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04/18/2019

ふり出しにモドル

ドコモが「飛行船型」ドローン開発、プロペラがなく静音・安全(Yahoo!:ImpressWatch)。最も初期に「空中を舞った」人工物、と言えばこれは気球であります。プロペラの技術でもって空を飛んでいたドローンが元に戻って「気球」で飛ぶようになってきた、というのは・・・ある意味技術関連ではよくある話なのかも知れません。

実際、現行のプロペラ式のドローンの欠点でもありました・・・騒音。
一定以上の出力を保持しようとしたらある程度の大きさのバッテリーを積む必要があります。そうなると・・・かなり大きくなる。じゃあその大きさのままで飛ぼうとして・・・プロペラの出力も大きくしないといけない。さらにこの機能もあの機能も・・・となるとどんどん大型化が進み、そして・・・さらにうるさくなってきます。
最終的にはヘリコプター並になる・・・?
そうではなくて逆に小型化を目指しているものもあります。それでもそれなりの「音」は覚悟せねばならず。じゃあ・・・ということで静音化のみを突き詰めると今度はパワー不足に。
そこで「気球」「飛行船」型、となったと思われます。これはこれでたしかにアリなのではありますが。

・・・しかし一般的に「飛行船は爆発する」的なイメージもつきまといます。これは実際に爆発・炎上した飛行船が戦前から戦中にはあったからなんですが、今は水素ではなく安定したヘリウムを使っているのでそういう心配はありません。・・・むしろもっと心配なのはヘリウムの安定供給なんじゃないか、とか。水素は結構安定してるのですが、ヘリウムは・・・こないだ不足が起きたくらいですし。
そういった不安要素?もありますが、個人的には↑こういったシステムは結構あちこちで開発されてきてたんじゃないか、とか思ってますが。もしかしたら今後は飛行船型の方が主流になる・・・のかも知れません?

04:26 AM | 固定リンク