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12/04/2017

国や地域が違えば

こういうやり方ができる国もあるわけで。
イギリス・ホームレス用の自販機設置へ・・・生活用品無料で用意(Yahoo!:CNN)。「無料」なんで自動「販売」機ではない・・・という見方もできないでもないですが、主催の慈善団体からあらかじめ専用カードを受け取ってからの利用、ということで・・・自動「配布」機とかそんなもんでしょうか。
・・・日本じゃあこういうのは無理でしょうねえ・・・。
日本とあっちではまた捉え方が違っていたりします。そのため「無料配布」となると日本ではちょっと違和感が出てくる、かと。

宗教的な意味合いがある場合もあります。キリスト教の「施し」やイスラム教の「喜捨」など。・・・例えば中東では大きなバザール用の土地や建物があったりしますが、ああいうのは豪商の「喜捨」によって無料で建てられた・・・なんてこともあったりするそうです。
これはちょっと日本では考えられないかも知れませんが・・・教会によっては毎週ホームレスなど貧しい人たちに「施し」をするのが通例になっているところもあります。
これは色々な解釈があって(神のもとには皆平等なのだから分け合おう、喜捨によって功徳を積もう・・・などなど)その辺は部外者があまりどうこう言えるもんでもありません。が・・・やっぱり気になるところは気になるものではあります。

こういうのが日本にできたらどうなるんだろう・・・?

日本のホームレスもやはり色々であります。施しを嫌う人いれば、そういうのがあれば楽になる、と思う人も。ただ・・・日本人の考えとして「人生の落後者」的なイメージがあり、そこへあまりタチの良くない人たちが関係してきてる・・・という「暗い部分」があります。海外からホームレス支援的な話が来ても・・・あまり大っぴらにならないのはこの辺に原因があるのかも知れません(雑誌を売ってホームレス救済、とかそんなのも過去にはあったんですが・・・)。
・・・救済策というのであれば日本でも、となるかも知れませんが。しかし日本に設置してもいたずらされて終わり、とかそんな風になりそうな。「はみ出し者」を嫌う風潮、と言いますか「なんであんなののために」とかそういう発想する人たちも相当数存在してるわけです。

01:55 AM | 固定リンク