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07/16/2019

飛び交う仮説

猫はなぜ人間と暮らすのか? 日本にはいつ頃からいる?(Yahoo!:NEWSポストセブン) 奈良時代から平安時代の頃、ネズミから経典を守るために中国から持ち込まれた・・・というのがかつての定説でしたが。それよりももっと古い時代から日本にいたのでは、という説が有力になってきています。
さらには中国に猫が来た時期とほぼ変わらない時期に日本にもいた・・・という可能性も高く、中国を経ずにどこかから日本に渡来したのでは・・・? という説も出てきています。
そもそもは日本にはいない動物でしたから。それが現代の日本にいる、ということはどこかから持ち込まれたわけであります。
・・・もっとも、「実は日本に日本猫の祖先がいて~」とかそういうことになっている・・・という可能性だってゼロじゃないのですけども。

猫と双璧を成す?とされる犬だって「直接の祖先」はまだ完全には判明していなかったりしますし。
その点猫はリビアヤマネコという原種が判明してはいます。中近東辺りで飼い慣らされた個体があちこちへ伝播して現在の「イエネコ」んなっていった、とされています。しかし同時多発的にいくつかの種が原種となって・・・という可能性もあるんでは・・・とか個人的には思っているのですが。
もちろん「リビアヤマネコ原種説」にしても同一個体が「全てのネコの母」となっている、と唱えているわけではなく。いくつかの個体が、いずこかに持ち込まれた際に「あ、あれいいな」となってその土地で似たような動物を飼い慣らしてみた・・・とかそういうこともあったんじゃないのかな・・・とか、そんなことも思うのですが。

事実は完全に闇の中、であります。今後DNA検査なども進むでしょうし、そうなると色々な新事実も出てくるかと。でもそれでも100%完璧に分かるにはそれなりの時間とかなりの手間がかかってそうカンタンにはいかないでしょうし。それまでは様々な仮説が飛び交うのも悪くないんでは・・・とか。

12:54 AM | 固定リンク