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01/23/2019
意外と決まってない
胴体から「足」のスルメイカ(産経)・・・画像だけだと「?」となりそうですが。多分実際に水揚げされた時はそこまで注目されなかったんだろうなあ、と。下ろされた時も気づかれなかったでしょうし。
しかし実際に仕入れた側は「え?」ということになった、のでは・・・。
ご存知の通りイカには10本の「足」があります。・・・と言いたいところですが実はそのうち2本は「腕」だったりします。獲物を捕らえる「腕」が2本あって、形状が大きく違っている種もあります(イカが獲物を捕らえている動画なんかで、シュッと伸ばしているアレが「腕」)。
分類としては「頭足類」と呼ばれる一群で、タコもこちらに分類されます。・・・アタマから足が生えている、という意味なのですが・・・アタマの一部が「足」「腕」になった、という解釈だったらしいのですが・・・今はちょっと違った解釈になっているようです。でも名前は残っている、という・・・。
それでも「足」は頭部から生えています。しかし↑身体から生えることもある。
・・・こういうとこ、生き物らしいなあ、とか思ってしまいます。「こうだ」「こうなるはずだ」というのは人間が勝手に思い込んで決めつけたもので、該当する生き物にとっては知ったこっちゃないわけです。・・・そもそも人間の知っていることなんて微々たるもんであります。
海洋生物なんてそのほとんどの生態がよく分からないことばかりですし。中には↑身体から足が生えているのがいてもいいんじゃないか、と。
ただ、↑こういうのが出てくるとなんかミョーな方向に結び付けよう、という動きがあったりもしますので、その辺がちょっと心配?だったりします。いや、ホントかっちり決まってないものの方が自然天然下では多いのですけども。
02:32 AM | 固定リンク