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12/24/2018

ガワだけ変えても・・・

武器名じゃあ、あるまいし。
以前は「老衰」、今「フレイル」浸透は今一つ(Yahoo!:JIJI)。「フレイル」とは日本老年医学会が4年ほど前に「老衰」に代わる用語として推奨を始めたコトバ、とのことですが・・・。
・・・どこまで浸透しているのやら。
マイナスイメージがあるから置き換えよう、という動きはあちこちでよくあるのですが、ほとんどの場合元のコトバがそのまま流通してて、何らかの公的な場では新しい方を使う・・・とかそういうことになっているような気がします。
その古い方だって定着までには色々あって、長い年月を経てそうなったわけですし。それを「イメージが良くないから」と馴染みも何もないコトバで上書きしよう、としてもそれはちょっと無理な話だろう・・・と。

「フレイル」とは『「加齢とともに心身の活力(運動機能や認知機能など)が低下し、複数の慢性疾患などの影響もあり、生活機能が障害され、心身の脆弱(ぜいじゃく)性が出現した状態」を指す一方で、「適切な介入・支援により、生活機能の維持向上が可能な状態像」』(『』内↑記事より引用)・・・なんだそうで、要は「年齢を重ねることであちこちに不具合が出てきた」ということなんですが・・・介助など、他の人からの助けでそれを和らげることもできる、と。
それはそれで結構なことなのですが。問題は「フレイル」というコトバに馴染みがなく、いきなり言われてもほとんどの人が「?」になる、ということなような気がします。
認知症などの場合はメディアでの多用などもありましたし、「看護婦」から「看護師」への言い換えも法律上の制定などによる周知がなされてきています。・・・「メタボ」なんてのは多くの人にとって切実な問題ですし(しかもこのコトバの場合は正確な代替用語がない、という・・・)。
そういう事情?があると言い換えも定着しやすいかと思うのですが・・・。

しかも言い換えの理由がどうも曖昧、というのも。別に「老衰」でもいいのではないか・・・と、そんな風にも思えるのですが。
ただ。これを「フレイル」に言い換えることで↑定義にもあるように「生活機能の維持向上が可能」になる、というのなら・・・もっと色んな手を使ってどんどん普及させていくべきかとも思うのですが。発表しただけで即座に言い換えが進むほど皆、単純ではないのですから・・・。

12:22 AM | 固定リンク