08/02/2019
パッと見、まず分からん
飼育NG、メダカ似の小魚・・・知らないうちに法律違反(Yahoo!:神戸新聞NEXT)。関東以西の方が生息域の広い外来種の小魚であります。在来種のメダカとほぼ同じような生息域で・・・カダヤシとは「蚊絶やし」の意でボウフラ駆除で持ち込まれた・・・しかし胎生のためメダカより有利(仔魚を産むため産卵のための水草などが不必要の上外敵に襲われにくい)。さらにメダカを攻撃することもある、と。
→カダヤシ(国立環境研究所:侵入生物データベース)
・・・しかも『一度交尾した雌は体内に精子を蓄えることが出来る.卵ではなく直接仔魚を産む.産仔数:1回に数十匹の稚魚を産み,およそ月1回のペースで産み続ける.1腹の仔魚数100~300.』(『』内↑データベースより引用)てのは・・・たしかに侵略的だ・・・。
短所?と言えば低温には弱いので関東以北には根付かなかった、と言う辺りでしょうか・・・逆に高温には強いようですが。
↑に画像も載ってますが・・・丸っこいメダカのような印象、であります。しかし5㎝程度の小魚であります。それも泳ぎ回る小魚。パッと見て同定(種名を明らかにすること)できるのはそれなりの知識と技術もった人でないと難しそうな。
知らずに飼ってた・・・というケースはたしかに多そうであります。
恐らくは飼ってる現場にいきなり警察が踏み込んできてタイホ、とかそういうことはなさそうですが。しかし学校などの場合はさすがにあまり良いことではなさそうな。となると相応の見識のある人にいちいち確認に来てもらう・・・とか?
そもそもカダヤシという魚がいる、という事実すら周知されていないのが現状でもあります。そこら辺から周知徹底させて・・・って、ある意味それが一番難しいかも知れません。なぜかって? そりゃあ・・・別にどっちでも問題ないだろ、ただの小魚なんだから、的なスタンスの人もまだまだ多そうではありますし。
12:10 AM | 固定リンク