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09/19/2017
食い物のナントカ
中東ドバイで「しょうゆ禁止」・・・想定外のその理由(Yahoo!:withnews)。その理由とは「アルコールが入っているから」・・・意外かも知れませんが、醤油にはアルコールが入っています(飲用ではないのでほとんど問題はないそうですが)。そしてドバイはイスラム教が中心なわけで・・・イスラム教では「飲酒」つまり体内にアルコールが入るのを基本的に禁止しています。そのための措置で「禁止」ということなのか、と思うのですが・・・。
実はすでに日本の醤油メーカーは「ノンアルコール」のイスラム圏向け醤油をシンガポールで開発・販売している、とのことで・・・それを使っている限り問題はなさそう、しかしドバイ当局はアルコールを含む日本産醤油を検査したのではないか、と。
「醤油くらい・・・」と思うかも知れませんが、敬虔なイスラム教徒にとってはかなり大事なことになってるわけです。
例えば日本ではあまり昆虫食をしませんが(ある意味タブー?)東南アジアなどではフツーに食ってるところもあります。そういうところへ行って「気持ち悪いから食うな」と言っても無意味で・・・相手方からしたら「アタマ大丈夫?」とかそういう反応に・・・あるいはケンカなどになる可能性もあります。
食い物、というのはそれぞれの文化・風習とさらに個人的好み・そして栄養摂取という生存に必要不可欠な要素が深く絡んでくるので・・・そこに「違い」があって当たり前であります。
しかしそこまで密接に絡み合っているので・・・自分の「都合」を他に押し付けてしまうことも多々。・・・ある意味仕方ない、と言えば仕方ないのですが・・・。
↑醤油の件はどうなんだろうなあ、情報交換がうまくいけばそれほど大きくはならない・・・ような気もするのですが。EUに日本産カツオブシを、よりは・・・いや、やはり色々めんどくさいことになる、かも・・・?
01:06 AM | 固定リンク