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09/16/2020

あくまでも痕跡の可能性

まだ「金星人」がいる、というわけでは・・・。
金星に生命の痕跡か(Yahoo!:AFP=時事)。ホスフィン、という地球上では生命体によって生み出されるガスの成分が金星の大気中に存在する可能性がある・・・というお話であります。何らかの生命体が有機物を分解している可能性がある・・・と。
つまりはなんかの生き物がいるかも? ということであります。地球上では有機物を分解=生き物がなんか食ったりしている、ということなんですが。
ただ・・・ホスフィンという物質そのものは生命体が有機物を分解した時にしか出ない、というものでもないようですけども。

他の惑星に生命体を求める、というのは古今から人類が求めてきた「夢」の一つではあります。そこからちょいと進むと「ヒト型」の~、とか「超文明」の~、とかそういう方面に至っていくことになります。
しかしそういった大規模?なものではなく。構造の単純な生命体というのは実はどっかに存在しているのではないか、その痕跡は意外と身近にあるんではないか・・・というのも昔からある考えの一つであります。

これには「地球上の生命体はどこから来たのか」という永遠の問い?も関連しています。地球上で偶然に偶然を重ねた奇跡的な正に「神の一手」的な何かで発生してしまったのか・・・あるいはフツーに普遍的な、今の地球上でもありふれた反応で出てきたのか。
それとも地球外から降ってきたのか。他の惑星でも同じような痕跡が見つかればこっちの説が有力になる、のかも知れません・・・?

もちろんこれはあくまでも「地球上の生命体と同じような反応の痕跡が見つかったっぽい」という話なので、全然違う系統の発生論があっちではフツーだったら、そりゃあ分からんわけです。それこそ可能性の話になってしまいます。が・・・まずはそこから、地球というこっちで有利?な土俵から解析していこうじゃないか・・・と、そういう話かと個人的には思ってます。

12:05 AM | 固定リンク