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01/30/2020

飲んでも効かない

液体のり「がん治療に効果」大反響・・・メーカーが注意喚起(MSN:FNN)。こういうのが必ず出て来るとは思ってましたが・・・やはり。
たしかにいくら治療技術が発達してきた、と言ってもがんはまだまだ怖い病気であります。実際、民間療法めいたものも今でも多数実行されていたりしますし・・・そこへ「液体のりががんに効く!」といったニュースが出てくれば、そりゃあ・・・こうなるだろうなあ、と。

あくまでも「液体のりに使われている素材と同じ成分を治療に活用する」というものであって、液体のりそのものを使っているわけではなく。
これと似たような話はいくらでも出てきます。例えば・・・ウイキョウ。八角という中華スパイスの一種にもなるのですが、これがインフルエンサに効く、として一時期買い占め?的な騒動が起きたことがありました(もちろんそのまま飲むだけでは効果はなし)。
これもやはり成分が効く、という話であったのですが・・・そう思い込んでしまうと人間、なかなか知識を更新できないものだったりします。

これが普通?にただの思い込み程度であれば(メーカーさんは大変でしょうけども)そのうち鎮火していくだろう、というようにも思いますが・・・詐欺などの犯罪に使われる懸念も出てきます。・・・がん患者やその家族に向けた詐欺、とか。
ちょっと加工した液体のりを高価に売り付ける、とかそういう方式だけではなく色々な要素を絡めての詐欺、というのもありそうで・・・そこら辺にも注意が必要かと思われます。

12:58 AM | 固定リンク