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09/21/2020

美味けりゃそれでいい?

肉代替食品、名称ルール必須か(Yahoo!:日本農業新聞)。・・・「ナントカ肉」ということでの混合を防ぎたい、誤解を招きたくない、というのは分からんでもないのですが。しかし他の名称となると・・・?
「ナントカミート」では意味がないわけですし。
しかも100%「肉」というわけでもない商品も出てきてるわけであります。一部は明らかに「肉」だけど一部は「肉ではない」素材を使っているものもあるわけで・・・。

多くは大豆などによる「代替製品」であります。・・・ホンモノの「肉」ではないのですが・・・最近の技術の進歩は素晴らしいものがあります。モノによってはほとんど「肉」と変わらない仕上がりになっています。かつては・・・なんかビミョーなシロモノばかりだったのですが。
そこには環境目的の思惑と・・・そしてそこから派生したような思想大系、そして純粋な宗教戒律などもあります。肉食、というのは場所や状況によっては非常に罪深いモノ、とされることもあるわけであります。
あるいは経済的な効率性、と言いますか。・・・食肉用の家畜一頭が育ち切るまでに要する環境負荷・・・排出されるガスやら消費される植物素材量やら・・・に比べると植物性の「肉」の方がまだマシ、とかそういう話もあったりします。

その方がいい、という人たちにとってはこのブームも歓迎すべきものとなりそうですが、そうでもない業界にとっては致命的であります。昨今の「環境のためなら~」という一種狂気にも近いムーブメントにはいささかの恐怖すら感じることもあります・・・。
願わくば双方ともに「共存」つまりはそれぞれが欲しいところに供給されて、お互いに不可侵な状態にもっていってくれないかなあ・・・とかそういうことも思うのですが・・・難しいのですかねえ・・・。

12:41 AM | 固定リンク