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06/25/2020
未来ではなくなった?
「夢の発明」とも言われたセグウェイが来月15日で生産終了(KYODO)。2001年に発表された時には「未来の乗り物」とも呼ばれていましたが・・・例えば日本では公道を走ることはできず。テーマパークなどの施設内での運用に限定されていたりします。そういうところもなかなか難しかった、のかも知れません。
セグウェイは二つの車輪の間からハンドル付きの棒が伸びているような形状。ヒトは車輪の間に立ち、ハンドルを握って操作しますが・・・ハンドルにはアクセルやブレーキなどもなく。ハンドル握った姿勢のまま、前に体重を移動すれば加速・後ろでブレーキ、左右に身体を傾けることで曲がる、という代物であります。
・・・実際に乗ってみた方が理解が早いかと。が、自分は乗ったことありません。しかし慣れればかなり快適な乗り物なんだそうであります。
しかし「近年セグウェイの市場は飽和している。セグウェイは非常に耐久性があり、多くは10年以上使われている」(「」内↑記事より引用)というのも生産終了の一因、と言うのが・・・何とも。
たしかに製品、家電や乗り物などはある程度で壊れてくれないと「次」が育たない、というところはあります(これとは逆にそんなに早く壊れてもらったら困る、というものに住宅があったりしますが)。
技術というのは日々進歩しているのでどんどん新しい技術をつぎ込んでいけば「次」にはもっとより良い製品が世に出るようになります。その方がその分野の発展には貢献できるのですが・・・セグウェイはその波に乗れなかったのかも知れません。
・・・今後、何らかの分野で「再発見」されて再認識される・・・かも知れません。もしかしたら全然別のところで大活躍、となるかも知れませんし。こういう画期的な発明はそうカンタンには埋もれない、と個人的には思っているのですが・・・さて。
12:03 AM | 固定リンク