答える、といった生々しい?コンテンツもあったりして大統領選のハイライトの一つでもあります。
これにより有利・不利になった候補がいたのはちょっと前にもここで触れましたが・・・同時にこないだのトランプ大統領vsバイデン候補の「泥仕合」についても触れましたが・・・。
直後にトランプ大統領が新型コロナに感染。隔離されたら討論会は難しいか・・・と皆が思っていたら三日で強行退院。・・・新薬含め薬漬けで無理やり退院したのでは・・・となって今に至ってます。

・・・討論会、と言えば飛沫感染のリスクがどうしても拭えません・・・。
そこで主催側は「オンライン討論会」を立案。するとトランプ大統領は「コンピューターの前でやっても意味がない」とこれを拒否。もし本当に「出ない」というのなら延期か、それとも中止か・・・となる、のかも知れんのですが・・・なんかモッタイナイな、と。
↑以前にここでも触れたケネディ候補vsニクソン副大統領の討論会。これはある意味「歴史的転換点」ではありました。・・・それまでは「討論会」と言えばどこかの会場で人を集めての「リアル討論会」が当たり前だったわけです。しかしそれではせいぜい数百人から数千人程度にしか直接話は伝わりません。
そこでテレビであります。・・・これなら数千どころか数万・数百万・・・いや当時であってもそれ以上にダイレクトに話が伝わるわけで。そこにきちんと目を付けて対策したケネディ候補が躍進した・・・ということでもあったわけです。

オンライン討論会、ということになればこれは世界中にも伝えることができるわけです。・・・もちろん一国の大統領選なわけですから、外国のそれも有権者でも何でもない人たちに見てもらっても・・・と、そうなるかと。しかし今後の展望、アメリカの現在の立ち位置からすればこれも一つの世界的躍進へのチャンスなんではないか、と見ることもできると思うのですが・・・。
今回だけにとどまらず今後にも影響を与える可能性を秘めてるオンライン討論会。・・・しかし、まあ・・・信用できない、とかそういうこと言うのなら仕方ないか、と。かつてテレビ討論会を甘く見たニクソン氏もそんな感じだったのでしょうし・・・。

06:28 AM | 固定リンク