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09/10/2019
攻めるも受けるも
減りゆくテレビCM、製作現場の変化と働く人たちのジレンマ(Yahoo!:マネーポストWEB)。たしかにテレビ全盛の頃は商品の広告としてのテレビCMは最も有効的で、しかも花形だったわけです。
しかし広告媒体としてのテレビは正直なところ斜陽であります。ネットの方が今は勢いがあります。
・・・とは言っても両者はやや土俵事情が違ったりします。テレビ、というのはスイッチが入ってさえいれば様々な情報を垂れ流します。そこには「チャンネル選択」というユーザーが選べる余地も少なからず存在しますが・・・基本、ユーザーは「受け身」であります。流れ出てきた情報をそのままキャッチする。その中にはCMもあります。
他方でネットは「攻め」のコンテンツであります。
ユーザーが自ら探しに行かないとあまり意味がない。・・・いや、ある程度受け身でもそれなりに情報を得ることもできるのですが。しかしテレビのように漫然とチャンネル変えて~・・・というものではなく。一定の方向性ははユーザーが決めておかないと意味がありません。
そこでのCMというのもやはり「攻め」ていかないと情報は得られません。・・・いや、最近は動画投稿系サイトでも「先にCM見せてから本編、CMなくしたいのなら課金して」というところも増えてきてますから・・・そういうとこではすでに「受け身」になってきてる、とも言えるかも知れませんが。
ただ・・・ネットのCMというのはかなり短かったり場合によっては音声なかったりします。一つの芸術作品のように扱われることもあるテレビCMと比べると・・・やや内容が少ない、ということになりそうな(だから低予算とかそういうことに?)気もしますが。しかしそれでもやはり一つの「作品」には違いない、とは思うのですが。
12:14 AM | 固定リンク