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06/09/2019
100年以上
違法建築状態。
1882年に建築工事が始まったサグラダ・ファミリアに正式な「建築許可」が下りる(Yahoo!:JIJI=AFP)。137年前に建築が始まっているのですが・・・1885年に建築許可を当時の行政区に申請したところ(建築始まってから3年後・・・)返事が来なかった、と。
許可されたのかそうでもないのか、それとも無視されたのか何か不備があったのか。その辺は分からんのですが・・・。
しかしそれでも工事を続行した、ということになります。現代のようにここまで厳しいチェックが入らない頃だったのかそれともこういう「違法建築」はそれなりの数あったのか・・・その辺も分からんのですが、結局建築工事は現代にまで続くことになります。
違法ゆえに建築限界的なところもあるのかも知れんのですし・・・そもそも税金的にアレはどうなんだ? てな話がずっと上がってきてた、とのことで。
しかしそれでも「発覚」したのが2016年。
・・・その頃ともなると「まさか許可得てないとかあり得ないだろ」という流れになっていたのか。なお1880年代と言えば日本では明治期にあたります(1882年=明治15年)。西南戦争から10年と経っていない頃で・・・日本ではまだまだ明治期の混乱?が続いていた頃でもありました。
・・・いやしかし意外とこういう見落とし?というのは往々にしてあるものかも知れませんが。人間、思い込みというのは結構激しいものですし。しかも・・・許可済み、となっても・・・何か大きく変わるのだろうか、とかそんなことも思いますが・・・別に今までのままである意味問題はなかったんじゃ・・・とか(工事の進行には問題なさそうですが、倫理的法的には問題アリ、ではありますか)。
12:40 AM | 固定リンク