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07/19/2020
実は結構喰らう
金属「食べる」細菌、米研究者が偶然発見(Yahoo!:CNN)。「偶然」とは言ってもある意味「研究の末」みたいなもんなんですが・・・シロウトだと「シャーレの黒ずみ」をただの汚れ、と判断してしまいそうですし。抗生物質とかそういう話の中でも「偶然」というのはなんだかこう言っちゃ何ですが「神の恵み」的な何か、と言うか・・・。
しかし生き物というのはどんどん適応していくものではあります。
石炭、と言えば大昔の樹木がそういった「石」的なものに長い時間かけて変化していったもの、となっています。じゃあ、今から樹木をどこかに埋めておいて億単位の時間かければ石炭になるのか・・・と言えばそういうものではないらしく。今の通説では当時には樹木を分解できる微生物がいなかった、ということになっています。
今なら大抵の場所には樹木を分解する微生物がいます。
そのため放置しておいた樹木は腐ってやがては土と化していきます。・・・が、そういう生物がいなければどれだけ待っても分解されず。やがて木ではなくどっちかと言うと石、という風に変質していけるほどの時間そのままになっていく、というのが最近の説であります。
なんかこれに似た話があるなあ、というのが人工物であるプラスチックであります。これも今の微生物では完全に分解はできず、長い時間残り続ける・・・ということになっています。
・・・すでに一部では「プラスチックを分解できる微生物がいる」ということになっていますが・・・そこまで一般的ではないようで。
しかしこれも長い年月を経れば地球上に生まれてくる、のかも知れませんが・・・それは非常に長い時間を必要とします。
数億年単位での話になるかも知れんので・・・やっぱり対策的にはヒトがどうにかしないといけない、と、そういうことになりそうであります・・・。
12:11 AM | 固定リンク