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12/07/2019
もちろん楽観視はできませんが
サンマ水揚げ量史上最低の見通し、8~11月で昨年比68%減(Yahoo!:KYODO)。たしかに今年は「初動」が大変に悪く、8月終わりから9月初頭にかけては近所のスーパーでもほぼゼロの日が続いたりしてました。しかもどれもこれもかなり小型。そのため去年からの解凍サンマが安く並んでいたりしましたが・・・それがここのところへ来てようやく価格も安定した「生サンマ」が並ぶようになりました。
・・・しかしこれで楽観、というわけにもいかず。来年は・・・どうなるんでしょうか・・・?
乱獲、この一言に尽きる、というのが大勢の見方であります。
外国籍の船もそうなんですが、そもそも枯渇してきているサンマ資源を奪い合ってどうするんだ・・・といったところであります。そもそもは時期に大量に獲れるために「大衆魚」となっていたサンマであります。それがそうではなくなるのかも・・・と。
一方で地球規模での環境の変化を挙げる声もあります。
これは様々な要因が複雑に絡み合っていて、「コレ」というものありません。「コレ」さえやっとけば全部オッケー、てなカンタンなものではなく。・・・しかしその変化にサンマが付いていけていない、そのために数が減ったのでは・・・と。
漁業というのは多分に自然に左右されるので、こういう都市もあるさ、と楽観的な見方もできなくはないのですが・・・それにしても。
恐らくは今後十年から数十年単位でこういった「変動」が起きるかと。もしかしたら近年まれに見る大豊漁、という年がそのうち来るかも知れません。が・・・とてもそこまで楽観できるような状況ではないわけで・・・。
12:58 AM | 固定リンク