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09/04/2018

だらっと近況報告 9/4:クワガタ

うちのクワガタの近況報告であります。

現在コクワは36頭となってます(今朝方1頭の落を確認・・・)。今年は結局産卵セットを組まないことにしたので、来年は新しい仔が生まれない、つまりは増えないことになります。その方が管理がしやすい、というものではありますが。
今年羽化したのは9頭。・・・しかし産卵セットから全部出したよなー、でも残ってたらヤだなー、ということでこないだまでそのまま置いておいた大部屋を確認してみたら3齢が1頭出てきました。
・・・こういうのは時々あるんですが・・・なぜかこいつが蛹化しない。今日確認してみたら飼育ビンの底の方にいたのでもしかしたらサナギか・・・という気がせんでもないのですが、なんか違うような気もするので・・・まだ分かりません。かなり大型の3齢だったのですが。

大型、と言えば今回のコクワも小型揃いで。何せ最大オスが30.0mmという・・・前の代が39mmだったので・・・これも小さいですが・・・どんどん小さくなってきてます。メスに至っては20.0mmという最小メスまで出てしまいました。
これは累代の影響(3代目)もないとは言えませんが、幼虫飼育時の水分や温度も関係してるのではないか、と。これはノコにも言えるのですが、以前ほど水分を与えなくなったことと・・・クワガタの「ある程度の温度の日が続くと蛹化する」性質にもよるのかも知れません。
クワガタの大きさは遺伝要素もありますが、「積算温度」も影響してきます。温度が低いと幼虫の期間を伸ばして栄養を摂り続けようとしますが、温度が上がり続けると成虫になろうとする。・・・あくまで傾向なので、絶対というわけじゃあありませんが。しかし幼虫の期間が長ければ長いほど大きくなるので、あまり高温なのも大型化しにくいと言えないこともない、ということであります。
しかし今回も過去の連中と同じ場所で飼育してました。ということは・・・幼虫時に十分に栄養が摂れてなかった、と。

あるいは栄養と水分。いずれにしても良い環境ではなかった、ということになります。これは今後の課題でもあります。さすがにちょっと小さすぎるなあ・・・と。

そして・・・ノコですが。
前にここでも触れた異常に長生きしたメスの仔が2頭。これは両方とも羽化しました。ノコは基本的に羽化すると蛹室でそのまま1年過ごして翌年の夏から活動を始めます。・・・じゃあ、それまで待ってみようか、と。あえて掘り出しをせずにそのまま1年放置してみることにしてたのですが・・・。
なぜかそのうちの1頭(メス)が地表に出て来てしまいました。
まれに翌年まで待たずにその年の夏に活動を始めるのもいる、との話だったのですが・・・その割になんか動きが鈍い。寿命尽きる前、ではなく明らかに寝ぼけているような。・・・しばらく放っておいたのですが、何度のぞいて見てもひょろひょろ動いている。
・・・一応エサやっとくか。
ということで与えてみたら・・・なんか、食べてるようなそうでもないような。オシッコの形跡まである。これは・・・急がないと時期を逃すか・・・?

↑これを確認したのが8月末であります。他のノコは例の「雑居部屋」なんですが・・・こちらはやはりメス殺しからオス同士も殺し合いの世紀末状態になってしまって、今はへろへろになったオス1頭しか確認できません(しかも産卵も確認できず・・・やっぱり雑居はダメか・・・)。
そこで近所のホームセンターでノコペアを購入。当初は動きが怪しかったのですが、そのうちに良い動きになってきました。ペア、ということでオスメス1頭ずつ。↑メスと合わせてオス1頭メス2頭で繁殖行こうか・・・と思ってたんですが・・・。
↑メスの落を今朝確認。・・・親が長生きだったのに仔は・・・と。残念ですがしかたありません。残った1頭で来年に望みを繋げたいと思います。

今日はこれからホムセンで買ったノコペアの産卵セットを作ります。・・・ぎりぎり間に合うと思うのですが・・・時期。

03:45 PM | 固定リンク