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12/11/2019
実はチガウ
アシカとアザラシは祖先が別・・・それぞれの事情で海に適応(Yahoo!:毎日)。実は「海に還った哺乳類」というのは還った年代の違いから三世代ある、とされています。もっとも早くに還った「第一世代」はクジラやイルカ。その次の「第二世代」がアシカやアザラシ、そして「第三世代」はラッコやカワウソ・・・と。当然のことながら先に還った方が水に適応しています。
いずれも一度は陸に上がった連中が、何らかの事情で海に還った・・・とされています。
その中でも「第二世代」のアシカやアザラシ。クジラほどには水に適応しておらず、ラッコよりは水に親しむ哺乳類であります。・・・それでも姿形はアシカもアザラシもほぼ似たようなものなので・・・近縁と考えてられてきてたわけです。
「アシカ」耳がある・後ろ脚を前に曲げられる
「アザラシ」耳がない・後ろ脚は前に曲げられない
というのが大まかな違いであります。その他、顔つきとか体つきとか(アシカの類の方がすらっとしている)受ける印象でも結構違っていたりします。
ただ・・・↑記事だけでは共通の大祖先がいるけどどの辺りで分岐したのか、とか・・・あるいは全然別の、本当に違う連中から進化してきたのか・・・そこまではまだ分からない、ということかと。そこら辺まで分かるようになればなあ、とかそんな期待もしてしまうのですが。
結構分からんことだらけなのであります・・・生物学てのは。いや、どの学問でも(確立したのもあるっちゃありますが)分からんことの方がはるかに多いもんではありますけども。
01:58 AM | 固定リンク