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10/16/2017

ナゾの多い

和歌山県京田辺市でアフリカツメガエルが大繁殖(Yahoo!:THE PAGE)・・・実は今までも和歌山県以外でも千葉県などでも「生息」や「繁殖」は確認されていたのですが、ここまで「大規模」なものではなかった・・・とのことで。かなり前から和歌山県では繁殖が確認されていて、それがちょっと無視できないレベルになってきている、ということでもあります。

アフリカツメガエル。その名の通りアフリカ原産のカエルですが、通常見かけるカエルとはちょっと違った特徴があります。
アフリカツメガエル(Wikipedia)
まずカエルになっても水から出ない。一生を水中で過ごす、とされています。しかし肺呼吸なのは肺呼吸なので呼吸のために水面には上がってきます。その幼生(オタマジャクシ)はまるでナマズのような外見で・・・ヒゲまであったりします。なお、名前にある「ツメ」というのは本当に後肢に「ツメ」があるからだったりします(ただしヒトなどのような「爪」とはまたちょっと違った存在)。
水中から出ない、ということは成体になっても陸地を作ってやる必要がなく・・・飼育が容易、ということでもあります。さらにこのカエル、幼生成体ともに生き餌でなくても食べるのでエサやりの負担が少ないことでも知られています(舌がないので食べる時に両前肢を使う、その仕草にも人気があります)。
ペットだけではなく実験動物としても注目されていて、全ゲノム解析までされています。

しかし飼育が容易、ということは繁殖も容易、ということであり・・・そして水域が凍結しなければ野外でも繁殖可能・産卵数が多い・若いうちから産卵可能・10年くらい生きる・・・ということで早くから外来種としての危険が危惧されてきました。
そして2007年頃に「カエルツボカビ症」の保菌種ということが判明(この頃「あれこれ」にこのこと書いてたっけか・・・)。
カエルツボカビ症(Wikipedia)
ただしアフリカツメガエルはほとんど発症しない、ということも後に判明。何しろこのカエルツボカビ症は両生類ならどんな種でも感染・しかも致死率が高い、ということでアメリカなどでは大変な混乱に陥ってます。
・・・一方でほとんど発症しない(感染はするけど)種も存在しています。一説にはこの病気はアジア起源で、アジアのカエルはすでに耐性を得ているからでは・・・とされています。しかし「アフリカ」ツメガエルやウシガエル(アメリカ原産)が発症しにくかったりするので、まだナゾであります。

さらに・・・なぜにこのカエルが和歌山でこれだけ「大繁殖」しているのか、その辺もまだナゾだったりします。カエルツボカビ症のこともありますし、何よりこういった外来種は思わぬ影響を与えることもあるので注意が必要なんですが・・・なんでここでだけ? というのも大きなナゾだったりするのです・・・。

01:43 AM | 固定リンク