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10/21/2017

許可証あるからおk

・・・というもんでもなく。
アメリカ・300万人が毎日銃を携帯(Yahoo!:AFP・時事)、900万人が月に一回は銃を携帯してる・・・と。ほとんどは南部に住む若い男性である・・・と。
この数字(毎日300万人が~)を多いと見るか少ないと見るかは結構分かれるところではあります。自分は・・・アメリカってたしか2億人くらい人口だったはずで・・・とすると結構少ないなあ、と。ほとんどは家に置いている・・・クローゼットとかナイトテーブルとか・・・そういうことなんだろうか、と。

ただ、州によって大分扱いが違ってくるので↑そのまま「えー300万人も」「たった300万人か」とやってしまうのはやや早計かも知れません。・・・例えばこないだ乱射事件があったネバダ州は割と銃に対して寛容?というところらしいですし。州によっては銃の所持自体にハードル設けていたりするところもありそうですし。
しかも一口に「銃」と言ってもその種類は様々であります。・・・多分「護身用」ということならいわゆる「拳銃」というものかと。・・・オートはダメでリボルバーならいい、とかそういうこともありそうですけど。
一方でアメリカは狩猟も盛んであります。そういう時に使われる「猟銃」というのもあります。

こないだのネバダの件が問題になったのはその規模もありますが・・・犯人の男性が「自動小銃」それも相当な量を所持していた、というのもあります。拳銃ならせいぜい10発前後で弾切れですし(リボルバーはもっと少なくオートなら10発超)猟銃も基本2発同時(散弾だとまた違ってきますが)自動小銃というのは元来が対人戦闘用なので・・・相当数の弾を撃つことができます。
言い方によっては明らかに「人殺し」が目的なわけです。
そういうのも所持できるんか・・・と。たしか州によっては銃の種類を規制してたところもあったはずで。そうなるとたしかに「護身用」でリボルバー1丁というのもあるのか・・・と思えないこともないですが、やはり銃は銃であります。口径がどう、残弾数がどう、と言っても人を害することができることに変わりはありません。

日本人の感覚からすれば「さっさと規制すればいいのに」ということになるんですが・・・アメリカにはアメリカの事情があります。・・・それでも一頃に比べたらまだ規制は進んでる方じゃないか、とか個人的には思いますが。・・・300万人。昔はもっと多かったんじゃないか・・・と。

02:01 AM | 固定リンク