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06/21/2018
そう単純ではない
とは思うのですが・・・なぜ?
高地で育つ人の前腕は短くなる傾向にある(Yahoo!:AFP=時事)。ヒマラヤやペルーでの調査で「前腕」つまり手首から肘までの間が、同一祖先の低地の人たちより短かくなる傾向にある・・・と。
ただし、なんでかは・・・ナゾ、と。
「前腕」だけ、つまり二の腕や手にはそれほど変化は起きていない、となると・・・何らかの事情で身体が適応していった結果、と考えるのがたしかに最も妥当なのですが・・・。
前腕が短くなる利点とは一体何だろう・・・?
高地、ということで酸素が地上に比べて薄くなるのはよく知られています。これを逆手にとって「低酸素トレーニング」つまり身体を酸素量の少ない状態に慣らしておいて、通常の高度での身体能力を上げる・・・そういう方法もあったりします。
じゃあそこで前腕短い方が・・・まあ、たしかに身体が小さい方が酸素を使う量も減るわけですし、そのために前腕を・・・って、別に前腕でなくても良さそうな・・・。
結局のところそういう「事実」はあるけれどなんでかはよく分からない。今後の研究に期待、といったところなんですが・・・それでも何か分かるのだろうか、実は全然違う理由からでそれに思い至らないと永遠に分からない「ナゾ」なんでは・・・とか、そんなことまで考えてしまいます・・・。
02:06 AM | 固定リンク