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12/05/2019

線引きが難しい

ゲノム編集して妊娠、禁止へ(Yahoo!:朝日新聞)。いわゆる「デザイナーベイビー」を作るのを禁止する、ということなのですが・・・ゲノム編集そのものは禁止されていないので、どこからどこまでを禁止するのか、という線引きが難しくなりそうではあります。

「ゲノム編集」とはカンタンに言えば遺伝子であるDNAを「編集」できる技術であります。近年の発展により、かなり的確に狙ったような性質を仔に持たせることができるようになっています。
これは農作物で例えば特定の害虫に強い作物を作るとか。そういった目的でも使われていますが・・・規制の枠組みはもちろんありますが・・・今後は遺伝病などの根本治療にも使えるのではないか、という期待?もあります。
・・・ただ・・・この技術は通常の遺伝関係技術、かけ合わせによる品種改良などとは違って今後や周囲への影響を計り知ることができず。そして倫理観への抵抗もかなりあるため(天然自然の摂理に人間がそこまで踏み込んでも良いものなのか・・・)現在でもかなり微妙な立ち位置にある技術、という言い方もできます。

そのためもあっての「法整備」ということになります。国によってはかなり前から色々やっているところもあれば・・・そうでもないところもあったります。この辺は、やはりその国の事情や倫理観などの違いによるものなのですが。
日本の場合はちと初動?がいつものように遅い傾向にありましたが。それでもここへ来てこの方針、ということになります。
が・・・治療用とデザイナー用、どこに線を引くのか、いや、そもそも編集そのものをどこに「置く」のか・・・そういうところはまだまだ問題山積なのであります・・・。

12:04 PM | 固定リンク