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08/03/2020

声さえ合ってりゃそれでいい・・・かも?

声優に転身するアイドルが増加(Yahoo!:NEWSポストセブン)。・・・いや、まあ・・・今頃そんなこと言われてもなあ・・・とかそんなもんな気もしますが。「声」だけではやっていけない、となれば「他」を考えるのは当たり前なわけで。そこで声優サンたちが一種の「アイドル」となっていき・・・そして今はその逆もある、と。
こう言っちゃ何ですが。アイドルと言っても色々あるわけです。声優も色々あるように。
そんな中で目立った話(特にアイドル?側から)いかにも、な話が出て来てもなあ・・・と、そんなことも思うのですが。個人的には別にどんな人物でも構わんと思うのです美人だろうがアイドルだろうが何かしら欠点があっても。ただ・・・大事なのはきちんとした「声」が出せるかどうか。いわゆる「棒」でないかどうか、だけなんではないか、と。

一頃、と言うよりちょい昔?ですが。アニメが国民的にやや?認められてきた頃には有名俳優とか女優とか、そういった人たちが話題作りのために声を当てていた時期があります。・・・某有名アニメ映画、ではなく。そこで始まったムーブメントが一般?にも訪れた、と言うか・・・。
一番記憶に残っているのは某有名推理小説をアニメ化! 某大物俳優と某大物女優が出演! というもので。・・・いやー・・・二つの「某」は完璧に二本の「棒」でありました。感情移入とかそんもん以前に。探偵の助手役で今も一線級で活躍されてるベテラン声優さんが付いていたのですが、そちらの演技が異様なまでの光っていて、それは、もう・・・。
原作は世界的に有名な推理小説家のものであります。よくあんなんでOK出たなあ・・・と。
似たようなことは某特撮関連でもあったりしました。あれも・・・よくOK出たもんだなあ・・・と(そのシリーズは後に有名声優サンを多数起用して盛り上がっていたりします)。

いや、番宣とか販促とか、そんなんでもいいのです。・・・合っていれば。
最近の「有名タレントを・・・!」というのに好感?が持てるのは、恐らくはきちんと声優のトレーニングを積んできてるんだろうな、と思わせるところにあります。当たり前ですが舞台・映画・特撮・テレビシリーズなどなど、それぞれに「演技の技法」といったものがあるはずなんですが「大物だからそういうのはいいだろう」とか制作サイドがなあなあにしてまうと目が当てられなくなってしまいます。
その辺のところがようやく改善?されてきたのかなあ、と。・・・逆に言えばどんな有名俳優でも「それっぽい」声になってしまい、「誰だったっけ?」とインパクトが薄れてしまう結果になるのは・・・ある意味仕方ないことかも知れません。

そういう意味では進歩、かも知れんのですが。・・・しかし制作サイドだけではなく様々な要因や業界が絡むのがアニメやマンガなどの創作物発表であります。本当はそういったしがらみは全部排除して・・・というのが一番かも知れんのですが・・・意外と、そういう「雑多なもん」が絡んできた方が面白みが増す、とかそんなことにもなったりするもので・・・?

01:43 AM | 固定リンク