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10/08/2019
例えば映画館のような
ゲームセンターに再び倒産急増危機の懸念が(Yahoo!:帝国データバンク)・・・消費税増税はもちろん関係ゼロではないでしょうけど、その前からも結構「危機」的なことは言われてきていた業界ではあります。
1990年代頃は隆盛を極めた「ゲーセン」であります。
ストIIを始めとする格闘ゲームの流行、そしてその後のプリクラや体感ゲームの台頭。そこからのゲーセンは・・・やや頭打ちの観もあります。皆が注目するゲームがあればそりゃあ、皆来るのですが、そういうものでもなくなれば・・・皆来なくなります。
それ以前の「ゲーセン」と言うと実はあまり良いイメージはなく。「薄暗い照明の下でタチの良くない連中が集まっている」的なイメージがありました。あるいは喫茶店に設置されていたテーブル型筐体のゲーム、あるいは温泉宿のひなびたゲームコーナーにあるなんとも単純なゲームの数々。そんなものしかなかったのであります。
・・・それが一気に変わったのがストII以降でしょうか。各地に「ゲームセンター」が出来・・・そして様々な年齢層の人たちが集うようになりました。
が、それも長続きはせず。プリクラや体感ゲームで今は何とか生きながらえているのが現状、という言い方もできます。
個人的に・・・これとよく似ているのが映画館のような気がしてます。昔はそれこそ「大衆の娯楽」でしたがテレビの普及で一気にダウン。しかし今は3D4Dから人気作の上映からで、少しずつ息を吹き返しつつあるようにも見えます。
実際、映画館では違うわけです。テレビの小さな画面内ではなく、そのダイナミックさは。アレを個人で再現しようとしたら相応の設備が必要になります。しかし映画館ならそれができてしまう。
同様のことがゲーセンでも・・・とか思うのですが。いや、映画そのもののような体験をさせるべき、と言うのではなく。ゲーセンにはゲーセンの、スマホはもちろん家庭用ゲーム機にもできない体験、というのができるのではないか・・・と思うのですが。
過去に格闘ゲームが流行った頃合。あんなものは家庭では再現できなかったわけです。だから皆・・・夢中になった。プリクラや体感ゲームもそうであります。そういうのをまたゲーセンでもできないものだろうか、と思うのですが・・・さて?
12:59 AM | 固定リンク