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10/03/2020

成熟期にさしかかり

ディープフェイクとは? 利用次第では悪用も(Yahoo!:TBS NEWS)。まあ・・・ソッチ系のえっちな動画に有名人の顔を貼り付けたりする、という・・・ちょい前にあった「顔コラ」であります。・・・なお「コラ」とは「コラージュ」という意味であります。既成の紋様や意匠、イラストや絵画などを組み合わせて張り付けたりする現代芸術の手法の一つで・・・それはそれで一つの「芸術」という位置づけではあったのですが、昨今の事情からはちとややこしい?ことになりかねない技法になっていたりします。
日本でのネット黎明期、2000年代初頭にもこういった「顔コラ」は多数ネット上に存在していましたが・・・まあ・・・そのほとんどは低レベルなもので。「ヘタコラ」「クソコラ」と笑い話になっていたものだったのですが。

・・・技術の進歩は正に日進月歩であります。
かつてのビデオテープの普及。今の世代では見たこともない、てな方も多いでしょうけど・・・その後のDVDからBDへの変遷にも「エロ」はかなりの影響を及ぼしています。ソレ系のモノがなければあれほどには普及しなかっただろう、と言われるほどに。
そこまで直接的なものでなくとも今では当たり前になっている「テレビ番組録画」さらに遡ってそれがかなり高価なビデオテープ録画機材が必要だった頃になぜか一部でバカ売れした、という・・・その理由は夜の世界。客の「あのドラマ見た?」という話題に合わせるためだけに自分が出勤していてリアルタイムでは視聴できない時間帯の番組を彼女たちは録画していた、という話もあったりします。

原動力、とも言えなかったりするわけですが・・・しかしやり過ぎはよくないものであります。
そこまでリアルになると名誉棄損や場合によっては当人の生死にも関わってきたりします。・・・すでに笑い話では済まなくなってきている、ということであります。中にはお遊びの他愛ないものもあるかと思われます。が・・・中には明らかに該当人物を害する目的のものもあるわけであります。
法的に規制したりそういったソフトを規制したり、ということは十分に可能なことかと。でも・・・それでは根本的な解決にはならんわけで。世界的にもすでにかつての「黎明期」のような状態ではないわけで・・・「ネット成熟期」になりつつある昨今、どう対応していくか、法的に、あるいは民衆的に・・・と、色々ありそうなのですが・・・?

01:29 AM | 固定リンク