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01/19/2019
多分みんなそれは分かっている
分かっているんですが・・・。
「ダサい邦題」「タレントでPR」映画ファンがおざなりにされる事情(Yahoo!:ビジネス+IT)。受け入れにくい邦題にしろ全く関係なさそうな(でも知名度だけは高そうな)タレントがぽやあっと宣伝するにしろ、その辺に「何か事情がある」ということくらい、皆は分かっていると思われます。
コトは映画だけに限った話ではありませんし。
有償のエンターテインメント、つまりは何らかの「カネ」が発生する娯楽である以上、そういった「オトナの事情」から逃れることはできません。大なり小なりなんらかの「仕組み」が出来ているはずであります。
・・・基本無償のエンターテインメントであるはずの同人誌などでも似たような「事情」が働くこともありますから・・・その辺はある意味仕方ないことではあります。
ただ・・・やっぱりそこはそれ個人の好みの結晶とでも言うべきエンターテイメントであります。やはりそういう事情はあれども「あれはなあ・・・」と思ってしまうものであります。・・・そしてこれもある意味仕方ないことであります。
問題はその双方の「仕方ない」が異常なまでに行き過ぎることであります。PRだらけの明らかにキャスト=宣伝の映画なんか誰も観たいとは思いませんし・・・いちいち細かいところにまで注文つけてくる「じゃあお前が撮れや」的なファンなんかはいい迷惑以外何物でもありません。
よし。そういうことなら何の制約も受けない、そんな状況を作って作成してやろう・・・。
が、なぜかいざそういった「場」を作って作品作っても、あまり面白くなかったりすることが多いような・・・まあ、個人的なとこですが。
個人的には一定の「圧」がないと良くはならないのかなあ、とかそんなことも思いますが・・・その辺は人によっても色々ありそうであります。
ただ・・・邦題にしろPRにしろそれら全部ひっくるめての「作品」という見方もできます。ヘンな題名も興味ないタレントも、全部含めて。・・・全く世の中と無関係、という創作はなかなか世に出ることはなく売れることもあまりありません。やはり人の手や目の中でもまれていくのが・・・。
・・・と、しかし実際にはそうでもない作品もたくさんあるものなので。「コレ」といった王道なんざどこにもない、ということに行き着いてしまうものだったりします・・・。
02:19 AM | 固定リンク