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02/16/2018

将来の人類のために

ゴキブリをゾンビ化する寄生バチの毒を特定、難病治療にも(Yahoo!:ナショナルジオグラフィック日本版:記事中に虫画像あり)。もちろんハチとっ捕まえてきて患者を刺す、とかそういうものではなく。ゴキブリを捕らえる際に使う「毒」の組成を確定させてそれを今度は「薬」として生産できるようにする・・・ということであります。
・・・しかしそれも今すぐ、というわけではなく。最短で10年以上・・・いや、実際にはもっとかなりの時間がかかると思われますが、将来の人類のためには希望の光明となる技術になるか、と。

身体が思うように動かなくなる病気、というのは基本的に脳など神経系に異常が出ることで起こります。・・・ヒトなどの動物の体というのは興味深いもので、その関係に異常が起きるとその個体の意志というのは意外と簡単に無視されます。
寄生バチもそういうものだったりします。獲物となる動物の「意志」を殺して利用する。
大抵は自分が食うためではなく、幼虫のエサの鮮度を保つためではありますが。それでもこういった特殊な物質を「開発」してきた過程も興味深いものであります。

さらに「ハチに卵を産み付けさせなければ、ゴキブリは約1週間で回復し、その後はまったく問題ないように見えます」(「」内↑記事より引用)というのは・・・これもまた、何か違った方向でも役立つ研究、となりそうではあります。

12:55 AM | 固定リンク