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11/09/2017
ある意味普遍的?
奇跡? 見た目は子ヤギ実は・・・(Yahoo!:MBS)ヒツジとヤギの仔、という・・・たしかに「あり得ない」組み合わせではあります。
見た目の似ている両種ですが、系統的にはちょっと離れています(草食動物とかそういう大きなカテゴリ内では一緒ですが)。いわゆる「近縁種」なら・・・というのは↑記事でも触れているレオポン(ヒョウとライオンのハーフ)ならまだしも。あるいは「亜種」という非常に密接な関係にある種同士なら、と。
しかし属も違う種とのハーフ、というのは非常に珍しいことであります。
が・・・実はこういうのは「絶対に起きない」ことではない、のかも知れません。
あまりに系統的に離れている場合、生殖してもほとんど失敗します。型が違いすぎる、と言うべきでしょうか。なかなか合致しない、ような。・・・それでもゼロではありません。
実は新しい種、というのはこういった「雑種」から生まれる、という説もあったりします。今まであった「種」が長い時間をかけて「変化」して「進化」していく・・・というのが主流とされていますが実際のとこは分からないわけです。
全くあり得ない、とは言ってもゼロではない。そこで「何か」が起きているのでは・・・と。
ただ、コレ、立証はほとんど不可能であります。人為的に交配させる・・・人道的にどうだ、という声も最近だと出てきそうですが・・・それだとあまり意味がないわけです。自然交配的に「生まれる」ことが重要で、そうでないと研究室外、天然自然下でのホントウの「新種誕生」とはならないわけですし。
・・・遺伝的にいじったらどうだ、とか言われそうですが。そりゃあ、やろうと思えばそういうこともできる昨今であります。しかしそれもどうかな・・・と。
今回のケースは「こういったことは絶対起きない」がゼロではない、ということの証明とも言えます。そしてこれは案外フツーに起きていることなのかも、と。ヒツジとヤギに限らず。意外なところで意外な接点があったりするものではあります・・・。
02:04 AM | 固定リンク