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07/28/2018

意外と多い

ピンク色のクビキリギリス、単為生殖での繁殖を確認(Yahoo!:千葉日報)。天然自然下でも結構あるんじゃないか・・・とか思ったんですがクビキリギリスの単為生殖。いや、実際のとこはペアでないと絶対に生殖できない(ペアの方が有利は有利でしょうけど)というのは法則として100%決まっている、というもんではなかったりします。
哺乳類とかだとあまり聞きませんが・・・しかしヒトだって「体細胞クローン」というヒトならではの技術を使えば(色々問題はあるのですが)不可能というわけではないわけで・・・。

有名なとこだとオスがほとんど確認されていないギンブナとか。あるいは単為生殖が習性の一つ?になっているザリガニ:ミステリークレイフィッシュとか。
動物に限らなければ植物では園芸では「挿し木」「接ぎ木」の技術は割と普通に見られます。種子は採りにくいけど枝一本あれば土に挿して殖やすことができる。そういう植物は結構あったりします。
こちらの有名なとこでは・・・サクラとか。花見で一般的なソメイヨシノはこれで殖やします(サクラの全部の品種がそうやって殖えてくわけではありません)。
・・・しかし一見カンタンに殖えそうで繁殖に有利なようにも思えますが・・・ある意味仔が全部「クローン」なわけで。親の弱いとこも全部きっちり受け継ぐので病気が流行ると一気に激減することもあります。・・・バナナとか・・・ワイン用のブドウとか・・・。

それでも貴重な個体をこうやって↑継続させることができる、というのはなかなかに頼もしいところではあります。・・・願わくばピンクのオスをどっかで見つけて・・・とかそういうことも思うのですが・・・こういうのは同じ系統だからいけるだろう、と思ってペアにするとなぜかその性質が現れなかったりすることも多いもので・・・。

12:03 AM | 固定リンク