« これだからお役所は | トップページ | どくがあります »
07/08/2020
時間差効果
JR東日本、時間帯別運賃を検討(Yahoo!:時事)。これは朝夕のラッシュ時など混雑する時間帯には運賃を上げる、もしくはその他のあまり混まない時間帯の運賃を割り引きする、というものでありますが・・・よく考えてみたらコロナと関係なく混雑回避としては有効な一手だと思うのですが。
実はJR西日本では一部区間でこういったサービスを前からやっていたりしますし。これまで検討の場に出てこなかったのだろうか・・・と。
鉄道の混雑緩和、ラッシュを減らす、というのはたしか都知事の公約にもあったような気もするんですが。
たしかに高度経済成長期以降、都内の職場の近くに住むことが難しくなり(経済的な意味で)さらには「広いところに住みたい」や「いつかは一戸建てを」という世の向きもあって郊外に住む、という流れが定着。
国民の収入も増加してその流れはさらに加速していったのですが。
そうなると今度は朝にはいわゆる「上り」の人の流れも加速(同時に夕方の「下り」も加速)。クルマももちろん鉄道も過密に。・・・これを回避するのに「路の数を増やす」という方式が取られてきました。道路を増やし、鉄道路線も増やす。・・・しかしこの手も永遠に続けられるはずもありません・・・。
もちろんその他様々な手法が取られてきています。時間帯別運賃もその一つであります。
この一手だけで劇的に変化するか、と言えば・・・そこら辺は怪しいところではありますが、しかしやってみる価値はあるのでは・・・と。ただ・・・やっぱりなんでこれまでこの方式、検討もされてこなかったんだろう・・・?
01:01 AM | 固定リンク