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11/27/2018

この若い人たちも

あと何年かしたら同じよーなこと言われるんですよ・・・。
インスタ、TikTok、LINE「イタイ大人」がはまるワケ(Yahoo!:NEWSポストセブン)。「はまるワケ」も何も当のオジサンたっちは別にンなのやりたいわけでもなんでもなく(もちろん中にはかなり楽しんでる人もいますが)ただ「若い人たちがやってるから、ちょっとやってみようかな・・・」とかそんなもんに過ぎんわけです。
・・・もっとも、反応が鈍いことに気付かず「オレって若者文化に染まってる~」とかそう思い込んでいる人も・・・中にはいるとは思いますが。そういうマイナスな指摘してくれる人が周りにいない、というオジサン・オバサンというのは相当数実在するので、そういった人たちはそういう「穴」にはまり込む可能性も高いかと。

・・・そもそも「若い人文化」的なもんはいつの世もあったわけで。そしてちょい年食った人たちがそこに入ってみて、入り込んで、そして荒らしてサラ地にしてしまうか・・・それとも別のカタチで生き残った、とかそういう事例は事欠きません。
例えば「携帯小説」というのを知ってる人は・・・今はほとんどいないのかなあ・・・。
これはスマホの前、ガラケー全盛の頃に「タテ型」「行数少なめ」の小説を書く、というのが一時期流行ったのであります。中にはプロっぽい人まで出てきたんですが、当初は中高生がフツーにメールか何かでちょっと書き始めた・・・とかそんなもんだったのでは、と。
それがオトナが入り込んで「プロ」とか出始めると・・・一気にトーンダウン、で、現在に至ります。
さらに時代のさかのぼれば「小説」それも「文語ではない口語体での小説」というのも「明治の若い人」が中心となって作ってきたものであります(原型はかなり以前からあったのですが)。今は当たり前になってますが・・・当時は「そんなもの認めん」的な空気ばかりだったはずであります。それが・・・年代が移り変わっていくと「常識」になってしまっていったわけです。

今のスマホアプリ中心文化だっていつ何時「何か」にとって代わられるのやら。そしてその時は今「オジサンのアレ、だっせぇ」とか言ってる若い人が今度はオジサンになって、その時の若い人に「だっせぇ」とか言われてる、かも知れんのであります。
人は誰でも年を取る生き物であります。その時々に相応なモノで行動できればいいのですが・・・なかなかそうもいかず。その辺の「不合理さ」というのもまたヒトの生き様、とか・・・そんなことばっか考えてるからオジサンとか言われるんだろうなあ・・・。

02:48 AM | 固定リンク