08/19/2020
基本的に
ヒラメなのに顔が右向き・・・北海道内浦湾(Yahoo!:KYODO)。「基本的」に「腹側を手前に置いて顔が右を向けばカレイ、左を向けばヒラメ」ということになっています。もちろん例外があって「ヌマガレイ」という淡水でも生息できるカレイの類は左を向きます。
ひだりヒラメにみぎカレイ、と言われているわけですが・・・ごく稀に↑さらなる?例外が出てくることもあるわけです。
ただし実際のところは「ヒラメ」「カレイ」というのは結構外見上の違いがあるものだったりします。
最も大きな違いは「口」でしょうか。ヒラメは基本的に魚食魚なので大きな口をしていますが、カレイは基本的にゴカイなどを食べるのでいわゆる「おちょぼ口」だったりします。・・・しかしこれにもやはり例外があって世界最大級のカレイとされるオヒョウ(体長3m超えることも)は成長すると魚を食べるようになるため口は大きかったりします。
実際のところ・・・ヒラメだ、カレイだ、というのは人間の勝手な分類なので、どっちでもいいと言えばどっちでもいい話だったりします。
しかし食材として流通に乗る、となるとまた話が違ってくるわけで。・・・比較的大型になるヒラメの方がやはり高価か、と思われますが最近はカレイには希少性が出て来ているので(ヒラメは養殖してますがカレイは・・・)そこら辺でも変化?が起きているような印象はあります。
・・・↑右向きヒラメはどっちで卸されたのだろう、というのはちょっと気になりますが。やっぱり「ヒラメ」として、かなあ・・・。そうなると調理する人はやっぱり違和感感じたのかなあ・・・とかそんなことも思いますが・・・。
12:02 AM | 固定リンク