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08/22/2019

そもそもはそんなもんじゃ

「2チャンネル」誕生から20年、名無しさんたちに聞いたその魅力(Yahoo!:ねとらぼ)。今は名称など色々と違っていますが「2ちゃん」と言えば匿名掲示板、書きたい放題書きこんで叩かれて半年ROMる・・・というやはりカオスに見える空間ではありました。
当時は他にもそういった掲示板の類がいくつかあったような。
いずれにしても共通しているのは「人間の本質なんてそんなもん」と、そういった概念と言うか・・・悟り?みたいなもんでありました。この辺は今のSNS群でもさほど変わっていないと思われます。

あまりにもカオスが過ぎてついに「匿名性」を剥奪されるまで行きましたし。
現在でもどのSNSでも基本、完全なる匿名性はありません。もちろんそこらのフツーの一般人がカンタンに誰かを特定できる・・・というものではありません。公的機関が目的を持って捜索できる、ということであります。だから好き放題書き込みまくり、という事態ではなくなってしまったのですが・・・。
なんかあんまし関係なかったような気もします。それは今でも似たようなもので。結局は誰かやどこかが「探さないと」いけないわけで。探されない限り誰にも分からない、というのはたしかにあるからであります。

この「探す」という能動性がネットの根幹の一つであります。漂っているクソミソ混ざり合った情報は自分で「探して」初めて得ることができる。そして今度はその情報が正しいのか、それも全部自分で「探さないと」いけない・・・。
こういうところも今のSNSとも共通しています。・・・やっぱりそれほど変わっていないんじゃないのかなあ・・・と。
結局はニンゲンなんで・・・そうカンタンに変わるもんでもなく。今のSNSだって「ナニカ」に取って代わられて「昔はツイッターてのがあって・・・」となってもやっぱりやるこた、変わってないんじゃないのかなあ・・・。

01:59 AM | 固定リンク