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10/13/2018
「次」に繋げる話
オス2匹の遺伝子情報からマウス誕生(Yahoo!:読売)。早くも一部のそういった人たちにとっては朗報か? とかそんな声も出て来てますが・・・これはどっちかと言うと「そういうこともできる」とかそういう話かと思われます。
基本的に雌雄がはっきりしている種の場合、雌雄で仔を作った方がいいわけで。
・・・ただ・・・生物というのは常に「革新」を求める存在であります。「オスとメスがいないとダメだ!」とかそういう理屈を笑い飛ばして(むしろ存在すら意に介さずに)メスだけで繁殖、とかそういうことができるようになったりします。
雌雄、と言うより複数の存在から仔をなす、というのは「多様性」を求めるからであります。同一の存在から「分裂」すると結局は同じようなモノしか生まれてきません。しかし異なる「何か」を持った存在同士なら・・・と。
つまりはオス同士でも違う遺伝情報を持つ同士、ということでそこから発生はできる・・・と。
乱暴に言ってしまえば「遺伝情報」さえあって、「代理母」的な存在があれば仔を作ることはできます。ただ、雌雄と雄雄だと若干違ってくるものがあるので(染色体とか)その辺は・・・ということであります。
↑の場合は「片方を卵のように振舞わせた」とかそういうところでしょうか・・・。
繰り返しになりますが・・・これはあくまでも「こういう可能性もある」ということなんだと思われます。この技術を使ってどうこう、というのではなく・・・この「次」に繋げていく、その一歩になるのでは・・・と。
02:20 AM | 固定リンク