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07/08/2019
川でも
サメがいることはあります。
沖縄・住宅地付近の川にサメ(Yahoo!:琉球新報)・・・さすがに成魚が川で見つかった、という記録はないそうですがメーター未満の幼魚はそれなりに河口でも見つかる、とのことであります。
・・・サメは海にしかいない?
ほとんどのサメは海水で生きていますが、↑記事にもあるオオメジロザメは川を遡上することがあることで、世界中でその記録があります。・・・そしてもちろん、かなり危険なサメなので・・・川でサメに襲われた、という記録もゼロではありません・・・。
まあ、こういった危険なサメ・・・ホホジロザメとかイタチザメとか、それこそオオメジロザメとか・・・そういうサメには十分に注意が必要ですが、世界にはそうでもないサメも結構いたりします。
小型のネコザメとか。そういったヒトを襲うことのないサメですら「サメが出た!」と大騒ぎするのはどうかなあ・・・と。ウバザメなんてかなりでかくなる上にカタチもそれっぽいですが、まずヒトは襲わないサメだったりします。・・・ジンベエザメは結構周知?されてきていてあまりそういう騒ぎになることはないようですが、数で言えば圧倒的に少数の「人喰いザメ」がサメ全体を代表している現状は・・・やはりなんだかもったいないものであります。
その原因は言うまでもなくあの映画なのですが・・・あれは、たしかにかなり恐怖ではありますが・・・。
サメそのものはかなり古い時代からその祖先が地球上に現れていたことが知られています。・・・例えば「歯」という器官が脊椎動物の多くには見られます。もちろんヒトにもあります。が・・・コレ、発生的?には皮膚の一部だった、という説があったりします。かつて魚類の祖先に外骨格的な構造を持つ連中がいて、それは「ウロコ」としても残っていきますが・・・体表を覆っていた固い皮膚、これが口の中に残って「歯」になったのでは、と。
現生のサメ口の中でどんどん新しい歯が出てくる仕組みになっていますが、古代ザメの中にはこれを「外側」つまり口の外から中へ新しい歯がどんどん生えてきていた・・・というのもいたそうで。これはそういうのの名残だったのではないか・・・と。
・・・いや、実際、サメてのはかなり興味深い存在であります。が・・・今のこの恐れられっぷりはなあ・・・と、やっぱりもったいない気になってしまうのです・・・。
01:59 AM | 固定リンク